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政治とカネ

1769名無しさん:2016/01/29(金) 00:46:35
>>1768

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010389101000.html
甘利大臣 まもなく記者会見 経緯説明へ
1月28日 16時43分

甘利経済再生担当大臣は、事務所が建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことを受けて、まもなく記者会見し、大臣室での現金の受け渡しなど、みずからが関わったとされている点について経緯を説明し、疑惑の払拭(ふっしょく)に努める考えで、十分な説明責任を果たせるのかどうかが焦点となります。
甘利経済再生担当大臣は、先週、みずからの事務所が千葉県の建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことを受けて、記憶を整理するとともに、事務所の関係者から当時の経緯を聞き取るなど事実関係の調査を進めています。
甘利大臣はこのうち、みずからが関わったとされている点について説明するため、まもなく内閣府で記者会見を行うことにしています。
この中で甘利大臣は、平成25年11月に大臣室で、また、おととしの2月に神奈川県大和市のみずからの事務所で、それぞれ建設会社の関係者と面会し、現金50万円ずつを受け取ったとされていることなどについて、経緯を説明することにしています。
甘利大臣はこれまで「国家国民のために正々堂々、真摯(しんし)に取り組んできたという自信はある。私自身は国民から後ろ指を指されるような行動は今日までしていないと思ってきた」と述べ、不正に関わったことはないという考えを強調していました。
そして甘利大臣は28日午後の参議院本会議で、「客観的な目も含め必要な調査を行い、事実を確認のうえ、国民に疑惑を持たれないよう、しっかりと説明責任を果たす必要がある。まず、私のことに関しては、本日にも会見を開き、これまでの調査結果をご説明したいと考えている」と述べました。
これに関連して安倍総理大臣は28日午前の参議院本会議で、「任命責任は私にある」と述べたうえで、甘利大臣は国民に不信をもたれないよう説明責任を果たすべきだという考えを強調しました。
甘利大臣としては、業者からの依頼を受けた口利きなどには、みずからは一切、関わっていないことや、企業などからの政治献金は適切に処理するよう指示してきたことなどを説明し疑惑の払拭に努める考えで、十分な説明責任を果たせるのかどうかが焦点となります。

1770名無しさん:2016/01/29(金) 00:46:45
>>1769

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010388921000.html
甘利大臣「託された職務を全うしていく」
1月28日 14時09分

甘利経済再生担当大臣は、午後の参議院本会議で、事務所が建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことについて、説明責任を果たすとともに、託された職務を全うする考えを重ねて示しました。
この中で、甘利経済再生担当大臣は、みずからの事務所が建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことについて、「必要な調査をきちんと行い、事実を確認のうえ、国民に疑惑を持たれないよう、私自身がしっかりと説明責任を果たしていく」と述べました。
また、甘利大臣は、「進退については早めに潔く決断すべきだ」と問われたのに対し、「託された職務を全力で全うしていく」と述べました。
一方、甘利大臣は、「現金を受け取ったかどうか記憶があいまいであること自体にわかには信じがたい」と指摘されたのに対し、「週刊誌報道の内容には、私の記憶とは異なる部分があり、慎重に確認を重ねる必要があると考えている。そうした趣旨から『記憶を整理したい』と申し上げた」と述べました。
そして、甘利大臣は「客観的な目も含め必要な調査を行い、事実を確認のうえ、国民に疑惑を持たれないよう、しっかりと説明責任を果たす必要がある。まず、私のことに関しては本日にも会見を開き、これまでの調査結果をご説明したいと考えている」と述べました。
自民各派 会合などで意見
甘利経済再生担当大臣の事務所が建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことを受け、自民党の各派閥の会合などでは、甘利大臣の夕方の記者会見を見守るべきだという意見や、引き続き政権の重要課題に取り組んでもらいたいという意見が出されました。
このうち、細田幹事長代行は「あいまいな情報をもとにコメントせず、虚心に甘利大臣本人の説明を聞くべきで、判断するのは政府だ。『自分の選挙に影響するのでは』と心配する人は、選挙が弱い人で、『自分はどんなことがあっても選挙に勝つ』という人だけが議員として残っていることを肝に銘じてほしい」と述べました。
また、石破地方創生担当大臣は「来週にかけていろいろな動きがあろうかと思うが、動揺せずに粛々とやっていきたい」と述べました。
このほか、河村衆議院議院運営委員長は「TPP=環太平洋パートナーシップ協定の最後の詰めの段階の交渉が残っており、甘利大臣には大事な役割を果たしてもらいたい」と述べたほか、逢沢元国会対策委員長も「TPPや経済を担当する大切な立場なので、胸を張って堂々と重要閣僚として仕事を継続してもらいたい」と述べました。
一方、山東元参議院副議長は「政治家の出処進退は、まわりがうんぬんすることではなく、あくまでも、みずから判断するべきだ」と指摘しました。
民主・維新 甘利大臣会見踏まえ追及強化へ
民主党と維新の党は、甘利経済再生担当大臣の事務所が建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことを調査するチームの会合を開き、甘利大臣の記者会見での説明内容を精査したうえで、今後の国会審議で追及を強めていく方針を確認しました。
民主党と維新の党は、甘利経済再生担当大臣の事務所が千葉県の建設会社から、UR=都市再生機構への補償交渉を巡って現金を提供されたなどと報じられたことを受けて、事実関係を独自に調査する「疑惑追及チーム」を発足させ、政府側などへの聞き取り調査を行っています。
国会内で開かれた28日の会合で、座長を務める民主党の大西健介衆議院議員は「安倍総理大臣は、甘利大臣の説明を聞く前に甘利大臣の続投を表明しており、非常に奇異だ。われわれは事実関係をしっかり明らかにしていきたい」と述べました。
そして、会合では、28日夕方に行われる甘利大臣の記者会見での説明内容に矛盾点などがないかどうか精査したうえで、関係者への調査をさらに進め、今後の国会審議で追及を強めていく方針を確認しました。
また28日は、国土交通省やUR=都市再生機構の幹部らが出席しましたが、いわゆる口利きの有無など報道された内容の事実関係について、「現在、調査中だ」などと述べるにとどまりました。

1771名無しさん:2016/01/29(金) 00:47:53
>>1770

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010389161000.html
甘利大臣が会見 大臣室での現金授受認める
1月28日 17時10分

甘利経済再生担当大臣は、みずからの事務所が建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことを受けて記者会見し、平成25年11月に大臣室で、建設会社の関係者と面会して、現金を受け取ったことを認め、政治資金として適切に処理するよう、秘書に指示したことを明らかにしました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010389171000.html
甘利大臣 2回の現金授受認める 大臣室と事務所で
1月28日 19時29分

甘利経済再生担当大臣は、みずからの事務所が建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことを受けて記者会見し、平成25年11月に大臣室で、またおととしの2月に神奈川県大和市のみずからの事務所で、それぞれ建設会社の関係者と面会した際、いずれも50万円の現金を受け取ったことを認め、政治資金として適切に処理するよう、秘書に指示したことを明らかにしました。
「ポケットにしまったというのは違う」
週刊文春は3年前に甘利大臣の大臣室で「建設会社の社長と総務担当者が大臣室で菓子折の紙袋の中に、封筒に入れた50万円を添えて大臣に手渡した。大臣は50万円の入った封筒を取り出し、スーツの内ポケットにしまった」と報じています。
これについて、甘利大臣は会見の中で「菓子折の紙袋をもらったが、退出後に、秘書から中にのし袋が入っていると報告を受けた。政治資金としてきちんと処理するよう指示した。スーツの内ポケットにしまったというのは私の記憶とは違う」と述べました。
「現金は適正処理を指示」
週刊文春は、おととし2月、甘利大臣の地元の大和事務所で建設会社の総務担当者と面会した時の状況について「総務担当者がURとのトラブルを説明する資料を大臣に渡した。大臣は資料に目を通したあと、秘書に対し資料は大臣秘書官に預けるよう指示した。その後、大臣は総務担当者が差し出した50万円が入った封筒を受け取った」と報じています。
甘利大臣は会見の中で「総務担当者は以前、大臣室を訪問させてもらったお礼と病気の快気祝として事務所を訪れた。その際、総務担当者からは会社の敷地から産業廃棄物が出て困っているという話をされた」と述べました。
そして「秘書に対し産業廃棄物などに関する資料を東京の秘書に預けるよう指示した。その後、総務担当者から菓子折の入った紙袋と封筒を受け取った。これについて大臣室訪問の謝礼と病気を克服して頑張れという政治活動の応援の趣旨だと受け取り秘書に対して封筒に入っていた現金を適正に処理するよう指示した」と述べました。
「政治資金収支報告書に遅れて記載」
甘利大臣は千葉県白井市の建設会社の社長や総務担当者から大臣室や地元事務所でみずからが受け取ったと週刊誌で報じられた合わせて100万円について、会見で、現金の受け取りを認めたうえで、「大和事務所で受け取った3日後にまとめて受け取ったとして政党支部の政治資金収支報告書に記載した」と述べました。
そして、記載が遅れた理由について秘書は「大臣の病気で事務所が慌ただしかったためで、領収書は建設会社に送付した」と説明し、時期が遅れたが政治資金収支報告書に記載したと述べました。

1772名無しさん:2016/01/29(金) 00:48:04
>>1771

300万円 「秘書が誘惑に負け使ってしまった」
甘利経済再生担当大臣は3年前、千葉県白井市の建設会社の総務担当者から秘書が受け取ったと週刊誌で報じられた500万円について、28日の会見で現金の受け取りを認めたうえで、政治資金収支報告書に記載されていない300万円は秘書が私的に使ったことを明らかにしました。
3年前の8月、甘利大臣の秘書が受け取ったと報じられた500万円のうち甘利大臣や元秘書の政治団体の政治資金収支報告書には200万円について記載されていますが、残りの300万円については記載がありません。
甘利大臣は会見の中で秘書が調査にあたった弁護士に説明した話として、「秘書は総務担当者から合わせて500万円を受け取った。100万円と400万円に分けて政党支部の領収書を2枚渡しこのうち100万円を政治献金として処理した。残りの400万円については返そうとしたが総務担当者から『自由に使ってくれ』と言われたため、このうち100万円を元秘書の政治団体への寄付に回すことにした」と述べました。
そして「残りの300万円は総務担当者に返せず秘書が自分の机の引き出しに保管していたが、秘書は日頃から自腹での支出も多く負担が大きかったので誘惑に負けて使ってしまったと説明している」と述べました。
そのうえで甘利大臣は「300万円は収支報告書に記載されていない状態になっているので、選挙管理委員会と相談して適切に対応するとともに建設会社からの献金はすべて返却するよう指示した」と述べました。
また甘利大臣は秘書2人が総務担当者から飲食や金銭授受の接待を複数回にわたって受けたことを認めて辞表を提出し、28日付けで受理したことを明らかにしました。

1773名無しさん:2016/01/29(金) 00:48:52
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010389141000.html
甘利大臣巡る週刊誌報道と関係者の証言
1月28日 17時30分

「週刊文春」は先週号で、甘利経済再生担当大臣の事務所が千葉県白井市の建設会社とUR=都市再生機構との間のトラブルを巡り建設会社側から口利きを依頼され、その見返りとして現金などを受け取っていたと報じました。
記事は、建設会社の総務担当者が、甘利大臣本人に対し、3年前大臣室で50万円、おととし神奈川県大和市の地元事務所で50万円の合計100万円を直接手渡したとしているほか、公設秘書などに対し3年前500万円を渡したほか、繰り返し接待などを行ったと指摘しています。
この報道に対し甘利大臣は、これまで会見などで、みずからに関することについては、大臣室などで面会したことは認めていますが、「自分の記憶と報じられた内容に一部違う部分があるので、記憶を整理してから説明したい」などとしてきました。そのうえで「自分自身は違法な行為は一切していない」と強調していました。
一方、秘書などについては「口利きの指示はしていないし、報告も一切なかったので、事実かどうか全く分からない」と説明しています。そして「第三者を入れて調査するので、事実関係の確認にしばらく時間がかかる」としています。

週刊誌報道の中で、千葉県白井市の建設会社の総務担当者は、UR=都市再生機構との間のトラブル交渉で、甘利経済再生担当大臣の事務所に口利きを依頼したとしています。
このトラブルは千葉県とURが昭和44年度から進めている白井市と印西市を結ぶ全長12キロメートル余りの環状道路の建設工事を巡って起きました。千葉県などによりますと、ここ数年の間に建設予定地に隣接する白井市内の建設会社からURに対して「工事の影響で会社の建物にひびが入った」などとする苦情を受けたということです。そのため、URと建設会社との間で話し合いの場が持たれ、建設会社側に数億円規模の補償金が支払われたということです。
しかし、補償金の支払い後も建設会社から工事を巡るさまざまな苦情が繰り返しUR側に寄せられていたということです。
政治資金収支報告書 302万円寄付の記載
千葉県白井市の建設会社や総務担当者は、甘利経済再生担当大臣の支援者としても活動してきました。甘利大臣の資金管理団体や代表を務める政党支部の政治資金収支報告書には、この建設会社や総務担当者などの名義で、おととしまでの2年間に、合わせて302万円の寄付があったことが記載されています。
また、建設会社の社長が中心となっておととし千葉県に甘利大臣の後援会の支部が作られていて、甘利大臣は発会式に出席したことを認めています。
公設秘書の説明
甘利経済再生担当大臣の事務所関係者などによりますと、現金を受け取ったとされている甘利大臣の公設秘書で、神奈川県大和市にある甘利事務所の所長は複数の支援者などに対し、「報道されている500万円について受け取ったが、一部は返却した。相手から領収書を取り戻すのを忘れた」と説明しているということです。
そのうえで「ご心配おかけしました」とか「脇が甘くて申し訳なかった」などと話しているということです。
UR=都市再生機構 いきさつを説明せず
週刊誌報道は千葉県の建設会社との補償交渉を巡り、UR=都市再生機構の担当者が、甘利経済再生担当大臣の秘書に呼び出されるなど口利きがあったと指摘しています。
これについてURは「甘利大臣の事務所からいわゆる口利きのようなものはなかったと認識している」としています。そのうえで「事実関係の詳細は確認中だ」としていきさつなどは明らかにしていません。

1774名無しさん:2016/01/29(金) 00:49:03
>>1773

証言した建設会社の総務担当者とは
千葉県白井市の建設会社の総務担当者として週刊誌で実名で証言した一色武氏(62)は、もともと神奈川県厚木市で不動産会社を経営していました。
関係者によりますと8年前、東京にある右翼団体に入り、数年前まで所属していたということです。この右翼団体は以前、千葉県白井市の建設会社の周辺で進められていた県道工事を巡り、この建設会社から千葉県やURに補償金を求める交渉の相談に乗っていたということです。そして、3年前からは一色氏が右翼団体に代わって建設会社の総務担当者としてURなどとの交渉にあたっていたということです。
一色氏は週刊誌の発売後NHKの取材に応じました。この中で「資金提供はすべて事実だ。資金の大半はみずから用立てたもので、甘利経済再生担当大臣の秘書から要求されて払い続けた。しかし、一向に問題を解決してくれなかったので腹が立ち、週刊誌に証言した」などと説明しています。
一方、みずから協力を持ちかけた相手とのやり取りを録音するなどしたことが不自然だと指摘されていることについて「権力者を利用しようとする以上、万一の場合に備え自分の身を守る必要があった」などと話し、甘利大臣をおとしめる意図はないと主張しています。
そして、録音したとする音声については「身を守る最後の武器なので今の時点では公開できない」などとして明らかにしていないため、これまでの取材では、週刊誌が報じた資金提供の詳しい経緯や状況は確認できていません。
口利き依頼したとされる建設会社とは
週刊誌の報道で甘利大臣の事務所に口利きを依頼したとされるのは、千葉県白井市にある建設会社です。
市や関係者によりますと、この建設会社は建設現場で用いられる「型枠」の施工などを主な事業にしているということです。建設会社の周辺一帯は昭和45年から土地の開発や建物の建築が制限される「市街化調整区域」に指定されています。しかし、白井市などによりますと昭和50年代から60年代にかけて当時の土地の所有者がコンクリート廃材などの大量の産業廃棄物を不法に投棄したということです。さらに、千葉県や白井市によりますと、その後、所有者から土地を借り受けたこの建設会社が積みあがった産業廃棄物の上に事務所などを違法に建てたということです。このため千葉県は、これまで数回にわたり違法建物の撤去などを求める「違反指導」を行いましたが会社側は応じなかったということです。
その一方で、周辺で県やUR=都市再生機構が進めている県道工事を巡り、繰り返し苦情を申し立て補償金の支払いを求めてきたということです。
今回の週刊誌報道について、建設会社の代理人を務める弁護士は「建設会社の社長と総務担当者が一心同体で動いたことはなく、今回のことは社長が望んだことではない。甘利大臣側を陥れる意思は社長になく、驚いている。社長と総務担当者の関係は切れていると私は認識している」と話しています。

1775名無しさん:2016/01/29(金) 00:49:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016012801051
「政治とカネ」後絶たず=第2次安倍政権、辞任4人目

 「政治とカネ」の問題は過去に何度も繰り返されてきた。第2次安倍政権が発足した2012年以降、閣僚の辞任は4人目となる。
 村岡兼造元官房長官が政治資金規正法違反罪で立件された日本歯科医師連盟(日歯連)のヤミ献金事件は2004年。捜査の過程で橋本龍太郎元首相が高級料亭で1億円の小切手を日歯連側から受け取り、背広の内ポケットに収めたことが明らかになった。
 特捜部は橋本氏の関与も調べたが、「記憶にない」との主張を崩せず、同年9月、嫌疑不十分で不起訴に。橋本氏は翌年の総選挙に出馬せず政界を去った。
 鳩山由紀夫元首相は、実母などから得た資金を架空の寄付と偽装したとして、公設秘書が2010年4月に有罪判決を受けた。鳩山氏は同年6月に退陣を表明した。
 第2次安倍内閣が発足した12年以降も疑惑は相次いだ。小渕優子元経済産業相は関連政治団体が開催した支援者向けの観劇会をめぐり、政治資金収支報告書の記載にずれがあることが発覚した。
 小渕氏は地元選挙区でうちわを配布した問題で告発された松島みどり元法相と同じ日に、辞表を提出。15年2月には、国の補助金を受けた企業からの献金問題で、西川公也元農林水産相が辞任した。(2016/01/28-22:51)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016012801056
甘利氏秘書と12回面会=補償金「適正支払い」・UR-国交省局長、口利き否定

 甘利明経済再生担当相をめぐる金銭授受疑惑で、都市再生機構(UR)は28日、2013年6月以降、甘利氏の秘書と12回面会し、うち9回は千葉県の建設会社との補償交渉について説明していたと明らかにした。建設会社に少なくとも約2億3600万円の補償金を支払っており、会計検査院が調査しているという。
 URの担当者は「国の基準にのっとり適切に支払った。(甘利氏側から)補償金額についての要請はなかった」と話した。
 URによると、道路建設工事に伴う建設会社の建物移転のため12年5月に約1600万円、13年8月には約2億2000万円を支払った。UR職員は13年6月、甘利氏の秘書に補償交渉について説明。15年7月〜16年1月にも甘利氏の事務所などに11回出向き、経過などを伝えた。甘利氏が同席することはなかったという。
 URは「建設会社から騒音などの苦情が寄せられて工事が中断し、再開に向け協議を続けていた。同社の総務担当者が甘利事務所と連絡を取っているという認識はあった」と話した。
 URを所管する国土交通省によると、15年3月上旬、甘利事務所の秘書から当時の住宅局長に補償交渉に関する問い合わせがあり、秘書からの求めに応じ同7月、局長がURの担当者名と連絡先を伝えた。局長は国交省職員から事実関係の報告を受けたが、甘利氏側からの口利きは否定しているという。(2016/01/29-00:18)

1776名無しさん:2016/01/29(金) 06:43:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160129/k10010389641000.html
甘利氏 政治資金収支報告書訂正の考え
1月29日 4時01分

辞任した甘利経済再生担当大臣は、28日の会見で、「建設会社から秘書が受け取った300万円については、政治資金収支報告書に記載されていないので、適切に対応する」などと述べ、収支報告書を訂正する考えを示しました。
28日辞任した甘利大臣は、会見の中で、平成25年8月に神奈川県大和市の地元事務所で、秘書が建設会社の関係者と面会し、現金500万円を受け取ったことを認めました。
このうち300万円は政治資金収支報告書に記載せず、秘書が個人的に使い込んだことを明らかにしました。
政治資金規正法違反の不記載の可能性があり、甘利大臣は収支報告書を訂正する考えを示しました。
一方、大臣本人が建設会社側から平成25年11月に大臣室で受け取った50万円と、26年2月に大和市の事務所で受け取った50万円の、合わせて100万円については、「政治資金として受け取ったもので、適正に処理をするよう秘書に指示をしていたが、収支報告書には実際より遅れた日付で記載されていた」と説明しました。
そして甘利大臣は、この100万円についても収支報告書を訂正するとともに、これまでに建設会社側から提供された資金は全額を返却する考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160129/k10010389681000.html
UR 甘利氏の秘書に交渉に関する説明を9回
1月29日 4時01分

28日辞任した甘利経済再生担当大臣の事務所が、千葉県の建設会社からUR=都市再生機構への口利きを頼まれ、現金を受け取ったと報じられた問題で、URは甘利大臣の秘書に対して、建設会社との交渉に関する説明を少なくとも9回行っていたことを明らかにしました。
URは28日夜、甘利大臣の事務所に口利きを依頼したと報じられた、千葉県白井市の建設会社との交渉の経過などについて、これまでの調査結果を公表しました。
この建設会社は、周辺でURが進めている県道工事を巡り、URに苦情を申し立てて、補償金の支払いを求めています。
URは、交渉の担当者が平成25年6月から今月にかけて少なくとも9回、甘利大臣の議員会館や神奈川県大和市の事務所などを訪れて、秘書に対し補償交渉の進捗(しんちょく)などを説明していたことを明らかにしました。
また、建設会社に対し、これまでにおよそ2億3600万円の補償金を支払ったということです。
これについて、URは「建設会社の総務担当者が、甘利大臣の事務所に相談しているとの話をしたことから、補償交渉をスムーズに進めるため、甘利事務所と面談した。補償の具体的な金額については話していない」と説明しています。
URは面談でのやり取りについて、さらに詳しい調査を行うことにしています。
一方、国土交通省は、去年3月と7月に当時の住宅局長に対し、甘利大臣の秘書から、この補償交渉に関する問い合わせがあり、局長がURの担当者の連絡先を伝えていたことを明らかにしました。

1777名無しさん:2016/01/30(土) 15:02:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160125-00000579-san-pol
「先方は最初から隠し撮り目的」 金銭授受疑惑で甘利氏会見
産経新聞 1月25日(月)20時12分配信

 甘利明経済再生担当相は25日の記者会見で、週刊文春が報じた金銭授受疑惑をめぐり甘利氏側に現金を渡した千葉県の建設業者について「先方は最初から隠し録音をしたり、写真を撮ることを目的とした人たちだ。こちらは慎重になっている」と述べた。さらに「こちらにアプローチ(接触)する最初から、いろいろな仕掛けを行っているのか」とも語り、業者の姿勢に疑問も呈した。

 自身が建設業者から現金50万円を2度直接受け取ったとされる疑惑については「私に関することは今週中に会見で明らかにし、説明責任を果たしていく」と強調。その上で秘書らの金銭疑惑の調査については「第三者による事実確認、調査を鋭意行っている。ある程度時間を要すると思うが、まとまり次第公表する機会をつくる」と述べた。

1778名無しさん:2016/01/30(土) 15:18:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016013000230
秘書不祥事で議員辞職例も=野党、甘利氏追及緩めず

 金銭疑惑を受けて閣僚を辞任した甘利明前経済再生担当相に対し、野党各党は追及の手を緩めておらず、政治的・道義的責任をあぶり出して議員辞職を迫る構えだ。甘利氏は議員活動を続ける意向を示し、自民党も「辞職の必要はない」(二階俊博総務会長)と擁護する。ただ、過去には秘書をめぐる「政治とカネ」の問題で、議員辞職や離党に発展した例もある。(肩書は当時)
 小泉政権下の2002年は、秘書が絡んだ「政治とカネ」の問題が相次いだ。加藤紘一元自民党幹事長は、事務所代表だった元秘書の脱税事件の責任を取って離党。「社会的、政治的、道義的責任を取り、衆院議員の職を辞したい」と、議員辞職にも追い込まれた。井上裕参院議長は、政策秘書の裏金受領疑惑で議長を辞任。その後、この秘書が逮捕されると、井上氏は議員も辞職した。
 この年は、民主党の鹿野道彦副代表の元秘書も公共工事をめぐって口利き料を受け取り、逮捕された。鹿野氏は事件への関与を否定したが、離党を余儀なくされた。
 一方、秘書が刑事責任を問われながらも、政治家本人が議員辞職や離党は突っぱねたケースも少なくない。第2次安倍内閣の14年には、小渕優子経済産業相の関連政治団体が開いた地元後援会向け観劇会で、収支報告書に記載された収入と支出の食い違いが発覚。小渕氏は閣僚を辞任した。元秘書がその後、政治資金規正法違反(虚偽記載)で有罪判決を言い渡されたが、小渕氏は「関与していない」として議員活動を続けた。
 09年に民主党代表だった小沢一郎氏は、西松建設の違法献金事件で元公設秘書が起訴され、代表を辞任。鳩山由紀夫首相は在任中に元公設秘書が偽装献金事件で有罪判決を受け、退陣の理由の一つとされた。しかし、鳩山、小沢両氏ともに衆院議員の職にはとどまった。

◇秘書の不祥事を問われた主な政治家
【2002年】
▽加藤紘一・元自民党幹事長
 事務所代表だった元秘書が脱税容疑で逮捕され離党、後に議員辞職
▽井上裕・参院議長
 政策秘書が公共事業に絡んで口利き料を受領した問題で議長辞任、後に議員辞職
▽鹿野道彦・民主党副代表
 元秘書が公共工事をめぐって口利き料を受領、東京地検に逮捕され離党
【03年】
▽大島理森・農林水産相
 元秘書の口利き、献金流用疑惑で閣僚辞任
【09年】
▽小沢一郎・民主党代表
 西松建設の違法献金事件で元公設秘書が起訴され代表辞任
【10年】
▽鳩山由紀夫・首相
 元公設秘書が偽装献金事件で有罪判決
【14年】
▽小渕優子・経済産業相
 元秘書らが政治資金収支報告書に架空の寄付金を計上した問題で閣僚辞任
(注)肩書は当時
(2016/01/30-14:47)

1779名無しさん:2016/01/30(土) 15:31:51
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160129/k10010390891000.html
国交相 甘利氏秘書との面談状況 URに公表指示
1月29日 19時24分

石井国土交通大臣は、甘利前経済再生担当大臣の辞任に関連して、UR=都市再生機構が甘利氏の秘書に繰り返し説明を行っていたことについて、閣議のあとの会見で「調査中の面談の状況がまとまりしだい速やかに公表するよう、URに改めて指示した」と述べました。
甘利前経済再生担当大臣が28日に辞任したことについて、石井国土交通大臣は閣議のあとの会見で、「辞任は自分で決められたことだが、こうした事態に至ったことは残念だ。国政運営が停滞しないよう課題に全力で取り組むことが重要だ」と述べました。
この問題を巡っては、週刊誌報道で、甘利氏の事務所が千葉県の建設会社からUR=都市再生機構とのトラブルについて口利きを頼まれ、現金を受け取ったと報じられており、UR側は甘利氏の秘書に建設会社との交渉に関する説明を少なくとも9回行っていたことを明らかにしています。
これについて石井大臣は、「面談したときの状況をURで調査している。調査結果がまとまりしだい速やかに公表するよう、URに改めて指示した」と述べました。そのうえで石井大臣は「国会議員の事務所から問い合わせがあれば丁寧に対応するのが一般的で、それにのっとってURも対応した。回数が多いかどうかはいろいろなケースがあり、一概には言えない」と述べました。

1780名無しさん:2016/01/31(日) 12:18:43
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160131/k10010392311000.html
甘利氏辞任 「政治とカネ」巡り与野党が議論
1月31日 12時13分

NHKの日曜討論で、甘利前経済再生担当大臣が政治とカネを巡る問題で辞任したことに関連して、自民・公明両党は甘利前大臣は引き続き事実関係の調査を進め、説明責任を果たすことが重要だという考えを示したのに対し、民主党などは、甘利前大臣を国会に参考人として招致して真相を解明すべきだという考えを示しました。
この中で、自民党の小野寺政務調査会長代理は「国民に大きな不信感を与えてしまったことを、改めておわび申し上げたい。重要閣僚の甘利前大臣が辞めたことは、自民党として大きなものとして受け止め、襟を正していくことが必要だ。甘利前大臣は相当細かく調べて、記者会見して責任も取ったが、これで終わるわけではなく、全容を国民に説明すると話しているので、その説明をしっかり受け止めて考えていくことが必要だ」と述べました。
公明党の石田政務調査会長は「甘利前大臣の辞任は政権にとっては大きな打撃だと思う。まだまだ、国民から見ても、私から見ても、ちょっと分からないところがあるので、ある意味では辞任で終わりということではなくて、まずはしっかりとした説明責任を果たすことが大事だろうと思う」と述べました。
民主党の細野政策調査会長は「政治と利権の問題は過去のものだと思っていたが、自民党の中ではそうではなかったことが明らかになった。甘利前大臣は中核の主要閣僚であり、TPPの交渉を一手に引き受けていた。国会への参考人招致はしっかり進めていくべきだが、疑惑の面だけでなく、政策の面からも答えていただく必要がある」と述べました。
共産党の小池政策委員長は「最大の疑惑は現職大臣が口利きをして、その見返りに多額のカネを受け取ったのではないかという疑惑だ。疑惑は会見でさらに深まったし、関係者の言い分が違うので、国会に招致して徹底的に真相解明をする必要がある」と述べました。
維新の党の小野政務調査会長は「政と官の癒着の問題、業者と政治家の持ちつ持たれつの関係にメスを入れなければ、問題の解決にはならない。企業・団体献金を禁止して個人献金中心の仕組みにしなければならず、法案を可及的速やかに提出したい」と述べました。
おおさか維新の会の浅田政務調査会長は「甘利前大臣は全容解明のために説明責任を果たしていくべきだ。収支報告に記載されているかいないかは、あくまでも形式的なものであり、企業・団体献金は廃止すべきだという考え方だ」と述べました。
社民党の吉川政策審議会長は「あっせん利得があったのか、なかったのかについて、まだ全く説明されておらず、参考人招致も含め、国会の中できちんと真相の究明をしていくことが必要だ。安倍総理大臣の任命責任は非常に重大だ」と述べました。

1781名無しさん:2016/01/31(日) 13:50:53
http://news.infoseek.co.jp/article/dailynewsonline_1082045/
黒いカネ”で辞任した甘利明大臣の並外れた集金力
デイリーニュースオンライン / 2016年1月30日 16時0分

 追い詰められていた安倍晋三政権の重要閣僚がついに決断を下した。週刊文春の報道によって金銭授受疑惑が浮上していた甘利明・衆院議員(66)が経済再生担当大臣の職を辞すると決めたのだ。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉の責任者として存在感を発揮してきた甘利氏だが、1月28日の会見で、「閣僚のポストは重い。しかし、政治家として自分を律することはもっと重い」と自身の思いを吐露。「政治家としての矜持にかんがみ、本日ここに閣僚としての職を辞することを決意しました」と大臣のイスから下りる意思を明らかにした。

■内閣調査室を総動員して情報集め
 スキャンダルが直撃してから1週間あまり。「TPPの立役者」の〝降板〟に至るまでの舞台裏を永田町関係者がこう明かす。

「永田町には、『官邸は甘利氏をとことん守る』との見方が広がっていた。もちろん、総額1200万円に及ぶ接待を受けたとされる秘書の監督責任は免れない。ただ、官邸は一番の焦点だった自身の計100万円の現金授受については『説明できる』と踏んでいたようだ」

 告発者の素性について取り沙汰する報道が出たことも、官邸を強気にさせる一因だった。

「文春に実名告発した千葉県の建設会社関係者は、すでに解散した右翼団体と接点を持っていた。金銭授受の証拠集めのために入念に準備していた痕跡がある点を指摘するメディアもあった。官邸は一連の問題を『甘利氏ははめられた』というストーリーに当てはめようと、内閣調査室を総動員して情報集めに躍起だった」(先の関係者)

 永田町でそんな駆け引きが繰り広げられていたなか、幕切れはあっけなく訪れた。

 2月4日にニュージーランドで開催されるTPPの調印式までは続投する、との大方の見方を覆し、甘利氏がサプライズ辞任を仕掛けたのだ。会見ではどこか清々しい表情さえ見せていた甘利氏だったが、今回の問題が思わぬハレーションを引き起こす可能性も囁かれている。

「今回の騒動によって、改めて明らかになったのは『安倍首相の側近中の側近』である甘利氏の影響力の大きさでした。報道各社が、甘利氏の資金管理団体である『甘山会』や、代表を務める『自民党神奈川県第13選挙区支部』を改めて洗い出した結果、並外れた集金力が明らかになったのです」(全国紙社会部記者)

■地元支部だけで1億円以上の政治資金
 たとえば2013年には『自民党神奈川県第13選挙区支部』だけで9112万円もの政治資金を集めている。翌年にはその額が、1億1317万円にまで膨れあがっていた。

 スキャンダルの「震源」となった問題の建設会社は特に大口の支援者であるらしく、数万円から数十万円単位での献金が多いなか、13年に107万円、14年に169万円を件の「自民党神奈川県第13選挙区支部」に収めている。

 書類の中には意外な人物の名前も。先の永田町関係者は、

「支援者の中で突出していたのが大手家具チェーン『ニトリ』だ。14年に社長名義で200万円をポンと差し出している。それもそのはずで、実はニトリの創業者である似鳥昭雄氏は永田町でも有名な〝政商〟の1人。甘利氏以外にも多くの政治家と関係を結んでおり、彼の主宰するサロンには安倍首相も顔を出している」

 と声を潜める。図らずも明らかになった政治家の〝懐の中身〟。内容はどうあれ、彼らの金銭感覚が庶民とはかけ離れたものであることだけは明らかだ。

浅間三蔵
1978年、神奈川県生まれ。大学卒業後、大手新聞社に入社。社会部記者として警視庁や司法関連を担当する。震災を契機に独立し、現在はフリージャーナリストとして週刊誌などで活躍中

1782名無しさん:2016/01/31(日) 13:55:32
http://lite-ra.com/2016/01/post-1931.html
ネトウヨが「武士」とホメる甘利明は「悪代官」だ! 5億円の企業献金とパーティ収入、年間1千万の原発マネー
【この記事のキーワード】ネトウヨ, 安倍内閣, 宮島みつや 2016.01.30

 辞任した甘利明・前経済再生相の“茶番会見”から1日。やはり、予想どおりテレビメディアは“疑惑の幕引き”を展開してきた。
 本サイトがきのう早朝の記事で予言したとおり、安倍応援団の田崎史郎・時事通信特別解説委員は、朝からワイドショーをはしごして甘利氏擁護を展開。『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ)では「野党はもちろん徹底究明とか言うんですけど、本人が責任をとって辞められたわけで」と発言。『ひるおび!』(TBS)でも同様に「(甘利氏は会見で)ほぼ説明しきれてるんじゃないですかね」「僕は人を信じやすくてね、へへ(笑)」などと嘯いてみせた。
 田崎氏のような官邸に近いコメンテーターが、安倍政権へのダメージを最小限にするような動きをしてくるのは想定内ではあるが、ネット上でも、甘利氏を“悲劇のヒーロー”扱いする声まであがっているのだから、ため息がでる。
「潔い男らしい辞任会見」「甘利さんは男の中の男!」「甘利明議員は武士の一分を胸に持つ人物らしい」「甘利氏の言葉に武士道を見た。日本の魂を持つ者の心を打つものだ」「甘利大臣、武士道貫く。真摯な受け応え潔し」
 あれが「武士」って本気で言ってるのか……。ネトウヨたちの安倍親衛隊ぶりもここに極まれりという感じだが、しかし、ここまでではなくとも、あの涙ながらの茶番会見をみて、「安倍政権のことを第一に考えての勇退」「秘書が悪いのに責任をとったのは立派」などと思った人は少なくないらしい。
 ならば、本サイトとしては、あらためてこの甘利明という政治家の“本質”を伝えておかねばならないだろう。今回、甘利氏はあっせん利得処罰法違反が極めて濃厚な形で大臣を辞任したわけだが、この政治家はこれまでも“カネをめぐる疑惑”に事欠かなかった。その汚いカネまみれの政治家人生を、いまここに振り返ってみよう。

1783名無しさん:2016/01/31(日) 13:57:10
>>1782

 甘利氏が政界に進出したのは1983年。政治家だった父親・甘利正氏の地盤を引き継いでの出馬で、いわゆる二世議員だ。自民党入党後の93年には、当時の「週刊新潮」(新潮社)11月25日号が、甘利氏にとって初の大きな金銭スキャンダルを報じる。記事によれば、甘利氏の2つの政治団体が、支持者からの献金額を約10倍に水増しして選管に報告、虚偽の領収書を濫発して献金者に総額約6500万円の所得還付金を不正に受け取らせていたというのだ。このとき甘利氏の秘書は“政治団体に名前を使われただけで甘利氏とは無関係”と釈明したが、これらの政治団体は政治資金収支報告書に記載されていた。
 しかし、こんな金銭スキャンダルも、さすがの二世議員には大した障害にならなかったらしい。その5年後には小渕内閣で労働相として初入閣。続く森、小泉内閣では大臣の座を射止めることはできなかったが、06年の自民党総裁選では当時の所属派閥の領袖を裏切り安倍晋三氏を支援。安倍総理誕生の立役者のひとりとして経産相に就任した。以降、安倍首相の経済政策を支え続けたことは周知のとおりだ。
 しかし、第一次安倍内閣では閣僚の失言や不祥事が続出した。甘利氏にも疑惑の目が向けられ、07年には「週刊ポスト」(小学館)7月27日号が“4000万円事務所費疑惑”を報道。その内容は、資金管理団体「甘山会」が収支報告書に記載した「事務所費」から実際の事務所家賃を引くと、2003年から05年の3年間でなんと約4000万もの差額が発生しており、そのカネが闇に消えていたというもの。この不透明な経費の多くは高級料亭などでの飲食などに使われていたとみられている。
 実際、「しんぶん赤旗」2016年1月26日付によれば、甘利氏の政治資金での飲み食いは安倍内閣の閣僚の中でも屈指だという。14年の甘山会の「飲食費」は約750万円で全閣僚のなかで麻生太郎財務相に次ぐ2位。すしに焼肉、イタリア料理などに舌鼓を打っており、しかも「週刊文春」(文藝春秋)で告発者らが大臣室へ行き50万円を手渡したという13年11月14日の領収書には、奇妙なことに、ワイン居酒屋でなんと19万円もの支出があったという。
 明らかに庶民のそれとかけ離れた金銭感覚だが、他にも甘利氏といえば、テレビ東京の『開運!なんでも鑑定団』にも出演するなど、政界きっての“骨董品コレクター”として知られる。だが、本サイトでも先日お伝えしたように、第一次安倍政権の頃には、鑑定額計100万円相当の美術品3点をバンダイの御曹司に1500万円で売りつけていた疑惑も発覚している。いま思えば、趣味の骨董品も財産運用の一環だったのではないか。
 甘利氏のこうした贅沢趣味を支えるのが巨額のパーティ券であることは言うまでもない。「しんぶん赤旗」1月29日付によれば、甘利氏は、甘山会や代表を務める選挙区支部、政治団体「通商産業政策研究会」を“財布”にしており、11年から14年の4年間で3団体が得た企業・団体献金とパーティ収入は総額5億円超。とりわけ、甘山会は4年間で75回も政治資金パーティを開いていた。なお、大臣規範では「国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する」と定められているが、甘利氏は第二次安倍内閣以降、政治資金規正法で報告が義務付けられている収入1000万円以上の政治資金パーティを6度も開催していた。

1784名無しさん:2016/01/31(日) 13:57:21
>>1783

 さらに、このパーティ券をめぐっては、甘利氏は原発政策を進めるかたわら、東京電力とその関連会社から大量に購入してもらっていたという事実もある。本サイトでも既報のとおり、東電は国会議員を電力業界での重要度でランク付けしていた。甘利氏は、2010年までの数年間でその“原発議員ランキング”のトップテンに位置付けられており、パーティ券にあてがわれた“原発マネー”の総額は、年間1000万円以上だったとも言われている。
 こうした甘利氏の所業を知ってもなお、ネトウヨたちは「武士」などというのだろうか。誰がどう見たって“時代劇の悪代官”のほうがふさわしい。
 今回発覚した口利き疑惑だってそうだ。通常、大臣室で現金の受け渡しを行うことは政治家としてあり得ないことだが、カネまみれの政治家人生を歩んできた甘利氏は感覚が麻痺していたのかもしれない。「文春」の実名告発は来るべくしてきたのだ。30年以上ものあいだ、政治団体や秘書ぐるみで巨額のカネを転がし、グルメや骨董品に費やしてきた代償をついに払うときがきた。そういうことだろう。
 あるいは、責任をとって辞めるという当然のことが「武士」なのならば、もうひとり「武士」になるべき男がいる。安倍首相だ。こうした疑惑まみれの人間を第一次政権時から重用し続けた安倍首相の責任は計り知れない。
 しかし、安倍首相は「任命責任は私にある。こうした事態になったことついて、国民に深くお詫び申し上げる」と述べたが、今回も間違いなく“口だけ”に終わるだろう。
 第二次安倍政権では今回の甘利氏までに、松島みどり法相、小渕優子経産相、西川公也農水相(いずれも当時)の3人が、不祥事絡みで辞任した。そのとき、安倍首相が任命責任をひとつでも果たしたか。ノーだ。
 本当に、彼らを任命したことへの責任を感じているのであれば、それこそ、安倍首相も潔く総理を辞めたほうがいい。
(宮島みつや)

1785名無しさん:2016/01/31(日) 16:32:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016013100062
企業献金禁止、今国会で=野党要求、自民慎重-甘利氏疑惑

 民主、共産など主要野党の政策責任者は31日のNHKの討論番組で、甘利明前経済再生担当相の金銭授受疑惑に関し、企業・団体献金を禁止する法案の今国会成立をそろって求めた。これに対して自民党は慎重な姿勢を示した。
 民主党の細野豪志政調会長は、企業・団体献金の禁止や個人献金促進を盛り込んだ法案を今国会に維新の党と共同提出する方針であることに触れ、「各党間で議論していくべきだ」と強調。維新の小野次郎政調会長は「政と官の癒着にメスを入れなければ問題の解決にならない」と訴えた。
 共産党の小池晃政策委員長は「企業は善意でお金を出しているのではなく、献金は本質的に賄賂性を持つ」と述べ、パーティー券購入を含めて議論すべきだと主張した。
 自民党の小野寺五典政調会長代理は「日本には個人献金の風土が身についていない。献金の議論はもっと大きな意味ですべきだ」と反論。公明党の石田祝稔政調会長は「(企業献金を)なくすなら、ではどうするかということをしっかり議論すべきだ」と指摘した。 
 細野氏はまた、甘利氏が環太平洋連携協定(TPP)交渉を一手に引き受けていたとして、「疑惑追及だけでなく、政策面からも甘利氏には予算委員会に出て答えていただく必要がある」と国会招致を要求。小野寺氏は「全体のチームで交渉していた」と、反対する考えを示した。(2016/01/31-12:17)

1786名無しさん:2016/01/31(日) 20:57:53
>>1785

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016013100062
企業献金禁止「今国会で」=自民は慎重-甘利氏疑惑・野党

 民主、共産など主要野党の政策責任者は31日のNHKの討論番組で、甘利明前経済再生担当相の金銭授受疑惑に関し、企業・団体献金を禁止する法案の今国会成立をそろって求めた。これに対して自民党は慎重な姿勢を示した。
 民主党の細野豪志政調会長は、企業・団体献金の禁止や個人献金促進を盛り込んだ法案を今国会に維新の党と共同提出する方針であることに触れ、「各党間で議論していくべきだ」と強調。維新の小野次郎政調会長は「政と官の癒着にメスを入れなければ問題の解決にならない」と訴えた。
 共産党の小池晃政策委員長は「企業は善意でお金を出しているのではなく、献金は本質的に賄賂性を持つ」と述べ、パーティー券購入を含めて議論すべきだと主張した。
 自民党の小野寺五典政調会長代理は「日本には個人献金の風土が身についていない。献金の議論はもっと大きな意味ですべきだ」と反論。公明党の石田祝稔政調会長は「(企業献金を)なくすなら、ではどうするかということをしっかり議論すべきだ」と指摘した。 (2016/01/31-17:47)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016013100126
与党、3日の予算審議入り目指す=野党、甘利氏らの招致要求

 与野党は1日、幹事長・書記局長会談を国会内で開き、金銭疑惑を抱える甘利明前経済再生担当相の辞任を受けて停滞している2016年度予算案審議日程をめぐり協議する。与党側は3日の衆院予算委員会での実質審議入りを目指すが、野党側は疑惑の真相究明のため、甘利氏や関係者の国会招致を主張。経済演説のやり直しも求める構えで、与野党の駆け引きが続きそうだ。
 与党は1日の協議で野党側に対し、衆院予算委で2日に麻生太郎副総理兼財務相による予算案の提案理由説明を行い、3日から安倍晋三首相と全閣僚が出席して基本的質疑を実施したいと打診する。与党は当初、1月29日から同質疑に入る日程を描いていたが、甘利氏疑惑の影響でずれ込んだ。
 民主党の岡田克也代表は31日、「甘利氏問題は根が深い。都市再生機構(UR)、国土交通省、内閣の問題だ」と記者団に語り、追及を強める姿勢を示した。
 野党側は31日のNHK討論番組で、甘利氏と関係者の参考人招致を要求。民主党の細野豪志政調会長は「疑惑の追及だけでなく、政策面でも甘利氏には予算委に出て答えていただく必要がある」と指摘。共産党の小池晃政策委員長も「徹底的に真相を解明する必要がある。辞任で一件落着にはできない」と強調した。
 これに対し、自民党の小野寺五典政調会長代理は同番組で「甘利氏の疑惑を人質に取って予算委を開かないとは各党とも考えていないと思う。一日も早く本格的な議論をしてほしい」と野党側をけん制した。
 与党側は、甘利氏が行った経済演説は有効だとして、後任の石原伸晃経済再生相による演説のやり直しには応じない方針。3日の実質審議入りについても、自民党幹部は「これ以上は遅らせられない。強行してでも決める」と強気の構えだ。
 与党が予算審議を急ぐのは、来年4月からの消費税の軽減税率導入を盛り込んだ16年度税制改正関連法案が控えているためだ。与党側は予算案とともに今年度内の成立を図る考えだが、野党は軽減税率の財源問題などを厳しく追及する方針で、予算審議が遅れるほど同法案の処理日程が窮屈になるのは確実だ。 (2016/01/31-20:30)

1787とはずがたり:2016/02/01(月) 07:58:35
一色氏は告発の理由を甘利氏側がすることをしてなかったからと云ってるけどUR側からは高額の補償費用を貰えたんちゃうの?

朝日に拠ると甘利氏会見と食い違い、「告発者」が証言 現金授受問題
http://www.asahi.com/articles/ASJ105JVCJ10UTIL00Y.html
中村信義、小寺陽一郎
2016年2月1日05時13分

 甘利明・前経済再生相の現金授受問題で、現金などを渡した建設会社の総務担当者が31日、朝日新聞の取材に応じた。甘利氏が会見で説明した計600万円の授受以外に、900万円超を秘書に渡していたことを証言した。甘利氏自身の現金授受をめぐっても、「道路建設の補償交渉のお礼」と述べるなど、趣旨や状況に食い違いをみせている。

■大臣室での50万円「甘利氏、ポケットに」

 総務担当者は一色武氏(62)。千葉県白井市の建設会社と独立行政法人都市再生機構(UR)との道路建設の補償交渉を担った。一色氏は、甘利氏側から受け取った領収書や秘書らと面会した際に記したメモなどを示しながら、授受の状況を説明した。

 甘利氏は28日の記者会見で、50万円ずつ計100万円の受領は認めている。一方で、授受の状況や認識は一色氏の主張と異なる。

 一色氏は2013年11月に甘利氏が大臣室で受け取った現金50万円について、「甘利氏が(現金入りの封筒を)スーツの内ポケットに入れたのは事実だ」と強調。「URの件でのお礼の意味で」面会を求め、秘書から事前に「50万円は必要です、と言われた」と語った。甘利氏は会見で「政治家以前に人間としての品格を疑われる行為だ」として、ポケットに入れたことは否定している。

 14年2月に神奈川県大和市の地元事務所で甘利氏に渡した50万円について、一色氏は建設会社とURとの交渉を進めてもらう趣旨だとした上で、「甘利氏は『これはパーティー券にしようね』と私の前で言った」と主張。甘利氏は「(13年11月の)大臣室訪問のお礼と政治活動への応援の趣旨だと思って受け取った」としている。

 記者は、甘利氏との授受の際のやり取りの録音について確認を求めた。一色氏は「(甘利氏が授受を)認めなければ出す準備はしていたが、認めている以上、出さない方がいいと思う」と述べた。

■14〜15年、ほかに900万円超提供か

 2014年11月20日に秘書が100万円を受け取ったと指摘される授受について、甘利氏の会見で説明はなかった。

「現金15万円を53回」 甘利氏「告発者」の一問一答
http://www.asahi.com/articles/ASJ105JXXJ10UTIL00Z.html?iref=com_rnavi_arank_nr02
2016年2月1日05時18分

 甘利明前経済再生相の現金授受問題で、現金などを渡した千葉県白井市の建設会社の総務担当者・一色武氏(62)との主な一問一答は次の通り。

甘利氏会見と食い違い、「告発者」が証言 現金授受問題
 ――甘利氏が大臣を辞任し、2人の秘書もやめた。今、どう感じるか

 甘利さんは、政治家として、きちっと決断されたと思っている。

 ――秘書については

 (独立行政法人・都市再生機構〔UR〕との道路建設の補償交渉などを)ちゃんとしてもらっていれば、こういうことはなかった。

 ――甘利氏の記者会見で疑問に思ったことは

 質疑応答されたところで色々違うなと思うところはある。「のし袋」とおっしゃっていたが、のし袋じゃなく普通の白い封筒だ。


1788名無しさん:2016/02/01(月) 22:40:42
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160201/k10010393221000.html
甘利前大臣の参考人招致 引き続き協議へ
2月1日 16時35分

衆議院予算委員会の理事懇談会で、与党側は2日に委員会を開いて新年度予算案の審議に入ることなどを提案したの対し、民主党は辞任した甘利前経済再生担当大臣の参考人招致などを求め、引き続き協議することになりました。
甘利前経済再生担当大臣の辞任を受けて、与野党の幹事長らが会談し、2日に衆議院本会議で石原経済再生担当大臣に発言を求めたうえで、安倍総理大臣も出席して質疑を行い、その後、速やかに衆議院予算委員会で新年度、平成28年度予算案の審議に入ることで調整を進めることになりました。
これを受けて、衆議院予算委員会は理事懇談会を開き、与党側は「新年度予算案は国民生活に直結する予算であり、早期に審議に入りたい」として、2日に委員会を開いて予算案の趣旨説明を行ったうえで、3日から安倍総理大臣の出席も求めて基本的質疑に入りたいと提案しました。
これに対して民主党は、「甘利前大臣の問題は、閣僚を辞めれば済むという話ではない」として、甘利氏の参考人招致や甘利氏の秘書の関与について調査結果を示すこと、それに調査に当たった弁護士の名前を明らかにすることを求め、引き続き協議することになりました。

1789名無しさん:2016/02/01(月) 22:44:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016020100800
野党、企業献金禁止で揺さぶり=自民は慎重

 辞任した甘利明前経済再生担当相の業者からの金銭授受問題を受け、企業団体献金禁止の論議が再燃してきた。自民党が慎重なのに対し、野党側は積極論を展開。夏の参院選をにらみ、「政治とカネの問題に後ろ向きな安倍政権」との構図を浮き彫りにしようと揺さぶりを掛ける作戦だ。ただ、肝心の民主党は全面禁止に必ずしも前向きと言えず、衆院で統一会派を組む維新の党から不満が漏れている。
 民主、維新両党は、パーティー券購入を含む企業団体献金禁止と個人献金促進に関する法案の提出で合意済み。民主党の枝野幸男幹事長は1日、国会内で記者団に「こうした事態を受けて国民の期待と関心も高まっているので、検討を急ぎたい」と述べた。
 共産党の山下芳生書記局長と社民党の吉田忠智党首はそれぞれ同日の記者会見で「共闘は十分できる」などと民・維案に同調する考えを表明。与党寄りの言動が目立つおおさか維新の会も、この問題では野党陣営に軸足を置く。
 自民党の谷垣禎一幹事長は同日の与野党幹事長・書記局長会談で、野党側に積極的な対応を求められたのに対し「企業から浄財をもらうことに何ら問題はない」と反論した。自民党は企業献金やパーティー券収入に頼っている面があり、禁止は「あり得ない」(中堅)との声が支配的。与党多数の国会で関連法案が通る可能性はほとんどない状況だ。
 一方、民主党も労働組合への依存体質があり、企業からパーティー券収入のある議員も多い。政権を奪取した2009年の衆院選で、企業団体献金の「法改正から3年後の全面禁止」を公約したが実現できず、昨年3月に政治資金規正法改正案を提出した際も全面禁止に踏み込まなかった。
 維新は全面禁止を盛り込んだ関連法案を来週にも民主党と共同提出したい考え。ただ、両党の協議は滞りがちで、維新側からは「この程度の決断もできないなら、統一会派を解消して独自に参院選を戦うしかない」(幹部)との強硬論も出ている。 (2016/02/01-19:24)

1790名無しさん:2016/02/02(火) 06:58:26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160202/k10010393841000.html
新年度予算案審議入りへ 政治とカネ 焦点の1つに
2月2日 5時53分

国会は、甘利・前経済再生担当大臣の辞任を受け、2日、衆・参両院で、後任の石原大臣に対する質疑などが行われた後、衆議院予算委員会で新年度・平成28年度予算案が審議入りします。与党側が、予算案の年度内成立に向けて、着実に審議を進めたい考えなのに対し、民主党などは、甘利氏本人の参考人招致を求めるなど、引き続き、厳しく追及する方針で、政治とカネの問題が、今後の国会審議でも焦点の1つになりそうです。
甘利・前経済再生担当大臣の辞任を受け、与野党は、1日、幹事長・書記局長会談などを開き2日、衆・参両院の本会議で、安倍総理大臣と、後任の石原大臣に対する質疑を行ったあと、衆議院予算委員会で新年度予算案の趣旨説明を行い、審議に入ることで合意しました。
これに関連して、安倍総理大臣は、自民党の役員会で、「国民から厳しい目が注がれているので、緊張感を持って対応していきたい」と述べるとともに、「新年度予算案の1日も早い成立が、最大の景気対策だ」として、予算案の早期成立を目指す考えを強調しました。
与党側は、衆議院予算委員会で、3日から3日間、安倍総理大臣とすべての閣僚に出席を求めて基本的質疑を行い、予算案の年度内成立に向けて着実に審議を進めたい考えです。
これに対して、民主党などは、甘利前大臣の問題を、閣僚の辞任で幕引きさせてはならないとして、▽甘利氏本人を参考人として予算委員会に招致することや、▽秘書の関与についての調査結果を示すよう求めるなど、引き続き、審議を通じて、厳しく追及する方針です。
また、民主党と維新の党は、企業や団体からの政治献金を禁止するための政治資金規正法の改正案を、共同で、今の国会に提出することも検討するなど、自民党との立場の違いを浮き彫りにしたい考えで、政治とカネの問題が、今後の国会審議でも焦点の1つになりそうです。

1791とはずがたり:2016/02/02(火) 08:50:26
URは何を云ってるのか,これで口利きで無ければ何が口利きなのかヽ(`Д´)ノ

2016.2.1 20:49
【甘利氏辞任】
「少しイロを付けて」秘書が迫る 口利きは否定 UR、面談やりとり公表
http://www.sankei.com/affairs/news/160201/afr1602010036-n1.html

 甘利明前経済再生担当相の現金授受問題で、都市再生機構(UR)は1日、当時の甘利氏の秘書とUR職員が面談した際のやりとりを記録したメモの一部を公表した。秘書が職員に「少しイロ(色)を付けてでも地区外に出ていってもらう方が良いのではないか」「甘利事務所の顔を立ててもらえないか」と持ちかける場面もあり、補償内容に踏み込んでいる様子もうかがえるが、URは改めて、口利きではないとの認識を示した。

 一連の問題で、東京地検特捜部はすでにUR側に任意の事情聴取を要請しており、近く職員から事情を聴き、違法性の有無を慎重に判断するとみられる。

 公表されたのは、千葉県白井市の建設会社の移転補償などをめぐり、UR職員が秘書とやりとりした様子をメモした平成25年6月〜今年1月の面談記録10回分。人名や補償交渉の具体的内容は黒塗りとされた。

 道路用地にある建設会社の建物の移転補償をめぐり、秘書は昨年10月9日、URの職員に「これまでいくら、何回(補償金を建設会社に)支払っているのか」などと質問。職員が約2億2千万円の補償金を支払ったと回答すると、秘書は「本件は結局カネの話か…」と漏らし、「その都度つきあうことになるが、その覚悟はあるのか。少しイロを付けてでも地区外に出ていってもらう方がよいのではないか」と伝えた。

 秘書は「こういう経緯があると知らなかったとはいえ、先方(建設会社)から話を受けてしまった以上は何らか返さなければならない」「甘利事務所の顔を立ててもらえないか。何とかお願いしたい」と要求。UR職員は少し沈黙した後、「承知した」と了承した。

 一方、面談の最後に秘書は「圧力をかけてカネが上がったなどあってはならないので、機構(UR)本社に一度話を聞いてもらう機会をつくったことをもって、当事務所は本件から手を引きたい」とも語った。

 同月28日の面談では、UR側が「先方(建設会社)は口利きを期待していた様子だったが、(中略)従来同様の回答をした」と説明したのに対し、秘書は「いったい先方(建設会社)はいくらほしいのか」と質問。UR側が「具体額はおっしゃらない」と回答すると、秘書は「私から先方に聞いてもよいが」などと応じた。

 こうしたやりとりから、URは「(増額の)示唆とは思っていない」「口利きが補償額の増額というものであれば、なかった」と、改めて口利きを否定した。

 しかし、秘書が補償交渉に関与していたこともうかがえることから、民主、維新両党は1日夜、金銭授受疑惑を追及する特命チームの会合で、UR側に対し「甘利事務所から12回も接触があって、あっせんを受けたという認識はないのか」などと追及した。

 甘利氏側、UR側ともに口利きは否定しているが、昨年10月5日の面談の場に同席した建設会社総務担当の一色武氏(62)は産経新聞の取材に「秘書から『一色さんの方で金額を提示しなかったので交渉が進まなかった』と言われた。録音もある。これが口利きでなければ何なのか」と証言している。

1792名無しさん:2016/02/02(火) 22:41:53
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160202/k10010394321000.html
国土交通相 URの対応「大きな問題なかった」
2月2日 12時53分

甘利前経済再生担当大臣の事務所の問題で、UR=都市再生機構が千葉県の建設会社との補償交渉を巡り前大臣の秘書と面会した際のやり取りについて、石井国土交通大臣は閣議のあとの会見で、「URが補償を上積みすることはなく、大きな問題はなかった」という認識を示しました。
この問題で甘利前大臣の秘書は千葉県白井市の建設会社がURに補償金の支払いを求めた交渉に関して少なくとも9回URの担当者と面会しており、UR側は1日、面会した際のやり取りの概要を公表しました。
これについて石井国土交通大臣は閣議のあとの会見で『URの対応は適切だったか』という質問に対し、「甘利事務所からの問い合わせに丁寧に対応したということで、そのことで補償の増額を要請されたわけではなく、URが補償を上積みすることもなく、大きな問題はなかった」と述べました。そのうえで甘利前大臣の秘書の対応については「ほかの議員のやり取りにコメントする立場ではない」と述べるにとどまりました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016020200688
あっせん利得法厳格化を=民主

 民主党の小川敏夫参院幹事長は2日の記者会見で、政治家や秘書が口利きの見返りに報酬を受け取ることを禁じたあっせん利得処罰法について、「より実効性のある法制を党として検討していきたい」と述べ、甘利明前経済再生担当相の口利き疑惑を踏まえ、厳格化を目指す考えを示した。 
 現行法は、国会議員らの「権限に基づく影響力の行使」を要件としていることから、同法に基づく立件はハードルが高いとされる。このため、小川氏は「もう少し幅広く構えていいのではないか」と指摘した。(2016/02/02-16:58)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016020200622
企業献金禁止に否定的=安倍首相

 安倍晋三首相は2日の衆院本会議で、金銭授受問題で辞任した甘利明前経済再生担当相の口利き疑惑を受け、野党が主張している企業・団体献金の禁止について、「企業、団体が政党に献金すること自体が不適切なものとは考えていない」と述べ、否定的な考えを示した。共産党の塩川鉄也氏への答弁。 (2016/02/02-15:33)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016020200354
企業献金禁止「必要ない」=谷垣自民幹事長

 自民党の谷垣禎一幹事長は2日の記者会見で、企業団体献金の禁止に関し「きのうきょう始まった議論ではない。今そういう議論を直ちにする必要があるとは思っていない」と述べ、否定的な考えを改めて示した。 (2016/02/02-11:34)

1793とはずがたり:2016/02/03(水) 09:58:49

2016.2.3 07:31
【甘利氏金銭授受問題】
特捜部、UR担当者から任意聴取
http://www.sankei.com/affairs/news/160202/afr1602020058-n1.html

 甘利明前経済再生担当相の現金授受問題で、東京地検特捜部が、都市再生機構(UR)の担当者から任意で事情を聴いていたことが2日、関係者への取材で分かった。千葉県内の道路工事をめぐり、URとトラブルになった同県白井市の建設会社側の依頼を受けて、甘利氏の秘書らがURと交渉。甘利氏側はこの建設会社から少なくとも現金600万円を受け取るなどした。特捜部は面談の内容などを確認したとみられ、口利きをはじめ、違法行為の有無を慎重に判断する。

 URや甘利氏の秘書らは、これまでに口利きを否定しているが、URによると、補償交渉などをめぐり、甘利氏の秘書と複数回面談していたという。

 URは国がほぼ全額を出資しており、その契約について、政治家や公設秘書が口利きし、見返りに報酬を受けた場合、あっせん利得処罰法に抵触する可能性がある。ただ、同法違反が成立するには「権限に基づく影響力の行使」が要件とされ、甘利氏側からURにどのような働きかけがあったのかが焦点となっている。

1794とはずがたり:2016/02/03(水) 09:59:27

2016.2.1 23:54
【甘利氏辞任】
UR関係者「告発者から恫喝めいたこと」
http://www.sankei.com/affairs/news/160201/afr1602010041-n1.html

 都市再生機構(UR)の関係者は1日、トラブルになっていた千葉県白井市の建設会社の総務担当、一色武氏(62)について、「担当者が恫喝(どうかつ)めいたことをされているということは聞いていた」と明かした。

 UR関係者は、甘利氏の事務所側にも「(一色氏と)深くおつきあいしない方がいいのではないか、というふうな話をした」と語った。

 別の関係者によると、一色氏は神奈川県内で不動産関係の仕事をしていたが、平成14年に東京都内の右翼団体に入り、参謀などを務め、数年前に除名された。

 その後、建設会社と県やURとの補償交渉の相談に乗るようになったとされる。一色氏は過去に「石井」や「馬場」と名乗っていた時期もあったと、産経新聞の取材に答えている。

1795とはずがたり:2016/02/03(水) 10:00:25

2016.2.1 06:00
【甘利氏告発者が語る】
「甘利氏側、口利きを認識」 秘書、URと金銭交渉か 説明食い違い鮮明に
http://www.sankei.com/affairs/news/160201/afr1602010002-n1.html

 甘利明前経済再生担当相の現金授受問題で、甘利氏に現金100万円を手渡したと週刊文春に告発した千葉県白井市の建設会社総務担当の一色武氏(62)が31日、東京都内で産経新聞の取材に応じ、甘利氏側が口利きを明確に認識していたと証言した。告発した理由については、秘書からの要求に応じ、現金授与や飲食接待を繰り返してきたにもかかわらず、建設会社と都市再生機構(UR)との県道工事をめぐるトラブルの補償交渉が進展しなかったためと説明した。

 甘利氏側やURは口利きを否定しているが、一色氏は「公設秘書(辞職)と会っている中で口利きのことをいろいろ話している」と強調。昨年10月27日、公設秘書とURが面談した後、公設秘書から「一色さんの方で金額を提示しなかったので交渉が進まなかった」と言われたと明かし、「これが口利きでなければ何なのか」と語った。

 甘利氏側に渡したURとの交渉に関する資料は、公設秘書から言われて作成したといい、甘利氏にも直接持参。一色氏が「これでお願いします」と伝えたところ、甘利氏は「これを東京の秘書に預けなさい」と公設秘書に話したという。

 一色氏は、甘利氏本人も口利きの認識はあったとの見解を示した上で「あなたにも責任があるでしょう、と言いたい」と語った。

 公設秘書らへの現金提供や飲食接待は2年4カ月間で計53回に及び、飲食接待とは別に毎回15万〜25万円を渡していたと証言。少なくとも計800万円以上の現金を渡していたことになる。「公設秘書らから、たかられるようになったと感じた」と打ち明けた。

 告発の経緯については「(口利きの依頼が)できないことなら最初から受けなければいい。嘘をつかれ、大臣やUR、国土交通省局長らの名前を出されたりしたが、いつまでも通るわけではないということだ」と述べた。

■右翼団体から建設会社へ

 一色武氏はもともと、神奈川県内で不動産関係の仕事をしていたが、約10年前に東京都内の右翼団体に入り、活動していたという。

 関係者によると、千葉県白井市の建設会社と、県やURとのトラブルについて、補償交渉の相談に乗っていたのがこの右翼団体だった。右翼団体が手を引いた後の平成25年ごろ、一色氏は同社に入り、総務担当者として補償交渉を進めてきたという。

 その補償交渉の相談を持ちかけたのが甘利氏の事務所だった。一色氏は甘利氏側に資金提供や飲食接待を繰り返す一方、千葉県に甘利氏の後援組織を設立すると提案し、26年4月には同県船橋市で設立総会を開催。同社の社長が「会長」としてあいさつし、甘利氏本人も出席した。だが、県によると、この後援組織は政治団体としての届け出はない。

1796とはずがたり:2016/02/04(木) 12:01:20
2016.02.03
ジャーナリズム ジャーナリズム
甘利明、黒すぎた政治活動…パチンコ・電力業界から巨額資金提供、業界利益優先に暗躍
http://biz-journal.jp/2016/02/post_13602.html
文=横山渉/ジャーナリスト

「週刊文春」(文藝春秋)の現金授受疑惑報道から1週間が経過した1月28日、甘利明経済再生担当相は記者会見で閣僚を辞任すると表明した。

「これまで大きなスキャンダルに発展してこなかったほうが不思議なくらいだ。彼は多くの業界団体と関係が深い商工族で、さまざまな政治的局面で暗躍してきた」(全国紙政治部記者)
 甘利氏といえば原発推進派で知られており、福島の原発事故からわずか2カ月後に原発維持を目的とした「エネルギー政策合同会議」を発足した。東京電力は、国会議員を電力業界にとっての重要度でランク付けした“原発議員”たちのパーティー券を大量購入してきた。甘利氏も2010年までの数年間、その原発議員ランキングでトップテンに入っており、東電と関連企業が購入した甘利氏のパーティー券の総額は年間1000万円以上ともいわれている。
 今年4月から電力の完全自由化がスタートされるが、発送電分離はこれまでも何回か議論されてきたテーマで、ことごとく潰されてきた。
 01年11月、総合資源エネルギー調査会(経産省の諮問機関)の分科会で、家庭まで含めた小売り自由化の議論が始まった。東電の南直哉社長(当時)は02年4月、家庭まで含めた自由化の受け入れを表明するものの、発送電一体堅持の姿勢は崩さなかった。
 02年、発送電分離を目指す経産省と、これに抵抗する電力会社側の闘いが続いていた。電力会社側は自民党の族議員にすがって分離を阻止しようとした。このとき、自民党のエネルギー総合政策小委員会の委員長だったのが甘利氏だ。
 事務局長は東電副社長から参院議員になった加納時男氏で、この委員会で発送電分離の議論はことごとく却下された。甘利氏は原発を柱に据える「エネルギー政策基本法」を02年6月に議員立法として成立させた。当時のことをよく知る政府関係者は次のように語る。
「経産省で発送電分離に動いていた若手たちが大けがして終わった。主流から外されたり、省の外に出された人もいる。出世したのは、発送電分離から降りて、うまく折り合いをつけた人たちだ」
 このときの影響が大きく、その後省内で改革派と呼べる若手は育たず、結局電力改革は11年の東電福島原発事故まで待つことになるのである。

1797とはずがたり:2016/02/04(木) 12:01:34
>>1796-1797
パチンコ業界との関係

 甘利氏はパチンコ業界とも関係が深い。06〜12年の7年間にパーティー券購入という形で、パチンコ業界から1400万円を超す資金提供を受けていた。「甘利明を囲む会」という政治資金集めパーティーが毎年数回開かれてきたが、06年、10年、11年の各1回、パーティー券を各150万円、計450万円分購入していたのは、パチンコ・パチスロメーカー大手のSANKYOだった。

 同社の毒島秀行会長も個人的に計400万円分、さらに同会長の資産管理会社マーフコーポレーションも計450万円分のパーティー券を購入していたと報道されている。このほか、神奈川県横浜市や平塚市のパチンコ業者3社が計106万円分のパーティー券を購入していた。

グレーゾーン金利維持に動く

 06年に自民党内を揺るがせたグレーゾーン金利撤廃の議論でも、甘利氏は動いていたとされる。
 この年の2月、金融庁は最高裁判決を受けて、貸金業規制法施行規則の改正を行うことを表明した。4月の「貸金業制度等に関する懇談会」では、グレーゾーン金利の撤廃で意見が一致した。そして9月、金融庁がまとめた貸金業規制法改正案が明らかになったが、その内容は懇談会の答申にほど遠く、グレーゾーン金利の撤廃までの猶予期間を「9年間」とし、その間はグレーゾーン金利をほぼそのまま維持するという内容だった。
 当時、自民党の「金融サービス制度を検討する会」の代表を務めていたのが甘利氏だ。この会に所属する族議員の圧力があったといわれている。例えば、同会顧問を務める保岡興治・元法務大臣は朝のテレビ番組で露骨にグレーゾーン金利の維持を訴えていた。また、同会事務局長を務める西川公也・元郵政民営化担当副大臣は民営化後の郵貯資金を貸金業界に流すべきだと主張していた。こうした動きに反発し、内閣府金融担当政務官だった後藤田正純氏は辞任、党内は大騒動となった。
 グレーゾーン金利を維持しようとする甘利氏ら族議員に世論の批判が大きくなり、最終的に内閣より議会に提案された法案では法公布後3年をメドに、グレーゾーン金利を撤廃することとなった。
 こうしてみてくると、甘利氏は、自民党内委員会の委員長のようなメディアでは大きく報じられないポストのときに精力的に動いていた。今回は大臣職にありながら建設会社からなんと大臣室で現金を受け取っていたとされるが、さすがに日の当たるところで悪さはできないということだろう。
 甘利氏の初当選は1983年で、新自由クラブからの出馬だった。新自由クラブは河野洋平氏(元衆議院議長)を中心に76年に発足した政党だが、ロッキード事件で田中角栄元首相に捜査の手が及ぶなど政治倫理が大きな課題となり、自民党の古い体質に絶望した若手たちがメンバーだった。いうなれば自民党の金権腐敗体質を批判していたわけだが、甘利氏もその1人だったわけである。
(文=横山渉/ジャーナリスト)

1798とはずがたり:2016/02/05(金) 18:12:09

「少額領収書」安倍政権徹底追及
自身の別荘地でホテル宿泊 石原大臣デタラメ事務所費使途
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174533
2016年2月3日

 辞任した甘利氏の後任に収まった石原伸晃新経済再生担当相(58)。麻生財務相に、「経済分野はあまり得意じゃないかもしれない」とチクリとやられていたが、能力だけでなく常識も問いたい。政治資金の使い方がメチャクチャなのだ。

 伸晃大臣が代表を務める資金管理団体「石原伸晃の会」の収支報告書(2012〜15年)を見ると、怪しい支出が続々だ。

 例えば、13年3月7日には、東京・千代田区の帝国ホテルに入る高級会席「なだ万アプローズ」に6万8578円。14年5月30日には有名洋食店「たいめいけん」の東京・日本橋店に3万7100円。他にも、銀座の寿司屋やトンカツ屋、チェーン居酒屋なんかで毎回2万〜3万円程度使っている。3年間の総額は120万円を超える豪華メシだが、解せないのはこれらの支出が全て「事務所費」に計上されていることだ。

 総務省は事務所費について、「事務所の維持に通常必要とされるもの」と定義づけている。政治団体の家賃、通信費、清掃・修繕費、各種保険料などが該当する。「支出の目的」の項目には「会議飲食費」と記されていて、“内輪”で豪勢な会議をやっていることになる。これが「事務所費」なのか?

「組織活動費」に計上された「宿泊費」にも疑問符が付く。13年4月27日には、神奈川・葉山にある温泉旅館「葉山館」に1万500円支出しているが、伸晃大臣といえば葉山に立派な別荘を所有している。

「07年にリゾートマンションを購入しているのです。推定価格は1億6000万円。近くのヨットハーバーにクルーザーを係留させています」(政界事情通)

 そんな豪邸を持ちながら、なぜホテルの領収書なのか。3年間で葉山町内のホテルに計24回、約44万円を支出しているのだ。

 これらの支出について石原伸晃事務所に問い合わせたが、期限までに返答はなかった。

「最後は金目でしょ」と言えるくらいのセレブなんだから、これくらい自腹を切れば?

1799とはずがたり:2016/02/05(金) 18:13:10
「少額領収書」安倍政権徹底追及
ご多分に漏れず…加藤、森山両大臣も政治資金ズサン管理
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172903
2016年1月8日

「分かりづらい」との評価もある「1億総活躍社会」の実現を取り仕切る加藤勝信大臣(60)と、過去に“黒い人脈”を報じられた森山裕農水大臣(70)。何の接点もない2人だが、揃って政治資金の使い方がよく分かっていないという共通点があった。

 本紙は2人の資金管理団体の1件1万円以下の支出に関わる「少額領収書の写し」を入手した。加藤大臣が代表を務める「勝会」は2012〜13年分。森山大臣が代表の「森山会」については11〜13年分を手に入れた。中身を精査すると、怪しい支出が続々と出てきた。

〈勝会 ¥47990〉と印字された13年1月30日付の領収書には、〈カメラ代金〉とただし書きがある。支出先は家電店だ。また、同年9月3日付と11月25日付の領収書を見ると、それぞれ1万232円、1万725円をガソリン代として支払っていた。

 国会議員の政治団体は1件1万円超の経費は収支報告書に記載し、領収書を総務省に提出しなければならない。で、よく見ると、収支報告書にはカメラの記載はなく、ガソリンの記載だけあった。カメラは記載漏れである。ガソリンについては「1万円超」と「少額」の二重計上を疑いたくなる。

森山農相はラーメン屋で研究費計上

 森山会の方はどうか。

「調査研究費」に計上された11年2月23日付の領収書を見ると、赤坂の和食店に8500円支出していた。他にも、同年中に麹町のラーメン店に6500円、永田町の喫茶店に4880円――。

 総務省は調査研究費について、「政治活動のために行う調査研究に要する経費で、例えば、研修会費、資料費、書籍購入費、翻訳代の類」と定めている。ラーメン屋で一体、何を“調査研究”したのか。

 加藤、森山両事務所にもろもろの支出について問い合わせると、加藤大臣の事務所からはこう返答があった。

「1万円超の領収書については、単純ミスで混入してしまった。当時は人員の交代等があり、バタバタしていた。二重計上の有無を含めて精査し、適切に処置します」

 森山大臣の事務所からの返答はこうだ。

「関係法令に基づいて適正に処理している。ご指摘の件についても、何ら問題のない支出と考えている」

 神戸学院大法学部の上脇博之教授に聞いてみた。

「加藤氏の件は、単純ミスだとしてもやってはいけない。領収書の管理が不適切と言わざるを得ません。森山氏の件には唖然とするしかない。調査研究の対象といえば、データや資料などが一般的です。複数の会合で情報収集をしたのかもしれないが、それを『調査研究』に含めるのは安易すぎます」

 いいかげんな大臣ばかりだ。

1800名無しさん:2016/02/06(土) 16:42:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016020300338
企業献金「思い切って禁止に」=民主・安住氏

 民主党の安住淳国対委員長代理は3日の記者会見で、企業団体献金について「思い切って禁止すべきだ。自民党と同じことをやっていて、野党に期待感が上がるわけがない」と述べた。
 民主党は甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題を受け、企業献金禁止に否定的な自民党との違いを鮮明にする方針。民主執行部は関連法案の今国会提出に向け、維新の党との調整を急ぐ考えだ。(2016/02/03-11:20)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016020300654
企業献金禁止へ法案=党内に慎重論も-民主代表

 民主党の岡田克也代表は3日、企業団体献金を禁止する法案を維新の党と共同で提出する方針を明言した。企業や団体によるパーティー券購入も禁止対象とする方向で調整を進める。また、個人献金を促進するための税制優遇措置の導入を目指す考えも明らかにした。国会内で記者団の質問に答えた。
 民主党では、労組系議員が出身団体などから献金を受けるケースが多く、禁止への慎重論も根強い。こうした事情に配慮し、岡田氏は法成立から実際に献金を禁止するまで一定の移行期間を置く考えを示した。 
 労組系の加藤敏幸参院国対委員長は同日の記者会見で「検討を急ぎたいのは分かるが、どういう内容になるかは別の話だ」と述べた。(2016/02/03-20:28)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016020400269
遠藤五輪相、口利き疑惑を否定=一部報道は「事実誤認」

 遠藤利明五輪担当相は4日午前の衆院予算委員会で、外国語指導助手(ALT)の派遣会社の創業者から献金を受け、ALT派遣事業への国費投入に向けて文部科学省への口利きを行ったとする一部報道について「記事は事実誤認に基づくもので大変遺憾だ」と否定した。維新の党の松野頼久代表への答弁。

 一部報道では、遠藤氏の資金管理団体や自身が代表を務める政党支部などは2010〜14年に創業者から計955万円の献金を受領。この間にALT利用拡大を推進し、文科省による派遣事業の予算化が決定したという。
 これに関し、遠藤氏は献金を受けたことは認める一方、「創業者や会社から支援を求められたことはなく、創業者の利益のため文科省に働き掛けたことは一切ない」と断言。当該の会社が文科省の事業の対象外であり、献金は政治資金規正法に基づき適切に処理したとも説明した。 
 遠藤氏はこの後、記者団の取材にも応じ、ALTを推進してきたことに関し「政治献金とは全く関係ない。私の信条だ」と強調した。
 安倍晋三首相は4日の予算委で、「私たちの政策がお金によってねじ曲げられることはない」と強調。菅義偉官房長官も記者会見で「全く問題ない」との認識を示した。(2016/02/04-13:17)

1801名無しさん:2016/02/06(土) 16:48:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016020400954
遠藤氏報道「事実と異なる」=馳文科相

 遠藤利明五輪担当相が外国語指導助手(ALT)の派遣会社の創業者から献金を受け、文部科学省にALT派遣事業の予算化を働き掛けたとする報道について、馳浩文科相は4日、記者団に対し「内容が事実と異なる」と述べ、訂正を求める文書を報道機関に送ったことを明らかにした。
 報道は文科省担当者の話を複数回引用しているが、馳氏は「1月に取材はあったが、(担当者は)記事のような内容は話していない」と報道を否定した。 (2016/02/04-20:52)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016020500260
献金企業仲介、違法性を否定=遠藤五輪相

 遠藤利明五輪担当相は5日午前の閣議後の記者会見で、外国語指導助手(ALT)拡大に関する文部科学省通知をめぐり、自身が創業者から献金を受けたALT派遣会社と厚生労働省の担当者を遠藤事務所が仲介したとする一部報道について、「(事務所に)通知内容の照会はあったが、働き掛けの事実は一切ない」と述べ、違法性を否定した。 
 遠藤事務所も5日、「派遣会社に厚労省の窓口を紹介したが、それ以上の働き掛けはしていない。記事の削除、訂正を求める」とのコメントを出した。(2016/02/05-10:29)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160203/k10010395621000.html
民主・安住氏 企業・団体献金禁止の法案提出を
2月3日 13時18分

民主党の安住国会対策委員長代理は記者会見で、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題に関連して「企業・団体献金は思い切ってやめたほうがよい」と述べ、企業や団体からの政治献金を禁止するための法案を今の国会に提出したいという考えを示しました。
この中で民主党の安住国会対策委員長代理は、甘利前経済再生担当大臣が、建設会社の関係者から合わせて100万円の現金を受け取っていたと認めたことなどに関連して「毎年『政治とカネ』の問題がそ上に上る状況なので、企業・団体献金は思い切ってやめたほうがよい。国民はそうした覚悟を求めているのではないか」と述べました。
そのうえで安住氏は「これから法案を出す作業が始まる。既得権を守るための選挙や政治への見返りに、多額の献金をもらう政治を断ち切ることを国民が期待しているとすれば、われわれの進むべき道ははっきりしている」と述べ、企業や団体からの政治献金を禁止するための政治資金規正法の改正案を今の国会に提出したいという考えを示しました。

1802名無しさん:2016/02/06(土) 16:49:52
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160204/k10010397211000.html
遠藤大臣「献金は適切処理 口利きしていない」
2月4日 16時10分

遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣は記者団に対し、外国語指導助手を自治体が雇用する際の国の補助金に絡んで、人材派遣会社の創業者から政治献金を受け取っていたなどと一部で報じられたことについて、献金は受けたものの適切に処理しており、口利きなどはしていないとして、問題はないという認識を示しました。
遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣を巡っては、小学校などの授業を補助する外国語指導助手を自治体が雇用する際の国の補助金に絡んで、東京の人材派遣会社の創業者から、おととしまでの5年間に900万円余りの政治献金を受け取っていたなどと、一部で報じられました。
これについて、遠藤大臣は内閣府で記者団に対し、「献金は事実だが、法令に従って適切に処理し、報告している。違法献金はなく、口利きもしておらず、全部法令に従ってやっている」と述べました。
そのうえで遠藤大臣は、外国語指導助手の拡充などに関して、文部科学省の担当者らと議論を行ってきたものの、会社側からの要望を受けて、何らかの働きかけをしたことはないとしたうえで、「報道は事実誤認で大変遺憾に思っている」と述べました。
これに先立って、菅官房長官は午前の記者会見で、「遠藤大臣から電話があり、報道にあるような違法な献金の事実はないと明快に否定していたし、しっかり説明をするということだった。全く問題はないと考えている」と述べました。
人材派遣会社の創業者「口利き依頼 一切していない」
遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣に、おととしまでの5年間に900万円余りの政治献金をした東京の人材派遣会社の創業者は4日午前、取材に対し、「やましいことは一切ない。口利きの依頼は一切していません」と話しました。
馳文科相「事実と異なり毎日新聞に抗議文」
馳文部科学大臣は、政府の教育再生実行会議のあとの記者会見で、「事実と異なる記述があり毎日新聞社に抗議文書を出した。紙面では、文部科学省の担当者の話を複数回引用しているが、そもそもそのような取材は受けておらず、1月7日に英語教育改革に関する取材があったのみだ」と述べました。
そのうえで馳大臣は「文部科学省の担当者は、紙面にあるような内容を話しておらず内容も事実と異なり誠に遺憾だ。事実関係を正しく報道するよう訂正を求める」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160204/k10010397041000.html
公明・漆原氏 「企業からの企業献金 各党で議論を」
2月4日 13時50分

公明党の漆原中央幹事会会長は記者会見で、甘利・前経済再生担当大臣が政治とカネの問題で辞任したことに関連し、企業からの政治献金を禁止するかどうか各党で議論すべきだという考えを示しました。
甘利・前経済再生担当大臣が、建設会社の関係者から合わせて100万円の現金を受け取っていたと認め辞任したことを受け、民主党と維新の党は企業や団体からの政治献金を禁止するための政治資金規正法の改正案を共同で、今の国会に提出することを検討しています。
これに関連して公明党の漆原中央幹事会会長は記者会見で、「『政治とカネ』の問題は、いつになっても絶えない重い話であり、国会で議論を開始することは有益なことだ」と指摘しました。
そのうえで、漆原氏は「政治家が政治献金を企業から受けていいのかどうかという点については、わが党は厳しい考えを持っている。各党でしっかりと議論し、国会の中で議論しながら決めていくべきだ」と述べて、企業からの政治献金を禁止するかどうか各党で議論すべきだという考えを示しました。

1803名無しさん:2016/02/06(土) 22:22:50
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160205/k10010398311000.html
政治とカネ巡り 衆院予算委が10日に集中審議
2月5日 11時49分

新年度・平成28年度予算案を審議している衆議院予算委員会は、5日朝の理事会で、来週10日に政治とカネの問題などをテーマに、安倍総理大臣の出席も求めて集中審議を行うことで与野党が合意しました。
衆議院予算委員会は、3日から5日までの3日間、安倍総理大臣とすべての閣僚が出席して、新年度・平成28年度予算案に関する基本的質疑が行われていて、5日朝の理事会で週明けからの審議日程について協議しました。
その結果、来週8日と9日に一般質疑を行ったうえで、10日に政治とカネの問題などをテーマに、安倍総理大臣の出席を求めて集中審議を行うことで与野党が合意しました。集中審議で民主党などは、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題や、遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣が、外国語指導助手を自治体が雇用する際の国の補助金に絡んで、人材派遣会社の創業者から政治献金を受けていたと報じられたことなどを追及することにしています。

1804名無しさん:2016/02/07(日) 11:28:16
http://www.sankei.com/politics/news/160126/plt1601260034-n1.html
2016.1.26 16:30
【甘利氏疑惑】
「わなにはめられようが、もらってはいけない」 おおさか維新・松井氏、甘利氏同情論を批判

 おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は26日、甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑に関し、自民党内にある「わなにはめられた」(高村正彦副総裁)などの同情論を批判した。

 松井氏は安倍晋三首相や菅義偉官房長官と親しい関係にあるが、「(わなに)はめられようが、もらってはいけない。問題は金銭授受の有無に集約されている」との認識を示した。

 その上で、金銭の授受があった場合に関し「あっせん利得罪になるのではないか。刑事的な事件になってしまう」と述べ、追及する姿勢を示した。府庁で記者団の質問に答えた。

1805とはずがたり:2016/02/08(月) 18:56:39
2016年 01月 26日 18:34 JST
国交省4幹部、甘利事務所から商品券受領せず
http://jp.reuters.com/article/transport-amari-ur-idJPKCN0V40W2?rpc=188

 1月26日、国交省は、週刊文春報道を受け独立行政法人都市再生機構を所管している現職および前任の住宅局長と都市局長4人に対して聴き取りを実施し、「いずれも甘利事務所の秘書から商品券等を受領していない」と発表した。写真は甘利経済再生相、ダボスで23日撮影(2016年 ロイター/Ruben Sprich)
 1月26日、国交省は、週刊文春報道を受け独立行政法人都市再生機構を所管している現職および前任の住宅局長と都市局長4人に対して聴き取りを実施し、「いずれも甘利事務所の秘書から商品券等を受領していない」と発表した。写真は甘利経済再生相、ダボスで23日撮影(2016年 ロイター/Ruben Sprich)
[東京 26日 ロイター] - 国交省は26日、週刊文春報道を受け独立行政法人都市再生機構(UR)を所管している現職および前任の住宅局長と都市局長4人に対して聴き取りを実施し、「いずれも甘利事務所の秘書から商品券等(現金含む)を受領していない」と発表した。

聴き取り対象は橋本公博・前住宅局長(在職期間2014年7月─15年7月)、小関正彦・前都市局長(14年7月─15年7月)、由木文彦・現住宅局長(15年7月─)、栗田卓也・現都市局長(15年7月─)。

1806とはずがたり:2016/02/10(水) 12:33:12
工事めぐりURに補償要求/一色氏、議事録で判明
http://www.shikoku-np.co.jp/national/political/20160209000680
2016/02/09 21:42

 甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題を追及する野党の調査特命チームの会合が9日、国会内で開かれ、昨年10月に都市再生機構(UR)側と千葉県白井市の建設会社の総務担当、一色武氏(62)が面会した際、一色氏がURの道路工事をめぐって強く補償を求めていたことを示すURの議事録が提出された。

 議事録によると、一色氏は昨年10月27日にURの千葉業務部を訪れ、千葉ニュータウンの開発に伴う道路新設工事に絡んで補償を要求。「話にならない」「もう一度だけ言う」などの言葉も使っていた。UR側は補償内容について説明し「用意はある」と応じている。

1807名無しさん:2016/02/11(木) 14:34:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160208/k10010402781000.html
経団連会長「政治献金は特別な見返り求めてない」
2月8日 20時24分

経団連の榊原会長は、8日の記者会見で、甘利前経済再生担当大臣の辞任をきっかけに野党から禁止すべきだという意見が出ている企業の政治献金について、会員企業に呼びかけている政治献金は特別な見返りを求めて行っているものではないとして理解を求めました。
この中で榊原会長は、「政治献金は何か見返りを求めてカネを出しているので『悪』だという議論があるが、納得性がなく一方的な議論だ」と述べました。
そのうえで、経団連が会員企業に呼びかけている自主的な政治献金については「議会制民主主義のもとで自由な経済を推進する政党を支援したいという趣旨でやっている。特別な見返りを求めているわけではない」と述べ、理解を求めました。

1808名無しさん:2016/02/11(木) 15:03:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016021000640
UR、甘利氏元秘書に補償額伝える=理事長「不適切だった」

 甘利明経済再生担当相の金銭授受問題をめぐり、都市再生機構(UR)の上西郁夫理事長は10日の衆院予算委員会で、甘利氏側に現金を渡した建設会社との補償交渉中、職員が甘利氏の元秘書に補償額を教えたことを明らかにした。上西氏は「職員が口を滑らせたのは事実だ。極めて不適切で、二度と起こらないよう職員を指導する」と語った。 
 維新の党の井坂信彦氏への答弁。井坂氏は「あっせん利得処罰法違反に当たるのではないか」と追及したが、上西氏は「それによって秘書から補償額増額を求められたり、圧力を受けたりした認識はない。補償内容に影響を受けたことは一切ない」と述べた。(2016/02/10-16:40)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016021000050
安倍首相、規正法厳罰化に慎重=UR、甘利氏側の口利き否定-衆院予算委

 衆院予算委員会は10日午前、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、安倍政権の政治姿勢と「政治とカネ」に関する集中審議を行った。政治資金規正法をめぐり、会計責任者に対する政治家の監督、選任いずれかの責任を問えるようにする改正について首相は、「政治団体の代表者に非常に重い責任を課すもので政治活動に大きな影響を与える。慎重に議論されるべきものだ」と述べ、否定的な見解を示した。
 公明党の国重徹氏への答弁。規正法は収支報告書などに会計責任者が虚偽記載した場合、政治団体の代表者は選任、監督両方の責任がなければ罪に問われないため、厳罰化を求める意見がある。
 民主党の大西健介氏は甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題に関し、甘利氏の事務所が都市再生機構(UR)の補償交渉に関与したのはあっせん利得処罰法が禁じる口利きに当たると指摘。これに対し、URの上西郁夫理事長は「事務所とのやりとりで補償金額が動いたことは一切ない」と口利きを否定した。
 首相は甘利氏辞任について改めて陳謝し、「甘利氏が今後、説明責任を果たす」と述べた。 
 民主党の細野豪志政調会長は、東京電力福島第1原発事故に伴う除染対象となる地域の被ばく線量の基準値を「何の根拠もない」と発言したとされる丸川珠代環境相を追及。丸川氏は「福島で大変不安に思っている方に誤解を与える発言であればおわびしたい」と重ねて陳謝した。
 一方、首相は最近の株価下落に関し、「多くのエコノミストは世界経済のさまざまな状況の影響と分析している。日本経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)はしっかりしている」と述べた。(2016/02/10-12:41)

1809名無しさん:2016/02/11(木) 15:03:33
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160210/k10010404451000.html
甘利前大臣巡る問題 首相が改めて陳謝
2月10日 12時03分

安倍総理大臣は、政治とカネの問題などをテーマとする衆議院予算委員会の集中審議で、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題について、「閣僚が交代する事態を招いたことは国民に大変申し訳ない」と改めて陳謝しました。
この中で、公明党の国重国会対策副委員長は、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題について、「政治とカネの問題が起きるたびに国民の政治への信頼は大きく揺らいできた。政治とカネの問題にけじめをつけるためリーダーシップを発揮してほしい」と質問しました。
これに対し、安倍総理大臣は「閣僚が交代する事態を招いたことは国民に大変申し訳なく思っている。政治とカネの問題は、規制や罰則がいかに整備されたとしても、政治家一人一人が自覚を持って行動するかどうかにかかっている。政府、与党、野党の区別なく政治家一人一人が自覚を持って責任を果たしていくことが大切ではないか」と述べました。
また、安倍総理大臣は、会計責任者に対する政治家の監督責任を強化するため政治資金規正法を改正すべきだと問われたのに対し、「1つの考え方だが、非常に重い責任を課すものであり、政治活動にも大きな影響を与えることになるので、慎重に議論されるべきものと考えている」と述べました。
さらに、安倍総理大臣は、民主党などが求めている甘利氏の国会への参考人招致について、「甘利氏は今後ともしっかりと説明責任を果たしていくものと考えている。委員会での取り扱いは委員会で決めていただくことだ」と述べました。
一方、丸川環境大臣が、福島県内の除染などにおける年間の被ばく線量の長期的な目標を巡り、「何の科学的根拠もなく、時の環境大臣が決めた」などと発言したと一部で報じられたことについて、当時、環境大臣だった民主党の細野政策調査会長は「強く要望した福島の人に失礼な発言で、撤回すべきだ」と指摘しました。
これに対し、丸川大臣は「福島で大変不安に思われている方に誤解を与える発言をしたとしたら本当におわび申し上げたい。ただ、目標値に誤解を抱いてる人もいて、『住民とのリスクコミュニケーションがまだ不十分であったことを指摘したい』という趣旨で申し上げた」と述べました。
また、遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣は、外国語指導助手を自治体が雇用する際の国の補助金に絡んで人材派遣会社の創業者から政治献金を受け取っていたなどと報じられたことについて、「全くの事実誤認だ。事務所から書面で抗議した」と述べました。

1810名無しさん:2016/02/12(金) 06:30:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160209-00000552-san-soci
“美しすぎる堺市議”政活費問題でついに捜査 大阪府警が告訴状受理
産経新聞 2月9日(火)16時13分配信

 小林由佳(よしか)・堺市議(38)の政務活動費不適切支出問題で、竹山修身市長が詐欺罪と虚偽有印公文書作成・同行使罪で、大阪府警本部に提出していた告訴状が受理されたと、市が9日、発表した。府警は捜査を始めた。市財政課によると、8日夕、府警本部から連絡があったという。

 竹山市長は1月27日、告訴状を提出。詳しい告訴内容について言及しなかったが、不適切支出したとされる約1千万円のうち、議会報告のチラシが配布されなかった問題などを対象とした。小林市議は同日、「政活費を詐取した事実はない」とする談話を明らかにしている。

 小林市議の政活費をめぐっては、堺市が昨年10月、住民監査請求の監査結果を受け、平成23〜26年度の約1千万円を返還請求したが、小林氏は11月末に約416万円だけを返還、残りについては12月に市に異議申し立てをしていた。

1811とはずがたり:2016/02/13(土) 11:12:30

“美しすぎる堺市議”「刑事告訴の身」タテに「証言拒否」連発 市議会百条委で初の証人尋問
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E2%80%9C%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E5%A0%BA%E5%B8%82%E8%AD%B0%E2%80%9D%E3%80%8C%E5%88%91%E4%BA%8B%E5%91%8A%E8%A8%B4%E3%81%AE%E8%BA%AB%E3%80%8D%E3%82%BF%E3%83%86%E3%81%AB%E3%80%8C%E8%A8%BC%E8%A8%80%E6%8B%92%E5%90%A6%E3%80%8D%E9%80%A3%E7%99%BA-%E5%B8%82%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E7%99%BE%E6%9D%A1%E5%A7%94%E3%81%A7%E5%88%9D%E3%81%AE%E8%A8%BC%E4%BA%BA%E5%B0%8B%E5%95%8F/ar-BBpq157#page=2
産経新聞
16 時間前

“美しすぎる堺市議”「刑事告訴の身」タテに「証言拒否」連発 市議会百条委で初の証人尋問: 堺市議会の百条委冒頭で宣誓する小林由佳市議=12日午後c 産経新聞 提供 堺市議会の百条委冒頭で宣誓する小林由佳市議=12日午後
 元テレビリポーターの小林由(よし)佳(か)・堺市議(38)=大阪維新の会=が平成23?26年度の政務活動費約1千万円を不適切に支出した問題を究明する第6回市議会調査特別委員会(百条委)が12日開かれ、初めて小林市議を証人尋問。印刷・配布されなかったとされる議会報告チラシの問題を中心に委員が質問したが、小林市議は、竹山修身市長から詐欺罪などで府警に刑事告訴されているとして、証言拒否を連発。業者の選定理由など核心部分を明らかにしなかった。

 小林市議は午後1時、市役所12階で開かれた百条委に補佐人の弁護士とともに、黒っぽいジャケットにグレーのスカート姿で出席。冒頭、「良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、何事も付け加えないことを誓う」と緊張した声で宣誓。そのうえで「このような状況になったことを心からおわびする。政治家としての私の未熟さから起こった。税金管理のチェックを怠ったことでこのようなことになり、申し訳ない」と陳謝した。

 一方、すでに市長に刑事告訴され、府警が受理していることから、「捜査機関には全面的に協力したい」と述べた。

 まず田渕和夫委員長(公明党市議団)が質問。チラシの配布業者が実際はほとんど配布しなかったとされる実態を問うと、小林市議は「この件に関しては市長が刑事告訴し、受理されたと聞いており、証言を控える」と発言。証言拒否の扱いを協議するため、百条委はいったん審議を中断。証言拒否については改めて協議することとし、審議を進めた。

 小林市議はこの後の質問にも、同様の理由を挙げ、証言拒否を連発。業者が印刷の専門業者ではないのになぜ発注したのか、業者の選定理由、チラシをどこで配布したかなどについても、同様の理由をあげ、証言を拒否した。またたびたび、後ろに控えた補佐人の弁護士と相談する場面が見られた。

 一方、当時小林市議の秘書として、チラシの印刷・配布などを担当していた黒瀬大市議(39)については「業者選定は黒瀬氏に任せていた」などと、全面的に信頼していた実態を明らかにした。ホームページの作成維持費で他業者の見積もりをとらなかったことについても、小林市議は「黒瀬氏を信頼していたので、他業者の見積もりをとらなかった」と説明した。

 また細かい内容に踏み込まれると、「覚えていない」「記憶にない」「わかりかねる」などと答える場面も目立った。

 審議は4時間を超えた。

終了後、小林市議は報道陣に説明責任を果たしていないと指摘されると、「委員会で話せることはすべて話した。今後も適切な対応をしたい」と述べ、足早に去った。

 一般傍聴席の10席は満席で、隣接するモニター傍聴室も40席がほぼ埋まり、市民らの関心の高さをうかがわせた。モニター傍聴室にいた堺市北区の無職男性(75)は「黒瀬氏に任せきりというのはどうか。議員として自分の管理がなっていない。これだけ大きな問題になっているのに、やめないのはおかしい」と憤った。

 小林市議の政活費をめぐっては、議会報告のチラシが配布されなかったなどとして市民が昨年9月、23〜26年度の約1千万円の返還を求め住民監査請求。市監査委員は全額の返還を認め、市が請求した。しかし、小林氏は11月末に約416万円だけを返還、残りについては12月に異議申し立てをしていた。

 百条委は地方自治法に基づき、強力な調査権限がある。議会運営委員会などの調査では限界があるとして昨年12月に設置されていた。

1812名無しさん:2016/02/13(土) 23:10:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160213-00000013-khks-soci
<議長政活費疑惑>「なぜ返還」疑問かわす
河北新報 2月13日(土)12時6分配信

 仙台市民オンブズマンから不正支出が指摘された政務活動費(政活費)の全額返還を表明した県議会の安部孝議長は12日の記者会見で「適切な支出だった」と繰り返した。「適切ならなぜ返還するか」との質問に対し「オンブズマンと見解が異なる」とかわすなど、早々に批判を収束させたい意図が透けて見えた。

 記者会見は安部議長自ら設定した。「仙台事務所は政治活動に使っている」などと強調し、不正支出を指摘したオンブズマンの主張に真っ向から反論。その上で「議長として県政発展に取り組むため、全額返還する」と明言した。

 「支出は適切」としつつ返還する矛盾した対応を突かれると「オンブズマンとは見解の違いがあるが、議長としてけじめをつけるべきだと判断した」と説明。最後まで正面から答えることはなかった。

 「お金を返して済む問題なのか」「政活費への不信感が増すだけだ」との質問には「そう思う人もいる。議会の安定のため、さまざまな議員の意見も聞いて決断した」とかわし続けた。

 オンブズマンは今回、仙台事務所は妻が所有する建物内にあり、同一生計の親族が所有する場合は支出を認めない県議会の手引きに反すると指摘した。

 記者会見で安部議長は電気料金や電話料金の領収書コピーを示し、妻とは同じ建物内で基本的に別々に暮らし、料金もそれぞれ支払っていると主張。「同一生計ではない」と強調した。

 一方で仙台事務所の経費は今後、政活費から支出しない意向も示した。監査請求された8日、内縁関係だった妻と入籍したためだという。「政活費から支出するための事実婚だったのか」と尋ねられ、安部議長は「それは全くない。プライベートな理由だ」と強く否定した。

 安部議長は記者会見に先立ち、非公開で行われた県議会7会派の代表による会長懇話会で釈明し、不正が指摘された全額を返還する方針を説明した。

 出席者によると「常識では理解できない。県民の多くは不適切な支出と受け止める」との疑問が出る一方「納得できる説明だった。監査の経緯を見守る」と受け止める会派もあった。

1813名無しさん:2016/02/15(月) 23:37:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016021500768
自民・平沢氏が資産訂正

 自民党の平沢勝栄衆院議員は15日、2013年の資産等報告書の訂正を衆院事務局に届け出た。「該当なし」としていた貸付金の総額を「200万円」に改めた。平沢氏の事務所は「事務的な記載ミス」と説明している。(2016/02/15-19:46)

1814名無しさん:2016/02/17(水) 00:03:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016021600692
甘利氏元秘書、高級車要求か=民主、新たな音声公開

 民主党は16日、甘利明前経済再生担当相の口利き疑惑に関し、独自に入手した甘利氏元秘書の新たな音声データを公開した。甘利氏側に現金を提供した建設業者とのやりとりで、都市再生機構(UR)への口利きの成功報酬として高級車を要求していたとも受け取れる内容だ。

 音声は15日に公開したやりとりの続き。建設会社の総務担当者が「これでURの方がまとまっちゃうと思うんで、えっとレクサスでしたっけ」と切り出し、元秘書が別の秘書にメールを打ちながら「レクサス何色がいいかって聞いているよ」と文面を読み上げている場面とされる。民主党の大串博志氏は16日の衆院予算委員会で、音声記録は元秘書が高級車を要求していたことを示すものだとして、甘利氏とともに証人喚問するよう求めた。 
 これに関し、安倍晋三首相は同日の衆院本会議で「国会が決めることだ。与党、野党にかかわらず、一人ひとりの政治家が説明責任を果たすべきだ」と述べるにとどめた。(2016/02/16-17:33)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016021600695
甘利氏、睡眠障害で療養

 自民党は16日の衆院議院運営委員会理事会で、金銭授受問題で辞任した甘利明前経済再生担当相が睡眠障害のため衆院本会議を当面、欠席すると伝えた。甘利氏はストレスを避けて安静にするため、自宅で1カ月間、療養する必要があるという。理事会では医師の診断書も回覧された。 

 衆院事務局によると、甘利氏は1月28日に閣僚を辞任して以降、今月2、9、16日の本会議に欠席届を出していた。(2016/02/16-17:33)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160216/k10010411131000.html
甘利前大臣 睡眠障害で1か月の療養必要と診断
2月16日 13時24分

衆議院議院運営委員会の理事会で、甘利前経済再生担当大臣が、閣僚の辞任以降、衆議院本会議を欠席していることが取り上げられ、与党側は「睡眠障害で、ストレスを避けるため、1か月の自宅療養が必要だと診断されている」と説明しました。
甘利前経済再生担当大臣は、政治とカネの問題で先月28日に閣僚を辞任したあと、今月2日と9日に開かれた衆議院本会議をいずれも欠席し、16日の本会議にも欠席届を出しています。
これについて、16日開かれた衆議院議院運営委員会の理事会で、民主党が「疑惑への十分な説明責任を果たすことが問われている時期に、本会議に出席しないのはおかしい」と指摘し、欠席が続いている理由の説明を求めました。
これに対し与党側は、甘利前大臣から15日付けで提出された医師の診断書を示したうえで、「睡眠障害で、ストレスを避けるため1か月の自宅療養が必要だと診断されている」と説明し、理解を求めました。

1815名無しさん:2016/02/17(水) 00:03:24
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160216/k10010411041000.html
民主 甘利氏らの参考人招致など強く求める
2月16日 13時29分

民主党の高木国会対策委員長は記者会見で、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、民主党が公開した甘利氏の元秘書と建設会社の担当者との面会を記録したとする音声データなどについて、事実関係をただすため、甘利氏らの国会への参考人招致などを強く求めていく考えを示しました。
民主党は15日、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、甘利氏の元秘書と建設会社の担当者との面会を記録したとする音声データと議事録を公開しました。
これについて、民主党の高木国会対策委員長は16日の記者会見で、「新たな疑惑も調査のなかで出てきている。こうしたことを審議を通じて国民に分かっていただくことによって、真相を解明すべきだという流れが出てくると思う。十分な審議と関係者の意見聴取が当然になってくる」と述べました。
そのうえで高木氏は、「きのうの衆議院予算委員会の審議でも相当問題点が出ており、これからも出てくると思う。真相の解明を図るためには、どうしてもご本人の声を聞かないといけない」と述べ、事実関係をただすため、甘利氏らの国会への参考人招致などを強く求めていく考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160216/k10010411521000.html
民主 甘利氏の別の元秘書の新たな音声データ公開
2月16日 18時46分

民主党は、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、甘利氏の元秘書と建設会社の担当者との面会を記録したとする新たな音声データを公開しました。民主党は、甘利氏の別の元秘書が建設会社側に高級車を要求していたことを示す内容だとして、国会審議で追及していく方針です。
民主党は15日、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、去年11月に甘利氏の元秘書が建設会社の関係者と面会した際のやり取りを記録したとする音声データと議事録を公開し、元秘書が補償交渉に深く関与していることを示すものだと主張しています。
そして、民主党は16日、この元秘書と建設会社の担当者との面会を記録したとする新たな音声データを公開しました。
民主党によりますと、この音声データは15日に公開したデータと同じ日に記録されたもので、甘利氏の別の元秘書が、補償交渉が成功した場合の見返りとして、建設会社側に高級車を要求していたことを示す内容だとしています。
民主党は、事実関係をただす必要があるとして、甘利氏らの国会への参考人招致などを強く求めるなど、国会審議で追及していく方針です。
一方、甘利氏の事務所は、「本件については現在も弁護士が調査している。ただ、先日『URに東京地検特捜部が捜査を始めた』という報道があったことを受け、弁護士から『捜査に支障を起こさないよう慎重に対応しなければならない』と連絡があった。今後の調査と説明については、捜査の状況を見ながら対応する予定だ」としています。

1816とはずがたり:2016/02/17(水) 18:35:03
あの男とはマック赤坂w

現代ノンフィクション
2016年02月10日(水) 田中周紀 脱税額は6000万円!
ロールスロイスで国税局に現れた「あの男」【『国税記者の事件簿』特別公開】
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47624

1817名無しさん:2016/02/17(水) 23:49:36
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160215-00000086-nnn-pol
自民支部 佐藤ゆかり議員の刑事告発を検討
日本テレビ系(NNN) 2月15日(月)22時25分配信
 自民党・佐藤ゆかり衆議院議員が200万円を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していないのは違法だとして、自民党枚方市支部が刑事告発を検討していることが分かった。

 「内輪もめ」をしているのは自民党の佐藤ゆかり衆議院議員と自民党枚方市支部。自民党枚方市支部によると原因は約1年前の衆院選後に支部が地元業者2社から受け取った200万円。

 支部がお金を受け取り、佐藤議員側に提供したとして政治資金収支報告書に記載したが、議員側は、「枚方市支部から受領(じゅりょう)したものでない」と否定。現在も、収支報告書に記載していないという。議員側は、「献金ではなく預かり金として業者から受け取ったもので収支報告書に記載しないことは適切な処理だった」と主張している。

 これに対し支部は、「手続きの正当性を証明する」として議員側が領収書を発行しない場合、刑事告発する方針。

 佐藤ゆかり議員は、「怒り心頭です。告訴も含めて検討中です」とコメントしている。

1818名無しさん:2016/02/17(水) 23:50:18
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160216-00010000-friday-soci
代議士の元秘書「怪死」の真相
FRIDAY 2月16日(火)18時54分配信

「怪死した野田さんとは1週間ほど前に会いました。野田さんは山田氏(山田賢司衆院議員)の政治資金収支報告書の偽造について刑事告訴する方向で、神戸地検との話し合いも進んでいたようですし、2月13日、14日には、3月に高校を卒業する娘さんが出場するクラブ活動の大会に応援に行くのを楽しみにしていました。私には、野田さんが自殺するとは思えません」(野田さんの友人)

 2月11日午前11時15分頃、兵庫県西宮市の路上に駐車中の車から、山田賢司衆院議員(49)の元第一公設秘書野田哲範氏(49)の遺体が発見された。車内には練炭があり、七輪に顔を突っ込んだ状態で見つかったため、遺体の損傷が激しく、身元特定に時間がかかった。司法解剖が行われたのは遺体発見から2日後の13日。鑑定の結果、遺体はようやく野田氏と特定された。

 野田氏は、2015年7月、自らが公設第一秘書を務めていた山田賢司衆院議員の給与ピンハネ疑惑を『週刊現代』で告発、さらに、政治資金収支報告書における公文書偽造で神戸地裁に刑事告訴する準備中だった。野田氏の死亡について、2月12日に神戸新聞が第一報を伝えたが、その後続報はほとんどなし。そのため、本当に自殺なのか? とネットやSNSでは大きな注目を集めることになった。Twitterでは、「怖すぎる」「自殺で処理していいの?」などの書き込みが相次いだ。

 野田氏は、不動産関係の仕事をしながら自民党青年局に入り、選挙応援や国会議員の後援会事務局のスタッフとして活動。その後、兵庫7区から出馬した山田賢司衆院議員の選挙を手伝った縁で2013年から公設第2秘書、その後、第1秘書となった。2014年9月には、西宮市議選に出馬するために秘書を辞職。だが、2015年、春の市議会選では、惜しくも落選。その後、再起を期して地元で活動するとともに、空き家についての相談を受けるNPOを設立した。

 野田氏の急死について、山田賢司衆院議員に取材を申し込んだところ、FAXにて以下のような回答があった。

「元秘書の訃報に接し大変驚いております。昨年の統一地方選挙に落選して以来、一切連絡がありませんでしたので報道機関からの取材で亡くなられたことを知りました。(中略)昨年7月13日発売の週刊誌において、元秘書が刑事告訴したとする記事が掲載されましたが、実際に告発されたのか否かは当方では分かりません。告発がなされたのであれば虚偽告発罪で元秘書を告訴する準備を進めておりましたが、今日にいたるまで弊事務所関係者が告発されたという連絡はどこからもありません」

 野田氏は生前、山田議員の政治資金収支報告書について、以下のように語っていた。

「自分は事務所を2014年9月に、離れているにもかかわらず、会計責任者とされ、勝手に印鑑を金額などの訂正に使用されている。これは公文書偽造ですよ」

 1月27日には、神戸地検でこの件について告発する目的で検事と面談もしている。

 野田氏は、亡くなる前日の深夜、複数の知人に『遺書メール』を送っている。
 「事情がありこの世を去ります」
 という簡潔な内容だが、実はこの『遺書』にも謎が隠されている。
「メールが、さほど親しくはない知人に送られており、本当に親しくしていた友人には送られていないんです。メールが届いた人も『なぜ私に?』と困惑顔でした」(前出・野田さんの知人)

 野田氏は15年7月に秘書給与についての告発をした際、
「何をされるかわからないから、気をつける。告発したことで改めて身辺はきれいにする」
 と話していた。「死人に口ナシ」で、疑惑解明の道が絶たれることはあってはならない。

1819名無しさん:2016/02/18(木) 23:43:16
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160217/k10010412291000.html
民主 安住氏 与党側は甘利氏の国会招致に応じるべき
2月17日 12時56分

民主党の安住国会対策委員長代理は、記者会見で甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、関係者の面会を記録したとする音声データの事実関係を明らかにするため、与党側は甘利氏の国会招致に応じるべきだという考えを示しました。
民主党は、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、甘利氏の元秘書と建設会社の担当者との面会を記録したとする音声データと議事録を公開しています。
これについて民主党の安住国会対策委員長代理は、記者会見で「甘利氏や元秘書は事実関係について国民に知らしめる義務がある。それを全くやらないで、診断書を提出して国会に出てこないという態度は決してよくない。国会に来て頂いて、白黒をはっきりさせたほうがよい」と述べました。そのうえで安住氏は「事実を解明したくても与党が数の力で甘利氏を守っているので解明ができない。これは安倍総理大臣の責任だ。安倍総理大臣が、甘利氏の証人喚問や少なくとも参考人で国会に出ろと言えば事態は動くし事実関係ははっきりする」と述べ、与党側は甘利氏の国会招致に応じるべきだという考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160218/k10010414011000.html
民主 「甘利氏事務所が深く関与」新たな音声データ公開
2月18日 21時25分

民主党は、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、甘利氏の元秘書2人と建設会社の担当者らとのやり取りを記録したとする音声データを新たに公開し、甘利氏の事務所が交渉に深く関与していたことを示すものだとして、追及していく方針です。
民主党は、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、去年10月に甘利氏の元秘書2人と建設会社の担当者、それにUR=都市再生機構の担当者の4人が面会した際のやり取りを記録したとする音声データを、新たに公開しました。これについて、民主党は、やり取りの中で県道工事を巡る補償交渉の状況などについて話し合いが行われていて、甘利氏の事務所が交渉に深く関与していたことを示すものだとしています。
民主党は、16日公開した音声データで、元秘書の1人が、交渉が成功した場合の見返りに建設会社側に高級車を要求していたことも明らかになったと主張していて、今後の国会審議で厳しく追及していく方針です。
一方、甘利氏の事務所は「録音は確認できていないので回答できない。現在、弁護士に依頼して事実関係を精査しているところで、URに対する東京地検の捜査が始まったとの報道もあるため、捜査に支障がないよう今後の対応を検討したい」としています。

1820名無しさん:2016/02/20(土) 15:10:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016021700600
自民・松村氏が資産訂正

 自民党の松村祥史参院議員は17日、2010年の資産等報告書の訂正を参院事務局に届け出た。これまで「1853万円」と報告していた借入金を「2903万円」に改めた。松村氏の事務所は「事務的なミスだった。借り入れは親族からのものだ」と説明している。(2016/02/17-15:27)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016021800632
甘利氏ら喚問、参院でも要求=民主

 民主党の難波奨二氏は18日の参院決算委員会で、甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題をめぐって同氏と元秘書2人の証人喚問を要求した。甘利氏は辞任前の前回1月21日の同委で、事実関係を確認して説明すると答弁していた。民主党は衆院でも、甘利氏らの喚問を求めている。
 一方、元秘書が国土交通省の局長に商品券を渡したと週刊誌に報じられていることに関し、石井啓一国交相は委員会の冒頭、「当時の局長や幹部らに聴取したが、いずれも受領していないとのことだった」と明らかにした。 (2016/02/18-16:11)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016021800785
URと業者の交渉仲介か=甘利氏元秘書の音声公開-民主

 民主党は18日、甘利明前経済再生担当相の口利き疑惑に関し、甘利氏の元秘書と都市再生機構(UR)国会担当者のやりとりを記録したとする音声データを新たに公表した。道路工事をめぐるURと建設業者の補償交渉を仲介していると受け取れる内容で、同党は「口利きの疑いがさらに濃厚になった」として追及を強める方針だ。
 民主党によると、音声は2015年10月5日、甘利氏の地元事務所で交わされた会話。元秘書が「URの理事かなんかあるよね。あの辺を出してもらって、話を聞いていただいて、とか。そういうのは可能ですかね」と、UR幹部と業者の面会を求めている。 
 別の場面では、元秘書がUR側に補償に前向きか否かをただし、国会担当者から「まあ、後ろか前かで言ったら前の方だと(思う)」との回答を引き出している。
 この日の面会には、甘利氏側に現金を提供した建設業者も同席していたとされる。民主党はこれまで、元秘書と業者の会話とされる音声は公表しているが、元秘書とUR側のやりとりを公表したのは初めて。(2016/02/18-18:27)

1821とはずがたり:2016/02/21(日) 16:59:36
補助金貰ったら献金出来ないんじゃないのか?

島尻大臣の醜聞底ナシ 交付金受給団体から“税金還流疑惑”
2016年1月13日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/173247

 公選法違反のカレンダー配布、政治資金規正法違反の借入金記載漏れ問題など、醜聞続出の島尻安伊子・沖縄担当相(50)に、また新たな疑惑浮上だ。12日の衆院予算委で、税金「還流」の疑いが指摘されたのである。

 民主党の大西健介議員によると、島尻大臣が代表を務める政党支部は2013年12月25日に、留学生向けの日本語学校「JSLインターナショナル」(沖縄・浦添市)から300万円の寄付を受けた。JSLは、文科省管轄の独立行政法人「日本学生支援機構」から同年1月7日に約400万円の交付金を受けている。機構は13年度に文科省から約61億9300万円を交付されている団体だ。そんな多額の国の交付金を受けた団体からの寄付自体も問題なのだが、悪質なのはJSLの理事長は島尻大臣の夫・昇氏ということだ。これじゃあ、夫婦ぐるみで国民の税金を“食い物”にしているとの批判が出るのも無理はない。

 島尻大臣は予算委で、この疑惑に対し「政治資金規正法には抵触しない」と繰り返していたが、道義的責任は免れないだろう。沖縄県民から「島喰い安伊子」なんて呼ばれるのもうなずける。政治学者の五十嵐仁氏はこう言う。

「国民の税金を不当に奪い取ったとみられても仕方がありません。しかも、夫が代表を務める企業からの寄付は『迂回献金』と言っても過言ではない。沖縄県民の意思を与党に伝えるのが彼女の役割なのに、キャンプ・シュワブ前の抗議活動を『規制すべき』と発言するなど、真逆のことをやっている。これだけ多くの問題が噴出しているのだから、すぐに責任を取って辞任するべき。安倍首相の任命責任も問われるのは当然です」

 島尻大臣は何が何でも大臣のイスにしがみつきたいようだが、とても許されない。

1822名無しさん:2016/02/23(火) 22:00:02
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160223/k10010419461000.html
民主 甘利氏巡る問題で新たな音声データ公開
2月23日 20時50分

民主党は、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、甘利氏の元秘書と建設会社の担当者のやり取りを記録したとする音声データを新たに公開し、元秘書が見返りに建設会社側から現金を受け取っていたことをうかがわせる内容だとして、追及を強めていく方針です。
民主党は、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、去年9月から12月にかけて、甘利氏の元秘書と建設会社の担当者が4回にわたり面会した際のやり取りを記録したとする、音声データを新たに公開しました。
これについて民主党は、元秘書が見返りに建設会社側から現金を受け取っていたことをうかがわせる内容であるほか、甘利氏の事務所がUR=都市再生機構に圧力をかけて、補償の金額をつり上げようとしていたことを示すやり取りもあるとして、今後の国会審議で追及を強めていく方針です。
これに対しURの担当者は、元秘書から圧力を受けて補償金額をつり上げるよう求められた認識はないとしています。
また、甘利氏の事務所は「録音は確認できていないので回答できない。現在、弁護士に依頼して事実関係を精査しているところで、URに対する東京地検の捜査が始まったとの報道もあるため、捜査に支障がないよう、今後の対応を検討したい」としています。

1823名無しさん:2016/02/27(土) 16:02:14
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160225/k10010421871000.html
民主 甘利氏巡る問題で新たな音声データ公開
2月25日 21時10分

民主党は甘利前経済再生担当大臣を巡る問題で、千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、甘利氏の元秘書と建設会社の担当者のやり取りを記録したとする音声データを新たに公開し、元秘書が建設会社側から現金を受け取ったことを示す内容だとして追及していく方針です。
民主党は、甘利前経済再生担当大臣を巡る問題を追及する、維新の党との合同チームの会合を開き、千葉県の建設会社との補償交渉に関連して、去年11月に甘利氏の元秘書と建設会社の担当者が面会した際のやり取りを録音したとする音声データを新たに公開しました。
この中では、「お礼なくていい、これ上から見えるから」という発言に「すいません、申し訳ないです。いろいろありがとうございました」と応じたやり取りが録音されていました。
これについて民主党は、元秘書が建設会社とUR=都市再生機構の補償交渉に同席したことへの見返りとして、建設会社側から現金を受け取ったことを示す内容だとしていて、今後の国会審議で追及していく方針です。
これに対し、追及チームの会合に出席したURの幹部は、元秘書は建設会社の社員として紹介されていたため、甘利氏の関係者が同席していたという認識はないと説明しました。
また、甘利氏の事務所は「録音は確認できていないので回答できない。現在、弁護士に依頼して事実関係を精査しているところで、URに対する東京地検の捜査が始まったとの報道もあるため、捜査に支障がないよう今後の対応を検討したい」としています。

1824名無しさん:2016/02/28(日) 20:36:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016022800089
民主追及も決定打欠く=衆院予算委、政策議論深まらず-甘利氏問題

 2016年度予算案は3月1日に衆院を通過し、折り返し点を迎える。衆院予算委員会での審議で、民主党は甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題を連日追及したが、決定打を欠いた。一方、環太平洋連携協定(TPP)や経済政策をめぐる議論は深まらなかった。
 民主は週刊誌が甘利氏の疑惑を報じて以降、予算委で重点的に質疑を展開。大串博志氏は、甘利氏に現金を手渡した建設会社担当者と都市再生機構(UR)の土地をめぐる補償交渉に、甘利氏元秘書が関与したのは「あっせん利得処罰法違反に当たる」と指摘。元秘書が見返りに高級車を要求したとされる発言を紹介した。
 民主は元秘書と建設会社、URのやりとりを記録したとする音声データを基に、「口利きだ」と何度も迫った。だが、成果は、職員が元秘書に補償額を教えたとのUR幹部の答弁くらい。甘利氏の早期辞任により民主は「肩透かし」を食らった格好で、同氏や元秘書の証人喚問を求めているものの実現は見通せない。
 甘利氏辞任の余波で、当初は焦点になるとみられたTPPについての議論は低調。後任の石原伸晃経済再生担当相は、経緯の説明を求められたのに対し、「交渉でのやりとりは明かせない」と、かわした。 
 論戦では、安倍晋三首相が民主に反撃する場面が目立った。消費税への軽減税率導入に伴う財源をただされたのに対し、首相は「われわれは『腹案がある』と言って、実はなかったということは絶対にない」と鳩山由紀夫元首相を念頭に逆襲。財政健全化に関する質問に対しても、「民主党は一銭も財政再建できなかった」と反発し、議論はかみ合わなかった。
 憲法改正に関し、首相は夏の参院選での争点化に意欲を示した。ただ、具体的な項目については「国会や国民的な議論と理解の深まりの中で、おのずと定まってくる」として、深入りを避けた。(2016/02/28-15:41)

1825名無しさん:2016/02/29(月) 21:51:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016022900572
安倍首相、文書通信費公開に慎重=消費増税、延期せず-衆院予算委

 安倍晋三首相は29日午後の衆院予算委員会で、国会議員の文書通信交通滞在費の使途公開について「さまざまな事情や環境にある者の活動基盤であることに鑑みれば、多数の意見で押し切る性質の問題ではない」と述べ、公開に慎重な考えを示した。維新の党の江田憲司氏への答弁。

 文書通信交通滞在費は国会議員に月100万円支給されている。江田氏は「第2の給料と言われている。全く公開せずに使っていいのか」と主張した。
 来年4月の消費税率10%への引き上げに関し、首相は「予定通り引き上げる考えで、現在のところ延期する考えはない」と説明した。
 民主党の山尾志桜里氏は甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題について追及。首相は「甘利氏は新たな事実が明らかになり次第、説明すると言っている。説明すると期待しているし、確信している」と述べ、甘利氏が適切な時期に説明責任を果たすとの見方を示した。 
 山尾氏は甘利氏の証人喚問を求めたが、首相は「予算委の運営については予算委で決める」と述べるにとどめた。
 高市早苗総務相が、放送事業者が政治的公平性を定めた放送法違反を重ねた場合の電波停止に言及したことに関して、首相は「一つ一つの番組を見て全体を判断するのは当然だ」と改めて強調した。民主党の奥野総一郎氏への答弁。(2016/02/29-17:49)

1826名無しさん:2016/03/05(土) 12:55:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016030400719
石原経済再生相が資産公開

 政府は4日、1月に就任した石原伸晃経済再生担当相の本人と家族名義の資産を公開した。それによると、東京都内や神奈川県内などの土地と住宅が5073万円、預貯金が6010万円、有価証券が730万円で計1億1813万円だった。その他、ゴルフ会員権が2口、株は2銘柄103株、共同所有の帆船が1隻だった。(2016/03/05-01:49)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160304/k10010431481000.html
1月に入閣の石原大臣 資産を公開
3月4日 17時44分

ことし1月に入閣した石原経済再生担当大臣の資産が4日公開され、東京・杉並区の自宅や預金など、合わせて1億1813万円でした。
今回、公開の対象になったのは、ことし1月に入閣した石原経済再生担当大臣の資産で、家族の分も含まれ、土地と建物の評価額は、実際の取り引き価格ではなく、固定資産税の課税標準額です。また預貯金に、普通預金と当座預金は含まれていません。
資産公開によりますと、石原大臣の資産は、東京・杉並区の自宅や預金など、合わせて1億1813万円でした。このほか、株式は2銘柄103株を保有しています。ゴルフ会員権が2口あります。
石原大臣は、閣議のあとの記者会見で「資産公開の制度は、公職にあるものとして、清廉さを保持するといううえで、政治と行政への国民の信頼を確保するために行われている制度であり、私もしっかりと報告した」と述べました。

1828旧ホントは社民支持@鹿児島市:2016/03/07(月) 19:40:49
>>1827
田母神氏の資金管理団体事務所 業務上横領容疑で捜索
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160307/k10010434461000.html
 元航空幕僚長でおととしの東京都知事選挙や衆議院選挙に立候補して落選した田母神俊雄氏らが政治資金の一部を不正に流用していた疑いがあるとして、東京地検特捜部は、業務上横領の疑いで資金管理団体の事務所や田母神氏の自宅などを捜索し、強制捜査に乗り出しました。
 捜索を受けたのは、東京・千代田区にある資金管理団体「田母神としおの会」の事務所や田母神氏の自宅などの関係先です。
 政治資金収支報告書によりますと、田母神氏の資金管理団体は、おととし2月の東京都知事選挙の前に設立され、全国の支援者などから1年間に集めた1億3265万円のうち、5000万円余りの支出について、使途不明金として記載していました。
 この問題で田母神氏は去年2月に記者会見を開き、「元会計責任者が飲食店で私的に使ったもので、弁済を求めている」などと説明していました。
 その後、去年12月になって、陣営の元幹部らが「田母神氏本人や事務局長も関わっていた」などとして告発状を提出し、東京地検特捜部が捜査を進めていました。
 特捜部は、田母神氏らが政治資金を不正流用していた業務上横領の疑いで強制捜査に乗り出し、不透明な資金の流れについて実態解明を進めるものとみられます。
 NHKの取材に対し、田母神氏の代理人を務めてきた弁護士は「田母神氏とはきょうの捜索について連絡を取っていない」としたうえで、「これまでに聞いた話では、一連の問題の責任は元会計責任者にあると考えている」と話しています。

東京都知事選と衆院選に立候補
 田母神俊雄氏は防衛大学校を卒業して航空自衛隊に入隊し、航空総隊の司令官などを経て、平成19年、航空自衛隊トップの航空幕僚長に就任しました。
 しかし、翌年の平成20年、先の大戦を巡り「我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である」などと政府の見解と異なる内容の論文を発表し、更迭されました。
 防衛省を定年退職したあと、おととし2月の東京都知事選挙に無所属で立候補しました。航空自衛隊トップとして危機管理に関わった実績をアピールして防災対策の強化などを訴え61万票余りを集めましたが落選しました。また、おととし12月の衆議院選挙では東京12区から当時の次世代の党の新人として立候補しましたが落選していました。

1829とはずがたり:2016/03/08(火) 09:16:24
なんだこの表題は。私的流用ではなく政治絡みの訴訟に使ったかのように思えるけど家族に絡む民事訴訟やんけ。
>資金の一部は、田母神氏の家族に絡む民事訴訟の弁護士費用や知人に贈った高級服の代金などに流用された疑いがあり

田母神氏、訴訟費用に流用か…任意で事情聴取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160307-00050175-yom-soci
読売新聞 3月8日(火)7時29分配信

 元航空幕僚長・田母神(たもがみ)俊雄氏(67)の資金管理団体を巡る横領事件で、政治資金の一部が田母神氏の個人的な訴訟費用などに充てられていた疑いのあることが、関係者の話でわかった。

 元会計責任者の男性は東京地検特捜部の事情聴取に対し、田母神氏らの私的流用を認める供述をしているという。

 特捜部は7日、業務上横領容疑で東京都内の資金管理団体の事務所や田母神氏の自宅など関係先を一斉捜索し、田母神氏を任意で事情聴取した。今後、押収資料を分析し、資金の流れについて解明を進めるとみられる。

 田母神氏は2014年1月、資金管理団体「東京を守り育てる都民の会(現・田母神としおの会)」を設立。翌月の都知事選に出馬したものの落選した。同会の資金に関し、田母神氏は15年2月、元会計責任者が少なくとも3000万円を着服し、生活費や遊興費に流用したなどと発表。14年分の政治資金収支報告書でも、元会計責任者の着服による「使途不明金」として約5054万円を計上した。

 だが、関係者によると、資金の一部は、田母神氏の家族に絡む民事訴訟の弁護士費用や知人に贈った高級服の代金などに流用された疑いがあり、元会計責任者が都知事選で選対本部長を務めた番組制作会社の社長に対し、「田母神氏や選対事務局長の指示で、毎週のように資金管理団体の口座から現金を引き出して渡していた」と話していたことが判明。元会計責任者は、特捜部にも同様の供述をしているとみられる。

最終更新:3月8日(火)7時30分

1830とはずがたり:2016/03/13(日) 21:19:54
田母神氏の団体、都知事選後にあった6千万円 年末にほとんど消失
TBS News i 2016年3月9日 14時02分 (2016年3月9日 16時10分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160309/Tbs_news_54380.html

 元航空幕僚長・田母神俊雄氏の政治資金をめぐる流用事件で、おととしの都知事選後に6000万円あった政治資金が、年末の衆院選前にはほとんど無くなっていたことが関係者への取材で新たに分かりました。
 この事件は、2014年に都知事選と衆院選に出馬した田母神氏の資金管理団体で多額の使途不明金が計上されているもので、東京地検特捜部が業務上横領の疑いで捜査に乗り出しています。

 当時の田母神陣営の複数の関係者への取材で、都知事選の翌日(2月10日)、資金管理団体の口座におよそ6000万円あった現金が、衆議院選前の11月末には1000万円以下になっていたことが新たに分かりました。

 使途不明金は、選挙活動をしていないこの期間に集中していて、当時の会計責任者は「田母神氏らからの指示で毎週50万円から100万円を引き出した」「目的も言われなかったし領収書もない」と話しているということです。

 「一部は使われたんでしょうね。そんなに政治資金で使ってないから。えん罪みたいなものだと思ってます。戦わないといけない」(田母神俊雄氏・8日)

 田母神氏は、特捜部の任意の事情聴取に対しても資金流用への関与を否定しています。(09日11:51)

1831とはずがたり:2016/03/24(木) 08:47:59
田母神氏が会見「横領とは全く思っていない」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160323-OYT1T50106.html?from=y10
2016年03月23日 18時58分

 元航空幕僚長・田母神たもがみ俊雄氏(67)の資金管理団体を巡る政治資金の横領事件で、田母神氏は23日、東京都内で記者会見し、「横領したとは全く思っていない」と述べ、東京地検特捜部から自宅などの捜索を受けた業務上横領容疑を改めて否定した。

 自身が出馬した都知事選で、政治資金の一部が選挙運動の謝礼に充てられた可能性については、「私の指示で金を配ったことはない」と話した。

 会見での説明によると、田母神氏は、資金管理団体の元会計責任者から「私的な領収書でも政治資金から支出できる場合がある」と言われ、2014年に同団体の政治資金計約1400万円を預かり、様々な支出に充てた。年末に領収書を分類した元会計責任者から、約120万円分は政治団体で計上できないと指摘され、返金したという。

2016年03月23日 18時58分

1832名無しさん:2016/03/26(土) 19:30:10
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016032200150&g=pol
おおさか椎木氏の資産公開=衆院

 衆院は22日、昨年10月に比例近畿で繰り上げ当選したおおさか維新の会の椎木保衆院議員の資産等報告書を公開した。資産内容は次の通り。(土地・建物は固定資産税課税標準額、1万円未満は四捨五入)
 建物(茨城県鹿嶋市)382万円▽金銭信託3000万円。(2016/03/22-09:34)

1833とはずがたり:2016/04/05(火) 08:34:14

「政治とカネ」疑惑の民進党・山尾政調会長が週内に記者会見 蓮舫代表代行が表明
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%8C%E6%94%BF%E6%B2%BB%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%83%8D%E3%80%8D%E7%96%91%E6%83%91%E3%81%AE%E6%B0%91%E9%80%B2%E5%85%9A%E3%83%BB%E5%B1%B1%E5%B0%BE%E6%94%BF%E8%AA%BF%E4%BC%9A%E9%95%B7%E3%81%8C%E9%80%B1%E5%86%85%E3%81%AB%E8%A8%98%E8%80%85%E4%BC%9A%E8%A6%8B-%E8%93%AE%E8%88%AB%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E4%BB%A3%E8%A1%8C%E3%81%8C%E8%A1%A8%E6%98%8E/ar-BBrk44k
産経新聞

「政治とカネ」疑惑の民進党・山尾政調会長が週内に記者会見 蓮舫代表代行が表明: 山尾志桜里氏(酒巻俊介撮影)c 産経新聞 提供 山尾志桜里氏(酒巻俊介撮影)
 民進党の蓮舫代表代行は4日の記者会見で、同党の山尾志桜里政調会長の「政治とカネ」疑惑について、山尾氏が今週中に記者会見を開いて説明することを明らかにした。「国民に不信感を持ってもらうことはいけないので、山尾氏自身がいま(事実関係を)調査している。今週中には記者会見すると思う」と述べた。

1834とはずがたり:2016/04/06(水) 14:55:15

“閣僚追及のエース”民進・柚木氏に公選法違反疑い 選挙区内で名刺広告掲載、岡山地検が事務所関係者を聴取
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E2%80%9C%E9%96%A3%E5%83%9A%E8%BF%BD%E5%8F%8A%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B9%E2%80%9D%E6%B0%91%E9%80%B2%E3%83%BB%E6%9F%9A%E6%9C%A8%E6%B0%8F%E3%81%AB%E5%85%AC%E9%81%B8%E6%B3%95%E9%81%95%E5%8F%8D%E7%96%91%E3%81%84-%E9%81%B8%E6%8C%99%E5%8C%BA%E5%86%85%E3%81%A7%E5%90%8D%E5%88%BA%E5%BA%83%E5%91%8A%E6%8E%B2%E8%BC%89%E3%80%81%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E5%9C%B0%E6%A4%9C%E3%81%8C%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%80%85%E3%82%92%E8%81%B4%E5%8F%96/ar-BBroYMm
産経新聞
9 時間前

“閣僚追及のエース”民進・柚木氏に公選法違反疑い 選挙区内で名刺広告掲載、岡山地検が事務所関係者を聴取: 事務所関係者が任意で事情聴取されたことが分かった柚木道義氏c 産経新聞 提供 事務所関係者が任意で事情聴取されたことが分かった柚木道義氏
 民進党の柚木道義衆院議員(43)が母校の同窓会名簿に名刺広告を掲載したとして、岡山地検が公職選挙法違反容疑で、柚木氏の事務所関係者を任意で事情聴取していたことが5日、関係者への取材で分かった。公選法は、公職にある議員が選挙区内の人へのあいさつを目的とする広告を有料で新聞やビラなどに掲載することを禁じている。地検は掲載経緯や違法性の認識などについて確認を求めたとみられる。

 関係者や柚木氏の事務所によると、柚木氏は母校である岡山県内の私立中高一貫校の同窓会名簿に名刺広告を掲載したとして、今年1月、刑事告発された。地検は柚木氏の関係団体の会計責任者や当時の事務員から任意聴取したという。

 柚木氏は平成26年12月の衆院選に民主党(当時)から出馬。選挙区(岡山4区)では敗れたが、重複立候補していた比例中国ブロックで復活当選し、現在4期目。母校は比例中国ブロックの選挙区内にあった。

 柚木氏は産経新聞の取材に対し、「学校は小選挙区制における選挙区外に所在している。当該事案発生時まで、比例区との区別がついていなかった」と釈明。事務所員が小選挙区内でないことから問題ないと思い、掲載手続きの判断をしたと説明している。柚木氏は刑事告発を受け、「今後このようなことがないよう法令順守を徹底したい」としている。

 柚木氏は昨年、国会で高木毅復興相や下村博文文部科学相(当時)に焦点を当てて「政治とカネ」の問題を厳しく追及。26年に松島みどり法相(当時)の選挙区内でのうちわ配布が公選法に抵触すると指摘され、辞任につながった問題では、過去に自民党の小野寺五典元防衛相が選挙区内で線香を配って議員辞職したことを挙げ、松島氏にも「けじめ」を求めていた。

1835とはずがたり:2016/04/06(水) 23:14:32
民進・山尾氏元秘書、領収書悪用でガソリン代不正請求か
http://www.asahi.com/articles/ASJ466JQWJ46UTFK00T.html?iref=com_alist_6_05
2016年4月6日22時29分

 民進党の山尾志桜里政調会長は6日の記者会見で、元公設秘書が他人のガソリン代の領収書を使って不正に経費を請求していた疑いがあることを明らかにした。総額は数百万円単位に上るとみられ、「法的措置をとる」と説明。元秘書らが詐欺罪や政治資金規正法違反の罪に問われる可能性もあるが、山尾氏は「監督責任が不十分だったと反省し、政調会長として党に貢献していきたい」と辞任は否定した。

 山尾氏の説明では、自身が代表を務める事務所には、2011年に247万2352円、12年に429万2818円のガソリン代の支出記録がある。元公設秘書は領収書をもとに経費を請求していたが、実際には経費通りにガソリンを購入していない疑いがあるという。不正が疑われる領収書は12年だけで135枚分。ガソリンスタンドには不要レシート入れが備え付けられてあるといい、山尾氏は「他の人のレシートを持ち帰ることができ、秘書が本当に購入したか疑問を持っている」と述べた。

 元秘書は12年7月に退職。不透明な支出は在籍期間と重なっているという。

1836名無しさん:2016/04/09(土) 17:34:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016040600855&g=pol
ガソリン代支出、不適切と謝罪=山尾政調会長、辞任は否定

 民進党の山尾志桜里政調会長は6日夜、衆院議員会館で記者会見し、自身が代表を務める政党支部で2012年分の政治資金収支報告書などに、多額の不自然なガソリン代支出があったと明らかにした。山尾氏は当時在籍した公設秘書が不適切に請求していた疑いがあると説明。監督責任を認めて謝罪し、収支報告書を訂正する意向を示した。
 進退に関しては「国会議員、政調会長として国民の期待に応えられるよう、精いっぱい頑張りたい」と述べ、議員辞職や役職辞任を否定した。
 山尾氏によると12年のガソリン代支出は約429万円で、11年の約247万円、13年の約142万円と比べ突出していた。同じ日に多数のレシートが提出されているなど不自然な点があり、大半が特定の秘書の在籍期間と一致したという。
 山尾氏は「私自身が何か事実を知りながら、それを隠してうそをついたことはない」と強調。不正が疑われる元秘書に対し、法的措置を取ることも検討する考えを示した。(2016/04/06-22:34)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016040600933&g=pol
調査対象法人から資金=パーティー券10万円、返還へ-自民・西村氏

 高齢者の預託金を流用した問題で内閣府から調査を受けていた「日本ライフ協会」が昨年6月、当時内閣府副大臣だった自民党の西村康稔衆院議員の政治資金パーティー券10万円分を購入していたことが6日分かった。同協会は調査の結果、公益財団法人の認定を取り消されている。
 西村氏は同日、コメントを出し、10万円を返還する意向を表明。同時に「法律上の問題はない。パーティー券を購入していただいた当時、協会が調査を受けているということは全く知らなかった」と釈明した。(2016/04/06-23:10)

1837名無しさん:2016/04/09(土) 20:56:24
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016040800955&g=pol
自民幹部「タイミング悪い」=「証人喚問も」と民進-甘利氏問題

 甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題をめぐり、東京地検特捜部が都市再生機構(UR)を家宅捜索したことを受け、与党内からは12日に告示が迫った衆院北海道5区補選や夏の参院選への影響を懸念する声が上がった。
 自民党幹部は「間違いなく悪い影響が出る。タイミングが悪過ぎる」と危機感を募らせた。閣僚の1人は「(捜査が進展すれば)衆参同日選は難しくなる。潮目が変わる」と指摘。一方、甘利氏と同じ神奈川県選出の同党議員は「補選にプラスではないが、大きなインパクトはないのではないか」と冷静に事態を見守る考えを示した。
 これに対し、甘利氏の国会招致を求めてきた野党側は攻勢を強める方針。衆院で審議中の環太平洋連携協定(TPP)承認案も絡めて、甘利氏の証人喚問を要求する構えだ。民進党幹部は「刑事責任を問われることになれば、今国会での承認は断念すべきだ」と強調。「甘利氏を議員辞職に追い込む。アベノミクスの終わりの象徴だ」と述べた。(2016/04/08-22:47)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016040900224&g=pol
「甘利氏は説明を」=民共党首が要求

 民進党の岡田克也代表は9日、甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題をめぐり東京地検特捜部が関係先の強制捜査に入ったことに関し、「甘利氏は説明責任を果たしていないので、しっかり説明してもらいたい。政治不信がこれ以上深まることのないようにしないといけない」と述べ、国会の場で自ら疑惑を晴らすよう求めた。京都府長岡京市で記者団の質問に答えた。
 岡田氏はまた、甘利氏が担当相として関わった環太平洋連携協定(TPP)交渉について「体調が許せば、きちんと説明してもらうことが必要だ」と述べ、甘利氏の国会招致を重ねて求めた。
 共産党の志位和夫委員長も千葉県習志野市で記者団に「本人が説明責任を果たすことを強く求めたい。内閣にも自民党にも求めたい」と指摘した。(2016/04/09-17:30)

1838名無しさん:2016/04/10(日) 11:05:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160409/k10010472781000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_008
民進 甘利氏の証人喚問など与党側に迫る方針
4月9日 5時09分
自民党の甘利前経済再生担当大臣の事務所が、UR=都市再生機構と建設会社の補償交渉を巡って現金を受け取っていた問題で、東京地検特捜部が強制捜査に乗り出したことを受け、民進党は、疑惑がさらに深まったとして、甘利氏の証人喚問や参考人招致を与党側に迫っていく方針です。
自民党の甘利前経済再生担当大臣の事務所が、UR=都市再生機構と建設会社の補償交渉を巡り現金を受け取っていたと告発された問題で、東京地検特捜部は、甘利氏の元公設秘書から任意で事情を聴くとともに、UR本社や建設会社などを捜索して、強制捜査に乗り出しました。
これを受けて、民進党は、甘利氏の疑惑がさらに深まったとして、甘利氏の証人喚問や参考人招致を与党側に強く迫っていく方針です。
また、民進党は、甘利氏の疑惑の検証にあたっていた「疑惑追及チーム」を週明けに再開し、URや国土交通省などに改めて説明を求めて、法律に抵触するようなことがなかったかどうか調べることにしています。
これに対し、自民党からは、甘利氏が交渉にあたったTPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案などを審議する衆議院の特別委員会で、与野党の対立が強まるなかでの強制捜査であり、議案の審議への影響は避けられないという見方が広がっており、「今の国会での承認は難しい」という指摘も出ています。
さらに、来週の12日に告示される衆議院北海道5区の補欠選挙や、夏の参議院選挙への影響を懸念する声も上がっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160407/k10010470681000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_044
民進 江田氏「山尾氏は今後も説明責任を」
4月7日 16時07分
民進党の江田代表代行は記者会見で、民進党の山尾政務調査会長が代表を務める政党支部の会計処理を巡る問題について、今後も、国民に対して説明責任を果たしていくことが重要だという考えを示しました。
民進党の山尾政務調査会長は6日夜に記者会見し、みずからが代表を務める政党支部の政治資金収支報告書に、多額のガソリン代が計上されていたことなどについて、会計処理に不自然な点があるとして陳謝するとともに、事実関係を調査する考えを示しました。
これについて民進党の江田代表代行は記者会見で、「政治家が疑惑を招いた時は、しっかり説明責任を果たすことが基本だ。国民に疑問があったり、足らざるところがあれば、しっかり問いただしてもらいたいし、山尾氏もこたえるのではないか」と述べ、今後も説明責任を果たしていくことが重要だという考えを示しました。
そのうえで、江田氏は「仮に元秘書が法令違反の行為をしたということであれば、議員本人の監督責任は否定できない。それを踏まえてどういう対応をとるかは、山尾氏自身が考えて決める話だ」と述べました。
また、民進党の郡司参議院議員会長は記者会見で、「山尾氏が知らないところで流用された事実が確認されれば、しかるべき対応をとるべきだ。正しく適切な判断で対応してもらいたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160407/k10010470481000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_048
公明 漆原氏「山尾氏は説明責任果たすべき」
4月7日 13時33分
公明党の漆原中央幹事会会長は記者会見で、民進党の山尾政務調査会長が代表を務める政党支部の会計処理を巡る問題について、山尾氏は客観的な資料などを示していないと指摘したうえで、説明責任を十分に果たすべきだという考えを示しました。
民進党の山尾政務調査会長は6日夜に記者会見し、みずからが代表を務める政党支部の政治資金収支報告書に、多額のガソリン代が計上されていたことなどについて、会計処理に不自然な点があるとして陳謝するとともに、事実関係を調査する考えを示しました。
これについて、公明党の漆原中央幹事会会長は記者会見で、「きのうの山尾氏の説明では客観的な資料などは何も示されていない。元秘書が適切ではない処理をしたのではないかということだが、それを裏付ける調査結果や証拠を出す必要がある」と指摘しました。そのうえで、漆原氏は「国民が『そうですか』と、ふに落ちる説明責任をきちんと果たすべきだ」と述べました。

1839名無しさん:2016/04/10(日) 11:07:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160408/k10010472511000.html?utm_int=all_side_ranking-access_004
甘利氏事務所問題 東京地検特捜部 URなど強制捜査
4月8日 21時13分
甘利前経済再生担当大臣の事務所がUR=都市再生機構と建設会社の補償交渉を巡って現金を受け取っていたとして告発された問題で、東京地検特捜部は事実関係を解明するため、甘利氏の元公設秘書から任意で事情を聴くとともに、UR本社や建設会社などを捜索し、強制捜査に乗り出しました。
捜索を受けているのは、UR=都市再生機構の横浜市にある本社や千葉県印西市の千葉業務部、それに千葉県白井市の建設会社「薩摩興業」などです。
この問題は、甘利氏の事務所が平成25年から26年にかけてURと補償交渉をしていた千葉県白井市の建設会社の元総務担当者から現金を受け取っていたもので、先月、東京の弁護士の団体が、口利きの見返りに報酬を受け取ることを禁じたあっせん利得処罰法違反の疑いがあるとして、東京地方検察庁に告発状を提出しています。
東京地検特捜部は、URの担当者や建設会社の元総務担当者から任意で事情を聴くなどして捜査を進めていましたが、関係者によりますと、これまでに新たに甘利氏の元公設秘書からも任意で事情を聴いたということです。
さらに事実関係を解明するため、URなどの関係先を捜索し、強制捜査に乗り出しました。
この問題で、甘利氏の元公設秘書は平成25年8月に建設会社の元総務担当者から現金500万円を受け取っていたことが分かっているほか、ほかの元秘書らとともに甘利氏の事務所などでURの担当者らと12回にわたって面会し、補償交渉などについてやり取りしていたことが、URが公表した資料で明らかになっています。
特捜部は、元秘書が現金を受け取った際の詳しい状況や補償交渉の経緯などについて捜査を進めるものとみられます。
ことし1月に甘利氏が行った会見によりますと、元秘書は「補償金額の交渉には介入していない」などと口利きを否定していたということです。
甘利氏の事務所は、先月告発された際にコメントを出し、「あっせん利得処罰法に当たるような事実はない。早期に解決していただくよう、真摯(しんし)に捜査に協力していく」などとしています。
URは「捜査に協力していることは事実ですが、それ以上はお答えできません。今後も引き続き捜査に協力してまいります」とコメントしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160406/k10010469941000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_056
民進・山尾氏 政治資金問題で陳謝 調査する
4月6日 21時24分
民進党の山尾政務調査会長は6日夜、記者会見し、みずからが代表を務める政党支部の政治資金収支報告書に多額のガソリン代を計上していたなどと報道されたことについて、事務所の会計処理に不自然な点があるとして陳謝するとともに、事実関係を調査する考えを示しました。
民進党の山尾政務調査会長を巡っては、平成24年に、みずからの資金管理団体に法律の上限を超える寄付を行っていたほか、山尾氏が代表を務める政党支部の政治資金収支報告書に多額のガソリン代を計上していたなどと報道されました。
これについて、山尾氏は6日夜、国会内で記者会見し、資金管理団体への寄付について、「本来は、上限である1000万円を超える分については、貸し付けとして処理すべきところを、手違いで寄付と記載していたので、私からの貸し付けとして訂正した。今後、このような手違いを起こさないようにしたい」と述べ、政治資金収支報告書を訂正したことを明らかにしました。
また、山尾氏はガソリン代について、「不自然な点が特定の時期に限られているため、当時、会計事務を担当していた元秘書が関与している蓋然性が高いと思う。事務所スタッフに対する監督が至らず、申し訳なく思っている」と述べ、陳謝しました。そのうえで、山尾氏は「ガソリン代の支出に疑問を持っており、事実関係を調べて必要な法的措置を取るつもりだ。国民の期待に応えられるよう、政務調査会長として、今、担わせていただいている役割を全うしたい」と述べました。
山尾氏の詳しい説明内容
民進党の政調会長を務める山尾志桜里衆議院議員は関係する政治団体の政治資金収支報告書に不自然な記載があると指摘されていたことについて6日夜、記者会見を開きこれまでの調査結果を説明しました。

1840名無しさん:2016/04/10(日) 11:08:22
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160406/k10010469391000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_063
民進 柚木議員の事務所 比例代表の選挙区内で広告
4月6日 16時06分
民進党の衆議院議員、柚木道義氏の事務所が、比例代表の選挙区内にある母校の同窓会名簿に広告を載せていたことについて、公職選挙法違反の疑いがあるとして、秘書などが検察から事情を聴かれていたことが分かりました。柚木議員は、自分は事前には知らなかったとしたうえで「法令順守を徹底したい」と話しています。
柚木議員の事務所によりますと、岡山県浅口市にある母校の中高一貫校がおととし9月に同窓会名簿を発行した際、1万8000円を支払って、議員の名前が入った広告を載せました。
これについて、選挙区内の有権者へのあいさつを目的に有料で広告を掲載することなどを禁止した公職選挙法に違反する疑いがあるとして、柚木議員が刑事告発され、会計責任者を務める秘書などが検察から任意で事情を聴かれたということです。
柚木議員は、おととしの衆議院選挙で、小選挙区の岡山4区では落選し、比例代表の中国ブロックで当選しましたが、今回の広告の掲載については、母校の所在地が小選挙区の外だったことから、秘書が問題ないと判断したということです。
柚木議員は、広告を載せることは事前には知らなかったとしたうえで、「担当者から報告を受けてチェックすべきだった。今後は法令順守を徹底したい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160409/k10010473301000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
民進・岡田代表 甘利氏は説明責任果たす必要ある
4月9日 17時53分
民進党の岡田代表は、京都府長岡京市で記者団に対し、甘利前経済再生担当大臣の事務所を巡る問題で、東京地検特捜部が強制捜査に乗り出したことについて、「当然のことだ」と述べたうえで、甘利氏が説明責任を果たす必要があるという考えを強調しました。
この中で民進党の岡田代表は、甘利前経済再生担当大臣の事務所が、UR=都市再生機構と建設会社の補償交渉を巡って現金を受け取っていた問題で、東京地検特捜部が強制捜査に乗り出したことについて、「今までの国会審議などで明らかになった事実を踏まえれば、検察が事情を聞くということは当然のことだ」と述べました。
そのうえで、記者団が甘利氏の国会への招致を求める考えがあるかと尋ねたのに対し、岡田氏は「党の国会対策委員会などで考えることだが、まずはTPPの委員会審議に関しても、体調が許せば、甘利氏が委員会に出席して説明することが必要だと思う」と述べ、甘利氏が説明責任を果たす必要があるという考えを強調しました。

1841名無しさん:2016/04/10(日) 11:41:50
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160409/k10010473331000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
甘利氏事務所問題 口利きの有無など解明へ
4月9日 19時01分
甘利前経済再生担当大臣の事務所が現金を受け取っていた問題を巡り、あっせん利得処罰法違反の疑いでUR=都市再生機構などが捜索を受けた事件で、東京地検特捜部は甘利氏の事務所がUR側と接触したあと、建設会社とURの補償交渉が進展していたことなどから元秘書の口利きの有無や不透明な交渉の経緯について解明を進めるものとみられます。甘利氏の事務所は告発された際、「あっせん利得処罰法にあたるような事実はない」などとコメントしています。
この問題は、甘利氏の事務所が平成25年から翌年にかけて、URと補償交渉をしていた建設会社の元総務担当者から現金を受け取っていたものです。
東京地検特捜部は8日、あっせん利得処罰法違反の疑いで強制捜査に乗り出し、URの横浜市にある本社や千葉県印西市の千葉業務部、千葉県白井市の建設会社、薩摩興業などを捜索しました。
URが公表した資料などによりますと、甘利氏の事務所は平成25年6月にUR側と初めて接触し、当時の秘書が担当者と面会しましたが、難航していた補償交渉がその直後から進展し、2か月後にURがおよそ2億2000万円の補償金を建設会社に支払う契約が結ばれていました。そして、その2週間後、元秘書が建設会社の元総務担当者から現金500万円を受け取っていました。
その後も建設会社側は、さらに多額の補償金を求めて交渉を続けていましたが、こうしたなか秘書はUR側とたびたび面会していました。
特捜部は押収した資料などを分析し、元秘書の口利きの有無や不透明な交渉の経緯について解明を進めるものとみられます。
甘利氏の事務所は先月、告発された際、「あっせん利得処罰法にあたるような事実はない。早期に解決していただくよう真摯(しんし)に捜査に協力していく」などとコメントしています。
また、URもこれまで「元秘書から圧力を受けて補償内容に影響を受けたことは一切ない」と説明しています。

1842名無しさん:2016/04/10(日) 11:43:24
http://www.sankei.com/west/news/160316/wst1603160008-n1.html
2016.3.16 11:00
【衝撃事件の核心】
〝元祖ガールズ〟佐藤ゆかり議員、身内と壮絶バトル 「政治とカネ」ついに刑事告発の動き、泥沼化の様相

 「大阪に骨をうずめる」と宣言し、縁もゆかりもない大阪11区(大阪府枚方市、交野市)から平成26年の衆院選に出馬、当選した自民党の佐藤ゆかり衆院議員(54)が身内との〝抗争〟に神経を注いでいる。佐藤氏側が地元業者から受け取った企業献金200万円を政治資金収支報告書に記載していないのは違法として、自民党枚方市支部の出来成元(しげちか)支部長(67)が佐藤氏側の刑事告発も辞さないとぶち上げたのだ。17年の郵政選挙で「小泉ガールズ」の〝刺客〟として政界入りした後、岐阜、東京と選挙区を渡り歩き、「第3の地元」に腰を据えた佐藤氏。昨年春以降、枚方市支部の運営方針などをめぐって深まった両氏の対立は、地元市議らをも巻き込み泥沼化の様相を呈している。

「大阪から出て行って」

 「佐藤さんを連れてきた責任は私にもある。問題を起こす佐藤さんには大阪から出て行ってもらえるよう力を尽くしたい」

 出来氏は今年2月、産経新聞の取材に語気を強め、刑事告発を検討する理由を述べ始めた。

 「衆院選の直後、政治献金として地元の物流会社と建設会社から100万円ずついただいた。佐藤さんは2社から直接受け取るのを嫌がったので、いったん枚方市支部で受け取った形にしてから佐藤さんに計200万円を渡した。でも佐藤さんはいつまで経っても枚方市支部あての領収書をくれない。このままでは私が政治資金規正法上の虚偽記載罪に問われかねないので、佐藤さん側を刑事告発しようとしている」

 そもそも佐藤氏は、小泉政権下の17年の衆院選で、郵政民営化に反対した野田聖子衆院議員(55)の“刺客”として岐阜1区から出馬し、比例代表で初当選した。ところが21年の衆院選では東京5区に転出して落選し、翌22年に参院議員へくら替え。26年12月の衆院選では、選対本部長だった当時大阪府議の出来氏らの協力を得て、大阪11区で衆院議員に返り咲いた。

 出来氏は、枚方市内の党所属の地方議員らを取りまとめる枚方市支部長。両氏は当初良好な関係を築いていたが、出来氏が昨年4月の府議選で落選したことで潮目が変わった。

 出来氏によると、落選後、佐藤氏は出来氏に支部長を退くよう求めるなどしたため、亀裂が深まったという。

食い違う言い分

 佐藤氏側と枚方市支部をめぐる献金問題は昨年9月、産経新聞の報道をきっかけに表面化した。

 佐藤氏は報道直後の記者会見や取材で、26年12月に200万円は自らが代表を務める自民党大阪府第11選挙区支部で受領したことは認めた。一方で、出来氏の主張には正面から反論した。

 「受領した現金は(正式な政治献金として受領する前の)預かり金という認識で、昨年5月に返金した。受領当時は選挙の直後で支部の印鑑などが存在せず、業者あての領収書を発行できなかった。事務作業の遅れで未発行に気づいたのは昨年4月半ばだった」

 さらに、出来氏が2社に枚方市支部発行の領収書を渡していたことは「知らなかった」と強調。「枚方市支部が架空の領収書を発行するなどの驚くべき事態を想像しておらず、枚方市支部長によるこのような違法性の問われる行為が判明した以上、11区支部として献金企業への全額返金を判断した」と説明した。

 ただ、26年12月に献金した物流会社の会長と建設会社の実質経営者を取材すると、その証言は佐藤氏の見解とは食い違う。

 物流会社会長は26年12月25日、出来氏に100万円の小切手を渡し、引き換えに枚方市支部発行の領収書を受け取ったと説明。建設会社の実質経営者は2日後の27日、自宅を訪れた佐藤氏、出来氏と応接室で面会し、「当選祝い」として100万円を佐藤氏に渡したと話した。さらに、実質経営者は出来氏から「領収書は枚方市支部で切っておきます」などといわれ、領収書を受け取ったという。

1843名無しさん:2016/04/10(日) 11:44:21
>>1842

 佐藤氏から昨年5月に返金を受けたかどうかについて、建設会社の実質経営者は「問題になってはまずいと佐藤さんが言った。迷惑をかけてはいけないと思い受け取った」と証言。物流会社の会長は「佐藤さんが現金を返しに来たことはあったが、100万円はいったん会社として枚方市支部に支出したもの。佐藤さんから受け取ることは筋違いなので断った」と説明する。

動揺広がる地元自民

 2社から直接計200万円を受領しすでに返金したと主張する佐藤氏と、200万円は枚方市支部を「迂回(うかい)」して佐藤氏に渡したとする出来氏。枚方市支部は26年分の政治資金収支報告書に一連の資金の流れを記載しているが、佐藤氏は大阪府選挙管理委員会の見解を踏まえ、「『預かり金』は記載の必要がない」として一切記載していない。

 出来氏は「後になって200万円が『預かり金』だったという理屈は通用しない。このままではどちらかが政治資金規正法に違反していることになる」と訴える。そして、2月13日に開いた枚方市支部の総務会で、佐藤氏側が枚方市支部に200万円の領収書を提出し収支報告書を訂正しない場合、政治資金規正法違反罪で佐藤氏側を刑事告発する方針を固めた。

 両氏の争いに、地元の自民党内では動揺が広がる。

 自民党所属の枚方市議は「受領の場に立ち会っているわけではないので、どちらの言い分が正しいか分からない」と困惑気味だ。「枚方と交野のため、佐藤さんに働いてもらいたいという思いに変わりはないが、この問題で支援者の方々に『何をしているのか』と言われるのは辛い」と漏らす。

争いに収束の気配なし

 出来氏は昨年9月以降、たびたびマスコミの前に登場し、佐藤氏批判を繰り返してきた。

 こうした動きに業を煮やした佐藤氏側は昨年10月、支部長不在のまま枚方市支部の臨時支部大会を開いた。地元の全市議らが参加し、佐藤氏の支部長就任を決めたが、自民党大阪府連は手続き上の問題があることなどを理由に佐藤氏を支部長として認めなかった。

 ある自民党関係者が解説する。

 「3年後には再び市議選が行われる。このまま出来氏が支部長を続ければ、出来氏との溝が深まった自民党所属の現職市議が、党の公認を得ることは難しい。臨時支部大会を開いた目的は、市議選の公認に強い影響力を持つ出来氏を支部長から外すことだったとみられるが、正式な手続きを踏まなかった佐藤氏側の行動はうかつだった」

 出来氏は「支部長外し」に動いたとされる地元市議について「求められれば再び話し合う用意はある」と呼びかけ、対話の余地があることを示すが、佐藤氏に対しては「嘘がまかり通る自民党であってはならない」と息巻く。

 「枚方市支部による刑事告発の方針が報道されて以降、『告発をやめておくように』と注意を受けたことはほとんどない。どんな状況になってもこの問題は白黒をはっきり付けたい」とボルテージは上がる一方だ。

 対する佐藤氏は、出来氏の刑事告発に向けた動きに「虚偽に基づくあるまじき行為」と怒り心頭。告発された場合、反対に虚偽告訴罪で出来氏側を刑事告訴するとしており、争いに収束の気配はない。

 大阪11区は小選挙区制が導入された8年の衆院選以降、民主党の平野博文衆院議員(66)の「牙城」とされてきた。自民党としては26年に佐藤氏が初めて議席を得た。盤石とは言い難い選挙区の現状を踏まえ、ある自民党支援者は危機感を強める。

 「佐藤さんと出来さんの詳しい言い分はよく分からないが、争いが続けば続くほど、支援者が自民党を離れてしまう」

 激しい〝空中戦〟を繰り広げる両氏だが、地上の支援者は冷静に現実を見つめているようだ。

1844名無しさん:2016/04/10(日) 22:36:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160410/k10010474091000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
民進 岡田代表 甘利氏巡る問題で首相も説明責任を
4月10日 20時35分
民進党の岡田代表は三重県川越町で記者団に対し、甘利前経済再生担当大臣の事務所を巡る問題で東京地検特捜部が強制捜査に乗り出したことに関連して、「政府の中の問題だ」と述べ、安倍総理大臣も説明責任を果たす必要があるという考えを示しました。
この中で岡田代表は、甘利前経済再生担当大臣の事務所を巡る問題について、「甘利氏本人が説明することが基本だ。病気だという診断書が出ているが、記者会見などが本当にできないのか、説明責任を果たす必要がある」と述べました。
そのうえで、岡田氏は「甘利氏は当時、現職の閣僚であり、UR=都市再生機構の問題なので政府の中の問題だ。本当は調べればもっと分かるはずで、安倍総理大臣も任命責任があると言ったわけなので、しっかりと責任を果たしてもらいたい」と述べ、安倍総理大臣も説明責任を果たす必要があるという考えを示しました。

1845とはずがたり:2016/04/14(木) 11:33:32

田母神氏が現金配布を「了解」 発言の様子が録画
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160414/k10010478061000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003
4月14日 6時18分

前回の東京都知事選挙で落選した元航空幕僚長の田母神俊雄氏が、陣営の関係者に現金を配ることを「了解した」と話してる様子が録画されていたことが、関係者への取材で分かりました。東京地検特捜部は、公職選挙法違反の疑いで田母神氏らの刑事責任の追及に向けて、捜査を進めるものとみられます。
おととし2月の東京都知事選挙の前に設立された、田母神氏の資金管理団体「田母神としおの会」を巡って、東京地検特捜部は先月、政治資金を不正に流用した業務上横領の疑いで強制捜査に乗り出し、関係先を一斉に捜索しました。
特捜部は、政治資金の一部が選挙運動の報酬として支払われていた疑いがあるとして、公職選挙法違反の疑いでも捜査を進めています。
関係者によりますと、田母神氏は特捜部の任意の事情聴取に対し「陣営の元事務局長から選挙で世話になった人のリストを見せられ、政治資金の中から合わせて2000万円を配ると報告を受けた」などと説明しているということですが、田母神氏が、陣営の関係者に現金を配ることを「了解した」と話してる様子が録画されていたことが、新たに分かりました。
この映像は去年2月、多額の使途不明金について団体の元会計責任者に説明を求めた際に録画されていたということで、この中で田母神氏は「こんなに配るのかなという思いがあったけど、元事務局長から、まあこんなものですよと言われて了解した」などと発言していたということです。
特捜部もこうした内容を把握しているとみられ、公職選挙法違反の疑いで田母神氏らの刑事責任の追及に向けて捜査を進めるものとみられます。
田母神氏はこれまでの取材に対し「録画の当時は現金が配られてからすでに長期間たっていたので、あえて否定しなかったが、現金を配ることを了承したつもりはなく指示したこともない」などと説明しています。

1846とはずがたり:2016/04/14(木) 17:51:42

「何とも理不尽」 田母神容疑者、逮捕前にツイート
http://www.asahi.com/articles/ASJ4G31XGJ4GUTIL004.html?iref=com_rnavi_arank_nr02
久保田一道、藤原学思2016年4月14日11時46分

 保守系の論客として知られた元航空幕僚長で軍事評論家の田母神俊雄容疑者(67)が、東京地検特捜部に逮捕された。約60万票を集めた2年前の東京都知事選で、運動員らを買収した疑いが持たれている。田母神容疑者はこれまでの取材に容疑を否定していた。

田母神・元空幕長を逮捕 選挙運動員に現金配った疑い
 田母神容疑者は14日朝、自身のツイッターで「本日、田母神は逮捕されるようです。何とも理不尽さを感じますが、国家権力にはかないません」とつぶやいた。

 東京地検へ向かう前に自宅マンションで報道陣から支援者への思いを聞かれ、「大変申し訳ない」と話した。運動員らへの現金配布について、指示も了承もしていないとするこれまでの主張に「変わりはない」と述べ、タクシーに乗り込んだ。一方、陣営の選挙対策本部事務局長を務めた島本順光容疑者(69)は自宅近くで「違法の認識はなかった」と話し、事情聴取に向かった。

 田母神容疑者は航空自衛隊トップの航空幕僚長だった2008年、「我が国が侵略国家だったというのはぬれぎぬ」と主張する論文を発表。政府見解を否定する内容で、更迭された。だがこれを機に知名度が高まり、保守派の論客として全国各地の講演会に招かれ、著書も多数出版した。

 14年の都知事選では特定の政党や業界の支援は受けずに約60万票を獲得。資金管理団体には同年、個人からの寄付を中心に約1億3千万円が集まった。「新しい保守の政治勢力が誕生したと盛り上がった」と陣営幹部は振り返る。

 同年12月の衆院選では東京12区に次世代の党から立候補したが、約3万9千票にとどまり、4候補中、最下位で落選。今年7月の参院選への立候補にも意欲を見せていた。だが、特捜部が今年3月に関係先の捜索に乗り出すと、田母神容疑者は「出馬は難しい。悪名がとどろいてしまった」と述べ、立候補を断念した。

 選挙を支援した男性は「思想に共感した支持者の信奉は熱かっただけに、お金の問題が出たのは残念でならない。寄付してくれた支持者を裏切った責任は重い」と批判した。(久保田一道、藤原学思)

■田母神俊雄容疑者をめぐる経緯

2014年2月 東京都知事選に立候補し、60万票余りを集めるが、落選

    12月 衆院選東京12区で次世代の党から立候補するが落選

  15年2月 田母神容疑者が記者会見し、知事選時の選挙対策本部の会計責任者が約3千万円を流用したと発表

    12月 知事選時の選挙対策本部長が、政治資金を横領した疑いで田母神容疑者らを東京地検に刑事告発

  16年3月 東京地検特捜部が田母神容疑者の関係先を家宅捜索

1847名無しさん:2016/04/17(日) 09:12:55
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/531019/
【公職選挙法違反】田母神容疑者 逮捕の決め手は「報酬リスト」「自己弁護ビデオ」
2016年04月15日 17時00分

 元航空幕僚長の田母神俊雄容疑者(67)が14日、東京地検特捜部に公職選挙法違反(運動員買収)の疑いで逮捕された事件では、報酬リストとあるビデオが逮捕の決め手になっていた。

 田母神容疑者は2014年2月の東京都知事選に出馬。落選後、選対本部事務局長だった島本順光容疑者(69)と共謀して、運動員5人に計280万円を渡した疑いがある。

 現金を配る際に島本容疑者らで「報酬リスト」が作成されていた。選挙を手伝った人物と報酬額を記載したもので、2000万円の予算が計上されていた。当時の陣営関係者は「島本氏がやって来て、『選挙応援でお金の持ち出しもあったでしょうから』と現金を渡そうとしてきました。だから、『そんなものは受け取れない』と拒否したのです」と明かす。

 島本容疑者は航空自衛隊に入隊し辞めた後、複数の国会議員の秘書を歴任している。「だから現金を配ることが法に違反することは分かっていたはずです」(前出の陣営関係者)。報酬リストは特捜部に押収されている。

 田母神容疑者は「現金を配ることを指示していない」と容疑を否認してきた。しかし、「(配布を)了解した」と話しているビデオが存在していた。捜査関係者は「このビデオは2本ある。どちらも会計担当者のSに横領を“白状”させる内容で、島本氏らがSを問い詰めるシーンもある。島本氏らが撮ったもので、“自分たちが事件を究明する側に立っている”というアピールのためだろう」と指摘する。

 ところが、田母神容疑者が「了解した」と話すシーンもあったため、特捜部が重大関心を示すことになってしまった。自己弁護のためのビデオがむしろ墓穴を掘った格好になったわけだ。

 田母神容疑者は閣下と呼ばれ、ネットでは保守勢力のスター扱いされてきた。衝撃は大きい。

1848名無しさん:2016/04/17(日) 09:20:12
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041400053&g=pol
国会が正常化=民進、UR接待問題を追及へ

 国会は14日午前、自民、民進両党が衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会の議事運営をめぐる対立回避で合意したことを受け、参院で各委員会審議が再開し、正常化した。衆院も午後から本会議や委員会が順次開会。TPP特別委は午後の理事懇談会で、15日に協定案と関連法案の審議を再開することで一致する見通しだ。
 民進党の安住淳国対委員長は14日午前の記者会見で、甘利明前経済再生担当相側に資金を提供した建設会社から都市再生機構(UR)職員が接待を受けていた問題を追及していく方針を表明。「また甘利氏の問題に焦点を当てざるを得ない」とも語った。(2016/04/14-11:31)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041400363&g=pol
UR職員接待「極めて問題」=菅官房長官

 菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で、甘利明前経済再生担当相に金銭を提供していた建設会社から都市再生機構(UR)の職員2人が飲食接待を受けていたことについて、「こうした行為を行ったことは国民の信頼を失うものであり、極めて問題だ。当事者であるURが国民の信頼を回復するために、事実関係の徹底した調査を行い、適切に対応してほしい」と述べた。(2016/04/14-11:54)

1849名無しさん:2016/04/17(日) 09:21:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041400422&g=pol
中谷防衛相「法に基づき捜査」=田母神氏逮捕

 中谷元防衛相は14日、防衛省で記者団に対し、元航空幕僚長の田母神俊雄容疑者が公選法違反容疑で東京地検に逮捕されたことについて、「わが国は法治国家であり、法に基づいて東京地検も捜査していると思う」と述べた。(2016/04/14-13:11)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041500926&g=pol
自民・松島氏らが資産訂正

 自民党の松島みどり、伊東良孝両衆院議員は15日までに、資産等報告書などの訂正を衆院事務局にそれぞれ届け出た。
 松島氏は有価証券について、2012年の金銭信託「1940万円」、14年の金銭信託「3019万円」をそれぞれ取り消し、13年の国債「600万円」を「100万円」に改めた。松島氏の事務所は「スタッフによる記載ミス」としている。
 伊東氏は14年の報告書で、北海道釧路市の土地1件を追加し、建物の床面積を改めた。土地・建物の固定資産税課税標準額は計約472万円。伊東氏の事務所は「15年に報告するものと認識していた」と説明している。(2016/04/15-19:22)

1850名無しさん:2016/04/17(日) 10:27:23
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160414/k10010478061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_070
田母神氏が現金配布を「了解」 発言の様子が録画
4月14日 6時18分
前回の東京都知事選挙で落選した元航空幕僚長の田母神俊雄氏が、陣営の関係者に現金を配ることを「了解した」と話してる様子が録画されていたことが、関係者への取材で分かりました。東京地検特捜部は、公職選挙法違反の疑いで田母神氏らの刑事責任の追及に向けて、捜査を進めるものとみられます。
おととし2月の東京都知事選挙の前に設立された、田母神氏の資金管理団体「田母神としおの会」を巡って、東京地検特捜部は先月、政治資金を不正に流用した業務上横領の疑いで強制捜査に乗り出し、関係先を一斉に捜索しました。
特捜部は、政治資金の一部が選挙運動の報酬として支払われていた疑いがあるとして、公職選挙法違反の疑いでも捜査を進めています。
関係者によりますと、田母神氏は特捜部の任意の事情聴取に対し「陣営の元事務局長から選挙で世話になった人のリストを見せられ、政治資金の中から合わせて2000万円を配ると報告を受けた」などと説明しているということですが、田母神氏が、陣営の関係者に現金を配ることを「了解した」と話してる様子が録画されていたことが、新たに分かりました。
この映像は去年2月、多額の使途不明金について団体の元会計責任者に説明を求めた際に録画されていたということで、この中で田母神氏は「こんなに配るのかなという思いがあったけど、元事務局長から、まあこんなものですよと言われて了解した」などと発言していたということです。
特捜部もこうした内容を把握しているとみられ、公職選挙法違反の疑いで田母神氏らの刑事責任の追及に向けて捜査を進めるものとみられます。
田母神氏はこれまでの取材に対し「録画の当時は現金が配られてからすでに長期間たっていたので、あえて否定しなかったが、現金を配ることを了承したつもりはなく指示したこともない」などと説明しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160411/k10010474821000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_122
民進 強制捜査受け甘利氏の証人喚問など要求へ
4月11日 12時36分
民進党は、甘利前経済再生担当大臣の事務所を巡る問題で東京地検特捜部が強制捜査に乗り出したことを受けて、一連の問題を調査するチームの会合を開き、疑惑は深まっているとして、甘利氏の証人喚問などを強く求めていく方針を確認しました。
甘利前経済再生担当大臣の事務所が、UR=都市再生機構と補償交渉をしていた建設会社から現金を受け取っていた問題で、東京地検特捜部が先週、強制捜査に乗り出したことを受けて、民進党は11日、国会内で一連の問題を調査する「疑惑追及チーム」の会合を開きました。
この中で、座長を務める大西健介衆議院議員は「甘利氏は説明責任を果たすと言いながら、一切、表に出てこない。与党は、国民の目から甘利氏を隠すことで逃げ切れると思っているかもしれないが、捜査を理由に説明責任を果たさないことは許されない。国会には、犯罪捜査とは別の観点から問題を明らかにする役割がある」と指摘しました。そして、会合では、疑惑は深まっているとして、甘利氏の証人喚問や参考人招致を強く求めていく方針を確認しました。

1851とはずがたり:2016/04/18(月) 16:00:29

山尾志桜里氏「新築祝いの花」に公選法違反の疑いも
http://www.news-postseven.com/archives/20160413_402173.html
2016.04.13 16:00

「民進党期待の星」から一転、地球5周分のガソリン代を政治資金収支報告書に記載して釈明に追われた山尾志桜里・民進党政調会長。4月6日に行なわれた会見では、「辞めた秘書が不正請求していた疑いがあり、法的措置も検討する」と元秘書の責任で決着を付けようとしている。

 元検事によるハキハキした物言いに会見場の記者たちも攻めあぐねている印象だったが、そのなかで山尾氏の歯切れが明らかに悪くなる場面があった。

 山尾氏のガソリン代問題が取り沙汰されてからインターネット上で発見された「新築祝い」疑惑である。平成26年の収支報告書に「新築祝い」名目で選挙区内の店舗に2万1000円を支出したと記載されていることが、公職選挙法で禁止された「寄付行為」に当たるのではないかという問題だ。“パンツ大臣”こと高木毅・復興相が選挙区内の有権者に香典を出した問題と同じ構図といえる。

 その店舗は花屋だったことから、山尾氏は新築祝いの花を買ったという認識だと会見で語った。

「そうした支出をする場合は後援会からではなく総支部から支出をしていると認識しているのですけれども、実際に後援会に支出が計上されているというご指摘も受けていますし、その点については早急に訂正の手続きを取りたいと思っております」

 やたらとまどろっこしい説明である。

 岩井奉信・日本大学法学部教授(政治学)は、「たとえ新築祝いの花を購入したのであっても、選挙区内に花輪を贈ったのであれば公選法違反の疑いがある」と手厳しい。本誌の校了直前、山尾事務所から「(花を出した相手は)選挙区内であることが判明いたしました。よって、速やかに収支報告書を訂正いたします」との回答があった。

 保育園問題追及で名を上げ、政権奪還の切り札として抜擢された“民進党のジャンヌ・ダルク”、当面は防戦一方のようだ。

※週刊ポスト2016年4月22日号

1852名無しさん:2016/04/30(土) 11:56:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042800973&g=pol
「大きな誤解」と反論=公用車問題での批判に-舛添都知事

 東京都の舛添要一知事は28日の記者会見で、神奈川県湯河原町にある自らの別荘にほぼ毎週末公用車で通っていたことへの批判が出ていることに対し、「大きな誤解がある気がしている。公用車は動く知事室。タクシーでは(代わりは)できない」などと反論した。その上で、別荘には公務に関係する書類整理などを目的に訪れており、公用車を使うのはルール上問題ないとの認識を改めて示した。
 東京から離れた別荘を利用する理由については「政治家はトップリーダーだ。大きなグランドデザイン(全体構想)を書く作業があり、場所と雰囲気を変えることで素晴らしい発想が生まれることがある」と説明。昨年手術した股関節の療養という側面もあるという。(2016/04/28-18:41)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042800874&g=pol
民進・吉良氏が資産訂正

 民進党の吉良州司衆院議員は28日、2014年の資産等報告書の訂正を衆院事務局に届け出た。貸付金を965万円から2609万円に増額した。吉良氏の事務所は「資金管理団体への貸付金を計上していなかった」と説明している。(2016/04/28-17:44)

1853名無しさん:2016/05/04(水) 20:00:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160503-00000072-san-soci
公選法違反、田母神容疑者ら起訴 運動員6人は在宅起訴
産経新聞 5月3日(火)7時55分配信

 平成26年2月の東京都知事選をめぐる公職選挙法違反事件で、東京地検特捜部は2日、都知事選後に運動員に報酬を支払ったとして、同法違反(運動員買収)の罪で元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄容疑者(67)と当時の選対事務局長、島本順光(のぶてる)容疑者(69)を起訴し、鈴木新(あらた)・元会計責任者(57)を在宅のまま起訴した。また、報酬を受け取ったとして、同法違反(被買収)の罪で、運動員6人を在宅起訴し、1人を略式起訴した。弁護士によると、田母神被告は起訴内容を否認している。

 起訴状などによると、田母神被告と鈴木被告は都知事選後の26年3月中旬、選挙運動の報酬として、島本被告に現金200万円を提供したほか、田母神、島本、鈴木の3被告は26年3〜5月、陣営の運動員5人に対し、投票を呼び掛ける練り歩きなどの報酬として計280万円を渡したなどとしている。公選法違反罪の対象となった報酬提供の総額は545万円で、このうち島本被告が200万円を受領。残る計345万円は7人の運動員が15万〜190万円を受領していた。

 田母神被告の資金管理団体をめぐっては、26年に集まった約1億3千万円のうち、約5千万円が使途不明になる政治資金の横領疑惑が浮上していた。特捜部は今年3月、田母神被告らの関係先を業務上横領容疑で家宅捜索するなど解明を進めてきたが、今回は立件を見送り、後日刑事処分を決める方針とみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160503-00000073-san-soci
田母神容疑者ら起訴 線引き困難、横領立件見送り
産経新聞 5月3日(火)7時55分配信

 「政治活動かどうかファジー(あいまい)で、明確に区別することは難しい」

 業務上横領罪で告発された田母神俊雄被告(67)について今回、同罪での立件が見送られた事情を検察幹部はこう説明した。スーツ代やクラブでの飲食費が政治活動の一環か、私的な流用か。線引きは困難というわけだ。

 田母神被告は政治資金から、交際相手の婦人服代も支出していた。産経新聞の取材には「一見私用に見えるものでも、政治資金で落ちる場合があると元会計責任者から言われた」と語った。「政治活動」のパーティーなどに交際相手が同行すれば、それは必ずしも私的流用とは言えなくなる。

 政治資金規正法は「規制」ではなく、政治家自身が襟を正す「規正」の字を当てる。政治資金の使途の判断は政治家に委ねられ、だからこそ、「ザル法」にもなり得る。

 「国民の浄財」の一部は運動員買収に使われた。田母神被告は逮捕前、「事務局長(島本順光被告)が支払わなければいけないと言うから、その通りに支払った」と釈明し、違法性を認識したのは陣営関係者から指摘を受けた昨年2月ごろだったとしていた。

 その感覚は世間の常識とはかけ離れている。新しい保守の流れに期待して寄せられた約1億3千万円のうち、約5千万円が使途不明となり、立件されたのは約545万円だ。私的流用分の刑事処分は今後に持ち越された。

 ただ法的な側面はさておき、「浄財」に対する田母神被告や陣営関係者の認識は甘いと言わざるを得ず、それは寄付者、ひいては国民への裏切りに等しい。(大竹直樹)

1854名無しさん:2016/05/04(水) 20:01:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000073-mai-soci
<田母神氏>現金の配布時期、意図的に遅らせる
毎日新聞 5月2日(月)21時41分配信

 ◇東京地検特捜部、公職選挙法違反(運動員買収)で起訴

 2014年2月の東京都知事選を巡り、知事選に立候補して落選した元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄容疑者(67)らが、運動員に違法に報酬を配ったとして、東京地検特捜部から2日、公職選挙法違反(運動員買収)で起訴された。元空幕長の陣営では、2014年2月の都知事選期間中から報酬リストが作成されていたが、実際に現金が配られたのは選挙事務所閉鎖後の3月中旬から5月上旬だった。選挙違反事件は投開票日直後に摘発されることが多く、関係者は「捜査当局に発覚しないよう、意図的に配布時期を遅らせたのでは」と指摘する。

 公職選挙法は、選挙管理委員会に登録された運動員らに法定内の報酬を支払うことは認めている。在宅起訴された運動員の一人は「選管に運動員登録して金を払う」と説明されたが、実際には登録されないまま投票の呼びかけを頼まれ、報酬を受け取っていたという。別の関係者は「登録用に記載を求められた住所は、都道府県までだった。最初から登録するつもりはなかったはずだ」とみている。

 元空幕長らは起訴内容を否認しているとされるが、検察幹部は「法令順守(コンプライアンス)意識が低い」と陣営の体質を批判した。【平塚雄太、石山絵歩】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000072-mai-soci
<田母神氏>運動員買収で起訴 総額は545万円に
毎日新聞 5月2日(月)21時36分配信

 ◇元選対事務局長、元出納責任者の2人も起訴

 2014年2月の東京都知事選を巡り、運動員に違法に報酬を配ったとして、東京地検特捜部は2日、知事選に立候補して落選した元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄(67)▽元選挙対策事務局長の島本順光(のぶてる)(69)両容疑者を公職選挙法違反(運動員買収)で起訴し、鈴木新(あらた)元出納責任者(57)を在宅起訴した。起訴の対象となった買収額は計545万円に上った。田母神、島本両被告は起訴内容を否認しているとみられる。

 起訴状によると、3被告はそれぞれ共謀するなどし、同年3月中旬〜5月上旬、投票を呼びかけた報酬として運動員7人に計345万円を支払ったほか、田母神、鈴木両被告は同年3月中旬、事務を統括して選挙運動をした報酬として島本被告に200万円を支払ったとしている。

 島本被告は同法違反(被買収)でも起訴されたほか、20万〜190万円の報酬を受けた運動員6人が在宅起訴され、法律の上限を超えて15万円を受領した1人は略式起訴となった。在宅起訴された6人には、元空幕長が政府見解に反する論文を執筆して更迭された際に防衛省から注意処分を受けた元空将補(58)も含まれている。

 元空幕長の資金管理団体「東京を守り育てる都民の会(現・田母神としおの会)」の14年の収入計約1億3300万円のうち約5054万円が使途不明となっており、特捜部は一部が買収資金に使われたとみている。特捜部は告発容疑の業務上横領容疑についても近く刑事処分を決めるとみられる。【飯田憲、小林洋子】

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160502-00000560-fnn-soci
田母神元空幕長らを公選法違反で起訴 田母神被告は起訴内容否認
フジテレビ系(FNN) 5月2日(月)20時17分配信
元航空幕僚長の田母神 俊雄容疑者(67)らが、2014年の東京都知事選のあと、運動員に報酬を渡した公職選挙法違反の罪で起訴された。
起訴されたのは、田母神 俊雄被告と、当時の選対事務局長・島本順光(のぶてる)被告(69)。
田母神被告は、2014年の都知事選のあと、元会計責任者と共謀し、選挙運動の報酬として、島本被告に200万円を渡したほか、5人の運動員に、あわせて280万円を配った罪などに問われている。
田母神被告は、起訴内容を否認している。
また、元会計責任者と、現金を受け取った運動員6人も在宅起訴されたほか、法律で決められた支給限度額を超える報酬を受け取ったウグイス嬢が、略式起訴された。
最終更新:5月2日(月)20時17分Fuji News Network

1855名無しさん:2016/05/04(水) 20:03:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000111-jij-soci
田母神元空幕長ら起訴=運動員6人も在宅で―公選法違反事件・東京地検
時事通信 5月2日(月)19時46分配信

 2014年2月の東京都知事選をめぐる公選法違反事件で、陣営の運動員に現金を配ったとして、東京地検特捜部は2日、同法違反(運動員買収)罪で、元航空幕僚長田母神俊雄容疑者(67)と選対本部の元事務局長島本順光容疑者(69)を起訴し、鈴木新・元出納責任者(57)を在宅起訴した。

 
 また、報酬を受け取ったなどとして、運動員6人を在宅起訴するとともに、ウグイス嬢を務めた女性(41)を略式起訴した。

 起訴状によると、田母神容疑者らは14年3月中旬、都知事選の選挙運動の報酬として島本容疑者に200万円を渡したほか、同年3〜5月には運動員6人に計330万円を提供。ウグイス嬢だった女性に法定限度額を超える報酬を支払ったとされる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00050089-yom-soci
田母神容疑者を公選法違反で起訴…横領不起訴か
読売新聞 5月2日(月)19時6分配信

 2014年2月の東京都知事選を巡る選挙運動員の買収事件で、東京地検特捜部は2日、公職選挙法違反容疑で逮捕された元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄容疑者(67)と、選対事務局長だった島本順光(のぶてる)容疑者(69)を同法違反(運動員買収)で東京地裁に起訴し、出納責任者を務めた鈴木新(あらた)容疑者(57)を在宅起訴した。

 田母神容疑者らが政治資金を私的流用したとして告発された業務上横領容疑については、不起訴とする見通し。

 特捜部は、田母神陣営が落選後、運動員だった男女8人に計545万円を違法な買収資金として渡したと認定。街頭で投票を呼びかけるなどした25〜63歳の男6人を公選法違反(被買収)で在宅起訴、ウグイス嬢を務めた女(41)についても略式起訴した。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160502-00000053-nnn-soci
選挙運動員“買収” 田母神俊雄被告ら起訴
日本テレビ系(NNN) 5月2日(月)17時55分配信
 選挙運動員を買収した罪で元航空幕僚長の田母神俊雄被告が起訴された。

 2014年の都知事選の際、選挙運動員に謝礼を配るなどしたとして、東京地検特捜部は、田母神被告と陣営の選対事務局長を務めた島本順光被告を公職選挙法違反の罪で起訴した。

 また、特捜部は、田母神被告らと共謀して謝礼を配った出納責任者と、謝礼を受け取った運動員6人を在宅のまま起訴したほか、限度額より多く報酬を受け取ったウグイス嬢1人を略式起訴した。

1856名無しさん:2016/05/04(水) 20:08:00
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160502-00000028-jnn-soci
田母神元空幕長らを起訴、公選法違反の罪
TBS系(JNN) 5月2日(月)17時51分配信
 田母神元航空幕僚長が公職選挙法違反の罪で起訴されました。

 都知事選をめぐる選挙違反事件で、東京地検特捜部は田母神俊雄被告(67)と運動員ら9人を起訴しました。起訴状などによりますと、田母神被告は、選挙運動の謝礼として選対事務局長に200万円、一緒に練り歩きをするなどした運動員5人に合わせて280万円を支払っていたということです。

 弁護士によりますと、田母神被告は「事実と違う」などと起訴内容を否認しています。(02日20:02)
最終更新:5月3日(火)8時20分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160502-00000030-ann-soci
田母神元空幕長ら起訴 ウグイス嬢も略式起訴
テレビ朝日系(ANN) 5月2日(月)17時15分配信
 田母神俊雄被告(67)は起訴内容を否認しているということです。

 東京地検特捜部は、元航空幕僚長の田母神被告と島本順光被告(69)をおととしの都知事選の後、運動員らに合わせて280万円を配るなどした罪で起訴しました。また、新たに元会計責任者の鈴木新被告(57)を田母神被告らと共謀したなどとして在宅起訴したほか、法定外の報酬を受け取ったとして運動員6人を在宅起訴、ウグイス嬢1人を略式起訴しました。関係者によりますと、田母神被告は起訴内容を否認しているということです。
最終更新:5月2日(月)18時35分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000027-asahi-soci
田母神容疑者らを起訴 公選法違反事件で地検特捜部
朝日新聞デジタル 5月2日(月)15時47分配信

 2014年2月の東京都知事選後に運動員に報酬を支払ったとして、東京地検特捜部は2日、元航空幕僚長の田母神俊雄(67)と会社役員の島本順光(69)の両容疑者を公職選挙法違反(買収など)の罪で起訴し、発表した。選挙時の鈴木新・出納責任者(57)と運動員6人も同法違反罪で在宅起訴したほか、運動員1人を略式起訴した。

 田母神氏の弁護人は同日、東京地裁に保釈を請求した。

 発表によると、両容疑者と会計責任者でもあった鈴木・出納責任者は共謀し、選挙運動員だった5人に対し、田母神容疑者への投票を呼びかける「練り歩き」をした報酬として、知事選後の同年3月〜5月、東京都港区の事務所などで現金計280万円を払ったとされる。

 また、田母神容疑者は鈴木出納責任者と共謀して同年3月、選挙事務を統括した報酬として島本容疑者に現金200万円を払ったとする罪でも起訴された。島本容疑者はこれを受け取った罪で起訴された。

 運動員7人については報酬を受け取った罪で起訴・略式起訴された。

朝日新聞社

1857名無しさん:2016/05/04(水) 20:12:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000523-san-soci
田母神容疑者ら起訴 運動員6人も在宅起訴
産経新聞 5月2日(月)15時15分配信

 平成26年2月の東京都知事選をめぐる公職選挙法違反事件で、東京地検特捜部は2日、知事選後に運動員に報酬を支払ったとして、同法違反(運動員買収)の罪で元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄容疑者(67)と当時の選対事務局長、島本順光(のぶてる)容疑者(69)を起訴し、鈴木新(あらた)・元会計責任者=神奈川県秦野市=を在宅のまま起訴した。また、報酬を受け取ったとして、同法違反(被買収)の罪で、運動員6人を在宅起訴し、1人を略式起訴した。

 起訴状などによると、田母神被告と、鈴木元会計責任者は都知事選後の26年3月中旬、選挙運動の報酬として、島本被告に現金200万円を提供したとしている。また田母神、島本両被告と、鈴木元会計責任者は26年3月中旬〜同5月、陣営の運動員5人に対し、投票を呼び掛ける練り歩きなどの報酬として計280万円を渡したなどとしている。

 関係者によると、島本被告は都知事選直後、運動員の貢献度に応じて金額を決めた報酬リストを作成。田母神被告は総額2千万円に上るリストを見せられ、総額の多さを問題視したものの、政治資金の一部を運動員に渡すことを了承したとされる。

 田母神被告は逮捕前、産経新聞の取材に対し「報酬の支払いをいったん了承したが、納得がいかないので『賛同しかねる』と事務局長だった島本さんに伝えた」とし、「了承したつもりはなく、指示したこともない」と違法性の認識を否定していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000056-san-soci
田母神容疑者公選法違反 運動員らきょう在宅起訴 報酬受け取った罪
産経新聞 5月2日(月)7時55分配信

 平成26年2月の東京都知事選をめぐり、公職選挙法違反(運動員買収)容疑で元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄容疑者(67)らが逮捕された事件で、東京地検特捜部が、報酬を受け取った運動員らについても、同法違反(被買収)罪で立件する方針を固めたことが1日、関係者への取材で分かった。2日に在宅起訴するとみられる。併せて田母神容疑者らを起訴するとともに、田母神容疑者らと共謀したとして元会計責任者も在宅起訴する方針。

 田母神容疑者は都知事選落選後の26年3月、当時の選対事務局長、島本順光(のぶてる)容疑者(69)に、選挙報酬として200万円を支払った疑いがあるほか、田母神、島本両容疑者は26年3〜5月、運動員5人に計280万円を支払った疑いが持たれている。

 関係者によると、特捜部は、都知事選の際に街頭で投票を呼び掛けるなどの選挙運動の報酬を受け取った運動員らについても、同法違反(被買収)に当たると判断。運動員らは容疑を認めていることなどから、在宅のまま起訴するもようだ。

 また元会計責任者についても、田母神容疑者らと共謀したとする運動員買収容疑を認めたことから在宅起訴する方針。田母神容疑者の関係者によると、田母神容疑者は特捜部の調べに容疑を否認しているという。

 一方、田母神容疑者の資金管理団体をめぐっては、26年に集まった約1億3千万円のうち、約5千万円が使途不明になる横領疑惑が浮上。特捜部は今年3月、田母神容疑者らの関係先を業務上横領容疑で家宅捜索し、解明を進めていたが、多くが買収を含めた選挙関連費用や政治活動費とみなすことが可能な支出に充てられていたことなどから、立件を見送るとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000002-asahik-soci
領収書、私用も段ボールに 整理時に収支合わず 田母神容疑者の団体
朝日新聞デジタル 5月2日(月)5時30分配信 (有料記事)

 元航空幕僚長・田母神(たもがみ)俊雄容疑者(67)らによる公職選挙法違反事件で、田母神容疑者の資金管理団体の会計責任者が私的使用分の領収書も含めて段ボールなどで保管し、収支報告書の提出期限が近づいて整理したところ収支が合わなくなっていたことが、関係者への取材でわかった。東京地検特捜部は政治資金の私的流用がなかったか、使途の解明を進めている。
 田母神容疑者は2014年2月の東京都知事選で落選した後、選挙対策本部事務局長の島本順光容疑者(69)に200万円、運動員ら5人に計280万円をそれぞれ報酬として配った疑いがあるとして、4月14日に特捜部に逮捕された。……
本文:2,291文字

1858名無しさん:2016/05/04(水) 20:21:08
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160420-00000004-sasahi-pol
逮捕の田母神元幕僚長 本誌が直撃でつかんだネタ〈週刊朝日〉
dot. 4月20日(水)11時34分配信

「本日、田母神は逮捕されるようです。何とも理不尽さを感じますが、国家権力にはかないません──」

 ツイッターを使った、前代未聞の逮捕予告で、世間を騒然とさせた。4月14日に公職選挙法違反(買収)の容疑で逮捕された元航空幕僚長で、軍事評論家の田母神(たもがみ)俊雄容疑者(67)。

 陣営の選挙対策本部事務局長を務めた島本順光(のぶてる)容疑者(69)も同法違反(買収、被買収)の容疑で逮捕された。2014年の東京都知事選に落選後、田母神容疑者は、島本容疑者に現金200万円を払った疑い。また、2人は選挙運動の報酬として、5人に計280万円を払った疑いがある。

 田母神容疑者は、都知事選で61万票を獲得。保守派のスター論客へと一気に躍り出た。個人献金を中心に、約1億3千万円の政治資金が集まったのが裏目に出た。

 14年の衆院選では、公明党の太田昭宏国土交通相(当時)の地盤である東京12区から出馬。絶頂からの転落は早い。約3万9千票で4候補中、最下位に沈む。次世代の党(当時)の元幹部が言う。

「田母神容疑者の支援には、石原慎太郎、平沼赳夫両氏が熱心でした。都知事選でやめておけば、田母神容疑者への期待感はまだ続いていたかもしれない」

 今回の事件をたどると、この衆院選前後に表面化した田母神容疑者の愛人問題にたどりつく。妻と泥沼の離婚訴訟となり、政治資金から「愛人に数十万円のコートを買った」との疑惑も取りざたされた。本誌が当時、田母神容疑者の携帯電話を鳴らすと、編集部に折り返し電話がかかってきた。

「今交際している女性を守らないといけない。(妻とは)もう不愉快で一緒にいられない。僕は逃げも隠れもしない。堂々とします」

 田母神容疑者とのやりとりは20分ほど。「これって本(週刊朝日)を送ってもらえるんですか」。過激な言動とは裏腹に、謙虚さが印象深かった。

 逮捕を受けて田母神容疑者側近はこう振り返った。

「田母神さんは、報酬を支払うことが、法に触れるなど深い考えはなかった。(同容疑で逮捕された)選対事務局長に『通例だ』と言われて、細かなことに口出ししなかったようだ。親分肌で格好つけて、『よう頑張ってくれたから、払ってやった』などと現場の運動員に口にしたから失敗したのです」

 逮捕前に聞いた田母神容疑者の言葉が忘れられないという。

「犯意がなく次期選挙も考えていた自分に、なぜこのタイミングで捜査なのか」

 空自トップにまでのぼりつめた“愛国者”は初めて、権力の怖さを知ったのかもしれない。(本誌・牧野めぐみ)

※週刊朝日 2016年4月29日号

1859名無しさん:2016/05/04(水) 20:22:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160415-00010010-jisin-pol
逮捕された田母神俊雄「自衛隊トップ」から転落の軌跡
女性自身 4月15日(金)18時13分配信

「本日、田母神は逮捕されるようです。何とも理不尽さを感じますが、国家権力にはかないません。暫く発信できなくなります」

 2016年4月14日の朝9時、元航空幕僚長・田母神俊雄氏(67)がツイッターで発信し、その後、実際に逮捕された。 

 容疑は、2014年2月の東京都知事選に立候補した際、複数の運動員らに現金を配ったという公職選挙法違反(運動員買収)である。

 田母神氏といえば、「日本は核武装が必要」「憲法9条は改正すべき」などと強烈な主張を続けた元空自のトップ。  

 いったい、田母神氏とはどのような人物なのか。自らの経歴を、かつて本誌のインタビュー(2009年1月27日号)で語っている。

「高校は福島県で4校ある進学校のひとつ安積高校に通っていました。理科系でしたので将来は技術者になろうかなと思っていたら、親戚に陸上自衛隊の3佐の叔父がいまして、立派な人だと評判だったことから父親が『防衛大に行け』と。自衛隊に悪い印象もなかったので『じゃあ、行こうかな』と、2年生のときに決めちゃったんです」

 横須賀にある防衛大学の寮生活は厳しかった。ラッパが鳴って朝起きると、3分以内に毛布、シーツを畳んで外に整列しなければならない。だが、畳み方が雑だと、重いマットごと窓から放り出され、それを拾って、もう一度最初からやり直しさせられた。

 しかし、それなりに「楽しい思い出」もあったと本人が語る。

「週末には横須賀の街や、東京に出かけられるんです。そのときは女子大生と遊ぶこともありましたよ(笑)。特定の人ですか? 私はまぁ、いました(笑)。相手との連絡は当直室の電話を使うんですが、あまり頻繁にかかってくると『なんだ、アイツは』となって上級生に睨まれたりしちゃうんです。苦労しましたよ(笑)」

 ちなみに夫人とはお見合い結婚だった。27歳のとき、半年で4回お見合いをして、3回めの相手だった女性と結婚している。

 防衛大の電気科を卒業後、航空自衛隊に入隊。希望の戦闘機パイロットにはなれず、地対空ミサイルなどを運用する『高射運用』で活躍した。

 当時、自衛隊で出世した秘密をこう語っていた。

「まず仕事でそれなりの実績を上げる。そして皆さんに愛していただく。敵を作らない配慮はしていました。でも私はストレートに言うからトゲがある。それをユーモアで和らげるようにしていました。
 昔から笑ってもらうのは大好きで、学生のころは渋谷の演芸場で牧伸二さんの『あ〜ああ、やんなっちゃった』を見て勉強していたんです」

 その後、「日本は侵略国家ではなかった」とする論文を公表したことで、当時の麻生政権から解任される。

 ところが、退職後、マスコミの寵児となり、講演料やテレビ出演料、印税などで年収は1億円とも噂されるほどに。空幕長時代の年収は2300万円だから、その成功ぶりは際立っていた。

 そして、その人気を武器に東京都知事選に立候補。だが、空自のトップは、東京都のトップにはなれず、ついに逮捕されてしまった。

 田母神氏の人生は、どこで転落が始まったのか。

1860名無しさん:2016/05/04(水) 20:24:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160415-00000074-dal-ent
百田氏、田母神容疑者から「1円」も貰ってないと主張…選挙で応援
デイリースポーツ 4月15日(金)16時20分配信

 作家の百田尚樹氏(60)がツイッターで、自身が2014年2月の東京都知事選で応援した元航空幕僚長の田母神俊雄容疑者が、同選挙(落選)後に運動員に法定外の報酬を支払ったとして14日に東京地検特捜部に公選法違反(運動員買収)の疑いで逮捕されたことに関して「私は1日つぶして田母神氏の応援演説をやったが、1円どころか交通費さえ受け取っていない」と記した。

 百田氏は、14年の都知事選では田母神容疑者の支持を打ち出し、街頭での応援演説にも駆けつけていた。

 地検の発表では、田母神容疑者は14年3月、選挙運動の報酬として選対本部事務局長だった会社役員=14日に同容疑で逮捕=に現金200万円を提供。また田母神容疑者と事務局長は14年3月中旬から5月上旬に、街頭で投票への呼び掛けなどをした運動員5人に現金計280万円を渡した疑いがある。

 この事件に関して、百田氏はツイッターに「運動員に報酬を支払ったことで、田母神氏が公職選挙法違反で立件されるという。うーん…どこの事務所でも運動員に日当は払ってるのでは。だからと言って田母神氏の罪が免責されるわけではないが…。」と投稿。続けて自身との関わりについて「ちなみに私は1日つぶして田母神氏の応援演説をやったが、1円どころか交通費さえ受け取っていない。」とツイートしている。

1861名無しさん:2016/05/04(水) 20:24:36
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160408-00010000-seijiyama-pol
田母神氏が認めた運動員への報酬、知らなかったでは済まない?
政治山 4月8日(金)11時50分配信

 元航空幕僚長の田母神俊雄氏が、2014年2月に行われた東京都知事選で、自らの選挙を手伝った運動員に少なくとも計数百万円を配っていたと報じられ、東京地検特捜部が捜査しています。選挙運動員への報酬は一律禁止されているのでしょうか?また、違反すればどんな罪に問われるのでしょうか?

無登録運動員への報酬は買収罪
 公職選挙法では運動員への報酬は原則禁止されていますが、例外があります。運動員の中でも、ウグイス嬢などの車上運動員や手話通訳者については、事前に届出をすれば報酬を支給できます。

 また、事務作業に従事する事務員についても事前の届出を前提に可能となっています。事務員は「決定権を持たず責任者の事務的なサポートをするための者」でなければいけません。

登録は告示日に対象者全員を届出
 事前の届出はどのように行うのでしょうか。候補者は、告示日に選挙運動で報酬を支給する人を届け出る書類を提出します。書類には、報酬を支払う事務員や車上等運動員(いわゆるウグイス嬢など)、手話通訳者の氏名・住所・年齢・性別・区分(役割)・期間・備考を記入します。

 1日当たりの報酬支給額についても公選法施行令に定めがあり、事務員の場合は1万円以内、車上等運動員と手話通訳者は1万5000円以内で、いずれも超過勤務手当は支給できません。

都知事選では1日あたり登録者50人まで支給可
 報酬を支給できる人数は選挙の種類によって異なり、都道府県知事選の場合は1日あたり50人までとなっています。但し、届出については、報酬支給人数の5倍の人数まで異なる人を登録できるので、250人分の登録が可能です。その他の選挙では別表のように支給可能人数が決まっています。

 お茶くみや電話取次ぎ、ビラ折りや証紙貼り作業、個人演説会や街頭演説の設営・撤去作業などに従事する労務者に対しては、届出がなくても1人につき1日1万円以内で報酬を支給できます。

各選対「買収に絡む違反だけは…」
 事務員や労務者は運動員ではないので、報酬を受け取りながら選挙運動を行った場合、「みなし選挙運動員」として運動員買収の対象になります。ビラ配布に際して、有権者に直接手渡す行為は選挙運動と見なされるので、労務者やアルバイトを使用してはいけません。

 また、届出書に登録されていない運動員に現金ではなく、金券や飲食物を提供しても買収罪になります。長い1日が終わっても、事務所が労をねぎらってご馳走するわけにはいきません。

 買収絡みの違反については、どこの選対も非常にナーバスです。違反が発覚すれば、当選議員にも連座制が適用され、全ての苦労が水の泡になりかねないからです。

元事務局長は違法性の認識否定
 田母神氏の選対の元事務局長も報酬が違法であることは「知っていた」と答える一方で、現金配布の有無はノーコメントとし、本件の違法性の認識についても否定しているようです。

 事件は、田母神氏の資金管理団体が支援者などから集めた1億3265万円のうち5000万円余の支出を使途不明金として記載していたことから発覚しました。東京地検特捜部は、政治資金を不正流用した業務上横領の疑いで捜査しています。

<株式会社パイプドビッツ 政治山カンパニー 編集・ライター 上村吉弘>

1862名無しさん:2016/05/04(水) 20:34:43
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160309-00010007-jisin-pol
横領疑惑の田母神俊雄「盟友」が本誌に買収工作を告発していた
女性自身 3月9日(水)21時59分配信

 東京地裁特捜部が強制捜査に乗り出した、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(67)らの政治資金横領疑惑。田母神氏はすでに特捜部から任意の聴取を受けている。

 今回の問題が発覚したのは2015年2月17日にさかのぼる。前年の都知事選で、田母神陣営の選対本部長を務めた水島総(さとる)氏が、この日、経営するネットテレビ「日本文化チャンネル桜」で巨額の使途不明金があると明らかにしたのだ。

 その後、水島氏は本誌に詳細を告発している。以下、2015年3月17日号より引用する。

「私は選対本部長としてお金の面も含めて理想的な選挙をやったつもりでした。しかし、現実としてこういう疑惑が出てきてしまった。昨年2月の都知事選では1億2000万円の支援をいただき、12月の衆院選までの間にさらに2000万円、合計1億4000万円の資金が集まりました。そのうち3700万円を選挙に使った。

 しかし、1億円ほど残っているはずの資金がもう1000万円しかなく、経費も払えないと田母神から相談を受けたのです。これはいったいどういうことなのか。私の責任として真相を明らかにしなければならない。その思いであえて告発したのです。

 田母神は会見で選挙費用は6000万円かかったと言いましたが、これは嘘ですよ。去年3月の都知事選の報告パーティでは、田母神も会計責任者も全員が『3700万円』という認識だった。それがいつの間にか2300万円も増えている。ありえない」

 当時、田母神氏は早々に会見を開き、自身の政治団体「田母神としおの会」で会計責任者を務めていた50代のA氏が3000万円を私的に流用、生活費や韓国クラブでの遊興費にあてていたと釈明した。

 だが、水島氏は使途不明金は選挙での買収資金だったのではないかと主張する。

「都知事選の報告パーティの直後に事務局長とA氏がここにやってきた。そして私に『水島本部長400万円』と書かれたリストを見せてきたのです。私は2人を怒鳴りつけましたよ。ところが、その後、今度はA氏が一人でやってきて、札束が入った紙袋を渡そうとした。中は見ていないが、厚さからみて100万円の束がいくつか入っていたと思う。

 もちろん、このときも怒鳴って帰しました。彼らはなんとしても私にカネを渡そうとしていた」

 本誌が都内の自宅前で田母神氏を直撃したのは2月25日朝。田母神氏は「私が悪いことをしているようで困惑している」と苦笑しながら答えた。

「都知事選にかかった費用は6000万円です。通帳残高を見たら、昨年2月9日の都知事選を終えた時点での残高は、政治資金1億2000万円からその金額を引いた約6000万円でした」と、水島氏がいう選挙費用「3700 万円」を否定。

「政治資金から使途不明になっているのは事実で、使い込んだのは会計責任者のAなのも間違いない。韓国クラブにも行ったと白状しましたよ。

 しかし、報じられているような1回10万円なんて高額ではない。1万円程度を数回だと言っていました。残りは生活費と遊興費に使ったそうですが、その全額を使いきれるわけがないので、おそらくどこかに秘匿していると思います。

 弁護士と相談しながら、返還させる手続きを進めています。Aも金策に走っているようで、返済も順調です」

 そして61万票を獲得した都知事選挙での「買収リスト」疑惑については、

「リストの存在自体知りません。そもそも、選対本部長は水島さんですよ。彼に黙って、スタッフが独断で買収工作などできないでしょう」

 と疑問を呈していた。
 はたして、捜査結果はどうなるのか。

(出典:Smart FLASH)

1863名無しさん:2016/05/04(水) 20:35:42
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160309-00010000-friday-soci
これが政治資金流用疑惑の核心か 田母神俊雄氏と「愛人Aさん」のツーショット写真
FRIDAY 3月9日(水)17時50分配信

 3月7日、東京地検特捜部は、田母神俊雄氏の政治資金管理団体「田母神としおの会」と田母神氏の自宅に家宅捜索を行った。元航空幕僚長の田母神氏は、14年都知事選に出馬。その際に集められた政治資金の内、5000万円以上が使途不明となっており、政治資金横領の疑いがもたれている。  

 田母神氏は、「えん罪」を主張しているが、元会計責任者や都知事選時の選対本部長らは、田母神氏が裁判費用や高価な衣服の購入、自宅の修繕費などに政治資金を私的流用したと指摘している。

 フライデーは、政治資金流用疑惑の核心ともいえる田母神氏の「裁判」について、2014年12月19日号で詳報している。記事には、裁判資料となった貴重な写真も掲載している。少し長くなるが、当時の記事を引用してみよう。


「みなさん、おはようございます! 私は本当に、いい人なんです。私は本当にいい人なんです!」

 総選挙公示日の12月2日、赤羽駅前で力強くこう叫ぶのは「憂国の保守派論客」を自任する田母神(たもがみ)俊雄氏(66)だ。30人ほどの聴衆を前に、ひたすら「私はいい人です」と繰り返す。

「私は安倍政権を応援しているんですよ。でも、公明党が自民党にヘビのように張りついているから、動けない。自公を分離しなければ、日本の将来は危ないと思った。だから、この東京12区で出馬することを決めました! 実は安倍総理も、私が当選したほうがいいと思っているんですよ。次世代の党が勢力を拡大して、自民党と連立を組まないと(日本を)取り戻すことはできないと思います。安倍総理も『田母神さん、ぜひ頑張ってくれ』と心の中で思っているはず!」

 田母神氏は自衛隊航空幕僚長から太陽の党代表幹事に転じていたが、平沼赳夫氏が党首を務める次世代の党からの立候補が決まった。出馬するのは激戦区の東京12区。公明党の前代表で、国土交通相の太田昭宏氏と激突する。

<中略>

 ところがその田母神氏、じつは大きな不安を抱えている。「家庭を中心とした地域共同体を復活する」を政治理念として掲げながら、自身の家庭が復活どころか崩壊寸前なのだ。田母神氏の知人が明かす。

「現在、奥さんとの間でドロ沼の離婚裁判が行われています。原因は田母神さんの老いらくの恋。5年ほど前に出会った50歳前後の女性Aと恋仲になり、一時は自分の秘書にしていた。『早く妻と別れてAと結婚したい』と口にしていたほどの関係です。ただ、30年以上連れ添った奥さんに離婚の意思はない。子どもも2人いる。2年前に田母神さんが離婚調停を申し立てたが折り合いがつかず、裁判にもつれこんだのです」

 ’13年6月、田母神氏は東京家裁に離婚を求める訴訟を起こした。

「彼の主張は『愛人Aと出会うはるか前から事実上夫婦関係は崩壊していた。だから離婚は認められるべきだ』というものです。一方、奥さん側は『夫婦関係は破綻していなかったにもかかわらず、夫は肉体関係を伴う不倫同棲生活をするようになった』『夫はAから受けた魔性の籠絡攻撃に我を忘れて夢中になった』などと主張しています。東京家裁は、田母神さんが3年前の政治集会で妻を応援弁士として登場させたことなどから、『Aと会う前に婚姻関係が破綻していたとは認められない』として、今年6月、田母神さんの請求を棄却しています」(司法クラブ記者)

 閣下(田母神氏の愛称)はこんなことで引き下がるようなヤワな男ではない。ただちに東京高裁に控訴したのだが……なんと、その判決が出るのが、投開票日3日前の12月11日なのだ。

1864名無しさん:2016/05/04(水) 20:35:52
>>1863

「田母神さんは、『妻は私の父母の四十九日や一周忌等の法要にも参加しなかった』『私が脳腫瘍で入院していたとき、身の回りの世話をいっさいしなかった』と主張、あくまでも家庭は崩壊していたと言い張っているようです。しかし、たとえ田母神さんが勝訴しても、妻を棄てたというマイナスイメージがつくでしょうし、負けたら負けたで選挙前に黒星というミソがつく。周囲は『よりによってなぜこのタイミングで……』と頭を抱えています」(前出知人)

 この裁判のなかで、閣下の長女が陳述書を提出しており、「父は、Aに言い寄られて同棲し、母を切り捨てようとしていますが、そんなことをしたら、母も私も生きていけません」と訴えている。「家庭を中心とした地域共同体の復活」どころじゃないですよ、閣下!

 田母神俊雄選挙事務所は本誌の取材に、「判決が出た後であればコメントできるが、現段階ではお伝えすることはない」と回答する。街頭演説の威勢のよさと比べればなんとも歯切れが悪いのだ。一方、田母神夫人の弁護人も「取材には応じられない」と回答。

 さて閣下は無事、離婚裁判も選挙も勝利、となるのだろうか……。(引用終了)

 当時、田母神俊雄選挙事務所は本誌に、「判決が出た後であればコメントできるが、現段階ではお伝えすることはない」と回答していたので、今回、田母神俊雄事務所に、あらためて取材を申し込んだ。離婚裁判と政治資金の裁判費用への流用に関する質問をFAXで送ったが、返事はなかった。

 また、裁判終了後、「1年後にはまた裁判を起こす」と宣言していたので、田母神夫人の弁護士に問い合わせたところ、「いまのところ、(田母神氏側から)そういった働きかけはない」との返事だった。

 フライデーデジタルでは、裁判に資料として提出された田母神氏と愛人Aさんのツーショット写真を掲載している。

 夏の参院選を目指して準備中だった田母神氏だが、今回の一件で政治生命は完全にアウト。政界進出の道は絶たれたのであった。

PHOTO 片野茂樹

1865名無しさん:2016/05/04(水) 20:38:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160425-00017890-president-bus_all
橋下徹「舛添さん、都知事はそんなに偉いんですか!?」
プレジデント 4月25日(月)11時15分配信

 今回は、どうしても田母神俊雄氏の行動には触れざるをえません。あー、これが軍人なのか、と。威勢のイイこと、かっこいいことはガンガン言っておいて、肝心なところでは、責任回避。今の自衛隊はそうではないと信じたい。そして自衛隊が田母神氏を外に出したということは、自衛隊は田母神氏体質を受け入れられなかったと解したいね。

 僕は田母神さんの主張には、賛同できるところが多々ある。でも決定的な違いは、サンフランシスコ講和条約の解し方。これは石原慎太郎さんとの見解の違いと全く同じ。

 僕はケンカで負けた場合には、敗者の惨めさを引き受けなければならないという考えが根底にある。だからケンカするなら絶対に勝たないといけない。田母神さんでは、とてもではないが組織を率いてケンカには勝てないよ。田母神さんが自衛隊組織のトップから去って、ほんとよかった。田母神さん、たかだか都知事選挙でこっぱ微塵に負けて、そして今度は単純な公職選挙法に抵触して捜査当局にも、世間にも負けた。とてもじゃないが、国家存亡の危機である有事では、絶対に勝てないね。

 まず初動が大失敗。自分の責任否定から入ったよね。絶対的な自信がない限り、このような不祥事系の問題は、まず調査から入らないといけない。あとからどんどん責任問題が出てくれば、もう完全にアウト。

 だいたい、事務局が現金を配っていたことを認識してたなら、まず最初に潔白だと言うのは大間違い。田母神さんは、違法の認識はなかったと言っているようだけど、これは弁護士に助言を受けたのかな。違法性の認識の欠如は、最後っ屁の弁明。これを主張してもまず通らない。

 そもそも選挙後に、選挙に携わった者に金を配って、それがまずいことだと感じない人は、もう政治家としてのセンサーがまったく機能していない。政治家としてというよりも、一般人としても。センサーのない戦闘機みたいなもの。すぐに撃墜される。

 もう田母神さんは、ぼろぼろ。どんなに威勢のイイことを言っていても、こんな程度なのかなという典型でした。田母神さんに群がってきた人も怪しいね。ほんとこういう人が都知事にならなくてよかった。有権者は賢明だね。

 都知事といえば、舛添要一知事の外遊視察経費にはびっくりだ。あれは大阪府、大阪市では考えられないね。大阪府の知事旅費日程はむちゃくちゃせこい規定に変えてやった。自分の首を絞めるようなもので、苦労したけど。今、松井一郎知事が苦労しています(笑)。

 VIPと会うためにスイートルームが必要だとかなんとか、ちょっと待て。東京都知事がそんなに偉いのかね。知事の外交なんてそんなに意味ないよ。まあ大阪でも以前はひどかったけど、せこせこ規定に変えてやった。それでも大阪が悪くなった、なんてことはないね。

 外交は国の仕事。知事の外交なんてたいしたもんじゃない。VIPに会うにしても、相手の庁舎や社屋を使わせてもらえばいいじゃないか。もう面子だけ。飛行機のファーストクラスもいらんでしょ。ビジネスクラスで十分。東京都民は怒らないのかね。

 ここ、大阪府知事の規定と比較してもらいたいね。舛添さんや東京都の職員は、田舎者の大阪府知事や大阪府職員と一緒にするな!!  って言うかな。

 ※本記事は、橋下徹公式メールマガジン Vol.2のダイジェストです。

橋下徹 撮影=原貴彦 写真=読売新聞/AFLO

1866名無しさん:2016/05/04(水) 20:39:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160429-00000078-san-soci
松本副大臣の政党支部、ガソリン代3年間で510万円
産経新聞 4月29日(金)7時55分配信

 松本文明氏が代表を務める政党支部は、平成24年以降、車5台分のガソリン代として3年間で約510万円を支出したとしており、識者から「多すぎる」との指摘も出ている。

 自民党東京都第7選挙区支部の政治資金収支報告書によると、24年は23回にわたり計約144万円のガソリン代を支出し、25年は36回で約159万円、26年には35回で計約207万円を計上していた。

 政治資金のガソリン代支出をめぐっては、民進党の山尾志桜里政調会長が代表を務める愛知県内の政党支部が、24年分の収支報告書で約230万円分を計上。「地球5周分に匹敵する距離を走った計算になる」といった指摘を受けた山尾氏は、会計担当だった元公設秘書が不適切な処理をした可能性が高いと釈明した。

 燃費や当時のガソリン代などが異なるため、単純比較はできないが、山尾氏の選挙区の面積約260平方キロメートルに対し、松本氏が出馬した衆院東京7区(渋谷、中野区)は約31平方キロメートル。松本氏と同じ選挙区の民進党の長妻昭代表代行側の26年分のガソリン代は、軽乗用車1台分で約9万円だった。

 松本氏の事務所は「当該政治団体の活動で使用したものを記載している」としている。

1867名無しさん:2016/05/08(日) 14:51:59
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_318070/
政治資金で香典の萩生田副長官 公選法違反に居直りのア然
日刊ゲンダイ / 2016年5月8日 9時26分

 安倍首相の側近、萩生田光一内閣官房副長官(52)は「法律なんて守らなくてもへっちゃら」と考えているようだ。

 公職選挙法に“違反”して政治資金から「香典」を出しておきながら、昨年、高木毅復興相(60)の香典配布問題が火を噴くと、政治団体の収支報告書をこっそり訂正。それに関して市民団体から告発されると、事務所は「みんなやっている。問題があるのは公選法」と開き直ったのである。法律をつくるのが仕事の国会議員なのに「法律が悪い」とは、ア然ではないか。

「政治資金オンブズマン」共同代表の上脇博之神戸学院大教授らが先月28日に東京地検に送付した告発状によると、萩生田氏の政党支部の2014年分の収支報告書には「慶弔見舞金」として137万5000円の支出が記載されていて、さらに、「はぎうだ光一後援会」の12年分の収支報告書にも「慶弔見舞」として122万5000円の支出が記されている。

■「公選法に問題」と逆批判

 ところが、萩生田事務所は、高木大臣の香典配布問題が昨年11月1日にNHKで報じられた翌日に慌てて訂正。それぞれ「10万円」と「9万円」に大幅減額したのだ。計241万円もの慶弔費を急に訂正したのだから、よほど高木大臣の疑惑報道に震え上がったのだろう。萩生田事務所に見解を求めると、こんな答えが返ってきた。

「確かに、高木大臣の報道を受け、急きょ訂正しました。選挙区内の支援者に対し、政治資金を原資とする香典を議員本人が渡すことは、法令違反だが罰則規定はないと判断しました。しかし、萩生田氏が要職に就き始めた13年ごろから、身辺調査が厳しくなったため、今年からは香典の配布自体を自粛しています。高木大臣だけでなく、民主党の北沢元防衛相の政党支部も選挙区内へ香典を配布していました。多くの議員が同じようなことをやっている。問題があるのはむしろ公選法の方ではないでしょうか」

 法令違反と認識していたにもかかわらず、「罰則規定がない」と寄付を支出していたとは法の軽視も甚だしい。そのうえ、公選法を現状に即していないと“逆批判”しているのだから、開いた口がふさがらない。

 公選法第199条の5は、はっきりとこう明記している。

〈政党その他の団体又はその支部で、特定の公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む)の政治上の主義若しくは施策を支持、推薦することがその政治活動のうち主たるものであるものは、当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもつてするを問わず、寄附をしてはならない〉

 要するに、政治家が代表を務める政党支部や資金管理団体が、選挙区内の有権者に寄付をすることを禁じているのだ。罰則は50万円以下の罰金と明確に規定されている。唯一許されるのは、政治家本人がポケットマネーで香典などを手渡しするケースのみだ。上脇教授は萩生田事務所の所業をこう断じる。

「法をつくる立場にいながら、法令違反を犯すとは言語道断です。公選法を批判するのなら、修正案を提示するのが筋でしょう。それに、萩生田事務所が訂正したのは計241万円。それほど巨額の香典を本当に本人が手渡ししていたのでしょうか。萩生田事務所の説明はつじつまが合っていません」

 安倍首相の側近がこの体たらく。他の自民党議員も推して知るべしだ。

1868名無しさん:2016/05/08(日) 14:57:58
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_318069/
謝罪文に支援者苦言も 甘利氏が計る政界復帰のタイミング
日刊ゲンダイ / 2016年5月8日 9時26分

 睡眠障害で「自宅療養中」の甘利明前経済再生担当相(66)。3月から4月にわたって、〈皆様には現在、色々と納得頂けない事がおありだと思います〉〈引き続きご支援を頂ければと切に願う次第です〉と呼びかけた“謝罪文”を支援者に大量送付していた。ところが、受け取った支援者らの反応は芳しくない。

 軒先に甘利氏のポスターを掲示する支援者はこう話した。

「4月中旬に甘利さんから謝罪文が届きました。週刊文春の報道があってから、本人が一切姿を見せず、手紙だけで“釈明”とは残念。寂しい限りです」

 別の支援者も表情を曇らせこう言った。

「報道が出る前は、顔を合わせたら甘利さんの方から気さくに挨拶してくれたのに……」

 ダブル選挙を見据えたアピールのはずが、ミエミエの謝罪文はすっかり裏目に出てしまったようだ。さしもの甘利氏も、さぞガックリかと思いきや、そうでもないようだ。

「熊本地震でダブル選挙の可能性が低くなり、甘利さんもホッと一安心しているそうです。伊勢志摩サミット、リオ五輪と大イベントが続き、臨時国会のころには甘利さんの問題は“過去の話”になってしまう可能性が高い。大手メディアの記者らは、最近、甘利さんと飲み会三昧。秘書が逮捕されたり、本人に捜査が及ぶような大ごとにならない限り、甘利問題を取り上げることに及び腰です。官邸の“顔色”をうかがってか、『うちじゃ甘利さんの近況は書けない……』とこぼす記者もいるそうです」(政界事情通)

 “口利きワイロ”疑惑の説明責任を果たさぬまま、シレッと政界復帰――こんな計算だとしたら許されない。


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