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Tohazugatali Tourist Bureau
5806
:
OS5
:2023/12/27(水) 16:41:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/60522a2da569bfcc6b363d83bdb834b6e12e66bc
長崎のIR整備計画、国が認定せず 資金調達の見通し不安視か
12/27(水) 14:05配信
朝日新聞デジタル
長崎県佐世保市につくるIRのイメージ=カジノ・オーストリア・インターナショナル・ジャパン提供
長崎県が誘致をめざしているカジノを含む統合型リゾート(IR)の整備計画について、国土交通省は27日、認定しないと発表した。資金調達の見通しが立っていないと判断した。
長崎県と大阪府・市は2022年4月に整備計画を政府に提出した。今年4月に大阪府・市が申請した夢洲での整備計画は認定された一方、長崎の整備計画は審査が継続となっていた。
長崎県は初期投資額約4400億円のうち6割を金融機関からの借入金でまかなう予定だったが、資金調達に関わっていた金融大手クレディ・スイスが経営危機に陥り、買収された。
整備計画によると、同県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」の敷地内で27年の開業をめざしていた。約31ヘクタールの敷地にカジノ棟のほか高級ホテルや商業施設、国際展示場などを設置。国内外から年間840万人の来客と年間約2700億円の売上高を見込んでいた。(長橋亮文)
朝日新聞社
5807
:
OS5
:2023/12/27(水) 23:41:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fc9f024f120f4607b5dde39d58343c7933fd713
IR、国内1カ所でスタートへ 政府が長崎の計画見送り発表 資金調達がネックに
12/27(水) 18:16配信
産経新聞
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を巡り、政府は27日、長崎県が申請した整備計画の認定を見送ると発表した。資金調達の確実性が不十分であることなどが理由に挙げられた。「観光立国」の起爆剤として期待されるIRは、当初は最大3カ所の選定が見込まれていたが、唯一認定を受けた大阪府・市の1カ所のみでスタートを切ることになった。
同時に審査が進められていた令和11年開業を目指す大阪府・市の計画は今年4月に「合格」した一方、長崎県については継続審査となっていた。
長崎県の計画は、同県佐世保市のリゾート施設「ハウステンボス」で、令和9年の開業予定だった。欧州のカジノ運営会社の日本法人などを中核株主とする事業会社のもと、年2716億円の売り上げを見込んでいた。
初期投資額4383億円の6割を借入金でまかなう予定だったが、資金調達で出資を取りまとめる企業の一つだった金融大手クレディ・スイスが経営危機で買収され、影響が懸念されていた。
観光庁によると、昨年4月の申請以降、有識者審査委員会が34回の会合を実施。基本的な全19項目への適合が求められる審査で、資金調達の確実性など3項目で不適合と判断され、点数制の詳細審査に進めなかった。
審査委によると、事業会社の提出資料では、出資・融資予定者が途中で大きく変更されていた。出資・融資予定者が資金提供先に送付する確約文書も、一部が未提出だったり、宛先に不備があったり、不透明な部分が多くみられ、審査委は「資金調達の確実性を裏付ける根拠が十分とは言い難い」と結論付けた。
5808
:
OS5
:2023/12/28(木) 12:54:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed83d027ba8c26d7795e697cb1743f679acf6752
人口減少続く長崎県、IR不認定に知事「極めて遺憾」…佐世保市長「雇用や経済に打撃」
12/28(木) 12:28配信
1
コメント1件
読売新聞オンライン
ハウステンボス(2022年8月撮影 )
カジノを含む統合型リゾート(IR)について、政府が長崎県の事業計画を認めない方針を発表した27日、「経済活性化の切り札に」と誘致に取り組んできた関係者には落胆と憤りが広がった。ただ、ギャンブル依存症の増加や治安の悪化など懸念材料もあったため、不認定を冷静に受け止める声も聞かれた。
【表】長崎県のIR誘致を巡る主な動き
「審査結果は極めて遺憾」。27日午後、長崎県庁で報道陣の取材に応じた大石賢吾知事は、険しい表情で語った。人口減少が続く長崎にとって、IRは交流人口を増やす起爆剤で、九州全体の振興にも寄与するプロジェクトと位置づけていた。それだけに落胆は大きく、「我々と国との認識に差があると感じる。国には納得ができる説明を求めていく」と語気を強めた。
ただ、国の方針が覆る可能性は見通せず、大石氏は「IRを見据えた計画やアイデアが、IRを前提とした形ではなくなってしまった。本当に残念だが、今後どのようにやっていけるのかを考えないといけない」とも述べた。
IRは、同県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」(HTB)への誘致を目指していた。同市の宮島大典市長は「雇用、投資による地元企業への影響や経済効果など様々な効果が予想されていたので、大きな打撃だ」と語った。
同県議会で超党派の議員連盟会長を務める同市の県議、田中愛国氏(79)は「簡単には諦められない。計画を見直し再チャレンジしてほしい」と訴えた。
また、九州経済連合会(福岡市)の倉富純男会長は「九州経済に大いに寄与するプロジェクトと期待していただけに、大変残念な結果。今後のことなどは、長崎県や佐世保市の話を聞いて対処していきたい」などとのコメントを出した。
国土交通省の審査委員会は、資金調達の不確実性などを理由に挙げて「要求基準に適合しない」と判断した。中核事業者の「カジノオーストリアインターナショナルジャパン」の林明男社長は「資金調達やギャンブル依存症対策は、かなり神経を使ってやってきた。継続審査が決まった今年4月からずっと待っていたのに、説明もなく突然(不認定を)突きつけられ、怒りを覚える」と憤った。
「当然の結果」反対派
一方、誘致に反対していた市民団体「ストップ・カジノ! 長崎県民ネットワーク」の今井一成弁護士は「資金調達の不確実性については想定されていたことで、不認定は当然の結果だ。ギャンブル依存症の問題も含め、他にも問題点はあると思っている」と話した。
5809
:
OS5
:2023/12/29(金) 00:59:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/eee10fb04e3fc207b517a6ce0da2636f85046382
長崎IRは門前払い 資金面の不安、払拭できず 誘致計画不認定
12/27(水) 21:36配信
毎日新聞
カジノを含む統合型リゾート(IR)の区域整備が計画されていたハウステンボスの隣接地(左手前)=長崎県佐世保市で2022年11月、本社ヘリから
カジノを含む統合型リゾート(IR)について、長崎県佐世保市への誘致計画を認定しないと国が27日発表した。同市のテーマパーク「ハウステンボス」(HTB)の隣接地への誘致を目指していたが、国の審査の過程で資金調達や事業運営の在り方がことごとく否定されるなど「門前払い」とも言える格好となった。
「極めて遺憾だ。我々が納得できる十分な説明を国に強く求めたい」
27日夕、県庁で記者団の取材に応じた大石賢吾知事は憤りをあらわにした。地元・佐世保市の宮島大典(だいすけ)市長も同日、市役所で記者団に「極めて遺憾だ」と語った。国は4月、大阪府と大阪市の申請のみ認定し、長崎分は継続審査としていた。
長崎県が2022年4月に申請した計画によると、整備区域はHTBに隣接する約32ヘクタール。当初は23年度中に着工し、27年度の開業を目指していた。
区域内での雇用は9693人、来訪者は31年度にはインバウンド(訪日外国人)などを含め673万人と試算。施設の建設で5428億円、運営で3328億円の経済波及効果があると見込んだ。
そのため、地域経済の起爆剤として地元経済界からの期待は高かった。
長崎でのIR誘致は、地元経済界などを中心に07年に発足した「西九州統合型リゾート研究会」に端を発する。14年には中村法道知事(当時)がIR誘致推進を表明し、16年にIR整備推進法が成立すると、誘致活動は一気に本格化した。
21年には九州経済連合会など官民22団体が「九州IR推進協議会」を設立。現在は九経連の倉富純男会長が協議会の会長に就いており、シンポジウム開催などでIR誘致の機運醸成を図ってきた。
それだけに倉富氏はコメントで「九州経済に大いに寄与するプロジェクトとして期待していただけに、今回の決定は大変残念な結果だ」などと無念さをにじませた。
ただ、計画には不安材料もつきまとった。特にネックとなったのが、資金調達面だった。
計画では、初期投資に必要な額を約4383億円と見積もっていた。県によると、資金提供の意向を示した大口の一つはスイスの金融大手「クレディ・スイス」。ところが、同社は経営危機に陥り、23年3月に買収が発表された。
計画を検討した国の審査委員会の見解も、資金調達の見通しについて「確実性を裏付ける資料が提出されていない」と批判。「今後も出資・融資予定者の変更が生じる懸念を払拭(ふっしょく)できない」として認定基準に適合しないと結論付けた。
加えて、計画の中核となるカジノ事業についても「適切かつ継続的に実施されると見込まれるだけの根拠に乏しい」と評価されなかった。
これに対し、大石知事は資金調達について「我々としては不備があったとは思っていない」と反論。県IR推進課も「私どもができる最大、最高の手続きを整えて、国に申請した」と首をかしげる。
一方、計画に反対する人からは安堵(あんど)の声が上がった。
計画を巡り、県の公金支出差し止めを求める住民訴訟を長崎地裁に起こした今井一成弁護士は「あらかじめ危惧していた通りで、予想通りの結果だ」。佐世保市の「カジノ誘致問題を考える市民の会」の宮本美智子代表は「不透明な計画では認定されないだろうと思っていた。不認定と聞き、ほっとしている」と語った。【綿貫洋、高橋広之、松尾雅也、植田憲尚】
5810
:
OS5
:2023/12/31(日) 17:07:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f2db3372150825c94ed7345f1208d7b45b06179
万博・IR予定地の夢洲整備、課題山積…リング内側は更地・費用増額・工事車両の渋滞
12/31(日) 17:02配信
大阪湾の人工島・ 夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)では、2025年大阪・関西万博や、30年秋頃の開業を目指すカジノを中核とした統合型リゾート(IR)の建設が進む。ただ、現時点で「万博の華」と呼ばれる海外パビリオンの着工はゼロ。渋滞対策やインフラ整備など、夢洲工事の課題は山積している。(猪原章)
着工に遅れ、撤退する国も
11月27日、万博のシンボルとして建設が進む環状の木造建築物の大屋根(リング)が報道陣に公開された。円周は約2キロあり、京都・清水寺の「清水の舞台」にも使われた、木材を格子状に組み上げる伝統工法を採用。12月時点で、全体の約4割で工事が進んでいる。
しかし、リングの内側は更地が広がり、参加国が自前で建てる「タイプA」のパビリオンは建設が始まっていない。当初、60か国がタイプAを予定したが、資材価格の高騰や人手不足で工事業者探しが難航し、着工が遅れている。撤退を決めた国もあり、タイプAの予定は55か国に減った。
万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は、日本側が建設して約100の国・地域が利用する「タイプB」「タイプC」のパビリオンなどは手続きが順調に進んでいるとする。それでも、海外勢の着工第1号は年明けになる見込みだ。
会場建設費1・9倍、運営費1・4倍
国、府と大阪市、経済界の3者が分担する「会場建設費」は当初、1250億円とされたが、2回増額され、1・9倍の2350億円に膨れあがった。資材価格や人件費の高騰が要因とされ、3者は「やむを得ない」として11月2日までに追加負担の受け入れを決めた。
これとは別に、協会が独自に賄う「運営費」の増額も明らかになった。協会は今月14日、当初計画(809億円)の1・4倍となる1160億円に膨らむ見通しを公表した。協会の主な収入源は入場料で、開幕500日前の11月30日には前売り入場券の販売がスタート。協会は2300万枚を販売する計画だという。
しかし、海外パビリオンの建設の遅れや会場建設費の増額など、マイナスイメージが先行し、入場券の売れ行きに影響が出るおそれもある。赤字になれば、さらに公費が投入される事態にもなりかねない。協会幹部は「赤字にならないよう、万博の内容のPRを強化したい」と語る。
大阪市の見通しに、市議会は懸念
30年秋頃に開業予定のIR事業も今年、大きく進展した。政府は4月、府の整備計画を認定。9月には府とIR事業者が正式な契約にあたる実施協定を締結し、今月4日には万博会場の北側にあるIR予定地で液状化対策工事が始まった。
万博の工事が今後本格化し、IR関連工事も進む中、懸念されるのは工事車両などの集中による交通渋滞だ。
大阪市は10月、万博開幕前の25年3月までの工事車両台数(1日あたりの最大値)の試算を公表した。来年5月、万博のタイプAパビリオンが一斉に着工されると想定すると、今年12月の1日1231台から、ピーク時の来年10月には2・8倍の3436台に増える。
市は、夢洲周辺の主要な交差点や高速道路の出口における1時間あたりの交通量は、通行可能な範囲内で、「渋滞は発生しない」とする。しかし、市議会では、最大1日6000人に上る作業員の通勤車両などが試算に含まれていないとして、渋滞を心配する声もある。
大阪市の横山英幸市長は今月4日、「車両が円滑に通行できるか、関係者でチェックし、万博やIRの工事が滞りなく進むよう取り組む」と述べた。
5811
:
OS5
:2024/01/05(金) 10:20:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/0afb887f789c74e897632b9396600f25ca1b5092
雪が足りない!宮城県内のスキー場、10ヵ所中7ヵ所営業できず 稼ぎ時の年末年始「天気だけはどうにもならぬ」
1/5(金) 8:14配信
河北新報
雪不足で元日から営業を取りやめた白石スキー場=2日、宮城県白石市福岡八宮
雪不足でスキー場が頭を抱えている。3日現在、県内10カ所のうち7カ所が営業しておらず、残る3カ所も全面滑走には至っていない。関係者は「年末年始が稼ぎ時なのに…」と恨めしそうに空を眺める。
■営業中の3ヵ所も一部のゲレンデのみ
例年約3万2000人が訪れる白石スキー場(宮城県白石市)は元日から営業を取りやめた。気温上昇で融雪が進んだといい、3日の積雪は10センチ。センターハウス前は地面が顔をのぞかせている所もある。
ゲレンデづくりに適した湿った雪は昨年12月初めに降ったきりという。人工降雪機はあるが、気温が安定しないと使用できない。川村祐介支配人(37)は「ここ数年はスキー客が増え、インバウンド(訪日客)も来る。6〜8日の連休は営業できるようにしたい」と話す。
隣接する七ケ宿スキー場(七ケ宿町)は人工降雪機がなく、今季は12月24、25日の2日間の営業にとどまっている。関係者は「雪が降ればすぐに営業を再開したい」と降雪を願う。
営業しているスプリングバレー仙台泉スキー場(仙台市)、みやぎ蔵王えぼしリゾート(蔵王町)、すみかわスノーパーク(同)の3カ所もゲレンデが限られる。このうち、今季8万2000人の来場を見込むえぼしリゾートは人工降雪機を10台以上稼働させ、石子ゲレンデなど9コース中3コースで営業する。
運営する宮城蔵王観光(蔵王町)によると、年末年始の来場者は例年より3割ほど少ない。門脇次男社長(66)は「天気だけはどうにもならない。今月中旬以降は降雪の予報もあり、それまでゲレンデをしっかり整備して頑張っていく」と巻き返しを誓う。
河北新報
5812
:
OS5
:2024/01/09(火) 10:25:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/03d7a7994882b9f7952ea2c5d75541dc8424ef39
和倉温泉の旅館ほぼ全て休業、「おもてなし日本一」の加賀屋も「まったく再開のめど立たず」
1/8(月) 7:00配信
読売新聞オンライン
エントランス部分の石がめくれ上がった加賀屋(6日、石川県七尾市で)
能登半島地震は8日で発生から1週間を迎える。石川県七尾市の和倉温泉は「おもてなし日本一」で知られる加賀屋をはじめ、ほぼすべての温泉旅館が休業に追い込まれた。県内屈指のブランド力を誇る観光地が試練に立たされている。(石黒穣)
大小22の旅館が立ち並ぶ和倉温泉街では、いたるところで道路が陥没し、傾いた建物も目立つ。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、行き届いたもてなしなどが評価され2年連続総合1位の加賀屋では、エントランスの敷石がめくれ、建物外壁のコンクリートが割れて鉄筋がむき出しになった箇所もある。
「いつ再開できるか、まったくめどが立たない」。建物診断の専門家手配などで、地震後も休まず1階事務所に詰める第一営業部長の張原滋さん(49)はため息をついた。
七尾市で1日の発災時、加賀屋の233の客室はほぼ満室だった。全宿泊客を近くの高台の小学校に避難させ、翌日にマイクロバスで金沢などに送り届けると、それ以後の宿泊は休止している。加賀屋は2007年の能登半島地震でも約1か月休業した。今回の施設の損傷は、その時よりはるかに深刻だという。
「コロナ禍を乗り切ってインバウンド客が戻り、これからというときに」。張原さんは残念がった。
老舗旅館「美湾荘」でも、建物内の壁のあちこちに深い亀裂が走り、頑丈なはずのエレベーター昇降に使われるレールが曲がるなど傷みは激しくなっている。断水のため風呂は使えない。それでも、一般客を断りつつ電気や通信の復旧工事の作業者らに宴会用の大部屋を提供している。
企画販売部長の白髭哲さん(47)は、「インフラ復旧の加速を願い、部屋を使ってもらっている」と話しつつ、「私たちの旅館も必ず再開する」と力を込めた。
2013年の和倉温泉街
和倉温泉旅館協同組合の宮西直樹事務局長(50)は現状について、建て替えが必要なところもあり得ると認め、「復旧には時間がかかる」との見通しを示した。
和倉温泉旅館協同組合によると、和倉温泉の22旅館の部屋数を足し合わせると1260室に上る。1日の地震発生時、その9割が埋まり客2000人以上がホテル内にいた。
大津波警報が発令される中、どの旅館でも避難誘導が円滑に行われ、負傷者の報告はゼロだった。加賀屋をはじめ多くの旅館が、避難所へおにぎりや布団を提供した。避難した宿泊客に対しては、部屋に残した荷物の回収などできめ細かく支援した。
SNS上では、当日の宿泊者らから献身的なサービスへの感謝とともに「必ず復興して」と励ますエールが多数寄せられている。
5813
:
OS5
:2024/01/12(金) 08:34:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/edc04cf196c97ec903d9b2f022baf3a55de6a260
〈1.1大震災〉観光客消えても「満室」 金沢のホテルに自衛隊、電力会社など
1/12(金) 8:01配信
北國新聞社
部屋の鍵を受け取る宿泊客。被災地支援に向かう団体の予約が増えている=金沢市内のホテル
●富山に流れる動きも
能登半島地震を受けて予約キャンセルが相次いだ金沢市内のホテルが、「県外客」でいっぱいになっている。全国から自衛隊や電力会社、行政機関の関係者が復旧支援のため、駆け付けているからだ。インバウンド(訪日客)や観光客の姿がまちなかから消える中、「満室」となるホテルも。金沢市内で宿泊施設を確保できず、富山県内で部屋を押さえる動きも出てきた。
「金沢駅前はもういっぱいだった。能登へのアクセスは少し遠くなるけれど、車なら気にする距離でもない」。11日夜、金沢市大額町にある金沢国際ホテルロビーで鍵を受け取った小売大手の40代男性はこう語った。
9日に東京から石川県入りした後、車で能登と金沢を往復し、店舗の被災状況を確認している。事前にインターネットで調べたところ、金沢駅前をはじめ、北陸自動車道のインター近くのホテルを探したが、数日間連泊できる施設は見つからなかったという。
同ホテルには、地震発生後、約500人の予約キャンセルが入り、宴会も大半がなくなった。一方、奥能登の停電復旧のために訪れた県外の電力会社社員や、医療従事者、マスコミ関係者の予約が一気に入った。
「キャンセルよりも復旧派遣の予約が多く、驚いた」とするのは、まちなかに立地する金沢ニューグランドホテル(南町)の担当者。地震発生後、1月の予約キャンセルが700〜800件重なったものの、自衛隊や電力会社、行政機関から千件ほどの予約があった。
金沢駅前のANAクラウンプラザホテル金沢も、復旧支援者の予約がキャンセル数を上回った。
金沢市内では、観光バスが見られなくなった一方、自衛隊の車両や県外ナンバーのマイクロバスが増えている。市内のホテル関係者は「しっかりと支援者に対応することが、能登の支援に間接的につながると思って取り組みたい。経済を回しながら、できることをしていきたい」と話した。
ホテルグランテラス富山(富山市)では、生命保険会社の調査員や電力会社の社員の利用があり、担当者は「『4人で1月いっぱい』など、まとまった期間の利用がある」と話す。既に2月分の予約も入っており、「金沢のホテルを確保できなかった人が富山に流れてきているのだろう」と推測している。
5814
:
OS5
:2024/01/16(火) 16:25:15
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240113-OYTNT50027/
長崎マリオットホテル「独特の眺望は最大の魅力」…課題は「日帰り客が多い」
2024/01/13 14:10
ガラス越しに港町を眺められる長崎マリオットホテルの「インペリアルスイート」(12日、長崎市で)
JR九州グループは12日、長崎駅の新駅ビルで16日に営業を始める米高級ホテル「長崎マリオットホテル」を報道陣に公開した。マリオットブランドとしては九州初で、斜面地が多い独特の風景を楽しめるのが特徴だ。長崎市ではほかにも個性的なホテルの開業が続く予定で、観光客を取り込むための競争が激しさを増しそうだ。(橋本龍二)
「ジャパネットたかた」長崎なまりの高い声「伝えたい思いが強すぎた」…低い声で振り返る
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長崎マリオットは計207室で、約7割の客室にバルコニーが付く。公開された「インペリアルスイート」(242平方メートル)では港町の景色を楽しめ、書斎なども備えられていた。
長崎はコロナ禍で落ち込んだ宿泊需要が急速に回復しており、観光庁の最新の統計によると、2023年10月の長崎県内の日本人延べ宿泊者数は19年10月と比べ21%増え、伸び率が九州7県で最大だった。サイ・ウエスト総支配人は「独特の眺望は我々の最大の魅力だ。国内外からファンを獲得したい」と意気込む。
一方、長崎駅近くで10月に新設されるのが、複合施設「長崎スタジアムシティ」だ。敷地内のホテル(243室)では眼下にサッカー場を望める部屋もあり、運営するジャパネットホールディングスは「エンターテインメントとスポーツによるホテル滞在の楽しさを訴えたい」とする。
不動産開発の森トラストは今冬、大浦天主堂やグラバー園などがある同市南山手町で、赤レンガ造りの建物を活用した「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」(約70室)を設ける。
ただ、長崎では「日帰り客が多い」(地元観光関係者)のが課題だ。県によると、22年の延べ宿泊客数は632万人と、日帰り客(1372万人)の半数にとどまった。夜型の観光メニューの少なさが一因とされ、長崎市はイベントなどを手がける事業者に補助金を出すなどして宿泊需要の掘り起こしを図っている。
人手不足も懸念材料だ。長崎マリオットなど開業する3ホテルでは臨時採用も含め計500人以上の雇用を見込むが、「既存ホテルを含め労働力の奪い合いになる恐れもある」(観光関係者)との声も出ている。
観光業に詳しい長崎国際大の落合和昭准教授(ホテル開発論)は「長崎は観光の潜在需要があるため、官民で一体となって観光資源の商品化や周知の強化に取り組むことが求められる。交通網を充実させて移動の利便性を上げる必要もある」と指摘している。
5815
:
OS5
:2024/01/17(水) 22:34:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfa4973dfaca848e135ea9f15fa8fcdd25252264
訪日客、コロナ禍後の「再出発元年」で好調 地方分散化が課題
1/17(水) 19:56配信
産経新聞
金沢市の観光名所「ひがし茶屋街」。震災後の人通りは例年の半分以下だという=16日午後、石川県金沢市(山本玲撮影)
観光庁が17日に発表した令和5年の訪日客による消費動向調査結果は、訪日客の〝量より質〟への転換を目指す5〜7年度「観光立国推進基本計画」で掲げた主な金額目標を早くも上回った。訪日客数も順調に回復しており、歴史的な円安を背景に新型コロナウイルス禍からの「再出発元年」としては好調なスタートを切ったといえる。今後は大都市圏に偏在する需要の地方分散化などが課題となる。
【表でみる】インバウンド人気観光地ランキングTOP10
■6千万人目標を堅持
「コロナ禍からの回復の道のりは本当に厳しかった。関係の皆さまの力添えで、ここまでしっかりと回復の歩みを進めてこれた」
観光庁の高橋一郎長官は17日の定例記者会見で昨年1年間を総括した。
観光政策の方針を定めた観光立国推進基本計画では、訪日客についてコロナ禍前(3188万人)の水準超えを目標に掲げる中で8割近くまで回復。高橋氏は「まだ基本計画に掲げる水準には到達していない」と慎重だが、韓国や米国など着実に伸びている市場の需要を確実に取り込み、12年に6千万人とする従来目標も改めて堅持する姿勢を示した。
■背景に体験型観光拡大
政府がより重視するのは訪日客1人当たりの旅行消費額や地方部での滞在日数だ。コロナ禍では客数が急減した際の観光業界のもろい体質が露呈し、旅行先が大都市圏に偏在して地方部に経済効果が波及しにくい状況も鮮明になった。訪日客の量より質、地方分散といった転換は急務で、その改善は一部で問題となっているオーバーツーリズム(観光公害)の解消にも寄与するとされる。
今回、1人当たり消費額が目標の20万円を超える21万2千円に到達、それに伴って総消費額も目標の5兆円を上回り、高橋氏は「順調に推移している」と評価。背景には消費型観光ではなく、体験型観光の拡大による滞在の長期化を挙げた。
政府は今後、東京、名古屋、大阪の三大都市圏に偏在する旅行需要の地方分散化をより強く進めていく考えだ。
■課題は地方の魅力発信
目標達成を海外から後押しするようなケースも出てきた。米大手紙ニューヨーク・タイムズが世界の旅行先で「2024年に行くべき52カ所」を発表し、山口市が紹介された。同コーナーの2023年版で紹介された盛岡市に続く快挙だ。盛岡市をはじめ岩手県内で宿泊した米国人観光客は昨年1〜10月で、最多だった令和元(2019)年同期と比べても急増。県によると、欧州や日本国内の観光客にも好影響が出ているとみられる。
観光庁の担当者は「政府の施策の方向性に重なる」と歓迎。記事は山口市を「西の京都とも呼ばれ、過度な観光客に悩まされることが少ないコンパクトな都市」と評しており、今後はそうした地方部の魅力をいかに発信するかが課題となる。(福田涼太郎)
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OS5
:2024/01/18(木) 09:46:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9707b12f01419e942d3aafe2b31a7624dd27dbb
インバウンド回復に濃淡 地方波及、人手確保に課題
1/18(木) 7:05配信
時事通信
観光客の増加のため、停留所でバスを待つ人たちの列の最後尾=2023年11月、京都市東山区
インバウンド(訪日客)需要がコロナ禍から回復し、2024年はさらなる拡大が見込まれる。
だが、回復の中身には濃淡がある。特に都市圏に比べ地方の出遅れが目立ち、観光業の人手不足も深刻だ。一方、訪日客が集中する観光地ではオーバーツーリズム(観光公害)が顕在化。課題も浮き彫りとなっている。
23年の訪日外国人数はコロナ禍前の19年の8割程度に回復、消費額は円安効果もあって初めて5兆円を超えた。小売業界では高級ブランドなど免税品販売も好調で「客足はまだまだこれから伸びる」(日本百貨店協会)と期待が膨らむ。
カギを握るのはコロナ禍前に訪日客数の3割、消費額の3割半ばを占めた中国人の動向だ。中国政府は昨夏に日本ヘの団体旅行を解禁したが、足元の訪日人数はまだ以前の5割にも満たない。みずほ証券の小林俊介チーフエコノミストは「中国人の訪日消費が復活すれば24年は8兆円も視野に入る」と分析する。
ただ、回復の恩恵が地方にも十分波及するかは不透明だ。観光庁調査によると、昨年10月の外国人延べ宿泊者数は約1226万人で、うち7割超の宿泊先は三大都市圏が占める。コロナ前との比較では、「ゴールデンルート」に位置する東京都(69%増)や大阪府(34%増)、京都府(20%増)が勢いを見せるが、三大都市圏以外の地域は合計で11%減と差が開く。
背景には、地方空港で海外との直行便の復便が遅れている影響も指摘されている。他方で、外国人観光客に人気の京都や鎌倉、富士山など一部の観光地では、公共交通混雑やごみのポイ捨てといった観光公害も再燃。需要分散は急務だ。
30年に「訪日客6000万人・消費額15兆円」の目標を掲げる政府は、「地方への誘客の推進に全力を尽くす」(高橋一郎観光庁長官)と強調するが、宿泊施設やバス、タクシーの人員不足は地方ほど深刻。受け皿が整わず混乱や需要取りこぼしを招く不安は拭えない。能登半島地震の被災地周辺の観光復興も新たな課題で、今年は「持続可能な観光立国」の成否が問われる1年となる。
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OS5
:2024/01/18(木) 09:48:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/b122e1ec0269476bbaa72a7b40bb613ab82e44e7
ホテル業界は「量より質へ」…高級化への動き加速、旅先での体験を重視する「コト消費」移行進む
1/18(木) 7:01配信
読売新聞オンライン
観光庁が発表した2023年の訪日外国人の消費額が初めて5兆円の大台を突破し、政府が昨年策定したばかりの目標を早くも達成した。中国人観光客を中心とした「爆買い」はなりを潜め、旅先での体験を重視する「コト消費」へ移行が進むなか、重要性を増しているのが宿泊だ。円安を追い風に、ホテル業界では高級化への動きを加速させている。(鈴木瑠偉)
客室10万円
朝日焼の湯飲みなどを備えたパレスホテル東京の客室(東京都千代田区で)
「この客室から日本のブランド力を発信したい」
パレスホテル東京(東京都千代田区)の渡部勝総支配人は17日、宇治茶のティーバッグや朝日焼の湯飲み、西陣織のクッションを備えた期間限定の客室を紹介した。
円安に加え、海外でインフレが進んだこともあり、欧米からの観光客にとって日本旅行の割安感は強まっている。ホテルにとっては、単価を上げやすい状況だ。パレスホテル東京では、コロナ禍前は7万円程度だった客室単価が、23年には10万円を超えた。宿泊客の7割程度が外国人といい、渡部氏は「パリやニューヨークのホテルに比べるとまだまだ割安」と話す。
高級ホテルでも人手不足が続くため、客室稼働率を上げずにサービス水準を維持し、「量より質」への転換を図っているという。
国内では、帝国ホテルが26年に京都で新規開業するほか、「ブルガリホテル東京」など外資系高級ホテルの進出も相次ぐ。
買い物 19年下回る
観光庁によると、23年の訪日外国人1人あたりの支出額は21・2万円と、19年(15・9万円)から3割以上も増えた。このうち宿泊費の比率は34・6%と、19年から5ポイント以上伸びている。
観光庁の高橋一郎長官は17日の記者会見で、「コト消費の成長の兆しが見えてきている。長く滞在し、様々な体験をしていると期待している」と評価した。
一方で、かつて訪日消費の主役だった買い物代は伸びていない。23年は1兆3954億円で、19年(1兆6690億円)を下回る。中国人観光客の回復が遅れていることが大きな要因だ。
ネット通販の普及で、日本に行かなくても購入できる商品は多くなった。かつてのような盛り上がりは期待しづらいとの見方は多い。
地方誘客なお課題
豊かな自然や文化を抱える地方への誘客は、課題として残っている。観光庁によると、昨年10月時点の外国人延べ宿泊者数は、3大都市圏で19年の水準を超えているものの、地方部では19年より1割ほど少ない。地方独自のコト消費を開発するため、地元に精通したガイドの育成や環境の整備など長期的な取り組みも必要となりそうだ。
政府は30年までに訪日客の消費額を15兆円へ拡大する目標を掲げる。旅行大手の幹部は「富裕層はサービスへの期待も大きく、そこでしかできない体験を提供する必要がある」と指摘する。一方、みずほリサーチ&テクノロジーズの坂中弥生上席主任エコノミストは「旅行予算の拡大はコロナ明けの反動で、一時的なものにすぎない」と分析する。
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OS5
:2024/01/23(火) 14:53:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4c79ddbc77eeaae9f76416aed253fb27423ee26
那覇空港 → 恩納村・名護市まで20分! ヘリバスで沖縄県内の移動短縮 4月から本格運用 1万円で利用できるプランも
1/23(火) 11:47配信
沖縄タイムス
ブルーモビリティーが運用するヘリコプターと道廣敬典代表(提供)
沖縄振興開発金融公庫、沖縄銀行は22日、ヘリコプターを活用した新たな交通システムの構築を目指すITスタートアップ企業、Blue Mobility(ブルーモビリティー、那覇市)に計3千万円を融資したと発表した。空港とホテルをヘリで結ぶことで渋滞緩和など交通課題の解決を目指し、定時のヘリコプターバス、チャーター制のヘリコプタータクシーを4月から本格的に運用する。(政経部・銘苅一哲)
県内でヘリの遊覧飛行を展開するSpace Aviation(スペースアビエーション、京都府)と提携し、同社の機体や操縦士を利用する。
ブルーモビリティーの道廣敬典代表取締役は「スペースアビエーションが管理する(運航の)枠を買い、客に販売する販売代理店のイメージ」と説明する。
2023年にクラウドファンディングで支援を受け付け、同年9月から支援者を中心に運用を始めた。バスは土曜と日曜に1日8便で那覇空港と恩納村の沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ、名護市のカヌチャリゾートをそれぞれ20分程度で結んでいる。
2月から4月以降の一般向けのチケット予約の受け付けを開始した。運用する機体の乗客用は3席。料金は2席で7万円、3席で9万円に設定する。将来的に10席程度の中型機導入を目指している。「県民にもヘリでの移動を体験してほしい」と直前にスケジュールが空いていれば1万円で利用できるプランも設ける。
道廣代表は県内で40余り整備されているヘリポートを活用したタクシーのほか、一定期間の乗り放題、ギフトチケットのサービスの展開も考えている。「富裕層だけでなく、一般の観光客にも沖縄で特別な体験をしてほしい。観光体験のアップデートや経済波及効果を生み出したい」と抱負を語った。
ブルーモビリティーのホームページはこちら(
https://bluemobility.co.jp/
)から
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OS5
:2024/01/24(水) 18:16:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b0d265062f9b480e2cab3c2bf3836f2b134118
邦人の海外渡航、コロナ前の半分 円安で割高感、回復弱く
1/24(水) 15:30配信
共同通信
成田空港の国際線出発ロビー=2022年8月
日本人の海外渡航が振るわない。円安による割高感が影響しているとみられ、日本人の旅客数は新型コロナウイルス流行前の半分程度にとどまったままだ。国によっては既にコロナ前水準を上回っており、日本の回復の弱さが目立っている。
アジアを中心とした14カ国・地域で外国への旅客数を日本航空が調べたところ、2023年1〜10月の累計を19年1〜10月の実績と比べた「回復率」で、日本は最下位の47.0%だった。
トップはタイでコロナ前を超える103.7%、ベトナムが98.0%で続いた。インドや米国、韓国といった国も80%台まで戻った。
中国は日本に次ぐワースト2位で47.8%だったが、23年8月に日本や米国などへの団体旅行を約3年半ぶりに解禁。同年10月単月では72.4%に上昇し、足元では回復がうかがえる。
日本では23年5月に新型コロナが5類に移行したが、その後一時1ドル=150円程度まで円安ドル高が進んだ。外国の物価高もあり、日本人の海外旅行熱が高まらない状況が続いている。
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OS5
:2024/01/24(水) 18:25:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/9113a70187c65de2724064a26806a8caa42f2fda
首相「北陸応援割」実施の考え表明 被災4県への旅行代金割引
1/24(水) 16:10配信
毎日新聞
衆院予算委員会で能登半島地震の犠牲者に対し黙とうをする岸田文雄首相(右)=国会内で2024年1月24日午前9時2分、竹内幹撮影
岸田文雄首相は24日の参院予算委員会で、能登半島地震で被害を受けた北陸地方の支援策として、3〜4月に北陸4県への旅行代金を割り引く「北陸応援割」を実施する考えを明らかにした。「1泊2万円を上限として旅行代金を割り引く」と語った。
日本維新の会の柴田巧氏への答弁。政府が25日にも取りまとめる被災地支援パッケージに盛り込む予定だという。
首相は、地震の影響で、営業可能な地域でも宿泊施設の予約キャンセルが相次いでいると指摘した上で、3月に予定する北陸新幹線の金沢―敦賀間開業に合わせて「集中的な観光プロモーション」を実施すると表明。能登地方について「適切なタイミングで、より手厚い観光需要の喚起策を検討する」とも語った。【樋口淳也】
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OS5
:2024/01/24(水) 22:04:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7370c6f5cbd4914806015c121516326c6dfbf79
岸田首相、北陸応援割「1泊2万円上限に旅行代金割り引く」…25日に支援パッケージ取りまとめ
1/24(水) 18:43配信
読売新聞オンライン
岸田首相は24日、衆参両院の予算委員会の閉会中審査に出席し、能登半島地震の被災者支援に向けて、2023年度予算の予備費から1500億円規模を支出することを明らかにした。26日に閣議決定する。首相は答弁で、「中長期的な取り組みを用意し、支えていかなければならない」と強調した。
政府は、今月9日に23年度予算の予備費から47億4000万円を支出することを閣議決定した。24年度予算案の予備費も5000億円から1兆円に増やした。
首相は答弁で、25日に生活再建に向けた支援パッケージを取りまとめる方針を示し、「被災地、被災者の立場に立って、生活となりわいの再建に全力で取り組む」と語った。石川など北陸4県を対象に、観光産業を支援する「北陸応援割」を実施する考えも表明し、「1泊2万円を上限として、旅行代金を割り引く」と説明した。
復旧・復興に向けた23年度補正予算案の編成に関しては、「予備費を積み増すのが最もスピード感のある対応だ」と述べ、慎重な姿勢を示した。
立憲民主党の泉代表は、自然災害による被災世帯に対する支援金の上限を現行の300万円から600万円に引き上げることを求めた。首相は「能登の実情に合わせた追加的な支援を政府としても総合的に検討したい。問題意識を共有し、具体的な対応を至急取りまとめさせたい」と応じた。復旧・復興に向けて、野党側の提案にも柔軟に応じる意向を示したものだ。
この日の国会審議では、道路の寸断などで水道インフラ(社会基盤)の復旧が難航していることも議論になった。首相は、全国の水道事業者を被災地に集めていることを説明し、「国からの支援を行うことによって、(復旧の)前倒しの可能性を追求していかなければならない」と強調した。
被災地を離れてホテルや旅館などに移る「2次避難」に関して、首相は「様々な情報提供を行い、不安に応えていく努力が2次避難を進める上で重要なポイントになる」と指摘した。国などからの支援金額算定の根拠となる罹災(りさい)証明書の発行については「航空写真の活用や地域一括の全壊判定などで、被害認定調査の簡素化に取り組んでいく」と語った。
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OS5
:2024/01/24(水) 22:05:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f44ff50346a41f07e40d82f6367d28766d0abb5
能登半島地震の政府観光支援「北陸応援割」 「3月からは殺到確実。行くなら冬の幸豊かな2月に」専門家がアドバイス
1/24(水) 18:10配信8
ニッポン放送
航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏が1月24日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。能登半島地震を巡り、政府が北陸地方への旅行代金を補助する「北陸応援割」を3〜4月に実施する方針であることについて、「3月からは旅行客が殺到するのは確実だ。行くなら冬の幸が豊かな2月がお勧め」とアドバイスした。
※イメージ(近江町市場)
能登半島地震を巡り、政府は北陸地方への旅行代金を補助する「北陸応援割」を3〜4月に実施し、1人1泊あたり旅行代金の50%、最大2万円を補助する方向だ。25日にも正式に決定する。
鳥海)「北陸応援割」が始まる3月からは、旅行客が殺到するのは確実です。宿泊施設も満室でしょう。ですから狙い目は、割引はないですが2月です。
辛坊)私、先週末に金沢へ行ってきました。金沢の街中で地元の方に話を聞くと、「観光客が来なくて困っている。観光客に来てほしい」と皆さんおっしゃっていました。
鳥海)そうですね。震災の被害がないところには行ってほしいと思います。半面、余震が心配ですから、大地震が起きてから1カ月あまりは少し様子を見たほうがいいと思います。
辛坊)それで2月なんですね。
鳥海)ここにきて余震が減ってきましたから、そろそろ旅行の計画を立て始め、割引はなくて高くつくかもしれないけども、2月に行くのがお勧めです。香箱ガニやタラの白子、寒ブリなど冬の幸が豊かで、おいしいです。また、行列のできる回転ずし店も多いのですが、週末で2〜3時間待ちの人気店も2月であれば待ち時間なしで入店できます。
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OS5
:2024/01/25(木) 11:47:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/255affefd95a3cea9285abe85c2ef4c3b69a3e50
相次ぐキャンセル、金沢に打撃 葛藤しつつ「観光で応援を」 能登地震
1/24(水) 13:31配信
時事通信
人通りの少ない近江町市場。一部の店舗ではシャッターが閉まったままの状態が続く=24日午前、金沢市
能登半島地震で石川県北部の輪島市や珠洲市などが甚大な被害を受けた一方、日本三名園の一つ「兼六園」などがある金沢市は一部の被害にとどまっている。
しかし宿泊のキャンセルが相次ぐなど観光客の足は遠のいており、同市の観光関係者は複雑な思いも抱えつつ、「能登の応援のためにも金沢に来て」と呼び掛けている。
金沢市観光協会などには地震発生後、「観光に行っていいのか」「迷惑にならないか」といった問い合わせが多数寄せられた。兼六園で築山の石積みが崩れるなどの被害はあったものの、臨時閉園していた金沢城公園が20日から再開するなど、通常の営業に戻っているところも多い。市の担当者は「余震への注意を伝えた上で、来て大丈夫と答えている」と説明する。
しかし「金沢市民の台所」として知られ、週末には観光客ら約3万人が集まるという「近江町市場」は人通りが大きく減り、飲食店の一部はシャッターが閉まったままだ。近江町市場商店街振興組合の石山博之事務長によると、国内観光客の減少が特に目立ち、客足はコロナ禍前の2割程度までに落ち込んでいるという。
「石川県全部が(被害の大きかった)能登のように思われている。金沢に来てもらうことが能登の応援につながる」と石山さんは訴える。
同市場にあるすし店「海鮮丼いちば」は、客足が減少したため、営業規模の縮小を強いられている。同店の坂尻保さんは「本当にお客さんに来てほしい」と切実な思いを吐露しつつ、「自分らだけ忙しくなっていいのかな、と葛藤もある」と話す。
石川県金沢城・兼六園管理事務所の押野朗所長は「能登にあれだけの被害が出ている。来ていただければうれしいとは思うが…」と複雑な胸中を明かす。金沢市旅館ホテル協同組合の担当者は「来てとは言いづらい雰囲気がある。安全なときにまた来てもらえれば」と今後に期待を込めた。
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OS5
:2024/01/26(金) 08:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/559a046bc9ad10ef007eaa85a0fa095ef4e6ee1c
【速報】岸田首相「北陸応援割」能登は割引率70%に拡充も検討
1/25(木) 18:09配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン
政府は25日、能登半島地震に関する政府の非常災害対策本部で、「被災者の生活と生業支援のためのパッケージ」を決定した。
切れ目のない被災者支援に取り組むための方策を盛り込み、災害特例で個人住民税が免除される水準となった被災者を含む世帯を物価高対策支援金の対象に含め、10万円を支給することなども含まれている。
また、北陸の観光業を支援するための「北陸応援割」が、1泊2万円を上限に、北陸地方への旅行代金の50%を割り引く制度として盛り込まれた。
これに関して岸田首相は記者団に対し、「今回被害がもっとも甚大な能登地方においては今後、全力で復興復旧に努めなければならない。その上で観光客の受け入れが可能になった段階で、地元の意向も踏まえ適切なタイミングでより手厚い観光需要の喚起策、例えば割引率を70%にするなどの喚起策を検討したい」と述べた。
フジテレビ,政治部
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OS5
:2024/01/26(金) 10:59:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/dda6ffc29ee876c16b130db3aeab36d4b7426588
「北陸応援割」に疑問の声、被害小さい石川以外の3県に観光客流れる可能性 恩恵に格差も
1/26(金) 10:32配信
産経新聞
地震と火災で甚大な被害を受けた観光名所、朝市周辺は復旧のめどが立たない=1月3日、石川県輪島市(鈴木源也撮影)
能登半島地震に関連し、政府が25日に公表した観光需要の喚起を図る支援策「北陸応援割」について、実施するタイミングや経済効果を疑問視する声が上がっている。北陸割は1人1泊2万円を上限に、北陸4県(石川、富山、福井、新潟)への旅行代金50%を補助する仕組みだ。3〜4月に実施する予定だが、被害の大きかった石川県能登地方では観光資源の海産物の提供や宿泊の再開などが、この時期までに見通せないところが多い。応援割だけ先行すれば、被害の小さい他の3県に観光客が流れる可能性も指摘されている。
◆観光資源が消え効果限定的
石川県七尾市の和倉温泉では建物や水道などのインフラが損傷し、全旅館が休業した。同市の市街地などでは、4月以降にならないと断水が解消されない見通しだ。火災で焼失した輪島市の朝市通りの復旧は困難な状況で、石川県内にある69漁港のうち60漁港が地盤の隆起や防波堤、岸壁、臨港道路の損傷などの被害を受けている。特産の海産物の調達も難しい現状だ。
野村総合研究所の木内登英(たかひで)エグゼクティブ・エコノミストは「観光資源が失われ、道路やインフラの復旧途中での観光支援は経済効果が乏しい」と強調する。新型コロナウイルス禍で低迷する観光業への政府の支援事業「Go To トラベル」を引き合いに出し、「当時はコロナ感染対策をしっかりした高級ホテルや旅館に観光客が集中し、小さな宿泊業への恩恵が小さかった」と指摘。「今回も耐震設備などがしっかりした高級旅館などに観光客が流れ、旅館の規模や地域で受けられる恩恵の格差が生じる」と予測する。
◆熊本地震では恩恵に格差も
北陸応援割と同様の支援は、平成30年4月に発生した熊本地震でも導入されている。政府は同年7月から12月末まで、熊本、大分、福岡、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島の7県を対象に旅行代金を補助する「九州ふっこう割」を実施した。
この支援策の効果について、監査法人トーマツの松下哲明リスクアドバイザリー部マネジャーは、直接被害の少なかった大分県と比較し、「熊本県は観光客の増加が少なかった」とする分析結果を公表した。松下氏はその理由について、「観光資源、宿泊施設、道路網など被害の有無が影響を及ぼしたと」と結論付けている。今回の北陸応援割でも同様の事態が起きると想定する観光業者は多い。
政府は、能登地方については、「復興状況を見極め、さらに手厚い支援策を検討する」というが、木内氏は「まずは地震被害で落ち込んだ売り上げを補填する給付金支援を充実させるべきだ」と提案する。(西村利也)
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OS5
:2024/01/26(金) 16:47:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/501f1afcb5affabc340a27993ce880e026d1721e
観光支援「北陸応援割」発表 パック旅行も対象、3月開始念頭
1/26(金) 16:08配信
共同通信
観光庁は26日、能登半島地震の復興に向けた観光支援「北陸応援割」の詳細を発表した。新潟、富山、石川、福井4県への旅行商品を半額で購入できる。宿泊の場合は1人1泊につき2万円を上限とし、新幹線や高速バスなど交通費と宿泊がセットになったパックツアーも割引の対象とする。期間は3月から、4月下旬の大型連休前までを念頭に置く。予算額は94億4千万円。
同一県内に2泊以上するパックツアーを購入する場合は、1人当たり3万円が割引の上限。2県以上で宿泊する周遊型は上限を3万5千円とする。
支援は旅行業者や宿泊業者に助成する形で、旅行者は割引価格で購入できる。訪日客も利用可能。
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OS5
:2024/01/29(月) 20:10:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/49768b5350dade385e5825bbb75e3b0c0fb7833e
神戸ルミナリエ来場者、10日間で229万8千人 コロナ禍前から大幅減も、組織委「想定通り」
1/29(月) 11:40配信
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神戸新聞NEXT
解体作業が始まった神戸ルミナリエの特別鑑賞作品「フロントーネ・ガレリア」=29日午前、神戸市中央区波止場町、メリケンパーク
阪神・淡路大震災の犠牲者を悼み、記憶を次世代につなぐ光の芸術「神戸ルミナリエ」は28日に閉幕し、主催する組織委員会は10日間の来場者数の合計が約229万8千人だったと発表した。新型コロナウイルス禍前に催された2019年の約346万9千人に対して7割弱にとどまり、大幅な減少となった。
【写真】「EXILE」ライブ 演出の原点は神戸ルミナリエ
神戸ルミナリエは震災が起きた1995年に始まった。毎年12月に開かれてきたが、新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年以降は、3年連続で中止に。その間の第26〜28回は規模を縮小し、代替行事が行われた。
29回目の今回は鎮魂の趣旨を重んじて、1月17日に東遊園地で開かれる「1・17のつどい」を終えた後の開催がふさわしいとして、初の1月開催(19〜28日)に移行。密集を回避するため、神戸市中央区の旧居留地、東遊園地、メリケンパークに会場を分散させた。
また、持続的な開催に向けてメリケンパークには有料エリアを設置。全長約70メートルの光の回廊などが展示され、有料エリアの来場者数は10日間で約15万人に上った。
開催時期や実施形態が違うため、単純な比較はできないが、今回の来場者数は95年以降で最少だった。組織委員会によると、想定通りの数字だったといい、担当者は「観光の閑散期である1月に、これだけ多くの方に楽しんでもらえた」と話した。今後は時期や場所などを変更した効果を確認し、次回の30回開催に生かすという。(名倉あかり)
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OS5
:2024/01/30(火) 15:45:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/83c20f8fccb846fb93b375184d2882e8905ae654
「コロナ禍初期みたい」 観光減、飲食業に再び試練 県南部や金沢市でも悲鳴・能登地震
1/30(火) 13:32配信
時事通信
開業を控えた北陸新幹線、加賀温泉駅前にある「喫茶みちくさ」=24日午後、石川県加賀市
能登半島地震は、大きな被害が出た石川県北部以外の地域でも観光客の減少を招き、新型コロナ禍の苦境を耐えてきた飲食業に、再び試練を与えている。
客足が途絶えた現状に「コロナ禍の最初のころみたいだ」と危機感を募らせる店もある。
県南部の加賀市にあるJR加賀温泉駅は、3月16日に北陸新幹線が延伸し、新幹線駅として開業する。駅前の「喫茶みちくさ」のスタッフ村中芽衣さん(40)は「コロナでなかなかお客さんが来ない時期もあったが、もうすぐ新幹線や! と盛り上がっていた」と地震前を振り返る。
同駅は温泉街の最寄り駅で、近くの飲食店の売り上げも宿泊観光客の客足に左右される。「宿泊予約は、1月は5割以上、多いところでは6〜7割がキャンセルと聞いている」と市担当者。村中さんは「年末まではキャリーケースを引いた人が店の前を通っていたが、それも途絶えてしまった」と落胆する。
地震で厨房(ちゅうぼう)の床にひびが入るなどの被害も出たが、コロナ禍を乗り越えたばかりで、「修復は金銭的にも難しい」という。「旅行支援はあるようだが、他の業種、能登以外の地域にも支援があればうれしい」と語った。
一方、同じ県内でも、災害復旧や支援の拠点となる金沢市の宿泊需要は高い。市担当者によると、「(観光客の)キャンセルは多いが、それ以上に災害復旧関係者の予約が増えている」という。
しかし、JR金沢駅近くの飲食店「味楽ゆめり」の店主前田衛さん(43)は「復旧を支援する方が来てくれるが、観光客は減り、地元の方も外に出て食べなくなった」と顔を曇らせる。前田さんは甚大な被害を受けた能登町の出身。「商売ができているだけでもありがたい。僕らも頑張って、利益を少しでも被災地に届けたい」と力強く語った。
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OS5
:2024/01/31(水) 13:39:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4e9488235fe15450359ed3dd5911292c734546f
台湾客キャンセル少なく 金沢、富山のホテル予約 現地旅行社「地震影響小さく」
1/31(水) 8:01配信
北國新聞社
台湾の旅行会社に金沢の状況を説明して回った金沢ホテル懇話会の営業担当者=台北市内(同会提供)
金沢、富山両市内のホテルで、台湾客の予約が堅調だ。能登半島地震を受け、海外客の予約キャンセルが相次ぐ中で、金沢のホテルでは3月にコロナ前を上回る台湾客の予約が残ったままで、富山でも地震以降に約400人の宿泊を受け入れた施設がある。宿泊関係者によると、台湾には北陸への送客実績がある旅行会社も多く、甚大な被害を受けた能登に比べ、遠距離にある金沢や富山は影響が小さいとの認識が広がったことが一因とみられる。
金沢市の金沢ニューグランドホテルでは、欧米客が減った一方、台湾客のキャンセルはほぼなく、3月中旬以降は2019年を上回る予約が入っている。
●「本当に助かる」
金沢国際ホテルもキャンセルされた予約は数件で、昨年と同程度の予約が入っている。担当者は「台湾は毎日のように予約が入っており、本当に助かっている」と話す。ANAクラウンプラザホテル金沢やホテル日航金沢も、台湾客のキャンセルは少ない。
市内の都市型ホテル7施設でつくる金沢ホテル懇話会は17〜20日に台湾に営業担当者を派遣した。石川県内の被災状況を説明し金沢への誘客を呼び掛けたところ、台北市の旅行大手「可楽(コーラ)旅行社」の担当者は「金沢は地震の影響が比較的小さいと聞いている。地震でツアー参加を取り消す人は少ない」と話し、送客の流れは止めないとした。
富山市内では、ホテルJALシティ富山に宿泊した今月の台湾客が400人を数え、昨年12月を上回った。担当者は「台湾客は北陸だけでなく東京や大阪を回遊しており、地震は特段のキャンセル理由にならないのではないか」と受け止めた。ホテルヴィスキオ富山も今月中旬から予約が少しずつ戻ってきたという。
●台北便、搭乗率80%
小松空港発着の台北便をデーリー運航するエバー航空金沢支店によると、同社の台北便の搭乗者数は地震直後に若干減ったものの、17日以降の搭乗率は8割前後となっている。小宮ジョセフ支店長は「小松発の日本客は減ったが、小松着の搭乗率は元通りだ」と説明した。
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OS5
:2024/01/31(水) 13:39:53
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1295642?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
【日曜特番・北陸の観光業に打撃】
にぎわい一転、金沢は人影まばら
「復興へ、経済回そう」
社会
2024/1/21 05:00
能登半島地震を受け、北陸3県の観光地の入り込みが大幅に減っている。新型コロナの5類移行後、にぎわいが回復していた金沢市中心部は一転して人影がまばらとなり、各温泉地の旅館は予約キャンセルが相次ぐ。北陸新幹線敦賀延伸に向けた石川県のPR事業も延期に。関係者は被災地・能登を心配しながら「復興のために経済を回していきたい」と対策を模索する。
地震から半月余りが過ぎた18日夜、北陸随一の繁華街・金沢市片町界隈(かいわい)は閑散とし、暇を持て余したタクシーの長い列ができていた。
●「せめて地元客来て」
柿木畠の飲食店「あまつぼ」は本来なら新年会シーズンを迎え、混み合う時期だが、2、3人のグループ2組が静かに食事しているのみで、空席が目立つ。社長の雨坪毅樹さん(62)は「地震後から宴会予約のキャンセルばかり。またコロナ禍に戻ったようだ」とため息をつき、こう強調した。
「金沢で経済を回していかないと、能登を応援しようとしてもできなくなる」
地震前は、日中から行列ができていた片町2丁目の「赤玉本店」も昨年1月に比べて客数と売り上げが半分になっている。専務の田端葉月さん(37)は「せめて地元客が来てくれれば」と願う。
兼六園の近くで飲食店を営む宮本清仁さん(64)は「石川県外の人には、県全体が被災したというイメージがあるんじゃないか」と話す。売り上げは落ち込み、新型コロナウイルス禍と同様に「補償が必要になるかもしれない」と嘆く。
市内のホテルでは、観光客のキャンセルが相次いだ。金沢駅前にあるホテルの担当者によると、地震前は金沢と能登半島をセットで訪れる客も多かった。「能登に行けないと、旅行先として石川を選択肢から外す人も多いのでは」と話す。その上で「また落ち着いた頃に来てもらえれば」と期待した。
●復旧支援で宿泊
観光客のキャンセルが出る一方、能登の復旧支援のために全国から駆け付けた電力会社の社員や行政関係者らが宿泊する動きも目立つ。
震度7を観測した能登半島地震は世界的ニュースとなった。別のホテル支配人はインバウンド(訪日外国人)への影響を懸念し、「石川県や金沢市には『金沢は日常が戻っている』と広報してほしい」と訴えた。
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OS5
:2024/02/01(木) 15:29:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/02e462605b76431dc16c7fdedff68d0410a05ae5
札幌市と周辺10自治体 「旅先納税」を導入 1日からサービス開始
2/1(木) 14:52配信
産経新聞
札幌市は1日、ふるさと納税制度を利用して旅行や出張で訪れた自治体に寄付できる「旅先納税」をスタートした。同市を含む周辺12市町村でつくる「さっぽろ連携中枢都市圏」のうち、千歳市を除く11市町村と事業を進める。複数の自治体による広域連携は京都府北部7市町の取り組みに次いで全国2例目で、北海道初。札幌市の天野周治副市長は「農業体験やワカサギ釣りなど体験型メニューもたくさんある。新たなニーズを掘り起こしていきたい」などと豊富を語った。
札幌市内で開かれた記者会見には、さっぽろ連携中枢都市圏を代表して札幌市の天野副市長と、北海道観光振興機構の小金沢健司会長、運営会社「ギフティ」の森悟朗常務が出席し、抱負を述べた。
同事業は自治体に対する寄付額に応じ、訪れた地域の飲食店や宿泊施設などで利用できる電子商品券「e街ギフト」が返礼品として受け取れる取り組み。従来のふるさと納税は寄付してから返礼品が届くまでに一定の時間がかかるが、旅先納税ではすぐに使えるほか、1円単位で支払いが可能など利便性の高さから全国で注目を集める。
スマートフォンでQRコードを読み取り、専用サイトから希望する自治体に寄付を行うと、寄付額に応じた30%分の電子商品券が受け取れる仕組み。寄付額は各自治体別に1万円から300万円までの15段階に分かれている。
対象自治体は札幌市、小樽市、岩見沢市、江別市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町の11市町村。1日時点で飲食店や宿泊施設など206店舗が登録している。電子商品券の利用期限は寄付日から180日間。旅行や出張などの利用者が対象で、11市町村在住者は対象外。
ギフティの森常務は、全国のふるさと納税の対象者約6450万人のうち、約86%が未実施のため「新たな観光需要を掘り起こせる可能性が期待できる」などとアピールした。同社の「旅先納税」は岡山県瀬戸内市が令和元年11月に初めて導入して以降、年々増加しており、現在は全国で53自治体(このうち北海道は23自治体)が採用している。
同事業に加盟している札幌市中央区のすし店「棗(なつめ)」大通ビッセ店の野呂弘貴店長は「これをきっかけに新しいお客さまを増やしたい」などと期待感を示した。
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OS5
:2024/02/12(月) 09:20:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb7bbb437570683ca15710bb8534938e510814e3
なぜ?春節人気5位の岐阜 中国SNS登録者“人口超え”青森
2/11(日) 10:55配信
テレビ朝日系(ANN)
All Nippon NewsNetwork(ANN)
今年は延べ90億人が帰省や旅行などで移動するという中国の「春節」。中華圏の人がよく利用するツアーサイトのランキングで急上昇しているのが岐阜県です。一体、何が彼らの心をつかんだのでしょうか。
■岐阜に訪日客が殺到…背景に「承認欲求」?
メ〜テレ 小松崎花菜アナウンサー
「岐阜県の郡上八幡です。この辺りはきれいな川も流れている自然豊かな場所です。街を見てみると、中華圏の観光客が非常に多くみられます」
岐阜県のほぼ中央に位置する、郡上八幡。お盆に徹夜で踊り明かす「郡上おどり」で知られる観光地で、“天空の城”とも呼ばれる郡上八幡城が街のシンボルです。
春節の人気観光地ランキングで、東京、大阪、北海道、京都といった定番の観光地に続き、岐阜が5位にランクイン。しかも、前年比200%だといいます。この結果に地元の人は…。
創作和小物カフェ 花篭 山根さきさん
「(Q.岐阜が5位に入ったんですよ)おお、すごい!魅力度ランキングでいつも下の方に岐阜県があるけど、やっぱり世界的な目線で見て、岐阜県がランキングの上位に来ることはうれしい」
観光バスの駐車場では、中華圏からのツアー客がひっきりなしに訪れていました。なぜ今、岐阜が注目されているのでしょうか。
中国向けマーケティング会社 ENJOYJAPAN 中山隆央取締役
「SNSの時代だからこそ、(岐阜には)写真映えをする、雪が降る風景みたいなことも含めて日本らしい場所というのがある。『こんな良い所があるの』『知らなかった』というのが、ある意味新しい、彼らの承認欲求になっている。岐阜の順位が上がってきたのは、恐らくそういった心理的な背景もあるんじゃないかなと思いますね」
中華圏のSNSを分析してみると、過去に日本の定番の観光地を訪れた人が、その後は“知られざる観光地”を探して楽しむ、という傾向がみられるそうです。
岐阜を訪れていた訪日客に聞くと、その多くが“日本のリピーター”でした。
台湾からの観光客
「東京といえばショッピング。ここはリラックスできる町ですね。良い風景を眺めてゆっくりできます」
■日本の盆踊り満喫!踊り子も言語学び万全態勢
訪日客は、岐阜のどんな魅力を発見したのでしょうか。
台湾からの観光客
「来日前に調べて、食品サンプルが有名だと知りました。精巧で素晴らしいです」
実は、郡上市は食品サンプルの生産量が“日本一”。特に寿司などの和食のサンプルが訪日客に人気だそうです。さらに、台湾のツアー客が訪れていたのは、400年以上続く「伝統」が体験できるスポットです。
メ〜テレ 小松崎花菜アナウンサー
「郡上の代表的な盆踊り『郡上おどり』のレクチャーが行われています。皆さん踊りを真似ていますね。楽しそうです」
中華圏からの観光客を迎えるため、スタッフが言葉を覚えて踊りをレクチャーしていました。
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OS5
:2024/02/12(月) 09:21:08
台湾からの観光客
「とてもにぎやかで素晴らしいです。台湾に帰ったら、親戚や友達に踊りを紹介します。機会があれば、夏に皆を連れてもう一度やってみたいです」
延べ90億人が移動するとされる今年の春節。地域を挙げてお祝いムードを高めています。
郡上八幡観光協会 兼山勝治副会長
「今回良い結果になっていますので、それにプラスアルファして、こちらからの発信もしていこうかなと思っています」
■青森の絶景へ…トレンドは“四季”と“安らぎ”
ABCテレビ 鷲尾千尋アナウンサー
「祭りで実際に使われた『ねぶた』が展示されている施設なんですが、このシーズン、お客さんの約7割が中華圏からの観光客だということです」
青森市中心部にある「ねぶたの家ワ・ラッセ」。東北三大祭りの一つ「青森ねぶた祭」のお囃子(はやし)を聞いたり、踊りを体験できたりと、海外でも話題を集めている観光施設です。
“青森人気”の背景にはSNSの存在がありました。中国のSNS「ウェイボー」で開設された青森県観光局のアカウント。その登録者数は、なんと130万8000人。青森県の人口118万人を大幅に超える数字です。
ABCテレビ 鷲尾千尋アナウンサー
「多くの観光客の方で行列ができています。特にアジア圏からの観光客の方が多いような気がしますね」
春節を迎えた10日、青森市の南側にそびえる八甲田連峰には、多くの訪日客が訪れていました。
中国・広州から来た石さん。SNSで青森の写真を見て、その自然の美しさに惹かれたと言います。
中国・広州からの観光客 石さん
「青森は季節ごとに景色が変わります。夏は緑、秋になると紅葉があって、冬は真っ白な雪景色。きれいですよね」
石さんは、「日本の四季を楽しみつつ、より“穏やか”に過ごしたい」という思いから、人が集中する大都市を避け、青森などを旅行先に選ぶのが中国の旅のトレンドだと話します。
■-8℃の極寒の中「1年で数回」貴重な雪景色
そんな石さん、今回の旅の一番の目的は…。
中国・広州からの観光客 石さん
「ツアーで樹氷を見に来たんです」
「樹氷」とは、木に雪や氷が付着しながら成長する氷の塊。観光客から人気を集める一方で、樹氷ができるのは吹雪が頻繁に起こるような厳しい環境であるため、観光客がはっきりと見ることは非常に難しいのだと言います。
中国・広州からの観光客 石さん
「今子どものように興奮しています。ガイドさんは先ほど写真を見せてくれましたが、自分の目で確かめたいです」
標高1324メートル、気温マイナス8℃。果たして念願の樹氷を見ることはできるのでしょうか…。
中国・広州からの観光客 石さん
「すごい。本当にきれいな景色」
目の間に広がっていたのは、樹氷の造形が持つ不思議さと大自然の美しさが織りなす絶景。地元の人によると、ここまで美しく樹氷が見られるのは1年で数回程度だと言います。
ツアーガイド
「Please taking pictures!(写真を撮って下さい!)いつも見えないもんね!きょうはスペシャルなので。Please taking pictures a lot!(写真をいっぱい撮って下さい!)」
訪れた訪日客らは写真や動画で絶景を収め、なかにはその場でSNSにアップする人も。
中国・広州からの観光客 石さん
「青森に来たのは正しい選択でした」
「(Q.良い思い出になりましたか?)一生忘れられない思い出になると思います」
(サンデーLIVE!! 2024年2月11日放送)
テレビ朝日
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OS5
:2024/02/12(月) 09:23:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fa0a83cb1fef3ebe91155eb66def8c4b7a9788b
北陸応援割もう「予約」 県内の旅館・ホテル 開始日未定も適用見越し
2/12(月) 8:01配信
北國新聞社
●3、4月で1000人超施設も
富山県内の旅館・ホテルで、能登半島地震の復興に向けた観光支援「北陸応援割」を見越した宿泊予約が相次いでいる。県が来月中旬の開始を目指す中、実施期間が決まっていない現段階で既に3〜4月の予約が1千人を超えた施設もある。各施設は「元気な富山から経済を回す」と歓迎しながらも、続々と入る予約が応援割の対象になるか気をもんでいる。
庄川温泉郷の観光ホテル「ゆめつづり」では3〜4月の予約が約1500人を数える。岸田文雄首相が先月末に応援割の実施を明らかにして以降、立て続けに予約が入っている。
内訳は県内が約850人と半数を超え、県外は北は北海道、南は大分など九州から予約が入り、お隣の石川は約100人。地元客の多さについて、接客部支配人の森田幸恵さんは「正月は地震でくつろぐどころではなかったので、家族や友人とゆっくり過ごしたい人が多いのでは」と推測する。
同じく庄川温泉郷の旅館「三楽園」も3、4月の予約が約1千人を数える。週末はほぼ埋まり、平日も空室は残り少ない。社長で富山県ホテル・旅館生活衛生同業組合の坂井彦就理事長は「たくさんの応援は期待の裏返し。しっかりともてなして、北陸を盛り上げたい」と腕まくりする。
富山県は石川など応援割の対象県と協議し、開始日を決める方針。旅館関係者からは「3月16日の北陸新幹線敦賀開業の日から始まるのでは」との予想も出ており、坂井理事長は「具体的な開始日が決まれば、ひとまず入れた予約をグレードアップする動きも出てくるのではないか」と期待を込める。
宇奈月温泉のホテル黒部では3、4月で約770人の予約が入り、例年に比べて好調という。女将の中島ルミ子さんによると、個人客に加え、旅行会社が部屋を押さえる動きもある。旅行代金が最大で半額になることを想定し、グレードの高い部屋やカニ料理を希望する客もみられる。
首都圏からの利用が中心という宇奈月温泉の旅館「延楽」は3、4月の予約が前年比3割増。応援割の実施が判明した後、2月の予約を3月に移したケースもあった。社長で宇奈月温泉旅館協同組合の濱田政利理事長は「『こんな時だから』と泊まりに来てくれる常連がいる」と感謝する。
観光庁は制度の詳細を詰めており、開始日の決定前に入った予約が応援割の対象になるかは「取り扱いを検討中」としている。既に入った予約が応援割の対象にならない可能性も想定し、旅館関係者からは「予約の取り直しを案内して対応する必要が出てくるかもしれない」との声が聞かれる。
★北陸応援割 富山、石川、福井、新潟4県への旅行商品を半額で購入できる。期間は3月から4月下旬の大型連休前までを想定。宿泊の場合は1人1泊につき2万円が上限。新幹線や高速バスなど交通費と宿泊がセットになったパックツアーも割引の対象とする。同一県内に2泊以上するパックツアーを購入する場合は、1人当たり3万円が割引の上限。2県以上で宿泊する周遊型は上限を3万5千円とする。旅行業者や宿泊業者に助成する形で、旅行者は割引価格で購入できる。
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OS5
:2024/02/15(木) 22:06:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/cea7cc1ef5945e71cf874ba1df8201f08215fd53
応援割「遅らせる」で波紋 馳知事、石川は避難者優先 観光関係者、賛否
2/15(木) 8:01配信
北國新聞社
石川県の馳浩知事は14日、能登半島地震の被災地に対する国の観光支援策「北陸応援割」の開始時期を富山、福井両県より遅らせる考えを明らかにした。補助対象となる宿泊施設のうち、金沢以南のホテル・旅館に依然として数多くの2次避難者が身を寄せており、滞在期間の延長を各施設に要請している中、三県で足並みをそろえるのは不可能と判断した。知事の考えに理解を示す事業者がみられた一方、観光需要の回復に期待していた経営者からは「断固反対」と憤りの声も上がり、県内に波紋が広がった。
北陸応援割は北陸三県と新潟県を対象に1泊2万円を上限に旅行代金の50%を割り引く。政府は実施時期を3〜4月としており、状況に応じて地域ごとに対応する。
馳知事は14日の記者会見で開始時期を問われ「石川は被害が大きい。富山県、福井県と一緒に始めたかったが、それはできない。両県に先に進めてほしいと伝えた」と述べた。
馳知事は2次避難者に対し、今後の住まいに関する意向調査を始めているとし「ホテル・旅館経営者とも意見交換している。しかるべき時期に応援割をスタートしたい」と述べた。
こうした知事の発言に、山代、片山津、山中温泉でつくる加賀温泉郷協議会の和田守弘会長は「延期は混乱を生むだけ。断固反対だ」と異議を唱える。
和田会長が経営する旅館にも「北陸応援割はいつからか」との問い合わせが毎日数十件あるとし、「全国から北陸に行って応援してあげようという空気ができているのに、ブレーキを踏むのはあり得ない」と批判した。
県によると、14日時点の2次避難者数は242施設で5209人。これに対し、仮設住宅の着工は2227戸にとどまり、避難の長期化は避けられない。宿泊施設側には3月16日の北陸新幹線延伸を見据え、単価が高い旅行客を受け入れたいとの思いがあり、加賀市の宮元陸市長は2次避難を受け入れた宿泊施設に触れ「苦労した人が報われない知事の判断はおかしい」と対応を疑問視した。
一方、粟津温泉観光協会(小松市)の桂木実会長は「ぜひ開始時期を延ばしてほしい」と歓迎した。同協会加盟の3旅館は避難者の受け入れを7月中旬まで延長する。「被災者の行き先が見つかるにはまだ時間がかかる。今は早い」と指摘した。金沢市内のホテル経営者は「開始が遅れた分だけ期限を延ばしてほしい」と求めた。
●2次避難者は感謝
南加賀の宿泊施設に避難する人からは、知事の判断に感謝が聞かれた。輪島市輪島崎町の宮木みえ子さん(74)は「滞在期限が延長となるならぜひいたい」と語った。
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OS5
:2024/02/16(金) 07:52:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ac200a65c5753dc9124baffb167cfd83a289fb1
小江戸「川越」の外国人観光客爆増のナゾ 過去最高記録「理由よく分からない」
2/15(木) 16:04配信
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コメント590件
産経新聞
外国人観光客らに人気の「時の鐘」周辺=埼玉県川越市
江戸の情緒を残し、小江戸と呼ばれる埼玉県川越市を訪れる外国人観光客が激増している。市のまとめでは、令和5年の推計値で前年の約6・2倍となった。国の統計でも5年の訪日外国人は前年比6倍以上になっているが、市を訪れた外国人観光客は過去最大数の倍近くになっており、特異な伸びだった。市はこの激増理由を「よく分からない」としている。
【写真】宵闇に浮かぶ幻想風景、ライトアップされた川越城跡
■時の鐘が人気
1月下旬の川越市は外国人観光客が目立っていた。
「川越は古い町並みがあり、日本の伝統的な雰囲気が感じられて、特に『時の鐘』がインドネシアでも人気です」
同国の中学生34人の研究旅行のガイドで時の鐘周辺を案内していた同国の女性(29)は、川越の魅力についてこう話した。ここに来たのも学校側の希望だったという。
時の鐘は江戸初期に最初のものが建てられ、現在のものは明治27(1894)年に再建された。観光地「蔵造りの町並み」の中にあり、小江戸川越のシンボルになっている。
女性は都内在住で、同国人向けの観光ガイドをしている。時の鐘が大人気になっている理由は知らないというが、「来日した人の多くが半分をショッピングに使い、残りの半分で観光をする。観光では時の鐘を見たがる人が多い」と説明してくれた。
■コロナだけでない
市によると、5年に市を訪れた外国人観光客は推計で約61万5千人で、統計を取り始めた平成19年以降最高を記録した。令和4年は9万9千人、それまでの最高は元年の31万3千人だった。
5年に外国人観光客が激増したのは、4年10月に新型コロナウイルスの水際対策が大幅に緩和されたためで、全国的な傾向だ。ただ、それだけでは最高値の倍近くにまで激増する理由にはならない。
市は「川越は東京から電車で最速約30分という来やすさがあるからでは」と激増理由を説明するが、立地がコロナ前後で変わったわけではないので理由としては弱い。
市が近年、外国人インフルエンサーに観光を紹介してもらうなどのPR活動を依頼したわけでもなく、観光地としての整備をしたわけでもないので、はっきりとした増加理由は分からないという。
■問題発生の懸念も
観光客の増加は地域の経済活性化につながるが、オーバーツーリズムによる問題が起こることも懸念されている。
蔵造りの町並みは真ん中に県道が走っており、車の交通量も多い。歩道は整備されているものの、人が多くなれば車道にまで人があふれる危険性がある。
市は「このままではいつ大きな事故になってもおかしくない」と心配している。
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OS5
:2024/02/16(金) 18:29:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf26a45c1287886795a9851c534f3fd44c6e381
能登地震の「北陸応援割」、石川だけ延期発言が波紋 馳知事、避難者と観光客の「板挟み」
2/16(金) 17:30配信
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産経新聞
能登半島地震でホテルや旅館への2次避難者が3月の北陸新幹線延伸を背景に、仮設住宅などへの入居を事実上求められている問題で、石川県の馳浩知事が政府の観光支援策「北陸応援割」について石川県での実施を延期すると発言し、波紋を広げている。
応援割は石川、富山、福井、新潟の被災4県を対象とし、1泊2万円を上限に旅行代金の50%を割り引く。政府は3〜4月の実施を念頭に旅行需要を喚起するとしている。
これに対し、馳氏は14日の記者会見で「石川は被災の度合いも大きい。富山、福井と正直一緒にやりたかったが、できない」と述べ、石川だけ実施を遅らせると発言した。
この発言に、同県加賀市など3月16日に新幹線の延伸開業(金沢―敦賀)を控える沿線の一部が反発。馳氏は翌15日の会見で「加賀市長をはじめ、加賀の県議の皆さんからも大変なおしかりを受けた」と明かし、「石川もそう遠くない段階でスタートしたい」とトーンダウンさせた。
背景には、新幹線延伸で見込まれる観光需要がある。加賀市で2次避難者を受け入れる旅館関係者は「地震で多くのキャンセルが出ただけに、できるだけ多くの観光客を迎えたい」と話す。一方で、避難者からは「新幹線延伸で『早く出ていって』と思われているのか」(輪島市の男性)といった声が漏れる。
県は2月〜3月末を期限とし、仮設住宅や、賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設住宅」などへの入居を進めている。加賀市の旅館関係者は「避難者を無理に追い出すことはない」と話し、実際、同県小松市の粟津温泉の旅館経営者らは被災者支援のため、夏休み前の7月中旬まで受け入れ延長を決めている。
馳氏は15日の会見で「ホテルや旅館も追い出したいわけではない。しかし、1泊1万円(税込み)の補助では事業者はやっていけない」と指摘。「観光産業の皆さんは数年前から(新幹線が延伸される)『3・16』へ向けて準備し、先行投資もしてきた。『何とか3・16から応援割を始めてほしい』との思いも痛切に感じている」と述べた。
県は仮に実施が遅れた場合、その分、実施期間を後ろ倒しすることや、県内でも一律でなく、できるところから実施することも検討している。
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OS5
:2024/02/18(日) 19:30:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dc7a2aa6fa4d1488affc89eb0944a769b0d67a8
2次避難、滞在いつまで ホテルなど苦慮、不安広がる 背景に新幹線延伸・能登地震
2/18(日) 7:10配信
時事通信
2次避難者に説明する石川県の職員=7日午後、同県加賀市
能登半島地震で被災した2次避難者を巡り、2月末から3月末までとされている滞在期限をどうするか、受け入れ側のホテルや旅館が対応に苦慮している。
【能登半島地震】空から見た被害状況
3月16日に北陸新幹線が金沢から福井県の敦賀まで延伸し、多くの宿泊予約が見込まれるからだ。一方で、新たな避難先を見つけるのは容易でなく、被災者の間に不安が広がっている。
石川県は学校など1次避難所での災害関連死を防ぐため、2次避難を推進しており、金沢市以南の宿泊施設に16日時点で5200人余りが滞在する。県は2月から今後の行き先について各地で説明会や相談会を始めた。
「3月上旬が利用期限」。加賀市の山代温泉街にある旅館「みやびの宿 加賀百万石」で7日に開かれた説明会で、県側はこう切り出した。避難者約330人の行き先として応急仮設住宅のほか、民間の物件を借り上げる「みなし仮設」や公営住宅、修理後の自宅といった選択肢を示した。
輪島市から同旅館に避難した小橋敏雄さん(80)は「帰るにも道が寸断していて帰れないし、仮設住宅は埋まってきている」と今後の住まいへの不安を隠さない。
小松市の旅館に母親と避難した建築業椿原政幸さん(47)=輪島市=は「動いてと言われたら動かざるを得ない」としつつ、「仮設住宅に入れる時期が分からないし、遠くのアパートでは通勤が大変」と頭を抱える。
多くの宿泊施設が受け入れ期限を2〜3月とするのは、北陸新幹線の延伸開業による観光需要が背景にある。地震による観光客減を挽回する機会でもあり、「加賀百万石」の吉田久彦社長(40)は「シフトチェンジが必要」と話す。
ただ、仮設住宅の着工数は15日時点で2347戸。県は3月末までの着工目標を3000戸から4000戸に上方修正したが、申込数は7000戸を超え、追い付かないのが現状だ。
こうした事態を受け、吉田社長は行き先が決まらない避難者には従業員寮を提供し、住まい探しに向け不動産会社を紹介するなどの対応を取る。別の県南部の旅館は「(避難者を)追い出す考えはどこもないと思う」としつつ、「行政の指示がないと動きにくい」とこぼした。
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OS5
:2024/02/20(火) 11:39:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b1fc91bf0c95300b86619068cbe528c52c02988
北海道の宿泊税「2万円未満は100円」で調整、修学旅行は対象外…「5万円以上は500円」
2/20(火) 10:18配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
北海道は19日、宿泊客から徴収する法定外目的税「宿泊税」のあり方を考える有識者懇談会の会合を札幌市で開き、徴収する税額を▽1人1泊2万円未満で100円▽2万〜5万円未満で200円▽5万円以上で500円――の3区分とするとりまとめ案を示し、大筋で了承された。今後、同案を基に道議会での議論や、独自の宿泊税導入を検討する自治体との調整を進める。
宿泊料金に応じて徴収する「段階的定額制」の新税について、道は当初▽1人1泊1万円未満で100円▽1万〜5万円未満で200円▽5万円以上で500円――とする案を示した。
だが、利用客の多い価格帯の1万円前後で税率区分を設定すると、宿泊客に分かりにくいほか、事業者の事務負担も煩雑になるなどの指摘があり、区分の見直しを進めていた。
道内では、既に倶知安町が独自の宿泊税を導入するほか、札幌市や函館市などでも検討が進む。今回の案では、道税は上乗せとなり、「1人1泊5万円未満200円、5万円以上500円」が素案の札幌市の場合、最大1000円の宿泊税が課されることになる。
学校行事で修学旅行は課税の対象外。道では税収を体験型観光「アドベンチャートラベル(AT)」や、次世代移動サービス「MaaS(マース)」の推進など、7分野16項目の観光事業を中心に充てる。
年間の税収想定は、税額100円の区分が当初案より拡大したため、60億円から45億円に下方修正された。会合では「使途の議論をより深めるべきだ」との意見や条例施行後、5年をめどに課税の見直しをする点に「もっと早期に議論を」などと注文がついた。
宿泊税を巡っては、現場の負担増を懸念し「札幌ホテル旅館協同組合」が導入の再検討を道に求めており、事業者や市町村との調整で難航も予想される。槙信彦・道観光振興監は「整理すべき点はまだ多数あるが、議論を受け、道としての考え方をまとめたい」と述べた。
懇談会座長の石井吉春・北海道大公共政策大学院客員教授は「税負担が重く、事務手続きも大変というイメージだが、税額は配慮されたと思う。導入の議論を進める上でスタートすることに意味がある」と話した。
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OS5
:2024/02/20(火) 17:54:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/17c5eca6a7f0f2929ae7a7145586fdf6cc9b08fa
全国最少の客室数 佐賀でホテル用地探しが活発化 駅前の土地に応札殺到
2/20(火) 17:38配信
西日本新聞
売却が決まったJR佐賀駅北口(奥)そばの老舗企業店舗跡地。将来的にホテル建設が検討されている
佐賀市の中心部で、ホテル建設に向けた動きが相次いでいる。ホテル一体型の複合商業施設建設で再建を図る佐賀玉屋に限らず、県内外の企業によるホテル用地探しが水面下で熱を帯びる。全国で最も客室数が少ない県の「ホテル不足」からの脱却、そして中心部活性化につながるか注目される。
地元関係者の間で最近、ある不動産取引が話題になっている。JR佐賀駅北口そばにあり、約2年前まで老舗企業の店舗だった空き地の売買入札だ。「佐賀では異例」(不動産関係者)の10社前後が応札または関心を示した結果、県内企業がこのほど取得した。この企業は、ビジネスホテルの建設を検討しており、関係者によると「既に複数のホテル業者が接触してきている」。当面は駐車場として活用されるという。
他にも駅周辺や駅に近い通り沿いなどで、ホテルをにらんだ用地の引き合いが相次いでおり、業界関係者は「ホテルの適地が少なく、大手を含めた競争は今後も続く」とみる。
厚生労働省の統計によると、県内の旅館・ホテル客室数(2022年度末時点)は約9500室と都道府県別で最も少なく、全国の0・5%に過ぎない。このため繁忙期には、県内の客室稼働率が全国トップクラスの高さになるとの調査もある。
ホテル不足の影響は地域全体に及ぶ。昨年開業の多目的施設「SAGAアリーナ」などに大型イベントや学会を誘致したくても、関係者や来場客を受け入れる宿泊施設が少ないと、自治体間競争の弱点になる。誘致に成功しても宿泊は福岡県などに流れ、飲食を含む地元での消費効果は薄い。受け皿となるホテルを望む声は官民ともに強く、佐賀玉屋などで相次ぐホテル開発の動きはこうした状況に呼応したものだ。
ただ、佐賀のようなビジネス需要の小さい地方都市の場合、ホテルの繁忙期は年間数十日と少なく、「繁忙期だけを見て『ホテル不足』とは言えず、経営リスクは小さくない」(観光関係者)との見方もある。長い閑散期を短くするため、この関係者は「佐賀に泊まって地元飲食店を利用すれば割引にするなど、福岡、長崎との近さや移動のしやすさを売りにした工夫や情報発信がさらに必要になる」と訴える。(川合秀紀)
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OS5
:2024/02/25(日) 19:51:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/15750ce8107ce75ca41512474bf470743227e32b
栃木県「400万円奥日光ツアー」売れず 外国人富裕層向け、値下げや期間延長も申し込みゼロ
2/25(日) 12:02配信
下野新聞SOON
「ザ・リッツ・カールトン日光」
外国人富裕層をターゲットに、栃木県が昨年10月に売り出した1人400万円の奥日光ツアーの申し込みが、販売期限の今年1月末までに1件もなかったことが24日までに、県への取材で分かった。都内と奥日光をヘリコプターで往復する2泊3日のプランで、価格を290万円に引き下げ、販売期間も延長したが成約に至らなかった。要因について県は発売前の周知不足やプランの設定を挙げている。
ツアーは当初、奥日光の紅葉を満喫してもらおうと企画された。ヘリコプターで成田空港などから奥日光へ直行し、高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」に滞在。世界遺産「日光の社寺」やガイド付きの自然巡り、旧イタリア大使館別荘でのディナーなどが組み込まれていた。
国の観光再始動事業に採択され、県は本年度一般会計補正予算に事業費1500万円を計上。全額国庫負担で、昨年10月に販売を開始した。当初の販売期限だった12月上旬までに、県は9回の催行を想定したが、申し込みはゼロだったため、冬の絶景を満喫できるプランに変更。販売期間を延長し、値下げもした。
県観光交流課によると、問い合わせは中東などから複数あった。しかし、販売には至らなかったという。
ツアーが売れなかった要因について同課は、国の事業採択後の事務手続きに時間がかかり、宣伝開始が販売と同じ10月中旬と紅葉シーズン直前になったことや、宣伝に充てられる予算も限られ「販売までに魅力を十分PRできなかった」と説明。加えて、外国人富裕層は興味のある場所や体験を旅行会社に独自に用意させることも多く、あらかじめ内容が決まったツアーは、柔軟性がないと避けられた可能性があるという。
ヘリを運航する朝日航洋(東京都江東区)によると、同社は昨年、都内から奥日光にあるヘリポートまでのチャーター便を4回運航した。観光目的とみられる外国人もいたといい、担当者は「奥日光は移動手段が車しかないため、ヘリとの親和性は高い。県のツアーも売れる見込みはあった」と話す。
同課によると、県が事業主体となる外国人富裕層向けのツアーを新たに実施する予定はなく、担当者は「今後は旅行会社のツアーなどで、訪日客の満足度を高められるよう取り組みたい」と話した。
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OS5
:2024/03/04(月) 21:24:25
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240304-OYT1T50134/
お台場に「イマーシブ・フォート東京」開業…今春はジブリやUSJ、ディズニーにも新エリア続々
2024/03/04 20:34
スクラップ
2024年はテーマパークの開業や新エリアのオープンが相次ぐ。コロナ禍からの回復で業績好調なレジャー業界の競争が激しくなりそうだ。(橋爪新拓)
1日に開業した「イマーシブ・フォート東京」のオープニングセレモニー(2月29日、東京都江東区青海で)=園田寛志郎撮影
東京・お台場に1日開業した屋内型テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」の売りは「没入体験」だ。「イマーシブ」は英語で没入感を意味する。
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22年に営業を終了した商業施設「ヴィーナスフォート」の建物を活用。来場者は、設定された物語に応じて謎解きをしたり、容疑者になったり、キャストと一緒に踊ったりして、登場人物になったような体験ができる。運営するマーケティング企業「刀」の森岡毅CEO(最高経営責任者)は、従来のテーマパークは「一度にどれだけ同時に楽しませられるかに主眼を置いた」とした上、「(今回は)観客ではなく当事者になる」と魅力を語る。
今年は大型テーマパークの新エリアの開業が相次ぐ。
今月16日には「ジブリパーク」の新エリアが開業する。昨年11月に続き、2回目のエリアの拡充だ。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は任天堂のゲームの世界を体感できる「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を拡張し、今春オープン予定。
オリエンタルランドは、東京ディズニーシーに映画「アナと雪の女王」「ピーター・パン」などをテーマにした新エリアを6月6日に開業する。
新型コロナの5類移行後、レジャー業界の業績は好調だ。オリエンタルランドの24年3月期の連結決算は売上高、最終利益ともに過去最高を更新する見込みだ。一方、人件費やエネルギー価格の高騰で、チケットの値上げが続いている。
オリエンタルランドは昨年10月から、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの「1デーパスポート」の最高価格(大人)を税込み9400円から1万900円に値上げした。1日券が1万円を超えたのは初めてだ。USJも「1デイ・スタジオ・パス」の最高価格を引き上げた。訪日客の回復もあり、強気の価格設定が好業績につながっている。
イマーシブ・フォート東京は、体験するアトラクション数によって大人は6800円から、最高は1万4800円に上る。
レジャー産業に詳しい桜美林大の山口有次教授は「コロナ禍を経て、施設側は人数ではなく、単価を重視するようになった」と指摘。「料金に見合った新しい魅力を提供できるかが鍵を握る。業績は明確に二極化するだろう」と話す。
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OS5
:2024/03/07(木) 14:27:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e53ba193f9819a30b75d42d5e681751c1970b1a
ビジネスホテル1泊2万円も…「都内に泊まれない」出張族の悲鳴 宿泊費を節約する方法
3/7(木) 13:12配信
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テレビ朝日系(ANN)
ビジネスホテル1泊2万円も…「都内に泊まれない」出張族の悲鳴 宿泊費を節約する方法
外国人旅行者の需要の高まりから、ビジネスホテルまでもが高騰しています。1泊2万円を超える部屋まで出始めていて、出張する人からは悲鳴が上がっています。
【画像】ホテル料金が高騰 外国人観光客「東京はとても安く感じる」 日本人会社員「高い」
■円安でビジネスホテルの宿泊料金も高騰
オーストラリアからの観光客
「アイラブジャパン。ジャパニーズカルチャー。ゴジラ」
「(宿泊費は)1泊3万円くらい。3週間で60万円したよ。(宿泊費としては)普通だと思うよ」
ヨーロッパからの観光客
「東京に1週間滞在です」
「(Q.宿泊費はどれくらい?)1週間で70万円くらいかな」
「(Q.それは高いと感じる?安いと感じる?)東京はとても安く感じるよ。ヨーロッパはとても高いから、その半額ぐらいかな」
円安のなか、日本を楽しむ外国人観光客にとってホテル料金の高騰は気にならないようです。
しかし、つられるようにビジネスホテルの宿泊料金も高騰。日本人からは…。
社員研修のため愛知から上京(20代)
「(都心は)やっぱり1泊1万円以上超えちゃっていることもあって。(友人宅に)お世話になることに…」
「(Q.1泊1万円と聞くと?)ちょっと手が出しづらい。ビジネスホテルで1泊1万円以上は高いです」
50代
「(旅行中は)他でぜいたくしたいというのもあるので、安く泊まれることに越したことはない」
会社員(50代)
「海外から来ている人はいっぱい泊まるから、我々ビジネスマンには(宿泊料金が)高い気がします」
■強気の価格設定…頭を抱える会社員も
東京・新宿区のビジネスホテルの宿泊料金は、平日の宿泊にもかかわらず、2万円を超える価格設定に。
都内にあるホテルの宿泊費の推移です。コロナ禍の時は平均6000円ほどでしたが、インバウンド需要の高まりで価格が急上昇。今では1万6000円に迫る勢いです。背景にあるのは人件費・光熱費などの上昇です。
それでも、外国人観光客の急増で都心のビジネスホテルはすぐに予約が埋まるため、強気の価格設定が可能だといいます。
■宿泊費を少しでも節約する方法は新横浜?
一方で、頭を抱えているのが出張でビジネスホテルを使う機会の多い会社員です。
会社員
「(出張の宿泊費が)1万〜2万円と言われると高い。気軽に4000〜5000円で泊まれるところは少ないのかなという印象です。(予算オーバーの場合は)カプセルホテルとか、漫画喫茶になる」
一般的に7000円から8000円に設定されていることが多い出張の宿泊費。1万円を優に超えるビジネスホテルの宿泊費には足りません。
宿泊費を少しでも安く抑える方法の一つが、都心から離れた場所に宿を取ることです。
会社員(50代)
「なるべく価格とサービスを見て選んでますが、東京近郊だと高くてということ。今回は新横浜で仕事だったので、たまたまいいホテルがあったので取った」
実際に新幹線の停車駅である新横浜には、7000〜8000円で宿泊できるビジネスホテルが複数あります。
新横浜から新宿までは電車で45分、運賃は500円ほど。移動時間はかかりますが、1万円以内で宿泊することが可能です。
専門家は…。
旅行アナリスト 鳥海高太朗氏
「都市部の料金が高い時に、少しずらすこと。特に県をまたいで隣の県に行くことによって、割安に宿泊できる。コロナ前と変わらない価格で泊まることができるケースもある。交通費が余計にかかっても、都市部に泊まるよりお得に泊まれるということで、少し離れた場所で宿を取る。そういった賢い選択をしている人も多い」
(「グッド!モーニング」2024年3月7日放送分より)
テレビ朝日
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OS5
:2024/03/11(月) 08:08:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/17dfab3fe02ad26cc0f074c475b19a485f45ae8b
黒部ダム観光の新たな“目玉”に何が 開業延期の可能性が浮上 能登半島地震の影響で黒部峡谷トロッコ電車が被害 富山
3/10(日) 13:32配信
FNNプライムオンライン
2024年、富山県の黒部ダムで新たな観光ルートの開業が予定されていたが、県は5日、開業延期の可能性も視野に準備を進めていることを明らかにした。
能登半島地震の影響で、人気の黒部峡谷トロッコ電車が被害を受けたためとしている。
【画像】新しい観光の“目玉”「黒部宇奈月キャニオンルート」
新たな観光の“目玉”開業延期か
放水で日本一の高さを誇る、富山の人気観光地「黒部ダム」。
2024年、新たな観光の目玉が登場する。
これまで資材搬入に使われ、一般の人が入ることができなかった「黒部宇奈月キャニオンルート」。
全長18kmにわたるトンネルは、傾斜34度の急斜面を走る昇降式の鉄道「インクライン」など見所満載だ。
6月30日から、旅行に申し込んだ人に向けて、一般開放されることが決まっていた。
しかし5日、富山県は開業延期の可能性も視野に準備を進めていることを明らかにした。
能登半島地震の落石で被害
その理由は何だったのか。
折れた枕木や、ゆがんだ鉄橋。
人気の黒部峡谷トロッコ電車が、能登半島地震による落石で被害を受けていた。
新たなルートは、鉄道の終点と黒部ダムを結んでいる。
そのため県は、鉄道の全線開通時期が示されれば、開業などの時期について情報を提供したいとしている。
(「イット!」 3月6日放送より)
イット!
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OS5
:2024/03/12(火) 13:50:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e9867f0eb458407ee8f83bade100213635ffda
沖縄観光が好調 第三四半期における国内客観光収入が1855億円、過去2番の高水準
3/12(火) 11:38配信
琉球放送
去年10月から12月の沖縄の観光収入は、国内客からの収入が1855億円で過去2番目に多くなりました。
県によりますと、去年10月から12月までの第3四半期に国内客から得た観光収入は1855億円でした。
過去最高を記録したおととしの同じ時期に比べて、およそ1.1パーセント、20億円あまり減少したものの、過去2番目に多くなりました。
国内の観光客数はおよそ184万人とわずかに増えましたが、1人あたりの消費額はおよそ10万円とわずかに減少しました。
減少の要因としては、全国旅行支援がなくなり、平均宿泊数が減ったことなどが考えられるということです。
琉球放送
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OS5
:2024/03/17(日) 22:05:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e7ae3fe4f3000416404ae386c39cb05b8f1e359
小樽、外国人客急増に苦慮 市民困惑「満員でバスに乗れない」
3/17(日) 14:41配信
北海道新聞
小樽市内の「天狗山ロープウエイ」のバス停。小樽駅行きの路線バスは外国人観光客らで満員となり、後続車両を待つ列が続いた
【小樽】小樽市内の小樽天狗山ロープウエイやおたる水族館に向かう路線バスが外国人観光客で満員となり、地元住民が乗車できない事態が起きている。小樽運河周辺のコンビニでは、無許可営業のタクシー(白タク)とみられる車両が駐車場を占有し、市民の苦情も相次ぐ。新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行し、外国人客らが急増する中、観光地に客が集中するオーバーツーリズム(観光公害)が小樽で顕在化しつつある。
3月上旬、小樽市緑の住宅街のバス停。約2キロ離れたJR小樽駅に向かう路線バス「天狗山ロープウエイ線」を待っていた主婦藤沢智恵さん(65)は、外国人で満員の車内を見て乗車を諦めた。藤沢さんは「半年ほど前まではいつ乗っても座れたのに、最近は乗車を諦めることも出てきた。買い物に出るにも一苦労」とこぼす。
北海道中央バス(小樽)によると、コロナの5類移行後、観光客の増加で天狗山と水族館行きの2路線で住民が乗れない事態が発生しているという。市民から苦情が複数寄せられ、2月には両路線で計3便を一時的に増便した。
ただ、同社は昨年12月、運転手不足を受けて両路線を含む10路線で計26便を減便したばかり。急な対応は難しく、4月のダイヤ改正で水族館線を1便増やす程度が限界という。
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OS5
:2024/03/21(木) 17:26:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d106a789c42f604420a80763b2f44c6b3f994fc
京都駅から銀閣寺まで最大20分短縮 京都市の「観光特急バス」2系統で6月から運行
3/21(木) 15:53配信
産経新聞
6月から京都市内で導入される観光特急バス(同市交通局提供)
京都市は21日、市バスの混雑緩和などオーバーツーリズム(観光公害)対策として、6月から導入する「観光特急バス」の詳細を明らかにした。玄関口のJR京都駅から清水寺と銀閣寺方面に向かう2系統で運行し、運賃は市バスの均一区間(230円)の約2倍となる500円に設定。土日と祝日のみの運行とする。停車する停留所を絞り、駅と観光地をスピーディーに結ぶ。
【表で見る】観光特急バスの概要(JR京都駅発)
京都市交通局によると、2系統は①JR京都駅を出発し五条坂(清水寺)から祇園や岡崎公園美術館・平安神宮前を経由し、銀閣寺前を終着点とする「EX100」と②同駅と五条坂を直通で結ぶ「EX101」。両系統とも午前中は1時間に4本、EX100は午後から1時間に2本のペースで走る。JR京都駅―銀閣寺前の所要時間は最短24分で、現行の市バスと比べて20分短縮される見込みだ。
乗り間違いを防ぐために一般路線とは別に停留所を設ける。車内では多言語でのアナウンスも行う。
運賃は大人500円(小児250円)で、観光客の利用が多い「地下鉄・バス1日券」なども利用できる。また市民利用とのすみ分けを図るため、定期券や回数券、敬老乗車証などは利用できない。同局の担当者は「市民の日常と観光の調和を目指していきたい」としている。
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OS5
:2024/03/23(土) 01:06:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1e09148d33c3b9d03d0d5fd87edb2d1253a0766
『ドラゴンボール』世界初テーマパーク建設へ サウジアラビア・エンタメ総合都市「Qiddya City」に
3/22(金) 13:34配信
オリコン
テーマパークのシンボルとなる『神龍』(高さ70メートル、内部は巨大ジェットコースター)のモチーフ(C)ORICON NewS inc.
東映アニメーション株式会社(以下「東映アニメーション」)代表取締役社長の高木勝裕氏が22日、都内で行われた「サウジアラビアギガプロジェクト『Qiddya(キディヤ)』調印式」に出席。世界で唯一の『ドラゴンボール』のテーマパークをサウジアラビア・Qiddiya City(キディヤシティ)に建設することを発表した。
高木氏は冒頭、1日に亡くなった『ドラゴンボール』原作者・鳥山明さんの訃報を受け「先日、ドラゴンボールの作者・鳥山明先生が逝去されました。ここに謹んで冥福をお祈り申し上げます」とコメントした。
鳥山さんは1978年に『ワンダーアイランド』でデビュー。その後、『週刊少年ジャンプ』で『Dr.スランプ』、『ドラゴンボール』などの人気作品を世に送り出してきた。特に1984年に連載をスタートさせた『ドラゴンボール』は世界的な人気となり、アニメ化、実写化などされ、今もなお愛され続けている。
この日は、東映アニメーションが、公的投資基金の全額出資子会社であるQiddiya Investment Co.(以下「QIC」)とのサウジアラビアのギガプロジェクトのひとつである「Qiddiya(以下「キディヤ」)」における戦略的パートナーシップに合意。東映アニメーションは、QICが推進するエンターテイメント総合都市・Qiddiya Cityの開発に協力し、日本アニメーション作品が持つ価値の最大化に努める。
さらに、1984年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が開始された漫画『ドラゴンボール』のプロジェクト参加が決定。世界で唯一のドラゴンボール・テーマパークの建設が発表された。東京ドーム10個分以上の広大な面積を持ち、7つのエリアと30を超えるアトラクションで構成される予定。約70メートルの高さを誇るテーマパークのシンボル「神龍」の内部には大型ジェットコースターを設置する。作品の象徴的なモチーフを再現し、『ドラゴンボール』の世界観を楽しむことができる。
パーク内にはレストランやショップはもちろん、ホテルも完備する。夜には、ドローンショーなど華やかな演出を用意し、1日中世界観に浸ることができる空間となる。
調印式には、QIC最高経営責任者のアブドッラー・アルダウード氏も登壇した。
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OS5
:2024/03/24(日) 18:11:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/999e2d5cb142e3b49ab438b2513d768ee937b1d9
春の行楽シーズンを襲う「ホテル価格高騰」、3つの裏事情 東京や京都は1年で5割上昇、「値上げの弊害」も?
3/24(日) 5:32配信
東洋経済オンライン
国内系、外資系ともに客室単価が上昇している(写真はオークラ東京とウェスティンホテル東京、撮影:尾形文繁)
東京でも桜が開花しはじめるなど、春の行楽シーズンがやってきた。
子どもの春休みなどが重なるこの時期は、日本人観光客が国内旅行に出かけるほか、多くの外国人観光客も日本を訪れ、観光地は賑わいを見せる。
一方、ホテルの客室単価が近年急激に上昇しており、旅行需要に水を差す可能性が出てきた。
ホテルにとっても桜の観光シーズンは、夏休みなどに並ぶ「稼ぎ時」だ。2023年にはパレスホテル東京(千代田区)の3〜4月の平均客室単価が10万円を超えた。284室を有する大型日系ホテルとしては異例の価格だ。
■ドーミーインはコロナ前より約35%上昇
「東京や京都などの平均客室単価は去年の同時期と比べて5割程度上昇している」。全国展開するビジネスホテル大手の関係者は3〜4月の見通しをそう語る。インバウンド客が殺到している観光地のホテルは、2024年も価格が高騰することになりそうだ。
ホテル価格の高騰が顕著になったのはコロナ禍が明けてからだ。例えば、共立メンテナンスが運営をしているドーミーインの2024年10〜12月の平均客室単価は1万4400円と2019年同時期と比べると約35%上昇している。
単価が高騰しているのはビジネスホテルだけではない。大手ホテル予約サイトを見ると、オークラ東京(港区)は約11万8000円(4月8日から1泊の素泊まり料金、48平米)、パーク ハイアット 東京は約19万8000円(同、55平米)とラグジュアリーホテルも強気の価格設定をしていることがわかる。
ホテルの価格が上がり続ける背景には3つの事情がある。
1つ目がインバウンド観光客の急増だ。水際対策が緩和された2022年10月以降、インバウンド客回復のペースが加速した。
日本政府観光局が発表している「訪日外客統計」によれば、2023年10月に訪日外国人が251万人とコロナ前(249万人)を超えて以降、足元ではコロナ前を超える水準が続いている。
ホテルは自社の客室稼働率や競合の価格などを分析して客室単価を決めている。インバウンド客が増えたことで、東京や大阪など都市部の稼働率が上昇した。
5850
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OS5
:2024/03/24(日) 18:12:20
■「稼働率」よりも「客室単価」を重視した販売戦略に
2つ目がコストアップの転嫁である。ホテルはフロントや調理など多くのスタッフを必要とする。
コロナ禍で多くのホテルは経営を維持するために人員削減を行ったが、宿泊客が一気に戻ったことで人手不足が深刻となっている。そのためホテルは新卒社員の初任給増額など待遇改善を進めている。
そのほかにも水道光熱費の上昇や客室清掃やリネン会社など委託先への支払い料金の増加などもある。客室の販売価格にこうしたコスト増加分が転嫁されている。
3つ目がホテル会社の経営戦略の変化である。コロナ前までは、客室をどれだけ埋めるかという「稼働率」を重視してきたが、コロナ禍を経て「客室単価」を重視した販売戦略をとるようになった。
ホテルニューオータニの清水肇総支配人も1月に行った東洋経済のインタビューで「無理をして客室を埋めるよりも、売れる日に単価を上げれば収益性は高くなる。(コロナ禍を経て)売り方が変わってきたと思う」と述べている。
同じ売上高だとすれば、「稼働率が高い」よりも「客室単価が高い」ほうがホテルが獲得する利益が多くなる。ホテルでは、一般的に客室1室を販売するごとに客室清掃費用、アメニティ代などが発生する。だが客室単価が上がればこうしたコストは抑制できる。
インバウンドの増加やコストアップという外部環境の要因はすぐに収まりそうにない。ホテル各社はコロナ禍で行った借入金の返済があるため、しばらくは利益重視の販売を続けることになりそうだ。つまり当面の間、ホテルの価格高騰は止まらないという訳だ。
こうした追い風を受けホテル各社の業績も絶好調だ。ホテル椿山荘東京を運営する藤田観光は2023年の業績は売上高645億円(前年同期比47.5%増)、営業利益66億円(前年度は40億円の赤字)と営業利益は2019年の2.8億円を大きく上回った。そのほかの企業も業績の急回復を予想している。
一方で、値上げによる弊害も徐々に現れ始めている。観光庁が発表をしている宿泊旅行統計調査によれば、2023年10〜12月の日本人の延べ宿泊者数(宿泊人数×宿泊数)は、2022年の同期間を下回った。
延べ宿泊者数が前年同期を下回るのは、コロナ禍以降では、GoToトラベルキャンペーンの反動減があった2021年11月以来のことである。「ホテルの客室価格が上昇したため、日本人旅行者が減少する傾向は去年の後半から顕著に出ている」と業界幹部は指摘する。
■旅行を敬遠し、ほかのレジャーを選ぶ動きも
東洋大学・国際観光学部の徳江順一郎准教授は、「ホテルの客室単価上昇が続くと、消費者が旅行に近い喜びを得られる代替財に流れる可能性もある」とみる。
高すぎる旅行を敬遠し、テーマパークや映画などほかのレジャーを選ぶということだ。実際、円安と物価高の影響で海外旅行が高騰したため、国内旅行を選ぶ動きはすでに起きている。
足元で起きているホテルの客室単価の上昇の多くは、体験価値の向上ではなく、市場の需給逼迫によって起きている。
徳江准教授は「値上がりをしても、泊まり続けてくれるファンの育成が大前提。会員向けの値下げや客室のグレードアップをするなど、顧客満足度の向上を続ける必要がある」と指摘する。
直近ではコロナ禍で行えていなかった大型改装に踏み切るホテルなども増えている。ホテル各社には消費者に客室単価上昇を納得してもらうための、体験価値の向上が求められる。
星出 遼平 :東洋経済 記者
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OS5
:2024/03/25(月) 13:12:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ae136f35c9bb8bfad411963f5ef74688d709dda
観光都市 飛び立てぬ堺 仁徳天皇陵古墳 気球遊覧事業が暗礁
3/25(月) 12:45配信
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産経新聞
ガスが漏れる前の気球=昨年4月(アドバンス提供)
堺市が観光活性化の目玉として打ち出した世界遺産・仁徳天皇陵古墳(堺市)の観光用気球事業が暗礁に乗り上げている。延期を繰り返した末、実現目前に気球のガスが抜けるトラブル。原因調査に着手するも気球メーカーが破綻し先月、究明を事実上「断念」した。仕切り直しを目指すが、すでに年内の運行開始は厳しい状況だ。観光都市も目指す同市が飛び立てる日は来るのか。
■世界遺産契機に
「世界遺産効果のにぎわいを長期的につなげたい」。堺市が気球遊覧構想を打ち出したのは令和元年夏。仁徳陵を含む「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が大阪府内初の世界遺産に登録されたタイミングだった。
大阪南部の拠点となっている同市。工業都市のイメージが強く、観光面の底上げが課題だった。府内では大阪市と関西国際空港が立地する泉州地域が宿泊者数で1、2位を占めるなど観光の中心である一方、両地域に挟まれた堺市は「通過」されがちだったためだ。
「大阪市から『染み出す』観光客もいるが、それだけでは…。道頓堀やUSJのような非日常を体験できるエンターテインメントがなかった」と市幹部は話す。
世界遺産という追い風を受けたコンテンツが気球だった。「歴史とアミューズメントの両方があれば、大阪市の観光客も呼び込める」
堺市関係者によると、上空遊覧構想では、ヘリコプター、気球、観覧車の3案が浮上。気球が現実的とされた。市や市議らが韓国の世界遺産などで行われている気球遊覧に視察団を派遣する力の入れようで、ある市議は「事業者が訓練し安全を確保できればやるべきだ」と話す。
■運行秒読みで…
市は仁徳陵に隣接する大仙公園(堺区)に発着場を整備。公募型プロポーザル方式で気球の運行事業者を決めた。
当初は2年春の運行開始を目指していたが、新型コロナウイルス禍やウクライナ情勢の影響などで延期が続く。ようやく昨年5月の運行開始が設定され、4月にヘリウムガスを注入。浮揚が目の前に迫り、関係者の期待も膨らんだ。
しかし、運行約2週間前の5月8日朝、事件は起きた。前日夕まで異常のなかった気球がしぼんだ姿で発見されたのだ。
原因は何か。運行事業者のアドバンス(兵庫県豊岡市)が今年2月に公表した報告書では、球皮の損傷▽コンデンサーなどの劣化によるバルブの誤作動―などが考えられるとしたが、気球メーカーのリンドストランド社(英国)が清算手続きに入ったため、調査を打ち切った。
今後について、堺市とアドバンスはエアロフィル社(仏)の気球を使用する方向で検討している。ただ、まだ発注できていないといい、発注から運行まで9カ月程度かかることを考えると、運行は来年以降になる可能性が高まっている。
資金面でも難航する。気球などの購入に見込まれる1億〜2億円は、運行事業者の負担だ。「投資家や金融機関を回り資金調達をしている。堺市さんから追加支援などがあればありがたいのが本音」。アドバンスはこう現状を説明する。
■追加支援は困難
一方、市関係者は「負担はプロポーザルの条件だった。行政の公平性の観点から追加支援は難しく(支援には)プロポーザルをやり直すしかない」と否定的だ。気球事業の広告事業者を探すなどの支援は想定しているという。
今回の気球事業は「民間活力の導入」「身を切る改革」を掲げる大阪維新の会の永藤英機市長と吉村洋文知事が打ち出した経緯もあり「公的支援は難しいのでは」(関係者)との見方も強い。気球が昇る日までの道のりは遠い。(木津悠介)
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OS5
:2024/03/25(月) 19:02:16
事務作業が煩雑だから反対ならわかるんだけど
温泉旅行を300円で止めるようなケチな客は受け入れほうがいいですよ、きっと
https://news.yahoo.co.jp/articles/889f81c8b5dd6393217f33ff8c76ce6aced45350
「客足に影響出る」鳴子温泉などの旅館組合が県の宿泊税に“反対”の要望 宮城
3/25(月) 18:24配信
tbc東北放送
東北放送
宮城県が導入を検討している宿泊税をめぐる動きで、県内有数の温泉地、鳴子や遠刈田の旅館組合などが25日、「客足に影響が出る」として、導入に反対する要望をしました。
【写真を見る】「客足に影響出る」鳴子温泉などの旅館組合が県の宿泊税に“反対”の要望 宮城
村井知事あてに要望書を提出したのは、鳴子温泉や遠刈田温泉の旅館組合など9つの団体です。
宿泊税をめぐり県は、2020年の県議会に1泊3000円以上の宿泊に一律300円を課す条例案を提出したものの、新型コロナの影響を受け取り下げました。
しかし、仙台市が宿泊税の検討に入ったことを受け、村井知事は2月、再び導入の方針を示しました。要望書で、鳴子温泉などの旅館組合は、「施設によっては消費税、入湯税と合わせ3重の課税になり客足に影響が出る」「宿泊事業者の理解を得ているとはいえない」として、宿泊税の導入に反対しています。
鳴子温泉旅館組合 藤田謹一組合長代理:
「県には事業者サイドに立って考えてもらいたいし、県民がどう思っているのかもくみ上げてもらいたい」
県の担当者は「宮城の観光を支える事業者からの意見として内容をしっかり確認し知事に伝える」と述べました。
■宿泊税の現状はどうなっているのか
宿泊税の導入をめぐる県、そして仙台市の現状です。
村井知事は1人1泊3000円以上の宿泊に300円を課す条例案を今年の6月議会以降に再度、提出したい考えです。
一方、仙台市は1人1泊あたり一律200円とする案が2月の検討会議で示されて郡市長も「妥当」としました。現在、パブリックコメントを募っています。
また、県と市で課税の免除を設けるかなど制度設計に向けた協議をしているということです。
東北放送
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OS5
:2024/04/06(土) 10:37:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/40229d1f265b4eee3ec9256465605f2edf6d4b99
【独自】24年の瀬戸大橋塔頂ツアー 常設見合わせ 本四高速、期間拡大も集客低迷要因
4/6(土) 5:10配信
山陽新聞デジタル
瀬戸大橋の塔頂部からの景色をバックに記念撮影するスカイツアーの参加者。2024年は「常設化」が見送られる=23年3月
瀬戸大橋の塔頂から眺めを楽しむ「瀬戸大橋スカイツアー」で、本州四国連絡高速道路(本四高速、神戸市)が2024年、春と秋のまとまった期間に行っていた「常設化」を見合わせる方針を固めたことが、同社への取材で分かった。開通35周年だった23年に開催期間を大幅に拡大したものの、集客が低迷したことが要因。単発イベントとしての実施も決まっていない。瀬戸内海の多島美とともに、大橋の魅力を発信してきた恒例イベントは抜本的な見直しを迫られている。
ツアーは瀬戸大橋を構成する六つの橋の一つ・北備讃瀬戸大橋が舞台。橋の建設や維持管理に携わった本四高速OBらの説明を受けながら、普段は立ち入れない管理用通路を通り、塔頂部(海抜175メートル)から瀬戸内海をバックにつり橋の造形美を堪能する。
開通10周年の1998年に単発イベントとしてスタートし、徐々に定員や開催日数を拡大。参加の抽選は10倍前後の高倍率で推移し、開通30周年の2018年には過去最高の26・8倍に上った。より多くの人に楽しんでもらえるよう19年に常設化し、これまでのトータルで延べ約2万900人が参加した。
ところが、23年は3〜6月と9〜11月に過去最多の計133回(22年108回)実施し、1回当たりの定員を24人(同18人)に拡大したにもかかわらず、参加者数は2158人と総定員の45・6%(同61・4%)にとどまった。
本四高速はプロモーションが不十分だったことに加え、集合場所としている与島パーキングエリア(香川県坂出市)までの交通アクセスといった課題が背景にあると分析。開催頻度や宣伝方法を含め、ツアーの在り方を見直す必要があると判断した。
本四高速には参加希望者や旅行業者から今年の実施状況に関する問い合わせが寄せられているという。同社は「橋の建設や管理の技術に関心を持ってもらい、瀬戸内地域の魅力向上にもつながる事業。継続できるよう開催方法を検討したい」としている。
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OS5
:2024/04/07(日) 21:55:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/47e8d1192a694424bf1d8f636950e9e83f24114d
大阪で高級ホテル戦争 万博開幕まで1年、富裕層狙い大規模改装相次ぐ
4/7(日) 17:40配信
産経新聞
改装を終えたウェスティンホテル大阪のレストラン「アマデウス」=3月、大阪市北区(田村慶子撮影)
2025年大阪・関西万博の開幕まで約1年に迫る中、大規模改装に乗り出すホテルが相次いでいる。インバウンド(訪日客)需要で1泊20万円超の客室に予約が殺到するなど客室料金は上昇傾向にあるが、高級ホテルを中心に改装による高付加価値化でさらに高単価の富裕層に狙いを定める。外資系による新規出店を控え、既存ホテルの危機感が一層高まっていることも背景にある。
「ワンランク上のホテルを目指す」。今月1日にホテル名を改称し、客室や付帯施設の改装計画を発表した「リーベルホテル大阪」(大阪市此花区)の担当者はこう強調する。テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、同)との公式ホテル契約を終え、万博で期待される訪日富裕層の取り込みを図る。
チケット販売などUSJ関連のサービスを3月で取りやめた一方、高価格帯客室専用のラウンジなどを設け、富裕層への対応を強める。一部の客室を改装し、万博会場へのシャトルバスのための乗降場も整備する。
インバウンド需要で大阪市内の高級ホテルは外資系を中心に客室料金が軒並み上昇している。コンラッド大阪(同市北区)は1泊10万円前後で推移。インターコンチネンタルホテル大阪(同)も新型コロナウイルス禍前の2倍ほどに跳ね上がっており、「1泊20万円以上でも予約はよく入る」(担当者)という。
新ホテルの進出も加速する。JR大阪駅北側の再開発地区(同市北区)には米ヒルトンの最高級「ウォルドーフ・アストリア」などの出店を控え、大阪城近くにもシンガポール系の「パティーナ大阪」(同市中央区)が計画される。いずれも中心の客室単価は1泊10万円超が見込まれる。
こうした状況が既存ホテルの改装ラッシュを促している。ホテルニューオータニ大阪(同)は7月に隣接客室を内扉でつなぐコネクティングルームを2室設ける。「長期滞在を取り込み客単価を上げたい」(広報担当者)と意気込む。約90平方メートルの広さで、日本の文化体験を意識したヒノキ風呂などを用意。スイートルームと同等のサービスを提供し、家族連れの海外富裕層を狙う。
ウェスティンホテル大阪(同市北区)は3月に1階レストランを新装開業し、料理教室の体験サービスを計画する。昨年から段階的に客室改装を進め、来年にかけてさらにロビーも刷新する。
ホテル阪急インターナショナル(同)は高価格帯客室専用ラウンジを6月に新設。リーガロイヤルホテル(同)も135億円を投じ、万博開幕前の令和7年3月までの改装完了を予定する。
ホテルジャーナリストの井村日登美氏は「客室単価の高い新しいホテルと戦うには、施設を世界レベルに高めた上で、固有の体験など違いや特色をいかに出すかが大事になる」と指摘している。(田村慶子)
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OS5
:2024/04/08(月) 07:23:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/23f869e632e621eab9e403ba86c5b6a773d61df4
優遇か廃止か…「日本人差別」の声も 岐路を迎えた観光地「インバウンド料金」の是非
4/7(日) 19:30配信
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産経新聞
外国人観光客の常設展示の観覧料などを無料とする制度が廃止された奈良県立美術館=奈良市登大路町
円安などを受け国内各地でインバウンド(訪日外国人客)が急増する中、誘客を目的とした外国人優遇策が岐路を迎えている。奈良県では約15年前から続いていた県立施設の観覧料や入館料の外国人限定無料サービスを廃止。同様の優遇策は奈良以外でも廃止の動きがあるが、大阪や東京、京都といった「ゴールデンルート」から離れた観光地では誘客が伸び悩み、継続する施設が多い地域もある。アフターコロナの外国人誘客のあり方は。
【ランキング】訪日外国人の都道府県別訪問率、トップとワーストは?
■日本人は有料だが外国人観光客は無料
「日本人は有料で外国人は無料というのは合理性がない。制度も外国人に周知されておらず、誘客につながっていない」。3月中旬、奈良県の山下真知事はこう訴え、4月1日からの県立美術館(奈良市)など4施設の外国人観光客の観覧料・入館料の無料制度を廃止する方針を発表した。
制度は外国人観光客の誘客促進を目的に前知事時代の平成20年から開始。美術館では外国人観光客はパスポートを提示すれば、常設展示の観覧料などが無料となり、県によると来館者の約1割を外国人観光客が占めていた。
だが、円安や物価高騰で日本全体の生活が厳しくなる中、交流サイト(SNS)では「日本人差別では」「普通は県民を無料にするところではないか」などと批判の声が上がっていた。
■地理的な要因影響か
ただ、同様の優遇策を進めてきた島根県内の観光施設では、対応が分かれている。県によると、令和5年4月1日時点で県内で民間含め24施設で割引制度があったが、現在は7施設が廃止する一方、17施設は継続している。
松江市の国宝・松江城では「なぜ外国人だけ料金が違うのか」などの声が寄せられ、外国人旅行客の入場料を約2割引とする制度を昨年3月末で廃止。市立松江歴史館も入館料を約3割引とする優遇策を今年3月末で廃止し、担当者は「増えた収益は英語表記の案内板の設置などに取り組みたい」と話している。
一方で、平成19年の開館時から外国人観光客の常設展の観覧料を半額としている県立古代出雲歴史博物館(出雲市)は、今年度も制度を継続する。令和5年度には、約3400人の外国人観光客が訪れたといい、担当者は「島根は地理的な要因で、大阪や京都などに比べインバウンド誘客のアドバンテージが少ない。海外での商談会などで割引制度を周知し、より多くの来館につなげたい」と話す。
■短期的効果でなく中長期的な戦略で
日本政府観光局の統計によると、元年の島根県への訪日外国人の訪問率は全国ワースト3位の0・2%。県によると、新型コロナウイルス禍を経て観光客は戻りつつあるものの、5年の外国人宿泊客の延べ人数は5万8668人とコロナ禍前の6割程度で、依然として回復途上にあるという。
コロナ後のインバウンド需要増という追い風があるとはいえ、地域によって格差があるのが実情だ。
文化芸術と観光振興に詳しいJTB総合研究所の河野まゆ子執行役員は「外国人観光客の訪れる地域や来訪目的には偏りがあるため、それぞれの自治体で一律の対応をする必然性はない」と指摘。その一方で、「『より富める外国人からお金を頂きたい』『多くの外国人に来てほしいから割引する』などの短期的な直接効果だけを理由に優遇策を廃止したり続けたりすると、観光客や地元住民らの不信や不快を招きかねない」とし、「中長期的に地域に与える効果を何に定めるか議論し、それに基づいて戦略と効果検証の仕組みを検証した上で、地元関係者らと合意形成を図ることが重要だ」と話した。(秋山紀浩)
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OS5
:2024/04/15(月) 12:51:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4870123a1ceb13b4c2d0877856a359324b5d25a
万博「タイプA」半減か 60カ国から30〜40カ国に 10数カ国が撤退懸念
4/15(月) 11:49配信
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産経新聞
報道陣に公開された大阪・関西万博会場の大屋根リング工事の模様=8日午前、大阪市此花区の夢洲(恵守乾撮影)
2025年大阪・関西万博で、海外の各国政府が独自で設計、建設する「タイプA」パビリオンをめぐり、実現できるのが30〜40カ国程度と、当初希望していた60カ国の半数程度にとどまる可能性があることが15日、明らかになった。日本国際博覧会協会はほかの簡易なタイプへの移行を働き掛けているが、同意する国は限られている。最終的に十数カ国がどのタイプも選ばず、万博から撤退する可能性もある。
【表でみる】2025年大阪・関西万博に出展する海外パビリオンの種類
協会関係者が明らかにした。タイプAからはこれまでにメキシコが撤退。日本側が建物を提供し、単独国で利用する簡易な「タイプX」に3カ国、複数国で利用する「タイプC」に4カ国が移行することが明らかになっており、52カ国程度が現在もタイプAを目指しているとみられる。
ただ、建設事業者が決まった国は11日時点で36カ国にとどまる。関係者によれば、残りの16カ国程度が事業者を選定できる可能性は低い。すでに決まっている36カ国も建設の難しさから、一部は最終的に完成しない懸念がある。このため、タイプAが実現するのは「24〜32カ国程度」になるとのさらに厳しい見通しを示す関係者もいる。
タイプXへの新たな移行は、建設スケジュールなどから「すでに間に合わない」のが実情。協会は残された国々にタイプCへの移行を働きかけているが、受け入れるのは新たに3カ国程度になる見通しという。残りの十数カ国は、最終的に撤退を余儀なくされる可能性がある。
タイプAの建設を計画していた国がタイプ変更や撤退をした場合、予定地は芝生などとして整備される見通しだ。
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OS5
:2024/04/16(火) 09:10:02
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1371592?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
行楽客続々、県内に活気
富山駅や観光地、GWも期待高まる
北陸新幹線敦賀延伸、間もなく1カ月
社会
2024/4/14 05:00
春の行楽シーズンが本格化し、富山県内の観光地や宿泊施設がにぎわいを見せている。13日の富山駅は間もなく敦賀開業1カ月を迎える北陸新幹線の利用者で活気にあふれ、乗客からは「関西からの距離がぐっと縮まった」との声も聞かれた。昨年を上回る忙しさに追われる宿泊施設もあり、関係者はコロナの5類移行後で初となるゴールデンウイーク(GW)にさらなる期待を寄せている。
富山駅では南口広場で桜が咲き誇り、多くの県外観光客がカメラを向けた。近くの花見スポットに繰り出す欧州の団体客もいた。
福岡市の松尾緑さん(46)は「おいしい物をたくさん食べる」と心を躍らせ、北アルプスと桜、花々が織り成す「春の四重奏」を目当てに母と朝日町に向かった。福井、加賀での宿泊を経て13日に富山入りした東京の70代男性は新幹線旅を満喫し「早く関西までつながってほしい」と願った。
能登半島地震で大きな被害を受けた氷見市では、観光施設「ひみ番屋街」に県内外から多くの観光客が訪れた。施設によると、にぎわいは普段の週末の2割増しとなった。友人3人と神奈川から新幹線と氷見線を乗り継いで訪れた石山芽衣さん(26)は「被災地を応援するため、たくさん買い物や食事をしてお金を使いたい。海が近くて景色もきれいで、リフレッシュできた」と笑顔を見せた。
南砺市の世界遺産・相倉合掌造り集落では外国人観光客の姿が目立った。フランスの4人グループは関西巡り後に新幹線を利用して訪れ「落ち着いた雰囲気と雪が残る美しい景色が気に入った」と声を弾ませた。「今までにない忙しい4月」とうれしい悲鳴を上げるのは、同市の五箇山旅館「よしのや」の女将(おかみ)酒井恵子さんだ。市観光協会によると、敦賀開業の効果が徐々に出ているという。
富山市内のホテルでは、15日の立山黒部アルペンルートの全線開通後も予約が好調に推移する施設が目立つ。ANAクラウンプラザホテル富山の担当者は「GWの予約は昨年より多くなりそう」と見通した。
黒部市宇奈月温泉のホテル黒部では敦賀開業後、関西圏の客が増え、宇奈月から金沢や福井に足を延ばすなど北陸を周遊する旅行形態も定着してきた。週末を中心に予約も好調で、GWは5月3、4日がすでに予約で満杯。女将の中島ルミ子さんは「北陸に注目が集まり、秋には黒部宇奈月キャニオンルートの一般開放とさらに追い風が吹く。温泉街挙げてのおもてなしで盛り上げたい」と話した。
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OS5
:2024/04/16(火) 09:12:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/91811469c641da30986af656d2a82871f914bc47
応援割、2割の施設「完売」 県内、GW後に第2弾
4/16(火) 8:02配信
能登半島地震を受けた国の観光支援策「北陸応援割」で、県内で対象となったホテル、旅館など399施設のうち85施設が予算上限に達し、新規の予約受付を停止したことが15日分かった。予約を停止した宿泊施設の比率を示す「完売率」は21・3%。県は2次避難者の受け入れ数に応じて各施設に予算を追加配分し、5月の大型連休後に第2弾を実施するため、予約枠は復活する可能性がある。
予約が上限に達した宿泊施設の数を市町別にみると、金沢市の41カ所が最多で、白山市13カ所、加賀市11カ所、小松市8カ所などと続いた。県の担当者は「北陸新幹線の延伸効果もあり、予約は順調に入っている」と手応えを語った。
富山県は全体の66・8%(175施設)、福井県は59・7%(234施設)がそれぞれ予約受付を停止している。両県によると、予算額が少ないため完売率が石川より高くなっており、予算執行率は90%を超えているという。
応援割は地震で落ち込んだ観光需要を喚起する支援策で、1人1泊2万円を上限に宿泊代金が最大50%引きとなる。旅行会社や宿泊施設に割り当てられた予算がなくなり次第終了となる。
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OS5
:2024/04/16(火) 15:25:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d136d4f8a4fec624f0b6dee0f01f86bd7229f34
四度目の正直なるか 「飛鳥・藤原」の世界遺産、文化庁に推薦書素案提出
4/16(火) 12:22配信
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産経新聞
世界遺産登録へ意欲を示す(左から)松井正剛・桜井市長、森川裕一・明日香村長、山下真知事、亀田忠彦・橿原市長=奈良県庁
令和8年の世界文化遺産登録を目指して、推薦書素案が文化庁に提出された奈良県の「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」(橿原市、桜井市、明日香村)。平成19年に暫定リスト入りし、素案の提出は令和2年以来、今回で4回目となった。登録推進協議会会長の山下真知事は15日、県庁で地元3市村長とともに会見を開き、「4回目の提出となったが、じっくり取り組んできたことを前向きに受け止めたい」とし、念願の登録へ意欲を示した。
同資産群については令和2、3、4年に素案を提出したが、他の遺産群と競合するなどして国内推薦に選ばれなかった。4度目となる今回は、海外の世界遺産関連の専門家を現地に招いてさまざまなアドバイスを受け、素案の内容も分かりやすく世界の理解を得られるよう充実させたという。
昨年に国の文化審議会から課題として提示された「遺跡などの保護措置」についても、藤原宮跡(橿原市)などで国史跡指定の範囲拡大を進めた。
山下氏は「いろいろな課題を乗り越えて、素案を提出できた。資産群は長い間地域の人々が守ってきたもので、奈良県だけでなく世界の人々にとっても非常に価値がある」と述べた。
亀田忠彦・橿原市長は「素案提出という大きな節目を迎え、登録に向けて県や関係機関とさらに連携を強化したい」。松井正剛・桜井市長も「世界遺産は住民の愛着と誇りを醸成し、地域活性化につながる。受け入れ態勢も万全を期したい」と話した。
高松塚古墳や飛鳥宮跡など資産群が集中する明日香村の森川裕一村長は「飛鳥・藤原は、日本がどのように生まれたかを国内外の人々がじっくり感じてもらえる場所。世界遺産として欠かせない」と意義を強調した。
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OS5
:2024/04/16(火) 23:11:02
https://www.chunichi.co.jp/article/885041
【北陸新幹線 延伸開業】「2次交通」充実が急務 南加賀 観光に足かせ
2024年4月16日 05時05分 (4月16日 10時36分更新)
3月に導入された石川県加賀市版ライドシェア=同市の加賀温泉駅で(小川祥撮影)
◇きょう1カ月
北陸新幹線敦賀延伸から16日で1カ月。沿線各地は多くの観光客らでにぎわうが、石川県南加賀地域は観光地や温泉地が新幹線駅から遠い。来訪者からは駅と観光地、観光地同士をつなぐ「2次交通」への不満が漏れ、対策の充実が急務となっている。(田嶋豊、小川祥、久我玲、青山尚樹)
好天となった週末の14日。飲食店や土産物店が並ぶ加賀市山中温泉のゆげ街道は、そぞろ歩きする観光客が目立った。「もう一回来たいと思うぐらいきれいな街並み」。東京から訪れた50代の二人連れは口をそろえた。
ただ、移動手段は慣れないレンタカー。二人は小松市の粟津温泉も巡ったが「交通手段がもっと充実していたら」とも。大阪から社員旅行で来て加賀市の山代温泉に宿泊した女性(58)は山中温泉へ出向いたが「タクシーは全然通ってないし、路線バスも1時間に1本では予定が立てづらい」とぼやいた。
加賀市「ライドシェア」周知課題
2015年3月の新幹線金沢開業時から南加賀地域の2次交通は大きな課題とされてきた。加賀市は今年3月、一般の人が自家用車で客を有償で運ぶ「ライドシェア」を導入。市によると、7日時点の利用件数は81件と低調で、7割以上が観光客だ。登録された14人の運転手の一人、石川葵さん(35)はこれまで約30組を送迎。大半が観光客で、外国人観光客は3割ほど。料金はタクシー運賃の8割に設定され、売り上げの7割が運転手に入る仕組みで「もっと依頼があると思っていた」と残念がる。市の担当者は「まだまだ認知度が低い」と話す。現在7路線の市内周遊バス「キャン・バス」を5月1日から、より周遊しやすい5路線に絞って運行本数を増やし、利便性を高める。
小松駅と小松空港を結ぶ自動運転バスの運行を始めた小松市。市の推計によると、新幹線開業後2週間の駅周辺の来訪者数は前年同期に比べて1割増えた。3月9日から1日11便で運行する自動運転バスも同月末時点で1日当たりの利用者数が開業前と比べて14・8%増だった。
レンタカー店の進出やライドシェア導入など活発だが、ビジネス客や市民の利用が中心で、事業者らは「観光客が増えた印象はない」と嘆く。紅葉の名所、那谷寺は駅から約12キロ離れ、タクシーで約30分かかる。宮橋勝栄市長は「さまざまな交通や技術を組み合わせ、今後の地域公共交通の先駆けを目指す」と話す。
白山市は北陸新幹線の車両基地に隣接する市の「高速鉄道ビジターセンター」とIRいしかわ鉄道の加賀笠間駅、道の駅めぐみ白山とをつなぐシャトルバスを運行する。新幹線が間近で見られ、春休みも重なり、2週間あまりで延べ千人超が利用。好調の出だしのようだ。
新幹線が福井まで延び、2次交通を含めた広域観光への取り組みも課題。石川県は観光サイトへのアクセスなど関連データを公開しており、担当者は「観光客の特性やニーズをつかみ、1時間圏内でつながった北陸3県の連携や各種施策の充実につなげたい」と話す。
「脱炭素」で訪日客呼び込みを 識者が提案
北陸新幹線の2次交通について、日本政策投資銀行北陸支店(金沢市)の飯田一之企画調査課長はライドシェアといった取り組みに「タクシーなどの運転手不足の課題を踏まえ、開業までに必要と想定される2次交通のルートに一つ一つの施策が打たれてきた」と現時点では一定の評価をする。
その上で「訪れた人が満足しているのかどうか利用者の声を集め、実態をしっかり見ていく必要がある」と指摘。「新幹線が開業した地域として成熟していく過程で5年後、10年後と先を見据えることが大事だ」と強調した。
「新幹線は究極の電気自動車」とし、世界的な脱炭素化の流れにも注目。富山市では次世代型路面電車(LRT)が富山駅に乗り入れ、市民生活だけでなく観光利用にも貢献していることを参考に「せっかく脱炭素の乗り物がやってきたのだから、2次交通も新幹線とセットで脱炭素をアピールできれば訪日客を呼び込む地域ブランドにもなる」と提案した。(中平雄大)
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OS5
:2024/04/17(水) 15:34:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/46610fb53164ff3351bed29e20d8b9d84fe9911d
京都北部でも観光公害の懸念 宮津市の昨年の外国人宿泊客、前年の15倍に
4/17(水) 15:00配信
令和5年に京都府宮津市で宿泊した外国人観光客が前年の約15倍に達し、新型コロナ禍前の元年を超えて過去最多となったことが市の調査で分かった。コロナの水際対策の大幅緩和や円安が主な要因。市内にある日本三景の一つ、天橋立の知名度は海外でも高く、特に台湾からの団体旅行客が増えているという。市は「(今後も)増加傾向が続く」とみている。
5年の外国人宿泊客数は5万7717人で、4年の3907人から大幅に増加。最も多かった元年の5万4267人を6・4%上回った。
市商工観光課の担当者は「4年も渡航制限緩和の影響で前年から大幅に増えたが、5年は円安傾向も相まって勢いがさらに強まった」と分析している。
5年5月にコロナの感染症法上の位置づけが5類に移行し、行動制限がなくなったことを背景に旅行需要が回復。宮津市を訪れた観光客は前年を19・2%上回る276・3万人に達した。訪日客を含む府外からの観光客は26・8%増加し、全体の8割以上を占めた。
観光消費額は宿泊費の増加が寄与し、前年比39・3%増の117億4142万円。1人当たりの消費額は物価高の影響を受けて16・9%増の4249円といずれも過去最高となった。
今後も訪日客の増加が期待される一方、「市内の宿泊施設は人手不足の状況」(同担当者)。交通渋滞などオーバーツーリズム(観光公害)への懸念も強まっており、受け入れ態勢の強化が課題となる。(橋本亮)
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OS5
:2024/04/17(水) 22:44:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/66fcc4aef09bfb932d7d8f9a62caf53a1e292e94
3月訪日客300万人 関空は万博前の7年春に受け入れ拡大 大規模改修で4000万人
4/17(水) 21:35配信
産経新聞
中国の旧正月「春節」が始まり、にぎわう関西空港の国際線到着ロビー=2月10日、関西空港(甘利慈撮影)
政府は17日、3月に日本を訪れた外国人客が単月で初めて300万人を突破し、過去最多となったと発表した。西日本の玄関口、関西国際空港も往時のにぎわいを取り戻している。さらなる訪日客増加を見込む2025年大阪・関西万博を前に、平成6年の開港以来初となる第1ターミナル(T1)の大規模改修に着手し、訪日客の受け入れ態勢を強化している。
今年3月の国際線総旅客数は速報値で198万人に達し、新型コロナウイルス禍以降で1カ月あたりの最多旅客数を記録。就航便数は3月末からの夏ダイヤで週1392便と、コロナ前の約9割の水準になり、順調な回復をみせている。
関空を運営する関西エアポートの山谷佳之社長は「万博の年にはコロナ前を超える旅客を迎え入れるため、整備を進める」と意気込む。
令和3年5月から始まったT1改修は、万博開幕直前の7年春には、スマートレーンを6台増設した保安検査場エリア拡張など主要機能を完成させる。第2ターミナルを含め、国際線旅客の年間受け入れ能力は平成30年度実績値の約1・7倍、約4千万人に拡大する。
喫緊の課題は、地上支援業務や保安検査にあたるスタッフの不足だ。各地でコロナによる離職が相次いだ後、旅客回復に人員確保が追い付かず、関空も昨年末時点でコロナ前の8割ほどの人員状況という。関西エアでは、保安検査場の入場前の自動ゲート設置などを進め、航空会社には混雑時間帯を避けた就航、増便を呼びかける。
空港に乗り入れる鉄道も減便していたが、旅客回復とともに運行状況を元に戻している。人気の観光地、京都と結ぶJR西日本の特急「はるか」は5分の1の上下12本まで落ち込んだが、4年11月からコロナ前と同じ60本で運行する。
南海では昨年11月から訪日客向けに2次元コード乗車券の販売を始め、JR西も同様の取り組みを準備する。空港からの移動にも利便性向上が図られている。(藤谷茂樹)
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OS5
:2024/04/17(水) 22:44:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4f5dee86aee7c22d04836e2c4d6c0acbf3f60b6
万博まで1年 宿泊・交通に難題 訪日客350万人が来場へ
4/17(水) 21:24配信
産経新聞
訪日客らでにぎわう大阪心斎橋筋商店街=3月24日、大阪市中央区(南雲都撮影)
3月の訪日客数は単月として初めて300万人を上回り、来年4月開幕の2025年大阪・関西万博も海外からの多くの来場者が予想される。ただ、宿泊施設の人手不足やオーバーツーリズム(観光公害)の懸念など、対処すべき課題は多い。
【地図で見る】大阪で高級ホテル戦争 富裕層狙い大規模改装相次ぐ
日本国際博覧会協会は期間中に約2820万人の来場を見込み、うち約350万人(約12%)が訪日客と想定している。足元の回復を踏まえ、想定以上の数になるとの見方も出ている。
多くの来場客を予想し、大阪ではホテルの新規開業が相次ぐ。
JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」には米ヒルトンの最高級「ウォルドーフ・アストリア」が令和7年度上期に進出。ヒルトンは同年までに関西で合計4カ所の開業を計画する。大阪城近くにも7年春、シンガポール系の「パティーナ大阪」(同市中央区)が開業する。
ウォルドーフ、パティーナとも中心の客室単価は1泊10万円超が見込まれる、訪日富裕層がターゲット。既存のホテルでも、大規模改装が続いている。
ただ、多くのホテル関係者は「人手不足が一番の課題だ」と声をそろえる。宿泊客の増加に加え、ヘッドハンティングなど「ホテル勤務経験の豊富な人材の取り合いが激しさを増している」(大手ホテル経営者)。
人手不足対策としてヒルトンは、リゾート地のホテルで閑散期に発生する余剰人員を生かし、新規開業が増えている関西への派遣を進める。
また、育て上げた従業員を離職させないことにも神経をとがらせる。「まずは従業員満足度を上げることが重要だ」。こう語るのは、インターコンチネンタルホテル大阪(同市北区)の担当者。同ホテルは、今年1月から年間休日を120日と10日増やした。
一方、星野リゾートの星野佳路(よしはる)代表は17日の記者会見で、万博が大阪や京都での観光公害に拍車をかける懸念に言及した。「万博だけでなく、周辺や広域にも足を延ばし滞在してもらうようにすること」が、観光公害対策としての来場客の分散化につながるとした。
関係者が頭を悩ませるのが、万博会場へ来場客を混雑させず運ぶことだ。万博協会は、会場の夢洲(ゆめしま)へのアクセス方法に知恵を絞る。主要なアクセスとしては鉄道とシャトルバスを想定。原則、公共交通機関での来場を呼びかけるが、自家用車を夢洲から離れた駐車場に止めてバスで会場に運ぶパークアンドライド方式も導入する。
鉄道は大阪メトロ中央線がコスモスクエア駅から夢洲駅まで延伸され、会場に乗り入れる唯一の鉄道路線となる。
ただ、万博協会はピーク時の混雑率は現在の2倍の140%になるとみる。大阪府市や経済界とともに、混雑が予想される会期終盤の来年9、10月を中心に沿線企業などに在宅勤務や時差出勤を呼びかける。(田村慶子、井上浩平)
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OS5
:2024/04/17(水) 22:47:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e102dd8f317db00c9b47e0a252f78b68edf78d97
オーバーツーリズム、宿泊客偏り…課題山積 訪日外国人過去最多
4/17(水) 19:48配
毎日新聞
東京・浅草の仲見世通りを歩く訪日外国人ら=2024年4月17日午後5時42分、三浦研吾撮影
政府観光局(JNTO)が17日発表した2024年3月の訪日外国人客数(推計値)は308万1600人で、単月としてこれまで過去最高だった19年7月(299万人)を上回った。過去最高の更新は新型コロナウイルス禍を挟んで4年8カ月ぶり。300万人を超えたのは初めて。
円安も背景に、1〜3月の累計でも855万8100人と、1〜3月として過去最高になった。年間の訪日客数が最も多かった19年の3188万人を超えるペースで推移している。
3月の訪日客の国・地域別の上位は、韓国66万人▽台湾48万人▽中国45万人▽米国29万人▽香港23万人。多くがコロナ禍前の水準を回復しているが、中国からの訪日客は19年同月比65%にとどまっている。
また、1〜3月に日本を訪れた外国人の消費額は19年同期比52%増の1兆7505億円となり、四半期ベースで過去最高を更新した。1人当たりの旅行支出は推計20万9000円だった。
政府は30年目標で、年間訪日客数6000万人、消費額15兆円を目指しているが、課題は山積している。外国人宿泊者数は東京、大阪、京都などの3大都市圏に集中しており、公共交通の混雑やマナー違反などのオーバーツーリズムも相次いでいる。一方、円安や海外の物価高などが響き、3月に海外へ出国した日本人数は約122万人で、19年同月比63%にとどまる。
17日に開かれた政府の観光立国推進閣僚会議では、消費単価の高い外国人の地方への誘客を強化するために選定した全国11のモデル地域の取り組み事例などが報告された。岸田文雄首相は「持続可能な観光地域づくりを加速することが喫緊の課題だ。課題解決と観光業の発展に向け、関係省庁が連携して取り組んでほしい」と述べ、インバウンド(訪日外国人)戦略の推進を指示した。【佐久間一輝】
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OS5
:2024/04/19(金) 16:51:22
GWの旅行先、福井県が急浮上 新幹線延伸、伸び率ランキング1位
4/19(金) 16:30配信
朝日新聞デジタル
動く恐竜の前で写真を撮る人たち=2024年4月13日午後2時11分、JR福井駅西口、永井啓子撮影
北陸新幹線延伸の効果はてきめん、ゴールデンウィーク(GW)の旅行先で、福井県が急浮上――。近畿日本ツーリストを運営するKNT―CTホールディングスが16日に発表したGW期間中の国内旅行先の伸び率ランキングで、福井県が前年比3.4倍でダントツ1位となった。
ランキングは近畿日本ツーリストがGW期間中の4月26日発〜5月6日着の旅行商品の販売高(4月1日時点)を前年同期と比べ、都道府県別で集計した。
発表によると、福井県は前年同期比338%で圧倒的な伸びを見せた。2位は東京都で同193%、3位は滋賀県で同174%。富山県が同151%で9位に入った。
福井県は、販売高による人気旅行先ランキングでも、前年の40位から27位に順位を上げた。一方、石川県は前年の9位から33位に後退した。富山県は36位(前年39位)だった。
広報担当者は「能登半島地震の影響で石川県は(人気旅行先ランキングの)順位を落としたが、新幹線延伸を受けて北陸エリア全体の注目度は高まっている」としている。
朝日新聞社
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OS5
:2024/04/22(月) 09:55:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/99f7faeb0869b777075e0cbc0b15c00494371f73
1970年、「東洋の奇跡」世界に誇示 2025年は課題解決に貢献へ 万博未来考 第2部(1)
4/15(月) 13:00配信
19世紀、欧州の産業革命の成果を示すべく産声を上げた万国博覧会。国家が自らの威容を誇示する場から、文明社会のひずみに向き合う舞台へと変貌しつつある。
「開けゆく無限の未来に思いをはせつつ、過去数千年の歴史をふりかえるとき、人類のつくり上げてきた文明の偉大さに、私たちは深い感動をおぼえるのである」
アジア初の開催となった1970(昭和45)年大阪万博が掲げた基本理念だ。力強い文言には、万博誘致を成し遂げた国家の高揚感がにじんでいる。
戦後の焼け野原から復興し、68年に国民総生産(GNP)が西ドイツを抜いて世界2位に躍り出た日本。64年の東京五輪に続き、大阪万博は「東洋の奇跡」と呼ばれる成長を遂げた国家の威勢を世界に示す〝国威発揚〟の舞台だった。
準備には日本を代表する才能が集結。「太陽の塔」を手がけた芸術家の岡本太郎、漫画家の手塚治虫(おさむ)ら各分野の〝スター〟が、パビリオン建設などに携わった。
大阪府吹田市の会場面積は330ヘクタールと、2025年大阪・関西万博の夢洲(ゆめしま)(大阪市此花(このはな)区)会場の155ヘクタールの2倍。国内の民間企業・団体が出展したパビリオン数は28に達し、25年万博の13の、やはり2倍に達した。
「動く歩道」に乗れる「三菱未来館」、360度9面のスクリーンを備えた「東芝IHI館」…。日本企業が示す高い技術力に、海外からの来場客は息をのんだ。
■会場建設に1兆円
成長途上にある新興国の万博は、今も国威発揚の色彩が濃い。
「アラーの名のもとに、今日、世界中の国々がUAE(アラブ首長国連邦)に集った」
21年10月1日から22年3月31日までUAEで開かれたドバイ万博。開幕前夜の式典でドバイ首長国のハムダン皇太子がこう宣言すると、会場の巨大ドームが黄金色に輝く派手な演出。歌手らが次々にステージへ上がって圧巻のパフォーマンスを披露し、約3千人の来場客を魅了した。
中東・アフリカ地域で初となったドバイ万博の会場建設に投じられた予算は大阪・関西万博の約4倍となる70億ドル(約1兆500億円)。会場では、ハヤブサが羽を開いた姿をデザインした巨大な白亜のUAE館が目立った。内部では砂漠から発展してきたUAEの歴史を見せる映像を流し、いかに偉大な国家であるかをアピールした。
■中東での地位固め
ドバイ万博の誘致について、日本の外交関係者は「中東でのドバイの地位を固める狙いがあった」とみる。近隣国ではイスラム教の巡礼者のみ受け入れてきたサウジアラビアが19年に外国人への観光査証(ビザ)の発給を始め、外資企業を誘致。ドバイが抜きん出るには「中東初の万博の成功が必要だった」(外交関係者)。国威発揚の流れはサウジが誘致を勝ち取った30年のリヤド万博でも続くのは間違いない。
近年、特に先進国が開く万博は国威発揚型でなく、地球規模の課題への対処に知恵を持ち寄る「課題解決型」へとシフトした。「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマの25年大阪・関西万博もその流れを受け継いでいる。
万博は「現代社会の要請にこたえられる今日的なテーマ」を掲げ、「自然と環境の尊重」という視点を反映する-。万博の主眼を「人類社会の課題解決」とする方針を決めたのは、1994年の博覧会国際事務局(BIE)総会だ。
今も新興国は万博を国威発揚の場とする狙いを捨てきれない。だが、たとえばドバイ万博も「化石燃料への依存低減」などの視点を一応は踏まえている。
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OS5
:2024/04/22(月) 09:55:15
■背景に「万博離れ」
BIEが決議へ動いた背景には、80年代後半から90年代にかけ、自らの財政難や環境破壊を懸念する各国の「万博離れ」が進んだことがある。
米国、オーストリア、ハンガリーは一度開催が決まった万博をキャンセル。危機感を抱いたBIEは「万博の価値とインパクトを高めるため」(担当者)94年の決議を実施した。万博を「意味あるもの」と位置づけ、各国の心が離れるのを防ごうとしたのだ。
決議を機に万博のあり方は変容。2025年大阪・関西万博も課題解決型となる。今や日本は成長力が低下し人口が減少する「成熟国」。右肩上がりだったころの1970年大阪万博と異なり、国威発揚をはかる目的はない。参加者は、世界の課題解決に貢献する最新技術を提示する。
「『動くパビリオン』として、移動を特別な体験に変えたい。水素エネルギーの魅力を世界に発信したい」
こう語るのは、日本で初めて水素燃料電池船を旅客運航する岩谷産業の牧野明次会長兼CEO(最高経営責任者)。水素と酸素から発電する燃料電池を積み、運航時に二酸化炭素を出さない〝未来の船〟となる。パソナグループは、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から生成された動く立体の「心臓」を通じ、いかに「健康」に生きるかという社会課題に答える。
海外各国も同じだ。
「160カ国が半年間、1カ所に集まり、世界で起きる問題を話し合える機会はほかにない」
こう話すのは、駐大阪オランダ総領事のマーク・カウパース氏。国土の多くが海面より低いオランダにとり、海面上昇をもたらす地球温暖化は深刻な脅威だ。パビリオンでは、クリーンエネルギーを水から生成する新技術を紹介する。
■赤字1200億円
ただ、「課題解決型」の万博は一つのリスクを内包する。
2000年6〜10月に開かれたハノーバー万博(ドイツ)は、「人類・自然・技術」をテーマに、環境問題に取り組んだ。
しかし、当初4千万人を見込んでいた入場者は1810万人と半分以下となり、赤字も1200億円に膨らむ大失敗に。倉庫を並べただけの印象の地区があるなど施設に魅力がなかったことに加え、「環境問題の解決手法」を考えさせる〝説教くさい〟展示が多く、「ワクワクする非日常感」がなかったためだ。
「地味さ」と「人の目を引きつける楽しさ」という「二律背反」を両立させられるのか。25年大阪・関西万博に課せられた使命となる。
◇
万博は各国の政府が主導する「国家事業」だ。歴史の中でそれぞれが追い求めてきた〝大義〟とは何だったのか。
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OS5
:2024/04/22(月) 09:55:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddbb63a2dd27b1fdbc854c08685ea489b9c0a85b
自国開催は明治以降3代の夢 「推進役」不在となった現政権 万博未来考 第2部(2)
4/16(火) 13:00配信
万博を誘致するのは、ほかならぬ国家である。明治の近代国家の船出から100年余り。浮かんでは消えた自国開催の悲願を日本はいかにして達成したのか。
「先生、オリンピックの次は万国博覧会をやりましょう」
1964(昭和39)年東京五輪を1年後に控えた63年10月、通商産業省(現経済産業省)の一官僚だった堺屋太一氏は、ある国会議員と面会し、こう訴えた。この出会いを機に悲願の万博開催を目指した国家による誘致活動が本格化していく。
万博は時代の最新技術を展示し、社会普及を加速させる世界最大規模の国際行事である。
1851年の英国に始まり、1世紀以上にわたって万博を主催したのは欧米諸国。自国開催は国際社会におけるステータスでもあった。アジア初開催となった1970年大阪万博の公式記録にはこうある。
《万国博に出展参加するだけでなく、これを自国で開催することは、明治、大正、昭和の3代にわたる日本の夢であった》
■相次いだ誘致構想
日本初の公式出展は1867年パリ万博。その後、海外での参加経験を重ねるうち、日本誘致構想が相次いで浮上する。
まずは、日本書紀に基づく建国から数えて「紀元2550年」の1890年開催を目指した亜細亜(アジア)大博覧会。続いて1905年の日露戦争勝利を受け、政府は日本の産業発展を世界に誇示する日本大博覧会の12年開催を決定。しかし、これらは財政難などの理由でいずれも見送られた。
幻の万博といわれるのが、40年の「紀元2600年記念万博」だ。
1938年の会合で商工省(現経産省)担当課長の豊田雅孝氏は、万博を「一国の産業、文化のバロメーター」と表現。「東西文化の融合」をテーマとする40年万博で「日本の産業、文化の精華を中外に宣揚することが一大理想」と訴えた。
計画上は現在の東京・晴海の主会場に建国以来の史実を紹介するテーマ館と、参加国の出展を含む約30館のほか、約3万人収容の広場を整備する《壮麗雄大な一大臨海博覧会》(官報付録「週報」)だったが、日中戦争の激化に伴い、政府は38年7月の閣議でやむなく「延期」を決定した。
■「佐藤の万博」挑む
それから四半世紀。国際博覧会条約に加盟していなかった日本に63年9月、博覧会国際事務局(BIE)会長が文書で加盟を申し入れた。条約に加盟していなければ、万博開催を巡る待遇で不利になるためだ。40年万博など実現しなかった3件はBIEが公式に登録する博覧会とは異なる。
4度目の挑戦に向け、冒頭で堺屋氏が訪れた人物こそ旧商工省幹部で戦後、参院議員に転身した豊田氏だった。豊田氏は国会などで万博開催を提案し、64年12月に衆参両院は同条約を批准した。
堺屋氏の著書『地上最大の行事 万国博覧会』(光文社新書)によると、東京五輪時の首相、池田勇人氏の後継である佐藤栄作首相は65年初頭、堺屋氏から万博の理念について私邸で説明を受けると、こう意気込んだという。
「面白い。池田のオリンピックに続いて、佐藤の万国博覧会にしたい」
《総理が乗り気になった。これは大いなる追い風である》。国のトップの首相からお墨付きを得た堺屋氏は、先の著書で当時の興奮を述懐している。
動きは加速する。日本は65年2月に国際博覧会条約に加盟し、同4月に70年万博の開催申請書をBIEに提出。65年9月、日本での70年万博開催が確定した。
高度経済成長期の日本において、計画立案者の堺屋氏は「近代工業国・日本」を万博のコンセプトとし、「規格大量生産の中で人間性をいかに保つか」に主眼を置いた。結果、来場者は史上最多(当時)の延べ6421万人。事前の赤字予想を裏切り、192億円の黒字だった。
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OS5
:2024/04/22(月) 09:55:53
■仕掛け人再び動く
成功体験から40年以上が経過し、2度目の大阪万博の仕掛け人となったのもまた堺屋氏だった。
2013年、大阪・北浜のすし店。大阪府市の特別顧問を務めていた堺屋氏は府知事の松井一郎氏と市長の橋下徹氏を招き、こう持ち掛けた。
「大阪をもう一度盛り上げるために、インパクトのあるイベントが必要だ。今の時代に合った新しい万博をやろうよ」
ここから2度目の大阪万博を目指した動きが始まる。14年に橋下氏が誘致の意向を表明し、松井氏も地域政党「大阪維新の会」府議団から府政の提言を受けた際に意欲を示してみせた。
とはいえ万博が条約に基づく国家行事である以上、自治体の意向だけでは開催できず、政権を担う国家の方針に左右される。松井氏は15年12月、蜜月関係にある首相の安倍晋三氏や官房長官の菅義偉(すがよしひで)氏との忘年会で、万博の意義を説明した。
■安倍氏の「本気を確信」
松井氏の問題意識は、現代特有の超高齢社会をいかに乗り切るか-。大阪・関西が強みを持つ再生医療や創薬などを生かし「世界に先駆けて超高齢化に直面している日本が、課題解決の技術を提供して貢献すべきだ。その力を万博でアピールしたい」と訴えた。
2度目の万博に当初乗り気でなかった安倍氏も「それは、新しい日本の産業の柱になるね」と関心を示し、菅氏に「まとめてよ」と指示した。
大阪府が提案した万博のテーマは「人類の健康・長寿への挑戦」。医療制度や衛生環境が整備されていない途上国の事情も考慮し、経済産業省が設置した検討会で、より普遍性を持たせた「いのち輝く未来社会のデザイン」に変更された。
2度目の誘致を勝ち取った松井氏は「安倍さんの『まとめてよ』を聞き、本気だと確信した」と明かす。しかし国側の推進役だった安倍、菅両氏は今や政権中枢にはいない。2025年大阪・関西万博ではどこまで国家の本気度を示せるだろうか。(肩書は当時)
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OS5
:2024/04/22(月) 09:56:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c2d12b7baee6e7f3e623a49b43ec1eb8b14df57
1970年は「日米新時代」演出の舞台に 「呉越同舟」 国益懸け熾烈な交渉 万博未来考 第2部(3)
4/17(水) 13:00配信
万博にはイデオロギーや立場の異なる多様な国家が集結する。「呉越同舟」。開催国をはじめとする国家にとって、ときに国益を懸けた熾烈な外交舞台となる。
1970(昭和45)年7月3日、大阪万博会場(大阪府吹田市)の「お祭り広場」。米国が自国をアピールする「ナショナル・デー」の式典に2人の若者が現れ、集まった人を沸かせた。
「エキスポはすばらしい。アリガトウ」
覚えたての日本語であいさつしたのは、ニクソン米大統領の特使として来日したデービッド・アイゼンハワー氏。隣にいたのは妻のジュリーさんだ。夫妻は前日、東京で佐藤栄作首相とも面会していた。
デービッド氏の祖父は、69年に死去したアイゼンハワー元米大統領。60年6月、日米安全保障条約の改定をめぐってデモ隊が国会を取り囲む危険な情勢を受け、訪日を断念した経緯がある。
■くすぶる反米感情
世界から大勢が一堂に会する万博は、国家同士が外交を通じて関係を強め、それを世界へアピールする絶好の舞台となる。
70年万博当時、日本ではベトナム戦争などにより反米感情がくすぶっていた。69年に沖縄返還で合意したことを機に関係安定化を演出したかった日米両政府。「若い2人なら反米派の攻撃対象にならず、日本人の心をつかめる」。こう考え白羽の矢を立てたのがデービッド夫妻だった。その演出の舞台に、アジア初の万博として国際社会が注目していた大阪万博を選んだ。
若々しい2人の登場をメディアは好意的に報じた。「大成功であった。デモなど起こりはしなかった」。マイヤー駐日米大使は著書『東京回想』でこう書いた。駒沢大の村井良太教授(日本政治外交史)は「戦後生まれの夫妻が次世代の日米関係を体現した」と語る。万博が異なる国家間の友好ムード醸成に一役買った好例といえる。
■国際的地位挽回へ
「万博を機に非常に多くの外国の指導者が日を追って来日している。いながらにして外交問題に関し、いろいろな意見交換ができ大変有益だ」
万博期間中の70年4月27日、衆院外務委員会で愛知揆一外相はこう述べ、開催国の立場を生かし、外交を通じて日本のプレゼンス(存在感)を高める意欲を見せた。
海外からの貴賓は4800人を超し、閣僚らが相次ぎ会談。佐藤首相は旧ソ連のノビコフ副首相と北方水域での安全操業問題を、国連のウ・タント事務総長と国連憲章改正や国連大学設置を話し合った。
〝万博外交〟は今も続く。AP通信によると、2022年1月、アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のドバイ万博を韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領が訪問。UAEのムハンマド首相と会談し35億ドル(約5200億円)規模のミサイル防空システムの輸出で覚書を交わした。「ビジネス拡大の点で日本は韓国に大きく先を越された」。ドバイの日本企業関係者は悔しがる。
25年大阪・関西万博には161カ国・地域と9国際機関が参加を表明している。国際社会での地位低下が叫ばれる日本。万博を地位挽回へ生かせるか正念場だ。(肩書は当時)
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OS5
:2024/04/22(月) 09:56:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7cdfd02b0cd4f72a97ece310bc900c9d9782a7e
非情なる戦争に翻弄されてきた歴史 融和演出も、果たされぬ理想 万博未来考 第2部(4)
4/18(木) 13:00配信
国際社会では国家の利害と思惑が衝突する。その最たる例が戦争だ。多数の国が参加し融和を演出する万博も、戦争がもたらす影響と無縁ではいられない。
「Pray for peace」(平和を祈る)
ロシアのウクライナ侵略から1カ月後の2022(令和4)年3月末、吉村洋文大阪府知事はウクライナ支援のメッセージを英語で書き込んだ。
場所は、アラブ首長国連邦を舞台にしたドバイ万博ウクライナ館。松井一郎大阪市長と2025年大阪・関西万博に向けて「どんな協力でもする。参加してほしい」と館長に伝えた。
■ウクライナ参加は
25年万博のテーマの核心は「いのち」だ。文字通り命を懸けて国家の存立を死守せんとするウクライナが参加すれば、命の価値や生きることの意味を、リアリティーと訴求力をもって来場者に問いかけることになるだろう。
松井氏から25年万博ロゴマーク入りのバッジを贈られた館長は「どうなるか分からないが、ぜひ参加したい」と応じた。しかし戦争は長期化し、今月8日時点でウクライナの参加は決まっていない。
一方のロシアは、23年11月の博覧会国際事務局(BIE)総会で、25年万博への不参加を表明した。戦争という非情な現実を前にして、融和を演出するはずの万博は無力なのだろうか。
振り返れば、万博はこれまでも戦争に翻弄されてきた。日本が計画した1940年万博は日中戦争の激化で幻に。第二次世界大戦の混乱から約20年の「空白」を経て、58年に戦後初のブリュッセル万博が開かれる。
同万博は「科学文明とヒューマニズム」をテーマに、知の産物たる原子爆弾が広島と長崎にもたらした惨禍を知らしめた上で、先端技術によって人類は人間性を喪失していると警鐘を鳴らした。
■役割は「対話の場」
そしてアジア初開催の70年大阪万博。開会式で佐藤栄作首相は「国際間の平和を維持増進するためには(中略)各地域、各民族間の文化的な面での深い相互理解と信頼がますます必要になってきている」とあいさつし、万博の役割は「世界的な対話の広場として、十分な効果をもって役立つ」ことだと述べた。
日本を除く参加国は欧米やアジア、アフリカなどの76カ国。ただ日本と国交がなかった現在の中国や、米国と戦争中のベトナム民主共和国などは不参加で、佐藤首相の言葉には東西冷戦の対立構造が反映されていた。
東側陣営から参加したソ連は、融和や協調といった路線ではなく、宇宙開発技術の展示を巡り、米国との間で国家の威信を懸けた覇権競争を繰り広げた。
半世紀余りが経過した現代ではロシアによる侵略だけでなく、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの紛争も続く。70年万博の基本理念がうたう世界は、いまなお果たされていない「理想」といえる。
《私たちはこの世界を、完全な平和が支配し、真に人類の尊厳と幸福をたたえうるところのものとして、次の世代につたえたい》(肩書は当時)
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OS5
:2024/04/22(月) 09:57:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/071ccf0a6399deb5c3d36de06ba5f632a9911a3c
自国の経済発展を追求 2025年、3兆円効果が日本の〝復活〟を牽引へ 万博未来考 第2部(5)
4/19(金) 13:00配信
人類や文明の輝かしい将来像を示す万博の理念は崇高だ。その理想とは裏腹に、国家は自国の経済発展という果実をも貪欲に追求する。万博の実像は今も変わらない。
「万国博覧会は(中略)世界と開催国の社会や経済に与える波及効果の大きさでも、最大の行事である」。旧通商産業省の官僚として1970(昭和45)年大阪万博の企画立案を担い、2025年大阪・関西万博の実現にも尽力した作家の堺屋太一氏は、著書『地上最大の行事 万国博覧会』でこうつづる。
堺屋氏は70年万博を「非常にうまくいった」と評価。共著の『私の関西経済論』では、厳格な予算管理を成果として挙げた。
会場の場所や広さも決まっていなかった段階で、過去の開催例などから弾き出した予算額は、実際にかかった金額に近いものに。万博運営組織において、本番までの施設の設計・建設、人員配置などを綿密に総合調整する仕組みを構築できたことが大きかった。
会場建設費が当初の1250億円から最大2350億円まで増え、予算の膨張が続く2025年万博のマネジメントとは異なる様相が浮かぶ。
万博を成功させるには、必要なお金を十分に使って運営し、国家や地域を発展させるという〝理念〟をいかに官民で共有できるかがカギとなる。
1970年万博では経済界が大きな役割を果たした。政府予算の少なさに業を煮やした日本万国博覧会協会会長の石坂泰三・経団連会長は佐藤栄作首相に直談判。国は要求の95%を認めた。
「(万博を)何としても成功させたかった。功名心などからではない。成長した日本経済の姿を国の内外に堂々と展示したいとの一念」だった(城山三郎『もう、きみには頼まない』)。
万博は大阪の都市開発を加速させ、新御堂筋や大阪外環状線など、今も生活や経済を支える道路網の骨格ができた。経済効果は巨大なものになったとされる。
一方の2025年万博。開催に合わせる形で、やはりインフラ整備や再開発が進む。会場の人工島、夢洲(ゆめしま)(大阪市)へは大阪メトロ中央線が延伸。今年9月に先行まちびらきするJR大阪駅北側の「うめきた2期(グラングリーン大阪)」では25年春ごろ、オフィスや商業施設、国際会議や展示会を開くMICE(マイス)施設がオープンする。
訪日客の増加を見越し、外資系の高級ホテルの開業なども相次ぐ。経済産業省の試算では、万博の経済波及効果は約2兆9千億円となる。
重要なのは、万博の効果を経済の持続的な成長へつなげることだ。
大阪万博の期間の大部分が重なる70年度、関西経済の全国に占めるシェアは19・3%とピークに達した。しかし、その後低下し、近年は15%台で低迷。「東京一極集中が進んだ」。日本総合研究所関西経済研究センターの藤山光雄所長はこう指摘する。
2025年万博は大阪・関西を復活させられるのか。東京と大阪を両輪の牽引(けんいん)役として日本経済全体を力強い成長軌道に乗せられれば、国家の利益にもかなうことになる。(肩書は当時)
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OS5
:2024/04/22(月) 10:29:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d6939271a947710b56359c10c8b884976fd6120
知床観光船事故から2年、捜査が長期化する背景に原因特定の難航と「責任の所在」
4/21(日) 21:01配信
産経新聞
北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズ・ワン)」が沈没し、乗客乗員26人が死亡・行方不明となった事故は、23日で発生から2年となる。第1管区海上保安本部は業務上過失致死容疑で捜査しているが、立件には至っていない。捜査が長期化する背景には、原因特定の困難さに加え、「責任の所在」という特殊な事情も抱えている。
事故は令和4年4月23日、半島西側の観光名所「カシュニの滝」沖で発生。運輸安全委員会は昨年9月、カズ・ワン船首付近のハッチから浸水したことが原因とする調査報告書を公表した。事故の約1週間前に撮影された写真や、2日前の救命訓練参加者の証言などを根拠に、「ハッチのふたの密閉が不十分だった」と指摘した。
だが、ハッチのふたは50センチ四方と大きくない。航行中の揺れでふたが開き、1メートルを超える波が甲板部に打ち込んで船体内部に流入したとしても、沈没するほどの浸水だったと断言できるのか。海保幹部は「報告書の内容はどれも推論に過ぎない」と首をかしげる。
海保は検察当局と協力し、専門家を交えて再現実験を実施。事故原因の科学的な裏付けを急いでいるが、船が単独で沈没し、事故の瞬間を目撃した人もいないことから、刑事責任を問う前提となる事実認定に慎重になっているとみられる。
もう一つの焦点は、事故で豊田徳幸船長=当時(54)=が死亡する中、運航会社「知床遊覧船」の運航管理者だった桂田精一社長(60)の過失を問えるかどうかだ。報告書によれば、社長は「天候が悪くなれば引き返すと思った」「ハッチの不具合は報告を受けていなかった」などと説明したという。
業務上過失致死罪は、個人が事故の具体的な危険を予見でき、結果を回避できた可能性があったかどうかが成立要件となる。知床事故では、現場にいなかった桂田社長が注意義務を怠り、事故の予見が可能だったことを客観的事実に基づき立証できなければ、刑事責任を問うのは難しい。
一方で管理責任が問われたケースもある。
平成28年に長野県軽井沢町で15人が死亡、26人が重軽傷を負ったスキーバス事故では昨年6月、長野地裁が運行会社社長と元運行管理者の刑事責任を認定。死亡した運転手の技量不足が直接原因としながら、その運転手を漫然と業務に従事させたとして「それぞれの過失の競合で事故が発生した」と結論付けた。
海保側もこうした過去の判例を精査しているとみられ、事故の重大性を踏まえ、組織としての安全対策の不備を追及したい意向だ。ただ、海保幹部は「船の安全は一義的な責任を船長が負う。社長の過失を問うには、まだ高いハードルがある」と本音を漏らした。
■観光船社長を提訴へ
知床観光船沈没事故では、北海道や千葉県などに住む乗客14人の遺族らが5月にも、運航会社「知床遊覧船」と桂田精一社長に対し、損害賠償を求める訴訟を起こす。不明者6人も法律上の「死者」として扱う手続きが取られており、一部の家族は原告団に加わる見通し。
「2年がたっても心の中は何一つ変わらない」。事故でおい=当時(22)=を失った北海道内に住む叔父(51)は、節目を前にこう話した。おいと一緒に乗船していた交際相手の女性も事故に巻き込まれた。
叔父によれば、事故の約1カ月前、おいが女性を連れて叔父宅を訪れた際、「彼女と一緒になるから」と照れくさそうに話した表情が今でも忘れられないという。
叔父は「桂田(社長)への憤りが消えることはない」と語気を強めたが、今月23日に事故現場の斜里町で行われる追悼式には参加しない。「区切りというか、何か報告できるようなことがない限り、どうしても参加する気にはなれない」
北海道帯広市の男性(51)は、元妻と7歳だった息子の行方が分からないままだ。訴訟に参加するため今年2月、息子について、法律上亡くなったものとする「認定死亡」の手続きをした。原告となるには「遺族」である必要があったためだ。市から3月末に電話で受理を告げられた。命日は「令和4年4月23日」となっていた。
2人がこの世にいないとはどうしても思えず過ごしてきた。「あくまで書類上のこと」と自らに言い聞かせたが、手続きに踏み切るまで2カ月ほど悩み続けた。葬儀は行わないという。(白岩賢太)
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OS5
:2024/04/22(月) 17:55:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/663a95cec6af8d5f6fc53c5d56b16b2c2b82642a
「出張経費で泊まれるところ少ない…」首都圏ホテル代、1年半足らずで2倍以上 地方企業やビジネスマン、高騰に苦慮 社規定見直しの検討も
4/22(月) 15:49配信
首都圏を中心とした宿泊料金の高騰で、出張に行く山陰両県の企業関係者らが苦慮している。インバウンド(訪日客)や国内旅行者らが東京に集中し、都内の宿泊料金は2022年と比べて2倍以上に跳ね上がる。出張経費内で宿泊するため、社員は早期予約や郊外のホテルを探すなどして対応し、出張費に関する社規定の見直しを検討する企業もある。
【写真】アパホテル、鳥取市に2棟目着工 25年10月開業
「出張が分かり次第、なるべく安い宿を押さえるようにしている」-。8日午前の米子空港ロビー、東京行きの飛行機を待つ米子市の食品関連業者の社員(39)が吐露した。会社の宿泊費の上限は1泊1万円。自ら宿泊先を探すが「最近、経費内で泊まれるところが少なくなった。(上限を超える部分は)自分で負担する同僚もいるだろう」と口にした。
東京都内のホテル業者でつくる東京ホテル会(加盟223店)によると、23年12月の平均客室単価は1万6947円。前年の12月(1万2663円)と比べて33・8%増。8月(7844円)と比べると116・1%増と2倍以上に高騰している。
背景にはインバウンドの急増がある。水際対策が緩和された22年10月以降、急速に回復。日本政府観光局によると、23年10月からは月間の訪日客がコロナ禍前の水準を超え、12月は19年の同月比8・2%増の273万4千人となった。
東京ホテル会によると、円安などで海外を避ける国内旅行客も東京に殺到。需要と供給に応じて宿泊費が変動する状態が続いている。同会の高部彦二代表は「コロナ禍当初のマイナス分を取り返したい事業者は多く、高騰傾向は今後も続く」とみる。
一方、日常的にホテルを利用する企業やビジネスマンにとっては大きな痛手だ。島根ナカバヤシ(出雲市矢野町)では、出張時の宿泊先は総務担当者が押さえる。担当者は「東京は最低でも1泊1万5千円の状況。(通常の経費では)これまで利用していた宿が予約できない」とし、周辺部にある割安の宿を探すなど対応しているという。
また、業界団体の会合などで社員の出張が発生するカナツ技建工業(松江市春日町)の森脇俊郎取締役総務部長は「社員の負担を増やしたり、業務の効率性を落としたりしてはいけない」と強調。宿泊料金の急騰を受けた臨時の経費補助や、定額で支給する宿泊経費の値上げを含めて検討するとした。
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OS5
:2024/04/24(水) 13:19:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf94dc15ac327846b33750403c5e6bf6f45aa1bc
「日本人の海外旅行が急に増えることは、しばらくない」円安続くGW…出国者数がコロナ前の半分に激減
4/20(土) 17:32配信
FRIDAY
’24年GWは最大10連休、しかし円安が止まらない……
4月16日には、1ドル=154円40銭台となった円相場。約34年ぶりの円安水準は日本人の海外旅行にも多大な影響をもたらしている
新型コロナ後、急速に増加する訪日(インバウンド)需要。その一方で、日本人の海外旅行はいまだ伸び悩んだまま、出国者の数はコロナ前の半数以下と、回復にほど遠い状況が続く。その主な要因として、1ドル=150円を超える円安、航空券の運賃高止まり、現地の物価高などが挙げられる。
上級会員到達には約1200万円の買い物が必要!? 相次ぐ「マイル制度改悪」で〝マイラー消滅〟か…
それでも、もうすぐ大型連休(ゴールデンウィーク、GW)の時期がやってくる。’24年は4月27日(土)から5月6日(月)で、中日の平日4月30日(火)〜5月2日(木)を休めば、10連休となる。
大手旅行代理店などは先日、GWの旅行予約動向を発表。今、海外旅行で最も人気の行き先はどこか、また旅費を抑えて行けるおすすめの国・地域、さらに今後の見通しなどについて旅行業界の専門家に話を聞いた。
◆大手旅行代理店のGW見通し、海外旅行人気ランキングと分析
JTBは4月初め、GWの旅行動向見通しを発表した。各種経済動向やJTBグループが実施したアンケート調査などからの推計で、海外旅行は旅行者数が52万人(対前年167.7%)、平均費用は26万9000円(対前年104.7%)、旅行消費額が1399億円(対前年175.6%)とした。
この結果に関し、「旅行者数は、新型コロナウイルス感染症流行前の8〜9割程度まで回復(10連休だった’19年を除く)。前年の水際対策終了がGW間際の発表で海外旅行を断念した人が一定数いたと想定、その反動が見込まれる」「平均旅行費用(単価)は、円安や物価高の影響により上昇」「旅行意欲は高めだが、旅行費用の高騰を受け、行先は近場が多く、特にアジアの人気が高い」などと分析している。
行き先のトップ5は、①韓国、②東南アジア、③台湾、④アメリカ本土・カナダ、⑤その他。コロナ前の’19年に2位のヨーロッパ、3位のハワイは順位を落としている。
また、HISは、自社のツアーや航空券などを申し込んだ人を対象に旅行予約動向を発表。予約者数における前年同期比は123.2%、コロナ前の’18年同期比では53.3%とのこと。平均単価は前年同期比98.5%の20万4900円(’18年同期比147.7%)。予約者数のランキングは、①ソウル、②台北、③ホノルル、④バンコク、⑤プサン(釜山)となった。
阪急交通社も、GWの予約状況から、海外旅行・国内旅行の旅行動向を先日まとめて発表した。その結果、①ヨーロッパ、②台湾、③韓国となり、「韓国をはじめとしたアジアが、昨年から需要が高まっており、ゴールデンウィークもその傾向が顕著」とした一方で、「日数が長く旅行代金も相応な金額となるヨーロッパも、リピーターを中心に長い休暇を取得しやすいゴールデンウィークは人気」と分析する。
一方、外資系OTA大手のエクスペディア・ジャパンが発表したGWの人気海外旅行先ランキングが以下。実際の予約数でなく、GW時期における検索数でのランキングである。
その検索数から、今年のGWは海外需要が昨年比136%と増加傾向に。①ソウル、②台北、③バンコク、④オアフ島(ホノルル)、⑤香港が上位にランクインし、アジアが10位中で6ヵ所も入っている。
「日本から近場」という傾向は、JTBやHISと同様。ロサンゼルスは野球のメジャーリーグ、パリは今夏にオリンピックが開催される影響と見られる。
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OS5
:2024/04/24(水) 13:19:37
◆実はまだある、近場アジアの意外に「お得な旅行先」トップ8
いずれのランキングからも、今年のGWは日本から近い韓国や台湾が人気なのがうかがえる。近場だと航空券が安く抑えられる。昨今の円安と現地の物価高でコロナ前より割高感はあるものの、欧米より旅費の面で負担が少ないのが大きい。
一方、その他の海外にも、費用を抑えて行ける渡航先が少なからずある。
外資系OTA大手のagoda(アゴダ)は先日、4月から5月にかけ、「平均宿泊料金が最もリーズナブルな旅行先」を発表した。その上位8都市が、①ウドンタニ(タイ)、②スラバヤ(インドネシア)、③フエ(ベトナム)、④クチン(マレーシア)、⑤イロイロ(フィリピン)、⑥ベンガルール(インド)、⑦成田市(日本)、⑧高雄(台湾)だった。
例えば、ウドンタニは、ラオスとの国境近くにあるイサーン地方四大都市の1つであり、タイでは珍しい先史時代の遺跡が数多く残る。スラバヤはインドネシア第2の都市で、東南アジアトップクラスの動物園があるほか、ローカルな市場や伝統料理なども魅力だ。ベトナム・フエはグエン王朝の首都として栄えた古都。旧市街の王宮や寺院がユネスコ世界文化遺産に登録され、フォーン川のボートクルーズも人気が高い。インド・ベンガルールや台湾・高雄は、日本からの直行便も就航する都市だ。
それぞれの国・地域で、首都を避けて地方へ足を伸ばすと、ホテル代をはじめ物価が安いケースは多々ある。宿泊費を抑えられると、旅費全体の節約にもつながる。ベトナムやインドネシアなどは円安の影響でコロナ前より現地の物価は少し上がったものの、日本よりまだ割安感がある。
◆日本人の海外旅行、国のデータが示す厳しい現実
出入国在留管理庁が発表した速報値によると、日本人出国者数は、コロナ前の’19(令和元)年が’08万669人で、直近の’23(令和5)年が962万4152人。つまり、コロナ前の半分以下にとどまっている。
旅券(パスポート)保有率も、外務省の資料によると、’23年末時点で有効旅券数は2064万4745冊で、全国民の17.0%しかいない。’19年が23.8%だったのと比べ、コロナ禍をはさみ、ずっと下がり続けている。
日本のパスポートがあると渡航先で観光ビザなどが不要で入国できる国が多く、国際的にも「世界最強のパスポート」と言われて久しい。だが、円安が進み、現地の物価は上がり、滞在費はコロナ前よりはるかに増大している。パスポートの更新料も10年旅券で1万6000円と決して安くないこともあり、「しばらく海外旅行は様子見する」という人々も実際少なからずいるのは事実だ。
◆旅行業界専門紙の編集長「しばらく厳しい、でも関心は高い」
旅行会社の現場では、海外旅行自体の問い合わせは増えており、関心は依然高いという。観光・旅行専門紙『トラベルニュースat』の富本一幸編集長いわく、「今の行き先はアジアがメイン。ただ、燃油サーチャージが航空券代金より高いなど、ツアー代金が以前より割高なうえ、それらをお客様に説明するのが心苦しいと、よく聞きます」とのこと。
今年のGW、さらに今後に関しては「市場的に海外旅行はまだまだ厳しく、大きな波は来ていません。日本人の海外旅行が急に増えることは、昨今の状況からもしばらくないでしょう。ただ長期的には、ゆるやかに戻ると考える旅行会社は多いです」と話す。
さらに、旅行会社のカウンターへ足を運ぶ客層が、コロナ前の相談メインでなく、あらかじめ調べたうえで来店してその場でツアーや航空会社、ホテルなどを即決するケースも増えているという。日本人の海外旅行、その旅行スタイルそのものも変化してきているようだ。
取材・文:Aki Shikama / シカマアキ
FRIDAYデジタル
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OS5
:2024/04/27(土) 08:08:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0d0ad62efe1570577188a665647e89b6c7135fd
各地で人出増予想、箱根の宿代は通常の倍以上も… 円安も影響、神奈川の観光地が迎えるコロナ5類移行初の大型連休
4/27(土) 5:20配信
カナロコ by 神奈川新聞
28、29日限定で音楽に合わせた花火を演出(横浜・八景島シーパラダイス提供)
ゴールデンウイーク(GW)が始まった。新型コロナウイルス5類移行後初のGWとなり、県内の施設では昨年よりも人出増を見込み、催しを充実させるなど受け入れ態勢を整える。一方、円安が進みインバウンド(訪日客)でにぎわう観光地の宿泊施設は高騰。混雑緩和の対策を講じながら、観光客を迎え入れる。
【写真で見る】混雑が予想される神奈川県内の観光地
「GWの集客は昨年同時期と比べ1割程度上回ると見込んでいる」と話すのは、横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)。今回は人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」とコラボ、展示パネルやスタンプラリーを実施してファミリー層を狙う。夜間には同作の音楽と合わせた花火大会も開催。今年も入場時の混雑緩和を図り、当日券と引き換えが不要な前売り電子チケットを導入している。
開業20周年を迎えた新江ノ島水族館(藤沢市)は、これまでのあゆみを記録写真や動画、生体、標本展示で紹介。改装工事で中断していたイルカショーを再開し、19日に生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんを展示するなど、来場の目的となるコンテンツを充実させている。
GW前から連日、訪日客でにぎわいを見せる箱根。箱根海賊船が出航する芦ノ湖の元箱根港も人気スポットの一つ。周辺の宿泊施設で楽天グループが運営する「Rakuten STAY FUJIMI TERRACE 箱根芦ノ湖」では北米や香港などの訪日客による予約が増加している。
需要に伴い宿泊施設の客室料金は高止まりが続く。同施設のGW期間中における大人2人の宿泊料金は通常の倍以上の13万円超に跳ね上がっている。円安の恩恵を受ける訪日客でも、「箱根周辺のホテルは高くて泊まれない。安い別のエリアを選択する」という声もある。
神奈川新聞社
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OS5
:2024/04/27(土) 18:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/77bdbedd7e972a0c23fc98c8d1bd4fec1e19b156
福井県がGW後の観光誘客増に一手、抽選で「1万円分」デジタル地域通貨…平日宿泊客にくじ引き
4/27(土) 15:50配信
読売新聞オンライン
福井県庁
福井県の杉本達治知事は26日の定例記者会見で、大型連休後の観光客増を目指し、5月22日〜7月12日の平日に県内で宿泊した観光客らに、抽選でデジタル地域通貨「はぴコイン」を贈ると発表した。北陸新幹線県内延伸の効果を大きくしたい考えだ。
県によると、宿泊客1人につき1回くじを引いてもらい、当たりが出れば1万円分のはぴコインのほか、越前焼や越前漆器といった福井の特産品を贈呈する。
能登半島地震を受けキャンセルが相次いだ越前海岸沿いなどの宿泊施設では土日も対象とし、はずれでも記念品をプレゼントする。
県はこの事業に、昨年度予算の繰り越し分から2億円を充当。期間中に約30万人が宿泊するとみており、半分の約15万人が当選するようくじを準備する。参加する宿泊施設も今後募る。
杉本知事は「連休後から夏休みまでの観光客を少しでも増やしたい」とした。
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OS5
:2024/04/29(月) 00:11:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/6592b71e658eca392b41ae398aadf1ce845cac25
インバウンド多すぎ、ホテル高すぎで大阪の人気下落 同じ混雑でも東京は強し
4/28(日) 14:59配信
今年のゴールデンウイーク(GW)の旅行は、円安などの影響で海外よりも国内が主流になっている。そんな中、旅行先として大阪が複数の旅行会社の調査で人気が下落していることが分かった。旅行会社などは理由は判然としないとした上で、インバウンド(訪日客)でにぎわう大阪の混雑を避けたい意向の表れを指摘する。ただ東京の人気は上昇し、千葉も高い人気を維持していることから、東西で差が生まれている。
【表でみる】インバウンド人気観光地ランキングTOP10
今年のGWは休日が前半の3連休と後半の4連休に分かれることに加え、円安や物価高を避ける傾向から海外旅行は韓国や台湾など近場以外の人気が頭打ちとなっている。一方の国内の旅行者数は、JTBが前年並みの2280万人と推計する。
そんな中、旅行先として大阪の人気が前年より落ちる傾向がみられた。近畿日本ツーリストの旅行販売高ランキングで前年3位だった大阪府が今年は6位に、HISの予約者数ランキングでも前年の5位から7位にダウンした。
HISの担当者は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)などがあり、今年も大阪の人気は高い」と強調するものの、別の業界関係者は「大阪は訪日客が多く、ホテル代も高い。混雑を避けたい意識が働いたのでは」と分析する。
JTBのアンケートでは、GWに旅行に行かない理由として「混雑するから」が47・2%と最多で、前年から4・7ポイント上昇。国内と答えた人で旅行先を選んだ理由として「観光客などで混雑してなさそうだから」が前年比4・5ポイント上昇の7%と最も上昇率が高く、「混雑する大阪」が敬遠されたとみられる。
近ツーの調査では、訪日客でにぎわう京都府が10位内に入らなかった一方、訪日客の人気が低迷する兵庫県は前年6位から5位に順位を上げた。
ただ、大阪と同様に訪日客が多い東京都は前年の7位から首位に上昇。前年トップだった千葉県は2位となり、首都圏は混雑が見込まれながらも人気を維持している。同社の担当者は「首都圏は東京ディズニーリゾート(千葉県)の人気に加え、新たなテーマパークやホテルの開業もあり、観光客の受け皿が増えている」と指摘する。
人気の国内旅行だが、国内の宿泊代も軒並み値上がりしており、観光地のホテルではGW中に直近の2〜3倍や、施設によっては4倍以上に跳ね上がっているとの声が聞かれる。JTBの調査では、1人当たりの平均旅行費用は前年比3・7%増の3万6100円と上昇。国内旅行でも物価高の影響が避けられない状況だ。(田村慶子)
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OS5
:2024/04/29(月) 00:12:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/38ebec72dcd0fdcb47435240f981c1117dbe19bc
「夜間の楽しみがない」 愛知を訪れた外国人旅客の不満、対策検討へ
4/28(日) 12:00配信
愛知県が2023年10〜11月に中部国際空港から出国する外国人旅行客を対象にアンケートを実施したところ、不満な点として「夜間に楽しめる場所が少ない」が7・4%に上り、「コミュニケーションが取りづらい」に次いで2番目に多かった。19年の前回調査の5・1%(7位)から増えており、県担当者は「夜間は最もお金を落としてもらえるので、重要課題としてとらえ、夕方以降の伝統芸能鑑賞や日本食を楽しめる場など方策を検討したい」と話している。
【写真】タクシーを待つ外国人観光客
1038人にアンケートし、国籍・地域別でトップ3は韓国31・9%、中国16・0%、香港11・8%だった。
県内で訪れた観光地(複数回答)は、名古屋城がトップの51・4%。ジブリパークは6・3%で7位だった。
「不満な点」として多かったのはほかに、「フリーWi―Fi(ワイファイ)スポットが少ない」(7・3%)、「フリーWi―Fiの通信環境が悪い」(5・3%)、「通訳ガイドが充実していない」(4・4%)だった。
逆に、満足した点として「交通アクセスの便が良い」(56・3%)、「観光施設などの案内表示が分かりやすい」(42・8%)、「『食』の面で魅力がある」(41・4%)などが挙がった。
愛知県内で3日以上滞在した割合は69・3%で、前回調査と比べ9ポイント以上増加し、滞在日数が延びていることが分かった。
愛知以外の訪問先のトップは岐阜県で、北陸や長野県も上位となった。前回調査では京都や東京が多く、愛知、岐阜、富山、石川を縦断する観光ルート「昇竜ルート」が訪日客に受け入れられ始めている傾向も判明した。ただ、東京から北陸、関西への「レインボールート」を巡る訪日客が増えているとされており、「愛知飛ばし」をどう解決するかも課題になりそうだ。【荒川基従】
◇外国人旅行客の愛知県での訪問先(複数回答)
名古屋城 51.4%
名古屋駅周辺 50.3%
栄、大須周辺 37.9%
温泉 17.6%
熱田神宮 11.8%
犬山城 6.8%
ジブリパーク 6.3%
名古屋市科学館 6.1%
トヨタ博物館 6.1%
トヨタ産業技術記念館 5.6%
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OS5
:2024/05/07(火) 09:29:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/09de5e987d5dbf141def983a2592996e56b60a14
訪日客が明暗分けたスキー場経営 白馬村盛況、値上げでも円安追い風 「地域密着」苦境、雪不足が追い打ち
5/7(火) 9:00配信
信濃毎日新聞デジタル
新型コロナウイルスが5類に移行して迎えた2023〜24年のスキーシーズン。質の良いパウダースノー(粉雪)が「ジャパウ」と呼ばれ世界的に知られる北安曇郡白馬村などのスキー場は、インバウンド(訪日客)を取り込んで急回復した。一方、訪日客を取り込めていないスキー場の多くは苦境にある。暖冬の影響で雪不足のため営業期間の短縮を迫られた事業者もあり、業績の明暗がくっきり分かれている。(大久保みちる、渡辺司馬)
共通リフト券 1500円値上げでも
エイブル白馬五竜スキー場の山頂コース。英語や中国で話している訪日客の姿があった=4月22日、白馬村
4月22日午後、エイブル白馬五竜スキー場(白馬村)。雪が残る山頂付近のコースでは、スキーやスノーボードを楽しむ人の間で英語や中国語が飛び交っていた。「白馬の雪は素晴らしい」と、ニュージーランドの中学生、ケイレブ・トンクスさん(13)。3月上旬から両親らと白馬村でスキーを楽しんでいるという。
同スキー場は、村内のエイブル白馬五竜IIMORIとHakuba47ウインタースポーツパークと共通リフト券を販売。同券の販売ベースで、今冬季の来場者数は3月末時点で約48万人で、前年同期比で5万人多い。
リフトの更新費用や光熱費などの上昇もあり、今季から共通リフト券を1500円値上げして7500円にした。それでも増加する訪日客に、エイブル白馬五竜を運営する株式会社五竜(白馬村)の小林英樹次長(54)は「円安の影響もあり、白馬エリアのスキー場の規模や雪質の良さに『割安感』が感じられている」とみる。
訪日客の半数はオーストラリア アジア圏も年々増加
一般社団法人ハクババレーツーリズム(HVT、白馬村)は、白馬村、小谷村、大町市の計10スキー場の来場者数が、今季は新型コロナ禍前を超える163万7千人になると予想する。この好調を引っ張るのは訪日客だ。
国内客は昨冬と比べて約3万8千人減少する予想だが、訪日客は30万7千人増える見込み。HVTの中川友生(ともお)事務局長(46)は「スキー場経営が訪日客によって成り立つ構造に変化している」とする。
3市村の訪日客の半分はオーストラリア人が占めるが、台湾や香港、シンガポールなどアジア圏からの人も年々増えている。HVTは近年、アジア圏へのプロモーション活動を積極的に進めている。
家族連れ中心の「地域密着」 雪不足で営業日数が少なく「売り上げ4割減」
一方、訪日客が来ないスキー場は厳しい状況だ。
東筑摩郡麻績村の第三セクター、聖高原リゾート株式会社が運営する聖高原スキー場は、1月15日に営業を始めたが、雪不足で2月20日〜3月1日に休業。結局同10日に営業を終えた。雪があるシーズンは計75〜80日ほど営業できるが、今季はわずか45日間。担当者は「例年と比べ来場者数も売上額も4割は減る」と肩を落とす。
ペアリフトが1基だけの小さなスキー場で、客層は長野市や千曲市など近隣の家族連れが中心。「地域密着」を掲げており、訪日客の受け入れは考えていないという。キャンプ場の運営や聖高原周辺の別荘地の除雪などを村から受託して収支バランスを取っている。
乏しい海外向けノウハウ 近隣ホテルからの受け入れ模索
小県郡長和町の三セク、株式会社マウント長和が運営するブランシュたかやまスキーリゾートでは、今季の来場者数は約6万人。「スキーヤーオンリー」をうたい安心してスキーができる環境をPRするが、来場者は減少傾向だ。
これまで外国人の誘客には力を入れてこなかったが、昨年12月に県観光機構の依頼で台湾の修学旅行団体を受け入れた。同社の小林雄一係長(43)は、雪に触れて喜ぶ生徒たちを見て手応えを感じたという。
ただ、海外に向けた営業のノウハウはない。まずは近隣の白樺高原のホテルから宿泊者をスキー場に受け入れられないか、模索する考えだ。
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OS5
:2024/05/07(火) 11:05:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/39b4e25c108e60bbf4718d054e925a76eaea9332
敦賀の新幹線延伸効果、昼夜で明暗 集客力向上へ民間後押し 福井
5/4(土) 16:30配信
毎日新聞
JR敦賀駅前に出店した屋台で軽食を購入する出張客(中央)=福井県敦賀市の敦賀駅前商店街で2024年4月28日午後6時52分、高橋隆輔撮影
3月の延伸開業で北陸新幹線の終着地となった福井県敦賀市では、昼夜で経済効果に明暗が分かれている。人出増が顕著な昼間に対し、夜間は目立った変化が見られないのが現状だ。夜間需要の取り込みに向け、駅前では屋台イベントが開催されるなど新しい動きも出ている。行政も地元商店街への出店を後押しする施策を始めるなど、開業効果を最大化したい考えだ。【高橋隆輔】
4月末の大型連休序盤のJR敦賀駅前。日暮れ時の目抜き通りの歩道には2軒の屋台が並び、唐揚げと中華料理が売られていた。福島県からの出張中に、同僚と2人で立ち寄った大関竜也さん(35)は「屋台ってテンションが上がる。気になって寄りたくなりました」と話し、歩道に設置されたテーブルでチャーハンを平らげ、夜の街へ消えた。
同駅前では、「TSURUGA EKIMAE TERRACE」と題し、4月12日〜5月19日まで、火、水を除く午後4時〜午後9時、2〜5軒の屋台が出店している。主催する敦賀駅前商店街振興組合の河藤正樹理事長は、街として夜の集客力が弱いと感じていたことから、企画を練った。河藤理事長は、「(競合する)近隣の飲食店も好意的に捉えてくれるなど、収穫は多かった」と話す。
イベントの背景には、行政の環境整備がある。敦賀市が商店街の賛同を得た上で、道路を管理する福井県に、駅前の歩道の拡幅を要望。歩道の幅を広くし集客イベントを開催しやすくすることが狙いで、新幹線開業直前に2メートルから4メートルへの拡幅工事が完了した。同市観光まちづくり部の小川明部長は「客単価を上げる上で、敦賀の課題は『ナイトタイムエコノミー』。(商店街への新規出店など)民間が投資したいと思う環境を、行政が先行投資して整えたい」と意図を話す。
県も同市と連携を強める。業種を問わず、同市内への店舗新築・改築に最大400万円(大型物件は2300万円)を補助する制度「敦賀まちづくり魅力UP応援補助金」には、県も基金を積んで支援する。制度を活用して飲食店出店を検討している50代男性は「改装費用がかなりまかなえ、魅力的。本気で観光客を呼び込み、満足させることを考える契機として良い制度だ」と評価。一方で、「補助した店のその後や、補助金の効果をきちんと追うかで、目的の達成度は変わるのではないか」と課題を話す。
杉本達治知事は4月26日の記者会見で、「駅前や商店街を歩く人が増え、投資意欲も上がっていると思う。今後もその背中を押すような支援制度を充実させたい」と話した。またとない機運を経済活性化につなげられるよう、行政には、現場のニーズに合った柔軟で粘り強い支援が求められる。
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OS5
:2024/05/08(水) 13:49:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/72421c652d896ae38510a5998ea1b5d1cb090fdb
観光混雑対策もっと、GW私道通行やごみ問題…看板増やすと景観が
5/8(水) 11:50配信
読売新聞オンライン
大型連休中、観光客が集中した祇園(4日、京都市東山区で)=川崎公太撮影
観光振興と市民生活の調和が課題になる中、京都市では4、5月の大型連休中も一部地域で混雑が目立った。一区切りとなった春の観光シーズンを踏まえ、市や関係者は混雑緩和やマナー向上の取り組みを広げる考えだ。(岡田優香)
「車が通ります。両側に寄って通行してください」。大型連休中の4日、観光地の祇園(東山区)では、警備員が身ぶり手ぶりを交えながら着物姿の外国人観光客らの交通整理に追われた。
通りには日本語と英語、中国語で「私道での撮影禁止 許可のない撮影は1万円申し受けます」と書かれた看板。しかし、私道でスマートフォンで記念撮影する観光客は後を絶たず、ツアーガイドが案内したために住民が通れないケースもあった。
芸舞妓(げいまいこ)を待ち伏せして取り囲む観光客も見られ、住民らでつくる祇園町南側地区協議会の太田磯一・常任理事(61)は「コロナ禍が落ち着いて客足が増えた。明らかに市民生活に支障をきたしており、新たな対策が必要」と改めて危機感を強める。
協議会は今月末、私道の通り抜けを禁止する看板を新たに2か所設置する予定。無断通行には1万円を徴収することも決めた。お茶屋には「紹介がないと入れません」と3か国語で示してもらう。
ただ、懸念もある。近くに住む80歳代男性は「混んでいると出歩くこともためらう」と語り、取り組みには賛同するものの、「看板を増やしすぎて景観を損ねてもいけない」とバランスが必要と指摘する。
混雑とマナーの悩みは、嵐山(右京区、西京区)も同じだ。
食べ歩きが魅力の一つになっている一帯では、ごみの散乱防止が課題になっており、市が自動的にごみを圧縮する「スマートごみ箱」を設置するなどしてきた。
大型連休前には、市と商店街が「ごみは買ったお店で必ず捨てて下さい」と呼びかける4か国語のポスターを作って各店に配布。それでも通りの一部ではごみ箱からあふれ、店側が袋を持って回収する日もあった。
関係者は「食べ歩きを禁止にしたくはないが、景観を維持できるギリギリの状態」と更なる対策の必要性を訴える。
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OS5
:2024/05/09(木) 08:56:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/59fc6f2d384a7f7e2b92045183171af2503ec402
GW期間の人流、昨年より減少 インバウンド回復も旅行代金高騰で国内旅行は低調
5/8(水) 22:05配信
産経新聞
ゴールデンウイーク中に観光客で賑わう大阪・ミナミ=4月30日午後、大阪市中央区(泰道光司撮影)
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行してから8日で1年となった。移行後初のゴールデンウイーク(GW)期間中の人流を分析したところ、全国7都市の主要計9駅では昨年比1〜2割ほど減少。訪日外国人客(インバウンド)の急回復で、旅行代金が高騰しており、国内旅行などが落ち込んだとみられる。
【表で見る】大型連休中の主要駅周辺の人出
産経新聞は、人工知能(AI)システム会社「クロスロケーションズ」(東京)に人流の解析を依頼。スマートフォンの位置情報に基づき、駅周辺半径500メートル内の来訪者数を推計した。位置情報は国内居住者が対象で、インバウンドは含まない。
主要駅は札幌▽新宿▽渋谷▽名古屋▽金沢▽梅田▽難波▽三宮▽博多-の計9駅で、GW中の4月29日〜5月6日(一部平日を含む)の8日間について人流を比較すると今年は昨年比で19〜8%減少した。
最も落ち込みが激しかったのは金沢駅。3月の北陸新幹線の延伸開業が追い風となる一方、1月に発生した能登半島地震の影響が残ったとみられる。
旅行会社大手「日本旅行」(東京)によると、昨年はコロナ禍での旅行自粛の反動から、5類移行に先立ち国内旅行が活況となったが、今年は国内旅行の予約件数が前年比で約3割減少した。同社の広報担当者は「今年はインバウンドが増え、旅行代金の高騰や観光地の混雑への懸念から、GWを自宅で過ごす人が増えたのでは」とみる。
各航空会社はインバウンドの増加に伴い、この1年間で就航再開を本格化。関西国際空港の国際線では、GWの1日当たりの総旅客数が、前年実績比6割増となる6万2100人程度と見込まれている。
GWの関空発着の国際線旅客数が前年比で77・7%増えた格安航空会社ピーチ・アビエーションの広報担当者は「国際線旅客数はコロナ禍前と同水準。旅行マインドが順調に回復している」とする。
一方、記録的な円安を背景に日本でインバウンドが消費を拡大させる中、物価高も相まって旅行代金は高騰している。総務省の消費者物価指数によると、今年3月の「宿泊料」は前年同月比で27・7%増加。国内旅行客にとって厳しい状況となっている。
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OS5
:2024/05/10(金) 14:27:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c4df13afa3bcbe8dc4bc39f9668d03a42e7caf9
GWの長崎県内 観光客39万3480人 昨年比11万人増、主要施設32カ所 好天も影響
5/10(金) 12:30配信
GW期間中、3万6千人を超える人出があったグラバー園。近くの土産物店も多くの観光客でにぎわった=4月27日、長崎市南山手町
長崎県は9日、ゴールデンウイーク(GW、4月27日〜5月6日の10日間)の県内主要観光施設32カ所の観光客数について、昨年(9日間)に比べて11万775人増え、39万3480人だったと発表した。1日平均の観光客数は3万9348人で、昨年より25%増。県は「コロナの『5類』移行後初の大型連休だったことに加え、昨年より天候に恵まれたことが影響した」とみている。
県は、テレビ番組やドラマのロケ地として取り上げられたことで注目度が上がり、県内観光への需要喚起につながったと分析。
しかし、総数は初の10連休で2005年の調査開始以降、最多を記録した19年(73万959人)の5割程度。19年は昨年から公表されていないハウステンボス(佐世保市)の客数も入っているものの、県内の観光客数はコロナ禍前の水準には戻っていない。
施設別では多い順に▽彼杵の荘(東彼東彼杵町)4万6501人▽グラバー園(長崎市)3万6695人▽九十九島パールシーリゾート(佐世保市)3万2256人-など。伸び率は山茶花高原ピクニックパーク(諫早市)の約3・4倍、彼杵の荘の約2・9倍、諫早ゆうゆうランド干拓の里(同)の約2・2倍(観光客数は1万2290人)などが高かった。
初日と後半に雨が降った昨年と比べ、今年は屋外施設のにぎわいが目立った。
主要イベントでは「波佐見陶器まつり」(東彼波佐見町)に25万人が来場。次いでDEJIMA博(長崎市)が21万人だった。
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とはずがたり
:2024/05/23(木) 22:50:05
下北沢〜小田原:848円
小田原〜大阪[市] 7,700円
静岡〜新大阪 4,500円
JR河内永和〜生駒 360円
合計13,408
池尻大橋〜長津田:309円
長津田(横浜[市])〜桃山(京都[市])8030
e特急券:5,020
伏見桃山御陵前〜東生駒:680円
合計:14,039
池尻大橋〜新横浜:379円
新横浜〜京都:13,050円/12,370(ひかり)
京都〜(東)生駒:830
合計:14,259円/13,589
JR:12.200/13,050/13,050
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OS5
:2024/06/01(土) 23:23:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/4240ffb91d3feeb012d5eac99e06197dc82aa865
長崎IR誘致、なぜ失敗? 事業者選定に疑問…多額の公金投入も「門前払い」
5/27(月) 11:45配信
長崎新聞
長崎IR事業者選定の審査結果
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)へ誘致する県の区域整備計画について、国は昨年末「資金調達が不確実」などとして認めず、誘致は失敗に終わった。計画を断念した県は今後、不認定について考察した最終報告書を公表する予定。県北振興の起爆剤にしようと多額の公費を投じた挑戦はなぜ失敗したのか。これまでの経緯や県が3月に示した報告書案などを基に検証した。
■“門前払い”
昨年末、国は不認定の理由について、資金調達の確実性やIRを運営する事業者の実績が不十分などと発表。最低限の「要求基準」を満たしていないと判断し、具体的な項目を採点する「評価基準」の審査はしなかった。県担当者は“門前払い”に言葉を失った。
県は、欧州を拠点とするカジノ・オーストリア・インターナショナル・ジャパン(CAIJ)を事業者に選定して資金調達を任せた。不認定後の県議会では「事業者選定に問題はなかったのか」との指摘が出た。
県は2021年1月に事業者の公募を開始。5グループが応じた。このうちCAIJのほか、オシドリ・コンソーシアム、ニキ・チャウフーの3グループが書類の1次審査を通過。プレゼンテーションを含む最終の2次審査でCAIJが選ばれた。
当時の審査結果=一覧表=によると、不認定の理由とされた「財務能力」や「資金調達」の項目はニキとオシドリが優位。両者には香港資本や大規模なIRを運営した経験を持つカジノ企業が参加していた。CAIJは1次を3位通過。2次で危機管理体制などが評価されて逆転した。
■意向反映か
この結果は、地元の“意向”が反映されたという見方も。佐世保市は米軍や自衛隊施設を抱える「基地の街」。地元の経済界は米国や防衛省との関係を重視する。「経済安全保障を考慮し、中国系資本を避けたのではないか」と自民県議。審査ではグループ名を伏せて採点したが、CAIJの計画は欧州色が濃い特徴もあった。
県は1次審査後に反社会的勢力の関与などを確認する廉潔性調査を外部に委託。関係者によると、ニキとオシドリは「問題があった」。両者は「事実無根」と反論。調査が採点に影響したと訴え、審査のやり直しを求める場面もあった。
3月の県議会特別委員会では、県が事業者公募の際に「国の(詳細な)審査の基準や評価項目、配点などはまだオープンになっていなかった」と説明。申請の準備を急ぐ一方、どのような計画が高く評価されるのか正確に把握できていなかったことをうかがわせた。
■明暗分ける
認定された大阪府・市は米大手のMGMリゾーツ・インターナショナルのグループとタッグ。関西を代表する電力や交通などの大企業が出資を表明した。これに対し、長崎IRは九州政財界でつくる「九州IR推進協議会」を設置して機運醸成を図ったが、社名を明かして資金援助する九州の有力企業は現れなかった。
また、長崎IRは資金調達で、国内外の投資家や企業に事業参加を呼びかけるプロジェクトファイナンスの手法を選択。欧米の金融大手が調整役となり、総事業費約4383億円に対し、1兆円以上のコミットメントレター(出資・融資の意思表明書)などを集めたとしたが、国は「法的拘束力がない」と退けた。
世界的な実績を持つ米国のカジノ会社と地元有力企業の積極的な支援-。大阪のような分かりやすい事業態勢を構築できなかったことが、結果的に明暗を分けたといえそうだ。
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OS5
:2024/06/01(土) 23:24:07
◎急務の県北振興策 不認定の課題と責任残る
IR誘致で県は多額の公金を投入した。市民団体からは「不要な支出」と訴えられて係争中。IRに代わる県北振興策が急務で、不認定の課題と責任が残る。
県は誘致事業を本格化した2019年度から23年度までの5年間の見込みで約6億5千万円(人件費を除く)を支出。このうち約4億5700万円は国の交付金などを含まず、県単独で負担した。事業費の大部分は法務や財務で助言を受けるためのコンサルタント業務委託費で約4億1千万円を使った。
市民団体「ストップ・カジノ!長崎県民ネットワーク」は22年に長崎IRの計画は資金調達が不確実で国の基準を満たさないとし、「業務委託費を支出する必要性はない」と提訴。県に損害賠償を求める訴訟が続いている。
不認定の責任について、大石賢吾知事は2月定例県議会で「計画の申請者である県と事業者にある」と答弁。新たな県北振興策を打ち出す考えを示した。
県と佐世保市は「IRのレガシー(遺産)を生かす」とし、IRを通じて関係を深めた九州経済連合会などでつくる実行委員会主催の国際自転車ロードレース「ツール・ド・九州」を同市へ誘致する意向を表明。ただ、IRほどの効果は期待できず、地元関係者からは「物足りない」との声も漏れる。
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OS5
:2024/06/06(木) 15:06:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/79f9dc1a10cd36196c08df867d158a73cc680e69
夜行バスで1泊分を浮かす、価格安定の「東横イン」一択…国内出張「ホテル高騰問題」を乗り切る解決策
6/6(木) 14:00配信
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FRIDAY
「出張の手配はまさに戦い」…インバウンド急増が出張を直撃!
今年4月に宿泊したJR札幌駅徒歩4分の「ホテル京阪 札幌」のシングル(15平方メートル)はビジネスホテルでは少し広め。1泊1名6000円台で予約したが、直近は1万円を超える日が大半
ますます増え続けるインバウンド(訪日外国人旅行)の影響で、日本国内のホテル価格の高騰が止まらない。この高騰をまさに直撃しているのが、ビジネス出張だ。
【高額メニューの数々…!】東京の新名所 豊洲「千客万来」で見せつけられた”海外と日本の超格差”
コロナ禍でリモート会議などが増えたものの、その後に出張は徐々に復活。当初はまだ入国規制があったのと、出張で「全国旅行支援」も適用できたため、コロナ前よりお得感すらあった。だが、入国緩和とともに外国人観光客が次々来日し、さらに円安もあってその数は今も増える一方。「出張費が会社規定の範囲内ではとても収まらない」という悲鳴が次々と聞こえてくる。
少し前に話題となった「出張の日程をずらす」「やや離れた駅近のホテルに泊まって電車移動する」などでは、もはや太刀打ちできなくなりつつある、国内ホテル事情。「出張の手配はまさに戦い」との声すら聞こえてくる。この厳しい現状の中で、出張手配をどうやりくりしているか。現役の出張マンたちのリアルな声とともにお伝えしたい。
◆東京都内のビジネスホテルは直近「9割近い稼働率」
例えば、東京都心の主なビジネスホテル価格は、’24年7月3日(水)〜4日(木)で、以下の通り。(5月31日、Google Map調べ)
■東横INN日本橋三越前A4 9231円
■アパホテル八丁堀駅前 9900円
■ホテルマイステイズ神田 1万1000円
■スーパーホテル東京・日本橋三越前 1万1970円
■ドーミーインPREMIUM東京小伝馬町 1万4177円
これが週末にかかると、さらに価格が上がる。韓国や台湾など近い国からの旅行客は、週末のみ滞在のリピーターが多いからだ。
以前であれば、日によっては上のようなビジネスホテルチェーンだと「1泊5000円」ということも珍しくなかった。現在だとそのようなホテル価格は、まずあり得ない。週末さらに海外の休日などに当たるとさらに高くなる。
観光庁が発表した「宿泊旅行統計調査」(’24年3月 第2次速報)によると、東京都の宿泊施設全体の稼働率が「79.1%」、そのうちビジネスホテルが「86.2%」で、いずれも全国1位。この数字からも、他の都市部、地方からの出張パーソンを悩ませる原因がこれと言える。ほかに稼働率が高いのは、2位大阪府、3位石川県、4位福岡県、5位愛知県と続く。
◆「近ごろ『東横イン』ばかり泊まっている」…価格がほぼ安定、10泊で1泊無料
それでも出張でのホテル確保は、絶対必要。ではどうしているかと、国内出張が多い大阪市在住の男性に聞くと「近ごろ『東横イン』ばかり泊まっている」とのこと。その理由として、「価格がほぼ安定」「直前に空室がけっこう出る」「10泊で1泊無料」などを挙げた。
東横インには「東横INNクラブカード」という制度がある。入会金(一般1500円、学生1000円)は必要だが、一度カードを作ると年会費は無料で、さまざまな特典が受けられる。特に、東横インは全国しかも駅近など便利な場所にあることが多い。その男性曰く「10泊で1泊無料は、特にありがたい。最近はどこも高くて探すのも面倒なので、東横イン一択。朝食も無料で、メニューにご当地色が出ている施設も多くて満足度は高い」とのこと。
さらに、前日朝に届く「リマインドメール」も便利という。「公式サイト上でずっと満室でも、意外と空室が出る。東横インは前日までキャンセル無料。とりあえず予約だけしているビジネスパーソンが多いのではないか。でもこのご時世で空きはすぐ埋まる」と、その男性は分析する。また、別の出張が多い千葉県在住の男性も、ホテルに特にこだわりはないものの、「価格にこだわると結局、東横インになる。いつも安い。ポイントも気づいたら貯まっている」と話す。
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OS5
:2024/06/06(木) 15:06:39
◆1泊5000円の時もあれば、3万円も…ダイナミックプライシングの「アパホテル」
また、年間50泊以上「アパホテル」に出張で泊まっているという岡山市在住の男性は「なるべく集中して実績を稼ぎ、会員ステイタスを上げてポイント、キャッシュバックを狙っています」とのこと。アパホテルは、宿泊数などの年間利用実績に応じて5つの会員ステイタスがあり、貯めたアパポイントは宿泊料金にも充当できる。「会員は、QRコードから専用端末でチェックインでき、待ち時間がないのもいい。ただ客室の狭さが苦痛なだけ」という。
国内出張が多いのであれば、大手ビジネスホテルチェーンで会員となり、そのホテルに集中的に泊まるのも王道と言える。ただ、アパホテルなどは需要に応じて価格が変動する「ダイナミックプライシング」で、1泊5000円の時もあれば、3万円になることも。前述の男性も、アパホテルを出張のメインとしつつも、その時の価格によって他のホテルに泊まることも多いとのことだ。
◆まずは「早期予約」と、予約サイトでの比較。中国の休日は必ずチェックを!
ホテルにできる限り安く泊まるには、やはり「早めに予約する」に越したことはない。日本のホテルは直前までキャンセル無料のプランが多い。調べてまだ安ければ、キャンセル規定をチェックし、とりあえず予約だけ先にしておくといい。「TripAdviser」「Google Map」などのメタサーチでホテル価格の比較をし、公式サイトも必ずチェック。
また、例えば、公式サイトが日本語のみといった宿泊施設だとインバウンドは皆無で、狙い目と言えるだろう。車でしか行きづらい場所も、インバウンドによる価格高騰はないと見ていい。
都市部のホテルがあまりに高いため、マンガ喫茶やカプセルホテルなどに泊まる話も聞くが、それであれば近ごろ増えている「進化型カプセルホテル」と呼ばれる施設がおすすめ。「ファーストキャビン」「ナインアワーズ」などがチェーン系でよく知られる。女性専用もある。
また、ホテルの価格が異常なほど高騰している場合、海外での連休である可能性も。中国の連休に当たる「国慶節」(9月末〜10月初旬)や「旧正月」(2月上旬)などは、その年によっても期間が違うので気を付けたい。
高騰するホテル代を、交通費でカバー…飛行機はセール多く、マイルも活用
JALの国内航空券タイムセール。コロナ後に登場して以来、毎月実施され定着してきた。ANAも似たようなセールをたびたび行う(画像:JAL公式サイトより)
また、ホテル代とは別に、交通費を抑えることで、出張費を節約するパターンもある。例えば、飛行機は国内線で最近、JALが「7700円」セール、ANAも毎月29日に「ANAにキュン!」、また他の航空会社もセールをたびたび行う。販売対象はやや先の日程となるが、出張予定がすでにあればとてもお得。頻繁にあるセール情報を逃さないことが大事だ。
会社勤めとは別に、自営業や、筆者のような個人事業主だと、航空会社のマイルをあらかじめ貯めておき、出張でよく使う。特典航空券の場合もあるが、マイルを電子マネー化(※)して航空券の代金に充当して支払うとさらにマイルと搭乗実績も貯まるので、後者のほうが多い。急な出張に備え、ある程度のマイルは有効期限を気にしつつも、常に残している。
※e JALポイント、ANA SKY コイン
航空券・JRとホテルがセットになった「ダイナミックパッケージ」も、引き続き活用する。3万円以上で3000円引きなどのクーポンを配布するなど、探せば割引があることも。ただ、航空券のセールなどのほうが安いことも最近多々あるので、合計金額は必ず比べること。出発1週間前を過ぎると急に高くなるので、くれぐれも注意したい。
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OS5
:2024/06/06(木) 15:06:56
◆「夜行バス」や「フェリー」でホテル代を丸ごと節約パターンも
一方、ホテル代そのものを浮かす強者もいる。その1つが、夜行の「高速バス」利用だ。例えば、東京-大阪だと、新幹線で片道1万3870円(自由席)かかるが、高速バスだと片道2000円台も。やや値が張るが、横3列の独立シート、女性専用車、完全個室で11席のみの「DREAM SLEEPER」やシェルタイプで睡眠重視の「ウィラー リボーン」などもある。
高速バスだと、目的地までピンポイントで行くことができ、朝イチで動ける便利さもある。ただ、年齢とともに疲れが残る、体力的に厳しくなるのがネック。片道のみバス利用など、上手に使い分けたいところだ。
さらに、大阪・神戸と九州方面の発着なら「フェリー」の利用価値も高い。夜に出発し、翌朝に到着する。寝るスペースに加え、大浴場もある。近年、国内主要路線で大型フェリーのリニューアルが進み、さらに快適になっている。昔のように、広間に雑魚寝や二段ベッドが並ぶのでなく、カプセルホテルのようなタイプが一般的。もちろん個室も健在だ。
出張にかかる旅費は、いまや死活問題。会社も経費に厳しく、昔からある規定をなかなか変えづらいところもあり、結局、出張マン個々の涙ぐましい努力も耳にする。ホテル側も、朝食付きから素泊まりの宿泊プランを増やすなど、価格をできるだけ抑えるところもあるという。インバウンド全盛の今、以前のようなホテルの価格や予約方法だと、もはや通用しない。出張をトータルで見て、その他で節約できる部分がどこかないかなどを探るのも必要かもしれない。
取材・文・写真:シカマアキ
FRIDAYデジタル
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OS5
:2024/06/13(木) 18:33:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e0e7c0ab39b2348dc993db1ddf039bd2146cece
インバウンド誘致の「勝ち組」「負け組」にくっきり差…人気がない名古屋・神戸は「夏休み」の狙い目?
6/13(木) 14:00配信
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FRIDAY
日本の隅々までインバウンドが訪れている訳じゃない…
昔から、観光地や観光名所が少ないといわれてきた名古屋だが…(PHOTO:アフロ)
コロナ後の反動と円安の影響で、日本を訪れるインバウンドの数が急増している。特に、東京や京都、大阪、福岡、札幌などでインバウンドの姿がよく目に付く。
【画像】夜行バスで1泊分を、価格安定「東横イン」一択…国内出張「ホテル高騰問題」を乗り切る解決策
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、訪日外客数は直近の’24年3月・4月の2ヵ月連続で300万人超え。中国本土からの旅行客がまだ戻っていない中、すでにコロナ禍前の’19年より多い。国別では、韓国やインドネシア、米国などの増加に加え、4月にはフランス、イタリア、中東地域で単月過去最高を記録したという。
しかし、日本の隅々までインバウンドが訪れているかというと、実際そうでもない。都市部だけでも、インバウンド誘致の「勝ち組」「負け組」に、はっきりと分かれてきている。
◆インバウンドが見あたらない「名古屋」…その理由を現地で聞くと
筆者は5月半ば、名古屋を訪れた。その際、他の都市部と比べ、インバウンドの姿を見かけることが圧倒的に少ないのに気づいた。
例えば、4月23日にグランドオープンした「中日ビル」は、平日にもかかわらず、話題の店舗などで入場待ちができるほど大勢の人が来ていたものの、よく見ると地元の人々ばかりだった。日本一元気な商店街といわれる「大須商店街」も、大型連休時こそ日本人旅行客で賑わったと聞いたが、平日夕方はインバウンドの姿は皆無だった。
名古屋で観光業に携わる人々に聞いて印象的だったのが、「インバウンド向けのPRができていない、してこなかったツケが今まさに回ってきている」との言葉だった。まず、愛知県と名古屋市のトップ同士が仲良くないのは、先の愛知県知事へのリコール運動やその後の騒動などで周知の通り。これが県と市のさまざまな連携に少なからず影響があるという。
また、「愛知県はまだ頑張っている、名古屋市はPRが下手」という声も聞かれる。名古屋市観光客・宿泊客動向調査(’22年)によると、名古屋に観光地としての魅力を感じない理由として、「他の観光都市と比べて観光イメージが希薄であること」(58.6%)、「魅力ある観光施設が少ないこと」(29.3%)が上位に。ちなみに、名古屋市内の人気施設は「バンテリンドームナゴヤ」(年間入場者数・約303万人)、「東山動植物園」(同・約225万人)、「名古屋港水族館」(同・約184万人)で、インバウンド向けとは言い難い施設が並ぶ。
名古屋の7月の週末のホテル価格は、大阪・札幌の約半額!?
カタール航空の大阪(関西)-ドーハ線は’24年3月1日に再開し、毎日運航する。欧州からドーハ乗り継ぎでのインバウンド需要も非常に多いという
では、名古屋にインバウンドが全く来ていないかというと、実際そうでもない。中部国際空港(セントレア)が発表した’23年の年間航空旅客数(速報値)によると、国際線は257万人とコロナ後の需要回復で大幅増加し、’19年の63%の水準まで戻っている。韓国や台湾などを中心に再開し、新規就航も広がる。5月31日には、フィンエアーの名古屋-ヘルシンキ線が、週2便で運航再開した。
ただ、他の主要空港、羽田・成田、関西、福岡、新千歳などと比べると、まだまだ少ない。北米やオセアニアからの直行便はなく、ヨーロッパもフィンエアーが唯一で、中東路線も今はない。例えば、大阪でこの半年あまりで、ヨーロッパからの旅行者を多く見かけるようになったのは、既存のエミレーツ航空に加え、エティハド航空、ターキッシュ・エアラインズ、カタール航空と、中東系航空会社が次々就航したことが大きい。
名古屋中心部のホテルは、7月上旬の週末で、大手ビジネスホテルチェーンだと1泊2名で1万円ほど。札幌や大阪がおおよそ2万円なのと比べると安い。一方で、「白川郷や飛騨高山などが欧米を中心としたインバウンドに人気。その拠点として名古屋の宿泊需要が少なからずある。名古屋駅で乗り換えて特急ひだに乗るインバウンドも多い」とも聞く。つまり、名古屋はインバウンドの通過点で、観光目的となっていない現状も垣間見られる。
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OS5
:2024/06/13(木) 18:33:38
◆国際線の直行便の有無で差がでる「地方都市」
ほかに、日本の都市部では、神戸や横浜なども、インバウンドが少なめだ。いずれも港町としての魅力はあるものの、兵庫県でインバウンドに人気が高いのが「姫路城」「神戸ビーフ」「灘五郷の日本酒」などで、神戸とエリアが異なり、わざわざ訪れる価値があるとも言い難い。横浜がある神奈川県も「高徳院(鎌倉大仏)」や「彫刻の森美術館」がある箱根方面のほうが、外国人観光客には人気が高い。
インバウンドが多い街と少ない街。その1つの基準として、国際線での「直行便」の有無がある。特に、地方空港が分かりやすい。以下、主な航空会社と、定期便の就航先を挙げてみた。
■大韓航空〈韓国〉
札幌(新千歳)、青森、東京(羽田・成田)、新潟、名古屋(中部)、小松、大阪(関西)、岡山、福岡、鹿児島、那覇
■ティーウェイ航空〈韓国〉
札幌(新千歳)、東京(成田)、富山、大阪(関西)、福岡、佐賀、熊本、那覇
■タイガーエア台湾〈台湾〉
旭川、札幌(新千歳)、函館、花巻、秋田、仙台、福島、茨城、東京(羽田・成田)、新潟、小松、名古屋(中部)、大阪(関西)、岡山、高知、福岡、佐賀、那覇
■スターラックス航空〈台湾)
札幌(新千歳)、函館、仙台、東京(成田)、名古屋(中部)、大阪(関西)、福岡、熊本、那覇
■香港エクスプレス〈香港〉
東京(羽田・成田)、名古屋(中部)、大阪(関西)、高松、福岡、鹿児島、那覇
地方へ行くと、意外な都市でインバウンドが多いことがある。特に台湾人旅行客はいまや日本全国どこでもいると言えるほど見かけるが、さすがに直行便のない場所は少なめだ。
例えば、筆者が今年3月に訪れた鹿児島は、人気観光地の仙厳園や桜島などで、アジア系より欧米系の旅行者が明らかに多かった。その理由として、現地のホテルで「クルーズ船の乗客」と聞いた。他の都市に多い台湾人旅行客がいないと思ったら、鹿児島への直行便が当時まだなかった。
韓国・台湾など東アジアからのインバウンドは、直行便利用の短期滞在が多い。近ごろはチャーター便の運航も盛んだが、定期便かつ直行便の就航地はある程度参考になる。
◆今年の夏休みは「インバウンドに人気の都市を避ける」が鉄則!?
インバウンドが多いと、国内ホテルの宿泊価格も高騰する。昨今、旅行や出張などで、国内ホテルの高さに頭を悩ませている人は多いはずだ。少しでもリーズナブルに、そして混雑から避けるには「インバウンドに人気の都市を避ける」のは、まず鉄則だろう。
先に挙げた就航都市はインバウンドが多く、ホテルなどがすでに高い可能性がある。大都市ならホテルの数がまだ多いが、地方都市だと数自体が少ないので、安くておなじみのホテルチェーンでも高くなりがちだ。
観光庁が発表する宿泊旅行統計調査(’24年2月分、第2次速報値)によると、のべ宿泊者数を’19年同月で比べた結果、都道府県別で少ないのが、福井(-26.9%)、秋田(-21.3%)、福島(-18.6%)、岩手(-18.4%)、山梨(-18.3%)、宮崎(-16.1%)、佐賀(-13.9%)、山形(-11.7%)など。日本人との合計だが、これらの県はインバウンドも少なめと考えられる。
「車でしか行きづらい場所」も、インバウンドが少なくて狙い目。地方の不便な場所へ行けば行くほど、いまだ日本語しか通じない場所も多い。あえて外国語を表記していない宿泊施設や飲食店なども少なからずある。ホテルや旅館の予約で、公式サイトが日本語のみだったり、「エクスペディア」「Booking.com」(ブッキングドットコム)など海外OTA(オンライン旅行代理店)での予約取り扱いがなかったりする宿泊施設も、インバウンドには予約しづらいので、そこで探してみるのも手だ。
もし車が運転できないなら、路線バスの活用もおすすめ。地方の路線バスは、言葉の壁もあってインバウンドには利用するハードルが高い。日本人だと言葉が通じるため、トラブルなどに遭ってもすぐ相談できる。
自分の旅行スタイルを、これを機に少し変えてみるのもいいだろう。ホテルから旅館・民宿、飛行機から鉄道・バスなど、国内旅行だとある程度の応用がきく。そんな旅を通じて、新たな発見もある。
インバウンドが想定するのは、交通手段や宿泊先などでまず「定番」のパターンだ。その定番をあえて避けることで、旅費の節約や混雑回避ができるかもしれない。夏休みの国内旅行を計画、予約する際の参考にしてみてほしい。
取材・文・写真:シカマアキ
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OS5
:2024/06/17(月) 16:41:38
https://www.asahi.com/articles/ASS5Q2T1CS5QUTIL00FM.html?oai=ASS6J2HYSS6JUTFK001M&ref=yahoo
ハワイのリゾート「タイムシェア」が売れない 頭を抱える日本人続出
有料記事
中野浩至2024年5月25日 16時00分
大阪府に住む男性(72)は2011年、米ハワイ・ワイキキにあるホテルの部屋の所有権を約500万円で購入した。1年のうち1週間を1口として所有権を購入する「タイムシェア」だ。
1ドル75円で買った夢
百貨店で買い物をしていてホテル側の説明会に誘われ、「夢をかき立てられた」という。もともとハワイが好きだったが、戦後初めて1ドル75円台をつけるなど、この年の記録的な円高も後押しした。
家族らと10回近くハワイを訪れたほか、会員に与えられるポイントを使って日本国内の観光も楽しんだ。だが2020年以降、新型コロナウイルス感染症の流行に伴って旅行の機会が減った。さらに自身も大病を患って体力を失った。
それでも管理費を支払い続けていたが、このところの円安と物価高で年間負担額が30万円を超えた。
「ようやく売る踏ん切りがついたよ」
持っているだけで年間30万円超の管理費が出ていく事態に、男性は売却を決意します。しかし、厳しい現実が待っていました。円安で日本人の買い手がおらず、米国人にもワイキキは人気がありません。こうした「売れないタイムシェア」の実情に迫っていきます。
「100ドルでもいいから売りたい」
男性や妻(67)はホテル側…
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OS5
:2024/06/17(月) 16:47:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbc10accacbd42018b09e76b735bf447badcbe4a
あわら温泉観光「関西離れ」に危機感…乗り換えで敬遠?新幹線延伸・直結の関東からは好調
6/17(月) 11:50配信
読売新聞オンライン
北陸新幹線福井県内延伸で芦原温泉駅(福井県あわら市)が開業して3か月となり、あわら温泉など駅周辺では乗り換えなしでつながった関東からの観光客らが増加した。しかし、以前から結びつきが強かった関西からは減少している模様で、宿泊関係者らは「関西離れ」に危機感を強め、対策を急ぐ構えだ。(川上大介、北條七彩)
にぎわい維持
「スーツケースを持って3階から下りてくる旅行者の姿が目立つようになった。延伸効果は続いている」
あわら温泉への玄関口・芦原温泉駅の自由通路で3階の入り口に直結する複合施設「アフレア」副施設長、高橋潤さん(39)は強調する。3階から入場した利用者数は、1、2月は6000〜7000人程度だったが、延伸した3月は約2万人に増加。4、5月も約1万2000〜1万3000人とにぎわいを維持した。
観光客らでにぎわう「いろはゆAWARA」(福井県あわら市で)
1階の飲食・土産物店「いろはゆAWARA」も市民や観光客らが多く利用する。延伸後の1日あたりの売上額は、延伸前より20万円ほど多い80万円だった。国の観光支援策「北陸応援割」も追い風となった。
前年の2倍も
押し上げの要因は関東からの旅行者のようだ。あわら温泉では旅館「美松」で首都圏からの客の割合が前年より10ポイント程度伸びた。福井県の調査でも、ゴールデンウィーク中に関東からの利用客の割合が前年の2倍に伸びた宿泊施設があったという。
今月、初めて福井を訪れ、あわら温泉を利用した埼玉県桶川市の会社員男性(23)は「関東から近くなった。魅力的な観光地が多く、ずっと来てみたいと思っていた」と話した。東尋坊(福井県坂井市)や丸岡城(同)を巡り、「週末にも気軽に来ることができるし、次は県立恐竜博物館(同勝山市)に行きたい」と再訪に思いをはせていた。
旅館「グランディア芳泉」の山口高澄常務(36)は「しばらく増加傾向は続くだろう」とみる。
取りこぼし?
一方で、関係者の間で懸念が深まるのが関西の客だ。「関西の奥座敷」と言われるほど強固な関係だったが、北陸と大阪を結ぶ在来線特急「サンダーバード」が新幹線延伸で敦賀止まりとなったことで、関西と福井の往来には敦賀駅での乗り換えが必要になった。美松やグランディア芳泉では関西からの客は減少気味だ。
従来、地理的に近い関西からは車で福井を訪れる人が多いとされる。そうした中での減少傾向に、「電車で訪れていた関西の客を取りこぼしているかもしれない」(美松担当者)などとの危機感が広がる。旅館「白和荘」女将(おかみ)の立尾清美さん(61)は「関西からは来てくれると安心していた部分があったかも。この先も減少が続くようならキャンペーンを強化しなければ」と話す。
あわら市などによると、2022年のあわら温泉の宿泊者のうち、関西は3割ほどを占め、県内を含めた地域別ではトップだ。市観光協会の武田正彦事務局長(60)は「関西をしっかり押さえた上で、他の地域では上積みできるように全方位のプロモーションが必要になる」と指摘する。
延伸直後に多数の観光客らが押し寄せてきた勢いは落ち着きをみせつつある。秋以降に高い水準で安定した観光客数を維持するために、戦略的な誘客活動が問われそうだ。
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OS5
:2024/06/26(水) 18:35:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a10fd0f6bdc221c588f079db0e7820475374560
「修学旅行受け入れたら赤字に」京都のホテルや旅館、想定外の物価高に悲鳴
6/26(水) 10:32配信
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コメント3052件
京都新聞
観光事業者らの歓迎を受ける修学旅行生たち。物価高は宿泊施設の経営にも重くのしかかっている(5月8日、京都市下京区・京都駅)
修学旅行を受け入れている旅館やホテルに物価高が重くのしかかっている。修学旅行生1人当たりの単価は慣例で2〜3年前に決まり、旅行会社を通じて契約が済んでいるため、直近の物価変動を宿泊料金に反映できない仕組みになっているためだ。京都市内の旅館の1人当たり宿泊料金は1施設平均で約2千円の赤字といい、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた経営に追い打ちをかけている。
【写真】清水寺周辺はこんなに混雑
■人件費・光熱費など大幅上昇
日本修学旅行協会(東京)などによると、修学旅行は客室や新幹線などの交通機関を大規模に確保する必要があるため、各校が旅行会社を通じて2〜3年前に契約している。だが、近年の物価高で人件費や光熱費、食材・飲料の仕入れ代などが大幅に上昇し、現在は契約時の価格と実態が合わなくなっているという。
京都府旅館ホテル生活衛生同業組合の調査では、京都市内で修学旅行生を受け入れている旅館47軒の1人当たり宿泊料金(1泊2食付き)は9223円。同組合によると、収支を維持するには約2千円足りないという。市観光協会がまとめた昨年の市内主要ホテルの平均客室単価は1万8199円で、修学旅行と一般客とで大きな価格差が生じている。
■簡単に価格転嫁できない
「企業努力で経費を抑えているが、宿泊料金は上げられず、収益はどんどん厳しくなっている」。旅館など3軒を経営する佐野家(下京区)専務の佐野誠治さん(46)は実情を明かす。自治体ごとに定められた旅費の上限があるうえ、「宿泊価格を上げれば受注の確率は下がるので、簡単に価格転嫁はできない」と頭を抱える。
少子化も逆風だ。旅館は1校で貸し切るケースが大半だが、児童生徒数の減少で全体の収益も減少傾向にある。さらに、新型コロナ禍の余波で少人数での部屋割りを希望する学校が増加し、「1施設当たりの受け入れ人数が減り、売り上げが減少している。少子化で今後どうなるのか…」(佐野さん)との不安の声も出ている。
中京区の旅館こうろは昨年、収支不足を補てんするため、好調なインバウンド(訪日外国客)需要を踏まえて一般客の1泊素泊まり価格を1万円から1万2千円に上げた。
■「国や自治体に支援を求めていきたい」
一方、ミャンマーやネパールなど4カ国の外国人従業員は円安で母国への送金が難しくなっているといい、昨年から給与を月額2万円増やすなど待遇面の改善も進めているという。
旅館こうろの会長で、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の常任顧問も務める北原茂樹さん(74)は4月中旬、井上善博会長らとともに盛山正仁文科相に宿泊施設への補助などを求める要望書を提出した。北原さんは「インバウンドは単価が高く、経営を考えるとそこにも目を向けないといけないという思いはある」と述べる一方、「(京都で)長く続いている修学旅行をなくすことはあってはいけない。今後も国や自治体に支援を求めていきたい」と強調した。
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OS5
:2024/06/28(金) 14:12:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/efb8d51eba9b04e651dcfd5a25be425f9c0d2a97
敦賀駅から小浜方面直行のバスが不調「若狭メモリーライナー」乗り場を駅西口に増設へ
6/27(木) 15:57配信
FBC福井放送
新幹線敦賀駅で降り立った観光客を嶺南西部に運ぶ直行バス「若狭メモリーライナー」の利用客数が伸び悩んでいます。これを受け地元の団体は敦賀駅「西口」にも乗り場を増設する方針です。
これは県議会の一般質問で県が説明したものです。
「若狭メモリーライナー」は敦賀駅の東口から小浜・おおい・高浜に向かう直行バスで、今年4月から金土日と祝日に1日往復3本を運行しています。
ところが、目的地の3市町でつくる協議会によりますと、今月23日までの2ヶ月半ほどの間に利用した人は累計でわずか69人に留まっていて、敦賀駅西口にも新たに乗り場を設ける方向で調整しているということです。
設置は夏休みの観光シーズンに合わせて8月上旬を目指しています。
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OS5
:2024/07/01(月) 15:35:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ab91de7e8fbf05ac772984f4928963bf6cc4ac3
能登地方の補助率7割の復興応援割「直ちに開始できるよう具体化進める」岸田総理が表明
7/1(月) 12:39配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
能登半島地震から半年を迎えたきょう、岸田総理は能登地域への旅行費用の7割を補助する復興応援割について「復興次第で直ちに開始できるよう具体化を進める」と明らかにしました。
岸田総理
「地元の意見を伺いながら、能登地域を対象とした補助率7割の手厚い復興応援割、これを復興次第、直ちに開始できるよう、具体化を進めていきたいと思います」
これまで政府は、北陸4県への旅行代金の一部を割り引く「北陸応援割」を実施していますが、被害の大きい能登地方については復興状況を見極め、より手厚い支援策を検討するとしていました。
また、岸田総理は、いまだ多くの施設が休業を余儀なくされている和倉温泉の復旧に関して、旅館などが保有する「民有護岸」についても国が全面的に復旧事業を後押しすると強調しました。
TBSテレビ
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OS5
:2024/07/10(水) 00:15:23
増えてるの根拠が記事内にないんですが・・・?
いつと比べてどう増えてるんだ?
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfc29ec30c367c9309e76997f6680661921ff312
旅もタイパで選ぶ時代へ、いま “弾丸旅行” を楽しむ人が増えている理由
7/9(火) 21:10配信
@DIME
タイパ・コスパ時代にフィットする「弾丸旅行」
近頃、弾丸旅行がにわかに注目されているという。
弾丸プランを打ち出している大手旅行会社や航空会社も少なくなく、例として航空会社のPeachでは国内・海外のお得な『弾丸往復運賃』を販売(※)し話題を呼んでいた。
【グラフ】訪日旅行を経験した外国人の9割が「公共のトイレに温水洗浄便座を設置してほしい」新型コロナでますます人気に…?調査結果をグラフで全部見る
今回は、このタイパもコスパも良い弾丸旅行に焦点を当て、人気のモデルプランや行き先についてご紹介する。公式インスタグラムでも弾丸旅レポートを積極的に発信しているPeachのご担当者さまに弾丸旅の魅力や反響について伺ったお話もあるのでチェックしてもらいたい。
※Peach『国内弾丸往復運賃』および『海外弾丸往復運賃』の販売は2024年6月25日まで、7月以降の販売は未定。
いま弾丸旅行をする人が増えている理由
忙しい現代人は生活にタイパを求めることが増えたが、その傾向は「旅」にも現れているという。
もちろん1週間や2週間の大型連休を取ってのんびり旅行ができるならそれにこしたことはない。
しかし、それができないまでもリフレッシュやレジャーの目的で旅行をしたい、短期間でも充実した思い出を作りたいという思いから、弾丸旅行という選択に至る人が珍しくなくなっているのだ。
交通機関の充実や、情報収集のしやすさなどから、一昔前に比べたら国内外へサクッと旅行がしやすくなったのも大きな理由だ。物価高や節約志向も背景にあり、「削るところは削って短時間でも楽しい旅行を」と考える人も少なくない。
近年の「推し活」ニーズも関連しているだろう。推し活旅行の場合、あくまで推しの応援(ライブやイベント)やグッズ購入、聖地巡礼などが目的になるため、良い宿でゆっくり過ごすことにこだわらないケースは多い。
自身も経験があるが、宿にお金をかけるくらいなら推しにお金をかけたい(ついでにグルメや名所をざっと体験できれば良い)、というのがだいたいの本音なので、おのずと弾丸旅行になりがちなのだ。
どこまで行ける?国内・海外弾丸旅行プラン例
● 東京⇔青森 0泊(日帰り)弾丸旅行
● 東京⇔京都 0泊(日帰り)弾丸旅行
● 東京⇔福岡 0泊(日帰り)弾丸旅行
● 東京⇔上高地 0泊2日弾丸旅行
● 東京⇔奄美大島 1泊2日弾丸旅行
● 東京⇔北海道 1泊2日弾丸旅行
● 東京⇔台北 0泊2日弾丸旅行
● 東京⇔シンガポール 1泊3日弾丸旅行
● 東京⇔セブ島 1泊3日弾丸旅行
上記はあくまで一例だが、実は0泊でも国内であれば意外なほど色々な場所へ旅行ができる。東京-新青森間は新幹線「はやぶさ」で最速約3時間10分だし、東京-京都間は新幹線「のぞみ」で最速約2時間10分、羽田空港-福岡空港は平均1時間56分のフライトで到着する。
海外でも3日あれば行けるところは割とあるので、3連休しか確保できない多忙な人もチャレンジしやすいだろう。
参考までに、以下はPeachが2024年6月まで販売し、話題を呼んでいた『弾丸往復運賃』の概要だ。
■Peach『国内弾丸往復運賃』
● 東京(成田)発 4路線(新千歳、福岡、関西、那覇)
● 大阪(関西)発 4路線(新千歳、成田、仙台、福岡)
● 名古屋(中部)発 1路線(新千歳)
● 福岡発 3路線(成田、関西、那覇)
● 販売期間:2024年2月22日0:00〜6月25日23:59(※7月以降の販売は未定)
● 搭乗期間:2024年4月9日〜6月27日の火・水・木曜
■Peach『海外弾丸往復運賃』
● 関西-香港 最大29時間35分滞在
● 販売期間:2024年3月8日11:00〜6月25日23:59(※7月以降の販売は未定)
● 搭乗期間:2024年4月11日〜6月27日
国内なら火・水・木出発限定で往復6,600円〜と、かなりリーズナブルに弾丸旅行ができるチケットになっていた。行く時期や行き先をしっかり計画しておけばコスパもタイパも叶う弾丸旅行になるという良い例だろう。
Peachの『弾丸往復運賃』については残念ながら7月からの販売は未定だが、代わりに『夏だ!ピーチだ!冒険だ!』が予定されており、こちらはファミリーにぴったりのワクワクする企画になっている。
参考:
https://www.flypeach.com/um/specials/campaign/mmsummer2024
後編では、大手航空会社・Peachのご担当者に弾丸旅行の魅力を伺ってみた。
取材・文/黒岩ヨシコ
編集/inox.
@DIME編集部
5900
:
OS5
:2024/07/21(日) 18:16:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/17c889c079bdc23565739d36d9b8feada9a02885
北陸新幹線開業効果は「感じられない」 石川・加賀市の温泉地 厳しい現実は「敦賀どまり」のせい?
7/21(日) 8:12配信
MRO北陸放送
北陸放送
北陸新幹線が石川県内で全線開業してから4か月がたちました。
県内で開業した駅のひとつ、加賀温泉駅のある加賀市は開業効果を期待していたまちのひとつですが、コロナ禍前と比べ観光客は減っているといいます。
加賀市のまとめによりますと、4月の「観光入り込み客数」は13万1586人で、前の年よりは伸びたものの、コロナ禍前・2019年の9割以下にとどまりました。5月もコロナ禍前の7割程度で、延伸効果が表れていないことが浮き彫りになりました。
全線開業直後でこの数字にとどまっていますが、今地元の人たちの実感は厳しいようです。
加賀温泉駅前のタクシー運転手「全然増えてないよ!新幹線なんて要らないよ、もう金沢どまりでいいのよ」
新幹線が開業したことで、さぞ「入り込み客が増えて」などといった声が聞かれるかと思いきや、地元のタクシー運転手の話は真逆でした。
タクシー運転手「敦賀で乗り換えっていうのがだめ。関西・中京ガタ減りや!」
これまで特急の直通で来ることができた関西・中京方面からの観光客が、敦賀での乗り換えが必要になったことで激減したというのです。
さらに加賀市の温泉街からも、延伸効果が感じられないといった声が聞かれます。
山中温泉旅館協同組合・吉本龍平専務理事「延伸効果はあると言いたいところではあるが、残念ながら実感できる効果は今のところない。特に関西・関東どちらも半分くらいになっている」
山中温泉旅館協同組合によりますと、2024年3月から5月のエリア別の宿泊者数は関東が8568人、関西は1万9312人といずれもコロナ禍前の半数程度で、アクセスの悪くなった関西だけでなく関東からの入り込みも伸び悩む現状となっています。
山中温泉旅館協同組合・吉本龍平専務理事「本当は関西で少し減った分を関東で少しカバーするというところかなと期待はしていたが、新幹線が伸びたにもかかわらずコロナ前の半分というのはちょっとショックな部分はある」
組合ではこれから迎える夏休みでの挽回に期待する一方、大阪までの敦賀延伸の早期着工を求める声が強まっているということです。
山中温泉旅館協同組合・吉本龍平専務理事「どうしても交通インフラとなると自分たちの力ではなかなかできない部分があるので、1日も早く大阪にまで新幹線がつながると良いなと」
加賀市では、能登半島地震による「旅行控え」が大きな要因とみています。実際にインバウンドで加賀市を訪れる観光客数は、2024年は4月5月ともコロナ禍前の2019年の半分ほどです。
インバウンド全体の半数を占める台湾からの観光客は、能登半島地震や台湾東方沖地震の影響から伸び悩んでいて、「敦賀どまり」の北陸新幹線にのみ原因を見いだせるのかは難しいところですが、「こんなはずでは」との思いを加賀市で抱いている人は多いようです。
北陸放送
5901
:
OS5
:2024/07/21(日) 23:23:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/494b3d1007e24bcfc8a81c6301e205907e444b4e
石川・七尾の和倉温泉、上半期売上額が昨年の20分の1「業者が足りず、修理の見積もりも取れない」
7/21(日) 20:25配信
読売新聞オンライン
被災した本館建物の天井を見上げる「のと楽」管理部長の浦辻さん(9日、石川県七尾市で)=横山就平撮影
能登半島地震の発生から半年が過ぎた今も、石川県七尾市の和倉温泉では、被災した多くの旅館が休業を余儀なくされている。本来は夏の観光シーズンで書き入れ時だが、復旧事業者の受け入れが主となり、上半期の売上額は昨年の20分の1。建物や配管の復旧には多額の費用と時間がかかり、開湯1200年の温泉街は苦境にある。(能登支局 高野珠生)
(写真:読売新聞)
「本来のおもてなしができず心苦しい」。老舗旅館「のと楽」の浦辻勇人管理部長(63)が、床がひび割れたロビーで嘆いた。断水は3月下旬に解消したが、ボイラーなどは損傷したままで温泉は提供できない。本館建物の修理が進まず、客の受け入れは全177室のうち別館2棟の計54室に限られる。現在の宿泊者の大半は復旧事業者や支援ボランティアらだ。浦辻部長は「業者が足りず、修理の見積もりも取れない。来春には通常営業を再開したいが……」と懸念する。
和倉温泉旅館協同組合によると、加盟する旅館やホテル21軒のうち、一般客を受け入れているのは今月中旬の時点で2軒だけで、10軒は復旧関係者に限定している。9軒は休業中だ。
1〜6月の宿泊者数は4万8111人で、前年同期の17%にとどまった。6月は1日あたり337人。平時に収容できる2000人には遠く及ばない。食事や浴場が提供できないため、客単価も下がる。昨年は69億4600万円あった上半期の売上額は、3億7700万円にまで落ち込んだ。
被害調査が進んでいないため、修復や建て替えの方針を決められない経営者も多い。複数の旅館が共同で所有する源泉の配管は5月下旬に仮復旧したが、本格復旧には1億円かかる見込みで、完了時期も見通せない。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で総合1位常連の「加賀屋」も施設の外壁も崩れるなどし、営業再開は2026年中となりそうだ。
和倉温泉は輪島市、珠洲市などを巡る観光拠点となってきた。組合加盟施設の従業員は計約1100人で、地域の雇用も支える。和倉温泉観光協会の宮西直樹事務局長(50)は「和倉温泉の旅館が壊れたままでは、能登は体力を奪われていく一方だ」と危機感を募らせる。
温泉街の復興のあり方を巡り、七尾市や旅館の関係者、住民らは協力して6月から議論に着手。来年2月に具体策をまとめる計画だ。
5902
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OS5
:2024/07/22(月) 22:20:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/a066de99bbac7d4d2bc23bed15e9a12bc9856980
「損失は3000万円」ギリギリ中止発表が賛否を呼んだ「足立の花火」主催者が明かした「苦渋の決断」
7/22(月) 15:43配信
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SmartFLASH
過去の「足立の花火」の様子(写真・AC)
7月20日の夕方ごろ、関東地方では東京を中心にゲリラ豪雨に見舞われ、断続的に雷が発生していた。
【写真あり】ふるさと納税「6万7000円」の募集内容
この被害を大きく受けてしまったのは、同日の午後7時20分から開始予定だった「足立の花火」。足立区と、一般社団法人足立区観光交流協会が主催する、荒川河川敷を会場にした花火大会で、約1万3000発の花火が打ち上げられる予定だったが、天候により直前の午後6時55分に中止が発表された。
例年、何十万人という観客が訪れるこの花火大会。そして、直前の中止ということで、X上では開始の判断について、賛否両論の議論が飛びかっていた。
《足立区花火大会まさかの雷で中止の瞬間、えええええ〜?経済効果を考えギリギリまでアナウンスしないやり口か》
《直前で中止になってこの世の終わりみたいなキレ方してる人いたけど、会場で中止のアナウンスかかって帰宅した瞬間にこの雨。普通に英断だと思う。》
《マジかよ。今年は足立の花火…、せっかくのんびり寝て見れる良い場所も調べて確保出来たのにさぁ、雷鳴りはじめたから開始30分前に中止だとさ》
《中止は賢明な判断だと思います。濡れる前に家に帰れて感謝です》
しかし、気象予報士の白戸京子氏も、7月21日配信の本誌記事で「ゲリラ豪雨はギリギリまで来るか来ないか予測が困難なんです」と指摘していたように、人命優先の仕方のない判断だったといえる。
インターネット上で大きな反響があったこの中止の判断について、足立区観光交流協会の担当者は本誌の取材に「18時45分に決定し、18時55分に発表しました」と明かした。区長による会場アナウンスまで10分前という、苦渋の決断だった。
担当者が経緯について続ける。
「最終的な決断は、足立区と足立区観光交流協会でしました。当日は、事前から急な雷雨の可能性があるということでしたが、遠方で落雷を確認したので、気象庁の雨雲レーダーや雷レーダーを確認していました。
18時45分の決断直前で、足立区内でも雷雨の危険性が高まったこと、とくに雷について危険な状況でしたので、決定しました。現場では『続行しよう』という意見はなく、全員一致で決めました。人命最優先の決定です。
中止発表前までに、約40万人の方が会場にいらしていたようです。例年、開始後や打ち上げ直前に来場する方がいらっしゃるので、昨年(2023年)ほどは集まらなかったということです。
もちろん、会場に来ていただいた方々に『足立の花火』を観ていただきたかったという思いはありますが、今回の判断については状況も見て、間違いなかったと思っています」
一方で「足立の花火」には有料席が設置されており、その払い戻しについても関心が寄せられている。Xでは《「通常の有料席は払い戻しされる」のに「ふるさと納税枠のみ払い戻しされない」ことを知り、無事むせび泣く》と、「ふるさと納税」で有料席の入場券を入手したために、払い戻しがないことを残念がる声も聞かれているが、その点についても尋ねた。
「ふるさと納税のサイトにも、払い戻しがない旨を明記をさせていただいておりますので、ふるさと納税分を除いたチケットを全額払い戻しします。
有料観覧席は完売しておりました。そのため、約3000万円の損失になります。また、金額は非公表ですが、花火業者側にも全額、お支払いしています。
今回については屋外のイベントですし、天候については誰が悪いわけでもありません。人命最優先ということで、ご理解をいただきたいと思います」(前出・担当者)
次回は、無事に開催されることを祈るばかりだ。
5903
:
OS5
:2024/07/24(水) 13:22:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea71a538d58d52530a3b7d7d86a64d505aa09a3c
江戸時代に栄えた大阪―伏見間の航路復活に現実味…夢洲への淀川航路が整備大詰め
7/24(水) 12:10配信
読売新聞オンライン
万博開催に向け、船の通行を可能にする工事が進む淀川大堰(大阪市都島区で)
2025年大阪・関西万博の開催に合わせて、会場の夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)への航路整備のため、淀川で河川工事が大詰めを迎えている。大阪湾との船の往来を可能にする淀川大堰(同市都島、東淀川両区)の改修や、十三(同市淀川区)に新設する船着場は今年度中に完成見込みで、江戸時代に栄えた大阪―京都・伏見間の航路復活が現実味を帯びてきた。(清家俊生)
【地図】淀川の流域
淀川流域は元来、舟で人や物資を運ぶ「舟運」が盛んだった。江戸時代には「三十石船」と呼ばれる手こぎ船が、現在の京阪天満橋駅近くの八軒家浜と京都・伏見の間で一日300便以上運航していた。
明治以降、電車や陸路の整備が進み、船の利用は激減。1962年に貨物定期船が廃止され、83年には河口から約10キロ上流に、水道水の確保や洪水対策などを目的に淀川大堰が建設され、船は往来できなくなった。
一方で、95年の阪神大震災を機に、国土交通省近畿地方整備局が災害時の物資や人の輸送に航路を活用しようと、河川整備に着手。大阪―枚方間の河川敷9か所に「緊急用船着場」を設置した。現在、十三で10か所目の工事が進む。
こうした中、2018年11月に万博開催が決まると、流域の自治体や観光事業者などから、同船着場を使った「舟運」復活の機運が高まった。
近畿地整は、同船着場への観光船などの利用を認めた。22年には、淀川大堰を船が通行できるようにする新たな閘門(こうもん)(幅約20メートル、長さ約70メートル)の設置を始めた。総工費は100億円超の見込みで、万博開催までに運用開始する。新閘門ができれば、大阪湾から淀川上流に、100人乗りの船4隻が同時に通行可能になるという。
淀川では現在、大川沿いの八軒家浜と枚方の間で観光船など1日10隻程度が運航する。ただ、枚方以北は0・5〜1メートルと水深が浅い部分があり、大型観光船の航行は難しい。
近畿地整は今年2月、周辺自治体や観光事業者などでつくる協議会で、伏見までの航路整備を表明した。実現すれば、夢洲―伏見間で6〜7時間の船旅を楽しめる。淀川河川事務所は「万博開催前に土砂の浚渫(しゅんせつ)など必要な対策を講じて、伏見までの航路を確保する」としている。
整備局の方針を観光事業者は喜ぶ。八軒家浜―枚方間で観光船を営む一本松海運(大阪市北区)は「万博だけでなく周辺の花火大会など、イベントで観光船活用の幅が広がる」と期待を寄せる。同社は伏見までの航路復活を見据え、浅い川でも航行できる60人乗りの観光船を準備。担当者は「外国人観光客向けの観光プログラムの検討も始めた」と話す。
地域活性化への期待も高い。十三の船着場周辺では、イベント広場やバーベキューを楽しめる飲食スペースの整備のほか、体験型のアウトドア施設設置などが検討されている。
同河川事務所は「歴史のある航路整備によって、流域がにぎわうきっかけになってほしい」としている。
5904
:
OS5
:2024/07/28(日) 18:21:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/dca36f4281fb8967a574ff47678a336f00a0d07a
佐渡金山の世界遺産登録、日韓が歩み寄り…「強制労働」不使用の一方で労働環境の過酷さ紹介
7/28(日) 10:54配信
読売新聞オンライン
世界遺産登録が決まった「佐渡島の金山」の「道遊の割戸」。手作業で鉱脈を掘り下げた痕跡がV字状に残る=尾賀聡撮影
「佐渡島(さど)の金山」(新潟県佐渡市)の世界文化遺産登録を巡り、日韓両政府は朝鮮半島出身者を含む労働者に関し、現地の展示施設で「強制労働」に関する文言を使用しない一方、当時の暮らしぶりなどを説明することで事前に折り合った。
【表】一目でわかる…「佐渡島の金山」を巡る日韓合意のポイント
日韓は国交正常化60年を来年に控え、関係改善が進んでおり、両政府関係者には新たな火種を抱えたくないとの思惑が働いたとみられる。
インドのニューデリーで行われた世界遺産委員会で登録が決まると、日本政府の代表団は安堵(あんど)の表情を浮かべ、各国関係者から握手攻めにあった。韓国の代表団はそこには加わらなかったが、その後、日韓の駐ユネスコ代表部大使が会場で握手を交わした。
韓国は当初、佐渡島の金山は「戦時中、朝鮮半島出身者が強制労働させられた被害現場だ」と反発し、対応を求めていた。日本は水面下の交渉で、強制労働の文言を使わない代わりに、現地の施設で常設展示を行い、戦時中に朝鮮半島出身者が約1500人いたことや労働環境の過酷さを紹介する案などを打診し、韓国が最終的に受け入れた。
岸田首相は27日、自身のX(旧ツイッター)に「14年越しの登録です。国民の皆様と喜びを分かち合いたい」と投稿。新潟県の花角英世知事、佐渡市の渡辺竜五市長に電話をかけ、「日本の宝から世界の宝となった佐渡島の金山をこれからもしっかりと守り、将来に引き継いでいけるよう、地元の取り組みを支援していく」と伝えた。
韓国外交省は27日、「日本が誠意ある措置を取り、韓日関係改善の流れを継続することを期待する」とのコメントを発表した。ただ、韓国内では、「強制労働」の文言が使われないことについて、左派系メディアなどが「批判は避けられない」(ハンギョレ新聞)と反発している。
高度な手工業 独自発達
世界遺産登録が決まった「佐渡島(さど)の金山」は、江戸幕府の管理の下、19世紀半ばまで手作業で、鉱石採掘や小判製造などが行われ、鎖国下で国外からの技術や知識が制限された中、独自の技術が発達した。27日の世界遺産委員会では、「世界の他の地域で機械化が進んだ時代に、高度な手工業による技術を継続した類を見ない事例」と評価された。
「佐渡島の金山」は、「西三川砂金山」と「相川鶴子(つるし)金銀山」から成る。
「西三川砂金山」では、砂金を含む山を人力で掘り崩した後、堤でためた水を一気に流して土砂を洗い流す「大流し」の手法で砂金を採取した。
「相川鶴子金銀山」では高度な測量技術を駆使し、排水や換気なども工夫して坑道を掘る技術が発達した。山を削って鉱脈を掘った跡が幅30メートル、深さ74メートルにわたって残る「道遊の割戸(わりと)」などが当時の様子を伝える。
5905
:
OS5
:2024/08/05(月) 18:19:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/da700c1f1fa7cd19a5cc81b866090cda1edeb10e
徳島の阿波おどり、薄い経済効果 ホテル不足が原因、日帰り客多く
8/5(月) 16:03配信
共同通信
2023年8月、徳島市で開幕した「阿波おどり」の総踊り
徳島市の阿波おどりは期間中に例年100万人以上の見物客が訪れる。だがホテル不足が原因で日帰り客が多く、経済効果はいまひとつだ。宿泊施設を増やそうにも、阿波おどり以外に集客を見込める行事が乏しく、稼働率を高く保つのは難しい。徳島県は新たなイベントの創出に取り組む。
徳島保健所によると、今月5日時点で徳島市内のホテル・旅館の客室数は3979室。「ホテルグランドパレス」の岡本真一郎社長(55)は「市に泊まるのは、ほとんどが出張で訪れるビジネス客だ」と話す。県内でホテルを新設する動きは活発ではないという。
徳島県阿南市にはLED大手、日亜化学工業の本社がある。ビジネス需要を当て込み、ホテルチェーンの「ルートイングループ」(東京)が2017年、「スーパーホテル」(大阪市)が19年にそれぞれ阿南市に進出。ただ県全体でみると例外的な動きだ。
厚生労働省によると、22年度の徳島県のホテル・旅館の客室数は都道府県別で46位。観光庁の集計では、23年の県内の延べ宿泊者数も46位で約233万8千人だった。
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