したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東京都議選スレ

1とはずがたり:2004/12/02(木) 04:52
国政の趨勢を占う上でも重要な東京都議選。その重要性に鑑み統一地方選挙スレから独立させます。

http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/togisen.xls
東京都議選の候補者ファイル

その他都議選概要は>>2-10あたり

5707名無しさん:2016/08/06(土) 18:38:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100159&g=pol
小池氏、都議会と連携模索=初当選で対決から一転【都知事選】

 7月31日投開票の東京都知事選で初当選した小池百合子氏(64)は1日午前、都内で記者団の取材に応じ、都議会与党の自民党との関係について、「知事も議員も都民が選んだ代表。都民の利益のために協力をお願いすることになる。都政が停滞しない工夫をともにしていかないといけない」と述べ、選挙戦で打ち出していた対決姿勢を一転させ、連携を模索する考えを示した。

 小池氏は、291万票余りを獲得した選挙戦について、「私の想像以上の結果となった。一人一人の票が集まれば、こんなに大きなうねりになるんだと感動している」と振り返った。5日に開幕するリオデジャネイロ五輪・パラリンピックをめぐっては、五輪旗を受け取るセレモニーのため閉会式に出席する意向を示し、「出張手段(の航空機)はビジネスクラス」と語った。
 また、公約に掲げた都政の透明化や予算の適正化に向け、「改革のための組織を立ち上げる」と強調。4年後の東京五輪・パラリンピックをにらみ受動喫煙対策の強化に乗り出す方針も明らかにした。 
 これに先立ち、日本テレビの番組では、公約に示した知事報酬の削減について「もっとコスト削減に努めないといけない。まずは自ら身を切る姿勢が必要」と述べ、関連する条例案を都議会に提出する考えを示した。(2016/08/01-11:35)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100302&g=pol
東京五輪へ小池氏と連携=菅長官【都知事選】

 菅義偉官房長官は1日午前の記者会見で、東京都知事選で小池百合子元防衛相が当選したことについて「自民、公明両党が推薦した候補が敗れたことは大変残念だ」と述べた。同時に、2020年東京五輪・パラリンピックに向け「政府として、国民のために(小池氏との)連携は必要だ」と強調した。 
 党の制止を振り切って出馬した小池氏の処分に関して菅長官は「政府が関わることではない。東京都連の問題だ」と述べるにとどめた。(2016/08/01-11:55)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100517&g=pol
五輪成功へ連携を=小池新都知事に期待-鈴木スポーツ庁長官

 鈴木大地スポーツ庁長官は1日、東京都知事選で小池百合子元防衛相が初当選したことを受け「2020年東京五輪・パラリンピックでは連携を図りながら、成功に向け取り組んでいきたい」と述べた。文部科学省内で記者団の質問に答えた。
 鈴木氏は小池氏について「日本ウエイトリフティング協会の会長を務めるなど、スポーツにも理解がある。新体制をいい形でやっていけると確信している」と期待を示した。 (2016/08/01-15:26)

5708名無しさん:2016/08/06(土) 18:41:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100537&g=pol
女性知事からエール=被災地首長「支援続けて」-都知事選

 東京都知事選で小池百合子氏が当選したことについて1日、自治体トップからのコメントが相次いだ。現職の女性知事は小池氏を含めても3人。山形県の吉村美栄子知事は「初の女性都知事の誕生で、同じ女性知事として大変喜ばしい。ご活躍を祈念する」とエールを送った。
 東日本大震災の被災自治体の関心も高い。福島県の内堀雅雄知事は定例記者会見で、都が震災後に職員派遣などの支援を進めていることに触れ、「新都知事も継続的に福島の復興をサポートしていただくことを期待している」と語った。
 舛添要一前都知事は、2020年東京五輪・パラリンピックで、再生可能エネルギーを利用して作った福島県産水素の活用を目指す方針などを打ち出していた。内堀氏はこれに関しても「福島復興の象徴。取り組みを続けてほしい」と要望した。
 20年五輪に向けては、岩手県の達増拓也知事も「岩手にいても東京の開会式会場にいるように盛り上がれる工夫を考えてほしい。そういったセンスが小池さんにはあると思う」と期待感を示した。(2016/08/01-15:42)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100582&g=pol
小池氏は既得権打破を=生活・小沢氏がエール

 生活の党の小沢一郎代表は1日の記者会見で、東京都知事選で野党4党が推したジャーナリストの鳥越俊太郎氏が敗北したことについて、「4党が総力を結集できなかった」と敗因を語った。勝利した小池百合子氏に対しては「東京は『伏魔殿』と呼ばれる。がんじがらめの既得権を打破できるか、彼女の腕の見せ所だ」とエールを送った。 

 小池氏はかつて、新進党や自由党に所属し、小沢氏と行動を共にした経緯がある。会見で小沢氏は、「立候補したタイミング、判断に感心していた。彼女は優れた感覚を持っている」と小池氏を評価してみせた。(2016/08/01-16:46)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100724&g=pol
都政改革で専門組織=議会と接点探る-小池知事、2日始動

 東京都知事選で当選した小池百合子氏(64)は2日午前、新知事として初登庁し、「小池都政」をスタートさせる。公約で掲げた都政の改革や透明化、予算の適正化を目指す「利権追及」の専門組織の設置作業を本格化させる考えだ。また、選挙中に批判した自民党を含む都議会各会派を回り、関係修復に向けた「接点」を探る。

 小池氏は1日、テレビ番組に出演し、専門組織の役割について「さまざまな都の事業があるので、都民の税金が正しく使われているかを確認する」と説明。膨れ上がる2020年東京五輪・パラリンピックの予算のチェックや、内部告発の受け皿としても機能させる考えを示した。
 一方、都議会最大会派の自民党との関係について、選挙戦で打ち出した対決姿勢を一転。「接点を求めていくため努力を惜しまない」と述べ、政策実現に向け協力を呼び掛ける姿勢を示した。 
 これに対し、自民党は様子見の姿勢だ。高木啓幹事長は記者会見で、「小池新知事がどういう政策や方針で臨むのかが分かる立場にないので全くの白紙だ」と述べた。また、同党重鎮が都政を牛耳っていると小池氏が批判したことについて「事実に反する。どういう見識で言われているのか分からない。いろんな場面で聞いてみたい」と不快感を示した。(2016/08/01-19:01)

5709名無しさん:2016/08/06(土) 18:44:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100748&g=pol
都知事選「民意かみしめる」=安倍首相

 安倍晋三首相は1日午後の自民党役員会で、東京都知事選で同党が推薦した候補が敗北したことについて、「党にとって残念な結果になった。4年後に迫った東京五輪を成功させるために今回示された民意をかみしめながら、都民とともに力を合わせて取り組みたい」と強調した。 (2016/08/01-19:42)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200834&g=pol
小池都知事の特別秘書に元都議

 東京都の小池百合子知事は2日、自らの政務担当特別秘書に元都議の野田数氏(42)を起用する人事を同日付で発令した。野田氏は、東村山市議を経て、2009年7月の都議選に自民党から出馬し初当選。その後離党し、新会派の結成に動いた。

 都議1期目の途中だった12年12月に行われた衆院選の東京20区に日本維新の会から出馬したが、落選した。 (2016/08/02-19:04)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200381&g=pol
都知事選敗北、責任を痛感=石原氏

 自民党東京都連会長を務める石原伸晃経済再生担当相は2日の閣議後記者会見で、都知事選で自民党推薦候補が敗れたことについて「すごく責任を痛感している」と語った。一方で「知事選挙は党本部マター。責任者は幹事長だが、いま幹事長はいらっしゃらない」とも指摘。都連会長としての自身の進退には言及しなかった。 (2016/08/02-12:56)

5710名無しさん:2016/08/06(土) 18:58:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200039&g=pol
小池都政スタート=初登庁、改革に着手-「291万人の思い実行」

 7月31日投開票の東京都知事選で初当選した小池百合子氏(64)が2日午前初登庁し、「小池都政」がスタートした。2020年東京五輪・パラリンピックの準備や待機児童解消をはじめとした課題への対応に着手。公約に掲げた都政の改革、透明化に向けた取り組みに乗り出す。

 小池氏は、知事執務室で記者団に「感無量だ。(知事選で得票した)291万人の思いを、これから実行していく責任を感じている」と改革実現に意欲を示した。
 都庁の正面玄関で約1000人の職員に出迎えられた小池氏は、選挙戦でイメージカラーとしていた緑色のリボンなどで飾られた花束を女性職員から受け取った。当選証書の交付式に出席した後、知事執務室に入った。選挙中に対決姿勢を示してきた自民党を含む都議会各会派を回り、都政運営への協力を求めた。

 職員への訓示では、「予算や重要政策の意思決定がいつ、どこで、どのように決められたのかを明確にする。情報公開を都政の信頼回復につなげたい」と強調。「何よりも『都民ファースト』に徹してもらいたい」と呼び掛けた。 
 午後には就任会見に臨むとともに、副知事や局長ら幹部を集めた会議に出席する。
 政治とカネの問題で都知事が2代続けて任期途中で辞職した事態を受け、混乱した都政の立て直しへ小池氏の手腕が問われる。(2016/08/02-12:33)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200548&g=pol
東京都議選候補を公募=おおさか維新

 おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は2日の記者会見で、2017年に予定される東京都議選の候補者公募を開始したと発表した。希望者は、党ホームページから公認申請書や志望動機を書く論文用紙などをダウンロードして応募する。馬場氏は「われこそはと思う人は手を挙げてほしい」と呼び掛けた。(2016/08/02-15:00)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200702&g=pol
石原氏、自民都連会長辞任へ=都知事選敗北で引責

 自民党東京都連会長を務める石原伸晃経済再生担当相は2日、都知事選で推薦候補が敗北した責任を取り、都連会長を辞任する意向を固めた。4日に開く幹部会合で正式表明する見通しだ。都連の他の幹部も辞意を示しており、執行部の総退陣となる可能性もある。

 都知事選で、自民党は増田寛也元総務相を推薦し、無所属で出馬した同党の小池百合子元防衛相に大敗した。候補者擁立で一本化に失敗し、分裂選挙を招いたことで、都連執行部の責任を問う声が党内で強まっていた。 
 石原氏は2日の閣議後の記者会見で、都知事選の敗北について、「責任を痛感している。推薦した候補がなぜ敗れたかを総括し、責任論に真摯(しんし)にお答えしたい」と話した。
 これに関し、都連執行部の一人は2日、「私も辞めるし、他の人も辞めるだろう」との見通しを示した。(2016/08/02-18:08)

5711名無しさん:2016/08/06(土) 19:03:35
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200454&g=pol
五輪予算を総点検=「改革本部」新設へ-小池都知事が就任会見

 小池百合子東京都知事は2日午後、都庁で就任記者会見を行い、外部の有識者らを委員とする「都政改革本部」を新たに設置し、2020年東京五輪・パラリンピックの関連事業など、都や都が出資する団体の業務、予算、組織の総点検に乗り出す方針を明らかにした。改革本部は小池氏自らが本部長を務め、都政の透明化、改革を重視する「小池都政」の核となる組織に位置付ける。
 小池氏は「都政を都民ファーストに改善する。過去の慣例にとらわれず、効率や効果、透明性を重視する」と強調。改革本部で取り上げる事業、組織については、廃止や経営形態の見直しを含む改善策をまとめる。
 改革本部には、情報公開と東京五輪をテーマに二つの調査チームを置く。情報公開調査チームでは、全国の都道府県で最低レベルにとどまる都の情報公開の実態をチェックし、改善に向けたルールの見直しなどを進める。
 五輪調査チームは、全体で2兆〜3兆円に膨れ上がるとも言われる五輪の開催費や準備態勢を厳しく検証。9月28日からの都議会開会前には中間報告をまとめる。競技会場の整備などをめぐる国や大会組織委員会との役割分担についても、妥当性を改めて検証する考え。
 小池氏は「足りないものは都(が負担するべきだ)と言われても、都民の理解を得るには説明責任が求められる」と指摘。「(五輪をめぐる)利権については情報を集約する。もやもやした中で五輪を迎えるのは不幸だ」とも述べた。 
 また、都の女性職員について「東京大改革の担い手になってもらう」と述べ、幹部への登用を積極的に進める考えを強調。東京の伝統工芸品などの海外への売り込みをサポートするため、「東京ブランド」の構築に向けた組織を発足させる方針も示した。(2016/08/02-18:06)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200833&g=pol
「終戦」演出も波乱含み=議長からはクギ-小池都知事

 291万票余を背負って東京都庁に乗り込んだ小池百合子氏。初登庁の2日はセレモニーやあいさつ回り、記者会見と慌ただしく日程をこなした。しかし、都議会議長から「一輪車になってはダメ」とクギを刺される場面も。都知事選で繰り返した自民党都連への強い批判は抑え、「終戦」を演出したが、波乱含みのスタートとなった。

 午前9時半、小池氏は、白のスーツに鮮やかな青のインナーを合わせた装いで都庁正面玄関に登場。選挙戦でシンボルになった「百合子グリーン」はなかった。記者団には「緑は戦闘服。戦い終わって、(今後は)ブルー・オーシャンの静かな気持ちで臨む」と語り、都政安定化に自信を見せた。
 だが「冒頭解散」を公約に掲げた小池氏に、都議会は手厳しかった。あいさつを受けた川井重勇議長は、「議会と知事は両輪。一輪車にならないように」とチクリ。知事選で増田寛也元総務相を推薦した最大会派自民党の控室には、幹事長や政調会長は不在。高橋信博総務会長らとの面会も1分足らずで終わった。
 この後、小池氏は会見で「お互いに都民の代表で、必ずどこかに接点があるはずだ」と対話していく考えを示した。
 職員訓示では「都民のためにできない理由よりできる理由を考えて」と強調。若手向けの提案箱設置を表明するなど、士気を鼓舞していた。(2016/08/02-19:45)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100016&g=pol
「小池氏当選は誇り」=カイロ大関係者が祝福-留学先エジプト【都知事選】

 【カイロ時事】31日投開票の東京都知事選で小池百合子元防衛相が初当選したことを受け、小池氏が卒業したカイロ大学の関係者からは「当選は大学の誇りだ」と祝福、歓迎の声が上がった。

 エジプトの日本研究者で、現在はカタールで教壇に立つカイロ大のイサム・ハムザ教授は、親交のある小池氏について「国際性豊かで、視野が広い」と評価。カイロ大の卒業生が都知事になることで、今後の小池氏の動向にエジプトで注目が集まる可能性があると指摘している。
 小池氏がカイロ大文学部に在籍していた際に面識があったアフメド・ザイド元同大文学部長は、学生時代の小池氏について「勉学に真剣に取り組んでいた」と振り返る。「知事になることで、日本とエジプトの関係強化につながる」と期待は大きい。「ぜひ知事として、改めてカイロに来てほしい」と呼び掛けた。
 小池氏はこれまで、閣僚や国会議員としても、たびたびエジプトを訪問してきている。最近では2月にカイロを訪れたばかり。シシ大統領との会談も果たしている。 (2016/08/01-01:07)

5712名無しさん:2016/08/06(土) 21:23:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160731/k10010616301000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_129
東京都知事選 確定投票率59.73%
7月31日 23時56分
東京都選挙管理委員会によりますと、今回の東京都知事選挙の投票率は59.73%でした。これは、おととし行われ、過去3番目に低かった前回の選挙に比べて13.59ポイント高く、4年前、衆議院選挙と同じ日に行われた前々回の選挙より2.87ポイント低くなっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160731/k10010616161000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_128
民進 松原都連会長「心よりおわび」
8月1日 0時36分
民進党東京都連の会長を務める松原元拉致問題担当大臣は、31日午後8時半前、鳥越氏の選挙事務所で支持者らに挨拶し、「多くの都民と共に、鳥越氏を先頭にして都政を刷新しようという思いで戦ってきたが、残念ながら当選できなかった。推薦をした政党の一員として、鳥越氏を都政の舞台に送り届けることができなかったことを、心よりおわび申し上げる」と述べました。
「岡田代表の出処進退言及 理解に苦しむ」
また、松原元拉致問題担当大臣は、鳥越氏の選挙事務所で記者団に対し、「野党4党の結集がしっかりと実現されれば、勝利することができると思っていたが、十分には結集できなかったことが大変残念だ。選挙戦の最終日に、鳥越氏を擁立する中心であった岡田代表が、なぜ代表選挙についての出処進退に言及したのか極めて理解に苦しむ。岡田氏が、最後まで責任を全うすることが必要だったと思う」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616341000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_125
東京都知事選 100万票余の差で勝利 与野党に衝撃
8月1日 4時05分
東京都知事選挙で、政党の推薦を受けなかった小池百合子氏が次点の候補に100万票余りの差を付けて当選したことについて、与野党の間には衝撃が広がっています。事実上の分裂選挙を戦って敗れた自民党からは、小池氏との関係の構築を急ぐべきだという意見が出る一方、民進党内では「野党4党の連携の在り方が問われる」という意見が強まっていて、9月の代表選挙の争点になる見通しです。
31日に行われた東京都知事選挙で、政党の推薦を受けなかった元防衛大臣の小池百合子氏が、自民党、公明党、日本のこころを大切にする党が推薦した元総務大臣の増田寛也氏や、民進党、共産党、社民党、生活の党が推薦したジャーナリストの鳥越俊太郎氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。小池氏は増田氏に100万票余りの差をつけて勝利したことから、与野党の間には衝撃が広がっています。
こうしたなか、自民党内からは、下村総裁特別補佐が「小池氏との対立を継続して、都政を混乱させることがあってはならない。小池氏に対しては是々非々で、東京都の発展にプラスになる施策には積極的に協力すべきだ」と述べるなど、まずは、4年後の東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて、小池氏との関係の構築を急ぐべきだという意見が出ています。ただ、増田氏を支援するという党の方針に反して立候補した小池氏の処分を求める意見も出ていて、今後、党内で議論が行われる見通しです。
一方、鳥越氏を支援した野党4党のうち、共産党、社民党、生活の党の3党は今後も連携を続けたい考えですが、民進党内では「4党の連携の在り方が問われる」という意見が強まっているほか、鳥越氏の擁立を主導した岡田代表ら党執行部の責任を問う声が出ています。このため、9月に行われる民進党の代表選挙では、次の衆議院選挙に向けた野党連携の在り方が争点の1つになる見通しです。

5713名無しさん:2016/08/06(土) 22:48:01
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616311000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_127
東京都知事選 3候補の運動の特色を分析
8月1日 0時45分
今回の東京都知事選挙で当選した小池百合子氏、それに、増田寛也氏と鳥越俊太郎氏の3人が、選挙期間中に行った街頭演説の場所や演説の内容から、それぞれの候補の運動の特色を読み解きます。
街頭演説で多く語ったワードは
3人の候補者が選挙期間初日の14日と、途中の7月24日に行った街頭演説と、政見放送の内容にどのようなワードが多いかを調べました。

まず、それぞれの候補が最も多く言及したワードを比べると、小池氏は「シティ」でした。演説の中で「スマート・シティ」や「セーフ・シティ」といったワードで先進的な東京を作りたいと訴えました。

増田氏は「不安」です。「子育て」「高齢化」「災害」の3つの不安の解消に努めると訴えました。

そして、鳥越氏は「税金」でした。舛添前知事などを例に、税金の使い方を批判しました。
このほか、3人の演説内容を比べると、自分のフルネームを述べた回数が最も多かったのが増田氏でした。知名度不足を意識して、名前を繰り返したことがうかがえます。また、鳥越氏は、ほかの候補に比べて「オリンピック」や「パラリンピック」というワードが少なく、一方で「原発に依存しない社会」の実現を訴え、「原発」というワードをよく使っていました。
“演説場所”から見える選挙戦略は“演説場所”から見える選挙戦略は
3人の候補が選挙期間中に街頭演説や個人演説会などで訪れた場所を、地図上に点で記しました。ピンクが小池氏、赤が増田氏、青が鳥越氏を示しています。
選挙期間中に訪れた場所の数は、小池氏が140か所余り、増田氏が160か所余り。これに対し、鳥越氏は50か所余りと、約3分の1程度となっています。
小池氏と増田氏は23区だけでなく、多摩地域も数多く訪れましたが、特に小池氏が訪れた地域を見ると、JR中央線と山手線に沿った形になっています。小池氏が、もともとの知名度の高さを生かして、利用客の多い駅を何度も訪れ、さらに無党派層に支持を広げようとした、いわば「駅前重点型」とも言える戦略だったのに対し、増田氏は、知名度を上げる目的もあって、与党の議員などとともに、東京都内をくまなく回る運動を展開していたことが分かります。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616411000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_122
東京都知事選 アメリカの有力紙も伝える
8月1日 4時47分
東京都知事選挙で小池百合子氏が当選したことについて、アメリカのニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなど有力紙は「東京は初めての女性の都知事を選んだ」などという見出しで伝えました。
このうち、ワシントン・ポストは「東京は、かつてみずからを民主党のクリントン前国務長官にたとえた、英語が堪能な元防衛大臣、小池百合子氏を、初の女性の都知事として選んだ」と伝えています。そして、「小池氏の緊急の課題は、当初の予定よりも3倍にも膨らんだ東京オリンピック・パラリンピックの開催費用を抑えることになる。小池氏は、この問題に素早く取り組まなければならないだろう」と指摘しています。
また、ウォール・ストリート・ジャーナルは「小池氏は、政治とカネの問題で都知事が2代続けて辞職したあとに就任することになる」としたうえで、小池氏が英語が堪能であることや、「クールビズ」の旗振り役を務めたことなど、小池氏の経歴を紹介しています。

5714名無しさん:2016/08/06(土) 22:48:58
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160731/k10010616111000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_126
東京都知事選 小池百合子氏が初当選
8月1日 1時52分
舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙は31日に投票が行われ、無所属の新人で元防衛大臣の小池百合子氏が、自民・公明両党などが推薦した次点の候補に100万票余りの差をつけて初めての当選を果たしました。東京都知事に初めて女性が就任することになります。
東京都知事選挙は開票が終了しました。
▽小池百合子(無・新)当選、291万2628票。
▽増田寛也(無・新)179万3453票。
▽鳥越俊太郎(無・新)134万6103票。
▽上杉隆(無・新)17万9631票。
▽桜井誠(無・新)11万4171票。
▽マック赤坂(無・新)5万1056票。
▽七海ひろこ(諸派・新)2万8809票。
▽立花孝志(諸派・新)2万7241票。
▽高橋尚吾(無・新)1万6664票。
▽中川暢三(無・新)1万6584票。
▽山口敏夫(諸派・新)1万5986票。
▽岸本雅吉(無・新)8056票。
▽後藤輝樹(無・新)7031票。
▽谷山雄二朗(無・新)6759票。
▽武井直子(無・新)4605票。
▽宮崎正弘(無・新)4010票。
▽望月義彦(無・新)3332票。
▽山中雅明(諸派・新)3116票。
▽今尾貞夫(無・新)3105票。
▽内藤久遠(無・新)2695票。
▽関口安弘(無・新)1326票。

元防衛大臣の小池百合子氏が、自民党、公明党、日本のこころを大切にする党が推薦する元総務大臣の増田寛也氏や、民進党、共産党、社民党、生活の党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏らを抑えて初めての当選を果たしました。東京都知事に初めて女性が就任することになります。

小池氏は兵庫県出身の64歳。エジプトのカイロ大学を卒業後、テレビのニュースキャスターなどを経て、平成4年の参議院選挙で当時の日本新党から立候補して初当選しました。翌平成5年に衆議院議員に転じ、今回、都知事選挙に立候補するまで8期連続で務めました。この間、日本新党から新進党、自由党、保守党を経て、自民党に移り、平成15年、小泉第2次改造内閣で環境大臣として初入閣し、地球温暖化対策を進めるため「クールビズ」の旗振り役を務めました。平成17年の衆議院選挙では、郵政民営化に反対する候補のいわゆる「刺客候補」として選挙区を地元の兵庫県から東京10区に移して立候補し、当選しました。平成19年には、第1次安倍内閣で防衛大臣に就任し、防衛庁時代を含めて女性で初めて防衛省のトップに立ちました。

今回の都知事選挙では、自民党が増田氏の支援を決める中、小池氏は、東京都連に出していた推薦願を取り下げて立候補し、事実上の分裂選挙となりました。小池氏は、政党の推薦を受けず、親交のある一部の自民党の国会議員や、みずからが地盤とする豊島区や練馬区の区議会議員らの支援を受けました。
選挙戦で、小池氏は、都知事が2代続けて政治とカネの問題で任期途中で辞職したことを踏まえ、しがらみのない政治を実現させるとして「都の政策決定過程を透明化する」と訴えました。また、オリンピック・パラリンピックに関連する予算の見直しや、待機児童の解消、それに、環境に配慮した都市づくりなどに取り組むと訴えました。
その結果、所属する自民党や、特定の支持政党を持たない無党派層などから幅広く支持を集め、初めての当選を果たしました。

東京都選挙管理委員会によりますと、今回の東京都知事選挙は、投票率が59.73%となり、前回、2年前の投票率を13.59ポイント上回りました。
これは、衆議院選挙と同じ日に行われた前々回、4年前の選挙の62.60%に次いで、平成に入って2番目に高い投票率でした。

5715名無しさん:2016/08/06(土) 22:49:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616601000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_119
遠藤五輪相「小池氏としっかり話できるだろう」
8月1日 11時08分
遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣は、東京都内で記者団に対し「小池氏は、選挙中に訴えたことをしっかり実現して、都民から信頼されるようになってもらいたい。東京オリンピック・パラリンピックは、東京都が開催都市であり、小池氏は、『東京都としての責任をしっかり果たす』と言っていたので、課題は多いが小池氏としっかり話ができるだろう」と述べました。
また遠藤大臣は、小池氏が東京オリンピック・パラリンピック関連予算の積算根拠を明確にするとしていることについて「大会の組織委員会が今、精査をし、開催費用をできるだけコンパクトにしようと思ってやっており、政府の基本方針の中でも、コストをできるだけ削減して、国民から理解してもらえる大会にしようとしているので、小池氏と方向性は同じだ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616551000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_120
都知事当選から一夜 小池氏「大きなうねりに感動」
8月1日 10時42分
31日行われた東京都知事選挙で初めての当選を果たした元防衛大臣の小池百合子氏は、当選から一夜明けた1日、報道各社に対し「政党の支援を抜きに戦ったが、1人1人の票が集まれば大きなうねりになるのだと感動した。同時に、1票の重みと価値の大きさに対し、責任が大きいと感じている」と述べました。
舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙は31日、投票が行われ、無所属の新人で、元防衛大臣の小池百合子氏が、次点の自民・公明両党などが推薦した元総務大臣の増田寛也氏に100万票余りの差をつけて初めての当選を果たし、東京都知事に初めて女性が就任することになりました。
当選から一夜明けた1日、小池氏は、豊島区の事務所で報道各社の取材に応じました。この中で小池氏は今回の選挙について、「想像以上の結果だった。組織や政党の支援を抜きに戦ったが、1人1人の票が集まればこんなに大きなうねりになるのだと感動した。同時に、1票の重みと価値の大きさに対し、責任が大きいと感じている」と述べました。
そして、「選挙戦では都政の透明化と適正化を訴えてきたので、それを確実にするための組織を立ち上げたい。税金が正しく使われているかどうか、公私混同や利益誘導について明らかにしていくべきだ」と述べ、今後、新たな組織を立ち上げるなどして都政の改革を進めていく決意を強調しました。
小池氏は2日、都庁に初めて登庁し、東京都知事としての仕事をスタートさせる予定です。
都職員 初の女性知事に期待の声も
東京都の職員からは、初の女性知事に期待する声などが聞かれました。
1日朝、都庁に出勤してきた女性の職員は「女性として初めての都知事なので、女性の意見ができるだけ通る形でやっていただきたいです。特に小さい子どもを抱えて働くことに、理解のある人とそうでない人がいると感じるので、女性が働きやすい社会を作ってもらいたいです」と話していました。別の女性職員は「新しい知事には介護などの福祉に力を入れてほしいです」と話していました。
また男性の職員は「公共事業にお金を使うよりも、待機児童や孤独死などの問題に取り組んでもらいたいです」と話していました。
生活 小沢氏「彼女の腕の見せどころ」
東京都知事選挙で当選した小池百合子氏がかつて政治行動をともにした、生活の党の小沢代表は、記者会見で「立候補を表明をした時点から、タイミングなど、政治家の判断だと感心していた。結構強いだろうと思っていたが、案の定、圧倒的に勝った。彼女はものすごく優れた感覚や感性を持っているから、それを大東京の知事として、どれだけうまく発揮できるかだ。規制や既得権でがんじがらめの状況を打破し風穴を開けないと何事もできず、それをやりきれるか、彼女の腕の見せどころだ」と述べました。

5716名無しさん:2016/08/06(土) 23:21:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010617211000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_108
初の女性都知事 小池氏が都幹部から説明受ける
8月1日 18時16分
31日に行われた東京都知事選挙で初めての当選を果たした小池百合子氏は、2日の就任を前に、1日午後、副知事ら都の幹部と面会し、4年後のオリンピック・パラリンピックの準備状況など都政の課題や、今後の日程などの説明を受けました。
東京都知事選挙で初めての当選を果たした元防衛大臣の小池百合子氏は、2日午前、都庁に初登庁し、都知事に就任することになっています。
これを前に、小池氏は1日午後、都内で舛添前知事の職務を代行している安藤副知事をはじめ、主要局の局長ら都の幹部とおよそ2時間半面会しました。この中で小池氏は、副知事らから都の危機管理態勢や4年後のオリンピック・パラリンピックの準備状況など都政の課題について説明を受けました。また、次の開催都市のトップとして今月中旬から下旬にかけてリオデジャネイロ大会の閉会式に出席するために現地を訪問するなど今後の日程についての説明も合わせて受けました。
小池氏はこうした課題や日程を踏まえて2日から都政運営を本格的にスタートさせることにしています。
東京都議会 各会派の反応
東京都知事選の結果について、都議会自民党の高木啓幹事長は「増田知事の実現に向けて議員も支援者も努力した。敗因についての分析は十分にしていないが、次点だった事実を謙虚に受け止めて反省材料にし、都政の推進のために努力していきたい」と振り返りました。また、当選を果たした小池百合子氏が自民党の都議会議員らと対決姿勢を示していたことについて「小池氏がどういう政策で都政に臨むのか分からないので、今後の方針については、きょうのところは白紙だ」と述べました。そのうえで「知事が誰であろうと、都政をしっかり推進し、都民の幸せを作るために努力をしていくという立場は変わらない。そういう立場でこれからも努力していく」と述べました。

都議会公明党の中嶋義雄議員団長は「増田氏は真摯(しんし)に政策を訴えてきたが、それが十分に浸透できなかったのはわれわれの力不足だと思っている。選挙の結果は都民の厳粛な判断であるのでしっかりと受け止めたい」と述べました。そのうえで当選した小池百合子氏について「小池氏があす以降、新知事として何を発信していくのか、議会に対してどういう議論をしていくのかを見て今後の対応を判断していきたい」と述べました。

都議会共産党の大山とも子幹事長は「鳥越候補とともに、都民の手に都政を取り戻そうと、野党や市民の皆さんと一緒に頑張ってきた。政策を訴えて支持層を広げてきたが、届かなかった」と振り返りました。そのうえで小池百合子氏については「小池さんは、都民のための都政を行うと言っており、都民の暮らしや福祉の増進が実現できるかが問われているが都民のためになることは一緒にやっていく。舛添前知事の問題も第三者委員会を作って解明する姿勢を示しているので協力して進めていきたい」と話していました。

都議会民進党の尾崎大介幹事長は「鳥越氏を応援して頑張ってきたが、こういう結果になったことについては今後、総括しないといけない」と述べました。そのうえで小池百合子氏について「公約については議会などで話されると思うので、まずはそれを聞いてからだ。議会としてチェック機能を果たすということは与党も野党も関係なく、誰が知事になっても政策を見極めながら対応する姿勢は変わらない」と述べました。

5717名無しさん:2016/08/06(土) 23:21:59
>>5716

東京五輪組織委 森会長「考え方聞きたい」
2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が1日、オリンピック開幕を前にリオデジャネイロ入りし、東京都知事選挙に当選した小池百合子氏について、「まず開催都市の責任者としての考え方を聞きたい」と話しました。
森会長は、IOC=国際オリンピック委員会の総会やオリンピックの開会式に出席するため、1日早朝にリオデジャネイロに到着し、滞在先のホテルで報道陣の取材に応じました。森会長は、東京都知事選挙で小池百合子氏が当選したことについて、「東京都が苦労して招致したオリンピックなので、開催都市の知事として誰であれ一生懸命やってほしい。まずは、開催都市の責任者としての考え方を聞きたいし、そこに注目したい」と話しました。
開催費用が大幅に膨れ上がることが確実ななか、東京都と国、組織委員会の3者で進めている費用負担の役割分担の見直しについて、「『コンパクトな計画だったのを逆に組織委員会が広げて金がかかるようにした』という話を小池さんはしているが、それは全く逆で、そういうこともよく勉強してほしい。費用負担だけでなく、全体を一度よく見てもらいたい」と注文をつけました。そのうえで、「小池さんとうまくやっていく自信があるか」と聞かれ、「小池さん次第だ。私はボランティアで奉仕のつもりで会長をやっているが、それをくみ取っていただけないなら話は別だ」と話しました。
一方、3日のIOC総会で5競技18種目が提案されている東京大会の追加種目が決定することについて、「個別に検討するとかなり賛否が分かれる競技があるが、一括審議することをIOC理事会も認め、一括して通すことに狙いを絞っているという気持ちが出ていると思う」と話し、採用に自信をにじませました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616651000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_117
官房長官「推薦候補敗れ残念 都民の選択の結果だ」
8月1日 11時45分
菅官房長官は午前の記者会見で、「自民・公明両党が推薦した候補が敗れたことは大変残念に思う。都民の皆さんが東京の今後を誰に託すかという選択の結果だと思う」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、小池氏との関係について、「政府としては、国民のために連携は必要だと思っている。いずれにしても選挙が終わったばかりなので、これからだ」と述べました。
一方、菅官房長官は、記者団が、「政府・自民党内から、小池氏を党から除名すべきだという発言が出ているが」と質問したのに対し、「一義的には自民党東京都連が対応すべきだと思う。政府が関わることではない。小池氏はもともと自民党東京都連に所属していたのだから都連の問題だ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010617651000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_104
小池氏 五輪予算の調査委設置を表明へ
8月2日 5時06分
2日、東京都知事に就任する小池百合子氏は、4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向け競技施設の整備費の予算などの妥当性を検証し、さらに削減の余地がないかなどを精査する調査委員会を設けることを決め、2日の就任会見で表明することにしています。
31日の東京都知事選挙で初めての当選を果たした小池百合子氏は、2日午前、初登庁して都知事に就任します。
小池氏は公約として掲げた「都政の改革」を実行するうえで、みずからを本部長とし、外部の有識者などを委員に加えた「都政改革本部」を設置して、都の業務や予算の在り方を抜本的に見直す方針です。
その柱として、4年後に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けた予算や準備態勢、それに工程表の妥当性を検証するための「調査委員会」を設けることを決めました。
都では合わせて9の競技施設などを整備するための費用について、当初の見込みを1000億円近く上回るおよそ2500億円を見込んでいますが、調査委員会が入札の状況なども詳細に調査したうえで、さらに削減の余地がないかなどについて精査することにしています。
小池氏は、東京オリンピック・パラリンピックの巨額の開催費用が課題となるなか、予算の透明性を高めることで都の負担について都民の理解を得たい考えで、こうした方針やねらいについて2日の就任会見で表明することにしています。
調査結果は、来月(9月)下旬に始まる都議会までに中間報告が公表される見通しで、都は大会の成功に向けた準備を急ぐことにしています。

5718名無しさん:2016/08/06(土) 23:23:19
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010617911000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_102
新都知事 小池氏が都庁に初登庁
8月2日 9時54分
2日、東京都知事に就任した小池百合子氏が都庁に初登庁し、待機児童の問題や少子高齢化の対策など、さまざまな課題の解決に向け都政運営をスタートさせました。
女性初で第9代の東京都知事に就任した小池知事は、2日午前9時半すぎ、東京・西新宿の東京都庁の正面玄関に到着しました。
およそ1000人の職員が拍手で出迎えるなか、車を降りた小池知事は若干、緊張した面持ちで職員ら一人一人と握手し、花束を受け取ると深く一礼しました。
小池知事は午前10時には選挙管理委員会から当選証書を受け取り、その後、新しい都知事として都議会の各会派へのあいさつや幹部職員への訓示などを行う予定です。
今後、待機児童の問題や少子高齢化の対策、首都直下地震をはじめとする防災対策など、さまざまな課題の解決に向けかじ取り役を担います。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010618021000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_100
小池新都知事 情報公開条例見直す調査委設置へ
8月2日 12時00分
2日に就任した東京都の小池百合子知事は、「都政改革」の柱として、都の情報公開条例を見直し、内部通報制度を改めるなど、情報公開の徹底を図るための調査委員会を設けることを決め、午後の就任会見で表明することにしています。
第9代の都知事に就任した小池知事は、2日午前、初登庁して都政運営をスタートさせました。
小池知事は、「都政改革本部」を設置して都の業務や予算の在り方を抜本的に見直す方針で、その柱として、「情報公開の徹底」を図るための調査委員会を設けることを決めました。
これは、小池知事が、現在の都の情報公開について、市民団体などの調査で全国の自治体の中でも最低ランクに位置づけられるなど「開かれた都政とは言えない」として設けることにしたものです。
具体的には、都の情報公開の実態を検証したうえで、行政文書の公開の手続きを定めた都の情報公開条例を見直すほか、内部通報制度をより実効性のあるものに改めることなどに取り組みます。
小池知事は、知事の相次ぐ辞職で失った都政の信頼を取り戻すための一歩として、都政の透明性を高める取り組みに力を入れる考えで、こうした方針について午後の就任会見で表明することにしています。
また、都政改革本部では、4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けた予算などを検証するための調査委員会を設けるほか、「緊急の政策課題」として築地市場の移転、待機児童、介護離職の3つの課題への対応策を検討することにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010618061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_099
小池新都知事が抱負 都政運営をスタート
8月2日 12時11分
2日に東京都知事に就任した小池百合子氏が都庁に初登庁し、「都民一人一人に成果を実感していただけるよう頑張りたい」と抱負を述べ、待機児童の問題や少子高齢化の対策など、さまざまな課題の解決に向けて都政運営をスタートさせました。
女性初で第9代の東京都知事に就任した小池知事は、2日午前9時半すぎ、東京都庁の正面玄関に到着し、およそ1000人の職員の出迎えを受けました。
その後、東京都選挙管理委員会から当選証書を受け取り、早速、執務室に入りました。
知事のいすに座った小池知事は「感無量です。自分に投票していただいた291万人の都民の思いをこの場で実行していく責任を感じています。1360万人の大都市東京の一人一人の思いを受け止め、皆様に成果を実感していただけるよう頑張りたい」と抱負を述べました。
また、小池知事はおよそ600人の職員を前に訓示を行い、「たび重なる知事の交代で都政への信頼が低下しているのではないか懸念している。都民ファーストに徹して仕事をしてもらいたい」と呼びかけました。
これに先立ち、都議会の各会派へのあいさつにも回り、このうち最大会派の自民党の議員控え室では、小池知事が「お世話になります」とあいさつしたのに対し、高橋信博総務会長が「ありがとうございます。幹事長と政調会長は不在にしています」などと応じていました。
午後には、就任後初めての記者会見を開くことになっています。

5719名無しさん:2016/08/06(土) 23:27:06
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010618191000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_097
自民 石原氏「都連会長としての責任論には真摯に対応」
8月2日 13時14分
自民党東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、東京都知事選挙の敗因を3日の党役員人事で発足する新たな執行部の下で総括したうえで、都連会長としての責任論には真摯(しんし)に対応したいという考えを示しました。
この中で、自民党東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣は、東京都知事選挙の結果について「責任を痛感している。増田氏に都知事になっていただきたいと思ったし、今でも思っている」と述べました。そして、石原大臣は「都知事選挙は党本部の問題であり、責任者は幹事長だが、今、幹事長がいない。あす内閣改造と自民党の役員人事なので、新体制の皆さんとまずは話をしないとならない。そして、自民党が政党として組織を挙げて推薦した方がなぜ敗れたのかしっかり総括したうえで、責任論には真摯にこたえたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010618031000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_096
小池新都知事 各会派訪れ協力を呼びかけ
8月2日 14時16分
2日に就任した東京都の小池百合子知事は、都議会の各会派を訪れ、都政の改革に向けて協力を呼びかけました。
小池知事は、2日午前、初登庁したあと都議会の議長室を訪れ、川井重勇議長と小磯善彦副議長と面会しました。この中で、川井議長らは「われわれは車の両輪なので、一輪車にならないように、都民のために一緒にやっていきましょう」と述べ、小池知事は「よろしくお願いします」と応じました。
このあと、小池知事は自民党の議員の控え室を訪れ、高橋信博総務会長らが対応しました。小池知事が「お世話になります」と述べると、高橋総務会長は「ありがとうございます。幹事長と政調会長は不在にしています」などと応じていました。
公明党の控え室では、長橋桂一幹事長と橘正剛政務調査会長が応対し、あいさつを交わしました。
このあと、共産党の議員控え室で、小池知事が「都民が輝く東京にしていきたい」と述べると、対応した大山とも子幹事長が「都民のためにいいことには賛成するが、悪いことはしっかりただしたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010618251000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_093
小池新都知事が就任会見「東京大改革 必ず実行したい」
8月2日 15時04分
2日に就任した東京都の小池百合子知事が就任会見を行い、「選挙戦で掲げた『東京大改革』は都民との約束で必ず実行したい」と述べ、都政改革に取り組む考えを示しました。
女性初で第9代の東京都知事に就任した小池知事は、2日から都政運営をスタートさせ、午後に就任後初めてとなる記者会見を行いました。
冒頭で小池知事は「改革を求めるうねりが広がり、重責を担い、身の引き締まる思いだ。選挙戦で掲げた『東京大改革』は都民との約束で必ず実行したい」と述べました。そのうえで、「都政改革で最も重要なのは徹底した情報公開だ」として、情報公開の在り方や、東京オリンピック・パラリンピックの予算の妥当性などを検証するための調査チームをそれぞれ設置する考えを示しました。
このうち、情報公開の在り方について、小池知事は「東京都の評価は全国の中でも最低に近く、開かれた都政には程遠い」と述べ、情報公開条例の見直しや内部通報制度の改善に取り組むとしています。
また、オリンピックの予算の妥当性については、中間報告を来月にまとめることを目指すとしていて、メンバーには外部からの登用を検討していることも明らかにしました。
そして、「課題は山積、なすべきことはたくさんあり、スピードを優先する。成長や改革、変化の中にこそ安定があると確信して粉骨砕身、まい進したい」と述べました。さらに、「都政の理念は『都民ファースト』だ。皆さんが1番何を必要としているのか是非、声を届けてほしい」と述べ、都民を優先する姿勢を強調しました。

5720名無しさん:2016/08/06(土) 23:30:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010618671000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_083
小池都知事が各会派にあいさつ 自民はナンバー3が対応
8月2日 18時39分
就任した小池知事が都議会とどのような関係を築くのか注目が集まるなか、2日のあいさつ回りでは、主要各会派が幹事長による対応だったのに対し、都知事選挙で事実上の分裂選挙となった自民党は、幹事長は不在だとしてナンバー3の総務会長が応じ、各会派の対応に差がみられました。
小池知事は、今回の選挙戦で、都議会は議場の外で物事が決められているなどと批判し対決姿勢を強調しましたが、当選後は、都民のために接点を見いだしたいとして連携を呼びかけています。
小池知事は2日の就任にあたり、およそ30分かけて都議会の正副議長や各会派を訪れました。主な4つの会派のうち、公明・共産・民進の各会派は幹事長をはじめとする複数の幹部が出迎えたのに対し、事実上の分裂選挙となった最大会派の自民党では、幹事長と政務調査会長は不在だとしてナンバー3の総務会長が応じました。
自民党は、おととしの選挙で支援した舛添前知事が当選した際のあいさつ回りでは、幹部だけでなく議員全員が拍手で出迎えましたが、今回は、予定された5分に対し1分程度の対応になりました。
平成11年に党を割る形で立候補して初当選した石原都知事のあいさつ回りで、すべての議員が欠席したことにならい、今回も応じるべきではないという意見があったものの、最終的にはナンバー3の対応で決着したということです。
また、これに先だって行われた都議会の自民党の川井重勇議長と公明党の小磯善彦副議長との面会では、報道陣から3人並んでの記念撮影を求める声が上がり、小池知事が2人に歩み寄ろうとしましたが、川井議長が「報道陣の要望を聞く場ではない」と述べたため、撮影は行われませんでした。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160803/k10010619001000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_077
都知事選 小池氏は他候補に比べ23区で高い得票率
8月3日 0時26分
7月31日に行われた東京都知事選挙で、得票数が上位の候補者について、市区町村別の得票率や街頭演説を行った場所などを調べたところ、当選した小池百合子氏はほかの候補に比べて特に23区での得票率が高く、もともとの知名度を生かして利用客の多い駅を何度も訪れ、さらに無党派層に支持を広げようとした戦略が、多くの得票につながったことがうかがえます。
NHKでは、東京都知事選挙で得票数の上位6人の候補者について、市区町村別の得票率をまとめました(島しょ部については、得票を合計して得票率を計算しました)。

当選した小池百合子氏は62の市区町村のうち、55の自治体で得票数が1位でした。特に東京都内の有権者の約7割を占める23区での得票率は45.7%と、そのほかの地域よりも3ポイント余り高くなっています。
また、小池氏が都知事選挙の期間中に街頭演説などで訪れた場所を地図に点で記すと、特に23区内が多く、点がJR中央線と山手線に沿った形になっています。小池氏が、もともとの知名度の高さを生かして利用客の多い駅を何度も訪れ、さらに無党派層に支持を広げようとした戦略が、多くの得票につながったことがうかがえます。


一方、増田寛也氏と鳥越俊太郎氏の得票率の分布を見ると、いずれも比較的都心部より多摩地域が高いことが分かります。増田氏が多摩地域で最も得票率が高かったのは檜原村で、40.7%。23区では江戸川区、葛飾区、足立区で比較的得票率が高かったものの、23区全体では小池氏に約19ポイントの差をつけられました。

また、鳥越氏が多摩地域で得票率が高かったのは清瀬市、国立市、多摩市など、23区では杉並区、北区などとなっています。
続いて、インターネットによる報道番組の配信会社社長の上杉隆氏、政治団体代表の桜井誠氏、政治団体代表のマック赤坂氏について市区町村ごとの得票率の分布を見ると、いずれも23区内のほうが得票率が高い傾向になっています。

上杉氏の得票率が最も高かったのは渋谷区で3.9%、次いで目黒区など23区の南西側が比較的高くなっています。

桜井氏の得票率が高かったのは台東区で2.3%、次いで中野区、新宿区でした。

マック赤坂氏が23区で得票率が高かったのは千代田区で、1.2%でした。次いで中央区、渋谷区、港区など、比較的都心部で高くなっています。

5721名無しさん:2016/08/06(土) 23:34:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010618401000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_091
小池新都知事 幹部会議で都政改革へ協力求める
8月2日 15時38分
2日に就任した東京都の小池百合子知事は、2日午後、都の幹部を集めた初めての庁議に出席しました。
副知事や局長などおよそ30人の幹部を前に、小池知事は「安全安心な都市などを実現するための大前提となるのは東京都の大改革だ。特に、都政の透明性を高め、都民の理解を得ることが重要だ」と述べました。そのうえで、「情報公開をしっかり行い、山積する課題解決の推進力にしたい。『都民ファースト』の視点で、どうすれば都民のためになるのか、常に考え業務に励んでもらいたい」と述べ、都政改革の実現に向けて協力を求めました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160803/k10010619201000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_075
小池知事 都政改革に実効性伴う結果出せるかが課題
8月3日 4時52分
東京都の小池知事は、就任早々に打ち出した情報公開の徹底など、都政改革の実現に向けた施策を進めることにしていますが、今後はリオデジャネイロオリンピックの閉会式の出席など重要日程が相次ぐなかで、実効性を伴う結果が出せるかが問われることになります。
2日、第9代の東京都知事に就任した小池知事は、都政運営を本格的にスタートさせ、就任早々、都の情報公開の在り方や、東京オリンピック・パラリンピックの予算の妥当性を検証するための調査チームを設置するなど、都政改革の実現に向けた施策を打ち出しました。
これを受けて小池知事は、外部の有識者を含め調査チームのメンバーの選定を進めることにしていて、選定が終わりしだい、速やかに初会合を開きたいとしています。
ただ、今後はリオデジャネイロオリンピックの閉会式の出席が今月下旬に控えているほか、来月には初めて臨む定例の都議会が始まるなど、重要日程が相次ぎます。時間が限られるなか、オリンピック予算の検証については来月にも中間報告をまとめるとしているほか、情報公開の徹底に向けた取り組みについては、都政の信頼回復の第一歩としてスピード感が求められます。
2つの調査チームは、小池知事が本部長を務める「都政改革本部」の下に置かれることから、知事自身も結果責任を負うことになり、実効性を伴う結果が出せるかが問われることになります。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160804/k10010621261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_034
自民 石原都連会長 都知事選敗北で辞任表明
8月4日 13時54分
自民党東京都連は、先の都知事選挙の敗北を受け、4日に会合を開き、都連会長を務める石原経済再生担当大臣は、選挙敗北の責任を取りたいとして、都連会長を辞任する考えを示しました。
自民党の東京都連は、先の都知事選挙で推薦した候補が、党の推薦を受けずに立候補した小池知事に敗れたことを受け、会長を務める石原経済再生担当大臣や、幹事長の内田茂都議会議員らが出席して、党本部で会合を開きました。そして、東京都連の執行部の責任問題を協議し、石原大臣は、選挙で敗北した責任を取りたいとして、都連会長を辞任する考えを示しました。また、内田氏ら4人の都連幹部も、幹事長などを辞任する意向を明らかにしました。これを受けて、東京都連は5日に会合を開いて、石原大臣ら幹部の辞任を了承する運びとなりました。

一方、会合では、出席者から、党の推薦を受けずに立候補した小池知事や、選挙で小池知事を支援した国会議員らに対する処分を検討するよう求める意見が出されました。会合のあと、石原大臣は記者団に対し、「私含めて5人が選挙の大敗を受け、辞任を表明した。われわれが潔く辞めたので、会合では、これをきっかけに明るくいこうという意見が出た」と述べました。また、石原大臣は、小池知事らへの処分について、「党本部の問題であり、党紀委員会のメンバーが決まってからの話になる」と述べました。
小池知事「それは都連の考え」
石原経済再生担当大臣が、さきの都知事選挙の敗北の責任を取りたいとして自民党東京都連の会長を辞任する考えを示したことについて、選挙戦を制した東京都の小池知事は「それは都連の考えだと思うし、中身はよく存じあげていない。私はもはや都知事として、毎日、行政全般について理解を深めているところだ。都連や都議会についてはそれぞれでお考えのことだと思う」と述べました。

5722チバQ:2016/08/07(日) 09:49:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160806-00000081-san-soci
都知事のリオ視察1000万円に抑制 席はビジネス、随行4人
産経新聞 8月6日(土)7時55分配信

都知事のリオ視察1000万円に抑制 席はビジネス、随行4人
小池百合子知事 定例会見のポイント(写真:産経新聞)
 東京都の小池百合子知事(64)は5日、リオデジャネイロ五輪の閉会式で五輪旗を引き継ぐセレモニーに参加するため、18〜24日にブラジルに出張することを明らかにした。渡航にファーストクラスは利用せず、随行職員は4人に抑えた。総経費は1千万円を予定。初出席した都庁クラブ主催の定例会見で表明した。

 小池氏は「セレモニーを通じて東京と日本をアピールし、(東京大会に向けた)世界の期待を高めたい」と述べた。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らと会談する方向で調整。ボランティアや選手輸送などの運営状況を把握し、2020年東京五輪につなげる考え。

 舛添要一前知事はロンドンなどの視察に随行職員19人を伴い「大名視察」と批判を集めたが、小池氏は4人に圧縮。リオ五輪中に別ルートで現地入りする延べ70人の職員と合流する。都によると、知事はビジネス、職員はエコノミークラスを利用。知事のホテル代はIOCが負担する。小池氏は「それでも高いと感じるかもしれないが、地球の裏側なので」と理解を求めた。

 また、会見では選挙戦で「死語にする」と宣言した待機児童の解消に向け、9月議会に補正予算案を提出することを表明。公約実現の指針となる「2020年に向けた実行プラン」を年内にも策定し、平成29年度予算編成にあたっては、全事業に実施期限である「終期」を設け、一定期間ごとに継続するかの検証を行う方針も示した。

 舛添氏が提案した韓国人学校増設へ都有地を貸与する方針は、白紙に戻すことを改めて表明。11月7日に予定する築地市場の豊洲移転については「いったん立ち止まり、市場関係者の話を聞く時間を設けたい」とした。

 民進党代表選への出馬意向を表明した蓮舫代表代行に対しては、「女性が頭を出そうとするとゴツンと当たる『ガラスの天井』を打ち破らないと次に続く人が出てこない」と述べ、「頑張っていただきたい」とエールを送った。

5723チバQ:2016/08/07(日) 09:49:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160806-00000005-nksports-pol&pos=2
小池知事応援の若狭氏、自民都連HPから名前削除
日刊スポーツ 8月6日(土)0時22分配信

 自民党東京都連の公式ホームページ「TOKYO自民党」に掲載されている所属議員に関する情報から、都連の方針に反して、東京都知事選で小池百合子知事を応援した若狭勝衆院議員(59)の名前が、削除されていることが、5日までに分かった。

 党側の処分は出されていないが、現状では若狭氏は東京都連の所属議員として認められていないことになり、若狭氏は反発を強めている。

 HPの国会議員の紹介ページには、東京都の小選挙区選出の24人と、比例選出の3人の名前と顔写真が掲載されているが、ちょうど1人分の空欄が確認できる。

 若狭氏は14年衆院選で、東京の比例単独候補として出馬し、初当選。単独比例での当選者は若狭氏を含めて4人だったが。現在、HPには若狭氏を除く3人の単独比例議員の情報だけが掲載されている。

 若狭氏は都知事選で、「除名できるならしてみろという思いだ」と覚悟を示した上で、一貫して小池氏を応援。都連内では、小池氏だけでなく、若狭氏に対する処分を求める声も強い。

 小池氏は、4日に安倍晋三首相や自民党の二階俊博幹事長に面会した際、若狭氏や、自身を応援した豊島区、練馬区の区議を処分しないよう、要請している。

 その二階氏は、小池氏との面会後、報道陣に「いろんな戦いをやるとわだかまりもあるだろうが、そこはみんな大人なんだから。もう『撃ち方やめ』で、新知事としっかり協力していかなければならない」と強調。小池氏の処分に関しては、慎重な立場を示した。

 二階氏はこの日、表向きは都知事選の慰労を目的に、都連所属の国会議員十数人と都内で会食した。若狭氏は、出席しなかったとみられる。

5724名無しさん:2016/08/07(日) 11:49:45
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160804/k10010621121000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_040
首相が小池都知事と会談 五輪成功に向け連携で一致
8月4日 10時46分
安倍総理大臣は総理大臣官邸で、2日に就任した東京都の小池知事と会談し、先の都知事選挙の結果について、「それが民意だ」と述べたうえで、4年後の東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて、政府と東京都が連携していくことで一致しました。
安倍総理大臣は4日午前、総理大臣官邸で2日に就任した東京都の小池知事とおよそ10分間会談しました。会談の冒頭、安倍総理大臣は「当選おめでとうございます。自民党は、きつい一本を取られたが、東京オリンピック・パラリンピックを成功させるため、政府と東京都が協力しなければならない。それが民意だ」と述べました。これに対し、小池知事は「東京オリンピック・パラリンピックは、国民にとっても都民にとっても成功させるべきものなので、ご協力をお願いしたい」と述べ、政府と東京都が連携していくことで一致しました。

会談のあと小池知事は記者団に対し、「東京オリンピック・パラリンピックに向けた連携が確認できた。また、特区の制度を活用して東京を元気にしていくことも確認した」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160805/k10010622781000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_017
自民党東京都連 石原会長ら幹部5人の辞任を了承
8月5日 13時09分
自民党の東京都連は5日、会合を開き、先の都知事選挙の敗北を受け、都連の会長を務める石原経済再生担当大臣ら幹部5人の辞任を正式に了承しました。
先の東京都知事選挙で、自民党の推薦した候補が党の推薦を受けなかった小池知事に敗れたことを受け、東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣や、幹事長を務める内田茂都議会議員ら幹部5人は4日、辞任の意向を示しました。
これを受けて、5日、党本部で東京都連の会合が開かれ、石原会長らが辞任の意向を改めて示し、出席者からは「参議院選挙などでは勝利しており、辞任の必要はない」という意見も出されましたが、最終的には石原氏ら5人の辞任が正式に了承されました。
そして、後任の会長ら幹部については東京都連の最高顧問を務める深谷隆司元通産大臣を委員長とする選考委員会で協議していくことを確認しました。
一方、出席者からは都知事選挙で小池知事を支援した地方議員に対する厳しい処分を求める意見が出されました。
会合のあと、深谷氏は記者団に対し、「石原氏も内田氏も5人全員が辞めるとは思っていなかった。逆に言うと、潔く辞めたということで新たな出発だ。新たな役員は公平な人事にしていきたい」と述べました。

5725名無しさん:2016/08/07(日) 11:49:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160805/k10010623091000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_010
小池都知事「しっかり連携したい」 23区長に協力要請
8月5日 18時00分
東京都の小池知事は都内23区の区長の会合に出席し、「皆さんの協力なしでは山積する都政の課題は解決できないと痛感しており、しっかり連携したい」と述べ、区長らに協力を求めました。
今月2日に就任した東京都の小池知事は5日、千代田区で開かれた都内23区の区長の会合に就任のあいさつのために出席しました。
今回の都知事選挙を巡っては、区長の有志が自民・公明両党などが推薦した候補を支援した経緯があり、会合で小池知事は「選挙戦では何かとお騒がせしたが、『都民ファースト』を掲げ、知事に就任できた。皆さんの協力なしでは、待機児童の問題など山積する都政の課題は解決できないと痛感しており、しっかり連携したい」と述べ、区長らに協力を求めました。
これに対し、区長会の会長を務める荒川区の西川太一郎区長が「都と特別区が緊密に連携し、課題の解決のためにリーダーシップを発揮してほしい。時には要求することもあるが、知事と協力していくことも、やぶさかではない」と応じました。
会合のあと、小池知事は「今回の選挙への対応は、それぞれ立場があってのことだ。これからは都民・区民のため、互いにベストな方法を探りたい」と述べました。
出席した区長の1人は「世界一の東京になるよう、力を合わせて取り組みたい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160806/k10010623561000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_007
小池知事 「無電柱化」加速へ工法を検証
8月6日 5時26分
東京都の小池知事は、電線を地中に埋めて電柱をなくす「無電柱化」の整備が進んでいない現状を受け、電線を埋める深さを浅くするなど、これまでの工法を見直すことも含めて検証し、加速させる考えを示しました。
東京都内には平成25年度末現在でおよそ75万4000本の電柱があり、都では昭和61年から電線を地中に埋めて電柱をなくす「無電柱化」を進めています。しかし、対象となる都内2300キロの道路で無電柱化が完了したのは、この30年近くで37%にとどまり、整備が進んでいません。
これについて小池知事は5日、整備が進まない背景として、コストがかかり、電線を地中深くに埋めなければならない問題などを挙げたうえで、「災害で電柱が倒れると緊急物資の輸送路が確保できなくなる」などと述べ、無電柱化の必要性を強調しました。
そのうえで小池知事は「国の実験で、必要な深さはこれまで80センチだったのが25センチでいいという結果も出るなど、かなりコストが削減できる」と述べ、これまでの工法を見直すことも含めて検証し、整備を加速させる考えを示しました。
また、東京都では、東京オリンピック・パラリンピックの開催が4年後に迫ったことを踏まえ、都心の500キロ余りの道路については開催を前に無電柱化を完了させる計画です。

5726名無しさん:2016/08/07(日) 15:13:40
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20160803-00060697/

小池百合子「都庁に着いたら5分で極右」の衝撃(訂正とお詫びあり)
山本一郎 | 個人投資家・ブロガー
2016年8月3日 13時55分配信
ツイート
シェア
ブックマーク

ネタとしては面白いけど都民としては暗澹たる気分になるかもしれない初登庁(写真:吉澤菜穂/アフロ)
山本一郎です。朝からアイスコーヒー飲み過ぎてゲリラ豪雨気味です。

ところで、大都知事選を勝利して昨日初登庁だった小池百合子女史、どうも手荒な歓迎を受けたようです。

小池百合子知事の初登庁も、都議会自民党らが通例を破ってまさかの「出迎え拒否」!(おときた駿 16/8/2)

小池都知事、改革本部設置を表明 五輪費用検証へ(共同通信 16/8/2)

小池氏あいさつ回り 自民はドン不在…わずか30秒(スポーツニッポン 16/8/3)

小池百合子氏が都庁に初登庁 千人の職員、拍手で出迎え グリーンの服を着た支持者も 午後に会見や幹部会議(産経新聞 16/8/2)

ザ・大本営の地位を確立した産経新聞が2日朝に報じた内容と、文春も認める終身名誉レイプ犯自称「スキャンダル男」であり「トラブルメーカー」であり「炎上芸人」である小池百合子陣営の秘蔵っ子音喜多駿さん(北区)の記事の間にずいぶんな落差が感じられるわけですが、関係者筋からは小池百合子女史は「日本会議方面の関係は解消する」「サイエントロジーその他、問題となっている関係先とのお付き合いは見合わせる」という軌道修正をしつつ、官邸からの自由民主党との関係改善の橋渡しには応じる雰囲気もあるため、この手の対決姿勢を見せ付けるような茶番がどこまで続くのかは興味深く見守っていきたいとは思っていたところでした。

ところが、就任当初はおとなしくしているであろうと見込んでいた小池百合子女史のバランス感覚に荘厳な疑問符を投げかける事案が出来し、困惑を隠せません。どういうことなの…

小池都知事の特別秘書に元都議(時事通信 16/8/2)

小池知事 特別秘書に野田氏を任命 /東京(毎日新聞 16/8/3)

5727名無しさん:2016/08/07(日) 15:15:53
>>5726
最初、一報で出た「政務担当特別秘書に野田数元都議が就任」というニュースを見て、目を疑った人たちも多かったと思いますが、その後、大手全国紙も報じたため、これはもう大川隆法さんにいかりや長介を呼び出していただいて「だめだこりゃ」と宣言を賜る必要があるぐらいの衝撃が広がりました。

というのも、この野田数さん、もともとは小池百合子女史と関係が深い、まあ簡単にいってしまえばカバン持ち的な方だったんですけれども、要するに極右の民族主義者で、石原慎太郎元都知事から政治的安定性を抜いて煮詰めたようなウルトラナショナリスト的言動を繰り返してこられた方です。もちろん、世に出るためにある程度派手なことをいい、耳目を惹くことは手法としてあり得ることですが、野田さんの場合は都議時代に石原慎太郎さんの手がけた尖閣諸島買取基金問題に絡んで結成された、いわゆる「尖閣議連」の急先鋒だった御仁であります。

その野田数さんは、自民党から離党した後、結成した東京都議会新会派「東京維新の会」として、都議会で現行の日本国憲法を無効とし、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求めるという香ばしいの請願を代表として率先して賛成し、振り切れた民族主義っぷりを披露し話題になっておりました。

請願 番号24 件名第8号 「日本国憲法」(占領憲法)と「皇室典範」(占領典範)に関する請願(しんぶん赤旗)

南出喜久治国体護持塾長(京都市)らが12年6月に都議会に提出した「我々臣民としては、国民主権という傲慢(ごうまん)な思想を直ちに放棄」して、日本国憲法を無効とし、大日本帝国憲法は現存するとの都議会決議を求める請願は、10月4日の都議会本会議で、東京維新の野田数(かずさ)都議が紹介議員になり、一人会派・平成維新の会土屋敬之議員と東京維新の3人(民主党を離党した栗下善行・柳ヶ瀬裕文両都議と自民党を離党した野田数都議の3人、2012年9月に東京都議会に新会派「東京維新の会」として設立)が賛成したのみで、民主党、自民党、公明党、日本共産党、生活者ネット・みらいなどの反対で不採択となった。

その後、連携していた大阪維新の会の橋下徹さんに途中で「大日本帝国憲法の復活なんて一部の特定のマニアの中だけでやっておく話だ」と梯子を外され、真っ逆さまに落ちて都議選でも落選した野田数さんですが、さすがにちょっといわくつきの人物すぎて、まさかこういう形で政治の表舞台に帰ってこられるとは思ってもいませんでした。

まあ、民主主義の世の中ですし、ダイバーシティ的な多様性の中でこのような極右で民族主義的な言説も自身の責任の範囲内で一定の幅で許容されるとは思いますが、ここで政務担当特別秘書とかいう都知事ダイレクトの要職で起用されるとなると、例えば警視庁で外国人犯罪の問題について都知事の政見を確認するとき間に挟まった政務秘書が素敵な対応をされる可能性も考えられます。

その野田数さんは、日本有数の高品質時事問題取扱週刊誌である週刊プレイボーイのインタビューで、次のようなお話をされております。

5728名無しさん:2016/08/07(日) 15:17:03
>>5727
民主が中国寄り、自民が韓国・北朝鮮寄りな理由とは?(週刊プレイボーイ 12/9/13)

「自民党の正体は、保守の皮を被った“偽装保守政党”なんですよ。そもそも、領土問題を放置し続けてきたのは自民党政権です。私は以前に都議会で、拉致問題が解決していないのだから朝鮮学校への補助金は凍結すべきと主張しました。その際も自民党から妨害を受けました。さらに都立高校の自虐的で反日的な内容の歴史教材を変えるための活動にも圧力がかかりました」(野田氏)

久しぶりに野田数さんの芸術作品を読んでいて鼻水が出てしまったわけですが、プレジデントでも尖閣諸島問題に関する石原慎太郎都知事(当時)のインタビューでダイナミックな表現力をいかんなく発揮。まあ、要するにそういう人なわけです。

石原慎太郎都知事 独占インタビュー  尖閣侵犯再び!「日本は戦争の覚悟を示せ」(プレジデント 12/9/17)

少なくとも、増田寛也さんや、鳥越俊太郎さんといった候補者よりは、バランス感覚の取れた、国政も見てきて政治の世界を熟知した女性であると見込んで都知事に投票してみたところ、いきなり人事で極右を起用とかマジでドン引きであります。大丈夫なのでありましょうか。有象無象というレベルではなく、明らかに間違ったメッセージを各方面に熨斗つけてご送達申し上げる事案です。ヤバいと思います。

50億かけて都知事選びなおしたのに、ケチな寸借詐欺気味のハゲをどけてみたら側近人事で民族主義者が出てくるなんて悲しすぎるじゃないですか。都民である私たちが可哀想。あんまりだあんまりだ。玄関でた直後にドブに落ちるとか、そういうレベルですよこれは。助けて。

東京03のコントじゃないですが「ちょうどいい奴いねえのか!!」という気持ちでいっぱいです。
また年内に都知事選とかほんとやめて欲しいので、みんなもっと冷静に、うまく立ち回って、健全で安定した都政を目指して取り組んでいただきたいと願う次第であります。

(お詫びと訂正 16:00)

15時04分ごろ、当該記事につき一時非表示の対応といたしました。お騒がせしており、申し訳ございません。

状況につきまして、下記のとおりご説明申し上げます。



その1: 記事中、都議の音喜多駿さんについての解説表現で「文春も認める終身名誉レイプ犯」と記述したところ、ヤフー株式会社Yahoo!ニュース個人 編集窓口より記述が不穏当との指摘があり、また関係者より”手法として性的関係はあったかもしれないがレイプではない”との申し入れがありました。

音喜多さん本人と話し合ったところ、より正確な表現として「スキャンダル男とか、トラブルメーカーとか、炎上芸人とかですかねえ」とご指定がありましたので、音喜多さんおよび関係者に対しまして深くお詫び申し上げると共に、表記を上記のとおり改め、訂正いたします。

なお、音喜多さんと週刊文春の事案につきましては、音喜多さんより以下リンクのとおり説明をされております。

【ご報告】7月28日発売の「週刊文春」掲載予定の報道について(おときた駿 公式サイト 16/7/27)

その2: 記事中、野田数さんについて「要するに極右の民族主義者」と表記しましたところ、関係者を名乗る人物から面談依頼と共に「民族主義を追究しているが極右ではない」「不適切な内容ではないのか」とクレームを頂戴しました。

15時20分すぎ、本件記事につきクレームを申し入れいただいたご本人とお会いし、記事内容を確認いたしました。事実関係を問い質しましたところ、当該記事に間違いはなく、野田数さんのご主張は「民族主義的であり極右である」という合意にいたりましたので、問題とされた表現は修正せず、この内容のまま掲載をすることといたします。

以上、状況のご説明と併せてお詫びと訂正とさせていただきます。今後とも、ヤフーニュース個人と山本一郎をよろしくお願い申し上げます。

5729名無しさん:2016/08/07(日) 15:45:16
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160803-00010006-jisin-pol
小池百合子目論む“40年来ボーイフレンド”同伴での都庁入り
女性自身 8月3日(水)6時1分配信

「今回の都知事選で、彼が表だって選挙戦を手伝うことはありませんでしたが、今後、副知事なのか参与なのか、いずれにせよ、都知事が任命できる特別職として、都庁に押し込むのではないかと噂されていますよ」(小池を古くから知る政界関係者)

7月31日に投開票された東京都知事選。小池百合子(64)を陰ながら支え続けたひとりの男性がいる。元大学教授で中東問題研究家のS氏(69)だ。

2人はすでに40年来の付き合いだという。

「小池さんが国内の大学を中退し、エジプトのカイロ大学に進学したころからの古い付き合いだそうです。71年当時、彼は隣国・リビアの大学に留学していました。当時はアラブへの留学生が少なかったですし、そこでお互いの家を行き来する仲になったそうです」

 小池が日本新党から衆院選に出馬して政界に進出したのは92年。

「2人は、お互いにもっとも信頼し合う関係。政界進出も相談し、いまもアドバイスを送り合う仲が続いています。彼女は“政界渡り鳥”とも揶揄されますが、こと男性に関しては一途だなと当時から妙に評判でしたね」

 02年にS氏が酒に酔って事件を起こして大学をクビになったときも、小池が手を差し伸べてS氏は某財団の上席研究員に納まったという。

 S氏の専門知識の深さや、能力は折り紙付き。ボーイフレンドと手を取り合ってのお手並みとなるか。

5730名無しさん:2016/08/07(日) 15:53:53
http://mainichi.jp/articles/20160801/dde/012/040/004000c
特集ワイド
小池百合子さん「女子の本懐」 都知事への道に、ふたりの「国士」
毎日新聞2016年8月1日 東京夕刊

 「永田町よ、おっさん政治よサヨナラ」と崖から飛び降りる覚悟で初の女性東京都知事の座をつかんだ小池百合子さん(64)。時ならぬ大旋風を巻き起こし、まさに「女子の本懐」成し遂げたりか??。そんな彼女に影響を与えたふたりの「国士」がいたという。【鈴木琢磨】

 朝、小池さんは自宅の仏壇に線香を2本たき、手を合わせる。3年前に相次いで亡くなった父勇二郎さん(享年90)と母恵美子さん(享年88)の霊前へ向けてである。選挙中は必勝祈願もした。「実業家だった父は根っからの政治好き、憂国の情にあふれた国士でした。母も還暦をすぎて、エジプトで日本料理店を開く。ピンヒールで闊歩(かっぽ)してね。2人ともリスクテーカー(リスクをとる人)、たとえ失敗しても、それがどうしたのってタイプでした」

 崖から飛び降りるのは親ゆずりの無鉄砲ゆえらしい。小池さんに東京・池袋にある事務所で会った選挙戦最終盤の夜。リードが伝えられていたとはいえ、石原慎太郎元都知事から「大年増の厚化粧」とからかわれ、さぞカリカリしているかと思いきや、そうでもない。「アハハ、私の地元はトシマ区よ。化粧も薄くしたから」。かつて防衛相を辞任したとき、マッカーサーよろしく「アイ・シャル・リターン」と言い放ったはず、それがなぜ都庁に? まずはずっと抱いてきた疑問をぶつけてみると??。

 「慎太郎さんよ。もちろん私は国政で頑張ろうと思ってきた。政治の根幹である安全保障のフィールドに戻るつもりでね。ところが、2013年12月に猪瀬直樹さんが都知事を辞職したでしょ。で、確か年末でした。慎太郎さんから急に呼びだされたんです。議員会館の事務所に出向くと『都知事選に出ないか。お父さんにもお世話になったから、恩返しだ』と。へえ、と思いながら、年が明け、しばらくしたら慎太郎さん、田母神俊雄さんをかつぐとのニュースが流れた。なんだったのよって感じでした。でも、国政だけでなく都知事という選択もあるかなとヒントを与えてもらったのは慎太郎さんです」

父と石原慎太郎氏との縁
 恩返し? 話は1969年にさかのぼる。70年安保闘争で社会は騒然としていた。この年、勇二郎さんは旧兵庫2区から衆院選に立候補、「体制内革新」を掲げる石原慎太郎さん率いる「日本の新しい世代の会」の推薦を受けた。その前年、参院選に出た石原さんの選対関西本部長として陣頭指揮を執ったのが勇二郎さん、全国で300万票を集める大勝の一翼を担った。だが、自身は落選する。同じ衆院選では旧熊本1区から元首相の細川護熙さん(78)も出馬し、落選している。

 選挙公報に勇二郎さんは書いた。<立候補するに至った動機というのは既に昭和二十年の終戦の日にあったのです。「このままでは戦死した戦友、国民の魂が浮かばれない。私は死んだつもりになって今後この身を祖国再建のために捧(ささ)げよう」と固く心に誓ったのであります>

 さっきから小池さん、私が持参した父上の選挙公報のコピーをじっと読んでいる。「ちょっと、慎太郎さんの推薦文まで載ってるじゃない」。目を凝らした。

 売れっ子作家は書いている。<小池氏は、ボルテイジの高い、つむじ風のような人物である。たとえ、大言壮語とさえ思われるようなことでも、不思議なくらい現実の形に仕上げてしまうのである……小池旋風と手をたずさえて政治の停滞を打ち破っていくことが私の夢でもある>

 93年には自らも日本新党の顔として参院から衆院にくら替え、父の雪辱とばかりに同じ旧兵庫2区から立ち、当選した。父と娘、さすがによく似ている。「2人ともつむじ風ですかね。父の口ぐせは『島国である日本が生きていくには、世界とのつながりが不可欠だ』。そのためにお金も時間も惜しまなかった」

 そんな勇二郎さんに生前、インタビューしたことがある。娘についてこう語っていた。「やはり女ですし、政治の世界はつらいですからね。ニュースキャスターなんていうのは、相当な訓練と勉強をしないとできませんから、男勝りになってしまって、同じくらいの年の人でいい人ができても、恐れ入って、うまくいかんのですよ。で、私は言ったんです。『お父さん、いい人知ってるよ、これと結婚したらどうだ』ってね。百合子が『だれですか』って言うから、『日本の国だよ』って」

5731名無しさん:2016/08/07(日) 15:54:04
>>5730

首相指南役が「永田町の父」

 もうひとり小池さんに影響を与えたのは、歴代首相の指南役とされる末次一郎さん。フィリピンから74年に帰国した「最後の日本兵」、小野田寛郎さんとは陸軍中野学校二俣分校の同級生だった。戦後、沖縄返還や北方領土返還運動などに携わり、日米、日韓、日中の外交の舞台裏でも尽力した。01年に78歳で亡くなる。

 「父とは同じ大正11(1922)年生まれ、ウマが合ったみたいでした。私にとっては<永田町の父>でした。政界に身を投じるべきかどうかなど節目節目でアドバイスをいただいた。お前は事後報告だなと怒られていましたけれど。名誉や権力、お金にも頓着されず、ひたすら国家、国民と世界の幸せを考え、行動され……。小さなお体でしたが、威厳があった。うちの選挙スタッフも末次門下生がたくさんいて、いまも銅像を磨きにいっています」

 葬儀委員長は中曽根康弘元首相だった。こう弔辞を読んだ。「君は戦後日本の在野の勇者であり、正に戦後日本の<幕末奇兵隊>の高杉晋作にも比すべき烈士と呼ばれるべき存在でありました」

 戦後生まれにはぴんとこないが、小池さんはふたりの「国士」の思いを受け継ごうとしている。父に線香をあげ、師をしのぶ会に顔を出す。が、古色蒼然(そうぜん)たる保守政治家かと思えば、環境相時代に「クールビズ」を提唱、時代の先端を行く。都知事選でも「ダイバーシティー」と銘打ち、女性も男性もいきいき生活できる多様性ある社会の実現を訴えた。そういえば、末次さんが好んで書いた字は「温故創新」だった。

 「おっさん政治からの脱却ですよ。もっといろんな意見を取り入れないと政治はだめになる。言わなくてもわかるとか、あうんの呼吸とか、そんなおっさんだけの論理はもう古い。一本足打法では危ない。ポキンと折れちゃう」。米大統領選のゆくえを気にしている。「ヒラリーさんにならないかしらね。2度お会いしたこともあるんです」

 深夜、自宅に帰ると愛犬「ソウちゃん」が迎えてくれる。なんでも総理大臣の「ソウ」から命名したらしい。自民党総裁選に出ただけのことはある。「ソウちゃんがね、ちょっとやせてしまって。また、うちのご主人さま、むちゃしてって心配したのかなあ」

 めぐりあわせとは不思議なものだ。小池さんを政界へ迎え入れ、日本新党解党後は遠くからながめていたという細川元首相。前回の都知事選では「脱原発」を唱え、出馬したが、かなわなかった。そして小池知事の誕生??。「人間、地金でやるしかない。私心を捨て、仏顔をもって鬼心でことにあたれば、ヒラリーさんにひけをとらないんじゃないですか」。崖から飛び降りたかいがあった力強いエールだろう。

5732名無しさん:2016/08/07(日) 16:01:38
>>5729

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E8%89%AF%E6%98%AD
佐々木良昭
佐々木 良昭(ささき よしあき、1947年11月18日 - )は、日本の国際問題評論家、イスラム圏研究者。

経歴[編集]
岩手県生まれ。1966年、岩手県立一関第一高等学校卒業。
19歳の時にムスリムになった[1]。
1970年、拓殖大学商学部卒業。同年の大阪万国博覧会でアブダビ政府館副館長を務めた。1971年、リビアに渡って国立リビア大学(英語版)神学部に入学。1974年に修了し、アラブ・データ・センター勤務となり、ベイルート駐在代表。1976年、クウェートの新聞『アルカバス(英語版)』の東京特派員。1978年、在日リビア大使館渉外担当を経て、1980年に拓殖大学海外事情研究所研究員となり、その後、徐々に昇任して1993年に同教授となる。1995年、埼玉大学大学院経済科学科修士課程に入学し、1997年に修了。その間、1998年に「トルクメニスタン・インターナショナル大学」から名誉博士号を授与される。2002年、不法所持していた日本刀で、自らの研究室において、学生を切りつけ、傷害罪・銃刀法違反の罪で書類送検されている(2002年1月29日毎日新聞)。この結果、翌月には懲戒免職の処分を受けた。 同年、東京財団上席研究員[2]。笹川平和財団シニア・アドバイザー[3]。

5733名無しさん:2016/08/07(日) 16:03:06
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160804-00000013-pseven-soci
都議会のドン・内田氏 石原都知事に泣いて馬謖を切らせた
NEWS ポストセブン 8月4日(木)16時0分配信

 7月31日に投開票された東京都知事選の候補者の多くは都政改革を掲げ、当選した小池百合子氏は具体的に利権追及チームを創設し、「目安箱」を置いて広く情報提供を募ると公約した。これに「都議会のドン」と呼ばれる自民党東京都連幹事長の内田茂・東京都議(77)はどう対応していくのか。

 新知事との情報戦となれば都庁内にネットワークを張り巡らせている内田氏に分がある。かつて石原慎太郎都知事と演じたバトルが参考になる。

 知事の側近で「剛腕」で知られる浜渦武生(はまうずたけお)氏が副知事に就任し、次に都庁内の実権を握りはじめたことに危機を感じた内田氏は思いきった手を打つ。浜渦氏が都政を私物化していると批判して都議会に百条委員会(※)を設置し、問責決議を可決して辞任に追い込むのである(2005年)。

【※注/地方自治体が議決により設置する、強い調査権限を持つ特別委員会。証言を拒否した場合などには罰則規定がある】

 慎太郎氏は「泣いて馬謖(ばしょく)を切る」と浜渦氏を更迭。これを機に、内田氏は都議団だけではなく、東京選出の国会議員、都議、区議を統括する自民党東京都連幹事長に就任して名実ともに都連のドンとして君臨するようになり、慎太郎氏の長男・伸晃氏を最年少で都連会長に抜擢した。

「石原知事が逆らえないように伸晃さんを人質にとる巧妙な人事だった。あれで石原父子は完全に内田さんの軍門に下った」(ベテラン記者)

 その石原父子は今回の都知事選で内田氏に弓を引いた小池氏のことを、「厚化粧の女に都政は任せられない」(慎太郎氏)などと口を極めてこき下ろし、内田氏への“忠誠”を示したのだ。

※週刊ポスト2016年8月12日号

5734名無しさん:2016/08/07(日) 16:05:50
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160805-00130454-toyo-bus_all
政治オタクも感動させた「百合子マジック」
東洋経済オンライン 8月5日(金)5時0分配信

 政治オタクを長年やってきて、今週は久々に新鮮な感動に震えている。これだけ大規模に無党派層が動いたのはいつ以来だろう。もちろん7月31日の東京都知事選挙のことである。投票率は59%に達し、小池百合子氏が291万票と実に全体の44.5%を獲得した。2位の増田寛也氏は179万票(27.4%)、3位の鳥越俊太郎氏は134万票(20.6%)であるから、完勝と言っていい。

 投票日の1週間前、7月24日の読売新聞は「小池・増田氏競り合い、鳥越氏が追う」と報じていた。「競る」というのは、世論調査の結果が2〜3ポイント以内であるときの常套句。ちなみに「追う」は5ポイント以上、「リード」は10ポイント以上といわれている。

■ 無党派層を呼び出す魔法の色

 ところがふたを開けてみたら大差であった。最後の1週間にいったい何が起きたのか。自民党関係者は今週、増田候補支持をお願いした各方面に対し、「あの『大年増の厚化粧』発言さえなければ…」と言って頭を下げて回っているらしい。その証拠に今回の都知事選では、めずらしく女性の投票率が男性を上回ったそうである。

 小池百合子氏の政治家デビューは1992年。元熊本県知事の細川護煕氏が日本新党を旗揚げした際に、テレビ東京キャスターから参院選に出馬して政界に身を転じた。あのときの日本新党もシンボルカラーは緑であった。緑は無党派層を呼び出す魔法の色であった。

 1993年の宮沢内閣不信任の後には、この日本新党がゼロからいきなり35議席を獲得した。この時衆院に初当選した仲間には、小池氏と細川元首相はもちろん、野田佳彦元首相、枝野幸男現幹事長、海江田万里元代表、前原誠司元代表などがいた。後に自民党に転じた中には茂木敏充政調会長や伊藤達也元金融相がいて、さらに中田宏元横浜市長、河村たかし現名古屋市長なんて顔ぶれもあった。

 2005年の小泉郵政解散の際には、小池氏は兵庫から東京へと選挙区を変えて郵政民営化に反対する自民党議員に対する「刺客第1号」として落下傘候補となった。片山さつき氏や佐藤ゆかり氏なども女性刺客として名を馳せたが、この年の初当選組には今週行われた内閣改造で防衛大臣に就任した稲田朋美氏も含まれている。無党派の風が吹いた年は、政界に意外な人材が供給されるようである。

 その無党派の風が吹かなくなって久しい。2009年衆院選で民主党がボロ勝ちし、政権交代が起きてからというものは、無党派層は「第三極」を目指すようになる。ただし維新の会もみんなの党も、離散集合を繰り返して中途半端なことになってしまった。このまま投票率は上がらず、安倍自民党の連勝を許すだけなのか。野党4党は選挙協力という手段に打って出たが、それでも先の参院選では「改憲勢力の3分の2」を許している。

■ 風の起こし方を知っていた

 ところが小池百合子氏は、風の起こし方を知っていた。今回の「百合子マジック」はごく簡単。既成政党に楯突いたのである。自民党が桜井俊前総務事務次官をくどいていた6月29日、小池氏は先手を打って出馬会見を開いてしまう。「崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」とジャンケンを先だししたのが技能賞で、これで桜井パパは出られなくなった。だって与党が割れちゃいけないと思うから。でも、ひんしゅくをかって与党からバッシングを受けることこそ、彼女の狙い目だったのだ。

 東京都知事選は魔物が棲むという。かつては自民党が連戦連敗を繰り返した屈辱の戦場である。なにしろ国民的アナウンサー(磯村尚徳氏)、官僚機構の頂点(石原信雄氏)、国連のNo.2(明石康氏)を担いで3連敗している。石原慎太郎氏というお化け候補者が出た後に、とうとう自民党の方から都知事にすり寄った(幸いなことに、自民党東京都連にはご長男がいた! )。それでしばらく忘れていたけれども、東京都民は政党ではなくていつも候補者で選ぶのだ。

5735名無しさん:2016/08/07(日) 16:06:01
>>5734

 だから政党を当てにしてはいけない。万年与党は必ず腐敗し、万年野党は必ず堕落する。そのことは、今回の自民党と民進党、2つの東京都連を見ていてよくわかった。石原伸晃氏と松原仁氏が面白いくらいに醜態を重ねてくれたので、小池氏への追い風がどんどん強くなっていった。

 今週8月2日、小池百合子氏はめでたく都知事に就任した。290万票の民意が背中についているから、当面怖いものはない。逆に都議会の側は、来年に改選時期を迎えているから無茶はできない。ただし、こういうときに余計なプライドが邪魔をして、冷静な判断ができなくなるのが既成勢力の常というもの。これから先は、都議会のドンとの間でいろいろ香ばしい展開がありそうだ。

■ 「リオで会いましょう」のラブコール

 他方、官邸の動きはさすがに素早くて、安倍首相の外遊日程がいつの間にか「リオ五輪開会式出席」から「閉会式出席」に変わっていた。都知事は閉会式に出席して、五輪の旗を受け取らなければいけないので、それに合わせたのであろう。つまりは事態収拾のために「リオで会いましょう」というラブコールが仕込んであるわけだ。

 もともと安倍首相のスタンスは、「鳥越じゃなければ誰でもいいよ」であった。したがって、8月21日の閉会式出席後は、小池都知事は帰りのフライトをキャンセルして政府専用機に乗せてもらえばいい。ビジネスクラスよりも経費削減になるじゃないですか。とまあ、こんな百合子マジックを見せつけられた後では、「やっぱり今年は女性の流れかな」との思いを強くした。

 6月のBrexit(英国のEU離脱)に伴う混乱は、テリーザ・メイ首相の登場で急速に収まった。これを英国では、フランク・シナトラにちなんで"Going May Way"と呼ぶのだそうだ。アンゲラ・メルケル首相との英独首脳会談も大成功で、欧州の未来は当面この2人の女性が動かしていくのだろう。さらに金融不安が深まるようなら、IMFのクリスティーヌ・ラガルド専務理事の出番となる。いやはや、これではほとんど男の出る幕がない。

5736名無しさん:2016/08/07(日) 16:07:04
>>5735

 年後半に判断が問われるのは米連銀のジャレット・イエレン議長である。8月5日夜発表の7月雇用統計の数字いかんでは、「9月利上げ説」が復活するかもしれないし、「年内利上げなし」観測が強まるかもしれない。金融政策が硬軟どちらに向かうのか、とりあえず8月26日のジャクソンホール演説に注目しなければなるまい。

 気がついてみたら、世界経済の動向を握るキーパーソンはすべからく女性たちとなっていた。かくなるうえは、9月の民進党代表選は蓮舫さん、そして11月8日の米大統領選挙は大本命ヒラリー・クリントンということになると予測しておこう。

■ 真夏のレースは若い馬に限る

 最後は恒例の競馬コーナーである。

 昨年に引き続いて「サマー2000シリーズ」の第3戦、小倉記念を狙いたい。昨年の当欄では、本命に指名したウィンプリメーラが3着、ヒモのアズマシャトルが1着に入ったので、まあまあの線であった。

 このレース、ハンデ戦で適度に荒れるのが夏らしくて好ましいが、まず6歳馬以上は滅多に連に絡むことはない。暑い夏のレースは若い馬に限るということだ。よって七夕賞2着のダコール(8歳)は人気があっても切り。

 狙いは4歳馬アングライフェンから。先月、川田将雅騎手とのコンビで中京2000のマレーシアCを制したし、小倉では2勝を挙げた実績あり。もう一頭の狙いは当然4歳馬サトノラーゼンだが、こちらは復調しているかどうかが分からないので、評価を一段下げる。後は牝馬のウインリバティと人気薄のリヤンドファミユが気になっている。

 真夏の中距離戦線はこの一戦が山場となる。追い風をつかんで上昇機運と行きたいものだ。

かんべえ(吉崎 達彦)

5737名無しさん:2016/08/07(日) 21:02:15
http://j-town.net/kanagawa/column/gotochicolumn/229602.html
主要3候補「以外」の都知事選(2)後藤輝樹さん 軍服ポスター、「放送禁止」政見放送、素顔
2016年7月26日 11:07
特集 人気記事 都知事選2016

「すごい選挙ポスターがある」――そんな話題が、都知事選が始まるとともにネット上を駆け巡った。

写っているのは、旧日本陸軍の軍服に身を包んだ、若い男性だ。公約、それどころか名前さえもそこには書かれていない。明らかに異質だ。

このポスターの主は、後藤輝樹さん。33歳。過去にも、奇抜なポスターでたびたび有権者を驚かせてきた。

さらに今回の都知事選では、初となる政見放送にも登場。「放送禁止」ワードを連発し、NHKでは一部の音声が消されるという珍事も。

その後藤さんが、「個人演説会」を行うという。「日本人、外国人、宇宙人関わらず誰でもウエルカム」とのことなので、2016年7月24日、麹町区民館で行われた会に、筆者も参加してきた。

5738名無しさん:2016/08/07(日) 21:05:54
>>5737

軍服はスタジオで借りたもの、「全裸」は侍だが衣装が...

記者が後藤さんのことを知ったのは、3年前(2013年)の千代田区長選の際の選挙ポスターだ。

黒を基調に文字はすべて英語、後藤さんのファッションも併せて、まるでヴィジュアル系バンドのジャケットのようなそのデザインは、一部で結構な話題になった。

さらに2015年の千代田区議選では、なんと全裸(一応大切なところは名前で隠れている)に日本刀を携えたポスターで登場。主にネット上で、その名を知らしめた。

そして、今回の軍服である。

「前回(2015年千代田区議選)は、『侍』をイメージしたんですけど、衣装代がかかるので、じゃあ裸で撮ったらどうか。そしたら意外とサマになったので、これでいいじゃん、と(笑)。で、侍と来たら、今度は軍服かなって。名前を載せなかったのは、それによって軍服がチープになるというか、蛇足になるという感じがしたので」

24日、区民館の会議室に現れた後藤輝樹さんは、意外なほど丁寧な、落ち着いた口調で語る。この日の「演説会」に集まったのは、筆者も入れて9人。後藤さんが一方的にしゃべるというものではなく、来場者との一問一答形式で、ゆるい雰囲気の中行われた。

なお、この日のファッションは、黒のTシャツにカジュアルな同色のパンツというもの。軍服は、スタジオでの借り物なのだとか。

仕事は供託金を稼ぐため

育ったのは横浜市。少年時代は、お笑い芸人やサッカー選手に憧れた。だが高校卒業後、20歳で政治家を志す。

28歳で出馬した神奈川県議選以来、過去に6回の選挙を経験。うち4回は、供託金没収の憂き目を見ている。今回の都知事選でも、300万円の供託金を用意した(当人いわく、「区長選(100万円)3回よりコスパがいい」)。

となると、たとえば実家からの資金援助があるとか、パトロンがいるとか、そういう想像をしてしまいがちだが、「家族とは縁を切っているので。友達ともみんなフェードアウトしていて」。

政治家になると決めている以上、いつか辞めるのに「嘘ついて就職する」のも嫌なのだという。だから、生活の糧はアルバイトだ。「何でも屋」の看板も掲げていて、部屋の掃除や草むしり、引っ越しの手伝いなどにも汗を流すが、最近はあまり依頼がないとか。

コツコツと貯めたお金を供託金に回し、選挙に出て、また働いてお金を貯める。その間に、ひたすら政策を考える。政治家になるという目標を中心に、その生活は回っている。「人生なげうって選挙に出てる」という本人の弁は、単なるレトリックとは言えない。

NHKの政見放送は無音の場面が続出

ポスターのみならず、今回の選挙で後藤さんが世間を驚かせたのは、その衝撃的な政見放送だ。

「後藤輝樹の(無音)の時間です! 今から皆さんには(無音)し合ってもらいます!」
「この番組は(無音)の(無音)による(無音)のための番組! (無音)の健全に(無音)している社会を目指して放送しております!」

NHKで25日放映されたこの放送では、後藤さんの発言はところどころ音声を消されており、部分によってはほとんど何を言っているのかわからない。とりあえず、いわゆる「放送禁止」ワードを連発していることはわかる。各地の方言で女性器の名称を叫ぶ、という場面では、20秒近く、地名以外の部分がまるまる消されてしまっている。

ほとんどの人は、後藤さんのことをエキセントリックな人物だと思うだろう。一方、24日の「演説会」では、また別の姿も見せた。

「空調、寒すぎたりしないですか?」
「飲み物とか、大丈夫ですか?」
と来場者をしきりに気遣い、質問に対して話をそらすようなこともない。来場者の中には赤ちゃん連れの女性もあり、途中その赤ちゃんがぐずったのだが、後藤さんがあやすと、不思議と泣き止む、という場面も。後藤さん自身、自分のことをこう評する。

「僕結構気ぃ遣いなので、突っ張っていないとつい、いい子ちゃんになっちゃう。でもそうすると、自分のやりたいこと、言いたいことができなくなってしまうから......」
ツイッターなどでの反応も「怖くて見てない。見たら、一つ一つ返信したくなっちゃうだろうし」。街頭演説も、「文句言われてニコニコできない気がする」から、今までで1度しかしたことがない。

政治に関することは何一ついい加減にできない、とにかく真剣勝負の人なのだな、というのが、2時間の演説会で感じたことだ。

5739名無しさん:2016/08/07(日) 21:06:04
>>5738

高橋尚吾さんと「SHOGO with T」

この日は終盤、思わぬ来場者があった。同じく候補者の、高橋尚吾さんが「応援演説」にやってきたのだ。

「選挙は戦いではない」という理念を説くために、各候補者の元を回っている高橋さんと、後藤さんは同世代ということもあって意気投合、「COMPLEX的な感じで」(後藤さん)、「SHOGO with T」なるユニットを組もう、という話題も盛り上がった。

奇抜なポスターや、政見放送。「やっぱり勇気はいるし、正直受け入れられない、世間的にも非常識だ、というのもあると思うんですけど」――後藤さんも、もちろん理解はしている。しかし、だ。

「いい人ですよ、真面目な人ですよ、と僕はみんなをだましたくないんです。頭おかしい、というか、変わったところのある人なんだな、と最初から認識してもらいたい。当選してからも自分なりの切り口で活動していくつもりなので、最初から自分のスタイルというものを理解してもらった上で、受け入れてほしいんです」

5740名無しさん:2016/08/07(日) 21:15:34
http://news.livedoor.com/article/detail/11859557/
松本人志 東京都知事選落選の後藤輝樹氏が松本ファンと知り愕然
2016年8月7日 13時20分 トピックニュース

7日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、東京都知事選に落選した後藤輝樹氏が、松本人志のファンであることが判明する一幕があった。

番組では、新都知事である小池百合子氏が初登庁した件を話題にあげ、ゲストの総裁こと大川興業代表取締役の大川豊氏が、都知事選時の印象を語った。大川氏は、各候補者の街頭演説を聞きに行っていたのだとか。

そこで司会の東野幸治が候補者で印象に残る人物をたずねると、大川氏は後藤氏の名を挙げたのだった。後藤氏は、NHKでの政見放送の際、音声の大部分をカットされたことや奇抜な言動や行動が話題を呼んだ。松本も後藤氏を知っているようで、「動画で見た。ちょっと凍りついた」とその印象を述べる。

大川氏は、「真面目な政策はある。誰も知らないから、話題になって自分のホームページに来てもらうため」と、後藤氏の不可解な言動理由を説明する。大川氏は実際に後藤氏と会ったことがあり、話しもしたそうだ。そして、後藤氏が松本のファンであることを明かす。

すると、この事実に松本は机に崩れ落ち、愕然とする事態に。ここで東野は「謝ってもらっていいですか?」「松本さんを見て育ったモンスターが…」と、松本に謝罪を促したのだ。

これに松本は「何のことはない。『松本チルドレン』やったんや!」と、「小泉チルドレン」などをもじり、笑いを誘っていた。

5741名無しさん:2016/08/07(日) 21:19:51
https://news.nifty.com/article/technology/techall/12177-08019/
小池百合子氏が大勝した都知事選 「ネット検索数」ではだれが勝った?
2016年08月01日 17時00分 THE PAGE

 小池百合子元防衛相が291万2628票を獲得して勝利した東京都知事選。2位の増田寛也元総務相に110万票以上の差をつけての大勝だった。リアルな選挙戦では、約135万票のジャーナリストの鳥越俊太郎氏が3位に入り、4位以降はケタが一つ減って、約18万票のジャーナリストの上杉隆氏、次いで、11万超を得た在特会前会長の桜井誠氏が続いた。

 これを、インターネット上の関心の高さを表す指標の一つであるネット検索数で見てみると、今回の都知事選の様相は少し変わってくる。

文春報道と政見放送で大きなヤマ?
 1位は鳥越氏、2位が小池氏、3位が桜井氏、4位が後藤輝樹氏、そして5位が増田氏――。

 このランキングは、7月14日から30日までの17日間の選挙戦の期間に、Yahoo!検索で名前が検索された回数だ。期間中にもっとも検索された鳥越氏の検索総数を100とし、それ以外の候補者については割合に応じて指数化した。

 すると、リアル選挙との3つの違いが浮かび上がってくる。まず、ネット上の検索数では、鳥越氏が“トップ”だったこと。そして、実際には約179万票を獲得して2位にはいった増田氏が5位と振るわず、一方で実際にはわずか7000票あまりだった自営業の後藤氏が4位と高い注目を集めていたことだ。

 時系列でみていこう。告示日である14日の検索指数は、鳥越氏が51.4、小池氏が40.3、増田氏が20.6と3候補がトップ3を形成。鳥越氏は1位で序盤は優位に進めた実際の選挙情勢と符号する。初日の桜井氏の指数は17.6で5位、後藤氏に至っては2.8と10位にとどまっている。

 鳥越氏と小池氏は19日に小さめのヤマを迎える。同日午後に放送されたフジテレビの「バイキング」で、鳥越氏が小池氏の「病み上がりの人」発言に対して、「がんサバイバーに対する大変な差別」と反論したことなどが影響したとみられる。

 鳥越氏最大のヤマは21日。鳥越氏の女子大生に対する13年前の「淫行疑惑」を報じた週刊文春が発売された日だ。指数は100と群を抜いて高い。この日を頂点に、鳥越氏の検索数は徐々に失速していき、最終日の30日単日では桜井氏にも抜かれて3位に甘んじた。

 結果的に選挙に大きな影響を与えることはなかったが、26日にも期間中で2番目に高いヤマができている。それが後藤氏だ。放送禁止用語を連発し、多くの部分の音声が削除された政見放送が25日に放送され、翌日ネット上などで話題になった。この日の後藤氏の指数は33.7を叩き出している。

 増田氏は期間中、低位安定ともいえる横ばいが続いた。自民、公明などの推薦を受け、組織選挙で戦った増田陣営だったが、ネット上での関心は呼び起こせないまま終わったといえいる。

 当選した小池氏は、爆発的なヤマこそなかったものの、20前後の指数をキープして徐々に上昇機運に乗り、最終日には小池氏としては最高の26で有終の美を飾った。

5742名無しさん:2016/08/07(日) 21:20:56
http://news.livedoor.com/article/detail/11842063/
太田光 政見放送が話題の都知事選候補・後藤輝樹氏に「芸人になれよ」
2016年8月3日 10時30分 トピックニュース

2日深夜放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で、爆笑問題の太田光が、政見放送で不適切発言を連発して話題を呼んだ東京都知事候補の後藤輝樹氏について「芸人になれ」と諭す場面があった。

2016年東京都知事選挙の政見放送において、後藤氏は不適切と思しき発言を繰り返し、音声をたびたび削除される事態にいたっていた。番組冒頭、太田はすぐさま後藤氏の発言を真似して、スタジオの爆笑をさらった。

そんな太田だが、後藤氏の政見放送について最初は「馬鹿だな、こいつは」と思いながら見ていたものの、次第に「俺コイツだなって」「とても他人には思えない」と、親近感を覚えたもよう。後藤氏に対して「お前、芸人になれよって」とまで漏らしていた。

太田は自分たちの番組を省みつつ、「俺たちもあんなことばっかり言ってるんですよ! 毎週」「誰もアイツを馬鹿にできないんだよ! 俺たちは」と反省し、スタジオの笑いを誘っていた。

5743とはずがたり:2016/08/08(月) 15:04:46

「都議会自民のドン」辞任しても“闇将軍”で君臨か “反内田派”が拡大も
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1608060001.html
08月06日 17:05夕刊フジ

 自民党東京都連幹部は5日、都知事選敗北の責任を取って総退陣した。10年以上、都連幹事長として君臨した「都議会のドン」こと内田茂都議(77)も辞任したが、決して小池百合子都知事(64)に屈服したわけではない。都議会自民党(60人)の約半数が「内田派」といわれており、内田氏は今後、「院政」を敷く可能性が高い。「都政刷新」を掲げる小池氏は、これから“闇将軍”に立ち向かうことになる。  

 都連は5日午前11時から、党本部で国会議員や都議、各支部の幹部らが出席する合同会議を開いた。冒頭、石原伸晃会長(経済再生担当相)から、石原、内田両氏に加え、下村博文会長代行と鴨下一郎政調会長、平沢勝栄総務会長の5人の引責辞任が報告され、了承された。

 後任人事は、深谷隆司都連最高顧問(元通産相)をトップに、同日発足した役員選考委員会で検討される。委員会は、国会議員や都議など19人で構成されたが、辞任した5人は除外された。ただ、内田氏の側近中の側近とされるベテラン都議が加わった。

 カギを握るのは、やはり「ドン」こと内田氏だ。

 内田氏は都議でありながら、国会議員も所属する都連の幹事長として、公認権や資金を握り、絶大な権力を保持してきた。国会議員も、選挙の手足となる都議の実力者には強く出られないという。内田氏の後任幹事長も、内田氏側近の有力都議が選出されるとの見方が強い。

 都議会関係者は「内田氏は都連幹事長を退いても、後継者を『傀儡』として操るはずだ。都議会自民党には定数127の半数に近い60人の都議がいるが、このうち半分が『内田派』とみていい。かつての小沢一郎氏(現・生活の党と山本太郎となかまたち代表)のように『闇将軍』として振る舞うだろう。現に、内田氏と小沢氏は親しかった」と語った。

 中央政界には過去、ロッキード事件で逮捕された後も、自民党最大派閥「田中派」を率いて実力者であり続けた田中角栄元首相や、自民党と民主党で隠然たる影響力を行使した小沢氏、政府自民党で強権を振るった野中広務元幹事長など、「闇将軍」と呼ばれた政治家が何人かいる。

 地方政界にも、県会議長や県連会長などを歴任し、「国会議員以上の力を持つ」と言われる重鎮はいる。だが、内田氏が君臨するのは総額約13兆円の予算規模を持ち、約16万人の職員を抱える首都・東京の議会だけに、その影響力は大きい。

 ただ、都議会自民党内にも、現状を変えようという動きがあるという。

 今回の都知事選で、都議会のドン支配に対し、2011年7月に「抗議の死」を選んだという樺山卓司(かばやま・たかし)元都議の存在がクローズアップされたことも、大きいようだ。

 前出の関係者は「小池氏は『都連=ブラックボックス』と表現したが、内田氏が権力を握り続けることに疑問を持つ都議は増えている。現時点で10?15人はいる。小池氏が調査チームで疑惑を追及し、都民に情報公開していけば、来年夏の都議選を見据えて『内田派』は厳しい立場に追い込まれかねない。今後、パワーバランスが変わる可能性はある」と語る。

 290万票を超える圧倒的支持を得て当選した小池氏に対し、政府自民党も歩み寄り始めた。

 安倍晋三首相と二階俊博幹事長は4日、小池氏と個別に会談し、20年東京五輪・パラリンピックの成功に向け、緊密に協力する方針で一致した。

 「犬猿の仲」とされた東京五輪組織委員会の森喜朗会長(元首相)も同日、滞在中のリオデジャネイロから小池氏に電話し、今後、連携していくことで一致した。小池氏は「(東京で)お目にかかることを楽しみにしていると申し上げた」「チームワークでございます」と語った。

 こうしたなか、「ブラックボックス」が存続することは許されない。都民も国民も「闇の排除」を熱望している。

5744チバQ:2016/08/08(月) 23:52:54
>>5690
失礼
いまさら読んでます、この辺の記事

5745チバQ:2016/08/10(水) 20:01:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081000265&g=pol
新年会に110回支出も=15年度政務活動費-都議会


 東京都議会は10日、2015年度分の政務活動費の収支報告書と領収書の写しを公開した。支出のうち各種団体との意見交換に充当できる「会費」は2599万円に上り、自民、公明両党では新年会や賀詞交歓会への参加費として支出するケースが目立った。中には1〜2月に110回分の会費を計上した自民都議もいた。

 交付総額は8億9160万円で、95%に当たる8億4895万円が使われていた。各会派が事務職員に支払う給与などの人件費(2億9381万円)、広報紙発行費(2億8396万円)の順に多く、合わせて支出額の7割近くを占めた。
 会費は、意見交換や情報収集を目的に1回1万円、会議での弁当代は1人3000円を上限に支出が認められている。自民党は銀座の老舗すき焼き店の2160円の弁当を56人分購入し、12万960円を支払っていた。 
 都議会は議員1人当たり月60万円の政務活動費を各会派に交付しており、金額は地方議会で最高。全国市民オンブズマン連絡会議の光成卓明弁護士は「議員が会合に参加する主目的は顔見せや自己PR。政務活動費はそのために使うお金ではない」と批判している。(2016/08/10-10:20)

http://www.asahi.com/articles/ASJ8B3GDDJ8BUTIL014.html
自宅敷地内や会派借り上げ 都議政活費、事務所費に疑念
2016年8月10日15時05分
 東京都議会(定数127)は10日、2015年度の政務活動費(政活費)の使途を公開した。交付総額8億9160万円(解散会派分を除く)のうち、95%にあたる8億4896万円が使われ4264万円が返還された。舛添要一・前都知事が自宅に置いた事務所の家賃に政治資金をあてるなどした公私混同問題を批判した都議会でも、事務所費を巡って疑念を持たれかねない例が多数あった。

 都議の報酬は月100万円を超えるが、これと別に都議会各会派に政活費が交付される。都議1人あたりの政活費は全国最高の月60万円。都議会の基準では、都議所有の建物に事務所を置くと通常は家賃が発生しないため、「事務所費」に政活費を充てるのを認めていない。都議が役員の会社や、家族が所有する建物を借りる場合は「慎重な対応が必要」としている。

 公開された領収書などによると、菅野弘一氏(自民)は、自身と妻が代表を務める会社の敷地内に事務所を置き、同社に家賃として月10万8千円の政活費を支払っている。菅野氏は取材に「税理士に相談して家賃を受け取る形にした。都議会のルールに従って処理している」と説明する一方、「舛添氏の問題があり気になっていた。不適切ということなら対応を検討したい」と話した。議長の川井重勇氏(自民)も、事務所と同じ住所にある会社に家賃として月12万5千円を支出。この会社の役員は親族の男性が務めている。

 自宅の敷地内に置いた事務所や、自分が所有する建物を会派に貸すことにより、政活費を受け取れるようになっているケースもあった。高橋信博、古賀俊昭、高椙(たかすぎ)健一、野島善司、高橋和実の5氏(いずれも自民)は、領収書の宛名が「都議会自民党」となっている。自分の建物にそのまま事務所を置けば家賃は認められないが、会派が介在することで家賃が発生している。都議会局も「自己所有の物件ではない」として政活費での支払いを認めている。

 このうち野島氏は、東久留米市…

5746チバQ:2016/08/10(水) 20:02:13
http://news.livedoor.com/article/detail/11873671/
“小池新党”旗揚げか 支援した都議らが新グループ結成 関係者「重大発表ある」

2016年8月10日 17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)
小池都知事は『新党』結成に動くのか
写真拡大
 東京都知事選で、小池百合子知事(64)を支援した、超党派の都議や区議、市議ら50〜60人が新たなグループを結成する。10日夜、西新宿のホテルで初会合を開き、小池氏も出席するという。「小池新党結成に向けた準備会合では」という見方が出ているうえ、関係者は「重大発表がある」と語った。劇的な勝利から10日、小池氏らの動向が再び注目を集めそうだ。

 新グループの名称は「小池知事とともに新しい都政を前進させる地方議員の会」。

 都議会からは、舛添要一前知事の「政治とカネ」の疑惑を徹底追及した無所属の音喜多駿(おときた・しゅん)都議など、小池氏を全面支援した会派「かがやけTokyo」(3人)が参加する。

 さらに、除名覚悟で、小池陣営に入った自民党の豊島、練馬両区議や、多摩地域の市議会議員らも駆けつける。小池氏の掲げた「東京大改革」「都政刷新」をサポートするのが目的だ。

 小池氏は都知事選で「都政の闇、都議会の利権に切り込む」と訴えたこともあり、政党や組織、団体の支援を得られなかった。

 このため、改革意識の強い地方議員がポスター貼りなどの“実動部隊”として活躍した。関係者によると「小池氏は、自主的に動いてくれた地方議員らに恩義を感じている。会合では、東京大改革を前進させることを再確認する」という。

 小池氏自身が会合に出席するため、都議会内では早くも「『小池新党』に向けた準備会合ではないか」(都庁幹部)との見方が出ている。

 選挙中から騒がれた「小池新党」だが、現実味はある。来年夏に都議選を控えているからだ。

 現在、小池氏を支持する立場を明確にしている都議会の“知事与党”は、かがやけTokyoだけ。小池氏としては「同志」を少しでも増やしたいのが本音といえる。新グループに参加する区議や市議らを「小池新党」の候補として都議選で擁立し、小池氏と対立する自民党などの現職にぶつけることは十分あり得る。

 地方レベルの新党としては、橋下徹元大阪市長が率いた地域政党「大阪維新の会」の成功例もある。

 事務局を務める「かがやけTokyo」の両角穣(もろずみ・みのる)都議は夕刊フジの取材に、「小池都政を強力に支え、前進させたい。与野党問わず、超党派の地方議員が結集する。重大な発表もある」と語った。

5747名無しさん:2016/08/11(木) 11:33:54
http://www.hochi.co.jp/topics/20160810-OHT1T50223.html
小池“新党”へ70人集結!それでも…「選択肢の一つ」結成発表は見送り
2016年8月11日6時0分 スポーツ報知

 東京都の小池百合子知事(64)が、自身を支援する都議、区議らを中心とした「政治塾」の設立を計画していることが10日、関係者への取材で分かった。民間人も参加できる「開かれた塾」を目指すという。この日、知事選で支援を受けた都議らが開催し70人超が集まった会合に出席。都議会に支持政党のない小池知事は、新党結成について「選択肢の一つ」と初めて踏み込んで言及した。政治塾が新党の礎となるのか、「親小池派」議員の輩出先となるのか、来夏の都議選に向け注目される。

 都知事選の圧勝から10日。小池新知事は、都議会掌握へ次の手を打っていた。小池氏に近い関係者によると、小池氏は政治塾の開校に向け動いているという。都議、区議ら政治家だけでなく、民間人も気軽に参加できる形を目指し、選挙中に公約として示した「都政の透明化」「五輪予算・運営の適正化」などの考えを浸透させたい考えだ。

 この日夜、「親小池派」の都議3人らが開催した会合「小池知事とともに新しい都政を前進させる地方議員の会」には、都内近郊から区議、市議ら約40人を含む、70人超が集まった。議員の多くは無所属。遅れて駆け付けた小池氏は感激した様子で「同志と呼ぶにふさわしい方々」と深々と一礼。「東京大改革へ後戻りが許されない」と決意を新たにした。

 会合前、小池氏は報道陣に「会合は新党結成への流れか」と問われると、「(新党は)選択肢の一つだが、都政を前に進めていくうえで判断すること」と述べ、「都知事選では、改革の旗印で(地方議員の方に)集まっていただいた。引き続き、改革について話し合える機会になる」と新党結成の可能性を否定しなかった。関係者によると、会合内で「政治塾設立」に関して触れる予定だったが、直前で取りやめになったという。

刺客を養成か 政治塾設立は「小池新党」結成への布石ともいえる。最初の都議会は9月28日から始まる定例会となるが、291万票以上の支持を得て当選した小池氏でも、支持政党を持たずに、議会で約半数の60議席を占める自民党と選挙中のように対立したままでは、自らの提案を否決されかねない。

 自民党との関係改善というカードも残すが、関係者によると、政治塾で育った「親小池派」を来夏の都議選に「刺客」として出馬させる可能性もあるという。「議会を進めるうえで抵抗勢力が現れれば、取り除くために動くことも考えられる。都民もそれを後押しするのではないか」と語った。

 かつての「政治の師」である小沢一郎衆院議員(74)も、自由党時代から政治塾で人材を発掘。橋下徹元大阪市長(47)は地域政党「大阪維新の会」を率いて、一大ムーブメントを巻き起こした。都議会の運営次第では、「小池新党」結成への動きが加速しそうだ。

5748名無しさん:2016/08/11(木) 11:35:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160810-00000126-jij-pol
都政改革で協力=民進代表と会談―小池都知事
時事通信 8月10日(水)12時41分配信

 東京都の小池百合子知事は10日、民進党本部を訪ね、岡田克也代表と会談した。

 小池知事は「都政を進めるため民進党都議に協力いただきたい」と要請。岡田代表は「都政はさまざまな改革が必要なので、われわれも是々非々でサポートしたい」と述べた。

 小池知事は会談後、記者団に「東京五輪・パラリンピックの予算縮減にも協力いただけるということなので、民進党と連携を取りたい」と語った。また、岡田代表から「社会を変える上で女性のトップは非常に意義がある」との発言があったと明らかにした。 

http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0808/san_160808_7945205238.html
産経・FNN世論調査 自民党支持層、小池百合子都知事就任「良かった」が平均以上の83% “敵”のはずが高い支持
産経新聞8月8日(月)17時15分

 産経新聞社とFNNの合同世論調査(6、7両日実施)では、東京都の小池百合子知事の就任を「良かった」と回答した人が自民党支持層で83.0%に上り、全体の「良かった」の78.8%をも上回った。自民党は都知事選で増田寛也元総務相を推薦し、小池氏との間で分裂選挙となったが、同党の支持層では、敵対したはずの小池氏への期待が高いことがうかがえる。
 自民党とともに都知事選で増田氏を推薦した公明党の支持層でも、小池氏の就任について「良かった」との回答は71.4%に達した。主要政党で最も高かったのは、都知事選で野党統一候補を擁立して小池氏と争った民進党の支持層で、83.8%だった。おおさか維新の会支持層は73.3%、共産党支持層でも53.7%だった。無党派層は77.3%だった。
 公明党の山口那津男代表は8日、党本部を表敬訪問した小池氏と面会し、国と東京都が連携して都政を前に進めることを確認した。山口氏は「都政のニーズをしっかりとらえ、頑張っていただきたい」とエールを送り、“和解”を演出した。

5749名無しさん:2016/08/11(木) 11:36:53
http://www.hochi.co.jp/topics/20160810-OHT1T50098.html
小池都知事が初めて言及「新党結成も一つの選択肢」
2016年8月10日12時2分 スポーツ報知

 東京都の小池百合子知事(64)が10日、民進党本部を訪れ、岡田克也代表(63)に就任あいさつをした。会談は非公開で約10分間行われた。

 冒頭あいさつで岡田氏は、都知事選で小池氏が圧勝したことに触れ「激戦の末、おめでとうございます」と祝福。野党4党が擁立したジャーナリスト・鳥越俊太郎氏(79)の惨敗について「こちらは残念でしたが」と苦笑いした。「都政全般において改革は必要。もちろん是々非々ですが、結果は出ましたので、小池知事をサポートしていきたい」と前向きに話した。

 会談後、取材に応じた小池知事は、自身が進める「膨張した東京五輪・パラリンピックの予算縮減」への協力を取り付け、「都議会の民進党との連携についてお願いした」と一定の収穫を得た様子だった。また、一部の都議らが水面下で設立を目指している「小池新党」結成について、「新党は一つの選択肢。都政を前に進める上で判断する」と初めて言及した。

http://www.nikkansports.com/general/news/1692545.html
小池百合子知事が岡田克也氏と会談 エール受ける
[2016年8月10日12時15分]

 東京都の小池百合子知事は10日、民進党本部を訪ね、岡田克也代表や親交がある松原仁衆院議員と会談し、選挙戦の労をねぎらわれた。岡田氏には「いろいろ大変と思うが、途中でくじけず、しっかりやってほしい」とエールを送られた。

 「激戦の選挙でした。こちらは残念でしたが。選挙をやって良かったと思う」と、鳥越俊太郎氏を擁立して敗れた岡田氏に、水を向けられた小池氏。「是々非々ではあるが、我々もサポートできるところはサポートしたい」と激励され、「大変心強いです。都民ファーストの精神で、都議会でもご協力をいただければありがたい」と応じた。

 また20年東京五輪・パラリンピックの関連予算について、「予算が大きくなっている。必要ないものは削減しないといけない。いい五輪にするのが大前提だが、しっかりメスを入れてほしい」と要望も受けた。

 これに対し、小池氏は「まさにその任が私にある。ぜひ進めていきたい」と意欲をみせた。

 会談後、小池氏は報道陣の取材に「岡田さんも松原さんも、ともに改革というキーワードで政治活動をしてきた仲間だ。同窓会みたいだった」と振り返った。

5750名無しさん:2016/08/11(木) 14:57:51
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900653&g=pol
維新との連携に前向き=月内に改革本部-小池都知事

 東京都の小池百合子知事は9日、都庁で時事通信のインタビューに応じ、2020年東京五輪・パラリンピックの予算を総点検する「都政改革本部」の初会合を月内に開く方針を明らかにした。おおさか維新の会との連携にも前向きな姿勢を示した。発言の要旨は次の通り。

-東京五輪の開催費が2兆〜3兆円に膨れ上がるとも言われる。
 高いと思う。(中身を)解明するため(五輪開催費の内訳を示した)買い物リストを見ないといけない。
-都政改革本部の初会合は。
 人選や制度設計を行っている。できれば月内には稼働したい。
-「五輪利権」が存在すると言われている。
 都の財政負担分を都民に納得してもらえるよう精査するということ。その結果、そうした事実があるかどうかチェックできる。不信感があると都民が納得しなくなる。
-副知事の人事案を9月議会に出すか。
 総合的に考えるが、人事まで気が回っていない。課題はたくさんあるので、大リーグ3000安打を達成したイチロー選手みたいに、こつこつと塁に出ることを考える。デッドボールにはならないようにしたい。
-「小池新党」が取り沙汰されているが。
 都知事選に当選するという一点突破で進めてきた。今はまだその最中で全面展開までいっていないので、総合的に考えたい。都議会との連携をどうするかが一番大きな課題だ。
-新党説は、都議会の抵抗勢力への抑止力にはなっている。
 「そうだ」と言ってしまえば、抑止力にならなくなる。
-おおさか維新の会との連携は。
 改革志向という点で一致すると思う。(前代表の)橋下徹さんとは特に接点はないが、維新がやってきた大阪府政改革は参考にしたい。大阪の実験を学ぶ意味はある。
-女性活躍の推進は。
 都の女性職員の比率を高める。女性のやる気が出るし、男性もまた頑張ろうと思う。好循環に持っていければいい。(2016/08/09-15:26)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900867&g=pol
特別秘書に元読売記者=小池都知事

 東京都の小池百合子知事は9日、自らの政務担当特別秘書に、元読売新聞記者の宮地美陽子氏(39)を起用する人事を同日付で発令した。(2016/08/09-18:50)

5751名無しさん:2016/08/12(金) 00:46:32
http://www.j-cast.com/2016/08/10275012.html?p=all

小池都知事「新秘書」に元新聞記者 その狙いとは 2016/8/10 19:49

東京都の小池百合子知事が、政務担当の特別秘書の任命を進めている。政策立案への助言などを行うのが役回りだ。現時点で任命されたのは、大日本帝国憲法の復活を主張する請願に賛成した経歴などで知られる元都議と、元読売新聞記者の2人。

2人は、小池知事とどういう接点がある人物なのか。また、小池知事の狙いとは。

小池知事の「特別秘書」起用の狙いはどこにあるのか
大日本帝国憲法復活を求める請願に賛成

小池氏が初登庁した2016年8月2日、元都議の野田数(かずさ)氏(42)氏を起用する人事を同日付で発令した。野田氏は小池氏の秘書や東村山市議を経て、09年7月の都議選に自民党から出馬し初当選。12年5月に自民党を離党し、新会派「東京維新の会」を立ち上げた。12年12月の衆院選に日本維新の会から出馬したが落選し、「教育評論家」などとして活動を続けてきた。

野田氏が立ち上げた「東京維新の会」は、日本国憲法が無効であることを確認し、戦前の大日本帝国憲法の復活を求める請願に賛成している。当時「東京維新」は、橋下徹大阪市長(当時)が率いていた大阪維新の会との連携を目指していた。請願に賛成したことが問題化すると、野田氏は始末書を「大阪維新」に送ったが、橋下氏は当時、

「誰がどう考えたって、大日本帝国憲法復活なんて、ホントに一部の特定のマニアの中だけでやっておく話だと思いますよ?広く有権者の皆さんの支持を得ながら政治をやっていくということを考えたら、大日本帝国憲法復活っていうのは、それはあり得ないと思いますね〜」
と一蹴した。

こうした経緯がある野田氏の起用理由について、小池氏は就任後の8月5日の定例会見で、

「本人は都議の経験もあり、非常に知己も多い」
「これまでの活動の中で様々な、国会等にも人脈がある。人脈の広がりも政界のみならず、大変豊か」
などと説明した。
猪瀬知事時代には元産経新聞記者が起用された

8月9日には、小池氏は元読売新聞記者の宮地美陽子氏(39)も政務担当特別秘書に任命した。8月8日に読売新聞社を退社したばかりだという。これまでにも、特別秘書に新聞記者出身者が起用されたことはある。猪瀬直樹知事時代の2013年1月には、産経新聞の社会部編集委員だった石元悠生氏が政務担当特別秘書に起用されたとして話題になった。石元氏は、石原慎太郎元知事が初当選した1999年から長く都庁取材を担当したことで知られている。

猪瀬氏は当時の記者会見で、都庁担当の記者は一般的には2〜3年で異動してしまうことを問題視した上で、石元氏は都政を実質10年以上取材し続けてきたことなどを起用の理由として挙げている。

今回の宮地氏については、読売新聞のデータベースを見る限りでは、署名入りで執筆していた記事は甲府支局時代のものが大半。16年8月8日の退社直前に所属していたのは、紙面をレイアウトする部署だった。起用の理由については、今後の小池知事の記者会見で明らかにされる見通し。

5752とはずがたり:2016/08/13(土) 00:15:44

築地市場移転、延期に含み=「総合的に判断」-小池都知事
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081200646&g=soc

 東京都の小池百合子知事は12日の定例記者会見で、築地市場(中央区)の豊洲新市場(江東区)への移転をめぐり、「都民が新市場から流通する食を安心して食べられるのか、(使い勝手など)働かれている方々の環境がどうなのか、総合的に判断したい」と述べ、延期する可能性に含みを持たせた。小池氏は16日に新旧市場を視察する予定。
 新市場をめぐっては、国への開場申請が8月中に予定されるなど、11月7日の移転に向け準備が進んでいる。一方、土壌の安全性や利便性の確保に問題があるとして、仲卸業者から移転日変更を求める声が上がっている。小池氏は「こういう流れだから仕方がないというのは、あまり理由にならないと思うことも案件によってはある」とも指摘した。
 小池氏は会見後、移転慎重派、推進派双方の市場関係者からヒアリングを実施。記者団に「(新市場の)空気中の汚染状況がどうなのか、調査を指示した」と述べた。 
 また、小池氏は会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの予算のチェックや情報公開の改善に取り組む「都政改革本部」のメンバーに弁護士や公認会計士ら5人を選定したことも発表。「都政では情報公開を進める。見える化を徹底したい」と強調した。(2016/08/12-18:15)

5753チバQ:2016/08/13(土) 07:50:32
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000081250.html
“区議選で落選”男、新宿路上で強制わいせつか(2016/08/12 23:43)



 東京・新宿区の路上で、女性にわいせつな行為をしたうえ、けがをさせた疑いで31歳の男が逮捕されました。男は去年、東京・北区の区議会議員選挙に立候補していました。

 猪爪陸斗容疑者は12日午前4時ごろ、会社員の20代の女性に馬乗りになってわいせつな行為をしたうえ、けがをさせた疑いが持たれています。猪爪容疑者は去年、北区の区議会議員選挙に立候補し、落選していました。警視庁によりますと、猪爪容疑者は背後から女性に近付き、押し倒したということです。女性が大声を上げ、近くにいた警察官が逃げようとしていた猪爪容疑者を現行犯逮捕しました。取り調べに対して「覚えていない」と容疑を否認しています。

5754チバQ:2016/08/13(土) 08:00:08
http://www.sanspo.com/geino/news/20160812/tro16081216190001-n1.html
2016.8.12 16:19
女性押し倒した疑いで逮捕…男は東京都北区議選に民主党公認で出馬

特集:わいせつ事件簿
 帰宅途中の女性を押し倒してけがをさせたなどとして、警視庁新宿署は12日、強制わいせつ致傷の疑いで、住所不定、職業不詳猪爪陸斗容疑者(31)を現行犯逮捕した。「覚えていない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、12日午前3時50分ごろ、新宿区北新宿3丁目の路上で、歩いて帰宅していた20代の女性会社員の後ろから近づき、振り返ったところを転倒させるなどした疑い。

 署によると、近くを別の捜査で警戒中だった署員らが悲鳴を聞いて駆け付け、その場で取り押さえた。同署は詳しい状況を調べている。

 猪爪容疑者は2015年の東京都北区議選に民主党公認で出馬し、落選した。

5755名無しさん:2016/08/13(土) 14:03:54
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081000931&g=pol
新党結成は「選択肢」=支援の都議らと会合-小池都知事

 東京都の小池百合子知事は10日夜、支援を受ける都議会会派の都議らが都内で開いた会合に出席した。小池氏は会合後、記者団に新党を結成する可能性について、「選択肢ではあるが、まだいろいろな形があると考えている」と述べた。
 会合には都知事選で小池氏を支援した会派「かがやけ」の都議3人のほかに、無所属の区議や市議ら約60人が参加。この中で小池氏は「しっかりとネットワークを築きながら前に進めよう」と述べ、自らが公約に掲げた都政の改革に向け連携を呼び掛けた。
 司会を務めた両角穣都議は「知事の政策が賛同を得られない場合、仲間となる政治勢力をつくるのは大きな選択肢だ」と指摘。9月下旬に始まる都議会での最大会派自民党などの対応次第で、「小池新党」に向けた動きが具体化する可能性があるとの見方を示した。 (2016/08/10-20:13)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081000457&g=pol
都政改革で協力=民進代表と会談-小池都知事

 東京都の小池百合子知事は10日、民進党本部を訪ね、岡田克也代表と会談した。小池知事は「都政を進めるため民進党都議に協力いただきたい」と要請。岡田代表は「都政はさまざまな改革が必要なので、われわれも是々非々でサポートしたい」と述べた。
 小池知事は会談後、記者団に「東京五輪・パラリンピックの予算縮減にも協力いただけるということなので、民進党と連携を取りたい」と語った。また、岡田代表から「社会を変える上で女性のトップは非常に意義がある」との発言があったと明らかにした。 (2016/08/10-12:43)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081000265&g=pol
新年会に110回支出も=15年度政務活動費-都議会

 東京都議会は10日、2015年度分の政務活動費の収支報告書と領収書の写しを公開した。支出のうち各種団体との意見交換に充当できる「会費」は2599万円に上り、自民、公明両党では新年会や賀詞交歓会への参加費として支出するケースが目立った。中には1〜2月に110回分の会費を計上した自民都議もいた。

 交付総額は8億9160万円で、95%に当たる8億4895万円が使われていた。各会派が事務職員に支払う給与などの人件費(2億9381万円)、広報紙発行費(2億8396万円)の順に多く、合わせて支出額の7割近くを占めた。
 会費は、意見交換や情報収集を目的に1回1万円、会議での弁当代は1人3000円を上限に支出が認められている。自民党は銀座の老舗すき焼き店の2160円の弁当を56人分購入し、12万960円を支払っていた。 
 都議会は議員1人当たり月60万円の政務活動費を各会派に交付しており、金額は地方議会で最高。全国市民オンブズマン連絡会議の光成卓明弁護士は「議員が会合に参加する主目的は顔見せや自己PR。政務活動費はそのために使うお金ではない」と批判している。(2016/08/10-10:20)

5756名無しさん:2016/08/13(土) 21:00:14
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160810/k10010629841000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_026
都議会政務活動費 返還率は他道府県より低い4.7%
8月10日 11時44分
昨年度(27年度)の東京都議会議員の政務活動費の収支報告書が公開され、交付された総額8億9000万円余りのうち使われずに返還されたのは4200万円余りと総額の4.7%ほどとなり、多くの道府県の返還の率に比べ低い率となっています。
都議会議員の政務活動費は都政の課題の調査研究などに必要な経費として全国で最も多い1人当たり月60万円が交付されていて、昨年度の収支報告書などが10日から公開されています。
それによりますと、昨年度、各会派に交付された政務活動費の総額は8億9160万円でした。支出で最も多かったのは人件費で2億9000万円余り、次いで広報紙を発行する費用が2億8000万円余りなどとなっています。
一方、交付された政務活動費のうち使われずに返還されたのはすべての会派の合計で4200万円余りで、総額に占める返還された額の割合=返還率は4.7%ほどとなりました。
地方議員の政務活動費に厳しい目が向けられ、全国各地では昨年度の返還率が30%を超えた県議会もあるほか多くの道府県でも10%前後となっていて、これらに比べると都議会は低い率となっています。
これについて、政務活動費に詳しい日本大学の岩井奉信教授は「3分の1が返還されるところもあるなかで、東京都はむだな使い方をしているのではないかと疑わざるをえない。誰もが納得するような使い方を心がけるべきだ」と話しています。
新年会費に支出集中
東京都議会議員の昨年度の政務活動費の収支報告書では、1月に開かれる「新年会」などを名目とした会合に参加するために議員の支出が集中していることが分かりました。1か月で90回を超える会合に参加した議員もいて、専門家は「政策のための調査など議会の活性化を目的とした使い方を徹底するべきだ」と指摘しています。
東京都議会では業界団体や自治会などが開く会合について飲食を伴う場合でも政務活動としての意見交換や情報収集が目的であれば、1回につき1万円を上限に政務活動費の支出を認めています。ただ、懇談などを主な目的とした会合は認めていません。
10日から公開された昨年度の政務活動費の収支報告書では、ことし1月に「新年会」や「賀詞交歓会」などの名目で開かれた会合に議員の支出が集中していることが分かりました。このうち、自民党の議員は1月の1か月で97回の会合に参加し、合わせて64万4000円の政務活動費を支出しているほか、別の議員も1か月に86回、1日に8回の会合に続けて参加する日もありました。
これについて、短時間での飲食の場で十分な意見交換などはできないという指摘も出ていて、政務活動費に詳しい日本大学の岩井奉信教授は「飲食に使うことに対しては住民からの批判も大きく、政策のための調査など議会の活性化を目的とした使い方を徹底するべきだ」と話しています。
ポイントためる議員も
昨年度の東京都議会議員の政務活動費の収支報告書をNHKが調べたところ、ガソリンなどを購入する際に専用のカードを使ってポイントをためている議員が10人以上に上ることが分かりました。
ポイントカードは政務活動で利用する車のガソリン代を支払う際に利用するケースが多く、ある議員のケースでは1回の給油で2854円支払い21円分のポイントを得るなどして給油のたびにポイントをためています。
また、事務用品やお茶などの購入にも利用されていて、ホームセンターでコピー用紙などを4862円で購入したケースでは110円分のポイントが付与されています。政務活動費の支出でポイントを得ることについては東京都議会の手引きの中で、得られたポイントが商品価格の10%に満たなければ問題はないとする考えを示し、ポイントをどのように使うかについては議員に任されています。
一方で、ポイントが商品価格の10%未満でも支払った代金からポイント分を差し引いた額を政務活動費からの支出として報告する議員もいるなど、対応が分かれています。
これについて日本大学の岩井奉信教授は「政務活動費で得たポイントを私的な買い物に使っているのではないかと疑われかねず、是正が必要だ」と指摘しています。

5757名無しさん:2016/08/13(土) 21:00:24
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160810/k10010630021000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_024
都知事と民進代表 五輪費用の縮減で一致
8月10日 13時27分
東京都の小池知事と民進党の岡田代表が民進党本部で会談し、4年後の東京オリンピック・パラリンピックの準備や運営にかかる費用の縮減に協力して取り組むことで一致しました。
この中で小池知事が「都議会でも、民進党の議員に、都政を進めるため協力してほしい」と要請したのに対し、岡田代表は「是々非々だが、都民のためになることであれば大いに改革の後押しをしていきたい」と応じました。
また、岡田氏は、4年後の東京オリンピック・パラリンピックの準備や運営にかかる費用が当初の想定を大幅に上回ることが見込まれていることについて、「国民・都民の税金なので、中身をしっかり見て、必要のないものは削減していかなければならない」と指摘しました。
これに対し、小池氏は「積算根拠や全体像について、きちんと都民に説明がつき、納得してもらい、そして、大会を盛り上げていくことは、私も同じ思いだ」と述べ、大会の準備・運営費の縮減に協力して取り組むことで一致しました。
会談のあと、小池知事は記者団に対し、「予算の縮減に協力してもらうことは、国民や都民にとっても必要なことだ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160810/k10010630031000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_023
小池都知事 新党結成「選択肢の1つ」
8月10日 13時38分
東京都の小池知事は、来年夏の東京都議会議員選挙を見据えた新党の結成について「その選択肢は1つはあるかと思う」と述べ、都議会で半数近い議席を占める自民党の協力が得られるかなどを見極めたうえで、判断する考えを示しました。
東京都の小池知事は、10日午前、民進党の岡田代表に就任のあいさつをしたあと、記者団の質問に答えました。
この中で小池知事は、来年夏の東京都議会議員選挙を見据えた地域政党などの新党の結成について「都政を前に進めていくうえで判断すべきことだ。その選択肢は1つはあるかと思う」と述べ、都議会で半数近い議席を占める自民党の協力が得られるかや、今回の都知事選挙でみずからを支援した自民党の地方議員に対する党の処分の見通しなどを見極めたうえで判断する考えを示しました。
今回の都知事選挙では、野党系の一部の都議会議員も小池知事を支援していて、小池知事は10日夕方、こうした議員らが開く会合に出席することを明らかにしたうえで「東京を改革するという旗印のもとに、選挙で皆さんにお集まりいただいた。その皆さんと引き続き、都政の改革について話す機会となり、楽しみにしている」と述べました。

5758チバQ:2016/08/14(日) 13:27:25
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/08/13/kiji/K20160813013159350.html
「週刊リテラシー」降板 上杉隆氏とMXが真っ向対立 都知事選めぐり

 13日に生放送されたTOKYO MX「週刊リテラシー」(土曜後5・00)で、東京都知事選(7月31日)に立候補したジャーナリストの上杉隆氏(48)の番組降板について説明があった。両者の言い分は食い違っている。

 番組冒頭、テロップとテロップを読み上げる男性の声で「『週刊リテラシー』の出演者でありました上杉隆氏の番組降板につきまして、視聴者の皆さまへご報告させていただきます」と切り出し「上杉氏には本番組のメーンMCを約2年間務めていただきましたが、先般、上杉氏より、東京都知事選挙に立候補する旨の報告があったため、当社は本番組から上杉氏に降板いただくという判断をいたしました。法律上、政治的公平性が要求される放送局として、公職へ立候補された上杉氏を本番組のメーンMCとして起用し続けることは、放送基準等に照らして困難と判断し、やむなく降板という判断に至ったものです」と説明した。

 続けて「上杉氏にもその旨をお伝えしており、上杉氏には、降板についてご了承いただいております」とし「本番組につきましては、今後も政治・経済・事件・芸能等の世の中の注目ニュースを、さまざまなアングルから徹底解説をするという姿勢は変えずに、放送を継続してまいります。視聴者の皆さまには、変わらずご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と呼び掛けた。

 テロップ明け、MCを務める「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(42)は「MXテレビさんと上杉隆さんがおっしゃっていることが真反対の意見。ここは裁判の場所じゃないと僕は判断しました。もう弁護士さんの預かるところになっている。僕たち出演者は今、残された契約期間、まずは視聴者の皆さんのために、上杉隆さんがいなくなった番組を少しでもおもしろくお届けできるように頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と報告した。

 上杉氏は代表取締役社長を務める「NO BORDER」の公式サイトで「今月5日、TOKYO MX社の代理人弁護士から契約終了通知書が届けられ、困惑している」「東京都知事選への関与について、6月下旬、同局に可能性を示唆。当時、番組プロデューサーは理解を示した以外に、都知事選前後の動向を取材したいと申し出をした。それにより、同局は故鳩山邦夫代議士のお別れ会と出馬会見を事前に把握し、独占取材を行うなど、選対の動向を先んじて知ることが可能になった。都知事選立候補については、同局担当者の了承を得て、応援してもらっていた。同局への誠実な説明の上で、立候補を決意した」「局側からの一方的な通告で、出演者・スタッフ・視聴者に申し訳ない気持ちでいっぱい。今回の番組降板の経緯に関しては、既に法的な対応が不可避な段階に達しており、すべての交渉を代理人弁護士に委ねている」などの旨を主張している。

 上杉氏は7月12日に出馬表明。同16日から出演しなくなった。落選したため、8月6日から復帰可能だったが、上杉氏によると、前日5日に契約終了通知書が送られた。
[ 2016年8月13日 17:03 ]

5759名無しさん:2016/08/14(日) 21:08:16
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160810-00000210-sasahi-pol
田原総一朗「小池百合子大勝を呼び込んだ都民の『激情』」〈週刊朝日〉
dot. 8月12日(金)7時0分配信

 小池百合子氏の圧勝で幕を閉じた都知事選。ジャーナリストの田原総一朗氏は大勝した理由を分析する。

*  *  *
 都知事選挙では自民・公明が推薦した増田寛也氏や、民進・共産・社民など野党が一致して推薦した鳥越俊太郎氏を破り、政党推薦が一切なかった小池百合子氏が当選した。しかも291万2628票も獲得しての大勝だ。保守が増田、小池と分裂し、増田候補の応援には自民・公明などの幹部が連日登場したにもかかわらずである。

 一般的に考えれば、保守が分裂して競えば野党が一致して推薦した鳥越氏に勝ち目があるとも予想されていたのだが、鳥越氏が獲得したのは134万6103票で、小池氏の半分にも至らず第3位に終わった。

 増田氏の出馬には、少なからず疑問があった。増田氏は岩手県知事や総務相を経験し、その力量は誰もが認めていた。だが、増田氏が現在取り組んでいるのは地方活性化である。おしなべて地方は少子化であるうえに人材が大都市に流出し、人口が減って衰退に向かっている。そこで地方活性化が重要な仕事なのだが、それはいわば東京から人材をいかにして地方に移らせるかということで、極端に言えば東京を寂れさせることが役割である。そんな増田氏が都知事になるというのは、多くの都民にとって違和感があった。

 鳥越氏は立候補の理由として、参院選挙で自民党や公明党など、いわゆる「改憲勢力」が3分の2以上の議席を獲得したことに強い危機感を覚えたことを挙げた。憲法改正の発議が可能になるのだから、リベラルのジャーナリストである鳥越氏の危機感はよく理解できる。だが、憲法改正は国政の問題だ。もし国政に危機感を持つのであれば、むしろ参院選に出馬すべきではなかったか。

 それにしても、小池氏がこれほど大勝したのはなぜなのだろうか。

 女性がはじめて都知事になるというのには意義がある。それに自民党都連が、小池氏を支援した自民党議員は、たとえ親族が支援した場合でも処分するという文書を配ったことで「いじめ」のような構図となり、増田氏の票が減り、小池氏の票が伸びたという事情もあるのだろう。

 しかし、保守分裂選挙で、しかもどの政党からも推薦を受けられなかった小池氏が291万票も獲得したのはすさまじい。このすさまじさに、私はある種の怖さを感じている。

5760名無しさん:2016/08/14(日) 21:08:38
>>5759

 例えば、米国の大統領選挙の予備選で、当初は泡沫と見られていたトランプ氏が予想を裏切るかたちでどんどん勝ち進み、ついに共和党の大統領候補になってしまった。共和党の本流の有力者たち、そしてマスメディアもまったく予想していなかった出来事である。

 その原因は、米国民の多くが、共和党、民主党を問わず、政治も経済も含めた現状に強い不満を抱いていることではないか。ともかく現状を変えたいという憤り、その激情がトランプ氏を勝たせたのだ。

 英国が国民投票でEUからの離脱を決めたのも、これに酷似していて、キャメロン首相(当時)など内閣の多く、そして学者やエコノミストたちも、ほとんど離脱などあり得ないと判断していた。ところが米国と同じく、現状に対する国民の激情がプロたちの予想を大きく上回った。

 小池氏の大勝も、与野党を引っくるめて日本の政治・経済の現状に対する都民の強い不満、言葉に表現できない激情があったためだと私はとらえている。だが、今回の内閣改造を見ると、安倍首相にはどうもその危機感が伝わっていないようだ。

※週刊朝日  2016年8月19日号

5761チバQ:2016/08/16(火) 20:13:34
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160815-134-OHT1T50160.html
小池都知事、写真撮影拒否した“因縁”自民党議長と目を合わせず
08月15日 16:54スポーツ報知

小池都知事、写真撮影拒否した“因縁”自民党議長と目を合わせず
自民党都議の川井重勇議長(左)と目を合わせなかった小池百合子都知事 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 東京都の小池百合子知事(64)が15日、東京・文京区の文京シビックホールで行われた東京都戦没者追悼式に参列し、式辞を述べた。730人の遺族らが参列した。

 午前11時45分頃、喪服姿の小池氏に続き、都議会各会派の代表者がホールの壇上に現れた。小池氏が着席すると、隣に座ったのは自民党都議で議長を務める川井重勇(しげお)議長(68)だった。“因縁”のある2人は、よそよそしい様子で、目を合わせなかった。

 “因縁”が生じたのは、小池氏が初登庁した今月2日。都議会各会派へのあいさつ周りの際、小池氏が議長室で自民党の川井氏に右手を差し出し握手を求めたところ、ためらわれた後に「知事と議会は両輪。一輪車にならないように」と釘を刺された。

 さらに、報道陣から小池氏と並んだ写真の撮影を求められると「あなた(報道陣)の要望に応える必要はないから」と拒否し、「どうもご苦労さまでした」と小池氏に退室を促した。直後、小池氏はたまらず「握手、嫌そうにしてたね」とつぶやいた。川井氏の“冷遇”について、インターネット上でも「対応がひどすぎる」「写真拒否の人」などとバッシングが飛びかった。

 公では2度目の対面となったこの日、双方が式辞、追悼の言葉を述べた際は相手側に頭を下げたが、それ以外の式典の間、互いの方を向くことはなく、表情は険しいままだった。献花を終えた小池氏は、足早に会場を後にした。関係者は「式典中に話さないのは当然だが、(2人には)ピリピリしたムードが漂っていた」と話した。

 小池氏は7月、都知事選への出馬会見で「議会の冒頭解散」を公約に掲げ、都出身の議員を中心とする自民党都連を「誰がいつ、何を決めている分からないブラックボックスだ」などと批判したため、都議会自民党とも対立する形となり、溝は埋まっていない。

5762チバQ:2016/08/17(水) 22:28:31
http://www.sankei.com/politics/news/160817/plt1608170012-n1.html
2016.8.17 18:04

東京都、上山信一・慶大教授ら5人を顧問に選任 改革本部と兼任へ

反応 プッシュ通知

反応



 東京都は17日、上山信一慶応大教授ら5人を顧問に選任した。任期は来年3月末まで。都政運営に関し、小池百合子知事に進言や助言を行う。

 小池知事は、都の事業見直しや廃止を含めた抜本策を検討する「都政改革本部」を9月上旬に設置する方針で、上山教授らは改革本部の顧問も兼ねる。

 顧問に選任したのは上山教授のほか、加毛修弁護士、小島敏郎青山学院大教授、坂根義範弁護士、須田徹公認会計士。

5763とはずがたり:2016/08/18(木) 01:23:03
【都知事選】党除名覚悟で小池氏を応援の若狭氏 原動力は「マムシの善三」への対抗心
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-566451.html
07月15日 16:30東スポWeb

【都知事選】党除名覚悟で小池氏を応援の若狭氏 原動力は「マムシの善三」への対抗心
左から若狭勝衆院議員、小池百合子氏
(東スポWeb)
 小池の乱”を起こして東京都知事選(31日投開票)に出馬した小池百合子元防衛相(63)の遊説に、同氏を支えるヒゲ面のオヤジがいた。

 自民党都連は所属する国会議員や地方議員に対し、党が推薦した増田寛也元総務相(64)以外の候補者を応援した場合「除名処分の対象になる」との文書を配布。それも議員本人だけでなく、家族による応援までNGというから、もはや“踏み絵”と言っていい。

 この日、JR池袋駅前で第一声を上げた小池氏は「私を応援すると一族郎党、罰すると言われています」とチクリ。1000人を超える聴衆からは笑いも起きたが、大きなハンディであることに変わりはない。

 そんななか応援に駆けつけたのが、元東京地検特捜部副部長の若狭勝衆院議員(59)だ。同氏は「小池さんのためにやってきた。私の名前には『勝』という字が入っている。若狭が来れば勝つ!」と絶叫。

 若狭氏は自民党議員。踏み絵を無視したことで自身の立場も危うくなりそうだが、「小池さんは舛添問題や都政の利権追及を行うと宣言している。私は東京地検特捜部の副部長をやっていたんですよ。追及チームができれば、間違いなく関与します」と若狭氏は断言した。

 その裏には舛添要一前都知事(67)の政治資金問題でツッコミどころ満載だった“第三者”に名を連ねた「マムシの善三」こと元特捜副部長・佐々木善三弁護士(63)の存在があるという。

「第三者と言いながら舛添氏寄りの調査結果を出した佐々木弁護士に、若狭氏は方々で『ありえない』『特捜OBとして恥ずかしい』と苦言を呈していました。特捜部は出世競争が激しく、ライバルを蹴落としていく世界。佐々木氏は先輩ですが、同じ副部長経験者として黙っていられなかったのでしょう」(テレビ関係者)

 自分ならもっとうまくやる――。“小池都知事”の下で自らの手腕を発揮したくてウズウズしているのかもしれない。

5764とはずがたり:2016/08/18(木) 01:25:32
都知事選 小池百合子流のけんか殺法はどこまで通用するのか?鳥越俊太郎氏の出馬でやや計算に狂いが…
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160716/plt16071608300002-n1.html
2016.7.16 09:00

【政界徒然草】

 「崖から飛び降りる覚悟」と述べて東京都知事選(7月31日投開票)に無所属で立候補した元防衛相の小池百合子氏(64)。元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日こ推薦=やジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=らによる包囲網を向こうに回し、発信力を武器に正面突破を図る。強大な敵役を作り挑む構図は、小泉純一郎元首相直伝の“けんか殺法”といえる。小池氏は「最も厳しい戦い」を勝ち抜けるのか。

 「私を応援すると一族郎党罰するということだ。それを乗り越えて駆けつけてくれた、その覚悟と信念に感謝する」

 知事選が告示された14日、小池氏は地元の東京・JR池袋駅前で行った第一声で、応援に駆けつけた自民党の若狭勝衆院議員(比例東京)らへの謝意を口にした。

 自民党都連は推薦した増田氏以外の候補者を応援した場合、親族も含めて「除名などの処分対象となる」との文書を所属国会議員や地方議員に配布している。この日の小池氏の演説には若狭氏や一部区議を除き、都連所属の議員の姿はみられなかった。

 小池氏の発言は、露骨な締め付けに対する反発だ。若狭氏は記者団に「例えば小泉純一郎元首相が小池氏の応援に訪れたら、小泉進次郎氏が処分対象になる」と皮肉った。都連幹部も「小池氏は都連の意思決定過程や体質に対する批判票を集めようとしている。こんな文書を出したら、小池氏がジャンヌ・ダルクと重なって同情票を集めてしまう」と危機感を隠さない。

 さらに、小池氏は外国人地方参政権をめぐって増田氏への批判を強めている。14日の第一声では「反対だ。地方だからいいと思っているのは大間違いだ。何らかの意図を持った人が押し寄せてきたらどうなるのか。地方自治だからと外国人参政権をむやみに与えるのは反対だ」と明言した。

 これは、岩手県知事時代に外国人地方参政権付与に前向きな発言をした増田氏と、付与に慎重な自民党とのズレを突いた発言だ。都連内にも増田氏擁立前から「そこは修正させなきゃいかん」との声が強かった。

 増田氏は14日のBSフジ番組で「地域のコミュニティーでの意向を重視していくべきだ。岩手県知事時代、私は県民の意見を聞いて『賛成だ』と言った。都民の意見を聞くと、反対の方が大変多い。そういう意見に従うべきだ」などと釈明に追われた。

5765とはずがたり:2016/08/18(木) 01:25:49
>>5764-5765

 対鳥越氏では、小池氏は「究極の後出しジャンケン」と批判し、政策面での出遅れを指摘している。

 この手法は、党内の反対派を「抵抗勢力」と位置づけ突破力を印象づけることで国民の支持を得た小泉氏の手法に重なる。

 小池氏はまた、14日の第一声で「私は幼いころ、バイオリンを習っていた。下手くそだった。私のバイオリンを、皆さまの力を得てオーケストラにしていきたい」と語り、支持を訴えた。実はこれ、細川護煕元首相が平成4年5月、小池氏も参画した日本新党結党会見で語った「私がソロを弾き始めた。次第にそれが大きなオーケストラになる」という言葉を意識したものだった。

 細川氏ら野党は、5年7月の衆院選で自民党を過半数割れに追い込み、8党・会派による非自民連立政権を誕生させた。細川氏は同年8月、79代首相となる。小池氏は政治活動の集大成として、2人の元首相から得たものを知事選にぶつけているようにも映る。

 情勢はどうか。ある自民党都連幹部は当選ラインを前回都知事選で舛添要一前知事が獲得した約210万票とみて、参院選(10日投開票)の東京選挙区での結果に注目する。

 東京選挙区で自民、公明両党が獲得した比例票は計約284万票。鳥越氏を推す民進、共産、社民、生活4党の比例票は計248万票だった。この都連幹部は東京選挙区で当選した2人の自民党候補のうち組織を総動員した候補と公明党候補を足した計約165万票を増田氏の“基礎票”とみる。そのうえで、こう語った。

 「現状では保守分裂により鳥越氏がリードしている。浮動票を食われている小池氏は誤算だろう。ただ、鳥越氏は政策面で弱く、失速することもあり得る。浮動票が小池氏に流れていくだろう。ただ、今後の調査で増田氏が小池氏をリードすれば、勝ち馬に乗ろうと増田氏に票が流れるのではないか。増田氏が勝てる戦いだ」

 小池氏は「私はアイスブレーカー(砕氷船)だ」と周囲に述べ、不利とみられる情勢でも真正面からぶつかっていく姿勢を強調している。キャスターから参院議員、そして衆院議員に転身し、17年の郵政選挙では、選挙区を変えて造反組への「刺客」として戦い、当初の下馬評を覆して大勝した。

 防衛相時代の小池氏は、当時「防衛省の天皇」との異名を取った大物事務次官の更迭を打ち出し、省内で激しい対立劇を繰り広げた。小池氏は内閣改造で防衛相を外れる痛み分けとなったが、大物次官はのちに東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された。

 敗北の苦い過去もある。20年の自民党総裁選に出馬したものの麻生太郎副総理兼財務相に敗れた。野党時代の24年の総裁選では、立候補した石破茂地方創成担当相を支持したが、石破氏が安倍晋三首相に敗れ、小池氏が要職から遠ざかるきっかけとなった。

 無所属で突入した戦いは、都民の支持を得るのか、墓穴を掘った形で終わるのか--。(政治部 沢田大典)

5766名無しさん:2016/08/20(土) 22:24:41
http://news.livedoor.com/article/detail/11888559/
小池百合子新知事との握手を拒んだ議員に擁護の声「にこやかな挨拶していた」
2016年8月14日 17時16分 トピックニュース

14日放送の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で、自民党衆議院議員の松本文明氏が、小池百合子新都知事の初登庁時の都議会自民党の冷たい対応を擁護する場面があった。

番組は「小池百合子新都知事はやれんのか!? 都政改革を阻む“障壁”はコレだSP」と題し、課題が山積する都政について特集を組んだ。ゲストには小池氏を応援した若狭勝衆院議員や、都議会議員を4期務め都知事選では増田寛也氏を支持した松本氏らが出演した。

その中で、小池知事のあいさつ回りで川井重勇都議会議長(自民党会派)が握手を拒むなどの「塩対応」をみせたことが話題に。当時、川井氏は「知事と議会は両輪。一輪車にならないように」と釘を刺すと、握手や記念写真を促す報道陣に「あなたの要望に応える必要はないから」と拒否し、小池知事と都議会自民党との溝を印象付けたのだった。阿川佐和子氏はこの光景に「いかにも大人げないオジさんたちの、あの態度に驚いた」と感想を語った。

しかし、松本氏の意見は違うようだ。松本氏は「あれはね、知事が『今日、何時に行くから、誰と会いたい』と先に情報が入ってればいいんだけども、『今日は初登庁だから慣例的に各会派を回りましょう』となった」といい、小池氏側から事前に連絡がなかったのだと明かした。都知事選で敗れた自民党会派は「ガクッときてる」ため、挨拶できる状態ではなかった、というのだ。

だが、阿川が川井議長の対応について「人間と人間の挨拶の場で、あんな感情的に…」と指摘すると、松本氏は被せるようにして「にこやかな挨拶してたじゃないですか」とコメント。この発言にはスタジオからは笑いが起こり、阿川も苦笑いする他なかった。

5767名無しさん:2016/08/20(土) 22:38:21
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160818-00511470-shincho-pol
小池百合子都知事の「標的」になる人物――内田茂、石原伸晃、森喜朗
デイリー新潮 8月18日(木)16時0分配信

「女性初」を開拓してきた政治家人生である。女性として初めて防衛相となり、自民党総裁選に挑戦、党三役を務め、都知事となった小池百合子女史(64)。分裂選挙の中、300万になんなんとする票を得た女帝は民意という矛を手に、標的を蹴散らす勢いなのだ。

 ***

 小池都知事誕生を受け、8月4日に都連会長の石原伸晃経済再生担当相、そして“都議会のドン”こと内田茂都議が辞任を発表したが、

「小池さんが都知事になってまずやることは、内田さんへの『宣戦布告』。彼女は公約に、『利権追及チームの新設』を掲げていますが、その標的になるのが内田さんということです」

 とは都連関係者。

「彼自身が監査役を務める電気工事会社が、オリンピック関連事業を受注し、売り上げを伸ばしているのが目下、問題視されている。たとえ内田さんが辞任しても、『院政』を敷くだけ。したがって、その他の癒着関係の有無について調査を進めて行くはずです」

 石原氏に関しては、

「与党推薦候補が都知事選で勝てないのは今回が初めてではありません。それよりも、会長の役職は『1期2年』を2期務めれば交代が定石なのに、彼がすでに11年も居座っているのが問題。今回が良いタイミングだったのではないでしょうか」

 と突き放すのが、別の都連関係者。新都知事と会長とは因縁浅からぬ仲らしく、たとえば、

「09年の都議選で第一党の座を明け渡したときでさえ、石原さんが会長に再任されました。“余人をもって代えがたい”と。小池さんはこれに納得できない面々のひとりで、“執行部は総括すべき。再任反対”と主張しました。最終的に、机をどんどん叩いては怒鳴り合いに発展したんです」(同)

 それから7年の月日を隔てた今回、「増田落選」直後、石原氏は事務所で、

「増田さんが、今でも東京都知事に本当にふさわしい人物であるということを再確認させて頂きました」

 と強弁。遺恨をよほど腹に据えかねたのか、歯ぎしりの音が聞こえてくるようだった。

5768名無しさん:2016/08/20(土) 22:38:46
>>5767

■森元首相も
 これに続いてターゲットとなるのが、他ならぬ五輪組織委員会の会長・森喜朗元首相である。

「森さんは引退後も、パーティーや献金でカネを集め、いわば権勢を誇っていますからね」(別の都連関係者)

 事実、元首相の政治団体「春風会」の収支報告書を見ると、13年には1億円余、14年にも6000万円強の収入が計上されているのだ。

「森さんは安倍首相の出身派閥『清和会』の元会長でもあるので、業界団体は党のみならず官邸への発言力も期待してカネを出す。逆に森さんはと言うと、集めたカネで清和会の若手・中堅議員のパーティー券を買ったりして、影響力を保持する。森さんは今もなお秘書を複数雇っているし、閉鎖された砂防会館から虎ノ門ヒルズの近くに事務所を移転しています」(同)

 むろんそれは表のカネであり、違法の「い」の字もない。五輪利権の追及とひと口に言っても、大部の書籍のなかに刻まれた落書きを探し出すような困難がつきまとうが、

「いやいや、雪だるま式に予算が膨らんでいった経緯に注目するだけでもインパクトがあります」

 と、政治部デスクが後を受ける。

「招致時には3000億円だった五輪予算が5000億に、そして今では2兆〜3兆円にも達すると言われている。なぜそういうことになったのか、小池さんは明らかにしようとするでしょう。役人に資料を出させ、説明をさせ、それを矢継ぎ早に情報公開していく。利権を“発掘”できずとも、都民は一定の評価を下すに違いありません」

■“NOと言える小池都政”
 そればかりか、組織委に加え政府も、都に対して“陳情”しなければならない案件がある。

「具体的には、施設整備費の追加負担について。本来、仮設のものは組織委が、閉会後も使用される恒久的な施設は都が負担することになっている。でも、仮設にかかる費用が招致の際には723億円だったのが、3000億円規模にのぼっていて、組織委だけでは賄えなくなった。それで今年3月末から森さんと遠藤さん(利明担当相)、そして舛添さんとで負担割合の話し合いをしてきました」(同)

 この会談に新都知事が参加することになるわけだが、さる都庁幹部に聞くと、

「舛添さんは森さんの意向を踏まえ、予算をひねり出そうと我々に指示していましたね。自民党を除名された自分をもり立ててくれているという意識があり、無下に出来なかった。そこへ行くと、オリンピック予算の透明化を訴える小池さんが、森さんの要望にそう簡単に応じるとは思えません」

 あたかも、“NOと言える小池都政”が睨みを利かす恰好である。

 永田町関係者のひとりはこう語る。

「そもそも、森さんは同じ派閥にいた小池を好ましいと思っていません。小泉政権下の03年9月、彼女が環境相に就任したとき、派閥の会合で、“あなたには(入閣待機組の)先輩を思いやる心がないのか。スタンドプレーするなら出て行ってほしい”となじっていたんです」

「特集 女帝誕生! 『小池百合子』都知事が蹴散らす標的1番から5番まで」より

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

5769名無しさん:2016/08/20(土) 22:50:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160819-00511474-shincho-pol
都議会・官邸も「小池都知事」の標的に 9月の都議会、10月の補選
デイリー新潮 8月19日(金)16時0分配信

 小池百合子氏(64)が都知事となったことで、“標的”となる存在たち――都連幹事長の辞任を表明している“都議会のドン”内田茂氏や、同じく会長を辞する石原伸晃経済再生担当相、森喜朗・五輪組織委員会会長らの名が挙がるが、彼らだけではない。

 ***

 選挙時の公約に「利権追及チームの新設」を掲げた小池都知事は、“五輪利権”に切り込むことが予想されるが、都議会もまた標的になる。

「五輪利権追及に加えてもう1つの目玉が、築地市場の移転問題。11月に豊洲へ移ることになっていますが、当の市場業者は大反対しています。というのも、11月が繁忙期であるし、豊洲の土壌汚染調査や液状化問題に決着がついていないから。9月からの都議会でこういった不透明な部分に小池さんが突っ込み、パンドラの箱が開いてしまうかもしれない。メディアがこの『小池劇場』をこぞって取り上げれば、自民党への風当たりはいや増しに強まります」(都連関係者)

 その一方で、差し当たってのポイントは、新都知事らに関する処分問題だが、

「都連は彼女を応援した若狭さん(勝・衆院議員)に区議7人を加えた9人を除名処分にすると強硬論を唱えてきました。ただ、官邸は慎重姿勢。この『小池人気』を前に、対立は得策ではないという考えあってのことです」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

 この通りに除名されなかったとしても、

「都知事は自民党や官邸と距離を置き続ける。対立構図の演出こそ人気の生命線だから。自ら離党届を提出しないまでも、“私は都民と共に歩む”といったメッセージ発信の場を設ける可能性がある。そのうえ、10月23日投開票の東京10区補欠選挙にも注目が集まります。都知事選同様、『分裂』となった場合には、自民党からは比例東京選出の鈴木隼人代議士の、小池シンパからは若狭さんの出馬が取りざたされています」(政治部デスク)

 官邸ならびに党もまた標的となるのだ。

 かねてより永田町で流布してきた女帝にまつわる「箴言」を最後に披露しておこう。

「いつも党首の傍にいる。そして党首がいなくなる」

「特集 女帝誕生! 『小池百合子』都知事が蹴散らす標的1番から5番まで」より

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

5770名無しさん:2016/08/20(土) 22:52:27
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160817-00511467-shincho-pol
小池百合子、女帝の座を射止めた振る舞い術 キャスター時代の異名は「ヒラメ」
デイリー新潮 8月17日(水)16時0分配信

 ここ4年弱で3回目、今回も50億円の税金を投入したバカ騒ぎならぬ都知事選に、小池百合子元防衛相(64)が圧勝。日本新党を皮切りに、新進党、自由党、保守党、自民党と5つの政党を渡り歩き、挙句には女性で初めて党三役の一角を占めた自民党に喧嘩を売り、この選挙戦に打って出たのだった。まず、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏に女帝誕生の要因を分析してもらおう。

「小沢一郎に小泉純一郎。彼女は、その時々の権力者に近づき、政党を転々とする『政界渡り鳥』と揶揄されてきました。しかし、今回の選挙では彼らから盗んだ『技』をちゃんと活かしていましたね」

 去る6月29日の電撃出馬会見は、郵政選挙を仕掛けた小泉流だ。

「その前の週末に自民党が行なった世論調査で、桜井さん(俊・前総務事務次官)がダントツでした。これを受け、都連会長の石原さん(伸晃)が、29日午後に桜井さんに出馬の申し入れをする予定だった。が、小池さんの会見で、桜井さんは“自分が出たら分裂選挙に巻き込まれる。そんな面倒は避けたい”と出馬回避に舵を切ったのです」(同)

 いざ選挙戦が始まれば小沢流だった。

「告示日の翌日に八丈島を訪れたのは、小沢さんが常々言ってきた“選挙は川上から川下へ”の教え通りの動きです。小さな村から大都市へ、選挙区の隅から隅までを歩きなさいという意味。そして、街頭演説では押しなべて、政党の垣根を越えて有権者と直接繋がろうという姿勢がありました。この点は、“自民党をぶっ壊す”と訴えた小泉流の戦い方です」(同)

 小池女史は、1992年の参院選に日本新党から比例区で出馬して当選。翌年の、55年体制を崩壊へ導いた衆院選では、旧兵庫2区に鞍替え出馬し、当選している。

 それから、新進党や自由党で僚友だった西村眞悟元代議士が、

「99年に私が“日本も核武装した方がいい”という発言をして、問題になったことがありました。この後、小池さんと小沢一郎さん、そして私とで食事をしていたときのことですが」

 と当時を振り返って、こう継ぐ。

「彼女が、“小沢さん、西村さんのこと、注意してあげてよ。過激だから、困っちゃうのよ〜”なんて言うのです。その言い方や態度に、嫌な感じはまったく受けませんでした。また、財界の方を交えた席で私を指して、“この人は私の用心棒なのよ〜”と持ち上げてくれたりもしました。その口ぶりは自然で上手。感心しましたよ。だから、都議会のタヌキみたいなおっさんも、見くびったらえらいことになりますよ」

5771名無しさん:2016/08/20(土) 22:53:42
>>5770

■異名がヒラメ
 もう少し、身過ぎ世過ぎに役立ったその振舞い方に触れておかねばなるまい。

 彼女が「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)のキャスターを務めていた時代だから、90年前後のこと。

「当時の社長が声を掛け他社から連れてきたこともあって、小池さんはかわいがられていました。他のキャスターに比べても特にね。そしてそれを十分理解していたから、社長室へ日参しては、“ゴルフや食事に行きたい!”と“アプローチ”していました」

 と、これは元同僚女性の打ち明け話である。

「社長も喜び、色んな席へ連れて行ったんです。それが彼女の人脈づくりに奏功したのは間違いありません。社長だけでなく、報道局長ら上役には猫なで声で近づくのに、同僚や部下とは目線さえ合わさない。だから評判が悪いのなんの」

 社長とのホットラインを気にする余り直属の上司でさえ腫れものを扱うように彼女と接するので、増長するばかり。で、ついた異名がヒラメ。つまり、上しか見ていないというわけだ。

「“ヒラメがまた、社長との飲み会のことを大声で自慢してたよ”などと、陰で言われていました。彼女はそのことを嬉々として話すものだから……。で、92年に出馬した際には、現場にはまともな挨拶もなく辞めて行った。上層部は“自民党から出馬しないなら勝てない”と忠告したようですが……。あのときも今回も、勝負所の勘の良さだけは認めざるを得ません、悔しいけれど」(同)

 どこかで見たような光景である。

 ともあれ、政界入りのきっかけを作り、いみじくも2014年の都知事選で苦杯を嘗めた細川護煕元首相はこんな見方をする。

「日本新党時代以降、小池さんは経験を積んでこられ、政治的な感覚に優れていると思います。が、都議会の与党が正面から向かってくるという状況でどうするのか。開き直り、捨て身になってやっていくしかないのではないでしょうか」

「特集 女帝誕生! 『小池百合子』都知事が蹴散らす標的1番から5番まで」より

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

5772チバQ:2016/08/22(月) 19:25:15
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1608220001.html
ドンの側近が後任幹事長に 小池知事を迎え撃つ自民党都連の“院政”新人事
16:45夕刊フジ

ドンの側近が後任幹事長に 小池知事を迎え撃つ自民党都連の“院政”新人事
内田茂都議
(夕刊フジ)
 東京都知事選で敗北し、幹部5人が総退陣した自民党都連の新人事が固まってきた。会長人事は3人に絞られ、「都議会のドン」こと、内田茂都議(77)の後任幹事長には、最側近であるベテラン都議が就任する見通しだという。一方、リオデジャネイロ訪問中の小池百合子都知事は、着物姿で「日本のおもてなし」をアピールしたが、帰国後には、内田氏が“院政”を敷く「都連のおもてなし」を受けることになりそうだ。

 「4年後には、心を込めた最高の『おもてなし』で、皆様をお迎えできるよう、精いっぱい準備を進めたい」

 小池氏は19日、リオ市のパエス市長との共同記者会見に臨み、東京五輪への意気込みを語った。和服姿の狙いについては「日本のおもてなしを最大に象徴するものだ」と強調した。

 東京五輪の成功に向けて、地球の裏側で動く小池氏だが、日本では自民党都連が、小池氏を迎え撃つための新人事を着々と進めている。

 都連の幹部人事をめぐっては、今月5日の合同会議で、石原伸晃会長(経済再生担当相)と内田氏ら幹部5人の引責辞任が報告され、了承された。新人事は役員選考委員会で検討されてきたが、大枠は決まりつつある。

 最大の焦点は、内田氏が落選中も含めて10年以上死守し、「国会議員より影響力がある」といわれた幹事長ポストだが、党関係者によると、都議会議長経験者である高島直樹都議(66)が内定したという。

 高島氏は、自民党都議60人の中でも、特に内田氏と議会活動をともにしてきた人物で、「まさに内田派の重鎮だ。ドンの政治手法や、組織運営術を間近でみてきた後継者」(都庁関係者)と評されている。

 会長ポストについては、駆け引きが続いているという。

 最有力候補は、萩生田光一官房副長官で、下村博文元文科相を推す声も強い。ただ、下村氏は会長代行を引責辞任したばかりのため、「すぐに会長就任はいかがなものか」(都連関係者)との見方もある。

 萩生田氏についても、「都連内では『内田氏との距離が近い』との声も目立つ。官邸サイドが萩生田氏の会長就任を渋っているという噂も聞く」(別の都連関係者)。

 こうしたなか、中川雅治参院議員の会長起用案が浮上している。

 東大法学部卒、大蔵省出身の知性派だが、「中川氏はまだ当選2回。(幹事長に内定した)高島氏が采配を振るいやすくなり、内田氏は隠然たる影響力を行使するだろう」(区議)という。

 早ければ、新人事は来週後半にも開かれる都連幹部会で承認される。小池氏は都知事選で、都連を「ブラックボックス」と批判したが、この様子では「闇将軍」が君臨することになりそうだ。

5773チバQ:2016/08/24(水) 21:01:29
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1608240001.html
小池新党、旗揚げなら20議席獲得と分析…第2会派に匹敵 来夏都議選で
16:35夕刊フジ

小池新党、旗揚げなら20議席獲得と分析…第2会派に匹敵 来夏都議選で
リオ五輪閉会式で都知事外交デビューした小池氏。帰国後も決戦が待ち受ける
(夕刊フジ)
 東京都の小池百合子知事と、都議会自民党が、待機児童対策をめぐって激突する可能性が出てきた。小池氏は来月の定例議会に緊急対策の補正予算案を提出する考えだが、都議会(定数127)最大会派である自民党(60人)の対応がはっきりしないのだ。こうしたなか、小池氏が新党を旗揚げして来年夏の都議選に臨んだ場合、最低20議席程度を獲得することが、有名選挙プランナーの分析で分かった。現在の都議会第2会派に匹敵するが、小池氏は大勝負に打って出るのか。

 「旗自体は重くなかった」「責任は、ズシッとくるものがあった」

 小池氏は21日(日本時間22日午前)、リオデジャネイロ五輪の閉会式で、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長から五輪旗を手渡された感想をこう語った。

 2020年東京五輪成功の重責を担った小池氏は24日帰国するが、さまざまな課題に対し、「アスリートファースト」「都民ファースト」で取り組んでいく方針だ。

 こうしたなか、来月下旬招集の定例議会で、小池氏が策定を指示した待機児童対策を盛り込んだ補正予算案の扱いが注目されている。

 小池氏は5日の記者会見で「来年度予算まで待つことなく、早急に取りまとめたい。1日も早く目に見える成果をと考えている」といい、都議会に対して「真摯に説明し、理解をいただきたい」と協力を求めた。

 ところが、自民党の賛否が不透明だという。

 都議会関係者は「この補正予算案が『小池氏vs都議会自民党』の第1ラウンドとなる。自民党が反対すれば都民の批判は高まるが、今の自民党は『小池氏憎し』で凝り固まっている。反対する可能性もある。自民党は『自分たちを敵に回せば、条例や予算は1本も通らない』ということを見せつけようとするかもしれない」と明かす。

 待機児童問題の深刻さを考えると、信じがたい話といえる。万が一、都議会自民党がそんな対応を取るとすれば、独善的思考に反発した都民から「小池新党」への期待が高まりそうだ。

 小池新党が「最低20議席程度を獲得する」という分析は、過去10年間で110の国政、地方選挙に携わり、「勝率7割」を誇る選挙プランナー、松田馨氏(37)が行った。

 都議選は、区部と多摩地域、伊豆、小笠原諸島を含む都内「23区、26市、5町、8村」を41選挙区に割っている。定数は1〜6、8まであり、小選挙区と中選挙区が混在している。

 松田氏は「小池氏が『都政刷新』『都議会の闇に切り込む』と訴え、来年夏まで人気を維持することは十分想定できる。無党派層を中心とした浮動票獲得が見込める」といい、続けた。

 「区部を中心に、定数3以上の選挙区が18ある。これらの選挙区に“刺客”とも言うべき小池新党の候補者を擁立すれば、当選する可能性は高い。16ある2人区にもチャンスがある。地域政党を結成して、自前で都議を誕生させることは、小池氏にとっては有力な選択肢になるだろう」

 現在、都議会の会派は、都議会自民党が第1党で、都議会公明党(23人)、共産党都議団(17人)と続く。松田氏の分析通りに二十数議席を獲得すれば、第2党もあり得るのだ。

 この手法には成功例がある。

 橋下徹・元大阪市長は、改革路線を阻む府議会、市議会を敵に回し、自民党の若手や改革派を取り込んで「大阪維新の会」(当時)を立ち上げ、両議会で多数派を形成することに成功した。

 小池氏は、維新の政治手法も研究しているとされるが、これを採用するのか。

 松田氏は「小池氏が、都議会自民党から候補者を引き抜けば、さらに議席を積み増すかもしれない。自民党都連に不満を持つ、若手の区議や市議をスカウトする手もある。橋下氏の場合、すべての既存政党と対決したが、自民党国会議員だった小池氏がどういう構えでいくのか、不明だ。小池氏と都議会との関係次第だろう」という。

 小池氏の動向から目が離せない。

5774チバQ:2016/08/25(木) 07:18:01
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160825-00511570-shincho-pol
小池百合子都知事、特別秘書に疑問の声 元読売新聞記者
デイリー新潮 8月25日(木)5時50分配信

小池百合子都知事、特別秘書に疑問の声 元読売新聞記者
一体何を期待しているのか
 緑を身に付けて都知事選を勝ち抜いた彼女も、人事まで“オールグリーン”とはいかなかった。

 小池百合子東京都知事(64)が任命した2人の特別秘書の人選に疑問の声が上がっているのである。

 都政担当記者の話。

「知事は今月2日、1人目の特別秘書に元都議の野田数(かずさ)氏を任命すると発表しました。彼は2009年、自民党から都議選に出馬し当選するも、その後離党した人。選挙戦で敵対した都議会自民党との関係修復が知事の大きな課題となる中、野田さんには無理ではと首を傾げる人が多いですね」

 とはいえ彼は以前、小池氏の秘書経験もあったため、この人事はまだ想定内だったという。関係者に真の衝撃が走ったのは、9日に2人目の名前が発表されたときだった。

 大手紙政治部記者が言う。

「元読売新聞記者の宮地美陽子さんです。知事は12日に開かれた定例記者会見で、『彼女は皆様方の同僚で、これから、記者クラブとの接点ともなります』と言っていましたが、元記者といっても彼女は、入社直後から5年間甲府支局で勤めたものの、優秀な記者とはいえず、その後、今月8日に退社するまでの10年間は本社編成部で新聞のレイアウト作りに専念してきた人物です。もちろん、政治部の経験はありません。『いったいなぜ彼女が選ばれたのか』と、同僚の記者たちは不思議がっていますよ」

 無論、都政に関しても全くの素人というわけだ。ますます不可解なこの“サプライズ”人事の理由を小池事務所関係者に訊ねたところ、

「宮地さんの父親は、かつてテレビ朝日の政経部(政治部の当時の名称)の記者で、小池さんとは旧知の仲。加えて宮地さんの夫も産経新聞の記者で、国会議員時代の知事に何度か取材をしており、そうした縁で宮地さんとも顔見知りでした。小池さんは『特別秘書に女性の登用を』と考えていたものの、適任者が見つからず、彼女に声をかけたようです」

 小池都政に早くも黄信号が灯ってしまった――。

「週刊新潮」2016年8月25日秋風月増大号 掲載

5775チバQ:2016/08/25(木) 07:18:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000159-nksports-pol
“都議会のドン”内田氏が盛大なパーティー開催
日刊スポーツ 8月24日(水)22時50分配信

 自民党東京都連前幹事長の内田茂都議(77)が24日、都内のホテルでパーティーを開いた。「内田茂さん政治活動40周年を祝い励ます会」と題したパーティーには、菅義偉官房長官、内田都議とともに都知事選敗戦の責任を取って都連会長を辞任した石原伸晃経済再生担当相、二階俊博自民党幹事長、菅原一秀衆院議員、平沢勝栄衆院議員、前川恵衆院議員、片山さつき参院議員、中川雅治参院議員をはじめ、1000人以上が参加した。

 この日はくしくも、都知事選で内田都議を「ドン」と呼んで対決姿勢を打ち出し勝利した、小池百合子知事(64)がリオデジャネイロ五輪から帰国した。ただ、約2時間のパーティーの中で、小池知事の名前はほとんど出てこなかったという。ある参加者は「小池さんがリオから帰ってきたこと以外、一切、話は出なかった」と言い、別の関係者も「小池さんの話? 出ないね。そんなの、こういうところで出ないんじゃないの、やっぱり」と苦笑した。

 この日の関係者からのあいさつは、内田都議の功績をたたえる言葉が多かったという。菅原衆院議員は「小池知事が、まさに圧巻のパフォーマンスで4年後の五輪に夢をつないだ。その五輪は、13年のブエノスアイレスで決まった。09年に五輪がダメだった時も、諦めずにリーダーシップを取ったのは、内田さんです」とあいさつしたといい、会場からは「その通りだ」と声が上がったという。

 またパーティーの中で、深谷隆司東京都連最高顧問から「一致団結」という言葉が出たという。ある関係者は「深谷先生一流のジョークだよ。気持ちは、そうだけどさ」と苦笑い。都知事選が分裂選挙となった結果、内田都議が05年から務めてきた都連幹事長の座を降りることになった、自民党都連内部の複雑な心情をのぞかせた。

 パーティーの最中には、内田都議に「あと30年、頑張ってください」という声も多くあったという。都連役員の後任人事について、関係者は「深谷先生もいらっしゃったので(この日に)選考会があるかと思ったら、なかった」と話した。

5776名無しさん:2016/08/25(木) 23:31:13
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160823-00099592-diamond-soci
小池都知事vs自民党・第二幕の行方、敵対か協調か?
ダイヤモンド・オンライン 8月23日(火)8時0分配信

 約291万票を獲得して、東京都知事選挙で圧勝した小池百合子氏。今後、都議会自民党や自民党本部に対して、対決姿勢を貫いていくのか。それとも、安定的な都政運営のために、妥協をすることになるのか。小池新知事の繰り出す次の一手や今後の自民党との関係について、都政にも精通する政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏に話を聞いた。

● 選挙戦終盤には対自民党発言を 軟化させ始めた小池氏

 7月31日に行われた東京都知事選挙。衆議院議員を辞職し、都議会自民党との対決姿勢を表明した小池百合子氏が圧勝する結果となった。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、小池氏のスタンスは序盤と終盤では大きく変わっていたと分析している。

 「小池さんは、当初、自民党都連を『ブラックボックス』呼ばわりし、都議会の冒頭解散を訴えるなど、自民党への対決姿勢を強く見せて、無党派層の有権者の支持を掘り起こしていました。

 「これはかつて『自民党をぶっ壊す』と叫んで、無党派層の喝采を浴びた小泉純一郎元総理を彷彿とさせるような手法でした」

 「しかし、小池さんは、選挙戦の最終盤に差し掛かると『自民党と戦っているわけじゃなく、自民党都連の一部と戦っている』と発言するなど、徐々にトーンダウンしはじめます。また、それだけでなく、『東京はアベノミクスの牽引役になるべき』とも発言し、自民党本部や安倍官邸を敵視しているわけではない、と軌道修正していったわけです」

 「小池さんは、自分が東京都知事選に出馬するにあたり、自民党の対応や、世論の動向を見据えながら、自らの戦い方や立ち位置をかなり綿密にシミュレーションしていました。都知事選挙が進み、手ごたえを感じ始めると、当選後のことも考えて、発言を抑え始めたのではないでしょうか」

 鈴木氏によると、官邸サイドは、都知事選挙の開票前から小池氏との手打ちを模索し始めていたという。

 「じつは、安倍総理サイドは、小池さんの優勢が伝えられるのにあわせて、推薦する増田陣営の選挙戦に深入りするのを避けるようになっていきました。実際、安倍総理は、増田さんの応援のための街頭演説は一度もおこなっていません。映像による応援メッセージを寄せただけです」

 「わたしの取材によれば、投開票日の3日前の7月28日の段階で、すでに投開票日の翌日に安倍総理と小池新知事の会合をセッティングしようとする動きが水面下であったことがわかっています。この動きは、小池さん側から『会談は初登庁の後にしてほしい』との要望があり、流れたようですが」

 実際に安倍総理と小池都知事の会談は、初登庁の2日後の8月4日に行われている。

5777名無しさん:2016/08/25(木) 23:31:32
>>5776

● 小泉氏、小沢氏…辣腕政治家たちに 学んだ選挙必勝ノウハウを実践

 自らが所属する自民党を向こうにまわしての今回の圧勝劇。その背景には、小池百合子という政治家の歩みが反映されていると、鈴木氏は指摘する。

 「日本新党を振り出しに、新進党、自由党、保守党、そして自民党と多くの政党を渡り歩いた小池さんは、その遍歴から『政界渡り鳥』などと揶揄されています。ですが、様々な政党を渡り歩き、細川護熙、小沢一郎、小泉純一郎ら、時の権力者と間近で接したことこそが、彼女の政治家としての強みにもなっているのです」

 「その強みは、今回の都知事選でも発揮されました。自民党を仮想敵に見立てて、無党派層の有権者に語り掛ける手法は、小泉純一郎の戦い方そのものですし、選挙戦の公示後2日目に八丈島を訪れたのは、まさに小沢一郎が得意とする“川上戦術”です。聴衆が少ない農村部で演説をすることで、その噂が川下の都市部に伝わり、票になるという田中角栄直伝の選挙戦術です」

 「実際に、小池さんが八丈島で選挙戦をする姿は、聴衆こそ少ないものの、その日のニュースでメディアに大きく取り上げられています。いわば、今回の都知事選挙は、政治家として小池さんが培ってきたノウハウの集大成でもあったわけです」
 
 8月4日、安倍総理との会談を終えた小池氏は、自民党本部で二階俊博幹事長とも会談をおこなった。

 この会談で二階氏は、都知事選をめぐる小池氏らの処分問題について「ぎりぎりとやり合うことは、あまり意味を成さない」と伝えるなど、一気に両者の雪解けムードは進んだかのように見える。

 鈴木氏がその背景を解説する。

 「自民党にもイメージがありますから、多くの都民の支持を集めた小池さんを除名するようなことはしにくいでしょう。むしろこれからは、自民党本部や官邸側が、何とか対立を避けつつ、東京五輪の成功に向けて、共存共栄を模索する時期になっていくはずです」

 「ただポイントは、都議会自民党です。小池さんと今後ずっと対峙して行くことになるわけですから『最初が肝心』と、すぐに握手はせず剣先を突き合わせるようなせめぎ合いが続くと思います。いまだ、小池さんや小池さんを応援した自民党所属の議員への処分を要望する声も根強くあります」

5778名無しさん:2016/08/25(木) 23:31:56
>>5777

● 都政運営の最大のポイントとなるのは 都議会自民党との関係性

 特に都議会自民党の議員たちの処分には注目が集まっている。鈴木氏はこう解説する。

 「今回処分の対象になる可能性がある議員は、9人います。小池さん本人と応援していた若狭勝衆議院議員、小池さんの地元の練馬区や豊島区の7人の地方議員です」

 「小池さんと若狭さんは国会議員ですから、党本部が処分を決めることになりますが、7人の地方議員は、都連が処分を決める可能性が高い。だから7人に対して、処分すべきという意見は都連のなかでは強いのです。その決着をどうするのかは、今後の注目すべき点でしょう」

 8月4日、石原伸晃自民党東京都連会長や、内田茂幹事長ら執行部の5人は、都知事選挙の敗北を受けて、総退陣することを表明した。今後、小池氏と自民党東京都連とは、どのような関係になっていくのか。鈴木氏が語る。

 「新しい都連執行部が都政をめぐって、小池都知事と対決する可能性はあります。ですが、来年の夏に行われる都議選を見据えて、露骨なことはしないと思います。もし、露骨な小池いじめをやれば、自分たちの選挙戦がマイナスになりますから。だから、都議選まではお互いにジャブみたいな感じで、水面下で静かな様子見の戦いが続くのではないでしょうか」

 ただし、小池都知事があまりにも、自民党都連と妥協するような姿勢を見せると、それは小池都知事にとってマイナスにも作用する可能性があると、鈴木氏は指摘する。

● 大阪、名古屋の地域新党とも連携!?  「小池新党」誕生の可能性は? 

 「小池さんは、自民党の公認がとれないとわかると、自ら喧嘩を仕掛けて、アンチ自民の姿勢を見せて、無党派層の支持を受けて、自民党へのリベンジを果たしました。今後、そんな彼女が自民党と妥協した姿勢を見せると、彼女に期待して投票した有権者の支持を失い、支持率も低下してしまうかもしれません」

 「いたずらに自民党都連と妥協するのではなく、改革するべきところは、しっかりと改革していかないと、彼女に期待した都民からのリベンジをくらうかもしれません。やり方を少しでも間違ったら、有権者に引きずり降ろされる可能性はありますから」

 8月10日、小池知事は、将来的な新党結成の可能性について「選択肢の1つではある」と言及している。

 「小池さんが東京をベースにした地域政党を立ち上げる可能性は十分にあります。実際、今回の都知事選挙でも、小池さん自身が選挙期間中に『大阪のような身を切る改革をやります』と発言するなど、おおさか維新の会との連携を模索している様子はありました」

 「もう1つ、注目すべき点は、今回の選挙戦中に河村たかし名古屋市長が小池さんの応援に駆け付けたことです。河村市長率いる名古屋の地域政党『減税日本』は、現在『おおさか維新の会』との合流話を進めています。もし、大阪、愛知に続き、東京でも地域政党が結成され、その政党同士が連携を図れば、国政にも影響を与えるような勢力になる可能性もあります。官邸も脅威に感じるはずです」

 都議会自民党と手を結ぶのか、それとも、自ら地域新党を立ち上げ、東京発の改革ののろしを高々と上げるのか。今後も、小池新知事の動きは大いに注目される。

清談社

5779名無しさん:2016/08/25(木) 23:33:14
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160824-00099579-diamond-bus_all
ゼネコン・不動産業界が内田茂都議にひれ伏す理由
ダイヤモンド・オンライン 8月24日(水)8時0分配信

 6月8日、東京・大手町で開かれた三井物産本社ビルの大規模再開発工事「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の起工祝賀会。来賓として招かれた千代田区長に続いて祝辞のあいさつに立ったのは、千代田区選出の都議会議員、内田茂氏。「都議会のドン」として、7月に初当選した小池百合子・東京都知事から批判を浴びている人物だ。

 「私のライフワークは街づくり。容積率の緩和など規制緩和を国に求めてきた」などと述べた内田氏に対し、出席した三井物産の安永竜夫社長や、共同で再開発に取り組む三井不動産の菰田正信社長、施工者のゼネコン・鹿島の中村満義会長、押味至一社長ら居並ぶ幹部たちは平身低頭だった。

 大型工事の式典で地元の首長が祝辞を述べるのは、珍しいことではない。だが、形式的には一介の地方議員にすぎない人物が「来賓として呼ばれることはあっても、あいさつに立つことはあまりない」(大手ゼネコン)。

 今や報道機関から集中砲火を浴びているこの人物、都議会で多数派を形成する自民党会派を牛耳るだけでなく、ゼネコンや不動産業界にも影響力を持つと報じられている。この事例からも、その一端がうかがえるが、一体、内田氏の力の源泉はどこにあるのか。

● 巨大な利権が蠢く東京

 「まずは、内田先生にあいさつに行ってください」──。

 大型開発プロジェクトを進めるため、国家戦略特区の認定取得を目指していたある大手不動産会社の幹部は、東京都の担当者からこう言われて驚いたと明かす。

 国家戦略特区といえば、容積率が大きく緩和されたり、許認可の事務手続きのスピードが格段に速いため、東京都心の再開発などで数多く活用されている制度だ。

 利用するには計画案を国に申請することになるが、実はその前に、東京都ならば区や都の都市計画審議会で、都市計画の決定を受ける必要がある。その際に、区議会や都議会に計画案を説明し、質疑を受けねばならないのだ。

 議会に議決権はないものの、クレームがつけば当然ながら、計画は滞る。それを防ぐために都の担当者は、とにかく都議会のドンの顔を立てろと言いたかったのだろう。

 地方議会では、主に自民党系の最大会派で当選回数を重ねたボス議員が利権を握り、陰で首長以上に権勢を振るう例は珍しくない。首都東京も、その一例にすぎなかったというわけだ。

 ただ、東京都の予算や民間事業の規模は、他の自治体に比べて巨額に上る。従って利権も大きいが、小池知事の就任によって、パンドラの箱は開かれた。これまで内田氏にひれ伏してきたゼネコンや不動産業界。果たして、どのようにして内田氏と“握り合って”きたのか。追及を受ける日は近いのかもしれない。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 岡田 悟)

週刊ダイヤモンド編集部

5780名無しさん:2016/08/25(木) 23:36:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160825-00000078-sph-soci
“都議会のドン”内田氏パーティーに菅官房長官、二階幹事長ら出席
スポーツ報知 8月25日(木)10時34分配信

 東京都の小池百合子知事(64)が「都議会のドン」と呼び、対立している自民党東京都連前幹事長の内田茂都議(77)が24日夜、地元・千代田区のホテルで「内田茂さんの政治活動40年を祝い励ます会」と題した政治資金パーティーを開催した。菅義偉官房長官(67)、自民党の二階俊博幹事長(77)ら国会議員約30人を含む、都連関係者ら約1000人が駆け付けた。

 会場の受付には、内田氏の後援会スタッフの他、都連職員らの姿があった。開催1時間前から区議や各種団体幹部が訪れ、大きな人だかりができた。しばらくして細田博之総務会長(72)、丸川珠代五輪相(45)、石原伸晃経済再生担当相(59)、下村博文総裁特別補佐(62)、萩生田光一官房副長官(52)ら政府、自民党のトップが現れた。一方、7月の都知事選告示日まで都連幹部だった小池氏や、小池氏を選挙中に支援した都連所属の若狭勝衆院議員(59)の姿はなかった。関係者は「案内状を出していないのでは」と話した。

 報道陣をシャットアウトしたパーティー。出席者によると、冒頭約1時間、国会議員8人が祝辞を述べた。10年前の総務大臣時代から親交があるという菅氏は、当時、地方との格差是正するために法人事業税の消費税1%分の約2兆6000億円を地方に再配分する仕組みを作ったが、「東京の税収入が減る」と国会議員に猛反対されたため内田氏に「おそるおそる」相談に行ったことを明かした。「(会ったら)私が聞いていた内田茂という政治家像と全く違った。国の現状を話すと『それは日本全国のことを考えれば当然のことじゃないか』と言っていただいた。今でもその仕組みが続いている。地方創生にどれだけ貢献しているか分からない」と謝意を示した。「内田先生のすごいところは東京だけが発展するのではなく、地方の様々な要望を受け止めて、ウィンウィンの関係を作る。区議会議員から都議会議員になった内田先生らしい発想。私は心底、政治家として尊敬しております」と最大級の敬意を払った。

 続いて登壇した二階氏も「内田先生は群を抜いて、東京都全体のことにお力を発揮していただいた。随所で国の政治と都の政治を密接に結びあわせて、いろいろとご高配いただいた。私が取り組んでいる小笠原(諸島)の空港問題が、内田先生のおかげで解決する見通しがついた」と感謝した。

 下村氏は「自民党は47都道府県連がある。(都連)幹事長代行として党本部から都道府県連を見てきたが、その中でも間違いなく東京都連がピカイチと自負している。その中核的な部分を内田都連幹事長が10年近く、才能を持って対応してきた。まさに余人を持って代え難い」と持ち上げた。

 都知事選で推薦候補が敗戦した引責により都連会長を退いた石原氏は「大きい顔してここには出てきづらいのですが、今日は我らが内田茂都議の40周年。今日はついに五輪のフラッグが来ました。内田先生もみんなの輝き繋げていこう。オリンピック成功させていかなければいけない。そのために、もうひと働き、ふた働きしてもらわなければなりません」と期待を寄せた。

 さながら“内田詣で”となった会では、祝辞の合間に大きな歓声が上がった。内田氏は、こうした光景を満足げな笑みを浮かべて見つめていたという。出席者は「都の副知事や局長級ら幹部職員も出席していた。これは踏み絵。内田さんは、出席者を確認するために会を開いたのではないか。自分と小池知事のどっちを取るのかと踏み絵を踏ませるために」とパーティー開催の狙いを推測した。

 奇しくもこの日、リオディジャネイロ五輪視察から五輪旗を携え帰国した小池氏の歓迎会に出席せず、自民党幹部を従える形で、権勢を誇示した内田氏。会の締めのあいさつで「東京をもっと良い街にしたい」と今後の議員活動に意欲を見せ、「政治の世界はたった一人では何もできない。私はいつも言うのですが、信頼する仲間を増やして一緒に仕事する中で、自民党の議員として頑張ることが皆さんの繁栄につながる。一所懸命、謙虚に東京の祭りごとにいそしみたい」と述べたという。

 週刊誌の利権疑惑報道など意に介さぬそぶりの「ドン」。パーティーの中では小池氏の「こ」の字も出なかったが、9月末開会の都議会に向けて、戦いの幕が静かに開けた。

5781名無しさん:2016/08/25(木) 23:37:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160825-00000506-san-pol
「地方議会の宝」自民東京都連の“ドン”内田茂前幹事長パーティーで、幹部らがヨイショ連発 小池百合子東京都知事の名前は出ず
産経新聞 8月25日(木)8時0分配信

 自民党東京都連の“ドン”といわれる内田茂前都連幹事長の政治資金パーティーが24日夜、東京都内のホテルで開かれた。菅義偉官房長官や自民党の二階俊博幹事長、細田博之総務会長ら政府・与党幹部を含む国会議員約15人が出席し、内田氏を礼賛。都議からは「地方議会の宝」との発言も出た。一方、都知事選で争った小池百合子知事の名前は出ず、深い溝が浮き彫りになった。

 パーティーはマスコミをシャットアウトして開かれた。複数の出席者によると、菅氏は総務相時代に「当時、実力者といわれる内田先生のところに恐る恐るお願いにいった」と“陳情”した過去を披露。予想に反して快く要望が受け入れられたとして「心底、政治家として尊敬をしている」と持ち上げた。

 前都連会長の石原伸晃経済再生担当相は、知事選の敗北を踏まえ「大きい顔してここには出てきづらい」と前置きした上で、「2020年東京五輪を成功させるためには、もうひと働きも、ふた働きもやってもらわないと、なかなか成功しない。今日はそんな陳情も兼ねてきた」と話した。

 国会議員では、ほかにも丸川珠代五輪相、萩生田光一官房副長官、石破茂前地方創生担当相、下村博文幹事長代行、片山さつき参院議員らが駆け付けた。

 小池氏が対決姿勢を示している自民党都議らからも内田氏への賛辞が相次いだ。

 川井重勇都議会議長は「われわれにとって、内田先生は東京都の宝、東京都の財産だ。リーダーは間違いなく内田先生だ」と述べ、自民党都議は「内田先生のおかげで地方自治がレベルアップした。内田先生は都政の宝であり、都議会の宝であり、全国地方自治の宝であると信じて疑わない」と語った。

 公明党都議も「二元代表制における都政の中で、都議会の存在感を高めるために、内田氏の指導をお願いしたい」と述べ、暗に小池氏を牽制した。

 都知事選関連で「都連のドン」として週刊誌に盛んに取り上げられた内田氏だが、支援団体関係者はこれを逆手にとって「週刊誌報道はあるが、これからもドンドン、分かりますか? ドン、ドンがんばっていただきたい」と乾杯の音頭を取った。

 ただ、内田氏が都連幹事長を辞任する原因となった都知事選敗北の反省の言葉は出ずじまい。都連が信頼を回復し「ドンドンがんばれる」かは見通せない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160825-00000053-san-l13
小池知事就任には触れず 内田都議が記念パーティー
産経新聞 8月25日(木)7時55分配信

 小池百合子知事が知事選で「都議会のドン」と呼び、対決姿勢を示している都議7期の内田茂都議が24日、千代田区内のホテルで政治活動40年を記念した政治資金パーティーを開いた。菅義偉官房長官や二階俊博幹事長、細田博之総務会長らも登壇し、内田氏の実績をたたえた。

 参加者によると、内田氏は、7月の都知事選で分裂選挙を戦った小池知事の就任には触れず、「2020年東京五輪をバネにしてこそ東京の発展がある。皆さんと一緒に東京の街づくりにいそしんでいきたい」などとあいさつした。

 会場には自民党幹部や地方議員、都幹部ら約1200人が集まった。丸川珠代五輪相も登壇し「内田茂先生のオリンピックにかける思いを核に、大会を成功に導こうではありませんか」などと呼びかけ、「これからも私たちを導いていただいきたい」と連携を強調したという。

5782名無しさん:2016/08/25(木) 23:37:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160824-00006486-sbunshun-pol
都議会のドン 「五輪道路」受注業者から献金
週刊文春 8月24日(水)16時1分配信

 豊洲新市場に移転した後の築地市場を通る道路・環状2号線の関連工事を、“都議会のドン”内田茂都議(77)の献金企業が複数受注していることがわかった。

 環状2号線は、晴海の選手村から新国立競技場を結び、2020年東京五輪のメインストリートとなる予定で、“オリンピック道路”とも言われる。内田氏の地元・千代田区神田から江東区有明まで約14キロの道路だが、約5キロの虎ノ門-豊洲間は長く未開通だった。しかし、東京五輪招致を目指す中、東京都の整備計画を都議会自民党が支援し、虎ノ門-豊洲間の着工が決まった。一昨年には虎ノ門-新橋間が開通し、残るのは新橋-豊洲間の約3.4キロとなった。ただ、この区間は、築地市場の敷地内を通る予定で、移転を急ぐ大きな理由になっている。都庁幹部が解説する。

「内田氏率いる都議会自民党としては、是が非でも2020年の五輪開催までに開通させたい。すでに工事カレンダーはギリギリで、『移転予定日の11月7日は譲れない』と言っていました。虎ノ門-豊洲間の総事業費は約4000億円にのぼり、単純計算で1キロ800億円の超高額道路です。待機児童対策を含む東京都の保育関連予算が年間約970億円ですから、その金額の大きさがわかるでしょう」

 内田氏の側近で知られる高島直樹都議も、2014年2月の豊洲市場建設起工式に際して、<環状2号線の完成なくして6年後のオリンピック・パラリンピックの道路アクセスが完成しません。その意味では大きな前進と言えます>(高島氏ホームページより)と述べ、築地移転、環状2号線工事を高く評価していた。

 週刊文春は、環状2号線関連工事の受注状況を調査し、8月25日発売号で詳報している。

 複数の献金企業が受注していることについて、内田氏は事務所を通じて「政治資金は広く薄く様々な方から浄財を頂き政治活動をしているところであり、その収支は政治資金収支報告書で報告していますのでそちらでご確認ください」とし、寄附が工事の見返りである事実はないと回答した。

 小池百合子東京都知事は、リオ五輪から帰国後に、予定通り11月7日に築地市場を移転するのか、判断するとしており、決断が注目される。


<週刊文春2016年9月1日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

5783名無しさん:2016/08/25(木) 23:37:58
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160818-00511470-shincho-pol
小池百合子都知事の「標的」になる人物――内田茂、石原伸晃、森喜朗
デイリー新潮 8月18日(木)16時0分配信

「女性初」を開拓してきた政治家人生である。女性として初めて防衛相となり、自民党総裁選に挑戦、党三役を務め、都知事となった小池百合子女史(64)。分裂選挙の中、300万になんなんとする票を得た女帝は民意という矛を手に、標的を蹴散らす勢いなのだ。

 ***

 小池都知事誕生を受け、8月4日に都連会長の石原伸晃経済再生担当相、そして“都議会のドン”こと内田茂都議が辞任を発表したが、

「小池さんが都知事になってまずやることは、内田さんへの『宣戦布告』。彼女は公約に、『利権追及チームの新設』を掲げていますが、その標的になるのが内田さんということです」

 とは都連関係者。

「彼自身が監査役を務める電気工事会社が、オリンピック関連事業を受注し、売り上げを伸ばしているのが目下、問題視されている。たとえ内田さんが辞任しても、『院政』を敷くだけ。したがって、その他の癒着関係の有無について調査を進めて行くはずです」

 石原氏に関しては、

「与党推薦候補が都知事選で勝てないのは今回が初めてではありません。それよりも、会長の役職は『1期2年』を2期務めれば交代が定石なのに、彼がすでに11年も居座っているのが問題。今回が良いタイミングだったのではないでしょうか」

 と突き放すのが、別の都連関係者。新都知事と会長とは因縁浅からぬ仲らしく、たとえば、

「09年の都議選で第一党の座を明け渡したときでさえ、石原さんが会長に再任されました。“余人をもって代えがたい”と。小池さんはこれに納得できない面々のひとりで、“執行部は総括すべき。再任反対”と主張しました。最終的に、机をどんどん叩いては怒鳴り合いに発展したんです」(同)

 それから7年の月日を隔てた今回、「増田落選」直後、石原氏は事務所で、

「増田さんが、今でも東京都知事に本当にふさわしい人物であるということを再確認させて頂きました」

 と強弁。遺恨をよほど腹に据えかねたのか、歯ぎしりの音が聞こえてくるようだった。

5784名無しさん:2016/08/25(木) 23:38:20
>>5783

■森元首相も
 これに続いてターゲットとなるのが、他ならぬ五輪組織委員会の会長・森喜朗元首相である。

「森さんは引退後も、パーティーや献金でカネを集め、いわば権勢を誇っていますからね」(別の都連関係者)

 事実、元首相の政治団体「春風会」の収支報告書を見ると、13年には1億円余、14年にも6000万円強の収入が計上されているのだ。

「森さんは安倍首相の出身派閥『清和会』の元会長でもあるので、業界団体は党のみならず官邸への発言力も期待してカネを出す。逆に森さんはと言うと、集めたカネで清和会の若手・中堅議員のパーティー券を買ったりして、影響力を保持する。森さんは今もなお秘書を複数雇っているし、閉鎖された砂防会館から虎ノ門ヒルズの近くに事務所を移転しています」(同)

 むろんそれは表のカネであり、違法の「い」の字もない。五輪利権の追及とひと口に言っても、大部の書籍のなかに刻まれた落書きを探し出すような困難がつきまとうが、

「いやいや、雪だるま式に予算が膨らんでいった経緯に注目するだけでもインパクトがあります」

 と、政治部デスクが後を受ける。

「招致時には3000億円だった五輪予算が5000億に、そして今では2兆〜3兆円にも達すると言われている。なぜそういうことになったのか、小池さんは明らかにしようとするでしょう。役人に資料を出させ、説明をさせ、それを矢継ぎ早に情報公開していく。利権を“発掘”できずとも、都民は一定の評価を下すに違いありません」

■“NOと言える小池都政”
 そればかりか、組織委に加え政府も、都に対して“陳情”しなければならない案件がある。

「具体的には、施設整備費の追加負担について。本来、仮設のものは組織委が、閉会後も使用される恒久的な施設は都が負担することになっている。でも、仮設にかかる費用が招致の際には723億円だったのが、3000億円規模にのぼっていて、組織委だけでは賄えなくなった。それで今年3月末から森さんと遠藤さん(利明担当相)、そして舛添さんとで負担割合の話し合いをしてきました」(同)

 この会談に新都知事が参加することになるわけだが、さる都庁幹部に聞くと、

「舛添さんは森さんの意向を踏まえ、予算をひねり出そうと我々に指示していましたね。自民党を除名された自分をもり立ててくれているという意識があり、無下に出来なかった。そこへ行くと、オリンピック予算の透明化を訴える小池さんが、森さんの要望にそう簡単に応じるとは思えません」

 あたかも、“NOと言える小池都政”が睨みを利かす恰好である。

 永田町関係者のひとりはこう語る。

「そもそも、森さんは同じ派閥にいた小池を好ましいと思っていません。小泉政権下の03年9月、彼女が環境相に就任したとき、派閥の会合で、“あなたには(入閣待機組の)先輩を思いやる心がないのか。スタンドプレーするなら出て行ってほしい”となじっていたんです」

「特集 女帝誕生! 『小池百合子』都知事が蹴散らす標的1番から5番まで」より

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

5785名無しさん:2016/08/25(木) 23:38:48
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160809-00000212-sasahi-pol
“官軍”小池百合子新都知事の勝負勘 野心の原点は父親の会社倒産、街金に追われた過去〈週刊朝日〉
dot. 8月10日(水)7時0分配信

 敵を蹴散らし、初登庁を果たした小池百合子新東京都知事(64)、その“勝負強さ”の裏には知られざる“極貧”の過去があった。

 見事、“官軍”となった小池百合子新都知事は8月4日首相官邸に凱旋して安倍晋三首相と会談。

「きつい一本を取られた」(首相)と脱帽させた。

 その足で自民党本部にも乗り込み、小沢一郎氏の側近だったかつての盟友、二階俊博幹事長と30分ほど会談。二階氏は検討されていた小池氏や若狭勝衆院議員らの処分について「やりあうのは意味をなさない」と慎重な姿勢を示した。

 会談後、記者に「これで手打ちですか」と質問された小池氏は「ヤクザじゃないんですから」と余裕の笑顔で立ち去った。この直後、“賊軍”となった自民党東京都連の石原伸晃会長、“都議会のドン”こと内田茂幹事長ら執行部5人は揃って引責辞任を表明した。

 初登庁した2日の会見で、東京五輪・パラリンピックの調査チームを作って無駄を見直すと表明した小池氏だけに、今後、東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相との“因縁の対決”が避けられそうもない。都知事選に立候補した元自民党衆院議員の山口敏夫氏がこう語る。

「安倍首相は都知事選でも増田寛也氏の応援に入らず、今回の内閣改造でも森氏の愛弟子の五輪担当大臣の遠藤利明氏が外れた。森氏は外堀を埋められつつある」

 そして小池氏が特別秘書に任命した野田数(かずさ)元都議も物議をかもしている。

「過去に民族主義的な主張をし、大日本帝国憲法の復活を求める請願を都議会に出したり、自民党を『偽装保守政党』と攻撃した問題児です。選挙期間中は庶民派でしたが、小池さんはもともと、日本会議国会議員懇談会副会長を務めたタカ派。いきなりの極右起用で馬脚を現しました」(都議会関係者)

 万事が小池氏ペースで進みつつあるが、“勝負勘”のよさは、どのようにして培われたものなのか。

「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)の初代キャスターから政治家へ転身し、日本新党→新進党、自由党→保守党→自民党と政界を渡り歩き、環境相、女性初の防衛相、自民党総務会長と華麗なるキャリアを積み重ねてきたが、その飽くなき野望の原点は、知られざる過去にあるという。

5786名無しさん:2016/08/25(木) 23:39:11
>>5785

「父親の会社の倒産で地獄を見たことで度胸がついた。いつか見返してやるとね」

 こう語るのは、小池家と古くから付き合いがあるという朝堂院大覚氏(75、本名は松浦良右)だ。

 朝堂院氏は空調工事会社「ナミレイ」の会長として巨額の財をなし、故・後藤田正晴元官房長官や石原慎太郎氏らの“指南役”としてエジプト、アラブ諸国、フィリピンなどで活動した“政商”。一方、小池氏の父、勇二郎氏(故人)はエジプト政府とパイプを持つ石油の貿易商で、2人は四十数年前に出会ったという。

「勇二郎さんはエジプトの石油公社から石油を買いつけ、関西電力などに売る仕事をしていました。百合子さんは兵庫県芦屋市の邸宅で社長令嬢として何不自由なく育った」(朝堂院氏)

 父の影響もあり、関西の大学を中退後、小池氏はエジプトのカイロ大学に留学。

 一方、無類の政治好きだった父親は、石原氏に誘われ、1969年に兵庫2区から衆院選に出馬するも落選。その後は政治に夢中になり、会社の資金繰りは次第に苦しくなったという。“厚化粧”発言の石原氏と小池氏は、父の代からの因縁があったのだ。朝堂院氏が振り返る。

「勇二郎さんは街金からカネを借りていたから、手形が出回り、ついには会社がつぶれてしまった。たちまち債権者が自宅へ押し寄せ連日、大騒ぎになりました。勇二郎さんに頼まれ、私が債務整理などをしてあげました。家族で地獄の底で苦しんだと思いますよ」

 小池一家は倒産後、東京・六本木のアパートに移り、朝堂院氏の事務所で働いたという。その後、小池家が生計を立てられるようにと朝堂院氏がエジプト・カイロに日本食レストラン「なにわ」を出店する資金を援助したという。

「父親と母親が『なにわ』を経営して、現地の日本人ビジネスマンや外国人の人気店となった。百合子さんも手伝ったことがある。その後、カイロで空手の雑誌を出したいと百合子さんに頼まれ、約400万円を出したこともありました」(同)(本誌・上田耕司、小泉耕平/今西憲之)

※週刊朝日 2016年8月19日号より抜粋

5787名無しさん:2016/08/25(木) 23:40:40
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160818-00049464-gendaibiz-bus_all
東京都政、その「巨大利権」と知られざる歴代のドンたち 小池都知事は本当に切り込めるのか?
現代ビジネス 8月18日(木)7時1分配信

小池新都知事 vs. 東京都の「ドン」の行方

 小池百合子都知事が、都知事選で公約としてきた「都政の利権や闇の追及」が、上山信一慶応大学教授ら「都政改革本部」のメンバー5人によって解明されることになった。当初想定の私的懇談会ではなく、都庁内の正式な組織として立ち上げられ、メンバーは都の顧問となる。

 上山氏は橋下徹元大阪市長の有力ブレーンとして名を馳せた人。他に、都知事選で小池氏を支持した若狭勝代議士(元東京地検特捜部副部長)の側近で元検事の坂根義範氏、債権回収のプロである須田徹公認会計士らも名を連ねており、かねて指摘されてきた内田茂前自民党都連幹事長らが築いてきた利権構造にメスが入れられる。

 東京都利権とは何か。それにはまず、東京都の特殊性を理解する必要がある。

 財源が豊かな東京都は、全国で唯一、地方交付税交付金を受け取っていない自治体である。「ヒモ付きの補助金」に頼らなくて済むということは、「永田町」と「霞が関」に陳情に行く必要がないし、制約を受けることもない。だから都議が強い。

 今回、小池氏の「敵」を仕立て上げる戦略によって内田茂という「ドン」が、突然浮上したが、都政には常に、代議士が束になっても敵わない大物都議がいて、都下の公共工事や大型プロジェクトを仕切ってきた。

 内田氏の前には、藤井富雄氏がいた。都議会では自民党と並ぶ力を持つ公明党の絶対権力者。1955年の練馬区議選に初当選して05年に引退するまで、約50年間も東京都の政治と行政に関与、しかも暴力団とも渡り合う清濁併せ呑む人柄で、「藤井先生に挨拶しなければ、都の事業は一歩も進まない」というのが、都の幹部やゼネコンなど業者の共通認識だった。

 内田氏の浮上は、「藤井引退」を機に都議会の権力構造が変わったためで、そこには都知事はもちろん、東京都選出国会議員の力も及ばなかった。

 99年の初当選以降、実力と人気を誇った石原慎太郎元都知事だが、側近の浜渦武生副知事が公共工事の仕切りに口を挟むようになると、内田氏の怒りを買って百条委員会を立ち上げられ、05年、浜渦氏は失脚した。石原都知事の息子の伸晃氏は、長年、都連会長を務めたが、「神輿に載っているだけの人」というのが都議会関係者の常識だった。

 その源流を遡れば、終戦直後、GHQ(連合国総司令部)から、色街の警護、飲食業界の取りまとめ、興行界の仕切りを委ねられた新田新作氏にぶち当たる。

5788名無しさん:2016/08/25(木) 23:41:28
>>5787

「利権」と「人情」
 「任侠の世界」にいた新田氏は、戦中、日本軍に捕らえられていた米軍捕虜に対して、持ち前の侠気を発揮、食料面などでなにかと面倒を見た。

 戦後、それがGHQに伝わり、任侠界から足を洗い「新田建設」という土建業を立ち上げていた新田氏に、大量のGHQ関連工事がもたらされて繁栄するとともに、一部の秩序維持が新田氏に託された。

 新田氏は、明治座を再建して社長に就き、元関脇の力道山を抱え込んで爆発的なプロレスブームの仕掛け人となった。持っている東京都関連の肩書きは本人にも覚え切れないほどで、その力とカネにすがって区議や都議が日参するようになった。

 しかし、権力のピークを極めた1957年に死去。後を継ぐと同時に、新田氏の支配が及んだ世界を、効率的な圧力団体に変え、自民党都連の最大の集票・集金組織を築き上げたのが、明治座を引き継いだ三田政吉氏だった。料亭「濱田屋」の二代目で、製麺、理容、美容、医療、建設、青果、鮮魚などあらゆる職種に設立された業界団体を束ね、東京都各種団体協議会世話人代表として君臨した。
 
その三田氏も2006年、95歳で死去。その数年前まで現役で、「選挙の際、三田さんの所に挨拶に行くのは自民党議員の常識」とされ、懐に入った政治家は可愛がったが、筋の通らないことが大嫌い。その典型が91年の都知事選で、挨拶なしで元キャスターの磯村尚徳氏を候補者に立てた自民党を許さず、鈴木俊一都知事の4選を実現させた。その過程で、当時の小沢一郎自民党幹事長など、どんな大物が懇請しても、三田氏は鈴木支持を曲げなかった。
 
内田氏は、そんな東京都政と自民党都連に流れる義理と人情と浪花節の世界で生きてきた人である。大切なのは人の縁と、お世話になったら返すという気持ち。それが政治の役回りと心得ている。

 「利権」というと、政治家への請託があり賄賂が発生するイメージだが、実はその前に、長く結ばれた人間関係と、そこから発生する票と政治活動支援のバーターの歴史がある。その集積が利権であり、内田氏は40年以上の区議、都議の政界歴のなかで、都政と業界の双方に太いパイプを築き、特にカネと権力を握る幹事長職に居座った10年で、「ドン」としての器量を備えた。
 
内田氏の頭のなかには、かつて「談合のドン」と呼ばれた男たちと同様の政治家と業者の「貸し借り」が刻まれていて、それは決して表に出せない。

5789名無しさん:2016/08/25(木) 23:42:26
>>5788

本気で切り込めるのか
 秘すれば華――それが「ドン」の「ドン」たる所以であり、情報公開とは最も遠い立ち位置にいる。その片鱗が伺えるのが、週刊文春が何度も指摘している、自らが監査役に就いている東光電気工事の東京都関係の連続受注であり、一部の国会議員を上回る資金力である。

 石原氏以降、猪瀬直樹氏も舛添要一氏も、都知事は内田氏との直接対決を避けてきた。敵に回せばうるさいからで、石原軍団を率いていた石原氏は、「内田利権」には手を出さずに“棲み分け”を狙った。また、今は小池氏の“尻馬”に乗っている猪瀬氏も、現役時代に堂々と反目に回るだけの度胸はなかった。舛添氏に至っては、戦いを最初から放棄、都知事生命の断末魔、延命を内田氏に懇請した。

 内田茂という政治家は、戦後70年以上、日本をリードする東京が、理よりも情、そして義理が複雑に絡み合い、それを表に出せない大いなる田舎であることを知らしめた。本気でめくれば、そこは公職選挙法や政治資金規正法、そして贈収賄絡みの法律違反が陸続と現れる世界である。

 現実主義者でもある小池氏は、そこに本気で切り込んでいくのか。

 「都政改革本部」という舞台は整い、それだけの能力がある人も集められた。後は、小池氏の決断次第である。

伊藤 博敏

5790とはずがたり:2016/08/30(火) 14:08:03
“都議会のドン”内田茂氏が小池都政に不気味予言
http://www.excite.co.jp/News/society_clm/20160826/TokyoSports_585536.html
東スポWeb 2016年8月26日 07時00分 (2016年8月26日 15時11分 更新)

“都議会のドン”こと内田茂東京都議(77)が、小池都政に不気味な発言をしている。24日、小池百合子都知事(64)はブラジル・リオデジャネイロから五輪旗を持って帰国。「都政改革本部で問題点の洗い出しをする」と、これから東京五輪・パラリンピックをめぐる利権追及に着手する。ターゲットになるのが内田氏だ。渦中の内田氏は親しい関係者に小池都政の混乱を予言しているというから穏やかではない。

 羽田空港で飛行機から降り立った小池氏はタラップの上で五輪旗を何度も振った。直後にオリンピックフラッグ到着歓迎式に参加。五輪旗を持ち帰るという大役を果たし、ホッとした表情を見せていた。

 しかし、安堵するのはこの一瞬だけ。これからの小池都政は五輪はもちろん、築地市場移転問題など課題が山積。小池氏は「これから4年間、五輪への機運を持続させるのは難しいが、都政改革本部で問題点の洗い出しをして、そこで機運を高める方向に持っていきたい」と気を引き締めた。

 都政改革本部は小池都政の肝だ。ここで様々な利権を追及することになる。すでに週刊文春などで内田氏の疑惑が取りざたされている。25日発売の同誌は五輪や築地移転に深く関わる環状2号線にまつわるドンの疑惑を報じた。

 渦中のドンは24日夕方、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。菅義偉官房長官(67)や二階俊博自民党幹事長(77)などそうそうたるメンツが都議会議員のために集まった。それだけで内田氏の存在感の大きさが分かる。出席者も1000人を超える大盛況だった。

 疑惑の真っただ中にあるからか、報道陣はシャットアウト。ホテルの外から狙いを定めるテレビカメラを見て、出席者らは「パパラッチがいるな」「今が旬だから」と笑い合っていた。内田氏がどんなにバッシングに遭っても、出席者らは気にも留めていない様子だった。

 内田氏もまた平常心だという。以前、親しい関係者が内田氏バッシングを心配すると、本人は「全然、大丈夫ですよ」と動じる気配はなかったという。小池氏の側近ともいえる若狭勝衆院議員(59)が元東京地検特捜部の知見を生かして内田氏について調べていると聞かされても、「若狭は小池に捨てられるよ。小池はそういう人だから」と不気味な予言までしたと関係者は明かした。

 同関係者は「小池氏はこれまで政党を渡り歩いて、権力者に寄り添っては離れてきた。内田氏が言いたいのは、若狭氏も同じように利用されるということでしょう」と解説した。批判にさらされる内田氏が余裕なのは、これから小池都政に混乱が起きることを想定しているからというわけだ。

 もう1つある。同パーティーに出席した支援者は「小池氏は都政改革本部で内田氏の利権を調べると言っているが、もし何も出てこなかったらどうするのか。責任を取れるのか。内田氏がドンと呼ばれるのには違和感がある。陳情をして見返りを要求されたことは一度もない」と小池氏のやり方を批判する。

 強固な支援者に囲まれていることも、内田氏の余裕につながっている。小池氏と内田氏の間に飛び交う火花は今後、ヒートアップしそうだ。

5791とはずがたり:2016/08/30(火) 14:09:34
小池都知事に注文 よく分からないカタカナ語はやめて
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160829/Postseven_442587.html
NEWSポストセブン 2016年8月29日 07時00分 (2016年8月29日 07時33分 更新)

 女性セブンの名物記者“オバ記者”こと野原広子が、世の中の腹立つトピックをぶった斬る! 今回は、小池百合子都知事に訴えたいこと。
 * * *
「女性初の都知事、バンザーイ」で、11年間、幅をきかせていた都議会のドンが辞めたり、東京五輪組織委員会の森喜朗会長と、目の怖い握手をしたりして、面白いねぇ。小池都知事から目が離せないわ。
 これまで政治にはほとんど関心がなくて、選挙といえば仕方なしなしの白紙投票。または、誰かが圧勝しそうになると、「調子に乗んなよ」と、対抗の候補者に一票。要は、どうでもよかったわけ。
 それが変われば変わるもんだね。鳥越さんが出馬した日に「小池候補推し」を決めた私は、友達と誘い合わせて2か所。ひとりでも3か所、追っかけをしていたんだから。
 なんで? と聞かれれば、「やらかしてくれそうだから」。男同士の上下、前後左右のバランスを、ここいらでひっくり返したほうがいいんじゃないかなって血が騒いだのよ。
 私が見た限り、街頭演説を聞く男女比はほぼ互角。見ず知らずのおっさんと、支持者色の緑色のお茶のペットボトルを振り上げて、「ゆりこ、ゆりこ」と声を張り上げていたら、ジーンときちゃった。
 だけど、家で公約のパンフをしみじみと眺めたら、少し気持ちが冷めたんだよね。なになに、目指すのは、セーフ・シティ、ダイバー・シティ、スマート・シティで、『エコハウス・スマートハウスへの補助を強化する』だって?
 さらに、『フィンテックの活用を含め、東京版グラミン金融(小口無担保融資)を推進する』とか、『東京ブランドを確立し、観光・インバウンド客をさらに増大させる』とか、チンプンカンプン。…

 初登庁日は、白と青の装いを、「291万票のお支えで当選した今、ブルーオーシャンの静かな気持ちで都政に臨んでいく」とか言って、最近では「都民ファースト」が合言葉。「青い海」「都民第一」となぜ言わない?
 小池都知事がカイロ大学を卒業して、アラビア語通訳を務めた経歴はみんなが知っていることだけど、英語が日本語以上に身についているとは思えないし、たとえそうでも行政の長なら、人に伝えたいことは、子供から高齢者にもわかる言葉で語りかけてよ。
 ママチャリで都内をブンブン走りたい私は、公約のひとつ、電柱ゼロ化はとってもいいと思う。ついでに東京の川も透明にしてくれないかな。
 でも言葉もそうだけど、発想がアメリカっぽいのはどうかと思うんだ。次の選挙では、東京ドームで風船と紙ふぶきを降らせそう。また、そこで支持者に手を振っている小池都知事って、ほんと、絵になると思う。
 でもヒラリー・クリントンのマネをして、「あ」の口のまま、会場にいる誰かを指差すあのポーズをしたら、絶対にダメ。小池都知事も当選したとき、すんでのところで手の形を変えたけど、危なかったんだから。お気をつけ遊ばせ。
※女性セブン2016年9月8日号

5792とはずがたり:2016/08/30(火) 14:13:12
森喜朗氏 4年後の都知事選で「小池vs丸川」狙いか
http://www.news-postseven.com/archives/20160808_436644.html
2016.08.08 16:00

 8月3日に行なわれた内閣改造で小池百合子・東京都知事の“噛ませ犬”に抜擢されたのが丸川珠代・五輪担当相だ。

 小池氏が真っ先にメスを入れようとしているのが五輪の開催費用の問題。「不透明な五輪開催経費を検証する。積算根拠を出していただき、都民の負担を明らかにしたい」と小池氏が言えば、東京五輪組織委員会会長の森喜朗・元首相は「もっと勉強してもらいたい」と早くも火花が散っているのだ。

 丸川氏は細田派(旧森派)で森氏の覚えめでたく、都知事選候補にも名前があがったが、今回の人事で環境相から五輪担当相に横滑りさせたのは、小池氏への「刺客」として白羽の矢を立てられたからだという。

 丸川氏は官邸入りの際、白スーツ、青シャツの姿で登場。小池氏が都庁に初登庁したときと全く同じ格好で、小池都知事に露骨に媚びてみせた。だが、その擦り寄りがいつまで続くかはわからない。

「次の都知事選は東京五輪の直前になる。小池が逆らい続けるなら、森さんはじめ五輪村は丸川を対立候補に立てて今度こそ小池を潰す考えだ」(都連幹部)

 4年後の都知事選は早くも「小池vs丸川」で動き出している。

※週刊ポスト2016年8月19・26日号

5793チバQ:2016/08/30(火) 20:58:11
http://news.livedoor.com/article/detail/11945952/
古賀茂明が今だから明かす都知事選の内幕と民進党の情けなさ

2016年8月29日 6時0分 週プレNEWS
「たとえ私が立候補しても都知事選では勝てなかっただろう」と振り返る古賀茂明氏
写真拡大
小池百合子氏が大勝利を収めた都知事選挙から、1ヵ月が経とうとしている。

一時、都知事選候補として名前が浮上した、『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏が、今だから明かす都知事選の内幕とは?

* * *

あの選挙をどう評価するのか? 東京都知事選から1ヵ月近くが経つが、多くの人からいまだこんな問いかけを受ける。私は民進党都連の正式要請を受け、野党の統一知事候補になりかけた。今回は今だから話せる都知事選の内幕をお伝えしたい。

私が民進都連会長の松原仁(じん)衆議院議員から、野党統一候補として出馬要請を受けたのは告示日3日前の7月11日夕方だった。それからわずか数時間後の同日夜、民進の江田憲司代表代行から「岡田(克也)代表が会いたがっている」との連絡が入った。

用件は察していた。私に「降りろ」と言いたいのだ。ある市民連合の幹部によれば、枝野幸男民進党幹事長は私の擁立に一貫して反対していた。そこでほかの候補を探したがうまくいかず、松原氏の説得にイヤイヤ応じたのだ。

しかし、都連の要請直前にジャーナリストの鳥越俊太郎氏が出馬の意向を民進党に伝えた。その情報は私にもほぼ同時に入った。鳥越氏は超有名人だ。旧民主時代から民進に批判的な私の擁立を避けたい民進党本部は、都連の私への要請と同時に鳥越氏擁立を裏で進めたのである。

岡田氏との会談が始まった。だが、彼は一向に“そのこと”を切り出そうとしない。党として出馬を要請したのに、数時間でそれを覆(くつがえ)すとはさすがに口にしにくかったのだろう。

仕方なく、こちらから「鳥越さんでいくなら私は降ります」と伝えた。告示直前で候補擁立をめぐってゴタつけば、野党陣営に勝ち目はない。それだけは避けたかった。私の言葉を聞くと、岡田氏は安堵(あんど)したような表情を浮かべた。

メンツを潰(つぶ)されたのは民進都連だ。特に松原氏は憤懣(ふんまん)やるかたない。彼は私の擁立のため、民進の都議会幹部たちの同意を無理して取りつけた。岡田氏との会談後、電話をかけると「オレはみんな(都議会幹部)になんて説明すればいいんだ」と途方に暮れた声。私を推したある議員も「(党本部には)怒りしかない。あまりに古賀さんに失礼だ」とのメールを送ってきた。

投票日の前日、世論調査で「鳥越不利」の観測が出ると、岡田氏は9月の民進党代表選への不出馬を表明。都連の間でさらに党本部への批判が高まった。なかには裏で小池氏を支援する議員もいたらしい。

開票日は自宅で過ごした。小池氏の圧勝は「当然だろうな」と思った。なんの哲学もなく、知名度優先で候補者をクルクルと差し替える民進が野党第1党なのだ。たとえ統一候補の擁立に成功したとしても、一体感も戦略もないままでは、したたかに無党派層の支持を集める小池百合子新都知事には勝てるはずもなかった。

もし鳥越氏の出馬がなければ、私はそのまま立候補していたと思う。そして、鳥越氏が出演を断ったネットやテレビの政策討論会に出て、小池氏にはない公務員改革や都議会改革の“具体策”を訴えた。

もちろん、出馬を取り下げた弁護士の宇都宮健児氏とキッチリ政策協議をした上でのことだ。それでも、今から考えれば勝てたとは思えない。バックの民進の情けなさを、改めて目の当たりにしたからだ。

野党は惨敗を喫したことへの反省、検証を本気でしているのだろうか。今のところその動きは見えない。民進党代表選も蓮舫代表代行が「人気がある」というだけで勝利しそうだ。このままだと次の衆院選も同じ失敗を繰り返すだろう。

●古賀茂明(こが・しげあき)

1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して2011 年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)がベストセラーに。近著に『国家の暴走』(角川oneテーマ21)

(撮影/山形健司)

5794チバQ:2016/08/30(火) 21:09:48
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160830-134-OHT1T50116.html
赤坂区議が傷害容疑で逮捕 マック赤坂氏強い衝撃「同じ『赤坂』としてすごくショック」
17:35スポーツ報知

 乗車していたタクシーの運転手を殴ってけがを負わせたとして、東京都港区議の赤坂大輔容疑者(44)が警視庁赤坂署に傷害容疑で逮捕されていたことが30日、同署への取材で分かった。逮捕は8月29日。赤坂容疑者は「運転手が言う通りに走ってくれなかったので殴りました」などと容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、7月14日午前2時頃、港区赤坂の路上で、タクシー運転手の50代男性の左側頭部や左アゴの辺りなどを右拳で殴打し、擦過傷、打撲などの全治3週間のけがを負わせた疑い。

 同署によると、赤坂容疑者は酒に寄った状態で乗車し、運転手に「右に曲がれ」と指示したが、右折禁止のため運転手は「右には曲がれません」と答えた。同じようなやりとりを数回繰り返し、口論になった末、初乗り運賃分の料金を支払った後にタクシーを蹴った。運転手が車を降りたところを殴りかかったという。

 男性が赤坂容疑者の顔つきなどから氏名や職業を調べ、赤坂署に被害届を提出。7月22日に受理した同署が裏付けを進めていた。

 赤坂容疑者は2007年に初当選。現在3期目で、会派は東京維新の会。14年度には議会運営委員長や予算委員長などを務めた。

 このニュースに強い衝撃を受けたのは、同じ港区赤坂を拠点に政治活動をしている、スマイル党総裁のマック赤坂氏(67)。赤坂容疑者とは区民祭りなどで会い、お互いに面識があるという。今月初旬には赤坂容疑者から「飲みましょうよ」と誘いの電話があったという。

 「同じ『赤坂』としてすごくショックです。逮捕されたのは私ではないか、という誤解もあるかもしれない。それも心配している」。そう話すマック氏からはスマイルが消えていた。

 マック氏の政治活動は、赤坂容疑者が初当選した2007年の港区議選からスタートしている。得票174票で51人中50位で落選。赤坂容疑者は1436票獲得して当選した。「私の政治活動の原点が港区議会選挙だ。港区は東京の中心。つまり日本の中心です。私にとって地元ですし、思い入れがあるんです。3期も務めている彼は港区のヒーローではないですか。そんな男が暴力で逮捕されるなんて、ウソだと思いたい。彼の家族は大丈夫なのか。心配だ」と沈痛な表情で話した。

 このニュースを機にマック氏は、来年の都議会選挙に港区から立候補する決意を固めたという。「まずは『赤坂』の汚名をそそがなくてはならない。私が常々『議員天国』と批判しているのは、こういうことが起きるからだ。上から目線で区民、都民のことなど考えていないから立場が弱い人に暴力を振るうんだ。改革のためには、やはり私が選挙に出るしかない」と語った。

5795とはずがたり:2016/08/31(水) 16:45:44

“ドン”から神へと昇格!? 内田茂のパーティーに集まった政治家の面々
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E2%80%9C%E3%83%89%E3%83%B3%E2%80%9D%E3%81%8B%E3%82%89%E7%A5%9E%E3%81%B8%E3%81%A8%E6%98%87%E6%A0%BC%EF%BC%81%EF%BC%9F-%E5%86%85%E7%94%B0%E8%8C%82%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%AB%E9%9B%86%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6%E3%81%AE%E9%9D%A2%E3%80%85/ar-AAigRoE#page=2
dot.
9 時間前

「都政のドン」の力は健在だった。

 8月24日、都内のホテルで内田茂・東京都議(77)の政治活動40年を祝うパーティーが開かれた。都知事選で小池百合子氏に敗れた責任をとり自民党都連幹事長辞任を決めた内田氏。さすがに求心力を失ったかと思いきや、最大1500人収容の大宴会場が人で埋め尽くされる盛況ぶりで、ゲストも超豪華だった。会場内は取材禁止だったが、出席者の証言をもとに当日の様子を再現する。

 まず会場内がどよめいたのが菅義偉官房長官の登場。総務相時代、ある政治案件について「実力者と言われる内田先生のところへ恐る恐るお願いに行った」という過去を明かし「政治家として心底、尊敬しております」と、褒めちぎった。

政治活動40年を祝うパーティー、券は2万円(※イメージ)c Asahi Shimbun Publications Inc. 提供 政治活動40年を祝うパーティー、券は2万円(※イメージ)
 続いて二階俊博自民党幹事長も登壇。普段、自民党本部ビルの下階にいる内田氏に対し「電話があれば、私が下りていくことのほうが多いんです」と、やはり内田氏の〝大物〟ぶりをアピールした。

 続いて登場した丸川珠代五輪相は「東京都、(五輪)組織委、国、国民全員が一つひとつの力になって、内田先生の東京五輪にかける思いを魂の核として(五輪を)成功に導いていこうではありませんか!」と、何やら全体主義国家風に演説。「内田先生におかれましては、これからもますます生き生きと、私たちを導いていただいて……」と続けた。都連幹事長辞任など関係なしか。

 都連会長を辞任した石原伸晃経済再生相も「大きい顔してちょっと出てきづらいんですが」と苦笑しながら登場。「内田先生にもうひと働きも、もうふた働きもやっていただかないことには、五輪はなかなか成功に導けない。今日はそうした陳情もかねて来たわけでございます」……やはり、退場する気は毛頭ないようだ。高木啓・都議会自民党幹事長にいたっては「地方議会の神様と言っていいのは内田先生を置いてほかにない」。ついにドンは“神様”へと昇格してしまった。

 ほかにも国会議員、都議、区長、各種団体代表などが次々登壇しては内田氏にペコペコ頭を下げ、ようやく内田氏本人があいさつしたときは開場から1時間以上が過ぎていた。パーティー券は2万円。1500人が出席したとすると約3千万円を集めたことになる。自民党元都議がこう語る。

「各種団体の代表が出席するような規模のパーティーは、都議ならば議長、都議会幹事長、都議会政調会長の3ポストへの就任時に開くくらいで、普通はやらない。こうした派手なパーティーも内田氏の虚像を大きくすることに貢献している。今後は一の子分である高島直樹都議あたりを後任幹事長につけ、陰で権力を振るうのではないか」

 天下はいつまで続くのか。

※週刊朝日  2016年9月9日号

5796チバQ:2016/08/31(水) 21:53:00
http://www.sankei.com/politics/news/160831/plt1608310023-n1.html
2016.8.31 13:54
【築地市場問題】
「築地市場の閉鎖、解体工事も延期します」 小池百合子知事、移転延期を正式表明
【築地市場移転問題】
記者会見で築地市場の移転延期を発表する東京都の小池百合子知事=31日午後、東京都庁
記者会見で築地市場の移転延期を発表する東京都の小池百合子知事=31日午後、東京都庁

 11月に予定されていた東京都の築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転について、小池百合子知事は31日、「結論を申し上げます。11月7日予定の移転については延期といたします。11月2日に予定されている築地市場の閉鎖、その後の解体工事も延期します」と表明した。

 築地跡地は2020年東京五輪・パラリンピックの選手村と都心部を結ぶ環状2号線を通す計画で影響が出る可能性があるほか、準備を進めてきた水産関連業者への補償問題も浮上しそうだ。

 小池氏は7月の都知事選で移転について「一歩立ち止まって考えなければならない」と問題提起。今月17日に環境省の元地球環境審議官、小島敏郎氏を都顧問に任命して調査を一任する一方、自らも両市場の視察や都職員からもヒアリングしてきた。

 豊洲市場は東京ガスの工場跡地に建設され、都は約850億円かけて土壌汚染対策を進めてきたが、小池氏は継続して実施してきた地下水のモニタリング調査が終わる前に開場することに「大きな疑問を持っている」と指摘。「(移転は)安全を確認し、きっちりとした形で進めるべきだ」などと発言していた。

 豊洲市場は5884億円をかけて既に施設の整備は完了。移転を延期すれば維持費が1日700万円かかると試算されている。

5797とはずがたり:2016/09/01(木) 14:33:39

橋下氏、小池知事の築地市場問題「アピール延期なら失敗する」「こりゃ、まずい」
http://news.goo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20160831045.html
08月31日 14:45デイリースポーツ

 前大阪市長の橋下徹弁護士がツイッターで、東京都の小池百合子知事の東京・築地市場の移転延期判断に対して「改革知事をアピールするためだろうが、政治戦略・戦術としては失敗するだろう」と持論を展開した。

 30日から31日にかけてツイッターに連続投稿した橋下氏は、小池知事の方針に「こりゃ、まずいな。」とツイート。「延期には莫大なコストがかかることも認識しなければならない。それは結局都民の負担になる」と問題提起したうえで「延期した以上、完全白紙撤回を目指さなければならない。いったん立ち止まったことのアピールのために延期し、結局は移転となれば都民の期待が急速に萎み政治的に失敗」と指摘した。

 橋下氏は「完全白紙を狙うなら延期。そうでなければ移転して業者の要望をある程度聞き、過去の検証をする。延期して最終的に移転というのが政治的に最も最悪」と唱え「完全白紙を狙うならいいのですが、そうでないなら延期コストが大き過ぎ」「延期で期待を最大限に膨らませた上で最終的に移転ということであれば政治的ダメージは計り知れない」と警鐘を鳴らした。

 小池知事に向けては「延期判断をするなら延期コストの明示は絶対に必要。それを明示しない延期は都民ファーストではない。それで都民が納得すればいいです」と唱えた。

 一方で「小池都知事が今、力を入れるべきは、築地市場移転問題やオリンピック問題ではない。平成29年度の予算編成だ。築地市場移転問題やオリンピック問題では改革の成果はそれほど出せない」と求め「大ナタを振るうなら今から全力で始動しないと間に合わない」と記した。

5798チバQ:2016/09/01(木) 22:46:12
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif1608310037.html
【築地移転延期】「冗談じゃない」方針急転換に関係者の反発も大きい 脱・既定路線の小池流
08月31日 22:19産経新聞

 築地市場の移転延期に踏み切った小池百合子知事は8月31日の会見で「『一度決めたことだから』といって、何も考えない都政は行わない」と改革路線を強調した。都民ファーストを公約に掲げ、既定路線にこだわらない“小池流”の象徴ともいえる決定だが、急ブレーキへの関係者の反発も大きい。2020年東京五輪・パラリンピックまでに環状2号線を完成させられるかなど課題も多く、小池氏の行政手腕が問われる。

 「生鮮食品を扱う以上、消費者の目線、都民ファーストの感覚を大切にしなければいけない」。会見で小池氏は移転延期の意義を強調した。築地跡地を通る環状2号線を五輪までに完成させる現在の計画は11月の移転が前提で、移転延期で工期の遅れも懸念されるが、小池氏は「工事のあり方を検討し、(五輪を)快適な環境で実施できるよう一応は想定している」と、代替案に自信をのぞかせた。

 一方、準備を進めてきた市場関係者の憤りは大きい。同日夕、会見した築地市場協会会長の伊藤裕康氏は「環状2号線の道路工事を間に合わせるという都の都合で移転を11月7日に決め、われわれはそれに向かって走ってきた。冗談じゃない」と声を荒らげた。

 協会は8月31日、延期の撤回を求める小池氏宛ての文書を都側に提出。泉未紀夫副会長は「築地の移転は選挙のたびに争点となり、政局の荒波にさらされてきた。ようやく移転目前までこぎ着けたのに、なぜ方針転換するのか」と訴えた。

 移転に向け業者側が借金などして投じた資金は膨大だ。伊藤氏によると、把握できているだけで、冷蔵庫棟やゴミ処理施設などに200億円超を投資。個々の業者は、それぞれ内装工事などの準備を進めており、「総額はつかみきれない」(伊藤氏)。移転を機に廃業を決めたり、従業員の雇い止めを行ったりしたケースもあり、影響は「計り知れない」とする。

 小池氏は損失補填(ほてん)について明確な姿勢を示していないが、協会では被害額を算定し都に負担を求める方針。移転延期の中止を求める仮処分の申請についても「選択肢の一つ」(伊藤氏)などと述べた。

5799チバQ:2016/09/02(金) 19:48:39
http://www.sankei.com/politics/news/160902/plt1609020002-n1.html
2016.9.2 06:00更新
 小池百合子知事の就任から2日で1カ月。築地市場の移転延期を決断し、公約に掲げた都政刷新の要となる「都政改革本部」も発足するなど、早くも「小池流」改革が始まった。その原動力は外部から登用した都政史上最多となる13人の顧問団だ。ブレーン(頭脳)として政策決定にも携わるが、都幹部からは事前相談なしのトップダウンでの決断に「意思決定の過程が見えずブラックボックス」と不満も漏れる。

 「私たちは戦後のGHQ(連合国軍総司令部)として、都庁に乗り込んでいるわけではありません」。都政改革本部の初会合で小池氏は副知事や局長に呼びかけ、「(改革の)担い手は皆さん」と持ち上げた。

 穏やかなムードながら小池氏が突きつけたのは自ら課題を洗い出し、解決策を構築する「自律改革」。会合後、報道陣に狙いを語る小池氏の言葉は手厳しかった。「これまで東京で『改革』の言葉はなかった。一国に匹敵する予算、豊かな税収で放漫経営に陥っていたのではないか」

 慣例に重きを置きがちな官僚組織で「既定路線」にとらわれない改革を実現するため、小池氏は就任後、大阪府、大阪市の特別顧問として橋下徹前市長の行政改革を支えた上山信一・慶応大教授ら13人を顧問に次々と登用した。

5800チバQ:2016/09/02(金) 20:13:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160901-00000234-sph-soci

小池都知事、築地に続き「五輪マネー」精査!ボート、カヌー会場など予算大膨張で

スポーツ報知 9月2日(金)6時5分配信



�t



�q








小池都知事、築地に続き「五輪マネー」精査!ボート、カヌー会場など予算大膨張で


「海の森水上競技場」建設予定地を視察する小池百合子都知事(右端)


 東京都の小池百合子知事(64)は1日、2020年東京五輪・パラリンピックに向け都が整備する「海の森水上競技場予定地」(江東区)などの競技施設や選手村の予定地4か所を就任後初めて視察した。競技施設を巡っては建設費の大幅な高騰が問題になっており、「きっちりと精査し、大会組織委員会、国、都の分担を明確にする」と述べた。視察に先立ち、「都政の透明化」を目指す知事肝いりの「都政改革本部」が初会合。知事が選挙中から掲げてきた政策が本格的にスタートした。

 2日で都知事就任から1か月を迎える小池都知事が本部長を務める「都政改革本部」がスタートした。上山信一慶応大教授(58)をはじめ、外部から選任した専門家ら14人が特別顧問・参与・調査員として加わり、東京五輪・パラリンピックの費用負担や、情報公開のあり方などについて課題と改善策をまとめる。

 冒頭のあいさつ。都知事選中に出演したテレビ番組で「都知事就任後、1か月以内に何をするか」と問われて書いたというフリップを手に「1番目に『東京大改革の推進体制の整備』と書いた。都政改革本部はまさに、東京大改革の推進体制の整備。1か月以内でギリギリの時点で始められた」と満足げな表情を浮かべた。「有言実行でやる。都民との約束だ」と力を込めた。

 都政改革本部で精査の対象となる東京五輪・パラリンピックの費用負担。中でも問題とされているのが、現状、都が負担することになっている新設の恒久施設の工費高騰だ。ボート、カヌーで使用される「海の森水上競技場」は、2013年の招致時から約7倍の491億円に膨れ上がった。水泳で使用される「アクアティクスセンター」(江東区)は約2倍の683億円に。こうした高騰で都の施設に関する負担は計2240億円になる見通しだ。

 小池氏は会合後に早速、施設を訪問。「海の森水上競技場」予定地では、強風の中、10分ほど視察した。10月に本格的工事に着工し、18年3月に完成する予定。その後、「アクアティクスセンター」や「有明アリーナ」(江東区)を見て回った。

 「選手村予定地、ロケーションはつかめた。有明アリーナでは地中熱を有効利用して節約する工夫は確認できた」と収穫を語った小池氏だが、「それがコストにどうはね返るのか。それを精査し、組織委員会、国、都の分担を明確にしたい」と費用負担の再検討を示唆した。

 都政改革本部は東京五輪の開催経費について、9月末には中間報告をまとめる方針。前日31日には、公約に掲げていた築地移転の見直しについて、「延期」という結論を発表した。五輪施設についても、大胆な方針を打ち出す可能性もありそうだ。

5801名無しさん:2016/09/03(土) 11:11:56
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160903-00010003-jisin-pol
都議会のドン「内田茂」が1200人を前に「小池百合子を討て!」
女性自身 9月3日(土)6時1分配信

 小池百合子東京都知事(64)がリオ五輪から帰国した8月24日の夜。皇居近くの高級ホテルでは、1200人が集まった盛大なパーティが開かれていた。

「都議会のドン」こと、内田茂東京都議(77)の「政治活動40年を祝い励ます会」。会場は人であふれ、菅義偉官房長官、二階俊博自民党幹事長、石原伸晃経済再生相、丸川珠代五輪相ら有力国会議員の姿があった。国会議員は確認できただけで17人。一地方議員のパーティでは異例だ。

 パーティに参加した国会議員が、声を潜めて語る。

「毎年1000人規模のパーティを開ける都議は内田氏だけ。地方議員ではトップクラスだ。例年、国会議員を呼んでも1人か2人。それが今年は、内田氏たっての希望で、官房長官と幹事長がいっしょに来た。政治力はいまだに衰えてはいないということだ」

 先にマイクを握ったのは菅官房長官だった。

「10年前、実力者といわれる内田先生のところに(税の分配の件で)恐る恐るお願いに行ったら、『日本全国のことを考えたら、当然じゃないか』と引き受けてくださった。心底、政治家として尊敬をしています」と絶賛。

 マイクを引き継いだ二階幹事長は、小笠原諸島に空港を建設する計画を進めていることを話し、「内田先生のおかげで解決する見通しができた。内田先生には、我々自民党を挙げて感謝申し上げたい」と持ち上げた。小池氏についてふれる者はいない。終始内田氏を手放しで礼賛する者ばかりだ。

 さらに異様さが増したのは都議会議員たちがマイクを握ったときだった。

「地方議会の神様といっていいのは、内田茂先生をおいてほかにいない!」(都議会自民党の高木啓幹事長)

 内田氏が最後に語った「政治の世界、たった一人では何もできません」という言葉は、あたかも「小池を討て」という号令のようだった。

「内田氏の後継といわれる高島直樹前都議会議長、川井重勇現議長は、秘書から区議、都議となった叩き上げだ。都議会を仮想敵にする劇場型選挙を仕掛けた小池氏の手法に、彼らの嫌悪感は根強い。どんなに世論が反発しようと反小池を貫く」(自民党都連関係者)

 対する小池氏は、折れるわけにはいかない。安易に妥協すれば、最大の武器である民意を失うことになる。

 8月26日に小池氏は定例会見で、11月7日に予定されている築地市場移転を延期する可能性を示唆。そして、膨れ上がる東京五輪費用などを調査する「都政改革本部」が9月1日に発足し、9月中旬に中間報告をおこなう。9月28日には、ついに都議会が始まる。

「地方自治の神様」と「政界渡り鳥」の対決が山場を迎える。新ラウンドのゴングは鳴った。
(週刊FLASH 2016年9月13日号)

5802名無しさん:2016/09/03(土) 11:25:29
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160831-00006511-sbunshun-pol
“都議会のドン” 五輪施設受注企業に娘婿を就職させていた
週刊文春 8月31日(水)16時1分配信

“都議会のドン”といわれる内田茂都議(77)が役員を務める電気設備会社に、娘婿の就職を依頼していたことがわかった。

 この会社は、内田氏の地元・千代田区に本社を置く東光電気工事。内田氏は落選中だった2010年から同社の監査役に就任。内田氏の所得等報告書、元役員の証言を総合すると毎年数百万円の役員報酬を受けているとみられる。

 東光電気工事は、大手建設会社とジョイントベンチャー(JV)を組み、今年1月、バレーボール会場の「有明アリーナ」(落札額360億2880万円)、水泳会場の「オリンピックアクアティクスセンター」(469億8000万円)の施設工事を落札している。また、築地市場移転に伴う豊洲新市場、都議会議事堂などの都発注の電気工事も受注。同社の売上高は、内田氏が復活当選する2013年までは700億円前後だったが、2014年には約1000億円へと急成長している。

 さらに、東光関係者は次のように証言した。

「娘さんの夫は、今から10年近く前、内田さんが社長に『面倒を見てくれないか』と相談し、入社することになりました」

 東光電気工事は「(娘婿の勤務については)弊社の役職員の情報は公表しておりませんので、ご了承下さい」とし、内田氏の事務所も「親族に関することは回答しておりません」と回答した。

 神戸学院大の上脇博之教授はこう指摘する。

「内田氏は、娘婿の就職を依頼し、落選中には監査役に就任させてもらった。つまり、東光には“借り”があることになります。一方で、東光は都の工事を次々受注している。内田氏がその借りを返そうとしたのでは、と疑念を持たれても仕方がありません。特に、五輪関係の事業には巨額の税金が投入される。内田氏には説明責任が求められます」

 有明アリーナとオリンピックアクアティクスセンターは、当初の見込みから約600億円整備費が膨らんでおり、小池百合子知事が立ち上げる「都政改革本部」の検査対象になると見られている。「週刊文春」9月1日発売号では、膨らむ五輪予算と内田氏の関係について詳報する。


<週刊文春2016年9月8日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

5803名無しさん:2016/09/03(土) 16:06:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083100817&g=pol
「小池劇場」幕開け=築地移転延期、次は五輪予算

 就任から1カ月を迎える小池百合子東京都知事が31日、都政の重要課題をめぐり最初の大きな決断を下した。11月7日に予定されていた築地市場(中央区)の豊洲新市場(江東区)への移転延期の表明。都議会や市場関係者らを巻き込み激論が交わされるのは必至で、「小池劇場」が幕開けした。

 小池氏が移転延期に踏み切った最大の理由が新市場の安全性だ。都幹部は「過剰とも言える安全対策を積み重ねてきた」と説明するが、年明けに判明する地下水の水質調査の結果を待たずに、移転日を決めた都に小池氏は不信感をあらわにしてきた。
 一方、移転準備を進めてきた都庁の関係者には戸惑いが広がる。特に懸念されるのが、2020年東京五輪・パラリンピックで選手や観客を輸送するのに必要な幹線道路となる環状2号建設への影響だ。
 環状2号は、築地市場の跡地を通る計画で、移転の遅れで五輪までに開通できない可能性が出てきた。小池氏は先週、事務方に「延期しても五輪に間に合う方法を考えてほしい」と対応を指示したが、現時点で改善策は浮かんでいないという。

 「小池都政では『既定路線でしょ』という考え方はとらない」と述べ、改革への強い決意を示した小池氏。次の改革のターゲットに位置付けるのが、全体で2兆〜3兆円に膨れ上がるとも言われる五輪の予算だ。
 1日に発足する「都政改革本部」を舞台に切り込む方針。28日に開会する都議会の前に中間報告を公表する予定だが、巨額の費用を投じる競技施設の建設をめぐりささやかれる利権の問題などにどこまで踏み込めるのか、都民の関心が集まる。
 ただ、都議会からは早速、今回の移転延期について「大きな混乱を招きかねない。十分な説明責任を果たすべきだ」(公明党の長橋桂一幹事長)と批判の声が上がっている。小池氏と緊張関係にある最大会派自民党は様子見の姿勢だが、議会関係者は「本会議だけでなく、委員会にも知事を呼んでこの問題をただすこともあるのではないか」と指摘。小池氏にとって最初の正念場となりそうだ。(2016/08/31-20:04)

5804名無しさん:2016/09/03(土) 17:47:10
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160831/k10010662321000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_068
小池知事 築地市場移転延期を正式表明
8月31日 15時07分
東京都の小池知事は、ことし11月7日に予定されていた築地市場の移転について、当面、延期することを正式に表明しました。延期の期間については、来年1月以降、移転先の豊洲市場で行っている水質調査などの結果が出た段階で判断することにしています。
東京・中央区の築地市場は、ことし11月7日に江東区の豊洲市場に移転する予定でしたが、東京都の小池知事は31日午後、記者会見を開き、当面、移転を延期することを表明しました。
延期の理由について、小池知事は、豊洲市場の敷地内を通る地下水の水質調査の結果が11月7日の移転予定日に間に合わないことを挙げ、「市場は生鮮食料品を扱う。食の安全は生活者の目線を大切にすべきだ」と述べ、安全性の確認を行う必要があるためだとしています。
また、豊洲市場の整備費が去年3月の段階で5800億円余りと、当初の見込みより大幅に膨らんだことについて、「これだけの費用がかかったことに私は驚いている。きちんと精査し、都民に説明する必要がある」と述べ、検証する考えを示しました。
さらに、小池知事は、仲卸業者などから新しい店舗の間隔が狭いといった声が出ていることなどに触れ、「多額の費用をかけながらいまだに不満が出てくるのはなぜなのか。情報公開が足りないということだ」と述べ、現状では情報公開が不十分だという認識を示しました。
そのうえで、小池知事は、延期の期間について、来年1月上旬に出される豊洲市場の水質調査の結果や、市場の安全性や使い勝手などを検証するために立ち上げるプロジェクトチームの調査結果が出た段階で移転時期を判断することを明らかにしました。
築地市場の跡地には、東京オリンピック・パラリンピックの際のアクセス道路が整備される予定で、移転の延期によって完成が間に合わなくなるという指摘も出ていることから、小池知事は新たな移転時期などについて、調査の進展を見極めながら速やかに結論を出したいとしています。

5805名無しさん:2016/09/03(土) 22:11:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083000803&g=pol
築地移転、直前に延期決断=豊洲土壌の安全確認優先-31日に表明・小池都知事

 東京都の小池百合子知事は30日、11月7日の移転まで約2カ月に迫った築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転について、延期する方針を固めた。31日に正式表明する。決定から15年たった移転計画だが、豊洲市場の土壌の安全性確認などが不十分と判断。都政の課題に対し、就任後初めて大きな決断を下した形だ。新たな移転時期は、年末年始の市場の繁忙期を避けた来年2月以降とみられる。

 小池知事は30日午後、移転延期を求める宇都宮健児元日弁連会長と面会。「一番良い方法は何か模索している」と語った。
 小池知事は7月の都知事選で、移転について「いったん立ち止まって考える」と発言。就任後、新旧両市場を視察し、8月26日の記者会見では、豊洲市場の地下水の水質調査結果が出る年明けより前に移転時期が設定されていることに対し、「大きな疑問を持っている」と述べていた。
 ただ、豊洲の施設は既に完成。移転準備を進めている業者への補償や、1日約700万円とされる施設の維持費の負担が生じる恐れもある。移転延期の報道を受け、移転推進派の伊藤淳一東京魚市場卸協同組合理事長は「移転時期は時間をかけて話し合いを積み重ねた結果。組合員が移転に向け、一丸となっている」と、予定通りの移転を求めるコメントを出した。

 また、都心部と2020年東京五輪・パラリンピックの選手村などをつなぐ都道環状2号線の工事計画への影響も避けられない。築地市場跡地を通る予定で、移転延期により五輪開幕に間に合わない可能性があり、対応策の検討を迫られる。 
 築地市場は、関東大震災で各地の水産市場が壊滅したことを受け1935年に開場。以来、80年以上にわたって東京の食卓を支えてきた。一方で、運搬スペースが不足しているほか、柱と屋根が中心の開放型構造で、衛生面の懸念が指摘されていた。都は、88年に築地での建て替えを計画したが、資金面から96年に白紙撤回。01年、豊洲の東京ガスの工場跡地に移転が決まった。しかし、土壌や地下水から有害物質が検出され、850億円を費やし汚染対策工事を実施した。(2016/08/30-21:04)

5806名無しさん:2016/09/04(日) 13:33:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160901-00049600-gendaibiz-pol
小池都知事の前に立ちはだかる「ドンと利権」の深い闇 はたしてメスはどこまで届くのか
現代ビジネス 9月1日(木)7時1分配信

「ドン」の権勢、いまだ衰えず
 「都政刷新」を掲げる小池百合子都知事が、改革の象徴として選んだのは築地だった。8月31日の記者会見で、11月7日に予定していた築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転延期を表明した。

 小池都知事が重視するのは、築地移転や東京オリンピックなど巨額予算が計上されるビッグプロジェクトで、当初予算が2倍、3倍と膨張することだった。

 「お豆腐じゃあるまいし、1兆、2兆と予算が膨らむなんて……」

 これは2兆円を超すといわれる東京オリンピック関連予算への不満だが、築地移転にしても計画額から4割増の5884億円に達している。資材高騰や人手不足など仕方がない面はあるものの、問題はそれが公にされていないこと。

 誰がどのように意思決定し、どのような過程を経て予算増が決まったのか――。それがまったく見えないとして、9月1日、都政の情報公開を進め、東京オリンピックの招致過程まで含めた調査を行うための「都政改革本部」をスタートさせた。

 * * *

 1999年、都と市場の団体が作る「築地市場再整備推進協議会」が、移転整備の結論を出して以降、築地はさまざまな勢力によって翻弄され、方向性もスケジュールも二転三転してきた。最終的に制するのは力が強い者であり、彼らが握っているのが利権である。

 東京都利権の所在を示したのが、8月24日に開かれた「都議会のドン」こと内田茂都議(77)の「政治活動40年を祝い励ます会」である。

 菅義偉官房長官、二階俊博幹事長ら大物政治家、石原伸晃経済産業相、丸川珠代五輪相などの閣僚や国会議員、市長に区長、都議、区議、市町村議、都庁幹部、各種業界団体幹部など約2000名が集まったパーティーは、内田氏の権勢を示すと同時に、利権構造の奥深さも伝えた。

かつての「宿敵」も駆けつけた
 利権は一朝一夕に築けない。人間関係の集積であり、票とカネと仕事のバーターである。

 政治家と官僚と業界が、それぞれに水面下で手を握り、ある時はケンカしながら事業を推進、その信用を築くには時間が必要で、内田氏はドンの座を揺るぎないものにするのに40年の歳月を要した。

 また、都議会の義理人情が支配する古めかしい風土を、私は本コラム(東京都政、その「巨大利権」と知られざる歴代のドンたち)で伝えたが、内田氏のパーティーでもそれが確認できた。

 パーティー会場の正面に、かくしゃくとした姿を見せていたのは92歳の藤井富雄氏。都議会公明党のボスで国会議員が束になっても敵わない実力者だった。内田氏の前の「ドン」で、その姿を目にした内田氏が、真っ先に駆け寄って頭を下げ握手を求めたのが印象的だった。

 さらに話題だったのが、宿敵だった浜渦武生元副知事が、姿を見せて祝ったこと。小池氏とは家族ぐるみのつきあいで、都知事選では小池陣営に姿を見せたことから「内田との怨念対決」とハヤす向きもあったが、両者の“激突”は11年も前のこと。浜渦氏を百条委員会にかけると内田氏が脅して副知事辞職に追い込んだ。

 しかし、以降、関係を修復し利権を分け合う“大人の関係”が続いており、それを証明する出席だった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板