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民主党政権綜合スレ

4355名無しさん:2010/11/15(月) 01:10:57
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20101114165.html

主要選挙3連敗…菅政権崖っ縁 自民は押せ押せ

 与野党対決型の構図となった福岡市長選で民主党推薦候補が敗れ、民主党は菅改造内閣発足後、10月の衆院補欠選挙に続き主要選挙で2連敗を喫した。支持率低迷にあえぐ菅直人首相の政権運営は一層厳しさを増すのは確実だ。

 自民党は「菅政権への批判が勝因」(幹部)として、中国漁船衝突の映像流出事件に絡めて馬淵澄夫国土交通相らの不信任決議案や問責決議案の提出も視野に攻勢を強める構え。12月3日の臨時国会会期末に向け、緊迫した局面も予想される。

 民主党の渡辺周選対委員長は「大変厳しい戦いとなり残念ながら力及ばなかった」との談話を発表。別の党幹部は「映像流出などがあり、一番悪い時期の選挙になってしまった」と振り返った。

 菅首相にとっては7月の参院選大敗を含めると3連敗とも言える。与党党首に期待される「選挙の顔」の役割を果たせず、求心力の低下は必至だ。年末の予算編成などで実績を重ね、反転攻勢を期す構えだが、日中、日ロなど外交上の懸案も山積しており、政権浮揚のきっかけをつかめるかは見通せない。参院で過半数を占める野党が結束して問責決議案を可決すれば政権へのダメージは計り知れない。

 一方、支援候補が勝利した自民党は押せ押せムード。石原伸晃幹事長は「国民は漁船事件に象徴される無責任な政権運営に嫌気が差している。国会で菅内閣の責任を厳しく追及する」とコメント。選対幹部は「直近の民意と受け止め、不信任案や問責決議案も含め対応したい」と強調した。

 公明党の山口那津男代表は「政治とカネの問題に外交も加わり、政権への批判や不満が示された。連敗は政権にダメージを与える。来年の統一地方選にも影響するだろう」と指摘した。自民党は「一気に菅政権を追い込みたい」(幹部)としているが、公明党などとの野党共闘が構築できるかが課題となる。
[ 2010年11月14日 23:51 ]

4357名無しさん:2010/11/15(月) 17:01:10

海上保安官、逮捕見送り=検察側が方針−在宅捜査を継続・捜査当局
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010111500576

 沖縄・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突のビデオ映像流出事件で、検察当局は15日、神戸海上保安部の海上保安官(43)を逮捕せず、在宅のまま任意捜査を続ける方針を決めた。(2010/11/15-16:44)

4358名無しさん:2010/11/15(月) 17:44:19
http://www.hokkaido-365.com/news/2010/11/post-1434.html
365アンケート「尖閣ビデオ流出、あなたの意見は?」集計結果
10年11月15日(月) 16時00分

8割超が「投稿されて良かった」を選択

(1)あなたは、尖閣諸島での中国漁船衝突ビデオが投稿されたことについて、どのように考えますか。次の中から妥当なものを選んでください。

 ・投稿されて良かった 1917票

 ・投稿はやむを得ない 310票

 ・投稿は問題 58票

 ・判断できない 8票

 ・無回答 12票

 
 (2)「投稿されて良かった」「投稿はやむを得ない」を選択した方にお聞きします。その理由を以下から選んでください。

 ・事件の概要がわかった 259票

 ・全面公開しないのは政府の判断が誤っていた 1291票

 ・中国の非を他国に伝えることができる 406票

 ・その他(自由記述) 271票

4359名無しさん:2010/11/15(月) 18:16:43
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4576737.html

首相官邸に金属弾、仙谷官房長官あて

 15日午後、総理官邸に金属弾が送りつけられていたことがわかりました。金属弾は仙谷官房長官あてになっていて、警視庁で脅迫事件として捜査しています。

 警視庁によりますと、15日午前11時半ごろ、東京・千代田区の総理官邸に不審な郵便物があるのを官邸職員が見つけました。

 警視庁が調べたところ、中にはライフル弾のような金属弾1発が入っていて、「首相官邸・仙谷由人殿」とあて名が手書きで書かれていたということです。

 さらに、官房長官を中傷するような紙も同封されていたということです。警視庁で、脅迫事件として捜査しています。(15日15:49)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010111500547

仙谷官房長官あてに金属弾=脅迫文も、首相官邸に届く−警視庁

 首相官邸(東京都千代田区)にライフル銃の弾のような金属製の弾が郵送されていたことが15日、警視庁麹町署への取材で分かった。仙谷由人官房長官あてで、脅迫文が同封されており、同署は脅迫事件として調べている。
 同署によると、同日午前11時40分ごろ、男性職員が官邸に届いた茶封筒を開封したところ、中から金属弾1発と手書きのメモが見つかった。あて名は「首相官邸 仙谷由人殿」と記載され、消印は11日付だった。(2010/11/15-17:31)

4360名無しさん:2010/11/15(月) 18:37:44

民主3連敗に衝撃…地方は不満爆発「菅では戦えない!」
2010.11.15
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101115/plt1011151646004-n1.htm

 任期満了に伴う福岡市長選は14日投開票され、自民、公明両党が支援した元民放アナウンサーの高島宗一郎氏(36)が、再選を目指した現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=や新人6人を大差で破り、初当選を果たした。菅直人首相率いる民主党は7月の参院選を含め、主要選挙で3連敗となっただけに大ショック。党内からは政権の先行きを憂慮する声も漏れ始めた。

 民主党の渡辺周選対委員長は大敗を受け、「大変厳しい戦いとなり残念ながら力及ばなかった」との談話を発表。別の党幹部は「中国漁船衝突事件の映像流出などがあり、一番悪い時期の選挙になってしまった」と振り返った。

 民主党内には「一地方選挙だ。政権への打撃にはならない」(中堅)とうそぶく声もある。

 しかし、6月の菅政権誕生以降、7月の参院選、先月の衆院北海道5区補選、今回の福岡市長選と敗北の連続。与党党首に期待される「選挙の顔」の役割を果たせておらず、求心力の低下は必至だ。

 実際、ある党幹部は「このままでいいのか、という話も出てくる」と述べ、首相への不満を隠さない。ベテラン秘書の1人も「そもそも、福岡市長選は民主が推薦した現職が優位のはずだった。それをひっくり返されただけに、衝撃は大きい。来春には統一地方選挙を控えるだけに、このままでは、地方から『菅首相では選挙を戦えない』という声が出てきかねない」と危惧する。

 一方、支援候補が勝利した自民党は押せ押せムード。

 石原伸晃幹事長は「国民は漁船事件に象徴される無責任な政権運営に嫌気が差している。国会で菅内閣の責任を厳しく追及する」とコメント。選対幹部は「直近の民意と受け止め、不信任案や問責決議案も含め対応したい」と強調した。

 公明党の山口那津男代表も「政治とカネの問題に外交も加わり、政権への批判や不満が示された。連敗は政権にダメージを与える。来年の統一地方選にも影響するだろう」と指摘した。

 政府・民主党としては年末の予算編成などで実績を重ね、反転攻勢を期す構えだが、日中、日露など外交上の懸案も山積しており、政権浮揚のきっかけをつかめるかは見通せない。参院で過半数を占める野党が結束して問責決議案を可決すれば政権へのダメージは計り知れず、12月3日の臨時国会会期末に向け、緊迫した局面も予想される。

4361名無しさん:2010/11/15(月) 22:44:12
内閣支持率 28.5%

http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201115011.html
菅内閣支持率が急落 外交政策に厳しい評価(11/15 09:48)

 ANNの世論調査で、菅内閣の支持率が3割を切り、危険水域に入りました。尖閣問題のどたばたなど外交面が厳しい評価となった形です。

 調査は13日、14日の2日間行いました。菅内閣の支持率は2カ月前の前回調査より17.3ポイントと大幅に下がり、28.5%と危険水域に入りました。急落の原因としては、「菅内閣の外交政策を評価しますか」という問いに「評価しない」が7割を超え、「評価する」は1割に届きませんでした。菅内閣の外交手腕に「ノー」を突きつけた形です。具体的には、「菅内閣が尖閣ビデオを公開すべきか」という質問に7割以上の人が「公開すべき」と答えています。政党支持率は、民主党が8.4ポイント下がり32.6%、自民党が1.5ポイント上がり29.6%、公明党が0.3ポイント下がり2.8%、みんなの党が0.5ポイント上がり5.5%、共産党が0.6ポイント上がり2.3%、社民党が0.7%、国民新党が0.2ポイント上がり0.4%、たちあがれ日本が0.0%、新党改革が0.0%です。

4362チバQ:2010/11/16(火) 01:07:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010111502000054.html
再仕分けスタート 看板かけ替え事業などメス
2010年11月15日 夕刊

 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は十五日、東京・五反田のTOCビルで、事業仕分け第三弾後半戦の「再仕分け」に着手した。過去の仕分けや各省庁による行政事業レビューの判定結果を追跡検証するもので、国土交通省所管の「スポーツ観光支援事業」など、廃止判定が相次いだ。

 投票率向上に向けた啓発活動「明るい選挙推進費」(総務省所管)は、昨年十一月の仕分けで「廃止」と判定されながら、二〇一一年度予算概算要求に計上されており、再仕分けでは、廃止の「確実な実施」を求めた。

 一〇年度予算への計上見送りと判定されながら計上されていた「地域ICT(情報コミュニケーション技術)利活用広域連携事業」と、学校でパソコン普及を図る「フューチャースクール推進事業」の二事業(同)も廃止と判定された。

 一方、「看板掛け替え」が疑われた国交省所管の「観光地域づくりプラットフォーム支援事業」など二事業は予算要求を半減し、抜本的見直しと判定。同省が一一年度予算で新規要求したスポーツ観光支援事業を含む三事業は、効果不明として廃止と結論づけた。「訪日旅行促進(ビジット・ジャパン)事業」は予算縮減とし、「国際会議誘致推進」は予算計上見送りと判定した。

 再仕分けは十八日までで、百十二事業をあらためて判定する。

4363チバQ:2010/11/16(火) 01:26:25
>民主、国民新の与党2党と社民党の反対多数で否決された

記事になってないということは、国益の何とかと鳩山(蝶)は不信任に賛成か?

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010111500972
補正通過、16日にずれ込み=仙谷、馬淵氏不信任案は否決
 国会は、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件への菅政権の対応をめぐる与野党の攻防が15日深夜まで続き、円高・デフレ対策を盛り込んだ2010年度補正予算案の衆院通過は16日にずれ込んだ。自民党は15日、漁船衝突の映像流出事件などの対応が不適切だったとして、仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相に対する不信任決議案を衆院に提出。両決議案は同日深夜の衆院本会議で、民主、国民新の与党2党と社民党の反対多数で否決された。仙谷、馬淵両氏への不信任案の採決では、自民党に加え、公明、共産、みんな、たちあがれ日本の各党が賛成した。自民党は仙谷氏への不信任案の提出理由の中で、「自らへの批判を避けるために真実を隠そうとするのは姑息(こそく)」などと批判。馬淵氏に対しては「海上保安官が(流出行為を)告白した時点で自ら職を辞すべきであるにもかかわらず、職にとどまり続けていることは言語道断」などとした。
 一方、衆院予算委員会は15日午後、補正予算案の締めくくり質疑を行ったが、不信任案提出に伴い中断した。深夜に再開し、自民、みんな両党がそれぞれ提出した組み替え動議を否決した上で、補正の採決を行い、与党と社民党の賛成多数で可決した。補正予算案は16日の衆院本会議で採決され、参院に送付される。 
 野党が多数を占める参院では、補正予算案は否決されるが、憲法の規定により衆院の議決が優越し、成立する。与党は24日ごろに成立させたい意向だ。
 補正審議をめぐっては、映像の全面公開に応じない政府・与党に野党が反発し、予算委への出席を拒否していたが、15日午後に民主党の鉢呂吉雄国対委員長が自民党の逢沢一郎国対委員長と会談。参院予算委が11日、流出した44分間の映像の公開を政府に求めたことを踏まえ、鉢呂氏が「参院予算委の申し入れを尊重し、直ちに(政府に)対応させる」と提案したため、野党側も受け入れた。(2010/11/16-00:54)

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4364名無しさん:2010/11/16(火) 12:26:57

内閣支持27%に急落 外交評価低く 朝日新聞世論調査
2010年11月16日0時3分
http://www.asahi.com/politics/update/1115/TKY201011150328.html

 朝日新聞社が13、14の両日実施した全国世論調査(電話)によると、菅直人内閣の支持率は27%で、前回調査(10月5、6日)の45%から急落した。不支持率は52%(前回36%)。外交への取り組みや北方領土問題への対応を「評価しない」とする人がいずれも7割を超え、主に外交面での低い評価が支持率低下につながったようだ。

 菅内閣の支持率が3割を切るのは、6月の内閣発足後初めて。不支持率もこれまでで最も高くなったが、衆院の解散総選挙については「できるだけ早く実施すべきだ」31%を「急ぐ必要はない」60%が大きく上回っている。

 内閣を支持しない人にその理由を四つの選択肢から選んでもらうと、64%が「実行力の面」を挙げた。菅首相は9月の内閣改造時に「『有言実行内閣』を目指す」と語ったが、そうは受け止められていない現状がうかがえる。

 外交への取り組みについては「評価する」11%、「評価しない」77%で、北方領土問題への対応も「評価する」10%を「評価しない」73%が大きく上回った。沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐり、衝突の場面を撮影したビデオを政府が一般公開していない判断を聞くと、「適切だ」が12%、「適切ではない」が79%。こうした外交面では、内閣支持層でも「評価しない」などとする見方が多数を占めた。

 一方、事業仕分けによる行政のムダの削減について期待するか尋ねたところ、「期待する」が52%、「期待しない」が39%だった。

 首相の仕事ぶりへの評価と、首相に今後どの程度期待するかについても聞いた。仕事ぶりでは「大いに」と「ある程度」を合わせた「評価する」が29%、「あまり」と「全く」を合わせた「評価しない」が69%。今後の期待では「大いに」と「ある程度」を合わせた「期待する」が41%、「あまり」と「全く」を合わせた「期待しない」が58%だった。

4365名無しさん:2010/11/16(火) 17:43:10

仙谷敗北“国策捜査”空回り「秘密主義がすべての始まり」
★「刑罰」より「懲戒処分」のレベル

2010.11.16
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101116/plt1011161647002-n1.htm

 中国漁船衝突の映像流出事件で警視庁は15日、流出を告白した海上保安官(43)の国家公務員法(守秘義務)違反での逮捕を見送った。この事件では、弁護士でもある仙谷由人官房長官が流出発覚当初から一貫して「由々しき事件」と断言。世論は保安官の行為を支持する声が圧倒的だったが、首相官邸はその声を無視するかのように立件を目指したとされる。“国策捜査”は結果的に空ぶりに終わった。

 「故意に流出させたなら、明らかに国家公務員法違反。罰則付きの違反だ」

 政府が一般公開を拒み続けてきた漁船衝突の映像が突然、動画投稿サイト「YouTube」上に公開された翌日の今月5日、仙谷氏は会見で「大阪地検特捜部の証拠捏造事件にも匹敵する」と語り、投稿者の刑事責任を強調した。関係者によると、官邸サイドは7日に警察幹部に直接捜査を要請、まだ海保が内部調査を進めている最中にもかかわらず、事態は「逮捕」に向けて一気に前進した。

 “影の宰相”といわれる仙谷氏の意向をくむ形で、8日には海上保安庁が国家公務員法(守秘義務)違反などの容疑で、警視庁と東京地検に刑事告発。最高検も同日、異例の「捜査開始宣言」を行うなど、海保、警察、検察の3機関が一斉に捜査に乗り出す前代未聞の「国策捜査」の火ぶたが切って落とされた。

 一方、こうした強硬姿勢とは裏腹に、世論は大きく反発。海保に激励の電話が相次いだことについて、仙谷氏は同日、「犯罪行為を称揚することで、そういう気分は日本国中に少々あるかも分からないが同意はしない」と強弁。保安官の“自首”で、事態が急変した10日も「しかるべき処分をしてもらいたいという国民が圧倒的多数」「(保安官の擁護論を言っている)学者とおぼしき方がいるが、ちゃんとした論文に書けといったら書かない」と、あくまで逮捕にこだわった。

 夕刻には、菅直人首相が鈴木久泰・海上保安庁長官を含む各省庁の事務次官に緊急招集をかけ、「二度とこういうことが起きないよう、私から指示するためにお集まりいただいた」と綱紀粛正をアピールした。

 しかし、すでにこの時点で、捜査関係者の間でも映像自体の「機密性」を疑問視する声が噴出。流出の経緯が明らかになるに連れ、仙谷氏を中心とする官邸サイドの意向とは裏腹に、逮捕は難しいとの見方が大勢を占めていった。

 保安官の任意の取り調べが続く15日午前、捜査に当たる最高検、東京高検、東京地検の幹部は断続的に協議を実施。「国家の秩序を守るためにも逮捕すべし」とする最高検に対し、地検、高検は「中国人船長釈放との整合性からも、国民は逮捕に納得しない」と抵抗した。

 当初は逮捕に積極的だった警視庁も、海保の映像管理のずさんさが明るみになるに連れ、「刑罰の話ではなく、懲戒処分の軽重をどうするかというレベル」と一気にトーンダウンし、最終的には検察に判断を一任。保安官が自らの意志で海保庁舎内にとどまるなど逃亡の意志もないことから、「強制ではなく任意で捜査継続」と結論づけ、官邸主導の「国策捜査」は事実上終結した。

 今後も任意の捜査は続くが、起訴の見通しは限りなく低い。迷走を続けた捜査展開について、警察幹部の1人は「官邸が映像を秘密にしようとしたことがすべての始まり」と吐き捨てた。

 一連の騒動について、板倉宏・日大名誉教授(刑法)は「流れの中で国策捜査の色調を帯びていくことになったが、もともとこれが国家機密であるかどうかという点をみると、秘密性は低く疑問符が付いた。海上保安庁が刑事告発した以上、捜査はしなくてはならない。だが、検察も警察も逮捕しないことにした。これは当然の判断」と話している。

4366名無しさん:2010/11/16(火) 18:45:27
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010111600732
支持率急落「一喜一憂せず」=菅首相
 菅直人首相は16日午後の衆院本会議で、各種世論調査で内閣支持率が急落していることについて「世論調査は一つの世論の指標だから真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べた。一方、「非常に短期に(支持率が)上下する傾向もあり、一喜一憂し過ぎることも大変問題だ。そうした立場でしっかりと政治に取り組んでいく」と強調した。甘利明氏(自民)への答弁。(2010/11/16-17:49)

4367小説吉田学校読者:2010/11/16(火) 18:54:21
>>4366
菅の気持ちも分かりますし、ワンイシューで急落する世論もどうかと思いますが、ワンイシューで急落した例としては国連平和協力法でドタバタした頃の海部内閣に似てるんでしょうかねえ。

まあ、それはそれ。この国はいつから被疑者の自白だけで有罪判決をもらえるようになったんでしょうか。そして、この自民党の、何をやっても酷評する「八つ当たり」作戦、これで政党支持率が伸びるんだから、不思議なもんである。

仙谷氏関与の見方強める=不逮捕、ポピュリズムと酷評も−自民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010111500906
 
 中国漁船衝突をめぐるビデオ映像流出事件で、捜査当局が神戸海上保安部の海上保安官を逮捕しない方針を決めたことについて、自民党内は「仙谷由人官房長官の影がちらついている」(幹部)との見方がもっぱらだ。保安官が逮捕されなくても、馬淵澄夫国土交通相の政治責任は免れないとして、徹底追及する方針だ。
 自民党の参院幹部は15日、「役人の説明を聞いて公判を維持できないと悟った官房長官が判断したのではないか」と指摘。党三役の1人は「ここまでやっておいて逮捕しないなんて、ポピュリズムもここに極まれりだ」と酷評。石原伸晃幹事長は国会内で記者団に「中国人船長を釈放しておいて保安官を逮捕したらまた人気が下がると思っているのか」と皮肉った。
 ただ、海上保安官が当初想定された国家公務員法(守秘義務)違反容疑で問われない場合でも、自民党は一定期間、海保内で映像が閲覧できる状況にあったとして厳しく追及する方針。石原氏は「国交相は厳重に管理しろと指示を出していると思っていたが、(共有フォルダーへの)アクセス制限とか一切なく不十分な対応だ」と批判した。
 一方、社民党の重野安正幹事長は国会内で記者団に「証拠隠滅、逃亡の恐れというのは百パーセントなかったんだろうという判断をしたと思う」と述べた。

4368小説吉田学校読者:2010/11/16(火) 19:01:27
(続き)
党幹部となると先鋭的ですが、「党首脳」になると抑制が効いて論理的。ビデオ流出で与党を批判する論法としては、この谷垣発言の論理がか妥当だと思う。
非常に冷静にかつ論理的に与党を指弾する野党代表がいることに、この国も捨てたもんじゃないなと思いますね、私は。

「二・二六も命令無視」映像流出保安官を自民・谷垣氏が批判
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101114/stt1011141824004-n1.htm

 自民党の谷垣禎一総裁は14日午後、さいたま市で講演し、中国漁船衝突の映像流出事件で神戸海上保安部の海上保安官(43)が関与を認めたことについて、青年将校らがクーデターを企てた二・二六事件を引き合いに出し「映像流出を擁護する人もいるが、国家の規律を守れないのは間違っている」と批判した。
 同時に「二・二六事件でも『将校の若い純粋な気持ちを大事にしないと』という声があり、最後はコントロールできなくなった」と指摘した。
 一方で「政治の責任で解決する姿勢がなかったことが一番の問題だ」と菅内閣の対応を非難。「政権担当能力を失っており、一日も早く退陣させないといけない」と強調した。

4369名無しさん:2010/11/16(火) 20:56:58
菅政権はまずもって官庁組織を統制できていないからね。
谷垣の批判はもっともだよ。

今更言っても始まらないが、9月に小沢を総理に選んでおけばねえ・・・。
外交にしろ内政にしろもっと筋の通った形になったろうに。

4370名無しさん:2010/11/16(火) 22:56:15
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)

4371名無しさん:2010/11/17(水) 19:13:27
中国漁船衝突事件の映像を「全面公開すべき」との答えは80.7%に達している。

http://news24.jp/articles/2010/11/14/04170566.html
内閣支持率29.4%、18ポイント急落
< 2010年11月14日 21:42 >

 NNNが12〜14日に行った世論調査によると、菅内閣の支持率は先月より18ポイント下がって29.4%となった。一方、「支持しない」と答えた人は55.6%(先月は37.1%)となった。

 政党支持率では、民主党が先月より6.3ポイント下落して29.0%となり、自民党の28.9%(先月より2.6ポイント上昇)と拮抗(きっこう)している。

 民主党の外交・安全保障政策については、「あまり評価しない」の50.7%と「まったく評価しない」の23.9%を合わせると74.6%となった。中国漁船衝突事件の映像を「全面公開すべき」との答えは80.7%に達している。

 TPP(=環太平洋経済連携協定)の協議に参加することについては、55.9%の人が「支持する」としている。

 また、「政治とカネ」の問題をめぐり、76.4%の人が「菅首相自身が民主党・小沢元代表に国会での説明を求める必要がある」と答えている。

 NNN電話世論調査
 【12〜14日に調査】
 【全国有権者】2084人
 【回答率】53.7%

4372名無しさん:2010/11/17(水) 22:21:34
>>4369
何でそこで小沢を総理にしておけばとなるのか全く理解できない。
菅の評判が悪くなったところで、小沢の方が良かっただなんて
人は信者さんくらいだろう。

4373チバQ:2010/11/17(水) 22:34:48
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101117ddm008010089000c.html
霞が関ウオッチャー:仕分け、攻守に奮闘
 「パーツパーツを取り上げて、合っているとか合っていないとか、木を見て森を見ないような議論をしても空疎だ」。10月29日に行われた交付税特別会計の事業仕分け。逢坂誠二総務政務官(51)は仕分け人の指摘に強く反論し、「現場の人がここの議論を聞くと、縁遠い感じがする」と地方自治の現場を知る自負をみせた。

 北海道ニセコ町職員から、94年に当時全国最年少の35歳で町長に就任。全国初の自治基本条例を制定するなど、改革派町長を自任するだけに、「仕分け会場ではいつも守旧派のように思われているようだ」と気にしながらも、仕分け人への厳しい注文が続いた。

 そんな逢坂氏が逆に仕分ける側に回るのが、各府省の権限・財源を地方に移譲する「地域主権改革」。6月の地域主権戦略大綱策定では、首相補佐官として休日返上で各府省の政務官らと電話折衝した。特にひも付き補助金を自治体の裁量で使えるようにする一括交付金化の文言調整は難航。「各府省の枠にとらわれず使えるように」との表現で、閣議決定にこぎ着けた。

 しかし、逢坂氏の苦労を知ってか知らでか、菅直人首相は10月の所信表明演説でこの文言を使わず、地域主権改革の遅れをやり玉にあげた。上司となる総務相は改革派知事として知られた片山善博前鳥取県知事。来年度から段階的に導入する一括交付金化をにらみ、逢坂氏は片山総務相とのコンビで各府省の抵抗をはね返そうと懸命だ。【笈田直樹】

4374チバQ:2010/11/18(木) 00:43:33
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101118k0000m010113000c.html
事業仕分け:蓮舫担当相と民間仕分け人 漁業めぐりバトル
 17日の事業仕分けで、蓮舫行政刷新担当相と民間仕分け人が激論を交わす場面があった。

 漁業現場での長期研修などを行う「漁業担い手確保・育成対策事業」に対し、仕分け人の石渡進介弁護士が「需要がないところに無理やり国のお金で(漁業者を)作るのでなく、効率よく稼げる水産業を作るべきだ」と批判。蓮舫氏は「生産性が高いところだけ国が支援すれば格差が生まれる」と反論した。

 これに、別の仕分け人の飛松純一弁護士も「弁護士も仕事があるか分からないのに、毎年3000人(司法試験の)合格者を出す、と国が罪作りなことを行っている」と参戦した。だが、蓮舫氏は「漁業従事者を増やすのは、民主党政権が明確に掲げた政策目標。事業仕分けで問うのは(目標の是非でなく)、手段としてどうなのかということ」と述べ、議論を打ち切った。【三沢耕平】

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101118k0000m010086000c.html
事業仕分け:男女ワークライフ支援など3事業を「廃止」
 政府の行政刷新会議は17日の「事業仕分け第3弾」後半日程3日目の作業で、セミナー開催などを行う「男女ワークライフ支援事業」(厚生労働省)など3事業を「廃止」と判定し、ワークライフ事業の核となる就労支援施設「女性と仕事の未来館」の閉鎖を求めた。また、特定の自治体で規制緩和や財政支援を一括して実施する「総合特区」構想の「推進調整費」(内閣府)や農林水産省の4事業など計7事業を「予算計上見送り」とした。

 ワークライフ事業は、財団法人女性労働協会の運営する未来館を拠点に啓発事業を展開する。今春の仕分けで廃止判定された「女性と仕事総合支援事業」に男性向け行事も加え、衣替えした。厚労省側は「ゼロベースで見直した」「未来館は女性支援のシンボル」と訴えたが、仕分け人側は「存在意義が不明確。ハコモノ型の啓蒙(けいもう)事業は過去のもの」と切り捨てた。

 「総合特区」は、政府の新成長戦略の目玉事業だが、仕分け人から「予算要求の積算根拠が不明」などの批判が集中。内閣府側は「特区指定はこれからなので、予算積み上げはできない」「菅直人首相が『政府一丸となって取り組む』と指示している」と反論したものの、枝野幸男民主党幹事長代理は「この説明では予算計上は認められない」と結論付けた。

 防衛省の自衛官募集経費では、募集担当者が約2500人にのぼることなどが問題視された。防衛省側は「何も働きかけずに志願する人は3割程度」と意義を強調したが、訪問件数や採用人数を具体的に説明できず、「見直し」判定に。幹部自衛官を養成する防衛大学校の仕分けでは、授業料免除や手当受給の恩恵を受けながら、自衛官にならない卒業生に対し「経費返還を求めるべきだ」との声が続出。返還義務付けのほか、受験料徴収を検討するなどの見直しを求めた。【青木純】

4375チバQ:2010/11/18(木) 00:44:17
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101116k0000e010038000c.html
事業再仕分け:「エコクラブ」廃止 医師確保補助も一部
 政府の行政刷新会議は16日午前、過去の事業仕分けの判定が予算要求に反映されているか精査する「再仕分け」の2日目の作業を東京・西五反田のTOCビルで始めた。環境省の環境教育関連事業「みんなエコクラブ推進事業」など5事業を「廃止」と判定。厚生労働省の「医師確保、救急・周産期対策の補助金」では一部事業の廃止を求めた。

 エコクラブは環境省が設けるホームページを通じ、幅広い世代の環境活動の連携を促す事業。省内仕分けで抜本的改善を求められた2事業を統合した新事業で、要求額は1億5000万円に上り、前年度の2事業合計より1700万円多い。仕分けでは「改善を求められて金額が増えたのでは、単なる『焼け太り』だ」と批判が相次ぎ、廃止となった。

 家庭での生活排水対策や環境を意識した街づくりを後押しする環境省の「環境関係普及啓発」4事業も「国が行う必要性が乏しい」と「廃止」となった。

 救急勤務医支援などの医師確保補助金は昨年の仕分け第1弾で、診療報酬改定での対応が望ましいとして「予算半減」と判定された。今回も改定での対応を求められ、留学や表彰関係経費も「表彰状をあげたら医師を確保できる、という考えは間違い」と指摘された。

 財政基盤が安定している医師らの国民健康保険組合を念頭に置いた「所得水準の高い国保組合への補助金の見直し」では、仕分け人から「本当に困っているところに補助すべきだ」と指摘が続出。判定は高所得者が多い組合への補助廃止も含めた「見直し」となった。

 午後は、10年度補正予算案などを審議する衆院本会議のため午後5時から再開予定。【倉田陶子、青木純】

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101115k0000e010047000c.html
事業仕分け:「明るい選挙」廃止徹底を 第3弾後半始まる

事業仕分け第3弾の後半戦を前にあいさつする枝野幸男民主党幹事長代理。右は長妻昭前厚労相=東京都品川区で2010年11月15日、佐々木順一撮影 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)の事業仕分け第3弾の後半日程が15日午前、東京・西五反田のTOCビル(東京卸売りセンター)で始まった。今回は、過去に仕分け対象となった事業や補助金への判定結果が来年度の予算要求に反映されているかをチェックする「再仕分け」を実施。18日までの4日間、11府省の計112事業を取り上げる。午前の作業では、仕分け第1弾で「廃止」とされた総務省の「明るい選挙推進費」に対し、判定の「確実な実施」を求めた。

 「明るい選挙推進費」は国民に投票を促す事業。第1弾では、財団法人「明るい選挙推進協会」に委託してパンフレット配布、ポスターコンクールなどをする手法は「歴史的役割は終えた」と「廃止」とされた。判定を受け、総務省は委託せずに入札を行うとしてパンフレット配布などの予算を概算要求に盛り込んだ。この日の仕分けでは「効果が明確でない」などの指摘が相次ぎ、啓発の必要性は認めつつ「見直しが不十分」とした。

 開会式では、仕分け人の枝野幸男民主党幹事長代理が「大臣、副大臣が万能ならすべての予算をチェックしきれるかもしれないが、万能ではない。だからこそ、なれあいという批判を招かないよう、内部チェックを公開の場で行う再仕分けの意義は大きい」と重要性を強調した。【青木純】

4376チバQ:2010/11/18(木) 00:44:40
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101110ddm001010052000c.html
事業仕分け:再仕分け対象112事業 「仕分け無視」にメス 15日から第3弾後半
 <分析>

 ◇名称変え継続/事業統合し増額要求/廃止時期示さず
 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は9日、首相官邸で会合を開き、15日からの事業仕分け第3弾後半日程で実施する「再仕分け」の対象事業を正式に決めた。対象となるのは112事業。これまでの仕分けや各省の「行政事業レビュー」(省内仕分け)で「廃止」「見直し」などの判定を受けたにもかかわらず、各省庁が11年度予算の概算要求で名前を変えるなどして予算要求して「復活」を図るなど、仕分けの判定が反映されていないものが取り上げられた。一方、仕分け対象にはしないものの「判定の反映が不十分で仕分けの意義を損なう」として「改善通告」を行う約90事業も決めた。【青木純、桐山友一】

 「再仕分けは事業仕分けの実効性を担保し、信頼性を確保するもの。各省庁の意識を『要求官庁』から『査定官庁』に変えさせていく重要なステップだ」

 菅首相は会議の冒頭で、再仕分けの意義を強調した。

 今回再仕分けの対象となった112事業を分析すると、次の三つのパターンが目立つ。「看板付け替え型」「焼け太り型」そして「対応保留型」だ。

 まず、事業の名称を変更して同種の事業の継続を目指す「看板付け替え型」。例えば、情報通信技術を使った民間企業のビジネスモデルづくりを支援する総務省の「ユビキタス特区事業の推進」だ。6月の省内仕分けで「廃止を前提とした全面的見直し」と判定されたが、11年度予算への要求には、モデルづくりの拠点を海外に移しただけの「アジアユビキタスシティ構想の推進」(10億円)が盛り込まれていた。

 「焼け太り型」の例は、環境省の「みんなエコクラブ推進事業」。効率化など「抜本的な改善」と判定された環境教育関連の2事業を統合し、新たな事業として概算要求に盛り込まれた。要求額は前年度の2事業の合計額より1700万円も多い1億5000万円に上っていた。

 5月の仕分けで「備蓄廃止と過大な財産の国庫返納」を求められた財務省所管の財団法人「塩事業センター」は、まだ時期を示していない。「対応保留型」の例と言える。

 もっとも「再仕分け」される側にも、言い分はあるようだ。例えば、競輪事業を所管する経済産業省。競輪事業の収益の一部を機械工業の振興費などに還元する財団法人「JKA」の補助事業は、仕分け第2弾で「廃止」と判定され、同省とJKAは抜本的な見直しに着手した。「天下り法人に固定的に配分されている」などの批判を受け、今月4日に補助方針を改定したが、再仕分けでは競馬、競艇も合わせた「公営ギャンブル」が俎上(そじょう)に。省内からは「改めたのになぜ」との戸惑いも漏れる。

 この日の会議では、再仕分けの対象にしないが各省庁に改善を求める「通告」事業も決めた。外務省の「日本国際問題研究所補助金」は、昨年11月の仕分けで「廃止」と判定されたにもかかわらず、別名・同趣旨の補助金を新設。文部科学省の、舞台芸術を支援する事業に至っては、仕分けで「圧倒的な予算要求の縮減」を求められながら、11年度予算要求では増額されていた。典型的な「焼け太り」。これらは「再仕分け以前の問題」で「即見直し」が求められた事例と言えそうだ。

 ただ、自民党政権が作った予算の無駄を対象としたこれまでの仕分けと異なり、今回の再仕分けは民主党政権の政務三役が予算要求を認めた事業が対象となっている。自らが認めた事業の無駄に、どこまで切り込めるか。無駄遣い根絶に向けた菅政権の「本気度」が問われる。

 第3弾の後半戦では、経済評論家の勝間和代氏ら25人の「民間仕分け人」も仕分けにあたる。15〜18日の4日間、東京・西五反田のTOCビル(東京卸売りセンター)で行われる。

4377チバQ:2010/11/18(木) 00:46:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010111702000037.html
<スコープ>無駄典型 環境省『みんなエコクラブ』 再仕分け
2010年11月17日 紙面から

 十六日の事業再仕分けでは、税金の無駄遣いの典型ともいえる事業がやり玉に挙がった。仕分けが始まって一年たち、明らかに無駄と断罪できる事業は減り、不要不急かどうかを論じることが多くなっているが「みんなエコクラブ」(環境省所管)は、ほとんどの人が無駄と断言できそうな事業だった。 (大杉はるか)

 この事業は、環境省が二〇一一年度予算で新規に一億五千万円を要求している。同省は、もともと「こどもエコクラブ」という子ども対象の事業を行ってきた。ウェブサイトを通じて会員になるとグッズやニュースレターをもらえる内容で、環境啓発が目的。これとは別に「我が家の環境大臣」という事業も行っており、こちらはエコに配慮した家庭生活を支援する情報をウェブで提供している。

 「我が家」は、ことし六月、省内版の仕分けである「行政事業レビュー」の対象となり(1)二つの事業を統合すべきだ(2)単身の大人も対象にすべきだ−などとして「抜本的改善」を求められた。

 それを受けて同省が見直した結果、対象を子どもや家族だけでなく、これまでなかった「ユース(若者)」「社会人」「シルバー(高齢者)」まで広げて「みんな」として一つの事業にまとめられることに。そして総予算規模は本年度の一億三千三百万円より膨らんだ。その結果「看板掛け替え」「焼け太り」という再仕分けの問題点をいくつも内包する事業が生まれた。

 この日の仕分けでは、事業の効果そのものも問題になった。「みんな」の成果目標は登録人数を増やすことだが、仕分け人からは「肝心の温室効果ガスの削減量は書いていない」「この事業はガス削減の0・001%も役立っていない」と痛烈な意見が浴びせられた。環境省側も「数字的効果が、測りにくい。啓発とはそういうものだという甘えがあった」と白旗を揚げる場面があった。

 判定結果は仕分け人十二人中、十一人が「廃止」。会議としての結論も「廃止」となった。仕分け人の藤田憲彦衆院議員は「屋上屋での予算立てはおかしい。これまでの効果検証を、まずやってほしい」と注文を付けた。

4378チバQ:2010/11/18(木) 00:46:53
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101117ddm008010086000c.html
事業仕分け:政府方針の予算要望まで仕分け 政務三役、反発 政府・与党内に確執
 政府の事業仕分け第3弾の判定結果に対し、各府省の政務三役が菅政権の新成長戦略や閣議決定に沿った予算要求だと反論するケースが相次いでいる。民主党政権が作った予算要求を民主党が仕分けるというのが今回の特徴だが、政府・与党内の足並みの乱れを際立たせる皮肉な結果になっている。

 「観光は新成長戦略の大きな分野。それをいけないと言うのは事業仕分けの権限を超えている」

 16日夜、総務省の「地域コンテンツの海外展開に関する実証実験」を巡り、平岡秀夫副総務相が声を張り上げた。日本の地域を紹介するテレビ番組を制作し、海外の観光客誘致を図る同事業に「目的は観光PR。総務省が手を伸ばす必要はない」と疑問が相次ぎ、平岡氏の反論もむなしく廃止判定となった。不満顔の平岡氏は記者団に「仕分けは小さい議論。もっと大きな議論で財政当局と協議したい」と今後も予算化を目指すと話した。

 今回の仕分けは、政権交代後の民主党などの政務三役が予算要求を認めた事業が対象で、自民党政権の予算が対象の過去の仕分けと異なる。公開の場で廃止とされればメンツの問題もあり、会場で記者団に不満をぶちまける政務三役は後を絶たない。

 「最終的には高度な政治決定になる」(小泉俊明国土交通政務官)、「新成長戦略に不可欠な事業。単に廃止ではとても納得できない」(平野達男副内閣相)などの声に、蓮舫行政刷新担当相は16日、記者団に「(判定を)のみ込むのに時間がかかるのは当然だ。国民の声と省益がイコールにならない手段に仕分けが有効」と指摘。枝野幸男民主党幹事長代理も「なれあいに陥らず内部チェックを公開で行う意義は大きい」と強調する。

 しかし、各省庁に入った与党の国会議員にその意識は共有されていない。「この会議が正当かどうか、国民に判断してもらわないといけない」(森田高総務政務官)、「建設的ではない。役割は今回で終えてしかるべきだ」(篠原孝副農相)と、仕分け自体への異議も出始めた。【三沢耕平、赤間清広】

4379名無しさん:2010/11/18(木) 09:01:03
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101118-OHT1T00085.htm
民主も「柳田法相辞めろ」トンデモ発言に仲間からも非難集中

 「国会答弁は2つ覚えておけばいい」などと、国会答弁を軽視するような発言で波紋を呼んでいる柳田稔法相(56)は17日、辞任のピンチに立たされた。参院予算委員会で「思慮が足りなかった」と陳謝した柳田氏に対し、参院での問責決議案提出を検討する野党だけでなく、民主党内からも「柳田切りしかない」などと大臣辞任を求める声が相次いだ。ねじれ国会で苦戦を強いられる菅政権は、柳田氏の失言で新たな火種を抱え込んでしまった。

 法相の“トンデモ発言”に批判が集中した。

 柳田氏は14日、広島市での国政報告会で、大阪地検特捜部の証拠改ざん隠ぺい事件などに言及。「個別の事案については答えを差し控える」「法と証拠に基づいて適切にやっている」とのフレーズを挙げた上で「2つ覚えておけばいい。何回使ったことか」と満面の笑みで発言していた。

 論戦の舞台が衆院から参院予算委員会へ移ったこの日、自民党の衛藤晟一氏は「国会軽視も甚だしい。問責決議に値する」と憤慨。同党の浜田和幸氏は「実際に柳田法相はこの2つの言葉を各委員会で39回も連発している」と暴露した。

 柳田氏は「いかに仲間うちであれども思慮が足りなかった。心からおわび申し上げる」と陳謝したが、発言のたびに野党から「2パターンのどっちだ? 答弁、楽でいいな〜」「(法相を)辞めろ!」のヤジの大合唱が沸き起こった。この日も「個別の案件は…」と発言し苦笑いすると「キタ。キター」と冷やかされた。

 仙谷由人官房長官(64)は同日昼、柳田氏を首相官邸に呼び、事情を聞いた上で厳重注意した。「謹んでお受けする」と話した柳田氏に対し、仙谷氏は会見で「資質に問題があるとは全く考えていない」と辞任の必要性を否定。菅直人首相(64)は「今後、十分に注意して真摯(しんし)かつ誠実に対応するように」と仙谷氏に指示した。

 厳重注意で幕引きを図りたい菅内閣だが、身内の民主党からも辞任を求める声が挙がった。国対筋は「政権中枢に問題が波及する前に対処しないと手遅れになる。柳田切りしかない」と党内の冷ややかな雰囲気を代弁。党幹部からは「政権が安全運転したいなら、法相を交代させた方がいい」と厳しく述べた。

 不適切発言で“問責リスト入り”した柳田氏。自民党は中国漁船衝突の映像流出事件をめぐり、野党が多数を占める参院でも仙谷氏と馬淵澄夫国交相(50)の問責決議案提出を検討中。石破茂政調会長(53)は「一日も早く職を辞すのが国家のためだ」。佐藤勉国対筆頭副委員長(58)は「法相が(問責決議案の)1番目にノミネートされることもある」と、柳田氏への責任追及を優先させる構えだ。

 ねじれ国会での今年度補正予算案成立へ向け苦戦するなか、次々に閣僚が責任を追及される菅内閣の「負の連鎖」が止まらなくなってきた。

(2010年11月18日06時02分 スポーツ報知)

4380とはずがたり:2010/11/18(木) 10:44:55
法相最軽量閣僚伝説が此処でも┐('〜`;)┌

4381とはずがたり:2010/11/18(木) 10:52:41
>>4369,4372
俺もその理論には与しませんがもし小沢だったらどう対処してたかは興味ありますね。
フジタの社員の帰国や稀土類輸入を遅らせて迄突っぱねたのか,それともそもそも穏便に済ませたのか。

4382名無しさん:2010/11/18(木) 16:15:16
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101118dde001010066000c.html

仙谷官房長官:「自衛隊は暴力装置」 すぐに訂正「実力組織」

 仙谷由人官房長官は18日の参院予算委員会で、自衛隊を「暴力装置」と発言、質問者の自民党の世耕弘成氏から抗議を受け撤回した。そのうえで「不適当だったので、自衛隊の皆さん方には謝罪する」と述べた。

 仙谷氏は自衛隊と他の公務員との政治的中立性の違いについて「暴力装置でもある自衛隊はある種の軍事組織でもあるから、シビリアンコントロール(文民統制)も利かないとならない」と発言。委員会室が騒然となったため答弁中に「実力組織と訂正させていただく」と言い換えた。【高山祐】

毎日新聞 2010年11月18日 東京夕刊

4383名無しさん:2010/11/18(木) 16:23:39
>>4379

民主、法相辞任論強まる=公明・社民、問責案賛成へ−首相は罷免拒否
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111800229

 公明党幹部は18日、国会軽視と取れる発言をした柳田稔法相に対する問責決議案が参院に提出された場合の対応について、「前向きに考えざるを得ない」と述べ、賛成する方向で検討する考えを明らかにした。社民党も同日午前の常任幹事会で、法相の自発的辞任を求めるとともに、問責決議案には賛成することを決めた。両党を含む野党が決議案に賛成すれば、可決されるのは確実。民主党内には、2010年度補正予算案審議などへの影響を回避するため、法相辞任で事態を収拾すべきだとの声が強まった。
 社民党の重野安正幹事長は常任幹事会後の記者会見で、「(国会答弁は)二つ覚えておけばいい」などとした法相発言について「到底容認することができない。法相は自ら職を辞すべきだ」と強調。問責決議案への対応に関しては「提案されれば反対するものではない」と明言した。
 社民党は、先に自民党が衆院に提出した仙谷由人官房長官らへの不信任決議案に反対するなど、野党ながら菅政権に協力してきた。社民党と公明党が法相の問責決議案に同調する姿勢を示したことに、民主党内では危機感が拡大。同党幹部は「(状況が)きつくなっているのなら、(辞任も)仕方がない」と語り、執行部の一人は「自分で辞めるべきだ。法相の資格がない」と指摘した。
 一方、菅直人首相は18日の参院予算委員会で、法相について「わたしは罷免すべきだとは思っていない」と述べ、続投させる考えを示した。自民党の世耕弘成幹事長代理が法相罷免を求めたのに対して答えた。世耕氏は「罷免しないなら、われわれは認めるわけにはいかない」として、問責決議案を提出する方針を表明した。 (2010/11/18-13:18)

4384名無しさん:2010/11/18(木) 16:34:53
「暴力装置」の表現は、かつて自衛隊を違憲と批判する立場から使用されてきた経緯がある。


仙谷氏「自衛隊は暴力装置」 参院予算委で発言、撤回
2010年11月18日11時33分
http://www.asahi.com/politics/update/1118/TKY201011180169.html

 仙谷由人官房長官は18日の参院予算委員会で、「自衛隊は暴力装置」と述べた。その後、「実力組織」と言い換えた上で、発言を撤回し、謝罪した。

 「暴力装置」の表現は、かつて自衛隊を違憲と批判する立場から使用されてきた経緯がある。

 この発言は、世耕弘成氏(自民)の質問に対する答弁で飛び出した。世耕氏は、防衛省が政治的な発言をする団体に防衛省や自衛隊がかかわる行事への参加を控えてもらうよう指示する通達を出したことを問題視し、国家公務員と自衛隊員の違いを質問。仙谷氏が「暴力装置でもある自衛隊は特段の政治的な中立性が確保されなければならない」と語った。

 世耕氏は仙谷氏に対し、発言の撤回と謝罪を要求。仙谷氏は「用語として不適当だった。自衛隊のみなさんには謝罪致します」と述べた。

4385杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/11/18(木) 16:53:26
http://twitter.com/#!/mtcedar1972/status/5090938032496640
「暴力装置」って物言いは政治学とかでは普通じゃないの?>仙谷氏「自衛隊は暴力装置」 参院予算委で発言、撤回 http://t.asahi.com/pza

4386名無しさん:2010/11/18(木) 19:02:39
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101118/trd1011181844010-n1.htm

尖閣ビデオ問題 「公開すべき」が98% (1/2ページ)
2010.11.18 18:40

 今回のテーマ「尖閣ビデオ問題」について、16日までに20773人(男性14822人、女性5951人)から回答がありました。「映像を流出させたとされる海保職員を支持するか」については、95%が「支持する」と回答。映像を非公開としてきた政府を評価する声はわずか2%、「今からでも映像を公開すべき」とする意見が98%に達しました。

 

“内部告発”だ

 海外在住・女性会社員(42)「事なかれ主義しか残っていない日本人の中で出た彼の行動に、まだまだ捨てたもんじゃない、という希望がわいた」

 神奈川・無職男性(69)「事件の当事者を釈放しておきながらビデオ云(うん)々(ぬん)との政府の主張は議論のすり替え。マスコミは事の本質を外さないでほしい」

 福岡・男性会社員(47)「海保職員は、守秘義務違反には当たらない。秘密にしたい人にとっての秘密でしかない」

 大阪・女性会社員(59)「ビデオを公開して、国民と国際社会に見てもらうべき。なぜ公開しないのか分からない」

 愛知・男性会社員(38)「これは民主党も推奨してきた『内部告発』として扱う事例であり、罪に問うべきではない」

 神奈川・男性会社員(36)「今回の流出事件は民主党政府の初期対応の失敗から起こったこと。責任を海上保安庁になすり付けるのは言語道断だ」

 

許されない行為

 福岡・男性会社員(56)「個人的には海保職員の取った行動に拍手したいが、国家公務員として、やはり許されない行為だ」

 富山・男性自営業(46)「いかなる理由があろうと、情報漏洩(ろうえい)は司法警察職員として許されない。政府のビデオ非公開問題とは別に考えないと、国民が選んだ政治家によって統治するという『ガバナンス』がゆがめられてしまう」

 カナダ在住・女子大生(31)「気持ちはわかるけど、ルールを破るのはよくない。これを支持してしまうと、今後大きな問題になると思う」

 佐賀・主婦(57)「国家公務員としての義務は履行せず、国民の『知る権利』を主張する海保職員の行動はおかしい」

 岐阜・無職男性(73)「日本は法治国家であり、法を守れない公務員がいては国家が成り立たない。法に携わる人は冷静でなくてはならない」

 新潟・男性会社員(40)「職員を英雄視する風潮に嫌悪感を抱く。懲戒処分も刑事罰も科すべき。その上で解散総選挙をしろ、といいたい」

 神奈川・男性会社員(33)「ビデオ公開の是非はともかく、政府の方針として『非公開』としたのだから、それに背いて一海上保安官が公開したのは国家の統制上重大な問題。厳正に処分することを望む」

4387名無しさん:2010/11/18(木) 19:08:45
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4579397.html
柳田法相の“問責”提出なら、可決見通し

 菅政権が参議院予算委員会で、閣僚の失言の問題をめぐり、野党側から集中砲火を浴びています。国会答弁について「2つ覚えておけばいい」と発言した柳田法務大臣について、野党各党は問責決議案が出された場合、これに賛成する方針を固め、決議案は可決の見通しとなりました。

 18日朝から始まった参議院の予算委員会。閣僚たちは冒頭から野党の集中砲火を浴びました。まずは渦中のこの大臣。

 「詭弁答弁の最たるものが、この間、明らかになりました。柳田法務大臣の答弁です」(自民党・世耕弘成 参院議員)

 世耕氏が指摘した「詭弁」とは、この発言。

 「法務大臣は良いですね、2つ覚えておけばいいんですから。『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と、これはいい文句ですよ。これがいいんです。分からなかったらこれを言う。あとは『法と証拠に基づいて適切に やっております』、この2つなんです。まぁ何回使ったことか・・・」(柳田 稔 法相、広島・14日)

 地元・広島でのパーティーでこう話した柳田法務大臣。事実、国会答弁で連発していました。「法と証拠に基づいて・・・、個別の・・・、法と、個別・・・」(柳田 稔 法相、参議院法務委員会・11日)

 「これ33回分の答弁があるんですね。まじめに聞いている議員がいらっしゃるんです。その議員に対してどういうふうに説明される予定ですか?」(自民党・世耕弘成 参院議員)

 「真摯にかつ誠実に対応していく所存であります」(柳田 稔 法相)

 「『真摯に答弁する』、『誠実に対応する』、これまた新しい辞書に加えたらいかがでしょうか」(自民党・世耕弘成 参院議員)

 こう皮肉られた柳田大臣でしたが、地元のパーティーではこんな発言もしていました。

 「大酒を飲んで東京に帰る途中に新幹線の中に電話があって、『おい(大臣)やれ』と。『ええっ!』って言ったんですが、『何でおれが?』と。私この20年近い間、法務関係は1回も触れたことはないんです」(柳田 稔 法相、広島・14日)

 「こんなド素人をなぜ法務大臣にしたんですか。厳重注意では済まない。罷免すべきだと思います」(自民党・世耕弘成 参院議員)

 「私がそういう立場で罷免すべきと、そういうふうには思っておりません」(菅首相)

 一方、総理の女房役・仙谷官房長官からも自衛隊の政治的中立をめぐる問題に関して、こんな失言が飛び出しました。

 「この暴力装置でもある自衛隊、ある種の、ある種の軍事・・・、軍事組織でございますから」(仙谷由人 官房長官)

 「自衛隊のことを『暴力装置』とおっしゃいました。現場の隊員のために、きちっと撤回と謝罪をしてください」(自民党・世耕弘成 参院議員)

 「そのとおり、撤回して、『実力組織』と言いかえます。法律用語としては不適当でございましたので、自衛隊の皆さん方には謝罪をいたします」(仙谷由人 官房長官)

 批判の矛先は、総理に向けられました。

 「自衛隊の最高責任者として、この発言をどう思いますか?」(自民党・丸川珠代 参院議員)

 「最初の表現はやや問題があったと思っておりまして」(菅首相)

 「“やや”ではないと思います。これは謝って済む問題だと?」(自民党・丸川珠代 参院議員)

 「(自衛隊の)プライドなどを 傷つけることになったことについて、私からもおわび申し上げたい」(菅首相)

 相次いで謝罪に追い込まれた閣僚たち。自民党は柳田大臣について、総理が罷免しないなら問責決議案を提出すると表明。公明・みんなの党・社民の各党も提出されれば賛成する方針を固めました。このため、柳田大臣の問責決議案が提出された場合には、可決される見通しとなりました。

 民主党執行部内からも突き放す声が・・・
 「もともとミスキャスト。入閣の人選ミスであるのは共通認識」(民主党執行部)

 さらに、総理周辺からは「総理が一度かばう姿勢を見せた以上、クビにはできない」として、辞任やむなしの状況に至った場合には「自発的に辞めてもらうしかない」と見方を示しました。

 政権の緩みについて17日夜、緊張感をより持たなければいけないと語ったばかりの菅総理。しかし、閣僚の失言が止まらず、一段と窮地に追い込まれています。(18日17:53)

4388名無しさん:2010/11/18(木) 19:11:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111800707
柳田法相の発言内容

 柳田稔法相が14日、広島市内で開かれた自身の法相就任を祝う会で発言した内容は次の通り。
 法務大臣というのはいいですね。二つ覚えておけばいいですから。「個別の事案についてはお答えを差し控えます」とね。これはいい文句ですよ。これを使う。これがいいんです。分からなかったら、これを言う。(この言い回し)で、大分切り抜けてまいりましたけど、実際の話はしゃべれないもんで。あとは「法と証拠に基づいて適切にやっております」。この二つなんです。何回使ったことか。使うたびに野党からは責められる。「何だそれは。政治家としての答えじゃないじゃないか」。さんざん怒られます。ただ、法務大臣が法を犯してしゃべることはできない。当たり前の話なんですけどね。(2010/11/18-17:47)

4389名無しさん:2010/11/18(木) 19:17:57

「暴力装置」発言は「仙谷氏の本音」田母神俊雄氏
2010.11.18 18:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101118/plc1011181849018-n1.htm

 仙谷由人官房長官の発言について元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏は「自衛隊に対する仙谷氏の本音だろう」とした上で、「本来、自衛隊は国民のためにあり、国民を守る組織。そのことをしっかり本音で認識していないからこそ『暴力装置』といった言葉が出てくるのだろう」と話した。

 仙谷官房長官は発言を取り消し、陳謝したが、田母神氏は「陳謝は批判を浴びたくない、保身などの思惑から。発言だけは取り消せても仙谷氏が自衛隊を本音でどう認識していたのか。認識までは取り消せない」と厳しく指摘した。

 「官房長官という立場は自衛隊の最高責任者である総理大臣を補佐する立場。それがこの認識では隊員の信頼を得ることはできないし、いつはしごをはずされるかわからないだろう」とも述べ、「これでは任務遂行はもちろん、命を賭けて職務にあたることなどできはしない」と切り捨てた。

 さらに、「自衛隊に限らず、海上保安庁や警察でも仙谷発言の本質はすでに見透かされている。組織として士気は下がり面従腹背(めんじゅうふくはい)が蔓延(まんえん)するだろう。国家として弱体化していくわが国を象徴する光景であり、発言だと思う」と話した。

4390名無しさん:2010/11/18(木) 19:20:25

「非常に残念」「いい気持ちしない」「むなしい」 仙谷氏「暴力装置」発言で自衛官から失望の声 (1/2ページ)
2010.11.18 18:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101118/plc1011181837017-n1.htm

 仙谷由人官房長官が18日の参院予算委員会で、自衛隊について「暴力装置」などと述べた後に撤回した問題で、国防の第一線に立つ現役の自衛官からは、怒りや不快感、失望の声が挙がった。

 陸海空の自衛官の最高位に就く折木(おりき)良一統合幕僚長はこの日の会見で、「国会の議論は整斉(せいせい)とやっていただいていると思うが、われわれとしてはやることをきちんとやっていくということ」と述べ、任務に徹する考えを示した。

 一方、30代の男性航空自衛官は「官房長官たる人がいくら撤回したとはいえ思想の中で『暴力装置』だと思っていることが非常に残念。(謝罪をして『実力組織』と)言い換えても思っていることに変わりない」と怒りをあらわにした。

 50代の男性陸上自衛官は「本音の部分ではいろいろと思うところはあるが、制服組なので政治的発言は控えたい」と前置きした上で、「国会で答弁が行われている間も、われわれは山の中に入ったりして訓練をしている。それは何のためかといえば国の平和と安全を守るためだ。命を賭(と)して国を守っている自衛隊員への発言として、いい気持ちはしない」と切り捨てた。

 陸自に所属する30代の男性自衛官も「『暴力装置』とはマイナスイメージの言葉で、社会悪のようなイメージ。まるで自衛隊は存在してはだめだと言いたげだった。おそらく自身の経歴からにじみ出た軍隊観だと思うが、一国の官房長官にここまで毛嫌いされているのかと思うと、悲しいし、むなしい」と肩を落とした。

 また、ある自衛隊幹部は「官房長官は『実力組織』と言い換えているし、言葉の問題だけに目を向けるのではなく、冷静に受け止めるべきだ」と一歩引いた見方を示した。

4391名無しさん:2010/11/18(木) 19:24:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111800418
菅首相「私からもおわび」=仙谷長官の暴力装置発言で

 菅直人首相は18日午後の参院予算委員会で、仙谷由人官房長官が自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて、「内閣全体の責任者として、自衛隊の皆さんのプライドを傷つけることになったことは私からもおわびしたい」と陳謝した。同時に「改めて注意したい」と、直接注意する考えを示した。北沢俊美防衛相も「誠に残念なことだ」と述べた。
 いずれも自民党の丸川珠代氏への答弁。丸川氏は「謝罪では済まない」として、「仙谷長官の問責決議案を求めていく」と表明した。
 仙谷長官は同日午前の質疑で、「暴力装置でもある自衛隊」と発言。自民党の抗議を受け、直ちに撤回、謝罪した。 
 一方、国民新党の森田高総務政務官は、政府の事業仕分けについて「省が焼け太りしたい、(役所の)担当者が利益を得るためという議論を振り回す方(仕分け人)がいた。そういうことを容認して、国家公務員が体を張って仕事ができるか」と強い疑問を呈した。丸川氏への答弁。(2010/11/18-17:53)

4392名無しさん:2010/11/18(木) 19:32:01
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101118/t10015327041000.html
問責決議案 参院提出なら可決か
11月18日 19時12分

柳田法務大臣の国会答弁をめぐる発言で、野党各党の幹部は、柳田大臣の辞任を求めており、参議院に問責決議案が提出されれば、可決されるのは確実な情勢です。一方、政府・民主党は、発言は軽率だったとしながらも進退への発展は避けたいとしていますが、党内の一部には辞任はやむをえないという意見も出ています。

「国会答弁は2つ覚えておけばいい」という国会軽視とも受け取れる発言をした柳田法務大臣について、自民党の谷垣総裁は、記者会見で「法務大臣としての資質を欠いており、辞任すべきで、不信任決議案や問責決議案を考えなければいけない」と述べ、辞任しなければ問責決議案や不信任決議案を提出する考えを示しました。また、公明党の山口代表は「端的に言って責任は重い。問責決議案が出れば賛成したい」と述べたほか、共産党の穀田国会対策委員長も「柳田大臣には資格も資質もない。問責決議案に賛成するしかない」と述べました。このほか、みんなの党、社民党、たちあがれ日本なども辞任を求めており、問責決議案が提出されれば可決されるのは確実な情勢です。一方、政府・民主党は、柳田大臣の発言は軽率だったとしながらも進退への発展は避けたいとしています。菅総理大臣は、参議院予算委員会で「思慮に欠けた発言だと思うが、本人も反省し、謝罪している。今後さらに頑張ってもらいたい。罷免すべきとは思っていない」と述べました。また、民主党の輿石参議院議員会長は「誰にも気のゆるみや過ちはあり、柳田大臣も『発言が適切でなく、迷惑をかけた。これからは真剣に取り組む』と言っており、それでいい」と述べました。ただ民主党幹部の1人が「本人の資質の問題だ。国会が終わってから『わたしの不用意な発言で混乱を招いた』と言って辞めればいい」と述べるなど、党内の一部には辞任はやむをえないという意見も出ています。

4393名無しさん:2010/11/18(木) 19:36:08
「暴力装置」発言

国会でマックスウェーバーを持ち出すことが論外。

4394名無しさん:2010/11/18(木) 19:45:37
みんなの党も賛成 法相問責可決の見通し
産経新聞 11月18日(木)16時26分配信

 みんなの党の渡辺喜美代表は18日午後、記者団に対し、自民党が提出方針の柳田稔法相に対する参院での問責決議案対応について、「(賛成は)当然だ」と述べた。既に公明、共産、社民各党が賛成方針を固めており、法相問責は可決の見通しになった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101118-00000600-san-pol

4396名無しさん:2010/11/18(木) 20:54:32
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101118/t10015327441000.html
首相 官房長官発言を陳謝
11月18日 19時20分

菅総理大臣は、参議院予算委員会で、仙谷官房長官が、自衛隊を「暴力装置だ」と述べ、その後、撤回したことについて「自衛隊員の皆さんのプライドを傷つけることになり、わたしからもおわび申し上げたい」と述べたうえで、仙谷長官を注意する考えを示しました。

この中で菅総理大臣は、仙谷官房長官が午前中の質疑で自衛隊を「暴力装置でもあり、ある種の軍事組織だ」と述べ、その直後に撤回したことについて「自衛隊員の皆さんのプライドを傷つけることになり、わたしからもおわび申し上げたい。『暴力装置』ということばはまずく、わたしからもあらためて本人に注意したい」と述べました。また北澤防衛大臣も、仙谷長官の発言について「まことに残念だ」と述べました。民主党の水戸将史氏は「さきに開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議を日本が議長国として取りしきったことの感想を聞きたい」と質問しました。これに対し、菅総理大臣は「APECではアジア太平洋地域の成長を持続させていこうという方向で一致し、その道筋を打ち出すことができたほか、日本が貿易自由化と農業再生を両立して進めることを内外に示すことができた」と述べました。一方、菅総理大臣は尖閣諸島沖の衝突事件の映像が流出した問題を受けて、野党側が流出したものと同じ44分の実際のビデオ映像を国会に提出するよう求めていることに関連して、「捜査にかかわる問題なので一定の手続きがある。それほどややこしい手続きではないので、与野党合意のなかで手続きをお願いしたい」と述べました。

4397名無しさん:2010/11/18(木) 20:57:17
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188154.html
国会 仙谷官房長官が自衛隊を「暴力装置」と表現 野党の批判に菅首相が陳謝

仙谷官房長官が18日の参議院予算委員会での答弁で、自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて、菅首相は「自衛隊の皆さんのプライドを傷つけることになり、おわびする」と陳謝した。
18日午前の答弁で、仙谷官房長官は「暴力装置でもある自衛隊、ある種の軍事組織でもありますから、特段の政治的な中立性が確保されなければならない」と述べた。
仙谷長官が自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて、午後の委員会で、野党から厳しい批判が相次いだ。
自民党の丸川珠代議員は、「暴力装置というとんでもない表現が出ました。こういう発言が、ご自身の閣内から出たことに対して、謝罪をすべきではありませんか」とただした。
菅首相は「質問者の方から訂正を求められ、謝罪を求められて、訂正し謝罪をされたわけでありますから。あらためて注意をするということであれば、あらためてこのあとにでも、ご本人を招いて注意をいたします」、「内閣全体の責任者として、そうした発言が自衛隊の皆さんに対して、そうした皆さんのある意味でのプライドなどを傷つけることとなったことについては、私からもおわびを申し上げたいと思います」と陳謝した。
菅首相は、仙谷長官の発言について、「本人が発言を撤回し、実力組織と訂正した」と説明したが、「暴力装置という言葉は好ましくない」と陳謝し、仙谷長官に直接、注意する考えを示した。
これに対し、丸川氏は「仙谷長官の問責決議案を求めていきたい」と強調した。 (11/18 20:21)

4398名無しさん:2010/11/18(木) 21:03:42
http://www.sanspo.com/shakai/news/101118/sha1011182021030-n1.htm
野党、仙谷氏を批判「自衛官への冒涜だ」
2010.11.18 20:19

 自衛隊を「暴力装置」と表現した仙谷由人官房長官の発言について、野党は18日、「命懸けで国土を守る自衛官への冒涜だ」(谷垣禎一自民党総裁)などと相次いで批判した。仙谷氏は午後の記者会見で「ちょっと言葉が走った。もう撤回して謝罪している」と釈明した。

 谷垣氏は会見で「政権の中枢にいる人として、あまりにも不適切」と官房長官としての資質にも言及。公明党幹部も「自衛隊員は体をはって命を懸けているのにどうして誇りを傷付けることを言うのか」と述べた。

 みんなの党の渡辺喜美代表は、国会答弁を軽視するような柳田稔法相の発言も踏まえ「政権末期の症状だ。内閣のたがが緩んで失言が頻発している」と指摘した上で、仙谷氏に関し「昔の左翼時代のDNAが図らずも明らかになった」と皮肉った。

4399名無しさん:2010/11/18(木) 21:07:06

発言撤回・謝罪相次ぐ=首相と4閣僚−参院予算委
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111800840

 18日の参院予算委員会で、菅直人首相と仙谷由人官房長官ら4閣僚、計5人が自民党の追及を受け、発言の撤回や謝罪にそれぞれ追い込まれた。1日の委員会審議でこれだけ撤回、謝罪が相次ぐのは異例だ。
 まず、柳田稔法相が同日午前の質疑で、国会を軽視したと取れる自らの発言について「心から反省する」と改めて陳謝。その柳田氏を17日に厳重注意したばかりの仙谷長官が、自衛隊を「暴力装置」と語り、質問した自民党の世耕弘成氏の抗議を受け、直ちに発言を撤回、謝罪した。
 この後、同党の丸川珠代氏が首相に、仙谷氏の発言に関し「自衛隊の最高指揮官として謝罪すべきだ」と迫り、首相は「私からもおわびしたい」と述べた。
 さらに、自民党の林芳正氏が政府の緊急総合経済対策について、蓮舫行政刷新担当相や岡崎トミ子国家公安委員長にただすと、事実関係を間違えたり、内容を把握しておらず答弁が不十分だったりしたことから、それぞれ「心から謝罪したい」(蓮舫氏)、「申し訳なかった」(岡崎氏)と頭を下げた。
 こうした菅内閣の閣僚の失態に対し、自民党の谷垣禎一総裁は記者会見で「まさに政権末期状況だ」と指摘した。 

◇首相と閣僚の撤回・謝罪発言
 柳田稔法相 (国会軽視と取れる発言について)心から反省し再度おわびしたい。
 仙谷由人官房長官 (「暴力装置でもある自衛隊」と発言し)撤回して実力組織と言い換える。用語として不適当だったので謝罪する。
 菅直人首相 (仙谷長官の発言を受け)内閣全体の責任者として、自衛隊の皆さんのプライドを傷つけることになったことは、私からもおわびしたい。
 蓮舫行政刷新担当相 (蓮舫氏が答弁した緊急総合経済対策に盛られた予算の一つの使い道は、施設整備だと指摘され)機器整備との発言は撤回して、心から謝罪したい。
 岡崎トミ子国家公安委員長 (初動警察体制を整備する地域について)観光地だけと言ったつもりはなかったが、そのように聞こえたのなら申し訳なかった。

4400名無しさん:2010/11/18(木) 23:30:17

法相辞任不可避 民主党内からも公然と「やむを得ない」
2010.11.18 22:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101118/stt1011182224018-n1.htm

 柳田稔法相の国会軽視発言をめぐり18日、自民党をはじめ野党各党が柳田氏の辞任要求で足並みをそろえた。野党が多数を占める参院で問責決議案が提出された場合、可決する見通しだ。民主党内からも辞任はやむを得ないとの声が公然と出始めたことから、同氏の辞任は避けられない情勢となった。

 自民党の谷垣禎一総裁は記者会見で「柳田氏は辞任すべきだ。辞任しない場合は、問責決議案や(衆院での)不信任決議案を考えなければならない」と述べ、同氏が直ちに辞任しなければ来週早々にも問責決議案を提出する意向を示した。

 公明、みんな、社民、共産、たちあがれ日本、新党改革の6党も問責決議案に賛成する方針を決めた。社民党の重野安正幹事長は記者会見で「法相の発言は到底容認できない。自ら職を辞すべきだ」と述べた。社民党は連立離脱後も政権寄りの姿勢を取ってきたが、柳田氏への対応では他の野党と歩調を合わせた。

 民主党からも、護憲派グループ「リベラルの会」世話人の今野東(あずま)参院議員が記者団に「思い切って更迭した方がいい」と述べた。

 一方、同党の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長は記者会見で「柳田氏は『迷惑をかけたが、これからは真剣に取り組んでいく』ということだから、それでいい」と述べ、辞任の必要はないと強調。菅直人首相は参院予算委で「本人には強く注意した。さらに頑張ってもらえると思っている」と述べ、罷免の考えはないと強調した。

4401鉄門倶楽部至上主義者:2010/11/18(木) 23:43:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101118/plc1011182236025-n1.htm

仙谷氏「暴力装置」発言 謝罪・撤回したものの…社会主義夢見た過去、本質あらわに (1/2ページ)

2010.11.18 22:31

 仙谷由人官房長官は18日の参院予算委員会で、自衛隊を「暴力装置」と表現した。直後に撤回し「実力組織」と言い換えた上で「法律上の用語としては不適当だった。自衛隊の皆さんには謝罪する」と陳謝した。菅直人首相も午後の参院予算委で「自衛隊の皆さんのプライドを傷つけることになり、おわびする」と述べた。首相は18日夜、仙谷氏を執務室に呼び「今後、気を付けるように」と強く注意した。特異な言葉がとっさに飛び出す背景には、かつて学生運動に身を投じた仙谷氏独特の思想・信条があり、民主党政権の自衛隊観を反映したともいえそうだ。(阿比留瑠比)

 「昔の左翼時代のDNAが、図らずも明らかになっちゃった」

 みんなの党の渡辺喜美代表は18日、仙谷氏の発言について端的に指摘した。

 「暴力装置」はもともとドイツの社会学者のマックス・ウェーバーが警察や軍隊を指して用い「政治は暴力装置を独占する権力」などと表現した言葉だ。それをロシアの革命家、レーニンが「国家権力の本質は暴力装置」などと、暴力革命の理論付けに使用したため、全共闘運動華やかなりしころには、主に左翼用語として流通した。

 現在では、自衛隊を「暴力装置」といわれると違和感がある。だが、旧社会党出身で、東大時代は日韓基本条約反対デモに参加し、「フロント」と呼ばれる社会主義学生運動組織で活動していた仙谷氏にとっては、なじみ深い言葉なのだろう。

4402鉄門倶楽部至上主義者:2010/11/18(木) 23:46:23
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101118/plc1011182236025-n2.htm

仙谷氏「暴力装置」発言 謝罪・撤回したものの…社会主義夢見た過去、本質あらわに (2/2ページ)

2010.11.18 22:31

 国会議事録で「暴力装置」との表現を探しても、「青春をかけて闘った学生を、自らの手で国家権力の暴力装置に委ね…」(昭和44年の衆院法務委員会、社会党の猪俣浩三氏)、「権力の暴力装置ともいうべき警察」(48年の衆院法務委、共産党の正森成二氏)−などと主に革新勢力が使用していた。

 18日の国会での反応をみても、自民党の丸川珠代参院議員は「自衛隊の方々に失礼極まりない」と批判したが、共産党の穀田恵二国対委員長は「いわば学術用語として、そういうこと(暴力装置との表現)は当然あったんでしょう」と理解を示した。

 民主党の岡田克也幹事長は「人間誰でも言い間違いはある。本来、実力組織というべきだったかもしれない」と言葉少なに語った。

 仙谷氏は著書の中で、「若かりし頃(ころ)、社会主義を夢見た」と明かし、その理由としてこう書いている。

 「社会主義社会には個人の完全な自由がもたらされ、その能力は全面的に開花し、正義が完全に貫徹しているというア・プリオリな思いからであった」

 仙谷氏は後に現実主義に「転向」し、今では「全共闘のときの麗しい『連帯を求めて孤立を恐れず』を政治の場でやるとすってんてんの少数派になる。政治をやる以上は多数派形成をやる」(7月7日の講演)と述べている。とはいえ、なかなか若いころの思考形態から抜け出せないようだ。

 「ちょっと言葉が走った。ウェーバーを読み直し、改めて勉強したい」

 18日午後の記者会見で、仙谷氏はいつになく謙虚にこう語った。

 (注)「ア・プリオリ」は「先験的」の意味

4403名無しさん:2010/11/19(金) 00:06:48
柳田法相進退で包囲網=野党攻勢、深まるダメージ−菅政権
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111801006

 野党は18日、国会軽視と取れる発言をした柳田稔法相に対する辞任要求を強めた。菅直人首相は拒否したものの、民主党内で「辞任やむなし」の声が広がるなど、包囲網が敷かれつつある。追い打ちを掛けるように、仙谷由人官房長官が自衛隊を「暴力装置」と発言、謝罪・撤回に追い込まれる事態も発生。統治能力を問われかねない展開に、菅政権のダメージは深まるばかりだ。
 「厳重注意では済まない。罷免すべきだ」。自民党の世耕弘成幹事長代理は18日の参院予算委員会で、法相の罷免を要求。首相が「罷免すべきだと思っていない」と拒否すると、世耕氏は「問責決議案を出す」と語気を強めた。同委終了後に開いた参院議員総会では、山本一太参院政審会長が「戦う参院から政権を打倒しよう」と、倒閣を宣言した。
 法相の発言については、先に仙谷長官らの不信任決議案に反対した社民党も問題視し、問責案に賛成する方針を決定。公明党も賛成の意向のため、提出されれば野党が多数を占める参院での可決は動かない。野党の対応次第で、2010年度補正予算案の成立も大幅に遅れる。こうした事情から、ある民主党中堅議員は「法相の資格はない」と法相を突き放した。
 そもそも、問題発言をした法相を17日に厳重注意したのは仙谷長官。その長官が18日の参院予算委で、自衛隊に対する文民統制にからみ「暴力装置である自衛隊」と失言する「醜態」をさらした。直ちに、撤回して「自衛隊の皆さんに謝罪する」と頭を下げたが、首相も「私からもおわびしたい」と陳謝し、夕に仙谷長官を注意した。
 公明党の山口那津男代表は法相の問責案に賛成する姿勢を示すものの、「大政局」に発展することに不安を感じている。来春の統一地方選を重視する同党は、問責可決で政局が大混乱する事態を避けたいのが本音。「(辞任しないなら)任命権者である首相の責任が問われる」。山口氏は、首相を厳しく追及する可能性に触れ、法相に自発的な辞任を促した。
 予算委の模様を見ていたある民主党の有力議員は、法相と仙谷長官を「緊張感がない」と厳しく批判した上で、こう不安を漏らした。「この政権は一体どうなってしまうのか」(2010/11/18-23:22)

4404名無しさん:2010/11/19(金) 00:11:12

暴力装置発言に自衛官怒りの声「失望」「言葉もない」
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20101118130.html

 仙谷由人官房長官が18日の参院予算委員会で、自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて、自衛隊幹部は記者会見で冷静に対応する一方、現場の自衛官からは怒りやあきらめの声が漏れた。

 防衛省制服組トップの折木良一統合幕僚長は、同日の記者会見で「われわれはやるべきことをきちんとやっていくだけ」と淡々とした様子。火箱芳文陸上幕僚長も言葉少なに「国会の論戦でやっていることで、コメントは差し控えたい」。

 しかし、第一線に立つ陸上自衛官からは「自衛官のプライドがどうこうではなく、稚拙な議論で振り回す政治家に失望した」とため息も。「何十年も前の表現で、ぴんとこない」と首をかしげたのは、若手の航空自衛官。幹部自衛官の一人は「テレビを見ていてあぜんとした。言葉もない」と怒りをかみしめた。

2010年11月18日 22:00

4405小説吉田学校読者:2010/11/19(金) 07:01:36
仙谷発言で揉めてますが、「自衛隊は軍隊ではないから、暴力装置ではない」という論理もありえるので、「自衛隊とは何か」という所に議論を持って行ってほしい。
戦争とは「国家観の紛争を軍事力で解決しようとすること」、軍事力とは「暴力を効果的に用いること」、正統性のある暴力は「暴力独占」として国家権能の1つであること、と理解していた私は、とんでもない売国奴のアナキストなんだろうか・・・・
だいたい発端となった式典での隊友会の発言ですけど、仮に「軍事力を有した集団の集会に招かれた来賓が反政府発言で喝采を浴びる」のが日常茶飯事になったら、これは諸外国が渡航自粛勧告を発する事態になると思うのです、私は。
まあ、それはそれとして、菅首相の「防衛庁長官って自衛官じゃないんだ」発言もあるので、「自衛隊とは何か」というのをそろそろやるべきではないか。

4406名無しさん:2010/11/19(金) 09:45:14
暴力装置って,ウェーバーの政治学用語じゃなかったのか。

4407栃木都民:2010/11/19(金) 11:54:27
>>4505
実際、警察にしても当然ながら軍も国家の暴力装置であることは洋の東西を通じて明確になっているはず。
自衛隊について、本来やるべき議論をするべき。
必要に迫られてとはいえ、武器輸出三原則を修正するのだから。ちょっと前なら、内閣が辞職するほどだったはず。

4408名無しさん:2010/11/19(金) 14:13:10

年内にも“完”!?菅政権に野党団結問責ラッシュ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/11/19/03.html

 国会軽視発言をめぐり柳田稔法相の問責決議案が野党の賛成多数で可決される方向となった。菅直人首相は18日、罷免を否定したが、自民党が参議院に提出方針の問責決議案に公明、社民、共産党、みんなの党などが次々と賛成方針を表明した。次々と問題が起きる菅政権だが、今度は仙谷由人官房長官が自衛隊を「暴力装置」と発言。自民党などはさらに反発を強めており、「菅内閣は年内もつのか」という声もささやかれ始めた。

 菅首相は参院予算委員会で、柳田氏について「本人には強く注意した。さらに頑張ってもらえると思っている。罷免すべきとは思っていない」と強調した。

 これに対し、自民党の谷垣禎一総裁は「法相としての資質を欠いている。辞任すべきだ」と述べ、罷免、辞任がなければ、問責決議案や衆院への不信任決議案を提出する考えを表明した。

 ほかの野党各党は自民党に相次ぎ同調し、公明党の山口那津男代表は「賛成せざるを得ない。発言は国会を軽視しており不適切だ。首相の任命責任も問われる」と指摘。社民党も常任幹事会で自発的な辞任を求める方針を決定し、辞任しない場合は問責決議案に賛成することを確認した。

 共産党の穀田恵二国対委員長も「(柳田氏は)反省をしておらず、首相が罷免しないなら問責決議案に賛成する」と明言。みんなの党の渡辺喜美代表も「国会軽視の発言は問責に値する。(問責賛成は)当然だ」と強調した。たちあがれ日本と新党改革の幹部も、それぞれ賛成方針を示した。

 自民、公明、みんなの党、共産、社民、たちあがれ日本、新党改革の各党で参院議席数の約53%を占めており、提出されれば可決は確実だ。

 憲法に基づき内閣総辞職か衆院解散・総選挙を迫ることができる衆院の内閣不信任決議と異なり、可決されても法的拘束力はない問責決議。仙谷氏も会見で「重いことは重いが、法的拘束力はないといわれている」と言ってみせたが、その影響は決して小さくない。野党が問責可決を理由に首相や閣僚が出席する国会審議を拒否し空転は必至。98年10月には額賀福志郎防衛庁長官が辞任に追い込まれ、08年6月には福田康夫首相の問責決議案が可決され、福田氏は内閣総辞職や衆院解散を拒否したが、同9月に退陣を表明している。

 自民国対からは「(柳田氏は)問責第1号」との声が上がっており、自民党は衆院で不信任が否決された仙谷氏とや馬淵澄夫国土交通相についても問責決議を提出する構えを見せている。公明党は政府・民主党と距離を置く方針で、同党などの対応次第では問責決議案の可決ラッシュとなる可能性も出てきた。

 ▼政治評論家・浅川博忠氏 問責決議案が可決されると参院で審議ができなくなり、今年度の補正予算関連法案が通らなくなる。そうなると菅内閣は「死に体」。柳田氏の任命責任がある菅首相は、自分に責任が来ないようにかばっているが、その姿勢がさらに支持率低下につながり、民主党内からは「新しい代表を」という声が出てくるだろう。衆院で多数を握っていることから解散・総選挙はなく、内閣総辞職ということになる。来年4月には統一地方選があり、地方からも「菅首相では選挙を戦えない。早く交代を」との声が強まり、年内にも内閣総辞職をせざるを得なくなるのではないか。
[ 2010年11月19日 ]

4409名無しさん:2010/11/19(金) 14:15:28

防衛相「まさに残念」=官房長官の自衛隊「暴力装置」発言
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111900343

 北沢俊美防衛相は19日午前の記者会見で、仙谷由人官房長官が自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて「まさに残念という思いだ」と述べた。
 海江田万里経済財政担当相も、「自衛隊の果たしている役割を考えれば、適切ではない」と指摘。玄葉光一郎国家戦略担当相は「菅直人首相から注意されたということで、今後はそういう言葉を使わないと思う」と述べた。
 一方、細川律夫厚生労働相、鹿野道彦農林水産相はそれぞれ「国会答弁については、気を引き締めてしっかりやっていかなければならない」「緊張感を持ってやっていくのが大事だ」と述べ、苦言を呈した。 (2010/11/19-11:30)

4410名無しさん:2010/11/19(金) 14:17:57

仙谷、蓮舫氏も失言…連合会長「みんな空回り」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101119-OYT1T00180.htm

 菅内閣の閣僚の失言や発言撤回が止まらない。

 18日の参院予算委では、前日に柳田法相の発言を厳重注意したばかりの仙谷官房長官が、自衛隊について「暴力装置でもある」と発言し、直後に撤回、謝罪した。

 国会内でファッション誌の写真撮影をした蓮舫行政刷新相も、過去の答弁を撤回。民主党最大の支持団体である連合の古賀伸明会長は同日の記者会見で「みんなが空回りしている。原点に返って立て直すべきだ」と苦言を呈した。

 仙谷氏の「暴力装置」発言は、防衛省が政治的な発言をする部外者を関連行事に呼ばないよう求める次官通達を出したことに関する答弁の中で飛び出した。

 「暴力装置」という言葉は、かつて自衛隊違憲論を唱える人々が使っていたこともある表現だ。仙谷氏は、野党側の激しいヤジを浴び、「じゃあ実力組織と訂正させていただく」と語ったが、質問した自民党の世耕弘成氏の抗議で撤回。「法律上の用語としては不適当なので、自衛隊の皆さん方には謝罪する」と述べた。

 次官通達をめぐっては、前日に「自民党内閣でも、たぶん同じことをするだろう」と述べ、その後発言を撤回した北沢防衛相も18日、この問題に絡む追及に「質問者もしっかり事実関係を調べて」と反論し、審議が紛糾した。

 蓮舫氏は、国会内での写真撮影をした際、撮影許可申請で「議員活動の記録のため」とした理由について、10月の答弁で「事務局の示唆」としたことを問いただされると、「私の誤解だった。示唆はなかった」と発言を撤回、謝罪した。

 今国会ではこれまでも、仙谷氏が、政府参考人の官僚に「将来を傷つける」とどう喝的な発言をしたり、国会内での写真取材を「盗撮」と表現して謝罪や撤回を重ねたりするなど、閣僚発言が問題視されるケースが相次いでいる。

(2010年11月19日10時07分 読売新聞)

4411名無しさん:2010/11/19(金) 14:19:44

【政治】失言、迷言 止まらぬ閣僚
2010年11月19日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010111902000036.html?ref=rank

 閣僚メンバーの国会答弁の乱れが止まらない。十八日の参院予算委員会では仙谷由人官房長官の「自衛隊は暴力装置」発言に加え、蓮舫行政刷新担当相、岡崎トミ子国家公安委員長が従来と食い違う答弁や「迷言」を展開し、野党側の攻撃の標的になった。いずれも謝罪したが、柳田稔法相の国会軽視発言に続いて閣僚の答弁能力の弱さを露呈した。

 「暴力装置でもあり、ある種の軍事組織でもある」。防衛省が政治的発言をする第三者を行事に呼ばないように行政通達を出していた問題をめぐる質疑の中で、仙谷由人官房長官が自衛隊をこう表現すると、委員会室は騒然となった。

 仙谷氏は直ちに「実力組織」と訂正。さらに、野党から発言の撤回を求められると素直に応じ、「法律上の用語としては不適当だった」と頭を下げた。

 蓮舫行政刷新担当相は国会内でのファッション誌の写真撮影が再び、攻撃されて答弁に苦労。これまで、国会に提出した撮影許可願の目的欄に「議員活動の記録のため」と記入したのは、衆院事務局の「示唆によるもの」と説明していたが、この日は発言を一転、撤回。

 従来の答弁について「自分の誤解だった」と説明し、野党側に謝った。さらに蓮舫氏は独立行政法人に関する答弁でも野党側に事実誤認を指摘され、再び、発言を撤回し、謝罪した。

 岡崎トミ子国家公安委員長は二〇一〇年度補正予算案に盛り込まれた警察車両の配備先について十分に答えられなかったほか、質問に合わない答弁を続け、審議がたびたび中断。岡崎氏も答弁を撤回し、陳謝した。

 閣僚答弁の迷走について自民党の谷垣禎一総裁は「まさに政権末期状況だ」と述べた。

4412名無しさん:2010/11/19(金) 14:22:17

仙谷官房長官「自衛隊は暴力装置」
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20101119-703939.html

 自らの国会答弁をめぐり、陳謝を続けている仙谷由人官房長官が18日の参院予算委員会で、今度は「自衛隊は暴力装置」と発言した。抗議を受けその場で撤回、謝罪したが、人間の自衛隊員を装置に例える失礼な内容。なかなか直らない仙谷氏の問題発言癖に、さすがの菅直人首相も「プライドを傷つけた」と、おわびに追い込まれた。この日の同委員会は仙谷、菅両氏の謝罪に加え、柳田稔法相らの“崩壊答弁”と、目もあてられない状況だった。

 仙谷氏の「暴言」は、18日午前の予算委員会で飛び出した。自衛隊の関連行事で、民間人の来賓から民主党批判が起きたことを受け、防衛省が、今後は政治的な発言をする人間を呼ばないよう、事務次官通達を出した問題に関連し、公務員と自衛隊員の政治的中立の違いに関する質疑。仙谷氏は「自衛隊は暴力装置でもあり、ある種の軍事組織」「特段の政治的な中立性が確保されなければならない」と述べた。発言中から、委員会室内がざわめき「暴力装置とは何事だ」と、騒然となった。

 仙谷氏は暴力装置を「実力組織」と言い直したが、謝罪せず、再度、答弁を求められ「法律用語として不適当だった。自衛隊の皆さんに謝罪します」と、述べた。言葉の響きに加え、自衛隊員を「装置」に例えるセンスに、野党の反発は収まらず、午後の委員会では、菅首相が批判の矢面に立たされた。

 しかし、菅氏も最初は「やや適切さを欠いているが、本人が訂正した」と、人ごと。「やや、とは何だ、ややとは」とただされ、「暴力装置は好ましくない表現」「武力と暴力は違う」と述べ、ようやく「自衛隊の皆さんのプライドを傷つけ、私からもおわび申し上げます」と謝罪。同日夜、仙谷氏に「今後、気を付けるように」と注意した。

 「暴力装置」について、谷垣禎一自民党総裁は会見で「学生だったころの左翼文献を見ると、『軍隊は暴力装置』とはよくある表現だった」との認識を示した。しかし、中国漁船衝突事件をめぐり、国防のあり方が問われる中の発言。自民党の小泉進次郎衆院議員は、発言の前段となった防衛省通達の必要性を、仙谷氏が強調したことも踏まえて「もし外部の団体が呼ばれないようになれば、これからは私が自衛隊の式典に呼ばれた時に、民主党の批判をしていかないといけない」と“宣戦布告”した。

 仙谷氏は、自民党議員の質問を「拙劣」と指摘したり、許可を得た取材を「盗撮」と発言、謝罪に追い込まれているが、それでも問題発言が直らず、トラブルメーカーとなっている。自民党など野党による問責決議案提出の動きは強まりそうだ。

 [2010年11月19日8時29分 紙面から]

4413名無しさん:2010/11/19(金) 14:24:20

仙谷氏 止まらぬ問題発言「自衛隊は暴力装置」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/11/19/04.html

 仙谷氏は18日の参院予算委員会で、公務員の政治的中立についての自民党・世耕弘成幹事長代理への答弁で、「暴力装置でもある自衛隊、ある種の軍事組織だから特段の政治的な中立性が確保されなければならない」と自衛隊を「暴力装置」と表現した。

 野党席から「撤回しろ」などとヤジが飛ぶと「じゃあ、実力組織というふうに訂正させてもらう」と言い換え。世耕氏から抗議され、ようやく「不適当だった。自衛隊の皆さまには謝罪します」と述べた。

 この後、菅首相が「自衛隊の皆さんのプライドを傷つけることになり、おわびする」と陳謝。終了後、仙谷氏に「今後、気を付けるように」と注意した。仙谷氏は17日に国会軽視発言で柳田氏を厳重注意したばかり。

 自民党の谷垣総裁は会見で「命懸けで国土を守る自衛官への冒涜(ぼうとく)だ。政権の中枢にいる人として、あまりにも不適切」と強く批判した。

 仙谷氏は、防衛省が自衛隊関連施設での行事に政治的発言をする者を事実上呼ばないよう通達を出していたことに関し「民間人であろうとも自衛隊施設の中では、表現の自由は制限される」とも発言。自民党など野党は通達に対し、憲法に規定された「表現の自由」を侵害すると問題視しており、こちらも尾を引きそうだ。
[ 2010年11月19日 ]

4414名無しさん:2010/11/19(金) 14:27:47

仙谷氏また暴言、自衛隊は「暴力装置」
2010.11.19 05:04
http://www.sanspo.com/shakai/news/101119/sha1011190505013-n1.htm

 閣僚の放言、暴言が止まらない。仙谷由人官房長官(64)は18日午前の参院予算委員会で、自衛隊を「暴力装置」と表現した。質問者の自民党、世耕弘成(せこう・ひろしげ)氏(48)から抗議を受け、「実力組織」と言い換えた上で、謝罪。同日午後にはこの件で菅直人首相(64)も謝罪するハメとなった。国会軽視発言の柳田稔法相(56)に続いて、今度は仙谷氏。閣僚の相次ぐ不適切発言で、菅政権は『政権末期前夜』の様相を呈している。

 参院予算委員会、18日午前の部。前日(17日)の同委で「総理大臣」と呼ばれた仙谷官房長官が連日の“主役”だ。

 仙谷氏の問題発言は、防衛省が関連行事での来賓など、民間人に政治的発言をする者を呼ばないよう求める「事務次官通達」を出したことに関連した公務員の政治的中立についての答弁だった。

 「暴力装置でもある自衛隊、ある種の軍事組織だから特段の政治的な中立性が確保されなければならない」

 いきなり飛び出した仙谷氏の「暴力装置」発言に議会は一瞬シーン。ただちに質問者の世耕氏が抗議した。

 さすがに仙谷氏もまずいと思ったのか、「実力組織と言い換える。不適当だった。自衛隊の皆さまには謝罪する」とすぐに発言を撤回。一方で仙谷氏は、事務次官通達について「民間人であろうとも、自衛隊組織の中では表現の自由は制限される」と明言。通達を取り下げる考えのないことを強調した。

 格好の“ネタ”を提供された(!?)自民党は同日午後の参院予算委でも、仙谷氏の発言を蒸し返し。自民党の丸川珠代氏(39)に「暴力装置」を突っ込まれた菅直人首相は、「自衛隊の皆さんのプライドを傷つけることになり、おわびする」とこちらも陳謝。菅首相は同日夜、仙谷氏に対して口頭で注意した。

 政府内は柳田法相の国会軽視発言で、大揺れの状況。そこに今度は「暴言装置」と化した仙谷氏が「暴力装置」の“追撃ミサイル”。民主党内から聞こえる「菅内閣はもう持たない」「1秒でも早く今国会を閉じたい」という嘆きはごもっとも。さらに仙谷氏でいえば、つい先日、新聞社による正当な国会内撮影を「盗撮」呼ばわりして物議をかもし、シブシブながらも「撤回」したばかりだった。

 どうにも止まらない、閣僚による放言&暴言のオンパレード。こうした不適切発言を野党時代に徹底追及してきたのが、ほかならぬ民主党だった。みんなの党の渡辺喜美代表(58)は柳田法相の放言も含め「政権末期の症状。内閣のタガが緩んで失言が頻発している」と分かりやすく“総括”した。

4415名無しさん:2010/11/19(金) 14:29:49

【主張】仙谷官房長官 更迭に値する自衛隊否定
2010.11.19 03:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101119/plc1011190301005-n1.htm

 日本の平和と安全を守るため、日夜、身を挺(てい)している自衛隊員の存在を否定する暴言が政府の中枢から飛び出した。

 仙谷由人官房長官が参院予算委員会で「自衛隊は暴力装置でもある」とした答弁である。

 自衛隊は国家の命令があれば、どんな危険な任務にも赴き、国家と国民の負託に応えねばならない。官房長官は、国防に関する重要事項などを審議する安全保障会議の一員であり、防衛出動などの命令にも関与する。

 そうした国を担う統治責任の意識はみじんもうかがえない。自衛隊の士気を阻喪させ、隊員への敬意のかけらもない発言は、官房長官として極めて不適切であり、更迭に値するとしかいえない。

 「暴力装置」は無法の暴力集団をイメージさせる。仙谷氏は自民党の抗議を受けて、「実力組織」と言い換え、「自衛隊の皆さんには謝罪する」と発言を撤回した。だが、仙谷氏は以前にも同様の表現を使っている。本音ではないのか。「本人が発言を撤回し、謝罪している」という菅直人首相の国家観も問われる。

 一方、柳田稔法相も地元・広島市での国政報告会で国会答弁を軽視する発言を行い、野党側から罷免を求められている。この問題も、閣僚としての資質を欠いていることから生じた。

 柳田氏は会合で「法相はいいですね。2つ覚えておけばいいんですから」と前置きしたうえで「個別の事案については答弁を差し控える」「法と証拠に基づいて適切にやっている」と答弁を例示し、「分からなかったらこれを言い、だいぶ切り抜けた」などと述べていた。論評にも値しない情けない発言だ。

 大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件などで検察のあり方が厳しく問われている自覚もない。柳田氏は自ら進退を決すべきだ。

 問題発言は仙谷、柳田両氏にとどまらない。防衛省が民間人の言論統制につながる通達を事務次官名で出したことについて、北沢俊美防衛相が問題点を認めようとせず、通達の撤回を拒んでいるのは理解しがたい。

 尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件、ビデオ流出事件への対応や対中・対露外交をめぐる失態によって、菅首相の求心力は大きく低下している。内閣のたがの緩みは首相自らが招いている。

4416名無しさん:2010/11/19(金) 14:31:21

柳田法相発言 菅政権の緊張感欠如の表れだ(11月19日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20101118-OYT1T01128.htm?from=y10

 国会を軽視したと受け取られてもやむを得ない発言だ。

 柳田法相が地元の会合で口を滑らせた。

 国会での答弁について「二つ覚えておけばよい」と指摘し、「個別事案については答えを差し控える」「法と証拠に基づき適切にやっている」と言えば、切り抜けられると述べた。

 まったく軽率である。

 法相は、自身の発言が表面化すると、ただちに「思慮が足りなかったと心から反省している」と謝罪した。菅首相と仙谷官房長官も法相に厳重注意をした。

 検察の捜査中の情報をつまびらかにできないのは確かだ。しかし法相の発言は、野党の追及に正面から向き合わず、二つの定型化した答弁を繰り返せばよい、という趣旨だ。野党が態度を硬化させるのは当然だろう。

 野党側に菅政権批判の格好の材料を与えた形だ。このままでは、参院で法相の問責決議案が可決される可能性が高い。与党にも、法相の辞任は避けられないとの声が出ている。

 菅首相は「歴代法相に比べればがんばっている」と述べ、法相を擁護したが、この発言自体に自民党は強く反発している。

 首相は、どうやってこの事態を乗り切るつもりなのか。

 自民党政権下で閣僚が問題発言をした際は、民主党が厳しく辞任を迫ってきた。攻守所を変えたとたん、身内には甘い対応というのでは国民の理解は得られまい。

 円高・デフレ対策を盛り込んだ補正予算案は、衆院通過後30日たてば自然成立するとはいえ、当面の景気を考えれば早期成立が望ましい。それには、参院で多数を握る野党の協力が不可欠だ。

 そのさなかの法相の不用意な発言である。政府・民主党は、自らを取り巻く厳しい現状に対する認識が甘いとしか思えない。

 国会では、他の閣僚の答弁でも野党から追及されて撤回する場面が目立つ。18日の審議でも、仙谷官房長官が自衛隊について、かつて左翼運動でよく用いられた「暴力装置」と表現し、撤回、謝罪を余儀なくされた。

 17日の審議では、民主党の前田武志参院予算委員長が、仙谷官房長官を「仙谷総理大臣」と呼び、野党側の失笑を買った。

 菅首相と比べ、仙谷長官の存在感が大きいことを皮肉ったというわけではあるまい。これもまた、緊張感の欠如の表れである。

 政府・民主党はもっと身を引き締めるべきだ。

(2010年11月19日01時16分 読売新聞)

4417名無しさん:2010/11/19(金) 14:33:13

【政治】「法相辞めねば問責」決定 自民、22日に提出
2010年11月19日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010111902000187.html

 自民党は十九日午前、都内のホテルで開いた幹部会合で、国会を軽視するような発言をした柳田稔法相が自発的に辞任しない場合、二十二日に衆院に不信任決議案、参院に問責決議案をそれぞれ提出する方針を決めた。一方、柳田氏は午前の記者会見で辞任を否定した。

 柳田氏への問責決議案は公明党など野党各党も賛成する方針で、提出されれば可決される情勢。自民党は十九日昼の参院予算委員会理事会で、二〇一〇年度補正予算案の締めくくり総括質疑と採決に関する日程協議に応じる条件として、柳田氏の辞任を求めた。

 自民党の幹部会合後、石原伸晃幹事長は「法相が自発的に辞めるのが望ましい。大臣として職責を全うする能力があるのか」と指摘した。公明党の井上義久幹事長も記者会見で、自発的辞任を求めるとともに、補正予算案については「しかるべき議論をした上で結論を出すことが重要だ」と述べた。

 これに対し、柳田氏は会見で「検察改革も大きな責務。国会審議に真摯(しんし)に対応すると同時に、責務をしっかりと果たしていきたい」と強調。仙谷由人官房長官も会見で「問責が可決されても辞めない選択肢はある。以前、福田(康夫元)首相も(問責可決後も)ずっと職務を続けた。頑張ってもらわないといけない」と述べた。昼の政府・民主党首脳会議でも、辞任の必要はないとの認識で一致した。

 これに関連し、菅直人首相は午前の閣僚懇談会で、閣僚の失言が相次いでいることを踏まえ「閣僚は緊張感を持って取り組むように」と注意した。

4418名無しさん:2010/11/19(金) 14:36:10

法相の不信任・問責の両決議案提出へ〜自民
http://news24.jp/articles/2010/11/19/04170871.html
< 2010年11月19日 14:06 >

 国会答弁をめぐる発言が問題となっている柳田法相について、仙谷官房長官が「彼が職務に精励していることは、私は見て、知っています。当然、頑張っていただかなければいけないと思っている」と述べるなど、首相官邸は続投の方針を強調しているが、民主党内でも辞任は避けられないとの見方が強まっている。こうした中、自民党は19日朝、幹部が協議し、22日に衆議院に不信任決議案を、参議院に問責決議案を提出する方針を確認した。

 決議案をめぐっては野党各党も賛成する方針で、参議院での問責決議案は可決される見通し。

 そうなれば今年度補正予算案の審議に影響が出るのは必至で、民主党内でも柳田法相の辞任は避けられないとの見方が強まっている。しかし、ある民主党幹部が「1人辞めたら内閣が吹っ飛ぶ」と述べるなどほかの閣僚に飛び火しかねないとの懸念も根強く、菅首相は難しい判断が迫られる。

4420名無しさん:2010/11/19(金) 14:40:06

法相は職責全うを=民主・羽田氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111900440

 民主党の羽田雄一郎参院国対委員長は19日の記者会見で、柳田稔法相について「国会審議の中で真摯(しんし)に謝罪されている。今後とも法相として職責を全うしてほしい」と述べ、辞任の必要はないとの考えを示した。(2010/11/19-13:51)

4421名無しさん:2010/11/19(金) 14:41:37

尖閣ビデオ公開で協議決裂 自民が法相罷免求め 参院予算委理事会
2010.11.19 13:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101119/plc1011191345017-n1.htm

 参院予算委員会は19日午後、理事会を開き、政府に対して沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件でインターネットに流出した約44分間のビデオ映像の提出を求める議決について協議した。しかし、自民党が新たに柳田稔法相の罷免などを民主党に求めたため、協議は決裂した。

 自民党は、さらに防衛省の事務次官通達の撤回や小沢一郎民主党元代表の国会招致を求めたが、民主党は「党内で協議中」として、これに反発。午後の委員会は開始予定時間がずれ込んだ。

4422名無しさん:2010/11/19(金) 14:44:32

法相、辞任を否定=自民、22日に問責案提出―首相、民主幹事長らが対応協議
2010年11月19日11時36分
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201011190015.html

 柳田稔法相は19日午前の閣議後の記者会見で、国会軽視と取れる発言をして野党から閣僚辞任を求められていることについて「検察改革も大きな責務。これを何としても成し遂げなければならないという強い思いを持っている」と述べ、辞任を否定した。一方、自民党は同日、法相が辞任しない場合は2010年度補正予算案が参院で採決される前の22日に、衆院に不信任決議案、参院に問責決議案をそれぞれ提出する方針を決めた。

 法相は「発言は思慮が足りなかったと心から反省している。国会審議に真摯(しんし)に対応していくと同時に、責務をしっかりと果たしていきたい」と強調。問責決議案が可決された場合の対応に関しては「まだどうなるか分からない。国会のことは国会がお決めになるだろう」と述べるにとどめた。

 自民党の方針決定を受け、政府・民主党は19日昼、菅直人首相や岡田克也幹事長らによる首脳会議を国会内で開き、対応を協議した。野党の要求に応じない方針を確認したとみられる。この後、輿石東参院議員会長は、記者団の「法相は辞める必要はないか」との質問に「誰が辞めるんだ」と述べた。ただ、政府高官は、法相の進退に関し「そんな単純な話ではない。参院での回し(審議)の話もある」と述べ、厳しい認識を示した。

 首脳会議に先立ち、首相は午前の閣僚懇談会で、法相をはじめ閣僚の失言や発言撤回が相次いでいることを踏まえ、「閣僚は緊張感を持って取り組むように」と指示した。仙谷由人官房長官は記者会見で「頑張ってもらわないといけない」と述べ、辞任は不要との考えを重ねて示した。[時事通信社]

4423名無しさん:2010/11/19(金) 14:47:23

辞任必至 柳田法相をかばう 菅と仙谷の資質の方が問題だ
【政治・経済】
2010年11月18日 掲載
http://gendai.net/articles/view/syakai/127520

 地元の会合で「法相は2つ(の言い回し)を覚えておけばいい。『個別事案は答えを差し控える』と『法と証拠に基づき適切にやっている』だ」などと放言した柳田法相への辞任圧力が強まっている。自民党は「言語道断。一日も早く職を辞すことが国家のためだ」(石破政調会長)と批判。民主党内からも「軽率すぎる」(羽田雄一郎参院国対委員長)、「失言の範囲を超えている。不適格だ」(中堅)などの声が出ている。
「あとは参院幹部が柳田さんを守るかどうかだ」「(進退問題に波及するかは)分からない」(首相に近い政府関係者)と、辞任やむなしのムードまで漂うのだが、菅首相は「罷免しない」と言明、仙谷官房長官も柳田をかばっている。厳重注意をしたものの、「資質に問題があるとは思っていない」とか言っている。官房長官の資質が問われそうだ。
 舌禍事件で閣僚を辞任させたら、次は自分にも火の粉が及ぶ。それを恐れているのだろうが、新党日本の田中康夫代表は「(仙谷氏の厳重注意が)ブーメランにならないことを祈る」と皮肉った。言葉の重みを分かっていない菅内閣の閣僚は、仙谷を筆頭に総入れ替えが必要だ。

4424名無しさん:2010/11/19(金) 14:49:03

柳田法相:首相「発言注意を」 政府・民主が緊急首脳会議
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101119k0000e010036000c.html

 政府・民主党は19日昼、急きょ、菅直人首相や岡田克也幹事長らが国会内に集まり、政府・民主党首脳会議を開いた。野党が多数の参院で柳田稔法相の問責決議案が可決される見通しとなったのを受け、10年度補正予算案の対応を協議した。これに関連し、菅首相は19日朝の閣僚懇談会で「緊張感を持って取り組むように」と国会答弁や発言に注意するよう閣僚に指示した。

 柳田氏は同日の閣議後会見で「検察改革という責務もあり、何としても成し遂げねばならないとの強い思いを持っている」と述べ、現時点での辞任を否定。問責決議案の対応に関しては「国会のことは国会がお決めになること」と繰り返し、明言を避けた。仙谷由人官房長官は記者会見で「以前、福田康夫首相が(問責可決後も)ずっと職務を続けた経緯もある。(可決後の続投は)選択肢としてはあるのではないか」と述べた。

 一方、閣議後会見では「発言は本当に慎重に、と自分も戒めねばならない」(野田佳彦財務相)、「私自身が緊張感を持ってやる。まずそこが大事だ」(鹿野道彦農相)、「それぞれ責任を持って発言するように、と私自身思った」(松本龍環境相)と、自身を戒める発言が続出。片山善博総務相だけが「(柳田氏の)発言自体は適切でなかったと思う」と踏み込んだが「官房長官と首相が(柳田氏を)注意し『職務にまい進せよ』ということをその通り受け止めている」と述べ、進退には触れなかった。

毎日新聞 2010年11月19日 11時34分(最終更新 11月19日 13時09分)

4425名無しさん:2010/11/19(金) 14:51:18

民主党内も法相辞任避けられない見方強まる
< 2010年11月19日 13:09 >
http://news24.jp/articles/2010/11/19/04170864.html

 国会答弁をめぐる発言が問題となっている柳田法相について、首相官邸は続投の方針を強調しているが、民主党内でも「辞任は避けられない」との見方が強まっている。

 自民党は19日朝、幹部が協議し、22日に参議院に問責決議案を提出する方針を確認した。石原幹事長は「言論の府としての国会がいらなくなってしまう。私はそれくらいの話なんじゃないかととらえております」と話している。

 野党各党も賛成する方針で、問責決議案が採決されれば可決される見通し。

 そうなれば今年度補正予算案の審議に影響が出るのは必至で、民主党内でも「柳田法相の辞任は避けられない」との見方が強まっている。しかし、ある民主党幹部が「1人辞めたら内閣が吹っ飛ぶ」と述べるなど、柳田法相が辞任すればほかの閣僚に飛び火しかねないとの懸念も根強く、菅首相は難しい判断が迫られる。

4426名無しさん:2010/11/19(金) 14:54:32

補正採決、法相罷免など条件=自民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111900419

 自民党は19日昼の参院予算委員会理事会で、2010年度補正予算案の締めくくり質疑と採決に応じる条件として、国会軽視と取れる発言をした柳田稔法相の罷免などを求めた。与党は持ち帰った。
 自民党の要求は法相の罷免のほか、(1)自衛隊関連行事の来賓に政治的発言を控えるよう求める防衛事務次官通達の撤回(2)小沢一郎民主党元代表の国会招致(3)流出した中国漁船衝突事件の映像提出−の計4項目。与党は24日の補正予算案採決を目指している。 (2010/11/19-13:04)

4427名無しさん:2010/11/19(金) 15:00:41
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101119/dms1011191237004-n1.htm

警視庁の流出テロ情報、国際問題に発展か 13カ国・地域へ拡散
2010.11.19

 警視庁公安部外事3課が作成したとみられる国際テロに関する資料がインターネット上に掲載された問題で、ファイル共有ソフトを通じて計13の国と地域で資料が入手されていることが19日までに分かった。警察当局はAPEC(アジア太平洋経済協力会議)警備を終えたが、資料の拡散で国際問題に発展する可能性は否定できない。

 ITセキュリティー会社「ネットエージェント」(東京都墨田区)では、資料が流出した10月28日以降、「ウィニー」などの共有ソフト3種類で資料を入手した人数を集計。日本や韓国、台湾、米国など、13の国と地域で計5262人が入手していた。ネット上の掲示板などに転載されており、実数は何十倍にものぼる可能性がある。

 警察当局は「資料が本物かどうかを含めて調査中」というが、外部協力者の情報すら守れないとなると、日本の国際的信用は完全に失墜する。

 民主党幹部は「尖閣ビデオの流出以上に深刻だ。政権を直撃しかねない」と戦々恐々としている。

4428名無しさん:2010/11/19(金) 15:03:39
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201119012.html

政局含みに 自民は不信任と問責決議案提出へ(11/19 11:50)

 「2つの言葉で国会は乗り切れる」といった発言で問題となっている柳田法務大臣に対する辞任圧力が高まっています。自民党は、22日に衆参両院で柳田大臣の不信任決議案と問責決議案を同時に提出する構えです。参議院での問責決議案は野党の多数で可決される見通しで、柳田大臣の進退をめぐり、菅総理大臣は難しい判断を迫られます。

 自民党は、問責決議案の可決は確実とみて攻勢を強めてきました。
 自民党・逢沢国対委員長:「国民が許さないと思いますよ。間違いなく問責決議案、不信任案を自ら辞めなければ出すことになりますね」
 しかし、菅総理をはじめ、民主党執行部は、問責決議案が可決されても柳田大臣を辞めさせるつもりは現段階ではまったくありません。
 仙谷官房長官:「以前、福田(元)総理大臣ですか、(問責決議可決後も)ずっと職務を続けられた経緯もあるようですから、選択肢としては(続投も)あるんじゃないでしょうか」
 菅総理らがここまで柳田大臣の続投にこだわるのは、仙谷官房長官や馬淵国土交通大臣に辞任がドミノ倒しにつながる可能性があるからです。参議院民主党の幹部も、「1人でも辞めさせたら政権が3月まで持たない」と危機感をあらわにしています。党内では、問責決議案が可決された場合でも、柳田大臣は続投させ、国会審議を副大臣に担当させることまで検討しています。
 一方、最近、なりを潜めていた小沢元代表が若手議員らとの会合に連日姿を見せ、「今の政権は厳しい」という認識を示し、早期の解散の可能性に言及し始めています。波乱が予想される展開に、民主党内からは「早く柳田大臣を切るべきだ」という声も広がっています。菅総理は政権維持に向けて重大な岐路に立たされています。

4429名無しさん:2010/11/19(金) 15:08:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101119/stt1011191205011-n1.htm

柳田法相への問責決議案 公明が自民との共同提案を示唆
2010.11.19 12:04

 公明党の井上義久幹事長は19日午前の記者会見で、国会軽視発言の柳田稔法相への問責決議案と不信任決議案を自民党と共同提案する可能性について「よく野党間でも、党内でも検討したい」と述べ、選択肢としていることを示唆した。柳田氏については「法相の資質に欠ける。自ら辞めていただく必要がある」と早期の辞任を求めた。

4430名無しさん:2010/11/19(金) 16:19:08
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101119/t10015345521000.html

“法相反省 罷免要求応じず”
11月19日 15時42分

政府・民主党首脳会議が開かれ、野党側が国会答弁をめぐる発言で柳田法務大臣の罷免を求めていることについて、柳田大臣は真摯(しんし)に反省しており、要求に応じる必要はないという認識で一致しました。

会議は19日昼すぎ、国会内で開かれ、菅総理大臣、民主党の岡田幹事長、輿石参議院議員会長らが出席しました。そして、野党側が国会答弁をめぐる発言で柳田法務大臣の罷免を求め、自民党が週明けの22日に、衆議院に不信任決議案、参議院に問責決議案を提出することを決めたことへの対応を協議しました。その結果、柳田大臣は今回の発言を真摯(しんし)に反省しており、要求に応じる必要はないという認識で一致しました。そして、この問題をはじめ、今後の国会運営にあたっては、野党側の出方を見極めながら政府と党が連携して対応していくことを確認しました。

4431名無しさん:2010/11/19(金) 16:21:52
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101119dde001010013000c.html

柳田法相:国会答弁軽視発言 自民、問責案を22日提出 24日参院可決見通し

 自民党の谷垣禎一総裁、石原伸晃幹事長ら幹部は19日午前、東京都内で会合を開き、国会答弁を軽視するような発言をした柳田稔法相が辞任しない場合、22日に衆院に不信任決議案、参院に問責決議案を提出する方針を決めた。問責決議案は24日の本会議で全野党の賛成で可決される見通し。柳田氏は19日の記者会見で辞任を否定したが、辞任しなければ10年度補正予算案の審議は中断することになり、政府・与党は難しい判断を迫られる。

 自民党は19日昼の参院予算委員会理事会で、(1)柳田氏の罷免(2)自衛隊関連施設の行事への民間人の参加を制限する防衛省事務次官通達の撤回(3)民主党の小沢一郎元代表の国会招致と中国漁船衝突事件のビデオ映像公開の早期実現−−を要求した。民主党の対応しだいで問責決議案を提出し、与党が目指す24日の補正採決には応じない構えだ。【念佛明奈】

毎日新聞 2010年11月19日 東京夕刊

4432名無しさん:2010/11/19(金) 16:35:07
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-19_12129/

[柳田法相失言]大臣失格。すぐ辞任を
2010年11月19日 09時47分

 ふざけるな、と言いたい。

いいかげんな法務大臣に怒りがわいてくる。

 柳田稔法相が国会答弁を軽視するような発言をしたことが問題になり、野党から辞任を求める声が相次いでいる。

 報道によると、柳田法相は14日に広島市で開いた国政報告会で、こう述べたという。「法相はいいですね。(国会答弁では)二つ覚えておけばいいんですから」

 具体的に挙げたのは「個別の事案についてはお答えを差し控えます」「法と証拠に基づいて適切にやっております」というフレーズ。特に、「個別の事案については…」という言葉については、「これはいい文句ですよ。分からなかったらこれを言う」と話していた。この答弁でだいぶ切り抜けた、とも自慢げに語った。

 実際に、柳田法相はこの二つのフレーズを国会答弁で39回も使ってきたことが、自民党議員によって明らかにされている。

 参院予算委員会で野党の追及を受けた柳田法相は「思慮がなかったと心から反省している。今後の国会答弁には真摯(しんし)な姿勢で臨みたい」と陳謝したが、何をいまさらだ。

 国会は、全国民を代表する選挙された議員で構成されている。「国権の最高機関」である国会で、閣僚がその場しのぎの答弁を繰り返していたことは、国会軽視であると同時に、代表として国会議員を選んだ国民を軽視するものだ。法務行政を冒涜(ぼうとく)するものでもある。

 任命権者の菅直人首相は、柳田法相を起用した理由について「全体的、国民的観点から物事を判断できる人を任命した」と説明し、適任であるとの認識を示した。併せて、「本人には強く注意した」とも述べ、罷免の考えがないことを明確にしている。

 柳田法相の進退問題が首相の任命責任に波及することを恐れた対応だとみられるが、厳重注意だけで幕引きできる状況にはない。

 自民党は参院で問責決議案を提出する構えを見せ、公明、社民は賛成する方針を決めている。参院は野党が多数を占めるだけに、問責決議案が成立する可能性は極めて高い。決議に法的拘束力がないとはいえ、野党の戦術によっては国会審議がストップする事態も想定される。

 国会質疑を適当な答弁でやり過ごしてきた柳田法相に閣僚としての資質や見識があるとは思えない。出処進退を速やかに明らかにすべきだ。

 中国漁船衝突および映像流出事件や法相失言など、菅政権は制御不能の末期状態に陥った観がある。

 支持率も急落し、対中国外交に象徴される場当たり的対応が国民の信頼を失っている。今回の法相失言問題でも毅然(きぜん)とした対応を取ることができなければ、国民の心は加速度的に離れていく。

 臨時国会の会期末は12月3日。郵政改革法案、労働者派遣法改正案、環太平洋経済連携協定(TPP)への対応など重要課題が山積する中、求められているのは迅速な対応だ。政治のツケを国民に回す愚があってはならない。

4434名無しさん:2010/11/19(金) 16:45:17
http://www.toyokeizai.net/business/column/detail/AC/9c1187e24e7855fa566b9a9966d5120f/

衆参ねじれの歴史的教訓から読み解くこと - 10/11/19 | 15:45

 舌禍事件の柳田法相に対する問責決議案が参議院で可決される可能性が出てきた。菅首相は法相交代拒否の方針だが、ピンチが続く。

 民主党政権の苦境は、さかのぼれば「政治とカネ」、普天間問題の不手際などに加え、場当たり的で中身が見えない菅政治が原因だが、何よりも衆参ねじれを背負ったのが大きい。政権漂流を阻止するには首相に指導力や政策実現力が必要だが、一方でねじれ克服の「大業」を仕掛ける知恵と手腕も問われる。

 衆参ねじれは自民党結党以後、過去に1989年の参院選から93年の政権交代まで、98年の参院選から99年の自自公連立成立まで、2007年の参院選から昨年の政権交代まで、3度、経験がある。

 1回目は90〜91年に当時の小沢自民党幹事長が主導する自公民路線で政権運営を行った。2回目は小渕内閣が金融再生関連法案で菅代表が率いる民主党の案を丸呑みするなど、2大政党の連携に走った。3回目は周知のとおり安倍、福田、麻生の3代の政権の連続沈没となった。

 89〜93年と98〜99年は政策協議による部分連合方式で一度はねじれ克服に成功するが、結局、次の非自民連立や自自公連立、民主・社民・国民新連立という「大業」が日の目を見るまで、「苦境の政権運営」という基本構図は変わらなかった。

 歴史から教訓を読み取るなら、ねじれ克服の「大業」には、まず当面の危機を乗り切る政策協議と部分連合の実験に挑戦し、一方で大胆な連立の組み替え、政界再編まで視野に入れる政治の構想力と実現力が試される。

 破れかぶれの解散・総選挙は論外だが、どこかで民主党政権の再出発が必要になる。協議を進める場合、決め手となるのは、人脈やネットワーク、密室協議での交渉力ではなく、政策や路線、政治の将来像だ。

 与野党の枠を超えた交渉も、国民の監視の下で幅広い国民の支持を獲得する連合を目指さなければ、以後の衆参の選挙で再びねじれを招く危険性がある。急ぐ必要はないが、その視点と発想と覚悟がなければ、菅首相も自民党の最後の3代首相と同じ運命に終わる可能性が高い。

4435名無しさん:2010/11/19(金) 16:56:15

仙谷氏「暴力装置」発言、防衛相が遺憾の意
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101119-OYT1T00727.htm

 仙谷官房長官が自衛隊について「暴力装置でもある」と参院予算委員会で発言し、直後に撤回、謝罪したことに関連し、北沢防衛相は19日午前の閣議後の記者会見で、「まさに残念だという思いだ」と述べ、遺憾の意を表明した。


 海江田経済財政相も同日の記者会見で、「今の自衛隊が果たしている役割、自衛隊が一生懸命やっていることを考えれば、不適切な発言だ」と批判した。玄葉国家戦略相は、「言い間違いだ。官房長官は今後、そういう(暴力装置との)言葉は使わないと思う」と語った。

(2010年11月19日16時49分 読売新聞)

4437名無しさん:2010/11/19(金) 17:03:17
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101119/plt1011191126000-n1.htm

蓮舫スキャンダル女王だ!デタラメ事務所費また発覚?
2010.11.19

 国会議事堂内でファッション誌の写真撮影に応じた問題で虚偽答弁が明らかとなった蓮舫行政刷新担当相に、新たな問題が浮上した。蓮舫氏が代表を務め、所在地が東京都目黒区の自宅となっている「民主党東京都参議院選挙区第3総支部」の経費に、東京・永田町にある議員会館事務所のコピー機リース代などの支出が計上されていることが19日、東京都選挙管理委員会が公表した2009年分の政治資金収支報告書で分かったのだ。国会の申し合わせに違反する可能性もあり、野党の追及は必至だ。

 政治資金をめぐっては、「資金管理団体以外の政治団体事務所を議員会館に置くことはできない」とする国会の申し合わせがある。

 しかし、09年分の報告書によると、第3総支部はコピー機リース料計約15万5000円を事務所費として計上。ほかにコピー機の保守点検代や搬入・回収費計約24万円を備品・消耗品費として支出した。

 蓮舫氏事務所によると、このコピー機は議員会館に設置されているものだというが、この場合、政党支部の機能を議員会館に置いていることになり、先の国会の申しあわせに違反する可能性があるのだ。

 07年の政治資金規正法改正で、09年分収支報告書から人件費を除き1件1万円を超える支出の内訳記入が義務化され、今回のコピー機経費の詳細が明らかになった。

 蓮舫氏事務所は「誤解を受ける余地があると思うので、今後は改めたい」としているが、自民党有力筋は「仕分け人として、あれだけ偉そうな物言いをしながら、自らの政治資金についてはいろいろ問題が出ている。今後、徹底追及していく」と話している。

4438名無しさん:2010/11/19(金) 17:28:22

菅SOS!与謝野と密談40分 大連立で政権しがみつき?
★異例…首相公邸に野党幹部
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101119/plt1011191619007-n1.htm

 菅直人(64)政権が断末魔の様相を呈してきた。自民党は国会軽視発言の柳田稔法相(56)に対し、22日に参院に問責決議案を提出する方針で、全野党の賛成により可決確実となった。問責ドミノは「自衛隊は暴力装置」発言の仙谷由人官房長官(64)、馬淵澄夫国交相(50)にも波及する見込みだ。政権にしがみつきたい菅首相は18日夜、民主・自民の大連立を模索している与謝野馨元官房長官(たちあがれ日本)と首相公邸で密会したが、いったい何が話し合われたのか。

 「たまには遊びに来いと言われたので(公邸に)行った。ただの世間話。重大な話ではない」

 18日夜、約40分にわたり首相と会談した与謝野氏は、自宅前に待機していた記者団に対してこううそぶいた。もちろん、こんな話を信じる人間は永田町には1人もいない。

 実際、野党議員が首相と公邸で会談するのは極めて異例のほか、政府関係者によると会談は18日になって急きょ、首相サイドが与謝野氏に対して申し込んだものだったからだ。

 与謝野氏といえば民主・自民の大連立構想が持論だ。このため永田町有力筋は「菅首相が政権延命の最後の頼みとして、大連立を検討し始めたのでないか。そこで、自民党ともパイプのある与謝野氏に調整を頼んだのではないか」とみる。

 ただ、内閣支持率が2割台まで落ち込んだ今、菅首相と野党が組む理由付けは極めて困難だ。自民党の閣僚経験者は「今、菅首相が小沢氏を切って誠意を示したとしても、世論は菅内閣の統治能力に失格の烙印を押しており、連立は難しい」と指摘する。

 それだけに、難航必至と言われる来年度予算編成へのアドバイスを求めたとの見方も。自民党中堅はこう話す。

 「民主党の主張通りに予算編成をすれば、赤字国債の発行額は過去最高となるのは明らかで、霞が関では『本当に予算編成ができるのか』という声すら出ている始末。このため、財務相などを経験した与謝野氏の知恵を借りたかったのではないか」

 一方、民主党ベテラン秘書は「民主党で国会対策ができるのは、前回の代表選で小沢氏を支持した面々が多い。与謝野氏は小沢一郎民主党元代表と囲碁などを通じて親交が深いだけに、小沢氏との関係修復に一肌ぬいで欲しいと頼んだのではないか」という。

 いずれにしても、与謝野氏に助け舟を求めたのだけは間違いなそうだが、それもそのはず、参院予算委員会を見ても分かるとおり、菅政権が末期症状に陥っているためだ。

 18日の委員会では、柳田氏のほかにも、「暴力装置」発言の仙谷氏が「自衛隊の皆さんに謝罪します」▽国会でファッション誌の写真撮影した蓮舫行政刷新担当相(42)が虚偽答弁で陳謝▽岡崎トミ子国家公安委員長(66)が2010年度補正予算案の説明でブレまくるなど、撤回と謝罪のオンパレードとなった。

 こうした体たらくに、自民党内は「戦う参院から政権を打倒しよう」(山本一太参院政審会長)と倒閣モード一色。22日に柳田氏問責を提出する方針を決めた。さらに、自民党幹部の1人は「最終目標は仙谷の首。『暴力装置』発言だけでも、十分問責に値する」と主張。補正が参院で採決された後、仙谷氏と馬淵氏の問責提出を目指すことも申し合わせたのだ。

 自民党の大攻勢に脅えたのか、柳田氏は19日午前の閣議後会見で、「検察改革も大きな責務。これを何としても成し遂げなければならない」と辞任を否定。仙谷氏も同日、「当然頑張っていただかないといけない」と述べ、当面続投させる考えを示した。

 菅首相にとって、「影の宰相」こと仙谷氏の問責が可決された場合のダメージは計り知れない。野党は仙谷氏が辞任しない限り年明けからの2011年度予算案の審議拒否に転じる可能性が高く、政権が一気に行き詰まるからだ。

 こうした状況に、これまで影を潜めていた小沢一郎元代表(68)も動き始めた。18日夜には、若手議員との懇親会に出席し「民主党政権の現状は厳しい。解散はいつあるかわからないぞ」と強調。国会招致を逃げ続け、自ら菅内閣を追い込んだことを忘れたかのように、上機嫌で紹興酒をついで回ったという。

4439名無しさん:2010/11/19(金) 17:33:12

仙谷聞け!命がけ逮捕劇…巡視船船長「中国は100隻で挑発」
2010.11.19
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101119/plt1011191617006-n1.htm

 中国漁船に衝突された海上保安庁の巡視船「みずき」の船長らが今月、沖縄県石垣市で自民党調査団の事情聴取に応じ、事件当時、尖閣諸島の領海線上に中国漁船約100隻が陣取り、領海侵犯を繰り返していたことを明らかにした。調査に加わった森雅子参院議員が夕刊フジの単独取材に答えた。当事者の肉声が明らかになるのは初めてで、「ビデオの流出犯扱いもされ、大変つらい思いをした」などとこぼしたという。

 「みずき」船長らの説明によると、事件当日は領海線上に陣取った中国漁船100隻のうち、30隻ずつ1集団となって領海に侵入し、マグロ漁などを行っていた。海保の巡視船は個別に漁船に近づいて領海外への退去を命じていたが、1集団が退出すると別の漁船が侵入するいたちごっこ。ある意味、組織的に日本側を挑発していたわけだ。

 そうした中で起きた漁船衝突事件。中国漁船は2度目の衝突事件を起こした後、約2時間にわたって蛇行しながら逃走劇を繰り広げた。

 石垣海保は、拳銃など武器を携行した中国船も摘発した経験も持つ。船長らは「今回も中国側はどんな武装をしているか分からなかったが、相手船に乗り移る時は転落を避けるため、軽装にならざるを得なかった」と言及。まさに命がけの逮捕劇だったという。

 ただ、「逮捕の際に保安官が海に転落し、中国人がモリで突いた」との噂については、船長らはこれを完全否定。「強制的に乗り移った後は中国人らは驚くほどおとなしかった。船長以外は雇われの身で、ほとんど事情を把握していなかった」と証言したという。

 一方、逮捕の是非は現場で判断できないため、「追跡から中国人取り押さえまで、一連のビデオ映像を衛星回線で(海保本庁などに)飛ばした」という。それだけに、仙谷由人官房長官や前原誠司国交相(当時)も、事件当日に一連の映像を見た可能性が高い。森氏は「明らかな犯罪行為を目の当たりにしながら、処分保留で釈放した判断はどう考えてもおかしい」と指摘する。

 実際、危険な中国人の実態を他の海保関係者と共有するため、映像は海保のネットワークで共有。海保側は「2001年に海保巡視船と交戦した北朝鮮工作船の例もあり、当然、今回も映像は公開されると思った」ためだ。

 しかし、政府は中国におもねり非公開を決定。そうならばビデオの厳重管理が不可欠になるはずだが、政府が出した指示は事件から1カ月以上たった10月18日、海保本庁と沖縄の第11管区海保本部、石垣海上保安部で「映像管理責任者」を1人ずつ選んだだけ。具体的な管理方法の指示は一切なかったという。

 また、調査団は、中国人船長の身柄が送検された那覇地検の上野友慈検事正らとも面会。

 仙谷氏はビデオが衆院予算委員会に提出された10月27日、同委に「視聴される方の範囲も含め、極めて慎重な取り扱いに特段のご配慮要望いたします」との要望書を提出した。しかし、上野氏によると、政府は地検にビデオを厳重管理するような指示は出さなかったうえ、地検も石垣海保などに指示しなかったという。

 仙谷氏は映像を流出させた神戸の海保保安官(43)に厳しい処分を科す方針を示唆しているが、手軽に映像を入手できる環境があった以上、処分の根拠は極めて乏しくなったともいえる。

 ビデオを流出させた保安官が名乗り出るまで、石垣海保は捜査当局などから犯人扱いされ続けたが、時枝俊次郎第11管区海上保安部次長は「大変つらい思いをしたが、下を向いていたら国境は守れない」と力強く語ったという。果たして仙谷氏は、この叫びをどう聞くのか。

4440名無しさん:2010/11/19(金) 17:56:33

仙谷氏、法相辞任の可能性示唆 問責決議可決なら
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111901000630.html

 仙谷由人官房長官は19日午後の記者会見で、国会軽視発言をした柳田稔法相に対する問責決議案が参院で可決された場合の対応に関し「本人の意思がどうなるか。状況によって予測はつきかねる」と述べた。2010年度補正予算成立などを優先させるため、辞任せざるを得ない状況に追い込まれる可能性を示唆したものだ。

 ただ、柳田氏は午後の参院予算委員会で「今後も任務に誠実に取り組んでいく」と、職務を全うする考えを重ねて強調した。

 自民党は22日に法相問責決議案を提出、24日の参院本会議で野党の賛成多数で可決させる考えだ。問責可決後も柳田氏が辞任しない場合、自民党は審議拒否を視野に入れており、与党が目指していた補正予算の24日成立がずれ込むことも想定される。

 民主党の羽田雄一郎参院国対委員長は記者会見で「柳田氏は国民注視の中で謝罪している。今後も法相として職責を全うしてほしい」と述べ、続投が望ましいとの認識を示した。

2010/11/19 17:48 【共同通信】

4441名無しさん:2010/11/19(金) 18:12:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111900744
盗撮発言を謝罪=仙谷官房長官

 仙谷由人官房長官は19日午後の参院予算委員会で、衆院予算委での審議中に自身が手にしていた資料が一部報道機関に撮影されて「盗撮」と発言したことについて「『盗撮』という言葉は撤回したし、気分を害された方があるとすれば、謝る」と述べた。みんなの党の小野次郎氏への答弁。
 仙谷氏は「この職にあるものとして、絶えずカメラに取り囲まれているという緊張感がなかったことはうかつだった」と釈明。一方で「書類の内容までカメラで撮られるのは、不本意は不本意だ。目がくらむほどのシャッター(フラッシュ)をしばしば受けるのは、あまり気持ちのいいものではない」と不満も口にした。 (2010/11/19-17:55)

4442名無しさん:2010/11/19(金) 18:31:11
http://jp.reuters.com/article/treasuryNews/idJPnTK047305220101119
〔焦点〕内閣支持率低下で野党に攻勢機運、債券市場は年明けの政局リスク顕在化を意識
2010年 11月 19日 17:00 JST

(抜粋)

<自民・公明両党は内閣支持率20%割れを意識>

 来年の政治日程をみると、1月に通常国会が召集され、来年度予算の審議に入るが、年度内の予算成立後に解散・総選挙に打って出る可能性が指摘される。予算案自体は、野党が過半数を占める参院で否決された場合でも憲法で定める衆院の優越権で成立が可能だが、予算関連法案は衆院優越権の規定対象外。そのため、現段階では予算案が成立しても法案の執行ができないという異常事態も予想される。菅政権が掲げるパーシャル連合に対して「野党が法案成立に協力するのか、あるいは解散・総選挙に追い込むのか、今後は法案の行方と政局の動きに目が離せない」(みずほ証券リサーチ&コンサルティング・投資調査部ストラテジストの野地慎氏)という。

 

 4月には統一地方選が予定されているが、公明党は早くも支持母体を中心に票固めに乗り出した。「年度内の予算成立、統一地方選を経て、6月か7月の通常国会閉幕時に解散というのがベストシナリオだが、仮に統一地方選と総選挙が重なったとしても、それはそれで戦うしかない」とある公明党筋は話している。

 

 自民、公明両党は、内閣支持率について20%割れを意識している節がある。直近ではその水準を割り込んだ鳩山、麻生両内閣がいずれも退陣に追い込まれているからだ。自民党は菅内閣の支持率低下に歯止めがかからない状況で総選挙に臨みたい考え。参院では多数の野党が結束、問責決議案が出されれば解散・総選挙に弾みがつくという算段だ。「市民運動出身の菅首相に失うものはなく、衆院で内閣不信任決議案が出されればあっけなく解散に打って出るのではないか」(自民党筋)との見方もある。
 

 ただ、次の解散は「常識的に考えれば民主党分裂につながる」(公明党筋)との見方が出ている。9月の代表選で亀裂が入ったままの状態が続いていることに加え、2009年8月の総選挙で掲げたマニフェストと現実の政権運営に隔たりがあるとの批判から、次の総選挙で勝つ見込みが乏しいとみられているためだ。岡田克也幹事長との代表交代の可能性もささやかれているが「それでは安倍、福田、麻生と続いた末期の自民党と同じだ」(同自民党筋)という。19日付日経新聞朝刊によると、民主党の小沢一郎元幹事長を支援するグループの18日の会合で、出席した小沢氏は「このままではいつ衆院解散・総選挙があってもおかしくない。常在戦場だからしっかり頑張れ」と激励したという。

4443名無しさん:2010/11/19(金) 18:55:13
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188211.html
柳田法相「国会軽視」発言問題 民主党の1年生議員からも苦言のオンパレード

自らの国会軽視発言に、与党内からも批判の声が相次いでいる柳田法相。しかし菅首相は、あらためて法相に続投を明言した。
18日に発売された新作Tシャツには、柳田法相の顔写真と、いまやすっかりおなじみになった2つのフレーズがプリントされていた。
「大臣にあるまじき国会軽視発言」と、連日追及を受ける中、ここに来て柳田法相の言葉に、新たなレパートリーが加わった。
辞任を否定した19日の会見で、柳田法相は「国会のことは国会がお決めになると。(問責決議案が通ったとしても、続投する気持ちに変わりはない?)国会は国会がお決めになるだろうと思っています」と述べ、自らへの問責決議案が可決した場合の身の処し方について、「国会がお決めになる」と連発した。
記者の間から、思わず失笑も漏れた。
自民・石原幹事長は、「大臣の資質の問題。法務大臣は自発的に辞任をされるのが望ましい」と述べた。
公明・井上幹事長は、「自らそれ(辞任)を決するべきであると。それができないということであれば、当然、不信任、もしくは問責と」と述べた。
週明け、自民党から問責決議案が提出されれば可決が確実の中、柳田法相に辞任の勧めを説く野党。
さらに、民主党の1年生議員からも苦言のオンパレード。
民主・横粂勝仁議員は、「法務大臣の言葉というのは、重いものがあると思っておりますので。国民の皆さまが、『民主党政権で大丈夫か?』と、不安に感じていらっしゃると思っている」と述べた。
民主・福田 衣里子議員は、「慎重に発言していただきたい」と述べた。
民主・福田憲彦議員は、「大臣の発言だと、自分ではどうしようもない。ただ、自分の地元なり、選挙区からは批判を受けるわけですから、大臣の発言は本当に気をつけてほしい」と述べた。
党の内外から風当たりが強まる中、菅首相は、19日午後の参院予算委員会で「(柳田法相は)全体の...ある意味での...なんと言いましょうか...バランスある判断ができ...」と述べ、また18日夜には「これからも丁寧に、そういう形でやってもらいたい」と述べるなど、柳田法相続投を変える考えがないことを表明した。
一方で19日朝、菅首相は閣僚たちを前に、「緊張感を持って取り組むように」と苦言を呈したという。
菅首相の苦悩の裏には、「影の首相」の18日の発言も影響しているのか。
18日に仙谷官房長官が「暴力装置...でもある自衛隊」と述べたことに対し、石原都知事は「仙谷がああいうばかなことを言う。下手をしたら、暴力団と自衛隊、重ねて想定するみたいなイメージにつながりかねない...陳謝で済むのかね」と苦言を呈した。
自民・岩屋 毅参院議員は、「今や、この政権そのものが日本を壊す暴力装置だ」と述べた。
また、自民・山本一太政策審議会長は、「(菅内閣は)問責候補が乱立している状態であってですね、この内閣は『失言謝罪内閣』だと思います。これは倒さなければいけない」と述べた。
「柳田問題」の対応次第では、仙谷官房長官らほかの閣僚への責任追及がドミノ倒しのように起こると、専門家は指摘する。
政治アナリスト・伊藤惇夫氏は、「『問責ドミノ』というか、何とか柳田さん1人で食い止めたいと。そのためにどうすればいいのか、今、頭を悩めている。できれば自発的に辞任してもらうというのが、一番穏便な処理方法なんですね」と話した。 (11/19 18:40)

4444名無しさん:2010/11/19(金) 18:58:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111900668
「陳謝で済まない」=官房長官の「暴力装置」発言−石原都知事

 東京都の石原慎太郎知事は19日の記者会見で、仙谷由人官房長官が自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて「軽率というか、ばかというか。はなはだ好ましくない発言で、陳謝で済むものか」と強く批判した。また「下手をしたら暴力団と自衛隊を重ねて想定するようなイメージにつながりかねない。自衛隊は傷ついたと思う」とも指摘した。 (2010/11/19-16:43)

4445名無しさん:2010/11/19(金) 19:02:04
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101119-OYT1T00476.htm
法相、辞任を改めて否定…自民「自発的辞任を」

 柳田法相が「国会軽視」と取れる発言をした問題で、自民党は19日午前、東京都内のホテルで谷垣総裁や石原幹事長ら幹部が対応を協議し、法相の自発的辞任か、菅首相による罷免が望ましいとの考えで一致。


 それらが行われない場合、参院で問責決議案、衆院で不信任決議案をそれぞれ22日に提出する方針を決定した。

 法相は19日午前、改めて辞任を否定したが、野党は攻勢を強めている。

 法相は19日の閣議後の記者会見で、「私に課せられた責務は色々あろうかと思うが、大きな課題として検察改革をしなければならない。責務をしっかりと果たしていきたい」と続投に意欲を示した。

 菅首相は閣議後の閣僚懇談会で、「閣僚は緊張感を持って取り組むように」と指示した。閣僚が発言を陳謝、撤回するケースが相次いでいることを念頭に置いたものだ。

 これに対し、自民党の谷垣総裁は19日午前の幹部会合後、記者団に、「(問責提出の)機は熟した」と語った。石原氏も「(法相は)自発的に辞任することが望ましい。国会を軽蔑(けいべつ)、軽視した発言が許されるなら国会はいらなくなる」と強調。公明党の井上幹事長は、「政治家の出処進退は自ら決すべきだが、できないなら不信任、問責決議を考えなければいけない」と述べた。

 参院予算委員会の衛藤晟一自民党筆頭理事は19日昼の理事会で、2010年度補正予算案に関連し、〈1〉中国漁船衝突事件の流出映像の国会提出〈2〉小沢一郎元民主党代表の証人喚問〈3〉柳田法相の罷免〈4〉防衛省が政治的な発言をする部外者を関連行事に呼ばないよう求めた次官通達の撤回――の4点を与党側に要求。これらの進展がない限り、予算委の締めくくり総括質疑には応じられないとの考えを伝えた。与党は24日の総括質疑と採決を目指している。

(2010年11月19日11時44分 読売新聞)

4446名無しさん:2010/11/19(金) 19:04:21
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101119ddm005010080000c.html
民主党:菅政権、相次ぐ失態 「当選1回」衆院の143議員、不安の渦

 尖閣諸島問題や柳田稔法相の失言問題などで失態が続く菅政権に、民主党内の「最大勢力」、当選1回の衆院議員143人から不安と不満が噴き出している。「今、選挙をやったら新人のほとんどが落ちる」(新人議員)。そんな危機感を抱く1年生議員の不満を抑えるべく、岡田克也幹事長は19日、新人向け研修会の初回を開く。一方、小沢一郎元代表は16〜18日の3夜連続で新人議員と会合し、取り込みを図った。党内のマグマ源を巡り新旧執行部間の綱引きが始まった。【葛西大博】

 岡田氏が国会議員の歳費1割削減を打ちだした12日の政治改革推進本部総会。新人議員からは「新人はお金を集めることもままならない苦しい状況だ」といった率直な反対意見が相次いだ。

 福田衣里子衆院議員ら複数の新人議員は、岡田氏が打ち出した企業献金受領の自粛撤回に反対する署名活動の呼びかけ人に名を連ねる。また、11日の代議士会で沖縄県知事選に関する党方針に異を唱えた玉城デニー衆院議員も新人だ。幹事長肝いりの方針に新人議員が公然と反対する状況を、当選1回の勝又恒一郎衆院議員は「1年生議員は危機感のかたまりだ」と説明する。

 岡田氏が研修会を主催するのは、こうした新人議員の不満対策だ。選挙に勝つノウハウなども取り上げる予定で、岡田氏は「多くの1回生の方々に、次の選挙に勝ってもらわないといけない」と意義を強調する。

 一方、小沢氏は18日夜の新人議員との会合で「民主党の現状は厳しい。衆院が解散されるかもしれないので頑張れ」と早期の解散・総選挙の可能性に言及し、危機感をあおった。参加した議員は「厳しい状況で選挙に勝つためのヒントを聞きたかった」。「政治とカネ」の問題で表舞台に立ちにくい小沢氏には、選挙に不安を抱える若手との接点を保つことで影響力を維持する狙いがある。

 それでも、新人議員の間には冷めた目もある。ある議員は「岡田さんはいつも唐突で間が悪い。小沢さんには政治とカネの問題がある」と語った。

毎日新聞 2010年11月19日 東京朝刊

4447名無しさん:2010/11/19(金) 19:08:32
http://www.mbs.jp/news/jnn_4580489_zen.shtml
ページ更新時間:2010年11月19日(金) 18時27分
■ 「不信任」「問責」提出へ、法相罷免迫る

 国会軽視とも受け取られる発言をした柳田法務大臣に対し、野党の追及が激しさを増しています。自民党は週明け22日に不信任案と問責決議案を提出する方針を決め、菅総理に柳田大臣の罷免を迫っています。

 「あれだけ国会を軽べつ、また軽視したような発言が許されるのであるならば、言論の府としての国会がいらなくなってしまう」(自民党 石原伸晃幹事長)

 国会を軽視したと受けとられる発言で、野党から追及を受ける柳田法務大臣。19日朝、自民党は柳田大臣の罷免を求めていくことを正式に決め、もし菅総理が受け入れなければ、週明けに衆議院で不信任案、参議院で問責決議案を同時に提出することを決めました。

 「法務大臣は死刑執行にサインする極めて重要な立場ですから、その法務大臣としての資質に欠ける、これは辞めていただく必要がある」(公明党 井上義久幹事長)

 衆参のねじれ状態を乗り切るため、公明党との協力関係の構築を模索してきた菅総理。しかし、いまや公明党ばかりか社民党までも問責決議案に賛成する考えに転じ、菅総理の思惑は破綻しました。

 昼休みに始まった予算委員会理事会。自民党は補正予算案の総括質疑入りの条件として、柳田大臣の罷免や流出した尖閣ビデオの公開など4項目の要求を突きつけました。

 「せっかくご要望に応じて一生懸命料理を作り、並べたところで、すべてをひっくり返されて、私たちが全く食べられないようなものを突きつけられた」(民主党 森ゆうこ参院議員)

 一方、自民党が柳田法務大臣に対する問責決議案などの提出を決めたことを受けて、菅総理や岡田幹事長は緊急の政府・民主党首脳会議を開き、対応を協議しました。

 「真摯に国民注視の中で謝罪をされているということでありますので、今後とも法務大臣としてしっかりと職務を全うしてもらいたい」(民主党 羽田雄一郎参院国対委員長)

 会議では、柳田大臣の辞任要求には応じない方針を確認しました。ただ、政府高官は「そんなに簡単な話ではない。参議院の審議の話もある」と漏らし、柳田大臣を守ることで、かえって厳しい国会運営を迫られる状況にあることをにじませました。

 こうした中、予算委員会は自民党の要望を一部取り入れ、インターネット上に流出したおよそ44分間のビデオ映像について、国政調査権に基づいて、政府に提出を求めることを全会一致で議決しました。

 「きちんとしたそうした請求が内閣に届いた場合には、できるだけ迅速に結論を出して、基本的には提示できるようにいたしたい」(菅直人首相)

 菅総理もこのように述べて、ビデオ映像の提出に前向きな考えを示しました。しかし、最大の要求項目とする柳田大臣の進退について、野党の追及は激しさを増しています。

 「どうしてこういう国会をなめきった、特に野党議員をなめきった態度になってしまうのか」(公明党 荒木清寛参院議員)

 「仲間内の会合とはいえども思慮が足りなかった。心から反省をいたしております」(柳田稔法相)

 自民党の山本参議院政審会長は19日、菅政権をこう断じました。

 「柳田法務大臣もおかしいと思いますし、それをかばう菅総理もおかしいと思います。政権末期の状態だと思う」(自民党 山本一太政審会長)(19日17:54)

4448名無しさん:2010/11/19(金) 19:43:52
http://gendai.net/articles/view/syakai/127542
国家公務員給与削減 たった1.5%のアホらしさ
【政治・経済】
2010年11月19日 掲載
改正法案 衆院通過

●民間の下落率は5.5%

 あまりにバカにした話ではないか。国家公務員の年間平均給与を前年度比で1.5%削減する改正法案が、18日の衆院本会議で可決された。大マスコミは、人件費が年間約790億円減る――なんて歓迎しているが冗談じゃない。民間と比べればまだまだ「高給」だ。
 今回の改正法案は8月の人事院勧告を受けた対応。成立すれば、2011年度の一般職の年間平均給与は前年度比9万4000円減の633万9000円になる見通しだ。
 しかし、国税庁が9月に発表した調査では、民間企業の昨年1年間に受け取った平均給与は406万円で、前年から23万7000円も下落。下落率は実に5.5%だ。
「国家公務員の給与は、今回の改正法後でも民間より年間200万円以上も高い。民間の下落幅が5.5%なのに、公務員の削減幅がなぜ1.5%で許されるのか。仮に公務員給与を民間水準並みに落とせば、数千億円規模で削減できます。国が官民の給与格差にお墨付きを与えるのはおかしい」(経済ジャーナリスト)
 そもそも給与カットを勧告した人事院からして、8億円もの生涯賃金を得たといわれる“渡りの帝王”の谷公士元総裁がいたヌル〜イ職場。本気で公務員給与を削減する気がないのはアリアリだ。

4449名無しさん:2010/11/19(金) 19:47:17
http://www.ehime-np.co.jp/news/kyodo/20101119/ky2010111901000630.html
2010年11月19日(金)
仙谷氏、法相辞任の可能性示唆/問責決議可決なら

 仙谷由人官房長官は19日午後の記者会見で、国会軽視発言をした柳田稔法相に対する問責決議案が参院で可決された場合の対応に関し「本人の意思がどうなるか。状況によって予測はつきかねる」と述べた。2010年度補正予算成立などを優先させるため、辞任せざるを得ない状況に追い込まれる可能性を示唆した発言だ。
 菅直人首相は19日夜、民主党の輿石東参院議員会長と国会内で会談し、今後の対応をめぐり協議した。
 自民党は22日に法相問責決議案を提出、24日の参院本会議で野党の賛成多数により可決させる方針。問責可決後も柳田氏が辞任しない場合、審議拒否を視野に入れており、与党が目指していた24日の補正予算成立がずれ込むことも想定される。首相はぎりぎりの判断を迫られそうだ。
 柳田氏は午後の参院予算委員会で「今後も任務に誠実に取り組んでいく」と、職務を全うする考えを重ねて強調した。
 民主党の渡部恒三元衆院副議長は19日夜、柳田稔法相の進退問題について「(問責決議案が可決されれば)辞めていただくしかない。その前にも辞める選択肢もある」と記者団に述べた。

4450名無しさん:2010/11/19(金) 19:58:01
http://www.asahi.com/politics/update/1119/TKY201011190456.html
失言は無通告質問のせい? 仙谷氏「具体的答弁難しい」
2010年11月19日19時41分

 「失言と言っても、無通告の質問(への答弁)が多い。細かいところの無通告質問は大変だ」。仙谷由人官房長官は19日の記者会見で、菅内閣の閣僚の国会答弁での失言が相次いでいるのは、野党側が事前に質問内容を知らせる「通告」が少ないことにも原因があると反論した。

 だが、無通告の質問は民主党も野党時代、政府側の答弁者を追及する手段として、しばしば用いてきた。この点を記者団から問われると、仙谷氏は「それはそれで仕方ないが、後で調べて回答するということもないと、具体的なところまで的確に答えるのは難しい」とトーンダウン。「森羅万象すべて細かいところまで資料を用意したり、頭に入ったりしていない」と、理解を求めた。

 仙谷氏本人は18日の参院予算委員会で「暴力装置でもある自衛隊」と発言。直後に発言を撤回し、「不適当だった」と謝罪している。

4451名無しさん:2010/11/19(金) 20:01:13
http://www.mbs.jp/news/jnn_4580490_zen.shtml
ページ更新時間:2010年11月19日(金) 19時29分
■ 仙谷長官「暴力装置」発言、波紋広がる

 「軽率というか、ばかというか。自衛隊そのものが非常に傷ついたと思う」。19日、あきれた様子でこう述べた石原都知事。問題視しているのは、仙谷官房長官のこの発言です。

 「この暴力装置でもある自衛隊・・・」(仙谷由人官房長官)

 18日、自衛隊を暴力装置と表現し、即座に撤回・謝罪した仙谷氏。そもそも暴力装置という表現は、ドイツの社会学者のマックス・ウェーバーが警察や軍隊を指して用いた言葉からきています。学生運動が盛んだった当時、若者たちがよく使っていたといいます。

 「我々が慣れ親しんできた時代と、ちょっと言葉の持つイメージが違うと。そのことについて、もう少し、こういうポジションについてますから、思いをいたすべきだったかなと、そういう反省はしております」(仙谷由人官房長官)

 野党側は、単に言葉の問題ではなく、仙谷氏の思想にまで批判の矛先を向けつつあります。

 「昔の左翼用語そのものですよね。(仙谷氏の)本音のキーワードが出てきてしまったと。一国の官房長官としては、この言葉遣いだけで問責に値する」(みんなの党 渡辺喜美代表)

 1990年、当時の日本社会党から出馬し、初当選した仙谷氏。暴力装置発言をめぐっては、身内からも苦言の声があがりました。

 「まさに残念だという思い」(北澤俊美防衛相)

 「自衛隊の果たしている役割を考えれば、それは適切でないと思います」(海江田万里経済財政相)

 相次ぐ閣僚の問題発言で、閣内にもきしみが見え始めてきました。(19日17:57)

4452名無しさん:2010/11/19(金) 20:04:22
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101119/plt1011191624008-n1.htm
出るゾ!第2の“SGK38”田母神激怒「自衛隊敵視とは…」
2010.11.19

 当然といえば当然だが、仙谷由人官房長官(64)の「自衛隊は暴力装置」発言が自衛隊関係者の怒りを買っている。現場では「怒りを通り越してあきれるしかない」と官邸を完全に見放す声も。専門家は「日本の国防が危機的状況に追い込まれている」と警鐘を鳴らしている。

 18日の参院予算委員会で飛び出した「暴力装置」発言に真っ先に反応したのはやはりこの人、元航空幕僚長の田母神俊雄氏だ。

 「有事の際に命を賭ける自衛隊は国民の財産。それを敵視するような発言は国民への裏切り行為に等しい」

 元自衛隊空将で軍事評論家の佐藤守氏も「思わず本音が出たのでしょう。酒席の冗談ならいざ知らず、国会という場で、官房長官の要職にある者のする発言ではない。現役の隊員には最大の侮辱。プライドをズタズタにされた」と言う。

 航空自衛官の30代男性は「やっぱりな、という感じ。でも、思っていても普通は口に出すもんじゃない」と嘆息。30代の幹部陸上自衛官にいたっては「『武力』をかみ砕いた表現として『暴力』と言うことは時々、隊内でもあるので驚かないが、政治家の言い回しとしてはよくない」と仙谷氏をたしなめる始末だ。

 「暴力装置」という言葉は一般には聞き慣れないものだが、「社会学者のマックス・ウェーバーや、ソ連建国の父、レーニンが使った社会学の学術用語です」と説明するのは元外交官で評論家の佐藤優氏。東大時代、全共闘の闘士として鳴らす一方で、在学中に司法試験に合格した秀才でもある仙谷氏ならではのボキャブラリーともいえるが、それでもやはり「不穏当な発言には変わりない」(佐藤優氏)。

 「『装置』という発言が自然と出たのは、命を賭して任務に当たっている自衛官をあたかも機械、モノのようにとらえているということ。仙谷氏はすぐに『実力組織』と言い換えたが、そういう認識が根源にあることが問題なのです」

 前出の田母神氏も「内閣の要である官房長官にとって、国家公務員である自衛官は部下のようなもの。それをあんな発言でおとしめては、誰もついていく者はいない」と危機感を抱く。実際、現役自衛官の間には政権に対して妙なシラケムードさえ漂っているという。

 そもそも、仙谷氏のこうした姿勢はいまに始まったことではない。尖閣ビデオの流出事件では、中国漁船の船長を命がけで捕らえた海上保安庁の苦労を無視したことが、現場の造反を招いた。

 「このまま官邸と自衛隊との距離が離れていけば、有事の際に厳しい状況に陥るのは必至です」(田母神氏)。次は防衛省から第2の「sengoku38」が出る恐れさえ出てきた。

4453名無しさん:2010/11/19(金) 20:13:43
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188217.html
柳田法相「国会軽視」発言問題 菅首相、民主・輿石参院会長と会談 対応を協議か

国会軽視と受け取れる発言を行った柳田法相をめぐって新たな動きがあった。
菅首相は、19日午後6時ごろから、およそ20分間国会内で民主党の輿石参院会長と会談した。
柳田法相をめぐる問題について、対応を協議したものとみられている。
輿石氏はこれまで、柳田法相の自発的辞任は否定的な考えを示しているが、会談がどのような内容だったのかについては、記者団には明らかにしなかった。
事態が動く可能性も出てきている。(11/19 19:57)

4454チバQ:2010/11/19(金) 20:48:14
>>4141とか
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20101119-OYT8T00291.htm
光通信普及へ現実路線
「光回線」分離見送り…ソフトバンク巻き返しへ

 2015年までに全世帯に光回線などの超高速ブロードバンド(大容量通信)網を普及させる「光の道」構想を巡り、総務省の作業部会で議論されていたNTTグループの経営形態については当面、現状を維持する方向が固まった。

 ただ、ソフトバンクは、NTTグループからの光回線事業の完全分社化を主張し、総務省や民主党などへの働きかけを強めている。月内にも取りまとめる予定の最終報告に向け、攻防が続きそうだ。

 総務省の作業部会は、光回線事業の分離案を見送り、NTTに光回線への接続料引き下げなどを求めるほうが、光ブロードバンドの普及が早まると判断したとみられる。一方、ソフトバンクの孫正義社長は18日、相次いでテレビ出演、完全分社化の必要性を訴えた。

 今月9日の作業部会で、ソフトバンクは、光回線事業を担う新会社について、政府が現在保有する約2兆円のNTT株のうち2000億円を現物出資し、NTT、KDDI、ソフトバンクが1000億円ずつ出資すれば、新たな税金投入なしに「光の道」構想が実現できると主張した。

 一方、NTTは、ソフトバンクが示した分離・別会社化した場合の試算について、回線管理費用などが過少に見積もられていると指摘し、「経営が成り立たず、実現不可能だ」(鵜浦博夫副社長)と反論した。

 国内の光回線網のカバー率は約9割に達しているが、実際の利用率は約3割にとどまっている。「光の道」構想はカバー率、利用率とも100%を目指す。総務省の作業部会は22日にも行われ、最終報告の骨子案が示される見通しだ。

(2010年11月19日 読売新聞)


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