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金融政策スレ

451とはずがたり:2013/06/27(木) 16:58:33
>>450-451
低成長に入っても、普通なら問題は大きくならないでしょう。しかし、シャドーバンキングからの資金運用がかなり実質的な部分をしめるとなると、利子だけでも半端ではありません。シャドーバンキングからの資金は、正規の銀行からのものでないので、不履行があっても社会システムに大きな影響は与えない、とみる人もいます。シャドーバンキングからの取り立てがどれくらい厳しいかによります。一般的には、こうしたシャドーバンキングからの取り立ての方が、銀行からの取り立てより厳しい。高利子の返済をまずは優先させますから、銀行も苦境に陥ります。シャドーバンキングの貸し手も返済が不履行となると、大きな痛手を被ります。
日本のバブル崩壊やアメリカのサブプライムローン問題では、金融のシステムの崩壊のリスクがあり、大きな社会問題となりました。私は、中国の場合には、金融システムの問題にとどまらない可能性があると危惧しています。つまり、経済成長が鈍化し、支払いが不能になった時、貸し手も借り手も苦境に陥ります。企業が倒産したら、関連企業も苦境に陥ります。その時、中国では暴動が起きる可能性があるのです。金融システムだけでなく、社会秩序の問題に発展する可能性があるのです。
日本のバブル経済破綻の時には、社長や社員の自殺は増えましたが、暴動は起きませんでした。すでに中国では暴動が増えています。
中国金融危機の可能性はありますが、絶対に起こしてはいけないということから、政府はなりふり構わない対策をとるでしょう。7月、8月金融危機説があります。おそらく当面は危機を回避することと思います。ただ、額が額だけに、ずっと危機を先延ばしにすることができません。中国経済のこれからの展開にも大きく左右されます。中国経済の成長がさらに鈍化すれば、7月、8月は越すことができても、1〜2年の間に深刻な状況が訪れる可能性は高いといえます。様々な意味で巨人となった中国。その動向は、日本はもとより、世界に大きな影響を与えます。サブプライムローン問題以上の問題となる可能性があります。

452名無しさん:2013/07/04(木) 18:53:55
自動車、電機が2桁増=2013年度設備投資計画―日銀短観
時事通信 7月2日(火)19時1分配信

 日銀は2日、6月の企業短期経済観測調査(短観)の業種別計数を公表した。
それによると、大企業の2013年度設備投資計画は、電気機械が前年度比11.1%増、自動車が10.2%増となるなど、
主要業種で軒並み上方修正された。

 中小企業でも製造業は3月調査時点では減少を見込んでいたが、大企業を上回る10.4%増に転換。
円安傾向や景気回復期待の定着で「企業マインドが前向きになってきた」(米山秀隆・富士通総研経済研究所上席主任研究員)
ことを裏付けた形だ。

 業種別に見ると、大企業では、製造業17業種のうち紙・パルプ、非鉄金属、電気機械、自動車など13業種で、
非製造業14業種のうち建設、不動産、小売りなど10業種で設備投資計画を上方修正した。
中小企業でも上方修正が相次ぎ、自動車などが増加に転じたほか、多くの業種で減少幅を縮小した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130702-00000151-jij-bus_all

454名無しさん:2013/07/04(木) 18:56:49
2013年 7月 02日 10:58 JST 更新
マネタリーベース173兆円=新緩和で、4カ月連続最高―6月末

日銀が2日発表した6月末のマネタリーベース(資金供給量)は、前年同月比34.4%増の173兆1250億円となった。
前月末比では13兆9609億円、8.8%の増加。日銀は、4月に導入した新たな量的金融緩和に基づき、
市場に大量の資金供給を行っている。それを受けて残高は伸び続け、4カ月連続で過去最高を更新した。

 内訳は、金融機関が日銀に預ける当座預金残高が前年同月比96.4%増の84兆6996億円と、ほぼ2倍に拡大。
月末の残高として最高となった。市中に出回る現金を示す銀行券発行残高は、3.3%増の83兆8807億円だった。

 日銀は新たな量的緩和で、金融政策の操作目標を従来の金利からマネタリーベースに変更。
2012年末には約138兆円だった残高を、13年末に200兆円、14年末には270兆円へ引き上げることを目指している。

[時事通信社]
http://jp.wsj.com/article/JJ10935664220503693907317326288073429547689.html

455名無しさん:2013/07/04(木) 18:58:30
日銀短観:道内はバブル末期以来のプラス 景況感が改善
毎日新聞 2013年07月01日 20時47分(最終更新 07月01日 20時47分)

 日銀札幌支店は1日、6月の道内企業短期経済観測調査(短観)を発表した。
景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた業況判断指数(DI)は、
全産業平均で前回(3月)比9ポイント改善してプラス4となり、バブル経済末期の1992年2月以来のプラスに転じた。
同日発表した全国の全産業平均DIはマイナス2。

 製造業は9ポイント改善のプラス11。非製造業も10ポイント改善してプラス2。非製造業がプラスに転じたのも92年5月以来。

 業種別では、物品賃貸、情報通信、対事業所サービスが前回比で下落したほかは改善か横ばい。
輸送用機械は37ポイント、宿泊・飲食サービスは28ポイントの大幅改善となった。

 日銀札幌支店の曽我野秀彦支店長は「公共投資の増加や消費増税前の民間の駆け込み需要で建設関連を中心に改善した。
円安で高騰した原材料価格を製品価格に転嫁した上で、輸出関連産業や観光業で円安効果を受け始めている」と話した。【高橋克哉】

http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20130701hog00m010001000c.html

456とはずがたり:2013/07/04(木) 21:44:28

【第39回】 2013年7月4日
山田厚史 [ジャーナリスト 元朝日新聞編集委員]
中国にはびこる「影の銀行」の正体
地域崩壊の恐れが独裁体制を揺さぶる
http://diamond.jp/articles/-/38332

中国の金融市場に不穏な空気が漂っている。銀行間取引に資金が流れにくくなり、短期金利が跳ね上がった。信用不安の広がりを恐れる中国人民銀行は、流動性の供給に全力を挙げている。波乱の背景に「影の銀行」の存在が指摘される。闇金融ではあるが庶民の暮らしに直結している。崩壊すれば地域に深刻な打撃を与え、共産党独裁体制の基盤を揺るがしかねない。「影の銀行」とは何か。その実態を報告する。

中国のユダヤ人

「影の銀行」とは、政府が認可した銀行ではなく、地域の有力者がカネを出し合ってつくった金融機関のことである。中央銀行である人民銀行の管理の外にありながら、暮らしに寄り添った「闇の銀行」だ。まず、そのひとつの例を紹介する。

「中国のユダヤ人」といわれる人たちがいる。ユダヤ教徒の中国人のことではない。浙河省・温州に根を張る商人たちだ。交通不便な荒れ地に住む人々で、古来から行商や出稼ぎで故郷を離れ、各地に培った人脈と勤勉を頼りに生計を立ててきた。そして市場経済の荒波が温州商人に蓄財の幸運をもたらした。

中国各地で沸き立つ不動産ブームで、背後に動く温州商人の存在が話題になった。値上がりを見越し青田買いし、転売する。高度成長と不動産の値上がりが温州マネーを急膨張させた。利を追い求める資金をかき集め、巧みに運用する「闇の金融機関」が温州に乱立したのである。

中国人民銀行は2005年、温州の金融事情に関する報告書をまとめた。「金融資産は約3000億元。国有銀行の手が届かない産業社会の毛細血管にヤミの資金が流れ、一定の役割を果たしている」と評価した。

中国の金融システムは、国営銀行が担っている。4大銀行と呼ばれる官民一体の巨大組織は日本でいえば都銀で、中小企業や個人へのきめ細かなサービスとは程遠い。省や市が管轄する銀行もあるが、地方権力とつながりお役所的で、庶民に顔を向けた営業にはなりにくい。

闇銀行は、自営業者が相互にカネを融通しあう庶民金融として生まれ、資金を預かり企業家を支援するマイクロ金融に源流がある。急激な経済膨張を追い風に、資金は膨らみ、やがて不動産ブームに乗って「投資銀行」となった。

闇の銀行を訪ねると

人民銀行の報告書が出た年、温州を取材した。地元の企業家が共同で経営する闇銀行のひとつを訪ねると、応接室に高層ビル街の模型が展示されていた。これから売り出す不動産物件だった。30階建のビルが10棟並び、上層階は1戸1000万元(当時で1億3000万円)を超えていた。

「こんな地方都市で超高級マンションを買う人はいるのですか」と尋ねると「不動産に投資する金持ちはいくらでもいる。高いほど売れる」と、担当者は答えた。

銀行なのか投資組合なのか分からないが、預金を集め、地元企業に融資し、地元の支持を集めていた。中心になっていた経営者は、農民上がりで、靴職人になってモノ不足の時代に行商で売り歩き、年間1700万足を生産する靴メーカーに成り上がっていた。仲間と組んで金融に乗り出し、投資先は不動産に留まらず、エネルギーやハイテクまで広がった。人脈を通じて国家や地方政府と組んで投資をしている、と言っていた。

こうした発生形態はイギリスやオランダで起こったマーチャントバンクとよく似ている。冒険的商人がリスクに挑戦し、投資を広く求め事業を拡大し、ビジネスを制度化させた金融史をなぞるような話だった。

広大な中国は、香港や上海で先端的な金融取引が行われている一方で、地方では銀行や証券会社の源流のような原始的金融が幅を利かせている。リスク管理も当局の監視もないまま、膨張経済がもたらす巨額の資金が、闇の市場に音を立てて流れ込んでいるのだ。

457とはずがたり:2013/07/04(木) 21:45:14

温州は一つの例に過ぎない。同様の動きは全土で起きている、といわれる。中国の人々は政府を信用しない、とよく言われる。権力をめぐる動乱で傷つくのはいつも庶民だった。頼りになるのは家族・友人。権力より人の絆を大事にする。そしてイザという時頼りになるのはカネや貴金属だ。

カネをどこに預けるか。国家の信用より、顔の見える関係が重視される。地縁血縁に成り立つ「闇の金融」が毛細血管となって、地域を発展させてきたのは温州だけではない。

日本の無尽講のような庶民金融が、やがて融資業務を担い、同時に預金を集め、融資だけでなく投資まで行うようになった。

背景には年率二ケタの経済成長と不動産バブルがあった。

政策あれば対策あり

もう一例、闇の銀行を挙げよう。台湾での経験である。台北の繁華街にある宝飾店。店員に導かれ奥に案内されると突き当たりの壁が開いた。階段があり降りてゆくと銀行があった。カウンターがあり、頑丈な鉄の格子越しに現金をやり取りしていた。融資もするがおもな業務は大陸への送金だった。中台間の経済融和は進み、為替取引も緩和されたが、中国は厳格な金融統制を敷いている。国内経済をかく乱されないためで、国境を越える資金取引はチェックされる。

「政策あれば対策あり」という言葉が流布するお国柄である。規制があれば抜け道もある。沸騰する中国経済をめがけ投機資金が「地下銀行」を通じて流入していた。このシステムはもともと蒋介石の国民党政権が本土への工作資金を流すルートだった。それが大陸の親類縁者に仕送りする用途へと広がり、闇資金の地下道へと進化した。

2000年代に入って中国が急成長した背景には、急激なマネー膨張がある。世界から投資が集まるだけでなく、投機資金が様々なルートから流れ込んだ。大口は香港である。米国・日本を核にした世界的な金融の超緩和で増殖したマネーが、回り回って中国のバブルを膨らませた、ともいえる。

毛沢東時代、中国の金融は、財政の下請けの「出納」でしかなかった。利潤動機でカネを回す、という制度も発想もなかった。�讃儆燭ⅷ臚海靴紳寮Î彰垢砲茲辰特羚颪ⅱ睛擦梁虜曚鮴阿┐燭里�21世紀になってからである。資本主義に学び一足飛びに金融システムを整えたが、制度の普及を待つことなく地域では自然発生的な金融が芽生え、官制金融を補完するサブシステムとして機能したのである。

中国人民銀行は内部でこの動きを肯定的に評価し「正規の金融機関への昇格」を検討したふしもある。「温州は民間金融機関を創設する実験区」と語る関係者もいた。

戦後の日本は無尽講を相互銀行に昇格させ正規の金融システムに組み込んだが、中国では影の銀行が大挙して表舞台に立つことはなかった。地方権力と癒着する官制銀行が反対した、影の銀行が規制を嫌い消極的だった、などと言われるが、詳しいことは分からない。結局、当局が実態を把握できないまま、膨れ上がった闇の資金は経済の調整局面に遭遇した。

ずさんな投融資の末路

右肩上がりの時は、リスクを度外視した投資は大もうけをもたらすが、成長が減速すると、ずさんな投融資の末路である不良債権が表面化する。市場経済はその景気循環によって適者生存を強いるシステムである。

影の金融システムが崩壊すると、それは表のシステムまで揺るがすことになる。闇銀行が保有する金融資産はどれほどあるのか。人民銀行は必死で調査していると思う。

2005年時点、温州だけで3000億元あった。その後の成長を考えれば1兆元(15兆円)近い数字になっていてもおかしくない。世界的金融緩和で流入する投機資金を加え、大陸全土で集計すれば、相当な金額になるだろう。

458とはずがたり:2013/07/04(木) 21:45:50
>>456-458
金融緩和が長く続くと「どこかで何かが、大変なことになっている」というのが歴史的教訓である。緩和のまっただ中いる時は気付かない。好景気に酔い、深刻に考えずにやり過ごしてきた厄介事が、経済の減速で一気に噴き出るのである。

「影の銀行システム」という言葉が世界的に話題になったのは、リーマンショックの後だった。米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)の監督外にあった投資銀行やヘッジファンドが手を染めた投機的ビジネスが、表の金融ビジネスである銀行業務まで破壊したことを、自戒を込めて語った言葉である。

返済が危ぶまれる低所得者向けの住宅ローン(サブプライムローン)を信用格付け最高位のトリプルAにして売り出すという詐欺まがいの商売がまかり通っていた。銀行から影の銀行システムに流れ出たカネが、金融バブルの崩壊で米国を奈落の底に引きずり込んだ。

カネがじゃぶじゃぶに出回ると余剰資金は投機に向かう。中国で身近な企業を応援することから始まったマイクロ金融が、資金の膨張と共に濡れ手に粟の投機へと向かったのは金融緩和のなせる業である。

日本にも「影の銀行システム」があった。バブル経済のころ、銀行が系列に置いた「ノンバンク」である。表向きはリースや不動産管理会社だが、銀行からカネを借りて投機資金を用立てた。大企業も財テクと称して銀行からカネを借りて、系列ノンバンクを使って不動産や株に投資した。

銀行には当局の規制がかかり、リスク管理がチェックされる。儲け話に対応するハイリスクの取引はノンバンクに回した。その上、銀行が抱えた不良債権を系列ノンバンクなどに移し、帳簿面を取り繕った。検査・監督はシリ抜けになり、儲けだけが評価の対象になり、やがて金融崩壊の道をたどった。

金融制度が整っているはずの日本や米国で起きたことが、金融途上国でありながら資金が唸っている中国で起きないはずはない。

負の遺産は地域経済の底流に

現実に、温州で建設された高層ビル街は後に空室だらけになった。それでも経済が成長している時は、持ちこたえられる。不良債権でも「追い貸し」と呼ばれる追加融資を受けながら損失を先送りできる。

世界経済の暗転で中国はもはや二ケタ成長が難しくなった。一人っ子世代が30代になり、無尽蔵と見られた労働力の供給にも限界が見え始めている。人件費の高騰で海外投資も勢いを失っている。その一方で深刻な貧富の差や公務員の汚職体質に人々の目が向かう。

中国政府は「影の銀行システム」の存続に必死になっている、といわれる。崩壊の影響を恐れるからだ。党や政府に責任はない闇の業務ではあるが、庶民の暮らしと直結している。預金を集め、地域の中小企業を支える民間金融が崩壊したら、怒りは政府・共産党に向かだろう。

習近平政権の命綱は「安定した経済」である。その足元で短期金利が上昇している。信用不安の現れである。危ない銀行に貸せない、という不安心理が起きている。人民銀行は必要な資金はいつでも借りられるように金融市場の資金を供給している。

だが、アジア危機がそうだったように、危なくなると投機資金は我先に逃げ出すこともある。政権に対する怒りに火を放つのは、経済の波乱だろう。李克強首相は、影の銀行を当局の管理に移しながら、時間をかけて焦げ付きの処理に当たる方針といわれる。

長期に及んだ中国バブルの負の遺産は地域経済の底流に溜まっている。体制への不満が充満する中で危うい局面である。リスク管理がないまま突き進んできた投機経済が調整に曝される時、どんな政治的波乱が起こるのだろうか。

459とはずがたり:2013/07/15(月) 16:12:34
>米ゴールドマン・サックスが最大手国有銀行、中国工商銀行の全持ち株を売却する
何があったか知らんがほぼこれで中国の調整局面入りは確定なんじゃないの!?

中国バブルに曲がり角 目につく欧米金融機関の“中国離れ”
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20130713514.html?fr=rk
産経新聞2013年7月13日(土)10:03

 中国経済が大きな曲がり角を迎えている。輸出と公共事業、不動産投資を軸とした高度成長が行き詰まる一方、過剰投資による政府債務の急増や、「影の銀行(シャドーバンキング)」の猖獗(しょうけつ)によって国家の金融リスクが急上昇し始めたからだ。日本のバブル崩壊を体験した身には、あの頃の苦い記憶がいまの中国と重なってみえる。

 最近、北京郊外の旧友や研究者の住まいを訪ねる機会が重なった。彼らの住むマンション街は市中心部から車で一時間余りの地下鉄沿線にあったが、そのさらに先に広がる高級住宅地区を幾つかのぞいてみた。地下鉄も通らず、車なしでは到底住めない所にあった。

 「金持ちの別荘地」(地元民)とのことだが、人影もなくまるでゴーストタウン(中国語で「鬼城」)のようだ。「私腹を肥やした役人らの投資物件」との声も聞かれた。

 首都圏だけに買い手には困らないようだが、地方都市では近年、文字通りの「鬼城」が続出している。その典型が内蒙古自治区のオルドス市で、100万人都市を目指して10年前に建設が始まったが、実際に住んでいる人は3万人という惨状だ。

 日本でも1980年代半ばからの不動産バブルで都市の住宅価格が急騰し、地方ではリゾート・マンションブームも起きた。「山手線内側の地価総額で米国全土が買える」との試算が出たほどで、国じゅうが不動産フィーバーに理性を失っていたものだ。

 当時の日本は、米国に大幅な円切り上げと内需拡大を強要された末の90年代にバブルが崩壊。製造業の海外シフトによる産業空洞化やデベロッパー、金融機関の倒産ラッシュの傷痕はいまも癒えていない。

 一方、中国は90年代初めから本格化した改革・開放政策で日本や香港・台湾の資金やノウハウを導入。道路、鉄道などの産業基盤整備や安価な労働力を生かした輸出をバネに、世界第2の経済大国となった。

 しかしここへきて労働人口が減り始め、労賃や人民元高が重なり輸出競争力が弱ってきた。先月の輸出は前年同月比3%減り、多国籍企業の東南アジア諸国などへの工場移転も活発化している。

 20年間の2桁成長を背景に、北京や上海など大都市の不動産はニューヨークや東京なみに高騰したが、最近は取引面積が減り始めるなど陰りがみられる。

 鉄鋼などの重化学工業は過剰生産が常態化。地方政府は成長維持のため採算の怪しい公共事業を続けているが、数年がかりの長期プロジェクトに「影の銀行」を通じた高利の短期資金を多用しているから、危ないこと限りない。

 米ゴールドマン・サックスが最大手国有銀行、中国工商銀行の全持ち株を売却するなど、欧米金融機関の“中国離れ”も目につき始めた。

 米国がリーマン・ショック以来の量的金融緩和策の出口を探る中、中国に流入していた投機資金が海外に還流する動きも見られる。欧米ヘッジファンドが香港の株式市場などを通じて中国株の空売りを仕掛ける動きも活発化しつつある。

 仮に中国からの資金流出が本格化して、膨れあがった不動産バブルが崩壊する事態が起きれば、日本のバブル崩壊を上回る衝撃と混乱を内外にもたらす恐れもある。国際社会は中国発の世界金融危機への備えを検討すべき時かもしれない。(北京・山本勲)

461とはずがたり:2013/07/20(土) 21:12:39

中国、貸出金利自由化=「影の銀行」対策で
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-130719X734.html?fr=rk
時事通信2013年7月19日(金)23:30

 【北京時事】中国人民銀行(中央銀行)は19日、金融機関の貸出金利を20日付で自由化すると発表した。これまでは人民銀が貸出基準金利に対する下限を設定していたが、撤廃し、競争を促す。上限は撤廃済み。銀行金利が自由化されていないことが、不透明な金融取引「影の銀行(シャドーバンキング)」急拡大の背景にあるといわれ、まずは貸出金利の自由化を打ち出した。発表はモスクワでの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の直前。シャドーバンキングへの国際的な批判をかわす狙いもありそうだ。

 金利全面自由化に向けた一歩だが、実際に金融機関が貸出金利を大幅に引き下げる可能性は低く、象徴的な意味を持つにとどまるとみられる。

 中国では人民銀が貸出基準金利と預金基準金利を設定。金融機関が一定の利ザヤを得られるよう保護してきた。人民銀は説明していないが、下限撤廃は事実上、貸出基準金利をなくすことを意味する。預金金利規制は残り、金融関係者は「預金基準金利がある限り、完全な自由化とは言えず、激しい競争は起きない」と指摘する。一方、個人向け住宅ローン金利は下限を維持する。

 現在は期間1年の場合、貸出基準金利が6.00%、預金基準金利は3.00%。各金融機関が貸出金利を決める際の下限は基準金利の0.7倍だったが、これを撤廃する。預金金利には上限があり、基準金利の1.1倍となっている。

462とはずがたり:2013/08/01(木) 20:55:29

好景気なのに中小倒産増? アベノミクス10月危機説
http://dot.asahi.com/aera/2013040100031.html
(更新 2013/4/ 1 22:19)

 アベノミクスで景気が持ち直し、中小企業も受注が増えると見られている。ところが「秋ごろには倒産が増える」との見方が出ている。どういうことか。東京商工リサーチの友田信男情報本部長はこう解説する。

 景気が上向いて仕事が増えると、中小企業はなけなしの内部留保をはたいて材料を仕入れ、仕事をこなそうとする。だが、製品を納入しても売り上げが支払われるのは1〜2カ月後。その間の資金繰りを補おうと、銀行に新規の融資を申し込んでも、応じてくれるとは限らない──。

「景気に関係なく、金融機関は『債務者区分』という格付けで融資を判断します。格付けが高い会社には貸し出しを増やし、低いところには減らすという姿勢を崩しません。中小企業の売り上げが伸びても、それが一過性のものか、会社の商品力や技術力が実を結び始めたのか、金融機関はその判断がうまくないのです」

 つまり、売り上げは伸びているのに資金繰りが追いつかず、倒産に至ってしまう恐れがあるわけだ。

 では、その転換期はいつだろうか。友田さんは「7月の参議院選挙が自民党圧勝で終わって以降」と予想する。

「公共工事の発注で、10月ぐらいから建設業を中心に売り上げが増えていくでしょう。しかし、そのときに融資の要請が通るのかどうか。金融機関が適切な見極めをできなければ、膨大な企業が倒産していくでしょう」

 さらに、その前段階で別の「悪材料」がある。中小企業の借金に対し返済を猶予するよう求めてきた中小企業金融円滑化法が、3月末で期限切れを迎えたことだ。

 この法律は民主党政権下の2009年12月に施行された。リーマン・ショック後の金融危機で資金繰りに窮した中小企業に再建の時間を与えるため、金融機関に対し、返済繰り延べや金利の減免に応じるよう努力義務を課した。

 金融機関が手のひらを返すように、債権取り立てに動けば、アベノミクスに冷や水を浴びせかねないと、金融庁は4月以降も極力、返済猶予に応じるよう全国の金融機関を指導している。だが、「ゾンビ企業をいたずらに延命させていいのか」といった批判も強く、甘い顔がいつまでも続くとは思えない。

※AERA 2013年4月8日号

463とはずがたり:2013/08/05(月) 16:33:49

異次元緩和は空回り、日銀は政策変更を
銀行貸出はさほど増えず金利は上昇、円安で物価高に
野口 悠紀雄 :早稲田大学 ファイナンス総合研究所顧問
2013年07月29日
http://toyokeizai.net/articles/-/16044

日銀の金融緩和政策は、機能していない
異次元緩和後、銀行貸出はむしろ減少している
野口 悠紀雄 :早稲田大学 ファイナンス総合研究所顧問
2013年08月05日
http://toyokeizai.net/articles/-/16673

464とはずがたり:2013/08/09(金) 08:09:20
日銀決定会合:物価上昇拡大見通し 景気判断は据え置き
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20130808k0000e020222000c.html
毎日新聞2013年8月8日(木)13:48

 日銀は8日、前日に続いて金融政策決定会合を開き、景気判断などについて議論。大規模な金融緩和策の継続を全員一致で決めた上で、「緩やかに回復しつつある」とした前回会合の景気判断を据え置いた。

 一方、消費者物価の先行きについては、「プラス幅を次第に拡大していくとみられる」との認識を示した。午後に黒田東彦総裁が記者会見し、景気認識や決定内容を説明する。

 日銀は7月の会合で景気判断を7カ月連続で上方修正し、2年半ぶりに「回復」との文言を復活。6月の全国百貨店売上高が前年同月比7・2%増だったほか、6月の完全失業率が3・9%と4年8カ月ぶりに3%台に低下、6月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)が前年同月比0・4%増と1年2カ月ぶりにプラス圏に浮上するなど、改善を示す指標が相次ぎ、景気回復に伴って物価の上昇基調が続くとの見方を示した。

 一方で、サラリーマンの月給にあたる所定内賃金はマイナスが続いているほか、6月の鉱工業生産が前月比3・3%減と5カ月ぶりに低下するなど、弱めの指標も見られる。

 来週発表の4〜6月期国内総生産(GDP)を見極めたいとして景気判断の上方修正に慎重論もあり、据え置きを決めた。【工藤昭久】

消費増税、脱デフレと両立=財政健全化で注文―黒田日銀総裁
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-130808X916.html
時事通信2013年8月8日(木)19:44

 日銀の黒田東彦総裁は8日、金融政策決定会合後の記者会見で、消費税率が引き上げられた場合の日本経済への影響について「脱デフレと消費増税は両立する」と語った。その上で政府に対し、同日閣議了解された中期財政計画に沿って「着実に財政健全化が推進されることを期待している」と注文を付けた。

 日銀は4月に導入した量的・質的緩和に基づき、大量の国債購入を通じて金利低下を促している。黒田総裁は、政府の財政規律に緩みが生じる場合、「間接的に金融政策の効果に悪影響がある」と述べ、長期金利の上昇(国債価格の下落)によって緩和効果が減殺される恐れがあるとの認識を示した。

 8日の会合で日銀は、7月まで7カ月連続で上方修正した景気判断を据え置いた。これに関連して黒田総裁は「緩やかに回復しつつあるという景気判断は前月と同様だが、ところどころ前進している」と強調。さらに「所得から支出への前向きの循環メカニズムが次第に働き始めているのは確実だ」としつつも、一段の景気判断引き上げには設備投資や雇用などの経済指標を見極める必要があると指摘した。

465とはずがたり:2013/08/09(金) 16:21:40

2013年6月29日
ユーロ18カ国に ラトビアが来年参加
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201306280722.html

 バルト3国の一つ、ラトビアが2014年1月1日に欧州共通通貨ユーロに参加することが28日、欧州連合(EU)首脳会議で決まった。これにより、ユーロ圏は14年から18カ国になる。ユーロを使う国が増えるのは11年1月のエストニア以来。

 (ブリュッセル)



466とはずがたり:2013/08/17(土) 08:40:02

銀行の預貸率、過去最低水準 金融緩和、融資に波及せず
http://www.j-cast.com/2013/08/16181644.html
2013/8/16 14:42

日本銀行の「異次元の金融緩和」の効果が銀行融資に波及していない。日銀によると、国内銀行の預金に対する貸出金の比率(預貸率)は2013年6月に70.4%と四半期ベースで過去最低を更新した。中小企業の取引先が中心の信用金庫は初めて50%を割った。
企業の設備投資は回復の兆しがあるが、貸し出しの伸びを預金の伸びが上回る状況が続いている。また、大企業は手元資金が豊富で貸し出しが伸びにくい。
一方、全国銀行協会が8月7日に発表した全国銀行の7月の預金貸出金速報によると、7月末時点の全国銀行(信用金庫・信用組合を除く)の預金残高は前年同月比3.9%増の22兆8800億円。貸出金残高は同3.3%増の13兆7087億円。預貸率は59.9%と、60%を割り込んだ。
銀行が日銀に国債を売却して得た資金の多くを日銀の当座預金に置いており、「緩和マネー」が民間企業に流れていないことを示している。

469とはずがたり:2013/08/18(日) 19:01:00
官製ファンド乱立 総資金4兆円、「民業圧迫」批判も
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/TKY201308170254.html
朝日新聞2013年8月18日(日)11:01

 【大鹿靖明】国が中心となり、民間の事業や企業に投資する官製ファンドの設立が相次いでいる。安倍政権の経済政策アベノミクスの成長戦略を進める名目で、今秋以降、新たに3ファンドが立ち上がり、九つの主な官製ファンドの資金量は4兆円を超える。官の投資の膨張には「民業圧迫」との批判も出ている。

 経済産業省は今秋、日本のアニメや音楽などの海外展開を進めるファンドを運営するクール・ジャパン推進機構を設立する。

 内閣府も、民間資金を生かして公共施設の建設・運営を促進するファンドを持つ民間資金等活用事業推進機構を立ち上げる。文部科学省は、東大や京大などの大学発ベンチャーに投資するファンドを準備中だ。3ファンドで計5千億円規模になる。

 1月の安倍政権の緊急経済対策を受けて、農林水産省が、異業種との連携で第1次産品の輸出促進などを図る農林漁業成長産業化支援機構を拡充するなど、今年すでに三つのファンド(計5千億円規模)が発足している。

 官製ファンドの資金源は、NTT株やJT株の配当収入による財政投融資特別会計や、政府保証をつけた民間金融機関からの借り入れなどだ。これまでにできた産業革新機構などを合わせて、九つの主な官製ファンドの総資金量は合計4兆円超となる。

 潤沢な資金量を背景に投資ビジネスに参入すれば、全体で1兆円に満たない民間の投資ファンドは歯が立たない。このため、民間ファンドでつくる日本プライベート・エクイティ協会は「民業圧迫」に陥らないよう、官製ファンドの投資基準の明確化を求めている。

470とはずがたり:2013/08/18(日) 19:31:50
>>455
亀レスですがバブル末期以来とは凄いな。。
北海道はそんなずっと景気悪かったんか・・。まあ北海道経済の構造が公共事業に頼りっきりだしな。。

471杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2013/08/21(水) 11:23:50
前任者と比べると、(政策面でも宣伝でも)外への発信に躍起な印象を受けるな。

小学生対象の日銀見学会に黒田総裁が飛び入りで挨拶 「うそー」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130821-OYT1T00243.htm?from=rss&ref=mixi

 日本銀行で20日、小学生を対象にした恒例の見学会が開かれ、黒田東彦はるひこ総裁が“飛び入り”であいさつする一幕があった。

 見学会は毎年春と夏の2回開いているが、総裁があいさつするのは初めて。黒田総裁は日銀がお札を発行していることなどを説明した後、「私はみなさんが通っている学校の校長先生みたいな仕事をしています」などとにこやかに呼びかけた。

 見学会には先着順で募集した親子約20組が参加した。黒田総裁が登場することが告げられると、会場からは「うそー」などと驚きの声も聞かれた。

(2013年8月21日09時23分 読売新聞)

472とはずがたり:2013/08/22(木) 18:18:39

日銀総裁:追加緩和「ちゅうちょせず」…景気失速なら
毎日新聞2013年8月20日(火)20:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20130821k0000m020056000c.html

 日銀の黒田東彦総裁は20日、毎日新聞の単独インタビューに応じた。4月に導入した市場から大量の国債などを買い入れて世の中に出回るお金の量を2年で倍増させる「量的・質的金融緩和(異次元緩和)策」について「円高是正や株価回復、消費・投資改善、物価上昇期待という三つの好転が起きている。基本的に良い方向」と述べ、政策効果に自信を示した。その上で、来年4月に予定される消費増税や海外経済変調で景気失速リスクが高まる場合には「金融政策は調整される。ちゅうちょしない」とし、追加緩和策を検討する考えを示した。

 ◇毎日新聞、単独インタビュー

 黒田氏が3月の総裁就任後、メディアの単独インタビューに応じるのは初めて。

 消費税率(現行5%)は来年4月に8%に、15年10月には10%に2段階で引き上げられる予定。ただ、政府内には「増税で消費が圧迫されれば、景気が腰折れし、デフレ脱却が遠のく」などとする慎重論も根強い。このため、安倍晋三首相は今年4〜6月の実質成長率改定値などで経済指標を見極めた上、秋に消費増税を予定通り行うかどうか最終判断する方針。

 黒田総裁は「日本は政府債務残高の対名目GDP(国内総生産)比が諸外国と比べ高水準」と消費増税の必要性を指摘。1月に政府と日銀が公表した共同声明に財政健全化を進める方針が明記されたことも挙げて「(政府は)ぜひしっかりやってほしい」と述べ、予定通りの消費増税実施を求めた。

 消費増税の景気への影響については「税率が予定通り上がっても経済が失速するとは考えていない」と説明。一方で「経済は生き物で(海外経済の変調も含めて)国内外にいろいろなリスク要因がある」と指摘。「2年で物価上昇2%を達成し、経済の活性化を図る我々のコミットメント(必達目標)に対し、経済がそれほど改善せず物価も上がらない状況になれば、金融政策は調整される」と明言。景気失速やデフレ継続のリスクが高まる場合には、追加緩和を検討する考えを示した。追加緩和の手法については「何が起きるか分からず、手法は特定できないが、(必要なら)ちゅうちょなく対応する」と述べた。

 英イングランド銀行(中央銀行)が「失業率が7%に改善するまで政策金利を0.5%に据え置く」とするなど、海外の中銀では金融政策目標を多様化する動きもある。この点に関して、黒田総裁は「日銀は(物価目標達成まで)『量的・質的金融緩和』を継続する今の方法が適切」と述べ、目標の多様化に慎重な姿勢を鮮明にした。【岩崎誠】

473Hearovove:2013/09/14(土) 03:32:33
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474とはずがたり:2013/10/12(土) 13:27:14
>2008年に民営化されたが、発足5年で財務省OBがトップに就く。
民営化ってされたのか?

明らかに天下りだろうけど政策金融機関トップに元官僚が就くのは別にどれほど奇異ではない気がするけど。

2013年10月11日20時55分
政策金融公庫、天下り復活? 新総裁に財務省OB細川氏
http://www.asahi.com/politics/update/1011/TKY201310110375.html

 日本政策金融公庫は11日付で、元帝人会長の安居祥策総裁(78)が退任し、後任に元財務事務次官の細川興一副総裁(66)をあてる人事を発表した。政策金融公庫は政府系金融機関の再編で2008年に民営化されたが、発足5年で財務省OBがトップに就く。

 政府系金融機関のトップはかつて、官僚OBが務めることが多かった。細川新総裁は記者会見で、天下りの復活ではないのかとの質問に、「批判があるかもしれないが、私の全人格をかけて務めたい」と述べた。

 政府系金融機関では、08年に民営化された商工組合中央金庫(商工中金)も今年6月、初代の民間出身社長から、杉山秀二・元経済産業事務次官に交代している。

     ◇

 細川興一氏(ほそかわ・こういち) 東大法卒、70年大蔵省(現財務省)に入り、04年財務次官。06年に退官し、08年10月から日本政策金融公庫副総裁。66歳。

475とはずがたり:2013/10/20(日) 17:08:17
>「国のメインバンクになる」──。三菱UFJ幹部の一言に、本誌も驚いた。「うちは、ただもうかればいいわけではない。意味のないプライドと満足感を持っているんですよ、国を支えているというポジションに、ね」。
国がUFJ潰して三菱に売り払うわけだよ┐('〜`;)┌

国の借金が1000兆円でも国債が暴落しなかった本当のわけ
国のメインバンク三菱UFJ
http://diamond.jp/articles/-/42973

日本国債の急落を想定し危機対策?
国のメインバンク三菱UFJ

2012年の立春のころ、中央官庁がひしめく東京・霞が関に、三菱東京UFJ銀行で国債運用責任者を務める鈴木人司・市場部門長(当時。現副頭取)の姿があった。

その少し前のこと。日本の国債市場では、とある“事件”が起きていた。2月2日、「朝日新聞」朝刊1面に「日本国債の急落を想定、三菱UFJ銀が危機対策」という衝撃的な文字が躍ったのだ。

その内容は、「三菱UFJが、国債急落のシミュレーションを内々に行っている」というもの。三菱UFJといえば、国債発行残高の約4割を保有する国内銀行の中でも、ゆうちょ銀行を除いて最大の42兆円を抱える、いわば国債市場の“巨人”だ。市場における売買量でいえば「最大の投資家」(国債トレーダー)である。

そんな三菱UFJが国債急落を想定し、国債を売却するタイミングをうかがっていると言わんばかりのセンセーショナルなヘッドラインが出たのだから、他の投資家たちがあわてたのも無理はない。

しかもこの日は、財務省が10年物の新規国債を2兆2000億円も発行する入札日。「よりによってその日の朝刊にそんな見出しが出た」(財務省関係者)とあって、財務省内にはピリピリしたムードが漂っていたという。

もっとも、三菱UFJにしてみれば、至極当然のリスク管理を行っていたにすぎないし、「そもそもそれ以前からシミュレーションくらいしていた」(三菱UFJ幹部)のだから、「何をいまさら」と鼻で笑ってもいいはずのことに見える。

ところが、である。実はこれ、深刻な事件だったのだ。人知れず鈴木部門長が霞が関に足を運んでいたのも、この記事が原因だった。なんと、財務省に謝罪していた、というのである。

しかも、この話には後日談がある。12年10月、三菱UFJが500ページ近くにも及ぶ書籍『国債のすべて』を発行。財務省がかつて編集していた『国債』のリメーク版という“蜜月ぶり”もさることながら、先の記事から日が浅かったタイミングだけに、「財務省に対する“事実上の謝罪本”なのでは」と、一部国債市場関係者の間でもっぱらのうわさになったのだ。

これに対し三菱UFJ側は、「記事が出るもっと前から準備していたもの」と否定する。それでもシミュレーションについて詳細に意図が説明されているだけに、業界関係者は“言い訳本”だと邪推する。三菱UFJに対する強い関心は、彼らの市場における存在感の大きさの裏返しともいえる。

巷の国債暴落論に欠けている閉ざされた“談合市場”の掟

なぜ、これだけのことで騒ぎになり、財務省にとって上顧客であるはずの三菱UFJがわざわざ、謝罪に行くような事態になるのか。

背景には、決して外からは垣間見ることのできない、“国債ムラ”の独特のルールがある。そこには、なぜかお上に気を遣おうとする“慣習”が存在するのだ。

巷にはさまざまな国債暴落論が溢れているが、その多くはマクロ経済分析に基づくものだ。だが、日本の国債市場は、財務省・日本銀行・大手銀行の“あうんの呼吸”によって安定を保ってきたといっても過言ではない。「市場」とは言い難いムラ社会的な色の濃い日本の国債市場には、そう簡単には崩壊しない、見えないシステムが内在している。

逆に言えば、市場メカニズムによって効率的に動いてきたわけではなく、いわば“談合”が続いてきた世界。その象徴の1つが、一見すると理解し難い巨人・三菱UFJの行動だ。

「国のメインバンクになる」──。三菱UFJ幹部の一言に、本誌も驚いた。「うちは、ただもうかればいいわけではない。意味のないプライドと満足感を持っているんですよ、国を支えているというポジションに、ね」。

たとえ自身の財務が傷ついても、「外国人投資家の売りを買い支えたこともある」というのだから、国を守るという “使命感”はある意味、称賛に値する。

476とはずがたり:2013/10/20(日) 17:09:06
>>475-476
確かに国債ムラのルールはこれまで国債の安定消化を支えてきた。一方で、この談合システムが抱える最大の問題は、経済の“体温”である金利というシグナルを、国債市場が正しく発していない可能性が高い、ということだ。

いうなれば、国債市場における談合とは、経済の“体温計”を意図的に破壊している状態。国家財政の状況を鑑みれば、本当はとうに高熱状態(高金利)にあるかもしれないのに、平熱だと言い聞かせ、無理をして走り続けているようなものだ。

そこに潜む本当のリスクとは、徐々に金利が上がるといった予兆もなく、ある日金利がワープして跳ね上がる“突然死”である。

まったく新しい日本国債論
本誌取材で判明した新たな暴落トリガー

「借金が巨額でバランスシートは最悪なんだけれど、銀行としては金を貸せる相手なんですよ」

メガバンク幹部が融資できる相手なのかそろばんをはじくのは、企業ではなく、日本という国です。

日本の借金残高は1000兆円を超えるまでに膨れ上がっています。これが企業ならば、倒産するしか道は残されていません。日本も同様に、国家の信用を象徴する国債がいつ暴落してもおかしくないと指摘され続けてきました。それでも暴落はしていない。なぜでしょうか。

「企業に例えるならキャッシュフローが黒字で資本も厚いから」と、この幹部は語る。換言すれば、経常収支が黒字で、対外純資産も世界一だから安心という主張ですが、その最大の理由は「あなたが支えているからです」──。

そう言われると驚く人も多いでしょう。1590兆円に上る日本の個人金融資産の多くは、預金や保険といった形に姿を変えています。

これが銀行や保険会社を通じて、国債に投資されており、あなたのお金が間接的に国債を買い支えているのです。個人が国債を直接保有する割合は約3%ですが、間接保有も含めると5割を超すといわれます。

どんなに巨額の国債が発行されようが、国内の潤沢な個人マネーが預金などに流れている限り、国債は円滑に発行され、暴落することはないのです。

また、長年続く超低金利のおかげで、国債の利払い費の増加が最低限に抑えられ、借金残高の急増を防いでいた側面もあります。

さらに言えば、日本の低い租税負担率、つまり、いざとなれば増税できる点が財政再建の“切り札”として評価され、国債暴落の防波堤となってきました。

異次元の金融緩和が転換点
日本の国債市場のタブーに迫る

しかし、4月4日に日本銀行の黒田東彦総裁が打ち出した、異次元の金融緩和が大きな転換点となります。

日銀が新規に発行される国債のうち、70%を買い上げることになったため、流通市場での国債の取引が激減。国債価格の変動リスクが急上昇して、金利急騰(国債暴落)リスクがにわかに高まる非常事態に陥っているのです。その先にあるのは、まったく新しい日本国債論です。

ゆうちょの上場、異次元緩和の出口戦略、リスク基準の見直しーー。本誌の取材で判明した、こうした新たな暴落トリガーが1つでも引かれたら、いつそれが起こっても不思議ではありません。

『週刊ダイヤモンド』10月19日号では、これまで閉ざされてきた日本の国債市場のタブーに迫り、誰も言えなかった新たなリスクをあぶり出しました。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長?山口圭介)

477とはずがたり:2013/10/20(日) 17:21:34
>>476

>いうなれば、国債市場における談合とは、経済の“体温計”を意図的に破壊している状態。国家財政の状況を鑑みれば、本当はとうに高熱状態(高金利)にあるかもしれないのに、平熱だと言い聞かせ、無理をして走り続けているようなものだ。
面白いこと云うなw

478とはずがたり:2013/10/23(水) 10:51:57

JPモルガン、米当局に1兆円超支払い 過去最大和解金
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/TKY201310230023.html
朝日新聞2013年10月23日(水)09:26

 【サンフランシスコ=畑中徹】米銀最大手のJPモルガン・チェースは、住宅ローン関連の金融商品の不正販売を巡り、米司法省などの関連当局に計130億ドル(約1兆2700億円)を支払うことで、近く和解する見通しになった。米国の金融機関が、1社で当局に支払う和解金としては過去最大になるという。

 米主要メディアが報じた。問題になっているのは、2008年の金融危機の原因になったといわれるサブプライムローン(低所得者向けの住宅ローン)関連の金融取引だ。

 米当局は「JPモルガンは、サブプライムローンを組み込んだ住宅ローン担保証券(MBS)について、危険な商品であることを十分に説明せずに政府系の住宅関連公社などに販売した」と指摘しているという。住宅公社は買い取ったMBSをもとにさらに金融商品をつくって、投資家に販売。この金融商品の価格が暴落したことが、金融危機につながった。

482とはずがたり:2014/01/07(火) 19:00:48

国債:「アベノミクス失敗で大暴落」の現実味
http://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_10039.html
プレジデントオンライン2013年7月22日(月)16:20

■異次元緩和は、なぜ誤りなのか

4月4日に日本銀行は「今後2年間で資金供給量を2倍に拡大する」「新発国債発行額の7割を日銀が買う」といった内容の大規模な金融緩和策の導入を発表した。これによって金利を下げ、民間にもっとカネが回るようにして、景気をよくすることが日銀の狙いだ。

黒田東彦・日銀総裁は、自ら今回の金融緩和を「質、量ともに異次元」と評している。質のほうはきわめてオーソドックスだ。しかし、量に関しては、明らかに異次元の領域に踏み込んでいた。

なにしろ日銀は、毎月7兆円を超える国債を買い続けると宣言したのだ。そんなことをしたら国債市場はどうなるのか。疑心暗鬼が広がった。一番不透明なのは、他の投資家は国債を持ち続けるのか、ここで売るのかということだ。日銀だけが買うとなると、むしろ不安定化するのではないか……。

そんな市場心理を受けて、金利は乱高下を繰り返している。国債市場ではいったん0.3%台まで下がった10年物国債の利回りが、その後1週間で0.6%を超え、5月半ばには0.8%台へ急上昇。長期金利の目安となっている国債の金利が上がったため、住宅ローンなどの金利も上昇した。結果、先行きの不透明さを嫌った大手銀行などは国債市場から逃げ出してしまった。生保はいま迷っているところである。金利を下げるために国債を大量購入したのに、金利を上げてしまったのだから、異次元の金融緩和は明らかに誤りだ。

長期国債金利は5月下旬時点で0.8%台をつけているが、金融緩和の効果により今後いったんは下落しそうだ。しかし、近い将来上昇に転ずるのは必至だろう。

理由は日銀が掲げるインフレ目標だ。現在の長期国債の金利0.8%はマイナス1%のデフレを織り込んでいると考えれば、実質金利は1.8%となる。一方、〔名目金利=実質金利+期待インフレ率〕だから、日銀が「2年で2%」のインフレ目標を掲げ、その実現を国民が信じているかぎり、長期金利(名目金利)は3.8%にならなければおかしいのだ。

したがって、異次元緩和に成功しても失敗しても金利は必ず上がる。金利上昇は国債価格の下落を意味するので、向こう2年の間に日本国債の価格は必ず下がるのだ。

もし暴落すれば国債を大量に持つ機関投資家には大きな痛手。なかでも預貸率が低く、資産に占める国債の比率が高い地銀・信金など中小金融機関は、ほかに投資先がないので投げ売りもできず、国債を持ったまま座して死を待つしかなくなる。最悪のシナリオだ。

それを防止するために、日銀は必死で国債を買い支えるだろう。しかし、ここで暴落を食い止めることができても、さらに悪い事態が待っている。国債市場が死んでしまう。つまり、金融市場として機能しなくなるのだ。政府の立場では、暴落がないと思えば安心していくらでも国債を発行できるので、誰も本気で財政再建に取り組もうとしなくなる。

そうなれば、たとえ価格が下落しなくても、格付けは下がり、民間のまともな投資家は日本国債に手を出さなくなる。したがって、個人が投資として日本国債を買うことなど決して勧められない。

気を付けなければいけないのが、物価が上がれば利子が増える「物価連動国債」だ。これはやめたほうがよい。リフレ(インフレをあえて起こす)政策で期待インフレが膨らんだとしても、物価そのもの(消費者物価)は上がらない。そうなると金利も増えない。つまり、金利上昇リスクへのヘッジになっていないのだ。国債における最大のリスクは、物価ではなく名目金利の上昇だということを忘れてはならない。

(慶應義塾大学 ビジネススクール准教授 小幡 績 構成=山口雅之)

483とはずがたり:2014/01/08(水) 10:58:42
自衛するしかないのか・・。

2013年12月10日(火) 週刊現代
ヤクザが損害保険に入れなくなる じゃあ、もしマル暴のクルマにはねられたらどうなるの!? 行き過ぎた「暴力団排除」困るのは誰?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37750

自動車保険には入れないが、車を運転することはできる。今後、無保険の車を走らせるマル暴が増加していくという。いったい、どうなってしまうのか。どうやら、一番困るのは暴力団ではなさそうだ。

はねられたら終わり

東京都内に住む会社員の佐藤さん(50歳男性・仮名)は、ある朝、出勤時に自宅から駅に向かって歩いているときに不意に視界に入ってきた車にはねられた。…当然、休職期間中の補償も含めた保険が降りるはずだった。だが、佐藤さんに支払われたのは、たった120万円。加害者が任意保険に入っていなかったのだ。

年間1000件以上の交通事故被害者からの相談を受けているという弁護士の谷原誠氏は、「自動車を所有する場合、自賠責保険は義務付けられていますが、補償額は最低限のもの。傷害による補償の限度額が120万円なのです。年収約600万円、専業主婦の奥さんと大学生の子供が2人いるという佐藤さんのような場合、相手が任意保険に入ってさえいれば、2000万円程度は保険金が出たでしょう」と言う。

ところが〝不幸〟はそれだけではなかった。佐藤さんをはねた加害者は〝堅気〟ではなかったのだ。…思いがけない交通事故で、6ヵ月もの入院。それだけでも相当な不運だが、もし事故を起こした相手が自動車保険に入っていない暴力団員だったら―加害者に支払い能力がなかった場合、文字通り「泣き寝入り」するしかなくなってしまう。

交通事故で負傷した人は、昨年は1年間で約82万5000人。ここ数年、事故件数は減少しつつあるが、最近になり、新たに大きな問題が浮上している。冒頭のような無保険の暴力団員による事故が、今後急増する恐れが出ているのだ。

理由は、暴力団排除条例。暴力団関係者が自動車の任意保険に入れないようになったからだ。

「日本損害保険協会では、自動車保険を含めた主要商品のモデルとなる約款を策定しました。これに基づき反社会的勢力であることが確認された場合、契約を解除できるとしています」(損保協会広報担当者)

このモデル約款を基に、損保協会に加盟する企業各社で、暴力団排除の条項を導入する動きが広がっている。会社によって時期は異なるが、あいおいニッセイ同和損害保険、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険などでは、10月から約款を改定している。

前出の谷原弁護士は言う。

「自動車保険に入っている暴力団組員が事故に遭えば、当然その組員に保険金が支払われます。これは、暴力団に経済的利益を与えることになりますから、今回の規制は、暴対法や先のみずほ銀行の騒動を踏まえた措置と言えるでしょう」

従来の約款では、暴力団員が仲間内で交通事故を装い保険金を詐取するといったことが度々行われてきた。

「自動車保険に限ったことではありませんが、暴力団の保険金詐欺は資金源として大きなものでした。彼らは、医者を抱き込んで診断書を書かせたり、仲間内で被害者を仕立てあげたり、法律の専門家をも巻き込んで、非常に巧妙に行います。実質的な被害金額を調べることは困難ですが、かなりの損害があったのではないでしょうか」(弁護士の加藤久雄氏)

484とはずがたり:2014/01/08(水) 10:59:05

絶望しかない

金融機関と反社会的勢力との関係に厳しい視線が注がれる中、こうした不正や詐欺が行われないようにするために、規制は当然のように思える。だが、そこにはある重要な視点が欠如している。暴力団排除もあまりに行き過ぎれば、一般人に被害が及んでしまうということだ。

冒頭の佐藤さんの場合、全治6ヵ月で済んだが、最悪の場合、事故死ということもありえた。

佐藤さん同様、50歳の会社員(年収600万円、妻と子供2人を扶養)が事故で死亡した場合について、考えてみよう。

「通常であれば、葬儀費用、逸失利益(事故に遭わなければ仕事で稼げた利益)、慰謝料で賠償額は7700万円程度でしょう。ですが、加害者が任意保険に非加入だった場合、自賠責保険の死亡補償額3000万円しか受け取れないことになります」(前出・谷原弁護士)

死亡よりもさらに賠償額が大きくなってくるのが、事故で重度の障害が生じてしまうケースだ。寝たきりになると、仕事ができないばかりか介護も必要となってくるため、経済的にも肉体的にも家族の負担はさらに重くなる。

自転車に乗っていた40代の専業主婦が、軽トラックにはねられ、脊椎を損傷。植物状態になってしまった。加害者は70代の男性で、任意保険には入っていなかったという。賠償額は1億円を超えたが、払われたのは自賠責保険による4000万円のみ。足りない分は、月に10万円を支払っていくと加害者は約束したが、70代という年齢では、どう考えても全額を払える見込みはない。被害者の家族は、絶望するばかりだった。

自分で身を守るしかない

自動車事故などの問題に詳しいノンフィクション作家の柳原三佳氏が解説する。

「賠償額がもっとも高額になるのは、身体に麻痺が残ったり、植物状態など脳に重度の障害が生じた場合です。被害者の年齢などによっても異なりますが、一日あたり1万~2万円という介護費用が何十年にもわたって積算される。最近の判例を見ても、賠償額が2億円、3億円になることも当たり前になっています。ですが、無保険だと自賠責での上限は4000万円。それではまったく足りません」

任意保険に入っていなければ加害者本人に賠償額を請求することになるが、これほどの額を個人が負担するのはほぼ不可能だ。

「車の所有者を確認して、企業や資産を持っている人であれば、そこに請求をします。それもダメなら、加害者の勤務先。業務中の事故であれば、使用者責任の観点から請求が可能です。それにも当てはまらなかった場合、被害者が入っている生命保険類で若干は補償額が支払われることもありますが、充分な額には到底及ばないでしょう」(前出・谷原弁護士)

そもそも、被害者が無保険者を相手に個人でどこまで交渉ができるかという大きな問題がある。任意保険に入っていれば、その保険会社の担当者が窓口となって賠償額などの交渉を進めるが、加害者が無保険の場合は、加害者本人と交渉をしていかなければならない。

一般市民が相手でも〝無保険事故〟はこれほど面倒で悲劇的だ。ましてやその相手が、マル暴(と思われる人)だったとしたら……。

このような無保険事故を想定した対策はあるのか。損保協会の担当者に聞いた。

「反社会的勢力であると判明したら、契約解除前に発生した事故であっても保険金をお支払いしません。ですが、対人・対物賠償保険については、被害者保護の観点から、保険金を支払います。また、契約解除後の事故については、お支払いの対象外です」

485とはずがたり:2014/01/08(水) 10:59:33
>>483-485
任意保険に入れなくなった暴力団関係者が、車の運転をしなくなるというならそれでいい。だが実際はそうなる可能性は低く、事態はさらに深刻になるかもしれない。

「暴力団関係者が自動車保険に加入できないとなると、事故を起こした暴力団員によるひき逃げ事故が多発する恐れもあります」(前出・加藤弁護士)

こうした最悪の状況を避けたければ、自分の身は自分で守るしかなくなる。前出・柳原氏は、無保険事故に対応する保険に入るしかない、と言う。

「車を持っている人の場合は、搭乗者傷害保険や人身傷害保険、無保険車傷害保険にきちんと入っておくことです。人身傷害保険は、自分に過失があっても保険金が支払われますし、相手に賠償能力がなくても先に自分の保険から払ってくれる。無保険車傷害保険は、死亡・後遺障害の場合に限り、加害者が任意保険に未加入であっても2億円を上限に保険金が支払われます。

車を所有していない人は自動車保険には加入できないので、事故の被害を防ぎたいなら、補償額は少ないですが生命保険や傷害保険でカバーするしかない。どちらにせよ、自衛しか方法はないのです」

誰も幸せになれない

これではまったくの本末転倒だ。暴力団への利益を遮断するために保険契約を制限し、無保険車が増える。その被害を被るのは、事故に遭った人。二重の被害に遭いたくなければ、一般人は高額の保険に加入するしかない。もっとも困るのが何の罪もない一般市民になってしまうのでは、制度として欠陥があまりに大きい。

これほど問題点を抱えているというのに、損保業界各社はなぜ闇雲に約款変更に突き進んでいるのか。

「実際は損保会社の利益のために行っているのでは」と指摘するのは、交通事故弁護士全国ネットワークの代表弁護士・古田兼裕氏だ。

「暴力団員が自動車保険に入れなくなることで、一番喜ぶのは損保会社です。暴力団排除という名目は一見理屈が通っているように見えますが、暴力団員が保険に入って得をするより、損保会社の益のほうが多いでしょう。暴力団員は運転も乱暴で事故が多いので、損保会社にとっては支払額が減ってありがたいのです」

暴力団やその構成員が一般市民にとって忌むべき存在であることは言うまでもない。不正や犯罪の温床を一掃するために、金融機関や保険会社がそうした組織との癒着を断ち切ることは、もちろん必要だ。

しかし、交通事故に備える保険にまで入れなくすることが、本当に「暴力団排除」につながるのだろうか。

より極論すれば、「暴力団関係者には免許も取らせない」という方向もあり得る。だがその場合、「関係者」の範囲をどこまで広げるのか。身内や友人・知人に暴力団員がいた場合、その人は「関係者」になってしまうのか。排除の論理が行き過ぎれば、誰も幸せになれない、不正で不信感に満ちた社会の出来上がりだ。

ジャーナリストの青木理氏は、こう話す。

「暴力団員だからという理由で、銀行からカネが借りられない、損保にも入れない、さらには車も買えないとなってしまえば、それは果たして健全な社会と言えるのでしょうか。本当にそれが暴力団を無くすことにつながるのかも疑問です。強引なやり方が、矛盾を引き起こしてしまっています。

暴力団員といっても基本的な人権はあるのだから、罪を犯したなら法に基づいて罰すればいい。それ以上のことをやっても仕方がないし、やる必要もないと私は思うのです」

すでに約款を変更している損保会社もあるわけだが、こうしたさまざまな意見が飛び交う中、保険業界を管轄する金融庁はどのように考えているのか。

「これから現実面でいろいろなことが起きると思いますので、その都度、最適な方法を考えていこうと考えております」(金融庁保険課担当者)

これまで述べてきたような事態が起こるのは目に見えている。〝被害者〟が出る前に、いま一度、必要なこと、そうではないことをきちんと考えるべきではないだろうか。

「週刊現代」2013年12月14日号より

486とはずがたり:2014/02/02(日) 14:01:28

去りゆくFRB議長、バーナンキ氏の「功罪」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140201579.html
産経新聞2014年2月1日(土)23:27

 「激しい日々だった。これ以上ないリスクを抱えていた。ただ職務に集中するのが私という人間の特質だ。どう対処すべきか神経を研ぎ澄ませていた」

 言葉とは裏腹に、どこか和らいだ横顔が印象的だった。米有力シンクタンクのブルッキングス研究所で16日、対談に臨んだベン・バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長(60)。FRB議長としては最後となった公式の場で、その全身からは大仕事をやり終えた充足感がにじみ出ていた。

 ◆サブプライム問題が直撃

 バーナンキ議長は今月限りで2期8年の任期を満了し、退任する。異例の量的金融緩和策を主導し、空前の金融危機を乗り切って米景気を回復軌道に戻した手腕に改めて高い評価が寄せられている。一方で、金融政策の正常化という「出口戦略」は緒に就いたばかりで、多くの課題が積み残された。

 バーナンキ議長が就任したのは2006年2月。当時は住宅バブルで米国全体がわき、議長も穏やかなスタートを切ったかと思われたが、まもなくバブルが崩壊し冷や水を浴びる。英紙フィナンシャル・タイムズのコラムニスト、マーティン・ウルフ氏は22日付紙面で「議長もサブプライムローン(低所得者向け高金利型住宅ローン)問題の影響を限定的なものと読み誤っていた」と厳しい見方を示した。

 ただ金融機関の経営不安が拡大し、いよいよ経済危機が現実となってからのFRBの動きは素早かった。米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に緊急融資を実施。市場の動揺は世界に飛び火したが、日欧などの中央銀行と連携して市場に緊急資金供給を行うなど火消しに努めた。

 ◆危機に繰り出した「奇手」

 ゼロ金利にも追い詰められ、繰り出した「奇手」が量的金融緩和。米国債などの資産をFRB自ら大量購入することで市場にマネーを流し込んだ。議長は「量的緩和は支持され、効果的だったと多くの研究も認めている」と胸を張った。ウルフ氏も「困難に満ちた状況で危機に対処した。大きな称賛に値する」とその功績を高く評価する。

 実際、その後の経済の回復ぶりだけを見ればうなずけなくもない。金融危機直後に暴落したダウ平均は徐々に切り返し、昨年には最高値を更新した。10%に跳ね上がった失業率は7%を割り込み、雇用とともに米経済の体温計である住宅市場も底を打った。FRBが量的緩和の手綱を緩めたのは、「自律的回復が軌道に乗りつつある」(エコノミスト)裏返しであり、バラク・オバマ大統領(52)も「バーナンキ議長の強い指導力のおかげだ」とたたえる。一方で議長は、FRBの情報開示の改革にも取り組んだ。フォワードガイダンス(将来の政策指針)や日銀を見習っての議長記者会見の導入、果てはソーシャルメディアに着目しツイッターまで始めた。これらは「透明性が高まった」と歓迎もされたが、波紋も呼んだ。量的緩和縮小に関する議長をはじめとしたFRB幹部の発言をめぐり、市場は昨年大きく動揺した。

 ◆残された多くの「宿題」

 また、長期に及んだ量的緩和の「副作用」も気がかりだ。FRBの資産は約4兆ドルと金融危機前の4倍にまで膨張し、インフレ懸念が頭をもたげている。「禁じ手」とされた長期国債の大量引き受けにも手を染めたことで、「財政赤字の拡大を招いた」(アラン・メルツァー米カーネギーメロン大教授)との批判もある。

 金融システムについても、議長は「危機以前と比べ強固になった」と強調するが、ウルフ氏は「確かに規制は改善されたが、本質的には金融システムは以前と変わらない。十分な対策が講じられたかという点ではまだ憂慮している」と不安を隠さない。メルツァー教授も「『大きすぎて潰せない』といった大銀行への配慮が感じられ、十分ではない」と辛口だ。

 後事は副議長としてバーナンキ氏を支え続けたジャネット・イエレン次期議長(67)に託されるが、その視界は不明瞭だ。雇用の回復は緩慢で就業者数の伸びも力強さを欠く。議会の財政協議も決着は遠く、イエレン氏が就任する来月早々にデフォルト(債務不履行)危機が再燃しそうな気配だ。

 金融政策の転換期にあたり、先月に創設100年を迎え新たな世紀に突入したFRBはどこへ向かうのか。バーナンキ氏は多くの「宿題」も残した格好だ。(ワシントン支局柿内公輔)

487とはずがたり:2014/02/03(月) 21:10:07
貨幣のことをなら矢張り岩井先生(今はICUの客員教授してたのか♪)に語って貰わないと,と云う事で産経新聞もちゃんと判ってるなぁ♪
信用の裏付けの無い貨幣の壮大な実験はユーロの実験を遙かに上回るのかもしれぬ。

「ビットコイン」日本で普及するか ネット上の仮想通貨…リスクも
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140203502.html
産経新聞2014年2月3日(月)08:07

 2009年に誕生し、世界的に広がりをみせるインターネット上の仮想通貨「ビットコイン」。現物通貨や電子マネーは政府や中央銀行、企業の信用力に基づき発行されるが、ビットコインにそうした裏付けはない。ネット上の専用取引所で現物通貨と交換で入手でき、ネット決済のほか店頭での支払いを認める飲食店も増えている。ビットコインは今後も広がるのか。国際基督教大学の岩井克人客員教授とブラウン・ブラザーズ・ハリマンの村田雅志通貨ストラテジストに聞いた。

 ■岩井克人氏「管理する中央銀行必要」

 −−なぜ今、ビットコインが注目を集めているのか

 「ビットコインは政府や中央銀行を介さず、インターネットで簡単にやりとりできる。政府や中央銀行といった権威を嫌う自由主義的な思想のネット世界の人々に受け入れられている。電子記号をお金として使う場合、一度使った記号を二度と使えなくする処理が必要だが、ビットコインはこれを数学者が見てもきれいな形で処理しており、コンピューターを愛用している人たちの心をとらえた。投機目的で使う人も増えている」

 −−ビットコインは貨幣か

 「貨幣の一歩手前だ。大昔は貝殻や塩、金などが貨幣だったように、多くの人が『貨幣である』と信じることでモノが貨幣になる。だが、ビットコインはそこまで広がっていない。今のところ人々の好奇心や投機、資金洗浄目的で使われることが多い。投機によって値段が乱高下するビットコインは、買い物の際に使い勝手が悪く、誰もが自動車や日用品を買えるような水準にはなっていない。クレジットカードやSuica(スイカ)のようなカード型IC乗車券に割り込むのも難しいだろう」

 −−今後普及するか

 「9割くらいの確率でビットコインはつぶれるだろうと考えている。理由の一つは投機目的で価値が高騰しているが、バブルはいつか崩壊するからだ。また、中央銀行が制御できないと金融政策の効果が弱まる。このため政府や中央銀行がなんらかの形で規制に乗り出す可能性が高い」

 −−貨幣として流通する可能性はないのか

 「昨年起きたキプロスの預金封鎖では、(現物通貨への不信から)ビットコインの人気が高まるなど、今後、短期的に流通する可能性が、確率として1割程度あるとみている。ただ貨幣として流通したとしてもいずれ崩壊するだろう。貨幣とは他の人に渡す『予想』の上で成立している。それ自体に価値はないため、本質的な意味で投機的だ。人々が価値がないと思ったらインフレを起こす。そこを最終的に支えているのが中央銀行だが、ビットコインにはそれがない。自由放任では、お金の価値は必ず崩壊する」

 −−中央銀行が関与しない貨幣は成り立たないのか

 「そうだ。1%程度の確率だが、ビットコインが大規模に流通する可能性がある。あまりにも流通規模が大きくなれば世界経済への影響が大きすぎて政府もつぶせなくなる。その場合でも、ビットコインの不安定さを解消するため、管理する世界的な中央銀行を作ろうという動きになるだろう。そうなれば、ビットコインの性質は変化することになる」(大柳聡庸)

488とはずがたり:2014/02/03(月) 21:10:39
>>487-488
 ■村田雅志氏「裾野の広がりを予感」

 −−ビットコインの魅力は

 「インターネット上だけで流通し、物理的な保管コストはほぼゼロ。決済のほか、国境をまたいで迅速に送金できる利便性が評価されている。世界には金融機関に口座を持っていない人の方が圧倒的に多いが、携帯電話さえあれば取引できる点も魅力だ。通貨として流通する可能性はゼロではない」

 −−世界で利用者が拡大している

 「需要が供給を上回るペースで増え価格が上昇したことが大きい。きっかけは昨年3月のキプロスの銀行課税。キプロス政府が銀行預金を封鎖し、残高に応じた課税を決めた際、逃げ場がビットコイン以外になかった。電子上で決済でき、政府にも把握されないということで注目され、1ビットコイン=10ドル程度から200ドルまで上がった。供給はマイニングと呼ばれる計算作業を通じて緩やかにしか増えないが、キプロス問題で投機対象としても世界の認知度が加速度的に広まり、昨年秋には1200ドルまで高騰した。新たな富の受け皿となった格好だ」

 −−リーマン・ショック後に日米欧が金融緩和政策に動いた影響もあるか

 「暗号化処理などビットコインの技術概念は以前からあったが、通貨として使える提示をしたのがたまたま08年だったので、そこまで因果関係は強くない。ただ、反体制的な思想に基づく仕組みなので、構想のバックボーンだったかもしれない」

 −−米当局は有望視する一方、中国やインドは警戒感を強めている

 「資本規制をかけている新興国は国境を無視して資本移動されるリスクをとりたくない。米政府も資金洗浄(マネーロンダリング)などに使われるリスクがあるので抑えるかと思ったが、肯定的な姿勢をとったのは次の戦略産業を常に探す姿勢を徹底しているからだろう。ビットコインの裾野が広がることを予感させる流れだ」

 −−日本で普及する可能性は

 「意見が分かれるところだが、電子マネーとしてより投機的な金融商品としての扱いから広がりが出ることはあり得る。前向きにやるためにも、消費者保護的観点で政府が何らかのアクションをとってもいいのではないかと思う」

 −−一時的なブームにならないための条件は

 「貨幣も金も同じだが、価値の根本はネットワーク効果でみんなが使うか使わないか。息の長い現象、社会インフラのひとつにまで発展するかはユーザー数の伸びにかかっている。それを決めるのは当局の規制ではなくニーズだ。読み切れないが、6割くらいの確率で広がると思っている。ただ、そうなれば既存の銀行やクレジット会社の収益基盤が大きく損なわれるリスクも出てくる」(万福博之)

489とはずがたり:2014/02/03(月) 21:12:04

ビットコインのイメージ悪化懸念 資金洗浄、手数料で荒稼ぎ
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140129502.html
フジサンケイビジネスアイ2014年1月29日(水)09:41
 ニューヨーク連邦地検は1月27日、米の違法薬物販売サイトの利用者にネット上の仮想通貨「ビットコイン」を提供したとして、マネーロンダリング(資金洗浄)や違法送金などの疑いで、ビットコイン交換会社の最高経営責任者(CEO)、チャーリー・シュレム容疑者(24)と共犯のロバート・ファイエラ容疑者(52)を訴追した。シュレム容疑者はビットコインの普及を目指す団体の幹部で、米メディアから“ビットコイン長者”ともてはやされた人物。ビットコインは格安の手数料で代金の決済や外国への送金ができ、投資対象としても世界的に利用者が急拡大してきたが、業界の顔役が犯罪者として訴追されたことで、各国当局のさらなる規制強化など転機を迎えそうだ。

 ニューズ・コープ・オーストラリア傘下のニュースサイトや米CNNテレビ(電子版)などによると犯罪の舞台となった違法薬物販売サイトは、サンフランシスコが運営元だった「シルクロード」。マリフアナなど1万3000種類を扱い、約100万人の会員を相手に2011年1月〜昨年(2013年)9月だけで10億ドル(約1000億円)を荒稼ぎしていたが、米連邦捜査局(FBI)などの捜査を受け、昨年(2013年)10月に閉鎖された。

 シュレム容疑者ら2人はこのサイトが匿名性の高いビットコインでのみ商品取引していた点に着目した。まず11年にファイエラ容疑者が「BTCKing」を名乗って接近し、顧客がビットコインに両替する際、匿名を保持する代わりに手数料9%を要求した。ビットコインの調達先は世界的にも規模が大きなビットコイン交換会社の一つであるシュレム容疑者の「ビットインスタント社」だった。日本の国税庁に当たる米内国歳入庁(IRS)は、2人が11年12月からサイト閉鎖の13年10月までに少なくとも105万ドル(約1億円)分のビットコインを販売し、違法薬物販売業者の資金洗浄に加担したとみている。

 ニューヨーク在住のシュレム容疑者は、ビットコイン利用促進推進団体の副会長で、経営する「ビットインスタント社」には米フェイスブックの所有権をめぐって争った著名投資家、タイラーとキャメロンのウィンクルボス兄弟が150万ドル(約1億5000万円)を投資するなど、業界の成功者として注目を集めてきた。それだけに訴追報道の衝撃は大きく、ビットコイン財団は「驚き、ショックを受けた」との声明を発表。ビットコインの価格は27日夕、米市場で前日比7%ダウンの810ドル(約8万1000円)に下げた。

 電子通貨に関するニュースサイト、コインデスクの編集者、エミリー・スパベン氏は英BBC放送に「残念なことに違法薬物販売サイトとビットコインは当分、セットでニュースの見出しになり続ける。それはデジタル通貨の利用者の大多数に無関係なビットコインの暗黒面だ」と指摘し、電子通貨のイメージ悪化に懸念を示した。ファイエラ容疑者は最大25年、シュレム容疑者は最大30年の禁錮刑に処される可能性があるという。(SANKEI EXPRESS)

490とはずがたり:2014/02/04(火) 00:12:36

信用供与主体がないという事を岩井先生を始め指摘してるけど,次世代マネーは主体なんかなくても地球市民への信頼から貨幣というものが成立するようになるのかも知れない。
少なくともジンバブエの中銀なんかよりもよっぽど信用されてるような気もするし,非民主主義的な政府に対して経済的に対抗しうる市民のツールとなり得るかも知れない。

ビットコイン 匿名性高く 犯罪の温床に/価値保証なく 暴落危険も
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140129142.html
産経新聞2014年1月29日(水)08:05

 インターネット上で流通する仮想通貨「ビットコイン」。日本円や米ドルなど実際の通貨との交換ができることから投機対象にもなっているが、価格の乱高下が激しくリスクが高い。また、各国の中央銀行に縛られずコインをやり取りできることから犯罪に利用されるケースも出ている上に、取引名目で現金をだまし取るなどの被害なども出ている。

 ビットコインは仮想通貨だが、一定量以上の発行を制限し、通貨の安定性が確保されるような仕組みが取られている。2009年ごろの出現当初は注目を集めなかったが、欧州の金融危機などを経て自分の資産を守りたいと考える人が、実際の通貨をビットコインに交換しようという動きを始めた。

 注目とともに価格は高騰し、投機対象にもなった。ネットの通貨などに詳しい日本総研の宮脇啓透(ひろゆき)研究員(41)は「中国マネーも流入し、実力以上に高騰している状況だ」と語る。

 ただ、ビットコインは実際の通貨のように価値を保証する機関がなく、いったん信用を失えば、暴落のリスクはぬぐえない。

 また、取引の匿名性が高いことから、違法薬物などの取引といった犯罪に使用されているほか、実際の通貨をだまし取る詐欺的な取引所や、他人のパソコンをウイルス感染させて不正にビットコインを取得しているサイバー犯罪者も存在すると指摘されている。

 宮脇氏は、「実際の通貨やSuica(スイカ)などの電子マネーは、国や会社といった信用できる発行主体がある。しかし、ビットコインにはそれがなく、暴落など不測の事態が起こり得るということを、十分に理解する必要がある」と語っている。

491とはずがたり:2014/02/04(火) 00:18:27

ビットコイン提唱者「サトシ・ナカモト」は誰か? 京大有名教授、米大学教授、欧州の金融機関関係者・・・
http://www.j-cast.com/2013/12/27193222.html?p=all
2013/12/27 16:41

2013年終盤に世界経済をにぎわした仮想通貨「ビットコイン」。取引価格が暴騰したかと思えば、中国をはじめ中央銀行が規制に乗り出す国が出始めて急落するなど、激しい値動きを見せた。
ビットコインを発明したのは、サトシ・ナカモト(中本哲史)という人物だ。日本人名のようだが、その正体は一切明らかになっていない。
米情報工学の権威が「ナカモト氏は望月新一教授」
「ナカモト氏」は複数存在する?
「ナカモト氏」は複数存在する?
英ガーディアン紙が2013年12月9日に発表した「2013年・今年の顔」には、米政府による個人情報収集を暴露したエドワード・スノーデン氏や、3月に第266代ローマ法王に就任したフランシスコ法王がランクインした。その中で6位に入ったのがナカモト氏だ。世界に与えたインパクトの大きさが想像できる。
ナカモト氏は2009年、「ビットコイン:P2P 電子マネーシステム」と題した論文をインターネット上に公表した。和訳版も入手可能で、論文の冒頭にビットコインの最大の特徴、すなわち「金融機関を通さない直接的オンライン取引が可能になる」点が書かれている。政府や中央銀行の規制に縛られない斬新な通貨の理念は、金融不安に揺れた欧州を中心に海外で受け入れられ、日本国内でも専用の取引所が整備されたり、決済に取り入れる店舗が徐々に登場したりしている。2013年11月には、1ビットコイン=12万円超と最高値をつけ、この1年で世界的に「ブレイク」した感がある。
ところが肝心の提唱者の人物像が不明なままだ。正体を巡り、世界中で様々な憶測が飛び交う。米情報工学の権威で、「ハイパーテキスト」の生みの親であるテッド・ネルソン氏はズバリ「この人だ」という名を挙げた。ビットコインの優秀さやナカモト氏を絶賛した約13分に及ぶ「大演説」の自作動画を2013年5月17日、「ユーチューブ」で公開。そこで「ナカモト氏とは、京都大学数理解析研究所の望月新一教授だ」と断言したのだ。
望月教授は2012年8月、数学上重要な「ABC予想」を証明する論文をネット上に公開し、世界中から大きな注目を浴びた。画期的な論文を載せるうえで、旧来の学術的なチャンネルを使わずにネットを利用する手法がビットコインのケースにも共通している、というのだ。もちろん理由はこれだけではないだろうが、ネルソン氏は「確証あり」とばかりに「望月教授説」を主張していた。ただ、望月教授本人は否定しているという。
ビットコインに似たデジタル通貨を開発していた米教授
米IT系ネットメディア「TechCrunch」は別の候補者を示した。「スカイ・グレー」と名乗る研究者がブログで、ナカモト氏が米ジョージワシントン大学のニック・サボ教授だと指摘したというのだ。
この研究者の12月1日付のブログを見ると、サボ教授は1998年から数年間をかけて、中央銀行に制約されないデジタル通貨のメカニズム開発を手がけ、後に「ビットゴールド」と呼ばれるシステムを構築しており、これが最終的にビットコインにつながったと説明している。「TechCrunch」では12月5日付の記事で、「スカイ・グレー」氏のインタビューを掲載しているが、同一人物説を唱える根拠として、文章スタイルや言い回しが分析の結果非常に似ている、ビットコインが発表される数か月前にサボ教授がビットゴールドの共同研究者を探していた、ビットコインと類似した仮想通貨にもかかわらず、ナカモト氏の論文にサボ教授の研究が触れられていないのは不自然、などを挙げた。
「複数人説」もある。米誌「ニューズウィーク」を傘下に持つオンラインメディア「IBタイムズ」は12月16日、ビットコインの事情に詳しい人物の話として、欧州出身で金融機関に勤める数人である可能性が高いとした。ただし明確な根拠があるわけではなく「ナカモト氏のことは誰も知らない」と付け加えた。「ナカモト」とは偽名である可能性も指摘した。
前出のネルソン氏は「ナカモト氏は、ノーベル経済学賞間違いなし」と太鼓判を押した。仮に日本人だとすれば、この分野では初めての受賞となるのだが、本人が正体を明かす日はくるだろうか。

492とはずがたり:2014/02/17(月) 19:25:50

「ビットコイン」サイバー攻撃 日本に集中 6000件超
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140217066.html
産経新聞2014年2月17日(月)07:57

 「ビットコイン」と呼ばれるインターネット上の仮想通貨を無料で発行する専用ソフトを、他人のパソコンを遠隔操作してダウンロードさせるサイバー攻撃が昨年1月以降、日本で6千件以上発生していることが16日、分かった。日本の確認件数が世界で最も多いことも判明。不正発行されたビットコインは攻撃者側に送られる仕組みで、薬物の違法取引やマネーロンダリング(資金洗浄)に悪用される危険性も指摘されている。

 ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」を開発・販売するソフト開発会社「トレンドマイクロ」(東京)が確認した。サイバー攻撃は、他人のパソコンを遠隔操作して専用ソフトをダウンロードして起動、発行されたビットコインを攻撃者側に送る仕組み。トレンド社は昨年1月から今月にかけて日本で6120件を確認した。昨年9〜11月でみると、日本が世界全体の確認件数の約24%を占め、2位の米国(約21%)を上回った。

 中央銀行のような発行主体や管理者のないビットコインの取得は、専門取引所で口座を開設して円やドルなど現実通貨と交換するほか、ネット上で専用ソフトをダウンロードして自ら発行することで可能となる。専用ソフトでの発行は現実通貨との交換が必要なく無料だが、流通過多を防ぐため発行できる確率は低く抑えられている。サイバー攻撃者は無料のビットコインを集めるのが目的とみられる。

 起動画面は表示されず、被害者は気づかないケースがほとんど。無料で発行されて自動的に攻撃側に送るため、金銭的な被害はないが、知らない間に犯罪に加担させられる恐れもある。

 専用ソフトはパソコンの性能が高いほど発行確率が高いとされ、トレンド社は「高性能のパソコンが多い日本が狙われている可能性がある」と指摘。ウイルスが添付ファイルに仕込まれていることから、不審なメールに注意を呼びかけている。

495とはずがたり:2014/02/26(水) 17:36:36

ビットコイン取引停止、400億円宙に浮く? 各国で波紋
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140226534.html?fr=rk
産経新聞2014年2月26日(水)14:57

 【ワシントン=柿内公輔】仮想通貨ビットコインの最大取引所「マウントゴックス」(東京)の取引停止は、ビットコインの利用が盛んな米国など海外でも波紋を広げている。

 ビットコインの推進団体のビットコイン財団は声明で、「今回の出来事は、責任感を持った人々が信頼に足るサービスを率先して提供する必要があることを示している」と指摘。ロイター通信によると、ニューヨーク州の金融当局幹部は「投資家を守るため、仮想通貨を扱う企業に適切な規制が重要な役割を果たすだろう」と述べ、何らかの規制の導入が必要になってきたとの認識を示した。

 一方、サンフランシスコが本拠の取引所コインベースはほかの世界の主要取引所とともに「マウントゴックスによるユーザーへの裏切りは1社の問題で、ビットコインの価値を反映したものではない」と距離を置く姿勢を示した。

 英紙フィナンシャル・タイムズは、4億ドル(約400億円)規模の資産が宙に浮く恐れがあるなどと報じた。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは、わずか半年前には「まるで世界の頂点にあるかのような気分を味わっていた」マウントゴックス関係者の運命が暗転したとし、「ビットコイン市場が成長し続けることの難しさを浮き彫りにした」と指摘している。

ビットコインは信頼をとりもどせるか、Mt.Gox がようやくメッセージを発表
http://news.goo.ne.jp/article/internetcom/trend/internetcom-20140226004.html
インターネットコム2014年2月26日(水)15:30

仮想通貨 「ビットコイン(Bitcoin:BTC)」最大の取引所で、一時音信不通になっていた「Mt.Gox」が、ようやくメッセ―ジを発表した。最近の報道やその影響を鑑み、サイトとユーザーを守るためにすべての取引を一時停止する、と説明している。だが今後の方針について具体的な言及はなく、ビットコイン全体の信頼低下につながりかねない。

個人でもパソコンなどで難解な数式を計算すれば採掘(発行)できるビットコインだが、実際に使う際には取引所に口座を作った上で、必要に応じて円やドルなどと交換する方法が一般的だ。

東京に本社を置く Mt.Gox はビットコイン取引所の最大手で、一時は流通全体の80%を取り扱っていた。ところが、2013年末から取引停止や口座からの引き出し制限などが相次ぐようになり、2月には完全なサービス停止状態に陥り、ついにはサイト自体にアクセス不能になった。

前後して Mt.Gox の最高経営責任者(CEO)は、ビットコインの業界団体 Bitcoin Foundation の理事を辞任している。

インターネット上を駆け巡っている噂では、Mt.Gox はサイバー攻撃によって管理していたビットコインの相当額を失い、多額の負債を抱え、資産の差し押さえを受けているという。

米国 Coinbase など他の大手ビットコイン取引所6社は、この事態を受けて共同声明を発表。今回の騒動はビットコインそのものではなく、あくまで Mt.Gox の問題であると強調。これら6社はユーザーの資産を適切に保護すると述べ、数日中にそれらを安全に管理していることを説明するとした。

しかし Coinbase の公開している相場でもビットコインはドルに対して下落基調だ。2013年の高騰前に比べれば依然高水準ではあるが、今後に不安を抱かせる動きではある。

信頼回復のためには、ビットコインにかかわる業界が、政府の支援策を期待するだけでなく、迅速なユーザーの救済措置を工夫する必要があるだろう。

496とはずがたり:2014/02/26(水) 17:42:36

全ビットコイン強奪。闇市サイト「シルクロード2」が何者かにハックされた?
http://news.goo.ne.jp/article/gizmodo/trend/gizmodo-91953.html
Gizmodo Japan2014年2月14日(金)17:25

全ビットコイン強奪。闇市サイト「シルクロード2」が何者かにハックされた?(Gizmodo Japan)
自由と暗号通貨を愛する者にとっては最悪なニュースが飛び込んできました。

FBIに摘発されたシルクロード(違法薬物などをビットコインで取引するWebサイト)の復活版、通称「シルクロード2」が何者かにハックされ、すべての「金」が強奪されました。盗まれたビットコインは二度と戻ってきません。

「デフコン(Defcon)」の通り名で知られる同サイトの匿名管理者は、今回の報告でビットコイン・システムのバグ「トランズアクション展性(transaction malleability)」を感情的に非難しています。トランズアクション展性とは、悪意のある第三者が新規取引のハッシュを書き換えるDos攻撃を可能にしてしまうバグ。最近ではMt. GoxやBitstampといった大手ビットコイン取引所が実際にDoS攻撃の被害を受けて取引不能状態に陥っていますが、シルクロード2が今回直面した問題も同じ脆弱性に起因しているようです。

セキュリティ研究者のニコラス・ウィーバー(Nicholas Weaver)さんによると、今回盗まれたビットコインは4474.266 BTC、時価換算で約2億7500万円(270万ドル)にものぼるそう。

下記はDefcon発言の引用です。

この報告については焦っている。我々に対する攻撃は、想定しうる最悪なタイミングで起きた。自分はリーダー失格だ。今日の事件発覚で完全に打ちのめされている。自分は皆さんの立場で戦うつもりだ。それが強欲なユーザーであっても。ハッカーについての我々が持っている情報は次のとおり。正義に関する定義は彼らには通じない。
Defconは明確に語っていませんが、ハッカーはユーザーのビットコインだけでなく、このマーケットプレイスの全ビットコインを奪ったと見られています。となると、シルクロード2は数日間サービスを停止させたのち、取引に関して何らかの変更を加えるでしょう。Mt. Goxへの大規模なハッキングが起きた時と同じように、今はビットコインの価値が暴落するのを眺めるほか手立てはなさそうです。

なお、Deep Dot Webは「事件発覚から時間が経つにつれて、今回の件はハッキングではなくスタッフによる持ち逃げ詐欺の可能性が濃厚になってきた」と主張。詳細が明らかになり次第、情報を公開するとしています。

Image via Flickr / Gizmodo

ADAM CLARK ESTES(Rumi 米版)

497とはずがたり:2014/02/27(木) 11:58:06

泣き寝入りも…実体なきビットコイン、規制なく
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20140227-567-OYT1T00179.html
読売新聞2014年2月27日(木)07:21

 インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の取引所のサイトが閉鎖状態になり、混乱が広がっている。ビットコインが通貨や電子マネーと違って法的な位置づけが曖昧で、利用者を保護したり、業者を規制したりする法制度が未整備であることが問題の背景にある。

 ビットコインは、ネット上のプログラムが発行量などを自動で管理する一種のデータで、発行主体も管理者もいないため、法的に「通貨」とはみなされない。

 発行を受ける際にお金の払い込みが伴わないため、電子マネーを規制する資金決済法の対象からも外れる。

 仮に取引でマネーロンダリング(資金洗浄)が見つかっても、「通貨」ではないので不正取引を防ぐ犯罪収益移転防止法で取り締まることが難しい。

 一方、問題の発端となっているビットコインの私設の取引所は、当局への届け出が不要で、取引を仲介するノウハウがあれば、誰でも開設できる。

 ビットコインとドルや円などの「現物通貨」とを交換する取引は、両替や商品券などを売買する金券ショップの業務とも似ているが、ビットコインはただのデータで実体を持たないことから、金券ショップを取り締まる古物営業法の適用も難しいという。

 金融庁や財務省、警察庁、消費者庁などが情報収集を急いでいるが、ビットコインを直接所管する官庁はなく、法制度も追いついていないことから、今後の対応は難航が予想される。

 ビットコインに詳しいみずほ証券の楊為舟アナリストは「現状でトラブルがあった場合は泣き寝入りするしかないだろう。利用者保護の仕組みの整備が求められるが、規制が強まれば利用者が減る可能性もある」と指摘している。

498はだしのゲン:2014/02/28(金) 02:19:59
煙草は要らんわ!

※「密室の喫煙禁止!」「屋外喫煙!」を厳重法制化!!
※屋内喫煙場所の撤去!、喫煙は屋外の野天のみ!!
※喫煙者へ、後始末の義務化!

※煙草1箱¥1000で十分!!
即刻!、煙草1箱¥1000!!

煙草は要らんわ!

「たばこに含まれる!?」、ネオニコチノイド?
ネオニコチノイド系農薬
ttp://www.nishinippon.co.jp/wordbox/word/7474/10099

煙草は要らんわ!

※煙草1箱¥1000で十分!! 愛煙家は、値上がり無関係に買うだろう!
即刻!、煙草1箱¥1000!!

※「密室の喫煙禁止!」「屋外喫煙!」を厳重法制化!!
※屋内喫煙場所の撤去!、喫煙は屋外の野天のみ!!
※喫煙者へ、後始末の義務化!

500とはずがたり:2014/03/07(金) 23:04:57

公的資金400億円注入=豊和銀と関東2信組―金融庁
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-140307X889.html
時事通信2014年3月7日(金)19:48

 金融庁は7日、大分県を地盤とする第二地方銀行の豊和銀行と関東の2信用組合に対し、改正金融機能強化法に基づき計400億円の公的資金を注入すると発表した。地元企業への積極的な貸し出しを促すため、自己資本を拡充する。いずれも3月末に実行する。

 豊和銀は、不良債権処理を目的とした旧法に基づく公的資金90億円は全額返済し、金融仲介機能の発揮を求める新法に基づいて新たに160億円の公的資金を受ける。

 また、東京厚生信用組合(東京)に50億円、横浜中央信用組合(横浜市)に190億円をそれぞれ全国信用協同組合連合会を通じて注入する。横浜中央は、在日韓国人系の中央商銀信用組合(横浜市)とあすなろ信用組合(長野県松本市)の合併により10日に誕生する。

501とはずがたり:2014/03/07(金) 23:06:25
【ためされる通貨ビットコイン】

今度はなんだい?

ビットコイン取引所トップが死亡=シンガポール
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-140306X620.html
時事通信2014年3月6日(木)14:08
 【シンガポール時事】シンガポール警察は6日、同国にある仮想通貨ビットコインの取引所「ファースト・メタ」のオータム・ラドキー最高経営責任者(CEO)(28)が2月26日に自宅で死亡しているのを見つけたと明らかにした。死因などを調べている。

 ストレーツ・タイムズ紙(電子版)によると、ラドキー氏は米国人女性。2月26日午前7時ごろ、同氏の自宅から通報があり、警察官が駆け付けると同氏が倒れ既に死亡していたという。

502とはずがたり:2014/03/08(土) 20:47:40
味のあるおっさんだなぁ。変人的博士役してた小説の中から出てきたみたいだw
http://sankei.jp.msn.com/world/expand/140308/amr14030817130002-l1.htm

「兄の人生に完全な空白」と実弟 ビットコイン考案を否定のナカモト氏
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140308/amr14030817130002-n1.htm
2014.3.8 17:07

 10代から鉄道模型の収集が趣味。物理学を学んだカリフォルニア州立工科大学ポモナ校を卒業後、「ドリアン・S・ナカモト」と名乗っている。南加州にある防衛・通信企業の就職試験を受けたが、3兄弟の末っ子で、機械メーカーの管理職を務めるアーサー氏は「『お前はばかだ』と面接官を罵倒し、その理由を説明して合格した唯一の人物だろう」と、その変人ぶりの一端を明かした。

 ナカモト氏は1980年代に結婚。6人の子宝に恵まれ、防衛産業や米政府関連企業の機密業務に就いたが、変人ぶりがたたってか、90年代に2度の解雇を経験した。住宅ローンや税金が払えず自宅を失い、2002年以降定職に就いていないという。

 10代から鉄道模型の収集が趣味。物理学を学んだカリフォルニア州立工科大学ポモナ校を卒業後、「ドリアン・S・ナカモト」と名乗っている。南加州にある防衛・通信企業の就職試験を受けたが、3兄弟の末っ子で、機械メーカーの管理職を務めるアーサー氏は「『お前はばかだ』と面接官を罵倒し、その理由を説明して合格した唯一の人物だろう」と、その変人ぶりの一端を明かした。

 ナカモト氏は1980年代に結婚。6人の子宝に恵まれ、防衛産業や米政府関連企業の機密業務に就いたが、変人ぶりがたたってか、90年代に2度の解雇を経験した。住宅ローンや税金が払えず自宅を失い、2002年以降定職に就いていないという。

 その経験が、政府や中央銀行に管理されないビットコインという発想を生んだようだ。ナカモト氏の長女、アイリーン・ミッチェルさん(26)は「私が商売したいと言った時、父は『政府の言いなりになるな』と励ましてくれた。政府や税金を非常に警戒していた」と話した。

「ランチをおごれ」

 電子メールのアドレスを手がかりに自宅を突き止めたニューズウィーク誌の記者が訪問すると、ナカモト氏は、どこかおびえた様子で警察に通報。警察官立ち会いのもと、ぼさぼさ頭にしわだらけのTシャツ、古いジーパン、白の靴下姿で、靴を履かないまま取材に応じ、「ビットコインの管理はもうほかの人々の手に委ねられている。自分は一切関与していないので何も話せない」と述べてビットコインへの関与を事実上認め、それ以上の取材を拒んだという。…

503とはずがたり:2014/03/11(火) 17:03:26

揺れるビットコイン 米中は“不安定な通貨”と懐疑的、ドイツは期待する見方も
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140310552.html?fr=rk
産経新聞2014年3月11日(火)09:07

 インターネット上の仮想通貨ビットコインを扱う世界最大級の取引所「マウントゴックス」(東京)が経営破綻した。金融機関を介さず、当事者同士で取引できるという便利さとリスクが指摘されてきたビットコイン。取引量がともに多い米、中国からは、“不安定な通貨”と将来性に懐疑的な意見が出る一方、管理の仕方に問題があっただけと、期待する見方も出ている。

 ■政府の後ろ盾が必要だ/ニューヨーク・タイムズ(米国)

 インターネットの普及を背景にビットコインが早くから流通した“仮想通貨大国”の米国では、ビットコインをめぐる信用不安が社会に衝撃を与えている。

 1日付の米紙ニューヨーク・タイムズで、コラムニストのジョー・ノセラ氏はビットコインの本質を論じ、「通貨に似て非なるもの」と言い切った。

 「最近のビットコインの騒ぎを見るにつけ、ディー・ホック氏(大手カード会社ビザ・インターナショナルの創業者)のことが思い浮かぶ」と切り出したノセラ氏は、好対照の例としてクレジットカードをビットコインと比較する。ホック氏が世界に普及させたクレジットカードは、今や「現金決済をしのぐほどの決済手段」に成長したが、クレジットカードが価値をもつのは、「政府の信用に裏打ちされた紙幣に結びつき、かつ人々が自国の通貨と金融システムを信用しているからこそだ」とノセラ氏は強調する。

 一方で、ビットコインも新たな決済システムだが、「どの通貨にも政府にも結びついておらず、政府の代わりに利用者自身が価値を与えている」と指摘し、「(今回の混乱は)ビットコインが本質的な問題をはらんでいる可能性を示唆している」と懐疑的なまなざしを向ける。

 市場が急拡大したビットコインについて、ノセラ氏は、これまで生まれては消えていった無数のデジタル通貨の中では、「飛び抜けてよく工夫され、多くの問題を克服している」と一定の評価は与えながらも、犯罪に悪用されたりサイバー攻撃を受けた取引所が相次いでコインを消失したりする事態に、「業者であれ顧客であれ、これほど不安定な“通貨”にまともに向き合おうとするだろうか」と疑問を投げかける。

 「いろいろ文句はあっても、われわれはお金を守ってくれる銀行と通貨の信用を担保する政府を信用している」とするノセラ氏は、ビットコインが市場に認知されるためには、その信奉者がもっとも忌避する「政府の信用」が避けて通れない道だと説く。(ワシントン 柿内公輔)

 ■予防策成功すれば需要はある/ハンデルスブラット(ドイツ)

 マウントゴックスの経営破綻について、ドイツ・メディアは急成長した仮想通貨ビットコインへの大打撃だとし、その行方を危ぶむ意見がある一方、仮想通貨の将来のため、他の取引所が安全対策などで教訓を生かすべきだとの指摘も出ている。

 「ビットコイン最大の危機」。2月25日のマウントゴックスによる同社サイトへのアクセス全面停止を独主要紙フランクフルター・アルゲマイネは大きく報じ、ビットコインの「過ち」が露呈したと指摘した。

504とはずがたり:2014/03/11(火) 17:03:42
>>503-504
 同紙が挙げる過ちは3点。1つは危機管理上の欠陥が指摘されながらも、運営者側はその是正に取り組まなかったこと。2つ目は通貨を管理する中央銀行のような組織がなく、預かり金を保護する制度もなかった点だ。最後は、こうしたビットコインに欠点がある可能性を信じない利用者の「技術への信仰」だとしている。

 マウントゴックスの問題はビットコインにとり、2008年のリーマン・ショックと「同等の重要性を持つ」ともした。

 一方、「ビットコインの終わりでは必ずしもない」と論じるのは独経済紙ハンデルスブラット(電子版)記者のイエルク・ハックハウゼン氏だ。昨秋に1ビットコイン(BTC)=1200ドル超だった取引価格は500ドル以下に急落した。だが、同氏は27日付分析記事で、数十ドル程度だった過去の価格を踏まえれば、「下落がもっと激しくなかったことは驚きだ」との見解だ。

 同氏はビットコイン市場の成長の背景には日米欧の金融緩和策、米ドルやユーロへの不安があると指摘する。「ある者は代替に金、別の者はビットコインを選んだ」として仮想通貨の需要をみる。

 「新産業には常に異端児がいる」。ビットコインの他の取引所がマウントゴックスと一線を画す共同声明を出したのを受け、同氏は「それは証明されねばならず、安全予防策に大至急で取り組む必要がある。成功すれば、仮想通貨に未来はある」と強調している。(ベルリン 宮下日出男)

 ■中国市場拡大が破綻の引き金/新京報(中国)

 中国紙、新京報(電子版)は2月28日の論評で、「中国ビットコイン市場の急拡大がマウントゴックス破綻の引き金だ」と分析した。同紙によると、ピーク時に世界のビットコイン取引量の70%を扱ったマウントゴックスが、中国市場の急拡大で最近はシェアが10%まで下降。そこに経営面やシステムの安全性でスキができ、ハッカー攻撃にさらされやすくなっていたという。

 「比特幣」と呼ばれるビットコイン。同紙は、「世界のビットコイン取引量の50%は中国にあり、取り扱い基盤さえ整備されれば中国でビットコイン市場は長期的に発展する」と主張。市場運営の主導権を中国が握って“比特幣”の標準を国際化させたいとの思いをにじませた。

 経済紙、第一財経日報によると、中国の取引所、比特幣中国(BTCC)の李啓元最高経営責任者(CEO)は、「経営破綻はマウントゴックスの社内管理の問題であり、ビットコインそのものに原因があるのではない」との声明も発表している。

 一方で警戒感もある。国営新華社通信のネットサイト新華網は、「ビットコインはオランダで17世紀に起きたチューリップバブルに近い存在で、中国人民銀行(中央銀行)が警告したように貨幣としての合法性はない」と過熱する風潮を戒めている。

 今年1月には中国のインターネット通販最大手の「淘宝網」がビットコインの販売などを禁止した。淘宝網のサイトに出店する「商店」は国家の法律や指導を守らなければならない、との声明を発表。「人民銀行がビットコインの取引を断つよう支払い機関に明確に要求している」と説明した。

 民間では期待感が高まるが、中国の金融当局は、賄賂などで得た“ウラ金”をビットコインの取引を通じてマネーロンダリング(資金洗浄)に回したり、個人や企業の余剰資金が高利回りを求めて、「影の銀行(シャドーバンキング)」に吸い寄せられたりしたように、金融不安のタネになりかねないと懸念している。(上海 河崎真澄)

511とはずがたり:2014/03/22(土) 17:07:05

米銀ストレステストは30行中29行合格、ザイオンズ不合格=FRB
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA2J0B020140320
2014年 03月 21日 08:40 JST

[ワシントン 20日 ロイター] -米連邦準備理事会(FRB)は20日、最新のストレステスト(健全性審査)の結果を公表し、大手銀行30行中29行が資本要件を満たしたことを明らかにした。

それによると、ザイオンズ・バンコープ(ZION.O: 株価, 企業情報, レポート)を除く全行で、中核的自己資本比率が規定の5%を上回った。

ストレステストは、2007─09年に発生した金融危機を踏まえ、経済や金融状況が極度に悪化した場合でも各行が十分な資本を備えているかを審査するためのもので、毎年実施されている。

タルーロFRB理事は声明で「年次ストレステストは金融セクターの耐久性を測る上で最も重要なツールであり、大手行の強力な資本管理体制の構築に資する」と述べた。

各行の配当および株式買い戻し案の承認に関しては今月26日に公表するとした。

最悪シナリオの下、大手銀30行全体のTier1比率は今回7.6%で、金融危機に見舞われた2009年当時の5.5%から改善が見られた。一方、ザイオンズ・バンコープは同比率が3.5%に低下し、資本要件を下回ったほか、リスクベースでも基準に到達しなかった。

今回のストレステストでは、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)、モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)などこれまでに審査を受けた18行とともに、ザイオンズなど新たに12行が審査対象に加わった。

512とはずがたり:2014/03/23(日) 14:09:14
>銀行が顧客にカードを発行し、買い物などの代金を後日、銀行口座から引き落とす。中国で決済用に普及している「銀聯カード」がモデル

非アメリカ資本の民族系カードとしてはJCBに頑張って欲しい所♪

ロシアが独自のカード決済、VISA停止に対抗
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20140323-567-OYT1T00185.html
読売新聞2014年3月23日(日)11:12

 【モスクワ=田村雄】ロシア紙イズベスチヤ(電子版)は21日、ロシアが独自のカード決済システムを普及させ、ウクライナ南部クリミア編入を理由に米国が発動した制裁に対抗すると伝えた。

 VISAカードなどが同日、米国の制裁対象となった「ロシア銀行」などロシアの七つの銀行との取引停止を決めたためだ。

 今後、一部の店舗や飲食店などでVISAカードによる支払いができなくなる。同紙によると、露国営銀行「ズベルバンク」のポポフ副頭取は、「今やいかなる国際的なカードでも停止される危険がある」と、VISAカードの対応を批判した。

 ロシアの決済システムでは、銀行が顧客にカードを発行し、買い物などの代金を後日、銀行口座から引き落とす。中国で決済用に普及している「銀聯カード」がモデルという。このシステムにはズベルバンクなど14行が参加しており、政府が今後普及を後押しする。

516とはずがたり:2014/03/30(日) 20:55:46
なんでこんな一円玉が流通しちゃえるの?(;´Д`)

とんでもないことになっている1円玉が280万円で落札される
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1403/13/news124.html

517とはずがたり:2014/04/04(金) 20:57:42
世の中おかしな言説だらけ。。
所得が縮小の随伴が通例とは云え本来デフレは物価の下落を指すのみなんだけど。
頭悪そうな言い方になってるからデフレは問題では無く本質的に不味いのは所得の縮小だと云えば良いのに。

世の中おかしな事だらけ
三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第63回 所得を拡大する政策を
http://npn.co.jp/article/detail/86105576/
2014年02月11日 15時01分 [社会] 2014年02月バックナンバー
週刊実話 提供:週刊実話

 デフレーションという経済現象について「物価の下落」と理解してしまうと、解決までの道筋を誤ってしまう。デフレは確かに物価「も」下落するが、それ以上に所得が縮小することが問題なのである。
 「物価の下落率を上回るペースで所得が縮小する」のがデフレーションである。
 デフレの問題は、物価の下落が所得の縮小を引き起こしてしまうことに本質がある。物価の下落率以上の速さで所得が縮小しているとは、要するにデフレ期の日本国民が次第に「貧困化」していくという話だ。
 正直、物価が下落する「だけ」であれば、別段、国民経済的には何の問題もない。所得が一定もしくは拡大している状況で、物価が下落するとは、国民が次第に豊かになっていることを意味する。とはいえ、残念ながらデフレ期には物価以上に所得が下がる。

 '12年末に安倍政権が発足し、第一の矢と第二の矢という「正しいデフレ対策」が打たれた。
 第一の矢、金融政策で「通貨」を発行し、政府が第二の矢、財政政策で「国民の所得が創出されるように」使う。まさしく、これこそがオーソドックスなデフレ対策だ。
 日本政府が'98年のデフレ深刻化以降、はじめて本格的なデフレ対策を打ち始めたことで、ようやく我が国の物価変動率が上向き始めた。
 11月の消費者物価指数は食料品、エネルギー価格を除いた「コアコアCPI」で対前年比0.6%と、まさにデフレが深刻化した'98年以来の水準を回復した(皮肉なことに、この状況でまたもや消費税増税というわけだが)。

 リーマンショック前、デフレ脱却「しかけた」'08年すら、コアコアで見たCPIの上昇率は対前年比0.3%に満たなかったのだ。アベノミクスの第一の矢と第二の矢というデフレ対策は、確かに効果を上げている。
 だが、物価が下落する「だけ」ならば国民経済的に問題がないように、物価が上昇する「だけ」では何の意味もない。所得が上昇しない状況で、物価のみが上昇するのでは、やはり国民が次第に貧困化しているという話になってしまう。

 デフレの問題は、物価の下落率以上のペースで所得が縮小することだ。逆にインフレ期の政策の成功は、物価の上昇率以上の速さで所得を拡大できるか否かにかかっている。
 特に、企業で働く雇用者(労働者)の給与所得が増えないか、もしくは減り続けている状況で、物価「のみ」が上昇してしまっては、経済政策として明らかに失敗だ。

518とはずがたり:2014/04/04(金) 20:58:12
>>517-518
 というわけで、現在の安倍政権は、大手企業などに賃上げを要求しているわけだが、状況は予断を許さない。何しろ、アベノミクス効果で景気が上向いた2013年すら、実質賃金は対前年比でマイナスに陥っているのだ。すなわち、所得の拡大が物価上昇に追いついていないのである。
 この状況で、今年4月に消費税が5%から8%に引き上げられる。消費税が上がれば、物価は確かに上昇するだろうが、国民の所得とは無関係だ。消費税の増税分は「政府に分配される所得」であり、国民の賃金が上がるわけでも何でもないのである。
 ゆえに、日本経済は4月に、 「所得が増えない状況で、間違いなく物価が上昇する」という、久しく経験したことがない局面を迎えることになるわけだ。

 安倍政権は、もちろん上記の「実質賃金の問題」を理解している。理解しているからこそ、消費税増税に合わせて景気対策5.5兆円を打ち、国民から増税という形で徴収した所得の一部を返還しようとしているわけだ。
 しかし、消費税3%増の影響、つまりは国民から政府に強制的に分配される所得の金額は7兆円から8兆円と考えられている。それに対し、景気対策としての「所得の返還」は5.5兆円。足りない。

 増税により国民の所得や実質賃金が減少すると、税収は減る。'97年の橋本政権期の増税は、デフレを深刻化させ、国民の所得を減らし、挙句の果てに「所得を原資とした税収」までをも減少させてしまった。
 「増税」した結果、政府は「減収」になり、…橋本政権は直後の参議院選挙で敗北し、政権は崩壊した。

 安倍政権が、橋本政権と同じ轍を踏む可能性は決して低くない。
 近いうちに国政選挙があるわけではないものの、「増税したがゆえに、政府が減収になった」となると、安倍政権の内閣支持率は急落するだろう。結果的に、安倍政権は退陣に追い込まれるか、もしくはレームダック(役立たずの政治家)化せざるを得ない。
 要するに、我が国はすでに「物価のみ」を意識するべき局面を過ぎようとしているのだ。政策の重点を物価から「国民の所得」「実質賃金」の拡大に移さなければ、「所得が増えないにもかかわらず、物価のみが上がる」状況に陥り、国民は怨嗟の声を上げ、大手マスコミが大喜びで政権批判を展開することになる。

 安倍政権の要請を受け、一部の大手企業は賃上げに踏み切るだろう。とはいえ、日本の企業数の99%超を占める中小企業は、いまだ賃上げをできる状況にはない。
 それどころか、円安による輸入物価(ガソリン価格等)上昇を受け、アベノミクス開始前よりも利益を出しにくくなっている産業も少なくない。
 また、アベノミクス効果で人手不足感が生まれている業界(土建産業など)では、人件費の高騰が却って雇用や賃上げの壁となっている。
 結局、解決策は政府による所得創出、すなわち財政政策の拡大しかない。政府が「民間の仕事を創る」ことに積極的にならなければ、'14年を通じて「所得が増えないにもかかわらず、物価のみが上がる」環境が継続し、安倍政権は次第に追い込まれることになるだろう。

三橋貴明(経済評論家・作家)
1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。

519とはずがたり:2014/04/22(火) 11:49:52
超金融緩和策で復活する、ハンガリー
来日中のオルバン首相は、アベノミクスの強い味方
高橋 智彦 :拓殖大学 政経学部教授 2013年11月21日
http://toyokeizai.net/articles/-/24476

首相に近い中央銀行総裁に交代、日本と「酷似」

ハンガリーのオルバン首相が11月20日に来日、23日まで滞在する。「安定政権」「返り咲き」という共通点を持つ安倍晋三首相と会談するほか、以前よりハンガリーに進出している日本の企業を訪問する。

現在、ハンガリーは東欧「V4」(ヴィシグラード4の略。ハンガリー、ポーランド、チェコ、スロバキアの4カ国)の議長国でもあり、去る6月のワルシャワでのV4会議の際にもV4首脳と安倍首相が会談した。その時にも話題になった、V4、ハンガリーへの日本のエネルギー協力、ハンガリーとの2国間当局間の投資協定などが話題になっているものと思われる。日欧EPAの推進にもオルバン首相は支持を表明。また直近の11月にデリーで行われたASEM外相会談でも、実はV4プラス日本の枠組みで外相会談が行われ、地ならしが行われてきた。

また、当オンラインに以前も書いたが、日本、ハンガリーともに、3月に中央銀行総裁の任期が満期を迎え、抑制的な金融政策を採とっていた総裁から、政権とスタンスが近い総裁が就任。一気に拡張的な政策を採り出したという共通点がある。

現在のハンガリー中央銀行の総裁は、マトルチ前経済相のマトルチ氏である。日本銀行が「黒田バズーカ」で世界を驚かせた頃、ハンガリーでも、4月からFGS(Funding for Growth Scheme、成長のための資金計画)を打ち出し、3つの柱を示した。

すなわち、第1の柱は景気低迷の背景にある中小企業貸し出しの低迷に向けて、中央銀行の資金を、中小企業向け貸し出しを行う銀行に低利(ゼロ金利を含む)で供給する。第2の柱は中小企業の外貨建て融資をフォリント建てに変える金融機関への低利融資、第3の柱は国の短期対外債務の削減だ。第1、第2の柱にそれぞれ2500億フォリント(1フォリントは約0.45円)、計5000億フォリントが手当てされた。

安倍首相もビックリ!?の超緩和策を実施中

これはイングランド銀行のFLS(Funding for Lending Scheme、融資のための資金計画)など他国の例を参考に、外貨建てローンが多いなどのハンガリーの事情に合わせて定めた制度である。

その後すぐに同措置を膨らませ、総額7500億フォリントまで拡張した。これは前年の同国の名目GDPの2.7%に相当する。さらに9月11日には、なんと「2兆フォリント」を年末までに追加する準備があることをマトルチ総裁が表明。運転資金目的でも出すなど、驚くべきハイペースの資金供給拡大措置を行っており、今後のオルバン政権の「経済復興計画」の重要な要となっている。

一連のハンガリーの金融緩和策は、日本銀行のマネタリーベースの拡張額の規模に比べ見劣りする。だが、わが国の措置は単純な理論で考えれば、現金・預金比率に左右される信用乗数の動きによっては、マネーサプライ(マネーストック)ベースでどうなるのかわからない。また、与信ベースでの供与先がコントロールできない日本銀行の措置に比して、政策で意図したエンドユーザーのところで資金が増える蓋然性が増すという特徴がある。

実は、日本銀行にも前総裁時代の2010年に定めた「成長基盤強化を支援するための資金供給」というスキームがある。これは医療・介護、環境・エネルギー、アジア展開などより広範囲な目的であり、円貨建てで特則も含み総額4.5兆円+ドル建て特則120億ドルの規模となる。

520とはずがたり:2014/04/22(火) 11:50:21
>>519-520
一方、ハンガリー中銀は、日本銀行のスキームも参考にしたフシはあるが、かなり趣を異にする。ハンガリーでは、中央銀行に金融監督庁を合流させ、ハンガリー中央銀行が金融監督まで請け負うこととなった。

銀行同盟はユーロ圏の銀行を主要な対象としており、ハンガリー最大の国内系銀行OTP銀行(旧貯蓄銀行)などは、当面はECBの傘下に入らずに中央銀行がモニタリングを行う。同国ではリーマンショック前に外貨建て住宅ローンが流行し、スイスフラン建てのローンを中心に、円建てローンも行われた。こうしたローンが自国通貨フォリントの大幅下落によって、返済困難となったために現在も不良債権比率が高く、綿密な監視が必要となっている。

ハンガリーの付加価値税はEU最高の27%、2010年の返り咲きの後にオルバン政権が引き上げた。税率には3段階あるものの、いわゆる「軽減税率」を採用する範囲は減少している。2012年に政権に返り咲きを果たした安倍政権も、消費税率を5%から8%に引き上げる。両政権とも財政は引き締め基調で、金融政策頼みといってよい。

「アベノミクスの進化」にも参考になるハンガリー

米国のQE3終了が視野に入る中で、アベノミクスの第一の矢で金融緩和を続ける日本は、円キャリートレードが盛んに行われた時期と同じように、頼もしい存在に見えている。限界的資金の流入は経常収支赤字国にとって、つねに重要である。このところV4諸国のスロバキア、ポーランドが続けてサムライ債を低利の日本で発行するなど、中東欧への資金供給源となっている。ハンガリーも資金調達のチャネルを増やすべく、ソブリン債の格付け、それが無理でもアウトルックをぜひ引き上げたいところである。

他方、エンドユーザーへの目配りという視点は、日本銀行にも参考になる。成長というと一般的には設備投資資金に限られそうだが、ハンガリーでは運転資金も認められることになった。融資の現場では、資金目的で運転資金と設備投資資金の線引きがあいまいなまま資金需要が出てくることも多い。

ただし、金融サービスが必ずしも全土に行き渡っていないハンガリーに対して、オーバーバンキングの日本では処方箋は異なるだろう。日本における趨勢的な預貸率の低下や中小金融機関の不振が、需要側要因なのか供給側要因なのか、地域特性はどうかなどにより、金融緩和にさらにターゲティングを入れて行くかが異なるであろう。

ハンガリーのFGSを実施するチャネルとしては、旧貯蓄銀行だったOTP銀行、旧信用銀行だったK&H銀行、旧外国貿易銀行だったMKB銀行といった旧政策金融銀行3行で3分の1以上を占めた。かつてオーストリア=ハンガリー二重帝国であった経緯から、オーストリア系のエルステ銀行やライファウゼン銀行などがハンガリーで展開しているが、こうした銀行は後塵を拝している。

エルステ銀行はハンガリーでOTP銀行に次ぐ規模の資金量を提供しており、郵便局でATMも設置しているが、2011年にオーストリア中銀が同地域での預貸比率を110%以下に下げるように求めたことなどから、同国での支店を減少させた。FGSの資金を求めて銀行を変えることも多くなり、旧政府系経由のチャネル中心でのFGSでよいのかというところに今後、検証が入ることになるだろう。

さて、現在の時点でのハンガリーの超金融緩和政策の効果だが、金利は下がり、融資は下げ止まりつつある。

FGS実施によって、零細企業が借りるようになり、設備投資向け投資が出てきている。直接投資も2012年はこの地域で随一の135億ドルがなされるなど、回復を見せてきており、ハンガリーも景気後退から抜け出しかけている。景況感は好転、中央統計局の予想では同国の成長率は今2013年0.7%、来2014年1.9%と回復基調である。

FGSはブダペストなど中北部に偏りがちな融資を南東部にシフトさせており、均衡的発展の一助となっている。1月にバイトマン・ドイツ連銀総裁は、日本とハンガリー両国の中銀への政府からの圧力に対して、懸念を表明した。その両国は中銀総裁交代を経て、共に「バズーカ」と称される超金融緩和策を推進して経済政策の柱としている。地政学的にも、経済規模や状況も異なる両国だが、ハンガリーがわが国から学んだように、消費税引き上げ後の次の一手に悩むアベノミクスにも、参考になる点があれば学びたいものである。

526とはずがたり:2014/07/16(水) 20:51:59

中国企業が米社と共同買い取りで動く 破産のマウントゴックス
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140714/fnc14071413090005-n1.htm
2014.7.14 13:09

 ダウ・ジョーンズ通信は14日、インターネット上の仮想通貨ビットコインの取引所で経営破綻したマウントゴックスの運営会社「MTGOX」(東京)の資産をめぐり、中国と米国の企業が共同で買い取る意向を示していると報じた。8月までに新たな取引システムを稼働させる計画だという。

 両社はビットコインのATMを手掛ける「ビットオーシャン」(北京)と、ビットコイン取引システムを運営する「アトラスATS」(ニューヨーク)。合弁企業「ビットオーシャンジャパン」を既に立ち上げた。日本での取引システム構築に伴い100万ドル(約1億円)相当のビットコインを準備するという。

 資産買収には、他にも名乗りを上げている企業があるという。マウントゴックスは世界最大級の取引所だったが、不正アクセスのためビットコインが消失したなどとして2月に取引を停止した後、破産手続きを始めた。(共同)

527とはずがたり:2014/07/17(木) 19:22:10
BRICs銀行とは別に造るのか。
中国は真剣に覇権国家狙ってますねぇ〜。

韓国も米国が反対しても韓国に造られたとなれば参加しない訳にはいかないし強かに交渉してますな〜。

中国野望「反米反日インフラ銀行」のきな臭さ…秋波送る中国、怒る米国、「韓国」はどちらにつくのか
2014.7.16 07:00
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140716/wec14071607000001-n1.htm

 7月3〜4日の習近平・中国国家主席と朴槿恵・韓国大統領の首脳会談でまとまった中韓共同声明。韓国では、年内合意を目指す自由貿易協定(FTA)によって経済成長に弾みがつくと歓迎ムードもあるが、首脳会談は中国にとって覇権拡大に向けた絶好のアピールの場となった。新たな金融秩序の構築を狙って中国が設立を目論む「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」に対して、韓国から前向きな評価を引き出し、国際社会に驚きを与えた。しかも、中央日報(電子版)によると、韓国が密かに、AIIB本部をソウルか松島(ソンド)国際都市に誘致すること中国側に要請していたことが明らかになった。韓国は中国に「親戚の国」(朝鮮日報)格上げされ、蜜月関係をより深めているようだが、それと引き換えに世界に及ぼす波紋は大きい。

本部中国からのラブコール

 「金融は現代経済の核心。碁でいえば、一手がいきると、盤上すべての石がいきる」

 中国の最高指導者だった●(=登におおざと)小平氏が1992年に中国南部を巡り中国が目指すべき重要政策を示した「南巡講話」の一説だ。

 碁に例えたこの言葉は、金融を制する者が世界経済の覇権を握るに等しいと語っているにほかならない。その野望向けて、首脳会談を契機に中国はまた歩みを進めた。

 その象徴の一つがAIIBをめぐる駆け引きだ。

 中国財政省がAIIBの設立準備の着手を発表したのは今年3月。習氏と李克強首相が2013年10月に東南アジアを歴訪した際に設立を提唱した。日米が主導的役割を果たしているアジア開発銀行(ADB)を補完する存在としているが、その説明を真に受ける国はない。

 ADBは、アジア・太平洋地域の開発途上国のインフラ整備を通じた経済発展を目的に1966年に設立された国際金融機関だ。財務官僚だった黒田東彦氏(現・日銀総裁)がADB総裁を務めるなど日本から歴代トップを輩出。米国と日本が大口出資国となっている。本部はフィリピン・マニラにある。

 一方、AIIBは、ADBに対抗する機関に位置付けられる。

 参加が予想されるのは親中の東南アジア諸国連合(ASEAN)や中東の国々で、米国、日本は参加しない見通し。参加国を増やしたい中国は韓国に熱烈なラブコールを送っているが、これを米国が牽制する構図になっている。

「友邦の信任に影響」と米が警戒

 「共同宣言文にAIIBに加盟することにしたと明示してほしい」

 中央日報によると、中国の王毅外相は5月、朴大統領を表敬訪問した際、こう韓国側に打診したほか、中国を訪れた韓国の経済副総理にも同じ要請をしていたという。

528とはずがたり:2014/07/17(木) 19:22:34
>>527-528

 これに対して、米政府は、6月初めに「韓国のAIIB参加に深い懸念を表明する」との立場を在韓米大使館を介して通知。そこには、「AIIBは中国が政治的に悪用する可能性が高い。韓国がAIIBに加盟する場合、両国が築いてきた友邦としての信任度が影響を受ける」とまで明示されていたという。

 韓国は米中の狭間に置かれた。

 聯合ニュースによると、7月3日の首脳会談で、AIIB設立への協力を正式に提案された韓国側は、主要事項を協議、検討するとの立場を示した。参加表明にはいたらなかったが、AIIB参加への間口は閉じなかった形だ。

 米国に配慮したつもりだったかもしれないが、溝は埋まっていない。

 7月7日、米国家安全保障会議(NSC)のサイラー朝鮮半島担当補佐官は「世界銀行やADBと共に活動するすべての国がAIIBに対して、共通の疑問点を持っている」と指摘し、AIIBについて、韓国が参加に慎重になるべきだとの立場を表明。改めて、クギを刺した。米政府高官が韓国のAIIB参加問題で公式に慎重論を提起したのは初めてだったという。

 さらに、中韓の接近は想像を超えて進んでいたことも分かった。

中韓接近、どうなる経済の安全保障体制

 中央日報によると、韓国政府と金融当局筋の話として、韓国と中国が水面下での接触を重ねていた今年4月、「ソウルか松島国際都市にAIIB本部を誘致したい」と中国のAIIB設立準備機関に要請していたことが確認された。同メディアは韓国が本部所在地になれば、「国際金融秩序における韓国の地位は非常に高くなる」と分析した。一方、中国は北京を本部所在地としたい意向という。

 首脳会談の中国の評価は「全体的に非常に満足な結果を得た」と高かった。とりわけ、ウォンと人民元の直接取引市場の開設を高く評価。ソウルは香港、シンガポール、ロンドン、フランクフルトなどとともに人民元の域外ハブ都市になったと伝えた。人民元の国際通貨として地位を高める戦略の一環で、韓国の米ドルの影響力が相対的に低くなる可能性がある。

 自由貿易協定(FTA)は年内に妥結を目指すことで合意。今後のFTA交渉では、商品やサービス、投資など全分野で議論が行われるもようだ。

 金融と貿易協定は、経済の安全保障体制を映す同盟関係にほかならず、中韓の接近が明白だ。

 共同通信によると、韓国の世論調査会社、韓国ギャラップは11日、習氏の3〜4日の韓国訪問を受けた世論調査結果を発表、訪問が「韓国の国益にプラスになった」との回答が67%と好評価。朴大統領の支持率も約2カ月ぶりに上昇に転じ、一定の政権浮揚効果がうかがえた。

 プラス評価の理由では「経済協力・貿易拡大」が27%と最多で経済面での好影響を評価する見方が顕著だった。

 7月3日の朴大統領との公式夕食会。囲碁の愛好家である習氏のために、韓国の有名囲碁士が場に招かれていた。朝鮮日報によると、この際、習氏はこう語ったという。

 「囲碁には人生と、世界の戦略が込められている」

 ●(=登におおざと)小平氏の南巡講話と同じように碁に例えた言葉。韓国は果たしてどの国の戦略に軸足を置くつもりなのか。米国か中国か−。

529とはずがたり:2014/07/17(木) 20:17:22
アングル:BRICS銀行設立へ、「中国封じ込め」が最大の課題
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FL0YJ20140716?sp=true
2014年 07月 16日 19:37 JST

 7月15日、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)は、開発銀行を設立することで正式に合意。2年にわたる交渉で、最大の懸案だったのは資金の不足ではなく、仲間であるはずの中国の存在だった。写真はBRICS首脳。ブラジルのフォルタレザで撮影(2014年 ロイター/Paulo Whitaker)

[フォルタレザ(ブラジル) 15日 ロイター] - ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)は15日、開発銀行を設立することで正式に合意した。2年にわたる交渉で、最大の懸案だったのは資金の不足ではなく、仲間であるはずの中国の存在だった。

中国は当初、他国よりも資本金を多く拠出したいと主張していた。結局、5カ国が同じ額を拠出するべきとしたブラジルとインドの意見が採用されたが、世界第2位の経済力を誇る中国が、その政治力を拡大すべく、影響力を行使しようとするのではないかとの懸念がくすぶっている。

ジョンズ・ホプキンス大学の政治学教授であるリオルダン・ロエット氏は、BRICS開発銀行で中国が支配的な立場に立つのは避けられないと指摘。「中国は、完全な統制下に置かないまでも、自分たちが絶大な影響力を保持できない新規事業には投資したりはしない」と語った。

政治的にも経済的にも、立場が大きく異なる5カ国で構成されるBRICSは、開発銀行を支配しようとする中国の野心を、どのように封じ込めていくかという課題に直面している。

内輪もめは15日の発表直前にも明らかになった。銀行の本部所在地をめぐり中国とインドが対立し、5カ国は直前までぎりぎりの交渉を続けていた。交渉に携わった政府高官によると、インドを立てるためにブラジルが初代総裁国の座を譲ったため、議論はようやくまとまったという。結局、本部は中国のビジネス中心地である上海に置かれることとなった。

BRICSによる開発銀行設立の目的は、欧米が世界通貨基金(IMF)や世界銀行で支配的地位を維持していることや、新興国にほとんど発言権が与えられないといった現状を打破することにある。ボストン大学の国際関係学教授であるケビン・ギャラガー氏は、これはBRICSにとって大いなる挑戦だと指摘した。

同日発表された総額1000億ドルの外貨準備基金で、中国が5カ国中最も多い410億ドルを拠出することがすでに決まっている。残りについては、ブラジル、ロシア、インドがそれぞれ180億ドルずつ、南アフリカが50億ドルとなっている。

530とはずがたり:2014/07/17(木) 20:17:46
>>529-530
<影響力拡大めぐるせめぎ合い>

中国経済は近年、減速傾向にあるが、世界経済の主要な成長エンジンであることに変わりはない。一方、ブラジル、インド、ロシアの経済の減速傾向は過去10年で一層際立っている。中国1カ国の経済力は、他の4カ国のそれを合わせたものより大きい。

リオデジャネイロ・カトリック大学のBRICSポリシーセンターに所属するPaulo Wrobel教授は「その経済力の重要性を考えれば、開発銀行で中国がより大きな影響力を持つのは必然だ」と語る。

中国はその絶大な経済力のために、他のBRICS諸国とたびたび摩擦を起こしてきた。

過去3年の間に中国の工業品がブラジルの市場になだれ込み、ブラジルは自国の製造業保護のために貿易関税を引き上げざるを得なかった。

他の4カ国は、人民元の自由化がほとんど進んでいないことを陰では快く思っていない。それ故、開発銀行では中国の影響力が強くなりすぎないように努めてきた。同行の内部規定は、影響力が1つの国に集まらないよう努めている。

ブラジル国家経済社会開発銀行(BNDES)総裁のルシアノ・コウチーニョ総裁は「銀行に関する最良の慣行と、独占のリスクを寄せ付けない分散統治によって支配される専門的な機関を持つことが狙いだ」と語った。

銀行は他国からの出資も受け入れるが、BRICSの出資比率が55%を下回らないようにするとしている。しかし専門家の中には、中国が影響力を持つ国々を新たな出資者にして、銀行の実質的な支配権を握ろうとするのではないかと危惧する声もある。

その一方で、少なくとも今のうちは、チームの一員としてふるまうことが中国の国益にかなうと指摘する声もある。

サンパウロにあるジェツリオ・バルガス財団のOliver Stuenkel教授は、中国の支配する組織ではないように見せて、中国が本来なら食い込めないプロジェクトに参入することが、中国の利益になると指摘。「開発銀行は中国の金から政治的要素を取り除くための手段だ」と語った。

(Alonso Soto記者 翻訳:新倉由久 編集:伊藤典子)

532とはずがたり:2014/07/31(木) 08:58:29
アルゼンチン債務、29日協議=デフォルト濃厚に
時事通信社 2014年7月29日 09時03分 (2014年7月29日 23時58分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20140729/Jiji_20140729X523.html

 【サンパウロ時事】アルゼンチンの債務返済問題について、米裁判所が指名する調停人は28日、アルゼンチン政府代表団と29日にニューヨークで協議すると明らかにした。デフォルト(債務不履行)回避に向け、アルゼンチン政府に対し、対立する米ファンドとの和解を呼び掛けるとみられる。
 しかし、アルゼンチン側は、債務減額に応じない米ファンドとの直接対話を拒否しており、金融関係者は「和解に向けた合意には至らないだろう」と予想した。ロイター通信によると、米ファンドとの交渉で中心的な役割を果たすキシロフ経済財務相は29日の協議には参加しない見込み。
 米ファンドとの交渉が30日までに合意しなければ、アルゼンチンはデフォルトに陥る可能性が高い。

533とはずがたり:2014/08/10(日) 08:05:52
マウント社破綻で本格捜査=ビットコイン不正引き出し―電子計算機使用詐欺・警視庁
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-140730X745.html
時事通信2014年7月30日(水)21:10

 インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の私設取引所「Mt.Gox(マウントゴックス)」(東京)が破綻した問題で、ビットコインが不正に引き出された疑いが強まったとして、警視庁サイバー犯罪対策課が電子計算機使用詐欺容疑で本格的な捜査を始めたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。米当局と連携して捜査を進める。

 マウント社は今年3月、同社のシステムの不具合(バグ)を悪用した不正アクセスにより、会社や利用者が保有する大半のビットコインが消失したとして、警視庁にパソコンの通信履歴(ログ)など関連資料を提出。サイバー犯罪対策課が解析を進めたところ、少なくとも約2万7000ビットコイン(約16億円相当)が不正に引き出されていたことが確認された。

 捜査関係者によると、ビットコインの取引記録を管理するシステムのバグを悪用し、実際はマウント社が利用者に送金しているのに、取引が成立していないように認識させ、約7000ビットコインが不正に引き出されていた。また、同社につくられた口座の残高が何者かに勝手に操作され、増額した約2万ビットコインが外部に送金されていたという。

534とはずがたり:2014/08/10(日) 13:21:11
中国はカンボジア・ミャンマーにタイも抑えた様である。
勿論ASEAN各国はAIIBとADBの両方を使って上手にカネ引き出すにしくはなしやね。その際に新たに押しつけられる中国の論理がどの程度のものなのか興味あり。
ADBには中国も出資している様だし,AIIBにも出資した方がいいんじゃないかねぇ。。

経済支援巡り日本と中国が攻防…ASEAN会議
2014年08月10日 12時01分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140810-OYT1T50006.html?from=y10

 【ネピドー(ミャンマー)=牧野田亨、向井ゆう子】ネピドーで9日、東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本、中国などの関連外相会議が開かれ、日中両国が、経済的な支援や経済連携を巡り、つばぜり合いを繰り広げた。

 中国は道路などの社会資本(インフラ)整備に融資を行う「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」構想でASEAN側の参加取り付けに前進し、日本は警戒感を強めている。

 「中国の提案を歓迎する。タイは創設メンバーとして参加したい」

 中国・ASEAN外相会議後、ASEANを代表して共同記者会見に臨んだシハサーク・タイ外務次官は、AIIBへの加盟を初めて明言した。会議では、カンボジアも参加を表明したという。

 AIIBは、日米が最大の出資国である「アジア開発銀行(ADB)」に対抗する中国主導の国際金融機関として、中国が今年秋の設立を目指している。社会資本建設への資金需要が旺盛な東南アジアへの融資を通じ、「チャイナ・ルール」(中国秩序)の枠組みをつくるのが中国の狙いだ。

2014年08月10日 12時01分

535とはずがたり:2014/08/24(日) 09:49:45

中国主導の投資銀行、シンガポールが支持
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140817-OYT1T50027.html?from=yartcl_popin
2014年08月17日 10時18分

 【北京=五十嵐文】中国の習近平シージンピン国家主席は16日、第2回ユース五輪開会式出席のため訪問した南京市で、シンガポールのトニー・タン大統領と会談した。


 新華社通信などによると、習氏が、中国主導で設立を目指す政府間銀行「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」への加盟を求めたのに対し、大統領は「中国と共にAIIB設立を推進したい」と述べ、支持を表明した。
2014年08月17日 10時18分

536とはずがたり:2014/08/30(土) 12:16:26
ラガルド体制を支持=IMF、仏捜査を注視
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-140830X892.html
時事通信2014年8月30日(土)09:42

 【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事がフランス司法機関の本格的な捜査対象となったことについて、IMF執行機関の「理事会」は29日、「ラガルド氏が職務を遂行できることを確信している」と表明した。世界経済が回復途上にある中、IMFは同氏を支持し、体制に揺らぎがないことを明確にした。

 ラガルド氏は仏財務相を務めていた時に実業家と銀行の係争に介入。仏司法機関は職権乱用があったとして、ラガルド氏が2011年にIMF専務理事に就任する前から断続的に捜査を進めてきた。一方、IMF理事会はこれまでも捜査の節目に同氏への支持を確認している。 

IMF、ラガルド氏支持の声明 仏当局の捜査に
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASG8Z2PD7G8ZUHBI004.html
朝日新聞2014年8月30日(土)10:35

 国際通貨基金(IMF)の理事会は29日、ラガルド専務理事がフランス司法当局の捜査対象となったことについて、「専務理事の職務を遂行する能力を信用している」とする声明を発表した。ラガルド氏は捜査方針に反発しており、理事会はその見解を支持した形だ。

 ラガルド氏は、フランスの旧国営銀行と実業家の係争の扱いをめぐり、当時の仏財務相としての職務を十分に果たさなかったとして仏当局により被疑者とされた。係争は2008年、実業家が銀行側から巨額の賠償金を受け取って決着した。ラガルド氏は容疑を否定し、法的措置をとる姿勢を示している。(ワシントン=五十嵐大介)

537とはずがたり:2014/09/05(金) 13:37:49
<急増カードトラブル>割賦販売法改正など規制強化を検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140905-00000006-mai-bus_all
毎日新聞 9月5日(金)6時0分配信

消費者トラブルの一因となったクレジットカード取引の複雑化
 クレジットカード利用で、手数料なしの「翌月一括払い」方式をめぐるトラブル相談が急増している。2013年度は04年度の4倍になった。背景にはカード会社の直接の加盟店ではなくても、「加盟店契約会社」「決済代行業者」を通じた店舗でカード利用が可能になった現実がある。国境を越えた取引で決済が複雑化し、解決が困難なケースも目立ってきた。このため経済産業省は、割賦販売法の改正も視野に規制強化を検討する方針だ。

 内閣府消費者委員会によると、カード利用関連の相談を04年度と13年度で比べると、手数料のある「分割払い」(10年度以降の集計は一部ボーナス一括払いを含む)は8479件から1万9985件と約2・3倍に増えたが、10年度をピークにやや減少した。

 一方、いわゆる「翌月一括払い」(09年度以前はボーナス一括払い含む)は、7153件から2万9993件と4倍以上に増加。10年度以降も倍増した。「業者と連絡がとれない」「商品が届かないなど約束不履行」などの販売業者の悪質な行為が原因の相談内容も目立つ。

 背景を探るため調査した消費者委は、決済の複雑化が原因だと指摘する。

 消費者委の報告書によると、クレジットカード発行会社は元々、カードを使える加盟店を自ら審査して契約しており、直接、加盟店がわかる関係だった。

 しかし多くの店舗でカード利用を可能にするため、「ビザ」「マスター」など国際ブランドのネットワークを活用し、直接の加盟店でなくてもカードを使える仕組みが整えられた。それを仲介するのが他のカード会社などの加盟店契約会社や、決済代行業者で、その結果、カード会社が直接、利用された店舗を把握できないことが一般化したという。トラブルの中にはネット上のブランド品サイトでカードで買ったが、偽物が届いたなどのケースも少なくない。

 さらに決済代行業者などが海外業者の場合、消費者がカードを国内で使っても決済は国境を越え、資金の流れが複雑化している。

 現在の割賦販売法では、分割払いの苦情発生時に調査義務を課すなどカード発行会社を規制しているが、こうした実態でカード使用の店舗を調べられず、納得しない消費者が交渉しようとしても困難な場合が目立つという。

 このため消費者委は、カード会社だけでなく、加盟店契約会社や決済代行業者にも加盟店の管理を徹底させるなど、割賦販売法の改正を含む対策をとるよう経産省などに求める意見書(建議)を出した。同省商取引監督課は「カード利用環境の変化に応じてルールの見直しを検討したい」としている。【江口一】

538とはずがたり:2014/09/06(土) 16:14:51
ECB:予想外の利下げ−景気悪化の中、3つの金利全て下げる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140904-00000058-bloom_st-bus_all
Bloomberg 9月4日(木)21時19分配信

  9月4日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)は4日、大方の予想に反して政策金利を引き下げた。経済成長を支えデフレを回避するため、3つの政策金利全ての利下げに踏み切った。

ECBはフランクフルトで定例政策委員会を開き、短期金利の調節手段である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最低応札金利を0.1ポイント引き下げ0.05%とすることを決めた。中銀預金金利もマイナス0.2%に、限界貸出金利は0.3%に、それぞれ0.1ポイントずつ引き下げた。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では57人中51人が据え置きを予想、6人が0.1ポイントの利下げを見込んでいた。

ECBが歴史的な政策パッケージを打ち出してから3カ月で早くも追加利下げとなった。ドラギ総裁は8月22日に、デフレの脅威の高まりとロシアとの緊張悪化の中で追加行動を辞さない姿勢を示唆していた。

利下げ以外の追加措置としては資産担保証券(ABS)の購入またはさらに大規模な量的緩和(QE)が考えられる。この日の利下げを予想し、ABS購入の決定もあるかもしれないとみるノムラ・インターナショナルのシニアエコノミスト、ニック・マシューズ氏は「インフレ期待の低下が顕著で急だったのに違いない」として、これが当局者を深く憂慮させたのだろうと語った。

原題:ECB Unexpectedly Cuts Interest Rates as Economic OutlookDarkens(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Stefan Riecher ,sriecher@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Emma Charlton Gordon, Zoe Schneeweiss ,echarlton1@bloomberg.netPaul

539とはずがたり:2014/10/24(金) 00:04:05

2014.10.14 19:19
農林中金が群馬県信連を統合完了 全国で11県目
http://www.sankei.com/economy/news/141014/ecn1410140030-n1.html

 農林中央金庫は14日、群馬県信用農業協同組合連合会(信連)との統合を完了したと発表した。全ての業務を農林中金が引き継ぎ、群馬県信連は31日に解散する。信用事業の運営を効率化するのが狙い。農林中金と県信連の統合は11県目。

 農林中金が今回承継したのは貯金約234億円や貸出金1億円に加え、県内JAの為替決済を取りまとめる業務。群馬県信連の職員69人は農林中金前橋支店に移った。

 群馬県信連は2006年に農林中金と統合を目指すことを決議し、11年10月に一部事業を譲渡していた。

 農林中金はこれまでに青森、宮城、山形、秋田、福島、栃木、富山、岡山、長崎、熊本の各県信連との事業譲渡を完了した。

540とはずがたり:2014/12/05(金) 11:02:12
官製ファンドはここかな?

三井住友銀、フジHDが出資=クールジャパン輸出に弾み―官民ファンド
時事通信社 2014年12月5日 00時02分 (2014年12月5日 10時56分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20141205/Jiji_20141205X386.html

 日本の魅力ある商品、サービス、コンテンツの輸出を支援する官民ファンド「クールジャパン機構」(海外需要開拓支援機構)に対し、三井住友銀行とフジ・メディア・ホールディングス(HD)が各5億円出資することが4日、明らかになった。同機構は、アジアを中心に日本からの販路となる物流網と商業施設の整備に資金を提供している。今後、投資先企業などの商品やコンテンツを中心に売り込んでいく。
 5日に発表する。関係者によると、今回は2者に加え、地方の良さを海外に発信するため、地銀で初めて大垣共立銀行(岐阜県大垣市)が1億円を拠出する。これにより資本金は401億円(政府300億円)となり、うち民間分は21社で計101億円となる。

541とはずがたり:2014/12/20(土) 17:28:35

政投銀の完全民営化、先送り=当面、株の半分保有―政府
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-141219X740.html
時事通信2014年12月19日(金)21:53

 政府は19日、日本政策投資銀行の完全民営化を先送りする方向で調整に入った。今後も10年程度は政府が2分の1以上の株式を保有し、全株売却の具体的な時期は示さない見通しだ。与党との協議を踏まえた上で、来年の通常国会に日本政策投資銀行法改正案を提出する。

542とはずがたり:2014/12/28(日) 18:54:27
カード加盟店審査、義務化へ ネットトラブル増で経産省
http://www.asahi.com/articles/ASGDT42SFGDTULFA00B.html?iref=comtop_6_02
小林豪2014年12月26日07時55分

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/finanz/AS20141225004691.jpg

 ネット取引でクレジットカードを使った支払いをめぐるトラブルが増えているため、経済産業省は、カード会社などに対し、加盟店の審査を義務づける方針を固めた。同省の審議会で詳細を詰め、早ければ来年の臨時国会に割賦販売法の改正案を出すことをめざす。

 カードで支払いができるお店は通常、クレジットカード会社と加盟店契約を結んでおり、カードで決済した顧客の代金は、カード会社が一時的に立て替える。このため、カード会社は加盟店が不正な取引をしないかなどを独自に審査している。

 しかし、ネット上には個人が営む小さなお店も多く、そうした小規模店の多くはカード会社と加盟店契約を結んだうえで、実際のお金のやりとりを専門の決済代行業者に委託する例が多い。また、カード会社の代わりに加盟店契約を専門に行う業者も増えた。このため、カード会社が加盟店と接する機会が減り、審査が難しい状況になっていた。

543とはずがたり:2014/12/31(水) 18:21:33
年越しお札93兆円、過去最高…低金利影響?
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20141230-567-OYT1T50083.html
読売新聞2014年12月31日(水)18:09

 2014年末に人々の財布や企業の金庫の中などで保有されたまま年を越す日本銀行券(お札)の総額は、前年末より3・3%多い93兆817億円で、5年連続でこれまでの最高を更新した。

 日銀が30日発表した。

 日銀は昨年4月、世の中に出回るお金の量(マネタリーベース)を2年で2倍に増やす「量的・質的金融緩和」を導入し、今年10月末には追加の金融緩和に踏み切った。

 金利が低く、銀行に預けても、ほとんど利子がつかないため、「たんす預金」をしている人が多いようだ。また、景気が確実に良くなると考える企業が増えず、余ったお金を設備投資に回す企業がそれほど多くないことも要因とみられる。

 日銀は、30日時点のマネタリーベースが275兆8800億円で、年末の見通しとして示してきた275兆円を超えたことも明らかにした。

545とはずがたり:2015/02/08(日) 22:46:31
コラム:ギリシャ協議は暗礁に、遠い市場不安の鎮静化=田中理氏
http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPKBN0LA04A20150206?sp=true
2015年 02月 6日 11:53 JST

[東京 6日] - ギリシャ問題が紛糾している。1月の議会選挙で緊縮見直しを掲げて勝利したギリシャの新政権は、2月末に期限を迎える欧州連合(EU)による既存の支援プログラムを延長すれば、緊縮継続を約束することになり、政治的に受け入れられないと主張。数カ月内に欧州諸国との間で新たな支援プログラムで合意することを目指している。

ギリシャ政府の財政資金は3月中にも底を突くと見られており、このまま支援プログラムが打ち切られれば、同国は対外債務の支払いが履行できずに再びデフォルトに陥る。ギリシャの新政府は、新たなプログラムで合意するまでの間、4カ月程度の「つなぎプログラム」を策定することを希望している。

具体的には、1)政府短期証券の発行上限を現在の150億ユーロから250億ユーロに引き上げること、2)欧州中央銀行(ECB)が過去のギリシャ国債の購入を通じて得た19億ユーロの超過収益を、2012年に交わした支援合意に基づき、傘下の中銀を経由してギリシャに還元すること、3)ECBがギリシャの銀行への流動性供給を継続することなど、を求めている。

<崩れるギリシャ政府の目論見>

こうした提案に対して、改革継続のコミットメントが得られないとし、ドイツを筆頭に支援提供国側は難色を示している。ギリシャ新政権のチプラス首相やバルファキス財務相は欧州各国を歴訪し、緊縮見直しへの理解を求めているが、支援提供国側の反応は厳しい。

さらにECBは4日、ギリシャの銀行に対する資金供給オペの提供を停止することを決定した。これにより、政府短期証券の発行増額で目先の資金繰り危機を乗り切ろうとするギリシャ政府の目論見は崩れることになる。

なぜなら、国際的な信用力を失ったギリシャにとって、政府短期証券の主要な買い手は自国の銀行だ。銀行は購入した政府短期証券をECBの資金供給オペの差出担保として利用できる。だが、今回のECBの決定により、ギリシャの銀行は資金供給オペの対象から除外される。仮に発行上限の引き上げが認められたとして、買い手がつくかは分からなくなった。

ギリシャ国債はオペの適格担保基準を満たしていないが、これまでEUによる支援プログラム下にいることを条件に、ギリシャを対象から除外しない特例が認められてきた。だが、ギリシャの新政権が支援プログラムの延長を求めない方針を受け、ECBはプログラムの継続が危ぶまれるとして、特例の適用を中止した。ギリシャの銀行に対しては、緊急流動性支援(ELA)を通じて資金供給が継続される。報道によれば、ECBはギリシャの銀行向けELAの上限を必要に応じて100億ユーロ程度引き上げることを認めたという。

ELAは、支払い能力はあるが流動性不足に直面している銀行に対して、一時的な資金を供給する制度だ。通常の資金供給オペと異なり、ECB傘下の各国中銀の責任の下で行う資金供給であり、ELAに伴うコストやリスクは全て当該中銀が負担する。ELAを供給(延長)するかの判断はECB理事会によって2週間ごとに行われ、ELAの提供がECBの目的や任務に反すると見なされれば、理事会の3分の2の多数で停止が決定される。

ELAは通常の資金供給オペよりも高い金利が適用されるが、担保要件などが緩く、金融システムの安定を確保する「最後の貸し手」機能を担うものだ。健全な銀行を対象とする流動性供給で、今後ギリシャの銀行が支払い能力を失ったと判断されれば、資金供給が停止される。前述したようにECBはひとまず上限引き上げを認めたようだが、仮にどのような事態に至れば、ELAを打ち切る可能性があるのだろうか。

<ギリシャ案に財政ファイナンスの恐れ>

1つはギリシャ政府がデフォルトに陥るリスクが高いと判断した時点だろう。ギリシャの銀行は、自国の国債を大量に保有しており、デフォルトにより資本が傷つく。

また、大手行を対象に昨年行われたECBのストレステストでは、ギリシャの3行がストレスシナリオ下で自己資本不足に陥ると判定され、資本増強を求められた。新政権発足後の支援協議の難航やユーロ離脱懸念が浮上したことを受け、現在ギリシャの銀行からは預金流出が続いている。この先、状況が一段と悪化すれば、ECBはギリシャの銀行がもはや支払い能力を有していないと判断する可能性がある。こうした場合、ELAの供給が打ち切られ、銀行破綻の恐れが出てくる。

546とはずがたり:2015/02/08(日) 22:47:19
>>545-546
3月中にも政府の財政資金不足によるデフォルト危機、ELAの打ち切りによる銀行の破綻危機が迫るなか、ギリシャ政府が既存プログラムの延長を求めない従来の方針から転換するかが注目を集める。3月危機を乗り切ったとしても、その後の支援見直し協議も難航が避けられない。

ギリシャのバルファキス財務相は公的債務の元本削減(ヘアカット)を求めるのではなく、EUからの支援融資の債務を国内総生産(GDP)連動国債(支払いが名目GDP成長率に連動する国債)に、ECBが保有するギリシャ国債を永久債(元本の償還がない代わりに、永久に利子を支払う債券)に交換することを提案している。

同財務相はスペインのエル・ムンド紙のインタビュー記事の中でGDP連動国債について触れ、ギリシャの名目GDP成長率が7%を超えた場合に債務の全額を支払い、5―7%の場合には約束した金額の3分の1を支払い、5%未満の場合には返済しないと説明している。

GDP連動国債はイエール大学のロバート・シラー教授などが過去に提唱し、2005年の債務再編時のアルゼンチンのほか、1990年代に債務危機に陥ったコスタリカやブルガリアなどが類似の国債を発行したことがある。

だが、今回のギリシャ政府の提案がこのままの形で支援提供国に受け入れられる可能性は低い。詳細な制度設計は現時点で不明だが、仮に成長率に連動するのが利払いのみである場合、一次支援で提供された二国間融資、二次支援で提供された欧州金融安定ファシリティー(EFSF)による融資ともに2020年までは利払いが猶予されている。その後の利払いが成長率に連動したとしても、債務軽減の程度は高が知れている。

結果的に成長率が基準に到達せずに利払いが支払われなかった場合、調達金利を下回る金利で融資をしたことになり、事実上の財政ファイナンスに相当する恐れが出てくる。また、元本も成長率に連動する場合、成長率が下振れした場合の債務軽減の効果は大きいが、元本削減はEU条約が禁止する財政ファイナンスに相当する可能性が高く、それはGDP連動国債という仕組みの下でも変わらない。

そもそも上記の制度設計では、名目経済成長率がプログラムの想定を下回らない限り、ギリシャの債務負担は軽減されない。ギリシャ政府はおそらく、成長率が高まることは自国の経済厚生にとって望ましいことなので、債務負担を軽減するために成長率を低く抑えようとする負のインセンティブは働かないと主張するだろう。だが、支援提供国側はモラルハザードが働く恐れがあることを問題視する可能性がある。

ECBの保有するギリシャ国債を、償還を迎えない永久債に交換することも難しい。ギリシャ政府が消滅するか、自発的に返済しない限り、永久に償還を迎えない国債をECBが購入することは財政ファイナンスに相当する可能性が高い。法解釈の範疇に入るが、おそらくECBは受け入れないだろう。ちなみに、英国政府は永久債を発行しているが、イングランド銀行(中央銀行、BOE)は資産買い入れプログラムを通じて永久債を購入したことはない。

欧州の支援提供国側も、これまでのギリシャの改革努力に一定の評価をしているほか、ギリシャの厳しい経済・政治情勢に配慮し、支援融資の追加減免に応じる可能性があることを示唆している。だが、それはあくまでギリシャが改革を継続した場合の話だ。

部分的な緊縮見直しに応じたとしても、新政権が掲げる大規模な緊縮見直しが認められる可能性は低い。支援提供国の間には、ギリシャに甘い顔をすれば、スペインなど各地で台頭する反緊縮派の政党をさらに勢いづかせ、欧州全土に改革後退の動きが広がりかねないとの警戒感もある。一方で、緊縮見直しを公約に掲げて選挙に勝利したギリシャ新政権も、そうやすやすと緊縮見直しの御旗を降ろすことはできない。

ギリシャの支援協議はギリギリの瀬戸際戦術が繰り返される可能性が高く、金融市場の不安が早期に払拭(ふっしょく)されることはないだろう。

*田中理氏は第一生命経済研究所の主席エコノミスト。1997年慶應義塾大学卒。日本総合研究所、モルガン・スタンレー証券(現在はモルガン・スタンレーMUFG証券)などで日米欧のマクロ経済調査業務に従事。2009年11月より現職。欧米経済担当。

547とはずがたり:2015/02/09(月) 19:57:46
金融支援延長を拒否=「つなぎ措置」求める―ギリシャ首相
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-150209X654.html
時事通信2015年2月9日(月)07:12

 【ジュネーブ時事】ギリシャのチプラス首相は8日の議会で演説し、2月末に期限を迎える欧州連合(EU)などからの金融支援について「悲惨な緊縮財政を伴う」と述べ、延長を拒否した。その上で「議論のための猶予が必要だ」として、新たな支援の枠組みで合意に至るまでの間、資金不足を賄うための「つなぎ措置」をEUなどに求める考えを示した。欧州メディアが報じた。

 つなぎ措置の詳細は明らかにしていないが、ユーロ圏などからの40億〜50億ユーロ(約5360億〜6700億円)規模の暫定融資などが取り沙汰されている。ギリシャ政府は11日のユーロ圏財務相会合や12日のEU首脳会合などで、こうした考えを伝える見通しだ。

 ただ債権者である欧州各国はギリシャに緊縮策の堅持を求めており、交渉は難航必至。新たな支援を受けられなければ、ギリシャが3月中にも資金不足に陥る懸念が指摘されている。

548とはずがたり:2015/02/12(木) 18:42:52

ギリシャ首相「独は理不尽」=決裂辞さず交渉の構え
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&rel=j7&k=2015021100073

 【パリ時事】ギリシャのチプラス首相は10日の議会で、厳しい緊縮財政を伴う欧州連合(EU)などによる現行の金融支援継続をドイツが求めていることについて、「理不尽だ」と批判した。その上で「抑圧の時代に戻ることはできない」と語り、現行支援の延長を拒否する考えを重ねて示した。欧州メディアが報じた。
 ギリシャとEU側は、11日の臨時ユーロ圏財務相会合で、ギリシャ向け金融支援の見直しに向けた本格的な調整に着手する。ギリシャのバルファキス財務相は10日の議会で、「衝突を避けるために全力を尽くすが、衝突の可能性を最初から排除したら交渉できない」と述べ、決裂も辞さず強気の姿勢で臨む意向を強調した。
 ギリシャ政府は現行の金融支援を終わらせ、EUなどとの協議の上でより負担の軽い新たな支援に切り替えたい意向だ。チプラス首相らは10日、こうした方針を議会に説明。その後にチプラス政権に対する信任投票が行われ、賛成多数で承認された。
 一方、EU欧州委員会のモスコビシ委員(経済担当)は同日、訪問先のトルコ・イスタンブールでAFP通信に、「現行計画の枠組みの範囲内で話し合う」と語り、ギリシャに対して合意済みの契約内容の順守を要求。協議入りを前に双方が互いの主張を譲らず、緊張が高まっている。(2015/02/11-13:27)

549とはずがたり:2015/02/18(水) 22:54:25
流石にそんなの通らないやろに。。

緊縮策は廃止、融資だけ延長申請か…ギリシャ
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150218-OYT1T50056.html?from=yartcl_popin
2015年02月18日 10時42分

 【ローマ=青木佐知子】ギリシャの債務問題を巡り、ロイター通信や地元紙など複数のメディアは17日、ギリシャ政府が欧州連合(EU)に対し、18日にも金融支援の延長を申請する方針であると報じた。

 緊縮策を伴う現行の支援制度ではなく、融資だけの延長を申請する考えとみられる。

 16日に開かれたユーロ圏財務相会合では、EUが主導する現行支援制度の6か月間の延長が提案されたが、ギリシャが拒否していた。ギリシャのチプラス首相は17日、与党・急進左派連合の議員らに対し、「融資の合意と、現行の支援制度は別だ」と語り、緊縮策の廃止には固執する構えをみせた。

 現行の支援制度は2月末で期限を迎え、支援が停止すればギリシャは資金不足に陥る恐れがある。EU側は、ギリシャ政府が支援の延長を申請すれば、20日に再び財務相会合を開くとしたが、緊縮策なしの融資には各国の反発が予想されており、予断を許さない状況がなお続きそうだ。
2015年02月18日 10時42分

550とはずがたり:2015/02/18(水) 22:55:25
ギリシャ財務相「議長が文書差し替えた」と怒り
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150218-OYT1T50012.html?from=ycont_navr_os
2015年02月18日 09時12分

 【ブリュッセル=三好益史】ギリシャの債務問題で、欧州連合(EU)のユーロ圏19か国が16日に開いた財務相会合は、支援策の延長を巡ってEUとギリシャの対立は解消されず、協議は決裂した。

 次回の会合予定も決まらず、両者の溝はむしろ深まっている。2月末の支援期限を控え、ユーロ離脱の懸念も強まる中、ギリシャ政権は難しい立場に追い込まれている。

 ◆幻の合意

 「会合の直前まで署名するつもりだった。だが議長が文書を差し替えた」。ギリシャのバルファキス財務相は会合後の記者会見で怒りをあらわにした。

 同財務相によると、会合前に会談した欧州委員会のモスコビシ委員から示された案は、現在の支援策を暫定的に4か月間延長するものの、ギリシャの要求ものんで景気に悪影響を与える増税などを凍結できる文言が含まれていた。

 しかし、実際の会合で配られた声明案では増税の凍結などは削られていた。一方で「現在の支援策の柔軟性を最大限に活用する」「ギリシャは支援期限を6か月延長する意向を表明した」と、支援策の継続ばかりが強調されていた。

 ◆「言葉の問題」

 ギリシャが求める債務返済の軽減など支援策の見直しについて、デイセルブルーム議長(オランダ財務相)は「単なる言葉の問題だ。合意の余地は十分ある」と話した。EUも協議に応じる姿勢は見せており、双方とも交渉に時間がかかるという認識で一致する。

 ただその手法では対立する。EUは現在の支援策を続けながら交渉する方針なのに対し、ギリシャは現在の支援策を終え、「つなぎ融資」を得ながら合意を目指したい考えだ。ギリシャにとって、単なる支援策の延長は緊縮財政路線の継続でしかない。「反緊縮」を掲げて国民の支持を集めた現政権には、受け入れられない選択肢だ。

 EUは「財政が軌道に乗る確証がないのに、追加資金を投入することはできない」(ショイブレ独財務相)との考えだ。ギリシャの提案は曖昧で、将来の返済の保証を得ないまま合意はできないとの立場だ。

 ◆株価は下落

 交渉決裂を受け、ギリシャのユーロ離脱の懸念も高まり、17日の市場ではギリシャの国債の利回りが上昇し、株価は下落している。

 欧州中央銀行(ECB)は18日の理事会で、ギリシャの銀行の資金繰りを助けるため同国中央銀行を経由している緊急支援を継続するかどうか協議する方針だ。ギリシャの銀行では預金の流出も始まっており、さらに資金繰りが悪化する恐れもある。
2015年02月18日 09時12分


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