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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

3470チバQ:2015/03/09(月) 18:45:25
十和田市、三沢市、むつ市、北上郡=6・完
2015/3/9 月曜日


■十和田市
 田中順造、丸井裕の自民現職2人と、元衆院議員で新人の中野渡詔子による三つどもえの戦い。前回に続き無投票との見方があったが、中野渡が2月中旬に急きょ名乗りを上げ選挙戦が確定した。
 自民にとっては江渡聡徳衆院議員のお膝元の選挙区であり、議席維持が絶対条件となる。田中、丸井はそれぞれ安定した地盤を有し、組織の引き締め、支持固めに力を注ぐ。
 昨年12月の衆院選に維新の党公認で出馬、落選した中野渡。初挑戦となる県議選は特定の政党にとらわれず無所属で出馬する構えで、元国会議員としての知名度を生かしながら無党派層への浸透を図る。
■三沢市
 自民現職の小桧山吉紀が3選を目指す。他に立候補の動きはなく、前回選に続き無投票となる公算が大きい。
■むつ市
 現職3人、新人2人が名乗りを上げる。自民が3議席独占を維持できるかが焦点だが、前回とは戦いの構図が変わり、混戦となる可能性もある。
 自民現職の越前陽悦、横浜力、菊池憲太郎はいずれも党公認を受け、議席確保に全力を傾ける。前回は横浜が自民公認、越前が自民推薦、菊池が民主推薦で出馬。菊池の自民入りで4年前と情勢が変わり、得票にどう影響するかが注目される。
 新人では、連合青森下北地域協議会議長の藤森友子が民主公認で立候補する。連合青森の推薦も受け、非自民の受け皿を目指す。
 元五戸町議の大久保利夫は反核燃を掲げ、独自の戦いを進める。
■上北郡
 定数4に、現職4人、新人1人が出馬を表明し、少数激戦の様相。過半数を占める自民が現有議席を維持できるかが注目される。
 自民は、工藤慎康が地元七戸町の固い支持層を背景に3選を目指す。前回は党推薦で出馬した蛯沢正勝、沼尾啓一も党公認を受け、再選を期す。ともに東北町を地盤とし、票の行方も注目される。
 無所属では、県議会会派の公明・健政会に所属する吉田絹恵が再選に向け、地元おいらせ町を中心に支持拡大に注力する。
 新人は、元野辺地町議の木明和人が前回に続いて民主公認で出馬。非自民、無党派層の取り込みを図り、議席獲得を目指す。
(文中敬称略)
=終わり=

◎立候補予定者
【十和田市】(定数2)
田中順造
丸井裕
中野渡詔子

【三沢市】(定数1)
小桧山吉紀 64 自現 [2]

【むつ市】(定数3)
越前陽悦
横浜力
菊池憲太郎
藤森友子
大久保利夫

【上北郡】(定数4)
工藤慎康
蛯沢正勝
沼尾啓一
木明和人
吉田絹恵

3471チバQ:2015/03/10(火) 20:10:19
http://www.sankei.com/politics/news/150309/plt1503090020-n1.html
2015.3.9 21:40

秋田市長「後援会」ゴルフで公務欠席 「自覚ない」と批判も





 秋田市の穂積志市長が昨年7月、公務のイベントを欠席し、自身の後援会のゴルフ大会に参加していたことが9日、分かった。イベント主催者側は「市の第三セクターのための催し。自覚が足りない」と批判。穂積氏は同日、取材に対し秘書課を通じ「適切か不適切かも含めコメントすることはない」と回答した。

 イベントは昨年7月26日、秋田港にある飲食店などが入った市の第三セクターの施設で開いた「秋田港海の祭典」。主催は市民や企業、国土交通省関係者などでつくる実行委員会で、穂積氏も顧問を務めている。

 実行委や市によると、イベントは毎年同じ時期に開き、市長が参加することもあった。実行委は昨年7月9日、穂積氏に出席を正式要請。しかし、穂積氏は既に副市長など200人以上が参加する後援会主催のゴルフ大会の予定を入れており、代理で担当課長が出席した。欠席理由の具体的な説明はなかったという。

3472チバQ:2015/03/10(火) 23:04:57
2011年青森県議選を振り返る

青森市(定数:10)
当 高橋修一14670〈元〉市職員自民40現    13年青森市長選出馬検討→断念
当 森内之保留11454畜産会社役員自民46現
当 伊吹信一11171党県代表公明50現
当 渋谷哲一9663〈元〉衆院議員秘書民主49現
当 関良__8727福祉施設長無所53新      09年市長選落選 会派「青和会」
当 古村一雄8562〈元〉浪岡町長無所66現    旧浪岡町長 会派 無所属
当 山谷清文7921〈元〉旧市議自民53元
当 花田栄介7614弁当会社員自民29新
当 諏訪益一7245党県地区副委長共産66現
当 奈良岡央7209米穀会社長無所54新     05年青森市長選落選>>128 09年青森市長選出馬断念 鹿内博を支持>>3046自民復党
落 一戸富美雄7023東北電力社員無所54現   東北電力労組出身
落 奈良岡克也6442〈元〉国労地本委長社民60現
落 大沢研5611〈元〉市議共産63新

弘前市(定数:6)
当 相馬錩一10284税理士〈元〉市長無所74元    >>115710年市長選落選会派 無所属
当 西谷洌_10038医療法人理事自民66現
当 岡元行人9765〈元〉木材業自民46現
当 安藤晴美8974〈元〉市議共産59現
当 川村悟_8609〈元〉旧市議無所63現      連合青森推薦 会派「青和会」
当 斉藤爾_7366貸倉庫会社員無所40新      弘前市議 会派自民
落 成田善一6151アパート賃貸業無所57新     
落 三上隆雄5349〈元〉参院議員民主77現
落 松橋武史4262〈元〉市議民主39新
落 一戸兼一33761級建築士無所57新 自民推薦出馬

八戸市(定数:8)
当 熊谷雄一13125〈元〉市議自民48現
当 滝沢求_12159不動産会社長自民52現     13年参院選出馬当選
当 中村寿文10058〈元〉市長民主71現      引退
当 山田知9281〈元〉市議民主41現
当 畠山敬一8828〈元〉市議公明55現
当 田名部定男8627〈元〉党県幹事長民主64現
当 清水悦郎8112米穀販売業自民61現
当 藤川友信6908医療法人理事自民62新
落 畑中哲雄5338〈元〉市議共産67新
落 寺地則行4203不動産会社役員無所58新
落 山内正孝4108牧場経営民主60現

3473チバQ:2015/03/10(火) 23:05:11
黒石市(定数:1)
無投票
当 高樋憲―建設会社相談役自民52現      →市長選出馬当選

補欠選にて鳴海恵一郎が無投票当選

五所川原市(定数:3)
当 櫛引ユキ子12846〈元〉市議無所57元     10年市長選落選 会派「青和会」
当 寺田達也12493〈元〉市議自民48新
当 成田一憲7044農業自民72現
落 今博__6898党県政調会長民主60現     15年再挑戦

十和田市(定数:2)
無投票
当 丸井裕―ガソリン販売業自民54現
当 田中順造―党県副会長自民61現

三沢市(定数:1)
無投票
当 小檜山吉紀―〈元〉保育園長自民60現

むつ市(定数:3)
当 横浜力_11730〈元〉風間浦村長自民58新   風間浦村長
当 菊池憲太郎10781観光ホテル役員無所42新   民主党推薦→自民入り
当 越前陽悦9574〈元〉市議無所65現      自民推薦
落 村中徹也7470森林組合長無所52新

つがる市(定数:1)
無投票
当 三橋一三―食品会社役員自民43現

平川市(定数:2)
当 長尾忠行9789農業自民62現        市長選出馬当選
当 工藤義春5648〈元〉食料雑貨店長無所61新 市長選では現職大川を支援
落 中村弘 4734土木会社顧問自民57現

東津軽郡(定数:1)
無投票
当 神山久志―燃料販売業自民63現

西津軽郡(定数:1)
無投票
当 工藤兼光―〈元〉鰺ケ沢町議長自民67現

南津軽郡(定数:1)
当 阿部広悦6088〈元〉旧藤崎町議長自民63現
落 鶴賀谷貴3579不動産会社長無所48新    →15は弘前市から出馬
落 鈴木和久2240保育園理事長無所53新

北津軽郡(定数:1)
無投票
当 相川正光―〈元〉鶴田町収入役自民57現  →鶴田町長選出馬当選 >>3195

補選
当 4589 斉藤直飛人 39 自新     元関脇・追風海 板柳町
  4555 相川順子 57 無新      鶴田町 
  3543 松森俊逸 58 無元      板柳町

3474チバQ:2015/03/10(火) 23:05:26
上北郡(定数:4)
当 工藤慎康12015農業会社役員自民41現
当 吉田絹恵10407保育園長無所64新      三村知事の父で今回県議を引退する予定の三村輝文(公明・健政会)の後継候補
当 蛯沢正勝8779建設会社会長無所63新     自民推薦
当 沼尾啓一8598〈元〉東北町収入役無所63新  自民推薦
落 木明和人7378〈元〉野辺地町議民主45新   15年再挑戦
落 工藤章2791〈元〉旧七戸町議無所58新
落 山田昭二2324〈元〉東北町職員無所58新

三戸郡(定数:3)
当 夏堀浩一9381獣医師自民57現
当 北紀一8379〈元〉食肉卸会社長民主69現
当 松尾和彦7969ゴルフ施設経営民主47現
落 沢田恵7647獣医師自民53新

3475チバQ:2015/03/11(水) 22:46:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150311_21012.html
<青森知事選>青森市長が反核燃派支援で波紋


鹿内市長(奥の右から2人目)が大竹氏の支持を訴える5日前の会合。同席した三村知事(右端)と親密に語らう場面はなかった=2月17日
拡大写真
 任期満了に伴う青森県知事選(5月21日告示、6月7日投開票)をめぐり、青森市の鹿内博市長が、新人で核燃料サイクル政策の廃止などを掲げる前県保険医協会長の医師大竹進氏(64)の支援を表明し、4選を目指す現職三村申吾氏(58)への対決姿勢を打ち出した。反核燃派は歓迎する一方で、市議会からは県との関係悪化を懸念する声も出ている。

 「原発や核燃は危険だ。県政を変えなければならない。勝利を目指し一緒に頑張りたい」。鹿内市長は2月22日、市内で開かれた大竹氏の支援団体の設立総会の壇上で、力強く訴えた。
 鹿内市長は県内では唯一、全国の市区町村長ら約110人でつくる「脱原発をめざす首長会議」のメンバーに名を連ねる。市長就任前の県議時代には、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の着工に反対しハンストをするなど、反核燃運動を主導してきた。現在も県内反核燃派のシンボル的な存在だ。
 大竹氏を推薦する予定の共産党の諏訪益一県議は「市長の支援で反対派は盛り上がる」と強調。大竹氏も「心強い応援をいただいた」と感謝した。
 一方、公明党とともに現職三村氏を推薦する自民党の神山久志県連幹事長は「主義主張を通したいのは分かるが、青森県と青森市がしっくりこない関係になってしまえば、市民にとっては不幸なことだ」と鹿内市長の動きをけん制する。
 市議会自民党系会派、自民清風会の渋谷勲会長も「県と市の関係が悪化し、市のお願いに応えてくれなくなる。30万人都市のトップが取る行動ではない。市長になった時は反核燃の言動を自粛していたが、2期目に入りおごりが見える」と批判した。
 大竹氏を推薦する社民党のある市議は、政府の米軍基地政策に反対する知事の当選後、国の振興予算が減らされた沖縄県を引き合いに「県と市に主従関係はないが、市には県の支援が必要なときもある。応援は党としてありがたいが、市議の立場では歓迎できない」と悩ましい表情で語った。

3476チバQ:2015/03/13(金) 20:59:41
http://yamagata-np.jp/news/201503/04/kj_2015030400055.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(1) 米沢市区、東置賜郡区
2015年03月04日 08:19
 統一地方選で行われる第18回県議選は4月3日の告示まで1カ月を切った。全19選挙区の定数44に対し、現段階で55人が立候補の意思を表明、各地で既に激しい前哨戦が繰り広げられている。各選挙区の情勢を探った。(文中敬称略)

【米沢市区】現新5氏、乱戦の様相―市長選挑戦「中川票」の行方鍵に
 定数3をめぐり、後藤源、木村忠三の現職2人、いずれも元市議の渋間佳寿美、白根沢澄子、遠藤正人の新人3人が激突。2回連続の無投票から一変し乱戦の様相を見せている。今秋の市長選に向かう県議中川勝の票の行方が鍵を握りそうだ。

 史上最多タイの10期に挑む後藤は「気力、体力、胆力とも十分」とアピール。支援団体などの会合で、地方創生の拠点に選定された新「道の駅」を実績として強調。8日に後援会女性部の集会、20日に政経セミナーを開いて本番に臨む。

 木村は1月、後援会新春の集いで本格始動。知事吉村美栄子から「中堅(議員)とはいえ吉村県政での支えは大きい」とエールを受けた。1日、大町1丁目の自宅敷地で事務所開きを行った。26日に女性の集いを兼ねた総決起大会を開く。

 新人ながら自民党県連の公認を得た渋間は1月、政経塾主宰者を迎えた政談演説会を開催。市議選候補の元同僚議員・新人と連動して街頭活動を行うとともに、企業朝礼や支持者回りを重ねる。1日に中央3丁目で事務所を開設した。

 白根沢は昨年末の衆院選に続く出馬。市議4期の実績を生かし共産票を上積みした勢いに加え、女性票を取り込んで悲願の党議席獲得を目指す。年明けから街頭演説や支持者回りをスタート。1月に井上哲士参院議員を迎え集会を開いた。

 新人で最も早く名乗りを上げた遠藤は地元・南原などの支援者回りに余念がない。「なせばなる」「県政に新風を」のスローガンを掲げつじ立ちも続けている。「きもの議会」をもって市議を辞職。7日に城南2丁目に事務所を開く。

【東置賜郡区】自民2現職無投票か
 定数2に対し、出馬を予定しているのはいずれも自民現職の舩山現人、島津良平の2人。ほかに立候補の動きはなく、無投票となる可能性が高い。

 5選を目指す舩山は1月、地元川西町の上小松で事務所開きを行った。川西町長原田俊二や同町議会議長斎藤修一のほか、町議5人や後援会員らが出席した。「時代の流れをくみ、戦略を練って着実に実行していく」と決意を述べた。

 島津は地元の高畠町を中心に支持を固め、再選を期す。1月下旬に衆院議員鈴木憲和、参院議員大沼瑞穂や支援者らが集い同町高畠で事務所開きを行った。青年部を増員し組織を強化したほか、企業を回り支持拡大を目指している。

【立候補予定者】
◇米沢市区(定数3―予定5)
後藤源 75 県議 自現
木村忠三 49 県議 無現
渋間佳寿美 44 元米沢市議 自新
白根沢澄子 64 元米沢市議 共新
遠藤正人 51 元米沢市議 無新

◇東置賜郡区(定数2―予定2)
舩山現人 61 県議 自現
島津良平 61 県議 自現

3477チバQ:2015/03/13(金) 21:00:13
http://yamagata-np.jp/news/201503/05/kj_2015030500081.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(2) 西置賜郡区、南陽市区、長井市区
2015年03月05日 09:05
【西置賜郡区】11年半ぶり選挙戦、一騎打ちの公算大
 立候補の意思を表明しているのは自民現職で4選を目指す小池克敏と、無所属新人の青木彰栄。公選法違反事件に絡む2003年9月の補選以来、約11年半ぶりとなる選挙戦は一騎打ちとなる公算が大きい。

 小池は小国町が地元で元飯豊町職員。青木は元白鷹町議会議長。隣接する飯豊と小国、さらに間に長井市を挟む白鷹の3町が同一選挙区という選挙区事情に加え、支持基盤がともに保守系という構図も相まって激戦が予想される。

 小池は直近2度の選挙で無投票当選だった。主に白鷹、飯豊両町の支持者や企業を回り、1日には白鷹町内で県政報告会を開いた。衆院議員鈴木憲和らが駆け付けエールを送った。7日には、小国町岩井沢で事務所開きを行う。

 青木は昨年末から年明けにかけ白鷹町荒砥甲に事務所を、飯豊町椿には後援会連絡所を構え、2月下旬に女性応援団体「あいの会」を組織。2、3月に白鷹町で「あすの西置賜を語る会」を開き、白鷹や飯豊の町議らが弁士を務めた。

【南陽市区】20年ぶり選挙戦、保守系2氏の争いへ
 現時点で自民現職の佐貝全健と衆院議員鈴木憲和の元秘書の柴田正人の2人が出馬表明している。選挙戦は佐貝が初当選した1995年以来で、ほかに動きはなく一騎打ちが濃厚だ。

 ともに保守系を支持基盤とする中、豊富な経験と実績をアピールする現職に、若さと世代交代を訴える新人が挑む形となる。

 党南陽支部長など要職に就く佐貝は、後援会組織などを軸に各地で座談会を開催する一方、支援企業や団体を回り、支持固めに余念がない。先月、大規模な女性の集いを開催。7日に椚塚の自宅脇で選挙戦に向けた事務所開きを行う。

 柴田は、年明けから同じ世代を中心にした支援者などと一緒に市内全域で支持者へのあいさつ回りを展開。1日に宮内地区の国道113号沿いに事務所を開設した。29日には、後援会の設立総会を兼ねた決起集会を予定している。

【長井市区】出馬表明は現職のみ、無投票か
 現時点で立候補を表明しているのは7選を目指す平弘造のみで、無投票の可能性が出ている。陣営は気の緩みを警戒し、選挙への関心の盛り上げに懸命だ。

 平は各地で県政報告会を開催。市長内谷重治と共に地区長会など主催の座談会にも出席し、アピールしている。1日に舟場地区で事務所開きを行い、衆院議員鈴木憲和、内谷らが駆け付けた。7日には「励ます会」を開く。

【立候補予定者】
◇西置賜郡区(定数1―予定2)
小池克敏71県  議自現
青木彰栄61農  業無新

◇南陽市区(定数1―予定2)
佐貝全健64県  議自現
柴田正人35無  職無新

◇長井市区(定数1―予定1)
平弘造67県  議自現

3478チバQ:2015/03/13(金) 21:00:44
http://yamagata-np.jp/news/201503/06/kj_2015030600114.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(3) 東根市区、寒河江市区、西村山郡区
2015年03月06日 12:17
【東根市区】12年ぶり選挙戦、2現職と元職の争い
 自民現職の野川政文と青柳信雄に加え、告示2カ月を切って無所属元職の青柳安展が出馬を表明した。12年ぶりの選挙戦が確実な情勢で、現職2人と元職が支持拡大に向けて激しい前哨戦を繰り広げている。

 6選を目指す野川は党県連幹事長の党務を精力的にこなしながら後援会の支部長会議や拡大役員会、若手農家との座談会など小まめに会合を重ね、支持固めに余念がない。中央4丁目の事務所は8日に開設。22日に総決起集会を開く。

 青柳信は4選に向け、市内全域での支持者回りを加速。後援会員拡大に力を入れる。基盤固めを着々と進めながら、会合を重ねて組織の引き締めを図る。1日に宮崎1丁目の自宅で決起大会を兼ねた事務所開きを行い、結束を確認した。

 青柳安は先月20日に市議を辞職した。友人や地域住民らを中心とした新たな後援会を編成。衆院議員近藤洋介の支持者も集結して後押しするなど、選挙戦に向けた態勢を整えた。民主党が推薦する。7日に中央3丁目で事務所開きを行う。

【寒河江市区】2現職のみ無投票か
 立候補を表明しているのは自民小野幸作と無所属楳津博士の両現職のみで、無投票の公算が大きい。

 小野は1月に市内で県政報告会と女性の集いを開催。党県連政調会長、党寒河江支部長の要職を務め、3期12年の実績をアピール。1日に同市西根で事務所開きを行った。各地区で県政報告会や懇談会を開き、支持拡大を目指す。

 楳津は昨年11月に市内で県政報告会を開き、知事吉村美栄子からも激励を受けた。2月22日に仲谷地3丁目で事務所開きを行った。各地区後援会や企業後援会、女性部の役員会を重ね、選挙戦を想定し、地元白岩を中心に結束を図る。

【西村山郡区】5回連続無投票の可能性
 過去4回が連続無投票で今回も無投票の可能性が高い。現段階で出馬を表明しているのは、ともに6期目を目指す鈴木正法、阿部賢一の両自民現職のみ。

 鈴木は議長公務の合間を縫い、地元の河北町内を中心に県政報告会を展開している。先月15日の後援会総会に合わせ選対本部を立ち上げた。今月15日に同町谷地で事務所開きを行い、同22日には町内で女性の集いを開催して結束を固める。

 阿部は地元朝日町の宮宿で1日に事務所開きを行った。西川、大江両町に加え河北町でも後援会組織を設立し、昨年2月から各地区で座談会を重ねてきた。15日には知事吉村美栄子を招き、西川町と朝日町で決起大会を開く予定。

【立候補予定者】
◇東根市区(定数2―予定3)
野川政文 60 県議 自現
青柳信雄 70 県議 自現
青柳安展 68 元東根市議 無元

◇寒河江市区(定数2―予定2)
小野幸作 73 県議 自現
楳津博士 53 県議 無現

◇西村山郡区(定数2―予定2)
鈴木正法 63 県議 自現
阿部賢一 62 県議 自現

3479チバQ:2015/03/13(金) 21:01:11
http://yamagata-np.jp/news/201503/07/kj_2015030700136.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(4) 村山市区、天童市区、上山市区
2015年03月07日 09:05
【村山市区】16年ぶり選挙戦、4新人が乱戦の様相
 定数1に対し、いずれも元市議の能登淳一、須藤和幸、長谷川元と、行政書士の菊池大二郎の計4新人が立候補を予定。補選も含めた4回連続の無投票から一転し、1999年以来、16年ぶりの選挙戦は乱戦が予想される。

 能登は新人ながら自民党県連の公認を得た。昨年秋以降、約30カ所で座談会を開いたほか、党所属国会議員と連動して支持固めを進める。1日に市民会館で決起集会を開催。15日は楯岡地域市民センターで女性の集いを予定している。

 須藤は2月に入ってから立候補を表明し、市議を辞職した。社民、県平和センターが推薦。市議時代の後援会を母体に地元・市西部のほか、楯岡地域でも浸透を図る。中央1丁目に連絡事務所を置く。7日に甑葉プラザで決起集会を開く。

 最も早く名乗りを上げた長谷川は年明けから精力的に支持者回りを重ねる。楯岡地域を地盤に、子育て世代や女性の支持拡大を目指し連日ミニ集会を開催。楯岡十日町で2月8日に事務所開きを行い、今月下旬に総決起大会を予定する。

 菊池は若さと行動力をアピールし、初の選挙戦に挑む。既にあいさつ回りで市内を一巡した。楯岡荒町1丁目に事務所を構え、後援組織「同志会」を軸に支援の輪を広げる。民主の推薦を受けた。8日に甑葉プラザで総決起大会を開く。

【天童市区】2現職のみ無投票か
 ともに自民現職の森谷仙一郎、矢吹栄修のほかに動きは見られず、無投票となる可能性が高い。

 3選を期す森谷は2月18日に後援組織を一堂に集めた総決起大会を開催。農業集落の維持やまちづくり政策を訴えた。東本町2丁目に事務所を構え、今月13日に事務所開き。地盤の市内北部、各集落で座談会を重ね、緊張感の維持を図る。

 2期目を目指す矢吹は3日に東本町1丁目で事務所開きを行った。若手経済人と中心市街地活性化イベントを開催するなど行動力、提案力をアピール。保守層に偏らず、幅広く支援を広げる。9日の県政報告会で支持者の結束を固める。

【上山市区】現職1人が出馬予定
 出馬を予定しているのは現時点で自民現職の佐藤昇のみ。無投票となる可能性が高い。

 再選を目指す佐藤は、年明けから後援会と協議を重ね、企業や団体、各地区の会合などに小まめに出席。意見交換しながら、政党の枠を超えた支持拡大を図っている。21日に県政報告会を開き、2期目への決意を表明する。

【立候補予定者】
◇村山市区(定数1―予定4)
能登淳一 60 農業 自新
須藤和幸 64 団体役員 無新
長谷川元 42 僧侶 無新
菊池大二郎 32 行政書士 無新

◇天童市区(定数2―予定2)
森谷仙一郎 56 県議 自現
矢吹栄修 40 県議 自現

◇上山市区(定数1―予定1)
佐藤昇 56 県議 自現

3480チバQ:2015/03/13(金) 21:01:52
http://yamagata-np.jp/news/201503/08/kj_2015030800157.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(5) 山形市区、東村山郡区
2015年03月08日 10:53
【山形市区】10氏が9議席争う
 現職9人全員に加え、新人1人が立候補の意思を表明し、現時点で定数9を10人が争う構図となっている。

 2013年夏の参院選、14年12月の衆院選で勝利した勢いに乗る自民は、現職4人が立候補を予定。次期山形市長選(9月6日告示、13日投開票)を見据え、それぞれ上位当選を目指す。

 今井栄喜は1月18日に後援会新年会を開催。2月18日に南原町1丁目に事務所を開き、北部と南部に連絡所を構えた。12日には選対組織を立ち上げ、運動方針の意思統一を図る。若手市議との連携で青年支持者を拡大している。

 金沢忠一は地元南沼原地区を中心に市内全域で浸透を目指す。1月25日には後援会員を中心に新春の集いを開催。2月8日には羽黒堂の自宅脇に事務所を構えた。3月中旬以降に女性や若者を対象とした集会を計画している。

 奥山誠治は、地元で週1回のつじ立ちを継続。2月14日に清住町2丁目に事務所を設置した後、選対会議も開いた。後援会支部、企業の会、青年部、女性部など、組織別に選挙戦に向けた戦略を練るなど、念入りに準備を整えている。

 大内理加は地元の北部を中心に集会所単位で県政報告会を重ねてきた。2月14日には事務所を漆山に開設。3月下旬には女性の集いを計画している。支援者回りや団体への推薦依頼を行いつつ、出羽地区を拠点に他地区への浸透を狙う。

 2期連続でトップ当選を果たした民主の吉村和武は、2月中旬に県政報告会を開催。支持者のほか知事吉村美栄子らが出席し、前回以上の票の上積みへ士気を高めた。近く東青田4丁目に事務所を構え、全域での浸透を目指す。

 公明現職の菊池文昭は3人が立候補予定の市議選と連動した戦いを展開している。2月21日、市内芳野に事務所を開設した後、人口減少対策を盛り込んだローカルマニフェスト(政策提言)を発表するなど活動を本格化させている。

 県内唯一の共産議席を守る渡辺ゆり子は1月下旬に参院議員井上哲士を迎えて党演説会を開き、選挙ムードの盛り上げを図った。市議選立候補予定者と街頭演説を重ねており、7日に初当選時と同じ東青田4丁目に事務所を構えた。

 全国的な衰退傾向に歯止めを掛けたい社民は現有2議席の維持に全力を注ぐ。

 6選を目指す広谷五郎左エ門は2月上旬、知事吉村を招き、後援会総会と県政報告会を開催した。地元西部地区を拠点にあいさつ回りを重ねており、8日に村木沢の自宅に事務所を構える。出身の全水道、情報労連など労組が支える。

 県職労出身の高橋啓介は1月から地元南沼原地区を中心に自転車であいさつ回りを展開。2月中旬に富の中1丁目に事務所を構え、同下旬には知事吉村を招いた県政報告会を開いた。自治労など支持労組を軸に幅広い層への浸透を図る。

 無所属新人の大泉正信は昨年12月に立候補の意思を表明。維新の党、次世代の党に推薦願を提出し、支持層へのアピールを狙う。市内の開業医の支援を受け、近く鈴川町3丁目に事務所を構える予定。雇用の拡充と安定などを訴える。

【東村山郡区】出馬表明現職のみ
 現段階で立候補を表明しているのは、自民現職で3選を目指す鈴木孝のみ。ほかに出馬の動きはなく、無投票となる公算が大きくなっている。

 鈴木は地元山辺町に加えて中山町にも後援会組織を設立し、支持基盤を固めている。支持者へのあいさつ回りにも余念がない。山辺町山辺で8日に行う事務所開きには両町の町長、町議らが駆け付け、陣営のムード盛り上げを図る。

【立候補予定者】
◇山形市区(定数9―予定10)
今井栄喜 73 県議 自現
広谷五郎左エ門 64 県議 社現
金沢忠一 64 県議 自現
奥山誠治 55 県議 自現
大内理加 51 県議 自現
吉村和武 42 県議 民現
渡辺ゆり子 62 県議 共現
高橋啓介 62 県議 社現
菊池文昭 51 県議 公現
大泉正信 63 英語講師 無新

◇東村山郡区(定数1―予定1)
鈴木孝 69 県議 自現

3481チバQ:2015/03/13(金) 21:02:35
http://yamagata-np.jp/news/201503/09/kj_2015030900175.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(6) 最上郡区、新庄市区、尾花沢市・北村山郡区
2015年03月09日 08:05
【最上郡区】新人加わり保守分裂に
 ともに自民現職の伊藤重成と小松伸也に加え、参院議員岸宏一の長男で秘書の新人岸倫一郎が出馬を正式表明した。昨年12月の衆院選県3区と同様、保守分裂の構図で、既に前哨戦が繰り広げられている。ほかにも新人擁立を模索する動きがあり、流動的要素をはらんでいる。

 5選を目指す伊藤は、地元の舟形町舟形に事務所を構え、2月15日に知事吉村美栄子を招いて事務所開きを行った。集落ごとのミニ座談会も継続する。周辺に漂う安泰ムードに危機感を強めており、地盤の南部を中心に支持固めを進める。

 再選を狙う小松は1月31日に地元の真室川町新町に事務所を開設。地盤の北部を中心に小まめに会合に出席し、座談会やつじ立ちを重ねる。今月14日に参院議員丸山和也を招いた県政報告会を真室川町で開き、弾みをつける考え。

 岸は2月6日に正式に出馬表明。同15日に地元の金山町金山に事務所を開き、父宏一もマイクを握り支持を呼び掛けた。宏一の支援者の後押しも受け、態勢づくりと支持固めを急ピッチで進める。今月29日には地元で総決起大会を開く。

【新庄市区】2現職ともに臨戦態勢
 現段階で出馬を表明しているのはいずれも自民現職の坂本貴美雄と山科朝則のみ。他に出馬の動きはないが、ともに選挙戦を見据えて臨戦態勢を整えている。

 5選を狙う坂本は昨年から市内全域であいさつ回りを続けている。集落の隅々まで回り、4期16年の実績をアピール。今後も各地に拡充させた後援会と青年部を軸に活動を続け、さらなる支持拡大を目指す。19日に支援企業の総会を開く。

 再選を目指す山科は着々と態勢づくりを進める。2月10日に県政報告会を開催し、新たな4年間への決意をあらためて表明した。恒例となったつじ立ちも継続しており、7日には新庄市下金沢町で事務所開きを行い、結束を確認した。

【尾花沢市・北村山郡区】現職のみ、無投票か
 現時点で立候補を表明しているのは、3選を目指す自民現職の加賀正和のみ。ほかに出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 加賀は2010年の補選から2回連続無投票当選。7日に尾花沢市上町1丁目に事務所を開設し、市内5地区で県政座談会を開いた。今月中旬に大石田町中心部にも連絡所を設置。29日には同市のサルナートで総決起大会を開催する。

【立候補予定者】
◇最上郡区(定数2―予定3)
伊藤重成58県   議 自現
小松伸也52県   議 自現
岸倫一郎40参院議員秘書 無新

◇新庄市区(定数2―予定2)
坂本貴美雄67県   議 自現
山科朝則48団体役員 自現

◇尾花沢市・北村山郡区(定数1―予定1)
加賀正和47県   議 自現

3482チバQ:2015/03/13(金) 21:05:17
http://yamagata-np.jp/news/201503/10/kj_2015031000200.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(7) 鶴岡市区
2015年03月10日 10:38
【鶴岡市区】現新6氏、5議席争う
 現職4人と新人2人が立候補の意思を示し、6人で5議席を争う少数激戦となる公算が大きい。現職は県議会定例会のため、現時点では活動が限定的だが、新人は知名度不足を解消するため着々と臨戦態勢を整えている。昨年末に勇退を表明した菅原元の後継者がおらず、地盤だった旧櫛引町など市東部の旧東田川地域で票の争奪戦が繰り広げられることが予想され、各立候補予定者とも掘り起こしを狙っている。

 阿部信矢は7期目に向けて2月18日、伊勢原町に事務所を開設した。今月1日には総決起集会を開いた。24年の経験と実績をアピールしながら、農業層を軸に支持拡大を狙う。地盤に近い旧東田川地域へも浸透を図っている。

 志田英紀は今月3日に家中新町に事務所を設け、5日に県政報告会を兼ねた大規模集会を開いた。先の衆院選の影響もあり「1カ月近い出遅れ」を自認するが危機感を抱いて急ピッチで態勢を構築。保守層に地方創生をテーマに訴える。

 阿部昇司は市内各地で県政報告会や座談会、企業・団体回りを行って支持拡大を図る。今月1日には藤浪3丁目で事務所開きを行うとともに藤島地区地域活動センターで総決起大会を開催。知事吉村美栄子らが駆け付けエールを送った。

 草島進一は2月14日に支援者を集めて県政報告会を開催した。今月7日に道田町で事務所開きを行った。政党の公認、推薦を受けずに草の根運動を徹底。つじ立ちや支援者回りを精力的に続けながら、幅広く支持を呼び掛ける。

 佐藤聡は2月15日に覚岸寺で事務所開きを行った。地元西郷のみならず、ミニ座談会を開くなどして市内各地に積極的に足を運ぶほか、自身の年代に近い青年層の支援組織をつくって支持を広げる。今月27日に総決起大会を開く。

 関徹は連日、各地で街頭演説を行い、共産市議とも連携して支持拡大を目指す。千石町に事務所を構え、2月26日に第一学区コミュニティ防災センターで事務所開きを行った。今月21日に決起集会と位置付ける党演説会を開く。

【立候補予定者】
◇鶴岡市区(定数5―予定6)
阿部信矢 68 県議 自現
志田英紀 64 県議 自現
阿部昇司 64 県議 民現
草島進一 50 県議 無現
佐藤聡 46 元鶴岡市議 自新
関徹 54 元鶴岡市議 共新

3483チバQ:2015/03/13(金) 21:05:41
http://yamagata-np.jp/news/201503/11/kj_2015031100227.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(8) 酒田市・飽海郡区、東田川郡区
2015年03月11日 11:04
【酒田市・飽海郡区】一転、選挙戦濃厚に
 現職5人がそろって出馬を表明。これまで新人擁立の動きは具体化せず、無投票の観測が強まっていたが、ここにきて共産党が候補者擁立の最終調整を進めており一転、選挙戦となることが濃厚になった。

 冬季の交通アクセスを考慮し、現職はいずれも開会中の県議会2月定例会に張り付きの状態。地元での活動は週末に限定され、苦悩している。定例会閉会後、一気に選挙モードに入るとみられる。

 佐藤藤弥は副知事細谷知行、元衆院議員阿部寿一らを迎え、酒田市内で2月10日に後援会新年会を開催。今月7日には遊佐町で県政報告会を開き、遊佐町長時田博機も出席した。酒田市富士見1丁目に今月19日、事務所を開設する予定。

 星川純一は酒田市内で1月29日に後援会新年会を開き、支持拡大をアピールした。酒田市東大町1丁目に事務所を設け、今月7日の事務所開きには元衆院議員阿部らが顔を出した。今月下旬に酒田市内で決起大会を予定している。

 先の衆院選で酒田飽海地区での自公連携の中軸を担った森田広は2月18日、酒田市千石町2丁目に事務所を開設した。衆院議員加藤鮎子がマイクを手に、結束を呼び掛けた。今月下旬に計画する決起大会で保守層の引き締めを図る。

 石黒覚は知事吉村美栄子を迎えて2月7日に県政報告会を開き、県政とのパイプ役を強調した。同15日に酒田市東大町2丁目に事務所を構えた。連合山形との連携を強め、市北部や遊佐町などへのてこ入れを進める方針。

 現職勢で唯一、遊佐町を地盤にする金子敏明。社民、自治労県本部の推薦を推進力に酒田市での支持基盤確立を図る。事務所開きは2月7日と最も早く、遊佐町遊佐に拠点を構えた。今月中旬に遊佐町内で決起集会を開催する。

【東田川郡区】出馬表明は現職のみ
 5選を目指す自民現職の田沢伸一が立候補の意思を表明している。現時点でほかに具体的な出馬の動きはなく、無投票の公算が大きくなっている。

 田沢は懇話会やセミナーなどで若い世代の政治への意識喚起を続けてきた。今月7日、庄内町狩川で行った事務所開きには衆院議員加藤鮎子、庄内町長原田真樹、三川町長阿部誠らが顔をそろえた。今月下旬に庄内町で総決起大会を開く。

【立候補予定者】
◇酒田市・飽海郡区(定数5―予定5)
佐藤藤弥 71 県議 自現
星川純一 67 県議 自現
森田広 65 県議 自現
石黒覚 58 県議 民現
金子敏明 60 県議 無現
◇東田川郡区(定数1―予定1)
田沢伸一 65 県議 自現

3484チバQ:2015/03/15(日) 09:19:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150314ddlk02010203000c.html
選挙:三沢市長選 推薦、県連会長に一任 自民・19日判断 /青森
毎日新聞 2015年03月14日 地方版

 任期満了に伴う三沢市長選(6月7日投開票)で、出馬予定の現職と、市議の新人の2人が自民党県連に推薦を求めている問題で、県連は13日、青森市内で役員会を開き、大島理森会長と神山久志幹事長に対応を一任すると決めた。19日に神山氏が都内で大島氏に役員会の意見を報告して最終判断する。

 同市長選では、現職の種市一正氏と、新人の鈴木重正市議が党三沢市支部に推薦願を提出。2月に異例の党員投票で鈴木氏が多数を占め、市支部として衆院2区支部(支部長=江渡聡徳衆院議員)に鈴木氏推薦を申請した。だが、江渡氏が判断を留保し、種市、鈴木両氏の推薦願を県連に出していた。13日の役員会後に取材に応じた神山氏は「調整が(江渡氏の段階で)つかなかった」と認め、「なるべく早く決着をつけたい」と話した。【森健太郎】

3485チバQ:2015/03/15(日) 09:24:26
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150314_2
会社役員・内舘氏が出馬へ 盛岡市長選、選挙戦に

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 盛岡市大通1丁目の会社役員内舘茂氏(48)は、9月1日の任期満了に伴う盛岡市長選に無所属で立候補する意向を固めた。14日にも記者会見し、正式表明する。同市長選には現職谷藤裕明氏(64)が4選出馬を表明しており、2007年以来8年ぶりの選挙戦となる見通しだ。

 内舘氏は13日、岩手日報社の取材に対し「市民や市職員のアイデアを取り入れ、若者が活躍できるまちづくりをしたい。青年会議所や会社経営で培った民間感覚を生かし、盛岡市の先頭に立って頑張る」と意欲を語った。

 今後は県内各党や県議会会派などに推薦要請を予定する。民主党の階猛衆院議員(岩手1区)の後援会青年部長を務めており、内舘氏は「政党ではなく、あくまで同級生の友人として連携を図りたい」と期待感を示す。

 内舘氏は同市出身で盛岡一高、学習院大卒。02年盛岡青年会議所理事長、03年日本青年会議所岩手ブロック協議会長を歴任。13年から県高校PTA連合会長。住宅資材の卸売販売会社と建築設計施工会社を経営する。

(2015/03/14)

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3486チバQ:2015/03/15(日) 20:00:46
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_01.jsp
戦いの構図
[秋田市(上)自民]
支持層の奪い合いも
立候補予定者
(定数12-15)
北林康司73自現(7)八橋
工藤嘉範57自現(2)山内
竹下博英61自現(2)雄和
菅原博文60自現(1)新屋
最上英嗣48自現(1)土崎港
石川ひとみ64社現(2)八橋
沼谷純 41民現(1)横森
田口聡 60公現(3)新屋
丸の内くるみ70無現(1)中通
三浦茂人56無現(1)外旭川
今川雄策42自新泉
鈴木健太39自新手形山
加賀屋千鶴子53共新土崎港
黒崎一紀56無新雄和
鳥井修47無新御所野
※並び順は現元新、所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 定数が今回から1減の12となった秋田市選挙区。立候補者数も2011年前回選挙の19人から15人(現職10人、新人5人)に減る見通しで、激戦になりそうだ。さらに前回トップ当選した冨樫博之が衆院議員に、2位だった中泉松司が参院議員に転身し両者の得票が分散するため、当選ラインは前回の約6千票から上昇するとの見方が強い。現在5議席を持つ自民党の立候補予定者は7人と全体のほぼ半数を占め、自民同士による票の奪い合いも予想される。

 前回、仁井田など南部地区を地盤とする冨樫が全体の1割に当たる1万4735票を獲得。下新城など北部地区が地盤の中泉は1万1544票を得た。冨樫は12年12月の衆院選、中泉は13年7月の参院選に出馬するため県議を辞職。2人の票の行方が注目される。

 自民公認の立候補予定者は前回より2人多い。現職の中には「7人は多すぎるのではないか。共倒れが心配だ」との声も聞かれる。党県連の鶴田有司幹事長は「立候補予定者の地盤は大きく重なっておらず、バランスは取れている」と話し、勢力拡大を狙う。

 前回の得票が8400票余りの工藤嘉範は「当選ラインは7千〜8千票だろうか」とみる。農業やスポーツの振興などを訴え、旭川や手形など東部地区のほか、冨樫の地元の仁井田にも浸透を図る。

 地元の雄和を含む旧河辺郡を地盤とする竹下博英は、後援会を下浜や浜田など西部地区に新設、前回の7から10以上に増やした。米価下落対策などを訴え、中央地区でも支持拡大を狙う。

 現職最多の当選7回の北林康司は「前回の上位2人の票がどこへ流れるかは読めない」と話す。地元の八橋、寺内を基盤に、幅広い業界団体の支持を受けたい考えだ。

 前回の初当選後に自民入りした菅原博文は、今回が党公認として初の選挙となる。地盤の新屋、勝平で振興会や町内会への浸透を図りつつ、自民支持層の取り込みを目指す。冨樫の衆院選出馬に伴う13年4月の補選で初当選した最上英嗣は、地元の土崎や飯島など北部地区の浸透を図る。港湾整備の重要性などを訴え、所属する秋田みなと振興会員らの支援も期待する。

 秋田市議からの転身を目指す今川雄策は、過去の市議選で4千票近くを獲得し上位当選。「今回は大幅に上積みしないと勝利できない」と気合が入る。後援会を地元の泉のほかに2地区で新設、支持拡大を図る。鈴木健太は昨年6月から市全域で早朝のつじ立ちを続け、知名度アップに懸命。広面など東部地区を中心に演説会を精力的に開き、少子化対策や観光振興などを訴える。

 (敬称略)

▼前回選挙=有権者26万4128人、投票率=53・97%
▼今回有権者(3月2日現在)=26万5448人

(2015/03/04 付)

3487チバQ:2015/03/15(日) 20:01:05
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_02.jsp
[秋田市(下)非自民]
混戦に危機感募らす
 秋田市選挙区(定数12)の立候補予定者15人のうち、8人が自民党以外の政党か無所属で出馬する。出馬予定者の中には「ずばぬけた集票力を持った候補がおらず、接戦が予想される」との声が多い。前回選挙より2人多い7人の自民候補にどう対抗するかが焦点の一つだ。

 社民党、民主党、公明党はそれぞれ現職1人が出馬し、議席の確保を目指す。前回選挙で1議席を得た共産党からは新人1人が出馬する。無所属は現職と新人が各2人となっている。

 前回1万1千票余りを得て3位当選した公明の田口聡は「国政では自民と連立を組んでいるが、県議選では対戦相手になる。票の流出は避けたい」と気を引き締める。公明支持層を固めるほか、地元の新屋を中心にあいさつ回りを重ねて4選を狙う。

 2期目を目指すのは3人。このうち民主の沼谷純は「初当選時より有権者の目は厳しい」と前回の9800票からの目減りを警戒する。寺田学衆院議員と連携し、ハコモノに頼らないまちづくりを訴えて佐竹県政への批判姿勢を明確にする。

 無所属の丸の内くるみは、中小企業の振興や学童保育の充実などを訴えている。旧県立美術館の存続要請や雄物川の環境保全などの市民活動で得た支持者のほか、連合秋田の推薦を受けて本番に臨む。

 同じく無所属の三浦茂人は、海外からの観光客誘客による交流人口の増加やサービス業の振興などを訴える。地盤とする外旭川で支持固めを図るほか、立候補予定者のいない金足、上新城など北部地区への支持拡大も狙う。

 社民の石川ひとみは前回6千票余りで下位当選。党勢が伸び悩む中、「議席を何としても守る」と3選への決意を語る。推薦を受ける連合秋田内で最も構成員の多い自治労から支援を受け、教育の充実や格差解消を訴える。

 共産の加賀屋千鶴子と無所属の鳥井修は秋田市議から県議への転身を目指す。加賀屋は、昨年12月の衆院選出馬に伴い県議を辞めた山内梅良の後継。党秋田地区委員会は「自民に対抗できるのは共産しかない」と強調し、山内が前回選で得た約8千票の倍近い1万5千票を目標に掲げる。

 鳥井は連合秋田の推薦を受け、東北電力の労働組合を基盤に活動を展開。2月下旬には約800人を集め、事実上の決起集会を開くなど準備を加速させている。地元の御所野を中心にした集票も狙う。

 黒崎一紀は補選を含め5度目の挑戦。過去には政党の公認を受けたこともあったが、今回は無所属。1月の出馬表明後、支持者らへのあいさつ回りに力を入れている。地元の雄和に加え、仁井田など南部地区への浸透も目指す。

 (敬称略)

(2015/03/05 付)

3488チバQ:2015/03/15(日) 20:01:35
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_03.jsp
[大館市]
非自民2氏、激戦必至
立候補予定者
(定数3-4)
鈴木洋一70自現(6)花岡町
佐藤賢一郎67自現(2)比内町大葛
虻川信一69民現(1)櫃崎
石田寛68社元(5)下代野
※並び順は現元新、所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 2011年の前回選挙と同じ顔触れで、現職3人と元職1人が3議席を争う構図。前回8686票を獲得し3位で初当選した民主党現職の虻川信一と、旧社会党時代の1967年から守ってきた議席を約500票差で失った社民党元職の石田寛の間で、非自民票を奪い合う激しい選挙戦が予想される。一方、自民党現職の鈴木洋一と佐藤賢一郎は非自民2人による激戦のあおりを警戒する。

 7期目を狙う鈴木は前回1万3855票でトップ当選した。今回は全日本スキー連盟会長の職務に追われ準備が遅れ気味だったが、建設関係など約100の企業・団体から推薦を受けるほか、4月26日投開票の大館市長選で7選を目指す小畑元市長(66)と協力態勢を取る。陣営は「油断すると非自民に足をすくわれる」と後援会30支部を引き締める。

 旧比内町長時代から非自民票も取り込んできた佐藤は、比内地区で動きを活発化させる虻川や、有権者の多い市中心部に近い石田の動きに神経をとがらせる。前回は1万524票と、初当選した2007年に比べ約4千票減らした点を反省。今回は小集会を倍増して告示までに20回開くことにしており、票の上積みを目指す。

 虻川は地盤の真中地区と、後援会長を務める元県議の地元・比内地区を中心に浸透を図る。昨年の衆院選秋田2区で敗れた緑川貴士(30)があいさつ回りに同行しているものの、前回支援を受けた元衆院議員の川口博(67)に比べ、集票への影響力は弱いとみられる。川口は現段階で具体的な動きは見せていない。

 雪辱を期す石田は精力的にあいさつ回りをこなし、小集会は4人の中で最多の30回を数えた。放射性セシウムを含むごみ焼却灰受け入れ反対などの市民運動や、国民文化祭事業に携わった実績を支持につなげたい考えだ。社民支持層の高齢化で、後援会の動きがやや鈍っている点が不安材料だ。

 最大の焦点は今回も虻川、石田の争いとなりそう。共に旧社会党の市議だったが、1994年に虻川が離党し、県議選で3度しのぎを削った。前回は虻川が告示直前に出馬表明。政権与党だった民主の公認を強みに、東日本大震災に配慮して選挙カーによる運動を自粛した石田を振り切った。

 市内約5千人が加盟する連合秋田は昨年末に石田の推薦を決めた。直後に虻川も推薦依頼したが、対応は決まっていない。虻川は2009年衆院選で民主、社民、連合秋田の3者共闘に反し、無所属だった川口を支援した経緯があり、推薦が得られるかは微妙な情勢。連合傘下の市職労や全林野東北地区本部は石田を支援。NTT労組秋田分会はOBの虻川を推している。

 (敬称略)

▼前回選挙=有権者6万6327人、投票率62・75%
▼今回有権者(3月2日現在)=6万4641人

(2015/03/06 付)

3489チバQ:2015/03/15(日) 20:02:03
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_04.jsp
[能代市・山本郡]
現職2人引退、激戦へ
立候補予定者
(定数4-6)
能登祐一68自現(5)能代市御指南町
中田潤 67無現(3)能代市花園町
佐藤信喜40自新三種町鵜川
高橋武浩53自新能代市二ツ井町
薄井司 54無新能代市字鶴形
吉方清彦44無新能代市字豊祥岱
※並び順は現元新、所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 現職2人と新人4人の計6人で4議席を争う展開が濃厚だ。現職は共に有権者の多い旧能代市を地盤とする建設業界出身。新人4人は、引退する自民党、社民党それぞれの後継、現職不在の空白域からの出馬、4度目の挑戦と多彩な顔触れ。各陣営は「読めない選挙」と口をそろえ、それぞれの地盤や支持層をめぐり激戦が予想される。

 引退するのは前回トップの1万2835票を獲得した自民の武田英文と、党派を超えて7893票を集め4位で当選した社民の宮腰誠。県議会の最大会派・自民から前回より1人多い3人が出馬することも「読めない」要因の一つだ。当選ラインは7人が出馬した前回に比べ、上がるとの見方が強い。

 議長で自民の能登祐一は、企業回りや県政報告会で中小企業振興による雇用拡大などを訴える。「今回は投票箱を開けてみなければ分からない」と引き締める。八峰、三種両町での集会を増やすなどして、6期目に向け前回9229票からの上積みを図る。

 4期目を目指す中田潤は集落・地区単位で集会を開催。討議資料は能代、八峰、藤里、琴丘、八竜、山本の各地域版を用意し、それぞれの振興策を提示。陣営は「前回の7930票から1票でも多く上積みしたい」とし、事業所訪問も精力的にこなしている。

 現職不在の三種町からは、元町職員の佐藤信喜が自民公認で出馬。若さをアピールし「われわれの世代が行動しないと、地域は将来、消滅してしまう」と訴える。地元の三種町のほか八峰町でも集会を開き、朝は交通量の多い能代市内の街頭にも立つ。

 自民公認の高橋武浩は地元の旧二ツ井町と藤里町で支持固めに懸命。武田の地盤を継ぎ「東部と県とのパイプを失ってはならない」(陣営)と強調する。建設や福祉関係の人脈を生かす一方、武田の支持者を通じ旧市内や八峰、三種両町にも浸透を図る。

 元能代市職員の薄井司は社民と連合秋田の推薦を受ける。宮腰が選対委員長を務め、実質的な後継。「働く人が安心して暮らせる社会を実現したい」と労組票の取り込みを狙う。革新系市議の支援を得ているほか、宮腰の支援者を回り支持を訴えている。

 前回6164票で次点の吉方清彦は4度目の出馬。過去2回は民主党公認だったが、党を離れた今回は無所属で挑む。政党や業界など特定の団体に頼らない独自の戦いを展開する構え。吉方は「あらゆる層に支持を訴えたい」と話し、初当選を狙う。

 (敬称略)

▼前回選挙=有権者7万7901人、投票率65・91%
▼今回=有権者7万4681人(3月2日現在)

(2015/03/07 付)

3490チバQ:2015/03/15(日) 20:02:34
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_05.jsp
[由利本荘市]
定数1減、現職が火花
立候補予定者
(定数3-4)
佐藤健一郎63自現(6)矢島町七日町
小田美恵子68自現(4)川口
加藤鉱一66自現(2)岩城亀田大町
三浦英一59無現(3)出戸町
※並び順は現元新、所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 定数が1減の3となり、現職4人が生き残りを懸けて議席を奪い合う構図だ。新人1人を加えた5人が出馬した2011年の前回選挙は、当選した現職4人の得票が8900〜9800票台にひしめく接戦だった。前回敗れた新人が得た5900余りの票の行方や、有権者の半数を占める本荘地域への浸透が大きな鍵を握りそうだ。当選ラインは上がるとみられ、各陣営とも地盤以外へ食い込み、票の上積みを図ろうと懸命だ。

 「現職の誰かが議席を失う。みんな死に物狂いだ」。各陣営とも他の動向にこれまで以上に敏感になっており、東日本大震災の直後で自粛気味だった前回から一転、前哨戦から火花を散らす。

 7期目を狙う副議長の佐藤健一郎は、年明けに地盤とする矢島で後援会連合会の集会を開いて以降、活動を本格化。過去2回トップ当選を果たしているが、前回得票は9843票と、前々回の1万2千票台から大きく減らしており、危機感は強い。岩城を除く旧6町単位の後援会組織を引き締める一方、本荘へもあいさつ回りに動いている。訴えてきた国直轄の鳥海ダムが建設段階に移行することも追い風としたい考えだ。

 5期目を目指す小田美恵子は唯一の女性。「子育てする母親や女性の声を県政に届けるのは私の役割」と訴える。前回は順位を上げて2位で当選しているが、地盤である本荘の投票率は地域別では最も低い55・25%にとどまった。このため本荘の後援会や自民党本荘支部のネットワークを軸に演説会やあいさつ回りを重ねる。今後は西目、由利、東由利など本荘以外の地域でも数多く演説会を行い、上積みを狙う。

 岩城を地盤とする加藤鉱一は約1年前から、支援する市内各地の市議らと共に地域や企業回りを精力的に行っている。前回は当選順位を前々回の2位から3位に下げており「多くの人と会い、知ってもらうことが大事」と“どぶ板”に徹する。人口減対策や産業振興を訴え、大内、西目にも構える後援会組織のほか、人脈を通じて本荘へも食い込む。1月の決起集会には佐竹敬久知事が訪れ、県政与党の一員を印象付けた。

 無所属の三浦英一は連合秋田や傘下の労組などから推薦を受けた。しかし過去2回とも最下位当選に甘んじており、今回は労組や企業回りに加え、地盤の本荘でつじ立ちを始めた。「革新系候補は私だけ。労働者の声を県政に反映させる」とし、出身地の矢島などでも自民批判票の取り込みを狙う。昨年衆院選では維新の村岡敏英氏を初めて応援、自らの事務所開きで村岡氏があいさつに立ったことも好材料としたい考えだ。

 (敬称略)

3491チバQ:2015/03/15(日) 20:03:05
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_06.jsp
[横手市]
元職の票取り込み鍵
立候補予定者
(定数4-5)
鶴田有司62自現(5)旭川
柴田正敏64自現(3)雄物川町
小原正晃37民現(1)上境
土谷勝悦65無現(4)十文字町
我妻桂子60共新前郷一番町
※並び順は現元新、所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 前回出馬した6人のうち現職4人、新人1人の計5人が再び顔を合わせ、4議席を争う構図が濃厚だ。候補が1人減ることで、前回は8200票余りだった当選ラインの上昇が見込まれる中、各陣営とも地盤以外への浸透を課題に挙げる。

 注目されるのが、大票田である旧横手市の票の動きだ。ここを地盤に長年活動した元民主党県議の小田嶋伝一は前回選挙で落選した後に引退したが、同党とも距離を置き特定候補を支持する姿勢を見せておらず、前回獲得した約7千の“小田嶋票”を各陣営が奪い合う展開が予想される。

 自民党の鶴田有司は、地盤の旧横手市で支持固めを急ぐ。先月末に後援会が開いた集会では県選出の同党国会議員3人が顔をそろえ、県連幹事長としての存在感をアピールした。すでに企業など200を超える団体から推薦を得ているが、陣営は「油断が一番怖い」と警戒。小田嶋票の取り込みにも積極的に動く。

 同じく自民の柴田正敏は地盤の雄物川をはじめ大森、大雄で小集会を重ね、旧横手市に次ぐ票田の平鹿にも重点を置く。前回は雪下ろし中の事故で入院生活を余儀なくされ活動が遅れたが、後援会がフル回転しトップ当選。今回は当選ラインの上昇で戦いが厳しくなるとみて、小まめに支持者回りをしている。

 前回初当選した民主党の小原正晃は、今回も元連合秋田会長の菅谷理市が後援会長を務めるほか、総決起集会には枝野幸男幹事長が応援に駆け付ける予定で、党を挙げて臨む。だが前回に比べ党勢が落ちているのが不安材料。若さを前面に、自身に近い20〜30代の後援会組織を立ち上げるなど支持拡大に懸命だ。

 無所属の土谷勝悦は、集会などは開かず支持者をきめ細かく回り、町議時代からの地盤である十文字を中心に増田や平鹿での支持固めを急ぐ。これまでの選挙は安定した戦いぶりだったが、当選ラインの上昇が見込まれる今回は票の上積みを狙って若年層の掘り起こしに力を入れるほか、旧横手市への浸透も図る。

 共産党の我妻桂子は県議選への出馬が2007年から3回連続となる。昨年の衆院選にも出馬しており、一定の知名度がある。出馬表明後の1月下旬から市民350人を対象にアンケートを行い、住民の行政に対する要望を詳細に分析。それを基に市内各地で小集会や座談会を開くなどして政策の浸透を図っている。

 投票率の低下が懸念される中、現職4陣営は共産党の組織力を警戒。連合秋田は土谷と小原の推薦を決め、横手商工政和会は鶴田を推薦した。県農政連秋田ふるさと支部は現職4人の推薦を決めている。

 (敬称略)

▼前回選挙=有権者8万3158人、投票率60・81%
▼今回=有権者8万1138人(3月2日現在)

(2015/03/09 付)

3492チバQ:2015/03/15(日) 20:04:00
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_07.jsp
[鹿角市・郡]
非自民票の行方焦点
立候補予定者
(定数2-3)
大里祐一79自現(5)鹿角市花輪
川口一64自現(4)小坂町小坂
石川徹50無新鹿角市十和田錦木
※並び順は現新、当選回数による。カッコ内数字は当選回数
 2011年の前回選挙に立候補した4人のうち3人が再び顔を合わせ、自民党現職2人に無所属の新人が挑む構図となることが濃厚だ。前回出馬した民主党新人の2703票の行方が注目され、3陣営は自らの支持固めとともに票の上積みに力を入れる。

 現職の川口一は前回8218票を獲得してトップ当選。票の流出を警戒し、「初心に帰って戦っていく」と、選挙区内に張り巡らせた六つの後援会組織を引き締める。総決起大会は前回まで鹿角市で開いたが、今回は地盤とする小坂町で23日に開催し、足元を固める。これまで支援を受けてきた同町の自治会などのほか、手薄だった企業・商工団体から新たに約100件の推薦を受け、支持の拡大を目指す。

 大里祐一は現職最年長で鹿角市花輪地区が地盤。前回は7290票で2位。「選挙を想定し、いつも通り準備を進めてきた」と話す。自民支持層に加え、地元医師として築いてきた信頼などを背景に個人票を中心に集票してきた。前回に続き農業や建設など業界団体から10件程度の推薦を得る予定だが、集会などで一人一人と対話することを重視するという。1月に鹿角市十和田地区で県政報告会を開催、今月14日には花輪地区でも開く。

 元鹿角市議の石川徹は今月2日に無所属での出馬を表明。鹿角市十和田地区を地盤とし、前回は5100票で次点だった。2013年には鹿角市長選に挑戦したが落選している。現職2人に比べて出遅れ感は否めないが、徹底した草の根運動を展開して「県政に声が届かない」との不満を持つ住民の支持獲得を目指す。前回、民主党新人を支援した元衆院議員の川口博(67)の支持者らと連携を模索しており、民主支持層への浸透を図る。

 13年の小坂町長選に出馬する際に民主を離党した川口博は「候補者の政党にはこだわらず、個々の政策を見て応援するかどうかを判断する」と話し、支持する候補者はまだ決めていないという。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者3万4431人、投票率68・35%
▼今回=有権者3万2988人(3月2日現在)

(2015/03/10 付)

http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_08a.jsp
[北秋田市・郡]
自民独占に共産挑む
立候補予定者
(定数2-3)
近藤健一郎59自現(2)北秋田市米内沢
北林丈正54自現(2)北秋田市宮前町
藤本友里35共新北秋田市桂瀬
※並び順は現新、所属政党の勢力、議員年数による。カッコ内数字は当選回数
 ともに自民党現職で3選を目指す北林丈正と近藤健一郎の無投票当選の可能性が取りざたされていたが、共産党新人の藤本友里が8日に出馬の意向を表し、一転して選挙戦となることが確実となった。2議席独占を守りたい自民に対し、共産は女性票や非自民票の取り込みを図る。

 北秋田市・郡選挙区は県議会所属会派の解散で近藤が自民入りした2009年以降、非自民の議員が不在という状態が続いている。11年の前回は北秋田市議だった民主党新人が出馬したが、北林、近藤が議席を守った。民主は今回も候補者擁立を模索してきたが、告示まで1カ月を切り厳しい状況だ。

 選挙戦の鍵は、有権者の半数近くを占める鷹巣地区の票の行方。前回5797票を獲得し次点だった民主候補は同地区を地盤としており、この票を今回、各候補がどう取り込むかも注目される。

 09年県議補選で初当選した北林は、前回1万1578票でトップ当選した。鷹巣地区には約20年前から居住し、PTA活動などを通じ地域に浸透。県議8期を務めた父照助の時代からの支持者が多い森吉地区を中心に、各地区に強固な組織を構え臨戦態勢を整えている。

 元森吉町長の近藤は、無所属で初出馬した前々回の07年に自民新の北林を上回り初当選。昨年4月、鷹巣地区に後援会事務所を構えて支持を訴え、前回7116票からの上積みを目指す。地盤の森吉地区のほか、合川、阿仁両地区でも小集会を重ね、票固めを図っている。

 現職2人に比べ出遅れの否めない藤本は、唯一の女性候補であることや30代の若さを前面に非自民層への浸透を図る。森吉地区に居住するが、選挙事務所は鷹巣地区に置く予定。党所属の現職市議3人の応援を得て、政策面でも自共の対立軸を鮮明にして支持を訴える。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者3万3772人、投票率73・42%
▼今回=有権者3万2423人(3月2日現在)

(2015/03/11 付)

3493チバQ:2015/03/15(日) 20:04:29
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_08b.jsp
[潟上市]
新人2人、しのぎ削る
立候補予定者
(定数1-2)
鈴木雄大44自新天王
佐藤敏雄42無新天王
 ※並びは出馬表明順
 今回の選挙で唯一、新人同士の争いとなる公算が大きい。県内14選挙区のうち自民党がただ一つ議席を持たない空白区に擁立した鈴木雄大と、今期限りで引退するこだま祥子(無所属)が後継に推す無所属の佐藤敏雄がしのぎを削る激戦になりそうだ。

 鈴木は元県職員。陣営は、総合政策課で県の政策立案などに携わってきた経験を前面に押し出し、選挙戦では即戦力をアピールする考えだ。潟上市議(定数20、欠員1)の9人が支持を表明している。潟上市生まれだが、過去約20年間は秋田市暮らしだったこともあり知名度不足は否めない。集会を重ねて有権者への浸透を図る。鈴木は「一人でも多くの市民に会って考えを伝えたい」と話す。

 佐藤は先月23日に市議を辞して活動を本格化。石川光男市長が事務所開きに駆け付けて支持を表明しているほか、市議6人が選対役員に名前を連ねる。石川市長やこだまの後援組織などを活用し、支持拡大を目指す。有権者の多い追分地域を地盤とするが、地元には市議初当選から約1年で転身を図ることへの批判もある。佐藤は「県議に挑戦する思いを丁寧に説明していきたい」と話す。

 2007年の前々回選挙では、こだまが自民の新人候補と一騎打ちとなり、1916票差で再選を果たした。11年の前回選は無投票。8年ぶりの選挙戦となる今回は、07年の選挙と構図が似通っている。

(敬称略)

▼前回(無投票)=有権者2万8921人(2011年3月31日現在)
▼今回=有権者2万8413人(3月2日現在)

(2015/03/11 付)

3494チバQ:2015/03/15(日) 20:05:10
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_09a.jsp
[無風区(上)大仙市・仙北郡]
各陣営、警戒を緩めず
立候補予定者
(定数5-5)
大野忠右エ門76自現(5)大仙市長野
小松隆明67自現(2)大仙市刈和野
原幸子44自現(2)大仙市刈和野
渡部英治65無現(2)大仙市大曲田町
加藤麻里57無現(1)美郷町金沢
※並び順は所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 秋田市に次いで議席の多い大仙市・仙北郡選挙区(定数5)は、7人で激戦を展開した前回から様相が一転し、出馬予定者は自民党3、無所属2の現職5人のみ。前回落選の元職は農業関係者の擁立や自身の出馬を検討したが、いずれも断念。共産党が擁立を目指しているものの難航しており、無投票の可能性が高まっている。同党は告示直前まで擁立を目指す考え。各陣営は警戒を緩めず、選挙戦を前提に準備を進めている。

 自民の大野忠右エ門は企業や団体訪問を重ねてきた。今後は集会を開くなど、地元中仙地域をはじめ市東部の支持基盤を固め、6選を目指す。

 旧西仙北町長で自民の小松隆明は、地盤の市西部を中心にあいさつ回りを続ける。商工関係者らの人脈などを基に、大曲での得票も狙う。

 故原盛一県議の長女で自民の原幸子は、地盤の仙北地域を中心に支持者回り。今後は街頭でのつじ立ちにも力を入れ、支持拡大を図る。

 東北電力OBの渡部英治は連合秋田の組織票、大曲の地元票を基盤とし、保守系にも食い込む。街頭活動に力を入れ、準備を加速させる方針。

 前回トップ当選の加藤麻里は、今回も社民党の推薦を受け、小集会を重ねている。地盤の美郷町を固めつつ、町外で支持拡大を図る。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者9万4515人、投票率66・19%
▼今回=有権者9万1366人(3月2日現在)

(2015/03/13 付)

http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_09b.jsp
[無風区(上)湯沢市・雄勝郡]
各陣営、警戒を緩めず
立候補予定者
(定数3-3)
大関衛46自現(4)湯沢市川連町
東海林洋59無現(2)湯沢市下院内
佐藤正一郎62無現(1)羽後町上到米
※並び順は所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 立候補を予定しているのは自民党の大関衛と無所属の東海林洋、佐藤正一郎の現職3人。一時、湯沢市内から新人候補を擁立する動きもあったが実現せず、4人が出馬した前回選挙と異なり、無風状態となっている。他に出馬の動きが見られない中、3人はいずれも年明け以降、選挙戦に向けた活動を活発化させている。

 大関は地元・稲川地域をはじめ選挙区全域に後援会計15支部を立ち上げ、着々と支持固め。先月下旬の集会には佐竹敬久知事や自民の県選出国会議員3人が駆け付けた。今月19日に事務所開きを行い、組織の引き締めを図る。

 東海林は地盤である雄勝地域を中心に、支持者回りに力を入れている。今月7日には事務所開きを行い、態勢を整えた。各種団体や企業へのあいさつ回りなど地道な取り組みを重ねながら、選挙区内での一層の浸透を図る。

 安藤豊羽後町長の県議辞職に伴い行われた2013年の補選で初当選した佐藤は、1月の県政報告会を皮切りに活動を活発化。町長時代の知名度も生かし、羽後町で地盤固め。推薦を受けた連合秋田とも連携し支持拡大を図っている。

 有権者の4割強を占める旧湯沢市を地盤とする候補者が不在。このため市民からは「最大の票田から新人が出てこないのは残念」との声も聞かれる。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者6万606人、投票率61・15%
▼今回=有権者5万7977人(3月2日現在)

(2015/03/13 付)

3495チバQ:2015/03/15(日) 20:06:31
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_10a.jsp
[無風区(下)男鹿市]
対抗馬急浮上に備え
立候補予定者
(定数1-1)
菅原広二63自現(1)脇本
※カッコ内数字は当選回数
 菅原広二は選挙区内で開かれる会合にまめに顔を出すなど支持固めに余念がない。前回選挙は無所属で立候補したが、自民党公認の現職を含む三つどもえの争いを制して初当選した直後に自民会派入りした。昨年の衆院選で自民の候補を積極的に支援するなど、選挙区内で「自民県議」としての認知度は高まっている。

 他に出馬の動きは見られない。ベテラン市議は「保守系が強い地域であり、労組の影響力は限定的だ。2期目を狙う自民現職を相手に選挙戦を挑むのは難しいのではないか」と分析する。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者2万8332人、投票率72・32%
▼今回=有権者2万6771人(3月2日現在)

(2015/03/14 付)

http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_10b.jsp
[無風区(下)南秋田郡]
対抗馬急浮上に備え
立候補予定者
(定数1-1)
平山晴彦60自現(3)五城目町西磯ノ目
※カッコ内数字は当選回数
 自民党現職の平山晴彦以外に出馬に向けた動きはなく、無投票となる可能性が高い。平山は2011年の前回選挙で民主新人と一騎打ちとなり、6700票差をつけて大勝した。

 4選を目指す平山は昨年12月から活動を本格化。1月25日には五城目町の五城館で行った事務所開きに支持者200人以上を集め、地域医療の充実などを訴えた。

 告示日前までに選挙区内4町村をくまなく回り、有権者にあいさつする予定だ。平山は「選挙戦となるつもりで気を緩めずに頑張りたい」と話す。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者2万2368人、投票率60・53%
▼今回=有権者2万1427人(3月2日現在)

(2015/03/14 付)

http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_10c.jsp
[無風区(下)にかほ市]
対抗馬急浮上に備え
立候補予定者
(定数1-1)
渋谷正敏66自現(3)象潟町
※カッコ内数字は当選回数
 立候補を予定しているのは4期目を狙う自民党現職の渋谷正敏のみ。一時は水面下で新人擁立の動きもみられたが、2011年の前回に続いて無投票となる公算が大きい。

 渋谷は各団体や町内会の会合に積極的に顔を出し、観光や農業の振興を中心に訴えている。1月末に金浦地域で集会を開き、市議や市商工会幹部ら500人余りを集める組織力を見せつけた。

 ただ、陣営幹部からは「相手が見えず緊張感がない」との声も聞かれる。対抗馬の急浮上に備え、今月に入り旧3町それぞれで決起集会を開き、組織の引き締めを図る。

(敬称略)

▼前回(無投票)=有権者2万3052人(11年3月31日現在)
▼今回=有権者2万1862人(3月2日現在)

(2015/03/14 付

http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_10d.jsp
[無風区(下)仙北市]
対抗馬急浮上に備え
立候補予定者
(定数1-1)
佐藤雄孝62自現(2)西木町
※カッコ内数字は当選回数
 立候補を表明しているのは、自民党現職の佐藤雄孝のみ。有権者から「前回に続いて無投票となるのは好ましくない」との声が上がるものの、具体的な対抗馬擁立の動きには至らず、無投票が濃厚な情勢となっている。

 佐藤は昨年末から活動を本格化させた。地元・西木地域の行事に顔を出すほか、角館、田沢湖地域で座談会を開くなど組織固めを着実に進めてきた。主に農業政策や観光振興での実績、本県選出自民党国会議員とのパイプを強調。陣営は「衆院選があった分、前回に比べて準備は遅くなったが、臨戦態勢は整ってきた」と気を引き締める。

(敬称略)

▼前回(無投票)=有権者2万3052人(11年3月31日現在)
▼今回=有権者2万1862人(3月2日現在)

<終わり>

(2015/03/14 付)

3496名無しさん:2015/03/16(月) 21:24:48
>>3447
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150316ddlk06010109000c.html
追跡やまがた:市川昭男・山形市長の去就 関係者の思惑交錯 連合、継続に意欲 自民、流れ変える好機 /山形
毎日新聞 2015年03月16日 地方版

 任期満了に伴う山形市長選(9月6日告示、同13日投開票)まで半年を切り、現職の市川昭男市長(73)の去就が注目されている。4期目を目指し、出馬するのか否か。なかなか態度を明らかにしない市川市長の周辺では、関係者の思惑が交錯している。【光田宗義】

 市議会3月定例会の一般質問初日の4日。自民系会派の鈴木善太郎市議が市長選への出馬の是非を問いただしたのに対し、市川市長は「現時点では白紙でございます」と、これまでの公の場での発言を繰り返すにとどめた。

 市長選を巡っては、前回選で敗れた元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が自民党推薦での立候補を表明しており、誰が対抗馬に名乗りを上げるのかが最大の関心事だ。

 与野党関係者の間では、「市川市長は(24日に閉会する)今回の定例会では態度表明をしないのではないか」という観測が広がっており、明言の時期は県議選や山形市議選といった4月の統一地方選を終えた6月定例会にまでずれ込むとの見方が強まっている。一方、市議会与党会派の議員の一人は「9月の選挙まであと半年。ずっと態度を表明しないことに対して、市民がどう反応するか……」と気をもんでいる。

    ◇  ◇

 「50年続いた非自民の流れを継続するのか、50年前に戻すのかを問う選挙となる」

 民主党最大の支持母体で、市川市政を支持する連合山形の大泉敏男会長は1月の旗開きで、「非自民」の市政継続に強い意欲を示した。

 山形市長選では自民・非自民の相乗りや、民主党などの支持を受けた吉村和夫・前市長(2003年8月に死去)らの勝利が続いており、同市では非自民陣営が一定の勢力を保ってきた。すでに政界引退を表明した民主党の鹿野道彦・元農相の強固な地盤でもある。吉村前市長系の組織力は健在で、市川市長の3選の原動力の一つともなっている。
 3期目で9月の投開票日には74歳を迎える市川市長が出馬すれば、多選批判や高齢への懸念がクローズアップされる可能性も否定できず、自民党関係者からは「勢いのある候補を対抗馬として立てられるよりは、市川市長が出馬してくれる方がありがたい」との本音も漏れる。非自民側には、水面下で副知事経験者ら市川市長の後継候補を模索する動きもある。

==============

 ◆過去5回の山形市長選◆

 (=以下は推薦、支持。年齢は選挙時)

▽2011年9月

当 市川昭男 70 無現=民主、共産、社民

  佐藤孝弘 35 無新=自民

  長岡寿一 60 無新

▽2007年9月

当 市川昭男 66 無現=民主、社民、共産

  加藤円治 72 無新

  川合直美 58 無新

▽2003年9月(吉村和夫市長の死去に伴う)

当 市川昭男 62 無新=民主、公明、社民

  柿崎喜世樹 56 無新

  青木勝 56 無新=共産

  川合直美 54 無新

▽2000年2月(佐藤幸次郎市長の辞職に伴う)

当 吉村和夫 68 無新=民主、公明

  柿崎喜世樹 52 無新=自民、社民

  青木勝 52 共新

▽1998年10月

当 佐藤幸次郎 65 無現=自民、民主、社民、公明

  鈴木洋樹 40 無新
 一方、自民党は県都で続く「非自民」の流れを変える好機として、山形市長選を重視しており、1月には早々と佐藤氏を推薦する方針を決定。佐藤氏は、統一選の自民系候補者の活動に連動し、支持拡大に力を入れる考えだ。佐藤氏は毎日新聞の取材に、「私が市長になれば国とのパイプは強まる。国を巻き込んで人口減少問題への対策に取り組みたい」と意気込みを語った。

3497名無しさん:2015/03/16(月) 21:25:14
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150316-OYT1T50027.html
民主が岩手知事選擁立断念、生活との協力も未定
2015年03月16日 10時57分
 民主党県連は15日、盛岡市内のホテルで常任幹事会を開き、9月に任期満了となる知事選で独自候補の擁立を断念することを決めた。


 高橋元幹事長は「擁立のための体制づくりをこれから行うのは物理的に難しい」と理由を説明した。

 生活の党の小沢一郎共同代表が知事選、県議選での選挙協力を呼びかけていることに対しては「結論を出さなければならない時期にきているが、(盛岡市長選への対応など)新たな環境で大変なこともある。総合的に判断しなければならない」と述べた。

2015年03月16日 10時57分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3498チバQ:2015/03/17(火) 07:29:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150317_13027.html
大衡議長が最後通告 村長拒否、物別れ


村議会全員協議会で「違法なことはしていない」と反論する跡部村長=16日、大衡村役場
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 跡部昌洋大衡村長(66)から性的関係を迫られるなどのセクハラを受けたとして村の女性職員が村長に損害賠償を求めて提訴したことについて、村議会が16日、村長に不信任決議案を突き付けた。村議会は直前に村長自ら辞職を決断するよう促したが拒否され、解散覚悟で「退場」を迫る形となった。

 村議会は16日昼にあった全員協議会での村長の弁明を受け対応を協議。「説明がちぐはぐだ」「弁明で職員を『彼女』と呼んでいる時点で公私の一線が引けていない」などの意見が続出し、村長を擁護する村議は少なかった。
 ただ「進退は村長自ら決断を」との声もあり、萩原達雄議長が村長に自主的な辞職を求めて「最後通告」を行った。
 「これ以上はもう無理だ。身を引いた方がいい」。2人は約15分間、役場応接室で話し合ったが村長は辞職を拒否。協議は物別れに終わり、同日夕の不信任案提出が決定的となった。
 首長に対する不信任決議は10日以内に議会を解散しない限り失職となる。法的拘束力がなく、より可決が容易な辞職勧告決議も検討されたが、村議会は可決に出席議員の4分の3以上の賛成が必要でより重い不信任決議案を選んだ。
 村議の一人は河北新報の取材に「自らのクビを懸け意思表示を明確にした。村長は解散を選ばず身を引いてほしい」と語った。

3499チバQ:2015/03/17(火) 21:09:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150317_13068.html
<セクハラ訴訟>跡部大衡村長、議会を解散

 宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)からセクハラを受けたとして50代の女性村職員が損害賠償を求めて提訴したことに絡み、村議会から不信任を決議された跡部村長は17日、村議会を解散した。
 跡部村長は午前9時すぎ、村役場の議長室で、萩原達雄議長に解散の通知書を手渡した。萩原議長によると、跡部村長は解散理由を「村長の不信任を決議した村議会が村長提出の議案を審議するのは道理に合わない」と説明したという。
 公選法では、解散翌日から40日以内に選挙を行わなければならない。宮城県選管によると、特例法で統一地方選日程に組み込まれ、4月21日告示、26日投開票となる見込み。
 19日までの予定だった村議会3月定例会は会期途中で閉会。定例会では計26議案が可決されたが、2015年度一般会計当初予算など8議案が成立しないまま打ち切りとなった。
 女性村職員は性的関係を求められるセクハラを受けたとして13日、仙台地裁に提訴。女性職員は14年4月以降、跡部村長から計10回以上、性的関係を迫られたほか、同年7〜11月、会食を求めるなどのメール約1300通を送られ、うつ病になったと主張している。
 村議会は16日、「村長から納得できる説明がない」として不信任決議案を提出、可決した。
 地方自治法によると、議会の不信任決議を受けた首長は10日以内に議会を解散しない限り、失職する。解散の場合、改選後初の議会で不信任が決議されると首長は自動失職し、再び解散することはできない。

3500チバQ:2015/03/17(火) 21:11:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141215_13089.html
公金着服隠避容疑・大衡村長不起訴へ

 宮城県大衡村の水道事業担当の元職員による公金着服事件をめぐり、虚偽有印公文書作成・行使と犯人隠避容疑で書類送検された跡部昌洋村長(66)と当時の村幹部3人について、仙台地検が不起訴処分とする方針を固めたことが15日、関係者の話で分かった。
 関係者によると、虚偽記載したとされる文書は公文書ではないなど、地検は罪に当たらないと判断したとみられる。
 村議3人の告発を受け、大和署がことし9月、跡部村長や当時の副村長らが着服金額を実際より少なく文書に記載したり、着服ではなく一時紛失と村議会で説明したりしたなどとして送検していた。
 水道加入金など計400万円を元職員がだまし取った着服事件は2011年9月に発覚。職員は懲戒免職となり、13年3月、詐欺容疑などで逮捕、起訴された。仙台地裁は同年5月、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。


2014年12月15日月曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141225_13036.html
<大衡村公金着服>村長、うその答弁陳謝

 大衡村の水道事業担当の元職員による公金着服事件をめぐり、跡部昌洋村長は24日、事実と異なる始末書を作成し、着服金額を実際より少なく説明するなど村議会に対しうその答弁をしたと認め、陳謝した。村議会全員協議会で明らかにした。

 元職員の着服額は400万円を超えると報告を受けていたものの、2012年5月28日の村議会全員協議会で金額を90万円程度と答弁したほか、着服ではなく事務処理の怠慢とする始末書を作成したという。

 理由について「元職員は若く、家庭もあった。東日本大震災の復旧作業に不眠不休で従事し、働きぶりは良かった。懲戒処分を軽くしたい温情があった」と語った。

 事件をめぐっては、村議3人の告発を受け、大和署がことし9月、虚偽有印公文書作成・行使と犯人隠避容疑で跡部村長と当時の村幹部3人を書類送検。仙台地検は今月15日、不起訴処分とした。

 跡部村長は「安易で職責に恥じる行為だった。指示したのは私であり、責任は私にある。報酬の一部返上も考える」と陳謝した。その上で、不起訴処分を踏まえ「反省を忘れず、全身全霊で職責を果たしたい。村民にさまざまな機会で説明していく」と述べた。

 議員からは「もっと早く言えなかったのか。報酬返上よりも村民への説明が必要だ」「復興に尽力したのはどの職員も同じ。道義的責任は残る」などの声が上がった。


2014年12月25日木曜日
関連ページ:宮城社会

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150311_11063.html
虚偽答弁で20%減給へ 大衡村長

 大衡村の跡部昌洋村長は10日の町議会3月定例会の一般質問に答え、自身を4月から3カ月間、20%減給とする考えを明らかにした。元職員による公金着服事件をめぐり、うその答弁をするなどした責任を取るため。関連する条例改正案を定例会に提出している。
 元職員の着服額は400万円超との報告を受けながら、村長は村議会に90万円程度と実際より少なく説明。着服ではなく事務処理の怠慢とする始末書の作成を指示したことを認め、昨年12月に陳謝していた。
 事件をめぐっては村議の告発を受け、大和署が虚偽有印公文書作成・行使などの容疑で村長を書類送検。仙台地検は不起訴処分とした。

2015年03月11日水曜日

3501チバQ:2015/03/17(火) 21:12:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150314_13015.html
「大衡村長がセクハラ」女性職員が提訴


跡部村長が女性職員に「別れないこと」を誓わせたとされる文書のコピー。左下には署名も記されている
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 宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)から性的関係を求められたり、携帯電話に大量のメールを送られたりしたのはセクハラやパワハラだとして、村の50代の女性職員が13日、村長に慰謝料など1000万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
 訴えによると、村長は昨年7〜11月、約1300通のメールを女性職員に送り、夏休み中に会食を強要したり、交際と交換条件の人事異動をほのめかしたりした。11月には「何事があっても別れない」と誓わせ、女性職員と自分の母印を押した文書を作らせた。
 女性職員側は「村長が村外に所有するアパートや村長の出張先で計10回以上、性行為を強要された。セクハラやパワハラを受け続け、うつ病になった」と主張する。
 村長は11月末に一連の行為について謝罪したが、女性職員はことし1月から病気休暇を取っているという。
 仙台市内で記者会見した女性職員の代理人の藤川久昭弁護士は「村長を告訴することを検討している。女性職員がセクハラなどを相談したのに、問題を放置した副村長に損害賠償請求することも考えている」と話した。
 跡部村長は「訴状を見ていないので、コメントはできかねる」との談話を出した。


2015年03月14日土曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150314_13020.html
<セクハラ訴訟>「事実なら辞任を」議会と村民動揺


村議会の全員協議会で「コメントを控える」と述べる跡部村長
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 セクハラをしたとしてトップが職員から訴えられた大衡村には驚きと動揺が広がった。村議会は調査特別委員会を設置する方針で、村民からは状況次第では辞任を求める声も上がった。
 村議会は3月定例会の開会中だった。議員たちは予算審査の合間に対応を検討。調査特別委設置を定例会最終日の19日に決める方針を確認した。
 直前には全員協議会も開催。出席した跡部昌洋村長(66)がセクハラの真偽について言及を避けると、議員からは「村民への説明責任がある。詳しく知りたい」「本当なら情けないの一言だ」との意見が飛んだ。
 役場には報道関係者が詰め掛けた。落ち着かない様子の職員を前に、幹部が「粛々と公務に当たろう」と呼び掛ける場面も。職員の一人は「想像もしていなかった事態」と漏らした。
 跡部村長は村議を経て1996年の村長選で初当選し現在5期目。元職員による公金着服事件をめぐり、村議会でうその答弁をした疑いで昨年、大和署から書類送検された。仙台地検は不起訴としたものの、村長は村議会に自身を20%減給(3カ月)とする条例改正案を提出したばかり。
 役場を訪れた無職の女性(80)は「村長は地域のために頑張っていると思い応援してきた。セクハラは信じがたいが、事実なら辞任すべきだ」と語った。


2015年03月14日土曜日

3502チバQ:2015/03/17(火) 21:27:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150317ddlk05010245000c.html
’15統一地方選:県議選秋田市選挙区 石川・元秋田市長、立候補へ /秋田
毎日新聞 2015年03月17日 地方版

 元秋田市長の石川錬治郎氏(75)は16日、4月の県議選秋田市選挙区(定数12)に、無所属で立候補する意向を表明した。

 石川氏は市長3期目の2001年6月に辞任。07年には国民新党公認候補として県議選に初当選した。前回11年の選挙には落選している。

 県庁で記者会見に臨んだ石川氏は「政治的な無関心による投票率の低下は危機的だ。私が出ることで投票率を上げたい。県には自然エネルギー政策にもっと力を注ぐよう訴えていく」と述べた。【池田一生】

3503チバQ:2015/03/18(水) 07:45:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150318_13023.html
<セクハラ訴訟>村長、説明責任果たさず


突然の解散で無人となった大衡村議会の議場
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 大衡村の跡部昌洋村長(66)がセクハラをしたとして女性職員から訴えられた問題は17日、3月定例会さなかの村議会解散に発展した。解散を通知した跡部村長は議場で説明することも、記者会見を開くこともなかった。説明責任は十分に果たされておらず、地域は戸惑いの中で選挙戦に突入する事態に陥った。

 村総務課によると、跡部村長は午前9時すぎ、村議会解散を通知。同11時には村役場を出た。10時の開会予定に合わせて登庁後に解散を知った前村議もいた。
 村長は13日に提訴されて以降、十分な説明を避けている。村議会全員協議会では「(女性職員の)彼女とは仲が良かった」「違法行為はしていない」と反論したものの、女性との具体的な関係や関係継続を求めたとされる誓約書の真偽などについては報道各社の質問にも答えていない。解散後に出したコメントもセクハラには言及しなかった。
 新年度予算の成立は自治体執行部にとって最も優先される施策のはず。それを果たすことなく議会を解散し、住民にどんな判断を仰ぐのか、説明は欠かせない。自身を支持する候補者を村議選に擁立するかも触れないままでは、住民の戸惑いは深まる。
 任期満了に伴う選挙は8月下旬予定だったとはいえ、村議選には多額の経費が掛かる。しかも選挙後に再び村議会が村長不信任案を提出、可決すれば村長自動失職という結果を招く。
 「せめて議場で解散理由を説明するべきだった。通知書1枚で終わりとは」。前村議の憤りは村の有権者にも共通する。


2015年03月18日水曜日

3504チバQ:2015/03/18(水) 07:45:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150318_13012.html
<セクハラ訴訟>「幼稚な漫画」議会、怒り失望

 セクハラを受けたとして村の女性職員から訴えられた訴訟をめぐり、村議会から不信任を突き付けられた宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)は17日、議会解散に踏み切った。自らの失職ではなく、解散で事態を打開しようとする判断。村長が説明責任を果たしているとも言えない中での急展開に、議会には怒りと失望、困惑が広がった。

 「あきれてものが言えない。幼稚な漫画を見ているようだ」。同日、跡部村長から解散の通知書を受け取った萩原達雄前議長の口調は怒気をはらんだ。
 19日までの予定だった村議会3月定例会は会期途中で打ち切られた。2015年度一般会計当初予算など8議案が成立していない。
 萩原前議長は「15年度予算を成立させてから解散することもできたはずだ。村長の判断は間違っている」と強調した。
 「議会と政策的対立があって解散するなら理解できるが、今回は村長個人の問題。潔く身を引くべきだ」と憤るのは男性前議員。「選挙に大義はなく村政の私物化だ」と批判した。
 村議選は4月26日に行われる見通し。もともとは任期満了に伴い8月下旬に予定されていた。突然の解散で4カ月前倒しの選挙になる。女性前議員は「村民に対して選挙戦で何を訴えればいいものか」と戸惑いをのぞかせた。


2015年03月18日水曜日
関連ページ:宮城社会

3505チバQ:2015/03/19(木) 20:49:01
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150319/k10010021181000.html
不信任で議会解散の村長が辞職へ 宮城
3月19日 14時14分

セクハラをしたとして職員から裁判を起こされたうえ、不信任決議をした村議会を解散した宮城県大衡村の村長が19日朝、辞職願いを提出し、来月8日付けで辞職することになりました。
宮城県大衡村の跡部昌洋村長は出張先のホテルや村長室などでセクハラを繰り返したとして、村役場の50代の女性職員から今月13日、損害賠償を求める訴えを裁判所に起こされました。
これを受けて、村議会が村長に対する不信任決議案を賛成多数で可決し、跡部村長は17日に村議会を解散しました。
大衡村によりますと、跡部村長は19日朝、議会事務局長に宛てて辞職願いを提出したということです。
地方自治法では村長が辞職する場合は議長に申し出ることになっていますが、村議会が解散しているため議会事務局長が受理したということで、跡部村長は来月8日付けで辞職することになります。
辞職願いを提出したことについて、跡部村長は「大変お騒がせをして誠に申し訳ありません。村民に深くおわびします。不信任を受けて議会を解散する重い決断をしたので、みずからも村長の職を辞することと致しました」というコメントを発表しました。
大衡村の村長選挙の投票は、解散した村議会議員選挙と同じ来月26日に行われます。
跡部村長は平成8年に村長に初当選し、3年前の平成24年6月、連続5期目の当選を果たしていました。
辞職願いには「一身上の都合」
跡部村長の辞職願いを受け取った大衡村の斉藤善弘議会事務局長は「けさ村長の後援会の幹部が辞職願いを持ってきました。議会を解散したばかりで、このまま続けるものだと思っていたので大変驚きました。選挙管理委員会への連絡もすでにしましたので、この後は淡々と事務処理をするだけです」と話していました。
跡部村長が提出した辞職願いは直筆とみられ「このたび一身上の都合により退職したいので申し出ます」と書かれていました。
前村議会議長「無責任のひと言」
17日に解散した村議会で議長を務めていた萩原達雄さんは「あきれてしまって、ため息が出ます。これまで何度も何度も、村民を代表する議長として身の処し方を考えて欲しいと伝えてきました。それなのに議会を解散し、しばらく村長として務めるのかと思ったやさきに自分も辞職するとは何を考えているのだろうと思います。無責任のひと言です」と話していました。
副村長「職員一丸となって対処」
大衡村の伊藤俊幸副村長は「けさ村長本人から電話があり、退職するという話を聞いて大変驚きました。現在は体調不良と聞いているので、今後は私が代理で決済を行うことがあるかもしれない。村民の皆様にご迷惑をおかけして、本当に心苦しいですが、行政サービスが滞ることはあってはならないので、職員一丸となって対処したいです」と話していました。

3506チバQ:2015/03/19(木) 20:49:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150319_13051.html
<セクハラ訴訟>大衡村長が辞表 村長・村議は同日選


跡部昌洋村長
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 セクハラをしたとして女性職員から提訴された宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)は19日、村議会事務局に辞表を提出した。理由は「一身上の都合」で、期日は4月8日付。出直し村長選は統一地方選に組み込まれ、村長の不信任を可決、村長が解散した村議選(定数14)と同じ4月21日告示、同26日投開票となる見込み。
 跡部村長の後援会幹部の男性が午前9時50分ごろ、村議会事務局を訪れ、斎藤善弘局長に「村長から預かって来た。受け取ってほしい」と辞表を手渡した。事務局は筆跡や印鑑から村長本人の文書と判断して受理、村選管に通知した。
 跡部村長は19日午前、体調不良を理由に公務を休んだ。村を通じ「私事でお騒がせして申し訳ない。村民はじめ各方面に深くおわび申し上げる。村長不信任決議を受け、村議会解散という重い決断をしたので、自らも村長の職を辞すことにした」とのコメントを出した。
 公選法では、町村長の辞職翌日から50日以内に選挙を行わなければならない。一方、地方自治法では、首長は原則的に議会に辞意を申し出てから20日間たたないと辞職できない。
 大衡村長の場合、村長選を統一地方選に組み込んで村議選と同一選とするには、今月21日までに議会事務局に申し出る必要があった。
 跡部村長は村議を経て1996年に初当選し、現在5期目。大衡村には2011年1月、セントラル自動車(現・トヨタ自動車東日本)が神奈川県から移転し、稼働した。
 跡部村長は50代女性職員に性的関係を強要したなどとして13日、仙台地裁に提訴された。訴えによると、女性職員は14年4月以降、跡部村長から計10回以上、性的関係を強要された。村長は同年7〜11月、約1300通のメールを女性職員に送り会食を求めたり、交際と交換条件の人事異動をほのめかしたりし、女性職員側はセクハラやパワハラを受けてうつ病になったと主張している。

3507チバQ:2015/03/19(木) 22:11:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150319_71053.html
東北の3市長選 告示まで1ヵ月


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 統一地方選の後半戦で実施される、政令市を除く市長選・市議選は19日、告示まで1カ月となる。東北では北上、大館、上山の3市長選とともに、秋田、山形、弘前、八戸、米沢、喜多方など12市議選が行われる。市長選は、大館市で現職と新人の一騎打ちが予想される一方、北上、上山両市は無投票の可能性が高い。4月21日告示の10町村長選・34町村議選と合わせ、投開票は同26日。

◎現新の一騎打ち/大館
 大館市長選は、現職では全国最多の7選を期す小畑元氏(66)に、新人の会社役員福原淳嗣氏(47)が前回(11年)に続き挑む構図となる見通し。
 小畑氏は企業誘致による雇用確保などを引き続き公約の柱とし、支持固めを図る。福原氏は市政刷新を掲げ多選批判を展開。歴史や文化を生かすまちづくりを訴える。前回(2011年)は三つどもえで、小畑氏と福原氏は約2600票差の激戦だった。

◎表明は現職のみ/北上
 北上市長選は、現職で再選を目指す高橋敏彦氏(59)が、昨年12月に立候補を表明した。ほかに候補者擁立の動きは表面化しておらず、無投票となる公算が大きい。
 高橋氏は前回(11年)、無所属新人同士の一騎打ちを制して初当選。「北上市をさらに良い街にし、次世代につないでいきたい」と意欲を示す。31の後援会支部を構築し、着々と支持固めを進めている。

◎連続で無投票か/上山
 上山市長選は、3選を狙う現職の横戸長兵衛氏(68)のほかに目立った動きはなく、前回(11年)に続き無投票となる公算が大きい。
 横戸氏は昨年9月の市議会定例会で立候補を表明。行財政改革の推進、温泉と里山歩きを組み合わせて交流人口拡大を図る「上山型温泉クアオルト事業」の展開などを公約に掲げる。

東北の市長選立候補予定者

 【北 上】
高橋敏彦59市長     無現(1)
 【大 館】
小畑元66市長     無現(6)
福原淳嗣47会社役員   無新 
 【上 山】
横戸長兵衛68市長     無現(2)


2015年03月19日木曜日
関連ページ:広域政治・行政

3508チバQ:2015/03/19(木) 22:12:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150316_51005.html
相次ぐ補助下げ…「無神経」と山形市長に批判


山形市議会3月定例会で、保育料に関する質問を厳しい表情で聞く市川市長(前列右)
拡大写真
 山形市が提案した4月からの保育料値上げと高齢者バス定期券購入費補助引き下げが、市議会などの反発を受け、相次いで修正、撤回を迫られる事態に追い込まれた。「性急で唐突、周知期間も少ない」との理由に加え、保育料では国の子ども・子育て支援新制度の趣旨に反するとの批判が噴出した。4月に市議選、9月には市川昭男市長(73)の任期満了を控えるタイミングでの提示に、市議からは「無神経。市長選への影響は必至」との声が上がる。(山形総局・伊藤卓哉)

<東北で唯一計画>
 「国から(保育料の)公定価格が示されたのが12月末で、利用者負担額の提示がこの時期になってしまった。時間がない中での周知とならざるを得なかったのは、大変遺憾だ」
 市川市長は4日、市議会3月定例会の一般質問に答え、値上げ案の公表が遅れた理由を説明した。しかし新制度導入に伴う保育料改定に関しては昨年7月、国から概要が示されていた。
 保育料を4月から最大約6000円値上げする埼玉県朝霞市では、昨年9月から審議会で検討、10月末に原案をまとめた。11月からは保護者、事業者への説明を始めたという。
 新制度は「子育て中の家庭支援」が目的。各自治体は趣旨を考慮、そもそも4月に合わせて保育料を値上げする動きは少ない。新制度移行に伴う業務で現場が忙殺されていることもあり、東北の県庁所在地6市で計画したのは山形市だけだ。
<与党からも疑問>
 市川市長は民主、共産、社民3党の推薦を受けて3選を果たした。一連の市の提案、経緯には与党市議からも疑問の声が上がる。
 民主系会派・緑政会の斎藤淳一会長と、社民系・市民連合の斉藤栄治会長は「どうして事前に丁寧な説明をしなかったのか」と首をかしげる。共産党市議団の今野誠一団長は「延期しただけで値上げ方針を撤回しないことが問題。不信感は拭えない」と距離を置く。
 与党の市議からは「市長に進言できる市幹部がいない」「子どもと高齢者福祉のダブル失態は痛い。もう推すことはできない」との意見も飛び交う。
 市長選(9月6日告示、13日投開票)には、自民党の推薦を受けた元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が、前回の雪辱を期して立候補を表明している。
 自民党新翔会・改革会議の後藤誠一会長は「議会軽視も甚だしい。リーダーシップが欠けていることは明らかで、市長選出馬の可能性は限りなくゼロに近くなっただろう」とみる。
 市川市長は3月定例会の一般質問で市長選への対応を問われ、「現時点では白紙だ」と述べるとともに、3期の市政運営をこう自己評価した。
 「特に子育てでは、昨年4月に保育所の待機児童ゼロを達成した。子ども医療給付の対象を中学3年まで拡充した」

[山形市の保育料値上げ案]2月2日の市議会厚生常任委で、4月に月額800円〜1万1800円値上げする案を提示。子ども・子育て支援新制度導入で、市の負担が年間約2億3500万円増えることなどを理由とした。市議や保護者団体が反発、3月定例会に実施時期を9月に延期、値上げ幅を最大5000円に抑える修正案を出した。
 高齢者バス定期券購入費補助引き下げ案 3月9日の市議会予算分科会で、月1万1000円の「シルバー定期券」が70〜74歳は3000円、75歳以上は2000円の自己負担で購入できる現行制度を、4月に一律4000円にする案を示した。市議会の批判を受けて撤回した。


2015年03月16日月曜日

3509チバQ:2015/03/21(土) 11:27:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150321_21002.html
<青森県議選>飛び地選挙区 弊害じわり

 青森県議選(4月3日告示、12日投開票)の16選挙区中、2選挙区に存在する飛び地自治体で、分断の弊害とも言える現象が表れつつある。大規模市を挟む形で二つに分かれた選挙区は、ともに1町だけがいわば孤立状態。遊説で足を運ぶ候補者の労が増す一方、投票率の低迷や立候補の意欲低下といった傾向が強まっている。

 飛び地がある三戸(定数3)、東津軽(1)両郡選挙区の位置関係は地図の通り。6町村で構成する三戸は、階上町だけが八戸市(8)に囲い込まれた形。4町村の東津軽は、平内町と3町村の間に青森市(10)が横たわる。階上、平内両町とも地元出身の候補者はなく、今のところ前哨戦は鳴りを潜める。
 階上の県議選投票率は1995年以降、選挙区平均より3ポイント程度低い状況が続き、2007年は12.79ポイントマイナスの45.67%。11年は東日本大震災直後という事情も重なり、青森県内40市町村中、投票があった28市町村で最低の38.40%だった。
 03年の県議選を最後に町内から候補者が出ておらず、町選管は地道に投票を呼び掛けているが有権者の関心は高まらないという。担当者は「選挙カーは国政より少ない印象がある。投票率は選挙区内でずばぬけて低いだけに何とか40%台に乗せたいが、特効薬が見当たらない」と悩む。
 東津軽は、外ケ浜町が地盤の現職が07年、11年に続き、3回連続の無投票で8選を決める公算が大きい。それ以前の03年、99年は、平内町出身の候補者と議席を争った。
 現職が初当選した90年の補欠選挙で、平内から得た票数は310。2期目は1222、3期目は2670と大幅に上積みしてきた。「距離的に赴くのは大変だが、それだけ数多く足を運んだ。信頼を得たからこそ平内との地域対決の構図に至らず、無投票が続いている」と現職は説明する。
 「地元から議員を」と願う有権者は少なくない。こうした心情とは裏腹に、飛び地となった1自治体を足掛かりにしての議席獲得は困難を極める。それが候補者不在、低投票率を招くという一面もある。


2015年03月21日土曜日
関連ページ:青森政治・行政

3510チバQ:2015/03/21(土) 11:27:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150321_11025.html
<大衡村長選>跡部氏は? 複数候補者が浮上

 大衡村長の跡部昌洋氏(66)が辞職することに伴う出直し村長選で、跡部氏が出馬するかどうかが焦点になっている。一方、村長の辞表提出直後から村内では新たな候補者探しが一気に活発化。4月21日告示、26日投開票と見込まれる中、動きは風雲急を告げてきた。
 跡部氏は20日も体調不良で公務を休み、3日連続で公の場に姿を見せなかった。村長選への出馬についても本人の意向は不明だ。
 後援会幹部は「意思が確認できず、対応は未定」と説明する。村長を支持し、ただ一人、不信任決議に反対した前村議は「本人が決めることだ」と話す。
 関係者の多くは、出馬は困難とみる。職員にセクハラをしたとして提訴されたことが辞表の契機となっただけに、女性票が期待しにくいとの見方もある。
 ただ、可能性が残っているとの声は一部にある。跡部氏が辞表提出時に村を通じて出したコメントには「村議会解散という重い決断をしたので、自らも村長の職を辞すことにした」とあり、ある職員は「村議選と同時に村長選で信を問うと取れなくもない」と深読みする。
 新たな村長候補者を模索する動きは既に始まっており、19日には早くも前村議の女性が名乗りを上げた。このほか、複数の前村議や村内の有力者ら4、5人の名前が浮上している。前村議の一人は選挙日程をにらみ「擁立へ向けた準備作業は来週にかけてピークを迎えそうだ」と話した。


2015年03月21日土曜日

3511チバQ:2015/03/21(土) 11:28:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150320_11029.html
<大衡村長選>前村議の赤間氏 出馬意向


赤間しづ江氏
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 大衡村の跡部昌洋村長が辞職することに伴う出直し村長選で、前村議の赤間しづ江氏(67)が19日、河北新報社の取材に対し、無所属で立候補する意思を固めたことを明らかにした。出直し村長選への出馬意向を示したのは赤間氏が初めて。
 赤間氏は「イメージダウンした村を明るくしたい。しがらみのない村政を実現し、安心して子どもを育てられる社会をつくる」と語った。
 赤間氏は大衡村出身、日大通信制卒。村職員を経て、2007年の村議選で初当選。村長への不信任決議案の可決を受けて跡部氏が村議会を解散した17日、村議2期目途中で失職した。


2015年03月20日金曜日

3512チバQ:2015/03/21(土) 21:04:26
2011年秋田県議選まとめ

秋田市(定数:13)                     2015年から定数12に 当 冨樫博之14735〈元〉衆院議員秘書自民55現        2012年衆院選当選   当 中泉松司11544農業自民31現               2013年参院選当選 当 田口聡_11508党県代表公明56現 当 沼谷純_9800〈元〉県職員民主38新          会派「民主党」 当 丸野内胡桃8764環境NPO会長無所66新        会派「いぶき」 09年市長選落選 当 工藤嘉範8407農業自民53現 当 山内梅良7918党県副委員長共産63現 当 竹下博英7917獣医師自民57現             旧河辺郡を地盤 当 北林康司7763〈元〉党県幹事長自民69現 当 三浦茂人6939〈元〉秋田銀行員無所52新       会派「新みらい」 当 まるさん6434〈元〉市議無所56新           本名:菅原博文 タレント 15年自民から出馬 当 石川ひとみ6028党県代表社民60現 当 瀬田川栄一6019社福法人理事長無所63現        会派「県民の声」(1人会派) 落 淡路定明5900国際NPO理事無所51現 落 石川錬治郎5633〈元〉市長国民71現          秋田市長 2015年出馬 落 鈴木陽悦5500〈元〉参院議員無所62新        06年当選 10年参院選落選 落 黒崎一紀5269〈元〉衆院議員秘書みん52新 落 三浦芳博4350〈元〉市議無所60新 落 大門義春455車整備会社役員無所58新

■補選 冨樫の衆院選出馬に伴う 
当 64111 最上英嗣 46 自新
  55877 黒崎一紀 54 無新
能代市・山本郡(定数:4) 当 武田英文12835製材会社長自民66現       引退。09年知事選では川口博を支援 当 能登祐一9229建設会社顧問自民64現 当 中田潤_7930生コン製造社長無所64現      会派「新みらい」 当 宮腰誠_7893党総支部代表社民72元       引退 落 吉方清彦6164善光寺住職民主40新       15年無所属出馬 落 今野清孝4244農業無所58新 落 原田悦子2632洋裁店経営みん65新 横手市(定数:4) 当 柴田正敏10586農業自民60現 当 鶴田有司10284事務機販社顧問自民58現 当 土谷勝悦8651農業無所62現          会派「新みらい」         当 小原正晃8269〈元〉道の駅社員民主34新    会派「民主党」 落 小田嶋伝一7083農業民主75現 落 我妻桂子5146党県委員共産56新        15年出馬

3513チバQ:2015/03/21(土) 21:05:08
あれ? なんかぐちゃぐちゃだ・・・

3514チバQ:2015/03/21(土) 21:06:34
秋田市(定数:13)                     2015年から定数12に
当 冨樫博之14735〈元〉衆院議員秘書自民55現        2012年衆院選当選  
当 中泉松司11544農業自民31現               2013年参院選当選
当 田口聡_11508党県代表公明56現
当 沼谷純_9800〈元〉県職員民主38新          会派「民主党」
当 丸野内胡桃8764環境NPO会長無所66新        会派「いぶき」 09年市長選落選
当 工藤嘉範8407農業自民53現
当 山内梅良7918党県副委員長共産63現
当 竹下博英7917獣医師自民57現             旧河辺郡を地盤
当 北林康司7763〈元〉党県幹事長自民69現
当 三浦茂人6939〈元〉秋田銀行員無所52新       会派「新みらい」
当 まるさん6434〈元〉市議無所56新           本名:菅原博文 タレント 15年自民から出馬
当 石川ひとみ6028党県代表社民60現
当 瀬田川栄一6019社福法人理事長無所63現        会派「県民の声」(1人会派)
落 淡路定明5900国際NPO理事無所51現
落 石川錬治郎5633〈元〉市長国民71現          秋田市長 2015年出馬
落 鈴木陽悦5500〈元〉参院議員無所62新        06年当選 10年参院選落選
落 黒崎一紀5269〈元〉衆院議員秘書みん52新
落 三浦芳博4350〈元〉市議無所60新
落 大門義春455車整備会社役員無所58新

■補選 冨樫の衆院選出馬に伴う 
当 64111 最上英嗣 46 自新
  55877 黒崎一紀 54 無新

能代市・山本郡(定数:4)
当 武田英文12835製材会社長自民66現       引退。09年知事選では川口博を支援
当 能登祐一9229建設会社顧問自民64現
当 中田潤_7930生コン製造社長無所64現      会派「新みらい」
当 宮腰誠_7893党総支部代表社民72元       引退
落 吉方清彦6164善光寺住職民主40新       15年無所属出馬
落 今野清孝4244農業無所58新
落 原田悦子2632洋裁店経営みん65新

横手市(定数:4)
当 柴田正敏10586農業自民60現
当 鶴田有司10284事務機販社顧問自民58現
当 土谷勝悦8651農業無所62現          会派「新みらい」        
当 小原正晃8269〈元〉道の駅社員民主34新    会派「民主党」
落 小田嶋伝一7083農業民主75現
落 我妻桂子5146党県委員共産56新        15年出馬

3515チバQ:2015/03/21(土) 21:07:30
大館市(定数:3)
当 鈴木洋一13855建設会社顧問自民67現
当 佐藤賢一郎10524〈元〉比内町長自民63現
当 虻川信一8686〈元〉市議民主65新        会派「民主党」
落 石田寛_8183党県幹事長社民64現

男鹿市(定数:1)
当 菅原広二9921石材会社副社長無所59新     自民入り
落 下間俊悦7607不動産会社長自民51現
落 船木正博2763電子部品会社長無所63新

湯沢市・雄勝郡(定数:3)
当 大関衛_15301党県政調会長自民43現
当 安藤豊_10806農業無所58現          会派新みらい→羽後町長選出馬当選
当 東海林洋7625〈元〉県職員無所55現        会派「いぶき」
落 うなづきみつる2902タレント無所42新

■補選(無投票当選)
佐藤正一郎 60 無新(1)           [元]羽後町長、09年出馬落選 会派「新みらい」

鹿角市・鹿角郡(定数:2)
当 川口一_8218農業自民60現
当 大里祐一7290医師自民75現
落 石川徹_5100〈元〉市議無所46新        15年出馬 13年市長選出馬落選
落 阿部博雄2703〈元〉衆院議員秘書民主52新

由利本荘市(定数:4)                     2015年から定数3に
当 佐藤健一郎9843自動車整備社長自民59現
当 小田美恵子9403〈元〉本荘市議自民64現
当 加藤鉱一9258〈元〉市議自民62現
当 三浦英一8917学習塾経営無所55現      会派「新みらい」
落 佐々木三知夫5949〈元〉県職員無所65新

潟上市(定数:1)
無投票
当 児玉祥子―〈元〉県議秘書無所56現      引退。会派「新みらい」

3516チバQ:2015/03/21(土) 21:08:02
大仙市・仙北郡(定数:5)
当 加藤麻里11255〈元〉県職員無所53新         会派 社民
当 渡部英治11182〈元〉東北電力社員無所61元      会派「新みらい」
当 原幸子_10330〈元〉社福法人職員自民40現
当 小松隆明9207〈元〉西仙北町長自民63現
当 大野忠右ェ門8013党県党紀委員長自民73現
落 樽川隆_6877農業無所69現
落 佐々木博嗣5206〈元〉衆院議員秘書自民56新

北秋田市・北秋田郡(定数:2)
当 北林丈正11578ゴルフ場会社長自民50現
当 近藤健一郎7116〈元〉森吉町長自民55現
落 小塚光子5797〈元〉市議民主64新

にかほ市(定数:1)
無投票
当 渋谷正敏―機械製造社会長自民62現

仙北市(定数:1)
無投票
当 佐藤雄孝―〈元〉西木村助役自民59現

南秋田郡(定数:1)
当 平山晴彦10042党県組織委員長自民56現
落 芳賀洋介3342〈元〉五城目町職員民主35新

3517名無しさん:2015/03/21(土) 22:24:33
http://mainichi.jp/area/aomori/news/m20150313ddlk02010035000c.html
三沢市議会:当初予算案 自民系会派が反対 背景に市長選か /青森
 三沢市議会(定数18)の定例3月議会最終日の12日、本会議で行われた来年度一般会計当初予算案の採決で、自民系の最大会派「拓心会」の6議員と無会派(共産)1議員が反対した。予算案自体は賛成多数で可決されたが、初めて会派として予算案に反対した拓心会の動向が臆測を呼んでいる。

 6月7日投開票の市長選では、拓心会所属の鈴木重正氏と、現職の種市一正氏が立候補を表明し... 続きを読む

3518チバQ:2015/03/22(日) 12:10:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150322_51034.html
<山形県議選>自民、早くも過半数確定?

 統一地方選で行われる山形県議選(4月3日告示、12日投開票)は県内19選挙区のうち、現時点で6割近い計11選挙区で無投票となる公算が大きい。各党の候補者擁立状況から計算すると、告示前にもかかわらず、自民党が既に定数44の過半数を手中に収めている。

 河北新報社が20日現在で集計した政党別立候補予定者数は表の通り。自民党以外の政党の擁立数が少なく、対決構図になっていないのが要因とみられる。
 無投票の可能性が大きいのは酒田市・飽海郡(定数5)、新庄市(2)、寒河江市(2)など11選挙区。議席数は合わせて20。立候補を予定するのはいずれも現職で、自民党公認が17人、民主党公認が1人、無所属が2人となっている。
 一方、選挙戦が見込まれるのは、定数9に対し10人が立つ山形市など8選挙区。仮に落選者が全て自民党公認と仮定しても、同党は山形市、鶴岡市、東根市の3選挙区で6議席を獲得する計算。無投票を含め計23議席の確保にめどが立った。
 民主、公明、共産、社民各党が今後、さらに公認候補を擁立するのは困難とみられる。無所属の立候補者が急増しない限り自民党の過半数は揺るがず、注目点は早くも自民党が改選前の勢力(33議席)を維持できるかどうかに移っている。
 山形県議選は現行の定数と区割りになった2007年以降、同年は9選挙区、11年は11選挙区と半数前後が無投票。1〜2人区に多く、今回を含め長井市と尾花沢市・北村山郡の両選挙区(各1)は4回連続、西村山郡選挙区(2)は5回連続で選挙が行われない。


2015年03月22日日曜日
関連ページ:山形政治・行政統一選

3519チバQ:2015/03/22(日) 12:11:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150322_11018.html
<大衡村長辞表>萩原前議長が村長選出馬へ


萩原達雄氏
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 大衡村の跡部昌洋村長が辞職することに伴う出直し村長選で、村議会前議長の萩原達雄氏(66)が21日、無所属で立候補する意思を固めた。前村議9人から同日受けた出馬要請に応えた。
 萩原氏は河北新報社の取材に「村長辞任と村議会解散による政治的な空白を避けるため、即戦力として期待された。これまでの政策は大筋で引き継ぎ、村を負のイメージから早く回復させたい」と語った。
 萩原氏は大衡村出身、黒川高卒。農業を経て1995年の村議選で初当選。07年から議長を務めた。村長への不信任決議案の可決を受けて跡部氏が村議会を解散し、5期目途中で失職した。
 大衡村長選は4月21日告示、同26日投開票の見込み。これまで前村議の赤間しづ江氏(67)が立候補の意思を示している。

3520チバQ:2015/03/23(月) 20:35:51
http://www.sankei.com/politics/news/150323/plt1503230005-n1.html
2015.3.23 06:37
【地方再考】
全国唯一の議員報酬「日当制」 福島県矢祭町議会で賛否真っ二つ

ブログに書く1




(1/3ページ)

福島県矢祭町議会では議員報酬の「日当制」をめぐる存廃論議が続いている=17日、福島県矢祭町役場の町議会議場
 全国で唯一、議員報酬に「日当制」を導入している福島県矢祭町(人口6203人)の町議会(定数10)で、報酬制度を見直し、月額制に戻すかどうかの議論が続いている。19日には町議会が見直しを検討する特別委員会を初めて開催したが、議論は平行線をたどった。先進的な取り組みとして脚光を浴びた日当制は、存廃の分岐点に立たされている。

 日当制は平成20年3月、財政難を背景に議員も身を切るべきだと導入。月20万8千円だった月額制を廃止し、議会活動を行った日は3万円を支給するよう議員提案で条例を変えた。支給対象は本会議や委員会、全員協議会などに限られ、おおむね年間40日程度。年収では100万〜120万円ほどとなる。

 日当制をめぐっては、一部議員から「経済的に余裕がなければ議員活動を続けるのは難しい。若い人もなりにくい」などの不満の声が上がっていた。

 3万円の根拠は、役場で最も忙しい課長職の給与が日換算で約4万5千円だったため、それより低い水準にした。菊池清文議長は「審査すべき議案も少なく、月20万円の対価をもらうほどの仕事をしているとは正直いえない」と話す。町の人口は約6200人。菊池議長は「人件費など固定費を除けば、町の予算は25億円くらい。議員報酬を増やすぐらいなら、福祉などにもっとお金を使うべきだ」と意義を強調する。

 しかし、弊害も出ている。月額化を主張する鈴木敏男副議長によると、議案の調査日数が足りず会期を延長した際、「そんなに3万円が欲しいのか」と一部町民から揶(や)揄(ゆ)されたこともあったという。「慣習が強く残るこの町で、判断を間違えば、一町民としても生きていけなくなる」

 「日当派」と「月額派」の町議は現在5人ずつで勢力は拮(きっ)抗(こう)。「条例改正案を出す前に町民にも議論の行方を知ってほしい」(鈴木副議長)と特別委で議論したが、双方の主張は平行線をたどり、意見を集約できないままだ。ある議員は「すぐ変えるのではなく、来春の町議選の争点にし、民意を問うべきだ」と述べた。(福田涼太郎)

 ■改革…相次ぐ「揺り戻し」、2年で成果報酬制度破綻のケースも


 議員の切(せっ)磋(さ)琢(たく)磨(ま)を促す、財政難に対応するため-。そうした理念を持ってスタートした議会改革だが、あまりに高いハードルを掲げたために、後に撤回される「揺り戻し」の動きが相次いでいる。

 人口1200人の熊本県五木村議会は平成22年、議員の成果に応じて報酬額を決める全国初の「成果報酬制度」を導入した。

 議長が選んだ村民(5人以内)で構成する外部委員が、議員の活動ぶりを「優秀」から「普通」までの5段階で評価。評価に応じた成果報酬(年額最高68万4千円、最低0円)を年度ごとに追加支給する仕組みだった。

 議会活性化が狙いだったが、しがらみなどから公平な評価が難しく、導入2年目に当時の議長が「なぜ自分が一番じゃないのか」と委員に迫ったり、独自に議員を評価した資料を委員に渡したりしていた問題が発覚。翌年には外部委員を引き受ける村民がいなくなり、24年に廃止になった。

 一方、財政難から徐々に議員報酬を下げながら、昨年5月に一転して8万円増の27万円とした群馬県みなかみ町議会。それまでは人口や予算など類似した規模の自治体と比べ、低い水準の報酬額を維持してきた。

 だが、地方分権による議会の役割の拡大や活動時間の増加などから町は議員の「なり手不足」を危惧。岸良昌町長は25年12月の町議会で「若い世代を含め、いろいろな人が立候補できる環境整備を図ることが必須」と報酬額の引き上げを提案し、可決された。

 しかし、報酬額を引き上げた直前の昨年4月実施の町議選では、与野党問わず報酬額の引き下げを公約に掲げた候補が多数当選。半年もたたない昨年10月から報酬額を再び約1割カットするなど曲折が続いている。

3521チバQ:2015/03/23(月) 21:32:25
http://www.news24.jp/nnn/news8859152.html
いわて県民クラブが平野参院議員に知事選出馬を要請
(岩手県)

県議会の会派「いわて県民クラブ」は23日記者会見を開き、平野達男参議院議員に対し8月20日に告示される県知事選挙に出馬するよう要請したことを明らかにした。『いわて県民クラブ』によると、所属する議員8人が22日夕方、盛岡市内で平野達男参議院議員と会談し県政に対する想いを伝え、知事選への出馬を要請したという。これに対し、平野参議院議員は、「重く受け止める。ただし今は国会が予算審議中で、当面、参議院議員として国会審議に集中しなければならない。近日中に答えたい」と話したという。一方、知事選への出馬を表明している達増知事は23日の定例会見で参議院選挙で平野氏の選対本部長を務めた経緯などから平野氏の出馬に否定的な見方を示した。
[ 3/23 19:20 テレビ岩手]

3522チバQ:2015/03/23(月) 21:40:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150323_21004.html

<青森知事選>連合青森支援未定、焦り見えず


1月の定期協議で、知事選候補者の早期擁立を要望する内村会長(右から2人目)
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 任期満了に伴う青森県知事選(5月21日告示、6月7日投開票)で、約5万票を持つとされる連合青森が支援の態度を決めかねている。主戦論を唱える民主党県連の候補者選考が遅れているのが理由だが、連合青森内にはむしろ落ち着きを見せる雰囲気さえある。背景には4選を目指す現職三村申吾氏(58)との良好な関係や、昨年12月にあった衆院選の影響が見え隠れする。

<前回は自主投票>
 青森市内で1月下旬に行われた連合青森と民主県連の定期協議で、内村隆志会長は「早めに候補者を選定してほしい」と要望した。民主県連は速やかに選考作業に入る方針を示したが、2カ月たった今も具体的な名前は上がっていない。
 田名部定男県連代表は今月中旬、「(県議選後の)4月13〜15日にも候補者に関する意見を県議らに聞きたい」と主戦論の維持を強調。内村会長は「擁立の期限は特に設定していない」とし、民主県連の動きを見守っている。
 連合青森に焦りの色がほとんど見えないのは、三村氏と政策面での距離が近づいている事情がある。県内の有効求人倍率は現県政下で1倍近くまで上昇するなど、雇用情勢が持ち直している。内村会長は「連合の雇用政策が吸い上げられている」と評価する。
 三村氏が自民、公明両党の推薦を受けて初陣を飾った2003年の知事選で、連合青森は対立候補を推薦。07年は一転、三村氏を推した。11年の前回は民主候補が出馬しながら、三村氏との関係維持のため自主投票とした。連合青森内には「民主が擁立しないなら気をもまずに済む」との声もささやかれる。

<4者連携崩れる>
 今回、連合青森は昨年12月の衆院選と同様、民主県連、維新の党県総支部、社民党県連との連携を模索していた。青森1区に出馬した升田世喜男氏(維新)が比例代表で復活当選した勢いを生かす思惑があった。
 しかし、社民県連が知事選出馬を表明した前県保険医協会長の大竹進氏(64)の推薦をいち早く決定。升田氏派の選挙違反事件が摘発されたこともあって、4者連携の枠組みは崩れた。
 内村会長は「票が取れる候補者を民主が擁立すれば支援を検討する。そうでなければ推薦しない場合もある。県議選が終われば方向性を出す」と説明した。


2015年03月23日月曜日
関連ページ:青森政治・行政

3523チバQ:2015/03/24(火) 20:21:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk04010217000c.html
選挙:大衡村長選 一騎打ちの様相 村議選と来月26日投開票 /宮城
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 大衡村の選挙管理委員会が23日開かれ、跡部昌洋村長の辞職申し出と議会解散に伴う出直し村長選と村議選を、統一地方選後半の4月21日告示、26日投開票の日程で行うことを正式に決めた。村長選にはこの日、前村議会議長の萩原達雄氏(66)が記者会見で出馬を表明、先に意向を示した前村議の赤間しづ江氏(67)と無所属同士の一騎打ちの様相が強まっている。

 村議5期目、議長2期目だった萩原氏は多数派の議員の要請で出馬。「異常事態の村を即戦力として早急に立て直したい。村の事業は大枠で継承するが、跡部村政には独断専行の面があったので、正すべきは正す」とし、多選自粛条例の制定や農業の大規模集約化などを政策に挙げる。

 跡部村政の反対派議員らが支援する赤間氏は「政策以前の課題が山積しており、利権としがらみの村政の体質を変え、村民の信頼を回復する」と強調。当選すれば初の女性村長になり「村と村教委が昨年定めた『ハラスメント防止要項』を徹底させたい」と話す。

 両選挙の立候補予定者説明会は30日。投票は4月26日午前7時〜午後6時、村内6カ所で行われ、同7時から役場併設の平林会館で即日開票される。3月2日現在の有権者は4565人。【渡辺豊】

3524チバQ:2015/03/24(火) 20:24:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk03010296000c.html
選挙:知事選 県民ク、平野氏に出馬要請 各陣営の動き加速へ /岩手
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 9月6日投開票の知事選で、県議会会派「いわて県民クラブ」は23日、平野達男参院議員(無所属)に出馬要請したと発表した。平野氏は「国会の予算審議に当面集中しなければならない」と回答を保留したという。関係者によると、4月上旬の予算成立後に態度を表明するとみられる。知事選では達増拓也知事が昨年11月に3選出馬を表明。共産党も独自候補擁立を目指しており、今回の出馬要請で各陣営の選挙準備が加速するとみられる。【安藤いく子、浅野孝仁、春増翔太】

 記者会見した県民クの小田島峰雄代表によると、22日夕に盛岡市で要請すると平野氏は、「重く受け止める。国会の状況なども見ながら近日中に報告したい」と語ったという。

 平野氏を推す理由は「農政の大きな転換期。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)への対応、米価下落、農協改革などで人心を一新すべき時に適任」とした。達増県政は「過去8年間で決算不認定は5回。審議で見解を異にすることが少なからずあった」と批判した。

 政党や他会派との連携について飯沢匡(ただし)幹事長は「決まっていないが、我々が突破口を開いたので賛同者が名乗りを上げることを期待したい」と述べた。平野氏は毎日新聞の取材に「会見で小田島代表が話した以上は申し上げることはない」とコメントした。

 県民クは無所属県議で構成し、2013年の参院選では平野氏を支援した。

 ◇警戒感と期待感交錯
 平野氏の知事選挑戦は以前から取りざたされてきた。擁立に向けた具体的な動きの表面化に、県政界は警戒感と期待感が交錯した。

 達増拓也知事は23日の定例記者会見で「一昨年の参院選で、(平野氏が)議員を続けさせてほしいと訴え、県民の負託を受けて当選した。(わずか2年で)辞めるのはあり得ない」とけん制。達増氏を支援する生活の党県連の佐々木順一幹事長は「立候補するのは自由。こっちはこっちで全力で準備を進める」と突き放した。

 平野氏が離脱した民主党県連の高橋元幹事長も「平野氏は出るだろう。任期4年を残して2年前の選挙は何だったのか。民主がつくことはない」と不快感を示した。

 一方、達増氏の対抗馬擁立を目指す自民党県連の嵯峨壱朗幹事長代理は「達増氏以外の名が出ることで競争が生まれる」と連携に含みをもたせる。社民党の県議は「自民ではなく無所属が出るなら良いこと」と歓迎する。

 前回知事選は民主推薦の達増氏と、自民・地域政党いわて・社民が擁立した前県議の事実上の一騎打ちだった。

3525チバQ:2015/03/24(火) 20:30:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk02040080000c.html
平川市長選選挙違反:「全面否認」どう判断 2市議きょう判決 /青森
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 昨年1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(被買収)罪に問われた4市議の判決が今週、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)で言い渡され、事件で逮捕・起訴された17人の1審判決が出そろう。4市議は、落選した前市長の支援者の水木貞・元被告(67)から現金20万円を受け取ったとする起訴内容を全面否認。弁護側は唯一の証拠とされる水木元被告の供述や証言に「信用性がない」と無罪を主張している。検察側は「元被告が虚偽を述べる理由はない」としており、森裁判官の判断が注目される。【石灘早紀】

 判決は、24日に対馬実被告(64)と古川昭二被告(64)に、26日に成田敏昭被告(71)と佐々木利正被告(50)に個別に言い渡される。4被告は、水木元被告から2013年8月10日ごろに現金を受け取ったとする起訴内容を全面否認し、水木元被告の供述が不自然だと主張。「疑わしきは被告の利益に」との刑法体系の原則に基づき、無罪を求めている。

 対馬被告は「病気の父が在宅していたのに、元被告はそれについて一言も触れていない」、成田被告は「在宅中なら家の前にトラックを駐車しており、元被告供述通りには車をとめられない」などの主張を展開。また、弁護側は元被告の供述と、それぞれの自宅の実際のドアの形状やチャイムの音、服装などが食い違うとし、元被告の供述の信用性に疑念を呈する。

 アリバイを主張する古川被告は「田んぼの草刈りをしていた」とし、佐々木被告は「疲れて寝ていた」としたが、検察側はいずれも「供述が変遷しており、信用できない」と反論している。

 元被告の供述で13年8月10日ごろに現金を供与した7市議のうち、最後の4人が全面否認しており、弁護側は「不自然だ。元被告が途中で買収をやめたが、(事前に4市議も買収対象にすると合意していた)大川喜代治・前市長へのメンツで虚偽の供述をしたのではないか」と主張する。

 一連の事件では、大川前市長と水木元被告の有罪判決が確定。元被告から現金20万〜100万円を受け取ったとの起訴内容を認めた9市議も有罪が確定して辞職・失職した。一方、現金の額や趣旨を一部否認した福士恵美子被告(71)と古川敏夫被告(70)は1審で有罪とされたが、福士被告は即日控訴(市議は辞職)し、古川被告も控訴の方針。

 2月5日の水木元被告自身の判決では、4市議の公判も担当する森裁判官が「供述全体の真実性が十分に担保されている」として4市議への買収も有罪と認定した。4市議本人たちの判決でも同様の判断を下すかが焦点だ。

3526チバQ:2015/03/25(水) 19:19:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150325ddlk02040444000c.html
平川市長選選挙違反:全面否認2市議も有罪 地裁弘前支部判決「水木供述、信用性高い」 /青森
毎日新聞 2015年03月25日 地方版

 昨年1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(被買収)罪に問われ、起訴内容を全面否認している対馬実被告(64)と古川昭二被告(64)=いずれも市議=の判決公判が24日、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)で個別に行われた。森裁判官は両被告にそれぞれ懲役10月、執行猶予5年、追徴金20万円(求刑・懲役10月、追徴金20万円)の有罪判決を言い渡した。全面否認の4市議への判決はこの日が初めて。【石灘早紀、松山彦蔵】

 判決によると、両被告はそれぞれ2013年8月10日、平川市内の自宅で、大川喜代治・前市長=落選=のための選挙運動の報酬として、支援者の水木貞・元被告(67)から現金20万円が入った茶封筒を受け取った。

 両被告の公判では、唯一の証拠とされた水木元被告の供述の信用性を巡って検察側と弁護側が対立。弁護側は「元被告は捜査に迎合的で、供述が変遷している」と主張していた。森裁判官は、捜査段階の供述を初期、中期、終盤などの5段階に整理。同年8月2日、当時の市議20人のうち、全面否認の4市議を含む16人の買収を前市長と協議した▽同年8月8〜10日の「連続した2日間」に、11人に20万円ずつを渡そうとした▽全面否認の4市議を含む9人が現金を受け取った−−などの供述が「核心部分を網羅している」と捉え、「一貫性を維持しており、信用性が高い」とした。

 弁護側の「犯行日や現金授受の状況などの供述に不合理な変遷がある」との主張については「捜査の初期段階の断片的な供述が、適宜修正されるのは当然かつ合理的な成り行き」などとして退けた。

 対馬被告は「居間に病気の父がいたのに、水木被告がそれについて言及しないのは不合理」と主張したが、森裁判官は「別室に移動させずに客を通すという供述は社会通念に照らして奇異で不自然」とした。「田んぼの草刈りをしていた」と主張していた古川被告に対しては「別の日を活用したとして十分に説明がつき、被告の供述は推測の域を出ていない」と退けた。

 ■2被告側は控訴へ

 判決後、対馬、古川両被告の弁護士は「判決文を検討して控訴するかどうか考える」とする一方、「判断に苦しむところがある」「納得できない部分がある」と控訴の意向を示唆した。

 対馬被告は判決後、口を一文字に結んで退廷。報道陣の問いかけには応じず、無言のまま裁判所に横づけした車に乗り込んだ。古川被告は「進退は弁護士と相談のうえ判断したい」とだけ述べた。

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 ■地裁弘前支部判決の要旨

 【水木元被告の供述の信用性】

・水木元被告の供述は、買収対象の人選、順序、金額と理由も合理的に説明し、現金入り茶封筒を渡す状況の説明も具体的で迫真性に富んでいる。核心部分は何ら変遷せず一貫性を維持し信用性は相当に高い。捜査初期段階の断片的供述が、捜査の経過にしたがい適宜修正されるのは当然かつ合理的な成り行き。

 【虚偽供述であるかどうか】

・弁護人は「買収対象の最後の4人のみが現金受領を否認しているのは、水木元被告がなんらかの理由で(途中から)現金を供与しなかった証左だ」「選挙資金集めに関する余罪追及回避のために元被告が事実と異なる供述に及んだ」と主張するが、あえて自己及び大川(喜代治前市長)の刑責を実態より加重した揚げ句、さらに偽証罪の刑責を負う虚偽供述に及ぶべき利益は見いだせない。

 【被告のアリバイ】

・古川被告の「10日の午前中いっぱい草刈りをした」との供述は推測の域を出ていない。

・対馬被告は「農作業後に朝食を取り仮眠していた」と供述するが、水木元被告と面会したことと全く矛盾しない。

3527チバQ:2015/03/25(水) 19:25:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150325mog00m010023000c.html
全国自治体調査:「4年で4件」福島の村/「26年で2件」の都 政策条例、熱意に差
2015年03月25日
 自治体議会の活発度や改革度の指標とされる議員提案の「政策条例」を、過去4年間で4本可決した村議会がある。毎日新聞の全国自治体議会アンケートで4年間に2件以上可決した議会は全体のわずか6%。県議会や政令市議会が多い中で、唯一の村議会として異彩を放つ。一方、日本最大の自治体議会である東京都議会が設けた政策条例は平成以降の26年間で2件。対照が際立っている。【日下部聡、井上英介】

政策条例を作った西郷村議会=同村役場提供
政策条例を作った西郷村議会=同村役場提供
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 4件の政策条例を作ったのは、福島県西郷(にしごう)村議会だ。うち3件は東京電力福島第1原発事故に関連する具体的な政策で、理念的な内容が多い他議会の政策条例に比べて目を引く。議会事務局によれば、議員提案による政策条例の成立は過去に例がなかったという。

 「原発事故から5日後くらいの時期に、学校では子供たちが屋外でテニスや野球をしていた。村の対応に危機感を抱いた」。条例提案の中心的役割を担った佐藤富男議員(65)=無所属=はそう話す。

 村は県南部の栃木県境にある。住民は2万人弱。日本で3番目に人口が多い村だ。東北新幹線新白河駅と東北自動車道白河インターチェンジを擁し、大企業の工場が多いため、財政は比較的豊かとされてきた。

 福島第1原発から約80キロ離れているが、3月上旬でも役場前の線量計は毎時0.3マイクロシーベルト。除染の目安の同0.23マイクロシーベルトを上回る。

 佐藤議員は7期目で、議長も経験したベテランだが、2007年福島県議選に自民党公認で出馬して落選し、東日本大震災当時は浪人中だった。11年8月の村議選で「放射能汚染から子供たちを守る」を公約にして再び村議となった。

 その直後の同年9月に佐藤議員は「放射能対策特別委員会」の設置を提案、全会一致で承認された。正副議長を除く16議員全員が委員となり、委員長には佐藤議員が就任。東電への要望、与野党国会議員への陳情、賠償請求についての弁護士との勉強会などのほか、原発事故をめぐる「村民と議員の対話集会」も2回開催した。「議会はよく動いてくれたと思う」と、村に住むパート女性(46)は話す。

 さらに議会は12年3月、「原子力損害賠償対策審議会条例」を全会一致で可決した。村民の東電への損害賠償請求について審議する第三者機関を設けるとの内容で、最初の政策条例だった。

 翌年6月には、甲状腺や内部被ばくの検査ができる医療機関誘致のための融資制度などを定める「子ども診療所等誘致条例」が全会一致で可決。放射線量が局所的に高い「ホットスポット」の除染を村に義務づける「放射能障害防止のための環境保全に関する条例」も賛成多数で可決。

 3本の政策条例はいずれも、佐藤議員が法律や既存の条例を参照しながら起草した。「毎日ネットを調べたり書類を読んだり、朝から晩まで大変だった」と振り返る。

 だが、条例は「開店休業」の状態だ。昨年3月に出された放射能対策特別委の報告書にはこう書かれている。「村長がこの条例による施策を執行しないことは誠に残念である」

 背景には佐藤議員と佐藤正博村長(67)との対立がある。佐藤村長は条例を執行しないことについて「国や県がすでに手厚くやっていることであり、(条例の執行は)必要ない」と説明する。

 一枚岩で動いたかに見える村議会にも、村長派と反村長派の間に深い溝がある。昨年3月には村長選があり、佐藤村長が4選された。村長派の議員からは「佐藤議員の条例提案は村長追い落としのためだったのだろう」との声も漏れる。

 地方自治体は、議員と首長がそれぞれ選挙で選ばれる「二元代表制」だ。本来は議会全体が首長のチェック機関であり、与党も野党もないというのが制度の趣旨だ。しかし現実には、首長選での支持関係から与野党に分かれることが多く、西郷村も例外ではない。

 3条例が成立した当時は「野党」が1人だけ多かったため、佐藤議員が主導権を握ることができたのだ。

 「与党が1人でも多ければ、全部これですよ」と佐藤議員は、拳を下に向けて物を潰す仕草をしてみせた。「でも、村長に気兼ねして執行部提案に手を挙げるだけの議員なら、村民にますますそっぽを向かれてしまう。村民の声を聞いて、それを政策として実現させるのが議員の職責だと思う」

3528チバQ:2015/03/25(水) 19:25:54
 一方、村長与党会派代表の白岩征治議員(76)=無所属=は「我々は是々非々で対応している」と話す。審議会条例と診療所誘致条例には賛成した。「村民のことを考えれば、反対すべきではないと判断した」

 政策条例については「村長が気づかない部分を提案することはあってもいい。ただ、事前に村長の了解を取り付けないと。いくら条例を作っても村長が執行しなければ何の意味もないでしょう」

 佐藤村長は、条例を議員が提案することについて「予算や規制を伴う条例は我々が提案する。議会には『乾杯条例』のような村の雰囲気を盛り上げるような条例をお願いしたい」と話す。

 村議会は17日、4件目となる政策条例「子育て支援及び高齢者福祉推進基金条例」を全会一致で新たに可決した。議員定数を2人減らして16人とするのに合わせ、村民にその意義を示すために2人分の議員報酬額を福祉目的の基金として積み立てる−−という条例だ。原案は佐藤議員が提示した。

 佐藤議員は定数の4減、白岩議員は2減を主張していたが、委員会での協議の結果、佐藤議員が2減を受け入れ、白岩議員は政策条例に賛成することで合意が成立したのだ。

 現在、議会は欠員1で、議長を除く与野党は8対8で同数。政策条例案の提出に積極的な議員の存在に加え、かつて体験したことのない災害と「与野党伯仲」の緊張関係が議会内の妥協を促し、多くの政策条例成立につながっていた。しかし、実効性のあるものにするには、首長とも一定の妥協が必要という現実も、西郷村の事例は示している。

 ◇制定阻む首長の権限

 昨年自民党に属していた議員による女性蔑視のやじで注目を浴びた都議会。国内最大の自治体議会で議員待遇もいいが、政策条例に積極的とは言い難い。

 平成に入り制定した一つ目は、10万人が犠牲となった東京大空襲の3月10日を「東京都平和の日」とする条例(1990年7月)。

 二つ目は、西郷村と同じく東日本大震災が後押しした「省エネルギー推進条例」(2011年7月)だった。都民や事業者と都が協力して省エネに努めよう、という内容。民主党(当時比較第1党)と都議会生活者ネットが共同提案し、共産党が同調した。自民は「抽象的な行為規範」、公明党は「思いつきの単なるパフォーマンス」と反対した。少し前に自民党議員が1人急死しており、記名投票したところ可否同数。民主が出した議長の裁決により、紙一重の差で可決された。

 制定にかかわった民主の都議は「予算提出権は知事(首長)のみが持ち、その手を縛るような条例は作れない。自然と理念が先行してしまう」と話し、政策条例作りは難しいとする。

3529チバQ:2015/03/25(水) 21:03:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150325_31003.html
<岩手知事選>対達増氏 どうする自民

 岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、県議会会派いわて県民クラブが平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=に立候補要請したことで、当面の焦点に自民党の対応が浮上している。3選を狙う現職の達増拓也氏(50)への対立軸を探ってきた自民党にとっても、平野氏は候補の一人。県議会では県民クラブと連携して「反達増」に回る局面が多い。平野氏を挟んだ「連携」が取り沙汰される。
 「県民クラブ側から具体的な働き掛けはまだない。自民として対応を協議する段階ではない」。自民党県連の嵯峨壱朗幹事長代理は、仮に平野氏が立候補する場合の対応に関し慎重な言い回しを繰り返す。
 県民クラブ議員と自民党は前回知事選(2011年)で元県議を擁立し、達増氏に挑んだ。昨年12月の衆院選岩手4区では県民クラブメンバーが自民党公認候補の応援マイクを握るなど、生活代表の小沢一郎氏に対抗。連携姿勢をにじませてきた経緯がある。
 平野氏支持の県議の中には「自民党が強くはない岩手では自民色が濃くなるのは得策でない」と擁立段階での自民党の関与に消極的な意見があるという。
 現時点では、県民クラブ側が平野氏の決断を促しながら自民党の出方を待つ。自民党側は民主党出身の平野氏が達増氏に挑戦するのか、じっと静観する状況だ。
 自民党県連の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は2月の役員会で「開かれた県政にふさわしい人を選ぶ」と語った。関係者は28日にある県連大会での議論を注視する。
 くすぶっていた平野氏擁立論が具体化し、達増氏側の動きも慌ただしくなってきた。24日には連合岩手が達増氏の推薦方針を決めた。「県民党」を掲げる達増氏が「団体には広く支援を得たい」と要請していた。
 独自候補の擁立を断念した民主党県連の高橋元・幹事長は「一つの会派が擁立の動きに出たからには、われわれも何もしないわけにはいかない。連合とも情報を共有し結論を出したい」と対応を急ぐ構えだ。


2015年03月25日水曜日

3530チバQ:2015/03/25(水) 21:05:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150325_31020.html
<岩手知事選>連合岩手は達増氏推薦

 岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、連合岩手は24日、三役会議を開き、現職で3選を目指す達増拓也氏(50)を推薦する方針を決めた。今後、連合本部に上申する。
 達増氏側から2月25日に推薦要請があり、対応を協議していた。連合岩手の豊巻浩也会長は「東日本大震災からの復旧・復興の取り組みなど、4年間の成果を総合的に判断した」と理由を述べた。
 連合岩手は過去2回の知事選でも達増氏を推薦した。

3531チバQ:2015/03/26(木) 23:09:58
http://mainichi.jp/select/news/20150327k0000m040102000c.html
公職選挙法違反:青森・平川市長選…市議15人全員有罪
毎日新聞 2015年03月26日 21時32分(最終更新 03月26日 21時48分)

 昨年1月の青森県平川市長選を巡り、市議15人(10人が辞職・失職)が逮捕された公職選挙法違反事件で、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)は26日、同法違反(被買収)罪に問われた市議2人に有罪判決を言い渡した。これで、逮捕・起訴された前市長=落選=と、前市長の支援者1人を含む計17人全員が1審で有罪になった。
 事件当時の市議のうち、起訴内容を一部否認する2人は既に控訴、全面否認する4人も控訴する方針。

 26日の判決で森裁判官は、全面否認する成田敏昭(71)と佐々木利正(50)の両被告にそれぞれ懲役10月、執行猶予5年、追徴金20万円(求刑・懲役1年、追徴金20万円)を言い渡した。判決によると、両被告は2013年8月10日、前市長のための選挙運動報酬として、支援者から現金20万円を受け取った。【石灘早紀】

3532チバQ:2015/03/28(土) 10:38:54
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150328_41003.html
<秋田県議選>自民空白区、前哨戦熱く

 統一地方選で行われる秋田県議選(4月3日告示、12日投開票)の潟上市選挙区(定数1)は、全14選挙区で自民党が現在、議席を持たない唯一の空白区だ。自民は元県職員鈴木雄大氏(44)を擁立し、非自民の現職の後継として出馬する無所属の元市議佐藤敏雄氏(42)と、新人同士の一騎打ちになる公算が大きい。自民の全区制覇が懸かるだけに、前哨戦は日増しに熱を帯びる。

 「議席がないのは潟上だけ。応援をよろしくお願いします」。22日、同市天王で行われた鈴木氏の集会。自民県連会長の金田勝年衆院議員が力を込めた。悲願の議席奪取へ、党を挙げて後押しする。県選出の参院議員2人も駆け付け、詰め掛けた約400人の支持者と共に気勢を上げた。
 鈴木氏は、自民党が国政、県政ともに与党であることを強調。「潟上が成長するための政策を実現していくには、自民党の力が必要だ」と意気込んだ。
 対する佐藤氏も一歩も引かない。第二会派「新みらい」所属で、引退を決めた児玉祥子氏から後継指名を受けた。石川光男潟上市長も、市議を辞して転身を図る佐藤氏の支持に回る。市町村長は通常、県政与党の候補者を支持することが多いが、石川市長は自らの後援会を挙げて協力する構えで、全ての集会でマイクを握って応援の前面に立つ。
 佐藤氏は政党に推薦を求めず、幅広い支持を集めたい考えだ。「自民に対する敵対心はない」としつつも、「無所属の市民党として、潟上の思いを県政に伝えたい」と静かに闘志を燃やす。
 区割り変更で1人区になって以降、無所属の児玉氏が07年は自民候補と一騎打ちで、前回は無投票で議席を獲得した。県議会(定数45、今回から43)で26議席と圧倒的な勢力を誇る自民が、さらに盤石の態勢を築くのかに注目が集まる。


2015年03月28日土曜日

3533チバQ:2015/03/29(日) 11:42:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150329ddlk02010087000c.html
選挙:県議選 生活の党県連、重点候補3人を支援  /青森
毎日新聞 2015年03月29日 地方版

 生活の党県連は28日、4月12日投開票の県議選で、ともに無所属新人の塚本悦子氏(五所川原市)と北谷正則氏(北津軽郡)、民主党公認の新人、藤森友子氏(むつ市)の3人を「重点候補」として支援することを決めた。

 青森市内で同日あった拡大役員会後の記者会見で同党県連の平山幸司代表が明らかにした。候補者の擁立や推薦、支持はしないが、協力要請のあった3人は県連幹部が街頭で支持を呼びかけたり、後援会の活動を支援したりするという。

 3人のほかにも、無所属と民主の候補者を複数人を支援する予定だが、候補者の意向で非公表とする。平山代表は県議選で10人以上の支援候補者の当選目標を掲げ、「非自民の地域に根ざした候補者を支援し、一人でも多く当選させるため全力を尽くしたい。国政選挙に向かっても連動したい」と述べた。【石灘早紀】

3534チバQ:2015/03/29(日) 12:08:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150329_21027.html
三沢市長選は自主投票 自民青森県連

 任期満了に伴う三沢市長選(5月31日告示、6月7日投開票)をめぐり、現職と新人から出された推薦願の扱いを検討していた自民党青森県連は28日、双方とも推薦せず、自主投票とすることを決めた。保守分裂選挙となる見通し。
 党三沢市支部は昨年12月、3選を目指す種市一正市長(73)と前市長の長男鈴木重正市議(46)から推薦願を受け、2月の党員投票を経て鈴木氏推薦を党県2区支部(支部長・江渡聡徳衆院議員)に申請。2区支部は結論を出さないまま県連に判断を委ねた。
 対応を一任された大島理森県連会長は、推薦を見送った理由について(1)党員投票で決めるという協議を2区支部内でもっとすべきだった(2)党員歴を考慮せず、一様に投票権を与えた(3)党支持者にも広く意見を聞くべきだった-を挙げた。
 大島会長は「総裁選の場合は継続して2年間、党員でなければ投票できない。市長選の公認・推薦で党員投票のルールがなく、今後の課題として考えていきたい」と述べる一方、「分裂選挙ではないと思っている。しこりが残らないように市支部にお願いした」と強調した。小比類巻正規市支部長は「最良の方法と思い党員投票で決めた。支部の決定が支持されず残念だが、県連に時間をかけて検討してもらい感謝している」と話した。


2015年03月29日日曜日
関連ページ:青森政治・行政

3535チバQ:2015/03/30(月) 18:27:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150323ddlk02010106000c.html
15年県議選:選挙区の構図/1 青森、5党が公認候補擁立 東津軽、西津軽は無投票か /青森
毎日新聞 2015年03月23日 地方版

 2015年の統一地方選のトップを切って行われる県議選(4月12日投開票)の告示が4月3日に迫った。定数48に対し現職、元職、新人の計65人が既に立候補を表明。現行定数となった07年以降で最少の少数激戦となる見通しだ。16選挙区のうち、黒石市、つがる市、東津軽郡、西津軽郡、南津軽郡の計5の1人区が無投票の可能性がある。勢力拡大を狙う最大会派の自民党に対し、民主党など非自民勢力がどこまで対抗できるかが焦点となる。各選挙区で予想される顔ぶれや情勢を追った。

 【青森市】(定数10=青森市)

 県都の定数10は16選挙区で最大。現職10人に加え、元職と新人各1人の計12人が出馬を表明している。現行の区割りとなった07年以降で最も少ない候補者数だが、県内最多の5党が公認を擁立。自民が現有5議席を維持するのか、社民県連代表の新人か、連合青森推薦の元職が割り込むのか、激しい対決が予想される。

 自民現職は、いずれも広い支持基盤を持ち、5選を目指す森内之保留氏と、前回トップ当選の高橋修一氏が安定した地盤固めを進める。前回返り咲きの山谷清文氏、現職最年少の花田栄介氏、昨年自民会派入りした奈良岡央氏も再選に向けて着々と準備を進める。

 民主は、現職の渋谷哲一氏が3選を狙う。県都唯一の議席死守が最重要課題で、党勢回復に向けた戦いに臨む。公明は、強固な組織票を背景に、県本部代表の伊吹信一氏が4選をうかがう。共産は、ベテランの諏訪益一氏が反自民の受け皿として浸透を図る。社民は県連代表の三上武志氏が県議選に初挑戦。党勢回復に加え、前回失った1議席の奪還に向けた戦いに挑む。

 無所属では、旧浪岡町長の現職、古村一雄氏と、県議会青和会所属の関良氏が再選を目指す。前回次点だった東北電力労組出身の元職、一戸富美雄氏は連合青森の推薦を受けて返り咲きを期す。

 【東津軽郡】(定数1=外ケ浜町、今別町、蓬田町、平内町)

 自民現職で、県連幹事長の神山久志氏が盤石の支持基盤で8選を視野に入れる。前回と前々回は無投票当選で、今回も他に擁立の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 【西津軽郡】(定数1=鰺ケ沢町、深浦町)

 自民県連総務会長の現職、工藤兼光氏が4選を狙い、着々と準備を進める。他に対抗馬擁立の動きはなく、前回、前々回に続き3回連続で無投票の可能性が高まっている。=つづく

==============
◇各選挙区の立候補予定者
【青森市】(定数10)

森内之保留 50 自現(4)

山谷清文 57 自現(2)

高橋修一 44 自現(2)

奈良岡央 58 自現(1)

花田栄介 33 自現(1)

渋谷哲一 53 民現(2)

伊吹信一 54 公現(3)

諏訪益一 70 共現(5)

三上武志 63 社新

古村一雄 70 無現(2)

関良 56 無現(1)

一戸富美雄 58 無元(1)

【東津軽郡】(定数1)

神山久志 67 自現(7)

【西津軽郡】(定数1)

工藤兼光 71 自現(3)

3536チバQ:2015/03/30(月) 18:27:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk02010084000c.html
15年県議選:選挙区の構図/2 弘前、6現職に3新人挑む 黒石は無投票が濃厚 /青森
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 【弘前市】(定数6=弘前市、西目屋村)

 定数6に対し、現職6人、新人3人の計9人が出馬を表明する混戦模様となっている。それぞれ手堅い地盤を持つ現職に、元市町議など政党や後援会組織の強力な支援を受ける有力な新人が挑む構図。票の動きが読みづらい情勢で、各陣営とも早くから臨戦体制に入っている。

 自民は、県連副会長の西谷洌氏をはじめ、4選を目指す岡元行人氏、再選を狙う斉藤爾氏の現職3人が支持固めに躍起となっている。さらに地元選出の木村太郎衆院議員の秘書を務めた元市議、谷川政人氏が新人ながら党公認を得て出馬し、激しい戦いが予想される。

 民主は、元藤崎町議の新人、鶴賀谷貴氏を公認で擁立。弘前市を地盤とする党県連幹事長の山内崇氏の支援を受け、非自民票の受け皿として浸透を図る。津軽地域で一定の支持基盤を持つ共産は、現職の安藤晴美氏が議席死守や票の上積みを目指す。

 無所属では、元市長で前回トップ当選を果たした現職、相馬〓一氏が盤石の体制で8選を目指すほか、県議会青和会代表で連合青森の推薦を受ける川村悟氏も3選に向け、年明け早々から活動を本格化させている。無所属の新人では、元市議の菊池勲氏が出馬を表明。いち早く支持者回りに奔走し、無党派層を取り込んで初の議席獲得を狙う。

 【黒石市】(定数1=黒石市)

 昨年6月の補選で初当選した自民現職、鳴海恵一郎氏以外に出馬の動きはなく、補選に続き無投票が濃厚となっている。昨年、県議を辞職して黒石市長になった高樋憲氏から後継指名され、協力体制を築いている。

=つづく

==============

各選挙区の立候補予定者

【弘前市】(定数6)

西谷洌 70 自現(5)

岡元行人 50 自現(3)

斉藤爾 44 自現(1)

谷川政人 45 自新

鶴賀谷貴 52 民新

安藤晴美 63 共現(2)

相馬〓一 78 無現(7)

川村悟 67 無現(2)

菊池勲 33 無新

【黒石市】(定数1)

鳴海恵一郎 42 自現(1)

3537チバQ:2015/03/30(月) 18:28:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150326ddlk02010381000c.html
15年県議選:選挙区の構図/3 八戸、自民と民主が勢力二分 無風一転、三沢は一騎打ちか /青森
毎日新聞 2015年03月26日 地方版

 【八戸市】(定数8=八戸市)

 国政選挙レベルでも「八戸戦争」といわれる自民と民主が勢力を二分する戦いを繰り広げてきた選挙区。自民の滝沢求氏の参院転身に伴い欠員1となり、現有議席は自民3、民主3と伯仲している。定数8に対し、現職6人と新人3人の計9人が出馬する少数激戦の構図が固まり、当落線上でしのぎを削る争いが予想される。

 前回は4議席を獲得した自民。現職の清水悦郎氏、熊谷雄一氏、藤川友信氏の3人が再選を目指す。滝沢氏の後継は、滝沢氏の公設秘書を務めた新人の大崎光明氏で、党勢拡大に向けて前回の4議席確保をうかがう。

 一方、前回1議席を減らした民主。前回1万票以上を獲得したベテランの中村寿文氏が引退するため、中村氏の支持票の行方が注目される。現職では、県連代表の田名部定男氏と、4選を目指す山田知氏に加え、新人の市議、田中満氏を公認候補として擁立。現有勢力の維持が至上命令となっている。

 公明は安定した組織力を生かし、党県本部幹事長の現職、畠山敬一氏の議席確保に全力を挙げる。共産は、市議の新人、松田勝氏を擁立。昨年12月の衆院選で大幅に票を上積みした勢いに乗って、初の議席獲得を目指す。このほか、無所属での出馬を予定していた山内卓氏が支持者の反対などを受け、急きょ出馬を取りやめた。

 【三沢市】(定数1=三沢市)

 自民現職で3選を目指す小桧山吉紀氏が前回に続き無投票当選するとの見方が強かったが、今月下旬になって元市議の藤田光彦氏が急きょ「無投票が続くのは三沢の汚点」と出馬を表明。一転して一騎打ちの見通しが強まった。

 小桧山氏は市長選(6月7日投開票)に出馬する現職の種市一正氏を支援すると表明し、連動した活動を展開。藤田氏は2007年に続く2回目の挑戦で、民主が公認する方向だ。=つづく

==============

 ◇各選挙区の立候補予定者
【八戸市】(定数8)

清水悦郎 65 自現(4)

熊谷雄一 52 自現(3)

藤川友信 66 自現(1)

大崎光明 47 自新

田名部定男 68 民現(5)

山田知 45 民現(3)

田中満 46 民新

畠山敬一 59 公現(2)

松田勝 67 共新

【三沢市】(定数1)

小桧山吉紀 64 自現(2)

藤田光彦 61 (民)新

 ※藤田氏は民主が公認予定

3538チバQ:2015/03/30(月) 18:28:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150328ddlk02010090000c.html
15年県議選:選挙区の構図/4 五所川原、現元新5人が激戦 平川、北津軽は三つどもえに /青森
毎日新聞 2015年03月28日 地方版

 【五所川原市】(定数3=五所川原市、中泊町)

 現職3人に、元職1人と新人1人が挑み、定数3に計5人が出馬表明する激戦区。

 現職では、自民県連筆頭副会長で8選を目指す成田一憲氏と、五所川原市を地盤に平山誠敏市長と関係が深い寺田達也氏が、それぞれ自民の支持層を固めて再選を狙う。

 前回次点に終わった民主県連副代表の元職、今博氏は早くから地元回りに注力し、党勢回復の足がかりにしたい考え。

 前回トップ当選を果たした櫛引ユキ子氏は、保守系無所属の立場で幅広い層へ浸透を図る。無所属新人で元中泊町議の塚本悦子氏も名乗りを上げ、組織に頼らず無党派層を中心に支持拡大を目指す。

 【平川市】(定数2=平川市、大鰐町)

 長尾忠行・平川市長が2013年12月に市長選出馬で県議を辞職し現在は欠員1。自民現職で再選を目指す工藤義春氏と、ともに無所属新人で元大鰐町議の山口多喜二氏、元平川市議の斎藤正明氏が出馬予定で、2議席を争う三つどもえの激戦を繰り広げそうだ。

 【北津軽郡】(定数1=板柳町、鶴田町)

 昨年9月の補選で初当選した元大相撲力士の自民現職、斉藤直飛人氏に、相川正光・鶴田町長の妻の相川順子氏と、元鶴田町議の北谷正則氏の2新人が挑む構図で混戦が予想される。

 再選を狙う斉藤氏は地元・板柳町で地盤固めを進め、鶴田町での浸透が鍵となる。一方の新人2人はともに鶴田町が地盤。相川氏は補選で接戦を演じた勢いの再現を狙い、北谷氏は地元町議らの支援を受け、それぞれ票の取り込みに躍起だ。

 【南津軽郡】(定数1=藤崎町、田舎館村)

 県議会議長の阿部広悦氏が地元・藤崎町を中心に盤石の支持基盤で6選をうかがう。前回に続き、田舎館村議の鈴木和久氏も出馬を検討していたが、今回は見送り、無投票の公算が大きくなった。=つづく

==============

 ◇各選挙区の立候補予定者
 【五所川原市】(定数3)

成田一憲 76 自現(7)

寺田達也 52 自現(1)

今博 63 民元(2)

櫛引ユキ子 61 無現(2)

塚本悦子 70 無新

 【平川市】(定数2)

工藤義春 65 自現(1)

山口多喜二 65 無新

斎藤正明 43 無新

 【北津軽郡】(定数1)

斉藤直飛人 39 自現(1)

北谷正則 66 無新

相川順子 57 無新

 【南津軽郡】(定数1)

阿部広悦 67 自現(5)

3539チバQ:2015/03/30(月) 18:28:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150329ddlk02010077000c.html
15年県議選:選挙区の構図/5 十和田、三つどもえの戦い むつ、自民公認3人で混戦 /青森
毎日新聞 2015年03月29日 地方版

 【十和田市】(定数2=十和田市)

 7選を目指す田中順造氏と、4選を狙う丸井裕氏の自民現職の2人に、元衆院議員で無所属新人の中野渡詔子氏が挑む三つどもえの戦いとなりそうだ。当初は無投票の可能性もあったが、中野渡氏が2月に急きょ参戦を決めた。

 自民現職の2氏は議席死守が絶対の使命。それぞれ強固な支持基盤を誇るが、警戒感を強めて組織の引き締めに力を注ぐ。中野渡氏は昨年12月の衆院選で青森2区から維新の党公認で出馬・落選したが、初挑戦となる県議選には無所属で出馬。元国会議員としての知名度を生かし、無党派層の取り込みを図る。

 【むつ市】(定数3=むつ市、大間町、東通村、風間浦村、佐井村)

 定数3に対し、自民現職3人と、新人2人が出馬を表明。自民が3議席独占を維持できるかが焦点だが、前回1人だった自民公認が3人に増えたことで混戦も予想される。

 自民は、現職で県議会副議長の越前陽悦氏、ともに再選を目指す横浜力、菊池憲太郎の両氏の3人全員を公認。前回公認は横浜氏だけで、越前氏は推薦、菊池氏は民主推薦だった。前回との情勢の変化が得票にどう影響するかが注目される。

 新人は、連合青森下北地域協議会議長の藤森友子氏が民主公認で出馬し、連合青森の推薦を受ける。無所属新人で元五戸町議の大久保利夫氏は、原子力施設が集中する下北半島の選挙区で反核燃を掲げる。=つづく

==============

 ◇各選挙区の立候補予定者
 【十和田市】(定数2)

田中順造 65 自現(6)

丸井裕 58 自現(3)

中野渡詔子 44 無新

 【むつ市】(定数3)

越前陽悦 69 自現(4)

横浜力 62 自現(1)

菊池憲太郎 46 自現(1)

藤森友子 61 民新

大久保利夫 71 無新

3540チバQ:2015/03/30(月) 18:28:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150330ddlk02010219000c.html
15年県議選:選挙区の構図/6止 三戸、「五戸」対決が焦点 上北、現新の少数激戦 /青森
毎日新聞 2015年03月30日 地方版

 【三戸郡】(定数3=三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村)

 定数3に対し、現職は民主2、自民1と、県内で唯一民主が自民を上回る選挙区。現職3人に加え、自民の推薦を受ける無所属新人の対馬孝将氏が名乗りを上げ、計4人の少数激戦となる見通し。五戸町を地盤とする民主現職と自民系新人の「五戸対決」も焦点となる。

 自民は前回、前々回とトップ当選の現職、夏堀浩一氏が3選を狙う。民主は6選を目指す北紀一氏と、4選を狙う松尾和彦氏の現職2人が出馬する。夏堀氏は南部町、松尾氏は三戸町を地盤にそれぞれ支持を固める。一方、ベテラン北氏と、若さをアピールする対馬氏はともに五戸町が地元で、議席争いが熱を帯びそうだ。

 【上北郡】(定数4=野辺地町、七戸町、六戸町、横浜町、東北町、おいらせ町、六ケ所村)

 定数4に、現職4人と新人1人が出馬予定で、少数激戦となる見通し。3議席を有する自民が議席を保持できるかが焦点となる。

 自民は、前回トップ当選の現職、工藤慎康氏が地元・七戸町の支持層を固め、3選をうかがう。ともに東北町を地盤とする蛯沢正勝氏と沼尾啓一氏は、前回は党推薦で出馬したが、今回は公認で再選を期す。

 民主は前回次点に終わった元野辺地町議で新人の木明和人氏が再び公認で出馬し、非自民や無党派層への浸透を図る。

 無所属では、県議会公明・健政会所属の吉田絹恵氏が地元・おいらせ町の支持を固めて再選を狙う。

 【つがる市】(定数1=つがる市)

 自民現職の三橋一三氏以外に出馬の動きはなく、前回に続いて無投票の公算が大きい。福島弘芳・つがる市長と良好な協力関係を築いており、強固な支持基盤で4選を目指す。=おわり(この連載は森健太郎、宮城裕也が担当しました)

==============

 ◇各選挙区の立候補予定者
 【三戸郡】(定数3)

夏堀浩一 61 自現(2)

北紀一 73 民現(5)

松尾和彦 51 民現(3)

対馬孝将 36 無新

 【上北郡】(定数4)

工藤慎康 45 自現(2)

蛯沢正勝 67 自現(1)

沼尾啓一 67 自現(1)

木明和人 49 民新

吉田絹恵 68 無現(1)

 【つがる市】(定数1)

三橋一三 47 自現(3)

3541チバQ:2015/03/30(月) 23:36:21
チバQ 勝手に注目区

=青森=
■三沢市長選
種市一正 市長
鈴木重正 前市長の長男

■十和田市(定数2)
田中順造 65 自現(6)
丸井裕 58 自現(3)
中野渡詔子 44 無新

■平川市(定数2=平川市、大鰐町)

自民現職で再選を目指す工藤義春氏
無所属新人で元大鰐町議の山口多喜二氏
元平川市議の斎藤正明氏

■三戸郡区(定数3)
北紀一   (69)    民現4
松尾和彦  (47)    民現2
夏堀浩一  (57)    自現1
沢田恵   (53)    自新


■上北郡区(定数4)
木明和人  (45)    民新
工藤慎康  (40)    自現1
蛯沢正勝  (63)    無新
工藤章   (58)    無新
沼尾啓一  (62)    無新
山田昭二  (58)    無新
吉田絹恵  (64)    無新


=秋田=
【潟上市】
鈴木雄大44自新天王
佐藤敏雄42無新天王

【大館市】
鈴木洋一70自現(6)花岡町
佐藤賢一郎67自現(2)比内町大葛
虻川信一69民現(1)櫃崎
石田寛68社元(5)下代野

=山形=
東根市区(定数2―予定3)
野川政文 60 県議 自現
青柳信雄 70 県議 自現
青柳安展 68 元東根市議 無元

3542名無しさん:2015/03/31(火) 20:09:04
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150330-OYTNT50257.html
矢祭町議「日当制」 当面存続へ
2015年03月31日
住基ネットのシステム画面を表示させる職員(30日、矢祭町役場で)
住基ネットのシステム画面を表示させる職員(30日、矢祭町役場で)

 町議の報酬を一般的な月額ではなく日払いの「日当制」にしている矢祭町議会で、制度の存廃を議論する特別委員会が30日、開催された。「議員活動に支障が出ている」と廃止を主張する町議に対し、存続派は「制度を了解して議員になったはず」と譲らず、議論は打ち切りに。制度は当面、存続される見通しになった。

 議員の報酬は月額制の自治体が多いが、同町は2008年度、歳出削減などを目的に日当制を始めた。それまでは月額20万8000円だったが、原則年4回開会の本会議や各委員会の開催日などに限って1日3万円を支給する方法に変更し、ボーナスにあたる期末手当も廃止した。日当制の導入で、全議員の報酬総額は導入前の約3470万円から13年度は1320万円まで削減されたという。

 日当制の是非を検討する特別委員会は今春、町議の発議で設置された。廃止を求める町議は「活動が制限され、議員としての調査、研究に支障を来している」「町議会の委員会も機能的に動けていない」などと主張した。

 存続派の町議は「制度を了解したうえで当選してきたはず。この時期に、なぜこういう動きが出てきたのか納得できない」と強く反発。2回目の開催となった30日の特別委でも議論は平行線で、鈴木敏男特別委員長が両論併記で町議会議長に報告し、特別委での検討を打ち切ることを提案し、賛成多数で可決された。

 終了後、鈴木委員長は「こんな何も決まらない委員会をまた開いて、3万円もらうのかと町民に言われかねないので打ち切った」と自嘲気味に語った。

◆住基ネットようやく接続…カード交付せず

 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に全国で唯一、接続していなかった矢祭町が30日、接続した。2002年の稼働以来初めて、全国の自治体の接続が実現した。

 町役場では同日午前9時過ぎ、専用のパソコンを職員が操作し、住基ネットに接続した。今後、町民から要望があれば国民に割り振られた11桁の番号(住民票コード)を伝えるというが、「個人情報の漏えいの可能性がある」として住基カードの交付はしないという。

 町は個人情報漏えいの可能性を理由に稼働時から接続を拒否していた。来年1月に運用が始まる予定の「共通番号(マイナンバー)制度」は、住基ネットとの接続が前提で行政の仕組みから拒めないため、今回の接続を決めたという。

 古張允まこと町長は「マイナンバー制への移行に合わせて仕方なく接続した。住基ネットの情報漏えいの危険は消えていない」と話した。

2015年03月31日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3543チバQ:2015/03/31(火) 21:54:09
福島
http://www.asahi.com/articles/CMTW1503310700003.html
宗方県議、会派会長辞任 政活費問題
2015年3月31日17時43分
●43万円 議会に修正届

 宗方保県議(67)による政務活動費(政活費)の不適正支出問題で、宗方氏は30日、所属する会派「民主・県民連合」の会長を引責辞任した。2013年度に支出した事務所費など計約43万6千円を県に返還するため、会派は収支報告書の修正を議会に届け出た。

 県議会によると、収支確…

3544チバQ:2015/03/31(火) 22:15:06
チバQ 勝手に注目区 訂正版

=青森=
■平川市(定数2)  保守分裂
工藤義春 65 自現(1)
山口多喜二 65 無新
斎藤正明 43 無新

■北津軽郡(定数1)  保守分裂
斉藤直飛人 39 自現(1)  板柳町
北谷正則 66 無新    鶴田町
相川順子 57 無新    鶴田町

■十和田市(定数2) 中野渡詔子出馬
田中順造 65 自現(6)
丸井裕 58 自現(3)
中野渡詔子 44 無新

■三戸郡区(定数3) 自自民民
北紀一   (69)    民現4
松尾和彦  (47)    民現2
夏堀浩一  (57)    自現1
沢田恵   (53)    自新

■上北郡区(定数4)  保守分裂しまくり
木明和人  (45)    民新
工藤慎康  (40)    自現1
蛯沢正勝  (63)    無新
工藤章   (58)    無新
沼尾啓一  (62)    無新
山田昭二  (58)    無新
吉田絹恵  (64)    無新


=秋田=

■秋田市
11年落選の石川錬治郎(元秋田市長)

■大館市 自自民社 定数3
鈴木洋一70自現(6)花岡町
佐藤賢一郎67自現(2)比内町大葛
虻川信一69民現(1)櫃崎
石田寛68社元(5)下代野

■由利本荘市 定数1減で定数3 現職1人が必ず落ちる
佐藤健一郎63自現(6)矢島町七日町
小田美恵子68自現(4)川口
加藤鉱一66自現(2)岩城亀田大町
三浦英一59無現(3)出戸町

■潟上市 唯一の非自民区 定数1
鈴木雄大44自新天王
佐藤敏雄42無新天王

=山形=
東根市区(定数2―予定3)
野川政文 60 県議 自現
青柳信雄 70 県議 自現
青柳安展 68 元東根市議 無元

3545チバQ:2015/04/05(日) 11:25:26
http://www.minpo.jp/news/detail/2015040521969
先崎県議が交通費重複受給 「事務的ミス」 政活費返還へ
 田村市・田村郡選出の先崎温容県議(41)=自民、1期=が平成25年度の政務活動費の中で、県外視察の交通費の一部を誤って重複して県に申請し、4万8240円を過分に受給していたことが4日、分かった。先崎氏は所属会派・自民党、県議会を通じて県に全額を返還する。
 先崎氏によると、25年12月に三重県伊勢市を視察した。新幹線代4万8240円をクレジットで支払い、同月中に県に領収書を提出した。しかし、クレジットの明細書が届いた翌月にも再度、全く同じ内容の支払い証明書を提出してしまったという。
 先崎氏は福島民報社の取材に「事務的な確認ミスだった」とした上で、「県民に深くおわびしたい。二度と繰り返さないよう確認を徹底する」と話した。

( 2015/04/05 08:40 カテゴリー:主要 )

3546チバQ:2015/04/06(月) 20:37:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150406_71023.html
<統一選>3知事、県議選へのスタンスに濃淡


県議選に対する3県知事の関わり具合には濃淡がにじみ出ている。(右から)三村、佐竹、吉村各知事
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 12日投開票される青森、秋田、山形の3県議選で、各県知事のスタンスの違いがにじみ出る。関わり具合の濃淡は自身の選挙や県議会との距離感、政治信条など、さまざまな要素がはらむ。順風な県政運営をにらみ、選挙戦にどう向き合うのか。

<告示後も積極的>
 「12年前、自分自身の厳しい戦いがあり、あの日から県政をよくしたいとの思いで共に歩んできた。ぜひ勝利していただきたい」
 青森市で3月29日にあった公明党現職の事務所開きで、マイクを握った三村申吾青森県知事は、有らん限りのほめ言葉をあいさつの中にちりばめた。
 約2カ月後に迫る知事選(5月21日告示、6月7日投開票)で、自民党県連と公明党本部から推薦を受けた三村氏にとって、県議選は恩を返す場にも自身の選挙の前哨戦にもなる。
 年明け早々、両党現職らの決起集会や事務所開きなどに出席。告示後も「推薦を頂いており、公務のない時などに激励のため事務所にうかがわせていただく」と積極姿勢を隠さない。

<必要に迫られず>
 2013年3月に無投票で再選され、任期の折り返しを迎えたばかりの佐竹敬久秋田県知事は目立った動きを見せていない。知事を支持する自民党は過半数を上回る26議席を握り、今回はさらなる上積みを狙う。
 佐竹氏は1日の記者会見で「自分の後援会には社民の人も民主の人もいる。あっちに行って、こっちに行かないとはいかない。期間中は静かにしています」と笑みを浮かべた。
 県幹部の一人は「議会とは一定の間合いを取るのが秋田県庁の伝統。特に選挙への介入は戒めるべきだという不文律がある」と解説する。静観の背景には恩を売る必要に迫られず、県庁出身で庁内事情の酸いも甘いも知る佐竹氏ならではの空気感がありそうだ。

<現職の会合出席>
 吉村美栄子山形県知事は昨秋から民主、社民両党系の現職が開く県政報告会や総決起大会に出席。「吉村県政に欠かせない」と支援を表明している。両党は吉村氏を09年の初当選時から支える県政与党だ。
 それと並行し無投票だった13年の再選時、「支援する県議有志の会」に名を連ねた自民党現職の一部も激励して回り与野党双方への配慮をうかがわせる。国政選挙については「義と恩を大切にする」と語り、選挙の借りは選挙で返している吉村氏。記者会見では前哨戦や告示後の支援に関する発言を避けるが、信念は貫かれているように見える。


2015年04月06日月曜日
関連ページ:広域政治・行政統一選

3547チバQ:2015/04/06(月) 20:38:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150406_41022.html
<統一選>秋田掲示板「余白広すぎ」


余白が広い県議選ポスター掲示板
写真特集へ
 3日告示の秋田県議選(12日投開票)で、16人が立候補した秋田市選挙区(定数12)のポスター掲示板が「余白が広すぎる」と話題になっている。
 掲示板全体の大きさは縦2.2メートル、横7.7メートル。21区画ある県議選用のスペースは二回りほど小さい。19日告示、26日投開票の市議選(定数39)でも利用するため64区画を確保した結果、その差の分が目立ってしまった。
 設置した秋田市選管によると、市議選用の板の上に同じ大きさの県議選用を張った二重構造。県議選用の板を外せば、すぐに市議選で使えるので、撤去と設置の負担が軽くなるメリットがあるという。
 この方法は2007年の統一地方選から採用されているが、転勤族ら事情を知らない人も少なくない。「あのスペースは何か」と、違った角度から選挙への関心を高めている。


2015年04月06日月曜日
関連ページ:秋田政治・行政統一選

3548チバQ:2015/04/07(火) 21:06:32
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1157/20150407_01.html
<統一選>維新 秋田動かず、青森動けず


秋田県議選で、自民候補の応援演説に駆け付けた維新の村岡衆院議員=5日、由利本荘市
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 3日告示された青森、秋田、山形の3県議選(12日投開票)で、維新の党は公認候補を擁立せず「不戦敗」となった。青森と秋田には衆院比例東北の議員が1人ずついて、次の国政選挙をにらみ維新の県議を誕生させる絶好の機会だったが、それぞれ、動かない、動けない事情があった。
 「地域を良くしたいという思いは、党派が違っても変わらない」
 定数1減で4現職が3議席を争う秋田県議選の由利本荘市選挙区。自民現職の一人は5日、街頭演説でそう強調した。隣に立つのは維新の村岡敏英衆院議員。この日は「衆院選の恩返し」として、自民2人、無所属1人の応援に回った。
 村岡氏は衆院秋田3区で自民の御法川信英氏と4度議席を争った。2012年12月と昨年の2回は比例東北で復活したものの、小選挙区では未勝利。雪辱を果たすため、衆院議員として迎える初の県議選で、維新県議の擁立に動くのが自然だが、そうはしなかった。
 地元では、こんな見立てがある。
 村岡氏が由利本荘市、御法川氏は大仙市と地盤にすみ分けがあり、3区で農業や建設などの組織票は政党より個人について回る。あえて維新から新人を立てれば、自民現職との関係が崩れかねない。無所属現職に公認を迫れば、踏み絵を踏ませることになる。「村岡派」であれば、維新でなくても構わない-。
 村岡氏は候補者擁立を見送った理由を「衆院選が終わったばかりで時間が足りなかった」と説明。3区外の自民県議は皮肉交じりに「国政選挙で県議は国会議員の分身として動く。党の看板を背負った候補を立てるのが常道だ」と話す。
 同じく維新候補がゼロとなった青森は様相が異なる。昨年の衆院選青森1区で落選し、比例東北で当選した升田世喜男氏の陣営は運動員の選挙違反事件が摘発され、統一選では鳴りを潜めざるを得なくなった。
 青森県内では昨年10月、民主党県連の呼び掛けで維新、社民各党県組織と連合青森の4者が統一選での連携に向けた調整を開始。急転直下の衆院選での協力に結実し、議席獲得を後押しした。升田氏自身も衆院選直後には「この枠組みを一過性のものにしてはいけない」と述べ、4者連携を念頭に統一選での地盤固めに意欲を燃やしていた。
 その後、状況は一変した。升田氏支持者の一人はこう語る。「もう、それどころではない。今後、議員でいられるのか心配で、これまで支えてきた人は意気消沈している」


2015年04月07日火曜日

3549チバQ:2015/04/07(火) 21:08:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408k0000m040061000c.html
宮城・大衡村村長:村長選不出馬の考え セクハラ行為否定
毎日新聞 2015年04月07日 20時17分

 セクハラ問題で女性職員から提訴され、辞職を申し出た宮城県大衡(おおひら)村の跡部(あとべ)昌洋村長(66)は7日、村内で記者会見し、村長選(21日告示、26日投開票)には、体調不良を理由に出馬しない意向を明らかにした。セクハラ行為については「全くない」と否定した。跡部村長は8日付で辞職する。

 跡部村長は議会を解散した先月17日を最後に登庁せず、約3週間ぶりに公の場に姿を現した。会見の冒頭で「村民や関係者の皆様におわび申し上げる」と村政の混乱を謝罪。議会解散した上での辞職申し出について、「2回も選挙をすると村民に迷惑がかかるので、同時選挙がいいと考えた」と説明した。

 跡部氏の弁護団は職員の提訴について、請求棄却を求めて全面的に争う姿勢を示し、名誉毀損(きそん)で近く反訴する意向を明らかにした。【近藤綾加、渡辺豊】

3550チバQ:2015/04/08(水) 21:43:44
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1157/20150406_03.html
<統一選焦点区>(上)山形・最上 自民岸氏の長男出馬


自民現職2人に参院議員の長男らが割って入った山形県議選最上郡選挙区は激戦となっている
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 参院予算委員長を務める自民党の重鎮岸宏一氏(74)が、なりふり構わず党公認2候補に割って入った長男の応援に駆けずり回る。
 「宏一を応援する気でせがれを当選させてほしい。政治人生50年の総決算との思いがしている」
 告示された3日も、地元金山町であった出陣式で頭を下げた。

◇山形
 【最 上】(2―4)
高桑 順一 69 元高校教諭  無新(共支)
伊藤 重成 59 漁協理事   自現(4)
小松 伸也 52 党県副幹事長 自現(1)
岸 倫一郎 40 元参議員秘書 無新 

<公認申請は却下>
 岸家は金山杉で知られる山林を持つ一門。親族らに続き、宏一氏も7期27年町長の座にあった。
 「岸さんの家が役場の前にあるのではなく、役場が岸さんの家の前にある」。倫一郎氏は、そう言われる町役場前で第一声を上げ「若さを武器に最上を元気にしたい」と訴えた。
 1年半前に父親の公設秘書となった倫一郎氏が出馬を決めたのは年明け。現職2人を公認済みだった党県連に対し、あえて公認申請したが退けられた。
 3月末にあった決起大会には、吉村美栄子知事、高橋和雄元知事も姿を見せた。宏一氏は時に党の決定、方針に背き、各種選挙で独自の動きをしてきた。2人の支援も政治歴を物語る。
 「党に迷惑はかけるが息子が決意した以上応援したい。親子の情やみ難しだ」
 岸親子に対し、党県連は怒りを隠さない。3月に開かれた現職の県政報告会で県連幹部は「党規違反であり許せない。勝ったら自民入りするようなことが言われているが、そんなに甘くない」と踏み込んだ。

<すみ分けが一変>
 5日には中谷元防衛相が現職2人の演説会に駆け付けた。県議選で大臣が応援に入るのは極めて異例の対応といえる。
 現職のうち、とりわけ危機感を抱くのが金山町と接する真室川町を地盤とし、再選を狙う小松伸也氏だ。郡南部の舟形町を拠点に5選を目指す伊藤重成氏とは、暗黙のうちにすみ分けができていただけに、思惑は一変した。
 前回、無投票で初当選した小松氏は「この試練を乗り越えなければ自らの成長はない」と前を向く。
 選挙区のもう一つの焦点には、県が建設を進める最上小国川ダムへの有権者の反応が浮上した。
 あくまで建設反対を唱える高桑順一氏が3月に入って出馬を表明、共産党の支持を受ける。「聞く耳を持たない県の態度は許せない。県政を変える」と訴えを一点に絞る。
 地元小国川漁協は昨年9月、長年の懸案だったダム問題で建設を容認した。「ダムと漁業を両立させていく責任がある」。漁協理事でもある伊藤氏は、県とともに計画する地域振興策の周知を図る。


2015年04月06日月曜日

3551チバQ:2015/04/08(水) 21:44:01
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1157/20150407_02.html
<統一選焦点区>(中)弘前/攻めの自民 三沢/市長選で内紛


激戦となっている弘前市選挙区。有権者の関心も高まりつつある
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<共倒れの懸念も>
 「県議会には、どっしり構える人が必要だ。何としても県政の壇上に送ることを切にお願いする」
 弘前市内で4日朝、西谷洌氏の応援演説に立った自民党県連の大島理森会長が声を張り上げた。県連幹事長、県議会議長を務めた西谷氏をここまで後押しするのは、擁立候補を全員当選させたいとの気負いがあるからだ。
 党勢拡大に向け主戦論で臨む自民は、弘前市選挙区で西谷氏のほか、岡元行人氏と斉藤爾氏、谷川政人氏を擁立した。
 新人とはいえ谷川氏は、同選挙区を地盤とする木村太郎衆院議員(青森4区)の秘書を5年間務め、太いパイプを持つ。3月22日にあった総決起集会には木村氏に加え、葛西憲之弘前市長、関和典西目屋村長が出席。集まった支援者約500人を前に「トップ当選を目指す」と息巻いた。
 これまで木村氏の支援を受けてきた重鎮も、強い警戒感を抱く。西谷氏は「太郎さんから分けてもらっていた票を、さらに分け合うことになる」と共倒れを懸念する。
 盤石だとささやかれる谷川氏陣営は「一人一人きっちりと票を取る」と引き締めを図る。陣営幹部は「西谷さんの若い支持者は確かに流れてきている。戦いとなった以上、票固めは徹底する」と勝負を懸ける。

<あつれき表面化>
 三沢市選挙区には、市長選(5月31日告示、6月7日投開票)の自民党推薦をめぐる内紛が影を落とす。現職市長と、前市長の長男の市議が推薦願を出し、「自主投票」に決まった3月下旬に保守分裂選挙が確定。現職支持の小桧山吉紀氏と、市議を推す党市支部との間にしこりが生まれた。
 間隙(かんげき)を縫うように告示直前、2007年の前々回に激突した藤田光彦氏が名乗りを上げた。
 県議選が告示された3日の出陣式で、小桧山氏は市長や保守系市議を前に、「党支部長から『責任を持って県政に送り出す』との言葉を頂いた」と結束を強調した。
 しかし、市長選のあつれきは表面化しつつある。市支部幹部の市議らは4日以降、小桧山氏の街頭演説で前面に立つことはなくなった。幹部の一人は「市長と二人三脚で街頭演説する候補のところには行けない」と不満を隠さない。
 陣営関係者は「市支部幹部の支持者が投票するかどうか分からない」と危ぶむ。
 強固な保守地盤に挑む藤田氏は、相手陣営の足並みの乱れを意識しつつ「相手は大きな組織だが、勝ちに行く」と街頭活動に力を入れる。

<青森>
 【弘前】(6-9)
川村悟   67 団体役員   無現(2)
鶴賀谷貴  52 会社役員   民新
菊池勲   33 会社役員   無新
西谷洌   70 法人理事長  自現(5)
谷川政人  45 党市支部役員 自新
岡元行人  50 元木材業   自現(3)
相馬?一  78 税理士    無現(7)
斉藤爾   44 団体役員   自現(1)
安藤晴美  63 党中央委員  共現(2)

 【三沢】(1-2)
藤田光彦  61 米基地従業員 民新
小桧山吉紀 64 社福法人役員 自現(2)


2015年04月07日火曜日

3552チバQ:2015/04/08(水) 21:44:19
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1157/20150408_02.html
<統一選焦点区>(下)秋田/党勢拡大へ自民強気 由利本荘/4現職生き残り必死


激戦を勝ち抜くため、雨の中、通行車両に向かって支持を呼び掛ける候補者=秋田市
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<現新7人を擁立>
 「企業誘致を進める県政の流れを止めてはならない」。自民の工藤嘉範氏は3日、秋田市内の第一声で支持者に訴えた。
 定数12に16人が立候補した秋田市選挙区。県議会で過半数の26議席を持つ自民は、今回から定数1減にもかかわらず、現職5人と新人2人を擁立した。党内には「全員当選は厳しい」という声もあるが、党県連秋田市支部長の工藤氏は「党勢拡大のための戦略だ」と強気の姿勢を崩さない。
 鍵を握るのは、前回(2011年)はともに自民から出て1位、2位で当選し、その後国政に転身した冨樫博之氏(衆院秋田1区)と中泉松司氏(参院秋田選挙区)が獲得した約2万6000票。冨樫、中泉両氏とも特定の候補に肩入れしておらず、獲得票の奪い合いは激しさを増している。
 自民候補が激戦を繰り広げる一方、民主、公明、共産、社民の各党は1人ずつを立て、現有の1議席の確保に必死だ。
 民主は昨年12月の衆院選で冨樫氏に敗れた寺田学氏が比例東北で復活当選したものの、党勢は停滞したままだ。
 寺田氏は4日夜、県連幹事長の沼谷純氏の応援に駆け付け、「県政に厳しい目を持った人が多くいることを示す選挙だ」と熱弁を振るった。沼谷氏も「県当局と議会の緩んだ関係をただせるのは自分だけだ」と自民との対決姿勢を強調した。
 危機感をあらわにするのは社民県連代表でもある石川ひとみ氏。定数13の前回は12番目で当選した。3日は福島瑞穂副党首がマイクを握り「何としても当選させてほしい」と、戦後守り続けてきた議席の死守を訴えた。

<2衆院議員火花>
 秋田市選挙区同様、定数が1減となった由利本荘市選挙区。現職4人が出馬し、1人は議席を失う。5日、街頭演説した自民の加藤鉱一氏は「誰が当選しても誰が落選してもおかしくない」と声を振り絞った。
 無所属の三浦英一氏は、非自民の受け皿になりうるが、自民候補の攻勢に楽観はできない。同じ日の街頭演説で「これからも地域のために働かせてほしい」と頭を下げた。
 2人の衆院議員による、さや当てという側面も混戦に拍車を掛ける。
 維新の村岡敏英氏(比例東北)は三浦氏のほか、自民の加藤氏と佐藤健一郎氏を「衆院選の恩返し」として支援。自民の御法川信英氏(秋田3区)は自民の小田美恵子氏を支える。御法川氏は第一声の応援演説で「小田さんが当選しないと、由利本荘の地方創生はないと思ってほしい」と聴衆にくぎを刺した。

<秋田>
 【秋田】(12―16)
石川ひとみ  64 党県連代表  社現(2)
石川錬治郎  75 元秋田市長  無元(1)
丸の内くるみ 70 NPO代表  無現(1)
鳥井修    47 会社員    無新
加賀屋千鶴子 53 党県委員   共新
菅原博文   60 タレント業  自現(1)
鈴木健太   39 司法書士   自新
今川雄策   42 党支部役員  自新
北林康司   73 党県常任委員 自現(7)
最上英嗣   48 会社社長   自現(1)
三浦茂人   56 会社社長   無現(1)
田口聡    60 党県本部代表 公現(3)
黒崎一紀   56 会社社長   無新
竹下博英   61 獣医師    自現(2)
工藤嘉範   57 農業     自現(2)
沼谷純    42 党県連幹事長 民現(1)
 【由利本荘】(3―4)
佐藤健一郎  63 会社役員   自現(6)
三浦英一   59 学習塾経営  無現(3)
                (民推)
加藤鉱一   66 会社役員   自現(2)
小田美恵子  68 主婦     自現(4)


2015年04月08日水曜日

3553チバQ:2015/04/08(水) 21:44:37
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1157/20150408_01.html
<統一選>「無風常連区」で4新人激闘


激闘を繰り広げる立候補者の演説に耳を傾ける有権者=5日、村山市
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 12日投開票の山形県議選村山市選挙区(定数1)は、新人4人が連日激闘を繰り広げている。いずれも衰退する市勢の立て直しを訴えるが、地盤とする地域や政治経験、年代、政党色は「4者4様」に異なり選択軸が交錯する。16年間無投票が続いた「無風常連区」に、嵐が吹き荒れている。
 「今こそ、村山市を前進させる時だ」。自民党の能登淳一氏は5日、自身の地盤、市北部の袖崎地域の演説会で力を込めた。
 能登氏は市議4期を務め、議長も経験した。今回、自民党現職の引退に伴い、「後継」に名乗りを上げた。「党が政権復帰し、国、県、市が1本のパイプでつながった。これを基礎に将来をつくる」と強調した。
 市の人口は1990年をピークに減少の一途。北村山地域の中心地だった勢いは見る影もなく、停滞感が漂って久しい。隣接する東根市は人口増が著しく、地域格差は広がるばかりだ。
 「太いパイプを選挙の道具に使われても地域は良くならない」。能登氏をこう批判するのは、社民党が推薦する無所属の須藤和幸氏。市議を7期務め、副議長も経験した。市西部の河島地域を地盤とする。
 吉村美栄子知事が掲げる「あったかい県政」の推進役を掲げる。3月7日の総決起大会では「労働環境を改善することで、地域経済を活性化させる」と従来手法との違いを際立たせた。
 民主党が推薦する無所属の菊池大二郎氏も知事との連携を強調する。3月8日、総決起大会に駆け付けた近藤洋介党県連会長は「知事も村山を再生させたい一心。やっと話ができる人が現れた」と語った。
 菊池汪夫・元村山市長の次男で、市中心部の楯岡地域が地盤。徒歩や自転車で遊説し、若さをアピールする。菊池氏は「いま変革しなかったら10年後に村山市はない。立派な政治経験は必要ない」と声をからす。
 「政党の縛り、しがらみのある政治家に村山市は変えられない」。告示日の3日、長谷川元氏は完全無所属を強調し、他の候補と一線を画した。市議2期目で立候補を決意。楯岡地域を地盤に浸透を図る。
 無投票が続いた16年間の停滞ぶりを強く批判。3月29日の総決起大会では「村山市の時計は壊れている。直して、針を前に進めなければいけない」と訴えた。
 経験か若さか、政党色か出身地域か。有権者がどの選択軸を重視するかが、超激戦の雌雄を決しそうだ。


2015年04月08日水曜日

3554チバQ:2015/04/08(水) 22:00:38
>>3471
http://www.sankei.com/politics/news/150408/plt1504080010-n1.html
2015.4.8 09:43

「ゴルフを遊びと思ってるの?」 公務欠席しコンペの秋田市長が会見で発言

ブログに書く2




(1/2ページ)

記者会見で質問に答える秋田市の穂積志市長=2日、市役所(渡辺浩撮影)
 「ゴルフって遊びだと思ってるの?」。秋田市の穂積志市長が定例記者会見で、地域振興イベントに課長を代理出席させて自身は後援会主催のゴルフ大会に参加していた問題を問われ、気色ばむ場面があった。

 穂積市長は昨年7月、秋田商工会議所などでつくる実行委員会主催のイベント「秋田港海の祭典」に担当課長を代理出席させ、自身や石井周悦、鎌田潔の両副市長、高橋善健商工部長ら関係幹部は後援会主催のゴルフ大会に参加していた。

 発言があったのは2日の会見。「(イベント主催者側は)毎年やってるから日程は分かるはずだと言うが、案内状が来て初めて公務としての取り扱いになる。先に組んでいる部分(ゴルフ大会)を優先した。適切な対応だった」と説明した。

 記者から「ゴルフ大会は市長の政治活動なのか、プライベートの遊びなのか、公務なのか」と質問され、「私の後援会活動だと思ってますよ。政治活動です」と答えた上で「あれかな。ゴルフって遊びだと思ってるの? 野球大会は出ていいの? ゴルフに対して偏見があるとか、そういうことではないよね」と述べた。

 会見に同席し、自らもゴルフ大会に参加した高橋洋樹総務部長は「市長への案内は年間数千規模あり、全てに出ていただくのは現実的に無理。そのときは代理や祝電で対応している」「職員は動員されたわけでもなく、公費を使って参加したわけでもない。個人の判断で、リフレッシュしながら情報交換の機会として参加した」と話した。

3555チバQ:2015/04/09(木) 21:11:03
>>1696
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk05010267000c.html
’15統一地方選:大館市長選 近江屋氏が福原氏支持 前回選の「2位3位連合」 /秋田
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 19日告示の大館市長選を巡り、2011年の前回選で落選した近江屋信広・元衆院議員(65)は8日、前回三つどもえで争った相手で今回も立候補を表明した新人の福原淳嗣氏(47)を支持する考えを明らかにした。前回選の“2位3位連合”が成立する。

 近江屋氏は自民党衆院議員を経て、現在は維新の党東京本部事務局長。大館市の後援会(石井好二会長)が文書で明らかにした。

 文書によると近江屋氏は、自身が掲げる「新生・大館へのビジョンと重点政策」など3項目について福原氏と政策合意に至った。このため、今回の市長選出馬を支持者から求められたが固辞し、福原氏支持に回るという。

 市長選には現職で7選を目指す小畑元氏(66)も立候補を表明している。前回選の獲得票は小畑氏1万9665票▽福原氏1万7032票▽近江屋氏1万1892票。当時の得票は福原、近江屋両氏の合計が小畑氏を上回っている。【田村彦志】

3556チバQ:2015/04/09(木) 22:55:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150409_41005.html
<統一選>秋田農政連、候補7割に推薦乱発


秋田県農政連が入る県JAビル
拡大写真
 12日投開票の秋田県議選で、農協グループの政治団体「秋田県農協政治連盟」は立候補者56人の7割を超す40人を推薦した。定数以上の候補者全員を推薦した選挙区も複数あった。推薦を乱発する状態では、当落の鍵を握るほどの決定力はないというのが大方の見方だ。生産者からは「これでは政策論争が深まらない」と困惑の声が出る。
信条よりも地元
 推薦を受けた候補者を党派別に見ると自民25、民主2、共産、社民各1、無所属11。県農政連の淡路保事務局長は、大量の推薦の理由を「県議選では政治信条よりも地元候補という点が優先される」と説明する。
 国政選挙は、候補者に農業政策への考え方を質問し、回答を公表するという手順を踏む。だが県議選では、県内に15ある各農協ごとに組織された県農政連支部の考えを尊重する。
 定数3の由利本荘市選挙区は自民3、無所属1の現職4人全員が推薦を要請。「誰か1人だけ外すまねはできない」と4人推薦の案が通った。同様に定数3の大館市選挙区は4人、定数4の能代市・山本郡選挙区も5人を推薦した。
 減反廃止や米価下落に農家の動揺が広がる中、自民への推薦が抜きんでている。「農協改革など安倍政権に対する批判を投票行動に反映させるとすれば国政選であり、県議選ではない」というのが県農政連の立場だ。
農業政策語らず
 推薦を受ける一方で、候補者は農業政策について多くを語らない。盛り上がりを欠く政策論争に、横手市の60代の農家男性は「農協改革イコール農業改革ではない。若い世代が就農したくなる魅力ある政策がないと国内農業の先細りは止まらない」と不満を抱く。
 大潟村の農業法人の40代男性社長は、まず農家自身が経営改善を自助努力し、行政は後押しするのが望ましいと考える。地元選挙区は無投票に終わった。「農家の自主性を支援するにはどうすべきかという論戦を期待していたのだが…。政治に頼り切るつもりはない」と話した。
胸の内は苦しく
 県農政連はかつて、各種選挙で集票マシンとして大きな影響力を持った。今の実力はどれほどなのか。
 農協正組合員は全県で約10万人(2013年)だが、県農政連会員は農協役職員ら約2500人。過去2回の参院選比例代表でJA全中出身候補が県内で得たのは、約1万2000票と約8000票にとどまる。
 農協改革の風にさらされながらの県議選。淡路事務局長は「影響力がないとなれば軽んじられるし、あるとなれば抵抗勢力と見なされる。痛しかゆしだ」と苦しい胸の内を明かした。


2015年04月09日木曜日

3557チバQ:2015/04/09(木) 22:57:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150409_51004.html
<統一選>9月山形市長選に直結 上位争い激化


山形市役所前で支持を訴える県議選候補者の選挙カー
拡大写真
 12日投開票の山形県議選山形市選挙区(定数9)は、自民、民主、社民各党候補、支持者らが山形市長選(9月6日告示、13日投開票)の前哨戦第1ラウンドと位置付ける。市議選(19日告示、26日投開票)とともに、「得票順が、市長選に直結する」と訴え、激しい集票、上位争いを繰り広げている。

 自民の金沢忠一、奥山誠治、今井栄喜、大内理加の4氏は、党推薦で市長選への立候補を表明している元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)を集会などに招く。佐藤氏の知名度アップに一役買いながら、若き市長候補との連携をアピールして相乗効果を狙う。
 告示後の集会で今井氏は、市執行部にはリーダーシップが欠けていると批判。「佐藤さんを市長に押し上げ、次の時代の山形市を設計しよう」と呼び掛けた。
 2011年の前回市長選で、現職の市川昭男市長(73)を推薦した民主、社民の両党候補らは、市川氏が4選への態度を明確にしていないものの、「非自民市政」の継続を目指す意向で一致している。
 民主の吉村和武氏は前回、1万5300票余りを獲得してトップ当選した。7日夜の集会では国の福祉政策などが自治体への配慮を欠くと指摘し、「中央に強くものを言う必要がある」と強調。応援弁士を務めた党市議は「圧倒的勝利でなければ、市議選、市長選につながらない」と自身の戦いさながらに力を込めた。
 社民からは広谷五郎左ヱ門、高橋啓介の2氏が立った。高橋氏は3日の出陣式で党市議らと並び「市議選でも議席を勝ち取り、9月の市長選に臨みたい」と支援を求めた。応援のマイクを握った支持団体代表は「上位当選を目指して頑張ろう」と熱弁を振るった。
 民主、社民とともに前回、市川氏を推薦した共産の渡辺ゆり子氏陣営は、市長選を争点とせず、党の主張を訴える。公明の菊池文昭氏陣営も市長選には触れず、政策に掲げる地方創生などの浸透を図っている。

 【山 形】(9―10)
金沢忠一64  元団体職員  自現(4)
奥山誠治55  団体役員   自現(2)
広谷五郎左ヱ門64農業     社現(5)
高橋啓介62  党県幹事長  社現(2)
渡辺ゆり子62  団体役員   共現(2)
菊池文昭51  党県代表   公現(1)
吉村和武42  党県幹事長  民現(2)
今井栄喜73  学校法人理事 自現(6)
大内理加52  党県女性局長 自現(2)
大泉正信63  英語講師   無新 


2015年04月09日木曜日
関連ページ:山形政治・行政統一選

3558チバQ:2015/04/10(金) 21:02:14
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/03/article_01.jsp
連載企画:注目区を行く
[由利本荘市]
現職4人、サバイバル “代理戦争”の様相も
 「大変厳しい選挙です。皆さんの力で再び県政に押し上げてください」―。由利本荘市選挙区は定数削減により、現職4人が3議席を争う「サバイバルレース」を展開。各陣営の訴えには必死さが漂う。さらに昨年12月に実施された衆院選秋田3区の激戦ぶりが尾を引き、激しさを増している。


現職4人が生き残りを懸けて支持を訴えている由利本荘市選挙区
 「昨年、支援を頂いた県議の皆さんにはお返しをする」。秋田3区で落選し、比例東北で復活当選した村岡敏英衆院議員(維新)の事務所関係者は言葉に力を込めた。村岡氏側は4候補のうち佐藤健一郎候補(63)=自民、三浦英一候補(59)=無所属、加藤鉱一候補(66)=自民=を支援する構えだ。村岡氏本人は5日、それぞれの遊説先で応援演説を行う予定だ。

 一方、秋田3区で当選した御法川信英衆院議員(自民)は小田美恵子候補(68)=自民=を支援。御法川氏は3日、小田候補が市役所前で行った街頭演説に駆け付けマイクを握った。次期衆院選をにらんだ“代理戦争”の様相も呈している。

 非自民である地元の維新国会議員が自民候補2人と非自民候補1人を、自民の国会議員が自民候補1人を応援するという構図。一見すると有権者には分かりにくいが、定数1減の3議席を現職4人で争う厳しい戦いゆえ、支援を受ける各陣営も党派にはこだわってはいられないというのが実情のようだ。

 7期目を狙う佐藤候補は票田とする矢島、鳥海など内陸部を回った後、5日に本荘入りする。街頭では国直轄の鳥海ダムが建設段階に移ったことを強調。矢島では「本荘の仲間たちに声掛けを」と支援を呼び掛けた。陣営は「有権者の半数を占める本荘への食い込みは不可欠だ」と話す。

 本荘を地盤とする三浦候補は4日、出身地の矢島などを回った。街頭では「自民だけでは県政は良くならない」と非自民の必要性を強調し、格差の是正などを訴えた。本荘の街中では自転車で回り、若さもアピール。選挙カーは村岡氏側から応援を受けていることも訴えていた。

 岩城などを地盤とする加藤候補は4日、本荘の街中を回った。「候補者が減った今回は当選ラインは上がる。地盤を固めるだけでは厳しい」と、今後も市議らの支援を受け本荘を重視した戦いを展開。街頭では「合併時の町長であり、市の発展には責任がある」と支持を訴えていた。

 小田候補は100人余りが集まった出陣式で「何としても勝ち抜く」と声を張り上げた。地盤とする本荘を中心に回り、地域の発展に向け市、県、国を結ぶ役割を担うと訴えた。御法川氏は「小田さんが勝たなければ、市や県の地方創生はないというくらいの気持ちだ」と後押しした。

(2015/04/05 付)

3559チバQ:2015/04/10(金) 21:02:41
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/03/article_02.jsp
連載企画:注目区を行く
[能代市・山本郡]
「読めない票」どこへ 顔触れ変わり混戦模様
 県議選能代市・山本郡選挙区は、現職2人、新人4人が4議席を争っている。他のベテラン現職2人が引退するなど、7人が競った前回から顔触れは大幅に変わった。各陣営が「票の流れが読めない」と嘆く混戦は序盤から激しい票の奪い合いになっている。


前回とは顔触れが大きく変わり、序盤から激しい票の奪い合いが繰り広げられている能代市・山本郡選挙区
 前回選挙の有効投票数のうち、今回は出馬していない4人が獲得した票は54%を占めた。この票の行方が選挙戦の焦点になりそうだ。

 「読めない票」をめぐり、初めて出馬する候補者らは必死に選挙区を駆け巡り、迎え撃つ現職らは地盤に加え他地域への浸透を図るなど票の上積みに懸命だ。引退する2人の「後継候補」がどれほどの票を継承できるかも注目されるなど、従来とは異なる構図の戦いとなっている。

 自民新人の佐藤信喜候補(40)は、県議選が告示された3日夜、地元・三種町の安戸六地区で約50人を前に初の街頭演説を行った。唯一の郡部の候補として、議席獲得を目指す決意を強調。終了後、「大勢の人が待ってくれていた。感激している」と初々しさをのぞかせた。

 自民新人の高橋武浩候補(53)は、県議を4期務め、前回トップ当選した武田英文氏の後継。前回は1万3千票近かった「武田票」を少しでも多く取り込もうと懸命だ。5日は地盤の能代市二ツ井町と藤里町を遊説。「武田氏の仕事を引き継ぐ」と、後継候補であることをアピールした。

 新人の吉方清彦候補(44)は、前回までは公認、推薦候補として民主の支援を受けて選挙戦を展開したが、今回は無所属での立候補。地元の能代市豊祥岱地区で3日開いた個人演説会では、「どこからも推薦を受けないのは初めてで怖いが、偏りのない政治をしたい」と強調した。

 無所属現職で4期目を目指す中田潤候補(68)は、早くから集落単位で集会を重ね、郡部にも浸透を図ってきた。3日の告示後も、集会をほぼ連日開催。4日には能代市扇田地区で「地域に新しい産業を興し、若い人のために雇用の場をつくらなければならない」と訴えた。

 6期目に挑む自民現職で議長の能登祐一候補(68)は、旧市の地盤固めに余念がないほか、出身の建設業界などを通じて郡部への浸透を狙う。4日は農村地帯の能代市桧山地区で「国の農政転換に農家が対応できるよう、しっかりとした情報提供と相談窓口が必要」と力説した。

 社民と連合秋田の推薦を受けた無所属新人の薄井司候補(54)は、社民県議として通算4期務めた宮腰誠氏の実質的な後継。個人票が多かった「宮腰票」の確保と労組の支持固めに励む。3日は昨秋まで勤務した能代市役所の前で「皆さんと一緒に頑張りたい」と元同僚に呼び掛けた。

(2015/04/06 付)
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3560チバQ:2015/04/10(金) 21:03:08
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/03/article_03.jsp
連載企画:注目区を行く
[潟上市]
市議会を二分し激突 自民対市長派の構図に
 県議選能代市・山本郡選挙区は、現職2人、新人4人が4議席を争っている。他のベテラン現職2人が引退するなど、7人が競った前回から顔触れは大幅に変わった。各陣営が「票の流れが読めない」と嘆く混戦は序盤から激しい票の奪い合いになっている。


選挙事務所で第一声を上げる鈴木候補(右)と佐藤候補
 同選挙区では8年ぶりの選挙戦となった。こだま県議は2007年選挙で自民候補に勝利し、11年の前回選挙は無投票で3選を果たした。これまで支援してきた石川市長は、こだま県議が後継に選んだ佐藤候補を応援する。

 石川市長は05年の合併市長選で、自民のベテラン県議だった対抗馬を破って初当選し現在3期目。今回の県議選は05年市長選、07年県議選に続き、石川市長・こだま県議勢力対地元自民勢力の様相を呈している。

 象徴的だったのは告示日の一幕だ。鈴木、佐藤両陣営の選挙カーが街頭演説のため、市役所天王庁舎へ向かった。石川市長は2番目に到着した佐藤候補の演説だけに顔を出し、「佐藤さんは市議として私を支えてくれた。他にふさわしい人はいない」と訴えた。6日も昭和、飯田川庁舎前で応援演説した。

 一方、自民は党県連会長の金田勝年衆院議員や中泉松司参院議員らを応援演説に投入。鈴木陣営は県職員だった経験を踏まえて「県とのパイプ役」を強調し、人物本位の戦いに持ち込みたい考えだ。陣営幹部は「どちらの候補が潟上市のために働けるかを市民に公平に判断してもらいたい」と話す。

 両陣営には多数の市議が選対幹部として名を連ねる。市議19人のうち鈴木陣営に9人、佐藤陣営に6人がつく。石川市政に疑問を示すことが多い市議と、石川市長を支える市議に分かれている。

 鈴木陣営のある市議は「最近の石川市長の政治運営は強引。県議選に関わりすぎだ」と批判。県議選の結果次第で、4期目の市長選に向け勢いづくことを警戒する。対する佐藤陣営の幹部は「負ければ石川体制がレームダック(死に体)になりかねない。なんとしても勝たなければならない」と意気込む。市幹部は「どちらが勝っても、市議会にしこりを残すのではないか」と懸念する。

(2015/04/07 付)

3561チバQ:2015/04/10(金) 21:03:38
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/03/article_04.jsp
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[秋田市]
定数1減、激戦展開 16人、実績や変化訴える
 秋田市選挙区は現職10、新人5、元職1の計16人が立候補した。政党別では最多が自民の7人。社民、民主、共産、公明が各1人で、残る5人が無所属。定数は2011年の前回選挙より1減の12となり、激しい戦いを展開している。


12議席をめぐり16人が火花を散らす秋田市選挙区
 新人のうち4人は、秋田市議を務めたか、過去に県議選への出馬経験がある。各陣営では「どの候補も一定の知名度があり、接戦となるのではないか」との見方が広がっている。

 石川ひとみ候補(64)=社民現=は「皆さんの声を集め、社民党の議席を死守したい」と懸命に訴える。元職の石川錬治郎候補(75)=無所属=は街頭で「今の県議会は議論がない。投票で民意を示そう」と呼び掛ける。丸の内くるみ候補(70)=無所属現=は「働く女性の環境の充実が必要だ」と主張し、支持拡大を狙う。

 鳥井修候補(47)=無所属新=は秋田市議3期の経験を訴え、「秋田の未来のために頑張りたい」と支持を求める。秋田市議を4期務めた加賀屋千鶴子候補(53)=共産新=は社会保障の充実や農協改革反対を訴える。まるさん(本名・菅原博文)候補(60)=自民現=は経済活性化やスポーツ振興の必要性を強調。知名度を生かし再選を狙う。

 鈴木健太候補(39)=自民新=は若さやしがらみのなさを前面に打ち出し、「秋田の政治を変える」と話す。秋田市議を2期経験した今川雄策候補(42)=自民新=も「若い力」をアピールし、県政と市政の連携強化を訴える。

 8期目を狙う北林康司候補(73)=自民現=は「秋田創生への取り組みが急務だ」と訴え、雇用拡大策を掲げる。最上英嗣候補(48)=自民現=は「秋田経済の立て直しが不可欠」として秋田港の整備などを主張し再選を目指す。同じく再選を狙う三浦茂人候補(56)=無所属現=は「人口減などの課題解決には雇用の確保が必要」と訴える。

 田口聡候補(60)=公明現=は、医療福祉分野に力を入れてきた実績や若者の起業支援策を訴え、4選を目指す。黒崎一紀候補(56)=無所属新=は5回目の挑戦。街頭では産業振興策のほか、有言実行の姿勢をアピールする。

 竹下博英候補(61)=自民現=は獣医師として畜産農家と関わってきた経験から、農家の所得向上策などを訴える。工藤嘉範候補(57)=自民現=は佐竹県政を「成果の芽が出てきた」と評価し、推進に協力する考えを示す。沼谷純候補(42)=民主現=は県議会の現状を「オール与党」と批判。自転車での遊説や動画配信を行っている。

(2015/04/08 付)

3562チバQ:2015/04/10(金) 21:04:29
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=117
'15県議選 選挙区を行く
弘前市区=上
2015/4/8 水曜日



激戦の弘前市選挙区。選挙戦は混沌としたまま終盤に向かっている
 「完全に横一戦。激戦、大激戦という印象だ」「何度も県議選を戦ってきたが、今回ぐらい読めない選挙はない」。複数の陣営幹部が口をそろえる。
 県議選弘前市選挙区は現職6、新人3の合計9人が6議席を争う県内でも有数の激戦区。激戦となっている要因は、有力とされる新人の参戦が大きい。
 3人の新人のうち、自民公認の谷川政人(45)は告示日の3日、市役所前で演説した。市議を辞職するまで所属していた市議会与党会派の議員が駆け付け、葛西憲之市長も早速マイクを握った。
 谷川は衆院議員木村太郎の元秘書で、木村も街頭から支援を呼び掛け、選挙事務所は選挙をよく知る“木村派”のスタッフが固める。谷川は「市政、県政、国政をつなぐ橋渡し役を担えるのは私だと思う」と強調した。
 民主公認の鶴賀谷貴(52)は2月の出馬表明以降、党本部から国政選挙並みの支援を受けており、最終盤の11日は枝野幸男幹事長が来弘予定だ。同選挙区は党県連幹事長山内崇の地元。党県連はかつての山内の議席奪還に総力を挙げている。
 無所属の菊池勲(33)は人口減少社会に対応した新たなモデルを作るため、若い世代の政治参画が必要と訴える。松下政経塾出身で第一声には同塾OBも来弘。街頭演説では「現状維持か、若い世代が変えていくのか。それが争点だ」と世代交代を強調している。
 一方の現職は新人と支持者が重なるなど、過去にない厳しさを感じているもようだ。自民は公認候補を前回から1増の4人としており、その影響を懸念する声もささやかれる。
 6期目を目指す自民の西谷洌(70)はがんで声帯を摘出し、声を失うハンディを負っての選挙戦。街頭では「西谷の声となる」という家族や友人がマイクを握り、候補者の医療や福祉分野に対する熱い思いを代弁する。西谷自身も機械を使って訴えを重ねており、6日には市役所前で「自分に思い切り仕事をさせてほしい」と訴えた。
 同じく自民の岡元行人(50)は「市民の目線で考えたい」と市民感覚を重視。簡単に折り畳めるユニークな政策パンフレットや、スマートフォンを使って選挙ポスターから動画を閲覧できるようにするなど独自の試みを次々展開。若者の関心を引き、投票率向上を図ろうと知恵を絞る。
 前回、岩木地区から47年ぶりの県議となった自民の齊藤爾(44)。3日の出陣式では、同地区の市議らから「この県議の座を何としても死守したい」という声が相次いだ。陣営は「厳しい戦い」とし、齊藤自ら支持固めに奔走している。
 共産の安藤晴美(63)は県議選後に控える弘前市議選の候補予定者とも連動し「消費税引き上げ反対、原発ノーの声を託して」と訴える。唯一の女性候補という点もアピール。昨年の衆院選で同党は非自民票の受け皿として議席を増やしており、県議選でもその勢いを維持したい考え。
 過去7回の県議選を勝ち抜いた無所属の相馬●一(78)は税理士の経験を生かし、農業者や中小企業の所得向上、人口減少対策の必要性を訴える。長年の支持者が多く、他候補の影響は少ないとみられるが、陣営は「支持者が高齢化している」と票読みに苦心する。
 「今回ほど厳しい選挙はない」と危機感をにじませるのは無所属の川村悟(67)。3日の出陣式では陣営幹部が「もう1回、1から積み直そう。今まで良い流れで来ている」と奮起を促した。第一声以降、精力的にミニ街頭を重ね、訴えの浸透を図ろうと懸命だ。
 激戦の割に有権者の反応はいまひとつとされ、各陣営とも手応えをつかみかねている様子。過去には僅差で当落が分かれた選挙もあり、ある陣営幹部は「最後まで分からない。気を引き締めていくしかない」。県内選挙区では最も早く、年明け早々に活発化した選挙戦は混沌としたまま終盤に突入している。
(文中敬称略)
※●は金へんに昌

3563チバQ:2015/04/10(金) 21:04:45
五所川原市区=中
2015/4/9 木曜日



五所川原市のショッピングセンター前で、選挙演説に耳を傾ける聴衆
 「これまでにない厳しい選挙」「どうか押し上げてほしい」。定数3に対し、現職3人と元職1人、新人1人の5人が立候補した県議選五所川原市選挙区は、各候補者が「激戦」を口にする。
 選挙サンデーとなった5日、五所川原市の金木総合支所前で、自民現職の寺田達也(52)の応援演説に立った市議は「温かい支援を。どうか1番で当選させてくださるようお願いします」と、集まった聴衆に向かって声を張り上げた。
 与党会派の市議や平山誠敏市長らの支援を受け、五所川原地区を中心に強い支持基盤を持つ寺田。だが寺田は「気の緩みが一番怖い。今はひたすら全力を尽くすだけ」と表情を引き締める。
 「大きな組織力はないが、底力で戦い抜きたい」。前回トップ当選を果たした無所属現職の櫛引ユキ子(61)。地元で「ママ」の愛称を持つ櫛引が立つと、自然に高齢者や女性が集まってくる。
 前回は、激戦だった市長選への出馬の余波もあっての得票数。陣営は「前回と同じようには戦えない」とにらむ。衆院選で初当選した北五地域が地盤の升田世喜男は今回動きを見せていないが、升田支持層の一部は櫛引に流れるとの見方がある。
 6日、弘前市で公務を終えた三村申吾知事が真っ先に向かった先は五所川原市の飛び地である市浦地区。自民公認で8選を目指す重鎮、成田一憲(76)の隣で、左手に予算書、右手にマイクを握りこれまでの実績を猛烈にアピールした。知事は8日までに中里、金木、市浦、小泊と4回街頭に立つ異例の応援態勢を取った。陣営は「同じ中泊町から新人候補が出たことで、“勝つ”という意識が高まっている」とさらに気を引き締める。
 街頭には知事のほか、小野俊逸中泊町長はじめ10人余の町議がずらりと並び、町、県、国との太いパイプを強調。聴衆を前に成田は「皆さまの力を貸していただきたい」と激戦を意識し、各地区をくまなく奔走する。
 前回146票の差で成田に敗れて落選した民主元職の今博(64)は、「背水の陣で臨む」と気迫をみなぎらせる。連合青森、社民の支持層からも一定の得票が得られると見込まれており、維新の票の一部も入ると予想されている。
 5日に市内の大型ショッピングセンター前でマイクを握った今は、同選挙区における自身を「非自民勢力の象徴」と表現し自民党政策を批判。「農家を救うことが五所川原、中泊を発展させる。どうか頑張らせてほしい」と支持を呼び掛けた。
 同選挙区の政治構図に一石を投じる形となった無所属新人塚本悦子(70)は、組織の力に頼らない“市民派スタイル”で挑む。
 初出馬となる塚本は町議を2期務めた。「インフラがどんなに整っても、若者がいなくなっては意味がない。子どもを育て、教育環境を充実させたい」と女性目線での政策を地道に訴える。
 陣営は「昔から当選するために必要とされるジバン(組織)、カンバン(知名度)、カバン(資金)はないが、草の根レベルで活動を広げ支持拡大を目指す」とし、浮動票獲得に力を入れる。
(文中敬称略)

3564チバQ:2015/04/10(金) 21:05:12
平川市区=下・完
2015/4/10 金曜日



3候補が2議席を争う県議選平川市区。平川市長選をめぐる選挙違反事件の影響から、投票率低下が懸念される
 前回1万票近くを得てトップ当選した長尾忠行・現平川市長が昨年の市長選出馬で県議を辞職し、現職1人と新人2人の3人が2議席を争う構図となった県議選平川市選挙区。長尾市長の地元であり、有権者が最も多い同市平賀地区の動向が勝敗のカギを握るとみられるが、市長選に絡む選挙違反事件の影響から市民の関心はいまひとつだ。一部では投票率が4割前後まで落ち込むとの予想もあり、各陣営とも「票が読み切れない」と気をもむ。
 「県議1期4年の実績を生かし、皆さんの手足となって働く」
 7日、同市碇ケ関地区の街頭に立った自民現職の工藤義春(65)は、県政与党の立場で国と市町村のパイプ役を担ってきた経験を強力にアピールした。同市尾上地区に地盤を持ち、前回選では5600票余りを獲得し初当選。今回も地元の支持を固めつつ選挙区全域で精力的に街頭演説をこなし、票の上積みを図る。周辺には「頭一つリード」との見方も広がるが、陣営は「選挙違反事件で政治家や選挙そのものへの不信感がまん延している。尾上は有権者数が少ないので、投票率が下がれば不利だ」と引き締めに躍起。工藤は演説の中に投票の呼び掛けを盛り込み、「自分の1票を大事にして」と繰り返し呼び掛ける。
 無所属新人の齋藤正明(43)は、出馬表明が2月下旬と他候補に比べ遅かったものの、「告示日から有権者の反応が変わってきた。特に地元(平賀地区)の人から頑張ってと声が掛かる」と好感触をつかんでいる。選挙戦前半は旧平賀町議、平川市議時代に培った人脈を生かし、選挙カーでの連呼や支持者回りに重点を置き運動を展開。終盤に向けマイクを握る回数も増やしており、9日は津軽尾上駅前で「若い人の雇用を守り安心して仕事ができるようにしたい」と声を張り上げた。
 「(3候補の中で)一番年齢が若く、若者の目線に近いのが自分の強み。今後は特に若い世代への訴えに力を入れる」と、平賀地区を中心にさらなる票の掘り起こしを進める構えだ。
 1998年以来となる大鰐町からの県議を目指すのは、無所属新人の山口多喜二(65)。町民からは「待望の候補者」との声も聞かれ、中盤までの期日前投票は平川市が低調な一方で同町は前回選を上回って推移するなど、選挙への注目度は他地区に比べ高い。陣営は「今回の選挙がそのまま町のことにつながるとの当事者意識が強い」と地元の盛り上がりを感じている。
 今後は、平川市での知名度アップが課題。長尾市長の後援会から支援を受ける山口は、政策の一致を強調し「スクラムを組んでやっていく」と訴えるなど“長尾票”の取り込みに懸命。同市での反応について「県政で(長尾市長の)後任を務めるという姿勢が受け入れられているのでは」と手応えを語る。
 選挙戦終盤に向け意気が上がる各陣営に対し、有権者の心情は複雑だ。同市の会社員男性(24)は「投票には取りあえず行く」としたが「やっていることは大差がないので注目している政策はない」と冷めた様子。同市の無職女性(78)は「ああいうこと(選挙違反事件)は二度と嫌。うそのない人を選びたい」とつぶやいた。
(文中敬称略)

3565チバQ:2015/04/10(金) 21:08:52
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150407103744.asp
2015年4月7日(火)
五戸対決、階上票も焦点/三戸郡区



 「近年で一番厳しい戦い。『実績』『経験』を前面に押し出している」。6期目を狙う民主党現職の北紀一(73)だが、陣営は危機感をあらわにする。同じ五戸町を地盤とする自民党推薦で無所属新人の對馬孝将(36)が出馬したからだ。北は、6月に同町長選を控える現職三浦正名とタッグを組み、トレードマークの長靴姿で精力的に票固めに動く。


 一方の對馬は知名度向上に躍起。5日に同町でマイクを握った自民党県連会長・大島理森は「いまは若さと情熱だけで十分。後はみなさんで育ててほしい」とアピール。選対幹部は「五戸からの自民県議は二十数年来の悲願。大島会長の後押しで、ようやく3番手の背中が見えてきた」と語る。

 各候補が重点の一つに置くのが、候補者不在の階上町。三戸町が地盤の民主党現職の松尾和彦(51)も4日、階上入り。階上町長の浜谷豊美や党県連代表代行・田名部匡代の応援を受け「町民のおかげで過去、薄氷の勝利を得てきた。元気な地域へのお手伝いのために再度お力添えを」と訴える。

 自民党現職の夏堀浩一(61)は、県政での発言力アップを狙い3度目のトップ当選を目指す。他陣営は頭一つ抜け出したと見るが、夏堀陣営は「地盤の南部、階上町は票田(計2万8千人)なだけに有利なのは確かだが、何があるか分からず油断はできない」と、緩みと上滑りを警戒する。

3566チバQ:2015/04/10(金) 21:09:15
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150407103823.asp
2015年4月7日(火)
滝沢・中村票の行方が鍵/八戸市区

自民、民主の勢力争いを軸に激戦が展開されている八戸市区。館鼻岸壁の朝市では買い物客らに支持を訴える両党陣営がすれ違う場面も=5日朝
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 「今回もよろしく」「力を貸してください」-。告示3日目の5日、八戸漁港館鼻岸壁で開かれた日曜朝市。午前6時半すぎ、県議選八戸市区に立候補した各陣営が出店者や来店客にあいさつを繰り返した。赤や緑、青など、そろいのジャンパーに身を包み、時折、鉢合わせになった。


 「少しでも多くの人に名前を伝えたい」と時間を惜しむように頭を下げる新人候補。同8時、近くの道路で現職と新人の2候補がマイクを握り、朝市会場に支持を訴える声が響いた。

 定数8に現職6人、新人3人の9人が立候補。自民党と民主党の対決が軸となる。各陣営は「少数激戦」と口をそろえる。「従来と違い、だれが落ちるか見えない」と話す関係者も。一昨年夏に県議から参院議員に転身した自民党の滝沢求(56)、引退する民主党の中村寿文(75)の票の行方が鍵を握る。

 3月16日、自民党現職の3人と新人の大崎光明(47)が壇上に並んだ。集会は滝沢が主催。大崎は滝沢の元秘書で「滝沢の後継」と見る向きもあるが、滝沢は現職県議3人から応援を受けて参院選に当選した経緯があり、“弟分”の大崎だけを支援できない。滝沢は「(4人の)全員当選を目指し、汗をかく」と強調した。

 そうした中、大崎は「元気な八戸を『求』め」と滝沢の名前を取り込んだキャッチフレーズを掲げ、滝沢後援会の支持を得ようと懸命だ。大崎と一緒に滝沢の秘書を務めた経験を持つ市議は、告示日前日の2日夜に集会を開催。滝沢と大崎を壇上に上げ「(滝沢の父で県議を務めた故人の)章次さん、求さんと守ってきた議席」と大崎の支持を呼び掛けた。

 市議からの転身を狙う民主党新人の田中満(46)は、党県連代表代行・田名部匡代とタッグを組んで知名度アップを図る。3月22日の集会で、田名部は「市議選で最下位当選だったが、強い情熱と志を持って立ち上がった」と田中を紹介。「同志の全員当選を目指す」と力を込めた。

 田中はチラシに田名部と自分の2人の写真を掲載。3月下旬からは、引退する中村の写真も加えた。中村の名前の横には「田中君を応援します」の文字。党派や組織にかかわらず幅広い支持者を持つ中村票がどの程度、田中に流れるか。党関係者も関心を寄せる。

 4日、市中心街に共産党県委員会の車が陣取った。新人の松田勝(67)が車上から「県政を変えてほしいという願いを私に託して」と声を振り絞る。「八戸から初の議席獲得」は陣党にとっての悲願。八戸へ何度も応援に入っている衆院議員・高橋千鶴子がこの日もマイクを握り「昨年の衆院選の躍進をさらに広げるチャンス」と呼び掛けた。

 現職もしのぎを削る。「東北で最も厳しい選挙区が八戸」。3日昼すぎ、公明党東北方面本部の幹事長・若松謙維が訴えた。隣に立つのは現職の畠山敬一(59)。畠山は5日夜、これまで開いたことのなかった地元・白山台公民館で初の集会を開くなど新たな試みにも挑戦、票を固める。

 前回トップ当選の自民党現職・熊谷雄一(52)の陣営は「『大丈夫』という声を払拭(ふっしょく)しなければ」と陣営の緩みを警戒。自民党現職の清水悦郎(65)と藤川友信(66)は市内各所を丁寧に回り、支持拡大を訴えている。

 民主党現職で党県連代表の田名部定男(68)はミニ街頭を繰り返し、現政権の批判票取り込みを図る。民主党現職の山田知(45)は個人演説会を重ね、支持固めを進めている。

3567チバQ:2015/04/10(金) 21:09:48
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150408110059.asp

2015年4月8日(水)
五戸対決、町二分/県議選三戸郡


【写真上】北(右)と十数年にわたり共闘態勢を取る三浦=3日、五戸町下大町【写真下】對馬(右)の応援演説に立つ川崎=3日、五戸町上大町



 県議選三戸郡区(定数3)で、五戸町を地盤とする民主党現職北紀一(73)と、自民党推薦の無所属新人對馬孝将(36)は、五戸町長選(6月2日告示、7日投開票)の立候補予定者とそれぞれ連動した動きを見せ、町を二分した戦いを展開している。(敬称略)


 「5期20年の経験は五戸の財産。これからさらに力を発揮してもらわなければならない」。県議選初日の3日、五戸町中心街。約50人の聴衆を前に同町長の三浦正名(61)が横に並ぶ北を持ち上げた。

 北は、三浦の父道雄、兄雄一の地盤を継ぎ、1995年に県議に初当選。町長4期目の三浦とは、非自民の元参院議員・田名部匡省系同士で、連携を深めてきた。昨年末、五戸町長選に出馬表明した三浦と北の共闘態勢はさらに強まりを見せている。告示前の合同懇談会も十数回に及んだ。

 北は、「経験」「実績」を前面に出し、初当選時と遜色ないほど郡内をくまなく歩いている。「(對馬の出馬は)雷に打たれた思いだが、政治活動への初心を呼び覚ましてくれた」と語る。

 三戸郡区で2回連続次点だった自民党系三戸町議が昨年12月に出馬を断念。直後に對馬が出馬を表明した。同時期に、自民党系町議の川崎七保(65)が五戸町長選に名乗りを上げた。

 「20年、30年後の政治に責任を持つのは私たち若い世代。みなさんの声を国や県へ届ける役割を担わせてほしい」。對馬は、告示前から「若さ」と「国や県とのパイプ」を強調する。

 川崎も「五戸の風を変え、さまざまなことにチャレンジできる好機。大島(理森)代議士や三村(申吾)知事に相談できる人が對馬だ」と訴える。

 衆院選小選挙区の区割り変更で昨年12月の同選挙から、五戸町は3区から2区に編入されたが、3区の大島は告示前、数度にわたり同町入りした。会合では20代後半で政界に進んだ自身を引き合いに「ずばり(對馬の)若さを買った。声なき声をすくい上げる政治家になれるよう育てて」と呼び掛ける。

 「大島さんが地方選挙でこれほど多く訪れることはないのでは。本気度が伝わる」。對馬支持の町議はそう語った。

 三戸郡区では、自民党現職夏堀浩一(61)、民主党現職松尾和彦(51)も、それぞれの地盤の南部町、三戸町の支持固めを進めている。

3568チバQ:2015/04/10(金) 21:10:27
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150409103556.asp
2015年4月9日(木)
「動き見えず不気味」2現職が新人警戒/十和田市区

 「演説はさすが、上手だな。簡潔で市民に訴えかけるものがある」

 現職陣営のある幹部は、無所属新人で元衆院議員・中野渡詔子(44)について、こうつぶやいた。8年ぶりの選挙戦。自民党現職の田中順造(65)と丸井裕(58)に中野渡が挑む。両現職陣営は「意識し過ぎないようにする」「動きが見えず不気味」と警戒感を強める。機動力を生かした「どぶ板選挙」の中野渡に、従来からの組織戦で受けて立つ。(敬称略)



 田中陣営は中野渡が「反自民、女性票の受け皿となりうる」と気にかけるが、田中は「(自分は)選ばれる立場。選ぶ側にいろいろな判断材料を提案しないと」と政策を訴えることに注力する。

 丸井陣営は、1万2千票の獲得を目標に置き、トップ当選を狙う。丸井は「江渡聡徳衆院議員、三村申吾知事、小山田久市長との太いパイプ」を強調し「使える議員を県政に送って」と訴える。

 一方、中野渡は市内を駆け回り、手を振ってくれる人を見つけては車から降り、握手する。「1日100回くらい車から降りる。市内すべての道路を通り、1人でも多くの人に会っていく」と草の根選挙を展開する。

 街頭では「二つの議席が同じ政党、同じ業種の人で占められている。一つを私に託して」と訴え続ける。

3569チバQ:2015/04/10(金) 21:13:13
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900195.php
県議選終盤情勢、村山は自民候補が先行 東根、南陽は接戦
2015年04月09日 08:01
 8選挙区で計24議席を懸けて36人が舌戦を繰り広げている県議選は12日の投開票まで3日間の運動期間を残すのみとなった。山形新聞が本社、支社を挙げて終盤情勢を探ったところ、新人4人で1議席を争っている村山市区では自民候補がややリード。現元3候補が激突している東根市区(定数2)と、現新一騎打ちの南陽市区(同1)はともに接戦。最上郡区(同2)西置賜郡区(同1)米沢市区(同3)鶴岡市区(同5)山形市区(同9)では現職が優位な戦いを進めている。

 村山市区は現職の勇退に伴い、4新人が熱戦を繰り広げている。保守票を手堅くまとめる自民候補を他の3候補が激しく追う展開が続いている。

 東根市区は、県連幹事長を務め6期目を目指すベテランと4期目を目指す中堅の両自民現職が基盤固めを進める一方、返り咲きを狙う無所属元職が切り崩しを仕掛け、接戦に持ち込んでいる。南陽市区では、ともに保守層を基盤とする自民現職と無所属新人がつばぜり合いを続けている。

 最上郡区は自民現職2氏に無所属新人2氏が挑む構図で、組織に勝る現職2氏を一方の無所属新人が猛追している。現新一騎打ちの西置賜郡区では自民現職が小国、飯豊両町で優位に立ち、無所属新人が大票田の白鷹町を拠点に懸命に追い上げている。

 米沢市区では無所属と自民の現職2氏が安定した戦いで、続いて自民新人が当選圏をうかがう。鶴岡市区は自民2氏と民主1氏の現職3氏が上位グループを形成。残る2議席を懸けて自民新人、無所属現職、共産新人の3氏が競っている。定数が最多の山形市区では唯一の新人(無所属)の活動が限定的で、現職の厚い壁を崩すまでの勢いは見られない。

 現段階で誰に投票するか態度を決めていない有権者も多く、その動向が選挙戦の行方を左右しそうだ。


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