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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

3570チバQ:2015/04/10(金) 21:13:50
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900208.php
【2015統一選】【山形市区】トップ争う吉村、大内 現職勢が優位をキープ
2015年04月09日 10:49
(定数9―10)
 現職勢9人が支援団体や地盤を固めて優位を堅持。一方、全域に漂う低調ムードを払拭(ふっしょく)できず、各陣営は組織の引き締めに懸命だ。

 上位は3期連続トップ当選を狙う民主現職の吉村和武と自民現職の大内理加が競り合っている。

 吉村は告示日以降、全域での個人演説会を徹底。同年代の支援グループによる集会も開き、若い世代への支持拡大を訴えた。低調な選挙ムード、他陣営からの切り崩しに警戒感を強めながら足場固めに力を注ぐ。

 大内は上滑りを警戒し、地盤の北部に軸足を置いて支持固めに徹する。企業決起集会や集落単位の集会もこなし幅広い層に浸透。トップ当選も視野に入れ、新興住宅地の浮動票や女性票による上積みを目指す。

 中位グループは自民の金沢忠一、公明の菊池文昭、自民の奥山誠治と今井栄喜、社民の高橋啓介が混戦から抜け出そうと、それぞれの支持基盤を固め、さらに攻勢を強めている。

 金沢は地盤の沼木を中心に南西部を手堅くまとめる。南沼原では高橋としのぎを削っており、市長選や市議選の候補予定者と共に基盤を強化。元市長で父の忠雄時代の支援者らを起点に全域への浸透を図る。

 菊池は初当選した前回以上の得票を目指し、組織を引き締めながら、票の掘り起こしに努めている。地元の鈴川地区を拠点に、党公認で3人が出馬する市議選との連動を強化し、運動を活発化させている。

 奥山は市街地で地道に支援の輪を広げて足場を強化してきた。青年部組織「せいちゃんの会」を軸に若い世代の取り込みにも必死。山形商高同窓会などのネットワークも生かし、最終盤の追い込みをかける。

 7期目を目指す今井は後援組織の高齢化が課題だったが、青年部を一新。女性の集いも開いて各層に訴える。飯田や鈴川など各地の地縁を生かすため、市議選候補予定者と連動しながら全域からの集票を図る。

 高橋は地元・南沼原を固めつつあり、元県議・前田利一や系列市議と連動し、滝山などで票の上積みを図る。7日には自治労など支援労組の総決起集会を開き、最終盤の追い込みに向けて結束を再確認した。

 これに続くのは共産の渡辺ゆり子、社民の広谷五郎左エ門。

 渡辺は市内全域で共産の組織票を固めている。党市議の地盤で個人演説会を開くほか、中心部では党の衆院議員と演説し、政権批判票など新たな支持者の獲得で、7千票余りだった前回を上回る得票を狙う。

 6選を目指す広谷は他候補の切り崩しを警戒しつつ地元西部地区で強みを見せる。出遅れと後援会の高齢化が懸念材料だが、出身の全水道、情報労連など支援労組が活発に動き、根強い支持層にアピールする。

 無所属新人の大泉正信は活動が限定的で独自の戦いが続いている。現職批判の受け皿となるまでには支持が広がっていない。

■立候補者(届け出順)
◇山形市区(定数9―10)
金沢忠一 64 県議 自現
奥山誠治 55 県議 自現
広谷五郎左エ門 64 農業 社現
高橋啓介 62 県議 社現
渡辺ゆり子 62 県議 共現
菊池文昭 51 政党役員 公現
吉村和武 42 団体役員 民現
今井栄喜 73 県議 自現
大内理加 52 県議 自現
大泉正信 63 自営業 無新

3571チバQ:2015/04/10(金) 21:14:35
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900207.php
【2015統一選】【米沢市区】木村、後藤が優勢 渋間、当選圏うかがう
2015年04月09日 10:48
(定数3―5)
 現職の無所属木村忠三と自民後藤源が分厚い後援組織を足掛かりにトップ争いをしている。いずれも前米沢市議の3新人は、自民の渋間佳寿美が当選圏をうかがい、無所属の遠藤正人と共産の白根沢澄子が懸命に追う展開。2度の無投票を経た12年ぶりの選挙戦は、公明党支持者の動向、市街地を中心にした無党派層の票の行方が順位、当落の鍵を握りそうだ。

 4選を狙う木村は父の元県議莞爾の後援者、連合系労組に加え、若手市議らがフル回転。地盤の市街地を固め、全域で集票する勢い。6日に人気プロレスラーが応援に駆けつけ陣営のムードを盛り上げた。

 後藤は10期目に向けて上位が射程に。多選批判、系列の渋間出馬による危機感をばねに強固な後援会が機能。新道の駅の重点選定への貢献などの訴えが浸透してきた。必勝祈願祭には市長安部三十郎が出席した。

 渋間は元同僚市議、若手経営者、秘書を務めた元衆院議員遠藤武彦の後援者らの動きが活発化。無党派を含め支持が拡大している。7日に前復興相根本匠が来援。無投票組の自民県議の応援で票の上積みを図る。

 遠藤は地元南原地区に絞って個人演説会を開催。悪臭問題解決への行動力などを強調しているが、一部で現職陣営の切り崩しを受けている。親戚に当たる遠藤武彦の後援者らを軸に広く集票できるかが鍵になる。

 白根沢は国保税引き下げ、子ども医療費の無料化拡充などの地域政策を掲げて街頭演説を重ねている。課題の党支持層以外への浸透はいまひとつで、安倍政権への批判票の取り込みを目指す。

■立候補者(届け出順)
◇米沢市区(定数3―5)
白根沢澄子 64 政党役員 共新
渋間佳寿美 45 無職 自新
遠藤正人 51 行政書士 無新
後藤源 75 県議 自現
木村忠三 49 県議 無現

http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900206.php
【2015統一選】【鶴岡市区】志田、阿部信、阿部昇の現職3人が上位に
2015年04月09日 10:48
(定数5―6)
 自民の志田英紀、阿部信矢、民主の阿部昇司の現職3人が上位グループを形成し、優位に戦いを進めている。これに続いて自民新人の佐藤聡と無所属現職の草島進一が激しく競り合い、共産新人の関徹が追い掛ける。

 自民現職の菅原元が後継を立てずに勇退したため、地盤としていた櫛引地域をはじめ市東部に位置する旧町村部の保守票が流動化。各候補は旧町村部をにらみつつ、浮動票の多い大票田の鶴岡地域市街地で激しい攻防を展開している。

 志田は一部支持者の重なる自民新人の出馬と衆院選に伴う出遅れに危機感を抱き、組織をフル回転。市内全域に攻勢を掛け、手広く票をまとめる。他陣営からの食い込みを警戒しつつ、票の上積みを目指す。

 阿部信は農業者の代表候補としての存在感と、6期24年にわたる実績を訴え、鶴岡地域の農村部で着実に票を固める。菅原を支えていた元県議松浦安雄の応援を受けながら、旧町村部にも食い込む。

 阿部昇は他陣営の攻勢を警戒しつつ、地盤の藤島地域で支持を固める。連合山形と社民系支持者の後押しを受けながら、「県政与党」としての実績をアピール。8日に決起集会を開いて陣営の引き締めを図った。

 佐藤は地元西郷地区や縁者の多い櫛引地域で強さを発揮しているが、他地域への浸透はやや限定的。若さを前面に打ち出し、知名度不足の解消と若年層の支持拡大に全力を挙げる。

 草島は市民派無所属をアピールし、無党派層の受け皿を目指す。この4年間、地元での活動に十分な広がりが出ず、支持層を固めることができるかが鍵を握るとみられる。

 関は市内全域をくまなく回りながら、組織票固めを進めているが、共産支持層以外への浸透はいまひとつ。8日には個人演説会を開いて、組織の引き締めを図った。

■立候補者(届け出順)
◇鶴岡市区(定数5―6)
志田英紀 64 県議 自現
関徹 54 政党役員 共新
佐藤聡 46 会社役員 自新
阿部昇司 64 県議 民現
草島進一 50 県議 無現
阿部信矢 68 農業 自現

3572チバQ:2015/04/10(金) 21:15:12
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900205.php
【2015統一選】【村山市区】能登わずかに抜ける 菊池、須藤、長谷川は一団で追走
2015年04月09日 10:47
(定数1―4)
 4新人の争いは、自民の能登淳一が混戦からわずかに抜け出し、菊池大二郎、須藤和幸、長谷川元の3人が一団を形成して追っている。16年ぶりの選挙戦だが、現時点で有権者の関心は低調。態度を決めかねている人も多く、終盤の動向によっては予断を許さない情勢だ。

 能登は党の組織力を生かし、市全域で保守票を固める。地元袖崎をはじめ、農村地域で優位に立つ。上滑りの不安もあったが、告示後、党所属の地元選出国会議員が連日応援に入り、陣営の引き締めを図った。

 菊池は若さと将来性を訴え、草の根戦術を展開。推薦を受けた民主支持層のほか、市長、県議を務めた父の人脈をつてに保守票も取り込み、追い上げを図る。

 須藤は地元西郷や戸沢、大高根などで堅実に票を集める。社民のほか、共産支持層や農村部の保守層の一部にも食い込む。楯岡では浸透しきれていない。

 政党の支援がない長谷川は街頭演説を多くこなし支持拡大を狙う。同年代や女性の支持を集めて地元楯岡でリードするが、広範囲な浸透には至っていない。

■立候補者(届け出順)
◇村山市区(定数1―4)
須藤和幸 64 団体役員 無新
菊池大二郎 32 行政書士 無新
能登淳一 60 農業 自新
長谷川元 42 僧侶 無新

http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900204.php
【2015統一選】【東根市区】現職2人に元職迫る
2015年04月09日 10:46
(定数2―3)
 三つどもえの争いは一進一退の混戦。予断を許さない状況が続く。ともに自民の野川政文と青柳信雄が現職の強みを生かして支援の裾野を広げ、切り崩しを図る無所属元職の青柳安展が激しく追い上げる。各陣営とも総力戦を展開し、残る3日間の攻防が勝負の鍵を握る。

 有権者の約3割を占める東根、神町の両地区では転入世帯が急増。両地区では選挙に対する有権者の関心が薄く、盛り上がりに欠ける状況。投票率とともに浮動票の動向にも注目が集まる。

 野川は小まめに個人演説会を重ね、基盤を固める。防衛相中谷元も来援。神町で強みを見せ、長瀞と東郷の票も手堅くまとめる。切り崩しを受ける地域もあり、攻勢を強めて横一線から抜け出そうと必死だ。

 青柳信は農家を中心とした保守層に浸透。全域に支援の輪を広げる。地盤の東根は他陣営の切り崩しで激しく競り合う。広がりに欠けた神町はここに来て動きが活発化。組織を引き締め一層の上積みをうかがう。

 青柳安は現職批判票を取り込み、芸文関係のつながりも生かして支持拡大。衆院議員近藤洋介の支持層が中心になり支える。東根と小田島で票を伸ばす一方、広がりに欠ける地域もあり追い込みに全力を挙げる。

■立候補者(届け出順)
◇東根市区(定数2―3)
青柳安展 68 書道塾経営 無元
青柳信雄 70 農業 自現
野川政文 61 県議 自現

3573チバQ:2015/04/10(金) 21:16:24
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900203.php
【2015統一選】【南陽市区】佐貝、柴田競り合う 赤湯と宮内、各地盤で強さ発揮
2015年04月09日 10:45
(定数1―2)
 ともに保守層を支持基盤とする自民現職の佐貝全健と無所属新人の柴田正人が大接戦を繰り広げている。自民公認として組織戦を展開する佐貝と、若い世代を核に草の根運動で支持拡大を狙う柴田。両陣営の動きは激しさを増し、最終盤まで予断を許さない状況になってきている。

 佐貝は序盤、動きの鈍さが目立ったが、組織力と衆院議員鈴木憲和や参院議員大沼瑞穂、市長白岩孝夫らが連日、個人演説会で弁士を務めるなど、国―県―市が一体となった姿勢を強調し支持固めを進めている。

 同世代の支持者を中心に精力的に活動する柴田。4期無投票が続き、市民の声が県政に届かなくなったと訴える一方、街頭演説を繰り返すなどして世代交代をアピール。知名度の浸透とともに支持を広げている。

 大票田では赤湯地区で佐貝、宮内地区で柴田とそれぞれの地盤で強さを発揮。新興住宅地を含む沖郷地区で張り合っている。投票率を含め、若年層や非自民系支持者の動向が勝敗を左右しそうだ。

■立候補者(届け出順)
◇南陽市区(定数1―2)
佐貝全健 64 県議 自現
柴田正人 35 無職 無新

http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900202.php
【2015統一選】【最上郡区】小松、伊藤を岸猛追 浮動票の取り込みが鍵
2015年04月09日 10:44
(定数2―4)

 組織力で勝る自民現職の小松伸也と伊藤重成がしのぎを削り、無所属新人の岸倫一郎が激しく追い上げている。同じく無所属新人の高桑順一は他候補に引き離された。混戦模様のため最終盤まで予断を許さない状況になりそう。特に地元から候補者が出ておらず、最大の票田でもある最上町を中心に、浮動票の取り込みが当落の鍵を握りそうだ。

 小松は若者や女性に支持を拡大。地元の真室川町で他候補を圧倒するほか、戸沢、鮭川両村でも各村議の支援を受け、優位に戦いを進めている。南部でも新たな票の掘り起こしに力を注ぎ、全域で浸透を図る。

 南部を地盤とする伊藤は各陣営の激しい切り崩しを受けるものの、有権者数の多い舟形、最上両町を手堅くまとめる。大蔵、戸沢両村では守勢を強いられるが、4期16年の実績を訴え票固めに力を入れている。

 岸は地元の金山町で大きくリード。最上町や鮭川村でもある程度食い込むが、現職の牙城を崩すまでには至っていない。父の参院議員岸宏一の支援者らの後押しも受け、同年代の若者や女性に支持を訴える。

 共産の支持を受ける高桑は最上小国川ダム建設反対や脱原発、憲法9条改正反対などを訴え、最上町などで一定の支持はあるものの、広がりを欠いている。

■立候補者(届け出順)
◇最上郡区(定数2―4)
高桑順一 69 無職 無新
伊藤重成 59 県議 自現
小松伸也 52 県議 自現
岸倫一郎 40 無職 無新

3574チバQ:2015/04/10(金) 21:16:43
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900201.php
【2015統一選】【西置賜郡区】小池を青木追い上げ 
2015年04月09日 10:42
(定数1―2)
 自民公認で4選を目指す小池克敏が現職の強みを生かしてやや先行し、無所属新人で前白鷹町議会議長の青木彰栄が猛追する展開。両者とも地元で優位に戦いを進めており、1議席をめぐる現新一騎打ちは残り3日間の攻防が勝敗を分けそうだ。

 隣接する小国、飯豊両町に加え、長井市を隔てた白鷹町の3町が同一選挙区という区割り。特殊な地理的条件が背景となり「地域間競争」の色合いが濃くなっている。

 小池は地元が小国町で、元飯豊町職員。各種企業などを手堅くまとめ小国町で大きくリードし、行政経験が長く、知名度の高い飯豊町でも優位に立つ。衆院議員遠藤利明らが個人演説会などでエールを送った。

 青木は女性応援組織「あいの会」や同級生らと草の根運動を展開。元参院議員舟山康江らも加勢し、白鷹町のほぼ全域で支持を広げる。小国、飯豊両町でも一層の浸透を目指し、現職の批判票取り込みにも懸命だ。

■立候補者(届け出順)
◇西置賜郡区(定数1―2)
青木彰栄 61 農業 無新
小池克敏 71 県議 自現

3575チバQ:2015/04/10(金) 21:17:50
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/05/article_01.jsp
連載企画:終盤情勢
[上]
鹿角市・郡、大館市、北秋田市・郡、能代市・山本郡
鹿角市・郡(定数2―3) 現職やや先行の展開

 川口一(64)=自民現=と大里祐一(79)=同=がやや先行し、石川徹(50)=無所属新=が懸命に追う展開。ただ全般的に有権者の反応は鈍く、各陣営とも感触をつかみきれないでいる。情勢は流動的で、終盤の戦い方が鍵を握る。

 前回トップ当選した川口は地盤の小坂町で優勢。鹿角市でも後援会支部がフル回転し、農村部を中心に着実に支持を広げている。

 大里は有権者の多い地盤の花輪地区を中心に支持固めに懸命。十和田、八幡平など他地区もきめ細かく回り、票の掘り起こしを狙う。

 出馬表明が遅れた石川は地盤の十和田地区を中心に支持を広げたい考え。初めて推薦を得た民主支持層にどこまで浸透するかが鍵。

大館市(定数3―4) ベテランを3氏追う

 鈴木洋一(71)=自民現=が先行し、追う佐藤賢一郎(67)=同、虻川信一(69)=民主現、石田寛(68)=社民元=が激しく争っている。

 7期目を目指す鈴木は商工業者の支持を手堅くまとめた。地盤の花矢地区を中心に、自民支持層の多い農村部で票の上積みを図る。

 旧比内町長の佐藤は比内地区で攻勢を強める虻川の動きに危機感を募らせる。同地区や中心部の保守層の票固めへ活発に動いている。

 二井田真中地区が地盤の虻川は、比内地区の元県議の支援を受け同地区への浸透を図る。自民党の農協改革を批判し、農家票の取り込みも狙う。

 石田は連合秋田傘下の労組票の多くをまとめた。地元の長木地区など有権者の多い中心部では非自民、無党派層の票の掘り起こしにも懸命だ。

北秋田市・郡(定数2―3) 現職2人、優位に立つ

 北林丈正(54)=自民現=が先行し、続く近藤健一郎(59)=同=を藤本友里(35)=共産新=が追う展開。有権者の半数近くを占める鷹巣地区の票と、無党派層の票の行方が注目を集める。

 前回トップ当選の北林は、分厚い後援会組織を生かした選挙戦を展開。鷹巣地区を中心に全域に浸透し、自民・公明支持層をはじめ、幅広い年代の支持を集めている。

 旧森吉町長の近藤は森吉地区に選挙事務所を構えるが、鷹巣地区でも一定の支持を固めた。自民支持層のほか無党派層にも浸透しており、票の上積みを狙う。

 藤本は共産票を固める一方、非自民票の取り込みに力を入れる。選挙事務所は鷹巣地区に置くものの地盤を持たず、全域で女性や若者の支持拡大を図っている。

能代市・山本郡(定数4―6) 4新人競り合い混戦

 現職2人、新人4人が激しく競り合い、混戦模様となっている。現職はともに建設業界出身で、有権者の多い能代市を支持基盤として安定した戦いぶりを展開。新人はそれぞれの地盤や支持層を固めながら追っている。

 現職では、能登祐一(68)=自民現=が各地の市議や町議と共に一巡し、支持固めを図っている。終盤もくまなく回り、引き締めを図る。

 中田潤(68)=無所属現=は告示前に集会を開いた八峰、三種両町を中心に、票の上積みに努めている。終盤は能代市で支持を固める。

 新人では、三種町を地盤とする佐藤信喜(40)=自民新=が八竜地区をまとめた。唯一の郡部候補や若さをアピールし他地域への浸透も図る。

 能代市二ツ井町と藤里町が地盤の高橋武浩(53)=自民新=は、地元に重点を置き遊説している。他地域も精力的に回り上積みを狙う。

 吉方清彦(44)=無所属新=は前回獲得した約6千票を固めながら浮動票の取り込みを狙っており、能代市を中心に票の掘り起こしに努める。

 社民と連合秋田の推薦を受けた薄井司(54)=無所属新=は労組票をほぼ固め、地域振興策を訴えながら幅広い層に支持を求めている。

(敬称略)

(2015/04/09 付)

3576チバQ:2015/04/10(金) 21:18:17
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/05/article_02.jsp
連載企画:終盤情勢
[中]
秋田市、由利本荘市
秋田市(定数12―16) 混戦、票の奪い合いも

 一部の新人、現職が優勢に戦いを進めている。一方、多くの候補が当落線上におり混戦状態となっている。2011年の前回選挙に比べて定数1減、候補者3人減となり、投票率が大幅に下がらなければ、前回6千票余りだった当選ラインは上がるとみる陣営は多い。

 鈴木健太(39)=自民新、沼谷純(42)=民主現、田口聡(60)=公明現=が先行。鈴木は自民支持層と無党派層に支持を広げている。沼谷と田口はそれぞれ所属政党の支持層を固めつつある。

 元秋田市議の鳥井修(47)=無所属新=は連合秋田の推薦を受け手堅く選挙戦を進める。同じく元市議の加賀屋千鶴子(53)=共産新=は共産支持層に加えて女性票の取り込みを図る。

 工藤嘉範(57)=自民現=は地元の東部地区を中心に農家票などを取り込む。三浦茂人(56)=無所属現=は地元外旭川に加え、前回2位当選の中泉松司(現参院議員)の地盤である下新城などで支持拡大を図る。雄和地区が地盤の竹下博英(61)=自民現=は仁井田に事務所を構え、前回トップ当選した冨樫博之(現衆院議員)の支持層を取り込みたい考え。

 元秋田市議の今川雄策(42)=自民新=は、地元の泉以外でも浸透を図っている。

 現職と新人らは多くの地域でしのぎを削る。自民は前回より2人多く、候補者同士の票の奪い合いも激しさを増している。

 現職では、8選を目指す北林康司(73)=自民現=が地元八橋や企業などの支持固めに努める。石川ひとみ(64)=社民現、丸の内くるみ(70)=無所属現=は、いずれも労組や市民運動の支持が基盤。中央部を重点的に回り、追い込みをかける。

 最上英嗣(48)=自民現=は地元土崎の商工業者を中心に票の取り込みを目指す。まるさん(60)=本名・菅原博文、自民現=は地元新屋などを中心に得票を狙う。

 黒崎一紀(56)=無所属新=は地元の雄和地区以外でも票の掘り起こしを図る。3月中旬に出馬表明した石川錬治郎(75)=無所属元=は、街頭演説を重ねて巻き返しを狙う。

由利本荘市(定数3―4) 現職4人激しく競る

 現職4人が生き残りを懸けて激しく争っており、予断を許さない状況だ。無党派層の動向が当落の鍵を握るとみられる。

 7期目を狙う佐藤健一郎(63)=自民=は地盤の矢島、鳥海をまとめるが、本荘への浸透はいまひとつ。前回はトップ当選したものの、前々回から約2千票減らした。陣営は市議らがフル回転し票の掘り起こしを急ぐ。

 連合秋田が推薦する三浦英一(59)=無所属=は民主、共産支持層のほか、初めて応援を受けた村岡敏英(衆院議員)が所属する維新の支持層にも浸透。有権者の多い本荘でやや優位に立ち、出身地矢島でも支持拡大を目指す。

 加藤鉱一(66)=自民=は町長を務めた岩城をほぼ固めて他地域へ攻勢。約1年前から市議らと共にあいさつ回りに力を入れており、大内や本荘、西目にも食い込む。維新支持層にも浸透、保守を固めて票の上積みを図る。

 唯一の女性、小田美恵子(68)=自民=は本荘で三浦と競り合う。大内、西目などへの浸透も図る。4人の中でただ一人、村岡の支援を受けていないが、維新支持層の一部を取り込む。自民票は分散しており、支持固めに懸命だ。

(敬称略)

(2015/04/10 付)
ソーシャル用ボタン

3577チバQ:2015/04/10(金) 21:18:50
下がまだだった。。。

3578チバQ:2015/04/10(金) 21:52:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408ddlk02010115000c.html
’15統一地方選:議会の課題/上 県議へ「第2の報酬」の政活費 問われる透明性 「さじ加減」とせめぎあい /青森
毎日新聞 2015年04月08日 地方版

 「議員が県民に説明責任を果たす必要はある。ただ、あまりにも政務活動そのものを縛るような『角を矯めて牛を殺す』ことはあってはならない」

 3月17日の定例県議会最終日。阿部広悦議長は閉会後の定例記者会見で、議会として政務活動費の透明性向上に努めるべきだとしつつ、一定の「さじ加減」が必要だとの認識も示した。

 県議会では、議員1人あたり月31万円、年372万円が支給される政活費。2012年の地方自治法改正で「政務調査費」から名称を変え、従来の「調査研究」に加え、「その他の活動」にも使えるようになった。議員報酬とは別に支給され“第2の報酬”とも指摘される。昨年は不自然な支出が発覚した兵庫県議の「号泣会見」などで注目を浴びた。

 弘前市民オンブズパーソン(葛西聡代表幹事)は昨年6月、改称前の12年度の「政調費」のうち約1億円が不当な支出だったとして、県監査委員に住民監査請求。海外出張中に県庁に国際電話をかける必要があったとして、1カ月で20万5770円の携帯電話代を全額計上したものや、ニュージーランドの視察旅費20万8340円などを挙げたが、監査委員は同8月に請求を棄却。それでも「研究活動などの内容が県民により明らかになるよう、透明性向上について検討されたい」との意見が添付された。

 監査委員の調査の過程で、県議7人が事務所費や人件費などへの政調費の充当割合が不適切だったとして、収支報告書を相次いで訂正し、計97万円を返還する反応もあった。

 県議会政調費に関する同オンブズの請求は05年度、08年度に続き3回目。いずれも訴訟に発展したが、過去2回分はいずれも棄却されている。ただ、オンブズの指摘を受け、県議会も1円以上の支出に領収書の添付を義務づけるなど、対症療法的にマニュアルを見直してきた。

 監査委員の指摘を受けた県議会は今年7月から、収支報告書や支出証明書、領収書などの写し集計表を県議会のホームページ(HP)で公開する方針だ。一方、県外視察などの政務活動の概要報告書の提出の必要性では一致したが、具体的な内容には踏み込めず、改選後の議員に宿題が託された。

 同オンブズの高松利昌事務局長は「住民のチェック機能が高まる。一歩前進」と一定の評価はする一方、「政活費は『生活費』ではない。税金である以上、政策立案にどう反映されたのか、評価も批判も受けるのが議員活動だ」とクギを刺す。

 オンブズの指摘はどこまで県議に響いているか。今回の県議選の立候補者64人のうち現職は45人。オンブズの候補者対象の政活費に関するアンケートでは、回答者30人のうち29人が政務活動の概要報告書を「公開すべきだ」とした。しかし、現職の回答者は17人だけ。せめぎあいは続く。

 =  ◇  =

 3日告示の県議選を皮切りに、県内でも統一地方選が始まった。議会はいま、機能しているのか。現状と課題を検証する。【森健太郎】

3579チバQ:2015/04/10(金) 21:52:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk02010075000c.html
’15統一地方選:議会の課題/中 相次ぐ無投票当選 「しこり」回避、人材難 有権者の「しらけ」を助長 /青森
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 「選挙戦になると、田舎ならではの『村八分』のような争いが起きた過去もある。黒石はそういう不毛な争いをしている場合ではないという市民の思いだろう」

 県議選告示日の3日午後5時。立候補届け出締め切りと同時に無投票当選が決まった自民現職、鳴海恵一郎氏は、記者団の取材に無投票の要因をこう説いた。

 昨年6月の補選を含めて5回連続で無投票となった黒石市区。鳴海氏は、市長を4期務めた鳴海広道・前市長の長男でもある。その鳴海前市長の昨年の引退に伴う後任市長は、県議を辞して転身した高樋憲・現市長。高樋氏の欠員を埋める補選には、鳴海氏が後継指名を受けて出馬した。

 高樋氏と鳴海前市長は1998年の市長選で正面切って戦った過去もあるが、ポストをやり取りする形で保守政界の結集を図った。共産党を除きオール与党の市議会内部でも「単なる首のすげ替え」との批判がくすぶるが、対抗馬の人材不足は否めない。

 対抗馬不在は、関係者間の「しこり」を避けたい雰囲気によるものだ。昨年1月の平川市長選は保守分裂の激しい選挙戦となったが、それが過熱して買収工作に結びつき、当時の市議20人中15人が選挙違反で逮捕された。この「教訓」から、昨年6月のむつ市長選では、自民系3氏が出馬に意欲を示したのに対し、自民県連内では「平川の二の舞いにしてはいけない」とのつぶやきが続出。急逝した前市長の長男への一本化でまとまり、保守分裂は抑え込まれた。

 今回の県議選では16選挙区(定数48)のうち、黒石市区、つがる市区、東津軽郡区、西津軽郡区、南津軽郡区の5選挙区で無投票となった。いずれも1人区で、自民現職が再選。無投票は東津軽、西津軽両郡区で3回連続、つがる市区も2回連続だ。当選を重ねて重鎮化する現職の壁は厚く、あえて「しこり」を生んでまで挑戦しようとする保守系候補が不在となる悪循環が生まれている。平川事件の公判では、選挙で現金が飛び交うことを疑問に思わない発言が相次いでおり、今回無投票となった南津軽郡区の女性(71)は「無投票ならカネが飛ばなくていい」と皮肉まじりに受け入れる。

 県内で昨年1年間にあった12の市町村長選でも、5自治体で無投票となった。無投票で当選したある首長は「財政難や人口減に苦心する首長のポストに魅力が感じられないのかもしれない」としたうえで、「丁寧に根回しすれば、好き嫌いではなく政策的な判断が優先され、スピード感のある行政運営ができる」と無投票当選のメリットを指摘する。

 県内の政治事情に詳しい木村良一・青森中央学院大名誉教授は「人材不足や議員の世襲化でしらけた有権者が増えている。相次ぐ選挙違反も政治不信を助長し、低投票率につながっている」と指摘。一方で「かつてのような激しい選挙を避けるようになった結果、お祭り的な要素のあった選挙への関心が薄れている。有権者もなぜ選挙が必要なのか、主権者意識を高めなければならない」と訴える。【佐藤裕太、森健太郎】

3580チバQ:2015/04/10(金) 21:53:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk02010008000c.html
’15統一地方選:議会の課題/下 4年間、議案否決ゼロ 「ぬるま湯議会」指摘も 問われる議員の政策立案 /青森
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 県議会ではこの4年間、県執行部が提出した議案が否決、修正されたことはない。特に、現職46人中30人を占める最大会派・自民党はすべて原案通り賛成してきた。本来、地方議会と執行部の関係は「車の両輪」と言われるが、実際に議会の意思が県の施策にどこまで反映されたのかが見えにくい。識者からは「ぬるま湯議会」との指摘も上がる。

 県議にとって、住民の声を行政に届け、政策を提言する貴重な機会が本会議での質問だ。だが、4年間の任期中に開かれた計17回の議会では、一度も質問に立たなかった議員が1人、質問に立ちにくい議長経験者や任期途中の補選当選者を除き、1回だけが1人だった。あるベテラン県議は「『晴れ舞台』は若い人に譲った方がいい。地元の有権者も理解してくれている」と話す。

 では、県民の代表者である議員は、地元の意見をどのように県政運営に反映しているのか。その方法を探る一つが議員提案による政策条例だ。しかし、県議会ではこの4年間、県民生活に直接影響する議員提案の政策条例の制定は「歯と口の健康づくり八〇二〇健康社会推進条例」の1本のみ。県内の市町村議会でも発議の動きは鈍く、議会が政策立案の役割も十分に果たしてきたとは言い難い。

 こうした状況を改善しようと、県議会は2013年6月、議会が果たすべき役割や責任を示す「議会基本条例」を制定。基本理念には政策の立案・提言、行政監視機能の強化、県民への説明責任などに取り組むことを明記し、ようやく議会改革の一歩を踏み出した。 条例制定を受け、委員会では議員同士が意見をぶつけ合いながら論点を整理する「議員間討議」も始まった。ただ、これまで実際に討議になったのは13年12月の新幹線・鉄道問題対策特別委員会で北海道新幹線の貨物列車とのすれ違いによる減速問題をテーマにした1回だけに終わっている。

 毎年、全国の都道府県議会を対象に情報公開や住民参加などを調査している早稲田大学マニフェスト研究所の14年度「議会改革度ランキング」では、県議会は41位。前年の33位から順位を下げた。住民への議会報告会がないことや、議会の取り組みに対する評価機関がないことが低い点数につながったという。

 同研究所の客員研究員でもある佐藤淳・青森中央学院大学准教授(政治学)は「相次ぐ不祥事で全国の地方議会が変わり始める中、青森県議会は改革の流れに乗り遅れている。基本条例も『つくって終わり』で、改革したフリをしている」と手厳しい。「議員は地域住民の意見のスルーパスではなく、政策や事業のアイデアを練り上げる力量が問われている」と指摘している。

 県議会基本条例の前文にはこうある。「真の地方自治の確立を目指すためには、県民の意思を的確に把握し、県政に適切に反映させるとともに、県民に開かれ、信頼される議会の構築に一層努めなければならない」。県民の負託に応えるため、議会をどう変えるのか。改革の実効性が問われている。【森健太郎】

3581チバQ:2015/04/11(土) 01:47:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150410_11023.html
<仙台市議選>「輝くまち」議員手さぐり状態


地域政党の結成をアピールした仙台市議ら=7日、仙台市青葉区
拡大写真
 地域政党「輝くまち」を結成した旧みんなの党出身の仙台市議4人が、告示まで3カ月半に迫った仙台市議選(7月24日告示、8月2日投開票)に向けてアピールに躍起だ。旧みんなの党が、自民、民主の二大政党に対抗する第三極の中心として期待を集めた前回(2011年)とは一変、大きな風は期待できない状況。新たな看板の下、手探りのまま前哨戦に突入した。

◎「原点に戻り地道に」/第三極、前回の追い風なく

 地域政党の結成を発表した翌日の7日早朝。輝くまちの仙台市議2人が仲間の地方議員4人とJR仙台駅前に立った。小雨降る中、「看板もなければのぼり旗もないが、みんなの党の原点に返って政策を訴えていく」と決意を表明した。
 メンバーは「既成政党に属さない選択をしたことで、地方議員としての立ち位置が明確になった」と手応えを感じる一方で、不安ものぞかせる。若手の一人は「前回はベテラン議員にも勝てる、トップ当選できると思った。それほど強い追い風だったが今回は違う。不安だ」と打ち明ける。
 前回、旧みんなの党から立候補した6人中4人が当選。うち3人が新人で、勢いを印象付けた。ただ4人でつくる会派「輝く仙台」は、定数55の市議会で2番目に小さい。今回は現職4人の議席維持が焦点で、党勢拡大には程遠い状況だ。
 新党旗揚げに他党関係者からは「地域政党というのは目新しい」と評価の声がある一方、「第三極の厳しい情勢は変わらない」「選挙に影響ない」と冷ややかな見方も出ている。
 会派を率い、「輝くまち」の代表にも就いた柳橋邦彦議員=泉区、6期=はこう力説する。
 「行政の徹底的な効率化といった、旧みんなの党の政策は間違っていない。前回は風で当選したとしても、地道な活動を続けていれば大丈夫なはずだ」


2015年04月10日金曜日

3582チバQ:2015/04/11(土) 09:10:46
http://www.asahi.com/articles/CMTW1504090600001.html
保守分裂ダムも焦点/2015統一地方選
2015年4月9日10時35分
◆ 県議選激戦区から 最上郡区

 前回無投票だった最上郡区(定数2)は、4人が競う注目区となっている。

 ◆ 新顔2氏に2現職警戒

 ともに自民現職の伊藤重成氏、小松伸也氏に加え、同党参院議員岸宏一氏の長男岸倫一郎氏が無所属新顔として立候補し、保守が分裂。さらに、最上小国川ダム建設計画の見直しを訴える高桑順一氏も共産支持の無所属新顔として議席を目指す。

 「横一線の戦いです」。伊藤氏は5日、舟形町での街頭演説で、保守分裂を受けてこう訴えた。5期目を目指す伊藤氏は選挙になった1、3期目でトップ当選を果たしている。だが、陣営は支持者に向けた資料で、「現在の位置は『危険ゾーン』にいる状況」と記すなど、危機感を募らせる。

 立候補を表明した3月20日の会見で「ダム建設の見直しを主張する候補がいれば、私は選挙に出なかった」と述べた高桑氏は、小国川漁協理事でもある伊藤氏と同じく最上郡南部の舟形町に事務所を構える。陣営の事務局次長を務める高山信男・元大蔵村議は「個人演説会の代わりに、選挙カーでこまめにダム見直しを訴えている」。

 2期目を目指す小松氏は初の選挙戦。3月14日に真室川町で開いた県政報告会で、「いま自民党には力がある」と訴えた。陣営は、同じく最上郡北部を地盤とする新顔の岸倫一郎氏を警戒する。選対本部長を務める佐藤忠吉・真室川町議長は7日、「本人に実績がないとしても父親の影響力という、未知数の力がある」と本音を語る。

 金山町で3月29日にあった岸倫一郎氏の総決起大会には吉村美栄子知事が出席し、「私を応援してくださる県議を増やしていただきたい」と述べた。岸宏一氏は、「(自民)党に迷惑はかけるが、息子が決意した以上応援したい」。倫一郎氏は6日、取材に対して「父の力を頼るとか頼らないとかではなく、最上郡を変えていく選挙をしている」と述べた。(上田真仁)

3583チバQ:2015/04/11(土) 09:11:53
http://www.asahi.com/articles/CMTW1504060600002.html
県議選激戦区から/2015統一地方選
2015年4月6日12時58分
 ◆ 三つどもえ、応援白熱/県議選激戦区から 東根市区

 過去2回、無投票で当選が決まった県議選東根市区(定数2)は、2月に無所属元職が立候補を表明したことで、激戦の様相を呈してきた。自民現職の2人のもとには自民党の国会議員らが応援に駆けつけ、民主の推薦と社民の支持を得た元職を民主党の衆院議員が支援。自民、民主の両党がしのぎを削る。

 ◆ 自・民の国会議員次々と

 3月29日夜、市内であった青柳安展氏の決起大会。「600人集まった」。満席のホールの壇上で、民主党県連会長の近藤洋介衆院議員は誇らしげに語った。

 青柳安展氏が立候補を正式表明したのは2月末。近藤氏の熱烈な要請を受けて、決意したという。

 青柳安展氏は12年前の県議選で初当選。県議辞職後、再び東根市議を務め、通算7期目の途中だった。

 昨年12月の衆院選で、東根市を含む山形2区から立候補した近藤氏は、自民党の鈴木憲和氏に約7500票差で敗れ、比例区で復活当選した。東根市では、約2700票もの差をつけられた。告示後の5日には青柳安展氏とともに街頭に立ち、「市議会議長も務めた安展候補を、ぜひ県議会に送ってあげて下さい」と声を張り上げた。

 陣営は、吉村美栄子知事が事務所を訪れた際の映像を決起大会で流すなど、知事との友好関係を強調。「党派を超え、幅広い支持を集めたい」(陣営幹部)と意気込む。

    ◇

 告示日の3日、自民党県連会長の遠藤利明衆院議員が第一声に駆けつけたのは、東根市区の野川政文氏と青柳信雄氏=いずれも自民現職=の陣営だった。

 野川氏の事務所では、マイクを手に「(自分の選挙区の)山形市ではなく、まずここに来たのは、(県連)幹事長を当選させることが大事だからだ。いま吉村知事ですが、議会は自民が過半数。自民がウンと言わなければ県政は動かない。その取りまとめが野川さん」と力を込めた。エールをもらった野川氏は、「(初当選した)20年前の初心に戻ってやり直そうと思う。東根から山形を変えていきたい」と支持者に訴えた。

 市内を回り、市民との対話に時間をかけてきた野川氏。だが、陣営幹部は青柳安展候補の動員力を警戒する。5日には、野川氏と個人的に親交のある中谷元・防衛相が応援に入り、支持を呼びかけた。

    ◇

 「当選しても1期目では何もできない。信雄さんは(県議を)3期もやっている。ここでさらに信雄さんを県議に押し上げていただければ、皆さんのお話も実現できる」。5日にあった青柳信雄氏の街頭演説。応援に駆けつけた鈴木衆院議員がマイクを握った。青柳信雄氏も「非常に厳しい戦い。どうぞ力を貸していただきたい」と訴えた。

 青柳信雄氏は、2013年の知事選で吉村知事を支援、3月29日に事務所で開いた決起集会で知事と握手し、「(県議会で)厳しいことも申し上げているが、協力できることは協力している」と集まった人たちの前で述べた。告示後は、鈴木氏や大沼瑞穂参院議員が連日のように駆けつけ、街頭で応援演説を行っている。

    ◇

 青柳安展陣営幹部は「現職は強いが、事務所の雰囲気はいい」と意気込む。自民現職の2陣営の幹部は「3人が横一線。現職としての実績を地道に訴えていきたい」と話す。(井上潜)

3584チバQ:2015/04/11(土) 09:12:20
http://www.asahi.com/articles/CMTW1504070600001.html
16年ぶり選択の機会/2015統一地方選
2015年4月7日10時05分
◆ 定数1 新顔4氏せめぎ合い/県議選激戦区から 村山市

 2002年の県議補選から無投票が続いていた村山市区(定数1)は、今回、一転して4人の新顔が立候補する混戦模様となっている。自民公認と無所属の候補が競って支持を訴え、有権者が1999年以来、16年ぶりに一票を投じる機会が訪れている。

 3月30日夜、村山市民会館で、村山青年会議所主催の公開討論会が開かれた。壇上には、自民公認の能登淳一氏(60)と、いずれも無所属の菊池大二郎氏(32)=民主推薦=、須藤和幸氏(64)=社民推薦=、長谷川元氏(42)の4人が顔をそろえ、約400人が訴えを聞いた。

 村山市区では、自民公認(補選当時は無所属)の児玉太氏(44)が2002年の補選以来、4期連続で無投票当選を重ねていた。児玉氏は昨年4月、5期目を目指す意思を表明。対抗して名乗りを上げたのが、市議の長谷川氏だった。

 長谷川氏は今月5日の演説会で「新聞にも出ていたが、無投票当選は無免許運転と同じ。村山市の県議は、十数年間も無免許運転だった」と批判。隣の東根市と比べても、子育て支援や教育などの点で遅れているとして、「止まったままの村山の時計を進めなければいけない」と訴えた。

 児玉氏は長谷川氏の立候補表明後、「健康上の不安」を理由に立候補を取りやめ、自民は代わりに昨年9月、市議会議長も務めた党村山市支部長の能登氏を擁立した。11月には菊池氏が、今年2月には須藤氏が相次いで立候補を表明。ある陣営は「現職が辞退して、みんな勝てると見込んだんじゃないか」とみる。

    ◇

 「今の村山には、市、県、国の強いパイプがある。そのパイプを絶やしてはいけない」。能登氏は、3月末の座談会で、こう強調した。告示後の街頭演説や個人演説会には、鈴木憲和衆院議員や大沼瑞穂参院議員らが連日応援に駆けつけている。9日夜の演説会には、志布隆夫・村山市長も来る予定だ。

 一方、民主推薦の菊池氏は、「政党色は出さず、候補者個人をPRする」と話す。父の汪夫氏は、選挙となった1999年の県議選村山市区で自民公認として再選を果たし、その後、村山市長を務めた。菊池氏は「自分は政治の経験がないからこそ、村山を変えられる」と、市議出身の3候補との違いを訴える。

 無所属で、社民の推薦を受ける須藤氏は、吉村県政との距離の近さをアピール。5日の個人演説会で社民党県連合の吉泉秀男代表は「須藤さんは吉村知事とはあうんの呼吸だ」と述べ、須藤氏も「吉村知事は、自然と文明が調和した社会をつくると言っている。私も同じ気持ちだ」と応えた。

    ◇

 16年ぶりの選挙戦について市内に住む70代の男性は「無投票が続いて、県議会そのものへの興味も薄れてしまっていた。選挙になったのはいいこと」と歓迎する。だが、4陣営のなかには、有権者の盛り上がりが感じられないと、心配する声もある。ある陣営幹部は「(市中心部の)楯岡は、選挙カーで呼びかけても反応が悪い。周りの人同士で遠慮し合っているのか、そもそも関心がないのか」とこぼす。別の陣営では、「16年間も選挙がなかったんだ。みんな、県議選があるという実感がないんじゃないか」との声もある。(松本紗知)

3585チバQ:2015/04/11(土) 09:12:57
http://www.asahi.com/articles/CMTW1504090600002.html
県議選山形市区/2015統一地方選
2015年4月9日10時43分
◆ 視線の先は市議・市長選

 「今回は市議選、市長選の前哨戦ともいえる選挙だ」。県議選山形市区(定数9)での個人演説会では、応援の弁士からこのような言葉が聞かれる。自民、民主など5政党が公認する現職9人と無所属新顔1人の10人の争いだが、各党の視線は19日告示の市議選、さらに9月6日に告示される市長選に向いている。

 ◆ 「拮抗」「奪還」可能性見据え

 「市議会の中で引き続き伊藤美代子さんに活躍してもらい、伊藤さんから情報を頂きながら県に対処していきたい」。7日夜、住宅地の公民館で開かれた個人演説会。社民現職は約15分間の演説を、同席した市議への激励で締めくくった。

 「選挙サンデー」の5日、七日町のデパート前で行われた共産現職の街頭演説では、選挙カーの上に、県議選の候補者とともに、市議選に立候補する3人の現職と新顔1人が並び、佐藤亜希子市議が「3人だった市議を4人へと、力を強めることができますようお願いします」と訴えた。

 告示前の3月27日に開かれた公明党の講演会でも、昨年の衆院選比例東北ブロックで初当選した真山祐一氏が「県議選が終わると市議選があります。あわせてご支援を」と呼びかけた。

 各党が市議選を重視するのは、市川昭男市長と市議会との関係に変化が生じる可能性があるからだ。

 現在の市議会(定数35)は、4年前の市長選で市川市長を支援した民主、共産、社民各党など与党系が19人(議長、副議長を含む)を占め、自民系と公明の計15人を上回っている。

 定数が2減の33となる今回の市議選では、公明が現職の2人に加えて新顔1人を擁立。引退議員が与党系3人に対し、自民系は1人にとどまることから、選挙結果によっては、与野党の勢力が拮抗(きっ・こう)する可能性もあると見られている。

 さらに自民が目指すのは金沢忠雄市長時代以来、主に現在の民主・社民系が担ってきた市政の「奪還」だ。

 現在3期目の市川市長は次期市長選への対応について「白紙」との考えを繰り返しているが、前回約1万票差で敗れ、再挑戦に向けて自民の推薦を得た佐藤孝弘氏は自民、公明両党候補の応援に回っている。

 4日夜、市西部の公民館で開かれた自民現職の個人演説会で、佐藤氏は「県議選、市議選、市長選をひとつの選挙だと思っていただきたい」と語り、地方創生の実現には国・県・市の連携が欠かせないと強調。さらに近くの小学校の改築について「1期目の4年のうちに建て替えをします」と明言し、約200人の聴衆から拍手を受けていた。(戸松康雄)

3586名無しさん:2015/04/12(日) 16:27:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2015040700729
村長、出直し選不出馬=セクハラ問題受け辞職-宮城県大衡村

 女性職員へのセクハラ問題で村議会による不信任決議を受け、議会を解散するとともに辞職願を提出していた宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)が7日記者会見し、出直し村長選に出馬しない意向を表明した。8日付で辞職する。村長・村議選は21日告示、26日投開票の日程で行われる。

 跡部村長をめぐっては、3月、女性職員が性的関係を迫られるなどセクハラやパワハラを受けたとして、損害賠償を求めて仙台地裁に提訴した。村長は7日の会見で、一連の騒動について「村民の皆さんにおわび申し上げたい」と謝罪。セクハラなどに関しては「していない」と否定し、訴訟で請求棄却を求め争う姿勢を示した。 (2015/04/07-19:08)

3587チバQ:2015/04/12(日) 20:07:31
>>3575-3576
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/05/article_03.jsp
連載企画:終盤情勢
[下]
潟上市、大仙市・仙北郡、横手
潟上市(定数1―2) 新人同士激しい戦い

 ともに新人の鈴木雄大(44)=自民=と佐藤敏雄(42)=無所属=が激しく競り合っている。有権者の約6割、約1万8千票を抱える天王地区の票の行方が勝敗を分けそうだ。

 鈴木は地元の天王地区北部の湖岸を中心に支持拡大を目指し、昭和地区でも一定の支持を得ている。無投票当選した周辺選挙区の自民県議が応援に入るなど、自民、公明支持層の票を固めつつある。

 佐藤は地元の天王地区南部の追分を中心に浸透を図っている。応援するこだま祥子県議、石川光男市長の支持者を取り込んでいるほか、企業への支持拡大に努める。非自民支持層にも浸透しつつある。

 天王地区の一部に広がる新興住宅地では、多くの浮動票が見込まれる。鈴木、佐藤両陣営とも市内全域をくまなく回りながら、浮動票を奪い合う展開となっている。

大仙市・仙北郡(定数5―6) 現職、票の上積み図る

 安定した地盤を持つ現職5人を新人が追う展開。有権者の約35%が集中する大曲で激しい票の奪い合いになっている。

 渡部英治(65)=無所属現=は大曲を地元とする唯一の候補。連合秋田の組織票に加えて保守系からも支持を集め、浮動票の上積みを図る。

 社民党推薦の加藤麻里(57)=無所属現=は労組票をまとめ、地元の仙南、支援を受ける元県議の地盤大仙市西部の両地域で浸透している。

 原幸子(44)=自民現=は出身地の仙北を固めつつある。周辺の美郷町や大曲、居住地の西仙北にも食い込み、無党派層の取り込みに懸命。

 旧西仙北町長の小松隆明(67)=自民現=は地元を中心に周辺の神岡、南外、協和を主戦場として手堅く支持を広げ、大曲での得票も狙う。

 中仙、太田を基盤とする大野忠右エ門(77)=自民現=は選挙区全域にある後援会をフル稼働させ、候補者不在地域の掘り起こしを図る。

 3月下旬に出馬表明した冨岡昭(64)=共産新=は出遅れを挽回しようと街頭演説を繰り返す。共産票のほか、大曲の浮動票獲得を目指す。

横手市(定数4―5) 現職先行し新人追撃

 盛り上がりに欠けたまま後半戦に突入。前回選挙で引退した元県議の票の動きが読めないまま、先行する現職4人は票固めを急ぎ、新人が追撃する。

 前哨戦から活発に動いた鶴田有司(62)=自民現=は組織をフル稼働し大票田旧横手市で優位な戦いを展開。組織を引き締め上位当選を狙う。

 前回トップ当選の柴田正敏(64)=同=は地盤の雄物川、大森など西部を固める守りの選挙。農村地帯を回り、手堅く票を取り込んでいる。

 土谷勝悦(66)=無所属現=は地盤の十文字、増田に浸透。連合秋田の組織票に加え、票の上積みを目指して旧市にも切り崩しをかける。

 小原正晃(38)=民主現=は寺田学衆院議員らの応援を受け旧市で追い上げる。民主票と労組票を固めつつ女性や若者ら浮動票の獲得を狙う。

 我妻桂子(60)=共産新=は3度目の挑戦で知名度が上昇。全国的な党勢拡大を追い風に共産票のほか、非自民支持層などの取り込みを図る。

(敬称略)

(2015/04/11 付)

3588チバQ:2015/04/12(日) 20:07:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk05010259000c.html
’15統一地方選:県議選の注目区/上 秋田市 定数削減で激戦必至 /秋田
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 ◇秋田市
 定数が最も多い県都・秋田市選挙区は今回も激戦が確実視されている。今回から定数が1削減されて12となったことや、2011年の前回選で1、2位当選を飾った自民党の有力者2人が国政に転じたことが背景にある。現職といえども安泰ではなく、各候補者がしのぎを削っている。

 候補者は前回よりも3人減って16人(現職10人、元職1人、新人5人)。当選ラインの上昇が見込まれるうえ、新人は市議からのくら替え出馬が含まれており現職が必ずしも有利とは言い切れない。

 国政政党が並ぶ選挙区で異彩を放つのは、自民党の強気な選挙戦術だ。公認候補を前回よりも2人増やし7人としたのだ。前回、無所属で当選した候補がその後自民党入りした事情を抜きにしても、いずれも1人の擁立にとどまる民主、公明、共産、社民の各党との違いは明らかだ。

 前回選で1万4735票を獲得しトップ当選した冨樫博之衆院議員と、1万1544票で2位当選した中泉松司参院議員の票の行方にも関心が集まる。

    ◇

 社民現職の石川ひとみ氏は自治労の推薦を受け、3選と党勢の回復を目指す。

 無所属元職の石川錬治郎氏は3月中旬に出馬を表明。政治への無関心を問題視する。

 無所属現職の丸の内くるみ氏は、連合秋田の推薦を受け秋田杉による産業振興を訴える。

 無所属新人の鳥井修氏は連合秋田が推薦し、出身の東北電力も労働組合が支援する。

 共産新人の加賀屋千鶴子氏は昨冬衆院選に出馬した山内梅良氏の議席奪還を目指す。

 自民現職のまるさん(菅原博文氏)は、無所属当選後自民党入り。党支持層へのさらなる浸透を図る。

 自民新人の鈴木健太氏は選挙区最年少候補で若さをアピールし知名度アップを目指す。

 自民新人の今川雄策氏は元市議。地元で引退する瀬田川栄一氏の地盤を引き継ぐ。

 自民現職の北林康司氏は、「まだまだ秋田の復活のために働ける」と8選を目指す。

 自民現職の最上英嗣氏は13年4月の補選で初当選。港湾整備の重要性を訴える。

 無所属現職の三浦茂人氏は地盤の外旭川で支持拡大を図り、票の上積みと再選を目指す。

 公明現職の田口聡氏は前回1万1000票余で3位当選。党支持層以外にも浸透を図る。

 無所属新人の黒崎一紀氏は、補選も含めて5度目の県議選挑戦で初当選を目指す。

 自民現職の竹下博英氏は地盤の旧河辺郡以外でも浸透すべく、農家の所得向上を訴える。

3589チバQ:2015/04/12(日) 20:08:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk05010249000c.html
’15統一地方選:県議選の注目区/中 能代市山本郡 引退議員票獲得争い /秋田
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 ◇能代市山本郡
 現職4人のうち2人が今期限りの引退を表明し、4新人と残る現職2人が争う。4議席を巡って各候補が奔走し、引退議員の支持基盤からの票の掘り起こしを模索している。

 引退するのは、いずれも4期務めた自民党の武田英文氏と社民党の宮腰誠氏。2011年の前回選で武田氏は約1万2800票、宮腰氏は約7800票を獲得した。得票は合わせて2万票を超える。それぞれの地盤を引き継ごうとする候補はいるが、他候補もこの機に乗じて知名度アップ、支持拡大をもくろむ。

 党派別で、自民党は前回より1人多い3人を擁立し勢力拡大の姿勢を打ちだした。ただ、票の奪い合いとなれば共倒れのリスクも生じかねない。残る3人はいずれも無所属だ。

    ◇

 自民党新人の佐藤信喜氏は元三種町職員。郡部出身の県議が必要と強調し、県とのパイプ役を目指す。旧八竜町を地盤に旧山本、琴丘両町や能代市内への浸透も図る。「郡南部から16年ぶりの県議を」との期待がかかる。

 別の自民党新人、高橋武浩氏の後援会長は引退する武田氏。武田氏の地盤、旧二ツ井町や藤里町の支持層をてこにして他地域もうかがう。陣営は「東部(旧二ツ井、藤里町)議席を失うな」と組織の引き締めにかかる。

 無所属新人の吉方清彦氏は4度目の挑戦。過去2回は民主党公認で今回は無所属に転じた。無党派層への浸透を図る。地場産業の育成が必要だと強調し、前回得票(約6100票)から支持を拡大し悲願の議席を目指す。

 無所属現職の中田潤氏は会社経営の立場から地方創生について「一番やるべきことは若者の雇用の場をつくること。このままでは地方は消滅する」と強調。能代市内の地盤に加え、武田氏の地盤の区内東部浸透を図る。

 自民党現職の能登祐一氏は県議会議長。旧能代市の経済団体などの支持基盤を固め、応援演説には斉藤滋宣・能代市長が駆けつける。「言うべきことは言う、やるべきことはやる」と強調しさらなる支持拡大を図る。

 無所属新人の薄井司氏は能代市職員を辞職し、引退する宮腰氏の実質的後継として立候補。宮腰氏の地盤を引き継ぎつつ、社民党県連や連合秋田、自治労の推薦を受ける。「非自民票」の受け皿を目指し支持を訴える。【田村彦志、池田一生】

==============

 ◇能代市山本郡(定数4−6)
佐藤信喜 40 [元]三種町職員 自新

高橋武浩 53 会社役員 自新

吉方清彦 44 僧職 無新

中田潤 68 会社社長 (3)無現

能登祐一 68 会社顧問 (5)自現

薄井司 54 [元]市職員 無新

3590チバQ:2015/04/12(日) 20:08:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150411ddlk05010201000c.html
’15統一地方選:県議選の注目区/下 由利本荘市 浮動票の動向カギ /秋田
毎日新聞 2015年04月11日 地方版

 県都・秋田市とともに今回から定数が削減された由利本荘市選挙区。2011年の前回選も集票力が伯仲していた4人の現職が、生き残りを懸けて激しく競り合っている。

 1市7町が合併した由利本荘市にあって、4人の地盤や支持層はきれいに色分けされていた。だが、定数削減の原因にもなった人口減少は、特に郡部で顕著だ。各候補とも他地域での票の掘り起こしに余念がない。前回のトップ当選と4位当選との差は900票余。特定の候補を支持しない浮動票の動向がカギとなりそうだ。

 地元から輩出している衆院議員2人の動きも、当落に影響を及ぼす可能性がある。維新の党の村岡敏英氏(比例)は自民党候補2人、無所属候補1人について、党派を超えて支援する。自民党の御法川信英氏(秋田3区)がバックアップするのは別の自民党候補1人だけ。昨年12月の衆院選で激突した両氏のさや当ても、選挙戦の行方を占ううえで決して無視できない。

    ◇

 「現職の誰かが落ちる。生き残りを懸けた選挙だ」。自民党現職の佐藤健一郎氏は繰り返し訴える。前回9843票でトップ当選しながらも得票は前々回から約2000票ダウン。地盤の矢島、鳥海地区だけでなく、票田の本荘地区への浸透が課題となる。

 その本荘地区を地盤とする無職属現職の三浦英一氏は前回4位。維新の党の村岡氏の支持層を大きく取り込みたいところだ。さらに民主党、共産党などを支持する非自民票の受け皿になるべくアピールする。本荘地区を中心に自転車を活用し、若さを強調している。

 自民党現職の加藤鉱一氏は元岩城町長。「合併に関わった当事者として地域課題を解決することが責任」と訴える。町長時代からの人脈を生かし支持拡大を図る。一方で「当選しても落選しても100票単位の差では」と、横一線の戦いに危機感を募らせている。

 自民党現職の小田美恵子氏は選挙区唯一の女性候補。主婦や母親の立場からの県政運営が必要だと主張する。衆院議員の御法川氏は応援演説で「小田さんが当選しないと地方創生は成し遂げられない」と、政府・与党の威光を最大限活用したい考えをにじませた。【松本紫帆】

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 ◇由利本荘市(定数3−4)
佐藤健一郎 63 会社役員(6)自現

三浦英一 59 学習塾経営(3)無現

加藤鉱一 66 [元]岩城町長(2)自現

小田美恵子 68 [元]本荘市議(4)自現

3591とはずがたり:2015/04/13(月) 08:48:57
(青森県)
自民29 過半数…県議選
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20150413-OYTNT50139.html?from=yartcl_popin
2015年04月13日

 統一地方選前半戦の県議選は12日、投票が行われ、即日開票された。16選挙区のうち、無投票当選した5選挙区の5人を含む県議48人の顔ぶれが決まった。自民党は29議席で単独過半数(25議席)を維持し、県議会で引き続き主導権を握ることになったが、現有議席から1議席減らした。公明党は堅調な戦いぶりで2議席を獲得した。一方、民主党は現有6議席の維持にとどまり、党勢の拡大に向けて戦略の立て直しが急務となる。共産党は28年ぶりに3議席を獲得し、社民党は議席を奪還することはできなかった。

3592名無しさん:2015/04/13(月) 19:35:02
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平野氏が岩手知事選出馬へ 元復興相
04/13 11:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0122739.html

 任期満了に伴う9月の岩手県知事選で、元復興相で参院岩手選挙区選出の平野達男氏(60)が出馬に向け最終調整していることが13日、関係者への取材で分かった。知事選には既に現職の達増拓也氏(50)が3選を目指して立候補する意向を表明している。

 平野氏は14日にも盛岡市で記者会見し、正式表明する。

 平野氏は、2013年参院選の直前に民主党に離党届を出し、無所属で3選を果たした。同氏を支援した岩手県議らが今年3月、「東日本大震災からの復興の手腕に期待できる」と知事選への出馬を要請、平野氏は態度を保留していた。

 自民党県連も平野氏の出馬に期待感を示している。

3593チバQ:2015/04/14(火) 22:49:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150414_21039.html

<統一選>ベテラン2氏共に落選・弘前

 青森県議選の弘前市選挙区(定数6)で、前回(2011年)上位当選したベテランの現職2人がそろって落選した。同選挙区は現職6、新人3の計9人が立候補する激戦となり、若手の新人2人が当選。高齢多選をよしとしない有権者の意思を反映した結果で、新旧交代を印象付けた。

 落選したのは無所属の相馬〓一氏(78)と自民の西谷洌氏(70)。相馬氏は弘前市長や県議7期を務め、前回は1万284票を集めてトップ当選した。農家の所得向上などを訴えたが、支援者の高齢化などを背景に得票は7208票にとどまった。
 西谷氏も党県連幹事長や県議会議長を務めた重鎮で、前回は1万38票で相馬氏に続く2位だった。前回当選後に喉頭がん治療で声帯を切除。声を失って厳しい選挙戦を強いられた上、自民新人の谷川政人氏(45)に若い支持者が流れ、得票は5962票だった。
 谷川氏は同選挙区を地盤とする木村太郎衆院議員(青森4区)の後押しを受け、組織力を生かして票を積み上げた。弘前市議を1期務めた無所属の菊池勲氏(33)も、最年少候補者として松下政経塾出身を前面に押し出し、浮動票を取り込んで議席を奪った。
 同選挙区の当選者の平均年齢は前回を7.7歳下回る50.3歳。当選した陣営の幹部は「議会で満足に活動できない年長の議員は後進に道を譲るべきだ」と世代交代の意義を強調した。

(注)〓は金偏に昌


2015年04月14日火曜日
関連ページ:青森政治・行政

 ◇弘前市(定数6−9)
当 10590 安藤晴美 63 共現

当  9622 谷川政人 45 自新

当  9347 川村悟 67 無現

当  8801 岡元行人 50 自現

当  8561 菊池勲 33 無新

当  8403 斉藤爾 44 自現

   7208 相馬〓一 78 無現

   5962 西谷洌 70 自現

   5073 鶴賀谷貴 52 民新

3594チバQ:2015/04/14(火) 22:50:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150414_31003.html
<岩手知事選>かつての同門、神経戦の様相

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投票)は、「県民党」を掲げて3選を目指す現職の達増拓也氏(50)に、元復興相の平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=が挑む構図が濃厚になった。かつて2人は小沢一郎衆院議員(岩手4区)の下で政治行動を共にした元同志。各政党の戦略も複雑に絡み、「同門対決」の始まりは神経戦の様相だ。
 「県民としても、個人としても裏切られた思いだ」。達増氏は13日の定例記者会見で、平野氏の動向を問われ、こう言い切った。
 達増氏は自由党衆院議員だった2001年、同党公認で参院選岩手選挙区に初挑戦した平野氏の選対本部長を務めた。選挙戦は平野氏が自民候補を約5900票差でかわした。
 「当選してもらうため一生懸命やった。それを辞めて知事選に出るというのは裏切りだ」と達増氏。平野氏への連携をにじませる自民党に対しても「裏切りの政治にくみすることになる」とけん制した。
 対する平野氏。これまで知事選に関しては「いろんな声があることは事実で、無視はできない」と意味深長な発言をしてきた。
 民主党政権時代に復興相を務めた後、党を離れて保守層への浸透を模索。最近は精通する農林水産分野で地元の振興策をアピールする局面が多くなった。ある政党関係者は「タイミングを慎重に測っていたのだろう」と推測する。
 政党の動きも加速する気配だ。自民党県連の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は3月に「各界から平野氏への期待感はある」と発言。県民党を打ち出した達増氏に対抗する有力候補であることを暗に示した。
 候補擁立を見送った民主党県連は、対決構図を見極めた上で対応を決める方針。連合岩手は達増氏の推薦を決めている。
 達増氏支援を明言している小沢氏の動向も焦点の一つとなりそうだ。


2015年04月14日火曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3595チバQ:2015/04/14(火) 22:51:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150414_11018.html
<大衡村長選>2新人の一騎打ちか
 大衡村の跡部昌洋前村長の辞職に伴う出直し村長選(26日投開票)は、21日の告示まで1週間となった。いずれも無所属新人で、前村議の赤間しづ江氏(67)と、前村議会議長の萩原達雄氏(66)の2人が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。
 赤間氏は、跡部氏が辞表を出した先月19日に立候補の意思を固めた。「住民が声を上げにくい閉鎖的な村政を変えたい。しがらみのない政治を目指し、女性の笑顔が輝く村にする」と訴える。
 萩原氏は、前村議9人の要請で先月21日に立候補を決意した。「従来の政策は大筋で引き継ぐ。村長の多選制限条例を検討し、企業誘致だけでなく、農業振興にも力を注ぎたい」と主張する。
 跡部氏は7日の記者会見で、体調不良を理由に不出馬を表明。立候補予定者説明会に出席した自民党の元衆院議員大久保三代氏は、河北新報社の取材に対し、出馬しない意向を明らかにした。
 不信任決議案を可決された跡部氏による村議会解散に伴う村議選も同日程で行われる。定数14に対し、前職11人、元議員2人、新人1人の計14人が立候補の準備を進めている。
 3月1日現在の有権者は4565人。


2015年04月14日火曜日
関連ページ:宮城政治・行政統一選

3596チバQ:2015/04/14(火) 22:53:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150413_51007.html
<統一選>最上/初陣岸さん、広がり欠く


初陣を飾れず硬い表情の岸倫一郎さん。右は父親で参院議員の宏一さん=12日午後10時5分ごろ、山形県金山町の事務所
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 山形県議選最上郡選挙区(定数2)は、無所属新人で自民党の岸宏一参院議員(山形選挙区)の長男倫一郎さん(40)が初陣を飾れず、自民現職の2人が議席を死守した。
 金山町の事務所に落選の報が入ると、支持者からため息が漏れた。倫一郎さんは「期待に応えられず申し訳ない」と頭を下げた。
 宏一さんと後援会の全面支援を受け、地元金山町で圧勝したが他町村では伸びを欠いた。「政治生活50年の総決算」と話し、応援に駆けずり回った宏一さんは「ご苦労さんと言いたい」と言葉少なに語った。
 地盤が近く、危機感を抱きながらも再選された小松伸也さん(52)は「厳しい選挙を勝たせてもらった」と満面の笑みを見せた。


2015年04月13日月曜日

 ◇最上郡(定数2−4)
当  9990 小松伸也 52 自現

当  9799 伊藤重成 59 自現

   7091 岸倫一郎 40 無新

    999 高桑順一 69 無新

 =選管最終発表

3597チバQ:2015/04/14(火) 22:56:50
>>3532>>3560

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150413_41006.html
<統一選>潟上/新人対決 鈴木さん制す


当選を決め、支持者から花束を受け取る鈴木さん=12日午後10時ごろ、潟上市天王の事務所
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 秋田県議選で、全14選挙区のうち自民党が唯一議席を持たない潟上市選挙区(定数1)では、自民公認で元県職員の鈴木雄大さん(44)が、無所属の元潟上市議佐藤敏雄さん(42)との新人同士の一騎打ちを制し、空白区を解消した。
 事務所で花束を受け取った鈴木さんは「潟上と県とのパイプ役になり、古里を成長させるために全力を尽くしたい」と笑顔で語った。
 選挙戦では、県連会長の金田勝年衆院議員(秋田2区)や無投票当選を決めた県議らが相次いで応援に入るなど、県連の手厚い支援を受けた。引退する非自民の現職の後継として出馬し、石川光男市長が後押しした佐藤さんの猛追を振り切った。


2015年04月13日月曜日

 ◇潟上市(定数1−2)
当  9162 鈴木雄大 44 自新

   6524 佐藤敏雄 42 無新

 =選管最終発表

3598チバQ:2015/04/14(火) 22:57:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150413_21005.html

<統一選>十和田/中野渡さん知名度不発


落選が決まり、支持者に頭を下げる中野渡さん=12日午後10時20分ごろ、十和田市相坂の事務所
拡大写真
元衆院議員の知名度をもってしても保守地盤を崩せなかった。無所属新人の中野渡詔子さん(44)は、十和田市選挙区(定数2)で自民党の現職2人に敗れ、涙をのんだ。
 組織力で勝る自民候補に、機動力で対抗した。住宅街の路地裏まで選挙カーで回り、農業者の所得向上などを訴えたが、一歩及ばなかった。
 2009年の衆院選青森2区に民主党から出馬し比例東北で復活当選したが、12年と14年は維新の党などから出て落選した。足元から政治を変えようと2月、県政への転身を決めた。
 落選が決まると事務所は静まり返った。中野渡さんは頭を下げながら「多くの人に支えてもらったのに、申し訳ない」と語った。


2015年04月13日月曜日


 ◇十和田市(定数2−3)
当 10035 丸井裕 58 自現

当  9783 田中順造 65 自現

   6552 中野渡詔子 44 無新

 =選管最終発表

3599チバQ:2015/04/14(火) 23:27:13
>>3593
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150414111737.asp
2015年4月14日(火)
世代交代の風」各界衝撃/県議選・激戦の弘前市区



 12日投開票の県議選で、県内屈指の激戦区となった弘前市区は前回1、2位当選のベテラン現職が涙をのみ、代わって30代、40代の新人2人が当選する波乱の展開で幕を閉じた。市内各界は大きな衝撃を受けつつも、多くの関係者は、世代交代の風が吹いた-と受け止める。津軽の中核都市・弘前政界への新時代到来を印象付けた。

 「障害を持ったということが、なかなか(有権者の)皆さんに理解されなかったことが残念」。12日夜、自民党重鎮・西谷洌氏の事務所に落選の報が入ると、後援会連合会の菊池清二会長は敗因を語り支持者に頭を下げた。病気の治療に伴い声帯を除去した西谷氏だが病状は回復。機器を使った発声で、日常会話に支障はない。だが、結果は前回より約4千票減らした。

 木村太郎衆院議員の秘書を務めた前弘前市議・谷川政人氏が同党の4人目の公認候補として名乗りを上げたほか、西谷氏と同じく商工関係団体などに基盤を置く前弘前市議・菊池勲氏の出馬で得票が分散した-とみる関係者も。事実、前回は西谷氏を支えた複数の市議が今回、谷川氏支援に回った。ただ、ある市議は「自民党市支部長の西谷さんは市政界の要。落としてはいけない人だった」と複雑な心境を吐露した。

 一方、前回トップ当選の元市長・相馬しょう一氏は大小約50の後援会を抱え、農村部を中心に地盤を築き上げてきたが、前回より3千票以上の減。後援会連合会の森下富雄事務局長は「これまでは農家を継ぐと自然に後援会に入ってくれたが、今は跡継ぎがいない」。農業後継者不足、若年層への浸透が難しかったことを敗因に挙げた。

 12日夜、初当選した谷川、菊池両陣営に顔を出した葛西憲之市長。13日の取材で「若い人たちへの期待という、時代の思いが結果として表れたイメージはある」と分析した。

 西谷氏の友人として応援マイクを握った弘前商工会議所の永澤弘夫会頭も「どこかで世代交代しなきゃならない。それが今回、顕著に出ただけ。当選した若い2人は、さらに人間としての磨きを掛け、山積する難題に果敢に向かってほしい」と話した。

 木村派、旧田沢派、旧竹内派という旧来の政治の枠組みが今なお底に流れるとされる津軽地方。だが、県議選の結果にベテラン市議の一人はこう語った。「60代以上の我(われ)々(われ)は、表面的にうまくやっていても、派閥間のしこりや選挙の恨みが一生残る。だが、谷川や菊池のような若い世代は、弘前を良くする施策であれば協力できる。むしろ、そうならなければいけない」

3600チバQ:2015/04/14(火) 23:28:32
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150414111737.asp
2015年4月13日(月)
西谷さん、病回復も思い届かず/県議選・弘前市区

 県議会議長や自民党県連幹事長など要職を歴任し、6選を目指した重鎮・西谷洌さん(70)は弘前市区の混戦を抜け出すことはできなかった。同市山下町の事務所。落選の報が伝わると、涙ぐむ支持者を前に「結果は結果として受け止めないといけない」と敗戦の弁を述べた。

2位当選だった前回と一転、逆風の選挙戦だった。喉頭がんの治療に伴い、声帯を除去。政治家として大切な声を失い、闘病中は進退を迷ったという。

 だが、「同じように大病を患い苦労している人や、その家族の声を県政に届けることが、自らに課せられた天命」と出馬を決断。のど元に機器をあて食道を震わせる発声法の練習を重ね、今ではほぼ聞き取れるほどまでに回復した。

 告示後は精力的に選挙区を回り、医療・福祉政策の拡充を訴えた。さらに「友人として、西谷さんの声になりたい」とマイクを握った永澤弘夫・弘前商工会議所会頭の言葉通り、陣営が一丸で「声」となってサポート。だが、支持基盤が重なる有力新人の台頭などで、票をつなぎ止めることはできなかった。

 声を失った中、西谷さんは「(選挙は)私の挑戦だった。私なりに納得できる部分もある。こういう状況で一生懸命応援してくれた皆さんに感謝したい。これでめげるような私ではない」と支持者をねぎらった。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150413105408.asp
2015年4月13日(月)

相馬さん「政治一区切り」/県議選・弘前市区

 「読めない戦だった。政治はこれで終わりになるが、いろんな面で社会のためにも頑張っていかなきゃならない」。今県議選で最年長候補者の相馬しょう一さん(78)は午後10時50分、弘前市元大工町の事務所で敗戦の弁を述べた。唇を強く結び、引退を示唆した。

 「長年の政治の集大成」と意気込んだ今回の選挙では、幾度となく「厳しい戦い」と漏らした。危機感を強め、1日100軒以上、支持者らを回ったこともあったという。支持者の高齢化によって往年の組織力が弱まり、最後まで手応えをつかみ切れなかった。

 11日夜には「いつもであれば『あすは大丈夫』と言えるんだが、今回はそこまで言えない状況だ」とこぼしていた。

 支持者の前に現れた相馬さんは、深々と頭を下げた。「私自身は相当歩いた。支持者も高齢化してるから、投票所まで行かない人もいる」と敗因を振り返った。

 今後は税理士の活動を続ける。「一区切りだろうね。やることはやった。市議会議員に出たときから言うべきことは言うという考えは変わってない。(新議員は)議会は行政のチェック機関だということを忘れてはならない」と笑顔も見せた。

※「相馬しょう一氏」の「しょう」は「金」へんに「昌」

3601チバQ:2015/04/14(火) 23:30:26
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150413105328.asp
2015年4月13日(月)
奈良岡さん、10票差「力不足」/県議選・青森市区

 青森市区の奈良岡央さん(58)は、同市安方1丁目のウイークリー翔ホテルチトセで支持者を前に「力不足をおわびします。申し訳ありません。まだまだ政治に対する情熱はあるので、今後のことは皆さんと相談して考えていきたい」と敗戦の弁を語り、深々と頭を下げた。

 前回、最下位当選だった奈良岡さんは「過去2回の県議選は、最下位当選者が次の選挙で落選している」と、告示前から不安を口にしていた。

 今回、陣営は「風は吹かない。投票率アップによる浮動票は見込めない」と踏み、前回得票並みの7千票を目標に基礎票固めに奔走。奈良岡さんは「一番弱い候補だから攻めるしかない」と、知人らから紹介を受けた企業や団体を毎日のように訪ね歩いた。ただ、得票は300票以上伸ばしたが、わずか10票差で再選を果たすことはできなかった。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150413105344.asp
2015年4月13日(月)
三上さん、議席奪還ならず「責任私にある」/県議選・青森市区

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落選の知らせを受け、厳しい表情を浮かべる三上さん=午後11時28分

 社民党の4年ぶりの議席奪還はかなわなかった。青森市区の三上武志さん(63)は午後11時28分、青森市青柳1丁目の事務所で落選の知らせを受け、「いい結果を出せず、悔しい思いでいっぱい。票の結果を見ても、出遅れたと思う」と厳しい表情で語った。

社民党は前回の県議選で唯一の議席を失い、「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の4年間だった」(陣営幹部)。県議会での発言機会を失ったことで県政への影響力は大きく後退し、党の求心力低下にもつながった。今回の選挙は、党勢の消長をかけた重要な戦いであり、「議席奪還」を合言葉に懸命に浸透を図った。11日には支持者を前に「勝てると確信している」と自信をのぞかせていた。

 三上さんは「今後のステップになり得る戦いだったが、結果の責任は私にある。身の処し方についてはじっくり考えていく」と述べ、支持者に頭を下げた。



 ◇青森市(定数10−12)
当 15965 高橋修一 44 自現

当 13180 諏訪益一 70 共現

当 11464 伊吹信一 54 公現

当 10756 森内之保留 50 自現

当  9232 花田栄介 33 自現

当  9140 関良 57 無現

当  8986 渋谷哲一 53 民現

当  8305 古村一雄 70 無現

当  8269 一戸富美雄 58 無元

当  7577 山谷清文 57 自現

   7567 奈良岡央 58 自現

   7122 三上武志 63 社新

 =選管最終発表

3602チバQ:2015/04/15(水) 21:59:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150415_31039.html
<岩手知事選>小沢氏「達増氏を全力で応援」

 「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表(衆院岩手4区)は14日の定例記者会見で、岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)について「(現職の)達増知事が適任。全力で応援する」と述べ、3選を目指す達増拓也氏を支援する考えをあらためて示した。
 小沢氏は「達増知事は震災からの復興に全力を尽くしている。沿岸の皆さんも、そのことをよく知っている」と実績を評価。「あのぐらい純粋でいい男はいない」とも語り、全面支持の方針を鮮明にした。
 元復興相の平野達男参院議員が14日に立候補を表明し、選挙戦が確実となったことについては「大いに結構。地方選で無競争が増えている。競争相手がいて県民が判断する形がよろしいと思う」と語った。
 平野氏の議員辞職に伴う参院補選が見込まれることへの対応に関しては「まずは知事選と、(同日選となる)県議選に集中したい」と述べるにとどめた。


2015年04月15日水曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3603チバQ:2015/04/15(水) 22:10:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150415_31005.html
<岩手知事選>与野党に思惑 駆け引き激化


立候補表明後、岩手県議会各会派をあいさつ回りする平野氏(中央)
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 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)は14日、平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=が立候補を表明し、3選を目指す現職の達増拓也氏(50)との激突が確実になった。平野氏支援に積極姿勢を示す自民党に対し、達増氏を全面応援する生活の党や、平野氏が離反した民主党は敵対心を鮮明にした。与野党間のスタンスの違いが浮かび、駆け引きが激しくなってきた。
 平野氏は立候補表明の記者会見終了後、岩手県議会を訪れ各会派を回った。自民党会派で平野氏は「ぜひ支援をお願いしたい。岩手のために協力を頂ければありがたい」と呼び掛け、議員一人一人と握手した。
 自民党県連の工藤勝子幹事長は「どんな支援の在り方が望ましいか、協議した上で早急に対応を決めたい」と前向きな姿勢を示した。
 平野氏に立候補を求めた無所属系のいわて県民クラブは、自民党県連に正式に支援を要請する方針。公明党の小野寺好県本部長は「支援要請があれば協議したい」との談話を出した。
 平野氏はかつて所属した民主党の会派も訪れた。「2年前、大変ご迷惑を掛けた。心苦しさを持っていた」。民主党公認だった13年参院選の直前、突然離党を表明し、除名処分となった経緯を釈明したのだ。
 平野氏が帰った後、民主党県連の高橋元幹事長は「立候補決断は民主離党に続く2度目の失敗だ」と言い切った。
 同じくかつて平野氏と行動を共にした生活の党の佐々木順一県連幹事長は「よもやこのような形で決定的対立を迎えることは残念の一言。自らの不明を恥じる」との談話を出した。
 社民党県連の細川光正幹事長は「平野氏の政策が明らかになれば、党政策に照らし、検証する」と述べた。明るい民主県政をつくる会で独自候補擁立を検討する共産党県委員会の菅原則勝委員長は「自民党が(平野氏を)支援することになれば、悪い県政の復活になりかねない」と語った。


2015年04月15日水曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3604チバQ:2015/04/15(水) 22:11:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150415_31028.html
<岩手知事選>「小沢王国」で同志が選挙戦


岩手県知事選への立候補を表明する平野氏=14日、盛岡市
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 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、元復興相の平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=は14日、盛岡市で記者会見し「県政のトップとして岩手に恩返しをしたい」と述べ、無所属での立候補を表明した。現職の達増拓也氏(50)は3選を目指す意思を明らかにしている。民主党などで政治行動を共にしたかつての同志による選挙戦が確実になった。

 平野氏は「この1、2年、さまざまな立場の方から県政の転換を求める意見を頂いた。国政の場で側面から県政を支援するのではなく、トップとして仕事をし、力を尽くしたい」と立候補の理由を語った。
 達増県政に関しては「農林水産業分野の取り組みが不足している。市町村や団体とのコミュニケーションも十分でないと聞いた。自分ならば期待に応えられる」と強調した。重点施策として1次産業の振興、人口減少社会での地域づくり、東日本大震災からの復興の三つを掲げた。
 参院議員からのくら替え立候補については「決断するに当たり、最も悩んだ点だ。知事選できちんとした選択肢を示し、県民の判断を仰ぐことも重要な役目と考えた」と説明した。
 辞職時期は明らかにせず、会期が6月24日までとなっている通常国会は参院議員を続ける姿勢を示した。平野氏が辞職すれば、参院岩手選挙区補選が10月下旬にも行われる。
 平野氏は北上市出身で東大農学部卒。農林水産省を経て2001年参院選で自由党から初当選。民主党政権で復興相を務めた。同党を離れた13年参院選は無所属で3選を果たした。


2015年04月15日水曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3605チバQ:2015/04/15(水) 22:20:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-14105908-webtoo-l02
政治不信?投票率ガタ落ち/議員逮捕続々の青森・平川
Web東奥 4月14日(火)10時59分配信

 12日投開票の県議選で平川市の投票率は45.14%と前回2011年に比べ11.34ポイント下回り、今回と前回で選挙戦となった県内26市町村の中で下げ幅が最も大きかった。
 無効票の割合も最も高く、地元関係者からは、昨年1月の市長選をめぐる選挙違反事件による政治不信が投票率低下の一因では-との見方も出ている。
 市選管などによると、平川市の投票率は県内では階上町、八戸市に次ぐ低水準だった。また、投票総数1万2272票のうち無効票は327票(2.66%)で、無効票の割合は今回選挙戦となった30市町村で最も高かった。
 選挙中「貴重な一票を無駄にしないで」と訴えてきた平川市区選出の現職・工藤義春氏は、低投票率について「(まだ選挙違反事件の)ゴタゴタが影響している」と指摘。同市区の別の陣営関係者も「事件の影響で選挙と聞けば嫌に思う市民が相当いる。棄権する人がいても仕方がない」とみる。
 投票に行ったという無職男性(62)は「事件の影響は根強い」としつつ「投票しなければ世の中は変えられないことを、政治家は政策とともにしっかり訴えていくべきだ」と注文を付けた。



 ◇平川市(定数2−3)
当  8157 山口多喜二 65 無新

当  5732 工藤義春 65 自現

   3559 斎藤正明 43 無新

=選管最終発表

3606チバQ:2015/04/15(水) 22:55:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk05010149000c.html
’15統一地方選:県議選・戦い終えて/上 自民5新人、躍進 政治塾出身、鈴木健氏トップ当選 /秋田
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 鮮烈なデビューとなった。県都・秋田市選挙区(定数12)でトップ当選を果たした自民党新人、鈴木健太氏(39)。ベテランや各党候補者を押しのけ、獲得した票は1万5795票に上った。2011年の前回選後、国政に転じた冨樫博之衆院議員(1万4735票)、中泉松司参院議員(1万1544票)をも上回る快挙だった。

 自民党は今回、新人5人を含む30人を擁立し、27人が当選した。新人が出馬したのは秋田市、能代市山本郡(定数4)、潟上市(定数1)の3選挙区。いずれも激戦区と目されていたが、1人の落選者も出さなかった。

 新人が躍進したのはなぜか。党県連幹部が指摘するのは、13年に初めて開いた県内向けの政治塾「自民党AKITA未来塾」だ。政治家を志す地元関係者らに計7回、政治、経済について講座を開いた。秋田市でトップ当選を飾った鈴木氏は、修了者の1人だった。

 鈴木氏は未来塾の修了後、さらに昨年6月ごろから精力的につじ立ちを行い、昨年12月の衆院選では再選を狙う冨樫氏の下で動き回った。神戸市出身で、知名度不足を自覚しての行動だった。こうした努力も功を奏し、「これほど票を取るとは思わなかった」と党県連幹部に言わしめた。

 もちろん、自民党のお家芸とも言える組織型選挙は健在だ。潟上市選挙区で当選した新人で元県職員の鈴木雄大氏(44)はその恩恵にあずかった1人だ。

 告示後に中泉氏や金田勝年衆院議員が駆け付け、国や県とのパイプが重要だと強調して回った。その結果、今の選挙区ができた2007年以降、一度も勝てなかった「空白区」に、初めての自民党県議誕生をもたらした。石川光男市長や一部市議らが相手陣営を支援していたが、政権与党の威光は大きかった。

 一方で不安材料もないわけではない。県議会の副議長で7選を果たそうとしていた佐藤健一郎氏(63)=由利本荘市選挙区、元議長で6選を目指した大里祐一氏(79)=鹿角市・郡選挙区=ら現職3人が、相次いで落選したのだ。いずれも数百票差の僅差で重鎮が落選したことに、党県連幹部からは「予想外だった」との声が相次ぐ。

 予想を上回る大勝にも、意外な敗北にも見舞われた自民党。有権者たちが1票に託した思いは何だったのか。今後その思いをうまくすくい取ることができなければ、自民党が県議会第1党であり続ける保証はどこにもない。【池田一生、春増翔太、山本康介】

3607チバQ:2015/04/15(水) 22:56:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk05010042000c.html
’15統一地方選:県議選・戦い終えて/下 “1強多弱”のまま 非自民結集、可能性残す /秋田
毎日新聞 2015年04月15日 地方版

 “1強多弱”の勢力図にさしたる変更はなかった。定数が2減の43となって初の県議選。過半数を維持した自民党が、2011年の前回選から2議席増やして27議席としたのに対し、民主党が1議席、無所属が3議席をそれぞれ減らした。他党は同じ議席数だった。

 内訳は、自民27▽民主2▽公明1▽共産1▽社民2▽無所属10。自民党の独り勝ちを許している点で、国政の状況とも重なる。

    ◇

 「あの数字だともう一人出してもいい」。佐竹敬久知事は13日の記者会見で皮肉交じりに言った。1万5011票で秋田市選挙区の2位当選を果たした民主現職、沼谷純・党県連幹事長(42)のことだ。

 秋田市選挙区の当選ラインは6200票余。民主党は昨年12月の衆院選で、寺田学氏(比例復活)が5万7000票余を獲得した。単純比較はできないが、沼谷氏の上位当選は確実視されていた。それでも新人を擁立できなかった。沼谷氏は「今民主党から出ようという人が見つからなかった」と打ち明ける。

 成果がなかったわけではない。推薦を出したいずれも無所属で、新人の石川徹氏(50)=鹿角市・郡選挙区=と現職の三浦英一氏(59)=由利本荘市選挙区=が、それぞれ自民候補を破って当選した。三浦氏には維新の党衆院議員の村岡敏英氏も肩入れしており、今後の非自民勢力結集に可能性を残した。

 対照的に、社民党と共産党は、善戦したとの評価がもっぱらだ。

 社民党は現職の石川ひとみ・党県連代表(64)=秋田市選挙区=と大館市選挙区の元職、石田寛氏(68)が当選した。石田氏は民主現職を破っての返り咲き。石川氏は「反自民票を受け止められた」と手応えを口にした。推薦を出したいずれも無所属で、新人の薄井司氏(54)=能代市山本郡区=と現職の加藤麻里氏(57)=大仙市仙北郡=も当選した。

 共産党は、昨冬の衆院選に山内梅良県議(当時)が出馬し空白となった秋田市選挙区で新人の加賀屋千鶴子氏(53)が当選した。米田吉正・党県委員長は「得票が1万を超えると思わなかった」。横手市選挙区の新人、我妻桂子氏(61)も最下位当選者まで約900票差に詰め寄った。

 一方、公明党は前回選同様、秋田市選挙区で現職の田口聡・党県本部代表(61)のみを擁立。1万700票余で4選を果たした。表立った推薦は出していないが、他選挙区では自民候補への投票を支持者に呼びかけた。

 無所属議員でつくる第2会派「新みらい」は、代表の現職、中田潤氏(68)=能代市山本郡選挙区=が落選するなど課題を残した。【池田一生、小林洋子、春増翔太】

3608チバQ:2015/04/15(水) 22:57:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk05010016000c.html
’15統一地方選:県議選 開票結果 /秋田
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇秋田市(定数12−16)
当 15795 鈴木健太 39 自新

当 15011 沼谷純 42 民現

当 10785 田口聡 60 公現

当 10701 加賀屋千鶴子 53 共新

当  8341 工藤嘉範 57 自現

当  7642 竹下博英 61 自現

当  7310 今川雄策 42 自新

当  6987 三浦茂人 56 無現

当  6933 北林康司 73 自現

当  6555 まるさん 60 自現

当  6479 石川ひとみ 64 社現

当  6269 丸の内くるみ 70 無現

   6159 鳥井修 47 無新

   6059 最上英嗣 48 自現

   5087 石川錬治郎 75 無元

   4504 黒崎一紀 56 無新

 =選管最終発表

 ◇能代市山本郡(定数4−6)
当  8515 佐藤信喜 40 自新

当  8285 能登祐一 68 自現

当  8037 高橋武浩 53 自新

当  7500 薄井司 54 無新

   7155 吉方清彦 44 無新

   7145 中田潤 68 無現

 =選管最終発表

 ◇横手市(定数4−5)
当 11803 鶴田有司 62 自現

当  9244 柴田正敏 64 自現

当  8013 土谷勝悦 66 無現

当  7978 小原正晃 38 民現

   7079 我妻桂子 60 共新

 =選管最終発表

 ◇大館市(定数3−4)
当 11783 鈴木洋一 71 自現

当 10438 石田寛 68 社元

当  9218 佐藤賢一郎 67 自現

   7511 虻川信一 69 民現

 =選管最終発表

 ◇鹿角市・郡(定数2−3)
当  7099 川口一 64 自現

当  6894 石川徹 50 無新

   6463 大里祐一 79 自現

 =選管最終発表

 ◇由利本荘市(定数3−4)
当 12141 加藤鉱一 66 自現

当 10829 三浦英一 59 無現

当  9080 小田美恵子 68 自現

   8921 佐藤健一郎 63 自現

 =選管最終発表

 ◇潟上市(定数1−2)
当  9162 鈴木雄大 44 自新

   6524 佐藤敏雄 42 無新

 =選管最終発表

 ◇大仙市仙北郡(定数5−6)
当 11172 加藤麻里 57 無現

当 10289 渡部栄治 65 無現

当  9052 原幸子 44 自現

当  8122 小松隆明 67 自現

当  7308 大野忠右エ門 77 自現

   3294 冨岡昭 64 共新

 =選管最終発表

 ◇北秋田市・郡(定数2−3)
当  9317 北林丈正 54 自現

当  6714 近藤健一郎 59 自現

   3595 藤本友里 35 共新

 =選管最終発表

3609チバQ:2015/04/16(木) 21:50:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150416_31005.html
<岩手知事選>「離党と除名」民主内対応は?


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 岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、かつて民主党に所属した現職の達増拓也氏(50)と平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=の対決構図が固まり、同党の対応が注視されている。県連内には党を離れた達増氏への温度差があり、支援に回る県議がいれば慎重姿勢の有力者もいる。平野氏に対しては、2013年参院選前に党公認を投げ出す形で離党したことへの遺恨がくすぶる。

◎態度打ち出せぬ地域も

<「応援できない」>
 「平野氏とは地元が同じ北上。期待して見守ってきた政治家だが、私は応援できない」。14日、平野氏が県議会で民主党会派に立候補表明のあいさつを終えた後、高橋元・県連幹事長は厳しい表情で平野氏との「決別」を強調した。
 平野氏は12年7月の消費税増税をめぐる民主党分裂の際、小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)とたもとを分かち、党にとどまった。13年参院選では党公認候補だったが、同年4月離党を表明。県連は除名処分とした経緯がある。

<残るアレルギー>
 高橋幹事長は、生活の党や無所属県議の一部が16日に開く達増氏支援の政治団体の準備会合に出席し、発起人に名を連ねる見込み。
 達増氏をめぐっては、小沢氏が14日の記者会見で支援を明らかにした。民主党との連携について「基本的な方向は同じ。互いに協力するのは当然」と述べたが、事はそう単純ではない。
 民主党分裂後、旧未来を率いた小沢氏は12年12月の衆院選岩手1、3区で民主党への対立候補を擁立。達増氏も未来に回り、激烈な「同門対決」を繰り広げたため、所属議員や支持者は小沢氏との連携にアレルギーが残る。
 民主党県連は25日の常任幹事会で知事選対応を協議する方針。県連幹部は「所属議員ごとに思いがある。選挙区事情などから明確に(達増氏)支援を打ち出せない地域もある」と言う。
 昨年12月の衆院選では民主と生活が候補者がすみ分け、互いに自主的支援に乗り出した。県連内には「一つの方針を固めるよりは、それぞれが動きやすい状況がベター」との声もある。


2015年04月16日木曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3610チバQ:2015/04/16(木) 21:50:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150416_51042.html
<朝日町議選>12人目出馬意向 定数割れ回避へ

 定数12に対し立候補予定者が11人にとどまっていた山形県朝日町議選(21日告示、26日投開票)で、新たに1人が出馬の意向を示していることが15日、分かった。定数割れは回避される見込み。
 新たに立候補の準備を進める男性は取材に対し「定数割れとなれば、町政が停滞してしまうという危機感を感じ、立候補することを決めた。官民一体となって企業誘致などに取り組み、町に刺激を与えていきたい」と意欲を示した。
 3月24日にあった立候補者説明会に出席していたのは、現職10人、新人1人の11陣営だけだった。


2015年04月16日木曜日

3611チバQ:2015/04/16(木) 22:32:03
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/06/article_01.jsp
連載企画:戦いを終えて
[上]
[過半数の自民]新人台頭、顔触れ変化
 「全体的には、落ち着くところに落ち着いた感じだ」。投開票から一夜明けた13日、佐竹敬久知事は記者会見で、自民が過半数を再び確保した選挙結果を、こう解説してみせた。


交差点に立ち、ドライバーにあいさつする自民新人の鈴木健太氏=13日午前7時半ごろ、秋田市広面
 自民は今回の県議選で、改選前の26議席からの上積みを狙い、全14選挙区に新人5人を含め計30人を擁立。安倍政権が一定の支持率をキープする中、堅調に議席を積み上げた。民主党など非自民勢力の候補者擁立が低調だったこともプラスに働いた。

 県議会議長を務めた鹿角市・郡のベテラン大里祐一氏ら現職3人が落選したものの、30、40代が中心の新人は全員当選。同じ過半数とはいえ顔触れは変わり、新陳代謝が進んだ。

 新人5人のうち、元自衛官で司法書士という異色の経歴を持つ鈴木健太氏は、16人が立候補した秋田市でトップ当選を果たした。「県政与党の若手だからこそ秋田を変えられる」と訴え、幅広い層から集票。新人の躍進を象徴する存在となった。

 13日朝には交通量の多い市内の交差点に立ち、行き交うドライバーに「よろしくお願いします」と大きな声であいさつ。これからの議員活動へ決意を新たにした。

 自民にとっては、14選挙区のうち唯一の空白区だった潟上市を制したことも大きかった。昨年末に県職員を辞して臨んだ鈴木雄大氏が、非自民系現職のこだま祥子氏の後継として立候補した無所属新人に2600票余りの差で圧勝。無投票当選を決めた後、遊説に同行した南秋田郡の現職平山晴彦氏は「自民党として本腰を入れて応援した。全選挙区で議席を取れたことは意義深い」と話す。

 改選後の県議会での自民の議席占有率は63%に達する。議長や常任委員会の委員長といった主要ポストを手にすることは確実だ。佐竹知事は引き続き、強力な後ろ盾を得たが、自民と知事との関係は「緊張感に欠ける」と批判も浴びてきた。

 「最大与党として佐竹県政を支える立場にあるが、なれ合いと言われないようにチェック機能を働かせ、地方創生をはじめとする諸課題に取り組んでいかなければならない」。党県連の鶴田有司幹事長(横手市)はこう語る。課題の克服に向けてどう行動していくのか、ニューフェースが加わった自民の真価が試される。

(2015/04/14 付)

3612チバQ:2015/04/16(木) 22:32:24
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/06/article_02.jsp
連載企画:戦いを終えて
[中]
[民主と社民]受け止め方は対照的
 「県民目線でおかしいことはおかしいと言う県議会の本来の在り方を貫きたい」。県議選投開票の夜、秋田市選挙区(定数12)で再選を果たした民主党県連幹事長の沼谷純氏は支持者を前に力を込めた。


再選を果たし、支持者と握手する沼谷氏=12日夜、秋田市桜の選挙事務所
 選挙戦で沼谷氏は「佐竹県政に何でも賛成の『オール与党』でいいのか」と県議会の現状を批判、無投票再選で2期目を迎えた佐竹敬久知事に気の緩みがあると訴えた。前回選挙を5千票余り上回る1万5011票を獲得。民主票に加え、佐竹県政への批判票の受け皿となったとみられる。

 ただ、沼谷氏の得票が秋田市選挙区の当落ラインとなった6千票台前半の倍以上に上ったことに、2議席獲得も可能だったのではないかとの見方もある。佐竹知事は記者会見で「共倒れを警戒したと思うが、秋田市では2人出してもよかった。民主は守りに入っている」と指摘した。

 民主の公認候補は現職の3人にとどまり、新人を擁立できなかった。「民主から出ようと思ってもらえるだけの力が今の党にはない」と沼谷氏。2012年の政権交代以降続く党勢の低迷が、地方選にも影を落とす。

 党県連代表代行で再選を目指した虻川信一氏が大館市選挙区(定数3)で敗れ、横手市選挙区(定数4)の小原正晃氏は前回に続く最下位当選で再選。党推薦の無所属候補2人が当選したものの、沼谷氏は「厳しい結果だった」と受け止めた。県議会では今後も佐竹県政を厳しく追及することで、党への支持を得たい考えだ。

 一方、過去2回の知事選で佐竹知事を支持した社民党は、現職と元職の2人を公認したほか、無所属で出馬した現職と新人の2人を推薦。4人全員が当選し、県議会の社民会派は改選前から1増の4人となる見込みだ。

 秋田市選挙区で3選を果たした社民党県連代表の石川ひとみ氏は「有権者の社民に対する期待は高まっている」と話した。佐竹知事も4人の当選について「満足している。庶民の味方という誠実さが認められたのだろう」と持ち上げた。

 「県民目線」を強調する民主、「庶民の味方」と評された社民。それぞれ公認、推薦を合わせ4人が当選したが、結果の受け止めは対照的だった。

 民主、社民のほか、公明党、共産党は各1議席を獲得。単独過半数を維持した自民が決定権を握る中、少数政党は存在感の低下が懸念される。これまで以上に厳しい姿勢で県政を監視し、活発な議論を呼び起こすことが求められている。

(2015/04/15 付)

3613チバQ:2015/04/16(木) 22:32:45
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/06/article_03.jsp
連載企画:戦いを終えて
[無投票]
政治離れ、拍車の恐れ
 「無投票では、自分がどれだけ支持されているのかが見えづらい」。県議選の湯沢市・雄勝郡選挙区(定数3)で再選を果たした佐藤正一郎氏(無所属)が語った。初当選した2013年の補選に続き、今回の選挙でも無投票となり、選挙戦を経ずに県議を務めている。


9選挙区で選挙戦となった県議選。過去最多に並ぶ5選挙区は無投票となった=県庁前
 過去に羽後町議や同町長を経験。「地域で信任は得られていると思う」と語る一方、「政治活動への評価は、票の数となって現れる。それが見えないまま活動することで民意から離れ、次回の選挙にも影響しないか不安だ」と明かした。

 今回の県議選では14選挙区のうち5選挙区が無投票となり、03年選挙と並んで最も多かった。統一地方選の前半戦として本県を含む41道府県議選が行われ、無投票当選者の割合は全体の21・9%に上り、過去最多となった。

 無投票の背景について、地方議会に詳しい東京財団の中尾修研究員は「地方は厳しい財政や人口減が続き、議員の役割は地域への利益誘導から施策の取捨選択に移った。難しい判断が迫られ、なり手は全国的に減る傾向にある」と分析した。

 また、現職がいる1人区は新人候補が挑戦しにくく、無投票になりやすいとの指摘もある。本県では五つある1人区のうち、現職が引退表明した潟上市選挙区を除いて現職が無投票当選した。当選者の一人は「地域課題の解決に向け、他党の支持者とも協力することで対抗馬が出にくくなるのではないか」と語った。

 県人口の減少が続く中、県議会は段階的に定数を減らしている。今回は全体の定数を45から43に削減した。ただ、選挙区ごとに議員1人当たり有権者数をみると、1万6千〜2万8千人で「1票の格差」は最大1・75倍となっている。県議会は今後も適正な定数を検討していく方針だ。

 定数の見直しには、選挙区ごとの定数を増減させるか、複数の選挙区を合体させる「合区」がある。ただ、公選法では複数の市の合区は認められておらず、「現行の法の枠組みでは、大幅な選挙区改変は難しい」(県議会事務局)のが現状だ。

 「無投票が増えれば有権者の政治への関心が低下し、立候補のなり手がさらに減る悪循環に陥る」と中尾研究員。投票率の低下に歯止めがかからない中、無投票をいかになくすかも重要な課題となっている。

(2015/04/16 付)

3614チバQ:2015/04/16(木) 22:51:28
http://yamagata-np.jp/news/201504/13/kj_2015041300288.php
【2015統一選】県議選8選挙区の戦いを振り返って
2015年04月13日 08:02
 県議選は12日、選挙戦となった8選挙区で投開票が行われ、24人の当選が決まった。無投票が11選挙区に上った一方、選挙戦は激戦が目立った。8選挙区の現元新36候補が繰り広げた戦いを振り返る。(敬称略)

【山形市区】大内、初の最多得票
 有権者の関心が低調な中で現職全9人が磐石な戦いで議席を守った。自民の大内理加が浮動票や女性票を取り込み終盤で票を伸ばし、初のトップ当選。民主の吉村和武が続いた。

 大内は企業後援会を足掛かりに南部地区に新たにてこ入れした後、低調ムードへの危機意識から地盤の北部地区に勢力を注いだ。他候補の侵食を許さず、女性票や新興住宅地の浮動票の取り込みに成功した。

 吉村は元農相の鹿野道彦が個人演説会で連日マイクを握るなど、自民候補からの切り崩しに危機感を強め、組織を懸命に引き締めた。民主への逆風もあり、3回連続のトップ当選はならなかった。

 公明の菊池文昭は当初、盛り上がらない選挙ムードに苦しんだが、党公認で3人が出馬する市議選と連動しながら組織の引き締めを徹底。他選挙区の自民候補の陣営とも連携し、懸命に票を掘り起こした。

 自民の金沢忠一は地盤の重なる他候補を警戒、組織の引き締めを徹底した。元市長で父の故・忠雄時代の票は高齢化で目減りしたが農家や地元沼木などの強固な支援を得たほか、親族と共に企業票に食い込んだ。

 社民の高橋啓介は地盤が重なる他候補の侵食を食い止めながら、早くから地元南沼原を小まめに回り、支持層を堅実にまとめた。選挙戦中盤には、自治労など支援労組の総決起集会を開いて票を固めた。

 自民の今井栄喜は後援組織の高齢化が課題だったが、各地で根強い支援者から後押しを受け、手堅く票をまとめた。一新した青年部や市議選立候補予定者との連携も機能し、7回目の当選を果たした。

 共産の渡辺ゆり子は市議選の立候補予定者と連動した活動を展開。共産唯一の現職として実績をアピールし、全域の共産票を固めた。政権与党の批判票の受け皿として、浮動票も取り込み、票を上積みした。

 自民の奥山誠治はつじ立ちなど地道な活動を続けたが、思うように票が伸びなかった。山形商高同窓生や商店街の飲食業者、青年部組織の活動で若い世代にも懸命に支持を訴え、議席を守った。

 社民の広谷五郎左エ門は地元西部地区の足場固めに徹した。全水道、情報労連など支援労組の活動、5期で培った支援層によって、他候補の切り崩しから地盤を守ったが、周辺地域に手が及ばず、票を減らした。

 無所属新人の大泉正信は出馬表明後の準備に時間を要し、思うような運動ができず、広がりを欠いた。

【米沢市区】木村、後藤が地力発揮
 2度の無投票を経た12年ぶりの選挙戦は、現職の無所属木村忠三と自民後藤源が組織力を生かして1、2位に入った。いずれも前米沢市議の3新人のうち、自民の渋間佳寿美が無党派層からも支持を得て初陣を飾り、無所属の遠藤正人と共産の白根沢澄子は地元地区や組織以外に浸透しきれず、涙をのんだ。

 木村は父の元県議莞爾の後援者、連合系労組に元衆院議員遠藤武彦の支持者の一部を加えた分厚い布陣が機能した。自身の選挙を控えた系列の若手市議らもフル回転し、地盤の市街地から全域に支持を拡大。陣営が合言葉としてきたトップで4選を決めた。

 後藤は高齢・多選批判、系列の渋間出馬による危機感をばねに結束を強め、きめ細かな運動を展開。米沢栄養大開学、新道の駅の重点選定を挙げて貢献をアピールする戦略が奏功した。市長安部三十郎の応援も得て県政史上最多で2人目の10回目の当選を果たした。

 渋間は「県政を前へ」を掲げて新鮮さを前面に打ち出した。無党派層の支持獲得に向け、若手経営者や同じ子育て世代の地元支援者らが活発に運動を展開した。演説会では、秘書を務めた遠藤武彦の「エール」を繰り返し読み上げて集票した。

 後藤と渋間は、当初「自主投票」としていた公明支持者から中盤以降、支援を得て票を上積みした。

 遠藤は地元南原地区で悪臭問題解決への行動力を強調、豪雪対策充実などに向け地区出身県議の必要性を訴えたものの、現職の切り崩しを受けた。公明票の一部を取り込んだが及ばなかった。

 街頭演説を徹底した白根沢は、国保税引き下げ、子ども医療費の無料化拡充などの地域政策の重要性を主張。安倍政権への批判票の獲得も目指したが、党支持層以外からの票の伸びは限定的だった。

3615チバQ:2015/04/16(木) 22:51:58
【鶴岡市区】新人佐藤トップ当選
 自民新人の佐藤聡が若さを前面に押し出した戦いで幅広い年代層に浸透し、トップで初陣を飾った。佐藤とともに1万を超える票を獲得した自民現職の志田英紀は6選を決めた。農村部を中心に支持を集め7選を果たした自民の阿部信矢、「県政与党」としての実績をアピールした民主の阿部昇司の両現職は地力を発揮。共産新人の関徹は非自民票を呼び込み、前回失った議席を奪回した。無所属現職の草島進一は無党派層を取り込めず大きく票を減らし、涙をのんだ。

 佐藤は地元西郷地区や縁者の多い櫛引地域に加え、一部市議や公明の支援を受け、鶴岡地域市街地や旧東田川地域でも支持を広げた。終盤は青年層や女性層にも浸透した。

 志田は一部支持者が重なる自民新人の出馬に危機感を持ち、早くから企業・団体への働き掛けを強めた。地盤の温海地域と鶴岡地域市街地に加え、旧東田川地域でも票を積み上げた。

 阿部信は一昨年に体調を崩し、後援会の活動が停滞したが、選挙戦に入り動きが活発化。鶴岡地域農村部で強さを発揮し、元県議松浦安雄の応援で旧東田川地域にも食い込んだ。

 阿部昇は地盤の藤島地域で優位に戦いを進め、連合山形や社民党支持者の後押しで着実に票を固めた。前回、運動が上滑りしたことに危機感を強め、序盤から陣営を引き締めた。

 関は市内全域をくまなく回り、共産支持層を固めた。医療介護や教育問題、「戦争を進める安倍政権」への反対を訴え非自民層の受け皿としてアピール、当選圏内に滑り込んだ。

 草島は街頭演説を柱にした戦いに徹し、自然と共生する社会の実現を訴えた。この4年間、地元での活動に十分な広がりが出ず、無党派層の支持を固めきることができなかった。

【村山市区】能登が全域に浸透、混戦抜ける
 自民の能登淳一が厚い布陣を生かして全域に浸透、新人4人による混戦を制した。16年ぶりの選挙戦だったが、有権者の関心は終盤まで高まらず、投票率は60%台にとどまった。

 能登は新人ながら党の1次公認を受け、組織戦を展開。公明の支援もあり、地元の袖崎をはじめ市北部で圧倒し、市西部でも保守票を手堅くまとめた。告示後は衆院議員の遠藤利明と鈴木憲和、加藤鮎子、参院議員大沼瑞穂が相次いで応援に入り、支援市議の動きも活発化した。

 菊池大二郎は32歳の若さと将来性を訴え、推薦を受けた民主支持層を取り込む一方、市長や県議を務めた父・汪夫の支援者を頼りに保守層にも食い込んで追い上げたが、知名度不足を克服できなかった。

 長谷川元は政党の公認や推薦を受けた他候補に対抗し「完全無所属」を強調する戦術に出たが、支持拡大に結び付かなかった。同じ楯岡から菊池が出馬し、票が分散したことも響いた。

 社民推薦の須藤和幸は出馬表明が2月と遅く、楯岡での集票も苦戦を強いられた。市議時代からの後援会や社民支持層を軸に、地元西郷など市西部で健闘したものの、伸び悩んだ。

【東根市区】青柳安猛追、返り咲き
 二つの当選枠をめぐる三つどもえの争いは、終盤で猛烈に追い上げた無所属元職の青柳安展がトップ当選。手堅く地盤をまとめた自民現職の野川政文が6選を果たした。4選を目指した自民現職の青柳信雄が及ばず、自民は2議席独占を維持できなかった。

 明確な争点を欠いた上、都市化の進展で市中心部は無党派層が急増。12年ぶりの選挙戦は激戦となったものの、有権者の関心はなかなか高まらなかった。

 青柳安は衆院議員近藤洋介の支持層を中心に集票した。知事吉村美栄子とのパイプを強調する戦略も機能し、現職批判の受け皿として浸透。小田島で優位に立ち、地元の東根で現職勢の支持層を切り崩すなど、徹底した草の根運動を繰り広げ、勢いを加速させた。

 野川は県連幹事長の党務もあり、出遅れの感はあったものの、告示後は個人演説会を精力的に重ねる戦略が奏功。5期20年の経験と実績をアピールし、支援の輪を全域に広げた。長瀞と東郷の票を固め、大票田の神町でも浸透。無党派層も幅広く取り込んだ。

 青柳信は県議として初の選挙戦。手探り状態の活動が続き、票が伸び悩んだ。農家を中心とした保守層に支えられたが、青柳安と地盤の重なった東根で競り合いに持ち込まれ、苦戦を強いられた。神町では動きが鈍く、広がりを欠いた。

3616チバQ:2015/04/16(木) 22:52:10
【南陽市区】初陣柴田が佐貝破る
 ともに保守層を支持基盤とする現新一騎打ちによる20年ぶりの選挙戦は、最終盤までもつれたが、世代交代を訴えた無所属新人の柴田正人が、6選を目指した自民現職の佐貝全健を破り初陣を飾った。

 柴田は、序盤から活発な動きで、現職批判と世代交代を訴え、同世代の支援者を中心に着実に支持を広げた。地盤の宮内地区や新興住宅地を含む沖郷地区などで優位に立ち、現職の地盤で最大の票田の赤湯地区でも浸透した。

 佐貝は党国会議員や市長白岩孝夫、支援市議らの後押しを受けて組織戦を展開。序盤動きの鈍さが目立ち、4期連続無投票への批判を受けて伸び悩んだ。終盤、危機感を前面に出して巻き返しを図ったが、流れを変えられなかった。

【最上郡区】小松、伊藤組織力勝る
 2議席を4人で争った激戦は、組織力で勝る自民現職が優位に戦いを進め、北部を地盤とする小松伸也がトップ当選。南部を手堅くまとめた伊藤重成が続いた。小松と同じ北部を地盤とする無所属新人の岸倫一郎は現職の壁を崩せず、無所属新人の高桑順一は3候補の争いに埋没した。

 現職ながら初の選挙戦だった小松は、隣町からの新人出馬に危機感を持って早くから精力的に動き、地元の真室川町をまとめ、つじ立ちなど地道な活動で南部にも食い込んだ。若さと行動力を訴え、若者や女性にも支持を得た。

 北部の激戦のあおりを受けて、地盤の南部で他候補の切り崩しを受けた伊藤は系列町村議がフル回転。4期16年で築いたネットワークを生かしたほか、組織の引き締め策も功を奏し、地元の舟形町や最上町でのリードを守りきった。

 岸は地元の金山町をまとめ、全域で一定の支持を得たが、出遅れも響き、伸び悩んだ。終盤には父の参院議員岸宏一も自身の後援者にてこ入れを図ったが、届かなかった。

 共産の支持を受けた高桑は最上小国川ダム建設反対などを訴え、南部で一定の支持を得たが、広がりを欠いた。

【西置賜郡区】青木、最終盤に逆転 現職小池を破り初当選
 徹底した草の根戦を展開した無所属新人の青木彰栄が、自民現職の小池克敏を破り初当選を果たした。

 前白鷹町議会議長の青木は同級生や女性応援組織「あいの会」などと白鷹、飯豊両町の全域に加え、小国町中心部をくまなく回り知名度不足解消を図った。2003年以来となる白鷹町からの県議誕生の期待感や元参院議員舟山康江らの加勢を追い風に同町で支持を拡大する一方、苦戦を強いられた小国、飯豊両町でも粘り強く集票。最終盤で逆転した。

 地元が小国町で元飯豊町職員の小池は、組織力と知名度の高さを生かし小国、飯豊両町で優位に戦いを進めたが、大票田の白鷹町で浸透し切れなかった。

3617チバQ:2015/04/16(木) 22:52:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk06010052000c.html
統一地方選:’15年やまがた 県議選 開票結果 /山形
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇山形市(定数9−10)
当 16613 大内理加 52 自現

当 14442 吉村和武 42 民現

当 10052 菊池文昭 51 公現

当  9952 金沢忠一 64 自現

当  9362 高橋啓介 62 社現

当  9118 今井栄喜 73 自現

当  8619 渡辺ゆり子 62 共現

当  7932 奥山誠治 55 自現

当  7355 広谷五郎左エ門 64 社現

   1588 大泉正信 63 無新

 =選管最終発表

 ◇米沢市(定数3−5)
当  9505 木村忠三 49 無現

当  8824 後藤源 75 自現

当  8744 渋間佳寿美 45 自新

   6031 遠藤正人 51 無新

   4659 白根沢澄子 64 共新

 =選管最終発表

 ◇鶴岡市(定数5−6)
当 13031 佐藤聡 46 自新

当 11328 志田英紀 64 自現

当  9955 阿部信矢 68 自現

当  9702 阿部昇司 64 民現

当  9269 関徹 54 共新

   7643 草島進一 50 無現

 =選管最終発表

 ◇村山市(定数1−4)
当  5341 能登淳一 60 自新

   3871 菊池大二郎 32 無新

   2641 長谷川元 42 無新

   2602 須藤和幸 64 無新

 =選管最終発表

 ◇東根市(定数2−3)
当  7630 青柳安展 68 無元

当  7417 野川政文 61 自現

   6712 青柳信雄 70 自現

 =選管最終発表

 ◇南陽市(定数1−2)
当  8961 柴田正人 35 無新

   7432 佐貝全健 64 自現

 =選管最終発表

 ◇最上郡(定数2−4)
当  9990 小松伸也 52 自現

当  9799 伊藤重成 59 自現

   7091 岸倫一郎 40 無新

    999 高桑順一 69 無新

 =選管最終発表

 ◇西置賜郡(定数1−2)
当  9184 青木彰栄 61 無新

   8773 小池克敏 71 自現

 =選管最終発表

3618チバQ:2015/04/16(木) 22:54:15
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150414111751.asp
2015年4月14日(火)
1減自民、敗北感なし/青森県議選

「(議席が)一つ減ったことは残念なことだと思うが、大勢に全く影響はございません。大事なことは、これから地方創生に全力で取り組むことと、知事選をしっかり勝ち抜くことだ」

 県議選から一夜明けた13日午前。青森市の自民党県連事務所で開かれた役員会後、報道陣に囲まれた県連会長・大島理森はきっぱりと言い切った。

 今回の県議選で自民党が積み上げた議席は現有を一つ下回る29。ただ今後、党籍を持つ無所属新人1人と県議会会派入りを話し合う予定で、30議席も視野に入る。現状で定数48の過半数を大きく上回っていることもあり、「議席1減」による敗北感は見られない。県議選総括を議題とした役員会も、わずか15分ほどで淡々と終了した。

 ただ、大島が自ら県連幹事長に起用した弘前市区の重鎮西谷洌をはじめ、4選挙区で公認・推薦候補4人が落選。大島のお膝元・八戸市区でも新人が敗れ、改選前の自民4対民主3の議席バランスは3対3の同数に。同市区の自民現職からは「今後の各種選挙にいろいろ影響が出てきそうだ」と案じる声も漏れる。

 それでも視線は26日投開票の統一地方選後半戦、6月7日投開票の知事選に切り替わっている。開票状況を見守った大島は12日夜の取材に「知事の再選に向けたしっかりした基盤ができた」と胸を張った。

 12日夜、青森市の民主党県連事務所に詰めた県連幹事長・山内崇の元に、元職・新人落選の報が次々飛び込んで来た。2度目の挑戦だった上北郡区の新人は、わずか124票差で自民現職に及ばなかった。「入る(当選する)予定だったんだけどなあ」。時間の経過とともに山内のため息は増えていった。

 公認11人を擁立した民主党だが、元職・新人6人のうち当選したのは八戸市区の1人だけ。現職5人のほか、引退する現職1人の議席維持だけに終わった。

 国政選挙と違い、地方選挙は「党より人」の傾向が強い。地域の企業・団体との結び付きが強い自民党候補に比べると、民主党候補の組織は脆弱(ぜいじゃく)で、追い上げは迫力を欠いた。「組織作りは古くて新しいテーマ。地道に取り組むしかない」と山内。現有議席維持で息をつないだが、党勢回復には程遠い。知事選、来年夏の参院選と全県選挙を控え、苦しい状況が続く。

 「八戸市区で議席を獲得できたことは、県内の政党間の力関係を変え、10年代の党の躍進を開く歴史的な勝利だった」。共産党県委員会委員長の畑中孝之は13日午後、青森市の中心街で党の街宣車の上から誇らしげにアピールした。

 八戸市区の初議席にとどまらず、弘前市区で初のトップ当選、青森市区も2位当選で28年ぶりに3議席を獲得。自民・大島も、批判票の「吸収力になっている」と、その実力を認めざるを得なかった。「3議席を力に今後は各界各層の皆さんとの共同の運動を広げ、さらに県政を動かす」と畑中。統一選後半戦の市町村議選、新人を推薦した知事選にも勢いをつなげる構えだ。

 ◇ 

 統一選前半戦の県議選が12日終了した。県内で1票を投じたのは有権者の5割強に当たる約50万人。この選択が向かう先を探った。

(敬称略)

3619チバQ:2015/04/16(木) 22:55:16


http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150415111733.asp
2015年4月15日(水
知事選2陣営基盤築く/県議選



 県議選の開票が行われた12日夜。当選に沸き立つ青森市区の自民党現職の携帯電話が鳴った。「おめでとうございます。引き続き県政への協力をお願いしたい」。電話の主は知事・三村申吾。祝意の電話は自民、公明両党、県政与党系の無所属の当選者に届いた。(敬称略)

 6月7日、県内では知事選、三沢市長選、五戸町長選という3首長選が投開票を迎える。首長選の各陣営にとって県議選は、自分たちのこの先の戦いを占う前哨戦でもあった。

 これまで政党色を強く打ち出さなかった三村だが、昨年12月の衆院選に続き、今回の県議選では自民、公明両党への支援の動きが目立った。「随分一生懸命やっているな」。県議選で民主党など非自民系14人を推薦した連合青森の幹部が眉をひそめるほどだ。

 県議選で自民、公明両党は現有勢力をほぼ確保。知事選に臨む基盤は整った。ある自民党県連幹部は誓った。「知事も激励に来てくれた。知事選はしっかりやりますよ」

 県議選の結果を追い風とみるのは、三村に挑戦する新人・大竹進の陣営も同じだ。青森市浪岡で医院を開業する大竹は、診察のため、活動時間に制限がある。県議選では、大竹の支援団体の中心となる同市区の無所属現職・古村一雄の応援に数度立っただけだった。

 それでも大竹を推薦する共産党が同市区、弘前市区に加え、八戸市区でも初めて勝利。社民党は青森市区で議席を奪還できなかったが、同党候補の得票は伸びた。古村も議席を死守。大竹陣営は「暮らしや平和が危ない-と思う人たちの投票行動が影響を及ぼしたのではないか」とし、県南地域への浸透を含め、知事選への好影響を期待する。

 「無効票の中に『種市一正』『鈴木重正』と書いた票があったと聞く」。自民党現職・小桧山吉紀が当選した三沢市区で、ある政界関係者が話す。三沢市長選は現職市長の種市と、市議の鈴木の一騎打ちがほぼ確実で、過熱ぶりを象徴するエピソードだ。

 種市、鈴木とも自民党員だが、種市と共闘する小桧山に対し、鈴木を支持する自民市議は距離を置いた。小桧山の得票は選挙戦となった8年前より2500票余り減少。小桧山側は「鈴木を支持する自民支持層が投票に行かなかったのでは」といぶかしむ。実際、鈴木の支持者の1人は、敗れた民主党新人・藤田光彦の名前を挙げ、「おれは藤田に入れた。家族や親戚にも勧めた」と明かす。

 「小桧山の得票1万1千票余りは、こちらに来ると計算できる」と市長選本番を見据える種市陣営。鈴木陣営の関係者は「投票率は市長選の方が上がる。気を引き締めないと相手を上回れない」と力を込めた。

 三戸郡区では、ともに五戸町を地元とする民主党現職・北紀一と自民党推薦の無所属新人・對馬孝将が激突。五戸町長選に出馬予定の町議・川崎七保の支援を受けた對馬が猛追したが、現町長・三浦正名と連動した北が同町で1572票の差をつけて議席を守った。

 「(對馬当選なら)さらに町長選の追い風になったのだが」と川崎。一方で「自民党と知事は密接な関係にありパイプもある」と、町長選と知事選を絡める展開を示唆する。北も勢いづく。「今回は相手候補(對馬)というより『自民+川崎』との戦いで、町長選の予備選のような側面もあった。町内での勝利は、町長選の大きな弾みになるはずだ」

3620チバQ:2015/04/16(木) 22:55:57
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150416105720.asp

2015年4月16日(木)
県議会青和会・2氏に合流打診


 12日投開票の県議選で当選した新県議の会派構成をめぐる動きが本格化している。既存会派は、政党の公認・推薦を受けずに勝ち上がった無所属の元職・新人3人に注目しており、このうち元職の一戸富美雄氏(青森市区)と新人の菊池勲氏(弘前市区)に対しては、15日、無所属の現職3人で構成する会派「青和会」が合流を打診した。両氏は回答を保留した。

 一戸、菊池両氏は青和会所属の3人と県庁で非公開で会談。青和会側が、三村県政へのスタンスを「是々非々」としていることなどを説明し、今月下旬に回答するよう求めた。

 終了後の取材に一戸、菊池両氏は「後援会と相談する」などと述べた。判断のポイントとして、一戸氏は「エネルギーや労働政策の考え方」、菊池氏は「県政に是々非々の姿勢で臨むことや、議会改革推進などのスタンス」を挙げた。

 青和会会長の川村悟氏(弘前市区)によると、櫛引ユキ子氏(五所川原市区)、関良氏(青森市区)の現職3人は既に会派を維持することを確認している。川村氏は「5人になれば代表質問ができ、議会運営委員会の委員を出すこともできる」と強調。発言力アップを狙う。

 ただ、複数の関係者によると、一戸、菊池両氏には他会派からも打診があるという。

 一方、自民党籍を持つ無所属の新人・山口多喜二氏(平川市区)は、同日の取材に「長尾(忠行)平川市長の流れを継続したい」と語った。長尾氏は県議時代、自民党会派に所属しており、山口氏も会派入りを目指す考えだ。同党県連の神山久志幹事長も「近く調整することになる」と話しており、山口氏が会派入りすれば自民党は30議席となり、現有勢力を維持する。

3621チバQ:2015/04/17(金) 23:49:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150417_31058.html
<岩手知事選>達増氏支援で県議10人政治団体

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)をめぐり、生活の党や民主党の県議有志は16日、3選を目指して立候補する現職の達増拓也氏(50)を応援するため、政治団体「希望郷いわてを実現する会」を設立した。同日、県選管に届け出た。
 参加した県議は、生活の党系会派「希望・みらいフォーラム」(9人)の8人と民主党(6人)の1人、無所属会派「一山会」(2人)の1人の計10人。
 後藤完氏(希望・みらい)、高橋元氏(民主党)、清水恭一氏(一山会)が設立発起人となり、盛岡市で設立大会を開いた。代表には清水氏が就いた。
 知事選でのスタンスについて清水代表は「達増知事に入会してもらうよう求める。ともに同じ方向を向いて政策を進めていきたい」と述べ、達増県政の継続を基本とすることを示した。市町村議や各種団体、県民に参加を呼び掛ける。
 民主党県連幹事長の高橋氏は、ほかの民主党県議の参加について「入会に意欲を示している議員がいる」と説明した。
 知事選には元復興相の平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=も立候補の意思を表明している。


2015年04月17日金曜日
関連ページ:岩手政治・行政

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk03010167000c.html
’15年知事選:達増氏支援へ政治団体設立 超党派の県議10人、希望郷いわてを実現する会 平野氏に対抗 /岩手
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 生活の党を中心に超党派の県議10人が参加した「希望郷いわてを実現する会」が16日、政治団体の届け出を県選挙管理委員会に提出し、受理された。9月の知事選で現職の達増拓也氏(50)支援をにらむ。対抗馬となる参院議員の平野達男氏(60)には無所属系の県議会会派「いわて県民クラブ」がついており、対立軸が鮮明になった。【浅野孝仁】

 盛岡市で開いた設立総会には、生活系の県議会会派「希望・みらいフォーラム」9人のうち8人、民主党6人のうち1人、無所属会派「一山会」2人のうち1人の計10人が出席。東日本大震災からの復興や人口減少対策を基本政策に掲げ、達増県政の継続を目指すとしている。今後、達増氏のほか国会議員や市町村の首長と議員、一般市民に参加を呼びかける。

 代表には一山会の清水恭一氏が就いた。関係者によると、生活側の達増氏が政党色を薄めた「県民党」を掲げているため、無所属県議を選んだという。発起人の1人、民主党県議で高橋元(はじめ)党県連幹事長は「(前回選挙の)4年前は一緒にやった仲間。中央政界の動向で分かれたが、目指すべきところは同じ」と連携を強調した。知事選と同日にある県議選の共闘も念頭にあり、選挙後は会派合流も視野に入れている。

 一方、3会派には参加を保留する県議もいる。特に民主は現時点で高橋氏のみ。25日の県連常任幹事会で活動方針が決まるまで態度表明を待つ県議もいるが、達増氏を支持しない県議もいる。

3622チバQ:2015/04/18(土) 00:15:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150417_11020.html
<仙台市議選>自民公認が増加傾向 1強反映


自民党衆院宮城1区の会合で壇上に並ぶ現職の同党仙台市議
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 仙台市議選(7月24日告示、8月2日投開票)で、自民党公認の立候補予定者が16日現在、前回2011年比3人増の17人に上っている。現行の区割り選挙になった1991年以降では同年の21人に次いで多く、自民1強を反映し安倍晋三政権との一体感を打ち出す狙いがうかがえる。ただ、選挙本番の夏にかけ、安全保障法制など「安倍カラー」の濃い政策論議がヤマ場を迎える。政権党のアピール効果は未知数だ。

 91年以降の自民党公認者数は表の通り。95、99年は自民党の分裂や無党派層の拡大を背景に、自民党籍を持つ候補が無所属を名乗るケースが目立った。高支持率が続いた小泉純一郎政権時代の2003年に増加に転じ、07年は横ばい。民主党政権下で、東日本大震災の政府対応に批判が集中した11年は定数が5減したものの増えている。
 公認を得た17人のうち今回初めて申請した議員=青葉区、5期=は「地方議員としてはウイングを広げていた方がいいと思うが、立ち位置を明確にするのが最近の潮流だ。復興や予算関連で政府に要望する際の対応も違う」と語る。20年ぶりに公認を受けた議員=宮城野区、7期=は「国益を守る政権を支えるという意思表示だ」と言う。
 一方、集団的自衛権の行使容認に伴い自衛隊の任務拡大を図る新たな安保法制の国会審議や戦後70年談話の議論の本格化を控え、影響を懸念する空気も漂う。
 前回に続き公認を得た議員=若林区、6期=は「統一地方選が終われば、来年夏の参院選に影響が出ないよう安保法制論議が一気に進む。公認には実はリスクがある」と打ち明ける。
 タカ派色を強める自民党の看板に、仙台の有権者がどう反応するかは見通せない。市内で11日にあった党衆院宮城1区支部の会合で愛知治郎参院議員(宮城選挙区)は「夏ごろには大変な混乱があるかもしれない。市議選、県議選は厳しい選挙になる」と引き締めを図った。

3623チバQ:2015/04/18(土) 00:32:26
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=118
政党対決=1
2015/4/14 火曜日



決戦から一夜明け、当選候補者と握手を交わす自民党県連の大島会長(右)
 改選前の30議席を割りながらも安定過半数を獲得した自民党。決戦から一夜明けた13日、県連会長の大島理森は「大勢に影響はない。地方創生の実現に真剣に取り組み、知事選を勝ち抜くことが大事」と総括した。
 弘前市区のベテラン西谷洌を含む公認・推薦候補者4人が落選。大島は西谷の功績と労をねぎらいつつ、後進育成の必要性も強調。「若い力を育てなければならない。(落選の)新人2人はよく健闘した」と振り返った。
 特徴として低投票率、共産党の議席増を挙げ、「共産が反対票の受け皿になっている事実を見なければならない」と指摘した。
 現有6議席を死守した民主党。12日深夜、党県連幹事長の山内崇は開口一番、「なかなか厳しい戦いだった」と振り返った。
 11人を擁立した「攻め」(山内)の選挙だったが、新人、元職6人のうち5人が落選。「基本組織づくりという古くて新しいテーマに、地道に取り組むしかない」と日常活動の重要性を説く。
 「(自民との)政策面で際立つ違いを示せれば、上積みできたかもしれない」と反省しながらも「反転攻勢に備える土台は確保できた」と自らに言い聞かせた。
 唯一議席を増やした共産党。党県委員会委員長の畑中孝之は初議席を獲得した八戸市区について「歴史的な勝利」と振り返り、「伸びたのは共産だけ。政党間の力を変えた」と手応えを語った。
 弘前市区で安藤晴美がトップ当選、青森市区の諏訪益一も得票数を大きく伸ばし、「自民との対決構図が浸透した結果」と分析。新人大竹進を推薦する知事選に向け「自民党への批判、県政の転換を訴えることが大きな力になる」と力を込めた。
 現職2人が議席を守った公明党。県本部代表の伊吹信一は「地方創生では議員の資質が大切になる」とし、「党のネットワークに期待する声も聞かれる。現場の声を率直に伝えることが重要」と意欲を示した。
 社民党は議席奪還を果たせず。県連代表の三上武志は「4年間のブランクは大きかった」と悔しさをにじませつつ、「前回より得票が増えたことは前進。(大竹を推薦する)知事選勝利に向け頑張る」と次を見据えた。
 自民、民主、公明が勢力をほぼ維持、共産が議席を増やした今回の県議選。勢力図に大きな変化は見られなかったが、ベテラン議員の落選など波乱もあった。低投票率に歯止めがかからない中、今後の政党活動、議員活動の在り方が問われることになりそうだ。

3624チバQ:2015/04/18(土) 00:32:38
弘前市区=2
2015/4/15 水曜日



新人の参戦で激戦となった弘前市選挙区。写真は当選した(左から)谷川政人、菊池勲の2新人
■弘前市区
 「厳しい厳しい、つらいつらい選挙戦だった。皆さんの支えがあったからこそ最後まで戦うことができた」。県議選に有権者の審判が下された12日夜、弘前市選挙区で最後の議席を獲得した自民現職の齊藤爾は支持者の前で声を詰まらせた。陣営幹部も「本当に二度とこんな厳しい戦いはしたくない」。激戦だった今回の選挙戦を象徴する場面だった。
 現職6、新人3の9人で6議席を争った弘前市選挙区は、何度も選挙を経験してきた陣営幹部が「最後まで読めない」と語るほど混迷を極めた。ふたを開ければ新人2人―自民の谷川政人、無所属で松下政経塾出身の菊池勲が議席を得た一方、前回県議選(2011年)で1万票以上を獲得、トップと次点だった無所属の相馬●一と自民の西谷洌のベテラン2人が落選。世代交代が鮮明になった。
 菊池の選対幹部は「大変な混戦」としつつも「若い人に任せたいという声は広い世代から出ていた」と述べ「世代交代」「刷新」という明確な主張を提示したことで一定票を獲得できたと分析。
 谷川は過去に秘書を務めた衆院議員木村太郎の選対スタッフが全面的に支援。有力候補として早くから警戒
され「当確が出るまで不安でたまらなかった」(本人)としたが、終わってみれば安定した戦いで、狙い通りの上位当選を果たした。
 現職は共産の安藤晴美が前回から1000票以上を上積みし、堂々のトップ当選で、躍進が続く党の勢いを
維持。無所属の川村悟、自民の岡元行人、同齊藤は支持層をしっかり固めて競り勝った。
 厳しかったのはベテラン勢。世代交代の波にのまれ、大きく票を落とした。相馬は長年の支持者の高齢化、西谷は病で声帯を摘出して声を失ったことがハンディに。民主の新人鶴賀谷貴は党本部から国政選挙並みの支援を受けたが、出遅れが響き、及ばなかった。
 全体的に票読みに苦心した要因として、有権者の関心の低さを指摘する声も複数あった。同市選挙区の投票率は50・23%で前回を0・54ポイント上回ったが、依然低迷。ある陣営幹部は「10年前とは全然違う。政治に関心がない、投票に行かないという人が増えた」と表情を曇らせる。「手を振るなど反応してくれても、投票に行ってくれるのか分からなかった」という声も。
 県議選で奔走した弘前市議は「自分たちの暮らしと政治が直結していることを有権者が理解していない。大きな課題だ」と懸念を示す。有権者の政治離れという根深い課題を抱え、弘前市は統一地方選の後半、19日告示の市議選に突入する。
※●は金へんに昌

3625チバQ:2015/04/18(土) 00:32:51
平川市区、五所川原市区、北郡区=3
2015/4/16 木曜日



平川市区は山口多喜二(左から2人目)がトップ当選。大鰐町から17年ぶりの県議誕生となった
■平川市区
 大鰐町から17年ぶりの県議誕生を掲げた新人山口多喜二が、2位に約2400票差をつけトップ当選した。久々の地元候補に町内の関心は高く、同町の投票率は60・5%と前回から14ポイント上昇。山口は9割超の圧倒的な得票率を誇った。長尾忠行平川市長の後援会が支援に回ったことも「大きかった」と陣営。知名度が低い同市でも一定の集票に成功した。
 同市尾上地区を地盤とする現職工藤義春は1期の実績を強調し、同市で安定した支持を得て再選した。ただ、工藤が「(市長選違反事件を受けて)選挙はもう嫌だという市民の思いが表れた」と指摘する同市の投票率は、45・14%と前回から11・34ポイント下落。山口の想定以上の躍進もあり、目標とした7000票を大きく下回った。
 新人齋藤正明は地元の同市平賀地区を中心に活動したが、支持を広げられなかった。
■五所川原市区
 「予想外の健闘だ」
 定数3を現職3人と元職1人、新人1人で争った五所川原市選挙区。当初から当選が確実視されていた自民現職寺田達也の陣営では、落選した民主元職今博、新人塚本悦子の得票数をそう評する声が複数上がった。
 寺田は組織力を生かし、前回トップだった櫛引ユキ子を1200票余り上回ってのトップ当選。ただ、当選した現職3人はいずれも前回より票数を減らす結果となった。
 今回は、前回最下位当選だった自民現職成田一憲と小差で落選した今の動き、さらに成田と同じ中泊から出馬した塚本がどれほど地元票を取り込むかが注目された。
 危機感を持った成田は初めて選挙区内5カ所に事務所を置き地盤を固めたほか、三村申吾知事の応援も得て県との太いパイプを強調。“非自民組織の結集”を掲げた今と、“市民派スタイル”を標榜した塚本は、草の根運動を展開し浮動票獲得に力を入れたが、成田の底力が上回った。
■北郡区
 定数1を現職1人と新人2人で争い、「これほど票が読めない選挙はない」との声が上がる激戦となった。
 板柳町から出馬し、昨年補欠選挙で初当選した自民現職齊藤直飛人は、舘岡一郎町長と町議10人全員の支援による総力戦を展開。前回34票差まで迫った相川順子を1500票近く引き離し勝利した。
 鶴田町からは相川、北谷正則の新人2人が出馬。相川の街頭に元県議で夫の相川正光町長がマイクを握り、北谷陣営では相川町長を後継指名した中野●司前町長が応援演説する異例の構図となった。
 相川は補選より得票数を伸ばして善戦したものの、鶴田の票が割れたことから北谷と共倒れになり、鶴田からの県議当選はかなわなかった。
(県議選取材班、文中敬称略)
※●は堅の土が手

3626チバQ:2015/04/18(土) 00:33:02
無投票区=4・完
2015/4/17 金曜日



1枚だけ張られた県議選候補者ポスター。奥の市議選掲示場には19日の告示で20枚が張られ、2007年選以来の選挙戦となる見通し=3日、黒石市
 今回の県議選では、黒石市、つがる市、南郡、西郡、東郡の津軽地方5選挙区(いずれも定数1)が、無投票での決着をみた。政争による混乱が生じず、安定した政治風土が維持されるとの声がある一方、有権者が選択の機会を失ったのもまた事実。各選挙区で事情は異なるが、選挙区割りなどを含め、選挙制度の在り方を見直すべきとの声が相次ぐ。
 黒石市区は昨年の補選を含むと2003年選から5回連続の無投票となった。同市では市長選が06年選、市議選も07年選を最後に無投票となっている。かつて政争が激しかった同市だが、近年は国政選、知事選を除いて、有権者が投票で意思を示すことができない状態が続いている。
 県議選無投票の背景には、黒石市長高樋憲が昨年の市長選に県議を辞して出馬した際、引退表明した当時の市長鳴海広道の長男惠一郎を後継指名したことで「現、前市長の政治力には、相当な知名度がなければかなわない」という見方が強いことがある。
 高樋は「無投票も民意。候補(当選者)が謙虚に受け止め、評価される行動を起こしていくのがこの選挙(の意味)」とし、惠一郎は「不毛な争いをしている場合ではない」と政争が市のためにならないとの考えを強調し「無投票という審判は、しっかりやれということと受け止める」とした。
 しかし無投票を肯定的に捉える人は多くない。有権者からは財政健全化が最優先課題である市の現状から「選挙にならないのは、財政的にはいい」としながらも「他に立候補者がいないのは寂しい」「政策で県議を選べない。これでいいはずはない」といった声が聞かれた。
 こうした有権者の声に応えて19日告示、26日投開票の市議選(定数16)には、新人4氏が立候補を表明し、現職16氏と議席を争うことがほぼ確実となった。有権者は07年選以来8年ぶりに投票という行動ができる。
 つがる市区は自民公認の現職三橋一三のほかに、出馬に向けた目立った動きはなく、2回連続無投票、4期目を飾った。つがる市長の福島弘芳との緊密な連携で、強い支持基盤を持つ三橋が盤石の態勢を維持した形。07年から藤崎町と田舎館村を選挙区とする南郡区では、県議会議長の阿部広悦が無競争で議席を確保。西郡区はベテラン工藤兼光が4期目、東郡区は自民の重鎮神山久志が8期目の当選をそれぞれ無投票で決めた。
 津軽地方の農業男性(25)は「選択の余地さえ与えられないのは残念だし、このままの状態が続くと住民の選挙への意欲が薄れる。隣の選挙区のように、定数が2枠あればいいのに」と嘆息した。
=終わり=

3627チバQ:2015/04/18(土) 00:33:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk02010157000c.html
15年・県議選:戦い終えて/上 1議席減の自民 高揚感なく淡々と 2現職落選、下位当選者も多く /青森
毎日新聞 2015年04月15日 地方版

 「(議席が)一つ減ったことは残念だが、大勢に全く影響はない」

 県議選から一夜明けた13日。青森市の自民党県連事務所で開かれた役員会後の報道陣の取材に、大島理森・県連会長はこう総括した。

 自民は定数48に対し、公認32人、推薦1人の計33人を擁立。過半数(25議席)を上回る29議席を確保した。改選前を1議席下回ったが、前回2011年での自民公認の当選者は25人で、今回はそれを4人上回る。改選前議席が30に達していたのは、無所属での当選者が続々と入党したためで、今回も無所属新人が自民会派入りする動きがある。自民が県政界で主導権を握ることに変わりはない。13日の役員会は単独過半数確保の高揚感も、議席減の落胆もなく、淡々と15分で終了した。

 表面的には圧勝した自民だが波乱もあった。弘前市区では県議会議長や県連幹事長などを歴任した重鎮、西谷洌氏が落選。選対関係者によると、西谷氏が喉頭がんの手術で声帯を失ったことで「厳しい戦いは覚悟の上」だったが、地盤の市中心部で支持層が重なる自民と無所属の新人2人に票を食われ、世代交代の波に沈む形となった。青森市区では最下位当選の自民現職の山谷清文氏と、次点の自民現職の奈良岡央氏の票差はわずか10票。他の選挙区でも下位で当選する現職が目立った。

 大島県連会長の地元・八戸市区では、県議から参院議員に転身した滝沢求氏の後継とされた新人・大崎光明氏が敗北。定数8の同区で、前回は自民4、民主3と優位だったが、共産の割り込みを許し、自民3、民主3の勢力図に変わった。大崎氏は12日夜の敗戦の弁で「慌ただしく急な出馬表明で、思いがなかなか届かなかった」と悔やんだ。また、三戸郡区では推薦した無所属新人が落選。県南での民主の地盤を崩せなかった。激戦となった五所川原市区では、無所属新人の台頭で自民現職2人の合計得票が前回より約2400票減った。

 投開票日の12日深夜に当選を決めた自民現職は「今まで感じたことのない厳しい戦いだった」と振り返り、万歳の最中、何度も支持者に頭を下げた。戦後最低となった投票率を受け、自戒を込めてつぶやいた。「本当に(有権者の)関心が薄れているのだろう。『誰がやっても同じだろう』と思われている」

 県議選は6月7日投開票の知事選の前哨戦でもある。県連の推薦を受け、4選を目指す現職の三村申吾氏は県議選でも自民候補の応援に奔走した。「知事選に向け、県議選でしっかりとした基盤はできた」と大島会長。視線は早くも次の知事選に向けられている。

    ◇◆ 

 統一地方選第1ラウンドとなった県議選。自民が過半数の議席を確保し、県政界の勢力地図に大きな変化はなかった。選挙後の各政党の動向を探る。

3628チバQ:2015/04/18(土) 00:34:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk02010008000c.html
15年・県議選:戦い終えて/中 「多弱」の野党に明暗 気迫見えぬ民主 28年ぶり3議席、共産は「歴史的勝利」 /青森
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 「一言で言えば野党第1党(民主党)が、少し気迫と迫力と元気がない裏表ではないでしょうか」

 県議選から一夜明けた13日午前。青森市内で取材に応じた自民党県連の大島理森会長は、共産党が得票と議席を伸ばしたことへの感想を問われると、6議席の現状維持にとどまった民主党の力不足を指摘した。

 民主党政権への逆風が吹き荒れた前回2011年の県議選で推薦も含む11議席を7議席に減らした民主。その後の離党もあり、改選前は6議席に減少していた。今回は党勢回復の足がかりをつかもうと8選挙区に現職5人、元職1人、新人5人の計11人を擁立。議席増をもくろみ、党本部の幹部を次々に投入し、本部側もそれに応えて最終日には枝野幸男幹事長が来援する力の入れようだった。しかし、結果は現職5人と、ベテラン引退に伴って擁立した新人1人の当選にとどまった。

 上北郡区で新人が124票差で落選する善戦を見せたが、むつ市区では自民の3現職に挑んだ新人がはね返された。五所川原市区で返り咲きを図った元職は、議席を失った前回より得票を減らした。山内崇県連幹事長の地元・弘前市区では、難航の末に擁立した新人が最下位で落選する状態に落ち込んだ。

 青森市区で当選した現職の渋谷哲一氏も前回より票を減らした。12日深夜に当選のバンザイをした渋谷氏は「自民の圧倒的多数という状況を変えねばならない」と表情を引き締めつつも、「野党への諦めが(有権者に)ある」とため息をついた。県連の田名部定男代表からは「アベノミクスでも地方創生でも、明確な対立軸が打ち出せなかった。党本部が政策を確立しておらず、地方議員レベルで訴えられるものがなかった」との恨み節も漏れた。

 「1強多弱」への挑戦は、社民党も実らなかった。県連代表の三上武志氏が青森市区で出馬し、前回失った1議席の奪還を期したが埋没。票数自体は約700票増やしたものの、12候補の中では最下位に終わった。三上氏は「今後につながる選挙だったと信じたい」と敗戦の弁。報道陣には「議員がいない空白の4年間を埋めるのは至難の業」と悔しさをにじませた。昨年末の衆院選で升田世喜男氏が比例復活ながら初当選した維新の党は、その升田氏陣営の選挙違反事件への対応に追われ、統一地方選は「不戦敗」の状態だ。

 一方、共産党は意気軒高。28年ぶりに3議席を獲得し、今回の県議選で議席を増やした唯一の政党となった。八戸市区で初議席を獲得し、弘前市区で初のトップ当選。青森市区でも2位当選を果たした。得票数も3人で計3万1680票で、前回の4人合計の2万7168票を上回った。県委員会の畑中孝之委員長は開票翌日の13日、青森市内で街宣車からアピール。「議席増は自民政権ストップを求める猛烈な声。歴史的な勝利だ」と声を高めた。

3629チバQ:2015/04/18(土) 00:34:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk02010251000c.html
15年・県議選:戦い終えて/下 郡部の得票分析 「ご当地候補」に票集中 町村の開票に時間差、陣営は一喜一憂 /青森
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 12日開票の県議選の結果を分析すると、住民が出身町を意識しやすい郡部で「ご当地候補」に票が集中する傾向がうかがえた。

 県議選の開票は市町村ごとに行われるため、市街地の体育館など1カ所に全ての投票箱が集められて開票される市部と比べると、郡部は出身地ごとの得票率を比べやすい。

 今回、特に顕著だったのは平川市区(定数2)の大鰐町だ。元大鰐町議で無所属新人の山口多喜二氏が同町の有効票の92%に達する5065票を獲得。トップ当選を果たした。地元出身候補不在だった前回と比較すると投票率も大幅に上昇し、14ポイント増の60・50%。昨年の選挙違反事件の影響で11・34ポイントも下落して45・14%だった平川市と好対照をなした。

 また、郡部では開票結果を各選管が確定する時刻もまちまち。開票の早い自治体の得票ではリードしていた候補が、選挙区内最後の自治体の開票結果で逆転されるケースも出ており、各陣営は時間差のある開票作業に一喜一憂した。

 北津軽郡区(同1)は、昨年9月の補選で初当選した自民現職の斉藤直飛人氏に対し、いずれも無所属新人の相川順子氏と、北谷正則氏が挑む構図。板柳、鶴田の2町で構成される同区で先に開票結果が出たのは鶴田町。町長を夫に持つ相川氏が得票率54%の4131票で首位に立ち、元鶴田町議の北谷氏も33%を獲得。板柳出身の斉藤氏の得票率は13%で、相川氏が3000票以上リード。補選では34票差で敗北した相川氏が雪辱を果たすかとも思われたが、30分後の午後9時58分に決まった板柳町票は、斉藤氏が78%の5721票を獲得。3000票差をひっくり返して斉藤氏が再選した。相川氏と北谷氏の票を合計すると斉藤氏を上回り、「鶴田票」の分裂が明暗を分けた。

 上北郡区(定数4)では、民主新人で元野辺地町議の木明和人氏が、同町で得票率66%・4758票を獲得。午後10時17分までに開いた6町村の結果で木明氏は8065票に達し、自民現職の蛯沢正勝氏の5348票、自民現職の沼尾啓一氏の4169票を上回る3位となっていた。民主県連関係者らは当選に期待を持った。しかし、午後10時32分に確定した東北町票のうち、沼尾氏が47%、蛯沢氏が35%を獲得し、同町で7%しか取れなかった木明氏は124票差で落選した。

 三戸郡区(定数3)でも、自民現職の夏堀浩一氏は午後10時までに決まった5町村の結果では4候補の中で最下位だったが、最後に開いた南部町票で66%の5508票を勝ち取り、一気にトップに躍り出た。

    ◇◆

 県議選を終え、各政党は26日投開票の市町村議選、6月7日投開票の知事選に向けた動きを始めている。

 (この企画は、森健太郎、宮城裕也、佐藤裕太が担当しました)

3630チバQ:2015/04/18(土) 00:34:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk02010047000c.html
’15統一地方選:県議選 開票結果 /青森
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇青森市(定数10−12)
当 15965 高橋修一 44 自現

当 13180 諏訪益一 70 共現

当 11464 伊吹信一 54 公現

当 10756 森内之保留 50 自現

当  9232 花田栄介 33 自現

当  9140 関良 57 無現

当  8986 渋谷哲一 53 民現

当  8305 古村一雄 70 無現

当  8269 一戸富美雄 58 無元

当  7577 山谷清文 57 自現

   7567 奈良岡央 58 自現

   7122 三上武志 63 社新

 =選管最終発表

 ◇弘前市(定数6−9)
当 10590 安藤晴美 63 共現

当  9622 谷川政人 45 自新

当  9347 川村悟 67 無現

当  8801 岡元行人 50 自現

当  8561 菊池勲 33 無新

当  8403 斉藤爾 44 自現

   7208 相馬〓一 78 無現

   5962 西谷洌 70 自現

   5073 鶴賀谷貴 52 民新

 =選管最終発表

 ◇八戸市(定数8−9)
当 14718 熊谷雄一 52 自現

当 11325 田名部定男 68 民現

当 10722 山田知 45 民現

当  9944 畠山敬一 59 公現

当  8690 清水悦郎 65 自現

当  8417 藤川友信 66 自現

当  7910 松田勝 67 共新

当  7405 田中満 46 民新

   6753 大崎光明 47 自新

 =選管最終発表

 ◇五所川原市(定数3−5)
当  9789 寺田達也 52 自現

当  8556 櫛引ユキ子 61 無現

当  7306 成田一憲 76 自現

   6631 今博 64 民元

   3899 塚本悦子 70 無新

 =選管最終発表

 ◇十和田市(定数2−3)
当 10035 丸井裕 58 自現

当  9783 田中順造 65 自現

   6552 中野渡詔子 44 無新

 =選管最終発表

 ◇三沢市(定数1−2)
当 11566 小桧山吉紀 64 自現

   3917 藤田光彦 61 民新

 =選管最終発表

 ◇むつ市(定数3−4)
当 10676 越前陽悦 69 自現

当 10647 菊池憲太郎 46 自現

当  8498 横浜力 62 自現

   6370 藤森友子 61 民新

 =選管最終発表

 ◇平川市(定数2−3)
当  8157 山口多喜二 65 無新

当  5732 工藤義春 65 自現

   3559 斎藤正明 43 無新

=選管最終発表

 ◇北津軽郡(定数1−3)
当  6696 斉藤直飛人 39 自現

   5210 相川順子 57 無新

   3091 北谷正則 66 無新

 =選管最終発表

 ◇上北郡(定数4−5)
当 10634 工藤慎康 45 自現

当 10580 吉田絹恵 68 無現

当  8949 沼尾啓一 67 自現

当  8921 蛯沢正勝 67 自現

   8797 木明和人 49 民新

 =選管最終発表

 ◇三戸郡(定数3−4)
当  9687 夏堀浩一 61 自現

当  8786 松尾和彦 51 民現

当  7309 北紀一 73 民現

   5678 対馬孝将 36 無新

 =選管最終発表

3631チバQ:2015/04/19(日) 12:22:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk05010004000c.html
’15統一地方選:首長選・課題と構図/上 大館市 6選の実績か、転換か 持続可能なまち、どう構築 /秋田
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 1枚のファクスが波紋を呼んだ。8日午前、報道各社に届いた文書。2011年の大館市長選に敗れた近江屋信広・元衆院議員が、今回は無所属新人の福原淳嗣氏(47)を支持すると表明していた。

 近江屋氏は三つどもえの前回選で3位、福原氏は次点だった。ただ得票を合わせると、無所属現職で6選した小畑元氏(66)のそれを上回る。“2位・3位連合”成立は、これから始まる選挙戦の壮絶さを予感させた。

 大館市は鉱山のまちとして名をはせ、かつては県都・秋田市に次ぐ県第2の都市とされた。だが平成の大合併以降、人口や財政規模など多くの面で相対的な存在感の低下は否めない。少子高齢化や人口減少といった問題も山積する。将来も持続可能なまちをどう構築するかが課題となる。

 小畑氏は現職市長としては全国最多の7選を目指す。陣営は「大館は今が大事な時期。小畑氏に引き続き市政を委ねるしかない」と強調する。小畑氏も「企業誘致も順調。財政的にも見通しが立ってきており、きちんとした流れを作って次世代に引き継がなければ」と意欲的だ。

 この4年で最大の成果としているのは、高速道路網整備を背景とした企業誘致の活発化だ。35社39工場が260億円超の設備投資を行い、270人を超える雇用を確保した。工業団地の造成も進む。

 小畑氏は「県内でも群を抜く実績だ。マニフェスト8項目132事業のほぼ100%に着手した」と自負する。後援会は「実績は伴っている」と多選批判も意に介さない。

 一方、市長選再挑戦となる福原氏が求めるのは「市政の転換」だ。会社役員で元市議。落選後、再起を求める支持者らの声を受け、400回近く街頭演説を続けてきた。陣営は「長期政権の弊害が顕著だ。ここで流れを変えたい」と強調する。

 安心、ひとづくり、にぎわい、連携、匠(たくみ)のまちづくりに向けた5公約を掲げる。20年度完成を目指す市庁舎建設構想のコンセプトやまちづくりの手法に異論を唱える。「長期政権とトップダウンが職員を萎縮させている。力を一つに大館を取り戻す」と訴える。

 告示を前に、近江屋氏後援会が「全力を挙げて支持、支援する」(石井好二会長)と表明したことも追い風にしたい考えだ。

 小畑氏と福原氏がそれぞれ事務所開きを行ったのは、くしくも同じ3月7日。あふれ返る支持者らに対し、両氏は対抗心を隠さなかった。「この流れを止めてはならない」「大館を取り戻す」−−。立候補の動きは現時点で他にない。市の政界、経済界を巻き込んだ一騎打ちは間もなく火蓋(ひぶた)が切られる。【田村彦志】

    ◇

 統一地方選の後半戦がスタートする。県内の首長選は大館市長選が19日、上小阿仁村長選が21日にそれぞれ告示される。両自治体の抱える課題と現状、選挙戦の構図を探る。

3632チバQ:2015/04/19(日) 12:22:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk05010035000c.html
’15統一地方選:首長選・課題と構図/下 上小阿仁村 「生き残り」へ三つどもえ /秋田
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 ◇「農林業振興」主張似通う
 「まさに村の生き残りを懸けた選挙となる」−−。異口同音に、立候補予定者たちが危機感をあらわにする。人口約2400人(3月時点推計)。県内最小の自治体・上小阿仁村は4年ぶりに“政治の季節”を迎える。2007年以来の三つどもえが見込まれる村長選、そして村議選(定数8)が、いずれも21日告示、26日投開票の日程で行われる。

 村はかつて秋田杉の主産地、そして宿場町として栄えた。1970年代は5000人超でにぎわった。だが人口は半減し、高齢化率は昨年7月に50・2%を記録。県内自治体で初めて5割を超えた。

 面積の93%が山林・原野だ。村一番の財産は、2000ヘクタールに及ぶ村有林。「窮地に陥ったら村の林を伐(き)れ」。こんな言い伝えがあったからこそ、平成の大合併にくみせずに独立独歩の道を選んだともいわれる。

 一方で大合併の前に存在した北秋田郡の7町村は05年、上小阿仁村を除く全てが別の自治体に生まれ変わった。大合併以降2回の村長選は、いずれも新人が勝っている。

 今回の選挙に現時点で名乗りを上げているのは3人。いずれも無所属で、再選を目指す現職の中田吉穂氏(63)▽新人で元村総務課長の小林悦次氏(60)▽新人で村議2期目の長井直人氏(44)。

 「村政の継続」を訴える中田氏は元村議だ。小林氏は定年直前の昨年12月末に職を辞し「行政経験を村のため生かしたい」とアピール。2回連続のトップ当選で村議を務める長井氏は「村政に変化を」と声を張り上げる。

 3氏の主張は、重点公約として「農林業振興」を唱える点で似通う。中田氏が「農林業を活性化させなければ」と必死になれば、小林氏は「山と人を動かして所得増に結びつける」。長井氏も「特産品生産とバイオマス事業を模索する」といった具合だ。「争点なき選挙だ」とのさめた声も聞こえてくる。

 3氏の違いがはっきりとするのは、「村政運営の在り方」についてだ。現職の中田氏は、現代アート展「KAMIKOANIプロジェクト」による交流人口拡大などを実績として強調。新人のうち小林氏は、声高な現職批判こそ避けているが「このままでは村がだめになる」と訴える。長井氏は「今の村政運営は雑。前進が見られない」とこき下ろす。

 若者が去り、高齢者は増え、逆に人口は減っていく−−。多くの自治体と同じ難問を突き付けられながら、どう村を立て直すか。来る選挙戦は、いばらの道の歩み方を村全体が考える機会となる。【田村彦志】

3633チバQ:2015/04/19(日) 12:23:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk05010049000c.html
’15統一地方選:大館市長選、あす告示 現新一騎打ち公算大 秋田、大館市議選も /秋田
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 県内の統一地方選後半戦は、いずれも任期満了に伴う大館市長選と大館市議選(定数28)、秋田市議選(定数39)が19日に告示される。大館市長選は現時点で現職と新人の2氏以外に立候補の動きがなく、一騎打ちとなる公算が大きい。

 県内の統一選後半戦は、ほかに上小阿仁村長選と上小阿仁村議選、東成瀬村議選が21日に告示される。19日告示の選挙も含め、いずれも投開票は26日。

 大館市長選に立候補を表明しているのは、7選を目指す現職の小畑元氏(66)と、新人で会社役員の福原淳嗣氏(47)。ともに保守系無所属で、昨年11月に出馬を表明した。両氏は三つどもえとなった2011年の前回選でも激突している。

 「平成の大合併」以降3回目の選挙は、6期24年の小畑市政を継続するか、転換するかが最大の争点となる。

 小畑氏は堅調な企業誘致など実績をアピール。「この流れを中断しないで」と訴える。既に商工関連や各企業など230団体の推薦を取り付けた。

 2回目の挑戦となる福原氏は「多選の弊害が否めない。長期政権から大館を取り戻す」と訴え、豊富な地域資源を生かした独自の振興策を提案する。

 大館市議選は、毎日新聞の集計で現職23人、元職3人、新人11人の計37人が立候補の準備を進めている。

 大館市の12日時点の選挙人名簿登録者数は6万4625人(男2万9798人、女3万4827人)。

 一方、秋田市議選は17日時点の毎日新聞の集計で、現職31人、元職1人、新人15人の計47人が立候補する見通しとなっている。選挙人名簿登録者数(12日時点)は、26万5225人(男12万2994人、女14万2231人)。【田村彦志、池田一生】

3634チバQ:2015/04/19(日) 12:32:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150418_41004.html
<大館市長選>中心市街地の明暗どう議論


大館市中心部の商店街。シャッターの下りたままの店が目立つ
拡大写真
 任期満了に伴う大館市長選は19日告示される。秋田県北の中心都市は、企業誘致による雇用創出に一定の成果を挙げる一方、商店街など市街地の衰退が進む。現状と課題を探った。(秋田総局・今愛理香)
 同市二井田の大館第二工業団地には、医薬機器製造大手のニプロ(大阪市)をはじめ10社が工場を構える。広い駐車場は従業員らの車で埋め尽くされていた。
 市内には秋田自動車道のインターチェンジ(IC)が3カ所ある。交通の利便性と誘致企業への優遇税制などが奏功し、進出企業は38に上る。市郊外の工業団地10カ所の総面積は約139ヘクタール。ほぼ完売し、約370人の雇用が生まれた。
 2017年度には、秋田道のあきた北空港-二井田真中IC間(13.9キロ)が開通する。市は2018年度までに約23ヘクタールの拡張を計画する。
 「希望すれば、ほとんどが大館で就職できる」。市内の高校で進路指導を担当する教諭は企業誘致の効果を実感する。この高校では地元で就職を希望する3年生が年々増え、昨年は希望者の約半数を占めた。
 製造業に加え、関連する運送業などの求人も増加。ことし2月末の有効求人倍率は1.14と、県内では最高水準となった。
 工業団地の好調ぶりとは対照的に、中心市街地は年々、活気を失っている。
 「大型商業施設などの進出で、昔の商店街に戻ることはもう無理」。大館市役所に近い大町商店街振興組合の山城久和理事長は悲観する。
 市中心部の7商店街では、合わせて300店近くが軒を連ねる。20年ほど前から空き店舗が出始め、現在は約70件。経営者の高齢化や後継者不足で廃業に歯止めが効かない状況だ。
 大町商店街は市の助成を受け、店の改装費や家賃の一部を補助して新規出店者を募る。ただし、週末でも道行く人が少ないため、出店は思うように進まない。
 人の流れを呼び戻そうと、毎年夏にはアートイベント「ゼロダテ大館展」を開く。山城理事長は「人が集まれば、店をのぞいてくれる。生き残るための知恵比べになる」と語る。
 大館商工会議所などは、老朽化した市民プールの移設先に、JR大館駅前の空き地を提案した。商議所の佐藤隆広事務局長は「JRや高速道路の利便性を生かし、東北大会の開催を目指したい」と、にぎわいづくりに意欲を示す。
 市長選は企業誘致の勢いを、住民の暮らしに反映させる施策が問われる。


2015年04月18日土曜日
関連ページ:秋田政治・行政

3635チバQ:2015/04/19(日) 12:49:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150418_71054.html
<統一選>東北3市長選あす告示


拡大写真
 第18回統一地方選で、政令市を除く市長選と市議選は19日告示され、後半戦が始まる。東北では北上、大館、上山3市長選、秋田、山形、弘前など12市議選と村山市議補選が行われる。投開票はいずれも26日。
 大館市長選はともに無所属で、全国最多の7選を目指す現職の小畑元氏(66)と新人の会社役員福原淳嗣氏(47)の一騎打ちとなる見通し。小畑氏は企業誘致による雇用創出の実績を強調。福原氏は歴史と文化のまちづくりを掲げる。
 北上市長選は再選を目指す現職の高橋敏彦氏(60)、上山市長選は3選を目指す前職の横戸長兵衛氏(68)がそれぞれ立候補を表明。両市ともほかに出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。
 河北新報社の17日現在の集計では、12市議選は総定数291に354人が立候補を準備。喜多方市は無投票になる可能性がある。
 今回定数が削減されるのは弘前(6減、定数28)八戸(4減、32)山形(2減、33)寒河江(2減、16)の4市議選。統一選前半戦の山形県議選への転出で欠員が生じた村山市議補選は3議席を4人が争う。
 全国では東北を含め89市長選と295市議選、東京特別区の11区長選と21区議選が告示される。
 東日本大震災に伴う特例で延期され、時期がずれた岩手、宮城、福島3県の市長選、市議選は夏から秋にかけて行われる。

<東北の市長選立候補予定者>
 【北 上】
高橋敏彦60市長     無現(1)

 【大 館】
小畑元66市長     無現(6)
福原淳嗣47会社役員   無新 

 【上 山】
横戸長兵衛68前市長    無前(2)
(自・公推)

3636チバQ:2015/04/19(日) 22:30:22
137 :チバQ:2015/04/19(日) 22:28:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015041900143
無投票当選市長一覧【統一選】

 【北海道】
 ▽夕張市
鈴木直道34市長     無現(2)
 ▽稚内市
工藤広65市長     無現(2)(自・民)
 ▽赤平市
菊島好孝65元市議    無新(1)
 ▽三笠市
西城賢策64元副市長   無新(1)
 ▽千歳市
山口幸太郎73市長     無現(4)
 ▽滝川市
前田康吉60市長     無現(2)
 ▽砂川市
善岡雅文65市長     無現(2)
 ▽伊達市
菊谷秀吉64市長     無現(5)(公)
 【岩 手】
 ▽北上市
高橋敏彦60市長     無現(2)
 【山 形】
 ▽上山市
横戸長兵衛68市長     無現(3)(自・公)
 【茨 城】
 ▽日立市
小川春樹67元副市長   無新(1)(自・民・公)
 【群 馬】
 ▽館林市
安楽岡一雄67市長     無現(3)(自・公)
 【埼 玉】
 ▽行田市
工藤正司64市長     無現(3)(自・民・公)
 【石 川】
 ▽野々市市
粟貴章54市長     無現(2)
 【長 野】
 ▽諏訪市
金子ゆかり56元県議    無新(1)(自・公)
 【岐 阜】
 ▽多治見市
古川雅典62市長     無現(3)
 ▽山県市
林宏優63市長     無現(2)(自・民・公)
 【三 重】
 ▽津市
前葉泰幸53市長     無現(2)(自・民・維・公)
 【大 阪】
 ▽富田林市
多田利喜64市長     無現(4)(自・公)
 ▽高石市
阪口伸六58市長     無現(5)
 ▽大阪狭山市
古川照人43元府議    無新(1)
 【奈 良】
 ▽大和高田市
吉田誠克64市長     無現(4)
 ▽五條市
太田好紀53市長     無現(2)
 【広 島】
 ▽三次市
増田和俊68市長     無現(2)
 【福 岡】
 ▽直方市
壬生隆明62弁護士    無新(1)(自・民・公)
 【長 崎】
 ▽長崎市
田上富久58市長     無現(3)
 ▽佐世保市
朝長則男66市長     無現(3)(自・公)
(2015/04/19-18:57)

3637チバQ:2015/04/19(日) 23:04:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150419ddm041010109000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 宮城県大衡村、セクハラ疑惑きっかけでダブル選挙 地縁血縁、変わるか
毎日新聞 2015年04月19日 東京朝刊
 ◇多選のおごり、議会機能せず
 村長のセクハラ疑惑をきっかけに、宮城県大衡(おおひら)村が揺れている。村長は辞職、村議会は解散となり、急きょ、統一地方選後半戦として「ダブル選挙」が実施されることになった。人口6000人弱の村で何が起きているのか。【渡辺豊】

 「富県戦略の優等生」。大衡村は県内でこう呼ばれている。同県中央部の田園地帯にある県内唯一の村だが、この20年、工業団地の造成が進み、トヨタ自動車東日本を中心とする自動車関連工場や、昭和シェル石油子会社の太陽電池工場などが続々と立地。豊かな財源を生かして18歳未満の医療費を無料化するなど「子育て支援日本一」を自負する。周辺には、村の第三セクターがパークゴルフ場や、アスレチック広場、植物園などを備えたレクリエーション施設を整備した。

 だが、今回の騒動に、村民から「名門出身と多選のおごりが災いした」との批判が出ている。背景にあるのは「地縁血縁」の選挙。126年の村の歴史で、村長は村の東部・西部・中央の3地域の有力者がほぼ交代で選出されている。8日付で辞職した前村長の跡部昌洋氏(66)は東部出身で、祖父も父も村長を務めた「世襲村長」。1996年、5期務めた村長の辞職を受けて出馬、その村長のいとこを15票差で破って初当選すると、2期目は無投票、3、4期目は圧勝。前回(2012年)は対立候補が出たが、700票余りの差で5選を果たした。

 トヨタの進出などは、跡部氏の在職期間とほぼ重なる。元村議の一人は「4期目に入った頃からワンマンぶりが目立ち始めた」と振り返る。「村長は社長、職員は社員、村民は株主」が口癖で民間的手法を信奉する半面、「強権的で意見も言えなかった」と漏らす職員もいる。

 一方、村議も世襲が多数派だ。議員14人のうち、7人が世襲。政策が問われることは少なく、ある前村議は「二元代表制としての議会がきちんと機能せず、(跡部氏に)甘く見られていた」と指摘する。昨秋、跡部氏は村議会で公金を着服した元村職員をかばう虚偽答弁をしたとして犯人隠避容疑で書類送検(不起訴処分)されるなど、議会のチェックが利かない状況があった。

 村長選には、前村議と前村議会議長の2人が出馬を表明している。前村議は病死した夫の後継。前議長は跡部氏の小中学校の同級生で、セクハラ疑惑を巡ってたもとを分かったが、かつては盟友と呼ばれた。村議選は定数を1人上回る15人が出馬予定。ある元村議は「地縁血縁自体が悪いわけではなく、その閉鎖的な世界にどっぷりと漬かって、住民との交流や情報公開を怠るのが問題。『開かれた村政』の意味をみんなで考えるきっかけにすべきだ」と指摘する。

 福祉施設職員の男性(53)は「村民次第で変わるチャンスがある」、主婦(60)は「今度こそ、笑われない村にしてくれる人を選ぶ」と話すなど、有権者にも変化の兆しがある。村の行方を左右する村長・村議選は21日に告示、26日に投開票される。

==============

 ■ことば

 ◇大衡村長のセクハラ疑惑
 跡部昌洋村長(66)=当時=にセクハラを受けたとして、3月に村職員の女性が損害賠償を求めて提訴。議会は村長の不信任を決議したが、村長は議会を解散。直後に、辞職届を提出した。跡部氏は4月7日に記者会見し、セクハラを否定。村長選には体調不良を理由に出馬しないことを表明した。

3638チバQ:2015/04/19(日) 23:20:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015041900138
自民、平野元復興相を支援=岩手知事選


 自民党岩手県連は19日、盛岡市内で役員会を開き、任期満了に伴う同県知事選(9月6日投開票)について、出馬を表明した元復興相の平野達男参院議員(60)=無所属、岩手選挙区=を支援することを決めた。
 具体的な支援内容に関し鈴木俊一県連会長は記者団に、「平野さんと協議しながら一番ふさわしい形を取っていきたい」と話した。知事選では、現職の達増拓也氏(50)が3選出馬を表明しており、民主党は支援するかどうか近く対応を決める見通しだ。(2015/04/19-17:46)

3639チバQ:2015/04/19(日) 23:22:23
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150419_31032.html
「代理戦争」避け前哨戦 矢巾町長選21日告示

 9月の岩手県知事選で、3選を目指す現職の達増拓也知事(50)と平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=の激突が確実となり、直後の選挙戦となる矢巾町長選(21日告示、26日投開票)がにわかに注目されている。2新人の争いは知事選の「代理戦争」と取り沙汰されたが、両陣営は連動を回避しつつ前哨戦を繰り広げている。

 同町長選をめぐっては、4期目の現職川村光朗氏(74)が引退を表明。いずれも無所属新人で、前副知事の宮舘寿喜氏(65)、元県議の高橋昌造氏(69)の2人が立候補を予定する。
 宮舘氏陣営は18日夕、総決起集会を開いた。県庁出身で2008〜12年に副知事を務めた宮舘氏。達増県政を支えた行政経験を踏まえ「町民主役のまちづくりを目指す」と呼び掛けた。来賓には川村町長、町議会議長らが並んだ。
 3月末に県議を辞した高橋氏は、平野氏に知事選立候補を要請した会派「いわて県民クラブ」に所属していた。16日の決起集会には同会派や自民党の県議らが出席。高橋氏は「矢巾の自立としがらみのない変革を実現する」と主張した。
 両陣営とも知事選に言及することはない。「立場を鮮明にすれば逃げる票もある」(県議)との計算が働いているようだ。
 達増、平野両氏はかつて民主党の同志。「知事は達増、参院は平野」と投票してきた有権者は多いとみられる。別の県議は「町長選を第一に考えれば、知事選に触れるのは得策ではない」と打ち明ける。


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2015年04月19日日曜日

3640チバQ:2015/04/20(月) 19:14:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk03010192000c.html
’15統一地方選:北上市長選 高橋氏、無投票再選「市民と『まち育て』進めたい」 /岩手
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 任期満了に伴う北上市長選が19日告示され、無所属の現職、高橋敏彦氏(60)だけが立候補を届け出て、無投票での再選が決まった。同市長選の無投票は20年ぶり。有権者は7万5708人(18日現在)。

 同市大通りの高橋氏の事務所では、午後5時過ぎに無投票当選が決まると、支持者ら約50人から拍手がわいた。高橋氏は、選対責任者の中村好雄・北上商工会議所会頭らと万歳三唱。「4年間気を引き締めて、北上のみならず東北を引っ張る意気込みで市民と『まち育て』を進めたい」と抱負を述べた。

 高橋氏は「人口減少時代に対応できる地方都市を」として、市内16の地域コミュニティーが特色を生かして連携する「あじさい都市」構想を掲げ、庁内に推進本部を設けた。この日の遊説では「夏油高原スキー場問題や行政改革でめどを付けた」と実績を強調。2期目に向けて「花巻市や奥州市など周辺自治体とコミュニケーションを取り、県南部の発展に結びつけたい」などと述べた。

 高橋氏は前回、3期務めた伊藤彬前市長の後継として出馬し、元市議を破って初当選した。今回、当時の対抗陣営が早期に候補擁立を見送ったため、無投票の流れができた。

 同市長選の無投票は北上、和賀、江釣子の旧3市町村合併後の1991年と95年、高橋盛吉氏が2期連続で無投票当選して以来。市内の無職男性(75)は「対抗馬があれば声を聞きながら投票できた。批判票が出ることで(現職の)反省にもつながるはず。評価の意味でも選挙はしたかった」と話していた。

 県内14市の最近の市長選では今回を含め、半数を超える8市長選が無投票となった。【和泉清充】

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 ◇北上市
高橋敏彦(たかはし・としひこ) 60 無現(2)

 [元]建設会社役員[歴]北上青年会議所理事長▽NPO法人代表▽県政策評価委員▽日大院

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 ◇県内14市の直近の市長選◇
     時期 市    結果

2015年4月 北上   無投票  (現職再選)

     2月 陸前高田 2人の争い(現職再選)

 14年11月 大船渡  2人の争い(現職再選)

    11月 滝沢   3人の争い(現職3選)

     3月 久慈   2人の争い(新人当選)

     3月 奥州   2人の争い(現職再選)

     1月 花巻   2人の争い(新人当選)

     1月 二戸   無投票  (新人当選)

 13年10月 遠野   無投票  (現職3選)

     9月 一関   無投票  (現職再選)

     9月 八幡平  無投票  (現職3選)

     6月 宮古   無投票  (現職再選)

 11年11月 釜石   無投票  (現職再選)

     8月 盛岡   無投票  (現職3選)

3641チバQ:2015/04/20(月) 19:15:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk05010144000c.html
’15統一地方選:後半戦、告示 大館市長選、現新一騎打ち /秋田
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選の後半戦は19日、大館市長選と市議選、秋田市議選が告示された。大館市長選には、新人で元市議の福原淳嗣氏(47)、現職で7選を目指す小畑元氏(66)=いずれも無所属=の2人が立候補し、選挙戦に突入した。2氏は2011年の前回選でも相まみえている。21日には上小阿仁村長選と村議選、東成瀬村議選が告示される。いずれも26日に投開票される。

 ◇大館市議選 37人立候補
 大館市長選は現職として全国最多の7選を目指す小畑氏に、三つどもえの前回選で次点だった福原氏が再び挑む構図となる。

 市議選(定数28)には、現職23人▽元職3人▽新人11人−−の37人が立候補した。党派別では公明2人▽自民1人▽共産1人▽社民1人▽無所属32人。

 市長選、市議選とも投票は26日午前7時〜午後7時、71カ所で。開票は午後8時半から市樹海体育館で行われる。18日時点の選挙人名簿登録者数は6万4629人(男2万9802人、女3万4827人)。

 期日前投票は20〜25日の午前8時半〜午後8時、市役所第2会議室と比内・田代の両総合支所で。御成町3のいとくショッピングセンターでは午前10時から午後7時まで。【田村彦志】

 ◇秋田市議選 47人立候補
 秋田市議選(定数39)には、現職31人▽元職1人▽新人15人−−の47人が立候補した。党派別では、自民5人▽公明4人▽共産4人▽民主2人▽社民2人▽無所属30人。

 投票は119カ所で26日午前7時から始まる。河辺・雄和地域の32カ所は午後7時まで、他の地域は午後8時まで投票できる。期日前投票は20日から市役所分館やイオンモール秋田、JR秋田駅前のぽぽろーどなどで。

 市選挙管理委員会によると、選挙人名簿登録者数(18日時点)は26万5416人(男12万3095人、女14万2321人)。【松本紫帆】

 ◇上小阿仁村長選、村議選 あす告示
 上小阿仁村長選は21日告示される。立候補を表明しているのはいずれも無所属で、再選を目指す現職の中田吉穂氏(64)、元村総務課長で新人の小林悦次氏(60)、村議で新人の長井直人氏(44)。2007年の前々回選挙以来の三つどもえとなる公算が大きい。

 中田氏は交流人口や道の駅の活性化など実績を強調し「村政の継続」を訴える。小林氏は、豊富な行政経験を生かした村の活性化を訴え、産業振興などを掲げる。長井氏は「トップダウンで職員は萎縮している」として村政刷新を求めている。

 村議選(定数8)には現職6人、新人3人の計9人が立候補の準備を進めている。【田村彦志】

 ◇東成瀬村議選も
 任期満了に伴う東成瀬村議選(定数10)は21日告示される。立候補を予定しているのは現職8人、新人2人の計10人。今のところほかに出馬の動きはなく無投票の公算が大きい。選挙戦となった場合、投票は26日午前7時から午後6時まで、村内8カ所の投票所で行われる。午後7時から村防災情報センターで即日開票される。【佐藤伸】

3642チバQ:2015/04/20(月) 19:16:46
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150419-OYTNT50194.html
大館市長選 現新一騎打ち
2015年04月20日
 大館市長選は19日、告示され、前回に続き2度目の挑戦となる元市議で新人の福原淳嗣氏(47)、現職市長では全国最多の7選を目指す小畑元氏(66)が、ともに無所属で立候補を届け出た。人口減社会への対応や地場産業振興などの課題がある中で、保守系の2氏が市政の継続か、刷新かを問う。市長選の一騎打ちは2003年以来。投票は26日に行われ、同市上代野の市樹海体育館で即日開票される。18日現在の選挙人名簿登録者数は6万4629人。


■まちづくりに力 福原氏

 福原氏は、午前8時半から向町の事務所で神事を行い、集まった支持者を前に第一声を上げた。市政刷新の原動力は市民の声だとした上で、「多くの市民の心を、大館を変えようという炎ほむらが包んでいると強く実感している。団結と決断の大館が消えないように、モノづくりの力と物語をつくる力、二つの力があるまちづくりのために全身全霊で頑張る。あと2歩、踏み込む力を賜りたい」と訴えた。

 白いスポーツウェアに運動靴と、若さと行動力を強調した服装で、「戦って、戦い抜いて必ず勝利する」と宣言。支持者一人ひとりと握手を交わし、遊説の選挙カーに乗り込んだ。

■働く場所つくる 小畑氏

 小畑氏は午前9時過ぎ、水門町の事務所前で出陣式に臨み、支持者を前に6期の経験と実績を強調。「大館は誘致企業ブームで新しい産業も動き始めている。人口減対策で重要なのは働く場所づくりであり、着実な民間投資の継続で医療、福祉、教育の財源も確保できる。農家を守るほ場整備も進める。これまでの延長で、安心して暮らせるまちづくりの新たな一歩につなげたい」と継続を訴えた。

 小畑氏は「次の世代に、まちをきちんと引き継ぐため、この4年が正念場だ」と繰り返し、応援の国会議員や県議らに見送られながら、背広姿で選挙カーから手を振った。

2015年04月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3643チバQ:2015/04/20(月) 19:18:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk06010177000c.html
統一地方選:’15年やまがた 上山市長選 横戸氏無投票3選 6市議選スタート /山形
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選の後半戦のうち、上山市長選、山形市など6市議選が19日告示された。上山市長選は、立候補者が無所属で現職の横戸長兵衛氏(68)=公明推薦=だけで、横戸氏の無投票での3選が決まった。6市議選は総定数122に対し、立候補者は計147人。26日の投開票日に向け7日間の舌戦が始まった。党派別の内訳は、自民党14人▽民主党4人▽公明党8人▽共産党11人▽社民党3人▽無所属107人。村山市議補選(改選数3)も併せて告示され、4人が立候補し、選挙戦となった。【統一地方選取材班】

 前回2011年に続き、無投票で当選を果たした横戸氏は午後5時すぎ、同市二日町の選挙事務所に戻ると、支持者から拍手で迎えられた。「改めて感動と責任の重さを感じる。時間をかけて市民と信頼関係を作りながら、小さな街だが、きらりと光る街を作りたい」と述べた。また火山活動が活発化している蔵王山について「まずは市民への情報の提供が大事。山形、宮城両県と上山、山形両市が一体となって対応を検討する」と語った。

 横戸氏は「地方創生 地域創生」を掲げ、多子保育料の軽減▽企業誘致・地元産業支援▽観光・農業での産学官連携−−などの政策を訴えていた。【野間口陽】

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 ◇上山市
横戸長兵衛(よこと・ちょうべえ) 68 無現(3)

 [元]農業▽山形広域環境事務組合副管理者[歴]市観光協会常任理事▽市議長▽上山農高=[公]

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 ◇当選者略歴の見方
 氏名▽年齢▽党派▽現元新の別▽当選回数(カッコ内数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴。=以下は政党の推薦・支持。※政党略称は、公=公明党

3644チバQ:2015/04/21(火) 19:57:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150421ddlk02040038000c.html
平川市長選選挙違反:裁判官声荒らげ「全国からバカにされる」 現金授受は「恒例」 県選管「不名誉な注目」 /青森
毎日新聞 2015年04月21日 地方版

 「全国的にも不名誉な注目を浴びた。二度と繰り返さないよう注意喚起をお願いしたい」

 3月5日に行われた県議選の立候補予定者説明会で、県選管の田中俊匡事務局長(当時)はこう強調した。念頭にあったのは昨年1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件だ。当時の市議20人中15人が逮捕された事件の公判では、市議の被告が現金授受について「恒例」と供述するなど、現金が横行する状態が浮き彫りになった。統一地方選が進行する中、公判で明らかになった現金授受を巡る経緯を振り返った。

 同市長選は大川喜代治前市長=公選法違反(買収)罪で有罪が確定=と、有力県議の長尾忠行現市長が争い、長尾氏が勝利。事件はこの選挙を巡り、大川氏派の元社会福祉法人理事長=同=が市議買収を計画したものだ。

 「清流に泥を投げ込んだわけではない。泥水の中にさらに泥を投げ込んだに過ぎないのである」。大川氏と元理事長の代理人の小田切達弁護士は、昨年12月25日の公判の最終弁論で平川市政界を「泥水」にたとえ、「選挙で現金が動くことを異としない」状況だったと指摘した。元理事長も公判で「前回(2010年)市長選でも金を渡したのに、今回出さないわけにはいかなかった」と供述。「祖父の代からお金を渡すのが恒例になっている風習がある」と話した。大川氏も「選挙の度に『買収がある』という話がしょっちゅう聞こえてくる」「金を渡さないと応援してもらえないと思った」と述べるなど、現金授受の常態化を示した。

 現金を受け取った側の公判供述でも、特段の抵抗なく現金を受け取った様子が浮かび上がった。当時の市議らは「ガソリン代など選挙には金が必要なので、罪悪感はなかった」「自然の流れで受け取った」などと話した。「子供が買収を見たらどう思うか」と裁判官に尋ねられ、「子供には見せないようにすれば良いと思った」との供述もあり、裁判官が「ここ津軽の選挙では通用しても全国から見ればバカにされる」「(金を)もらった方にお目こぼしすると、いつまでも(違反は)なくならない」と声を荒らげる場面もあった。

 一方、現金授受に抵抗感があった被告もいた。元理事長から買収資金を預かった元市議は、返却せずに別の3元市議に現金を渡した理由について「そんなお金を手元に置いておくのが怖かった」と話した。受け取った元市議の一人は「仲間でないと思われるのがいやだった」と複雑な心境を明かしている。

 結局、元理事長は、市議20人のうち議長と共産市議を除く18人に現金を渡したり、渡そうとしたりした。現金を受け取ったとして15人が同法違反(被買収)罪で逮捕・起訴され、1審の青森地裁弘前支部判決で全員に有罪が言い渡された。全面否認・一部否認の計6人が控訴し、うち5人は市議を続けている。

 事件を受け、10人の市議が辞職・失職。昨年7月の補選で欠員8が補われた。焦点となった平川市議会の市議選が6月28日告示、7月5日投開票の日程で行われる。公職者のあり方が問われている。【石灘早紀、松山彦蔵】

3645チバQ:2015/04/21(火) 19:57:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150421ddlk03010212000c.html
選挙:県議選 生活の党県連、候補を初公募 全16選挙区で /岩手
毎日新聞 2015年04月21日 地方版

 生活の党県連は20日、盛岡市で記者会見し、9月6日投開票の県議選全16選挙区で候補者を公募すると発表した。小沢一郎代表がこれまで率いた政党は県議選候補者を党組織から出しており公募は前例がない。佐々木順一県連幹事長は「全県に組織があるが、縮小は否めない」と背景を説明。「我々の知らないところで政治家を目指す人材を発掘したい」と述べた。

 佐々木幹事長は公募の理由に、全国の統一地方選で県議選の無投票当選や首長選の与野党相乗りの増加を挙げ、「民主主義の危機。与党との対立軸を示すのが公党の務め」と強調した。また、民主党との候補者調整は尊重したいとしつつも、生活が支援する達増拓也氏の知事選に関連し、「(民主も支援するか)知事選の対応が不明なので、結果によって候補者調整は変化する」と含みを持たせた。

 締め切りは5月20日。書類審査や面接を行う。問い合わせは党県連(電話019・653・0408)。【安藤いく子】

3646チバQ:2015/04/21(火) 20:31:58
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150421_21020.html
<青森知事選>現新2氏対決か告示まで1カ月

 任期満了に伴う青森県知事選(5月21日告示、6月7日投開票)は、告示まで1カ月となった。これまでに、4選を目指す現職の三村申吾氏(59)と、県内の反核燃団体などが擁立した新人の医師大竹進氏(64)が出馬表明している。民主党県連は独自候補の擁立を模索しているが、選定作業は難航している。
 三村氏は昨年11月に自民党県連、ことし3月に公明党本部からそれぞれ推薦を受けた。知事選の前哨戦となった今月12日投開票の県議選(定数48)では推薦を受けた両党に恩を返しつつ支持基盤の強化を目指し、自公候補の応援演説に積極的に顔を出した。
 改選で、自民は29議席、公明は2議席を獲得。両党で定数の約6割を超す勢力を背景に、盤石な態勢づくりを進めている。
 政策の柱に核燃料サイクル廃止を据えた大竹氏には、共産、社民両党が推薦を表明した。2月にあった大竹氏の政治団体の設立総会には、両党県組織の幹部や政策に同調する鹿内博青森市長も出席。反核燃を軸にした非自民勢力の結集に力を入れる。
 県議選では共産が3議席を奪取。弘前市選挙区では候補がトップ当選しており、県議選の勢いも知事選に持ち込みたい考えだ。
 約5万票を持つ連合青森は、今後の民主の動向を見つつ態度を決める。

3647チバQ:2015/04/21(火) 20:32:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150421_21008.html
<青森知事選>民主苦慮 候補擁立めど立たず


それぞれ政策協定を結んだ三村氏(右から2人目)と自民党県連の大島理森会長、大竹氏(同3人目)と共産党県委員会の畑中孝之委員長。公明党は三村氏、社民党は大竹氏を推薦、両氏とも支持基盤固めに力を入れる(コラージュ)
拡大写真
 任期満了に伴う青森県知事選が5月21日の告示(6月7日投開票)まで1カ月と迫る中、民主党県連が候補者擁立に苦慮している。具体的な候補者名はいまだ挙がらず、擁立断念の雰囲気すら漂う。支持母体の連合青森は三村申吾知事(59)との良好な関係から静観を貫いてきたが、自民党県連と公明党から推薦を受ける三村氏が県議選で自公候補に肩入れし、距離感が生まれた。対立候補で共産、社民両党の推薦を受ける大竹進氏(64)側はオール野党態勢づくりを目指し、連合青森の動向を気に掛ける。

 民主県連の田名部定男代表は3月中旬、「県議選後にも候補者に関する意見を県議らに聞きたい」とし主戦論の維持を強調したが、いまも目立った動きはない。県議選で11人の候補者を擁立しながら獲得議席は改選前と同じ6議席にとどまったことで党勢が読みにくく、統一選後半戦への対応を優先した格好だ。
 連合青森はこれまで、民主に候補者擁立を求めながらその成り行きを見守ってきた。背景には雇用政策で連合青森に配慮する三村氏への親近感があった。連合青森内では「民主が擁立しないなら三村氏支持で落ち着く」とささやかれるほどだった。
 ところが、県議選で三村氏は告示前から、推薦を受けた自公候補の応援に奔走。激戦区に入り演説に立つなど積極姿勢をアピールした。連合青森の内村隆志会長は「ちょっと目に余る動きだ。簡単に三村氏支持とはいかなくなった」と苦言を呈した。
 大竹氏陣営はこうした連合青森の人心の変化を歓迎する。県議選では大竹氏を推薦した共産党の現職が青森、弘前両市選挙区でトップ争いを演じて当選。八戸市選挙区でも新人が議席を獲得した。推薦政党の勢いを借りてさらに飛躍するためにも連合票への期待感は大きい。
 連合青森は過去3回の知事選で、対立候補推薦、三村氏推薦、自主投票と態度を変えてきた。大竹氏陣営幹部は連合青森からの推薦は無理としつつ「自主投票になってほしいというのが正直なところ。票が流れることは十分考えられる」と明かす。

3648チバQ:2015/04/22(水) 19:41:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150422ddlk04010190000c.html
’15統一地方選:大衡村長選/大衡村議選 村長選に2新人 セクハラ疑惑、対応異なる /宮城
毎日新聞 2015年04月22日 地方版

 跡部昌洋前村長(66)のセクハラ疑惑で揺れる大衡村で21日、村長選と村議選が告示された。村長選には前村議会議長の萩原達雄氏(66)と前村議の赤間しづ江氏(67)の無所属新人2人が立候補。さっそく有権者に向け支持を呼びかけたが、セクハラ疑惑を巡っては対応が異なった。

 萩原氏は正午すぎ、妻直美さん(63)や運動員らと役場前に到着。玄関前に集まった職員らを前に「これまでの経験、国や県とのパイプを駆使しながら、全国に誇れる村にしていきたい」などと訴えた。跡部氏の辞職には「村政の重要な意思決定する人が誰もいない緊急事態だ」と言及するにとどめた。萩原氏は告示前「跡部氏の辞職は事実だが、政策ではつまずいていない。政策論争をしていきたい」と語っていた。

 一方、萩原氏の約10分後に役場前で演説を始めた赤間氏は、セクハラ疑惑にも言及。「村にハラスメント防止要綱がありながら、なぜ起きてしまったのか。何もなかったかのような形で終わらせず、職員の方々の研修や相談窓口(を設け)、第三者の方を入れるなど検証していきたい」などと述べた。そのほか「子育て支援を充実させ、定住促進政策を進めたい。女性や高齢者が笑顔で生涯暮らしていける村づくりを進めたい」などと訴えた。

 村に住む主婦(65)は「(前村長は)企業を誘致する手腕はすごかったが、セクハラ問題で大衡に住んでいることが恥ずかしくなった」。6月に長女が生まれるという男性会社員(20)は「18歳まで医療費が無料になる政策はよかった。子どものことを考えると、医療費無料は継続してほしい」と話していた。

 定数14の村議選には15人が立候補を届け出た。投開票は26日で、20日現在の選挙人名簿登録者数は4582人。【三浦研吾】

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 ◇大衡村
萩原達雄(はぎわら・たつお) 66 無新

 農業[歴]大衡小PTA会長▽村議長▽黒川高

赤間しづ江(あかま・しづえ) 67 無新

 [元]村職員▽納税組合長[歴]大衡保育園長▽日大

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 ◇大衡村議選(定数14−15)
石川敏 65 無新

文屋裕男 70 無元

高橋浩之 54 無元

山路澄雄 66 無元

佐藤貢 62 無元

細川幸郎 56 無元

作並ゆきの 49 無元

斎藤一郎 67 無元

佐々木金弥 66 無元

小川宗寿 53 無元

細川運一 57 無元

小川ひろみ 51 無元

佐々木春樹 47 無元

遠藤昌一 70 無元

早坂豊弘 53 無元

3649チバQ:2015/04/22(水) 19:49:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150422_11039.html
<宮城県議選>古参議員健在 世代交代、低調

 11月12日に任期満了を迎える宮城県議選(定数59)に向け、自民党県連は21日、立候補予定者の公認申請受け付けを開始した。県連内では現職の全員公認が既定路線となっており、県議会最大会派の自民党・県民会議(33人)のベテランらが着々と準備を進める。「自民1強」の安定した政治状況を背景に、世代交代を促す機運は盛り上がらない。

 「8期に挑戦する」。青葉選挙区選出の現職中沢幸男氏(74)は11日、仙台市青葉区であった党衆院宮城1区支部総会で、短いフレーズで立候補を表明した。
 同じ選挙区で、現職最年長の相沢光哉氏(76)も「7期目を目指して頑張る」と続いた。県内最多の7議席を争う花の大選挙区で戦ってきた「150歳コンビ」が健在をアピールした。
 泉選挙区では8期を目指す75歳、若林選挙区では6期を狙う69歳が公認申請を準備する。会派33人中、当選5回か65歳以上が16人に上るが、引退を表明したのは遠田選挙区の中村功氏(65)=5期=のみ。「政治を志す若手にチャンスが回ってこない」(中堅県議)との不満もくすぶる。
 2011年の前回県議選後、自民党は12、14年の衆院選で連勝し、野党を徹底的に弱体化させた。「政権与党と一体で震災復興に当たった」との自負も、安定感が売りのベテランの強みとなっている。
 一方で、議員年金廃止などに伴い若手は将来設計が厳しくなる。古参県議の一人は「生活が大きく左右されかねない選挙を敬遠する向きもある」と指摘する。今回の統一地方選で顕在化したなり手不足、無投票増加の影は、県内の選挙も無縁ではなさそうだ。
 自民党県連の公認申請受け付けは5月21日まで。同月末に1次公認を決める。


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2015年04月22日水曜日

3650チバQ:2015/04/22(水) 19:51:14
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/04/20/kiji/K20150420010203530.html
29歳元グラドルが八戸市議選挑戦 藤川優里氏と美人対決
統一地方選後半戦スタート
青森・八戸市議選に立候補した元グラビアアイドルの久保百恵氏
青森・八戸市議選に立候補した元グラビアアイドルの久保百恵氏
Photo By スポニチ
 青森県八戸市議選(定数32、立候補43人)には、元グラビアアイドルの久保百恵氏(29)が初挑戦。

 選挙事務所前での出陣式で久保氏は「支えてくださる皆さまのおかげでこの日を迎えることができました。1週間本気で取り組んでいきます」とあいさつした。久保氏は東京での芸能活動を経て、09年から市内のモデル事務所に所属。故郷でリポーターやイベント司会などの仕事を続けていくうち、地元愛が強くなり「街づくりに貢献したい。八戸をPRしたい」と市政を志すことを決めたという。

 3期目を目指す元祖“美人すぎる政治家”藤川優里氏(35)については「尊敬している方。対決などと言われ恐縮しています」と話した。

 一方、藤川氏は市内の選挙事務所前で第一声を上げた。
[ 2015年4月20日 05:30 ]

3651チバQ:2015/04/22(水) 19:52:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150422_13010.html
<大衡村長選>争点あやふや 村民もやもや


村長選で立候補者の第一声に拍手を送る支持者=21日、宮城県大衡村
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 村の女性職員にセクハラをしたとして提訴された跡部昌洋前村長が辞職した宮城県大衡村で21日、出直し村長選(26日投開票)が告示された。立候補した2新人は、選挙戦でともに「信頼回復」を前面に出す一方、村民からは「何が争点なのか」と戸惑いも出ている。前村長の不信任可決で解散された村議会も同日程の短期決戦に突入。候補者や村選管は大慌てで準備を強いられた。

 セクハラをめぐる騒動で一躍、全国に名を知られた大衡村。村民の40代農業男性は「県外の友人に笑われた。新村長はとにかく村のイメージを回復してほしい。それだけだ」と言葉少なに語る。
 村長選には、ともに無所属で、前村議会議長の萩原達雄氏(66)、前村議の赤間しづ江氏(67)の2人が立候補。両候補とも村政の信頼回復と透明化を最優先公約に掲げる。
 萩原氏は「誰もが村長に物言える政治の実現」、赤間氏は「セクハラ防止徹底と女性の力の活用」などを訴えている。ただ、具体的な政策の是非など争点は不明瞭で別の40代農業男性は「何を手掛かりに投票すればいいものか」と迷う。
 「古い考えの村が生まれ変わる好機」と、前向きに捉えるのは70代主婦。跡部前村長は祖父、父と3代にわたり村長を務め、自身の在任期間は5期18年に及んだ。騒動はこうした名家出身と多選の弊害との指摘もある。「荒療治だったが新陳代謝は進んだ。遅すぎたくらいだ」とこの主婦は言う。
 一方、村議会解散と前村長の辞表提出から選挙までわずか1カ月と準備期間が短いため、村議選では定数14に15人が立候補したが、新人は1人にとどまった。新人候補擁立を検討したものの見送った陣営は「調整が間に合わなかった」と唇をかんだ。
 村選管はポスター掲示板の設置を大急ぎで業者に発注し、約2週間で村内42カ所に取り付けた。担当者は「業者から期間が短くて厳しいと言われたが、何とか間に合った」と安堵(あんど)の表情をみせた。


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2015年04月22日水曜日

3652チバQ:2015/04/22(水) 21:11:18
>>1702>>3542
現職は住基ネット反対の人
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150421-OYTNT50384.html
[統一選] 矢祭町長選 三つどもえ
2015年04月22日


 統一地方選で21日、5町村長選と4町村議選が告示された。矢祭町長選は現職と新人2人の三つどもえ、玉川村長選は現職と新人の一騎打ちとなった。南会津、北塩原、鮫川で町村議選が始まった。三島、古殿、檜枝岐の3町村長選と檜枝岐村議選は定数と同人数しか立候補せず、19日告示の喜多方市議選に続いて無投票当選が決まった。選挙戦の投開票はいずれも26日。

◆矢祭町長選 

 3選を目指す現職の古張允氏(74)、元町議で新人の鈴木正美氏(57)、前町議で新人の鈴木敏男氏(62)の無所属3人が立候補。人口減少を止める施策や産業振興を巡り、現職は町政の継続を、新人2人はいずれも刷新を主張した。

 古張氏は、第一声で「元気でいきいきとした町づくりの土台はできた。残された施策を仕上げ、次の世代につなぐ」と強調した。

 鈴木正美氏は「明日の明るい矢祭のために力を貸して下さい」と訴え、産業活性化や財政健全化などを公約に掲げた。

 鈴木敏男氏は、廃校舎の有効利用などを提案。「しがらみから脱却し、町民の思いを反映できるよう頑張りたい」と支持を訴えた。

◆玉川村長選

 新人で元須賀川市建設部長の小林正司氏(63)と、現職で3選を目指す石森春男氏(64)の無所属2人が立候補し、16年ぶりの選挙戦となった。

 小林氏は「長期的視野に基づく行政運営で人口減少を食い止め、村に新風を吹き込む」と呼びかけた。

 石森氏は認定こども園の整備を挙げ、「子育て支援に注力し、定住人口の増加を図りたい」と述べた。

◆3首長決まる

 三島町長選は新人で元町教育長の矢沢源成氏(63)(無所属)が初当選。「少子高齢化、地方創生に向き合い、住んで良かったと思われる町に」と語った。

 古殿町長選は現職の岡部光徳氏(56)(同)が4選を決めた。「責任の重さを感じ、目の前の課題に一つひとつ取り組む」と決意を語った。

 檜枝岐村長選は現職の星光祥氏(64)(同)が3選を果たし、「高齢者福祉や子育て支援の拡充、観光活性化に取り組む」と抱負を述べた。

◆町村議選

 南会津町議選(定数18)には現職14人、元議員2人、新人5人の計21人が立候補した。

 北塩原村議選(定数10)に出馬したのは現職9人、元議員1人、新人1人の計11人。当初、出馬の動きを見せていた9人に加え、告示直前に2人が立候補を決め、選挙戦になった。

 鮫川村議選(定数10)には現職6人、新人5人の計11人が立候補を届け出た。

 檜枝岐村議選(定数8)は現職8人のほかに立候補者はおらず、2回連続で無投票となった。

2015年04月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3653チバQ:2015/04/23(木) 21:11:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423dde041010052000c.html
’15統一地方選:取り残された飛び地 8年ぶり町議選、議論期待 青森・外ケ浜
毎日新聞 2015年04月23日 東京夕刊
 津軽半島にある青森県外ケ浜(そとがはま)町が、「飛び地合併」で生じたひずみに苦しんでいる。財政事情を優先した結果、3町村が他の自治体をまたぐ形で合併したことで町内の地域間格差が広がった。人口減少も加速し、ふるさと消滅の不安が募る中、町議選は8年ぶりの選挙戦に入った。

 半島北端に位置する同町三厩(みんまや)地区(旧三厩村)。1〜3歳の息子3人と暮らす山田美里さん(32)は、子供の将来を思うと青森市への転居が頭に浮かぶ。

 0〜3歳児対象の子供健診は三厩では実施されず、隣の今別町を越えて約30キロ離れた外ケ浜町中心部の蟹田地区に行かなければならない。山田さんは「ここでの子育ては本当に田舎が好きじゃないと無理」と漏らした。

 津軽半島は財政難の自治体が多く、2005年に飛び地合併で外ケ浜町、五所川原市、中泊町が誕生した。旧三厩村は5町村合併を目指したが2町村が離脱し、旧蟹田町と旧平舘(たいらだて)村との飛び地合併になった。

 合併後、町職員は56人削減されて194人となり、蟹田にある本庁への業務集中が進んだ。三厩と平舘は保健師不在となった。外ケ浜町の人口は6820人(3月現在)で合併前と比べ20%減った。三厩はこれを上回る25%の人口減となり、高齢化率は50%に達した。

 町長選は09年、13年と2回連続で無投票、前回町議選(11年)も無投票だった。21日に告示された町議選(定数11)は、定数を3減したことなどから、13人による選挙戦に突入した。三厩の無職女性(63)は「どうやったら安心して暮らせるかを考えてくれる議員が必要」と、候補者らの主張に耳を傾けている。【宮城裕也】

==============

 ■ことば

 ◇飛び地合併
 境界を接しない自治体同士が合併すること。合併後の主導権争いや産廃処理施設の受け入れなど、さまざまな理由で当初の合併協議が決裂し、飛び地合併に至ることが多い。総務省によると、2008年時点で全国に12市町ある。合併の利点である公共施設の一本化による財政のスリム化が難しいなどの問題点が指摘されている。

3654チバQ:2015/04/23(木) 21:18:54
>>3631>>3641-3642とか
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423ddlk05010182000c.html
’15統一地方選:大館市長選 市政の継続か、転換か 現新両陣営攻防激しく /秋田
毎日新聞 2015年04月23日 地方版

 現職と新人の一騎打ちとなった大館市長選は22日、7日間の選挙戦の折り返し点を迎えた。市政の継続か転換か−−を最大の争点とした選挙戦は、両陣営の攻防が日に日に激しさを増している。今後は投開票の26日に向け、浮動票が多いとされる市中心部を軸にした支持の訴えがさらに熱を帯びそうだ。

 立候補しているのは、新人で元市議の福原淳嗣氏(47)と、7選を目指す現職、小畑元氏(66)=いずれも無所属。両氏が相まみえるのは、三つどもえとなった2011年の前回選に続き2回目だ。両陣営はこの日、市中心部や農村部に選挙カーを走らせ、「お願いします」と連呼を繰り返した。

 福原氏は旧田代町を中心に遊説。午前10時過ぎには30人を超える地域住民が待つ山田地区で演説した。「人口は減るが来る人口は増やすことができる。歴史や文化を生かし、来る人口を増やしたい」と熱弁を振るった。「(相手候補の)背中が見えてきた。あと一押しで肩に手が届く」と声を張り上げた。

 陣営関係者は、前回選で劣勢と伝えられた農村部でも「手応えを得るまでになった」。市中心部でも後援会をてこにこれまで以上の支持拡大を目指す。後援会事務局は「気を緩めることなく支持拡大を求めていくしかない」と前のめりだ。

 一方の小畑氏は市中心街や郊外に選挙カーを走らせた。午後1時半過ぎには中心街の大町通りを歩き、道行く市民に手を振り、支持を呼びかけた。小畑氏は「さらなる誘致企業の促進、雇用の確保に努める。農業対策も進める」と力説。同行する陣営関係者も「長すぎるというだけで未知なる方に大館の将来を託すのは無謀。こんなはずではなかったと思っても後戻りはできない」と訴えた。6期24年の実績を強調し「後世に(スムーズに)バトンタッチするため働く場を」と、推薦団体や64の後援会組織を通じた支持固めにも力が入っている。【田村彦志】

==============

福原淳嗣(ふくはら・じゅんじ) 47 無新

 福ノ杜コンサルティング専務▽大館力再生市民会議代表[歴]市議▽衆院議員秘書▽慶大

小畑元(おばた・はじめ) 66 無現(6)

 [元]建設省建設経済局国際課海外協力官▽米代川流域林業活性化センター長[歴]青森大教授▽東大

3655チバQ:2015/04/23(木) 21:44:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423ddlk07010221000c.html
自民県連:今秋の県議選、現職28人公認決定 14選挙区で /福島
毎日新聞 2015年04月23日 地方版

 今秋の県議選に向け、自民党県連は21日、総務会と選挙対策委員会を開き、全19選挙区の14選挙区で、現職28人を公認する方針を決めた。自民の現職は29人だが、県議会議長で会津若松市選挙区の平出孝朗氏は、1次公認を期限の3月末までに申請しなかった。

 県連は定数58のうち単独で過半数を占めることを目指しており、新人の擁立作業を進めている。【岡田英】

 公認候補は次の通り。(敬称略)

 福島市(定数8)桜田葉子、西山尚利、佐藤雅裕、丹治智幸▽伊達市・伊達郡(同3)佐藤金正▽相馬市・相馬郡新地町(同1)斎藤勝利▽南相馬市・相馬郡飯舘村(同2)太田光秋▽郡山市(同9)佐藤憲保、柳沼純子、長尾トモ子、勅使河原正之、山田平四郎▽二本松市(同2)遊佐久男▽須賀川市・岩瀬郡(同3)斎藤健治▽白河市・西白河郡(同3)満山喜一、渡辺義信▽田村市・田村郡(同2)先崎温容、本田仁一▽喜多方市・耶麻郡(同3)小桧山善継、遠藤忠一▽河沼郡(同1)小林昭一▽大沼郡(同1)杉山純一▽いわき市(同10)青木稔、阿部広、矢吹貢一、鈴木智、木田孝司▽双葉郡(同2)吉田栄光

3656チバQ:2015/04/23(木) 21:46:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150423_51004.html
<山形市議選>自民VS非自民 議長奪取争い


山形市議選の立候補者出陣式で、応援弁士の演説に拍手を送る支持者ら
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 26日投開票の統一地方選で、山形市議選(定数33)の候補者43人が秋の山形市長選(9月6日告示、13日投開票)をにらみ、しのぎを削っている。同市は革新系、非自民主体の市政が約50年続く。議長奪取で悲願の市政奪還につなげようと攻勢を掛ける自民と、主導権死守を掲げる非自民勢力の争いは白熱している。

<定数2減の33>
 自民県連会長の遠藤利明衆院議員(山形1区)は19日、議長就任を視野に6選を狙う自民現職の出陣式で力を込めた。
 「山形市のリーダーとして当選し、新しい市長と一緒に元気な山形市をつくってもらいたい」
 隣には前回の雪辱を期し、自民推薦で市長選に出馬する元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が並んだ。
 現在35人の市議会勢力は、是々非々の1人を除き、自民系13人、公明2人の計15人に対し、前回市長選で市川昭男市長(73)を推薦した民主、社民系、共産が計19人を占める。
 定数は今回、2減となった。民主系現職3人が引退し、公明が新人を含め3人を擁立したこともあり、自民は「公明と保守系の協力を得れば、勝利の象徴となる議長の獲得は可能」(現職市議)と意気込む。
 自民は市長選の前哨戦第1ラウンドとなった県議選山形市選挙区の結果(自民4、社民2、公明、民主、共産各1)にも勢いづく。前回と同じ顔触れの当選者9人のうち、自民と公明5人の得票率は56.5%。前回を2.9ポイント上回り、自民候補がトップ当選だった。

<危機感あらわ>
 「首位には大差をつけられた。市議選には自分の選挙以上に力を入れて市長選に結び付けたい」
 3期連続のトップ当選を目指しながら、2位に甘んじた民主県議の吉村和武県連幹事長は危機感をあらわにする。
 山形市では1966年に旧社会党の故金沢忠雄氏が市長に当選以降、自民系トップが誕生していない。現職の市川市長は4選に向けた態度を明らかにしないが、民主、社民、共産は非自民市政の継続を目指す方向では一致している。
 社民は公認2人のほか、前回より2人多い6人を推薦。県連は「支持団体だけでなく、県議、市議選を連動させて地域票固めを進めてきた。市長選への正念場として8人の動きはいい」と手応えを話す。
 現職3人に加え、新人1人を公認した共産の本間和也県委員長は「県議選では票を伸ばした。革新系で死守してきた市長を、自民に明け渡すわけにはいかない」と4人当選を目指す。


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2015年04月23日木曜日

3657チバQ:2015/04/23(木) 21:47:18
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150423_11043.html
<村田町長選>無投票か?3代続く3選の壁


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 村田町選管は22日、任期満了に伴う町長選と町議選の日程を8月4日告示、9日投開票と決めた。町長選は、現職の佐藤英雄氏(58)の3選立候補が確実視されているが、現時点で態度を明らかにしていない。無投票との観測が広がる一方、同町では現職が3代続けて3選を阻まれており、「必ず選挙になる」との見方も根強い。
 佐藤氏は町議会3月定例会で4年前に掲げた公約に絡む質問に対し、「必要に応じて評価いただきたい」と答弁。評価の場となるとみられる町長選には言及しなかった。
 佐藤氏の支持者は「相手が誰かも分からない。急ぐ必要はない」と理解を示す。このまま対立候補が浮上しない場合、表明が6月定例会になる可能性もあり、町内は「静かすぎる空気」(町議)に包まれている。
 同町では1983年まで故大平良治氏が7期務めた後、2期ごとに町長が交代した=表=。いずれの町長選も「町を二分した戦い」(商工関係者)を演じ、争いの根深さを映してきた。
 次期町長選に向けた反現職派の表立った動きはないが、擁立に向けた調整を続けているとみられる。町内には「3選のジンクス」を指摘する声もあり、現職に近い議員は「相手が見えなくても選挙準備は当然進める」と表情を引き締める。
 町長選は前回2011年、東日本大震災で4カ月延期されたため、今回も町議選(定数14)と同日選となる。3月1日現在の有権者は9733人。


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2015年04月23日木曜日

3658チバQ:2015/04/23(木) 23:16:37

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150423101452.asp
自民会派入り意向 青森県議会初当選山口氏(平川市区)


 12日投開票の県議選で初当選した山口多喜二氏(平川市区)は22日、青森市の自民党県連事務所を訪れ、県議会自民党会派入りの意向を伝えた。県連側は基本的に了承したが、地元の党大鰐町支部、党第四選挙区支部の承認を得るよう山口氏に求めた。



 山口氏は自民党籍を持っているが、県議選は無所属で立候補した。自民党公認で当選したのは29人で、山口氏が会派入りすると30人になり、選挙前の勢力と同じになる。

 山口氏は神山久志県連幹事長と非公開で会談。終了後の取材に対し、神山氏は「(山口氏は)自民党員という自覚を持っている-という話だったので、手続きを踏んでほしいと伝えた」と説明した。山口氏は「まだ(会派入りは)決まっていない」とだけ述べた。会談には2013年12月まで平川市区選出の自民県議だった長尾忠行平川市長も同席した。
◇平川市(定数2−3)
当  8157 山口多喜二 65 無新

当  5732 工藤義春 65 自現

   3559 斎藤正明 43 無新

3659チバQ:2015/04/24(金) 23:03:48
>>3653
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk02010301000c.html
’15統一地方選:飛び地合併・外ケ浜町 ひずみ加速、三厩地区 /青森
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 ◇診療所、支所の業務縮小 住民に不安
 他の自治体を間に挟む「飛び地合併」で誕生した外ケ浜町で、本庁のある蟹田地区(旧蟹田町)から約30キロ離れた三厩地区(旧三厩村)のひずみが深まっている。

 津軽半島北端の三厩地区。実家で1〜3歳の息子3人と暮らす山田美里さん(32)は、子供の将来を思うと青森市への転居が頭に浮かぶ。0〜3歳児対象の子供健診は三厩では実施されず、隣の今別町を越えて蟹田地区に行かなければならない。三厩唯一の診療所は週4回、午前中しか開かない。合併前は健診があり、常勤医もいた。しかし町の担当者は「青森市の医師の手を借りてやっとの状態。三厩に常勤医は置けない」と話す。山田さんは「ここでの子育ては本当に田舎が好きじゃないと無理」と漏らした。

   ◇  ◇

 津軽半島では合併協議がもめた末、2005年に外ケ浜町、五所川原市、中泊町が誕生。いずれも飛び地合併だ。当時の三厩村長、浜谷寿一さん(81)は「財政が悪化し合併なしでは生き残れなかった」と話す。合併後、町職員は56人削減され194人となり、蟹田の本庁への業務集中が進んだ。三厩と蟹田をつなぐ町営バスは、蟹田地区の病院の休診日には運行されない。

   ◇  ◇

 三厩に住む柏谷敦子さん(71)は今年1月11日に夫(72)を亡くした。12日に死亡届などを出そうとしたが、祝日で三厩支所では受理できないと知った。これまでは当番の支所職員が住民のもとに赴き書類を渡していた。しかし昨年7月、職員の負担軽減で休日は本庁のみで受け付けると決められた。実際、三厩支所の2013年度の死亡届受理件数は8件だけ。休日窓口一本化は苦肉の策だった。

 マイカーがない柏谷さんは結局、車を持つ友人に頼んで死亡届を提出し、何とか14日に葬儀を済ませた。「車のない高齢者はどうするのか。選択肢がないべな」と話す。町が一本化を町議会に提示した際、三厩選出の町議は反対したが、多数の町議は容認した。同地区の佐々木文武さん(79)は「支所職員が少なくなるのは目に見えていた。不便になるのは当たり前で、承知の上の合併だ」と冷静に受け止める。

   ◇  ◇

 外ケ浜町の人口は6820人(3月現在)で合併前と比べ20%減。うち三厩は1860人で、25%の人口減。高齢化率は50%に達する。26日に投開票を迎える町議選で、蟹田、平舘側の町議は「格差解消は少しずつ進めてきた」と口をそろえるが、三厩側の男性は「三厩は代表や支える人を出す力がない」と諦めムードだ。

 町長選は09年、13年と2回連続で無投票、11年の前回町議選も無投票で、国政選挙と知事選以外の選挙は07年の町議選以来8年ぶり。しかし、それも定数を14から11に減らし、13人が立候補したことによるものだ。三厩の無職女性(63)は「議員は選挙にならないと危機感を持たない。子供が減り、年寄りが増える地区で、どうやったら安心して暮らせるかを考えてくれる議員が必要」と話し、候補者らの主張に耳を傾けている。【宮城裕也】

==============

 ■ことば

 ◇飛び地合併
 境界を接しない自治体同士が合併すること。合併後の主導権争いや産廃処理施設の受け入れなど、さまざまな理由で当初の合併協議が決裂し、飛び地合併に至ることが多い。総務省によると、2008年時点で全国に12市町ある。合併の利点である公共施設の一本化による財政のスリム化が難しいなどの問題点が指摘されている。

3660チバQ:2015/04/24(金) 23:07:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk06010058000c.html
統一地方選:’15年やまがた 山形市議選 与野党、競り合う情勢 9月の市長選の前哨戦に /山形
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 26日に投開票される統一地方選後半戦で、山形市議選は定数33を10人上回る43人が出馬し、9月に控える山形市長選の前哨戦として注目されている。市長選で新人の佐藤孝弘氏を推薦する自民党は、市議選と市長選を連動させ「市政の転換」を訴えて攻勢を強める。一方、市川昭男市長は自身の進退を明言しておらず、「市長与党」の民主、共産、社民の各党系候補は市長選には言及しにくい立場に立たされている。市議選の結果は、市長選に影響を与えるとみられ、各陣営は終盤戦の訴えに力を込める。【光田宗義】

 21日夜、山形市内の公民館。民主公認の現職候補の集会に駆けつけた鹿野道彦・元農相は「自民党は力を持っている者の味方だが、民主党は困っている人たちを大事にする」と自民への対決姿勢を鮮明にした。

 この現職候補は集まった支援者に人口減少対策や高齢者福祉の充実などを切々と訴えたが、市長選には結局触れずじまい。集会後、候補は「市川市長が出るとも出ないとも言っていないからなあ。自民はもう市長選が始まっているような運動をしているのに」と漏らした。

 一方、山形市長選で続く「非自民」の流れを変えることは自民党にとって悲願だ。佐藤氏はすでに自民系候補10人以上の応援に入り、市議選と連動して浸透を図っている。23日夜に開かれた集会で、自民公認の現職候補は「市長は政権与党とパイプを持つことが大事だ。市議選での勝利を市長選での勝ちにつなげたい」と呼びかけた。

  ◇   ◇

 市議選と市長選が結びつけられる背景には、山形市議会の勢力争いもある。現在、全35議席のうち民主系・共産・社民系の各会派は過半数の計19議席を持っている。今回、定数は2減の33となり過半数のハードルは17議席に下がった。

 市議選で自民は政党では最多の10人を公認、公明党は3人を立てた。自民系の無所属候補も複数いるため、選挙戦の結果次第で、市議会与野党の勢力が拮抗(きっこう)する可能性がある。

 一方、民主系会派出身の議長らが今回そろって引退。民主、共産、社民は計9人を公認し、各党系の無所属候補を含め、市議会での過半数死守に躍起になっている。市長与党が過半数割れした場合、予算案を巡って揺さぶりをかけられるなど、市政が不安定化する恐れがあるためだ。

 12日に投開票された県議選・山形市区(定数9)では自民4人、公明1人に対し、民主は1人、共産1人、社民2人が当選。得票数を合計すると自公が計5万3667票と、民主・共産・社民の計3万9778票を上回った。市議選のある民主候補は市議会の多数派争いについて「1、2議席を争う戦いだ」と気を引き締める。

3661チバQ:2015/04/25(土) 01:36:59
>>3533
>生活の党県連は28日、4月12日投開票の県議選で、ともに無所属新人の塚本悦子氏(五所川原市)と北谷正則氏(北津軽郡)、民主党公認の新人、藤森友子氏(むつ市)の3人を「重点候補」として支援することを決めた。

3人とも落選か。疫病神状態だな

3662チバQ:2015/04/26(日) 09:10:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150426_31013.html
<岩手知事選>民主県連は達増氏支持

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、民主党県連は25日、3選を目指す現職の達増拓也氏(50)を支持する方針を決めた。具体的な応援方法は所属議員の個別対応とした。自民党県連は立候補表明した平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=への全面支援を決めている。与野党対決の色合いが強まった。
 同日の常任幹事会で決定した。記者会見した高橋元・幹事長は「限られたマンパワー、予算の中で真摯(しんし)に県政運営に取り組んでいる」と達増県政を評価した。
 支持の在り方に関しては「(所属県議は)それぞれ選挙区事情があり、全員が同じ形での支援は難しい」と説明。達増氏が2012年に党を離れた経緯などから、対応に濃淡があることをにじませた。
 達増氏は過去2回、民主党推薦で当選した。今回は「県民党」を掲げ政党に推薦などを求めていない。政党の支援は「勝手連」の枠組みで受ける姿勢だ。
 平野氏は13年参院選前、公認が決まっていた民主党を離れ、県連は平野氏を除名した。黄川田徹県連代表(衆院岩手3区)は「党としても県連としても平野氏支援はない」と述べた。
 平野氏のくら替えに伴い、10月下旬に予定される参院岩手選挙区補選に触れ「知事選と補選が同時進行となる。国政と県政を分けた対応は難しい」と対自民を鮮明にした。
 県議有志による達増氏支援の政治団体「希望郷いわてを実現する会」との連携は各議員が判断する。高橋幹事長は発起人になった。黄川田氏は「現時点で参加の考えはない」と話した。


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2015年04月26日日曜日

3663チバQ:2015/04/26(日) 09:11:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150424_11050.html
<仙台市議選>迫る夏攻防(上)


 仙台市議選(8月2日投開票)は、7月24日の告示まで3カ月に迫った。東日本大震災後、2度目の市議選には23日現在、定数55に対し、66人が立候補の意思を表明した。5〜8期のベテラン4人程度が引退を決める一方、新人の参戦は12人と前回(21人)の約半数にとどまっている。前回の立候補者は72人。少数激戦の展開も予想され、各地域では夏に向けた攻防が激しさを増してきた。

◎青葉/少数激戦の見込み

 青葉区(定数15)は現職14人と元議員1人、新人1人が立候補する。
 最大会派の自民党・仙台からはいずれも自民で議長の西沢啓文(60)が6選、加藤和彦(48)が3選、屋代美香(52)が再選を目指す。元議長の鈴木繁雄(71)=7期=は引退する。
 市民フォーラム仙台では民主の佐藤わか子(62)が5選に挑む。加藤健一(46)は再選を目指す。
 自民党復興仙台からは、ともに自民で会派会長の岡部恒司(55)が5選、跡部薫(50)が3選を狙う。
 公明はともに4選を目指す嶋中貴志(54)と鎌田城行(52)を公認した。共産は花木則彰(54)が5選、菅野直子(42)が3選に挑む。社民は樋口典子(56)が再選を狙う。輝く仙台の早坂敦(44)は再選をうかがう。元議長で自民の大泉鉄之助(74)は現職最多の11選へ意欲をみせる。
 元議員は、前回次点だった民主の村上一彦(58)が3選に挑戦。新人では元神奈川県座間市議の伊藤優太(30)が維新から立候補する。

◎宮城野/3新人出馬混戦も

 宮城野区(定数10)は現職9人に元議員2人、新人3人が挑む構図で混戦が予想される。
 自民党・仙台からは元議長で自民の赤間次彦(58)が7選を目指す。伊藤新治郎(78)も7選に向け準備を進める。田村稔(61)は5選に照準を合わせる。
 市民フォーラム仙台は民主の渡辺敬信(36)が再選をうかがう。渡辺公一(65)=7期=は退く。
 自民党復興仙台では、自民の渡辺博(64)が8選を目指す。
 公明は小野寺利裕(58)が3選、佐々木真由美(50)が再選を狙う。共産は高見紀子(58)が3選を目指す。輝く仙台は小野寺淳一(48)が再選に挑む。
 元議員は社民の辻隆一(64)が6度目の議席に意欲を示す。野田幸代(63)は返り咲きを狙い、自民から立候補する見通し。
 新人は民主がピアノ教室代表の平井みどり(59)を擁立。元自衛官の行政書士松本由男(57)、元団体職員の伊藤直樹(39)も立候補の準備を進める。ほかに元県議秘書の名前も取り沙汰されている。(敬称略)


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2015年04月24日金曜日

3664チバQ:2015/04/26(日) 09:12:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150425_11055.html
<仙台市議選>迫る夏攻防(下)

◎7議席に8人挑む/若林

 若林区(定数7)は現職7人と新人1人が立候補を決めた。
 最大会派の自民党・仙台はいずれも自民から前議長の佐藤正昭(56)が7選、菅原健(43)が3選、前回トップ当選だった菊地崇良(46)が再選を目指す。
 市民フォーラム仙台は民主の木村勝好(63)が7選、公明は菊地昭一(64)が5選に挑む。共産は庄司あかり(29)が再選、社民は相沢和紀(61)が3選を狙う。
 新人は前回、前々回落選したコンサルタント会社社長の菅原正和(55)が立候補する。

◎5新人立候補確実/太白

 太白区(定数12)は現職10人、新人5人の立候補が確実視される。市民フォーラム仙台は民主の岡本章子(50)が5選を目指す。自民党復興仙台は柿沼敏万(77)が7選、鈴木勇治(64)が6選、高橋次男(71)が5選を狙う。
 公明は鈴木広康(53)が4選、佐藤和子(56)が再選を目指す。共産は嵯峨サダ子(67)が6選、舩山由美(47)が4選を狙う。社民は小山勇朗(67)が8選、輝く仙台は及川英樹(41)が再選に挑む。
 新人では前回トップ当選の佐々木両道(70)=8期=の後継者として三男の心(36)、団体役員の渡辺拓(38)がともに自民から立つ。民主は前回落選した参院議員秘書の沼沢真也(34)、社民は引退する大槻正俊(64)=5期=の後継に団体職員の猪股由美(36)を擁立する。
 前回みんなの党から立候補し落選した保護司の熊沢孝雄(54)も再挑戦の準備を進めている。

◎元衆院議員出馬か/泉

 泉区(定数11)は現時点で現職11人と新人2人が立候補する予定。
 自民党・仙台はともに自民から、前回最多得票の野田譲(53)が6選、会派会長の斎藤範夫(60)が4選を狙う。市民フォーラム仙台はともに民主から会派代表の安孫子雅浩(52)が5選、小野寺健(43)が3選を目指すほか、日下富士夫(62)=5期=が立候補を検討している。
 自民党復興仙台は庄司俊充(66)が5選、自民の橋本啓一(48)が4選に挑む。
 公明は小田島久美子(52)が3選、共産は古久保和子(47)が4選、社民は石川建治(57)が5選を狙う。輝く仙台の柳橋邦彦(74)は7選に挑む。
 新人は、前回みんなの党から立候補し次点だった塾経営の甲田涼司(49)が維新の推薦で再び挑戦。自民党の元衆院議員大久保三代(38)は無所属で立候補の意思を明らかにした。公明は同区で初めての2人目の候補を擁立する方針。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年04月25日土曜日

3665チバQ:2015/04/26(日) 19:03:45
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20150421c
「新みらい」と「いぶき」合流へ 県議会「第2会派の存在感示す」
 秋田県議会の第2会派「新みらい」(渡部英治代表)と「いぶき」(東海林洋代表)が合流を検討していることが分かった。両会派は21日に合流を正式に決定する方針。

 新みらいは改選前まで無所属7人が所属していたが、引退と落選により改選後は同5人に減る。いぶきは改選後も同2人を維持。合流が実現すれば、新会派は改選前の新みらいと同じ7人となる。

 いぶきに合流を打診した新みらいの渡部代表は「自民党が過半数を占める『1強他弱』の状況下で、少しでも多くの県民の声を拾って第2会派としての存在感を示すため、人数は多い方がいいと考えた」と話した。

 一方、いぶきの東海林代表は「熟慮の段階」としながらも、「人口減などの大きな課題に取り組むには、考えの近い者同士がまとまった方がいい」と語った。21日に合流の可否を新みらいに伝える。

 新会派の名前や代表は未定。

http://www.rnb.co.jp/nnn/news8618225.html
県議会 会派構成決まる
(秋田県)


■ 動画をみる
改選後の県議会の会派構成が決まりました。自民党が全体の6割以上を占め主導権を握ります。また、県議会では、新たに地方創生に関する調査特別委員会を設置することを決めています。
24日、県議会の世話人会で6つの会派の会派結成届が承認されました。最大会派の自民党は27人で全定数の6割以上を占めます。「新みらい」と「いぶき」が合流した第2会派の「みらい」は7人。社民党は改選前から1人増え4人。民主党は無所属の新人議員と統一会派を組み、人数は3人。公明党と共産党はそれぞれ1人会派です。なお、県議会は地方創生に関する調査特別委員会を設置することを決めました。県が策定する秋田版総合戦略などについて政策提言を行うことにしています。
[ 4/24 19:33 秋田放送]

3666名無しさん:2015/04/26(日) 19:04:12
http://mainichi.jp/area/akita/news/m20150426ddlk05010063000c.html
県議会:新会派、7人の「みらい」 「いぶき」など合流 /秋田
 改選後初となる5月の県議会定例会を前に、議会の新たな勢力図が固まった。12日開票の県議選で5人が当選した「新みらい」と2人が当選した「いぶき」が合流し、7人の新会派「みらい」が誕生。民主党は無所属議員とつくる会派名を「民主・無所属」とした。

 新たな会派別議席数は、自民27▽みらい7▽社民4▽民主・無所属3▽公明1▽共産1。

 いぶきは改選前と同じ2議席を維持..

3667チバQ:2015/04/26(日) 19:25:35
>>3221とか

松森俊逸は2014年県議補選で落選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150424103517.asp
2015年4月24日(金)
板柳町、風間浦村 2町村長選の終盤情勢

 統一地方選後半戦の市町村選挙は、26日の投開票まであと2日となった。県内では板柳町と風間浦村で首長選が行われており、現職・新人合わせて5人の候補が行政の継続・刷新、少子化対策などをめぐり舌戦を繰り広げている。選挙戦終盤の情勢を探った。


▽板柳町

 板柳町長選は、元町経済課長で会社役員の成田誠氏(62)、元県議の松森俊逸氏(59)、前町総務課長の鈴木清孝氏(58)の新人3人が、町政の継続・刷新を争点に激しい戦いを繰り広げている。

 舘岡一郎町長の支援を受ける鈴木氏は、町政継続を訴え町内をくまなく巡っている。町民を見かけると走り寄って握手。頻繁にマイクを握り「基幹産業の農業を振興する」などと訴えている。町議会与党会派「公正会」の議員8人も応援に回り組織票を固めている。

 成田氏も町政継続の姿勢だが、独自の政策も実施する考えだ。終盤戦を迎え、地元の館野越地区の地盤固めに力を入れている。23日は同地区で約100人を前に街頭演説を行い、「子どもは町の宝、教育環境を整え人材育成に取り組む」などと訴えた。

 松森氏は、町政刷新を訴える。街頭演説では「人口は減り続け、予算規模も減り続けている。今の町政はどんな手を打ってきたのか」と現町政を批判している。陣営幹部は「町政刷新を訴えているのは松森氏だけ」と他の2候補との違いを強調している。 (小路口裕允)

▽風間浦村

 風間浦村長選では、再選を目指す現職の飯田浩一氏(54)と新人の大久保利夫氏(72)が、ともに政党や組織に頼らない草の根選挙を展開している。少子化対策などが争点だが、政策論戦はかみ合っていない。

 飯田氏は自ら選挙カーのハンドルを握り、妻が助手席から連呼するスタイルで村内を巡る。村議選が同日程で行われる影響で、支援する村議などの姿はなく、夫婦二人だけで、漁業振興や統合小学校建設の推進などを訴えている。

 大久保氏は、水道料金軽減など独自の政策を主張している。

3668チバQ:2015/04/26(日) 19:35:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150425-00000564-yamagata-l06
自民30人、最大会派維持 県議会の会派構成固まる
山形新聞 4月25日(土)14時44分配信

 県議選で改選された県議会の会派構成が24日までにほぼ固まった。自民は新人3人を含む計30人で最大会派を維持。民主・社民系議員らでつくる県政クラブは改選前2増の現新元の9人で会派届を提出する。保守分裂選挙として自民公認の現職との一騎打ちを制したいずれも新人の青木彰栄氏(西置賜郡区)は県政ク、柴田正人氏(南陽市区)は無所属となる見込みで、それぞれ対応が分かれる。

 自民党は公認で出馬し、当選した渋間佳寿美(米沢市区)佐藤聡(鶴岡市区)能登淳一(村山市区)の新人3氏を加えるが、現職3人が勇退し、同じく3人が落選したため改選前の33人から3減らす。議会での勢力関係について、会派代表の野川政文県連幹事長は「30人で特段の問題はない」としている。

 自民会派入りを希望している柴田氏は、党本部の勤務経験や党県2区支部長の鈴木憲和衆院議員の秘書を務めたこと、さらには今回の選挙の経緯を踏まえ、「自民会派入りを目指して努力していく」とし、当面は無所属で活動する考えを示した。野川幹事長は「本人からの意思表示はある。だが支部あっての県連である以上、支部の意向を重視したい」と話した。

 「県政与党」の県政クは阿部昇司代表、木村忠三幹事長の留任を決定。「県議選の結果を踏まえると県政運営は厳しさが増すことが予想される。知事に対し、厳しくすべきところは厳しく、そして、より強く支えたい」(阿部代表)とし、県議選で全面支援した元職青柳安展氏(東根市区)だけでなく、青木氏を加える。青木氏は「自民党籍を持っているが、無所属で立候補せざるを得なかった。選挙期間中も県民党の立場で頑張りたいと言ってきた」と理由を述べた。

 さらに社民推薦で4年間無所属で活動してきた金子敏明氏(酒田市・飽海郡区)も加入する。金子氏は「会派に所属することで今まで以上にしっかり知事を支えることができる」と語った。

 一方で現職楳津博士氏(寒河江市区)の離脱が確定的。山形新聞社の取材に対し、楳津氏は「支持者と検討した結果、自らの立ち位置を見つめ直すこととした。今後は全くの白紙」と説明し、現時点で無所属で活動する可能性が高い。

 共産党は現職渡辺ゆり子(山形市区)と新人の関徹(鶴岡市区)の2氏、公明党は現職菊池文昭氏(山形市区)は1人会派となる予定。各会派は結成届が締め切られる27日に最終決定する。

山形新聞社

3669チバQ:2015/04/26(日) 22:13:39
http://www.sankei.com/politics/news/150426/plt1504260032-n1.html
2015.4.26 21:56
【統一地方選】
「セクハラ」騒動の宮城・大衡村長選 前村議長が初当選

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【統一地方選2015】

大衡村村長選で初当選し、花束を受け取る萩原達雄氏=26日、宮城県大衡村(上田直輝撮影)
 「セクハラ」騒動で前村長が辞職した宮城県大衡村長選は26日、新人で前村議会議長の萩原達雄氏(66)が、新人で前村議の赤間しづ江氏(67)を破り、初当選した。

 同村をめぐっては、女性職員がセクハラを受けたとして、前村長を提訴。村議会が前村長の不信任案を提出し、賛成多数で可決。前村長は議会を解散して辞表を提出し、出直選となった。


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