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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

3506チバQ:2018/12/25(火) 17:52:37
https://toyokeizai.net/articles/-/256210
ポスト安倍を狙う石破茂氏に勝機はあるのか
ホテル・ニューオータニで盛大なパーティ
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安積 明子 : ジャーナリスト
著者フォロー
2018/12/20 6:00
単なる奇遇にすぎないのか。12月17日夜に都内で2人の自民党議員のパーティーが開かれた。ひとりは野田聖子前総務相で、もうひとりは石破茂元地方再生担当相。いずれもポスト安倍を狙っている2人だ。

だが2人の立場は大きく違っている。2018年自民党総裁選では、推薦人20名を集められず2015年と同様に出馬を諦めた野田氏に対し、石破氏は苦戦しながらも地方票の45%と国会議員票73票を獲得した。2012年の総裁選では第1回投票で安倍晋三首相を上回る199票(地方票165票と国会議員票34票)を得ている。

しかも石破氏のパーティーの会場となったのは、立食パーティーでは1500名を収容できるホテル・ニューオータニの芙蓉の間。鈴木宗男元北海道・沖縄開発庁長官や有村治子元内閣府特命担当相がパーティーを開く会場だ。最近ではパーティーが長女で衆議院議員の貴子氏との共催となっている鈴木氏は、現職時代から「天下獲り」を目指すべく全国に後援会を結成していた。参議院比例区選出の有村氏は、神道政治連盟を支持母体とするため、パーティーの参加者の数が多い。

石破氏の場合、かつては同ホテルで500名収容可能な鳳凰の間でパーティーを開いていた。よって、当時と比べて今回はざっと3倍の規模になったわけだ。

「石破が総理大臣にもしならなかったら、私は永遠に鳥取に来ることはない――。そう言ったら、みんなすごい拍手するんですよ。おっかなくてもう鳥取には行けない。なるべく早くなっていただいて、境港でおいしい蟹を食べたい」

規模拡大も、寂しさが否めなかったパーティ
ほぼ満席となった会場で、新進党時代からの盟友であり石破派のスポンサーとも言われる笹川堯元衆議院議員が最初に挨拶し、笑いをとった。次に挨拶に立ったのは9月の内閣改造で石破派から“1本釣り”された山下貴司法相だ。当選回数3回ながらパーティー会場入り口での立礼では石破氏、佳子夫人に次いで3番目に立っていた。

「私は石破先生の弟子のひとり。法務大臣の打診があった時に報告に行くと、石破先生から『石破派のためではなく、日本のためにやってこい』と言われた」

2017年10月の衆議院選では石破氏が山下氏への応援のために雨の中を傘も差さずに立ってくれたことも披露。まさしく石破氏らしいエピソードといえる。

また石破氏とテレビで共演することも多い田原総一郎氏は、「私は昔から石破応援団。いまの自民党は安倍首相にものを言えなくなっているが、石破さんは本当に頑張った」と檄を飛ばした。

しかしながら、あいさつに立ったのは以上3名のほかに柴山昌彦文科相のみで、いささか寂しい印象が否めなかった。総裁選で石破氏を支持した吉田博美自民党参議院幹事長や竹下亘前総務会長らの姿はなく、石破氏の“盟友”である小池百合子東京都知事も、都議会が第4回定例会の最終盤にあったせいか、メッセージを寄せるのみだった。

それは翌18日昼に同ホテル鳳凰の間で開かれた金田勝年自民党幹事長代理のパーティーと比較しても寂しさは際立つ。

金田氏のパーティーには前日に退院したばかりの二階俊博幹事長と菅義偉官房長官は不参加だったものの、麻生太郎副総理兼財務相や加藤勝信総務会長、茂木敏充経済再生担当相、片山さつき内閣府特命担当相などそうそうたるメンバーが次々と挨拶に立った。予定になかった原田義昭環境相まで駆けつけ、壇上で一言述べている。

なお石破氏のパーティーと同時刻に開かれた野田氏のパーティーには、加藤総務会長や河村健夫元官房長官も参加し、乾杯の際には舞台に上がって花を添えていた。これらと比較しても、石破氏のパーティーはなんとなく寂しい。

「出ない方がおりこうさんだったかもしれない。しかし自民党は国民政党。その自民党員に対して選択肢を提示するのは自民党の責任だ」

ほぼ16分にも及んだ石破氏の返礼の辞には、次期総裁選への意欲が見えるものの、「(総裁選は)初出馬以来の辛い選挙だった」といった恨み節も含まれた。

では2021年の自民党総裁選がどうなるのか。予定通り3期の任期がまっとうされるなら、第2次安倍政権は9年という記録的長期政権となり、その後は安倍首相はキングメーカーとして政界で君臨することは間違いない。その場合の“ポスト安倍”は石破氏よりも岸田文雄政調会長や加藤総務会長などが取り立てられる可能性は高く、短命政権が続くとも見られる。そうした予想の中で注目すべきは、自民党参議院の要である吉田参議院幹事長のこれからの動きだろう。

3507チバQ:2018/12/25(火) 17:53:01

吉田氏の去就と石破氏との微妙な距離感
吉田氏は故・金丸信元自民党副総裁の公設秘書を務め、長野県議を経て2001年の参議院選で初当選した。2016年から参議院幹事長として辣腕を振るい、参議院自民党をまとめてきた。

そもそも自民党参議院は固有の“金庫”を持ち、党本部からの干渉をほとんど受けることがないと言われている。かつて村上正邦氏や青木幹雄氏が“ドン”として君臨し、政界に広く影響力を振るったのはそれゆえだ。

そのように考えるなら、9月の総裁選で吉田氏が石破氏を支持したのも、青木氏からの指令もあったものの、参議院の独自性を発揮しようとしたからだともいえる。そもそも山口県柳井市に生まれ、10歳まで育った吉田氏と安倍首相はまさに同郷人。2020年までに憲法改正を果たすことが悲願の安倍首相には、参議院の全面的な協力が不可欠であることも明らかだ。

その吉田氏は2019年夏の参議院選で改選を迎えるが、前回から1人区となった長野選挙区からの不出馬を宣言し、小松裕元衆議院議員を後継指名した。比例に転出するとの噂もあるが、吉田氏は「12月末に進退を表明する」と先延ばしにしている。

しかし出馬表明は選挙半年前がタイムリミット。また吉田氏は次回の参議院選から導入される「特別枠」の利用を否定したが、官邸が強力な後援団体を付けるとも見られている。

ポスト安倍で誰が一番笑うのか。次期参議院選を前にその布石は打たれつつある。

3508チバQ:2018/12/25(火) 18:37:44
http://news.livedoor.com/article/detail/15789701/
福井照前大臣、外務省美人官僚と不倫豪華クルーズ旅行
2018年12月25日 16時0分 文春オンライン
 12月22日午後、一組の熟年カップルが広島県尾道市のベラビスタマリーナに現れた。

【動画】「2泊3日でクルーズに行かれていた?」記者の直撃に福井氏は……

 恰幅のよいスーツ姿の男性は、自民党の福井照衆議院議員(65)。今年10月まで、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、消費者及び食品安全、海洋政策)の要職を務めていた人物だ。そして、福井氏と腕を組んで歩くロングヘアの美女は、外務省官僚。


現在は、党の金庫番である自民党経理局長の要職にある福井氏 ©文藝春秋

 ふたりは楽しげに会話しながら、マリーナに停泊する客船「ガンツウ」に乗り込んだ。旅程は瀬戸内海周遊2泊3日。料金は最安でもひとり50万円という超豪華クルーズだ。

 ふたりにはそれぞれ伴侶がいる。つまりダブル不倫カップルだ。福井氏を知る自民党関係者がいう。

「当選7回の福井氏が、長年『絶対に大臣になれない男』と言われ続けていたのは、その女癖の悪さゆえです」

 永田町で話題になるのは女性問題ばかりの福井氏。今年2月に福井氏が初入閣した直後、週刊文春では、福井氏がかつて、愛人とのタイ旅行の代金96万円を、出資金詐欺を行っていた人物に負担させていたことを報じてた。

 その際、福井氏は週刊文春に「妻や家族にはこの件で大きな心痛を当時与えてしまい、いまも私の大きな反省としています。不徳はすべて私にあります」とコメントしていた。

 24日午前11時過ぎ、帰港した船から降りたふたりはハイヤーで福山市の景勝地・鞆の浦に向かうと、腕を組みながら散策を始めた。週刊文春記者が声をかけると福井氏は女性の腕をさり気なく振り払い、ギョロっと目を見開いた。

――2泊3日でクルーズに行かれていましたが。

「全然わからない」

 不倫ではないかと問うと、福井氏は女性を放置。赤信号を無視して一人歩道を渡り、土産屋に籠城した。約15分後、ふたりは土産屋で合流すると無言でタクシーに乗り込み、去っていった。

 相手女性のプロフィール、福井夫人のコメントなど、詳しくは12月26日(水)発売の「週刊文春」で報じている。また、「週刊文春デジタル」では同日午前5時より福井氏への直撃取材の様子を収めた動画を公開する。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年1月3・10日号)

3509名無しさん:2018/12/27(木) 00:09:01
https://this.kiji.is/450672356065330273?c=39546741839462401
北川元環境副大臣が死去
自民副幹事長、衆院大阪12区

2018/12/26 23:52
c一般社団法人共同通信社

死去した北川知克氏
 自民党副幹事長で元環境副大臣の北川知克(きたがわ・ともかつ)氏=衆院大阪12区、当選6回=が26日、67歳で死去したことが分かった。関係者が明らかにした。大阪府出身で、自宅は大阪府寝屋川市。

 北川氏死去に伴う衆院大阪12区の補欠選挙は公選法の規定により、来年4月に実施される見通しだ。

 関西大卒。父・北川石松元環境庁長官の秘書を経て2000年の衆院選に立候補。落選したが、03年に比例近畿ブロックで繰り上げ当選した。第2次安倍内閣で環境副大臣を務めた。旧山東派に所属し、17年に麻生派へ合流した。

3510名無しさん:2018/12/31(月) 01:42:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00000506-san-pol
片山さつき氏、関東信越国税局に問い合わせ 開示資料で判明
12/30(日) 8:06配信 産経新聞

 片山さつき地方創生担当相が会社経営者から依頼を受けて国税当局に口利きしたとされる週刊文春の報道をめぐり、片山氏が平成27年9月に関東信越国税局に何らかの問い合わせの電話をかけていたことが、産経新聞の国税庁に対する情報公開請求で分かった。

 国税庁が開示した資料によると、片山氏からの電話に対応したのは関東信越国税局(さいたま市)の総務課長だった。

 片山氏は今月14日の記者会見で、口利き疑惑に関し「国税庁に対して税務行政の執行に関する解釈を聞いたり、税務上の事務処理手続きなどの一般的な問い合わせや意見を述べることは当然ある」と言及した。

 その上で「私の方から当該会社に働きかけをしてくれというのは一切ない」と述べ、口利きを否定していた。

 10月発売の週刊文春は、片山氏側が会社経営者から100万円を受け取ったうえで、同社の確定申告に絡み国税庁関係者に電話をしたとの記事を掲載した。

 片山氏は一連の疑惑を否定。週刊文春の報道で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋に1100万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴している。

3511名無しさん:2018/12/31(月) 01:57:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181228-00000035-jij-pol
二階怜子さん死去(二階俊博自民党幹事長の妻)
12/28(金) 11:10配信 時事通信
 二階 怜子さん(にかい・れいこ=二階俊博自民党幹事長の妻)26日死去、77歳。

 二階家と二階氏後援会が主催するしのぶ会は2019年2月23日午後2時から和歌山県御坊市薗258の2の御坊市民文化会館で。

3512チバQ:2018/12/31(月) 08:28:27
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181231-00553953-shincho-pol
「細田派」「岸田派」幹部が顔をそろえた「夜の酒宴」 狙いは
12/31(月) 5:58配信 デイリー新潮
「細田派」「岸田派」幹部が顔をそろえた「夜の酒宴」 狙いは
両派閥合わせて140人余
 この季節、鍋を囲む風景は、どこでも見られる日常の一コマだ。が、面子によって意図を勘ぐってしまうのは、“鍋をつつく”親密さゆえだろうか。

【写真】谷垣禎一前幹事長「リハビリ恩人は尾車親方」

 今月12日夜、紀尾井町の「今半」で、自民党最大派閥の清和会幹部と宏池会幹部が一堂に会した。清和会は、トップの細田博之元官房長官をはじめ、下村博文元文科相、世耕弘成経産相、山本順三国家公安委員長ら7名が出席。宏池会からはトップの岸田文雄政調会長、根本匠厚労相、山本幸三元地方創生担当相ら6名が出席した。

 自民党担当記者が語る。

「両派閥の領袖が参加する大人数の会合は今年初めて。どのような思惑があるのか、永田町では憶測が飛び交っています」

 会合参加者に近い関係者は平静を装いながら、

「以前、細田派から会合に誘ったことがあったので、今回は岸田派が呼び掛けた、というだけのこと。円滑な政権運営をめざし、両派閥での連携を確かめ合った程度の懇親会ですよ」

 というし、慎重派の細田氏が大人数の会合で込み入った話はしない、という見方も多い。が、先の記者は、

「岸田派は、ポスト安倍の足掛かりを作る狙いがあっただろう」

 と、推察する。

「前回総裁選で結局は出馬を見送った岸田氏は、事実上、次の目を失った。安倍首相からの後継指名に望みをつなぐには、年内にいったん細田派の顔色を窺っておく必要があった。一方、総意を得て総裁候補に推せる人物が不在の細田派にとっても、悪い話ではないと考えての接触ではないか」

 鍋よりも、次期首相候補選びが煮詰まる師走の夜。

「週刊新潮」2018年12月27日号 掲載

3513名無しさん:2018/12/31(月) 14:59:05
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181221-00553568-shincho-pol
二階幹事長、山梨県知事選で“子飼い”を一本化 “不仲”が揃ってポスターに
12/21(金) 5:57配信 デイリー新潮

 東京・永田町にある自民党本部の4階。総裁室や幹事長室があるそのフロアに貼られたポスターが話題を呼んでいるという。

「4階のエレベーターホールに降り立つと、来年1月に投開票が行われる山梨県知事選のポスターが何枚も貼られている。でも、そのポスターが奇妙なんです」

 そう首を傾げるのは平河クラブの記者氏である。

「自民党の公認候補である長崎幸太郎氏単独のポスターだけでなく、衆院山梨2区の堀内のり子氏と長崎氏が共に写ったポスターがフロアの四方にこれでもかと貼られている。県下随一の不仲で知られるあの2人が同じポスターに収まるなんて……」

 堀内氏と長崎氏といえば、昨年秋の衆院選で、それぞれ岸田派と二階派をバックに仁義なき戦いを展開した宿敵同士。その因縁は古く、

「のり子氏は、富士急行の社主であり通産大臣などを歴任した堀内光雄氏の長男の妻。昨秋の選挙はのり子氏が勝ちましたが、彼女は05年の郵政選挙の際、光雄氏への刺客として出馬した長崎氏を今でも許せないでいるんです」(地元関係者)

 結果、9月に長崎氏が知事選への出馬を表明した際にも、

「のり子氏に長崎氏を応援する気はなく、別の候補者を立てる動きもあったくらい。しかし、それを許さなかったのが二階(俊博)さんでした。彼は岸田(文雄)氏や古賀(誠)氏にまで声を掛け、彼女の説得に動いた。さらに、長崎氏の支持を固めた後も、参院議員や秘書会まで動員して決起集会を開き、国政選挙並みの支援体制を敷いている。候補者を子分の長崎氏に一本化出来たことがよほど嬉しいみたいですね」(同)

 よほど骨を折ったか、今月10日には高血圧で入院となってしまった二階サン。ひと肌脱ぐのもホドホドに。

「週刊新潮」2018年12月20日号 掲載

新潮社

3514名無しさん:2019/01/01(火) 12:32:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00025953-mbsnewsv-soci
大岡衆院議員、バイクで走行中に重傷事故
1/1(火) 6:57配信 MBSニュース

 12月31日、滋賀県大津市の市道で自民党の大岡敏孝衆議院議員が大型バイクで走行中に転倒し足首の骨を折る重傷を負いました。

 12月31日午後2時半ごろ、滋賀県大津市赤尾町の市道で通行人の女性から「バイクが単独で転倒した。男性が足の痛みを訴えている」と110番通報がありました。

 警察によりますと滋賀1区選出で自民党の大岡敏孝衆議院議員(46)の運転する大型バイクが下り坂のカーブを曲がる際に転倒したということです。

 この事故で大岡議員は、左足首を骨折する重傷を負いました。

 事故当時、付近に人通りはなく、大岡議員は警察に「バイクの調子をみるために近所を走行していた。

 ブレーキをかけて、そのままスリップした」と話しているということです。

 警察は事故の詳しい原因を調べています。

MBSニュース

3515とはずがたり:2019/01/04(金) 17:12:30

岸田は何寝言言ってんだ??一強打破の為に政調会長として自民党敗北に汗をかくなら歓迎だぜ。

自民・岸田氏「1強状態からの脱却を考えなければ」
https://www.asahi.com/articles/ASM1453HBM14ULFA016.html
2019年1月4日15時43分

 政調会長の立場から新しい年を考えるときに、やはり政治の安定、あるいは信頼回復という観点から、いわゆる「1強状態」からの脱却を考えていかなければならないのではないかと思っている。世の中で言われている1強と言われる状況は、官邸の立場に立っても、党の立場に立っても、決して好ましい状況とは受け止められていない。党としてしっかり存在感を示すことによって、状況を改善していく努力が大事なのではないか。(4日、広島市内で記者団に)

3516名無しさん:2019/01/05(土) 02:07:21
鴻池
http://i.iMgur.com/ZOSrWOF.jpg

https://m.facebook.com/nobuyuki.fukushima.58/posts/1284160318389578

3517名無しさん:2019/01/05(土) 10:25:15
福島伸享

>>3516

 私の「政治の父」の訃報。ただひたすら悲しくて、今日は何も手につかなかった。

 私が鴻池大臣(いつも「大臣」と呼んでいたので以下は「大臣」。)と出会ったのは、2002年に内閣官房に構造改革特区推進室ができたばかりの時だった。この担当大臣を、当時閣内で一番力のあった福田康夫内閣官房長官にするためにさまざまな水面下の根回しをしていたので、新たな担当大臣の任命は青天の霹靂だった。大臣就任会見のレクのために会ったのが、最初の出会いだった。

 ご本人はちょっと不貞腐れていて「俺は特区なんか知らん。規制緩和は嫌いや。竹中平蔵や宮内(オリックス会長)の下請けなんかやるつもりはない」とおっしゃるので大変な大臣が来たと思ったが、私が「これはオリックスのビジネスのためではありません。私が考えた政策で、竹中平蔵が作ったものではありません(当時「自分が作った」と言って回っていた)。戦後の硬直した制度やルールが日本の停滞の原因です。世界のルールメーキング競争に勝つための手段で、このことが戦後の対米依存からの脱却につながるのです」と説明すると、「じゃあ、やったろうじゃないか」とそれ以降ずっと毎日一緒に行動することとなった。

 とにかく度胸と突破力は並外れていた。学校関係の特区を実現するためには、当時の遠山文部科学大臣室に単身乗り込み(通常はメモ取りなどのお付きを連れて行かないのはありえない)、廊下に聞こえるほどの迫力で説得をしてきた。事務方の紙を読むばかりのお飾り大臣が多い中で、自分の腹に落ちたことは行動で示す大臣だった。国会の答弁書も、大臣が自分で答えたいような質問の時は、下から上がってきた役人答弁をすべて削除して、私が「大臣のお好きなようにお答えください」と大書した。時には、ちょっとした舌禍となることもあったが。

 医療関係の規制改革の時は、厚生労働省と揉めに揉めて、事前に厚生労働省と協議して骨抜きにされた閣議決定文書案を、事務次官会議の後(福田官房長官の了解を得て)私が元の文案に差し替えてしまった。当時の公明党の坂口厚生労働大臣には一言言っておかなければということで、私が個人的な人脈で秋田に出張中だった厚労大臣の個人の携帯番号を調べて大臣から前夜に伝えていたが、(今だからあえて書くが)大臣と私とごく少数で前例のない霞が関の常識に外れた決定を行った。

 当時の規制改革担当大臣は石原伸晃氏だったが一向に自ら何かしようとしないので、よく「あいつには、(大臣の盟友だった)石原慎太郎のしずく一滴しか入っとらん」と言っていた。当時の安倍晋三内閣官房副長官や根本匠構造改革特区担当副大臣は、医療関係の規制改革をしようとするとすぐに日本医師会にチクりに行ってしまうので、「ネズミ小僧」と称して情報を通すのをやめていた。反対する政治家がいれば、その政治家の資金の流れや後援会幹部まで調べ上げ、週刊誌には出ていないネタをちらつかせながら、その政治家を黙らせたりもした。国対経験が長かった大臣は私に国会の根回しの手伝いも指示し、当時の自民党国対副委員長のカバン持ちのような形であちこちに根回しに回ったことが、その後の政治家になってからも生きた。

3518名無しさん:2019/01/05(土) 10:25:27
>>3517

 大臣とのご縁で政治と行政の関係に深く関わることができた私は、一方でこのような政治では国は沈没してしまうとの危機感も持った。ある日、大臣にその思いをぶつけたら「福島君、選挙に出るなら民主党だ。自民党はもう歴史的役割は終わった。君は若いんだから、新しい政治を作ることに賭けなさい」とおっしゃって、その場で当時の松井孝治参議院議員に「面倒を見たってくれ」と電話してくれた。落選中もいつも気にかけていただき、青年会議所の行事にかこつけて水戸まで講演にいらしていただいたり、一緒に憲法改正のシンポジウムのパネラーを務めたりさせていただいた。

 安全保障法案の採決の際には、参議院の特別委員会委員長として、大混乱の深夜の国会で一時委員長室に籠城して出てこなかった。委員長室の外でピケを張っていた野党の議員たちは「一体何か起きているのか?」とキョトンとし、与党の国対関係者はバタバタと動き回っていたが、私は「国会は官邸の下請け機関やないで」という大臣の口癖をいつも聞いていたので、大臣がなぜ委員長室に籠城しているのかわかっていた。明け方、ようやく自民党国対や官邸の説得に応じて、採決のための委員会を開催するために委員長室から出てきた大臣は、参議院の廊下で私と目が合うと、ニヤリと笑った顔が忘れられない。後で話を聞いたら「安倍総理は保守でも何でもない。あんな国会運営は最悪や」とおっしゃっていた。その頃から肺に病を抱え始めたようだった。

 2016年2月17日、私が衆議院の予算委員会で森友学園問題を総理に初めて質問していると、質問の途中に携帯電話が何度もブルブル震える。「誰だ、こんな時に」と質問が終わって席に戻って携帯の着信を見たら、大臣からだった。委員会室から「一体何ですか」と議員会館の大臣の部屋に飛び込んだら、「籠池も安倍と同じで似非保守や。あの学校は絶対作らせたらアカン。ホレ、これ持っていけ」と言って籠池夫妻との面会録をコピーしてくれた。それを使えば爆弾質問になるので民進党国対に相談したが、「何か罠なんじゃないか。偽メール事件の再来じゃないか」と言って弁護士3人がかりで止められた。その経過を見て大臣は激怒し、「民進党国対はなっとらん。これは小池に渡す」と言って共産党に渡し、その共産党の質問を受けて「コンニャク会見」をしたのが事の顛末だ。

 書いていて、思い出は尽きない。このような人間味のある、破天荒で、党派に拘泥せずに純粋に国を思う政治家は、もうあまりいなくなってしまった。飲みに行きましょうと何度かメールのやり取りをしながら、果たせなかったのが残念でならない。これまでのご指導に心から感謝を申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。

3519名無しさん:2019/01/05(土) 10:31:08
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190103-00000041-ann-pol
自民・小泉進次郎議員 参議院選挙は「厳しい」
1/3(木) 23:04配信 テレ朝 news

 自民党の小泉進次郎衆議院議員は7月の参議院選挙について、消費税増税が控えていることを念頭に「厳しい」との見通しを示しました。

 自民党・小泉進次郎衆議院議員:「やっぱり厳しいんじゃないですか。参議院選挙直後には消費増税も控えているので、その消費税っていうのも選挙の争点になるでしょうし、ここをいかに理解して頂けるか。本当に一つでもミスは許されない」
 小泉氏は地元の神奈川県横須賀市の少年サッカーチームの「初蹴り」に参加し、自らもゴールを決めました。小泉氏は「点を取る楽しさと仲間に点を取らせる楽しさは政治と同じだ。一人ひとりの違いをまとめて良さに変える国づくりをしたい」と抱負を語りました。厚生労働部会長として自民党の社会保障分野の公約をまとめる小泉氏は「国民に希望を見せられるような公約をまとめたい」と意気込みを語りました。

3520チバQ:2019/01/07(月) 15:10:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00050003-yom-pol
「面倒見悪い」「人望が…」後継候補不在で苦悩
1/7(月) 7:43配信 読売新聞
「面倒見悪い」「人望が…」後継候補不在で苦悩
(写真:読売新聞)
 安倍首相の出身派閥でもある自民党細田派(清和政策研究会)が「ポスト安倍」候補の不在に苦しんでいる。次期総裁選では、主流派としての地位確保を優先し他派閥の候補を支持する――との選択肢も浮上している。

 昨年12月4日夜、東京都内で細田派の忘年会が開かれた。

 「ポスト安倍を、ぜひ清和研から出そう」

 同派最高顧問の衛藤征士郎・元衆院副議長がそう呼びかけると、幹部が「最大派閥として当然だ」と応じ、盛り上がったという。

 とはいえ、「誰を担ぐか」という具体論になると、派内に衆目の一致する適任者は見当たらないのが実情だ。

 首相が最も期待を寄せるのは、側近の下村博文・党憲法改正推進本部長(64)だとされる。第1次安倍内閣で首相をそばで支える官房副長官に、第2次内閣では文部科学相に起用した。ただ、派内の評価は今ひとつ。中堅は「自分だけ目立とうとして、後輩議員の面倒見がよくない」と辛口だ。

 首相は稲田朋美・党筆頭副幹事長(59)にも目をかけている。「女性初の首相候補」に育てようと第2次内閣発足以降、行政改革相、党政調会長、防衛相など要職に充てて経験を積ませてきた。難点は、経歴が人望に直結していないことだ。

3521チバQ:2019/01/07(月) 23:08:51
https://www.sankei.com/politics/news/190107/plt1901070012-n1.html
参院自民党の政審会長に有村治子氏起用 群馬県知事選に出馬する山本一太氏の後任
2019.1.7 18:07政治政局
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自民党の有村治子氏(斎藤良雄撮影)
自民党の有村治子氏(斎藤良雄撮影)
 自民党の橋本聖子参院議員会長は7日の党役員会で、今夏の参院選で群馬選挙区からの出馬を取りやめ群馬県知事選への立候補を表明した山本一太参院議員の後任の参院政審会長に、有村治子参院議員を起用する方針を明らかにした。

3522名無しさん:2019/01/08(火) 21:52:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00000566-san-pol
政審会長に有村治子氏起用決定 参院自民党
1/7(月) 19:26配信 産経新聞
 参院自民党は7日、今夏の参院選で群馬選挙区からの出馬を取りやめ群馬県知事選への立候補を表明した山本一太元沖縄北方担当相の後任の参院政審会長に、有村治子元少子化対策担当相を起用する人事を決めた。

3523とはずがたり:2019/01/09(水) 16:32:00
自民竹下氏が食道がんを公表
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190109-00000099-kyodonews-pol
1/9(水) 15:56配信 共同通信
 自民党の竹下亘前総務会長は9日、東京都内で記者会見し、食道がんであることを公表した。入院し治療するとも説明したが、時期は触れなかった。

3524チバQ:2019/01/09(水) 18:52:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190109-00000054-asahi-pol
自民・竹下氏が食道がんを公表、入院へ 派閥会長は継続
1/9(水) 16:32配信 朝日新聞デジタル
自民・竹下氏が食道がんを公表、入院へ 派閥会長は継続
会見する竹下亘・前総務会長==2019年1月9日、東京都千代田区の全国町村会館
 自民党前総務会長の竹下亘(わたる)衆院議員(72)=島根2区=が9日、東京都内で記者会見し、食道がんのため入院することを明らかにした。入院時期などには触れず、同党竹下派の会長職にとどまったうえで、「(派閥の)運営を集団指導に委ねる」と述べた。

 竹下氏は会見で、昨年末の精密検査でがんが見つかったと説明。「どれくらい治療に時間がかかるかわからないが、早ければ数カ月と医者が言っている」と話した。

3525チバQ:2019/01/10(木) 09:49:07
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190110-00000008-pseven-soci
菅義偉氏 「官房長官兼幹事長」就任なら次期総理の座は盤石
1/10(木) 7:00配信 NEWS ポストセブン
菅義偉氏 「官房長官兼幹事長」就任なら次期総理の座は盤石
”政変”で実権を掌握か(時事通信フォト)
 今年7月の参議院選挙の後に自民党が政権を失う可能性は低いが、議席を大きく減らして3分の2を失う事態は十分にあり得る。そうなれば安倍晋三首相の悲願である憲法改正は遠のき、“政変”が起きる。

 求心力を失った安倍首相は天皇の代替わりに伴う行事が終わるまでの“お飾り”となり、代わって政治の主役に登場するのは「影の総理」の菅官房長官だ。

 元日本経済新聞政治部記者で政治ジャーナリスト・宮崎信行氏は、菅氏が自民党の歴史上例のない「官房長官兼幹事長」に就任する可能性を指摘する。

「参院選で敗北すれば二階俊博・幹事長の引責辞任は避けられない。そのタイミングで、菅氏が官房長官として政府を差配しながら、幹事長を兼任して党務の最高責任者になる選択はあり得る。政府と党の実権を掌握することで、いつ、安倍首相が退陣することになっても、菅氏の次期総理の座は盤石になるわけです」

 いまや官邸では安倍側近の政治家やブレーン、官僚たちが「政権末期」と判断して首相より菅氏に“忠誠”を示す動きが目立つ。参院選の自民惨敗を前提に「そうなれば菅内閣が近づく」(安倍側近)と敗北を期待するかのような声まで聞こえてくる。

◆レガシーを急ごしらえ 大嘗祭の後に「花道」

 選挙敗北なら“死に体”となる安倍首相にとって、巻き返しの“最後の手段”が北朝鮮電撃訪問だろう。

 タイミングは参院選後、11月に行なわれる新天皇による皇室行事「大嘗祭」までの間がチャンスになる。菅氏はその準備に追われるからだ。

 もっとも、安倍首相が訪朝で何の成果も挙げられなければ即退陣となってしまう。『コリア・レポート』編集長・辺真一氏はこう話す。

「総理周辺が考える落としどころとは『政府認定の拉致被害者の正確な安否情報の開示に加え、そのうち1人か2人でも連れて戻る』ことでしょう」

 政治ジャーナリストの野上忠興氏は「参院選で3分の2を失って憲法改正を断念せざるを得なくなれば安倍政権の歴史的使命は終わる。もし、何かレガシーを残すことができればそれが退陣の花道になるかもしれない」と推測する。

 今秋の即位パレードや大嘗祭で新時代の幕開けの印象が強くなるなか、安倍長期政権の終わりが見えてくるかもしれない。

※週刊ポスト2019年1月11日号

3526チバQ:2019/01/11(金) 12:01:39

8495 :チバQ :2019/01/11(金) 12:01:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00000603-san-pol
岸田文雄氏、山梨知事選で必死の応援 「ポスト安倍」へ正念場
1/10(木) 19:48配信 産経新聞
岸田文雄氏、山梨知事選で必死の応援 「ポスト安倍」へ正念場
山梨県知事選の出陣式であいさつする自民党の岸田文雄政調会長=10日、山梨県昭和町(田村龍彦撮影)
 自民党の岸田文雄政調会長は10日、山梨県知事選に立候補した自民、公明推薦の新人、長崎幸太郎氏の応援のため同県入りした。知事選は事実上の与野党対決の構図となり、結果は今後の統一地方選や参院選の行方に影響しかねない。自民党だけでなく岸田派(宏池会、48人)会長であり「ポスト安倍」を目指す岸田氏としても重要な選挙となっており、力が入る。(田村龍彦)

 「選挙の年の幕開けに行われる知事選。1年の行方を左右すると全国から注目されている。自民党も最後まで一致結束して頑張る」

 出陣式で党幹部を代表してあいさつした岸田氏は、こう訴えた。岸田氏が応援で山梨入りするのは10日で3回目。その後も長崎氏とともに街宣車に乗り込み、支持を呼びかけた。

 岸田氏が懸命なのには理由がある。

 長崎氏は二階派(志帥会、44人)の特別会員であり、二階俊博幹事長も先月27日に山梨入りした。前日に妻を亡くす中、普段と変わらぬ様子で陣営関係者らを激励するなど、勝利に並々ならぬ意欲を見せた。

 菅(すが)義偉(よしひで)官房長官ら党所属議員も続々と入り、年明けには安倍晋三首相(党総裁)が直接、公明党の山口那津男代表に選挙協力を要請するなど、与党として“総力戦”を展開している。

 一方で、岸田派と長崎氏は最近まで敵対関係にあった。長崎氏が岸田派の堀内詔子衆院議員と一昨年の衆院選で激しい選挙戦を展開。堀内氏の義父、光雄氏の代も含めると、長崎氏と堀内家、二階派と岸田派は10年以上、保守分裂の争いを繰り広げてきた。

 ここで、岸田氏が率先して党内融和を呼びかけて自民党支持者のてこ入れを図れば、党幹部として存在感を示せるだけでなく、「二階派に恩を売ることができる」(岸田派ベテラン)。岸田氏が見据える将来の総裁選の連携につながる可能性もある。

 逆に、長崎氏が落選すれば岸田氏の党内での立場は厳しくなりかねない。岸田氏は昨年の総裁選で不出馬の表明が遅れ、安倍首相の心証を悪くさせた過去がある。派閥に所属する党山梨県連会長の森屋宏参院議員は夏の参院選への出馬が有力視されているが、「公認されるかどうかは知事選の結果が直結する」(自民県議)という。

 堀内氏を支援する地方議員には「『なんで長崎をやるんだ』と支持者に怒られ、板挟みだ」との声もあるだけに予断を許さない。

3527チバQ:2019/01/11(金) 17:02:13
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201901100000503.html
竹下氏がん公表で波紋、派閥内の主導権争いは大混戦
[2019年1月10日16時53分]

竹下亘氏(2015年3月9日撮影)
竹下亘氏(2015年3月9日撮影)
自民党の第3派閥(55人)、竹下派会長の竹下亘(わたる)前総務会長(72)が、9日に食道がんであると公表したことを受けて、自民党内に波紋が広がっている。

竹下氏は、87年に竹下派(旧経世会)を立ち上げた竹下登元首相の弟。竹下派は94年、政策集団「平成研究会」となり、派閥会長の名前をとって小渕派、橋本派、津島派、額賀派と受け継がれた末、昨年4月、竹下氏が額賀氏の後を継いで、派閥会長に就任。名門派閥・竹下派が「復活」したと、話題になったばかりだ。

ただ、竹下氏は昨年9月の党総裁選で、当初の石破茂元幹事長支持で派内を一本化できず、安倍晋三首相に近い茂木氏らは首相支持に動いた。竹下氏の求心力に疑問符がつく形となった。

今回、竹下氏の健康問題が表面化したことで、昨年の総裁選で明るみに出た派閥内の主導権争いにも、影響する可能性を指摘する声がある。同派は長らく「総裁候補」不在が指摘されるが、現在は茂木氏や加藤勝信総務会長、小渕優子元経産相らが将来の総裁候補に挙げられ、ライバルが混在、「大混戦」の様相だ。

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190111/soc1901110001-n1.html
自民の名門「竹下派」どうなる? 竹下亘氏がん公表 集団指導体制から「跡目」争いも (1/2ページ)
2019.1.11
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がんの治療のため入院することを明かした竹下氏 がんの治療のため入院することを明かした竹下氏
 自民党の名門派閥、竹下派(平成研究会、55人)を率いる竹下亘(わたる)前総務会長(72)の健康問題が表面化した。9日、都内で記者会見し、食道がんであることを明かしたのだ。今後は入院し、治療に専念する方針だというが、果たして、党内第三派閥はどうなるのか?

 「昨年末、のどに異変があり、精密検査を受けた結果、がんだと判明した。医者は『早ければ、数カ月で仕事に復帰できる』と言っている」

 竹下氏は会見でこう語った。手術に踏み切るかどうかや、がんの進行度を示すステージについては「話すべきではない」と口をつぐんだ。

 竹下派(旧経世会)は1987年、竹下氏の兄、竹下登元首相が、田中角栄元首相が率いた旧田中派から分裂して立ち上げた。94年に平成研究会となり、小渕派→橋本派→津島派→額賀派と受け継がれた。

 昨年4月、竹下氏は派閥会長になった。だが、昨年秋の自民党総裁選では、石破茂元幹事長「支持」では一本化できず、事実上の自主投票に追い込まれ、求心力に陰りが出ていた。

 今後も、竹下氏は派閥の会長ポストにはとどまり、議員辞職もしない意向だという。実際の派閥運営は当面、茂木敏充経済再生担当相と、参院の実力者の吉田博美参院幹事長の2人の会長代行、最高顧問の額賀福志郎元財務相を中心とした集団指導体制になる。

 同派には、安倍首相に近い茂木氏や、加藤勝信総務会長のほか、党総裁選では石破氏を支持した小渕優子元経産相など「将来の総裁候補」はいるが、いずれも「ポスト安倍」レースでは決め手に欠ける。

 加えて、参院竹下派には、かつて「参院のドン」と呼ばれ、安倍首相とは距離を置く青木幹雄元参院議員会長の影響力がいまなお残る。

 派内では今後、次期総裁選をにらみながら、竹下氏の「跡目」を狙って主導権争いが起きかねない。派内政局次第では、勢力拡大を図る他の派閥から手を突っ込まれる可能性もありそうだ。

3528名無しさん:2019/01/12(土) 06:51:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190111-00000080-kyodonews-soci
自民の務台氏、公選法抵触恐れも 参院候補予定者「お願い」
1/11(金) 11:30配信 共同通信
 自民党の務台俊介衆院議員(比例北陸信越)が10日、長野市で開かれた長野県経営者協会の新春賀詞交歓会で、次期参院選に長野選挙区から立候補を予定する同党の小松裕元衆院議員について「夏の参院選、小松裕をよろしくお願い申し上げます」と、あいさつの中で述べていたことが分かった。務台氏が11日、取材に対し事実関係を認めた。

 公示前に特定の候補者に投票を呼び掛けたと受け取られかねず、選挙の事前運動を禁じた公選法に抵触する恐れもありそうだ。務台氏は取材に「今後は言い方に気を付けたい」と話している。総務省選挙課は「抵触するかどうかを判断する立場にない」としている。

3529名無しさん:2019/01/12(土) 07:12:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190111-00000566-san-pol
自民党名物職員、オリジナル改憲ソングをリリース
1/11(金) 15:56配信 産経新聞
 「歌手」としての横顔を持つ自民党の名物職員が、憲法改正をテーマにしたオリジナル曲をリリースする。国会の憲法論議は停滞しているが、「歌の力」で改憲の機運は高まるか-。

 改憲ソングを世に送り出すのは、自民党の安全保障政策を長年、理論面で支えてきた田村重信氏(65)。昨年1月の定年退職後、昨夏から嘱託として復帰した田村氏は、安保や憲法、論語などに関する著書が約50冊(共著含む)あるのに加え、これまでにシングルCD2枚を出したことがある異色の党職員だ。

 田村氏の憲法論をもとに、歌手の杏里さんへの楽曲提供などで知られる旧知の音楽プロデューサー・作曲家、坂本裕介氏が作詞・作曲を担当。フォークソングを現代風にアレンジした曲調の新曲「憲法よりも大事なもの」が完成した。

 タイトルや歌詞には「憲法は大事だが、国民が幸せに暮らすための道具に過ぎない。身体が大きくなれば服を変えるように、憲法も時代に合わせて変えていくものだ」(田村氏)とのメッセージがある。

 1月下旬に大手通販サイト「アマゾン」などでCDの発売を予定。動画投稿サイト「ユーチューブ」で先行公開している。田村氏は「憲法に関心がない人や改憲反対の人にこそ聴いてもらいたい」と話している。

3530名無しさん:2019/01/14(月) 18:45:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190112-00000104-kyodonews-pol
古賀誠氏、山梨県知事選結束訴え 派閥因縁踏まえ「感無量」
1/12(土) 21:53配信 共同通信
 自民党岸田派の古賀誠名誉会長は12日夜、27日投開票の山梨県知事選で無所属新人の長崎幸太郎元衆院議員=自民、公明推薦=の応援に同県北杜市を訪れ、「本当に感無量。初めて彼の選挙を手伝うことができる」と訴えた。長崎氏は衆院選山梨2区で岸田派の堀内詔子衆院議員らと激しく議席を争った「因縁」があり、陣営結束を訴えた形だ。

 長崎氏と堀内氏は昨年、亀裂を懸念する党本部の仲介で「和解」していた。

 知事選は、政治団体「明るい民主県政をつくる会」の共産党県委員長花田仁氏=共産推薦、無所属の元参院議員米長晴信氏の2新人と、無所属の現職後藤斎氏=立民、国民推薦=も立候補した。

3531名無しさん:2019/01/14(月) 18:45:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190112-00010001-binsiderl-pol
自民議員に配られた「辺野古」県民投票に「不参加」“指南書”、「党の圧力ない」というが
1/12(土) 9:20配信 BUSINESS INSIDER JAPAN
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の賛否を問う県民投票(2月24日投開票)をめぐり、県内の一部自治体の首長は「不参加」を表明。設問項目や日程の変更も取りざたされている。「迷走」の背景には、県民投票を忌避するある文書の存在も関係している。

議員に対する“指南書”の存在
首長が不参加を表明しているのは宮古島、宜野湾、沖縄、石垣の4市長(ほか1市が態度保留、1月11日現在)。4市長は、市議会が県民投票の関連予算案を否決したことを受け、それぞれ不参加を表明した。

4市長には共通点がある。自民党の支援を受けて選挙に当選した政治家であるということだ。予算案否決を提案し、賛同した市議はこの市長を支える「与党議員」たちで、いずれも議会で多数を占める。

気になるのは、自民党本部や官邸の意向が反映されていないのか、という点だ。沖縄県選出の自民党国会議員はこう否定する。

「党の圧力はまったくありません。各自治体の判断です。現状では『意味がない』という声は地域のほうが強い状況です」

筆者は、予算案が否決された自治体の自民党系議員の勉強会で配布された資料を入手した。地方自治法などの法律解釈を専門的見地から説く内容で、要旨は以下の3点だ。

まず、投票にかかる経費は地方自治法上の規定で「義務的経費に該当する」としている県の説明に対して、こう否定している。

「県条例の規定によって発生する経費であり、実質的に県が負担する経費であることから義務的経費ではない」

また、県民投票にかかる経費の市町村議会での審議については、

「通常の予算審議と変わりなく、適法、適宜、適切に審議すれば足りる」

とし、

「必ず可決しなければならないという法律上の根拠は見いだせない」

と結論付けている。

さらに投票権を奪われた場合、一部市民から法的手段を検討する動きがあることも踏まえ、

「議会が否決した場合、住民に対して損害賠償の責任を負うか」

との問いも設定。これについては、原告側の「法的利益」や「当事者適格」などを考慮すれば、住民訴訟が提起されたとしても「門前払いになる」との見通しを示している。

文書の作成者は不明だが、作成意図は明白だ。市町村議会で県民投票の関連予算案を否決しても法的瑕疵はなく、議員の責任は問われないことを指南する内容といえる。

3532名無しさん:2019/01/14(月) 18:46:03
>>3531

「辺野古反対」は「非現実的」という言い分
自民党沖縄県連は2017年の県連大会で「普天間飛行場の危険性を除去するため、基地の機能移転並びに訓練の分散移転を図りつつ、辺野古移設を容認し、早期返還の実現を図る」と辺野古容認の方針を打ち出している。

県民投票で「賛成」を投じれば済むのでは、とも思うが、なぜ「不参加」なのか。

先の自民党国会議員にこの理由を問うと、真っ先に「設問がおかしい」と訴えた。

「われわれの支持者でも75%は『苦渋の選択』です。(辺野古新基地建設は)嫌だけど、(普天間飛行場返還のためなら)しょうがないという『容認』なんです。今まで背負ってきた沖縄の歴史を踏まえると、積極的に賛成という人は少数なんです」

同議員は賛否の二者択一だと、「先鋭化して県民を分断する。対立をあおるだけ」と指摘する。さらにこう言及した。

「イエスかノーだけなら、ノーのほうが多くなるに決まっている。それだと普天間が固定化される」

反対が多数の結果になるのが濃厚なのがよくない、というのだ。同議員は言う。

「もちろん再交渉するという安倍政権の動きがあれば別ですけど、ないじゃないですか。(辺野古反対の人たちは)昭和のイメージで政権を見ていますから。戦争体験があり沖縄に寄り添ってくれる、そんな時代感覚を持たない人たちが政権を担っている現実を踏まえた上で、沖縄も戦略を立てないといけない」

辺野古での工事が止まれば普天間が固定化される、との認識は沖縄県内の民意にも一定数浸透している。そう考える人たちは、「辺野古に新基地をつくらずに普天間返還を求めるべき」という県民を「非現実的」と捉えている。それは理想だが現実的には無理だから、「辺野古に反対」というわけにはいかない、と考えているのだ。

住民投票を否定することの矛盾
投票したい人、拒絶する人の対立が最も先鋭化しているのは、普天間飛行場を抱える宜野湾市だ。

2018年末、同市議会は県民投票の関連経費を盛り込んだ補正予算案を否決。これに先立ち、同議会は「県民投票条例に反対し一日も早い普天間飛行場の閉鎖・返還を求める意見書案」を賛成多数で可決した。

同意見書は、県民投票への反対理由の一つに、「県民投票に基づき県知事が埋め立て承認を撤回すると、普天間飛行場の固定化につながる可能性があるといった最悪のシナリオについては全く触れられていない」ことを挙げ、「強い憤りを禁じ得ない」と主張している。ここでも、「普天間の固定化」が懸念材料に挙げられているのだ。

意見書案に反対の立場で討論した玉城健一郎市議(33)はこう唱える。

「住民投票は直接民主主義の一環で、間接民主主義の欠陥を補う制度。選挙という直接民主主義によって選ばれた市長や議員が、これを否定するのは自分たちの立場を否定することになるのでは」

辺野古の賛否を問う県民投票に対しては、総数で約10万人の県民が署名。宜野湾市でも法定署名数(有権者総数の50分の1)の3倍強に当たる5000人近い署名が集まった。

玉城市議は、県民の理解を得られない「辺野古」に固執することこそが、「普天間固定化」の原因との認識を示す。

「今回の投票は辺野古埋め立ての賛否を問うもの。普天間の危険性除去は『辺野古』と切り離して対応することは玉城知事も明言しています。むしろ県民投票をきっかけに、日米の返還合意から20年以上、固定化している普天間問題の解決にもっていけるのでは」(玉城市議)

辺野古の埋め立て予定海域には、広範な「軟弱地盤」が確認されており、県の認可を伴う設計変更などの手続きは必須。県の協力なしに「早期」の完成は不可能だ。県は今後13年以上かかる、との試算も示している。

「県民の中で(辺野古新基地建設は)『やむを得ない』という意見もあるが、辺野古につくらせたくないというのはほぼ一致しています。県民投票に反対する議員は、反対が多数を占めるのが濃厚な県民投票の『無効化』を図ろうとしているようにしか見えません」(玉城市議)

注目すべきは、「辺野古」に関する県民の民意に関しては、政治的に対立する玉城市議と自民党国会議員は同じ認識だということだ。

3533名無しさん:2019/01/14(月) 18:46:24
>>3532

しっかり議論すればまとまれる
県民投票を発案し、署名集めに尽力した「『辺野古』県民投票の会」の元山仁士郎代表(27)は、不参加や態度保留している市長らとの面談に奔走している。

「私も宜野湾市民の一人で、投票権を奪われる可能性がある立場。すごく悔しい思いをしています。県内を駆けずり回って署名を集めた努力が無駄になるかもしれないということには、怒りも覚えます」

元山さんはこう憤慨しながらも、柔軟な対応を模索している。

1月10日に沖縄市の桑江朝千夫市長と面談した際、元山さんは「選択肢の検討を考えざるを得ない状況に来ている」と述べ、全市町村での同日投票の実現を優先させるため、同会としても妥協点の検討を始めていることを明かした。

宜野湾市の松川正則市長は1月10日に会見し、選択肢が変更された場合、検討の余地はあると明言している。

そもそも、元山さんらが県民投票で「賛否」の二者択一を問う形を提案したのは、故・翁長雄志前知事時代に、沖縄県が国に辺野古埋め立て承認の無効を訴えた裁判での司法判断に起因している。沖縄県側が過去の選挙を通じて「辺野古反対」の民意は示されていると主張したのに対し、福岡高裁那覇支部は2016年9月の判決で「選挙はさまざまな要因が入っており、基地負担軽減なのか、辺野古に基地をつくらせない民意なのか判断することができない」と判示し、最高裁もこれを踏襲したのだ。

このため、元山さんらは県民投票でシンプルに賛否を問う形を提案した。にもかかわらず、元山さんが方針変更を検討せざるを得ない背景には、「県民投票は県民の分断に終止符を打ちたい」との思いがあるからだ。元山さんは言う。

「県民の間でしっかり議論を交わすことが大事で、意思表示した後は必ずまとまることができると信じています。県民投票を節目にしっかりまとまろうとの思いで動いています」

元山さんはさらにこう言う。

「選択肢が二者択一なのは乱暴との声もありますが、乱暴なのは日本政府のやり方なのでは。そもそも沖縄の米軍基地は日米の都合でつくられました。沖縄の人たちの間にもともとあった対立ではなく、持ち込まれたものをめぐって沖縄の人たちが対立するのは悲しいことだと思っています」

県民投票はゴールではなく、政府に「辺野古」以外で早期に実現可能な、普天間飛行場の運用停止の方途を探る方向に政策をシフトチェンジさせるための一里塚にすぎない。民意に基づく方向に「政治を変えられるか」という課題に、日本社会が正面から向き合うべきなのは言うまでもない。


渡辺豪:1968年兵庫県生まれ。毎日新聞、沖縄タイムス記者を経てフリー。主な著書に『「アメとムチ」の構図』『日本はなぜ米軍をもてなすのか』、共著に『普天間・辺野古 歪められた二〇年』。

3534チバQ:2019/01/16(水) 23:12:03
https://news.nifty.com/article/domestic/jitsuwa/12151-166805/
安倍自民「権力闘争」激化! 麻生財務相VS二階幹事長&菅官房長官


2019年01月16日 09時00分 週刊実話

安倍自民「権力闘争」激化! 麻生財務相VS二階幹事長&菅官房長官
(提供:週刊実話)
7年目に突入した安倍政権は憲政史上最強ともいえる「一強体制」を築き上げたが、明け早々、暗雲が漂いだしたともっぱらだ。年初の株価暴落のアップル・ショック? そうではない。水面下で激しい党内抗争が勃発しているのだ。

 その党内抗争、安倍政権の扇の要である麻生太郎副総理兼財務相VS二階俊博幹事長&菅義偉官房長官というから看過できない。この抗争に安倍周辺は「一歩間違えば、政権崩壊の引き金」と警戒感を強めている。

 全国紙ベテラン政治部記者が背景を解説する。
「もともと、麻生副総理と菅官房長官は消費税導入のタイミングなどをめぐり対立し、仲はよくなかった。だが、今回ばかりは政界の大物らを巻き込んでの福岡県知事選で激突している。最近、地元県会議員補欠選挙で麻生氏の元秘書が敗れ、年明け早々の北九州市長選挙では現職に不満ながら独自候補を擁立できなかった。麻生氏の求心力低下が指摘されるだけに今回、地元知事選で大混乱なら麻生氏の政治生命にかかわると囁かれているのです」

 自民党長老議員が補足する。
「裏を返せば、これまで安倍政権を支えてきた麻生、菅、二階トリオが、ポスト安倍を睨んでの最終戦争が始まったんだ」

★福岡で“反麻生”決起集会
 まず、福岡で何が起きているのか。先のベテラン記者がトレースする。

「昨年のクリスマスイブ、福岡市内のホテルで『反麻生決起会』が密かに行われたのです。集まったのは今春の統一地方選で3選を目指す小川洋福岡県知事、それに二階幹事長の懐刀、武田良太衆院議員、石原派のドン・山崎拓元自民党副総裁、岸田派重鎮の古賀誠元幹事長らです。そこで小川知事への全面支援が再確認されたのです」

 実は、小川知事と麻生副総理は2016年の鳩山邦夫元法相急逝後の衆院補欠選挙で対立。以来、麻生氏は小川降ろしに躍起だった。ところが、事を急変させたのは菅官房長官だった。
「イブ決起の1週間ほど前の12月16日、突然、菅氏は福岡を視察し、そこで小川知事の全面支援を約束した。小川知事は出馬表明の手を挙げた際、地元自民県連に潰される危機を感じ取り菅氏に直訴したわけです。この“菅作戦”に相乗りしたのが、二階幹事長や自民党重鎮の古賀、山崎氏ら。彼らは裏で手を組み、麻生潰しに一挙に動き出したのです」(同)

 反包囲網に危機感を抱いた麻生氏は、元厚生労働官僚の武内和久氏を自民県連の推薦候補とする方向で根回しした。
「反麻生の菅氏がポスト安倍に強い意欲をもって動き出した証拠です。G20サミット開催地も麻生氏が福岡に決めていたのを、菅氏は自分と親しい松井一郎府知事の大阪に大ドンデン返し。さらには昨年の臨時国会で大モメした改正入管法も公明党と連携、施行を急いだ。昨今では安倍政権の重要な政策はすべて菅氏の思惑で進んでいる。それでも菅氏にとっては麻生氏の存在がポスト安倍への最大の脅威。だから、ここで最後のトドメを刺すために麻生殲滅作戦に出た。それが福岡知事選です」(自民党事情通)

 中でも、公明党との連携は菅氏がポスト安倍を狙ううえで「生命線となる」と言うのは、在阪全国紙社会部記者だ。
「福岡知事選でも小川知事はいち早く公明党の推薦をもらうために動いた。これも菅氏の差し金。今や菅氏は公明党の支持母体である創価学会の主流派、谷川佳樹副会長、佐藤浩副会長と太いパイプを持つ。’14年、橋下徹前大阪市長らが進める大阪都構想に公明党が反旗。これに怒った橋下氏らは公明党潰しに総選挙出馬で動いたが、その時、橋下氏らの出馬を止めたのも菅氏だ。昨年末、公明党と松井府知事がまた大阪都構想をめぐり激突、再び間に立って調整したのも菅氏です」

 調整の経緯はこうだ。松井府知事と吉村洋文大阪市長は、大阪都構想で住民投票実施を再検討。この投票時期をめぐり公明党と対立。ところが年末、松井府知事、橋下氏らが菅氏と会食し、菅氏の説得で双方の落としどころを探り出したのだ。

 それにしても、菅氏と公明党や創価学会の信頼関係の源泉は何か。
「菅氏は創価学会との約束を身を挺して守るからだ。’16年参院選がいい例です」(学会事情通)

3535チバQ:2019/01/16(水) 23:12:31
 ’16年の参院福岡選挙区。公明党は高瀬弘美候補を擁立し、厳しい戦いを強いられていた。一方、自民党は大家敏志氏が立候補した。
「自民党福岡県連は麻生氏が選対本部長で、公明党無視で大家氏を全面支援した。ところが、福岡県連の頭越しに自民党本部が高瀬氏の推薦を決めた上に、菅氏が高瀬氏の応援にわざわざ来福した。当然、自民県連は激怒。結果的には大家、高瀬両氏が当選し事なきを得たが、菅氏と麻生氏の間には大きなシコリが残った。つまり、菅氏は麻生氏と対決してでも、公明党と学会の信義を重んじたのです」(同)

 それだけではない。
「今夏予定の参院福岡選挙区で、麻生氏は自民候補2人擁立論をぶち上げている。しかし、菅氏は2人擁立は公明党候補に不利として、2人擁立論を退けたのです」(地元県議関係者)

 菅氏にすれば、自民党が衆参とも過半数の議席を保てる背景は創価学会のフレンド票のおかげと確信している側面が強い。
「学会票に助けられる自民の当選議席はおよそ100議席と菅氏は弾いている。公明党、学会との信頼維持が安倍政権にとって、この先も、菅氏が政権奪取するにしても絶対条件。その条件継続のためなら、麻生氏を敵に回すのもいとわないのが菅氏の政治手法です」(自民党幹部)

★密度増す安倍︱麻生ライン
 菅氏に続き二階幹事長も反麻生を露骨にし始めた。前述のように福岡知事選では、二階氏側近の武田衆院議員が反麻生の急先鋒だ。
「麻生VS二階の対立が表面化したのは今回が初めてではない。鳩山元法相の死去に伴う’16年の福岡6区衆院補選ですよ。麻生氏は県議会議長を務めた蔵内勇夫氏の息子、謙氏を全面支援した。一方、二階氏は二階派の武田衆院議員が推す邦夫の次男、二郎氏に肩入れし、菅氏も便乗した。結果は二郎氏が当選した」(地元政界事情通)

 以来、麻生氏は二階氏を腹の底で憎んでいるとされる。裏を返せば、麻生氏は「潰される前に潰せ」と菅氏同様、二階氏潰しにも余念がないともっぱらだ。
「その流れなのか不明だが、年末年始、二階闇資金疑惑が急浮上した。官房機密費と並び使途報告義務がない自民党政策活動費が’10年の約7億8000万円から’17年は19億円に急肥大。内7割の約14億が二階氏案件。財務省が脱税疑惑はないか注目しているという情報が飛び交った。昨年末、二階氏が体調不良で検査入院時も、麻生氏は周囲に『二階では選挙は戦えない』と強くけん制していた。麻生氏の腹は麻生派で安倍首相の信頼も厚い甘利明選対委員長を幹事長にすること。二階氏が福岡で邪魔するなら麻生氏は一気に二階氏を潰しに行く。麻生氏は1月3日、安倍私邸を訪ね極秘会談。昨年12月12日にも麻生氏は甘利氏を交え安倍首相と会食、安倍―麻生ラインは密度を増している」(消息筋)

 攻められる二階氏にすれば、統一地方選、参院選の陣頭指揮を執り、さらなる派閥勢力拡大が最大の防御となる。その意味では、自派の長崎幸太郎氏を擁立する1月27日投開票の山梨県知事選が前哨戦となる。
「野党が推す現職の後藤斎知事と事実上の一騎打ちで、長崎氏一歩リードの情報もある」(同)

 自民党三国志!?

3536名無しさん:2019/01/17(木) 01:24:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00050123-yom-pol
「選挙の神様」と呼ばれた自民党職員、定年退職
1/16(水) 19:51配信 読売新聞
 自民党職員として長年、選挙対策に携わった久米晃首席審議役(65)が定年退職した。辞令は14日付。

 久米氏は愛知県出身。1980年6月に党職員となり、一貫して選挙畑を歩んだ。2011年10月から5年4か月、党事務局長を務めた。事務方の重鎮として知られ、永田町では「選挙の神様」とも呼ばれた。

3537名無しさん:2019/01/17(木) 01:40:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000561-san-pol
林幹雄・自民幹事長代理 衆参同日選「ゼロじゃない」
1/16(水) 15:37配信 産経新聞
 3日に72歳になりました。幹事長代理の職務も3年目。二階俊博幹事長の特別秘書という気概で取り組んでいます。「二階幹事長に直接、言うのが難しい」という案件が山のように飛んできますよ。

 今年は春の統一地方選、夏の参院選と大型選挙が続く12年に1度の「亥年選挙」。私は選対委員長代理も兼務しているのでこれから一層忙しくなりますね。

 その前哨戦として臨んでいるのが山梨県知事選(27日投開票)です。二階派の特別会員でもある新人の長崎幸太郎元衆院議員が自民、公明両党の推薦を得て立候補しています。自民党山梨県連としては党内抗争を乗り越えて44年ぶりに一本化しました。(立憲民主、国民民主両党が現職候補を支援する)与野党対決の構図で、勝利できなかったら「何のための一本化だったのか」となる。

 二階先生も昨年12月27日、怜子夫人が前日にお亡くなりになったにもかかわらず、現地に入って長崎さんやスタッフを激励した。党の総力を挙げて何としても勝利したいと思っています。

 夏の参院選は厳しい戦いになるでしょう。選挙に勝つ近道はありません。3年前に野党統一候補に敗れるなどした重点選挙区をきめ細かく点検します。

 参院選に衆院選をぶつける衆参同日選がささやかれていますが、可能性はゼロではないでしょう。衆院の場合は「常在戦場」ですからね。振り返れば一昨年秋の前回衆院選だって、予想していた人は少なかったはずです。もちろん、同日選にも備えて党として情勢調査を行うなど万全の準備はしていますよ。

 間近でみる二階先生は「優しいおじさん」ですね。ただ、ここぞというときは目の色が変わる。「口で言うだけじゃなく、まずは実行」ということを自ら示しています。

 例えば「田植えをしたこともない政治家が農政を語れるのか」という声を耳にして「それなら、やろうじゃないか」と一昨年始めたのが自民党の米作りプロジェクトです。関東近郊の水田で党所属の国会議員が田植えや収穫を行い、活動の裾野は広がっています。

 自民党本部の玄関口で定期的に開く地方の物産展が人気を呼んでいます。これも二階先生が平成28年8月の幹事長就任後、「地方創生を打ち出すなら、お国自慢の物産展をやろう」と始めた。どんどん実践するのが二階流ですね。

 二階外交の力も大いに発揮されています。二階先生は日頃から「互いに行ったり来たりすることが大事。信頼関係につながり友情に発展する」と言って海外にも出かけています。国と国の関係も、基本的には人と人。実践重視は外交でも貫かれています。特に中国と韓国には相当の人脈がある。中国の習近平国家主席に4回も直接会った政治家は、そうはいません。

 一昨年12月に二階先生が自民、公明両党と中国共産党の定期対話「日中与党交流協議会」に出席するため訪中した際、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の会合に参加して、積極参加の姿勢を打ち出しました。本当の意味で日中関係の雪解けにつながったと評価されています。当時、一帯一路への協力には国内に強い慎重論がありましたが、二階流の政治感覚、政治的な勘で判断したのです。

 おかげさまで私も当選9回。元気でやらせてもらっています。与えられた立場で懸命に取り組むのが自分のモットーであり、「愚は愚なりに」という言葉が好きです。簡単にいうとベストを尽くす、と。これからもそういう姿勢で臨みたいです。(大島悠亮、森光司)

 【プロフィル】はやし・もとお 昭和22年生まれ。日大芸術学部卒。環境庁長官を務めた父、林大幹元衆院議員の秘書や千葉県議を経て、平成5年に衆院初当選。9期目。国家公安委員長や経済産業相を歴任し、28年8月から自民党幹事長代理。

3538名無しさん:2019/01/18(金) 00:33:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00010013-abema-pol
石原宏高議員が明かす“石原家のルール”、お年玉は「怒られるぐらいもらっていた」
1/16(水) 12:09配信 AbemaTIMES
 内閣府副大臣や外務大臣政務官などを歴任した、自民党の石原宏高衆議院議員。父親は石原慎太郎元東京都知事、兄は自民党の石原伸晃衆議院議員という、言わずと知れた超有名一家の三男だ。主に「積極的平和外交と国際協力」「成長戦略の強化・拡充」「伊豆諸島・小笠原諸島を守る」などの政策に取り組んでいる。

 そんな石原議員を、国会議員を若者目線から取材するAbemaTV『議員GO』は直撃。政治家とのトークライブ経験もあるモデルの紗蘭が、石原議員の選挙区である伊豆大島で話を聞いた。

■お年玉は「怒られるぐらいもらっていた」
 この日開催されていた「福祉祭り」で、大島町長と一緒に挨拶まわりをしていた石原議員。伊豆大島では「戸別訪問で島の状況を聞いたりして、どういうニーズがあるのかを聞いて回っている」そうで、大島を訪れるペースは年1〜2回、他の島も含めると年4〜5回ほどだという。2013年に伊豆大島で台風の影響による土砂災害が発生した際は、安倍総理らの視察に同行した。

 伊豆諸島に古くから伝わるのが、干物の一種「くさや」。ムロアジなどの魚を「くさや液」と呼ばれる発酵液に漬けた後、天日干しをして作られるものだが、石原議員にとっても「昔はダメな時もあったけど、親父もずっと伊豆諸島の選挙区で、家で焼いて食べた時もあったので、だんだん慣れてきた」と思い出の味であるようだ。

 さらに石原家について話を聞くと、“午前中は庭で遊んではいけない”という変わったルールがあったことが発覚。「幼稚園や小学校下級生くらいの頃は、午前中に庭で遊んではいけなかった。親父は作家としての面もあって、深夜まで文筆活動をしていて起きるのが10時11時。午前中外で遊ぶとうるさいから」だという。

 また、子どもの頃は食事が2部制だったそうで「子どもと食事をした後に、親父が長男と食事していた。メニューも違って、例えば親父のメニューにはアワビのスライスがあるけど、子どもはコロッケとか」と明かした。

 最後は、石原家の“お金事情”について。お年玉は「怒られるぐらいもらっていた」そうで、「叔父さん(故・石原裕次郎)は、お正月はハワイの別荘に行っちゃって会えない。だから、クリスマスに叔父さんのところに兄弟みんなで行って、たんまりと(笑)。(金額は)“両手”で」と“2桁超え”を匂わせた。

■父・慎太郎氏、兄・伸晃氏との関係は?
 もともと銀行員だった石原議員は、1998年の金融危機をきっかけに政治家を志す。当時、都知事だった父・慎太郎氏と国会議員の兄・伸晃氏からは「政治の世界も厳しいし、家族の中で3人政治家というのも多いから」と反対されたというものの、最終的に石原議員の熱意に納得し議員になることを応援した。

 そんな父・慎太郎氏とは普段どのような関係なのか。「国会議員は忙しいので、会うのは年4〜5回ぐらい。あまりこちらから話すことはなくて、親父の方から『今の政治情勢どうなってる?』と聞かれて、それに答えるような。親父にも兄貴にも『こういう政策をやったら』『こういう演説をした方がいい』と言われたことがない。それは、政治家は自分のやりたい政策を貫いていかなければならないし、有権者にどういう風に思いを伝えるのか自分なりに考えなくてはいけないから。アドバイスしないことがアドバイスなのかもしれない」。

 また、兄・伸晃氏については「税制調査会の“インナー”といって、自民党の中で税のプロフェッショナルでもあるし、政治家としてポジションを作っていると思うので、追いかける身近な目標」と話した。

 今後成し遂げたいこととして石原議員は「島は本土に比べると格差がある。議員としての10年間の中で、すべての改定計画をひいた。ネットの環境も、2〜3年すれば都内と同じになる。自分の選挙区である離島における格差の是正もしっかり成し遂げていきたい」と語った。
(AbemaTV/『議員GO』より)

3539名無しさん:2019/01/18(金) 07:59:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00000018-jij-pol
改憲「世論呼び覚ます」=自民運動方針最終案
1/18(金) 7:12配信 時事通信
 自民党の2019年運動方針の最終案が17日、明らかになった。

 憲法改正について「改めて国民世論を呼び覚ます」と明記。安倍晋三首相(党総裁)が目指す改憲に消極的な野党を揺さぶるため、世論の醸成を強める姿勢を打ち出した。22日の総務会で了承を得て、2月10日の党大会で採択する。

 首相は17日、首相官邸で自民党の山口泰明組織運動本部長から運動方針案の説明を受け、了承した。

 最終案は「時代の転換点に立つ今、改めて国民世論を呼び覚まし、新しい時代に即した憲法改正に向けて道筋を付ける覚悟だ」と記述。原案にはなかった「国民世論を呼び覚ます」との表現を新たに加えた。

 同党は先の臨時国会で党改憲案の提示を目指したが、野党の反発などで断念に追い込まれた。改憲論議を加速させるには、世論の高まりが不可欠と判断したとみられる。一方、原案にあった「これまでの経過を尊重しつつ、改めるべきは改める」との表現は見送った。

 推進する政策に関しては、原案に盛り込んだ「災害に強い国づくり」「経済好循環の実現」など7項目に、「人づくり革命」と「農林水産業の発展」を加えて計9項目を掲げた。

 4月の統一地方選、夏の参院選が控える今年を「政治決戦の年」と位置付け、衆院2補選と合わせて勝利に全力を挙げることを明記。「新たに始まる時代でも安定した政治基盤の下で内外の諸課題に取り組む」との決意も示した。

3540名無しさん:2019/01/19(土) 01:34:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00050012-yom-pol
竹下派にしこり、政局なら「再び割れかねない」
1/18(金) 7:46配信 読売新聞
 自民党第3派閥の竹下派(平成研究会、56人)が揺れている。昨年9月の党総裁選で派内の対応が割れた後、亀裂修復に腐心していた竹下亘会長(72)が今月9日に食道がんを公表し、長期不在を余儀なくされるためだ。集団指導体制で結束を取り戻せるか、派内には不安も広がる。

 竹下派でともに会長代行を務める茂木経済再生相、吉田博美参院幹事長と、事務総長の山口泰明衆院議員らは17日、東京都内で臨時幹部会を開き、「当面の間、茂木、吉田両氏を中心にやっていこう」と結束を確認した。前会長の額賀福志郎・元財務相を加えた集団指導体制で、竹下氏不在の事態を乗り切る方針だ。

 竹下氏は治療中も会長職にとどまるが、復帰には「早くても数か月はかかる」(竹下氏周辺)という。幹部会では、毎週木曜日の派閥総会で、竹下氏の代わりに今後は茂木氏があいさつを行うことも申し合わせた。幹部の一人は「茂木氏を事実上の『トップ』に据え、参院議員団を束ねる吉田氏が一歩引いて支える体制だ」と解説する。

 ただ、派内では結束を危ぶむ見方が多い。額賀、茂木両氏を含む衆院議員と吉田氏ら参院議員の間に、昨年4月の派閥会長交代や総裁選への対応を巡り、「感情的なしこり」(中堅)が残っているためだ。

 額賀氏から竹下氏への会長交代劇は、派内に隠然たる影響力を残す青木幹雄・元官房長官の意向を受け、吉田氏が主導した。参院議員団が派閥離脱も辞さない構えを見せ、分裂の危機が取りざたされた。総裁選では衆院議員の大半が安倍首相を支持した一方、竹下氏と参院議員の大部分は石破茂・元幹事長支持に回り、対応が割れた。

 総裁選後、派閥幹部らは「ノーサイド」を強調し、竹下氏は若手・中堅議員と会食を繰り返して結束の強化を図ったものの、依然としてギクシャクしたままだ。「参院選の結果次第で党内政局が起きれば、派閥が再び割れかねない」(ベテラン)との声も漏れる。

3541名無しさん:2019/01/19(土) 01:53:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00375507-kantelev-l28
鴻池祥肇議員の葬儀営まれる 盟友・麻生氏も参列
1/19(土) 0:38配信 関西テレビ

防災担当大臣などを歴任し、先月亡くなった鴻池祥肇議員の葬儀が神戸市で行われました。

先月25日、肺炎のため78歳で亡くなった自民党の鴻池祥肇参議院議員の葬儀には、麻生太郎副総理ら約2100人が参列しました。

兵庫県尼崎市出身の鴻池議員は1986年に初当選し、防災担当大臣などを歴任しましたが、体調不良などを理由にことしの参議院選挙には立候補せず、政界を引退する意向を示していました。

【麻生太郎副総理】
「酒を酌み交わしながら夜更けまで語り合ったあの時代。私にとってかけがえのないものでした」

参列した人たちは、30年以上にわたり議員生活を送った鴻池議員の冥福を祈りました。

関西テレビ

3542名無しさん:2019/01/19(土) 19:11:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000017-jij-pol
4知事選で自民分裂へ=党本部、結束に腐心―4月の統一選
1/19(土) 7:26配信 時事通信
 4月の統一地方選で行われる10知事選のうち福井、島根、徳島、福岡の4県で、自民党が分裂する構図になりつつある。

 本来ならチャンスとなるはずの立憲民主、国民民主両党に独自候補を立てる動きはなく、自民党内の「お家騒動」だけが目立つ格好だ。参院選に向け党内の結束を図りたい党幹部らは頭を痛めている。

 現職が引退する島根は、元総務省消防庁次長の大庭誠司氏(59)が自民県連の推薦を受け、18日に出馬を正式表明。これに対し、元総務省消防庁室長の丸山達也氏(48)も県連の推薦選考から漏れたものの、立候補する考えだ。丸山氏には、県連の決定に納得していない自民県議の過半数が支援に回っている。

 3選を目指す福岡の小川洋知事(69)は2016年の衆院福岡6区補選で中立を貫き、自民県連の一部と関係が悪化した。これまで知事を支えてきた県連は対抗馬として、元厚生労働省室長の武内和久氏(47)を擁立。しかし党内には小川氏を推す声が残り、足並みは乱れている。

 福井は5選出馬する西川一誠知事(74)に、元副知事の杉本達治氏(56)が挑む。自民県連は杉本氏の推薦を決定したが、自民の半数を超える県議は西川知事を支援。徳島は5期目を目指す飯泉嘉門知事(58)の県連推薦が決まったのに対し、党内から岸本泰治県議(61)が出馬する構えで、後藤田正純衆院議員が支援する。

 夏の参院選を控え、自民党本部は統一選で弾みを付けたい考え。しかし4県とも、県連内の勢力争いや現職知事への多選批判など各地の事情が複雑に絡み合い、一筋縄ではいかなそうだ。

 甘利明選挙対策委員長は17日、山梨県昭和町で「自民は結束さえすれば強い。地域で分裂していることがその力をそいでいる最大の原因」と一本化に努める方針を強調したが、どこまでまとめられるかは見通せない。

3543名無しさん:2019/01/19(土) 22:50:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000084-kyodonews-pol
自民党重鎮職員が定年退職 選挙対策支えた「名参謀」
1/19(土) 16:45配信 共同通信
 自民党職員として長年にわたって選挙対策を支えてきた首席審議役の久米晃氏が定年退職した。辞令は65歳を迎えた14日付。詳細な地域事情を踏まえた選挙分析に定評があり、「名参謀」として歴代の党幹部から信頼された。他党にも知られた重鎮職員だった。

 愛知県出身。1980年に党職員になると、選挙畑をずっと歩んできた。選挙情勢に加え、関係法令にも精通。2002年から選対事務部長を務めたほか、11年以降は党事務局長として党の実務全般も取り仕切った。

 退職に伴い、非常勤の党特別参与に就任。今後は党本部近くに拠点を置き、引き続き選挙に関与していくという。

3544名無しさん:2019/01/21(月) 20:57:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190121-00000582-san-pol
石破派の古川事務総長が退任
1/21(月) 19:49配信 産経新聞
 自民党の石破茂元幹事長率いる石破派(水月会、20人)の古川禎久衆院議員が同派事務総長を昨年末に退任していたことが21日、分かった。事務総長は派閥の対外交渉を担う要職で、古川氏は退任理由について、産経新聞の取材に「(石破氏が出馬した)昨年の総裁選も経験して、きりがよかったため」と語った。石破派は近く派閥会合を開き後任を決める。田村憲久元厚生労働相らが候補となる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190121-00000049-mai-pol
自民・二階幹事長、山梨知事選「応援議員の出欠取る」
1/21(月) 18:30配信 毎日新聞
 自民党の二階俊博幹事長は21日の記者会見で、投開票日が27日に迫った山梨県知事選に関し「142人の(国会)議員を応援に送り込む予定だが、全員参加したと言われるくらいの選挙戦にしたい。最終日までに出欠を取る」と述べ、党所属の全国会議員が実際に推薦候補の応援に入ったかを確認する考えを示した。

 二階氏は「出席を取られれば行く、という人がいるんですよ。情けないけどね。それでもいいから行かせる」と続けた。また、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」の人気フレーズを念頭に置いたのか、「テレビで『ぼやっとしているんじゃないよ』(と言うが、)自民党はぼやっとしている政党ではないと示さないといけない」とも語った。

 知事選で自民、公明両党は二階派所属の元衆院議員・長崎幸太郎氏(50)を推薦。現職の後藤斎氏(61)=立憲民主、国民民主両党推薦=と、諸派の共産党県委員長、花田仁氏(57)、元参院議員、米長晴信氏(53)の計4人が立候補している。【田中裕之】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190121-00050089-yom-pol
歴代厚労相に「ペナルティーを」…自民・二階氏
1/21(月) 18:08配信 読売新聞
 自民党の二階幹事長は21日の記者会見で、厚生労働省による毎月勤労統計の不適切調査に関し、歴代厚労相の「処分」に言及した。報酬の一部返納などの必要性について問われ、「党内外を引き締める意味でも、ペナルティーをかける必要はある」と語った。

 また、歴代厚労相の国会招致については「(国会の)委員会などで協議して必要となれば、党はその通りに従う」と話した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190121-00000051-jij-pol
自民・二階氏「ぼやっとしてんじゃないよ」=人気キャラまね? ―山梨知事選応援指示
1/21(月) 16:16配信 時事通信
 「ぼやっとしてんじゃないよ」。

 与野党対決型で激戦が繰り広げられている山梨県知事選(27日投開票)をめぐり、自民党の二階俊博幹事長が21日の記者会見でこう述べ、党所属国会議員に現地でのてこ入れを命じる一幕があった。

 テレビ番組の人気キャラクターの「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とのせりふを参考にしたとみられ、二階氏は「自民党はぼやっとしている政党ではないことを示さなければいけない」と強調。現地入りの「出欠を取る」意向を示し、引き締めを図った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190121-00000530-san-pol
二階幹事長、山梨県知事選「応援議員の出欠とる」と宣言
1/21(月) 14:00配信 産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は21日の記者会見で、27日投開票の山梨県知事選に関し「ラストスパートをかけて必ず勝利する。結果的に国会議員全員が参加したといわれるような選挙にしたい」と強調した。「最終日までに(現地に応援に入った国会議員の)出欠をとる」と述べ、改めて総力戦で挑む考えを示した。

 二階氏は「142人の議員を送り込む予定だ」と明らかにした上で「人によっては出欠をとられることで行くという人もいる。情けないことだが、それでもいいから行かせる」と語った。

 また、二階氏は記者会見でNHK番組「チコちゃんに叱られる!」の人気キャラクター「チコちゃん」の「ボーッと生きてんじゃねぇよ!」という決めぜりふを引用し、「このごろテレビでよく言われているが、自民党はボヤッとしている政党じゃないということを示さないといけない。最後まで全力を尽くしたい」と話した。

3545名無しさん:2019/01/23(水) 02:02:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00000579-san-pol
竹下派会長不在でも「綻び出ない」 自民・吉田博美氏
1/22(火) 17:09配信 産経新聞
 自民党の吉田博美参院幹事長は22日の記者会見で、自身が会長代行を務める竹下派(平成研究会、56人)の竹下亘会長が食道がんの治療に専念することに関し「どこかの新聞に(派閥の結束に)綻びが出るのではと書いてあったが全く出ない」と強調した。派内の対応が割れた昨年9月の党総裁選を念頭に「綻びが出るならあの時点で出ていた。最後は一つになるのが平成研なのでご心配しないでいただきたい」と述べた。

3546名無しさん:2019/01/25(金) 01:20:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00000574-san-pol
会長療養中の竹下派が会合 茂木代行「一致団結」強調
1/24(木) 17:53配信 産経新聞
 自民党第3派閥の竹下派(平成研究会、56人)は24日、竹下亘会長が食道がんで療養してから初めての派閥会合を東京都内で開いた。会長代行の茂木敏充経済再生担当相は「来週(28日)からの国会に一致団結して臨み、統一地方選と参院選の勝利につなげる1年にしたい」と結束を訴えた。

 竹下氏に代わって最前列中央の会長席に座った茂木氏は、竹下氏について「順調に治療が始まった。さらに経過がよくなることを期待したい」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000168-jij-pol
政府・与党幹部が会食=通常国会へ結束確認
1/23(水) 22:00配信 時事通信
 菅義偉官房長官、自民党の二階俊博幹事長らは23日夜、東京都内で会食し、28日召集の通常国会へ向けて結束を確認した。

 会合では夏の参院選を控え、国会運営は安全運転に徹するべきだとの意見が出された。

 自民党の森山裕、公明党の高木陽介両国対委員長、高市早苗衆院議院運営委員長らが出席した。

3547名無しさん:2019/01/25(金) 07:43:36
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190125-00555616-shincho-pol
ボスにがん発覚でも… 「竹下派」後継者に疑問符がつく「茂木敏充」
1/25(金) 5:58配信 デイリー新潮
 後顧の憂いを絶てぬまま病に臥(ふ)したのは、自民党竹下派(平成研)の竹下亘会長(72)である。今月9日、食道がんの治療に専念すると公表したのだ。

 政治部記者によれば、

「竹下さんは、早ければ数カ月で職場復帰できると話していますが、逆に言えば、1カ月や2カ月で退院できるような病状ではないということ。何せ酒と煙草をこよなく愛する人でしたから、遅かれ早かれこうなるのは覚悟していたのかもしれませんが……」

 ご存知の通り、竹下派は衆参合わせて56人の議員を擁する大派閥。当然、会長の不養生の後始末は、自身の覚悟云々では済まされない。

「竹下さんは病気療養中も会長職にはとどまるものの、派閥の運営は経済再生相の茂木敏充さんと参院幹事長の吉田博美さんの“集団指導体制にする”と話していました。留守を任された茂木さんは、早くも後継者としてのやる気を見せていますが、果たしてコトがそう上手く運ぶかどうか」

 その理由はというと、

「何せ人望がないんですよ。東大経済学部卒で当選も9期連続と能力は高いのですが、短気で怒りっぽく人が寄りつかない」(同)

 さらに、後継者としての資質に首を傾げるのは、さる自民党関係者で、

「彼は昨年の総裁選で、石破支持を要請したかつての参院のドンこと青木幹雄さんの意向を無視して、早々に安倍支持を打ち出した。それで、参院竹下派の反感を買ってしまったのです」

 平成研では、伝統的に参院の力が強く、

「現在の参院竹下派を取りまとめている吉田さんは、今夏の参院選で選挙区からの不出馬を決めており、政界引退もちらついている。吉田さんという要を失えば、参院竹下派が空中分解し、彼らが茂木さんの会長就任にノーを突きつける、というシナリオも現実味を帯びてきます」(同)

 留守預かりの間に徳を積めるかどうか……。

「週刊新潮」2019年1月24日号 掲載

新潮社

3548チバQ:2019/01/25(金) 11:08:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20190123ddlk10040128000c.html
<平成ものがたり>群馬の記憶 第2部/4 衆院 小選挙区導入 旧3区、自民調整難航 3氏がしのぎ、決着に2年半 /群馬
01月23日 00:00毎日新聞

 平成の政治改革の代表的なものとして、衆院の小選挙区導入が挙げられるだろう。平成5(1993)年、リクルート事件など「政治とカネ」の問題で政治不信が深まる中で誕生した細川護熙政権下で導入が決まった。群馬では中選挙区からの区割り変更に伴い、自民党の候補者調整が難航する。特に福田、中曽根、小渕の3氏がしのぎを削ってきた旧3区は決着するのに実に2年半も要した。【増田勝彦】

 中選挙区は一つの選挙区から複数の当選者が出るため、自民党の候補者同士が争い、そこにカネと派閥が幅をきかせる体質が生まれた。

 「サービス合戦と、足の引っ張り合いだった」。中選挙区の旧3区(定数4)時代の様子を古参の自民党関係者は口をそろえて言う。父光平氏の跡を継いだ小渕恵三氏が当選した昭和38年(63)年の第30回衆院選以降は、中曽根康弘氏、福田赳夫氏(平成2=90年=からは息子の康夫氏)が当選を続け、同士打ちの形の自民3陣営にとっては順位争いが選挙での焦点となっていた。

 各選挙事務所には有権者向けの「食堂」ができ、「福田料亭、中曽根レストラン」と称された。福中に比べて資金的に苦しい小渕氏は「ビルの谷間のラーメン屋」と自ら語っていた。

   ◆  ◆

 社会党書記長を務めた山口鶴男氏を加え4氏の「指定席」と言われた旧3区だったが、平成に入りくさびが打ち込まれる。「政治とカネ」問題が政界再編を招き、平成5(1993)年の衆院選で昭和30(55)年から続いた「自民党政権と社会党の野党第1党」の「55年体制」が崩壊。8党派連立の細川政権が誕生すると、平成6(94)年1月に政治改革関連法が成立して小選挙区比例代表並立制の導入が決まり、その10カ月後に区割り法が成立する。

 ここから小選挙区公認の「席取り」が本格化した。中でも激烈を極めたのが4区と5区に分割された旧3区。各陣営は、多くの労力とカネが注ぎ込んで維持、拡大を図ってきた後援会を温存しようと、小選挙区からの出馬にこだわった。タッグを組んで動き始めたのが中曽根と福田の2陣営だった。

 平成7(95)年2月、中曽根後援会の幹部が5区に傾斜する福田後援会の幹部に「中曽根4区、福田5区」の「すみ分け」を持ちかけ、福田後援会が了解した--。当時の毎日新聞はそんな動きを伝えている。

 一方、党副総裁で選挙対策小委員長の立場の小渕氏は出遅れる形となったが、地元の吾妻郡がある5区の公認を目指し、三すくみの状態が続いた。

 最終的に、平成8(96)年7月18日、橋本龍太郎首相(当時)の裁定で、福田氏が4区、小渕氏が5区で決着する。中曽根氏は「終生1位で比例」。この日、高崎市内で開かれた中曽根氏の後援会の会合に加藤紘一党幹事長が駆けつけ、「中曽根さんは国際的に通用する唯一の日本のカード」などと賛辞を贈り、後援者にうずまく不満を収めた。自民党県連も3人が肩を組むポスターを作製し、3陣営の“協調”をアピールした。

3549チバQ:2019/01/25(金) 11:09:15
   ◆  ◆

 それから20年あまり。「4区福田、5区小渕」は“定着”した。一方の中曽根陣営は、康弘氏が平成15(2003)年に小泉純一郎首相(当時)から定年制による引退を要請され、政界を引退した。平成29(17)年の第48回衆院選で、孫の康隆氏が1区に名乗りを上げ、最終的に党内調整で比例に回ったが、次期衆院選では再び1区の公認争いに絡んでくるとの見方が強い。

 小選挙区制の導入によって選挙にカネがかからなくなり、派閥の力も弱まった。導入の狙いだった政権交代もあった。一方で、一つの選挙区で最も得票した候補だけが議席を獲得するため政党の議席獲得率と得票率の間に大きな差があり、民意との隔たりが指摘されている。政治改革は次の時代に持ち越されることになりそうだ。=つづく

………………………………………………………………………………………………………

 ■メモ

 平成8(1996)年の衆院選から導入された小選挙区比例代表並立制で、定数は小選挙区300(現在289)、11ブロックの比例代表200(同176)の計500(同465)となった。当時、県内の自民党は現職が7人いたが、小選挙区5区のうち1区の公認は尾身幸次氏、3区は谷津義男氏に決まった。旧1区の佐田玄一郎氏と旧2区の中島洋次郎氏は比例代表に回り、1、3区では小選挙区と比例代表で交互に立候補する「コスタリカ方式」が取り入れられた。実質的には旧派閥のバランスをとった結果とみられている。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆第40回衆院選当選者=平成5(1993)年7月18日投開票

 ◇1区(定数3)

尾身幸次  自民

佐田玄一郎 自民

田辺誠   社会

 ◇2区(定数3)

谷津義男  自民

笹川尭   無所属

中島洋次郎 自民

 ◇3区(定数4)

小渕恵三  自民

福田康夫  自民

山口鶴男  社会

中曽根康弘 自民

 ※各区とも上から得票順

………………………………………………………………………………………………………

 ◆第41回衆院選当選者=平成8(1996)年10月20日投開票

1区 尾身幸次 自民

2区 笹川尭  新進

3区 谷津義男 自民

4区 福田康夫 自民

5区 小渕恵三 自民

3550チバQ:2019/01/25(金) 11:15:36
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-555616.html
ボスにがん発覚でも… 「竹下派」後継者に疑問符がつく「茂木敏充」
05:58デイリー新潮

ボスにがん発覚でも… 「竹下派」後継者に疑問符がつく「茂木敏充」

竹下亘会長

(デイリー新潮)

 後顧の憂いを絶てぬまま病に臥(ふ)したのは、自民党竹下派(平成研)の竹下亘会長(72)である。今月9日、食道がんの治療に専念すると公表したのだ。

 政治部記者によれば、

「竹下さんは、早ければ数カ月で職場復帰できると話していますが、逆に言えば、1カ月や2カ月で退院できるような病状ではないということ。何せ酒と煙草をこよなく愛する人でしたから、遅かれ早かれこうなるのは覚悟していたのかもしれませんが……」

 ご存知の通り、竹下派は衆参合わせて56人の議員を擁する大派閥。当然、会長の不養生の後始末は、自身の覚悟云々では済まされない。

「竹下さんは病気療養中も会長職にはとどまるものの、派閥の運営は経済再生相の茂木敏充さんと参院幹事長の吉田博美さんの“集団指導体制にする”と話していました。留守を任された茂木さんは、早くも後継者としてのやる気を見せていますが、果たしてコトがそう上手く運ぶかどうか」

 その理由はというと、

「何せ人望がないんですよ。東大経済学部卒で当選も9期連続と能力は高いのですが、短気で怒りっぽく人が寄りつかない」(同)


 さらに、後継者としての資質に首を傾げるのは、さる自民党関係者で、

「彼は昨年の総裁選で、石破支持を要請したかつての参院のドンこと青木幹雄さんの意向を無視して、早々に安倍支持を打ち出した。それで、参院竹下派の反感を買ってしまったのです」

 平成研では、伝統的に参院の力が強く、

「現在の参院竹下派を取りまとめている吉田さんは、今夏の参院選で選挙区からの不出馬を決めており、政界引退もちらついている。吉田さんという要を失えば、参院竹下派が空中分解し、彼らが茂木さんの会長就任にノーを突きつける、というシナリオも現実味を帯びてきます」(同)

 留守預かりの間に徳を積めるかどうか……。

「週刊新潮」2019年1月24日号 掲載

3551名無しさん:2019/01/26(土) 22:53:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00000061-asahi-pol
自民国対委員長、統計不正「さほど大きな問題はない」
1/26(土) 19:18配信 朝日新聞デジタル
 自民党の森山裕国会対策委員長は26日、鹿児島県鹿屋市で講演し、厚生労働省の「毎月勤労統計」をめぐる不正調査について、「今回はさほど大きな問題はないように今のところ思う」と述べた。28日召集の通常国会を控えて統計の不正問題が拡大する中、与党の国会対策責任者の認識は野党から厳しく問われそうだ。

 森山氏は不正の影響で本来より少なく各種保険料を給付されていた人に対する追加給付と原因究明を急ぐ考えを強調。ただ、「2度とこういうことがあってはデータの信頼性を失ってしまう」と述べたくだりで、「今回はさほど大きな問題はない」とした。

朝日新聞社

3552名無しさん:2019/01/27(日) 00:06:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00000017-ryu-oki
ハンスト「さっさと死ね」 国場議員の秘書、投稿 「テロ」と元山代表を批判
1/25(金) 13:19配信 琉球新報
 沖縄県名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り行われたハンガーストライキ(ハンスト)に対し、自民党の国場幸之助衆院議員(比例九州)の政策秘書、田中慧氏がツイッターで「ハンストはテロ行為」などと投稿している。その後、18日には「私の主張は取り下げます」と投稿したものの、「今後ハンストする奴が出ても、体調を案じることはやめて、さっさと死ね、の一言だけ浴びせることにします」(21日)との書き込みもある。

 投稿は今月15日から「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表が宜野湾市役所前で実施したハンストに対して行われた。田中氏は「(ハンストは)自分の命を人質にしたテロと同質」(15日)、「オール沖縄関係者は、運動に利用するために死んでほしい、と思ってるかもね。だから止めもしない」(17日)などと書き込んでいる。

 田中氏は取材に対し「ハンストは自らの命を人質に、恐怖心によって政策変更を迫る行為だ。これは以前から主張している考えだ」と説明した。「さっさと死ね」の部分に関しては「ハンストはテロではなく非暴力の主張だという人たちへの、皮肉だ」と語った。

琉球新報社

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00377417-okinawat-oki
「ハンストはテロと同質」「さっさと死ね」秘書ツイート 衆院議員が謝罪
1/26(土) 7:10配信 沖縄タイムス
 沖縄県民投票の全県実施を求めてハンガーストライキしていた「辺野古」県民投票の会代表の元山仁士郎さんに対し、自民党の国場幸之助衆院議員の政策秘書である田中慧氏が、自身のツイッターで「ハンガーストライキ、というのは、自分の命を人質にしたテロと同質ですよ」(15日)などと投稿した。

 田中氏は「ハンストはテロ行為」とツイート後の18日、「最近のハンストは『死を覚悟してやるものではない』ということなので、ハンストは自身の命を人質にしたテロリズムと同質、との私の主張は取り下げます」と記述したが、21日の投稿では「ハンストがテロではないとか、表現の1つだとか主張する連中がいるので、今後ハンストする奴が出ても、体調を案じることはやめて、さっさと死ね、の一言だけ浴びせることにします」と書き込んだ。

 本紙の電話取材に対し、田中氏は「ハンストの手法については安保法制の時から批判している。元山さん自身の行動には批判はしていない。元山さんの体調を心配している書き込みもしている」と説明。「ハンストがテロだという主張が批判されるのであれば、ハンストする人にはこういう言葉をかけるしかないという皮肉だった」と話した。

 秘書のツイートの内容を把握した国場衆院議員は25日、元山さんへ電話し「申し訳ない。(元山さんの)行動は評価する」と伝え、謝罪した。

3553名無しさん:2019/01/27(日) 00:07:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00000555-san-pol
空席の石破派事務総長、田村憲久氏起用へ
1/26(土) 14:14配信 産経新聞
 自民党の石破茂元幹事長は25日、自身が率いる石破派(水月会、20人)の事務総長に田村憲久元厚生労働相を起用する方針を固めた。関係者が明らかにした。

 同派の事務総長は昨年末、古川禎久衆院議員が就任3年の区切りを理由に退任し、空席となっていた。28日に開かれる同派の臨時総会で承認される見通し。田村氏は厚労分野に広い人脈を持つ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00000068-jij-pol
統計不正、野党をけん制=「日程闘争プラスにならず」-自民幹部
1/26(土) 18:54配信 時事通信
 自民党の森山裕国対委員長は26日、鹿児島県鹿屋市で講演し、毎月勤労統計の不正調査問題をめぐる野党の追及により通常国会の審議が紛糾する可能性があることを念頭に「日程闘争のための議論は国民に何もプラスにならない」と述べ、野党をけん制した。

 「衆院は常在戦場と言われる。いつ選挙があるか分からない」とも語った。

3554チバQ:2019/01/28(月) 12:00:56
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/subject.cgi/study/2246/
【政界徒然草】 竹下派、「結束復活」目指した矢先の会長不在で傷手 
2019.1.28 07:00プレミアム

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自民党竹下派の会合であいさつし、一致団結を呼びかける会長代行の茂木敏充経済再生担当相(中央)。左は同じく会長代行の吉田博美党参院幹事長=1月24日、東京・永田町(春名中撮影)
自民党竹下派の会合であいさつし、一致団結を呼びかける会長代行の茂木敏充経済再生担当相(中央)。左は同じく会長代行の吉田博美党参院幹事長=1月24日、東京・永田町(春名中撮影)
 自民党第3派閥の竹下派(平成研究会、56人)は、竹下亘会長(72)が食道がんの治療に専念するため、しばらく会長不在となる。昨年の会長交代劇と党総裁選で派内に軋轢(あつれき)が生じ、竹下氏を中心に「鉄の結束の復活」を目指して動き始めた矢先だった。復帰までに少なくても数カ月かかるといい、派閥運営を不安視する声もある。同派は非常事態を乗り切れるか-。

茂木氏が中央に

 24日昼、竹下派は東京・永田町の派閥事務所に集まった。派内の若手・中堅議員に不安の声があることを受けた臨時の会合だった。

 竹下氏に代わり、最前列中央の会長席に座ったのは会長代行の茂木敏充経済再生担当相(63)。右隣の「ナンバー2」席には同じく会長代行の吉田博美党参院幹事長(69)が着席した。

 「来週(28日)からの通常国会に一致団結して臨み、統一地方選と参院選の勝利につなげる1年にしたい」

 茂木氏は冒頭のあいさつで、結束を訴えた。また、竹下氏の入院治療が順調に始まったと説明し「さらに経過がよくなることを期待したい」とも述べた。

 吉田氏は幼少期に父親の会社が倒産し、祖母宅に預けられたエピソードを紹介。「厳しい時こそ兄弟の絆が強まった。竹下会長に安心していただくためにも、みんなで力を合わせていく」と呼びかけた。

 竹下氏は療養入りにあたって吉田、茂木両氏に電話で「派閥は2人にお任せします」と伝えた。医師には「早ければ数カ月で復帰できる」との説明を受けており、早期復帰に意欲を示している。

 とはいえ、復帰時期は見通せない。竹下氏がしばらく派閥会長として活動できない影響は小さくない。今後の政治日程を見ると、同派にとって勝負どころが続くからだ。 

 4月には統一地方選に加え、竹下派の島尻安伊子元沖縄北方担当相(53)が出馬を予定する衆院沖縄3区補欠選挙が控える。夏の参院選では同派の参院議員21人のうち10人が改選を迎える。参院での影響力の大きさが同派の力の源泉であり、参院選は竹下氏が最も重視していた。

 昨年4月の額賀福志郎元財務相(75)から竹下氏への会長交代は、吉田氏率いる参院側が主導した。参院選を控え、自民党支持者に効く竹下ブランドを持ち、全国の支持団体にも顔が利く竹下氏への期待が背景にあったからだ。

 それだけに竹下氏の不在は傷手だ。

 竹下派は昨年、2度の「派内政局」を経験している。会長交代劇では参院側が集団離脱の構えを見せ、退任を渋る額賀氏を押し切った。総裁選では参院側や竹下氏が石破茂元幹事長(61)を支持したが、衆院側の多くは安倍晋三首相(64)を支持し、一枚岩になれなかった。

3555チバQ:2019/01/28(月) 12:01:13
 ただ、総裁選の後は「次期総裁選では派内から候補を出す」を合言葉に結束強化を目指していた。竹下氏は、兄の竹下登元首相が旗揚げした平成研究会(旧称・経世会)の「創業家」である上、温厚な性格で知られる。竹下派の面々が立場を超えて掲げられる唯一の旗頭だっただけに、結束に向けて不安も残る。

派を下支えする吉田氏

 竹下氏不在の中、同派幹部らは亀裂が生じないよう腐心している。

 会長交代劇や総裁選をめぐり、茂木氏と立場を異にした吉田氏は、同派の結束のために茂木氏を立てる意向だ。17日の同派役員会では、吉田氏が「(派閥の定例会合では)茂木さんが中央に座って、最初にあいさつを行ってください。私は3番目でいい」と切り出した。周囲には「私はおかしいと思うときだけ助言する」と一歩引く考えを示している。

 引退後も影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長(84)は、茂木氏が中心になることに難色を示した。しかし「政治の師である青木氏への義理は総裁選で果たした」と考える吉田氏が抑えた。吉田氏は1月22日の記者会見でこう強調した。

 「どこかの新聞に(竹下派の結束に)綻(ほころ)びが出るのではないかと書いてあったが、全く出ない。ご心配しないでいただきたい」

 茂木氏も閣僚としての国会出席や海外出張の合間を縫い、所属議員と当選期別に懇談を重ねる意向だ。茂木氏は次期総裁選出馬に意欲があるとされるが、会長不在の間に派閥を守り、派内の求心力を得られるかが試金石になりそうだ。

(政治部 田中一世)

3556チバQ:2019/01/28(月) 14:58:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190128-00000026-asahi-pol
自民・森山氏、統計不正「大きな問題はない」発言を陳謝
1/28(月) 11:02配信 朝日新聞デジタル
自民・森山氏、統計不正「大きな問題はない」発言を陳謝
自民党の森山裕国対委員長
 厚生労働省の「毎月勤労統計」をめぐる不正調査問題について、自民党の森山裕国会対策委員長は28日、「今回はさほど大きな問題はないように思う」と述べた自身の発言について「舌足らずのところがあった。誤解を与えるような発言であったとすれば大変申し訳なかった」と陳謝した。立憲民主党の辻元清美国対委員長との会談後、国会内で記者団に述べた。

【写真】自民党の森山裕国対委員長

 森山氏は26日に鹿児島県鹿屋市で行った講演で「金額の大小に関係なく、国が給付すべきものを間違っていた。二度とこういうことがあってはデータの信頼性を失ってしまう」と語ったくだりで、「今回はさほど大きな問題はない」と話した。

 野党側は「自民党にはチェックする機能も意欲もない」(立憲民主党・福山哲郎幹事長)などと反発していた。

3557チバQ:2019/01/30(水) 17:46:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190130-00050015-yom-pol
細野豪志氏、二階派の特別会員「新たな火種に」
1/30(水) 10:14配信 読売新聞
 自民党の二階派(44人)が無所属議員を引き入れる手法で勢力を伸ばしている。今月末には民進党出身の細野豪志・元環境相(当選7回)が「特別会員」として入会する見通しとなった。細野氏が地盤とする衆院静岡5区には、岸田派(48人)出身の元議員が出馬を目指しており、派閥間対立に発展する可能性もある。

 二階派を率いる二階幹事長は29日の記者会見で、細野氏の二階派入りについて、「決まっているわけではない。これからだ」と述べ、明言を避けた。一方で、細野氏が将来、自民党に入る可能性を問われると、「本人の希望、県連、地域、周囲……。党は四囲(しい)の情勢を判断して決める」と語り、含みを持たせた。

 二階氏は細野氏を31日の派閥会合に出席させ、細野氏の二階派入りの了承を取り付ける考えだ。同派幹部は29日、「『認めない』という話にはならないだろう。二階氏がオーケーと言えばオーケーだ」と語り、既定路線であることを強調した。

 二階氏は2012年12月に伊吹文明衆院議長から同派会長を引き継ぐと、無所属議員を特別会員として迎え入れるなど、「来る者拒まず」(同派幹部)の姿勢で勢力拡大を図ってきた。

 例えば、民主党政権で外務副大臣を務めた山口壮衆院議員(兵庫12区)や、05年の郵政民営化関連法の採決で造反し、離党した小泉龍司衆院議員(埼玉11区)らは二階派の特別会員を経て自民党入りし、正規の会員となった。

 細野氏も周囲に「将来的には自民党入りを目指す」と伝えており、二階派関係者は「次期衆院選で勝利すれば追加公認する可能性がある」と展望を語る。

 ただ、細野氏と選挙で争ってきた衆院静岡5区の自民党関係者は反発しており、岸田派も警戒を強めている。静岡5区の総支部長は岸田派が後押しする吉川赳・元衆院議員が務め、再起に意欲を示しているためだ。

 岸田、二階両派は衆院山梨2区で保守分裂選挙を繰り広げてきたが、27日に投開票された山梨県知事選では共闘し、二階派が後押しする長崎幸太郎・前衆院議員を当選に導いた。岸田派内では「両派の対立が解消できたばかりなのに、新たな火種となりかねない」という懸念が広がっている。

3558チバQ:2019/01/31(木) 09:56:20
https://www.asahi.com/articles/ASM1X51NHM1XUTFK01H.html
麻生派・竹下派、自民党「第2派閥」に 56人で並ぶ
二階堂勇 2019年1月29日01時42分
 自民党の麻生派と竹下派が56人で並び、ともに「第2派閥」となった。麻生派が議員の死去や失職で所属議員を減らしたのに対し、竹下派が昨秋1人増えたためだ。

 麻生派が56人になったのは、所属する大見正衆院議員(比例東海)が27日告示の愛知県安城市長選(2月3日投開票)に立候補し、自動失職したため。衆院比例東海ブロックで繰り上げ当選する予定の青山周平氏は、党内最大派閥の細田派に入る見通しだ。

 麻生派は2017年7月、旧山東派や、谷垣グループから離脱した佐藤勉・元総務相を中心とするグループの大半と合流し、59人の第2派閥となった。しかし、昨年12月に鴻池祥肇(こうのいけよしただ)・元防災相(参院兵庫)、北川知克・元環境副大臣(衆院大阪12区)が相次いで死去し、57人になっていた。

 これに対し、竹下派は昨秋まで55人だったが、無派閥だった園田博之氏(衆院比例九州)の死去を受け、昨年11月に繰り上げ当選した宮崎政久氏が加わり、1人増えた。(二階堂勇)

3559チバQ:2019/01/31(木) 10:14:50
https://www.sankei.com/premium/news/190129/prm1901290005-n1.html
【政界徒然草】岸田氏、ポスト安倍へ続く試練 細野氏自民入り、参院広島など…
2019.1.29 01:00プレミアム

「ポスト安倍」に意欲を見せる自民党の岸田文雄政調会長(61)に試練が押し寄せている。岸田派(宏池会、48人)の元衆院議員と静岡5区で対立してきた無所属の細野豪志元環境相(47)の自民党入りが浮上しているほか、夏の参院選でおひざ元の広島から2人目の党公認候補を擁立する動きもあるためだ。安易に認めれば派閥会長のメンツに関わるが、次期総裁選に向けては他派との関係や党の方針も無視できないだけに、難しいかじ取りを迫られている。

山梨で二階派と結束も

 「山梨でせっかくうまくいっているのに…」

 岸田派の国会議員は細野氏が自民党入りを模索していることについて、こうため息を漏らす。

 細野氏は旧民主党政権で環境相などを歴任した。二階俊博幹事長(79)が自民党入りに前向きで、細野氏も水面下で二階派(志帥会、44人)の関係者らと接触しているという。

 ただ、細野氏は岸田派に所属する吉川赳元衆院議員(36)と衆院静岡5区で議席を争い、勝利してきた経緯がある。仮に選挙区を変わらずに細野氏が自民党入りし、吉川氏と競合する事態となれば、岸田氏の派閥会長としての求心力にも関わる。

 27日に投開票された山梨県知事選では、自民党が推薦した新人で元衆院議員の長崎幸太郎氏(50)が当選した。

 長崎氏は二階派の特別会員であり、岸田派にとっては、堀内詔子衆院議員(53)や義父の光雄元通産相と衆院山梨2区で激しく議席を争った因縁の相手だった。

 しかし、党が知事選での推薦を決めたことを受け、岸田派も告示前から秘書を常駐させるなど、長崎氏を全面的にバックアップ。岸田氏自身、4度も応援のために山梨入りし、党の結束に尽力した。派閥に所属する森屋宏参院議員(61)が山梨選挙区で出馬を予定する参院選につなげる狙いもあった。

 長崎氏の当選が決まった27日夜、二階氏は記者団に「分裂では良い結果は出ない。一丸となって戦うと、この結果が出たから、大変内心喜んでいる」と満足げに語った。

 岸田氏が次期首相を目指すうえで、他派との連携は欠かせない。山梨県知事選で二階派との対立も解消されたかにみえるだけに、細野氏の入党が新たな火種になる恐れがある。

 別の岸田派の議員は「党所属議員が足りないわけでも(細野氏が)自民党に貢献したわけでもない。なぜ今、入党させる必要があるのか」と恨み節を漏らす。

3560チバQ:2019/01/31(木) 10:15:09
おひざ元に殴り込み

 さらに、岸田氏の頭を悩ませるのが次期参院選の広島選挙区をめぐる動きだ。同選挙区では、岸田派の溝手顕正前参院懲罰委員長(76)が党公認を受け、出馬を予定する一方、党が2人目の候補擁立を検討している。

 改選2人区の同選挙区は、これまで与野党が議席を分け合ってきた。ただし、これまでは自民党候補が野党候補に大差をつけており、参院選で苦戦が予想される自民党としては、勝てる地域でできるだけ議席を確保したい事情がある。

 しかし、岸田派関係者は「派閥のおひざ元に殴り込みをかけるようなものだ」と厳しく批判する。広島は派閥を立ち上げた池田勇人元首相の地元であり、岸田氏のほか、宮沢洋一党税制調査会長(68)、寺田稔衆院議員(61)ら所属議員を多く擁している。

 過去に地元県議など2人目の候補を擁立する動きがあったが、いずれも見送られてきた。野党が候補を一本化できなければ2人当選する可能性があるものの、接戦になった場合、現職の溝手氏が苦戦する懸念もある。

 もっとも、今回は首相官邸が2人目擁立に前向きとされる。安倍晋三首相(64)からの「禅譲」も視野に入れる岸田氏としては一概にはね付けることもできにくい。

 岸田派には「党勢拡大という意味では2人出すのも理解できる。溝手さんの当選に力を尽くすだけ」と容認論がある一方、「会長の地元でやられるのは派閥として面白くない」と不満もくすぶる。

 「これから予定される参院選、今後の衆院選、さまざまな選挙にプラスの影響を与えるのではないかと期待している」

 27日夜、山梨県知事選の勝利を受け、記者団にこう語った岸田氏。ポスト安倍に向け、険しい道が続く。

(政治部 田村龍彦)

3561チバQ:2019/01/31(木) 11:01:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190131-00000027-at_s-l22
細野氏、選挙区替えなら「政治家辞める」 自民へ入党を希望
1/31(木) 9:49配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
細野氏、選挙区替えなら「政治家辞める」 自民へ入党を希望
細野豪志氏
 民主党政権で環境相などを務め、無所属のまま自民党二階派入りする見通しになった細野豪志衆院議員(静岡5区)が30日、都内で静岡新聞社の単独取材に応じ、選挙区替えが取りざたされていることについて「静岡5区以外での活動は全く考えていない。5区を離れる時は政治家を辞める」と述べた。

 自民への入党を希望する意向も明らかにした。次期衆院選の党候補者となる5区支部長には既に元職吉川赳氏が就いていて、今後、党内対立の火種になる可能性がある。

 細野氏は、県外を含めて選挙区を替えるのではないかとの見方が一部に出ていることについて「考えたことはない。地元に貢献したい」と強く否定した。吉川氏や地元の自民関係者に対しては「厳しい意見を持つ人と、しっかりと対話していく」と話した。

 自民の衆院会派入りや入党に関しては「調整が進んでいない」と具体的な時期の明言を避けたが、「政策を実現するために自民の皆さんと一緒にやっていきたい」と入党に意欲を示した。

 民主党や希望の党の幹部として自民と選挙で戦ったにもかかわらず自民入りを希望することへの批判については「内政は弱者の立場で外交安保は現実的という理念や政策は貫くが、その政策を実現する手段は方針転換する。批判は甘んじて受ける」と述べた。

静岡新聞社

3562チバQ:2019/01/31(木) 11:15:51
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190131-00059599-gendaibiz-pol
深層レポート「麻生太郎が政治の表舞台から去る日」
1/31(木) 7:00配信 現代ビジネス
深層レポート「麻生太郎が政治の表舞台から去る日」
写真:現代ビジネス
 7年目を迎えた安倍政権において、強烈な存在感を示してきた麻生太郎副総理兼財務相。だが、ここにきて地元・福岡でも中央政界でも、その影響力を一気に失いかねない状況に追い込まれつつある。

 麻生氏は今年で79歳。年齢からくる判断力の衰えもあり、永田町では「いよいよ、政治の表舞台から去る日も近い」との見方さえ広がってきた。

深層レポート「麻生太郎が政治の表舞台から去る日」
松山政司・前一億総活躍相(Photo by gettyimages)
地元・福岡で発生した「異変」
 まず、地元・福岡の「麻生体制」が、いま崩壊の危機にある。

 麻生氏はこの10年近く、福岡県議会の実力者である蔵内勇夫・自民党福岡県連会長(元県議会議長)とタッグを組んで、福岡県の政財界を支配してきた。とりわけ、福岡県連内のライバルだった山﨑拓元幹事長や古賀誠元幹事長が引退した後、直近の5年余は、麻生氏の「一強体制」が続いている。

 麻生氏は2019年夏の参院選について「福岡選挙区は前回から改選議席が3に増えたのだから、自民党が2人立てるのは当然だ」と主張してきた。

 今回、福岡で改選を迎える自民現職は松山政司・前一億総活躍相である。

 福岡青年会議所理事長・日本青年会議所会頭などを務めていた1990年代には「麻生氏の直系」といわれた松山氏だが、2001年の参院選初出馬にあたり古賀氏を頼って以来、麻生氏との関係が悪化。今回も麻生氏は、松山氏の存在が面白くないが故に、次期参院選での2人擁立を強く主張してきた。実際、女性候補の擁立を模索するなど、新人の選定作業も進めていた。

 ところが、これがあっさり頓挫する。麻生派幹部でもある甘利明自民党選対委員長が昨年12月18日、公明党の佐藤茂樹選対委員長と会談。「自民党は福岡選挙区で公認候補を松山氏1人に絞る」ことと、「公明党の新人に推薦を出す」ことを正式に約束し、公表したのだ。

 遡ること数カ月前、麻生氏は昨秋の時点で、九州・沖縄の創価学会のトップである山本武・主任副会長に対し、「参院福岡選挙区は、自民党から2人擁立したい」との考えを伝え、理解を求めていた。

 公明党が擁立する新人候補を当選させるためには、保守票の取り込みが必須になる。自民党から2人立てば公明党の苦戦は免れない。

 平静を保ちながら麻生氏の意向を聞いた山本氏だったが、周辺にはその後「前回(参院選の時)は麻生派の現職が改選だったので、麻生氏は自民党から2人目が出てこないよう、裏で『公明党も誰か擁立してほしい』と促してきた。それなのに、今度は自民党から2人立てたいなんて、身勝手にも程がある」「ウチをいいように利用するのは許せない」と、怒りをぶちまけた。

 ご存知の読者は少ないかもしれないが、山本氏はかつて、創価学会に批判的な姿勢をとっていた山﨑拓氏を「土下座させた男」として、永田町では名を知られた存在である。現在の創価学会を実質的に動かす8人の主任副会長のうち、ただひとり地方組織から選ばれている大物だ。

 その山本氏が12月上旬、業を煮やして密かに動いた。自民党の甘利選対委員長と直に接触し、「もし自民党が福岡で2人立てるようなことがあれば、九州・沖縄各県で自民候補への推薦を一切出さない」と宣告したのだ。

 これに甘利氏は「私の政治生命をかけて、福岡の公認候補は1人に絞る。麻生派の私が言うのだから、大丈夫だ」と約束。前述した、公明党の佐藤選対委員長との会談につながった。私怨から複数候補擁立にこだわる麻生氏を、麻生派幹部でもある甘利氏が、学会と組んで裏切った形だ。

県知事選でも、思惑が外れた
 一方、今年4月に行われる福岡県知事選でも、地殻変動が起きようとしている。

 麻生氏は現在2期目の小川洋知事について、「次の選挙で必ず交代させる」と周辺に繰り返してきた。

 かつて麻生内閣で内閣広報官も務めた経産官僚の小川氏を、8年前の県知事選で擁立し当選させたのは、ほかならぬ麻生氏だ。

 ところが、保守分裂選挙となった2016年の衆院福岡6区の補欠選挙で、麻生氏が直々に頼んだ応援演説を小川氏が「ドタキャン」する事件が起こる。それ以来、両者の関係は悪化。小川氏が予算陳情で上京しても、麻生氏は面会を一貫して拒否し、福岡県内の各種会合で同席しても目も合わせない関係となった。

 麻生氏は「次の選挙で、小川も終わりだ」と「小川下ろし」を規定路線と考えてきた。ところが昨年末から、麻生氏の思惑とは全てが逆に動き始める。

3563チバQ:2019/01/31(木) 11:17:28
 自民党福岡県連は12月29日の選対委員会で、県知事選の候補者公募に応じた3人を面接し、元厚生労働官僚の武内和久氏を推薦候補とすることを決めた。

 実は麻生氏は、昨年の早い時期から「小川にかわる次の候補者は武内」と内々に決めていた。発表が年末までずれ込んだのは、地元民放の情報番組にコメンテーターとして出演していた武内氏の知名度をさらに上げるため、麻生氏が腹心の選対メンバーらに命じ、決定を引き延ばしたことが背景にあったとみられる。

 一方、小川知事は麻生氏と争っても立候補する意向を固め、これに先立つ12月16日、福岡県を訪れた菅義偉官房長官に「不退転の決意で知事選に臨む」と伝えた。

 このとき、県連関係者は「麻生氏と犬猿の仲である菅氏に支援を求めるなんて、完全に麻生氏への宣戦布告だ」と漏らしていた。

 公明党は1月末現在も態度を表明していないものの、前出の創価学会・山本氏は昨年末、「とくに失点もない現職知事を、麻生氏の私怨だけを理由に降ろすなどあり得ない。小川知事を支援する」と周辺に明言。これを聞いた小川氏は、さらに意を強くした。

 麻生氏に近い地元財界人は、この事態について「(麻生氏は)自民党が良い候補者を出せば公明党も乗ってくるし、そうなれば小川知事も自ら出馬を断念すると思っていたようだ」と漏らす。

 風向きも、麻生氏にとって厳しくなっている。

 自民党本部が1月12日からの3日間に行った世論調査では、小川支持が57%に対して、武内支持はわずか11%。麻生氏側近の大家敏志副幹事長(参院議員)らは「現時点では単なる知名度調査にすぎない」と強気の姿勢を崩さないが、県内の自民党国会議員は、二階派の武田良太副幹事長を筆頭に約半数は小川氏を支援する方向だ。

 自民党県議の間でも「小川3選が確実なのに、麻生氏の身勝手に付き合わされてはたまらない」と、水面下で麻生離れの動きが広がる。加えて、長年の盟友である蔵内県連会長も本音は麻生氏の対応に批判的という。

 麻生氏は、創価学会の怒りを買ったことをきっかけに、地元・福岡での影響力を一気に失いかねない情勢まで追い込まれているのだ。

財務官僚も「見切った」
 一方で安倍政権における麻生氏は、昨年の森友学園をめぐる財務省の決裁文書改竄問題でも、自らの責任はウヤムヤにして乗り切り、安倍首相の盟友として存在感を維持しているかにみえる。

 SPを連れて自宅周辺を速歩する毎朝の日課も、夜の会食後に高級ホテルのバーで葉巻を燻らせるのも以前のまま。とても「後期高齢者」とは思えない。

 だがここ数年、消費税率アップの先送り、軽減税率の導入、衆院の解散時期をめぐる綱引き等々、菅官房長官と意見が対立する問題では、麻生氏は菅氏にことごとく敗北している。昨年発覚した財務次官のセクハラ問題の処理で、対応が後手後手に回るなど、判断力の衰えも隠せなくなってきた。

 実は、麻生氏の足元にいる財務官僚たちは、昨年9月の自民党総裁選後の内閣改造の際、「財務相を岸田文雄政調会長に交代させてほしい」との意向を密かに安倍首相に伝えていた。岸田氏は次期首相の有力候補ともいわれる。権力の動向に敏感な財務官僚たちは、78歳の麻生氏にもう見切りをつけているのだ。

 麻生氏が率いる麻生派は、一昨年、三木派以来の伝統派閥である山東派を吸収合併するなどして自民党内第2派閥に躍り出た。だが、派内に後継者はまったく見当たらず、派閥そのものが存続の危機にさらされている。

 同派では、河野(洋平・元衆院議長)グループ時代からの麻生氏側近である森英介元法相が会長代理、松本純元国家公安委員長が事務局長を務めるが、いずれも総裁候補どころか、派閥領袖への意欲にも資金力にも欠ける。

3564チバQ:2019/01/31(木) 11:17:51
 一昨年、自らに近い4人の議員とともに同派に加わった前出の甘利氏もいるが、派内ではいまだ浮いた存在のままで、人望も薄い。

 では、麻生氏にとって「兄貴分」だった河野洋平氏の長男・河野太郎氏はどうか。

 震災後に反原発を主張するなど自民党内では「異端児」「変人」と見られてきた太郎氏だが、一昨年、外相に抜擢されて一躍「総裁候補」と見做されるようになった。しかし麻生氏は、側近たちを前に「太郎はもっと礼儀や社会常識を身につける必要があるな」と突き放す。

 政権内で何かと麻生氏と対立する菅氏が、神奈川県連つながりで太郎氏を可愛がり、総裁候補として推す意向を隠さないことが面白くないのだろう――そう周辺は推察する。ただ太郎氏は、派閥の継承には全く興味を示さず、同派議員たちとの会食さえほとんどしない。

麻生派「四分五裂」の可能性
 麻生氏は、鈴木善幸元首相の娘である妻の千賀子氏から「早く息子に(議席を)譲ってほしい」と以前からせっつかれているが、一代で築いた大派閥を維持するためにも、少なくとも次期衆院選には立候補する考えといわれる。

 その後のプランについて、複数の麻生派幹部は「鈴木善幸元首相の長男で、麻生氏の義弟にあたる鈴木俊一元五輪担当相を派閥の後継者にすることを考えているようだ」と語る。閣僚を2回務め、性格も温厚な鈴木氏であれば、総裁候補とはならずとも、派閥のまとめ役としては座りがいいというのだ。

 安倍首相の自民党総裁任期は再来年、2021年の9月まで。このままいけば、「ポスト安倍」の総裁選は麻生氏の引退前に行われる。

 もちろん、いまや「麻生再登板」を本気で考える議員は麻生派内でもほぼ皆無だ。「ポスト安倍」政権の下でも影響力を維持するために、次は誰を担ぐべきか――派内には河野氏のほかに首相候補が不在であることから、麻生氏の悩みは深い。

 麻生氏は年明け早々の1月10日、ホテルオークラで岸田文雄氏と会食した。もとは同じ宏池会=旧宮沢派である岸田派との合併による「大宏池会構想」が頓挫してからも、麻生氏は岸田氏と定期的に酒食を共にしている。

 それは麻生氏が、次の総裁選で岸田氏を担ぐことを有力な選択肢として考えているからにほかならない。だが、総裁への意欲を隠さない河野氏がそれに反発し、総裁選に出馬する事態になれば、若手を中心に河野氏への支持が派内で広がり、麻生派は四分五裂する可能性が高い。

 麻生氏はいま、地元・福岡でも中央政界でも一気に影響力を失いかねない瀬戸際に立たされ、築き上げた党内第2派閥も砂上の楼閣と化しつつある。

 傘寿を目前にして、政治家人生の花道を飾ることができるのか――。

 (戸坂弘毅・ジャーナリスト、文中一部敬称略)

3565チバQ:2019/02/01(金) 09:34:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190201-00010001-fnnprimev-pol
“二大政党やめた” 元プリンス細野氏の自民二階派入りの弁 記者の「政治的信頼を損ねる行動では」との質問に答えは…
2/1(金) 8:05配信 FNN PRIME
“二大政党やめた” 元プリンス細野氏の自民二階派入りの弁 記者の「政治的信頼を損ねる行動では」との質問に答えは…
写真:FNN PRIME
元民主党のプリンス細野氏 自民・二階派入りへの批判にどう答えた?
民主党政権で環境担当大臣を務め、プリンスとして民主党の将来を背負うと目されていた細野豪志衆院議員が、自民党入りを目指し、まずは自民党の二階幹事長が率いる二階派に入ることが1月31日決まった。

【写真】自民党・二階派入りした細野豪志氏の表情は…

二階派の総会で、特別会員としての派閥入りが認められた細野氏は、派閥事務所前で報道陣の取材に応じた。民主党の中核にいて二大政党制を標榜し、自民党から政権を奪うことを目指していた、細野氏がなぜ一転自民党入りを目指すことになったのか、説明に注目が集まった。細野氏は次のように口を開いた。

「ただいま志帥会(二階派)の例会で特別会員としての入会を認められました。志帥会の皆さんとの縁は二階会長というのがある。二階先生と話す中で私が考えていることを実現できるのではと入会をお願いしたという経緯です」

細野氏はこのように二階氏との縁を強調した上で、二階派入り決断の経緯と理由に言及した。

「正直申してこれまで非自民で長く活動してきたので、私自身がこの判断をするというのは相当私なりに決断が必要だったし、何度も自分の中で反問したというのがある。その中で私がやりたいこと・理念を本当にやるためには、一歩踏み出すべきではないかとこういう判断をした」

細野氏が二階派入りして前に進めたいと強調した「理念」とは
細野氏が二階派入りの理由としてあげた“私のやりたいこと・理念”とは何のことなのか?

「内政においては弱い者の立場に立つ、そして多様性を大事にする、外交安全保障については、しっかりと現実主義に立って物事を前に進めていくという考え方だ。こういう考えを志帥会の皆さんと勉強させていただいて、前に進めることができるのであれば、難しい判断だが仲間に入れていただきたいとお願いをした。いろいろ厳しい批判はあると思うが、そこも含めてしっかり受け止めて、しっかり勉強していきたいし、政策の実現に努めていきたい」

ついに明言した自民党入りへの思い
細野氏は、二階派の「特別会員」になるものの、当面は無所属での活動になる。一方で、自民党内には、かつて野党の中心人物の1人として自民党政権を攻撃してきた細野氏を迎え入れることへの反発の声が根強い。それでも細野氏は次のように、自民党入りを目指す考えを明言した。

「当然だが非自民でやってきたので地元も含めて厳しい意見の人がいると思う、そういった方々の理解をいただく必要があるのでそこは私が努力していかないといけない。政策を実現するという意味で自民党の皆さんと一緒にやっていきたい、自民党入りを目指していきたいという思いは持っている」

自民党岸田派や鈴岡県連との調整は?
しかし、自民党内でもとりわけ細野氏への反発が強いのが、岸田派と静岡県連だ。細野氏の選挙区である静岡5区には、細野氏とこれまで戦ってきた自民党岸田派所属の吉川赳元議員がいる。そして静岡の自民党県連関係者は、落下傘候補でありながら選挙に強い細野氏に、これまでさんざん煮え湯を飲まされてきたため、仮に細野氏が自民党入りするにしても、細野氏が静岡5区に居座ることは許容できないスタンスだ。しかし細野氏は次のように言い切った。

「私は静岡5区の出身ではないが、ちょうど20年前に全くゼロからスタートして20代だったが皆さんに育てていただいて政治家として鍛えていただいた。私の思いは選挙区で政策を実現する上でも一歩を踏み出したいという思いで決断した。選挙区を動くというのは私の選択肢には全くありません。選挙区を出るということは私が政治家を辞める時だ」

3566チバQ:2019/02/01(金) 09:35:13
細野氏のこれまでの発言との整合性を記者が質問
一方で、細野氏の今回の決断は、これまでの自らの政治行動を一変させるもので、過去の発言とも整合性が取れない。その点について記者からの質問が相次いだ。まず、政権交代可能な二大政党制を目指すとしてきた考えを変えたのか聞かれると「率直にその通りだ」と答えた上で、こう続けた。

「もともと私は保守二大政党論者だ。外交安全保障はお互いに話し合えるように状況を作ったほうがいいと言ってきた。残念ながら民進党の安全保障政策が私の考えと会わなくて党を出て希望の党をつくった。ただ残念ながら希望の党は消滅する中で、私はやりたい政策をやるためには二大政党というやり方ではなくて、まずは志帥会に入って実現していくべきだと判断した。したがって二大政党と言っていたことを変えたではないかという批判はその通りで率直に受け止めるしかない。私の思いは政策理念、やりたいことは変わらないしこれからも変えない。それをやる手段として二大政党ではない選択をしたということ」

二階幹事長肝いりの国土強靭化はバラマキ?
続いて、細野氏が、二階幹事長の看板政策である国土強靭化政策を「公共工事のバラマキだ」と批判してきたこととの整合性を聞かれると、こう答えた

「長く自民党以外の立場で活動してきたので様々な発言をしてきたと思う。そこは出直しのつもりでやらないといけない。理念としての災害対応、災害に強いまちづくりという意味では考え方に賛同できる。もともと私は阪神淡路大震災の時、現地でボランティアをして政治家を志した。あとは政治家として一番私が問われたのは東日本大震災。ああいう災害対応をどうやるのかが政治の最大の課題、それを二階会長が国土強靭化と仰っているのだろうと理解している。そこはしっかりやらなければならない」

続いて、細野氏が、二階幹事長の看板政策である国土強靭化政策を「公共工事のバラマキだ」と批判してきたこととの整合性を聞かれると、こう答えた

「長く自民党以外の立場で活動してきたので様々な発言をしてきたと思う。そこは出直しのつもりでやらないといけない。理念としての災害対応、災害に強いまちづくりという意味では考え方に賛同できる。もともと私は阪神淡路大震災の時、現地でボランティアをして政治家を志した。あとは政治家として一番私が問われたのは東日本大震災。ああいう災害対応をどうやるのかが政治の最大の課題、それを二階会長が国土強靭化と仰っているのだろうと理解している。そこはしっかりやらなければならない」

3567チバQ:2019/02/01(金) 09:35:25
政治的信頼を損ねる行動ではとの問いに細野氏は…
そして記者からは、細野氏の行動を問う、この日もっとも厳しい質問が飛んだ。

記者「細野さんの方針転換については、細野さんは民主党・非自民の中核的存在だった。それが自民党側に急遽一転してくるのは政治的な信頼を損ねる行動ではないか」

痛いところを突かれたのかもしれない。硬い表情で質問を聞き終えた細野氏は質問にストレートに答えずに、前日の国会での代表質問でのエピソードで切り返した。

「昨日代表質問を聞いていて感じたが、枝野代表も玉木代表も思いを述べていて、立派な代表質問だったと思う。ただ、んっと思ったのは、(児童)虐待のことに触れたのは二階会長だけだった。政治の役割は何かと考えた時に本当に弱い立場の人に手を差し伸べることが大事。虐待はもっとも弱い子供たちですから。それを野党ではなく与党でやれるのであれば、政治家として大きな役割だと思った。私の理念は変えずに前に進めることでいろんな思いを寄せていただいた皆さんに応えていきたい」

その上で細野氏は、現在の野党の状況を問われ、「友人も多いし、いま私の立場で野党について論評するのは控える」とした上で、「外交安全保障は現実主義でやっていかなければ、政権を担うというのは難しい。そういったことも含めて私の考え、理念と合致する政党が今の野党にはどうしてもない。そのうえでの今回の判断だ」と安全保障政策をめぐる野党の現状も、自民党入りの理由だと説明した。

そして派閥事務局が設定した質問数を超えた時点で、細野氏が原発事故担当閣僚などとして向き合ってきた原子力政策について聞かれると、時間がないと告げ、取材は終わりとなった。

各方面からの批判に細野氏の今後の説明と行動は…
細野氏の行動については、野党から「本当に節操がない」「18年間言ってきたことは何だったのか」との批判の声の一方で、立憲民主党の枝野代表らは「関心もない」と冷ややかだ。

自民党の静岡県連関係者も「絶対おかしいし都合がよすぎる。選挙民も裏切っている」という批判し、地元の有権者を取材しても、支持する声もある一方で、やはり厳しい声が多かった。

細野氏の弁がこうした批判に対する説明として十分だったかどうかはともかく、厳しい声を払しょくして自民党の政治家としてかつての輝きを取り戻すまでの道のりが険しいのは間違いない。

3568チバQ:2019/02/01(金) 11:44:05
https://digital.asahi.com/articles/ASM104H1SM10UTFK009.html?rm=462
「うろうろ迷惑だ」 二階派・細野氏、自民の火種に?
有料記事

明楽麻子 2019年1月31日20時53分
 自民党の二階俊博幹事長率いる二階派(44人)は31日、民主党政権の中核を担った無所属の細野豪志衆院議員(静岡5区)が「特別会員」として入会することを了承した。細野氏は自民への入党を探るが、党内からは不満が出ており、今後火種となりそうな情勢だ。

 国会近くの砂防会館であった二階派の定例会合。細野氏は「ゼロから勉強して仲間になれるように頑張りたい」とあいさつした。

 大派閥を率いた田中角栄元首相の薫陶を受けた二階氏にとって、「数は力」は政治信条の一つ。これまでも、民主党政権で外務副大臣を務めた山口壮衆院議員や、自民党を離党した無所属議員を特別会員として受け入れ、自民党入党後に派閥の正会員とする手法をとってきた。党内では、細野氏についても次期衆院選後の入党の可能性が取りざたされる。

 ただ、非自民を掲げてきた細野氏への風当たりは強い。萩生田光一幹事長代行は31日のインターネット番組で、「自民党政治を批判してきた振る舞いが間違っていたなら、国民に知らしめるべきだ。説明なしにうろうろされるのは迷惑だ」と厳しく批判した。

 ログイン前の続き選挙区事情も細野氏の立場を複雑にする。静岡5区には、再起をねらう自民党岸田派の元職がいるためだ。細野氏は31日、記者団に「自民党入りを目指したい。選挙区を動くことは私の選択肢にない」と明言した。

 岸田、二階両派は衆院山梨2区で分裂選挙を繰り広げてきたが、27日投開票の山梨県知事選で連携し、二階派が推す長崎幸太郎・前衆院議員を勝利に導いたばかり。岸田派内からは「タイミングが悪すぎる」との声が漏れる。同派を率いる岸田文雄政調会長は31日、記者団に「直接聞いていないので申し上げることはない」と言葉少なに語った。(明楽麻子)

3569チバQ:2019/02/01(金) 17:32:17
https://biz-journal.jp/2019/01/post_26502.html
2019.01.31
連載
永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報
細野豪志議員、自民党“入党”に地元も激怒?民進党を潰した戦犯、自らの延命第一
文=神澤志万/国会議員秘書

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 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 1月28日、第198回国会が開会しました。会期は6月26日までの150日間を予定しています。今回は年明けから浮上した厚生労働省の統計問題に注目が集まったことで「統計国会」とも揶揄され、早くも与野党の攻防が始まっています。

 今年は皇位継承や参議院議員選挙などの大きな政治イベントが相次ぐので、政府・与党は提出法案を絞ったようですが、安倍晋三首相の施政方針演説も特筆するような内容はなく、そのため統計問題がクローズアップされてしまったようです。野党(特に立憲民主党)の追及への対応次第では、開会早々に国会が止まる事態にもなりかねない雰囲気です。

平成最後の国会開会式に予約殺到

 平成最後の通常国会ということもあり、今年の開会式には「天皇陛下をお迎えする式をぜひ参観したい」という方がとても多かったです。陛下は、この開会式をとても大切にされてきました。前立腺がんの手術後に一度だけ皇太子殿下に「お言葉」の代読をお願いされた以外は、憲法を尊重して必ず開会式にお越しくださっています。今回も、定例の健康診断の検査の予定をずらしてのご来臨と報道されましたね。

 開会式は、旧貴族院だった参議院の議場で行われます。陛下の御席は参議院にしかありません。通常の本会議の傍聴は当日の申し込みでもおおむね大丈夫ですが、開会式だけは事前の申し込み手続きが必要です。今回は特に人気が高かったので、早い時期から参議院警務部は予約の注意事項について全事務所に告知していました。

 申し込みの受付は電話予約のみで、衆参の議運(議院運営委員会)理事会で開会式の日程が了承された翌日の10時から始まります。今国会の場合、衆議院の議運理事会では1月18日に開会式の日程の了承が行われましたが、参議院は「政府の統計問題への対応の悪さ」を理由に、野党は開会式の日程について議題にもあげませんでした。

 翌週も参議院の議運理事会は断続的に開かれましたが、なかなか日程が了承されず、ギリギリの24日にようやく了承されて25日と決まりました。遠方からの参観を希望していた方々は、予約が取れたかどうかわからずにやきもきされたと思います。

 さて、やっと予約受付が始まった25日10時。秘書たちも、みな必死で警務部へ電話しました。その結果、予約申し込みが殺到し、参議院警務部の電話が混線、衆議院から参議院への内線自体がつながらない事態になりました。

 参観証は議員事務所ごとに3枚まで予約が可能なのですが、それも合計180枚まで。先着順なので、早ければ60事務所で打ち切られてしまいます。ちなみに、現在は衆議院465議員・参議院242議員・欠員2議員で、あわせて707の議員事務室があります。そのうち1割以下にしか参観証が交付されないので、超激戦でした。

野田聖子議員が“大人気”だったワケ

 開会式は13時から行われ、議場が開場されるのは1時間前の12時からです。プレミアがついた参観証を持った180名の方々が参議院の通用門から傍聴者用入り口を通り、厳しい荷物検査を受け、コートや荷物、ポケットの中のものまでロッカーに預けてから議場に案内されます。

 傍聴席は180人全員が座ることができないので、30人くらいは立ち見状態で開始を待ちます。待っている間に、礼装した衛視さんが議場内をゆっくりと歩いて警備している姿を見たり、傍聴席担当の衛視さんから注意事項の説明を受けたりするのも、貴重な経験になると思います。
 開始15分前になると議員席の扉が開錠され、衆参の国会議員たちが続々と入ってきます。開会式の日は和装の議員も多く、とても華やかです。著名な議員を見つけるのも、楽しみのひとつになると思います。

 議員たちの座席も決まっていないので、空いている席を探すためにウロウロしたり、時間ギリギリに入場して後ろのほうで立ったまま陛下の到着を待ったりする議員もいます。「平成最後」ということでいつもは列席しない議員も参列したので、例年よりも立ち見組が多かったです。

3570チバQ:2019/02/01(金) 17:32:38
 開会すると、国会議員も傍聴者も全員起立し、ずっと立ったままです。衆議院議長が両議院を代表して式辞を述べ、陛下からお言葉を賜るのが通例になっています。

 陛下は「国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します」と述べられました。細かい部分は報道されないため、機会があればぜひ足を運んでいただきたいです。

 式の終了後に陛下をお見送りしてからは、恒例の和装振興議員連盟の写真撮影会がありました。女性議員では圧倒的に野田聖子・和装議連事務局長が人気で、党派を超えて撮影依頼が多く、そのたびに笑顔で応じていました。水色のさわやかなお着物で、とても素敵でした。女性議員の議員バッジはたいてい帯揚げにつけるのですが、野田議員は帯に直でつけていて、みなさんからいじられていました。

社民党にすり寄る立憲民主党のお粗末さ

 開会式が終わると、衆参両院で安倍首相をはじめ大臣の施政方針演説が行われます。神澤としては、安倍首相が韓国軍のレーダー照射問題の件で「日本政府として韓国と対話での解決に向けて取り組む」などと発言してくれれば国民の関心も高くなるのにと思っていたのですが、残念ながら言及したのは統計問題でしたね。

 統計問題の原因は単なる人手不足です。根本的な解決策は人材の補給以外にないと思います。統計を取るほうも取られるほうも人手が足りなかっただけでしょう。そして、それをひとりの職員のせいにして終わらせようとしている厚労省の対応もよくありません。「職員のせいじゃないだろ」と思ってしまいます。

 また、それを「与党攻撃のチャンス」とばかりに追及を続ける立憲民主党にも疑問がありますね。そもそも、立憲民主党は「数合わせ」については否定的だったのに、国民民主党が自由党と会派を結成して参議院の野党第一党になったとたん、社民党にすり寄りました。「『数合わせ』なんてダメだって偉そうに言ってたよね?」と永田町の女性秘書たちはみんなあきれています。
細野豪志議員、自民党二階派入りの裏事情

 もっとあきれたのは、無所属のまま自民党会派入りすると見られている細野豪志議員です。民主党政権時には環境大臣や党幹事長を歴任した細野議員ですが、二階派に「特別会員」として入会する見通しが報じられました。

 二階俊博議員は「来るもの拒まず」で有名で、派閥には“やらかし議員”が多いことも知られています。もはや説明不要の片山さつき内閣府特命担当大臣のほか、失言で知られる桜田義孝大臣(東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当)、さらには“路チュー騒動”の中川郁子議員(当時)と門博文議員、不倫スキャンダルの宮崎謙介議員と金子恵美議員夫妻(いずれも当時)など“スター”がそろっています。そして、二階派の会合や秘書会は正直楽しいです。

 しかし、同じ選挙区内で自民党の議員同士を競わせるようなことを平気でする二階議員には「なんか違うんじゃないかな」と思ってしまいます。同じ政党の秘書同士なのに、総選挙の時期になると微妙な間柄になってしまうこともあり、つらく感じることもあります。

 実は、無所属の議員を二階派に入れて当選したら自民党入党を認めるという手法は、二階議員の得意技なのです。今回の細野議員も、そういうことなのでしょう。とはいえ、細野議員の選挙区には、すでに自民党として活動を続けている候補者がいるのです。ただ、その候補が次の選挙で当選するかは微妙で、細野議員が当選する可能性のほうが高いです。そうなれば、必然的に細野議員の自民党入りは確実ということになります。

 こうした二階議員の手法については派閥内でもあきれる声があがっているようですが、自民党の幹事長なので誰も意見できないのでしょう。

 また、細野議員にも疑問があります。今の秘書の方々の処遇はどうするつもりなのでしょうか。たとえば、同じように民主党から自民党へ無所属で会派入りした松本剛明議員は、自民党に移ったときに、それまでの秘書をみんなクビにしました。もし細野議員も同じようなことをするのであれば、許せないです。

ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2019/01/post_26502_3.html
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3571チバQ:2019/02/01(金) 17:32:51
 そもそも、希望の党への電撃移籍もなんだったのでしょうか。民進党の「顔」だったのに、2017年8月に急に離党して翌月には希望の党に入り、総選挙では民進党出身者の公認をめぐって多くの候補者が出馬すらできない事態になってしまいました。その人たちの無念を、細野議員は受け止める責任があります。
 自分の政治生命の延命のためだけに自民党入りなんて、選挙区の支援者たちも受け入れられないでしょう。すでに「地元の反発」を危惧する報道も出始めています。ただ、その一方で「与党議員として政治活動をしたい」という気持ちも理解できます。与党の議員でないとできないことも多いからです。

 神澤の友人の50代の女性秘書は、参院選の出馬オファーを何度も受けているそうです。彼女いわく「私もいい年齢になったから、出馬も考えなくはない。でも、本気で勝負するなら与党からがいい。若ければ野党で経験を積むことも考えられるかもしれないけど、もう私にはそういう時間はないから。しょせん、私は野党が女性候補者を増やしたいがための数合わせ要員なの」とのこと。

 数合わせの国会運営を許してはいけないと思います。自分の政治生命より、国民や日本のために尽力する。そういう国会議員を求めて、神澤はこれからも国会の中心からレポートしていきたいと思います。

 平成最後の結び年、新元号元年の2019年。今年もよろしくお願いいたします。
(文=神澤志万/国会議員秘書)

3572とはずがたり:2019/02/02(土) 20:09:13
自民・竹下派が第2派閥に並ぶ=麻生派1減、ともに56人に
2019年01月29日17時05分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012900967&g=pol


 自民党竹下派が党内第2派閥の麻生派と所属議員数で並んだ。両派はそれぞれ56人。麻生派メンバーが先に告示された愛知県安城市長選に立候補して衆院議員を自動失職、1減となったためで、1人差で追っていた竹下派が浮上した形だ。
加藤氏、「ポスト安倍」に浮上=竹下派で力学変化-自民

 麻生派は昨年12月、所属していた鴻池祥肇元防災担当相と北川知克元環境副大臣が相次いで死去し、57人に減っていた。一方、竹下派は昨年11月に無派閥の園田博之元官房副長官(衆院比例九州)の死去に伴い、同派所属の宮崎政久氏が繰り上げ当選。計56人となっていた。(2019/01/29-17:05)

3573とはずがたり:2019/02/02(土) 21:38:30
中島岳志の「自民党を読む」(5)岸田文雄
当たり障りのないことを言う天才。何をしたいのかが極めて不明瞭。本当にリベラルか?

中島岳志 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2018122900001.html
2019年01月06日

3574チバQ:2019/02/03(日) 15:47:19
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190202-00000003-sasahi-pol
「弱み」につけ込まれた? 細野豪志氏「自民党二階派」入りの内幕〈AERA〉
2/2(土) 11:24配信 AERA dot.
「弱み」につけ込まれた? 細野豪志氏「自民党二階派」入りの内幕〈AERA〉
細野豪志氏 (c)朝日新聞社
 野党第1党で要職を歴任した細野豪志元環境相が自民党二階派に入る。孤立と権力志向という弱さを二階俊博幹事長につけ込まれたという。

【細野氏のこれまでの歩みと、「弱み」につけ込んだ?二階氏はこちら】

*  *  *
 これでは「節操がない」と有権者ばかりか、国会議員から責められても仕方がない。自民党二階派(志帥会)の「特別会員」となった無所属・細野豪志元環境相(47)のことだ。1月31日に開かれた二階派の定例会出席後に記者の取材に応じた細野氏は、平身低頭。神妙な面持ちで、派閥を率いる二階俊博幹事長への忠誠を語った。

「二階先生といろんな話をする中で、私が考えていることを実現できるのではないかと考えるようになった」

 この会見の様子をテレビで眺めていたある野党幹部は一言、こうつぶやいた。

「軍門に降ったな」

 旧民主党政権では原発担当相や環境相、党幹事長を歴任。旧民進党では代表代行も務めた。しかし、憲法改正に関する見解の相違を理由に離党すると、その後は、小池百合子・東京都知事らと旧希望の党を結党し、政権奪取を試みるが失敗。その上、野田佳彦前首相ら旧民主党の「三権の長」経験者を念頭に、希望の党の公認申請は「ご遠慮頂くのがいい」と発言した自身の責任を取り、以後、無所属での活動を強いられていた。旧民主党時代に立ち上げた派閥「自誓会」で行動を共にした国会議員は、細野氏の心中をこう察する。

「自らも主導した政変で2017年に野党第1党(民進党)を解体させた戦犯であり、完全に野党内では孤立していました。自業自得としか言いようがありませんが、この時点で早々と野党に未練はなかったのではないでしょうか。経済政策はともかく安全保障の分野では、野党の中枢にいたころから極めて自民党に近い感覚を持っていました
から」

 発言や立場をたびたび変える姿勢は有名。細野氏を古くから知る後援会の関係者は、民主党政権下で遭遇した11年の東日本大震災以降、細野氏の権力志向は強まったと語る。

「首相補佐官という立場で原発事故に遭遇し、政権を握らなければ政治は動かせない現実を思い知ったのだと思います。下野してもマインドは与党のままでした」
 細野氏は党内改革ではなく、野党共闘によって安倍政治と対峙する路線を強める執行部と反目。14年に発表した「わが民主党改革宣言」の論文の中で、民主党の弱点を「党内ガバナンスの欠如」とし、「いざという時にまとまる人間関係を自民党から学んで良い」と自民党を引き合いに執行部を批判した。

 細野氏の与党マインドと野党内で失った居場所。この弱みにつけ込んだのが二階氏だった。野党幹部が「軍門に降った」と語ったのは、無所属の議員をそのまま入会させ、派閥の拡大をもくろむなど独自色の強い二階派は、野党に居場所のない議員にとって格好の受け皿だからだ。細野氏を迎えれば、同じ境遇の旧民主党保守派の議員へのサインにもなる。ただ自民党内の反発は強い。二階氏が当然予想された反発を押してでも細野氏を迎え入れた決断の真意を、ある与党議員はこう語る。

「次の総裁を自らの派閥から誕生させたい思いが二階氏にはある。だから、来る者拒まずの姿勢で懐の深い印象を世間に与えたい。とはいえ、おそらく細野氏の政治手腕そのものに二階氏の関心はない。自民党ではなく、派閥のために仕事をさせられる細野氏は、統一地方選、参議院選挙を通じて、それ相応の『踏み絵』を踏まされる。次の自らの選挙で自民党の公認がもらえなければ、細野氏の政治生命は絶たれるだろう」

 細野氏は静岡5区以外での活動は全く考えていないとし、5区を離れるときは政治家をやめると明言している。(編集部・中原一歩)

※AERA 2019年2月11日号

3575チバQ:2019/02/04(月) 18:36:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019020400775&g=pol
「子供産まぬ方が問題」=麻生氏また発言、撤回
2019年02月04日17時05分

衆院予算委員会で答弁する麻生太郎副総理兼財務相=4日午後、国会内
 麻生太郎副総理兼財務相は4日の衆院予算委員会で、「子供を産まなかった方が問題」との自身の発言について、「一部だけが報道され誤解を与えた」と釈明し、撤回した。立憲民主党会派の大串博志氏への答弁。麻生氏は2014年にも同趣旨の発言をして批判を浴びた経緯がある。
 麻生氏は3日の福岡県での講演で、少子高齢化問題に触れる中で「年寄りは年を取った方が悪いみたいなことを言う変なのがいっぱいいるけど、それは間違っている」と述べた上で「子供を産まなかった方が問題なんだから」と発言した。
 立憲民主党の辻元清美国対委員長は4日、記者団に「麻生節では済まされない。人権感覚、全くなしだ」と批判。共産党の小池晃書記局長は記者会見で「麻生氏の辞書に『反省』という言葉はない」と非難した。(2019/02/04-17:05)

3576チバQ:2019/02/05(火) 10:48:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190204-00000593-san-pol
細野氏、自民入りに意欲 二階派幹部も「政界トップに」
2/4(月) 21:06配信 産経新聞
細野氏、自民入りに意欲 二階派幹部も「政界トップに」
あいさつする細野豪志氏=4日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
 自民党二階派(志帥会)に特別会員として入会した無所属の細野豪志元環境相=衆院静岡5区=は4日、東京都内で政治資金パーティーを開き、「自民党の中で自分の政策の実現を目指す」と改めて自民党入党に意欲を示した。

 旧民主党政権で要職を務めた細野氏は、現在の野党は立憲民主党が軸となり、参院選では共産党と選挙協力する可能性があると強調。「安全保障の信条、憲法改正の考え方がどうしても合わない。野党に入る選択肢はあり得なかった」と語り、支援者に二階派入りへの理解を求めた。

 「北朝鮮、北方領土の問題もある中で安倍外交は本当によく頑張っていると思う」とも述べた。

 パーティーには二階派を代表して河村建夫会長代行が出席。「政界では昨日の友は今日の敵であり、昨日の敵は今日の友ということもある」と述べた。「これまでの経験を政界に生かし、いずれトップに立っていただきたい」と「将来の総裁候補」としての期待感も示した。パーティーに野党議員は出席しなかった。

3577チバQ:2019/02/06(水) 11:49:32
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-556276.html
細野豪志の二階派入り、地元からは“来るなら自民党員辞める”の声
2019/02/06 05:57デイリー新潮

細野豪志の二階派入り、地元からは“来るなら自民党員辞める”の声

されど選挙は強い(撮影・上森清二)

(デイリー新潮)

 1月28日に召集された通常国会。初日から不穏な動きをする議員を発見した。細野豪志(ごうし)元環境相(47)だ。

「院内で河村建夫(たけお)元官房長官に細野さんがヘコヘコ頭を下げて、『また相談させてください』と言っていたんです。河村さんは自民党二階派の重鎮で、同派の会長代行。本気で二階派に入るつもりなんだと驚きました」(自民党関係者)

 細野氏は民進党時代、静岡県知事選に欲を出すも結局は出馬を取りやめ、小池旋風が吹けば希望の党へと乗り移り、古巣の同志の「排除」を主導して顰蹙(ひんしゅく)を買った。今では野党改編の流れからあぶれて無所属。ついたあだ名は、“モナチュー”改め“ウソ野豪志”。

 そんな流浪の政治屋が最後に泣きついたのが、まさかの自民党だったのだ。

「昨年末、二階幹事長の懐刀である林幹雄(もとお)幹事長代理と極秘で会食しています。先日の山梨県知事選でも、二階派の長崎幸太郎氏の応援に駆けつけて、裏方仕事に勤しんでいた。1月31日の派閥定例会で入会が承認された」(政治部デスク)

 地元・静岡では、細野氏の元秘書で国民所属県議のSNSが話題になっていた。

「先日、県議が事務所開きをした際の写真を載せていたのですが、細野さんからの選挙応援の為書きが写っていなかった。常に行動を共にしていた細野さんの為書きを載せないのは訣別の意思表示では、と囁かれました」(地元関係者)

 県議本人に聞けば、

「写真に写ってなかっただけで飾ってはいました。今回の件は、言いようがないし、答えが見つからない」

 と、かなり歯切れが悪い。対照的に舌鋒鋭く批判するのは、自民党県連の関係者。

「新年会では、細野さんが来るなら党員を辞めるという声が続出しました。辛酸をなめさせられてきた相手を、突然応援するなんてできませんからね。彼も逆風を感じ取り、福島や新潟など他の選挙区に逃げるって話も聞こえてきてます」

 本人は取材に“選挙区替えなら政治家辞める”と答えているが……。4月の統一地方選で、自民党候補の応援に回れるかが踏絵になるが、来られても迷惑との声も。踏絵さえ踏ませてもらえそうにない。

「週刊新潮」2019年2月7日号 掲載

3578チバQ:2019/02/06(水) 22:04:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190206-00000081-asahi-pol
「二階さんもやり過ぎだ」 細野氏の派閥入会、軋轢生む
2/6(水) 20:57配信 朝日新聞デジタル
「二階さんもやり過ぎだ」 細野氏の派閥入会、軋轢生む
細野豪志氏の自民党二階派入りをめぐる主な発言
 非自民を掲げてきた細野豪志衆院議員=静岡5区=が自民党二階派(志帥会、44人)に入ったことをめぐる騒動が収まらない。自民党静岡県連の国会議員団は6日、細野氏と議席を争ってきた元職の支援を続ける方針を決定。10日の党大会を前に、党幹部を巻き込んだ軋轢(あつれき)が生じている。

 自民党本部で6日にあった静岡県連(会長・牧野京夫参院議員)の会合には、衆参9人の国会議員が集まった。議題は、衆院静岡5区で争ってきた細野氏の二階派入りへの対応だ。

 会合では「党のあり方が問われている」などと批判が続出。牧野氏は会合後、記者団に「全員一致で吉川(赳・元衆院議員)さんを支援することを決めた」と説明した。会合に出席したベテランの一人は「派閥だからって何をしてもいいわけじゃない。二階(俊博・幹事長)さんもやり過ぎだ」と吐き捨てた。

 旧民主党出身の細野氏は同派入りを足がかりにした自民入党をねらう。同派を率いる二階氏は5日の記者会見で「自民党は謙虚に受け入れる雅量がなければダメだ」と述べ、細野氏の入党を歓迎した。

 ただ、静岡5区では岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会、48人)の吉川氏が次期衆院選に向けて活動中。細野氏は別の選挙区からの立候補を強く否定しており、調整もままならない事態に陥っている。岸田氏は6日、視察先の群馬県内で記者団の取材に応じ、「マスコミ情報しか持っていない」と不快感をにじませ、「静岡5区には正式な自民党の支部長がいる。宏池会のメンバーだ。支部長、宏池会の同志は大事にしなければならない」と牽制(けんせい)した。

3579とはずがたり:2019/02/07(木) 16:28:34
「麻生さん、常識は元々欠けていましたけど…」山崎拓氏
http://news.livedoor.com/article/detail/15984142/
2019年2月6日 18時58分 朝日新聞デジタル

■山崎拓・元自民党副総裁(発言録)

 (麻生太郎・副総理兼財務相についてどう思うか問われ)麻生さんは浮世離れした政治家じゃないかと思う。

 常識は元々欠けていましたけど、最近はちょっとぼけ老人になりましたね。恵まれて育ちすぎて、上から目線でずっときているから、ああいう発言が次々出てくる。(6日、文化放送で)

3580チバQ:2019/02/08(金) 15:41:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190208-00000021-asahi-pol
首相、石破派除く6派閥と「極秘」会合 裏口から公邸へ
2/8(金) 7:56配信 朝日新聞デジタル
 安倍晋三首相は6日夜、自民党7派閥のうち石破派を除く6派閥の事務総長らと首相公邸で会食した。首相を支持した昨秋の党総裁選の慰労が名目だが、公邸の裏口からひそかに入り、取材に対し、会合自体を否定する出席者もいる異例の会合となった。

 出席者によると、会合では国会で野党から追及を受けている統計不正問題や、細野豪志衆院議員の二階派入りなどが話題になった。参院選情勢についても意見交換し、首相は「参院選で1人区を落とさないように結束してがんばろう」などと話したという。

 ただ、この日の会合については首相周辺から箝口令(かんこうれい)が敷かれ、首相の出身派閥である細田派事務総長の下村博文・元文部科学相は7日、記者団に「昨日はそういうことはしていないと正式に言う」と否定した。総裁選で首相支持と石破茂・元幹事長支持でわかれた竹下派も参加しており、石破派からは「何が(総裁選が終われば)ノーサイドだ」と反発の声が上がった。(明楽麻子)

朝日新聞社

3581チバQ:2019/02/11(月) 11:13:42
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1902100005.html
【自民党大会】自民・谷垣禎一氏が党大会でスピーチ 参院選出馬布石?
2019/02/10 11:44産経新聞

【自民党大会】自民・谷垣禎一氏が党大会でスピーチ 参院選出馬布石?

自民党大会に出席した元総裁の谷垣禎一氏=10日午前、東京都港区(鴨川一也撮影)

(産経新聞)

 谷垣禎一前自民党幹事長は10日、都内のホテルで開かれた党大会でスピーチし、「世界は大きな変動に見舞われている。わが国が新しい道を切り開くのは、自民党が安定した政治を作っていくことだ」と述べ、4月の統一地方選や夏の参院選の勝利に向けて党員・党友らに協力を求めた。

 谷垣氏は車いすに乗って登壇、平成28年7月の幹事長在任中の自転車事故について「私の不注意から大けがを負った。突然、仕事ができなくなり、迷惑をかけたことをおわびする」と述べた。

 また「いま楽しみにしているのは東京五輪・パラリンピック、なかんずくパラリンピックだ」と述べた。その上で「自分が障害を負うと、障害は一人一人によって抱えている課題が全部違うと感じる。パラアスリートがそれぞれ課題をどう乗り越え、どう勇気を振り絞って大会に挑戦するのか、ぜひ拝見したい。それが私にも勇気を与えてくれる」と語った。「来年を機会にバリアフリーが大きく前進するように心から祈っている」とも述べた。

 一方で谷垣氏は「政治を引退する決意をした」と改めて明言した。

 谷垣氏をめぐっては、安倍晋三首相周辺などからは「夏の参院選比例代表の目玉候補に」との声も上がっている。稲田朋美筆頭副幹事長が谷垣氏にスピーチを依頼した経緯があり、ある党幹部は「出馬への地ならしだ」とも語る。顧問を務める谷垣グループ(有隣会、約20人)にも待望論が根強い。

 公明党の山口那津男代表は党大会で、谷垣氏に「これからも大所高所からご指導、ご鞭撻(べんたつ)をいただきたい」と述べた。

3582チバQ:2019/02/12(火) 10:52:47
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-00423110HDK.html
二階氏は谷垣演説に涙 「対韓国生ぬるい」「細野問題」で青年局から批判も 自民党大会で見た党内の異論と活力
2019/02/12 07:00FNN PRIME

二階氏は谷垣演説に涙 「対韓国生ぬるい」「細野問題」で青年局から批判も 自民党大会で見た党内の異論と活力

二階氏は谷垣演説に涙 「対韓国生ぬるい」「細野問題」で青年局から批判も 自民党大会で見た党内の異論と活力

(FNN PRIME)

鬼門の“亥年選挙”安倍首相は必勝を誓う

2月10日、自民党は都内のホテルに約3500人の国会議員・地方議員・党員らを集めて党大会を開催した。安倍首相は演説で、「12年前(2007年)のいのしし年、亥年の参議院選挙はわが党は惨敗した。当時の総裁だった私の責任であります。このことは片時たりとも忘れたことはありません」と述べた。

自民党大会で挨拶する安倍首相(2月10日)

その上で、2007年の参議院選挙の敗北が、2009年に民主党政権を誕生させたとして、「わが党の敗北によって、あの悪夢のような民主党政権が誕生した。決められない政治、経済は失速し後退し、低迷した。人口が減っていくんだから、成長なんかできないと諦めていた、あの時代に戻すわけにはいかないんです!」と語気を強め、「まなじりを決して、戦い抜いていく先頭に立つ決意だ」と春の統一地方選挙、夏の参議院選挙での必勝を誓った。

この安倍首相の民主党批判に関しては、石破元幹事長から「我々として現に戒めないといけないのは、ほら、あの民主党に比べれば良いでしょという、過去に終わった政権のことを引き合いに出して自分たちは正しいんだというやり方。私は危ないと思います」との批判も飛び出した。それでも安倍首相としては、負けられない選挙を前に、野党批判はあえて強調したかった点だったのだと見られる。

自民党・石破元幹事長

谷垣氏の演説に二階幹事長は“涙” 「復帰・復活を期待」

党大会には毎年、特別ゲストが出席するが、今年は自転車事故で頚髄損傷の大けがをし、政界から身を引いた谷垣前総裁がスピーチを行った。

自民党・谷垣前総裁が車いすで登壇

「世界のどこをみても大きな変動に見舞われています。わが国はその中で新しい道を切り開いていかなければならないと思います。わが国が新しい道を切り開いていくのは、自民党が今までの経験と、国民の間にどれだけ根をおろせるかと、さらに精進をして安定した政治を作っていくことではないか。病床にいながら、そのことをつくづく感じている毎日でございます」

2009年に民主党が政権を奪取し、自民党が野党に転落した苦しい時代に、自民党を総裁としてけん引してきた谷垣氏の挨拶に、会場では涙する人たちの姿も見受けられた。

自民党・谷垣前総裁

また、党大会後に記者団の取材に答えた、二階幹事長は涙し、嗚咽しながら、谷垣氏が元気な姿で一般党員の前で演説できたことを喜び、「復活・復帰を私は期待している」と政界への復帰を引き続き期待していく考えを示した。谷垣氏は1983年8月の補欠選挙で初当選し、二階氏はその4か月後の12月に行われた第37回衆議院選挙で初当選をしている。二階氏としては、同じ時代を政治家として過ごしてきた“同志”としての思いが強く、最近も周辺に「彼には国に果たすべき責任がある」と谷垣氏ことを熱く語っていたとのことで、谷垣氏の演説に感極まったのではないかと言われている。

自民党・二階幹事長

3583チバQ:2019/02/12(火) 10:53:27
首相への登竜門“青年局長” 岸田氏「私の前は安倍首相です(笑)」

自民党は党大会に合わせて、前日に各種のイベントを開催している。もはや恒例となった自民党本部前の屋台村は、東京が降雪の予報となったことを受け、急遽本部内の食堂で開催された。

また若手議員らの会議なども開かれ、45歳以下の国会議員や地方議員などで構成する「全国青年部長・青年局長合同会議」には、第32代青年局長の岸田文雄政調会長、第41代青年局長の萩生田幹事長代行が、党執行部として出席した。この中で、普段は慎重な物言いの岸田政調会長だが、後輩たちを前にしてリップサービスする一幕があった。

「第4代青年局長は竹下登元首相、第5代青年局長は宇野宗佑元首相、そして第6代青年局長は海部俊樹元首相、こうした青年局長の先輩方が、その順番で総理大臣に就任したと。青年局長は(首相への)登竜門だから頑張れと、激励をしていただきました。この話を紹介した上で、ちなみに申し上げるなら、私の前の31代青年局長は安倍晋三首相であります(笑)、というとマスコミが少し喜ぶかなと(笑)」

自民党・岸田政調会長(2月9日)

自らがポスト安倍の有力候補であるとちゃっかりアピールしたこの発言に、会場からは笑いが起きた。さらに岸田氏は青年局長当時の思い出として、「昼間の会議は荒れに荒れて、ずいぶん突き上げられました。夜は一転して懇親会。大いに飲み上げて、盛り上がりました。私も、今と違ってあの当時、酒をいくら飲んでも酔うような気がしなかった。本当に有意義なひと時でした。今でもあの当時の思い出を振り返って、懐かしく思い、そうした人間関係を大事にして、今も仕事をしています」と述べ、永田町指折りの酒豪として知られる自身のエピソードも披瀝し、後輩たちへのメッセージとした。

萩生田氏「青年局は党内野党で良い。時の執行部の顔色を見るな」

また萩生田幹事長代行は、自らが八王子市議、東京都議として経験を積んできたことを踏まえ、「私も政治の原点は皆さんと同じ、青年局・青年部の活動でした。このフロアで結構吠えていましたからね(笑)」と述べた。

自民党・萩生田幹事長代行

その上で、東京都青年部長当時の逸話として、会議中に落ち着かず、頻繁に出入りを繰り返す若手国会議員に対して「全国の青年局のみんなは飛行機や新幹線を乗り継いで、1日がかりでこの会議に真剣に出ているんだ!選挙区と名前だけ言って帰るならもう入ってこなくていいから!」と、当時自民党所属だった現大阪府知事の松井一郎氏らと共に文句を言ったエピソードを披露。「私もそうだったように、皆さんも自民党の青年局は党内野党で良いんだと思います。時の執行部の顔色なんか見る必要は全くありません。それぞれ地域で、最も身近な国民、市民の皆さんに接している皆さんですから、その肌感覚を、ややもすれば、永田町の空気にだんだん染まってきてしまう我々に、生の声で伝えていただくことが青年局の大きな役割だ!」と後輩たちを激励した。

青年局「韓国の対応生ぬるい!細野問題はやめてほしい!」

自民党 青年部・青年局 女性局合同会議(2月9日)

この先輩の訓示が影響したのかは定かではないが、現在の第49代青年局長の佐々木紀衆議院議員は、この会合の後に開かれた、「青年部・青年局、女性局合同全国大会」で、安倍首相、二階幹事長が出席する中、執行部に向けて次のように要望した。

「レーダー照射事案をはじめとした、韓国への対応が生ぬるいのではないか。もっと厳しく政府には当たってほしいという意見もありました。また、いわゆる細野問題、静岡5区では我々の青年局の仲間が、野党の閣僚経験者(細野豪志氏)を相手に頑張っている、その努力をないがしろにするようなことはやめてほしいとの意見もありました。憲法改正の覚悟を持ってほしい、伝えて欲しいという意見も出ておりました。これらはいずれも党員の声、国民の声として、この場で執行部の皆様にお伝えしたいと思います。青年局は、時には党内野党として発言し、行動していきます。これができることも自民党の底力であり、活力だと思っております」

自民党青年局長・佐々木衆院議員

3584チバQ:2019/02/12(火) 10:54:07
自民党大会にあたっては、こうしたプレイベントが前日に開催され、地方議員からの意見などを聞く機会が持たれている。党大会当日には、来賓の挨拶や党務報告以外にも、優秀党員や優秀組織、党勢拡大の特別表彰なども行われている。

ある自民党の重鎮議員は「自民党の強さは、地方組織の強さ」と語っている。過去には政権を失い野党に転落したことや、離党者が続出するなど苦しい時代もあったが、そのたびに這い上がってきた力の源泉は、こうした地方組織や団体だといわれると、「なるほどな」と思う所がある。安倍一強ともいわれる中、こうした地方組織が活力をもって、「永田町に染まらない」意見を伝えることの重要さも感じ取れる場だった。

(政治部 自民党担当キャップ 中西孝介)

3585とはずがたり:2019/02/12(火) 15:43:50

石破派除外会合に不快感=自民幹事長
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000032-jij-pol
2/12(火) 11:14配信 時事通信

 自民党の二階俊博幹事長は12日午前の記者会見で、安倍晋三首相が党内7派閥のうち石破派を除く6派事務総長と首相公邸で会食したことについて、「みんなが愉快に思うか。内緒でやるほどのことではないではないか。(会合を)仕切った人は反省していると思う」と述べ、不快感を示した。

3586チバQ:2019/02/12(火) 18:54:38
https://www.asahi.com/articles/ASM2D34VBM2DUTFK007.html
首相「なぜ民主の名変えた?」 「悪夢」発言を撤回せず
2019年2月12日10時05分
 衆院予算委員会は12日、安倍晋三首相と全閣僚が出席して基本的質疑が行われた。

 立憲民主党会派の岡田克也氏は、首相が10日の自民党大会で民主党政権時代を「悪夢」と呼んだことを問題視。「私たちは自民党政権の重荷を背負いながら政権運営をしてきた」として首相に発言の撤回を求めた。

 これに対し首相は「少なくともバラ色の民主党政権ではなかったのは事実だろう」とした上で、「岡田さんは反省がないのか。我々は政権を失ったときに深刻に反省した」と強調。さらに「悪夢でないというなら、なぜ民主党という名前を変えたのか。イメージが悪いから変えたんだろうと推測する人たちがたくさんいる」と反論した。

 岡田氏は「本当に自民党政権時代を反省したらあんな言葉は出てこない」とさらに撤回を求めたが、首相は「例えば財政赤字についていえば、それぞれ必要があって行ったことで漫然と行ったわけではない。覚悟して出さなければならない時はある」とかわした。

https://mainichi.jp/articles/20190212/k00/00m/010/054000c
首相、「悪夢」発言の撤回拒否 予算委で岡田克也氏と応酬
毎日新聞2019年2月12日 10時59分(最終更新 2月12日 11時09分)
 安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、10日の自民党大会で民主党政権時代を「悪夢」とした発言の撤回を、立憲民主党会派の岡田克也氏から求められ「党総裁として、そう考えている。少なくともばら色の民主党政権ではなかった」と述べ、拒否した。
 岡田氏は「悪夢」発言に関し「政党政治で頭から相手を否定して議論が成り立つのか。全否定するようなレッテル貼りはやめてほしい」と批判した。岡田氏は民主党政権時代に副総理や外相などの要職を務めている。

 首相は「採決で『アベ政治を許さない』と全否定したプラカードを持っていたのはどこの党だったのか」と応酬を繰り広げた。(共同)

3587チバQ:2019/02/14(木) 10:31:17
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-556660.html
細野豪志の“自民党入り” 去りゆくプリンスへ「贈る言葉」
2019/02/14 08:01デイリー新潮

細野豪志の“自民党入り” 去りゆくプリンスへ「贈る言葉」

細野豪志氏

(デイリー新潮)

「盟友」「政敵」10人が「細野豪志」へ贈る言葉(1/2)
「簡単に『自民党へ』なんて言えません」「自民入り? 立場は変わりません」。細野豪志代議士(47)が1年以内に受けたインタビューでの発言である。その彼が先日、堂々簡単に立場を変え、「二階派」に入会した。去りゆくプリンスへ「盟友」「政敵」が「贈る言葉」。

 ***

 細野氏の「二階派」入会が認められた前日、1月30日。永田町の議員会館では挨拶回りをするご本人の姿が見られたという。

 さる野党関係者によれば、

「ビシッと決めたスーツ姿で、野党サイドの事務所を回っていました。“こういう決断になり、申し訳ありません”と頭を下げていましたね。議員がいない事務所には、名刺にメッセージを書いて置いていく。とにかく腰が低く、ペコペコしていた。その後は自民党の事務所も回っていました」

 どんな仕事もそつなくこなす、総務系サラリーマン。どんな相手とも寄り添える八方美人。永田町での細野氏の評価はこんなところだが、こうした挨拶の振る舞いひとつとっても、如才なさは変わらず垣間見える。しかし、逆に過剰なそれが“軽さ”“芯の無さ”の表れとも指摘されてきたが。

 民間シンクタンクに勤めていた細野氏が政界入りしたのは、2000年のこと。民主党から旧静岡7区(現静岡5区)で初当選を果たした。184センチの身長とルックス、京大法学部卒の頭脳。山本モナとの路チュー騒動でミソを付けたものの、次第に頭角を現し、党では役員室長、内閣では環境相などの大臣や首相補佐官を歴任。下野後も、幹事長や政調会長を務め、自らの派閥も立ち上げるなど、党の華の時代に中枢を占め続けていたワケだ。

忘れられなかった権力の味
 それが暗転するのは、2017年。憲法改正に対するスタンスを巡って党と対立し、離党。続いて小池新党「希望の党」に参画したものの、

「民進党との合流の際、“三権の長を務めた方は参加をご遠慮いただく”と述べ、同志たちから大反発を招きました。結局、これが党分裂の原因のひとつとなりました」(政治部デスク)

 総選挙で「希望」が惨敗した後は、後継の国民民主党に参加せず、無所属に。そしてこの1月、事実上の自民党入りを果たしたのだ。

「権力の味が忘れられなかったということでしょう」

 とは、さる政治ジャーナリストの解説である。

「彼は選挙に強いですから、無所属でも当選は出来る。しかし、国会では何も出来ません。常に日の当たる場所にいた彼には、耐えられるものではありませんでした。そんな時に手を差し伸べたのが二階幹事長です」

 二階氏が、野党からこぼれ落ちたメンバーを次々引き込み、派閥を拡大してきたことはよく知られている。

「細野さんの有力後援者に、田中角栄さんの元秘書がいます。この人が旧田中派出身で旧知の二階さんに、細野さんを紹介した。二階さんとしては、断る理由は何もありません。話はとんとん拍子に進んだようです」(同)

3588名無しさん:2019/02/14(木) 10:31:38
「安倍政権はグロテスク」
 細野氏は当選以来、一貫して「二大政党制の実現」「自民党政治の打破」を旗印にしてきた。

〈今や自民党から穏健な保守勢力は消え去り、国家主義が跋扈している〉〈安倍総理の思想は、保守というより国家主義への回帰〉

 細野氏が2013年に著した『未来への責任』の中の言葉である。「安倍政権の権力行使はグロテスク」「日本の民主主義を救うのは民主党しかない」とまで述べたことも。

 政治家ってそんなものだろう、と思いつつも、ここまで悪口を言っていた政党に頭を垂れるとは、その変わり身の早さには驚きを禁じ得ないが、この“昨日の同志”について、かつての盟友たちは何を思っているのか。

 まずは、

「寄らば大樹、ということですよね」

 と嘆息するのは、希望の党の松沢成文代表である。松沢代表は、民主党と希望の党で細野氏と行動を共にしたが、

「今の『希望の党』を作った時に、彼を誘ったんです。“一緒にやろうよ。小さくても今は頑張っていけばいつか必ずチャンスは来るから”と。それでも結局、彼は逃げちゃった」

 この時点で自民党志向なのかな、と思ったという。

「細野さんはまだ若くて先も長いので、大きなところに入っていかないと出世できないと判断したんでしょう。小さいところで闘うのはツライと思って来なかったんでしょうね。でもベンチャービジネスだって最初は小さいもの。アップルのようにガレージの中で始めた会社が世界規模の大企業になることもある」

 47歳は政界ではまだ年若。なのに挑戦の気概に欠けると喝破するのである。

「人相が悪く…」「弱い。薄い」
 続いて、

「彼は昔と比べて、人相が悪くなりましたね。思うままにいかないことが続いたせいでしょうか」

 と揶揄するのは、民進党時代に席を同じくした、立憲民主党の有田芳生・参院議員である。

「彼の選択は、俗っぽく言うと、自己実現が出来れば、どこの党でもいいってことでしょう。そのためなら利用するものは平気で利用する。かつてあれだけ批判していた自民党でもいい。よく言えばプラグマティストということになるんでしょうが。そういう意味では驚きはない。ただ、普通は恥ずかしくてなかなか出来ないことですよね。まぁわかったことは、彼がリーダーだというのは、マスコミが作った虚像だということ」

 とこちらは、節操のなさをど真ん中から指摘する。

 一方で、

「政策より権力を取る、というのはありだ。それをやらないのではダメ」

 と逆にその姿勢を誉めるのは、亀井静香・元運輸相である。亀井氏は民主党政権時、金融担当大臣に就任し、国民新党として連立を組んでいた。もっとも、亀井氏とて彼を評価しているわけではない。問うのは、彼の“重み”である。

「でも、細野は自民党に頭下げて入れてもらっているでしょ。それがダメなんだ。本当なら、三顧の礼で迎えられるくらいの器量を持たないと。これでは党と党の間をウロチョロしているだけだよ。政治家としての印象? 弱い弱い。薄い薄い。人相の通りだよ。頭はいいんだろうけどもっと迫力がないと。その上で自民に呼ばれて初めて意味がある」

 言葉は乱暴だが、なるほど頷けるところも少なくない話である。

(2)につづく

「週刊新潮」2019年2月14日号 掲載

3589名無しさん:2019/02/14(木) 10:35:00
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2019021300077.html
桜田五輪相が池江選手への発言を謝罪 「本人の危機感薄く、どう引導渡すか…」と自民党幹部
2019/02/13 18:47AERA dot.

桜田五輪相が池江選手への発言を謝罪 「本人の危機感薄く、どう引導渡すか…」と自民党幹部

桜田義孝五輪相(c)朝日新聞社

(AERA dot.)

 桜田義孝五輪相は13日の衆院予算委員会で、競泳の池江璃花子選手の白血病公表に対し「本当にがっかり」と発言したことについて「配慮を欠いた。おわびをして撤回をする」と述べた。野党の辞任要求については「職務を全力で全うするつもりだ」と拒否した。



 桜田五輪相は12日、池江選手について「日本が本当に期待している選手ですから、非常にがっかりしている」、「1人リードする選手がいると、みんなその人につられて全体が盛り上がるので、そういった盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」などと発言。

 波紋を広げ、衆院予算委員会で野党に「選手というのはメダルをとるためだけの駒なのでしょうか」などと追及された。

 野党は「あなたができる責任の取り方は、直ちに今やめることです。それ以外ない」と迫ったが、桜田五輪相は「職務を全うする」とかわした。
野党側は任命権者である安倍晋三首相にもその資質をただしたが、「しっかりと職務を果たしてもらいたい」と述べた。

 しかし、自民党では桜田五輪相に対し、あきらめムードが漂っているという。

「去年、大臣になって集中砲火受けて、とにかくなんでも、隣にいる官僚に聞く、自分で答えないと徹底していた。いくら公衆の面前であろうが、恥も外聞も関係なしで、少しでもわからないと、すぐに官僚に聞いたり、代わりに答えさせたりしていた。ぶら下がりはできるだけ応じない、 聞かれても事務方から答えさせると徹底していたが、最近、悪いクセが出てきた。昨年の危機を乗り切り、変な自信がついてきたか、オレの答弁もさまになってきたと、と自慢し、調子いいこと言い始めていた矢先に、やっちまった」(自民党幹部)

 4月の統一地方選までわずかな微妙な時期だけに厳しい声も相次いでいるという。

「これまで二階(俊博)幹事長も誰にも失敗はあるからとずっと庇っていた。 そして、自分では記者に答えるなと指示していた。それがこの失言でしょう。 二階派からももう庇えない、選挙に影響が出ると危惧する声が上がっている。ただ、桜田さんを切れば、次は片山さん(さつき地方創生相)と目に見えている。どう引導を渡すかだな。ただ、桜田本人はまだ今回の発言に対し、イマイチ危機感を持ってない。どうして?って感じだそう。これがより深刻な問題ですよ」(二階派幹部)

 誰が、桜田五輪相に引導を渡すのか…。(取材班)

3590とはずがたり:2019/02/15(金) 18:47:07

桜田義孝五輪大臣(今度、初入閣)が我孫子の一市民に放った言葉 「おい、お前、国に逆らう気なのか!」
https://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/67c2c83c77d227f346a0d6a75eeaf100

桜田よしたか物語
https://sakurada-yoshitaka.jp/wp-content/themes/main/images/sakurada_monogatari.pdf

3591チバQ:2019/02/18(月) 20:09:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190217-00000544-san-pol
傘寿の自民・二階俊博幹事長 「二階の後に二階なし」も派後継者不在
2/17(日) 22:04配信 産経新聞
傘寿の自民・二階俊博幹事長 「二階の後に二階なし」も派後継者不在
自民党の二階俊博幹事長
 自民党の二階俊博幹事長が17日、80歳の誕生日を迎えた。平成28年に歴代最高齢で幹事長に就任後、総裁任期の延長や自身が率いる二階派(志帥会、44人)の拡大を進めるなど豪腕ぶりを発揮している。同派ベテランは「二階の後に、二階なし」と手腕を高く評価するが、言葉の裏には後継者不在への危機感も垣間見える。(大島悠亮)

 二階氏は17日、山梨県昭和町を訪れ、1月の同県知事選で当選した長崎幸太郎知事の実父の「お別れ会」に参列した。二階氏は長崎氏の当選に向け総力戦で戦い、長崎氏の父は当選報告を受けた直後の1月28日未明に亡くなった。

 長崎氏は二階派の特別会員でもある。同派には新たな特別会員も加わった。旧民主党政権で要職を務めた無所属の細野豪志元環境相=衆院静岡5区=だ。

 「志帥会は厳しいぞ。しっかり勉強して頑張れ」

 細野氏の派閥入りが了承された1月31日、二階氏は細野氏をこう激励した。将来的な自民党入りも視野に入れる。静岡5区は岸田派(宏池会、48人)所属で落選中の吉川赳元衆院議員が支部長で、党内に波紋が広がるが、二階氏は「現職議員だって地元の動きが悪ければ、差し替えられることがある」と意に介さない。

× × ×

 二階氏の35年超に及ぶ国会議員の歩みは平坦(へいたん)ではなかった。田中角栄元首相の田中派(現竹下派)候補として初当選した二階氏は田中氏の「最後の弟子」にあたり、数年間とはいえ政治手法などを間近で学んだ。二階氏は田中氏から学んだこととして周囲に「人を大切にするということだ。今でも毎日振り返る」と語る。

 その後、自民党を離れ、選挙で自民党と対決したこともある。自民党を飛び出した過去を持ちながら、復帰後に党要職を務め続ける希有(けう)な存在だ。

 「来るものは拒まず」の姿勢を貫く二階氏は過去にも山口壮元外務副大臣や平野達男元復興相ら旧民主党出身者を積極的に受け入れ、周囲を驚かせた。過去を問わない背景には、多くの政党を渡り歩いた自身の経験もある。

× × ×

 二階氏は派閥拡大について「結果論だ」と語り、その先の目標を明確にしていない。二階派関係者は「あの世代の政治家にとって『政治は数、数は力』だ。いずれは派内から総裁を輩出し、総裁派閥になることを腹の中では考えているはずだ」と代弁する。悩みは派内に衆目が一致する総裁候補がいないことだ。

 二階氏が身を引いた場合の後を誰が担うのかも不透明だ。二階氏を支える林幹雄幹事長代理や河村建夫元官房長官の名が挙がるが、二階派ベテランは「いずれも人望はあるが、優しすぎる。二階氏のような力業は難しいのではないか」と話す。高齢に伴う健康不安は常につきまとう。派閥関係者は総裁候補不在の現状を嘆き、こうつぶやいた。

 「二階氏が、もう10歳若ければ…」

3592チバQ:2019/02/18(月) 20:12:34
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13897941.html?_requesturl=articles%2FDA3S13897941.html&rm=150
(底流2019)自民党 ポスト安倍、駆け引き過熱 知事選巡り麻生・二階・岸田3氏
有料記事

2019年2月18日05時00分
 安倍政権の「柱」がきしんでいる。

 1月30日、自民党本部4階の赤じゅうたんの奥にある幹事長室。幹事長の二階俊博の前に、急きょ福岡から呼び出された県連幹部が並んだ。

 県連は、4月の知事選で現職支持か新顔支持かで割れていた。現職は2011年、地元選出の実力者で副総理兼財務相の麻生太郎の強い後押しでログイン前の続き当選を果たしたが、16年の衆院福岡6区補選で麻生の推す候補を応援しなかったことなどから関係が悪化。今回、麻生は新顔の支援に動いた。

 一方、公明党や地元経済界は現職寄りで、二階が率いる二階派の議員らも現職を支持。党が実施した情勢調査では、現職優位の結果が出ていた。

 ■福岡の調整難航

 両陣営が譲らず、候補者調整は難航した。「麻生のメンツ」(麻生周辺)か、「勝てる候補」か――。党幹部から「麻生さんも困ったものだ」との声が漏れる中、二階の本命は勝てる候補、つまり現職だった。

 だが、この日の幹事長室で選挙対策委員長の甘利明が告げた裁定は「新顔推薦」。麻生に軍配を上げた。

 裁定を聞く二階は笑みを浮かべるのみで、ほとんど言葉を発しなかった。

 腹の中は違った。

 麻生が首相の安倍晋三らに「推薦をもらえなければ副総理を辞める」と訴えていたといううわさを、後日伝え聞いた二階は言い放った。「辞めたらいいんだ!」

 現政権は、麻生と官房長官の菅義偉、二階の3本柱が安倍を支える。だが、3人の実力者のつながりは弱く、時に緊張をはらむ。福岡知事選をめぐる甘利の裁定に口を挟まなかった二階の真意を、周辺はこう解説する。「新顔が負ければ麻生の失点。麻生の政治力に傷がつくだけだ」

 二階のふるまいもまた党内のあつれきを生む。

 無所属の衆院議員、細野豪志の二階派入りは波紋を呼んだ。非自民を掲げ、民主党政権の中核を担った細野を、まずは無所属のまま二階派の「特別会員」として受け入れ、次期衆院選後に入党させるというシナリオだ。当然、党内からは「説明なしにうろうろされるのは迷惑だ」(萩生田光一幹事長代行)など不満が噴き出した。

 二階の政治信条は「数は力」。数を確保するためなら政治スタンスの異なる勢力との協力を躊躇(ちゅうちょ)しない。昨秋も国民民主党の取り込みに動き、細野と新党を立ち上げて自民党に挑んだ東京都知事の小池百合子とも会合を重ねる。「我々は道を歩いている人にも『自民党へ入党してください』と呼びかけている」とうそぶく二階に、細野入党を迷う理由はない。

 ただ、細野の衆院静岡5区では、岸田派に所属する自民党元職が再起をねらう。二階は、派閥を率いる政調会長の岸田文雄にも知らせないまま一気に細野の派閥入会を認めた。「ほかの集団がいろんなことを言うだろうが、お話として聞いておく。我々は選挙に勝たなきゃしょうがない」

 立場をなくしたのが岸田だ。

 1月27日投開票の山梨県知事選で岸田は4回、二階が推す候補のために現地でマイクを握った。岸田、二階両派の衆院選の候補者調整をめぐる過去の恩讐(おんしゅう)を乗り越えての選挙戦だっただけに、「タイミングが悪すぎる」(岸田派議員)との不満が相次ぐ。しかし幹事長として党内で強大な権力を持つ二階を前に、岸田は「何も聞いていない」としか言わないままだ。

 そんな岸田に麻生が触手を伸ばす。

 2月8日、午後。朝から続いた衆院予算委員会での審議を終え、麻生はひそかに岸田を誘い、東京都内で会った。コーヒーを口にすると、麻生がさっそく切り出した。

 「福岡知事選、よろしくな」

 新顔への党推薦を決めても、現職は戦う姿勢を崩さない。現地では支援団体の引きはがしなどの熾烈(しれつ)な暗闘が続く。岸田は、「そうですね」とだけ答えた。

3593チバQ:2019/02/19(火) 15:12:58
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13898919.html?rm=149
(底流2019)自民党 怒る石破氏、参院選後に的 青木氏「後継」の去就が焦点
有料記事

2019年2月19日05時00分
 堰(せき)を切ったように批判の言葉が続いた。

 10日、自民党大会後の東京都内のホテル。記者団に囲まれた元幹事長の石破茂は、党総裁の首相、安倍晋三の演説にかみついた。

 「『悪夢のような民主党政権』と。国民が求めているのは民主党に対する批判ではない」

 「企業の利益が史上最高と言われる中にあってログイン前の続き、実質賃金は史上最高になったのか。国民の実感と乖離(かいり)を起こしている」

 「(演説では)『自衛隊の募集に協力しない自治体があるから憲法を変える』という論法だった。憲法違反なので自衛隊の募集に協力しませんという自治体を寡聞にして存じない」

 石破は、昨秋の総裁選で「正直、公正」を掲げ、一騎打ちとなった安倍の政策や政治姿勢を批判。地方票(党員・党友)で45%を獲得し、国会議員票でも50票台とみていた両陣営の予想を上回る73票を得た。だが、その後の人事では、自身を含め、石破派の大半が政府や党の要職から外された。「冷や飯」(石破派幹部)の境遇下、表立っての安倍批判はこらえてきた。

 激しい批判に転じたきっかけは、6日夜に石破派を除外した6派閥の事務総長らが、安倍と公邸で「極秘」会食に臨んだことだ。「総裁選後はノーサイド」とは言いがたい事態に、堪忍袋の緒が切れた。記者団には「どんな意図があったか知らないが、堂々とやるべきだ。裏口から入るとか、日程に載せないとか。そういう姿勢はあんまりいいと思わない」と不快感を隠さなかった。

 ■「ドン」から激励

 自民党本部のほど近く、かつて田中角栄、中曽根康弘ら首相経験者や派閥が事務所を構え、権力闘争の舞台となってきた砂防会館。昨年12月19日午後、緊張した面持ちの石破が菓子折りを手に向かったのは、「参院のドン」と呼ばれた青木幹雄の事務所だ。総裁選後初めてこぎ着けた青木との面会だった。

 昨年の総裁選前まで、石破と青木は年に数回顔を合わせる程度で、それほど近い関係ではなかった。青木は次期参院選は安倍では戦えないと判断。総裁選では石破支持にまわり、青木の意を受けた参院竹下派も石破支持で動いた。国会議員の支持の少ない石破にとって青木の支援は貴重だ。面会の最大の目的は支援継続をとりつけることだった。

 応接室のソファに腰掛けた青木は身を乗り出し、こう予言した。「参院選は一番の山場だわね。下手したら(自民党で40人近くいる)改選の1回生の半分は負けるわね」。総裁選での地方票「45%」は、安倍陣営の締め付けでも抑えられなかった政権批判だと意気投合。青木から「元気でがんばれや」と送り出された石破は、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 地方には6年を超えて政権を運営してきた安倍への「飽き」や「不満」がたまっており、夏の参院選の結果次第では出番が回って来る――。そうした現状分析が石破陣営を支える。石破派幹部は「高下駄(げた)を履いた政権。小石でもあったら一気にこける」と意気軒高だ。

3594チバQ:2019/02/19(火) 15:13:11
 ■比例区か引退か

 そうした戦略のカギを握るもう一人の人物がいる。

 党参院幹事長の吉田博美。青木の後継的存在だ。政界を退いて久しい青木が今もなお、永田町で影響力を保つのは、参院自民党をまとめ上げる吉田が、現職でいることが大きい。

 山口県出身で安倍とも良好な関係を築く吉田。石破とは深いつながりはなかったが、総裁選では青木の意を酌んで水面下で石破票の取りまとめに動き、国会議員票の上積みに貢献した。

 その吉田は今夏の参院選で改選を迎える。自らの選挙区である長野では立候補しない意向を表明。残された選択肢は比例区での立候補か引退だ。

 1月9日午前の砂防会館。青木は日本歯科医師連盟会長の高橋英登に頭を下げた。「吉田を頼む。10万票、お願いできないか」。吉田が参院選比例区で立候補する条件を整えようと青木は様々な団体票獲得に動く。

 吉田は毎週水曜日になると、政治の師と仰ぐ青木のもとを訪れる。ただ、青木から参院選への出馬を促されても、吉田は「自分の進退は自分で決める」と答えているという。

 遠からず明らかになる吉田の決断は、ポスト安倍を見据えて動く石破と青木の戦略を大きく左右することになる。=敬称略(岡本智)

3595チバQ:2019/02/19(火) 15:14:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00000000-mai-pol
安倍首相「次の総裁候補は岸田氏」 野田氏「私もいる」
2/19(火) 1:31配信 毎日新聞
安倍首相「次の総裁候補は岸田氏」 野田氏「私もいる」
安倍晋三首相(右)と自民党の岸田文雄政調会長=根岸基弘撮影
 安倍晋三首相は18日夜、自民党の岸田文雄政調会長や野田聖子衆院予算委員長、根本匠厚生労働相ら当選同期の衆院議員と東京都内で会食した。出席者によると、昨秋に自民総裁に3選している首相が「次は出ない。次の総裁候補は岸田氏だよね」と語りかける場面があった。岸田氏は無言で、当時推薦人がそろわず総裁選出馬を断念した野田氏から「私もいる」との声も出たという。

 会食では、統計不正問題なども話題に上ったが「大変なごやかだった」(別の出席者)という。岸田氏は昨秋の総裁選出馬を見送って安倍政権を支えているだけに、首相の発言には岸田氏へのリップサービスの面もありそうだ。【影山哲也】

3596チバQ:2019/02/20(水) 14:01:14
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190220-00557038-shincho-pol
自民党「田畑代議士」離党騒動の真相 被害女性が “盗撮被害”と“告訴”を独占告白
2/20(水) 12:00配信 デイリー新潮
自民党「田畑代議士」離党騒動の真相 被害女性が “盗撮被害”と“告訴”を独占告白
田畑代議士
 豊田真由子や宮崎謙介、中川俊直の各氏が名を連ねる2012年初当選「魔の3回生」に、新たな顔ぶれである。2月15日に突如、自民党に離党届を提出した田畑毅代議士(46)。その真相を“被害女性”が告白する。

【音声】田畑代議士を問い詰めた被害者捨て身の録音音声

 ***

自民党「田畑代議士」離党騒動の真相 被害女性が “盗撮被害”と“告訴”を独占告白
被害女性が独占激白
 名古屋市在住の20代会社員・中村清美さん(仮名)が、田畑代議士を被告訴人とした書面を愛知県警に提出したのは、今月6日のことだった。「準強制性交等罪」での告訴である。

「田畑さんがクリスマスイブにしたことを私は絶対に許しませんし、しっかりと社会的制裁を受けてもらうべきだと思います」

 と語るのは、中村さん本人だ。田畑代議士とはSNSを通じて知り合い、昨年10月頃から交際をスタートしたという。ちなみに田畑代議士は、離婚歴ありの独身の身だ。

 交際当初から、中村さんは田畑代議士に対して、ある“疑惑”を抱いていたという。

「スマホで動画を撮る時って“ピコン”ていう小さな電子音が必ず鳴るじゃないですか。その音が会話をしている最中などに聞こえてくるんです」

 性行為前に、田畑代議士が不自然にスマホを立てかけようとしていたこともあった。さらには避妊をめぐる身勝手な言動もあったため、徐々に別れたい気持ちに傾いていた折に、“イブ”が訪れた。

 この日、居酒屋、焼肉屋とハシゴし、記憶をなくすまで飲んでしまったという中村さん。気付いたときには、全裸で自宅にいたという。傍らには、肌着姿の田畑代議士が。この時は不審に思うことなく田畑代議士と接した中村さんだったが、ささいなことで喧嘩に発展。その流れで件の盗撮についても問い詰めた。

「“盗撮してるでしょ。消してよ”って言ったんです。そしたら田畑さん、“はいはい消します消します”って……」

 その“軽さ”に信用ができず、中村さんは田畑代議士のスマホを取り上げる。そこに収められていたのは、盗撮動画の数々。台所に立つ姿や電話中の姿に加え、性行為の様子を隠し撮りしたものまで……。さらに彼女を茫然とさせたのは、

「まさに“今夜”の動画もあったんです。全裸で横たわる私の姿が舐めるように写されていて……」

 泥酔して意識がないのをいいことに、田畑代議士は避妊具なしの行為に一方的に及んだという。先述のとおり、以前から身の危険を感じていたという中村さんは、この夜のやりとりを記録していた。その一部はデイリー新潮で公開中である。

 告訴状を提出した理由について、中村さんはこういう。

「レイプや盗撮もそうですが、その後の彼のやり方が酷いと思ったからです。年明け、彼の弁護士から文書が来ました。そこには“お詫びの気持ちとして100万円をお支払いしたい”って……」

 札束で頬を叩かれた気分だった、と中村さんは振り返る。

 田畑代議士は、自民党を離党する意向を示しているものの、依然、議員バッジはつけたまま。取材を申し込んだが、締め切りまでに回答はなかった。21日発売の週刊新潮で詳しく報じる。

「週刊新潮」2019年2月28日号 掲載

3597チバQ:2019/02/24(日) 12:31:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190223-00000536-san-pol
一番のファン…陰で支えた二階氏夫人の献身
2/23(土) 17:19配信 産経新聞
一番のファン…陰で支えた二階氏夫人の献身
各界から多くの参列者が訪れた自民党二階俊博幹事長の妻、怜子さんを偲ぶ会=23日午後、和歌山県御坊市(大島悠亮撮影)
 自民党の二階俊博幹事長の妻、怜子さんを偲(しの)ぶ会が23日、和歌山県御坊市の同市民文化会館で営まれた。昨年12月、77歳で亡くなった怜子さんは政治の表舞台に出ることは少なかったが、地元の支援者と信頼関係を築き、陰ながら夫を支えた。

 「決して前に出すぎることなく、周囲を優しく気遣う方だった」。新生党時代から二階氏と行動を共にする江崎鉄磨元沖縄北方担当相は怜子さんをこう振り返る。

 二階氏と怜子さんは父親同士が友人で、和歌山の同じ小中高校で過ごした。怜子さんが大学進学で上京した際、二階氏が都内を案内したことがきっかけで距離が縮まり、東京・神保町の古本屋でデートを重ねた。恋愛結婚だった。

 「私は政治の世界は嫌いだけど、いずれ(二階氏が)政治の道に進むとは思っていた」

 怜子さんは生前、結婚当時を振り返り、周囲にこう語っていた。2人の結婚生活は東京都国立市の4畳半一間・風呂なしの部屋からスタート。覚悟はしていたものの、二階氏が初めて和歌山県議選に挑戦しようとした際は「反対はできない」と再認識し、重圧で声が出なくなった。

 二階氏からは「お前を選挙で街頭に立たせなければいけなくなったなら、俺は政治を辞める」と言われていたという。だが、怜子さんは「事務所や後援会の人が動き回ってくれている。彼らの言うことを聞こう。主人の言うことは聞かない」と決め、自発的に地元の支援者らを回り、絆を強めた。車の運転が得意で、二階氏を乗せて東京-和歌山間を移動する間が夫婦の時間だった。

 「主人は本当に仕事一筋。演説が上手で、主人の演説が始まると、どんなときでも聞きにいきました」。怜子さんは二階氏のよき妻であり、一番のファンでもあった。平成16年に肺がんを発症し、手術や抗がん剤治療を続けていたという。多忙を極める二階氏だが、亡くなる2日前、半日ほど夫婦水入らずの時間を過ごすことができたという。(大島悠亮)

3598チバQ:2019/02/24(日) 22:16:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190224-00010004-jij-pol
【点描・永田町】波紋広げる細野氏の二階派入り
2/24(日) 19:01配信 時事通信
【点描・永田町】波紋広げる細野氏の二階派入り
報道陣の取材に応じる細野豪志元環境相=1月31日、東京・平河町
 民主党政権で環境相などを務めた細野豪志衆院議員(無所属・静岡5区)の二階派入りが、政界に波紋を広げている。非自民のホープと期待を集めた同氏が、自民党入りを前提に幹事長派閥に加わるという「百八十度の変身」に、旧民主党時代の同僚らはあきれ、自民党内からもブーイングが巻き起こっている。

【国会議員情報】細野 豪志(ほその・ごうし)氏

 細野氏が、自民党第5派閥の二階派に「特別会員」として入会したのは、1月31日の同派総会。細野氏自身も出席してあいさつし、記者団に「難しい判断だった。批判はあるが受け止め、勉強していきたい」と語った。

 同氏は自民入党の意欲も隠さないが、同派領袖(りょうしゅう)の二階俊博幹事長は「県連、地域の情勢も判断して党が決める」としており、当面は自民系無所属で活動を続けることになる。

 細野氏は、2000年衆院選で民主党議員(当時)として20代の若さで中央政界入りし、現在は当選7回・47歳の「働き盛り」の政治家だ。長身に加えハンサムで弁が立つこともあって、“空中分解”するまで自民党と対峙(たいじ)した民主党と民進党で、要職を歴任した。

 17年夏には「政権交代可能な二大政党をつくる」と民進党を離党し、当時は飛ぶ鳥落とす勢いだった小池百合子東京都知事の希望の党立ち上げに参画して、一躍「時の人」となった。

 しかし、同年秋の衆院選での同党敗北に、選挙前の民進党一部有力議員に対する「排除発言」への反発も重なって、野党の“希望の星”の座を追われ、居場所のない無所属議員に甘んじてきた。

 その細野氏をスカウトしたのが“寝業師”で知られる二階氏。「政界の孤児」となっていた細野氏に「政策を実現したいなら仲間に入れ」と誘いをかけ、細野氏も「寄らば大樹の陰」とばかりに二階派入りを決断したとされる。

 二階氏自身も自民党を離党して新進党、自由党、保守党などを渡り歩いた末に復党した経験を持ち、同氏が率いる二階派は、勢力拡大も狙って保守系無所属や旧民主党系議員らを次々と入会させていることで、「政界の駆け込み寺」とも呼ばれている。

静岡で「岸田・二階派戦争」再燃
 ただ、知名度の高い細野氏の自民党入りには、同党内から反発や不満が噴出している。

 二階氏は「野党で活躍していた人が志を新たにして『自民党へ入る』と言っている。これをもっと謙虚に受け止めなければならない」と自民入りを推し進める構えだが、細野氏と衆院静岡5区で議席を争ってきた吉川赳元衆院議員を抱える岸田派では、領袖の岸田文雄政調会長が「(党として)どうあるべきかを丁寧に考えていくべきだ」と、細野氏の入党には反対する姿勢だ。

 細野氏が当選を続けてきた静岡5区では、吉川氏が自民公認候補となる党支部長だ。「静岡5区で育ててもらったので、ここでの活動は絶対に変えられない」とする細野氏が入党すれば、激しい公認争いが勃発する。

 同区で細野氏と対決してきた吉川氏は、12年衆院選では比例復活したものの14年、17年の衆院選では落選しているだけに、「自民入党を目指すなら議員辞職すべきだ」と気色ばみ、吉川氏を支援する自民党静岡県連も「あり得ない話」(幹部)と猛反発する。

 岸田、二階両派は、党公認をめぐる山梨2区での派閥争いを、1月の山梨県知事選への二階派前議員の転出・当選で「解消」したばかり。このため、岸田派だけでなく二階派でも、対立再燃への危機感もあって細野氏に対する視線は冷たい。

 そもそも自民打倒を叫んできた政治家の変身を、これまでの支持者らが受け入れるかどうかも不透明。細野氏は4日、自らの政治資金パーティーで「これからがいばらの道」と語ったが、今後の「駆け込み寺」での修業も極めて厳しそうだ。

(政治ジャーナリスト・泉 宏)

〔時事通信社「地方行政」2月18日号より〕

3599チバQ:2019/02/25(月) 00:01:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190221-00000070-mai-pol
田畑毅氏離党、自民が了承 党執行部、「魔の3回生」に苦慮
2/21(木) 20:54配信 毎日新聞
田畑毅氏離党、自民が了承 党執行部、「魔の3回生」に苦慮
田畑毅衆院議員=名古屋市の愛知県庁で2017年10月3日、斎川瞳撮影
 自民党は21日の党紀委員会で、女性関係を巡るトラブルを理由に田畑毅衆院議員(46)=比例代表東海ブロック、当選3回=が提出していた離党届を受理することを決めた。田畑氏を巡っては、交際していた女性が準強制性交容疑の告訴状を愛知県警に提出。与野党から議員辞職を求める声があがっている。同党では、2012年衆院選で初当選した当選3回の衆院議員によるトラブルが多発しており、執行部は苦慮している。

 「皆さんにいろいろな面でご迷惑をかけ、大変残念。責任者として本当に申し訳なく思っている」。田畑氏が所属する党二階派の二階俊博幹事長は21日、党紀委に先立つ派閥会合で陳謝した。田畑氏は12年衆院選の初当選組。同期の議員は過去に問題発言やトラブルを頻繁に起こしており、「魔の3回生」と呼ばれている。

 執行部は、田畑氏の早期の離党で同党への影響を最小限にとどめたい考えだ。しかし、野党は「離党では済まない問題で、本人が身の処し方を決めるべきだ」(国民民主党の大塚耕平代表代行)と議員辞職を求めて攻勢を強めている。

 一方、与党もこの問題が長引き、来年度予算案審議や春の統一地方選に与える影響を懸念している。田畑氏の地元の自民党愛知県連の藤川政人会長は21日、「決して許されるものではなく、到底看過できない」とし、議員辞職を求める上申書を党本部に提出。林幹雄幹事長代理は「議員辞職は田畑氏本人が結論を出すことだ」と述べるにとどめた。【竹内望】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190221-10000968-nksports-soci
自民党が田畑氏離党届受理 愛知県連は議員辞職要求
2/21(木) 20:45配信 日刊スポーツ
自民党は21日、元交際女性から準強制性交容疑の告訴状を愛知県警に出された田畑毅衆院議員(46=比例東海)の離党届を受理した。

党紀委員会の山東昭子委員長が、会見で発表した。

4月の統一地方選や衆院補選、夏の参院選を前に、深刻な女性問題を起こした田畑氏をかばう声はない。委員からは、最も重い除名を求める声もあったが、現状では田畑氏と女性の間で主張が食い違うことや、男女間の問題であることを踏まえて「この辺(離党)が妥当だろうということになった」(山東氏)が、「甘いのではないか」(党関係者)と疑問の声もある。

一方で、山東氏は「政治とは関係ないところで離党につながったことは残念でならない」と強調。「党紀委は辞職を促す場ではなく、政治家の出処進退はあくまで自分で判断するもの」と述べ、田畑氏を突き放した。「選挙イヤー」を意識したスピード決着になったが、党紀委に先立ち、田畑氏が所属する自民党愛知県連が、議員辞職させるよう文書で要請。実際の党内は、「離党では済まない」との空気が大勢だ。

ただ、田畑氏が辞職すると、所属する二階派会長の二階俊博幹事長が無所属のまま入会させた細野豪志衆院議員と、繰り上げ当選となる吉川赳氏が同じ静岡5区のため、同じ選挙区で競合する議員が2人生まれる異常事態になる。二階氏に忖度(そんたく)した田畑氏が、辞職に踏み切れるのか不透明との見方もある。二階氏は派閥会合で「誠に申し訳ない」と謝罪した。

田畑氏の地元では、地方議員が同氏と写ったポスターの作り直しを迫られている。

影響は拡大する一方だが、田畑氏は依然公の場に現れず、説明責任も果たしていない。【中山知子】

3600チバQ:2019/02/26(火) 18:58:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190225-00000624-san-pol
自民、細野氏の二階派入会に渦巻く不満「無節操」
2/25(月) 21:54配信 産経新聞
自民、細野氏の二階派入会に渦巻く不満「無節操」
細野豪志元環境相の主な過去発言
 細野豪志元環境相が自民党二階派に特別会員として入会し、入党も目指していることに、党内で不満がうずまいている。細野氏が安倍晋三首相をはじめ、自民党政権を激しい口調で批判してきたためだ。過去の言動を挙げて「無節操」との指摘もあり、一部の自民党幹部は細野氏に説明責任を求めている。(沢田大典)

 「コメントの通りです」

 平成18年10月、女性タレントとの不倫を報じられた細野氏は、記者団にこう繰り返していた。事前に「深く反省しております」とのコメントを出したが、事実関係の説明はなかった。

 時を経て、細野氏はまた説明責任を求められる立場となった。

 先月31日、細野氏の二階派入りが了承されると、萩生田光一幹事長代行は今月4日の記者会見で「野党幹部として政権批判をしてきたのだから、自分の言動を国民に説明したらどうか」と厳しく指摘した。

 確かに、安倍首相が党総裁に返り咲いた24年以降、細野氏は旧民主党幹事長や政調会長などを歴任し、政権批判を繰り広げてきた。

 同年11月、細野氏は「消えた年金問題が出たときの首相は安倍さんだ」と言及。安倍首相の経済政策「アベノミクス」に関連し「建設国債を日銀に引き受けさせるのは、戦争のときにやった手法だ」とも批判した。同年衆院選では、安倍首相について「首相になるべき人物か疑問を持っている」などと訴えていた。

 憲法改正に前向きな細野氏だが、自民党が24年4月に発表した憲法改正草案を「グロテスク」と表現している。集団的自衛権行使を一部容認する安全保障関連法をめぐる与野党攻防の際にも、細野氏は27年6月の自身のブログに娘を登場させ、徴兵制の可能性が「彼女たちにとっては現実」と不安をあおった。

 細野氏は29年衆院選で「政権交代可能な二大政党制を作りたい」と語り、東京都の小池百合子知事らと希望の党を立ち上げた。ここから約1年半しか過ぎていないことも自民党内の反発を増幅させている。

 そもそも、細野氏は議員が党を移ることに批判的だった。24年10月には「選挙で勝てそうだから、得だからということで移るということは、議員の本質的な役割としてあるべきではない」とも述べている。

 国会議員の「世襲」に関しても主張が変遷している。19年9月のブログで「2世を否定する意識はほとんどなくなった」などと記していたが、24年11月には「自民党幹部は世襲ばかり。私は自分の力でこの世界に入った。親のすねをかじって政治家になったのとは全く違う」と断じた。

 細野氏は24年12月「将来の日本を担う人は自民党にはいない」とも語っている。その自民党に入党を目指す以上、説明責任をどう果たすのか。党内外で注目が集まる。

3601チバQ:2019/03/01(金) 17:25:31
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190301-00268559-toyo-bus_all
麻生、二階、菅、「安倍政権3本柱」にあつれき
3/1(金) 16:00配信 東洋経済オンライン
麻生、二階、菅、「安倍政権3本柱」にあつれき
安倍首相(中央)を支える菅官房長官(左)と麻生財務相(右)の間にあつれきが出ている。写真は2018年6月の中央防災会議に出席する安倍首相ら(写真:時事通信)
 米朝首脳会談や統計不正をめぐる国会の与野党攻防に注目が集まる中、ここにきて安倍晋三政権を支える麻生太郎副総理兼財務相、二階俊博自民党幹事長、菅義偉官房長官の「3本柱」のあつれきが永田町の話題となっている。3人のそれぞれの行動や発言ぶりが党内外での批判や反発を招いていることに加え、お互いの政治的対立にもつながっているからだ。

 麻生、二階、菅の3氏は、首相が政権の骨格として、多くの政治課題での対応を委ねている実力者だ。ただ、首相と3氏の個人的な距離がそれぞれ異なっている上、「ポスト安倍」での戦略や立場の違いが水面下での権力闘争につながり、安倍1強体制にすきま風が吹く原因とみられている。

■岸田、二階両派の抗争が再燃

 衆院予算委通過をめぐる与野党攻防が大詰めを迎えた27日、女性問題で自民党を離党した田畑毅衆院議員(比例代表東海ブロック)が衆院に議員辞職願を提出した。同氏の辞職により、同党比例名簿に従って元職の吉川赳氏が繰り上げ当選する。二階派の田畑氏は2012年衆院選で初当選し、現在当選3回で、いわゆる「魔の3回生」の1人だ。同氏は知人女性から準強制性交容疑で愛知県警に刑事告訴され、与党からも議員辞職要求が噴出したことから辞職に追い込まれた。

 単なるスキャンダル辞職以上の騒動となったのは、繰り上げ当選する吉川氏が岸田文雄政調会長の率いる岸田派所属で、衆院静岡5区での自民公認となる党支部長を務めているのが理由だ。1月末に同区選出で旧民主党出身の細野豪志元環境相(無所属)が二階派に「特別会員」として入会して自民入党を目指しているため、次期衆院選での同区公認候補をめぐる岸田、二階両派の派閥抗争が激化するからだ。

 細野氏の二階派入会以来、静岡5区の公認をめぐる両派のさや当てはすでに始まっている。岸田氏は25日の吉川氏の後援会会合で「吉川氏を静岡5区でぜひ押し上げてほしい」と拳を振り上げた。ただ、同区では細野氏が3回連続で吉川氏を圧倒した実績があり、二階氏は翌26日の記者会見で「(静岡5区では)有権者の判断を尊重する」と語った。二階氏は25日夜に都内で細野氏と会食して選挙戦略などを話し合っており、岸田氏をけん制した格好だ。

 二階、岸田両派は衆院山梨2区で激しい保守分裂選挙を展開してきたが、1月下旬の山梨県知事選で共闘、勝利したことで対立を解消した。しかし、今回の静岡5区での公認争いで派閥抗争が再燃した形だ。自民党内からは「直属議員の監視・教育もできない幹事長が、自派の勢力拡大にまい進するのは横暴だ」(閣僚経験者)との批判が相次ぎ、首相周辺からも「二階氏はやり過ぎ」との批判が漏れるが、二階氏は「どこ吹く風」(側近)とされる。

 二階氏とは次元が違うが、「知事選でのごり押し」(自民選対)が批判されているのが麻生氏だ。4月7日に投開票される統一地方選前半戦の焦点の一つとなる福岡県知事選で、麻生氏が新人の武内和久氏を自民党本部の推薦とするべく首相らを押し切ったからだ。自民党が前2回の知事選で支援した現職の小川洋知事に対し、麻生氏が小川降ろしを狙って元厚生労働官僚の武内氏を擁立したが、地元の二階派所属衆院議員らが現職支援に回ったことで同知事選は保守分裂選挙となっている。

 事前の党世論調査で小川氏が圧倒的にリードしていたこともあって、首相や二階氏は小川氏を推薦したい考えだったが、麻生氏が「だめなら閣僚を辞める」と凄んだこともあって武内氏推薦を渋々受け入れたのが実態だ。首相側近の甘利明選対委員長は推薦決定後、「この決断は異例中の異例」と首をすくめるばかりだった。

3602チバQ:2019/03/01(金) 17:25:57
■菅氏は「質問排除」発言が問題に

 今回の麻生氏のごり押しは2016年の衆院福岡6区補選で、麻生氏が擁立した新人候補を小川知事が応援しなかったことが原因だ。ただ、この補選で圧勝した別の新人を応援したのが二階、菅両氏で、それが今回知事選での保守分裂の遠因ともされる。麻生氏に反発する地元の二階派議員は党本部の推薦手続きを「瑕疵だらけだ」と批判し、政界引退後も地元で影響力を持つ山崎拓元副総裁や古賀誠元幹事長らともに党決定に反して現職支援に全力を挙げている。二階氏も周辺に「(武内氏は)勝手に負ければいい」と不快感を示したとされ、「選挙結果次第で麻生氏と二階氏の対立が深刻化する」(自民幹部)のは避けられそうもない。

 その一方、政府のスポークスマンである菅氏は26日の記者会見で、特定の記者に「あなたに答える必要はない」と質問排除につながりかねない発言をした。この記者は、いわゆる「モリ・カケ問題」などで菅氏を問い詰めてきたことで知られ、昨年末には官邸側がこの記者の質問内容は事実誤認だとして、官邸の記者クラブに対応を申し入れるという異例の事態となった。菅氏の発言は、この記者が「会見は何のための場か」と質問したのに答えたものだ。

 菅氏は27日に改めて発言の趣旨を問われると、「26日は2回にわたり同趣旨の質問があったので、あえて繰り返す必要はないということで(必要はないと)申し上げた」と強張った表情で説明し、発言撤回は拒否した。先に河野太郎外相が日ロ交渉に絡んで「次の質問どうぞ」を連発して謝罪した経緯もあり、立憲民主党の辻元清美国会対策委員長は「記者に圧力をかける。誠実に答えない。官房長官として失格だ」と厳しく批判。首相サイドにも「官房長官が傲慢にみえると、内閣のイメージダウンにつながる」との不安が広がっている。

 こうした3氏の言動やあつれきが永田町の耳目を集めるのは「3人の実力者の主導権争い」(細田派幹部)との見方が多いからだ。3氏の首相との距離は三者三様だ。麻生氏は首相の長年の盟友で後見人も自認し、「首相の精神安定剤」と呼ばれている。二階氏は首相と主義主張が異なるが、「首相を支持することで党内影響力を拡大している」(自民幹部)ことに加え、「剛腕だけに首相も切るに切れない関係」(同)とみられている。無派閥の菅氏は第1次政権以来、重要閣僚などで首相を支え続け、「人事などで辣腕を振るい、霞が関を支配する官邸主導の張本人」(財務省幹部)との評がもっぱらだ。

 政界では「敵の敵は味方」「昨日の敵は今日の友」が常識で、とくに派閥領袖など実力者の人間関係は「めまぐるしく変化するのが当たり前」(自民長老)とされる。3氏もこれまでの政局で対立と連携を繰り返してきたが、第2次安倍政権発足以降は、首相支持を前提に協力することで、それぞれの立場を強めてきた。自民党内では「昨年9月の総裁3選で首相の任期が区切られたことで、麻生氏ら実力者3氏の主導権争いが始まった」(自民幹部)と解説する向きが多い。

3603チバQ:2019/03/01(金) 17:26:11
■狙いはキングメーカー

 二階氏80歳、麻生氏78歳、菅氏70歳と、3氏とも首相(64歳)よりかなり年上だ。ただ、麻生氏は副総理兼財務相に就任した際、側近に「首相が突然退陣したら受け皿になる」と胸を張ったとされる。また、二階氏も第2次政権発足の段階では「機会があれば総裁選に挑戦も」と意欲も見せた。一方菅氏は、岸田氏、石破茂元幹事長、加藤勝信総務会長と並んで一部メディアで「岸(岸田)破(石破)義(菅)信(加藤)」などと紹介されるなど、ポスト安倍の一角に名が挙がっている。ただ、現状では「3氏の共通項はポスト安倍でのキングメーカー狙い」(自民長老)との見方が支配的だ。

 首相側近の加藤勝信総務会長は27日の講演で「国民から『さらに』という声が出てくれば、そうした状況が生まれるかもしれない」と首相の総裁4選論にも触れた。これは2月10日の自民党大会後に二階氏が「4選」に言及したことを踏まえたものだ。首相は「次はない」と笑って否定するが、「これもポスト安倍での神経戦の一環」(首相経験者)とみる向きが多い。ただ、麻生氏ら3氏のあつれきが深まれば、現在の安倍1強体制も揺らぐだけに、参院選後の党・内閣人事も含めて首相の頭痛の種ともなりそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

3604チバQ:2019/03/05(火) 08:39:33

7178 :チバQ :2019/03/05(火) 08:39:10
https://www.asahi.com/articles/ASM3464JPM34UTFK01D.html
自民・二階幹事長、小池知事の支援表明 次期知事選
2019年3月4日20時52分
自民党の二階俊博幹事長が4日の記者会見で、東京都の小池百合子知事が次期知事選に立候補した場合、「全面的に協力する」と表明した。小池氏は都議会の運営などで自民都連と対立関係にあり、二階氏の意向が党内で反発を呼ぶことは必至だ。

 二階氏は4日、党本部で小池氏と会談。小池氏は「(東日本大震災の)被災地の木材を東京のオリパラ(五輪・パラリンピック)などの施設に記念植樹できないかという依頼を(二階氏から)受けていて、その返答をお持ちした」と記者団に述べた。

 二階氏はその後の記者会見で、小池氏と都知事選の話題があったかを問われ、「もっと崇高な話をした。ただ、都知事選に小池知事が出馬することになれば、全面的に協力するのは当たり前。実績を見てわかるじゃないですか」と主張。「(小池氏に知事選で)勝つ自民党の公認候補というのはどんな人がいますか。今、活動してなきゃだめですよ」などと述べた。

 小池氏は2016年の都知事選で自民推薦候補らを相手に圧勝。地域政党「都民ファーストの会」を率いた17年夏の都議選でも自民と対抗し、自民党内に遺恨が残った。一方、同年秋の衆院選の際につくった新党「希望の党」は失速。18年11月には、二階氏が仲介して自民都連幹部に「過去の選挙では言葉が過ぎた部分もあった」と伝え、陳謝した。

 それでも両者の溝は埋まらず、都議会では対立が続く。都連幹部は二階氏の発言に「勝手に何を言っているんだ」と反発した。党幹部からも「ハレーションが起きるだろう」との声が相次いだ。

https://www.sankei.com/politics/news/190304/plt1903040019-n1.html
安倍首相、二階幹事長言及に「早いな」 小池都知事への「協力」発言めぐり
2019.3.4 21:42
 安倍晋三首相(自民党総裁)は4日夜、首相公邸で開かれた与党幹部らとの会合で、二階俊博幹事長が来年夏の東京都知事選で小池百合子知事に協力すると述べたことについて「(知事選への言及が)早いな」と驚いた様子を見せた。出席者が明らかにした。

 二階氏は同日の記者会見で、小池氏が再選を目指して都知事選に立候補した場合に「協力するのは当たり前」と発言した。

 この日の会合には自民党の森山裕、公明党の高木陽介両国対委員長や菅義偉官房長官らが出席し、夏の参院選などについても話題に上がったという。

3605とはずがたり:2019/03/05(火) 17:52:31
安倍に近い大阪は牽制して東京自民と全面対決中の小池には容認と二階流ですなあ。

「小池知事以外の選択肢ない」二階氏発言に反発も
[2019/03/05 14:54]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000149087.html

 自民党の二階幹事長は来年の東京都知事選で自民党が支持する候補者について、前回の選挙では対立候補だった小池都知事以外の選択肢はないという考えを改めて示しました。

 自民党・二階幹事長:「他に選択はありますか。今の知事に勝てる候補者を出しますか。それ以外の選択があれば別だけれども、そんなものあるわけないじゃないですか」
 都知事の任期が満了する1年以上前にあたる今の時期に候補者に言及した理由について、二階幹事長は「選挙は早く対応しないとだめだ」と説明しました。一方で、自民党は東京都議会では野党のため、小池知事と対立しています。二階幹事長の考えに対し、都連の幹部らが反発していることについて、二階幹事長は「機会があれば喜んで話し合う」と述べました。一方、都政で小池知事と協力関係にある公明党の山口代表は「知事選において予断を持ってものを言う立場にはない」と話しました。

安倍首相、二階幹事長言及に「早いな」 小池都知事への「協力」発言めぐり
https://www.sankei.com/politics/news/190304/plt1903040019-n1.html
2019.3.4 21:42政治政局

 安倍晋三首相(自民党総裁)は4日夜、首相公邸で開かれた与党幹部らとの会合で、二階俊博幹事長が来年夏の東京都知事選で小池百合子知事に協力すると述べたことについて「(知事選への言及が)早いな」と驚いた様子を見せた。出席者が明らかにした。

 二階氏は同日の記者会見で、小池氏が再選を目指して都知事選に立候補した場合に「協力するのは当たり前」と発言した。

 この日の会合には自民党の森山裕、公明党の高木陽介両国対委員長や菅義偉官房長官らが出席し、夏の参院選などについても話題に上がったという。


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