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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/16(木) 21:35:58

統一地方選スレから首都圏のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
都政・都知事・都議選はこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1101930771/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

543名無しさん:2009/04/02(木) 00:08:22
>>539
太田市長選は、清水・秋山・長谷川の三つ巴の戦いだろ。
長沼は古い社会党という感じで、民主党の支援はなく
すでに厳しい情勢にあるのでは。
(一部民主県議は清水応援。)
清水は多選批判に加え金権批判もあり個人票は3位か。
長谷川の伸び次第で、様相が変わる。
清水票を食ってうんと伸びれば長谷川の逆転勝ち。
そこそこ伸びだと秋山が漁夫の利。
伸び悩めば清水か。
秋山の支持は固いが伸びも少ないので、
清水対長谷川で勝敗が左右される。

544千葉9区:2009/04/02(木) 22:37:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090402/CK2009040202000085.html
さいたま市長選 届くか!?法定得票
2009年4月2日

  五月十日告示のさいたま市長選は、六氏が出馬表明する乱立模様となり、再選挙を懸念する声が出始めている。公選法の規定では有効投票総数の四分の一を超える候補がいないと、やり直しになるからだ。選挙費用を心配する各陣営や市選管からは「何とか一回で決まって」との切実な声が上がる。 (鷲野史彦)

 過去のさいたま市長選は、合併による二〇〇一年五月の最初の選挙は八氏が乱立し、投票率は46・41%。だが事実上、旧浦和市長の相川宗一氏(66)と旧大宮市長の一騎打ちとなり、相川氏が約十三万一千票(得票率36・02%)で初当選した。

 二回目の〇五年五月は、相川、現自民党衆院議員中森福代(59)ら三氏の戦いとなり、投票率は35・51%に落ち込んだが、相川氏が約十三万五千票(同42・02%)を獲得し、再選を果たした。

 今回は、既に相川、中森のほか、市議日下部伸三(50)、元県議清水勇人(47)、元知事特別秘書高橋秀明(52)、共産推薦の元県議松下裕(63)の計六氏が出馬表明をしている。

 三月二日現在の有権者数は、四年前より約四万八千人多い九十六万九千五百二十九人。各陣営からは「乱立で前回より投票率は上がるが、40%前後では」との見方が大勢だ。仮に投票率40%だと単純に六氏で割った場合、一人当たりの得票は約六万四千票。四分の一にあたる九万六千票以上に達するには約三万二千票の“上積み”が必要だ。

 今回は、過去二回自主投票だった民主が初めて候補擁立の方針を決め、清水氏推薦に向けた協議をしているほか、前回相川氏を推薦した自民からは自主投票の選択肢も浮上。地域別でも、旧浦和市在住の相川、中森両氏、旧大宮市在住の日下部、清水、高橋、松下の四氏に二分され、“政党票”“地域票”の分散が予想される。

 さらに旧浦和市在住の元Jリーガー田口禎則氏(43)も出馬を検討中で「混戦で六氏だけでも法定得票を得るのが大変なのに、七氏になれば本当に分からない」(市議)状況だ。

 四分の一の法定得票数に達する候補がいないと、二週間の異議申立期間の後、五十日以内の七月二十八日までに再選挙となる。市選管によると、市長選の選挙費用はポスター掲示場の設置や有権者への投票所整理券の印刷代など約三億九千万円。再選挙の場合、さらに同額程度の費用がかかるという。

 全国で法定得票数に届かず再選挙になった首長選は、一九七九年の千葉県富津市長選、九二年の奈良県広陵町長選、二〇〇三年の札幌市長選、〇七年の宮城県加美町長選の例がある。五例目への危機感が募る中、「今後候補者を統一する動きが出るかも」(市議)との指摘もあるが、今のところ現実化していない。

545千葉9区:2009/04/02(木) 22:46:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1238429791590_02/news/20090331-OYT8T00151.htm
100万票の重み 一覧
チェンジへ「私も1票」
無党派

 「郵政選挙の千葉版だ。千葉をチェンジしていくためには、私も県政に参加しなければと、無党派の人たちが1票を投じた。その結果が100万票になった。『小泉旋風』ほどではないが、それに近い形で投票率が上がったことが、大きな理由ではないか」

 明治学院大の川上和久副学長(政治心理学)は、29日投開票の知事選で森田健作氏(59)が101万5000票を獲得したことについて、このような見方を示した。

 川上氏は今回、森田氏の支援で選挙運動を共にしたが、投票行動の分析には定評がある。「予想を上回る票にびっくりした」と本心を打ち明けるが、「森田さんというリーダーが現れ、他人事だった県政が『自分事』になった」と期待感の高まりを指摘する。

 当選から一夜明けた30日、千葉市内で記者会見した森田氏も「100万票をいただいたことは、本当に重く感じている」と語ったが、民主党の小沢代表の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件が追い風になったとの見方には、「全然考えていない」と違和感を口にした。

     ◇

 共産を除く野党が推した吉田平氏(49)の陣営。民主党の野田佳彦広報委員長は29日夜、「出遅れだ。4年間、周到に準備してきた知名度が高い候補に対し、(出馬表明から)2か月で挑むのは限界がある」と敗因を語った。河野俊紀県連幹事長も「森田さんが突出していたとしか言いようがない」と言葉少なだ。

 一方、陣営の選挙を取り仕切った斎藤まさし氏は、「小沢台風の直撃だ。小沢問題以外に票差が広がった理由はない」と言い切る。

     ◇

 「橋下徹・大阪府知事や東国原英夫・宮崎県知事の影響があったのは間違いない」と指摘するのは、千葉大の新藤宗幸法経学部長(政治学)だ。森田氏も俳優としてお茶の間の人気を集めた。「橋下さんらはテレビなどを通じて、府や県の知名度を高める『新しい知事像』を描いた。それが千葉でも機能した」と見る。

 新藤氏は「小泉政権の5年半を批判しながら、有権者には相変わらず劇場型政治を志向する部分が残っている。物事を主体的に考えていく社会に転換していない」と憂慮する。ただ、「どの候補も政策が似たり寄ったりで、余計、森田氏に票が流れた」とも語り、争点不在の選挙戦にも原因の一端を求めた。

(2009年3月31日 読売新聞)

546千葉9区:2009/04/02(木) 22:47:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1238429791590_02/news/20090401-OYT8T00016.htm
100万票の重み 一覧

自民色嫌い「県民第一」
政党隠し

 青空は広がったが、まだ肌寒い3月12日。森田健作氏(59)が知事選の第一声を上げた千葉市中央区の中央公園には、約20人の自民党県議の姿があった。森田氏が「知事は政党の支援を受けては駄目だ」と叫んでも、強く吹き付ける風に髪を乱しながらじっと立っていた。来賓として名前を紹介されることはなかった。

 森田氏側の「政党隠し」は徹底した。18日に松戸市で開かれた集会では、地元県議が自民党衆院議員を応援で呼ぶ予定を伝えると、森田氏側は断った。選挙戦最終日の28日は、JR柏駅前に自民党衆院議員の桜田義孝氏、松戸駅前には同じく渡辺博道氏が駆け付けたが、森田氏と一緒にマイクを握ることはなかった。

 自民党県議は「麻生内閣の支持率が低い。自民党色を出せば、森田さんにマイナスになる」として、黒子役に徹して支援を続けた。集会場所の手配、後援会員を動員した電話かけ、選挙カーの道案内――。ある県議は「知人に『知事選は誰をやってるの』と聞かれた」と苦笑する。

     ◇

 「『元気モリモリ』でなく『政党より県民第一』で行こう」。3月1日、千葉市内の森田氏の事務所で選対会議が開かれ、選挙戦のキャッチフレーズを変えることが決まった。「有権者は政党のゴタゴタに嫌気をさしている。特に無党派層は敏感だ」と関係者は語る。

 当時、知事選候補者の支援を巡り、自民党は県議らが森田氏や白石真澄氏(50)らに分裂。民主党は当初、白石氏の県連推薦を決めたが取り消し、改めて吉田平氏(49)を推薦したが、吉田氏は自民党の森法相からも支援を得ていた。

 民主党の小沢代表の公設第1秘書が、資金管理団体を巡る政治資金規正法違反容疑で逮捕されたのは、その2日後。森田氏の選対関係者は「『これは行ける』ということで、すぐに『県民第一』でポスターを発注。告示日の12日から一斉に張り始めた」と振り返る。

     ◇

 「無所属だから森田さんに入れたのにだまされた」

 千葉市の無職男性(70)は、森田氏が東京都の自民党支部長として、政治資金を集めていたことを知り、憤りをあらわにした。

 森田氏は現在も自民党員。支部長を務めていても法的に問題はないが、選挙戦で「完全無所属」と訴えてきただけに、違和感を覚える有権者も少なくないだろう。ただ、自民党衆院議員を務め、前回知事選で同党県連の支援を受けている。31日に麻生首相と会談した際も、県連会長の実川幸夫氏らが同席した。

 森田新知事が、どのような県政運営をするのか。県民もイメージに惑わされず、見る目を養う必要がある。

(2009年4月1日 読売新聞)

547千葉9区:2009/04/02(木) 22:48:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1238429791590_02/news/20090401-OYT8T01204.htm
100万票の重み 一覧

崩れた民主の筋書き
2頭立て

 「うちは最初から政党選挙をやるつもりはない。すべての県民、政党に応援してもらいたい」

 吉田平氏(49)に民主党本部の推薦が出た3月10日、陣営責任者の斎藤まさし氏は、「県民党」で知事選に臨むことを明言した。実際、陣営には斎藤氏をはじめ、堂本知事を当選に押し上げたスタッフが、多数集まっていた。草の根の市民の盛り上がりで無党派層に浸透し、知名度で先行する森田健作氏(59)を追い上げる作戦だ。吉田氏も同じ思いだった。

 吉田氏は後継指名を受けた堂本氏に連れられ、堂本氏の支援者が集まるミニ集会を熱心に回った。自民党の森法相と政策協定を結んだのも、同じ東北大出身で応援を拒む理由はないとの考えからだ。推薦を出した民主党県連は反発したが、吉田氏は「応援してくれないなら、いいです」と関係者に漏らした。

     ◇

 吉田氏が出馬会見した2月7日。民主党県連の幹部は「きょうまでは堂本の人質みたいなもの。『これからは民主党一筋でやる』と言えなかったら、選挙はもうダメだ。こちらは盛り上がらない」と語った。

 政権交代を目指す民主党への期待感を知事選に持ち込むしか、短期間で知名度に後れをとる吉田氏を当選させる方法はない。勝てば千葉から政権交代のうねりができる――。同党関係者が描いたシナリオだが、堂本知事の要請で出馬を決心した吉田氏は、その後も「堂本・斎藤」ラインの意向に沿って動いた。

 延べ1000人のボランティアが参加したという吉田氏の陣営事務所だが、民主党関係者は数えるほど。事務所を訪れた県議の1人は「斎藤さんら『市民型』選挙の人たちとは、見えない壁があった」と振り返る。

     ◇

 選挙戦中盤、吉田氏の伸び悩みが明確になると、斎藤氏は、民主党推薦を強調し、政権交代を前面に出す作戦を吉田氏に伝えた。政治資金規正法違反事件をめぐり、小沢代表の進退が注目されていた時期で、斎藤氏は「大きなリスクがある」と判断をゆだねたが、吉田氏は「やります」と受け入れた。

 それ以降、吉田氏は「民主党を信じて、この選挙を戦うことを宣言します」と街頭で声を張り上げた。ある県議は「負けたら小沢代表のせいだと言いたいのだろう」と吐き捨てたが、最後まで民主党が主導権を握ることはできなかった。

 白石真澄氏(50)の推薦取り消し、県政運営を批判した堂本氏の後継である吉田氏の推薦など、候補者選定で迷走した揚げ句の大敗。民主党県連の総支部長の1人は言った。「全国から注目された選挙での敗北は痛い。執行部の責任が問われてしかるべきだ」

(2009年4月2日 読売新聞)

548千葉9区:2009/04/02(木) 23:03:10
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090402/stm0904021925019-n1.htm
さいたま市長選で自民、公明推薦要請へ 相川市長
2009.4.2 19:22

さいたま市新年名刺交換会であいさつする相川宗一市長=5日午後0時5分、同市大宮区のパレスホテル大宮 5月10日告示のさいたま市長選で、現職で3選を目指す相川宗一市長の陣営は2日、自民、公明両党に推薦を要請する意向を明らかにした。市役所で行われた会見で述べた。

 相川氏は前回平成17年の選挙で両党の推薦を受けたが、今年1月の出馬表明では「今回は政党への推薦要請をしない」と話していた。

 会見に同席した平田利雄特別秘書によれば、相川陣営は3月中旬ごろから両党とマニフェストの擦り合わせを始め、3月30日に両党にマニフェストを提出。マニフェストの調整ができた段階で推薦を要請するという。

549小説吉田学校読者:2009/04/03(金) 07:11:06
>>547
市民派選挙の伝道師のような斎藤氏ではありますが、やっぱり千葉だと、厚すぎる保守的風土で限界があるんでしょうかねえ。
市民派だけなら50万票が限界なのかなあ。。。
「年度末の忙しさの中、選挙なんて構ってられなかったので、本音では助かった」という労組の人もいたと聞く。

550とはずがたり:2009/04/03(金) 13:04:40
長谷川大紋の出馬に伴う補選か。
定数2の内もう一人は自民へ逃亡しやがった常井。
民主はほぼ無力であるけど候補出さねば成らんやろ。

県議補選西茨城郡区 菊池氏が出馬へ
2009/04/03(金) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
http://www.ibaraki-np.co.jp/47news/20090403_05.htm

 今年秋実施予定の県知事選に合わせて行われる県議補選西茨城郡区(欠員一)で、日本共産党桜川市部長で元高校教諭の菊池伸浩氏(62)が2日、立候補することを表明した。
 菊池氏は「県西地区初の共産党県議を目指す。茨城空港などの無駄な公共事業にお金を使うのではなく、生活密着型の施策を優先させていきたい」と出馬動機を語った。公約としては、県西総合病院の地方独立行政法人化の阻止や、茨城空港の建設中止などを掲げた。

551千葉9区:2009/04/03(金) 22:36:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090402-OYT8T01251.htm
自民県連分裂、溝深く
遺恨試合
 白石真澄氏(50)の敗色濃厚となった3月29日夜。千葉市中央区の白石氏の事務所には、陣営の中心人物だった自民党の石井準一参院議員が詰めていたが、敗戦の弁を述べることなく姿を消した。「県議補選がある茂原市に行く」のが理由だったが、「いたたまれなかったのだろう」と冷ややかな声も聞こえた。石井氏の敗北でもあったからだ。

 独自候補を立てられず、自主投票になった同党県連は、支援が白石氏と森田健作氏(59)とに大きく二分された。両陣営のメンバーは、2007年の参院選で県連が分裂した時とほぼ重なる。その選挙で県連が公認した2人のうち、石井氏は当選し、もう1人は落選した。「石井派」「反石井派」の構図が形作られた。

     ◇

 自民党県連には、森田氏を推せない理由があった。05年3月の前回知事選は支援したが、敗れた森田氏に「礼は言わなくてもいいが、せめて県連に寄ってあいさつしてほしい」と幹部が頼むと、森田氏は「自民党に支援をお願いした覚えはない」とにべもなく断った。

 県連は昨年4月、知事選候補を選考するプロジェクトチーム(PT)を発足させたが、森田氏を対象外にした。一方、PTと並行して石井氏は、水面下で民主、公明両党の国会議員に呼びかけ、3党相乗りによる白石氏擁立に動いていた。

 PTの議論が行き詰まった11月、石井氏側から白石氏の名が挙がったが、反石井派の県議らは、「白石つぶし」で結束した。石井氏や県連の本清秀雄幹事長らは、次期衆院選での公明党との連携も持ち出し、「白石氏以外にいない」と押し切ろうとしたが、反石井派は「森田氏なら勝てる」と禁じ手の封印を解いた。

     ◇

 圧倒的な知名度を誇る森田氏に対抗するため、県連がこだわったはずの独自候補擁立は、結局は石井、本清両氏らへの好き嫌いが基準となった。森田氏勝利が見えてきた選挙戦終盤、反石井派県議からは「今、森田陣営に来れば、『外様』で済む」などと、選挙後の報復人事を示唆する発言も飛び交った。

 森田氏の大勝を受け、反石井派は「森田派」として勢いに乗り、25日の県連定期大会では、幹事長など重要ポストを狙っている。切り崩しによる県議団内の勢力拡大も進めるが、石井派県議は「そんな誘いに乗るくらいなら、(辞職して)バッジを外した方がましだ」と反発を強める。

 政権転落の危機に直面する自民党だが、県連内は「07年の参院選で生じた溝が、さらに深くなった」(ベテラン県議)。目前に迫った衆院選、来年の参院選、11年の県議選、石井氏が改選を迎える13年の参院選――。遺恨の連鎖は、どこまで続くのだろうか。

(2009年4月3日 読売新聞)

552千葉9区:2009/04/03(金) 22:40:42
http://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY200904030314.html
森田健作氏の団体、献金違法受領か 2年間計980万円
2009年4月3日22時13分
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 千葉県知事選で初当選した森田健作氏が支部長を務める自民党東京都衆議院選挙区第2支部が05、06年、当時の政治資金規正法で献金が禁じられていた外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から、計980万円の寄付を受けていたことが分かった。森田氏は3日、事務所を通じて「事実関係を確認し適切な対応をするよう指示した」とのコメントを出した。

 同支部の政治資金収支報告書によると、ディスカウント大手のドン・キホーテ(東京都)から05年に650万円、06年は11月までに330万円の寄付を受けた。同社の有価証券報告書によると、外国法人・外国人の発行済み株式の保有率は05年が50.62%、06年は51.82%だった。同社は今後について「専門家に相談し対処したい」という。

 企業献金の外資規制については、06年12月の同法改正で緩和された。

553名無しさん:2009/04/03(金) 22:56:29
>>549
といいますか、組織選挙に対抗するための市民派選挙なので
市民派選挙のターゲットを(自民隠しの)森田と食い合う状況では
いかんともしがたかったということです
都知事選挙の浅野陣営の戦術がフラッシュバックされますね

554名無しさん:2009/04/04(土) 17:27:09
>>527
5年前から県会議員の補欠選挙は
前回の木更津市を除き自民党は負け続けている
千葉市緑区、松戸、我孫子といった都市部だけでなく
木更津(浜田の地元)で負けたことはショックが大きいと思う
花沢、井手口の後継者や井奥二世と大物のところで
取りこぼしている

555とはずがたり:2009/04/04(土) 22:38:24

県議補選あす投開票 木更津、茂原の2選挙区
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/mobara_h.php

 県知事選と同時に行われる県議補選は、あす二十九日投票が行われ、即日開票される。木更津市、茂原市の二選挙区(いずれも欠員一)に計五人が出馬を表明。各陣営とも激しい舌戦を繰り広げている。

 田中豊彦氏の茂原市長転出に伴う茂原市選挙区には、前市議で土木建設会社役員の相沢仁氏(44)、前市議でスポーツ施設経営の鶴岡宏祥氏(56)、元市議で水道設備管工事業の竹本正明氏(63)=いずれも無所属=の新人三氏が立候補している。

 投票は午前七時から午後八時まで市内二十五カ所で行われ、午後九時から茂原小学校体育館で即日開票される。大勢判明は午後十時四十分ごろの見込み。十九日現在の有権者数は七万七千九百八十二人(男三万八千四百四十四人、女三万九千五百三十八人)。

県議補選あす投開票 木更津、茂原の2選挙区
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/kisaradu_h.php

 県知事選と同時に行われる県議補選は、あす二十九日投票が行われ、即日開票される。木更津市、茂原市の二選挙区(いずれも欠員一)に計五人が出馬を表明。各陣営とも激しい舌戦を繰り広げている。

 中村昌成前県議の急逝に伴う木更津市選挙区には、中村前県議の妻で主婦の中村好子氏(55)=自民=と、前市議で不動産会社社長の高橋浩氏(46)=無所属、民主推薦=の新人二氏が立候補している。

 投票は午前七時から午後八時まで市内三十九カ所で行われ、午後九時十分から木更津市民体育館で即日開票される。大勢判明は午後十一時ごろの見込み。十九日現在の有権者数は十万三千七十九人(男五万一千七百十六人、女五万一千三百六十三人)。

556とはずがたり:2009/04/04(土) 22:38:50

選挙:県議補選・木更津市選挙区/茂原市選挙区 高橋氏、鶴岡氏が初当選 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090330ddlk12010253000c.html
 ◇県議補選も開票

 県議補選の木更津市と茂原市の2選挙区(ともに改選数1)が29日、投開票された。
 ◇木更津選挙区 高橋氏が初当選

 新人2氏の争いとなった木更津市選挙区は元市議、高橋浩氏(46)=無所属、民主推薦=が元幼稚園教諭、中村好子氏(55)=自民=を破り、初当選した。投票率は48・69%。当日有権者数は10万1635人(男5万891人、女5万744人)。
 ◇茂原市選挙区 鶴岡氏が初当選

 無所属新人3氏が立候補した茂原市選挙区は、前市議、鶴岡宏祥氏(56)が、同、相沢仁氏(44)と元市議、竹本正明氏(63)の2人を破り、初当選。投票率は54・89%。当日有権者数は7万6919人(男3万7852人、女3万9067人)。

2009年04月01日
平成21年3月29日執行千葉県議会議員補欠選挙
http://www.pref.chiba.lg.jp/senkan/kako/kengi_h210329.html

本選挙は,欠員が生じていた木更津市選挙区及び茂原市選挙区において,知事選挙に便乗した補欠選挙であり,平成21年3月20日告示,3月29日投票とする日程で執行されました。

 ◇県議木更津市補選立候補者(改選数1−2、届け出順)
当 25,169 高橋浩  46 無新=民  会社役員[歴]会社員▽市議▽千葉工大
次 22,860 中村好子 55 自新  市図書館協議会委員[歴]幼稚園教諭▽川村短大
==============
 ◇県議茂原市補選立候補者(改選数1−3、届け出順)
当 17,680 鶴岡宏祥 56 無新 [元]市議[歴]市農業委員▽立正大
次 12,966 相沢仁  44 無新 [元]市議(4期)・副議長[歴]土木建設会社(役)員▽千葉経済短大http://www9.plala.or.jp/aizawa-h/profile.html
落 9,725 竹本正明 63 無新 自営業[歴]衆院秘書(水田三喜男・中村正三郎)▽市議(4期)・副議長・市長選立候補(2回・落選)▽武蔵大http://www.mobara-takemoto.info/

557とはずがたり:2009/04/04(土) 22:42:54
>>554
自民の強い南部で女性の自民公認候補を民主推薦候補が破るとはなかなかですな〜。
茂原は全部自民系でしょうかね。元自民代議士秘書に土建屋に農協系候補。

558千葉9区:2009/04/05(日) 17:21:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090401/CK2009040102000063.html?ref=rank
県医師連盟 橋本知事に出馬要請
2009年4月1日

 県医師会の政治団体「県医師連盟」は三十一日、橋本昌知事に今秋の県知事選への立候補を要請した。自民党県連が元国土交通省事務次官の小幡政人氏を擁立する中、同連盟は次期衆院選で民主党立候補予定者を推薦するのに続き、従来は支持関係にあった自民党と反目する格好だ。

 県庁で橋本氏と会談後、会見した同連盟の原中勝征委員長は「出馬の意欲を感じた」と感触を述べた。生活習慣病対策など医療、保健分野での知事の実績などを理由に、十七日の常任委員会で出馬要請を決めたという。

 原中氏は自民党県連が小幡氏を擁立した経緯について、「最初に(県連の)有力者が指名して周囲が追随する。これが民主主義かと疑問を感じる」と批判。今後、民主党が独自候補を擁立しても、橋本氏支持は変わらないとの姿勢を示した。

 同連盟は昨年九月、後期高齢者医療制度に反対の立場から、制度廃止を主張する民主党公認候補を県内全七選挙区で推薦することを決めている。

 この日は常陸大宮市議会の無所属市議の有志二十一人も、橋本知事あてに立候補を要請する文書を提出した。 (伊東浩一)

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090404ddlk08010122000c.html
ニュースBOX:那珂市議20人が知事に出馬要請書 /茨城
 那珂市議の有志が3日、今秋の知事選(9月任期満了)を巡り、去就を明言していない橋本昌知事に、立候補を求める要請書を提出した。要請書には、那珂市議(定数24)のうち20人が名を連ねた。橋本知事について「県内の地域間格差の解消にも意を用いられ、バランス感覚に富んだ政治手腕を発揮している」と評価、「県知事選挙に立候補されるよう強く望む」としている。

 有志代表の雨川和幸那珂市議会副議長は「県北地域の発展のために、現職の知事に継続してお願いしたい」と語った。

559千葉9区:2009/04/05(日) 17:26:43
http://www.asahi.com/politics/update/0404/TKY200904040198.html
献金問題に無所属疑問の声 森田氏多難の千葉知事船出(1/2ページ)
2009年4月5日8時4分

 千葉県知事選で初当選を果たし、5日から任期が始まる元衆院議員森田健作氏(59)の船出に暗雲が垂れ込めている。支部長を務める政党支部から森田氏個人の資金管理団体への寄付が、政治資金規正法違反の疑いがあると国会で追及される事態に。政党支部長でありながら「完全無所属」を掲げて戦ったことに、公選法違反(虚偽事項の公表)として刑事告発する動きもある。

 100万票余りで圧勝した森田氏だが、選挙期間中、自民党東京都衆議院選挙区第2支部の支部長を務めていたことが判明。さらに支部が04〜07年、企業・団体からの献金のうち計1億5千万円余りを森田氏個人の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していることも明らかになった。

 こうしたカネの流れは、企業・団体に政治家個人への寄付を禁じた政治資金規正法に違反する疑いがあると指摘されていた。当選翌日の記者会見で森田氏は「無所属で出ると決めた際に(支部の活動は)停止した。だから支部から金が流れることは一切ない」と釈明した。

 だが、3日の衆院法務委員会で公明党の富田茂之氏が「政党支部をトンネルとした違法・迂回(うかい)献金ではないか」と追及。その後、支部が05、06年、当時の政治資金規正法で禁じられていた、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業からの寄付を受けていたことも分かった。森田氏の事務所は「事実関係を調べた上で返還の要否も含めて専門家と相談し、適切に対応したい」とコメントした。

 政党の支部長でありながら、政党を隠したような選挙戦を展開したことにも批判が集まっている。森田氏は自民党県議約30人の支援を受けつつも、「完全無所属」を掲げ、街頭演説では同党県議らにマイクを握らせることなく政党色を排除した。

 公選法は候補者が政党所属などについて虚偽事項を公にすることを禁じている。だが、政党に所属していても政党が発行する「所属党派証明書」がなければ、党派は「無所属」として届け出ることができる。森田氏は今回、自民党に証明書を求めなかったという。

 「完全無所属」について、森田氏は「(支部を)解散すると決めて出馬しており、活動もやってないので問題ない」と説明した。

 森田新知事は6日、初登庁する。(多田晃子)

560千葉9区:2009/04/05(日) 17:32:59
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090405/stm0904051534002-n1.htm
民主県連、さいたま市長選で清水前県議を支持へ
2009.4.5 15:26
 民主党県連は4日夜、さいたま市の県連本部で選対第3小委員会を開き、任期満了に伴うさいたま市長選(5月10日告示、24日投票)で、自民党を離党した前県議の清水勇人氏(47)を支持することを全会一致で決めた。6日の常任幹事会で了承される見通しで、党本部への支持要請はしない方針。過去2回のさいたま市長選で、民主党県連は支援候補を決めず自主投票だった。

 清水氏をめぐっては、民主党さいたま市議団が推薦候補を模索し、清水氏と政策協議で合意。党本部推薦候補にするよう県連に要請していたが、3選を目指す現職の相川宗一氏(66)と支持層が重なる県連幹事長の武正公一衆院議員(埼玉1区)が一貫して自主投票を主張してきたため、県連は慎重な対応を取ってきた。市議団の神崎功市議団長は4日夜、「これでやっとスタートラインに立てた」と述べた。

 枝野幸男県連代表は、党推薦ではなく「県連支持」としたことについて「高度な政治的判断。百点満点ではないが、私は清水氏を民主党の独自候補と思っている」と述べた。市長選の支援体制は「それぞれの責任で行動してもらう」とした。

 ただ、武正氏の秘書や民主党系市議団の原田健太氏が同日午前に開かれた相川氏の選挙事務所開きに出席するなど、市長選の対応に県連内の足並みはそろっていない。

561千葉9区:2009/04/05(日) 17:35:34
>>347-348>>350>>384
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090404-OYT8T00025.htm
上野原市議会 教育、監査両委員にも不同意
市長、人事案7件再提出へ
 上野原市の臨時市議会は3日、江口英雄市長が提案した教育委員5人の任命と、監査委員1人の選任に同意を求める議案をいずれも不同意とした。先月30日に提案された、県の小幡尚弘企業局次長を副市長に起用する選任案も不同意となっており、市長が提出した人事案件7件すべてが不同意となる異常事態となっている。

 同市議会は先月30日、副市長選任案を質疑、討論をせずに不同意とし、教育委員全5人と、2人のうち1人の監査委員を決める人事案件について「市長による候補選定の経過が不明」として議員19人を委員とする特別委員会を設置。今月2日に各候補を委員会に呼んで意見を聞くなどした。その上でこの日の本会議で採決を行い、監査委員については「人選に問題がある」、教育委員については「候補のうち2人が特別委を欠席した」ことなどをそれぞれ理由に不同意とした。

 19人の議員のうち不同意に賛成した13人は2月の市長選で対立候補の中村照夫・前副市長を支援していた。

 記者会見した江口市長は、「市長と議会が事前に話し合って決めるなれ合いの議会運営を変えるために事前説明をしなかったが、議会の反発を招き残念。私にも多少の説明不足の点があった」と述べ、臨時議会を再招集し、不同意の人事案件をすべて同じ人選で再提出する考えを明らかにした。

(2009年4月4日 読売新聞)

562千葉9区:2009/04/05(日) 17:43:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090403-OYT8T01131.htm
衆院選前に思惑交錯
 前哨戦 


 「吉田平本人が来ています。握手をしていって下さい」



 知事選の投票日まで1時間を切った3月28日深夜。JR津田沼駅前には、吉田平氏(49)のシンボルカラーの青いハンカチを首に巻き、帰宅を急ぐ人たちに声をかける民主党の田嶋要衆院議員の姿があった。



 衆院千葉1区(千葉市中央区など)で戦う田嶋氏にとり、ここで顔を売っても自分の選挙には直接結び付かない。「全力で応援してきたので最後までやり遂げたかった」と田嶋氏は語るが、「連合向けのアピールではないか」とささやく関係者も少なくない。

 「総支部長の皆さんがどれだけ真剣に取り組むかを、連合も注視している」

 連合千葉は2月下旬、民主党県連に知事選での活動強化を求め、異例の要請書を突き付けた。政権交代を訴える知事選と位置付けながら、候補者となる総支部長の活動が鈍いと見たからだ。県連側は「やらなければ衆院選で支援しないという脅し」と受け止めた。

     ◇

 自民党県議の臼井正一氏は3月12日、JR千葉駅近くで告示後第一声に立った白石真澄氏(50)と並び、「白石さんを家族のように思って、知事にしていただきたい」と絶叫した。

 臼井氏は父・日出男氏の地盤を受け継ぎ、衆院千葉1区からの出馬を表明している。日出男氏は森田健作氏(59)と親交があり、07年の県議選で公明党候補と対決した親族の正人県議も、森田氏支持を鮮明に打ち出していた。

 県議団では白石氏を支援するグループに属する臼井氏も、2月に行われた白石氏の事務所開き、初となる大規模集会には姿を見せず、妻を代理出席させるなど、当初は森田、白石両氏の一方に肩入れしない姿勢を取っていた。

 ただ、公明党県本部の富田茂之代表は「白石氏を応援しない自民党の候補者は、次の衆院選で推薦しない可能性がある」と明言していた。ある自民党県議は「臼井氏も公明党の票を考え、白石氏支援を決断したのだろう」と理解を見せる。

     ◇

 民主党の小沢代表は、推薦した吉田氏の敗因の一端に、自らの資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件があることを認めた。一方、自民党は麻生首相と森田氏の会談を設け、県連の実川幸夫会長らを同席させることで、支援候補勝利の印象付けを狙った。

 だが、自民党国会議員の多くは、県議団の分裂などもあって、静観を余儀なくされた。政党としての存在感は、民主党以上に希薄だった。胸を張って勝利を宣言できる立場にないのは明らかだ。「政党隠し」を徹底した森田氏の圧勝。この結果を、各党は深刻に受け止める必要がある。(終わり)

 この連載は、赤津良太、水上嘉久、箱守裕樹、堀合英峰、中村守孝が担当しました。

(2009年4月4日 読売新聞)

563千葉9区:2009/04/06(月) 20:31:39
>>540
=茨城3区、茨城7区=
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090405-OYT8T01005.htm
2市長選現・新一騎打ち
稲敷・坂東
 稲敷、坂東両市長選が5日告示され、7日間の選挙戦がスタートした。現職と新人による一騎打ちとなった稲敷市長選は、新庁舎の建設の是非などが主な争点。現職と、新人で旧岩井市長の一騎打ちとなった坂東市長選は、圏央道開通をにらんだ地元経済の活性化策や合併後の市政運営を巡り、舌戦を展開する。いずれも12日に投開票される。

  稲敷市長選 

稲敷市長選にはいずれも無所属で、現職で再選を目指す高城功氏(62)と、新人で昨年NHKを退職した田口久克氏(60)が立候補した。

 高城氏は午前10時過ぎから、稲敷市上須田の選挙事務所前で出陣式を行った。葉梨康弘衆院議員や細谷典幸県議ら県議4人のほか、近隣の市町村長が応援に駆けつけ、稲敷市議20人も壇上に並んだ。出陣を祝って木やり歌が披露され、「必勝」と書かれた鉢巻きを巻いた支持者約2300人が「頑張ろう」と気勢を上げた。高城氏は「新庁舎の建設は是が非でもしなければならない。凍結したら市の発展、まとまりがなくなってしまう。学校の統廃合など教育の問題もやっていかなければいけない」と支持を求めた。

 田口氏は同市神宮寺の特設会場で出陣式を行った。民主党の小泉俊明・前衆院議員は「田口候補は日本中を見てきた。こんな素晴らしい候補者はいない」と呼びかけ、また、葉梨衛県議会議長は、田口氏の父親で元県議会議長の正巳氏の人柄にも触れながら「誠実に市民の目線に立って立候補した」と支持を訴えた。田口氏は「市は大変な借金を抱え、財政再建が急務。NHKで35年働いて得た政財界の人脈を生かして企業誘致する。入札で事件が起きるなど市政は大変な状況にあり、今回の選挙は改革できる一番のチャンス」と呼びかけた。

 4日現在の有権者数は3万9467人。

  坂東市長選

 坂東市長選は、いずれも無所属で、現職で再選を目指す石塚仁太郎氏(58)、旧岩井市長の吉原英一氏(60)の2人が立候補を届け出た。2人の対決は、1994年、98年の旧岩井市長選に続き3度目となった。

 石塚陣営は、同市弓田の選挙事務所横で出陣式を行った。山口武平自民党県連会長をはじめ、結城や桜川など周辺市町の首長が多数応援に駆けつけた。自民党の永岡桂子衆院議員は「住んで良かったと市民が実感できるまでが石塚氏の務め。この流れを1期で止めてはならない」などと支持を呼び掛けた。石塚氏は「圏央道の開通を見据え、幹線道路を整備する必要があり、ここ2、3年が勝負だ。閉塞(へいそく)状況を打破するために合併したが、今はただ前進あるのみ。命がけで頑張る」と訴えた。

 吉原陣営は、坂東市辺田の選挙事務所近くで出陣式を行った。応援に集まった豊田稔・北茨城市長や半村登県議らがマイクを握り、「吉原氏は素晴らしい街づくりに力を尽くした」などと旧岩井市長時代の実績と市政刷新を訴えた。田畑で農作業中の有権者にも握手を求めるために長靴を履いたという吉原氏は「これからの行政は、無駄を省いていかなければならない。これからの坂東市をどうするか。圏央道の開通が一つの契機になる。トップセールスで工業団地に企業を誘致し、市民の働く場を確保したい」と力を込めた。

 4日現在の有権者数は4万6279人。

(2009年4月6日 読売新聞)

564千葉9区:2009/04/06(月) 21:07:51
>>435>>536>>539
>清水:自民党の谷津義男衆院議員や山本一太参院議員、公明党の加藤修一参院議員のほか、地元県議、多数の市議らから
>長谷川:市議3人の応援を受けて
>長沼:角田義一・元参院副議長も応援に駆けつけ、県議3人
>秋山:後援会長や応援の市議らが
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090406-OYT8T00178.htm
太田市長選 現新4人出馬
清水市政の評価争点に
 太田市長選が5日告示され、再選を目指す現職の清水聖義氏(67)(公明支持)、新人で前県議の長谷川嘉一氏(56)、元参院副議長秘書官の長沼広氏(58)、元県議の秋山一男氏(62)の4人がいずれも無所属で立候補を届け出た。旧太田市時代から事実上14年続く清水市政の評価を最大の争点に、7日間の選挙戦が行われる。投票は12日。


 清水候補は、自宅近くの雷神社で第一声の後、市内5か所で出陣式を行った。自民党の谷津義男衆院議員や山本一太参院議員、公明党の加藤修一参院議員のほか、地元県議、多数の市議らから、次々に「初心に帰って、太田をもっとよくするために頑張ってほしい」「比べればやっぱり清水さんしかいない」と激励を受け、清水候補は「厳しい選挙だが、最後までがんばり抜く」と決意を語った。

 長谷川候補は、由良町の飯玉神社で、市議3人の応援を受けて第一声。「今の市政を変えるのは、(市議選出馬から)18年間ぶれずにやってきた私しかいない」と気勢を上げた。元県議の塚越久雄選対本部長は「長期政権の中で傲慢さや腐敗の臭いがしてきている。鎌倉幕府を倒した新田義貞のように敢然と立ち上がった長谷川に協力を」と支援を訴えた。

 長沼候補は市役所前で第一声を行った後、選挙事務所近くの菅原神社で出陣式。境内に咲き誇る桜の下で、「1週間後、みなさんの力で今日の様な満開の花を咲かせて頂きたい」と訴えると、支持者が沸き立った。角田義一・元参院副議長も応援に駆けつけ、県議3人とともに「市長にふさわしい風格が出た。市民のため、鬼となり阿修羅となって戦い抜く」と力強く支援を呼びかけた。

 秋山候補は、本町の春日神社で必勝祈願と第一声を行い、「今度こそ何としてもはい上がり、恩返しをしたい」と声を張り上げた。選挙事務所近くの天神公園で行われた出陣式では、後援会長や応援の市議らが、多くの支持者を前に「多選を阻止して、『チェンジ!太田』を実現しよう」「先日の公開討論会でも、市長を勝ち取る気力やアイデアが一番感じられた」とエールを送った。

 4日現在の選挙人名簿登録者数は16万9037人。

(2009年4月6日 読売新聞)

565千葉9区:2009/04/06(月) 21:11:03
=埼玉6区=
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090406/CK2009040602000088.html
桶川市長選告示 現職、新人一騎打ち 2人の対決は2回目
2009年4月6日

 任期満了に伴う桶川市長選は五日告示され、無所属新人の元市議北村文子氏(58)と、三選を目指す無所属現職の岩崎正男氏(67)=連合埼玉推薦=の二氏が立候補を届け出た。 (鷲野史彦)

 北村氏は事務所前の出陣式で「声が小さく苦しい思いの人がたくさんいる。税金の無駄遣いをなくせば困っている人が助かる」。公共事業発注の透明化などによる十億円の支出削減を公約に「今度の選挙は、組織対市民の戦い。普通の市民が勝たないとこれからの桶川はない」と訴えた。

 岩崎氏は市内の公園での第一声で「子どもからお年寄りまで桶川に住んでほしい気持ちで市政を進めてきた」と子ども医療費無料化や、妊婦健康診査拡大に努めた実績を強調。「圏央道が通り、大きく変わる桶川を私に任せてほしい。満開の桜のように咲かせてほしい」と力を込めた。

 北村氏と岩崎氏は前回の市長選でも対決。岩崎氏が、北村氏に約五千票差の一万四千八百三十三票で再選を果たした。

 投票は十二日、市内の十八カ所で行われ、同日午後九時から市立桶川小学校体育館で開票される。有権者数は六万一千四百九十四人(四日現在)。

◇桶川市長選立候補者(届け出順)
北村文子(きたむらあやこ) 58 無新

参院議員秘書(元)市議・丸木美術館理事▽中大

<公約>(1)談合排除、市長報酬3割カットで10億円のムダをなくす(2)こども医療費窓口払いの廃止(3)75歳以上の市内循環バス無料化(4)農業支援(5)35人学級

岩崎正男(いわさきまさお) 67 無現<2>

市長・市体育協会長・市社会福祉協議会長(元)市収入役▽熊谷農  =合

<公約>(1)行財政改革の推進(2)圏央道インターチェンジ周辺の土地活用(3)駅東口周辺整備(4)区画整理事業の推進(5)中学卒業まで医療費無料化

566千葉9区:2009/04/06(月) 21:21:21
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090406-OYT1T00874.htm
森田知事、支部長務める自民支部「1〜2週間で解散」
 千葉県の森田健作知事が自民党東京都衆議院選挙区第2支部(東京都中央区)の支部長を務めている問題で、森田知事は6日、「1〜2週間のうちに解散する予定だ」との考えを示した。

 知事就任後初の記者会見で明らかにした。

 同支部は2004〜07年に1億6185万円の企業・団体献金を受け、自ら代表を務める資金管理団体に1億5030万円を寄付。

 この一部が先の同県知事選に使われたのではとの指摘に対し、森田知事は「選挙資金に使ったことはない」と改めて否定した。

 政治資金規正法が外資規制を大幅緩和する前、ディスカウントストア大手「ドン・キホーテ」(東京都新宿区)から献金を受けた問題について、「本当に驚いた、知らなくて」と述べた。

(2009年4月6日20時18分 読売新聞)

http://news.livedoor.com/article/detail/4096477/
森田健作“問題”の政党支部に深谷隆司(東京2区)困惑のワケ
2009年04月06日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●「紛らわしい…」

「確かに、紛らわしい名前ですよね……」

 そう困惑するのは、自民党の深谷隆司衆院議員(東京2区)の秘書だ。話題は、千葉県知事に当選した森田健作(59)の政党支部。「完全無所属」をアピールしながら、ちゃっかり今も自民党支部長を務めていた問題の「東京都衆院選挙区第2支部」のことである。

 深谷が代表の自民党支部は「東京第2選挙区支部」。まるで間違い探しだが、もちろん別の支部だ。

「森田さんの支部なんて、ニュースで聞くまで深谷本人も知りませんでした。まさか、あんな名前とは……。事務所までウチの選挙区内(中央区)にあるんですよ」(前出の秘書)

 衆院議員時代(東京4区)に森田の自民党支部は「東京都第4選挙区支部」を名乗っていたが、03年の選挙前に不出馬を表明すると、直後に今の名前に変更した。

●6年間もほったらかし

 ややこしい名前について森田事務所は「担当者不在。後ほど連絡します」と言ったきり、なしのつぶて。変更を認めた自民党本部は「当該支部は党の内規に従い設立・異動を行っております」(組織本部)と短い回答をよこしたのみだ。

 自民党の古参秘書は「在任中に引退を表明した衆院議員は後任に政党支部を明け渡す必要がある」と、こう解説する。

「世襲だと、支部の資金ごと後継者に譲るケースもあるが、森田氏のように後任が赤の他人(乳モミ逮捕の中西一善氏)になると、前任者が支部の名前を変えて手元に資金を残し、後任が改めて選挙区を表す支部を立ち上げます。その際、前任者の任期が残っていれば、支部に『衆院選挙区』と名付けるのが党の慣習です。森田氏は出馬断念時にもうひとり、先に引退した議員がいて『第2』と付けたのではないか」

 支部の名称変更から6年。この間、森田が一度は千葉県知事選に落選しようが、自民党はほったらかし。森田は政治団体では認められない企業献金の受け皿として、政党支部を利用してきた。

 つくづく自民も森田もいい加減な連中だ。

(日刊ゲンダイ2009年4月3日掲載)

567とはずがたり:2009/04/06(月) 22:06:35

完全無所属を詐称した以上,自民党支部として掻き集めたカネの使い途を全て明らかにする義務があるんちゃうか。

<森田健作知事>「無所属は虚偽」…千葉県議2人が告発へ (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_kensaku_morita__20090406_18/story/photo02mainichiF20090406k0000e040069000c/

 千葉県の森田健作知事が自民党支部代表を務めながら、知事選で無所属を名乗ったとして、同県議2人が15日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで千葉地検に告発する方針を固めた。

 東京都選管に提出された政治資金収支報告書によると、森田知事は衆院議員を辞職した03年以降も「自由民主党東京都衆議院選挙区第2支部」の代表を務めている。公選法は、当選を得る目的で政党の推薦や支持などに関し、虚偽の事項を公にすることを禁じている。だが、政党に所属していても、党の「所属党派証明書」を選管に出さなければ無所属で出馬できる。森田知事は今回、自民党に証明書の発行を申請しなかったという。

【斎藤有香】

[ 2009年4月6日15時15分 ]

568千葉9区:2009/04/06(月) 22:12:01
>>563坂東市長選は
吉原陣営:半村 登県議は自民県政クラブですので、
喜四郎派vs武平派の保守分裂選ですね

569とはずがたり:2009/04/07(火) 13:48:01
>>565
北村女史,どっかで引っかかると思ったら圏央道インターアクセス絡みで区画整理しているけど,その利権を追及してきた女性市議さんであった。
元参院議員秘書ってのは岡崎トミ子秘書出身のようですね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/1096
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/1471

570千葉9区:2009/04/07(火) 22:11:32
「橋本支援」保守の乱/広がる県連離反
2009年04月07日




 今秋に予定されている県知事選で、立候補の態度を表明していない橋本昌知事(63)を推す動きが広がり始めた。全国で多選自粛が主流になっているにもかかわらず、再選されれば5期目となる橋本知事に、県医師連盟や3市町議の有志による立候補要請が相次ぐ。いずれも自民政治を支えてきた保守系が中心だ。既に小幡政人氏(64)を推薦している自民に「離反」の動きが出る背景には、県連執行部への不満もある。(岡村夏樹)
 「有力者が指名して追随したということですので、そういうことが民主主義であるのかと思ったことも事実です」
 橋本知事に立候補を要請した県医師会の政治団体「県医師連盟」。3月31日の記者会見で、同連盟の原中勝征委員長は橋本知事支援の理由の一つに、自民県連への不満を口にした。原中会長の言う「有力者」とは、県連の山口武平会長にほかならない。原中会長によると、医師連には自民党員が多いのにもかかわらず、小幡氏推薦の話は事前にまったくなかったという。
 市議や町議にも「橋本支援」の動きは広がる。先陣をきったのは茨城町議会(定数15)の有志13人だ。3月18日に橋本知事の後援会事務所に立候補の要請書を提出し、進退を明確にしていない橋本知事の背中を押す。常陸大宮市議(定数26)、那珂市議(同24)のそれぞれの有志も要請した。いずれも保守系議員が中心になっている。
 現職支援の表向きな理由として、議員有志らは高速道路整備や工業立地、茨城空港などの実績を挙げている。しかし、原中会長と同様に、ここでも県連執行部への不満が見え隠れする。
 有志の1人で、自民党員の那珂市議は「07年の自民総裁選でも党員投票を実施せず、すべての票を麻生さんに投票した。今回も支部に相談なく、小幡氏擁立を決めていた」と不満をあらわにする。
 また、ある常陸大宮市議は「もっと若い候補者を立ててほしいという地方の声を(県連が)聴いてくれていたら、必ずしも橋本知事支援とはならなかっただろう」との見方を示す。
 こうした離反の動きに、自民県連幹部はクギを刺す。「橋本知事は前回知事選で自民県連から推薦を受ける時に4期までという約束をしている。それが根本にあるのに、橋本知事を支援するというのはおかしな話だ」
 一方、何も表明していないのに、もめ事の種にされている橋本知事。6日の記者会見でも要請の動きについては「これまでの活動を評価していただけることは大変ありがたい」と述べるだけだった。

571千葉9区:2009/04/07(火) 23:15:01
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090407ddlk12010194000c.html
選挙:知事選 「ブームに乗れず」 民主県連が敗因分析 /千葉
 民主党県連は6日、知事選の選対会議を解散し、吉田平氏(49)を推薦して森田健作知事(59)に大敗した選挙戦について総支部長会議で「知名度の差、イメージ選挙と政策を訴える選挙の違いがあり、ブームに乗れなかった」と敗因を分析。「マニフェスト作りの時間不足などが今後の課題」と総括した。長浜博行代表は「衆院選、千葉市などの市長選に向け、気合を入れて県連運営に取り組む」とあいさつした。【倉田陶子】

572千葉9区:2009/04/07(火) 23:16:00
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090407ddlk12010189000c.html
自民県連:本清幹事長が辞任 知事選引責、後任に田久保氏内定 /千葉
 自民党県連の本清秀雄幹事長(73)は6日、知事選で独自候補を擁立できなかったことの責任を取り、幹事長を辞任すると発表した。次期幹事長は田久保尚俊県議(70)に内定、25日の定期大会で正式に決定する。【倉田陶子】

毎日新聞 2009年4月7日 地方版

573千葉9区:2009/04/08(水) 21:37:21
>>49とか
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090408/chb0904081906006-n1.htm
【銚子出直し選】元市長に出馬要請 銚子出直し選
2009.4.8 19:05
 千葉県銚子市の市立総合病院の診療休止をめぐり、住民投票で市長の解職請求(リコール)が成立したことに伴う出直し市長選(5月17日投開票)で、元銚子市長の野平匡邦(まさくに)氏(61)の支持者ら約40人が8日、市長選への立候補を求める「出馬要請文」を野平氏に手渡した。要請文を受け取った野平氏は「1週間から10日をかけて決断したい」と返答するにとどめたが、「地域に育った者の責任として、超難問の病院再開を何とかしなければいけない」と前向きな姿勢を見せた。

 要請文は「病院再建など山積した課題を解決できるのは、地方財政に精通した野平氏以外に考えられない」としている。野平氏の退任後、支持者らが立ち上げた「銚子市政改革会議」(繁倉淳子代表)が手渡した。

 野平氏は銚子市出身で旧自治省出身。平成14年に銚子市長に初当選したが、再選を目指した18年の市長選で、岡野俊昭前市長(63)に約500票差で敗れた。現在は東京都内で弁護士活動をしている。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090408-OYT1T00724.htm
銚子の出直し市長選、休止した病院の元医師が出馬へ
 千葉県銚子市立総合病院の休止を巡る住民投票で市長が失職したことに伴う出直し市長選(5月10日告示、17日投開票)に、同病院の元医師で、千葉科学大准教授の松井稔氏(45)が出馬する意向を固めたことが8日、わかった。


 近く記者会見して正式に表明する。

 松井氏は読売新聞の取材に、「病院休止で苦しんだ患者さんの声を市政に反映させる。独立行政法人方式で病院を再建したい」と話した。

 同市長選を巡っては、市長解職請求(リコール)を推進した市民団体代表の茂木薫氏(58)が既に出馬を表明。失職した岡野俊昭前市長(63)は態度を明確にしていない。

(2009年4月8日15時52分 読売新聞)

574千葉9区:2009/04/10(金) 23:42:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090409-OYT8T01205.htm
橋本氏5選出馬の観測
保守分裂激戦展開か
 今秋の知事選を巡り、橋本昌知事(63)が5選出馬するとの観測が強まっている。県央・県北部の首長や地方議員に支持する動きが広まり、知事自身も意欲十分とされる。出馬に踏み切れば自民党が推薦する元国土交通次官の小幡政人氏(64)と保守分裂の激しい選挙を繰り広げることになり、知事の最終判断に注目が集まっている。(知事選取材班)

 橋本知事は今月6日、自民党県連の山口武平会長の側近として知られる新井昇副幹事長と県庁で会談した。新井氏が知事選に出馬しないよう迫ったのに対し、知事は「出るとも出ないとも言っていない。今後よく考える」とはぐらかした。

 知事の5選出馬を巡っては、県医師連盟が出馬要請したほか、常陸太田、北茨城両市長、東海村長が支持を打ち出している。さらに、常陸大宮、那珂両市議、茨城町議、9日には新たに大子町議のそれぞれ有志が出馬要請した。

 知事は4選出馬の際、山口会長に「4期限り」の意向を伝えていた経緯もあり、自民党県連は5選に強く反対してきた。一方、山口会長がトップダウンで小幡氏を候補者に選んだことに対する疑問の声は、自民党県議の中でもくすぶっており、一定の勢力が実質的には知事支援に回る見通しだ。

 知事の側近は「出馬表明は早くて6月。知名度は抜群だから、7月に表明しても態勢は整う。知事の仕事を着実にこなすことが票にも結びつく。勝算はある」と分析する。

 もっとも5選出馬となると、多選批判は避けられない。知事は先月の会見で、多選が許される場合について「従来の県政を続けなくてはいけない状況にあるのか、県民がどういう考え方を持っているかなどによる」と語った。出馬する際は、出馬要請を多数受けていることや、茨城空港開港へ向けた就航先確保、古河市に進出予定の日野自動車の計画具体化などを「大義名分」に掲げると見られる。

 これに対し自民党は、多選批判に加え、債務超過に陥る見通しの県開発公社などに対する経営責任の追及を強める構えだ。

 知事は周辺に「政界は一寸先は闇だから」とも漏らしている。実際、5選出馬に意欲的だった静岡県の石川嘉延知事は、静岡空港の開港延期などの不手際を契機に辞意表明に追い込まれた。2007年の群馬県知事選では、5選を目指した前知事が、優勢とされた下馬評とは逆に、自民公認の現知事に敗れた。

 現在、全国の都道府県知事は4期目こそ7人いるが、5期目はいない。橋本知事が出馬、当選すると、全国で唯一の5選知事となる。

(2009年4月10日 読売新聞)

575千葉9区:2009/04/10(金) 23:49:28
>>566-567
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090410-OYT1T00720.htm
山崎派から300万円寄付、森田知事の資金団体が不記載
 千葉県の森田健作知事の資金管理団体「森田健作政経懇話会」が2005年2月、自民党山崎派の政治団体「近未来研究会」から300万円の寄付を受けながら、収支報告書に記載していなかったことが10日、わかった。


 森田知事の資金管理団体は同日、収支報告書を訂正し、総務省に届け出た。

 森田知事の事務所は、「寄付の受領後に会計担当者が交代したため、事務処理ミスがあった」としている。

 森田知事は同党の衆院議員時代、山崎派に属していた。同派の甘利行政改革相の資金管理団体からも05年2月、100万円の寄付を受けながら、収支報告書に記載していなかった。

(2009年4月10日19時08分 読売新聞)

576千葉9区:2009/04/10(金) 23:52:46
>>502>>506>>516>>544>>548>>560とか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090410/CK2009041002000085.html
相川氏、自民に推薦申請 田口氏不出馬、6氏の争いへ
2009年4月10日

 五月十日告示のさいたま市長選で、現職相川宗一市長(66)は九日、自民党県連に推薦申請した。県連は近く役員会で取り扱いを協議するが、県連内では「前回推薦した相川氏を支援するのは当然」との声が強まっている。

 一方、出馬を検討していた元Jリーガーで元県議の田口禎則氏(43)は「(現時点では)スポーツを通じての地元への貢献が私の本分」として出馬断念を表明。出馬表明した六氏の戦いになることがほぼ固まった。

 相川氏は申請に先立ち、県議会で市選出の自民党県議九人と面談。深井明県議は、市内十支部のうち見沼、浦和、緑の三区を除く七支部長が相川氏推薦の意向を示したことを明かし「今の相川さんのやっていることに賛同している」と述べた。

 県連幹部からは、同党本部が同党衆院議員の中森福代氏(59)を支援する意向を示したことについて「党本部は機関決定したわけではなく、県連が組織として意見を持っていけば、党本部もそういう流れになるはずだ」との意見が出ている。

 相川氏は近く公明にも推薦申請する方針で、「軸足は自公だが、投票する人が政党だからどうとは限らない。市民党としてしっかり戦っていく」と述べた。

 市長選には相川、中森両氏のほか、市議日下部伸三(50)、民主党県連支持の元県議清水勇人(47)、元知事特別秘書の高橋秀明(52)、共産党推薦の元県議松下裕(64)の四氏が出馬を表明している。 (鷲野史彦)


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090409-OYT8T01132.htm
相川氏 自公に推薦依頼  「受けぬ」一転

 さいたま市長選(5月10日告示、24日投開票)に、3選を目指して立候補する相川宗一氏(66)は9日、自民党県連と公明党県本部に推薦依頼を提出した。相川氏は出馬表明した1月末の記者会見で「政党推薦を受けない」と発言していた。

 相川氏は方針転換した理由について、「できれば中央政界の対立構図を市政に持ち込まず、幅広い支援を得たかったが、民主党が対立候補の支持を打ち出した今、自分は自公に軸足を置いて戦おうと腹を決めた」と説明した。

 これを受け、自民党県連は週明けに役員会を開いて協議する。公明党は自民と足並みをそろえるとみられる。

 自民党県連内は、市内の9県議が相川氏支持で一致。市議会の自民系会派「彩政会」(9人)も相川氏へ会派推薦を出している。しかし、「自民党市議団」(13人)は、大宮を地盤とする議員らが旧浦和市長の相川氏への支援に難色を示しており、6日の会議では「自主投票」の方針を打ち出した。

 一方、自民党本部の選対幹部は3日、同党衆院議員(比例北関東)から立候補する中森福代氏(59)を支援するよう、市議団に口頭で伝えている。国会、県議、市議の3層でそれぞれ姿勢が異なっているため、党本部が相川氏を推薦するかどうかは微妙な情勢だ。

     ◇

 告示まで1か月に迫った市長選は乱立模様となっている。相川氏、中森氏のほか、市議の日下部伸三氏(50)、前県議で民主党県連の支持を受ける清水勇人氏(47)、前知事特別秘書の高橋秀明氏(52)、共産党さいたま地区副委員長の松下裕氏(64)も立候補を表明。少なくとも6人が立候補する見通しだ。

(2009年4月10日 読売新聞)

577千葉9区:2009/04/10(金) 23:53:21
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090410ddlk11010267000c.html
選挙:さいたま市長選 告示まで1カ月 すっきりしない対決構図 /埼玉
 ◇現新6氏が名乗り 現職が自公に接近
 さいたま市長選は10日で告示まで1カ月となり、現新6氏が出馬を表明している。民主県連が前自民県議の清水勇人氏(47)の「支持」を決め、これを受けて現職の相川宗一氏(66)は自公の推薦獲得に乗り出した。しかし中央と地元の方針の違いや合併前の旧市間の確執が交錯し、すっきりとした構図は見えていない。【稲田佳代、岸本悠、山崎征克】

 民主県連は4日、清水氏の「支持」を決定した。清水氏は旧大宮市域の見沼区選出の県議だった3月4日、渡辺喜美衆院議員に同調して自民を離党したばかりだ。

 民主市議団は「党推薦」を求めていたが、県連は相川氏と後援会組織が重なる県連幹事長の武正公一衆院議員に配慮し、県連支持にとどめた。枝野幸男代表は「100%ではないが、清水氏は民主の独自候補。応援できる人に応援してもらう」と話し、自ら選対本部長に就任した。

    ◆

 一方の自民は、党本部、県連、市議団の足並みがそろわない。

 党本部は3日、古賀誠選挙対策委員長らが市議団幹部と面会し、自民の衆院議員、中森福代氏(59)=北関東ブロック=への支援を求めた。

 相川氏は政党に推薦依頼をしない方針だったが、民主の「独自候補」擁立を受け「自公に軸足を定めざるをえない」と自民県議らに急接近。9日、市内に10ある地域支部のうち、県議らが長を務める7地域支部から推薦を取り付け、県連に推薦申請した。近く公明にも申請する。

 だが自民市議団は6日の会議で既に自主投票を決定。「中森氏は市議と関係が浅い。相川氏は旧浦和市が地盤で旧大宮市選出の市議らから抵抗がある」(市議団幹部)と判断したためだ。ほとんどの市議は、前回選で相川氏を支援した超党派の政治団体「さいたま市の未来を築く会」を通して支援するという。

 公明は前回相川氏を推薦したが、今回はまだ態度を決めていない。国政で民主と共同歩調をとる連合埼玉は「元自民の清水氏には違和感がある。もう少し慎重に検討したい」としている。

 この他、さいたま市議の日下部伸三氏(50)、元知事特別秘書の高橋秀明氏(52)、共産党元県議の松下裕氏(64)が立候補を表明しており、混戦模様となっている。

578千葉9区:2009/04/11(土) 00:07:31
>>174>>414>>513らへん
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090410/134442
「理解に苦しむ」と温知会県議 足利市長選対立候補応援の渡辺氏に
(4月10日 05:00)
 足利市長選に立候補を予定している大豆生田実氏を、自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相が公然と応援したことについて、自民温知会の県議らは「理解に苦しむ行動だ」などと一様に厳しい反応を示した。

 ベテラン県議は「応援に行かないでほしいとお願いしたが、聞いてもらえなかった。この責任はご自分で負うことになる。いばらの道を選んだのだろう」と話した。

 中堅県議は「自民党推薦の対立候補を本当に応援するとは、理解に苦しむ」と絶句。「渡辺氏は以前、大豆生田氏を『同志』と呼んでいた。本人は『(離党したから)反党行為ではない』と言っているようだが、微妙だな」と困惑した様子。

 別の中堅県議は「完全に対決姿勢ができた。自民温知会として、今後の対応を協議する必要が出てくるかもしれない」と話した。


http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090409/134243
「理念同じなら、民主候補も支援」 大豆生田氏支援の渡辺氏
(4月10日 05:00)
 自民党を離党し「国民の手に政治を奪還する」として、「国民運動」を展開中の渡辺喜美元行政改革担当相は九日、足利市長選(二十六日投開票)に無所属で立候補する新人で元県議の大豆生田実氏(43)の後援会総連合会の総決起大会に来賓として出席し、終了後に記者団の取材に応じた。

 同市長選には大豆生田氏のほか、自民、公明両党の推薦を受けている新人で前副市長の飯野健一氏(60)が立候補を表明しており、渡辺氏が大豆生田氏を支援したことで自民党県連や自民党県議の反発が予想されるが、渡辺氏は「それはしょうがない。私は自民党ではなく、反党行為でも何でもない」と述べた。

 県内では四月中、足利市を含めて四つの市長選が行われる。渡辺氏は「今のところ、県内では応援の要請はない」とした上で、応援要請が民主党推薦候補からあった場合でも「地域主権、生活重視など理念が同じなら、応援に行く」とした。

 渡辺氏が無所属にとどまることなどを前提に、継続支援を決めている自民党県議の組織「自民温知会」は、渡辺氏に「慎重な対応」を求めていた。

 渡辺氏は大豆生田氏支援の理由について「かつて温知会のメンバーで、応援するのは人の道」とした。告示後も応援演説などを行う計画で、「当選したら、国民運動体の水先案内人になってほしい」とし、共同歩調を求める考えを示した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090409-OYT8T01159.htm
渡辺氏、自民県連と溝深く
足利市長選で元県議応援

 自民党を離党した渡辺喜美元行革相が9日、足利市長選(19日告示、26日投票)に立候補を表明している元県議大豆生田実氏(43)の総決起大会に駆けつけた。渡辺氏は、同市長選で前副市長の飯野健一氏(60)を推薦する自民党県連と対立する格好になった。足利市長選にとどまらず、今後の県政界に波紋が広がりそうだ。

 渡辺氏が1月の離党後、県内の選挙で応援演説に立つのは初めて。大豆生田氏は県議時代に渡辺氏を支持していた経緯があり、応援を要請した。渡辺氏は「役所の無駄のカットができないとこれからの政治家は務まらない。(大豆生田氏と)志は同じだ」などとエールを送った。大豆生田氏は集会後、「大変励みになった」と話していた。

 これに対し、飯野氏の陣営では、「渡辺氏は有名だが、県北の人なのであまり身近ではない」(陣営幹部)などと、影響は限定的とみる。飯野氏は出馬表明が大豆生田氏より遅かったものの、市内全域に後援会を設け、吉谷宗夫市長や自民党系県議、市議らのバックアップを受けて支持の拡大に全力を挙げている。

     ◇

 渡辺氏を支援する自民党県議らは、大豆生田氏の応援に反対していたという。県議らが自民党を離党せずに渡辺氏の支援を続けているのは、渡辺氏が自民党に敵対的な行動を取らないことが前提だったためだ。渡辺氏と自民党県連の溝は深まり、今後、党内で渡辺氏支持の県議らへの風当たりがさらに強くなる可能性もある。「これで(渡辺氏の栃木3区への)対抗馬擁立は避けられなくなったのではないか」(ある自民党県議)との見方も出ている。

(2009年4月10日 読売新聞)

579千葉9区:2009/04/11(土) 00:12:29
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090410/134432
組織力の岡部氏優位に 旭岡氏、遊説重ね追い上げ 佐野市長選情勢
(4月10日 05:00)
 【佐野】任期満了に伴う市長選は、十二日の投開票に向け終盤戦に突入した。再選を目指す現職の岡部正英氏(70)=無所属、自民、公明推薦=が市内全域で優位に選挙戦を繰り広げている。告示直前に立候補を表明した新人の会社社長旭岡勝義氏(64)=無所属=は、遊説を中心に政策の浸透と知名度アップに奔走、追い上げを図っている。

 岡部陣営は町会や医師会、農協といった団体や企業など百七十を超える組織から推薦を取り付け、組織型の選挙を展開。三つどもえの前回市長選で対立候補だった金子裕県議も、残る二人の地元県議とともに選対に入った。

 告示日は田沼、葛生地区でも街頭演説会を開くなど、旧二町への気配りも欠かさない。

 選対幹部は「今回は一期四年の信任投票の意味合いが強い」と指摘。「閉塞感漂う世相を反映し相手候補にもそれなりの票が入るだろうが、圧勝で二期目の弾みにしたい」と組織の引き締めを図る。

 「組織や金に頼らない志の選挙」を掲げる旭岡氏は、知名度不足を解消すべく選挙カーで市内全域をくまなく周り、コンサルティング会社経営などの民間経験を通じて培った独自の政策を訴え、支持を広げている。

 連日十回以上の街頭演説をこなし、関東圏の都市のネットワーク強化の必要性などを強調。「これからの日本を救うのは佐野」などと訴えている。

 旭岡氏は「顔も浸透してきており、手応えはある」と強気な姿勢を崩さない。

 注目されるのは前回市長選で約三千票差で敗れた飯塚昭吉旧佐野市長の票の行方だが、「旭岡陣営から特に支援の依頼は受けていない」(飯塚氏)とし、支持者の意向に委ねている。連合わたらせ地協も静観の構えだ。

 投票率は、激戦だった前回の70・83%を下回る60−65%にとどまるとの見方が強い。

580千葉9区:2009/04/11(土) 00:26:32
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000904090001
渡辺人気 自・民注視
2009年04月10日


 自民党を離党して政策集団を立ち上げた渡辺喜美衆院議員(栃木3区選出)が9日、19日に告示される足利市長選の新顔立候補予定者の集会に姿を見せた。メディアを通じて知名度の高い渡辺氏の動きに、次期衆院選で政権をかけて争う自民、民主両党関係者は注視せざるをえない。(滑川照夫、井手さゆり、才本淳子)


 9日午後7時から足利市民会館で始まった元県議の大豆生田実氏(43)の市長選に向けた総決起大会。演壇に立った渡辺氏は「応援に来るのは人の道。足利に行ったら『大変なことになるぞ』と私の秘書が脅されたが、そんなの関係ない。足利を、日本を皆さんの力で変えようと」と熱弁をふるった。


 大豆生田氏は、県議時代に渡辺派の「新温知会」に参加。現在も渡辺氏と親交が続いているといい、渡辺氏側は「(渡辺氏を)応援してくれた人が出るから応援しよう、ということになった」と説明する。地域主権を掲げて、各地で進めている「国民運動体」(仮称)との連動も視野に入れているようだ。


 この日、3カ所ある駐車場は満車、約1500席の会場も支持者らであふれ、立ち見する人も出た。集会終了後、渡辺氏は「(大豆生田氏が)当選した暁には、国民運動体の水先案内人になってほしい」と期待をかけた。市長選告示後も街頭演説と個人演説会に1回ずつ顔を見せる予定という。


 市長選は、大豆生田氏と、同じ新顔で前副市長の飯野健一氏(60)の一騎打ちとなる見通しが強まっている。飯野氏に対しては自民、公明が推薦、さらに市職員労組の要請を受けた連合栃木が支援する。組織票固めが選挙戦の成否を左右する。


 それだけに、飯野氏の選対を支える自民県議の1人は「自民党を出た人が党の推薦者に対抗するのは、言語道断だ」と渡辺氏への怒りを募らせる。それは「今後、若年層がどう影響を受けるか」(陣営幹部)という不安の裏返しでもある。


 渡辺氏は自民離党から間もない1月、三重県松阪市長選で33歳の新顔の応援演説に立ち、その新顔が現職を破り全国最年少市長(当時)が誕生した経緯がある。自民県連幹部は「来ると雰囲気が変わってしまうからな」と渡辺氏の影響を心配した。


 一方、民主はこの選挙を自主投票と決め、静観の構えだ。渡辺氏の動きに関しても、佐藤栄県連幹事長は「市長選にどう影響しても、民主には全く関係ない」と突き放す。


 ただ、そこには別の思惑も見える。大豆生田氏を応援する自民支持者も多いとみられ、選挙戦が激しくなればなるほど、自民内の亀裂は深まるからだ。関係者の1人は「市長選後に自民がぐちゃぐちゃになれば、こっちとしては面白い。渡辺氏はもっと動いてくれていい」と話す。


 また、別の県連幹部は「渡辺氏が無所属となったことで、それまで自民を応援していた人が自民を応援しなくなる可能性がある」と言う。

581千葉9区:2009/04/11(土) 00:27:15
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000904100004
さいたま市長選告示まで1カ月 
2009年04月10日

◇各党に「お家の事情」


 さいたま市長選の告示まで10日で1カ月。これまでに、3選を目指す相川宗一市長(66)と新顔5人の計6人が立候補の意思を表明し、激戦となる公算が大きくなってきた。今年は総選挙の年でもある。各政党の支援の方向性が見え始め、市長選を「前哨戦」と位置づける動きも出ているが、自民、民主両党は「お家事情」を抱え、一枚岩とはいかないようだ。


◇自民 県議・市議「分裂」の様相


 9日、相川氏は自民党県連に正式に推薦を要請した。自民は前回、公明と共に同氏を推薦した。しかし、今回、党本部が中森福代衆院議員=59、比例北関東=支援の動きを見せたため、県議団、市議団との間で「分裂選」の様相を呈してきている。


 「中森さんをお願いします。本部から何人か応援に入ります」。3日、党市議団幹部らが党本部に出向くと、古賀誠・選対委員長がこう切り出したという。中森氏は政党推薦を求めないと、表明している。だが、居合わせた市議の一人は「党本部は事実上、中森氏支援と受けとめた」。


 これに強く反発したのが県議団の市内選出のメンバーだ。「党本部の勝手は許さない」と深井明県議。6日、相川氏の後援会幹部の訪問を受け、政党推薦に向け動き出した。民主党県連が自民を離党した清水勇人前県議(47)支持を決めていた。多くの県議が中森氏支援に難色を示し、当初は政党の支援を受けないと語っていた相川氏が「自民と公明に軸足を据える」と明言したこともあって相川氏支援で一致した。


 ただ、自民系市議も一枚岩ではない。「彩政会」が相川氏支援を決める一方、党市議団は旧大宮市域住民の同氏への反感から難色を示す市議が多いため自主投票を決めた。


 県連は近く役員会で、相川氏の推薦について協議する。相川氏は公明にも近く正式に推薦を申し入れるという。


◇共産など着々


 相川、清水、中森3氏のほか、市長選に立候補する意向を表明しているのは3氏。日下部伸三市議(50)は13日までに議員辞職する予定。故・土屋義彦前知事の特別秘書だった高橋秀明氏(52)は近く後援会事務所を開き、共産党さいたま地区委員会副委員長の松下裕氏(64)も党の推薦を受け、着々と準備を進める。立候補を検討していた元浦和レッズ選手で前県議の田口禎則氏(43)は8日夜、立候補を断念すると発表した。


◇民主 県連2トップの溝懸念


 前自民県議の清水氏の県連支持を決めた民主党。8日には県連代表の枝野幸男衆院議員(埼玉5区)らが同氏との政策協定に調印した。


 「我々の軸は非自民。結果を出せば、次期総選挙での政権交代実現に大きなプラスに働く」。選対本部長に就いた枝野氏は総選挙の前哨戦との位置づけを明言した。清水氏が参画する政策集団を率いる渡辺喜美衆院議員(無所属)も駆けつけ「5月解散、6月選挙が最短。まさに総選挙を占う一大政治イベントになるのでは」と力を込めた。


 過去2回とも自主投票で臨んだが、今回は「旧浦和市長の相川氏では浦和対大宮の旧市間対立が解消できない」と、清水氏の「党本部推薦」を目指した。ところが、相川氏と支援者が重なる県連幹事長の武正公一衆院議員(埼玉1区)が一貫して自主投票を主張。告示が1カ月後に迫り、「高度な政治的判断」で中をとった。


 「全力で民主の旗を掲げて応援する」。枝野氏は力を込める。一方で、4日朝の相川氏後援会の事務所開きには武正氏の秘書と浦和区選出の市議が出席。総選挙を控え、県連トップ2人の「分裂」を心配する声も少なくない。

582千葉9区:2009/04/11(土) 09:39:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090410-OYT8T01079.htm
ねじれ議会混迷
山中湖村・上野原市 予算・人事相次ぎ停滞

 山中湖村と上野原市の議会で、予算案や人事案件が認められないという異例の事態が相次いで起きた。住民生活への影響が懸念される中、議会に何が起こったのかを探った。(小高広樹、吉原郁夫)

 富士山を美しく映す山中湖を擁する山中湖村。人口は6000人足らずだが、観光業に加え、県内有数規模の工場からの税収などで財政は豊かだ。2008年度、全国にわずか177の地方交付税の不交付団体(市町村)の一つだ。

 その村議会は3月議会中の3月25日、村の09年度当初予算案など14案件を審議未了の廃案とし、閉会した。高村忠久村長は31日、14案件を議決なしで執行する異例の「専決処分」に踏み切った。

 定数12の村議会は、村長派と反村長派が6人ずつに二分されていた。だが、3月議会の特別委員会で不祥事の疑いをかけられた村長派2人の失職が決定。多数派となった反村長派が予算案を廃案に追い込んだ構図だ。

 反村長派の一人は、「豊かな税収で発注された公共事業で、特定の建設会社が潤っている疑いがある」と、村政への不信を隠さない。予算案の廃案についても、「(予算案の前提となった)条例案などに問題があったためで、派閥争いではない」と主張する。

 一方の高村村長は、特定企業への優遇を全面否定。そのうえで、「暫定予算を組んでしのいでも、議会は予算案を議決してくれる見込みがない」と、議会を批判した。村長派の一人は「失職した2村議の疑惑は単純な事実誤認などが理由だ。反村長派の揚げ足取りは許せない」と怒る。

 村議会は4対6のねじれ状態が続き、混乱が収拾する気配はない。

     ◇

 県の最東部に位置し、東京都などに隣接する上野原市は人口約2万8000人。少子高齢化と人口減少が進み、財政も逼迫(ひっぱく)している。

 3月30日から4月3日にかけて開かれた臨時市議会。2月の市長選で当選したばかりの江口英雄市長が提案した副市長以下、監査委員、教育委員の人事案件7件はすべて不同意となった。

 市議会の定数20のうち、市長選で対立候補を支援した反市長派が14人。議会勢力図は、典型的な「少数与党」だ。

 反市長派の一人は不同意の理由について、「十分な説明努力もせずに人事案件を出してきた市長の責任だ」と主張。市長派は「人事は市長の専権事項で、説明の必要はない」と反発する。市長は「反対した市議の方に、よく理解してもらう努力をしたい」と話し、月内にも臨時議会を再招集し人事案件を再提案する方針だ。

 有識者が検討してきた市内小中学校の統廃合計画。月内に答申予定だったが、「答申を受ける教育委員が決まらず、時期がずれ込む可能性がある」(市教委幹部)という。課題山積の市政の停滞を危ぶむ声が強まっている。

(2009年4月11日 読売新聞)

583とはずがたり:2009/04/11(土) 12:20:28
>>582
なんで山中湖村はそんなに豊かなんでしょうかね?観光だけでそんなに潤うとも思えないけど。
>豊かな税収で発注された公共事業

584杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/04/11(土) 13:03:25
ファナックの本社がありますから>山中湖村
http://www.fanuc.co.jp/ja/profile/headquarters/profile_head.htm

585とはずがたり:2009/04/11(土) 13:26:51
なるほど!
ご教授感謝ですm(_ _)m

586千葉9区:2009/04/12(日) 12:01:40
●茨城県坂東市長
石塚仁太郎(58才・無現1):武平派
吉原英一(60才・無新):喜四郎派

●茨城県稲敷市長
高城功(62才・無現1):自民
田口久克(60才・無新):民主

●栃木県佐野市長
岡部正英(70才・無現1):自民
旭岡勝義(64才・無新):???

●群馬県太田市長
清水聖義(67才・無現1):自民党の谷津義男衆院議員や山本一太参院議員、公明党の加藤修一参院議員のほか、地元県議、多数の市議らから
秋山一男(62才・無新):保守系
長沼広(58才・無新):民主(旧社会党系)
長谷川嘉一(56才・無新):保守系

●埼玉県桶川市長
岩崎正男(67才・無現2):保守系
北村文子(58才・無新):市民派

●埼玉県秩父市長
栗原稔(67才・無現2):保守系
久喜邦康(54才・無新):???

587名無しさん:2009/04/12(日) 14:40:16
>>586
太田市長選は、
現職清水は谷津も応援するが、民主県議も応援。
秋山は元自民だが、民主の一部(次期県議候補)なども応援。
長沼は民主ではなく社民。
長谷川はほぼ完全な自民だが無党派型な戦い。
この市長選は、社民が長沼、公明が清水という以外は政党は自主投票。

588小説吉田学校読者:2009/04/12(日) 20:45:14
千葉のことは俺に任せろといった感じでしょうかね。千葉市長は、現職勇退確実視といったところでしょうか。
2期8年、勤め上げ、見上げるモノレールの空に、誰が知事になろうとも、私の城下町。やめるとは言わずに、歩く千葉港のまわり、新知事になぜか目を伏せながら、言葉は燃えていく〜♪

鶴岡・千葉市長:「あんな公約できるのか」 森田知事を酷評 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090410ddlk12010142000c.html

 千葉市の鶴岡啓一市長は9日の定例会見で、森田健作知事の選挙公約について「公務員をやってきた人間から見て、あんな公約できるのかなと思う」と酷評した。
 公約のうち、東京湾アクアラインの通行料800円化について「国土交通省は『無理だ』と言っている。そうなると県が資金を出さなければいけないが、森田さんはそこまで覚悟して言っているのか」。さらに、羽田・成田空港間をリニアモーターカーで結ぶ構想については「誰がやるんだ」と一蹴(いっしゅう)した。
 鶴岡市長は旧自治官僚時代、東京湾アクアライン建設に携わり、地盤が軟弱で当初の工費1兆3000億円では足りず、県や自治体に追加出資させた経歴の持ち主。「(リニアは)それよりはるかに(工費が)かかる。それだけの金を出すのは、元気がいいからといってできることではない」とこきおろした。
 2月の会見では、堂本暁子前知事との関係について「力を合わせてやった仕事がなく、いい関係ができなかった」と語り、「任期は残り少ないが、次の知事とはいい関係を築きたい」と語っていた。
 今回の市長発言について、千葉市議の一人は「性根が役人で、森田知事のような政治家タイプがとことん嫌いなのだろう。任期もわずかで政治的な影響力もなく、気ままにしゃべったのだと思う」と論評した。

589千葉9区:2009/04/13(月) 21:02:49
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/090410/ibr0904100250002-n1.htm
茨城知事選で“南北戦争”勃発?
2009.4.10 02:49
 9月25日に任期満了となる茨城県知事選が、さながら“南北戦争”の様相を呈してきている。現在4期目の橋本昌知事(63)は、いまだ「続投」への言及を避け続けているが、出身地の東海村をはじめとする県北地区の首長がしびれを切らしたかのように、続々と支持を表明。対する県南地区では、土浦市出身の元国土交通省事務次官、小幡政人氏(64)=自民推薦=を推す動きが広がり、つくば市の市原健一市長は9日の定例記者会見で、小幡氏を支持する意向を強く示唆した。

 「一般的には首長は3期まで。5期は長すぎる」

 市原市長は同日の会見で、橋本知事の“続投”に強い反発を示した。市原市長はさらに、「竹内(藤男)前知事がさまざまな政策を打ち出し、それを継承したのが(橋本知事の)実績」などと、皮肉交じりに橋本県政を批判。

 そのうえで、「茨城は広く、地域の実情を分かっているということからすると、地域に近い人を身近に感じることは当然」として、事実上、県南出身の小幡氏を支持する意向を示した。

 また、牛久市の池辺勝幸市長も周囲に対して、現県政に対する不満を漏らしており、小幡氏支持に傾きつつあるようだ。

 小幡氏は国交省時代に、つくばエクスプレス沿線開発のほか、多くの開発事業に関わってきたこともあり、県南の首長らにとっては、そうした実績のある候補者を推したいという考えが背景にある。

 一方、県北の北茨城市や常陸太田市、東海村の市村長は、橋本知事が立候補した際には、支持することを表明している。那珂市や茨城町、大子町の市町議有志らも「全県民的視野のもと、バランス感覚に富んだ政治手腕を発揮している」などとして、橋本知事に立候補の要請書を出している。

 発展の続く県南に対し、やや立ち後れている感のある県北。県北のある市議は「南部出身の人が知事になれば、北部が発展が滞るおそれもある」と危機感を抱く。

 これに対し、県南の市原市長は「今の知事は北部の出身。県の事業は北に目が向かいがち」と指摘する。

 橋本知事が「5選」出馬への態度を明確にしない中、周囲では早くも「南と北の思惑」が交錯。今後さらに“南北戦争”が激化することにもなりそうだ。

590千葉9区:2009/04/13(月) 21:03:29
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090411ddlk08010120000c.html
選挙:坂東市長選 あす投開票 旧猿島町住民意向で勝敗? /茨城
 任期満了に伴う坂東市長選は12日投票が行われ、即日開票される。いずれも無所属で、再選を目指す現職の石塚仁太郎氏(58)と新人で旧岩井市長の吉原英一氏(60)の2人が立候補し、激しい選挙戦を繰り広げている。

 旧岩井市と旧猿島町との合併に伴う05年の坂東市長選は無投票で石塚氏が当選しており、合併後の市長選としては初めて。両候補対決は、94、98年の旧岩井市長選以来3度目。今回選挙で両候補の地盤ではない旧猿島町の住民の意向が勝敗を分けるとみられ、両陣営とも票の掘り起こしに懸命になっている。

 石塚氏は「基幹産業の農業を守り、圏央道を開通して、新鮮な野菜を各地に送り出したい」と産業振興策を強調。吉原氏は「地域の中で幼児教育を確立し、地域に密着した行政へ改革する」と訴えた。

 投票は午前7時から午後8時まで市内36カ所で行われ、午後9時から同市岩井の岩井体育館で即日開票される。大勢が判明するのは午後11時ごろの見込み。有権者数は4万6279人(4日現在)。【宮本寛治】

==============

 ◇坂東市長選立候補者(届け出順)
石塚仁太郎(いしつか・じんたろう) 58 無現(1)

 市長▽県国保連理事長▽県後期高齢者医療広域連合長[歴][元]旧岩井市長▽早稲田大院

吉原英一(よしはら・えいいち) 60 無新

 [元]旧岩井市長▽会社役員[歴]衆院議員秘書▽国士舘大

591千葉9区:2009/04/13(月) 21:10:23
坂東・稲敷さらに、無風っぽかった秩父も現職落選。
地理的には取れそうで、取れない茨城3区で民主推薦が勝ったのは大きいのでは?

●茨城県坂東市長茨城7区=
 石塚仁太郎(58才・無現1):武平派
☆吉原英一(60才・無新):喜四郎派

●茨城県稲敷市長=茨城3区=
 高城功(62才・無現1):自民
☆田口久克(60才・無新):民主

●栃木県佐野市長=栃木5区=
☆岡部正英(70才・無現1):自民
 旭岡勝義(64才・無新):???

●群馬県太田市長>>586-587など=群馬2・3区=
☆清水聖義(67才・無現1):
 秋山一男(62才・無新):
 長沼広(58才・無新):
 長谷川嘉一(56才・無新):

●埼玉県桶川市長=埼玉6区=
☆岩崎正男(67才・無現2):保守系
 北村文子(58才・無新):市民派

●埼玉県秩父市長=埼玉11区=
 栗原稔(67才・無現2):保守系
☆久喜邦康(54才・無新):???

592千葉9区:2009/04/13(月) 21:19:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090412-00000072-mai-pol
<秩父市長選>久喜邦康氏が初当選 埼玉
4月12日23時41分配信 毎日新聞
 秩父市長(埼玉県)12日投開票。医師の久喜邦康氏(54)が初当選。現職の栗原稔氏(67)を破る。投票率は67.68%。
 確定得票数次の通り。
当20473 久喜 邦康=無新<1>
 16854 栗原  稔=無現(1)


□2005年5月1日実施の選挙の結果
◇秩父市長選挙(埼玉県)開票結果 投票率64.59%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 24768 栗原 稔(無新、63歳、初当選)      ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  11874 久喜邦康(無新、50歳)          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
※新「秩父市」は、旧「秩父市」、吉田町、荒川村、大滝村が合併して
誕生。今回の選挙は初代市長を決める選挙。当選した栗原氏は旧・秩父
市長。

593千葉9区:2009/04/13(月) 22:10:38
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090413/chb0904131654004-n1.htm
【銚子出直し市長選】 野平元市長が出馬の意向固める
2009.4.13 16:54
 千葉県銚子市の市立総合病院の診療休止をめぐり、リコール(解職請求)住民投票による市長失職に伴う出直し市長選(5月10日告示、17日投開票)に、同市の元市長で弁護士の野平匡邦(まさくに)氏(61)が立候補の意思を固めたことが13日、分かった。16日に後援会事務所開きを行い、出馬表明をする予定という。

 後援会幹部によると、12日に野平氏から立候補を決意したという内容の連絡があったという。野平氏は今月8日に支持者らから出馬要請を受けた際、「1週間から10日で決断したい」と返答していた。

 出直し市長選には、リコール運動を進めた市民団体代表の茂木薫氏(58)と、同病院の勤務医だった松井稔氏(45)がすでに出馬を表明。失職した岡野俊昭前市長(63)や市議らも出馬を検討している。

594とはずがたり:2009/04/14(火) 08:27:50

選挙:坂東市長選/坂東市議補選/稲敷市長選 市長選、ともに現新一騎打ち /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090406-00000019-mailo-l08
4月6日11時1分配信 毎日新聞

 坂東市と稲敷市で5日、任期満了に伴う市長選が告示された。ともに現職と新人の一騎打ちとなり、熱い選挙戦が予想される。

 ◆坂東市長選
 ◇11年ぶり3度目対決
 坂東市長選はいずれも無所属で、再選を目指す現職の石塚仁太郎氏(58)と、新人で元旧岩井市長の吉原英一氏(60)の2人が立候補を届け出た。2人は、94、98年の旧岩井市長選に続き11年ぶり3度目の対決だ。
 石塚候補は午前10時、同市弓田の選挙事務所近くの空き地で出陣式を行い、「基幹産業の農業を守り、圏央道を開通して東北、関西などに新鮮な野菜を送り出す」と公約した。
 一方、吉原候補も同時刻、同市辺田の選挙事務所わきの駐車場で出陣式を行い、「地域の中で幼児教育を確立するなど、もう一度原点に戻りたい。新しい風を吹かせよう」と訴えた。
 過去2回の旧岩井市長選はいずれも石塚氏が当選している。投票は12日、市内36カ所で行われ、同日午後9時から同市岩井の岩井体育館で即日開票される。有権者数は4万6279人(4日現在)。【宮本寛治、小林昭雄】

 ◇市議補選は無投票当選
 また坂東市長選と同時に、現職の死去に伴う市議補選(改選数1)も告示。午後5時の届け出締め切りまでに立候補したのは、無所属新人の石川寛司氏(52)のみで、無投票当選した。【宮本寛治】

 ◆稲敷市長選
 ◇財政再建など争点に
 稲敷市長選はいずれも無所属で、再選を目指す現職の高城功氏(62)と、新人で元NHK職員、田口久克氏(60)が立候補を届け出た。市の財政再建、市庁舎建設是非などが争点になるとみられる。
 高城候補は午前10時すぎ、同市上須田の選挙事務所前で出陣式。1期4年の実績を踏まえ「市民が安心・安全に暮らせる稲敷をつくりたい。新庁舎建設の推進と、少子化を迎え学校統廃合など教育問題が今後の課題だ」と続投の意欲を語った。
 一方、田口候補は同時刻、同市阿波の選挙事務所近くの特設ステージで「財政を立て直すため、NHK時代の政経界の人脈を通して企業誘致を積極的にやっていきたい。新庁舎建設は、見直しではなく市民の声を聞いてみたい」と市政の改革を訴えた。
 投票は12日、市内27カ所で行われ、同日午後9時から市江戸崎体育館で即日開票される。4日現在の有権者数は3万9467人。【宍戸喜四郎】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇坂東市長選結果
当 16,202 吉原 英一(よしはら・えいいち) 60 無新①[元]旧岩井市長▽会社役員[歴]衆院議員秘書▽国士舘大
次 14,963 石塚 仁太郎(いしつか・じんたろう) 58 無現(1) 市長▽県国保連理事長▽県後期高齢者医療広域連合長[歴][元]旧岩井市長▽早稲田大院
………………………………………………………………………………………………………
 ◇坂東市議補選無投票当選者(改選数1−1)
○ 石川寛司 52 会社役員 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇稲敷市長選当選者
当 14,393 田口 久克(たぐち・ひさかつ) 60 無新① [元]NHK職員▽物流会社役員[歴]NHKチーフプロデューサー▽日大
次 9,542 高城 功 (たかぎ・いさお) 62 無現(1) 市長▽江戸崎地方衛生土木組合管理者▽市社会福祉協議会長[歴]旧東町議6期▽江戸崎高

4月6日朝刊・改

595千葉9区:2009/04/14(火) 21:57:48
>>540>>563>>590>>594
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090413-OYT8T00917.htm
稲敷市長に田口氏 坂東市長は吉原氏
ともに現職破る


 稲敷、坂東両市長選は12日投開票され、いずれも新人が現職を破った。稲敷は、市政の変革を掲げた新人の元NHK職員田口久克氏(60)が、現職の高城功氏(62)を大差で破り、初挑戦で初当選を果たした。坂東は、元岩井市長の吉原英一氏(60)が接戦の末、現職の石塚仁太郎氏(58)を破った。合併後の4年間の市政への評価や地元経済活性化、福祉などの施策を巡り舌戦が展開されたが、市のかじ取りについて市民は、刷新を求める審判を下した。



 稲敷市長に初当選した田口氏は正式な出馬表明が告示まで1か月を切った3月10日と出遅れたが、父親で元県議会議長の正巳氏(故人)の人脈も生かし、市発注工事を巡る談合事件で高まった市政批判を追い風に「今が変化のチャンス」と訴えて、出遅れを挽回(ばんかい)した。

 同市阿波の事務所では12日夜、開票結果が届くと、支持者の間から「勝った」と一斉に歓声が上がった。田口氏は支持者らと抱き合い、「市長の責任を果たせるよう一歩一歩やっていきたい。これからも一緒に歩んで下さい」とあいさつ。「うれしさ半分で、大変なのはこれから。市民の良識が勝利に導いてくれた」と喜びを語った。

 元NHK職員で、幅広い人脈をアピールしながら、財政再建を筆頭に市政の変革を主張。入札の透明化や、現職が推進する新市庁舎建設について「市民の合意が得られていない」として、住民アンケートで是非を問うことなどを公約に掲げた。

 敗れた高城氏は1期目の実績を強調しつつ、農業振興などの施政の継続を訴えたが、談合事件で逮捕された業者から後援会が寄付を受けていたことが市議会で明るみに出たことなども影響したと見られ、前回より約4600票得票を減らした。同市上須田の事務所では、田口氏当選の知らせが入ると、重苦しい空気に包まれた。高城氏は「私の不徳のいたすところ。再度挑戦をしたいと思っているが、市をよろしくお願い申し上げたい」と、支持者らに頭を下げた。

 投票率は62・06%(前回69・11%)、当日有権者数は3万8956人。

     ◇

 1994年、98年の旧岩井市長選に続き、11年ぶり3度目となった両氏の対決。坂東市長選で当選を決めた吉原氏は、安堵(あんど)の表情を浮かべて支持者の前に姿を現し、「『市民が主役』を肝に銘じ、本当に合併して良かったと思えるまちづくりを進めていきたい」と抱負を語った。

 94年は約2750票差、98年は約500票差で敗れた吉原氏は今回、組織や団体に頼らない「草の根選挙」を展開。「事業の計画倒れが目立つ」と市政批判を強め、幼保一元化の白紙撤回を主張し、「フレッシュママの会」といった子育て中の母親たちの支持を取り付けた。

 一方、石塚氏は、ゴミ焼却施設の建設や市職員の定数削減など1期目の実績をアピール。自民党の岩井、猿島支部をはじめ、各団体から推薦を取り付け、出陣式には、自民党の山口武平県連会長をはじめ、永岡桂子衆院議員らが駆けつけるなど組織選挙を展開したが、一歩及ばなかった。

 投票率は69・28%(前回は無投票)で、当日有権者数は4万5708人。

(2009年4月14日 読売新聞)

596千葉9区:2009/04/14(火) 22:19:14
>>593
もうグチャグチャ
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041401000683.html
失職の岡野前市長が出馬へ 千葉・銚子の出直し市長選
 千葉県銚子市の市立総合病院休止問題で、3月の住民投票でリコール(解職請求)が成立し失職した岡野俊昭前市長(63)が、出直し市長選(5月17日投開票)に立候補する意向を固めたことが14日、分かった。

 岡野氏は14日、共同通信の取材に「市立病院運営の民間の受け入れ先を選定する作業を進め、市長として病院再開を見届けたい。再開できるのはわたししかいない」と話した。

 出直し市長選には、リコール運動を進めた市民団体「『何とかしよう銚子市政』市民の会」の茂木薫代表と同病院の勤務医だった松井稔医師が立候補を表明している。

 岡野氏は2006年7月、市立病院存続を公約に掲げ初当選したが、医師不足と病院の経営難から08年7月に病院休止を発表、同年9月末に休止した。「市民の会」は休止決定に反発、今年2月にリコールの本請求をし、3月29日にリコールが成立、失職した。

2009/04/14 19:26 【共同通信】

597とはずがたり:2009/04/14(火) 22:20:47
>>590 >>594-595
03年の補選ではどんなスタンスだったんでしたっけ?と調べてみた。
基本中選挙区時代は中村と対立する丹羽系だったけど武平らが推す永岡には敵の敵と云う事で一部に推す動きが無きにしもあらずと云う感じか。03年の時点で既に微妙な橋本知事と武平の間で橋本よりの姿勢を見せて中村系に擦り寄っても見せた様だ。
民主内に自由党の加藤女史への違和感はあったけど吉原氏と迄動く事は無かったか?
いずれにしても新聞記事内で逸材だのサラブレッドだのと持ち上げられてる吉原氏だが既に60となりあんま先も無くなった感じか。

吉原英一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉原 英一(よしはら えいいち、1948年5月1日- )は日本の政治家。元茨城県岩井市長・現坂東市長。
概要
国士舘大学政経学部卒業後、丹羽喬四郎(雄哉の親爺)代議士秘書を勤めた後、1978年から1994年まで4期旧岩井市長を務めた。父の吉原三郎は旧岩井町長を務めた。丹羽派。 2003年中村喜四郎議員実刑確定による失職に伴う茨城7区補欠選挙に無所属で出馬するが、自由民主党公認の永岡洋治に敗れる。 現在は葬祭会社社長。 2009年4月12日に行われた坂東市政初の市長選で、石塚仁太郎氏を破り当選した。

http://www.senkyo.janjan.jp/election/2003/99/00002932.html
茨城7区 【定数 : 1 / 立候補者 : 4 】 有権者数 : 313340人  投票者数 : 168578人  投票率 : 53.8%
当 70251 永岡 洋治 52 自民 新 ヤマコ飼料株式会社取締役
  51798 吉原 英一 54 無所属 新 自営業
  34608 加藤 真砂子 54 自由党 新 医師
  6890 稲葉 修敏  41 共産 新 政党役員

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/2089
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/2097-2101
 中村元被告の後援会「喜友会」は、中村氏に代わって他に候補者を出す動きはない。
ただ、一部には自民党県連との対立から「今回は吉原氏を応援しよう」との声もあるという。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1080148012/88-91
 選挙戦の最中、総和町の永岡選挙事務所は、とうてい勝ち戦のムードではなかった。公明党県本部の石井啓一代表も(含め)…ほとんどの人が、大接戦を予想していた。
 ところが、結果はライバルの吉原英一氏に二万票差。常駐の自民党本部職員らは開票前日の二十六日、「七万五千対五万五千」とピタリ言い当てた。吉原陣営の追い上げも、巨大組織には及ばなかった。

598とはずがたり:2009/04/14(火) 22:21:11
>>597-598
 閑散として熱気に欠けた事務所と、 予想外に離れた得票。この激しい落差は、選挙を戦った実動部隊が事務所とは別にあったことを物語る。実際、五十人の同党県議や元県議が、慣れない七区の党支持者らを訪ね歩いた。
 中央からは、党三役や派閥領袖クラスも連日来県。公明党県本部も最終的に、かなりのテコ入れを行った。

 決起集会でも、登壇した農協幹部や県議ら、中村派に迷いが見え隠れした。「土着の吉原氏は、中村さんにとって一番の強敵。一期交代と言っても、当選すれば自民入りで反古かも…」。支持者の不安も、自民党の壁を崩せない一因だった。

「吉原さんは昨年秋、参院補選の件で橋本知事を訪ねた。山口会長は、『衆院は吉原さんでも』と思っていたが、これで可能性は消えたようだ。知事と会長は微妙な関係だから…」と。
 吉原氏は父子二代の首長。父、三郎氏は一九五五年から七〇年まで、四期十五年にわたって岩井町長を務め、自身も七八年から九四年まで、四期十六年間を岩井市長として過ごした。地元政界のサラブレッドと言っていい。
 衆院が中選挙区制だった時代、山口会長は赤城派、吉原氏は丹羽派で対立もしたが、基本的には「県議は山口、市長は吉原」ですみ分けてきた。吉原氏が、石塚甚太郎市長に敗れて以降も、関係悪化することはなかったのだが…。
 先の集会でも、中村派ら反山口系県議らは、山口会長を明に暗に批判したが、吉原氏は選挙を通じて会長批判を避けた。中村派は「負ければ、吉原に次はない」と言ったが、「県内有数の逸材。惜しい」の声も。今後の対応が注目される。

 民主党には当初、加藤氏に違和感があった。四年前の県議選で、自由党籍を持つ加藤氏を、連合茨城や公明党と共に推薦したが、二年前の参院選に自由公認で立候補。民主現職、小林元代表代行と対決したため、「裏切られた」との思いが強かった。
 しかし、二〇〇一年夏の参院通常選で、頼みの連合に衰退が見え、その後も民主党の退潮は止まらない。来年夏の参院通常選は、自民党の二人擁立がほぼ確実。そこに、加藤氏が前回に続いて立てば、郡司氏の議席維持に危険信号がともる。
 加藤氏も、参院選で自民、民主の壁を崩すのは不可能に近かった。
 そこに、すみ分け論が浮上する。ある労組幹部は指摘した。「郡司さんは民由社、加藤さんも民由の統一候補が可能だ。郡司さんは、かなり優位な選挙を展開できるし、加藤さんも惜敗率を高め、衆院の議席を得る可能性が出てくる」。

599千葉9区:2009/04/16(木) 00:03:32
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090415ddlk09010108000c.html
福田知事:渡辺氏の選挙「応援要請あれば行く」−−会見 /栃木
 福田富一知事は14日の会見で、自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相から次期衆院選で応援依頼があった場合の対応について、「原則として応援の要請があればうかがうということは、以前ここで申し上げたままの状態で今もある」と述べた。

 渡辺氏は今月9日、足利市長選に出馬予定の自民の対立候補の総決起大会に参加した。そのため、これまで渡辺氏を支援してきた自民県議の中には、一定の距離を置く動きも出ている。福田知事は「今後の政治状況がどうなっていくのか見極めながら考えていく」とも述べ、政治状況次第で、渡辺氏を支援するかどうかを判断する意向を示した。【葛西大博】


http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090413/135591
広がる距離感 ミニ統一選でも顕著 渡辺氏、離党3カ月
(4月14日 05:00)
 官僚主導政治の打破や地域主権を掲げ、渡辺喜美元行政改革担当相(衆院栃木3区)が自民党を離党してから十三日で三カ月。全国各地で「国民運動」を展開する渡辺氏はミニ統一地方選での動きも活発で、九日には足利市長選で自民、公明両党の推薦候補(無所属)と対立する無所属候補支援のためマイクを握った。一方、渡辺氏を支持してきた自民党県議十人の組織「自民温知会」は十三日、自民党推薦候補や同党議員が支援する候補者を支持していくことを再確認した。次期衆院選の前哨戦ともいえるミニ統一選を通し、渡辺氏と自民温知会の距離感は徐々に広がっている。

 「県内首長選で、自民党推薦候補を全面的に支援すること、自民党議員の仲間が推す候補を支援することを確認した」。自民温知会の阿久津憲二会長は十三日、会合後にこう語り、同会のスタンスをより鮮明に示した。

 ■ 軸足は自民 ■

 この日の会合は足利市長選をめぐり、渡辺氏が九日、元県議の大豆生田実氏(43)=無所属=の後援会総決起大会に来賓で出席したことを受けて開かれた。

 同市長選には自民、公明両党が推薦する前副市長の飯野健一氏(60)=無所属=も立候補を予定し、十一日の後援会総決起大会には自民温知会の青木克明県議会議長などが応援に行った。

 今後、四月中に行われる県内市長選では、自民党推薦候補が足利とさくら、同党議員が中心になって支援する候補が真岡にいる。足利市長選での渡辺氏の動きを踏まえ、同会は軸足があくまで、自民にあることを強調した格好だ。

 ■ 理念同じなら応援 ■

 渡辺氏は離党後の二月十一日に「国民運動体」を発足させ、宇都宮市をはじめ新潟、愛知県、大阪府内でタウンミーティングを開催した。四月は神奈川県内で開催予定で、「今後も月一〜二回ペースで開催していく」(関係者)方針という。

 渡辺氏は国民運動体の理念を広げるため、全国の首長選などにも顔を出す。一月の三重県松阪市長選では無所属新人候補の応援演説をした。さいたま市長選(五月二十四日投開票)では、自民党を離党した元県議の出馬会見に同席。元県議は無所属だが、民主党の支持を受けている。

 渡辺氏は二月末、宇都宮市内で開いたタウンミーティングの際、記者団に衆院解散前後の新党立ち上げを示唆した。大豆生田氏の後援会総決起大会時には、県内選挙で応援の要請があった場合、「理念が同じなら応援に行く」との考え方を示している。

 ■ 徐々に細る糸 ■

 自民温知会は次期衆院選で、渡辺氏が無所属にとどまることなどを前提に、継続支援を決めている。自民党本部は県連に対し、栃木3区に渡辺氏の対立候補を擁立するよう要請しているが、同会は「刺客」を立てないよう訴える一方、渡辺氏に「選挙で自民と対立するような動きはやめてほしい」などと要望してきた。

 自民温知会でない自民党県議の目には、同会が「渡辺氏にとって(党本部からの)防波堤になっている」とも映る。ただ同会の渡辺氏への要望と渡辺氏の考え方には差異があるのが実情で、渡辺氏と同会を結ぶ糸は徐々に細くなっている。

600千葉9区:2009/04/16(木) 21:38:05
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090415/136187
<選択 新真岡市の担い手>(上)現職の支持獲得不調に 斎藤陣営、にじむ民主色
(4月15日 05:00)

 十九日告示、二十六日投開票の真岡市長選は、病院理事長の斎藤鉄男氏(67)=民主推薦、前副市長の井田隆一氏(63)、美容室経営の枝川豊氏(52)、会社役員の菅野健志氏(63)の無所属新人四人による選挙戦になる公算が大きい。三月二十三日に二宮町と合併した新生真岡市のかじ取り役を誰が担うのか。次期衆院選栃木4区の前哨戦として「自民対民主」の戦いとも見られている市長選の構図や舞台裏などを探った。

 ◇  ◇  ◇

 「(支持者からの強い要請があり)市長選に出馬せざるを得なくなった」

 昨年十二月八日、病院理事長の斎藤鉄男氏(67)は、自身が経営する病院を訪ねた福田武隼真岡市長に切り出した。

 ■ 「応援できない」 ■

 この日午前の市議会代表質問で福田市長は、五月に任期満了を迎える同市長選に「立候補しない」と正式表明したばかり。タイミングを見計らったように斎藤氏から面会を求める電話がかかり、足を運んだ福田市長だが、この時点で既に、後継候補についてひそかに心を決めていた。腹心の井田隆一副市長(63)だ。

 斎藤氏の意向を察した市長は「自分の今の立場を考えると応援はできない」と、言葉を選びながら支援を断った。

 二人は真岡高の同級生で、医師という職業も一緒。しかも斎藤氏は、八年前に福田市長が初当選した時の後援会長を務めた間柄だ。当時、民主の推薦を受けた福田市長は初当選後、軸足を自民に移したことなどにより二人の蜜月時代は終止符が打たれた。

 「今は別々の道を歩んでいるが、二人三脚で政治に携わっていた時期もあった」。二人をよく知る真岡市議はこう振り返り、斎藤氏の心中について「福田市長が退陣表明したことで支援を取り付け、市長選の一本化を図りたかったのでは」とみる。

 自民系による井田氏擁立がなかなか具体化しない中、斎藤氏は一月上旬、真岡市内にある連合栃木芳賀地域協議会事務所を訪れた。

 「これまでのしがらみを捨て去り、市政や社会の閉塞感を打破し、活力に満ちた新しい真岡市をつくる」。対応した同地協の役員三人は、穏やかな口調ながら真岡市政に対する斎藤氏の熱い思いを聞いた。

 その後斎藤氏は、民主に続いて連合栃木の推薦を取り付ける。陣営幹部は「あくまで市民党」とのスタンスを強調するが、民主色は色濃くにじむ。

 ■ 連合内にねじれ ■

 一方、連合傘下の真岡市職員労働組合が“身内”の井田氏を推薦するというねじれ現象も起きている。同市職労幹部は「推薦はしたが、公務員の縛りがあるため選挙運動は一切していない」と複雑な立場を明かす。

 今月四、五の両日、斎藤後援会のメンバーと一緒に、市内各世帯にパンフレットなどを配る同地協組合員約六十人の姿があった。今回の市長選について斎藤陣営は、あくまで「草の根対組織、交代か継続かの図式」と位置付け、精力的な運動を展開している。

601千葉9区:2009/04/16(木) 21:39:02
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090416/136539
<選択 新真岡市の担い手>(下)「対民主」の構図重なる 井田氏支える自民有力者
(4月16日 05:00)

 「行政に精通している人が市長に向いている。真岡市政を井田隆一さんに任せ、一緒に力を合わせ頑張りたい」

 今月八日、真岡市内で開かれた前副市長、井田氏の青年部連合会総決起大会。駆け付けた福田富一知事は同市職員出身の井田氏にエールを送った。必勝の鉢巻きを締めた出席者約六百人から、大きな拍手がわき起こった。

 ■ 後継要請に迷い ■

 熱気がこもる会場で井田氏は「私は知名度がなく、全くのゼロからのスタートだった。今、やっと相手の背中が見えてきた。これからの運動が勝負を決する」と支援を訴えた。

 病院理事長の斎藤鉄男氏(67)が真岡市長選への立候補を表明したと元旦付下野新聞が報じた。福田武隼市長から後継者として出馬要請を受けていた井田氏は、この時点でまだ揺れていた。

 直後の一月六日、同市内で開かれた新春賀詞交換会は、民主色が強い斎藤氏に対し自民系候補が一体誰になるのかが関心の的となった。

 「二宮との合併後の街づくりをスムーズに運ぶためにも、市長選に立候補すべきだ」「市長と二人三脚で合併を推進してきたのに、出馬しないのは無責任」。井田氏は席上、事情を知る複数の自民支持者から決断を促された。これが背中を押す格好となり、立候補の意思を固めた。正式な出馬表明は同十六日。昨年十二月初めには立候補を決め水面下で走りだした斎藤氏と比べ、一カ月半の出遅れとなった。

 ■ 延長線上に衆院選 ■

 三月に二宮町と合併し新生真岡市の一体化を強調する井田氏は旧二宮町でミニ集会などをこまめに開き、浸透を図っている。

 無所属市民党を強調し「誰からでも支援は受けるが、政党からの推薦は受けない」と言い切る井田氏。しかし支えているのは福田市長はじめ前二宮町長の藤田忠義氏、石坂真一前県議会議長、真岡商工会議所会頭、JAはが野組合長など自民系の有力者だ。

 支援する六十代の建設業者は「井田さんを市長にして弾みを付け、衆院選でも(自民党の)佐藤勉国家公安委員長を当選させたい」と期待を込める。選対幹部の一人は「市長選の延長線上に次期衆院選がある」と話す。

 井田、斎藤両氏とも「無所属市民党」を掲げるが、十九日の告示には佐藤氏、民主党の山岡賢次国対委員長がそれぞれの陣営に駆け付け、マイクを握る予定だ。

 次期衆院選栃木4区で激突が必至の佐藤、山岡両氏。「自民対民主」「佐藤対山岡」の構図がそのまま、今回の市長選に重なっている。

602千葉9区:2009/04/17(金) 20:35:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090417-OYT8T00100.htm
牛久市長が小幡氏支持 大子町長は橋本氏推す
 今秋の知事選を巡り、牛久市の池辺勝幸市長は16日、元国土交通省次官の小幡政人氏(64)を支持する意向を明らかにした。一方、大子町の綿引久男町長は同日、橋本昌知事(63)が出馬した場合には支援する考えを示した。県央・県北部で橋本知事支持の動きが広がる一方、県南部では土浦市出身の小幡氏を支援する動きが出てきた格好だ。

 池辺市長は、読売新聞の取材に「橋本知事は4期の間に県の借金を増やして財政を悪化させた。茨城空港やつくばエクスプレス(TX)沿線の宅地開発などで、隠れた借金がこれからもまだ出てくる。そんな中で全職員の給与カットはしないなど、選挙のために県政を行っているのではないか」と橋本県政を痛烈に批判した。

 小幡氏を支持する理由は「実績があり、実務優先で財政のめどを立てながら長期的な見通しを立てられる」と述べた。県内の首長では、つくば市の市原健一市長が橋本知事の5選に反対し、小幡氏支持を示唆しているが、支持を明言したのは池辺市長が初めて。

 一方、大子町の綿引町長は読売新聞の取材に、「橋本知事が出馬することが分かれば支持する。県北、山間地、過疎地域に目を向けて一生懸命仕事している。知事を替える必然性が感じられない」と述べた。橋本知事を巡っては、常陸太田、北茨城両市長、東海村長が5選を支持する考えを表明し、常陸大宮、那珂、茨城、大子の市町議有志が出馬を要請している。

(2009年4月17日 読売新聞)

603千葉9区:2009/04/17(金) 20:53:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090415-OYT8T00069.htm
自民県連 政調会長に河上氏
総務会長は成尾氏
 自民党県連は14日、政調会長に河上茂県議(4期)、総務会長に成尾政美県議(4期)を充てる人事を内定した。幹事長に決まった田久保尚俊・前県議会議長を含め、25日の定期大会後に発足する新執行部は、知事選で森田知事を支援した県議でほぼ固められた。

 県議が就く役員会のポストに関しては、鈴木良紀・県議会議員会長に一任されていた。幹事長代理については、14日の役員会で阿部紘一県議(4期)を起用する案が示されたが、内定は先送りされた。会長と選挙対策委員長は、実川幸夫、桜田義孝両衆院議員の留任が決まっている。

 また、役員会後に開かれた県議団議員総会には、森田知事と、この日就任したばかりの中村充宏・特別秘書が出席。知事は「一致団結して森田を支えるぞと(なるように)、森田健作、伏して伏してお願い申し上げます」とあいさつし、議会運営などでの協力を求めた。

◇「白石派」排除結束に不安も

 14日に内定した自民党県連の役員人事は、県議に割り当てられた10ポスト計12人のうち、知事選で森田知事を支援したグループが9人を占め、敗れた白石真澄氏を推したグループは、事実上排除される“粛清”人事となった。

 県連会長が自主投票を決めたため、責任問題は生じないはずだったが、得票が白石氏の3倍近い森田知事の圧勝を背景に、「森田派」の県議が露骨に県連内での発言力強化を図った形だ。

 幹事長代理も森田派から起用される見込みで、「白石派」の役員は2人だが、1人は5期以上が務める副会長、もう1人は青年局長経験者が就く組織本部長。白石派の県議は「森田を応援しなかったやつは、要らないってことか」と怒りをあらわにする。

 県議団をほぼ二分して戦った知事選。「この人事は当然、しこりとして残る」と懸念する声も上がる。次期衆院選を控え、結束が求められる自民党に、不安材料がまた一つ増えた。

(堀合英峰)

(2009年4月15日 読売新聞)

604千葉9区:2009/04/18(土) 12:46:47
>>596
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090417/CK2009041702000090.html
候補者乱立の様相 失職の岡野氏ら出馬へ 銚子市長出直し選
2009年4月17日

市長選に向けた事務所開きで候補予定者の演説を聞く支持者=銚子市で


 銚子市立総合病院の休止問題でリコール(解職請求)が成立し、岡野俊昭前市長(63)が失職したことに伴う出直し市長選は、十七日で投開票まで一カ月となる。岡野氏と元市長の野平匡邦氏(61)は十六日、相次いで立候補を正式表明。両氏は前回市長選で、市議の石上允康氏(63)を交え、三つどもえの選挙戦を展開した因縁の関係だが、互いに病院再開に努力すると明言した。

 市長選には両氏に加え、石上氏も立候補する見通し。リコール運動を進めた市民団体「『何とかしよう銚子市政』市民の会」代表の茂木薫氏(58)、元同病院医師松井稔氏(45)も既に立候補を表明している。ほかにも立候補を目指す動きがあり、五人前後の候補者が乱立する激しい選挙戦となりそうだ。

 岡野氏は市役所で記者会見し、「リコール運動で混乱だけが残り市は大変なダメージを受けた。市が進める公設民営での病院再開は私の下でしかできない」と述べた。

 約二万人が解職に賛成したことには「一番病院を残そうと努力したのに、『つぶした』と言われたことはショックだった。過去どれだけ誠実なことをやってきたか見てほしい」と力を込めた。

 一方、野平氏は市内の後援会事務所で会見し、「全力で対応できる自信がなければ前回の雪辱戦というだけになってしまう。病院の再開は困難だが、不可能ではないと感じたから立候補を決意した」と語った。

 経営協力の可能性がある医療組織の代表と話し合い、再開協力に好意的な感触を得たという。経営形態などは協力先の希望に合わせ、医師中心の委員会を設置して協議するとした。 (宮崎仁美)

605千葉9区:2009/04/18(土) 12:47:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090418/CK2009041802000105.html
いばらきリポート 知事選 民主の対応は 多選反対も 友好団体 現職支持
2009年4月18日

2月にあった民主県連大会で、来る総選挙に向けて気勢を上げる大畠章宏代表(左から2人目)ら県連幹部=水戸市で


 秋の知事選をめぐる水面下の動きが活発化してきた。自民党が元国土交通省事務次官を推薦する一方、去就を明らかにしていない現職に県北の自治体首長や議員からも出馬要請が相次ぐなど“前哨戦”が繰り広げられる中、国政で自民と支持層を二分する民主党の対応が焦点となってきたためだ。民主や他の野党、市民団体などの動きを探った。 (伊東浩一、沢田佳孝)

 「まずは総選挙ですよ。まだ知事選のタイミングではない」。民主県連幹部の一人が、知事選に専念できないお家事情を語る。

 確かに民主県連の知事選をめぐる環境は複雑だ。支持団体である「連合茨城」の児島強会長が、一月の新春のつどいで知事選について、現職の橋本昌氏(63)の支持も示唆したからだ。

 次期衆院選で民主党立候補予定者の推薦を表明した県医師連盟も、知事選については三月、生活習慣病対策といった実績などを理由に、橋本氏に出馬を要請している。

 友好団体が橋本氏を推すにしても、民主県連の対応は微妙だ。原則、多選反対の民主党にとって、当選すれば、五期目となる橋本氏をすんなり推せないし、まして自民党推薦の元国交省事務次官の小幡政人氏(64)への相乗りもできないからだ。

 別の民主県連幹部は苦しい胸の内を吐露する。「小沢代表の問題で総選挙も大変な状況だ。総選挙、知事選の両面作戦というには弱小組織の(民主)県連では難しい」。だが「自主投票だけは避けたい」との本音も。

 自民県連幹部は、民主県連の知事選対応について「民主県連幹部が労組出身で、連合が橋本さんを推薦(することを示唆)しているわけだから、(独自候補を)出せるわけない」と冷ややかだ。

 共産党は、八日に来県した志位和夫委員長が「茨城県政は、わが党以外のオール与党体制が実態的に続いており、そういう体制を転換する候補の擁立が基本」と、民主擁立候補でも県政に変化はもたらさないとして独自候補の擁立を目指す。

 国交省が進める霞ケ浦導水事業に反対する大涸沼漁協(茨城町)の鴨志田清美組合長は、同事業推進の立場の橋本氏でも、国交省出身の小幡氏でも「選択肢がなくて困るというのが本音。第三の選択肢を用意してほしい」と語る。

 こうした県民の切実な声に、民主県連の長谷川修平幹事長は「われわれは政権交代を目指しており、(知事選についても)候補を立てるべく、検討中だ」と話すのだが…。

606千葉9区:2009/04/18(土) 22:29:01
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090414ddlk08010351000c.html
選挙:筑西市長選/筑西市議補選 告示 市長選、現新の三つどもえ /茨城
 ◇市民病院経営形態が争点に
 任期満了に伴う筑西市長選と市議補選(改選数1)は12日告示された。市長選にはいずれも無所属で、再選を目指す現職の冨山省三氏(70)=自民、公明推薦▽新人で元同市議、吉沢範夫氏(45)▽新人で元農林水産省職員、鳥生厚夫氏(66)−−の3人が立候補し、三つどもえの選挙戦となった。民間移譲の方針を打ち出している筑西市民病院の経営形態などが争点になっている。

 冨山候補は同市外塚の選挙事務所で午前10時から行った出陣式で4年間の実績を強調。「筑西市民病院を民間の力を借りて地域医療の核としたい」と民間移譲に理解を求めた。

 吉沢候補は同市倉持の事務所前で午前10時から出陣式。「筑西市民病院のスタッフ給与は周囲の病院より約300万円高い」と指摘し、合理化策を優先する姿勢を示した。

 鳥生候補は午前9時過ぎ、同市二木成の選挙事務所で第一声。「公認会計士を入れて行財政改革を進める」と公約し、開かれた市政を目指すと訴えた。

 市長選は、19日午前7時から午後6時まで市内55カ所で投票が行われ、同7時半から同市上平塚の下館総合体育館で即日開票される。有権者は9万1235人(11日現在)。

 ◇市議補選は無投票
 一方、市長選と同時に告示された市議補選は、元市議の増渕慎治氏(59)=無所属=だけが届け出を行い、増渕氏の無投票当選が決まった。【小林昭雄】

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 ◇筑西市長選立候補者(届け出順)
冨山省三(とみやま・しょうぞう) 70 無現(1)

 市長[歴]会社役員▽県議3期▽旧下館市長3期▽下妻一高 =[自][公]

吉沢範夫(よしざわ・のりお) 45 無新

 [元]市議[歴]旧明野町議4期▽市議1期▽市議長▽水戸短大付高

鳥生厚夫(とりゅう・あつお) 66 無新

 [元]国家公務員▽県ウオーキング協会副会長[歴]農水省動物検疫所▽米ミズーリ州立大院

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 ◇筑西市議補選当選者(改選数1)
増渕慎治 59 [元]筑西市議(1)無元

607千葉9区:2009/04/18(土) 22:29:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090410/CK2009041002000099.html
赤字膨らむ市民病院 止まらぬ常勤医師減少
2009年4月10日

 三月二十七日夕方、筑西市玉戸の市民病院の四階。廊下はひっそりと静まり返り、どの病室も空きベッドが並んでいた。

 市民病院は昨年一月、許可病床の百七十三床のうち、百十三床を休床とした。常勤医師の大量退職で入院患者を十分に受け入れられなくなったからだ。

 「昔は当直が五人いたが、今は一人。医師の負担は増えている」

 古谷政一院長は苦しい病院運営を打ち明ける。かつて二十数人いた常勤医師は年々減少し、歯止めがかからない。この一年で新たに三人が退職し、今月から六人となる。

■市の財政を圧迫
 合併前の旧下館市時代から市民病院は赤字が続き、市の一般会計から三億五千万円前後を繰り入れていた。そこに、常勤医師不足による収入減が直撃。筑西市が誕生した二〇〇五年度以降の繰入金は、およそ七億円から十一億円に膨らんだ。

 そんな中、市は昨年十二月、市民病院を民間に譲渡する方針を打ち出した。

 「本当に実現性はあるのか。地域医療の質を落とさないための担保はとれるのか」

 三月定例市議会一般質問で民営化への疑問の声も。市は譲渡の公募を六月にも始める予定だが、引き受け手が現れるかは不透明だ。

 旧三町の住民は市民病院を利用することが少ない。旧協和町の病院を利用する男性会社員(55)は「これ以上、市民病院のために税金を納めるわけにはいかない。民営化すればいいんじゃないの」と話す。

 一方で、不採算部門の救急医療を受け持つ公立病院の役割を重視する声もある。

■経営形態を問う
 古谷院長は「地域には今後も、救命救急を含む急性期医療を行う中核病院は必要」と指摘する。

 市民病院の経営形態については、県が三月、県西総合病院(桜川市)や民間病院との再編・統合も検討するよう提言。市民病院が二年前に一度行った市民へのアンケートでは、現状維持(26%)や廃止(22%)を望む意見もあった。今回の市長選は、経営形態を市民に問う機会となる。

  ◇  ◇

 筑西市長選が十二日告示され、十九日に投開票される。合併四年後の今回の市長選で解決への選択を迫られている課題を探った。

608千葉9区:2009/04/18(土) 22:30:34
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090411/CK2009041102000082.html
駅前再開発ビル『スピカ』 市街地活性化へ再生を
2009年4月11日

■核店舗の不在 
 筑西市の中心市街地、JR下館駅北口に立つ駅前再開発ビル「スピカ」。市が49%出資する第三セクター「下館都市開発」が運営・管理する。

 同社によると、最盛期に約四十店舗あったテナントは、三月にも二店舗が退店し、十二店舗(九日現在)まで減少。五月には一店舗が入る予定だが、集客の核となるキーテナントは依然として不在のままだ。

 一日の昼間、駅前商店街の通りを歩くと、人影はまばらだった。

 「駅前の道路が拡幅されて商売をやめたところが多く、商店街の力が弱くなっている」

 駅前商店街で小売店を営む男性(49)はこう明かし、スピカの利用者増を期待する。利用者が商店街に流れてくれば、各店が潤うというわけだ。男性は「専門学校など、人が集まるようなテナントに入ってほしい」と言う。

 課題は、どのようなキーテナントを誘致するか。これまで、その役割を果たしてきた大手スーパーは心もとない。出店、撤退を繰り返してきた過去があるからだ。

 ビルがオープンした一九九一年、マイカルが「下館サティ」を出店したが、二〇〇二年に同社の経営破たんで撤退。筑西市が誕生した〇五年以降は、〇六年にエコス、〇七年にサントマト、〇八年にエイムが撤退した。

■集客力が課題 
 撤退の一因は売り上げ不振だ。郊外に大型ショッピングセンターができ、さらに駅周辺にもスーパーが相次ぎ進出したことから、ビルの集客力が落ちた。

 しかし、市土木部都市計画課は「今、郊外店に押されているが、これから中心市街地が高齢化し、歩いて行けるスピカは、なくてはならないビルになる」と指摘。星野正男部長は「テナントを誘致して、空きフロアを解消したい」と意気込む。

 一方、地上六階地下一階のうち、三、四階は〇七年に市役所の分庁舎に。テナントの確保がうまくいかず、駅前の一等地にあるビルの一部を行政フロアとして利用している。

 市の財政にも負担がかかっている。同課によると、ビルの維持には年間約七千万円(昨年度)。市議会財政等健全化調査特別委員会は昨年九月、「売却を検討すべきだ」との結論を出した。

 スピカの活用は中心市街地の活性化につながる。いかに再生させるか、新市長の手腕に期待がかかる。

 (この企画は中西公一が担当しました)

609千葉9区:2009/04/18(土) 22:33:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20090418/CK2009041802000098.html
さくら市長・市議補選あす投開票 氏家地区の票がカギに
2009年4月18日

 さくら市長選と同市議補選(被選挙数一)は、十九日投開票される。市長選はいずれも無所属で、地道な運動を続ける元市議田中喜平氏(64)と、幅広い組織力の旧氏家町長人見健次氏(61)=自民、公明推薦=が激しい一騎打ちを展開。勝敗は、新興住宅地の多い旧氏家町地区の票の取り込みがカギになりそうだ。(小倉貞俊)

 田中氏は、市議三人と吉沢章・旧氏家町長らの支援のもと支持拡大を狙う。組織の推薦は受けていないが、民主党の福田昭夫衆院議員の支持者らも水面下で協力。陣営は「氏家地区の無党派層をどう掘り起こすか。投票率が高ければ有利」とする。

 人見氏は超党派の市議十八人が支援し約百五十人態勢で選対を組む。十団体からの推薦のほか、自民党の西川公也、森山真弓両衆院議員らも応援。陣営は「旧喜連川町地区は(支援する)地元市議や県議がいるので優勢だが、氏家地区の票は読めない」という。

 両陣営とも、投票率は前回選(67・91%)を下回る60%超との見方だ。

 投票は午前七時から午後八時まで市内二十九カ所で行われ、同九時から市氏家公民館で即日開票される。十一日現在の選挙人名簿登録者数は三万四千六百七人。 

◇さくら市議補選立候補者(被選挙数1−候補2)
福田克之35 会社員     無新 

加藤朋子47 (元)小学校臨時講師 無元<1>

◇さくら市長選立候補者(届け出順)
田中喜平(たなかきへい) 64 無新 

(元)市議・氏家町議・町職員▽喜連川高

<公約>(1)さくらロード関係費約30億円の凍結(2)市長報酬20%カット(3)後期高齢者人間ドック費用など無料化(4)学童保育を小学6年生まで延長               

人見健次(ひとみけんじ) 61 無新 

農業・財団法人理事(元)氏家町長・町議長▽喜連川高         

 =自公

<公約>(1)子ども医療費を中学3年生まで無料化(2)市長給与30%削減(3)企業立地の促進(4)商工会などの協力によるマッチングサービス機関の設立

610千葉9区:2009/04/18(土) 22:34:25
●茨城県筑西市長=茨城1区=
富山省三(70才・無現1) =自民・公明推薦
鳥生厚夫(66才・無新) 元農水省職員
吉澤範夫(45才・無新) 前市議

●栃木県さくら市長=栃木2区=
田中喜平(64才・無新) 前市議   :市議三人と吉沢章・旧氏家町長らの支援、民主党の福田昭夫衆院議員の支持者らも水面下で協力
人見健次(61才・無新) 旧氏家町長 =自民・公明推薦:現職後継、自民党の西川公也、森山真弓両衆院議員らも応援

611千葉9区:2009/04/19(日) 23:46:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090419/CK2009041902000090.html
候補選定で民主苦心 千葉市長選
2009年4月19日

 任期満了に伴う千葉市長選(六月十四日投開票)の投開票まで二カ月を切った。現職の鶴岡啓一市長は、既に引退を決めており、新たな市長を選ぶ重要な選挙になる。しかし、これまで立候補を表明しているのは後継指名を受けた前副市長の林孝二郎氏(63)ただ一人。市議会第二会派の民主党は候補者選びに苦心し、擁立断念もささやかれ始めた。準備期間を考慮すると、大型連休前が選考のリミットになりそうだ。残された時間は少ない。 (宮崎仁美)

 今月十三日、同市中央区に市民ら約三十人が集まり、候補擁立を目指して意見を述べ合った。主催したのは「市政に憲法と地方自治法の精神を生かそう」と訴える市民団体「市民の千葉をつくる会」。鶴岡、林両氏が官僚出身であることから、「天下り市長が続き、市民本位ではない」と市政転換の必要性を確認。自民党が推薦する林氏に対抗するには、「民主、共産、市民ネットなどが協力して統一候補を立てるべきだ」として政党側と話し合いの場を持つことを決めた。

 つくる会世話人の舘正彦さん(67)は「勝利のためには野党の共闘が必要。市民として後押ししたい」と話す。会の呼び掛けに対し、共産や市民ネットは統一候補擁立に柔軟な姿勢を見せている。

 一方、あくまでも独自候補にこだわる民主は、ギリギリまで選考作業を続ける意向だ。しかし、市議団の三瓶輝枝幹事長によると、立候補を打診した十人近くに断られているのが実情で、あきらめムードも漂う。

 候補が決まらない背景には、三月の知事選で候補の推薦をめぐって迷走し、最終的に推薦した候補が約四十万票差で大敗した影響がある。市議の一人は「この状況で、立候補する気骨のある人がいるのだろうか」と弱音を吐く。

 小沢一郎代表の公設秘書が起訴された違法献金事件による逆風の中、市議の一部は知事選、市長選の連敗を懸念し、「無理をしないで総選挙に備えた方が良い」と消極論に傾いている。

 さらに、今月六日、支持基盤の連合千葉が林氏の推薦を決めたことで、より困難な状況に追い込まれた。ここで対立候補を立てて連合と一戦交えるようなことになれば、総選挙にしこりを残すのは避けられない。

 ただ、「不戦敗に終わったら有権者は民主党に失望し、それこそ総選挙に影響する」と、党内部からの擁立を主張する主戦論も一部残っており、意見はまとまらない。

 党県連の河野俊紀幹事長は「難しい局面になったのは事実」と認め、「(候補者を擁立できなかったら)情けない。そうならないために真剣にやる」と険しい表情で話した。

612千葉9区:2009/04/19(日) 23:51:44
●茨城県筑西市長=茨城1区=
 富山省三(70才・無現1) =自民・公明推薦
 鳥生厚夫(66才・無新) 元農水省職員
☆吉澤範夫(45才・無新) 前市議

●栃木県さくら市長=栃木2区=
 田中喜平(64才・無新) 前市議   :市議三人と吉沢章・旧氏家町長らの支援、民主党の福田昭夫衆院議員の支持者らも水面下で協力
☆人見健次(61才・無新) 旧氏家町長 =自民・公明推薦:現職後継、自民党の西川公也、森山真弓両衆院議員らも応援

613とはずがたり:2009/04/20(月) 13:21:04
選挙:筑西市長選 候補者の横顔 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090415ddlk08010174000c.html

 19日投開票の筑西市長選は、現職と新人による三つどもえの選挙戦が繰り広げられている。3候補の主張や横顔を紹介する。【小林昭雄】

 (届け出順)
 ◇「財政の健全化」実績力説−−冨山省三(とみやま・しょうぞう)氏(70)=無現(1)

 「国の三位一体の改革で地方交付税が大幅に縮減されたが、市長ら三役の減給と職員削減などで、借金70億円を返済した」。1期4年の実績を「財政の健全化」と力説する。

 県議時代に培った幅広い人脈を生かし、小貝川堤防の全面改修▽JR下館駅前から国道50号までの県道稲荷町の街路拡幅▽国道294号の4車線化−−など旧下館市長時代を含め、国や県から約500億円の予算を投じさせた。

 懸案の筑西市民病院の民間移譲については、「市民の負担を軽減するため民間の力を借り、2次救急医療機関として地域医療の充実を図りたい」と、予定通り推進する考えだ。

 趣味は美術鑑賞。好きな言葉は「誠心誠意」。
 ◇風通しの良い役所に改善−−吉沢範夫(よしざわ・のりお)氏(45)=無新

 「政争に明け暮れていた旧明野町の政治土壌を変えたい」と27歳で町議となり、町議を4期務めた。

 市長選では「下の者の意見が反映されていない」と冨山市政を批判し、「風通しの良い役所に体質改善したい」と抱負を語る。

 市が打ち出した筑西市民病院の民間移譲の方針に「全面否定はしないが、不採算部門をどうするかなど移譲の条件が見えてこない」と注文を付け、「救急医療の充実に全力で取り組みたい」という。

 分庁舎として使用しているJR下館駅前のスピカビルを民間に売却し、活性化を図る考え。3カ所の支所機能の充実なども提起している。

 座右の銘は「義を見てせざるは勇無きなり」。趣味は読書とゴルフを少々。

 ◇「ノー」いえない市民代弁−−鳥生厚夫(とりゅう・あつお)氏(66)=無新

 「よそ者(東京都出身)だから旧1市3町を公平に見られる。現在の閉塞(へいそく)した筑西市を元気なまちによみがえらせたい」と熱く語る。

 「ノーといえない市民の代弁者」として市長選に臨む。「市民一人一人の汗と知恵を集め、待ちの市政ではなく、攻めの市政に転換すべきだ」と訴える。

 財政の健全化に向け、民間の公認会計士を入れた大胆な行財政改革を提案。また、就学児童の医療無料化▽教育費負担の軽減▽正副市長の報酬を50%以上カット−−などを公約に掲げる。

 座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」。趣味のウオーキングを生かし、中高年の生きがいや健康づくりなどにも積極的に取り組んでいる。

毎日新聞 2009年4月15日 地方版

614とはずがたり:2009/04/20(月) 13:21:21

>冨山氏の出陣式には、長谷川大紋氏や赤城徳彦氏、岡田広氏ら自民党選出の衆参議員、自民、公明両党の県議、近隣市長、市議17人らが駆けつけた。

現・新三つどもえ 筑西市長選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090413-OYT8T00928.htm

 筑西市長選が12日告示され、再選を目指す現職の冨山省三氏(70)(自民、公明推薦)、いずれも新人で、前市議の吉沢範夫氏(45)、元農林水産省職員の鳥生厚夫氏(66)の3人が立候補を届け出た。筑西市民病院の経営問題などを争点に7日間の舌戦がスタートした。投票は19日に行われ、即日開票される。11日現在の有権者数は9万1235人。

 冨山氏の出陣式には、長谷川大紋氏や赤城徳彦氏、岡田広氏ら自民党選出の衆参議員、自民、公明両党の県議、近隣市長、市議17人らが駆けつけた。冨山氏は「筑西市民病院は民間の力を借りてでも173床のベッド数を維持し、患者をたらい回しにしない。合併効果で市の借金は70億円、人件費も年間20億円減った」と訴えた。

 吉沢氏は出陣式で「『低い負担で高いサービス』という耳障りの良い言葉で合併したが、筑西市は今や県内ワースト3の財政状況だ。市民病院の経営健全策や下館駅前ビルの民営化などを通じ、元気な町にしたい」と力を込めた。応援の青山大人県議(民主)は「各地の首長選で、若手新人が現職を破っている。政治の流れを今変えねば」とアピールした。

 出陣式で鳥生氏は「一部の人たちが市政を私物化し、市民の自主性が眠らされている。市民の代弁者となり、すみずみまで活性化させたい。東京生まれのよそ者だからこそ、しがらみがなく公平に見ることができる」と訴え、県ウオーキング協会の仲間とともに、選挙カーで遊説に出発した。
     ◇
 12日告示された市議補選(欠員1)は、立候補を届け出たのが無所属で元市議の増渕慎治氏(59)のみで、無投票当選が決まった。
(2009年4月14日 読売新聞)

615とはずがたり:2009/04/20(月) 13:22:14
旧明野町地盤と云うのは何か効いたのでしょうかねぇ?
>吉沢範夫(よしざわ・のりお) 45 無新
>[元]市議[歴]旧明野町議4期▽市議1期▽市議長▽水戸短大付高

選挙:筑西市長選 あす投開票 市民病院再建などで論戦 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090418ddlk08010081000c.html

 任期満了に伴う筑西市長選は19日投票が行われ、即日開票される。いずれも無所属で、▽再選を目指す現職の冨山省三氏(70)=自民、公明推薦▽新人で元同市議の吉沢範夫氏(45)▽新人で元農林水産省職員の鳥生厚夫氏(66)−−の3人が立候補。筑西市民病院の経営形態や財政再建などを巡り、論戦が展開された。

 冨山候補は、自民党と公明党の推薦を得て基礎票を固め、4年間の実績をアピール。筑西市民病院が総務省の「公立病院改革プラン」で診療所にされないためにも民間移譲が必要と指摘し「民間の力を借りて地域医療の核としたい」と訴えた。

 政党推薦を受けず「市政の体質改善」を訴える吉沢候補は、無党派票の掘り起こしに力を注ぐ。筑西市民病院の改革は「職員給与の是正」など合理化を優先する考えを強調。JR下館駅前のスピカビル売却による活性化などを公約に掲げた。

 「ノーといえない市民の代弁者」として開かれた市政への改革を呼び掛ける鳥生候補は、ウオーキングの仲間らと草の根手づくり選挙を実戦。「民間の公認会計士を入れた行財政改革」や市民参加による筑西市民病院の再建を提起した。

 19日午前7時から午後6時まで市内55カ所で投票が行われ、同7時半から同市上平塚の下館総合体育館で即日開票される。同9時過ぎには大勢が判明する見込み。有権者は9万1235人(11日現在)。【小林昭雄】

==============
 ◇筑西市長選立候補者(届け出順)

冨山省三(とみやま・しょうぞう) 70 無現(1)
 市長[歴]会社役員▽県議3期▽旧下館市長3期▽下妻一高=[自][公]
吉沢範夫(よしざわ・のりお) 45 無新
 [元]市議[歴]旧明野町議4期▽市議1期▽市議長▽水戸短大付高
鳥生厚夫(とりゅう・あつお) 66 無新
 [元]国家公務員▽県ウオーキング協会副会長[歴]農水省動物検疫所▽米ミズーリ州立大院

毎日新聞 2009年4月18日 地方版

616とはずがたり:2009/04/20(月) 13:23:11

>前週の坂東、稲敷両市に続き、県内の市長選で現職は3連敗。

>現職市長が落ちた3市はいずれも、民主が圧勝した07年の参院選の選挙区でも自民候補が民主候補を抑えていた地域。
>自民県連は稲敷、坂東の両市長選で自主投票にしたが、地元選出県議は現職を推していた。

筑西市長選、吉沢氏
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000904200003
2009年04月20日

筑西市長選は19日、投開票され、無所属で新顔の元市議会議長の吉沢範夫氏(45)が、現職の冨山省三氏(70)=無所属、自民・公明推薦=と、新顔の元農林水産省職員の鳥生厚夫氏(66)=無所属=を破り初当選した。前週の坂東、稲敷両市に続き、県内の市長選で現職は3連敗。筑西市民は今後の4年間を変革を訴えた40代に託した。財政再建や病院問題への関心が高く、投票率は58・73%と、前回の39・93%を大幅に上回った。当日有権者は9万132人。
 筑西市倉持にある吉沢氏の選挙事務所には、午後7時すぎに支持者らが集まり始めた。当選が決まると吉沢氏は、大勢の人たちを前に「負の財産をきちんと整理して、市民の暮らしを最優先に、弱者にやさしい健全な市にしていきたい」と抱負を語った。
 選挙戦で吉沢氏は、JR下館駅前にあり市の分庁舎にもなっている再開発ビルの民間譲渡を訴えるなど、冨山市政の負の部分を突き、「変える勇気」を掲げた。合併以来の市民サービスの低下や、補助金カットなど現市政に不満を持つ市民に共感を広げた。
 陣営に加わった市議らは少なかったが、旧関城、明野、協和町など農村部をこまめに訪れ、1票ずつ積み上げていった。終盤に入ると、冨山氏の地盤の旧下館市でも支持を広げた。
 一方、冨山氏は過去の実績を強調し、自民、公明両党の推薦や、国会議員、県議、市議らの支援を受けた。推薦団体も150を超え、組織的な選挙戦術を繰り広げた。
 しかし、下館市長時代を含め4選しており、交代を求める声も多かった。冨山氏は19日夜、支持者らに「私の不徳の致すところです」などと説明した。
 また、鳥生氏は最後まで知名度不足に悩まされた。

《解説》「平成の大合併」に伴い各地で首長選が繰り広げられる中、県内3市長選はいずれも現職が敗れた。初当選した3氏が独自色の強い政策を掲げたわけではない。にもかかわらず支持が集まったのは、政治も経済も閉塞(へい・そく)感が漂う中、「現職では何も変わらない」という地方の疲弊感が噴き出した結果と言える。
 市長選を通じ浮き彫りになったのは、組織力の低下だ。現職市長が落ちた3市はいずれも、民主が圧勝した07年の参院選の選挙区でも自民候補が民主候補を抑えていた地域。自民県連は稲敷、坂東の両市長選で自主投票にしたが、地元選出県議は現職を推していた。
 筑西市長選では冨山省三氏を自公が推薦した。ここでの敗退は、地盤とする赤城徳彦衆院議員にとって、次期衆院選への大きな懸念材料になった。
 多選に対しても有権者は厳しかった。坂東市長選で落選した石塚仁太郎氏と筑西で敗れた冨山氏は、旧市長時代から数えるといずれも連続5期目を目指した。今秋に予定されている県知事選に、仮に橋本昌知事が立候補した場合、同様の流れが生じることも予想される。
 三つの市長選では、組織と実績が通用しなかった。衆院選も知事選も、「チェンジ」に飢えている有権者が結果を左右しそうだ。(岡村夏樹)

617とはずがたり:2009/04/20(月) 13:23:43
>>612-617

筑西市長選 現市政への批判奏功 吉沢氏が初当選
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090420/CK2009042002000108.html
2009年4月20日

 またしても現職が敗れた。任期満了に伴う筑西市長選は十九日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で元市議会議長の吉沢範夫氏(45)が、現職で自民と公明の推薦を受けた冨山省三氏(70)、新人で元農林水産省職員の鳥生厚夫氏(66)=いずれも無所属=を破り、初当選を果たした。吉沢氏は冨山氏の再選(旧下館市長時代を含めると五選)を阻み、十二日の坂東、稲敷両市長選に続き、またしても有権者は「変革」を選択した。当日有権者数は九万百三十二人、投票者総数は五万二千九百三十七人で、投票率は58・73%(前回39・93%)だった。 (中西公一)

 吉沢氏は同夜、同市倉持の選挙事務所で、「社会的弱者に手を差し伸べる優しい筑西市、元気な筑西市に全力で取り組む」と喜びを語った。

 吉沢氏は昨年十二月の立候補表明後、地元の旧明野町以外の旧三市町にも後援会を拡充して浸透。市議二人が全面支援し、現職の市政運営への批判も功を奏し、激戦を制した。

 冨山氏は正式な立候補表明が二月と出遅れて、後援会の態勢が十分整わなかった。終盤は大票田の地元・下館地区で票の掘り起こしを図ったが、思うように票が伸びなかった。

 鳥生氏は「よそ者」を前面に出し、しがらみや前例にとらわれない市政の実現を主張。ウオーキング仲間らによる手作り選挙で戦ったが、支持を広げられず、及ばなかった。
◆『変革』を望んだ市民

<解説>
 吉沢氏の初当選は、選挙中に唱えた「変える勇気を」の主張に多くの筑西市民が共鳴し、応えた結果といえる。厳しい財政の下、不況の波が押し寄せる中、有権者は、現職の実績に基づく「継続」よりも、新たな発想から生まれる「変革」を選んだ。
 市政には市民病院やスピカビルなど長年の問題が山積している。こうした課題への対応が遅れたことへの批判票が吉沢氏に流れたとみられる。新市長の指導力には、これまで以上に期待がかかる。
 これらの問題を解決するに当たり、今後の市政運営に二つの注文を付けたい。
 一つは、施策決定の迅速化を図ることだ。
 市民病院の問題では、冨山氏が民営化を決定するまで時間がかかり、その間、病院経営は悪化をたどった。問題解決に一刻の猶予も許されない。空洞化が進む市街地を活性化させるため、スピカビルの再生も急務だ。
 もう一つは、施策決定の際に市民の声を広く聴くことだ。
 市はこれまで、委員会や審議会を度々設置してきたが、「メンバーは『当て職』で機能していない」と指摘する声もある。吉沢氏は選挙で、小学校区単位で市民と話し合う「タウンミーティング」を公約の一つに掲げた。必ず実行し、多くの市民の意見を参考にしてほしい。 (中西公一)

◆開票結果 
当 26,053 吉沢範夫 無 新<1>
  22,079 冨山省三 無 現 
  3,905 鳥生厚夫 無 新 
  全票終了

618杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/04/20(月) 19:21:16
>>615-617
そもそも周辺部の首長が意外に強いってのは、以前から指摘されていたことだったりするんですよね。
http://www.news.janjan.jp/election/0610/0610060321/1.php
http://www.news.janjan.jp/election/0612/0612110275/1.php

殊に周辺部だと地縁・血縁で兎角動員でき易いってこともあるし、何より地域格差で劣っているだけ危機感が強かったりもしちゃう。

619とはずがたり:2009/04/20(月) 20:32:11
>>618
ですよね>そもそも周辺部の首長が意外に強い

今回の結果が必ずしも無党派の多いとは思えない筑西地区のどの要素が効いてのまさかの(?)現職落選劇だったのかだれか票積み上げて分析してくれないかなぁ。。

620千葉9区:2009/04/20(月) 21:53:09
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090420/137994
自VS民前哨戦の様相 衆院選の対立構図鮮明に 真岡市長選告示
(4月20日 05:00)

 合併後初となる真岡市長選が十九日告示され、四人の新人候補による舌戦が始まった。市政の「継続」を訴える候補の陣営では佐藤勉国家公安委員長をはじめ、自民党県議などが応援に立った。一方、民主党が推薦する候補の陣営では同党の山岡賢次国対委員長を先頭に国会議員や県議らが「変革」を訴えた。両候補とも「市民党」を強調するが、国政レベルの「自民対民主」の構図になっており、次期衆院選の前哨戦の様相だ。

 立候補したのはいずれも無所属新人で、会社役員の菅野健志氏(63)、美容室経営の枝川豊氏(52)、前同市副市長の井田隆一氏(63)、病院理事長の斎藤鉄男氏(67)=民主推薦=の四人。

 井田氏は政党推薦を受けていないが、自民党県議の石坂真一前県議会議長が選対本部長を務めるほか、同党の県議・市議や近隣市町長らが支持。出陣式には佐藤国家公安委員長も出席し、事実上「オール与党」の組織戦を展開している。

 佐藤国家公安委員長が出陣式で「政党色を出してはいけないという(選対幹部らの)意見を聴き、今まで(応援に)来なかった」と明かすなど、あくまで市民党の立場で市政の継続を強調している。現在のところ、ほかに自民党の国会議員が応援演説に立つ予定はないという。

 一方、斎藤氏の陣営は民主党色が強まっている。出陣式には山岡氏ら三人の国会議員や同党県議、連合栃木の青木義明会長が勢ぞろい。選対最高顧問を務める山岡氏は「日本が変化しないといけない。新しい真岡市には新しい市長が必要だ」と述べ、市政の「変革」「交代」を強調した。

 選挙期間中にも同党の鳩山由紀夫幹事長らが応援に来る予定だ。ただ千葉や秋田県知事選の敗北を受け、同党関係者は「政党色を強めることに正直、不安もある」とも明かす。それだけに「この市長選で勝てば、次期衆院選にもいい影響がある」と期待を込める。

 菅野氏は地域医療やごみ処理など身近な問題を取り上げ、真岡市の再生を目指す。枝川氏は美容業を一つの核とした地域活性化策などを強調し、現状打破を訴えた。

621千葉9区:2009/04/21(火) 21:05:12
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090421-OYT1T00004.htm?from=navr
銚子市長選に6氏、リコール派も3分裂で市民は困惑
 千葉県銚子市立総合病院の休止に端を発した出直し市長選(5月10日告示、17日投開票)は、21日に6人目が出馬表明を予定し、顔ぶれがほぼ固まる。


 解職請求(リコール)による住民投票で失職した前市長らのほか、リコール派は分裂し3人が名乗り。病院再生を全員が訴えるが、手法に違いが見えにくく、市民らに困惑も広がっている。

 立候補表明しているのは、前市長・岡野俊昭氏(63)、元市長で弁護士・野平匡邦氏(61)と、リコール派から市民団体代表・茂木薫氏(58)、市議・石上允康氏(63)、元市立病院医師で千葉科学大准教授・松井稔氏(45)の3人。学習塾経営・高瀬博史氏(59)は21日に出馬会見する予定。リコール派の3人は、「考え方に違いがある」などとし、一本化の動きはない。

 各人が主張する病院の運営方法もさまざまだ。

 岡野氏は、自治体が設置し、民間の指定管理者が運営する「公設民営」を主張。野平氏は「全国規模で病院を運営する医療団体」を念頭に置く。茂木氏と石上氏が自治体主導の「公設公営」を掲げ、松井氏は「独立行政法人」を唱える。だが、市民からは「どの方法がベストなのかよく分からない」との声も。5月1日には公開討論会も予定され、今後、議論が熱を帯びそうだ。

 リコール運動を支援した無職女性(67)は「リコール派の分裂に戸惑っている。圧倒的な支持を得た新市長に、街の危機を救ってほしい」と話している。

(2009年4月21日07時29分 読売新聞)

622千葉9区:2009/04/21(火) 21:11:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090421/CK2009042102000105.html
衆院・知事選への影響は 3市長選で現職敗退 担当記者座談会
2009年4月21日

 十九日に投開票があった筑西市長選は、自民、公明両党の推薦を受けた現職が、元市議長の無所属新人に約四千票差で敗れた。十二日の坂東、稲敷両市長選でも、推薦は受けていないものの、多くの自民党系県議、市議らの支持を受けた現職が落選。現職が相次いで敗れる背景に何があるのか。「自民王国・茨城」の退潮の兆しなのか。衆院選や知事選への影響は――。担当記者が話し合った。 (市長選取材班)

【政党】
 B 稲敷市長選は、現職に自民の葉梨康弘衆院議員をはじめ細谷典幸県議、多くの保守系市議団が支援に回ったのに敗れた。同市発注工事をめぐる談合事件が現職に逆風となったという特殊事情もあったが。

 C 坂東市長選も、現職が自民の山口武平県連会長や永岡桂子衆院議員、大半の市議の応援を経て組織戦を展開したが、票を伸ばせなかった。

 B 自民離れの流れは昨年十一月の守谷市長選からあった。自民が約二十人の大県議団を元県議会副議長で新人の小川一成氏の応援に送り込んだのに、現職に勝てなかった。

 C 坂東、筑西とも自民支持層が現職、新人の両陣営に分かれており、有権者は政党よりも人物本位で選択したのでは。筑西では市民病院や駅前再開発ビルへの対応のまずさ、坂東では幼保一元化施設への反発など現職自身の施策の問題のほうが大きく影響している。

 A ただ、これまで自民を支持してきた県医師連盟が次期衆院選で民主推薦を表明。知事選についても県医師連委員長が、自民党県連による元国土交通省事務次官の擁立について、「最初に有力者が指名して周囲が追随する、これが民主主義か」と暗に山口県連会長を批判し、現職支持を打ち出した。自民党員である県北の市町村議らも次々に、現職知事に出馬を要請している。大なり小なり自民の支持基盤の瓦解と、内部分裂が起きているのは確かだ。

 C 市長選と政党の関係は薄いと思う。ただ、筑西市長選で、自民の赤城徳彦衆院議員がどれだけ現職の応援に動いたかは気になる。精力的に支援して負けたとしたら、現職と支持層が相当かぶっており、自分の選挙にも影響しかねないだけに赤城氏はショックだろう。

【多選の弊害】
 A 筑西、坂東とも現職が合併前を含めると五選を目指す選挙だった。多選批判の影響はなかったか。

 C 表だっては影響していないと思う。相手陣営が多選批判を前面に戦ったわけでないし、坂東の市民からは「住民の身になってやってくれれば問題ない」と容認論も聞かれたから。ただ筑西市議から「現職は長くやっても結果が出せなかった。市民に飽きられた」との指摘は出ている。

 A そうすると、多選市長の相次ぐ落選が、現職が出馬すれば五選を目指すことになる知事選にどう影響するかは未知数だね。ただ、自民党県連は多選を徹底批判している。知事の多選の弊害は一般的に指摘されているから、五選を目指す明確な根拠と過去四期の確かな実績を示さなければ、出馬するにしても県民の理解は得られないかもしれない。

【合併の影響】
 B 稲敷では新人が合併後の市政運営を批判。旧東町に偏った公共工事発注や、職員人事に象徴される地域間格差の是正を訴えて現職を破った。

 C 筑西、坂東でも、合併後の住民サービス低下が結果に影響したのでは。筑西市議は「住民から合併して損をしたと不満を聞く」と言っているし、坂東の新人は当選後、「旧猿島町の住民は市長の顔が見えず、取り残されていると話していた」と振り返っていた。

623千葉9区:2009/04/21(火) 21:12:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009042102000085.html
保守系現職 落選続く 公明も取りこぼし
2009年4月21日 朝刊


 全国各地で首長選や議会選が集中的に行われる「ミニ統一地方選」で、十九日は青森、富山などの県庁所在地を含む十九市長選が行われた。前週までに引き続き、現職の落選が相次ぎ、与党、特に公明党が支援する候補者の落選が目立った。

 十九日投開票された十九市長選では十二人の現職が出馬。その戦績は六勝六敗だった。三月二十二日から四月十二日までに行われた市長選では十三勝十一敗で、現職が有利とされる市長選としては突出して高い「落選率」が話題になった。この傾向は十九日も続いている。

 同日の市長選で落選した現職六人の平均年齢は六九・五歳。当選した十九人の平均年齢は、五九・一歳だった。青森市長選で自民党の支持を受けながら敗れた佐々木誠造氏(76)のような「高齢現職」は有権者に敬遠される傾向がはっきり出ている。

 政党別に見ると公明党が三勝四敗と負け越したのが目を引く。「四敗」のうち三人は現職だった。公明党の地方首長選での相次ぐ取りこぼしは、国政選挙で同党の支援を受ける自民党にとって、不安材料と言える。

 民主党は二勝二敗だった。同党は、共産、社民両党が推す候補が勝った青森市長選で中立。独自候補を擁立した宝塚市長選では、元社民党衆院議員の中川智子氏に敗れた。国政レベルで構築を目指している「野党共闘」の足並みの乱れが、随所にみられた。 (清水俊介)

624杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/04/22(水) 10:45:31
急展開!これで民主にも目が出てきた!?!?

千葉市長、収賄容疑取り調べ 市発注工事で業者に便宜か
http://www.asahi.com/national/update/0422/TKY200904220081.html
2009年4月22日10時28分

 千葉市発注の道路工事をめぐり、業者に便宜を図った見返りに金品を受け取った疑いが強まったとして、警視庁は22日午前、鶴岡啓一・千葉市長(68)=千葉市若葉区=を収賄容疑で取り調べを始めた。容疑が固まり次第、逮捕する方針。業者側については、贈賄の公訴時効(3年)が経過しており、立件は見送る方針とみられる。
 警視庁捜査2課などによると、この業者は、千葉市建設局が05年10月に発注した街路築造工事を受注。鶴岡市長は、この工事の入札に際して、業者が有利になるよう取り計らいした見返りに、業者側から金品を受けた疑いが持たれている。

625千葉9区:2009/04/22(水) 18:26:13
大久保逮捕を国策逮捕と叫んだ民主党支持者は、千葉市長逮捕のことも国策逮捕と言うべきですね。この時期になぜですかね?

626杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/04/22(水) 20:41:39
少し古い記事ですが・・・・・

選挙:千葉市長選 市民ら、「つくる会」発足 市長候補模索へ /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090414ddlk12010168000c.html

 千葉市長選(5月31日告示、6月14日投票)で、市民らが市長候補を模索する「市民の千葉をつくる会」が発足し、13日中央区での会合に民主、共産、市民ネットなど野党関係者を招き、候補擁立に向けて動き出した。
 同会は会合の冒頭、「選択肢のない選挙ほど市民が困ることはない。出たい人より市民が出したい候補を」という設立趣旨を説明。会のメンバーで候補案を持ち寄り、野党にも共闘を呼びかけていく。民主党関係者は会議を欠席したが、「皆さんと一緒にやっていけるよう民主党も頑張ります」とファクスで意見を寄せた。【斎藤有香】

627とはずがたり:2009/04/22(水) 22:40:14
与党系からも誰か挙げないとバランスが取れないとなりふり構わない検察の国策匝瑳もとい捜査なのでは?

628千葉9区:2009/04/22(水) 22:50:47
http://www.asahi.com/national/update/0422/TKY200904220081.html
千葉市長、収賄容疑で逮捕 業者から100万円受領か
2009年4月22日16時3分
 千葉市発注の工事をめぐり、業者に便宜を図った見返りなどで現金100万円を受け取ったとして、警視庁は22日、千葉市長の鶴岡啓一容疑者(68)=千葉市若葉区=を収賄容疑で逮捕した。現金を渡したとされる業者側は贈賄罪の公訴時効(3年)が成立しており、立件を見送る方針とみられる。

 贈賄側は、土木建築会社「東起業」(本社・東京都江東区)。

 警視庁捜査2課によると、鶴岡市長は、同市が05年10月に発注した「東寺山町山王町(六方地区)街路築造工事」の入札などに際し、同社が有利になるよう取り計らいをした謝礼などとして、同年11月上旬ごろ、市長応接室で同社社長らから現金100万円を受け取った疑いがある。

 同課によると、鶴岡市長は調べに対し、その時期の現金授受については否定し、「便宜を図ったこともない」と述べ、容疑を否認しているという。

 この工事は同市稲毛区の市道交差点周辺の道路(総延長約300メートル)の拡幅・舗装で、入札には10社が参加。予定価格は4638万円(税込み)で、東起業が契約価格4483万円で落札した。

 鶴岡市長は東京大法学部を卒業後、キャリアとして旧自治省に入省。94年4月から00年10月にかけ千葉市助役を務め、01年6月の千葉市長選で初当選。05年6月に再選され、現在2期目。今年6月14日投開票の市長選には出馬せず、任期満了で引退することを昨年12月に表明している。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009042201030
経歴意識、財政通自認=「うそつくな」「間違い認めよ」−逮捕の鶴岡・千葉市長
 「千葉高の同窓」「東大の同期」「自治省の先輩、後輩」。警視庁に収賄容疑で逮捕された千葉市長鶴岡啓一容疑者(68)は自治省(現総務省)出身。周囲に、そのキャリアを披露するケースも多かったといい、市民からの人気には疑問を持つ声もあった。
 鶴岡容疑者は東大法学部を卒業後、旧自治省に入省し、山口県財政課長や山梨県総務部長、大臣官房審議官などを歴任。市長に初当選する前の6年半、千葉市助役を務めた。
 市長就任後には、講演会でも「国に長く在籍していた」と話しており、「財政のプロ」を自認していたという。講演会では、マスコミ対応にも言及。「(部下には)絶対にうそをつかないでほしい。失敗を隠さないでほしい。今や内部告発の時代である」と語る場面もあった。その上で「もし間違いをしたら、認めた上で対策を取ったと、きちんと言わなければいけない」と話していた。
 自身の経歴を口にすることが多く、人間関係を語る上でも、キャリアに触れる場合が珍しくなかった。ある市議は「とにかく自治省出身であることを自慢する」と話し、市民からの人気も高くなかったと指摘している。
 東京湾横断道路株式会社常務取締役だった経験から、森田健作千葉県知事が公約に掲げた「東京湾アクアライン通行料800円」を疑問視する発言をしている。
 市長1期目の2004年には、同市課長が親せきの千葉県議が滞納した税金を免除した問題が表面化。同課長らや県議が逮捕される事件に発展した。
 05年4月、市長は県議の有罪判決を受け「適正かつ公平な税務行政に努め、市政に対する信頼を取り戻したい」との談話を出した。
 06年3月には、市税滞納額を少なく公表していたことが外部監査報告書で判明。税務管理のずさんさも指摘された。(2009/04/22-22:01)

629千葉9区:2009/04/22(水) 22:53:01
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090422/chb0904222012011-n1.htm
【千葉市長逮捕】候補予定者「青天の霹靂」
2009.4.22 20:06
 6月の千葉市長選に鶴岡市長の後継的立場から出馬するといわれている元副市長の林孝二郎氏(63)は、事務所関係者からの電話連絡で市長が警視庁の任意同行に応じたことを知らされた。22日は午前6時半ごろから千葉駅前で街頭演説をしており、その最中の「青天の霹靂(へきれき)」だった。

 林氏は、産経新聞の取材に、「(鶴岡氏は)サービス精神に欠けるんじゃないかと思うほど慎重で、こういう事件とは対極に位置する人。(問題の工事に)なぜ市長がかかわったのか見当もつかない」と語り、「(収賄について)私は全く知らなかった。事件が本当なら組織的なものでなく個人としてのもの。市への不信感が市民に広がらなければいいが」と懸念を示した。

 さらに、「鶴岡市長の後継とよく言われるが、当初から後継指名は受けていない。選挙に向けて準備していたチラシにも『チェンジ』という文言を織り交ぜたくらいだ」と話した。

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090422/chb0904222005009-n1.htm
:/【千葉市長逮捕】揺れる市役所、副市長「申し訳ない」
2009.4.22 20:05
 千葉市の藤代謙二副市長は22日夕の会見で、「市政が滞らないよう、全職員が団結して難局を乗り切る。市長逮捕は誠に残念で市民に迷惑をおかけし申し訳ない。説明責任も果たしたい」と謝罪した。公務は当面、藤代副市長が代行するとした。

 鶴岡市長と東起業の関係について、藤代副市長は「詳しくは分からない」としたが、今月5日に市職員とOBが聴取された後、市長に事実関係を確認すると、市長は「選挙資金はもらったが、便宜を図って金をもらった事実はない。収支報告書には記載していないが」と話したという。

 「市長と業者の個人的関係」で問題はないと判断して正式な調査は行わず、指名業者選定について当時の契約課長にただすと、「特に問題はない」との回答があったという。

 一方、同市若葉区加曽利町の閑静な住宅街にある市長の自宅には同日夕、家宅捜索の捜査員約10人が到着。近所の主婦は「逮捕されてびっくり。鶴岡市長だけはこういうことはしないと思っていた」と話した。


http/sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090422/chb0904222006010-n1.htm
【千葉市長逮捕】市議会各会派に動揺、憤り
2009.4.22 20:05
 鶴岡啓一市長の逮捕を受け、千葉市議会の各会派に動揺や憤りが広がった。自民党市議団の小川智之幹事長は「市長は堅くクールな人といった印象を与えていた。業者との付き合いなどは嫌うタイプ。逮捕は意外だ」とこわばった表情で話した。同党市議団は23日にも総会を開き、「今後の市長選への対応も含め、各議員の意見を集約する」という。

 公明党市議団の川岸俊洋幹事長も「(市長逮捕は)午前10時ごろに外出先で聞いた。地元業者から『配慮が足りない』と苦情を受けるほどの人。業者との付き合いを一番嫌う人だ」とショックを隠せない様子。ただ「今年2、3月ごろ業者との癒着のうわさが流れたことがある」とも語り、市長選の対応については「(後継的立場から出馬するとされる)林孝二郎元副市長に推薦を出すところだったが、しばらく事態を見守らざるを得ない」と慎重な姿勢を示した。

 共産党の野本信正議員は「大変怒りを覚える。絶対許せないことだし、市長は説明責任をきちんと果たすべきだ」とコメントした。

630千葉9区:2009/04/22(水) 22:54:35
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090422dde041040002000c.html
収賄:千葉市長逮捕へ 「市外業者なぜ落札」 周囲から疑問の声
 公共工事の受注業者に便宜を図った見返りに、東京都江東区の土木建築会社から現金約100万円を受け取ったとして、警視庁から収賄容疑で取り調べを受けている鶴岡啓一千葉市長(68)。旧自治省(現総務省)のキャリア官僚から首長に転じた経歴もあり、周囲は「金に貪欲(どんよく)な印象はない」と口をそろえるが、問題の工事を巡っては「なぜ市外の業者が落札できたのか」と疑惑の声が上がっていた。政界引退が決まっていた政令市トップと業者の癒着はいつから続いていたのか。【酒井祥宏、川崎桂吾、内橋寿明】

 千葉市では公共工事に入札できる業者を本社や支店の所在地に合わせて三つのグループに分類。本社が千葉市内にある業者は「市内」▽本社はないが支店を置いている業者を「準市」▽本社も支店も市内にない業者を「市外」としている。同市契約課によると、工事の規模や難易度に応じ入札資格を決めている。問題になっている工事は、「準市」扱いの指名競争入札だった。鶴岡市長に現金を渡したとされる業者を含む10社が指名され、この業者が4270万円(予定価格4417万円)で落札した。

 同市契約課は「技術力の必要な工事だったので、市内ではなく準市業者に発注した」と説明する。しかし、ある市議は「似たような規模の工事は、みな市内の業者が施工してきたのに、『何であそこの工事だけ準市なんだ』と違和感を感じた」といぶかる。

 鶴岡市長に現金を渡したとされる江東区の土木建築会社は22日、「コメントは差し控えさせていただきます」との談話を出した。

 ◇「まじめ堅実役人タイプ」
 警視庁による鶴岡啓一市長の事情聴取が報じられた22日午前、市秘書課幹部は「聴取されていると聞いていますが、詳しいことは何も」と動揺を隠さなかった。職員は23日に予定されている首都圏サミットのキャンセルや電話対応に追われた。鶴岡市長は22日午前9時から、市課長補佐研修で1時間の講話をする予定だった。しかし「代役は立てられない」と、グループ討議に変更したという。

 鶴岡市長は旧自治省のキャリア官僚から同市助役を経てトップに転身した。元側近は「まじめで堅実な役人タイプ」と驚く。一方で、職員の間では「プライドの高いワンマンタイプ」とも評されていた。

 記者の質問に怒って会見を打ち切ったり、森田健作知事の就任直後には「あんな公約できるのか」とまくし立てたこともあった。

 鶴岡市長は2期8年務め、今期限りでの引退を既に表明。任期満了に伴う同市長選(5月31日告示)には側近の元副市長(63)を後継指名している。【斎藤有香】

 ◇鶴岡市長「広報通して」
 鶴岡市長は4月15日夜、千葉市内の自宅前で毎日新聞の取材に応じたが、「広報を通してほしい」「やめてほしい」と繰り返しただけで、工事を受注した江東区の会社との関係などには答えなかった。鶴岡市長とのやり取りは次の通り。

 −−05年10月に入札があった工事についてお話を。

 ◆前にも言ったろ。自宅では取材を受けないんだ。(千葉市の)広報を通してくれ。

 −−広報を通じてお願いしたが、市長が取材を断っている。

 ◆やめてくれ。やめてくれ。

 −−市長という公人には説明する義務があるはずです。

 ◆……(質問を遮るように無言で玄関ドアを閉める)

631千葉9区:2009/04/22(水) 23:16:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090421-OYT8T01172.htm
自民本部、相川氏推薦せず

 さいたま市長選(5月10日告示、24日投開票)で、自民党本部は21日、県連が求めていた現職の相川宗一氏(66)の推薦を行わない方針を県連幹部に伝えた。

 県連は15日に相川氏の推薦申請を党本部に提出。この日、県連幹部らが党本部を訪れ、相川氏の推薦を再度要請した。しかし、党本部の選対幹部は秋田、千葉両知事選や名古屋市長選でも推薦していないことなどを理由に、今回も推薦を見送る方針を伝えたという。

 自民党は前回市長選で相川氏を推薦したが、同党衆院議員の中森福代氏(59)も立候補を表明したため、党本部では相川氏推薦に慎重論が出ていた。

 県連では、市内選出の9県議が相川氏支持で一致。市議会の自民系会派「彩政会」(9人)も相川氏へ会派推薦を出しているが、同党市議団(13人)は自主投票とする方針を打ち出している。

(2009年4月22日 読売新聞)

632小説吉田学校読者:2009/04/23(木) 07:09:37
>>625-630
鶴岡市政については、市と県の棲み分けには、一定の評価をあげてもいいと思っておりますが、ただ晩節を汚したといいますか、最後はハコモノ行政が目立ちました。
教育施設「きぼうる」建設、若葉・美浜区民ホール建設と、きぼうるについては、生涯学習の折も折、必要性はなきにしもあらずですが、若葉・美浜に500人規模(500人だぞ、なんて中途半端)のホールを作る意味があったのでしょうか。
やっぱり公共事業=景気という考えから抜け出せなかったのでしょうかねえ。一市民としては残念です。

しかし、役人も濁ったお湯につかると、濁るんだね。そんなに金が欲しいのかね。100万円でしょ。しかも市道街路ってみみっちい事業だし。だいたい政令市長なら逮捕するのは東京地検特捜部くらいじゃないと箔がつかない。政令市にそぐわない田舎じみた汚職事件だなあと私は思いました。余談ながらそういえば「市議恫喝スキャンダル」はどこへ行ったんでしょうか。

633千葉9区:2009/04/23(木) 21:32:54
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/04/23/01.html
贈賄側業者の内紛で発覚!千葉市長が逮捕

 千葉市発注の道路工事で、便宜を図った見返りに業者から現金約100万円を受け取ったとして、警視庁と千葉県警の合同捜査本部は22日、収賄の疑いで千葉市長の鶴岡啓一容疑者(68)を逮捕した。容疑を否認している。任期満了まであと78日に迫っての逮捕に、市の関係者は戸惑いの声を上げている。

 鶴岡容疑者は6月14日投開票の市長選には出馬せず、引退する意向を示していた。任期は7月9日までだった。

 逮捕容疑は05年11月、稲毛区の道路拡幅・舗装工事の指名競争入札に絡み便宜を図った見返りに、土木建築会社「東起業」(東京都江東区)の社長(64)から現金100万円を受け取った疑い。同社側は、現金は封筒に入れ、市役所内の市長応接室で「落札できたことのお礼を言って手渡した」「ちゅうちょなく受け取ってもらった」としている。捜査関係者によると、市職員も事情聴取に「市長から東起業に便宜を図るよう指示を受けた」と話した。

 捜査の端緒となったのは、東起業側からの内部告発だった。社内で内紛があり、会社を告発するため幹部が昨年、警視庁に持ち込んだ。贈賄側は昨年11月で公訴時効(3年)がすでに成立しており、火の粉がかからない時期を選んだ可能性もある。市関係者によると鶴岡容疑者は次期市議選に不出馬を表明した昨年暮れごろ、政治資金収支報告書に記載していない現金の存在を明かしたという。鶴岡容疑者は調べに対し「現金を受け取ったことはなく、便宜を図ったこともない」と容疑を否認している。

 鶴岡容疑者は千葉市出身。01年7月の市長選で初当選し、現在2期目。東大法学部を卒業し旧自治省に入省、大臣官房審議官を務めた後の94年、市助役に就任。知人らは「政治家というより官僚タイプ」と口をそろえる。関係者らは「エリート意識が強く、人を見下したような部分があった」「物をはっきり言うタイプ」という。ある市議は「愛想がない」「議会や市民に説明を尽くそうとする人ではなかった」と指摘した。最近は、就任したばかりの千葉県の森田健作知事が掲げた公約について「元気がいいからといってできることではない」などとこき下ろしていた。

 市の条例では市長の退職金は1期(4年間)で約3300万円と定められている。禁固以上の刑が確定した場合は全額支払われないため、市役所では今後の捜査状況を見守っている。選挙の時期は「今のところ早まることはない」という。

 収賄容疑での政令市長逮捕は、ゼネコン汚職で93年に仙台市長が逮捕されて以来となった。

[ 2009年04月23日 ]

634千葉9区:2009/04/23(木) 22:03:14
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090423ddlk09010134000c.html
選挙:足利市長選 野田担当相、応援演説に /栃木
 野田聖子消費者行政担当相が22日、足利市内で開かれた同市長選の立候補者の個人演説会に出席した。野田氏は「(候補は)出遅れているらしいが、少しでもばん回し、皆さんが望む温かい足利をつくる一助になればと思う」などとあいさつした。

 野田氏は少子化問題など触れた後、「知名度がいま一つと言われているらしいが、私も岐阜県議選で知名度がなく大変だった。松田聖子さんと間違われ困った」などと冗談を交え、会場を沸かせた。

 野田氏が応援する候補は、自民、公明の推薦を受けているが、選挙は新人同士の一騎打ちで、激戦となっている。

 一方、対立候補には告示日から計3回、衆院3区選出の渡辺喜美元行革担当相が応援に訪れる予定で、有名国会議員による応援合戦の様相となっている。【古賀三男】

635千葉9区:2009/04/25(土) 13:24:17
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090424ddlk12010235000c.html
選挙:千葉市長選 現職市長逮捕、無風一転の市長選に? /千葉
 ◇民主に「候補立てて」の声/林陣営、「脱鶴岡」アピール
 無風とみられていた千葉市長選(5月31日告示、6月14日投票)が、現職市長の逮捕で、がぜん熱を帯び始めた。候補擁立をほぼあきらめていた民主党には、市民から「候補を立てて」という声が多数寄せられている。一方、先に名乗りを上げ、余裕の構えだった自民党推薦の元副市長、林孝二郎氏(63)の陣営には危機感が漂い、鶴岡色の払しょくに躍起となっている。

 逆風を受けた知事選で敗北後、民主県連は千葉市長選でも不戦敗の「自主投票」に傾いてきた。だが、市長が逮捕された22日以降、県連事務所などに「市長逮捕のニュースに心からがっかりした。クリーンで柔軟な候補者を立ててほしい」という電話やファクスが来ているという。

 県連は慌てて動き出した。候補を立てる方針を固め、市議ら3〜4人に絞り込んでいる。名前の挙がる市議は「誰も出ないなら自分が出る」と意欲を語る。さらに、党外の人物に出馬を打診する動きもある。

   □  ■

 一方、林氏は23日、立候補予定者への合同取材を予定通り受け、「(鶴岡氏の)後継者と言われると若干抵抗がある」と不快感を示した。記者から「市長が逮捕されたが」と水を向けられると、「何をもって後継というのか」と反論。鶴岡市長が松井旭前市長から「後継として鶴岡助役が最もふさわしいと判断した」と言われた例を挙げ、「自分は名指しで指名されていない」と主張。“脱鶴岡”を懸命にアピールした。

 林氏は92年、松井前市長時代に旧建設省から市都市局長に引っ張られ、JR千葉駅東口再開発事業などを担当。いったん霞が関に戻り、鶴岡市長の初当選翌年、助役に抜てきされた。鶴岡市長は県立千葉高、東大の先輩に当たり、ともにキャリア官僚の道を歩いた。

 鶴岡市長は08年12月の市議会で引退を表明。「幸いにして素晴らしい後継者も育ってまいりましたので次の市長選挙には出馬しないことを決意した」と発言した。4月7日の林氏の選挙事務所開きには鶴岡市長も出席し「林は仕事がしっかりできる男だ」と祝辞を述べていた。

 林氏は「今の市政は少し閉鎖的だ。開放的な市役所にしたい。鶴岡さんの時代をつなげていくつもりはない」と距離を置く姿勢を強調した。だが、事件を踏まえ「市役所全体への不信感が出る。昨年12月まで副市長だった私への批判もあるだろう。影響はあると思う」と述べた。

 自民党市議団は23日、臨時総会を開き、「事件はあったが皆で意思統一し、林氏を応援しよう」と確認した。小川智之幹事長は「市長後継だからではなく、市長にふさわしいから応援している」と強調する。【斎藤有香、山縣章子】

636千葉9区:2009/04/25(土) 13:25:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090424/CK2009042402000094.html
『影響、かなりある』 “市長後継”林前副市長選挙への懸念示す
2009年4月24日

 鶴岡容疑者から後継指名され、市長選(六月十四日投開票)への立候補を表明している前副市長の林孝二郎氏(63)は二十三日、市役所で記者団の質問に答え、汚職事件について「お金の点や業者との関係に厳しい市長だと思っていたのでびっくりした」と述べた。

 鶴岡容疑者については「積極的に職員らと話をしないところがあり、とっつきにくい部分があったようだ」と指摘。「後継者といわれると、若干抵抗がある。鶴岡市政で変えるべき所は変えていきたい」と語った。

 また市長選に関し、林氏は「市役所全体への不信感やこれまで行政を担ってきた私への批判から、市長選への影響はかなりあると思う」と懸念した。 (宮崎仁美)

◆林氏の支援確認 市長選対策で自民市議団
 自民党の千葉市議団は二十三日、臨時総会を開き、鶴岡市長逮捕に伴う対応を協議、同党が推薦を決めている前副市長の林孝二郎氏(63)を引き続き支援することを確認した。

 市議団によると、林氏推薦への異論はなかったという。市議団幹事長の小川智之市議は「市長にふさわしい人物として林氏の推薦を決めた。事件の影響はあると思うが、しっかり支えようというのが共通の意見だった」と述べた。

 一方、市議会の各会派代表が集まる幹事長会議が同日開かれ、市側が市長逮捕後の対応や問題となった公共事業の概要などを説明した。 (小川直人)

637千葉9区:2009/04/25(土) 13:30:27
>>634
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20090425/CK2009042502000108.html
足利市長選 あす投開票 大豆生田氏が先行
2009年4月25日

 任期満了に伴う足利市長選は二十六日、投開票される。立候補しているのは、いずれも無所属新人で、IT関連企業役員で元県議の大豆生田(おおまみうだ)実氏(43)と前副市長の飯野健一氏(60)=自民、公明推薦。三度目の市長選挑戦となる大豆生田氏が先行、飯野氏が組織力を武器に急追する展開で予断を許さない。投票率は前回の54・47%を上回る可能性が高い。

 大豆生田陣営は、支援する市議三人らを中心に草の根的な市民運動を展開しており「チェンジ」「閉塞(へいそく)感の打破」を繰り返し訴える。無党派の支持者が多く、同陣営は高投票率を期待する。

 飯野陣営は、大半の市議と百を超える団体の推薦に加え、福田富一知事、茂木敏充衆院議員、吉谷宗夫市長が全面支援。三十五年の行政経験と人脈、堅実な人柄を全面に猛追している。

 告示後四日間の期日前投票者数は三千六百四十五人で前回の約二倍。市選管は「市民の関心は高い」とみている。投票は市内五十四カ所で行われ、午後九時十分から市民体育館で開票。大勢判明は同十時半ごろの見込み。十八日現在の選挙人名簿登録者数は十二万八千九百七十五人。 (梅村武史)

◇足利市長選立候補者(届け出順)
大豆生田実(おおまみうだみのる) 43 無新 

IT関連企業役員(元)県議・市議・サントリー社員▽東京薬科大

<公約>(1)ごみ袋の無料化(2)中学3年生までの医療費無料化拡大(3)給食費の値下げ(4)市長給与の30%カット(5)市議会議員の定数削減の提案

飯野健一(いいのけんいち) 60 無新 

(元)副市長・市収入役・市総務部長▽新潟大=自公

<公約>(1)市民の健康のサポート、大切な子どもたちとお年寄りの笑顔を守る(2)地域経済の活性化と若者の街(3)しあわせを感じる街づくり

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090424/139660
一騎打ちは互角の戦い 足利市長選の終盤情勢
(4月24日 05:00)
 【足利】任期満了に伴う市長選は二十六日の投開票まであと二日に迫った。無所属新人同士の一騎打ちは、元県議の大豆生田実氏(43)と前副市長の飯野健一氏(60)がほぼ互角の戦いを繰り広げている。市議、県議を経験し三度目の市長選となる大豆生田氏は知名度を生かして市街地を中心に浸透し、強固な組織力を持つ飯野氏が激しく追い上げている。

 大豆生田陣営は、市議三人のほか企業経営者や会社員、主婦らが中心で、これら支持者が草の根的に市内全域を回っている。政党や団体などからの推薦を受けていないため、街頭や個人演説会などで「しがらみがないから改革ができる」などと、行財政改革や人口流出対策としての行政サービスの向上を訴えている。

 自民を離党した渡辺喜美元行政改革担当相が告示前から応援に駆けつけ、「チェンジ」などと改革ムードを高め、無党派層にアピール。陣営内の士気は日ましに高まっており、幹部は「過去二回の市長選に比べて市民の関心は高く、手応えは非常にいい」としている。

 飯野陣営は、飯野氏を擁立した企業経営者のほか、吉谷宗夫市長や茂木敏充衆院議員、県議四人、市議二十四人などそうそうたる顔ぶれ。自民、公明、連合栃木のほか、百近い団体の推薦を受け、「まさにオール足利体制」(選対幹部)としている。市長や各議員らの後援会をフル動員、「三十五年間の行政経験と人脈による即戦力」を訴えて地区ごとに票を固め、企業や労組回りなどで若年層への浸透も図る。

 出馬表明が二月下旬と遅く、知名度が低いことが課題だったが、危機感を持って臨んだ結果、陣営幹部は「出遅れが響き当初は苦戦していたが、かなり巻き返した」と話す。

 中学三年生までの医療費無料化や有料ごみ袋の段階的無料化など両候補の公約には大きな違いが見られず、選挙戦では市長としての資質や政治姿勢に関する訴えが目立つ。これらの主張が有権者にどう受け入れられるかも焦点だ。

 市選管によると、二十日から二十二日までに期日前投票をした有権者は千九百三十六人で、前回市長選の同期間に比べ約二倍。有権者の関心は高く、両陣営とも投票率は前回(54・47%)を上回ると見ている。

638千葉9区:2009/04/25(土) 13:31:51
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090424/139659
真岡市長選の終盤情勢 ごみ処理施設が争点
(4月24日 05:00)
 【真岡】任期満了に伴う市長選は、二十六日の投開票に向け終盤戦に突入した。いずれも無所属の新人で、前副市長の井田隆一氏(63)と病院理事長の斎藤鉄男氏(67)=民主推薦=が激しい選挙戦を繰り広げている。昨年十二月に市長選の準備に入り序盤を優位に進めてきた斎藤氏に対し、井田氏は一月十六日に立候補を表明。出遅れが懸念されたが、組織力で勝る井田氏が追い上げ、互角の戦いになっている。

 両候補とも「無所属市民党」で選挙戦に臨んでいるが、井田氏を支えるのは自民党の佐藤勉国家公安委員長、福田武隼市長ら。真岡商工会議所会頭、JAはが野組合長が選対幹部を務め、同会議所青年部が実動部隊として真岡地区の票を固めている。選対幹部は「選挙区全体で出遅れは取り戻した」としている。

 一方、民主党の推薦を受けた斎藤氏は同党の山岡賢次国対委員長、民主系の県議、市議が支援している。

 連合栃木の推薦も受けた斎藤氏は、各労組の集会であいさつに立ち、組合票の取り込みを図る。選対幹部は「真岡地区は互角。二宮の票で勝利したい」とする。

 斎藤氏の出身である二宮地区は、告示前までは「断然有利」(選対幹部)だったが、藤田忠義前二宮町長のてこ入れを受ける井田陣営は「ここに来て互角の戦い」と見ている。

 芳賀地区広域行政事務組合が井頭公園南側に建設を計画しているごみ処理施設問題が最大の争点になっている。「推進」派の井田氏に対し、斎藤氏は「計画見直し」を強調。対立軸が明確になっている同問題を、有権者がどう受け止めるかも焦点になる。

 中立的立場の元市議は「無党派層と、合併した二宮地区の有権者約一万三千人の投票行動が当落の鍵を握るのでは」と分析している。

 立候補表明が三月末となった美容室経営枝川豊氏(52)、今月上旬の会社役員菅野健志氏(63)は遊説を中心に運動している。

 投票率は前回の49・39%を大幅に上回り、60%を超えるとの見方が強い。

639千葉9区:2009/04/25(土) 20:27:46
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090423ddlk12040153000c.html
千葉市長収賄:逮捕(その1) 職員「うそでしょ…」 市幹部ら動揺 /千葉
 ◇来月告示、選挙にも影響
 トップの収賄容疑が政令市を震えさせた。任期をわずかに残し警視庁に逮捕された千葉市長の鶴岡啓一容疑者。霞ケ関のキャリア官僚の経歴を背負い、市長に転身して8年。汚職はあったのか。「驚きのあまり、頭の中がポーッとしている」。市幹部らは衝撃を受け、来月告示される市長選の行方もまったく分からなくなった。

 「警視庁の方と一緒に出かけて行きました」。22日午前6時半ごろ、鎌田栄秘書課長の自宅に鶴岡市長の妻から電話がかかってきた。妻は不安げな声だったという。市幹部らに連絡が回った。職員らは一斉に、鶴岡市長が講話する予定だった新任課長補佐研修の内容変更や、報道関係者との懇談会キャンセル、定年退職者の送別会に市長が欠席することなどの連絡に追われた。

 「本当に市長か」。市役所の庁舎内は驚きに包まれた。男性職員の一人は「職員が事情を聴かれているといううわさはあったが、市長がターゲットだとは思いもしなかった。寝耳に水だ」と話した。別の幹部は「うそでしょ」と絶句した。

 正午のテレビニュースで「千葉市長任意同行」が伝えられると、広報課の職員らが画面を食い入るように見つめ、厳しい表情でメモを取った。

 政策調整課の40代の男性職員は「がめつい雰囲気の人ではなかった。この衝撃は交通事故に遭ったような感覚だ」。別の課の男性職員は「なんで100万円で、という思いがある。市への風当たりが厳しくなりそうだ」と曇った顔で話した。

 藤代謙二副市長は緊急の市幹部会議で「捜査がどうなるか分からないが、市政が滞ってはならない。心を一つにして、この難局を乗り越えていかなければならない」と呼びかけ、「動揺してはならない」と2度繰り返した。記者会見した藤代副市長は「市民の皆様に心からおわび申し上げます」と述べ、頭を下げた。

 ◇市役所で書類押収
 千葉市役所には午後4時45分ごろ、警視庁の捜査車両数台が到着。約5分後、厳しい表情の捜査員約35人が市長室のある庁舎3階に姿を見せた。捜査員らは午後5時20分、市長室や総務課、契約課など関係先へ次々と入り、関係書類を押収した。

 市職員らは驚いた様子で捜査員を迎えた。廊下に面したガラスには目隠しのため白い紙が張られ、ドアの前に市職員が立って一般の出入りを禁止するなど、ものものしい雰囲気に包まれた。

640千葉9区:2009/04/25(土) 20:28:11
 ◇「まじめな人」「官僚的」
 逮捕された鶴岡啓一市長について、市職員や市議は「あんなまじめな人が」「そんなことができる人物ではない」と口をそろえた。一方で「プライドが極めて高く官僚的」「敵を作りやすい」と指摘する声も出ている。

 「答えない。答える必要もない」。鶴岡市長は04年3月の定例記者会見で、そう言い放って退席した。前任の納税管理課長が、市長選で鶴岡市長の選対本部長を務めた県議の約3000万円の滞納税を免除する手続きをした問題で、記者の「前課長を訴える気はありますか」という質問への回答だ。

 この問題では、前月にも「私は知らない」の一点張りで一方的に会見を打ち切っていた。

 選対幹部は「官僚中の官僚で、政治手腕はいい。でも性格はだめだ」と苦笑する。

 千葉都市モノレールの延伸工事について、大学教授ら識者が「644億円の累積損失を生む。不採算路線は休廃止すべきだ」と報告書を提出したのに対し、「モノレールは現在走っていて、壊せば97億円かかる。それをやれと言うのだから学者は気楽だ」と発言したこともあった。

 副市長として仕えた林孝二郎氏は「役人はあいまいな発言をしがちだが、できないものはできないと、はっきり言う人だった。職員にも『不正はするな』と口を酸っぱくして言っていたのに……」と困惑していた。【斎藤有香】

 ◇民主、擁立作業加速 市長選の情勢一変、「後継」林氏陣営は暗転
 鶴岡市長逮捕が、千葉市長選(5月31日告示)の情勢を一変させてしまう可能性が出てきた。現時点で名乗りを上げているのは鶴岡市長後継で元副市長の林孝二郎氏(63)のみ。楽勝ムードが漂っていた林氏陣営の雰囲気は暗転。一方、対抗馬の擁立が難航していた市政野党の民主党は「今こそ市の腐敗を一掃する時だ」(若手市議)と勢いづき、県連役員や市議を軸に擁立作業を一気に加速させている。逮捕前とは明暗が完全に入れ替わった格好だ。

 逮捕が報じられた直後、林氏は毎日新聞の取材に対し「驚いている。一緒に仕事をしてきたが、そういうことはなかったと思っていた」と動揺を隠せない様子だった。

 「林氏は市の中枢にいて鶴岡市長を支えており、影響は避けられない」(自民県議)と出馬を危ぶむ声も出ているが、林氏は「これまで同様クリーンな政治を粛々と訴えていく」と立候補する意思を強調。「後継」と言われる点については「以前から抵抗があった。正直やりにくい。これまでの市政で変えるべきところは変えていかなければいけない」と話した。

 すでに党本部で林氏を推薦している自民党市議団は、逮捕を受けて「事実確認がまだで何とも言えないが、近く臨時総会を開き、推薦について全体の意思を確認する」(小川智之・市議団幹事長)という。

 また、林氏を推薦する連合千葉には、市長逮捕を受けて各労組などから問い合わせが相次いだ。このため22日午後、急きょ林氏推薦の方針に変わりはないことを各組織にファクスで送った。黒河悟会長は「事実関係が分からないので検証しなければならない。事実であれば残念。市長の単独か組織が絡むのか、捜査を見守りたい」と複雑な表情だ。

 これに対し、候補者探しに苦しんでいた民主党は「不戦敗(自主投票)でも仕方ないと思っていた。事件で情勢が根底から覆った」(民主市議の一人)と、擁立作業を一気に加速させている。別の市議も「野党として『金権千葉』を追及してきた。断固戦うべきだ」と意気込む。

 市民団体が候補者を擁立する動きも勢いづいている。「市民の千葉をつくる会」は「市長の後継候補を当選させるわけにいかない。必ず候補者を出す」と強調した。【斎藤有香、山縣章子】

641千葉9区:2009/04/25(土) 22:42:48
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090425ddlk08010066000c.html
’09知事選:東海村議有志、知事に出馬要請 知事・村長選が連動? /茨城
 ◇現職派と新人派、保守分裂加速
 9月下旬に任期満了を迎える県知事選と東海村長選が水面下で連動し、保守分裂の動きが加速している。東海村議会(定数20)の村議有志6人が24日、同村出身の橋本昌知事に5選に向け知事選に立候補するよう要請した。有志代表の村議は、橋本知事を支持する村上達也村長に近い存在。一方、反村上派の村議の中には村長選で元県職員の坪井章次氏を擁立、知事選では自民党県連が推す元国土交通省次官、小幡政人氏を支持する動きも出ている。両現職が出馬を決意すれば、「橋本派・村上派連合」対「小幡派・坪井派連合」の構図になる可能性もある。【八田浩輔、山崎理絵】

 有志代表の豊島寛一村議は自民党員だが、24日の橋本知事への立候補要請後、記者団に対し、県議14期目に突入した自民党県連の山口武平会長を意識して「(県連)トップが多選なのに、(橋本知事への)多選批判は説得力がない」と正面から県連を批判した。村長選についても村上村長が出馬すれば支持する意向を示した。

 村上村長は、3月の記者会見で知事選と自身の去就について問われ、「(橋本知事と)ともにがんばろうという気持ちはあります」などと発言している。

 22日に県庁であった坪井氏の出馬表明会見に同席した自民党員の村議は「これまでの知事選でも署名や支持はなかった。反橋本ではない」と知事選との絡みを否定するが、坪井氏周辺の動きと橋本知事への「包囲網」を関連付ける自民党のベテラン県議もいる。

 県北の一部の市町村長は橋本知事の5選支持を表明しており、市長村議有志による出馬要請は茨城町、常陸大宮市、那珂市、大子町に次いで5番目。一方、つくば市など県南の首長からは橋本知事の多選を厳しく批判し、県南出身の小幡氏を推す声が広がりを見せている。

642とはずがたり:2009/04/26(日) 15:10:29

じゃあ支部長として掻き集めた金は何につこうたんや?

資金管理団体から寄付記載なし 森田知事の選挙収支報告
http://www.asahi.com/politics/update/0420/TKY200904200106.html
2009年4月20日12時42分

 千葉県の森田健作知事の知事選での選挙運動費用収支報告書が20日、県選管で公開された。それによると、森田知事は今年1月に設立した後援会から、個人として1512万円の寄付を受けていたが、森田知事が支部長を務めていた自民党支部の資金が流れていた資金管理団体からの寄付はなかった。

 森田知事が代表を務める自民党支部は05〜07年、約1億円を森田知事の資金管理団体に寄付していた。この資金が知事選に使われたかどうかが取りざたされ、森田知事は当選翌日の会見で「支部からの金は選挙活動には使っていない」と否定していた。


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