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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2894名無しさん:2010/12/12(日) 22:51:56
筑西市


 順
 位    党派  新旧 当選
当確  得票  得票率  年齢
  1  田所 嘉徳  自民  現   当  19,200  40.5   56  
  2  宮崎  勇  無  新   確  8,000  16.9   45  
  3  設楽詠美子  民主  新   確  7,800  16.5   34  
   鈴木  聡  共産  新      7,400  15.6   65  
   仁平 正巳  民主  新      5,000  10.5   57

2895名無しさん:2010/12/12(日) 22:53:09
茨城県議選 各党議席            NHK水戸(更新日時:12月12日 22:49)

 定員 65  残り 3
                 当選
          │候補者数   当確   現   元   新   男性  女性   選挙前
─────┼────┬───────────────────────
 自民     |   36   |  32    31    1    0    31     1     45
 民主     |   23   |   5     2    0    3    4   .   1   .    6
 公明     |   4    .|   4     3    0    1    3   .   1   .    4
 共産     |   5    .|   0     0    0    0    0   .   0   .    2
 みんな .  |   3    .|   2     1    0    1    2   .   0   .    1
 無所属   |   35   |  19  .   5    1 . 13 .  19     0   .    6
─────┼────┼───────────────────────
 合  計   |.  106   |  62    42    2 . 18    59     3     64

2896名無しさん:2010/12/12(日) 22:55:01
水戸市

 定員 7  残り 3  開票 94% 

 有権者 233,817人  投票率 47.25% 

 順
 位    党派  新旧 当選
当確  得票  得票率  年齢
  1  加藤 明良  無  新   当  15,575  15.1   42  
  2  高崎  進  公明  現   当  14,291  13.8   49  
  3  舘  静馬  自民  現   当  13,899  13.4   43  
  4  川津  隆  自民  元   当  13,276  12.8   59  
  5  大内久美子  共産  現      11,378  11.0   61  
  6  佐藤 光雄  民主  現      10,531  10.2   52  
  7  石川 多聞  自民  現      9,614  9.3   67  
   木本信太郎  無  新      9,329  9.0   33  
   星野 幸子  民主  新      5,530  5.3   46  
   西村 和修  無  新      35  0.0   34

2897とはずがたり:2010/12/12(日) 22:56:56
>>2863-2864
支援者が鎌持って相手候補の支援者と喧嘩する茨城選挙キタ━━━━━━(´・ω・`)━━━━━━!!
発展途上国じゃないんだから・・

茨城県議選の候補事務所にトラック、1人死亡 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_election__20101212_4/story/20101212_yol_oyt1t00262/

 12日午前10時35分頃、茨城県石岡市若松にある、同県議選候補者の事務所にトラックが突っ込み、同市大砂の会社員戸井田利雄さん(62)がトラックを制止しようとしてひかれ、死亡した。

 トラックはそのまま走り去った。県警はトラックが故意にはねたとみて、殺人事件として石岡署に捜査本部を設置した。事務所は、県議選石岡市選挙区に立候補していた戸井田和之さん(46)が選挙活動に使用、この日は投開票日だった。亡くなった利雄さんは、戸井田さんのおじ。

 捜査本部の発表などによると、トラックを運転していたとみられるのは、やせ形の男で、年齢不詳。目出し帽をかぶっていたという。トラックは保冷車(4トン)で、現場の北約700メートルの駐車場で発見された。盗難車だった。

 近くの住人らによると、トラックは事務所敷地のフェンスを突き破り、事務所建物と街頭活動用の車に衝突。事務所から出てきた利雄さんが「やめろ」と叫び、トラックのサイドミラーにしがみついたところ、トラックが発進し、利雄さんをひいた。

 戸井田さんは、2002年の県議選で初当選、06年の前回選は自民党公認で立候補したが落選した。無所属で出馬した今回は、同市選挙区(定数2)で自民党現職2人と議席を争っていた。

 戸井田さんによると、10日夜から11日未明にかけ、選挙カーなど車5台が選挙事務所駐車場でパンクさせられるなどのいやがらせを受けていたという。戸井田さんは「卑劣で考えられない行為に憤りを覚える。おじさんを返してほしい」と涙ぐんだ。

[ 2010年12月12日21時28分 ]

2898とはずがたり:2010/12/12(日) 22:59:06
>>2865-2896
大惨敗みたいっすね。。
今の民主党にわざわざ入れようと云う選挙区的層見当たらないもんなぁ…orz

2899二階席:2010/12/12(日) 23:03:25
>2898

この時期の県議選は他にないから、たまーに注目されるんですよね。

・・・しかし、すげーな。今回の結果は。

2900名無しさん:2010/12/12(日) 23:03:30
茨城県議選 各党議席            NHK水戸(更新日時:12月12日 22:49)

 定員 65  残り 3(水戸市3)
                 当選
          │候補者数   当確   現   元   新   男性  女性   選挙前
─────┼────┬───────────────────────
 自民     |   36   |  32    31    1    0    31     1     45
 民主     |   23   |   5     2    0    3    4   .   1   .    6
 公明     |   4    .|   4     3    0    1    3   .   1   .    4
 共産     |   5    .|   0     0    0    0    0   .   0   .    2
 みんな .  |   3    .|   2     1    0    1    2   .   0   .    1
 無所属   |   35   |  19  .   5    1 . 13 .  19     0   .    6
─────┼────┼───────────────────────
 合  計   |.  106   |  62    42    2 . 18    59     3     64

2901名無しさん:2010/12/12(日) 23:05:33
更新日時:12月12日 23:02) [更新]

茨城県議選 各党議席

 定員 65  残り 0 

   候補者数  当選
 当確   現   元   新  男性  女性  選挙前
 自民        36   33    32    1    0   32   1   45  
 民主        23   6    3    0    3   5   1   6  
 公明        4   4    3    0    1   3   1   4  
 共産        5   1    1    0    0   0   1   2  
 みんな       3   2    1    0    1   2   0   1  
 無所属       35   19    5    1    13   19   0   6  
合計     106   65    45    2    18   61   4   64

2902名無しさん:2010/12/12(日) 23:06:35
茨城県議選 各党議席            NHK水戸(更新日時:12月12日 23:02)

 定員 65  残り 0
                 当選
          │候補者数   当確   現   元   新   男性  女性   選挙前
─────┼────┬───────────────────────
 自民     |   36   |  33    32    1    0    32     1     45
 民主     |   23   |   6     3    0    3    5   .   1   .    6
 公明     |   4    .|   4     3    0    1    3   .   1   .    4
 共産     |   5    .|   1     1    0    0    0   .   1   .    2
 みんな .  |   3    .|   2     1    0    1    2   .   0   .    1
 無所属   |   35   |  19  .   5    1 . 13 .  19     0   .    6
─────┼────┼───────────────────────
 合  計   |.  106   |  65    45    2 . 18    61     4     64

2903名無しさん:2010/12/12(日) 23:10:56
民主党執行部向け言い訳テンプレ

「元々茨城は保守王国であり不利は覚悟していた。
この逆風の中現有議席を保てたことは十分評価してよいと考えている。
国民の皆様の叱咤激励と思い、明日からも職務に励みたい」

2904名無しさん:2010/12/12(日) 23:12:49
オール疫病神の皆さん

鳩山由紀夫前首相
枝野幸男幹事長代理
海江田万里経財相
江田五月前参院議長
馬淵澄夫国交相
蓮舫行政刷新相
岡田克也幹事長
松原仁衆院議員
石井一 参院議員

10日
鳩山由紀夫前首相
鹿野道彦農相

11日
長妻昭副幹事長
谷亮子参院議員

2905旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/12(日) 23:16:24
埼玉ネタ投下。木下前市長敗れる。
 ◇草加市(埼玉県)
 田中和明氏(61)=無新、民・自・公・国推薦、共・社支持、元市議会事務局長、初当選。市議会の不信任決議で失職した木下博信氏(46)=無前=の4選を阻む。投票率は33.17%で過去最低。

2906チバQ:2010/12/13(月) 00:04:50
http://www.saitama-np.co.jp/news12/12/03.html
2010年12月12日(日)
まち二分の戦いか 14日告示、三芳町長選
 任期満了に伴う三芳町長選は14日、告示される。今のところ、いずれも無所属で、現職の鈴木英美氏(63)=民主、自民、公明、連合埼玉推薦=と、新人の前町議、林伊佐雄氏(53)の一騎打ちとみられる。選挙に最も強いとされる2期目に挑む鈴木氏と、祖父、父が町長という強固な地盤を持つ林氏。まちを二分する激しい戦いが予想されている。投開票は19日。

 鈴木氏は「さらなる前進」を掲げ、中学校3年生までの子ども医療費無料化、学童保育室開設、子宮頸(けい)がん予防ワクチン全額補助などを実績としてアピール。今月5日、支持者を集めて決起集会を開き、民主、自民、公明の地元国会議員、弁護士の丸山和也参院議員らが応援に駆け付けた。総合病院の誘致や保育所待機児童ゼロなどが公約だ。

 一方の林氏は、2007年町議選でトップで初当選。祖父・栄則氏(故人)は2期、父の考次氏は4期、いずれも町長を務めており、自身も町議1期ながら知名度は高い。「未来開拓宣言」をキャッチフレーズに43項目のマニフェストを策定。自転車で町を回りながら情報公開や事業仕分けの実施、町長給与の削減など住民と協働した行財政改革を訴える。

 来年4月に町議選を控える三芳町。11月の定例議会では町長派議員から「任期の接近した議員選と町長選の双方に立候補することを自粛する決議」が提案された。町長選の落選者が、数カ月もしないうちに議員選に出馬するのは「事前運動であり公平性に欠ける」という理由だ。

 法的拘束力はないものの、林氏を支援する議員からは「林氏を議会に戻らせないための嫌がらせ」「立候補の権利を奪う」と声が上がり、議会は真っ二つ。決議は賛成7、反対6の小差で可決され、来る町長選の激戦をうかがわせる結果となった。

 2日現在の有権者数は3万858人(男1万5455人、女1万5403人)。

2907チバQ:2010/12/13(月) 00:09:44
>>2684
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20101211ddlk19010024000c.html
選挙:南アルプス市長選 中込県議が出馬表明−−来春 /山梨
 任期満了に伴い来年4月の統一地方選で行われる南アルプス市長選に、県議の中込博文氏(62)=同市選挙区=が10日、無所属での立候補を表明した。県庁で記者会見し、「南アルプス山麓(さんろく)の自然資源を生かしたまちづくりを目指す」と抱負を語った。市長選には、現職の今沢忠文氏(73)が再選出馬する見込みで、一騎打ちになる可能性が高い。

 中込氏は現市政について「合併から8年たつが、どんな市にしたいのか明確なビジョンが見えてこない」と批判。都市との交流促進による遊休農地の解消や、自然景観と特産のフルーツを生かした観光拠点の整備などを公約に掲げた。

 中込氏は、03年に陸上自衛隊を退官。市内の特別養護老人ホーム施設長を務めた後、07年に県議選に初当選し、現在1期目。10月に県議会の新会派「明全会」を結成した。県議辞職の時期は「県議として横内(正明)知事を支援したい」として、来年1月の知事選後の予定という。

 一方、現職の今沢氏は20日まで開かれている12月定例市議会で立候補を表明するとみられている。【曹美河】

2908チバQ:2010/12/13(月) 00:11:42
>>2339-2340>>2601>>2751>>2790
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20101211ddlk10010224000c.html
選挙:高崎市長選 中島県議が出馬へ 「市発展に経験生かす」−−出馬3人目 /群馬
 任期満了に伴う来春の高崎市長選に、自民党県議の中島篤氏(56)が出馬の意向を固めた。13日に開く後援会代表者会議で了承を得たうえで、正式表明する方針。

 中島氏は毎日新聞の取材に「松浦市長が不出馬を表明し、立候補すべきだとの声を多くの方からいただいた。市議8年、県議8年の経験を生かして、生まれ育った高崎をさらに発展させたいという気持ちが強くなった」と述べ、「後援会に判断を仰いだ上で正式に表明したい」と語った。

 中島氏は高崎商から法政大社会学部に進み、会社員を経て95年に高崎市議に初当選。2期務めて03年に県議に転じ現在2期目。県議会の総務企画常任委員長を務めている。

 同市長選では、6期目の松浦幸雄市長(80)が1日の市議会本会議で不出馬を表明した。これまでに前県立女子大学長、富岡賢治氏(64)▽市議、松本基志氏(51)の2人が出馬を正式表明している。【増田勝彦】

2909チバQ:2010/12/13(月) 01:00:38
反省
>>2800

>茨城県議選の票読み的なもの(再)
>■公明党
>現有4 →4〜4:水戸・日立・土浦・つくばで手堅く議席確保
手堅く4議席

>■共産党
>現有2 →2〜2:水戸とつくばで議席維持:混沌の取手で奇跡が起これば3議席目
>         筑西も可能性あるみたい(低いけど)
つくばで落として、水戸の1議席のみ

>■みんなの党
>現有1 →0〜2:混沌の取手と守谷で議席獲得が考えられる
取手・守谷で2議席

>■自民県政クラブ(中村派)
>現有3 →3〜4:現有の猿島、結城、古賀は手堅い。混沌の取手で可能性ありか?
>         坂東・常総も可能性はあるが厳しめ
猿島・結城・古賀+常総で議席獲得(坂東は落選)
筑西の無所属候補が中村の支援を受けたようだが>>2840-2842


>■民主党
>現有6 →7〜13:水戸、日立×2、土浦、ひたちなか、つくば、筑西の7議席は固い
>         ほかに獲得可能性あるところでは水戸2人目・筑西2人目 混沌の取手・守谷
>         保守系に割って入れそうな、神栖・常総。現実的には10議席台に乗れるかどうか。
>         今の状況では2ケタ取れればお祭り気分。7以下であれば反省会
水戸、日立×2、土浦、筑西と、古河を忘れてました
ひたちなかと筑波で議席をとれず。
ひたちなかの無所属新人は民主系といってよいかどうか

2910チバQ:2010/12/13(月) 01:01:30
■土浦市
民主同士の争い。現職青山の圧勝。代議士大泉直系の奥田は大惨敗>>2847

■石岡市
自民系3候補(定数2)の争い。超接線でした>>2897の事件がどうなるか

■常総市
自民・中村派・民主の争い(定数3) 民主推薦の落選

■笠間市
現職3人の戦い 自民現職が落選

■取手市
混戦:自民・民主・みんな・中村派・共産の争い(定数3)
自民・みんな・中村派が議席獲得
民主が共産に負ける票数

■つくば市
自民3、公明、民主、共産の争い(定数4)
民主と共産が落選
>>2826など自民同士の争いと思いきや・・・

■ひたちなか市
自民2・民主1で決まりと思いきや
>>2832-2833の橋本知事系?の新人が当選
会派がどうなるか

■守谷市
混戦と思っていた守谷
・みんなの党現職は補選で自民公認で当選
・無所属新人は自民の支援を受ける。補選は民主公認で落選
・民主新人は昔都議だった人をなぜか擁立
→みんなの党が当選

■筑西市
無所属で当選した宮崎の所属会派はどうなる?中村派に入るか?

■坂東市
山口後継当選=中村派落選

2911チバQ:2010/12/13(月) 01:02:05
=市長vs県議=
■龍ケ崎
現職萩原が当選(市長系新人落選)
■常陸大宮市
新人鈴木が当選(反市長派の現職落選)
■桜川市
現職白田が当選(市長系新人落選)

=地域対立系>>2816
■神栖市
旧神栖の新人落選
■行方市
現職当選
■稲敷市
河内町の現職当選

2912チバQ:2010/12/13(月) 01:08:50
所属会派がはっきりしないのは↓の3人
他は自民入りで確定でしょう

ひたちなか市の大谷明:民主?
筑西市の宮崎勇:中村派?
笠間市の村上典男:自民?(現職であるが推薦など受けず)

2913名無しさん:2010/12/13(月) 01:37:52
守谷のみんなの党はうまくやったな。定数1を取るとは

2914神奈川一区民:2010/12/13(月) 06:06:27
>>2912
174:無党派さん :2010/12/13(月) 03:13:52 ID:zsUbiL3y [sage]

無所属当選者19名

□いばらき自民党推薦当選者 6名

□いばらき自民党推薦以外の無所属当選者13名

◆保守系
・いばらき自民党系           6名
 島田 幸三 (自民党に推薦依頼)
 戸井田 和之 (元自民党公認候補)
 鈴木 定幸 (関宗長(前自民)後継)
 宮崎 勇 (元自民党筑西市市議)
 先崎 光 (自民党党員)
 萩原 勇 (元自民党参議院議員秘書)


・中村喜四郎系(自民県政クラブ系) 5名
 江田 隆記
 臼井 平八郎
 飯田 智男
 半村 登
 川口 政弥 (義父が元自民県政クラブ議員)

◆無党派(保守系)   1名
 村上 典男

◆無党派(民主党系)   1名
 大谷 明

2915名無しさん:2010/12/13(月) 10:20:10

2010年12月13日(月)
県議選 民主不振6議席、自民安定維持 投票率50%届かず
みんな1増の2議席
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12921707039776

 任期満了に伴う県議選(定数65)は12日、無投票区を除く28選挙区で投票され、即日開票の結果、57議席が確定。先の無投票当選者と合わせ、新県議65人が出そろった。政権交代後初めての都道府県議選で、民主党は過去最多の24人(うち推薦1)を立てて勢力拡大を目指したが、菅政権への逆風が影響し各擁立区で不振。地盤のひたちなか市区で現職の佐々木忠男氏が議席を失うなど、現有と同じ6議席にとどまった。菅直人首相の政権運営に痛手となるのは必至だ。自民党は33議席を確保し、引き続き安定勢力を維持。初参戦のみんなの党は取手、守谷市区で2議席を獲得した。公明党は現新4人が全員当選。共産党はつくば市区で議席を守れず、1議席に後退した。投票率は49・00%で前回の47・94%を1・06ポイント上回った。

 新県議の現新別内訳は▽現職45人▽元職2人▽新人18人。現職勢では当選3回の黒部博英氏(常陸大宮市区)、同2回の山中泰子氏(つくば市区)ら6人が落選した。新人18人は1974年の19人に迫る大量当選で、世代交代が一気に進んだ。

 民主党は20選挙区に公認・推薦計24人を擁立。うち4選挙区に2人を立て、議席の大幅増を目指した。選挙戦では岡田克也幹事長、鳩山由紀夫前首相、蓮舫行政刷新担当相など「オールスター」を連日投入した。

 しかし、ひたちなか市区で旧社会党時代から守ってきた伝統の議席を失い、那珂市区でも現職の遠藤実氏が落選。水戸、日立、土浦市区の現職3人と、日立、古河、筑西市区の新人3人の計6議席にとどまり、目標の2桁台に遠く及ばなかった。

 郡司彰民主県連会長は同夜、記者会見し、「私たちが目指した数字より、かなり少ない。厳しい結果だ」と語った。

 自民党は今期限りで山口武平氏(89)ら現職10人が引退し、世代交代の中で31選挙区に公認・推薦計44人を擁立。現職3人が涙をのんだが、公認33人、推薦6人が当選。今後、推薦していない無所属当選者6人前後の会派入りも見込まれ、最終的に改選前(45議席)とほぼ同じ会派勢力が維持される見通しだ。

 中村喜四郎衆院議員(無所属)を支援する自民県政クラブは現職3人が当選し、無所属当選者2人前後の会派入りが予想される。

 みんなの党は、自民からくら替えした守谷市区の現職、梶岡博樹氏と取手市区の新人、細谷典男氏が議席を獲得し、初参戦で県議会進出を果たした。
 
 前回20年ぶりに4議席を確保した公明党は、水戸、日立、土浦、つくば市区の現新4人が全員当選を飾った。

 共産党は水戸市区の大内久美子氏が唯一議席を守った。

 各党は来春の統一地方選の前哨戦と位置付け、党幹部クラスを国政選挙並みに投入。選挙戦は県議選史上かつてない政党対決の様相を見せた。

2916とはずがたり:2010/12/13(月) 11:17:04

現実的な目標が15だった,で良いのかな?惨敗ですねぇ。
>支部長を務める衆院議員の1人は「2ケタは当たり前。最低でも15議席以上はほしい」と述べた。公認漏れした無所属新人のうち1、2人は、当選すれば民主会派入りする可能性がある。

転換期の茨城政界:’10県議選 勝敗ライン設定に苦慮 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101207ddlk08010147000c.html
 ◇民主「24目標」→現実は15?/自民「無所属加え45」も心配

 来春の統一地方選に向けた前哨戦と位置づけられる県議選(12日投開票)で、各党とも勝敗ラインの設定に苦慮している。政権与党の民主党は、菅政権の支持率低迷を受け、目標が後退気味。党再建を図る自民も守りの姿勢で、無所属新人を自民会派に取り込んで改選前の45議席を維持できるかが事実上の焦点となっている。【大久保陽一】

 民主は、政権交代直後の昨年秋に目標にした全36選挙区の候補擁立を断念し、公認23人、推薦1人の計20区での擁立にとどまった。県連会長の郡司彰参院議員は告示日の3日、「現有議席4倍増の24人全員の当選が目標」と述べたが、県連は公式に具体的な勝敗ラインを明らかにせず、4倍増は努力目標でしかない。

 尖閣諸島問題の対応や閣僚の失言で政権への批判が高まる中、県連関係者は「逆風は予想以上に強い」と危機感を強める。特に水戸、筑西など2人を擁立した4区では「片方に色を付けないといけない」(県連関係者)と、勝てる候補の重点的支援もやむを得ないという議論も出ている。支部長を務める衆院議員の1人は「2ケタは当たり前。最低でも15議席以上はほしい」と述べた。公認漏れした無所属新人のうち1、2人は、当選すれば民主会派入りする可能性がある。

 一方、自民は公認36人と推薦8人を擁立したが、全員当選した場合でも改選前の45議席を下回る。県連幹部は「無所属当選組の会派入りを期待するしかない」と述べ、無所属議員を加えて45議席以上を獲得したいとの認識を示した。無所属新人のうち自民基盤と重なる保守系候補が10人以上いるため、選挙後に会派入りを促す作戦とみられる。

 ただ、県連会長の岡田広参院議員は「とにかく全員当選を目指すのみだ」と勝敗ラインについて明言は避ける。計算上、民主が10議席以上を獲得した場合、自民推薦・公認は40議席を下回る可能性もあることから「45議席を維持できなかった場合、執行部の責任を追及する動きが出るのでは」(県連関係者)と戦々恐々の様子だ。

 4人を擁立する公明は、4議席維持を目標に掲げる。今回引退する足立寛作県議は「県議選の勝利を、統一地方選への足がかりにしたい」と意気込みを語る。5人を擁立した共産も「現有2議席は死守する」としている。

 選挙を経た全国初の県議誕生を目指すみんなの党は3人を擁立。大川成典支部長は「統一地方選だけでなく、県議選の勢いを次期衆院選にもつなげていきたい」と話している。

毎日新聞 2010年12月7日 地方版

2917名無しさん:2010/12/13(月) 11:22:01

民主に厳しい審判、候補者4分の3が落選 茨城県議選
2010年12月13日1時38分
http://www.asahi.com/politics/update/1212/TKY201012120154.html

 茨城県議選(定数65)は12日投票され、即日開票の結果、民主は推薦1人を含めた24人のうち当選が6人にとどまった。現有議席をかろうじて維持したものの、擁立した候補者の4分の3が落選。菅政権の支持率が下落する中、地方選でも極めて厳しい結果となった。

 県連会長の郡司彰参院議員は結果を受け、「閣僚の失言や問責決議案に加え、国会閉会後も党として一体感が打ち出せず、力が分散化した」と敗因を語った。

 推薦を含め44人を擁立した自民は39人が当選。今後、自民会派入りするとみられる無所属の当選者を含めると、ほぼ現有の45議席程度は維持する見通し。みんなは自民からくら替えした現職と、新顔の計2人が当選し、党として初めて選挙で都道府県議の議席を獲得した。公明は現有4議席を確保。共産はつくば市区の現職1人が落選し、現有2議席を守れなかった。

 市町村合併を反映した新しい区割りで初めて実施されたが、投票率は49.00%(前回47.94%)と、3回連続で50%を切った。

2918名無しさん:2010/12/13(月) 11:22:44

現有6議席に衝撃=「惨敗」と執行部批判も−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010121300003

 民主党は12日の茨城県議選で公認・推薦候補の4分の3が落選し、現有の6議席にとどまったことに衝撃を受けている。国民の菅政権離れを裏付けた結果ともみられ、「政権への影響が心配だ」(ベテラン議員)と懸念する声も漏れた。小沢一郎元代表に近い議員からは「惨敗だ」と執行部を批判する声が相次いだ。
 民主党は県議選で24人の公認・推薦候補を擁立。統一地方選の前哨戦と位置付け、鳩山由紀夫前首相や岡田克也幹事長らが現地入りするなど、異例のてこ入れを行った。党幹部は「1議席でも上積みできれば勝利だ」と述べていたが、現有議席維持の結果を受け、首相に近い議員は「(敗因は)菅直人首相の政権運営と小沢氏の招致問題のどちらとも言えない。全部だ」と語った。
 これに対し、小沢氏に近い議員からは「政権運営自体が問題だ。今のままでは来年の地方選は惨敗だ。戦えない」などと執行部への不満が噴出した。
 小沢氏の国会招致問題では、岡田氏が政治倫理審査会での議決による招致実現を目指しているが、県議選の結果を受け、小沢氏を支持する議員は「そんなことをやっている場合じゃない」と強く反発した。 (2010/12/13-01:10)

2919名無しさん:2010/12/13(月) 11:23:29

民主惨敗=現有6議席にとどまる−統一選、党勢拡大に不安・茨城県議選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010121300006

 来年4月の統一地方選挙の前哨戦として注目された茨城県議選(定数65)は12日投開票された。民主党は公認23人、推薦1人の合計24人を擁立したが、当選は改選前と同じ6人にとどまり、4分の3が落選する惨敗となった。投票率は49.00%で、前回を1.06ポイント上回った。
 昨年の政権交代後初の都道府県議選で、民主党は政権与党として勢力拡大を目指したが、尖閣諸島問題や閣僚の相次ぐ失言による菅内閣支持率低迷などが逆風となった。小沢一郎元代表は同県議選について「惨敗したら4月の統一地方選は戦えなくなる」と指摘しており、菅直人首相の政権運営に新たな不安材料が加わった格好だ。
 同県議選には106人が出馬。民主党は自民党系候補との一騎打ちとなった4選挙区で全敗した。候補者2人を擁立した4選挙区で2人当選は日立市のみ。新人候補も19人中、当選は3人だった。
 自民党は、議席数を改選前の45から公認33、推薦6の合計39に減らしたが過半数を維持。公明党は現状と同じ4議席を確保した。共産党は1減の1議席となり、県議選初参戦のみんなの党は2議席を獲得した。
 同県議選は3日告示され、全36選挙区中、8選挙区で8人(自民6、無所属2)が無投票当選していた。 (2010/12/13-08:59)

2920名無しさん:2010/12/13(月) 11:24:19

茨城県議選:民主惨敗、現有6議席どまり 菅政権に打撃
2010年12月13日 0時59分 更新:12月13日 1時32分
http://mainichi.jp/select/today/news/20101213k0000m010043000c.html

 任期満了に伴う茨城県議選(定数65)は12日、無投票の8選挙区を除く28選挙区で投開票が行われた。昨年の政権交代後初の都道府県議選で民主党の獲得議席が注目されたが、公認・推薦を合わせて現有の6議席にとどまった。党への逆風が直撃した結果で、菅政権に大きな打撃となりそうだ。

 第1党の自民党は公認・推薦合わせ39議席を獲得。過半数(33議席)は確保したが、現有45から6議席減らした。みんなの党は2人が全国初の県議当選を果たした。公明は4議席を維持。共産は1減の1議席となった。投票率は49.00%。

 県議選には90年以降で最多だった02年に並ぶ106人が立候補し、無投票当選の8人を除く98人が争った。

 民主は推薦1人を含め20区で24人を擁立。現職2人が落選し、新人19人も2割足らずの3人しか当選できなかった。民主と自民による一騎打ちとなり、政権交代の評価が争点となった4選挙区では、民主はすべてで自民に大差で惨敗。県議選を政権与党として地域基盤を強める好機ととらえ、岡田克也幹事長ら党幹部を弁士で招き街頭応援に投入したが、党の支持離れは歯止めがかからなかった。

 第1党の自民は、公認36、推薦8を合わせ44人を擁立し、無投票当選の現職6人を含め39人が当選。県連幹部は安堵(あんど)の表情を見せた。県連は当選した保守系無所属の数人に自民会派入りを促す方針で、無所属を加えて現有の45議席程度の確保を目指している。

2921名無しさん:2010/12/13(月) 11:25:02

“茨城ショック”で民主役員会、大荒れ必至
2010.12.13 05:04
http://www.sanspo.com/shakai/news/101213/sha1012130513000-n1.htm

 民主党は12日夜、茨城県議選での惨敗を深刻に受け止めた。10月の北海道5区補選からの連敗の流れを止められなかった厳しい結果は“茨城ショック”として党内に広がっており、菅直人首相(64)は早急な態勢立て直しを迫られる。

 政権求心力の一層の低下で執行部批判派が勢いを増すのは必至で、小沢一郎元代表(68)の国会招致問題が議題となる13日の党役員会は、予測不能の大荒れとなりそうだ。

 一方、自民党の石破茂政調会長(53)は「民主党がこれだけ否定されたことは、一連の地方選や補選に表れている民意の流れがはっきりとこの県議選においても表れたということだ」と強調。みんなの党の渡辺喜美代表(58)は「菅政権は政権の体をなしていない」と分析した。

 他の地方議員選と同様、岡田克也幹事長(57)ら執行部は12日夜、公式談話は発表しなかった。ただ11月の福岡市長選や和歌山県知事選、千葉県松戸市議選に続く敗北だけにショックは隠せない。

 執行部の1人は「中国漁船衝突事件への対応などによる逆風は強いが、それでも議席が上積みできそうな見通しだった。自民党の地盤とはいえ、政権与党としては重く受け止めないといけない」と漏らした。政府関係者は「厳しい結果だ」と述べた。

 小沢氏に近い中堅議員は「政権与党として完敗だ。統一選への戦略もなく、自民党のほうが勢いがある」と菅政権への批判を強めた。

2922名無しさん:2010/12/13(月) 11:26:08

茨城ショック 民主県連「北風、氷雨、向かい風」小沢氏招致で対立激化の党本部に恨み節
2010.12.13 09:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101213/stt1012130925001-n1.htm

 12日投開票された茨城県議選(定数65)で推薦を含めて24人を擁立しながら現有6議席にとどまる惨敗を喫した民主党。同日深夜、開かれた県連の記者会見では政権運営の不手際に対する不満や小沢一郎元代表の発言に端を発した党本部内紛への“恨み節”が相次いだ。

 「民主党の力が中央で分散した」「国会がきちっと機能していない」

 選挙の大勢が判明した12日午後11時、民主党県連は記者会見を開き、郡司彰県連会長らの口からは堰(せき)を切ったように党本部や小沢氏への批判の言葉が出された。

 現職2人が議席を失い、新人(推薦1人を含む)は3勝16敗と惨敗。

 「北風が吹いているところに氷雨が降ってきた。大変強い向かい風だった」

 投開票直前になって小沢元代表の国会招致をめぐる問題などで党内対立が表面化したことについて、郡司氏は「党本部の動きが茨城で戦っているという一体感を出せず、民主党の力を分散させた。戦いを始める以前のところ」と敗因に挙げた。

 また、「県議選で惨敗するという(小沢氏の発言)ものが活字になった。選挙戦を戦っている人たちも『私たちは一生懸命やっているが、東京(党本部)では何を考えているんだ』という反応は非常に大きく感じた」と述べ、「茨城県議選で惨敗したら地方が火を噴く」という小沢氏の発言が県連に動揺を与えたと指摘した。

 今回の県議選で県連は党本部の方針に沿い、全選挙区での候補擁立と3人区以上の複数区で2人以上の擁立を目指し、昨年の政権交代直後から準備を勧めてきた。目標の44人には及ばないものの、“保守王国”茨城で24人の公認、推薦候補を立てた。

 県連は「全員当選」(藤田幸久副会長)を掲げ、具体的な勝敗ラインを定めなかったが、9月中盤ごろまでは「2ケタ中盤ぐらい」(県連幹部)の議席を獲得できる見通しだった。

 だが、外交問題や閣僚の失言など相次ぐ失政で内閣の支持率は急落し、候補者や地元議員から「選挙を戦えない」との悲鳴も多く聞かれた。

 郡司氏は、県連会長としては異例の政権批判に及び「『一度出た言葉は戻らない』と昔から言われていますが、総理、閣僚の方々を含め発言は慎重になさっていただきたい」、「国会の法案の成立率が異常に低いのは、国会が結果として機能していなかったことの裏返し」と言葉を続けた。藤田氏も「初心に帰って一から出直す謙虚さと、たがを締め直して再スタートすることが必要。与党としての自覚を持った活動を全党的に行っていくべきだ」と党本部への注文を口にした。

 「民主党に対する期待度が(政権交代時の)半分以下」(郡司氏)という現実に、来年4月の統一地方選の戦略見直しも迫られることになりそうだ。

http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/situation/101213/stt1012130925001-p1.htm
各選挙区での落選が伝わり、天を仰ぐ郡司彰県連会長(左)と藤田幸久副会長=水戸市(前田明彦撮影)

2923名無しさん:2010/12/13(月) 11:27:02

2010年12月13日(月)
県議選 民主不振6議席、自民安定維持 投票率50%届かず
みんな1増の2議席
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12921707039776

 任期満了に伴う県議選(定数65)は12日、無投票区を除く28選挙区で投票され、即日開票の結果、57議席が確定。先の無投票当選者と合わせ、新県議65人が出そろった。政権交代後初めての都道府県議選で、民主党は過去最多の24人(うち推薦1)を立てて勢力拡大を目指したが、菅政権への逆風が影響し各擁立区で不振。地盤のひたちなか市区で現職の佐々木忠男氏が議席を失うなど、現有と同じ6議席にとどまった。菅直人首相の政権運営に痛手となるのは必至だ。自民党は33議席を確保し、引き続き安定勢力を維持。初参戦のみんなの党は取手、守谷市区で2議席を獲得した。公明党は現新4人が全員当選。共産党はつくば市区で議席を守れず、1議席に後退した。投票率は49・00%で前回の47・94%を1・06ポイント上回った。

 新県議の現新別内訳は▽現職45人▽元職2人▽新人18人。現職勢では当選3回の黒部博英氏(常陸大宮市区)、同2回の山中泰子氏(つくば市区)ら6人が落選した。新人18人は1974年の19人に迫る大量当選で、世代交代が一気に進んだ。

 民主党は20選挙区に公認・推薦計24人を擁立。うち4選挙区に2人を立て、議席の大幅増を目指した。選挙戦では岡田克也幹事長、鳩山由紀夫前首相、蓮舫行政刷新担当相など「オールスター」を連日投入した。

 しかし、ひたちなか市区で旧社会党時代から守ってきた伝統の議席を失い、那珂市区でも現職の遠藤実氏が落選。水戸、日立、土浦市区の現職3人と、日立、古河、筑西市区の新人3人の計6議席にとどまり、目標の2桁台に遠く及ばなかった。

 郡司彰民主県連会長は同夜、記者会見し、「私たちが目指した数字より、かなり少ない。厳しい結果だ」と語った。

 自民党は今期限りで山口武平氏(89)ら現職10人が引退し、世代交代の中で31選挙区に公認・推薦計44人を擁立。現職3人が涙をのんだが、公認33人、推薦6人が当選。今後、推薦していない無所属当選者6人前後の会派入りも見込まれ、最終的に改選前(45議席)とほぼ同じ会派勢力が維持される見通しだ。

 中村喜四郎衆院議員(無所属)を支援する自民県政クラブは現職3人が当選し、無所属当選者2人前後の会派入りが予想される。

 みんなの党は、自民からくら替えした守谷市区の現職、梶岡博樹氏と取手市区の新人、細谷典男氏が議席を獲得し、初参戦で県議会進出を果たした。
 
 前回20年ぶりに4議席を確保した公明党は、水戸、日立、土浦、つくば市区の現新4人が全員当選を飾った。

 共産党は水戸市区の大内久美子氏が唯一議席を守った。

 各党は来春の統一地方選の前哨戦と位置付け、党幹部クラスを国政選挙並みに投入。選挙戦は県議選史上かつてない政党対決の様相を見せた。

2925名無しさん:2010/12/13(月) 11:41:11
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101213k0000e010033000c.html

茨城県議選:苦杯の民主、正面から逆風 陣営「中央悪い」

 「民主党の内ゲバに巻き込まれた−−」。統一地方選の前哨戦とされた12日の茨城県議選で、現有6議席の「4倍増」を目指した民主党は1議席も増やせず、苦杯を喫した。閣僚の失言、政治とカネを巡るごたごた……。小沢一郎元代表も選挙戦終盤、県議選惨敗に言及し、党内抗争のカードにもされた。逆風を強めた党本部に、昨年8月の衆院選で風に乗って当選した1年生議員からも恨み節が漏れた。【橋口正、安味伸一】

 茨城は「医師の乱」の拠点だ。昨年の衆院選で、自民に反旗を翻した県医師連盟が全7区で民主を推薦し、比例復活も含めると全候補を当選させた。県議選では逆風を真正面から受け、推薦した民主候補15人のうち当選したのは3人だけで、重点5候補も1人しか通らなかった。推薦した自民公認・推薦候補18人が全員当選したのとは対照的だ。

 土浦市区では連盟の組織内候補、奥田夏樹氏(41)が最下位当選者に9000票以上の差をつけられ大敗した。昨年衆院選で自民厚生族の重鎮、丹羽雄哉元厚相を破って初当選した大泉博子氏(茨城6区)の地元だ。大泉氏は奥田氏の事務所で悔しさをぶちまけた。

 「中央が悪い。内ゲバに巻き込まれた。小沢元代表の発言が大きい。誰も民主に期待を寄せてくれなくなった」。奥田氏は、党本部のテコ入れがないことに不満をもらしながらも「これだけ評判が悪いと、(テコ入れがあっても)逆効果だったかもしれない……」と力なく語った。

 東京都内へ通勤・通学する「茨城都民」が多く住み、中央政界の風に敏感とされる取手、竜ケ崎市などを含む衆院茨城3区管内でも新人5人が全滅し、風向きの変化を示した。

 守谷市区から立候補した新人で、月刊誌「マスコミ市民」編集長、石塚聡氏(52)は選挙戦で、菅直人首相とのパイプの太さを強調した。菅首相が政治家を志し落選を続けていた70年代、菅氏を自転車の荷台に乗せ2人乗りで一緒に選挙活動をしたというエピソードを必ず持ち出した。しかしわずか3230票しか獲得できず落選した。古くからの同志、菅首相にも批判の矛先が向かう。「中央政界の民主党の姿勢、総理の判断の誤りが影響した。地方の要素を超えていた」

毎日新聞 2010年12月13日 11時30分

2926名無しさん:2010/12/13(月) 11:46:14
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101213-OYT1T00271.htm
自民・石原幹事長「民主党政権に県民がノー」

 茨城県議選の結果を受け、野党各党は一段と政府・民主党への批判を強めている。

 自民党の石原幹事長は13日午前、党本部で記者団に「民主党政権に対し、県民がノーを突き付けた。衆院解散・総選挙を目指して頑張っていきたい」と述べた。

 さらに、小沢一郎元民主党代表の国会招致をめぐる民主党内の混乱が選挙結果に影響したとの見方を示したうえで、「税制改正、予算編成をやらねばならない時に(民主党は)ガタガタしている。小沢さんの国会招致を約束しながら決めきれない」と批判した。

 公明党の山口代表も13日、「政権の迷走が大きく影響した。野党として政権に毅然(きぜん)として臨む。国民から解散を求める声が強まってくるかもしれない」との見通しを示した。

 みんなの党は、「民主党が伸ばせなかったことは菅政権に対する厳しい批判が原因だ」としたの渡辺代表名のコメントを発表した。

(2010年12月13日11時36分 読売新聞)

2927名無しさん:2010/12/13(月) 12:04:50

広がる“茨城ショック” 小沢氏招致を議論 分裂含みの内紛に発展へ
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20101213038.html

 民主党は13日午後の役員会で、小沢一郎元代表を衆院政治倫理審査会に招致する議決の是非を議論する。岡田克也幹事長は一任を取り付けた上で、政倫審を週内に開き、招致議決を目指す。だが、12日の茨城県議選で推薦を含め24人擁立したが、選挙前と同じ6議席にとどまり惨敗。“茨城ショック”に執行部への批判が強まっており、激論となることは必至だ。

 岡田氏らは、招致議決によって政治とカネの問題への取り組み姿勢を示し、公明党など野党側に審議への協力を促したい考え。一方、小沢氏に近い輿石東参院議員会長らは、小沢氏や鳩山由紀夫前首相との12日夜の会談を踏まえ異議を唱えるとみられる。議決方針を決定すれば、小沢氏支持グループの反発は避けられず、分裂含みの内紛に発展する可能性もある。

 岡田氏は13日午前、枝野幸男幹事長代理や鉢呂吉雄国対委員長と国会内で今後の対応を協議。一方、原口一博前総務相ら小沢氏に近い議員約35人は国会内で会合を開き、「党内に混乱を招く暴挙を断じて許すことはできない。猛省を促す」と執行部批判の決議文を採択し、緊張感が漂った。

 小沢氏に出席を求める審査会は来年1月の通常国会前に設定する方向。小沢氏は出席を拒む見通しだが、岡田氏らはその場合は離党勧告や除名などの処分も視野に対応する構えだ。

 役員会は党代表の菅直人首相や岡田、輿石両氏ら幹部14人で構成。ただし、首相は役員会に出席することはまれで、13日も欠席する見通し。

 来春の統一地方選に向け注目された茨城県議選に関しては12日夜、民主党内から「政権与党として重く受け止めないといけない」(幹部)などの声が出た一方、野党各党は「民意の流れがはっきりと表れた」(石破茂自民党政調会長)などとして政権批判を強めた。
[ 2010年12月13日 11:37 ]

2928名無しさん:2010/12/13(月) 13:25:28

3/4が落選…民主惨敗“茨城ショック”広がる波紋(12/13 11:47)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201213012.html

 茨城県議選で、擁立した候補の4分の3が落選という厳しい結果から一夜明け、民主党内には「茨城ショック」の波紋が広がっています。

 来年4月の統一地方選挙の前哨戦となった茨城県議選で、政権与党の民主党は23人の公認候補を擁立して勢力拡大を目指しました。しかし、菅政権の支持率低迷や小沢元代表の「政治とカネ」の問題などで逆風となり、定員65議席のうち6議席しか獲得できず惨敗しました。
 仙谷官房長官:「惨敗という総括をすべきなのかどうなのかというのは、選挙を仕切っているところの総括を待ちたいというふうに思います」
 党内では、小沢グループなどから「4月の統一地方選は戦えない」など早くも菅執行部の責任を問う声が上がり、茨城ショックの波紋は広がるばかりです。

2929名無しさん:2010/12/13(月) 14:09:58

茨城県議選 民主が惨敗 党内「統一選戦えぬ」
2010年12月13日 13時53分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010121390135354.html

 来年四月の統一地方選の前哨戦で、今後の政治動向の大きなカギを握っていた茨城県議選は十二日の投開票の結果、二十四人を擁立した民主党は現有の六議席にとどまり、惨敗した。民主党の地方での退潮がより明確になった。内閣支持率が低迷し、党内の求心力を落としている菅直人首相には大打撃となり、今後、さらに厳しい政権運営を迫られることになる。選挙結果を受けて党執行部の指導力が弱まり、小沢一郎元代表の国会招致問題をめぐる党内対立を深刻化させるのは必至で、昨年の総選挙で歴史的な政権交代を実現した民主党は危機的局面に入った。 

 首相は十三日朝、記者団に対し、無表情で「ああ、おはよう」と答えた。茨城県議選での惨敗は菅首相にとっては最大級の衝撃だ。外交や国会運営での失敗で政権の支持率が大きく落ち込む中での茨城ショックは首相の座を大きく揺さぶることになる。民主党内には「菅首相では、来年春の統一地方選は戦えない」(若手)などの声が既に出ている。

 民主党は十一月の千葉県松戸市議選で大敗。統一地方選の前哨戦との位置付けがあった茨城県議選で踏みとどまれるかどうかが注目されていたが、首相には最悪の結果に終わった。

 擁立した候補(推薦を含む)の四分の三が落選。この結果は、中国漁船衝突をめぐるビデオ流出事件の迷走などで同党に対する地方の支持が政権交代を実現した当時から、大きく失われたといわざるを得ない。首相サイドは県議選は「国政選挙とは異なる」と強調しているが、今回の茨城ショックによって、一時の民主党ブームが完全に冷めた雰囲気さえある。

 退潮傾向を示した民主党には首相交代によって、もう一度、支持を回復させようとの動きが出てきても不思議ではなく、現に首相に批判的な小沢一郎元代表の支持グループには首相交代論がくすぶるなど、首相の求心力は今後さらに失われることになる。

 茨城県議選での惨敗は、首相や民主党の岡田克也幹事長らが目指す小沢氏の衆院政治倫理審査会(政倫審)への招致議決にも影響を出している。

 岡田氏は十三日午後の役員会で小沢氏の招致議決を提起したい考えだが、小沢氏の支持グループは猛反発。鳩山由紀夫前首相、役員会メンバーの輿石東参院議員会長も反対だ。

 原口一博前総務相ら小沢氏に近い議員約四十人は十三日午前の会合で「党内の混乱を招く暴挙を断じて許せない」との執行部を攻撃する決議文を採択。別の小沢氏を支持する中堅・若手も会合を開き、招致反対を確認した。執行部に茨城惨敗の責任を問う声も出ており、党内の緊張感は日増しに高まっている。

(東京新聞)

2930名無しさん:2010/12/13(月) 19:11:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101213/stt1012131856016-n1.htm

茨城県議選「北風、氷雨、向かい風だ」 民主候補、県連は恨み節
2010.12.13 18:55

 来春の統一地方選の前哨戦として注目された12日投開票の茨城県議選(定数65)で、推薦を含め24人の候補者を擁立した民主党は改選前と同じ6議席にとどまる惨敗を喫した。自民党は39人が当選しており、民主党県連や県議選候補たちからは「北風が吹いているところに氷雨が降ってきた。大変強い向かい風だった」(県連会長の郡司彰参院議員)などと、迷走を続けて逆風を生んだ菅直人政権への恨み節が聞かれた。

 郡司氏は12日深夜、菅内閣や党執行部に対して「茨城で戦っているのに一体感を出せず、党の力を分散させた。戦いを始める以前のところだ」と述べ、不満をあらわにした。

 茨城県は保守王国と言われるが、昨年の衆院選では7選挙区のうち民主党が5選挙区で勝利。民主党政権に勢いがあれば党勢を伸ばすチャンスだったが、結果は逆だった。

 落選した民主党新人候補の陣営幹部は「一生懸命やっても中央に足を引っ張った。民主党の看板を期待したが、無所属で出た方がましだった」と嘆く。

 4年前にはトップ当選だった民主党県議も今回は当落線上ぎりぎりで再選した。この県議も「党や政権に『期待はずれ』『もっとしっかりしろ』との意見をいただいた」と語った。

 仙谷由人官房長官は13日の記者会見で、茨城県議選ついて「地方選挙は、衆院、参院選挙とは違い、地域(特有)の要素も多い」と述べ、国政には影響が少ないとの認識だった。有権者が菅政権の現状にレッドカードを突きつけた現実を直視しなければ、茨城の敗戦が統一地方選で全国に広がりかねない。

2931チバQ:2010/12/13(月) 21:22:47
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101213dde001010034000c.html
選挙:茨城県議選 民主惨敗 24人出馬、現有6止まり
 任期満了に伴う茨城県議選(定数65)は12日、無投票の8選挙区を除く28選挙区で投開票され、20選挙区に公認・推薦の計24人を立てた民主党は現有の6議席にとどまった。自民党との一騎打ちとなった4選挙区はいずれも大差で敗れた。民主党への逆風が地方選挙を直撃した結果となり、菅直人首相の政権運営に大きな打撃となりそうだ。

 政権交代後初の都道府県議選で、来春の統一地方選の前哨戦として各党の獲得議席が注目されていた。県議会第1党の自民党は推薦8人を含め44人を擁立し、無投票の現職6人を含め39人が当選した。現有45議席の維持に向け、当選した無所属候補に会派入りを働きかける方針だ。

 公明党は4議席を維持し、みんなの党は2人が全国初の県議当選を果たした。共産党は1減の1議席で、無所属候補は13人が当選した。投票率は06年の前回比1・06ポイント増の49・00%だった。

 民主党は現職も2人が落選し、新人の当選は19人中3人だけだった。党県連会長の郡司彰参院議員は12日深夜、「現有維持で良かったとは思っていない。厳しい結果と受け止めている」と述べた。【大久保陽一】

毎日新聞 2010年12月13日 東京夕刊

2932チバQ:2010/12/13(月) 21:29:05
http://www.asahi.com/politics/update/1213/TKY201012130298.html
民主隠し必死も…「逆風、肌身で感じた」 茨城県議選(1/2ページ)
2010年12月13日20時59分

 来春の統一地方選の前哨戦となる茨城県議選(12日投開票)で、民主党は公認・推薦を合わせた24人のうち、当選は現有議席と同じ6人にとどまる惨敗を喫した。政権交代後初の都道府県議選だったが、逆風は想像以上に強く、候補者たちは「民主」の看板を隠すのに必死だった。政権与党になった強みも全くいかせなかった。

 茨城は保守地盤が強く、改選前の県議会は定数65のうち45議席を自民党が占める「自民王国」だ。しかし、昨夏の衆院選では県内7の小選挙区で民主党が5勝。その勢いを駆って、民主党は県議選に公認・推薦あわせて現有の4倍の候補者を立てた。

 新顔19人は国会議員の秘書や元市議のほか、弁護士やオーケストラ指揮者、歯科医師ら。労組系が目立つ現職とは対照的な顔を並べた。

 水戸市選挙区から立候補した星野幸子氏(46)は新顔の一人。水戸市内の高校の出身だが、別の市で司会者派遣業を営む。今春、民主党の衆院議員から誘われ、立候補したが、結局は4500票の大差で落選。12日夜、「逆風は肌身で感じた。(民主党内で)ゴタゴタをやっている場合じゃないだろう、というのが大きかった」と振り返った。

 予兆はあった。告示前日の決起集会の会場に蓮舫行政刷新相とのツーショットポスターを張り巡らせて460席を用意したが、開会時刻になっても聴衆は約50人。応援に訪れた国会議員は「風に頼る候補。もう少し集まらないと厳しい」と漏らした。壇上に立った星野氏が「民主党」と口にしたのは1度だけだった。

 つくばみらい市選挙区に立った水上ゆう子氏(49)も新顔。元客室乗務員で選挙前につくば市から転入した落下傘候補だ。街頭でマイクを握っても「民主党」という言葉はなるべく使わず、民主色を薄めることに腐心した。

 それでも頭を下げて手渡したビラは何度も投げるように返され、政権交代後に支援を約束してくれた約100世帯の集落から「もう応援できない」と突き放された。当選には5千票足りず、落選。「民主への失望から、やり場のない思いをぶつけられた感じがした」と悔しさをにじませた。

 政権交代で民主党に傾きかけた業界団体からも見放されつつある。

 昨夏の衆院選で全国でいち早く民主党支持を打ち出した茨城県医師連盟は、県議選で民主党の15人を上回る17人の推薦を自民党に出した。同連盟の小松満委員長は「民主は柳田稔法相の辞任などムチャクチャ。逆に自民は社会保障費2200億円削減の撤回など私たちの考えに寄ってきた」と話す。

 農協の政治団体、県農協政治連盟も同じだ。参院選では民主、自民の候補に推薦を出したが、今回出した推薦17人の内訳は自民15人、保守系無所属2人。農政連幹部は「日本の農業が壊滅しかねない環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の問題が出なければ、民主を推薦する可能性はあった。裏切られた」と語った。(中村真理、今村尚徳)

2933チバQ:2010/12/13(月) 21:41:53
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101213/crm1012130109001-n1.htm
【選挙事務所突入】「卑劣な行為、断固戦う」犠牲の叔父に誓う 戸井田氏トップ当選  (1/2ページ)
2010.12.13 01:09
 「トシちゃん、本当にごめんね」

 茨城県議選の投開票日の12日、トラックに選挙事務所を襲撃された候補者の戸井田和之氏(46)=無所属元職=はトップ当選を果たし、死亡した叔父、戸井田利雄さん(62)を思い、言葉を詰まらせながらの勝利宣言となった。

 戸井田氏は午後10時過ぎ、支援者に肩を抱かれるように登壇。「万歳」の発声に、横にいた陣営幹部に手を持たれるようにして小さく手を上げた後、亡くなった利雄さんに黙祷(もくとう)をささげた。

 支援者へのあいさつの中で「トシちゃんは『おれはカズちゃんが好きなんだから、一生懸命歩くんだよ』と応援してくれた。そんなトシちゃんが、ああいうことになってしまった。本当に何も言えない」と言葉を詰まらせた。

 戸井田氏から見た利雄さんは「とにかくまじめで純朴な人」。選挙戦で懸命に戸井田氏を支援していた利雄さんの姿を知る陣営幹部は「寡黙で、気さくな人だった」と振り返った。政治に強い関心を持っていたわけではないが、「親族だからと、熱心に応援していた」(陣営幹部)という。

 あいさつの後、戸井田氏は号泣しながら支援者と握手を交わすと、支援者からは「叔父さんの分まで頑張れ」と声がかけられた。

 悲劇を乗り越えて、4年ぶりに県議会の議席を得た戸井田氏。「叔父さんのため、とにかく全力で取り組んでいく。卑劣で残虐な行為には断固戦っていきたい」。こう言葉に力を込めた。

2934チバQ:2010/12/13(月) 21:46:50
http://www.asahi.com/national/update/1213/TKY201012130128.html
タイヤに穴、消火器噴射・・・選挙戦当初から嫌がらせ(1/2ページ)
2010年12月13日15時3分


 茨城県議選の告示直前に立候補を表明した戸井田和之氏の陣営は、12日の事件前から、さまざまな嫌がらせを受けていたという。

 戸井田氏や選対幹部によると、選挙戦の当初から、選挙カーのマイクとスピーカーをつなぐコードが切られたり、不審な車に幅寄せされたりすることがあったという。投開票日前日の11日朝には選挙カーなど車5台のタイヤが千枚通しのようなものでパンクさせられていたほか、事務所に消火器を噴出されたり、看板を破られたりしたという。

 だが、戸井田氏も選対幹部も事件発生まで県警に届けなかった。戸井田氏は「選挙戦のなか、パトカーがいると良くないと思った。選挙が終わったら相談しようと思っていた」と説明。犯人に対しては「なぜこんなことをしたのか、私には皆目、見当もつかない」と話した。

 県警は「被害届が出されていないので、把握していなかった。事件後に陣営から、そういうことがあったと初めて聞いた」としている。

 戸井田氏は2002年の県議選・石岡市選挙区に無所属で立候補して初当選。前回06年は自民公認で立候補したが、660票差で敗れた。同選挙区は今回、旧八郷町との合併を受けて定数が1から2に増えた。当初はそれぞれ石岡市と旧八郷町を地盤とする現職2人しか候補者がおらず、無投票が予想されていた。

 それを覆したのが、戸井田氏だ。告示9日前の11月24日に立候補を表明。選挙に出ると決意したのも、その1週間前だったという。

 戸井田氏は前回の落選後、「1年間は立ち直れなかった。家に閉じこもりがちになり、お世話になった人にあいさつにすら行けなかった」と話す。仕事は書籍通信機器販売業だが、石岡駅前にあった店は数年前に閉じた。「選挙に出たいという思いは常にあったが、今回はもう無理」。そう思っていたが、11月中旬ごろ、友人や支持者に「今回出馬しないなら、政治の世界はあきらめろ。でも、出るなら本気で支えてやる」と言われて立候補を決めたと話した。

 今回の事件は投票時間中に起きた。急な立候補表明でやや劣勢と見られていた戸井田氏だったが、結果はトップ当選だった。

 2位当選の桜井富夫氏は「同情票を集めたのだろう」と話した。鈴木せつ子氏の陣営からは「弔い合戦になってしまった」との声が漏れた。

2935チバQ:2010/12/13(月) 21:47:59
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101213dde041010075000c.html
選挙:茨城県議選 苦杯の民主、真正面から逆風 陣営「中央が悪い」
 統一地方選の前哨戦とされた12日の茨城県議選で、現有6議席の「4倍増」を目指した民主党は1議席も増やせず、苦杯を喫した。閣僚の失言、政治とカネを巡るごたごた……。小沢一郎元代表も選挙戦終盤、県議選惨敗に言及し、党内抗争のカードにもされた。逆風を強めた党本部に、昨年8月の衆院選で風に乗って当選した1年生議員からも恨み節が漏れた。

 茨城は「医師の乱」の拠点だ。昨年の衆院選で、自民に反旗を翻した県医師連盟が全7区で民主を推薦し、比例復活も含めると全候補を当選させた。県議選では逆風を真正面から受け、推薦した民主候補15人のうち当選したのは3人だけで、重点5候補も1人しか通らなかった。推薦した自民公認・推薦候補18人が全員当選したのとは対照的だ。土浦市区では連盟の組織内候補、奥田夏樹氏(41)が最下位当選者に9000票以上の差をつけられ大敗した。昨年衆院選で自民厚生族の重鎮、丹羽雄哉元厚相を破って初当選した大泉博子氏(茨城6区)の地元だ。大泉氏は悔しさをぶちまけた。

 「中央が悪い。内ゲバに巻き込まれた。小沢元代表の発言が大きい。誰も民主に期待を寄せてくれなくなった」

 東京都内へ通勤・通学する「茨城都民」が多く住み、中央政界の風に敏感とされる取手、竜ケ崎市などを含む衆院茨城3区内でも新人5人が全滅した。

 守谷市区から立候補した新人で、月刊誌「マスコミ市民」編集長、石塚聡氏(52)は選挙戦で、菅直人首相とのパイプの太さを強調。菅首相が落選を続けていた70年代、菅氏を自転車の荷台に乗せ一緒に選挙活動をしたというエピソードを必ず持ち出した。しかしわずか3230票しか獲得できず落選した。【橋口正、安味伸一】

毎日新聞 2010年12月13日 東京夕刊

2936チバQ:2010/12/14(火) 00:25:03
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12917189194902
2010年12月8日(水)
大子町長選告示、現新一騎打ち 「若者政策」争点に

 任期満了に伴う大子町長選は7日告示され、いずれも無所属で現職の綿引久男氏(65)と前町議会議長で会社役員の益子英明氏(57)の2人が立候補を届け出た。「若者が住むまちづくり」などをめぐり、一騎打ちの舌戦に突入した。投票は12日、町内35カ所で行われ、午後7時から町中央公民館で即日開票される。有権者は1万7944人(6日現在)。

 綿引氏は午前10時、池田の町リフレッシュセンターで出陣式を行い、「子育て支援策は、若者の町外流出を止め町内に定着してもらう魅力ある町づくりの一環。さらに充実していく必要があり、支援策をここで断ち切ってよいのか」と強調。支援策とともに「高齢者福祉の一層の充実や後継者のできる地場産業育成、若者の就労の場確保などに当たっていく」と町政継続を訴えた。

 益子氏は午前10時前から矢田の選挙事務所前で出陣式。応援に駆け付けた町議や前町長らが町政の転換を呼び掛けた後、益子氏は「若者が働く場所をつくり、町を支えたお年寄りが安心して過ごせる町をつくりたい」と主張。子育て支援策については「一律無償化に反対している。年収に合った支援が必要」とし、町民が政策立案に携わる『政策審議会』を立ち上げたい」と訴えた。

 同時に行われる町議補選(欠員3)には、いずれも無所属で元職1人と新人4人の計5人が立候補を届け出た。町長選と同じく12日投開票される。



http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12921556584249
大子町長に益子氏初当選 現職・綿引氏に僅差


【写真説明】
初当選を祝いダルマに目を記す益子英明氏(左)=大子町矢田


 任期満了に伴う大子町長選は12日、投票が行われ、即日開票の結果、前町議会議長で会社役員の益子英明氏(57)が2期目を目指した現職の綿引久男氏(65)を60票差で破り、初当選した。当日有権者数は1万7811人。投票率は75・13%(前回75・84%)だった。

 益子氏は9月議会で保育所・幼稚園の無料化が議長裁決で可決されたのを受け、10月中旬に出馬を表明。給食費などの一律無料化に「収入に見合った支援が必要」と主張し、若者の就労の場確保や高齢者が安心して過ごせる町づくり、町民参加型の政策審議会設置を中心に支持を訴え、各層への浸透を図った。

 綿引氏は「若者が住む町づくり」として子育て支援策を推進。小中学校の給食費や中学生以下の医療費、保育所・幼稚園の無料化などを展開したが、支援策の恩恵のない世代からの十分な支持を得ることができなかった。

 益子氏は同日夜、矢田の選挙事務所で支持者を前に「雇用の場確保を第一に、高齢者対策の充実の訴えが浸透した。政策審議会をぜひ設置したい」と抱負を語った。 

 【益子英明(ましこ・ひであき)氏の略歴】県少年指導委員、町森林組合理事。当選1回。元町議会議長。駒沢大卒。矢田

2937名無しさん:2010/12/14(火) 01:40:53
選挙構図考えると、追い風でも10ぐらいがやっとだったと思いますけどねえ
取りこぼしたつくばとひたちなかを加えて8、
あと常総が惜しかったので9、もう1,2どっかで上積み

こんなところでしょう、公認発表は参院選後だったのでよく候補者が集まったもんだというのが実感

2938名無しさん:2010/12/14(火) 17:51:12

千葉県内、自民など統一選へ攻勢
茨城県議選の民主惨敗で
2010年12月14日14時44分
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1292305472

 来年4月の統一地方選の前哨戦として注目されていた茨城県議選(定数65)は12日に投開票され、24人を擁立した民主党は現有6議席にとどまる惨敗に終わった。11人が出馬した松戸市議選でも当選者2人と大敗した民主党に、千葉県議会最大会派の自民党をはじめ県内各党は攻勢を強める構えだ。

 自民党県連の田久保尚俊幹事長は「政権交代した昨年夏からの民主党ブームは完全に終わった。実力通りの結果」と分析。来春の千葉県議選(定数95)を「一時の“風”に左右される状況は過ぎ去り、努力すれば当選できる選挙になる」と位置付け、県議会で安定多数となる56議席を最低ラインに、今後若手を中心に2次公認し、さらなる候補者の上積みを目指す。

 一方、民主党県連の田中信行幹事長は「1人区にもチャレンジした中で、現有議席を保持した今回の結果は惨敗ではない」と強調。「自民も大勝したわけではなく、松戸市議選の大敗からみれば五分の戦いだった」として、現有議席の確保を第一目標に空白区にも候補者を擁立する。

2939名無しさん:2010/12/14(火) 18:00:21

2010年12月14日(火)
茨城県議選、民主惨敗で埼玉県議会の反応
http://www.saitama-np.co.jp/news12/14/02.html

 来春の統一地方選の前哨戦として注目された茨城県議選で24人の候補者を擁立した民主党が現有6議席にとどまった結果について、埼玉県議会関係者は異口同音で「中央の迷走」を主因に挙げた。

 中でも19議席を有する民主系会派は危機感を募らせる。統一選に同党公認・推薦で立候補を予定しているのは11月8日現在、現新含め28人。矢部節団長は「今の国会運営などを見ていれば、茨城で当選者が増えるとは思っていなかった。現実的な形が出た」とこぼし、「統一選はかなり厳しい。新年度予算に対する国民の評価次第で、今の逆風が台風になる可能性もある」と懸念を示した。

 過半数の50議席を有する最大会派、自民党の長沼威団長は「民主のこれまでの伸びから見れば惨敗だが、議席数では現状維持。自民の議席も伸びておらず手放しでは喜べない」としながらも、「国民、県民は民主政権に失望している。今まで自民というだけで選挙では劣勢を感じていたが、落ち着きが出てきた。来春はしっかり地に足の着いた選挙をしたい」と風向きの変化を歓迎する。

 公明党の山本晴造団長は「有権者の中央政界に対する不満が不安に変わった結果が出たのではないか。自民の議席も減っている。この流れは来春も変わらないだろう」と指摘。流動的になっている地方政治の現状を踏まえ、「統一選は政党というより候補者個人の政策能力、資質が問われる選挙になる」と展望した。

 一方、共産党の山川すみえ県議は「政治とカネの問題が大きい」と分析。同党が議席を一つ減らしたことには「残念で悔しい。一つの警告と捉えて、統一地方選は気を引き締めて臨みたい」と語った。

 また社民党の佐藤征治郎県議は「中央の動きが少なからず影響した。追い風は止まっている。来春はほかの地方でも、もろに響いてくるだろう」と予想した。

2940名無しさん:2010/12/14(火) 18:23:55

茨城惨敗、民主に打撃…苦戦続きの地方選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101214-OYT1T00147.htm

 民主党は12日投開票の茨城県議選(定数65)で、23人の候補を公認しながら、現有維持の6議席にとどまった。

 地方議員や首長は国政選挙でも安定した集票力を発揮すると期待される存在で、依然、自民党系が多数を占める。民主党にとっては「風頼み」の選挙から脱却するためにも、来年春の統一地方選での躍進が重要課題だが、菅政権での地方選は苦戦続きで、地方からも「菅首相の下で統一地方選は戦えない」との声が強まっている。

 岡田幹事長は13日の記者会見で、同県議選について「私も2回(応援に)入ったが、残念だ。立候補していただいた方々にも申し訳ない」と語った。

 同県議選で民主党は、前回の4年前より候補を倍以上に増やしたことで、得票数、得票率とも増えたが、昨年の衆院選のような勢いはなかった。とくに、東京都への通勤者が多く、浮動票が多いとされる地域での落ち込みは顕著だった。衆院選での同党の得票率が約59%だった取手市、約61%だった守谷市(いずれも茨城3区、候補者3人)での県議選での得票率は、それぞれ約14%(候補者5人)、約17%(同3人)。その分、同県議選初挑戦のみんなの党に流れた。

(2010年12月14日09時03分 読売新聞)

2941名無しさん:2010/12/14(火) 18:24:40

小沢氏問題・茨城県議選敗北
2010年12月14日
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001012140002

◇危機感募らす 民主地方議員


 民主党役員会が13日、小沢一郎元代表に衆院政治倫理審査会への出席を求めることについて、岡田克也幹事長に対応を一任した。岡田幹事長はまずは自発的な出席を求める考えを示したが、実現性や党内の対立に加え、12日の茨城県議選で4分の3の候補者が落選した直後でもあり、来春に統一地方選を迎える党の議員らは危機感を募らせた。


 「小沢氏の問題は円滑に進めるべきだ。(通常国会で)予算が通らないから、早くかたをつけたいのだろうが、党が分裂してはだめだ」


 県議会「民主党・無所属の会」の矢部節代表は朝日新聞の取材に答え、党執行部に注文をつけた。「『政治とカネ』の問題への取り組みも大切だが、外交など、やるべきことはもっとある」


 茨城県議選については「以前から苦戦が伝えられ、現実的な結果。原因は、尖閣諸島をめぐる対応など、これまでの国会運営にある」と指摘。今後は、菅政権の新年度予算への評価が統一地方選の結果を左右するとみる。「(悪ければ)今の逆風がさらに強まって台風にもなる」と危機感を強めている。


 さいたま市議会「民主党・無所属の会」の神崎功団長は、役員会の結論について、「分かりにくい。小沢氏の問題は早くはっきりさせ、決着をつけてもらいたい」。その上で、「一致団結し、新年度予算の成立に精力を注いでほしい。予算の中身こそ党の真価が問われる」と語った。

2942名無しさん:2010/12/14(火) 18:26:13
【茨城】
政権政党の存在感なく
2010年12月14日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20101214/CK2010121402000063.html?ref=rank

<解説> 来春の統一地方選を見据え、各党が力を注いだ県議選は、菅内閣の支持率低下など国政への不信の高波をかぶった民主が現有議席にとどまり、政権政党としての存在感を示すことはできなかった。

 原因は逆風のためばかりともいえない。昨夏の衆院選は「保守王国」で劇的な勝利を収めたものの、同日選だった知事選では独自候補の擁立を見送った。ほぼ「オール与党」の県議会では、圧倒的多数を占める自民との政策的な違いを示せていない。今回、自民系候補と直接対決となった四つの一人区すべてで敗れたことからも、地方組織の強化という県連の課題があらためて浮き彫りとなった。

 一方、推薦した新人を含め三十九議席を獲得した自民は、現有から六減だが今後、無所属からの会派入りも見込み、県議会の最大会派である構図は変わらない。県住宅供給公社の破産問題では、県議会のチェック機能の甘さを露呈した。今後二十年間、一般財源から毎年約百億円を投じる保有土地対策など、県民にさらなるしわ寄せが及ぶ事態にならないよう、しっかり監視役を果たさなければならない。 (北爪三記)

2943名無しさん:2010/12/14(火) 18:39:38
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101214ddlk08010249000c.html

転換期の茨城政界:’10県議選 逆風、医師連盟にも 民主現有6止まり /茨城

 ◇「党の内ゲバが…」 39議席、自民は安定維持
 民主党への逆風が、全国に先駆けて直撃した。昨年の政権交代後、初の都道府県議選として12日行われた県議選(定数65)で民主党は、公認・推薦24人を擁立し「議席4倍増」を目指したが、現職5人のうち2人、新人19人のうち16人が落選し、現有の6議席にとどまった。閣僚の失言や菅政権批判の高まりを受け、昨年8月の衆院選で民主に期待を寄せた無党派層は離れた格好だ。県議会第1党の自民党は公認・推薦合わせて39議席を得て過半数を維持。みんなの党は2人が全国初の県議当選を果たした。公明党は4議席を維持し、共産党は1減の1議席。無所属候補は13人が当選した。【大久保陽一、山崎明子】

 民主党県連会長の郡司彰参院議員は12日深夜、水戸市の県連事務所で「現有を維持できて良かったとは思っていない。厳しい結果と受け止めている」と述べた。

 昨年8月の衆院選で自民に反旗を翻して民主を支援し「医師の乱」を全国に広めた県医師会の政治団体「県医師連盟」(小松満委員長)も逆風を正面から受け、重点候補と位置づけた民主5人のうち、筑西市区(定数3)で立候補した新人、設楽詠美子氏(34)しか当選しなかった。

 大泉博子衆院議員(6区)と二人三脚で選挙活動をしていた連盟の組織内候補、奥田夏樹氏(41)は最下位当選者に9000票以上の差をつけられ大敗した。大泉氏は「中央が悪い。内ゲバに巻き込まれた。小沢一郎元代表の発言が大きい。誰も民主に期待を寄せてくれなくなった」と党本部への不満をもらした。奥田氏は、「もっと民主党がテコ入れしてくれると思ったのに」と不満を漏らす一方、「これだけ評判が悪いと(テコ入れしても)逆効果だったかもしれない」と力なく語った。

 一方、自民党は公認8人を含め44人を擁立。無投票の現職6人を含め39人が当選し、「保守王国」で引き続き安定勢力を確保した。党県連会長の岡田広参院議員は「ローカルマニフェストを掲げ一丸で戦った結果」と語り、安堵(あんど)の表情を浮かべた。現有45議席の維持に向け、当選した無所属候補に会派入りを働きかける方針だ。

 ◇県政ク1増、「4」議席に
 無所属当選者のうち、中村喜四郎衆院議員(7区)を支持し、自民県連に除名された県議でつくる県議会の保守系会派「自民県政クラブ」(県政ク)は、無投票当選を含め現職3人が議席を維持。さらに常総市区で、中村氏の秘書を務めた無所属新人が民主推薦新人を抑え、当選した。この新人は同会派入りする予定で、少なくとも1増の4議席となる。

 坂東市区の無所属新人で中村氏の元秘書を務めた古谷英明氏(55)は、前県連会長の山口武平県議(89)の支援を受けた自民新人、石塚仁太郎氏(60)との一騎打ちに敗れた。

 県政ク関係者によると、取手市で当選した無所属新人、川口政弥氏(53)らにも会派入りを働きかけている。

 ◇みんな、全国初の県議当選 取手・細谷氏「県政に新風を」
 みんなの党は、守谷、取手の2市区で現新2人が競り勝ち、全国初の県議当選の実績をつくった。大川成典党県支部長は「激戦区で当選者を出したのは画期的だ」とコメント。来春の統一地方選の足掛かりにする考えだ。

 初当選を果たした細谷典男氏(59)=取手市区=は12日、当確の一報が入ると、事務所で大川支部長とがっちり握手。「草の根選挙で戦ったのが勝因。公務員の人件費2割カットなど県政に新風を送る」と抱負を語った。

 自民党からくら替えで再選した梶岡博樹氏(33)=守谷市区=は、民主新人や自民支部が実質支援した無所属新人を破った意義について「今の民主党政権にノーを突きつけた。自民には戻したくない新しい保守の形だ」と強調した。【中野秀喜、安味伸一】毎日新聞 2010年12月14日 地方版

2944名無しさん:2010/12/14(火) 20:37:49
1750 :建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/11/15(月) 20:26:47
上のほうでなんか茨城県議選民主党惨敗wではないことをを涙目で必死に演出している方がいらっしゃいましたがwww

2945名無しさん:2010/12/14(火) 20:41:14
上のほうでなんか茨城県議選民主党惨敗wではないことをを涙目で必死に演出している方がいらっしゃいましたがwww


2937 :名無しさん:2010/12/14(火) 01:40:53
選挙構図考えると、追い風でも10ぐらいがやっとだったと思いますけどねえ
取りこぼしたつくばとひたちなかを加えて8、
あと常総が惜しかったので9、もう1,2どっかで上積み
こんなところでしょう、公認発表は参院選後だったのでよく候補者が集まったもんだというのが実感

2946名無しさん:2010/12/14(火) 20:46:23
具体的な選挙分析もできないただの印象論ですねww

2947名無しさん:2010/12/14(火) 22:07:20
2937 :名無しさん:2010/12/14(火) 01:40:53
選挙構図考えると、追い風でも10ぐらいがやっとだったと思いますけどねえ
取りこぼしたつくばとひたちなかを加えて8、
あと常総が惜しかったので9、もう1,2どっかで上積み
こんなところでしょう、公認発表は参院選後だったのでよく候補者が集まったもんだというのが実感


2946 :名無しさん:2010/12/14(火) 20:46:23
具体的な選挙分析もできないただの印象論ですねww

2948名無しさん:2010/12/14(火) 22:09:47
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101214-OYT1T00995.htm

谷垣氏、茨城県議選で勝利宣言…統一選へ自信

 自民党の谷垣総裁は14日、鹿児島市内で記者会見し、茨城県議選(12日投開票、定数65)の結果について、「勝利したと言っていい」と、勝利宣言を行った。

 同市内の講演では、「この勢いを統一選に向け、衆院選にも勝利したい」と述べ、党勢の回復ぶりをアピールした。

 谷垣氏が自信を示した背景には、昨年の衆院選前後から「自民離れ」を見せていた農業団体や医師会などの伝統的な支持組織・団体の回帰の動きがある。茨城県議選では15人の自民党公認候補が農協系の県農協政治連盟の推薦を受けた(民主党候補の推薦はなし)ほか、茨城県医師連盟も自民党候補17人を推薦した(民主党候補の推薦は15人)。

 同県議選の結果、自民党公認で当選した33人に加えて、推薦で当選した6人が自民党会派に入る見通しで、前回県議選の結果(推薦含め当選40人)と肩を並べる。推薦しなかった保守系無所属が会派に加われば、改選前の45議席にも手が届く可能性が高まっている。

(2010年12月14日21時33分 読売新聞)

2949チバQ:2010/12/14(火) 22:49:37
http://gendai.net/articles/view/syakai/127923
茨城トラック突撃 戸井田県議はなぜ襲われたのか
【政治・経済】
2010年12月14日 掲載
直前の出馬との関係は?
 裏にいったい何があったのか――。
 茨城県議選に当選した戸井田和之氏(46)の選挙事務所襲撃事件から、丸1日以上経ったが捜査は難航している。
 投開票日の12日、4トンの保冷車が戸井田氏の選挙事務所に突っ込み、事件前まで事務所の外で掃除していたという戸井田氏の叔父である利雄さん(62)が、制止しようとしてはねられ亡くなった。死因は頚髄損傷だった。
 県警石岡署では、事件当時事務所内外にいた十数人を含めた数十人の関係者から事情聴取している。消火剤をまき散らかされたり街宣車の照明の配線を切られたりした嫌がらせとの関連や、戸井田県議が何者かとトラブルがあったのかも捜査中だ。
 警察は「計画的犯行で選挙妨害」とみている。ひと昔前のヤクザ映画みたいな犯行である。
 自民候補を破って当選した戸井田氏はどんな人物なのか。
 選挙事務所を手伝っていた男性はこう言う。
「他の候補より若く、行動力がある。トップ当選するくらいだから、評判は良かったよ」。地域密着のイメージが強い人で、町内の全面的な応援を受けていたという。
 一方で、こんな話もあった。
「(戸井田氏は)4年前、現職の自民候補で出て落選したんですけど、その頃は天狗っぽかったから。その後、どこ行ったのと思うくらい存在感がなかったんだけど、11月末になって出るって言い出して……。いまからで大丈夫? と思ったけど、親戚に力があるからね」(自宅近所の主婦)
 告示2週間前の出馬に「なぜ?」とオドロキを隠せない住民は多い。
「前回は600票差で落ちて、胃に穴が開いたってウワサになるほど落ち込んでたみたい。みんな出ないと思っていたのに、急に出ることになったので、当初、区長をはじめ他の候補の応援予定だった人も戸井田さん側に回っちゃって、他の候補者は慌てたみたいよ」(町内の商店店主)
 選挙区内の複雑な事情が絡んでいるようだ。

2950チバQ:2010/12/14(火) 22:54:48
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101214/dms1012141246004-n1.htm
殺人保冷車、動機は選挙妨害か? 乗り捨て逃走男の行方追う2010.12.14
 茨城県議選が投開票された12日、当選した戸井田和之さん(46)の石岡市の選挙事務所に保冷車が突っ込み、逃走の際に叔父の利雄さん(62)がひかれて死亡した事件。石岡署捜査本部では、犯行に使われた疑いがある放置された乗用車を現場付近で発見、関連を調べている。また、現場付近では、保冷車を乗り捨てて徒歩で逃走する男の目撃情報も浮上した。

 近くのスーパーの駐車場で、白い乗用車から、犯行で使われたものと似た保冷車に乗り換える男の姿が12日午前に目撃されている。男の人相や服装は判明していないが、保冷車を運転していた男はグレーのフード付きスエットに黒の目出し帽姿だったことが分かっている。捜査本部は乗用車の所有者に事情を聴いている。

 一方、14日付の読売新聞によると、事件直後、保冷車を運転していた男が、事務所から北に700メートル離れた駐車場で保冷車を乗り捨て、徒歩で逃走する姿を住民が目撃。捜査本部もこの事実を把握している模様で、選挙妨害事件の可能性も視野に男の行方を追っている。

2951チバQ:2010/12/14(火) 23:15:06
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/101214/ibr1012141202003-n1.htm
トップ当選も…選挙事務所にトラック突入の戸井田氏「断固戦う」 (1/3ページ)
2010.12.14 07:55

選挙事務所にトラックが襲撃し叔父が死亡した茨城県議選候補の戸井田和之氏(左)。当選を決め、陣営幹部にうながされ、泣きながら手を上げた =茨城県石岡市(城野崇撮影) 県議選投開票日当日の12日、県議選候補者、戸井田和之氏(46)の選挙事務所=石岡市若松=に4トン保冷車が突っ込み、戸井田氏の叔父、戸井田利雄さん(62)=写真=が死亡した。県警は同日、殺人事件として石岡署に捜査本部を設置し、土地勘がある者による計画的な犯行との見方を強めている。戸井田氏は石岡市区(定員2)でトップ当選を果たし「卑劣な行為には断固戦っていきたい」と利雄さんに誓った。


制止しようと…

 事件は12日午前10時半ごろ発生。目撃した近所の男性や当時、事務所にいた戸井田氏によると、保冷車は事務所にバックで2度突っ込んだ。事務所近くに住む女性(84)は「ビルを解体しているのかと思ったほど大きな音だった」と話している。

 利雄さんがトラックの左側に駆け寄りサイドミラーにしがみついた。「何をやっているんだ。やめろよ」

 だが、保冷車は発進、利雄さんは振り落とされ、後輪などに巻き込まれた。戸井田氏は利雄さんに声をかけたが、全く反応しなかった。

 保冷車は事務所スタッフが運転する車にも衝突し、そのまま逃走。その後、北に約800メートル離れた住宅街の路上付近に乗り捨てられているのが発見されてた。


計画的な犯行

 保冷車を運転していたのは目出し帽をかぶった男。やせ形で灰色のフード付きスエットを着用していた。

 保冷車が乗り捨てられたのは大型車が入ってくることはまれな狭い路地にある駐車場。近所の住民らによると、車体に植木をこするなどして猛スピードで進入。保冷車の後ろに乗用車が来たが、乗用車はすぐに発進していったという。犯人らはここで乗り換えて逃走した可能性が高い。

 捜査本部も土地勘があるか現場周辺を十分に下見した上での計画的な犯行との見方を強めている。岩城新治郎捜査1課長は13日、「初めて来た者の犯行ではない」と述べた。

 不審な人物の目撃情報は事件前にもあった。保冷車は盗難車で、11日朝には事務所近くのスーパー駐車場に止められていたのを同店店長や近所の主婦(69)らが目撃している。また、事件約1時間前には、白い乗用車で来た人物が保冷車に乗り換えているところも目撃されている。

 捜査本部もそれらの目撃情報を把握しており、白い車についても事件に関係があるとみて調べている。


涙の当選会見

 戸井田氏によると、選挙事務所への嫌がらせは事件前からあった。

 11日午前3時すぎには、事務所に来た妻が選挙カーなど車6台がパンクさせられているのを見つけた。表に出していた選挙看板も破られていたという。消火剤がまかれているのも確認された。

 12日夜、4年ぶりの議席奪還を決めた戸井田氏。午後10時過ぎ、支援者に肩を抱かれるように登壇。「万歳」の発声に、横にいた陣営幹部に手を持たれるようにして小さく手を上げた後、亡くなった利雄さんに黙祷(もくとう)をささげた。

 支援者へのあいさつの中で「トシちゃんは『おれはカズちゃんが好きなんだから、一生懸命歩くんだよ』と応援してくれた。そんなトシちゃんが、ああいうことになってしまった。本当に何も言えない」と言葉を詰まらせた。

 あいさつの後、戸井田氏は号泣しながら支援者と握手を交わすと、支援者からは「叔父さんの分まで頑張れ」と声がかけられた。

2952チバQ:2010/12/14(火) 23:16:12
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/101214/ibr1012141205004-n1.htm
【県議選】各地区で喜びの声 (1/3ページ)
2010.12.14 08:03

初当選が決まり、支持者らと万歳三唱をする加藤明良氏(右から2人目)=水戸市元吉田町(前田明彦撮影)
水戸市区

 水戸市元吉田町の加藤明良氏(無所属新人)の選挙事務所では午後9時10分すぎに当選確実の一報が入り、加藤氏は大きな声で「ありがとうございます」と頭を下げた。すぐさま壇上に上がり、後援会長らと万歳三唱。約500人の支援者らと喜び合った。

 マイクを握った加藤氏は「さまざまな方の支援があって、ここまで戦い抜くことができた。心から感謝しています」。勝因については「政党間の議論が国民目線、市民目線でなく、無所属への期待が高まった」としたうえで「5年先、10年先に向かって今すぐやることを見いだして頑張っていきたい」と抱負を述べた。水戸市区では推薦の加藤氏と公認3人の計4人の自民系候補が全員当選した。


筑西市区

 定数3に対して民主が2人の新人を擁立し、設楽詠美子氏が当選したが、一方の仁平正巳氏は涙をのんだ。筑西市二木成の設楽氏の選挙事務所では午後10時前から支持者約30人が集まり結果を待ったが、各候補が同数という中間発表以降、得票情報が届かず、「どうなってる」の声も。同10時45分、ようやく「当確」の報告が入り、「やったー」の歓声と拍手がわき起こった。

 選対幹部らと事務所に現れた設楽氏は「ボランティア選挙での当選は奇跡のよう」と顔を紅潮させた。逆風が強かった選挙戦を振り返り、「特に男性から(民主党は)『何をやっているんだ』というものを感じたが、女性の支援が温かかった」と述べた。


土浦市区

 午後10時過ぎ、土浦市中高津の八島功男氏(公明新人)の選挙事務所に当選確実の一報が入り、大勢の支持者から「ウォー」と地響きのような歓声が上がった。

 満面の笑顔で八島氏が登場すると、「おめでとう」「やったー」などの声があがり、すでに万歳を始める人も。支持者の握手攻めでもみくちゃにされた八島氏は、壇上に立つと何度も万歳を繰り返し、初当選の喜びを爆発させた。贈られた花束を掲げて大きく手を振り支援者に応えていた。

 あいさつに立ち、「この場が私の人生の新たなスタート。6カ月前まではただの銀行員だったが、これからは政治の第一人者として、お約束した一つ一つのことを必ず実行すると誓います」と気を引き締めた。


守谷市区

 みんなの党として、県議選で全国初の当選となった梶岡博樹氏(現職)は、午後8時半過ぎ、守谷市松ケ丘の選挙事務所に姿を見せた。「きのうは自転車で80キロ走った。訴えに手応えを感じている」と支持者と話すなど余裕の表情も。

 午後10時前には当選確実の一報が入り、事務所内は歓声に包まれ、さっそく「バンザーイ、バンザーイ」。さらに女性支持者から花束が贈られ、梶岡氏は当選の喜びをかみしめた。

 勝因について梶岡氏は「民主にはがっかりし、自民には戻りたくないという人たちの受け皿になった。新しい形の保守を求めていると思う」と述べた。さらに「議員定数の削減などに取り組んでいきたい」と2期目の抱負を語った。

2953チバQ:2010/12/14(火) 23:16:48
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/101214/ibr1012141207005-n1.htm
【県議選】民主、統一地方選の戦略見直し必至 衆院議員の手腕のなさ露呈 (1/2ページ)
2010.12.14 08:06

各選挙区での落選が伝わり、天を仰ぐ郡司彰県連会長(左)と藤田幸久副会長=水戸市(前田明彦撮影) 民主党は政権与党にもかかわらず、地方議会で議席を伸ばせない組織力のなさが浮き彫りとなった。候補者選定を進めた各総支部長を務める衆院議員の手腕にも疑問が残り、民主党は統一地方選に向け、選挙戦略の大幅な見直しを迫られている。

 12日夜に開かれた民主党県連の記者会見で、郡司彰会長は「法案の成立率が異常に低いのは国会が機能していなかったことの裏返し」と痛烈に菅直人内閣を批判。「総理、閣僚の方々含め、発言は慎重になさっていただきたい」として、県連会長としては異例の苦言を呈した。

 9月半ばには「15議席前後」(県連幹部)を見込んでいたが、現有6議席に留まる惨敗。菅内閣の外交問題をはじめとする失政や閣僚の失言による、内閣と党の支持率低下が最大の敗因だが、各総支部で選挙戦略を失敗した責任も重い。

 取手市(衆院3区)では候補者擁立で地方議員と衝突し、地方議員が他党に転籍して当選。土浦市(同6区)では総支部内の内紛で現職と新人で、事実上身内の戦いとなり禍根だけが残った。また、ひたちなか市、那珂市(同4区)では現職が落選。県議選を現場で統括する各総支部長である衆院議員らの手腕に疑問符がついた。

 また、24人の公認、推薦候補の多くはこれまで活動地盤がなかった“落下傘候補”。そのため「活躍してきた人であったが、十分に票が結びつかなかった」(藤田幸久副会長)。候補者選定にも甘さがあった。

 国政、地方選挙ともに追い風頼みという民主党の体質が改めて浮き彫りになった。「民主党に対する期待度が(政権交代時の)半分以下」(郡司氏)というなかで、選挙戦略の見直しを進め“勝てる候補”を擁立して統一地方選に臨まない限り、県議選と同じ轍(てつ)を踏むのは必至だ。(前田明彦)

2954チバQ:2010/12/14(火) 23:20:16
>>2809>>2821
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1012140009/
池子問われる手腕「現実路線」に信託、逗子市長選で平井氏再選/神奈川
2010年12月14日
 「圧倒的多数の市民に理解してもらえた」。逗子市長選から一夜明けた13日、大差で再選を果たした現職の平井竜一氏は選挙で信を問うとしていた池子問題に触れ、「市民の理解」という言葉を多用しながら、国との交渉を加速させる考えを強調した。

 米軍池子住宅地区の横浜市域への住宅追加建設に容認か反対か、約40ヘクタールの共同使用か返還か、が問われた今回の選挙。建設に反対してきた平井氏は容認に転じ、「日米共同使用の早期実現」を掲げて臨んだ。

 有効投票数の65%を超える得票率は「現実路線」にかじを切った平井氏が信託を得たともいえる。自身も「この解決方法しかない、という思いを共有できたのではないか」と選挙結果を分析してみせた。

 防衛省が約40ヘクタールの一部返還の見返りとして、米軍家族向け小学校や住宅などの追加建設への協力を求めてきた昨年7月以降は苦悩の連続だった。追加建設反対を貫けば、国との交渉自体が頓挫しかねない―。現実路線にかじを切らせたのは、そうした“危機感”だった。

 選挙戦では、1期4年で国や米軍と60回以上にわたって交渉した実績を訴えるとともに、日米共同使用による“市民利益”を強調して支持を呼び掛けた。

 だが、今年9月の日米合同委員会で合意したのは約40ヘクタールを当面の間、日米で共同使用するということだけ。米軍側と具体的な使用条件を詰めたり、市の財政負担が生じないように財務省と交渉しなければならなかったり、難題が残されているのが実情だ。

 「(国や米軍に)民意を受け止めてもらい、任期中に日米共同使用を実現させたい」。有権者が一票を託した平井氏の手腕が問われるのは、これからだ。

2955チバQ:2010/12/14(火) 23:21:28
>>2908
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001012140001
中島県議が立候補の意向 高崎市長選
2010年12月14日


 来春の高崎市長選で、中島篤県議(56)=高崎市区選出、自民=が13日、市内で開いた後援会代表者会議で、立候補する考えを明らかにした。近く、正式表明する。


 中島氏は会議後、報道陣の質問に答え、「松浦幸雄市長が不出馬を表明したあと、どうしたらいいのか考えてきた。市議、県議を通して高崎市政に携わっており、さらに高崎を発展させるため、立候補を決断した」と語った。


 代表者会議では、厳しい選挙になるという意見も出たが、「本気ならしっかりやってほしい」と、満場一致で立候補に賛成したという。


 中島氏は、高崎市議を2期務め、2003年に県議に初当選し現在2期目。総務企画常任委員長を務めている。「県政の中でも大切なポジションであり、しっかりやり遂げたい」と、当面県議を続ける考えを示した。


 同市長選をめぐってはこれまで、富岡賢治・前県立女子大学長(64)と、松本基志市議(51)が立候補を表明している。中島氏は「候補者が2人より3人の方が市民にとって選択肢が増える」と話した。3人とも政治的には保守を基盤にしており、激しい選挙戦になりそうだ。
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2956チバQ:2010/12/14(火) 23:28:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20101214/CK2010121402000062.html
激戦区で70%超えも 全体では3連続50%届かず 投票率分析
2010年12月14日

 今回の投票率は49・00%で、戦後二番目に低かった前回を1・06ポイント上回った。初めて新区割りが適用され、激戦区が増えたことなどが投票率がややアップした要因とみられるが、二〇〇二年(47・57%)、〇六年(47・94%)に続き、県選管が目標とする50%を三回連続で割り込んだ。

 選挙区別に投票率を見ると、引退する山口武平県議と中村喜四郎衆院議員による「代理戦争」の様相を呈し、市議選とダブル選になった坂東市がトップの73・92%。次いで、中村議員が新人候補の応援に回った桜川市が72・53%。前回選挙では70%を超えた選挙区はゼロで、有権者の関心の高さがうかがえる。

 60%台の投票率だったのは、保守系現職三人が争った笠間市、自民現職と新人の一騎打ちとなった常陸大宮市、稲敷市、定数一に四人が立候補した行方市の四選挙区あった。

 投票率が最も低かったのはつくばみらい市で36・57%、次いで牛久市の38・82%。つくばエクスプレス(TX)沿線の人口増加地域で低い傾向が見られた。民主が議席を失ったひたちなか市は、最下位だった前回より6ポイント強上昇し、39・68%だった。

 県選管は「目標の50%に届かず残念だが、上昇傾向にはある」と話している。 (中津芳子)

2957チバQ:2010/12/14(火) 23:29:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20101214/CK2010121402000064.html
最多10人・激戦の水戸市 新人の加藤氏トップ
2010年12月14日

万歳をして初当選を喜ぶ加藤氏(右から2番目)=12日、水戸市元吉田町で


 区割り変更で旧内原町と城里町が加わり、定数が二増した水戸市選挙区(定数七)は、全選挙区で最多の十人が激戦を繰り広げた。台風の目の存在となった自民推薦の新人加藤明良氏は、今期で引退する父加藤浩一市長の支持者を取り込み、来春の市長選に立候補予定の高橋靖県議の応援も得て、トップ当選を果たした。

 午後九時十五分ごろ、水戸市元吉田町の事務所に当確の一報が入ると、支持者らとともに結果を待っていた加藤氏は感極まった様子。握手攻めにあい、支持者らと万歳をした後、表情を引き締めて「さまざまな方の支えのおかげ。初めての経験ばかりで、頑張れという一言が唯一の支えだった」と選挙戦を振り返った。

 「県議会はさまざまな問題がある。生活に直結する諸問題について五年、十年先の中長期的な目標に向かって、県民のために今すべきことを頑張っていく」と抱負を語った。

 民主、自民、公明、共産の現職五人と元職一人、新人四人による選挙戦は、蓮舫行政刷新担当相をはじめ石原伸晃・自民党幹事長、太田昭宏・公明党前代表、市田忠義・共産党書記局長ら閣僚や党幹部クラスが連日のように応援に駆け付け、舌戦を繰り広げた。 (北爪三記、堀尾法道)

当選が決まり万歳する梶岡氏=12日、守谷市松ケ丘で


◆みんな・梶岡氏が再選 守谷市「受け皿、認められた」
 午後八時半すぎ、みんな現職の梶岡博樹氏が「大差で勝ちますよ」と自信満々の様子で守谷市松ケ丘四の選挙事務所に姿を見せると、詰めかけた支持者から早くも拍手と声援が湧いた。十時前に当確となり、支持者や選挙スタッフと万歳した。

 期間中、ボランティアと自転車で市内を回り、「期待はずれの民主政治、戻りたくない自民政治に対する有権者の熱い視線を実感した」と梶岡氏。「受け皿として認められた」と勝因を分析。県議選で一人当選したら、衆院選で百人出馬させるとの渡辺喜美代表の発言を披露し、「議員定数削減など、公約を確実に積み上げていく。橋本県政には是々非々で対応したい」と語った。 (坂入基之)

2958チバQ:2010/12/14(火) 23:34:54
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1292291101
現職に3新人挑む
財政、都市整備など争点 八千代市長選告示
2010年12月14日10時45分[県西エリア]

 任期満了に伴う八千代市長選と同市議選(定数32)が12日、告示された。市長選には3選を目指す現職の豊田俊郎氏(58)=自民、公明推薦=と元千葉県議の西田譲氏(35)、元県議の岩井覚氏(60)=民主推薦=、元市議の松原信吉氏(64)の4人がいずれも無所属で立候補を届け出た。各候補は市財政再建策や新川周辺地区都市再生整備計画の是非などで舌戦を展開している。一方、市議選は定数を8人上回る40人が名乗りを上げた。投開票日はともに19日で、即日開票される。

 豊田氏は午後1時、大和田新田の事務所で県内首長や自民、公明議員など支持者ら約500人を集め出陣式。「ふるさと都市実現という壮大な目標に向け、私の経験全てを出し切る。8年の実績の上にさらなる八千代の未来を託してほしい」と支持を求めた。

 西田氏は正午、事務所近くの東葉高速線八千代中央駅前で第一声。約200人を前に、市の財政状況を指摘しながら「人に優しさのある市政にしたい。教育や福祉の行政サービスを維持しながら充実させる。上から目線のまちづくりは終わった」と主張した。

 岩井氏は午前9時、高津東の事務所で民主の国会議員、県議、市議など支持者ら約200人を集め「予算総組み替えをしハコモノ中心の行政運営を改革する」と主張。市民減税については「高い目標を掲げることで行財政改革ができるという思いを貫く」と述べた。

 松原氏は午前11時、勝田台の事務所で出陣式を行った。「後を絶たないいじめ、独り寂しく生涯を終えるお年寄り。市長として子どもたちを、お年寄りを決して独りにさせない。ハコモノ行政はもってのほか」と、支持者ら約100人を前に力強く訴えた。

◆八千代市長選立候補者◆(上から届け出順、敬称略)※年齢は投票日の満年齢
 ◇豊田俊郎(58) 無現(2)自民、公明推薦
 ◇西田 譲(35) 無新
 ◇岩井 覚(60) 無新 民主推薦
 ◇松原信吉(64) 無新



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2959神奈川一区民:2010/12/14(火) 23:51:42
>>2835 更新
みんなの党統一地方選公認候補予定者

 【県議会】
 〈横浜市〉▽金沢区 田中肇(現)▽栄区 楠梨恵子(新)▽青葉区 赤野孝之(新)▽緑区 城田学(新)▽都筑区 野渡和久(新)▽保土ケ谷区 芳賀洋治(新)▽鶴見区 加藤正法(新)

 〈川崎市〉▽高津区 斉藤尊巳(新)

 〈相模原市〉▽中央区 高田耕助(新)

 〈一般市〉▽茅ケ崎市 岩本一夫(現)▽藤沢市 塩坂源一郎(現)▽鎌倉市 河村琢磨(新)

 【横浜市会】
 ▽緑区 伊藤大貴(現)▽青葉区 藤崎浩太郎(新)▽旭区 大岩真善和(新)▽泉区 横山勇太朗(新)▽港北区 豊田有希(新)▽保土ケ谷区 磯部圭太(新)▽鶴見区 有村俊彦(新)▽中区 串田久子(現)▽都筑区 望月高徳(新)▽神奈川区 平野和之(新)▽港南区 野崎孝男(新)▽戸塚区 足立秀樹(新)

 【川崎市議会】
 ▽宮前区 竹田宣廣(新)▽麻生区 月本琢也(新)▽中原区 松川正二郎(新)

 【相模原市議会】
 ▽南区 財津秀明(新)、大槻研(新)

 【一般市会】
 ▽藤沢市 白田明秀(新)▽横須賀市 村松仁志(新)

2960名無しさん:2010/12/15(水) 08:27:32
【茨城】
1/4ショック 県議選 民主 地方組織の弱さ露呈
2010年12月15日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20101215/CK2010121502000069.html

12日に投開票された県議選で、猛烈な逆風にさらされた民主。推薦を含む24人の候補者のうち、18人が落選の憂き目にあった。県連内には党本部への不満の声がある一方、来春の統一地方選に向けて「地方組織がしっかりしなければ戦えない」と、地元の足腰の弱さを危ぶむ声が強まっている。県連は今月末にも常任幹事会を開いて選挙を総括し、次の対応を迫られている。 (中津芳子)

 東京へ通勤する「茨城都民」の多い取手市選挙区。最下位で落選した新人の竹原大蔵氏の陣営は有権者の冷たい反応に、「泣きたいくらいだった」と振り返る。守谷市選挙区の新人石塚聡氏の陣営も同様で、「無視されるのはいい方。罵声や悪態をつかれることもあった。県議選で吹き荒れたのは逆風ではなく竜巻だ」。

 県連の郡司彰会長は「北風が吹いているところに、氷雨が降ってきた」と厳しかった選挙戦を表現。敗因について、菅政権の外交問題や閣僚の失言などを挙げ、「全国から注視された選挙なのに、党の力が中央で分散化した。一体感に欠けていた」と党本部への不満を強くにじませた。

 一方、各地で組織の問題点が浮き彫りになった。公認候補二人を擁立した土浦市選挙区(定数三)では、連合茨城の支援を受けた現職は当選したが、県医師連盟が重点候補と位置付けた新人は大差で落選。医師連幹部が「地元に衆院議員の大泉博子氏と一線を画す動きがあり、足を引っ張られた側面もある」と打ち明けるなど、一枚岩になれない組織の弱さを露呈した。

 選対委員長を務めた藤田幸久参院議員も、「業界の代表ではなく、専門性を持って活躍している人を擁立したが、準備や時間不足、党の歴史の浅さが原因で票に結び付かなかった」と反省点を認めた上で、「統一地方選では、候補者と地域の溝を埋める工夫が必要だ」と話した。

2961名無しさん:2010/12/15(水) 12:50:19

選挙:県議選 民主公認・推薦候補の得票率、20区すべてダウン /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101215ddlk08010172000c.html

 ◇衆院選と比べ13区で20ポイント以上減

 12日の県議選で、民主党の公認・推薦候補が獲得した20区の選挙区別の得票率は、政権交代に期待した無党派層が民主候補を支持した昨年8月の衆院選小選挙区で得た得票率に比べ、20区すべてでダウンし、半数を上回る13区で20ポイント以上減らしていたことが分かった。得票率下落は、風が吹いた水戸市や県南地区だけでなく、ひたちなか市区など連合茨城の強い民主基盤にも及んでいる。

 得票率が最も下がったのは、取手市区(定数3)の14・32%で、衆院選の58・74%に比べ44・42ポイントダウンした。同区では無所属新人と4党の公認計5人が争い、自民現職▽無所属新人▽みんな新人の順で当選。民主新人は最下位だった。衆院選で同市は、3区の小泉俊明氏に加え、比例でも同市出身の2候補が当選し盛り上がったが、県議選では党支持層がみんなや無所属に流れたとみられる。

 このほか水戸、守谷の2市で、40ポイント以上減らし、つくば市でも38・98ポイント落ち込んだ。水戸、つくばの2市区は、自民が民主より2人多い4人、3人をそれぞれ擁立したことも影響しているが、民主が2候補を擁立した日立、土浦、筑西でも20ポイント以上減らした。土浦、筑西では自民より候補者が1人多かったが、自民の得票率に及ばなかった。

 ひたちなか市では31・59ポイント減少し、現職が落選。同じく現職が落選した那珂市では19・44ポイント減だった。

 一方の自民は、無投票当選した6区を除く25区のうち、18区で衆院選時より得票率が増加。民主に比べ複数擁立しているケースが多いため単純比較はできないが、党の支持が上向いていることが分かる。ただ、取手市区では衆院選時の38・67%から10ポイント以上低い28・39ポイントとなっており、みんなの党の票は自民の支持基盤にも一部浸透しているようだ。【鈴木敬子】

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 ■民主候補が得た得票率の比較■

          衆院選   県議選

水戸市区*    59.18 15.43(▼43.75)

日立市区*    62.97 38.18(▼24.79)

土浦市区*    54.42 34.26(▼20.16)

古河市区     36.46 27.65(▼ 8.81)

竜ケ崎市区    58.83 25.69(▼33.14)

常総市区     30.34 29.41(▼ 0.93)

常陸太田市区   36.22 19.45(▼16.77)

北茨城市区    56.84 39.53(▼17.31)

取手市区     58.74 14.32(▼44.42)

牛久市区     61.76 25.71(▼36.05)

つくば市区    54.51 15.53(▼38.98)

ひたちなか市区  52.01 20.42(▼31.59)

守谷市区     60.51 16.90(▼43.61)

那珂市区     48.40 28.96(▼19.44)

筑西市区*    53.46 27.13(▼26.33)

行方市区     44.56  8.74(▼35.82)

つくばみらい市区 53.56 30.30(▼23.26)

東茨城郡南部区  45.71 15.10(▼30.61)

那珂郡区     50.76 31.98(▼18.78)

稲敷郡北部区   52.58 35.34(▼17.24)

 注)単位は%。衆院選得票率は、民主が推薦・公認を擁立した20区の選挙区単位で再計算した。*の県議選得票率は候補2人の得票数を合算

2962チバQ:2010/12/16(木) 00:35:20
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/101215/tcg1012150204005-n1.htm
県議会閉会いざ選挙へ 民主、茨城苦戦…焦り 自民、追い風遠く冷静 みんな、党勢拡大へ強気 (1/2ページ)
2010.12.15 02:04

県議会終了後、さっそく街頭演説を行う自民県議ら=14日、宇都宮市の二荒山神社前 さあ、選挙−。県議会12月定例会が閉会した14日、県議は来春の統一地方選に向け走り出した。民主党議員は統一地方選の前哨戦とされた茨城県議選の苦戦ぶりを目の当たりにして危機感を募らせる。自民党県連は慎重に情勢分析を続けており、みんなの党は党勢拡大をもくろむ。年末年始は地盤固めと支持拡大に大切な時期となるだけに、それぞれの思惑が複雑に交錯しそうだ。 (高橋健治、徐暎喜)

 「去年もこの時期は1日20軒近く回ったから、今年は30軒以上回らないと…」

 本会議が終了した14日午後、ある自民党議員はこう漏らすと、すぐさま地元へと戻っていった。この議員の選挙区は、自民党現職と同党推薦の新人候補が出馬するほか、民主、みんなの両党が新人を擁立する激戦区。それだけに「夜の忘年会の前にも何軒か回ってくる」と必死の形相だ。

 自民党県連は、茨城県議選の結果について「中央民主の外交、内政の失策に加え、小沢一郎元代表の問題などのゴタゴタが大きく影響した」(幹部)とみており、今のままの民主党内の状態が続けば、来春の栃木県議選でも茨城と同じ影響は出ると分析している。

 ただ、県連内には「民主党本部が体たらくなだけ」(県議)などと、「敵失の結果」と冷静に受け止める向きは多い。自民党復調が伝えられるものの、追い風とはほど遠いようだ。

 もっとも、民主党県連にとって“茨城ショック”の衝撃は大きい。県連幹部は14日、「民主党に対する批判が形として表れた」と重い口を開いた。「『政権発足当時の初心に戻ってしっかりしろ』という国民の思いと受け止めている」と苦渋の表情を浮かべる。他の民主党県議も表情は暗い。県連レベルで統一地方選に向けた戦略の練り直しも迫られるだけに、「風に左右されない地盤固めが必要」と焦りが色濃く出ていた。

 こうした中で、みんなの党は“みんな総本山”の栃木で、16全選挙区に20人以上の候補者擁立を目指す強気の姿勢だ。茨城県議選では公認候補者を3人しか立てられず、2人が当選したものの、「大勢擁立できていれば受け皿になり得た」との思いが強いからだ。

 渡辺喜美代表も13日に県庁で記者会見し、「民主には任せられないという声が大きくなった結果だ」と語り、党勢拡大への意欲をにじませていた。

2963チバQ:2010/12/17(金) 23:58:30
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/municipal/news/20101214/429582
【西方町、最後の選択】(上)対立抱え「ルビコン川」渡る
(12月14日 05:00)


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 臨時町議会が開かれた11月16日、傍聴席は久々に満席となった。この日、町を二分してきた議論が二つの短い文面の議案となって提出された。

 「西方町の自立を進める会」が約2千人の署名を集め請求した住民投票条例案は「町の自立か、栃木市との合併か」を争点に、最後に民意を問うとの趣旨。同案がまず賛成少数で否決。そして栃木市との合併を決める廃置分合案が可決された。「ああ、町が消える」。自立を進める会代表の針谷正夫さんは心の中でつぶやいた。

 ■対立と議論

 この半年前の5月、西方商工会の総会で会長に再任された針谷さんは、来賓の町長らを前に栃木市との合併について疑念を示した。「合併反対の人は『さんずの川は渡れても、郡境の川は越えられない』と言っている。このまま黙って総会は去れない」

 これを聞いた西方経済同友会の飯沼邦利会長はすかさず「川の話なら『ルビコン川を渡る』との言葉もある。渡れば前に進むしかない。町のさいも投げられた」と反論。普段は静かに終わる総会は、別の様相を呈した。

 数カ月後、針谷さんは個人として仲間と「自立を進める会」を発足。今回の条例案請求に至ったが、栃木合併派が多数の議会を動かすことはできなかった。

 町の合併をめぐる対立は、前町長辞任に伴う町長選、直接請求の法定合併協設置、住民投票、反対議員のリコール、補欠選挙、分町の請願−と、あらゆる手段が使われた。「なし崩しに栃木市と一つになるより、意見をみんなが言い合えたのは良かった」と、今年の町議補選で当選した新人の若林きく町議は話す。

 ■西方の一体感

 選挙中、「町のしこりを解く」と訴え、栃木市との法定協設置に賛成したが、最後は住民投票案に賛成、合併案には反対した。「住民の意思尊重が私の立場。だから意見表明の場である住民投票に賛成した」と若林町議。「しこり解消は困難。正直自分にもあるから」と率直に語る。

 反対派にはしらけや無力感も漂う。「栃木市全域の選挙区になったら、西方から市議は出ないね」と、合併反対運動を続けた男性。「だって俺たちが動かないもの。票は半分しか取れないよ」

 西方が再び一体感を得て、地域の特色を保ちながら自立する方法はあるか。針谷さんは「合併しても“西方ブランド”を守り、発展させること。商品や特産品ではなく人々の生活、歴史を含む広い意味のブランドを」と力を込める。

 古沢悦夫町長もまた、調印直前に「自立」論者の動きについて聞かれた時、自分に言い聞かせるように語った。「自立は重要だし、正しい目標。だが『栃木市西方町』であっても自立はできるはず」

◇   ◇

 西方町と栃木市は11月、合併協定に調印し来年10月1日の新栃木市誕生へ向け動きだした。この合併に関し同町は町長辞任や町議会での否決、二つの法定合併協議会(法定協)の設置決定など紆余曲折をたどった。人口7千人未満の県内最小の町を揺らした合併論議の経過と今後の課題を検証する。

2964チバQ:2010/12/17(金) 23:59:06
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/nishikata/news/20101215/430036
【西方町、最後の選択】(下)広域行政、区域再編も
(12月15日 05:00)

 今年7月26日、「栃木・両毛地区ブロック別市町村長会議」が西方町総合文化体育館で開かれ5人の首長が参加。鈴木俊美栃木市長、古沢悦夫西方町長は特に今後の合併に関し各種の要望を行った。

 両市町はごみ処理、下水道など広域行政では昔から一体化。大きく変わるのは「上都賀郡」の枠で行ってきた教育や医療の事業だ。

 会議で福田富一知事は「学区制は中高教育や受験生に大きな影響を持つ」と強調。だが「教育的配慮の観点から教育委員会で合併決定時に検討」とし、踏み込んだ答弁はなかった。

 ■採択協前倒し

 上都賀教育事務所は現在、日光・鹿沼・西方の2市1町を管轄。今回の合併で、教科書採択は課題の一つだ。

 2012年度採択の中学校教科書は、11年度に選定作業を予定しており、合併が同年10月の西方町は上半期、まだ同事務所管内。渡辺康隆教育長は、前倒しで栃木市との採択協議会をつくるよう調整中と明かす。「現状を踏まえ理解が頂けると思う。中学教育はこれで栃木とスムーズに合流できる」。栃木市教委も「その方向で検討中」と認める。

 だがまだ正式決定には至っておらず、新年度町予算は上都賀での採択作業の名目で予算を計上する予定だ。

 ■輪番の柱の一つ

 医療面で特に重要なのは2次保健や救急医療圏の行方。特に西方病院は鹿沼救急医療圏で輪番の柱の一つ。上都賀郡市医師会の奥山明彦副会長は「圏の基幹を担う病院。切り離すという話は現場を見ない机上の空論」と枠組み維持を訴える。

 これらは現在、第6期の県保健医療計画策定に向け総合的な見直し中。救急医療圏担当の県医事厚生課は「合併に合わせ単純に線の引き直し、とはならない」とするが、7月の会議で福田知事は「ニーズや医療資源を踏まえつつ総合的に判断」と、これも抽象的な回答にとどまった。栃木合併反対派にはこれらが「曖昧な点を残し、強引に合併を進めた」と批判材料となった。

 合併協定調印後、会見で栃木・西方両首長は「上都賀・下都賀の医療圏一体化」を提言したが、具体案とは言い難い。野田雅行西方病院長は「今後、郡市医師会として正式に当院の現医療圏残留を求めたい」と話す。

 県はどんな判断を下すか。9日、県に合併を正式申請する際「医療圏とか学区とかある。また頼みに来る」と訴える古沢町長に「宿題は預かった」と応じる福田知事。鈴木市長が付け加えた。「今や財政などが良くなるというより『悪くしない』ために合併する時代。今後が正念場だ」

2965チバQ:2010/12/17(金) 23:59:42
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101215ddlk08010169000c.html
針路なき再出発:’10県議選のあと/上 逆風に沈む民主 /茨城
 ◇現職も落選「茨城ショック」 楽観戦略に県連批判も
 「私自身の緊張感が足りなかった」

 県議選ひたちなか市区(定数3)で、地元の日立労組の組織的支援を受けながら再選を果たせなかった民主の佐々木忠男氏(54)は12日夜、支援者を前に深々と頭を下げた。民主県連関係者の間では告示前から「ひたちなか市は、現職当選は間違いない」と楽観論が漂っていた。だが、菅政権批判が強まる中、党への逆風は予想以上だった。

 さらに追い打ちをかけたのは、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡り、県議会11月定例会の本会議でJA提出の「TPP交渉参加反対に関する請願」に反対した民主会派の対応だ。本会議に先立ち開かれた県議会農林水産委員会で、民主唯一の委員だった佐々木氏は委員会採決でも反対。「TPP賛成の候補は落とす」としていたJAの政治組織「農政連」から、最大の標的にされていた。TPPを巡っては、県議会採決前に都内であった農政連の陳情の場で、郡司彰県連会長も反対姿勢を示していたが、政府が推進方針のため県連として反対を貫けなかった。

 日立労組の組織内候補が県議選で落選するのは初めて。佐藤光雄県連幹事長は「現職が2人も落選するとは。茨城ショックの影響は計り知れない」と衝撃の大きさを語った。

 県議選で民主は、ひたちなか市に加え、那珂市でも現職が落選。新人は推薦を含めて19人中16人が敗北。結果として、衆院2、3、4区管内の候補は「全滅」に終わった。自民と一騎打ちになった4選挙区はすべて大差で敗北。候補2人を擁立した4選挙区でも、2人が当選したのは日立市区だけだった。

 「茨城ショック」。この言葉は各選挙区でも使われ、党本部批判だけでなく、読みが甘かった県連執行部にも矛先が向かっている。

 2候補が擁立された土浦市区(定数3)で再選を果たした青山大人氏(31)は12日夜、「もう一度、原点に戻らないと有権者の不信は払拭(ふっしょく)できない」と危機感を語った。同選挙区で、「医師の乱」を主導した県医師会の政治組織「県医師連盟」の組織内候補が大敗したが、選挙期間中は青山氏を支援する連合茨城と連盟が党支持層を奪い合う形で対立し、それぞれの組織でしこりが残る。

 民主県連は衆院選で大勝した直後の昨年10月、党勢拡大を目指し「全36区で候補擁立、複数区は複数擁立」の方針を掲げた。しかし、拡大戦略の転換を明確にしないまま、候補は20区、複数擁立は8区のうち4区となし崩し的に半減された。青山氏を支援した元衆院議員の二見伸明氏(75)は「菅政権が支持率が急落し風向きが変わった時点で、勝てる候補だけに絞り、戦略を転換すべきだった。県連の無能ぶりをさらけだした」と楽観的戦略を転換しなかった県連執行部を強く批判する。また、2候補擁立した土浦など4選挙区は医師連盟が擁立しており、県連がコントロールできなかったと見る向きもある。

 一方、民主推薦の15候補のうち3人しか当選させられなかった県医師連盟。小松満委員長は「民主大惨敗だ」と認め、来春の統一地方選に向けて「支援のあり方を見直す」と民主候補からさらに距離を置く可能性を示唆。党内支持組織の亀裂は深まりつつある。

 県連関係者は焦燥感を募らせた。「茨城ショックから党が立て直るのには4年以上かかる。統一地方選には間に合わない」

2966チバQ:2010/12/18(土) 00:00:16
http://mainichi.jp/area/ibaraki/archive/news/2010/12/16/20101216ddlk08010076000c.html
針路なき再出発:’10県議選のあと/中 過半数守った自民 /茨城
 ◇「敵失で勝利」喜び半ば 県南の保守分裂に危機感
 「私は地元の声をしっかり聞き、茨城から自民党を変えていく」

 12日の県議選で、民主新人との一騎打ちに圧勝し6選を果たした自民県連幹事長の葉梨衛氏(67)=稲敷郡北部区=は報道陣を前に、勝利に酔う様子もなく、淡々と党再生に向けた決意を語った。葉梨氏は「自民党は地元を見ていない。地元を軽視したから政権交代が起きた」と過去にさかのぼって反省の弁まで述べ、「一番に取り組むのは自民党の体制をきちっと作ることだ」と力説した。

 葉梨氏当選には、JAグループの政治団体「県農政連」(市野沢弘委員長)の支援が大きかった。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に反対する農政連は、夏の参院選で見せた「民主と自民の二股支援」の立場を修正し、県議選ではTPP反対の自民候補に支援を集中。県農業会議会長を務める葉梨氏の出陣式には市野沢委員長自ら出席し、事実上の重点候補となっていた。また、公明も県議選で初めて公式に葉梨氏を含め自民候補7人に推薦を決定。葉梨氏の自民再生の訴えは、与党時代のように再結束してくれた農政連や公明関係者へのメッセージとみられる。

 昨年8月の衆院選・知事選のダブル選で大敗し、山口武平会長率いる県連執行部が総辞職したのを受け、葉梨氏ら新執行部は「党再生」を最優先課題にしてきた。7月の参院選で岡田広・県連会長がトップ当選。県議選では公認・推薦を改選前より1人少ない44人に絞って「守りの選挙」を展開し、過半数の39議席を確保した。分裂はある程度、収拾しつつあるかにみえる。

 しかし、県南の守谷、取手の2市区ではみんなの党が2議席を獲得。守谷市区は自民候補が擁立できず、無所属新人を実質支援したが、3区支部長の葉梨康弘前衆院議員が出陣式に駆け付けたにもかかわらず敗北。保守分裂の現実を浮き彫りにする結果となった。

 県南のある現職県議は「県議選勝利は民主の敵失があっただけ。油断すれば負ける」と危機感を募らせ、みんなの2議席に「保守の受け皿があるということは、票を食われる可能性がある。恐ろしい」と気を引き締める。

 県南で、民主やみんなに切り崩されつつある党基盤を再結束できるか。県西で議席を争った中村喜四郎衆院議員(7区)を支援する県議でつくる「自民県政クラブ」(県政ク)との対立を続けるか。二つの保守分裂の克服が県連の課題だが、見通しは開けていない。

 自民県連は県議選後、当選した保守系無所属5、6人に自民会派入りを働きかけ、改選前の45議席確保へ保守の再結集を目指している。ただ、5人前後とみられる県政ク系の無所属との「和解」には慎重姿勢だ。中村氏系との対立は山口前県連会長との確執が原因。山口氏が今期で引退すれば「会派合同もあるのでは」(中堅県議)との見方も出ているが、県連関係者は「県政クは当選回数が多い議員が多いから(期数順に就任する)議長、副議長ポストで問題が起きる」との警戒心が強い。

 県議選勝利でも守勢ムードが漂う中、岡田氏は14日の役員会後、昨年の衆院選敗北後、空席となっていた1、5区の支部長を公募する方針を明らかにした。「党勢拡大へ県議選を機に議論に弾みをつけたい」と狙いを明かす。組織固めから、保守層取り込みへ攻めの一歩を踏み出せるか。春の統一地方選に向け、党再生の真価が問われている。

2967チバQ:2010/12/18(土) 00:01:23
http://mainichi.jp/area/ibaraki/archive/news/2010/12/17/20101217ddlk08010238000c.html
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針路なき再出発:’10県議選のあと/下 力増す橋本知事 /茨城
 ◇「政敵」対抗馬当選に一役 注目集めるチルドレン
 「いい茨城をつくるのには、知事も議会も一緒だ」。水戸市内のホテルで16日に開かれた橋本昌知事の資金管理団体「昌峯会」のパーティーで、あいさつに立った知事は「政府はどうも頼りない」と菅政権批判で会場を沸かせつつ、新体制となる県議会とは協調路線を目指す考えを強調した。

 国会議員は呼ばなかったが、県医師会やJA、企業経営者など約800人が出席。12日の県議会で初当選した取手市区、細谷典男氏(59)=みんなの党公認▽同、川口政弥氏(53)=無所属▽常陸大宮市区、鈴木定幸氏(43)=無所属−−の3新人が紹介され、橋本知事と壇上で乾杯した。

 県議選で橋本知事は自民、民主双方に距離を置き、特定候補の出陣式にも参加せず、表向き中立の立場を取ってきた。しかし複数の関係者によると、昨年8月の知事選で自民推薦候補を破って5選を果たした際、中心的に動いた知事の支援者らが中心となり、水面下で細谷、川口、鈴木の3氏に加え、ひたちなか市区で無所属新人の大谷明氏(37)を積極支援し、4人の当選に一役買ったという。

 4人の選挙区をみると、ひたちなか市は、前自民県連会長、山口武平氏最側近とされる自民現職の海野透氏の選挙区。取手市区は民主3区支部長の小泉俊明衆院議員の地元だ。山口氏、小泉氏は昨年8月の知事選でそれぞれ対立候補を擁立した。常陸大宮市区は、知事選で同市を管内とする自民山方支部の一部が知事を支援し、自民県連と亀裂が深まった選挙区だ。いずれも、知事支援者が「政敵」の影響力拡大を懸念し、火種を消そうと動いたとの見方が政界の一部では出ている。海野氏はトップ当選したが、取手市区の民主新人、常陸大宮市区の自民現職は落選した。保守系の一部は、知事の支援を受けた「橋本チルドレン」4人が、県政で今後どんな動きをするか注目している。

 一方、過半数の39議席を獲得し、県議会第1党を維持した自民。12日深夜、水戸市の県連事務所で会見した岡田広県連会長は「県民の安全安心、幸せのために県政はあるべきだ。橋本県政とは十分議論して、是々非々でやっていくのが基本だ」との考えを強調した。葉梨衛県連幹事長も「これまでは与党としてやってきたが、今後は是々非々だ。協力できるものは協力するが、知事にいい話ばかりしていたのでは県政を変えることはできない」との考えを示した。

 昨年8月の知事選では、自民県連は橋本知事と対立したものの、引責辞任した山口体制の後を継いだ岡田新執行部は、今年5月以降、知事との関係修復を図るための布石を次々打ってきた。ところが、県議選直後になり、県連幹部2人が「是々非々」を口にすることで、知事との距離は逆に遠くなったような感じも受ける。知事側近は「選挙が終わった開放感から、厳しい発言が相次いだのだろう」と静観する構えだが、県議選を終え、政敵が消え力を増す知事の影響力拡大を懸念し、自民県連がけん制を始めた可能性もある。

 知事を評価する県議が多数派を占める新県議会。知事と政党はこのまま協調路線で行くのか。知事の6選を巡る攻防が始まるのか。新たな幕が開けた。

2968チバQ:2010/12/18(土) 00:02:46
http://mainichi.jp/area/ibaraki/archive/news/2010/12/17/20101217ddlk08010264000c.html
阿見町議会:町長が答弁せず 町議反発し流会 /茨城
 阿見町議会は16日、12月定例会の本会議で天田富司男町長が一部町議の一般質問に答えなかったため、反発した町議が審議打ち切り動議を出し、可決された。24日閉会予定だった定例会は流会となり、14日の開会時に可決した人事案件の1議案を除き、上程された12議案が審議未了で廃案となった。会期半ばの散会は異例。

 天田町長は流会後に会見し、答弁を拒否した町議は質問要旨を事前に伝えず「議会が決めたルールを守っていない」と理由を述べた。【橋口正】

2969神奈川一区民:2010/12/18(土) 00:09:43
>>2959 更新
みんなの党統一地方選公認候補予定者

 【県議会】
 〈横浜市〉▽金沢区 田中肇(現)▽栄区 楠梨恵子(新)▽青葉区 赤野孝之(新)▽緑区 城田学(新)▽都筑区 野渡和久(新)▽港北区 宗像富次郎(新)▽保土ケ谷区 芳賀洋治(新)▽鶴見区 加藤正法(新)▽神奈川区 軽部和夫(新)

 〈川崎市〉▽高津区 斉藤尊巳(新)

 〈相模原市〉▽中央区 高田耕助(新)

 〈一般市〉▽茅ケ崎市 岩本一夫(現)▽藤沢市 塩坂源一郎(現)▽鎌倉市 河村琢磨(新)

 【横浜市会】
 ▽緑区 伊藤大貴(現)▽青葉区 藤崎浩太郎(新)▽旭区 大岩真善和(新)▽泉区 横山勇太朗(新)▽港北区 豊田有希(新)▽保土ケ谷区 磯部圭太(新)▽鶴見区 有村俊彦(新)▽中区 串田久子(現)▽都筑区 望月高徳(新)▽神奈川区 平野和之(新)▽港南区 野崎孝男(新)▽戸塚区 足立秀樹(新)

 【川崎市議会】
 ▽宮前区 竹田宣廣(新)▽麻生区 月本琢也(新)▽中原区 松川正二郎(新)▽川崎区 爲谷義隆(新)

 【相模原市議会】
 ▽南区 財津秀明(新)、大槻研(新)

 【一般市会】
 ▽藤沢市 白田明秀(新)、神尾江里(新)▽横須賀市 村松仁志(新)、西依均(新)

2970設楽和智子:2010/12/19(日) 01:02:50
志村豊志郎練馬区長再選へ出馬表明だそうです。 来年五月に79歳になるのに…確かにとても元気ですけどね。

2971設楽和智子:2010/12/19(日) 01:05:12
あ、再選ではなく3選へ向けてです。失礼しました。

2972チバQ:2010/12/19(日) 22:52:10
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/12/14/1.html
2010年12月14日(火)
議場封鎖 対立エスカレート 山中湖
村議会定例会が3度流会 補正予算など9件廃案


村長派議員は、傍聴席から議場を開けるよう抗議した=山中湖村役場


 村長派と反村長派の対立が続く山中湖村議会は13日、12月定例会を開く予定だったが、副村長と教育長の本会議出席をめぐって紛糾、開会できず流会した。定例会が開かれずに議案が廃案となるのは、本年度に入って3回連続。この日は、2人の出席を認めない反村長派の羽田正男議長が、議会多数を占める村長派だけで開会できないようにするため、議場を「封鎖」する一幕があった。両派の対立はエスカレートする一方で、事態収拾の兆しは一向に見えない。
 同日は、高村忠久村長が総額5億2758万3千円の一般会計補正予算など9案件を提出、審議される予定だった。しかし昨年12月定例会での天野初文副村長と長田美紀子教育長の人事案件の議決を「違法」と認めない反村長派議員は、2人の本会議出席を認めず村執行部や村長派議員と対立した。
 本会議が開かれないまま時間が経過し、午後3時45分ごろには議場入り口で村長派の怒号が響いた。「議長。なんで議場が開いてないんだ。早く開けてくれ」。定数(12)の過半数を占める村長派7人だけでの開会を恐れた羽田議長が議会事務局職員に指示を出し、議場の入り口に鍵を掛けた。
 村長派は鍵が掛かっていない傍聴席から、議場にいた羽田議長に鍵を開けるよう抗議。にらみ合いが続いたまま、開会期限の午後5時を過ぎ、流会となった。
 議場の封鎖について羽田議長は「村長派を議場に入れると、村長派だけで違法な会議が開かれる可能性があった。違法行為を事前に防いだだけ」と主張。村長派は「議員を議場に入れないのはおかしい」と反論した。
 2008年の村長選から続く両派の対立は激化の一途をたどる。今年に入ってからの定例会は3月が自然閉会、6月と9月は流会した。村民からの批判を受け、5月から住民説明会を開いて議会活動を説明することにしたが、11月に開かれた2回目の説明会は、村長派が欠席、対立の解消には至っていない。
 13日、傍聴に訪れた60代男性は「ここまでくれば、議案が良いとか悪いとかいった次元の問題ではない。議員一人一人の資質が問われる」と話していた。

2973チバQ:2010/12/20(月) 22:26:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101220-00000468-yom-pol
さいたま市長ら4市長、地域政党設立へ
読売新聞 12月20日(月)16時7分配信

 さいたま市の清水勇人市長(48)ら埼玉県内の4市長が来春の統一地方選に向けて、地域政党「埼玉改援隊」を結成することが20日、分かった。

 1月初旬にも政治団体として届け出て、公約の作成を進める。

 参加するのは、清水市長のほか、松本武洋・和光市長(41)、高畑博・ふじみ野市長(49)、小島進・深谷市長(50)で、いずれも1期目。4市とも統一地方選で、市議選が予定されている。

 地域政党では、国から地方への権限移譲を促進させる「地域主権改革」を公約の柱に据え、独自の候補者を擁立したり、賛同する候補者を支援したりする方針だ。県内のほかの首長にも参加を呼び掛けていく。

 地域政党には、大阪府の橋下徹知事を代表とする「大阪維新の会」、名古屋市の河村たかし市長が代表の「減税日本」がある。

2974チバQ:2010/12/20(月) 22:39:34
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1012200029/
政令市からの県議選出を廃止するよう求める陳情を県議会が全会一致で不了承/神奈川
2010年12月20日
 県議会は20日、議会運営委員会を開き、政令市からの県議選出を廃止するよう求める陳情について、全会一致で不了承とした。県議の議員定数を20%以上削減することなどを求める陳情は継続審査となった。

 政令市の県議選出廃止を求める陳情は大和市内の男性から提出され、「政令市選出の県議と政令市の市議の関係は二重制度」と指摘していたが、各会派は「公職選挙法に違反する」などと不了承の理由を説明した。

2975チバQ:2010/12/20(月) 22:46:42
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101220/plt1012201238000-n1.htm
八千代市長選、民主惨敗!統一地方選前に菅離れ加速必至2010.12.20
 19日投開票の八千代市長選(千葉県)で、また民主推薦候補が自民、公明推薦候補に敗れた。菅政権発足以来、民主党は主要選挙で負け続けているだけに、来春の統一地方選を控え、菅直人首相の求心力はますます失われそうだ。

 当選したのは自民、公明推薦で現職の豊田俊郎氏(58)で3選を果たした。

 民主党にとって深刻なのは推薦候補が先に自民党を離党した無所属候補にも負け、得票数で3位になったことだ。

 民主党は7月の参院選で大敗したのを皮切りに、10月の衆院北海道5区補選や11月の福岡市長選、和歌山県知事選で敗北。沖縄県知事選に至っては推薦候補も出せず、松戸市議選(千葉)では、公認候補11人のうち現職4人を含む9人が落選する惨敗に終わり“松戸ショック”とまで言われた。

 12月の茨城県議選でも推薦を含め24人を擁立しながら、当選はわずか6人という結果に終わっている。

 それだけに、民主党内からも「もはや菅政権では統一地方選は戦えないことがはっきりした」(中堅)との声が出ている。

2976チバQ:2010/12/20(月) 22:48:41
>>2906
http://www.saitama-np.co.jp/news12/20/03.html
三芳町長に林氏 鈴木氏破り初当選
 任期満了に伴う三芳町長選は19日投開票され、新人で前町議の林伊佐雄氏(53)が、現職の鈴木英美氏(63)=民主、自民、公明、連合埼玉推薦=を破り、初当選を果たした。林氏の祖父・栄則氏(故人)、父親・孝次氏はともに元町長で、親子3代そろって町長に就任することとなった。

 町議1期ながら知名度の高い林氏と、選挙に最も強いとされる現職2期目を目指す鈴木氏の激しい選挙戦だった。林氏は「町の借金は増え続けており、5年後には140億円を超える」と現職批判を展開した。

 43項目に上るマニフェストを作成し、積極的な情報公開、住民と行政による「財政白書」の作成や退職金相当分(1500万円)の町長給与削減など行財政改革を中心に訴えた。「本人」ののぼりを立てた自転車で町内を精力的に回りながら刷新を訴え、浮動票や町政批判票の取り込みに成功した。

 鈴木氏は「現町政のさらなる前進」を掲げ、中学3年生までの医療費無料化などの実績をアピール。総合病院の誘致や待機児童ゼロを訴え、民主、自民、公明の支援を受けたが、及ばなかった。

 当日有権者数は3万550人(男1万5278人、女1万5272人)。投票者数は1万5876人(男7681人、女8195人)。投票率は51・97%(男50・27%、女53・66%)で前回(50・33%)を1・64ポイント上昇した。

2977チバQ:2010/12/20(月) 22:50:04
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1292809480
八千代市長に豊田氏3選
小差で3新人退ける
2010年12月20日10時44分


豊田俊郎氏
 任期満了に伴う八千代市長選は19日、投開票が行われ、現職の豊田俊郎氏(58)=無所属、自民、公明推薦=が元県議の西田譲氏(35)=無所属=、元県議の岩井覚氏(60)=無所属、民主推薦=、元市議の松原信吉氏(64)=無所属=の3新人を破り3選を果たした。投票率は47・91%と、前回の45・46%を上回った。当日有権者数は14万9755人(男7万4035人、女7万5720人)。

 同市大和田新田の豊田氏の事務所に「当選確実」の一報が入ると、詰め掛けた支持者らは歓喜と安堵(あんど)に包まれた。

 豊田氏は8月にいち早く立候補を表明して組織を固めた。自民、公明の推薦のほか、両党などの市議10人と連携した選挙戦を展開。八千代医療センターの開設や最終処分場の緊急対策など2期8年の実績を強調するとともに、3期目のテーマ「ふるさと都市実現」と保育園入園待機児童ゼロ、新川周辺地区都市再生整備計画の推進などを公約に、幅広く浸透した。

◆八千代市長選開票結果◆=選管確定=
当24969豊田俊郎58無現(3)=自・公推薦=
 23049西田譲 35無新
 15214岩井覚 60無新   =民推薦=
  7113松原信吉64無新

2978チバQ:2010/12/20(月) 22:50:45
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001012200003
八千代市長に豊田氏
2010年12月20日


当選が決まり、声援に手を挙げてこたえる豊田俊郎氏=八千代市大和田新田

 八千代市長選は19日投開票され、現職で無所属の豊田俊郎氏(58)=自民、公明推薦=が、いずれも新顔で無所属の前県議西田譲氏(35)と、前県議岩井覚氏(60)=民主推薦=、元市議松原信吉氏(64)の3氏を破り、3選を果たした。当日有権者数は14万9755人。投票率は47・91%(前回45・46%)だった。


 市議選(定数32)も同日、投開票された。投票率は47・92%(前回45・47%)。


 市長選は、長年の市の懸案を盛り込み、国の交付金を得て今年度から始まった「新川周辺地区都市再生整備計画」を巡って、激しい論戦が繰り広げられた。


 同計画を推進する豊田氏は、推薦を受けた自民、公明の支持者を軸として手堅く支持を集め、財政危機や「箱モノ」批判を展開したほかの3人をかわした。


 市役所近くの豊田氏の事務所には、開票が始まると支持者が集まった。接戦を制した豊田氏は、午前0時ごろに姿をみせ、「厳しい戦いだったが、皆さんのお陰で当選させていただいた。何をすべきかをしっかり心に刻み、まい進していく。この勝利が八千代市民の民意だと確信して参ります」などとあいさつした。


 自民党を離れ、1期目途中で県議も辞職して立候補した西田氏は、35歳の若さを前面に出した。政策小冊子を4種類作って約4万部を配ったほか、花火大会を取り上げたチラシなどで若い子育て世代にもアピールし、世代交代を訴えたが、及ばなかった。


 民主党の県議を辞め、民主の推薦を受けた岩井氏は、民主への逆風を踏まえて選挙公報に党名を載せず、応援を受けた河村たかし・名古屋市長と一緒のポスターに選挙戦途中で張り替えた。「市長給与3割カット」などを訴えたが、支持は広がらなかった。


 松原氏は、一騎打ちとなった前回市長選で現職に1554票差に迫ったことを支えに「市民自治の推進」を訴えたが、浸透しなかった。

2979チバQ:2010/12/20(月) 22:55:35
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1292812926
現新2人、再び対決
暮らし充実の具体策焦点 成田市長選告示
2010年12月20日11時42分[県東エリア]

 任期満了に伴う成田市長選は19日告示され、新人で元県議の湯浅伸一氏(61)と、2期目を目指す現職の小泉一成氏(54)の2人が立候補を届け出た。いずれも無所属。成田空港を核に県内トップクラスの財政水準を持つ北総の拠点都市。両候補は、子育てや医療、高齢者支援など市民生活の充実に向けた具体策を軸に、舌戦をスタートした。前回も火花を散らした両候補。ここ4年間の市政の方向性に対する評価も有権者の判断基準となりそうだ。

 湯浅候補は午前10時から同市押畑の駐車場で出陣式。支援者らを前にマイクを握ると「ハコモノがめじろ押しで、多くの市民から無駄遣いの前に市民に還元を−という声が聞こえる」と指摘し、個人市民税10%減税の必要性を強調。「財源は徹底した行財政改革、透明性の高い仕分けで捻出可能」とし、市長給与カットや市職員の定数、給与圧縮にも取り組むと訴え。

 「24時間必要なときに必要な医療を受けられる整備もする。皆さんと力を合わせ、住みよさ子育て日本一の市に」と締めくくり、選挙カーで市内を回った。

 小泉候補は同市土屋の駐車場で午前10時から出陣式を開き、周辺首長や議員らを前に「就任し4年、花を咲かせる手前のつぼみまでくることができた。今後も目指すのは若い世代が希望を持って仕事し、安心して子育てができ、支援が必要な人にサービスが行き渡るまちだ」と第一声。「住んでよし、働いてよし、訪れてよし−に磨きをかける」と市政継続の必要性を力説。

 中3までの医療費助成、特養ホーム待機者解消、高齢者の送迎交通網整備にも早期に取り組むと表明した。旧下総町と旧大栄町地区でも出陣式に臨んだ。

 投票は26日午前7時から午後8時まで市内39カ所で実施され、午後9時15分からフィットネスハウス・アリーナ(中台体育館)で即日開票。期日前投票は、20日から25日の午前8時半〜午後8時に、市役所4階と保健福祉館下総分館、大栄支所で受け付ける。

 18日現在の有権者数は10万3127人(男5万2041人、女5万1086人)。

◆成田市長選立候補者(右から届け出順、敬称略)※年齢は投票日の満年齢
 湯浅伸一(61)無新
 小泉一成(54)無現(1)


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2980チバQ:2010/12/20(月) 22:56:10
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/101220/stm1012202230013-n1.htm
政治団体「埼玉改援隊」設立、議会内での苦しい立場が背景か
2010.12.20 22:28

統一地方選に向け、自らが代表を務める政治団体「埼玉改援隊」を立ち上げることについて説明する清水勇人市長=20日午後、さいたま市役所 来年の統一地方選を見据え、20日に政治団体「埼玉改援隊」の設立を表明したさいたま市の清水勇人市長。「(さいたま市議選で)過半数を目指す」と意気込むが、対立関係にある市議からは冷めた反応も聞こえた。「これでさいたま市議選は事実上、清水市政の是非を決する投票となった」と見る向きもあり、今回の動きはさらに波紋を広げそうだ。

 「民主党政権になって地域主権といわれているのに、いっこうに進んでいかない。地域主体の改革をつくっていきたい」

 清水市長は20日正午、報道陣に設立の意図を問われてこう切り出し、「既存政党の枠組みを超えた視点で議論をする議会をつくっていきたい」と述べた。

 この言葉の背景には、清水市長の議会内での基盤がもろく、苦しい議会運営を迫られている現状がある。清水市長は民主党から支持を受け当選しており、市議会では民主党・無所属の会が市長与党といえるが、議会内勢力は弱く、清水市長に批判的な自民党、公明党、共産党で過半数(33人)を大幅に超える。今回の清水市長の動きには、こんな現状を打開しようとする意図が見え隠れする。

 さいたま市議選の各選挙区では各会派で立候補者は固まりつつあり、ここに「埼玉改援隊」が過半数を取れるだけの候補を新たに立てるとなると、衝突は必至だ。

 この動きに対し、「過半数を目指すとは非常に挑戦的だ。徹底的に戦う」というのは自民の青羽健仁・市議団団長。「これで市議選は清水市政の是非を決する投票に変わった。市長派が過半数を取れなかったら当然、辞職を求める」とも話した。

 別の自民市議も「対立する会派を言葉で説得する努力をしないで、自分の子分を投入して多数派をつくればいいという考えには賛成できない」と苦言を呈した。

 一方、民主党・無所属の会の神崎功団長は「連携は具体的な政策が出てきてから考える」としながらも、「市長自ら改革目指して行動するのはいいことと思う」と歓迎した。

2981チバQ:2010/12/22(水) 00:26:23
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1292896527
自民の強力支援で初当選
大網白里町長に金坂氏
2010年12月21日10時55分[県東エリア]


初当選を祝して万歳する金坂氏(中央)=19日午後10時40分ごろ、大網白里町大網の事務所駐車場
 「皆さんを信じてやってきてよかった」。19日の大網白里町長選で元町議の3氏を破り初当選を果たした新人の金坂昌典氏(42)は当選が決まった直後、同町大網の事務所で支援者と両手を突き上げ喜びを分かち合った。政党の推薦を受けない無所属候補ながら、事実上、自民党が強力に支援した金坂氏の当選は、来春に迫った千葉県議選にも影響を与えそうだ。

 金坂氏は他の候補に先駆けて10月25日に出馬を表明。市制施行や大網病院と東金九十九里医療センターによる救急医療体制の確立、白里地区への海の駅設置などを公約に掲げ選挙戦を展開した。

 今回の町長選は明快な争点がなく、知名度と陣営の組織力が勝負の分かれ目だった。金坂氏は議員経験もなく、当初は「地元の方からも『顔も知らないぞ』と言われた」(金坂氏)ほど知名度は低かった。

 そのため、選挙戦では駅頭活動を連日展開。地元商工団体の応援もあり、のぼり旗でアピールする遊説活動も大きな効果を挙げた。自民党は地元・山武郡選出の阿井伸也県議だけでなく、猪口邦子参院議員や森英介衆院議員ら県選出国会議員が応援に入るなど強力にバックアップした。


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2982チバQ:2010/12/22(水) 00:41:19
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101221-OYT1T00179.htm
区長、市議に「至急」携帯電話…2時間で86回

 川崎市宮前区選出の飯田満市議(民主)は20日、同区の和田秀樹区長から携帯電話に2時間で計86回の着信があり、留守電に24件の伝言が残されていたことを明らかにした。「一般常識では考えられない行為」として、近く区長に抗議するとしている。


 飯田市議によると、着信があったのは17日午後8時7分〜同10時20分の間。未登録の番号だったため電話に出なかったところ、「宮前区長の和田です。緊急の話があるので早く返信をください」「こんなことでは災害が発生した時に対応できません」などの伝言が残されていたという。

 飯田市議はこの日の市議会一般質問で、事前通告にはない質問を区長にしており、度重なる電話は「その腹いせだったのでは」と推測。「行政区のトップがやることではない」と憤っている。

 これに対し、和田区長は20日、読売新聞の取材に対し、「回数は覚えていないが、至急の話をしたかった。自分が質問に答弁するのは今議会が初めてで、質問が通告と変わることが今後もあるのかということなどを聞いておきたかった」と説明。その上で、「(人づてに)なかなか電話に出ないと聞いていたが、万が一の時にはどうするのかと逆に聞きたい」と疑問を呈した。

2983チバQ:2010/12/23(木) 00:01:41
http://www.saitama-np.co.jp/news12/22/02.html
埼玉改援隊設立を発表 さいたまなど4市長

会見する(右から)高畑博ふじみ野市長、小島進深谷市長、清水勇人さいたま市長、松本武洋和光市長

 さいたま市の清水勇人市長と小島進・深谷市長、高畑博・ふじみ野市長、松本武洋・和光市長は21日、さいたま市内で会見し、政治団体「埼玉改援隊」を設立することを発表した。4市長は「厳しい財政状況の中で危機感や方向性を共有できる議会に変えたい」と決意を語った。

 埼玉改援隊は基本方針として、市町村中心の地域主役の国づくり▽自助・共助・公助のバランスの取れた市民の自立と参加▽健全財政と持続可能な都市経営の実現−を掲げ、活動方針で▽賛同市民や議員で議会会派やグループをつくる▽統一地方選で候補者を推薦・支援▽他の地域政党との連携−を挙げた。

 4市長がそろった会見で、代表に就く清水さいたま市長は設立理由について「国の政党を意識した議論ではなく、市民や地域のために議論が行われる議会に変えていくことが必要」と述べた。小島深谷市長も「人口や税収が減る中、地方自治の理想と現実はかけ離れている。しがらみが多い県北で発信することで新しい動きができれば」と話した。

 高畑ふじみ野市長は「目指すべきは市民の利益。旧態依然とした中で、政策的な基本理念が一致した議論が今まで見られなかった」。松本和光市長は「マニフェストを示した方を支援し、スタンスを明確にして政策を議論する場にしたい」と話した。

 設立の経緯は、地域主権改革が進まないもどかしさから、今年夏すぎから4市長で議論を進め、清水市長が提案したという。

 地方自治の二元代表制を否定しかねない懸念には、清水市長は「厳しい財政状況で予算を切っていく時代に、共通の危機感や方向性を共有することが必要。(現状は)議論がかみ合わなくなるケースがあり、同じ方向性の中で行政をチェックしていただくことが二元代表制では」と指摘した。

 一方で4市長は独自候補の擁立にはこだわらず、過半数の議席獲得を目指すことも清水市長のみが意向を示した。

 国と地方の議論と、市長と議会の関係には乖離(かいり)があるのでは−という質問に、清水市長は「共通した認識の中で初めて国に行動できる。危機感を持っていただかないと地域主権改革は実現できない。だから議会についてあえて申し上げている」と強調した。

ねじれ解消の思惑、反発も

 統一地方選へ向けて「一人でも多くの候補者を推薦、擁立したい」と語った4市長。いずれも1期目でさいたま、深谷、ふじみ野市では市長が提案した市長多選自粛条例を議会に否決され、和光市でも組織改正案が一度否決されるなどした。埼玉改援隊には来春の市議選を機に、市政運営の基盤を強めたいという思惑が透けて見える。

 さいたま市議会は定数64のうち、清水市長に同調的なのは「民主党・無所属の会」(議員数13人)「みどりの風」(同6人)「さいたま未来の会」(同4人)の3会派で、合計しても23議席の"少数与党"。最大会派の自民党(同20人)は6月議会で清水市長が提案した敬老祝い金の条例改正案を公明(同11人)、共産(同8人)などとともに反対多数で否決しており、市政と市議会は"ねじれ現象"が起きている。

 こうした事態の打開も目指し、清水市長は市議選で「政党とは一線を画し、自民でも民主でも政策合意できる人を推薦、応援したい」としたが、野党会派までウイングを広げるのは厳しそうだ。自民党市議団の青羽健仁団長は「協力する気は全くない。市議選を自らの信任投票にしたのだから、過半数を取れなかったら辞職すべき」と反発。公明党市議団幹部も「うちには(改援隊の)推薦は必要ない」と冷ややかだ。

 一方、民主党市議団の神崎功団長は、改援隊の政策を見てからとしながらも「地方分権の流れの中で、改革派の首長が協力して埼玉から発信していこうという姿勢はよしとする」と歓迎の意向。また同市議選では、みんなの党も全区での候補者擁立を掲げ、政党間の争いの様相が濃くなっている。

 会見で4市長は「イエスマンの議員を増やそうというつもりはない」「地方議会に与党も野党もない」と繰り返し、狙いが多数派工作でないことを強調したが、発表された基本方針は「地域主権の推進」という抽象的な枠組みを出ず、市長派と非市長派に色分けする印象を与えたことも否めない。

 4市長のいう「議会との財政危機への共通認識」「自立した自治体をともにつくるための議会活性化」という危機感、意欲は理解できる面もある。しかし、今回の動きが選挙にどのような影響を及ぼすかはまだ読み切れない。

2984チバQ:2010/12/23(木) 00:02:55
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001012220001

来春の統一選 候補擁立の現状は
2010年12月22日




◇県議会最大勢力 民・自、双方狙う


 政権交代後初の統一地方選が来春に実施される。県内に地方議員がいる主要政党は地盤の強化を目指し、候補者擁立の準備に力を注いでいる。県議選とさいたま市議選の21日現在の状況をまとめた。


 「32人じゃ全然少ない」。民主党県連の高山智司幹事長は、県議選(定数94)の党公認・推薦決定者の現状を憂えている。前回(2007年)は選挙前の10議席から15議席に増やし、推薦も含めると21議席に達した。政権交代も果たしたが、今回は党の支持率低迷の影響がのしかかる。


 県連は、全59選挙区で候補者のいない空白区をなくし、定数4以上の選挙区には2人を擁立する方針。第1会派を自民党に取って代わるという目標を掲げ、追加公認のため公募などを続ける。さいたま市議選(定数60)は推薦を含め19人で、上積みを図る。


 県議会で過半数の50議席を有する自民党は前回、62議席から大きく後退しただけに、現有議席を上回るのが目標。党県連の滝瀬副次幹事長は21日、2次公認・推薦発表の会見を開き、「最終的に60人ぐらい擁立する。現在13ある空白区にも全部立てたい」と語った。現段階の公認・推薦は52人。さいたま市議選についても同日、第1次として17人の公認と3人の推薦を発表した。


 公明党は、県議選もさいたま市議選も、現有議席と同じ数の公認を決め、全勝を目指す。党の定年制などを受け、計9人の新顔を立て、世代交代も図る。


 共産党は県議選の公認がまだ7人で、小松崎久仁夫・県委員長は「あと2、3人は立てたい」。さいたま市議選は全10区中9区に擁立する。


 社民党は、前回の県議選で8年ぶりに回復した1議席の維持を目指す。さいたま市議選では今のところ、1人を推薦している。


 みんなの党は、県議選で定数の3分の1の擁立が目標。さいたま市議選は「全10区でほぼ立てられる」(山内康一・党選対事務局長)という。

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2985チバQ:2010/12/23(木) 10:01:26
本間は07年参院選無所属出馬→落選
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20101223/CK2010122302000052.html
来春の県議選 2人出馬表明
2010年12月23日

 任期満了に伴う県議選(来年四月一日告示、同十日投開票)の千葉市中央区選挙区(定数三)に、元県議の本間進氏(56)が二十二日、立候補すると表明した。自民党に公認を申請しているという。

 また、同山武郡選挙区(定数二)に、大網白里町議の宮間文夫氏(56)が民主党から立候補すると表明した。宮間氏はサッカー女子日本代表の宮間あや選手の父親。 (平松功嗣)

2986チバQ:2010/12/23(木) 10:07:40
>>2852>>2968
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101222ddlk08010172000c.html
阿見町議会:審議打ち切り 一転再開、専決阻止へ祝日も常任委 /茨城
 町長の答弁拒否に反発し、12月定例会期中の16日に審議打ち切り動議を可決した阿見町議会(定数18)で21日、全員協議会が開かれ、定例会再開を決めた。自然流会により審議未了で12議案の廃案が決まっていたが、天田富司男町長の専決処分を阻止するため、一転再開することになったという。

 祝日23日に総務、民生教育、産業建設の3常任委員会を開いてスピード審議し、当初から最終日としていた24日の本会議で議案を採決する見通し。ただ、町長と議会の対決構図は変わらず、議会が正常化しても混乱は続きそうだ。

 町議会は21日午後4時に再開。本会議冒頭、天田町長が議会紛糾について町民に謝罪した。再開については諏訪原実・議運委員長から日程の変更が報告されただけで、審議打ち切り動議の撤回については触れられなかった。日程は前回、途中で終わった町議の代表質問から始められ、天田町長も答弁に立った。

 議会再開の模様は同町役場の1階ロビーにも中継され、訪れた町民が画面に見入っていた。同町の男性(28)は「背景に何があるのか分からない、町長も議員も選ばれて町を代表する立場なのだから、議会で正面から向き合ってやってほしい」と話していた。

 町議会再開を巡っては水面下で調整が続けられ午前10時、議運委員会で決定し、全員協議会に諮った。急な展開について議会関係者は「町議は町長の専決処分に神経質になっている。打ち切り動議で廃案になったからだと専決処分の理由にされるのを嫌ったのだろう」と語った。

 天田町長は民主党の支援を受け2月に初当選。保守系町議が多数派を占める議会とは対立が続いており、町長が選挙公約に掲げた事業仕分けの実施や、町長の多選自粛条例案などは否決されている。【橋口正】

2987チバQ:2010/12/23(木) 13:09:36
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001012230003
佐倉市議会で「自治基本条例案」否決
2010年12月23日

 自治体の憲法とも呼ばれる「自治基本条例案」が佐倉市議会で22日、否決された。流山市に次いで県内2番目の制定を目指したが、「議論の時間が短く拙速」「(諮問会議の)答申内容が反映されていない」などと市民からの反対も相次いでいた。


 自治基本条例とは、市民の権利と責任、自治体内分権など自治体運営の基本ルールを定める条例。市は、学識経験者らで構成する「条例策定市民懇談会」の答申を受けて素案を作成したが、懇談会の座長を務めた千葉大法経学部の関谷昇准教授は「素案は答申内容を無視している」と指摘。素案に一部修正が入った条例案に対して、議会では「(市民の)権利という文言が入っていない」「市民と情報共有がなされていない」などと反対が相次いだ。


 市にはのべ70人を超える市民から意見が寄せられ、議会には反対の請願書や陳情書が提出された。22日の本会議で賛成は、議長を除く29人中、11人にとどまった。蕨和雄市長は「住民自治の推進のために上程したが否決されて残念。4月に再選した場合、(どうするか)精査して考える」と話した。

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2988チバQ:2010/12/23(木) 18:32:46
こっちに張っておくか
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20101222ddlk10010222000c.html
追想:前知事を悼む/上 「全国初」施策、次々と /群馬
 ◇映画に出資、県民債発行 終盤には議会と衝突
 「県民の皆さんに心から感謝申し上げます。197万県民の幸せを願って美しい郷土作りが目標。時代にふさわしい県政を開拓し県民とともに進みたい」

 91年7月28日、小寺弘之前知事の初当選の弁だ。小寺氏は当時50歳。この後、4期16年にわたる長期政権に突入した。

 小寺氏は1963年、旧自治省に入省。68年に同省から医務課長として県に出向し、財政課長や秘書課長、総務部長や副知事を務め、91年知事選で初当選した。

 小寺県政時代、「全国初」を標ぼうする政策が次々と打ち出された。96年には県の人口200万人達成を記念して映画「眠る男」(小栗康平監督)の製作費4億円を県が全額出資、モントリオール世界映画祭審査員特別大賞を受賞した。

 99年には小学1年で児童33人以上のクラスに講師を派遣し、きめ細かい指導を目指す「さくらプラン」を初導入した。02年には全国の先駆けとなった公募型県民債「愛県債」を発行し話題になった。

 しかし、3期目に入ると小寺氏の周囲では不協和音が鳴り始めた。県内の首長からは合併に消極的だとして批判の声が上がった。4選を目指した知事選では、反旗を翻す首長も現れた。その背景には、旧中曽根派と旧福田派の対立がある。

 小寺氏は旧中曽根派県議の支援を受けて初当選し、03年知事選まで4回、自民党から推薦を受けていた。しかし4選後、側近の後藤新(あらた)出納長(現県議)を副知事に充てる人事案を巡り、旧福田派県議と衝突。この人事案は小寺県政史上初めて否決された。この時、「議会をなめないほうがいい」と発言する旧福田派県議もいた。

 小寺氏と議会との衝突は混迷を極め、05年に小寺氏は副知事2人制を提案したが再び否決。旧福田派県議との対立はその後も尾を引き、孤立していった。5選を目指した07年知事選では、自民党公認の大澤正明氏に知事の座を明け渡した。

 両派の対立を目の当たりにしたある県議は訃報に接し「知事時代の最後は自民との軋轢(あつれき)の中で、1人で穴蔵に入っていってしまった。評価は分かれるかもしれないが、群馬のために一生懸命働いた人だったことは間違いない」と語った。【鳥井真平】

2989チバQ:2010/12/23(木) 18:33:14
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20101223ddlk10010111000c.html
追想:前知事を悼む/下 参院選転出、実らず /群馬
 ◇民主から出馬、釈明に追われ
 07年7月の知事選で5選を拒まれた小寺弘之前知事は今年1月、民主党から参院選比例代表への出馬を決め、高崎市内のホテルで小沢一郎幹事長(当時)と記者会見に臨んだ。表舞台への登場は2年半ぶり。「地方の声を国政に反映したい。今の段階では民主党の政策が一番私にオーバーラップしている」

 民主党が最初に小寺氏に接近したのは、知事選落選直後の07年9月。角田義一元参院副議長ら労組系のグループが、次期衆院選で群馬1区からの出馬を打診した。しかし、小寺氏は首を縦に振らなかった。関係者の一人は「この時に立候補を決意していれば、当選していたかもしれない」と振り返る。

 小寺氏は政権交代が実現した09年の衆院選群馬1区で民主の宮崎岳志氏を支援した。小寺氏は公示前、岡田克也幹事長と会談して同党との距離を縮めており「政界復帰への地ならしでは」との観測が広がった。

 そして10年1月の出馬表明。小寺氏を古くから知る自民党関係者は「小寺さんは大澤正明知事に敗れても『まだ負けたわけじゃない』とライバル心を燃やしていた。周囲から『出るべきではない』との声も上がったが、振り切って出馬を決めた」と話す。

 この立候補には小寺氏の支持者から疑問の声も上がった。小寺氏は知事4期目まで自民党推薦で選挙を勝ち抜いてきた経緯がある。また民主党が中止を表明した八ッ場ダム問題では、知事として建設を推進してきたからだ。小寺氏は「政権交代の流れに乗ればいいという気持ちでは決してない」と釈明に追われた。

 7月11日の参院選投開票日。小寺氏の陣営は15万票を目標にしていたが約6万8000票にとどまり落選。知事選に続き、再び苦汁をなめる結果になった。心筋梗塞(こうそく)で倒れたのは、その8日後だった。

 「群馬のため、日本のため、新しい政治を築くため厳しい道とは知りながら、勇気を持って臨んだ選挙だった」。これが、参院選の敗戦の弁だった。【鳥井真平】

2990チバQ:2010/12/23(木) 18:36:54
>>2802
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001012230001
政争の街のドクター市長
2010年12月23日


市立病院幹部も出席した協議で「産科再開」をひとまず断念することを発表した江口英雄市長(中央)=11月5日、上野原市役所

   ■新病院、住民の視点は


 上野原市に住む70代の読者の方から投書をいただいた。20年間、東京の病院に通院しているが、新市立病院開院を待っている。「早くできることを祈ります」とあった。


 けれど、頓挫してしまっている新市立病院(2012年春開院予定)の建設が動き出すのは年明けとなる。上野原土地改良区がこのほど開いた理事会では、市中心部にある新病院予定地周辺工事に「まだ同意できない」と結論づけた。同意にあたって、奈良明彦理事長(前市長)は「江口英雄市長と地元の上野原医師会との和解」を求めていた。


 今春、私は郡内とよばれる県東部地域を主に取材する大月支局に赴任した。驚いたのが上野原の政争の激しさだ。江口市長支持派と反市長派という政治構図。反市長派とは22年間この地域の権力を牛耳った奈良前市長に近い人たちだ。09年2月の市長選で江口氏は奈良氏の後継候補を破ったが、反市長派は次期市長選での奪還の手を緩めない。


 江口氏は元々「腕のいい外科医」とされた。04年までの16年近く、当時の町立病院長を務めて上野原との縁を深め、地方自治に転身したドクター市長だ。支持者は「金も使う甲州選挙の伝統を市民の力が打ち破った。この成果は大切にしなければ」と話した。


 09年夏の総選挙で実現した投票による政権交代の上野原版が一足早く始まっていたわけだ。同時に、政権についた民主党政権の迷走ぶりに似た混乱まで、引き込んでしまったように映る。


 新市立病院建設では、選挙時の公約「産める育てる街づくり」を実現しようと産科再開を強く求め、病院側や運営する地域医療振興協会と対立した。地元医師会との意見の不一致はその前から表面化し、今春には「医師会の学校医辞退」という動きまで起きた。


 市長の仕事は病院建設だけではなく、江口氏の最大課題は奈良市長時代に敷設された光ファイバーケーブル問題の処理だった。来年夏からの地上デジタル放送受信などで活用することを、今年決めた。


 こうした難題では妥協などの政治折衝を反対派との間で重ねたものの、元々の専門分野だった医療では、まるでその反動のように強く自己主張し、それが新病院建設の混乱を招いてしまった――。


 私にはそう見てとれる。反市長派筆頭の奈良氏登場の背景に、政治に不慣れなドクター市長の足元を揺さぶる意図も見え隠れする。


 こうした状況で、上野原市議選が来年1月30日に投開票され、政争のプレーヤーたちの顔ぶれも新しくなりそうだ。記者にとっては混乱は仕事のタネともいえるが、新病院建設を待ち望む人々の存在を、冒頭で紹介した投書は改めて思い起こさせてくれた。そんな人は多いはずなのだ。(永持裕紀)

2991チバQ:2010/12/23(木) 21:56:52
>>2593>>2747
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/101223/stm1012232140006-n1.htm
【ニュースの核心】鳩ケ谷市と川口市の合併論議で勢いづく反対派 鳩ケ谷市長選での“ねじれ”が微妙に影響 (1/2ページ)
2010.12.23 21:36

 埼玉県鳩ケ谷市の川口市への編入(吸収)合併の期日が、法定合併協議会で来年10月11日に決まった。両市の合併に向けた動きが大きく前進した格好だが、合併反対派の鳩ケ谷市民は合併の是非を問う住民投票を目指して署名活動を始めており、今後の波乱も予想される。反対派を勢いづかせたのは、10月の同市長選で微妙な“ねじれ”を生じた投票結果だった。(坂井朝彦)

 「結果は33票上回った。市民は合併に疑問を持っており、(合併の是非という)一つのテーマで民意を示してもらった方がいい」

 合併反対を唱える市民3団体が集結、住民投票条例制定に向けた署名活動での連携を発表した22日。この席で「鳩ケ谷市の自立を求める会」の舩津徳英代表が指摘したのは、10月24日投開票の同市長選の得票だ。

 市長選では、合併推進を訴えた現職の木下達則氏が1万2408票をもぎとり、再選を果たした。ともに反対を掲げた舩津氏と森克彦氏はそれぞれ8524、3917票に沈んだ。

 民意は合併に賛同したかに見えるが、反対派の総得票数は1万2441票。単純計算ではわずかに33票、反対派が上回る。舩津氏も「さまざまな要因があり、合併(への賛否)だけではない」と話すように、一概に市民が反対に回ったとは言いにくい。ただ、この“ねじれ”が、反対派の背中を押したことは確かだ。

 一方、21日の合併協では合併期日を来年10月11日とすることなど「合併の大枠が決定した」(鳩ケ谷市合併推進室)。両市は関連議案を議会に諮る方針で、実務は着々と進んでいる。

 木下市長も再選後の12月定例市議会で「信任をいただき、市民の意向は明白。住民投票を行う必要性はない」と強調、再選の実績を背景に押し切る構えだ。

 このような状況の中、仮に住民投票が実現すると、一体どうなるのか。

 住民投票に動く自民党市議団の岩井定一団長は「市長選の結果を見れば、明らかに市民は反対」と自信をのぞかせる。対して推進派の中にも反対票が上回る可能性を懸念する声がある。「賛成派に比べ、問題に関心が強い反対派の投票率が高くなる」(議会関係者)との読みがあるからだ。

 ただ、実現には高いハードルがあるのも事実だ。

 署名が有権者数の50分の1(1千筆)を超えた場合、条例案が市議会にかけられるが、議会構成は推進派が議長を含む8人なのに対し、反対派は7人。12月議会では住民投票を求めた請願が可否同数となり、議長裁決で不採択とされた。

 ある推進派の市議は「(議案が提出されても)合併の方針はすでに固まっており、考え方は変わらない」として、粛々と否決する姿勢を鮮明にしている。

2992チバQ:2010/12/23(木) 21:58:56
>>1526>>2709>>2844
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20101223-OYT8T00320.htm
県議選買収容疑で逮捕
桜川市選挙区 風野氏のおじ


選挙事務所が置かれていた建物へ捜索に入る捜査員(22日午後4時11分) 県警捜査2課と桜川署は22日、12日投開票の県議選桜川市選挙区(定数1)で落選した風野(かぜの)和視氏(42)のおじで、桜川市真壁町椎尾、農業笠倉三郎容疑者(71)を公職選挙法違反(現金買収・事前運動)の疑いで逮捕した。県警は22日、風野氏の後援会事務所など数か所を捜索した。

 発表などによると、笠倉容疑者は8月上旬、風野氏を当選させるため、知り合いの男女4人に風野氏への投票と票のとりまとめを依頼し、報酬として計4万円を渡した疑い。調べに対し、「4人の自宅でそれぞれ現金を渡した」と容疑を認めているという。

 風野氏は桜川市議だった7月27日、立候補を表明。同市の中田裕市長の全面支援を受け、昨年10月の桜川市長選で中田市長の対抗馬を応援した県議会副議長の白田(はくた)信夫氏(58)と激しい選挙戦を繰り広げた。結果は約2700票差で落選した。

 笠倉容疑者は2006年の市議選の際、後援会長だった。県議選では陣営で選挙運動に参加していたという。桜川市によると、笠倉容疑者は市農業委員を務めている。風野氏は読売新聞の取材に対し、「選挙運動ではなく後援会活動をしたまでで、なぜ逮捕されるのかわからない。朝から一緒に後援会活動で歩いてくれた支援者に、ポケットマネーから労働の対価として出したと聞いている」と話した。

(2010年12月23日 読売新聞)

2993チバQ:2010/12/24(金) 22:47:54
>>2654
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/101224/stm1012241647005-n1.htm
茅野県議が辞職願提出 鳩ケ谷市長選、市議選にからむ現金配布で
2010.12.24 16:42
 10月24日投開票の埼玉県鳩ケ谷市長、市議選にからみ、同市を選挙区とする茅野和広県議(58)=民主党・無所属の会=が複数の候補に現金を配布していた問題で、茅野氏は23日、小谷野五雄県議会議長に辞職願を提出、議長も受理した。

 茅野氏は30日付で辞職する意向で、「(選挙区内での現金配布を禁じた)法律の規定は知らなかったが、公人として恥ずべき行為。責任を取る」と陳謝した。

 茅野氏は鳩ケ谷市長、市議選に当たり、市長選の現職候補に30万円を、市議選候補15人に1〜10万円を配布した。その後、公職選挙法に抵触する可能性を指摘され、全額を回収。責任を取り、今期限りで県議を辞職する考えを示していた。

 茅野氏の辞職に伴う補欠選挙は実施されず、来年4月10日の県議選までは欠員。茅野県議は平成19年に初当選し、現在1期目。


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