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東京都議選スレ

4567穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/09(日) 20:10:45
http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack_c.cgi?c_politics_l+CO2014020901001630_1
2014年02月09日

東京都知事に舛添氏が初当選確実  脱原発・細川氏ら破る

 猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選は9日投票、即日開票の結果、自民、公明両党が支援した元厚生労働相の舛添要一氏(65)が元首相の細川護熙氏(76)、前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦=らを破り、初当選を確実にした。大型国政選挙が当面想定されない中、舛添氏が勝利したことで安倍晋三首相は強気の政権運営を続ける構えだ。

 小泉純一郎元首相(72)の支援を受けた細川氏が「脱原発」を前面に掲げて出馬したことで原発・エネルギー問題が争点に急浮上した。

4568旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/02/09(日) 20:12:07
NHK出口調査 支持政党別
自38% 舛7割以上,舛田細宇の順
公*4% 舛9割以上
民*8% 細
共*5% 宇
維*2% 田
無39% 舛3割,宇細各2割,田の順

自民支持層の1割が田母神ってのは衝撃

争点別
雇用・景気31% 舛6割以上
エネルギー22% 細6割,宇2割
医療福祉21% 舛6割,宇3割

4569穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/09(日) 20:14:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014020900176
都知事に舛添氏初当選=宇都宮、細川氏ら抑える

 猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選が9日投開票され、無所属で新人の舛添要一元厚生労働相(65)が、前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦=、細川護熙元首相(76)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)ら無所属や諸派の新人15人を退け、初当選を確実にした。原発の是非を含むエネルギー政策や首都直下地震に備えた防災対策などが争点となった。
 舛添氏は自民党都連、公明党都本部の推薦を受けた。選挙戦では、厚労相の実績を前面に押し出し、待機児童対策など社会保障の充実に取り組む考えを強調。都政の重要課題である2020年東京五輪・パラリンピックの成功に向けた準備や、首都直下地震に備えた防災対策などに全力を挙げる姿勢もアピールした。安倍晋三首相をはじめ、政府・与党幹部も応援に入るなどして、組織的な選挙戦を繰り広げ、支持を固めた。 
 これに対し、宇都宮氏は「原発のない社会を東京から発信する」と訴えたほか、弁護士として貧困問題や地下鉄サリン事件被害者救済に取り組んだ経験をアピール。雇用政策や福祉の充実を掲げたが、幅広い支持を集められなかった。
 細川氏は「原発即ゼロ」を最重要課題に位置付け、小泉純一郎元首相との二枚看板で街頭演説を展開。民主、結い、生活3党の実質支援を受けたが、浸透しなかった。宇都宮、細川両氏のほか、舛添氏も中長期の原発依存脱却を主張し、「脱原発票」が割れる格好となった。
 田母神氏は航空自衛隊トップの経験を踏まえた防災対策の強化や、原発の活用を訴えたが、及ばなかった。
◇東京都知事選当選者略歴
 舛添 要一氏(ますぞえ・よういち)東大法卒。東大助教授、参院議員などを経て、07年8月から09年9月まで厚生労働相。65歳。北九州市出身。当選1回。
(2014/02/09-20:01)

4570旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/02/09(日) 20:15:04
NHK出口調査 原発政策
維持・推進14% 段階縮小55% 即時ゼロ23%

4571穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/09(日) 20:19:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140210k0000m010057000c.html

都知事選:舛添氏が当選確実 脱原発・細川氏ら破る

毎日新聞 2014年02月09日 20時01分(最終更新 02月09日 20時08分)

 猪瀬直樹氏(67)の辞職に伴う東京都知事選は9日、投開票された。毎日新聞の出口調査などによると、元厚生労働相の舛添要一氏(65)が、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)▽前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(67)▽元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏(65)らを破り、初当選が確実な情勢になった。舛添氏は公選制が始まってから8人目の都知事に就任する見通しで、閣僚経験者は運輸相などを務めた石原慎太郎氏(81)に次ぎ2人目。2020年開催が決まっている東京五輪の開催準備のかじ取り役になる。

 今回の都知事選は、細川氏が「即時原発ゼロを訴える」として、小泉純一郎元首相(72)の全面支援を受け出馬。原発の再稼働に前向きな安倍政権のエネルギー政策への是非が争点のひとつになった。舛添氏の勝利により、政権の原発維持路線は当面継続される可能性が高くなった。

 医療法人「徳洲会」グループからの5000万円受領問題で猪瀬前知事が昨年12月19日に辞職を表明し、各党は年末年始を挟んだ短期間での候補者探しを迫られた。出馬が有力視されていた舛添氏には当初、野党時代に自民を離党した経緯などから都議会自民の間に抵抗感が強かったが、最終的に「勝てる候補」として自民都連と、協調関係にある公明都本部、さらに連合東京が推薦を決定。舛添氏は選挙公約も自民と協議した上で発表し、組織戦で終始優位を保った。

 一方、細川氏は小泉氏と二人三脚で原発問題を最大の争点に位置づけようとしたが、五輪の成功や社会保障政策を中心に訴える舛添氏との間で議論が深まらず、無党派層を取り込む風を起こせなかった。宇都宮氏も原発では「即ゼロ」を主張し、票が分散したこともマイナスになった。脱原発運動に取り組む有識者らは両候補の一本化を投票直前まで模索したが実現せず、今後の運動に影響が残る可能性もある。

 共産、社民の推薦を受け、前回に続いての挑戦になった宇都宮氏は、雇用や福祉政策の充実を中心に訴えたが、脱原発票を細川氏に奪われ苦戦を強いられた。田母神氏は日本維新の会共同代表の石原氏が応援に入り、防災対策の強化などを掲げたが、支持は一部にとどまった。

 一方、猪瀬氏辞職の原因になった「政治とカネ」の問題は大きな争点にならなかった。告示間際の出馬表明が相次いだことで候補者同士の討論会が選挙戦中盤まで開かれないなど、政策論議の深め方にも課題を残した。【清水健二】

4572名無しさん:2014/02/09(日) 21:07:00
開票0.1%
舛添   1420
細川    383
宇都宮   353
田母神   148

4573チバQ:2014/02/09(日) 21:17:12
http://mainichi.jp/select/news/20140210k0000m010065000c.html
都知事選:「本命」舛添氏、手堅く 都議会とも協調姿勢
毎日新聞 2014年02月09日 20時18分(最終更新 02月09日 21時12分)


当選確実となり、花束を手に喜ぶ舛添要一氏=東京都新宿区で2014年2月9日午後8時9分、梅村直承撮影
拡大写真 20年ぶりの大雪が残る中、9日投開票された東京都知事選で次の「首都の顔」に選ばれたのは、舛添要一氏(65)だった。元首相ら知名度の高い候補や支援者が参戦する中、優位な戦いを進め早々と当選を決定。即時脱原発を求める票は細川護熙(もりひろ)氏(76)と宇都宮健児氏(67)に割れて当選ラインから遠ざかった。ただ、大切なのはこれから。景気や福祉、災害への対策は万全か。脱原発のうねりは今後どうなるか。「東京の選択」が日本に何をもたらすか注目される。

 自民、公明、連合東京の支援を受けて手堅い選挙戦を展開した元厚生労働相の舛添要一氏(65)。9日は昼に世田谷区の自宅近くの投票所で妻と共に投票し、散髪やマッサージをするなど、選挙戦の疲れを癒やした。新宿区の選挙事務所には、早くから報道カメラマンらが集まり、「当選あいさつを万全の態勢で」と、スタッフらが整理に追われた。

 昨年12月19日の猪瀬直樹前知事(67)の辞職表明直後から、「本命」として名前が浮上した舛添氏。だが、自民離党・除名処分という経歴もあり、当初は自公の都議の中でも、支援するか「慎重論」も強かった。猪瀬氏が約434万票という史上最多得票を背景に「議会軽視」に走ったとの批判も根強く、議会との協調性を疑う声もあった。

 年末年始、都議会自民の一部は「元副知事擁立」を模索。年明け後間もなく、都議団重鎮が本人に面会したが固辞されたという。舛添氏が出馬に向け「本格的な検討に入った」と記者団に説明したのは1月8日。自公はすぐに支援方針をまとめたが、「玉がなくなって、出たい人から選ぼうとなった」と、あけすけに語る都議もいる。

 だが、「元首相タッグ」など強烈なライバルの登場が陣営を固めた面も。選挙戦突入後は、自公が中心になって遊説計画を作って都内全域をきめ細かく回り、自民都議らが支援者を集めた個人演説会も毎晩のように複数会場を駆け回った。選挙戦後半には、自公の党幹部や閣僚が連日応援に入った。

 遊説には地元選出の都議や首長が付き添い、舛添氏に交通網整備や地域医療の充実といった地域課題を説明。舛添氏もすぐに演説に反映させ、「都議会も一緒にやると言っているから、言ったことは必ず実現する」などと訴え、都議会との協調姿勢と政策の実行力をアピールした。【川口裕之、和田浩幸】

4574旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/02/09(日) 21:35:39
都知事選:舛添氏、無党派層にも支持広げる 出口調査
http://mainichi.jp/select/news/20140210k0000m010082000c.html
 毎日新聞社は9日、東京都知事選の出口調査を都内の投票所で実施した。舛添要一氏、宇都宮健児氏、細川護熙(もりひろ)氏、田母神俊雄氏の主要4候補を中心に集計結果を分析すると、舛添氏が自民、公明支持層に加えて無党派層にも支持を広げ、政策面でも有権者の関心をとらえたことが浮き彫りになった。一方、小泉純一郎元首相とのタッグが注目された細川氏は、脱原発支持層の票の一部が宇都宮氏にも流れ、田母神氏も浸透できなかった。【夫彰子、林奈緒美】
 一昨年12月の前回都知事選で猪瀬直樹氏に投票したと回答した人は今回、約6割が舛添氏に投票し、約2割が細川氏を選んだ。一方、前回猪瀬氏以外の候補者に投票したと回答した人の今回の投票先は、前も立候補した宇都宮氏が最も多い約5割を占め、細川氏が約2割と続いた。
 支持政党別では、舛添氏が支援を受ける自民の約7割、公明支持層の約9割を固めたうえ、民主支持層の約3割にも浸透。宇都宮氏は共産支持層の約8割と、社民支持層の約7割から支持を集め、民主の2割強にも食い込んだ。支持政党を持たない無党派層は、舛添、宇都宮両氏がそれぞれ約3割ずつ分け合った。民主から推薦や支持を受けなかった細川氏は、民主支持層からの票が4割強にとどまったうえ、無党派層からは2割強しか得られなかった。田母神氏は自民と維新、みんなの約2割に食い込んだが、広がりを欠いた。
 舛添氏は男性と女性の5割近くの支持を得た。世代別でも全世代でトップに立つ支持を集めた。特に60代で5割近く、70代以上で6割近い支持を得た。宇都宮氏も全世代の2割ほどに浸透。細川氏は30代以上の世代の約2割から支持を集めたが20代が約1割にとどまった。20代の3割ほどが田母神氏に投票した。
 ◇東京都知事選の出口調査の方法 
 都内60カ所の投票所を無作為に抽出し、投票を終えた有権者に回答してもらった。回答者は午後3時現在で1109人。毎日新聞、産経新聞、東京新聞、共同通信、TBS、フジテレビ、テレビ東京、東京メトロポリタンテレビの8社が共同で実施した。

4575旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/02/09(日) 21:39:29
舛添氏、高齢層から圧倒的な支持 都知事選出口調査分析
http://www.asahi.com/articles/ASG294JLLG29UZPS001.html?iref=comtop_6_02
 朝日新聞社が9日、都内180投票所で実施した出口調査(有効回答7466)によると、上位4候補の年代別の得票率はグラフのようになり、当選した舛添要一氏は年代が高くなるにつれて得票率が上がり、高齢層に圧倒的な強みを発揮した。
 「原発ゼロ」を掲げた2候補のうち、宇都宮健児氏は各世代から偏りなく得票したが、細川護熙氏は20代、30代の得票率が極端に低かった。20年前に首相を辞め、政治活動から遠ざかったためか、若年層にとって存在感が薄かったようだ。
 若年層で細川氏を上回ったのが田母神俊雄氏で、特に20代では24%の票を集めた。一方、60代は7%、70歳以上は6%と低率だった。戦争を知らない世代に浸透したのは、ネットを上手に活用したことが要因だろう。
 投票の際、どの政策を最も重視したかについて五つの選択肢から選んでもらったところ、「医療・福祉」が最も多く37%、「原発・エネルギー」は22%にとどまった。原発問題が最大の争点だったとは言い難い数字だった。
 原発を今後どうすべきかを聞いたところ、「今すぐゼロにする」21%、「徐々にゼロにする」63%、「ゼロにはしない」15%。「今すぐゼロにする」と答えた人はただでさえ少数派だったうえ、その投票先は細川氏に45%、宇都宮氏に37%と二分された。「徐々にゼロにする」と答えた人は53%が舛添氏に投票した。
 舛添氏は自民支持層の67%、公明支持層の83%から得票。宇都宮氏は共産支持層の84%、社民支持層の72%を固めた。民主支持層で細川氏に投票したのは45%にとどまり、舛添氏に28%、宇都宮氏に21%と割れた。無党派層は舛添氏に33%、宇都宮氏に25%、細川氏に24%、田母神氏に10%と分散した。(峰久和哲)

4576名無しさん:2014/02/09(日) 21:59:34
NHK開票
http://www3.nhk.or.jp/shutoken2/senkyo/

4577名無しさん:2014/02/09(日) 22:11:21
開票 18%

舛添
40.6%
宇都宮
22.3%
細川
21.9%

4578名無しさん:2014/02/09(日) 22:14:18
開票 26%

舛添
42.0%
細川
21.8%
宇都宮
21.6%

4579名無しさん:2014/02/09(日) 22:22:00
開票 34%

舛添
42.6%
細川
21.4%
宇都宮
20.9%

4580名無しさん:2014/02/09(日) 22:30:02
開票 41%

舛添
43.6%
細川
21.2%
宇都宮
20.9%

4581名無しさん:2014/02/09(日) 22:38:34
投票率 46.15%
 
開票 47%

舛添
44.4%
宇都宮
20.8%
細川
20.5%

4582名無しさん:2014/02/09(日) 22:48:51
開票 68%

舛添 要一
無 新 65歳
1,466,060 票
得票率 43.8%



細川 護熙
無 新 76歳
691,962 票
得票率 20.7%



宇都宮 健児
無 新 67歳
688,543 票
得票率 20.6%

4583旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/02/09(日) 22:51:20
舛添200〜215,宇都宮95〜105,細川95〜105,タモ55〜60ってとこかな?

4584名無しさん:2014/02/09(日) 23:00:14
投票率 46.15%
 
開票 82%

舛添
得票率 43.7%

宇都宮
得票率 20.7%

細川
得票率 20.2%

4585名無しさん:2014/02/09(日) 23:03:52
台東区、1舛、2細、3宇、4田
千代田、1舛、2細、3田、4宇
中央区、1舛、2細、3田、4宇
東久留、1舛、2宇、3細、4田
三鷹市、1舛、2宇、3細、4田
調布市、1舛、2宇、3細、4田
狛江市、1舛、2宇、3細、4田
清瀬市、1舛、2宇、3細、4田
東村山、1舛、2宇、3細、4田
府中市、1舛、2宇、3細、4田
稲城市、1舛、2細、3宇、4田
武蔵村、1舛、2宇、3細、4田
立川市、1舛、2宇、3細、4田
国立市、1舛、2宇、3細、4田
多摩市、1舛、2宇、3細、4田

都心では、細>田>宇
多摩では、宇>細>田

4586名無しさん:2014/02/09(日) 23:07:23
投票率 46.15%
 
開票 83%

舛添
1,768,554 票
得票率 43.6%

宇都宮
864,317 票
得票率 20.9%

細川
836,622 票
得票率 20.2%

4587名無しさん:2014/02/09(日) 23:14:36
投票率 46.15%
 
開票 91%

舛添
1,952,786 票
得票率 43.5%

宇都宮
926,264 票
得票率 20.6%

細川
902,618 票
得票率 19.9%

4588名無しさん:2014/02/09(日) 23:20:22
投票率 46.15%
 
開票 93%

舛添
1,982,013 票
得票率 43.5%

宇都宮
941,175 票
得票率 20.6%

細川
905,520 票
得票率 19.9%

4589名無しさん:2014/02/09(日) 23:22:35
足立区、1舛、2宇、3細、4田
台東区、1舛、2細、3宇、4田
中央区、1舛、2細、3田、4宇
文京区、1舛、2細、3宇、4田
千代田、1舛、2細、3田、4宇
港区_、1舛、2細、3宇、4田
東久留、1舛、2宇、3細、4田
三鷹市、1舛、2宇、3細、4田
調布市、1舛、2宇、3細、4田
狛江市、1舛、2宇、3細、4田
清瀬市、1舛、2宇、3細、4田
東村山、1舛、2宇、3細、4田
府中市、1舛、2宇、3細、4田
稲城市、1舛、2細、3宇、4田
武蔵村、1舛、2宇、3細、4田
立川市、1舛、2宇、3細、4田
国立市、1舛、2宇、3細、4田
多摩市、1舛、2宇、3細、4田
瑞穂町、1舛、2細、3宇、4田
羽村市、1舛、2宇、3細、4田
福生市、1舛、2宇、3細、4田
日野市、1舛、2宇、3細、4田
奥多摩、1舛、2細、3宇、4田
青梅市、1舛、2宇、3細、4田
日出町、1舛、2細、3宇、4田
檜原村、1舛、2細、3宇、4田
八王子、1舛、2宇、3細、4田
あきる、1舛、2宇、3細、4田

4590名無しさん:2014/02/09(日) 23:24:12
>>4588
田母神の得票率は?

4591名無しさん:2014/02/09(日) 23:28:35
投票率 46.15%
 
開票 93%

舛添
1,982,539 票
得票率 43.4%

宇都宮
941,398 票
得票率 20.6%

細川
905,852 票
得票率 19.8%

4592名無しさん:2014/02/09(日) 23:29:37
>>4590
585,777 票
得票率 12.8%

4593名無しさん:2014/02/09(日) 23:32:22
>>4592
サンクス

4594名無しさん:2014/02/09(日) 23:32:26
「1舛、2宇、3細、4田」以外の自治体(島嶼部は略)

台東区、1舛、2細、3宇、4田
中央区、1舛、2細、3田、4宇
文京区、1舛、2細、3宇、4田
千代田、1舛、2細、3田、4宇
港区_、1舛、2細、3宇、4田
稲城市、1舛、2細、3宇、4田
瑞穂町、1舛、2細、3宇、4田
奥多摩、1舛、2細、3宇、4田
日出町、1舛、2細、3宇、4田
檜原村、1舛、2細、3宇、4田

4595名無しさん:2014/02/09(日) 23:37:55
投票率 46.15%
 
開票 95%

舛添
2,042,834 票
得票率 43.7%

宇都宮
958,315 票
得票率 20.5%

細川
916,608 票
得票率 19.6%

田母神
591,800 票
得票率 12.7%

4596名無しさん:2014/02/09(日) 23:49:19
投票率 46.15%
 
開票 97%

舛添
2,079,903 票
得票率 43.7%

宇都宮
972,761 票
得票率 20.4%

細川
938,564 票
得票率 19.7%

田母神
600,699 票
得票率 12.6%

http://www3.nhk.or.jp/shutoken2/senkyo/

4597名無しさん:2014/02/10(月) 00:09:33
投票率 46.15%
 
開票 98%

舛添
2,090,938 票
得票率 43.5%

宇都宮
975,535 票
得票率 20.3%

細川
940,484 票
得票率 19.6%

田母神
603,322 票
得票率 12.6%

4598名無しさん:2014/02/10(月) 00:25:34
投票率 46.15%
 
開票 99%

舛添
2,100,588 票
得票率 43.6%

宇都宮
978,680 票
得票率 20.3%

細川
942,553 票
得票率 19.6%

田母神
604,158 票
得票率 12.5%

http://www3.nhk.or.jp/shutoken2/senkyo/

4599旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/02/10(月) 01:09:02
>>4598
投票率は46.14%に修正されたようです。

4600旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/02/10(月) 01:21:52
舛添氏の得票率が低いところ(市区以上)
 武蔵野37.4%,渋谷37.5%,杉並37.9%,国立39.0%,文京39.2%,中野39.3%,三鷹39.4%,小金井39.5%,目黒39.6%
高いところ(市区以上)
 あきる野49.7%,青梅49.6%,武蔵村山49.4%,福生49.4%,足立49.3%,江戸川49.2%,羽村48.3%,葛飾47.8%,昭島47.8%

4601名無しさん:2014/02/10(月) 02:00:38
投票率 46.14%
 
開票終了

舛添
2,112,979 票
得票率 43.4%

宇都宮
982,594 票
得票率 20.2%

細川
956,063 票
得票率 19.6%

田母神
610,865 票
得票率 12.5%

http://www3.nhk.or.jp/shutoken2/senkyo/

4602名無しさん:2014/02/10(月) 04:23:43

都知事に舛添要一・元厚労相…細川氏らに大差
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20140209-OYT1T00384.htm

 東京都知事選が9日、投開票され、新人で無所属の舛添要一・元厚生労働相(65)が当選した。

 舛添氏は、選挙戦で自民、公明両党の全面的な支援を受けるとともに、社会保障や防災対策の充実などを訴えて支持を広げ、「即原発ゼロ」を訴えた宇都宮健児・前日本弁護士連合会長(67)や細川護熙元首相(76)ら他の候補を大差で退けた。舛添氏は知事就任後、2020年東京五輪・パラリンピックの準備などを急ぐ。

 今回の都知事選は、猪瀬直樹前知事が医療グループ「徳洲会」側からの資金提供問題で辞職したことに伴うもので、新人16人が立候補した。

 選挙戦は、東京五輪や首都直下地震に備えた防災対策、「政治とカネ」の問題などが主要なテーマになった。小泉元首相が「即原発ゼロ」を掲げた細川氏を支援したことから、国のエネルギー政策に及ぼす影響も注目された。

 ただ、投票率は過去3番目に低い46・14%で、衆院選の投票日と同日だった前回(2012年)の62・60%を下回った。

 舛添氏は、当選確実となった9日夜、東京・西新宿の事務所で記者会見し、「防災、経済、何より五輪を成功させる。世界中から来た人々からこの街はすばらしい、こんなおもてなしがあるなど、あらゆる面で東京の魅力を全力で発信したい」と述べ、五輪の準備を急ぐ考えを表明した。五輪の準備は、大会組織委員会が先月発足したものの、都知事の不在で遅れている。

 舛添氏はまた、エネルギー政策について「原発に依存する体制を少しずつ減らしていくのは重要だが、東京は電力の最大の消費地であり、供給地のことも考えないといけない。国全体との調整も必要だ」と語った。

(2014年2月10日01時18分 読売新聞)

4603名無しさん:2014/02/10(月) 04:27:22


都知事選:舛添氏初当選 都民、バランス重視 原発即ゼロ、及ばず(その1)

毎日新聞 2014年02月10日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20140210ddm041010126000c.html

 ◇舛添氏、組織固く 「評価される都政」目指す

 約半世紀ぶりの大雪が残る中、9日投開票された東京都知事選で次の「首都の顔」に選ばれたのは、舛添要一氏(65)だった。元首相ら知名度の高い候補や支援者が参戦する中、優位な戦いを進め早々と当選を決定。即時原発ゼロを求める票は細川護熙(もりひろ)氏(76)と宇都宮健児氏(67)に割れて当選ラインから遠ざかった。ただ、大切なのはこれから。景気や福祉、災害への対策は万全か。脱原発のうねりは今後どうなるか。「東京の選択」が日本に何をもたらすか注目される。

 投票が締め切られる午後8時の時報が流れた直後、「舛添氏当選確実」がテレビで報じられると、新宿区の事務所では一斉に拍手と歓声がわき上がった。間もなく姿を見せた舛添氏は、笑みを浮かべ「みなさんのおかげ」と頭を下げた。

 多数のマイクに囲まれた記者会見では「ひたすら政策を訴え」「どの候補よりも都内全域を回り」「最も多くの有権者の皆さんと対話」と勝因を一つずつ数え上げる余裕も。「私以外に投票した方からも、任せて良かったと言ってもらえる都政をやりたい」と紅潮した表情で語った。

 原発問題については「世論調査でも一番の課題は景気や雇用、社会保障。都民の感覚からすればそういうこと」と分析し、安倍政権へは「きちんと物を言うスタンスを守りたい」と述べた。

 昨年12月19日の猪瀬直樹前知事(67)の辞職表明直後から、「本命」として名前が浮上した舛添氏。だが、当選までには紆余(うよ)曲折もあった。

 自民離党・除名処分の経歴もあり、当初、自公両党内には擁立に慎重論も根強かった。都議会自民は「元副知事擁立」を模索し、都議重鎮が年明け後に本人に面会したが固辞されたという。舛添氏が出馬意欲を記者団に明言したのはその直後。「元首相タッグ」など強烈なライバルの登場で陣営が固まった。

 選挙戦突入後は、自公が中心になって遊説計画を練り、自民都議らが支援者を集めた演説会も複数会場で連日実施。「一点突破」ではなく、バランスを考えて各政策に言及し、支持を集めた。

 事務所には、自公両党の議員らが次々と駆けつけお祝いのあいさつ。都議の一人は記者の質問に「目立ちたがりなのが少し心配。これからの都政運営が大切だ」と懸念も語った。【川口裕之、和田浩幸】

 ◇支持者、元厚労相の手腕期待

 舛添氏に1票を投じた有権者からは、元厚労相としての手腕を期待する声が聞かれた。

 江東区の会社員、石井文範さん(38)は「原発の問題も重要と思うが、今回は都政を進めていく実行力がある人を選びたいと思った。舛添さんは厚労相時代に医療改革に力を入れて取り組んでいたイメージがあるし、お母さんの介護を経験され、その大変さを知っていると思う」と話した。

 同区の会社経営、大西茂美さん(56)は「東京五輪・パラリンピックの確実な開催と、介護問題を解決してほしい」と語った。中野区の女性会社員(37)は「元厚労相だし、医療や福祉に詳しいかなと思った。10カ月の娘がいるが保育所はどこもいっぱい。待機児童対策は国よりも都の仕事なので、力を入れてほしい」と期待を込めた。

 自宅前で雪かきをしていた国立市の自営業、佐伯光豊さん(70)は「防災対策をしっかりやってほしい。この辺は断層が通っているというから、地域の人たちも心配している。景気対策もやってほしい」と期待をかけていた。【木村敦彦、戸上文恵、岡礼子】

4604名無しさん:2014/02/10(月) 04:28:17
 ◇01年、政界デビュー

 舛添氏は1948年北九州市生まれ。東大法学部を卒業後、国際政治学者・評論家としてテレビなどで活躍。歯切れの良いコメントで一躍有名となった。

 99年、無所属で都知事選に初出馬したが、石原慎太郎氏に約83万票差で敗れた。2001年参院選で小泉純一郎首相(当時)から自民党の比例代表候補に担がれ、159万票を獲得してトップ当選した。

 自民党内では知名度と政策通が評価され、新人議員としては異例の参院政策審議会長に抜てきされた。07年から厚生労働相を2年間務め、年金記録漏れ問題や薬害肝炎問題に取り組んだ。

 07年参院選で自民党が大敗すると、安倍晋三首相(当時)を「国民の声が届かない裸の王様」などと批判。年金保険料着服問題で「市町村は社保庁より信用ならない」と発言し、批判を浴びた。10年に自民党を離党し除名処分に。自らを代表とする新党改革を結成したが、党勢拡大を図れず13年の任期満了に伴い参院議員を引退した。

 家庭では洗濯やゴミ捨てなどの家事もこなす。趣味は熱帯魚などの飼育。96年に15歳年下で元美術館勤務の雅美さんと再々婚した。50歳を過ぎて授かった2人の子供ら家族と、水槽に囲まれて過ごすのが至福のひとときという。【斎川瞳、遠藤拓】

 ◇田母神氏は「一定の成果」

 「組織票はやはり強いなと思った。それでも一定の成果はあった。満足すべきなのかな」。元航空幕僚長、田母神俊雄氏(65)はそう振り返った。

 「靖国神社参拝」「自虐史観からの脱却」など独自の歴史認識について「(訴えは)徐々に広がってきた」と分析。「これを機に日本の保守の政党を誕生させたい」と述べ、今後の活動に意欲を見せた。支援した日本維新の会共同代表の石原慎太郎・元都知事は選挙戦中盤から体調を崩したとされ、この日は事務所に姿を見せなかった。【黒田阿紗子】

 ◇脱原発「歴史的転換点」 うねり高まる余地残す

 今回の都知事選が注目されたのは、細川護熙氏と小泉純一郎氏という元首相コンビが「原発即時ゼロ」を訴えて参戦したからだ。「いわゆる保守政治家が、大声で脱原発を叫ぶようになった歴史転換点」。長年にわたり脱原発運動に携わってきた河合弘之弁護士は、過去の運動との違いをそう表現する。細川氏ら即ゼロ候補はいずれも及ばず、選挙結果に影響を与えるほど争点化したわけではなかったが、原発政策への有権者の関心は高まったとみられる。

 9日に毎日新聞が実施した出口調査で「知事選の最大の争点は何だと思いますか」という質問に対し「原発・エネルギー」を挙げた有権者は21%に上った。前回の都知事選(2012年12月16日)の出口調査では「原発・エネルギー」が8・5%にとどまっていた。

 国政の課題を地方で問うことの是非も議論になったが、毎週金曜に国会周辺で原発への抗議行動を続けている「首都圏反原発連合」の主要メンバー、ミサオ・レッドウルフさんは「小泉さんの発言は、市民運動では手が届かない保守層に届いたことが大きいし、原発問題を語りやすい空気になった」と語る。

 今回、河合弁護士らは即ゼロを掲げる細川氏、宇都宮健児氏の一本化を図ろうと両陣営に働きかけたが実現せず、結果的に即ゼロ票は分散した。ただ一本化の呼びかけに対し、細川氏は文書で「選挙は無論、当選を目指して戦うものですが、それがすべてではなく、ムーブメントを今後につなげるやり方もあります」と回答した。

 安倍政権が原発再稼働に向けた動きを本格化させれば、即ゼロのうねりは保守層、無党派層を巻き込み、さらに高まる余地を残している。【町田結子】

4605名無しさん:2014/02/10(月) 04:30:20

投票率低下 新人同士の争いで最低 東京都知事選

2014年2月10日 01時26分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014021090012404.html

 東京都知事選の投票率は46・14%となった。衆院選と同日だった二〇一二年十二月の前回から16・46ポイント下がった。過去三番目の低さで、50%を割ったのは〇三年の44・94%以来。

 過去三回は投票率が上がっていたが一転、有権者の関心は高まらなかった。原発の是非を主要争点に、安倍政権の中間評価として注目されながら、主要候補がそろう討論会が選挙戦中盤まで実現せず論戦が低調だったことも一因だ。

 猪瀬直樹前知事の突然の辞職で異例の超短期決戦になり、投票日前日には大雪にも見舞われた。

 新人だけで争われた都知事選でみれば、過去最低の投票率。最近では青島幸男氏が出馬した九五年が50・67%、石原慎太郎氏が初当選した九九年は57・87%で、猪瀬氏が史上最高の約四百三十四万票を集めた前回も新人九人が戦った。

 国政選挙や都議選では投票率は低下傾向だ。一二年の衆院選(小選挙区)は戦後最低の59・32%だった。

 昨年は参院選(選挙区)が52・61%と過去三番目、都議選も43・50%で過去二番目の低さだった。

(東京新聞)

4606名無しさん:2014/02/10(月) 04:32:38

アングル:舛添新都知事の誕生を市場は好感、株高・円安材料に
2014年 02月 10日 00:09 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYEA1801020140209

[東京 9日 ロイター] -自民・公明両党が支援する舛添要一元厚生労働相が新しい都知事に就任することになった。舛添氏の当選を市場は好感し、株高・円安材料の1つにしそうだ。

市場関係者の一部からは、もし、対立候補の細川護煕候補が当選すれば、アベノミクスへの支持率低下と受け止め、日本株を売る材料にしようとの動きもあった。

第一生命経済研究所・主席エコノミストの永濱利廣氏は、「安倍政権が信任を得た」と指摘。「原発の再稼働などエネルギー政策は進めやすくなる。マーケットは好感するだろう」とみる。

仮に日本弁護士連合会前会長の宇都宮健児氏や元首相の細川護熙氏など反原発を旗印に掲げた候補が当選した場合、原発の再稼働が難しくなり、「原発の稼働停止で高止まりした電力を引き下げ、円安効果と合わせ技で企業の国内回帰を促すというアベノミクスの重要な政策要素の実現が難しくなる」(政府関係者)との懸念もあった。

また、小泉純一郎・元首相が古巣と政権に反旗を翻す形で支持した細川候補が当選すれば、反原発を主張する与党議員らを含めて、政界がざわつき、「不確実性を嫌がる海外投資家が日本株を売ってくる可能性もあった」(外資系証券)。

米金融緩和縮小と新興国経済の減速懸念で世界の金融市場が動揺するなか、政権中枢は支持率に直結する株価など市場動向にこれまで以上に神経質になっており、ひとまず大きなリスクは回避できたといえそうだ。

もっとも舛添都政が安倍政権にどこまで追い風かと言えば、大きな期待は聞こえない。みずほ証券・チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は「安倍政権の支持率は景気回復によって支えられている。舛添候補の当選は事前に織り込まれずみ」とされる。

むしろ「安倍政権の今後の命運を握るのは成長戦略。特に戦略特区での岩盤規制への切り込みだ。東京都はその先頭に立つ立場だが、舛添候補の演説で特区への言及を聞いた覚えがない。安倍政権の経済政策との距離感は未知数」(外資系証券)との見方もある。

(ロイターニュース 竹本能文 編集:田巻一彦)

4607名無しさん:2014/02/10(月) 04:35:34

都知事選 政界の受け止めは
2月10日 4時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140210/k10015143461000.html

東京都知事選挙で、自民党と公明党が支援した元厚生労働大臣の舛添要一氏が当選したことについて、政府与党は「安倍政権の政策が支持されたものでプラスになる」としています。
これに対し野党側からは、「国政に直接の影響はない」としながらも、与党ペースの国会運営に拍車がかかりかねないという警戒感が出ています。

9日に行われた東京都知事選挙で、自民党東京都連と公明党東京都本部が推薦した元厚生労働大臣の舛添要一氏が、▽共産党と社民党が推薦した日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏、▽民主党、結いの党、生活の党が自主的に支援した元総理大臣の細川護熙氏、▽航空自衛隊の元航空幕僚長の田母神俊雄氏らを抑えて初当選しました。
これについて政府与党は、菅官房長官が「景気雇用対策やエネルギー政策、それに東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ほぼ方向性を1つにする舛添知事の誕生は、政権や日本にとって極めて大きな成果だ」と述べるなど、安倍政権の政策が支持されたもので、プラスになると受け止めています。
また、与党内では、これまでに行われた地方選挙で、高い内閣支持率を生かし切れていないという指摘が出ていましたが、今回の結果を受けて、ことし各地で行われる地方選挙や来年の統一地方選挙に向けて弾みがつくという声が出ています。
さらに、舛添氏の得票が「原発即時ゼロ」を主張した宇都宮氏と細川氏を合わせた得票を上回ったことから、「原発の依存度を下げながら、安全が確認された原発の運転を再開する」としたこれまでのエネルギー政策を進めていきたいとしています。
また、細川氏を支援して、「原発即時ゼロ」を主張している小泉元総理大臣については、「存在感の低下は免れない」という見方が出ています。
これに対し野党側は、支援した候補が敗れたものの、あくまで地方選挙であり、国政に直接、影響を与えるものではないとしています。
ただ民主党内では、「脱原発以外の政策で対立軸を十分示せなかった」という指摘や、「対応が後手に回ったのが敗因のひとつだ」などとして、執行部の対応を批判する声が出ています。
一方、共産党は、「宇都宮氏の得票が細川氏を上回ったことは大健闘だ」として、自民党との対決路線を堅持していく方針です。
民主党などは、10日から本格的に始まる新年度(平成26年度)予算案の審議などを通じて、安倍政権との対決姿勢を強める構えですが、都知事選挙の結果を受けて、与党ペースの国会運営に拍車がかかりかねないという警戒感が出ています。

4608名無しさん:2014/02/10(月) 04:38:34

細川氏敗北で遠のく野党再編 「影響は出る…」思惑吹き飛ぶ

2014.2.9 23:24 [東京都知事選]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140209/stt14020923250003-n1.htm

 民主党や日本維新の会の一部が支援した細川護煕元首相の敗北は、維新内などにあった野党再編の思惑をもろくも吹き飛ばした。

 「出遅れたかなという気がする。(再編に)何らかの影響は出るでしょう…」

 細川氏の元秘書で、再編に積極的な維新の松野頼久国会議員団幹事長は、細川氏の選対事務所で記者団にこう語り、肩を落とした。

 大阪維新の会系は松野氏に歩調を合わせ、石原慎太郎共同代表や旧太陽の党系は政策が重なる元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏を応援した。民主党は細川氏を支援したが、連合東京が推したのは舛添氏だった。

 結いの党の江田憲司代表や維新の大阪系議員は、民主党の非労組系と維新の非太陽系、そして結いの糾合をもくろんでいる。都知事選を契機に維新が「東西」、民主党が労組系と非労組系にそれぞれ分裂すれば再編の環境が整う−。そんな思惑があった。

 だが、維新は共同代表の橋下徹大阪市長が大阪都構想をめぐり出直し市長選を表明、再編どころではなくなった。再編を狙う民主党保守系議員は「原発ゼロ」の細川氏に距離を置いた。

 9日、福島県郡山市で開かれた民主党大会の本会議で、出席者は全員で党綱領の一部を唱和し、結束を演出した。今夏をめどに党再建ができなければ辞任を示唆している海江田万里代表は大会閉幕後の記者会見で「気持ちは折れていない」と強気の姿勢をみせた。

 だが、大会前夜、海江田氏に距離を置く前原誠司前国家戦略担当相グループのメンバーは郡山市内の飲食店で膝をつき合わせた。出席者からは代表選が今年行われることを前提に「執行部に発信力がない。前原氏が立つべきだ」との発言が出た。細野豪志前幹事長も市内の別の飲食店で細野派の会合を開き、結束を確認した。民主も維新も内部混乱ばかりが続きそうだ。(坂井広志)

4609名無しさん:2014/02/10(月) 05:00:02

小泉元首相「Twitter閉じます」 都知事選終了を受け

ITmedia ニュース 2月10日(月)0時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140210-00000001-zdn_n-sci

 小泉純一郎元首相のTwitterアカウント「@J_Koizumi_Japan」が、都知事選終了とともに閉鎖されるようだ。同アカウントが2月9日夜、「これでツイッターを閉じさせていただきます」と宣言した。

【写真:手書きのコメントを掲載】

 小泉元首相は都知事選で細川護煕氏を支援していたが、9日行われた投開票で舛添要一氏の当選が確実になった。

 小泉元首相はこの結果を受け、記者に配ったという「残念な結果ですが細川さんの奮闘に敬意を表します」などと書いた自筆コメント文の写真をTwitterに掲載。その上で、「慣れないツイッターを続けることができたのは皆さんの励ましやスタッフの協力のおかげ。本当に有難う。皆さんのご健勝を祈りつつ、これでツイッターを閉じさせていただきます」と終了を宣言した。

 同アカウントは都知事選公示前の1月19日に開設。開設直後になりすまし疑惑が浮上し、その後、なりすましではないことが確認されたものの、一度は削除され、6日後に再開されるという騒動があった。

4610名無しさん:2014/02/10(月) 05:55:42


スポーツ界も舛添新知事歓迎 体協会長「五輪を大成功に導いて」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/02/10/kiji/K20140210007555080.html


 舛添氏の当選に、スポーツ界からも歓迎の声が上がった。日本体操協会の二木英徳会長は「東京五輪を前面に押し出して当選されたのだから、都民の期待はそこにある。大会を大成功に導いてもらいたい」と述べた。

 東京都は「五輪水泳センター」など多くの施設を新設する。日本水連の泉正文専務理事は「ハード面の整備などで、東京都の果たす役割は大きい。選手が頑張れる環境づくりに力を入れていただきたい」と言う。

 舛添氏は、一部候補者が規模縮小を打ち出した国立競技場の改築でも計画の維持を訴えていた。日本陸連の尾県貢専務理事は「五輪、スポーツに理解のある方が知事になることが望ましい」と話した。 [ 2014年2月10日 05:30 ]

4611名無しさん:2014/02/10(月) 05:58:10

舛添新知事は12日初登庁 予算編成、五輪準備…フル回転へ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/02/10/kiji/K20140210007555220.html


 新都知事に決まった舛添氏は12日に初登庁して業務を始める。2014年度予算案の編成期限が迫り、20年東京五輪の準備も待ったなし。初当選の余韻に浸る間もなくフル回転することになりそうだ。

 都は1月、一般会計で約6兆7000億円に上る14年度予算の暫定案をまとめた。2月下旬から始まる予定の都議会定例会に提出するため、舛添氏は各部局の説明を受けて査定し、開会日の1週間前までに正式決定しなければならない。 [ 2014年2月10日 05:30 ]

4612名無しさん:2014/02/10(月) 06:01:08

爆勝!舛添新都知事 遊説173回どぶ板戦術で16年越し悲願
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/02/10/kiji/K20140210007554910.html


 猪瀬直樹氏の辞任に伴う東京都知事選は9日、投開票され、元厚生労働相の舛添要一氏(65)が初当選を果たした。元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)ら他候補を大差で抑え、1999年の都知事選落選以来、16年越しの悲願をかなえた。一方、小泉純一郎氏(72)の応援を受けた元首相の細川護熙氏(76)は、追い上げが届かなかった。

 午後8時の投票締め切りとほぼ同時に、テレビ各局が一斉に「舛添氏当確」の速報を流した。圧倒的な先行逃げ切り。都庁にほど近い東京都新宿区の選挙事務所に間もなく姿を見せた舛添氏は「東京を世界一の街にするため全力で頑張る」と支援者らと万歳三唱。安どの笑みを浮かべた。

 参院選に2度当選し、2期目には安倍、福田、麻生各内閣で厚労相を歴任。政界転身前はコメンテーターとして活躍し、お茶の間での知名度も抜群。猪瀬直樹前知事の辞職後に、各政党が行った世論調査でも軒並みトップの座を保ってきた。

 しかし道のりは決して平たんではなかった。自民党の支援を取り付け、立候補の意向を示した6日後、細川氏が出馬を表明。有利とされる“後出しじゃんけん”を繰り出され、一時は後手に回った。

 最後に勝負を分けたのは、知名度や組織力より、地道な「どぶ板戦術」だった。17日間の選挙戦で、遊説は実に173回。街頭演説から練り歩き、会合でのあいさつまで、一日に10本以上をこなした計算だ。

 ラストサンデーの2日には安倍晋三首相(59)も駆けつけ、「都知事は舛添さんしかいない」と全面支援を宣言。強力な後押しとなった。

 就寝は連日午前2時ごろ。選挙戦の高ぶりからか、朝6時には「起きてしまう」という毎日。そんな戦いを支えたのは、大好きな「スイーツ」。特にあんこを使ったものがお気に入りで、選挙カーでは大福やどら焼きなどを頬張り、疲労困憊(こんぱい)の心身を癒やしていたという。

 辛口な舌鋒(ぜっぽう)で知られた猪瀬前知事とは対照的な「スイーツ知事」の誕生。ただ、未来はそんなに甘くない。永田町関係者によると、舛添氏の奔放な女性関係や借金問題などは広く知られており「スキャンダルをけしかけようと狙っている対抗勢力は少なくない」という。「舛添に任せて良かったと言ってもらえるような4年間の都政にしたい」と話した舛添氏。石原慎太郎氏、猪瀬氏と、任期半ばで職を辞す知事が続いている中、3代連続の“途中降板”とならないためには、他ならぬ自身の脇を甘くしない都政運営が求められそうだ。 [ 2014年2月10日 05:30 ]

4613名無しさん:2014/02/10(月) 06:04:06

立地自治体の住民が新知事に注文「反原発票の重み感じて」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/02/10/kiji/K20140210007555230.html


 「反原発票の重みも感じて」「東京が率先して道筋を示してほしい」。電力の最大消費地である首都・東京の選択を注視してきた原発立地自治体の住民から新知事に早くも注文の声が上がった。

 「原発ゼロを目指す候補者に、頑張ってほしかったが…」。東日本大震災で爆発事故が起きた東京電力福島第1原発がある福島県大熊町から、仮設住宅に避難中の馬渕和年さん(68)は残念がっていた。 [ 2014年2月10日 05:30 ]

4614名無しさん:2014/02/10(月) 06:07:11

2014.2.10 05:02
都知事選敗北も「細川氏&小泉氏」に新党プラン!
http://www.sanspo.com/geino/news/20140210/pol14021005020004-n1.html

 東京都知事選は9日投票、即日開票の結果、自民、公明両党が支援した元厚生労働相の舛添要一氏(65)が200万票以上を集め、元首相の細川護煕氏(76)、前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)らに大勝、初当選した。

 舛添氏に“瞬殺”された細川氏は「出馬への逡巡があり準備期間が短かった。脱原発が争点としてなかなか取り上げられなかった」と険しい表情。同じく脱原発を訴えた宇都宮氏にも後れを取り、3位に沈んだ。

 だが、細川氏は小泉氏と今後も、脱原発の「旗」を振り続ける考えだ。多くの情勢調査で劣勢が伝えられた1月末。細川陣営では、小泉氏に近い中川秀直自民党元幹事長を中心に、逆転への奇策として「小泉−細川新党」構想が持ち上がった。

 小泉氏か、次男の進次郎復興政務官(32)を党首とする新党を選挙中に発表するというシナリオに、陣営幹部も「インパクトは絶大だ」と意気込んだ。億単位とされる新党資金などがネックになり、両元首相は首を縦に振らなかったが、陣営内では「構想は生き続ける」との見方が消えてない。

 自民党中堅議員は「小泉氏は党総裁選で何度も負け、首相になるまで政治人生は敗北の連続だった。今回、負けたことで逆に燃えるはずだ」と指摘。「原発再稼働を進める安倍首相にとって『目の上のたんこぶ』であり続ける」と予測する。

 小泉氏は9日夜、細川事務所で「『原発ゼロ』の国造りを目指して微力だが努力を続けていく」との談話を発表した。来年の統一地方選などをにらみ、今後も小泉氏らに注目が集まりそうだ。

4615名無しさん:2014/02/10(月) 06:11:35

都知事選 家入氏「負けて悔しいがネット使い切った」 区長選へ意欲

産経新聞 2月9日(日)23時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140209-00000584-san-pol

 都知事選でインターネットを駆使して活動してきたIT関連会社役員の家入一真氏(35)。舛添要一氏の当選確実が報道された後の午後8時20分ごろ、支援者100人超が集まる東京・六本木のクラブに現れ、「負けて悔しいが、ここまでネットを使い切った候補はいなかった」とスマートフォンを手に話した。

 家入氏は「どんな人にも居場所がある東京」を公約に、告示後数日間は選挙事務所も設けず、ツイッターで政策を募集し、ネット献金で約700万円を集めるなど、IT業界出身の強みを生かしてネットを総動員した選挙を展開した。

 会見で家入氏は「街頭演説を2回しかしないなど、現場に出て声を上げることも必要だった」と分析。「知事でなくてもできることはある。若者の声を吸い上げ、今後も東京をアップデートしていきたい」と述べ、区長選に候補を擁立していく考えも示した。

4616名無しさん:2014/02/10(月) 06:20:42

都知事選 元首相コンビ、敗因は「脱原発の争点隠し」と細川氏 「今後も活動」
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140209/plt14020923130033-n1.html

 「脱原発」を旗印にした細川・小泉旋風は最後まで吹かなかった。「力が及ばず残念な結果になり、申し訳なく思う」。元首相の細川護煕氏(76)は午後8時半過ぎ、東京都千代田区の選挙事務所で、約50人の支持者らを前に敗戦の弁を語った。

 細川氏は「出馬への逡巡があり準備期間が短かったことと、脱原発が争点としてなかなか取り上げられなかったこと」を敗因に挙げた。高齢で臨んだ選挙戦の疲れも見せず、顔をやや紅潮させ、一言一言はっきりした口調で語った。

 還暦で政界を引退していた細川氏が出馬を正式表明したのは、告示前夜の1月22日。支援する小泉純一郎元首相(72)とともに「元首相コンビ」とマスコミの注目を集めた。街頭演説では他の候補を圧倒する聴衆を集めたが、メディア各社の調査では序盤から舛添氏に大きく引き離される苦しい展開が続いた。

 この間「原発即時ゼロ」を掲げ、小泉氏と原発問題に絞って支持を訴えるという異例の選挙戦を展開。小泉氏が首相時代の平成17年、郵政民営化の是非を争点に衆院選を圧勝したシングルイシュー(単一争点)選挙の再現を狙った。

 だが原発政策の争点化も都民には広がらなかった。有権者が重視したのは「景気と雇用」や「少子高齢化や福祉」で、「原発・エネルギー」は3番手だった。

 細川氏は「出馬して分かったことは日本の先行きに危機感を抱いている人が驚くほど多かったこと」と述べた上で、「脱原発の活動に改めて火をともす大きな役割を果たし得たと自負している」と胸を張ると、支持者から大きな拍手がわき起った。小泉氏は事務所に姿を見せなかったが、細川氏は今後も「脱原発」で小泉氏らとともに活動を続けていく考えを示した。

4617名無しさん:2014/02/10(月) 06:22:30

都知事選 田母神氏「泡沫候補からここまでこれた、満足すべき結果かな」
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140209/plt14020921520031-n1.html

 健闘をたたえる支持者らの拍手の中、「こんにちは」と笑顔で手を振りながら選挙事務所に入ってきた元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)。「泡沫候補からよくここまでこれた。満足すべき結果だったかな」とすっきりとした表情だった。

 首都直下地震などに向けた防災対策を中心に訴えてきたが、「分かりやすく説明してきたので問題提起はできた」と強調。原発が争点になったかどうか問われると、「どんな影響があったかわからないが、脱原発などできるわけがない」と一蹴した。

 事務所には、中山成彬氏(日本維新の会)ら国会議員も駆けつけており、田母神氏は自身の今後について「日本の保守政党を成立すべく頑張りたい」と抱負を語った。事務所を出る際には「トップ当選かと思ったのに」と支持者らを笑わせていた。

4618名無しさん:2014/02/10(月) 06:47:45

「舛添氏、国と連絡とり進めて」自民・脇参院幹事長
2014年2月9日23時20分
http://www.asahi.com/articles/ASG296VLQG29UTFK00M.html?iref=comtop_list_pol_n01

 ■脇雅史・自民党参院幹事長

 ■脇雅史・自民党参院幹事長

特集:2014東京都知事選
 (東京都知事選の舛添要一氏当選で)これで安倍政権が勢いづくとは考えていない。かつて自民党は舛添氏を除名処分にしたが、当時と今は違うことを言っているし、きちんとけじめをつけている。今後は都知事として、人気取りではなく、やるべきことを国とよく連絡をとりながら進めていってほしい。

 (「脱原発」が争点にならなかったが)地方選挙は地方選挙で、地域それぞれの課題がある。都政に必要な政策は一つではない。(出直し大阪市長選で「都構想」を問う)橋下徹氏もそうだが、一つの政策論で首長選を行うのはいいことではない。(朝日新聞の取材に対して)

4619名無しさん:2014/02/10(月) 06:52:02


都知事選:与党、小泉氏に「晩節を汚した」 なお警戒も

毎日新聞 2014年02月09日 20時32分(最終更新 02月09日 23時49分)
http://mainichi.jp/select/news/20140210k0000m010075000c.html

 東京都知事選で、「原発即時ゼロ」を掲げて元首相の細川護熙氏(76)を支援した自民党の小泉純一郎元首相に対しては、政府・与党内で「晩節を汚した」(自民党関係者)などと冷ややかな見方が出ている。ただ小泉氏の動向は今後も予測がつかず、原発立地自治体などの選挙に、小泉氏が乗り込んでいく事態も警戒している。

 自民党の石破茂幹事長は9日夜、党本部で記者会見し、小泉元首相について「現職議員ではなく、処分の対象ではない」と語った。次男の進次郎氏が与党の支援する元厚生労働相、舛添要一氏(65)を応援しなかったことについても問題としない考えを示した。

 細川氏が3位にとどまったことで、小泉氏の力にも限界が見えたとの見方も広がる。ただ、今年は山口、福島、愛媛各県知事選など、原発を抱える自治体の選挙もある。自民党幹部は「小泉さんは負けて落ち込む人でもないし、原発に関係しそうな選挙にはどんどん出てくるだろう」と警戒している。【高山祐】

4620名無しさん:2014/02/11(火) 21:15:58
記者の目:東京都知事選、舛添氏が圧勝 国の将来像も発信して=清水健二(東京社会部)
毎日新聞 2014年02月11日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20140211ddm005070014000c.html

当選確実となり、花束を手に喜ぶ舛添要一氏=東京都新宿区で2014年2月9日午後8時9分、梅村直承撮影

 東京都庁担当として、一昨年12月に続く2度目の都知事選を取材した。元厚生労働相の舛添要一氏(65)が
低投票率の中で組織力を生かして圧勝したが、都民が何を望んだ結果だったのかと聞かれると、答えるのは意外と難しい。
「原発ゼロ」を掲げた細川護熙(もりひろ)氏(76)に勝ったとはいえ、舛添氏は原発推進を唱えたわけでない。
これまでの都政を継承するのか修正するのかも、明確でないからだ。

 おそらく、舛添氏の勝因は政策そのものより争点の設定にある。細川氏と小泉純一郎氏(72)の元首相コンビが
「脱原発の是非」を最大の争点に据えたのに対し、舛添氏の陣営は「脱原発を最大の争点とすることの是非」を争点にし、
有権者を引き込んだ。だから、舛添氏がキャッチフレーズにした「東京世界一」の内容が吟味されたうえで、
他候補の政策以上の支持を得たとは言い切れないと感じる。

 ◇「誰が知事でも違いはない」

 印象に残っている言葉がある。小泉氏が繰り返した「誰が知事になってもたいした違いはない」という指摘だ。

 それは言い過ぎだろう。美濃部都政(1967〜79年)の高齢者福祉、鈴木都政(79〜95年)の行政改革、石原都政
(99〜2012年)の自動車排ガス規制など、都知事の旗振りで先進的な政策が実現した例は少なくない。五輪だって
知事の決断がなければ、招致成功はおろか手を挙げることすらできなかった。

 だが、都庁を見続けていると、小泉氏の指摘にうなずける点も確かにある。

 東京都は最大の都道府県であると同時に、人口約900万人の23区を直轄する特殊な自治体だ。職員は約16万人。
知事が業務の全てを掌握できるはずもない。特にここ約20年、青島幸男氏、石原慎太郎氏、猪瀬直樹氏と3代続けて
行政経験のない「作家知事」がトップに座り、都庁は知事の指示がなくても行政を円滑に進める体制を作ってきた。
猪瀬氏の辞職で知事不在の中、来年度の総合予算案を滞りなく組んだのが良い例だ。

 東京は今後、五輪の準備と少子高齢化や首都直下地震への備えを同時に進めねばならない。かじ取りの難しさは再三、
紙面でも指摘してきた。だが、課題がはっきりしているだけに、目新しい施策を無理に打ち出さなくていい。
議会と無用の対立をせず、行政マンがしっかり支えれば、知事のリーダーシップはさほど必要ないかもしれない。

4621名無しさん:2014/02/11(火) 21:16:55
 ◇公約、原発以外見分けつかず

 都幹部の一人は、舛添氏と細川氏の公約を比べ「原発の部分を黒塗りすれば、見分けがつかない」と語った。
その原発に関しても、再生可能エネルギーの普及や環境に優しい自転車の活用など、重なる部分は多い。
東京電力株主としての対応など一部を除けば、両氏の政策には「たいした違いはない」とも言える。

 結局、舛添氏と細川氏の決定的な差は、国のありようにどこまで踏み込むかの姿勢だったのだろう。細川氏は
電力の最大消費地が「原発ゼロ」を宣言することで国策を転換しようとした。「原発のない東京には無理だ」という声もあるが、
都知事選で勝てば来年の統一地方選でも「再稼働ノー」を訴える候補が各地に現れ、地方から原発にストップをかける
機運が広がる可能性は十分あったと思う。一方、政権与党の自民、公明が支援した舛添氏は、国策は国策と割り切って都政を語った。

 前回知事選の後、私はこの欄で「(東京の課題は)『国と戦う』だけでは進まない」と書いた。国を抵抗勢力とみなして
存在感を誇示したがった石原・猪瀬都政の混乱を見てきて、その思いは今も変わらない。今回舛添氏に投票した有権者にも、
これと似た判断があったかもしれない。

 ただ一方で、私は新知事に、多少の波風が立っても国のありように踏み込んでほしいとも思っている。今は東京の発展だけを
目指せばいい時期ではないからだ。

 6年後の五輪に向け、東京には放っておいてもヒト、モノ、カネが集中するだろう。日本全体の人口が減って「縮む社会」が
進行する中、地方の人的・物的資源が吸い上げられる事態になりかねない。既に都内での公共工事需要の高まりで、
人手不足や資材価格の高騰に伴う被災地復興の遅れが心配されている。地方の犠牲の上に成り立つ「世界一」など欲しくない。

 舛添氏の掲げた政策に有権者が評価を下すのは、むしろ選挙が終わったこれからだろう。「誰がやっても同じ」ではない
都政にするために、原発政策も含め、国の将来像と都の果たすべき役割を示す努力を続けてほしい。

4622チバQ:2014/02/12(水) 20:12:24
http://mainichi.jp/select/news/20140213k0000m010031000c.html
東京都議会:結いと維新が統一会派結成
毎日新聞 2014年02月12日 18時42分(最終更新 02月12日 19時27分)

 東京都議会の結いの党(3人)と日本維新の会(2人)は12日、合流して新会派「都議会結いと維新」を結成した。代表に就いた結い出身の野上幸絵都議によると、両党の会派統一は地方議会で初めてという。所属議員は5人になり、本会議で代表質問ができる。野上氏は「政策がほぼ一致しているので合流は自然な流れ。舛添都政には是々非々で臨みたい」と話している。【和田浩幸】

4623チバQ:2014/02/12(水) 21:31:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140212-00000095-mai-pol
<舛添都知事>交通体系、見直す…就任記者会見
毎日新聞 2月12日(水)19時38分配信

就任会見で記者の質問に答える舛添要一都知事=東京都新宿区の都庁で2014年2月12日午後2時11分、中村藍撮影
 東京都知事に就任した舛添要一氏(65)が12日、都庁に初登庁し、就任記者会見で「東京の最大の問題の一つは交通体系」と述べ、2020年五輪に向け全面的に見直す意向を表明した。例として、選手村(中央区晴海地区)周辺の自転車専用道整備や電気自動車の活用などを挙げた。またエネルギー問題に関し、前任の猪瀬直樹氏が求めていた電力自由化や発送電分離に「疑問を持っている」と否定的な考えを示した。

 舛添氏は都内の交通体系が「鉄道や地下鉄、道路が有機的に関連していない」と指摘。歩道、自転車道、自動車道が併設されている欧州の先進都市を評価し、無公害の自転車や電気自動車の活用に力を入れるとした。ただし五輪に向け都や国が整備を進めている3環状道路(首都高中央環状線、外環道、圏央道)の整備は「都心に入る必要がない車を避ける意味がある」と計画維持の考えを示した。

 原発については「基本は国の政策」と説明。東京電力は「国が支えており、都が言えることは限られている」と述べ、株主として火力発電所売却などを迫った猪瀬氏の手法は踏襲しないとした。

 また、政策決定に関して職員との情報共有や時間をかけた合意形成が必要だとし、トップダウンが目立った石原・猪瀬都政との違いを強調した。会見後に開いた庁議では、ワーク・ライフ・バランスを重視するとして、幹部職員に定時の帰宅や土日の休みを心掛けるよう求めた。【清水健二、川口裕之】

4624チバQ:2014/02/12(水) 21:33:00
http://mainichi.jp/shimen/news/20140212dde012010002000c.html
特集ワイド:舛添要一・新東京都知事 安倍首相と微妙な「距離」
毎日新聞 2014年02月12日 東京夕刊


都知事の仕事が始まれば、2人の距離はより近くなる? それとも……=東京・銀座で2日、手塚耕一郎撮影
拡大写真 ◇近く発売の憲法本書き直し
 ◇自民と復縁、「カメレオンのよう」 いずれ中国問題でズレか
 新しい「首都の顔」になった舛添要一さん(65)、東京都知事選では飛び出した自民党に悪びれずに頭を下げ、渋っていたはずの安倍晋三首相(59)も笑顔で応援に駆けつけた。いわゆる大人の事情のにおいがぷんぷん。国政と都政のトップ2人、その距離はどれくらい微妙なのか?【鈴木琢磨】

 この19日に舛添さん、知事になって初の著書「憲法改正のオモテとウラ」(講談社現代新書)を出す。帯は「憲法改正とは政治そのものである」。小泉純一郎政権時代に自民党の「新憲法起草委員会」事務局次長を務めた経験を踏まえ、改正論議の舞台裏を明かしているらしい。安倍政権が解釈改憲による集団的自衛権の行使容認や改憲ハードルの引き下げに前のめりになっている折も折だけに興味をそそられるが、いかにもタイミングが悪かった。関係者がため息をつく。「原稿の差し替えに大わらわだったそうです。安倍政権への批判めいた部分を書き直さざるをえなくなったみたいですから」

 昨秋のことである。古本の街、神田神保町で耳にした古本好き著名人に舛添さんがいた。へえと思って自宅にお邪魔すると、蔵書に埋もれ、政治から文学まで話題は尽きない。「厚生労働大臣のときも神保町にSP(警護官)を連れて行っていましてね」。「歴史的役割は終わった」と自民党を見限り、旗揚げした新党改革の代表を「党勢拡大できず」と退き、政界を去ってまだ日も浅いころ、在野の研究者として執筆に精を出していた。再び永田町へ?と問うと「神保町が性にあってます」とトボけ、憲法についての本を書いている、と語っていた。

 ところが、どっこい、色気たっぷりだった。徳洲会マネーで猪瀬直樹前都知事が職を辞し、知事選となるや、知名度のある舛添さんは有力候補に浮上。小泉進次郎復興政務官が「応援する大義なし」と難色を示したものの、勝ち馬心理が党内を支配する。党都連が推薦を決めると、除名処分(2010年4月)を受けて以来という党本部へ。「敷居は高かったが、生まれ変わった舛添を見てほしい」。石破茂幹事長に支援を要請した。

 そんなドタバタのなか、編集作業は進んだという。舛添さんは安倍首相と同じ改憲論者とはいえ、自民党が12年に打ち出した第2次憲法改正草案には疑義を抱いている。たとえば、ウェブマガジン「現代ビジネス」(13年11月12日)の「舛添レポート」にこう記している。<野党時代にまとめたものであるから、右寄りすぎるのは致し方ないが、立憲主義の否定など、あまりにも出来が悪すぎる。政権党が、このような改正案を提示するのは恥である。(略)特定秘密保護法案にしても、憲法で保障された基本的人権が本当に守られるのかどうか。(略)政権を担うということは、少数意見にも謙虚に耳を傾けるということであり、それが包括政党への王道を歩むことにつながっていく。安倍政権は、本当に長期政権になるのであろうか>

4625チバQ:2014/02/12(水) 21:33:14
たった3カ月前、かくもストレートに安倍政権を批判している。この筆勢で本をものしたとしたら……。原稿をどういじったか詳しくわからないが、安倍首相に恩義を感じればトーンダウンせざるをえなかっただろう。評論家の佐高信さん(69)は「むしろ舛添さんらしいんじゃないの」と皮肉る。「だって、決別した自民党に支援してくれって出かけていけますか? 彼の言葉が体のどこから発せられているか。口先からしか出てないんじゃないの。だから平気で“復縁”を申し込めるし、原稿にもペンを入れられる。カメレオンみたいなもんだね」

 「タクティクス」。タレントの大橋巨泉さん(79)は舛添さんの口から漏れたひと言をいまも覚えている。01年の参院選で舛添さんは自民党比例代表から、巨泉さんは民主党比例代表から出馬、それぞれの党でトップ当選する。「舛添君は僕の数倍の票を集めたんだけどさ、選挙中、ありもしない話を並べ、僕を個人攻撃したらしいんだ。ある1年生議員のパーティーで会ったとき、舛添君、ヘラヘラと近寄ってきて、『返事次第では許さないぞ』と迫ると、『あんなのタクティクスじゃないですか』とあっけらかんとしてるんだ。タクティクスは戦術って意味ですよ。信頼できない男だと思ったね。タンカを切って出ていった自民党に支援を求め、蜜月を装っている安倍君との関係だって、タクティクスじゃないのかね」

 手厳しい声が聞こえてくるが、当の舛添さんと安倍首相の仲はどうか? 2人の「かすがい」ともいえる人物がいる。新党改革代表の荒井広幸参院議員(55)。舛添さんとは小政党を二人三脚で切り盛りしてきた同志であり、安倍首相とは1993年の衆院選初当選の同期である。いまも「オヤブン」「アライちゃん」と呼び合う。「安倍さんは改革保守なんです。保守の挑戦者です。好戦的とか右という意味じゃない。新保守で国民を幸せにしようとしている。舛添さんはあくまで中道保守なんです。そこにそもそも距離感がある」

 昨年12月23日、天皇誕生日の午後、荒井さんは安倍首相の私邸であるじの帰りを待っていた。首相が宮中から戻ると、一対一で向き合った。「他の人では務まらない。舛添要一を都知事選に立てたいと思います」。首相は答えた。「(第1次安倍内閣のとき)僕が厚労相に抜てきしたんだからね。有力候補になるだろうな。ただ党内にいきさつが……」。首相、それ以上は語らない。「私は仁義を切りました。その場で、イエスもノーももらおうなんて思ってません。オヤブン、よく感心しているんです。テレビ討論会なんかで舛添さんがいると、援軍になるんだ。弁が立つし、的をついたことを言うよなって」

 で、2人の意思疎通はうまくいっている? やや間があって荒井さんは言った。「安倍さんは天才的、舛添さんは実務型なんです。政治家のタイプがまるで違う。私は穏健保守だから、その間をとりもつ役かな。いずれ膝詰め談議をするケースも出てくると思い、2人の電話をつなぎました。何でも話し合えます」。ようやく電話でしゃべれるような距離−−、かなり遠いところにいる感じがする。

 そういえば、舛添さん、書斎でアジア外交について孫文の言葉を引用し、熱心に語っていた。<日本と中国が争ってはいけない>。「アジアの平和、世界の安定は日本と中国が協力するところにあるんですよ」。荒井さんは苦い顔をした。「オヤブンは、目標・信念が明確なので急ぎたい。もう少し時間の余裕を持った方が良いですね」。先の佐高さんは予想する。「舛添さんは都知事に満足してないでしょ。首相に一番近い男なんて言われてたんだから。安倍首相と対峙(たいじ)するのは中国問題でしょう。そのときは、舛添カラーをより鮮明に出さざるをえなくなるはずです」

 「相思相愛」は選挙戦中だけだったのかもしれない。

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4626チバQ:2014/02/12(水) 21:36:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20140211/CK2014021102000102.html
都知事選 6自治体で投票率30%台
2014年2月11日

 知事選で投票率が過去三番目に低い46・14%にとどまる中、自治体別では、最低の瑞穂町で35・61%に落ち込むなど、六自治体で30%台となった。

 多摩地区では、投票日前日の八日からの積雪量が多く、住民の重要な足である車が利用しにくかった。青梅市(38・57%)は「山間部が多く、三〇〜四〇センチの積雪が障害になった」。福生市(39・64%)は「雪かきをしないと家から出られず、車も出せなかった」と嘆いた。

 「候補者の選挙カーをあまり見かけなかった」と話すのは羽村市(38・85%)と武蔵村山市(36・69%)。多摩地区で遊説をほとんどしなかった陣営もあり、区部に比べて選挙の雰囲気が乏しかったという。江戸川区(39・35%)は「年齢構成上、若い世代が多い。もともと投票率は都平均より低い傾向がある」。区部で二番目に若い平均年齢が「裏目」に出た。

 今回の低投票率と似た例として、二〇〇三年の知事選がある。都内平均は44・94%と今回より低かったが、自治体別で30%台は江戸川区だけだった。

 都選挙管理委員会によると、期日前投票数は選挙戦中盤まで前回の期日前投票数を上回っていたが、雪が降った今月四日以降に逆転。投票日前日も大雪で、最終的に前回より二割減の百万票余となった。投票当日も積雪が残り、担当者は「雪で投票率が5〜8ポイントは落ちた印象だ」と話す。

4627チバQ:2014/02/12(水) 21:36:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20140211/CK2014021102000103.html
自公、新知事と連携強調 都議会 他会派は「是々非々」
2014年2月11日

 元厚生労働相の舛添要一さん(65)が知事選で初当選したのを受け、都議会八会派の幹事長が十日、それぞれコメントを発表した。舛添さんを支援した自民と公明が議会との連携を強調した一方で、他会派は是々非々で臨む考えを示した。

 自民の吉原修幹事長は「わが党と軌を一にする政策を着実に進めると確信する。知事と議会が一層連携し、全力を挙げて都政の発展に努める」。公明の中島義雄幹事長も「現実的な政策をもつリーダーが望ましいという都民の意思表示があった。新知事とスクラムを組み、全力で取り組む」と約束した。

 次点の前日本弁護士連合会長、宇都宮健児さん(67)を推薦した共産の大山とも子幹事長は「低投票率の中で投票者の二割の得票は大健闘。舛添さんの政策は抽象的なので定例会で早速中身を確かめたい」とした。

 三番手の元首相細川護熙(もりひろ)さん(76)を支援したのは四会派。民主の石毛茂幹事長は「落選は残念だが、舛添さんは政策的に通じるところもある」と、猪瀬直樹前知事の時代と同様、与党でも野党でもない対応を続けるもよう。

 結いの党の野上幸絵幹事長は「元首相二人が脱原発に向かう姿勢は感動を与えた」とし、「舛添さんも脱原発依存と言っており、方向性は一致する」と是々非々で臨む構え。

 生活者ネットの西崎光子幹事長は「脱原発票が宇都宮さんと割れたのは残念だが、これで終わりではない。舛添さんには公約通りエネルギー施策を実現してほしい」と述べた。

 維新の柳ケ瀬裕文幹事長は「舛添さんも『脱原発』と言ったので争点が見えづらかった。新潟県の柏崎刈羽原発の再稼働について定例会で尋ねたい」と話した。

 自主投票だったみんなの両角穣幹事長は「知事不在で都政が停滞しており、二〇一四年度予算や二〇年五輪にしっかり取り組んでほしい」と注文した。

4628旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/02/12(水) 22:03:03
東京都議会:結いと維新が統一会派結成
http://mainichi.jp/select/news/20140213k0000m010031000c.html
 東京都議会の結いの党(3人)と日本維新の会(2人)は12日、合流して新会派「都議会結いと維新」を結成した。代表に就いた結い出身の野上幸絵都議によると、両党の会派統一は地方議会で初めてという。所属議員は5人になり、本会議で代表質問ができる。野上氏は「政策がほぼ一致しているので合流は自然な流れ。舛添都政には是々非々で臨みたい」と話している。【和田浩幸】

4629とはずがたり:2014/02/12(水) 22:15:19

まあ取り敢えずは無難なことしかできないのかな。

<舛添都知事>交通体系、見直す…就任記者会見
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20140212/Mainichi_20140213k0000m010050000c.html
毎日新聞社 2014年2月12日 19時37分 (2014年2月12日 20時05分 更新)

 東京都知事に就任した舛添要一氏(65)が12日、都庁に初登庁し、就任記者会見で「東京の最大の問題の一つは交通体系」と述べ、2020年五輪に向け全面的に見直す意向を表明した。例として、選手村(中央区晴海地区)周辺の自転車専用道整備や電気自動車の活用などを挙げた。またエネルギー問題に関し、前任の猪瀬直樹氏が求めていた電力自由化や発送電分離に「疑問を持っている」と否定的な考えを示した。

 舛添氏は都内の交通体系が「鉄道や地下鉄、道路が有機的に関連していない」と指摘。歩道、自転車道、自動車道が併設されている欧州の先進都市を評価し、無公害の自転車や電気自動車の活用に力を入れるとした。ただし五輪に向け都や国が整備を進めている3環状道路(首都高中央環状線、外環道、圏央道)の整備は「都心に入る必要がない車を避ける意味がある」と計画維持の考えを示した。

 原発については「基本は国の政策」と説明。東京電力は「国が支えており、都が言えることは限られている」と述べ、株主として火力発電所売却などを迫った猪瀬氏の手法は踏襲しないとした。

 また、政策決定に関して職員との情報共有や時間をかけた合意形成が必要だとし、トップダウンが目立った石原・猪瀬都政との違いを強調した。会見後に開いた庁議では、ワーク・ライフ・バランスを重視するとして、幹部職員に定時の帰宅や土日の休みを心掛けるよう求めた。【清水健二、川口裕之】

4630チバQ:2014/02/13(木) 22:41:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140213ddlk13010016000c.html
選挙:調布市長選 大須賀市議が立候補に意欲 /東京
毎日新聞 2014年02月13日 地方版

 任期満了に伴う調布市長選(6月29日告示、7月6日投開票)に同市議の大須賀浩裕(ひろすけ)氏(53)=自民党創政会、6期目=が出馬する意向を固めた。近く記者会見し、正式表明する。

 大須賀氏は毎日新聞の取材に対し「自ら市政運営をしたい」と立候補の意欲を示した。さらに「長友貴樹市長が立候補すると思われ、対立候補が出ないと前回に続いて無投票当選になってしまう。多選批判で当選した長友市長が4期目を目指すことは公約違反に相当する」と述べた。長友市長はまだ態度を表明していない。【森下功】

4631とはずがたり:2014/02/14(金) 21:26:53

産経新聞 2014年02月14日19時02分
舛添知事が初定例会見 保育所用地に国有地利用へ
http://news.livedoor.com/article/detail/8538121/

 東京都の舛添要一知事は14日、就任後初の定例記者会見を開き、選挙公約で待機児童対策の一つとして掲げた保育所増設のための用地について、「国有地を活用できることを、国からOKを取った」と国の了承を得たことを明らかにした。

 また、自民党が平成24年に発表した憲法改正草案を「さまざまな問題点がある」と批判した。

 都知事選では都有地に保育所を増設することを訴えてきた舛添知事は、この日の会見で「調べてみたら都有地は(交通面などで)条件が悪いところしか残っていない」とし、厚生労働省を通じて国有地を管轄する財務省に照会したところ、「土地の利用は問題ない」との回答を得たという。財務省は公務員宿舎跡地など都内の立地が良い場所に土地を多く保有。今後、都はどういう形で国有地の利用を進めていくか検討する。

 自民の憲法草案については、自衛隊の位置づけを「国防軍」としていることについて「『国防軍』はだめ。せめて『自衛軍』までだ。国防軍としたら戦前を思い出して嫌な人がいる」と主張。天皇を元首と規定している部分は「象徴であるべきだ」と述べたた上で、「この草案には国民として反対する」と明言した。

4632チバQ:2014/02/16(日) 10:18:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140215ddlk13010005000c.html

選挙:町田市長選 あす告示 現新4氏が立候補予定 /東京

毎日新聞 2014年02月15日 地方版


 任期満了に伴う町田市長選は16日、告示される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、現職の石阪丈一氏(66)=自民、公明推薦▽前市議、斎藤祐善氏(40)▽元小学校教諭、木原信義氏(64)=共産推薦▽個人タクシー業、仲政江氏(62)−−の4人。3選を目指す現職に、変革を訴える新人3氏が挑む。

 市議選(定数36)も同日告示され、現職28人▽新人12人▽前職1人▽元職1人の計42人が立候補を予定。党派別では▽自民9人▽公明6人▽民主、共産各5人▽みんな2人▽維新、結い、社民各1人▽生活者ネット2人▽諸派1人▽無所属9人。

 投票はいずれも23日午前7時〜午後8時に市内67カ所で行われ、同9時から即日開票される。期日前投票は各市民センターなど10カ所で18〜22日、市役所本庁舎で17〜22日に受け付ける。1月22日現在の選挙人名簿登録者数は34万4791人(男16万8277人、女17万6514人)。【斎川瞳】

〔都内版〕

4633チバQ:2014/02/17(月) 21:22:25
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140216/lcl14021607010000-n1.htm
【舛添都政 期待と課題】
(上)高い行政手腕の影にパフォーマンス先行も 都庁内に走る期待と不安
2014.2.16 07:00 (1/3ページ)[東京都政]

短い睡眠でも疲れを見せずに車に乗り込んだ舛添要一氏=10日午前、東京都渋谷区(三尾郁恵撮影)
 東京都知事選圧勝の余韻も覚めやらぬ10日午前3時ごろ。

 《早朝のテレビ出演を考えれば午前5時起き、2時間も眠れれば御の字か》

 選挙戦でも睡眠時間を削ってきた舛添要一(65)はそんなことを思いつつ、それでも「都庁職員にどう方向性を示せばいいか」を考えることで、頭はいっぱいだった。

 高い確率で発生が予想されている首都直下地震、超高齢化社会、何より2020年東京五輪…。政治家として目の前の問題に忠実に対処する姿勢を貫いてきた自負が舛添にはある。初登庁は12日。「力を合わせて、福祉であれ、経済であれ、防災であれ、治安であれ、東京世界一を目指す政策を一丸となって遂行しよう」。職員にはこんな風に語りかけるつもりだ。

 そんな舛添を迎える都庁内部では、期待と不安が交錯している。都知事選が告示された1月23日、ある都幹部は舛添が公表した政策をみて目を見張った。前知事、猪瀬直樹(67)の突然の辞職から、わずか1カ月。候補者が都の抱える課題への認識を欠く発言を続ける中、舛添は、防災から社会保障、五輪に及ぶ5ページの政策集をまとめ上げていた。この幹部はこう漏らした。

 「ごく短い時間で、幅広く都政を勉強している。力量をみせつけられた感じだった。手堅い都政運営をしてくれるはずだ」


■ □ ■


 のみ込みが非常に早く、処理も早い。かつて、舛添がトップの座に就いていた厚生労働省内部の評価も決して悪くはない。

 国会答弁に際した打ち合わせもスムーズで、多くの大臣が答弁書を棒読みする中、舛添は自分の言葉で答えていたという。

 厚労省幹部は「すごいなと感じた。地方行政は未知数だが、政策の理解や処理能力は高い」と話す。

 舛添の後任は、細部にこだわり長時間の説明を強いることで、職員が休日も潰されることもしばしばだったという。「舛添さんのときは良かった」と公言する厚労幹部もいる。

 ただ、実行力や発信力は時に「もろ刃の剣」になることもある。新型インフル問題では、毒性は、それほど強くなかったとされるが、舛添は発生時、未明に会見を開いてまで注意を促した。

 別の厚労幹部は「患者が医療機関に殺到する必要以上の混乱を招いた。パフォーマンスに走りやすい側面もある」と指摘する。

 年金記録問題でも解決を誓いながら実現できず謝罪する羽目に陥った。「決断は早いが、少しおっちょこちょいで、後始末が大きくなることがある」。舛添の自己評価は、あながち間違っていないようだ。

 東京五輪を見据え、都政の安定を望む職員が多数派の都庁。「パフォーマンスにおぼれた猪瀬前知事の二の舞は避けなければならない」。都幹部は舛添都政を慎重に見極めるつもりだ。

(敬称略)

4634チバQ:2014/02/17(月) 21:23:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140216/lcl14021612010001-n1.htm
【舛添都政 期待と課題】
(中)多岐にわたるマニフェストも「総花的」との評価、具現化には「優先順位」と「工夫」必要
2014.2.16 12:00 (1/3ページ)

東京都知事選挙の当選証書付与式を終え、記者の囲みに応じる舛添要一氏(中央)=11日午前、東京・都庁(蔵賢斗撮影)
 「優先順位をつけなければならない。政治というのは、優先順位の付け方だ」

 建国記念の日の11日。バラの飾りを胸に、舛添要一(65)は東京都選挙管理委員会から当選証書を受け取った。代理が受け取ることもあるが、都庁まで足を運び、自ら受け取ることで、改めて211万人から都政を託された責任の重さを感じようとした。そして、公約実現に向けた道筋について、こう口を開いた。

 舛添は選挙戦で掲げた政策集に「東京世界一実行宣言」と銘打った。五輪に防災、社会福祉、経済、教育など計7テーマで、70もの項目を並べた。選挙期間中には「政策集を出していますから」と自信をのぞかせ、当選後には「政策中心の訴えが評価された」と勝因を分析してみせた。

 そんな自信作が選挙戦中、「総花的で抽象的なものが多く、かえって方向性をわかりにくくしている」と辛辣(しんらつ)な評価を受けた。早稲田大学マニフェスト研究所が公開した「マニフェストできばえ比較表」だ。

 「都の多岐に渡る政策課題に幅広く対応していくことがわかる」と一定の評価は与えたが、得点は100点満点で42・66点。主要4候補の中で最低だった。


■□■


 「すでにやっている施策も多い。実現できるかどうか、難しいものもある」

 舛添の政策通ぶりに期待する都職員が多い一方で、こう話す都幹部も少なくない。

 例えば、目玉として掲げた「4年以内に待機児童ゼロ」。有権者の耳に心地よいこの政策はほかの主要候補も掲げたが、そう簡単ではない。「厚労相のとき、がんばって待機児童ゼロを目指したが、残念ながらゼロになっていない」と、候補者討論会で舛添自身が口にした通り。いわば「国の敵を東京で討つ」ことを目指すことになる。

 都は平成25年春までの3年間に認可・認証保育所の定員を約2万6千人分増やした。空き都有地を保育所用に提供し、都独自の認証保育所も増やした結果だが、保育サービスの利用者は約3万人増えた。都は23年時点で、潜在的ニーズも含めた不足を約6万6千人分と見積もっており、福祉政策に携わる職員は「定員を増やせばニーズを掘り起こし、さらに利用者が増える」と難しさを語る。

 ただ、都福祉保健局の幹部は、国が昨春、「全国で29年度までに待機児童ゼロ」と掲げたことに触れ、「国に先駆けた取り組みをしてきた都が、国より遅れることはありえない。知事が口にした以上、やるのみだ」と意気込む。元知事の石原慎太郎(81)から続いてきた「東京から日本を変える」という流儀は、今も都庁に息づく。舛添都政を支えるのは、どこか体育会的な職員たちだ。


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 4期目の石原、その後の猪瀬直樹(67)の都政では、派手な政策が打ち上がり、いくつもの「プロジェクトチーム」ができた。しかし、「政策の大空白時代」「政策が育っていない」という声が庁内に渦巻いた。

 ある財務担当者は、舛添が「新築高層ビルへの保育所設置義務付け」を掲げたことなどを念頭に、かつて「都営南青山一丁目団地」建て替えで民間と70年間の定期借地契約を結び、公有地再生に民間の力を導入した例を挙げ、舛添の真意を「こうした工夫を求めているいるのだろう。やっと前向きの議論ができる」と歓迎する。

 舛添は当選後、都知事の役割を「区市町村と国とのちょうつがい」だと例えた。保育政策では「古巣」の厚生労働省の担当者から直接話を聞き、国の政策を把握した上で、「法的にも財政的にも都の施策に上乗せできるか検討する」との考えを披露した。

 「都政の仕事はオールラウンド。都庁のみなさん方といろいろな課題について議論して決める」

 舛添都政は初登庁の12日、始動した。

(敬称略)

4635チバQ:2014/02/17(月) 21:24:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140216/lcl14021618000004-n1.htm
【舛添都政 期待と課題】
(下)都議会に対しては今のところ「安全運転」で対応 独自カラー発揮、いつまで我慢できる?
2014.2.16 18:00 (1/3ページ)

東京都議会各会派へのあいさつ回りで、自民都議からの拍手に手を振って応える舛添要一知事(中央)=12日午前、都庁
 「雪の中、私は都民の直接選挙で選ばれた。皆さんも直接選挙で選ばれた。どちらも正統な代表です」。新たな首都の顔として初登庁した12日、舛添要一(65)はあいさつ回りで東京都議会自民や公明を訪れ、こう口にした。自公両会派は舛添を総会室に招き、都議は拍手と握手で迎えた。舛添も分刻みのスケジュールの中、両会派でそれぞれ10分ほど費やし、笑顔を絶やさなかった。舛添の倍以上、434万票で都知事選を制した前知事の猪瀬直樹(67)があいさつ回りを会派控室で手短に終えたのとは対照的だった。

 舛添はややリップサービス気味にこうも語った。

 「これまでは車の両輪がほかの方向を向いて、方向感覚を失って前に行かないというきらいがあった」

 都議から「よしっ」「そうだ」と声が飛んだ。

 定数127のうち自公が過半数の82議席を占める都議会。対応を誤れば、都政は立ち往生する。舛添は幹部職員に「慣らし運転をしている場合ではない。全速力でスタートしている」と語りかけたが、こと都議会に対しては、今のところ、“安全運転”が目立つ。

 こうした舛添の姿勢は議会側のお眼鏡にもかなう。

 「都政がやっと正常に戻る」と、都議会自民幹事長の吉原修(58)は胸をなで下ろす。それほど都議会には前任の猪瀬に対し、「議会軽視」「独断専行」の思いが根強い。

 それは東京五輪の準備をめぐって噴出した。

 「猪瀬氏は都議会に十分な説明なく、下村博文・文部科学相と交渉し、五輪組織委員会人事も都議会の頭越しで進めた」と話すのは、自民党のベテラン都議。そして、こう続けた。「議会をさんざんバカにしておいて、尻拭いはこっちにさせる。やってられない」。いまだに恨み節が口をついて出た。


■□■


 「都知事と都議会が都政の両輪と言っているうちは大丈夫だ」。舛添との関係性について、都議会の過半数を握る自公両会派ではこうした見方が支配的だ。だが、良好な関係が今後も続くかどうかは未知数だ。

 そのひとつの萌芽が、舛添の政策集にあった。知事直轄の「知事キャビネ(補佐官集団)」の設置だ。

 これについて、ある都幹部は「側近政治で重要事項を決め、議会を軽視するようなことがあれば、都議会との関係に影響が出かねない」と懸念する。

 舛添自身も就任会見で予防線を張った。

 「『あなたは前の方のように側近政治をやるのか』と、厳しく議会の方が言う」と内幕を明かし、「キャビネや側近という言葉を使うと、勝手気ままに好きな友達を連れてきてやるのか、となるが、まったく違う」と説明した。実際、自公は選挙戦の中で「知事キャビネ」を強調しないようにくぎを刺していた。

 いまのところ、全方位外交で走り出した舛添都政。しかし、「いつまで舛添さんが自分のカラーを出すことを我慢できるか。それを出そうとしたとき、議会との関係はどうなるか」とみる都幹部も少なくない。

 知事選で支援を受けた都議会与党の自公と足並みをそろえながら、いかに独自色を出していくか。

 「あれだけの厳しい寒さ、雪の中で一緒にやって、同志にならないはずはない。都知事選で都民のために一緒に汗を流したことは、これからの都政運営にプラスの遺産として残る」

 こう、自民都議に語りかけた舛添。しかし、春が来て、夏が来れば、冬の寒さを忘れる、それが人の常というものではなかろうか。

(敬称略)





 連載は植木裕香子、森本充、今村義丈が担当しました。

4636チバQ:2014/02/17(月) 21:30:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20140216-OYT8T00915.htm
町田市長選告示、4氏立候補

 町田市長選と同市議選(定数36)が16日告示され、市長選には、元小学校教諭の新人・木原信義氏(64)(共産推薦)、3期目を目指す現職・石阪丈一氏(66)(自民、公明推薦)、個人タクシー事業者の新人・仲政江氏(62)、前市議の新人・斎藤祐善氏(40)の無所属4氏が立候補を届け出た。

 行政改革や待機児童解消への取り組みなど、2期8年の石阪市政の評価を問う選挙になる。市が建設を計画している生ごみメタンガス化施設の是非や、台頭する神奈川県の周辺都市に対抗した中心市街地活性化策などについても、舌戦が予想される。

 都知事選直後とあって、有権者の関心が薄らぐことが懸念されている。4候補ともに、市中心部で街頭演説や出陣式を行って第一声を上げたが、14日の大雪が市内の随所に残り、朝に予定していた第一声を午後に遅らせる候補もいた。

 同市議選には、41人(現職28人、前議員1人、元議員1人、新人11人)が立候補した。党派別内訳は、自民9人、民主5人、公明6人、共産5人、みんなの党と町田・生活者ネットワークが各2人、社民と維新と結いの党が各1人、諸派(NHKから国民を守る党)1人、無所属8人。

 投票は市長、市議選ともに、23日午前7時から午後8時まで、市内67か所の投票所で行われ、午後9時から、同市南成瀬の市立総合体育館で開票される。15日現在の有権者数は34万4628人。

(2014年2月17日 読売新聞)

4637チバQ:2014/02/17(月) 21:35:10
市議選候補者は省略
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140217ddlk13010004000c.html
選挙:町田市長選/町田市議選 市長選に4氏 各候補、街頭で第一声 /東京
毎日新聞 2014年02月17日 地方版

 任期満了に伴う町田市長選と同市議選が16日、告示された。市長選にはいずれも無所属で、新人の元小学校教諭、木原信義氏(64)=共産推薦▽現職の石阪丈一氏(66)=自民、公明推薦▽新人の個人タクシー業、仲政江氏(62)▽新人の前市議、斎藤祐善氏(40)−−の4人が立候補を届け出た。雪が多く残る中、4氏は長靴やブーツをはいて、市民が多く集まる町田駅前で第一声を上げた。

 一方、市議選(定数36)には、現職28人▽新人11人▽元職2人の計41人が立候補を届け出た。党派別では、自民9人▽公明6人▽民主、共産各5人▽みんな2人▽維新、結い、社民各1人▽生活者ネット2人▽諸派1人▽無所属8人。

 投票はいずれも23日午前7時〜午後8時に市内67カ所で行われ、同9時から即日開票される。期日前投票は各市民センターなど10カ所で18〜22日、市役所本庁舎で17〜22日に受け付ける。15日現在の選挙人名簿登録者数は34万4628人(男16万8146人、女17万6482人)。【斎川瞳、岡礼子】

 ◆町田市長選立候補者(届け出順)

 ◇福祉、教育一番の町に−−木原氏
 木原氏は午前10時40分、小田急線町田駅西口ロータリーで第一声を上げた。「値上げや補助金カットで市民に負担を押しつけ、駅前再開発を進めようとしている」と現市政を批判。「市民いじめの市政を終わりにしよう。市民本位の町田に転換する」と訴えた。また、必要な政策として、保育料の値上げストップ、保育所、特養ホームの増設、在宅医療の充実などを挙げ「福祉、教育が一番の町にする。それが行政の仕事だ」と主張した。

 ◇2期8年の実績強調−−石阪氏
 推薦を受ける自民、公明の地元選出衆院議員や都議らが応援に駆けつける中、石阪氏は午前9時半から町田市役所前の選挙事務所で出陣式。石阪氏は「全国の市町村で初めて企業会計を導入した。職員のサービス精神向上のため、3多摩地域で唯一、8時20分出勤を実現した」と2期8年の実績を強調。「町田はまだまだ活性化が大事。多摩都市モノレールや小田急多摩線の延伸にも力を入れていきたい」と3選への意気込みを語った。

 ◇若者が夢持てる街を−−仲氏
 前回に続き2回目の挑戦となる仲氏は、午後2時半から町田駅バスターミナル近くで第一声を上げた。手作りのポスターとメガホンを手に、行き交う市民に支持を訴え、「ゴミを削減し、その余剰金を市民の奨学金に充てたい」と独自の環境政策を強調。「ありがとうの言葉があふれ、若者が夢を持てる街をつくっていきたい」と支持を呼び掛けた。選挙カーを持たない仲氏は、住宅街などを歩いて回り、支持を広げていく考えだ。

 ◇すてきな都市に復活−−斎藤氏
 斎藤氏は午後1時ごろから、JR町田駅前で第一声を上げた。「(石阪市政の)この8年間で、町田市はすっかり時代遅れの街になった。人口は減少し、里山風景も減っている。バブル時代のようにハコモノをたくさん造っても、町田市は発展しない」と現市政を批判した。さらに「このまま町田が縮小していくのを放ってはおけない。市民の生活に密着した都市にステップアップして、町田をすてきな都市に復活させたい」と訴えた。

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 ◇町田市長選立候補者(届け出順)
木原信義(きはら・のぶよし) 64 無新 [元]小学校教諭[歴]町田の教育をすすめる市民の会事務局長▽横浜国大=[共]

石阪丈一(いしざか・じょういち) 66 無現(2) [元]横浜市港北区長[歴]横浜市職員・横浜国際平和会議場総務部長・総務局理事▽横浜国大=[自][公]

仲政江(なか・まさえ) 62 無新 個人タクシー業[歴]神奈川中央交通バス運転手▽カリタス女子短大

斎藤祐善(さいとう・ゆうぜん) 40 無新 [元]市議[歴]社会福祉法人事務局長▽しぜんの国保育園副園長▽米南イリノイ大中退

4638名無しさん:2014/02/18(火) 21:17:46
ttp://sankei.jp.msn.com/region/news/140217/tky14021721540003-n1.htm
中野区長選に現職 出馬表明 東京 2014.2.17 21:48 [地方選(東 京)]

任期満了に伴い6月に投開票される中野区長選をめぐり、
田中大輔区長(62)は17日の 区議会本会議で「道半ばの仕事をまっとうしたい」と述べ、
選を目指して出馬する意向を示した。

公務員試験予備校経営、喜治(きじ)賢次氏(53)も同日、区内で記者会見し、民主党と生活者ネットの推薦を受け、無所属で立候補すると表明した。

同区長選には弁護士、宮本智(さとみ)氏(66)が無所属での出馬を表明している。


>>3926でポスターが貼られてるとあったから再出馬するのだろうなと思っていたが今回は民主推薦なのか。確か前回はみんなの党推薦でだった訳だが>>2331-2332 >>2346-2347 など

4639チバQ:2014/02/19(水) 22:10:08
>>4630

>>2375現職は野党系

http://senkyo.mainichi.jp/news/20140219ddlk13010079000c.html
選挙:調布市長選 大須賀市議が立候補を表明 /東京
毎日新聞 2014年02月19日 地方版

 任期満了に伴う調布市長選(6月29日告示、7月6日投開票)に、同市議の大須賀浩裕(ひろすけ)氏(53)が18日、無所属で立候補する意向を表明した。3期目の長友貴樹市長(61)は態度を明らかにしておらず、同市長選への出馬表明は大須賀氏が初めて。

 大須賀氏は「自民党調布総支部の要請を受けて決意した」と出馬の経緯を説明。現市政については「京王線の立体交差化など、大きな事業は前市長が種をまいたもの。本来やりたいことがあるはずだが、見えてこない」と批判した。

 大須賀氏は国会議員秘書を経て1991年の市議選で初当選し、現在6期目。09年6月から2011年5月まで市議会議長を務めた。【森下功】

〔多摩版〕

4641チバQ:2014/02/24(月) 20:46:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140224ddlk13010146000c.html
選挙:町田市長選/町田市議選 市長選、石阪氏3選 斎藤氏ら3新人を破る /東京
毎日新聞 2014年02月24日 地方版

 任期満了に伴う町田市長選は23日投開票され、無所属で現職の石阪丈一氏(66)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属新人で▽前市議の斎藤祐善氏(40)▽元小学校教諭の木原信義氏(64)=共産推薦▽個人タクシー業、仲政江氏(62)の3人を破り、3選を果たした。投票率は過去最低の41・33%(前回50・02%)。当日有権者数は34万281人(男16万5804人、女17万4477人)だった。

 当選を決めた石阪氏は、同市森野2の選挙事務所で「高齢者対策など、これまでの取り組みが市民の方たちに評価された結果だと思う。3期目の課題は、やはり町田の活性化。それには多摩都市モノレールや小田急多摩線の延伸による交通網の整備が必要で、それに道筋をつけたい」と話した。

 斎藤氏は「町田の未来をほっとけない」をかけ声に現市政批判を展開。変革を訴えたが及ばなかった。木原氏と仲氏も支持拡大に努めたが、知名度不足が響いた。

 一方、任期満了に伴う市議選(定数36)も投開票され、現職28人▽新人7人▽元職1人−−の新しい顔触れが決まった。選挙戦には計41人が立候補し、激戦を繰り広げた。投票率は過去最低の41・33%(前回50・03%)だった。【斎川瞳】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 76869 石阪丈一 66 無現

  31583 斎藤祐善 40 無新

  22909 木原信義 64 無新

   5004 仲政江 62 無新

==============

 ◇町田市長略歴
石阪丈一(いしざか・じょういち) 66 無現(3)

 [元]横浜市港北区長[歴]横浜市職員・横浜国際平和会議場総務部長・総務局理事▽横浜国大=[自][公]

〔都内版〕

4642チバQ:2014/02/24(月) 20:48:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20140224/CK2014022402000115.html
組織票と実績評価 町田市長選 石阪氏、手堅く3選
2014年2月24日

笑顔で万歳する石阪丈一氏=町田市森野で


 二十三日投開票された町田市長選は、無所属現職の石阪丈一氏(66)=自民、公明推薦=が新人三人を退け、三選を決めた。投票率は41・33%で、前回(50・02%)を8・69ポイント下回り過去最低だった。

 石阪氏は午後十一時ごろ、市内の事務所で当選確実の知らせを受け、「保育や高齢者の対策で成果を上げてきたことが、評価された」と喜びを語った。

 選挙戦では二期八年で進めた行財政改革の実績を強調した上で、「これ以上、ぞうきんは絞れない」などと経済を活性化させて税収を増やす必要性を指摘。多摩都市モノレールや小田急多摩線の延伸を中心に都市開発の促進を訴えた。

 現職の強みと自民、公明の固い組織票に支えられ、選挙戦を終始、優位に展開した。

 いずれも無所属新人で元小学校教員の木原信義氏(64)=共産推薦=と、元市議の斎藤祐善氏(40)は、石阪氏の方針を大型開発優先の無駄遣いなどと強く批判。個人タクシー業の仲政江氏(62)はごみ行政の転換を訴えたが、及ばなかった。

 町田市は人口の増加が二〇二〇年代初めごろから横ばいに転じる見込みで、少子高齢化を見据えたまちづくりが必要。一方、昨年四月の待機児童数は多摩地域最多の二百五十七人で、迅速な対策が求められている。

 四十一人が立候補した市議選(定数三六)も同日、投開票が行われた。当日有権者数は三十四万二百八十一人。

 これまで市長選の過去最低の投票率は一九九八年の43・29%だった。 

  (福岡範行)

<開票結果>
当 49,000 石阪丈一 無 現<3>

  18,000 斎藤祐善 無 新 

  16,500 木原信義 無 新 

  3,000 仲政江 無 新 

  開票61%

4643名無しさん:2014/02/26(水) 07:28:29
お前は、喫煙して「他人に迷惑をかける」から死んでくれ!!

http://www.youtube.com/watch?v=sixBUhZbJqo

車内や密室での喫煙を全面禁止!! 窓等を開けて喫煙も、全面禁止!! 煙!の匂いが、髪の毛や他に染み着く!!
屋内喫煙の全面禁止!、屋内喫煙場所は撤去!、屋内に喫煙場所は設置しない!
喫煙者の為に、灰皿を準備するな!! 喫煙を推奨してるのか!

喫煙者は、絶対に屋外喫煙!! 屋外の野天のみ!!、喫煙可能で後始末の義務化!!
喫煙者に、灰皿等の持参と後片付けを義務づけ!! 強力な罰則規定を!

全ての煙草、一律に1箱1000円へ!!

宜しく!!

4644名無しさん:2014/02/26(水) 12:03:23
お前は、喫煙して「他人に迷惑をかける」から死んでくれ!!

http://www.youtube.com/watch?v=sixBUhZbJqo

車内や密室での喫煙を全面禁止!! 窓等を開けて喫煙も、全面禁止!! 煙!の匂いが、髪の毛や他に染み着く!!
屋内喫煙の全面禁止!、屋内喫煙場所は撤去!、屋内に喫煙場所は設置しない!
喫煙者の為に、灰皿を準備するな!! 喫煙を推奨してるのか!

喫煙者は、絶対に屋外喫煙!! 屋外の野天のみ!!、喫煙可能で後始末の義務化!!
喫煙者に、灰皿等の持参と後片付けを義務づけ!! 強力な罰則規定を!

全ての煙草、一律に1箱1000円へ!!

宜しく!!

4645名無しさん:2014/03/07(金) 03:10:12
「舛添候補は在日」「外国人参政権に賛成」という噂が流れた真相
みんなの党・おときた駿(東京都議会議員/北区選出) 2014年03月05日 21:50

先ほど一般質問の初日が終了しましたが、 その中で非常に興味深いやり取りがあったので、忘れないうちに共有します。
明日の新聞にも載りそうですけど。

民主党の田中健議員からの 「舛添知事は外国人参政権に賛成という話があるが、これについての見解を伺う」
旨の質問に対して、珍しく(?)感情を露わにした 舛添知事から、以下のような答弁がありました。

参政権は国籍を取得した人にのみ与えられるべきである。(外国人参政権には明確に反対である)

自分が外国人参政権に賛成であるという噂が流れたが、 その根拠は自分の父がかつて北九州で市議会選挙に挑戦した際、
チラシにハングルのルビがふってあったことが一因のようだ。

当時(戦前?)の日本では、韓国・朝鮮の方にも選挙権があった。
被選挙権もあり、実際に朝鮮人の方で議員になられている方もいた。 さらに、投票はハングルやローマ字でも有効であった。

日本に住んでいる方々で、日本語が読めない方もたくさんいた。
そうした有権者のために、ハングルでルビをふるのは当時は珍しいことではなかった。

こうした時代背景を理解・勉強せず、根拠のない話をすることは無益である。
繰り返しになるが、参政権は国籍を取得した人のみに与えられるべきである。

一言一句まで正確ではありませんが、 だいたいこのような答弁であったと思います。
確かに選挙期間中、 「舛添候補(当時)は在日である」 「外国人参政権に賛成している、売国奴だ!」

といった根拠薄弱な噂を何度か耳にしました。それにはこういった背景があったのですね…。

選挙期間中に明確な反論は本人からされなかったようですけど、 本件については色々と言いたいこともあったのでしょう。
それが本日の答弁の中で、強い気持ちとなって現れたように感じました。(以下略)

http://otokitashun.com/blog/togikai/2702/

4646名無しさん:2014/03/07(金) 13:35:24
>>4645
となると日本「占領下」でも、朝鮮人にも参政権があり、日本語をしゃべれない人もいた、ということになりますねえ。

4647チバQ:2014/03/07(金) 23:27:43
http://mainichi.jp/feature/news/20140307mog00m010010000c.html

田母神氏:61万得票の意味 背景に若者層の不安、危機感?

2014年03月07日


 東京都知事選挙で元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が得た61万票が、なお話題になっている。「ネットの影響」「若者の右翼化」とかまびすしいが、何だかふに落ちない。本当はどうなのか、これからの政治に影響しうるのか。田母神氏に投票した人の声を追いながら「田母神票が意味するもの」を考えた。

 「未来が見えるかどうかがすごく気になりました。脱成長って言われても『あなたたちは確かにいい時代を見てきたから、それでいいかもしれませんけどね』としらけましたね」

 学習塾を経営する慶応大2年の今井美槻(みつき)さん(21)はそう話す。都知事選前、若者8人で誰に投票するか討論したら、4人が「田母神」だった。「僕らは自衛隊にも共産党にもアレルギーはない。何かおもしろいことをしてくれそうな期待感、現状維持ではダメだという思いが一番大きかった。政党や組織、既存の制度を守るために動く政治家が多いが、彼は違うと思った。田母神さんの思想的な部分はあまり気になりません」と説明する。

 別の男性会社員(31)は奨学金で専門学校を卒業、派遣社員を経験した。アルバイトが外国人労働者に取られている現状や、就職が決まらない友人の姿をみてきた。「政策の善しあしとは別に、リーダーが強力で支持率が高い時は景気が上向き、国が前を向くと思う。田母神さんはそうした強いリーダーシップが取れるはず」。都政と国政は別だと思いつつ、原発維持の政策にも共感した。「経済的に考えて一番無難だと思う」

 ほかに支持する政治家を2人に聞くと、「橋下徹」や「小泉純一郎」が挙がった。小泉さんの構造改革路線と、「公共事業でインフラ整備」を訴える「タモガミクス」は正反対だ。「思想ではなく、現状を打破してくれそうな改革のイメージを重要視した」(今井さん)というので、IT会社役員、家入一真氏(35)はどうかと問うと「全然。だって彼は成功者じゃないですか」と一蹴された。「支持のツボ」がどこにあるのか、まるで分からない。

4648チバQ:2014/03/07(金) 23:28:37
 ◇「中韓への譲歩、理解できない」

 61万票は極めて大きい。2013年の参院選東京選挙区は、投票率53・51%で、5人目に当選した自民党の武見敬三さんは61万2388票だった。強固な組織票を持つとされる共産党で70万票、山口那津男・公明党代表でも80万票弱だ。とても「泡沫(ほうまつ)候補」とは呼べない。

 「日本型排外主義−在特会・外国人参政権・東アジア地政学−」の著者、樋口直人・徳島大准教授(44)は「03年の都知事選で石原慎太郎さんは300万票以上を得ました。そこから石原氏の行政経験を評価する票と、作家としての知名度による票を引いた右派的な支持者の票が田母神票と重なると考えられます。そうすると、ここ十数年の延長として右派が60万票としても驚きはない」と話す。

 樋口さんは毎日新聞の出口調査を分析し「若年層(20〜30代)は田母神さんに投票した比率が高いが、投票率が低いので票数としては多くない。田母神さんは幅広い世代から票を得ているとみるべきです」と語る。支持者を若年層とそれ以外に分けると、後者は「保守の中で相対的に右の人が、田母神さんに入れたという解釈が可能」で、若年層は「既成政党によらない新鮮味を与える候補者で、リーダーシップを感じたところにひかれたのでは」とみる。

 一方、普段は選挙に行かない層を田母神さんが動かした形跡がある。「老人福祉とか子育てとか、これまで政策に全く興味がなくて選挙にはほとんど行ってません。田母神さんが出て、初めて入れてもいい人が出てきた感じだった」と一流会社に勤める男性会社員(39)は話す。別に政策にピンときたわけではない。「中国や韓国に外交上つけ込まれ何となく損をしている」という思いに、田母神さんがはっきりと応えてくれると感じた。「日本はこれまで中国や韓国に謝罪し、お金も出してきた、それでも文句を言われ続けている状況が納得できません。靖国参拝も何が問題なのか。外国にとやかく言われることではない。大手メディアは『謝罪し続けなくてはいけない』との論調ですが、ネットで情報を集めるとそれはおかしいとよく分かります」と話す。

 憲法9条改正でも田母神さんの主張に同意する。「9条というお題目を唱えれば国が守れるワケではない。冷戦下の世界情勢の中で戦争をしなくて済んできただけ。田母神さんの言うように戦争の抑止力として軍備を拡張しなければ、弱い国は侵略される。9条のせいで自分たちの生命が脅かされるのが本当に許せない」と淡々と語る。

4649チバQ:2014/03/07(金) 23:29:03
 年間1億円以上を稼ぐ男性個人コンサルタント(39)は「田母神さんの言葉で一番納得したのは『日本は自国をおとしめる発言は自由でも、自国を高める発言に自由はない』です」と話す。韓国人や中国人の友人がいるが「個人としてはいい人でも、国としてはこちらが譲歩すれば強く出てくると分かっている。なのにどうして譲歩するのか全く理解できない」と言い切る。国防軍にも賛成だ。「小学生の頃から、自衛隊って単なる軍隊でしょ、って思ってました。世界から見ればちゃんとした軍です。摩擦をおそれて、問題を避け続けてどんどん国が弱くなっていくのが一番嫌いなんです」

 樋口さんは「若い世代は、近隣諸国との関係が悪くなって政治的な問題も出てきたこの10年ぐらいの時勢に影響を受けている。天皇制が大事だとか靖国神社を参拝すべきだといった国家主義的な意識より、排外意識の方が強い傾向がある」と解説する。

 「ももクロ論」でアイドルに夢中になる現代社会の閉塞(へいそく)感を指摘した早稲田大の清家竜介助教(43)はこうみる。「個人としてではなく首相や閣僚が靖国参拝する歴史的、外交的意味に考えが及んでいない人が多い。ただ冷戦以後の世界情勢の劇的な変化の中で、9条護持を唱えるだけの平和主義では危機感を持った彼らを説得できない。平和憲法は、日米安保条約と日米地位協定という繭の中で維持されてきた。その中から平和を訴えても『きれい事だ。このろくでもない世界を作り出したのは誰だ』と思われがちだ。田母神さんの訴えは、非常にシンプルでそういう人たちに届きやすいのでは」とみる。

 さらに、若年層を中心とした「アンダークラス」化が田母神支持の増加の一因ではないかとみる。アンダークラスは、労働者階級よりさらに下の階級。結婚して子どもを持つことも難しい。非正規雇用の拡大で増えた「アンダークラス」は未来に展望が持てず、不安感からはっきりものを言ってくれる人や強い国家イメージにひかれる傾向を持つ。清家さんは、このクラスの増大に伴い、権威に追従することを欲し、排外的で攻撃的な「権威主義的パーソナリティー」を持つ人が増えているのではと指摘する。「権威主義的パーソナリティー」はナチスのファシズムを支持した大衆心理を分析して出てきた概念だ。「文脈を深く掘り下げず、敵を設定し、わかりやすく攻撃する」という権威主義的パーソナリティーの特徴は小泉氏、橋下氏、田母神氏にも共通している。

◇強い国になり「損を取り戻す」

 田母神氏本人を直撃した。「当選するとは期待していなかったが、日本を真剣に取り戻そうと考えている人がどれぐらいいるかは分かると思っていた。30万票取れればと思っていたが、低投票率で61万票。目的は達成できた」とにこやかに話す。「自民党の右側に柱を立てて、自民党に『ちゃんとやれ』と迫る野党が必要。その党首になりたい。とりあえずは次の国政選挙を意識しながらの政治活動になります」

 「核武装して世界で発言力を持つ国」を目指す田母神氏に「そんな国をつくって何をするのか」と聞いてみた。諭すようにこう言われた。「世界で発言力を持てば自分たちが得をする。米国がやっているように、他国にお金を出させて自分たちの金は自分のために使った方がいいでしょう。今は核保有国の言われるがままにお金を出している。それでいいと思いますか」

 そういえば、話を聞いた人たちは「損をさせられている」という感覚が共通していた。相手は中国・韓国だったり、米国だったり、上の世代だったり……ひょっとして「日本を取り戻す」のではなく「損を取り戻す」が支持のツボなのか。だとしたら、強い国になって何を「得する」つもりなのか。

 もし「取り戻す」まで「田母神的なもの」の支持が続くなら、次の選挙でも一定の支持が集まりそうだ。【田村彰子】

4650チバQ:2014/03/10(月) 00:16:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014030802000244.html
舛添知事、外部登用に慎重 当選1カ月 特別秘書1人任命
2014年3月8日 夕刊

会見で外部の人材登用を否定した舛添知事=7日、東京都庁で


 東京都の舛添要一知事が九日、当選から一カ月を迎える。トップの方針は人事に表れるが、外部から都庁に呼び込んだのは特別秘書一人だけ。同時期に四人を任命した猪瀬直樹前知事とは対照的だ。側近で都政を推し進めようとして、職員や議会とのあつれきを招いた前任者の二の舞いを避けているとの見方もある。 (永山陽平)

 「都職員の能力を引き出すのが私の仕事。よその人に税金を払って来てもらう必要はない」。舛添知事は七日の定例会見で、こう強調した。

 舛添知事は二月十八日付で、東大助教授時代の教え子で厚生労働相時代の秘書官だった福嶋輝彦氏を特別秘書に任命した。

 特別秘書は二人、都政の課題を調査する専門委員は一つの委託事項につき二十人まで置けると、条例などで定められている。枠はあるが、舛添知事は登用に慎重だ。「自由に使えるブレーンがいないのでは」(都幹部)との見立てもある。

 舛添知事は他にも人事の独自色を封印している。選挙期間中、外部の有識者らから意見を聞く直轄の「知事キャビネ」の創設を公約に入れていた。しかし四日、これを撤回する考えを示した。「都職員を使い切れば、全ての仕事ができる」からだ。

 猪瀬前知事は就任一カ月で特別秘書を二人、専門委員として、作家時代の活動を支えた個人事務所のスタッフ二人を起用した。側近と練った政策を根回ししないまま公表することがあったため、都議会や職員との関係が悪化した。都幹部は「舛添知事は猪瀬さんを反面教師にしているのではないか」と推測する。

 議会と協調しないと都政運営に支障を来すが、なれ合いになると監視機能が失われる。舛添知事は四日の都議会代表質問後、「一日のうちに二百問も質問された厚労相時代と比べたら、非常に楽だった」と振り返った。

 別の都幹部は言う。「舛添知事のこの一カ月を評すると『安全運転』。これからどうなるかは分からない」

4651チバQ:2014/03/11(火) 23:53:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014031102000113.html
中野区長、多選自粛規定を撤回
2014年3月11日 朝刊

 六月の東京都中野区長選に四選出馬を表明した田中大輔区長(62)は十日、区長の任期を三期以内に自粛すると定めた区自治基本条例の多選自粛規定の削除を目指す方針を明らかにした。この規定は田中区長が一期目に自ら提案した経緯があり、区議会では「何のための規定か」と反発の声も出ている。区長選で争点になりそうだ。

 田中区長は、本紙の取材に「区長をやってみると、方針を決める必要のある区政課題は多く、任期は決められないと分かった」と説明。「けじめを表明し、区民に判断を仰ぎたい」と述べた。

 田中区長は二〇〇二年、「二期八年」を公約に掲げて初当選。一期目の〇五年に区自治基本条例を制定し、区長の任期を「連続して三期を超えて在任しないよう努める」とした。だが先月、区議会で四選出馬を表明。区は近く、条例の多選自粛規定を削除する改正案を区議会に提案する。

 首長の多選自粛条例は杉並区で〇三年に全国で初めて制定されたが、一〇年に現職の田中良区長が廃止した。 (杉戸祐子)

◆多選の弊害不可避
<岩崎恭典・四日市大教授(地方自治)の話> 首長にも得意分野、不得意分野があり、多選の弊害は避けられない。多様な人が交代して務めることが重要だ。ただ、条例は努力義務で拘束力はない。(中野区長は)規定を超えて立候補するなら十二年でやってきたことを総括し、次の四年で実現する政策を区民にしっかりと説明する責任がある。

4652名無しさん:2014/03/16(日) 22:24:37
125 無党派さん 2014/03/16(日) 03:28:33.94 ID:09trZCzc
自ら訴えた「多選自粛」、削除提案 4選目指す中野区長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140315-00000020-asahi-pol

 「区長の在任期間は3期を超えないよう努める」と定めた東京都中野区の「自治基本条例」に対し、6月の区長選で4選を目指す田中大輔区長が在任期間のしばりを外す改正案を定例区議会に提案し、区議会がもめている。
14日の総務委員会では「あまりにも唐突」「これ自体が多選の弊害」などの反対意見が噴出し、採決にはいたらなかった。

 自治基本条例とは区政への区民参加などをうたった同区の「憲法」のようなもの。
田中区長が2004年、有識者や区民による審議会を立ち上げ、答申を得た後もシンポジウムや区民との意見交換会などを経て05年4月に施行した。

 田中区長は当時、多選禁止をチラシで訴えて当選。
条例に「活力ある区政運営の実現のため、区長は連続3期を超えて在任しないよう努める」(第7条)と盛り込んだ。
また「この規定は立候補の自由を妨げない」との解釈もつけた。
区議会では反論も多かったが、それを押しての主張に、最後は与野党一致で条例を決めた経緯がある。

 今回区側が削除を求めたのは第7条の在任期間と解釈の条文で、12日に提案した。
初の審議の場となった委員会で区は「区政の活力の継続性」「3期を超えたらすぐ弊害がでるわけではない」などと理由を説明。区長の出馬とは無関係とした。
しかし様々な会派の区議から「条例の根幹に関わる部分で区の恣意(しい)的判断で運用してはならない」「区民の意見を聴くべきだ」などの反対意見が噴出した。(斎藤智子)

4653チバQ:2014/03/17(月) 22:56:12
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140317/tky14031722360003-n1.htm
前川氏が練馬区長選出馬を表明
2014.3.17 22:35
 志村豊志郎区長の死去に伴う東京都練馬区長選(4月20日投開票)に、新人で元都職員の前川燿男(あきお)氏(68)が17日、出馬を表明した。自民の候補者公募で選ばれた。自民、公明が推薦する。

 前川氏は東大法学部卒。昭和46年、都庁に入庁し人事部長、福祉局長を経て知事本局長を歴任し平成17年に退職。21年4月から政策研究大学院大学客員教授を務めている。

 前川氏は同日の会見で「30年間住む練馬区に愛着がある。長く都行政に携わってきた経験が、区が抱える問題の解決に役立つと考えた」と動機を語った。

4654チバQ:2014/03/25(火) 22:02:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014032500026
猪瀬前知事を立件へ=公選法違反の疑い−5000万円受領問題・東京地検
 東京都の猪瀬直樹前知事(67)が医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題で、選挙資金にもかかわらず収支報告書に記載しなかった疑いが強まったとして、東京地検特捜部が近く、公選法違反容疑で猪瀬前知事を立件する方向で検討していることが25日、関係者への取材で分かった。特捜部は略式起訴も視野に、在宅のまま処分するとみられる。
 特捜部は市民団体が提出した告発状を受理。前知事らから任意で事情聴取し、関係先を家宅捜索するなど詰めの捜査を急いでいる。(2014/03/25-12:45)

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4655チバQ:2014/03/25(火) 22:02:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014032500026
猪瀬前知事を立件へ=公選法違反の疑い−5000万円受領問題・東京地検
 東京都の猪瀬直樹前知事(67)が医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題で、選挙資金にもかかわらず収支報告書に記載しなかった疑いが強まったとして、東京地検特捜部が近く、公選法違反容疑で猪瀬前知事を立件する方向で検討していることが25日、関係者への取材で分かった。特捜部は略式起訴も視野に、在宅のまま処分するとみられる。
 特捜部は市民団体が提出した告発状を受理。前知事らから任意で事情聴取し、関係先を家宅捜索するなど詰めの捜査を急いでいる。(2014/03/25-12:45)

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4656名無しさん:2014/03/25(火) 23:05:57
何で同じ記事を執拗にコピペするの?
莫迦なの?

4657チバQ:2014/03/25(火) 23:55:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140325ddlk13010130000c.html
選挙:多摩市長選 無所属新人、松田氏出馬へ /東京
毎日新聞 2014年03月25日 地方版

 任期満了に伴う多摩市長選(4月6日告示、13日投開票)に、新人の外資系会社日本代表、松田道人氏(40)が24日、無所属で立候補する意向を表明した。松田氏は「市に思い入れがあり、少子高齢化問題を解決したい」と出馬を決意した理由を説明。「利害関係のない無所属だからこそ、政策を実行できる」と語った。

 松田氏は多摩市出身。上智大学法学部を卒業後、メーカーなどの勤務を経て、音楽配信サービス会社を創業。2012年7月から、外資系インターネット関連会社の日本法人代表を務める。

 市長選にはこれまで、現職の阿部裕行氏(58)が再選を目指して立候補を表明している。【岡礼子】

〔多摩版〕

4658チバQ:2014/03/25(火) 23:56:47
>>4656
2個で執拗と言われても困るわな
単なるエラーだわさ

4660チバQ:2014/04/04(金) 20:15:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140404ddlk13010133000c.html
選挙:多摩市長選 相沢氏出馬表明 /東京
毎日新聞 2014年04月04日 地方版

 任期満了に伴う多摩市長選(6日告示、13日投開票)に、新人の不動産管理会社役員、相沢慶太氏(33)が3日、無所属で立候補すると表明した。相沢氏は「若者や子育て世代に魅力的な新しい多摩市を作りたい。具体的には、営利追求のみにとらわれない企業の誘致を行いたい。廃校になった学校の校舎を無償提供し、市民ショッピングモールにしたい」とコメントした。

 同市出身の相沢氏は、実家が経営する農園に勤めた後、自動車販売会社を創業。今年、明治大学公共政策大学院で修士号を取得し、市内の不動産管理会社の役員に就任した。

 市長選にはこれまで現職の阿部裕行氏(58)と、新人の松田道人氏(40)が立候補を表明している。【黒川晋史】

〔多摩版〕

4661チバQ:2014/04/07(月) 21:15:58
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140406/tky14040621070000-n1.htm
多摩市長選告示、現新3氏が立候補 東京 
2014.4.6 21:06
 任期満了に伴う東京都多摩市長選は6日告示され、いずれも無所属で、現職の阿部裕行氏(58)、新人で外資系IT会社員の松田道人氏(40)、新人で不動産管理会社役員の相沢慶太氏(33)の3人が立候補を届け出た。

 阿部氏は1期目に「選挙公約の70%を達成した」という実績と、少子高齢化対策、教育の充実などによる「健康で幸福な町作り」を訴える。一方、2新人は阿部市政を「利益誘導型」(松田氏)、「多摩の魅力を失わせた」(相沢氏)と批判、市政刷新に向けて支持を求めている。

 市議補選(改選数1)も同日告示され、新人と元職の2人が立候補した。いずれも13日に投開票される。有権者数(5日現在)は12万1983人。

4663チバQ:2014/04/13(日) 18:59:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20140408/CK2014040802000105.html?ref=rank
八王子 中核市めざして(1) 災害に強いまちづくり
2014年4月8日

土砂崩れのため倒壊した家屋=2008年8月、八王子市川町で


 八王子市は来年4月、都内初の中核市となる見通しだ。都から多くの事務権限を移譲され、きめ細かな市民サービスと特色あるまちづくりが可能となる。「分権時代をリードし、市民とともに歩む中核市をめざす」。多摩地区最多の58万人が暮らす市は、こう宣言する。どんな青写真を描いているのか報告する。

 集中豪雨があった二〇〇八年八月二十九日未明、川町で土砂崩れがあり、築一年ほどの民家が倒壊した。近所の一級建築士の男性(74)は驚かなかった。「あの裏山は崩れても不思議じゃなかった。前から住んでいる人たちは『危ない』って言っていたよ」

 崩れた傾斜地は、高台の団地造成時に雑木林が伐採され、荒天時には雨水が土を削って流れていた。だが、土砂崩れを防ぐ有効な手だては、講じられていなかった。

 民家の場所は、都から開発を許可された業者が造成した。結果論ではあるが、地元住民の不安の声は都に届かず、災害回避に生かされなかった。

 中核市は、都道府県に代わって宅地開発の許可や業者の指導監督を行う。市開発指導課の三輪良春課長は「いまでも(宅地開発を含む)工事に伴う苦情などは市に寄せられる。住民の声が施策に反映されやすくなる」とメリットを話す。市職員には土地勘があり、許可手続きの中で、地域の特性や現状を考慮しながら宅地造成の安全性を確保するよう指導できる。問題が起きると、すぐに対処できるのも強みだ。

 先ごろ都が発表した調査では、谷や沢に土を盛って宅地にした「盛り土造成地」は、八王子市が都内の三分の一を占め、最多だった。盛り土造成地は崩れる危険性が高いと指摘されている。「過去の事例を教訓に災害に強いまちづくりをしたい」。三輪課長は課題と重責を見すえる。

 中核市になると、民生や都市計画、環境、保健衛生など各分野で、市の裁量でより多くの条例を定めることが可能になる。これによって魅力的なまちづくりを進め、安全安心な暮らしを支える福祉施設などの運営基準や民生委員の定数を定めたりすることができる。

 身体障害者手帳の交付事務も担うが、他の中核市では、事務処理が市に一元化されたことで交付期間が、従来の二カ月から、二、三週間へ短縮された。このほか各種申請窓口が市に一本化されるため、事業者やサービス利用者にとっては便利になる。

 「目に見える変化は少ないかもしれないが、市民サービスは向上する」。自治推進課の立花等課長は前置きしたうえで、「条例制定権」が拡大する利点を強調する。

 「最大のメリットは住民の意見を細かく条例に反映させ、特色を出せること。自らの町のことを自らの責任で決める『住民自治』が進み、八王子の課題の解決に結び付けられるからです」

 来年四月のスタートラインに立つまでに、どれだけ多くの市民の意見に耳を傾け、地域事情に合った八王子ルールをつくることができるのか。「市民とともに歩む中核市」を実現できるかどうかは、そこにかかっている。

<中核市> 都市の規模に応じて都道府県の事務権限を移譲する大都市制度の一つ。人口30万人以上が対象。移譲される権限は政令指定都市(50万人=実際の指定基準は100万人前後)に準じており、特例市(20万人以上)より多い。

 中核市をめざす市は議会、都道府県と同議会の同意を得て総務大臣に指定申し出を行い、政令公布される。関東地方には宇都宮、前橋、高崎、川越、船橋、柏、横須賀の7市があり、全国では43市。越谷市や藤沢市もめざしている。

4664チバQ:2014/04/13(日) 19:00:01
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20140409/CK2014040902000107.html
八王子 中核市めざして(2) 産廃施設の設置許可、市権限に
2014年4月9日

悪臭が問題となった八王子バイオマス・エコセンター(手前)=八王子市南大沢で


 中核市になると、産業廃棄物処理施設の設置を許可する権限などが都から移譲される。一般市が担っている一般廃棄物の収集運搬業の許可事務に、新たに産業廃棄物に関する権限が加わり、市民の生活環境を守る総合的な対策が可能になる。

 市は中核市移行に向けて、産廃施設を建設しようとする業者に周辺住民とのトラブルを未然に防止するため、条例で「住民説明会」を義務づけることなどを検討している。

 市には、昨年の苦い経験がある。生ごみから堆肥を製造する民間の産業廃棄物処理施設「八王子バイオマス・エコセンター」(南大沢)の問題だ。

 住民から「魚が腐ったような臭いがする」「悪臭のため洗濯物も干せない」という苦情が殺到し、センターは昨年四月、操業開始から八カ月で稼働停止に追い込まれた。

 近くに住む男性会社員(45)は操業前から、業者の経験不足などを都や市に伝え、不安を訴えていた。センターの設置を許可したのは都だが、問題発覚後、対応が後手に回った。業者はのちに脱臭装置の能力不足などが原因だったと発表。設備の抜本的な見直しを迫られ、いまも休止状態が続いている。

 市には廃棄物処理法に基づいてセンターを直接立ち入り検査するような指導権限はなかった。書面で業者に原因究明と対策を求めたが、いら立ちを募らせる住民たちの目には「都も市も手をこまねいている」と映った。

 ごみ減量対策課の橋本光太郎課長は「私たちは行政の専門家だが、堆肥や脱臭の専門知識は十分ではなかった」と振り返る。センターの操業再開を認めるかどうか市の姿勢を示す必要が出たとき、善後策として急きょ、外部の専門家をメンバーとする委員会を発足させ、助言を仰いだ。

 中核市になると、一般廃棄物、産廃ともに焼却施設と最終処分場に関して審議する専門委員会を設置しなければならない。市はセンター問題の教訓から「堆肥化施設」も専門委の審議事項に含めることを検討している。

 来年四月以降は、ダイオキシン類排出施設の設置許可なども市が担う。環境分野に限らず、福祉、都市計画など各分野で事務量だけでなく、より専門的な知識を必要とする業務が増える。

 市は昨年度と本年度で職員延べ四十三人を都に派遣して事務処理方法などを学ばせ、中核市としての円滑なスタートをめざしている。

 <移譲事務> 都道府県から中核市へ移譲される事務は法令では約1800件。八王子市はすでに保健所政令市と景観行政団体となって都から関連事務の移譲を受けているため、中核市移行に伴う移譲事務は約1200件にとどまる。分野別では民政425件、都市計画・建設405件、環境277件、保健衛生34件など。制定・改廃が必要な条例は、福祉施設の整備・運営基準に関する15件を含め、環境、都市計画、審議会関係など計41条例の見込みだ。

4665チバQ:2014/04/13(日) 19:00:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20140410/CK2014041002000104.html
八王子 中核市めざして(3) 街の景観 市民が決める
2014年4月10日

八王子芸者の伝統が残る黒塀の路地に立つ橋本圭司さん=八王子市中町で


 市内には年間二百六十万人が訪れ、ミシュランガイドで最高ランクの三つ星評価を受けた高尾山がある。もし派手な電飾看板などが乱立したならば、観光客は興ざめするだろう。

 そんな事態にならないように都の屋外広告物条例の規制の網が市内もカバーしている。中核市になると、都条例に代わる条例をつくり、魅力ある景観を守り形成する役割が、これまで以上に重くなる。

 八王子駅周辺で洋菓子店などを営む渡辺純さん(50)は昨夏、看板に関する意見をインターネットで発信した。

 「イチイチおしゃれに美しく、楽しく作る。いかがでしょう」

 たとえば店舗PRや路上喫煙禁止を示す看板を外国人でも分かるようにイラストでコミカルに作る。「民間だから作れる看板で、駅前をかっこいい街にしたい」と渡辺さんは意気込む。

 八王子駅に近い「中町地区まちづくり協議会」も看板のあり方を模索している。八王子芸者の伝統が残る黒塀(くろべい)の路地を生かす取り組みの一環だ。協議会会長の橋本圭司さん(53)は「安全上、黒ばかりでは不安という声もある。どんな形がいいのか、みんなの意見を尊重し、合意を得る必要がある」と話す。

 一つのモデルケースは神奈川県の小田原市だ。中核市ではないが、県の同意を得て景観行政を担う景観行政団体となり、市条例で地区ごとに広告物の色や掲示場所など細かいルールを決めている。

 小田原城を望む小田原駅前の商店街は落ち着いた色の看板に統一され、城下町の風情を演出する。赤い看板で知られる全国チェーンの居酒屋も、ここでは木目風の茶色い看板を掲げる。

 ただし規制は裏を返すと、私権を制限することであり、市民の理解が欠かせない。地元の景観連絡協議会会長の尾崎紀昭さん(73)は強調する。「小田原では景観を良くしようと市民の意思統一ができた。広告主にも『みんなで色合いを抑えているから』と説得し、納得してもらった」

 八王子市は二〇一一年に景観行政団体となったが、都は市が屋外広告物条例を制定することを認めていない。中核市になることで手にする権限だ。

 自分たちの街のデザインを自分たちで考えよう−。市はそんな市民の動きを歓迎する。一方で、デジタル技術を活用して大型ディスプレーに映像や情報を流す「デジタル・サイネージ」(電子看板)など広告媒体は日進月歩の進化を見せる。

 まちなみ景観課の長谷川仁課長は「広告は経済活動や新しい技術の影響を受ける。都条例をベースに住民の理解を得ながら条例づくりを進め、広告媒体の技術的な変化にも対応したい」と話す。

4666チバQ:2014/04/13(日) 19:00:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20140411/CK2014041102000153.html
八王子 中核市めざして(4) ともに生きる社会目指し
2014年4月11日

 市は「障害がある人もない人も共に安心して暮らせるまちづくり条例」を二〇一一年、政令指定都市を除く全国の市町村で初めて制定した。中核市移行に合わせ、この条例を補完する取り組みをめざしている。

 一つは、すべての福祉施設職員に「虐待防止研修」を義務づけることだ。障害者はもちろん、子どもからお年寄りまで利用者の人権を守るため、関連条例に盛り込むことを検討している。法律は研修を努力義務とし、都条例には記載がない。

 障害者の社会参加を促すため、障害者の雇用促進と作業所製品の購入を福祉施設の努力義務とする案もある。障害者雇用促進法はすべての事業所に障害者を雇用する努力を求めており、従業員五十人以上の事業所には法定雇用率(2%)の達成を義務づけている。だが、福祉施設は小規模事業所が多く、ほとんどが法定雇用率の適用対象から外れる。

 障害者福祉課の古川由美子課長は「小規模な福祉施設も法律では障害者雇用が努力義務とされており、さらに市の条例で努力義務と明記することで市の施策として進めやすくしたい。福祉施設だからこそ協力してほしいと考えている」と話す。

 福祉の面では、児童保育も注目される。中核市になると、保育園の設備や運営基準を独自に条例で決めることができるからだ。

 識者を交えた「子ども・子育て支援審議会」で検討中だが、園児数に対する職員の配置基準を都条例よりも引き上げ、保育の質を高める方針だ。約二百五十人(昨年四月)の待機児童の解消も引き続き懸案とされている。

 市内の認可保育園は九十一。認可に準じる認証保育園のうち十園は認可園への移行を希望しており、数年後に認可園が百園に達する見込みだ。配置基準の引き上げは、いかに多くの保育士を確保できるかが課題となり、現場の理解が必要だが、保育対策課の久間毅課長は「関係団体から意見を聞いているが、前向きな手応えを感じている」と話す。

 独自色も打ち出そうとしている。食の安全の徹底と食育の促進を目的に、すべての園児の給食を園内の調理室でつくる「自園調理」を義務づける方針だ。都条例は自園調理を原則としながら、特例として三歳以上の園児給食で「外部搬入」を認めている。

 市内の園児約一万人のうち食物アレルギーのある子は三百七十六人(3・7%)。外部搬入には、関係者から食物アレルギーの原因食材が混入しても園側は判断が難しいといった指摘などもあった。

 市は市政の指針とする基本構想の中で、理想の都市像の一つに「健康で笑顔あふれる、ふれあい、支えあいのまち」を掲げる。福祉の現場に細かく目配りできる中核市への移行は、目標への確かな一歩となる。


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