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自民党スレ

3602チバQ:2019/03/01(金) 17:25:57
■菅氏は「質問排除」発言が問題に

 今回の麻生氏のごり押しは2016年の衆院福岡6区補選で、麻生氏が擁立した新人候補を小川知事が応援しなかったことが原因だ。ただ、この補選で圧勝した別の新人を応援したのが二階、菅両氏で、それが今回知事選での保守分裂の遠因ともされる。麻生氏に反発する地元の二階派議員は党本部の推薦手続きを「瑕疵だらけだ」と批判し、政界引退後も地元で影響力を持つ山崎拓元副総裁や古賀誠元幹事長らともに党決定に反して現職支援に全力を挙げている。二階氏も周辺に「(武内氏は)勝手に負ければいい」と不快感を示したとされ、「選挙結果次第で麻生氏と二階氏の対立が深刻化する」(自民幹部)のは避けられそうもない。

 その一方、政府のスポークスマンである菅氏は26日の記者会見で、特定の記者に「あなたに答える必要はない」と質問排除につながりかねない発言をした。この記者は、いわゆる「モリ・カケ問題」などで菅氏を問い詰めてきたことで知られ、昨年末には官邸側がこの記者の質問内容は事実誤認だとして、官邸の記者クラブに対応を申し入れるという異例の事態となった。菅氏の発言は、この記者が「会見は何のための場か」と質問したのに答えたものだ。

 菅氏は27日に改めて発言の趣旨を問われると、「26日は2回にわたり同趣旨の質問があったので、あえて繰り返す必要はないということで(必要はないと)申し上げた」と強張った表情で説明し、発言撤回は拒否した。先に河野太郎外相が日ロ交渉に絡んで「次の質問どうぞ」を連発して謝罪した経緯もあり、立憲民主党の辻元清美国会対策委員長は「記者に圧力をかける。誠実に答えない。官房長官として失格だ」と厳しく批判。首相サイドにも「官房長官が傲慢にみえると、内閣のイメージダウンにつながる」との不安が広がっている。

 こうした3氏の言動やあつれきが永田町の耳目を集めるのは「3人の実力者の主導権争い」(細田派幹部)との見方が多いからだ。3氏の首相との距離は三者三様だ。麻生氏は首相の長年の盟友で後見人も自認し、「首相の精神安定剤」と呼ばれている。二階氏は首相と主義主張が異なるが、「首相を支持することで党内影響力を拡大している」(自民幹部)ことに加え、「剛腕だけに首相も切るに切れない関係」(同)とみられている。無派閥の菅氏は第1次政権以来、重要閣僚などで首相を支え続け、「人事などで辣腕を振るい、霞が関を支配する官邸主導の張本人」(財務省幹部)との評がもっぱらだ。

 政界では「敵の敵は味方」「昨日の敵は今日の友」が常識で、とくに派閥領袖など実力者の人間関係は「めまぐるしく変化するのが当たり前」(自民長老)とされる。3氏もこれまでの政局で対立と連携を繰り返してきたが、第2次安倍政権発足以降は、首相支持を前提に協力することで、それぞれの立場を強めてきた。自民党内では「昨年9月の総裁3選で首相の任期が区切られたことで、麻生氏ら実力者3氏の主導権争いが始まった」(自民幹部)と解説する向きが多い。


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