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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

5964チバQ:2020/08/27(木) 18:38:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3192840ed48e01a078bb631c9d94392ac82bde80
メラニア夫人の発音からかう 米女優、批判受け撤回 米大統領選
8/27(木) 18:19配信
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米女優ベット・ミドラーさん=2019年11月、ニューヨーク(AFP時事)
 【ロサンゼルス時事】トランプ大統領に批判的なことで知られる米女優ベット・ミドラーさん(74)がツイッターで、なまりの強い英語を話すメラニア夫人の発音をからかう投稿を行い、批判にさらされている。

 26日に「米国ではあらゆるアクセントの人が歓迎される」と事実上撤回した。「外国人嫌悪」「人種差別的」などと批判が集まっていた。

 25日に共和党全国大会で演説したメラニア夫人は、スロベニアから移住し、米国籍を取得した経験を語った。ミドラーさんは「なんてこと、いまだに英語が話せないの」「不法入国者を舞台から降ろせ!」などと投稿。しかし、批判を受けて「アクセントをからかうのは間違っていた」と誤りを認めた。

5965チバQ:2020/08/28(金) 00:11:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf334492e31d6ce66d53fd9e61460a750d3c9f3c
「トランプ党」大会の様相 本人や一族連日登壇 共和党重鎮の姿なく
8/27(木) 11:52配信

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西日本新聞
イメージ(写真と本文は直接関係ありません)

 【ワシントン田中伸幸】トランプ米大統領は共和党大会2日目の25日も引き続き登場し、再選に向け1期目の実績を誇示した。大会には政権と距離を置くブッシュ(子)元大統領など党重鎮らの姿はなく、中心となるのはトランプ氏の一族や側近たち。「トランプ党」ともやゆされる党内の現状を浮き彫りにする。2024年の次期大統領選をにらむ有望株も登壇したが、早くも一部の熱烈な支持者からは、トランプ一族の出馬待望論が湧き起こる。

 大会2日目の演説を締めくくったのはメラニア夫人だった。25日夜、ホワイトハウスの庭から演説し「彼は典型的な口だけの政治家ではなく、行動を求め結果を出す」と強調し、再選支持を訴えた。

 米メディアによると、党大会の演説場所にホワイトハウスが使用されたのは異例。政府施設を選挙活動に使うのは法律違反との指摘があり、共和党内からも批判が上がる。それでもトランプ氏は大会最終日の27日にも、ホワイトハウスからの指名受諾演説を計画。「警備負担や費用の削減」を理由に挙げ、周囲の批判にもどこ吹く風だ。

 党内で圧倒的な支持を誇るトランプ氏に、正面から歯向かう動きは極めて少ない。同氏の政策や言動を批判して対立した連邦議会議員が、保守支持層から「腐った政治家」などと激しく非難され、再選断念を強いられた例は複数ある。

 25日にはポンペオ国務長官もビデオ出演し、トランプ氏の対中国強硬策などを外交成果として称賛。政治的中立が求められる現役の外交責任者は党大会への参加を避けるのが慣例だが、それを破ったのはトランプ氏への忠誠心をアピールすることで、自身の次期大統領選出馬につなげる思惑が透ける。

 トランプ氏が再選を果たした場合、2期で任期が終わる。「トランプ後」を狙う有力候補としてはポンペオ氏のほか、大会初日に演説したインド系米国人女性のヘイリー前国連大使の名前が浮上する。

 ただ、民主党候補のバイデン前副大統領のような政界のエスタブリッシュメント(既存の支配層)に失望し、政治経験のなかったトランプ氏に変革を期待する熱狂的な支持者からは「24年は子供に続いてほしい」(70代の共和党支持者)と、トランプ一族による政権運営を願う声が上がる。

 人気なのは長男のジュニア氏と、長女で大統領補佐官のイバンカ氏。ジュニア氏は大会初日に演説し、トランプ氏譲りの激しい口調でバイデン氏批判を展開。イバンカ氏も最終日に登壇予定だ。実業界だけでなく、政界でも「トランプブランド」の確立に向け、存在感をアピールするとみられる。

5966とはずがたり:2020/08/29(土) 23:13:07
まあトランプ本人は安倍の事は一緒にゴルフしてて転んでひっくり返っても気に掛けない位どうでもいいポチ扱いだろうしな。パッと聞かれて咄嗟に何か考えて褒めたり労ったりしてあげる程の相手ではないのであろう。

https://twitter.com/ShinHori1/status/1299527574914170880
Shin Hori
@ShinHori1
【外交】バイデン氏はtweetで安倍首相に挨拶を送る一方で、トランプ氏は“安倍首相辞意”について何も答えず
トランプ氏“安倍首相辞意”に何も答えず|日テレNEWS24
安倍首相の辞意表明について、各国の反応です。
news24.jp
午前11:01 ・ 2020年8月29日・

5967チバQ:2020/09/02(水) 18:28:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/6049d6a6bb0b17ca719647d9bcf4f2c14554cbf7
ケネディ家、マサチューセッツ州で初敗北 上院予備選
9/2(水) 17:46配信
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米マサチューセッツ州のジョー・ケネディ3世下院議員(2020年9月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】1日に行われた米マサチューセッツ州の民主党上院予備選で、名門ケネディ家一族のジョー・ケネディ3世(Joe Kennedy III)下院議員(39)が、現職のエドワード・マーキー(Edward Markey)上院議員(74)に敗れた。ケネディ一家が同州の選挙で敗れるのは初めて。

【関連写真】ジョー・ケネディ3世下院議員に勝利したエドワード・マーキー上院議員

 敗れたケネディ氏は、暗殺されたジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元米大統領のおいの息子に当たり、2013年からマサチューセッツ州選出の下院議員を務めている。父親はジョゼフ・P・ケネディ2世(Joseph P. Kennedy II)元下院議員、祖父はロバート・F・ケネディ(Robert F. Kennedy)元上院議員。

 一方、現職のマーキー氏は進歩派として知られている。人気の高い進歩派同士の争いとなったが、マーキー氏の方が組織的な支持と左派からの支持で上回り、勝利につながった。

 ケネディ氏は、マーキー氏に電話をして勝利を祝福し、数か月以内に行われる選挙で同氏を支持することを約束したという。

 ケネディ氏はまた、「この結果は明らかに、われわれが望んでいたものではない」と述べている。

 上院・下院双方の議員選挙に立候補することは認められていないため、ケネディ氏は下院選での再選を目指す選挙には出馬できない。このため来年1月には、ケネディ家から選出された議員は一人もいなくなる。【翻訳編集】 AFPBB News

5968チバQ:2020/09/02(水) 18:30:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/2023a0b5158fc14966928a16e3d2b860030312a1
名門ケネディ一家、初敗北 マサチューセッツ上院予備選
9/2(水) 14:32配信
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 【ニューヨーク=上塚真由】米東部マサチューセッツ州の民主党上院議員予備選が1日、投開票され、ジョー・ケネディ3世下院議員(39)が、現職のエドワード・マーキー上院議員(74)に敗れた。米メディアによると、大統領や前駐日大使を生んだ名門のケネディ一家が、同州の選挙で敗れるのは初めてという。

 敗れたケネディ氏は、ケネディ元大統領の弟、ロバート・ケネディ元司法長官の孫。2013年から下院議員を務め、現在4期目で、18年の大統領の一般教書演説で野党の反対演説を担うなど、次代を担うホープとして注目されていた。

 一方、現職のマーキー氏は民主党の急進左派として知られ、下院議員時代を含め40年以上の豊富な政治経験を持つ。ケネディ氏は世代交代を訴え、若者層への浸透を図ったが、リベラル色の強い同州で支持が広がらなかった。

5969チバQ:2020/09/04(金) 17:05:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/c873afa4dc929a6c64e85a52ad6a605bb6cd850a
バイデン氏、黒人男性銃撃のウィスコンシン入り…接戦州でアピール狙いも
9/4(金) 13:06配信
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3日、米ウィスコンシン州ケノーシャの教会で、住民らに語りかけるバイデン氏(ロイター)
 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選の民主党候補ジョー・バイデン前副大統領は3日、黒人男性のジェーコブ・ブレークさん(29)が背後から白人警察官に銃撃された事件を受けて騒乱が広がったウィスコンシン州を訪問した。ウィスコンシンは大統領選の接戦州で、トランプ大統領も1日に訪れたばかりだ。

【写真特集】新型コロナ 世界の日常一変

 バイデン氏はウィスコンシン州ミルウォーキーで、ブレークさんの家族と面会した。重体となっていたブレークさん本人とも、電話で話したという。トランプ氏はブレークさんの家族とは面会しておらず、バイデン氏は人種間の融和を重んじる姿勢を前面に打ち出し、トランプ氏との違いをアピールする狙いがあるとみられる。

 騒乱の現場となったケノーシャでは、教会で開かれた地域住民らとの対話集会に参加した。トランプ氏が「法と秩序」の維持を掲げ、人種差別への抗議デモに強硬姿勢で臨んでいることを念頭に、「大統領が治安問題ばかり強調するのは、新型コロナウイルス対応などの失政から我々の目を背けさせるためだ」と批判した。

5970チバQ:2020/09/04(金) 17:06:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5923411229f869221c845bb48687cb383ec9cf4e
米大統領選まで2カ月 バイデン政権なら閣僚顔ぶれは? ライス「国務長官」、ウォーレン「財務長官」か
9/3(木) 17:47配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米民主党政権が誕生した場合、国務長官をはじめとする主要閣僚の顔ぶれはどうなるのか。メディアや専門家の間では、今回の大統領選で同党副大統領候補に有力視されたスーザン・ライス元国連大使が国務長官に起用されるかが早くも注目されている。

 ライス氏はオックスフォード大で博士号を取得後、国務次官補(アフリカ担当)などを経て、オバマ前政権下で国連大使と大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を歴任した。

 ライス氏は先月下旬にラジオ番組に出演した際、自身が国務長官、国務長官、国土安全保障長官、国家情報長官のいずれのポストに関しても「職務を遂行できるだけの経験がある」と言い切り、閣僚就任への強い意欲を示した。

 ライス氏をめぐっては、過去にもオバマ前大統領が2期目に国務長官として起用することを検討していた。

 しかし、国連大使だったライス氏は、2012年に駐リビア米大使が北東部ベンガジの米領事館で国際テロ組織アルカーイダ系のテロ組織による襲撃で殺害されたことに関し、当初は「ネット上の反イスラム動画に怒った群衆による自然発生的な事件だ」と発言し、政権の失態の隠蔽を図ったと見なされ激しい批判を浴びた。

 事態を受け、オバマ氏はライス氏の人事が上院で承認されるのは絶望的とみて、上院の承認が要らない補佐官職をライス氏に与えた経緯があるだけに、「ライス国務長官」が現実味を増した場合、この問題が蒸し返されるのは必至だ。

 また、前政権で「親中派」とされたライス氏が政権入りすれば、日本で警戒感が強まる公算も大きい。

 ライス氏に加え、前政権を支えた閣僚級や補佐官らが多数政権入りすることもほぼ確実視されている。

 前政権下で国務副長官を務めたアンソニー・ブリンケン氏は大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が有力視されているほか、首席補佐官にはバイデン前副大統領の側近のロン・クレイン氏またはスティーブ・リケッティ氏らが就任するとの見方が支配的だ。

 一方で、党内で影響力を増す急進左派が重要閣僚に就任するのも不可避だ。特に、「反ウォール街」「大企業や富裕層への増税」を唱えるウォーレン上院議員が財務長官に就任するとの見方が広がりつつある。

 実際、バイデン氏は大統領候補指名を確実にして以降、大企業への増税を提唱するなど、経済政策でウォーレン氏の影響を受け始めているとの指摘もある。

 バイデン氏が「超党派」のイメージを演出するため閣僚に共和党穏健派を起用するとの観測も根強い。

 ある米政府関係者は、例えば共和党が11月の選挙で上院の過半数を維持し、ライス「国務長官」人事の承認が困難と判断された場合、「息子ブッシュ元政権の国務長官で、バイデン氏支持を表明したコリン・パウエル氏を再び国務長官に起用する仰天人事もあり得る」と予想した。

 また、過激な気候変動対策「グリーン・ニューディール」を唱える急進左派が環境政策を取り仕切るのを防ぐため、共和党関係者を環境保護局長官やエネルギー長官に据えるとの見方も浮上している。

5971チバQ:2020/09/06(日) 13:02:05
https://www.sankei.com/world/news/200903/wor2009030026-n1.html
激戦州でトランプ氏の猛追目立つ バイデン氏、「ヒラリー氏の二の舞い」に危機感 米大統領選まで2カ月 
2020.9.3 15:43
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日の米大統領選まで2カ月。再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は、民主党大統領候補のバイデン前副大統領(77)に支持率で劣勢にあったのが、8月に入ってから激戦州を中心に追い上げを見せ、徐々に接戦の様相が強まってきた。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた両候補の全米平均支持率は2日現在、トランプ氏が42・2%、バイデン氏は49・7%で、同氏がリードを保っている。

 ただ、同サイトによれば勝敗を左右する「激戦州」に位置付けられる中西部ウィスコンシン、ミシガン、東部ペンシルベニア、南部ノースカロライナ、フロリダ、西部アリゾナの6州での平均支持率はトランプ氏が45・5%で、バイデン氏48%との差はわずか2・5ポイントだ。7月24日時点でのバイデン氏との差は6・3ポイントだったことから、トランプ氏の猛追傾向は明白だ。

 中でもトランプ氏の健闘が目立つのは、バイデン氏の出身州で、バイデン陣営の本部があるペンシルベニア州。モンマス大が今月2日発表した世論調査結果では、同州での両者の支持率の差は7月中旬の13ポイントから一気に4ポイントに縮まった。

 さらに、同サイトの分析では、トランプ氏の激戦6州での支持率(2日現在)は、同氏が勝利した2016年の前回大統領選の同時期比で0・8ポイント上回っていた。民主党の間では、前回大統領選で最後まで優勢を維持しながら敗退したクリントン元国務長官の二の舞いをバイデン氏が演じる恐れも排除できないとして、危機感を強めつつある。


 トランプ氏の勢いがここへきて回復傾向にあるのは、新型コロナウイルス危機に関し1日あたりの新規感染者数が8月から減少傾向に転じたことや、経済が株価の上では回復基調を示すなど、「正常化」への展望が多少開けてきたことが要因とみられている。

 また、バイデン氏が新型コロナ感染対策を理由に先週まで自宅から選挙活動を行う「穴熊戦術」に徹していたことも支持低下につながった可能性がある。

5972チバQ:2020/09/06(日) 13:14:04
29フロリダ 
20ペンシルベニア*読売ではバイデン有利報道 ★
16ミシガン*バイデン*読売ではバイデン有利報道 ★
15ノースカロライナ >>5941
11アリゾナ
10ウィスコンシン ★

★ラストベルト

バイデン 232
トランプ 204
互角  102
総数:538 当選ライン270人

5973チバQ:2020/09/06(日) 13:15:33
https://www.sankei.com/world/news/200903/wor2009030027-n1.html
【米大統領選まで2カ月】トランプ、バイデン両氏 「勝利の方程式」どう描く
2020.9.3 16:40
 「米国第一」政策の総仕上げに向けて2期目を目指す共和党のトランプ大統領(74)と、「米国を正常に戻そう」と訴えて政権奪還に動く民主党のバイデン前副大統領(77)は、それぞれどのような「勝利の方程式」を描くのか。

 ここまで支持率で優勢を保つバイデン氏が恐れるのは、2016年の前回大統領選でのクリントン元国務長官に続き、一般得票数でトランプ氏を上回りながら大統領選挙人の獲得数で同氏に及ばず、敗退する事態に陥ることだ。

 大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り当てられた大統領選挙人538人について、原則としてそれぞれの州で得票数が最も多かった候補が州の選挙人を総取りし、過半数の270人を獲得した候補が勝利するというものだ。

 それだけに共和、民主両党の間で決定的な勢力の差がなく、選挙人の数が比較的多い「激戦州」で両候補の支持率の差が狭まっているのは、バイデン氏にとっては憂慮すべき事態だ。

 バイデン氏は先週、新型コロナウイルス対策を理由に「自宅にこもって選挙活動を続ける」と明言していた。それが今週に入って東部ペンシルベニア州ピッツバーグで演説を行い、来週には激戦州を遊説すると表明したのは、各地で積極的に選挙集会を開くトランプ氏を前に「穴熊戦術」がもはや通用しなくなったと悟ったためだ。

 一方、グリネル大が2日公表した世論調査結果では、18年の中間選挙で民主党が下院を奪還する原動力となった郊外在住の有権者は、バイデン氏支持が58%に対し、トランプ氏は35%だったことが分かった。郊外の女性に限ると両者の支持率はバイデン氏64%、トランプ氏35%だった。


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 16年大統領選の出口調査では、トランプ氏に投票した郊外居住者は49%、クリントン氏は45%だった。重要な票田である郊外の有権者のトランプ氏離れは同氏にとって懸念材料だ。

 トランプ氏は、一部の大都市で過激勢力などによる暴動や犯罪が横行していることに関し、「法と秩序」の回復を争点に据えて治安問題に敏感な郊外女性の取り込みを図っている。

 しかし、郊外女性は主にトランプ氏の新型コロナ対策に反発を強めているとされ、トランプ氏の戦術は現在までに目立った効果を上げていない可能性がある。

 また、米軍事紙「ミリタリー・タイムズ」が最近発表した世論調査では現役米軍将兵の41%がバイデン氏、37%がトランプ氏を支持すると答え、軍最高司令官である同氏からの「離反」が浮き彫りとなった。

 同紙によると、トランプ氏が最近の米国内の騒乱に米軍の投入を図ったことや、ドイツ駐留米軍の削減決定が響いたとみられ、同氏には痛手となりそうだ。

 トランプ氏が再選を果たすには、前回獲得した州(選挙人総数306人)のうち中西部ミシガン(選挙人16人)、東部ペンシルベニア(同20人)を落としたと仮定し、過半数の270人を確保するには残る全ての州で勝つ必要がある。

 トランプ陣営としては、全有権者の4割以上を占める強固な支持基盤を確保する一方、郊外居住者に加え、黒人や性的少数者も含め、あらゆる有権者を少しずつバイデン氏側から切り崩し、前回と同様に激戦州で競り勝つことを目指す考えだ。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

5974とはずがたり:2020/09/07(月) 17:53:38
米国やべえなあ

米ロサンゼルス49.4度 史上最高 電力使用の抑制呼び掛け 山火事拡大
毎日新聞2020年9月7日 12時24分(最終更新 9月7日 16時43分)
https://mainichi.jp/articles/20200907/k00/00m/040/103000c

 米西部は厳しい暑さに見舞われ、米メディアによると、カリフォルニア州ロサンゼルスで6日、観測史上最高となる気温49・4度を記録した。電力需給が逼迫し、ガーセッティ市長は過剰な使用を控えるよう住民に呼び掛けた。

 カリフォルニア州では8月16日にデスバレーで54・4度を観測し、猛暑が続いている。山火事も再び勢いを増し、州中部では5〜6日、山中で逃げ場を失った計200人超がヘリコプターで救助された。

 会員制交流サイト(SNS)には、木々が激しい炎に包まれ、山道を通って脱出しようとする車のすぐそばまで火の手が迫る様子を捉えた動画が投稿された。(共同)

5975チバQ:2020/09/07(月) 18:27:30
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/トランプ氏-激戦のテキサス州で逆転-米大統領選の支持率調査/ar-BB18McZL?ocid=spartanntp
トランプ氏、激戦のテキサス州で逆転=米大統領選の支持率調査

2020/09/07 14:22






石川県で1人死亡、4人が新型コロナ感染
宝塚歌劇団専科の松本悠里、来年1月3日に退団

© 時事通信 提供 トランプ米大統領=7月29日、南部テキサス州(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選で激戦が予想される南部テキサス州で、トランプ大統領の支持率が民主党候補バイデン前副大統領を逆転したことが、地元紙ダラス・モーニング・ニュースとテキサス大による世論調査で判明した。
 6日公表された調査結果では「大統領選で投票に行く可能性が高い」と答えた有権者のうち、トランプ氏に投票するとの回答は48%、バイデン氏は46%だった。7月上旬の調査では、バイデン氏が5ポイントリードしていた。
 大統領選と同時に行われる上院選では、共和党の現職コーニン議員が民主党の対抗馬に10ポイント以上の差をつけており、調査を主導した政治学者は同紙に「コーニン氏(への支持)がトランプ氏を助けている」と分析した。

5976チバQ:2020/09/09(水) 21:37:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a2197e75fd333b9320792afa2a8157696e4d77c
バイデン氏が庶民派を強調 米大統領選、激戦州で対面活動が本格化
9/9(水) 11:44配信

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西日本新聞
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 【ワシントン田中伸幸】米大統領選の共和、民主両党の正副大統領候補は祝日レーバーデー(労働者の日)の7日、激戦州に入るなどして支持を訴えた。伝統的にこの日を境に選挙戦が本格化するといわれ、各陣営とも精力的に活動。特に民主党のバイデン前副大統領は「市民から遠いエリート政治家」との批判を浴びているだけに、有権者と積極的に接する姿勢をアピールしようと懸命だ。


 バイデン氏は同日、激戦州の一つ、東部ペンシルベニア州を訪れ、支持基盤の労働組合関係者に雇用政策などを説明した。民主党の副大統領候補、ハリス上院議員は初の単独地方活動として激戦州の中西部ウィスコンシン州を訪問。警官から銃撃された黒人の家族や実業家らと面会した。

 バイデン氏が有権者との対面活動を控えていたのは新型コロナウイルス対策のため。本来はレーバーデー後に再開する予定だった。しかし、有権者向けの集会を数多く開く共和党トランプ大統領の陣営が「家にこもって行動が鈍い」と再三批判。民主党支持層からは「もっと有権者に直接語りかけるべきだ」との不満が漏れ、支持率もトランプ氏との差が縮小傾向にあることから、対面活動の再開を前倒ししたとみられる。

 国政の舞台で半世紀近く活動したバイデン氏はエリート批判の払拭(ふっしょく)も課題となる。中間層出身の「庶民派」と強調するため今後、有権者との対話や露出度アップを重視する方針だ。11日には2001年の米中枢同時テロの旅客機墜落現場があるペンシルベニア州を追悼に訪れる。

 対するトランプ氏は7日、当初予定のなかった記者会見をホワイトハウスで開催。コロナ禍からの景気回復に自信を示しつつ、バイデン氏が大統領に就任すれば「経済が破壊される」と攻撃した。同時に、米国を製造業大国にするため「中国への(経済)依存を終わらせる」と対中強硬姿勢を改めて示し、バイデン氏との差異化を図った。

 8、10日は激戦州で集会を計画。11日にはバイデン氏と同じく、ペンシルベニア州に入って同時テロ犠牲者を追悼する見通しで、動きを加速させている。

 ペンス副大統領は7日、ウィスコンシン州で演説し民主党批判を展開した。

西日本新聞

5977とはずがたり:2020/09/13(日) 13:25:44
アメリカ政治に地殻変動を引き起こす人口大移動──「赤い州」を青く染める若者たち
WHY RED STATES HAVE THE BLUES
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/post-94375_3.php
2020年9月8日(火)19時45分
サム・ヒル(作家)、ハンク・ギルマン(本誌米国版記者)

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共和党による恣意的な選挙区割りの変更には反発が強まる(ワシントンで) TASOS KATOPODIS/GETTY IMAGES


もちろん、青い州から来た人の全員が民主党に票を投じるわけではない。現役を引退し、温暖な気候を求めて移り住む高齢者には共和党の支持者が多いだろう。しかし彼らの暮らす家を建て、彼らに介護サービスを提供するには何倍もの数の若い労働者が必要になる。そういう働き手の多くはヒスパニックで基本的に民主党支持、つまり青い。

国勢調査の数字を見ると、ノースカロライナではヒスパニック人口が過去10年で20万近く増えた。今のところ、彼らの多くは国籍を取得していないか、国籍があっても投票できる年齢に達していないかのどちらかだ。人口構成の変化が票の出方に反映されるにはそれなりの時間が必要だが、いずれ事態は動く。

そして世代も入れ替わる。20世紀の老兵は去りゆくのみだ。移住者や少数民族、若者の投票傾向に極端な変化がない限り、遠からずノースカロライナは青に染まる。

テキサスはどうか。ここでも山岳・大平原地帯からの保守的な移住者と、北東部・中西部からのリベラルな移住者がせめぎ合い、そこにヒスパニックの移民が加わる構図だ。他州から転入してくるヒスパニックも多いから、いずれ彼らが州内で最大の民族集団となるのは確実だ。

ジョージア州でも白人の比率は低下する一方だ。ここでは、かつて自由と機会を求めて北部に移住したアフリカ系アメリカ人の子孫が、父祖の地に回帰する傾向が目立つ。

いずれにせよ、ベビーブーム世代の退場と黒人やヒスパニックの台頭という流れは変わらず、共和党の地盤をむしばむ。だから南部諸州が青に転じるのは時間の問題だ。しかし、それがいつになるかは分からない。

5978チバQ:2020/09/14(月) 17:02:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9c59f1e422437635e536fa5c14dacdb510ddcb4
全国世論調査でバイデン氏がリード、なにが重要か
9/14(月) 16:28配信
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米大統領選はこれまでのところ、バイデン氏(左)が全国世論調査でトランプ氏をリードする状況が続いている
(CNN) 11月の米大統領選に向けてモンマス大学が新たに発表した世論調査では投票する可能性の高い有権者の中でバイデン前副大統領の支持率が51%とトランプ大統領の44%を上回った。登録有権者で見るとバイデン氏支持が51%、トランプ氏支持が42%だった。

2つの平均ではバイデン氏が8ポイントのリードを示しているが、これは全国の世論調査の平均と沿った数字となっている。

ただし、一般投票それ自体には何の意味もない。大統領になれるのは、選挙人を獲得できた場合だけだ。

そうは言っても、全国世論調査は重要だ。州別の世論調査の平均よりもより正確といえる。最も重要な点は、選挙人を獲得するためにバイデン氏が全国的に必要なマージンがどのくらいかということがかなり明確だということだ。

もし、バイデン氏が全国的に5ポイント以上支持率で上回っていれば、選挙人投票で勝利して少なくとも270人の選挙人を獲得することはほぼ確実といえそうだ。これは単に、重要な接戦州と全国的な投票との間で5ポイント以上の差がある記録がほとんどないためだ。

もし、バイデン氏が3ポイントから5ポイントの間で全国的に支持が上回っていれば、トランプ氏勝利の可能性も無視できないものの、バイデン氏が選挙人の獲得で明確に有利といえるだろう。

現時点ではバイデン氏の支持率は全国的に5ポイント以上の差がついている。

全国調査で2ポイントや3ポイントの違いが出ることはあるだろうが、少なくとも州別の世論調査と比べれば、それほど起こりえるわけではない。

1972年以降、全国世論調査の単純平均は1.8ポイントのずれがあった。一方、最終的なマージンが10ポイント未満の競争の激しい州では3.3ポイントのずれが生じていた。

同時期、全国世論調査の単純平均で6ポイント以上のずれが生じた年は一度もなかった。

重要なのは全国世論調査でのずれは主要な接戦州でのずれよりも起こりにくいということだ。もし、バイデン氏が現時点と同じ水準のマージンを本選投票日にも維持できれば、一般投票だけでなく、選挙人投票でもかなり有利だといえるだろう。

5979チバQ:2020/09/17(木) 21:40:18
https://www.sankei.com/world/news/200916/wor2009160023-n1.html
米大統領選、激しさ増すヒスパニック票の争奪戦
2020.9.16 12:15
 【ワシントン=平田雄介】11月3日実施の米大統領選で、民主党候補のバイデン前副大統領は15日、南部フロリダ州で同日始まった「ヒスパニック(中南米系)伝統月間」の行事に参加して演説し、共和党候補のトランプ大統領の支持率が伸びた中南米系への浸透を図った。トランプ氏も先週末から中南米系が多い西部のネバダ州やアリゾナ州を遊説。人種的少数派の中で最多とされる中南米系の集票をめぐる争いが激しくなっている。

 バイデン氏は演説で、メキシコ国境で不法入国した親子を引き離して拘束するなどしたトランプ政権の政策を「凶悪な行い」と非難。2017年の大型ハリケーン・マリアで被災したカリブ海の自治領プエルトリコの住民の救援を「軽視した」として、トランプ氏は「中南米系を助けるのに何度も失敗した」と批判した。

 フロリダ州では、NBCテレビが8日に発表した世論調査で、トランプ氏が中南米系の支持率でバイデン氏を4ポイント上回った。前回2016年大統領選の出口調査では、民主党候補だったクリントン元国務長官がトランプ氏を27ポイント上回っており、顕著な変化が現れている。

 新型コロナウイルスの流行に伴う苦境の中、経済対策の支持率でバイデン氏を上回るトランプ氏が、独裁政権下のキューバなど中南米の貧しい国々から移民したルーツを持つ有権者の期待を集めた可能性がある。

 トランプ氏はネバダ州を12〜14日に遊説。アリゾナ州では14日夜に中南米系支持者との対話集会を開き、反米左派が政権を握るベネズエラなどを挙げて、「皆さんの祖父母や両親は、米国で夢を叶えるために治安の乱れなど問題の多い国からやってきた」と指摘。「バイデン氏は警察予算を削減するが、私は警察官を増員する」と訴え、喝采を浴びた。

5980チバQ:2020/09/22(火) 20:41:15
https://www.sankei.com/world/news/200921/wor2009210005-n1.html
米最高裁人事巡り対立激化 バイデン氏、延期要求
2020.9.21 09:51
 米最高裁の女性判事ルース・ギンズバーグ氏の死去に伴う後任人事を巡り、11月の米大統領選で戦う共和党候補トランプ大統領と民主党候補バイデン前副大統領の対立が激化している。トランプ氏は週内にも後任指名に踏み切る構えだが、バイデン氏は20日の演説で、大統領選後に延期するよう改めて要求した。

 バイデン氏は東部フィラデルフィアで、大統領選の期日前投票などが始まっていると指摘し、この時期の後任指名を「米国民は支持しない」と強調。大統領選の勝者が指名すべきだと訴えた。最高裁判事は9人で構成する。トランプ氏が保守派を指名し上院が承認すれば、保守派6人に対してリベラル派3人となる。最高裁判事は終身制のため、リベラル派は長期にわたり保守派の優勢を許すことになると危機感を募らせる。

 トランプ氏の考えに沿って、上院で多数を握る与党共和党のトップ、マコネル院内総務も採決を急ぐ方針を示している。バイデン氏は演説で、共和党の上院議員に向け「良心に従ってほしい」と造反も呼び掛けた。定数100の上院で共和党は53人を占めているが、米メディアによると、このうちコリンズ、マカウスキ両議員が大統領選前の採決に懸念を表明。米議会も巻き込んだ攻防が激しさを増している。(共同)

5981チバQ:2020/09/22(火) 20:43:11
https://www.sankei.com/world/news/200919/wor2009190009-n1.html
米最高裁のギンズバーグ判事が死去 最高齢のリベラル派 トランプ氏、後任に保守派指名へ
2020.9.19 10:26国際米州
米大統領選
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米最高裁のルース・ギンズバーグ判事=2017年(ロイター)
米最高裁のルース・ギンズバーグ判事=2017年(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米最高裁は18日、最高齢で女性のルース・ギンズバーグ判事が同日、転移性膵臓(すいぞう)がんのためワシントンの自宅で死去したと発表した。87歳。ここ数年、複数回にわたりがんの手術を受け、今年5月から化学治療を受けていた。

 ギンズバーグ氏はリベラル派で、女性の地位向上に積極的に取り組んできた。同氏の死去で、最高裁判事(定員9)の構成はロバーツ長官を含め保守派5人、リベラル派3人となった。

 トランプ大統領は、ギンズバーグ氏の後任に保守派の判事を直ちに指名する見通し。トランプ氏が9日に公表した20人の判事候補には、2016年の前回大統領選でトランプ氏と共和党候補指名を争ったクルーズ上院議員らが含まれている。

 最高裁判事の人事には上院の承認が必要。トランプ政権は、11月の大統領選と同時に行われる上院選で共和党が過半数を失う事態も想定し、後任判事を早期に就任させたい考えだが、民主党の抵抗は必至だ。

 トランプ氏は今後、後任判事の指名承認が大統領選までに間に合わない事態もにらみ、最高裁の「リベラル化阻止」を争点の一つに掲げて保守的な有権者層に対する一層のアピールを図りたい考えだ。

5982チバQ:2020/09/22(火) 20:50:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091900397&g=int
米共和、上院過半数も黄信号 劣勢の調査相次ぐ
2020年09月20日07時19分


 【ワシントン時事】11月3日投票の米大統領選と同時に行われる連邦議会の上院選で過半数維持を目指す与党共和党に不利な情勢調査が相次いでいる。仮に大統領選で民主党のバイデン前副大統領がトランプ大統領に勝てば、民主党による10年ぶりの政府・議会の完全支配も現実味を帯びる。
 上院の勢力は現在、共和53対民主47(無所属含む)。35議席が争われる今回、民主党が上院を制するには少なくとも3議席を共和党現職から奪わなければならない。バージニア大政治センターの情勢調査によると、民主党現職が劣勢なのはアラバマ1州なのに対し、共和党現職が劣勢または互角なのは5州で、過半数をめぐる攻防は激しい。
 米紙ニューヨーク・タイムズが18日に発表した世論調査によると、この5州のうちメーン、アリゾナ、ノースカロライナで、共和党現職が5〜8ポイント、支持率で民主党候補を下回った。同紙は、新型コロナウイルスの失政が「トランプ氏の再選ばかりか上院過半数を危うくしている」と分析する。このほかコロラドでも今月上旬、共和党現職が9ポイント劣勢という調査が出ている。
 全議席が改選される下院は、現職が多い民主党が有利な情勢。民主党はオバマ前大統領が最初に当選した2008年に上下両院で過半数を獲得し、10年に下院の過半数を失うまで医療保険制度改革(オバマケア)などを進めた。共和党関係者には「完全支配を許せば環境、医療保険、警察改革などでやりたい放題になる」と警戒がくすぶる。

5983チバQ:2020/09/23(水) 17:28:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/814f0a01aa7c3a95148f8f3f7fba67dd79ef903c
トランプ氏、連夜の「空港集会」 コロナ禍で滑走路活用 米大統領選
9/23(水) 16:24配信
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22日、米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ国際空港で選挙集会を開くトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】11月の米大統領選まで1カ月半を切り、トランプ大統領が激戦州での活動を本格化させている。

 新型コロナウイルスへの懸念から大規模な屋内集会は控えているが、空港の滑走路脇を特設会場にした集会を連夜開催。屋外なら密集も構わないかのような姿勢に批判が集まっている。

 空港集会は17日以降、日曜日を除いて5夜連続。大統領専用機エアフォース・ワンで乗り付けて、演説が終わるとすぐに飛び立つ。

 22日夜はペンシルベニア州のピッツバーグ国際空港で約90分間演説した。聴衆を前に「私は毎晩これをやっている。昨夜もオハイオでものすごい盛況だった」と支持者との距離の近さをアピール。民主党候補のバイデン前副大統領を「彼は誰とも100ヤード(約90メートル)離れるようにしている」とくさした。

5984チバQ:2020/09/27(日) 11:23:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/4328b425689ac064b0b8dff62a1247dae0cbd4c5
トランプ大統領、保守派女性のバレット氏を最高裁判事に指名
9/27(日) 7:27配信

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産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は26日、ギンズバーグ連邦最高裁判事(18日死去)の後任に、女性で保守派のエイミー・バレット連邦控訴裁判事(48)を指名すると正式に発表した。上院で指名が承認されれば、最高裁(定員9人)の構成は保守派が6人、リベラル派が3人となり、最高裁で保守派の優位が確立される。

 トランプ氏はホワイトハウスでの指名発表式で演説し、バレット氏について「最も優れた法的思考の持ち主の一人だ」と称賛した。バレット氏は「判事は為政者ではない。判事は法律を記載通りに適用すべきだ」と強調した。

 トランプ氏による最高裁判事の指名は、ニール・ゴーサッチ(2017年)、ブレット・カバノー(18年)両氏に続き3人目。

 バレット氏が承認されれば女性の最高裁判事としては歴代5人目となる。トランプ氏としては女性判事の起用で、11月3日実施の大統領選に向け、16年の前回大統領選で同氏を支持しながら18年の中間選挙では民主党支持に流れた郊外在住の白人女性の支持を取り戻したい思惑もある。

 上院(定数100)による指名承認公聴会は10月12日にも開始される。上院の現有勢力は共和党53、民主党(同党系無所属を含む)47で、承認はほぼ確実視されている。

 バレット氏はカトリック信者で、スカリア元最高裁判事の法務事務官などを経て、17年から中西部を管轄する第7巡回区連邦控訴裁(本部イリノイ州シカゴ)の判事を務めている。

5985チバQ:2020/09/27(日) 11:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a300a4a347c370146db56a094fb9cf932ac44a
地図に出現したサラマンダー、選挙区はなぜこんな奇妙な形になったのか
1812年、米マサチューセッツ州の議員たちがエセックス郡の外れに、自党が有利になるような選挙区をつくった。この選挙区の奇妙な形から「ゲリマンダー」という言葉が生まれた。(THE NORMAN B. LEVENTHAL MAP CENTER)

 今から200年ほど前の米国で、「民主主義に対する忌まわしい行為だ」との批判が相次ぐ事態が起きた。ある選挙で、2党の得票総数はほぼ同数ながら、片方は29議席を獲得し、もう一方はわずかに11議席に終わったからだ。その理由こそ、現在「ゲリマンダー」として知られる、特定の政党に有利に働く選挙区の区割りだ。

 ゲリマンダーは今も問題として取り上げられ、2017年6月、米国史上初めて、ウィスコンシン州のゲリマンダーについて最高裁判所が審理した。これは純粋に政党間の有利不利を争点にするものだった(人種的少数派が不利となるゲリマンダーはすでに審理されていた)。

 ゲリマンダーという言葉は、1812年に行われたマサチューセッツ州上院議員選挙をきっかけに生まれた。1811年、マサチューセッツ州知事のエルブリッジ・ゲリーが、自身の所属政党である民主共和党にとって有利になるような選挙区割りを承認したのだ。過去数回の選挙では、得票数は野党である連邦党とほぼ互角。民主共和党は州議会で過半数を維持していたが僅差だった。ところが、新しい区割りでは、ウースター、ハンプシャー、エセックス郡から連邦党寄りの町を、民主共和党寄りの選挙区に割り当て直したのである。

 ある選挙区はエセックス郡の外側を取り囲むように決められた。そして、その見た目がサラマンダー(ドラゴンのような姿をした想像上の生物)と揶揄(やゆ)された。「ボストン・カゼット」紙は1812年3月26日、翼とかぎ爪、恐ろしい顔を描き加えた地図を掲載し、区割りを承認した州知事にちなんで「ゲリー-マンダー」の「自然史」という風刺的な見出しを付けた(写真は1820年ごろの新聞記事。ボストン・カゼットのオリジナル記事に、その後の出来事を追加し、見出しは「自然史と政治史」に変更されている)。

 こうした理由で、「ゲリマンダー」と言えば、まず引き合いに出されるのがゲリーだ(彼は再区割りの法律に渋々署名しただけだったのだが…)。ところで、実際のゲリーは優れた実績を残した歴史上の偉人でもある。彼は独立宣言に署名した56人のうちの1人であり、権利章典が含まれていなかった合衆国憲法に署名しなかった人物としても知られている。またゲリーは、ジェームズ・マディソン大統領のもとで第5代副大統領を務めている(ちなみに、米国では「ゲリマンダー」は「ジェリマンダー」と発音されることが多く、ゲリーの名が入っていないように聞こえる)。

 写真の新聞記事に追加された政治史によれば、1812年の選挙では、市民は反発し、その結果、新しい選挙区法が成立。記事には「ゲリマンダーは死んだ」と書かれている。ただ「墓に運ばれたのは空のひつぎ」だとも付記されている。

 それから約2世紀。「空のひつぎ」と書かれたとおり、「恐ろしい怪物」はまだ死んでいなかった。

文=GREG MILLER/訳=米井香織

5986名無しさん:2020/09/27(日) 13:34:10
トランプ氏、米連邦最高裁判事に保守派エイミー・コーニー・バレット判事を指名
https://www.bbc.com/japanese/54313412
ドナルド・トランプ米大統領は26日、人工妊娠中絶に反対するなど社会的保守派が歓迎する48歳女性判事を、がんで亡くなったリベラル派のルース・ベイダー・ギンズバーグ判事の後任として指名した。終身任期の最高裁判事人事を大統領選を目前に行うトランプ政権に、野党・民主党は強く反発している。

ホワイトハウスで指名を発表したトランプ氏は、バレット判事を「比類ない功績、とてつもない知性の女性」で、「卓越した学者、そして卓越した判事」だとたたえた。さらに、「決してひるむことない忠誠心を憲法に抱いている」と説明した。

バレット判事は、最高裁判事としての自分の判断はあくまでも法律に沿って行うと強調。「裁判官は政策決定者ではない。自分自身が特定の政策について抱いているかもしれない見解は、決然として横におかなくてはならい」と述べた。

バレット判事が上院に承認されれば、最高裁判事の構成(定数9人)は当面、6対3で圧倒的に保守に傾くことになる。1人の大統領が最高裁判事を3人も選ぶのは異例。

大統領選をトランプ氏と争う民主党のジョー・バイデン大統領候補は上院に対して、「アメリカ国民が次の大統領と次の連邦議会を選ぶまで、欠員人事を進めないよう」呼びかけた。

「最高裁に誰が座るべきか、合衆国憲法は有権者には一度だけ発言権を与えている。今こそその時で、有権者の声を聞くべきだ」と、バイデン氏は上院に承認手続きを大統領選以降まで待つよう求めた。バイデン氏は、大統領選目前に最高裁人事を強行するのは「権力の乱用」だと非難を繰り返している。

最高裁判事は終身制で、自分を指名した大統領がホワイトハウスを去った後も、最高裁に留まり、重要判決を下し続ける。人工中絶や医療保険制度、銃規制や同性結婚など国民生活に大きく影響する判断をするほか、最近では、トランプ政権によるイスラム教徒の多い国からの入国制限を認めたり、気候変動対策の差し止め請求を認めたりしており、その判断は世界情勢にも影響を与える。

激しい接戦で結果がなかなか判明しなかった2000年大統領選の際には、最高裁がフロリダ州の再集計を差し止め、その結果、ジョージ・W・ブッシュ氏が当選した。

今年の大統領選の開票結果が紛糾(ふんきゅう)した場合も、最高裁がその決着に影響する判断を示す可能性もある。それだけに、11月3日の大統領選を目前にした後任人事に、民主党は猛反発している。2016年に当時野党だった共和党が大統領選の年に終身の最高裁判事を決めるべきではないとして、バラク・オバマ大統領(当時)が選挙の237日前に指名した候補について、審議を拒否した経緯もある。

オバマ大統領がこの時指名した穏健派判事の就任はそのまま立ち消えになり、代わりにトランプ大統領が就任直後に指名した保守派のニール・ゴーサッチ判事が就任した。

今回のバレット判事指名から11月3日の大統領選まで40日を切っているが、共和党幹部のミッチ・マコネル上院院内総務は、バレット判事の指名を「これ以上の素晴らしい決断はない」とトランプ氏を称賛。マコネル氏は大統領選より前に、上院本会議で承認決議を行うと強調している。

5987名無しさん:2020/09/27(日) 13:34:56
>>5986
■バレット判事は承認されるのか

大統領が指名する判事候補は、上院の司法委員会(委員22人)の審議を経て、本会議が過半数で承認する必要がある。司法委員会は通常3〜5日の公聴会で指名候補に質疑を重ねた後、本会議の採決にかけるか決議する。

上院(定数100)は現在、与党・共和党が53議席で多数を占める。数人の共和党議員が大統領選の前に最高裁判事を決めるべきでないと発言しているものの、共和党はすでに承認に必要な51人の票を確保しているとされる。

CBSは複数の消息筋の話として、ホワイトハウスが共和党の上院議員たちに連絡をとり、来週にもバレット判事と面談するよう調整を始めていると伝えた。上院議員たちとの顔合わせは30日から始まる見通し。

予想外の展開を除き、民主党にはバレット判事の承認を阻止する方策がないものとみられている。

ギンズバーグ判事の死後に実施されたロイター・イプソス世論調査によると、成人アメリカ人の62%が、後任判事は大統領選の勝者が決めるべきだと回答。23%はこれに反対し、その他は「分からない」と答えている。

5988名無しさん:2020/09/27(日) 13:35:21
>>5987
■エイミー・コーニー・バレット判事とは

ニューオーリンズ出身の敬けんなキリスト教カトリック信者で、2013年には雑誌記事で、「命は受胎の時に始まる」と発言。これは人工中絶に反対する立場の表明として受け止められる。アメリカでは1973年の「ロー対ウェード」判決で、全国的に人工中絶が女性の権利として認められた。しかし、近年では州法レベルで中絶を規制する動きが活発化し、これに最高裁が違憲判決を下すなど、法廷闘争は続いている。

こうした状況で、最高裁が「ロー対ウェイド」判例を覆すことを期待する中絶反対派は、バレット判事の就任に大きな期待を寄せている。

バレット判事はこのほか、トランプ大統領による強硬な移民規制策や、銃規制の緩和も支持してきた。

2017年5月にトランプ大統領によって第7巡回区控訴裁判所判事に指名された後、上院司法委員会の公聴会で野党・民主党から厳しい質問を受けたものの、同年10月に本会議で賛成55、反対43で承認された。

この時の公聴会でバレット判事は、自分の信仰心が自分の司法判断に影響するかどうか、民主党議員から質問された。

ダイアン・ファインスタイン上院議員(カリフォルニア州選出)に、「あなたの中にはドグマ(教義、偏見)が大きく響いている」と言われると、バレット判事は自分は司法判断と信仰心は切り分けていると強調していた。

性的少数者の権利を擁護する様々な団体は、バレット判事が所属する保守派カトリック信者団体「People of Praise(崇拝の人々)」が運営する複数の学校が、性的関係は異性の夫婦間にのみ限定されるべきだと指針を掲げていることを批判している。

保守派はバレット判事が最高裁に就任することで、バラク・オバマ前大統領による医療保険制度改革法(「患者保護及び医療費負担適正化法」、通称「オバマケア」)を最高裁が無効にすることを期待している。

最高裁がオバマケアを無効と判断した場合、アメリカでは約2000万人が医療保険を失うおそれがある。

オバマ政権の副大統領だったバイデン氏は、バレット判事がこれまでオバマケアに反対し続けてきたことを批判し、懸念を強調した。

(英語記事 Amy Coney Barrett: Trump nominates conservative favourite for Supreme Court)

5989チバQ:2020/09/27(日) 19:31:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6745ec52254d520fa33561fbf1a35e62486e090
【地球コラム】激戦州ミシガンの有権者は今
9/27(日) 17:04配信

カギ握る郊外
米中西部ミシガン州マコーム郡の地図=2020年9月

 11月の米大統領選の勝敗の行方を左右する激戦州の一つ、中西部ミシガン州。最新の世論調査では、民主党候補のバイデン前副大統領(77)がトランプ大統領(74)をリードしている。ただ、2016年の前回選挙ではトランプ氏が劣勢を逆転して同州を0.3ポイントの僅差、得票数にして約1万700票差で制している。8月中旬、ミシガン州最大都市デトロイト郊外に位置するマコーム郡で有権者を取材した。(時事通信社ニューヨーク特派員 石田麻菜)

〔写真特集〕ドナルド・トランプ氏

◇ ◇ ◇

 ミシガン州は「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)と呼ばれる地域に位置する。ラストベルトは前回大統領選で「米国第一」を掲げ、製造業や雇用の国内回帰を訴えたトランプ氏が躍進した地域だ。

 米国の選挙では都市部で民主党、地方部で共和党がそれぞれ強い傾向があるため、間に位置する都市郊外の動向が注目されている。デトロイト郊外のマコーム郡もミシガン州の勝敗の鍵を握る郡だ。

 同郡の主要産業は製造業で、人口の約8割は白人。かつては大半が白人だったが、近年はデトロイトに近い郡南部を中心に人種が多様化し始めている。近年の大統領選では共和党候補が04年と16年、民主党候補が08年と12年をそれぞれ制し、ミシガン州の中でも「激戦郡」だ。16年はトランプ氏が11.6ポイント差で勝利している。マコーム郡の有権者は今、トランプ氏についてどう考えているのか、公園や住宅街で話を聞いた。

コロナで経済はトイレの中
ミシガン州の全米自動車労組(UAW)本部で演説する民主党領候補のバイデン前副大統領=2020年9月9日、ミシガン州

 「彼は国民にうそをついた」。共和党支持者の自営業カイス・アブナさん(55)は、新型コロナウイルスの感染拡大を機にトランプ氏不支持に転じた。「この国だけで15万人以上が死亡しているのに、彼は『(ウイルスが)なくなる』としか言わない。賛同できない」と憤る。「(コロナ禍まで)経済は良好で、彼を支持していた。彼は経済を良くしたが、その経済は今、どこに行った? トイレの中だ。3年前やこの3年間何をやったかより、今の方が重要だ」と強調した。

 しかし、バイデン氏に投票するかはまだ決まっていないという。「彼(バイデン)に悪いところはないし、(民主党副大統領候補の)ハリスも好きだ。2人とも悪くない。トランプよりは上手くやるだろう。でもわれわれにはバイデンよりもっと強い候補が必要だ。もっと強くて、若くて、健康な人だ。彼はもうすぐ80歳だ」と78歳で就任すれば米史上最高齢の大統領となるバイデン氏の健康面への不安を口にした。

5990チバQ:2020/09/27(日) 19:31:50
◇トランプ氏よりサンドイッチに投票

 バイデン氏に投票すると話した人は、その理由について一言目に「トランプ氏を負かすため」と説明する人が多く、バイデン氏に対する積極的な評価を最初から語る人は少なかった。

 郵政公社で働く無党派の女性(63)は「トランプ氏に票を入れるくらいなら、ツナサンドイッチに投票する」と言い切った。この表現は、トランプ氏への支持をやめた共和党支持者が使ったことで知られる。この女性は前回に続き、民主党候補のバイデン氏に投票するつもりだ。一方、この女性の周囲では「まだ少数」だが、前回トランプ氏に投票した人のうち、6人がバイデン氏に投票する予定なのに対し、前回クリントン氏に投票し、今回トランプ氏に投票する人は「一人もいない」という。この6人について女性は「言動などから徐々に(トランプ氏への)支持を失っていった」と語った。

コロナ禍、トランプ氏のせいにしない
取材に応じるニック・ペンラッドさん(右)らトランプ大統領支持者の3人=2020年8月18日、ミシガン州マコーム郡[筆者撮影]

 一方、トランプ氏への根強い支持もあった。「コロナ禍まで好調だった」経済がその理由に挙がる。今回もトランプ氏に投票するつもりだという建設作業員ニック・ペンラッドさん(40)は「家を建てる人が多いほど、自分の仕事は増える」と話し、経済が好調だったことを受け、コロナ禍までは自身の仕事も順調だったと振り返った。コロナ禍についても「彼のせいにはしない」と支持は揺るがない。

 引退生活を送る無党派のアル・ファブリスさん(73)も、「一方(民主党)はないお金を使おうとしているだけだが、トランプ氏は経済を立て直そうとしている。もしも民主党が政権を運営していたなら、われわれは今頃中国語をしゃべっていただろう」とトランプ氏への支持とともに中国への不信感もあらわにした。コロナ禍の対応も「うまく対応できている人は誰もいないし、皆そのうち(ウイルスが)なくなると思って必要なことをしていなかった」と擁護する。

 ファブリスさんは過去に民主党候補に投票したこともある。今回バイデン氏に投票しない理由は「彼は健康状態が良くないため、4年間もつか分からない。そうなると(大統領が職務を全うできない場合に大統領に昇格する)副大統領選びが重要になるが、彼女(ハリス氏)は、ばらまき政策を行う勢力の人間だ。支援だけを行えば、人々はそれに慣れ、働かなくなり、復帰が難しくなる。だからばらまきは駄目だ」と指摘した。

 ただ、「トランプ氏を全面的に好きなわけではないが、もう一つの党よりは好きだ。真の第三党があればもっと良かった。右にも左にも寄りすぎていない党だ。今は分断が進みすぎている」と苦言を呈し、分断した社会をまとめられる中道の党があればよかったと話していた。

5991チバQ:2020/09/27(日) 19:32:09
クリントン氏からトランプ氏に
ミシガン州フリーランドの国際空港での選挙集会で支持者に向けて演説するトランプ米大統領=2020年9月10日、ミシガン州

 取材した有権者の中で前回はクリントン氏に投票し、今回はトランプ氏に投票するという人も1人いた。元プロテニス選手で不動産業などにも就いていたというスー・メドレーさん(64)だ。過去の大統領選では共和、民主両党の候補に投票したことがあり特に支持政党はない。

 トランプ氏への投票理由は「政策が好きだからだ。海外から国内に企業を戻したことや減税を評価している」と説明する。「人柄自体を好ましく思っているわけではないが、良い心は持っていると思う。たまに不適切なことを言うけど、彼はもともと政治家ではないから、メッセージの伝え方で戸惑う人もいるのだと思う」と話し、あくまで政策を評価していると語った。さらに、「もう一つの理由は民主党が何も政策を提示しないからだ。政策が提示されるのを待っていたけど、『反トランプ』キャンペーンになっている。深く失望している」と民主党への不満も語った。

 2016年の大統領選では民主党候補のヒラリー・クリントン氏に投票した。「トランプ氏のことをよく知らなかったし、当時は経済も良くなり始めていたからより安全な候補と思ったヒラリーに投票した」と振り返る。一方、「(トランプ氏について)当時、今ほど知っていたなら、トランプ氏に前回も入れていたと思う」と語った。新型コロナ対応についても「他の人だったらもっと上手く対応できていたのかは分からない。誰かがあなたはこうすべきだったと(後から)指摘するのは嫌いだわ」と話した。

投票先がない
警官により黒人男性が射殺されたミシガン州デトロイトの現場付近で行われた警察の暴力行為に反対する非暴力デモ行進=2020年7月10日、ミシガン州

 自動車エンジニアのマークさん(45)はまだ投票先を決めていない。「両党とも極端になりすぎている。自分は中産階級だから、中産階級を代表する政党があれば良かったがそれがない」と話した。

 米国ではかねてから社会の分断が進んでいるが、トランプ政権下では共和党と民主党の党派対立がさらに激化しており、有権者の間には互いの批判ばかりを行う双方の姿勢に不満も広がっていた。マークさんは「一方は富裕層を、もう一方は貧困層ばかりを気に掛け、誰も中産階級のことは気に掛けていない」と指摘。「中産階級の人口が最も多いのに最近は極端な考えで票や注目を得るようになっていて、困惑させられる。政治に失望している」と話した。選挙では経済や新型コロナ対策を関心事として挙げ、「平均的な人を助ける人に投票したい」と述べた。

 ニューヨーク・タイムズ紙によれば、16年大統領選の全米の郊外地域の得票率では、民主党候補のクリントン氏の51%に対し、トランプ氏は43%。公共ラジオ(NPR)などによる全米を対象とした8月の世論調査によると、郊外居住者のうち今投票するならバイデン氏と答えたのは61%に対し、トランプ氏は36%と双方の差は広がっている。特に郊外に住む女性の間でトランプ氏離れが進んでいるとも報じられる。ただ、トランプ氏には必ず投票に行く熱心な支持者がいるほか、前回は世論調査での劣勢を覆して大統領選で勝利しており、ミシガン州では今回も接戦が予想されている。

5992チバQ:2020/09/28(月) 15:29:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb752e286d0c5d8b6c0eb45f54f81659909776a5
最高裁判事 米社会二分化で高まる最高裁の重要性 
9/27(日) 13:48配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が最高裁判事に保守派のエイミー・バレット連邦控訴裁(高裁)判事を指名した人事がこれまで以上に注目されたのは、米社会の二極分化が進む中、米国の長期的な方向性を定める最高裁の重要性が国民の間で一層強く認識されるようになったためだ。

 バレット氏は2017年に連邦控訴裁判事に就任して以降、トランプ政権の移民政策を支持し、米憲法に明記された国民の銃所有の権利を拡大させる司法判断を下してきた。

 最高裁では大統領選後の11月10日、オバマ前政権下で成立した、事実上の国民皆保険を目指す医療保険制度改革法(オバマケア)の是非を問う裁判の審理が行われる。トランプ政権と共和党は同法の撤廃を目指しており、バレット氏がそれまでに承認されれば同法は撤廃に大きく近づく。

 保守派のカトリック信者であるバレット氏は人工妊娠中絶にも反対の立場だ。このため中絶容認派の市民団体は、バレット氏が通称「ロー対ウェード判決」と呼ばれる、人工妊娠中絶を合憲とした1973年の最高裁判決を無効化させる判断を下す恐れがあるとして警戒を強めている。

 日本では最高裁判事の定年は70歳だが、米国は身分を保障することで外部からの政治的干渉を受けにくくするため、事実上の終身制となっている。

 48歳のバレット氏が、先に死去したギンズバーグ氏と同様に87歳まで務めた場合、バレット氏は約40年間も米社会の在り方に影響を与えることになる。

 トランプ政権が最高裁の保守化に傾注するのは、最高裁を米国の「左傾化」を食い止める「最後の砦(とりで)」に位置付けているからだ。

 米国の人口動態は白人が減少する一方、黒人や中南米系などの人種的少数派の割合が増え、少数派がそれぞれの権利拡大を最優先させようとする「アイデンティティー政治」が一部で先鋭化している。

 一方、東西冷戦終結以降に生まれた世代は社会主義への警戒感が薄く、特に若者層に左派リベラル思想の持ち主が多いとされる。

 保守勢力は、一連の現象が先の黒人暴行死事件を受けた過激勢力による暴動や警官襲撃、銅像破壊など米国の歴史を否定する動きの根底にあるとみる。それだけに、トランプ氏による保守派判事の指名は、同氏の最大の実績として保守派に記憶されることになりそうだ。

5993チバQ:2020/09/28(月) 15:29:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/05559bcf6b0138400eef0613eecb1f8360d7c436
トランプ氏、所得税10年納めず 本人否定、大統領選の焦点に
9/28(月) 6:46配信
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米ホワイトハウスで記者会見するトランプ大統領=27日(AP=共同)
 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは27日、独自に入手した納税資料に基づき、トランプ大統領が当選前の15年間のうち10年間も、連邦政府に所得税を納めていなかったと報じた。トランプ氏の最近の財務状況が明らかになるのは初めて。当選した2016年と就任した17年に納めた所得税はそれぞれ750ドル(約7万9千円)だけだった。所有するゴルフ場で3億ドル超の損失を計上するなど、関連企業の損失を申告。本来なら約1億ドルともされる税の支払いを免れていたことになる。

 トランプ氏は否定した。野党民主党にとっては新たな攻撃材料で、大統領選の大きな焦点になりそうだ。

5994チバQ:2020/09/28(月) 19:34:34
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/連邦最高裁の判事-保守派6人に-トランプ人事が波紋/ar-BB19tRIO?ocid=spartanntp
連邦最高裁の判事 保守派6人に…“トランプ人事が波紋”

FNNプライムオンライン 2020/09/28 12:19
アメリカのトランプ大統領が行った人事が、全米で波紋を広げている。
発端は9月18日、アメリカの連邦最高裁判所の判事、ギンズバーグ氏が病気で亡くなったことから始まった。
このギンズバーグ氏はリベラル派で、保守派のトランプ大統領と対立する立場だった。
これまで連邦最高裁は、9人の判事のうち、トランプ大統領の考えに近い保守派が5人、そして反対の立場のリベラル派が4人と、ある意味、拮抗(きっこう)したバランスを保っていたが、リベラル派のギンズバーグ氏の後任に、どういった立場の人が就くのかが注目されていた。
そして今週末、トランプ大統領が指名したのが、トランプ大統領の考えに近い保守派のエイミー・バレット判事。
これによって、大統領の考えに近い保守派が6人になり、リベラル派3人を圧倒する布陣になった。
実際、保守層は、トランプ大統領の支持基盤でもある。

5995チバQ:2020/09/29(火) 10:58:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cc6659b45c52d5d69e4aa034b1501cef54f3d44
トランプ氏「副大統領候補はイバンカでどうだ」 16年選挙で選対幹部に打診
9/29(火) 10:12配信
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「女性のエンパワーメントに関する首脳特別イベント」で講演するイバンカ氏=大阪市住之江区で2019年6月29日(代表撮影)
 「私の副大統領候補はイバンカでどうだ?」。トランプ米大統領が2016年大統領選で、副大統領候補に長女のイバンカ氏を当てる人事案を検討していたと当時の選対幹部だったリック・ゲーツ氏が来月出版予定の著書で明らかにした。複数の米メディアが報じた。

 ゲーツ氏によると、トランプ氏から提案があったのは16年6月。数週間にわたって「(イバンカ氏は)共和党支持層に受ける」などとスタッフの説得を試みた。実際に、イバンカ氏を副大統領候補にすることに関して世論調査を2回実施した。

 だが、最終的にイバンカ氏自身がトランプ氏にこの案の取り下げを求め、ペンス副大統領を選ぶことになったという。

 ゲーツ氏は、トランプ陣営とロシアとの癒着に関するロシア疑惑に関連し、捜査当局に虚偽の供述をした罪などで有罪判決が確定している。【ワシントン古本陽荘】

5996チバQ:2020/09/30(水) 19:27:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/71a99d95ad9c9dcbf21fd386477dd5a64c29e52d
トランプ氏、顔紅潮させ反転攻勢 バイデン氏辟易 米大統領選討論会
9/30(水) 13:26配信
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29日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた大統領選候補テレビ討論会で発言するトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】米中西部オハイオ州で開かれた米大統領選の第1回テレビ討論会。

 新型コロナウイルス対策のため、例年より観客数が絞られた会場に現れたトランプ大統領とバイデン前副大統領は、握手を交わさずに対峙(たいじ)。トランプ氏は大統領としての資質を攻撃するバイデン氏の発言をたびたび遮り、顔を紅潮させて反転攻勢をかけた。両候補が同時に発言する場面も多く、討論会は混乱を極めた。

 「いいかげんに黙ってくれないか」。黒っぽいスーツに身を固めたバイデン氏は、発言中に横やりを入れるトランプ氏に辟易(へきえき)した様子で、こう吐き捨てた。

 新型コロナ対策の質問では、バイデン氏が「大統領はウイルスの危険性を知りながら、国民に伝えなかった」と批判。トランプ氏は世界的流行を「中国のせい」と断じ、「大半の州知事は私が素晴らしい仕事をしたと称賛している」と反論した。

 常に口をへの字に結び、バイデン氏や司会者を向いて発言するトランプ氏に対し、バイデン氏はカメラに視線を向け、視聴者に話しかけるスタイルを取った。

 トランプ氏が幾度となくバイデン氏や司会者の発言を遮り、司会者にいさめられる場面も。余裕を見せようとしたバイデン氏も時折トランプ氏へのいら立ちを隠しきれず、「米史上最悪の大統領だ」とののしった。

5997チバQ:2020/10/02(金) 23:19:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/b65a53d62742b7119797492b985e23b5043176f8
コロナワクチン、政争の具に トランプ氏感染で混迷 米大統領選
10/2(金) 20:37配信

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時事通信
9月29日、米西部カリフォルニア州ウエストハリウッドで大統領選候補者討論会のテレビ中継を見る人々(AFP時事)

 【ワシントン時事】新型コロナウイルスによる死者が20万人を超え、世界最多の米国。

 トランプ大統領は再選の「切り札」としてワクチンの早期導入を狙う一方、バイデン前副大統領は安全性重視を訴える。国民の命を守るはずのワクチンは「政争の具」と化した。トランプ氏は2日に自身の感染を公表。大統領選の最終盤はコロナをめぐって混迷が深まりそうだ。

 「10月中にはワクチンを接種できる」。支持率で後れを取るトランプ氏は、米食品医薬品局(FDA)の緊急的な使用許可に望みをつなぐ。全米での普及は来年夏ごろとする専門家の意見に耳を傾けず、楽観論を振りまいてきた。

 大統領選前のワクチン実用化をせかす同氏に対して当局者や企業は猛反発した。FDAの歴代7長官は米紙への寄稿で、保健当局の信頼性が損なわれると非難。欧米製薬9社も声明でワクチン開発での「安全性重視」を宣言した。

 9月29日のテレビ討論会。トランプ氏が「ワクチンを早く提供できる」と主張すると、バイデン氏は「大統領より科学者を信頼する」と反論、罵倒合戦を繰り広げた。トランプ氏が感染したことで、今後は自らのマスク着用を嫌う一方で、学校再開や経済再生を急ぐ同氏の対応に批判が集まりそうだ。

 政治的な思惑が垣間見えるワクチン政策に、国民の不信感もくすぶる。米調査会社イプソスの9月下旬の調査では、ワクチン実用化後すぐに接種すると答えた人は39%で、8月の47%から低下した。開発で先行する米製薬大手ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は、政争化で「ワクチンに対する信頼が損なわれている」と懸念する。

 パンデミック(世界的大流行)が大統領選を左右した前例もある。スペイン風邪が流行した1920年、新型インフルエンザの集団感染が発生した76年はいずれも政権与党が敗北した。拙速な予防接種導入による副作用問題が一因とも言われ、米医療機関は「政権の性急な対応は危険だ」と警告している。

5998チバQ:2020/10/02(金) 23:31:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/61464279a4e60e73eff7a574b0ca8a6e560631ea
米大統領選 各州の「選挙人」獲得競う 前回は得票数敗北でも当選
10/2(金) 19:44配信

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産経新聞
米大統領選の仕組み

 米大統領選は、各州に配分された「大統領選挙人」計538人の獲得を争う。11月3日の有権者の投票で過半数270人を獲得した候補が勝利する。

【表】トランプ氏とバイデン氏のプロフィール

 大統領選挙人制度は、交通や通信が不便だった時代の名残とされる。全米50州には、各州が連邦議会上下両院に有する議席と同数の選挙人が、首都ワシントン(コロンビア特別区)には3人が配分されている。

 大多数の州とワシントン(選挙人計529人分)では、その地域で得票1位の候補が、割り当てられた選挙人全員を獲得する「勝者総取り方式」を採用。このため全米の合計で得票数が少ない場合でも、獲得した選挙人が多ければ勝利する。2016年の前回選で、共和党候補のトランプ氏は、民主党候補のクリントン元国務長官と比べ、総得票数では約290万票下回ったが、選挙人306人を獲得して当選した。

 今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、郵便投票の利用者の急増が予想される。激戦州の中西部ミシガン州が投票用紙の必着日を投票日後の11月17日に設定するなど、結果判明まで数日から1〜2週間かかるとの見方が出ている。

 順調に結果を確定できれば12月14日に選挙人が形式的に各州で投票し、来年1月6日の上下両院合同会議で開票されて次期正副大統領が正式に決まる。同20日、大統領就任式が連邦議会議事堂前で開かれ、次期大統領の4年間の任期がスタートする。(ワシントン 平田雄介)

5999チバQ:2020/10/03(土) 10:15:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f4eec8dac0795c1574a56cbefd22821610ab9e3

ホワイトハウスの危機管理に甘さ…マスク・社会的距離確保でルール無視常態化




10/3(土) 7:33配信



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読売新聞オンライン







米ワシントン郊外で、大統領専用機に向かうヒックス氏(左)とクシュナー大統領上級顧問(中央)=9月30日、AP
 【ワシントン=船越翔】米国のトランプ大統領が2日、新型コロナウイルス検査で陽性となった背景には、ホワイトハウスの危機管理の甘さがある。ホワイトハウス内では、マスク着用や社会的距離の確保などのルール無視が常態化していた。世界政治の中心での感染拡大を不安視してきた専門家や米メディアの懸念が現実となった。

■■「対策は万全」

 トランプ氏はこれまでの米メディアのインタビューなどで「私は感染をまったく心配していない」「対策は万全だ」などと答え、自身がコロナに感染することはないと繰り返し主張してきた。ケイリー・マクナニー大統領報道官は7月、トランプ氏がウイルス検査を定期的に受けていると強調し、「1日複数回検査している。米国で最も検査を受けた男だ」と語っていた。

 ホワイトハウスは5月中旬、職員に対して、マスクの着用や社会的距離の確保を求める通知を出した。さらに、トランプ氏と直接話す機会のある政府高官らにはウイルス検査や体温の測定などを義務づけ、感染防止を図ってきた。

■■驚きの光景

 だが、実際には、こうした対策は徹底されていなかった。

 8月27日にホワイトハウスで行われたトランプ氏の共和党大統領候補としての指名受諾演説では、約1500人に上る参加者の大半が、マスクを着けずに近距離で会話する場面が目立った。用意された座席は隣の席と約15センチしか離れておらず、米CNNテレビは「驚きの光景だ」と非難した。

 トランプ氏自身もマスク着用をたびたび軽視し、各地で行った選挙集会ではマスクを着けない支持者がいても、注意する様子はなかった。トランプ氏に感染させた可能性がある側近のホープ・ヒックス元広報部長は、マスクを着けずにトランプ氏の移動に同行する姿が目撃されている。

■■さらに拡大恐れ

 こうした状況で、ホワイトハウス内では、ロバート・オブライエン国家安全保障担当大統領補佐官やペンス副大統領の報道官ら、複数の関係者の感染が確認されてきた。

 だが、トランプ氏はそのたびに自身の健康には問題がないと説明するだけで、感染防止に向けた対策強化などには結びつけることはなく、専門家からは「感染の拡大に対する危機感が明らかに足りない」との声が上がっていた。

 米MSNBCテレビによると、ヒックス氏とここ数日の間に接触したトランプ氏周辺の関係者は約20人に上るという。ウイルス検査が現在進められており、ホワイトハウス内での感染の広がりがさらに判明する可能性もある。

6000チバQ:2020/10/03(土) 10:17:45

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e94d9d205c82a64d71844218e79918a87015085

バイデン氏さらに優位か 激戦州もリード維持 米大統領選




10/3(土) 7:11配信



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時事通信







米民主党のバイデン前副大統領=9月30日、ペンシルベニア州ピッツバーグ(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選まで1カ月の段階でトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したことで、民主党のバイデン前副大統領は最大の争点である「政権のコロナ対応」への批判を一段と強め、接戦州で攻勢に出たい考えだ。

 経済の再開などに慎重な自らの政策の正当性を強く打ち出せれば、さらに優位になる可能性がある。

 バイデン氏はコロナ問題で、トランプ政権の「無計画」性や、科学者の意見をなおざりにする態度を一貫して批判。戸外での集会や戸別訪問をいとわないトランプ陣営を横目に、自身は「在宅」でオンラインの選挙戦を展開してきた。

 ロイター通信は1日、バイデン氏が討論会後の世論調査支持率でトランプ氏を9ポイントリードしたと伝えた。選挙情勢分析に定評があるバージニア大政治センターも1日、これまで「互角」だったウィスコンシン州を「バイデン氏やや有利」に変更し、これでラストベルトと呼ばれる中西部の激戦州3州は、ミシガン、ペンシルベニアに続きすべてバイデン氏有利になった。

 選挙人計538人の過半数(270)を争う大統領選は、激戦州をどれだけ制するかが勝敗を分ける。前回選挙で、ラストベルト3州で負けた民主党のクリントン元国務長官の選挙人は232。バイデン氏がこれを基礎票に、3州の選挙人46を積み増せば過半数に届く。

 バイデン氏は、最新のテレビ広告で「トランプがこの国を無防備にした」と政権のコロナ対応を批判。大統領の感染を踏まえ、より厳しい対策を訴えて攻勢を強めていくとみられる。また、大量の資金を背景に効果的なキャンペーンも全面展開する方針だ。

6001名無しさん:2020/10/04(日) 19:46:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/e400991efaf562651d9f7be84afa6b978c02f332
イエメンのフーシ派支配の裁判所がトランプ大統領らに死刑判決
10/4(日) 14:23配信

 内戦が続くイエメンで、反体制派のイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」の支配する裁判所は、2018年にスクールバスが空爆され子どもら数十人が死亡した事件に関与したとして、トランプ大統領ら10人に死刑判決を下しました。

 イエメンでは、イランが支援する「フーシ派」と、アメリカの支援を受ける暫定政権側のサウジアラビア主導の連合軍による対立が混迷を深めています。

 こうしたなか、2018年に連合軍によりスクールバスが空爆され、子ども40人を含む50人以上が死亡した事件に関与したとして、「フーシ派」の支配する裁判所は先月30日、アメリカのトランプ大統領やサウジアラビアのサルマン国王ら10人に死刑判決を下しました。イエメンの国営通信がウェブサイトで報じています。10人の中には、アメリカのマティス前国防長官やサウジアラビアのムハンマド皇太子も含まれています。

 判決ではさらに、遺族に対して100億ドル=日本円にしておよそ1兆500億円の賠償金の支払いも命じていますが、いずれも実効性はないものとみられます。(04日10:33)

6002チバQ:2020/10/05(月) 19:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/d875ebe80886db06dbdf56cebe1db4f9382a8538
マスクなし、すし詰め…認識甘かったWハウス式典 トランプ氏ら7人感染
10/4(日) 22:20配信

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産経新聞
トランプ氏の新型コロナ感染をめぐる動き

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染し入院した問題に関し、9月26日にホワイトハウスで開かれた最高裁判事の指名式典の出席者のうちトランプ氏を含む少なくとも7人がその後、新型コロナに感染していたことが3日までに判明した。式典がトランプ氏の感染と出席者の集団感染の原因となった可能性があり、ホワイトハウスが感染経路の解明を急いでいる。

 トランプ氏がエイミー・バレット連邦控訴裁判事を最高裁判事に指名する式典はホワイトハウスの中庭であるローズガーデンで開かれ、数百人が出席した。

 このうち、壇上で演説したトランプ氏と、前方の数列に座っていたメラニア夫人とコンウェイ前大統領上級顧問、クリスティー前ニュージャージー州知事、リー、ティリス両上院議員、バレット氏の恩師であるノートルダム大のジェンキンス学長の感染が後になって確認された。

 ホワイトハウスは出席者全員に事前にウイルス検査を実施し、陰性だったとしているが、式典ではほとんどの出席者がマスクを着けずにすし詰めで座り、ソーシャルディスタンス(社会的距離)も守られていなかった。

 トランプ氏はまた、9月29日夜にオハイオ州クリーブランドで行われた1回目の大統領候補者討論会に備え、26〜29日にホワイトハウスの一室で側近らと予行演習を行った。部屋にはクリスティー氏とコンウェイ氏がいた。

 トランプ氏は式典以降、メラニア夫人、ヒックス大統領顧問、予行演習に参加したトランプ陣営のステピエン選対本部長らと大統領専用機に同乗してペンシルベニア(26日)、ミネソタ(30日)、ニュージャージー(10月1日)各州での選挙集会に出席した。ステピエン氏とヒックス氏も感染が判明した。

 このほか、ホワイトハウス詰めの米記者3人の感染も確認されている。

 現時点で感染経路は断定されていないものの、トランプ政権の新型コロナへの認識が甘かったとの批判は避けられそうにない。

 一方、大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領はこうした問題への批判を自制し、ネット上で展開していたトランプ氏に対する中傷広告を全て引き揚げた。国家の危機に関わるトランプ氏の感染を攻撃材料にして、逆に批判されるのを避けたとみられる。

6003チバQ:2020/10/06(火) 11:00:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3cb47bcdb0b7c62654f7c42ab6ef9aaf3144acb
バイデン氏、リード大幅拡大 討論会後の世論調査 米大統領選
10/5(月) 14:22配信
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バイデン前米副大統領=9月30日、ペンシルベニア州(AFP時事)
 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は4日、11月の米大統領選に関する世論調査結果として、民主党候補のバイデン前副大統領が共和党候補のトランプ大統領との第1回討論会後に支持率を伸ばし、リードを14ポイントに拡大したと報じた。

 バイデン氏の発言をたびたび遮るなど、メディアで酷評された討論会でのトランプ氏の態度が影響したとみられる。

 同紙とNBCニュースは9月30日と今月1日、有権者800人を対象に電話調査を実施。大統領選でバイデン氏に投票するとの回答が53%に上り、トランプ氏の39%を引き離した。9月の前回調査ではバイデン氏のリードは8ポイント、8月は9ポイントだった。

 同紙によると、トランプ氏支持の割合が「対バイデン氏」で40%を割り込んだのは初めて。女性有権者におけるバイデン氏のリードも前回調査時の20ポイントから27ポイントに拡大した。

6004とはずがたり:2020/10/06(火) 12:01:09
やべえ,,

トランプは大統領に戻れる状態ではない
Stanford Prof Questions Trump's Ability to Lead While on Dexamethasone
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/post-94621.php
2020年10月5日(月)12時06分
スコット・マクドナルド

<トランプが投与された「デキサメタゾン」には精神作用があり、何でもできる気になる。執務に戻ったら戦争を始めかねない、と経験者は語る>

新型コロナウイルスに感染し、ドナルド・トランプ米大統領に投与されたのと同じステロイド薬「デキサメタゾン」を投与されたことがあるスタンフォード大学の教授が、トランプの精神は薬のせいでまともではなくなっており、とても執務に戻れる状態ではないと警告している。

「私がデキサメタゾンを処方されていた時には猫の面倒さえ見られなかった。トランプも大統領の職務に復帰するなど許されるべきではない。下手をすれば戦争を始めかねない。トランプは正常ではない」と、スタンフォードで法律と社会学を教えるミシェル・ダウバーは日曜の午後のツイートに書いた。

「私は脳の手術の後にデキサメタゾンを与えられた。これは精神を侵す薬だ。早く止めたかったが、この薬はいっぺんにやめられず、徐々に減らさなければならないので時間がかかる。トランプもそうだろう」

トランプの医療チームは週末に、ウォルター・リード陸軍病院でトランプにデキサメタゾンを投与した。トランプは木曜の夜遅くに、彼と妻のメラニアは新型コロナウイルス陽性だとツイートした。そして金曜の午後に、ホワイトハウスからヘリでウォルター・リードに移った。

アメリカ国立衛生研究所(NIH)はデキサメタゾンは人工呼吸器に繋がれているか、酸素吸入を必要とする患者に推奨している。NIHのウェブサイトでは、デキサメタゾンの副作用の1つに精神症状を挙げている。

トランプは日曜、支持者向けにビデオメッセージを送り、「サプライズ」を待てと言った。直後、トランプはSUVの後部座席に乗って現れた。黒いマスクをしたトランプは支持者に手を振り、親指を立ててOKのサインをして見せた。

異様で、同乗者を感染の危険に晒すこの車によるパフォーマンスは、薬の影響かもしれないとスタンフォードのダウバーは言う。「私の時は手術の直後主治医から、副作用の『ムード変容』のために山にも登れ、マラソンも走れるような気持ちになると言われた」

トランプの医療チームはトランプは5日にも退院できると言っている。

6005チバQ:2020/10/06(火) 15:46:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/b661680830a10e9a60eee7acd16e8943ee5148c8
「カルト信者」「過激派」激戦地の有権者、非難応酬…農村部では諦めも 米大統領選
10/6(火) 11:27配信




バイデン前副大統領支持の看板を自宅前に掲げるサイデルさん。「政治を語ることが本当に難しい時代になった」と嘆いた=9月15日、ウォーソー
 11月3日の米大統領選まで残り1カ月を切った。中西部から東部にまたがるラストベルト(さびた工業地帯)は、前回大統領選で共和党候補トランプ氏の勝利の原動力となった。あれから4年。今回はどんな風が吹くのか。激戦の地を車で横断し、有権者の心境を探った。

【データ】ラストベルトの激戦・接戦州を制した勝利候補の所属政党

 9月15日、中西部ウィスコンシン州中部に位置する人口約13万人のマラソン郡。高速道路を降りた先の交差点に、トランプ大統領の名前が記された旗を勢いよく振る女性(55)がいた。

 人工妊娠中絶反対を訴えるトランプ氏を前回大統領選から支持し、この日は長男ジュニア氏が登壇した選挙集会に一番乗りした。「大統領が中国からの入国規制をしたおかげで、新型コロナウイルスから多くの命が救われた」。女性は誇らしげな表情でトランプ政権の成果を次々に挙げた。

 ところが、交差点の反対側に立っていた男性について尋ねた途端、顔を曇らせた。「あれは民主党支持者。さっきここに来たけど言葉は交わさなかった」

 その男性(56)は、通りかかる車に「共和党不支持」のメッセージを掲げ、通行人に「トランプに投票できない理由」を列挙した紙を配っていた。話を聞くと男性は35年間、共和党候補に投票してきたという。

 「トランプはコロナ禍を軽視した」。そう憤る男性は誰にも身元を明かさず、サングラスを常に掛けている。州南部の街ケノーシャで8月、警官による黒人暴行問題などに抗議するデモ隊に向けて少年が発砲し、2人が死亡する事件が発生。「銃で撃たれるかもしれない」と恐れていた。

 「ふざけるな」「帰れ」。抗議に気付き、目の前で止まる車の中からたびたび罵声を浴びせられながらも、男性は黙々と活動を続けた。

    ★    ★ 

 「トランプがつくり出すカオス(混乱)で、地域の分断は本当に深刻だ」。かつて製紙業で栄えた郡の中心都市ウォーソー。元警官で、民主党の元地方議員のドナ・サイデルさん(70)は、バイデン前副大統領支持の看板を掲げる自宅前でため息をついた。

 ウォーソーでは15年ほど前まで民主党が強かったが、徐々に共和党支持者が増え、今や選挙ごとに勝利政党が変わる「揺れる街」だ。前回選挙では製造業重視をアピールしたトランプ氏が郡全体で圧勝した。

 基幹産業の製紙業が衰退し、低賃金の職にしかありつけない労働者は少なくない。郊外の農地では朝鮮ニンジンの生産が盛んだが、中国との貿易戦争のあおりで輸出は大幅に減った。「それでもトランプの政策は正しいと信じ込んでいる。私たちの常識が通用しない」

 9月上旬、トランプ支持者の元看護師カーラ・カーツさん(72)は夫と出席した夕食会で「反トランプ」のある男性から「カルト信者」とののしられた。

 なぜ彼を支持することがカルトなのか-。規制緩和を進めたトランプ政権下で、州内の失業率は一時3%台前半にまで改善。多国間の貿易協定を見直したことは、地元経済に有益だと信じる。美辞麗句を並び立てる既存政治家と違い、トランプ氏は「思っていることをはっきり口にして、政治に透明性をもたらした」と高く評価する。

 全土に広がる抗議デモでは一部が暴徒化。各地で商店などへの放火や略奪が多発する。「テロリストのような暴力は許されない」。民主党支持者の中に、こうした暴動を黙認する人がいると信じて疑わない。

 「ひたすらトランプを嫌う過激派」。カーツさんの友人は、バイデン氏支持のリベラル層をこう呼ぶ。

    ★    ★ 

 州最大の都市ミルウォーキー郊外で民泊を営むローラ・バービーさん(55)は、過去の大統領選で共和、民主両党の候補に投票したことのある「揺れる有権者」。前回と同様、今回もトランプ氏支持に傾くものの、新型コロナ禍で友人を含め多くの人が失業した現状に失望し、決めかねている。

 だが、そんな悩みはごく一部の親友にしか打ち明けられない。「親トランプ」「反トランプ」の双方が自分たちこそ正しいと信じ、互いにいがみ合う不寛容さ。深刻化する国民間の分断は、バービーさんが住む閑静な住宅街にも深い影を落とす。

 最近、近所を散歩すると、トランプ氏支持の看板に交じって、バイデン氏の看板も目に付くようになった。とはいえ、バービーさんは投票先を決めても看板を置くつもりはない。「攻撃の対象になりたくない」

6006チバQ:2020/10/06(火) 15:46:15
「誰が勝っても変わらない」農村部、割れる政策評価

トウモロコシの生育具合を確かめるシュローダーさん。「私は民主党支持者とも話をするが、今、相手の意見を尊重しようとしない人が多すぎる」と憂えた=9月16日、ハガーシティ
 ウィスコンシンは酪農などが盛んな農業州でもある。保守が主流の農家にはトランプ氏の実業家としての力量を信じ、再選を願う支持者が多い。西に隣接するミネソタ州の州境で大豆やトウモロコシ畑を案内してくれたビル・シュローダーさん(69)もその一人だ。

 中国などとの貿易摩擦で農家は打撃を受けたが「公正な貿易ルールを求めて交渉を迫った結果」と考える。トランプ氏が打ち出した農家補償の救済策についても、自由貿易推進を求めるシュローダーさんにとって本意ではない。それでも「農家に目を向けている証拠」と受け入れる。

 トランプ氏を巡る対立には閉口している。「トランプの発言には賛成できないこともあるが、彼に対する否定的な見方があまりにも多過ぎる」

 一方、シュローダーさんの友人で、前回選挙時からトランプ氏を批判していた州北東部の農家マイケル・スラッタリーさん(74)はトランプ氏に落第点を与えた。「中国が米国の農産物を大量に輸入すると言うが信じられない。そもそも彼は過去に破産を経験している『失敗した実業家』だ」

 スラッタリーさんは国際貿易の安定化を託し、外交通のバイデン氏を支持する。だが、どれだけ支持が拡大するかは分からないという。逆にシュローダーさんは「4年前よりトランプ支持は増えると思う」と話すが、確信は持てない。

 「どちらが勝っても農業の苦境は変わらない」。2人と同じ農業組合に所属する男性農家が語ったように、農村には諦めにも似た冷めた空気も漂う。
前回選挙のラストベルト、トランプ氏勝利の原動力に
 かつて自動車や鉄鋼など製造業で栄えたラストベルトは、労働組合を支持基盤に持つ民主党の地盤と位置付けられてきた。近年、中西部ウィスコンシン州では7回連続、中西部ミシガン、東部ペンシルベニア両州では6回連続で民主党候補が勝利。だが、国際競争の激化で工場が海外移転するなど苦境が続く中、2016年大統領選では製造業復活や雇用回復を訴えた共和党候補トランプ氏が白人労働者層などに浸透。いずれの州でも予想外の勝利を収めた。

 ただ、民主党候補との得票率の差は3州とも1ポイント以内の僅差だった。民主党候補のバイデン前副大統領は前回、民主党が制した州に、この3州での勝利を上乗せすれば政権奪還を果たせるだけに、トランプ氏を支持した白人労働者や郊外在住の女性層の切り崩しを重視。前回は投票を見送った若者や黒人らにも支持を呼び掛ける。

 中西部オハイオ州は1964年以降の大統領が必ず勝利してきた州で、今回も接戦が予想される。 (ワシントン田中伸幸)
西日本新聞

6007チバQ:2020/10/06(火) 19:08:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=20201006040654a&g=afp
【解説】米大統領選、候補者が死亡・撤退した後はどうなる?
2020年10月06日12時55分


【ワシントンAFP=時事】米大統領選の投票日がこれほど間近に迫った時期に候補者が死亡するか選挙戦からの撤退を余儀なくされたことは過去に例がないが、11月3日の投票日までちょうど1か月となった10月2日にドナルド・トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染して入院(5日に退院)したことを機に、万一、そうした事態が起きた場合はどうなるのかという疑問が改めて浮上した。(写真は米中西部オハイオ州クリーブランドで行われた第1回米大統領選候補討論会で論戦するドナルド・トランプ大統領<左>とジョー・バイデン前副大統領)

■選挙の延期は?
 大統領選が延期される可能性は低い。米国の法律では大統領選は11月第1月曜日の翌日の火曜日と定められており、連邦議会がその日を設定し、予定は既に組まれている。
 選挙を延期するには、共和党が支配している上院と、民主党が多数を占めている下院の両院が合意しなければならない。
 しかし、オハイオ州選出の元民主党上院議員で、現在は首都ワシントンにあるアメリカン大学で教壇に立つカプリ・カファロ氏は、「延期は起きないと思う」と語る。「(下院で)過半数を占めている民主党が選挙延期に賛成することは考えられない」

■候補者の交代は?
 トランプ氏が属する共和党も、対立候補のジョー・バイデン前副大統領が属する民主党も、大統領候補が不在になった場合は代替者を見つけるよう規則で定めている。
 共和党の場合、共和党全国委員会(RNC)の委員168人が新たな大統領候補を投票で選出することになる。
 これ以外にRNCは、全国大会に代議員2500人以上を再招集して新たな候補者を選出することもできるが、時間の制約から、おそらくこの方法は実行不可能だろう。
 いずれのシナリオにせよ、新たな候補者の選出に必要なのは単純過半数票だ。
 民主党の場合は、民主党全国委員会(DNC)の450人近くで新たな候補者を選出する。

■これから立候補することは可能?
 おそらく不可能だ。カファロ氏は、「現時点での問題は、有権者の投票が既に始まっていることだけではなく、候補者名簿に候補者氏名が既に印刷済みであることだ」と指摘する。
 米選挙制度に関する情報を提供するフロリダ大学の「米選挙プロジェクト」の集計によると、投票を済ませた有権者は310万人を超えている。(立候補者が被選挙資格を得る)投票アクセスの締め切り日は州によって異なるが、大半の州で既に締め切られている。

■選挙人団はどうなる?
 米国では一般投票が行われるが、大統領は選挙人団538人の絶対多数によって選出される。
 米憲法は選挙人の投票方法について義務を課していないが、最高裁は今年7月、一般投票の結果に従わない、いわゆる「不誠実な選挙人」に対し、州が罰金を科すことを認める判断を下した。
 選挙人団による投票は12月14日に行われ、選挙人がそれぞれの州に集まり、大統領および副大統領候補に票を投じるが、いよいよ、この選挙人団の投票が行われる前の段階で候補者が死亡、または撤退するという不測の事態が起きた場合は厄介かもしれない。
 そのときは個々の州法の出番となるが、理論上は、各党が選挙人に新たな候補者に票を投じるよう指示することも可能となる。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

6008チバQ:2020/10/10(土) 19:59:58
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3309164.html
米共和党、来月の選挙は「大惨事」の恐れ クルーズ上院議員
2020/10/10 13:07AFPBB News

米共和党、来月の選挙は「大惨事」の恐れ クルーズ上院議員

米上院の外交委員会で発言する共和党のテッド・クルーズ上院議員(2020年9月24日撮影、資料写真)。(c)Susan Walsh / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米共和党のテッド・クルーズ上院議員は9日、ドナルド・トランプ大統領の経済運営や新型コロナウイルス流行への対応に有権者が悲観的な場合、来月の選挙で同党が「ウオーターゲート事件並みの大惨事」に直面する可能性があると警鐘を鳴らした。

 忠実なトランプ氏支持者であるクルーズ氏は、米ニュース専門局CNBCに対し、米国がコロナ流行による経済危機から回復していると有権者が感じればトランプ氏が再選できるかもしれないと述べた一方、「心配している……(状況は)非常に流動的だ」と語った。

 クルーズ氏は、ウオーターゲート事件で当時のリチャード・ニクソン大統領が1974年に辞任した後に行われた最初の選挙で、民主党が上下両院で議席を増やし、同党のジミー・カーター氏が大統領に当選したことを挙げ、この年と似たような大敗になる可能性があると述べた。

「投票日に人々が怒り、望みを失って気分が沈んでいれば、ひどい選挙になる恐れがあると思う」とクルーズ氏は指摘し、「ホワイトハウスと上下両院で負ける可能性があるだろう。ウオーターゲート並みの大惨事になる恐れがある」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News

6009チバQ:2020/10/11(日) 23:09:41
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3307635.html
「米国の縮図」オハイオ州、民主党支持復活なるか?
2020/10/11 05:52AFPBB News

「米国の縮図」オハイオ州、民主党支持復活なるか?

米オハイオ州ヤングスタウンで、ジョー・バイデン氏支持の看板を運ぶ人(2020年9月22日撮影)。(c)Megan Jelinger / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】4年前、米大統領選の行方を占う指標となる激戦州オハイオを制し、当選を果たしたドナルド・トランプ大統領。来月3日の大統領選で再選するためには、野党・民主党に失望するオハイオ州民らの支持を再び得る必要がある。

 有権者の構成が国全体の「縮図」となっているオハイオ州は、4年ごとの選挙で国民感情を測る上で信頼性の高い基準となっている。このため候補者らは長年にわたり、同州の支持獲得を争ってきた。

 トランプ氏はここ2か月でオハイオ州を2度にわたり訪問。一方、民主党候補のジョー・バイデン氏にとってオハイオは優先度が低いかもしれないが、それでも魅力的な票田であることには変わりない。

 バイデン氏はオハイオ州で選挙CMを打っており、先月29日には同州クリーブランドでトランプ氏との第1回討論会を行った。

 トランプ氏は2016年、製造業の雇用を取り戻すという公約を掲げ、オハイオを含む中西部・北東部の「ラストベルト(さびた地帯)」の数州を民主党から奪取。だがこの公約はおおむね実現しておらず、トランプ氏は現在オハイオ州でバイデン氏との接戦を強いられている。

 長年にわたり民主党を支持した末、前回の大統領選ではトランプ氏に投票した元消防隊員のジョー・ロスキーさんは、「今の時点では、誰に投票するか分からない」と語る。

 同州ヤングスタウン近郊のダイナーでコーヒーを飲みながらAFPの取材に応じたロスキーさんは、トランプ氏が同州の経済低迷地域を再び活性化させたと主張していることについて、「彼は裏付けのないことを主張している」と一蹴した。

 ブルーカラー労働者や民主党支持者が昔から多いヤングスタウンとその周辺地域では、1970年代に大規模な製鉄所の閉鎖とともに雇用喪失が始まり、現在も続いている。2016年にはヤングスタウン地域の民主党支持者から大量の票がトランプ氏に流出。オハイオ州では最終的に、トランプ氏が8ポイントの差で勝利した。

■「バイデン氏が勝つとは思えない」

 ヤングスタウンがあるマホニング郡の元民主党組織幹部デービッド・ベトラスさんは、民主党が前回の選挙で、メキシコや中国に仕事を奪われたオハイオ州民の「怒り」に直接向き合わなかったことが失敗だったと語る。

 ベトラスさんによると、バイデン氏はオハイオ州で精力的な選挙運動を展開し、経済再生計画を打ち出して有権者にアピールしてきた。だが、共和党に乗り換えた有権者の多くは今もトランプ氏を支持しており、遅きに失した可能性もある。ベトラスさんは、強固な民主党の支持基盤が持ちこたえることを期待するものの、「バイデン氏がオハイオで勝つとは思えない」と語った。

 米国の中心部に位置するオハイオ州は、都市・郊外・地方部が混在するユニークな地域多様性を誇り、これまで7人の大統領を輩出してきた。

 1960年以降、オハイオ州で勝利した候補者は全員が大統領選を制した。また、オハイオ州を制することなく当選した共和党大統領は一人もいない。

 同州のアクロン大学レイ・C・ブリス応用政治学研究所所長を務めるデービッド・コーエン教授は、「オハイオはトランプ氏にとってきわめて重要だ」と指摘。「オハイオで負ければ、彼は終わりだ」と語った。

 コーエン教授もベトラスさんと同じく、2018年の中間選挙での共和党の善戦を含め、オハイオ州には右傾化の兆候が見てとれるとしている。中間選挙では民主党が全国的に大きく議席を増やしたものの、オハイオでは州当局の公職をめぐる選挙はほぼ全て共和党が勝利した。

 オハイオ州の世論調査ではバイデン氏がわずかにリードしているものの、コーエン教授はトランプ氏が勝利すると予想している。

 一方、オハイオ州の共和党支持者の一部は、積極的に反トランプ運動を展開している。元検察官・元郡政委員のフィル・ハイムリックさんはこれまで一貫して共和党支持者だったが、今回の選挙ではバイデン氏を支持する保守派グループ「オペレーション・グラント」を共同設立した。

 ハイムリックさんはAFPに対し、「われわれの目標はきわめてシンプルで、州全土の理性ある共和党員に働きかけ、党よりも国のことを優先するよう呼び掛けること」と説明。「オハイオにはまだ望みがある。勝利のために心変わりをさせる必要がある人の数はそこまで多くはない」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News

6010チバQ:2020/10/12(月) 13:54:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/93348936087d48e7091800498b85748af2e4d7cf
米大統領選・現場をゆく(下) 治安維持と人種差別 揺れる「法と秩序」  
10/11(日) 20:00配信
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 米中西部ミネソタ州で5月に黒人男性のジョージ・フロイド氏が白人警官に首を圧迫され死亡した事件を受けて全米の大都市に拡大した「黒人差別解消」を求める抗議デモは、黒人運動「ブラック・ライブズ・マター」(黒人の命は大切=BLM)や、極左系過激勢力が扇動する都市占拠や凶悪な暴動に変質した。大統領選でも「人種差別」と「治安維持」は重大な争点に浮上している。

 ■市民が守る巨大都市

 東部ニューヨーク市の住宅街アッパーウエスト。9月末の夜、そろいの赤いベレー帽とTシャツを着た市民ら7人が約2時間にわたって市中を歩き回り、犯罪やもめごとが起きていないか目を光らせた。

 昼間は教師やカフェ店員、プログラマーなどの仕事を持つ彼らは、自警団「ガーディアン・エンジェルス」のメンバーだ。代表のカーティス・スリワ氏(66)によると、今年の夏以降、新たに70人の住民が活動に参加した。

 「犯罪が増えたのが原因だ。街を自分たちで守ろうと立ち上がる住民が増えている」

 全米で最大となる約840万人の人口を抱えるニューヨーク市では、差別解消の抗議デモに乗じた暴動や凶悪犯罪が急増した。今年の銃撃事件は前年同時期比で約2倍の1100件以上に達している。

 要因の一つは、ニューヨーク市議会が6月末、「警察予算の打ち切り」を叫ぶBLMや過激勢力の要求に応じ、ニューヨーク市警(NYPD)の予算を10億ドル(約1050億円)削減すると決定したことだ。

 これにより、私服で凶悪犯罪が頻発する地域の捜査にあたるエリート部門「防犯部隊」が解散を強いられた。また、決定に失望した警官の自主退職が急増。その数は申請中を含めると2200人を超えている。

 スリワ氏は、事態の責任は治安対策を軽視する民主党のデブラシオ市長にあると断じ、こう嘆いた。

 「警察は『人種差別』批判を恐れて萎縮している。ほくそ笑んでいるのは街のギャングたちだ」

 ■黒人運動に厳しい目

 銃撃などの凶悪犯罪は、フロイド氏の事件が起きた中西部ミネソタ州ミネアポリスや、イリノイ州シカゴでも増えている。西部オレゴン州ポートランドでは過激勢力が一部の街区を長期にわたり不法占拠した。

 事態を受け、共和党のトランプ大統領(74)は「法と秩序の回復」を訴えて暴動を取り締まる立場を打ち出し、治安問題を重視する郊外の白人有権者層などへのアピールを図る。

 実際、治安の悪化などを背景に、白人有権者の間ではBLMに対する視線が厳しくなっている。

 調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、白人の間で「黒人の命は大切」を掲げるBLMの運動への支持率は6月時点で60%だったのが、9月の調査では45%に低下した。

 9月末にニューヨーク市で開かれた警察に対する支持集会に参加した白人男性の市職員、アンディ・ロサノ氏(60)もその一人だ。ロサノ氏は「人種差別を撤廃するのは大切だが、最近の警察への反発は行き過ぎだ。警察に理解があるトランプ氏が再選しなければ、街はさらに荒れる」と危機感を訴えた。

 ■黒人は「反トランプ」

 犯罪の急増と暴動の深刻化を受け、大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領(77)や民主党指導部は9月に入ってようやく「暴力的な抗議行動は容認できない」と明言するようになった。

 バイデン氏は一方でトランプ氏を「差別主義者」と決めつけ、黒人の反トランプ感情に訴えている。

 5月末からニューヨーク市でBLMの抗議デモに参加する黒人男性のデスモンド・モレロ氏(25)は10代のとき、警官に誤認逮捕された経験があるといい、「トランプ氏だけは許せない。追い出すためにバイデン氏に一票をいれる」と息まいた。(この連載はワシントン 黒瀬悦成、塩原永久、平田雄介、ニューヨーク 上塚真由が担当しました)

6011チバQ:2020/10/12(月) 13:54:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/144a5e78e8ae421df3283c8d482a0a0c463d48f6
米大統領選・現場をゆく(中)「ワクチン完成ならトランプ」コロナ禍に揺れる有権者
10/10(土) 20:00配信
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9月24日、ワシントン中心部の閑散とした店で、客を待つ経営者のリーさん(平田雄介撮影)
 米共和党のトランプ大統領(74)は11月3日の大統領選に向け、新型コロナウイルス流行で打撃を受けた経済活動の再開を訴えてきた。そのトランプ氏が感染したことは、感染症対策と経済を動かすことの両立がいかに難しいかを露呈させた。

 ■ワクチンへの期待

 民主党候補のバイデン前副大統領(77)はトランプ氏が経済活動の再開を急ぐあまり感染防止に消極的だとし、「人命軽視」と批判してきたが、有権者には景気を後回しにすることへの警戒感も根強い。

 「新型コロナのワクチンが完成すれば、トランプ氏に投票するだろう」。首都ワシントンの中心市街地にあるドラッグストアに季節性インフルエンザの予防接種を受けにきた配管工、エリック・マーフィー氏(47)がそう話した。

 黒人のマーフィー氏は民主党支持者で、前回大統領選では同党のクリントン元国務長官に一票を投じた。バイデン氏に投票するつもりだが、ワクチン開発に成功すれば党派を超えてトランプ氏を支持するという。「妻と子供2人を養うため仕事を続けられることが何よりも大事。ワクチンがあれば感染を恐れず仕事ができる」と考えるからだ。

 感染者が急増した今春以降、全米で外出制限や営業禁止が実施され、4月の失業率は戦後最悪の14・7%に。感染拡大は止まらず、経済活動の全面再開は見通せない。だが、ワクチンが完成して接種できるようになれば、状況は劇的に改善されるとみられている。

 トランプ氏にとり、ワクチンの完成は経済活動を再開する起死回生の策だ。しかし、国民に行き渡る数を確保するのは来年後半以降との見方が支配的。それまで感染症対策が維持され、景気回復が遅れれば商業活動には重荷となる。

 ■難局にある事業者

 ワシントンのビジネス街で韓国料理店を経営するケビン・リー氏(50)は「新型コロナ危機には誰が対応しても難しかったのではないか」と語り、複雑な心境をのぞかせる。

 客が20人も入れば満席となる小さな店だが新型コロナ流行前は繁盛し、従業員7人を雇った。だが在宅勤務で客足が減り、3〜7月は休業。従業員を1人に減らして8月に再開したが、売り上げは以前の1日平均3500ドル(約37万円)から数百ドルに急減した。

 頼りは政府の支援だ。休業補償として支払われた一時支給金と小規模事業者向け融資で難局をしのぐ。

 米政府は3月、中小企業の給与支払いを肩代わりする特例融資制度を盛り込んだ総額2兆2千億ドル(230兆円)の経済対策を成立させた。家計への現金給付や、失業給付の増額も実施し、経済への悪影響を抑えようとしてきた。

 だが、こうした対策は7月末から順次、期限切れを迎え、中小事業者団体の全米独立事業者連盟(NFIB)は9月、政府による支援継続を求める声明を出した。すでに倒産は高水準で推移していたが、事業を継続する中小事業者も「20%超が経営をあと半年続けられると考えていない」とアンケートで判明したからだ。政府は追加対策を急ぐが景気は綱渡りの状態だ。

 ■感染症時代の政治

 米調査サイト「ファイブサーティーエイト(538)」の最近の調査ではトランプ氏の新型コロナ対応への不支持が支持を16ポイントも上回る。ABCテレビなどが9月27日に公表した調査では、コロナ対応で信頼できる候補者として51%がバイデン氏を挙げ、40%のトランプ氏を引き離した。

 だが、経済政策の信頼度ではトランプ氏49%、バイデン氏46%と逆転。新型コロナ流行前、失業率を半世紀ぶりの低水準に改善させたトランプ氏の経済運営への期待をうかがわせる。

 コロナ危機は景気と感染防止を両てんびんにかけるジレンマを世界の指導者に突き付けた。米大統領選は新型コロナ流行後、主要国トップを選ぶ最初の選挙となる。有権者の審判は「感染症時代」の政治のあり方を占うものとなる。

6012チバQ:2020/10/12(月) 13:55:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/75129b3e9fd847fc79c142faf7c5b25bdd829c7b
米大統領選・現場をゆく(上)「トランプ氏なら中国正す」と期待する農家 問われるバイデン氏の「決意」
10/9(金) 21:00配信
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米中西部ミシガン州グランド・ラピッズのフォード大統領記念館。今年7月、ここで演説したバー司法長官ら米政権幹部が厳しい対中政策を表明した(塩原永久撮影)
 トランプ米大統領(74)の新型コロナウイルス感染は11月3日の大統領選に影響を与えそうだ。大統領選は「新型コロナ危機」「中国」、そして黒人暴行死事件を受けた「人種と治安」が3大争点だ。これらに関し、共和党のトランプ氏、民主党のバイデン前副大統領(77)の2人の大統領選候補は何を訴え、一般の有権者はどう行動しようとしているのか。各地の現場から報告する。

【表でみる】主な米中対立の経緯

 ■「中国を正して」

 米自動車産業の中心地であるデトロイトを擁する中西部ミシガン州は大統領選の激戦州で、「中国」が選挙情勢を左右する可能性がある。トウモロコシや大豆などの穀物栽培や酪農が盛んな農業州の顔も持ち、輸出が生命線だからだ。

 州南部の農村地帯、セメントシティーの酪農家、ハンク・チョート氏(70)は「トランプ氏に2期目を託せば対中関係を正してくれる」と期待する。中国の貿易慣行は閉鎖的だが、チョート氏は「トランプ氏が再選されれば中国に圧力をかける戦術を続ける」と信じている。

 しかし、トランプ政権下の3年半余の間に、米国の酪農業の状況は決して好転したわけではない。

 米政権は約1年半に及ぶ貿易戦争を経て2月に中国との貿易協定を締結したが、内実は一時的な「休戦」。中国は乳製品を含む米国の農産品に報復関税を課したままで、酪農業界は苦しんでいる。業界団体は「酪農家は事業を継続できない」と窮状を訴えた。

 新型コロナ流行も追い打ちをかけた。約480頭の乳牛を保有するチョート氏の農場でも今春、出荷が激減した。それでもチョート氏は「トランプ氏は2期目に対中貿易交渉を再開させ、市場開放に導いてくれる」と期待を寄せる。

 ■根強いトランプ氏支持

 ミシガン州を含む、中西部一帯のトウモロコシ生産地域「コーンベルト」でトランプ氏への支持は根強い。米農業メディアが9月初旬に公表した、農業従事者約1千人を対象とする世論調査では、75%が同氏に投票すると答え、一昨年の60%から15ポイントも上昇した。

 トランプ氏は、バイデン氏が副大統領を務めたオバマ前政権当時も含め、貿易や安全保障の問題で中国に対して常に弱腰だったと非難し、「バイデン氏が勝てば米国は中国に乗っ取られる」と訴える。

 これに対しバイデン氏は「トランプ氏こそ中国の習近平国家主席にへつらっていた」と批判し、貿易問題で「米国内の産業を中国から守ろう」と訴えるなど中国への態度を急速に硬化させ、両候補の論戦は「どちらが中国に厳しいか」を競う展開になっている。

 だが、バイデン氏の対中政策にはトランプ氏の「後追い感」が付きまとう。例えば、連邦政府が4年間で4千億ドル(約42兆2千億円)をかけて米国製品を購入するとしたバイデン氏の「バイ・アメリカン」計画を、トランプ氏は「俺の物まねだ」と揶揄(やゆ)する。

 チョート氏はバイデン氏の対中発言を「言うだけなら簡単だ。約束を実行したトランプ氏とは違う」と切り捨てた。

6013チバQ:2020/10/12(月) 13:55:26
 ■強まる反中感情

 貿易、技術、軍事、外交といったあらゆる分野で覇権主義的行動を強める中国に厳しく対処すべきだとする考えは、今や米議会の超党派で共有されている。米国民の対中感情の悪化も顕著で、調査機関ピュー・リサーチ・センターが7月に発表した世論調査では、過去最高の73%が中国を「好ましくない」と答えた。

 米研究者の間では「トランプ大統領が再選されても民主党のバイデン前副大統領が当選しても、今の対中政策の方向性が覆ることはない」との意見は多い。

 しかし、本当にそう言い切れるのだろうか。

 ■関与政策から決別

 「米経済と米国的生活様式を守る戦略が必要だ。自由世界は新たな専制国家に打ち勝たねばならない」

 ポンペオ国務長官は7月23日、1972年に米中和解を実現させたニクソン元大統領(在任1969〜74年)ゆかりの記念図書館(西部カリフォルニア州)での演説で表明した。

 バー司法長官もこの7日前、中西部ミシガン州グランドラピッズのフォード元大統領(同74〜77年)の記念館で米経営者に「中国共産党への融和は短期の恩恵しか生まない」と訴えた。

 両氏による演説会場の選択には象徴的意味がある。フォード氏はニクソン氏の後を継ぎ、後に改革開放で知られる中国のト小平と会談するなど中国指導部に穏健路線で臨み、中国を国際社会に招き入れる「関与政策」のレールを敷いた。一連の演説は、歴代米政権の関与政策からの「完全決別」の表明に他ならない。

 その代表的事例が中国との経済関係を切り離す「デカップリング」に向けた取り組みだ。トランプ政権は半導体の国際供給網から中国を締め出す輸出規制を断行。中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に米国事業の再編を求めるなどハイテク分野で「鉄のカーテン」を敷く強硬策に大きく傾いた。

 ■米中分断「非現実的」

 対する民主党はどうか。バイデン陣営の政策顧問、ブリンケン元国務副長官は9月22日の講演で「中国に強い立場から関与するため、米国の(国力の)基盤を回復させる。共通の懸案では中国と協力していく」と述べ、対決と協調のバランスを考慮した対中政策を進めるべきだと主張した。

 ブリンケン氏はその上で「完全な米中分断は非現実的で非生産的だ。中国を含む世界から米国に人材や投資を呼び込むのを遮断するのは誤りだ」と指摘した。デカップリングに踏み込む姿勢はうかがえない。

 日本として気になるのは、対中国をにらんだ米国の同盟政策の行方だ。

 ■バイデン氏の決意は

 トランプ氏は選挙集会で「同盟諸国は公平な負担をすべきだ」と訴えており、再選されれば在日米軍駐留経費負担の大幅な増額を求めるのは不可避だ。

 対するバイデン陣営は「トランプ氏は同盟を弱体化させ、中国が影響力を拡大させる余地を作った」(ブリンケン氏)と批判し、「同盟諸国との連携重視」の立場を打ち出す。トランプ氏が削減を決めたドイツ駐留米軍も従来通りの規模に戻す考えだ。

 しかし米国は今や、世界各地に兵力を配置する「超大国」としての影響力を行使する力を失いつつある。同盟諸国に自国の防衛力強化や駐留米軍経費の増額を求める方向性ではバイデン氏も大きな違いはない。

 ただトランプ氏は、「中国との対決」という明確な戦略の下でインド太平洋を重視し、代わりに欧州や中東の兵力削減に動いた。

 バイデン氏にも同様の思い切った判断ができるだろうか。問われているのは、中国の覇権を許さないという「政治的決意」をどこまで貫けるかだ。

6014チバQ:2020/10/12(月) 18:44:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ea02ef74c89572be56b2c8de45a257863506c3d

極右団体を検索すると…幸せそうなLGBTの写真が




10/12(月) 16:02配信



13


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テレビ朝日系(ANN)






All Nippon NewsNetwork(ANN)
 トランプ大統領が名前を挙げた極右団体を検索すると次々に表示されるのは同性愛の人たちがキスやハグをする写真です。仕掛けたのは日系人の有名俳優でした。

 トランプ大統領:「『プラウド・ボーイズ』よ、下がって待機せよ」
 大統領選挙のテレビ討論会で物議を醸したこの発言。トランプ大統領は翌日、「何者か知らない」と釈明しましたが、大統領を支持する過激な極右団体「プラウド・ボーイズ」は注目の的になりました。この流れに一石を投じたのはスタートレックのスールー役で知られる日系人の俳優、ジョージ・タケイさん(83)です。
 ジョージ・タケイさん:「我々は下がって待機なんかしない。立ち上がって訴えるんだ」
 戦時中、日系人の強制収容所で過ごした経験があり、同性の伴侶と結婚しているタケイさんは、ツイッターで「ゲイの人たちが自分たちの写真を撮って、『プラウド・ボーイズ』のハッシュタグをつければ彼らを混乱させられる」と呼び掛けました。「誇り」を意味する英語「プラウド」や「プライド」は性的マイノリティーの自尊心を表す言葉でもあり、それを逆手に取ったのです。すると、大きな反響がありました。ツイッターでプラウド・ボーイズと検索すると、幸せそうな同性愛者の写真や動画が次々と表示されるのです。極右団体「プラウド・ボーイズ」のリーダーは、CNNの取材に「彼らが何をしたいのか分からない」と答えていますが、タケイさんは憎悪ではなく愛が拡散する手応えを感じています。
 ジョージ・タケイさん:「彼らは暴力的だ。そんなの全然、誇れることじゃない。恥ずべきことです。我々は本当の『プライド』の意味を知っています」

(C) CABLE NEWS NETWORK 2020

6015チバQ:2020/10/14(水) 13:50:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8d7af49a48ad9fb7bcc2fd97a846e5002a211f7
トランプ氏、激戦州で後退 討論妨害とコロナ感染響く 残り3週、「復活」アピール
10/14(水) 7:10配信
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12日、米南部フロリダ州サンフォードの選挙集会で、支持者にマスクを投げるトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は12日、新型コロナウイルスの治療を受け退院後初めての選挙集会を南部フロリダ州で開き、大統領選に向け「完全復活」をアピールした。

【写真】米ホワイトハウスで回復をアピールするトランプ大統領

 だが、民主党のバイデン前副大統領を追う激戦州で再びリードを広げられ後退。投票日まで残り3週間となり、逆襲の機会は少なくなっている。

 「何かを打ち負かす時は気持ちがいい。私には免疫があり、力がみなぎっている」。新型コロナ陰性のお墨付きを専属医から得たトランプ氏は数千人の聴衆を前に約1時間、上機嫌に語り続けた。

 ただ、入院期間を含め10日余りの空白を経て待っていたのは、厳しい現実だ。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)の世論調査平均値によると、バイデン氏のトランプ氏に対する全国支持率のリードは12日、6月以来初めて10ポイントの大台に乗った。

 トランプ氏は9月29日の第1回大統領候補討論会で答弁をたびたび妨害したと批判を浴び、感染をめぐっても「コロナを恐れるな」といった言動が脅威を過小評価していると非難された。「流れを引き寄せるべき場面で新たな支持を得られなかった」(選挙アナリスト)と見る向きが多い。

 激戦州でも状況は悪化している。RCPによると、ペンシルベニア、ミシガン両州はこの1カ月でバイデン氏の支持率リードが4ポイントから7ポイントに拡大、フロリダ州も1ポイントから4ポイントに開いた。バイデン氏はさらに、ウィスコンシン州で6ポイント、アリゾナ州で3ポイントの優位を維持している。

 直接対決となる討論会は今月22日のあと1回を残すのみで、両陣営の活動は今後、激戦州での遊説が中心となる。トランプ氏は今週、5日連続で各地を飛び、多い日は1日に2回集会を開催。バイデン氏も12日のオハイオ州に続き、13日はフロリダ州を訪れる。

 一方、コロナ禍を受けた郵便投票の急増が有権者の「審判」のタイミングを早めており、投票日直前の巻き返しでは間に合わないとの見方もある。フロリダ大の研究グループによると、郵便投票や期日前投票を済ませた人は12日、4年前の同時期の約7倍に当たる1000万人を超えた。

6016チバQ:2020/10/17(土) 23:23:27
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101600712&g=int
トランプ氏、焦り露呈 身内と足並みそろわず―米コロナ対策
2020年10月16日20時36分


 【ワシントン時事】難航する新型コロナウイルス経済対策の規模をめぐり、トランプ米大統領と身内である議会与党の足並みが乱れている。トランプ氏は野党民主党への提示額を引き上げて成立を急ぐ意向だが、与党共和党は増額を一蹴。目前に迫った大統領選の前に実績を作り、勝利につなげたいトランプ氏の焦りが浮き彫りになっている。
 トランプ氏は15日、米テレビのインタビューで、政権が民主党に先週示した1兆8000億ドル(約190兆円)の財政支出規模を増やす考えがあるかを問われ「当然だ。さらに上積みする」と明言。2兆2000億ドルを主張する民主党に譲歩する姿勢をのぞかせた。
 民主党はコロナ感染追跡を含む広範な対策の一括合意を主張している。政権は現金給付や企業の雇用維持支援などに絞る立場を崩さず、協議は難航。交渉を担当するムニューシン財務長官は「選挙前の合意は困難」との見方を示している。
 だがトランプ氏は15日、有権者との対話集会で「法案に署名する用意はできている。大胆な対策を望んでいる」と強調。大型支援策を容認する意向を明らかにした。
 これに対し、共和党のマコネル上院院内総務は財政赤字の拡大を懸念し、5000億ドル程度にとどめる考えを示した。トランプ氏が目指す対策規模は「同僚議員を説得できる額よりはるかに大きい」と、民主党との合意に前のめりになるトランプ氏を突き放した。
 米労働省が15日発表した失業保険申請数は3週間ぶりに増加。選挙まで残り20日を切る中、トランプ氏は追加策の実現で景気回復推進の指導力と株高を演出し、勝利につなげる狙い。だが身内が結束せず、かえって弱みを露呈した形だ。

【国際記事一覧へ】 【時事ドットコムトップへ】

6017チバQ:2020/10/17(土) 23:55:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/d046dfc013f9adb238d9cf98a4d68116bdc32e56
民主党副大統領候補のハリス氏が遊説中断 陣営幹部らがコロナ感染、濃厚接触なし
10/16(金) 10:09配信

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毎日新聞
米副大統領候補討論会で質問に答える民主党のハリス上院議員=米西部ユタ州ソルトレークシティーで2020年10月7日、AP

 米大統領選の民主党副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員(55)は15日、当面の選挙遊説を見送ると発表した。ハリス氏のコミュニケーション部長と、移動に使用した航空機の客室乗務員の新型コロナウイルスの感染が確認された。

 陣営によると、ハリス氏はいずれの感染者とも濃厚接触はしていないという。ハリス氏が受けた14、15両日の新型コロナの検査はいずれも陰性だった。ハリス氏は15〜18日の日程で南部ノースカロライナ州、中西部オハイオ州など4州を回る予定だったが、「念のための措置として」これらの遊説を取りやめた。

 同党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領(77)の日程に影響はないという。【ワシントン古本陽荘】

6018名無しさん:2020/10/19(月) 13:02:55
https://www.asahi.com/articles/ASNBK775FNBKUHBI020.html
麻薬組織の首領の正体は…メキシコ前大臣、米で身柄拘束
サンパウロ=岡田玄
2020年10月17日 22時31分

 メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相が16日、麻薬密売などの罪で米国の検察に起訴された。前政権時の国防相として麻薬犯罪対策を指揮しながら、自身も麻薬組織のトップとして君臨し、「エル・パドリーノ」(ゴッドファーザー)の異名で呼ばれていたとされている。

 メキシコや米国のメディアによると、シエンフエゴス前国防相は15日、家族旅行で米ロサンゼルスの空港に降り立ったところ、米麻薬取締局(DEA)に身柄を拘束された。コカインやヘロインなどの麻薬密売のほか、資金洗浄の疑いももたれている。DEAは「エル・パドリーノ」と呼ばれるメキシコの麻薬組織の首領の行方を追っていたところ、シエンフエゴス前国防相だと判明したという。

 中南米から米国への主要な麻薬密輸ルートにあたるメキシコでは、密輸を取り仕切る複数の麻薬カルテルが対立。縄張り争いなどの抗争で治安が悪化し、軍が介入する「麻薬戦争」が行われてきた。シエンフエゴス前国防相は取り締まりを指揮する立場だったが、賄賂を受け取ってカルテルの活動を妨げないように調整したり、仲間の被害が少なくなるようにしたりしていたという。

 メキシコの歴代政権は麻薬組織の壊滅を掲げてきたが、政府高官や警察との癒着も次々と明らかになり、政治腐敗が問題となってきた。19年12月には、「麻薬戦争」を始めたカルデロン政権のガルシア・ルナ公安相がシナロア・カルテルから賄賂を受け取っていたとして、米テキサス州で逮捕された。

 麻薬対策を担ってきた軍・治安当局の大臣が相次ぎ米国の捜査により拘束されたことで、メキシコ国内では、当局の捜査能力や自浄作用のなさに批判が出ている。また、腐敗した当局こそ治安悪化の原因だったとして、数万人の死者を出した過去の麻薬対策への疑念も広がっている。(サンパウロ=岡田玄)

6019チバQ:2020/10/20(火) 19:13:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40ccfa6863fa374876a4fd8dff204c1f0dd1978
米大統領選、激戦州フロリダで期日前投票開始 支持率ほぼ拮抗
10/20(火) 4:35配信
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米大統領選で激戦が予想されるフロリダ州で19日、期日前投票が始まった。州内各地に設置された投票所前には数百人の有権者が列を作った。写真は同州イーストタンパで郵便投票をする市民、8月撮影(2020年 ロイター/OCTAVIO JONES)
[コーラルゲーブルズ(米フロリダ州)/ワシントン 19日 ロイター] - 米大統領選で激戦が予想されるフロリダ州で19日、期日前投票が始まった。州内各地に設置された投票所前には数百人の有権者が列を作った。

ロイター/イプソスがフロリダ州で7─14日に実施した調査によると、バイデン氏の支持率は49%、トランプ氏が47%と、ほぼ互角の戦いとなっている。

再選を目指すトランプ大統領はこの日、別の激戦州アリゾナ州を訪問。訪問前に行った選対との電話会議で「われわれは勝利する」と言明し、職員らを鼓舞した。

民主党のバイデン大統領候補はこの日、地元デラウェア州ウィルミントンでCBS「60ミニッツ」のインタビューを収録。25日に放映される。ハリス副大統領候補はフロリダ州オーランドとジャクソンビルに向かい、期日前投票を呼び掛ける。

前日には、トランプ大統領とバイデン氏がそれぞれ激戦州のネバダ州とノースカロライナ州で集会を開催した。

フロリダ大学の試算によると、これまでに44州と首都ワシントンDCで2960万人超が郵便投票もしくは期日前投票を済ませた。

また、ロイター/イプソスが19日発表した激戦州での支持率調査によると、ペンシルべニア州ではバイデン氏の支持率が49%、トランプ大統領が45%となり、トランプ氏が前回調査の51%対44%から差を縮めた。

ウィスコンシン州ではバイデン氏が51%、トランプ大統領が43%。前回調査は51%対44%だった。

アリゾナ、ミシガン、ノースカロライナ各州でも、バイデン氏がリードを維持している。

*内容を追加しました。

6020名無しさん:2020/10/21(水) 00:23:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b5f0b7b3fb2cc4a8c919d39d53e52ef67ff2636
劣勢変わらず“トランプ離れ”が加速 重鎮も敗北宣言で逆転劇困難か
10/20(火) 18:01配信

共和党重鎮が早くも敗北宣言「バイデン氏が勝つ」
2週間後に迫るアメリカ大統領選を前に、共和党内で敗北を見据えた動きが顕著に現れている。トランプ大統領の劣勢が変わらないことから、共倒れを回避するため、距離を置く“トランプ離れ”が加速化しているのだ。

大統領選と同時に行われる連邦議会選挙(上院33人・下院435人)でも、民主党の優勢が伝えられている。トランプ大統領と親しい共和党重鎮、リンゼー・グラム上院議員は15日、「バイデン氏が勝利する可能性が高い」と述べた。グラム氏は、現在最高裁判事の人事承認に向けた公聴会を行う上院司法委員会の委員長。注目が集まる公聴会の場でわざわざトランプ大統領に不利な発言をしたことから、地元メディアは“トランプ離れ”として大きく取り上げた。

共和党の牙城と考えられてきたグラム氏の地元、サウスカロライナ州は大接戦の様相を呈している。グラム氏はトランプ大統領の敗北を見据えた発言で、穏健派をとり込み自身の生き残りを狙ったとみられる。

また、同じく共和党でネブラスカ州選出のベン・サス上院議員が、地元有権者に向けて「トランプ大統領は独裁者の尻にキスをしている」と批判した記録が流出した。

これに対し、トランプ大統領は18日、ネバダ州での演説で「馬鹿が何人かいる」と猛反発。再選に向けて結束を呼びかけたが、地元メディアは、同様の動きは党内で広がっている、と指摘する。

激戦州でも“トランプ離れ”の動きが加速
上院議員によるこれらの動きは、選挙区で実際に起きている有権者の“トランプ離れ”を反映したものに他ならない。

「私は共和党員だ。退役軍人だ。私はバイデン氏に投票する」

激戦州が予想されるペンシルベニアの幹線道路沿いに設置された看板。共和党員が自身の名前と顔写真入りで、本来“政敵”であるバイデン氏への投票を呼びかける内容だ。同様の看板は、州内に数百カ所に設置されている。

この運動に参加するマリー・ディックマンさんは、長年、共和党を支持してきたが、この4年間のトランプ大統領の言動や振る舞いをみて、不支持を決めたという。

マリー・ディックマンさん:
「トランプ大統領の新型コロナウイルス対策は、この国に悲劇をもたらした。彼は、マスクの着用は感染リスクを下げるという科学的な見地を無視している。あまりに傲慢だ。トランプ大統領は、ナルシストであり、エゴイストだ。

アメリカはかつて世界の危機管理をリードする存在だった。しかし、この政権は対処を誤った。世界で失ったリーダーシップを回復するのには、彼が選挙で負けたとしても、非常に長い時間がかかると思う。

私はこれまでずっと共和党員だったが、今は保守派があまりに極端になってしまった。だから、共和党にいることが不安になった。バイデン氏は真面目でしっかりしている。トランプ大統領のように愚かなことはしない」

6021名無しさん:2020/10/21(水) 00:24:19
>>6020

白人労働者「もう支持できない」 逆転劇再現は困難か
不支持は、2016年の選挙でトランプ大統領の勝利を決定づけたラストベルト(さびた工業地帯)の白人労働者階級の間にも広がっている。

州内の金属加工工場に勤務するスカイラー・フィッシュさんは、前回の選挙でトランプ大統領の経済政策に期待し、支持した。しかし、この4年間で地域経済は改善しなかった、と話す。また、人種問題でのトランプ大統領の対応に違和感を覚え、バイデン氏支持を決めた。

スカイラー・フィッシュさん:
「トランプ大統領に完全に失望したわけではない。まだ支持している部分も残っている。しかし、人種問題への対応を見ると、もう支持はできない。私の周りには、そういう同僚が大勢いる」

同僚の一人もこう語る。

「自分の考えと完全に一致しない候補者のために、わざわざ投票する意欲はないよ」

身内からの離反の動きに加えて、今回の選挙では、前回に比べて、投票先を決めていない有権者が圧倒的に少ないとの調査結果も出ている。

逆転劇の再現は、より困難な情勢となっている。

(関連記事:感染でも「トランプ愛」で結束 巻き返し狙うトランプ大統領の新たな切り札)

【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】
【表紙デザイン:石橋由妃 】

瀬島 隆太郎

6022チバQ:2020/10/21(水) 15:23:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c99360612eda4e126fb71252bebd0e84932c71
共和党議員の間で進む「トランプ離れ」、落選見越した議論も
10/21(水) 12:24配信
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米共和党議員の間で「トランプ離れ」が進んでいる
(CNN) 米大統領選挙が2週間後に迫る中、共和党の上院議員らはトランプ大統領の政権が間もなく終焉(しゅうえん)を迎えることになるだろうと認識し始めているようだ。

公言するかしないかにかかわらず、現在共和党の議員らはトランプ氏から距離を取るようになっている。「トランプ後」の共和党をめぐる議論もすでに始まっており、同氏の大衆迎合的な米国第一主義を積極的に踏襲しようとする人もいれば、もっと穏健かつ企業寄りの政治姿勢に立ち返り、トランプ氏に不満を持つ若者や女性を引き付けるメッセージを発信するべきだとの意見も出ている。

一部の党有力者らが強く望むのは、トランプ陣営による選挙戦略の見直しだ。新型コロナウイルスの感染拡大を軽視する姿勢や公衆衛生の専門家に対する非難を直ちに止め、今からでも経済政策に絞った発信に切り替えるべきだとしている。

サウスダコタ州選出で党の上院院内幹事を務めるジョン・スーン議員はCNNの取材に答え、トランプ氏について、民主党との政策の違いを論じてほしいと要求。「個人攻撃は控えるべきだ。メディアや(米国立アレルギー・感染症研究所所長の)ファウチ氏への攻撃を止め、政策課題に集中しなくては」と指摘した。そのうえで、規律を保ってそのように取り組めば、支持政党を特定していない層への有効なアピールになるはずと予想した。

このほかテキサス州選出のジョン・コーニン氏をはじめとする複数の共和党上院議員らは、国債発行などの財政政策をめぐりトランプ氏と必ずしも意見を同じくしていないと明言。またネブラスカ州のベン・サス上院議員は、トランプ氏の女性に対する姿勢や白人至上主義者に同調しているともとられかねない言動を厳しく批判している。

2012年に共和党の候補者として大統領選に臨んだユタ州のミット・ロムニー上院議員はCNNに対し、同党が若年層、高齢者、マイノリティーからの支持獲得に苦慮しているとの見解を示した。同氏はトランプ氏の再選を支持しない意向を表明している。

共和党の重鎮でトランプ氏と親しいリンジー・グラハム上院議員(サウスカロライナ州)は、トランプ氏がこのほど民主党候補のバイデン氏と息子のハンター氏にまつわる汚職疑惑を激しく攻撃したことに理解を示した。トランプ氏に関しては「常にありとあらゆることが非難の対象になる」にもかかわらず、バイデン氏らの問題はそのように扱われていないというのが理由だ。

一方でトランプ氏がファウチ氏を批判している件については、ファウチ氏の判断を信用すると付け加えた。

6023チバQ:2020/10/22(木) 10:23:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/a20365059c9afa3b61078452963acf7463a7fd0b
共和牙城アリゾナで大接戦 ヒスパニック、無党派増で変化 米大統領選
10/22(木) 7:06配信
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米アリゾナ州フェニックスで戸別訪問を行うルシア・サリナスさん(右)=13日
 11月3日投票の米大統領選は、注目州の一つ、与党共和党の牙城・西部アリゾナ州で大接戦となっている。

 世論調査で民主党のバイデン前副大統領(77)がトランプ大統領(74)を3.1ポイント差でリード。州の人口構成が多様化し、民主党支持者が多いとされるヒスパニックや無党派層が増えていることが背景にある。

 ◇戦う相手は大統領
 「皆目を覚まして、大統領が私たちに何もしてくれなかったことに気づくべきだ」
 2010年に米国籍を取得し、空港で料理人として働くヒスパニックのルシア・サリナスさん(41)は新型コロナウイルスの感染拡大で3月に一時解雇された。失業保険も3カ月近く受給できず、一時は空き缶などを集めて糊口(ここう)をしのいだ。

 現在、サリナスさんは生活に困窮する中、バイデン氏への投票を呼び掛ける戸別訪問に取り組んでいる。対コロナに無策な「大統領と戦わなければならない」と思ったからだという。「(コロナ禍で)私のような苦境に陥った人は他にもたくさんいる」。ヒスパニックが州人口に占める割合は約32%にも上る。

 ◇人生初の投票はバイデン氏
 伝統的に共和党が強いアリゾナ州では、1952年以降の大統領選で民主党候補が勝ったのは96年だけ。しかし近年、ヒスパニックを含む人口動態の変化が共和党の牙城を揺るがしている。

 州人口は2000年の約513万人から19年には約728万人に増加。多様な政治的背景を持つ州外からの移住者も流入し、有権者の3分の1が無党派層になっている。18年の上院選では、民主党が議席を共和党から奪還した。

 10月中旬、州内の期日前投票所や郵便投票の投函(とうかん)ポストには、ひっきりなしに有権者が訪れていた。最大都市フェニックスを擁するマリコパ郡で郵便投票した白人のメアリーさん(25)は「トランプ氏の言動にうんざり」して、人生初の投票をバイデン氏に入れた。別の投票所では「前回は投票に行かなかった」と話すバイデン氏支持者の男性(37)もいた。

 ◇炎天下で集会
 「彼は政治家ではなく、戦いをいとわず、慣例に従わないから勝つ」。トランプ氏の長男トランプ・ジュニア氏が14日、州南部ツーソンでの集会で父親の強みをアピールすると支持者からは歓声が湧いた。

 10月でも35度を超える炎天下。約200人の集会に参加した人たちは、トランプ氏はコロナ対応で「中国からの入国をいち早く停止した」などと口々に評価していた。フィリピン出身のティナ・コンサーさん(59)は、トランプ氏の感染は「(感染しても)大丈夫だということを証明した」と断言する。

 一方、バイデン氏を支持する共和党員も出ている。モルモン教徒で元判事ダニエル・バーカーさん(67)は「(トランプ氏は)結束や協力関係構築に向けた真の努力を行わない。それがパターン化している」と語った。バーカーさんは40年以上、大統領選で共和党候補に投票してきたが、前回選挙では与野党どちらの候補も支持しなかった。

 しかし、今回は「2人のいずれかが大統領になるなら、それはバイデンだ」。バーカーさんは政治団体を立ち上げ、「バイデン氏を支持するアリゾナ共和党員」と書かれた看板を庭先に置いてもらう活動を行っている。(フェニックス=米南部アリゾナ州=時事)。

6024チバQ:2020/10/23(金) 09:56:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/90b58f38258948b163bc70346d0ddb46b7f4503c
戻らぬ客、コロナで打撃のNY 厳格規制に飲食店から恨み節 米大統領選
10/23(金) 7:05配信
7




17日、米ニューヨークのタイムズスクエア
 米国の経済・文化の中心地ニューヨーク。

 新型コロナウイルスが猛威を振るい、市内では2万3000人を超える命が失われた。8月以降は1日当たりの死者数がほぼ1桁台に抑えられ、最悪期は脱したかにみえる。しかし、渡航規制により外国人観光客頼みの業界は困窮。特に飲食店からは厳しいコロナ対策への恨み節が漏れる。この国の針路を決める大統領選を前に、市中心部で人々の生の声を拾った。

 ◇劇場も休演
 中心部マンハッタンの定番観光スポット「タイムズスクエア」。10月中旬の晴れ渡った週末、地元の家族連れやカップルらが多く行き交い、数々の大型スクリーンには色とりどりの映像が流れる。だが、人が密集しがちなこの場所は、もちろん安全対策の対象。年末恒例の年越しイベントはバーチャル開催が決まり、この地の代名詞とも言えるブロードウェー公演は来年5月末まで休止となった。

 「売り上げは最悪。同時多発テロの直後でさえ、これほどひどくなかった」。大通りの歩道の端に年代物の広告看板などの売り物を並べ、客を待つアフリカ・セネガル出身の露天商アマドゥ・ドワイエさん(58)はうな垂れる。「朝から夜遅くまで1週間働きづめだ」と自嘲気味に笑いながらも、大統領選の話になると「今はみんなが協力する時期。次の大統領に望むのは、それを確実にすること」と力を込めた。

 ◇飲食業界に漂う絶望感
 観光客の落ち込みは飲食業界を直撃している。近くのメキシコ料理店では、週末の午後1時に屋外席で男性が黙々と食事を取っていた。他の客は見当たらない。接客係で南米ペルー出身のデイジー・ステラさん(29)はあきらめ顔だ。「2年半ここで働いているけど、(ミュージカル目当ての)観光客がたくさんいた。今はゼロ」と力なく話した。

 安全対策と経済活動の両立は世界的な課題。市では3月中旬から禁止されていた店内飲食がようやく9月末から再開された。ただ、客を席数の25%に制限する条件付き。イタリア出身で、イタリア料理店を欧米などで展開するラファエル・ルジェーリさん(48)は「客席数の50%での営業では、なぜ駄目なんだ」と不満をぶちまける。

 ルジェーリさんは、次の大統領には規制緩和の働き掛けを望むものの、それ以上に求めるのが危機下での国民の「結束」だ。「白人と黒人、ユダヤ人…警察とデモ隊。この国は、みんなが争っており、分断されている」と嘆く。激しい選挙戦を繰り広げるトランプ大統領とバイデン前副大統領の両者に対しては「どちらも良い候補と思えない」と投げやりな様子で、その言葉からは今後も容易に変わらぬ状況への絶望感がにじんでいた。

6025チバQ:2020/10/25(日) 21:47:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f9c92939afed36a6a02b720a49d72b73a5b7fc4
トランプ氏は資金集めでも劣勢…残高はバイデン氏の4分の1、TV広告打ち切りも
10/25(日) 9:00配信

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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=横堀裕也】11月3日に迫る米大統領選で、民主党のジョー・バイデン前副大統領に支持率で後れを取る共和党のトランプ大統領が、選挙資金集めでも劣勢に立たされている。10月前半時点の手元残高は約4360万ドル(約45億6700万円)で、バイデン氏の約4分の1にとどまり、勝敗に影響する選挙広告への投入額でも水をあけられている。

 米連邦選挙委員会(FEC)が22日に公表した資金収支報告によると、トランプ氏が10月前半(1〜14日)に集めた選挙資金は約4350万ドルで、約1億3000万ドルだったバイデン氏に圧倒された。この期間の支出を比べても、トランプ氏の約6300万ドルに対し、バイデン氏は1億4520万ドルに上る。選挙戦の最終盤に入り、資金力に大差をつけられた格好だ。

 FECによると、今回の大統領選では、同時に行われる議会選挙など両陣営以外の支出も含め過去最高額の選挙資金が投じられる見通しで、2016年大統領選の際の65億ドルを既に上回る。新型コロナウイルスの影響で屋外選挙活動が制限される中、大半が選挙広告に費やされているという。

 特に重要とされるテレビ広告では、米紙ニューヨーク・タイムズが、トランプ氏陣営が最近の資金難により、オハイオやミネソタなど接戦州で広告の打ち切りを余儀なくされたと報じた。対するバイデン氏陣営は、潤沢な資金で広告枠を次々と押さえており、同紙は「『放送電波を巡る戦争』でバイデン氏がトランプ氏を凌駕(りょうが)した」とも伝えた。

6026チバQ:2020/10/25(日) 22:01:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d673e2a5e1dce55fa958c3a7bb7a207375551ac
トランプ氏、自滅回避優先 バイデン氏は手堅く反撃 米大統領選討論会〔深層探訪〕
10/24(土) 8:33配信

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時事通信
22日、米テネシー州ナッシュビルで、大統領選の候補者討論会に参加するトランプ大統領(EPA時事)

 米共和党のトランプ大統領は民主党のバイデン前副大統領との最後の直接対決となった22日の大統領選討論会で、過激な挑発を封印した。前回討論会でバイデン氏への答弁妨害を非難されたトランプ氏は、世論調査で劣勢が続く中、自滅の回避を優先。双方とも決定打はなく、選挙戦は最終盤に入った。

【図解】対決 バイデン氏 VS トランプ氏

 ◇失言誘う戦略不発
 「感染拡大のピークは越えた。(ウイルスは)消え去っていく」(トランプ氏)
 「『夏になれば終わる』と言っていた。もうじき暗い冬が来る」(バイデン氏)
 2人の討論は新型コロナウイルスをめぐるこんな応酬から始まった。普段と違ったのは、トランプ氏の反応だ。時折メモを取るしぐさを見せ、バイデン氏の発言を待って一つ一つ反論した。

 トランプ氏は2度、形勢逆転の機会を逸している。「史上最悪の討論」と呼ばれた第1回に続き、コロナ感染で中止となった第2回の代替イベントとなった15日の対話集会でも、NBCテレビの女性キャスターと衝突。「穏健な共和党支持層や女性の反発を招いた」という見方がある。

 米メディア「アクシオス」によると、トランプ氏は陣営の事前練習で、バイデン氏の答弁中に口を挟まず、「より好感が持てる」対応を取るよう助言を受けたという。「完全な偏見の持ち主」とののしってきた司会者クリステン・ウェルカー氏にも「あなたの討論の進め方にとても敬意を抱いている」と述べ、立てることを忘れなかった。

 トランプ氏の戦略には、バイデン氏に自由にしゃべらせ、失言を誘う狙いもあった。しかし、バイデン氏は時折言葉に詰まりながらも大きな失態を演じることはなく、手堅さが際立った。

 息子ハンター氏がウクライナ企業から巨額の報酬を受け取っていた疑惑をめぐり、バイデン氏は「倫理に反することはしていない」と反論。逆にトランプ氏が中国に銀行口座を保有していると報じられた問題を取り上げ、「何を隠しているんだ」と納税申告書の公表を迫った。

 ◇国家観の違い明確
 トランプ氏とバイデン氏の国家観の違いが浮き彫りになったのは、米国民の融和に向けた考え方をめぐってだ。

 「私は米国の大統領になる。私に投票した人もそうでない人も、全ての国民を代表する」。こう述べたバイデン氏に対し、トランプ氏は「われわれを団結に導くのは『成功』だ」と語り、理想より国民生活の向上を重視する考えを示した。

 テネシー州立ミドルテネシー大のジェームズ・サイラー教授は今回の討論について「大統領選の基本構図に大きな影響をもたらさなかった」とみる。ただ討論以外の活動次第で、情勢が動く余地は残されている。

 トランプ氏は1日2回の選挙集会をこなす猛烈な地上戦を展開。一部激戦州ではバイデン氏との差を縮めているという分析もある。逃げ切りを図るバイデン氏に対し、トランプ氏は残り10日余り、自身の支持者をさらに奮い立たせ、勝負を懸ける構えだ。(ワシントン時事)

最終更新:10/24(土) 11:24
時事通信

6027チバQ:2020/10/25(日) 22:06:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2ea3bfe7389bb90b75ea243b055d1604a7030db
激戦フロリダで「地殻変動」 カギ握るヒスパニックと高齢者 米大統領選
10/25(日) 8:18配信

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時事通信
米南部フロリダ州での選挙集会で演説するトランプ大統領=16日(AFP時事)

 トランプ米大統領が4年前、大接戦の末に制した南部フロリダ州で「地殻変動」が進行している。


 キューバ系移民の右傾化が強まる一方、民主党支持者が多いプエルトリコからの移住者が急増。定年後に移住してきた高齢者には「トランプ離れ」が目立ち始めた。

 大統領選の主要激戦州のうち、フロリダ州は最多の選挙人(29人)を抱える。1924年以来、同州で負けて大統領になった共和党候補は皆無。政治評論家らも「フロリダを落とした時点でトランプ氏再選の目は消える」と口をそろえており、トランプ氏は崖っぷちの戦いを強いられている。

 ◇熱烈な支持者
 「マスコミの報道はうそばかりだ」。青く澄んだ海、人影がまばらな白い砂浜。新型コロナウイルスが暗い影を落とすフロリダ州マイアミの風景をぼんやり眺めていると、タクシー運転手の声で現実に引き戻された。

 運転手の男性(54)はキューバ系移民。大統領選の取材に来たと明かすと、トランプ氏が乗り移ったかのようにメディアや民主党批判を始めた。

 フロリダ州の人口の約25%を占めるヒスパニックの中でも、最大勢力のキューバ系は共和党支持者が多い。2016年の前回選挙では過半数がトランプ氏に投票し、同州での勝利に貢献した。

 新型コロナで観光業は大打撃を受け、タクシー利用客も激減した。それでも男性は「新型コロナは中国のせいだ」とトランプ氏を擁護。バイデン氏を「社会主義者」と呼び、キューバ共産党政権に強い姿勢で臨むトランプ氏を称賛する。

 ◇後手のバイデン陣営
 1月以降、トランプ氏によるフロリダ州訪問は15回に上る。バイデン氏を「社会主義者」「急進左派」と攻撃し、共産党政権から逃れてきたキューバやベネズエラ系移民の恐怖をあおってきた。

 なりふり構わぬ選挙戦術は奏功しつつある。共和党マイアミ支部の責任者マリエラ・ジュエットさん(71)は「支持者の熱気はかつてなく高い」と指摘。実際、キューバ系の共和党支持率はこの4年で10ポイント以上伸びた。

 新型コロナで遊説を制限してきたバイデン氏は後手に回った。フロリダ初訪問は9月中旬になってから。フロリダ国際大のエドゥアルド・ガマラ教授(政治学)は「党内左派の支持を失いたくないバイデン氏は、トランプ氏の口撃に強く反論できなかった」と指摘。今後、どこまで民主党寄りのプエルトリコ系の票を固められるかがカギになると話す。

 ◇悪夢の再来も
 温暖な気候を求め、定年後に全米各地から移住してきた白人富裕層の間では「トランプ離れ」が進む。こうした高齢者が集まるリー郡は保守色が強く、前回大統領選でトランプ氏が大差で勝利したことで知られる。

 だが、新型コロナが潮目を変えた。フロリダ州は全米50州で3番目に多い感染者数を記録。10月中旬、リー郡の住宅街は平日の昼食時にもかかわらず、息を潜めたように静まりかえっていた。

 首都ワシントンから移住した元公務員カリン・モンゴメリーさん(72)は「政権の新型コロナ対応の無策ぶりが、トランプ氏の言動にうんざりしていた高齢者の離反に拍車を掛けた」と分析。民主党の調査でも、バイデン氏が同郡での支持率でトランプ氏を逆転した。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査平均値では、フロリダ州全体でもバイデン氏が1.5ポイントリード。ガマラ教授は「接戦は間違いなく、再集計で混乱した00年大統領選の悪夢の再来になる可能性もある」と予測している。

6028チバQ:2020/10/25(日) 22:41:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/f835224a66a4d049ed81dfeb99cd87bb05f06bed
ペンス氏の側近がコロナ感染…さらに4人以上感染か、選挙活動継続に「疑問」
10/25(日) 16:54配信

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読売新聞オンライン
 【ワシントン=横堀裕也】デビン・オマリー米副大統領報道官は24日、マーク・ショート副大統領首席補佐官が新型コロナウイルスの検査で陽性だったと明らかにした。ペンス副大統領夫妻は24日の検査で陰性だったといい、共和党の副大統領候補としての選挙活動を続けるという。

 ペンス氏はショート氏の濃厚接触者に該当するものの、米疾病対策センター(CDC)のガイドラインに従って予定通りの日程をこなすという。25日にはノースカロライナ州で選挙集会を開く予定だ。

 ただ、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ペンス氏の側近のうち、ショート氏のほかに少なくとも4人が新型コロナに感染したと報じた。ペンス氏が選挙活動を継続することについて「ホワイトハウスが新型コロナの危険性を真剣に受け止めているのか、新たな疑問が生じる」と批判的に伝えた。

最終更新:10/25(日) 22:11
読売新聞オンライン

6029とはずがたり:2020/10/25(日) 23:47:59
米国、コロナ感染再び急増 1日で8万人余、過去最多に
https://www.asahi.com/amp/articles/ASNBS4GRPNBRUHBI048.html?ref=tw_asahi&__twitter_impression=true
ワシントン=香取啓介2020年10月24日14時06分
写真・図版 21日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで、ドライブイン方式の新型コロナウイルス検査をする看護師=ロイター
21日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで、ドライブイン方式の新型コロナウイルス検査をする看護師=ロイター
 米国で、新型コロナウイルスの感染者が再び急増している。ニューヨーク・タイムズによると、23日だけで約8万2千人の感染が新たに確認され、7月に記録した約7万6千人を上回って、過去最多となった。ウイルスが広まりやすい屋内活動が多くなる冬が近づき、さらなる拡大が懸念される。


 米国ではこれまで、4月と7月に感染拡大の山があり、今回はそれに続く。4月はニューヨーク州など北東部、7月はフロリダ州やテキサス州など南部で感染が拡大したが、現在はノースダコタやサウスダコタ、ウィスコンシンなど中西部やロッキー山脈にかかる山岳部を中心に増えている。

 入院する患者の数も増えており、ケンタッキーやオクラホマなど6州では23日までの1週間で過去最多の死者数となった。イリノイ州シカゴは夜間外出禁止令を出し、6人以上の集会を避け、夜10時までに集まりを終えるよう呼びかけた。


 米国はこれまでに死者22万人超、感染者は844万人と世界最多となっている。22日にあった大統領候補の討論会では、民主党のバイデン前副大統領は「真っ暗な冬がやってくる」と感染拡大への危機感を強めたが、共和党のトランプ大統領は「ウイルスはすぐに去る。我々はこの病気を学んできた。経済活動を再開しなければならない」と楽観的だった。

6030チバQ:2020/10/26(月) 18:01:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7257b84f6afd94b85d49bdea386b92484f53944
勝者映すカトリック票 激戦州ペンシルベニア左右 米大統領選
10/26(月) 7:22配信
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バイデン前米副大統領を支持するカトリック信徒の集会=15日、ペンシルベニア州ピッツバーグ
 最終盤の米大統領選で、トランプ大統領、バイデン前副大統領の両陣営は浮動票のカトリック信徒の取り込みに注力している。

 カトリック票は共和、民主両党間を揺れ動くだけでなく、1970年代以降の出口調査によれば、前回を含めてほぼ全ての大統領選で勝者を支持してきた。激戦州ペンシルベニアで、選挙結果を占う「バロメーター」の動向を探った。

 ◇米国の縮図
 「全ての人への善を求める指導者をお与えください。アーメン」。15日夕、州西部ピッツバーグ中心部の広場。神への祈りから始まったのは、バイデン氏支持のカトリック信徒の集会だ。新型コロナウイルス対策で聴衆は距離を取り、マスクを着用して演説する徹底ぶり。ケネディ以来、米史上2人目のカトリック系大統領を目指すバイデン氏を後押しする。

 2016年の大統領選では、雇用回復を掲げたトランプ氏が、民主党が優勢だったこの州でクリントン元国務長官に僅差で勝利。大番狂わせの一因となった。登壇した女性は「州人口の24%はカトリックだ。われわれ次第で州の結果をひっくり返せる」と訴えた。

 主催者の大学教員ベス・ベンディティさん(64)によると、中絶反対を絶対視する保守派へは「移民問題や医療保険など共和党が語らない問題もカトリックに重要」と訴える方針。「保守派もトランプ氏が良い人間でないと気付いている」
 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターのグレッグ・スミス調査部長補佐は、カトリック票が選挙結果を正確に反映してきたのは人種や人口構成、学歴などで多様性があり「米国の縮図だからだ」と説明する。

 ◇トランプ離れ
 ピッツバーグから車で20分。紅葉の始まった丘陵地の閑静な住宅街で夫と3人の子供と暮らすビアンカ・ラブラドールさん(36)は、コロナ禍で「巣ごもり生活」を続ける。長年共和党支持者だったが、トランプ氏の「ひどいコロナ対応」に失望。郵便投票でバイデン氏に1票を投じた。

 「コロナの危険性に関してうそをついた」「科学者に耳を傾けず、21万人以上が亡くなった」。中絶反対の立場から同じカトリックでも中絶容認のバイデン氏は「自分よりもリベラル」に映るが、トランプ氏への反感が背中を押した。

 ピューの最新全米調査では、カトリック信徒でバイデン氏の支持率が51%となり、44%のトランプ氏を逆転。カトリック票が再び選挙結果と一致するか注目される。

 ◇共和党も攻勢
 「胎児の命も大切だ」。ピッツバーグに向かう高速道路脇で、中絶反対派の存在の大きさを示す大型看板が目に飛び込んできた。共和党系のカトリック団体は9月以降、ペンシルベニアなど激戦州で970万ドル(約10億円)を投じ、中絶を容認するバイデン氏への中傷広告を展開する。

 保守派カトリックはトランプ氏の強固な支持層だ。ピッツバーグ郊外の共和党施設を訪れたサラ・ワーナーさん(80)は、中絶容認のバイデン氏は敬虔(けいけん)でなく「信仰を票取り込みの足掛かりに利用しているだけ」と主張した。

 戸別訪問で投票を呼び掛けてきた共和党地区委員会のトム・ウーベン委員長(75)は「投票率は上昇し、トランプ氏はここで7割は取れるだろう」と手応えを語る。

 ただ、ウェストチェスター大のジョン・ケネディ教授は、トランプ氏から逃げる票の方が多いと指摘し、上積みの可能性を疑問視する。州内で両候補の支持率の平均値は24日現在、約5ポイント差でトランプ氏劣勢が続く。(ピッツバーグ=米ペンシルベニア州=時事)。

6031名無しさん:2020/10/26(月) 21:37:25
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2010260009.html

米国に新型コロナ「第3波」 中西部中心に感染拡大
2020/10/26 13:14産経新聞

 【ワシントン=住井亨介】新型コロナウイルスの感染者数、死者数ともに世界最多の米国で、再び感染の拡大速度が早まっている。人口が比較的少ない中西部を中心に感染が広がっており、「実質的に第3波に入っている」(米CNBCテレビ)との報道も出ている。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の累積感染者数は25日時点で862万人超。8月8日に500万人を突破した後、600万人までに22日間、700万人までにはさらに26日間かかり、増加ペースはいったん緩んだ。だが、今月16日に800万人を超すまでにかかった日数は21日間と早まり、その後も再び増加ペースが上がっている。

 25日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、24日の新規感染者数は少なくとも約7万8700人で、2週間前と比べ32%増となっている。過去1週間の1日当たりの新規感染者数の平均は6万8千人超だった。

 第1波のホットスポット(一大感染地)が東部ニューヨーク、第2波が西部カリフォルニアと南部フロリダなど気候の温暖な「サンベルト」と呼ばれる地域の各州だったのに対し、夏休み明けからの第3波は中西部が中心となっている。

 同紙によると、中西部ウィスコンシン州では既存の施設では対応できないため、新型コロナ患者専用の野外病院を設置。イリノイ、ネブラスカなど20州以上で感染者数が過去最悪レベルになっているという。

 感染拡大の背景として考えられているのが、学校や大学が対面授業を再開させたことに加え、マスクの着用方針や経済活動再開をめぐる規制が各州によって異なり、統一的な施策が取りにくいことがあるとみられている。

 米政権の新型コロナ対策チームのメンバーで、国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、23日の米CNNテレビの取材に対し、「もし人々がマスクをしようとしないなら、命令を出すべきだ」と訴えている。

6032ちば:2020/10/26(月) 23:38:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101700440&g=int
「酪農王国」揺れる農家 廃業急増、コロナ追い打ち―米ウィスコンシン州
2020年10月19日18時02分

トラクターに乗るダリン・ボンルーデンさん=12日、米ウィスコンシン州ウエストビー
トラクターに乗るダリン・ボンルーデンさん=12日、米ウィスコンシン州ウエストビー

乳牛の世話をするミッチ・ブライニグさん=11日、米ウィスコンシン州ソークシティ

 「酪農王国」と呼ばれる米中西部ウィスコンシン州は、大統領選挙で激戦州の一つに数えられる。前回2016年の選挙では、共和党のトランプ氏が僅差で民主党のクリントン氏を上回り、共和党が1984年以来32年ぶりに奪還した。ただ、農場閉鎖の急増や新型コロナウイルスの感染拡大を受け、農家の間では「トランプ離れ」の動きも出ている。政権の継続か交代か。11月3日の投票日が迫る中、揺れる現地を歩いた。
米首都で「反トランプ」デモ 最高裁判事への保守派指名に抗議

 ◇ホワイトハウスに安定感を
 木々の葉が黄色や紅色に染まり、秋の気配が深まる州西部ウエストビー。錦秋の丘を抜けると、小さな牛舎が見える。約50頭の乳牛を育てる酪農家ダリン・ボンルーデンさん(53)は「ホワイトハウスには安定感が必要だ」と訴える。
 「トランプ大統領が再選されれば、ウィスコンシンの農業は廃れる」。ボンルーデンさんはトランプ氏を「責任感が欠如している」と批判する一方、民主党候補のバイデン前副大統領については「安定感があり、人種差別解消や人種間の経済格差是正に積極的だ」と評価しており、大統領選ではバイデン氏に投票すると明言。「共和党を支持する友人も政権に不満を募らせている」と明かす。
 17年1月のトランプ政権発足以降、州内では2200以上の酪農場が閉鎖。昨年は過去最高の818カ所に上った。中国との貿易戦争などが背景にあり、今年はコロナ禍が経営難に追い打ちを掛けている。
 ◇生乳廃棄、広がる失望
 「前回はワシントンに新しい血が必要と考え、変化を求めてトランプ氏に投票したが、もう一期任せたいとは思わない」。州南部ソークシティの酪農家ミッチ・ブライニグさん(50)は北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」について、「トランプ政権の小さな成功にすぎず、貿易関係が改善したという実感はあまりない」と冷静だ。
 ブライニグさんは4月、コロナ禍に伴うレストランなどでの乳製品需要の急減を受け、初めて生乳の大量廃棄を余儀なくされた。「トランプ政権の初動が適切だったら、今頃は違う結果になっていた」。コロナ対応をめぐる政権批判は厳しい。
 ◇根強い現職支持
 ただ、農家のトランプ氏支持も依然根強い。州内を車で走ると、民家の庭先には「トランプ・ペンス」と共和党支持を明示した看板を数多く目にする。州南西部プラットビルの酪農家トム・ワイゲルさん(56)は「トランプ氏は農家の声に耳を傾けている。今の政権になってから規制緩和が進み、燃料費が安くなった」と語る。
 さらに「中国は新型コロナのワクチンの研究情報などを盗もうとしており、トランプ政権の対中強硬姿勢は支持できる」と主張。「トランプ氏の評価は『B』だが、オバマ前大統領は『D』だ」と力説し、今回もトランプ氏に一票を投じる考えだ。
 コロナ危機の打撃を受けた農家に対する130億ドル(約1兆3700億円)規模の追加支援策の発表の場として、トランプ氏はウィスコンシン州を選んだ。激戦地での支持拡大が狙いとみられるが、州東部のある農家からは「農業票を買収しているようなもの」と冷ややかな声も聞かれた。

6033チバQ:2020/10/26(月) 23:41:29
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61397
「赤い州」が紫に アリゾナ州、共和党盤石のはずが…移民増え激戦<米大統領選ルポ>
2020年10月13日 06時00分
 10月でも気温40度を超す米西部アリゾナ州の州都フェニックス郊外。白人が多く住む地域のスーパー駐車場の仮設テントに、レジ待ちの列があった。客たちが手にするのはトランプ米大統領(74)の名前入りの帽子、靴下、バッジ…。銃所持に寛容な同氏が機関銃を構えるTシャツまである。
米西部アリゾナ州フェニックス郊外で、トランプ大統領のグッズを買い求める客たち
米西部アリゾナ州フェニックス郊外で、トランプ大統領のグッズを買い求める客たち

◆民主党に敗れたのは一度だけ
 「売れ行きは好調。男女関係なく近所のみんなが買っていくよ」。選挙期間中、店を出しているという若い夫婦は満足げに言った。直前にトランプ氏の新型コロナウイルス感染が明らかになったものの、気にするそぶりもない。
 同州は4年前の前回選、トランプ氏が制し、1952年以降、共和党候補が民主党候補に敗れたのは一度だけ。保守的で共和党のイメージカラー通りの「赤い州」だった。
 それが今、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の全米支持率平均で、民主党のバイデン前副大統領(77)がトランプ氏を2.7ポイント上回る。勝機を見いだしたバイデン氏は8日、副大統領候補のハリス上院議員(55)とともに同州に入った。危機感を強めるトランプ陣営もペンス副大統領(61)が乗り込み、フェニックスでニアミスした。
 激戦となった理由は何か。その一端は、仮設テントから車で砂漠を2時間半、メキシコとの国境の町ノガレスで見えてきた。
  11月3日の投開票まで3週間となった米大統領選は、激戦州でなお先の読めない戦いが続く。その一つ、アリゾナ州では、増加するヒスパニック系移民らを中心に反トランプ氏のうねりが起こっている。地殻変動の現場を歩いた。
米西部アリゾナ州ノガレスで、国境の壁越しにメキシコ側の知人と話す男性
米西部アリゾナ州ノガレスで、国境の壁越しにメキシコ側の知人と話す男性

◆分断された家族が壁越しに交流
 「悪夢だよ。あそこの壁を見て」
 メキシコとの国境の町、米アリゾナ州ノガレス。長年ここで服飾店を営み、自身もメキシコにルーツを持つサンドラ・コリー(61)さんがため息をついた。「週末になると、分断された家族や親族が両側にいすを置き、壁越しに交流しなきゃいけない」
米西部アリゾナ州ノガレスで、有刺鉄線がはりめぐらされた国境の壁
米西部アリゾナ州ノガレスで、有刺鉄線がはりめぐらされた国境の壁

 高さ4メートルほどの壁は以前からあったが、「メキシコ人が麻薬や犯罪を持ってくる」と唱えるトランプ大統領の就任後、上部に鋭い有刺鉄線が巻かれ、入国審査も強化された。新型コロナウイルス流行後は一切の入国が禁止に。壁の両側に住むヒスパニック系住民の往来でにぎわった街は沈み、コリーさんの店も9割の客を失った。
 壁のフェンスの穴から、お札を丸めてメキシコ側の孫に現金を渡しているという男性(63)は「人種差別主義者のトランプが嫌いだ。私は屋根葺き職人として米国で30年も働いてきたのに」と吐き捨てた。
◆米国の未来の姿
 トランプ氏への反発は都市部でも強まっている。州都フェニックスを中心にバイデン前副大統領の応援運動に加わるイメルダ・オジェダさん(35)は16年前、親とともにメキシコから移住。苦学して社会福祉士になった。「コロナは医療保険に入りにくい移民社会を直撃し、政権への不満はさらに増大した。今回、アリゾナは(民主党色の)青との中間、紫の州になった」
 人種問題や移民政策で国民の分断をあおり、支持基盤固めを図ってきたトランプ氏。だが、北アリゾナ大学のスティーブン・ペレス准教授は「一部の政治家がいくら差別的な言動をしても、ヒスパニック系が増え、政治的な影響力を増していく流れは変わらないだろう」と指摘する。
 
 

 米国では今後も移民の増加が続き、2040年代半ばに現在6割を占める白人の人口割合は5割を切ると予測される。過去20年間でヒスパニック系が人口の4分の1から3分の1に増加したアリゾナは、米国の未来の姿でもある。
 かつて実業家トランプ氏の著作を愛読し、アリゾナで事業の成功を収めたメキシコ出身のデイビッド・カリゾーサさん(36)は言う。「仲間にも機会の平等を重視する共和党の支持者はいた。だが、トランプ氏は移民への攻撃を繰り返し、われわれとの間に壁をつくってしまった」(杉藤貴浩、写真も)

6034チバQ:2020/10/26(月) 23:42:06
https://www.tokyo-np.co.jp/article/55210
米は内戦のような状況」 大統領選の激戦地ウィスコンシン州ルポ
2020年9月13日 06時00分
 米大統領選は11月3日の投票日に向け最終盤に入った。勝敗を左右する「ラストベルト」(さびついた工業地帯)の激戦州のうち、中西部ウィスコンシン州では8月、黒人男性が白人警官に銃撃される事件が起き、人種対立が再燃している。「融和か秩序か」で揺れる現地を歩いた。(同州で、金杉貴雄、写真も)

◆護身用の銃購入し射撃訓練
 「誰もが不安におびえている。常に警戒し、安全と感じることはなくなった」
 銃撃事件が起きた同州ケノーシャから北に60キロほど。郊外の静かな住宅街で、白人女性ナンシー・コルマニクさん(73)は抗議デモの暴徒化に顔を曇らせた。
 人種差別への抗議デモは、5月にミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性ジョージ・フロイドさんの暴行死事件で全米に広がった。通りに響く「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」の叫びはコルマニクさんの自宅でも聞こえた。
 「彼らは主張のために人を殺し、街を破壊することを気にしない」。人生で初めて護身用の銃を購入し、射撃訓練も始めた。
郊外の自宅前で不安を語るナンシー・コルマニクさん
郊外の自宅前で不安を語るナンシー・コルマニクさん

 大統領選では共和党のトランプ大統領(74)に投票するという。もともと支持者ではない。多くの郊外の白人女性と同様、品のない話し方や不道徳さは嫌いだった。「だが彼は法と警察のため立ち上がっている。それがより支持する理由だ」
◆トランプ氏挽回の切り札「法と秩序」
 新型コロナウイルス対応などで失点を重ねたトランプ氏は、民主党のバイデン前副大統領(77)にリードを許すが、ここに来て差はやや縮小。特に関心を集める6つの激戦州(ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニア、アリゾナ、フロリダ、ノースカロライナ)平均では3.9ポイントまで接近している。
 逆転の切り札に持ち出したのが「法と秩序」だ。ケノーシャの銃撃事件の抗議デモでは放火や略奪も発生。トランプ氏は、人種融和を図るバイデン氏を暴徒の支援者と位置付け、自らは治安を守る「守護者」とアピールする戦略だ。
 狙いはコルマニクさんのような「郊外の白人女性」票の挽回だ。ロイター通信などによると、この層の支持は6月時点でバイデン氏に15ポイント負けていたが、8月は9ポイントに縮まった。
◆黒人支持者たちの意気込み強く
 だが、露骨に不安をあおる言動は嫌悪感を生み、逆効果となる可能性もある。ケノーシャでは、トランプ氏を信奉する17歳の白人少年がデモ参加者2人を射殺する事件まで起きた。ネット上では少年を英雄視する言説もみられるほど、対立は激化している。
 郊外に住み、ケノーシャで美術装飾店を営む同じ白人女性バーバラ・デバージさん(68)は店が一部放火され、宝飾品などを奪われた。それでも「暴れているのはただの犯罪者」とデモを支持し、憤りはトランプ氏に向く。「われわれを完全に分断し、治安を悪化させているのは彼だ。米国は内戦のような状況だ」。再選阻止が何より重要と語る。
人種差別抗議デモの一部暴徒化で消失した建物前で話すバーバラ・デバージさん
人種差別抗議デモの一部暴徒化で消失した建物前で話すバーバラ・デバージさん

 民主党は4年前、ウィスコンシン州で0.7ポイントの僅差で敗れた。支持者の熱気不足で投票率が落ちたのが原因だが、今回は黒人支持者の意気込みは強い。
 前回投票しなかった黒人男性デービスさん(30)は必ず投票すると誓う。「トランプ氏が言う『法と秩序』は今、存在していない。あるなら警官が黒人を無残に殺すことはないはずだ」

6035チバQ:2020/10/26(月) 23:42:54
https://www.tokyo-np.co.jp/article/59660
「最高」「悪化」トランプ氏の評価二分 激戦州・ミシガンの判断は
2020年10月5日 06時00分
昨年閉鎖されたGMの部品工場。現在はマスク工場になっている=米中西部ミシガン州マコーム郡で
昨年閉鎖されたGMの部品工場。現在はマスク工場になっている=米中西部ミシガン州マコーム郡で

 米大統領選(11月3日投開票)まで1カ月を切った。勝敗を左右する「ラストベルト」(さびついた工業地帯)では、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)の激しい戦いが続く。中でも自動車工場が集積する中西部ミシガン州は、トランプ氏が4年前に「製造業の復活」を掲げ、大接戦を制した。苦境が続くクルマの街を歩くと、トランプ氏への賛否が渦巻いていた。(同州で、白石亘、写真も)
 米自動車大手ビッグスリーの工場が立ち並び、従業員も多く住むデトロイト近郊マコーム郡。家の軒先のあちこちでトランプ氏を支援する看板を目にした。
◆支持者は「約束守った最高の大統領」
フォードの工場で働き、トランプ氏を支持するネルソン・ウェストリックさん=同州マコーム郡で
フォードの工場で働き、トランプ氏を支持するネルソン・ウェストリックさん=同州マコーム郡で

 フォード・モーターの工場で機械工として働くネルソン・ウェストリックさん(45)は毎週、トランプ氏を支援する仲間と集会を開く。「彼はひどい貿易協定を再交渉してくれた」と北米自由貿易協定(NAFTA)見直しを功績に挙げた。
 1996年の入社時、自動車工場で職を得るのは「ブルーカラーにとって宝くじが当たるようなもの」だったが、94年に発効したNAFTAで賃金の安いメキシコに工場が移転し、米国の工場は競争力が低下。賃上げは16年凍結された。政治に見放された失望感が大きかっただけに「彼は約束を守った。最高の大統領だ」と手放しでほめた。
 同じ工場で働くフランク・ピッチャーさん(53)も「彼は外国製品に関税をかけ、米国の労働者に公平な貿易協定になるよう戦ってきた」と大きな信頼を寄せる。
◆雇用減少、工場閉鎖…「4年間で状況悪化」
バイデン氏を支持するGM従業員のショーン・クロフォードさん=同州フリント市で
バイデン氏を支持するGM従業員のショーン・クロフォードさん=同州フリント市で

 だがトランプ氏の約束は実績が伴っているとは言い難い。大統領就任時から新型コロナウイルスの感染が拡大する前の今年2月までに州の自動車・部品製造の雇用は2400人減った。
 「悲しいけど、この4年間で状況はさらに悪くなった。トランプ氏は皆が聞きたいと思っているから、製造業の復活を叫んでいるだけだ」。ゼネラル・モーターズ(GM)の創業の地であるデトロイト近郊フリント市のGM工場で働くショーン・クロフォードさん(38)はバイデン氏を支持する。GMは昨年、コスト削減のため米国で3つの工場を閉鎖した。
 その1つの旧トランスミッション工場を訪ねると、「GMマスク」の看板を見つけた。コロナ対策で3月からマスク工場として活用されているが、従業員は150人にすぎない。80年前に開業し、最盛期には4000人が働いたが、近くの酒屋の男性店員は「売り上げはさっぱり」とこぼした。
◆「労働者階級は憂き目に」続く接戦
 トランプ氏は4年前、同州で劣勢を逆転し、ヒラリー・クリントン氏を得票率0.23ポイント差で破った。ミシガン大フリント校のジェイソン・コスノスキ教授(49)は「トランプ氏のメッセージが自動車産業の労働者たちに響くのは、彼らが従来のエリート政治家や企業経営者に強い反感を抱いているからだ」と指摘する。
 実際、バイデン支持で父の代から2代続けて自動車工場で働くフォードの電気技師ジェイソン・クルジークさん(47)は「過去20年間、大統領がどの党であれ、労働者階級は一貫して憂き目に遭ってきた」と語る。クルマの街の再生に道筋をつけられるか。直近の同州の世論調査平均では、バイデン氏がトランプ氏を5.2ポイント差でリードするが、なお接戦が続く。

6036チバQ:2020/10/26(月) 23:44:12
https://www.tokyo-np.co.jp/article/56588
【動画あり】「勝敗を決する州」ペンシルベニア、 バイデン氏「故郷」でトランプ氏猛追<米大統領選ルポ>
2020年9月19日 17時50分


 最終盤に入った米大統領選(11月3日投開票)で、東部ペンシルベニア州が「勝敗を決する州」(米メディア)として注目されている。「ラストベルト」(さびついた工業地帯)であると同時に、民主党のバイデン前副大統領(77)の生まれ故郷で、共和党のトランプ大統領(74)が激しく追い上げているからだ。高齢化と産業の空洞化が進む分断の現場を歩いた。(同州北東部で、岩田仲弘、写真も)
◆空洞化の象徴、東京ドーム1.2個分の廃墟
 首都ワシントンから北に約400キロ。同州スクラントン市の中心部に、東京ドーム1.2個分はある巨大な廃虚が広がっていた。19世紀末に創業したレースカーテンの縫製工場跡地だ。一時は従業員1600人を数えたが、2002年に閉業、そのまま放置されてきた。街の空洞化の象徴だ。


 同市を含むラッカワナ郡と隣接するルザーン郡など一帯はかつて炭鉱、鉄鋼や繊維業、鉄道の要衝として栄えた。だが第二次大戦後、主要エネルギーが石炭から石油に代わると地域の衰退はどんどん進んだ。


 バイデン氏は1942年、スクラントン市内で生まれ、10歳まで暮らした。ちょうど地域の衰退が始まった頃と重なる。市の人口は今、約7万6000人と、最盛期(1930年代)の約半分にまで減った。
 そこに4年前、トランプ氏が登場。「忘れられた人たち」と呼んだ白人労働者層に向かって製造業の復活を約束し、地域の人々の心をつかんだ。
 「オバマは大統領の8年間、何もしなかった。しかもイランに(核合意の結果)多額の金を提供するなど間違いを犯した。それに比べて神から選ばれたトランプ大統領は国家、国民のことを常に気に掛けてくれる」。敬虔なクリスチャンのリンダ・ステッツァーさん(78)が市内の自宅で、先祖代々、約170年間受け継いだ大きな聖書を背にしてこう語った。
◆労組のしがらみ「生まれながらの民主党員」が…
 地域一帯は炭鉱や製造業の労働組合とのしがらみでステッツァーさんは「生まれながらの民主党員」だったが前回選挙ではトランプ氏に投票、その後共和党員に転身した。

 前回選挙でトランプ氏はステッツァーさんら高齢の白人保守層の支持を取り込み、ラッカワナ郡で民主党のヒラリー・クリントン元国務長官を苦戦に追い込んだ上、ルザーン郡では大勝。得票率の差わずか1%未満でペンシルベニア州を制する要因となった。
◆産業衰退で、消えた労組の縛り
 地元ウィルクス大のベンジャミン・トル助教は「トランプ氏は、政治家は自分たちを置き去りにした、と不満を持っていた普通の人たちに語りかけ、それが功を奏した。産業の衰退とともに労組の縛りが解けたことも大きい」と語る。
 ステッツァーさん宅の隣に住むフローレンス・エルドレッジさん(67)も同じく共和党への「転向組」だ。「トランプのいいところは大統領らしくないこと。ツイッターで言いたいことを遠慮なく言うところも好きだ」と手放しでほめる。
 再選を目指すトランプ氏は今回もバイデン氏の「地元」に照準を合わせる。先月下旬、民主党大会でバイデン氏が候補指名の受諾演説をする日に合わせてスクラントン近郊に出向き「バイデンは地元を見捨てた」と批判した。
 市内の食堂で会ったジョイス・ウェーバーさん(77)は「街は若い人が出て行って意気消沈している。この間、誰も新たな産業を持ってこなかった。トランプは正直だ」と語った。やはり長年の民主党員。「まだ(トランプ氏かバイデン氏か)どちらに投票するか決めかねている」と述べたが、心はトランプ氏に傾きつつあるように見えた。
◆直近調査でバイデン氏のリード縮まる
 米モンマス大のペンシルベニア州に絞った直近の調査によると、バイデン氏のトランプ氏に対するリードは1〜3ポイントにまで縮まっている。
 バイデン氏支持者にとって、トランプ氏の猛追は気が気でない。市中心部から北に約3キロの緑豊かな住宅街にあるバイデン氏の生家。通り沿いには「スクラントンはジョー(バイデン氏)を愛している」と書かれた小さな看板が並ぶ。ただ、ところどころにトランプ氏を支持する看板も掲げられ、バイデン氏支持一色でないことを物語っている。
 バイデン氏は、スクラントンを訪れるたびに、生家を購入したアン・カーンズさん(85)と話す。7月に訪れた時も立ち寄った。


 「新型コロナウイルスの感染を巡っても、トランプは私たちにうそをつく。4年前、多くの人が新参者(トランプ氏)にだまされた。それに比べてジョー・バイデンは経験豊かだ。早く大統領職を引き継いでほしい」。体調を崩していたカーンズさんは後日、電話でこう語ってくれた。

6037チバQ:2020/10/26(月) 23:44:31
◆有権者登録数、減らす民主、じわり増える共和
 スクラントンから南西に約20キロ離れたルザーン郡エクセターの元教員バーバラ・バジオルコさん(71)と、元同僚のビバリー・ダルニーさん(73)もバイデン氏を熱烈に支援する。2人とも祖父や父親が炭鉱で働いた経験があり、1959年に地元を襲った鉱山事故も経験。「トランプは炭鉱を復活させるというが、この地域では不可能だ」。バジオルコさんの自宅テラスで2人は口をそろえてトランプ氏批判を繰り返した。
 バジオルコさんはまた、「なぜヒラリーが4年前に負けたか、いまだに分からない」と首をかしげる。クリントン氏の父がスクラントン市出身で、米メディアによると、クリントン氏は子どものころ、夏休みに市近くの湖畔の保養地によく出掛けていた。地域一帯はクリントン氏にとっても「地元」だからだ。「この地域の多くの高齢者が保守的で『女性大統領』を受け入れられなかったのだと思う」。ダルニーさんはこう推し量る。


 地元キングス大のベス・アドミラル准教授は「クリントン氏が前回選挙の直前『トランプ支持者は嘆かわしい』と述べた影響は大きく、余波はその後も広がっている」と指摘する。
 ペンシルベニア州当局によると、両郡の有権者登録数はいずれも民主党が共和党を上回っているものの、16年に比べて民主党が減らしているのに対して、共和党はじわりと増やしている。
 モンマス大のパトリック・マレイ世論調査研究所長は「クリントン氏よりバイデン氏の方が集票力はある」と分析。スクラントン市を含むラッカワナ郡では特に今回もトランプ氏との大接戦を予想する。

 バイデン氏は7月、スクラントン近郊の金属加工施設で「ビルド・バック・ベター(より良き再建を)」と製造業の復活と雇用創出を訴えた。さらに今月17日には、CNNテレビ主催の市民対話集会のため再び当地に入り「これはスクラントン対(トランプ氏のような富裕層が住むニューヨークの)パーク・アベニューの戦いだ」と強調。白人労働者層に寄り添う姿勢を必死にアピールした。

6038チバQ:2020/10/27(火) 00:06:26
激戦6州

00 04 08 12 16 選挙人
共 共 民 民 共 29 フロリダ  >>6027
民 民 民 民 共 20 ペンシルベニア★ >>6030 >>6036-6037
民 民 民 民 共 16 ミシガン ★ >>5989>>6035
共 共 民 共 共 15 ノースカロライナ
共 共 共 共 共 11 アリゾナ >>5979>>6023>>6033
民 民 民 民 共 10 ウィスコンシン ★  >>6032>>6034共共民

★ラストベルト

バイデン 232
トランプ 204
激戦6州  102
総数:538 当選ライン270人

6039チバQ:2020/10/27(火) 00:08:52
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61291
6つの激戦州の争奪戦がカギ バイデン氏がわずかにリードも…トランプ氏は4年前の再現狙う
2020年10月15日 17時03分
 激戦の米国大統領選で勝負を決める数字は「270」だ。選挙は全米50州と首都ワシントンで行われる。単純に全米で有権者の総得票数が多い方が勝つわけではないところが複雑だ。「州ごと」「選挙人の数」「勝者総取り」の3つを踏まえる必要がある。
 各州には、連邦議会の上下両院議員と同じ数の選挙人(ワシントンは特別区として3人)が割り振られ、その数は計538人。有権者の投票は各州ごとに集計される。メーン、ネブラスカ両州をのぞき、1票でも多く獲得した候補者がその州の選挙人を総取りする仕組みで、過半数の270人以上を獲得した候補が当選者となる。
 国取り合戦のような戦いで重要なのが、接戦の州をどちらが取るかだ。政治専門サイトの分析では、現時点でトランプ氏が優勢な州の選挙人数は計100人台なのに対し、バイデン氏が優勢な州の選挙人数は計200人を超える。バイデン氏の方が過半数に近いが、接戦は12州に上り、トランプ氏も逆転可能だ。
 中でも勝敗を分けるとみられている激戦州がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、ノースカロライナ、フロリダ、アリゾナの6州だ。いずれも前回選挙ではトランプ氏がヒラリー・クリントン氏に僅差で勝ち、総得票数では約300万票下回りながらも勝利した。バイデン氏はこれらの州を取り戻さなければ、過半数に届かない。

 トランプ氏は、衰退する「ラストベルト(さびついた工業地帯)」で不満を抱く白人労働者の支持を得て当選した4年前の再現を狙う。バイデン氏は新型コロナへのトランプ氏の対応を批判し、打撃を受ける白人労働者への働き掛けを強めている。
 世論調査では激戦州の多くでバイデン氏がわずかにリード。だが4年前も調査でクリントン氏がリードしていた州でもトランプ氏が勝った。今回も調査の数字以上の接戦とみられる。(ワシントン・金杉貴雄)
◆郵便投票増で混乱か
 今年は新型ウイルスの影響で、投票所での密集を避けるため、討論会を終えるまでに「期日前投票」を済ませる人が大幅に増えるとみられている。
 期日前投票は、投票所で直接1票を投じるケースと郵便投票がある。直接投票はバージニア州などで始まり、郵便投票もすでにノースカロライナ州などで始まった。USAトゥデー紙によると、直接投票を実施するのは9月中に10州、郵便投票は29州に上る見通し。AP通信とシカゴ大の合同調査によると、登録有権者の54%が期日前投票をすると答えた。前回選挙よりも12ポイント増えている。特に郵便投票の急増が見込まれている。
 開封や本人確認などに時間がかかる郵便投票の場合、米メディアによると約30州は11月3日までに集計所に必着と定める。それ以外は、消印が3日までなら集計所への到着は遅れてもよい。期限は州ごとに異なるが、激戦州ミシガンは2日の消印から14日以内に到着すれば有効と定めている。このため米メディアでは、選挙結果の確定には、特段のトラブルがなくても数日から数週間かかるとの見通しが出てきている。
 さらにトランプ氏は、郵便投票について根拠もなく「不正が横行する」と批判。APの調査では、トランプ氏支持者の57%が3日に投票すると答えた一方、バイデン氏支持者の53%は郵便投票すると答えた。
 大接戦の結果、3日当日にトランプ氏が先行し、郵便投票の集計でバイデン氏が追い上げる展開は十分考えられ、民主党はトランプ氏が見切り発車で「勝利宣言」することを懸念。両党が集計の不備や不正を互いに訴えて混乱に陥る可能性もある。(ワシントン・岩田仲弘)

6040チバQ:2020/10/27(火) 08:46:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/323c997b574eb45c1c35ba601d042f2c1c8e62e7
トランプ氏に南部州死守の重圧 落とせば「即決着」の見方 米大統領選まで1週間
10/27(火) 7:09配信
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米大統領選の期日前投票を行ったトランプ大統領=24日、南部フロリダ州ウェストパームビーチ(AFP時事)
 【ワシントン時事】来月3日の米大統領選まで27日で残り1週間。

 郵便投票の「不正」を訴え、開票作業の長期化を見越して法廷闘争を示唆する共和党のトランプ大統領にとって、フロリダなど地盤の南部州を死守する重圧が強まってきた。これらの州では結果が当日に判明する可能性があり、トランプ氏が相次いで落とせば、「混乱」なく民主党のバイデン前副大統領の勝利が決まりかねないためだ。

【図解】米大統領選の主な激戦州

 郵便投票は新型コロナウイルスの感染拡大で利用が急増。開票作業では、署名確認や開封など集計の「下処理」に時間がかかり、勝者判明の遅れが懸念されている。

 だが、ニューヨーク・タイムズ紙によると、南部のフロリダ、ノースカロライナ、アリゾナの3激戦州は、集計の下処理を投票日前に行うことが法律で認められている。当日、投票用紙を機械にかけるだけで済んだ場合、「結果判明はそう遅くならない」(同紙)とみられている。

 3州はトランプ氏が4年前に制したが、今回はバイデン氏に支持率で1〜3ポイントリードを許す。特に選挙人の数が多いフロリダは、大統領選の勝敗に与える影響が大きく、トランプ氏はここ2週間で4回集会を開くなどてこ入れに懸命だ。

 選挙分析サイト「538」を主宰するネイト・シルバー氏は25日のABCニュースで「バイデン氏がフロリダを取れば、3日夜に当選確実が出る可能性もある」と予想した。

 一方、トランプ氏が南部州のほとんどで勝利した場合、舞台は4年前に僅差で制した中西部のミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの3激戦州に移ることになる。ミシガン以外の2州は郵便投票の下処理を認めず、ミシガンも開票1日前にならないと投票用紙に手を付けられない。さらにペンシルベニアは3日の消印があれば、6日までに到着した分を有効と認める。

 世論調査ではこれら3州ともバイデン氏が5ポイント前後リードするが、「中西部の戦いになれば、勝者判明に時間がかかる」(シルバー氏)という見方が強い。

6041チバQ:2020/10/27(火) 14:55:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/67d8df7909b666ebc9c6d521a5e30dab01216d3b
米最高裁判事に保守派バレット氏就任、共和党造反1人のみ
10/27(火) 11:53配信
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(CNN) トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名した保守派のエイミー・バレット氏が26日、上院での承認を受け、ホワイトハウスでの式典で正式に宣誓、就任した。

バレット氏は先月死去したリベラル派のギンズバーグ判事の後任として、異例の速さで任命された。26日の宣誓就任式典で、政治的党派や個人的な志向とは切り離して任務を果たすと述べた。

同氏はまた、上院での承認審議を通し、議員と判事の根本的な違いをはっきり認識したとも語った。議員は自身の選好する政策を追求する義務があるのに対して、判事の義務はそれに左右されないことだと強調し、「法の支配」を最優位に置く理念を確認した。

上院はこの日、バレット氏の指名を52対48の賛成多数で承認した。

与党・共和党の議員では53人中、メーン州選出のコリンズ議員だけが反対に回った。コリンズ氏は先月発表した声明で、大統領選直前に承認採決を行うべきではないと主張していた。

トランプ氏が指名した最高裁判事は3人目。これにより最高裁の構成は保守派が6人と、リベラル派の3人に対して圧倒的に優勢となった。

48歳のバレット氏は、終身任期の最高裁判事を今後数十年にわたって務めることになる。トランプ政権が無効を主張する医療保険制度改革(オバマケア)の行方や、大統領選の結果をめぐり法廷闘争が起きた場合の審理に影響を及ぼす可能性が指摘されている。

上院の審議では野党・民主党が司法委員会での採決をボイコットするなど、激しく抵抗した。バレット氏本人は公聴会で、オバマケアや人工妊娠中絶、同性婚合法化などに対する自身の見解を繰り返し問われたが、直接の回答を避けていた。

6042とはずがたり:2020/10/27(火) 15:38:16
「トランプ亡命説」決して非現実的ではない理由
落選後の選択肢は恩赦、逮捕、そして国外逃亡
https://toyokeizai.net/articles/-/383436?display=b
「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部 2020/10/25 16:00

6043チバQ:2020/10/27(火) 16:44:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/661481e7d1f2c4e96bf1767abe977299014a4869
<米国の選択>1824年 「本選で決着せず」〜決戦の歴史④
10/27(火) 12:00配信
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1824年の米大統領選で当選したジョン・アダムズ氏=ホワイトハウスのウェブサイトより
 現在の2大政党制が定着する前の1824年の米大統領選は、総得票数と獲得選挙人数がいずれも最も多かった候補者が選出されなかった唯一のケースだ。本選では決着がつかず、下院の投票にもつれこんだ。

 候補者は、ジョン・アダムズ国務長官、アンドリュー・ジャクソン上院議員、ウィリアム・クロフォード財務長官、ヘンリー・クレイ下院議長の4人。ジャクソン氏が一般投票の総得票数で最も多く、獲得選挙人(当時は計261人)も99人で首位だった。しかし獲得選挙人が過半数まで届かず、憲法の規定に基づき、大統領の選出は25年に下院による投票に持ち込まれた。

 下院では州単位(各州1票、当時は24州)で投票が行われ、アダムズ氏が13票と過半数を獲得した。2位はジャクソン氏で7票、3位はクロフォード氏で4票だった。アダムズ氏は、下院投票の対象から外れたクレイ氏の支持を取り付けて勝負を決めたとされる。アダムズ氏の父は第2代大統領で、米国史上、親子が大統領に就いた初めての事例となった。

 一方、下院での選挙結果は禍根を残した。米国の歴史を記録する米下院のウェブサイトによると、敗れたジャクソン氏は、大統領に就任したアダムズ氏がクレイ氏を国務長官に起用したことを巡って「両者の間には(下院投票の)事前に密約が交わされていた」と非難したという。それでもジャクソン氏は28年の大統領選でアダムズ氏に勝利し雪辱を果たした。

 大統領就任後のジャクソン氏は白人男性の参政権を拡大し「ジャクソニアン・デモクラシー」の旗振り役となったが、その陰では原住民や黒人への差別が残されていた。【中村聡也】

     ◇

 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6044チバQ:2020/10/27(火) 16:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/b213bac5d5b795269e94adf83dfa55e839c96523
<米国の選択>2000年 「大接戦」ブッシュVSゴア〜決戦の歴史③
10/26(月) 12:00配信
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テレビ討論会で政策を訴えるブッシュ氏(左)とゴア氏=AP
 2000年の大統領選では、共和党のジョージ・ブッシュ・テキサス州知事が民主党のアル・ゴア副大統領との大接戦を制した。大票田の一つ南部フロリダ州の結果を巡って、両陣営による法廷闘争が展開され、決着までに1カ月以上を要した。今回の大統領選ではトランプ大統領が「郵便投票」の正当性に疑義を呈しており、再び法廷闘争となるシナリオもささやかれている。

 00年の大統領選の投開票日にはブッシュ氏が総得票数で下回りながらも271人の選挙人を獲得し、267人のゴア氏をわずかに上回る結果が伝えられた。しかし、25人の選挙人が割り当てられたフロリダ州では、最初の集計でブッシュ氏とゴア氏の得票数の差が総投票数の0・5%以下だったため、州法の規定に基づき再集計が決まった。集計のたびに票差が変動し、最終的に同州が発表した結果ではブッシュ氏が537票(総投票数の約0・01%)上回っただけだった。

 記載内容が不明確な「疑問票」を巡って双方が法廷闘争を展開したが、連邦最高裁は疑問票の手集計を命じたフロリダ州最高裁の判決を差し戻し、ブッシュ陣営の事実上の勝訴を言い渡した。連邦最高裁の判断を受けて、ゴア氏はテレビ演説で「次期大統領の下で結束しよう」と敗北を宣言。1カ月以上に及ぶ混乱は幕を閉じた。

 ブッシュ氏の父は第41代大統領ジョージ・ブッシュ氏で、父子で大統領を務めるのは第2代、第6代のアダムズ家以来となった。一方、その後のゴア氏は1970年代から取り組む温暖化問題への活動が評価され、07年に国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」とともにノーベル平和賞を受賞した。【中村聡也】

     ◇

 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6045チバQ:2020/10/27(火) 16:46:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a5f683a3b9fb0e9be6d32084a5fccd3f364f55a
<米国の選択>2012年 「逆転」オバマVSロムニー〜決戦の歴史②
10/25(日) 12:00配信
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2012年の米大統領選で対決したオバマ(右)、ロムニーの両候補=米東部ニューヨーク州で2012年10月、AP
 2012年の米大統領選は、民主党の現職バラク・オバマ大統領が、共和党のミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事を最終盤で逆転して再選した。

 米国内でイラク戦争への批判が強まる中、「チェンジ(変革)」を掲げて08年の選挙で初当選し、黒人初の大統領となったオバマ氏と、共和党による政権奪還を目指すロムニー氏の対決。民主党が志向する「大きな政府」と共和党が目指す「小さな政府」という構図だった。

 争点の一つは、08年のリーマン・ショック以降の経済や雇用政策で、オバマ氏はロムニー氏に一時リードを許した。1回目のテレビ討論会でも主要メディアから「敗戦」と評価されるなど苦戦が続いた。

 オバマ氏に追い風となったのは、投票日直前の10月末に米東部を襲ったハリケーン「サンディ」だった。選挙戦を離脱し、被災地を視察するなど指導力をアピール。一方、ロムニー氏は、災害対応で連邦政府の窓口となる連邦緊急事態管理局(FEMA)について、過去に「子供たちの未来を危うくしてまで組織を維持する財政的な余裕はない」と廃止論に踏み込んだことが批判された。

 結果は、オバマ氏が総得票数でロムニー氏を500万票近く上回り、接戦州では南部ノースカロライナ州を除く全てで勝利。オバマ氏の獲得選挙人数は332人にのぼり、206人のロムニー氏を突き放した。【中村聡也】

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 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6046チバQ:2020/10/27(火) 16:46:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ed5f6dc6717fc1e8e5aa8fe50da20a6f2772106
<米国の選択>2016年 「波乱」トランプVSヒラリー〜決戦の歴史①
10/24(土) 12:00配信
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2016年の大統領選で予想を覆し当選したトランプ大統領=米南部ノースカロライナ州で2020年10月21日、AP
 前回2016年の米大統領選は、政治経験のない実業家だった共和党のドナルド・トランプ氏と、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任した民主党のヒラリー・クリントン氏の対決だった。トランプ氏は総得票数で下回りながらも獲得選挙人数で上回り、大方の予想を覆す番狂わせを演じた。

 事前の世論調査では政治経験が豊富なクリントン氏が終始リードする展開となった。「偉大な米国を取り戻す」というスローガンを掲げたトランプ氏だが、3回のテレビ討論会ですべて「敗北」と評価されるなど劣勢が続いた。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の情勢分析では、10月の時点でクリントン氏が当選に必要な選挙人270人を獲得すると予想されていた。

 しかし、投票日まで2週間を切った10月末になり、公務上のメールを私用アドレスでやりとりしたというクリントン氏の「メール問題」について、連邦捜査局(FBI)が捜査の再開を決めたことが逆風として吹きつけた。

 ラストベルト(さびついた工業地帯)が多い中西部の接戦州では「隠れトランプ支持者」が少なくなかったこともあり、トランプ氏が大部分の接戦州を獲得。総得票数では約286万票及ばなかったものの、306人の選挙人を取り、232人のクリントン氏を上回った。

 クリントン氏は後に、敗因としてメール問題に言及し、「トランプ氏の支持者を投票に駆り立てる動機付けになった」と話している。【中村聡也】

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 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6047チバQ:2020/10/27(火) 22:54:43
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2010270026.html
トランプ再選、フロリダ死守が最低条件 米大統領選まで1週間
2020/10/27 19:44産経新聞

トランプ再選、フロリダ死守が最低条件 米大統領選まで1週間

(産経新聞)

 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日実施の米大統領選まで1週間。再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は民主党候補のバイデン前副大統領(77)に対し世論調査の支持率で引き続き劣勢にある。トランプ氏は26日、勝敗の行方を左右する激戦州である東部ペンシルベニア州の3カ所で立て続けに大規模集会を開くなど、土壇場での戦局の打開に懸命だ。

 コロナ拡大、バイデン氏の追い風に

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた主要各社による全米世論調査の平均支持率は、バイデン氏50・8%、トランプ氏42・9%。今月中旬以降に実施された調査のうち、調査会社「ラスムセン・リポート」が「トランプ氏が1ポイント差で優勢」とした以外は、各社とも軒並み「バイデン氏優勢」としている。

 バイデン氏が優勢を保っている要因の一つは、秋に入って新型コロナウイルスの新規感染者数が大統領選の勝敗を左右する中西部の激戦州を中心に再び増え、感染者総数が870万人に迫る中、トランプ氏の新型コロナ対策の「失敗」を争点の中心に据えることに一定程度成功したためだ。

 世論調査機関ピュー・リサーチセンターが9日発表した世論調査で、「どちらの候補が新型コロナ危機を適切に対処するか」との設問に57%がバイデン氏と答え、トランプ氏40%を大きく上回った。

 ただ、同じ調査で「どちらが経済政策で適切な判断をするか」の問いでは、トランプ氏52%がバイデン氏51%を上回り、新型コロナ危機の前は米国に空前の経済成長をもたらしたトランプ氏への信頼は根強いことも浮き彫りとなった。

 勝敗握る激戦6州

 一方、トランプ氏が2016年の前回大統領選で勝利した激戦州6州に限れば、トランプ氏の平均支持率は45・5%で、バイデン氏の49・5%を4ポイント差で追っている。

 前回大統領選の同時期、トランプ氏は民主党のクリントン候補に対して3・5ポイント差に迫っていた。陣営としては前回と同様、ここからの巻き返しに全力を挙げる構えだ。

 対するバイデン氏が勝利に向けた至上課題とするのは、焦点の激戦6州のうち、本来は民主党の有力地盤とされてきた「ラストベルト(衰退した工業地帯)」に位置する中西部ウィスコンシン州とミシガン州、東部ペンシルベニア州を奪還することだ。

 大統領選は全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の大統領選挙人に関し、原則として各州の得票率が最も多かった候補がその州の選挙人を獲得し、過半数の270人を獲得した方が勝利する。

 トランプ氏が前回獲得した選挙人は306人。仮に同氏がラストベルトの3州(選挙人計46人)を落とした場合、バイデン氏は278人の選挙人を獲得して勝利することになる。

 一方で、トランプ氏はミシガン(16人)とペンシルベニア(20人)の2州を落としても、他州で前回同様に勝利すれば、270人をぎりぎり確保できる。

 ただ、同氏が激戦州のうち最大の選挙人(29人)を抱える南部フロリダ州で敗れたり、南部ノースカロライナ(15人)や西部アリゾナ(11人)といった他の激戦州も落としたりした場合、再選は絶望的となる。

 トランプ氏としてはフロリダ州を死守することが勝利への最低条件だ。

6048チバQ:2020/10/28(水) 09:05:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/29468ec1d2372d3097364aa319c8e08a35ac112f
米大統領選まで1週間 バイデン氏、共和党の地盤崩し狙う
10/28(水) 6:08配信

米ジョージア州ウォームスプリングスでの集会で演説するジョー・バイデン氏(2020年10月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選挙は27日、来月3日の投票日まであと1週間となった。民主党候補のジョー・バイデン(Joe Biden)氏(77)は、共和党の地盤であるジョージア州で選挙集会を開催。一方、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領(74)は、中西部3州を遊説する予定だ。

 世論調査の支持率でリードしているバイデン氏は、ジョージア州の最大都市アトランタ(Atlanta)で、参加者同士の距離を保ったドライブイン形式の集会を行う。同州では2016年、トランプ氏が対立候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に5ポイントの差をつけて勝利したが、今年は世論調査の支持率でトランプ、バイデン両氏がほぼ互角の戦いを繰り広げている。

 ジョージア州を最後に制した民主党候補は、ほぼ30年前の1992年に出馬したビル・クリントン(Bill Clindon)氏だった。だがバイデン陣営は今年、民主党が同州を奪取するとともに、上院選でも2議席を獲得できると大きく期待している。

 トランプ氏の27日のスケジュールは過密で、まずは中西部の激戦州2州であるミシガンとウィスコンシンで集会をそれぞれ1回と2回開催する。トランプ氏は4年前、両州を僅差で制していた。

 トランプ氏はその後、ネブラスカ州オマハ(Omaha)でも集会を行う。同州での集会開催は、トランプ氏が今回の大統領選での接戦に備え、当選に必要な選挙人を1人も逃したくない考えであることを示している。

 ネブラスカ州は共和党の牙城で、2016年にはトランプ氏が25ポイント差で勝利した。だが同州はメーン州と同じく選挙人が分配される州で、5人いる選挙人のうち2人は州全体の総得票数での勝者に、残り3人は3つある下院選挙区ごとの勝者に与えられる。【翻訳編集】 AFPBB News

6049チバQ:2020/10/28(水) 09:16:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d4ecf79ad7a7c38e3988c655215954872680950
司法の左傾化防ぐ「安全弁」…米共和党が急いだバレット氏承認
10/28(水) 1:28配信

米連邦最高裁の判事と指名した大統領
 【ワシントン=平田雄介】26日に米上院本会議でトランプ大統領を擁する共和党が野党・民主党の反対を押し切り、保守派のバレット最高裁判事の就任を急いだのは、大統領選に敗北し民主党政権が誕生した場合でも、米国社会の左傾化を防ぐ「安全弁」として最高裁を機能させるためだ。

 判事9人で構成する最高裁は、これまでもロバーツ長官を含む保守派が5人でリベラル派の4人より多かった。ただ、ロバーツ長官はリベラル派寄りの判断を支持したこともあり、共和党は今回の人事で保守層に有利な判断が出やすい環境となることを期待する。

 バレット氏は連邦控訴裁判事の在任中、警官の過剰な力の行使が争われた訴訟で警官に有利な判断を下すことが多かったとされる。12〜15日の上院司法委員会の公聴会では、女性の堕胎の権利を認めた1973年の「ロー対ウェード」と呼ばれる最高裁判例について、覆されることのない「最上の判例」とする見方を否定。以前の発言と合わせ、将来的に妊娠後期の中絶などを違憲と判断する可能性があるとみられている。

 最高裁をめぐってはレーガン大統領(当時)が80年代、保守派の判事を相次いで起用、それまでリベラル化していた最高裁の保守化が進んだ。バレット氏就任の結果、戦後最も保守的な最高裁になる可能性があるともいわれている。

 判事たちは三権分立の原則の下、行政府や立法府から独立して判断を下してきた。レーガン氏が指名した女性初の最高裁判事で保守派のオコナー判事は73年の判例の明示的な変更を拒否したことがある。

 バレット氏もホワイトハウスでの宣誓式で「判事として議会や大統領だけでなく、個人の信条からも独立を宣言する」と語り、公正な司法判断を誓った。トランプ氏らの思惑どおりに最高裁の保守化が進むと決まったわけではないとの見方もできる。

 11月10日には医療保険制度改革法(オバマケア)に関する新たな審理が最高際で始まる。保守派判事の影響力が一層強まった状況がどのように影響するか、今後を占う試金石となる。

6050チバQ:2020/10/28(水) 09:28:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b027756e0605b41c6a2f70ca59337ba99d63f3c
激戦ラストベルト、薄れる熱狂 コロナ対策に失望広がる 米大統領選
10/28(水) 7:07配信
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米大統領選で反トランプ集会に参加するミシガン州のゲリー・ハリソンさん(本人提供)
 11月3日の米大統領選まで1週間を切った。

 激戦州の一つに数えられるミシガン州は、トランプ大統領が4年前、製造業の復活を願う労働者から熱狂的な支持を集めた中西部「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)に位置する。米国第一を貫くトランプ氏の経済手腕に望みをつなぐ声が根強い一方、出口の見えない貿易戦争や新型コロナウイルス対応のつまずきに失望も広がる。

 ◇関税・コロナ「二重苦」
 五大湖を望むミシガン州は自動車産業の集積地として知られる。最大都市デトロイトの市街地を抜けると突如、巨大な車工場の廃虚が現れた。

 「淡い望みは裏切られた」。市内の職業安定所で10月半ば、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の下請け会社を解雇されたゲリー・ハリソンさん(47)が悲痛な胸の内を明かした。

 2016年の大統領選でトランプ氏に賭けた白人労働者は、ハリソンさんを含め、ミシガン州で共和党候補が28年ぶりに勝利した番狂わせの立役者となった。だが今回、ハリソンさんは民主党候補バイデン前副大統領に乗り換えると決めた。バイデン氏には、09年に経営破綻したGMを救済した実績もある。

 リーマン・ショック、GMの一時国有化、デトロイト市の財政破綻―。「次の試練は貿易戦争とコロナだ」とハリソンさん。トランプ氏が導入した外国製鉄鋼や中国製品に対する追加関税で、かえって製造業の負担は増した側面もある。米商工会議所によると、ミシガン州は州別で全米第5位となる20億ドル(約2100億円)の打撃を被った。GMは昨年、米国内の3工場を閉鎖した。

 ハリソンさんは、元同僚の黒人男性をコロナで亡くした。同じく感染したトランプ大統領は高度な治療を受けたが、「自分のような高卒者や黒人は真っ先に犠牲になる」。9月の高卒者の失業率は9.0%、黒人は12.1%。いずれも全米平均(7.9%)より悪い。

 ◇「反中国」に期待
 ラストベルトの勝敗は、全有権者の4割を占める白人の非大卒層がカギを握る。全米での支持率平均はバイデン氏が優位に立つが、白人非大卒層に限ると形勢が逆転する。米公共ラジオ(NPR)が今月15日に示した調査結果では、この層のトランプ氏支持率は、低下したとはいえ54%を保つ。対するバイデン氏は43%にとどまる。

 「同僚にもトランプ支持者は多いよ」。ミシガン州郊外で行われた共和党集会に参加したマイク・ベッカーさん(55)は期日前投票を済ませた。同州で創業した白物家電大手ワールプールの孫請け会社で働く白人労働者だ。現政権下の「減税、株高、住宅ローン金利低下」を手放しで喜ぶ。

 米国の国内総生産(GDP)に占める製造業の比率は10.5%と、過去最低水準に低下する中、ワールプールは「トランプ関税」の恩恵を受けた数少ない企業だ。外国製大型洗濯機の輸入が減って競争力が高まった。「ラストベルトの復活は遠い。でも、中国や移民に仕事を奪われるよりましだ」とベッカーさんは息巻く。

 ◇「隠れトランプ」民主党警戒
 バイデン陣営はラストベルトで労働者票のてこ入れを図っている。だが、民主党の元ミシガン州知事候補、アブドゥル・エル・セイド氏は「労働組合の結束の弱さが悩みの種だ」とぼやく。

 保守的な政治信条を持つ一方、格差社会で不満を抱える白人非大卒層は、世論調査に回答しない傾向がある。前回の選挙では、民主党に近い全米自動車労組(UAW)で組織票が割れ、約3分の1がトランプ氏支持に転じた。民主党候補のクリントン氏が優勢と分析した各社の予測が外れた背景に、隠れたトランプ支持者の存在が挙げられている。

 ラストベルトにはこうした「隠れトランプ」が多いとされており、セイド氏は投票日直前まで戸別訪問を続けて翻意を促すつもりだ。

6051チバQ:2020/10/28(水) 09:36:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/33e3b7fd51152ddfdfccb5a72cd126c7d584a0c3バイデン氏、共和党の地盤に攻勢 南部2州で遊説、巨額の広告も
10/28(水) 9:30配信
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27日、米南部ジョージア州アトランタで演説する民主党のバイデン前副大統領(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米大統領選まで1週間となった27日、民主党候補バイデン前副大統領は共和党が強い保守地盤ながら接戦の南部ジョージア州で遊説した。同じく保守地盤の南部テキサス州は副大統領候補ハリス上院議員が29日に訪問予定で、巨額のテレビ広告も始まる。共和党候補トランプ大統領が落とせば敗北濃厚となる両州でバイデン陣営は攻勢をかける。

 お膝元で守勢のトランプ氏は27日、ミシガン、ウィスコンシン、ネブラスカの中西部3州で集会。巻き返しへ全力を挙げた。

 バイデン氏はジョージア州ウォームスプリングスでの演説で「私を支持しない人のためにも全力を尽くす」と強調した。

6052チバQ:2020/10/28(水) 21:28:09
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASNBX67D1NBSUHBI001.html
米民主党、6年ぶり上院過半数の可能性 複数州で優位に
2020/10/28 21:12朝日新聞

 11月3日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選では、上院選(定数100)の結果が最大の焦点だ。現在は民主党が複数の州で優勢に立っており、6年ぶりに過半数を奪還する可能性が高まっている。過半数を占めた場合、同党のバイデン前副大統領が当選すれば様々な法案や改革を進めるとみられ、共和党のトランプ米大統領が再選した場合も、大きなチェック役となる。

 米国では法案成立には、上下両院で可決する必要があるが、上院は大統領指名人事の承認権や条約批准同意権もあり、権限が大きい。議員は各州から2人ずつ選ばれ、現在は共和党が53議席、民主党が47議席(無所属を含む)を占める。議員の任期は6年間で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。今回の選挙では、共和党23議席、民主党12議席の計35議席が改選対象で、民主党が過半数を得るためには、4議席を上積みして16議席獲得することが必要だ。

 2014年は共和党が上院選で圧勝し、過半数を獲得した。しかし、それだけに今回は守らなければならない議席が多い。選挙分析が専門の「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が占める議席のうち、アリゾナ州とコロラド州では民主党が優勢となっている。

 アリゾナ州は長年にわたって共和党が強かったが、近年は民主党が支持を伸ばしており、18年の上院選では民主党候補が1988年以来の当選を果たした。今回も、多くの世論調査では民主党の元宇宙飛行士マーク・ケリー氏が、共和党のマーサ・マクサリー氏をリードしている。近年は民主党が強いコロラド州でも、共和党のコーリー・ガードナー氏が前州知事のジョン・ヒッケンルーパー氏に差をつけられている。

 また、現在は共和党が占める議席のうち、ジョージア州(補選を含めて2議席)、アイオワ州、メーン州、モンタナ州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州では、どちらの候補が勝ってもおかしくない接戦という。

6053チバQ:2020/10/28(水) 21:28:35
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASNBX67D1NBSUHBI001.html
米民主党、6年ぶり上院過半数の可能性 複数州で優位に
2020/10/28 21:12朝日新聞

 11月3日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選では、上院選(定数100)の結果が最大の焦点だ。現在は民主党が複数の州で優勢に立っており、6年ぶりに過半数を奪還する可能性が高まっている。過半数を占めた場合、同党のバイデン前副大統領が当選すれば様々な法案や改革を進めるとみられ、共和党のトランプ米大統領が再選した場合も、大きなチェック役となる。

 米国では法案成立には、上下両院で可決する必要があるが、上院は大統領指名人事の承認権や条約批准同意権もあり、権限が大きい。議員は各州から2人ずつ選ばれ、現在は共和党が53議席、民主党が47議席(無所属を含む)を占める。議員の任期は6年間で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。今回の選挙では、共和党23議席、民主党12議席の計35議席が改選対象で、民主党が過半数を得るためには、4議席を上積みして16議席獲得することが必要だ。

 2014年は共和党が上院選で圧勝し、過半数を獲得した。しかし、それだけに今回は守らなければならない議席が多い。選挙分析が専門の「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が占める議席のうち、アリゾナ州とコロラド州では民主党が優勢となっている。

 アリゾナ州は長年にわたって共和党が強かったが、近年は民主党が支持を伸ばしており、18年の上院選では民主党候補が1988年以来の当選を果たした。今回も、多くの世論調査では民主党の元宇宙飛行士マーク・ケリー氏が、共和党のマーサ・マクサリー氏をリードしている。近年は民主党が強いコロラド州でも、共和党のコーリー・ガードナー氏が前州知事のジョン・ヒッケンルーパー氏に差をつけられている。

 また、現在は共和党が占める議席のうち、ジョージア州(補選を含めて2議席)、アイオワ州、メーン州、モンタナ州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州では、どちらの候補が勝ってもおかしくない接戦という。

6054名無しさん:2020/10/28(水) 21:29:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201027k0000m030119000c.html
<米国の選択>1992年 「第三の候補」〜決戦の歴史⑤
2020/10/28 12:00毎日新聞

 共和、民主両党の候補者によるマッチレースとなることが多い米大統領選だが、1992年はひと味違う選挙戦となった。共和党のジョージ・ブッシュ大統領(父)に民主党のアーカンソー州知事、ビル・クリントン氏が挑んだ選挙で、実業家のロス・ペロー氏が旋風を巻き起こした。

 ペロー氏は、自身が設立したIT企業を自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に売却した利益などで推定35億ドル(当時のレートで約4200億円)の資産を築いた大富豪だった。92年2月にCNNテレビのトーク番組で「全米50州で候補者名簿に載ったら大統領選に出馬する」と宣言。既存政党への不信感などを背景に、6月の世論調査ではブッシュ、クリントン両氏を抑えて支持率トップに立ち、各州で立候補資格を満たす数の署名を集めた。

 しかし、徐々に2大政党の候補が盛り返すと、ペロー氏の選挙参謀が辞任するなど陣営内の足並みの乱れが表面化して、支持率も急落。7月にはいったん出馬辞退を表明した。最終盤の10月に選挙戦に戻り、全体の18・91%に当たる約1974万票を獲得し、ユタ州では得票数が2位となった。

 選挙人は一人も取れなかったペロー氏だが、結果としてブッシュ氏から保守票を奪い、クリントン氏の初当選を側面支援する結果になった。ペロー氏は96年の大統領選に再挑戦したが、2度目は約808万票しか獲得できなかった。2000年以降も「第三の候補」が話題になる年もあるが、2大政党以外からペロー氏の得票数に迫る候補は現れていない。【秋山信一】

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 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6055チバQ:2020/10/29(木) 10:54:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dc834a1b9e141c24bbf60aded04b7099755228a
米、事務局長選出を阻止 WTO、トップ不在長期化も
10/29(木) 5:49配信
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世界貿易機関(WTO)の次期事務局長の有力候補となっているナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相=7月撮影、ジュネーブ(AFP時事)
 【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)の空席となっている事務局長をめぐり、米国は28日、多数の支持を確保したナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相の選出に反対すると表明した。

 WTOの決定は全会一致が原則のため、米国が早期の選出を阻止した形だ。米国が反対し続けた場合にはトップ不在が長期化する可能性がある。

 WTOは11月9日に会議を開き、人事に関して議論する予定。同3日の米大統領選の投票結果が今後の体制を左右することになりそうだ。

 WTOは声明で「加盟国・地域の合意を得る可能性が最も高かったのはオコンジョイウェアラ氏だ。今後の手続きをすぐに始める」と発表。一方、米通商代表部(USTR)は対立候補の韓国の兪明希氏を支持すると表明した。

 オコンジョイウェアラ氏は外相や世界銀行副総裁も歴任した国際経済界の重鎮で、日本や中国、欧州、中南米、アフリカなどから幅広く支持を得た。ただ、貿易実務の経験は乏しく、USTRは「WTOは大改革を必要としている。それは貿易に関わった経験が豊富な誰かによって主導されるべきだ」と主張した。

 しかし、実際には自由貿易の強力な推進を掲げるオコンジョイウェアラ氏に、保護主義色を強めるトランプ米政権が反発したとの見方が強い。対立する中国との経済的な結び付きが強いナイジェリア出身であることも反対に回った一因とされる。

6056チバQ:2020/10/29(木) 21:30:29
>>6038
オハイオが激戦州から消えて
ノースカロライナとアリゾナが激戦州に追加(12,16ともに共和党)
>>6051ジョージア州とテキサス州も民主党が取るかも

◆2012,2016ともに共和党【赤い州】
アラバマ州アラスカ州アリゾナ州アーカンソー州ジョージア州
アイダホ州インディアナ州アイオワ州カンザス州ケンタッキー州
ルイジアナ州ミシシッピ州ミズーリ州モンタナ州ネブラスカ州 (全州)
ノースカロライナ州ノースダコタ州オクラホマ州サウスカロライナ州
サウスダコタ州テネシー州テキサス州ユタ州ワイオミング州
◆2012,2016ともに民主党【青い州】
カリフォルニア州コロラド州コネチカット州デラウェア州D.C.
ハワイ州イリノイ州メイン州 (全州)メリーランド州マサチューセッツ州
ミネソタ州ネバダ州ニューハンプシャー州ニュージャージー州
ニューメキシコ州ニューヨーク州オレゴン州ロードアイランド州
バーモント州バージニア州ワシントン州ウェストバージニア州
◆2012民主党 2016年共和党【紫の州】
フロリダ州
オハイオ州
ミシガン州
ペンシルベニア州
ウィスコンシン州

6057チバQ:2020/10/29(木) 21:48:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2010290020.html
【米大統領選】トランプ氏、女性票で苦戦 再選阻止に草の根運動も
2020/10/29 19:14産経新聞

【米大統領選】トランプ氏、女性票で苦戦 再選阻止に草の根運動も

「反トランプ大統領」を掲げるグループ「草の根の抵抗」の女性たち。同種の女性組織は全米に約2500あるという=28日、米中西部オハイオ州クリーブランド(上塚真由撮影)

(産経新聞)

 【オハイオ州クリーブランド=上塚真由】11月3日の米大統領選で再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)が女性票の取り込みに苦戦している。新型コロナウイルスの感染対策や人種問題への対応に批判が高まり、女性の支持率は民主党のバイデン前副大統領(77)に大きく水をあけられている。トランプ氏は最終盤での支持回復を狙うが、「反トランプ」で結束する女性の草の根運動も広がっており、容易ではない。

 大統領選の投開票日まで1週間を切った10月28日正午。激戦州の一つ、中西部オハイオ州クリーブランド市のコーヒー店では、マスク姿の女性たちが最後の週末に向け、バイデン氏への投票を呼びかける選挙活動の準備にいそしんでいた。

 集まったのは「草の根の抵抗」という市郊外の女性たちのグループ。4年前のトランプ氏の勝利を受けて10人で発足し、現在は主婦や元教師、弁護士など約250人が参加する。目的はトランプ氏の再選阻止だ。

 「女性を侮辱するトランプ氏は指導者でも何でもない」と、代表のスーザン・ポラコフ・ショーさん(61)。「4年前、(トランプ氏の勝利を受けて)私たちはただ泣いてワインを飲むだけだった。だが、今回は違う。これまで選挙に関心を示さなかった女性からも反響がある」とショーさんは手応えを語った。

 こうした動きはオハイオ州に限らない。米ハーバード大のシーダ・スコチポル教授によると、「反トランプ」を掲げる女性たちの草の根組織は全米に約2500も存在するという。

 トランプ氏が女性からの支持で劣勢にあることは世論調査にも表れている。22日公表の米キニピアック大の調査では男性の支持はバイデン氏41%、トランプ氏48%に対し、女性はバイデン氏60%、トランプ氏34%。2016年の前回大統領選で米主要メディアが実施した出口調査で女性の支持がクリントン氏54%、トランプ氏41%だったのに比べても低くなっている。

 女性票の中でもとりわけカギを握るのが、都市部の郊外に住む白人層だ。都市部や農村部と比較して無党派層が多いとされ、前回大統領選では、地域社会の治安維持を訴えたトランプ氏が支持を広げ、民主党候補だったクリントン元国務長官に勝利した要因の一つとなったとされる。

 子育て中の人も多い郊外の白人女性は家族の安全を第一に考えるとされ、トランプ氏は今回の選挙戦で人種差別抗議デモに伴う暴動に厳しい態度で臨み、治安対策の重要性を訴えてきた。ただ、ワシントン・カレッジのメリッサ・デックマン教授はこうした戦略は奏功していないとし、「郊外の女性は、暴動で被害を受けた人よりも、新型コロナによって死亡した人の存在を多く知っている。今回の選挙では、コロナ対策が何よりも重要となっている」と指摘した。

 長年の共和党員で、前回はトランプ氏に投票したクリーブランド市郊外の白人女性、パット・マケーナさん(72)は期日前投票で民主党のバイデン氏に一票を投じた。「トランプ氏は『コロナは収束に向かっている』というが、オハイオ州では拡大している。口を開ければ、自分の都合のよいことばかりで信用ならない」という。

 一方、反トランプ感情の高まりの中でも、揺るがない女性支持者が存在することも事実だ。デザイナーの白人女性(57)は周囲に明かさずトランプ氏に投票するといい、「私のように隠れたトランプ支持者はたくさんいる。何十年もかけて成果が乏しい政治家よりも、仕事ができるトランプ氏を選ぶ」と語った。

6058チバQ:2020/10/30(金) 08:53:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/56b32c9a6ae3be2013657dd3fee048edf902702e
共和牙城に異変、「接戦」に テキサス州、期日前急増 米大統領選
10/30(金) 7:09配信
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トランプ米大統領のパネルが設置された陣営の選挙事務所で、大統領選のテレビ討論会を視聴するトランプ氏の支持者ら=9月29日、テキサス州ヒューストン近郊(AFP時事)
 【ワシントン時事】来月3日の米大統領選で、共和党の牙城、南部テキサス州での「接戦」を予測する米メディアや調査機関が相次いでいる。

 世論調査で支持率差が縮小する中、空前の伸びを記録している期日前投票が民主党有利に働くとみられているためだ。トランプ大統領がテキサスを落とせば、他の激戦州の結果にかかわらず敗北が確定しかねず、影響は大きい。

 フロリダ大「米選挙プロジェクト」によると、テキサスの期日前投票者数は28日で818万人となり、既に前回の投票者総数の91%に達した。特に民主党支持者が多いヒューストンなど大都市で増えており、投票率の大幅上昇につながるとの見方が出ている。

 選挙分析サイト「クック・ポリティカル・リポート」は28日、テキサスの情勢を「トランプ氏やや有利」から「互角」に変更。投票率の上昇が民主党を利するという判断からで、NBCニュースも27日に「互角」に見直した。世論調査の平均値では、民主党のバイデン前副大統領に対するトランプ氏の支持率のリードは、1週間前の4ポイントから2.6ポイントに縮小している。

 テキサスで共和党の地盤が揺らぐ背景としては、ヒスパニック系人口の増加や、カリフォルニアやニューヨークなど民主党の地盤からの「新住民」流入が指摘されている。

 テキサスの選挙人は38人と全米で2番目に多く、取るか落とすかの違いは大きい。4年前に得票率9ポイント差でテキサスを制したトランプ氏は、接戦の世論調査を「でっち上げ」と切り捨て、最終盤のてこ入れ対象にもしていない。一方、バイデン陣営は副大統領候補のハリス上院議員が30日にテキサスを訪問すると発表し、戦線拡大に動き始めた。

6059チバQ:2020/10/30(金) 10:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea0e8fac1241050c3b3df96a640500618cf1ef16

重要4州の期日前投票数、共和党支持者が差を詰める 米大統領選




10/30(金) 10:11配信



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CNN.co.jp







米大統領選の期日前投票数は4州で共和党支持者が差を縮めていることがわかった
(CNN) 米大統領選のカギを握るフロリダ、ノースカロライナ、ネバダ、アイオワの4州の期日前投票数で、共和党支持者が民主党支持者との差を詰めていることが、調査会社カタリストのデータから明らかになった。4州では既に1200万票以上が投じられている。

両党候補の日程からは、これら4州への注力ぶりがうかがえる。共和党候補のトランプ大統領と民主党候補のバイデン前副大統領は29日、それぞれフロリダ州で遊説を行った。この後トランプ氏はノースカロライナ州に向かい、ペンス副大統領はアイオワ、ネバダ両州を回る。バイデン氏は30日にアイオワ州入りする予定。

トランプ氏は2016年の前回、1%差でフロリダ州を制した。同州の期日前投票数ではここにきて、共和党支持者が差を詰めつつある。1週間前の時点では民主党支持者による投票数が9ポイント上回っていたが、現在ではリードは4ポイントに縮小した。

ノースカロライナ州では16年、トランプ氏が3%以上の差を付けて勝利した。先週の時点では民主党支持者が投票数で12ポイント上回っていたが、現在は8ポイント差となっている。

アイオワ州では16年、トランプ氏が9%以上の差を付けて勝利。今年も激戦州となっている。これまでに投じられた期日前投票のうち、民主党支持者による票は49%を占め、共和党支持者の32%を17ポイント上回るが、共和党支持者はここ1週間で4ポイント差を詰めた。

ネバダ州では4年前、トランプ氏が約2%差でヒラリー・クリントン氏に敗れた。先週の時点では民主党支持者が期日前投票数で12ポイント上回っていたが、現在は民主党支持者の票が42%、共和党支持者の票が35%と、リードはわずか7%になっている。

6060チバQ:2020/10/30(金) 11:13:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef5241620480d17ed0efd35befc82224105009d1
投稿管理めぐり党派対立 SNS各社、バランスに腐心 米大統領選
10/30(金) 7:07配信
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米上院商業科学運輸委員会の公聴会にビデオで出席したフェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=28日、ワシントン(AFP時事)
 【シリコンバレー時事】米大統領選が11月3日に迫る中、インターネット交流サイト(SNS)の運営企業の投稿管理をめぐり、米国で党派対立が浮き彫りになっている。

 与党共和党が投稿への過剰介入をけん制する一方、野党民主党は誤情報への対策強化を求める。SNS各社は選挙後も表現の自由と情報の信ぴょう性のバランスに腐心する状況が続く。

 「民主党は投稿削除が不十分だと言い、共和党はやり過ぎだと言う」。28日に米上院商業科学運輸委員会がSNS大手の経営トップを招いて開いた公聴会で、ビデオで出席したフェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は板挟みの状況を語った。

 SNS各社は、2016年の前回大統領選でロシアによる選挙介入の温床になったとして批判を浴び、真偽の疑わしい情報への対策を強化してきた。しかし、今回の選挙ではトランプ大統領や保守派からの「検閲」批判を招いた。

 米国でSNSの発展に重要な役割を果たしたのが通信品位法230条だ。運営企業は利用者の投稿に対する法的責任を広範囲に免除される一方、問題があると見なせば投稿を削除する裁量を持つ。保守派は、これを隠れみのにSNS企業が投稿管理の説明責任から逃れていると問題視する。

 ウィッカー委員長(共和)は公聴会の冒頭、「フリーパスを終わらせる時だ」と語り、条項の見直しに言及。トランプ大統領もツイッターに「通信品位法230条を廃止しろ!」と投稿し、公聴会の議論に圧力をかけた。

 フェイスブックとツイッターのCEOは11月17日も上院司法委員会で政治的中立性や大統領選への対応について証言する予定。誤情報の取り締まり強化を訴える民主党候補のバイデン前副大統領も通信品位法230条の撤廃を主張しており、どちらの候補が勝利してもSNS企業は投稿管理に一段の透明性と説明責任を求められそうだ。

6061チバQ:2020/10/30(金) 18:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c254dde7b384dbbdb02c9e0a9391315eae195ec
米大統領選、最終盤へ 激戦州フロリダで両陣営が集会
10/30(金) 18:04配信

29日、米フロリダ州タンパの選挙集会で演説するトランプ大統領=AP
 11月3日の米大統領選が目前に迫り、選挙活動が最終盤を迎えている。共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領は29日、ともにフロリダ州タンパで集会を開催。開き方も、有権者へのメッセージも対照的だった。

 先に集会を開いたのは、トランプ氏。フットボールスタジアム脇の駐車場につくられた屋外の特設会場には、「米国を再び偉大に」のスローガンが入った赤い帽子をかぶった1万人を超える支持者が集結した。ロイター通信によると、この日は米国で過去最多となる、約9万1千人の新型コロナウイルス感染者が確認されたが、集会の参加者でマスクを着けているのは3割ほどだ。

 同じ赤い帽子をかぶって登壇したトランプ氏は、この日発表された7〜9月期の実質国内総生産(GDP)が年率換算で前期比33・1%増と急回復したことについて「誰も見たことがない数字だ」と胸を張り、新型コロナからの回復を強調。欧州で再び外出制限が広がることについては「ロックダウンはウイルスを止められなかった。生み出したのは悲惨さ、貧困、苦しみ、そして死だ」「我々は決してロックダウンはしない」と訴えた。演説を聴いたクリスティーナ・レイクさん(58)は「ほかの候補はひどいことばかり言うが、トランプ氏は希望をくれる」と喜んだ。

 その約5時間に開かれた、バイデン氏の集会は、参加者が車に乗ったまま演説を聴く「ドライブイン方式」。入場したのも、原則として招待された人のみだった。バイデン氏は激しい夕立の中、「トランプ氏はついさっき、多数の感染者を出すようなイベントをまた開いた」と批判。また、政府の専門家が「マスクをするだけで、年末までに10万人の米国人の命を救うことができる」と提言していることを紹介し、「私は経済も国も閉じ込めない。ウイルスを閉じ込める」と訴えた。
朝日新聞社

6062チバQ:2020/10/31(土) 02:47:16
https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident2020/20201030-OYT1T50050/

[接戦州情勢]アリゾナ…共和の牙城 今は昔

2020/10/30 05:00



ヒスパニック・リベラル層増加

 10月下旬になっても肌を刺すような日差しが照りつけるアリゾナ州の州都フェニックス近郊で、スペイン語で「VOTA(投票して)」と書かれたTシャツ姿のラウラ・ペナさん(40)が、立ち並ぶ平屋の住宅を次々とノックしていた。

 「(大統領選の)投票のやり方、わかりますか?」
����アリゾナ州フェニックス近郊で戸別訪問し、約2メートルの距離を隔てて投票を呼びかけるラウラ・ペナさん(左)
 メキシコ出身のペナさんは、スペイン語や英語で、玄関口に現れた主婦らにこう問いかける。共和党のトランプ大統領か、民主党のジョー・バイデン前副大統領への支持を訴えるわけでもなく、投票を意識付けるだけで立ち去っていく。
 ヒスパニック(中南米系)の民間団体「我々家族の投票」が、終盤戦に来て強化している票の掘り起こし運動だ。この地区では運動員100人が12時間体制で戸別訪問を展開しており、ペナさんもその一人として連日、5時間の訪問をこなす。
 「この選挙は、ヒスパニック住民が今後、米国社会で『人』として扱われるかどうかがかかっている」
����
 メキシコから8歳の時に移民してきたペナさんにとっては、移民排除の政策を進めるトランプ氏の発言などにおびえながら過ごす4年間だった。こうしたヒスパニックの人々を結集したこの団体も、政治的な立場は反トランプとなる。
 だが、バイデン氏支持はあえて訴えない。共和党の伝統的な牙城で対立を強調するよりも、投票率を上げさえすれば、ヒスパニックの有権者を中心に自然とバイデン氏の得票が上積みされると計算しているのだ。

残り:835文字/全文:1442文字

6063チバQ:2020/10/31(土) 02:55:24
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-27/QITN2ZT0AFB801

米大統領選を左右する激戦州、押さえておきたいポイント

Gregory Korte、Reade Pickert

2020年10月27日 10:42 JST

激戦州は農業から製造業、観光業などに依存する多様な経済を持つ

人口動態の影響などで、従来の共和党と民主党の牙城にも変化

2020年の米国は新型コロナウイルスの感染拡大や急激な景気悪化、人種差別反対運動の広がりなど複数の危機に見舞われた。それらの危機が政治地図を塗り替え、大統領選の結果を左右する激戦州を揺らしている。

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  16年の前回選挙では、伝統的に民主党が強いペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン各州の通称「ブルーウォール(青い壁)」の票が共和党に流れ、トランプ大統領の誕生を後押しした。民主党候補バイデン前副大統領は同3州の有権者を取り戻すべく闘っている。
  一方、ミネソタ州は1972年に故リチャード・ニクソン氏が制して以来、共和党候補が勝利したことがない民主党の牙城だが、トランプ氏が勝利を目指して資源を重点投入している。新型コロナの影響で観光依存型経済が苦境にあるネバダ州でも、バイデン氏は思うように強さを発揮できていない。
  対照的に、アリゾナ、ジョージア、テキサスなど伝統的に共和党が強い「サンベルト地帯」では、人口動態の変化がバイデン氏に有利に働いている。これらの州は08年の選挙でオバマ氏が勝利したノースカロライナ州と共に新たな激戦州となっている。
  このほか、大統領選では過去数十年にわたり、オハイオとフロリダの両州を制した候補者が勝利してきた。党員集会・予備選で重要な位置を占めるアイオワ州とニューハンプシャー州も接戦が見込まれる今回の選挙で鍵を握る可能性がある。

押さえておきたい数字

10人に4人:米有権者のうち、アリゾナ、フロリダ、ジョージア、アイオワ、ミシガン、ミネソタ、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ、ペンシルベニア、テキサス、ウィスコンシンの激戦州に住んでいる人の割合

7万7744票:前回選挙でトランプ氏が制したミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシン3州での合計得票差

270人:大統領選に勝つために必要な選挙人の数

激戦州が重要な理由

  これらの激戦州はそれぞれ、農業から製造業、観光業に至る各産業に依存した多様な経済を持っている。また、新型コロナによる影響も各州でさまざまだ。新型コロナは各州の経済のみならず、有権者の投票方法も変えた。
異例の米大統領選、投票日夜の最重要な数字は「未集計票」
  激戦州としての各州の地位は候補者の選挙運動に過大な影響を与え、当選者がホワイトハウス入りした後の政策課題も左右する可能性がある。

原題:
The Battleground States That Will Decide the Presidential Race(抜粋)


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