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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5696名無しさん:2020/11/12(木) 16:30:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab9910aea51cd842a8531dff0bf8d8a8b234fdd5
「創価学会をつぶす気か」公明支持層に分断 大阪都構想、菅首相誕生に自民「複雑な思い」
11/12(木) 11:02配信

 11月1日に実施された「大阪都構想」2度目の住民投票では、前回2015年の投票時には反対しながら、今回は賛成に回った公明党の対応にも注目が集まった。急な方針転換は支持母体の創価学会内で分断を生み、国政選挙などでも後遺症が懸念される状況に。一方、反対派の自民党も意見集約の過程で内部のあつれきが表面化し、今後の組織運営にしこりを残した。(共同通信=山本大樹)

 ▽選挙事情で態度一変

 「1年半前の大阪府知事、大阪市長選の時は反対したが、建設的な議論を積み重ねて、都構想の設計図は見事、良い物に生まれ変わった。都構想をなんとしても実現し、大阪を改革していこうではありませんか」

 住民投票告示日の10月12日、公明党大阪府本部代表の佐藤茂樹衆院議員は繁華街・難波の百貨店前でマイクを握り、聴衆にこう訴えかけた。隣には、一言一句を確認するようにうなずく大阪維新の会代表の松井一郎市長と代表代行の吉村洋文知事の姿が。佐藤氏は旧敵と並び立っての街頭演説を「隔世の感がある」と語った。

 公明党が賛否の態度を一変させた背景には、地元の選挙事情がある。公明は府内に19ある衆院小選挙区のうち、4選挙区で現職議員を抱える。佐藤氏が地盤を置く大阪3区(大阪市南西部)もその一つだ。日本維新の会はこれまで、この4選挙区には手を付けてこなかったが、都構想を巡って公明との話し合いが膠着(こうちゃく)するたびに刺客の擁立を示唆。公明は、維新から刺客を立てられないよう都構想賛成にかじを切り、制度案の検討過程でも積極的に修正協議に応じてきた。

 今回の住民投票運動で公明側が切った最大のカードが、山口那津男党代表の街頭演説だ。告示後最初の日曜日となった10月18日、山口氏は大阪市内3カ所で松井氏、吉村氏と共に街宣車に上がり「都構想は賛成ですよ。勝たせてください」と連呼した。最後は松井氏らとグータッチを交わして蜜月ぶりを演出する力の入れようだった。

 山口氏の来阪は、松井氏と関係の深い学会幹部の指示で決まったとされる。公明側もトップ自らが必死に訴えれば、支持層は賛成に大きく傾くと期待した。だが都構想への反対意見が根強い市南部では「維新のためにそこまでするのか」とかえって批判を招くことになる。

 ▽「一番血を流したのはうち」

 創価学会は最終盤の10月27日、大阪市内で急きょ幹部会議を開催。改めて投票の呼び掛けを強化することを確認したが、この方針にある学会員は「投票まであと5日しかない。最末端の会員まで指示を下ろすのは不可能に近い」と悲鳴を上げた。公明側でも市議OBの一部が公然と反対運動を展開。支持者の間で賛否が入り乱れ、混乱が深まった。

 投開票前日の31日夜。市中心部の梅田で行われた公明の街頭演説は盛り上がりを欠いた。同じ時間帯に約200メートル離れた場所で反対派の「れいわ新選組」山本太郎代表がマイクを握り、数百人の人だかりをつくったのとは対照的だった。

 公明の演説終了後には、府本部の幹部議員に学会員の女性が詰め寄り「可決されて大阪市がなくなったら学会のせいだと言われ、否決されても維新から学会のせいだと言われる。あんたたちは創価学会をつぶす気か!」と涙ながらに糾弾する一幕も。矢面に立たされる形になった議員は「ご意見は承りました」と繰り返すしかなかった。

 学会の中堅幹部は「今回の対応は組織内部に分断を生んだ。今後の国政選挙にも響く」と予想する。党関係者も「世間からは公明が一番のらりくらりしていたと言われるが、都構想で一番血を流したのはうちだ」と嘆息した。

5697名無しさん:2020/11/12(木) 16:30:40
>>5696

 ▽自民党本部は協力せず

 自民党大阪府連は前回に引き続き反対運動を展開した。5年前と同様、薄氷の勝利をつかんだが、党本部との間にはすきま風が吹いていた。

 「総理からは、頑張ってくださいというお言葉を頂戴しました」。住民投票の告示を間近に控えた10月8日。東京・永田町の首相官邸で菅義偉首相に都構想への反対方針を伝えた府連会長の大塚高司衆院議員は、面会後の取材にこう話した。

 菅政権の誕生を、府連幹部らは複雑な思いで受け止めた。菅氏が大阪維新の松井代表と昵懇(じっこん)の間柄であることは周知の事実だ。2012年、大阪都構想の根拠法が議員立法で制定された当時は、菅氏が自民のプロジェクトチーム座長を務めていた。府連関係者は「都構想に賛成と言われなかっただけで御の字」と本音を明かす。

 首相面会に先立つ8月下旬、府連の国会議員や地方議員らは党本部に下村博文選対委員長(当時)を訪問。都構想反対運動への協力を求めたが、下村氏は府連所属の国会議員らが地元選挙区で劣勢に立たされていることを不安視し「都構想とか言ってる場合なのか」と眉をひそめた。話し合いは低調に終わり、府連が期待した党本部からの資金協力は得られなかった。

 ▽府議団と市議団に溝

 府連内部でも摩擦が生じていた。府議団では一時、賛成派が多数を占めたが、反対派の国会議員や市議団から切り崩しを受け、次第に賛否が拮抗するように。制度案の最終採決が行われた8月28日の府議会本会議は「自主投票」で臨むことになり、ふたを開けてみれば16人中、賛成は5人にとどまり、11人が反対に回った。

 本会議後、都構想賛成を公言していた原田亮府議団幹事長は記者団に「どういう理由があったのか分からないが、賛成多数の状況から反対の方が多い結果になったのは残念だ」と唇をかんだ。原田氏はその後もツイッターなどで賛成の立場をアピールしたが、反対方針を決めた府連の立場と相いれないとして厳重注意処分を受けた。

 結局、府議団としては賛成運動も反対運動もしなかった。メンバーの一部は市議団の求めに応じて反対派の活動を支援したが、多くの議員は「やることがなく、暇を持て余していた」(若手府議)のが実態だ。市議団からは「府議団は人もお金も出さない」と怨嗟(えんさ)の声が上がった。

 11月1日の住民投票は、可決濃厚という当初の予想を覆し、僅差の否決に。安堵と高揚感に包まれる市議団とは対照的に、府議団の賛成派は「こんな結果になるなんて」と頭を抱え、原田氏は幹事長辞任も示唆している。

 住民投票後の7日に開かれた府連の全体会議では「大阪成長戦略本部」の設置が決まった。都構想に代わる大阪の将来像を示すことが目的だが、内部からは早くも「府や市の実権を握っているのは維新。われわれが戦略を作っても実効性がない」と冷ややかな意見が出始めている。

5698名無しさん:2020/11/12(木) 18:56:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f420f77e94ad15184d038edaeb2c1a5e2ce1f26
二階幹事長が石破氏を激励「まだ可能性はある」
11/12(木) 16:31配信

 自民党の二階俊博幹事長は12日、TBSのCS番組収録で、石破派(水月会、19人)の会長を辞任した石破茂元幹事長について「1回や2回、挫折があっても、それをみんな乗り越えて頂点を目指してきた。まだまだ可能性はある。頑張ってもらいたい」と語った。

 石破氏は10月22日、9月の党総裁選で敗れた責任を取り、派閥会長を辞任する意向を表明した。

5699名無しさん:2020/11/12(木) 18:58:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b8f9a0e1529759105fc320f38c5cdf073758cb7
下地氏の自民復党要請 沖縄経済界
11/12(木) 17:32配信

 日本維新の会を除名になった無所属の下地幹郎衆院議員について、沖縄経済界有志は12日、自民党沖縄県連に復党を要請し、約1万2000社の署名を提出した。

 下地氏は2017年衆院選に維新公認で沖縄1区から出馬。自民党の国場幸之助外務政務官とともに共産党の赤嶺政賢衆院議員に敗れたが、比例代表で復活当選した。

 一方、国場氏が支部長を務める自民党沖縄1区支部は同日、下地氏が提出している復党願の受け取りを拒否するよう県連に要請した。

5700名無しさん:2020/11/12(木) 22:18:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/0198b66452296180315d962892f9163d25514660
菅首相、二階幹事長と昼夜2回連続で会食 二階氏周辺「1日2回は偶然だ」
11/12(木) 19:06配信

 菅義偉首相は12日、自民党の二階俊博幹事長と昼夜2回連続で会食した。首相は9月の自民党総裁選で、真っ先に二階氏に出馬の相談をするなど厚い信頼を置いているが、多忙な首相が1日に2度も同じ人物と会食するのは極めて異例だ。

 昼食は約45分間で、二階氏側近の林幹雄幹事長代理と共に首相官邸に招いてそばを振る舞った。二階氏が「全党一致でお支えしていくから、思い通り内外政をしっかりおやりください」と激励すると、首相は「しっかりやるから党の方はよろしく頼む」と述べたという。夕食は二階氏側が誘う形で、林氏と小池百合子東京都知事を交えて東京・虎ノ門のホテルで会食した。二階氏周辺は「1日2回は偶然だ」としている。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/b86ec4c334815198175238a0f2f58cd9c705ccb6
首相、小池知事と会食 二階氏とは昼夜
11/12(木) 20:37配信

 菅義偉首相は12日夜、都内のホテルで東京都の小池百合子都知事と会食した。自民党の二階俊博幹事長と林幹雄幹事長代理も同席した。首相は同日昼も、二階、林両氏と会食した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a09c89159286784fe84187f4ebb3d5452ab0338d
菅首相、「不仲」都知事と会食 二階氏同席
11/12(木) 21:08配信

 菅義偉首相は12日夜、東京都の小池百合子知事と都内のホテルで会食した。

 「不仲説」がささやかれる両氏だが、東京など全国的な感染拡大が懸念される新型コロナウイルス対策や東京五輪・パラリンピックの来夏開催などをめぐり、意見交換したとみられる。

 2人の会談は新政権発足直後の9月23日以来。自民党の二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理が同席した。

5701名無しさん:2020/11/12(木) 22:19:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9afcb428fe13d16d093d00bdb687dc787706a0df
自民・二階幹事長、衆院解散「選挙の準備できている」
11/12(木) 21:35配信

 自民党の二階幹事長は、任期満了まで1年を切った衆議院の解散・総選挙について、「総理の決断次第、ほとんど準備はできている」と述べました。

 「総理の決断次第で、我々は(総選挙が)いつあっても良いという準備をしておきたい。ほとんど(準備は)できている」(自民党 二階俊博幹事長)

 TBSのCS番組「国会トークフロントライン」に出演した自民党の二階幹事長は、任期満了まで1年を切った衆議院の解散・総選挙の時期について、「総理自身が就任した日から考えている。一番良いタイミングを決意すれば全面的にバックアップする」と述べました。ただ、菅総理とは「まだ話し合ったことはない」としていて、早期解散の可能性をほのめかすことで党内の引き締めを図る狙いもあるものと見られます。

 菅総理はアメリカのバイデン氏が大統領に就任する来年1月20日以降で訪米の検討を進めていますが、二階氏は、これと解散・総選挙の日程は関係ないとあらためて強調しました。また、来年9月末の党総裁としての任期満了までに衆議院選挙が行われ、自民党が勝った場合には、菅総理が無投票で再選される可能性があるという見方を示しています。(12日19:42)

最終更新:11/12(木) 21:35
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e9b17a0254e630c3a610ab3a4bc9e535458c4c34
訪米と解散日程「関係ない」、二階氏 首相と会談で憶測も
11/12(木) 19:57配信

 菅総理がバイデン氏と初の電話会談を行った12日。自民党・二階幹事長が気になる発言をしました。

 「Q.(総理が)訪米して会談しようという話がありますけど、それは解散を制約するんですか」(司会者)
 「アメリカへ行くことと解散のこととは、関係はあるようで実際はありませんよ」(自民党 二階俊博 幹事長)

 菅総理はバイデン氏が大統領に就任する予定の来年1月20日以降で訪米の検討を進めていますが、これと衆議院の解散総選挙の日程は関係ないという認識を示しました。解散総選挙について、菅総理とはまだ話し合っていないとする二階氏ですが、“総理の決断次第。ほとんど準備はできている”と強調しました。

 さらに、来年9月末までの自民党の総裁任期前に総選挙が行われ、与党が勝った場合には菅総理が無投票で再選される可能性にも触れました。

 その二階氏は11日、菅総理と面会したばかりで、12日の昼にも総理官邸でおよそ45分間会談していて、度重なる会談は憶測を呼びそうです。(12日18:43)

最終更新:11/12(木) 19:57
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4efe686833801e5d414f204d545807402dcdf9c3
二階幹事長、衆院選勝利なら総裁選を事実上省略する見解示す
11/12(木) 19:11配信

 自民党の二階俊博幹事長は12日のCS番組収録で、菅義偉首相が2021年9月末の党総裁任期満了までの衆院選で勝利した場合、総裁選を事実上省略して総裁続投を決めるのが望ましいとの見解を示した。

 司会者の「首相が総選挙で結果を出しても総裁選はあるのか」との質問に、二階氏が「党で決めなきゃいけないが、選挙で勝てば、そういう落ち着き方になる可能性は大きい」と答えた。【野間口陽】

5702名無しさん:2020/11/12(木) 22:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcc88d188b0c055ff031d7c10d3a69ef940134ec
安倍氏「菅首相は当然続投」 衆参同日選、基本考えず
11/12(木) 19:55配信

 安倍晋三前首相は12日、共同通信社の単独インタビューに応じ、来年秋に自民党総裁選を控える菅義偉首相について「当然続投だ」と述べた。次期衆院選については与党が過半数を維持すれば、政権を継続できるとの認識を示した。自身の首相在任中に取り沙汰された衆院選と参院選の同日選を巡り「基本的に私は考えなかった」と明らかにした。3度目の首相就任の可能性は否定した。

 来秋の総裁選に関し「今年の総裁選で圧倒的に信任された。率直に言って『1年後にまた行うのか』と思う」と指摘。次期衆院選について「菅首相が勝てば、当然続投だ。勝つというのは与党で過半数を得ることだ」と強調した。

5703名無しさん:2020/11/13(金) 11:53:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/5721007be3b58d86ba5523cece1365af9e458baa
国場氏と宮崎氏の重複立候補困難か 自民「原則認めず」 衆院選で復活当選者に制限
11/11(水) 13:49配信

 菅義偉首相(自民党総裁)と同党の山口泰明選対委員長は次期衆院選の公認候補の選定を巡り、2回以上連続して小選挙区で敗れて比例代表で復活当選した現職議員について、選挙区と比例代表の重複立候補を原則、認めないと確認した。党の基本方針を厳格に適用する。関係者が9日明らかにした。

 自民党の基本方針に照らせば、沖縄県関係では、衆院沖縄1区で2回連続落選した国場幸之助氏と、沖縄2区で3回連続落選した宮崎政久氏の2氏が対象となる。両氏はいずれも次期衆院選に出馬する意向で、自民県連は国場氏を沖縄1区、宮崎氏を沖縄2区から擁立する方針を決めている。

 国場氏は2012年の衆院選で初当選し、14、17年は共産党の赤嶺政賢氏に敗北し、いずれも比例復活した。宮崎氏は12年、14年の衆院選で社民党の照屋寛徳氏に敗北し、比例復活した。17年の衆院選は比例復活できなかったが、自民党の園田博之氏(比例九州ブロック)の死去に伴い、18年11月に繰り上げ当選した。

 菅首相は8日昼に山口氏と会食し、重複立候補に言及。「党活性化のため、原則にのっとって厳格に判断してほしい」と要請した。

 山口氏も首相の意向に従って選定作業を進める意向だ。今後、過去の惜敗率の推移や、対立候補の浸透状況を十分に勘案し、人選に当たる。

 自民党は2017年の衆院選後、重複立候補に関する基本方針を決定していた。当時から党内では、復活当選に対し「比例代表での当選を最初から当てにして、党員獲得などの日常活動をおろそかにしている人がいる」との指摘が出ていた。

琉球新報社

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b5e022b7f1b03ec3e297f1f3932aaa53b52ca65
「党の分断が始まる」自民1区支部は反対 経済界、下地氏の復党求め署名1万2428社
11/13(金) 6:21配信

 次期衆院選の沖縄1区を巡り、下地幹郎氏(59)=無所属=の自民党復党を求める國場組の國場幸一会長ら経済界有志が12日、1区の保守系候補者一本化を念頭にした「保守合同」を求める1万2428社の署名を自民党県連へ提出した。那覇市内で会見した國場会長は「下地氏が復党することが沖縄のためになる」と述べ、下地氏が自民に所属した上で1区から立候補するべきだとの考えを示した。

 國場会長は下地氏に関し「全県的な範囲で政治活動をしており、1区から立候補すれば全区で保守の支持者が増える」と期待。県連の現職の意向を優先させる姿勢には「既得権のようだ。県連には下地氏との面談や討論などを実施し、公平に判断してほしい」と求めた。

 県連最高顧問の仲井真弘多元知事が復党に否定的な認識を示していることには「保守合同という面では意見の違いはない。心配はしていない」と述べた。

 一方、現職の国場幸之助氏(47)=自民=が支部長を務め、下地氏の復党に強く反発する1区支部は12日、復党を認めないよう県連へ要請した。

 1区支部幹事長代理の粟國彰那覇市議は「断固反対。下地氏が復党すれば党の分断が始まる」と訴えた。総務会長の仲村家治県議は保守・中道の団結には異議がないとした上で「過去に反党行為をして県連を除名になった人をなぜ復党させないといけないのか」と疑問を呈した。

 双方から要請を受けた島袋大県連幹事長は15日の議員総会で所属議員らに経緯を説明するとした。15日に復党への結論を出すか問われたが「まずは議員たちの理解を深めたい」と述べるにとどめた。県連関係者によると、賛否を問えば意見が割れる可能性があるため、県連内では常任総務会の開催には否定的な意見が多いという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/53767bd4b1ab43081c06c70b50adc6c8c38caf0a
「知事選を取るためには下地氏が必要」自民・宮古島支部、復党を要請へ
11/10(火) 8:56配信

 自民党宮古島市支部(平良敏夫支部長)は9日、自民党県連に復党願を提出した下地幹郎衆院議員(無所属)について、支部としても県連に復党願を申し入れると発表した。13日にも提出する。

 申し入れ書では、6月の県議選で自民党が健闘したことで、次の県知事選に向け大きな流れができたと主張。自民党と公明党に下地氏の勢力を加え、大同団結で臨むべきだと強調した。

 平良支部長は「知事選を取るためには下地氏の組織力が必要になる」とし、「市出身の政治家としても応援したい」と述べた。

5704名無しさん:2020/11/13(金) 13:30:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/21896c4726e345f06ed478e0442efff4edbf5a97
「影の支配者」二階幹事長が自民党幹部を集めてゴキゲンな夜
11/13(金) 8:02配信

81歳にして、我が世の春を謳歌しているのだろう――。10月29日夜、自民党ナンバー2であり、「令和のキングメーカー」とも呼ばれる二階俊博幹事長が、東京・築地の高級料亭から現れた。マスク越しだが、笑みを浮かべているのがわかる。

コロナ禍の中、この日の宴席に参加したのは、二階幹事長のほか、岸田文雄前政調会長(63)、細田博之元幹事長(76)、森山裕国対委員長(75)、竹下亘元総務会長(74)、山本有二元農水相(68)、中谷元元防衛相(63)など自民党各派閥の領袖(りょうしゅう)クラス。永田町を長年取材するジャーナリスト・赤石晋一郎氏が言う。

「自民党の憲法改正推進本部長を務める衛藤征士郎元衆院副議長(79)の発案で、二階氏が招集したそうです。これだけの重鎮を一堂に集められるのは、党内でも二階氏だけでしょう。党是である憲法改正をどう進めるかを話し合うのが名目で、年末までに推進本部で独自の憲法改正案をまとめ、国民投票法の改正法案成立を目指すことを確認したと聞いています」

また、この会合は二階幹事長にとっては、別の目的もあったという。

「各派閥が今、どういう空気感なのか把握したかったのでしょう。石破茂元幹事長(63)が派閥の会長を辞任したことをどう見ているか、菅義偉政権の1ヵ月をどう考えるかなど、二手三手先を読んでいくための深謀の場でもあったと思われます」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

ネックは年齢だけ。二階幹事長の権勢はしばらく続きそうだ。

『FRIDAY』2020年11月20日号より

FRIDAYデジタル

5705名無しさん:2020/11/13(金) 19:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7e696122c08f8f52af02d9dbd8fbcdf7a492d4
「下地氏の復党に反対」自民4支部長、山口選対委員長に伝える
11/13(金) 13:51配信

 【東京】下地幹郎衆院議員(無所属)の自民党復党を巡って、衆院1〜4区の支部長が12日、山口泰明・党選対委員長と党本部で面談し、復党反対の意思を伝えた。出席者によると、山口氏は「皆さんの意見は承った」と述べるにとどめ、下地氏復党についての評価は避けた。

 山口氏と面談したのは国場幸之助(1区)、宮崎政久(2区)、西銘恒三郎(4区)の3衆院議員と次期衆院選に立候補予定で3区支部長の島尻安伊子氏。国場氏は「4日に面談した林幹雄幹事長代理と同じ内容を山口氏にも伝えた」と説明した。

 4氏は自民支持者の中に復党に根強い反対の声が出ていることや、自公選挙協力に重大な支障が出ることなどを訴えたという。山口氏は県連の意向を尊重する構えで、15日に開催する議員総会など県連の意思決定を待つ考えを示している。

 4氏は12日、党九州国会議員の会の代表で大分2区の衛藤征士郎衆院議員にも下地氏復党反対を伝えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e246eaf9487579251a716773b8dcc543bfc18322
首相動静(11月12日)
11/12(木) 7:20配信

 午前7時5分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。
 午前7時9分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前8時19分、米大統領選で勝利を確実にしたバイデン前副大統領との電話会談開始。
 午前8時32分、電話会談終了。
 午前8時50分から同53分まで、報道各社のインタビュー。
 午前9時5分から同15分まで、自民党の「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟」の甘利明会長、野田聖子幹事長ら。
 午前10時25分から同42分まで、超党派の「日本会議国会議員懇談会」会長の古屋圭司同党衆院議員、同懇談会の「皇室制度プロジェクトチーム」座長の衛藤晟一同党参院議員ら。
 午前10時43分から同57分まで、北村滋国家安全保障局長、和泉洋人首相補佐官、秋葉剛男外務事務次官。同11時から同9分まで、山口県の村岡嗣政知事、柳居俊学県議会議長、福田良彦岩国市長ら。
 午前11時10分から同28分まで、和泉首相補佐官、外務省の秋葉事務次官、岡野正敬国際法局長、経済産業省の安藤久佳事務次官、荒井勝喜総括審議官。
 午後0時2分から同45分まで、自民党の二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理と昼食。
 午後1時30分から同44分まで、田中良二鹿児島県薩摩川内市長。森山裕同党国対委員長同席。
 午後2時から同11分まで、山崎重孝内閣府事務次官。
 午後2時22分から同33分まで、自民党神戸市会議員団の安達和彦団長らの表敬。久元喜造神戸市長、和田政宗同党参院議員同席。
 午後2時42分から同52分まで、内閣府の田和宏内閣府審議官、林幸宏政策統括官、荒井経産省総括審議官、前田泰宏中小企業庁長官。同3時から同10分まで、同党の丸川珠代広報本部長、丹羽秀樹広報戦略局長。
 午後3時37分から同52分まで、武田良太総務相。同4時45分から同6時まで、日本・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議にテレビ会議方式で出席。同11分から同26分まで、田村憲久厚生労働相、西村康稔経済再生担当相、和泉首相補佐官、吉田学新型コロナウイルス感染症対策推進室長、樽見英樹厚労事務次官。
 午後6時35分、官邸発。
 午後6時40分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内の日本料理店「山里」で自民党の二階幹事長、林幹事長代理、小池百合子東京都知事と会食。
 午後8時55分、同ホテル発。
 午後9時、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。(了)

5706名無しさん:2020/11/13(金) 19:03:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc776c00379f8aaf36859b94dcea54d0206f136c
年明け解散見送り?観測に自民・二階氏動く
11/13(金) 17:04配信

 新型コロナウイルスの感染拡大などに伴い、菅総理が来年1月の解散総選挙に踏み切ることはないのではとの見方が強くなっています。こうした中、気になる動きをしているのが政権を支える自民党・二階幹事長なんです。(13日15:50)

最終更新:11/13(金) 17:04
TBS系(JNN)

5707名無しさん:2020/11/13(金) 21:40:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/35644ef885ec88d6ab5003e4f2b1ddc4418b74a6
自民・岸田派に動揺、牙城に公明党が候補擁立検討 
11/13(金) 19:44配信

 公明党が次期衆院選で広島3区に候補者擁立を検討していることが、広島を地盤とする自民党の岸田文雄前政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)に波紋を広げている。広島県は6人の現職国会議員を抱える岸田派の牙城。自民党広島県連は次期候補者の公募を決めて牽制(けんせい)するが、今後、激しい綱引きが予想される。

 「議席確保のために公明党が擁立するのも一つの案ではないか」。石井啓一幹事長は13日の記者会見でこう述べ、広島3区での候補者擁立に意欲を示した。

 一方、自民党県連は12日、次期候補者となる支部長の公募を決定。岸田氏は同日、「難しい選挙に立ち向かってもらえる候補者を選ばなくてはならない」と記者団に強調した。

 広島3区の現職は、昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われて公判中の元法相、河井克行被告(自民党離党)。昨夏の参院選で自民党は広島選挙区で2議席独占を目指し、岸田派重鎮の現職と河井氏の妻、案里被告=自民党離党、公選法違反の罪で公判中=の2人を擁立した。

 この参院選で、案里被告が初当選する一方、現職は議席を失った。このため岸田派内には「河井夫妻の後任を取るべきだ」(岸田氏周辺)との声は根強い。

 自民党を支援してきた公明党は「事件への支持者の反発が大きい」(党幹部)として、自前の候補として斉藤鉄夫副代表(衆院比例中国ブロック)の擁立を模索。自民党県連に打診したが断られたため、今後は党本部の調整になるという。

 「岸田派潰しだ。他党に選挙区をくれてやるなんておかしな話があるか」。同派ベテランはこう話し唇をかむ。9月の党総裁選で岸田氏と争った菅義偉首相や首相を支える二階俊博幹事長らが、公明党にパイプを持つことも派内に疑心暗鬼を生じさせている。(永原慎吾、力武崇樹)

会見で記者団の質問に答える公明党・石井啓一幹事長=10月9日、国会内(春名中撮影)

5708チバQ:2020/11/13(金) 21:44:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2011130021.html
桜井参院議員がコロナ感染 国会議員2人目
2020/11/13 19:39産経新聞

 無所属の桜井充参院議員(宮城選挙区)が新型コロナウイルスに感染したことが13日、分かった。国会議員で感染が確認されたのは2人目。

 桜井事務所によると、桜井氏は同日に仙台市内でPCR検査を受けたところ、陽性と診断された。12日までは東京都内にいたという。

 桜井氏は平成10年の参院選に旧民主党公認で出馬し、初当選。国民民主党などを経て、今年5月に参院会派「自民党・国民の声」に入会した。

5709名無しさん:2020/11/13(金) 22:35:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/21963768639df00d152a40be636934b61ebdf29a
『総理が「3回目はないね」』…自民党大阪府連が菅首相に大阪都構想“否決”を報告
11/13(金) 19:52配信

自民党大阪府連の幹部らが、菅総理大臣に大阪都構想“否決”を報告しました。

自民党大阪府連の大塚会長や、大阪市議団の北野幹事長らは13日、総理官邸を訪れ、いわゆる「大阪都構想」の住民投票が否決されたことなどを報告しました。

【自民党大阪府連・大塚高司会長】
「(菅総理から)『本当に大変でしたね』というお話を頂戴した」

【岡下昌平・衆議院議員】
「『3回目(の住民投票)はないね』と総理自身が仰っていた」

一方、自民党の二階幹事長は今週、大阪府連の議員らを招いて“慰労会”を行い、その席で「政治的に団結していて素晴らしい」と、激励したということです。

また、都構想「賛成」の立場を示してきた大阪府議団の原田幹事長が、12月21日で幹事長を辞任すると明らかにしました。

【自民府議団・原田亮幹事長】
「(住民投票で)反対多数を受けて、けじめをつける必要があるだろうと考えた」

そのうえで、後任の幹事長については「都構想『反対』の思いを持った人が望ましい」と話しました。

関西テレビ

5710名無しさん:2020/11/14(土) 10:35:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7212c7ba3be2c6db450af6eddfb2dea484fc91b6
総裁選で菅首相再選を 二階幹事長、続投に期待
11/14(土) 8:09配信

自民党の二階幹事長は13日夜、BSフジの「プライムニュース」に出演し、菅首相が2021年の総裁任期以降も続投することへの期待を示した。

自民党・二階幹事長は、「今、国民のおおかたの皆さんは、菅さんが再選されるだろうと思っておられますよ。それでしっかりやっているじゃないですか」と述べ、安定政権を維持する観点から、2021年9月までに行われる自民党の総裁選挙で、菅首相の再選が望ましいとの考えを示した。

また、衆議院の解散総選挙の時期について、二階幹事長は「菅首相が一生懸命取り組んでいるこの状況なら、いつあっても結構」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/84e7b991770ae3fa7d4c982510f6e1a17c2f8b9d
二階氏、早期の解散・総選挙に否定的な見方
11/14(土) 1:14配信

自民党の二階幹事長が13日夜、テレビ番組に出演し、早期の衆議院解散・総選挙に否定的な見方を示しました。

番組の中で二階幹事長は、衆議院の解散総選挙の時期について、「菅総理大臣とまだ突っ込んだ話をしていない」と前置きした上で、「総理としては、『就任以来、わずか10か月とか1年足らずではあったが、これだけのことをした。さらにこれから大いに頑張っていく。国民のご支持をいただきたい』こういう形で解散を頭に描いているかもしれません」と述べました。

さらに、来年7月からはじまる東京オリンピックの前には、「やりにくい」と指摘しました。これは、早期の解散総選挙に否定的な見方を示したものです。

一方で二階幹事長は、「年明けの解散はないのか」と問われたのに対し、「一概には言えない。解散権を持った人が毎日、考えているはずだ」とも述べました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ae8635730483e86c024922854d9256d6eca7e99
二階幹事長、衆院解散「来夏以降」となる可能性も 民放番組で
11/13(金) 23:04配信

 自民党の二階俊博幹事長は13日、BSフジの番組に出演し、衆院解散・総選挙は来夏以降になる可能性があるとの見方を示した。解散について菅義偉首相と「まだ突っ込んだ話をしたことはない」と断った上で、「総理としては自分が(9月に)就任以来、わずか10カ月(来年7月)とか、1年足らずではあったが、これだけのことをしたと。こういう形で解散を頭に描いているかもしれない」と述べた。

 2021年10月の衆院議員の任期満了を待たず「追い込まれる前」の解散が望ましいとの見解も示した。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/09c76dc80c2f3a536ce506f42af0ba1bc91527b4
押印廃止、丁寧に 自民・二階幹事長
11/13(金) 22:52配信

 自民党の二階俊博幹事長は13日のBSフジ番組で、政府が掲げる押印廃止について「はんこには歴史があり、直ちに廃止で済むのか。立ち止まって考えたらいい」と述べ、丁寧に国民的なコンセンサスを得る必要があるとの認識を示した。

 二階氏は売り上げ減少に直面する業界団体や、国内有数のはんこ生産地である山梨県の長崎幸太郎知事から支援を求める要望を受けている。

5711名無しさん:2020/11/14(土) 10:35:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb85d5d2d53f92601340591a24ffe18b50103711
衆院解散、五輪前も 自民・二階幹事長
11/13(金) 22:32配信

 自民党の二階俊博幹事長は13日のBSフジ番組で、衆院解散・総選挙の時期について、来年7月23日に予定される東京五輪開会式の前もあり得るとの認識を示した。

 菅義偉首相の考えとして「(今年9月16日の)就任以来10カ月だとか、1年足らずだがこれだけのことをした、さらに頑張るので支持を頂きたい、という解散を頭に描いているかもしれない」と述べた。

 二階氏が具体的な解散時期に言及するのは異例で、臆測を呼びそうだ。ただ、来年1月召集の通常国会冒頭の解散はないのかという問いに、「事態を見ながら解散権を持った人が毎日考える」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/26db59587aeffd9f126d8fb512bea3c7e575ba76
自民・二階氏、早期衆院解散に否定的
11/13(金) 23:24配信

 自民党の二階俊博幹事長は13日夜のBSフジ番組で、早期の衆院解散・総選挙に否定的な見方を示した。衆院議員の任期満了が来年10月であることを念頭に「菅義偉首相としては『就任以来、10カ月や1年足らずでこれだけのことをした。さらにこれから頑張っていくので国民の支持を頂きたい』。こういう形で解散を頭に描いているかもしれない」と述べた。

 一方、自民党内に期待論がある来年1月頃に解散する可能性に関しては「一概には言えない。解散権を持った人が毎日考えている」とけむに巻いた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/abe6a4d493784c9dc35abf2518272a275ef06ff5
二階氏、早期解散に懐疑的 「首相は成果示し総選挙」
11/13(金) 23:08配信

 自民党の二階俊博幹事長は13日のBSフジ番組で早期の衆院解散・総選挙に懐疑的な見解を示した。「菅義偉首相は『就任10カ月とか1年足らずでこれだけのことをした。支持をいただきたい』という形の解散を描いているかもしれない」と述べた。ただ、首相と解散について詳しい協議はしていないとも語った。

 二階氏が言及した時期は、来年7月中旬から9月中旬に当たる。来年1月召集の通常国会冒頭に解散しなかった場合、夏の東京都議選や東京五輪までの解散・総選挙は「やりにくい」と指摘した。

5712名無しさん:2020/11/14(土) 10:36:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7b373edec41a5581b06ee87e97e6a1c1fa7d116
記者のこぼれ話、「一致結束箱弁当」の名門派閥がコロナでまさかの・・・
11/13(金) 23:18配信

 現場の最前線で取材を続けている記者が見つけてきた、今週のこぼれ話です。

 昼のお弁当をめぐって「一致結束」してきた自民党の名門派閥に今、ある「変化」が起こっています。平成研・竹下派には「一致結束、箱弁当」という伝統があり、週一回の派閥の会合では毎回全員が同じ「弁当」を食べて結束を強めてきました。

 これまでは肉好きの若手からも好評なミート矢澤のビッグハンバーグ弁当など肉中心の弁当が月一回、必ず提供されてきましたが、新型コロナウイルスの影響で持ち帰りに便利な小さいサイズのものに限られ、結果的に和食中心の“ヘルシー路線”になったというのです。

 この変化を受けて、食欲旺盛な若手からは「肉が食べたい!」と不満も出ているとか・・・。また、加藤官房長官は「中華弁当が出るときは必ず会合に出るよ」と周囲に語るほど四川飯店の中華弁当が大好きなんですが、最近、会合への出席頻度が減っています。“お弁当のヘルシー路線が原因では”という噂も出ていて、派閥の結束にも影を落としています。(13日23:03)

最終更新:11/13(金) 23:18
TBS系(JNN)

5713名無しさん:2020/11/14(土) 10:37:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/3523ce5b064465b3a8a8fbe74aa9860143d5646b
自民、比例復活続けば重複立候補認めず ルール厳格適用方針で党内戦々恐々
11/13(金) 19:39配信

 自民党が次期衆院選に向け、選挙区と比例代表の重複立候補を認めるかどうかの基準を厳格適用する方針を固めたことに、党内が浮足立ち始めている。選挙基盤が弱い議員の引き締めを図る狙いだが、選挙区で敗れながら比例での復活当選が続く議員は原則として重複が認められないためだ。議員の当落は派閥の浮沈にも直結するだけに、各派の駆け引きも激化しそうだ。(力武崇樹)

 「緊張感をもって選挙区の選挙に臨むのはいいことではないか」。自民党の世耕弘成参院幹事長は13日の記者会見で、参院選では制度的に選挙区で敗れた議員の「比例復活」がないことに触れ、衆院にも同様の厳しさを求めた。

 来年10月の衆院議員の任期満了まで1年を切る中、動き出したのは菅義偉(すが・よしひで)首相(党総裁)だ。今月8日、山口泰明選対委員長と東京都内のホテルで会談し「比例復活が続く人間は日頃の活動が甘い」と重複立候補に関する内規を厳格に適用すべきだとの考えを示した。

 前回の平成29年衆院選直後にまとめられた「基本方針」には、比例復活が2回以上続く議員は「原則として重複立候補を認めない」と明記されている。日常活動や党員獲得の状況などを総合的に勘案するとして例外の余地を残したものの、首相は原則を重視する考えだ。党幹部も「比例復活の議員ほどたるんでいる」と首相の意向に賛意を示す。

 こうした動きに、比例復活が続く議員らは戦々恐々だ。「われわれは簡単に勝てる選挙区とは違う」(若手)との泣き言も漏れる。

 確かに相手候補が、かつて自民党幹事長を務めた立憲民主党の小沢一郎衆院議員や自民党時代に建設相を経験した立民の中村喜四郎衆院議員ら、古くから強固な地盤を築いている選挙区もある。沖縄のように米軍基地問題などで「反自民」が強い地域も多い。

 一方、党内各派にとっても、重複立候補のハードルが上がることは看過できない。所属議員を守れなければ、領袖(りょうしゅう)の沽券(こけん)にかかわるからだ。派閥会長の一人は党幹部に早速、具体的な選挙区を告げながら、「きちんと考慮してほしい」とくぎを刺した。

 25人程度とされる対象者の多くは、細田派(清和政策研究会)や麻生派(志公会)、二階派(志帥会)などの主要派閥が抱える。「例外適用」に向け、派閥間のさや当てが始まる日も近い。

5714名無しさん:2020/11/14(土) 10:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b41d0c3c50f2b2ebfbf32988de14745a6aa086e
石破氏、「孤立の果て」に派閥会長辞任の哀愁
11/14(土) 5:21配信

 自民党総裁選での惨敗を理由に、石破茂元幹事長が自ら立ち上げた石破派(水月会)の会長を辞任してから3週間余。石破氏の意思に反して後任会長は決まらず、同派は空中分解の危機を迎えている。

 石破氏の総裁選出馬は今回で4度目。1強と呼ばれた安倍晋三前首相の唯一の対抗馬として、国民的には「次の首相候補ナンバー1」の人気を維持していた。しかし、「令和おじさん」と「苦労人」を売り物にした菅義偉首相に惨敗した。

■人事での冷遇が会長辞任に

 石破氏が突然、派閥会長辞任を宣言したのは、10月22日の石破派臨時総会だった。石破氏は9月の党総裁選で68票に終わり、377票の菅義偉首相には遠く及ばず、89票の岸田文雄前政調会長にも差をつけられての最下位となった。安倍晋三前首相との一騎打ちとなった前回の2018年総裁選では73票の国会議員票を獲得したが、今回は26票にとどまった。

 石破氏は自民党議員の支持の少なさを「自らの不徳の致すところ」と反省しきりだ。安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相による「多派閥談合での強烈な石破つぶしが原因」(自民幹部)との分析もある。

 石破氏は領袖辞任に当たり、「自ら何度も反すうし、懊悩(おうのう)した。(石破派の)みんながつらい思いをしてきたことに対して、言葉だけでは足りない」と説明。石破派に所属する議員が党・内閣人事で冷遇され続けたことが、苦渋の決断につながったと述べた。

 石破氏は当選11回で、ポスト安倍候補では最長の議員キャリアを持つ。4度目の総裁選出馬について、周辺では「これが最後の戦い」との声も出ていた。

 常に正論を吐き、安倍、麻生両氏が首相在任中に窮地に陥った際、「党のために退陣すべきだ」と直言したこともある。ただ、安倍、麻生両氏は周囲に「あれ(退陣の直言)は絶対に忘れない」と漏らしたとされ、党内では「それが今回総裁選での石破つぶしにつながった」(自民幹部)とみられている。

 安倍氏の無投票再選となった2015年9月の総裁選直後に、20人の議員で旗揚げしたのが石破派だ。以来、各種世論調査での「ポスト安倍」をめぐる人気投票で他候補を圧倒し続けていたが、派閥の勢力は拡大できず、今回の総裁選でも必要な推薦人20人にも届かない19人にとどまっていた。

 総裁選惨敗を受け、石破氏は所属議員と今後の派閥運営について意見交換を続けたが、「いつまでも反主流派では、議員としての活動に限界がある」(派幹部)との不満が噴出。石破氏を支えてきた同派の最高幹部も「このままでは自滅する。グレートリセットが必要」と主張したことが会長辞任につながった。

5715名無しさん:2020/11/14(土) 10:39:46
>>5714

■事実上の総裁選からの撤退宣言

 石破氏は辞任に当たり、石破派事務総長の鴨下一郎元環境相に後任会長への就任を打診したが、鴨下氏は固辞。他の有力議員も手を挙げずに後任選びは難航している。このため、毎週木曜日に開かれてきた派閥例会も、「何も決まらないままでは開けない」(幹部)と休眠を余儀なくされている。

 しかも、当選10回の山本有二元農水相が派閥の会長代行退任を表明したことで、「もはや派閥の体をなさず、存続も危ぶまれる状態」(幹部)となった。このため、同派との交流がある竹下、岸田両派が、それぞれ親交のある議員の勧誘を始めるなど、各派の勢力拡大のための「草刈り場」となりつつある。

 菅首相の党総裁としての任期が切れる2021年9月には、再び総裁選が実施される。領袖を辞めた石破氏は「これから先もその立場を与えていただけるとありがたい」と出馬に含みを残すが、「推薦人も確保できない」との厳しい声が相次ぐ。今回、石破氏と「2位争い」を展開した岸田氏も石破氏の辞任に当惑を隠さず、「菅政権が着実に実績を積み重ねれば、石破氏の会長辞任で無投票再選論が強まる」(岸田派幹部)との見方も広がる。

 今回総裁選で石破氏が好んで揮ごうしたのは「鷙鳥不群」(しちょうは群れず)。「猛禽類の鷲(わし)や鷹は群れない」という意味だが、石破氏の党内の立場も象徴している。自民党内では石破氏の会長辞任を「孤立の果ての総裁選撤退宣言」(長老)と受け取る向きが多い。

 これまで石破氏は「なぜ首相を目指すのか」との問いに「総理(首相)になるのは手段であって、目的ではない」と答えてきた。総裁選出馬についても、「自民党は勇気をもって自由闊達に真実を語る政党であるべきだ。違う意見を持っていれば、議論を戦わせるのが総裁選のあるべき姿だ」などと述べ、堂々とした論争こそが自民党の活力の源泉だと主張してきた。

 だからこそ、安倍1強によって党内でも「長いものには巻かれろ」とばかりに忖度が横行し、「物言えば唇寒し」の雰囲気に逆らう形で、首相批判を続けてきた。ただ、過去の離党歴などから、「いつも後ろから鉄砲を撃つ」などの反発も広がり、それが党内的孤立を加速させてきた。

5716名無しさん:2020/11/14(土) 10:39:56
>>5715

■好きな戦国武将は明智光秀

 石破氏が自民党トップの座に最も近づいたのは2012年9月の総裁選だった。民主党政権下の当時、安倍、石破両氏に加え、町村信孝元官房長官(故人)、石原伸晃幹事長(当時)、林芳正政調会長代理(同)の5氏が立候補。当初有利とされた石原氏が度重なる失言で失速し、議員票と党員・党友票の合計で1位の石破氏と2位の安倍氏の決選投票にもつれ込んだ。

 議員票で安倍氏が石破氏を19票差で逆転して当選。同年12月の衆院選での自民党圧勝を受けて、安倍氏が首相に再登板した。

 石破氏は党ナンバー2の幹事長に就任したが、安倍首相が実現を目指していた新安保法制をめぐる意見対立などから、2014年9月の人事で新設の地方創生担当相に転身。2015年9月の総裁選では現職閣僚であることを理由に出馬を見送る一方で、石破派を結成。その後の党・内閣人事で地方創生相に留任したが、2016年8月の党・内閣人事で安倍首相の入閣要請を固辞して無役となった。

 満を持して挑んだ2018年9月の総裁選では、3選を目指す安倍首相との一騎打ちとなり、党員票では45%を獲得して善戦したが、議員票は73票にとどまった。それでも、いわゆる「モリカケ疑惑」などによる安倍批判の高まりもあって、次期首相候補での人気ナンバー1の位置をキープし続けたが、8月末の安倍首相退陣表明を受けた9月の総裁選では、党内の圧倒的支持を得た菅首相に惨敗した。

 石破氏が好きな戦国武将として必ず挙げるのが明智光秀だ。今年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の主人公で、石破氏は「たとえ、どのような迫害を受けても次の時代に評価をされる」とその理由を語る。ただ、党内では「石破氏はあえて、主君・織田信長を討った謀反人のイメージを自らに重ねている」(石破派若手)と受け取る向きが多く、「三日天下どころか、その前に雑兵出身の武将(菅首相の意味)に討ち取られた」(細田派幹部)と揶揄されている。

 アイドル好きという意外な側面もある。特に、学生時代から1970年代のトップアイドルグループ「キャンディーズ」の熱狂的ファンで、いまでもカラオケで「キャンディーズメドレー」を熱唱する。

 キャンディーズと同世代の石破氏は、2021年2月には64歳になる。12月に72歳となる菅首相に比べればほぼ一回り若く、ポスト菅を狙う岸田氏とは同い年で、同氏とともに次期首相候補に名前の挙がる茂木敏充外相や加藤勝信官房長官より2学年下。「政治家としてはまだまだ働き盛り」(自民長老)だ。

 1977年夏に突然引退宣言したキャンディーズになぞらえれば、石破氏の心境は「普通の議員に戻りたい」ようにもみえる。その一方で「やめられないこのままじゃ」(「ハートのエースが出てこない」の歌詞)という本音もにじむ。来春、再起を後押しするような「春一番」が吹くのだろうか。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5717とはずがたり:2020/11/14(土) 21:01:38
菅首相と自民 二階幹事長 政権運営や政策課題について意見交換
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201112/k10012708091000.html
2020年11月12日 15時43分

菅総理大臣は、自民党の二階幹事長と会談し、菅政権の発足から、まもなく2か月となることを踏まえ、今後の政権運営や政策課題について意見を交わしました。

菅総理大臣と自民党の二階幹事長は、総理大臣官邸で昼食をとりながらおよそ45分間会談しました。

両氏が昼食をとりながら会談するのは菅総理大臣の就任後初めてで、林幹事長代理も同席しました。

会談では、菅政権の発足からまもなく2か月となることを踏まえ、今後の政権運営や政策課題について意見が交わされ、二階氏が「全党一致で支えていくので、外交や内政を思い切ってやってもらいたい」と激励したのに対し菅総理大臣は「しっかりやりたい。党運営をよろしくお願いしたい」と応じました。

このあと、二階氏は記者団に対し「これから、しょっちゅうこうした形で会談したい」と述べました。

5718名無しさん:2020/11/14(土) 21:15:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/74abe13858b7d46c770cc5d61ff622374bdb3aed
自民・下村氏「衆院解散・総選挙はオリパラ後の可能性も」
11/14(土) 16:22配信

 自民党の下村博文政調会長は14日、静岡県熱海市で講演し、衆院解散・総選挙の時期について「来年1月というよりは、(来夏の)東京都議選の後、東京オリンピック・パラリンピックの後の可能性もある」と述べ、来年10月の衆院議員の任期満了近くになる可能性を指摘した。

 下村氏は「衆院選も早ければ2カ月後の来年1月」と早期解散に触れたうえで、「しかし、首相は仕事師内閣として一石を投じようとしている。携帯電話料金引き下げなどの実績を作って選挙を考えたら、オリパラの後の可能性もある」と述べた。

 二階俊博幹事長も13日のBSフジの番組で、解散は来夏以降になる可能性があるとの見方を示していた。【遠藤修平】

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ee733b1cd9ca67d5847f6cc1fdb839f17f11451
下村自民政調会長、解散総選挙「早ければ1月」
11/14(土) 16:02配信

 自民党の下村博文政調会長は14日、静岡県熱海市で開かれた党会合で講演し、衆院解散・総選挙について「早ければ2カ月後の来年1月」との見方を重ねて示した。

5719名無しさん:2020/11/15(日) 16:12:49
https://www.nikkansports.com/general/news/202011090001223.html
安倍氏、辞任表明前に総裁選で岸田氏支援せずと発言
[2020年11月9日23時52分]

自民党の野田聖子幹事長代行は9日、名古屋市で開いた自身の政治資金パーティーで、安倍晋三前首相が7月、党総裁選で岸田文雄前政調会長を支援しないと発言していたと明らかにした。安倍氏に総裁選で岸田氏を応援するかどうか尋ねたところ「実は違うんだな」と応じたという。持病悪化による辞任表明前で、安倍氏は来年9月の総裁選を念頭に発言したとみられる。

野田氏は講演で、7月下旬に安倍氏と面会した際の発言として紹介した。首相は今年9月の総裁選で支援する候補について「私が言うことではない」と言及を避けていた。(共同)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202011140000081.html
政界地獄耳
政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

2020年11月14日9時27分
二階と林と小池が…相変わらず3密状態/政界地獄耳

★自民党議員の中でも党幹事長・二階俊博の名を聞くと襟を正す者もいる、党内外にその名を響かせる大物幹事長だ。12日にはテレビ番組で総裁選挙の敗北を受け派閥の会長を辞任した元幹事長・石破茂を「1回や2回挫折があっても、それをみんな乗り越えて頂点を目指してきた。まだまだ可能性はある。頑張ってもらいたい」と激励した。2人はともに自民党内でも重鎮だが、いずれも自民党を割って出たこともあるいわば復帰組だ。党内では石破は1度離党していると批判する向きもあるが、二階に同じことを言う者はいない。

★さて二階は先の番組で「総理の決断次第で我々は(総選挙が)いつあっても良いという準備をしておきたい。ほとんどできている」とし、時期については「首相自身が就任した日から考えている。一番良いタイミングを決意すれば全面的にバックアップする」としたが、首相・菅義偉とは「まだ話し合ったことはない」とした。ところが同日、二階は党幹事長代理・林幹雄と官邸に出向き昼食のそばを食べながら首相と45分間話している。二階が「全党一致でお支えしていくから、思い通り内外政をしっかりおやりください」といえば首相は「しっかりやるから党の方はよろしく頼む」と歯の浮くようなやりとりで応じたという。

★そしてその晩、二階が誘う形で林と都知事・小池百合子が首相と都内のホテルで会食したという。不仲と伝えられる2人が同席するのは東京オリンピック(五輪)開催について来週には国際オリンピック委員会(IOC)会長トーマス・バッハが来日して首相と会談するためのすり合わせが考えられるほか、既に衆院議員に戻るため1期目の退職金を受け取り、いつ辞めても良い臨戦態勢の小池の政党や選挙区について議論が交わされたのではないかとの臆測もある。相変わらず政治は狭い3密状態で行われているようだ。(K)※敬称略

5720名無しさん:2020/11/15(日) 21:17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ba9e7522c7a667b032be97e127c4432e57bd42d
【点描・永田町】石破氏の領袖辞任と“ポスト菅”
11/15(日) 19:03配信

 石破茂元幹事長が石破派(水月会)会長を辞任したことが、自民党内に複雑な波紋を広げている。石破氏は「自民党総裁選での惨敗の責任を取る」と説明したが、同党内では「自らが立ち上げた派閥なので、会長辞任は石破派の解散を意味する」(閣僚経験者)との見方が多く、早速他派閥から石破派所属議員に対する勧誘工作が始まっており、“ポスト菅”レースへの影響も注目を浴びる。

 石破氏が突然、派閥会長辞任を宣言したのは、10月22日の石破派臨時総会。石破氏は9月の党総裁選で68票に終わり、377票の菅義偉首相には遠く及ばず、89票の岸田文雄前政調会長にも差をつけられての最下位となった。特に、安倍晋三前首相との一騎打ちとなった前回18年の総裁選で獲得した73票の国会議員票が、今回は26票に激減。自民党内での議員支持の少なさが、石破氏の党内的孤立を際立たせた。今回の会長(領袖)辞任は「(石破派の)みんながつらい思いをしてきたことに対して、言葉だけでは足りない」との切実な思いからで、「何度も反すうし、懊悩した」と苦しい心境も吐露した。

 石破氏は当選11回で、ポスト安倍候補では最長の議員キャリア。総裁選出馬も今回が4度目で、周辺では「これが最後の戦い」との声も出ていた。常に正論を吐き、安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相が首相在任中に失政批判の高まりで窮地に陥った際、「党のために退陣すべきだ」と直言したこともある。ただ、安倍、麻生両氏は周囲に「あれは絶対に忘れない」と漏らしたとされ、党内には「それが今回総裁選での“石破つぶし”につながった」(自民幹部)との見方も多い。

 安倍氏の無投票再選となった2015年9月の総裁選直後に、20人の議員で旗揚げした石破派だが、各種世論調査でのポスト安倍人気投票で他候補を圧倒し続けていたにもかかわらず勢力は拡大せず、今回総裁選でも必要な推薦人20人にも届かない19人に留まっていた。総裁選惨敗を受け、石破氏は所属議員と今後の派閥運営について意見交換してきたが、「いつまでも反主流派では、議員としての活動が制限される」(派幹部)などの不満も少なくなかったとされる。

「孤立の果ての撤退宣言」との声も
 石破氏は会長辞任に当たり、石破派事務総長の鴨下一郎元環境相に後任会長を打診したが鴨下氏は固辞し、他の有力議員も“及び腰”だったことで、後任選びは難航。辞任後初となるはずだった10月29日の派閥例会も「何も決まらないままでは開けない」(幹部)と、中止を余儀なくされた。石破氏に次ぐ当選10回の山本有二元農林水産相も派閥の会長代行退任を表明し、「もはや派閥の体をなさず、存続も危ぶまれる状態」(幹部)になりつつある。このため、早くも竹下、岸田両派が、それぞれ親交のある議員の“引き抜き”工作に着手したとされる。

 首相の総裁としての任期が切れる来年9月には、再び総裁選が実施される。領袖を辞めた石破氏は「これから先もその立場を与えていただけるとありがたい」と出馬に含みを残すが、「推薦人も確保できない」との厳しい声も相次ぐ。今回、石破氏と「2位争い」を展開した岸田氏も石破氏の辞任に当惑を隠さず、「菅政権が着実に実績を挙げていけば、石破氏の会長辞任で無投票再選論が強まる」(岸田派幹部)との見方も出る。今回総裁選で石破氏が好んで揮毫したのは「鷙鳥不群」(しちょうは群れず)。「猛禽類の鷲や鷹は群れない」という意味だが、石破氏の党内の立場も象徴している。それだけに、自民党内では石破氏の会長辞任を「孤立の果ての総裁選撤退宣言」(長老)と受け取る向きも少なくない。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」11月9日号より】

5721名無しさん:2020/11/15(日) 22:56:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/31a73414be8ea421d9cbcf78546f83365db4c989
自民の野田聖子氏「首相目指す」 地元パーティーで強調
11/15(日) 20:36配信

 自民党の野田聖子幹事長代行は15日、来年9月の次期総裁選への立候補に重ねて意欲を強調した。地元岐阜市で開いた自身の政治資金パーティーで「あくまで総裁、首相を目指して頑張る。新型コロナウイルス禍の厳しい時代の中で、国のかたちを変えるため大いに汗をかきたい」と述べた。

 2015年と18年の総裁選で安倍晋三前首相に挑もうとした際、当時官房長官だった菅義偉首相とは「距離があり、敵になって随分妨害された」と述懐。菅政権で幹事長代行に就いた後は自由に仕事をさせてもらっていると説明し「今は菅首相と二階俊博幹事長の信頼を勝ち得たい」と語った。

5722名無しさん:2020/11/15(日) 23:14:03
https://www.asahi.com/articles/ASNCH23L5NCFUUPI00B.html
「首相動静」分析してみると 菅氏は誰と会っているのか
会員記事
牛尾梓、小野太郎
2020年11月15日 19時25分

 菅義偉首相は16日、就任2カ月を迎える。就任直後から、閣僚などの政治家だけでなく、有識者や企業経営者らと矢継ぎ早に面会を重ねる様子が目を引いた。就任1カ月間の動向を朝日新聞に掲載された「首相動静」から分析し、その特徴を探った。

 菅首相は就任1カ月間で計650回を超える面会を重ねた。特に際立つのが、全体の約2割を占める民間人や報道関係者との面会だ。計110回超で第2次安倍政権の倍近く、いずれも2000年以降の首相9人の中で最も多い数字だ。

 官房長官時代からのスタイルを変えず、官邸での執務などの合間を縫って朝、昼、晩問わず都内のホテルなどで各界の有識者らと意見交換を重ねる。官邸や公邸以外での面会は全体の約3割を占め、10月11日にはホテルの中国料理店に約3時間滞在し、少なくとも6人の民間人と面会した。

 首相肝いりの政策「菅(すが)案件」が色濃くにじむ面会も多い。9月20日には「日本のインターネットの父」と呼ばれる慶応大の村井純教授と会食。翌21日には不妊治療に詳しい杉山産婦人科の杉山力一医師と懇談した。両氏は首相が旗を振る「デジタル庁」創設や、不妊治療への公的支援拡充と関わりが深い。村井氏はその後、デジタル政策担当の内閣官房参与に就任した。

 面会数が最も多かったのは、北村滋国家安全保障局長で計29回、次いで滝沢裕昭内閣情報官が計26回。ともに警察庁出身だ。3番手は国土交通省出身の和泉洋人首相補佐官で、計21回だった。

 就任1カ月間の、首相動静上の活動時間は1日平均12時間6分。早朝に首相官邸の敷地内を散歩して一日を始め、その後、近くのホテルなどで面会や打ち合わせに入る「朝活型」だ。夜もほぼ連日会食があったが、飲酒はしないためか、いずれも1時間程度でお開きになっている。活動時間は、ホテルの会員制バーなどでの連夜の会合が報じられた麻生太郎氏に次いで2番目の長さだった。

■首相動静、取材の…

https://www.asahi.com/articles/ASNCH265WNBHUUPI001.html
歴代首相、就任直後は誰と会う? 安倍氏に見えた変化
有料会員記事
牛尾梓、小野太郎
2020年11月15日 19時25分

 菅義偉首相は16日、就任2カ月を迎える。就任直後から、閣僚などの政治家だけでなく、有識者や企業経営者らと矢継ぎ早に面会を重ねる様子が目を引いた。首相が誰に意見を求め、何に力点を置いているのか。菅政権の発足を機に、2000年以降に首相になった9人の就任1カ月間の動向を朝日新聞に掲載された首相動静から分析。面会した相手や活動時間からそれぞれの内閣の特徴を探った。

 首相動静の分析結果からは、その時々の首相が置かれた政治情勢が浮かび上がり、個性による特徴もうかがえた。

 今年9月まで7年8カ月続いて憲政史上最長となった第2次安倍政権。2012年12月の就任から1カ月間に面会した相手と回数は、「お友達内閣」と揶揄(やゆ)された第1次とは傾向が変わっていた。

 第1次では重要政策の企画、立…

5723チバQ:2020/11/16(月) 14:24:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/83f627a129800804946b9bd7c17187de31edfd14

「ボロが出る前に…」年明け早期?解散論くすぶる 自民に待望論
11/16(月) 10:01配信




東京・平河町の自民党本部(資料)
 衆院議員の任期満了まで1年を切り、年明け早期の衆院解散・総選挙の臆測が与党内で出ている。開会中の臨時国会で日本学術会議問題の追及を受けているものの、菅義偉内閣は高い支持率を保っており、この勢いを逃さなければ衆院選も有利に運べるとの思惑からだ。首相は、次期米国大統領との会談日程や新型コロナウイルス「第3波」の対応をにらみつつ、政局を仕掛けるタイミングを慎重に見極めるとみられる。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 「在任中に一番大事なことは解散時期をいつにするか。首相は毎日毎日、考えているだろう」。12日、自民党の二階俊博幹事長はCS番組収録で後見する首相の胸中を代弁し、こう続けた。「決意すれば、全面的にバックアップする。いつあってもいい」

 自民の下村博文政調会長も7日に「年明け早々、(解散の)可能性はある」と発言。その後、来夏の東京五輪・パラリンピック後の可能性にも触れたが、早期解散論が消えない背景には、報道各社の世論調査で7割弱〜5割前後の底堅い内閣支持が表れていることがある。

 ただ、自民関係者は「米大統領選の混乱で、支離滅裂な国会答弁から世間の目をそらすことができているだけ」と楽観視していない。首相の答弁能力に対する不安も収まってはおらず、「長期間の通常国会は、予算委員会などで野党の攻勢に耐えられない。ボロが出る前に伝家の宝刀を抜かないと後悔する」(自民中堅)との声も。

 そこで、取り沙汰されている解散時期シナリオの一つが来年1月初旬に国会を召集し、冒頭、あるいは2020年度第3次補正予算案を速やかに成立させた直後、というもの。首相が施政方針演説で、携帯電話料金値下げや50年までの脱炭素社会実現といった目玉施策を重ねてアピールし、選挙になだれ込めば「この上ない武器になる」(与党関係者)との読みがにじむ。

 仮にこの場合、首相の頭を悩ませるのが、米大統領選で勝利を確実にしたバイデン前副大統領との首脳会談だ。来年1月20日の大統領就任式以降の訪米を目指すが、自民選対関係者は「解散後、国民から信任を受ける前の『仮免許』状態で訪米することは外交儀礼上、そぐわない」と話す。つまり、解散から総選挙投開票日の間に挟まらないよう、その日程を調整する必要がある。

 最大の課題は、首相が最優先で対応すると明言している新型コロナの全国流行だが、見方は割れる。かたや「コロナがこんな状況で解散のばくちは打たない」(政府高官)。もう一つが「コロナを気にしていたら、何もできないよ」(政権幹部)。解散に関しては従来、石橋をたたくとされてきた首相の胸中はどちらか。

 (一ノ宮史成、郷達也)

5724チバQ:2020/11/16(月) 14:47:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/79924ab6a5015fdd589723ce3e3be5708f71ff41
「支持率維持はGoToのおかげ」 コロナ感染拡大で経済重視の菅首相ジレンマ
11/15(日) 14:22配信
 菅義偉首相は13日、新型コロナウイルス禍の観光業や飲食業を支援する「Go To キャンペーン」の見直しや緊急事態宣言の発出に慎重な考えを示した。政府が消極的な背景には、営業や移動の自粛要請で感染を抑え込むやり方ではなく、経済回復を重視する菅義偉首相の姿勢がある。ただ新型コロナウイルスの感染者数は13日、2日連続で過去最多を更新した。拡大の一途をたどれば、「手をこまねいた」と批判が一気に高まり、政権が揺らぐ恐れも出てくる。

【関連】「すこぶる調子がいい」安倍氏“復権”の先に見据えるのは…

 「やっぱり来たか」。首相は感染者数が最多を更新したとの報告を受けた13日午後、周囲に漏らした。驚いた様子はなかったという。「寒くなれば感染が増えるのは覚悟していた。予想の範囲内だ」。側近の一人は首相の胸中を代弁し、平静を装う。

 GoToキャンペーンは、首相が第2次安倍政権の官房長官として旗を振って推進してきた経済対策の柱だ。「移動による感染リスクは少ない」などと就任後もたびたび効果を強調。実際、共同通信社の10月の世論調査では、コロナを巡る政府対応を「評価する」とした割合が3月以降で初めて5割を超えた。GoTo人気が押し上げたとみられている。

 政府がGoToにこだわる背景にあるのが、4〜5月に実施した緊急事態宣言の副作用の大きさだ。2020年4〜6月期の実質国内総生産(GDP)は戦後最悪のマイナス成長に陥った。観光や飲食業は深刻な影響を受けた中小事業者が多く、支援への期待は膨らんだ。「日本学術会議の会員任命拒否問題を批判されても支持率が大きく落ちないのは『GoTo』のおかげだと首相は思っている」と官邸関係者は指摘する。

 ただ、事業が感染拡大を誘発している可能性も否定できない。日本医師会の中川俊男会長は現在の感染状況を「第3波と考えてもよいのでは」と警鐘を鳴らす。大阪府の吉村洋文知事も同様の認識を示している。

 春先の感染拡大では専門家や知事の発信に比べ、政府の対応が後手に回る場面が目立ち、前政権は支持率を落とした。「感染状況を注意深く見極める必要がある。菅内閣の正念場だ」。政府高官はこう語った。 (東京支社取材班)

5725とはずがたり:2020/11/16(月) 21:17:51
衆院解散「来年1月か9月以降」 自民・下村政調会長
2020/11/16 17:49 全国・世界 政治
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2020111600554

 自民党の下村博文政調会長は16日、東京都内で開かれた共同通信きさらぎ会で講演し、衆院解散・総選挙の時期について、来年1月の通常国会冒頭になければ「限りなく東京五輪・パラリンピックが終わった後になる」と述べ、来年1月か9月上旬以降との見方を示した。

 解散時に新型コロナウイルスの感染が拡大している可能性にも言及し、インターネットの活用など「これまでとは違う選挙運動を工夫する必要がある」と語った。

 来年1月末までとする「Go To トラベル」について「観光業や観光地では大変な経済的波及効果があった。1月で止まってしまうと、産業にとっては死活問題だ」と述べた。

5726名無しさん:2020/11/17(火) 01:09:41
https://www.asahi.com/articles/ASNCH0BYZNCCUTFK01L.html
「つくしの坊やより…」大宏池会のつむじ風、岸田氏揺れ
有料会員記事
笹井継夫、岡村夏樹
2020年11月16日 8時30分

 9月の自民党総裁選で敗れた最古参派閥のリーダーは、厳しい決断を迫られていた。

 自民党総裁に菅義偉首相が選出された9月14日の総裁選直後、宏池会(岸田派)の会長を務める岸田文雄前政調会長は、同派名誉会長の古賀誠元幹事長がいる国会近くの砂防会館を訪れた。

 古賀氏は言った。「板挟みになって困っているだろうから、自立することを考えたらどうだ」。「板挟み」とは、古賀氏と麻生太郎副総理兼財務相という二人の党内実力者のはざまで悩む岸田氏の立場のことだ。

 岸田氏は、かつて宏池会に所属した麻生氏に総裁選での支援を期待するが、同じ福岡を地盤とする古賀氏と麻生氏は、地元の選挙などをめぐり対立。緊張関係にあるとされる。

 「考えさせてください」。後見人とも言える古賀氏からの突然の提案に岸田氏は即答を避けた。

 岸田氏は、総裁選前に麻生氏からも「宿題」を出されていた。岸田、麻生両氏は8月4日夜、東京都内のフランス料理店で会談。古賀氏と距離を取るよう求める麻生氏に、岸田氏はこう理解を求めた。「やるべきことは何でもやるつもりです。ぜひお力添え頂きたい」

 岸田氏は当時、来年9月とみられていた総裁選をめざして戦略を練っていた。だが、安倍晋三前首相の突然の辞意表明によって、岸田氏は麻生氏の宿題に答えられず、麻生氏は菅氏の支援に回った。岸田氏は総裁選に立候補はしたものの、完敗に終わった。

 砂防会館での岸田氏と古賀氏の面会から1週間ほどたった9月24日、再び古賀氏と面会した岸田氏は熟慮したうえでの決断を告げる。「自立したいと思います」

 岸田氏は次の総裁選に向け、麻生氏と連携することを選んだ。その先には、幾度となく浮かんでは消えてきたある構想の実現も見据えていた。同派と源流を同じくする志公会(麻生派)や有隣会(谷垣グループ)と再結集する「大宏池会構想」だ。

 岸田氏の言葉を聞いた古賀氏は、その場で名誉会長を辞める考えを伝えた。

名門派閥である「宏池会」。しかし分裂などで近年、その力は弱まってきました。現状打開を目指す岸田氏ですが、ある発言が波紋を呼び、周囲の思惑にも翻弄されていきます。

 10月5日に東京都内のホテルで開かれた宏池会のパーティー。あいさつに立った岸田氏は力強く宣言する。

 「宏池会だけでは社会を変えて…

5727名無しさん:2020/11/17(火) 01:34:02
https://mainichi.jp/articles/20201116/k00/00m/010/236000c
「どうなっているんだ」不満ぶちまけ、二階氏発言が公開に
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月16日 18時37分(最終更新 11月16日 18時37分)

 政府与党連絡会議は16日の会合で、自民党の二階俊博幹事長の発言を記者団に公開した。これまでは冒頭の菅義偉首相と公明党の山口那津男代表の発言までで記者団が退席していたが、その後に発言する二階氏が「注文」を付け公開範囲が拡大した。二階氏は9月の総裁選で菅氏支持の流れをいち早く作り、主流派としての存在感を確立し、政府・与党内での発言力が高まっている。

 二階氏は会議の冒頭、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとする政府目標の実現に向け、党内に推進本部を設置したと報告。「党一丸となって課題に取り組み、政府の対応を支えたい」と述べた。会議後の記者会見では「自民党幹事長の発言にも意味がある。公開は当たり前だ。そんなことがなされていなかったことがおかしい」と語り、「前例踏襲」に異議を唱えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec9c6b7cf9f43787bb6e066aa9de8202bbcf23a0
二階氏「幹事長が軽く扱われている」、会議のあいさつ非公開に不満…求めに応じ変更
11/16(月) 21:15配信

 16日の政府・与党連絡会議から、自民党の二階幹事長のあいさつが記者団に公開されるようになった。これまでは菅首相と公明党の山口代表のあいさつのみ公開されてきたが、二階氏の求めに応じ変更された。

 二階氏は自身の発言が非公開とされていることについて、「幹事長が軽く扱われている」とかねて不満を漏らしており、前回10月6日の会議の席上、公開するよう改めて求めていた。

 二階氏はこの日、温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロにする政府目標に関し、「党一丸となって取り組み、政府をしっかり支える」と述べた。

 二階氏は会議後の記者会見で「幹事長の発言も意味があり、公開は当たり前。(公開)されなかったことがおかしい」と語った。

5728名無しさん:2020/11/17(火) 01:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4c42281a4130887a6d67a4e355eeac1d26a8f0d
二階氏要求し…発言を報道陣に初公開 政府与党連絡会議
11/16(月) 17:27配信

 16日に首相官邸で開かれた政府与党連絡会議で、自民の二階俊博幹事長の冒頭発言が初めて報道陣に公開された。これまでは首相と公明党代表の発言までで記者団は退出を求められていたが、前回の会議で二階氏が疑問視。菅政権で存在感を強める二階氏の意向を受け、さっそく今回から変更された。

 同会議は、政府と与党が政策課題などを意見交換する場。この日は、菅義偉首相と公明の山口那津男代表の冒頭発言に続き、二階氏の発言も公開された。温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする政府目標を後押しするため党本部に推進本部を設置したことを報告。「党一丸となってこの課題に取り組み、政府の対応をしっかり支えたい」と強調した。

 会議の進行はこの日から変更された。政府関係者によると、10月にあった菅政権初の同会議で、菅首相と山口氏の冒頭あいさつが終わり、記者団が会場から退出すると、二階氏は「どうなっているんだ」と指摘。自民側の公の発言機会がないことへの不満を表したもので、進行について加藤勝信官房長官らで見直しを検討することになった。

 二階氏は16日の会議終了後の記者会見で、冒頭発言が公開されたことへの感想を問われ「自民党の幹事長の発言もそれぞれ意味があることですから公開は当たり前のこと。特別にいま感想を述べるほどでもない」と語った。一方、「そんなことがなされていなかったことがおかしい」とこれまでの進行への不満も口にした。(野平悠一)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/61d8ec48517923f3f7698846dd01e7a5fc5a601f
自民・二階幹事長、政府与党連絡会議の発言公開「幹事長も意味がある」
11/16(月) 15:59配信

 自民党の二階俊博幹事長は16日の記者会見で、同日官邸で開かれた政府与党連絡会議でこれまで非公開となっていた二階氏の発言が報道陣に公開されたことについて、「幹事長の発言も意味があるので公開は当たり前のことだ。なされていなかったことがおかしい」と述べた。

 会議は、政府と与党が政策課題などを意見交換する場。首相と公明党代表の会議冒頭のあいさつのみが報道陣に公開されるのが通例だったが、二階氏が会議の在り方について見直しを検討するようを求めていた。

 二階氏はこの日、2050(令和32)年の温室効果ガス排出量の実質ゼロの実現に向けた推進本部を党に設置したことを報告。その上で「実現は国家的課題であり、中長期にわたって全省的な取り組みが行われなければならない。党一丸となってこの課題に取り組み政府をしっかり支えていきたい」と語った。

5729名無しさん:2020/11/17(火) 23:43:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/1de5d0f0be87d02f4cf7bc01096923ffe350ded1
二階幹事長が「鬼滅の刃マスク」を装着した驚きの理由
11/17(火) 9:02配信

「鬼退治が成功した」

まさかあの人までブーム乗っかるとは――。

公開から24日目で興行収入が200億円を突破した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。コラボ商品も好調で、日本中がいま「鬼滅ブーム」の真っ只中だ。

そんな折、同作の主人公・炭治郎の緑と黒の市松模様の羽織をイメージしたマスクを「あの重鎮がつけている」という情報が永田町を駆け巡った。

御年81歳。「影の支配者」と言われ、菅内閣にも絶大な影響力をもつ二階俊博幹事長その人だ。強面で冗談の通じなさそうな雰囲気をまとう二階氏が、まさか…その真相を探ると――。

11月10日の夜、日比谷公園内にある松本楼で、二階氏が自民党大阪府連所属の国会議員と会食する、との情報をキャッチした。現地を訪れてみると、確かに二階氏の姿が。大阪都構想の住民投票に反対を貫き、維新に勝利した大阪府連の関係者をねぎらう「勝利の宴」のようだ。

「よく頑張ってくれた。皆さんの頑張りは党として誇らしい」

二階氏のねぎらいの言葉に、会場が大いに沸いた。

振り返ってみると、自民党と維新の会および都構想との距離感はなんとも複雑だった。菅総理大臣が松井一郎・大阪市長をはじめとする維新の会のメンバーと懇意なのは周知のとおり。本心では菅総理も都構想実現を望んでいたのではないか…とも見られている。

しかし、大阪維新の会の「政敵」である自民党大阪府連は、言うまでもなく都構想に反対。菅総理が維新の会と自民党大阪府連の「板挟み」状態にあったなかで、府連を陰で支えたのが、二階氏だったと言われる。接戦を制した自民党府連。それを支援した二階氏が彼らのために「祝勝会」を開くのは当然だろう。

その祝勝会に参加した二階氏、たしかに「鬼滅マスク」を装着していたのだった…!

「側近の林幹雄先生とお揃いのマスク姿で会場に姿を現したときには、小さな驚きと笑い声がおきました」(参加者)

二階氏に「鬼滅マスク」を渡したのは、大阪選出の自民党衆議院議員である岡下昌平・内閣府大臣政務官。その意味について、こう語った。

「マスクはうちの政策秘書の手製です。鬼退治(都構想否決)を果たしたという記念に幹事長へ贈りました。大阪自民はこれから、コロナや経済対策に手を打たねばならない。心を燃やして府民のために『全集中』し、ひとつひとつの課題を解決していく。その意気込みを幹事長も感じてくれていると思います」

なんと「鬼滅のマスク」には「鬼退治」の意味が込められていたようだ。維新の関係者が知れば怒り心頭になること間違いないが、勝者たちの宴は進み、二階氏を中心とした撮影会が何度も開かれた。

大ヒット中の映画さながらの「大盛況」となったこの祝勝会。ここまで終始ご機嫌な二階氏を見るのは珍しいが、対照的に複雑な心境を抱えるのが菅総理である。大阪4区選出の中山泰秀・防衛副大臣がその心中を慮る。

「大阪はアメリカのように(維新と反維新に)分断されてしまった。大阪の公明党は、大阪維新の会と協力し、都構想を推進しました。そのため大阪では公明党と自民党の関係に亀裂が入っている。一方、中央政界では自民と公明が連立政権を組んでいる。この『ねじれ』を今後どう修復していくのか…」

全国紙政治部記者も、難しい舵取りを迫られる菅総理の立場について解説する。

「国政の『日本維新の会』は、野党でありながら安倍政権への内閣不信任決議にはすべて反対してきた。つまり、自民党の友好勢力でした。実際、安倍政権下ではいわゆる『共謀罪』をはじめとする、与野党が対立する法案で政権と連携していましたし、大阪万博誘致に関しては、官邸と維新の会は綿密な協力関係にありました」(政治部記者)

5730名無しさん:2020/11/17(火) 23:43:20
>>5729

ところが都構想が否決されたことで、松井氏は23年の市長任期に合わせて引退すると明言。松井氏が不在となれば国政で維新の存在が小さくなることは必至で、それはすなわち菅政権の「補完勢力」の存在が小さくなってしまうことを意味する。

「自民党大阪府連は、都構想を阻止したことで勢いを増した。年明けにも『解散総選挙か』といわれる中、都構想賛成に回っていた維新の会や公明党との対決姿勢も強まるでしょう。つまり、官邸と自民党大阪府連の間で、維新や公明党との付き合い方の温度差が生まれている。

最終的には二階氏や総理が乗り出して和解となるのだろうが、都構想では、共産党、れいわ新撰組も都構想反対に回り、誰が敵で誰が味方なのか分からない状態。大阪府連の納得のいく『裁定』を下すのは、とても難しいのではないか。その調整の仕方を巡って、二階氏と総理が綱引きをすることもあるでしょう」(同記者)

中央政界と大阪の調整においても、これから存在感が増すことが確実な二階氏。調和的な色である「緑」と力を思わせる「黒」を交えた「鬼滅マスク」は、いまの二階氏の立場を表すのにふさわしいのかもしれない。二階氏に話を聞いた。

――マスクお似合いですね。
「あなたもいいマスクしているじゃない」

――そのマスクはなんのアニメのマスクかご存じですか。
「はい、はい」

――大阪は分断し、今後大変ですが。
「大阪府連は団結して頑張った。素晴らしい」

維新の会との関係や、自民党大阪府連の関係を巡って、総理と幹事長が『鬼滅の刃』さながらのバトルを繰り広げる…なんてこともあるのだろうか。

FRIDAYデジタル

5731名無しさん:2020/11/18(水) 00:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/786bad6a76d32ade78ccedef0be43fecde078d1b
石破派、会長不在で混乱続く グループ化、派閥解消論も 自民
11/16(月) 7:03配信

 自民党石破派(19人)で、会長を辞任した石破茂元幹事長の後任が決まらず、混乱が続いている。

 派内には先行きへの不安から、派閥解消や緩やかな「グループ化」を模索すべきだとの声が上がる。一方、他派閥は引き抜きの機会を虎視眈々(たんたん)とうかがっている。

 石破派の有志議員11人は12日、毎週木曜日の例会に代わる「昼食懇談会」を、衆院議員会館で開いた。ただ、後任選びなどは話題にならず、「もっぱら政策の話」(出席者)にとどまったという。例会は石破氏が会長辞任を表明して以降は開かれていない。

 石破氏が後任に指名した鴨下一郎事務総長は固辞。会長不在のまま、既に3週間余りが経過した。派閥幹部は「方向性を決めるのは時間を要する」と漏らす。

 派閥の在り方をめぐり、所属議員の意見は割れる。「政策集団として続けていくべきだ」(若手)と結束を求める声がある一方、他派閥と掛け持ち可能な議員グループに移行する案も出ている。中堅の一人は「『準派閥』みたいな組織にするのも一つの考えだ」と指摘した。

 存続そのものに異を唱える意見もくすぶる。別の中堅は「石破氏を首相にするプロジェクトは終わった。けじめをつけるべきだ」と解散を訴えた。

 こうした状況に、他派閥は勢力拡大のチャンスと触手を伸ばす。竹下派幹部は「来る者拒まずだ」と期待。実際、石破派の若手は「『困ったら相談してほしい』と声を掛けられた」と明かす。

 石破氏自身は、派閥を存続させたいとの意向を周辺に伝えたという。将来的な党総裁選出馬の可能性を残す思惑があるとみられる。その足場を維持できるかが、今後の焦点となりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4de1c94a0407f5f1214397b2a31679c4e0fd1bd9
「重複」厳格化、自民に動揺 対象者反発、各派例外求める 衆院選
11/17(火) 7:09配信

 自民党が次期衆院選に向け、小選挙区と比例代表の重複立候補に関する内規を厳格に適用する方針を決め、党内に動揺が広がっている。

 内規は連続2回以上小選挙区で敗れ、比例で復活当選した場合は原則として重複を認めない内容で、対象者は政治生命に直結しかねない。各派も所属議員の例外扱いを求めて動きだした。

 内規は2017年の前回衆院選後に定められ、党員獲得状況や惜敗率などを勘案して例外を認めることも明記した。

 党幹部によると、この規定の仕方もあり「目に余るレベルで緩みが生じている」と判断。菅義偉首相(党総裁)と山口泰明選対委員長が8日に会い、厳格適用を確認した。首相は16日も周辺に「厳しくやりたい」と語った。

 対象者は25人。首相と距離のある岸田派の議員が複数含まれる一方、総裁選で首相を支持した細田、麻生両派や二階俊博幹事長率いる二階派の議員も相当数がおり、「実際はどこかを狙い撃ちしたものでは」と臆測も飛び交う。

 細田派の下村博文政調会長は15日、岩手県北上市で開かれた同派の藤原崇衆院議員のパーティーに駆け付け、「小選挙区で勝てなければその先はない」と危機感の共有を訴えた。藤原氏は小選挙区で小沢一郎氏(現立憲民主党)に3回連続で敗れ、いずれも比例復活した。

 25人の中には藤原氏以外にも、立憲の枝野幸男代表や中村喜四郎元建設相ら選挙に強い野党ベテランと戦い、比例で救われてきた議員がいる。当選2回の若手は「まじめに頑張っているのに士気が下がる」と反発。中堅の一人は純粋比例で議席を得ているケースと比べて不公平な扱いだとして「不満が爆発するだろう」と語った。

 一方、各派の幹部としては、所属議員を守れなければ求心力に影響する。ある派閥会長は党幹部に、議員の具体名を挙げて「うちのは相手が強いんだから頼むよ」と配慮を求めた。

 二階氏は16日の記者会見で、内規の厳格適用について「まだ聞いていない」と答え、不快感をにじませた。例外を認める規定が残ることもあり、二階派幹部は「候補の差し替えなんて簡単にできる話ではない」とけん制した。

5732名無しさん:2020/11/18(水) 00:17:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/58558975bda2e40dd519151462f1962ca17adcf6
野田聖子が稲田朋美へ「反撃」を仕掛けたワケ〜「総理の椅子」を巡るバトルが過熱
11/17(火) 7:02配信

「聖子ちゃんに決めていた」

 「党内じゃ稲田氏はすっかり過去の人ですよ。自身が立ち上げたコロナ議連もほとんど稼働していません。

 近頃は、今年司法試験を受験した長女と一緒に事務所に籠もっている姿をよく見ます。稲田氏から『女性活躍』というお株を奪った『あの人』に勝つ秘策でも考えているのでしょうか」(自民党中堅議員)

 「あの人」とは、稲田朋美氏に代わり幹事長代行に就任した野田聖子氏のことだ。菅総理からは「聖子ちゃんに決めていた」と口説かれ、同ポストに就いた。

 岸田文雄前政調会長と「出産費用等の負担軽減を進める議員連盟」を立ち上げたことでも注目されている。

 その野田氏が稲田氏に「オンナの闘い」を仕掛けている。組閣後、稲田氏が日本外国特派員協会で「閣僚に女性が2人しかいないのは残念」と発言すると野田氏は「能力主義だ」とやり返した。

 「さらに野田氏は『(稲田氏が主宰する)女性議員飛躍の会が自民党本部709号室を使うのはおかしい』と主張しだしました。一議連が党の会議室を占有するのは認められないというのです」(前出・中堅議員)

 野田氏には稲田氏への積年の遺恨もある。'14年に野田氏が総務会長を外れ、稲田氏が政調会長に就いた時のことだ。

 「野田氏が女性活躍関連の資料を渡そうとしたのですが、稲田氏は『あとで見ます』と放り投げ、野田氏を激怒させたのです」(別の中堅議員)

 女性総理を目指す二人の闘いは、嫉妬も絡んで激しさを増している。

 『週刊現代』2020年11月14・21日号より

週刊現代(講談社)

5733名無しさん:2020/11/18(水) 00:18:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/a15fe55c19cab74c106ecf593697d220d488d3f5
自民党が1月解散を準備「1月26日公示、2月7日投開票」想定か〈週刊朝日〉
11/17(火) 17:55配信

「この文書でますます、永田町は解散モードですよ」

 こう言って自民党の衆院議員が、スマートフォンの画面に映し出したのは、一枚の文書だった。

 タイトルは「◎<想定>解散総選挙日程」

 年明けの2021年1月、菅義偉首相が衆院解散をした場合に想定される日程がつづられているのだ。書面を読み進めると、2021年1月8日に国会を召集。1月14日からは第3次補正予算の審議に入る。それを1月19日に審議、採決で可決させた直後に衆院解散という日程となっている。

 衆院選の公示は1月26日、投開票は2月7日とされている。1月解散説は、自民党の下村政調会長が11月から言い始め、16日の講演でも言及した。

 その後、公明党からも同調する声が出て、先週には二階俊博幹事長もこう見解を示した。

「来年の東京オリンピックの前の解散もありうる」

 永田町はにわかに慌ただしくなってきた。

「これまで二階幹事長は、まったく解散について話さなかった。それが具体的に言及したということは、そう遠くないという意味とみんな考えている」(前出・自民党の衆院議員)

 この文書には米国のトランプ大統領からバイデン新大統領に政権が移行するアメリカについても触れられている。

<20日(水)米国大統領就任式(米国時間)>
<【日米首脳会談】以下のいずれかで調整
(1)常会召集前
(2)特別会召集 首班指名後(この場合は政府4演説を遅らせる)
(3)衆議院解散〜総選挙公示の間>

 解散総選挙で自民党が勝利し、引き続き菅政権が続くという前提で組まれたスケジュールだ。だが、通常、衆院解散となった場合、最短でも立候補者説明会や印刷物の配布などさまざまな準備で、2週間程度の期間が必要とされる。この想定文書だと、1週間しか期間がなく、余裕がない。自民党閣僚経験者がこう話す。

「この文書は自民党から出ているのは間違いない。当たらずとも遠からずだね。1月8日に国会を召集して、第3次補正予算は4、5日で採決できる。冒頭解散をして、2月7日の投開票にすることも可能。もしくは、2月14日か21日の投開票もありうる。この時期を逸すると解散は予算編成が終わる4月になる。7月に東京都議選があるからそこは厳しそう。2月がギリギリだ」

 自民党内で菅首相は国会答弁でシドロモドロになったり、コロナ対策で後手にまわるなど、求心力は下降気味だ。だが、野党の不人気のおかげで、世論調査支持率は高止まり。

「1月のタイミングで、解散を打ちたいんじゃないか」(前出の閣僚経験者)

 一方、迎え撃つ野党側は、どうなのか?この<想定文書>を見た立憲民主党幹部はこう話す。

「国会で満足に答弁できない菅首相。年明け、国会が本格的になるとますます、馬脚を露わにすることでしょう。そうなって支持率が落ちる前に解散して、信任されたとして国会運営をしたいのでしょう。だが、野党も統一候補でまとまれば、安倍政権時代のような自民党の圧勝とはならないはずだ。だいたい、コロナに十分、対応できず、日々、感染者が急増する中で、解散なんて国民に支持されるわけがない。感染者をますます増やすばかりの暴挙だ」

(今西憲之)

※週刊朝日オンライン限定記事

5734名無しさん:2020/11/18(水) 00:42:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac46a36a1f8c4cbb0986091934684036e8af0fe6
自民党県連 下地幹郎氏の復党を認めない方針を決定
11/16(月) 12:35配信

自民党県連は15日に会見を開き、復党願を提出していた下地幹郎氏の復党を認めない方針を決めたと発表。自民党県連の島袋大幹事長は「下地幹郎氏の復党は認められないということで組織決定いたしました」と述べました。

下地幹郎氏をめぐっては10月末に次期衆院選も見据え、下地氏が自民党に対し復党願を提出。さらに経済界の一部からはオール沖縄勢力に対抗するための「保守合同」を実現するため、下地氏の復党を求める声があがっている一方で、自民党内部からは復党に反発する意見も出ていました。

自民党県連は15日に役員会や常任総務会を開き、対応を協議した結果、3人の国会議員が復党に反対していることなどから、復党を認めない方針を決定しました。

県連は近日中に党本部や下地氏本人に今回の決定を報告する予定です。

最終更新:11/16(月) 12:35
沖縄ニュースQAB

https://news.yahoo.co.jp/articles/de0843568ae800f5b305f99d890fb2c143843f7b
下地幹郎の自民党復党拒否で経済界が会見
11/17(火) 19:36配信

下地幹郎氏をめぐって復党を認めない自民党と復党を望む経済界の綱引きが続いています。経済界が県連に、下地氏の復党を再度検討し、本人と直接会って結論を出すよう要望しました。

保守合同を実現し沖縄の未来をつくる会・国場幸一会長「下地幹朗先生が自由民主党への復党を認めて頂きたい、少くとも最低でも本人と面会して頂き県連の結論を出して頂きたい」

下地氏を推す経済界の一部は、2021年に行われる宮古島市や浦添市の市長選で「保守」を一本化して選挙で勝つには郵政担当大臣を務め、強いリーダーシップを持つ下地氏の復党が望ましいと訴えています。

しかし、自民党県連が11月15日に復党を拒否する方針を示したため、経済界は11月17日、下地氏の復党を再度考え直して話し合いで解決するよう求めた格好です。

最終更新:11/17(火) 19:36
沖縄ニュースQAB

5735チバQ:2020/11/18(水) 11:04:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b988b3972cc62a36494e70e3bb91812d4471e3d
「主導権奪い返す」麻生氏の執念 “菅―二階ライン”切り崩し狙う
11/18(水) 10:09配信




麻生太郎氏
 安倍晋三前内閣から引き続き、政府ナンバー2の要職にとどまる麻生太郎副総理兼財務相。「菅義偉首相を支えていく」と繰り返すものの、元々2人は距離があるとされる上に、首相の後見人の二階俊博幹事長ともけん制し合う関係で、政権内で旗色は芳しくない。体調を回復させつつある安倍氏と再び手を結び、唯一無二の存在感を取り戻せるのか。麻生氏の周囲で静かな権力闘争が始まっている。

【画像】麻生太郎氏を巡る相関図

 10日夜。都内のステーキ店に麻生氏の姿があった。2人きりで向かい合っていたのは、9月の退任後、政治活動を本格化させている安倍氏。「元気そうで何よりだ」。リラックスした様子の麻生氏は、「盟友」の肌つやの良さに満足そうな笑みをたたえた。

 腹蔵ないコンビの話題は、安倍氏がその時機をうかがう出身派閥・細田派への復帰と会長就任にも及んだという。前向きな意向をくみ取った麻生氏は翌日、周囲に上機嫌で告げた。「(安倍氏は来年3月末の)年度替わりぐらいで、何らかの方向性を出すんだろう」
「楽しいはずがない」
 安倍氏の復権はすなわち、麻生氏の復権も導く。

 現菅政権では、無派閥の首相が最も頼りとする派閥領袖(りょうしゅう)・二階氏が「重心」として権勢を振るっている。二階派が、政府と党の主要ポストを相当数占める「独り勝ち状態」(別の派閥幹部)であるのと明暗をなし、麻生氏は浮き上がってしまっている状態。国会の答弁席こそ首相の隣に座っているが、安倍氏にしていたように気軽に話し掛ける場面も明らかに少なく、「楽しいはずがない」(周辺)。

 そこへ、気脈を通じる安倍氏が98人の最大派閥を率いて表舞台に返り咲けば、54人の第2派閥のボスである麻生氏にとってまたとない援軍となる。合力して主流派を形成し、自らその盟主となって「菅―二階ライン」から主導権を奪い返す―。麻生氏の言動には、そんな魂胆がのぞく。
復権シナリオは
 もっとも、麻生氏の目下の最大関心事は、残り任期1年を切った衆院議員の解散・総選挙。復権シナリオの大前提として、麻生派の「数の力」の死守が命題となるからだ。

 選挙地盤の弱い所属議員には「靴底をすり減らして地元を回れ」「陳情に応えて力をアピールしろ」と尻をたたく。現職メンバーを抱える選挙区に新人擁立の動きがあれば、旧知の党県連幹部に電話してその芽を摘む。自らの色の付いた新人候補に金銭支援も惜しまない。側近の一人は「第3派閥に後退するわけにはいかない」と、麻生氏の心中を代弁する。

 安倍前政権時代から早期解散論者として知られ、9月の総裁選で支援を決めたころには、麻生氏は首相にこんな戦略を授けていた。≪新内閣と党の支持率が堅調なうちに速やかに衆院選を仕掛けて圧勝すれば、来秋の総裁選も事実上の無投票再選に持ち込むことができ、長期政権の道が開ける≫
 ただ、新政権が離陸し、巡航速度に入ってきた今後、首相がどこまで麻生氏の声に耳を傾けるかは見通せない。

 総裁選で首相と戦い、敗れた岸田文雄前政調会長は来秋を見据え、かつて同じ派閥だった麻生氏に「大宏池会」構想の秋波を送るとともに、初当選同期で親しい安倍氏が会長に就いて発足した議員連盟にも名を連ねた。

 10日の「麻生―安倍会食」では、岸田氏に関する突っ込んだやりとりはなかった様子だが、麻生氏周辺は「その話をするには、まだ早い」と含みを持たす。「ポスト菅」のカードもちらつかせながら、政権中枢の駆け引きが続く。

(河合仁志)

5736名無しさん:2020/11/18(水) 18:19:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/456ab595f86dedee29a6d93698f9eef412790de5
河井克行被告の地盤に公明擁立のワケ 自民から反発
11/18(水) 12:42配信

選挙買収の罪で公判中の衆院議員・河井克行被告の広島選挙区から、公明党の斉藤副代表が出馬することが固まった。

かつて自民党の現職がいた選挙区に、同じ与党の公明党が候補者を立てるのは異例ともいえる。

早期の解散総選挙という臆測もある中での自公両党の動きについて、フジテレビ政治部・空閑悠記者の解説。

今回の候補者擁立について、公明党幹部は「自公の選挙協力は崩さない」と語っているが、早期の解散総選挙をにらんだ動きの一環ともいえそう。

衆議院広島3区で、公明党は、19日にも斉藤鉄夫副代表を公認する方向で調整を進めている。

自民党の二階幹事長は、「公明党とは選挙協力している。そのレールの上で判断したい」と公明党に一定の配慮を示す一方、自民党の一部からは反発もあり、予断を許さない。

こうした選挙準備と絡んで注目されるのが、2021年1月の通常国会の召集時期。

与党内では、8日や12日の召集案が浮上しているが、補正予算案を成立させたあとの解散・総選挙という臆測がささやかれていることが背景にある。

菅首相は、新型コロナの感染拡大などを理由に、早期の解散には慎重な姿勢を示しているが、衆議院の任期が2021年秋に迫る中、解散カードを切る余地を残したい思惑もあるとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc0dd744697d7c7c0b58e4151c0c1a7d2ef31475
自民・岸田氏「それは難しい」 広島3区に公明・斉藤氏擁立調整で
11/18(水) 11:41配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は18日午前、公明党が次期衆院選で広島3区に斉藤鉄夫副代表=衆院比例中国=を擁立する方向で最終調整していることについて「自民党広島県連としては『それは難しい』ということでお断りをした案件だ」と述べ、公明とは別に候補者選定の公募手続きを進める考えを示した。国会内で記者団に語った。

 岸田氏が9月の総裁選で対決した菅義偉(すが・よしひで)首相や首相を支える二階俊博幹事長は、公明の支持母体の創価学会とのパイプが太く、公明の強気の姿勢の背景には首相らの意向があるとの見方がある。岸田氏は「最前線で汗をかく県連組織の意向は大変重たいものだ」と党本部を牽制(けんせい)した。

 広島県は岸田派(宏池会)国会議員6人を抱える牙城。公明が斉藤氏の擁立を決めれば、岸田氏とのさらなる摩擦は避けられない情勢だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c8c4cfd3bcf37d20b1c99ed823ea47c16b113d6
公明副代表、広島3区で立候補へ 河井克行元法相の地元
11/18(水) 1:41配信

 公明党副代表の斉藤鉄夫衆院議員=比例中国ブロック=は、公選法違反の罪で公判中の河井克行元法相=自民党を離党=の地元である衆院広島3区に立候補する意向を固めた。19日にも公認する方向で調整している。関係者が18日、明らかにした。

 公明党広島県本部は、斉藤氏を候補者に立てたいと自民県連に打診したが、自民側は断った経緯がある。

 公明の候補者擁立を巡っては、自民の二階俊博幹事長が16日の記者会見で、公明との協力関係を重視して対応する考えを表明。公明の山口那津男代表は17日の会見で「自民党とよく意思疎通を図り、合意した上で選挙に臨むのが望ましい」と述べていた。

5737名無しさん:2020/11/18(水) 18:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/9276084b64ab88f1496cd39885f56c79e300a67b
山梨県知事が河野太郎行革相に激怒した理由 苦境のハンコ業界への「不謹慎ツイート」で炎上
11/18(水) 5:57配信

 ファックス、こより、押印と、次々に“無駄”を見つけては廃止せんと勇ましい河野太郎行革相(57)。改革の姿勢をSNSでアピールすることに前のめりになった挙げ句、現実社会から痛恨のしっぺ返しを食らった。

 先月29日、河野氏が平井卓也IT担当相(62)から贈られた「押印廃止」の印影をツイッターにアップ。ふざけすぎとの批判を浴びて投稿を削除したものの、今月6日には日本有数のはんこ生産地・山梨県の長崎幸太郎知事(52)が、自民党本部に乗り込む事態となったのだ。

「長崎氏といえば、もともとは二階派の衆院議員。知事選でも二階俊博幹事長(81)が強力にバックアップした秘蔵っ子です。その長崎氏が二階氏に直訴したのですから、怒り心頭だったのでしょう」(政治部記者)

 当の長崎氏に話を聞いてみると、

「今回の河野さんのツイートは、戦場で討ち死にした敵将の首を弄(もてあそ)んでいるようで、非常に不愉快です」

 と、怒りが収まらないご様子。

「大前提として、我々はデジタル化に反対しているわけではありません。改革による業界へのシワ寄せも受け入れて、その上で、印影のデジタル化や、はんこを使用するアジアの国々への輸出など、生きる道を模索している。ただ、河野さんからは、そんな改革で血を流している者への惻隠の情が感じられません」(同)

 問題は、行政手続上の押印廃止自体ではなく、そのやり方だというわけだ。

「政治家ならば、切り捨て御免の弱い者いじめでなく、新たな道を見つける手助けをしてもらいたい。なのに、面会も謝絶し、極めつきがあのツイートです。ウケ狙いだけならば、裸で店の冷蔵庫の中に入るバカッターと変わらないでしょう」(同)

 これには、先の記者も首肯して、

「河野氏は、面会しないワケを“優先順位に従って”なんて説明していますが、まるではんこ業界なんて取るに足りないと言わんばかりの物言いです。外相時代も、気に入らない記者の質問を全て“次の質問どうぞ”で受け流すなど傲慢なところがありましたが、それでは納得は得られません」

 212万人という政界きってのフォロワー数を誇る河野氏。“ネット世論”を過信して足をすくわれないよう。

「週刊新潮」2020年11月19日号 掲載

新潮社

5738名無しさん:2020/11/18(水) 21:40:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/06b7db31f160c7b6a6aff38274d476cc9d69ac90
菅義偉氏の出世は「竹中平蔵氏のおかげ」 今も続く師弟関係
11/18(水) 11:05配信

 菅政権の「新自由主義政策」のブレーンとされるのが、人材派遣大手パソナグループ会長の竹中平蔵氏である。だが、菅氏と竹中氏の関係は、通常の政治家とブレーンの関係とは趣が異なる。竹中氏が総務大臣時代、菅氏は副大臣として仕える身。つまり、主従関係が逆だったのだ。ノンフィクション作家の森功氏がレポートする。(文中敬称略)

 * * *
 庶民派の実務型政治家か、それとも格差社会を広げる新自由主義者か。

 首相の菅義偉について、好意的な者は前者のように持ちあげ、反感を抱く者は後者だと批判する。もっとも私は、どちらでもない気がしている。

「菅さんはブレーンが提案する政策にパクッと食らいつき、それをそのまま実行しているだけです。だから細かい話が多く、大枠として何がやりたいのか、ビジョンが明らかでない。政策に対するこだわりや深い考えを感じたこともありません」

 ある高級官僚はそう評した。たとえば庶民派に見えるのは携帯料金の引き下げなどが生活に直結し、利用者の損得感情を擽る政策だからだろう。半面、携帯事業に参入した楽天の三木谷浩史の訴えに乗っかっているのは、誰もが想像するところだ。

 本人は自民党総裁選のときから、目指す社会像を「自助、共助、公助」と言ってはばからない。とりわけ自助は、競争原理を唱える新自由主義に映る。政界で競争に勝ち残ってきた自負からそう発想しているとも指摘されるが、その実、当人には市場競争経済にこだわりがあるわけではないだろう。経済政策の理念を授けているのが竹中平蔵である。

「竹中さんとは、いつもここでお会いしているのですよ。今も変わらず、頻繁にお目にかかって相談しています」

 2015年6月、私が永田町のザ・キャピトルホテル東急のレストラン「ORIGAMI」の個室で初めて取材したとき官房長官の菅はそう笑った。奇しくもホテルで私の前に会談していたのが竹中だった。菅の新自由主義者の顔は、鏡に映った竹中のそれだといえる。

 菅は2005年11月、小泉純一郎政権で総務省の副大臣に抜擢された。このとき郵政民営化を担って総務大臣に就いたのが竹中である。ここで二人が上司と部下の関係になり、いわば師弟関係は今も続いている。

 竹中は菅との出会いについてノンフィクション作家の塩田潮のインタビューにこう答えている。

「小泉内閣時代、たたかれていた私を応援してくださる5〜6人の政治家の会があり、菅さんはそこにいた。副大臣の座は、総務相の私の指名ではなく、首相官邸から『菅さんでどうですか』と聞かれて、『大歓迎です』と申し上げた」(サンデー毎日2020年10月4日号)

5739名無しさん:2020/11/18(水) 21:40:51
>>5738

「竹中さんのおかげで大臣に」
 だが、菅が総務副大臣に起用されたのは、そんな綺麗な話ではない。もっと泥臭い裏話がある。元総務省自治税務局長の平嶋彰英は次のように打ち明けてくれた。

「実は郵政民営化をめぐっては、総務省内に反発がありました。なかでも郵政行政局長と審議官が裏で民営化を止めようとしているのではないか、という噂まであり、2人が飛ばされる大事件があったんです」

 郵政民営化をめぐっては自民党内でも意見が二分された。総務大臣の麻生太郎は反対派の一人と目された。平嶋がこう続ける。

「小泉さんにしたら、麻生さんがそのまま総務大臣をやっていたのでは郵政官僚の巻き返しに負けちゃうかもしれないと心配したのでしょうね。(民営化に乗り気でない)麻生総務大臣を替えるよう、竹中さんが小泉さんに囁いたとされています。それで小泉さんは麻生さんを総務大臣から外務大臣にし、代わりに竹中さんを総務大臣につけた。僕らから見たら、麻生さんの人事も飛ばされたような感覚でした」

 そうして総務大臣になった竹中が、副大臣に菅を選んだのだという。

「菅さんが副大臣になれたのは、郵政民営化に関する自民党部会がきっかけだと思います。菅さんが自分で言っていました。『部会は郵政シンパの議員が多いので、反対論ばっかり出る。それで、反対ばかりではおかしいだろ、と発言した。そうしたら、次の郵政部会から菅さん来てくれと、(竹中に)頼まれるようになったんだ』と」

 平嶋がこう言葉を足す。

「そして、竹中さんが小泉さんから誰を総務副大臣にすればいいか、と問われ、菅さんを推薦したはずです。それ以来、菅さんはずっと竹中さんに対する恩義を忘れてない感じがします」

 竹中・菅ラインはここから固く結ばれた。小泉政権時代の看板政策だった郵政民営化は、竹中総務大臣、菅副大臣のコンビで推進した。一方、麻生と竹中は犬猿の仲となり、必然的に麻生と菅の間にも距離ができた。

 総務大臣の竹中は菅に放送と通信の融合政策を授け、NHK改革などを任せた。今にいたるNHK改革の原点もまた、竹中から託された政策だ。と同時に、それまで大して実績のなかった菅が政権内で徐々に認められるようになる。

 そうして菅は第一次安倍晋三政権の発足した2006年9月、郵政民営化兼地方分権改革担当の総務大臣に就任する。竹中の進める新自由主義による格差批判が起こり、竹中に代わって菅が大臣に昇格した格好だ。先の平嶋が言葉を加える。

「あの頃、山本有二さんたちを中心に安倍さんを総理にしようとする再チャレンジ支援議員連盟が立ちあがり、そこに菅さんも有力メンバーとして加わっていました。安倍内閣が実現し、金融担当大臣になった山本さんは安倍さんに『菅も何とかしてやってほしい』と頼んだそうです。それで蓋を開けると菅さんが総務大臣。山本さんは『なんで俺が金融担当で、菅が総務大臣なんだ。俺がなりたかったよ』と愚痴っていたけど、菅大臣が実現したのは、やはり竹中さんのおかげでしょう」

 第一次安倍政権は小泉政権の“継承”を義務付けられた。郵政民営化を完成させるためには、竹中・菅ラインしかないという結論に至ったのだという。

 政治家としての菅のスタートは、運輸族議員の小此木彦三郎事務所時代であり、秘書として支援者の陳情を捌いてきた。市議から国政に転じた後、竹下派や加藤派を渡り歩いてきた菅は、それまで永田町でもさほど名の売れた議員ではなかった。だが、総務大臣として初入閣し、そこからメキメキと頭角を現わしていく。

【プロフィール】
森功(もり・いさお)/1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒。新潮社勤務などを経て2003年よりフリーに。2016年に『総理の影 菅義偉の正体』を上梓。他の著書に『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』『ならずもの 井上雅博伝 ヤフーを作った男』など。

※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号

5740名無しさん:2020/11/18(水) 21:57:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/536c18998ae221a25fc02e51332c26c6eda58b2c
安倍前首相、菅内閣高支持率で早期解散「私が首相なら強い誘惑」
11/16(月) 16:09配信

 安倍晋三前首相は16日、東京都内で開かれた自民党の長島昭久衆院議員の政治資金パーティーに出席し、衆院・解散総選挙の時期について「今の支持率を見ると、私が首相なら強い誘惑に駆られる」と述べた。

 また、長島氏が次期衆院選で立憲民主党の菅(かん)直人元首相と対決することになったことに関し「菅氏を相手に、日本のために戦ってくれることになった。今までの流れに終止符を打つのは長島氏しかいない」とエールを送った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8809a037c893343251b0d01124c5381f1b5dbc91
麻生大臣と武田大臣つばぜり合い 研究開発基金巡り
11/17(火) 19:42配信

 次世代の通信規格を研究開発するための基金を巡り、大臣の間でつばぜり合いです。

 武田総務大臣:「存分に研究開発ができる後ろ盾、環境を作り上げるための基金の創設は必須である」
 武田総務大臣は次世代の通信規格「6G」を巡り、研究開発のための基金を創設し、今年度の第3次補正予算案に盛り込む方針を示しています。17日朝の記者会見でも「ちょっとずつ予算を積み上げて、掛け声だけでは話にならない」と基金の必要性を改めて訴えました。
 麻生財務大臣:「その基金を何にやってどう回すかという話次第で基金が生きてくるし、全然意味のない基金になったりするのはよくある話なんで」
 麻生財務大臣は「実績の乏しい組織に多額の基金を積むことの効果を考える必要がある」として、基金の創設には慎重な考えを示しています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/64c6fae4451a93efac250dc45e98d0cb6a7aa4e5
自民・岸田氏、安倍前首相の議連で会長代行就任へ 反転攻勢の足がかりに
11/18(水) 19:57配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が、新型コロナウイルスで打撃を受けた経済の再生を目指す「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」(会長・安倍晋三前首相)の会長代行に就くことが18日、分かった。9月の総裁選で菅義偉首相に敗れ、地元の広島県では公明党が衆院選挙区で新たな候補者の擁立を目指すなど苦境が続く岸田氏だが、安倍氏への接近を反転攻勢の足がかりにしたい考えだ。

 議連は安倍政権が進めた経済政策「アベノミクス」の成果を議論の土台にしており、今月11日に設立総会を開いた。山本幸三元地方創生担当相ら岸田派(宏池会)の議員のほか、安倍内閣の閣僚経験者も参加している。

5741名無しさん:2020/11/18(水) 21:59:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/db974f62d92c61f9535fe8140b4415c1fddd7594
岸田氏、公明・斉藤氏擁立に「お断りした案件」
11/18(水) 16:36配信

 次期衆院選の広島3区で公明党が斉藤鉄夫副代表(比例中国ブロック)の擁立を調整していることについて、自民党の岸田文雄前政調会長は18日、「自民党広島県連としては、『難しい』とお断りした経緯のある案件。今後、正式にどういった手続きをとられるのか注視していきたい」と牽制(けんせい)した。国会内で記者団に語った。

 岸田氏は広島県選出の国会議員で自民党県連の常任顧問。広島県は、岸田氏が率いる宏池会(岸田派)を結成した池田勇人元首相をはじめ同派の国会議員を多く輩出しており、調整の結果によっては岸田氏の求心力に影響しかねない。

 岸田氏は「(県連が)今日から来週まで公募の受け付けを行った上で手続きを進めていく予定であると聞いている」と述べ、自民党として候補者擁立に動いていることを強調。その上で「最前線で汗をかいている各県連組織の意向というのは大変重たい。できるだけ現場の声をくみ取るべく努力していくことは大事な姿勢なのではないか」と県連の意向を尊重するように訴えた。(笹井継夫)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc0dd744697d7c7c0b58e4151c0c1a7d2ef31475
自民・岸田氏「それは難しい」 広島3区に公明・斉藤氏擁立調整で
11/18(水) 11:41配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は18日午前、公明党が次期衆院選で広島3区に斉藤鉄夫副代表=衆院比例中国=を擁立する方向で最終調整していることについて「自民党広島県連としては『それは難しい』ということでお断りをした案件だ」と述べ、公明とは別に候補者選定の公募手続きを進める考えを示した。国会内で記者団に語った。

 岸田氏が9月の総裁選で対決した菅義偉(すが・よしひで)首相や首相を支える二階俊博幹事長は、公明の支持母体の創価学会とのパイプが太く、公明の強気の姿勢の背景には首相らの意向があるとの見方がある。岸田氏は「最前線で汗をかく県連組織の意向は大変重たいものだ」と党本部を牽制(けんせい)した。

 広島県は岸田派(宏池会)国会議員6人を抱える牙城。公明が斉藤氏の擁立を決めれば、岸田氏とのさらなる摩擦は避けられない情勢だ。

5742名無しさん:2020/11/18(水) 22:36:36
https://mainichi.jp/articles/20201117/k00/00m/010/264000c
党内基盤弱い菅首相支える「同期」 派閥超えた友情と打算の影響力
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月18日 13時00分(最終更新 11月18日 13時00分)

 学校や職場でなにかと結びつきの強い「同期」。その関係性はさまざまだ。国会議員の同期は初当選が同じ議員同士。経歴や年齢は大きく異なり、学校や職場以上に関係は複雑だ。

厚遇受け総裁選でバックアップ
 11日午前の首相官邸執務室。菅義偉首相は1996年衆院選初当選同期の自民党の佐藤勉総務会長と園田修光参院議員(初当選は衆院鹿児島2区)と顔を合わせていた。

 この日の首相は終始リラックスした様子で会話を交わしたという。面会は約30分にも及んだ。多忙な首相の面会時間は閣僚でも10分に満たないことも多い。同期2人の「厚遇ぶり」がうかがえる。

 菅氏は総裁に選出された直後のあいさつでも、「当選同期の皆さん」と呼びかけ、謝意を示していた。

 実際、「菅首相」誕生に同期の果たした役割は大きい。8月28日、安倍晋三前首相が突然の退陣表明をすると、3日後には同期約10人が総裁選出馬を要請。うち9人は選対幹部にも入り、直接バックアップした。

人事でささやかれた「同期枠」の存在
 政治家の場合、同じときに政界に飛び込み、その後も選挙の洗礼を受けて生き抜いてきた経験の共有が同期の絆の根底にあるのかもしれない。…

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201116/org/00m/010/001000d
総裁選完敗に派閥会長辞任 石破茂は再び首相の座を狙う=ジャーナリスト・鈴木哲夫
会員限定有料記事 2020年11月18日 05時00分(最終更新 11月18日 14時37分)

 今秋の自民党総裁選で最下位に終わった石破茂元幹事長。だが、毎日新聞が11月に行った世論調査は「次の首相にふさわしいと思う人」で、菅首相と河野太郎行政改革担当相に次ぐ3位。依然として存在感を示している。失意に暮れた時期もあった石破氏の今後を探ると……。

 9月の自民党総裁選で敗れた石破茂元幹事長が10月、石破派(水月会)の会長を辞任した。「総裁選には今後出ないのか」「前途は多難」などとネガティブな報道が続いた。今、どうしているのだろうか?

 まず永田町関係者の話だ。とある場所で石破氏と同席した。石破氏が胸ポケットから出し、確かめているペーパーをのぞき見た。

5743名無しさん:2020/11/18(水) 22:37:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cd8adc7c33112097226c62a83f8238a18cec60d
弁明書入手 国場幸之助外務政務官「不倫示談」の場を暴力団幹部が仲介
11/18(水) 16:12配信

 9月に発足した菅内閣で外務政務官に起用された国場幸之助衆院議員(47)の「不倫示談」の場を、現役暴力団幹部が仲介していたことが、ノンフィクションライターの西﨑伸彦氏と「週刊文春」の取材で分かった。仲介した暴力団幹部に取材し証言を得るとともに、その事実を裏付ける「弁明書」も入手した。

 国場氏は沖縄県議を2期務めた後、2012年に衆院選で初当選し、現在3回生。事の発端は2018年4月。国場氏が那覇市内で観光客と喧嘩の末に書類送検され、この事件を契機に不倫疑惑が取り沙汰されたことにあった。不倫相手とされるガールズバーの女性経営者の夫・高橋次郎氏(仮名、那覇市在住の40代男性)が、妻の携帯から取り出した国場氏と妻とのLINEをみると、そこには破廉恥な文言が並んでいた。

〈大好きな香織(仮名)〉〈キスしたい〉〈パイズリしたい〉

 国場氏は妻帯者で、3人の娘を持つ身。W不倫が疑われる状況を目の当たりにした高橋氏はショックを受け、離婚調停を進めるとともに、国場氏を提訴した。

「高橋氏と妻は18年12月に離婚が成立。高橋氏は昨春、国場氏に330万円の慰謝料を求める民事訴訟を起こしました。当初から国場氏側は不倫を否定していましたが、裁判は基本的に非公開で、昨年12月24日に和解が成立しています」(地元記者)

 その過程で、国場氏側は現役暴力団幹部に示談に向けた仲介を依頼していたのだ。入手した弁明書は沖縄県在住の団体役員A氏に宛てられたもので、差出人には「沖縄旭琉會」の文字に続き、旭琉會の二次団体名と幹部のX氏の名前が記され、実印が押されている。そこにはこう綴られていた。

〈国場幸之助先生の義父西田健次郎氏から依頼があり高橋次郎君(原文は実名)と西田健次郎氏の面会をさせたのは事実です。その後、金銭の要求等には一切関与していませんのでここに弁明いたします〉

 次女を国場氏に嫁がせた西田健次郎氏は元沖縄県議で、自民党沖縄県連の幹事長や会長も歴任した沖縄県政の重鎮だ。また、沖縄旭琉會は、沖縄県唯一の指定暴力団だ。弁明書を受け取ったA氏が語る。

5744名無しさん:2020/11/18(水) 22:38:13
>>5743

「実は高橋君が妻と国場氏の不倫疑惑を問題視し始めた後、西田氏は旭琉會の総長(二次団体のトップ)に依頼して、高橋君を呼び出しているのです。その総長はかつて高橋君と関わりがあった幹部のX氏に連絡を取るよう指示したのですが、それが弁明書を書いた人物です。私は高橋君側から相談を受けて、不貞訴訟で陳述書を提出しており、この弁明書も証拠として提出するために貰ったものです」

 高橋氏を店に呼び出した二次団体の現役幹部X氏に取材を申し入れると、重い口を開き、こう証言した。

「私は(両者を)繋いだだけです。西田さんとの話し合いの場に総長が同席したことは確かですが、総長もその後の経緯には一切かかわっていません。こちらには嘘を言う理由もないです」

 当事者である高橋氏は小誌の取材にこう答えた。

「私と国場氏側との間では、訴訟の和解内容を口外したり、第三者に資料を提供することを禁じる取り決めがあります。ただ、西田氏の件はこれには当たらないと思いますのでお話しします。確かに2年前の7月19日に西田氏と総長の3人で会って話をしました。西田氏の提案に対して、私が『本人(国場氏)も来ないし、誠意がない』と言ったら、西田氏は『本人に会わせる』と。30分ほどで話し合いは終わり、西田氏は総長の車に乗って帰っていきました」

 西田氏はどう答えるか。以下は電話での一問一答だ。

――2年前、高橋氏と旭琉會の総長と3人で会ったのか。

「それはまったくない。高橋という人は、私は知りませんわ」

 国場事務所に質問状を送ると、国場氏の代理人弁護士が書面でこう回答した。

「義父にあたる西田健次郎元県会議員に対して、選挙の応援等以外に、何らかの懸案事項の解決等を依頼することはない。(中略)社会常識に照らしましても、現役の国会議員が、指定暴力団組合員に対して、面談等を依頼するという事実はあろうはずがございません」

 2011年、沖縄県で施行された暴力団排除条例には「暴力団を利用しないこと」「暴力団と交際しないこと」と明記されている。国会議員の私的トラブル解決のため、指定暴力団幹部が介在したことが明るみにでたことで、国場政務官の説明責任を求める声が高まりそうだ。

 11月19日(木)発売の「週刊文春」では、高橋氏が呼び出された際の詳細や、その後の沖縄県警の動きなども含めて詳しく報じる。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年11月26日号

5745名無しさん:2020/11/18(水) 23:00:17
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/47947.html
2020年11月11日特集記事
石破茂は、終わったのか

自民党総裁選挙で敗れた元幹事長の石破茂が、みずから率いてきた派閥(水月会)の会長を辞任した。
総裁選挙に挑戦すること4回。そして総理を目指し続けてきた男が、なぜ突然、身を引く決断をしたのか。
石破は終わったのか。
(黒川明紘)

突然の辞任表明
「石破、派閥の会長、辞めるってよ」
10月22日の午前、ある関係者から私に衝撃的な情報が寄せられた。

急いで議員会館の石破の事務所に駆けつけると、いきなり中から本人が姿を現した。私を自室に招き入れた石破は、椅子に腰をかけるなり、ふだん通りの口調で語った。

「総裁選挙の責任をとって、派閥の会長を辞める。臨時国会の前にけじめをつけないといけないと思っていた」

今思えば、あえてそういう雰囲気を見せていたのかもしれないが、その時の石破の表情に葛藤は感じられず、落ち着いた様子で重大な決断を語ってくれた。

その後、昼に開かれた石破派の臨時総会で、石破は派閥の会長を辞任する意向を明らかにした。
急な呼びかけだったため、派閥に所属する19人のメンバーが全員集まることができず、出席したのは15人ほどだった。

「総裁選挙の責任をとることが、とるべき道だと考えた」
石破の意向は、その場で了承された。

辞任決意させたのは「議員票」と「仲間の声」
「特に議員票がね。思ったより少なかった。それに尽きますな」
辞任から2週間後、その理由を確かめたいと思い、再び訪ねてきた私に石破がそう明かした。

石破が挑んだ過去の総裁選挙では、高い知名度を生かした地方票が強みだった。
しかし今回は党員投票が見送られ、各都道府県連の代表による地方票は、菅の半数にも届かなかった。
さらに国会議員票では菅の10%にも及ばず、総得票で3位に沈んだ。

石破は、想像以上の菅の強さにショックを受けたという。
「農業を継ぐことに疑問を持ち、ゼロから始めた人情あふれる、パンケーキ好きな令和おじさんというイメージが一瞬にして作られた。国民の世論ってこんなに変わるんだって思った」

さらに辞任の決断を後押ししたのが、派閥の仲間の声だった。

石破は総裁選挙の後、18人の所属議員一人一人と個別に会談し、今後の対応や派閥のあり方などについて意見を交わした。

全員から意見を聞き終えるには、およそ2週間を要した。

意見交換ではどんな声が多かったのか。石破に尋ねた。
「『体制を見直そう。このままいっても展望は開けない』というのは、みんな共通していた。特に、当選回数が上の人たちは経験も豊かだし、より厳しい意見が多かった」

実は、石破の盟友からも厳しい声が届いていた。

盟友は「グレートリセットを」と
石破の盟友である元農林水産大臣の山本有二は、総裁選挙では石破の選挙対策本部長を務めた。その山本が語気を強める。

「厳しい言葉だけど、私から言わせれば『グレートリセット』なんですよ。その心は石破に対する愛情であり、尊敬。これを受け止めないと、石破に次はない」
石破が総裁選挙で前政権からの転換として掲げた「グレートリセット」というキーワードを今回の辞任に当てはめた。

山本は総裁選挙を振り返り、その内幕を明かした。
「両院議員総会で決めるとなった時に、石破は絶対に選挙に出ちゃならんと。必ず負けて、その負け戦もひどいものとなり、石破という輝かしいイメージが変わる。変わったときには必ず政治生命に関わり、次の総裁選挙には出られませんよ。それでもいいですかと何度も聞いた」

山本は今でも悔しさをにじませる。
「私は総裁選挙の結果が予想できたが、石破は予想できなかった。山本有二という参謀がいたが、石破はその参謀の言うことを聞けなかった。選対本部長になったが、参謀の本部長ではなく、負け戦をマネージメントする本部長でしかなかった」

石破も、愛読書である猪瀬直樹の著作を引き合いに、山本から直言されたことをはっきりと覚えている。
「山本さんが総裁選挙が終わった後にかなり興奮して、『昭和16年夏の敗戦ってあんたいつも言っているじゃないか、負け戦しちゃいけないと言っていて、いったい何なんだこれは』とかなり激高していた」

山本は、こう残念がる。
「安倍さんがまさか辞めるとは思わなかった。来年9月の選挙であれば、確実に石破総理の誕生が見られた。時の運というものに石破は見放されていると思う」

5746名無しさん:2020/11/18(水) 23:01:09
>>5745

「反菅政権」の立場は取りづらい?
安倍政権が長期化し、「安倍一強」とも称される政治状況が続く中、自民党内で対抗軸として、政権に異を唱えてきたのは石破だけだったと言ってもいい。「反安倍政権」の受け皿であることが石破の存在意義でもあった。しかし、安倍の突然の総理辞任で事情が変わった。

石破は安倍と菅とでは、相手が違うという。
「やはり安倍さんにしてみれば、常に私の存在ってのが目障りだったんだろうと思うね。でも、菅さんにはそういうものがあるとは思えないからね。『安倍政権を継承する』と言っても、別人格だから全く同じようにやるわけはない。だから距離感は当然違うでしょ」

菅は、かつて石破が幹事長を務めていた際、幹事長代行を務めていた。それだけに「反菅政権」の立ち位置はとりづらいのではないかという見方もあった。

山本は、安倍から菅へと政権が代わったことで派閥内の雰囲気も変わったという。
「やっぱり安倍あっての石破だったんだよ。簡単にいうと、『大鵬と柏戸』、『巨人と阪神』ですよ。でもこの戦いが長すぎた、石破にとっては。時代に合ってなかった。これからも合わないんじゃないかという危機感ですよね」

こうした事情の変化にあって、石破の脳裏にあったのは派閥議員の処遇だ。
安倍政権のもとで、石破派は「非主流」であったがゆえに、去年の内閣改造では1人も入閣しない結果となるなど、人事面では冷遇されていると見られたこともあった。このままではみずからを支えてきた仲間が活躍の場を得られない状況が続くことになりはしないか。
派内には、次の衆議院選挙で立候補をする選挙区が決まっていない議員がいるという事情もある。

石破ははっきりは語らなかったが、辞任を決断した理由の1つに仲間の処遇への配慮があったことをにじませた。

「口先で申し訳ないというのは嫌だ」
石破は派閥の臨時総会での辞任を表明するにあたって、みずから事前に文案を作成した。
演説や講演では資料を用意することがない石破にとって、極めて異例のことだ。

「家内と前の晩ずっと話していたのは、どういう表現にするか。推敲に推敲を重ねて、午前3時くらいまでやった。その前も2日間は寝られなかったね。どういう表現なら、なるべく多くの人が得心するか。私に期待をかけてくれてた人たちの多くが得心する言い方とはなんだと、悩みましたね」

派閥の会長を辞任するという選択について、石破は当時の心情を明かした。
「口先で申し訳ないというのは嫌だ。議員を辞めるという選択も、私が水月会(石破派)を抜けるという選択も、水月会を解散するという選択もない。そうするとこれしかない」

山本も石破の選択を評価している。
「石破茂という素晴らしい男をドブに捨てたくはない。素晴らしい存在のままで、どういう片づけをするか。石破さん本人が名誉ある撤退、水月会の会長を辞めるという1つの結論だ」

石破派が「草刈り場」に?
石破の後任は、山本とともに派閥を支えてきた、元環境大臣の鴨下一郎を中心に調整が進められることになったが、3週間がたっても後任が決まっていない。

こうした石破派の混乱ぶりに、党内の各派閥は熱い視線を送る。
前政務調査会長の岸田文雄は、記者団に「派閥のメンバーとして迎え入れたい人材が大勢いる」と公言し、石破派内の情報収集を進める考えを示した。

実際、所属議員らには、石破辞任の直後から会食に誘う電話が相次ぐなど、ほかの派閥からも石破派の議員を取り込もうと接触を図る動きが出始めている。
このままでは、「石破派が“草刈り場”になりかねない」と、派閥の存続そのものを危ぶむ声も上がっている。

5747名無しさん:2020/11/18(水) 23:02:08
>>5746

どうなる”石破総理プロジェクト”
石破派は、2015年9月の設立から石破が会長を務め、「石破茂を総理大臣にするためのプロジェクトチーム」と称されるように、ポスト安倍として石破をかつぐことが共通目標だった。

石破は、派閥の臨時総会で「私が辞めても19人で一致結束してほしい」と強調したが、派閥の存続をめぐり声が上がるのは無理もない。
石破派は、これからどうなるのか。

山本は、石破のためにも派閥は無くした方が望ましいと言う。

「やっぱり一旦リセットですよ。もしこのまま石破派を続けることになった場合、仲間に不満がたまったまま時間を費やしていく。そうするとどっかで爆発します。そういうガバナンスのきかない組織でずるずるいくよりはリセットしないといけない。石破プロジェクトあっての石破派だ。それがない以上、石破派の存在もなくなる、という論理だ」

一方、派閥の存続を訴える声もある。
党内の若手のホープと目される元法務大臣の山下貴司もその1人だ。

「今までの延長線上でやるということはできない。でも、みんな政治家として魅力あるし、政策能力も高い。政策集団として立ち上げたわけだから、連携をとってお互いやっていきたいというのはある。政策の仕事人が、言いたいことをきちんと言う集団ってのは、これからの自民党に要るんじゃないかと思いますね」

石破本人は、派閥の存続に強い願望を持ち、みずからもとどまる考えを示している。
ただ、派閥の混乱ぶりは、自身の辞任が招いただけに複雑な心境をのぞかせた。

「そんな簡単には収まるか。自民党の歴史だってみんなそうだよ。竹下派にしても、かつての三塚派や中曽根派だってそうだ。うちだけ1週間で収まりました、なんてあるわけないだろ。派閥といっても、結局は人間の集まりだからね」

「死んでません、まだ生きています」
とはいえ、石破派が「石破を総理にするためのプロジェクトチーム」であるならば、派閥の存続は、その所期の目的が残っているかどうかにかかっている。
つまり、石破はもう総裁選挙に挑戦することはないのか、という点だ。

石破の派閥会長辞任は、自民党内のほかの派閥でもさまざまな憶測を呼んだ。
「会長を辞めたということは、もう総理・総裁の座はあきらめたということだろう」
「石破茂はもう終わった」
そんな声があちこちから聞こえてきた。

実のところは、どうなのか。
盟友である山本は、大きな挫折から再起した安倍を念頭に石破への期待を語った。

「おれは実力者だってずっと思い続けても意味がない。『終わった』って言われないと、浮き上がれない。『終わった』っていう声が95%になった時に再生できるんですよ。そうじゃないと、『石破さん、あんた苦労したね』って誰も言ってくれないよ。一番に『諦めない』。二番に『グレートリセットで地の底にみずから落ちていく』。三に『時を待つ』」

一方の山下は、石破の政治家としての進化に期待を寄せている。

「引き続き言うべきことははっきり言う政治家であってほしい。そして、一皮むけたな、“新石破”になったなと思われるようになってもらいたい。若い連中と胸襟を開いて話して、若手の思いをしっかり受け止めて、『石破さんってやっぱりいいね』って思ってもらえるように、やってほしいですよね。1度目に辞任した時の安倍さんもそうだけど、これで終わったと思われることは、政治家にとって本当に厳しい。でも、石破茂という政治家は、必ず乗り越えてくれると思います」

当の本人は今後の総裁選挙への対応をどう考えているのか。
石破は一呼吸置いたものの、これまでと変わらず「またその質問か」という様子で、淡々と答えた。

「『なりたい、なりたい』というものでもないが、本当に国が必要とする時が来るかもしれないし、来ないかもしれない。もし仮に、何十分の一の確率か知らないけど、それが来たときに、(総裁選の立候補に必要な推薦人)20人をやっとかき集めて、『出るだけ出ました』では済まないってことだ。だから体制を立て直す、体制を見直すってそういうことじゃないのか」

そして最後に「石破茂は死んだのか」という質問をぶつけた。
石破は、こう答えた。

「死んでいません。まだ生きています」

(文中敬称略)

5748チバQ:2020/11/19(木) 18:01:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/3270c48e236f45768707ac4796e44c12dcbdabe3
自民・甘利氏、じわり存在感 政権の看板政策、党で下支え
11/19(木) 7:13配信
61



 自民党の甘利明税調会長の存在感がじわりと増している。

 デジタル庁創設の在り方や不妊治療への支援拡充など、菅義偉首相が掲げる看板政策の実現に向け、党側で具体策の取りまとめを担っている。政権の政策立案で頼れる「腹心」が見当たらない首相にとって、政策通で知られる甘利氏の手腕に頼る面が多いようだ。

 「まとめたものをハレーションから守るのが私の役目。文句は言わせない」。甘利氏は18日、党デジタル社会推進本部座長として臨んだ記者会見で、政府に提出した提言に関し、自らが抵抗勢力からの「防波堤」になると力説した。

 「アナログ人間」を自認する甘利氏が座長を引き受けたのは、平井卓也デジタル改革担当相から強く請われたからだ。菅政権発足直後には、自らのメルマガで「税調会長としても忙しい年になるし、(座長を務める)新国際秩序創造戦略本部の取りまとめも年内。さらにデジタル庁構想の党側責任者も務める」と多忙をアピールした。

 党内で甘利氏の政策通としての評価は定着している。エネルギー、通商などの政策に強く、デジタル社会推進本部、経済安全保障政策を検討する新国際秩序創造戦略本部でも、本部長は下村博文政調会長だが、政策づくりを主導するのはもっぱら甘利氏だ。

 先月25日には首相と二人きりで昼食を取り、デジタル化などに向けた税制面での後押しを依頼された。「デジタル化には強い抵抗が出ますよ」と本気度を問うと、首相は「有無を言わさずやる」と力を込めたという。

 6月に発足した不妊治療支援議連では既に治療当事者だった野田聖子幹事長代行の願いで会長に就任しており、首相が目指す不妊治療の保険適用に向けた制度設計を担う。周囲には「今は菅さんの突破力が必要なときだ」と政権を支える考えを示す。

 首相とは選挙区が同じ神奈川。ただ、関係は「必ずしも近くない」(党幹部)とも指摘される。2016年に発覚した金銭授受問題が尾を引き、安倍政権ではその後、閣僚起用が見送られ、菅政権でも税調会長続投だった。菅政権内で「欠かせない存在」になるかはまだ見通せない。

5749名無しさん:2020/11/19(木) 19:03:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d9a9691baaf732af7ad0724a55ad7597c792386
辻元清美氏 菅首相がエレベーターの中で正直に…
11/18(水) 23:28配信

 立憲民主党の辻元清美衆院議員が18日、ツイッターに新規投稿。「昨夜、議員宿舎のエレベーターで菅総理にばったり遭遇」として、そのやりとりを明かした。

 辻元氏が「総理大臣はいかが?」と聞くと、菅首相は「官房長官の方が忙しかった。国対もあったし」と答えたという。

 辻元氏は「外交とかまだ慣れないところもあるかなぁともポロっとおっしゃる」とやりとりをつづり、「こんな、正直に本音をもらすところは私は好きだ。国会答弁も自分の言葉で本音でお願いしますね」と記した。

5750名無しさん:2020/11/19(木) 19:55:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/152e5a1a5ec56b2c00cb3909f046e0700b5623f0
「三原じゅん子」の男遍歴 恋人を秘書に、“身内”の生活保護に疑念も
10/10(土) 5:58配信

 これから妊娠・出産を迎える世代からすれば、死語、ということになるのだろう。

 ツッパリ、である。

 1980年代初頭に長ランや短ラン、ロングスカートなどのファッションとともに一世を風靡したツッパリはほどなくヤンキーという言葉にとって代わられる。

 すると彼女の登場はさしずめ、帰ってきたツッパリ、といったところか。

「総理からは“しっかり頼みます”という大変重い言葉をいただきました」

 9月23日、厚労省で会見に現れたのは新副大臣に就任した三原じゅん子参院議員である。

 政治部デスクが言う。

「会見では終始安全運転に徹していた三原さんですが、副大臣就任をとても喜んでいたそうです。自身も患っていた子宮頸がんに対するワクチンの問題はライフワークとしていますし、何より総理肝煎りの政策を任されたことでテンションが上がっているのでしょう」

 その政策とは菅総理が総裁選期間中にぶち上げた「不妊治療の保険適用」のこと。高額な不妊治療について、費用面の負担を軽くしようという新政権の目玉である。

「菅さんは総裁選の告示日に保険適用を唐突に表明しています。これに違和感を覚えた人は少なくなかった。実は裏でその振り付けを行ったのは三原さんだったのです。不妊治療の経験者である三原さんは総裁選の前から菅さんに直接レクチャーをしていましたし、厚労族議員も“あれは三原さんが菅さんの耳元で囁いたからだ”と冷ややかに話しています」(同)

 三原氏はこれをデジタル化推進、携帯電話料金値下げに並ぶ、菅政権の最重要課題に位置付けさせた。自分が焚きつけ、実行する副大臣に任命されたのだから、気分が高揚したのも頷ける。

 内心は一足飛びに厚労大臣に大抜擢されないか期待を抱いていたそうだが、ともあれ、彼女はヤル気マンマンだそう。

「着任して早々、厚労省幹部に対し『指導』を行っています。なんでも、“規制を打破する気持ちで”とか、“あなたたちは現場を知らないからね”なんてお話しになっているとか……。いきなりの上から目線で役人も面食らっていますよ。やはり菅総理が後ろ盾だから強気になれるのでしょう」(厚労省関係者)

 菅総理と結託し、ケンカ上等。早速、厚労省にも「殴り込み」で睨みをきかせたというわけだ。

 もっとも今回に限らず、彼女のこれまでの来し方を振り返れば、通底しているのは「ツッパリ」と「男」と言えるだろう。目的のためにはケンカも辞さないヤンキー気質と愛した男は捨て置けない姉御肌が随所に見られるのである。

 64年、東京都に生まれた彼女の存在が世間に広く認知されたのは79年にTBS系で放映された「3年B組金八先生」だった。茶髪にロングスカートの不良役を演じ、

〈顔はやばいよ、ボディをやんな〉

 という名台詞は今に至るまでの三原氏のイメージを決定づけたといえる。

5751名無しさん:2020/11/19(木) 19:56:03
>>5750

高給取りの兄が…
 そのイメージが三原氏の「本性」として表沙汰になったのが、87年のカメラマン暴行事件。当時、交際中のミュージシャンと彼女が豊島区の路上で「フライデー」のカメラマン2人に写真を撮られ、激高したのだ。

 当時を知る芸能デスクは、

「三原さんはカメラマンに馬乗りになり、髪を引っ張った上、頭を路上に打ち付けた。要はボコボコにしたわけで、その場で現行犯逮捕。釈放された後、起訴猶予となりましたが、ツッパリイメージを地で行く暴行事件でした」

 そんな三原氏の1度目の結婚は90年。だが、カーレーサーの夫との結婚生活は9年で破綻し、同年にはお笑い芸人として活躍していたコアラ(後にハッピハッピー。に改名)と再婚する。テレビでそのアツアツぶりを見せつけ、2004年には二人の個人事務所を立ち上げた。コアラが社長に就任するも、やはり8年で結婚生活に終止符を打った。原因はコアラの浮気とされている。

 現在は別の芸能事務所を経営するコアラに今の三原氏について尋ねると、

「もう十数年前に別れていますから。当時は(政治家になるとは)感じていませんでしたし、普通に女優、タレントとしてお付き合いしていました。なんで政治家になったのか、ちょっと僕は分からないので」

 バツ2となった彼女は心機一転、政界へ。華やかな芸能界から有象無象(うぞうむぞう)が蠢(うごめ)く永田町に場所を移しても、ついてまわるのはやはり「男」だった。

 2010年、参院の全国比例で初当選すると、コアラに代わって結ばれていた内縁の夫との関係がやり玉に上げられた。

 三原議員の知人によれば、

「三原さんのバックバンドでキーボードを担当していた男性と付き合い始めたのです。彼は11歳年下で、議員になる前から同棲生活を送っていました」

 当選すると、この男性を公設第1秘書に据え、食えないバンドマンを収入面でも面倒を見るように。その年収は約800万円。つまり、税金で内縁の夫を養っていたことになるのだ。しかも三原センセイの随行係と称して議員会館にはほぼ姿を見せず、秘書としての勤務実態は怪しいかぎり。なにしろバンドマンを続けていたのだから、公金を受け取る秘書職が副業ということになる。

 その公私混同ぶりを週刊誌で報じられると、公設から私設秘書へと切り替えたのだが、その給与も政党支部から支出され、原資には税金が含まれていた。さらに男性の親族が生活保護を受けていることも明らかになった。

 本誌(「週刊新潮」)は13年にそのことを報じている。

 証言した男性の知人は当時こう語っている。

「地元にいる彼の妹さんが困窮状態にあり、生活保護を受けとるんですわ。国会議員の公設秘書として高給をもらっとる兄が、妹の支援をしとらんのは問題でしょう」

 まず親族が手を差しのべ、そうした支援者が周りにいない前提で申請するのが生活保護の大原則だ。しかも当時は不正受給が社会問題となっており、何より三原氏自身が自民党で生活保護見直しを提言していた。“身内”に大甘と指摘されても仕方のない事案だったのだ。

「男」に関する物語はまだ終わらない。

 この男性との幸せな生活を送っていたと思われた16年、突如、新たなパートナーが現れた。

5752名無しさん:2020/11/19(木) 19:56:34
>>5751

「前夜に何かあった」
 この年、改選を迎えた三原氏は全国比例から神奈川選挙区へと移ることになる。手引きをしたのは、横浜を地盤とする、当時官房長官の菅氏だった。

 神奈川県連の関係者が回想する。

「新人議員の時は石破茂さんが面倒を見ていて、12年の総裁選では石破さんの推薦人にもなっていたんです。ですが、機を見るに敏な彼女はその後、菅さんに接近。比例から神奈川に転出する時には、菅さんの側近でもある県連会長、小此木八郎さんが根回しをして、随分と汗をかいていました。選挙戦が始まると若い男が彼女のそばにぴたっと寄り添っていまして……」

 その男とは中根雄也氏。三原氏の24歳下で15年の藤沢市議選で落選後、三原氏のスタッフとして働くようになっていた。

「選挙戦の真っ最中、ある日突然、二人が密着しだすんですよ。ボディタッチは多くなるし、食事の時は横に寄り添って“アーン”をやりかねないくらいの距離感で。これは絶対、前夜に何かあったでしょ、と県連内で噂になったのです」(同)

 地盤が欲しくて選挙区を変えると同時に男まで乗り換えてしまったことに周囲は呆れるばかり。

 関係者が続ける。

「交際を始めると今度は中根さんを公設秘書にしたのです。以前と全く同じパターンで、そのことがまたもメディアに露見すると私設秘書にしていました」

 17年には中根氏と結婚し、横浜のホテルで披露宴が開かれたのだが、

「前年には政治資金パーティーも開いているし、“結婚にかこつけてまた金をとるのか”と多くの県連幹部が欠席しました」(同)

 仲人を務めた元参院議員の斎藤文夫氏は、

「今でも年に2、3回は虎屋の羊羹とかを持って夫婦で挨拶に来ますよ。仲人を頼まれた時、中根さんは“今後は彼女を支えていきます”と言っていたね。そういう一生懸命な姿が魅力的なのだろう、三原さんがゾッコンなんだよね」

 3度目の花嫁姿となった彼女は私生活のみならず、“公”でも転機を迎えた。

「彼女は3年前に随分と自信をつけたんですよ」

 とは厚労族議員。

「受動喫煙法案が議題になっていた17年の党厚労部会で大西英男議員が“(がん患者は)働かなくていい”と失言をした一件がありました。それに三原さんが噛みつき、ブログで猛烈に批判。世間から大西さんがバッシングされ、釈明に追われました。その時、三原さんは敵を作れば話題になると気づいた。その後はまるでジャンヌ・ダルクのようになっていきましたね」

 例えば、ライフワークにしている子宮頸がん問題でも、ワクチンの積極接種に及び腰な厚労省を批判するようになる。昨年の通常国会で野党から総理への問責決議案が提出されると、反対討論に立った三原氏が、

〈恥を知りなさい!〉

 と、さすが元女優の演技力で野党を恫喝したことが世間の度肝を抜いた。貫禄である。さらに、

「小泉進次郎さんが厚労部会長だった時には、三原さんが進次郎さんに“病を抱えた女性を見据えた政策を”と話したのですが、当時の進次郎さんは妊婦の自己負担が増える妊婦加算問題で多忙を極め、取り合おうとしなかった。すると三原さんが激怒。菅さんが仲介に入るまでの騒ぎになったとか」(同)

 永田町で学んだ「ケンカ作法」は快感となり、次なる相手は厚労省、というわけだ。一方、敵は作っても時の権力者に忠誠を誓うのが彼女の真骨頂。

 先のデスクが解説する。

「昨年の参院選では党の女性局長として全国の候補者の応援に入りました。その中で突出していたのが、あの河井案里。17日間の選挙期間中に重要な最終日も含め、なんと4回も広島入りしています。落選した山形の大沼みずほさんには1回しか行っていませんから、異様な関係性が際立っている。しかも、党の事務方ではなく三原さん自身で予定を調整する力の入れよう。河井推(お)しだった菅さんに頼まれたのでしょうが、それにしても多すぎます」

 三原氏は今回の総裁選でも菅選対の役員に名を連ね、選挙に奔走していた。そうした論功行賞が今回の副大臣就任だったのだ。

5753名無しさん:2020/11/19(木) 19:57:39
>>5752

必要な少子化対策とは
 しかし、今後の道のりは平坦ではない。その理由は他ならぬ「不妊治療の保険適用」だと先の族議員。

「日本医師会が反対しているのです。財源が限られる中で不妊治療が保険適用となれば他の科の診療報酬が引き下げられるなどの弊害も出てきますし、出産に保険を適用しないのか、という議論にもなります。三原さんは医師会とのパイプがないし、菅さんも事前に厚労省に相談しておらず、混乱している。厚労省は大慌てで不妊治療の実態調査へ準備を進めていますよ」

 数回の体外受精で300万円近くの費用がかかる事例もあり、確かに不妊治療は経済的余裕がなければ続けられない。政治家として妊娠を切に願う男女に救いの手を差しのべ、少子化打破につなげたいとする三原氏の思いは純粋で理解できなくもない。

 産婦人科医の宋美玄氏はこう指摘する。

「体外受精になると一度に30万円、40万円と費用がかかり、あきらめるカップルも多くなります。しかし、不妊治療のどこまでを公的資金で賄(まかな)うかは難しい問題です。高齢で妊娠したい場合、その可能性は高いとはいえない。保険適用しても費用対効果が低くては国民の理解は得られません。年齢に関係なく一律で適用していいのか、治療技術もクリニックによってばらつきがあり、制度設計は一筋縄にいかないでしょう」

 少子化対策の目玉としても疑問を感じているという。

「少子化の主な理由は不妊治療が広まっていないからではありません。人口の多い団塊ジュニア世代の雇用の非正規化が進み、未婚化・晩婚化が顕著になったことが大きな理由。不妊治療の負担軽減を進めるのは良いことだと思いますが、その結果、子育て支援策と若者の雇用の安定化が疎かにならないか心配です」(同)

 出産して大学までの教育費は1人当たり1千万円とも2千万円とも言われる。それゆえ、第2子、第3子を生んだ多子世帯への思い切った経済支援こそ必要という意見もある。

 いずれにせよ、自身が振付役となった政権の目玉政策実現に向けて、数々の困難が待ち受けているのだ。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は手厳しい。

「三原さんは国会で“恥を知りなさい”と啖呵を切ったという印象しかありません。そう言っておきながら、自身が交際していた男性や夫を公設、私設秘書にしていますし、政治家として評するレベルにないのでは」

 そうした評価を「突っぱね」られるか。厚労省の「顔」役に世論からの強烈なカウンターパンチがないことを願うばかりである。

「週刊新潮」2020年10月8日号 掲載

新潮社

5754名無しさん:2020/11/19(木) 19:59:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/38e15076e5f50da8760bda2aaf988d31ad9ad659
岸田文雄氏が明かす「安倍氏に応援してもらえなかった総裁選」
11/19(木) 16:05配信

 自民党の岸田文雄衆議院議員(63才)に元衆議院議員でタレントの杉村太蔵氏(40才)が直撃! 第二次安倍内閣の後半を自民党政調会長としてサポートした岸田氏は、安倍政権末期に数々の貧乏くじを引かされた。「嘘をつかず、騙さず、人の悪口を言わず、手柄を横取りせず、人を批判しない」(岸田派の木原誠二衆議院議員)と側近から評される岸田氏が、権力をめぐって揺れ動く政治の狭間で葛藤する胸のうちを初めて明かした――。

超意外! 実は織田信長を夢見ていた岸田文雄
杉村:アメリカだけでなく、日本を含む世界中で分断が進んでいるとのことですが、どうすれば岸田さんの提唱する「分断から協調へ」が実現するのでしょうか。

岸田:成長の果実を一部の人間が独占するのではなく、適度に分配する必要があります。世の中には努力したくてもできない人もいます。コロナ下でも、巣ごもり需要で儲かる業界がある一方、観光や飲食などは大打撃を受けました。こうした業界を政治がサポートすることで国民が分断される状況を減らしたい。コロナ下で、自死が大幅に増加している、特に女性の自死がものすごく増えている。弱い立場の皆さんに目が届く対策を講じなければなりません。

杉村:まさにその考えで今年4月、自民党の政調会長だった岸田さんは、コロナで減収した世帯に30万円給付する案を主導して閣議決定にこぎつけました。ところが土壇場で全国民に一律10万円給付することになった。ぼくは派遣切りなどで収入がなくなって本当に困った人に30万円渡す元々の案が良かったと思います。困ってない人にまで一律10万円となったことが非常に残念でした。なぜひっくり返ったのでしょうか。

岸田:あれはさまざまな議論をした結果、与党としてトップ会談までやって決定したことです。与党みんなで話し合ってああなった。

杉村:ぼくは岸田さんが怒ったところを見たことがありません。怒った姿を見かけない政治家は本当にめずらしいです。でもあの時は正直、「それは違うんじゃないか」「ふざけるな」といった思いにはならなかったのですか。

岸田:(宙を見上げて)もちろん、そう思いました。だけど結論を出すのが政治です。いくら議論しても結論が出せなかったら政治ではない。政調会長は政策の責任者ですから、閣議決定の後に手続きをやり直して結論を出した……まあ、腹は立ったけどな(苦笑)。

杉村:やっぱり岸田さんでも腹は立ったんですか! ぼくは岸田さんは最強の中間管理職だと思うんです。上と下から挟まれてつらい思いをしても、壊すのではなくまとめる。まさに「分断から協調」。そうした調整能力が岸田さんの一番の魅力だと思います。腹は立ったけど政策の責任者としてまとめたなんて言葉を聞くと、シビレますよ。

5755名無しさん:2020/11/19(木) 19:59:57
>>5754

給付金30万円案が撤回! ”辞表”は考えなかったのか?
岸田:そうですか。あの時は与党のトップ会談で議論した結果、安倍総理(当時)が決断して「これでいきたい」と話がおりてきた。電話などで2日間くらいやりとりしましたが、最後は総理の決断だから仕方ないという感じでした。

杉村:あの時は一歩間違えたら自民党内がガタガタになったはずで、岸田さんがイメージダウンをいとわずに10万円案を受け入れた瞬間が「分断から協調」へのクライマックスでした。安倍さんの任期は来年9月までだったので、計算高い人なら辞表を叩きつけて「やってられねえよ」と芝居を打って、強い政治家像を見せつけたのではないでしょうか。

岸田:それはあるだろうけど、私が責任を負っていたのは、総額230兆円に及ぶ経済対策全体です。給付金はそのうち12兆円、もちろん重要な要素で軽くみてはいないけれど、史上最大の経済対策をまとめる議論をするなかで、給付金がひっくり返ったからと全部を投げ出して、国民の生活や企業の事業継続を危険にさらすわけにはいかなかった。

杉村:全然よぎらなかったですか。辞表を叩きつけるなんてことは。もう岸田さんは政調会長ではないですし、安倍さんは総理をお辞めになったのだから、教えてくださいよ。

岸田:いまさら言っても仕方ないけど、いろいろなことを考えました(笑い)。

杉村:これは聞きたいですね! 一番過激な案は何だったんですか?

岸田:いやいや、過激なものも含めて考えたということです。ただ、安倍総理は、コロナ感染が拡大する中で、責任を一身に背負い、全身全霊で闘っておられた。鬼気迫るものがあった。その負担を少しでも分かち合うのが私の仕事であって、やっぱり、投げ出すなんてことはあり得なかったですね。

学術会議の問題で政府の説明は足りていない
杉村:総裁選で敗れた菅総理についてはあまり話をしたくないですか。

岸田:いいですよ。聞いてください。

杉村:岸田さんと菅さんは政治姿勢がだいぶ違うという印象があります。岸田総理だったら学術会議で6人だけ任命しないとか、携帯電話というイチ業界をターゲットにして値下げを迫るという政治はやらないのでは。

岸田:ああ、違うところは多いかもしれないですね。それぞれ信念をもって自分が正しいと思って政治をしているわけだから、違うのが当たり前ですよね。ただ、私は、同じ党にいて大きな方向性を共有する仲間である以上、仲間の批判をするのは好きではありません。批判ではなく、何が足りないのかを指摘するのが、あるべき前向きな態度だと思います。学術会議の問題でいえば、やはり政府の説明が足りていない。

杉村:もうそろそろ不一致を表明しもいいんじゃないでしょうか(笑い)。学術会議の件は確かに政府に任命権はあるのかもしれないけど、任命されなかった側は納得いかないはずです。携帯電話の値下げにしても、自由主義の世の中で総理がモノの値段を指示していいのか。だったら新幹線の料金はどうなのか。総理の指示のその法的根拠は何なのか、そもそも本当に料金は下がるのか。疑問ばかり浮かびます。

岸田:法的根拠というよりも、総理の主張に国民が「そうだそうだ」と賛同した。それが企業を動かすという仕掛けなのでしょう。国民世論がバックになっている。

杉村:それはポピュリズムではないでしょうか。国民世論が動けば、杉村太蔵の講演料を下げることもできるのか。ぼくとしてはそんなことより思い切り行財政改革をしてもらいたい。

岸田:まあそうですけど、行財政改革もしっかりやると菅総理は言ってますよね。そして、河野大臣が頑張っておられる。

杉村:ぼくが自民党の1年生議員だったら、菅さんを見ていてすごく不安になりますよ。こんなことしていたらいずれ支持率下がるのではないかと。何となくあの秋田弁でこっちはほっこりさせられているけど、菅さんの説明は本当にわかりづらいです。

岸田:だから私は与党の一員として、足りないところはアドバイスや提言をして、しっかり菅政権を支えていきます。ただ携帯料金をなぜ下げるかは、今後は5Gがデジタル社会の基盤になるからです。あらゆるサービスがスマホ経由になるデジタル社会の実現には利用料の値下げが必須ですし、携帯会社はデジタル社会で大きなビジネスチャンスを得ます。要は手段とともに、その先に何が見えてくるのかを説明することが大事です。

5756名無しさん:2020/11/19(木) 20:01:15
>>5755

総裁選支援をお願いしに行った時、安倍前首相は…
杉村:岸田総理ならば、どんなデジタル社会を目指しますか。

岸田:デジタルは手段であって目的ではありません。そのことをハッキリさせることがまず大切です。その上で、デジタルという手段を使って、国民の生活、特に地方での生活、地方の活性化を目指します。リモートワーク、リモート診療、リモート教育、自動宅配、自動運転、デジタルを活用することで、大都市にいなくても大都市と同じ生活や便利さを享受できるようになるのです。なので、デジタルを通じた地方の活性化を目指します。

 その際、そもそもデジタルは格差を生じさせやすい。使いこなせる人とこなせない人でも差が出るし、業界においてもデジタルに適合、不適合がありますから。デジタル社会でますます格差と分断が広がる可能性があるので、まずは中小企業や所得の低い人などに配慮したデジタル化を進める必要があります。

杉村:デジタル社会が分断を招くこともあるんですね。しかしそれにしても、岸田さんは安倍さんを批判したことは一度もないんですか。どんなサラリーマンでも7年8か月も仕えたら、どこかで愚痴のひとつも出るはずです。

岸田:言いたくなるときもあるけど、不必要な愚痴は言わないことです。政治を動かすとか、自分の役割を果たすとか、大きな目標のためには言わなければならないことがある。でも不必要な不満をいちいち口にすると、結局は自分に跳ね返ってきます。これまでしょっちゅうそれで痛い目にあっているから、我慢することを覚えました。

杉村:それだけ我慢して安倍総理を支えた7年8か月ですよ。安倍さん辞任表明後の自民党総裁選で、「あれだけ我慢したんだから、安倍さん応援してくれよ」という気持ちにならなかったですか。

岸田:当然それはあった。あったけど……。ただ、我慢して安倍総理を支えたというのはちょっと違うんだよね。私と安倍総理は当選同期、年齢も近く、地元も広島と山口、昔から仲はよかった。安倍総理の7年8か月は、日本が外交でも経済でも存在感を一日一日取り戻した迫力ある7年8か月でした。その7年8か月を前半は外務大臣として、後半は政調会長として支えることができたのは、本当に充実していた。

杉村:なるほど。その安倍総理に、当時、辞任を表明した安倍総理に総裁選の支援をお願いに官邸に行かれましたよね。そこでは実際に総理からどんなお話があったのですか。

岸田:まああの時は、「誰を応援するとはいまは言えないんだ」という感じでした。

杉村:さすがにその時は、「なんだよ、こんなに長く一緒にやってきたのに、支えてきたのに」という気持ちになったはずです。それでも不必要な不満だから何も言わず我慢したなんて、すごすぎます。

岸田:その先をまた考えたら、「ここでケツをまくったらおしまいだよな」という気持ちになりました。

杉村:ずっと話を伺っていて、最後、感想を申し上げます。安倍さんが織田信長で、菅さんがその後叩き上げで後を継いだ豊臣秀吉、ちょっと恐縮ですが、明智光秀が石破(茂)さんだったとしたら、岸田さんは我慢に我慢を重ねてチャンスを待った徳川家康になるのか、それとも加賀100万石で終わった前田利家になるのか、大きな分かれ道だと思います。いかがでしょうか?

岸田:家康は好きじゃない。ぼくは本当は織田になりたかった。

杉村:それは超意外ですね。どう見ても狙うは家康でしょ!

岸田:でも徳川家康はあまり好きなタイプじゃないんだよな。イメージがよくないから、あまり家康になりたいとは思わないね。織田信長のように、やるべき理想に向かって、短くとも太く生きてみたい。でも、前田利家か徳川家康かといわれたら、実は両方ともよく似ているよね。2人とも、江戸と加賀と規模は違えども、何百年と安定して繁栄する体制の基礎を作った。未来の世代、未来の日本の基礎となるような仕事をしたいと思います。その意味では、家康もいいかな(笑い)

杉村:どう考えても岸田さんに信長の雰囲気は感じないですけど(笑い)。アメリカの大統領になるバイデンさんと同じで、分断から協調を目指す岸田さんの政治スタイルはいまの時代に求められるものだと思います。今後も天下取りにはチャレンジされますか。

岸田:もちろんです。一度総裁選挙に挑戦した以上は、引き続きぜひ総裁選挙に挑戦し続けたいと思います。

撮影/浅野剛 構成/池田道大

5757名無しさん:2020/11/19(木) 20:13:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cf74dad687ec05f9f745ae4dff93feb371f2217
安倍首相待望論も! 「竹中支配」進む菅政権で日本崩壊?〈週刊朝日〉
11/19(木) 6:02配信

 真意はいったいどこにあるのか──。永田町ではいま、一人の人物の動向が注目されている。

 今年9月、持病の悪化を理由に7年8カ月に及ぶ政権運営に終止符を打った前首相の安倍晋三氏。11月11日、久しぶりに表舞台に現れた。自民党の「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の初会合で、その会長に就任した。

 会合に出席した細田派の議員はこう話す。

「安倍さん、めちゃくちゃ元気だった。菅さんの政策を『目先の改革』だと反発する派閥内では、安倍さんの3度目の待望論が出ている」

 10月25日には安倍氏が代表を務める保守系の議員連盟「創生日本」の会合が東京都内のホテルであり、加藤勝信官房長官、下村博文自民党政調会長、萩生田光一文部科学相、西村康稔経済再生担当相、稲田朋美元防衛相ら20人余りが集まった。

「この会は安倍さんが2012年に総裁選に立候補したとき、母体になった。安倍さんは“終わった人”と見られる派閥の長になる気はなく、議連など派閥横断的な活動をやる気。引退する気は微塵(みじん)もない」(前出の議員)

 菅政権は、世論調査によっては60%を超える高い内閣支持率を得るが、菅氏の党内基盤は盤石とは言いがたい。同氏に近い党幹部は嘆く。

「結局、菅さんが興味あるのは政策よりも人事。朝5時に起きて、6時から人事に関する指示を電話で出す。疲れがたまっているから、官僚からレクを受けても頭に入らない。日本学術会議問題の国会答弁で失敗するたびに安倍待望論が高まるという悪循環だ」

 そんな菅氏の経済政策を支えるブレーンたちの評判も悪い。

 アベノミクスを引き継ぐとした菅氏だが、政権発足直後には組織を改編。安倍政権下で成長戦略を担った「未来投資会議」を廃止し、「成長戦略会議」を新たに設置した。

 その司令塔に選んだのが、小泉純一郎政権で総務大臣だった竹中平蔵氏だ。菅氏にとっては総務副大臣として仕えたかつての“上司”。政府関係者は言う。

5758名無しさん:2020/11/19(木) 20:15:00
>>5757

「竹中氏は未来投資会議のメンバーでもあったが、各省庁に“宿題”と言って自分が望む政策をゴリ押ししていた。その竹中氏の影響力は、菅政権でさらに増すことになる」

 実際、官僚にも動きがあった。

「今夏の人事では、内閣府政策統括官に林幸宏氏と籠宮信雄氏が起用されました。2人とも竹中氏が小泉政権で大臣をしていたときの秘書官。昨年に政策統括官になった井上裕之氏も、竹中氏の秘書官経験者で信頼が厚い。内閣府では『竹中支配』が着々と進んでいます」(前出の政府関係者)

 竹中氏についての著書があるノンフィクションライターの佐々木実氏は「内閣府の重要政策会議で影響力を持てば、どんな政策にも関与できます。竹中氏は、小泉政権では経済財政諮問会議を大臣として取り仕切り、経済政策の司令塔になれた。菅政権でもその経験を生かすつもりなのでしょう」と指摘。「菅政権ではハンコ廃止や携帯電話料金の値下げなどが注目されていますが、その裏ではコロナ禍を機に一気に規制緩和を進め、『日本改造』をしようと考えています」

 その竹中氏が最近、主張しているのがベーシックインカムの導入だ。

 ベーシックインカムとは、政府が国民に対して最低限の所得保障をする制度で、竹中氏は著書で1人あたり月7万円の給付をする案を出している。デジタル社会の到来で日本でも格差が広がるため、そのセーフティーネットとして導入が必要になるという。一方、年金や生活保護などの社会保障政策はすべて廃止。ベーシックインカムは国の社会保障制度の大きな変更が必要なため政府内ではまだ議論に上がっていないが、「次の衆院選が終われば議論が始まるかもしれない」(前出の政府関係者)と警戒されている。

 さらに、成長戦略会議の有識者メンバーに選ばれた元金融アナリストのデービッド・アトキンソン氏も批判の的だ。

 菅氏と官房長官時代から親交のあった同氏は、日本は中小企業の数が多いことが労働生産性が上がらない原因だと主張。そのため賃金も上がらないのだという。そこで、買収や再編によって企業の数を減らすことを提言している。また、著書では日本の経営者を無能呼ばわりしていて、菅首相のブレーンとしての適格性を問う声も自民党内にある。

5759名無しさん:2020/11/19(木) 20:15:32
>>5758

 11月にあった冒頭のポストコロナの議連の会合では、日本銀行の岩田規久男前副総裁が講演した。

「岩田氏は、アトキンソン氏が訴える中小企業の労働生産性に関する持論について今のデフレの状況を計算に入れていないと批判した。中小改革を掲げる菅首相には、厳しい指摘でしたね」(同党のある議員)

 さらには、アベノミクスを主導したブレーンからも疑問の声が上がる。

 安倍内閣で内閣官房参与を務めた前駐スイス大使の本田悦朗氏が10月29日、同党の若手議員による「日本の未来を考える勉強会」に登壇。アトキンソン氏の主張を「マクロ経済を理解していない」と述べ、中小企業再編について「極めて危険」と批判した。勉強会の会長を務める安藤裕衆院議員は話す。

「新型コロナで日本経済が苦しいときに中小企業の再編をやれば、街中に失業者があふれ、消費がさらに冷え込む。菅首相が掲げているデフレ脱却はさらに遠のく」

 とはいえ、こうしたブレーンが、スガノミクスを動かすことになる。

 同党内からは「菅政権は小泉政権の再来だ」と警戒する声も出始めた。「小泉政権の構造改革で非正規雇用が増え、日本の経済は衰退した。菅首相が官邸主導で規制改革や構造改革をやるようなら、どんな手を使ってでも止める」(中堅議員)

 日経平均株価は2万5千円を超え、バブル崩壊以降で最高の水準となった。しかし、党内では火種がくすぶっている。安倍氏はそのことを見越して行動を始めたのだろう。安倍氏側近は言う。

「菅政権は経済政策でこける。そうなれば、安倍さんの首相3度目の登板が現実に近づく」

(本誌・西岡千史、浅井秀樹/今西憲之)

※週刊朝日  2020年11月27日号

5760名無しさん:2020/11/19(木) 20:50:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc0cb556e4b43a49b7ea36d3e5a6836f00fc82d2
公明党、斉藤副代表の公認決定 自公分裂含みの異例の展開、首相は静観
11/19(木) 19:35配信

 公明党は19日の中央幹事会で、次期衆院選広島3区に立候補する斉藤鉄夫副代表=衆院比例中国=の公認を決定した。山口那津男代表は官邸に菅義偉首相(自民党総裁)を訪ね、斉藤氏擁立を直接伝えた。自民党広島県連は同区で候補者選定の公募手続きを進めており、連立与党が分裂含みの異例の展開となっている。

 「斉藤氏を広島3区の候補として公認しました」

 首相と向き合った山口氏は長年の選挙協力が崩れかねない状況を前に、一歩も引かない姿勢を示した。首相は黙ってうなずいた。

 同区の現職は、昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で公職選挙法違反の罪に問われて公判中の元法相、河井克行被告=衆院議員、自民党離党=だ。事件発覚後、河井氏を支援してきた公明側に自民から謝罪はなく、「けじめがついていない」(公明幹部)と不満が渦巻く。

 公明が斉藤氏公認に一気に駒を進めたのは、自民側が新たな候補者擁立をめぐり、公明との協議に応じることなく、12日に公募による選定を決めたためだ。直前に自民の山口泰明選対委員長から公明の総合選挙対策本部長を兼ねる斉藤氏に「現段階で調整は難しい」と連絡が入り、公明は「協議不調」と受け取った。

 とはいえ、支持母体である創価学会の強力な支援を受ける公明候補も、自民の応援がなければ当選は厳しい。学会とも良好な関係にある首相や二階俊博幹事長との連携は維持したい考えだ。

 公認決定を2日後に控えた17日午後、国会内で二階氏と会談した石井啓一幹事長が斉藤氏擁立の方針を伝え、「よろしくお願いします」と頭を下げると、二階氏は「これまでもずっと選挙協力をやってきましたからね」と連立を重視する考えをにじませた。

 政権運営の面でも公明の協力は欠かせず、首相も静観の構えを崩していない。岸田派(宏池会)会長で広島を地盤とする岸田文雄前政調会長は「自民党のありようが問われている」と不快感を示すが、岸田氏と距離を置いてきた首相は周囲に「(河井氏の事件後)県連が後始末をつけていなかった。まず県連がどうするかだ」と語った。(力武崇樹)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a0981ff2279f1eb8c15877b26cf997dd7437d33
自民・岸田氏「党がどう臨むのか問われる」 衆院広島選挙区・公明公認で
11/19(木) 14:39配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は19日、公明党が次期衆院選広島3区に立候補する斉藤鉄夫副代表=衆院比例中国=の公認を正式決定したことについて「自民党広島県連の問題にとどまらず、党が全国でどのように選挙に臨むのかが問われている」と述べた。東京都内で記者団の取材に答えた。

 県連はすでに、公明とは別に候補者選定の公募手続きを進めている。岸田氏は公明との調整を行うのかを問われ、「あらゆるルートや手段で意思疎通を図ることは大事だ」などと語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0f0248424a35dacfb7986f55d6c2d2b61317e4e3
公明「衆院広島3区公認候補」菅首相に報告
11/19(木) 16:10配信

公明党の山口代表は、菅総理大臣と会談し、河井克行元法務大臣の選挙区である衆議院・広島3区で、斉藤副代表を党の公認候補に決定したと報告しました。

与党として議席の獲得が、最も大切だと訴える山口代表に対し、菅総理は黙って、うなずきながら聞いていたということです。

公明党 山口代表「大事なことは、やはり与党として議席を確保するためには、どうしたらいいかということですので、今後両党でしっかり話し合いを尽くしていきたい」

斉藤副代表の擁立をめぐり、山口代表は、「自民党との選挙協力はこれまで通りに行いたい」として、今後候補者の一本化も含め、調整を行いたいとの考えを示しました。

一方、自民党からは、「一度選挙区を譲れば、もうかえってこない」などと反発する声があがっています。

岸田前政調会長「広島固有の課題ではなくして、党としてどうあるべきなのか、こうした視点で思いをめぐらしていただきたい」

広島県選出である、自民党の岸田前政調会長は、「与党が小選挙区で対立しても良いことは何もない」と述べました。

しかし、公明党は、岸田氏らのこれまでの対応に不満を募らせており、水面下で「次の選挙では岸田派の議員には協力できない」と申し入れるなど対立が激しくなっています。

自民党内からは、「広島以外の議員まで巻き込むのは理不尽」と不満の声があがっていて、今後の調整次第では、自公の連立をゆるがす事態にも発展しかねない状況です。

5761名無しさん:2020/11/19(木) 20:56:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b8a7f91ffb7bb33328882367bc7ad42f3d4ec01
「ポストコロナの経済政策」議連、岸田氏が会長代行に
11/19(木) 13:57配信

 11月19日、自民党で安倍晋三前首相を会長に立ち上げた議連「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の会長代行に岸田文雄前政調会長(写真)が就任した。写真は9月都内での代表撮影(2020年/ロイター)

[東京 19日 ロイター] - 自民党で安倍晋三前首相を会長に立ち上げた議連「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の会長代行に岸田文雄前政調会長が就任した。同議連に参加する山本幸三元地方創生相が19日、記者団に明らかにした。同議連はアベノミクスの大規模な財政・金融政策を継続することによるコロナ禍からの再生を掲げ、菅義偉政権を支えるのを目的としている。

岸田氏は9月の総裁選でも財政・金融政策の持続性確保を政策に掲げており、いわゆるリフレ派の考えとは隔たりもあるが、「菅首相をけん制したい安倍陣営側に岸田さんがついたということではないか」(与党関係者)と勘ぐる声も出ている。

議連は11日に設立総会を開催。安倍前首相は日銀の大胆な金融政策で任期中にデフレを脱却した成果を披露し、「政府・日銀連合軍で(コロナ禍に)対応していく」、「菅政権をしっかり支える」と強調した。総会では大胆な金融緩和を提唱する岩田規久男・前日銀副総裁が講演し「不完全雇用下で日銀が実質金利上昇を抑制する限り、国債は将来世代への借金の付け回しにはならない」などと指摘、日銀の国債買い入れを前提とした大規模な財政出動による需要創出の重要性を強調していた。

議連のメンバーは非公表だが、メンバーによると議連は「あくまでアベノミクスの財政・金融政策を菅政権も継続できるように支援するのが主眼」。財務省幹部の抵抗などで経済対策などが小粒にならないよう援護射撃するのが目的という。

(竹本能文)

https://news.yahoo.co.jp/articles/81cb7201a2e2067cdeea26fab448918df277beec
自民・石破氏 派の若手と会食 結束深め
11/19(木) 0:18配信

 自民党の石破茂元幹事長は18日夜、東京・赤坂のそば店で石破派(水月会、19人)の若手議員らと会食した。今後は若手に限らず派の議員と夜の会食を続けていくという。

 衆院当選3回の福山守、八木哲也両衆院議員ら7人が石破氏を囲んだ。石破氏は石破派の会長辞任を表明しているが、石破氏への若手の信頼は厚く、結束を深めたようだ。会合後、石破氏は「楽しい会だった」と周囲に語った。派の後任会長などについては話題に上がらなかったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf4f9c2d29fac5525f04420e7a6b33e49b46c07a
菅首相、最大派閥に協力要請 コロナ抑止と経済両立
9/28(月) 21:44配信

 自民党最大派閥の細田派は28日夜、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。来賓で出席した菅義偉首相は新型コロナウイルス禍に触れ「未曽有の国難、危機を乗り越える。感染拡大防止と社会経済活動の両立をしっかり成し遂げたい」と述べ、政権運営に協力を求めた。

 同派出身で首相を辞任した安倍晋三氏もあいさつし「だいぶ薬が効いて健康回復しつつある。一議員として菅政権を支えていきたい」と語った。

 パーティーには、自民党の二階俊博幹事長ら党4役や公明党の山口那津男代表も参加。先の自民党総裁選を首相と争った岸田派の岸田文雄、石破派の石破茂両会長ら各派幹部が顔をそろえた。

5762名無しさん:2020/11/19(木) 20:58:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/93610519fd8c46ff247eb1b6e1cf54a73a12b696
補正規模、世耕氏らに苦言 自民・伊吹氏
11/19(木) 15:29配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は19日の二階派会合で、世耕弘成参院幹事長らから2020年度第3次補正予算案の規模に関する発言が相次いでいることについて、「予算は必要なものを積み上げた結果として規模が決まる。最初からいくらいくらというのは非常に不見識だ」と苦言を呈した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/31234882cb42d061c01a7e6dc88b0bf506dc6fc1
参院憲法審幹事懇を開催 各会派から意見聴取
11/18(水) 16:58配信

参院憲法審査会幹事懇談会に臨む与野党の幹事ら。中央は林芳正会長=18日午後、国会内(春名中撮影)

 参院憲法審査会の幹事懇談会が18日開かれ、与党筆頭幹事の石井準一氏(自民)は25日の幹事懇の開催を提案し、野党側は持ち帰った。

 石井氏は国会内で記者団に「衆参の憲法審査会が今後もスムーズに行われるような流れを作っていきたい」と述べた。

 参院憲法審は11日には今国会初となる審査会を開き、幹事の選任などを行った。実質的な審議は、平成30年2月以降行われていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1db9c95fcc0647bbac987593de83b5720820e531
自民・甘利氏、解散は「補正成立後も視野に」
11/19(木) 13:10配信

 自民党の甘利明税調会長は19日、所属する麻生派(志公会)の会合で、衆院解散・総選挙の時期に関し「(解散は)首相の専権事項だが、来年1月の補正予算の成立後ということも緊張感を持って視野に入れてほしい」と述べた。

 甘利氏は「経済と新型コロナウイルスの状況を踏まえて、首相が判断する」と強調し、次期衆院選での派内の候補者の全員当選を呼び掛けた。

5763名無しさん:2020/11/19(木) 21:09:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/eec8d29f874046c41a56139130e9464e866176cb
首相と公明代表、マスク昼食 宣言通りに早速実践
11/19(木) 18:57配信

 菅義偉首相は19日、公明党の山口那津男代表と官邸で昼食を共にした際、会話中にマスクを着ける「マスク会食」を早速実践した。昼食に先立ち、新型コロナウイルス感染拡大防止のため「私も、きょうから徹底したい」と宣言していた。

 昼食にはキンメダイの煮付けのほか、両氏の郷里の名物、漬物「いぶりがっこ」と納豆が並んだ。山口氏は会食後、記者団に「いささか面倒な面もあるが、こういう取り組みが大事だと改めて感じた」と述べた。

 一方、共産党の志位和夫委員長は記者会見で「GoTo事業に固執するから、そんな愚にもつかない話になる」と政権の姿勢を批判した。

5764名無しさん:2020/11/20(金) 11:33:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/af19e3985b1c4e30f60fc1a55e8cf75ab1dc9d26
広島3区めぐり自公対立 二階氏ら対応協議
11/20(金) 1:47配信

公職選挙法違反の罪に問われ自民党を離党した河井克行元法務大臣の選挙区、衆議院・広島3区をめぐり自民党と公明党が対立している問題で、自民党の二階幹事長らが対応を協議しました。

公明党は、衆議院広島3区に党の公認候補として斉藤副代表を擁立することを決定しました。

この決定を受け、自民党本部では、二階幹事長や広島県選出の岸田前政調会長らが対応を協議しました。

この場で、岸田氏は、自民党の広島県連が現在、候補者選定のための公募を行っていることなどの報告を行い、二階幹事長は「それで進めてください」と了承したということです。

ただ、公明党関係者は「自民党が対立候補を出したら全面戦争になる」と語っていて、今後、両党は難しい調整を迫られることになります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/68c6785c77f077ac2a579ade7613ab7e43c3a07e
衆院解散「補正成立後も視野に」 自民・甘利氏
11/19(木) 21:57配信

■自民党・甘利明税調会長(発言録)

 (衆院解散は)総理の専権事項ですが、1月の補正予算の成立後ということについても緊張感をもって視野に入れて頂きたい。経済とコロナの状況を踏まえて、総理が判断をする。いつあってもいいように年内はまさかないでしょうが、年明け以降、緊張感をもって対処して頂きたい。

 麻生派としては全員が当選するように、特に当選回数が高い先生方は、若手の人がひとりも落ちこぼれなく、新たなに挑戦をする候補者、再挑戦する候補者が全員が帰ってくることができるように力を貸して頂きたい。(19日、麻生派の派閥例会で)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/7599d0b8b9c48ba2a5d216b32c6db805fc6e5928
森氏「首相の本命は岸田氏」 総裁選情勢で
9/8(火) 0:27配信

 森喜朗元首相は7日、自民党総裁選に関し、安倍晋三首相の本命候補は岸田文雄政調会長だったと明かした。東京都内で開かれた政治資金パーティーで「安倍首相の本当の気持ちは岸田氏だ。周りがだんだん菅義偉官房長官への支持で納得する空気になり、乗らざるを得なくなった」と述べた。岸田氏もパーティーに出席した。

 安倍首相の出身派閥である細田派を含め、党内は菅氏の支持が圧倒的。森氏は「岸田氏がひっくり返すには、麻生太郎副総理兼財務相を味方に引き入れるしかなかった」と語った。だが、岸田氏が率いる岸田派の古賀誠名誉会長と麻生氏は折り合いが悪いと指摘した。

5765名無しさん:2020/11/20(金) 11:34:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf46f46bbc05b24ae6c6710fd2fb9170a8aeaa50
田崎史郎氏「今回の総裁選はそもそも“石破潰し”」その背景となった積怨とは
9/16(水) 13:54配信

政治ジャーナリストの田崎史郎氏が9月15日(火)、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に電話出演。菅新総裁に決定した今回の自民党総裁選における票の動きと、その背景を解説した。

安倍首相の周りの人々が岸田という名前を書いた
辛坊)14日の投票行動で言うと、事前に想定されていたよりも岸田さんに国会議員票が20票くらい上乗せされていますよね。

田崎)24票ですね。

辛坊)私は思うのですが、この24票の正体っておそらく永遠に明らかにならないと思うのですが、例えば安倍さんとか森さんとかは最後に岸田さんに入れたのではないかと思うのですけれども。

田崎)そこまでは言いませんが、安倍さんの周りの人たちが入れた可能性は高いですね。

辛坊)そこで私が思うのは、岸田さんを応援したいというよりも、とにかく石破さんを余程嫌いなのだと思うのです。

田崎)両方ですよ。今回の総裁選はそもそも石破潰しなのですよ。安倍総理が岸田さんではなくて菅さんの擁立に動き出したというのも、あの段階では岸田さんは石破さんに勝てないと。だから、石破さんに勝てる候補を探さなくてはいけないということで、菅さんを擁立していく方向に流れていくのです。そして、今回いざ投票になったときに菅さんがとるのはいいのですけれども、石破さんが岸田さんよりたくさんとりそうだとなったときに、これは岸田さんの票を上乗せするしかないということで、安倍さんの周りの方々が岸田という名前を書いたのだと思います。

辛坊)これはどうなのでしょう。組織的に誰かが主導して行われたのか、かなり自発的に行われたのかどちらだと思いますか。

田崎)僕は、幾分、誰かがやろうと言ったのだと思いますよ。

辛坊)こういうときに音頭を取れるのは限られていますよね。誰ですかね。

田崎)限られていますね。しかし、安倍総理自らそれをやるのはリスキーですから。安倍さんの意思を体現できる誰かがやって、一方で自主的に岸田さんに投票された方もいるのだろうと思いますね。

5766名無しさん:2020/11/20(金) 11:34:45
>>5765

石破氏は総理の人事権を全面的に否定してしまった
辛坊)背景にあるのは、石破さんがそれだけ国会議員に嫌われているということなのでしょうけれども。これ田崎さんは言いにくいかもしれませんし、私もいろいろなところで話を聞くのですが、田崎さんが見るところで石破さんがここまで嫌われている理由はなんだと思いますか。

田崎)やはり批判しすぎたことですね。安倍総理は2012年の総裁選の後、石破さんを幹事長に据えるわけです。処遇したわけです。そして、幹事長を2年やらせているのです。その後、ちょうど平和安全法制を前にして安全保障担当で防衛大臣をやってほしいと。そのときに石破さんは安全保障に対する考え方が違うからと断るのです。そして次に地方創生担当大臣をやってくださいと言われてそれを受けるのです。そして、今度地方創生担当大臣をもう1回やってくださいと言われたらそれを断ってしまったのですね。安倍さんの人事権を断るということで総理の人事権を全面的に否定してしまったわけです。そしてやめた後、ずっとことあるごとに政権批判を繰り返しているのです。だから、ある社の社長が言われていたのですが、どこの会社でも自分を批判ばかりしている人を後見に据えたりしないと。そういうことだろうと思いますね。

辛坊)今回党員票でも菅さんへの流れができて、あれを見る限り石破人気というものの正体は結局アンチ安倍の受け皿だったということで、安倍さんがいなくなるとアンチ安倍の存在感自体がなくなっていくという、結局そういうことだったのではないかと。

田崎)そういうことですね。それがよりはっきり現れているのは国会議員票ですよね。2年前の総裁選のときに安倍総理と石破さんが1対1で争って、石破さんには73人の国会議員が投票したのです。しかし、今回は26人なのですよ。そうすると3分の1くらいに減っているのです。おそらく73人から26人引いた人たちはアンチ安倍の人たちで、その人たちが石破さんに乗っていた。それを本人が少し勘違いしたのではないかと思いますね。

辛坊)なかの1人に、例えば小泉進次郎さんは前回石破さんに入れて今回菅さんに入れたまさにその1人ですよね。

5767名無しさん:2020/11/20(金) 11:36:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/87bf7b6b54772164c8226db112ec6f06934d56b0
「岸田文雄」を青山の料理屋に呼びつけた「古賀誠」長男とロールスロイス
9/8(火) 5:59配信

大学卒業後、父親の私設秘書になった
「宏池会」のボスとして総裁選を闘う岸田文雄政調会長。それ以前にボスとして君臨したのが古賀誠元幹事長だった。今もなお派閥に隠然たる影響力を及ぼす古賀氏だが、その長男は頭痛のタネだったという。ロールスロイスの後部座席に乗って移動する長男が、外相を務めていた岸田氏を青山の料理屋に呼びつけたこともあった。

 ***

 自民党の古賀誠元幹事長は、自民党が政権を奪還する2012年12月の解散総選挙に出馬せず、引退した。

「古賀さんは長男に地盤を継がせたかったが、息子本人が断った。日頃の言動などについて評判が芳しくないというのは自分でも理解していたんでしょう」

 と、地元の自民党福岡県連の関係者。

 長男は大学卒業後、父親の私設秘書になった。

 在学中から東京・銀座などのクラブに出入りしていたが、頻繁に顔を出すようになったのは、1996年に父親が運輸相に就任してからだという。

「飲み代は100万円単位で使っていましたが、支払いは自分でしなかったですね。請求書は建設会社や不動産会社に送ることになっている」

 と、クラブの関係者。

「一度、支払いが滞ったので、事務所に取り立てに行きましたが、建設会社の方に送ってくれと言われました」

 長男は2001年、コンサルタント会社を設立した。さる関係者によると、

「その他にも複数の会社の名刺を持っていて、その住所が都心のタワマンの最上階とか、そんな感じでした。優に100万円とかする家賃をどうやって払っているのかは不思議でしたね」

「ある建設会社の社長に聞きましたが、頼みごとをすると、“何とかしてやる”と言って銀座に飲みに連れていかれるものの、頼みごとは実現しないことがほとんどだと……」

長男のいる料理屋へ岸田氏がやってきた
 07年に森喜朗元首相の媒酌で元モデルと結婚した。

「私も結婚式に呼ばれました。来賓はみんな歯の浮くようなことばかり言っていましたが、野中広務さん(元自民党幹事長)だけは、“もう少し勉強した方がいい”などと、苦言を呈していたのが印象的でした」

 その後、長男の名前が思わぬ形で飛び出した案件があった。別の関係者はこう話す。

「09年に航空会社のスターフライヤーの社長交代があった。前社長時代に不適切な金銭の支払いがあるという疑いで社内調査をしたところ、古賀さんの長男の会社に多額のコンサルタント料が支払われていることがわかりました」

 指摘された額は約4000万円。

「その目的や成果ははっきりしたものではなかったようですが、古賀誠さんの“運輸族”としての力を見せつけた一件でした」

「長男自身も国交省や管轄の業界には強く、関係者の連絡先がどっさり綺麗に纏まっている名簿もありましたね」

5768名無しさん:2020/11/20(金) 11:36:30
>>5767

 そんな長男と父親から派閥を受け継いだ岸田氏との取り合わせ……。

 2014年3月4日午後6時45分ごろ、安倍首相や麻生財務相もよく利用する青山の料理屋前にロールスロイスが停車。

 長男が降り立ち店内へ。午後9時20分ごろ、今度はSP付きのクルマから岸田氏が降りてくる。1時間弱して、長男の見送りを受けて岸田氏が帰る。

 店内でどんな話があったのか? 岸田事務所に聞くと、

「公表された日程以外は回答していません」

 長男の携帯に電話を入れると、会社の役員と称する男性が出た。

「ウチの代表(長男)が岸田さんと食事をするとは思えません。岸田さんとは、大臣になってからパーティーで1回会ったかどうか、と言っていました」

週刊新潮WEB取材班

2020年9月8日 掲載

新潮社

5769名無しさん:2020/11/20(金) 11:37:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fb0c24436e909b827c048af7e8ecffe5ddf4181
「菅総理」誕生の背景に2人のドン 「東京五輪」買収資金5億円を用意した人物とは
9/18(金) 5:56配信

「横浜のドン」
 16日に首相に指名された菅義偉氏。裸一貫から首相にまで上り詰めた背景には二人の「ドン」の存在があったという――。

 ***

 1人目は、横浜にある港湾荷役業「藤木企業」会長の藤木幸夫氏(90)。言わずと知れた「横浜のドン」だ。菅氏とは長らく親密な関係を保ってきたが、横浜市が誘致を目指すカジノに藤木氏が猛反対したことをきっかけに、3年ほど前からすきま風が吹くように。ところが安倍総理が退陣を表明する4日前、急遽、両者が「手打ち」を果たしていたことは、本誌(「週刊新潮」)9月10日号でお伝えした通りである。本誌の取材に応じた藤木氏は、菅総理誕生となれば、「ひとつの革命じゃないですか」、と目を細めて語ったのだった。

「菅さんが秘書をしていた小此木彦三郎さんと藤木さんは義兄弟のような関係。ですので、小此木さんの秘書になれば必ず藤木さんのところには通います」

 と、元横浜市議。

「確か、最初の頃は小此木さんが菅さんを連れて藤木企業に行っていましたが、そのうち菅さん一人で行くようになった。通常、藤木企業の中に入るには、1階の受付で用件を伝え、そこから秘書室に連絡が行き、中に入れるかどうかを秘書が判断する。ただ、いつ頃からか菅さんは別格扱いされており、玄関の守衛さんにぱっと手を上げれば中に入れて、そのまま秘書室で雑談していました」

 藤木氏に相当気に入られたようで、氏が主宰する「ともだち会」にも早々に入会を許されたという。

「この会は主に藤木企業に出入りする業者の社長さんたちが入っている会。月に1回、藤木企業の大会議室で藤木さんの話を聞き、その後、宴会をするのです。会には藤木さんや秘書に気に入られないと入れない。菅さんは他のメンバーと比べて格段に若かったですね」

 藤木企業関係者はそう振り返る。

「この会は実は、藤木さんが政治家の資金パーティーの際に人を動員するための装置でもあります。人数を集める際、このともだち会のメンバーにまず声をかけ、それぞれが会社の代表だからみんな自分の会社に持ち帰り、従業員にパーティー券を売って人を動員するのです。藤木さんは金は出さないけど、金を集める仕組みを持っているのです」

 実際、菅氏が市議選に出馬した際も、藤木氏は金ではなく人を出した。

「選挙の3カ月くらい前に、藤木企業の幹部で選挙参謀を務める人が、本当の選挙事務所とは別に事務所を立ち上げます。そこに、普段は港で荷役をやっている人を中心に80人から100人くらいが集まってきて、選挙参謀の指示の下、選挙運動を行うのです」

 と、先の元横浜市議。

「港湾労働者は、船が天候不順などで予定日に到着出来ない日はヒマです。しかし月給制だとそれでも賃金は発生するので、そういう人たちを使うわけです。選挙期間に入るまでのほぼ毎日、戸別訪問や電話をやらせます。彼らは独自に動いてくれ、当然、無償。最初の市議選で菅さんが当選した時、藤木さんは相当喜んでいましたよ」

 その後、国政に転じ、第2次安倍政権の要である官房長官を長らく務め、ついに総理の椅子に座った菅氏。今回の総裁選の選対本部長を小此木彦三郎氏の息子である小此木八郎代議士(55)に任せたのは、

「『自分は昔の恩義を忘れません』というアピールなのでしょう。しかしこれまで菅さんは八郎さんをバックアップするどころか、ほっぽり出してきた。その証拠に、2017年に国家公安委員長になるまで大臣すらやらせてもらえなかった」(神奈川県政関係者)

 また、去る8月31日に本誌の取材に応じた藤木氏もこう語っていた。

「菅くんの口からね、お世話になった代議士でね、小此木の名前は聞いたことないよ。梶山静六とか古賀誠とかね。彼が心酔していたのは、そのへんなんだよ」

5770名無しさん:2020/11/20(金) 11:37:35
>>5769

「見えざる金脈」
 この藤木氏以外に、菅氏を支える「ドン」がもう1人いる。それは、パチンコ・パチスロ界のドンで、政界のタニマチとしても知られる「セガサミーホールディングス」の里見治(はじめ)会長(78)である。

 本誌は今年2月に掲載した〈「森喜朗」新財団が呑み込む「嘉納治五郎財団」の五輪買収「5億円」疑惑〉という特集記事で、菅氏と里見会長の「意外な繋がり」を明らかにしている。

 次期五輪の開催地が東京に決定した13年秋頃、里見会長は新橋の料亭で、

「東京オリンピックは俺のおかげで獲れた」

 と自慢した上で、次のような裏話を披瀝した。

 菅氏から「(五輪を東京にもってくるために)アフリカ人を買収しなくてはいけない。4億〜5億円の工作資金が必要」と頼まれ、里見氏自身が3億〜4億円、知人の社長が1億円用意して、中身がブラックボックスになっている「嘉納治五郎財団」に振り込んだ――。

 本誌の取材に対し、セガサミー広報部は、セガサミー社から「嘉納財団」への寄付実績があることを認めた。さらに、財団の内部資料を入手したところ、12年から13年にかけて、里見会長からと思しき2億円の寄付金収入が計上されていることが判明したのだ。

 菅氏から依頼され、ポンと大金を出す里見会長。この記事により、菅氏の「見えざる金脈」の一端が明らかになったわけだが、里見会長の側もしっかり「実」を取っている。

「里見さんの娘さんは13年に経産省の官僚だった鈴木隼人氏と結婚しています。その鈴木氏は14年の衆院選出馬の際、自民党の比例東京ブロックの単独1位という破格の待遇を受け、何の苦労もなく当選した」

 と、永田町関係者。

「また、カジノ誘致に積極的だった里見さんの思いに応えるかのように、安倍政権は16年に『カジノ推進法』を成立させた。今年1月には、セガサミー社長である里見さんの息子が、“横浜カジノ”への参入を目指す方針を明らかにしています」

「横浜進出」は、里見会長が2000年代初め頃から抱いていた「悲願」で、その時期、人を介して藤木氏とも会っている。

 安倍総理の退陣表明の直前、菅氏が藤木氏と手打ちしていたことは先に触れた通り。しかし、藤木氏の立場は「カジノ反対」のままだ。いかにして二人のドンを納得させるのか。「菅総理」が直面する最初の難問になりそうである。

「週刊新潮」2020年9月17日号 掲載

新潮社

5771名無しさん:2020/11/20(金) 11:39:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/2da94f79348e39eb28b3045f9852acfaa16b70b2
菅義偉、岸田文雄…20年前は“造反組”だった有力議員たち いま、あの「加藤の乱」を振り返る
11/20(金) 11:12配信

 2000年11月20日、衆議院本会議で野党が内閣不信任案を提出し、採決が行なわれた。当時の首相・森喜朗は、同年4月に脳梗塞で倒れた小渕恵三に代わってその座に就いたものの、あいつぐ放言、さらには閣僚の不祥事もあり、秋になると内閣支持率は20%を割る危険水域に入っていた。野党の不信任案提出はこれに乗じたものであった。

 このとき、自民党内でも加藤紘一が盟友の山崎拓とともにそれぞれ派閥を率いて、不信任案に賛成票を投じようとした。加藤はその意思を、さかのぼること11日前の11月9日、マスコミ幹部や政治評論家の集まる懇談会で表明。

 散会後、記者団に取り囲まれると、「国民も入れての、大きな長いドラマの始まりじゃないでしょうか」と宣言していた。いわゆる「加藤の乱」はこうして幕を開けた。この動きに多くの国民が期待を寄せることになる。

野中広務幹事長による加藤・山崎派の切り崩し
 加藤は野党・民主党との連携もほのめかしたため、政界再編も予想された。

 しかし、ふたを開けてみれば、この造反は成就せずに終わる。それというのも、自民党幹事長の野中広務(当時)が党分裂を避けるべく、加藤・山崎両派の切り崩しに全力を挙げたからだ。

 野中は造反する議員に対し、選挙での党の公認剥奪や除名をちらつかせるとともに、加藤派の幹部である古賀誠に働きかけて派閥内部からの分断工作を図った。こうして20日の不信任案採決の当日には、加藤と山崎への同調者は可決に必要な50人に届かないことが判明する。

 採決が始まったころ、加藤と山崎と同調する両派の議員たちは議場には入らず、都内のホテルに集まっていた。加藤は同調者たちを前に、いまから自分と山崎だけでも不信任案に賛成票を投じると告げたものの、ほとんどの者に止められた。このとき、加藤派の谷垣禎一が「あんたは大将なんだから、1人で突撃なんてだめですよ」と涙ながらに引き止める様子は、その後テレビでも繰り返し流された。

 それでも加藤は周囲の制止を振り切り、山崎とともにハイヤーで国会に向かった。しかし、いざ到着すると逡巡してホテルに引き返してしまう。山崎によれば、加藤とは結局、2度、国会に向かっては引き返し、3度目に彼から「行こう」と言われたときには「いや、俺はもう行かん」と突っぱねたという(※1)。3度目の正直で、ひとりホテルを出た加藤だが、このときも議場には行かないまま戻ってきて、それきりとなった。

 話は前後するが、国会に行こうとする加藤を谷垣ら同調者の多くが止めるなか、1人の議員が《行きましょう。ここまで来て、行かなきゃ国民に見離されますよ。勝ったって、負けたって関係ないから、闘いましょう》と語りかけていた(※2)。それは誰あろう、当時、加藤派に所属した現首相の菅義偉である。菅はこのとき衆院議員になって4年、2期目に入ったばかりだった。

5772名無しさん:2020/11/20(金) 11:40:17
>>5771


実は“造反側”にいた後の有力議員たち
 あらためて思い返すと不思議なことに、「加藤の乱」で造反側に回ったなかには、谷垣、菅とのちの自民党総裁がいたことになる。このほかにも、今年の総裁選で菅と争った元外相の岸田文雄(当時、加藤派)や、小泉純一郎政権で幹事長を務めた武部勤(同、山崎派)など、のちの党の実力者たちも造反に参加していた。加藤と山崎も含めて彼らが自民党にとどまれたのも、「加藤の乱」のあとで野中や古賀たちがとくに処分を行なわなかったからである。

 野中は、橋本龍太郎政権時に幹事長を務めた加藤を幹事長代理として支えるなど、もともと加藤とは関係が深かった。リベラル寄りの政治信条からして、森より加藤にずっと近い。古賀もまた加藤には将来に期待をかけていた。それだけに、党のために加藤の動きを封じなければいけなくなったときには、2人して泣いたという(※3)。

 野中は「加藤の乱」を鎮圧したあと、森に対しても「不信任案の否決はけっしてあなたの信任を決定したものではない」と諌めた。だが、これに森が怒っていたと聞き、幹事長をやめるにいたった。

 野中や古賀だけでなく、反旗を翻された側の森も、じつは自分の後継者にひそかに加藤を考えていたという(※4)。だが、加藤は焦ったためにそのチャンスを逃してしまったことになる。

 森内閣の支持率は「加藤の乱」のあとも低迷を続け、翌2001年3月に森は退陣を表明。後任を決める自民党総裁選では、小泉純一郎が国民の高い支持を背景に勝利を収める。「加藤の乱」が不発に終わったあとも、新たなリーダーを求める人々の思いが小泉政権を生んだといえる。

 その後、加藤は2002年に秘書の脱税事件などの責任をとって議員を辞職、翌年の総選挙で返り咲いたものの、自民党が民主党から政権を奪還した2012年の総選挙で落選。そのまま政界に復帰することなく、2016年に77歳で亡くなった。

 野中も、小泉政権の姿勢に疑問を抱いて2003年に政界を引退、自民党内でのリベラル派の凋落を嘆きながら2018年、92歳で死去した。

「加藤の乱」が失敗に終わった背景には、1994年に導入された小選挙区制の影響も大きい。かつての中選挙区制の時代には、自民党は常に単独過半数の確保を目標としたため、各選挙区で必ず複数の当選を目指して多くの公認候補を擁立した。そのなかで党内の各派閥はしのぎを削った。

 しかし、小選挙区制が導入されると、1つの選挙区につき各党が公認する候補は1人だけとなる。そのため派閥の選挙応援よりも、党の公認の重みが増した。「加藤の乱」は、自民党の中枢が選挙での公認権を切り札に議員を従わせた最初のケースであり、派閥秩序の衰微があきらかになった。

5773名無しさん:2020/11/20(金) 11:40:34
>>5772

派閥衰微時代の“申し子”ともいえる菅総理
 そんな派閥衰微の時代の申し子こそ菅義偉だった。じつは彼は「加藤の乱」の2年前の1998年にも、造反側に回っていた。

 それは橋本龍太郎の後任を決める自民党総裁選に、菅が慕っていた梶山静六が小渕恵三、小泉純一郎とともに立ったときのこと。梶山は所属する派閥の領袖である小渕に反旗を翻し、小渕派(平成研究会)を離脱したうえでの立候補であった。

 このとき菅は梶山と行動をともにし、1年生議員ながら梶山選対の事務局次長を担った。結果は小渕の完勝で、梶山は敗北を喫する。菅はのちに《このときが自分の政治家としての原点ですよね。最後は自分で決める。党に守ってもらうことはもう考えなくなった》と振り返っている(※2)。

 菅はそれからしばらく無派閥だったが、梶山の計らいで加藤派(宏池会)に移り、そこで「加藤の乱」を経験することになった。乱の後、加藤派は親加藤の小里貞利派(のちの谷垣派)と反加藤の堀内光雄派(のちの古賀派)に分裂、菅は堀内派に合流する。だが、彼はその後も派閥のしがらみにとらわれることなく、自らの信念に従って行動する。

 2006年、小泉純一郎の後任を決める総裁選では、派閥の違う安倍晋三の支援に回った。このとき安倍の属する森派(清和会)の会長の森喜朗は当初、同派の福田康夫の擁立を先行させ、安倍に立候補を思いとどまるように求めたという(※2)。安倍はこれに反発、菅に自分の事実上の支援団体になる「再チャレンジ支援議員連盟」を立ち上げさせた。

 同連盟には派閥横断的に多くの議員が参加し、福田は出馬断念に追い込まれる。これに勢いづいた安倍は総裁選に勝利し、第1次内閣を発足させた。菅は「加藤の乱」以来の因縁の相手である森に、ここでやっと一矢報いたともいえる。

 このあと2009年に菅は「派閥は古い体質の象徴と言われている」として宏池会(前年に谷垣派と再統合した古賀派=現・岸田派)を離脱する。そして2012年に安倍が首相に返り咲くと官房長官に就任、約8年間政権を支えたのち、無派閥のまま今年、総裁選を勝ち抜いて首相に登り詰めた。自民党で無派閥の議員が総理・総裁に選ばれたのは菅が事実上初めてとされる。

 菅はその後、「加藤の乱」について訊かれても、《加藤さんが途中で引いちゃったでしょ。私はふてくされてね》と多くを語っていない(※2)。対照的に岸田文雄は、昨年、菅の対抗馬として総裁選に立つ直前に上梓した著書『岸田ビジョン 分断から協調へ』(講談社)の最後の章で、かなり詳細に「加藤の乱」を振り返っている。

 それによれば、岸田は衆院での内閣不信任案の採決を前に、同じく加藤派の若手議員だった石原伸晃の事務所に塩崎恭久、根本匠と集まったという。このとき、石原が「固めの盃」と称して、日本酒がなかったので自らシェイカーを振ってドライマティーニをつくり、グラスに注いだ。4人でそれを一息に飲み干すと、岸田は《もう良いも悪いもない。会長[加藤]がここまでの決意をされたなら、一緒に討ち死にしよう。除名でも、対抗馬でも何でもかかってこい》と自分でも珍しく大きな声を上げる。

 じつは岸田は採決を直前にしてもまだ、このまま突き進むべきか悩んでいた。だが、ドライマティーニを飲み干すと、腹の底から力が湧いてくるように感じ、ようやく迷いを断つことができたという。ほかの3人も「生き残れたら、また乾杯だ」などと、勝どきを上げるかのような大声を響かせた。

5774名無しさん:2020/11/20(金) 11:40:44
>>5773

敗北に終わった「加藤の乱」のその後は…
 結果は敗北に終わり、4人はそれぞれの道を歩むことになったが、その後も「ドライマティーニの会」と称して毎年、11月20日前後になると集まっている。「加藤の乱」から10年が経った2010年には、会のゲストに加藤紘一を招いた。このとき岸田は、あの日、もし加藤が山崎とともに議場に行き、不信任案に賛成していたのなら、どうなっていただろうかと訊くつもりでいたという。だが、加藤の顔を見てしまうと、もう何も訊けない、訊くべきではないと感じ、ついに訊けずじまいに終わった。

 加藤も何かを言いたそうだったし、おそらくほかの誰かが尋ねていれば、何かを説明してくれたはずだった。しかし、結局、彼らはドライマティーニを2杯ずつ飲んで、静かに散会する。そうつづったあとで、岸田はこんな一文で、この章を締めている。

《政治家として勝負をかけたときは、絶対に負け戦をしてはダメだ――その思いが、いまも私の胸に刻まれています》

 しかし、今年9月の自民党総裁選では菅が党内の主要各派の支持を得て勝ち、岸田の「負け戦」に終わった。菅は早くから「ポスト安倍」を見越して、各派に影響力を持つ幹事長の二階俊博と会合を重ねていたという。その勝利への執念に、岸田は一歩及ばなかったということか。

 それでも来年9月末には、菅が安倍から引き継いだ残り任期が切れ、再び総裁選が予想される。そのとき岸田がまた菅の対抗馬として立つとして、果たしてどんな戦い方を見せるのだろうか。

※1 山崎拓『YKK秘録』(講談社)
※2 松田賢弥『影の権力者 内閣官房長官菅義偉』(講談社+α文庫)
※3 五百旗頭真・伊藤元重・薬師寺克行編『野中広務 権力の興亡』(朝日新聞社)
※4 森喜朗『私の履歴書 森喜朗回顧録』(日本経済新聞出版)
 このほか、田中秀征『自民党本流と保守本流 保守二党ふたたび』(講談社)、後藤謙次『ドキュメント 平成政治史 2 小泉劇場の時代』(岩波書店)、『NHKスペシャル 証言ドキュメント 永田町 権力の興亡 1993-2009』(NHK出版)、森功『総理の影 菅義偉の正体』(小学館)、清水真人『平成デモクラシー史』(ちくま新書)なども参照しました。

近藤 正高

5775名無しさん:2020/11/20(金) 17:43:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/99249924eb7e066f4f0cf0aeca21f556220a027c
下地氏復党、二階氏に反対伝達 自民沖縄県連
11/20(金) 16:16配信

 自民党沖縄県連の中川京貴会長は20日、党本部で二階俊博幹事長と会い、復党願を提出した無所属の下地幹郎衆院議員の同党入りに反対する考えを伝えた。

 中川氏はこの後、記者団に「われわれは復党を認めないと組織決定した。あとは党本部が判断する」と述べた。

5776名無しさん:2020/11/20(金) 22:21:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a85b39eb7a49a7e1f87f4a9d3d0e4375a5cb752
菅首相と二階幹事長が広島で“岸田潰し” 漁夫の利の公明党〈週刊朝日〉
11/20(金) 19:16配信

 公明党は次期衆院選で広島3区に斉藤鉄夫副代表を擁立するとを発表した。

 今年7月、公職選挙法違反容疑で逮捕された前法相、衆院議員の河井克行被告が離党。現在も裁判が継続中であることから、自民党が誰を擁立するか、注目されていた。だが、先に手を挙げたのは自民党と連立を組む公明党だった。広島3区は自民党宏池会の岸田文雄会長のお膝元。中選挙区時代は地盤でもあった。

「宏池会内では早くから、河井克行、案里被告の後継者を探すべきと、言われていた。だが、岸田会長は『県連会長に一任している』と全く動かず。そこに、公明党が電撃的に斉藤氏を擁立。岸田氏は何も情報がなかったようで、話を聞いた時は『本当なのか』と絶句していた。相変わらず、トロいですね」(宏池会所属の国会議員)

 公明党は、大阪より西では小選挙区選出議員はいない。そこで、さらに党勢拡大には小選挙区の議席が不可欠だと広島3区に目をつけ、数カ月前から擁立を検討していたという。公明党の議員がこう話す。

「河井スキャンダルのあとで、自民党が候補を立てにくい。斉藤氏は広島市で高校まで卒業。絶好のチャンスだと捉えた。しかし、公明党の票では絶対に勝てません。それで良好な関係にある自民党の二階幹事長に頼りました」

 二階派所属議員も一時、広島3区から出馬を検討していた。だが、公明党の打診があり、方向転換。

「二階氏から協力を得られると感触があり、発表となった」(前出の公明党議員)

 この決定には菅首相と二階幹事長との阿吽の呼吸もあったという。自民党のベテラン議員はこういう。

「菅さんと岸田さんが良くない関係であることは、二階氏も十分に承知している。次の総裁選のライバルでもある。『菅政権は自分が作った』と豪語する二階氏は、岸田さんがもたもたしている間に、公明党で決めれば、岸田さんは恥さらすことになる。石破茂氏に続き、岸田潰しにもなる。公明党なら岸田さんは直接、文句は言えませんからね。岸田さんを潰して、公明党と菅さんにも恩を売れる。二階さんにとっては一石二鳥です」

 一方、政権のもう一人の重鎮である麻生太郎副総理兼財務相は蚊帳の外だったという。

「麻生さんは『菅と二階で決めてしまって、何もわからん。菅はいうこと聞かないな』とぼやいている。岸田さんは慌てて候補を探しているそうだが、河井スキャンダルのあとで、厳しい選挙。手を挙げる人はいません。それより岸田さんのリーダーシップのなさが致命的。もう総裁選はダメだろうし、派閥会長としても終わったかもしれない」(前出・宏池会の国会議員)

(今西憲之)

5777名無しさん:2020/11/20(金) 22:22:32
https://www.asahi.com/articles/ASNCN4K0QNCMUTFK00K.html
衆院選みすえて「岸田氏包囲網」 ちらつく二階氏の影
有料会員記事
笹井継夫、太田成美
2020年11月20日 18時00分

 自民党の宏池会(岸田派)会長を務める岸田文雄前政調会長が、次期衆院選の候補者調整をめぐって難しい判断を迫られている。同派の牙城(がじょう)とされる広島県では、地元県連が反発するなか、公明党が候補者擁立を決定。ほかの選挙区でも二階派などと競合が相次いでいる。岸田氏の対応次第では、求心力の低下を招きかねない状況だ。

 19日夕、岸田氏は党本部を訪れ、二階俊博幹事長と約30分会談した。硬い表情で幹事長室を後にした岸田氏は記者団に「(広島の)報告をしてきました。決まったことはなにもない」などと言葉少なだった。

 公明はこの日、党中央幹事会で次期衆院選の広島3区に斉藤鉄夫副代表(比例中国ブロック)の公認を決定。直後に山口那津男代表は菅義偉首相と面会し、斉藤氏の擁立を伝達。山口氏によると、首相は話に異論を挟まず、うなずいて聞いていたという。

 広島は、宏池会を結成した池田…

5778名無しさん:2020/11/21(土) 00:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ede34a2bf6ca3fd1bfa11f902b187f1fd48b641
石破氏「自分が終わったと思わない限り終わらない」 総裁選再挑戦へ意欲
11/21(土) 0:04配信

 自民党の石破茂元幹事長は20日、東京都内で開いた自身の政治資金パーティーで「誰がなんと言おうと、自分が終わったと思わない限りは終わらない」と述べた。石破氏は10月、9月の総裁選で最下位に終わった責任を取るとして石破派会長を辞任したが、総裁選再挑戦への意欲をにじませたとみられる。

 石破氏は政策論を中心とした約1時間の講演の最後に自身の現状に触れ、会長辞任について「同志の皆様方にご心配、ご迷惑をおかけした。1回けじめをつけたいと思った」と述べた。

 「いろんな報道がある。石破茂は終わったのかとかね。大きなお世話だ」とも言及。「この間、ある方が教えてくれた」と第三者の発言を引用する形で「自分が終わったと思わない限りは終わらない。決めるのは自分であって、他者ではない」と語気を強めた。

 石破氏は派閥会長辞任に当たり、鴨下一郎元環境相を後任に推したが、鴨下氏が固辞した。若手を中心に石破氏の会長復帰を求める声が根強くあり、約1カ月にわたって会長不在が続いている。【立野将弘】

5779名無しさん:2020/11/21(土) 21:58:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/f23dc10291baa777dbe2a4af4317410d00fe6445
自民・石破氏「終わっていない」 総裁選出馬に含み? 
11/20(金) 21:09配信

 自民党の石破茂元幹事長は20日、東京都内で自身の政治資金パーティーを開き、「『石破茂は終わったのか』という報道があるが、自分が終わったと思わない限りは終わらない」と語った。

 今年の党総裁選惨敗に続き石破派会長を辞任したことで今後の挑戦が困難になったとの見方が広がっているが、出馬の可能性に含みを持たせた形だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a50e91353d18c83150b0f383ec04f50267cd9855
石破氏「終わったか決めるのは自分」 次への意欲なお?
11/20(金) 22:07配信

 自民党の石破茂元幹事長は20日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開き、講演した。「石破茂は終わったのか」などの報道があると説明したうえで、「誰がなんと言おうと、自分が終わったと思わない限りは終わらない。それを決めるのは自分で、他者ではない」と語った。

 石破氏は9月の自民党総裁選敗北の責任をとる形で10月22日に石破派(水月会、19人)の会長を辞任。次期総裁選への立候補は困難な状況にある。

 講演後、記者団から発言の意図を問われ、「自分が終わったと思ったら終わる。そしたらこんな会やりません。そしたら次の選挙に出ません」と強調。一方、将来の総裁選へ向けた意欲かと問われると、「今そんなことを申し上げる時ではない」と明言を避けた。そのうえで「地方創生にしても憲法にしても、あるいは安全保障の体制にしても、まだまだやれていないことがいっぱいある。やるべきことをきちんとやる」と述べた。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/062d5cc7fc40cf3ba33b581b83b403575312710a
自民・石破氏 “石破は終わった”一部報道に「大きなお世話だ」
11/20(金) 23:17配信

 今年の自民党総裁選で菅総理に敗れた石破元幹事長は20日、「自分が終わったと思わない限り終わらない」との考えを示し、総裁選への再出馬に意欲をにじませました。

 「色々な報道があります。“石破茂は終わったのか”とか、大きなお世話だ。誰が何と言おうと自分が終わったと思わない限りは終わらない(と言われた)。私は本当にそうだなと思いました」(自民党 石破 茂 元幹事長)

 20日、東京都内で政治資金パーティーを開いた自民党の石破元幹事長は、今年9月の総裁選での敗北に触れた上で、「自分が終わったと思わない限り終わらない」と、総裁選への再出馬に含みを持たせました。

 また、記者団に対し「地方創生や憲法、安全保障もまだまだやれてないことがいっぱいある」と強調しました。

 石破氏は先月、総裁選敗北の責任をとる形で派閥会長の辞任を表明していますが、“けじめをつけることと総裁選への出馬は別の話だ”としています。(20日22:46)

最終更新:11/21(土) 6:06
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/2875124f71fe50e7f825bbb5ff08085b0429392e
自民・石破氏「『終わった』とは大きなお世話」
11/21(土) 6:15配信

 自民党の石破元幹事長は、講演で「石破茂は終わったのかと言われるが、大きなお世話だ。終わるのを決めるのは自分だ」と強調しました。

 自民党・石破元幹事長:「『石破茂は終わったのか』、大きなお世話だ。誰が何と言おうと、自分が終わったと思わない限りは終わらない。それを決めるのは自分であり、他者ではない」
 石破元幹事長は自民党総裁選で敗れ、派閥の会長を辞任したことについて「一回けじめをつけることが必要だ」と述べました。そのうえで、今後については「日本のために全身全霊で訴えていきたい」と、将来の総裁選出馬に含みを持たせました。しかし、会長辞任以来、後任の不在が続いていて、派閥自体の存続を危ぶむ声も上がっています。

テレビ朝日

5780名無しさん:2020/11/21(土) 21:58:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d5ddebdcd0e0e1b02fb6e8e5b4bb2989dabb95b
「自分が終わったと思わない限り終わらない」自民・石破氏
11/20(金) 21:13配信

 自民党石破派(水月会、19人)の石破茂元幹事長が派の会長辞任を表明してから約1カ月が過ぎた。後任や派の方向性は依然決まっていない。当初、一部の派の幹部らは竹下派(平成研究会、54人)への集団移籍を検討したが、若手は石破氏を慕い、派の存続を求める。派全体の足並みはそろっていない。(奥原慎平)

 「私は一回ケジメをつけることが必要だと思っている。同志に心配と迷惑をかけて申し訳ない」

 石破氏は20日夜、都内のホテルで開いた政治資金パーティーで、派に混乱を招いたことをこう謝った。

 石破氏は10月22日、9月の総裁選に敗れた責任をとり派の会長を辞任する意向を示した。その際、鴨下一郎元環境相を後継指名し派の存続を訴えたが、鴨下氏は固辞している。

 会長を退任したのは、ベテランらから相次ぐ求めがあったという背景もある。総裁選の敗北から派を再建するには「ショック療法」が必要という考えだ。

 10月中旬、鴨下氏は山本有二元農林水産相ら派の幹部や中堅が立ち会う中で、石破氏に「皆が言っている。会長を退いてもいいじゃないか」と辞任を求めたという。この時は、石破氏はぶぜんとした表情を浮かべたまま、結論が出なかった。

 会合後、あるベテランは石破氏に「総裁選で無理な戦いを仲間に強いた責任は取らないといけない。会長退任も一つの手だ」と諭した。石破氏は2晩寝ずに悩み抜いた末に辞任を決断したという。

 派内には、鴨下氏ら竹下派に在籍していた議員が多い。一部は竹下派への集団移籍を模索したが、若手らが石破派の存続を強く求め、今は膠着(こうちゃく)状態に陥っている。ある若手は「先輩方が石破氏をほうり出したが今も石破氏に命を預けている」と不満を隠さない。

 石破派は例会の開催を見送っているが、若手らは「石破降ろし」に距離を置く平将明元内閣府副大臣らと週に1度の「昼食会」を始めた。18日夜には東京・赤坂のそば店で、石破氏を囲んで結束を深めた。

 石破氏は20日夜のパーティーで、自らを鼓舞するように、こうも語った。

 「石破茂は終わったという報道もあるが、大きなお世話だ。自分が終わったと思わない限り終わらない」

5781名無しさん:2020/11/21(土) 22:22:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/83e63036f6e1b06967544bcd74cc70824ae098a8
「露骨な岸田つぶし」公明広島の乱、菅首相ら静観 衆院3区
11/21(土) 10:27配信

 公明党が次期衆院選の広島3区に斉藤鉄夫副代表の擁立を決め、自民党内に波紋を呼んでいる。同区の現職は、河井案里参院議員の選挙違反事件で自民を離党した夫の克行元法相。自民県連は「後任」となる候補の公募を始めたが、公明は「事件で地元支持者に自民への不信感がある」と反発し、斉藤氏擁立を強行する構えだからだ。これに乗じて、広島県内で影響力が強く、来秋の自民総裁選を目指す岸田文雄前政調会長の求心力を弱めようとする自民内の動きも加わり、両党の調整は難航が予想される。

 「斉藤衆院議員を候補として公認します」。19日昼。公明の山口那津男代表は擁立を正式決定した党会合を終えるとすぐに官邸に向かい、菅義偉首相(自民総裁)に報告。首相は黙ってうなずいた。

 公明は2017年の衆院選広島3区で克行氏、19年の参院選広島選挙区で案里氏を推薦した。公明関係者によると、斉藤氏を擁立したのは夫妻の逮捕後、特に支持母体である創価学会の地元支援者から「裏切られた。今後、自民候補は応援しない」などの厳しい声が寄せられたからだ。

 斉藤氏は比例中国選出の当選9回で、環境相や党幹事長を歴任した重鎮。公明は比例中国で現状の2議席維持に危機感があり、与党の空白区となった広島3区を「逃せないチャンス」(党関係者)とみて擁立に打って出た。事前に岸田氏らに打診したが「ぞんざいな返答」(同)をされたこともあり、「広島3区で協力しなければ全国の岸田派議員を支援しない」と態度を硬化させている。

 臆測を呼んでいるのが、首相や二階俊博自民幹事長の動きだ。両氏は岸田氏と距離がある一方、斉藤氏と気脈を通じ、首相は創価学会とも太いパイプがある。岸田氏は19日、二階氏の元に駆け込んだが、二階氏は「(県連独自候補の)公募を進めてくれ」と突き放した。官邸筋は「岸田氏が自分で何とかしろという意味だ」と二階氏の言葉を解説する。

 与党関係者によると、公明の擁立方針は今月上旬には、首相や二階氏に伝わっていたという。「黙認」を決め込む両氏に「総裁選を見据えた露骨な『岸田つぶし』」との見方が与党内で広がる。

 苦しい立場に追い込まれたのが、自民県連の公募を主導している岸田氏だ。19日には記者団の前で「党が選挙にどう臨むのかが問われている」と首相や二階氏を強くけん制。岸田派幹部は「やり方があまりに理不尽だ」と猛反発する。ただ、岸田派には公明の支援なしには当選が厳しい議員も多く、動揺も広がる。

 派内からは岸田氏に対し「これくらい調整できなければ、総理になんかなれない」(中堅)と冷ややかな声も出始めている。 (森井徹、河合仁志)

西日本新聞社

5782名無しさん:2020/11/21(土) 22:23:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/655723e3ad624ec3ffeb1416bc02fdd35f647b6d
「加藤の乱」から20年 自民名門派閥、続く苦境
11/20(金) 18:34配信

 自民党の故加藤紘一元幹事長が2000年に当時の森喜朗首相に退陣を迫った「加藤の乱」から20日で20年となった。名門派閥「宏池会」(現岸田派)を率い、首相候補と目された加藤氏だったが、倒閣運動の失敗を境に影響力が低下。宏池会はその後も首相を輩出していない。加藤の乱の際は共に宏池会の一員だった菅義偉氏が首相に就く一方、派閥を引き継いだ岸田文雄前政調会長は苦境が続いている。

 加藤の乱は、加藤氏と、盟友の山崎拓元政調会長が仕掛けた「森降ろし」政局。両氏らは野党提出の森内閣不信任決議案に同調して政権転覆を狙ったが、当時の野中広務幹事長ら執行部に切り崩された。

5783名無しさん:2020/11/21(土) 22:25:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/12d11147dbd3bf360a56b48166686963e2130a1d
「こんな話はやらない」沖縄と政府の元パイプ役、菅首相と懇談
11/21(土) 10:56配信

 【東京】菅義偉首相は20日、都内で安慶田光男元沖縄県副知事や平良朝敬県ホテル協会会長らと昼食懇談を開いた。安慶田氏らによると、懇談は、菅氏の首相就任を祝う場を持とうと安慶田氏が代表理事を務める「沖縄経済懇談会」として首相に打診し、実現したという。

 面談後、取材に応じた安慶田氏は首相とはコロナ禍での沖縄経済について意見を交わしたとし、「経済は大変だ。GoToキャンペーンも続けてほしいし、空港の水際対策を政府も直接やってほしい、とかそういう話をした」と説明した。

 下地幹郎衆院議員(無所属)の自民党の復党問題を注目される衆院沖縄1区については「こんな話はやらない」としつつも、「大変だよ、仲間割れしちゃいかんよ」と述べた。

 安慶田氏は翁長雄志前県政時、名護市辺野古の新基地建設を巡り、当時官房長官だった菅氏や杉田和博副長官ら安倍政権と「本音で語れる」(政府関係者)パイプ役を務めた。

5784名無しさん:2020/11/22(日) 10:36:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/78f543d98e3d4cd6028bdd60423e66046ecf5642
公明、菅首相後押しを期待 山口代表現地入り、対応後手の岸田氏窮地 広島3区
11/22(日) 7:07配信

 次期衆院選の広島3区をめぐり、公明党が斉藤鉄夫副代表に候補者一本化を図ろうと、自民党への働き掛けを強めている。

 かねて関係の近い菅義偉首相や二階俊博幹事長の後押しを期待した動きだ。一方、広島を地盤とする自民党岸田派会長の岸田文雄前政調会長は、公募手続きを進める地元県連とともに独自候補の擁立を主張。ただ、対応が後手に回り、窮地に追い込まれつつある。

 「うちは斉藤を出します」。公明党の山口那津男代表は16日、首相に電話し、斉藤氏の擁立方針を伝えた。19日の党中央幹事会で公認を決定すると、直後に山口氏が首相と会って報告。首相はうなずきながら聞いていたという。山口氏は22日、3区内にある広島市安佐南区を訪問し、斉藤氏とともに党所属の地方議員や支持者らと懇談する。

 公明党が斉藤氏の擁立に動いたのは、広島3区を地盤とする元法相の河井克行被告と妻の案里被告(ともに自民党離党)による公職選挙法違反事件がきっかけだ。支持母体の創価学会から「もう自民党は支援できない」と突き上げられ、自公関係の亀裂を覚悟で決断した。

 広島は、岸田派にとって岸田氏ら所属議員6人を抱える「牙城」。公明党はこの状況を逆手に取り、岸田氏と疎遠な首相らを味方に付け、「公明VS岸田派」の構図に持ち込む戦略を描く。

 既に、党幹部が岸田氏に「斉藤氏を支援しないなら、全国の岸田派議員を支援しない」と通告。さらに、派閥議員と個別に接触し、「調整の行方次第では対抗馬を立てる」と揺さぶっている。

 これに対し、岸田派は「派閥つぶしだ」(幹部)と猛反発。岸田氏は19日夕、二階氏と党本部で会談し、「斉藤氏の擁立を認めれば、悪い先例ができる」と徹底抗戦を訴えた。

 もっとも、岸田氏の対応には、党内に「遅過ぎる」との不満もくすぶる。二階氏への直談判は、山口氏が首相に公認決定を伝えた数時間後。そもそも、10月初めに公明党から擁立の打診を受けたにもかかわらず、「難しい」と回答したのは11月初めで、同党幹部は「1カ月も音沙汰がなかった」と不信感をあらわにした。

 衆院議員の任期満了まで残り1年弱。公明党の選挙協力を当てにする同派の中堅・若手からは「もう譲るしかない」との弱音も漏れる。一方、地元県連は「公明は絶対に許さない」と態度を硬化させており、岸田氏は板挟みの状態だ。

 岸田氏は来年の党総裁選への出馬を目指している。閣僚経験者の一人は「広島3区の問題をうまく収拾しなければ岸田氏は終わる」と指摘した。

5785名無しさん:2020/11/22(日) 11:30:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea30ff2bdc789b2309d1019b950e07a0455102ad
「スーツを着て寝ている」菅さんの危機管理能力 迅速に対応は〝政権の猛威〟だけ? 「GoTo」での真価
11/22(日) 7:00配信

新型コロナウイルスの感染拡大が進むなか、菅義偉首相の肝いりで進められてきた「GoToトラベル」が問題になっています。「スーツを着て寝ているのではないか、とささやかれるほど、危機対応はいつも迅速だった」。そのように自民党幹部が持ち上げてきた「危機管理の菅」の実相とは――。朝日新聞政治部の南彰記者が国会周辺で感じたことをつづります。

消えるライバル
新型コロナの感染者数が過去最多を更新し続けた今週。永田町で持ちきりになっていた話題は「岸田潰し」でした。

「岸田」とは、9月の自民党総裁選で、菅さんに敗れた岸田文雄さんのことです。安倍政権では外相や自民党政調会長を歴任。池田勇人、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一と4人の首相を輩出した自民党の名門派閥「宏知会」(岸田派)を率いており、来年9月の自民党総裁選での再挑戦にも意欲を示していました。

しかし、岸田さんのお膝元である広島の選挙区(衆院広島3区)で、岸田さんが同志となる候補者の擁立を目指すなか、公明党が11月19日、副代表の斉藤鉄夫さんを擁立すると宣言。公明党に近い菅さんにも伝えました。

岸田さんたちが自民の候補者を広島3区で擁立すれば、全国の岸田派の議員を次の選挙で応援しないというプレッシャーが公明党側からかけられており、岸田派内が混乱状態に陥っています。

「岸田潰し」と言われる前には、安倍政権に批判的だった石破茂・元自民党幹事長に対する「石破潰し」という言葉が自民党内で飛び交いました。

国民的な支持はありましたが、総裁選では国会議員票が26票(自民党国会議員の7%)と低迷。石破さんはその責任を取る形で自らが立ち上げた派閥の会長を辞任するなど、来秋の総裁選で菅さんに対抗する道筋を描けずにいます。

一方、菅さんは今週、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談し、来年の東京五輪・パラリンピック実施をアピール。9月の総裁選で争ったライバルが崩れるなか、菅さんには来年9月の自民党総裁選での再選に向けて、追い風が吹いているように見えます。

5786名無しさん:2020/11/22(日) 11:31:30
>>5785

記者会見で異例の批判
安倍政権は、自らの権力基盤を脅かす野党を分断することで政権の危機をコントロールし、国政選挙で連勝を重ね、集団的自衛権の行使に道を開く安全保障関連法なども異論を押し切って成立させてきました。菅さんは政権の中枢において、野党を一枚岩にさせないカギを握る日本維新の会との連携を担ってきました。

2017年衆院選で、東京都知事の小池百合子さんが「希望の党」を結党して民進党と連携し、安倍政権が窮地に立たされたときには、「一夜にして政策の協議も全くないまま、いつの間にか政党が一つになってしまった。選挙目当ての数合わせが進んでいるのではないか」「信念のない政治は停滞と混迷をもたらす」など、政府のスポークスマンの記者会見としては異例の批判を繰り返しました。

そして、小池さん側の自壊もあって、安倍政権は森友・加計学園問題という疑惑を抱えながらも、選挙に勝利し、政権の骨格を変えることなく、長期政権を維持することができたのです。

これは、政権を脅かす危機の芽を摘む、一種の「危機管理」と言えるかもしれません。

「いつも迅速」という評価
ただ、本来求められている「危機管理」は国民・市民の命や生活にかかわるものです。このことを考えさせられる場面が、いま開かれている臨時国会でありました。11月5日の参院予算委員会でのやりとりです。

「総理は『官房長官として7年8カ月、何よりも危機管理に重きを置いてやってきた』とおっしゃっていますが、その中で何が記憶に残っていらっしゃいますか」

立憲民主党副代表の森ゆう子さんから質問された菅さんは次のように答えました。

「まず、最初にあったのが、アルジェリアの人質事件でありました。それから、北朝鮮のミサイル、あるいは熊本地震、昨年の台風19号、台風による大雨だとか、いろんな危機管理に対応してきたわけでありますけれども、私自身、内閣官房長官というのは危機管理の責任者でありまして、夜も時間を問わずに、地震とか発生もあるわけでありますので、まあ緊張しながら、この7年8カ月はすぐ行くことができたというふうに思っています」

安倍政権の官房副長官を務めた世耕弘成さんも「菅長官はスーツを着て寝ているのではないか、と官邸の中でささやかれるほど、危機対応はいつも迅速だった」と10月29日の参院本会議で評価しています。「(官邸に)すぐ行くことができた」というのは自他共に認めるところなのでしょう。

5787名無しさん:2020/11/22(日) 11:31:56
>>5786

人質事件対応より選挙応援
そこで、森さんは2016年7月にバングラデシュの首都・ダッカで起きた人質立てこもり事件の対応を尋ねました。

この事件は、日本時間の未明に発生。官房長官だった菅さんは朝に緊急記者会見を開いて、「日本人が含まれている可能性もある」と明らかにしましたが、当時の安倍晋三首相らに対応を任せて、新潟の選挙応援に出発。国家安全保障会議(NSC)も欠席したからです。

この事件では、日本人7人が殺害されています。「危機管理の要がまさか選挙に来ないと思っていたが、(新潟に)おいでになった。あのときの判断は正しかったと思われますか」

菅さんは「しっかり体制を整え、最高責任者である総理大臣が(選挙の)遊説を中止して陣頭指揮を執るということになりましたので、私は応援に出かけた」と説明。森さんから「だから適切だったかどうか、最後まで答えてください」と問われましたが、「そこは適切であったというふうに思います」と述べるだけで、非を認めることはありませんでした。

菅さんが触れなかったこと
菅さんが答弁であげた「危機管理」の例からは、安倍政権時代に問われた重要な項目が抜け落ちています。

2014年に過激派組織「イスラム国」(IslamicState=IS)による邦人人質事件が起きたときは、当初家族に解放交渉が委ねられました。そして、首相が「ISIL(ISの別称)と闘う周辺各国に、総額で2億ドル(約236億円)程度、支援を約束する」と演説。その後、フリージャーナリストの後藤健二さん、湯川遥菜さんが殺害されました。

2018年には、気象庁が記録的な大雨になることを警告しているなか、東京・赤坂の衆院議員宿舎で首相や自民党国会議員が懇親会「赤坂自民亭」を開き、対応が遅れるなか、多くの被害を出しました。

そして、今年に入ってからの新型コロナ対策をめぐっても、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の感染拡大で国際的に批判を浴び、安倍さん周辺との溝が開き、危機において官邸の意思疎通が乱れるという状況になりました。

その後のコロナ危機をめぐる政権対応への評価は、「アベノマスク」を主導した安倍さんが一身に背負うことになりましたが、「危機管理の菅」の実相はさまざまです。

とりわけ、コロナ対策は世界の指導者にとって鬼門です。アメリカのトランプ大統領も、コロナ対策の失敗で追い詰められました。

20日の参院本会議でも、野党からGoToキャンペーンを見直し、まずは感染拡大防止と生活補償をしっかり行うよう求める意見が相次ぎましたが、菅さんは「約900万人の方が観光関連に幅広く従事している」と意義を強調し、「適切に運用する」と繰り返すばかりでした。

政府の分科会の「見直し」提言に押されるように、3連休が始まった21日になって、菅さんは「感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約を一時停止するなどの措置を導入します」と表明しました。

しかし、「タイミングは遅くなかったですか」「Gotoの一時停止はいつから、どこで始まるんですか」という記者団からの問いかけには応じませんでした。

持論に固執しないで、危機に対応できるのか。そして、その方針をわかりやすく国民に説明し、安心感を与えることができるのか。11月25日には衆参両院の予算委員会で集中審議が行われます。「危機管理の菅」と言われてきた菅さんの真価が問われています。

     ◇

《来週の永田町》
11月24日(火) 中国の王毅外相が来日
11月25日(水) 衆参両院の予算委員会で菅首相が出席した集中審議。新型コロナ対策や日本学術会議の任命拒否問題、「トランプ後」の日本外交などを議論する予定
11月26日(木) 衆院憲法審査会で自由討議

     ◇

南彰(みなみ・あきら)1979年生まれ。2002年、朝日新聞社に入社。仙台、千葉総局などを経て、08年から東京政治部・大阪社会部で政治取材を担当している。18年9月から20年9月まで全国の新聞・通信社の労働組合でつくる新聞労連に出向し、委員長を務めた。現在、政治部に復帰し、国会担当キャップを務める。著書に『報道事変 なぜこの国では自由に質問できなくなったのか』『政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す』(朝日新書)、共著に『安倍政治100のファクトチェック』『ルポ橋下徹』『権力の「背信」「森友・加計学園問題」スクープの現場』など。

5788名無しさん:2020/11/22(日) 18:29:50
https://mainichi.jp/articles/20201121/k00/00m/010/115000c
「私のこと嫌ってるの?」 現役最強・安倍世代の同期会が緊迫する瞬間とは
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月22日 10時00分(最終更新 11月22日 10時00分)

 菅義偉首相らを輩出した1996年衆院選初当選同期の絆に焦点があたり、国会議員の「同期」が注目されている。ただし、「現役最強世代」は安倍晋三前首相、岸田文雄前政調会長、野田聖子幹事長代行らがいる93年衆院選初当選組だろう。彼らの同期会は、やり取りが時に緊迫することで知られる。どんな会話が交わされているのだろうか?【政治部・飼手勇介】

「マフィア映画を見なさいよ」
 「アメリカのマフィア映画を見なさいよ。もっと親分の所作を学ぶべきじゃない?」

 11月11日、東京・六本木の高級すし店。野田氏は、9月の総裁選で菅氏に敗れた岸田氏に語りかけ、岸田氏は苦笑いを浮かべた。野田氏は岸田氏に対して「総裁選は良かった。一皮むけた」と予想を上回る議員票を積み上げた戦いぶりをほめる一方で、厳しい言葉もかけたという。出席者の一人は「野田はいつも岸田をいじるんだ」と笑う。

 安倍氏と初当選同期の議員による同期会での一幕だ。新党ブームで自民党に大逆風が吹いた93年初当選組。同期会はこれまでも年1〜2回程度のペースで開かれてきた。今回は退陣した安倍氏の慰労会との位置づけで、安倍氏を中心にコの字形のカウンターを囲み、会食は約3時間に及んだ。

 安倍、岸田、野田の3氏に加え、林幹雄幹事長代理、小此木八郎国家公安委員長、浜田靖一元防衛相、根本匠元厚生労働相、塩崎恭久元厚労相、荒井広幸元参院議員の計9人が参加し、思い出話に花を咲かせたという。野田氏は終了後、記者団に「岸田さんもいたし、私も候補の端くれとして、それぞれの良い点・悪い点を指摘しあった」と語った。

「私のこと嫌ってるの?」
 今回は和やかな雰囲気だったが、同期といえども「なれ合いではなくて切磋琢磨(せっさたくま)する」(野田氏)間柄とあって、過去の会合では「総裁ポスト」を巡ってさや当てが繰り広げられたこともあった。

 「私のこと嫌ってるの? 総裁選出ようとしたから怒ってるの?」

 「そんなことないよ」

 2016年2月の同期会では、…

5789名無しさん:2020/11/22(日) 19:03:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/d44827cd212112e3d5115cf8a5328d96053175c2
通常国会「年初の召集困難」 自民国対委員長 中旬にずれ込み示唆
11/22(日) 17:28配信

 自民党の森山裕国対委員長は22日、来年の通常国会について、年明け早々の召集は困難との見方を示した。そのうえで「下旬になると(2021年度当初予算案の)自然成立に向けて日程が厳しくなる」とも述べ、1月中旬ごろの召集になる可能性を示唆した。

 森山氏は地元の鹿児島市で、記者団に国会召集時期を聞かれ「(1月)4日とか、冒頭はちょっと無理かもしれない」と語った。1月上旬に召集した場合、菅義偉首相がまず今年度第3次補正予算案を成立させた後、速やかに衆院解散・総選挙に踏み切るのではとの見方が党内にあるが、森山氏は「(首相は)支持率が高いからとの理由で解散を決めるような性格ではない」と述べ、否定的な見方を示した。【足立旬子、東久保逸夫】

5790名無しさん:2020/11/22(日) 19:20:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cea51956e09b221aeb118eb7c8b3da62ee9bb61
【点描・永田町】大阪都構想否決で首相も落胆
11/22(日) 19:04配信

 いわゆる大阪都構想が11月1日の住民投票で否決されたことが、菅義偉首相の政権運営にも痛手となりつつある。都構想実現に政治生命を懸けてきた松井一郎市長が、市長任期満了での政界引退を表明したからだ。都構想実現を党是とする地域政党・大阪維新の会代表の松井氏は、国政政党・日本維新の会の代表でもあり、次期衆院選での勢力拡大を狙う維新の失速にもつながる。自民党が反対する中、首相は都構想実現に向けて親密な関係の松井氏の背中を押してきたとされるだけに、“菅別動隊”とも呼ばれる維新の挫折には落胆を隠せない。

 維新創業者の橋下徹元大阪市長と松井氏は、安倍晋三前首相や菅首相との親密な関係を軸に維新の国政政党として存在感を誇示し、菅政権発足後も首相との連携強化に腐心してきた。これに対し、首相も憲法改正を目指す立場から、改憲派の維新を“補完勢力”とすることで政権基盤の安定化を狙っていたとみられる。さらに、来年9月の自民党総裁再選で4年の本格政権を狙う首相は、次期衆院選後の「自公維連立」も視野に入れていたとされるだけに、松井氏の引退表明で「政局運営の重要なカードを失った」(自民長老)格好だ。併せて、今回、大阪都構想への賛成に転じて「敗者」となった公明党も、大阪での自民党との関係が悪化しており、公明党との太いパイプを持つ首相の衆院選戦略にも影響必至だ。

 松井氏にとって、大阪市を廃止して四つの特別区に再編する大阪都構想の是非を問う住民投票は、橋下氏と共に主導した2015年に続く2度目の挑戦。しかし、前回と同様に土壇場での「大阪市をなくしていいのか」という市民感情の盛り上がりで僅差での否決となり、政令市としての大阪市存続が決まった。今回松井氏と共に都構想実現にまい進してきた“維新の新星”と呼ばれる吉村洋文大阪府知事(維新代表代行)も再挑戦を否定せざるを得なかった。

“菅1強”弱まり、二階氏の影響力拡大も
 そもそも、橋下氏が提唱し、同氏が松井氏と共に立ち上げた維新の看板政策が大阪都構想。過去の大阪市では、行政をめぐる府知事と市長の対立が際立っていたことから、橋下、松井両氏は「大阪の不幸せ(府市合わせ)解消」との言い回しで、大阪府と大阪市の二重行政の弊害をなくすことが大阪全体の発展につながると主張して都構想実現を訴えてきた。住民投票否決を受けて記者会見した松井氏は「政治家としてのけじめをつけなければならない」と、市長任期満了時の政界引退を表明。吉村氏も「僕が都構想に挑戦することはない」と悔し涙をにじませた。維新は、党運営の指揮官と看板政策を同時に失うことになり、国政政党としての存在感低下は避けられそうもない。

 その一方で「首相が視野に入れる、自公維連立実現のキーパーソンは松井氏」(自民幹部)とみられていただけに、「首相にとっても大きな痛手」(同)だ。しかも、自民党を仕切る二階俊博幹事長は都構想に反対してきたため、今回の事態を踏まえ、「政権内での二階氏の影響力が一段と増す」(自民長老)との見方も広がる。首相は「国政への影響はない」と平静を装うが、自民党内では「学術会議問題で支持率が低下している中、新たな痛手になるのは間違いない」(若手)との指摘が相次ぐ。臨時国会での与野党対決の主舞台となった衆参予算委論戦では、野党側が日本学術会議会員の任命拒否問題で首相の強権的姿勢を厳しく追及し、首相は防戦一方の状態となった。それだけに与党内では「今回の維新の挫折が、政権発足時からの“菅1強”の弱体化につながる可能性は少なくない」(公明幹部)との見方が広がっている。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」11月16日号より】

5791名無しさん:2020/11/23(月) 12:36:57
>>5743

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a51694ddc5f38ad43c28f6f0e213c0452c65abd
国場衆院議員の和解に「暴力団介入」と文春報道 代理人は否定
11/19(木) 13:44配信

 週刊文春は18日、外務政務官を務める国場幸之助衆院議員を被告にした損害賠償請求訴訟を前に、国場氏の親戚男性が、指定暴力団幹部を同席の上、原告男性に示談を求めたなどとオンライン版で報じた。報道を受け、国場氏は代理人弁護士を介し「(記事内容を)断固否定する。名誉毀損(きそん)などで訴訟を検討する」などと事実関係を否定している。

 関係者によると、国場氏は2018年4月に観光客の男性と那覇市内でトラブルになり傷害事件を起こした。その際、一緒にいた飲食店経営の女性を巡り、原告男性から提訴され、既に和解が成立している。記事によると、和解前に、国場氏の親戚男性が暴力団幹部を伴い原告男性と面会、示談を求めたという。

 国場氏側の代理人弁護士は記事内容を全面的に否定した上で、「記事の件で親戚男性から聞き取りしたが、暴力団の関与や仲介は否定した。国場氏の政治活動や個人的な相談などにはこの親戚男性が関与することはほとんどない。記事はでっち上げだ」と主張した。国場氏側は19日にも週刊文春に対し抗議文を送付し、名誉毀損で損害賠償や謝罪広告の掲載などを求めることを検討するとしている。

琉球新報社

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce3aeb79f3edbf75114bfac61b756a17426ae96
「不倫の示談、暴力団が仲介」と文春報道 国場議員は否定
11/19(木) 6:26配信

 自民党の国場幸之助衆院議員の不貞行為があったとして、那覇市内の男性が2019年に損害賠償を求めた訴訟に関連し、国場氏の義父の西田健次郎元県議が訴訟の前年、暴力団関係者に示談に向けた仲介を依頼していたと18日の「文春オンライン」が報じた。国場氏は同日、本紙の取材に「そんなことはない」と報道内容を否定した。国場氏から西田氏に仲介を依頼した事実もないとしている。

 「文春オンライン」は、西田氏は18年、沖縄市内で男性に加え、指定暴力団旭琉會の関係者も交えて面談。西田氏が示談を申し入れたとし、「弁明書」を入手したと報じた。

 同訴訟について当時の本紙取材に、国場氏側は「当初から不貞行為に関して否定している。全面的に争う」とコメントしていた。同訴訟は19年12月に和解が成立している。

5792名無しさん:2020/11/23(月) 12:37:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1739d361f72bc2b10d73a63c1c3813658b529613
自民・下村氏、広島3区で公明擁立に「寝耳に水」
11/18(水) 17:49配信

 自民党の下村博文政調会長は18日の記者会見で、公明党が次期衆院選で広島3区に斉藤鉄夫副代表=衆院比例中国=を擁立する方向で最終調整していることについて「寝耳に水の話で、事前に公明党から話があったとは承知していない」と述べた。自民党広島県連も公明とは別に候補者選定の公募手続きを進めている。下村氏は「丁寧に調整する必要がある」と語った。

5793名無しさん:2020/11/23(月) 17:51:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/b732edd24c2e632d1f86b92bac49969666d77c81
河野氏「首相になって政策実現」 郵政改革倣い
11/23(月) 17:11配信

 河野太郎行政改革担当相は23日、オンライン講演で、将来の首相就任に改めて意欲を示した。郵政民営化を実現した小泉純一郎元首相に触れ「自民党内の圧倒的多数と正反対のことを主張しながらも実行した。私もいつか首相になって、自分の政策を国民の後押しで実現したい」と述べた。

 持論の脱原発を念頭に「エネルギー政策を何とかしたいと思って活動してきたが、党と逆だったり、時の政権と意見が違ったりすることがあった」とも振り返った。

 これに先立つ東京都内の講演では、マイナンバーカードを活用した行政手続きのワンストップ化について2021年度中の実現に意欲を示した。

5794とはずがたり:2020/11/23(月) 20:24:46
菅義偉、岸田文雄…20年前は“造反組”だった有力議員たち いま、あの「加藤の乱」を振り返る
11/20(金) 11:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2da94f79348e39eb28b3045f9852acfaa16b70b2?page=3
文春オンライン

 その後、加藤は2002年に秘書の脱税事件などの責任をとって議員を辞職、翌年の総選挙で返り咲いたものの、自民党が民主党から政権を奪還した2012年の総選挙で落選。そのまま政界に復帰することなく、2016年に77歳で亡くなった。

 野中も、小泉政権の姿勢に疑問を抱いて2003年に政界を引退、自民党内でのリベラル派の凋落を嘆きながら2018年、92歳で死去した。

「加藤の乱」が失敗に終わった背景には、1994年に導入された小選挙区制の影響も大きい。かつての中選挙区制の時代には、自民党は常に単独過半数の確保を目標としたため、各選挙区で必ず複数の当選を目指して多くの公認候補を擁立した。そのなかで党内の各派閥はしのぎを削った。

 しかし、小選挙区制が導入されると、1つの選挙区につき各党が公認する候補は1人だけとなる。そのため派閥の選挙応援よりも、党の公認の重みが増した。「加藤の乱」は、自民党の中枢が選挙での公認権を切り札に議員を従わせた最初のケースであり、派閥秩序の衰微があきらかになった。

派閥衰微時代の“申し子”ともいえる菅総理
 そんな派閥衰微の時代の申し子こそ菅義偉だった。じつは彼は「加藤の乱」の2年前の1998年にも、造反側に回っていた。

 それは橋本龍太郎の後任を決める自民党総裁選に、菅が慕っていた梶山静六が小渕恵三、小泉純一郎とともに立ったときのこと。梶山は所属する派閥の領袖である小渕に反旗を翻し、小渕派(平成研究会)を離脱したうえでの立候補であった。

 このとき菅は梶山と行動をともにし、1年生議員ながら梶山選対の事務局次長を担った。結果は小渕の完勝で、梶山は敗北を喫する。菅はのちに《このときが自分の政治家としての原点ですよね。最後は自分で決める。党に守ってもらうことはもう考えなくなった》と振り返っている(※2)。

 菅はそれからしばらく無派閥だったが、梶山の計らいで加藤派(宏池会)に移り、そこで「加藤の乱」を経験することになった。乱の後、加藤派は親加藤の小里貞利派(のちの谷垣派)と反加藤の堀内光雄派(のちの古賀派)に分裂、菅は堀内派に合流する。だが、彼はその後も派閥のしがらみにとらわれることなく、自らの信念に従って行動する。

 2006年、小泉純一郎の後任を決める総裁選では、派閥の違う安倍晋三の支援に回った。このとき安倍の属する森派(清和会)の会長の森喜朗は当初、同派の福田康夫の擁立を先行させ、安倍に立候補を思いとどまるように求めたという(※2)。安倍はこれに反発、菅に自分の事実上の支援団体になる「再チャレンジ支援議員連盟」を立ち上げさせた。

 同連盟には派閥横断的に多くの議員が参加し、福田は出馬断念に追い込まれる。これに勢いづいた安倍は総裁選に勝利し、第1次内閣を発足させた。菅は「加藤の乱」以来の因縁の相手である森に、ここでやっと一矢報いたともいえる。

5795チバQ:2020/11/24(火) 19:46:46
https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20201123-00209130/
【果てしなき近親憎悪】 自民党を揺るがす二階派対宏池会の戦い
安積明子 | 政治ジャーナリスト
11/23(月) 0:19
山口3区を巡る代理戦争
 山口県宇部市長選が11月22日に行われ、県議の篠崎圭二氏が当選した。林芳正元文科大臣の秘書だった篠崎氏には林氏の応援が入り、自民党県連の推薦が付いた。宇部市を含む衆議院山口県第3区を巡って林氏と対立している河村建夫志帥会会長代行は、篠崎氏の対抗馬の望月知子元市政策広報課長を応援した。

 まさに血肉の争いだ。志帥会の領袖の二階俊博幹事長は10月4日、同市で開かれた河村氏のパーティーに同会派の国会議員19名を引き連れて参加し、「売られた喧嘩という言葉があるでしょ」「河村先生に何かがあるんじゃないかということであれば、政治行動の全てをなげうって、我々はその挑戦に受けてたちます」と林氏を挑発した。そんな因縁のある宇部市長選は、河村対林の戦いであると同時に、二階派対宏池会の戦いでもある。林氏が岸田派(宏池会)に所属しているからだ。

16年の福岡6区補選でも……
 実はこの戦い、山口県内に止まらず非常に根が深い。鳩山邦夫元総務相の死去に伴って2016年10月に行われた衆議院福岡県第6区補選も、邦夫氏の次男の二郎氏の対抗馬として自民党福岡県連は蔵内勇夫県連会長(当時)の長男・謙氏擁立した。謙氏は林氏の秘書で、この時ばかりは犬猿の関係の県連最高顧問の麻生太郎財務相と宏池会名誉会長だった古賀誠氏が手を結んでいる。

宏池会の牙城で公明党が代理戦争?
 そして11月19日に公明党の斉藤鉄夫副代表が衆議院広島県第3区から出馬を表明したことも、この系譜に繋がるといっていいだろう。もともと3区は河井克行氏の地盤だったが、河井氏は妻・案里氏が出馬した昨年の参議院選での公職選挙法違反で逮捕された。河井氏自身は安倍普三前首相や菅義偉首相に近いが、宏池会の本拠地である広島県としては、岸田文雄会長は宏池会系の候補を擁立したい。にもかかわらず、いきなり斉藤氏が出馬表明したから、たまらない。

 斉藤氏は1993年に現在の第3区を含む旧広島県1区から初めて出馬して当選。岸田氏に2万票及ばなかったが、10万票以上も獲得。1996年の衆議院選から比例区に転じている。

 以来、広島県には公明党の候補が立っていないため、実際のところ3区で斉藤氏がどのくらい票を得るのはわからない。

 だが公明党は勝てない選挙は行わない。すでに自民党幹事長の二階氏と折り合っているのは明らかだ。いやもしかしたら、二階氏から持ちかけた話かもしれない。逮捕された案里氏が参議院選に出馬したのも、夫の克行氏から依頼を受けた二階幹事長のお墨付きがあったからだ。実際に当選後、案里氏は二階派に所属した。


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