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2004年米国大統領選スレ

6063チバQ:2020/10/31(土) 02:55:24
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-27/QITN2ZT0AFB801

米大統領選を左右する激戦州、押さえておきたいポイント

Gregory Korte、Reade Pickert

2020年10月27日 10:42 JST

激戦州は農業から製造業、観光業などに依存する多様な経済を持つ

人口動態の影響などで、従来の共和党と民主党の牙城にも変化

2020年の米国は新型コロナウイルスの感染拡大や急激な景気悪化、人種差別反対運動の広がりなど複数の危機に見舞われた。それらの危機が政治地図を塗り替え、大統領選の結果を左右する激戦州を揺らしている。

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  16年の前回選挙では、伝統的に民主党が強いペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン各州の通称「ブルーウォール(青い壁)」の票が共和党に流れ、トランプ大統領の誕生を後押しした。民主党候補バイデン前副大統領は同3州の有権者を取り戻すべく闘っている。
  一方、ミネソタ州は1972年に故リチャード・ニクソン氏が制して以来、共和党候補が勝利したことがない民主党の牙城だが、トランプ氏が勝利を目指して資源を重点投入している。新型コロナの影響で観光依存型経済が苦境にあるネバダ州でも、バイデン氏は思うように強さを発揮できていない。
  対照的に、アリゾナ、ジョージア、テキサスなど伝統的に共和党が強い「サンベルト地帯」では、人口動態の変化がバイデン氏に有利に働いている。これらの州は08年の選挙でオバマ氏が勝利したノースカロライナ州と共に新たな激戦州となっている。
  このほか、大統領選では過去数十年にわたり、オハイオとフロリダの両州を制した候補者が勝利してきた。党員集会・予備選で重要な位置を占めるアイオワ州とニューハンプシャー州も接戦が見込まれる今回の選挙で鍵を握る可能性がある。

押さえておきたい数字

10人に4人:米有権者のうち、アリゾナ、フロリダ、ジョージア、アイオワ、ミシガン、ミネソタ、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ、ペンシルベニア、テキサス、ウィスコンシンの激戦州に住んでいる人の割合

7万7744票:前回選挙でトランプ氏が制したミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシン3州での合計得票差

270人:大統領選に勝つために必要な選挙人の数

激戦州が重要な理由

  これらの激戦州はそれぞれ、農業から製造業、観光業に至る各産業に依存した多様な経済を持っている。また、新型コロナによる影響も各州でさまざまだ。新型コロナは各州の経済のみならず、有権者の投票方法も変えた。
異例の米大統領選、投票日夜の最重要な数字は「未集計票」
  激戦州としての各州の地位は候補者の選挙運動に過大な影響を与え、当選者がホワイトハウス入りした後の政策課題も左右する可能性がある。

原題:
The Battleground States That Will Decide the Presidential Race(抜粋)

6064チバQ:2020/10/31(土) 02:58:42
https://mainichi.jp/articles/20201029/k00/00m/030/209000c
バイデン氏、最終盤で得票上積み狙い攻勢 30日に2月以来のアイオワ州入り

毎日新聞 2020年10月29日 19時26分(最終更新 10月30日 20時01分)

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����期日前投票を済ませ手を上げる米大統領選民主党候補のバイデン前副大統領(中央左)と妻ジルさん=米東部デラウェア州ウィルミントンで2020年10月28日、AP
 11月3日の米大統領選を前に民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)が最終盤で戦線を拡大している。27日に当初は勝利が難しいとみられていた南部ジョージア州(選挙人16人)で支持を訴え、30日には2月以来訪れていなかった中西部アイオワ州(6人)に入る。各種調査で、共和党のドナルド・トランプ大統…

6065チバQ:2020/10/31(土) 03:01:37
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4113127.html

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米大統領選挙まで1週間、激戦 バイデン氏“共和党の牙城”奪還か

28日 17時45分

 アメリカ大統領選まであと1週間、民主党バイデン候補が、ある“共和党の牙城”を初めて訪れました。黒人が多い南部ジョージア州です。差別撤廃への機運の高まりから、民主党奪還の可能性が出ているのです。

 「会場の外には、入りきれない支持者が集まっています。バイデン候補が、激戦州ジョージアに初めて入りました」(記者)

 「ここジョージア州で勝てるならば、全米で勝ったも同然です」(民主党 バイデン候補)

 ジョージア州は、大統領を決める選挙人が全米で8位の票田。1992年以来、民主党候補は負け続けですが、バイデン氏は選挙最終盤の世論調査でトランプ氏と並んでいます。

 「ジョージア州は民主党が奪還します」(バイデン氏の支持者)

 公民権運動の象徴であるキング牧師の生まれ故郷・アトランタを中心に、黒人が人口の3割以上を占めるジョージア。人種差別撤廃への機運が高まっている今年は、これまで以上に「黒人の投票率」が勝敗のカギを握ります。

 「ジョージ・フロイドさんをはじめ、犠牲になった黒人の名前を私たちも、この国も忘れません」(民主党 バイデン候補)

 一方のトランプ氏は、「バイデン氏が黒人差別への抗議に乗じた暴力を容認している」と批判します。
 「バイデンは暴徒側、私は治安を守るヒーローたちの味方だ!」(アメリカ トランプ大統領)

 激しい攻防のなか、今回の選挙で目立っているのは、最大10時間待ちもあった期日前投票の大行列。これは共和党の州知事が、投票所を300以上も減らしたからなのですが、実は、その大半は黒人が多い地域です。

 「“投票妨害”です。国民の声を真に反映させたいなら、極力多くの人に投票させるべきなのに」(投票所に来た人)

 民主党支持が多い黒人の投票率を抑えるための共和党による“投票妨害”だと批判されています。

 しかし・・・。
 「有権者になってから最も重要な選挙です」(投票所に来た人)

 「(“投票妨害”で)有権者が投票所に行きづらくなっている。だからこそ、『確実に一票を投じたい』という気持ちをかきたてるのです」(モアハウス大学 エイドリアン・ジョーンズ准教授)

 投票を済ませた人の数が、すでに4年前の選挙の倍に達している共和党の牙城。黒人の投票率アップで民主党が奪還を果たせるでしょうか。

6066チバQ:2020/10/31(土) 03:03:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/63559
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敗北認めずトランプ氏再選? 民主恐れる「悪夢のシナリオ」<米大統領選>

2020年10月23日 05時50分

 11月3日の米大統領選では民主党のバイデン前副大統領(77)が各州の投票でもし勝っても、共和党のトランプ大統領(74)が敗北を認めず強引に再選を果たす民主党にとっての「悪夢のシナリオ」(米メディア)がささやかれている。郵便投票の不正を主張し訴訟に持ち込み、憲法の規定を都合よく駆使することで結果を書き換える筋書きだ。どんな可能性があるのか。(ワシントン・金杉貴雄)

◆郵便投票に疑義訴え勝利宣言

 大統領選は、州ごとに1票でも多い候補が各州に割り当てられた「大統領選挙人」を総取りする方式だ(一部の州を除く)。全選挙人の過半数270人を獲得した候補が当選する。今回は郵便投票が激増し、特に新型コロナウイルスに警戒感が強い民主党支持者が多く利用するとみられる。

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 仮に、大接戦の末に最終的に東部ペンシルベニア州(選挙人20人)の結果が勝敗を決することになったと想定する。

 同州の郵便投票は投開票日3日後の到着まで有効。開票では当初トランプ氏がリードしても、郵便投票の集計が進むとバイデン氏が逆転する展開も予想される。

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米南部ノースカロライナ州で9月、郵便投票の準備をする選挙管理事務所=AP・共同

 トランプ氏はこの場合、「郵便投票は不正の疑いがある」と直接投票の得票をもとに勝利を宣言し、州を相手取り、郵便投票の有効性などを巡る訴訟を起こす可能性がある。

◆憲法根拠に有利な選挙人選ぶ

 選挙人は12月14日に州ごとに集まり投票し、結果を連邦議会に送付する必要がある。しかし、法的な争いがもつれて確定しない場合、共和党多数の州議会が有権者の投票を度外視し、トランプ氏を勝者とする選挙人を任命する案が共和党内で浮上している。合衆国憲法2章「各州は、その立法部が指示する方法で選挙人を任命する」との規定が根拠にある。

 連邦議会で全選挙人の投票を集計する来年1月6日、上院議長を兼ねるペンス副大統領がこれを認めれば、トランプ氏が過半数を得て当選者となる。

 仮に激戦州の結果が1月6日の時点でも決着せず、トランプ、バイデン両者とも選挙人が過半数の270人に届かなかったとする。この場合、憲法修正12条の規定で、連邦議会下院が直ちに「決選投票」を行うことになる。

 下院は現時点で民主党が多数だが、この決選投票では「各州で1票」ずつを投じ、過半数の26票を争う。現在は共和党多数が26州で、このままならトランプ氏再選が決定する。

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米ネブラスカ州で8月、郵便投票の書類をポストに入れる有権者=AP

 ただ、下院は大統領選と同時に全員改選で、新議員が1月3日に就任する。米メディアによると、民主党のペロシ下院議長は既に、下院での決選投票を見越して各州の下院選で多数議席を獲得するようげきを飛ばしている。

◆200年ぶりの下院決戦投票も

 下院で決選投票が行われれば、1824年以来で約200年ぶりだ。

 政権移行に詳しい米バーグルエン研究所のニルス・ギルマン計画担当副代表は「大統領選が僅差なら、あらゆる可能性がある。もし有権者の投票とは異なる結果になれば、米国民の民主主義への信頼は壊滅するだろう」と懸念している。

6067チバQ:2020/10/31(土) 03:07:09
https://www.tokyo-np.co.jp/article/65103?rct=us_election

民主が上院で6年ぶり過半数奪還も 共和党地盤の州でも互角の戦い<米大統領選>

2020年10月30日 05時50分

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 【ワシントン=白石亘】11月3日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選挙に注目が集まっている。上院選では野党民主党が優位な戦いを進めており、6年ぶりに過半数を奪還するとの見方が浮上。下院選でも民主党の勝利が確実視されており、上下両院で多数派が異なる「ねじれ議会」の解消につながる可能性もある。

◆民主3議席増やせば上院支配可能に

 今回、上院(定数100)で改選されるのは35議席。現有議席は共和党が53、民主党は47で、民主党が4議席を増やせば過半数となる。また大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝った場合、上院で可否同数となった際に副大統領に1票が与えられるため、民主党は3議席を増やせば上院を支配できる。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の予測によると、現有議席を含めて獲得見込みの議席数は共和党が46、民主党が45で、残る9議席が接戦となっている。

◆サウスカロライナ州で共和重鎮と接戦

 共和党が伝統的に地盤としてきた州でも、民主党に勢いがあり、中でも「最大の驚き」(米紙ワシントン・ポスト)と言われるのが南部サウスカロライナ州だ。共和党の重鎮でトランプ大統領の盟友であるグラム上院議員は6年前の前回選挙で15ポイントの大差で対立候補を破ったものの、現在は民主党新人のハリソン候補と互角の戦いとなっている。

 また西部コロラド州やアリゾナ州でも、共和党現職が苦しい戦いを強いられている。トランプ氏は郊外に住む女性有権者の支持を失いつつあり、それがトランプ氏に近い議員の支持離れにつながっているという。

 こうした状況を受け、調査サイト「ファイブ・サーティ・エイト」は27日のリポートで「民主党が7割以上の確率で上院を奪還するだろう」と予測。独立系の選挙分析サイト「クック・ポリティカル・リポート」も、民主党は上院で議席数を2〜7つ増やす可能性が高いと分析している。

6068チバQ:2020/11/02(月) 14:04:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/df487141a6baba19f7b2e91c9a0edf6eac28e28d
支持者衝突の懸念 全米各地で異例の厳戒態勢 民間武装組織「内戦扇動も」
11/1(日) 19:26配信
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米大統領選の開票で暴動が起きる可能性に備え、ホワイトハウス周辺で窓やドアに板を張り付ける人たち=首都ワシントンで10月30日、鈴木一生撮影
 3日投開票の米大統領選で、選挙結果をめぐって共和党候補のトランプ大統領(74)と民主党候補のバイデン前副大統領(77)の支持者が衝突するなど不測の事態が起きるのに備え、警察当局などが全米で警戒を強めている。トランプ氏が敗北しても「不正選挙だ」と主張し、共鳴した右翼グループが混乱を引き起こすことも懸念され、異例の厳戒態勢になっている。

 トランプ氏は「投票所に行って注意深く監視しよう」と支持者に呼びかけている。米紙ワシントン・ポストによると、西部オレゴン州ポートランドでは右翼の武装グループが投開票日に武器を持って投票所に集まることを計画している。対立する極左グループも投票所に行く準備をしているといい、有権者への威嚇や両者の衝突が起きかねない。

 分断が深まる中、どちらが勝っても反対派のデモで小競り合いや衝突が起きるとみられる。ポートランド市当局は、衝突が起きた場合に外出禁止令を出すことを検討。東部ニューヨーク市では投票所に警察官を配置する。首都ワシントンも厳戒態勢で、10月30日にはホワイトハウス周辺の店などで、窓やドアをベニヤ板で覆う光景が見られた。

 混乱が最も危惧されるのは、トランプ氏が一方的に勝利を宣言したり、敗北しても認めなかったりする場合だ。今回は開票に時間がかかる郵便投票が増えており、勝者の確定が遅れる可能性が指摘されている。トランプ氏が確定前の早い段階で一方的に勝利宣言をすれば、反発する大規模なデモが起きるのは必至だ。また、敗北が決定的になっても「郵便投票に不正があった」などと主張し、支持者に「行動」を呼びかける可能性もある。

 中でも、ミリシアと呼ばれる民間武装組織の動向に懸念が強まっている。中西部ミシガン州では10月、トランプ氏と対立するウィットマー知事(民主党)を拉致する計画を立てていたとして、地元ミリシアのメンバーら13人が訴追された。司法当局の資料によると、ミリシアのメンバーらは「暴力によって社会崩壊を引き起こす『内戦』を扇動しようとしていた」という。

 ミシガン州でミリシアの実地調査をしてきた米バンダービルト大のエミー・クーター博士(社会学)は、訴追されたミリシアは新しい組織で「計画を完全に実行する能力があったかは疑問だ」と指摘しつつ、大統領選で「(ミリシアのメンバーの中に)個人レベルで邪悪な行動を起こす者がいても驚きではない」と話す。

 米社会では選挙後の混乱への不安が広がっており、英調査会社「YouGov」によると、回答者の56%が「選挙の結果、暴力が増加する」と予想する。銃を購入する人の数も増えており、米連邦捜査局(FBI)によると、購入時に必要な身元調査は1〜9月に約2883万件で、すでに昨年を上回った。【ニューヨーク隅俊之】

6069チバQ:2020/11/02(月) 14:11:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2019e940e05a2cc9ebb9a5c5219ea8c0db9826a
【解説】米大統領選、開票で待ち受ける波乱 郵便投票が試練に
11/2(月) 13:01配信
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米大統領選で、郵便投票や期日前投票を済ませた有権者の割合を州別に示した図。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】これまでの米大統領選での開票作業は、主に投票所で投じられる票を機械が自動的に集計するというシンプルなものだった。だが今年の大統領選では、新型コロナウイルスの流行を受け、郵便投票が大幅に増加。国内に数千ある選挙区で開票の手順や規則がそれぞれ異なることも相まって、各地で人手不足や技術的・法的問題が生じている。

【写真】処理される大量の郵便投票用紙
 3日に行われる今年の米大統領選で、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と民主党候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領の得票数が僅差となった場合、2000年の選挙のように法廷闘争に発展し、最高裁にまで持ち込まれる可能性があると広く予想されている。
 世論調査からは、郵便投票を選ぶ民主党支持者の割合が共和党支持者よりもはるかに多いことが分かっており、共和党は各地で郵便投票の制限を目指した法廷闘争を繰り広げている。
 近年の選挙では、郵便で投じられた票の約1%が無効となっているが、今回は郵便投票の増加によりその割合は増える見通しで、有効性が問われる票の数は数十万に上る可能性がある。2000年の大統領選では、フロリダ州でのわずか537票の差が勝敗を分けた。
■投票の全体像は?
 2016年の選挙では約1億3900万人が投票し、うち3300万人が郵便で投票した。今年の投票者数は1億5000万人を超える可能性があり、うち半数が郵便投票を選ぶとも予測されている。
■郵便投票の仕組みは?
 郵便投票の制度は州によって異なる。大半の州では、記入した投票用紙を返信用封筒に入れ、封筒に署名をした上で返送するか、指定の投票箱に入れる。一部の州ではプライバシー保護用の内袋があり、投票用紙をこれに入れて封筒に入れる。さらに封筒に立会人の署名と連絡先を記入する必要がある州もあり、中でも関連法が特に厳しいアラバマ州では立会人2人の署名が必要とされる。
■票はいつ集計される?
 投票所で直接投じられた票は自動的に集計され、開票結果は大抵、投票締め切りから数時間後、あるいは早くて1時間以内に発表される。しかし郵便投票の集計は煩雑で、州によって規則は異なる。
 一部の州では郵便投票による票は選挙日までに到着した分のみを集計する。一方、投票日までの消印があれば最大10日後に到着した分も集計する州もある。米郵政公社(US Postal Service)への負担を考慮し、今年は票の到着受付期間を延長したところもある。
 署名の照合、封筒の開封、投票用紙の抜き出しと集計の手順は、州ごとに異なる。例えばコロラド州では到着次第開封され、集計は投票日の15日前から機械で進められるが、結果は投票日の午後7時まで公表されない。
■多数の障害
 障害の一つとなるのが、郵便サービスだ。郵政公社では最近、経費削減が進められており、共和党が郵便投票の妨害を試みているとの批判もある。郵便投票の増加により、すべての集計を終えるには数日かかる可能性がある。
 署名照合の問題もある。自動化されている州もあれば、作業員が目視で記録上の署名と照合する州もある。また署名の形は時間とともに変わることも多く、署名の仕方が2つ以上ある人もいる。デジタル世代の若者、特に今回初めて投票する人は、署名の形が定まっていなかったり、署名が当局の記録になかったりするかもしれない。
 一部の州は無効票を投じた有権者を特定し、署名の確認を取ったり、不備の修正を求めたりもするが、これには時間がかかる。
 もう一つの問題として、プライバシー保護の内袋に入っていない票を無効とするかどうかがある。ペンシルベニア州で共和党が起こした訴訟では、内袋に入っていない票は集計してはいけないとの判決が下された。該当票は数万に上る可能性がある。一方、こうした票も集計する州もある。
■法廷闘争も
 激戦州では、民主・共和両党が法務チームを増強してきた。トランプ氏はすでに、投票日を過ぎて届いた郵便投票の票は信頼できないと宣言している。
 最終結果が僅差となれば、2000年のフロリダ州のように、複数回の再集計を求める声が出るだろう。そうなれば両党は票の一つ一つについて有効性を争い、正しい消印・署名があるか、住所は正確か、不備は合法的に訂正できるのか、それとも、もう遅いのかといった点が検証されることになる。【翻訳編集】 AFPBB News

6070チバQ:2020/11/02(月) 14:45:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd4cff52e58a358b44551c8da213d86330922c82
両陣営、激戦州でラストスパート 米大統領選、3日投票
11/1(日) 20:34配信
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31日、米東部ペンシルベニア州ニュートンの選挙集会で話すトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選は3日、投票が行われる。

 投票前最後の週末、再選を目指すトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)は、それぞれ激戦州を精力的に遊説。激しい非難合戦を繰り広げ、支持拡大へラストスパートをかけた。

 トランプ氏は10月31日、東部ペンシルベニア州の4カ所で選挙集会を開催。「バイデンの演説を見たが、口を開けば新型コロナウイルスの話ばかり。他に言うことがないらしい」と批判した。バイデン氏がサングラス姿で演説したことにも触れ「目の(整形)手術をしたのを見られたくないのだろう」とやゆした。

 また、トランプ氏は同日、トランプ支持者の運転とみられる多数の車がテキサス州で、バイデン陣営スタッフを乗せたバスを囲み進路を妨害する動画をツイッターに掲載し、「テキサスは大好きだ」と書き込んだ。バイデン陣営は、この妨害行為で行事が中止に追い込まれたと主張。声明で「トランプ支持者は建設的な対話ではなく、バイデン氏のスタッフや支持者を乱暴なやり方で追い出すことを選んだ」と非難した。

 一方、バイデン氏は中西部ミシガン州の選挙集会で「最前線の医療関係者が全力でウイルスと闘っているのに、(トランプ)大統領は降参した。ウイルス打倒の第一歩は、ドナルド・トランプを打倒することだ」と訴えた。トランプ氏がテレビ司会者時代、髪形をセットする費用7万ドル(約730万円)超を経費で落としたことに言及し、「私は髪が薄いが、この方がいい」と笑いを誘った。

 集会にはオバマ前大統領も駆け付け、今回の選挙戦で初めて前正副大統領が支持者の前にそろい踏み。オバマ氏は、トランプ氏が前日の演説で、新型コロナ禍で医者がもうけていると発言したことを取り上げ「他人を救うために、見返りなく自分の命を危険にさらす人もいるということが、彼には理解できない」と非難した。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、大統領選で期日前投票と郵便投票を済ませた人は、31日までに計9100万人を超えた。2016年大統領選での全投票者数のおよそ3分の2に相当し、米史上初めて全投票の半分以上が事前に投じられる見通しという。

6071チバQ:2020/11/02(月) 14:46:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/db127212fbd3c46e55ea0bbdacf1f35a16538184
米大統領選 バイデン氏最終盤も優勢 トランプ氏逆転に望み
11/1(日) 19:47配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選は3日午前6時(米東部時間、日本時間同午後8時)、投票が始まる。全米の平均支持率でリードを保つ民主党のバイデン前副大統領(77)に対し、共和党のトランプ大統領(74)は南部や東部の激戦州で猛追し、10月31日から3日間の選挙運動で2016年の前回大統領選と同様の「土壇場の逆転勝利」を再現することに望みを託している。

【イラストでみる】米大統領選の仕組み

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた主な全米世論調査の平均支持率(10月31日現在)は、バイデン氏が51・3%とトランプ氏の43・5%に7・8ポイント差をつけている。

 トランプ氏は前回、投票日まであと3日の時点で民主党のクリントン候補に2・1ポイント差まで追い上げており、全米の平均支持率をみる限りでは前回と同様の勢いには至っていない。

 ただ、トランプ氏が前回選で制し、今回も勝敗の行方を左右するとみられる6つの激戦州の平均支持率(同日現在)は、同氏が3・4ポイント差まで追い上げた。

 特に、南部フロリダ(大統領選挙人数29人)とノースカロライナ(15人)、西部アリゾナ(11人)の3州では、両者の支持率はほぼ互角となった。一方、残る3つの激戦州でのバイデン氏とトランプ氏の支持率の差は中西部ミシガン(16人)で7・3ポイント、ウィスコンシン(10人)で5・7ポイント、東部ペンシルベニア(20人)では4・1ポイント差となっている。

 全米50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人の過半数270人を確保した候補が勝利する大統領選で、トランプ氏が再選を果たすには、最低でも南部と西部の激戦3州に加え、中西部と東部の3州のうち少なくとも1州を制する必要がある。トランプ氏としては、着実に追い上げつつあるペンシルベニア州を何とか確保したい考えだ。

 一方、バイデン氏は中西部と東部の激戦州で優勢にあることを視野に、前回大統領選でトランプ氏がクリントン氏に5ポイント以上の差をつけて制した中西部オハイオ(18人)とアイオワ(6人)に加え、共和党の伝統的地盤である南部テキサス(38人)やジョージア(16人)で攻勢をかけ、トランプ氏を揺さぶる。バイデン氏はこのうち、オハイオとアイオワ、ジョージアで支持率をほぼ互角に持ち込んだ。

 統計分析サイト「ファイブサーティーエイト(538)」は10月31日、バイデン氏の当選確率は89%、トランプ氏は11%と算出した。同サイトは前回大統領選で、同時期のトランプ氏の当選確率を35・3%としていた。

6072チバQ:2020/11/02(月) 14:47:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/005b56258195ba936c777ea689364171b16aa44a
【解説】米大統領選、鍵を握る激戦6州
11/1(日) 15:02配信
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米大統領選の激戦6州について解説した図。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】3日に投票が行われる米大統領選挙で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)候補が共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏から政権を奪うためには、激戦区の数州を制す必要がある。

 今回の選挙で主な激戦州となっているのは、フロリダ、ペンシルベニア、ミシガン、ノースカロライナ、ウィスコンシン、そしてアリゾナの6州。いずれも2016年大統領選ではトランプ氏が勝利したが、うち4州はその前の2012年大統領選で民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領を支持していた。
 政治情報サイトのリアル・クリア・ポリティクス(RealClearPolitics、RCP)がまとめた10月29日時点の各世論調査結果の平均では、これら6州のうちアリゾナを除く5州でバイデン氏がリードしている。残る44州の状況が4年前と変わらなければ、バイデン氏はフロリダとペンシルベニアの大票田2州さえ制すれば大統領選に勝利できる。
 各激戦州の状況を以下にまとめた。
■ペンシルベニア
 バイデン氏の出身地であるペンシルベニア州は、過去10年間に工業が著しく衰退した中西部・北東部の「ラストベルト(Rust Belt、さびた地帯)」で最大の票田だ。
 都市部ではバイデン氏への支持が厚い一方、保守的な西部・中央部ではトランプ氏が支持されている。鍵を握るのは、郊外部と北東部となる。
 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が4.3ポイントリードしている。
■ミシガン
 ミシガン州は2016年の選挙ではトランプ氏が辛勝し、今年も激戦が繰り広げられている。
 トランプ氏は同州を遊説し「米国の再起」を誇示したが、有権者の間では新型コロナウイルス流行の経済への影響とトランプ氏の対応に対する懸念が広がっている。
 同州のグレッチェン・ウィットマー(Gretchen Whitmer)知事(民主党)はトランプ氏と対立。同知事が実施したロックダウン(都市封鎖)は保守派の怒りを買い、夏には多数の人が銃を持って州議会前に集まり抗議した。

 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が6.5ポイントリードしている。
■ウィスコンシン
 2016年の選挙では民主党のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)候補がウィスコンシン州を訪問せず、同州を失う結果となった。民主党は今年、同州を重視し、8月に開催した全国大会の開催地として選んだ。
 トランプ、バイデン両氏は9月上旬、抗議デモが巻き起こった同州ケノーシャ(Kenosha)を訪問。またマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領と民主党の副大統領候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員も、それぞれ同州で選挙運動を行った。
 10月28日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が6.4ポイントリードしている。

6073チバQ:2020/11/02(月) 14:47:57
■フロリダ
 共和党は、最大の激戦州であるフロリダを死守する構えを見せている。一方の民主党は、共和党が住民の投票を抑圧していると非難し、とりわけ非白人がその標的となっていると主張している。
 同州では人口の多数を占めるヒスパニック系住民が鍵を握るが、世論調査では民主党支持者の割合が2016年から減少していることが示されている。
 識者の多くは、フロリダ州をトランプ陣営の「ファイアウオール(防火壁)」として見ている。もし破られれば、トランプ氏は政権を失うだろうとの見方だ。
 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が1.2ポイントリードしている。
■ノースカロライナ
 古くからの保守州であるノースカロライナでは、4年前の選挙でトランプ氏が3ポイントの差で勝利した。だが今年は共和・民主両党ともに、接戦となっていることを認めている。
 民主党所属の同州知事は住民から広く支持され、コロナ対策ではバランスの取れた対応が称賛された。
 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が0.6ポイントリードしている。
■アリゾナ
 数十年にわたり共和党の牙城となっているアリゾナ州では、ヒスパニック人口の拡大とリベラルなカリフォルニア州民の流入により、有権者層が変化している。

 保守派の有権者は、トランプ氏による移民流入制限とメキシコ国境沿いの壁建設の取り組みを歓迎している。
 ただトランプ氏は、同州選出の故ジョン・マケイン(John McCain)上院議員を繰り返し中傷したことで、支持者離れを招いた恐れがある。マケイン氏は同州選出の上院・下院議員を数十年にわたり務め、今もなお同州の政治に大きな影響を及ぼしている。
 RCP平均データではこれまでバイデン氏がリードを保ってきたが、10月29日時点の支持率はトランプ、バイデン両氏がいずれも47.0%と拮抗(きっこう)している。【翻訳編集】 AFPBB News

6074チバQ:2020/11/02(月) 14:48:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d820efa086275a21aab4c6e1ac0f0161623aa5c
激戦のミシガンなど2州でバイデン氏優勢 ノースカロライナでは接戦
11/1(日) 14:35配信
25




前回の選挙でトランプ大統領(右)が制した激戦4州のうちウィスコンシン、ミシガンでは民主党候補のバイデン前副大統領が優勢を維持している
(CNN) 2016年大統領選でトランプ米大統領が制した激戦4州のうち、中西部のウィスコンシン、ミシガン各州では民主党候補のバイデン前副大統領が優勢を維持していることが分かった。

アリゾナ、ノースカロライナの2州を合わせた計4州は、大統領選の結果を左右する激戦州として注目されている。CNNの委託を受けた世論調査会社SSRSが10月23〜30日、4州でそれぞれ成人約1000人を対象に電話調査を実施した。

その結果、アリゾナとウィスコンシンでの支持率は、最近の世論調査の平均にほぼ沿った数字が出た。アリゾナはバイデン氏50%、トランプ氏46%で、その差は誤差範囲の4ポイント以内。ウィスコンシンはバイデン氏が52%と、トランプ氏の44%を大きく上回っている。

ノースカロライナでは、バイデン氏(51%)が誤差範囲4ポイントをわずかに超える差でトランプ氏(45%)をリードしていた。最近の平均ではこの差がさらに小さかった。

ミシガンではバイデン氏53%、トランプ氏41%と、最近の平均をさらに上回る差がついた。

ミシガンとウィスコンシンはアリゾナ、ノースカロライナと比べて白人有権者の割合が多く、白人がバイデン氏を支持する傾向も強い。特に大卒の白人層によるバイデン氏の支持率は両州とも61%と、アリゾナの50%、ノースカロライナの51%を大幅に上回った。

一方で非大卒白人層はトランプ氏の支持者が過半数を占め、特にノースカロライナでは64%に達した。

男女別では、4州とも女性の55%以上がバイデン氏を支持していたのに対し、男性はノースカロライナ、アリゾナでトランプ氏優勢、ミシガン、ウィスコンシンでは互角という結果が出た。

6075チバQ:2020/11/02(月) 14:49:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/841dac9d7124b28e9e7b4bf660e4a7b4e0a30146
トランプ氏、一部激戦州で猛追 バイデン氏、逃げ切り図る 米大統領選
11/1(日) 7:29配信
67




30日、米中西部ウィスコンシン州グリーンベイで、演説するトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】11月3日の米大統領選投開票日に向け、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)の戦いは最終盤を迎えた。

 バイデン氏は4年前にトランプ氏が勝利した約10の州で優勢か互角の展開。一方、トランプ氏もこのうちフロリダなど南部を中心に激戦州で猛追を仕掛けている。

 トランプ氏は30日、中西部を遊説し「バイデンは貧困と不幸、不況をもたらすが、私は雇用を届ける」と支持を訴えた。

 各州選挙人の過半数(270人)を得た候補が勝者となる大統領選で、トランプ氏は4年前、306人の選挙人を獲得。ただ、今回は前回僅差で制した中西部ミシガン(選挙人16人)、同ウィスコンシン(10人)、東部ペンシルベニア(20人)の3州で、バイデン氏に支持率で4〜7ポイント後れを取る。3州とも落とせば敗北が濃厚。31日にはペンシルベニアで4回の集会を開き、必死に挽回を図る。

 大統領選のもう一つの舞台となるのが、南部フロリダ(29人)、同ノースカロライナ(15人)、西部アリゾナ(11人)の3激戦州。支持率ではバイデン氏がやや優勢だったが、トランプ氏がなりふり構わぬ地上戦で猛追し、互角か1ポイント差に詰めている。

 一方、バイデン氏も30日、中西部入りし、政権の新型コロナウイルス対応を批判して「トランプ氏はウイルスに白旗を揚げたが、米国民は諦めるわけにいかない」と訴えた。トランプ氏の攻勢は新型コロナ感染が広がる中西部では壁に突き当たっており、バイデン氏は、前回トランプ氏が5ポイント以上の差をつけた中西部のオハイオ(18人)やアイオワ(6人)、さらには共和党地盤の南部テキサス(38人)やジョージア(16人)でも勝負を仕掛ける。

 トランプ氏はこれら大半の州を守り、前回からの選挙人の目減りを36以下に抑えなければならない。統計学者ネイト・シルバー氏が運営する選挙予想サイト「538」は30日、バイデン氏勝利の確率を90%とはじいた。

 ただ、従来の選挙と異なり、新型コロナによる郵便投票急増で、開票や勝者確定までの流れに不透明さが漂う。郵便投票の不正を訴え、法廷闘争を示唆するトランプ氏は、容易に敗北を認めない構え。開票が比較的早く進む可能性があるフロリダやアリゾナなどを確実に制し、中西部激戦州の戦いに臨む心積もりとみられる。

6076チバQ:2020/11/02(月) 15:07:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/38b442f50eb7467d53627508c0368d0f766a2974
すべてを二分する大統領選 激戦州の街に記者が暮らして見えたもの
10/31(土) 10:00配信




記者の部屋から見た通りの様子。タウンハウスと呼ばれる長屋のようにつながった古い集合住宅が並ぶ=ペンシルベニア州ヨーク、大島隆撮影
 「ここはとてもセグリゲート(分離)された街なんだ」。古い集合住宅が密集する夕暮れの街並みを眺めながら、アンドリュー・ジャクソンさん(20)がつぶやいた。米東部ペンシルベニア州のヨーク市。ジャクソンさんは、自動車修理店で学費と生活費を稼ぎながら大学に通う黒人青年だ。

【地図】ヨーク市と周辺地域の「Justice Map」

 「セグリゲート」とは、人種や豊かさによって、住む場所が分かれているという意味だ。国勢調査のデータを元に人種や所得で色分けした地図「Justice Map」を見ると、その意味がよくわかる。

 ヨーク郡の中心地であるヨーク市内は黒人やヒスパニック系らマイノリティーが住民の6割超を占め、赤や青のモザイク模様になっている。一方、市外は白人住民が多いことを意味する紫一色だ。市中心部の世帯所得(中央値)は約2万2千ドル(約230万円)だが、市外は6万ドル(約628万円)以上の地域がほとんどだ。

 ジャクソンさんは「街の外の人たちは最悪の場所のように言うけど、僕はそうは思わない。ここには人のつながりがある」と言う。

 大統領選挙を前にした両候補の支持も、市の内外では対照的だ。市内はバイデン前副大統領を応援する民主党支持者が多いが、市外は共和党支持者が多く、車を走らせれば、各家の庭にトランプ大統領支持をアピールするヤードサイン(看板)が並ぶ。

 記者は8月からヨーク市内に部屋を借り、住みながら取材を始めた。部屋がある家は市街地と郊外の境界付近に位置し、まさに分断された米国の境界上にある。古い集合住宅が密集する区画から隣の区画に入ると、景色が一変し、通りの両側には芝生の庭付きの一戸建てが立ち並ぶ。

 白人とマイノリティー。富める者と貧しい者。都市と地方。共和党支持者と民主党支持者――。ここに住むと、「二つの米国」の姿がはっきりと見えてきた。

6077チバQ:2020/11/02(月) 15:08:26
■「郊外の住民が見たら別の国」

 米ペンシルベニア州は大統領選の激戦州だ。州南部に位置するヨーク市の人口は4万4千人。ヨーク郡の中心地として行政機能が集中する一方、都市部が荒廃する「インナーシティー問題」を抱える。

 中心部がさびれたのは、戦後に製造業が衰退し、白人中流層が郊外へと移転していったからだ。一方で、空き家が目立つ市内には近年、家賃など生活費の安さに引かれ、ヒスパニック系の住民が大都市から移住してきている。市内には貧困が集中し、1970年に10%だった貧困率は、35%まで上昇した。

 夕方になると、若者がバイクで集団走行する音が街中に響く。ギャングによる抗争や犯罪が深刻で、毎週のように銃撃事件でけが人や死者も出ている。

 「郊外の住民から見たら、ヨーク市は別の国のように見えるだろう」。ヨークを調査した都市計画の専門家デビッド・ラスク氏は、報告書にそう記した。

 そんな街で今、格差や貧困の問題をさらに増幅させているのがコロナ禍だ。

 市内のあちこちで、教会やNGOが食料を配布している様子を見かける。最大規模の活動をしている「ヨーク郡フードバンク」では、以前は週に400世帯分を配布していたが、新型コロナの感染が拡大した3月下旬以降は、2千世帯分に増えたという。

 「いま来ている人たちの中には、『人生で初めてフードバンクを利用した』という人たちがたくさんいます」と責任者のザック・ウォルゲムスさんは語る。

 ヨーク市内は民主党が強く、あちこちの窓や庭先にはバイデン前副大統領を支持する看板がある。市の中心部近くに住む黒人女性リーシャ・キングさん(57)は、米国の現状を「まるで二つの国のようだ」と語る。分断をあおっているのは、トランプ大統領だと思っている。働いている郊外の病院では、トランプ大統領を支持する同僚もいるが、政治の話はしない。

 ヨークでは69年、差別を受けてきた黒人住民と、警察や白人住民が衝突した「ヨーク人種暴動」が起きた。幼かったキングさんも、流れ弾を避けるために床に伏せて夜を明かしたことや、窓から見た装甲車両を覚えている。

 「トランプはまるで、あの時代に戻ろうとしているかのようです。分断と人種的な憎しみを容認しているのです」

 11月3日の投開票日が近づく中で、市内の様々な市民グループが呼びかけているのが、投票することだ。

 2016年の大統領選挙では、ヨーク郡全体の登録有権者のうち70・8%が投票したが、ヨーク市では49・5%にとどまった。有権者登録をしない人もいるので、ヨーク市の有権者全体でみると、投票率は4割程度に下がる計算だ。

 10月24日、街の清掃活動をしながら市民に投票を呼びかけるイベントが開かれた。呼びかけたフェリシア・デニスさん(40)は言う。「私たちマイノリティーは『(社会に)含まれていない』と感じるときがあります。特に若者には、一票を投じても何も変わらないという思いがある。しかし、参加しなければいつまでも『含まれない』ままです」


■「それがアメリカンドリームでしょう?」

 ヨーク市を出て車を走らせると、やがて車窓から見えるのは、トランプ支持のヤードサイン(看板)一色となる。市内は民主党支持者が多いが、ヨーク郡のほかのすべての地域は、共和党の金城湯池だ。

 郡南部の町ハノーバーに入ると、中心部でトランプ大統領支持の旗を振る20人ほどの人たちがいた。行き交う車がひっきりなしにクラクションを鳴らす。応援の意思表示だ。

 「ヨークでこんな景色、見たことありますか?」

 旗を振っていたアリス・ウェルドンさんは、誇らしげに語った。もともとは大都市のボルティモアに住んでいたが、1990年代後半に車で1時間のハノーバーに家族で越してきた。

 トランプ氏はいま、「郊外に低所得者向けの公営住宅建設を許す規定を、私は撤廃した」と強調している。「セグリゲーション(分離)を公然と支持するものだ」と批判を招いたが、選挙集会では毎回、「成果」としてアピールしている。

 ウェルドンさんは「郊外に住む人たちは、一生懸命働いてお金を稼いで家を買ったんです。より良い生活を求めて都市から移ったわけだし、そうした生活をするに値すると思います」と語る。「それがアメリカンドリームでしょう? 私は不動産の仕事をしていたから知っていますが、公営住宅が近くにできたら不動産価格も下がるんですよ」

6078チバQ:2020/11/02(月) 15:08:50

■前回選挙は1票差 家庭内不和も

 米国の大都市周辺では、郊外に共和党と民主党の支持者が混在する地域が広がる。ヨークのような小さな町の場合、市街地を出るとまもなく農村地帯になるが、狭いながらも両者が混在する地域は存在する。

 ヨーク市を出てすぐのところにある住宅街。10月中旬、マスクをした2人の選挙ボランティアが、民主党支持者の家を回っていた。新型コロナウイルス対策のため、ドアはノックせず資料を挟み、庭に出ている人にだけ、距離を置いて声をかける。

 「バイデン氏支持に勢いはありますが、前回選挙のことがあるから油断はできません。前回は、クリントン氏が優勢だから自分は投票しなくても大丈夫と考えた人たちがいました」

 歩きながら、デボラ・ヨニックさん(57)は話した。トランプ政権の4年間で国は分断され、世界からも尊敬されなくなったと感じている。影響は家族にも及んだ。トランプ氏を支持する父親との関係は冷え込み、政治の話は互いに口にしなくなった。

 家々の庭先には、トランプ氏支持とバイデン氏支持のヤードサインが、競い合うように並ぶ。前回2016年の大統領選挙でこの地区の得票は、トランプ候補が634票、クリントン候補が633票で、その差はわずか1票だった。

 もう一人のボランティア、ジャッキー・ウィルソンさん(63)はこう語った。「ペンシルベニア州は大統領選挙のグラウンド・ゼロ(中心地)です。勝たなければなりません」(ヨーク〈ペンシルベニア州〉=大島隆)
朝日新聞社

6079チバQ:2020/11/02(月) 16:12:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f721d052bbd4104a364a202149362d46216497b?page=1
振り切ったトランプvs優柔不断バイデン 最後の戦い2州
11/2(月) 16:05配信

 多くの日本人から見ると、アメリカ大統領選挙は「なぜ接戦なのか?」と疑問に思うかもしれない。トランプ氏の失政や失言やスキャンダルが多すぎて、今もアメリカの約半数が支持する理由がわからないという声も多い。しかし、政治はそういうものである。外から見るのと中にいるのとでは評価が違う。日本で歴代最長政権を担った安倍晋三・前首相にしても、海外では「なぜあの人が?」と言われ続けてきた。ニューヨーク在住ジャーナリスト・佐藤則男氏が、最終盤の情勢をリポートする。

【写真】トランプ氏を支持する極右団体の若者たちは、重武装して投票日まで街で「臨戦態勢」を取る
 * * *
 大統領選挙は、投票日まで3日に迫った段階で、郵便投票を含めた期日前投票が1億に迫ろうとしている。多くの州では期日前投票が締め切られたので、残りは11月3日の投票に委ねられることになった。

 最終盤の選挙情勢を分析してみたい。ほとんどの州では大勢が決しつつあるが、最後の一騎討ちは次の激戦区だと見ていいだろう。各種世論調査を分析し、独自の平均値を算出しているReal Clear Politicsの最新リポートである。

ペンシルベニア州:49.3対45.6(バイデン対トランプ、以下同)
フロリダ州:48.4対46.8
ノースカロライナ州:48.9対46.8
アイオワ州:45.8対46.4
ミネソタ州:48.0対43.3
アリゾナ州:47.3対47.2

 いずれも接戦だが、トランプ氏とバイデン氏の勝利の条件は異なる。すでに大勢の決した各州で「まさか」の結果が出ない限り、現時点ではバイデン氏が選挙人獲得見込み数でリードしており、トランプ氏がこの選挙に勝つためには、上記の6つの選挙区すべてで勝たねばならないと考えていい。これらの選挙区は、いずれも「スイング・ステート」と呼ばれてきたところで、選挙のたびに民主党、共和党のどちらにも振れる州である。それだけ政治的には敏感で、左右どちらの支持層も中間層も政治的感度が高い。

 トランプ氏がリードしているアイオワ、自らの別荘やリゾートがあるフロリダ、ほぼ並んでいるノースカロライナ、アリゾナは、仮にトランプ氏が獲得するとしよう。問題はペンシルベニアとミネソタだ。この両州でトランプ氏が勝利することはそう簡単ではない。

 まずペンシルベニアだが、前回こそトランプ氏が勝利し、どんでん返しの舞台となった場所ではあるが、歴史的には民主党が優勢で、トランプ氏の前に共和党候補が勝利したのは1988年のブッシュ氏(父)にまでさかのぼる。北東部に位置し、フィラデルフィアという大都会を抱える同州は、やはり民主党の地盤のほうが固いと言える。しかも、バイデン氏の地元は隣のデラウェア州であり、出身地はペンシルベニアにある。世論調査の結果は僅差だが、ここでバイデン氏が負けるようだと本当にどんでん返しが現実味を帯びる。結果判明までは時間がかかる可能性もあるが、ここに注目しておくと、全体の結果も占える。

6080チバQ:2020/11/02(月) 16:13:15
 もうひとつのミネソタは、中西部の北に位置し、伝統的に民主党が強い。近年はアフリカ系に加えてアジア系、ラテン系の住民も増えており、条件的にはバイデン氏に有利である。しかも今回は、一連の「黒人の命は大切」運動の発端となった5月のジョージ・フロイド氏暴行死事件が同州ミネアポリスで起きており、上記6州のなかで最も差が開いているのも、その影響がある。一方で、同州はいわゆる「コーンベルト」に位置しており、主要農産物であるトウモロコシの輸出に関し、コワモテ外交で中国などに米産農産物を買わせるトランプ氏に期待する層も一定程度いる。一方で、バイデン氏は有権者の目を引く政策を示せていない。人種問題から農業振興に視線を向けられれば、トランプ氏にも一縷の望みが残っているだろう。

 これまでもNEWSポストセブンでたびたび指摘してきたが、日本で見ていると「なんであんな男が支持されるのか」と見えるかもしれないトランプ氏も、引き続き多くのアメリカ人がサポートしている。黒人暴行死を見ても、それを人道的に「許せない」と感じる有権者もいれば、「だからといって暴動を起こして商店を襲撃したり略奪したりする左派は許せない」と考える有権者もいる。人工妊娠中絶や銃規制も、日本人が考えるよりも意見は割れるのである。トランプ氏は巧みにアメリカ人を二分するテーマを持ち出し、着実に支持者を獲得する術に長けている。一方のバイデン氏は、そうしたセンシティブな問題で質問されると、優等生ぶってどちらにも配慮した話をして、どちらからも失望される。

「右に振り切ったトランプ」と「左に行こうか真ん中にいようか迷っているバイデン」の戦いだけに、結果が読みにくくなっている。投票日まであと2日。

6081チバQ:2020/11/02(月) 17:29:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab00a76e091c71aa88d102b59a9babd21615a298

大統領選と同日に各州で住民投票  ウーバーの働き方左右 大麻、幻覚キノコ成分の合法化も…




11/2(月) 17:20配信



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産経新聞


 【ニューヨーク=上塚真由】11月3日投開票の米大統領選と同時に、米各州ではさまざまな住民投票が実施される。大麻使用の合法化をめぐり新たに5州で住民の審判が下されるほか、西部カリフォルニア州では、急拡大する配車サービスなどの事業モデルのあり方を問う住民投票も実施され、関心が集まっている。

 カリフォルニア州では、12本の住民投票を実施。その中で注目されるのは、配車サービス大手の「ウーバー・テクノロジーズ」や「リフト」などが全面支援する住民立法案だ。

 同州では今年1月、インターネットを通じて単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」を個人事業主ではなく、従業員として扱うよう義務付ける「ギグワーカー保護法」が施行された。最低賃金や失業保険など労働者としての権利を保障するのが狙いだが、事業モデルを直撃するウーバーなどは「働き方の柔軟性」を損なうとして同法に反発する。

 対抗策として浮上したのが、配車や食品宅配サービスを「適用除外」とする住民立法案だ。米メディアによるとウーバーなど複数の企業は計約1億8600万ドル(約195億円)を支援活動に投じているという。

 米カリフォルニア大バークレー校の直近の調査によると、「適用除外」を支持する人は46%、反対する人は42%と拮抗。米メディアは、「適用除外」が否決されれば、「運賃の大幅値上げや、サービス停止につながる可能性がある」と指摘。急増するギグワーカーの扱いをめぐる判断は、地域経済にも影響を及ぼすとの見方が出ている。

 一方、米国で広がる大麻解禁の流れも注目だ。11月3日には東部ニュージャージー、中西部サウスダコタ、西部アリゾナとモンタナの4州が娯楽用大麻の、サウスダコタと南部ミシシッピの両州では医療用大麻の合法化をめぐり、住民に賛否を問う。

 これまでに米国では、33州と首都ワシントン(コロンビア特別区)が医療用を解禁。娯楽用は11州で認められている。各種世論調査によると米国人の約6割が娯楽用を含めた合法化を支持しているが、各地では、合法化による税収増加で貧困地区の支援を進めるべきだとする賛成派と、若年層への浸透を懸念する反対派の議論が続いている。

 また西部オレゴン州では医療目的に限り、マジックマッシュルーム(幻覚作用を持つキノコ)に含まれる幻覚成分「サイロシビン」を合法化するかを問う。合法化されれば全米初。鬱病などの治療に効果があるとの研究結果はあるものの、「あまりにも早く、科学より先に進もうとしている」(地元メディア)といった反対論も広がっている。

6082チバQ:2020/11/03(火) 10:55:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2011030005.html
【米大統領選】バイデン氏、巨大IT分割圧力 両候補とも対中強硬 次期政権の政策の行方は
2020/11/03 00:39産経新聞

 11月3日の米大統領選を前に、共和党候補のトランプ大統領(74)と民主党候補のバイデン前副大統領(77)が対照的な公約を掲げて戦っている。首都ワシントンを拠点に大統領選を取材する担当記者が経済、外交・安全保障、内政の各分野で次期政権での政策の行方を占った。

 ■トランプ氏は関税強化 バイデン氏ならIT規制

 両候補とも米巨大IT企業の市場支配に厳しく対処する構えだが、バイデン政権が誕生すれば企業分割も辞さない強硬路線に傾く可能性がある。通商政策ではトランプ政権が2期目に中国など相手国への関税圧力を強め、貿易摩擦が一段と激化する公算が大きい。

 検索大手グーグルやSNS(交流サイト)のフェイスブックなどの「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる4社は圧倒的な市場シェアを握り、自由な市場競争が阻害されているとして与野党ともに問題視している。

 トランプ氏は10月30日の集会で「巨大ITの独占を終わらせる」と強調。再選されればSNSの規制強化に乗り出す公算が大きい。

 ただ、両候補とも企業分割が必要だと踏み込んで言及することは避けてきた。分割すれば米国の競争力をそぎ、雇用を減らす懸念があるためとみられる。

 だが、民主党内では企業の独占問題に厳しいウォーレン上院議員ら急進左派が力を増す。バイデン政権で左派が主要経済ポストを握るなどして政策決定を左右すれば、同議員らが唱える「巨大IT解体論」が勢いを増す可能性がある。

 トランプ氏は再選後も大型減税と規制緩和を柱とする1期目の看板政策を継続するとみられる。一方、バイデン氏は法人税率を21%から28%に引き上げる公約を掲げ、「課税を逃れる企業をなくす」と述べる。海外収益への課税強化を進めることで、過度な節税が批判されるIT大手の収益に影響が出るかもしれない。

 両候補が対照的なのは温暖化対策だ。トランプ氏は原油や天然ガスの化石燃料産業を重視しているが、バイデン氏は太陽光・風力発電などの自然エネルギーの推進を加速させる構えだ。

 通商政策では、両候補とも国内産業保護を優先し、米国が市場開放を求められることになる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に復帰することは「期待できない」(米研究者)との見方が大勢だ。

 ただ、トランプ氏が再選されれば、2期目も関税発動などの強硬策を駆使するとみられる。1期目には関税や貿易制裁を中国など交渉相手との駆け引き材料としてきたが、相手国から報復関税を受けて産業界などから反発を受けてきた。だが、2期目は報復が招く有権者の支持離れを懸念する必要もない。

 トランプ政権との貿易交渉で農業分野などの市場開放を拒み、貿易協定締結に至らなかった欧州連合(EU)などへの関税発動の威嚇を強化する可能性があると指摘されている。(塩原永久)

6083チバQ:2020/11/03(火) 10:57:18
 ■どちらも対中強硬 トランプ氏は駐留経費増要求

 トランプ氏は「米国第一」を掲げ、通商分野では特に中国に対して不公正な経済・貿易慣行の是正を迫り、一定の成果を上げた。外交・安全保障分野では、「戦略的競争相手」である中国やロシアに対抗するため同盟・パートナー諸国との関係を重視しつつも、「公平なコストの分担」を要求してきた。

 トランプ氏は再選されて2期目を務める場合も、これらの基本的立場は堅持していく構えだ。

 同盟諸国への負担増要求では、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に国防費を国内総生産(GDP)比2%に引き上げるよう求めたのを「成功体験」に、日本に対しても在日米軍の駐留経費負担の大幅増を迫ってくるのは必至だ。

 対するバイデン前副大統領は、トランプ氏のこうした態度が「同盟諸国との関係を破壊した」と訴え、米国の指導力と信頼の回復に向け、同盟諸国との関係を強化する「国際協調」路線をとるとしている。

 中国との関係では、トランプ氏は、米中国交正常化以降の歴代政権で最も強硬だった対中方針を今後も維持していくとみられる。一方、民主党関係者によるとバイデン氏も中国への懸念を強めており、当選後は中国に厳しい立場を取っていく方針だと強調する。

 トランプ氏は、民主党のオバマ前政権が主導したイラン核合意に関し「不十分な合意内容だ」と非難し脱退した。同氏は再選後にイランと「包括的な核合意の締結を目指す」としている。バイデン氏は、核合意離脱は米国の国際的な影響力を低下させたとの立場から、合意への早期復帰を目指す考えだ。

 トランプ氏が安全保障政策の重要分野として掲げるのが「米軍の再建」だ。

 トランプ氏は中東やアフガニスタンでの「終わりなき戦争」の終結を目指すなど、米国の対外関与を減らしていく方針を打ち出す一方、オバマ前政権時代に強制削減された国防予算を増額させ、陸海空軍などに続く第6の軍となる「宇宙軍」を創設させた。

 バイデン氏も中東やアフガンからの米軍撤収を支持し、宇宙空間での攻撃能力を強化させる必要性を訴えるなど、トランプ氏との共通点も実は少なくない。(黒瀬悦成)

 ■トランプ氏「ワクチン開発支援」 バイデン氏「マスク義務化」

 米国で感染拡大が続く新型コロナウイルスへの対応は有権者の最大の関心事だ。トランプ、バイデン両氏はいずれも優れた治療法の確立やワクチンの完成を支援するが、マスク着用の是非や高額医療費への対処では取り組みが異なる。

 トランプ氏はワクチンの完成は社会経済活動の本格再開の起爆剤になるとして医薬品会社の開発を支援してきた。「年内に完成し、来年4月までに国民に行き渡る」ことを目指す。マスクの着用は推奨しつつも実際に使用するかは国民の判断に任せており、今後も国民の自由な意思を尊重するとみられる。

 これに対し、バイデン氏は「大統領就任初日にマスク着用を義務化する」。ワクチンも「接種の義務化」を実現するため州知事や市長らに協力を呼びかける。政権交代なら国民保護のため政府が積極的に介入する場面が増えそうだ。

 米政策調査機関「フェア・ヘルス」によると、新型コロナ感染症患者の治療費は、無保険者の場合におおむね4万2千〜7万4千ドル(約439〜774万円)。民間医療保険の加入者でも自己負担額はおおむね2万1千〜3万8千ドルに上る。

 バイデン氏はオバマ前政権下で成立した「医療保険制度改革法(オバマケア)を拡充する」。毎月の保険料が手ごろな公的保険を新たに創設し、民間保険の保険料値下げを促す。

 トランプ氏は1期目に農家や自営業者が手ごろな価格の保険料で入れる医療保険を拡充した。2期目は選挙戦で約束した「薬価を下げ、医療費請求の透明性を高める。既往症を持つ人を守る」取り組みを進める。

 警察改革をめぐり、トランプ氏とバイデン氏は「ほとんどの警官は過剰な力の行使をしない」という認識で一致している。違法薬物の取り締まりなど警官が対応中の事態の過激化を防ぐため、バイデン氏は薬物依存患者らへの対応に習熟した社会福祉士や臨床心理士の警察配置を進める。

 トランプ氏は、暴行死後に全米各地で発生した暴動や略奪行為の方を問題視。「法と秩序」を維持するため、警察予算を増額し警官を増員する。(平田雄介)

6084チバQ:2020/11/03(火) 11:06:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/a806671cc9564366ecdd0d11c040504a1bae2196
<米国の選択>「最高齢大統領」 70代の存在感目立つ〜決戦のキーワード⑥
11/3(火) 7:00配信

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毎日新聞
最後のテレビ討論会で発言する共和党のトランプ大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領=米南部テネシー州のベルモント大で2020年10月22日、AP

 今回の米大統領選では、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)のどちらが勝っても、当選時点で「史上最高齢の大統領」となる。主要7カ国(G7)の首脳ではフランスのマクロン大統領(42)やカナダのトルドー首相(48)ら40代もいるが、米国では主要政党の候補を決める予備選の段階から70代の存在感が目立った。

 バイデン氏が当選すれば、就任時点で史上最高齢となる。今回の大統領選では健康不安説がささやかれてきたが、トランプ氏との討論会でも高齢を理由とした目立った不安は感じさせなかった。一方、これまで就任時に最高齢だったのがトランプ氏だ。10月に新型コロナウイルス感染を公表したが、任期中に大きな健康問題はなかった。

 歴代大統領のうち当選時点で最高齢だったのは、1984年に73歳で再選を果たしたロナルド・レーガン氏だ。2期目には当時のソ連のゴルバチョフ書記長とともに米ソ冷戦の「雪解け」に取り組み、87年には中距離核戦力(INF)全廃条約に署名。冷戦終結への道筋をつけて、77歳の時に任期を終えた。

 今回の大統領選では、民主党の候補指名レースでバーニー・サンダース氏(79)やエリザベス・ウォーレン氏(71)ら70代が目立った。逆に42歳で就任したセオドア・ルーズベルト氏を抜く史上最年少の大統領を目指したピート・ブティジェッジ氏(38)は早々に撤退を余儀なくされた。【秋山信一】

     ◇

 米大統領選の投票日が11月3日に迫った。米国の針路を決める対決を前に、共和党のドナルド・トランプ大統領、民主党のジョー・バイデン前副大統領の両候補による決戦のキーワードを解説する。

6085チバQ:2020/11/03(火) 11:12:35
激戦6州

00 04 08 12 16 選挙人
共 共 民 民 共 29 フロリダ  >>6027
民 民 民 民 共 20 ペンシルベニア★ >>6030 >>6036-6037
民 民 民 民 共 16 ミシガン ★ >>5989>>6035
共 共 民 共 共 15 ノースカロライナ
共 共 共 共 共 11 アリゾナ >>5979>>6023>>6033
民 民 民 民 共 10 ウィスコンシン ★  >>6032>>6034共共民

ここも注目
12年民16年共 オハイオ
12年共16年共 ジョージア
12年共16年共 テキサス
12年共16年共 アイオワ

6086チバQ:2020/11/04(水) 08:59:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd3707f57e3dc3289816f2305230c1d88173e44
【解説】米大統領選、勝者確定の流れ 注目州の結果判明はいつ?
11/4(水) 6:56配信
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米ミシガン州ランシングで進む投票の様子(2020年11月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選は3日、ついに投票日を迎えた。既に1億人以上が郵便や投票所で期日前投票を済ませたが、当日もさらに数千万人が投票する見通しで、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump )大統領と民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領のどちらが勝利したかが分かるのは早くても同日夜(日本時間4日午前)になる。

【写真特集】米大統領選、各地で投票進む

 だが、両候補はこれまで接戦を繰り広げており、勝者の確定は翌日、あるいはもっと後にずれ込む可能性もある。さらには、開票結果をめぐり法廷闘争が繰り広げられる恐れもある。

■最初の開票速報は?

 米大統領選は、候補者が州ごとの勝敗に応じてその州の選挙人を獲得し、過半数の270人を得ることで当選する仕組み。

 開票速報は、東部時間の午後6時(日本時間4日午前8時)、2州の一部地域で投票が締め切られた後に出始める。その後、各州で投票が締め切られるにつれ、結果が出そろうことになる。

 日本時間の4日午前11時までには大半の州で投票が締め切られ、その後順次、開票速報が出される。結果が出る早さは選挙区や州によって異なる。

 投票締め切り時刻は、最大の票田であるカリフォルニアを含む数州では日本時間4日午後1時、有権者数が少ないハワイとアラスカではそれぞれ同2時、3時となっている。

■注目すべき州

 全米50州のうち38州では世論調査で勝敗の行方がはっきり示されており、鍵を握るのはその他の12州だ。

 まず注目すべきなのが、東部のジョージア、フロリダ、ノースカロライナと西部のアリゾナの4州。投票締め切り時刻は、ジョージアが日本時間の4日午前9時、フロリダは地域によって異なり同9〜10時、ノースカロライナは同9時半、アリゾナは同11時となる。

 勝敗の行方が確実とされる州が予想通りにいったとすると、バイデン氏が上に挙げた4州の中でフロリダとさらに2州を獲得すれば、日本時間の4日昼までに270人を超える選挙人を獲得し、当選を確実とする可能性がある。一方、トランプ氏は上の4州すべてを獲得しても、勝利を確実にすることはできない。

 また、当日のトラブルによって結果に遅れが出る可能性もある。ノースカロライナ州の選挙管理委員会は3日午後、技術的問題により4地区での投票時間を延長すると発表。これにより開票結果の発表は少なくとも45分遅れることとなった。

 最大の激戦区となっているペンシルベニア州の投票締め切り時刻は日本時間4日午前10時だが、当局は郵便で投じられた大量の票の開票作業に時間がかかることから、結果発表が現地時間の翌日以降になる可能性があると説明。さらにミシガンやウィスコンシンなどの重要州も同じ状況となる可能性がある。

 また、票の再集計や、集計をめぐる法廷闘争が起きる可能性もあり、そうなれば勝者の確定に数日、さらには数週間かかることもあり得る。【翻訳編集】 AFPBB News

6087チバQ:2020/11/04(水) 10:08:20
フロリダ 4日9〜10時
ペンシルベニア (郵便開票時間かかる)
ミシガン (郵便開票時間かかる)
ノースカロライナ 4日9時半
アリゾナ  4日11時
ウィスコンシン (郵便開票時間かかる)

オハイオ
ジョージア 4日午前9時
テキサス
アイオワ

6088チバQ:2020/11/04(水) 13:15:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/794c11d5ee04ef71153be0a89a843829d4b72308
ハガティ前駐日大使が当確 米上院選
11/4(水) 10:27配信

駐日米大使当時のウィリアム・ハガティ氏=2018年4月、東京都港区
 【ワシントン時事】昨年7月まで駐日米大使を務めたウィリアム・ハガティ氏(共和党)が3日、上院選で当選を確実にした。

 複数の米メディアが報じた。ハガティ氏はトランプ大統領の支援を受け、保守色の強い南部テネシー州から出馬した。

 テネシー州の上院選は、共和党の現職議員の引退に伴って実施。民主党からは黒人女性のブラッドショー氏が出馬していた。

 ハガティ氏は2017年8月に駐日大使に着任した。離日の際には「素晴らしい2年間だった」と振り返った。

6089チバQ:2020/11/04(水) 13:18:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/11a2e81cb410725d6c07d70da4785d2c77a94aa7
米大統領選 最大の激戦州フロリダで大接戦
11/4(水) 12:22配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、中西部や東部の州から開票が始まり、CNNテレビなど米主要メディアによると、大統領選の最大の激戦州とされている南部フロリダ州(選挙人数29人)では、共和党のトランプ大統領(74)と民主党候補のバイデン前副大統領(77)が大接戦を展開している。

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 CNNによると、フロリダ州では開票率93%の時点で、トランプ氏の得票率が51・2%、バイデン氏の得票率は47・8%となっている。

 全米50州と首都ワシントンに割り振られた計538人の大統領選挙人の過半数270人を争う大統領選では激戦州の行方が勝敗を左右するが、選挙人数の多いフロリダ州は特に重要だとされ、事前の全国平均支持率で劣勢に立っていたトランプ氏にとって同州の勝利は再選への最低条件との見方も出ている。

 大統領選ではフロリダ州以外にも東部ペンシルベニア州(同20)、南部ノースカロライナ州(同15)、西部アリゾナ州(同11)などの行方も注目されている。

6090チバQ:2020/11/04(水) 13:54:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/50ab68fc7155d51254b9911d3dd094ce1072184b
激戦州、大接戦続く 投票率「100年で最高」の予測も
11/4(水) 10:29配信




3日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで支持者に向けて手を振るバイデン氏=AP
 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まった。再選を狙う共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が接戦を繰り広げているが、郵便投票の大幅な増加で開票作業が遅れる州もあり、勝者が判明するまで時間がかかる可能性もある。

【速報中】豆知識も交えて解説 各州の勝者、イラストで紹介

 大統領選は、各州と首都ワシントンに割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。AP通信によると、米東部時間3日午後11時(日本時間4日午後1時)現在、バイデン氏がニューヨーク州やカリフォルニア州などで勝利を確実にし、209人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏はケンタッキー州やサウスカロライナ州で勝利を確実にし、選挙人を112人得ている。テキサス州(選挙人38人)やフロリダ州(同29人)は接戦が続いている。

 フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計によると、全米で約1億117万人が期日前投票を行った。2016年大統領選の投票総数の約73%にあたる。マクドナルド氏は、今回の大統領選では約1億6千万人が投票し、投票率は67%と、過去100年で最も高くなると予測している。4年前の投票率は約60%だった。

 州別にみると、テキサス州は期日前投票だけで4年前の投票総数を上回り、フロリダ、ジョージア、ノースカロライナの各州も前回の9割を超えた。いずれも、トランプ氏が勝利するためには勝たなければいけない、重要州だ。

6091チバQ:2020/11/04(水) 13:55:35

https://news.yahoo.co.jp/articles/b43373913bdb62943aa6e398330d8ca8b2b09062
大票田フロリダ州でトランプ氏勝利…FOXニュース
11/4(水) 13:27配信


 米FOXニュースは、米大統領選で、トランプ氏が大票田のフロリダ州で勝利したと報じた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/a9681831996910037348e73fa7c2003bf1de1012
「Qアノン」信奉候補が初当選 米下院、共和党の女性実業家
11/4(水) 13:38配信


 【ワシントン共同】3日に投開票された米連邦下院選の南部ジョージア州の選挙区で、過激な陰謀論を広めるトランプ大統領支持勢力「Qアノン」の信奉者と公言した共和党の女性実業家マージョリー・グリーン氏の初当選が確実となった。米メディアが伝えた。

 グリーン氏は州都アトランタの北西に広がる第14選挙区から出馬。Qアノンは民主党の政治家らエリート層が悪魔崇拝の「ディープステート(闇の政府)」を形成し、児童買春や人身売買に関わっているなどとの説を展開。トランプ氏を熱狂的に支持している。

6092とはずがたり:2020/11/04(水) 14:49:29
トランプ氏、激戦州オハイオで勝利 米報道
https://news.livedoor.com/article/detail/19167329/
2020年11月4日 14時5分 AFPBB News
米国のドナルド・トランプ大統領。米オハイオ州サークルビルで(2020年10月24日撮影)。(c)MANDEL NGAN / AFP
写真拡大

【AFP=時事】3日投開票された米大統領選は、接戦だった中西部オハイオ州で、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利した。米メディアが報じた。「オハイオを制する者が全米を制する」と呼ばれる注目州で、前回もトランプ氏が制していた。選挙人は18人。

【翻訳編集】AFPBB News

6093とはずがたり:2020/11/04(水) 14:50:15
バイデン氏「フロリダ取らなくても勝てる」
https://news.livedoor.com/article/detail/19167326/
2020年11月4日 13時56分 日テレNEWS24

アメリカ大統領選挙は投開票日を迎えました。バイデン候補の地元、デラウェア州の演説会場から最新の中継(星真理子記者)です。

バイデン氏の演説会場は新型コロナウイルス対策のため屋外に設置されていますが、支持者の車が続々と到着し始めました。

会場に来た支持者「いい結果になると望みを持っている」「私たちには団結させてくれる大統領が必要」

バイデン氏は現在、自宅で運命の時を待っています。大票田のフロリダ州ですが、陣営幹部はトランプ大統領がリードとの情報が伝えられた時点で、「フロリダを取らなくても、まだ勝てる」と現地メディアに話しました。

動揺を見せず強気の姿勢ですが、この1か月、バイデン氏は自ら3回訪問し、土砂降りの雨の中でも演説を行うほど力を入れていました。勝機もあると見ていただけに、落とせばバイデン氏にとっては痛手になります。

6094チバQ:2020/11/04(水) 15:44:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/74dd58f266500bb1a5624da70b6a065fd562c94d
速報中】注目のフロリダ・テキサスはトランプ氏勝利 
11/4(水) 13:45配信




ホワイトハウス前に集まった有権者や報道陣。トランプ大統領の支持・不支持が入り交じっていた=2020年11月3日午後0時15分、ワシントン、野上英文撮影
 共和党のドナルド・トランプ米大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が争うアメリカ大統領選の開票が、日本時間の4日朝から始まりました。世界を揺さぶってきた「トランプ政治」の継続か、それとも終幕か。世界が注目する選挙の行方をタイムラインで詳報します。

■テキサスでトランプ氏勝利[15:10]

■バイデン氏「勝利を宣言するのは…」[14:59]

バイデン氏が、大統領選の開票状況をめぐり、「勝利を宣言するのは、私でもトランプでもなく、有権者だ」と主張。続けて、こうツイートした。「我々はこの状況に満足している。選挙の勝利に向かっていると信じている」

■FOXニュースの速報にトランプ陣営が抗議[14:50]

【現地記者から】FOXニュースが「アリゾナ州はバイデン氏勝利」と報じたことに対し、視聴者やトランプ陣営から抗議が来ているという。FOXニュース側の責任者がニュースに出てきて「申し訳ないが、間違いない」と断言した。(ニューヨーク=鵜飼啓)

■ツイッター社がトランプ氏に「警告」[14:49]

トランプ氏のツイートに対し、ツイッター社が「警告」をつけた。トランプ氏の「我々が大差をつけて勝っているが、彼らは我々の勝利を盗もうとしている。絶対にそうはさせない。投票所が閉まれば、もう投票はできない!」というツイートについて「誤解を招いている可能性がある」とした。

■バイデン氏がデラウェア州で演説[14:45]

【現地記者から】バイデン氏が初演説。マスクを外して「よく待ってくれている」と支援者に語りかける。結果の判明に時間がかかるとの認識を示し、「feel good(良い感じ)」「勝利への軌道に乗っている」「結果には楽観的だ」と述べる。 顔ははさすがに疲れが浮かんでいる。 演説は短く、3分程度で終了。(ウィルミントン=藤原学思)

■トランプ氏「今夜、勝利宣言をする」[14:45]

トランプ氏がツイート。「私は今夜、宣言をする。圧勝だ!」

■フロリダ・アイオワ・オハイオでトランプ氏勝利[14:40]

■モンタナはトランプ氏勝利[14:20]

■ミネソタ・ハワイはバイデン氏勝利[14:20]

■史上最年少の下院議員が誕生[13:21]

ノースカロライナ州の下院選で共和党のマディソン・コーソーン氏が初当選した。米メディアは、コーソーン氏は25歳で史上最年少の下院議員になると報道。コーソーン氏はツイッターで「選挙区の代表として働けることに興奮している」と喜びを表した。これまでの最年少はAOCの愛称で知られる、民主党のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(31)だった。

6095チバQ:2020/11/04(水) 15:45:29
■2州でトランプ氏勝利[13:05]

■西部3州でバイデン氏勝利[13:00]

■イバンカ氏、4年前の写真を投稿[12:57]

トランプ氏の娘イバンカ氏が、ツイッターに4年前の投票日の写真4枚を投稿。「Flashback : Election Day 2016」と思わせぶりなタイトル。意図するところは?

■ニューハンプシャーでバイデン氏勝利[12:55]

■まだ投票中の州も[12:45]

各地で開票が進む一方、全米最多の選挙人(55人)を抱えるカリフォルニア州や激戦州のひとつのネバダ州など米国西部の投票終了が近づいてきた。テレビ画面には、刻々と更新される各州の開票結果が表示される一方、投票終了が近づく州の視聴者に「残り投票時間」を知らせるテロップが表示された。ハワイ州やアラスカ州ではなお数時間投票が続く。国内に時差がある米国で、州ごとに割り当てられた「選挙人」を選ぶ大統領選ならではの光景だ。

■ミズーリでトランプ氏勝利[12:35]

■トランプ氏、事前予想よりも勢い[12:25]

開票が進み、バイデン氏が131人、トランプ氏が98人の選挙人を獲得した。開票状況によると、勝敗を左右する激戦州では、事前の世論調査よりもトランプ氏に勢いがある。大接戦が続いており、勝利に必要な270人の選挙人を獲得するまでまだ時間がかかる見通しだ。

■最年少議員「AOC」が再選[12:16]

AOCとして知られる民主党の下院議員、アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(31)が再選の速報にツイッターで喜びの声。「労働者世帯のために議会で働くのは私の人生で最大の名誉、特権、責任です。何百万ドルも使った相手に対し、私を信頼して再選してくれたブロンクスとクイーンズ(ニューヨークの区)に感謝」

■カンザスでトランプ氏勝利[12:15]

■民主党「地滑り」起こせず?[12:12]

米CNNはフロリダ州でトランプ氏が優勢な開票の経過について、「民主党が望む地滑りが起こせない前兆」と表現した。さらに、バイデン氏の票が伸び悩んだ理由として、ヒスパニックにうまく浸透できなかったと指摘。「トランプ氏がバイデン氏を社会主義者と呼び、攻撃したキャンペーンがこのエリアでは功を奏した」と分析した。

6096チバQ:2020/11/04(水) 15:45:41
■「熱狂」は見られず[11:50]

【現地記者から】ペンシルベニア州フィラデルフィアから30分、デラウェア州ウィルミントンに移動しました。ここにはバイデン氏の自宅があり、バイデン氏本人が支持者集会に出るかもしれないとのことです。残念ながら入場パスはコロナ禍の状況で数が制限されて取れませんでしたが、多くの海外メディアが会場の近くで待機しています。集まっている支持者に話を聞きましたが、「家が近いからきた」「民主党員だからきた」など、「熱狂的な」支持者が見当たりません。これがオバマ氏だったら、トランプ氏だったら、と考えてしまいます。会場の外もあふれかえるのではないか、と。(ウィルミントン=藤原学思)

■3州のうち一つでも勝てば…[11:50]

ニューヨーク・タイムズはフロリダ、ジョージア、ノースカロライナの3州に注目。バイデン氏がこのうち一つに勝てば当選する可能性が高く、トランプ氏がすべてに勝利した場合、勝者が宣言されるまでに数日以上かかる可能性があるとしている。いずれもトランプ氏がリードしている。開票が済んだ地域の分析も紹介しており、トランプ氏は2016年と比べて都市部や非白人が多い地域で大きく得票を増やしており、バイデン氏は主に65歳以上が住む地域と白人で大卒の少ない地域でわずかに得票を増やした。

■開票の順番で変わるシナリオ[11:45]

【現地記者から】フロリダ州やノースカロライナ州などは、期日前投票から開票作業を始めるため、最初はバイデン氏が優勢で、その後、トランプ氏がひっくり返す可能性があります。当日の投票から数え、郵便投票は後になる州では逆のシナリオになるかもしれません。(ワシントン=沢村亙)

■コロラドはバイデン氏勝利[11:40]

■ワシントンDCはバイデン氏勝利[11:30]

■注目は中西部オハイオへ[11:30]

【現地記者から】米メディアや専門家の注目がオハイオ州の行方に集まっています。同州でバイデン氏が勝利すると、2016年にトランプ氏が制した州をバイデン氏がひっくり返すことになり、バイデン氏が勝利に近づくためです。CNN、FOX、NBCなどがいずれもオハイオ州の現状分析に時間をかけています。(サンフランシスコ=尾形聡彦)

■フロリダはトランプ氏優勢か[11:20]

【現地記者から】フロリダ州が前回に続いてトランプ勝利となりそうな中、次の焦点は中西部に移ってきそうです。オハイオ州でバイデン氏がリードしてます。(ワシントン=金成隆一)

■ニューヨークはバイデン氏勝利[11:05]

■5州でトランプ勝利[11:00]

■ニューメキシコはバイデン勝利[11:00]

■インディアナでトランプ氏勝利[10:55]

6097チバQ:2020/11/04(水) 15:45:55
■米史上初のトランスジェンダーの上院議員が誕生[10:51]

LGBTQの活動家でトランスジェンダーのサラ・マクブライド氏がデラウェア州選出の上院議員に当選。マクブライド氏は「上院選に勝ちました。ありがとう、ありがとう、ありがとう」とツイート。米メディアは、トランスジェンダーを公言している上院議員の誕生はアメリカ史上初と伝えている。

■激戦のペンシルベニア、情勢は?[10:48]

【現地記者から】開票が始まったペンシルベニア州はバイデン氏がリード。しかし、昼間に各地の投票所を警戒で回っていた同州ヨーク郡の民主党関係者は「very heavy republican turnout(共和党支持者がとても多く投票している)」と話していました。(ワシントン=大島隆)

■現時点ではバイデン氏やや優位か[10:45]

【現地記者から】アメリカ大統領選で注目のフロリダ州。ヒスパニック系の人口が多い大票田マイアミ・デイド郡でバイデン氏の票の出方が弱いことについて、米メディアで「バイデン氏にとってフロリダ州ではかなりのマイナス」という分析が増え始めています。MSNBC、CNN、538などが同様の見方をしています。開票途中の段階で、注目州のなかでは、フロリダ州でトランプ氏がやや優勢であることは予想されていたことですが、オハイオ州とノースカロライナ州でバイデン氏が優勢になっていることは驚きです。全体的にいうと、現時点ではバイデン氏がやや優位に立っていると見てよいと思います(サンフランシスコ=尾形聡彦)

■アーカンソーでトランプ氏勝利[10:33]

■ハガティ前駐日米大使、上院議員に当選[10:23]

前駐日米大使のウィリアム・ハガティ氏が南部テネシー州の上院選で当選を確実にした。複数のメディアが報じた。

■飼い主と一緒に…

各地の投票所では飼い主に連れられてやってきた犬や猫の姿も。飼い主の投じる一票の行方を見守った。

■フロリダ州に注目

開票が始まり、早くもケンタッキー州やバージニア州などでは両者の結果が出始めた。ただ、全米で見ればまだまだ序盤で勝敗の行方は見通せていない。勝敗を左右するのは4年前にトランプ氏がすべて勝利した激戦6州(ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシン、フロリダ、アリゾナ、ノースカロライナ)の結果だ。なかでも早期に結果が判明する大票田(選挙人29人)のフロリダに全米の注目が集まっている。報道機関は州内の選挙区ごとの開票結果や予想を詳報。現在、トランプ、バイデン両氏による接戦が続いている。

■7州でバイデン氏勝利[10:05]

■4州でトランプ氏勝利[10:05]

■サウスカロライナ州はトランプ氏勝利[09:55]

■まずはこの4州に注目[09:50]

【現地記者から】序盤の最大の注目ポイントは、フロリダ、ノースカロライナ、アリゾナ、ジョージアだ。トランプ氏にとって勝利のためには必須の州。これらで勝てば、逆転勝利の可能性が生まれ、敗北すれば一気に苦しくなる。(ワシントン=園田耕司)

6098チバQ:2020/11/04(水) 15:46:09
■バージニアはバイデン氏勝利[09:38]

■ホワイトハウスの外には[09:34]

ホワイトハウスの外に、反トランプのデモ隊が「トランプを排除しろ」と書かれた巨大なサインを掲げる。米ABCテレビのホワイトハウス担当記者がツイッターに写真を投稿。

■ウェストバージニアはトランプ氏勝利[09:32]

■最大の関心事は「コロナ」[09:11]

AP通信が大統領選での最大の関心事を聞いた世論調査の結果によると、有権者の42%が「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)」と回答して最も多かった。次いで「経済と雇用」が27%だった。移民や中絶、気候変動などは10%未満だった。

■バーモント州はバイデン氏、ケンタッキー州はトランプ氏勝利[09:10]

■米国の進むべき道は[09:00]

FOXニュースの出口調査によると、米国の方向性は「正しい」が37%、「間違っている」が63%だった。政府の役割については「もっと果たすべき」が60%、「やりすぎ」が40%だった。

■混乱に備え警察や州兵も[08:40]

CBSによると、ニューヨーク市警察は大統領選開票の抗議活動などの混乱に備え数千人が警戒に当たると発表した。一方、米軍の準機関紙「スターズ・アンド・ストライプス」はイリノイ、フロリダ、マサチューセッツ、オレゴン、ニュージャージーの各州で、州兵の部隊が待機していると伝えた。

■両陣営とも、投票の列にとどまるよう訴え[08:33]

投票の締め切りが迫る中で、バイデン氏、ハリス氏ら民主党陣営、トランプ氏長男や、娘のイバンカ氏ら共和党陣営ともに、最後まで投票の列にとどまるよう続々ツイッターで訴え。オバマ前大統領も「あいつらが投票をやりにくくしたのには理由がある。投票はチェンジをもたらすからだ」とツイートし、最後まで投票を試みることを求めた。

■マーケットはバイデン氏勝利に期待?[08:35]

【現地記者から】ダウが大幅続伸しました。バイデン氏の勝利にマーケットの期待が高まっているから、と米メディアは分析しています。一方、FOXニュースは原油価格の下落について、「投資家がバイデン氏の勝利を懸念しているから」としています。(ワシントン=沢村亙)

■トランプ氏「いい戦いをしている」[08:15]

トランプ氏がツイッターで「国中でいい戦いをしているようだ」と自信。有権者に「THANK YOU!」

■一部の州で開票作業始まる[08:00]

米中西部インディアナ州など一部の州で投票が締め切られ、開票が始まった。東部から西部にかけて順次開票作業が行われる。すでに1億人以上が郵便投票などで期日前投票を行っており、集計が遅れる可能性もある。
朝日新聞社

6099チバQ:2020/11/04(水) 16:04:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400931&g=int
上院多数派めぐり激戦 下院、民主の過半数確実―米議会選
2020年11月04日15時48分

 【ワシントン時事】3日の米大統領選と同時に行われた連邦議会選は4日、開票作業が続いた。野党民主党が6年ぶりとなる上院(定数100)での過半数奪取に攻勢をかけたのに対し、与党共和党も民主党現職の議席を奪い返すなど激戦となった。下院(定数435)では民主党が多数派維持を確実にした。
 上院は外交や人事承認などに権限を持ち、政権運営に大きな影響力を持つ。上院の現有勢力は共和党53に対し、民主党47(無所属2を含む)。今回改選対象となった35議席中、改選数の多い共和党(23議席)は「守りの選挙」を強いられた。
 米メディアによると、民主党はコロラド、アリゾナ両州で共和党から議席を奪取。ニュージャージーなど東部の州を堅持する一方、共和党系のモンタナ州でも接戦に持ち込んだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400215&g=int
民主、上院過半数へ攻勢 下院は維持の見通し―米議会選
2020年11月04日13時26分

 【ワシントン時事】米連邦議会の上下両院選挙の投票が3日、大統領選と同時に行われた。上院(定数100)選では野党民主党が6年ぶりの過半数奪取に攻勢をかけ、改選議席数の多い与党共和党は「守りの選挙」を強いられた。民主党は下院(定数435)でも議席を伸ばし、多数党の立場を維持する勢い。次期大統領の政権運営に大きな影響を与える議会選は、民主党優勢で進んでいる。
ハガティ前駐日大使が当確 米上院選
 外交や人事承認に権限を持つ上院の現有勢力は共和党53に対して民主党47(無所属2を含む)。今回は定数の約3分の1に当たる35議席(共和23、民主12)が改選された。
 米メディアによると、民主党はコロラド州で共和党から議席を奪取したほか、バージニア、イリノイ両州などで勝利。共和党議員が現職のアリゾナ州でも優勢が予想されている。

6100チバQ:2020/11/04(水) 16:07:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400931&g=int
上院多数派めぐり激戦 下院、民主の過半数確実―米議会選
2020年11月04日15時48分

 【ワシントン時事】3日の米大統領選と同時に行われた連邦議会選は4日、開票作業が続いた。野党民主党が6年ぶりとなる上院(定数100)での過半数奪取に攻勢をかけたのに対し、与党共和党も民主党現職の議席を奪い返すなど激戦となった。下院(定数435)では民主党が多数派維持を確実にした。
 上院は外交や人事承認などに権限を持ち、政権運営に大きな影響力を持つ。上院の現有勢力は共和党53に対し、民主党47(無所属2を含む)。今回改選対象となった35議席中、改選数の多い共和党(23議席)は「守りの選挙」を強いられた。
 米メディアによると、民主党はコロラド、アリゾナ両州で共和党から議席を奪取。ニュージャージーなど東部の州を堅持する一方、共和党系のモンタナ州でも接戦に持ち込んだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400215&g=int
民主、上院過半数へ攻勢 下院は維持の見通し―米議会選
2020年11月04日13時26分

 【ワシントン時事】米連邦議会の上下両院選挙の投票が3日、大統領選と同時に行われた。上院(定数100)選では野党民主党が6年ぶりの過半数奪取に攻勢をかけ、改選議席数の多い与党共和党は「守りの選挙」を強いられた。民主党は下院(定数435)でも議席を伸ばし、多数党の立場を維持する勢い。次期大統領の政権運営に大きな影響を与える議会選は、民主党優勢で進んでいる。
ハガティ前駐日大使が当確 米上院選
 外交や人事承認に権限を持つ上院の現有勢力は共和党53に対して民主党47(無所属2を含む)。今回は定数の約3分の1に当たる35議席(共和23、民主12)が改選された。
 米メディアによると、民主党はコロラド州で共和党から議席を奪取したほか、バージニア、イリノイ両州などで勝利。共和党議員が現職のアリゾナ州でも優勢が予想されている。

6101チバQ:2020/11/04(水) 17:38:51
ミネソタって激戦州だったの?
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd2199a1c7fa1de563f46939fc7517578d04faae
バイデン氏、激戦州ミネソタで勝利 米報道
11/4(水) 14:41配信

米民衆党のジョー・バイデン前副大統領。米ミネソタ州セントポールで(2020年10月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】3日投開票された米大統領選は、接戦だった中西部ミネソタ州で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利した。米メディアが報じた。前回も民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が制していた。選挙人は10人。

図解でみる米大統領選2020

 ミネソタ州は、黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが白人警官から首を圧迫されて亡くなった事件が起きた州。これをきっかけに「Black Lives Matter (黒人の命は大切)」のスローガンのもと、人種差別に対する抗議デモが広がった。【翻訳編集】 AFPBB News

6102チバQ:2020/11/04(水) 19:39:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201104k0000m010192000c.html
トランプ氏とバイデン氏、大接戦 「ラストベルト」が最後の決め手に
2020/11/04 17:49毎日新聞

トランプ氏とバイデン氏、大接戦 「ラストベルト」が最後の決め手に

ホワイトハウスで演説するトランプ大統領(左)とデラウェア州で演説するバイデン前副大統領=いずれも2020年11月4日、AP

(毎日新聞)

 3日投票の米大統領選は4日未明(日本時間4日午後)も開票作業が行われた。共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の大接戦が続く中、開票が比較的遅れている東部ペンシルベニア州など「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の3州の結果が「最後の決め手」となる公算が大きくなった。前回2016年の選挙ではトランプ氏が総なめして勝利につなげたが、今回はバイデン氏との接戦が続いている。

 ラストベルトは民主党のシンボルカラーにちなんで「青の壁」と呼ばれる民主党の地盤だった。しかし、前回の選挙では、工場や炭鉱で働き、産業構造の転換に伴って収入や雇用機会が減少した白人ら「忘れ去られた人々」がトランプ氏を支持し、初当選につながったと分析された。

 ペンシルベニア、中西部ウィスコンシン、ミシガンの3州では今回も接戦が続いている。

 全米50州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人の過半数(270人)を占めた候補が勝利する大統領選で、3州に割り振られた選挙人は計46人。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後5時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、バイデン氏が225人となっており、開票作業が比較的遅れている3州の行方が「最後の決め手」となる公算が大きい。

 トランプ氏は南部フロリダ州など23州、バイデン氏は中西部ミネソタ州など20州と首都ワシントンで勝利を確実にしている。

6103チバQ:2020/11/04(水) 19:40:50
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3313586.html
バイデン氏、激戦州アリゾナで勝利 米報道
2020/11/04 17:02AFPBB News

バイデン氏、激戦州アリゾナで勝利 米報道

米アリゾナ州フェニックスで行われた選挙集会で、州旗の前で演説する民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(2020年10月8日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】3日投開票された米大統領選は、共和党のドナルド・トランプ氏が前回制した西部の激戦州アリゾナで、民主党のジョー・バイデン氏が勝利した。米メディアが報じた。選挙人は11人。 【翻訳編集】AFPBB News

6104チバQ:2020/11/04(水) 19:43:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201104k0000m030243000c.html
各州の勝者は4年前と酷似 トランプ氏が接戦州で強さ発揮
2020/11/04 19:01毎日新聞

各州の勝者は4年前と酷似 トランプ氏が接戦州で強さ発揮

ミシガン州での選挙集会後に踊るトランプ大統領(左)とペンシルベニア州で聴衆に訴えかけるバイデン前副大統領=いずれも2020年11月3日、AP

(毎日新聞)

 3日投票の米大統領選は、全米50州と首都ワシントンのうち8州を除いて大勢が判明した。4日午後6時時点で判明した42州と首都の勝者は2016年の前回選挙と全く同じで、接戦州でドナルド・トランプ大統領(74)が勝負強さを見せている。残る8州のうち7州は前回トランプ氏が制したが、今回は接戦が続いており、東部ペンシルベニアや北西部ミシガンの両州など大票田の行方が勝敗のカギとなる。

 米大統領選では、各州と首都に割り振られた計538人の選挙人の過半数(270人)を獲得した候補が当選する。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後6時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が227人。当選するためにはトランプ氏は57人、バイデン氏は43人を上積みする必要がある。

 残る州のうちアリゾナ州(選挙人11人)では、AP通信などがバイデン氏の優勢を報じている。バイデン氏は、比較的選挙人が多いペンシルベニア(20人)、ミシガン(16人)、ジョージア(16人)のうち2州で勝てば、当選する計算だ。

 一方、トランプ氏はアラスカ州(3人)での勝利が有力視されているが、当選のためにはさらに4州以上で勝つ必要がある。

6105チバQ:2020/11/04(水) 19:46:07
◆トランプ
フロリダ オハイオ テキサス アイオワ
◆バイデン 
アリゾナ


◆未定
ペンシルベニア 20(郵便開票時間かかる)
ミシガン 16(郵便開票時間かかる)
ノースカロライナ15 4日9時半
ウィスコンシン10 (郵便開票時間かかる)
ジョージア 16 4日午前9時

6106チバQ:2020/11/04(水) 19:48:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/68cbf2941d9790d611dab6c316a2c18dc74732cf
トランプ氏、一方的に「勝利した」 開票中止求める考え
11/4(水) 17:44配信

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朝日新聞デジタル
米ホワイトハウスで4日、演説するトランプ氏=AP

 米大統領選の開票が続く4日午前2時30分(日本時間同日午後4時30分)ごろトランプ大統領はホワイトハウスで演説し、「我が国に対する重大な詐欺が起きている」「我々は選挙に勝つ準備ができている。いや、率直に言って、我々は勝利した」と宣言した。まだアリゾナやペンシルベニアなど多くの激戦州で開票が続いているが、「最高裁判所に行く。全ての投票をやめさせる」と述べ、訴訟を起こして、開票作業をやめさせる考えを明らかにした。

【特集】トランプ氏とバイデン氏、最新の開票結果は

 トランプ氏が根拠なく「勝利宣言」を行う懸念は以前からあり、米メディアは演説について一斉に「極めて無責任な発言だ」「民主主義を損なう」などと批判している。(ワシントン=香取啓介)

6107名無しさん:2020/11/04(水) 20:00:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/c47cec74b4b3fa790602e1768b19fcd4d7d6f4b4
フロリダの行方が勝敗を決定、米大統領選、シナリオを占う
11/4(水) 12:23配信

 トランプ大統領の再選か、バイデン前副大統領の政権奪取か。米大統領選は3日、支持率で後塵を拝してきたトランプ氏が土壇場で猛追を見せる中、投票日を迎える。前回トランプ氏が逆転勝利したのと同様、予断を許さない状況だが、勝敗はつまるところ激戦州フロリダの帰すうに掛かっている。最もあり得るシナリオを占った。

トランプ氏、フロリダ落とせば絶望
 ワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズなどの米メディアや複数の選挙分析サイトによると、トランプ氏は激戦6州といわれる南部フロリダ、ノースカロライナ、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、ウィスコンシン、西部アリゾナで激しく追い上げ、1日現在、6州の平均支持率で「3.2ポイント差」(リアル・クリア・ポリティクス)まで迫った。

 10月中旬の時点でこれら激戦州のバイデン氏との支持率差は5ポイント程度開いていたが、積極的な遊説を重ね、「誤差の範囲」(専門家)にまで差を詰めた。こうした中で、トランプ氏が絶対に落とせないのがフロリダ州だ。大統領選挙人はニューヨーク州と同数の全米で3番目に多い29人。

 フロリダとアリゾナは他の激戦州と比べると、支持率はほぼ互角。トランプ氏の勝利を予想している「トラファルガー・グループ」の分析では、トランプ氏が3ポイント弱優位に立っている。同グループは、激戦州ではウィスコンシンを除く5州でトランプ氏がリードしている、としている。主要な十数社の世論調査でこの半年、トランプ氏が優勢と一度でも予測したのは同グループの他は一社のみだ。

 激戦州を除くトランプ氏の基礎票は前回、大差で勝った中西部のアイオワ(選挙人6)、オハイオ(同18)両州を今回も獲得すると仮定して204人。これに激戦州で比較的勝つ確率の高いフロリダ、アリゾナ(選挙人11)、ノースカロライナ(同15)を加えると、259人となり、過半数の270人を獲得するためには、残り11人が必要だ。

 トランプ氏としては、これにペンシルベニア州(同20)、ないしはミシガン州(同16)を制すれば、勝利できることになるし、ウィスコンシン州(同10)のみの獲得でも269人で、同点に持ち込むことが可能だ。無論、フロリダ州で負けても、前回同様、ペンシルベニアなど他の激戦州を軒並み制すれば、270人を上回り勝つことはできる。

 だが、現状では6ポイント以上の差を付けられているミシガン州やウィスコンシン州を含め、フロリダ以外の全ての激戦州で勝利するのは極めて困難だ。つまり、「フロリダを落とせばゲーム・オーバー」(アナリスト)になる可能性が強いと言わざるを得ない。いかにフロリダ州がトランプ氏にとって死活的であるかが分かるだろう。

6108名無しさん:2020/11/04(水) 20:00:54
>>6107

バイデン氏、3ポイント失っても優位変わらず
 バイデン氏の場合はどうか。同氏の基礎票を前回のヒラリー・クリントン氏が獲得した232人とした場合、全米の平均支持率がそのまま選挙結果に反映されれば、楽に逃げ切ることができる。激戦州のうち、仮にフロリダとアリゾナ、ノースカロライナの3州でトランプ氏に競り負けたとしても、残りのペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州で勝てば、獲得選挙人数は278人で当選となる。

 トランプ氏の猛追を受けているものの、「リアル・クリア・ポリティクス」によると、バイデン氏はペンシルベニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州で、それぞれ4.3、6.1、6.8各ポイントの差を付けており、大接戦のフロリダ州やアリゾナ州で負けたとしても、なお優位にあることは間違いない。

 バイデン氏がフロリダ州で勝った場合、獲得選挙人数は261となり、後は残りの激戦州の1州でも制すれば、勝利となる。また、現在の平均支持率が実際の投票で3ポイント、トランプ氏に傾いたとしても勝てる見通しで、バイデン氏の優位は揺るがない。

 フロリダ州での勝負は前回、トランプ氏がクリントン氏を1.2ポイント差で振り切った。トランプ氏の勝因としては、態度未決定だった無党派層が土壇場でトランプ氏に大量に流れ、都市郊外に住む白人男女、高齢者からの支持を受けた。しかし、フロリダ大学のダニエル・スミス教授によると、高齢者は今回、トランプ氏の新型コロナウイルス対策に批判的だという。

 また別の調査によると、白人の大卒女性は前回、60%がトランプ氏を支持し、クリントン氏支持は37%しかいなかった。今回は64%がバイデン氏を支持、トランプ氏支持は35%にとどまっている。バイデン氏の不安はヒスパニック層に弱いとされるところだろう。同州ではすでに700万人(前回の約80%)を超える有権者が期日前投票を終えていると伝えられている。

フロリダはすでに開票作業
 今回の選挙はコロナ禍の影響で郵便投票など期日前投票が急増、「米選挙プロジェクト」などによると、すでに9300万人以上が期日前投票を行った。有権者の関心は高く、投票率は前回の55.3%を大きく上回って最終的に65%程度に達し、史上まれにみる高投票率になる見通し。投票率が高くなれば、バイデン氏が有利とされている。

 最大の関心はいつ選挙結果が判明するかだ。通常は選挙当日に大勢が判明し、勝った方と負けた方がそれぞれ勝利宣言と敗北宣言をし、事実上勝敗が決着する。だが、今回は郵便投票がいつもの3倍に増えると予想されており、開票作業に手間がかかる上、消印が有効であれば、選挙日が過ぎて到着する郵便投票も認める州が多くあり、開票結果が大幅に遅れる懸念が出ている。だが、実際にいつになったら選挙結果が確定するかは分からないというのが正直なところだ。

 では、肝心のフロリダ州はどうか。ワシントン・ポストによると、同州は3日の午後8時ごろ(日本時間4日午前10時ごろ)に第1回目の結果を発表する見通し。同州は期日前投票について、選挙当日前から開票作業を行うことが許されており、他と比べると、比較的早い段階で結果が判明するかもしれない。アリゾナ州も選挙当日前の開票作業を認めている。

 だが、もう1つの焦点であるペンシルベニア州の場合は郵便投票について、選挙当日まで開票作業を始めることが禁じられている。このため大勢判明には「数日かかる」(州当局者)見通しだという。同州では投票日の3日後の到着分まで有効と見なす仕組みだ。同紙によると、3月中旬以降、連邦議員選出の予備選挙が23州で実施されたが、郵便投票が増えたため、結果判明には平均4日かかっている。

 選挙まで最後の日曜日となった1日、トランプ氏は激戦州など5州を飛び回って遊説したが、選挙当日を過ぎて到着する郵便投票が許されることに強い不満を表明。早くも選挙後に、裁判を起こすことも辞さない姿勢を示した。ワシントンではトランプ氏が郵便投票の開票が完了しない前に、勝利宣言するのではないかとの憶測が一段と強まっている。

佐々木伸 (星槎大学大学院教授)

6109名無しさん:2020/11/04(水) 20:02:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c0a1357dad649d5c6d52b49a418e51bc29ca206
大票田のフロリダ州、トランプ氏わずかに優勢…NY州やイリノイ州はバイデン氏
11/4(水) 12:00配信

 【ワシントン=海谷道隆】各州で開票が進む米大統領選では、共和党のトランプ大統領と民主党のジョー・バイデン前副大統領がそれぞれ伝統的な党の牙城での勝利を次々と決めている。勝敗の鍵を握る接戦州では、大票田のフロリダ州(選挙人29人)でトランプ氏がわずかに優勢となるなど激しい競り合いとなっている。

 AP通信によると、2016年大統領選でトランプ氏が僅差で制したフロリダ州では、予測開票率90%時点で、トランプ氏がバイデン氏に得票率で3ポイント超リードしている。

 トランプ陣営はフロリダ州を「絶対に落とせない州」と位置づけ、トランプ氏が新型コロナウイルスに感染して中断した選挙遊説の再開先に選ぶなどしてきた。新型コロナの影響で、感染対策を重視する高齢層のトランプ氏離れも指摘され、バイデン氏も奪還を狙ってたびたび現地入りした。

 3日午後9時(日本時間4日午前11時)時点の集計では、トランプ氏は2016年大統領選で制したサウスカロライナ州、ケンタッキー州などの南部各州を中心に手堅く選挙人を積み上げている。バイデン氏はニューヨーク州などの東部各州や大都市シカゴを抱えるイリノイ州など民主党の地盤を順当に押さえている。

 トランプ氏は、ジョージア州で接戦に持ち込まれているが、予測開票率45%時点では有利に戦いを進めている。バイデン氏は、4年前にトランプ氏が制した州のうち、オハイオ州や、カリフォルニア州(選挙人55人)に次ぐ選挙人38人を抱え、共和党地盤のテキサス州で、大接戦に持ち込んでいる。

 このまま各地で一進一退の攻防が続けば、前回トランプ氏が僅差で制し、選挙戦での勝利を引き寄せたペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州の行方が重要な意味合いを持つ展開になりそうだ。

 3州とも郵便投票の大幅増により開票作業に時間を要すると予想されている。特に投票日の消印があれば、6日までの到着分まで有効とするペンシルベニア州では結果判明に数日以上かかるとの分析も出ている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/40de47f4d38bd932b098b7a80d24481c8538f12d
トランプ氏が2州、バイデン氏が5州で勝利確実 米大統領選
11/4(水) 10:16配信

 米大統領選の開票が3日夜(日本時間4日午前)、東部諸州から本格的に始まった。米CNNテレビによると、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)がインディアナ、オクラホマ両州、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)がバーモント、マサチューセッツ、メリーランドなど5州で勝利を確実にした。勝敗を左右するノースカロライナ州などの激戦州は接戦が続いている。大統領選は全米50州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人のうち、過半数(270)を制した候補が勝利する仕組みで、獲得した選挙人はトランプ氏が18人、バイデン氏が30人となった。

 郵便投票の利用拡大により期日前投票が急増した今回は大勢判明が遅れる可能性もある。投票総数は2016年の前回選(約1億3800万人)を上回る見通しだ。

 トランプ氏は3日午後、陣営のスタッフに謝意を述べるため首都ワシントン近郊の選挙対策本部を訪れた。「今日は素晴らしい日になるだろうが、もっと大事なことは、これから素晴らしい4年間が待っているということだ」と述べ、勝利に自信を見せた。トランプ氏はホワイトハウスで政権幹部らと共に開票を見守る。3日夜には「全米で我々の状況はとても良いようだ!」とツイートした。

 バイデン氏は3日午前から、接戦州の東部ペンシルベニア州で遊説した。フィラデルフィアでの演説では「中流階級を再建する。当選すれば、私は共和党でも民主党でもなく、米国の大統領になることを約束する」と宣言。「まだ投票していない人がいれば最後まで呼びかけてほしい」と訴えた。バイデン氏は3日夜、地元の東部デラウェア州で国民向けの演説を行う予定だ。

 今回の選挙はトランプ政権の1期4年に加え、世界最多の感染・死者数を出した新型コロナウイルスへの対応の評価が問われた。さらに感染拡大により打撃を受けた経済の回復策や人種差別問題が争点となった。

 コロナ危機を受け、今回は投票所に足を運ばずに投票できる郵便投票の利用が急増。フロリダ大の米選挙プロジェクトの集計によると、3日午後現在で郵便を含めた期日前投票を済ませた人の数は1億人を突破した。【ワシントン高本耕太】

6110名無しさん:2020/11/04(水) 20:03:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/65cc46f77eba490d8f3d97f099a2b4998ca79310
アメリカ大統領選:勝敗を分ける「激戦8州」。最重要はフロリダ州、大勢はいつ判明?
11/4(水) 8:10配信

アメリカ大統領選は11月3日午後8時(日本時間)から順次投票が始まった。トランプ大統領(共和党)とバイデン前副大統領(民主党)の接戦が伝えられる今回の選挙。勝利の鍵を握るのは「スイングステート」と呼ばれる激戦州だ。

激戦8州の選挙戦終盤の世論調査とあわせて、大統領選のしくみや勝敗を分けるポイントなどを確認しよう。

※開票速報など最新情報はこちら↓

争うのは「総得票数」ではなく「選挙人の獲得数」
まず、前提として知っておきたいのがアメリカ大統領選の仕組みだ。各州には「選挙人」と呼ばれる「大統領を選ぶ役割を担う人」がおり、この選挙人をどれだけ多く獲得できたかが勝敗を決める。

有権者は「トランプ」「バイデン」など、大統領候補者の名前が記された投票用紙にチェックを入れて一票を投じるが、実際にはどちらかを大統領として選ぶことを約束する「選挙人」を選ぶことになっている。得票数ではなく選挙人の数で決まるため、アメリカ大統領選は形式的には「間接投票」になる。

選挙人の数は全米50州とワシントンD.Cで538人。このうちの過半数(270人)をおさえた候補者が大統領になる。ネブラスカ州とメーン州以外は「勝者総取り」方式のため、各州で得票数が多かった候補者がその州の全選挙人を獲得する。

「レッドステート」「ブルーステート」「スイングステート」について知っておこう
アメリカでは伝統的に共和党支持者が多い州や民主党支持者が多い州など、各州で支持政党の傾向がある。

共和党を支持する傾向の州(レッドステート、赤い州)は南部や西部の内陸部に多く、農業や畜産に従事し、政治的にも宗教的にも保守的な傾向の人々が多いとされる。代表的なのはジョージア州やルイジアナ州、オクラホマ州、テキサス州などだ。

一方で、民主党を支持する傾向の州(ブルーステート、青い州)は北東部や西海岸などの都市部に多く、政治的にも宗教的にもリベラルな傾向の人々、黒人や移民などのマイノリティの人々などが多いとされている。ニューヨーク州やマサチューセッツ州、カリフォルニア州など代表的だ。

トランプ氏はレッドステートで、バイデン氏はブルーステートでの勝利を固められるかが、まずは勝利への第一条件となる。

一方で、全米各州の中には「スイングステート」と呼ばれる州がある。大統領選のたびに、民主党・共和党が接戦を繰り広げる激戦州だ。両候補とも150億円以上もの広告費を投じており、この「スイングステート」の行方が大統領選の結果を大きく左右すると見られている。

選挙戦最終盤の世論調査などとあわせて、注目すべき激戦州を簡単に見ていこう。

6111名無しさん:2020/11/04(水) 20:03:57
>>6110

1. フロリダ州
激戦州の中で「最重要」と位置づけられているのが、南部のフロリダ州だ。

割り当てられている選挙人はカリフォルニア州(55人)、テキサス州(38人)に続く29人で、全米では3番目。激戦州の中では最多となっている。

まずはフロリダを獲れるかどうかが、勝敗を分ける大きなポイントになりそうだ。

アメリカの選挙では、有権者のエスニシティと年齢層が選挙の趨勢に大きな影響を与える。

ニューヨーク・タイムズとシエナ大学の世論調査によると、フロリダの有権者のうち白人が60%、中南米などからの移民などヒスパニック系が20%を占める。年齢層では45歳〜64歳が33%、65歳以上が32%だ。

ファイブサーティーエイトの世論調査(11月2日)よると、トランプ氏46.6%・バイデン氏49.1%。バイデン氏が2.5ポイント差でリードしている。DDHQは11月3日時点で、バイデン氏がフロリダ州で勝つ可能性を「64.7%」としている。

2. ラストベルト3州(ウィスコンシン州・ミシガン州・ペンシルベニア州)
フロリダに続いて注目すべきなのがウィスコンシン州・ミシガン州・ペンシルベニア州など「五大湖」周辺の州だ。

この地域はミシガン州のデトロイトに代表されるように、かつては自動車産業などの工業地帯として繁栄していた。企業の労働組合が力を持ち、伝統的には民主党の支持基盤だった。

ところが、前回の大統領選では世論調査で民主党のヒラリー・クリントン候補のリードが伝えられていたにも関わらず、トランプ氏が逆転勝利を遂げた。

不況で生活苦にあえぐ白人の労働者層は「エリート」であるクリントン氏よりも、「アメリカを偉大にする」「外国から仕事を取り戻す」と訴えたトランプ氏に投票したと言われている。

世紀の番狂わせを演出したラストベルトは共和党・民主党とも重視しており、最終盤は候補者が立て続けに現地入りしている。当然、票の行方にも注目が集まる。

以下はラストベルト3州における終盤(11月1日)のファイブサーティーエイトによる世論調査だ(※[]内は選挙人の数)。いずれもバイデン氏が有利という結果が出ているが、トランプ氏の最終盤の選挙運動もあるため予断を許さない状況だ。

ウィスコンシン州[10人]:トランプ氏 43.7% ー バイデン氏 52.1%(8.4ポイント差)

ミシガン州[16人]:トランプ氏43.2% ー バイデン氏51.2%(7.9ポイント差)

ペンシルベニア州[20人]:トランプ氏45.6% ー バイデン氏 50.2%(4.7ポイント差)

DDHQの11月3日時点での調査でも、バイデン氏が勝つ可能性が高いという結果が出ている。

ウィスコンシン州:バイデン氏が勝つ可能性「78.6%」

ミシガン州:バイデン氏が勝つ可能性「80.6%」

ペンシルベニア州:バイデン氏が勝つ可能性「74.2%」

6112名無しさん:2020/11/04(水) 20:04:27
>>6111

3. レッドステートの3州:「都市郊外で反トランプ」のジョージア州・「移民増」のアリゾナ州・「共和党の牙城」テキサス州
フロリダ、ラストベルト3州に続き注目しておきたいのが、これまで「レッドステート」とされてきた南東部のジョージア州、南西部のアリゾナ州、南部のテキサス州だ。

選挙人の数はジョージア州が6人、アリゾナ州が11人。テキサス州は38人と全米で2番目に多い。

直近9回(1984年以降)の大統領選で共和党が負けたのは、ジョージア州は1992年のみ、アリゾナ州では1996年のみ。それ以外は全て共和党候補が勝利している。ところが、今回は少し事情が異なるようだ。

・ジョージア州:白人層では共和党支持者が多い。ただ、中心都市アトランタ郊外では都市の拡大、人口動態の変化に伴い、反トランプ派が増えているという。

・アリゾナ州:トランプ氏が「国境に壁をつくる」と喧伝していたメキシコ国境に近い州。近年はメキシコや隣接する西部のカリフォルニア州からもラテン系の住民が移住してきており、ここ最近で勢力図が変化した。

・テキサス州:「共和党の牙城」とされるアメリカ南部を代表する保守的な地域だが、ヒスパニック系や大都市からの移住者が増加しており、バイデン氏が健闘している。選挙人が多いことから、仮にトランプ氏がここで敗北すると、再戦は一気の遠ざかると見られている。

選挙戦終盤(11月2日)のファイブサーティーエイトの世論調査によると、ジョージア州では、トランプ氏47.4%に対し、バイデン氏が48.5%とわずかにバイデン氏優勢と出ているが拮抗。

アリゾナ州ではトランプ氏46.1%に対し、バイデン氏が48.7%。バイデン氏が2.6ポイント差でリードしている。

テキサス州では、トランプ氏48.6%に対し、バイデン氏が47.4%。トランプ氏が1.2ポイント差でわずかにリードしているが、ここも拮抗している。

DDHQは11月3日時点で、ジョージア州でバイデン氏が勝つ可能性は「50.6%」、アリゾナ州でバイデン氏が勝つ可能性は「56.3%」、テキサス州ではトランプ氏が勝つ可能性が「60.9%」としている。

4. 「アメリカの縮図」オハイオ州
中西部のオハイオ州についてもおさえておきたい。選挙人の数は18人と必ずしも多くはないが、有権者の構成が「アメリカの縮図」と言われ、選挙戦の行方を占う上で注目される。

1960年以来、オハイオ州をおさえた候補者が大統領選で勝利していることも、この州への関心を高めてきた。

ファイブサーティーエイトによる世論調査(11月1日)によると、トランプ氏が47.5%、バイデン氏が46.8%。ここでは接戦ながらトランプ氏が0.8ポイント差でリードしている。

DDHQは11月3日時点で、トランプ氏がオハイオ州で勝つ可能性を「55.5%」としている。

コロナ禍での大統領選、期日前投票は1億人を突破
ただでさえ混迷の大統領選だが、今回はその混迷具合に拍車をかけている事態がある。新型コロナ禍だ。

ジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、アメリカでは11月2日までに920万人超の感染が確認され、死者は23万人超。現在も1日あたり9万人超の感染が報告されるなど、世界最大の感染国となっている。このことは有権者の投票行動にも影響を与えているようだ。

フロリダ大学の「アメリカ選挙プロジェクト」によると、11月3日時点で期日前投票をした有権者と郵便投票の用紙を請求した有権者数は1億人を突破。前回(2016年)の投票数の7割を超えた。このうち、約6500万人が郵便投票の用紙を請求したが、2714万人あまりの投票用紙は到着していないという。

エコノミスト誌とYouGovの世論調査(10月31日〜11月2日)によると、選挙日当日に投票すると答えた人は25%。期日前投票をする意向の人が28%、郵便投票をすると答えた人は40%だった。

この調査によると、郵便投票を志向する人は「女性が多い」「白人では男女とも大卒以上が多い」「黒人の36%、ヒスパニックの37%が郵便投票を選択」すると答えたいう。

また、年齢別(18歳〜29歳、30〜44歳、45歳〜64歳、65歳以上)ではいずれの区分でも郵便投票を希望する割合が多く、感染リスクが高いとされる65歳以上では過半数を超えた。

地域別でみると、西部では68%が郵便投票を選択。一方、北東部では投票日当日に投票すると答えた人が39%で、郵便投票をすると答えた人(38%)をわずかに上回った。

6113名無しさん:2020/11/04(水) 20:04:59
>>6112

もしかしたら、勝者決定まで「長期戦」の可能性も……?
過去の大統領選をみると、選挙の大勢は投開票日の深夜(日本時間の同日夕方ごろ)には判明することが多い。ところが、今回の大統領選には不確定要素が多く、選挙結果の予測は今まで以上に難しい印象がある。

郵便投票の趨勢が、選挙結果を左右する可能性があるという指摘もある。今回はコロナ禍の影響で郵便投票の割合が激増。集計に時間がかかることはもちろん、いつまで投票を受け付けるか、いつから票の集計を開始するか、州によって異なるからだ。

フロリダではすでに郵便投票の開票作業が始まっており、早ければ現地時間11月3日の夜(日本時間11月4日の昼)には大勢が判明する可能性がある。

一方、ウィスコンシン州やペンシルベニア州などの「ラストベルト」を含む一部の州では、投票終了後から郵便投票の集計をはじめる。

ペンシルベニア州では投票日までの消印があれば3日後(11月6日到着分)まで郵便投票を集計するしており、こうした州ごとのルールの差が、選挙結果の判明まで時間を要する要因になるのではという予測も生んでいる。

また、郵便投票は期限前に投函したからと言って期日までに到着しない遅配が生じたり、投票書類の不備で無効票が大量に生じるたりする事態も懸念されている。

ポリティコによると、選挙当日の夜に勝者が判明すると考える人は17%にとどまるという。「数日以内」と考える人が過半数で、18%は翌日、30%が1週間以内、3%は1カ月以上と想定。次の大統領が誰になるのか、長期戦を覚悟している有権者もいるようだ。

選挙結果が早々に報じられた場合に「敗者」とされた候補者が負けを認めない可能性も残っている。すでにトランプ氏は、「郵便投票は民主党支持者が多く不正が起こる」などとして、仮に敗北した場合も結果を受け入れない姿勢を示している。

バイデン陣営は、郵便投票の集計が終わる前にトランプ氏が「勝利宣言」をすることを警戒。法廷闘争も視野に入れ、法律の専門家をチームに集めているという。

再注目は、やはり「フロリダ州」
最後に、アメリカ大統領選で注目すべき点をもう一度まとめておこう。

選挙戦最終盤(11月1日)のファイブサーティーエイトの支持率調査を見ると、全米ではトランプ氏が43.4%でバイデン氏が51.8%。バイデン氏が8.4ポイント差でリード。DDHQも11月2日時点で、バイデン氏が大統領選で勝つ可能性を「86.0%」と予測している。

このように世論調査では「バイデン有利」が目立つ。

だが、激戦州での両候補の世論調査での差は数%。最終盤の追い上げや4年前の番狂わせを考えると、トランプ氏が逆転勝利する可能性も十分に考えられる。結局は「どうなるか、全くわからない」というのが正直なところだ。特に「スイングステート」では予断を許さない。

ひとまず注目すべき点は2点。

トランプ氏が「レッドステート」を全て確保できるか。

フロリダ州で、トランプ氏とバイデン氏の、どちらが勝つか。

付け加えるならば、

トランプ氏が「レッドステート」と見なされてきた州のいずれかを失ったり、バイデン氏がフロリダ州を下馬評通りに獲得できれば、比較的早くバイデン氏の勝利が決まる可能性がある。

トランプ氏がフロリダ州を獲得した場合、ホワイトハウスへの切符は「ラストベルト」の結果次第。トランプ氏が逆転勝利する可能性がある。

いずれにしろ、フロリダ州の大勢が判明すると見られる「 現地時間11月3日夜〜(日本時間11月4日の昼〜)」が開票における一つの山場となりそうだ。

地球上で最も強大な権力を持つとされるアメリカ大統領。その座をめぐる戦いは、これまでも熾烈を極めてきた。

だが、これまで歴代の大統領は就任式の演説では「平和的な権力の移譲」を誇り高く語ってきた。そこには、かつてイギリスから独立を勝ち取り、1789年に「合衆国」が成立させて以来、230年間にわたって保ち続けてきた共和政と民主主義国家としての矜持があるように思える。

南北戦争以来の「分断」があると言われる中、選挙後のアメリカは和解と団結を成し遂げることができるのか。世界中から期待と不安の目が集まる。

(文・吉川慧)

吉川慧

6114名無しさん:2020/11/04(水) 20:06:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/50ab68fc7155d51254b9911d3dd094ce1072184b
激戦州、大接戦続く 投票率「100年で最高」の予測も
11/4(水) 10:29配信

 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まった。再選を狙う共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が接戦を繰り広げているが、郵便投票の大幅な増加で開票作業が遅れる州もあり、勝者が判明するまで時間がかかる可能性もある。

 大統領選は、各州と首都ワシントンに割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。AP通信によると、米東部時間3日午前1時30分(日本時間4日午後3時30分)現在、バイデン氏がニューヨーク州やカリフォルニア州などで勝利を確実にし、224人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏は激戦州のフロリダ州のほか、テキサス州やオハイオ州などでも勝利を確実にし、選挙人を213人得ている。ジョージア州(同16人)などは接戦が続いている。

 フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計によると、全米で約1億117万人が期日前投票を行った。2016年大統領選の投票総数の約73%にあたる。マクドナルド氏は、今回の大統領選では約1億6千万人が投票し、投票率は67%と、過去100年で最も高くなると予測している。4年前の投票率は約60%だった。

 州別にみると、テキサス州は期日前投票だけで4年前の投票総数を上回り、フロリダ、ジョージア、ノースカロライナの各州も前回の9割を超えた。いずれも、トランプ氏が勝利するためには勝たなければいけない、重要州だ。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/440b4fa4d8b523b9c314563a42c647aa655bfe8e
激戦州のアリゾナ州、バイデン氏がアメリカ大統領選で勝利確実に。共和党の地盤を奪う
11/4(水) 16:57配信

アメリカ大統領選の激戦州のひとつとされていたアリゾナ州で、バイデン氏の当選確実となった。(浜田理央 / ハフポスト日本版)

アリゾナ州の選挙人は11人。前回2016年は、トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を5%差で破っていた。

それどころか、1996年のビル・クリントン氏以来、アリゾナ州での民主党候補の勝利はなかった。今回の選挙では、バイデン氏が激戦州へと変え、“共和党の地盤”を奪った形となる。

他の主要メディアに先立って、FOX newsはバイデンの勝利確実と報じていた。

そのことにも触れる形で、バイデン氏はデラウェア州での支援者に向けた演説の中で「我々はアリゾナ州(の勝利)に自信を持っている」と宣言していた。

アリゾナ州は「サンベルト」と呼ばれる地域の一角で、伝統的に共和党が有利の州とされている。

フロリダ州を落としたバイデン氏にとって、アリゾナ州を取ったことは、大統領への望みをつなぐを重要な勝利となる。


アリゾナ州がなぜ重要とされているのか。

これは、「選挙人」という独特の制度によるものだ。

アメリカの全州とワシントンD.Cで計538人の選挙人のうち、270人を取った候補の勝利となる。

選挙人の数は、各州の人口比に応じて割り振られている。2つの州をのぞいて、得票数の最も多い候補が、その州を“総取り”する仕組みだ。

多くの州で、支持される政党はほとんど変わらない。

そこで重要となるのが、アリゾナ州を含む「スウィング・ステート」と呼ばれる激戦州だ。

浜田理央 / ハフポスト日本版

6115名無しさん:2020/11/04(水) 20:08:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/deae0791fc51a3f1005729262cfead022d250e8d
トランプ氏とバイデン氏、大接戦 「ラストベルト」が最後の決め手に
11/4(水) 17:50配信

 3日投票の米大統領選は4日未明(日本時間4日午後)も開票作業が行われた。共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の大接戦が続く中、開票が比較的遅れている東部ペンシルベニア州など「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の3州の結果が「最後の決め手」となる公算が大きくなった。前回2016年の選挙ではトランプ氏が総なめして勝利につなげたが、今回はバイデン氏との接戦が続いている。

 ラストベルトは民主党のシンボルカラーにちなんで「青の壁」と呼ばれる民主党の地盤だった。しかし、前回の選挙では、工場や炭鉱で働き、産業構造の転換に伴って収入や雇用機会が減少した白人ら「忘れ去られた人々」がトランプ氏を支持し、初当選につながったと分析された。

 ペンシルベニア、中西部ウィスコンシン、ミシガンの3州では今回も接戦が続いている。

 全米50州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人の過半数(270人)を占めた候補が勝利する大統領選で、3州に割り振られた選挙人は計46人。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後5時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、バイデン氏が225人となっており、開票作業が比較的遅れている3州の行方が「最後の決め手」となる公算が大きい。

 トランプ氏は南部フロリダ州など23州、バイデン氏は中西部ミネソタ州など20州と首都ワシントンで勝利を確実にしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0fbd555344431c5acde4a46a3f93ba40fb3e5cc0
「全勝」の大票田フロリダ州でトランプ氏勝利確実
11/4(水) 15:05配信

米大統領選で、CNNなど米主要メディアは3日夜(日本時間4日午後)、大票田の南部フロリダ州で、トランプ大統領が勝利を確実にしたと報じた。

フロリダは、全米3番目の29人の選挙人がおり、今回の勝利の大きなカギを握るとされてきた。

これまでの大統選で、フロリダで勝利した共和党候補は、すべて大統領になっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a8dd4240d7cea478ebcd650402b3e1d0c914b6b
木村太郎氏激怒 米大統領選「Qアノン」扱うなら「ぼくいらない!」
11/3(火) 18:31配信

 ジャーナリスト・木村太郎氏(82)が3日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演し、厳しい言葉でスタジオをピリリとさせた。

 木村氏は、3日に行われる米大統領選を解説。これまで大統領選の結果と付合してきたアイオワ州を「リトマス試験紙」と例え、トランプ氏が逆転したことに注目した。

 続けて、同局の伊藤利尋アナウンサーが、トランプ氏の熱狂的支持者「Qアノン」の存在を紹介。ネット上に突如現れたQという人物(あるいは集団)の「トランプは救世主である」という主張を伝え、それを信じる集団が一定数存在すると説明した。さらに、明治大学の海野素央教授のコメントとして「FBIはQアノンを国内テロの脅威と認識している」と解説した。

 これに、木村氏はあからさまにムッとしながら「これバラエティー番組?情報番組かと思ってたんだけど」と不満を伝えた。「この話は古い週刊誌のネタ、すみっこにあったやつを何で引っ張り出してきたのか。選挙にはまったく何の関係もない話」と一蹴。「取り上げるならバラエティー番組でやってもらいたい。ぼくいらないから!」とバッサリ切った。

 木村氏の怒り具合にスタジオはピリリとしたムードに。MCの坂上忍は「いま、サブ(副調整室=スタジオに指示を出すスタッフがいる場所)で担当ディレクターが震え上がってると思います」と笑わせ、スタジオの空気をうまく変えた。

6116名無しさん:2020/11/04(水) 20:33:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/284da786c8e959c8181f445a7add24fa3c9c45f9
トランプ氏とバイデン氏が大接戦 四つの激戦州で未決着
11/4(水) 18:47配信

 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まり、再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が大接戦を繰り広げている。選挙結果を左右する六つの激戦州のうち、トランプ氏がフロリダ州、バイデン氏がアリゾナ州で勝利したが、残り四つでは勝者が決まっていない。郵便投票の大幅な増加によって開票作業が遅れている州もあり、大統領選の勝者判明まで時間がかかる可能性がある。

 バイデン氏は4日未明、地元のデラウェア州ウィルミントンで演説し、勝者の判明は「明朝か、それよりも長くなるかもしれない。我慢して待たなくてはならない」と前置きしたうえで、「いまのところ、我々の現在地は良い感じだ」と手応えを語った。一方、トランプ氏はホワイトハウスで演説し、「我が国に対する重大な詐欺が起きている」「我々は選挙に勝つ準備ができている。いや、率直に言って、我々は勝利した」と宣言。「最高裁判所に行く。全ての投票をやめさせる」と述べ、訴訟を起こして、開票作業をやめさせる考えを明らかにした。

 トランプ氏が根拠なく「勝利宣言」を行う懸念は以前からあり、米メディアは演説について一斉に「極めて無責任な発言だ」「民主主義を損なう」などと批判している。

 大統領選は、人口などに応じて各州に割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。AP通信によると、米東部時間4日午前5時(日本時間4日午後7時)現在、バイデン氏が民主党の地盤のカリフォルニア州やニューヨーク州で勝利を確実にし、238人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏はフロリダ州のほか、共和党が強いオハイオ州やテキサス州で勝っており、213人の選挙人を獲得した。全米の得票率では、バイデン氏の49・94%に対し、トランプ氏が48・44%となっている。

 フロリダとアリゾナを除く激戦州のうち、ノースカロライナ州ではトランプ氏がリードをしているが、米メディアはまだ勝者を判断していない。また、「ラストベルト(さびついた工業地帯)」にあるペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州も開票が続いている。この3州は郵便投票の開票を終えるまで、数日かかる可能性もある。伝統的に共和党が強いジョージア州や、民主党が有利とみられたネバダ州でも勝者が判明していない。

朝日新聞社

6117名無しさん:2020/11/04(水) 20:34:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3abb01206655c9650e5363f63076e2d125d07ac9
米大統領選、これからカギ握る三つの激戦州は
11/4(水) 20:30配信

 米大統領選は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が大接戦を繰り広げている。トランプ氏は事前の世論調査を上回る支持を得ているが、バイデン氏も勝機がある。米国の分断が浮き彫りになった選挙の勝者を決めるのは、中西部などの数州となる。

 今後、選挙結果を大きく左右するのは、ミシガン州(選挙人16人)、ウィスコンシン州(10人)、ペンシルベニア州(20人)の3州の行方だ。北東部・中西部の「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置する3州は1992年の大統領選から民主党候補が勝っていたが、4年前はトランプ氏が小差ながらも制し、大統領選での勝利にもつながった。今回の選挙でも、トランプ、バイデン両氏は重要州と位置づけ、選挙戦の最終盤で集中的に遊説を繰り返していた。

 ただ、この3州は特に開票作業が遅くなると見込まれている。多くの州と異なり、開票日前からの郵便投票の集計作業が認められなかったためだ。特に、ペンシルベニア、ミシガン両州は勝者が判明するまで数日かかる可能性がある。ペンシルベニアのウルフ州知事(民主党)は4日、「深呼吸をして欲しい。最も大切なのは、票が正確に数えられることだ」と訴えた。

 これらの3州では現在、3日に投じられた票が先行開票されており、トランプ氏がリードをしている。しかし、郵便投票を利用しているのは民主党支持者が多いため、今後はバイデン氏が追い上げるとみられる。

 ウィスコンシン大マディソン校選挙調査センター長のバリー・バーデン教授は選挙前からペンシルベニア州などでこういう事態が起きることを懸念し、共和党のシンボルカラーの赤にちなみ、トランプ氏が勝っているように見える「レッドミラージュ(赤い蜃気楼〈しんきろう〉)」に例えた。トランプ氏が4日未明、一方的に「勝利」を宣言し、集計をやめさせる訴訟を起こす考えを示したのも、郵便投票の開票を止めるためとみられる。

 トランプ氏とバイデン氏が激しく競り合っている南部のジョージア州(16人)も注目されている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けているが、今回はバイデン氏が迫っており、10月27日には訪問して「民主党の候補が、選挙戦の最終週にジョージア州を訪問するなんて、4年前には専門家のだれも予想しなかった」とアピール。開票率9割ではトランプ氏が約2ポイントリードしているが、民主党が強い大都市のアトランタの票の集計が残る。同じ南部で激戦州のノースカロライナ州では勝者は確定していないが、トランプ氏がリードしている。

朝日新聞社

6118名無しさん:2020/11/04(水) 20:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/01de4c922f7570ca599a463df8af1cef9c5763e1
ペンシルベニア、勝者判明に数日 郵便投票急増で作業に遅れ 米大統領選
11/4(水) 20:34配信

 【ワシントン時事】3日の米大統領選で勝者判定が通常より遅れた最大の理由は、勝敗を左右するラストベルト(さび付いた工業地帯)3州などで開票作業が遅れているためだ。

 米メディアによると、激戦のペンシルベニア州、ミシガン州は郵便投票が急増したことで、当選者の確定に数日を要する見通しという。

 ペンシルベニアの郵便投票は、3日の消印有効で6日までに到着すれば受け付ける。州によると、約900万人の有権者の3分の1が申請した。

 トランプ大統領は4年前の前回大統領選でラストベルト3州を僅差で制し、番狂わせを演じた。ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの選挙人は計46人。民主党のバイデン前副大統領も同地域の奪還に狙いを絞って、攻勢をかけてきた。

 この中でもペンシルベニアが特に注視されるのは、トランプ氏が今後も到着・開票される郵便投票を「不正」と断じ、集計を容認しない構えを示しているためだ。米メディアによると、4日未明段階でトランプ氏が10ポイント以上リードしているが、民主党員の申請が多い郵便投票の開票結果によって、逆転の可能性も十分にある。

 この3州が郵便投票の処理に時間を要するのは、3日の投票日もしくは直前まで開封作業などに着手できなかったため。フロリダやノースカロライナでは9月下旬から準備に当たることができた。

 各州の選挙人は12月14日に大統領候補への投票を行う。トランプ氏が郵便投票をめぐり法廷闘争に打って出た場合、選挙人がこの期日までに確定しない可能性もある。

6119チバQ:2020/11/04(水) 20:42:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3abb01206655c9650e5363f63076e2d125d07ac9
米大統領選、これからカギ握る三つの激戦州は
11/4(水) 20:30配信

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朝日新聞デジタル
米大統領選の投票所には長い列ができ、1時間以上並んだ有権者もいた=2020年11月3日午前8時30分、米ペンシルベニア州ベツレヘム、藤原学思撮影

 米大統領選は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が大接戦を繰り広げている。トランプ氏は事前の世論調査を上回る支持を得ているが、バイデン氏も勝機がある。米国の分断が浮き彫りになった選挙の勝者を決めるのは、中西部などの数州となる。

【写真】10月31日、ミシガン州で選挙活動中に手を振るバイデン氏(右)とオバマ前大統領=AP

 今後、選挙結果を大きく左右するのは、ミシガン州(選挙人16人)、ウィスコンシン州(10人)、ペンシルベニア州(20人)の3州の行方だ。北東部・中西部の「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置する3州は1992年の大統領選から民主党候補が勝っていたが、4年前はトランプ氏が小差ながらも制し、大統領選での勝利にもつながった。今回の選挙でも、トランプ、バイデン両氏は重要州と位置づけ、選挙戦の最終盤で集中的に遊説を繰り返していた。

 ただ、この3州は特に開票作業が遅くなると見込まれている。多くの州と異なり、開票日前からの郵便投票の集計作業が認められなかったためだ。特に、ペンシルベニア、ミシガン両州は勝者が判明するまで数日かかる可能性がある。ペンシルベニアのウルフ州知事(民主党)は4日、「深呼吸をして欲しい。最も大切なのは、票が正確に数えられることだ」と訴えた。

 これらの3州では現在、3日に投じられた票が先行開票されており、トランプ氏がリードをしている。しかし、郵便投票を利用しているのは民主党支持者が多いため、今後はバイデン氏が追い上げるとみられる。

 ウィスコンシン大マディソン校選挙調査センター長のバリー・バーデン教授は選挙前からペンシルベニア州などでこういう事態が起きることを懸念し、共和党のシンボルカラーの赤にちなみ、トランプ氏が勝っているように見える「レッドミラージュ(赤い蜃気楼〈しんきろう〉)」に例えた。トランプ氏が4日未明、一方的に「勝利」を宣言し、集計をやめさせる訴訟を起こす考えを示したのも、郵便投票の開票を止めるためとみられる。

 トランプ氏とバイデン氏が激しく競り合っている南部のジョージア州(16人)も注目されている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けているが、今回はバイデン氏が迫っており、10月27日には訪問して「民主党の候補が、選挙戦の最終週にジョージア州を訪問するなんて、4年前には専門家のだれも予想しなかった」とアピール。開票率9割ではトランプ氏が約2ポイントリードしているが、民主党が強い大都市のアトランタの票の集計が残る。同じ南部で激戦州のノースカロライナ州では勝者は確定していないが、トランプ氏がリードしている。

朝日新聞社

6120とはずがたり:2020/11/04(水) 22:22:07
各州の勝者は4年前と酷似 トランプ氏が接戦州で強さ発揮
11/4(水) 19:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7261a7dddcf90930063c73e0d62926dc60823b0c
毎日新聞

ミシガン州での選挙集会後に踊るトランプ大統領(左)とペンシルベニア州で聴衆に訴えかけるバイデン前副大統領=いずれも2020年11月3日、AP

 3日投票の米大統領選は、全米50州と首都ワシントンのうち8州を除いて大勢が判明した。4日午後6時時点で判明した42州と首都の勝者は2016年の前回選挙と全く同じで、接戦州でドナルド・トランプ大統領(74)が勝負強さを見せている。残る8州のうち7州は前回トランプ氏が制したが、今回は接戦が続いており、東部ペンシルベニアや北西部ミシガンの両州など大票田の行方が勝敗のカギとなる。

 米大統領選では、各州と首都に割り振られた計538人の選挙人の過半数(270人)を獲得した候補が当選する。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後6時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が227人。当選するためにはトランプ氏は57人、バイデン氏は43人を上積みする必要がある。

 残る州のうちアリゾナ州(選挙人11人)では、AP通信などがバイデン氏の優勢を報じている。バイデン氏は、比較的選挙人が多いペンシルベニア(20人)、ミシガン(16人)、ジョージア(16人)のうち2州で勝てば、当選する計算だ。

 一方、トランプ氏はアラスカ州(3人)での勝利が有力視されているが、当選のためにはさらに4州以上で勝つ必要がある。

6121名無しさん:2020/11/04(水) 22:36:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/8addb6a1584d68b730f163683e8873d4eeab0723
米選挙、2つの最悪シナリオ有力に-トランプ氏は最高裁に言及
11/4(水) 19:46配信

(ブルームバーグ): 米大統領・議会選挙の結果として2つの最悪シナリオに向かう可能性が24時間前に比べ高まっている。選挙後の法廷闘争と、民主党の大統領と共和党が主導権を握る上院の組み合わせだ。

共和党候補のトランプ大統領は根拠のないまま勝利を宣言し、多くの激戦州があまりにも接戦となる中で最高裁判所の介入を要請すると述べた。米国株先物は上昇と下落の間を行き来し、選挙後の闘争が長引く懸念から米国債は値上がりした。

みずほインターナショナルの金利ストラテジスト、ピーター・マッカラム氏は「市場にとって重要なのは、民主党のバイデン政権であろうと共和党のトランプ政権であろうと、ワシントンが分裂してるかどうかだろう。現状では、これが最も可能性の高いシナリオであるため、株価は若干弱含み、米国債のイールドカーブは平坦化している」と述べた。

民主党が上院過半数も抑えるとの多くの予想に反して共和党が健闘、下院は民主党が制した。

市場にとって主要な懸念は行政・立法における分裂だ。市場は大規模な景気対策パッケージを望んでいるが、民主、共和両党の協力が必要になれば法案の成立はより難しい。

パンテオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェファードソン氏は「共和党が上院を保持すれば、来年の早期に5000億ドル(約52兆円)を超える刺激策も難しく、民主党が勝った場合に期待できた2兆ドルには及ぶべくもない」と述べた。

さらに大きな懸念は、選挙結果に異議が申し立てられることだと、RBCキャピタルマーケッツのFXストラテジー責任者エルサ・リグノス氏は指摘。「選挙結果でもめる懸念はまだリスクオフで顕在化していない。しかし残念ながら、今後はそうなる公算が大きいように見える」と話した。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのストラテジスト、チャーリー・マケリゴット氏は、バイデン氏がアリゾナ州を制したことに触れ、「訴訟になる可能性は高い」と述べた。

原題:Two Worst Election Scenarios Come Back to Haunt Global Markets(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Joanna Ossinger, Ruth Carson

6122名無しさん:2020/11/05(木) 00:57:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9130dd911f218a343281cde9cc915ddf31cb1e4
米大統領選、バイデン氏追い上げ
11/5(木) 0:30配信

 【ワシントン共同】米大統領選は4日、勝敗の分かれ目となる激戦のラストベルト(さびた工業地帯)3州の一部で、バイデン前副大統領が最終盤に入り、トランプ大統領からわずかにリードを奪うなど猛烈に追い上げた。

6123名無しさん:2020/11/05(木) 01:20:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1f4a2ce1020fe1bc9fc454dd1584e511b7f6470
NY株一時600ドル高 上院選共和党優位で増税警戒感和らぐ
11/5(木) 0:40配信

 米大統領選から一夜明けた4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日からの上げ幅が一時、600ドルを超えた。午前10時現在は前日比399・73ドル高の2万7879・76ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は276・75ポイント高の1万1437・32。

 3日投開票された大統領選は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の大接戦となり、大勢判明は東部ペンシルベニア州などの開票結果に持ち越されている。一方、同日行われた連邦議会選では、上院は共和党、下院は民主党が過半数を維持するとの見方が強まり、民主党が上下両院を制した場合の増税や規制強化に対する警戒感が和らいだもようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6cdb34eebb3a101ccb5ee3086eadb181c98d0e5
NY株続伸、一時600ドル超高 「バイデン優位」の見方で
11/5(木) 0:52配信

 【ニューヨーク時事】開票作業が進む米大統領選でトランプ、バイデン両候補の大接戦が続く中、4日午前のニューヨーク株式市場では「バイデン氏優位」(日系証券)との見方から買われ、優良株で構成するダウ工業株30種平均の上げ幅は一時600ドルを超えた。午前10時23分現在は前日終値比635.12ドル高の2万8115.15ドル。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は同時刻現在で452.24ポイント高の1万1612.81。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f94083952eb91b69467ffbd9923c9f3f15016991
トランプ氏リードの州も予断許さず 残る都市票や郵便投票はバイデン氏に強み
11/4(水) 21:18配信

 3日投票の米大統領選で勝敗が決していない8州では、開票の途中経過で共和党のドナルド・トランプ大統領(74)がリードしている州も多いが、米メディアはトランプ氏の「勝利」は報道していない。民主党が強い都市部や郵便投票分の開票が多数残っているためだ。

 4日未明(日本時間4日午後)には、トランプ氏が「私に言わせれば、もう勝っている」と自信を見せたのに対して、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)も「勝利への途上にあると確信している」と強調した。

 ◇勝敗が決していない接戦州の得票率(日本時間4日午後9時現在)

(カッコ内は選挙人の数)トランプ氏 バイデン氏 推定開票率

ペンシルベニア (20人) 55.1% 43.6% 75%

ジョージア   (16人) 50.5% 48.3% 92%

ミシガン    (16人) 49.8% 48.5% 84%

ノースカロライナ(15人) 50.1% 48.7% 95%

アリゾナ    (11人) 46.8% 51.8% 82%

ウィスコンシン (10人) 49.0% 49.2% 89%

ネバダ     (6人)  48.7% 49.3% 86%

6124名無しさん:2020/11/05(木) 01:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/519431f23526c62f963b2abdb560ef5e96e263ab
ラストベルト バイデン氏が逆転も
11/5(木) 1:13配信

決着まで長期化も予想されるアメリカ大統領選挙。勝敗のカギを握るラストベルトのウィスコンシン州とミシガン州では、開票が進み、僅差ながらバイデン氏が逆転してリードするかたちとなっています。

バイデン氏は一夜明けて、副大統領候補のハリス氏とともに、日本時間の未明に姿をみせて話をする見通しです。

最終更新:11/5(木) 1:13
日本テレビ系(NNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3602a5abb4a238e2c3ef100ce29bd47ce618953b
バイデン氏、ラストベルトで追い上げ ネバダでは開票遅れ
11/5(木) 1:24配信

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は4日、勝敗の決め手となる東部ペンシルベニア州、中西部ミシガン、ウィスコンシン両州のラストベルト(さびた工業地帯)3州の一部で、開票の最終盤になって民主党候補のバイデン前副大統領が共和党のトランプ大統領を追い上げた。

 米メディアによると、大勢が判明していない西部ネバダ州では5日まで開票結果を更新しないことが分かった。CNNテレビによると、4日午後11時(日本時間5日午前1時)時点の同州の得票率はバイデン氏49・3%、トランプ氏48・7%で競り合っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8454ffb61ff220d05ae891f42fbdfcd9ee85b6
激戦州で接戦続く トランプ氏「勝利した」 ラストベルト3州が行方決める
11/5(木) 1:22配信

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は3日投開票され、CNNテレビの4日午前8時(日本時間同日午後10時)の集計で、共和党のトランプ大統領(74)が激戦州の南部フロリダなど23州で勝利した。民主党候補のバイデン前副大統領(77)も19州・特別区を制した。大接戦となった選挙戦は、東部ペンシルベニア、中西部ミシガンなどラストベルト(さびた工業地帯)の3州の行方が決め手となる。

 大統領選は各州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に割り当てられた538人の選挙人を争う。CNNによると、バイデン氏が224人、トランプ氏が213人を獲得したが、いずれも勝利に必要な過半数270人に届いていない。

 選挙戦への関心は高く、新型コロナウイルス感染防止のため利用が拡大した郵便投票を含む早期投票は1億人を突破。全体の投票者数も約1億6000万人に上り、投票率はこの100年ほどで最高の約67%に上るとの予測もある。多くの激戦州では、開票に時間がかかる郵便投票の急増で決着に遅れが生じている。

 そうした中、トランプ氏は4日未明、ホワイトハウスで演説し、集計途中の各州を制するとして「率直に言って勝利した」と宣言。投票日後に届く郵便投票の集計を「詐欺」として停止を迫り、「(連邦)最高裁に行く」と述べ、集計が続くなら法廷闘争に持ち込むことも視野に入れて対応する意向を表明した。

 一方、バイデン氏は4日未明、地元の東部デラウェア州で「勝利に向かっていると信じている」と発言。4日以降に届く郵便投票を含む集計作業を「辛抱強く」見守るよう訴えた。郵便投票は民主党支持者の利用が多いとみられる。3日消印なら票が遅れて届いても有効とされる州がある。

 大統領選は、米国の新型コロナ感染者数が世界最多となる中、トランプ政権の対応が争点となり、バイデン氏は現政権が拙劣な対応に終始したと批判した。

 上下両院選も大統領選と同時実施された。米メディアによると、下院では民主党が多数派を維持する公算が大きくなった。

6125名無しさん:2020/11/05(木) 02:04:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/75d9e0cdd6edce92c12f7703b9f4be63f0919e27
米大統領選、バイデン氏の勝率上昇 3日夜から逆転=賭けサイト
11/4(水) 23:23配信

複数の賭けサイトによると、米大統領選で民主党のバイデン候補の勝率が4日朝時点でトランプ氏を大幅に上回っている。フランクフルトで4日撮影(2020年 ロイター/KAI PFAFFENBACH)

[ロンドン 4日 ロイター] - 複数の賭けサイトによると、米大統領選で民主党のバイデン候補の勝率が4日朝時点でトランプ氏を大幅に上回っている。3日夜時点ではトランプ氏の勝率が上回っていたが、逆転した格好だ。

賭けサイトのスマーケッツによると、バイデン氏の勝率は82%。プレディクトイットでのバイデン氏の勝率は80%となっている。スマーケッツでのトランプ氏の勝率は17%と、昨夜の約80%から大幅に低下した。

ベットフェア・エクスチェンジでのバイデン氏の勝率は78%。同社の広報担当は「(バイデン氏の)ウィスコンシン州でリードしていることが転換点になるかもしれない。バイデン氏はネバダ州とアリゾナ州でも勝利すると予想され、勝利に必要な選挙人270人を獲得する可能性が高まっている」と述べた。

*内容を追加しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9cc767611c001b0714ee1508ca9054b550476b9
米株市場、トランプ氏続投織り込む動き エネ・ITなど上昇
11/5(木) 1:21配信

米大統領選の集計作業が続く4日午前の米株式市場では、当初の予想に反してトランプ大統領が再選を果たす公算が大きくなったことで、情報技術(IT)株などに安全買いが入っている。ニューヨーク証券取引所で3月撮影(2020年 ロイター/LUCAS JACKSON)

[4日 ロイター] - 米大統領選の集計作業が続く4日午前の米株式市場では、当初の予想に反してトランプ大統領が再選を果たす公算が大きくなったことで、コロナ禍による在宅勤務などのテレワークの拡大で恩恵を受けている情報技術(IT)株に安全買いが入っている。

3日に投開票が実施された米大統領選は、共和党候補のトランプ大統領が再選に必須とされるフロリダ州で勝利。トランプ氏は4日未明、集計作業中にもかかわらず、ホワイトハウスで一方的に勝利を宣言した。

以下は、トランプ氏の2期目続投を折り込みつつある4日午前の各部門の動き。

<エネルギー>

トランプ大統領続投なら規制緩和などが予想されるため、伝統的なエネルギー株に買い。太陽光発電のファースト・ソーラー<FSLR.O>や晶科能源(ジンコソーラー)<JKS.N>などは下落。

レイモンド・ジェームズのアナリスト、パーベル・モルチャノフ氏は「共和党が上院の過半数を維持する公算が大きいことで、民主党のバイデン氏が大統領選に勝利しても、気候変動対策を巡る主要な政策の実施は難しくなる」とし、「温暖化ガス排出ゼロ目標が、共和党が過半数を握る上院を通過する可能性は実質的にはゼロ」と指摘。

<大麻>

民主党副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員が副大統領候補によるテレビ討論会で、連邦レベルでマリフアナ(大麻)を合法化すると発言したことを受け、マリフアナ関連株に買いが入っていた。

ただ出口調査でトランプ氏続投の可能性も示される中、マリフアナ銘柄に投資する上場投資信託(ETF)、オルタナティブ・ハーベストETF<MJ.N>は下落。ティルレイ<TLRY.O>、キャノピー・グロース<CGC.N>、クロノス<CRON.O>、オーロラ・カナビス<ACB.N>などの個別銘柄にも売りが出た。

<情報技術(IT)>

トランプ政権の規制緩和や税制などで恩恵を受けてきた大手IT企業は上昇。マイクロソフト<MSFT.O>、インテル<INTC.O>、IBM<IBM.N>のほか、「FAANG」銘柄(フェイスブック<FB.O>、アップル<AAPL.O>、アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>、ネットフリックス<NFLX.O>、グーグル親会社アルファベット<GOOGL.O>)に買いが入っている。

<防衛>

トランプ氏続投で防衛予算が高水準に維持されるとの見方から買い。ノースロップ・グラマン<NOC.N>、ロッキード・マーチン<LMT.N>、レイセオン・テクノロジーズ<RTX.N>などが上昇。

<銀行>

大手行はおおむね下落。TSロンバードの戦略部門責任者、アンドレア・シシオーネ氏は「ねじれ議会が予想されることで、インフレ上昇、金利上昇を巡る観測の再考が必要になる」と指摘。

6126チバQ:2020/11/05(木) 09:01:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ad5ad6b4bb7d628cdd8ac7431c77f1538723afa
バイデン氏が選挙人264人獲得、トランプ氏は214人 米大統領選
11/4(水) 9:28配信
米大統領選の選挙人獲得数を示した図。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)3日投開票された米大統領選の結果をまとめた。

 共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は接戦を繰り広げており、ペンシルベニアなどの激戦州やネバダの結果によっては両者ともにまだ勝機はある。

【図解】米大統領選、選挙人獲得人数の予想

 米メディアによると、トランプ氏は大票田のフロリダとテキサスを含む23州で前回に続き勝利を確実にした。一方のバイデン氏は、地元デラウェアや大票田のカリフォルニア、ニューヨークを含む22州と首都ワシントンで勝利。前回トランプ氏が制したアリゾナとウィスコンシン、ミシガンを奪取した。

 これまでに獲得した選挙人はバイデン氏が264人、トランプ氏が214人。当選には270人を獲得する必要がある。

勝利を確実にした州(米メディア予測に基づく。かっこ内は選挙人の獲得数)

■トランプ氏(214)
アラバマ(9)
アーカンソー(6)
フロリダ(29)
アイダホ(4)
インディアナ(11)
アイオワ(6)
カンザス(6)
ケンタッキー(8)
ルイジアナ(8)
メーン(1)※※
ミシシッピ(6)
ミズーリ(10)
モンタナ(3)
ネブラスカ(4)※
ノースダコタ(3)
オハイオ(18)
オクラホマ(7)
サウスカロライナ(9)
サウスダコタ(3)
テネシー(11)
テキサス(38)
ユタ(6)
ウェストバージニア(5)
ワイオミング(3)

■バイデン氏(248)
アリゾナ(11)
カリフォルニア(55)
コロラド(9)
コネティカット(7)
デラウェア(3)
首都ワシントン(3)
ハワイ(4)
イリノイ(20)
メーン(3)※※
メリーランド(10)
マサチューセッツ(11)
ミシガン(16)
ミネソタ(10)
ネブラスカ(1)※
ニューハンプシャー(4)
ニュージャージー(14)
ニューメキシコ(5)
ニューヨーク(29)
オレゴン(7)
ロードアイランド(4)
バーモント(3)
バージニア(13)
ワシントン(12)

■勝者が確定していない州
アラスカ
ジョージア
ネバダ
ノースカロライナ
ペンシルベニア

※ネブラスカ州は勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人5人のうち4人はトランプ氏、1人はバイデン氏が獲得。
※※メーン州も勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人4人のうち3人はバイデン氏、1人はトランプ氏が獲得。

【翻訳編集】 AFPBB News

6127チバQ:2020/11/05(木) 09:08:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f20e601597d33c02c68435e2d2ddeba3cf4da7d7
バイデン氏、激戦州ウィスコンシンで勝利 米報道
11/5(木) 4:28配信
【AFP=時事】(更新)3日投開票された米大統領選は、共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が前回制した中西部の激戦州ウィスコンシンで、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利した。米メディアが報じた。

 CNNテレビのほか、ニューヨーク・タイムズ(New York Time)がAP通信(Associated Press)の報道を伝える形でバイデン氏勝利を伝えた。同州の選挙人は10人で、バイデン氏が獲得した選挙人の総数は248人となった。勝利に必要な選挙人の数は270人。

 トランプ陣営はこれに先立ち、同州で「不備があったとの報告があり、結果の正当性に深刻な疑念が生じている」として、票の再集計を求める意向を表明していた。同州では開票率94%の時点で、バイデン氏が約2万票リードしている。

 同州では2012年、バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領が7ポイントの差で勝利していたが、2016年の前回選挙ではヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が選挙集会を開かず、トランプ氏に1ポイント未満の差で敗れていた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/85b2b042174c8f14fa7cea9ea10257c2e4e2239c
激戦州のミシガン州 バイデン氏が勝利を確実に
11/5(木) 6:25配信
 アメリカ大統領選は、自動車の街デトロイトがあり、さびた工業地帯、「ラストベルト」と呼ばれ勝敗のカギを握る重要州のミシガン州で民主党のバイデン氏が勝利を確実にした。CNNが伝えた。獲得した選挙人は16人で、これでバイデン氏が獲得した選挙人の合計は253人となった。(ANNニュース)

6128チバQ:2020/11/05(木) 09:24:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/b50f25c9c809ed844a2081b3a0d2b8b072502701
カニエ・ウエスト氏、米大統領選で約6万票獲得 4年後に意欲
11/5(木) 8:26配信
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米ラップ歌手のカニエ・ウエスト氏。米ニューヨークで(2019年11月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】3日投開票の米大統領選は大接戦となり、全米がその行方を固唾をのんで見守る中、米ラップ歌手カニエ・ウエスト(Kanye West)氏の運命が明らかとなり、その勝利はなくなった。しかし、ウエスト氏は約6万票を獲得し、早くも次期大統領選に意欲を示している。

【写真】大統領選候補カニエ・ウェスト氏を支持する、イエス・キリストに扮(ふん)した人

 ウエスト氏は大統領選が終盤に入った今年7月、「バースデー・パーティー(Birthday Party)」から独立候補者として出馬すると表明していた。

 ヒップホップ界のスターでファッションデザイナーでもあるウエスト氏は、候補者登録が間に合った12州で約6万票を獲得。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、テネシー州で自己最多の約1万票を獲得した。

 かつてトランプ氏への熱烈な支持を表明していたウエスト氏は、ワイオミング州で自ら投票する様子をツイッター(Twitter)で公開。投票するのは生まれて初めてだと明かした。

 近年キリスト教を前面に出した活動を行ってきたウエスト氏は、「きょう、人生で初めて、合衆国大統領に投票する。しかも私が心から信頼する人物……自分に」とツイート。

 その後、敗北を認めたかのように思われたが、「カニエ2024(KANYE 2024)」とツイートし、次期大統領選への出馬をほのめかした。【翻訳編集】 AFPBB News

6129チバQ:2020/11/05(木) 10:04:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf51f293bcc4e46ff54db559cd5ec99f312b216a
バイデン氏、ミシガン州とウィスコンシン州制す 選挙人253人獲得 CNN予測
11/5(木) 6:48配信
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デラウェア州ウィルミントンで演壇に立つ民主党候補のバイデン前副大統領
(CNN) 3日投票の米大統領選で、CNNの予測によると、民主党候補のバイデン前副大統領が激戦州のミシガン州とウィスコンシン州で勝利が確実となった。それぞれの選挙人の数は16人と10人。どちらも前回選挙ではトランプ氏が制した州だった。

【画像】CNNの選挙人獲得予測を見る(日本時間5日午前7時半現在)

バイデン氏は他にハワイ州(選挙人4人)で勝利を確実とし、メーン州では4人の選挙人のうち少なくとも3人を獲得する見通しとなった。

これによりバイデン氏の現時点の獲得選挙人の合計数は253人となった。

一方、激戦州のフロリダ州やテキサス州を制している共和党候補トランプ大統領の獲得選挙人の合計数は213人となっている。

ペンシルベニア州、ノースカロライナ州、ジョージア州などはまだ勝者が判明していない。

当選には選挙人538人の過半数270人の獲得が必要となる。

6130とはずがたり:2020/11/05(木) 10:43:07
トランプ陣営、ウィスコンシン州の再集計要求へ…「2万票差」の非公式集計で
https://news.infoseek.co.jp/topics/20201105_yol_oyt1t50093
読売新聞 / 2020年11月5日 6時52分

【ワシントン=中島健太郎】米大統領選で、共和党のトランプ大統領陣営は4日、ウィスコンシン州の開票結果の再集計を要求する方針を決めた。同州の非公式集計で、民主党のバイデン前副大統領が約2万票差でトランプ氏を上回ったとする結果が出たことを受けた措置。米メディアが伝えた。

6131チバQ:2020/11/05(木) 13:05:32
https://www.afpbb.com/articles/-/3313713?cx_part=top_topstory&cx_position=1
バイデン氏が選挙人264人獲得、トランプ氏は214人 米大統領選
2020年11月5日 7:01 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【11月4日 AFP】(更新)3日投開票された米大統領選の結果をまとめた。
 共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は接戦を繰り広げており、ペンシルベニアなどの激戦州やネバダの結果によっては両者ともにまだ勝機はある。

 米メディアによると、トランプ氏は大票田のフロリダとテキサスを含む23州で前回に続き勝利を確実にした。一方のバイデン氏は、地元デラウェアや大票田のカリフォルニア、ニューヨークを含む22州と首都ワシントンで勝利。前回トランプ氏が制したアリゾナとウィスコンシン、ミシガンを奪取した。
 これまでに獲得した選挙人はバイデン氏が264人、トランプ氏が214人。当選には270人を獲得する必要がある。
勝利を確実にした州(米メディア予測に基づく。かっこ内は選挙人の獲得数)
■トランプ氏(214)
アラバマ(9)
アーカンソー(6)
フロリダ(29)
アイダホ(4)
インディアナ(11)
アイオワ(6)
カンザス(6)
ケンタッキー(8)
ルイジアナ(8)
メーン(1)※※
ミシシッピ(6)
ミズーリ(10)
モンタナ(3)
ネブラスカ(4)※
ノースダコタ(3)
オハイオ(18)
オクラホマ(7)
サウスカロライナ(9)
サウスダコタ(3)
テネシー(11)
テキサス(38)
ユタ(6)
ウェストバージニア(5)
ワイオミング(3)
■バイデン氏(248)
アリゾナ(11)
カリフォルニア(55)
コロラド(9)
コネティカット(7)
デラウェア(3)
首都ワシントン(3)
ハワイ(4)
イリノイ(20)
メーン(3)※※
メリーランド(10)
マサチューセッツ(11)
ミシガン(16)
ミネソタ(10)
ネブラスカ(1)※
ニューハンプシャー(4)
ニュージャージー(14)
ニューメキシコ(5)
ニューヨーク(29)
オレゴン(7)
ロードアイランド(4)
バーモント(3)
バージニア(13)
ワシントン(12)
■勝者が確定していない州
アラスカ
ジョージア
ネバダ
ノースカロライナ
ペンシルベニア
※ネブラスカ州は勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人5人のうち4人はトランプ氏、1人はバイデン氏が獲得。
※※メーン州も勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人4人のうち3人はバイデン氏、1人はトランプ氏が獲得。
(c)AFP

6132チバQ:2020/11/05(木) 13:25:32
◆トランプ
フロリダ オハイオ テキサス アイオワ
◆バイデン 
アリゾナ
ミシガン 16
ウィスコンシン10


◆未定
アラスカ・・・たぶんトランプ
ジョージア 16 
ネバダ・・・たぶんバイデン
ノースカロライナ15
ペンシルベニア 20

6133チバQ:2020/11/05(木) 14:04:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9e8cc94f2059b11406e595f037297c49f4ce656
バイデン氏が過半数に王手 次の注目は南部ジョージア州
11/5(木) 10:42配信
 開票作業が続く米大統領選は、AP通信によると民主党のバイデン前副大統領が264人の「選挙人」を獲得し、勝利に必要な過半数の270人まで残り6人と迫っている。早ければ日本時間の昼前にも開票結果を出す見通しの南部ジョージア州(16人)に注目が集まっている。

【動画】激戦州の勝利を受けたバイデン氏「我々が勝者に」

 バイデン氏は、4日午後(日本時間5日朝)までに激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州での勝利を確実にした。残るのはジョージア、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ネバダ、アラスカの5州。このうちアラスカ以外のいずれかひとつでも獲得すれば、過半数の270人に達する見通しだ。大統領選は各州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「選挙人」のうち、過半数を獲得すれば勝利する。
朝日新聞社

6134チバQ:2020/11/05(木) 14:06:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/11c13a6fa21db4418173a4f59d256a05e12770be
「ウィスコンシン州で投票率が100%を超えた」はデマ。当日に有権者登録が可能、保守系メディアも否定
11/5(木) 11:35配信
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ウィスコンシン州ミルウォーキーで進む開票作業の様子
アメリカ大統領選では、激戦州の一つであるウィスコンシン州でバイデン氏の勝利が確実な情勢だ。開票終盤には、バイデン氏の得票が急増したことで「投票率が100%を超えた」などとする情報が日本のTwitterでも拡散された。

しかし、ウィスコンシン州の選挙管理委員会のほか、保守系のFOXニュースなどが相次いでこの疑惑を否定している。
怪しいので州兵が参加?保守系ニュースも否定
拡散されたのは、ウィスコンシン州の開票作業で『突如謎の12万票が追加された』『投票率が100%を超えた(200%とも)』『怪しいので州兵が集計に参加』などといったものだ。ツイッターの情報をもとに、まとめブログが掲載したことで広まったとみられる。

この情報は誤っている。ウィスコンシン州選管は公式Twitterで「ウィスコンシン州は当日の有権者登録が可能です。いくつかの地域が非公式で報告している有権者数は正確ではありません」と指摘。「登録有権者よりも多くの票が投じられることはありません」とした。

保守系ニュースのFOXも「登録有権者数よりも多くの票が投じられたという人がいるが真実ではない。この州は360万人の有権者がいて、330万の投票があった。ウィスコンシンは当日の有権者登録も認めている」と説明している。

また、『突如』バイデン氏の得票が増えたことに関しても次のように解説している。

「ミルウォーキーとケノーシャでは夜を徹して開票作業が進められた。この2つは中央で不在者投票分をカウントする方式をとっていて、全てが集計されるまで得票にカウントされなかった。ミルウォーキーの作業が終わったのは(現地時間の)午前3時ごろだ」

このうち、バイデン氏が強いとされるミルウォーキーでは16万9000を超える不在者投票があったという。

「怪しいので州兵が介入」も不正確。FOXは州兵が開票作業に加わったことを伝えているが、不在者投票分の一部に誤植があり、作業が遅れる見通しのため、補助に入っているとのことだ。記事には「怪しい」という記述はなく、後から主観的に付け加えられたものだ。

また、これらのデマを投稿したツイートの一つには、ツイッターから「誤解を招いている可能性があります」とラベルが貼られている。

トランプ陣営はウィスコンシン州の結果について、票の数え直しを求めている。
ハフポスト日本版

6135チバQ:2020/11/05(木) 14:09:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfe9e7b34ad9eb4d6615f9eeaf0140a4ad8bdb4f
米下院、民主の多数確実…上院は過半数困難か
11/5(木) 13:14
 【ワシントン=船越翔】米大統領選と同時に行われた米連邦議会の上下両院選について、複数の米メディアは4日、下院は民主党が多数派の維持を確実にしたとの見通しを伝えた。一方、接戦が続く上院では、民主党の6年ぶりの過半数奪還は困難との見方が出ている。

 AP通信の4日午後9時20分(日本時間5日午前11時20分)時点の集計によると、定数435の全議席が争われた下院は、民主党が204議席、共和党が190議席の獲得を確実にした。

 民主党が2018年中間選挙に続いて過半数218議席を確保する勢いで、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は当初予測より伸びがみられないとしつつ、「下院は今後も民主党が主導権を握ることになる」と報じた。

 一方、定数100のうち35議席が争われた上院は、AP通信の集計で、非改選を含め共和党は48議席、民主党は48議席の獲得を確実にした。民主党は改選前の47議席(無所属を含む)を上回ったが、米政治専門紙ザ・ヒルは各地の情勢などを踏まえ、「民主党が過半数を奪う可能性は低くなっている」と指摘している。残る4議席のうち、ジョージア州の1議席を巡っては、過半数を獲得する候補者がおらず、共和、民主両党の上位2人による決選投票を来年1月に行う。

6136チバQ:2020/11/05(木) 14:10:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a60be519f05adddce925180422c9c44a916d2a1e
米上院選、共和党が地盤州で勝利 民主党の過半数奪還は厳しく
11/5(木) 12:33配信
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米上院選では共和党が地盤州各地で勝利をおさめ民主党の過半数奪還は厳しい状況となっている
(CNN) 米大統領選と同時に行われた上院選では、共和党候補が各地で激戦を制し、民主党による過半数奪還の可能性は狭まっている。

民主党は当初、トランプ大統領の不人気ぶりが追い風となり、過半数奪還への道が開けると予想。トランプ氏の新型コロナウイルス対応のまずさや、分断をあおる日々の言動もあり、有権者から上院奪還への支持が得られるだろうと見ていた。

だが、ふたを開けてみると、トランプ氏と共和党の上院議員がモンタナからサウスカロライナに至る地盤州を制する結果となった。メーン州ではトランプ氏は苦戦したものの、共和党のスーザン・コリンズ上院議員が勝利。4期を務めた比較的穏健なコリンズ氏が同州と独特な絆を築いていることが証明された。

上院民主党はここ6年間にわたって少数党にとどまってきた。複数の州で突破口が開けない限り、今回も少数党にとどまるとみられる。

これまで、両党とも現職を破る場面があった。トランプ氏が圧勝したアラバマ州では、民主党現職のダグ・ジョーンズ上院議員が元アメフト監督のトミー・ダバビル氏に敗れた。一方、バイデン氏が制したコロラド州では、民主党のジョン・ヒッケンルーパー前知事が共和党現職のコリー・ガードナー上院議員を破っている。

この2議席は差し引きでゼロになることから、上院の行方を決めるのは、アリゾナ、ノースカロライナ、ジョージアの各州で行われた4つの選挙になりそうだ。

6137チバQ:2020/11/05(木) 14:14:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/24007e40ed3da63340ac3f3f24d5a4c82ab0158f
「こんな選挙は初めて」分断極まり…大統領選、決着後に禍根残す恐れ
11/5(木) 12:01配信




イメージ
 【ワシントン田中伸幸】「率直に言えばわれわれが勝った」「勝利の軌道にいる」。大接戦となった米大統領選の開票が進む4日未明、トランプ大統領とバイデン前副大統領はそれぞれ支持者に自信を示した。一部の州では投票日後に到着した郵便投票も受け付けるが、郵便投票を「不正」と決め付けるトランプ陣営が訴訟を起こして決着が長期化する可能性もある。混乱はいつまで続くのか。全米が緊迫に包まれている。

【画像】米大統領選の開票状況

 4日午前2時半前、ホワイトハウスで演説したトランプ氏は、その時点で主要メディアが当確を報じていない州を次々と挙げ「勝った。とてつもない大勝利だ」と宣言。集まった支持者からは歓声が上がった。
 この2時間前、バイデン氏は地元東部デラウェア州で支持者の前に登場。「いい気分だ」と声を張り上げ、接戦州の勝利に楽観的な見方を示した。

 新型コロナウイルス禍の影響で今回は郵便投票が急増。集計のめどは見通せない。歴史的な大接戦となり選挙結果が出ても、国民の間に禍根を残す可能性が高い。

 共和、民主の二大政党による対立は1990年代ごろから激化。国家的課題に超党派で妥協しながら前進する政治は徐々に失われた。2009年から2期務めた民主党のオバマ前大統領は「医療保険制度改革(オバマケア)」など数々の「変革」を打ち出したが、議会多数派の共和党が徹底抗戦。思うような成果を残せなかった。
 党派対立を反映して国民の亀裂も深まった。それを「断絶」とも言える状態に陥れたのがトランプ氏だった。移民政策などで排他的な政策を掲げ、批判されれば身内の共和党議員であれ、メディアであれ「敵」と位置付けて攻撃。一方で減税など支持者受けの良い政策を打ち出し、票固めに力を入れた。

 そんなトランプ氏の支持、不支持を巡り国民は真っ二つに割れた。トランプ氏が10月に新型コロナ感染で入院した際には、インターネット上にトランプ氏の回復だけでなく、病状悪化を願う投稿も相次いだ。

 対立を激化させた存在として、メディアにも厳しい目が向けられる。トランプ氏批判の論陣を張る主要メディアの一部は、選挙戦終盤に浮上したバイデン氏の息子に関する金銭疑惑の新情報にほとんど触れなかった。報道の中立性を捨てたかのような姿勢に、トランプ氏の支持者たちは特定のメディアを名指しして「最悪」コールを連呼し、不満を募らせた。

6138チバQ:2020/11/05(木) 14:14:39
   ■    ■

 3日、南部バージニア州の投票所で票を投じた両候補の支持者に「今、米国に何が必要か」と尋ねると「結束」「平和」という同じ趣旨の答えが返ってきた。トランプ政権への評価は全く異なるが、混乱続きで「トランプ疲れ」に陥っているのは共通していた。

 それでもなお、バイデン氏の支持者は、トランプ氏の岩盤支持層を「カルト信者だ」と痛烈に批判。逆にトランプ氏の支持者は、警官による黒人暴行問題への暴力的な一部の抗議デモにも理解を示すバイデン氏の支持者を「過激派」と呼び、憤る。
 どちらの支持者も「こんなに分裂した選挙は初めてだ」と嘆き、「シビルウォー(内戦)のような事態は絶対に避けなければならない」と案じる声が上がる。

 ホワイトハウス周辺では不測の事態に備え、窓ガラスなどを割られないよう、建物の外壁部分に木の板が張り巡らされていた。それがいつ取り除かれるか、誰にも分からない。不穏な空気が街を覆う。

6139チバQ:2020/11/05(木) 14:19:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdb18620898badbd5042c2dd2fe71bbe8d49f097

共和党候補、コロナで死亡も当選 米ノースダコタ州議会選
11/5(木) 11:17配信
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米大統領選挙で全ての票の開票を求める有権者(2020年11月4日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ノースダコタ州議会選で、新型コロナウイルスで先月死亡した共和党候補、デービッド・アンダル(David Andahl)氏が当選を果たした。当局が4日、明らかにした。

【写真】売春宿経営の候補、選挙前に死亡も当選果たす 米ネバダ州議会選

 遺族がフェイスブック(Facebook)で明らかにしたところによると、農場経営者だったアンダル氏は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との短い闘病生活の後、10月5日に55歳で亡くなった。

 元レーシングドライバーでもあるアンダル氏は人生最後の選挙で、連邦下院ノースダコタ州第8選挙区で、3分の1の票を獲得して当選。死後に願いを叶えた。

 死亡した候補者が当選したことを受けて、ノースダコタ州の司法長官は、議員の辞職または引退と同様に扱い、共和党が後任を指名すると明らかにした。

 米国で死亡した候補が当選するのは、今回が初めてではない。2018年にもネバダ州議会選で、有名な売春宿の経営者デニス・ホフ(Dennis Hof)氏が、死亡から数週間後に当選を果たした。【翻訳編集】 AFPBB News

6140チバQ:2020/11/05(木) 14:20:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dc417c0c69f49b8b562e02e65c04da2c2581c9d
バイデン氏、ネバダとアリゾナ勝利なら必要な選挙人確保 トランプ氏は法廷闘争で逆転狙う
11/5(木) 11:05配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領は中西部の激戦州であるミシガン、ウィスコンシン両州などで勝利したことで、獲得を確実した大統領選挙人が253人となり、当選に必要な過半数の270人まで残り17人に近づいた。現在焦点となっているのは西部アリゾナ(選挙人数11)と同ネバダ(同6)の両州の行方で、バイデン氏が両州とも勝利すればちょうど選挙人270人を確保することになる。

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 米CNNテレビの集計によると、アリゾナ、ネバダ両州ともに開票率80%を超えた時点でバイデン氏の優勢が伝えられている。ただネバダ州の選管当局は開票結果について、5日まで発表しないと表明した。このため、大統領選の大勢が判明するまでなお時間がかかる可能性がある。

 一方、再選に向けて苦しい状況に立たされ共和党のトランプ大統領は法廷闘争を本格化させた。バイデン氏が勝利を確実にしたミシガン州では、自陣営の担当者が集計作業を十分に監視できる態勢が確保されていないと同州の裁判所に提訴。ウィスコンシン州では再集計を申し立てることで、選挙結果の逆転を狙っている。

6141チバQ:2020/11/05(木) 14:27:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbb0acbd7ad8ab9a3172ce56e8ce1a3cecb41ac6
民主、上院奪取困難 下院は過半数維持も議席減 米議会選
11/5(木) 14:23配信
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 【ワシントン時事】3日の米大統領選と同時に行われた連邦議会の上下両院選は4日、開票作業が続けられた。

 上院選(定数100)では、与党共和党が事前予想を上回る奮闘を見せ、野党民主党が目標とする6年ぶりの過半数奪取は困難な情勢だ。下院(定数435)では民主党が過半数を維持するものの、議席を減らす見通し。民主党のペロシ下院議長は声明で「厳しい選挙だった」と認めた。

 人事承認や条約批准の権限を持つ上院の改選前勢力は、共和党53に対して民主党47(無所属2を含む)。上院では採決で50対50となった際、副大統領が最後の1票を投じる。このため、民主党が大統領選の結果にかかわらず上院を制するには、少なくとも4議席を上積みする必要がある。 

最終更新:11/5(木) 14:25
時事通信

6142チバQ:2020/11/05(木) 17:34:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2f02376b3772e1752bca0f3d617c6f5ca7b0715
米大統領選 大接戦に世界が戦々恐々 各国・地域にそれぞれの思惑
11/5(木) 0:16配信

 米大統領選を制するのは共和党のトランプ大統領か、それとも民主党のバイデン前副大統領か-。世界中の国・地域がそれぞれの思惑を込めながら、接戦にもつれ込んだ選挙戦の行方を注視した。米中対立の渦中にある中国は、バイデン氏当選を期待しているかと思いきや、必ずしもそうでない。中東諸国は、次の大統領によって米国のイランやサウジアラビアに対する政策が様変わりしかねないとみている。

■中国 両候補に一長一短 厳しい対中姿勢を覚悟

 【北京=西見由章、上海=三塚聖平】トランプ米政権から多方面の圧力を受けている中国にとっては、トランプ氏とバイデン氏のどちらが当選しても“一長一短”がある。いずれにしろ、米国の厳しい対中姿勢は党派を超えて長期的に継続されるとの見方が広がっている。

 中国の習近平国家主席は4日、上海で5日開幕する「中国国際輸入博覧会」に関するビデオ演説で、「各国は唯我独尊となったり、人に損を与えて己も傷ついたりすべきではない」と強調した。その上で「一国主義や保護主義で国際的な秩序やルールを損なうことは許されるべきではない」と述べ、対立を深めるトランプ米政権を暗に牽制(けんせい)した。

 トランプ政権は中国共産党の脅威を強調し、ハイテク分野を含む米中経済のデカップリング(切り離し)を進めている。中国の習近平指導部にとっては交渉の余地が限られ、極めて扱いにくい相手だ。ただ、中国人外交研究者は「米国内を分断させ、国際組織からの脱退も進めるトランプ政権には、中国に都合がよい側面もある」と指摘する。

 一方でバイデン氏が政権を握った場合、欧州や日本などの同盟国と連携を強め、トランプ氏より強力な「中国封じ込め」を展開することへの警戒感がある。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は4日付の社説で、トランプ、バイデン両氏が大統領選を通じて「自分の方が中国により強硬だという奇妙な競争を繰り広げた」と批判した。

■台湾 双方と等距離確保に苦心

 【台北=矢板明夫】台湾の蔡英文政権は、共和党のトランプ氏と民主党のバイデン氏のいずれにも、「肩入れせず、双方と等距離の関係で米国とのパートナーシップを深化する」との姿勢をアピールしている。

 台湾にとって対米関係の維持と拡大は、安全保障や技術交流、貿易でも最重要の課題。米中関係の変化をにらみつつ、選挙結果によって米台関係がわずかでも揺らぐことのないよう、細心の注意を払ってきた。

 蔡政権はトランプ政権と親密な関係を築いた。中国の軍事脅威を背景に武器供与を求め、台湾重視の姿勢を強めたトランプ政権から続々と承認を得た。武器供与の見返りに、米側の要求も受け入れたようだ。

 トランプ政権の誘致を受け、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が大統領選の激戦区であるアリゾナ州に最新鋭工場を建設すると5月に発表した。TSMCの経営陣を蔡氏が自ら説得したとされる。蔡政権は8月、長年懸案だった米産豚肉の輸入も決断している。

 台湾メディアは、強硬な対中姿勢をとるトランプ氏を歓迎していた。一方、10月30日に米紙ワシントン・ポストが「蔡政権は共和党寄り」などとする記事を掲載すると、台湾の外交部(外務省に相当)はあわてて「否定声明」を発表。蔡氏は翌31日に招集した国家安全会議で、「米国のいずれの政党とも平等に交流する」と確認するなど、ピリピリした対応を示した。

6143チバQ:2020/11/05(木) 17:35:20
■韓国 対北融和願いバイデン氏に警戒感

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、接戦が伝えられる米大統領選の推移を複雑な思いで見守っているもようだ。一つには選挙結果が即、文大統領が最重要課題とみなしてきた対北朝鮮政策の行方を左右するからだ。

 文氏はトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による2018年の史上初の米朝首脳会談を高く評価し、南北融和推進の原動力としてきた。

 ベトナム・ハノイでの昨年の再会談の物別れ以降、米朝間の非核化交渉は停滞しているものの、トランプ氏は選挙後、速やかに北朝鮮と交渉する意向を示しており、トランプ氏の再選で米朝交渉が再始動すれば、中断した南北対話も息を吹き返す可能性がある。

 一方、バイデン候補は、トランプ氏が金氏と会談を重ねて「北朝鮮を正当化した」と批判しており、大統領に就任すれば、トップダウン式から実務者協議を積み重ねるボトムアップ式に交渉方法を改める可能性が高い。金氏はこの交渉スタイルに拒否感を示しており、文氏の残る約1年半の任期内に米朝交渉が進展しない事態も想定される。

 トランプ氏は在韓米軍の駐留経費交渉で韓国側に大幅な負担増を迫り、協議が平行線をたどるなど、安全保障政策をめぐって文政権は、トランプ氏の意向に振り回されてきた。バイデン氏は米韓同盟を重視する姿勢を見せており、韓国内にはバイデン氏の大統領就任で駐留経費交渉が妥結することを期待する声もある。

■中東 対イラン、サウジ政策の違いを注視

 イランのロウハニ大統領は4日、米大統領選について「誰が勝利しようとも、重要なのは政策や原則だ」と述べ、次期大統領に制裁という選択肢を避けるよう求めた。イランに数多くの制裁を科してきたトランプ大統領を批判し、バイデン候補の方が望ましいとの考えを示唆したとみられる。

 米オバマ前政権は2015年、イランが核開発を抑制する見返りに欧米などが経済支援を行うとする核合意を締結。バイデン氏は同政権を中枢で支えた。18年に核合意から離脱してイランへの制裁を再開したトランプ氏に対し、バイデン氏は条件付きで核合意に復帰し、イランへの関与政策にかじを切る方針を示す。

 トランプ政権は今夏以降、イランの脅威を封じ込める「包囲網」構築のため、イスラエルとアラブ3カ国の国交正常化を仲介した。トランプ氏が再選されれば米・イスラエルなどとイランの軍事的緊張が高まる局面も排除できず、対イラン政策は次期大統領しだいで大きく変化しそうだ。

 一方、バイデン氏が当選した場合、親米アラブの盟主を自任するサウジアラビアとの関係が冷え込むとの見方がある。在トルコのサウジ総領事館で起きた反体制記者殺害事件などの際、友好関係を優先して批判を控えたトランプ氏に対し、人権抑圧に敏感なバイデン氏はサウジとの関係を見直す意向も示している。米・サウジ関係に変化が生じれば、中東情勢全般に影響を与える可能性がある。

(中東支局 佐藤貴生)

6144チバQ:2020/11/05(木) 19:43:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6cf0fe5aec98b5d8560a3219dab55c873c0aac0
バイデン支持者お祭りムード…勝利への期待と訴訟への不安と
11/5(木) 17:56配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 米首都ワシントンのホワイトハウス周辺では4日も共和党のトランプ大統領(74)への抗議デモがあり、米大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領(77)の勝利の瞬間を待ち望む支持者は早くもお祭りムードを醸し出した。一方で、集計結果をめぐりトランプ氏が起こした法廷闘争への不安も口にした。(ワシントン 上塚真由、東部デラウェア州ウィルミントン 住井亨介)

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 バイデン氏が中西部の激戦州などを確保し、獲得選挙人数が過半数に近づいたとのニュースが伝わる中、ホワイトハウス近くの大通りでは深夜まで楽器を演奏したり、歌をうたったりする人だかりができた。

 西部カリフォルニア州からやってきたというアーティストのパブロ・カスティーロさん(37)は「バイデン氏の勝利をこの場で祝いたい。トランプ氏は一部で開票結果を争っているが、ゲームオーバーだと言いたい」と語った。

 バイデン氏が勝利を確実にした場合、トランプ氏は「敗北」を受け止めるのか-。こうした懸念がバイデン氏の支持者の間で高まっている。3日に街頭で開票速報を見守った研究員、エイミー・ブラスバーグさん(37)は4日も街に出た。「敗北した場合にトランプ氏が居座るのではないか不安だから」だという。

 開票が始まった3日夜から4日未明にかけ、ワシントンでは約千人が抗議デモに参加。地元警察によると、参加者の中から4人の逮捕者が出たが、「おおむね平和的に行われた」(ニューシャム警察署長)。

 ただ、警察によると、4日未明、トランプ氏を支持する極右団体「プラウド・ボーイズ」のメンバーを名乗る3人が何者かに刃物で刺される事件が発生。いずれも命に別条はないが、双方の支持者が衝突する恐れは消えていない。ホワイトハウス周辺には4日夜も多数の警察車両が配備され、暴動など不測の事態への警戒が続けられた。

 トランプ氏の支持者も各地の開票状況に神経をとがらせる。米メディアによると4日夜、バイデン氏の優勢が伝えられる西部アリゾナ州フェニックスの開票所にトランプ氏の支持者が多数集結し、「俺たちの票をちゃんと数えろ」と連呼。またバイデン氏の当確を報じたとして、「くたばれFOXニュース!」と怒号を上げ、騒然となった。

 中西部ミシガン州デトロイトの開票所にも4日、トランプ氏の支持者が押し寄せ、「開票をやめろ!」と繰り返した。トランプ氏は同州で開票作業の打ち切りを求めて提訴しており、同氏に呼応した支持者らが各所で行動している。

 バイデン氏の地元・デラウェア州ウィルミントンでは、同氏の勝利を確信する黒人アーティストのブルース・スミスさん(55)が「ジョーなら苦しみ続けている黒人社会を救ってくれる」と述べた。バイデン氏と直接会ったことがあるスミスさんをはじめ、市民は親しみを込めてバイデン氏を「ジョー」と呼ぶ。

 ウィルミントンの駅は、上院議員時代のバイデン氏が電車で約1時間半かかるワシントンの連邦議会への通勤に使った。議員就任直前に妻と1女を交通事故で亡くし、残された息子2人を地元で育てるためだった。駅名にはバイデン氏の名前が付けられられた。

 人々はこうしたバイデン氏の人柄に引き寄せられているようだ。スタートアップ企業(創業初期のベンチャー企業)向けのプログラミングを手掛けるエミリー・メルツァーさん(23)は「彼には共感力があり、米国のより良き未来図を描いている。(選挙で分断された)米国を一つに戻してくれる」と期待する。

6145チバQ:2020/11/05(木) 19:44:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5895e501df9da02dfb901b6a231599d2fb27d77
バイデン氏「赤い州」でも健闘 激戦州一つ制すれば勝利
11/5(木) 18:59配信
 米大統領選は、バイデン前副大統領が激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州を制したことで過半数(270人)獲得に向けて大きく前進し、勝利に「王手」をかけた。

 「大統領になるために必要な270人の選挙人に達するための州で、我々が勝っていることは明白だ」

 4日、地元デラウェア州ウェルミントンで演説をしたバイデン氏はこう語った。AP通信はこの日、激戦州のウィスコンシン州とミシガン州でバイデン氏が勝利を確実にし、各州に割り当てられた538人の選挙人のうち、264人を獲得したと報道した。

 バイデン氏が有利になりつつあるのは、過半数を得るための道筋が複数あることだ。まだ勝者が判明していない5州のうち、ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)、ネバダ(6人)のいずれかで勝利すればいい。逆に、トランプ氏は全てで勝利する必要がある。

 トランプ、バイデン両陣営が「最重要州」として力を入れてきたペンシルベニア州は5日午前3時(日本時間同午後5時)現在、予想開票率が89%で、トランプ氏が2・6ポイント差でリードしている。しかし、民主党支持者が多く活用した郵便投票の開票作業が進むに従い、バイデン氏との差は狭まりつつある。ミシガン、ウィスコンシン両州も同じように逆転したバイデン氏は演説で、「ペンシルベニア州について、すごくいい感触だ」とも語った。

 ジョージア州でもバイデン氏が追い上げている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けてきた「レッドステート」だが、開票率98%の時点でトランプ氏のリードは2万2千票余となっている。まだ開票が終わっていない票の大半は、民主党が強い大都市アトランタ市周辺の有権者が投じており、バイデン氏が逆転する可能性がある。
朝日新聞社

6146チバQ:2020/11/05(木) 19:46:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/07d1d04e33a53edff38c1ab1f12ff7f094aa3963
バイデン氏、過半数獲得へ前進 焦点のアリゾナ、ネバダで先行
11/5(木) 19:33配信
 【ワシントン共同】米大統領選は5日、民主党のバイデン前副大統領(77)が勢いを見せ、当選に必要な選挙人の過半数獲得へ前進した。焦点の西部アリゾナ、ネバダ両州で僅差ながら先行し、両州を取れば過半数に達する。共和党のトランプ大統領(74)は集計作業が続く郵便投票の「不正」を主張し、作業の停止や再集計を求めて徹底抗戦する構えだ。

 バイデン氏が制したミシガン州や、アリゾナ州の開票所前にはトランプ氏の支持者が押し寄せ、集計中止を要求。一部で警察が出動する事態に発展した。バイデン氏の支持者らはニューヨーク州やワシントン州で「全ての票の集計」を求めるデモを実施した。

6147名無しさん:2020/11/05(木) 21:02:38
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20201105-567-OYT1T50232.html
独自に勝敗判定の米メディア、アリゾナ州開票巡り割れる
2020/11/05 19:16読売新聞

 米大統領選で、アリゾナ州の開票結果をめぐる米主要メディアの勝敗判定が割れている。AP通信などがバイデン氏に「勝利確実」の判定を出す一方、投票終了から30時間がたった日本時間5日午後5時時点で勝敗判定を保留しているメディアもある。

 アリゾナ州について、主要メディアで最初にバイデン氏に勝利判定を出したのはFOXニュースで、投票終了から2時間20分後に速報を流した。APやウォール・ストリート・ジャーナル紙もバイデン氏の勝利が確実としている。

 判定を保留しているのは、新聞社ではニューヨーク・タイムズ、テレビ局ではCNNやABCなどだ。開票率85%超でバイデン氏2〜3ポイントリードの現状に照らし、トランプ氏に逆転の可能性があるかどうかの判断が分かれている。

 米主要メディアは、各州の選管当局が公表する途中集計のほか、誰に投票したかを投票所で有権者に尋ねる出口調査の結果などを踏まえ、それぞれ独自に勝敗判定を行っている。

6148名無しさん:2020/11/05(木) 21:08:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/9660cea5342bd2e710f02044bf2c6ef3ef76ee40
バイデン氏「我々は勝利に向かっている」
11/5(木) 6:46配信

アメリカ大統領選挙は開票作業が進んでいて、大接戦となっています。民主党バイデン候補の地元・デラウェア州から星真理子記者の報告です。

一夜明け、バイデン陣営も電話会見を行い、トランプ大統領が一方的に「勝利した」と語ったことについて、「間違った発言」と批判しました。また、大統領が「連邦最高裁に持ち込み集計を止めさせる」としたことについても、「どの票が集計されるべきかをトランプ大統領が決めるべきではない」「バイデン氏はすべての票が集計されるために闘う」と徹底抗戦の構えを見せています。

その上で、焦点となっているペンシルベニア州・ウィスコンシン州・ミシガン州の3州すべてで勝てるとの見込みを示し、「我々は勝利に向かっている」と自信を強調しました。

一方で、民主党関係者からは、バイデン氏が新型コロナウイルス対策のために選挙戦の当初、集会を行わず、オンライン形式のイベントを続けたことが、票の伸び悩みにつながったとの声も上がっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/52e2910426db1041c6b56a812755cca23128875d
「ラストベルト」の接戦2州、バイデン氏の勝利確実…ウィスコンシン・ミシガン州
11/5(木) 6:46配信

 【ワシントン=中島健太郎】米CNNテレビは4日午後、米大統領選で民主党のジョー・バイデン前副大統領が接戦となっている中西部ウィスコンシン州、ミシガン州で勝利を確実にしたと報じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a960d966f7a6b86aa9079dbd1822a0ca8139a7e5
激戦州のミシガンで、バイデン氏が勝利確実に。前回はトランプ氏が勝ったラストベルト
11/5(木) 6:39配信

アメリカ大統領選挙で、民主党候補のバイデン氏がミシガン州での勝利を確実にした。

ミシガン州は民主党が強い州の一つで、1992年〜2012年は民主党候補が勝利していた。

しかしミシガンは自動車などの主要産業が衰退した「ラストベルト」と呼ばれる地域の一つで、2016年はトランプ氏がヒラリー氏に勝利。票差はわずか0.2%、1万704票だった。

■投票日1カ月前に起きた誘拐未遂事件
ミシガン州では投票日の約1カ月前に、民主党のグレッチェン・ホイットマー知事の誘拐を計画していた武装グループが逮捕され、社会に大きな衝撃を与えた。

ホイットマー知事は、白人至上主義者を非難せず、ヘイトを煽るようなトランプ氏の行動が、誘拐計画に大きな影響を与えたとトランプ氏を非難していた。

■トランプ陣営、集計の差し止めを求めて提訴
ミシガン州では投票を締め切った当初はトランプ氏がリードしていたが、その後はバイデン氏が票を伸ばして勝利した。

トランプ氏は11月4日午前2時20分過ぎにホワイトハウスで記者会見し「勝ったも同然だ。はっきり言えば私たちは勝利した」と一方的に勝利宣言。

「投票所が閉まった後に票が加えられるべきではない」と訴えて開票作業を止めるべきだと主張していた。

トランプ氏の選挙陣営は4日、ペンシルベニア州とミシガン州で一時的に票の集計の差し止めを求める裁判を起こしたと発表した。

6149チバQ:2020/11/05(木) 21:09:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2011050022.html
米上院選、共和党が善戦…過半数維持の可能性
2020/11/05 19:49産経新聞

 【ワシントン=平田雄介】3日投開票の米大統領選と同時に実施された連邦議会選は4日、上院選で落選の危機にあった共和党のコリンズ上院議員が東部メーン州で再選を果たし、同党は上院(定数100)で非改選を含めた47議席を固めた。現有53議席の同党は過半数割れも予想されたが善戦。民主党も現有47議席(無所属2含む)を確保した。大勢が判明していない残り6議席は近年は共和党の地盤が多く、同党が過半数を維持する可能性が出てきている。

 上院は、閣僚を含む政府高官や連邦最高裁判事らの指名人事の承認、条約の批准などを行い、米国の政策決定に強い影響力を持つ。ロイター通信は4日、共和党が上院を制すれば、大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が当選しても、医療保険制度改革法(オバマケア)の拡充など同党の看板施策の実現は難しくなると伝えた。

 メーン州で勝利したコリンズ氏は今回で当選5回となるベテラン。トランプ氏が指名したカバノー連邦最高裁判事の人事承認案などに賛成し、トランプ氏の人気が低迷する同州で支持者を減らしていた。苦戦が伝えられたが、得票率50%超の勝者が出るまで決選投票を繰り返す方式の選挙で、1回目の投票で50・3%を確保し、逃げ切った。

 共和党は中西部アイオワ州でも、劣勢にあったアーンスト上院議員が再選を果たした。アーンスト氏は司法委員会の委員。10月にはトランプ氏が指名した保守派のバレット最高裁判事の人事承認に賛成した。

 西部モンタナ州では、トランプ氏の移民規制などを支持する共和党のデーンズ上院議員が激戦の末、民主党候補のブロック同州知事を退けた。

 民主党は、南部サウスカロライナ州でトランプ氏に近い共和党のグラム上院議員の「落選運動」に失敗する一方、一昨年に死去した共和党のマケイン元上院議員の空席を埋める西部アリゾナ州の補選で民主党新人の元宇宙飛行士、ケリー氏が接戦を制し、同党の上院奪還に望みをつないだ。

 民主党はバイデン氏が大統領で勝利し、3議席を上積みして共和党と同数の50議席を確保すれば上院の主導権を握る。副大統領になるハリス氏が上院議長を兼ね、法案などの採決で可否同数の場合に1票を投じることができるためだ。

 下院(定数435)は民主党が過半数を維持する見通し。

6150名無しさん:2020/11/05(木) 21:10:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e218c21eb449f652ddc02c6393ec61bddea0ca
米上院選、共和党が多数派維持の見通し ねじれ議会続く
11/5(木) 8:37配信

[ワシントン 4日 ロイター] - 米大統領選と同時に実施された上院選では、共和党が多数派を維持する見通しとなっている。メーン州で、共和党現職のスーザン・コリンズ氏が、民主党のサラ・ギディオン氏に予想外に勝利したほか、勝敗が決まっていない他の複数州でも共和党現職が民主党候補をリードしている。

民主党は選挙前に上院での過半数獲得が予想されていたが、4日午後の時点で、共和党現有議席を差し引きで1議席を奪うにとどまっている。

上院では現在、定数100議席のうち共和党が53議席で過半数を占める。大統領選で民主党候補のバイデン氏が勝利すれば、カマラ・ハリス氏が副大統領として上院議長を兼ねることから、民主党が上院の過半を握るには今回の改選で共和党から3議席を奪う必要がある。バイデン氏がトランプ氏に敗北すれば、4議席が必要になる。

5議席の結果がまだ判明しない中、アラスカ、ジョージア、ノースカロライナ州では共和党現職がリード。ミシガン州では民主党のゲイリー・ピーターズ氏が共和党のジョン・ジェームズ氏をわずかにリードしている。

ジョージア州の上院補選は、共和党現職のケリー・ロフラー氏と民主党のラファエル・ウォーノック氏が1月5日の決選投票に進むことになった。

民主党は、アリゾナ州とコロラド州で共和現職を破ったものの、アラバマ州で民主党現職ダグ・ジョーンズ氏が共和党候補に敗北し、獲得議席は差し引き1議席にとどまる。

また、敗北が予想されていた4人の共和党現職(アイオワ州のジョニ・アーンスト氏、モンタナ州のスティーブ・デインズ氏、サウスカロライナ州のリンゼー・グラム氏、テキサス州のジョン・コーニン氏)が再選を果たし、民主党の過半数獲得への道は一段と厳しくなっている。

共和党はカンザス州でもロジャー・マーシャル氏が民主党のバーバラ・ボリエー氏に勝利した。

バイデン氏が大統領選で勝利し、共和党が上院を制すれば、バイデン氏は医療制度の拡充や気候変動対策など自身の政策の大部分が阻止される可能性があり、厳しい状況となる。一方、トランプ氏が再選を果たした場合、同氏も、民主党が過半数を維持する下院で同様の課題に直面する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a9f2e43d1c09b38f5b95b771fad962d7219527b
トランプ氏の最高裁提訴意向、専門家は実効性に懐疑的な見方
11/5(木) 8:28配信

[ワシントン 4日 ロイター] - 大接戦となっている米大統領選を巡り、共和党候補のトランプ大統領は最高裁への提訴意向を示したものの、法律の専門家からは最高裁が最終決定者になることはないのではないかとの見方が出ている。

選挙法の専門家は、裁判所がトランプ氏の訴えを受け入れ、票の集計を止めることに懐疑的な見方を示す。

集計作業が続く中、トランプ氏はホワイトハウスで民主党候補のバイデン氏に勝利したと宣言。根拠を示さずに「これは米国民への不正だ。法を適切に適用することを求める。従って最高裁に行くことになるだろう。全ての投票を停止させたい」と述べた。ただ、最高裁への具体的な提訴内容を示していない。

法律の専門家は、一定の票や集計手続きに異議が出てくる可能性はあるとしつつ、こうした争いが最終結果を決定付けるかは不透明だと指摘する。

オハイオ州立大学の選挙法専門家、ネッド・フォリー氏はツイッターで「(最高裁は)有効性に疑問がある票があり、それが結果を左右するような場合にのみ関わることになる。今回はそうしたケースにはならない可能性がある」との考えを示した。

トランプ氏の弁護士であるジェンナ・エリス氏は4日、集計を巡るトランプ氏の提訴方針を支持。FOXビジネスネットワークとのインタビューで「法的手続きに入らなければならないとしたら、それは前例のないことではない」とし、「彼(トランプ氏)は選挙が盗まれたものではないことを明確にしたいのだ」と説明。すぐさま連邦裁判所に訴えることも1つの選択肢だと付け加えた。「われわれはあらゆる法的選択肢を検討している」とした。

6151名無しさん:2020/11/05(木) 21:12:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a510fc5b786083a3c6583b92c03f11a1c3f21640
米大統領選速報、FOXが視聴者数で勝利 トランプ陣営の反感も
11/5(木) 8:09配信

[4日 ロイター] - 3日夜の米テレビ局による大統領選の報道は、FOXニュースが視聴者数で他を上回った。激戦州アリゾナについて同局が他局に数時間先行して民主党候補バイデン氏の勝利を速報したことなどが背景にあり、保守系テレビ局ながら、共和党候補トランプ大統領の陣営と支持者の一部の反感を買っている。

ルパート・マードック氏率いるフォックス・コーポレーション<FOXA.O>傘下のFOXニュースは解説者がトランプ氏の政策目標について好意的なコメントをすることがよくある。

大統領選の報道では他局より3時間も前にアリゾナ州でバイデン氏が勝利する見込みだと報じ、バージニアについてもCNNより5時間も前にバイデン氏が勝利すると伝えた。他局に比べても数時間早かった。

フロリダに関しては、AP通信より90分早く、トランプ氏の勝利を伝えた。FOXの速報が間違いとの指摘はこれまでのところない。大統領選はまだ開票が続いており、決着していない。

米ジョージ・ワシントン大のフランク・セスノ・メディア広報学教授は「FOXの速報が拙速だったのか、適切なタイミングだったのかは分からないが、トランプ氏が好むであろうレンズを通してではなく、しかるべき形で速報したと言える」と指摘。

一方、トランプ陣営の顧問、ジェイソン・ミラー氏とアリゾナ州のデュシー知事(共和党)などは、FOXがあまりにも早く結果を判断したと批判。FOXのジョン・ロバーツ記者は番組で、トランプ陣営が「激怒していた」と伝えた。

米調査会社ニールセンの暫定データによると、FOXの米東部時間3日午後6時から4日午前3時までの平均視聴者数は1050万人と、CNNの680万人を含め、他を上回った。アリゾナでのバイデン氏勝利の速報は午後11時半(日本時間4日午後1時半)に出している。

米テレビ9局全体のプライムタイム視聴者数は暫定値で約5000万人となり、2016年の大統領選時を下回ったとみられる。ただ、人気が急増しているオンライン配信の視聴者は含まれていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/32816962480c0d7f275323bcdb3265bd3a8d1828
バイデン氏「十分な州制した」、米大統領選勝利を予想
11/5(木) 6:43配信

[ウィルミントン(米デラウェア州) 4日 ロイター] - 米民主党の大統領候補、バイデン前副大統領は4日、勝利するのに十分な数の州を制しているのは明らかだと述べ、自身の勝利を予想した。

バイデン氏は「集計の長い夜を経て、われわれが大統領選で勝利するのに必要な270人の選挙人獲得に十分な州を制しているのは明らかだ」とし「勝利したと宣言するわけではないが、集計が終了した時、われわれが勝者になると信じていると言いたい」と述べた。

6152名無しさん:2020/11/05(木) 21:12:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a832cfa1b15ac7d61713f7261aa551e2abb2e67d
アングル:米選挙最悪シナリオでも株高、「海図」なき短期売買か
11/5(木) 7:29配信

伊賀大記

[東京 5日 ロイター] - 米大統領選を受けた金融市場で株高が進んでいる。バイデン氏の勝利を織り込んで株価が上昇してきたにもかかわらず、トランプ氏が盛り返しても、株高基調は変わらず。最悪シナリオだったはずの決着が遅れる可能性が高まってもおかまいなしだ。カネ余り相場特有の都合の良い解釈とみられているが、「ビッグピクチャー(大きな将来予想)」を欠いた短期的な売買にすぎないと冷めた見方も少なくない。

<「両建て」視野に>

ヘッジファンドなど短期筋は「トランプトレード」も視野に両建てで株買いに動いているようだ。4日の米株市場でダウ<.DJI>は1.34%高となったが、ナスダック<.IXIC>は倍以上の3.85%高とハイテク株の上昇が目立った。

これまでバイデン氏勝利のシナリオをベースとた「バイデントレード」が株高の原動力となってきたが、市場では一転して「トランプ氏が勝利すれば、規制強化の動きが後退する可能性がある。これまで米国の株価をけん引してきたハイテクIT株の急落を懸念しないで済む」(国内証券)との見方が広がっている。

米下院反トラスト小委員会は10月6日、米巨大IT4社の市場支配力乱用を詳述する厳しい調査報告書をまとめた。これは、大統領選で民主党候補のバイデン氏が勝利すれば、新しいルールと規制強化がFANG4社を待ち受けていることを示唆する。

外為市場では、ドル/円の動きは限定的だったが、メキシコペソが一時急落。トランプ氏から通商面で厳しい攻撃にあってきた国の通貨は、大統領選でバイデン氏優位との見方から買い戻されてきたが、ポジションが一気に巻き戻された格好だ。

<「カネ余り相場」の解釈か>

マーケットでは株高材料だけがクローズアップされ、「バイデントレード」ではやしてきた材料に懸念は強まっていないのが現状だ。

財政拡大期待の後退は悪材料視されず、「トランプ氏が再選しても、新型コロナが感染拡大する中では、一定の財政支出が見込めるとの見方に変わった」(外資系金融機関)という。財政拡大懸念の後退で低下した米長期金利は株高材料だが、景気押し上げ効果の減退懸念は不安視されていない。

さらに、「企業や富裕層に対する増税への懸念が後退した」(国内銀行)との声もちゃっかり浮上している。「バイデントレード」では、特段、悪材料視されてこなかったにもかかわらず、バイデン氏と民主党の劣勢が伝わると、プラス材料視され始めてきている。

ハイテクIT企業への締め付けも、バイデン候補や民主党が始めたことではない。反トラスト法に沿って、一部の大企業に対して競争条件を歪めていると司法省を通じて提訴したのはトランプ政権だが、いまのマーケットでは株高材料とされている。

「カネ余り相場の都合のいい材料解釈だ。世界的に低金利化する中では、株式ぐらいしか十分なリターンを上げることのできる市場はない。株高材料を強引にでも探して、それに乗る動きになっている」と、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフ投資ストラテジスト、藤戸則弘氏は指摘する。

<市場が織り込んでいない悪材料>

米大統領選は接戦となっており、法廷闘争に持ち込まれる可能性も出てきた。決着が長引くのは、政策の「空白」を生じさせるとして、マーケットにとって最悪のシナリオだったはずだが、株高のリスクオン基調は崩れていない。

「いまの市場にビッグピクチャーはない。不透明すぎて読めないからだ。プライスが少しでも動けば、その方向に乗るのがいまのトレードの主流であり、相場の振幅も大きくなっている」と、アライアンス・バーンスタインの債券運用調査部長、駱正彦氏は分析する。

大統領選を迎えた米国の市街では、商店の外壁を囲うようにバリケードの板が張られ物々しい雰囲気になっている。長年、米国をみてきたウオッチャーも「こんなに殺気立った状況は初めて」(三井住友銀行のチーフ・マーケット・エコノミスト、森谷亨氏)と話す異例の状況だ。

「大統領選を経て米国は融和ではなく分断が一層強まるおそれがある。対立構造が深まり、社会不安が増すことをマーケットはまだ織り込んでいない」と、富国生命投資顧問の常務取締役、林宏明氏は懸念する。

ロイター/イプソスが10月13─20日に実施した調査によると、米大統領選で現職のトランプ大統領と野党・民主党候補のバイデン前副大統領をそれぞれ支持する人の4割強は、自分が推す候補が敗北した場合選挙結果を受け入れないと答えている。

(編集:内田慎一)

6153名無しさん:2020/11/05(木) 21:13:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/42d6510e6c304992c8040d04f7957212c7ba9c03
米国株式市場=大幅続伸、政策巡り急転換ないとの楽観で
11/5(木) 7:23配信

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国株式市場は大幅に続伸して取引を終えた。3日に投開票された米大統領選は、4日に入っても勝敗の行方が決まらず不透明感が漂っているが、上院選で民主党の過半数獲得が厳しい情勢となっていることから、議会で膠着状態が続き大きな政策転換はなさそうだとの楽観的な見方が高まった。

大統領選までの数カ月間と状況は変わらないとの見方から、この期間にバリュー株<.RLV>をアウトパフォームしてきた成長株<.RLG>が買われた。

民主党候補のバイデン氏は4日夜の時点でウィスコンシン州でわずかにリードを保っている。一方、トランプ氏の陣営は同州で票の集計停止を求めて提訴した。

大統領選と同時に実施された上院選では、メーン州で共和党現職のスーザン・コリンズ氏が、民主党のサラ・ギディオン氏に予想外に勝利し、共和党が上院で多数派を維持する可能性が高まっている。

アメリプライズ・フィナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、デビッド・ジョイ氏は「大統領選でバイデン氏が勝利したとしても、議会のねじれは解消されないとみられ、財政面で大きな変化が生じる可能性はかなり低い。これがきょうの市場に織り込まれた」と指摘。

「これまでと同様の経済状況が続くのであれば、比較的厳しい業績環境の中、以前と同じ勝者に利益を求めることになる」と話した。

S&P総合500種<.SPX>は1日の上昇率としては6月5日以来、ナスダック総合<.IXIC>は4月14日以来の大きさを記録した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.36対1の比率で上回った。ナスダックでは1.26対1で値上がり銘柄数が多かった。

S&Pヘルスケア株指数<.SPXHC>は4.45%上昇し、過去最高値で終了。約7カ月ぶりの大幅な上昇率となった。情報技術株<.SPLRCT>も大きく値上がりした。議会のねじれが続けば、反トラスト法(独占禁止法)を巡る監視強化や医療保険制度改革法(オバマケア)の一部復活などが実施される可能性が低下するとの見方が背景。

アップル<AAPL.O>やアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>などハイテク5社「FAANG」を含むニューヨーク証券取引所のFAANG+TM指数<.NYFANG>は4.34%上昇。

国防予算削減の可能性が低下するとの見方から防衛関連銘柄のノースロップ・グルーマン<NOC.N>、ロッキード・マーチン<LMT.N>、レイセオン<RTX.N>も全て上昇。

製薬大手ファイザー<PFE.N>、メルク<MRK.N>、ジョンソン・エンドジョンソン(J&J)<JNJ.N>も上昇。ねじれ議会により、業界の大規模な改革は難しいとの見方が背景。

米取引所の合算出来高は103億9000万株。直近20営業日の平均は90億9000万株。

6154名無しさん:2020/11/05(木) 21:13:34
>>6153

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 27847.66 +367.63 +1.34 27512.8 28301.5 27512. <.DJI>

3 0 83

前営業日終値 27480.03

ナスダック総合 11590.78 +430.21 +3.85 11443.7 11663.3 11394. <.IXIC>

8 1 21

前営業日終値 11160.57

S&P総合500種 3443.53 +74.37 +2.21 3406.46 3486.25 3405.1 <.SPX>

7

前営業日終値 3369.16

ダウ輸送株20種 11391.91 -168.05 -1.45 <.DJT>

ダウ公共株15種 877.69 -12.09 -1.36 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 2383.26 +80.53 +3.50 <.SOX>

VIX指数 29.78 -5.77 -16.23 <.VIX>

S&P一般消費財 1237.02 +37.64 +3.14 <.SPLRCD>

S&P素材 409.83 -6.88 -1.65 <.SPLRCM>

S&P工業 670.97 -6.72 -0.99 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 660.78 +0.37 +0.06 <.SPLRCS>

S&P金融 407.42 -5.23 -1.27 <.SPSY>

S&P不動産 220.98 +0.62 +0.28 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 223.45 +0.36 +0.16 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1277.71 +54.41 +4.45 <.SPXHC>

S&P通信サービス 207.99 +8.48 +4.25 <.SPLRCL>

S&P情報技術 2066.85 +76.29 +3.83 <.SPLRCT>

S&P公益事業 323.47 -5.24 -1.60 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.16億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 23905 + 165 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 23885 + 145 大阪比 <0#NIY:>

(S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください; リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

6155名無しさん:2020/11/05(木) 21:14:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0cb991d3951080bf46bf447ac9598360dd649fb
NY外為市場=ドル上昇、大規模財政支出の期待後退で
11/5(木) 7:16配信

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し上昇。米民主党が上院で過半数を獲得できない見通しになり、大規模な財政支出への期待が後退した。

3日に投開票された米大統領選は、4日に入っても勝敗の行方が決まらない大接戦となっている。民主党候補のバイデン氏は中西部の激戦州2州でリードを保つ一方、トランプ大統領は一方的に勝利宣言し、選挙違反があったという根拠のない主張を展開した。

予想された「ブルーウェーブ」(民主党の圧勝)は起こらず、共和党が上院の多数派を維持する見込みで、大規模な支出拡大には反対するとみられている。

CIBCキャピタル・マーケッツの北米外為戦略部門責任者、ビパン・ライ氏は「共和党が上院を制した場合、追加の景気刺激策を実施するのは極めて難しくなる」と指摘。「そうなれば、これまでの「ブルーウェーブ」を見越した取引の一部は解消される必要があるだろう。ドルにとっては、おそらく売りポジションの手じまいになる」と予想した。

ドル指数<=USD>は0.27%高の93.39。オーバーナイト取引では1カ月ぶりの高値となる94.31を付けた。

ユーロ<EUR=>は0.09%高の1.1722ドル。一時は7月24日以来の安値となる1.1602ドルまで下げた。

ドル/円<JPY=>はほぼ横ばいの104.44円。

開票状況でバイデン氏がリードしているとの見方から、オフショア人民元<CNH=>は午後の取引で1ドル=6.6190元と、2年超ぶりの高値に上昇。元はオーバーナイト取引で1カ月ぶり安値の6.7741元を付けていた。

この日はリスク選好度が強まり、株式市場の上昇でドル上昇が限定的になった可能性が高い。ただ、選挙結果を巡り法的で争われる可能性から、今後数日から数週間の間にリスクテークが後退する可能性もあり、そうなればドルはさらに押し上げられる見込み。

OANDAのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「選挙結果を巡って争われ、裁判になることは誰も望んでいない」とし、確実性がなければリスク回避の動きが続くことになると述べた。

トランプ陣営はこの日、ミシガン州での集計作業停止を求めて提訴し、開票済みの投票用紙の再集計を要求した。

ドル/円 NY終値 104.48/104.55

始値 104.46

高値 104.62

安値 104.16

ユーロ/ドル NY終値 1.1722/1.1726

始値 1.1707

高値 1.1745

安値 1.1681

(表はリフィニティブデータに基づいています)

6156名無しさん:2020/11/05(木) 21:15:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd9f71f8cc5b8c45879462db6e838f7aa94db3b0
米大統領選なお決着つかず、バイデン氏が中西部の激戦州でリード
11/5(木) 4:53配信

[ウィルミントン(デラウェア州)/ワシントン 4日 ロイター] - 3日に投開票された米大統領選は、4日に入っても勝敗の行方が決まらない大接戦となっている。民主党候補のバイデン氏は中西部の激戦州2州でリードを保つ一方、トランプ大統領は一方的に勝利宣言し、選挙違反があったとの根拠のない主張を展開した。

エジソン・リサーチによると、バイデン氏はミシガン州でわずかにリードを広げ、ウィスコンシン州でも小幅なリードを維持している。両州はトランプ氏が2016年の大統領選で勝利した激戦州だ。

ミシガン州では新型コロナウイルス禍で急増した郵便投票を集計している。ただ、トランプ陣営は4日、同州での集計作業の停止を求めて提訴し、開票済みの投票用紙の再集計を要求した。

一方、ウィスコンシン州では集計が終了。どちらが勝利したのかまだ公表されていないものの、CNNとAPは、ウィスコンシン州でバイデン氏の勝利が確実になったと報じた。

エジソン・リサーチによると、バイデン氏が1%ポイント弱リードしている。州の法律では差が1%未満の場合に再集計の要求が認められており、トランプ陣営はこの日、再集計を要求した。

バイデン氏がウィスコンシン州で勝利すれば、トランプ氏が2期連続で大統領に就任する道筋は狭まる。ただ、ミシガン州のほか、ペンシルベニア州、アリゾナ州、ネバダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州などが依然集計中で予断を許さない状況にある。

トランプ陣営の選挙対策本部長、ビル・ステピエン氏は「合法的な投票用紙を全て集計すれば、われわれの勝利だ」と表明。郵便投票の集計を巡り提訴する可能性があるとした。

一方、バイデン陣営の選挙対策本部長、オマリー・ディロン氏は、バイデン氏が勝利する方向にあると指摘。上級法律顧問のボブ・バウアー氏は、トランプ氏には合法的な投票を無効化する根拠がないとし、バイデン陣営は訴訟への備えを進めていると述べた。

トランプ氏は4日、集計作業中にもかかわらず一方的に勝利を宣言。その数時間後にはツイッターで、集計作業に根拠のない批判を展開した。これを受け、フェイスブックとツイッターは投稿の一部について、ユーザーに注意を喚起するラベルを付けた。

米議会選の開票も進んでいる。民主党は下院で過半数議席を維持する見通しとなっているものの、上院での過半数奪取は難しいもよう。

混戦となっていたメーン州では、共和党の現職スーザン・コリンズ議員が予想に反し勝利した。コリンズ議員は脆弱な候補者とみられていたこともあり、民主党にとっては痛手となる。

現時点で上院100議席中、共和党は48議席、民主党が46議席をそれぞれ確保。残るアラスカ、ミシガン、ノースカロライナ、ジョージア各州での結果が注目される。

*内容を追加しました。

6157名無しさん:2020/11/05(木) 21:15:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d707cbd45990b3014550b7692ae6d5f62452062
アングル:「ブルーウェーブ」幻に、米大統領選後に政治膠着化も
11/5(木) 3:58配信

[ニューヨーク/ロンドン 4日 ロイター] - 米大統領選挙が予想外の接戦にもつれこむ中、市場では大規模な追加コロナウイルス経済対策への期待が剥落し、政治のグリッドロック(膠着状態)を懸念する声が強まっている。

市場では、当初「ブルーウェーブ(民主党の圧勝)」を見越して活発化した「リフレトレード」が下火となり、先行きの不透明感を警戒した「質への逃避」が見られる。

Tロウ・プライスのアナリスト、ケイティー・ディール氏は「過去数日間、民主党の圧勝を信じてきた市場だったが、ここにきて政治の分断が起こる可能性が高まっており、来年の財政政策を取り巻く環境が一変した」と指摘した。

大統領選と同時に実施された上院選は、民主党の過半数獲得が厳しい情勢になっており、仮にバイデン候補が大統領に当選しても、市場が求める大規模な財政出動は期待できないとの声が根強い。

4日の市場では、ドル高、株高、債券高のトリプル高となった。キャピタルゲイン税の増税や規制強化など、民主党が掲げる政策の実現が困難になったとの見方からハイテク株が急騰。ナスダック総合指数<.IXIC>は4%強値上がりした。

株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)<.VIX>は低下したものの、依然として高止まりが続く。

ドルは対ユーロ<EUR=>で一時3カ月ぶりの高値を付けたほか、米10年債利回り<US10YT=RR>が低下した。

<「ブルーウェーブ」は幻に>

市場は過去数週間、追加のコロナ経済対策の行方に注目。バイデン氏が勝利し、民主党が上院を制覇する「ブルーウェーブ」が起これば、大規模な経済対策が打ち出されるとの期待が高まっていた。

ソシエテ・ジェネラルのアナリストは、「財政刺激策への道筋が消え失せ、昨日まであれほど鮮明だったリフレトレードが解消に向かっている」と述べた。

INGのシニア金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は「大統領選で誰が勝利しても、議会は分裂したままだ」とし、「選挙前に織り込まれていたリフレトレードを巻き戻すことが正当化される」とした。

一部の投資家は、トランプ氏が勝利すれば、民主党の政策である増税が回避され、株式市場にとって最良のシナリオとみる。JPモルガンは先月、トランプ氏が大統領選で「順当に勝利」した場合、S&P総合500種指数<.SPX>は足元の3400ポイント台から3900ポイントに上昇する見込みで、そうしたシナリオが株式市場にとって最も望ましいとの見方を示していた。

ナタリアンス・セキュリティーズの国際債券部長、アンドリュー・ブレナー氏は、共和党が上院で引き続き過半数を握る可能性が高まったことで、キャピタルゲイン増税の可能性は低下し、ハイテク株の値上がりが見込まれるとした。

トランプ氏は2016年の大統領就任以降、法人税減税を実施して株式市場を支援。ただ対中貿易関税などの措置も打ち出し、市場のボラティリティーは高まった。米株式相場は57%値上がりした。

市場では、大統領選が過度の接戦となり、勝者を巡る争いに発展することが最も懸念されている。

プライム・パートナーズ(スイス)のフランソワ・サバリ最高投資責任者(CIO)は「いずれの候補が勝利しても構わないが、選挙結果を巡って法的な問題や深刻な政情不安が起こることだけは避けたい」と述べた。

(David Randall、Tom Arnold記者)

6158名無しさん:2020/11/05(木) 21:18:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e291408b01f05e3f0450af624d242a329b63941
予想外の大接戦はバイデン氏辛勝か。しかし、再集計+訴訟合戦も
11/5(木) 8:12配信

アメリカの大統領選挙がトランプ候補の最終盤の巻き返しで大接戦となっている。

日本時間5日午前7時前の最新情勢は、トランプ候補贔屓のフォックス・ニュースの判定でもペンシルベニア州・ノースカロライナ州・ジョージア州・ネヴァダ州の帰趨が決まっていない。

このうち三つ、ペンシルベニア州・ノースカロライナ州・ジョージア州でトランプ候補がリードし、残るネヴァダ州ではバイデン候補がリードしている。

各州で残る票はほとんどが郵便票と見られ、支持者に郵便投票を呼び掛けたバイデン候補の票の方がかなり多いと衆目は一致している。故に、この時点でバイデン候補がリードしているネヴァダ州は最終的にバイデン候補の勝利に終わる可能性が取りざたされている。

最終的な勝敗が決まるまでにはなお曲折が予想される
そして、現時点ではあくまでも仮定の話になるのだが、もしも、そうなるとバイデン候補の獲得する選挙人は丁度270人となり、過半数に到達する。

この情勢を受け、バイデン候補は少し前にカメラの前で声明を発表し、全ての票を集計するよう求めるとともに、そうすれば「我々が勝者になると信じている」と事実上の勝利宣言とも受け取れる発言をした。

ただし、その差は小さい。ネヴァダ州は8千票ほどしかない。

早々に一方的な“勝利宣言”をしたトランプ大統領の陣営が大人しく結果を受け入れるとは考えにくい。

実際、その差2万票程でバイデン氏勝利と判定されたウィスコンシン州でトランプ陣営が再集計を求める考えを早速示し、その他の州でも裁判に訴える構えである。

例えば最も多くの郵便票が残るペンシルバニア州で開票作業がひとまず終わるのは明日6日にずれ込む見込みだという。しかし、これから到着し開票される郵便票もあるし、海外に駐留するアメリカ軍人の票も、ペンシルベニア州政府高官によれば、10日までに到着すれば開票の対象になるという。

バイデン候補がネヴァダ州で勝てば、ペンシルベニア州は全体の勝敗には関係なくなるのだが、たとえば、仮にトランプ候補がネヴァダで逆転すればペンシルベニアの帰趨は重大になる。そうなればここでも訴訟が起きる可能性がある。戦いはドロ沼の訴訟合戦に発展する恐れがあるようだ。

最終的な勝敗が決まるまでにはなお曲折が予想される。



追記1:ワシントン・ポスト紙とニューヨーク・タイムズ紙、CNNの判定では上記4州に加え、アリゾナ州の帰趨も未定なのだが、バイデン候補の勝利濃厚で、フォックス・ニュースは既にアリゾナはバイデン勝利と判定している。

追記2:アラスカ州は開票が遅れているが、トランプ候補圧勝の勢いである。

追記3:日本時間5日午後3時半過ぎの時点で、開票終了が近づくジョージア州でバイデン候補が猛追している。ここを逆転した場合もバイデン候補は過半数に達する。ペンシルベニア州でもバイデン候補はじわじわと追い上げている。

二関吉郎

6159名無しさん:2020/11/05(木) 21:21:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26b38e22a06bb5bdd2b26078657816fd8a708a1
米大統領選、バイデン氏リード
11/5(木) 8:54配信

 デラウェア州のバイデン陣営会場から、深井記者の報告です。

 こちらデラウェア州、バイデン氏の自宅から車で15分ほどの場所に設けられた陣営の会場です。ここにきて、バイデン氏の勝利に向けた流れが、一気に加速しているように見えます。

 アメリカの各メディアは、トランプ氏とバイデン氏が激しく争っていた激戦州、中西部ウィスコンシン州とミシガン州を、バイデン氏が勝ち取ったと続々と報じています。これによって、バイデン氏は過半数の選挙人270人まで、あと6人に迫りました。

 これまた激戦のジョージア州は4日夜にも開票結果が出ると言われていますので、もしジョージアがバイデン氏に転べば、バイデン大統領誕生へというニュースが報じられる可能性もあります。

 日本時間の午前6時過ぎから、バイデン氏がこちらで行ったスピーチでは、トランプ氏とは対照的に、冒頭、勝利を宣言するために、ここにいるわけではないと話し始めました。そのうえですべての開票が終われば、われわれが勝利すると確信していると自信をのぞかせています。

 また、トランプ大統領の集計作業を止めようとする発言に対して、すべての票が数えられなければならない、誰もわれわれから民主主義を奪うことはできないと強調しました。これに対してトランプ大統領は、前日、多くの州で自身がリードしていたものの、都市部での期日前投票の開票が進むにつれ、バイデン氏の得票率が伸びたことに納得がいかないようで、3日夜、多くの州で私がリードしていたのに魔法のように消え始めたなどと主張しています。郵便投票の不正などをしきりに吹聴するトランプ大統領ですが、みずから民主主義の仕組みを否定するようなふるまいには、疑問を抱かざるをえません。

 バイデン氏は4日はすでに自宅に戻り、このあとは動きは見せないということですが、バイデン陣営は4日夜、撤収を予定していたこの会場を、5日の夜まで延長する予定です。4日夜もしくは5日、どのような結果が出て、バイデン氏からどのような発言があるのかが注目されます。(05日08:16)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e202f7f2f9aeba644f7b7d69ed9e8af37e0de14
米大統領選候補は票集計終わるまで「忍耐」を、経済団体が要請
11/5(木) 10:20配信

[ワシントン 4日 ロイター] - 混戦模様となっている米大統領選を巡り、米商工会議所など国内の経済団体は4日、トランプ大統領や民主党候補のバイデン前副大統領、メディア各社、全国民に対し、全ての有効票の集計が終わるまで忍耐強く様子を見守るよう求めた。

トランプ氏は4日、大統領選がまだ集計作業中にもかかわらず一方的に勝利を宣言。選挙で不正があったという根拠のない主張を展開し、票の集計停止を要請した。これを受け、米経済界に懸念が広がっている。

4日午後の時点で、集計に基づく選挙人獲得数はバイデン氏がリードしているものの、ペンシルベニア、ジョージアなど複数州では結果がまだ判明していない。

トランプ氏の陣営は、ミシガン州で票の集計停止を求めて提訴し、バイデン氏の勝利が確実となったウィスコンシン州でも票の再集計を求める意向を示した。

米商工会議所、全米最大の労組である米労働総同盟産別会議(AFL─CIO)、全米福音協会、アフリカ系米国人聖職者ネットワークのトップは共同文書で、暴力や脅しといった戦術は国家の弱体化につながると指摘。「自由で公正な選挙というのは資格のある誰もが投票でき、全ての票が法に則り集計され、投票を通じて民意が結果に反映される選挙だ」とした。

また、米国情報技術工業協議会の最高経営責任者(CEO)は、長きにわたり平和的で公正な選挙を実施してきた米国の歴史に触れ、全国民に「全ての票が集計される」まで忍耐強く待つよう呼び掛けた。

米製造業者協会トップのジェイ・ティモンズ氏は、分断が深まった国の結束を図る上で製造業者が貢献できるとコメント。「過去10年の選挙後と同様に、製造業者は解決策の一部となる。結束を強め、誰も置き去りにしない形で前に進む」と述べた。

*米製造業者協会トップのコメントを追加しました

6160名無しさん:2020/11/05(木) 21:22:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f156059f974077ac55cf5adbaa77b572785d9c1a
【映像】2020年米大統領選挙 西部アリゾナ州に大きな変化
11/5(木) 10:59配信

フェニックス、アリゾナ州、11月5日(AP)― 2020年米大統領選挙は11月3日、全米各地で行われ、西部アリゾナ州では一夜明けた4日、フェニックスのマリコパ郡開票センターで一般投票の開票作業が始まった。
 伝統的に共和党の牙城だった西部アリゾナ州で11人の民主党選挙人が選ばれた結果、ジョー・バイデン氏が1948年以降2人目の民主党大統領候補に決まった。
 同時に行われた同州の上院議員選挙では、民主党のマーク・ケリー元宇宙飛行士が選ばれ、70年で初めて、民主党から2人の上院議員を連邦議会に送り出すことになった。
 アリゾナ州はこれまで、1964年の共和党大統領候補だった故バリー・ゴールドウオーター氏と、2008年の同党大統領候補の故ジョン・マケイン氏に代表される共和党の牙城だったが、2020年の選挙では、その伝統ある選挙地盤に歴史的とも言える大きな「地殻変動」が起こったといえよう。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

最終更新:11/5(木) 10:59
AP通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/6418ac9cab54f59d27dc3b3dfaa5712276937418
バイデン氏がミシガンとウィスコンシン制し、あと6人…トランプ陣営は集計停止求め提訴
11/5(木) 12:03配信

 【ワシントン=海谷道隆】米大統領選は投票日から一夜明けた4日、開票作業が続き、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)がミシガン州とウィスコンシン州で勝利を確実にし、再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)とのリードを広げた。バイデン氏は政権奪還への自信を示す一方、トランプ陣営は集計停止を求める訴訟などを起こした。

 AP通信の4日午後9時20分(日本時間5日午前11時20分)時点での集計によると、バイデン氏は、接戦州の中西部ミシガン州(選挙人16人)とウィスコンシン州(同10人)の選挙人を積み上げて獲得選挙人を計264人とし、当選に必要な270人にあと6人まで迫った。トランプ氏は214人となっている。

 バイデン氏は4日、地元デラウェア州で演説し、「270人の獲得に必要な州で勝利するのは明らかだ」と語った。「すべての票が集計されなければならない」とも強調し、集計停止を求めるトランプ陣営をけん制した。

 勝者が固まっていないのは、ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(同16人)、ノースカロライナ(同15人)、ネバダ(同6人)、アラスカ(同3人)の5州だ。アラスカ州ではトランプ氏が優勢となっているが、バイデン氏が他の4州のうち1州でも取れば、過半数に達することになる。

 バイデン氏はネバダ州で僅差で先行する。トランプ氏の票が上回るペンシルベニア、ジョージア、ノースカロライナの3州では、郵便投票分の集計が進めば逆転も起きうる情勢だ。

 投票日の消印があれば、6日までの到着分を有効とするペンシルベニア州では、郵便投票分の開票が進むにつれ、トランプ氏とバイデン氏との差は縮まっている。

 郵便投票が不正の温床になると主張してきたトランプ氏は4日のツイッターで「昨夜多くの重要州でリードしていたが、一つ一つ魔法のように消え始めた。とても奇妙だ」と指摘し、集計で問題が起きているとの考えをにじませた。具体的な根拠は示していない。

 トランプ陣営は、ペンシルベニア州やミシガン州などで集計作業の一時停止を求める訴訟を起こした。開票作業が公正に行われているかどうかを陣営が確認できる環境が整えられていないためなどとしている。陣営は、予測開票率99%で得票率差が0・63ポイントとなっているウィスコンシン州では、僅差の際に認められている再集計を州当局に申し立てる方針も表明した。

6161名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/baab6291e9f5da81bdb42ade8a23af6feff755a2
トランプ最後のあがき、投票日の注目ポイント
11/5(木) 12:37配信

 今回のテーマは、「いざ決戦 20年も『大規模集会・熱量・強いリーダー』の選挙モデルは有効か」です。通常の選挙では「大規模集会・熱量・強いリーダー」の選挙戦略は有効であることは言うまでもありません。

 ただ、コロナ禍でこの選挙戦略は本当に効果があるでしょうか。共和党大統領候補のドナルド・トランプ大統領は16年米大統領選挙で用いたこの選挙戦略を、20年の選挙にも使っています。

 また、11月3日の投票日はどの州に注目したらよいのでしょうか。本稿では、トランプ再選モデルの有効性について議論した後、投票日当日の注目点について述べます。

冷ややかな目を向ける有権者
 トランプ大統領の大規模集会では、大抵の支持者はマスクを着用せず、ソーシャルディスタンスを保ちませんでした。サフォーク大学(東部マサチューセッツ州)とUSAトゥデイ紙の共同世論調査(20年10月23〜27日実施)によれば、約35%が大規模集会に関して「支持」と回答したのに対して、約60%が「不支持」と答えました。実は、有権者は熱量の多いトランプ集会に冷ややかな目を向けていたのです。

 トランプ大統領の各種世論調査の平均支持率は45%なので、大規模集会の支持率はそれよりも10ポイントも低い結果がでました。トランプ支持者の中にもマスク着用とソーシャルディスタンスを義務づけない大規模集会に対して否定的な見方をしている者がいるということです。

 一方、民主党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領は新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)のために、ドライブイン形式の小規模集会を開催しました。同調査によれば、小規模集会に対する「支持」は64%で、「不支持」の22%を42ポイントも上回りました。明らかに、米国民はバイデン氏の小規模集会が新型コロナウイルスに対応した適切な集会と捉えています。

 米国では新型コロナウイルスの死者数が23万人を突破し、感染者数も933万人になり、増加傾向に歯止めがかかりません。「第3波」とまで言われる事態に米国は陥っています。このような状況の中で、トランプ集会は確かに熱意のレベルは高いですが、大抵の有権者は集会を支持していませんでした。

6162名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:20
>>6161

トランプは本当に「強いリーダー」か?
 トランプ大統領は集会で両手の拳を握り、前に突き出すジェスチャーをして「強いリーダー」の演出を行ってきました。ところが、米ワシントン・ポスト紙とABCニュースの共同世論調査(20年10月20〜25日実施)では、激戦6州の1つであるウイスコンシン州において52%の有権者が「強いリーダー」はバイデン氏と回答し、43%のトランプ氏を9ポイント上回りました。

 ウイスコンシン州では10月に入り、新型コロナウイルスの感染者数が急増し、ウイルスを制御できない状況に直面しています。トランプ大統領のコロナ対応のリーダーシップに不満を抱く有権者が、同大統領を「強いリーダー」と認識していないのでしょう。

 一方、同じ激戦州ミシガンでは48%がトランプ氏、47%がバイデン氏を「強いリーダー」に挙げました。両氏の差は僅か1ポイントです。同州でもトランプ大統領の「強いリーダー」のアドバンテージは完全に消えました。

 トランプ氏のライバルであるバイデン前副大統領は、「食卓にある椅子に空席がある」と繰り返し述べて、有権者に訴えてきました。今まで一緒に食事をしていた家族が新型コロナウイルスの犠牲になったというメッセージを、比喩を用いて発信してきたのです。コロナ禍において有権者が求めているのは、実は「強いリーダー」ではなく「共感するリーダー」であるかもしれません。

 最新の米ワシントン・ポスト紙とABCニュース(20年10月24〜29日実施)による共同世論調査の結果もみてみましょう。同調査によれば、「強いリーダー」に関して、激戦州フロリダでは53%の有権者がトランプ大統領、43%がバイデン前副大統領と回答しました。フロリダ州ではトランプ大統領が10ポイント差をつけました。ところが、ペンシルべニアでは、トランプ氏が47%、バイデン氏が46%で拮抗しています。

 前述しましたが、有権者は熱量が多い大規模集会に否定的です。しかも、ウイスコンシン、ミシガン及びペンシルバニアの3州でトランプ大統領の「強いリーダー」のイメージが低下しているといえます。コロナ禍では「大規模集会・熱量・強いリーダー」の選挙モデルは、支持を得られていなかったのかもしれません。

6163名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:33
>>6162

「隠れバイデン支持者」と「サンダース支持者」の動向
 16年米大統領選挙では「隠れトランプ支持者」に注目が集まりましたが、20年の選挙では「隠れバイデン支持者」の動向が鍵を握っています。

 昨年から筆者が取材をしてきた西部コロラド州コロラドスプリング在住のIT企業のCEO(最高経営責任者)は共和党保守本流ですが、バイデン氏に投票したと明かしてくれました。保守派が強いコロラドスプリングに住む彼は「隠れバイデン支持者」です。

 ロイター通信とグローバル世論会社「イプソス」による共同世論調査(20年10月29日〜11月2日実施)では、トランプ大統領の共和党内の支持率は87%です。一方、不支持率は12%で、この中に上のCEOのような「隠れバイデン支持者」が含まれています。

 さらに、バーニー・サンダース上院議員(無所属・東部バーモント州)の支持者の動向も看過できません。前回の米大統領選挙では、「ヒラリー嫌い」のためにトランプ氏に投票をしたサンダース支持者がいたからです。

 2月に西部ネバダ州ラスベガスで行われたサンダース氏の集会に参加した熱狂的な支持者の白人女性が、バイデンに投票したというメールを筆者にくれました。

 前回の選挙では「隠れヒラリー」は存在しませんでいた。今回の選挙では、「隠れバイデン票」とサンダース支持者の票が確実にバイデン氏に流れます。

バイデン陣営の警告
 バイデン陣営のジェン・オマリー・ディロン選対本部長は投票日の前日、SNSを通じて支持者に「フロリダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州の結果が出た時点で、トランプは勝利宣言を行うかもしれない」と指摘したうえで、「勝利は真実ではない」と警告を発しました。4年前の悪夢がよみがえり、トランプ大統領の「勝利宣言」を信じてしまうバイデン支持者がいるかるからです。

 ノースカロライナ州の投票所は東部時間の午後7時30分に閉まります。この時点でテキサス州、ペンシルべニア州、アリゾナ州などで投票がまだ行われています。アイオワ州及びネバダ州は東部時間の午後10時まで投票ができます。トランプ大統領の勝利宣言の意図は、バイデン支持者の投票意欲を低下させることです。

 さらに、ディロン選対本部長は、バイデン氏が過半数の選挙人「270」を獲得するための選択肢を3つ挙げました。第1は、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウイスコンシン州の3州を奪還することです。第2は、ノースカロライナ州及びフロリダ州のサンベルトで勝利を収めることです。第3に、共和党の牙城であるジョージア州とアリゾナ州に穴をあけることです。

 バイデン氏は投票日前の2日間、ペンシルべニア州で選挙運動をしました。おそらくバイデン陣営は、第1の選択肢をとったフシがあります。

6164名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:50
>>6163

11月3日の注目点
 まず、開票結果が早く判明するフロリダ州に注目します。仮にトランプ氏が同州で敗れると、バイデン氏は一気に「王手」をかけることになるからです。

 次に、ジョージア州及びテキサス州の結果をみます。トランプ大統領が共和党の牙城である両州で取りこぼしをすると、たとえフロリダ州で勝利を収めても、再選が困難になるからです。トランプ氏にとって、ジョージア州並びにテキサス州での勝利が大前提です。

 さらに、激戦6州に含まれているノースカロライナ州及びアリゾナ州の結果にも注目です。もしこの2州の内のどちらかをトランプ氏が落とすと、バイデン氏は有利に戦いを進めることができるからです。

 一方、激戦6州の中で、ペンシルべニア州、ミシガン州及びウイスコンシン州は投票結果が遅れるので、3日に結果が出ない公算が高いです。トランプ氏は特にミシガン州とウイスコンシン州で苦戦を強いられています。

 従って、ディオン氏が指摘したように、トランプ氏はフロリダ州、ジョージア州及びノースカロライナ州で勝てば、強引に「勝利宣言」を行う可能性があります。逆にトランプ氏はこの3州の内の2つ落とせば「勝利宣言」ができないでしょう。

海野素央 (明治大学教授 心理学博士)

6165名無しさん:2020/11/05(木) 21:24:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/39537419606e984f6b8741485796ca523ef5d340
バイデン氏“あと1州”に迫る、トランプ氏は期日前投票に強い不満
11/5(木) 9:56配信

 アメリカ大統領選で民主党のバイデン候補は中西部の激戦州2つを相次いで制し、当選に必要な選挙人の過半数獲得に向け残り6人となっています。

 「私は勝利を宣言するためにここにいるわけではありません。全ての開票が終われば、我々が勝利すると確信している」(民主党 バイデン候補)

 バイデン氏は中西部ウィスコンシン州とミシガン州を制したことで選挙人264人を獲得し、過半数の選挙人270人まであと6人に迫っています。大接戦で勝敗が判定できない西部ネバダ州、東部ペンシルベニア州、そして南部のジョージア州、ノースカロライナ州の4州のうち1つでも勝利が確実になれば次の大統領に当選します。

 こうしたなかトランプ大統領は4日、期日前投票の開票が進むにつれてバイデン氏の得票数が伸びたことに納得がいかないようで、ツイッターで「昨夜、多くの州で私がリードしていたのにリードが魔法のように消え始めた」などと主張。さらに先ほど「既に、大統領選挙自体に損害が与えられている」と投稿し、期日前投票の開票が進められたことに強い不満を示しました。

 一方、アメリカメディアによると、首都ワシントンのホワイトハウス周辺で4日未明、女性1人と男性2人が刺される事件がありました。3人は、トランプ大統領を支持する極右組織「プラウド・ボーイズ」のメンバーを自称し、人種差別への反対を訴えるBLM運動の参加者に刺されたと主張しているということです。ただ、警察は3人がメンバーかどうか、確認できないとしています。(05日09:16)

https://news.yahoo.co.jp/articles/59ebd2b3db386a33945561e8c55cd6a9051ad3a0
米最高裁に最終的な決定権なし?トランプ氏法廷闘争の根拠は
11/5(木) 12:16配信

 接戦となっている米大統領選を巡り、共和党候補のトランプ大統領は最高裁への提訴意向を示したものの、法律の専門家からは最高裁が最終決定者になることはないのではないかとの見方が出ている。
 トランプ大統領は4日未明、依然として結果が判明していない大統領選を巡り、最高裁に持ち込むと述べた。米国の投票プロセスに対する異例で裏付けのない攻撃だ。
 しかし法律の専門家は、2020年の大統領選を巡り、最高裁が最終決定者になる可能性は低いと指摘する。
 ロイターの法律担当記者、ヤン・ウォルフはこう語った。「選挙法で『訴訟のマージン』という用語があるが、これは裁判所が決定者となるには、選挙が非常に接戦となる必要があるという意味だ。そして現時点ではそのような状況にあるかどうかは明らかではない。(2000年の)ブッシュ氏とゴア氏による大統領選では、フロリダ州の票差が極めてわずかだった。今回はバイデン氏が、勝利するのに十分な数の州を制するかもしれず、そうなればトランプ氏が訴訟を通じて勝利する方法はなくなる」
 「最高裁がこの選挙に関与するには、ある種の法的な重要論点がなければならない。集計を早期に停止しよう、というのはそれに当てはまらない。トランプ陣営は、ペンシルベニア州で11月3日以降に到着する投票用紙は現時点では集計すべきでないという主張で、最高裁の関心を引いた。ペンシルベニア州はこれらの投票を集計する方針を維持したままだ。しかし判事4人は後で再検討する可能性に関心を示した」
 トランプ陣営は4日、ミシガン州での集計停止を求める訴訟を提起したと発表。同州ではバイデン氏が僅差でリードしている。
 ウォルフ記者は、さらに多くの訴訟が提起される可能性があると指摘した。「もっと多くの訴訟が起こると思う。しかしおそらく最高裁は今回の選挙で決定を下すことに消極的だ。最高裁のロバーツ長官は、政治的な論争を最高裁から外す傾向がある。2000年の「ブッシュ対ゴア」では共和党が任命した5人の判事が事実上、共和党の大統領に勝利を与えたことになり、それが最高裁の正当性を損ねたことをロバーツ氏は理解している」
 4日時点では、バイデン氏はトランプ氏に対してリードしているようだ。また法律専門家は、バイデン氏がペンシルベニア州で勝利しなくても270人の選挙人を獲得すれば、同州を巡る法廷闘争の可能性は低下するとみている。

6166名無しさん:2020/11/05(木) 21:25:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b3cc3505706e95c843029f7cd227ab49ae01c0e
逆転の切り札はあの判事 米大統領選
11/5(木) 12:01配信

トランプ陣営が提訴した目的、いったいどのようなシナリオを描いているのか。

今回、提訴した先は、州の地方裁判所。

ここで決着しない場合に、最終的に、連邦の最高裁が判断することになるが、ここで9人いる判事がポイントになってくる。

大統領選直前に、世論の批判を押し切ってトランプ大統領が指名したエイミー・バレット氏の就任で、共和党寄りの保守派が6人となっていて、トランプ大統領再選に有利な判断が出る可能性が高い。

対するバイデン陣営は、すでに大物弁護士らのチームを編成して、徹底的に対抗する構え。

万が一、大統領就任式の2021年1月20日まで何も決まらない場合、その後は、ペロシ下院議長が大統領代行となる可能性も出てくる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de8c4166072501fe39d12887f85f7d9d0c8c5400
米連邦・州議会選挙、LGBTQの候補が相次ぎ歴史的勝利
11/5(木) 9:16配信

[ロンドン 4日 ロイター] - 3日に行われた米国の連邦および州議会選挙では、LGBTQ(性的少数者)の候補が相次いで歴史的な勝利を収めた。デラウェア州では、心と体の性が一致しないトランスジェンダーであることを公表している候補が全米で初めて州議会上院選で勝利した。

LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)などの候補を支援するLGBTQビクトリー・ファンドによると、LGBTなどの立候補者は過去最多の574人に上り、これまでに少なくとも117人の当選が判明した。

デラウェア州議会上院議員に当選したサラ・マクブライド氏(30)はツイッターで、自身の勝利が「LGBTQの子供に対し、米国の民主主義は彼らを受け入れるのに十分な大きさがあることを示す」と願っているとコメントした。

カンザス州議会下院選に当選し、全米で初めてのネーティブアメリカンでトランスジェンダーの州議会議員となったステファニー・バイアーズ氏(57)はトムソン・ロイター財団に対し「LGBTQの人たちにとっては非常に意義が大きい出来事だ」と指摘。

「選挙に立候補してもジェンダーだけが注目されることはもはやなく、LGBTの問題以外にも幅広い選挙活動を行っていると気付いてもらえるようになった」と述べた。

連邦議会の下院選に当選したリッチー・トーレス氏とモンデール・ジョーンズ氏は、それぞれ初のアフリカ・ヒスパニック系と黒人のゲイの議員となった。

このほか、オクラホマ州議会選では、男性でも女性でもないと公表しているモーリー・ターナー候補が当選し、同州初のイスラム教徒の州議会議員となった。

*写真を追加して再送します。

6167名無しさん:2020/11/05(木) 21:28:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3afc854027b3c2f9415be94cb78764f5a0c88059
NYで抗議デモ「全票を数えろ」 集計停止求めるトランプ氏に
11/5(木) 9:57配信

 【ニューヨーク共同】米大統領選の開票作業が進む中、ニューヨーク中心部で4日、郵便投票の集計停止を求める共和党のトランプ大統領に抗議する集会が開かれた。参加した数百人は「全ての票を数えろ」と気勢を上げ、5番街を数キロにわたってデモ行進した。

 集会参加者は公共図書館前から歩道まで一帯を埋め尽くし「トランプは出て行け」「国民が投票し、国民が決める。それが全てだ」などと訴えた。トランプ氏に似せた仮装で「トランプを落選させろ」と書いたプラカードを持った人も。

 主催した市民団体のトラビス・モラレスさんは「トランプ氏とペンス副大統領は直ちに出て行け」と語気を強めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9e8cc94f2059b11406e595f037297c49f4ce656
バイデン氏が過半数に王手 次の注目は南部ジョージア州
11/5(木) 10:42配信

 開票作業が続く米大統領選は、AP通信によると民主党のバイデン前副大統領が264人の「選挙人」を獲得し、勝利に必要な過半数の270人まで残り6人と迫っている。早ければ日本時間の昼前にも開票結果を出す見通しの南部ジョージア州(16人)に注目が集まっている。

 バイデン氏は、4日午後(日本時間5日朝)までに激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州での勝利を確実にした。残るのはジョージア、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ネバダ、アラスカの5州。このうちアラスカ以外のいずれかひとつでも獲得すれば、過半数の270人に達する見通しだ。大統領選は各州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「選挙人」のうち、過半数を獲得すれば勝利する。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/4fa198ae0c815e14905158a281061642a10395bb
バイデン氏、大統領選史上最多票 7千万超、高投票率が影響
11/5(木) 13:37配信

 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補バイデン前副大統領の得票が4日までに歴代大統領選で初めて7千万票を超え、史上最多となった。開票は続いており、さらに増えるのは確実。これまでの最多記録は民主党のオバマ前大統領が初当選した2008年選挙で、約6950万票だった。

 今回は関心が高まった上、新型コロナ対策から郵便投票の利用が拡大し、投票率が大幅に高まる見込み。フロリダ大のマクドナルド教授は1900年より後の大統領選で最高の66.9%になると分析している。

 米メディアによると、4日夜時点で、バイデン氏の得票は約7140万票、トランプ氏の得票は6790万票超。

6168名無しさん:2020/11/05(木) 21:31:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/a44c5584ef12abf7a9e966abfd2030b628a5d1c5
トランプ氏「不正」主張 敗北拒否へ布石か 米大統領選
11/5(木) 13:32配信

 【ワシントン時事】3日投票の米大統領選に関し、トランプ大統領は4日、ツイッターに「多数の票が秘密裏に廃棄されたと広く報じられている」と書き込み、不正が行われたとの見方を示した。

 集計の結果、民主党のバイデン前副大統領の選挙人獲得数が過半数に達した場合に、「不正があった」として敗北受け入れを拒む布石とみられている。

 トランプ氏は「大統領選自体の信頼性が傷ついている」とも投稿した。トランプ氏はかねて、新型コロナウイルスの感染拡大で郵便投票が大幅に伸びたことで「不正が増える」と根拠を示さず主張。投稿に先立つ4日の演説でも「最高裁へ行くことになるだろう」と述べ、結果次第で法廷闘争に持ち込む構えを示していた。

 一方、バイデン氏は4日、記者団に「ここで勝利は宣言しないが、集計が終われば私が勝者になると確信している」と強調した。トランプ陣営は投票日を過ぎて選管に到着した票を集計対象としないよう求めているが、バイデン氏は「すべての票を集計すべきだ。何者もわが国から民主主義を奪ってはならない」とけん制した。

 反トランプ派は、トランプ氏が敗北後も「居座り」を決めた場合、抗議行動を繰り広げると予告。米紙USAトゥデー(電子版)によると、今週末までに100件以上の集会やデモが計画されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/834c09c6f33ae37993a7880bfd1678fdfd12ac00
木村太郎氏、とくダネ!での“白旗”から一転…アリゾナにトランプ票?「少し明るくなった」
11/5(木) 12:44配信

 ジャーナリストの木村太郎氏が5日、フジテレビ系「バイキングMORE」で、トランプ氏有利な情報があるとして明るさを取り戻した表情を浮かべた。

 番組では米国大統領選を特集し、木村氏は朝の「とくダネ!」に続いて出演した。

 「とくダネ!」から票の動きはないものの、木村氏は「今、アリゾナが今ちょっと、ぼくの嬉しい気持ちの中に入ってきつつある」と嬉しそうな表情を浮かべた。

 その理由について「アリゾナの集票から、いきなり6万4000、得たいのしれない票が出てきたって話があって。多分当日票だからトランプ票じゃないかって」と喜々として話し「これが変わってくると、流れががらっと全部変わってくると、ぼくなりに期待している」とコメントした。

 この嬉しそうな木村氏へ、横に座る弁護士の北村晴男氏は「ずっと(木村氏は)明るい」と言うと、木村氏は「今朝の番組は暗かったけど、バイキングは少し明るくなった」と「とくダネ!」での“白旗”から一転、状況が変わる可能性がでてきたことに笑顔を隠せなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/48efa2cfd889163d067de6ed676148b99d789467
トランプ大統領支持者が開票妨害 分断拡大も...混乱の大統領選
11/5(木) 16:24配信

開票初日から一夜が明けたアメリカ。

次の大統領が決まらないまま、国内の分断は、さらに深まりを見せている。

マスク姿の市民たちが、窓ガラスをたたいて抗議する異様な光景。

ここは、激戦州の1つ、ミシガン州デトロイトの開票所。

地元メディアなどによると、開票作業を見守るため、およそ30人が集まったものの、入場が認められなかったため、ガラス窓をたたいたり、大声を上げるなどして開票作業を妨害。

警察官が出動する騒ぎとなった。

大半が、トランプ大統領を支持する有権者とみられている。

そのミシガン州および、同じく激戦州のウィスコンシン州では、民主党のバイデン氏が勝利を確実にし、当選ラインの選挙人270人に迫る情勢。

激戦州での逆転勝利を受け、バイデン氏は、新大統領への自信を示した。

米民主党・バイデン大統領候補「長い夜が明け、われわれが過半数を得るため、必要な州で勝利しているのは明らかだ」

対するトランプ陣営が、郵便投票の集計中止などを求め、提訴の動きに出る中、それに反発する市民の動きも活発化している。

デモの参加者は、すべての票をカウントしろと口々に叫んで行進を続けている。

ニューヨークでは、開票の続行を求めるバイデン支持者たちが、アメリカ国旗を振りながらデモ行進。

すると、自転車に乗って警戒にあたっていた地元警察との間で衝突も発生。

こうした混乱に対し、全米各地で緊張が高まっている。

6169名無しさん:2020/11/05(木) 21:34:03
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/2020-election-factcheck
米大統領選「郵便投票で機械的に製造されたバイデン票が発見された」は誤り。アメリカで検証済みの情報が日本でも拡散
アメリカ国内で11月1日までにファクトチェックされていた誤った情報が日本で拡散している。インフルエンサーもシェアしているが、注意が必要だ。

by Yuto Chiba
千葉 雄登 BuzzFeed News Reporter, Japan

「郵便投票で機械的に製造されたバイデン票が発見された」という動画がTwiitterで拡散されている。

「投票用紙が郵送された時点でバイデンにチェックがしてあり、白紙投票すれば全部バイデンの票になる。
適当にサインするだけで、存在しない人間でもバイデンに投票できる状態」

「そのまま送ったらバイデン、他にチェックを入れても、二重チェックで無効票になる。
従ってバイデン以外の票がゼロになる」

このように投稿した人物は動画と共に発信しているが、この情報は誤りだ。

BuzzFeed Newsはファクトチェックを行った。

発信元はニューヨーク、選挙管理委員会は否定
「郵便投票で機械的に製造されたバイデン票が発見された」とする動画は11月5日14時の段階で1万回以上リツイートされている。

拡散されている動画は10月31日(日本時間)にアメリカ・CNBCでコラムニストを務めるジェイク・ノバック氏がTwitterに投稿したもの。

ノバック氏はこの動画は「10月28日にクイーンズ区(NY州)の男性が郵便で受け取った投票用紙を調べているビデオ」であるとしている。

また、ノバック氏はこの動画を投稿する前日にも「クイーンズ区の数人の住民が、ジョー・バイデンのために記入済みの投票用紙を受け取り、それを選挙管理委員会に送り返すように言われています。これは明らかに違法です」と投稿している。

ニューヨーク州の選挙管理委員会はノバック氏のツイートに「実際には手で記入したように見えます。以前にも述べましたが、このようなことが起きているという報告は受けていません」と返信。

「このような虚偽の主張を続けることはあまりに無責任です。私たちは、空白の不在者投票を受け取った有権者と直接連絡を取りました。 これは真実ではありません」

選挙管理委員会はこの動画は事実ではないと真っ向から否定している。

しかし、こうした選挙管理委員会からの指摘にノバック氏は「これは機械か何かの自動ハンコだった」と主張し続けている。

この情報はドナルド・トランプ大統領の息子、エリック・トランプ氏によっても拡散されている状態だ。

映像に映った記入済み投票用紙、持ち主は特定済み
ニューヨーク州の選挙管理委員会はファクトチェックを実施している非営利団体・Factcheck.orgのインタビューに対し、この投票用紙の持ち主を投票IDから特定し、一部始終を把握することができたと明かした。

動画に映っている投票用紙の持ち主は、カリフォルニア州で不在者投票を依頼した有権者だという。

選挙管理委員会によると、有権者は白紙の投票用紙を受け取り、誰に投票するか記入した。しかしその後、投票用紙が送られてきた際に使用されていた封筒に、誤って記入済みの投票用紙を入れて投函してしまった。

その封筒には有権者の住所しか記載されていなかったため、記入済みの投票用紙が元の住所へと返送されていた。

なお、選挙管理委員会はなぜこの投票用紙が動画の投稿者の手へと渡ったのかは不明としている。

6170名無しさん:2020/11/05(木) 21:34:13
>>6169

日本のインフルエンサーも拡散
この情報はアメリカ国内では11月1日(日本時間)の段階ですでにファクトチェック済みだが、日本国内にはファクトチェックされた情報は伝達されず、誤った情報だけが5日早朝から拡散されている。

2万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーもこの情報を真偽不明であるとしつつ拡散。また、その投稿を23万人以上のフォロワーを持つ別のインフルエンサーがリツイートしたことで、誤った情報が一人歩きしている。

情報を拡散する際にはそれが事実に基づくものであるかどうかを踏まえる必要がある。真偽不明な情報を拡散する場合は注意深く行う必要がある。

BuzzFeed JapanはNPO法人「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ)のメディアパートナーとして、2019年7月からそのガイドラインに基づき、対象言説のレーティング(以下の通り)を実施しています。

ファクトチェック記事には、以下のレーティングを必ず記載します。ガイドラインはこちらからご覧ください。なお、今回の対象言説は、FIJの共有システム「Claim Monitor」で覚知、参考にしました。

また、これまでBuzzFeed Japanが実施したファクトチェックや、関連記事はこちらからご覧ください。

正確 事実の誤りはなく、重要な要素が欠けていない。
ほぼ正確 一部は不正確だが、主要な部分・根幹に誤りはない。
ミスリード 一見事実と異なることは言っていないが、釣り見出しや重要な事実の欠落などにより、誤解の余地が大きい。
不正確 正確な部分と不正確な部分が混じっていて、全体として正確性が欠如している。
根拠不明 誤りと証明できないが、証拠・根拠がないか非常に乏しい。
誤り 全て、もしくは根幹部分に事実の誤りがある。
虚偽 全て、もしくは根幹部分に事実の誤りがあり、事実でないと知りながら伝えた疑いが濃厚である。
判定留保 真偽を証明することが困難。誤りの可能性が強くはないが、否定もできない。
検証対象外 意見や主観的な認識・評価に関することであり、真偽を証明・解明できる事柄ではない。

6171名無しさん:2020/11/05(木) 21:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/11c13a6fa21db4418173a4f59d256a05e12770be
「ウィスコンシン州で投票率が100%を超えた」はデマ。当日に有権者登録が可能、保守系メディアも否定
11/5(木) 11:35配信

アメリカ大統領選では、激戦州の一つであるウィスコンシン州でバイデン氏の勝利が確実な情勢だ。開票終盤には、バイデン氏の得票が急増したことで「投票率が100%を超えた」などとする情報が日本のTwitterでも拡散された。

しかし、ウィスコンシン州の選挙管理委員会のほか、保守系のFOXニュースなどが相次いでこの疑惑を否定している。

怪しいので州兵が参加?保守系ニュースも否定
拡散されたのは、ウィスコンシン州の開票作業で『突如謎の12万票が追加された』『投票率が100%を超えた(200%とも)』『怪しいので州兵が集計に参加』などといったものだ。ツイッターの情報をもとに、まとめブログが掲載したことで広まったとみられる。

この情報は誤っている。ウィスコンシン州選管は公式Twitterで「ウィスコンシン州は当日の有権者登録が可能です。いくつかの地域が非公式で報告している有権者数は正確ではありません」と指摘。「登録有権者よりも多くの票が投じられることはありません」とした。

保守系ニュースのFOXも「登録有権者数よりも多くの票が投じられたという人がいるが真実ではない。この州は360万人の有権者がいて、330万の投票があった。ウィスコンシンは当日の有権者登録も認めている」と説明している。

また、『突如』バイデン氏の得票が増えたことに関しても次のように解説している。

「ミルウォーキーとケノーシャでは夜を徹して開票作業が進められた。この2つは中央で不在者投票分をカウントする方式をとっていて、全てが集計されるまで得票にカウントされなかった。ミルウォーキーの作業が終わったのは(現地時間の)午前3時ごろだ」

このうち、バイデン氏が強いとされるミルウォーキーでは16万9000を超える不在者投票があったという。

「怪しいので州兵が介入」も不正確。FOXは州兵が開票作業に加わったことを伝えているが、不在者投票分の一部に誤植があり、作業が遅れる見通しのため、補助に入っているとのことだ。記事には「怪しい」という記述はなく、後から主観的に付け加えられたものだ。

また、これらのデマを投稿したツイートの一つには、ツイッターから「誤解を招いている可能性があります」とラベルが貼られている。

トランプ陣営はウィスコンシン州の結果について、票の数え直しを求めている。

ハフポスト日本版

6172名無しさん:2020/11/05(木) 21:35:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/03b3b84b148e6758191eea87253c9b9df939ec5c
アングル:不安と不信と分断と、米大統領選に疑心暗鬼の有権者
11/5(木) 14:44配信

[デトロイト 4日 ロイター] - まれにみる激戦となった米大統領選は、投票締め切りから1日を経過した4日になっても結果が判明せず、共和、民主両党の有権者はいずれも疑心暗鬼になっている。

共和党候補のトランプ氏は4日、まだ複数の州で集計作業が終わっていないにもかかわらず一方的に勝利を宣言し、民主党候補バイデン氏の支持者の反感を買った。

バイデン氏の支持者は、トランプ氏は敗北しても結果を受け入れないのではないかと懸念を強めている。一方、トランプ氏の支持基盤である有権者の間では、選挙で不正が横行したとの根拠のない主張が広がっている。

ノースカロライナ州の銃所有権運動活動家でトランプ氏に1票を投じたジミー・ボイドさん(48)は「選挙は不正がはびこっている」と話した。地元の武装集団とかかわりのあるボイドさんは「左翼が都市全体を破壊」し、右翼の活動家は「人種差別主義者で恐ろしい異端」というらく印を押されてしまうのではないかと危惧している。

バイデン氏に投票したペンシルベニア州ベスレヘムのジュディー・モウエリーさん(60)も対立する政治勢力間の暴力沙汰を心配する。「たとえバイデン氏が勝っても―そうなるだろうと思っているけれど、―国としては敗北だ。思っていた以上に私たちの分断は進んでいる」と述べた。

デトロイトでは、共和党員がほとんどを占める選挙監視人約30人が、新型コロナウイルス感染阻止のための人数制限を理由に集計所に入るのを禁止され、緊張感が一気に高まった。監視人の動きを阻止するために警察が呼ばれた。

入場を阻止された人々の多くは会場の外で抗議の声を上げたり、「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌ったりした。また共和党員の監視人の中には、近くで輪になって祈ったり、「投票を止めろ」、「集計を止めろ」などのスローガンを叫ぶ人々もいた。

投票日から緊張状態が続き、耐えられなくなった人もいる。

オハイオ州コートランドのタニア・ボイチャクさん(39)は「トワイライトゾーンみたいだ」と話した。激戦州の結果が徐々に判明するのを見ながら、自宅でコーヒーを17杯も飲み、落ち着きなく歩き回っていることに気づいたという。

「トランプは恐ろしいし、早過ぎる勝利宣言にはぞっとした」という。ボイチャクさんは共和党員だが、今回はバイデン氏に投票した。

法律専門家によると、遅れて届いた投票用紙を集計に加えるかどうかなど、多くの問題を巡って州ごとに訴訟が起こされ、作業は進んでいない。

<広がる抗議活動>

集計作業を停止しないよう求める抗議活動が、カリフォルニア州オークランド、ペンシルベニア州ハリスバーグ、アトランタ、デトロイト、ニューヨーク市などで起きている。

ニューヨーク市では数百人がマンハッタンのミッドタウンでデモを行った後、ワシントン・スクエア・パークで集会を開き、米国の国旗や「最後の1票まで数えろ」と書かれたプラカードを振った。

学生のメイラ・ハリスさん(26)は「私たちの民主主義が確実に続くようにするのは非常に重要なことだ。今回の選挙はとても強い不安を引き起こした」と話した。

首都ワシントンのホワイトハウス周辺では、トランプ氏支持の極右組織「プラウド・ボーイズ」のメンバー3人が刺される事件があった。被害者は犯人が「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」と書かれたマスクをしていたと主張しているが、警察は確認が取れていない。

<緊張に背を向け畑仕事>

オハイオ州ギブソンバーグのトム・ヨンカーさん(74)はトマト畑の世話をすることで、選挙の開票結果を報じるテレビ番組を見ないようにした。地元の選挙委員会の委員を34年間勤め、自分の受け持ちの集計を終えてから数時間眠っただけだ。

バイデン氏に投票したヨンカーさんは「複雑な気持ちだ。シーソーに乗り、上がったり下がったりしているようだ。圧倒的勝利になると思っていたら、接戦になっている」と話した。

ペンシルベニア州マコネルズバーグの弁護士、スタンレー・カーリンさん(66歳)はトランプ氏に投票した。まだ数え終わっていない同州の大量の票が正確に集計されるとは確信が持てないが、それでもまだ多くの票が集計されておらず、トランプ氏の勝利宣言は早過ぎた、と話した。

旅行代理店を経営するアリゾナ州のマリッサ・ルトゥラールデさん(32)は、大統領選が僅差の結果になれば、党派にとらわれず、イデオロギーを統一する流れが進むと期待する。「ある程度正気や仲間への敬意を回復できると思う。再び礼節を取り戻し、違う考え方をお互いに尊重する必要がある」と話した。

(Michael Martina記者 Heather Timmons記者 Ernest Scheyder記者)

6173名無しさん:2020/11/05(木) 21:36:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e6669ba94e9e09ba03e363ec8273db45dc5d91a
【米下院選】陰謀論の「Qアノン」議員が続々誕生
11/5(木) 17:27配信

<大統領選と同時に開催された連邦議会・州議会選挙で、Qアノン信奉者数人がれっきとした政治家デビューを果たした>

米大統領選挙と同時に実施された連邦下院議員選挙で、陰謀論を唱える「QAnon(Qアノン)」を支持する複数の人物が当選を確実にした。これで遂に、Qアノン信奉者から正真正銘の「政治家」が誕生することになる。【イワン・パーマー】

ジョージア州第14選挙区での当選を確実にしたのは、マージョリー・テイラー・グリーン。過激な陰謀論のみならず、人種差別や反ユダヤ主義、イスラム嫌悪などにも支持を表明してきた、Qアノン信奉者の中で最も有名な人物のひとりだ。同選挙区での対抗馬だった民主党候補が9月に選挙戦から撤退したため、不戦勝となった。

彼女は2017年8月にフェイスブックに投稿した動画の中で、「今こそ、サタンを崇拝する小児性愛者たちを追放するまたとないチャンスだ。私たちにはそれができる大統領がいる」と述べていた。Qアノンはドナルド・トランプ米大統領が「ディープステート(アメリカを動かす影の政府)」やサタン崇拝の小児性愛者たちと密かに戦っていると主張している。

<公用車にスローガンのステッカー>

選挙活動中、グリーンに対しては、Qアノンへの支持やこれまでの人種差別的な発言についての質問が寄せられた。後にグリーンは、反ユダヤ主義に基づくとみられる過激な陰謀論から距離を置き、FOXニュースに対して、Qアノンについて独自に調べたところ「デマ情報」があったと述べ、「(Qアノンとは)別の道を行く」ことにしたと語っていた。

今回の選挙では、Qアノンの陰謀論を受け入れるか少なくとも否定しない候補者がほかにも数十人いたが、当選したのは数人だった。

そのひとりが、共和党のエリック・バーセル上院議員(現職)だ。バーセルは公用車に「#WWG1WGA」――Qアノンのスローガン「Where we go one, we go all(我々はひとつになる場所に共に向かう)の略――というステッカーを貼っていたことが物議を醸したが、なんとか再選を果たした。

バーセルは9月に、このステッカーを車に貼っていたことについて釈明。Qアノンが唱える「サタンを崇拝する小児性愛者たちの秘密結社」などの「過激な陰謀論」は支持していないが、「政治の腐敗を阻止し、政府に説明責任を求め、個人の自由を守る」など彼らが掲げる一部の主張は支持していると述べた。

同選挙区の民主党候補ジェフ・デマレイは、バーセルは「極右の常軌を逸した陰謀論」とつながりがあり、上院議員にふさわしくないと主張。「選挙で選ばれた人物が、公用車を使って有害な議論や情報をまき散らしている」と述べ、「そんな人物に、公職に就く資格はない」と主張した。

6174名無しさん:2020/11/05(木) 21:36:55
>>6173

<Qアノンの陰謀論とは距離を置く姿勢>
保守系メディアのリパブリカン・アメリカンによれば、バーセルは自分とQアノンとの関係について、選挙当日には有権者たちが「否定的な情報ばかりに目を向けない」よう願っていると語っていた。

テネシー州議会下院選挙の第57選挙区では、共和党の現職であるスーザン・リンが無党派のトム・ソテックが圧勝する見通しだ。

リンは、星印を使って書かれた「Q」の文字の下に「WWG1WGA」のスローガンが記された旗の写真を、フェイスブックのカバー写真として使っていたことが判明。さらに彼女は#WWG1WGAのハッシュタグを使って複数のツイートを投稿しており、またQアノン信奉者がよく使うもう一つのフレーズ「#TheGreatAwakening(大いなる目覚め)」のハッシュタグを含むツイートをシェアしたこともあった。

彼女は9月にAP通信の取材に対して、Qアノンの陰謀論を支持してはいないと語っている。「ここはアメリカだ。何をツイートしようが、リツイートしようが、私の自由だ」と彼女は述べた。「これが問題視される理由がわからない。私はQアノンが展開する運動には関与していない」

<「信奉者」は否定>

コロラド州第3選挙区では、民主党のダイアン・ミッチ・ブッシュ候補が敗北を認め、Qアノンの陰謀論について肯定的な発言をしてきた共和党の極右候補ローレン・ボーバートが当選を確実にした。

ボーバートは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて同州が決定したロックダウンのガイドラインに背き、自身が経営するレストランの営業を続けていたことでも物議を醸した。彼女は6月にオンラインメディア「スティール・トゥルース」の番組に対して、「これまでQについて聞いたこと全てが、本当であることを願っている」と述べていた。同番組はQアノン信奉者を公言するアン・バンダースティールがホストを務めている。

だがその後、ボーバートは何度もQアノンと距離を置こうと試み、本誌に対しても「これまで何度も公に述べてきたが、私はQアノンの信奉者ではない。あなた方やほかの人々が、どうしても私をQアノンと関連づけようとしているだけだ」と語った。ボーバート陣営の広報担当も、「ローレンは何度も、自分はQアノン支持者ではないと明言している」と説明した。

6175名無しさん:2020/11/05(木) 21:37:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17b5b7f47c5068047dac2cbd2f2ef70982aa785
ランプの誤った「勝利宣言」に身内の共和党から批判噴出
11/5(木) 14:00配信

11月3日に行われた米大統領選は、いまだ一部の州で開票作業が続けられており、数えられていない票は数百万にのぼっている。

それにもかかわらず、ドナルド・トランプ大統領は自らが「民主党のジョー・バイデン候補を破り、勝利した」との“誤った主張”を続けている。また、4日には複数回にわたり、怒りをかき立てるようなコメントをツイッターに投稿している。

こうしたトランプの速断に過ぎる“勝利宣言”と扇動的な発言に対して、共和党の著名議員や保守派の批評家などの間からも非難の声があがっている。

大統領自ら陰謀説を拡散

トランプは3日夜遅くに開いた記者会見で、「率直に言って、私たちは選挙に勝った」と何の根拠もなく発言。その後ツイッターにも、「“投票が終了した後も”投票が行われていた」、民主党は「すべての票を数えることで選挙を“盗もうとしている”」など根拠のない陰謀説を投稿している。

これに対し、選挙前に行われた大統領候補者討論会でトランプの事前の準備を手伝っていたクリス・クリスティ前ニュージャージー州知事(共和党)は米ABCに対し、「(トランプが)そう主張する根拠はまったくない」とコメント。

トランプは「再選された」と性急に過ぎる主張をすることで、「自らの信頼性を自分自身で損なっている」と指摘した。

相次ぐ批判

ジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)は、トランプの“宣言”は「恥ずべきもの」であり、「大統領の発言のなかで最も無責任なものだ」と発言。メリーランド州のラリー・ホーガン知事は、宣言は「“言語道断、不要な行動であり、とんでもない間違いだ」「大統領は、彼自身の最悪の敵になることがある」と述べている。

リック・サントラム元上院議員(ペンシルベニア州選出、共和党)はCNNに対し、大統領の主張に「非常に心を痛めている」と語った。トランプが「票の集計を行っている人たちが不正をはたらいている」と示唆していることは「間違っている」との見方だ。

「忍耐は美徳だ」とも
また、今回の選挙で再選を果たしたイリノイ州のアダム・キンジンガー下院議員はツイッターに、「投票は集計され、あなたは勝つか、あるいは負ける。そして、米国はそれを受け入れる。忍耐は美徳だ」と投稿。

保守派の政治評論家ベン・シャピーロもツイッターで、トランプが「すでに選挙に勝った」と主張することは「非常に無責任」であると指摘している。

そのほか、Foxニュースのアンカー、クリス・ウォレスは、大統領の発言は「まさに火が付きそうなところにマッチを投げ入れるようなものだ」と述べている。

一方、バイデンはツイッターで、「この選挙の勝者を宣言するのは、私でもドナルド・トランプでもない。有権者だ」と発言。また、トランプとの法廷闘争に備え、選挙結果を守るための活動に向けて寄付を募る「バイデン・ファイト・ファンド」を設立したことを明らかにしている。

Tommy Beer

6176名無しさん:2020/11/05(木) 21:38:15
>>6175

トランプの誤った「勝利宣言」に身内の共和党から批判噴出
11/5(木) 14:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17b5b7f47c5068047dac2cbd2f2ef70982aa785

6177名無しさん:2020/11/05(木) 21:38:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/94d121a349c2804d8b5a7f80e62335dbe914fc8f
激戦州で優勢のトランプ大統領が急減速した違和感
11/5(木) 13:05配信

 ──米時間の11月3日に米大統領選の投票が行われました。ここまでの情勢を見ると、ペンシルベニアやジョージア、ノースカロライナなどの激戦州の開票結果次第という情勢です。ここまでの情勢をどう見ますか? 

 酒井吉廣氏(以下、酒井):4日の午前4時頃(米時間)までトランプ大統領がリードしていたのに、ジョージアとノースカロライナは3日深夜から約1日たってもその後の開票が進んでいませんでした。フロリダとテキサスも開票に遅れが見られました。その間に、アリゾナ、ウィスコンシン、ミシガンの開票が進みましたが、ウィスコンシンとミシガンでは、トランプ優勢が徐々にバイデン候補の優勢に変わっていきました、郵便投票の結果でしょうが、さすがに不自然に感じました。

 トランプ大統領も黙っていないでしょうから、2000年の時のブッシュVSゴアと同じような再集計を州規模でやるか、最高裁判断になると思います。既に、ウィスコンシンには再集計を、ミシガンは集計そのものが不自然だと訴えました。トランプ大統領は当初、最高裁に対して4日の午前4時時点で集計を止め、その時点の集計結果を開票結果にせよと要請しましたが、既にその時間を過ぎており、4時時点の票数は分かりませんから、最高裁から差し戻されたようです。

 ──大統領選の速報を見て、何か感じたことはありますか? 

 酒井:はっきり言えるのは、かなりの人が「反トランプ」だったということです。リバタリアンを主張する集団は元来、共和党の一部のような存在ですが、今回は共和党とは別に大統領候補を立て、わずかではありますが票をとっています。微妙な票争いをしている接戦ではあり得ないことです。それだけ、トランプ大統領が嫌だったのでしょう。
 
──今回の選挙を事前にはどう想定していましたか。

 酒井:前回(2016年)の流れを考えて、接戦州のうち4日未明段階で優位にあったウィスコンシン、ミシガン、ジョージア、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ネバダ、アラスカ、そしてメインのうちの1票を取って勝利。あるいは、ウィスコンシンとミシガンを落としても、それ以外で275を確保して勝利。従って、バイデン候補が敗北演説をするという流れだろうと思っていました。実際、トランプ陣営はパーティーも始めていました。

 ──バイデン候補は早々に勝利宣言を出しました。その意図は何でしょうか。激戦州での票読みが予想通り推移しているということでしょうか。

6178名無しさん:2020/11/05(木) 21:39:13
>>6177

■ やはり混乱を生み出した郵便投票

 酒井:「勝利へのパスを信じる」という主旨の話でしたから「犬笛」だったんだろうと思います。犬笛は犬にしか聞こえない周波数でなる笛のことで、政治の世界では特定の関係者にアピールする演説を指します。つまり「(これからも届く)郵便投票を待て。じっくりカウントせよ、勝ちに行くのだ」と宣言したのです。不正をしろとまで言っているかどうかはわかりませんが、楽勝でなくなったのがわかり、票のカウントを遅らせようとしたのだと思います。

 これを「犬笛」と考えないと不自然なのは、選挙翌日の未明になって、劣勢にある側の候補が、何で翌日以降の集計を信じるなどと話すのか。むしろ、自信があるなら急いでカウントせよ、と言うべきでしょう。カウントを遅らせれば、続々と郵便投票が届き、トランプ大統領も勝利宣言ができませんから。

 ──一方、トランプ大統領も勝利宣言をすると同時に、投開票の無効を訴えています。これはどういう意図でしょうか? 

 酒井:トランプ大統領は政治家を職業としていませんから、こういう時は直截的に話します。この段階では、特別な意図というよりも、素朴に自分が勝っているんだと言いたかったのだと思います。しかし、これをツイートした際、「注意」マークがつきましたね。相変わらず、プラットフォーマーは社会の仕置き人然としています。

 ──州によっては投開票がストップするなどの動きがあったようです。

 酒井:それ自体が不自然なんです。トランプ大統領は、問題は民主党の州で起こっているとツイートしましたが、今度はツイートがブロックされました。数時間後には集計はスムーズに戻ったようですが。

 ──激戦州のペンシルベニア州はどうでしょうか。

 酒井:私の記憶では、4日になる頃にはトランプ大統領が70万票リードしていて、それに対して同州にはまだ集計前の投票用紙が100万票あるから結果はわからないぞ、という反論が出ていました。ニューヨークタイムズの記者は「バイデン候補は勝つつもりだが、周囲はとても不安がっている」と言っていました。

 ところが、4日の朝10時頃になると、開票が進んでリードが60万票差に縮んでいるのに、残りが140万票と増えました。さらに、4日お昼頃には、ペンシルバニアの選挙管理委員会の責任者が「百万票以上を数十人でカウントする」と言っていました。いい加減というか、日本人の感覚ではあり得ないことです。

 集計についてもそうです。投票所は早朝になると長めの休憩を入れるのが常ですが、ペンシルバニアなど映されている集計所の様子を見ると、みなゆっくり休んでいました。その後の映像を見ても、朝食にでも行ったのか、複数のテーブルがごっそりいなくなっていました。私の記憶が正しければ、全米レベルの選挙では、特に下院選挙では集計に手間取るので4時とか5時頃に一休みして、一気に集計を終わらせようというのが普通です。いずれにせよ、手際のよい日本人ではあり得ない話です。

 選挙の仕事をした人はご存じだと思いますが、集計をする場所には余計なものを持ち込めません。偽物の投票用紙を何枚も持ち込むかもしれませんので、そこは厳しく対処します。ところが、一度、食事などに出てしまうと、そこでスマホで全体の状況を見れますね。「ならば、自分の好きな政党に勝たせたい」と思うのが人の心情です。集計時の不正はそういうところから発生する、というのが犯罪学の基本です。

6179名無しさん:2020/11/05(木) 21:39:43
>>6178

■ 地に落ちた米国の民主主義

 ──勝者が確定するまで時間がかかるとの話ですが、その理由は何でしょうか。

 酒井:このような状況で、誰が集計を信じられますか。勝てばいいけれど、負けだとなれば、再集計を含めて何か手を打つでしょう。これはどちらも同じです。特に、民主党は2000年の苦い思い出があるので、絶対に譲らないと思います。

 相手がズルをしていると思っているわけですから、それを放置することはないということです。これ自体はトランプ大統領らしい喧嘩だとでも思うかもしれませんが、バイデン候補も似たようなものだと思います。

 ──選挙は民主主義の根幹であり、米国は自由と民主主義の国として世界に評価されてきました。なぜこんな選挙になってしまったのでしょうか。

 酒井:米国の民主主義が地に落ちたということではないでしょうか。

 ──いつから米国は壊れてしまったのでしょうか。

 酒井:オバマ政権の頃から徐々にということだと思います。4年前から政治経験のない、かつ破廉恥な人間が大統領になって、政治を専門とする人々には我慢ならない状況が生まれました。そこから一段と壊れたというか、周囲が「壊れたと言うようになった」のだと思います。

 トランプ政権のレガシーの一つであるイスラエルとアラブ諸国の国交樹立も、パレスチナ問題を悪化させる、イランなどの仕返しがあるなどと言うわけですから、何をやっても壊れされたという評価になるのでしょう。

6180名無しさん:2020/11/05(木) 21:39:53
>>6179

■ 米国の分断は社会主義と資本主義の戦いに

 ──4年前の大統領選では外国の敵対勢力が選挙を妨害したとして大騒ぎになりました。今回は米国自身が自壊した印象です。

 酒井:今回もハンター氏の疑惑をロシアの偽情報だとバイデン氏は押し通しており、質問することさえ許していません。一方、米連邦捜査局(FBI)によるロシア疑惑(オバマゲート)などの調査結果は、まだ出てきていません。9月終わりだったか、トランプ大統領に批判的な元米中央情報局(CIA)長官のブレナン氏が膨大な資料を提出したことも一因だと思います。

 客観的な事実からすると、ハンター氏は父親と一緒に政府専用機で北京に行き、中国の首脳や後のビジネスパートナーと会うなどしているのですから、トランプ政権で米国が壊れたのではなく、10年ぐらい前から壊れていたのですよ。

 ──大統領選を通して、米国は保守とリベラルの分断がさらに深刻化しました。このまま分極化は加速するのでしょうか。それとも、次の大統領の下で国の融和が進むのでしょうか。

 酒井:もともと分断がありましたし、今回は社会主義と資本主義の戦いでもあります。バイデン候補は勝利のためにサンダース上院議員に魂を売った。そもそもは、サンダース候補の方が強い候補で、賛同者も多く、今では民主党の中心的な集団になりつつあります。3月から突然流れが変わったのは、民主党として社会主義者を自負する人間では勝てないと思ったからでしょう。

 私の知る限り、1980年の予備選でもカーター大統領に挑んだテッド・ケネディ上院議員が重鎮らの説得で予備選から撤退しています。民主党はそういう党なのかもしれません。

 一方、前回のことを考えれば、サンダース上院議員を無視するとまた負けてしまいます。「社会主義」や「共産主義」というイデオロギーは、戦前の日本のゾルゲ事件などを見ても分かるように、関わっている人間たちは狂信的な思想に染まっている場合も少なくありません。分断が進むのは当然ではないでしょうか。

 ──国の団結を進めるには何が必要でしょう? 

 酒井:バイデン候補が勝つと、サンダース上院議員の一派が、オカシオコルテス下院議員を中心として活動を本格化させます。閣僚にもかなり入るかもしれません。彼女たちはプログレッシブだけで組閣せよと言っていますし。今回は、黒人のLGBTが下院議員に当選しており、それ自体は良いことです。しかし、これらの人が社会主義者で、民主党全体が社会主義に染まってしまうと、なかなか元に戻れません。

 オカシオコルテス下院議員は2018年に初当選しました。その時からサンダース上院議員を師と仰いでいました。また、民主党内にもオカシオコルテス議員をはじめとしたプログレッシブ候補に対する支持者がかなりいました。

 民主党のペロシ下院議長は続投を考えているようですが、過半数を維持したとはいえ、民主党は勢力を落としました。その中でペロシ議長が続投することはオカシオコルテス下院議員などが許さないでしょう。揉めると思います。

 この4年間の分断が本当に進んだのだとすれば、社会主義者が増えたことではないでしょうか。米国が社会主義でまとまるのであれば、民主党でもいいでしょう。ただ、資本主義がいいのだとすれば、トランプ大統領が勝った方がいいと思います。もう戦争もなくなっているわけですから、「人間性」ではなく「仕事」に注目すべきだと思います。

6181名無しさん:2020/11/05(木) 21:40:16
>>6180

■ 台湾と米国の関係は終わりか

 ──米国はしばらく、国内の問題に専念しなければならないという見方もあります。中国やイランなど米国の潜在敵はどのように見ているでしょうか。

 酒井:傍観ではないでしょうか。中国についてはバイデン候補は関係改善させると明言しています。ただ、マネロンをやったファーウェイのCFO(最高財務責任者)を釈放するでしょうか。中国はこのあたりの対応をしっかり見ていくでしょう。台湾と米国の関係もこれで終わりになるかもしれません。

 イランについても、バイデン候補は6カ国協議に復帰すると言いました。これは、サンダース上院議員に近づきすぎて、オバマ大統領の支援を受けられないと思ったから言ったのかもしれません。その結果として、選挙直前になってオバマ前大統領が登場しました。

 ──選挙結果の確定に向けた、今後の展開について教えてください。

 酒井:再集計をするか、それぞれの陣営が話し合いで決めるかですが、前者でしょう。時間がかかると思います。しかし、12月上旬までに雌雄を決める必要があります。ただ、長引いた場合には、形式的とはいえ選挙人が選挙する1月上旬という期限がありますので、それまでに解決するという発想ではないでしょうか。

 2000年のブッシュとゴアの再集計騒動の話に触れましたが、この時のゴア副大統領、また前回のクリントン元国務長官は、どちらも僅差の負けを潔く認めました。ここが今回の重要な相違点です。

 ──どういう意味ですか。

 酒井:皆さんが考えるようにトランプ大統領は引き下がるつもりはないでしょう。私も、ウィスコンシンやミシガン、ジョージア、ノースカロライナの4州の動きには不自然さを感じざるを得ませんから。

 バイデン候補もそうです。彼にはゴア副大統領やクリントン元国務長官のようなエリートとしての自負がありません。デラウエア大学で成績の嘘をついたり、他人の論文を盗用したりということをやってきた人です。トランプ大統領の収入など批判していますが、自分自身もメリーランドに邸宅を構えるほどの収入を政治家として得てきたわけです。そのような人に、果たして二人のようなエリートとしてのノブレス・オブリージュがあるかどうか。

 バイデン候補は1987年以来、大統領の座をずっと狙い続けてきました。ホワイトハウスに対するなりふり構わぬ態度はこれまでにも出ています。

酒井 吉廣

6182名無しさん:2020/11/06(金) 00:02:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/4950d7fbe5e08e94c9bd0ecbb04307cd0b92bc5d
バイデン氏が過半数へ王手 トランプ氏は法廷闘争を開始
11/5(木) 17:45配信

 米大統領選は開票作業が続き、米東部時間5日午前2時(日本時間5日午後4時)までに民主党のバイデン前副大統領が激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州での勝利を確実にした。AP通信の集計によると、バイデン氏は各州に割り当てられた538人の「選挙人」のうち、264人を獲得し、当選に必要な過半数(270人)まで残り6人となった。選挙人が214人にとどまっているトランプ大統領は、集計の一時停止を求める訴訟を起こすなど、法廷闘争を開始した。開票終了まではまだ時間がかかりそうだ。

 AP通信によると、まだ勝者が確定していないのはペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)、ネバダ(6人)、アラスカ(3人)の5州。アラスカ州以外のいずれか一つを獲得できれば、バイデン氏が過半数に届く。ただ、アリゾナ州(11人)の勝者をまだ判断していない米メディアもある。

 ミシガン州(16人)は1992年から、ウィスコンシン州(10人)は88年から民主党の大統領候補が勝っていたが、4年前はトランプ氏が小差で勝利し、当選の原動力となった。今回も開票当初はトランプ氏がリードしていたが、中盤以降にバイデン氏が伸び、最後はミシガン州で2・5ポイント、ウィスコンシン州で0・6ポイント、トランプ氏を上回った。

 バイデン氏が両州で途中から支持を伸ばしたのは、民主党支持者が多く活用した郵便投票の集計が後から加わったためだ。トランプ氏がリードしているペンシルベニア州でも、郵便投票が後から開票されており、次第にバイデン氏が追い上げている。

 トランプ氏は開票が進むにつれ、バイデン氏が票を伸ばしたことについてツイッターで「(自分のリードが)魔法のように消え始めた。とてもおかしなことだ」と強い不満を表明し、一部州の開票で不正があったと主張。トランプ陣営は4日までにミシガン、ペンシルベニア、ジョージア州で集計の一時停止などを求める訴訟を提起。ウィスコンシン州についても、開票の再集計を要求した。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5895e501df9da02dfb901b6a231599d2fb27d77
バイデン氏「赤い州」でも健闘 激戦州一つ制すれば勝利
11/5(木) 18:59配信

 米大統領選は、バイデン前副大統領が激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州を制したことで過半数(270人)獲得に向けて大きく前進し、勝利に「王手」をかけた。

 「大統領になるために必要な270人の選挙人に達するための州で、我々が勝っていることは明白だ」

 4日、地元デラウェア州ウィルミントンで演説をしたバイデン氏はこう語った。AP通信はこの日、激戦州のウィスコンシン州とミシガン州でバイデン氏が勝利を確実にし、各州に割り当てられた538人の選挙人のうち、264人を獲得したと報道した。

 バイデン氏が有利になりつつあるのは、過半数を得るための道筋が複数あることだ。まだ勝者が判明していない5州のうち、ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)、ネバダ(6人)のいずれかで勝利すればいい。逆に、トランプ氏は全てで勝利する必要がある。

 トランプ、バイデン両陣営が「最重要州」として力を入れてきたペンシルベニア州は5日午前3時(日本時間同午後5時)現在、予想開票率が89%で、トランプ氏が2・6ポイント差でリードしている。しかし、民主党支持者が多く活用した郵便投票の開票作業が進むに従い、バイデン氏との差は狭まりつつある。ミシガン、ウィスコンシン両州も同じように逆転したバイデン氏は演説で、「ペンシルベニア州について、すごくいい感触だ」とも語った。

 ジョージア州でもバイデン氏が追い上げている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けてきた「レッドステート」だが、開票率98%の時点でトランプ氏のリードは2万2千票余となっている。まだ開票が終わっていない票の大半は、民主党が強い大都市アトランタ市周辺の有権者が投じており、バイデン氏が逆転する可能性がある。

朝日新聞社

6183名無しさん:2020/11/06(金) 00:03:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c14784face4a236ec185b330e602054618bccd9d
バイデン氏、過半数に自信 トランプ氏は集計中止提訴 米大統領選
11/5(木) 19:10配信

 【ワシントン時事】米大統領選は4日も開票が続き、ラストベルト(さび付いた工業地帯)と呼ばれる中西部の重要州ミシガン、ウィスコンシン両州を民主党のバイデン前副大統領が制した。

 バイデン氏は各州に割り当てられた選挙人のうち253人を獲得し、当選に必要な過半数までは残り17人となった。同氏は声明で「勝利を収めると確信している」と表明した。

 共和党のトランプ大統領はこの日、ホワイトハウスから姿を現さず、ツイッターで「ミシガンで多くの投票用紙が廃棄された」と主張。トランプ氏の陣営は4日、不正を理由にミシガンなど3州の集計作業を止めるよう提訴した。ウィスコンシンでは「結果の妥当性に疑問がある」として再集計を求めた。

 陣営による一連の法的措置が長引けば、正副大統領を正式選出する12月14日の選挙人集会までに勝者が確定しない可能性がある。トランプ氏はこれまでに214人の選挙人を獲得している。

 5日未明の段階で開票が続く激戦州は五つ。うち西部アリゾナ州(選挙人11人)はバイデン氏が約3ポイント優勢で、西部ネバダ州(同6人)も開票率が8割を超えた時点で1ポイント余りリード。バイデン氏がこの2州を制すれば、他の州の行方にかかわらず勝利が決まる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5380d9099f33aacdbb066ae138866654ba2e46be
米上院選、共和党が善戦…過半数維持の可能性
11/5(木) 19:57配信

 【ワシントン=平田雄介】3日投開票の米大統領選と同時に実施された連邦議会選は4日、上院選で落選の危機にあった共和党のコリンズ上院議員が東部メーン州で再選を果たし、同党は上院(定数100)で非改選を含めた47議席を固めた。現有53議席の同党は過半数割れも予想されたが善戦。民主党も現有47議席(無所属2含む)を確保した。大勢が判明していない残り6議席は近年は共和党の地盤が多く、同党が過半数を維持する可能性が出てきている。

 上院は、閣僚を含む政府高官や連邦最高裁判事らの指名人事の承認、条約の批准などを行い、米国の政策決定に強い影響力を持つ。ロイター通信は4日、共和党が上院を制すれば、大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が当選しても、医療保険制度改革法(オバマケア)の拡充など同党の看板施策の実現は難しくなると伝えた。

 メーン州で勝利したコリンズ氏は今回で当選5回となるベテラン。トランプ氏が指名したカバノー連邦最高裁判事の人事承認案などに賛成し、トランプ氏の人気が低迷する同州で支持者を減らしていた。苦戦が伝えられたが、得票率50%超の勝者が出るまで決選投票を繰り返す方式の選挙で、1回目の投票で50・3%を確保し、逃げ切った。

 共和党は中西部アイオワ州でも、劣勢にあったアーンスト上院議員が再選を果たした。アーンスト氏は司法委員会の委員。10月にはトランプ氏が指名した保守派のバレット最高裁判事の人事承認に賛成した。

 西部モンタナ州では、トランプ氏の移民規制などを支持する共和党のデーンズ上院議員が激戦の末、民主党候補のブロック同州知事を退けた。

 民主党は、南部サウスカロライナ州でトランプ氏に近い共和党のグラム上院議員の「落選運動」に失敗する一方、一昨年に死去した共和党のマケイン元上院議員の空席を埋める西部アリゾナ州の補選で民主党新人の元宇宙飛行士、ケリー氏が接戦を制し、同党の上院奪還に望みをつないだ。

 民主党はバイデン氏が大統領で勝利し、3議席を上積みして共和党と同数の50議席を確保すれば上院の主導権を握る。副大統領になるハリス氏が上院議長を兼ね、法案などの採決で可否同数の場合に1票を投じることができるためだ。

 下院(定数435)は民主党が過半数を維持する見通し。

6184名無しさん:2020/11/06(金) 00:04:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b568e33d100de4c175eb382fedc0492566fbba19
窮地トランプ氏あおる「不正選挙」言説 日本でも「投票率100%超え」など怪情報が
11/5(木) 17:09配信

 日本時間の2020年11月4日朝に開票が始まった米大統領選では、共和党のドナルド・トランプ米大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の接戦が続き、「空中戦」も活発化している。

 バイデン氏が激戦州のウィスコンシン州やミシガン州での勝利を確実にし、獲得した選挙人が過半数の270人が目前に迫った。これと前後する形で、投票で不正行為が行われたとの主張が相次いだ。ネット上では「有権者よりも多くの人が投票した」との説が流れたほか、トランプ氏自身も開票について不正行為が行われたことを示唆するツイートを連発。

 次々にツイッター社から「コンテンツに異議が唱えられている」とする警告の表示をつけられ、わざわざ「表示する」のリンクをたどらないとツイートに内容が見られない事態になっている。

■警告文の横の「表示する」のリンクをクリックしないと内容が見られない

 トランプ氏のツイートへの警告が相次いだのは日本時間の11月5日未明から朝にかけて。トランプ陣営が、ミシガン州での集計停止を求めて訴訟を起こしたことが明らかになった頃だ。

 トランプ氏は0時4分のツイートで、民主党が地盤にしている場所でも「昨晩は多くの主要州でリードしていた」が、

「それから、突然出てきた票のかたまりが集計されると、魔法のようにそれ(リード)が消えた。実に奇妙だ」

と主張。0時35分には

「これは一体何なんだ?」

として、集計での不正を示唆した。2時1分には、

「ペンシルベニアでの50万票のリードを、なるべく早く消し去ろうと(編注:バイデン氏側が)懸命だ。同様に、ミシガンやその他の州でも!」

とも訴えた。

 これらのツイートには、いずれも根拠が示されておらず、タイムラインで表示しようとすると、

「このツイートで共有されているコンテンツの一部またはすべてに異議が唱えられており、選挙や他の市民行事への参加方法について誤解を招いている可能性があります」

という警告と、大統領選の状況をまとめたページへのリンクが表示される状態になっている。警告文の横にある「表示する」のリンクをクリックして初めてツイートの内容が見られる仕組みだ。

保守系テレビ局も「投票率100%超え」は「正しくない」
 さらにトランプ氏は、6時56分にペンシルバニア、ジョージア、ノースカロライナの3州で大幅にリードしていると主張。このツイートには

「このツイートの時点では、選挙戦の公式情報は発表されていないようです」

という説明が挿入され、続くツイートでは、ミシガン州で

「すでに広く報じられているように、投票用紙が大量に廃棄されている」

とした。このツイートには、警告の表示がつけられた。

 警告がついたトランプ氏のツイート以外に、ネット上で拡散しているのが、日本でも「トレンド」入りした「投票率100%超え」の問題だ。ウィスコンシン州ミルウォーキー市の保守系テレビ局「FOX6」は、この指摘が「正しくない」と報じている。同局がウェブサイトに掲載した記事によると、トランプ陣営は

「州内で不正行為が報告されており、投票結果の有効性に深刻な疑義が出ている」

などと主張。トランプ陣営は「不正行為」の内容を示さなかったが、ラジオ番組やSNSで「登録されている人よりも多くの人が投票した」との主張が展開されているといい、FOX6も

「これは正しくない。州には360万人の有権者が登録されており、およそ330万票が投じられた」

と指摘した。選管側も「全ては公開の場で行われている」と反論しており、FOX6も

「実際に、FOX6のスタッフはケノーシャとミルウォーキーの開票を観察した」

と報じている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

6185名無しさん:2020/11/06(金) 00:23:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/a35613533cf6f586382ea3ae19b6189972e4ff55
アリゾナ州、割れるメディアの勝敗判定 郵便投票90年代から 米大統領選
11/5(木) 20:36配信

 米大統領選のアリゾナ州(選挙人11人)の勝者をめぐり、米主要メディアの当確判断がばらついている。

 日本時間5日夕の時点で開票率は各社約85%だが、AP通信とFOXニュースはバイデン前副大統領が制したと報道。一方、ニューヨーク・タイムズ紙やCNNテレビなどは勝敗判定を出していない。

 アリゾナは長く共和党が強い土地柄で、2016年の前回選ではトランプ大統領が勝利した。だが、APは米東部時間4日午前(日本時間同日午後)に「トランプ氏は追い付けない」としてバイデン氏勝利と宣言。民主党支持者の多いヒスパニック系や隣接するカリフォルニア州からの移住者の増加を判断理由の一つに挙げた。

 一方、アリゾナ州は1990年代から郵便投票制度を導入しており、ネットメディアVOXは、「共和党支持者は民主党支持者よりも投票用紙の返送が遅い傾向にある」と指摘。開票作業終盤で、トランプ氏の得票が増えるとして判断には注意が必要だと説明している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/01347d4cedc28cc115996e706cba2cb09f44fadb
バイデン勝利なら「ねじれ」 上院選は共和党が過半数か
11/5(木) 21:14配信

 米大統領選とともに行われた連邦議会選挙で、共和党が上院(定数100)の過半数を保つ見通しが強まっている。上院は閣僚人事の承認や経済政策の策定で強い権限を持っている。共和党が過半数を維持した場合、仮に大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利したとしても、議会との「ねじれ」が起こり、党派対立による政策の停滞につながりそうだ。

 上院議員の任期は6年で、2年ごとに約3分の1が改選される。今回の改選前の議席は共和53、民主47(無所属も含む)だったが、事前の世論調査では民主が6年ぶりに過半数を奪還する可能性が指摘されていた。

 3日の選挙の結果、コロラド州とアリゾナ州では民主党候補が共和党の現職から議席を奪ったが、アラバマ州では逆に現有議席を奪われた。また、共和党現職を倒す可能性があったアイオワ州とメーン州では、民主候補が敗北を認めた。

朝日新聞社

6186名無しさん:2020/11/06(金) 08:18:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/9853d7da0c3d6c6683092fe959ddd174cd8b8678
バイデン氏、勝利を「確信」 国民に忍耐呼び掛け
11/6(金) 6:53配信

【AFP=時事】米大統領選の民主党候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は5日、自身がドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を抑えて勝利を確定させることを「確信している」と表明し、結果は「すぐに」出るとして、有権者らに対し忍耐を呼び掛けた。

 地元デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)で記者会見したバイデン氏は「今の状況には非常に満足している。集計が終わった時に、(カマラ・)ハリス(Kamala Harris)上院議員と私が勝者と宣言されることを、われわれは確信している」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

6187チバQ:2020/11/06(金) 10:44:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b054404b146e2c5a36ab37b64cca7861fd6a1ce
米大統領選、残る5州で接戦続く トランプ氏は訴訟拡大の意向
11/6(金) 9:31配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は5日、接戦となっている5州の開票作業が進んだ。米CNNテレビの集計で、南部ジョージア州や西部ネバダ州で、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)の得票差が1ポイント未満の激戦が続いている。トランプ氏は同日、開票監視態勢の不備や不正行為を理由に、集計停止などを求めて展開中の法廷闘争を拡大する方針を示した。

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 CNNの5日夕(日本時間6日朝)の集計では、ジョージア、ネバダに東部ペンシルベニア、南部ノースカロライナ、西部アリゾナを加えた5州の開票率が、いずれも80%台後半から90%台後半と大詰めを迎えている。

 全体的にトランプ氏が開票当初のリードを失う展開となっており、トランプ氏は4日、開票監視態勢に不備があるとして、ミシガン州で開票停止を求めて提訴。同州にペンシルベニア、ジョージア両州を加えた計3州で法廷闘争に乗り出していた。

 ただ、ミシガンとジョージアの訴訟で各州にある裁判所が5日、それぞれ訴えを退ける判断を下した。ロイター通信が報じた。

 こうした中、トランプ氏は5日、ホワイトハウスで記者会見し、改めて郵便投票で不正が行われていると主張。ツイッターでも「集計を止めろ」と述べ、バイデン氏が勝利を確実にした州で不正があったとして、同氏が制したすべての州に提訴を拡大する意向を表明した。トランプ陣営は同日、ネバダ州で訴訟を起こすと発表した。

 一方、バイデン氏は地元の東部デラウェア州で、「すべての投票が集計されなければならない」とトランプ陣営を牽制(けんせい)。「集計が終われば、われわれが勝者だと宣告されるのは疑いようがない」と述べ、各州で進む開票作業を辛抱強く見守るよう求めた。

 大統領選では538人の選挙人の過半数(270人)を得た候補が当選する。CNNによると、バイデン氏が獲得選挙人を253人として、過半数まで17人に迫っている。トランプ氏がこれまでに押さえた選挙人は213人。

6188チバQ:2020/11/06(金) 16:13:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9391b5f14c8fdc03c0762296d91caaae7c845ce5
米上院選、多数派へ3議席焦点 決定は越年の可能性も
11/6(金) 16:07配信
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 【ワシントン共同】米大統領選と同時実施され、5日も開票が続く連邦上院選で、共和、民主両党の多数派争いの行方が、残る5議席のうち南部2州の計3議席の勝敗に懸かる見通しとなった。伸び悩む民主党は大統領選での党候補バイデン前副大統領の躍進を受け来年1月の南部ジョージア州の決選投票に望みを託す。どちらが多数派となるかが決まるまで時間がかかる可能性もある。

 定数100の上院は51議席以上を取った勢力が主導権を握る。ただ採決が賛否同数の場合、議長を兼任する副大統領が決裁票を投じることから、大統領選を制した党は50議席でも影響力を持つ。

6189名無しさん:2020/11/06(金) 18:08:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4a89ceebe550c7b6d48403284ac0bbea8357672
トランプ or バイデン「日本にとっていい大統領」はどっちだと思う? アンケート結果は…
11/4(水) 21:08配信

声優としても活躍中の鈴村健一(月〜木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。11月4日(水)の放送では、TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」と連動したアンケート「AuDee JUDGE」を実施。この日のテーマは「トランプ大統領とバイデン大統領、日本にとって良いと思うのはどっち?」。果たして、その結果は……?

アメリカ合衆国・共和党のドナルド・トランプ米大統領と民主党のジョー・バイデン前副大統領が争うアメリカ大統領選の開票が、日本時間の11月4日(水)朝から始まっています。世界が注目する選挙の行方は……?

このニュースを受けて設定された、この日のアンケートはコチラ!

Q.トランプ大統領とバイデン大統領、日本にとって良いと思うのはどっち?
・トランプ大統領……54%
・バイデン大統領……46%

この結果に鈴村は、「本日の番組前半に実施したもう1つのアンケート『トランプ氏とバイデン氏、どちらが勝つと思いますか?』では、バイデンさんが55%、トランプさんが45%という結果でした。“日本にとっていい大統領は?”というアンケートでは、真逆の結果になりましたね。

トランプ大統領のこれまでの言動や政権運営、また“自国ファースト”な点なども問題視されていますが、このアンケート結果をみると、それでも“トランプ大統領がいい”という結果に。今までの功績を評価している人もいれば、“変わらないこと”を望む人も多いのかもしれません。

先日の『大阪都構想』住民投票にしてもそうですが、変わることへの不安が数字に出ているのかなと感じました。大変興味深い結果でした」とコメントしました。

「トランプorバイデン」…あなたが“日本にとっていい”と思う大統領はどちらですか?

(TOKYO FMの番組「ONE MORNING」11月4日(水)放送より)

6190名無しさん:2020/11/06(金) 18:09:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/022185e9b15cd5f29ed15df788fe782c861ceb00
百田尚樹氏が大統領選の結果を予言「不正票が無効となり、トランプの再選が決まる」
11/6(金) 15:50配信

 作家の百田尚樹氏が6日、ツイッターに新規投稿。接戦となっている米国の大統領選挙で、同日時点で劣勢と報じられているトランプ大統領が「不正投票判明による開票やり直しによって再選する」と“予言”した。

 百田氏は「★★百田尚樹の大予言★★」と題し、「アメリカ大統領選挙はいくつかの州で不正が見つかり、開票をやり直して、不正票が無効となり、その結果、トランプの再選が決まる」とツイート。「今、正義は瀕死の状態だが、必ず甦る」と私見をつづった。

 さらに、百田氏は「もし正義が死ねば、4年後、アメリカはまったく違う国になっている。日本?考えるのも怖いよ」と、トランプ敗北による今後の影響に危機感を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2236a72fda433bc0a35d0f4be02c980c034737bd
バイデン氏がジョージア州で猛追、差が1775票に 未集計は1.4万票
11/6(金) 13:35配信

(CNN) 3日投票の米大統領選の開票が続くジョージア州で、東部時間5日午後10時35分(日本時間6日午後0時30分)時点の未集計の票は1万4097票前後となった。同州のラッフェンスペルガー州務長官が声明で明らかにした。

同州では共和党候補のトランプ大統領がリードしているが、民主党候補のバイデン前副大統領が猛追し、票差は1775票にまで縮まってきている。

ラッフェンスペルガー氏は先ごろCNNの取材に対し、残っているほぼ全ての票が不在者投票だと語った。

未集計票の内訳は以下の通り。

クレイトン郡:4355票
コブ郡:700票
フロイド郡:444票
フォーサイス郡:1545票
グイネット郡:4800票
ローレンス郡:1797票
テイラー郡:456票

クレイトン郡の選管幹部は、同郡では深夜0時までに残りの票の集計を完了する予定だと述べた。

一方、コブ郡やグイネット郡は夜の集計作業を中止している。

6191名無しさん:2020/11/06(金) 18:10:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b8a9aa688329c083a82b39cfd8eb7a84a2c060c
トランプ氏会見に共和党議員も「落胆」 中継も打ち切り
11/6(金) 11:45配信

 トランプ米大統領は5日夜、ホワイトハウスで記者会見し、「合法的な票を数えれば、私は楽勝だ。違法な票を数えれば、彼らは選挙を盗むことができる」などと述べ、選挙で多くの不正があったと主張した。しかし、証拠は示しておらず、米メディアは発言について「民主主義への攻撃だ」と批判している。共和党内からも「落胆した」との声が出ている。

 トランプ氏は会見で「メディアや大口献金者、テック企業などの歴史的な選挙妨害にかかわらず、多くの州で勝った」と発言。そのうえで、ペンシルベニア州などで集計作業が進むに連れて、自身と民主党のバイデン前副大統領の差が縮んでいることについて「多くの票が突然出てきた」と、不正があったと主張した。「多くの事例が報告されている。彼らは選挙で不正し、盗もうとしている」と語った。

 また、複数州で選挙をめぐる訴訟を起こしていることに言及し、「最終的に判事が判断するだろう」と法廷闘争で決着をつける考えを示した。15分あまりを一方的に話し、質問は受け付けなかった。

 会見途中で、米主要テレビ局は中継をやめた。トランプ氏の発言について、共和党のリック・サントラム元上院議員はCNNで「とても落胆した」と語った。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/28f504089877217a7fe12fa4d9b71c43267a3192
手嶋龍一さん、混迷深める大統領選は「ドナルド・トランプに満塁逆転ホームランの可能性がある」
11/6(金) 14:58配信

 6日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜・後1時55分)では、民主党のバイデン前副大統領(77)と共和党のトランプ大統領(74)が大接戦を展開。混迷を極めている米大統領選を特集した。

 外交ジャーナリストの手嶋龍一さん(71)はトランプ氏不利と言われる現状について、「それなら各メディアともバイデン当確と打ちたいですよね。でも、三大メディアとも打ち切れていないというのは、かすかな可能性ですけど、ドナルド・トランプに満塁逆転ホームランの可能性も、270票の(過半数)票の争いの可能性もまだ残っていると見ているんです」とコメント。

 「最後、ペンシルバニアを制する者が2020年の大統領選を制することになるんですが、簡単には(結果が)出ないでしょうし、争いが最高裁まで行く可能性があります」と続けていた。

報知新聞社

6192名無しさん:2020/11/06(金) 18:12:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/b23ff5457a5ed8dd62344dfc4961975d0b58900a
激戦2州、詰め寄るバイデン氏 トランプ氏は不正を主張
11/6(金) 17:47配信

 米大統領選は開票作業が進み、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が激戦州の東部・ペンシルベニア州で、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)を猛追している。AP通信の6日までの集計によると、バイデン氏は各州などに割り当てられた538人の選挙人のうち、264人をすでに獲得。20人の選挙人を抱えるペンシルベニア州で勝利が確実になれば、当選に必要な過半数(270)を獲得できる。

 AP通信によると、トランプ氏の選挙人は214人にとどまっており、苦しい展開となっている。トランプ氏はたびたび、「選挙をめぐる不正が起きている」と主張しているが、根拠は示していない。

 「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置するペンシルベニア州は伝統的に民主党が強かったが、4年前の大統領選ではトランプ氏が獲得。今回も、両陣営が最重要州として選挙運動を展開してきた。米東部時間6日午前2時(日本時間同4時)の時点で開票率は95%で、得票率はトランプ氏が49・56%、バイデン氏が49・29%で、票差は2万票を切った。

 同州は開票序盤でトランプ氏がバイデン氏に数十万票の差をつけていたが、民主党支持者の多い郵便投票の開票が後から進み、バイデン氏が伸びている。米メディアによると、残りの票でもバイデン氏が得票を伸ばす見込みだ。激戦州のミシガン州(選挙人16人)、ウィスコンシン州(10人)でも同様に、バイデン氏が後から逆転し、勝利を確実にした。

 共和党が伝統的に強いジョージア州(16人)でも、バイデン氏がトランプ氏を追い上げている。開票率99%の段階で得票率がトランプ氏49・39%、バイデン氏49・37%で、ほぼ並んだ。同州でも、民主党支持者が多い州都アトランタ周辺の票が集計されるに従って、バイデン氏が伸びている。

 AP通信の集計では、ペンシルベニア、ジョージア両州のほか、ノースカロライナ州(15人)、ネバダ州(6人)、アラスカ州(3人)で勝者が確定していない。ノースカロライナ、アラスカ両州はトランプ氏、ネバダ州はバイデン氏がリードしている。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/d098fca7f6443a9ce0c6291a635884047225e7dd
「シャーピーゲート」、マーカー使った票は無効とのデマを州が否定 アリゾナ州
11/6(金) 17:51配信

(CNN) 米アリゾナ州で3日投票の米大統領選を巡り、マーカーを使った投票が無効になるとの誤った情報がソーシャルメディアで拡散し、抗議活動や訴訟に発展している。同州のブルノビッチ司法長官や国土安全保障省幹部は5日、投票は無効にならないとデマの否定に追われた。

ツイッターやフェイスブック、インスタグラムでシェアされた動画には、女性が同州マリコパ郡の投票所の前で、投票所の関係者からシャーピーブランドのマーカーの使用を強要されたが自分はインクのペンを使うと主張したと発言。撮影者から、票がカウントされない方法であるシャーピーの使用を指示されたのかと尋ねられると、女性は「そうだ」と答えた。

動画は4日に拡散を始め、同日夜には抗議する人々の怒りを増長。さらにトランプ陣営や共和党全国委員会が票の扱いを巡り提訴する事態となった。

投稿は「#SharpieGate」のハッシュタグも付けられ拡散。国土安全保障省の幹部が「デマを拡散するな」とツイートし、選挙ではシャーピーを含む様々な筆記具の使用が認められていると人々に注意を喚起した。

ブルノビッチ氏はマリコパ郡の当局者と連絡を取り、シャーピーのマーカーの使用はアリゾナ州の有権者から投票権を剥奪することはないと明言した。

同氏の事務所はこの件で数百件の問い合わせを受け、個別にフォローを続けているという。

最終更新:11/6(金) 17:51
CNN.co.jp

6193名無しさん:2020/11/06(金) 18:13:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a296729106b74e4a9575d9f09635b354af55031
【米大統領選2020】 トランプ陣営の法廷闘争、これまでは難航模様
11/6(金) 17:06配信

米大統領選は、接戦状況で終盤の開票が進む中、共和党候補のドナルド・トランプ氏が訴訟を連発し、選挙の結果を法廷で争おうと試みている。ただ、同氏に有利な展開にはほとんどなっていない。投票日から2日たった5日時点での裁判の動きをまとめた。

トランプ陣営はこれまで、得票状況が自陣に不利と思われる州で、開票作業の中止を意図して提訴を重ねている。投票や集計などで不正があったと主張しているが、信用できる根拠は示していない。反対に、自陣に有利な結果となるかもしれない州については、集計の停止は求めていない。

一方、民主党候補のジョー・バイデン氏は、全ての票を集計する必要があるとしている。

トランプ氏は5日午後のホワイトハウスの記者会見で、「我々の目標は選挙の正当性を守ることだ。重要な選挙を盗もうとする不正は許さない」、「最終的には裁判官らが判断する」と述べた。

また同日、ツイッターに「バイデンが最近獲得したという州は全て、投票不正と選挙不正について、法的に争う。証拠はたっぷりある。メディアを調べてみろ。我々は勝つ!  アメリカ・ファーストだ!」と投稿した。ツイッター社はこのツイートを含め、トランプ氏の複数のツイートに「このツイートで共有されているコンテンツの一部またはすべてに異議が唱えられており、選挙や他の市民行事への参加方法について誤解を招いている可能性があります」と警告を表示している。

投開票日以降にも開票が続くのは普通のことで、現在集計の対象になっているのは合法的な郵便投票。投票所での投票より後に開票されているのは、一部の州で通常の手続き。

トランプ氏は数カ月前から郵便投票は不正につながると主張し、支持者に投票所へ行くよう呼びかけていた。このため、郵便投票の多くは、パンデミック対策を重視するバイデン氏支持者のものになると、以前から予想されていた。ニューヨーク大学のブレナン正義研究所による2017年調査では、アメリカで起きる不正投票の割合は0.00004%から0.0009%だという。

トランプ陣営が法廷闘争を繰り広げているのは、下の通り。他の州でも裁判を起こす意向を、トランプ氏は表明している。

これまでのところ、陣営が望むような判断はほとんど出ていない。裁判所の決定を巡っては陣営が不服として上訴し、法的な争いが長引く可能性もある。

■ミシガン州

トランプ陣営はミシガン州で、開票作業を見届ける「意味あるアクセス」が認められなかったとして、開票作業の打ち切りを求めて提訴した。

これに対し、州裁判所は5日、訴えを却下した。

同州デトロイトの開票所では、開票作業の中止を求める多くの人たちが建物の外に集まって抗議し、警察が警備に当たった。

前回大統領選でトランプ氏が僅差で勝利した同州は、今回はバイデン氏が勝利する見込みだと米メディアやBBCは報じている。

■ペンシルヴェニア州

トランプ陣営はペンシルヴェニア州で5日、共和党関係者が開票作業をより近距離で監視するのを民主党関係者に妨害されたとして、開票作業の停止を求めて連邦地裁に裁判を起こした。トランプ陣営はこれに先立ち、近距離での監視を認める命令を州裁判所から得ていた。

米メディアによると、同州フィラデルフィアにある連邦地裁のポール・ダイアモンド裁判官は同日、緊急の公判を開いた。トランプ、バイデン両陣営の弁論を聞いた上で、双方60人ずつの監視員が開票所内に入ることを認めるとともに、トランプ陣営の訴えを棄却した。

共和党のジョージ・W・ブッシュ大統領の指名で現職に就いたダイアモンド裁判官は、「まったく、ここにいる人たちは責任ある大人になって、合意することはできないのか?」、「司法の介入なしでなぜ合意できないのか、まったく理解できない」と不快感を示した。

同州に関しては、トランプ氏が4日、100万票以上が未開票の段階で勝利を宣言している。米主要メディアはまだ、同州の勝者を予想していない。

6194名無しさん:2020/11/06(金) 18:13:15
>>6193


■ジョージア州

ジョージア州でもトランプ陣営は、開票作業の停止を求めて州裁判所に提訴した。同州チャタム郡での開票作業で、不在者投票53票が不法に票の山に加えられたのを、同党の開票立会人1人が見たと主張している。

トランプ陣営は、投票が締め切られた3日以後に届いた同郡の票を無効とするよう、裁判所に求めた。

米メディアによると、州裁判所は全ての票が期限内に届いていたとする選管当局の証言を聞いた上で、トランプ陣営の訴えを棄却した。

同州の勝者もまだ予想されていない。

■ネヴァダ州

接戦が続くネヴァダ州でも、トランプ陣営は裁判を起こした。

米ABCによると、主張のいくつかは、集計の中止要求など、他の州の裁判で認められなかったものと同じだという。

訴状では、根拠を示すことなく、「クラーク郡の選挙では、郵便投票の認証作業における手抜きや、3000件以上の無資格の個人による投票など、不法行為が多数あった」としている。

バイデン氏が得票数でリードしている同州では、トランプ支持者らはこれまで、未開票の票が逆転を呼ぶことを期待し、開票作業を続けるよう求めていた。

■ウィスコンシン再集計は

トランプ陣営はウィスコンシン州で票の再集計を求めたと報じられているが、同州の選管責任者メガン・ウルフ氏は5日、そうした要求は受けていないと述べた。

トランプ陣営はこれまで、同州の開票作業で不法行為が見られたとして、再集計を正式に求めると表明している。

ウルフ氏は、「郡が認証した開票結果を得るまでは(再集計の)要求はできない」、「今はその要求をするのに適切な時ではない」とした。

■バイデン陣営は

一方、バイデン氏は当初から、全ての票を集計するよう主張し続けている。5日午後の演説でも、「アメリカでは投票は神聖だ」、「この国の人々が意思を表明する方法だ」と述べ、開票作業の完遂を改めて求めた。

AP通信によると、バイデン陣営のボブ・バウアー弁護士は同日、トランプ陣営の訴訟について、「常に不規則な事態や制度の機能不全、不正があったと、根拠を示すことなく主張している」と非難。

バウアー弁護士は、中身に価値のない訴訟ばかりで、政治的な動きに過ぎないとした。

(英語記事 Election Live Page)

(c) BBC News

最終更新:11/6(金) 17:06
BBC News

6195名無しさん:2020/11/06(金) 18:14:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed214df9b02cb4983db1e934a09acaa704372323
にわかに広がる「トランプおやびん」呼び。この愛称、いったいどこから?
11/6(金) 17:50配信

開票が進むアメリカ大統領戦。

バイデン氏が優位とされていますが、トランプ氏は開票の一時差し止めなどを求める訴訟を開始。まだしばらく混乱は続きそうです。

アメリカだけでなく、ここ日本にもトランプ氏の支持者は多く、Twitterでは活発に応援の声が飛び交っています。

そんな皆さんのツイートを見ていて気づいたのが、トランプ氏のことを「おやびん」という愛称で呼ぶ支持者の多さです。

《トランプおやびんに!トランプおやびんを支えるアメリカ国民に勝利を!》

《いよいよ明日が投票日 おやびん頑張え〜》

《トランプおやびん会見中!「我々は勝つでしょう!」》

「おやびん」、アニメや漫画でしか聞いたことがない言葉です。一体どういうきっかけでここまで広がったのでしょうか? 調べてみました。

1年ほどかけてじわじわ浸透
BuzzFeed Newsが調べたところ、初出は2019年10月の模様。

DHCテレビのネット番組「虎ノ門ニュース」の番組感想として「トランプおやびんに何とかしてもらいたい」とつぶやかれています。

2020年1月には、フォロワー2万人を超える保守系のインフルエンサーが使い始めていることが確認できます。このあたりから少しずつ浸透していったようです。

「トランプ親分」という言い方もされていますが、現在は「おやびん」が主流派なよう。

用例を詳しく見ると、「おやびん」の多くは親トランプの皆さんによる愛称ですが、「親分」はトランプ氏と安倍前首相の関係を批判的に指す時に使われていることも多かったです。

他にも「おやびん」がいた!
さらにツイートを細かく見ていくと、トランプ氏以外にも多くの人に「おやびん」呼びをされている政治家がいました。日本維新の会の松井一郎大阪市長です。

《松井おやびん、さすがやな。都構想否決されても、挫けず、府市一体の取り組みを更に推し進めて、府立対立にならないようにすることにあとの任期を尽くしてくれはる。ほんまに松井おやびんには感謝しかないです》

《松井おやびん!感動です。私も将来部下を守れる上司を目指したい!!!》

むしろ「おやびん」歴はトランプ氏より松井市長の方が長く、BuzzFeed Newsの調べによると、遅くとも2013年にはネット上で使われています。

彼らのツイートを見てみると、応援している他の政治家――例えば、安倍前首相や、同じく維新の吉村洋文府知事は特にそのようには呼んでいません。

政治家の愛称として常に使われているわけではなく「おやびん」か否かはなんらかの基準で使い分けられているようです。

漫画やアニメではどんなキャラ?
最後に、アニメや漫画の世界で「おやびん」呼びされているキャラも調べてみました。ピクシブ百科事典やYahoo!知恵袋で言及されていた主なものがこちらです。

・「ONE PIECE」フォクシー海賊団のフォクシー(カタカナで「オヤビン」表記)
・「ど根性ガエル」のゴリライモ
・「ボボボーボ・ボーボボ」の首領パッチ
・「電脳コイル」の天沢勇子

共通点としては、当然ですが、子分→親分への呼び方なので、何らかの形で“子分”を従えていること、気が強い性格であることなどでしょうか。

Twitterでは「おやびん呼びしてる人の一人称、絶対オイラでしょ」など、「おやびんあるある」を語る声もちらほら。

にわかに広がり始めた「おやびん」呼称。そんなに頻繁に聞く言葉じゃないのに、なんとなく共通したイメージがあるのがおもしろいですね。

6196名無しさん:2020/11/06(金) 18:22:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/3892fcf9165afaf0892a7c3ea8b3b139721accd7
大統領選、開票なぜ遅い 接戦と郵便投票が生んだ大混乱
11/6(金) 15:00配信

 米大統領選は投票日から2日が過ぎても、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が激しく競り合い、決着がついていない。勝敗を左右する複数の激戦州で、集計が遅れたためだ。なぜ、そんなに時間がかかるのか?

 「too close to call」(わずかな差で予断を許さない)

 現地時間の5日(日本時間6日)、米テレビ局の多くがこう繰り返した。ジョージア州やネバダ州、ペンシルベニア州などの激戦州で勝敗が決まっていないからだ。

 開票は投票日の夜に各州で始まり、集計に数日かかるのは毎回のことだ。ただ従来は当日夜に大勢が判明してきた。今回は激戦州での差がわずかで、勝敗を判断できない状態が続いている。

 米国では州ごとに投開票の運用が異なり、集計のスピードに差が出た。原因の一つが、新型コロナウイルスの影響で郵便投票が急増したことだ。フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計では、期日前に投票した人は全米で1億人を超え、うち郵便投票は約6500万人に上った。16年の総投票数の約47%にあたり、増加が著しい。

 ペンシルベニア州は4年前に郵便投票が4%にすぎなかったが、今回は大幅に増えた。同州やウィスコンシン州、ミシガン州では、投票日の当日か直前まで開票ができないことも響いた。郵便投票では、封書に記された署名を有権者情報と照合する必要があり、投票所の投票よりも確認に手間がかかる。

 また、開票が遅れているネバダ州の選管当局は4日、郵便投票の受け取りは翌週まで続くため、結果を早期に出すのが難しいと説明した。ここでは投票日の3日までの消印があれば「有効」としていることも、時間がかかる要因となっている。

 ほかにも水道管が破裂して浸水で集計が遅れたり、読み取り機の故障や不具合で手作業に切り替えたりした事例も報道された。

 結果が判然としない状況が続くなか、トランプ陣営は票の集計作業の停止などを求めている。これに対し、バイデン氏の支持者は各地で「すべての票の集計を」と抗議デモを繰り広げて、トランプ支持者とにらみ合いが続く。長期化につれて、激戦州の開票作業への注目とプレッシャーは強まっている。

 一方、過去の教訓から開票作業の改善を図ったのが、2000年の大統領選で再集計をめぐる両陣営の争いが1カ月以上も決着せず、全米から注目を集めたフロリダ州だ。

 同州では2年前にも、「苦い過去」の記憶がよみがえった。地元紙サン・センチネルによると、中間選挙で機器の故障があり、州全体で3回の再集計を迫られた。連邦裁判所の判事からは「世界の笑いぐさ」との批判も受けた。

 こうした事態を回避しようと、州は投票用紙を見やすく変更したり、同時に複数の集計ができる機器を導入したりした。郵便投票も00年以降に拡充。16年の前回選挙では全体の約27%を占め、経験を積んだ。

 そして今回は、郵便投票を投票日の40日前から開票した。大票田での接戦に変わりはなかったが、当日深夜に「トランプ氏勝利」の結果が出た。(ワシントン=野上英文)

朝日新聞社

6197名無しさん:2020/11/06(金) 18:50:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/c839cbea69d957bfaa2f95915ff83f87005fb505
バイデン氏が南部ジョージア州で得票数逆転
11/6(金) 18:46配信

 【ワシントン共同】米主要メディアによると、大統領選で6日、共和党地盤の南部ジョージア州で民主党のバイデン前副大統領が得票数で共和党のトランプ大統領を逆転した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a072fe5c9526f82da414fc727312853dce8f5c5
政権奪還へバイデン氏猛攻 トランプ氏、劣勢に焦り
11/6(金) 18:47配信

 【ワシントン共同】米大統領選は6日、民主党のバイデン前副大統領が政権奪還へ勢いを加速した。激戦の西部2州でリードし、共和党のトランプ大統領が先行した勝負の天王山、東部ペンシルベニア州や共和地盤の南部ジョージア州で猛烈に追い上げ、逆転に照準を合わせた。劣勢に焦るトランプ氏は、バイデン氏の得票を押し上げている郵便投票の集計阻止を狙い、法廷闘争を仕掛けたが、不発が続いた。

 当選の条件は選挙人538人の過半数270人の獲得。ペンシルベニアの20人をバイデン氏が取れば獲得数は273人となり勝敗は決する。アリゾナとネバダを制すれば、ちょうど270人で勝利する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fe2fdc69c451f07f84865733144003cbbda3daab
開票続く激戦5州、票差と開票率 米大統領選
11/6(金) 18:28配信

(CNN) CNNは3日投票の米大統領選で激戦州での候補者間の票差を追っている。米東部時間6日午前3時(日本時間同日午後5時)時点でのペンシルベニア、ジョージア、ネバダ、アリゾナ、ノースカロライナの5州の状況は以下の通り。

ペンシルベニア州 選挙人20人 トランプ氏が0.3ポイントリード 票差1万8229票 推定開票率95%

ジョージア州 選挙人16人 トランプ氏が0.0ポイントリード 票差665票 推定開票率99%

ネバダ州 選挙人6人 バイデン氏が0.9ポイントリード 票差1万1438票 推定開票率89%

アリゾナ州 選挙人11人 バイデン氏が1.6ポイントリード 票差4万7052票 推定開票率90%

ノースカロライナ州 選挙人15人 トランプ氏が1.4%ポイントリード 票差7万6737票 推定開票率95%

CNN予測によると、獲得した選挙人の数はバイデン氏が253人、トランプ氏が213人。当選には過半数の270人の獲得が必要となる。

6198名無しさん:2020/11/06(金) 19:13:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c4532dab11b877d55c10403830a46f851c9584f
バイデン氏が南部ジョージア州でトランプ氏を逆転
11/6(金) 19:03配信

 【ワシントン支局】米CNNテレビは5日、米大統領選で接戦の状態で集計作業が続いていた5州のうち、南部ジョージア州(選挙人数16)で、民主党候補のバイデン前副大統領(77)が得票率で共和党のトランプ大統領(74)に逆転し、リードしたと伝えた。

 ジョージア州ではこれまでトランプ氏の優勢な状況が続いていたが、郵便投票の開票が進むにつれてバイデン氏が猛追。開票率が99%を超えた時点でトランプ氏の得票率を上回った。ジョージア州は共和党が地盤とする州として知られている。

 大統領選では全50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人の過半数270人を獲得した候補が当選する。これまでにバイデン氏は253人の獲得を確実し、過半数に迫っている。

 勝敗が未決着の6州のうちアラスカはトランプ氏の勝利が濃厚。接戦5州ではジョージアのほか、バイデン氏は東部ペンシルベニアでも差を縮め、西部のアリゾナとネバダで僅差でリードした。南部ノースカロライナではトランプ氏がわずかに上回っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/70d0c7088d0d6ad503e776f39b5abb8081206da3
バイデン陣営 “勝利”へ準備、激戦4州には弁護団派遣
11/6(金) 18:46配信

 バイデン陣営があるデラウェア州から土居記者の報告です。

 バイデン陣営は、大統領選の勝利に向けて着々と準備を進めています。こちらの会場では現地時間5日深夜まで、バイデン氏の「勝利宣言」の準備とみられるリハーサルが行われました。

 また、これに先立って会見したバイデン氏は選挙の正当性を訴えるとともに、「開票作業が終わったとき、我々が勝利を宣言することになると確信している」と改めて自信を示しました。

 トランプ氏にリードを許していた激戦州のジョージアやペンシルベニアでは、現在も行われている郵便投票の開票が進むにつれて、その差を急速に縮めています。

 一方で、バイデン陣営は選挙結果をめぐるトランプ陣営との法廷闘争に備えてミシガン州など4州に弁護団を派遣したということです。徹底抗戦のトランプ氏に対し、バイデン氏も一歩も引かない構えです。(06日17:59)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3d63e8a057a8e46fe6e33ea4a2aa2890fdea38
トランプ氏「大量の票の廃棄」証拠を示さず発信 米ツイッターは警告
11/5(木) 12:06配信

 【ワシントン田中伸幸】米大統領選は4日開票が続き、民主党のバイデン前副大統領が中西部の激戦州ウィスコンシンとミシガンで勝利を確実にした。バイデン氏が獲得した選挙人(計538人)は253人となり、大統領選の勝利に必要な過半数の270人に大きく近づいた。劣勢となった共和党の現職トランプ大統領はミシガンなど3州で集計停止を求めて提訴。大規模な法廷闘争を展開する構えを見せている。

 トランプ氏の選挙人獲得数は213人。今後、激戦州の東部ペンシルベニアや南部ノースカロライナ、接戦となった南部ジョージアなど、結果が判明していない6州のほとんどで勝利できなければ、再選の道を絶たれる厳しい状況だ。

 ウィスコンシンとミシガン両州は2016年の大統領選で、低迷する製造業の復興を訴えて白人労働者層などの支持を得たトランプ氏が勝利していた。バイデン氏はこの2州を奪還したことで、優勢が伝えられる激戦州の西部アリゾナに加えて西部ネバダ州で勝利すれば、結果判明が遅れているペンシルベニア州の結果を待たずに選挙人獲得数が270人に達する。

 バイデン氏は4日午後、地元の東部デラウェア州で記者会見し、勝利宣言ではないと断った上で「選挙人が270人に達するのに十分な州を勝ち取ったのは明らかだ」と述べ、勝利への自信を改めて示した。

 一方、トランプ陣営は4日、集計作業の監視体制に不透明な点があるとしてミシガン州で集計停止を求めて提訴した。接戦となったペンシルベニア、ジョージア両州でも提訴。「開票作業監視場所へのアクセスができない」と理由を説明した。ウィスコンシン州では再集計を求める方針を示した。

 トランプ氏は4日、自身のツイッターで、激戦州でのリードが「大量の票の廃棄」があったため失われたと、明確な証拠を示さず発信。米ツイッターは「誤解を招く可能性がある」として警告した。

 ワシントンのホワイトハウス周辺では、投開票日の3日に続き4日午後も市民らが集合。選挙結果に異を唱えているトランプ氏に対し「トランプはもう終わりだ」と書かれた紙を掲げるなどして抗議した。

6199名無しさん:2020/11/06(金) 19:14:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e155e193db0ef48db4e9814dd505747e708203
接戦のジョージア州 バイデン氏が逆転 米大統領選
11/6(金) 19:04配信

 アメリカ大統領選で、接戦が続いている南部ジョージア州。共和党が伝統的に強いこの州では、トランプ氏が先行していたが、CNNによると、民主党のバイデン氏が再び逆転し、トランプ氏を900票あまりリードしているということだ。
(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac88b9361b00bb5a07527a44a85d949c3e759c46
バイデン氏、開票最終盤に急追 劣勢2州でトランプ氏捉える 米大統領選
11/6(金) 19:07配信

 【ワシントン時事】米大統領選で民主党のバイデン前副大統領(77)は5日、劣勢だった東部ペンシルベニア、南部ジョージア2州の開票で急速に追い上げ、最終盤でほぼ横一線となった。

 西部のアリゾナ、ネバダ2州でも優勢を維持しており、このうちペンシルベニア1州かそれ以外の2州を制すれば、当選に必要な選挙人の過半数(270人)に到達する。

 バイデン氏が獲得している選挙人は253人で、共和党のトランプ大統領(74)は214人を確保している。一部の米メディアはアリゾナ州でバイデン氏の勝利を確実として同氏の選挙人を264人としている。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、6日未明(日本時間同日夕)の時点で、ペンシルベニア州でのトランプ氏のリードは1万9000票を切り、得票率差は0.3ポイントまで縮まった。未集計なのは、ほとんどがバイデン氏に有利な郵便投票で、同州によると約16万票。

 ジョージア州は開票をほとんど終えた段階でトランプ氏がバイデン氏を約500票上回った。主要メディアはまだ勝者を判定していない。 

最終更新:11/6(金) 19:07
時事通信

6200名無しさん:2020/11/06(金) 19:43:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/71790d9adca3371a5a93f4737b62a185428f6e0b
バイデン氏、ジョージア州でトランプ氏を逆転 勝利に近づく
11/6(金) 19:07配信

[ワシントン 6日 ロイター] - 大接戦となっている米大統領選は6日、開票作業が続けられ、CNNによると民主党候補のバイデン前副大統領が激戦州のジョージア州でトランプ大統領を逆転した。ペンシルベニア州でも差を縮め勝利に近づいている。

大半の主要なテレビ局によると、バイデン氏は選挙人の数でトランプ氏を253対214人でリードしており、当選に必要な270人の獲得に向けてやや前進した。

バイデン氏が勝利するには大票田のペンシルベニアで勝利するか、ジョージア、ネバダ、アリゾナの3州のうち2州を制する必要がある。[nL4N2HR50M]

CNNやエジソン・リサーチによると、ジョージア州でバイデン氏が直近でトランプ氏に917票差をつけている。

これに対しトランプ氏の情勢は不利になっているもよう。同氏が勝利するには、ジョージアとペンシルベニア両州を押さえ、ネバダかアリゾナで巻き返して選挙人を獲得する必要がある。

選挙人20人の大票田であるペンシルベニアでは、バイデン氏が差を縮め、6日朝までに1万8000票余りまでトランプ氏を追い上げている。

ペンシルベニアとジョージアの未集計の票はフィラデルフィアやアトランタなど民主党が強い都市部が多く、バイデン氏に有利な展開になるとみられる。

一方、バイデン氏のリードはアリゾナで約4万7000票にまで縮小し、ネバダ州では1万2000票となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/755f66f6425f25a65f0a445e0ade6fb14400241d
米大統領選のセキュリティ、警戒続く--投票日終え外国の干渉など形跡はみられず
11/6(金) 19:27配信

 投票機の設定の誤り、予想外の投票者数の増加、手指消毒薬の使いすぎ。米国の選挙では、これらの理由でジョージア州、オハイオ州、アイオワ州などの州で投票に遅れが生じたようだ。しかし、米国時間11月3日の夜に行われた関係機関の発表によれば、発生した問題の中にサイバー攻撃は含まれていなかった。

 大統領選挙の行方はまだ定まっていないが、サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)と国家安全保障局(NSA)は、50州すべてについて、 サイバー攻撃が投票に影響を与えることはなかったと結論づけた。

 選挙に至るまでの数カ月の間に、ロシア、イラン、中国のハッカーが何度か攻撃を仕掛けてきたとみられており、最終盤には、イランから米国の有権者に脅迫メールが送られるという事態も発生した。しかし、CISAとNSAの担当者によれば、選挙日の投開票に対するサイバー攻撃の試みは、2016年や2018年と比べてずっと少なかったという。

 あるCISAの高官は、今回の選挙日について、「今日の様子は、普段の火曜日に見られるインターネットの様子と同じだった」とコメントした。「今日はおおむね、少々暇を持て余していた。だが率直に言って、これはよいことだ」

 サイバーセキュリティ担当者はこの日、1日中攻撃に備えていた。担当者は、何度か開かれた記者会見で、まだハッキングが発生するだけの時間があると話し、慎重な態度を崩さなかった。実際、当局の担当者は、開票作業が続く間に、偽情報の拡散や、投票システムに対する信用を損なうことを目的としたソーシャルメディアに対する攻撃が起こることを警戒している。

 CISAを統括するChris Krebs氏は、11月4日に発表した声明の中で、「私たちは引き続き、外国のアクターによる、継続中の開票作業や投票結果の認証作業を標的として、妨害しようとする試みを警戒する。米国民の皆さんは外国からの働きかけに対する最終防衛線であり、今後数日間から数週間にわたって、引き続き忍耐力を発揮して頂くようお願いする」と述べている。

 2016年の米国大統領選挙でロシアのサイバー攻撃を受けて以来、選挙のセキュリティは大きな懸念事項になっている。2016年には、フロリダ州の2つの郡で有権者登録情報を盗まれたとみられている。また、民主党全国委員会(DNC)の電子メールがアクセスされたが、投票結果は影響を受けなかったという。

 しかし、セキュリティ研究者は投票機のハッキングが容易であることを示しており、2016年の選挙では民主主義の脆弱性が示された。そうした中、国土安全保障省は2018年に、今日の脅威からの防御や重要インフラの保護を目的とするCISAを設立した。選挙インフラのセキュリティ確保もCISAの大きな任務の1つとなっている。

6201名無しさん:2020/11/06(金) 21:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf59737e0df9ef7c1ded1d1ae0ac00024ab69f5c
米大統領選、開票作業は遅れているが「混乱」はしていない
11/6(金) 20:13配信

<激戦州で開票に時間がかかっていること、州ごとに開票のルールがバラバラなことで疑念を持たれているが>

投開票日の11月3日(火)から既に2日が過ぎていますが、激戦州では依然として接戦が続いています。中でもペンシルベニア州、ジョージア州では、小出しにされる追加の開票結果を受けて、両陣営とその支持者たちは一喜一憂しています。全米で、選挙疲れとか選挙のための「やけ食い」「ドカ食い」現象が起きている、そんな報道もあります。

そんな光景に対して、アメリカの選挙における開票は「混乱」しているとか、不正が横行している、あるいは「国連の監視団が必要」などという声まで聞かれます。特に日本では、この種の事務作業を几帳面にやるのが極端に好きな文化があるので、そうした声が聞かれるのは分からないではありません。

ですが、今回このように開票に時間を要していること、州ごとに開票の様子がバラバラなのには理由があります。

<記録的に高い投票率>

(1)まず、アメリカには国家レベルの、つまり連邦として統一された「公職選挙法」はありません。大統領は連邦の特別職ですが、大統領選そのものは、各州が誰を大統領に推すかを決める「州の意思決定」であり、各州が独自のルールに基づいて行っています。そこに統一性がないからといって、混乱しているわけではありません。

(2)確かに開票のスケジュールが遅延するなど、計画が狂っている州は多いです。ですが、それはあくまで、平均すると55%を超えることのないはずの投票率が、今回は67%に迫るような記録的な高率となったためです。例えば、フロリダ州など期日前投票を早めに締切り、また郵送投票は配達時にドンドン集計していた州では、投票締切の数時間後に確定投票を出すと意気込んでいましたが、できませんでした。これも、あまりに高い投票率に、数への対応でアップアップしていたためです。それ以上でも、以下でもありません。

(3)保守系のFOXニュースなどは、選挙の監視を要求した市民が拒否されたとか、その監視団は不正を発見したなどと報道しています。ですが、基本的にどの開票所でも「トランプ陣営代表」「共和党代表」「バイデン陣営代表」「民主党代表」「地方行政の代表」の5者による監視の体制が機能しているはずです。監視システムが機能しないなかで開票が進むことはないと思われます。

(4)こんなに遅れているのに夕方5時になると帰宅する開票担当者が多いという報道もあります。確かにそうかもしれませんが、州によっては現場の開票作業はボランティアに頼っています。その多くは家庭人であり、投開票日には深夜まで作業したかもしれませんが、時間外の作業が連日となると対応はできません。各州では、疲労により作業ミスが起きることを恐れて、そのために2日目以降は無理をしないというマネジメントがされているという報道もあり、アメリカではこれは当然のこととして受け止められています。

ということで、確かに世界が息をひそめて見守っているなかで、かなり時間がかかっているのは事実です。ですが、各開票所の現場は決して混乱しているわけではないし、集計の精度が落ちているわけでもないと考えていいと思います。あと少し、忍耐を持って見守りたいところです。

冷泉彰彦(在米作家)

6202名無しさん:2020/11/06(金) 21:48:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a0e4c380abb5d3c472aa0b5f992a1ecd52fa736
トランプ氏陣営、法廷闘争拡大へ 激戦2州では敗訴 米大統領選
11/6(金) 20:33配信

 【フィラデルフィア時事】米大統領選で、共和党のトランプ大統領の陣営が激戦州で起こした開票作業をめぐる訴訟は5日、中西部ミシガンと南部ジョージア両州で敗訴した。

 一方、東部ペンシルベニア州では開票の監視を認める判断が出ており、法的措置をさらに拡大する方針だ。

 陣営は選挙人の獲得で敗北したミシガン州で、開票作業を監視する陣営側の要員が派遣されるまで郵便投票などの集計中止を求めて提訴。裁判所は州の開票作業が終わる数時間前の提訴だったと指摘し、「現時点で開票作業は基本的に完了している」として訴えを退けた。

 民主党のバイデン前副大統領が猛追するジョージア州をめぐっては、チャタム郡で到着期限を過ぎて無効の郵便投票が有効票に混ざったのを監視員が目撃したと主張し、これらの無効票を見つけだすよう求めて提訴。裁判所はこれに対し「証拠がない」として却下した。

 開票作業が続くペンシルベニア州では、フィラデルフィアの集計会場での開票作業をより近くで陣営側の要員が監視することが認められ、陣営側の勝訴となった。

 陣営はペンシルベニア州で6日までに到着した郵便投票を有効とした同州最高裁の判決の是非について、連邦最高裁の介入を改めて申し立てたほか、西部ネバダ州でも死者や既に州から引っ越した人が投票したとして提訴する方針。一方、陣営側は敗訴した2州で上訴するかは明らかにしていない。

 トランプ氏は5日の演説で「合法な票を数えれば、私が簡単に勝てる」と強調し、法廷で徹底的に争う構えを示している。 

最終更新:11/6(金) 20:33
時事通信

6203名無しさん:2020/11/06(金) 21:49:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a4a43767106dac5b95b05c792691ef8bc57fb3f
【Q&A】米大統領選。なぜ選挙人は「勝者総取り」なの?
11/3(火) 13:27配信

 米国の大統領選が11月3日に行われます。ただ、選挙の仕組みは少し分かりにくい部分もあります。国民は直接候補者に票を投じるのではなく、全50州と首都ワシントンDCの計51地域に割り振られた「選挙人(538人)」を選び、その選挙人が後日、地域を代表して投票するのです。そして、メーン州とネブラスカ州を除き、その地域で1票でも多く獲得した方に全ての選挙人が投票する「勝者総取り」方式を採用しています。なぜこのようなシステムになったのでしょうか。アメリカ研究が専門の慶應義塾大学SFC教授、渡辺靖氏に聞きました。

Q:なぜ選挙人を挟む間接選挙なの?
建国当時(1776年)のアメリカでは、読み書きができない人が多くいました。そういう人たちが大統領を選べる訳もないし、選んだら変な人が選出される可能性がある、という一般大衆に対する不信感が、制度を作る人たちの間にはあったのです。そのため、ワンクッションを置く意味で選挙人を立てることになりました。

Q:「勝者総取り」になったのはなんで?
アメリカには、1州が1国だという考え方が強く根付いています。「州としての判断は1つしかない」という考えの延長で、地域を代表する選挙人も全員で同一の意思表示をするのです。

国連メソッドと同じような発想です。アメリカには色んな考えの人がいるけど、国際社会での意思表示は1票(1つ)です。

Q:選挙人は人口比で割り当てられているの?
必ずしも人口比ではありません。人口比がそのまま反映してしまうと、結局カリフォルニア州とかニューヨーク州とか人口の多いところの利益がアメリカを左右することになってしまいます。そうなると、人口が少ない州は不利になる。できるだけ特定の州や首都ワシントンに権力が集中しないよう、制度設計するときに工夫がなされたということです。

Q:選挙制度を見直す動きはないの?
しばしば「ややこしい選挙人制度など廃止して、全米の得票数で決めればいいのでは」と聞かれますが、そうするとやはり人口の少ない州の利益が反映されにくくなります。そもそも小さな州といえども高度な自治権を保証するというのが、中央政府(連邦政府)や大統領制を定めた際の条件でした。連邦政府や大統領が強権化してしまうと欧州の専制君主制と変わらなくなってしまうというわけです。



※選挙人が最も多いのは55人のカリフォルニア州。最も少ないのはアラスカ州、モンタナ州、首都ワシントンDCなどで各地域3人。

6204名無しさん:2020/11/06(金) 22:30:18
https://www.asahi.com/articles/ASN9K3QZ3N95UHBI013.html
「二つの米国」のある街で 月500ドルの部屋を借りた
有料会員記事
ペンシルベニア州ヨーク=大島隆
2020年9月20日 18時00分

 白人とマイノリティー。富める者と貧しい者。都市と地方。共和党支持者と民主党支持者――。かつてないほど分断が進むアメリカは、どこへ向かうのか。大統領選挙の激戦州ペンシルベニア州の街ヨークで、「二つのアメリカ」の境界線上にある場所を見つけた。この地に住みながら、足元からこの国の行方を探ってみた。(敬称略)

 初めて訪れたとき、「まさに探していた場所だ」と直感した。

 ここは、ペンシルベニア州南部の街ヨーク。中心部から少し外れたところにある住宅街で、古いタウンハウスが並んでいる。タウンハウスはアメリカの都市部にある集合住宅の一種で、家と家同士が横につながっている長屋のような建物だ。

 ワシントンから車で1時間半の距離にあるこの街を訪れたのは、部屋探しのためだった。今年は大統領選挙がある重要な年だが、コロナ禍で在宅勤務が続く。出張も移動の感染リスクが伴い、慎重にならざるを得ない。ならば、と発想を転換して「取材の現場で在宅勤務をしてみよう」と考えたのだ。ペンシルベニア州は大統領選挙の勝敗を左右する「バトルグラウンド・ステイツ(激戦州)」の一つだ。

 目の前のタウンハウスは明日、内覧させてもらう予定になっていたが、前日のうちに一度下見に来てみた。それには理由があった。

 内覧を申し込んだとき、家主から「ここがシティーだということはわかっていますよね」と念押しされていたからだ。「いま街中の宿に宿泊しているから、だいたい様子はわかっています」。そう答えたものの、電話を切った後に少しばかり不安になった。

 シティー、つまり市街地にあるということがなぜ問題なのか。そこにはアメリカ独特の都市事情がある。

 日本の感覚でいえば市街地の方がにぎわっていて生活も便利そうだが、車社会の米国の場合、その反対の都市が少なくない。1950年代以降、白人の中高所得層がよりよい住環境を求めて郊外に出て行く「ホワイト・フライト」と呼ばれる動きが加速した。低所得者層だけが残った中心部は商店街もさびれ、治安が悪化していった。「インナーシティー問題」と言われる現象で、ヨークもそうした、全米各地にある中心部が衰退した街の一つだ。

 家主からの電話の後に住所を地図で確認すると、宿泊している宿からは歩いて20分程度だ。土地勘のない街では、日が暮れたら歩かないのが鉄則だが、日没まではあと1時間ほどあったので、歩いて下見をすることにしたのだった。

 道の両側には、古いタウンハウスが並んでいる。この街には空き家が多い荒れ果てた地域もあるが、ここは古くても生活感がある。家族や近所の住民同士で、玄関先で夕涼みをしている人たちの姿が目につく。街にはアジア系がほとんどいないからだろうか、時折視線を感じる。

 めざす家は、市街地の南端にあった。アメリカでは、道路で囲まれた1区画を「ブロック」という単位で呼ぶ。この家があるブロックまでが、古いタウンハウスが並ぶ。もう一つ先のブロックに目をやると、こちら側とは一見して異なるたたずまいだ。街路樹の緑が豊かで、タウンハウスではなく庭付きの一軒家が並ぶ。

 「あちら側」に足を踏み入れてみた。

「あちら側」で見たのは、白亜の豪邸。記者はトランプ米大統領が育った地区のことを思い出します。

 すぐ隣のブロックは普通の大き…

6205名無しさん:2020/11/06(金) 22:58:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f4902dadb474c3c7da28b52f281644ce191d9f2
バイデン氏、ペンシルベニア州で逆転
11/6(金) 22:55配信

 【ワシントン共同】米主要メディアによると、大統領選で接戦となっている東部ペンシルベニア州で、民主党のバイデン前副大統領の得票数が共和党のトランプ大統領を超え、逆転した。

6206とはずがたり:2020/11/06(金) 23:21:54
バイデン氏、ペンシルベニア州でも逆転 優位動かず
2020/11/06 23:04毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201106k0000m030368000c.html

 米大統領選は6日時点で、政権奪還を狙う民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の獲得選挙人が253人となり、当選に必要な過半数(270)が目前に迫っている。再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)が先行した南部ジョージア、東部ペンシルベニア両州で逆転した。トランプ氏は5日夜に記者会見し「各地で不正が起きている」と主張。選挙結果に疑義を唱え、裁判闘争を拡大する考えを鮮明にした。

 大統領選は全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)での一般投票結果に基づき、各州・区に割り振られた選挙人538人の過半数を獲得した候補が当選する仕組み。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、米東部時間6日午前6時(日本時間6日午後8時)時点で、バイデン氏が中西部ミシガン、ウィスコンシンなど21州・1特別区で勝利し選挙人253人を獲得した。トランプ氏は南部フロリダ、中西部オハイオなど23州を制し獲得選挙人は214人。

 バイデン氏は開票が続く州のうちペンシルベニア(選挙人20人)で勝利するか、ジョージア(同16人)、西部アリゾナ(同11人)、ネバダ(同6人)の3州のうち2州を取れば過半数に届き、優位な情勢に変化はない。

 バイデン氏はアリゾナ、ネバダで先行。さらに、開票序盤でトランプ氏に大きくリードされていたジョージアでは開票率98%段階で約1100票の差をつけたほか、ペンシルベニアでも95%段階で0・1ポイント差で逆転した。ジョージアは票差がごくわずかで米メディアが勝者判定を見送る可能性も出てきた。ペンシルベニアは今後の開票分のうち、民主党支持者の利用が多い郵便投票や都市部の票が大部分を占める。

 全体情勢で追い込まれたトランプ氏は、5日の会見で「正当な票を数えれば私の楽勝だ。民主党は不正な票や遅れて届いた票を数え、この選挙を盗もうとしている」と主張。今後も集票や開票を巡り各地で訴えを起こす考えを表明し「連邦最高裁での決着に持ち込まれる」とも述べた。

 現在の最高裁はトランプ氏が指名した3人を含む保守派判事が6人、リベラル派3人の構成で、政権寄りの判断が出されやすい状況にあるが、トランプ陣営の提訴の妥当性については否定的な見方が多い。一方でトランプ氏の訴えに呼応し、支持者が開票所に詰めかける事態も各地で起きている。

 これに対し、バイデン氏は5日、地元の東部デラウェア州ウィルミントンで演説し「民主主義はときに厄介なもので我々に忍耐を強いる」と述べ、支持者に開票を冷静に見守るよう呼び掛けた。そのうえで「すべての票が数えられた末に、我々が勝者となるだろう」と勝利に自信を見せた。【ワシントン高本耕太】

6207名無しさん:2020/11/07(土) 10:29:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f0f0535f404392888b298ee43f9d6658e97d89d
トランプ氏、南部で底力 決着ラストベルトへ 米大統領選〔深層探訪〕
11/7(土) 8:29配信

 3日の米大統領選は、事前の世論調査に反し、共和党のトランプ大統領が南部フロリダ(選挙人29人)などで底力を見せた。トランプ氏と民主党のバイデン前副大統領の戦いは、東部ペンシルベニアなどのラストベルト(さび付いた工業地帯)3州を決着の舞台に、長期化する可能性が出てきた。

 ◇地上戦が奏功
 トランプ氏にフロリダの勝利をもたらしたのは、民主党大票田で大都市マイアミを抱えるマイアミデード郡の健闘だ。大半の開票が終了した時点でバイデン氏の得票は4年前のクリントン元国務長官と同水準の62万票弱。これに対しトランプ氏は約53万票と4年前の約33万票から急増した。

 反社会主義感情の強いキューバ系住民が多いこの地域で、トランプ氏は1日に現地入りしたのをはじめ徹底した地上戦を展開。バイデン氏を「過激主義者」と批判するスペイン語のテレビCMも放送した。2日には危険を察知したバイデン陣営がオバマ前大統領をマイアミに送り込み、「投票を」と訴えたが、後の祭りだった。

 ◇目減りは36人以内
 トランプ氏が4年前に全米で獲得した選挙人は306人で、過半数(270人)獲得には目減りを36以内に抑える必要がある。ラストベルトを勝負どころと位置付ける同氏にとって、南部や西部の取りこぼしは最小限でなければならない。

 激戦州のうち西部アリゾナ(同11人)はバイデン氏が優勢。一方、南部ノースカロライナ(同15人)とジョージア(同16人)は、9割以上を開票した時点でトランプ氏がややリードする。ジョージアでは民主党支持者の多い州都アトランタの開票を残しており、トランプ氏にとって予断を許さない。米紙ニューヨーク・タイムズはバイデン氏がジョージアを取る確率を64%と分析している。

 ◇確定は6日以降か
 「われわれはペンシルベニアで途方もない票を獲得している」。トランプ氏が4日未明、ホワイトハウスでこう報告すると、祝勝会さながら大歓声が沸き起こった。ペンシルベニア(同20人)では開票率74%の段階でトランプ氏が12ポイント上回る。

 ただ、同州では開票に時間がかかる郵便投票が急増。3日時点で、郵便投票の割合が小さいトランプ氏の票が優位に出ることは、当初から予想された事態だった。同州の当局者は勝者決定が早くても6日以降という見方を示す。

 トランプ氏は「率直に言ってこの選挙は勝った」と述べ集計作業の打ち切りを要求。今後増える郵便投票の集計をめぐり法廷闘争に打って出る考えも示した。

 バイデン氏は4日未明、支持者の前に姿を見せ、「われわれは辛抱強く待たなければならないことを分かっていた。すべての票が集計されるまで終わらない」と述べ、トランプ氏をけん制した。(ワシントン時事)

https://news.yahoo.co.jp/articles/424d7d0cde04af3d87c3cde5acb4646ba963b1dc
米上院選、ジョージア州2組が決選投票へ-民主党過半数への道残る
11/7(土) 5:47配信

(ブルームバーグ): 3日に投票が行われたジョージア州上院議員選挙で、共和党現職デービッド・パーデュー氏と民主党候補ジョン・オソフ氏の勝敗は、決選投票に持ち越されることになった。パーデュー陣営は決選を楽しみにしているとの同議員の見解を発表した。

両候補とも得票率が50%に達しなかったため、来年1月5日に決選投票が行われる。同州で行われたもう一組の上院議員選(補欠選)も、共和党現職ケリー・ロフラー氏と民主党候補ラファエル・ウォーノック氏が決選投票に進む。

民主党が上院過半数を奪取するには、バイデン前副大統領が大統領選に勝利した場合は3議席を、トランプ大統領が再選した場合には4議席を増やす必要がある。

原題:Georgia Senate Contest Heads to Runoff Between Perdue, Ossoff(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Vivek Shankar

6208名無しさん:2020/11/07(土) 10:30:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/40bbd2eeef57b5fe0519ec431cf091744afc28b6
ジョージア州は小差 州務長官「再集計の対象なりうる」
11/7(土) 8:28配信

 米大統領選の開票作業で、接戦となっているジョージア州(選挙人16)のラフェンスパーガー州務長官が6日、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の票差がわずかであるため、再集計の対象になりうるとの見解を明らかにした。

 AP通信の6日午後5時(日本時間7日午前7時)時点の集計では、開票率は99%で、得票率ではバイデン氏がわずかに0・1ポイントだけリードした。ジョージア州では、票差が0・5ポイントト以下の場合は、再集計が認められている。

 同州は共和党が伝統的に強く、開票当初はトランプ氏が先行していた。ところが、民主党支持者が多い州都アトランタ付近の票が開票されるにつれてバイデン氏が追い上げ、小差ながら逆転した。バイデン氏は同州で勝利を確実にすれば、当選に大きく近づく状況だった。

 共和党支持者のラフェンスパーガー氏は「接戦で勝者を発表するには至らない」と理由を説明した。

 米メディアによると、再集計が実施されても、結果に影響する可能性は低いとみられている。

 トランプ氏は5日の記者会見で「ジョージア州では勝っていたのが、次第に票が減っていった」と述べ、不正があったと主張した。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/186bb84d37854a5e8e07c7e7137bcad9e95ec551
僅差のジョージア州、再集計へ 米大統領選
11/7(土) 0:53配信

【AFP=時事】(更新)米大統領選で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏をわずかに抑えてリードしている南部ジョージア州の当局は6日、票を再集計する方針を発表した。

 アトランタ(Atlanta)で記者会見したブラッド・ラフェンスパーガー(Brad Raffensperger)州務長官は「これほどの僅差であることから、ジョージアでは再集計が行われる」と表明。同州での結果は「接戦であることからまだ勝者を発表できない」とした。

 同州では集計がほぼ完了した6日朝の時点で、バイデン氏が1500票余りリードしている。

 ラフェンスパーガー長官は「結果がもたらす影響は大きく、各方面で感情が高ぶっている。われわれはこうした議論に動じず作業を続ける。きっちりと作業を終わらせ、選挙の完全性を保つ」と表明した。

 トランプ氏は全米各地で選挙不正が起きているとの根拠のない主張を展開しているが、ラフェンスパーガー長官は、両陣営に対して開票作業の監視を認めていると説明した。【翻訳編集】 AFPBB News

6209名無しさん:2020/11/07(土) 10:31:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dfbae7d43cae34469993d782993e0d1187e536a
市場の関心は上院議会選にシフト、バイデン氏勝利の見込みで
11/7(土) 7:28配信

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が勝利する可能性が高まる中、投資家の関心はいまだに決着のつかない上院の議会選に移り、税制・規制に与える影響や追加刺激策への見通しに注目が集まっている。

3日の大統領選・連邦議会選以降、S&P総合500種は約4%上昇した。議会選で下院は野党・民主党が過半数を維持する見通しとなる一方、上院では与党・共和党が優勢になっており、バイデン氏が大統領に就任したとしても法人税率やキャピタルゲイン税率が引き上げられる可能性が低いとの見方が一因となっている。

ただ、ジョージア州では上院2議席を巡り、来年1月に決選投票が行われる見通し。バイデン氏の大統領就任の可能性が高まる中、民主党が同州の決選投票で上院2議席を獲得し、共和・民主とも50議席となれば、バイデン氏が副大統領候補に指名したハリス上院議員が決裁票を投じることになる。

ノースカロライナ州とアラスカ州の上院議会選ではともに共和党候補がリードしているが、まだ決まっていない。

パイパー・サンドラーの債券戦略部門責任者、ジャスティン・ホーゲンドーン氏は「民主党が上院議席を一つでも獲得すれば、何かしらの法案を成立させる可能性が高まる」と述べた。

一方、一部の投資家はバイデン政権誕生の恩恵を享受する銘柄への投資を再開し始めている。クリーンエネルギー関連の上場投資信託(ETF)は6日に1.1%超上昇する場面があった。半面、バイデン政権誕生で規制強化などが見込まれるハイテク株は0.5%安となった。

ケイス・キャピタル・アドバイザーズのマネジングパートナー、ケン・ポルカリ氏は「注目は米大統領選からジョージア州や上院にシフトしている。先行きを決定づけることになるからだ」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b741a5cad38091ebbfde8d34e00dbbe8b8824859
ドル下落、円は103円前半 ねじれ議会の継続予想=NY市場
11/7(土) 7:33配信

[ニューヨーク 6日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドル指数が下落し、約2カ月ぶりの安値を付けた。米大統領選の開票が進む中、上下両院で多数派が異なる「ねじれ議会」が継続するとの見方が根強く、ドルの下押し圧力となった。

市場では、大統領には民主党候補のバイデン前副大統領が当選するものの、議会上院は引き続き共和党が過半数を握ると予想。これにより、民主党が要求する大型の追加新型コロナウイルス経済対策の可決は困難になるとみられている。

10月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比63万8000人増と、前月の67万2000人増から伸びが鈍化した。新型コロナウイルス感染が各地で再拡大し、政府支援が先細る中、景気回復ペースが失速している兆候が改めて示された。

ロイターの集計によると、米国の新型コロナウイルス感染者が5日、新たに少なくとも12万0276人確認され、1日当たりの新規感染者数として2日連続で過去最多を更新した。

ウエスタンユニオン・ビジネスソリューション(ワシントン)のシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「米経済が減速しているとの見方がドル安につながっている」と指摘した。

大統領選は6日、激戦ペンシルベニア、ジョージア両州で、民主党候補のバイデン前副大統領が再選を目指すトランプ大統領を逆転し、リードを維持している。

ドルは通貨バスケット<=USD>に対し92.235と、9月2日以来の安値を付けた。週間では1.9%安と、3月以来の大幅な値下がりを記録した。

経済対策の規模が縮小するとの見方から、長期国債利回りは大幅に低下しているほか、株式などリスク資産は値上がりしており、こうした要因がドル安につながっているという。

ドル/円<JPY=>は103.255円に下落し、8カ月ぶり安値に迫った。菅義偉首相は6日、為替の水準や方向性について言及しないものの、「為替の安定は極めて重要。政府も各国通貨当局としっかり連絡を取りながら適切に対応する」と述べた。

オフショア人民元<CNH=> <CNH=D3>は6.5868元に上昇し、約2年ぶりの高値を付けた。バイデン氏が大統領になった場合、対中強硬政策がやや緩和されるとみられている。

ユーロ/ドル<EUR=>は1.1882ドルで推移した。

6210名無しさん:2020/11/07(土) 10:37:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/1773993ae85d43af9a1ffb6c0899a4f85d4e7113
バイデン陣営、政権移行の準備 閣僚人事、水面下で綱引き 米
11/7(土) 7:07配信

 【ワシントン時事】米大統領選でリードする民主党候補バイデン前副大統領の陣営が、来年1月の新政権発足に向けた準備を進めている。

 陣営は政権移行チームのウェブサイト「ビルド・バック・ベター(より良き再建).COM」を開設。激戦州で集計作業が続く中、水面下では閣僚人事をめぐる綱引きも活発化している。

 同ウェブサイトはトップページにメッセージを掲載し「政権発足初日から全力で取り組めるように全速力で準備を進めている」と強調した。国民にアピールするとともに、開票結果をめぐって法廷闘争に出るトランプ大統領の陣営や支持者をけん制する狙いがあるとみられる。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、政権移行チームは、トランプ政権が重要な情報を共有しないなど円滑な引き継ぎを行わない可能性を念頭に、数カ月にわたって準備を進めてきた。バイデン陣営の政策実施に加え、各省庁で要職を担う数千人規模の人選も行う。

 陣営は「最も多様性に富んだ政権」を目指すと公言。閣僚や要職にオバマ前政権を支えた人材に加え、民主党の左派勢力や共和党からの登用も検討している。

 国務長官候補には、オバマ前大統領の国家安全保障担当補佐官を務めたスーザン・ライス氏や、前政権の国務副長官だったカーネギー国際平和財団のウィリアム・バーンズ理事長が挙がる。

 国防長官には、中国との大国間競争を見据え、国防総省の改革を訴えるミシェル・フロノイ元国防次官(政策担当)が有力視される。大統領補佐官(国家安全保障担当)には、バーンズ氏と同じく前政権で国務副長官などを歴任したアントニー・ブリンケン氏が有力候補と目されている。

 同性愛者を公言し、民主党指名を争ったブティジェッジ前サウスベンド市長が国連大使に任命される可能性もあるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f214ef22f0ef2fd2df69385eb9db685a6b0e4bf6
ブラジル大統領、方向修正? 不利のトランプ氏「重要でない」
11/7(土) 9:58配信

 【サンパウロ共同】ブラジルのボルソナロ大統領は6日、「盟友」とするトランプ米大統領について「世界で最も重要な人物ではない」と述べた。ブラジルのメディアが報じた。ボルソナロ氏はこれまでトランプ氏を熱烈に支持していたが、大統領選で形勢を不利にしている同氏を前に方向修正を図った格好だ。

 ボルソナロ氏は「私がブラジルで最も重要な人物でないように、トランプ氏も世界で最も重要な人物ではない」と述べた。

 ボルソナロ氏はバイデン前米副大統領がアマゾンの森林破壊を批判したとして「内政干渉だ」と反発。4日には「(バイデン氏勝利は)ブラジルが望むものなのか」と支持者に話した。

6211名無しさん:2020/11/07(土) 10:51:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/0778844c28c2cd0433ffcb9fe38c6ce809e00043
イデン氏、ペンシルベニア州でリード拡大 1万9000票差に
11/7(土) 10:40配信

ワシントン(CNN) 米大統領選は6日、民主党候補のバイデン前副大統領が出身地ペンシルベニア州でのリードを拡大し、当選に必要な選挙人270人の獲得まであとわずかに迫った。同日夜には演説を予定している。

バイデン氏は現在、ペンシルベニア州で1万9000票以上リードし、選挙人20人を擁する同州の戦いで優位を保つ。共和党候補のトランプ大統領は同州を落とすことはできない。当局者によると、同州では6日午後の時点で、11万票以上の郵便票が未集計となっている。

地域別にみると、バイデン氏がリードを奪う原動力となった民主党寄りのフィラデルフィア郡では、約4万票の未集計票が残る。ただ、フィラデルフィア市の当局者はCNNに対し、「開票作業の完了にはあと数日かかる可能性がある」との見方を示した。

民主党の地盤であるアレゲニー郡でも、6日正午の時点で未集計票が5万2000票あまり残る。投票用紙の印刷ミスに起因する裁判所の命令により、このうち約2万9000票については東部時間午後5時まで集計を始めることができない。

ペンシルベニア州で集計のペースが落ちるなか、両候補は接戦となっているネバダ、アリゾナ両州の状況を注視している。

もしバイデン氏の民主党が前回に続きネバダ州を押さえ、アリゾナ州を民主党支持にひっくり返すことができれば、ペンシルベニア州を落としても当選が可能となる。選挙人の数はネバダ州が6人、アリゾナ州が11人。

CNNの予測では、現時点での選挙人獲得数はバイデン氏が253人、トランプ氏が213人となっている。

6212名無しさん:2020/11/07(土) 20:29:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/808bf0005acf31aa72fd69496ae9e59da15d2fb5
米上院、両党過半数届かず ジョージア州、1月決選投票
11/7(土) 17:09配信

 米大統領選と同時に行われた連邦議会選で、民主・共和両党のどちらも、すぐには上院(定数100)の過半数に届かないことになった。補選を含めて、2議席が争われた南部ジョージア州で、どの候補も得票率が50%に届かず、来年1月5日に決選投票が実施される見通しとなったためだ。決選投票によって、どちらの党が上院をコントロールするかが決まることになり、両党による総力戦となるのは必至だ。

 上院議員の任期は6年で、2年ごとに約3分の1が改選される。今回の選挙前は共和党53議席、民主党47(無所属も含む)で、どちらが過半数を得るかが大きな焦点だった。AP通信によると、6日までに判明した選挙結果では共和48、民主48と伯仲し、ジョージア州の2議席のほか、ノースカロライナ州とアラスカ州で勝者が確定していない。

 多くの州では、より多くの得票を得た候補が当選するが、ジョージア州ではどの候補も50%に達しない場合、決選投票となる。同州では共和党現職のパデュー氏に民主党新顔のオソフ氏が挑み、パデュー氏が先行していたが、AP通信によると得票率が50%に到達せず、決選投票となった。多くの候補が乱立した補選も、決選投票となった。

 この結果、上院選ではどちらの党もすぐに過半数の51議席に達せず、決選投票が行方を決めることになった。ジョージア州は長く共和党の強い地盤だったが、若年層の流入などで民主党が勢いを増しつつあり、大統領選でも民主党のバイデン副大統領が共和党のトランプ大統領をわずかながらリードしている。決選投票も激しい争いになる。

朝日新聞社

6213名無しさん:2020/11/08(日) 01:56:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cd48baeb603b134aede4feeefee6b6c3119d4e1
米大統領選でバイデン氏勝利
11/8(日) 1:27配信

 米大統領選でバイデン氏勝利と米主要メディア。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f267206a72b8c01ec64cf3dd57169d31df9c62d
米大統領選 バイデン氏が勝利確実 CNNなど報道
11/8(日) 1:46配信

 CNNなどアメリカメディアはアメリカ大統領選挙の開票が進み、民主党のバイデン氏が当選に必要な選挙人の過半数270人を確保し、勝利を確実にしたと伝えました。

 CNNは民主党のバイデン氏が激戦州のペンシルベニア州の選挙人20人を獲得した結果、当選に必要な選挙人の過半数の270人を上回る273人を確保し、大統領選の勝利を確実にしたと報じました。3日の投開票から4日目にしてようやくアメリカメディアが当確を伝えました。再選を目指していたトランプ大統領は重要な州といわれたフロリダ州を制したものの、複数の激戦州を落として票を伸ばしきれませんでした。ただ、トランプ大統領は郵便投票に不正があるなどと主張して法廷闘争に踏み切っていて、最終的な結果が出るまで混乱が長引く恐れがあります。

テレビ朝日

6214名無しさん:2020/11/08(日) 10:13:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b5357dc168565783c265e5b46df61b41805c61c
菅首相、バイデン氏に祝意 「日米同盟を強固に」
11/8(日) 7:29配信

 菅義偉首相は8日、米大統領選で民主党のジョー・バイデン前副大統領が勝利を確実にしたことを受け、ツイッターで「心よりお祝い申し上げる」と祝意を示した。

 日本語と英語で投稿した。

 首相は「日米同盟をさらに強固なものとするために、インド太平洋地域と世界の平和、自由、繁栄を確保するために、ともに取り組んでいくことを楽しみにしている」と表明した。

6215名無しさん:2020/11/08(日) 11:00:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/d562f4c6274a943c9759ee120233095a1570eafd
バイデン氏、ネバダ州で勝利 米報道
11/8(日) 3:41配信

【AFP=時事】米大統領選は7日、接戦だった西部ネバダ州で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利した。米メディアが報じた。

 米メディアはこれに先立ち、バイデン氏が激戦州ペンシルベニアを制して当選を確実にしたと報道。その後、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙とFOXニュース(Fox News)がネバダ州でのバイデン氏勝利を伝えた。

 ネバダ州の選挙人は6人。この2州で勝利したことで、バイデン氏の選挙人獲得数は少なくとも279人となった。当選には全選挙人538人のうち270人を確保する必要がある。

 ネバダ州では前回も民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が勝利を収めていた。【翻訳編集】 AFPBB News

6216名無しさん:2020/11/08(日) 13:48:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/51e331a2cadd643ec92f46a5f88edb254c05a122
物議の25歳新人が当選 米下院選
11/6(金) 8:17配信

【AFP=時事】3日に行われた米下院選挙で、25歳の共和党候補マディソン・コーソーン(Madison Cawthorn)氏(25)が当選を確実にし、近代史上で最年少の下院議員となる見通しとなった。同氏は対立候補と熾烈(しれつ)な争いを繰り広げた選挙戦で物議の人物となっていた。

 開票がほぼ完了した時点で、コーソーン氏はノースカロライナ州第11選挙区で54.5%を獲得し、対立する民主党候補の退役軍人、モー・デイビス(Moe Davis)氏(62)を破った。CNNによると、史上最年少の米下院議員は1797年に22歳で当選したウィリアム・C・C・クレイボーン(William C.C. Claiborne)。コーソーン氏は2018年に当選した民主党の左派下院議員、アレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏(29)よりも4歳若い。

 コーソーン氏は18歳で事故により体の一部がまひして以降、車いすで生活を送っている。銃規制や中絶に反対の立場を取り、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を支持。8月に行われた共和党の党大会では演説をした。

 コーソーン氏は選挙戦で対立候補のデイビス氏を猛攻撃し、政府の操り人形であり、宗教の自由を無視していると批判した。

 だがデイビス氏も、コーソーン氏が女性に不適切な行為をした疑惑などを持ち出して応酬。同氏を「資質ゼロで虚言癖のある性的搾取者」や「不道徳者」と呼び批判した。コーソーン氏は不適切行為の疑惑を否定している。

 コーソーン氏はさらに、アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の別荘の一つで、「イーグルズ・ネスト(Eagle's Nest)」とも呼ばれるドイツのケールシュタインハウス(Kehlsteinhaus)で兄と一緒に撮った写真をインスタグラム(Instagram)に投稿したことでも物議を醸した。

 写真には「総統の別荘。イーグルズ・ネストを見ることは、しばらく前から自分が死ぬまでにやりたいことのリストに入っていた。期待は裏切られなかった」とのコメントが付けられていたが、同時にヒトラーを「究極悪」とも呼んでいた。批判を受けたコーソーン氏は、自分は訪問時、ヒトラーを打ち負かした兵士たちの喜びについて思いをはせていたと弁明した。

 さらに今週、コーソーン氏は当選確実の知らせを受けてツイッター(Twitter)に「リベラル派よ、もっと泣け」と投稿。社会の分断を埋めるとの約束に反するこの高慢なコメントはさらなる批判を呼んだ。【翻訳編集】 AFPBB News

6217チバQ:2020/11/09(月) 11:44:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/37040386dbc5149f0ac7cbea97693b8a51dc1ee2

メラニア夫人も「敗北」促す トランプ氏は連日ゴルフ 米大統領選
11/9(月) 9:20配信
 【ワシントン時事】バイデン前米副大統領の勝利が確実になった大統領選で、CNNテレビは8日、トランプ大統領のメラニア夫人と娘婿のクシュナー上級顧問が、トランプ氏に「敗北」を受け入れるよう説得していると伝えた。

 一方、長男ドナルド・ジュニア、次男エリックの両氏は、受け入れ拒否を主張しているといい、身内でも温度差が広がっているもようだ。

 トランプ氏は8日、前日に続いて首都郊外のゴルフ場で過ごした。また、ツイッターで「選挙が盗まれた」などと主張する声を引用するとともに、「いつからメディアが次期大統領を決めるようになったんだ」と投稿し、不満を表明した。

6218チバQ:2020/11/09(月) 14:28:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5b466cc0dcc9e96dc6f82d52b86867bf9a2150d
トランプ氏に誤算 「法廷闘争」支持広がらず ひいきのメディアも冷淡・米大統領選
11/9(月) 7:24配信

 【ワシントン時事】米大統領選は7日、共和党のトランプ大統領の敗北が決定的になった。

 郵便投票をめぐる不正を訴え、法廷で「徹底抗戦」する同氏の戦略は正当性や大義を欠き、世論の支持は広がらなかった。

 各メディアが民主党のバイデン前副大統領の「勝利」を伝えたこの日、トランプ氏は「選挙監視員は集計室に立ち入ることができなかった」などとツイッターで不正を訴えた。ただ、国民向けに肉声を発せず、ツイートも散発的で、いつもの勢いがないのは明らかだった。

 世論調査で劣勢だったトランプ氏は選挙を互角の戦いに持ち込み、郵便投票集計の不正を訴えて法廷で勝つことを狙った。そのための布石として連邦最高裁判事の保守派優位も固めた。

 だが、各激戦州で陣営が起こした訴訟はすぐに壁にぶつかった。無効のはずの郵便票が集計されたと集計中止を求めたジョージア州の裁判は、約1時間の審理で「証拠がない」と却下。「不正を十分に監視できない」と主張したミシガン州では、既に集計が終わっていることを理由に訴えを退けられた。

 分の悪さを象徴したのはトランプ氏の5日の記者会見。民主党の「不正」を相次いで訴えると、複数のテレビ局で「大統領が多くの虚偽発言をしている」などと一方的に中継が打ち切られた。

 2000年大統領選では、フロリダ州の再集計をめぐる訴訟が連邦最高裁の最終決定が下されるまでもつれた。当時のブッシュ陣営の弁護団を率いたベーカー元国務長官は米メディアで「(00年は)何度も行われた集計を打ち切るかどうかの議論だった。民主主義社会で集計するなと言うのは無理がある」と語り、トランプ陣営の戦略の甘さを指摘した。

 最後にトランプ氏のはしごを外したのは「親トランプ」メディアだった。CNNの報道によると、保守系FOXニュースは、トランプ氏が法廷闘争を続けていることを理由に、270人の選挙人をバイデン氏が獲得しても「次期大統領(プレジデント・エレクト)」と呼ばないよう社内に指示を出していたという。

 だが7日午前、各社がバイデン氏の「当選確実」を伝えると、FOXも含めほとんどのメディアがバイデン氏に対して「次期大統領」「第46代大統領」という呼称を使用。トランプ氏は「誰が大統領かを決めるのはニュースメディアではない」と声明で反発したが、権力移行の流れは阻止できず、バイデン氏の元には各国首脳から次々に勝利への祝意が寄せられた。

6219チバQ:2020/11/10(火) 09:26:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/965c273d620cf9664f6fa7a3eac5ae9f96083cd2
米国防長官を突如解任 トランプ氏、理由示さず
11/10(火) 5:24配信


 【ワシントン共同】トランプ米大統領は9日、確執が指摘されていたエスパー国防長官を即時解任し、国家テロ対策センターのミラー所長を長官代行に充てたとツイッターで突然発表した。具体的理由は示していない。民主党のバイデン前副大統領が大統領選勝利を確実にする中、重要閣僚の解任で政権のレームダック化が加速し、来年1月の新政権発足までの間、安全保障面で懸念を招く恐れもある。

 エスパー氏は白人警官による黒人暴行死事件に伴う抗議デモへの対応に軍を投入することに反対し、トランプ氏と関係が悪化していたとされる。

6220チバQ:2020/11/10(火) 17:38:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/7950960691945d1f83a3563e8b9b352cf75301f9
トランプ氏、エスパー国防長官を解任
11/10(火) 3:11配信
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マーク・エスパー米国防長官(2020年7月10日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は9日、ツイッター(Twitter)への投稿で、マーク・エスパー(Mark Esper)国防長官を解任したことを明らかにした。大統領選での敗北を認めないトランプ氏への対応に追われる政権に、さらなる揺さぶりがかけられた。

【特集】トランプ政権を去った高官たち

 トランプ氏は投稿で「マーク・エスパー氏は解任された。彼の功労に感謝したい」と発表。国防長官代行に国家テロ対策センター(National Counterterrorism Center)のクリストファー・ミラー(Christopher Miller)所長を任命したことを明らかにした。

 エスパー氏は、抗議デモでの騒乱鎮圧のために軍を投入することを提案したトランプ氏と意見を対立させていた。

 3日に行われた大統領選では、トランプ氏が民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏に敗れ、来年1月20日の政権交代が決まった。だがトランプ氏は、選挙不正があったとの根拠の薄い主張を展開し、裁判所に提訴している。【翻訳編集】 AFPBB News

6221チバQ:2020/11/10(火) 19:08:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/f264f34f0fc394439879b66622c22667d88614ad
情報BOX:バイデン氏が政権メンバー人選へ、有力候補は
11/10(火) 7:02配信
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 米大統領選で当選が確実になったバイデン前副大統領と陣営の側近はこれまで何か月もかけて政権交代への準備を進め、チームを集めてきた。写真は7日、デラウェア州ウィルミントンで演説するバイデン氏(2020年 ロイター/Jim Bourg)
[ウィルミントン(米デラウェア州) 8日 ロイター] - 米大統領選で当選が確実になったバイデン前副大統領と陣営の側近はこれまで何か月もかけて政権交代への準備を進め、チームを集めてきた。バイデン氏が数十年以上前から目指してきた大統領職に足を踏み入れるに当たり、チームには数百人ものスタッフが集結していくことになる。事情に詳しい関係者の話を基に、バイデン氏が政権運営で手腕を頼り、政権要職に充てることを考えるであろう有力アドバイザーの顔ぶれを挙げる。

<側近メンバー>

バイデン氏はこれまでもずっと、戦略的な助言を頼みにする少人数の側近メンバーとの関係を維持している。その中にはバイデン氏の親族もいるし、オバマ政権での副大統領時に自分の補佐官だったロン・クレイン氏とスティーブ・リチェッティ氏、ブルース・リード氏もいる。

クレイン氏は政治的戦術家であり、2014年にはオバマ政権のエボラ出血熱対応を担当した。現在はバイデン氏の首席補佐官の有力候補と広く見なされている。首席補佐官は通常、大統領の政策課題や政策的な優先順位や日々の執務をお膳立てする上で主要な役割を果たす。

ルイジアナ州選出の下院議員セドリック・リッチモンド氏や、ロサンゼルス市長のエリック・ガルセッティ氏も重要な役割を担いそうだ。2人ともバイデン陣営の共同委員長だ。

<新型コロナ>

バイデン氏の最優先政策は新型コロナウイルス流行の制御だ。トランプ大統領と衝突してきたファウチ国立アレルギー感染症研究所長の留任を求めることを既に約束している。

選挙運動中にバイデン氏が新型コロナについてよく説明を頼ったのが、元医務総監のビベック・マーフィー氏だ。同氏も新政権で重要な役割が見込まれている。

<景気回復>

バイデン氏はこれまで、景気を回復軌道に乗せるための経済対策も優先課題になると表明してきた。新政権で人材登用を必要とする経済の要職はたくさんある。たとえば財務長官では米連邦準備理事会(FRB)のラエル・ブレイナード理事と、元財務副長官のサラ・ブルーム・ラスキン氏が有力候補とみられている。

財務長官指名は上院の承認を受けなければならない。上院は来年1月に実施される見通しのジョージア州2議席の決選投票次第で、引き続き共和党が多数派になる可能性がある。こうした可能性は、エリザベス・ウォーレン上院議員を含む進歩派の候補者が財務長官や他の要職になる見込みを阻害するかもしれない。ウォーレン氏は金融規制での経歴を持った人物ではあるのだが。

ジャレド・バーンスタイン氏やベン・ハリス氏といった、副大統領時代に長くバイデン氏の経済担当補佐官を務めた人物で、選挙陣営の経済アドバイザーでもある人物の起用も予想される。この2人とも大規模な景気刺激策の信奉者だった。

広範な経済関係機関の見直しでは、キーバンク幹部のドン・グレイブス氏を起用する考え。市場規制機関の担当としては、商品先物取引委員会(CFTC)委員長時代にデリバティブ規制強化に携わったゲーリー・ゲンスラー氏が挙がっている。

6222チバQ:2020/11/10(火) 19:08:21
<外交政策>

バイデン氏は就任後に早い段階で、同盟国や対立国との関係を仕切り直すと約束している。同氏はこの任務に当たり、やはり長年、個人的に頼ってきた側近を起用すると予想されている。

選挙陣営での最側近の1人であるアントニー・ブリンケン元国務副長官が国家安全保障担当の大統領補佐官か、国務長官候補に挙がっている。ブリンケン氏は、バイデン氏が長く上院外交委員長だったときに委員会のスタッフだった。バイデン氏が2008年の大統領選を狙った際にもアドバイザーを務めたし、副大統領時代には国家安全保障担当の副大統領補佐官だった。ブリンケン氏は中国など対立が予想される国と対決する際には、米国が海外での断固とした主導的役割を果たすよう提唱してきた。一方で他の国とは協調路線を提言している。

副大統領時代のバイデン氏のもう一人の安全保障担当補佐官で、今回の選挙陣営でも政策を助言してきたジェイク・サリバン氏も、外交のポストに就くとみられている。

オバマ前大統領の大統領補佐官だったスーザン・ライス氏は今回、副大統領候補としても検討されたが、新政権では国務長官の最有力候補と考えられている。ただし、12年のリビア・ベンガジでの米領事館襲撃事件の後、当時国連大使だったライス氏の責任を共和党側が糾弾してきた経緯はある。

上院でバイデン氏の最大の支持者の一人であるデラウェア州選出のクリス・クーンズ議員も国務長官候補だ。

元国防次官のミシェル・フロノイ氏は国防長官の最有力候補。同氏はブリンケン氏と共同でコンサルティング会社を設立している。

<気候変動>

バイデン氏のチームは気候変動問題に取り組むとの選挙公約を果たすため、気候問題の責任者ポストを指名する可能性を検討している。

候補はバイデン氏の昔からの友人で元上院議員のジョン・ケリー氏や、ブライアン・ディーズ氏。両氏ともバイデン氏が復帰する意向のパリ協定を巡り、かつて交渉を支援した経験がある。

ワシントン州知事のジェイ・インズリー氏が指名される可能性もある。同氏は気候変動問題の政策をひっさげて民主党の大統領候補予備選で一時、バイデン氏と戦ったが、撤退後はバイデン氏のアドバイザーになった。

気候変動問題でもう一つの重要ポストである米環境保護局(EPA)長官は、環境活動家のヘザー・トネイ氏、元行政管理予算局(OMB)副局長のアリ・ザイディ氏、カリフォルニア州大気資源局のメアリー・ニコルズ局長が候補に挙がっている。

*カテゴリを追加しました

6223チバQ:2020/11/11(水) 21:33:40
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201111k0000m030189000c.html
バイデン氏「次期大統領」既成事実化を着々 各国首脳と会談、省庁検証チーム任命
2020/11/11 18:06毎日新聞

バイデン氏「次期大統領」既成事実化を着々 各国首脳と会談、省庁検証チーム任命

記者会見で質問に答えるバイデン前副大統領=米東部デラウェア州ウィルミントンで2020年11月10日、AP

(毎日新聞)

 米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領は10日、共和党のトランプ大統領が敗北を認めず政権移行への協力を拒否していることについて「移行の準備は既に進んでいる。我々が勝利した事実を政権が認めなくても、その流れは変わらない」と述べた。同日は移行チームで各省庁を検証するレビューチーム(ART)のメンバー約500人を任命。各国首脳との電話協議も相次いでこなすなど「次期大統領」としての活動を加速させている。

 「正直に言って恥ずべきことだ。彼のレガシー(政治的遺産)の助けにはならないと思う」。バイデン氏は地元の東部デラウェア州ウィルミントンで開いた記者会見でそう語り、「選挙に不正があった」などと主張し依然、敗北宣言をしていないトランプ氏と現政権を批判した。一方で「彼らの否定は我々の準備に影響を与えるものではない」と述べ、新政権への移行プロセスを遅滞なく進めると強調した。

 政権移行チームは10日、各省庁の事業の必要性や効率を検証し継続の是非を判断するARTメンバーのリストを公表した。現在は、連邦政府施設へのアクセスや職員との接触が制限されている状況だが、政策を研究するシンクタンクや元政府関係者からの聴取を先行させていく。

 バイデン氏勝利の既成事実化は外交面でも進む。トランプ氏の抵抗にかかわらず、各国指導者からはバイデン氏との関係構築を急ぐ動きが相次いでいる。前日のトルドー・カナダ首相に続き、10日はマクロン仏大統領▽メルケル独首相▽マーティン・アイルランド首相▽ジョンソン英首相――がそれぞれバイデン氏に電話。直接、祝意を伝えた。

 各国との電話協議では2国間関係の強化に加えて、北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)など多国間枠組みを通じた連携を重視し、新型コロナウイルスや気候変動など国際的な課題に対応していくことで一致。バイデン氏は記者会見で「首脳らに『米国は帰ってきた』と伝えている。もう米国単独主義ではない」と述べ、トランプ政権とは対照的に国際協調重視の外交を展開する考えを改めて強調した。

 バイデン氏は「同盟国や友好国の歓迎を真に感じる。電話を返さなければならない外国首脳がまだいる」とも述べて、次期大統領としての地位に自信を見せた。ロイター通信によると、トランプ氏の盟友であるトルコのエルドアン大統領も10日、祝福のメッセージを送り「緊密な連携」を呼びかけた。

 ◇「2期目トランプ政権に円滑に移るだろう」

 一方で政権側に軟化の兆しはない。トランプ氏はこの日も「不正に操作された選挙結果を国民は受け入れない!」といったツイートを繰り返した。陣営はバイデン氏の得票が上回った中西部ミシガン州の選挙で集票・開票作業に不正があったとして結果確定の差し止めを求める新たな提訴を発表。ペンス副大統領は議会で共和党議員会合に出席し、今後の政権の法廷闘争の方針について説明した。

 また、トランプ氏の最側近で2024年の次期大統領選出馬を目指すとされるポンペオ国務長官は10日の記者会見で、政権移行準備について「2期目のトランプ政権に円滑に移行するだろう」と述べ、トランプ氏と歩調を合わせた。公正な選挙や平和裏な政権移行を諸外国に呼びかける立場の国務長官が国内の民主的プロセスを否定するような発言をしたことに対し、非難が噴出している。外国政府からバイデン氏側への接触はいずれも、国務省を通さず直接行われているという。【ワシントン高本耕太、鈴木一生】

6224チバQ:2020/11/11(水) 21:36:53
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-201111X341.html
世論調査また外す=バイデン氏勝利予測も各州接戦―米大統領選
2020/11/11 16:40時事通信

 【ワシントン時事】バイデン前米副大統領が勝利を確実にした3日の米大統領選の世論調査について、優位とされたクリントン元国務長官がトランプ大統領に敗北した2016年に続き「予測を外した」との声が上がっている。投票日直前にバイデン氏は全米の世論調査の支持率で平均7ポイント以上引き離していたが、実際の得票率の差は3.2ポイントだった。勝利したウィスコンシンなどで予想に反して接戦となり、フロリダは奪還できなかった。

 世論調査協会は16年の失敗に関し、トランプ氏に数多く投票した非大卒者層の声を調査結果に反映できなかったことなどが原因と分析。その後の世論調査ではそうした点の改善に努めてきたが、「トランプ氏支持票」を再び過小評価した格好だ。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は10日、トランプ氏がメディアや世論調査への攻撃を繰り返してきたことから、「トランプ支持者は世論調査により協力的でなくなっていても驚くに当たらない」と指摘した。世論調査がトランプ氏支持層の声を反映するのが困難になっている可能性がある。

 CNBCテレビ(同)は、投票率が66%を超え120年ぶりの高水準となるとみられることも失敗の要因になり得ると指摘する。選挙当日にトランプ氏支持者が予想より多く投票した可能性があるという。

 また、フロリダ州の出口調査によると、従来は民主党支持が多いヒスパニック票でトランプ氏が47%を獲得。52%のバイデン氏に肉薄した。タイムズ紙は「全国調査でもトランプ氏のヒスパニック系での強さを見落とした可能性はある」と指摘した。トランプ氏の全米でのヒスパニック票は32%で、前回から4ポイント上昇している。 

ジョー・バイデン
ドナルド・トランプ

6225チバQ:2020/11/12(木) 10:40:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd7cea5bf2c05a0605b20afb2abc82dc0edbd02d
米大統領選 共和党、上院で50議席を確保 多数派へあと1議席に迫る
11/12(木) 8:16配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選と同時に実施された上院選(定数100)は11日、アラスカ州の共和党現職、サリバン議員が当選を確実にした。複数の米主要メディアが伝えた。

 これにより共和党の獲得議席(非改選を含む)は50議席となり、上院の多数派維持まであと1議席に迫った。民主党は48議席(同党系無所属2議席を含む)となっている。

 一方、米メディアによると下院選(定数435)は11日、民主党の獲得議席が218議席に達し、過半数を維持した。同日現在、203議席を確保している。

6226チバQ:2020/11/12(木) 13:41:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff6fc90baeb097488c727cb742d5ba4be27e609b
バイデン氏、側近ロン・クライン氏を首席補佐官に「彼の経験と能力、この危機に求められている」
11/12(木) 12:04配信
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ジョー・バイデン前副大統領が新政権の首席補佐官に選んだ側近、ロン・クライン氏=米首都ワシントンで2014年10月22日、AP
 米紙ワシントン・ポストなど主要メディアは11日、大統領選で当選を確実にした民主党のジョー・バイデン前副大統領が新政権の首席補佐官に、同氏の上院議員時代からの側近、ロン・クライン氏(59)を起用すると報じた。バイデン氏は同紙への声明で「彼の豊富な経験と、立場の異なる多くの人々と協調できる能力こそ、この危機の時代に求められている」と述べた。


 首席補佐官は政策調整や大統領の日程管理、議会との折衝などを取り仕切るホワイトハウス職員トップのポストで、政権運営の要とされる。

 クライン氏は連邦最高裁の法務書記や上院司法委員会スタッフなどを経て、歴代の民主党大統領候補陣営や政権で顧問を務めた。バイデン副大統領(当時)やゴア副大統領(同)の首席補佐官を歴任し、2014年にはオバマ政権のエボラ出血熱対策責任者に任命されている。【ワシントン高本耕太】

6227チバQ:2020/11/12(木) 16:40:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/84a70e0974a5809cefed6e3aaceb61dcc425be65
アラスカ州はトランプ氏勝利 ジョージア州は票の再集計へ
11/12(木) 10:55配信
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ドナルド・トランプ米大統領=西田進一郎撮影
 米大統領選で11日、開票の続いていたアラスカ州で共和党のドナルド・トランプ大統領が勝利した。ニューヨーク・タイムズ紙など主要メディアが伝えた。トランプ氏の獲得選挙人は同州の3人を加え217人。民主党のジョー・バイデン前副大統領はこれまでに過半数ライン(270)を超える279人を獲得し当選を確実にしている。

【家族も祝福】バイデン氏の勝利演説を写真特集で

 勝者が確定していない州は残り3州。そのうちバイデン氏のリードが得票率0・2ポイントと僅差の南部ジョージア州の州務長官は同日、票の再集計を実施すると正式に発表した。

 アラスカは大差でトランプ氏が勝利したが、3日の投票日までに投函(とうかん)されれば、その後15日以内に届いた郵便投票は有効とされる規則などが要因で集票に時間がかかっていた。また大統領選と同時実施された上院選でも11日、共和党現職が勝利し、同党が上院の定数の半数である50議席を確保する見通しとなった。民主党が同数を確保するには、1月に実施されるジョージア州2議席の決選投票の両方で勝利する必要がある。【ワシントン高本耕太】

6228とはずがたり:2020/11/12(木) 20:30:27
トランプ氏企業、検察が広範捜査 「長期間に及ぶ犯罪行為」の疑い
2020/08/04 13:17共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020080401001867.html
トランプ氏企業、検察が広範捜査 「長期間に及ぶ犯罪行為」の疑い

トランプ米大統領=3日、ワシントン(AP=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】米ニューヨーク・マンハッタンの検察当局は3日、トランプ大統領一族が経営する複合企業トランプ・オーガニゼーションに関して、これまでに知られているよりも広範囲の犯罪の疑いを捜査していると明らかにした。米メディアが伝えた。銀行や保険に絡む不正の疑いが含まれるという。

 検察はトランプ氏の財務記録の開示を求めて裁判所に提出した文書で「トランプ・オーガニゼーションにおける長期間に及ぶ犯罪行為」の疑いについて、調べる必要性を主張した。

 捜査対象がトランプ氏と不倫したと主張するポルノ女優らへの口止め料支払いから、さらに広がっている可能性を示唆した形だ。

6229チバQ:2020/11/13(金) 18:31:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7e797a098f46b7de1d912706f530515ce1a436d
トランプ氏法廷闘争、共和党は様子見も 移行停滞には懸念
11/13(金) 18:13配信
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トランプ米大統領(川口良介撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が大統領選で「大規模な不正があった」として訴訟や再集計の動きを活発化させていることに関し、身内の共和党議員らの間では「大統領には法廷で真相を追求する権利がある」としつつも、安全保障分野を中心に政権移行が停滞することを懸念する声が強まりつつある。

【表】米大統領選今後のシナリオは

 民主党のバイデン前副大統領が当選を確実にした大統領選の結果をめぐっては、上院共和党トップのマコネル院内総務ら大半の同党議員が「訴訟と再集計の結果を見守るべきだ」として、バイデン氏の勝利を公には認定していない。

 共和党議員らがトランプ氏に配慮するのは、同氏が選挙に敗れたとはいえ現職大統領としては最多となる7200万票を獲得し、今後も共和党内で強い影響力を維持していくことが確実とみられているためだ。

 また、大統領選と同時に行われた上院選では、これまでに共和党が50議席、民主党が49議席を獲得した。来年1月に行われる南部ジョージア州の2議席をめぐる決選投票で、どちらの党が上院多数派を確保するかが決まる。

 共和党としては現段階で、トランプ氏に敵対することはトランプ支持者の反発を招き、ジョージア州での議席確保に向けた選挙戦略の上でも好ましくないと判断しているとされる。

 共和党議員らは一方で、トランプ氏が具体的な根拠を示さずに「不正があった」と主張し、訴訟攻勢で政権移行プロセスに支障を与えている現状を有権者がどう受け止めているかも慎重に見極めている。

 大統領選での勝利が確実となった次期大統領は通常、米国を取り巻く安全保障情勢を正確に把握するため、国家情報長官から大統領に毎日提供される最高度の機密報告「大統領日報」(PDB)を就任前から受けることができる。

 しかし、トランプ氏は敗北を認めていないことから政権移行手続きを拒否。国家情報長官室も、政権移行作業を統括する一般調達局(GSA)がバイデン氏を勝者に認定していないことを理由にPDBの閲覧を認めない立場だ。

 共和党議員のグラム、コーニン、ランクフォード各上院議員らは、訴訟が続いている間も、安全保障上の観点からPDB報告を受ける権限を受けられるべきだと主張している。

 共和党の息子ブッシュ大統領の選挙参謀を務めた政治評論家のカール・ローブ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナル(12日付)への寄稿で「再集計で選挙結果が覆ることはない」と指摘し、トランプ氏に「訴訟が終結したら、平和的な政権移行を主導して怨念を捨て、国の統合に力を貸すべきだ」と訴えた。

6230名無しさん:2020/11/13(金) 21:38:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0685e3aa0e24ca2215943e7b224a9296d671d4a0
中国、バイデン氏に祝意 米大統領選
11/13(金) 17:29配信

【AFP=時事】(更新)中国政府は13日、米大統領選で当選を確実にした民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領に祝意を表明した。

 中国外務省の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は、記者会見で「われわれは米国民の選択を尊重する。バイデン氏と(副大統領候補のカマラ・)ハリス(Kamala Harris)氏に祝意を表する」と述べた。

 バイデン氏は8日に勝利宣言を行ったが、汪報道官は9日の定例会見で「バイデン氏が大統領選で勝利宣言をしたことは認識している」と述べつつ、開票結果は未確定だとして祝意表明を差し控える姿勢を示していた。【翻訳編集】 AFPBB News

6231名無しさん:2020/11/14(土) 10:48:22
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201113/k10012709901000.html
米大統領選 専門家「法廷闘争で勝敗覆すに至らない」
2020年11月13日 16時54分

トランプ大統領の陣営が「選挙で不正があった」などと各地で訴訟を起こしていることについて、専門家からは勝敗が覆る可能性は低いとの指摘が相次いでいます。

このうち、アマースト大学で法律を専門とするローレンス・ダグラス教授は「トランプ陣営が訴訟で勝つ可能性は極めて低い。すでに退けられている裁判を見ると保守派の判事であっても、トランプ陣営の主張を裏付ける証拠が示されていないと指摘している」と述べました。

そのうえで「ささいなミスや不正はあるかもしれないが、バイデン氏との票差をひっくり返すほどの規模の不正は見つかっていない」として、勝敗を覆すには至らないとの見方を示しました。

そして「トランプ陣営が主な法廷闘争を続けるのは、12月8日までだろう」と述べ、各州が選挙結果を確定させる期限として法律で定められている来月8日までは、法廷闘争が続く可能性があるとしています。
また、南部ジョージア州で行われることになった再集計についても、選挙制度などに詳しい非営利団体「フェア・ボート」のデブ・オティス上席研究員は「再集計で結果が変わったとしても、ほとんどのケースでは数百票が動く程度だ。ジョージア州では票差が1万以上あり、勝敗が覆ることは考えにくい」との見方を示しています。

フェア・ボートによりますと去年までの過去20年間に、州単位で集計が行われた選挙は全米で合わせて5778件あり、このうち再集計が行われた31の選挙のうち、勝敗が覆ったのは州知事選挙など3つだったということです。

この3つの選挙の票差は、いずれも0.05ポイント以下で、今回の大統領選挙でのジョージア州の票差は、およそ1万4000、0.28ポイントとなっています。

そのうえで、オティス研究員は「トランプ大統領が勝利するためには、複数の州で再集計をして結果を覆さなければならず、かなり難しい」としています。

また、法廷闘争についても「トランプ陣営が起こした裁判では、すぐに退けられているケースが多い。裁判所が証拠がないと判断しているからだろう」と指摘しています。

トランプ陣営は5州で訴訟起こす
トランプ大統領の陣営は、これまでに激戦州のペンシルベニア、ミシガン、アリゾナ、ジョージア、そしてネバダの5つの州で訴訟を起こしています。

AP通信のまとめによりますと、訴訟の数は、少なくとも17件に上っていますが、このうち一部の訴えについては、裁判所が「十分な証拠がない」などとして、すでに退けています。

ペンシルベニア
郵便投票の透明性が確保されていないとして、州に対し、選挙結果を確定しないよう求める訴えなどを起こしています。

ミシガン
投票の監視にあたる担当者が、同じ票の束が複数回、機械に通されるのを見たと証言しているとして、州に対し、不正な票が集計されていないと確認されるまで、選挙結果を確定しないよう求めています。

アリゾナ
一部の地域で、投票所で投票された本来有効であるはずの票の多くが、インクのシミなどが原因で機械によってはじかれ、集計されなかったと主張しています。

ジョージア
トランプ陣営が「受け付け時間をすぎて届いた票が、時間内に届いた票の束に入れられたのを見たという証言がある」などと主張して、仕分けを徹底するよう求める訴えを起こしていましたが、裁判所は「受け付け時間以降に票が届いたという証拠はない」として、訴えを退けています。

ネバダ
トランプ陣営は有権者の女性が、投票所で票を投じようとしたところ、覚えがないにもかかわらず「郵便投票で、すでに投票している」として受け付けられなかったと指摘し、有効ではない票が混ざっているなどと主張していましたが、裁判所は「十分な証拠がない」として訴えを退けました。

一方、トランプ陣営は、ペンシルベニア州の郵便投票をめぐり、郵便投票をした人のうち、本人確認の書類が足りなかった人について、州務長官が書類の提出期限を3日間延長したことは違法だと訴えていました。

これについて、裁判所は12日、州務長官に期限を延長する法的な権限はないとして、トランプ陣営の訴えを認め、当初の期限までに必要な書類が届かなかった票については、集計しないよう命じました。

しかし、この判決で影響を受ける票の数は、ごくわずかにとどまるとみられます。

6232チバQ:2020/11/16(月) 14:20:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/11ed0ee84750f894d38bf38786e773a86a53dcf6

「選挙人」実質廃止の動き 得票総数で勝敗を 15州と首都が協定加入・米大統領選
11/16(月) 7:05配信
 【ワシントン時事】米国で大統領選の勝者を州単位の選挙人獲得数でなく、全国の得票総数で決めようという動きが広がっている。

 これまでに全米50州のうち15州と首都ワシントンが賛同。トランプ大統領も2016年の大統領選で、全国得票で対立候補のクリントン元国務長官を下回りながら、選挙人獲得数で勝って当選を決めており、制度変更が実現すれば、大統領選の様相が一変することになる。

 西部コロラド州で大統領選と同じ今月3日に行われた住民投票で、同州の「全国一般投票州際協定」加入が正式に決まった。加入に関する州法は昨年成立していたが、多数の反対署名が寄せられたことから、改めて住民投票を実施。52%が加入に賛成票を投じた。

 協定に加わった州では大統領選で、州内の集計結果にかかわらず、全米の得票総数トップの候補がその州に割り当てられた選挙人を獲得する。ただし、発効するのは加盟州の選挙人の合計が、選挙人(538人)の過半数に当たる270人に達してからだ。

 協定の推進団体によると、ニューヨーク、カリフォルニア、イリノイなど大規模州も既に加入しており、コロラドを含めると、加入州の選挙人の合計は196人。加入州がさらに増えて発効すれば、全米の得票でトップの候補が自動的に選挙人の過半数を得ることになり、選挙人制度は実質的な意味を失う。

 ただ、共和党には慎重な声が強く、協定発効への道筋が見えているわけではない。NBCニュースによれば、反対派は選挙人制度が実質的に廃止されれば「候補者は(有権者の多い)都市部での運動に集中し、小規模州の声を届けられなくなる」と主張。都市部に強い民主党が結果的に有利になると懸念する。

 実際、今回の選挙戦でもトランプ氏とバイデン前副大統領は、支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」での運動に重点を置いた。それでも推進団体幹部は「(制度を支援するのは)米国内の他の選挙と同様、最多の票を得た候補が勝つべきだという単純な理由からだ」と述べ、党派的な動きをけん制する。

 今回の大統領選では、勝利を確実にしたバイデン氏が史上最多となる約7900万票を獲得。得票率でトランプ氏に約3.6ポイントの差をつけた。

6233とはずがたり:2020/11/17(火) 09:07:58
トランプは振り上げた拳をどうやって降ろすか困っとるな┐('〜`;)┌

バイデン氏勝利の公算大きい、円滑な政権移行確約=大統領補佐官
11/17(火) 4:28配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/89359e852ea948d983378858980228d9f198ff7f
ロイター

オブライエン米大統領補佐官(右)は16日、大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利した「公算が明らかに大きいように見える」とし、バイデン氏への円滑な政権移行を確約すると述べた。ロサンゼルスで昨年9月撮影(2020年 ロイター/TOM BRENNER)

[ワシントン 16日 ロイター] - オブライエン米大統領補佐官(安全保障担当)は16日、大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利した「公算が明らかに大きいように見える」とし、バイデン氏への円滑な政権移行を確約すると述べた。

オブライエン氏はグローバル・セキュリティ・フォーラムで、大統領選でトランプ氏が続投を決めることを望んでいたとしながらも、バイデン氏とカマラ・ハリス上院議員が率いる新政権とともに取り組んで行く姿勢を表明。「新たな政権が発足する場合、新政権には政策を策定する時間が必要だ。現時点ではバイデン氏が勝利した公算が大きいように見える。国家安全保障会議(NSC)は極めて専門的な政権移行手続きを実施する。これに疑いの余地はない」と述べた。

その上で、バイデン氏の準備は整っているように見えるとし、「これがアメリカ合衆国の偉大なところだ。極めて困難な時期でも、平和的に政権が移行されてきた」と述べた。

6234チバQ:2020/11/17(火) 10:33:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac85cc6b072912d8fdcaf6c2b445414eac28cb44?page=2
「ジョージア州が大変だ!」上院選挙の結果次第でバイデン氏は厳しい船出? 大統領選の勝利後も続く“選挙モード”〈AERA〉
11/17(火) 6:02配信
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AERA 2020年11月23日号より
 大統領選では民主党候補のバイデン氏が勝利したが、いまだ混沌とした状況が続いている米国。敗北を認めないトランプ大統領は、選挙に関する訴訟を起こしているほか、政権移行を阻む措置もとっている。また、大統領選でも接戦となった南部ジョージア州では、上院議員選挙の決選投票が来年1月に実施されることに。民主党がここで2議席を取って多数派になれないと、バイデン新政権は厳しい船出となりそうだ。AERA 2020年11月23日号では、いまだ「選挙モード」の米国の現状を取り上げた。

【写真】開票作業の中止を求めて叫ぶトランプ大統領の支持者の姿はこちら

※【トランプ氏の“政権移行妨害”が生んだ深刻な事態 「安全保障を犠牲にしてまで抗戦か」との報道も】より続く
*  *  *
 バイデン陣営は、混沌とした状況下、政権移行チームを形成し、ホワイトハウス入りの準備を進めている。それを支えるのは、彼に投票した有権者だ。バイデン氏が当選を確実にした11月7日夜(米東部時間)に行った勝利宣言が、その多様さを物語る。

「私たちは、歴史上最も幅広く多様な連合を組んだことを、誇りに思う。民主党、共和党、独立派、プログレッシブ、穏健派、保守派。若者、高齢者、都市部や郊外、地方に住む人、同性愛者、そうでない人、トランスジェンダー、白人、ラテン系、アジア系、米国先住民。特にこの選挙活動が停滞していたときに、アフリカ系米国人の共同体が私のために立ち上がってくれた」

■バイデン陣営は準備

 このように今夏、特に黒人や若者を行動することに目覚めさせた「ブラック・ライブズ・マター(BLM、黒人の命は大切だ)」運動にも言及した。

 バイデン氏はまず、大統領のスケジュールや面会する人物、人事を一手に引き受ける大統領首席補佐官に、前副大統領時代の副大統領首席補佐官だったロン・クレイン氏を任命した。クレイン氏はすぐにバイデン氏が誰と会い、どんな情報を得るのか、ホワイトハウスにいるのと同じ環境を作り上げる。これは重要な動きだ。

 カナダ、日本、韓国、オーストラリアといった同盟国の首脳ともいち早く電話会談を行った。同盟国を軽視するか、あるいは無視するトランプ政権の外交路線を改めて、協調路線を復活させるのが狙いだ。

6235チバQ:2020/11/17(火) 10:33:45
 11月9日には、専門家から成る新型コロナウイルス対策チームを形成したと発表。政権の四つの重点課題を、新型コロナ、経済再生、人種問題、気候変動とした。トランプ政権が脱退した国際的な枠組みにも素早く復帰する。21年1月20日の大統領就任初日に地球温暖化対策の枠組みであるパリ協定への復帰を宣言した。イラン核合意や世界保健機関(WHO)へも復帰する考えだ。

■上院をめぐり綱引き

 一方で、「ジョージア州が大変だ!」と、ワシントンの政界の関心は現在、上院の議席数に移っている。

 11月12日現在、100議席中、共和党がノースカロライナ州とアラスカ州の2議席を獲得して計50議席、民主党が計48議席(無所属2議席含む)。残すところ、ジョージア州での決選投票の2議席になっていて、現在は共和党候補が優位に立っている。そして来年1月5日のジョージア州の決選投票が上院の「多数派」を決する。なぜなら、両党が50議席ずつとなった場合、上院議長に就任するカマラ・ハリス次期副大統領の1票が民主党のものとなるからだ。

 しかし、ジョージア州の2議席が取れず、民主党が議会で多数派を取れなければ、バイデン氏の政権運営は、最初からミッチ・マコネル院内総務が率いる共和党上院に阻まれることになる。現在、民主・共和両党の大統領選のブレーンや活動家が雪崩を打つようにジョージア州に向かっている。

 マーガレット・ミッチェル作の小説『風と共に去りぬ』の舞台ともなった、黒人を始めとする人種差別の土壌が根強く残るジョージア州で、民主党が2議席も取るという、地殻変動は起きるのか。1月20日の次期大統領就任式直前まで、目が離せない「選挙モード」が続く。(ジャーナリスト・津山恵子(ニューヨーク))

※AERA 2020年11月23日号より抜粋

6236チバQ:2020/11/18(水) 09:06:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/611effb1038beb3baf88ba418228173f0a208cf3
大統領上級顧問にドニロン氏 ホワイトハウスに側近登用 バイデン氏
11/18(水) 8:20配信
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 【ワシントン時事】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領の政権移行チームは17日、大統領上級顧問に側近のマイク・ドニロン氏を充てるなど9人のホワイトハウス高官人事を発表した。

 
 副大統領時代からバイデン氏を支えるドニロン氏は大統領選で陣営の参謀としてスピーチ作りなどを手がけた。同じく腹心で副大統領首席補佐官を務めたスティーブ・リケッティ氏は大統領顧問に。既に首席補佐官への起用を発表したロン・クレイン氏とともにホワイトハウスの要職を側近で固めた。

 また、選対本部長を務めたジェニファー・ディロン氏は大統領次席補佐官に起用。黒人議員連盟の元会長セドリック・リッチモンド下院議員は、渉外担当の上級顧問に就く。

6237名無しさん:2020/11/18(水) 21:47:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/304268034d23d38c0b96833f904e4a80588af056
トランプ氏が「駆け込み」外交 次期政権に影響の恐れ
11/18(水) 19:16配信

 大統領選に敗れたトランプ米大統領が、任期切れを前に「駆け込み」外交を展開し始めた。国防総省は17日、アフガニスタンとイラクの駐留米軍を削減すると発表。18日にはポンペオ国務長官がイスラエルのゴラン高原などを初訪問する予定だ。政権のレガシー(後世に残る功績)作りを狙ったものとみられるが、拙速な動きが混乱を広げ、バイデン次期政権の外交に影響を与える恐れもある。

 ミラー米国防長官代行は17日、国防総省で記者団に対し、アフガニスタンの駐留米軍を現在の約4500人から2500人に削減すると表明。イラク駐留米軍も約3千人から2500人に減らす。期限はトランプ氏の任期が切れる来年1月20日直前の同月15日とした。

 米国はアフガニスタンの反政府勢力タリバーンとの今年2月の合意に基づき、駐留米軍を段階的に撤退させてきたが、タリバーンは再び戦闘を激化させ、和平の道筋は見えていない。トランプ氏は「終わりなき戦争を終わらせる」との公約を掲げるが、強行すれば「テロの温床」に逆戻りしかねず、トランプ氏から9日に解任されたエスパー前国防長官や軍高官らは撤収に懸念を示していた。

 下院軍事委員会の共和党トップのソーンベリー下院議員は17日、「テロ多発地域からの米軍の追加削減は誤り」と批判。上院共和党トップのマコネル院内総務は「今後数カ月、国防や外交政策で極めて重大な変更をしないことが重要」と記者団に語った。米メディアによると、バイデン氏側とは調整していないという。

 アフガニスタンに部隊が駐留する北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も「性急で、バラバラな形での撤収の代償はとても大きい」と述べ、同国がテロの温床になったり、過激派組織「イスラム国」(IS)が勢いづいたりする恐れがあると警鐘を鳴らした。

朝日新聞社

6238名無しさん:2020/11/19(木) 21:00:26
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5971ea775eecbbfccc438896eb798c0b9d4c4f8
北村晴男弁護士 米国大統領選をめぐるジュリアーニ氏の発言に「面白くなってきた」
11/19(木) 12:59配信

 弁護士の北村晴男氏(64)が19日、ツイッターを更新。混迷を極める米国の大統領選で、大規模な不正があったと主張するトランプ大統領の弁護士・ジュリアーニ氏の動画を引用し「こりゃ面白くなって来た!」と投稿した。

 ジュリアーニ氏は「不正選挙がなぜバレたか教えよう。トランプの獲得票数は彼らの想定以上だった。それを上回るために、真夜中に大量の偽造票を投入しなければならなくなったからだ」といった趣旨の発言をしている。

 トランプ大統領は、現役大統領として過去最高の7100万票を獲得したが、バイデン氏はこれをさらに大きく上回る7800万票を獲得した。トランプ側は最高裁まで持ち込む作戦だが、果たして切り札はあるのか。

東京スポーツ

6239とはずがたり:2020/11/20(金) 00:31:47
日本のトランプ支持者に不都合な事実
https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashikosuke/20201118-00208362/
高橋浩祐 | 国際ジャーナリスト
11/18(水) 6:30

日本には熱烈なトランプ支持者がいる。

そのような人は、総じてアメリカ大統領選挙で不正があったことを信じて疑っていない。全州の結果がすでに判明し、バイデン前副大統領が勝利したのにもかかわらず、トランプ再選を信じている人が少なくない。

右派のネット界隈からは「中国に対抗できるのはバイデンでなく、トランプだけだ」「バイデンが大統領になれば、オバマ政権時代の対中融和路線に回帰しかねない」といったトランプ再選願望の声が聞こえてきている。

つまり、トランプ大統領が再選されれば、アメリカは引き続き、中国に対してタフな姿勢で臨み、日本は安心できるというわけだ。

●トランプ大統領は香港の民主主義や人権問題で及び腰
しかし、トランプ大統領は香港の自由や民主主義、人権の問題で、中国に対してひどく弱腰だった面があったことを忘れてはならないだろう。日本の保守層のトランプ支持者にとっては不都合な事実だろう。

国家安全保障担当の米大統領補佐官だったジョン・ボルトン氏は自らの著書『ジョン・ボルトン回顧録 トランプ大統領との453日』の中で、トランプ大統領が香港のデモについて、「私は関わりたくない」「米国も人権問題を抱えてるからな」と述べたことを明らかにしている。

そして、2019年6月18日の習近平国家主席との電話会談で、トランプ大統領は貿易とファーウェイについて協議したほか、香港で起きていること(=抗議デモ)を見たと伝えた。そして、あれは中国の国内問題であり、 ホワイトハウスの高官にはどんな形であれ、公の場で香港の問題を口にしないようにと命じている、とトランプ大統領は習氏に伝えたという。

これに対し、習氏は感謝して、香港で起きていることはまさに中国の内政問題であり、抗議デモの引き金になった逃亡犯条例改正案の目的は、 香港の法律の抜け穴をふさぎ、重大な犯罪行為に対処することだと述べた。また、習氏は、香港の安定と繁栄は米中双方にとって有益であり、その他の国も香港問題に干渉するべきではないと主張した。

これに対し、トランプ大統領は何と、おとなしく同意したという。

ボルトン氏は「これで香港の命運は米国の懸案事項リストから消えたも同然となった」と指摘している。

●トランプ、ウイグル人弾圧を理由とする中国制裁にも反対
さらに、ボルトン氏によると、米下院はウイグル人弾圧を理由とする中国への制裁法案を可決していたが、この種の制裁に対するトランプ大統領の反対は変わらなかったという。

ボルトン氏は、「中国における宗教の弾圧もまた、 トランプの懸案事項には含まれなかった。 弾圧の対象がカトリック教会であろうと法輪功であろうとトランプ大統領には影響しなかった。それはペンス副大統領やポンペオ国務長官、私の姿勢とは違ったが、トランプが決めることだった」と述べている。

さらに、2019年6月の大阪G20サミットでは、 通訳しか同席しないオープニングディナーの席で、習氏は新疆ウイグル自治区に強制収容所を建設するそもそもの理由をトランプ大統領に説明した。米国側の通訳によれば、トランプ大統領は「遠慮なく収容所を建設すべきだ。中国がそうするのは当然だと思う」と答えたという。

総じてトランプ大統領は、米中貿易交渉でのディール(取引)を最優先させるため、香港の人権弾圧だろうが、ウイグル人の弾圧だろうが、宗教の弾圧だろうが、気に留めていなかったことがボルトン氏の回顧録で生々しく描かれている。

トランプ大統領は「私との会話は重要機密だ」と述べ、この回顧録の出版が守秘義務違反にあたると主張。アメリカ政府は6月、回顧録の出版差し止めを求めて提訴した。だが、裁判所は時間切れを理由に仮処分申請を却下し、回顧録は結果的に発売されている。

6240とはずがたり:2020/11/20(金) 00:32:04
>>6239
●バイデン氏「中国の乱用的な経済行動と人権問題に対処」
これに対し、バイデン氏は政権に就いたら、自由と民主主義という価値観を重視し、国際社会をリードしようとしている。米外交誌「フォーリンアフェアーズ」3月号掲載の論文「アメリカのリーダーシップと世界――トランプ後のアメリカ外交」で次のように書いている。

「香港からスーダン、チリからレバノンにいたるまで、人々は誠実な統治を求め、政治腐敗を嫌悪していることを改めてみせつけている。知らぬ間に大きな広がりをみせる政治腐敗は、抑圧や人権弾圧を加速し、権威主義の指導者たちに、世界の民主国家を分断に追い込むためのツールを与えている。しかし、この国を連帯させている価値のために立ち上がり、真に自由な世界をアメリカがリードすることを世界の民主国家が求めるのなら、トランプはその(連帯を求める)相手ではないだろう。彼は、権威主義国家の指導者の言うことを重視し、民主主義者への軽蔑を示してきた人物だ」

「アメリカは中国との接触を保つ必要がある。たしかに、アメリカや米企業からテクノロジーや知的所有権を盗むのが、中国のやり方かもしれないし、国有企業の不公正な優位を支え、未来の技術と産業を支配するために補助金を出している。しかし、この課題に対処していくもっと効果的な方法は、中国の乱用的な経済行動と人権問題に対処するために、同盟国やパートナーとの共同戦線をまとめることだ」

これらの言葉通り、バイデン氏の対中政策は、国際協調や人道主義を掲げ、人権問題や領土紛争で中国の「戦狼外交」と言われる好戦的な強硬外交と対峙していくことになる。

日本の保守層も重視する中国の人権問題について言えば、価値観外交を掲げ、欧州や日本、豪州などとの国際協調路線を強化するバイデン氏の方が、ディール外交のトランプ氏よりも中国にタフになることは間違いないだろう。


高橋浩祐
国際ジャーナリスト
英軍事専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員。ホリプロ所属。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。ハフポスト日本版前編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。北朝鮮関連専門ニュースサイトのNK Newsや論座、文春オンライン、産経新聞のJapan Forward、東洋経済オンライン、ビジネスインサイダー日本版、英紙ガーディアン、シンガポールのザ・ストレーツ・タイムズ紙等にも記事掲載。

6241名無しさん:2020/11/20(金) 10:54:36
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb1ac34a9b255b975f6e15b0e15bde068e3ffcc8
百田尚樹氏 トランプ氏に苦言の赤羽国交相を批判「不正が明らかになったらどうする」
11/9(月) 20:30配信

 作家の百田尚樹氏が8日付ツイッターで、米大統領選挙で不正があったと訴えている共和党のトランプ大統領に苦言を呈するツイートをした公明党の赤羽一嘉・国土交通大臣に対して「不正が明らかになったら、彼はどうするつもりだろう」と糾弾した。

 赤羽国交相は「開票作業に不正を訴え、『絶対認めない』と現職大統領が息巻く姿に、一体全体どこの独裁国家のお話!?と呆れているのは私だけでしょうか!?民主主義のお手本は、今いずこ?悲しすぎますね」とツイート後、SNS上などで批判の声が上がる中で投稿を削除した。

 この見解を受け、百田氏は「アメリカ大統領選挙史上、最も大規模な不正疑惑の事象が現れた選挙に対し、大統領が不正を訴えると、独裁者呼ばわりか…。もし、不正が明らかになったら、彼はどうするつもりだろう」と赤羽氏を批判した。

 さらに、百田氏は8日付投稿で「今回の米大統領選は野球で例えると、アウトのタイミングだった走者がタッチをかいくぐり、審判がホームインを認めた感じかな」と指摘し、「多くの観客の目にはアウトと見え、監督もチャレンジしようとしているが、テレビの実況アナも解説者も『セーフだ』と言い張り、スロー再生も行われていない状況」と私見をつづった。

 また、同氏は連続投稿。「ちなみに、ホームインした走者は一人なのに、得点ボードには2点が入り、逆転サヨナラとなって、勝ったチームは監督を胴上げしている状況です」と“解説”した。

 その流れを受けて、百田氏は9日午前0時38分に新規投稿。「『投票する者は何も決定できない。投票を集計する者がすべてを決定する』これ、誰の言葉か知ってますか?2000万人を粛正した20世紀最大の独裁者、スターリンの言葉です」とツイートした。

 米大統領選挙は民主党のバイデン候補が当選確実となって勝利宣言し、日本の菅義偉首相や欧州各国などの首脳から祝福のメッセージが送られている。一方のトランプ陣営は選挙に不正があったと主張し、集計の差し止めなどを求める訴訟を全米で展開しているが、現時点では「十分な根拠がない」として次々に退けられている。

6242名無しさん:2020/11/20(金) 11:07:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/df04aa10eb7db5282d129ff036d8e607d1db5f07
ジョージア州で再集計完了、バイデン氏勝利を確認 大規模不正なし
11/20(金) 11:05配信

(CNN) 米ジョージア州は20日までに、僅差(きんさ)となった大統領選の再集計作業を完了したと明らかにした。州務長官事務所が報道向けに発表した。

再集計の結果、得票数はバイデン前副大統領がトランプ大統領を1万2284票上回った。バイデン氏の票数は再集計前よりわずかに減少した。

州当局者は再集計に当たり、大規模な不正や不規則な事象は存在しなかったと繰り返し強調した。

ジョージア州は州法に基づき、選挙結果を20日までに認証するよう義務付けられていた。

6243チバQ:2020/11/20(金) 15:43:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/de0fdae5aaa31dce7e1a03a7d51a5cc6691d498e
大統領選再集計のジョージア州、バイデン氏勝利を発表
11/20(金) 13:57配信
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ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領と共和党のトランプ大統領の得票が僅差に終わった南部ジョージア州は19日、得票を再集計した結果、バイデン氏が勝利したと発表した。バイデン氏の得票はトランプ氏を1万2284票上回った。

【表】米大統領選今後のシナリオは

 同州選管は20日に選挙結果を確定させる予定。トランプ陣営は、確定後も再々集計を求めることができるため、最終決着がずれ込む可能性もある。

 当初の集計はバイデン氏が上回っていたが、得票率の差が0・5ポイント以下だったため、州法に従い約500万票を6日間にわたり手作業で再集計した。その過程で約5800の未集計の票が見つかり、トランプ氏がわずかに得票差を縮めたが、逆転には至らなかった。

 ジョージアは伝統的な共和党の地盤で、大統領選で民主党が制したのは1992年に当選したクリントン候補以来となる。

 トランプ氏は19日、ツイッターに「ジョージアで未集計の票が見つかった」と書き込み、結果が逆転すると主張していた。

 トランプ陣営は18日、バイデン氏が勝利した中西部ウィスコンシン州でも民主党の地盤とされる2郡で得票の再集計を申し立てた。同州選管は12月1日までに結果を確定させる。選挙専門家の間では、再集計で選挙結果が覆る可能性は低いとの見方が支配的だ。

 一方、バイデン氏は19日、東部デラウェア州で記者会見し、トランプ氏が政権移行の手続きに一切応じず、徹底抗戦の構えを続けていることを「完全に無責任だ」と非難した。

6244名無しさん:2020/11/20(金) 17:30:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/de0fdae5aaa31dce7e1a03a7d51a5cc6691d498e
大統領選再集計のジョージア州、バイデン氏勝利を発表
11/20(金) 13:57配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領と共和党のトランプ大統領の得票が僅差に終わった南部ジョージア州は19日、得票を再集計した結果、バイデン氏が勝利したと発表した。バイデン氏の得票はトランプ氏を1万2284票上回った。

 同州選管は20日に選挙結果を確定させる予定。トランプ陣営は、確定後も再々集計を求めることができるため、最終決着がずれ込む可能性もある。

 当初の集計はバイデン氏が上回っていたが、得票率の差が0・5ポイント以下だったため、州法に従い約500万票を6日間にわたり手作業で再集計した。その過程で約5800の未集計の票が見つかり、トランプ氏がわずかに得票差を縮めたが、逆転には至らなかった。

 ジョージアは伝統的な共和党の地盤で、大統領選で民主党が制したのは1992年に当選したクリントン候補以来となる。

 トランプ氏は19日、ツイッターに「ジョージアで未集計の票が見つかった」と書き込み、結果が逆転すると主張していた。

 トランプ陣営は18日、バイデン氏が勝利した中西部ウィスコンシン州でも民主党の地盤とされる2郡で得票の再集計を申し立てた。同州選管は12月1日までに結果を確定させる。選挙専門家の間では、再集計で選挙結果が覆る可能性は低いとの見方が支配的だ。

 一方、バイデン氏は19日、東部デラウェア州で記者会見し、トランプ氏が政権移行の手続きに一切応じず、徹底抗戦の構えを続けていることを「完全に無責任だ」と非難した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4291a57a153826a0556a5e5798d0214284e5d0ed
トランプ陣営、選挙結果覆すための戦略変更 法廷闘争の不発で
11/20(金) 13:08配信

[デトロイト/ウィルミントン(デラウェア州) 19日 ロイター] - トランプ米大統領の選対陣営は、法廷闘争で大統領選の結果を覆すシナリオが崩れつつある中、バイデン氏が勝利した激戦州の州議会共和党議員に介入を促し、有利な状況に持ち込む戦略にシフトしている。

戦略の変更については、事情に詳しい3人の関係者が確認した。接戦のジョージア州では手作業による再集計が完了し、バイデン氏の同州での勝利は変わらなかった。また、トランプ陣営は、ミシガン州でのバイデン氏の勝利認定に異議を申し立てる訴訟を撤回した。

バイデン氏は全米で選挙人306人を獲得、勝利に必要な270人を大幅に上回った。トランプ氏は232人にとどまった。

トランプ陣営は3日の大統領選以降、選挙結果に異議を申し立てる訴訟を少なくとも9件提起しているが、不発が続いている。アリゾナ、ジョージア、ペンシルベニアの裁判所はそれぞれ、開票作業に問題があったとのトランプ氏側の訴えを退けた。

トランプ陣営の高官はロイターに対し、激戦州の結果について不正を強く主張することで州議会の共和党議員に介入する気を起こさせ、州議会で選挙人を指名させるというのが今の戦略だと説明。

トランプ陣営は既に、バイデン氏が勝利したペンシルベニア州の連邦地裁に対し、結果には不正があり、共和党が多数派を占める州議会が同州の20人の選挙人を直接指名する必要があるとの判断を出すよう求めている。

各州で選出された選挙人は12月14日、正式な投票を行う。バイデン氏は選挙人団の投票で勝つと、合衆国憲法が定める期日の1月20日の正午に宣誓して大統領に就任する。

法の専門家はトランプ氏の「最後のあがき」が成果を生む可能性は低いと指摘する一方で、現職大統領による米国の民主主義体制に対する前例のない攻撃だと批判。

ミシガン州の関係筋によると、同州の州議会共和党指導部はトランプ氏の要請を受けて、20日にホワイトハウスを訪れる予定。

複数の著名な法律事務所はトランプ陣営の法廷闘争から手を引いており、トランプ氏の弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長が訴訟を指揮している。

ジュリアーニ氏は19日の記者会見で選挙結果を巡り追加提訴を予定していると明かし、票数を操作するための民主党による「全米レベルの陰謀」があったと主張した。ただ、証拠はないと認めた。州議会議員に介入を促す取り組みに関する質問には答えなかった。

6245名無しさん:2020/11/20(金) 17:35:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4b26d17e30715996574baa2837c2af3283e55aa
【米大統領選2020】 ジョージア州の再集計でもバイデン氏勝利
11/20(金) 12:28配信

【米大統領選2020】 ジョージア州の再集計でもバイデン氏勝利

米大統領選で19日、僅差のため手作業の再集計が行われていたジョージア州で、ジョー・バイデン次期大統領が1万2284票差で勝っていたことが確認された。大統領選の結果を受け入れていないドナルド・トランプ大統領の陣営は、20日の期限までにさらに再集計を要請する可能性がある。

ジョージア州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官は、同州の全票を手作業で再集計した「歴史的」な作業の結果、同州での勝者があらためて確認されたと発表した。13日の時点で発表されていた得票数からトランプ氏が496票(全体の0.0099%)増やしたものの、バイデン氏はそれをなお1万2284票上回っており、同州での勝利が確認されたという。同州に割り当てられた選挙人は16人。

トランプ氏の得票数は246万2857票、バイデン氏は247万5141票だったという。州選管は、トランプ氏の票が496票増えたのは、当初の開票作業の人的ミスによるもので、大規模な不正ではないと説明した。フロイド郡は未集計の票が見つかったことについて、郡選管トップを解任したという。

州務長官の発表によると、得票数の差が0.5%のため、トランプ陣営は再集計を要求することができる。その場合は、投票用紙をスキャンし直すことで行われる。

ジョージア州の発表に先立ち、バイデン次期大統領はトランプ氏について、敗北を認めないその姿勢は、「私たちのこの国がどういうところなのか、ひどいメッセージを発している」と批判した。

全国の州知事とビデオ会議で会談していたバイデン氏は、トランプ氏は自分が勝てないことを十分承知しており、それにもかかわらず選挙に不正があったと主張し続けていると主張。「民主主義の機能について世界全体に、とてつもない悪影響」を与えると指摘した。また、トランプ氏は「アメリカの歴史で最も無責任な大統領の1人」として記憶されるだろう述べた。

トランプ陣営は敗れた複数の州で大掛かりな不正があったと主張し、再集計や一部の票の無効化などを求めて提訴を繰り返している。ほとんどの訴訟は裁判所で棄却されている。

バイデン氏が奪還したミシガン州(選挙人16人)では大都市デトロイトが含まれるウェイン郡で、票を認めるかをめぐって地元選管が紛糾(ふんきゅう)した。トランプ氏は共和党員の選管委員に直接電話して働きかけたほか、共和党の州議会議員をホワイトハウスに呼び寄せ、20日に協議する方針という。

6246名無しさん:2020/11/20(金) 17:35:29
>>6245

■選挙人制度そのものに挑戦か

全国的な得票数ではバイデン氏が590万票以上リードしているが、アメリカの大統領は全国的な得票数では決まらない。

各州の人口などをもとに割り当てられた選挙人計538人が、12月14日に各州で大統領候補に直接投票する。過半数270人の票を獲得した候補が当選する。

各州の選挙人は11月3日の大統領選の結果に沿って、自分の州で勝った候補に投票するのが通常の手続き。選挙結果を受けて、勝った側の党が選挙人を決める州もあれば、選挙前に各党が選挙人候補を指名し、選挙結果を受けて州知事が任命する場合もある。

通常の手続きでは、たとえばジョージア州の選挙人16人は全員がバイデン氏に投票する。11月3日の選挙の結果を受けて、選挙人538人のうち、306人がバイデン氏、232人がトランプ氏に投票する。

しかし、トランプ陣営は敗れた州のうち、共和党多数の州議会に働きかけることで、11月の選挙結果とは無関係に、トランプ氏に投票する選挙人を任命しようとしているのではないかと言われている。

連邦法によると、もしも州の有権者が「選択をしなかった」場合は、州議会が選挙人を選ぶことができることになっている。

ただし、有権者が「選択をしなかった」と立証するのは困難で、トランプ陣営はこれまでのところ大規模な不正があったと法廷で立証できずにいる。

一方でロイター通信はトランプ陣営の消息筋の話として、「州議会議員にもっとかかわってもらおうと、対象を絞った」作戦を進めようとしていると伝えた。

ただし、20日にホワイトハウスへ向かうミシガン州のマイク・シャーキー州議会上院議員(共和党)は、州議会が選挙人を任命するような事態にはならないと述べている。

各州は11月3日の投票結果を今後、数週間のうちに確定しなくてはならない。締め切りは州によって異なる。各州が投票結果を確定すると、トランプ氏が情勢をひっくり返すのは難しくなる。少なくとも3つの州で、選挙人全員が選挙結果を無視して、トランプ氏に投票しない限り、トランプ氏勝利とはならない見込み。

トランプ陣営は、共和党が州議会を押さえているミシガン、ウィスコンシン、ペンシルヴェニア各州などで、州議会に働きかける可能性がある。ウィスコンシン州ではすでに、部分的な再集計を要求している。

来年1月6日以降も過半数の選挙人を獲得する候補者が現れない場合、連邦議会は投票で決定する。下院が大統領を選出、上院は副大統領を承認する。

6247名無しさん:2020/11/20(金) 17:35:40
>>6246

■トランプ陣営の法廷闘争

19日午後には、トランプ陣営の訴訟戦略を指揮するルディー・ジュリアーニ弁護士が会見し、立証されていない陰謀論や不正選挙の主張を繰り返した。

ジュリアーニ氏は自分たちの法廷闘争が苦戦続きだという報道に強く反発し、マスコミは「大統領に対する不合理で病的な憎悪」をあらわにしていると述べた。

多くの法曹関係者は、トランプ陣営の法廷闘争が選挙結果を逆転させるようなことになはらないという見方を示している。これまでに陣営が提起した訴訟のほとんどは、裁判所で棄却されている。

トランプ氏はツイッターで、不正選挙の主張を繰り返し、法廷闘争が成功していると投稿し続けている。一方で、11月4日以降はほとんど公の場に出ていない。退役軍人を慰霊する祝日の式典に出席したほかは、新型コロナウイルスのワクチン開発について記者団に発表したのみ。

トランプ陣営の主張と各州の動きは次のとおり。

ジョージア州: 得票数差が0.5%未満だったため、州法にもとづき手作業による再集計で開票結果を監査した結果、バイデン氏勝利の結果は変わらないという結果が出た。共和党はこれに先立ち、20日に予定される開票結果確定を阻止しようと提訴したものの、州裁判所がこれを棄却した。

州選管は、トランプ氏の票が496票増えたのは、当初の開票作業の人的ミスによるもので、大規模な不正ではないと説明した。フロイド郡は未集計の票が見つかったことについて、郡選管トップを解任したという。

ミシガン州: ジュリアーニ弁護士は、同州で残る最後の訴えを取り下げたと明らかにした。重要な郡の投票結果の確定を食い止めようとしていたのだという。

大都市デトロイトを含むウェイン郡では、共和党員の選管委員2人がウェイン郡の開票無効化を要求。オンラインで中継されたこの会議で有権者が激しく反発したため、共和党の委員2人は開票結果の有効性を認めた。同郡の選管幹部によると、この共和党委員2人はその後さらに、開票認定を撤回しようとしたものの、この要求はすでに無効で、同郡の結果は確定したという。共和党委員の1人によると、結果確定の後にトランプ氏から電話があり、「私が大丈夫か尋ねてくれた」という。

民主党支持者や黒人有権者の多いデトロイトを要するウェイン郡では、バイデン氏が圧勝したとされる。ミシガン州全体では、約14万6000票差で勝った見通し。

アリゾナ州: 大都市の州都フィーニックスを含むマリコパ郡で、開票結果の再集計を求める州共和党の訴えを、同郡高裁が棄却した。

ペンシルヴェニア州: トランプ陣営は同州で自分たちの立会人が開票の適正な監視を阻止されたと提訴していたが、これを17日にいったん取り下げた。陣営はその後あらためて、訴えの提起を認めるよう州最高裁に求めている。

ネヴァダ州: トランプ陣営は州地裁に、不正投票を理由に開票結果を無効とし、トランプ氏を勝者と宣言するよう提訴した。

ウィスコンシン州: トランプ陣営の費用負担で部分的再開票を要求。地元選管は、バイデン氏勝利の結果は変わらないだろうとしている。

(英語記事 US election 2020: Biden says Trump denial 'sending horrible message')

(c) BBC News

最終更新:11/20(金) 14:42
BBC News

6248名無しさん:2020/11/20(金) 17:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/88f7c7012ab7d151d1d19d617d334c781980f1da
トランプの娘イヴァンカも始めた、右派「検閲なし」SNSの人気が急上昇
11/20(金) 16:00配信

<「自由な発言」の検閲を拒否するソーシャルメディアアプリ「パーラー」に、右派の政治家や活動家が続々集結中>

アメリカの保守派の政治家や支持者の間で人気が急上昇しているSNS「パーラー」に、最近ドナルド・トランプ米大統領の長女イヴァンカがアカウントを開設した。

大統領上級顧問で実業家でもあるイヴァンカ・トランプは17日、自分のツイッターの1000万人のフォロワーに対して、パーラーでアカウントを作ったことを告知した。パーラーは、iOSとアンドロイドの両方で、アメリカ国内の11月のアプリダウンロードランキングのトップになっている。

18日時点で、イヴァンカはまだパーラーのアカウントには投稿していないが、アカウント開設から5日間ですでに20万人のフォロワーを集めている。

パーラーは、検閲に対して強く反発し、「言論の自由」を守ると主張して大統領選の今年、注目を集めている。

トランプ大統領の次男エリックは今年5月27日にパーラーを開始し、これまでに160万人のフォロワーを集めている。エリックの妻ララも5月に始めて、77万4000人のフォロワーがいる。トランプの次女ティファニーは、6月に開始して15万3000人のフォロワーがいる。トランプの長男ドナルド・トランプ・ジュニアは、現時点ではパーラーの公式アカウントは見当たらず、ツイッターで投稿を続けている。

<富豪の投資家が出資>

今月の大統領選で敗北したトランプ陣営もパーラーで投稿を続けているが、トランプ大統領自身の個人アカウントは見当たらない。

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、パーラーは富豪のヘッジファンド投資家ロバート・マーサーとその娘のレベッカ・マーサーの出資で設立された。マーサー父娘は、保守派の政治活動やニュースサイトへの出資でよく知られている。

父ロバートは、2018年にフェイスブックからの個人情報を不正取得した疑惑が持ち上がり業務停止したコンサルティング企業ケンブリッジ・アナリティカの主要な出資者だった。また保守派のコメンテーターでラジオ番組ホストのダン・ボンジーノも、パーラーに出資したことを明らかにしている。

<「意見表明は違法ではない」>
17日のFOXニュースに出演したパーラー創業CEOのジョン・メッツェは、このSNSが自由な議論を可能にする「コミュニティーの街の広場」だと売り込んだ。他のソーシャルメディアは、人々に発言の機会を与えるパーラーを「恐れる」だろうと語った。

さらにパーラーに過激な意見を持つ人物が集まっていることも擁護した。今のパーラーは保守派の政治家の拠点となっているが、創業当初は主流のSNSから投稿を禁止されたり制限されたりした人物が集まっていたという。

「公の場では常に人々がいかれたことを言っている。誰しもが意見を持ち、そのなかには普通ではない意見もある」とメッツェは語った。

「しかし普通ではない意見を持つことは違法ではない。自らの考えを表すことも違法ではない。そして、特定の候補者を支持しようがしまいが、気候変動を信じようが信じまいが、そのことでネット上で沈黙するべきではない」とも語った。

パーラーには当初、極右グループ「プラウド・ボーイズ」創設者のギャビン・マッキネスや、極右政治家のローラ・ルーマー、保守派パーソナリティーのケイティー・ホプキンズなどが参加していた。

今では、フェイスブックやツイッターから検閲を受けているという不満を持つ政治家から、徐々にツイッターに代わるソーシャルメディアとみなされるようになっている。FOXニュース司会者のショーン・ハニティーや、共和党のデビン・ヌネス下院議員、テッド・クルーズ上院議員など保守派の大物が盛んにパーラーを宣伝している。

ジェイソン・マードック

6249名無しさん:2020/11/21(土) 10:08:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c2f3d2036c74a3b3533ff13afcba446285d864a
トランプの「ブッシュvsゴア裁判」への言及、元大統領らが反発
11/16(月) 8:30配信

大統領選での敗北が確実となったドナルド・トランプ米大統領の支持者たちは、その結果を覆すため、勝算の薄い努力への信頼度を高めようと、「ブッシュ対ゴア」裁判を頻繁に引き合いに出している。

連邦最高裁が2000年の大統領選の結果について下した画期的な判断は、共和党候補だったジョージ・W・ブッシュに勝利をもたらした。

トランプ大統領の選挙対策本部で法務顧問を務めるジェナ・エリス、共和党の下院議員3人(クレイ・ヒギンズ:ルイジアナ州、バーン・ブキャナン:フロリダ州、ジェイソン・スミス:ミズーリ州)はツイッターで、「ブッシュ対ゴア」裁判を例に挙げ、選挙結果を巡る法廷闘争が長期化したことは「前例がないわけではない」と主張している。

一方、ブッシュ政権の当時のキーパーソンたち(元大統領本人を含む)は、すでに今回の選挙の勝者は民主党のジョー・バイデンであると認めており、トランプ周辺による「比較」に拒否感を示している。

2000年の選挙でブッシュ選挙参謀を務めたカール・ローブは米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの論説で、バイデン勝利の結果が「覆ることはない」と明言。ブッシュ政権(2期目)の国務長官だったコンドリーザ・ライスも、元大統領の弟ジェブ・ブッシュ(2000年当時はフロリダ州知事)も、バイデンに祝福の言葉を送っている。

当時の裁判で弁護士を務めたデビット・ボイス(ゴア陣営)とテッド・オルソン(ブッシュ陣営)はいずれも、米紙ワシントン・ポストの論説で、2000年と今回の大統領選の比較を退け、「バイデンが大統領になる…それが明らかな結果だ」と述べている。

2人は2000年の裁判について、(投票総数がおよそ600万票だった)フロリダ州で、537票差というあまりにも僅差の結果だったために行われたものだと説明。今回はバイデンが一部の州でトランプに1万票以上の差を付け、結果として選挙人の半数(270人)以上を獲得したことを指摘している。

さらに、トランプが起こす訴訟については、法曹界にはあまり賛同する声はなく、「避けようのない結果の確定を遅らせるだけだろう」と述べている。

米国民の8割が「バイデン勝利」の見方
「ブッシュ対ゴア」裁判でオルソンとともに共和党側の弁護士を務めたベン・ギンズバーグも、前出の2人の意見に賛同している。米公共放送PBSに対し、「大規模な不正があったというトランプの主張を支持する「証拠はない」と指摘。

また、トランプが問題視している一部の州での郵便投票の受付期間の延長についても、最高裁が最終的に選挙結果を覆す根拠になるだけの十分な票数が関与していないと述べている。

国民の8割が「バイデン勝利」と認識

11月10日にロイターとイプソスが発表した世論調査の結果によると、米国民の79%が、今回の選挙で勝利したのはバイデンだとみている。結果は確定していないとする人は13%、トランプ勝利とする人は3%だ。

また、同月14日までに、共和党員の知事5人、上院議員5人、下院議員10人が、バイデンを勝者と明確に認めている。一方、上下両院の共和党員の大多数は、訴訟を起こすトランプを支持、または沈黙を守っている。

ただ、デンバー・リッグルマン下院議員(バージニア州)とクリス・クーンズ上院議員(デラウェア州)は、多くの共和党所属の議員はすでに、個人的にはバイデンの勝利を受け入れていると発言。クーンズ議員はさらに、避けようのない結果が明確になれるにつれて、より多くの議員が同じ考えを明らかにするとの見方を示している。

Andrew Solender

6250名無しさん:2020/11/21(土) 10:09:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/e468619829168d967a8921633f09e683df43e921
トランプ政権、移行期間中に死刑執行 131年続いた伝統を無視
11/20(金) 20:32配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が大統領選での敗北を認めない中、トランプ政権は19日、131年間続いた伝統を破って政権移行期間に死刑を執行した。

 米司法省の発表によると、アフリカ系米国人のオーランド・ホール(Orlando Hall)死刑囚は19日夜、インディアナ州の刑務所で薬物注射による死刑を執行された。同死刑囚は16歳の少女を誘拐しレイプ後に殺害したとして1995年に有罪となり、死刑判決を受けていた。

 米最高裁の判事9人のうち、トランプ氏が10月下旬に指名したエイミー・コニー・バレット(Amy Coney Barrett)判事ら保守派6人が執行を認める判断を下し、執行停止の申し立ては却下された。バレット氏にとっては初の死刑判断となった。

 米連邦レベルでの死刑執行は、今年7月に17年ぶりに再開されてから8人目。トランプ政権は12月末までにあと2人の死刑執行を予定している。

 米国ではこれまで131年間、任期終了間近のレームダック(死に体)政権は新政権発足までの移行期間の死刑執行を控え、次期政権に執行の判断を委ねるのが伝統だった。大統領選で勝利を確実にしている民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は、死刑反対派だ。

 今回の死刑はまた、新型コロナウイルス流行で刑務所内に感染者が多数出ていることから、各州政府が州裁判所での死刑執行を事実上中止している中で執行された。【翻訳編集】 AFPBB News

6251名無しさん:2020/11/22(日) 18:13:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/cea5e24dbc8e48eee9951cec09f04d35afdd6ecc
米ペンシルベニア州、連邦地裁もトランプ陣営の訴えを棄却
11/22(日) 11:25配信

(CNN) 米大統領選の結果をめぐり、トランプ大統領の陣営がペンシルベニア州の郵便投票約700万人分を無効とするよう連邦地裁に求めていた訴訟で、同州の連邦地裁判事は21日、陣営側の主張を退ける判断を下した。

トランプ陣営は3日の大統領選以来、各地で不正選挙を主張する訴訟を起こしてきたが、勝訴したのはごく少数の票をめぐる2件のみ。これまでに退けられたり、取り下げたりした訴訟は合わせて30件目となった。

陣営側は事実上、同州の連邦地裁に最後の希望をかけていたといえる。

判事は共和党支持の立場で知られる人物だ。しかし判決では、トランプ陣営が求める差し止め命令は700万人近い有権者から選挙権を取り上げることを意味すると指摘。過去の選挙でこれほど大量の票の無効化が求められた例はないが、原告側はその法的根拠となる事実を示すことができなかったと断じた。

さらに、陣営の主張は論拠に乏しく推測にすぎないと述べ、有権者1人の票さえ無効とする理由にはならないと批判した。

ペンシルベニア州の各郡は23日に集計結果を認定する予定。判事は、問題をこれ以上引き延ばせば「解決を不当に遅らせることになる」と強調した。

6252名無しさん:2020/11/22(日) 18:14:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/15bebf15be8d23d7c57a23da6ed2940ecc8cffcc
【米大統領選2020】 米共和党、ミシガン州でバイデン氏勝利の認定延期を要求
11/22(日) 10:50配信

米与党・共和党は21日、野党・民主党のジョー・バイデン次期大統領がミシガン州の大統領選で勝ったという結果の認定を2週間延期するよう、同州選挙管理委員会に求めた。同州政府はただちに、それは違法だと反論した。同州では結果認定の締め切りが23日に迫っている。バイデン氏は15万4000票差で同州で勝ち、選挙人16人を獲得する見通しで、全国の選挙人538人のうち306人を獲得したとされている。

共和党のロナ・マクダニエル全国党委員長とローラ・コックス州共和党代表はミシガン州選管への手紙で、同州の集計結果の認定を23日の締め切りから2週間延期するよう求めた。大都市デトロイトを含むウェイン郡で、大規模な「不正」があったと証拠の提示なく主張し、同郡の再集計を要求した。デトロイトは黒人の有権者が多く、その大半が民主党支持者。

これに対してミシガン州の州務省はただちにこれに反論し、認定の締め切り延長は州法違反になると拒否した。また、選挙に勝ったのは自分で大規模な不正投票があったとするドナルド・トランプ大統領の主張や、それを擁護する地元共和党の訴えを、「まったく根拠がない」と否定している。

共和党員2人と民主党員2人の委員からなる同州選管は23日に会合し、選挙結果を認定する予定。同委員会の判断は同州の州務長官と州知事による承認が必要で、ミシガン州ではその2人とも民主党所属のため、相当の理由がなければ認定を遅らせる可能性は低い。

バイデン氏が15万4000票差で奪還したミシガン州の結果認定については17日にも、ウェイン郡の票認定をめぐり地元選管が紛糾(ふんきゅう)した。トランプ氏は共和党員の委員に直接電話して働きかけたほか、共和党の州議会議員をホワイトハウスに呼び寄せた。

これを受けて20日にホワイトハウスでトランプ氏と会談した州議会議員のうち、マイク・シャーキー上院院内総務(共和党)とリー・チャットフィールド下院議長(同)は同日夜に声明を発表し、「現職大統領にホワイトハウスに招かれれば、それが誰だろうと応じる」とした上で、「ミシガンの選挙結果を変えるような情報を、我々は得ていない」と書いた。両氏はさらに、「我々はこの選挙中に一貫して言い続けたように、法律に従い、ミシガンの選挙について通常の手続きに従う」と表明した。

20日にはトランプ陣営が同様に不正を主張するジョージア州でも、州法にもとづく再集計の結果、バイデン氏が勝ったと州政府が認定した。ジョージア州の知事と州務長官は共和党所属。

バイデン氏は、当選に必要な選挙人270人以上を獲得した情勢。さらに全国の得票数ではトランプ氏に600万票近い差をつけている。

一方のトランプ氏と共和党は、この結果は大規模な不正によるもので、圧勝したのはトランプ氏だと主張し続けている。トランプ陣営や共和党関係者が各地の法廷でも訴訟を提起しているものの、ペンシルヴェニア州連邦地裁への提訴をはじめ、そのほとんどが証拠不十分などの理由で訴えが棄却されたり、原告が訴えを取り下げたりしている。

こうした混乱のなか、トランプ氏は政権移行手続きの開始を認めず、そのためバイデン陣営は通常ならば政権移行チームが利用できるはずの連邦政府の施設や予算を使えずにいる。また、次期大統領をはじめ次期政権チームに共有されるはずの機密情報など重要情報を得られずにいる。新型コロナウイルスのワクチン供給計画に関する情報も得られていないとして、バイデン氏は人命にかかわりかねない事態だと批判している。

他方でツイッター社は21日、合衆国大統領の公式アカウント「@POTUS」を来年1月20日にバイデン氏に引き渡すと発表した。トランプ氏のツイートはほとんどが個人アカウントからのもので、この大統領アカウントではない。ただしツイッター社は、これまでトランプ氏のツイートが同社の利用規約に違反しても、アメリカ大統領だからという理由で特例扱いしてきたが、今後民間人に戻れば他のアカウントと同様に扱う可能性を示唆している。

6253名無しさん:2020/11/22(日) 18:15:04
>>6252

■トランプ陣営は州議会に働きかけ

全国的な得票数ではバイデン氏が約600万票リードしているが、アメリカの大統領は全国的な得票数では決まらない。

各州の人口などをもとに割り当てられた選挙人計538人(連邦上下両院の定数合計に、首都ワシントンの代表3人を加えたもの)が、12月14日に各州で大統領候補に直接投票する。過半数270人の票を獲得した候補が当選する。バイデン氏が獲得した選挙人は306人、トランプ氏は232人となっている。

各州がそれぞれの選挙結果を認定する最終期限は、12月8日。

これを受けて各州の選挙人が12月14日に首都ワシントンに集まり、大統領候補に直接投票する。この投票結果を1月6日に連邦議会の上下両院合同本会議が開票し、その時点で次期大統領が正式に決まる。

各州の選挙人は11月3日の大統領選の結果に沿って、自分の州で勝った候補に投票するのが通常の手続き。選挙結果を受けて、勝った側の党が選挙人を決める州もあれば、選挙前に各党が選挙人候補を指名し、選挙結果を受けて州知事が任命する場合もある。

通常の手続きでは、たとえばミシガン州の選挙人16人は全員がバイデン氏に投票する。11月3日の選挙の結果を受けて、選挙人538人のうち、306人がバイデン氏、232人がトランプ氏に投票する。

しかし、トランプ陣営は敗れた州のうち、共和党多数の州議会に働きかけることで、11月の選挙結果とは無関係に、トランプ氏に投票する選挙人を任命しようとしているのではないかと言われている。

連邦法によると、もしも州の有権者が「選択をしなかった」場合は、州議会が選挙人を選ぶことができることになっている。

ただし、有権者が「選択をしなかった」と立証するのは困難で、トランプ陣営はこれまでのところ大規模な不正があったと法廷で立証できずにいる。

トランプ陣営は今後もミシガン州のほか、共和党が州議会で多数のウィスコンシンとペンシルヴェニア両州で、州議会に働きかける可能性がある。ウィスコンシン州ではすでに、部分的な再集計を要求している。

米CBSニュースによると、トランプ氏はペンシルヴェニアの州議会議員と協議したい意向を示しているという。

(英語記事 US election: Michigan Republicans seek to delay vote certification)

(c) BBC News

最終更新:11/22(日) 11:14
BBC News

6254名無しさん:2020/11/22(日) 18:20:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e300d8660bd446a26c714948a5d236afa1c59b9d
【米大統領選2020】 ジョージア州、バイデン氏の勝利を正式認定
11/21(土) 11:42配信

米大統領選でジョージア州の投開票責任者が20日、同州ではジョー・バイデン次期大統領が勝ったと、正式に認定した。同州ではバイデン氏とドナルド・トランプ大統領の票差が僅差だったため、すべての票を手作業で開票し直していた。さらに、トランプ氏がホワイトハウスに招いたミシガン州の州議会議員(与党・共和党)は、バイデン氏が勝ったという同州での選挙結果が覆るような情報は得ていないとして、「正常な手続き」を進めていくと声明を発表した。

ジョージア州によると、バイデン氏の得票数は247万4507票、トランプ氏は246万1837票。1万2670票差で同州のバイデン氏の勝利が確定した。

同州のブライアン・ケンプ知事(共和党)は同日、州法に従い、州務長官が認定した開票結果を州知事として承認すると記者会見で述べた。知事は、トランプ陣営が他の法的措置や別の再集計を求めることは可能だと付け加えた。CNNによると、知事はその後、認定書に署名したという。この結果、同州に割り当てられた選挙人16人は12月、バイデン氏に投票することになる。

共和党員で、トランプ氏を「誇り高く支持している」という同州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官は記者団に対して、「自分の政党が負けたのは残念」だが、「数字はうそをつかない」と述べた。

ラッフェンスパーガー氏は、「数字はうそはつかないというのをモットーに、自分は生きている。州務長官として、本日発表した数字が正確だと確信している」と述べた。

ジョージア州の再開票は、票差が僅差だったため、州法の規定にもとづいて行われた。

大統領選において同州で民主党候補が勝つのは、1992年のビル・クリントン氏以来。

トランプ陣営のジェナ・エリス弁護士は、同州が不正票を数えていたと証拠を提示することなく主張していた。一方で、共和党員で同州の選管幹部ゲイブリエル・スターリング氏は米CNNに対して、再集計を通じてこれまで集計に含まれていなかった約6000票が発見され、バイデン氏のリードをいくらか狭めたものの、これは人的ミスが原因で、大規模な不正の結果ではないと述べた。米メディアによると、未集計の票が見つかったフロイド郡の選管担当者たちは解任されたという。

バイデン氏は来年1月20日に、第46代合衆国大統領に就任する見通し。

一方でこの日には、トランプ氏の支持者が各州で不正投票などを主張し提起している訴訟のうち3件が裁判所によって棄却された。トランプ氏は今も、圧勝したのは自分だったとして、不正選挙だったと主張している。

6255名無しさん:2020/11/22(日) 18:20:31
>>6254

■トランプ陣営は州議会に働きかけ

全国的な得票数ではバイデン氏が590万票以上リードしているが、アメリカの大統領は全国的な得票数では決まらない。

各州の人口などをもとに割り当てられた選挙人計538人(連邦上下両院の定数計535人に、首都ワシントンの代表3人の人数を加えたもの)が、12月14日に各州で大統領候補に直接投票する。過半数270人の票を獲得した候補が当選する。バイデン氏が獲得した選挙人は306人、トランプ氏は232人となっている。

今後は各州の選挙人が12月14日に首都ワシントンに集まり、大統領候補に直接投票する。この結果で、次期大統領が正式に決まる。

各州の選挙人は11月3日の大統領選の結果に沿って、自分の州で勝った候補に投票するのが通常の手続き。選挙結果を受けて、勝った側の党が選挙人を決める州もあれば、選挙前に各党が選挙人候補を指名し、選挙結果を受けて州知事が任命する場合もある。

通常の手続きでは、たとえばジョージア州の選挙人16人は全員がバイデン氏に投票する。11月3日の選挙の結果を受けて、選挙人538人のうち、306人がバイデン氏、232人がトランプ氏に投票する。

しかし、トランプ陣営は敗れた州のうち、共和党多数の州議会に働きかけることで、11月の選挙結果とは無関係に、トランプ氏に投票する選挙人を任命しようとしているのではないかと言われている。

連邦法によると、もしも州の有権者が「選択をしなかった」場合は、州議会が選挙人を選ぶことができることになっている。

ただし、有権者が「選択をしなかった」と立証するのは困難で、トランプ陣営はこれまでのところ大規模な不正があったと法廷で立証できずにいる。

バイデン氏が15万4000票差で奪還したミシガン州(選挙人16人)では、大都市デトロイトが含まれるウェイン郡で、票の認定をめぐり地元選管が紛糾(ふんきゅう)した。トランプ氏は共和党員の選管委員に直接電話して働きかけたほか、共和党の州議会議員をホワイトハウスに呼び寄せた。

20日にトランプ氏と会談した州議会議員のうち、マイク・シャーキー上院院内総務(共和党)とリー・チャットフィールド下院議長(同)は同日夜に声明を発表し、「現職大統領にホワイトハウスに招かれれば、それが誰だろうと応じる」とした上で、「ミシガンの選挙結果を変えるような情報を、我々は得ていない」と書いた。

両氏はさらに、「我々はこの選挙中に一貫して言い続けたように、法律に従い、ミシガンの選挙について通常の手続きに従う」と表明した。

各州は11月3日の投票結果を今後、数週間のうちに確定しなくてはならない。締め切りは州によって異なる。各州が投票結果を確定すると、トランプ氏が情勢をひっくり返すのは難しくなる。少なくとも3つの州で、選挙人全員が選挙結果を無視して、トランプ氏に投票しない限り、トランプ氏勝利とはならない見込み。

トランプ陣営は今後もミシガン州のほか、共和党が州議会で多数のウィスコンシンとペンシルヴェニア両州で、州議会に働きかける可能性がある。ウィスコンシン州ではすでに、部分的な再集計を要求している。

CBSニュースによると、トランプ氏はペンシルヴェニアの州議会議員と協議したい意向を示しているという。

6256名無しさん:2020/11/22(日) 18:20:41
>>6255

■「最も無責任な米大統領」

バイデン氏は19日、与野党の州知事たちとのバーチャル会議で、トランプ氏が敗北を認めず、政権移行の手続きも拒否していることについて、「この国の民主主義の機能について、とてつもなく害の大きいメッセージを世界に発信している」と批判し、トランプ氏が「アメリカ史上最も無責任な大統領の1人」として記憶されるだろうと述べた。

「どういう思考回路なのか、なかなか理解しがたいが」とバイデン氏は言葉を選びながら、「とんでもない真似をしている」と批判した。

これまでのところ野党・共和党の議員たちはおおむね、敗北を認めないトランプ氏を支持もしくは容認している。その中でミット・ロムニー上院議員(ユタ州選出)はツイッターで、トランプ氏が「州や地元当局にあからさまな圧力をかけ、国民の意思をなし崩しにし、選挙結果を覆そうとしている」と強い調子で非難。「現職のアメリカ大統領によるものとして、これよりひどい、これより非民主的なふるまいは、想像しにくい」と書いた。2012年大統領選で共和党候補としてバラク・オバマ大統領(当時)相手に敗れたロムニー氏は、これまでもたびたび党の大多数と別行動をとり、トランプ氏を批判したり、弾劾裁判でも有罪に賛成したりしている。

■トランプ陣営の法廷闘争

19日午後には、トランプ陣営の訴訟戦略を指揮するルディー・ジュリアーニ弁護士が会見し、立証されていない陰謀論や不正選挙の主張を繰り返した。

ジュリアーニ氏は自分たちの法廷闘争が苦戦続きだという報道に強く反発し、マスコミは「大統領に対する不合理で病的な憎悪」をあらわにしていると述べた。

多くの法曹関係者は、トランプ陣営の法廷闘争が選挙結果を逆転させるようなことになはらないという見方を示している。これまでに陣営が提起した訴訟のほとんどは、裁判所で棄却されている。

トランプ陣営の主張と各州の動きは次のとおり。

ジョージア州: 得票数差が0.5%未満だったため、州法にもとづき手作業による再集計で開票結果を監査した結果、バイデン氏勝利の結果は変わらないという結果が出た。共和党はこれに先立ち、20日に予定される開票結果確定を阻止しようと提訴したものの、州裁判所がこれを棄却した。この裁判長は昨年、トランプ氏に指名され就任した。

州選管は、トランプ氏の票が496票増えたのは、当初の開票作業の人的ミスによるもので、大規模な不正ではないと説明した。フロイド郡は未集計の票が見つかったことについて、郡選管トップを解任したという。

ミシガン州: ジュリアーニ弁護士は、同州で残る最後の訴えを取り下げたと明らかにした。重要な郡の投票結果の確定を食い止めようとしていたのだという。

大都市デトロイトを含むウェイン郡では、共和党員の選管委員2人がウェイン郡の開票無効化を要求。オンラインで中継されたこの会議で有権者が激しく反発したため、共和党の委員2人は開票結果の有効性を認めた。同郡の選管幹部によると、この共和党委員2人はその後さらに、開票認定を撤回しようとしたものの、この要求はすでに無効で、同郡の結果は確定したという。共和党委員の1人によると、結果確定の後にトランプ氏から電話があり、「私が大丈夫か尋ねてくれた」という。

民主党支持者や黒人有権者の多いデトロイトを要するウェイン郡では、バイデン氏が圧勝したとされる。ミシガン州全体では、約14万6000票差で勝った見通し。

アリゾナ州: 大都市の州都フィーニックスを含むマリコパ郡で、開票結果の再集計を求める州共和党の訴えを、同郡高裁が棄却した。

ペンシルヴェニア州: トランプ陣営は同州で自分たちの立会人が開票の適正な監視を阻止されたと提訴し、2000票以上の郵便票を無効にするよう求めたが、棄却された。同陣営は同州の連邦地裁に、実質的に州内すべての票を無効化して結果の認定を阻止するよう訴えたが、憶測のみで相当な証拠提示がないとして21日に棄却され、同じ訴えの再提起も禁止された。

ウィスコンシン州: トランプ陣営の費用負担で部分的再開票を要求。地元選管は、バイデン氏勝利の結果は変わらないだろうとしている。

(英語記事 US election 2020: Biden certified Georgia winner after hand recount)

(c) BBC News

最終更新:11/22(日) 10:08
BBC News

6257とはずがたり:2020/11/23(月) 15:40:39
トランプ氏弁護団は「国家の恥」、共和党の盟友が痛烈批判
2020.11.23 Mon posted at 14:20 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35162809.html?ref=rss

(CNN) 米国のトランプ大統領が大統領選の結果を覆そうとし続けていることについて、大統領の盟友だったニュージャージー州のクリス・クリスティー前知事が22日、無益な策略はもうやめるべき時だと進言した。

クリスティー前知事は、選挙に不正があったという証拠をトランプ大統領は何も示すことができず、弁護団は混乱状態にあると指摘、今は国家を優先させるべき時だと訴えている。

ABCの番組に出演したクリスティー氏は「もし不正の証拠があるのなら出すべきだ」と述べ、投票に不正があったという大統領の主張に同調しない共和党の知事を大統領の弁護団が中傷しているとして非難。「率直に言って、大統領の弁護団の振る舞いは国家の恥だ」と断じ、トランプ陣営のシドニー・パウエル弁護士が、共和党のブライアン・ケンプ・ジョージア州知事を非難している行為をやり玉に挙げた。

ジョージア州は20日に最終集計結果を確定させ、バイデン前副大統領が勝利したと発表した。これに対してトランプ陣営は21日、再度の集計を行うよう申し立てていた。

「これは弁護士として言語道断の行為だ」とクリスティー氏は述べ、「私はこれまでずっと大統領の支持者だった。私は大統領のために2度投票した。だが選挙には結果がある。まるで起きなかったことが起きたかのように行動し続けることはできない」と強調。「もしも証拠を出すことができないのであれば、それは証拠が存在しないということだ。最も大切にしなければならないのは国家だ。私が共和党員であり、自分の党を愛しているのと同じくらい、国家を優先しなければならない」と力説した。

共和党のメリーランド州知事ラリー・ホーガン氏も22日、CNNの番組の中でトランプ陣営を手厳しく批判し、「党内でもっと多くの人が声を上げないことを恥ずかしく思う」と語った。

「我々はかつて、世界中の選挙監視を行い、選挙に関しては最も尊敬されている国だった。それが今ではまるでバナナ共和国(訳注:政情が不安定な貧しい小国の意味)のように見え始めている。馬鹿げたことはもうやめるべき時だ」とホーガン氏は述べている。

この発言に対してトランプ大統領は22日、ホーガン知事は「RINO(「名ばかり共和党員」の意味)」だとツイートした。対するホーガン知事は大統領に対し「ゴルフをやめて敗北を認めよ」と迫った。

ホーガン知事は以前からトランプ大統領に対して批判的で、今年の大統領選挙では投票用紙に「ロナルド・レーガン」と記入すると宣言していた。

ホーガン知事やクリスティー前知事に加え、ポール・ミッチェル下院議員やスーザン・コリンズ上院議員、リサ・マコウスキー上院議員といった多くの共和党の大物議員が、正式な政権移行プロセスの開始を支持すると表明している。共和党のフレッド・アプトン下院議員も22日、円滑な政権移行プロセスの必要性を強調した。

6258名無しさん:2020/11/23(月) 16:00:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f3050b43abaf1907c163020312e812c7f4ea33f
米大統領選 トランプ陣営、集計機の不正めぐる陰謀論を展開した弁護士を弁護団から放逐 
11/23(月) 10:37配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で敗北が確実となった共和党のトランプ大統領の陣営は22日、「選挙に不正があった」として訴訟攻勢を展開していた陣営の弁護団の一員だった女性のシド・パウエル弁護士について「トランプ弁護団の一員ではない」と言明し、実質的に絶縁したとする声明を発表した。

 パウエル氏は、弁護団長のジュリアーニ元ニューヨーク市長らと19日にワシントン市内で行った記者会見で、今回の大統領選をめぐり、共産国家のキューバとベネズエラ、中国の資金提供でトランプ氏の放逐を目指した「国際的な策謀」があったと主張した。

 同氏はまた、ドミニオン社などの集計システムによって大量の票がトランプ票からバイデン票に書き換えられたとし、さらには一連のシステムが数年前、ベネズエラのチャベス政権(当時)の不正選挙のために開発された技術を応用していると説明していた。

 同氏の主張に対しては、熱烈なトランプ支持勢力を除いては「荒唐無稽な陰謀論」との評価が定着しているほか、トランプ氏に近い保守派の論客からも「何一つ証拠が示されていない」として批判が相次ぐなど、弁護団の信頼性を大きく損ねる一因となっていた。

6259チバQ:2020/11/24(火) 08:49:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/66b7284b049623350b208ce8dc04db05b1d56820
バイデン氏、主要閣僚人事を発表 経験重視に回帰
11/24(火) 2:55配信

【AFP=時事】(更新)ジョー・バイデン(Joe Biden)次期米大統領は23日、主要閣僚人事を発表し、外交政策顧問を長く務めてきたアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)氏を国務長官に、ジョン・ケリー(John Kerry)元国務長官を気候問題担当特使に指名した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権下での混乱を経て、経験重視路線に回帰する人選となった。


 移民問題を統括する国土安全保障長官にはキューバ系弁護士アレハンドロ・マヨルカス(Alejandro Mayorkas)氏が指名された。中南米系の同長官指名は初めて。国家情報長官には、中央情報局(CIA)元副長官のアブリル・ヘインズ(Avril Haines)氏が女性として初めて指名された。

 4人はいずれもバイデン氏が副大統領を務めたバラク・オバマ(Barack Obama)前政権で要職を務めており、関連分野での経験が豊富だ。バイデン氏は「国家安全保障と外交政策では、少しの時間の無駄も許されない」と言明。「各人はそれぞれ、経験豊富で危機対応能力が実証済みであると同時に、革新的で想像力に富んでいる」と説明した。

 ブリンケン氏は国務長官として、トランプ政権の「米国第一」政策の迅速な解体を指揮し、パリ協定(Paris Agreement)や世界保健機関(WHO)、イランとの核合意への復帰などに取り組むことになる。

 さらに、米国の国際社会への積極的な関与再開を示す人事として、国連大使に職業外交官のリンダ・トマスグリーンフィールド(Linda Thomas-Greenfield)氏が、国家安全保障問題担当大統領補佐官にオバマ政権でバイデン氏の顧問を務めたジェイク・サリバン(Jake Sullivan)氏が指名された。

 閣僚人事は24日、正式に発表される予定。【翻訳編集】 AFPBB News

6260チバQ:2020/11/24(火) 15:23:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba6dd6f73f233611c086620c6c25d8ab744cd776
「あなたは男か女か」。トランスジェンダーの次期州上院議員、性別を聞く失礼な質問に見事な回答
11/24(火) 15:18配信

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ハフポスト日本版
サラ・マクブライド議員(2020年9月15日)

「あなたは男の子なのか、それとも女の子なのか?」――11月の選挙で、トランスジェンダーを公表する人物として初めて州上院議員に選ばれたサラ・マクブライド氏が、性別を聞いた質問に、3単語で返答した。

マクブライド議員がTwitterで公開したのは、DMでのやりとりだ。

「混乱しているのですが、あなたは男の子ですかそれとも女の子なんですか?」という質問に対して、マクブライド氏は「私は上院議員です(I’m a senator)」と答えている。

トランスジェンダーの人たちへの差別や侮辱、やめてほしい
トランスジェンダーの人たちに、本人が自認する性別以外の扱いをしたり、性別について詮索することは、ハラスメントや侮辱になる。

マクブライド氏は自らの性自認が女性であることを公表しているが、侮辱的な質問をされたことに対し、このような返信をしたとみられる。

トランスジェンダーを公表しているペンシルベニア州レイチェル・レヴィン保健省長官は7月、新型コロナウイルスの対策を続ける中で、自身の性自認に対する侮辱的な言動や攻撃が続いていると指摘。 

こういった侮辱や差別は、本人だけではなく多くのトランスジェンダーの人たちを苦しめ、さらに不寛容と差別の精神を広げているとして、差別的な言動を止めるよう訴えた。

多様な社会には、政治家の多様性が必要
「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」の広報官だった時のマクブライド氏(2018年10月18日)

マクブライド氏は11月の選挙で、デラウェア州の上院議員に選ばれた。

トランスジェンダーを公表する人物が州議会上院議員に選ばれるのはアメリカで初めてで、オープンリートランスジェンダーとして、アメリカで最も高い地位の政治家になる。

マクブライド氏は当選が確実になった後、「私の当選が、LGBTQの若者に『自分を代表する人がいる』というメッセージになって彼らを勇気付け、政治家になりたいという人たちを後押しできたら嬉しい」とロイターのインタビューで述べた。

さらに「健康的な民主主義であるためには、多様性のある政府が必要です。政治の場で多様性が反映されていなければ、多様なコミュニティのための解決策を作り上げることはできません」と、多様な政治家がいることの大切さを強調した。

上院議員に当選する前、マクブライド氏はLGBTQ人権擁護団体である「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」の広報官を務めるなど、LGBTQの人たちの人権擁護アクティビストとして活躍した。

またオバマ政権下で、ホワイトハウス初のトランスジェンダーを公表しているインターンになり、2016年にはオープンリートランスジェンダーとして初めて、デラウエア州の民主党大会でスピーチをして注目を集めた。

マイノリティの人たちの権利擁護を続けてきたマクブライド氏は選挙前の9月、デイリー・ビーストのインタビューで、「単にトランスジェンダーの州上院議員」ではなく、逆境に置かれている全ての人たちのために自分の経験を使いたいと語った。

「この地域で生まれ育った一人として、私は州上院議員に立候補します。介護を経験してきた者として立候補します。もっと多くのデラウエア州の人たちが、必要な医療や逆境や危機に直面した時の支援を受けられるよう、毎日働く州上院議員になるために立候補するのです」と同氏は述べている。

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。

Josephine Harvey, Satoko Yasuda 安田 聡子

6261とはずがたり:2020/11/24(火) 15:36:09

「負け」認めず「政権移行」承認 トランプ流“妥協”
https://www.fnn.jp/articles/-/111083
ワールド
2020年11月24日 火曜 午後0:03

アメリカの大統領選挙で、当選を確実にした民主党のバイデン氏への政権移行業務が始まることになった。

いまだ敗北宣言をしていないトランプ大統領が、一転して引き継ぎを認めた背景について、ワシントン支局・藤田水美支局長が解説する。

政権移行の遅れが安全保障上のリスクになりかねない中、身内の共和党からも反発が高まっていた。

敗北を認めずに、ひとまず移行手続きを承諾するというのが、トランプ流の妥協点だった。

トランプ大統領は23日に、ツイッターで「国家の利益のため」として、政権移行手続きの開始を認める考えを示した。

ただ、トランプ大統領は、選挙をめぐる法廷闘争は続ける姿勢も、あらためて強調している。

政権移行業務を管轄する政府機関のトップも、引き継ぎ業務を認める書簡をバイデン氏側に送っている。

これに対し、バイデン氏側は「アメリカが直面している課題に取り組むために、必要な第1歩だ」と歓迎する声明を発表した。

機密情報を含めた引き継ぎを受け、新型コロナウイルス対策などの準備を早急に進めるとしている。

トランプ大統領の方針転換について、政府関係者は、トランプ大統領は今後も敗北宣言は行わないとみていて、勝ったのは自分だと主張し続けることで、存在感を維持するだろうと話している。

6262チバQ:2020/11/24(火) 16:18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d0f8d18b335a184c687e1281d3cedf5c4af4685
トランプ氏、「抵抗」限界か ミシガン州の共和党幹部が反旗、陣営は感染相次ぐ
11/21(土) 16:02配信

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毎日新聞
トランプ米大統領=AP

 米大統領選の「不正」を訴えて、敗北を認めていない共和党のトランプ大統領は20日、中西部ミシガン州の州議会同党幹部をホワイトハウスに招いて会談した。民主党のバイデン前副大統領が勝利した同州の一般投票結果を認めないよう求めた模様だが、議員らは会談後、「選挙結果を尊重する。票確定のプロセスは脅迫などからは無縁であるべきだ」との声明を発表。選挙結果を覆すことを狙うトランプ氏に公然と反旗を翻した。

 郵便投票や集計段階の不正を主張し、各地で結果の無効を求めてトランプ陣営が起こした訴訟は棄却が相次ぎ、法廷闘争は行き詰まっている。

 トランプ氏はミシガンなど共和党が議会多数派を占める州の議員に対し、一般投票の結果を認めずに、正式投票でトランプ氏支持の選挙人を指名するよう圧力をかける戦術を模索している。だが、20日にトランプ氏と会談したシャーキー州上院議員らは声明で「選挙結果の変更が必要になる不正は把握していない」と述べた。同州では15万票超の差でバイデン氏が勝利した。

 一方、トランプ陣営で選挙後の訴訟対策やPR戦略を主導するトランプ氏の長男ジュニア氏は20日、新型コロナウイルスに感染したことを米メディアに公表した。症状はなく隔離など「適切な措置」を取っているという。トランプ氏側近のジュリアーニ元ニューヨーク市長の長男で、ホワイトハウス職員のアンドリュー氏も同日、感染を公表。親子は共に陣営が19日にワシントンで開催した「選挙不正」を巡る記者会見に出席していた。【ワシントン高本耕太】

6263チバQ:2020/11/25(水) 13:05:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/16de7280c12f8b091a0a84144b68d8c18da88571
米社会の新たな「対立軸」鮮明に 60年ぶり カトリック系大統領登場の意味
11/25(水) 11:02配信
 米国は、故ジョン・F・ケネディ以来60年ぶりに、カトリック教徒の大統領を選んだ。建国以来240余年にして、2人目となる。カトリック教徒は人口の22%を占めることを踏まえると、意外かもしれない。ケネディが立候補した当時、プロテスタント勢力は警戒感をあらわにしたが、今回そのような声はなかった。

 他方、60年前は同教徒の8割がケネディを支持したものの、今回バイデン氏を支持したのは半数強(52%前後)にとどまった。これらの背景には、カトリックやプロテスタントの枠を超えた「リベラル派 対 保守派」の対立深化という新常態がある。宗教を補助線に今回の大統領選を眺めながら、米社会の変化を読み解きたい。(文明論考家、元駐バチカン大使=上野景文)

 ■古い対立軸

 60年前、プロテスタントが多数を占める米国では「ケネディが大統領になると、ホワイトハウスはローマ教皇の指示で動くことになる」と心配する人が少なくなかった。

11月15日、米東部デラウェア州ウィルミントンの教会のミサに参加したバイデン前米副大統領(ゲッティ=共同)

 カトリックへの複雑な心情は、バチカンとの関係にも見られた。米国は1984年までの120年近くにわたりバチカンとの外交を棚上げしていたのだ。

 こうした中、ケネディは「政治に個人的な信仰を持ち込むことは断じてしない」「自分が忠誠を尽くすのは合衆国憲法だけである」と、国民に訴えた。

 プロテスタントが抱く警戒感こそが、カトリック系大統領の出現を長年阻んできた理由だ。

 今回、「バイデン氏はカトリック教徒だから困る」といった声はほとんど聞かれなかった。カトリックかどうかは関心の対象にはならず、カトリック系候補の勝利を特別視することもなかった。

 「プロテスタント 対 カトリック」という対立軸が過去のものになりつつあることを端的に示している。理由として、カトリック教会が、第2バチカン公会議(1962ー65年)による歴史的大改革を経て、温和でオープンになったことが考えられる。

 ■分裂状態の米カトリック

 今回の大統領選でのカトリックの動きを振り返っておこう。  

 米カトリックは今、宗教からは距離を置こうとする「リベラル派」と、伝統的な宗教観にこだわる「保守派」に分かれている。両者は激しくせめぎ合い、勢力はほぼ拮抗している。

 リベラル派の司祭はバイデン氏を、保守派の司祭はトランプ氏を露骨に支援した。

 この結果、リベラル派の票はバイデン候補へ、保守派の票はトランプ候補に向けられた。

 米国内のカトリックが、米二大政党である民主、共和両党の境目に沿うように分裂している状況を物語る。カトリック教徒がひとつにまとまり、その8割がケネディを支持した60年前とは、隔世の感がある。

 なお、前回、カトリック票におけるヒラリー氏への支持が45%にとどまったことに照らせば、51ー52%がバイデン氏を支えたことは大きな変化である。

 特に、ペンシルベニアなどの激戦3州でバイデン氏が勝利できたのは、カトリック票が共和党から民主党にスウィングしたことが大きいと、カトリック系メディアは解説している。大統領選での勝利は、この3州で、カトリック票を取り込めたことが大きかったと言えるのだ。

6264チバQ:2020/11/25(水) 13:06:13
 ■新しい対立軸

 米カトリック内部で見られたリベラル派と保守派の対立は、プロテスタントの中でも起きている。

 米社会を全体として捉えるとき、「カトリック 対 プロテスタント」という対立軸は今、両者の垣根を越えて「リベラル派 対 保守派」という新たな構図へと変貌しているのである。

 脱宗教の傾向を示すリベラル(世俗主義)派勢力の攻勢を前に、カトリック、プロテスタントの保守(伝統主義)派が連携せざるを得なくなった点も見逃せない。

 ■米国における「文明衝突」――「二つの米国」

 リベラル派と保守派の違いはどこにあるのだろうか。

 対立がより顕著なのは、中絶、LGBTを巡る問題だ。大統領選を機に一層激しさを増した。保守派の中には、中絶手術をした医師を銃弾で倒すテロ行為に及ぶ者すらいる。

 同様に根深いのは、科学を巡る対立だ。保守派の一部は、「人間は猿から進化した」という科学的知見の受容を拒否し、公立学校での進化論教育に反対している。

 ■西欧との比較

 この文明観・宗教観の対立は、決して米国に特有のものではない。西欧でも「分断」は起きている。

 ただ、米国における「文明衝突」は、西欧と比べて派手に見える。経済格差や教育格差、人種などの世俗的要素がからんでいるためだとみられる。

 他に、以下のような事情もある。

 第一に、西欧の有力国では、保守(伝統主義)派に比しリベラル(世俗主義)派が圧倒的に多い。そのため「文明対立」はおとなしめである。例えば北欧では、95%が中絶の権利を認めており、保守派の声はか細い。

 これに対し、米国では、両勢力がほぼ拮抗しているため、「衝突」のエネルギーが大きい。それに、米国の保守派は、西欧に比し、はるかに元気で声が大きい。

 第二に、米国では、「文明衝突」は、中絶やLGBTといった問題を含め、しばしば政治色を帯びる。政治はしばしば宗教に手を突っ込む。米国が今なお「宗教国家」と言われるゆえんだ。

 このように、米国は伝統主義(保守)と世俗主義(リベラル)という二つの顔(文明観)を持ち、しかも「衝突」を繰り返している。この「文明衝突」に目を向けない限り、米社会の現状を見誤る。

 ■教皇とバイデン氏

 ところで、60年ぶりとなったカトリック教徒の大統領就任を、バチカンは、どう受け止めているのだろうか。

 教皇フランシスコは、バチカン的基準から言えば、かなりリベラルだ。だから、米国のカトリック保守には教皇を批判する人が少なくない。この保守派と連携するトランプ大統領は、教皇と波長が合わない。環境、移民・難民、平和、国際機関など多くの問題で見解を異にしている。

 他方、これらのテーマについて、バイデン氏の見解は教皇に近い。バチカンは、今回の選挙結果を歓迎しているのは間違いない。

 実際、バイデン氏は勝利が確実となった直後の11月12日、フランシスコ教皇と電話会談している。この中で、貧しい人への配慮、気候変動問題への対応、移民や難民の社会への受け入れを巡り協力したいとの考えを伝えている。

6265チバQ:2020/11/25(水) 13:06:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e549a977ab0daa87a1ca038b6cd70690006c5ef
ペンシルベニアとネバダも「バイデン氏勝利」を認定 トランプ氏に打撃 
11/25(水) 9:20配信

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産経新聞
 【ワシントン=平田雄介】米大統領選の開票結果をめぐり、勝敗の行方を左右する激戦州の東部ペンシルベニア州と西部ネバダ州が24日、次期大統領に就任する見通しとなった民主党のバイデン前副大統領の勝利を確定した。激戦州では南部ジョージアと中西部ミシガンの両州もバイデン氏勝利を確定済。「選挙不正」を訴えて開票結果を覆そうと試みる共和党のトランプ大統領にとって新たな打撃となった。

 ペンシルベニア州は3日夜の開票開始後にトランプ氏が優位に立った後、郵便投票の開票が進んだ6日にバイデン氏が逆転する展開となり、トランプ氏が「郵便投票で不正が横行した」などと訴えていた。これに対し、同州のウルフ知事は24日、「公正な選挙が行われた」としてバイデン氏の勝利を確定した。得票はバイデン氏が約345万8千票、トランプ氏が約337万7千票だった。

 ネバダ州はバイデン氏の約3万3千票差での勝利を確定した。

 バイデン氏勝利の開票結果を覆そうと法廷闘争が展開された激戦州は、西部アリゾナ、中西部ウィスコンシンを加えた計6州。米NBCニュースによると、トランプ陣営と共和党は少なくとも36件の訴訟を起こし、うち25件が「不正の証拠を示していない」などの理由で退けられている。

 アリゾナ州とウィスコンシン州もそれぞれ30日と12月1日の締め切りに向けて確定の準備を進めている。

 一方、南部ノースカロライナ州は24日、トランプ氏の勝利を確定した。

6266名無しさん:2020/11/25(水) 19:05:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fc0ad524b99d9133b9895a2b63d7ee30cfcfd64
アングル:トランプ氏の選挙批判、ジョージア州上院選で共和党候補に逆風も
11/25(水) 15:17配信

[24日 ロイター] - 米ジョージア州で上院の2議席を巡って1月に決選投票が行われるが、トランプ大統領が大統領選で不正が行われたと根拠のない主張を繰り返すことによって共和党候補の勝利を危うくし、上院で共和党が過半数を失う可能性が高まりかねない。

1月5日の決選投票は民主、共和両党にとって重要だ。大統領選では民主党のバイデン前副大統領が僅差でジョージア州を制したが、同州からは過去20年間民主党の上院議員は出ていない。

共和党の現職パーデュー、ロフラー両議員が2人とも敗れれば、上院は民主党と共和党の議席が同数となり、上院の議長でもある副大統領の1票を加えられる民主党が実質的に過半数を握ることになる。一方、一人でも再選されれば共和党は上院で過半数を維持し、バイデン氏の政策を阻止することができる。

トランプ氏は不正に投じられた票を除けば自分が最終的に勝利すると証拠を示すことなく主張しており、パーデュー、ロフラー両氏ともトランプ氏の敗北を認めていない。ロフラー氏は先週、アトランタ郊外で集会を開き支持者に「われわれは上院だけでなく、国家の未来のための防火壁だ」と訴えた。

民主党が上院で過半数を獲得しバイデン氏の大統領としての力が強まることへの不安をあおることが、共和党の有権者に対し投票への最も強力な動機付けとなる。

ジョージア州立大学のエイミー・スタイガーワルト教授(政治学)は「それこそがパーデュー、ロフラー両氏がコアな支持層に送りたいメッセージだ。しかし(コアな支持者らは)トランプ氏の敗北を認めれば両議員に怒りの矛先を向ける可能性がある人たちでもある」と指摘した。

決戦投票でパーデュー氏(70)は33歳のジャーナリストである民主党のジョン・オソフ候補と議席を争う。3日の上院選ではパーデュー氏の得票率は49.7%、オソフ氏は47.9%だった。

ロフラー氏(49)の相手は51歳の牧師ラファエル・ウォーノック氏で、上院選ではロフラー氏がウォーノック氏を32.9%対25.9%でリードしていた。

<身内からの批判>

一部の共和党関係者はトランプ氏が選挙の不正を繰り返し言い立てることで共和党のコアな支持者の投票率が低下する恐れがあると指摘している。

ジョージア州で選挙の実施を監督するガブリエル・スターリン氏(共和党)は23日の記者会見で「多くの共和党員は(選挙)システムの結果を信用していない」とし、これが投票率の低下につながることを懸念していると語った。

大統領選の民主党の候補者指名争いに出馬し、現在はジョージア州で投票を促す運動を行っているアンドリュー・ヤン氏は「共和党側は『選挙は不正で不公平だが投票してほしい』と言っているようなものだ」と述べ、メッセージが分かりにくいと話した。

エモリー大学のアラン・アブラモウィッツ教授(政治学)はトランプ氏に嫌悪感を持っているが、議会選挙では共和党候補に投票する共和党支持者が州内にいると指摘。「パーデュー、ロフラー両氏がトランプ氏との関係を緊密にし過ぎると、これまでのようには投票しないかもしれない」との見方を示した。

(Joseph Ax記者)

6267名無しさん:2020/11/27(金) 19:01:59
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/a062f19cc564c15bc54a0fac77002ca52052bff2
門田隆将氏 イケイケで全米大注目のシドニー・パウエル弁護士に「期待したい」
11/25(水) 16:38配信

 政治評論家・門田隆将氏(62)が25日、ツイッターで全米で注目されている女性弁護士のシドニー・パウエル氏に言及した。

 パウエル弁護士は今回の大統領選挙で大規模な不正があったとして、訴訟の準備を進めている。また、先日軍事弁護士として登録をしたことで、被告を国家反逆罪で訴えることが可能になったとの情報もある。

 同弁護士は不正に関わった人物は民主党、共和党にかかわらず処罰するという姿勢でその言動が注目されているが、門田氏も「シドニー・パウエル弁護士には期待したい。『私の真意は共和党であれ民主党であれ全ての不正行為を暴露する事。偉大な米国が内外の共産主義者に盗まれるのは許さない』と」と彼女の言葉を引用しつつ、期待を寄せた。

 また、パウエル弁護士はドミニオンの投票システムで票の操作をするなどの不正があったと主張。現時点で具体的な証拠は出ていないが、門田氏は「残念ながら各州最高裁までにドミニオンの物的証拠は出ず。憲法審議と各州最高裁からの上訴審である連邦最高裁の出番は来るのか」と今後の裁判の行方に注目している。

東京スポーツ

6268名無しさん:2020/11/27(金) 19:04:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0923ea204c61aefebc6365e16f7ce649426aed9
トランプ氏、支持者に「選挙を覆す」よう訴え
11/26(木) 6:17配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は25日、今月初めに行われた大統領選について、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)候補が勝利するよう「不正に操作」されていたと主張し、支持者らに対し、選挙結果を覆さなければならないと訴えた。

 トランプ氏はペンシルベニア州で開かれた共和党支持者の集会に電話で参加し、「われわれは選挙を覆さなければならない」と明言。「この選挙は不正に操作された」と述べ、既に全米各地の裁判所によって否定されている複数の陰謀論を繰り返した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc775acea01d94221ebb4b15e5e60173c24236f0
トランプ米大統領、フリン元補佐官に恩赦
11/26(木) 8:28配信

[ワシントン 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、ロシアの大統領選介入疑惑を巡り偽証罪などに問われたマイケル・フリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に恩赦を与えた。トランプ政権発足後に恩赦を与えられた人物の中で最も高い地位に当たる。

トランプ氏はツイッターに「フリン氏に完全な恩赦が与えられたと発表できるのを非常に嬉しく思う。フリン氏と彼の素晴らしい家族は、とても素敵な感謝祭を迎えられるだろう」と投稿した。

フリン氏は2016年の大統領選へのロシアの介入疑惑を巡る米連邦捜査局(FBI)の聴取に偽証したことを2017年にいったん認めて司法取引を交わしたが、その後、有罪答弁を撤回し、検察にだまされて司法取引に持ち込まれ、自身の権利が侵害されたと主張していた。判決言い渡しは、これまで何度も延期されている。

フリン氏はトランプ政権発足時から大統領補佐官を務めたが、ロシアのキスリャク駐米大使(当時)との接触が問題化し、就任からわずか24日で職を追われた。

ロシア介入疑惑捜査に絡む罪では、今年2月にトランプ氏の盟友、ロジャー・ストーン元被告に司法妨害などの罪で3年4月の禁錮刑が言い渡されている。

2016年大統領選のトランプ陣営選挙対策本部長、ポール・マナフォート氏には昨年、違法なロビー活動などを巡り、禁錮3年6月の実刑判決が下された。

トランプ氏は今月3日に行われた大統領選で敗北したため、来年1月20日に退任する見通し。

民主党は今回の恩赦を批判。下院司法委員会のナドラー委員長は「恩赦は不当であり、節操がない」との声明を発表。ペロシ下院議長は「重大な不正行為であり、厚かましい権力の乱用だ」と非難した。

一方、ホワイトハウスは「フリン氏は、そもそも起訴されるべきではなかった」と説明した。

*内容を追加しました。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

6269名無しさん:2020/11/27(金) 19:04:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/54f6553d0ed47d2ff45fc48b14b1246a73160282
バイデン氏、国民に帰省自粛呼びかけ トランプ陣営はマスクなしで会合
11/26(木) 11:43配信

 バイデン次期米大統領は25日、新型コロナウイルス感染が拡大する中、感謝祭の帰省自粛を国民に呼び掛けた。一方、トランプ氏の個人弁護士であるジュリアーニ氏らは、ペンシルベニア州の共和党議員らと会合を開いていたが、参加者の多くはマスクをしていなかった。

 「皆さんの決定は重要だ。命を守ることができる」

 25日、米デラウェア州から演説したバイデン次期米大統領は、感謝祭の帰省自粛を国民に呼びかけた。

 感謝祭の直前、米国では感染者数が急増した。25日の入院患者数は過去最多の8万8000人に達した。また24日の死者数は今年5月以来初めて2000人を超えた。

 「この戦いに皆さんが疲れているのはわかっている。だが覚えていてほしいことは、私たちが戦っている相手はウイルスであって、お互いではない」(バイデン氏)

 一方、トランプ大統領の個人弁護士であるジュリアーニ氏らは、ペンシルベニア州の共和党議員らと会合を開いていたが、参加者の多くはマスクをしていなかった。

 トランプ氏の弁護士 ジュリアーニ氏
 「私はペテン師がどういうものか知っている。1インチ譲れば奴らは1マイルを奪い、1マイル譲れば、国ごと奪っていく」

 トランプ氏も電話で会合に参加し、証拠のない不正選挙疑惑を再び持ち出した。

 電話で参加したトランプ米大統領
 「共和党の監視員は犬のような扱いを受けた」

 すると会場からトランプコールが沸き上がった。

「トランプ! トランプ!」

 今週ようやく政権移行のプロセスに入ることができたバイデン氏。選挙が終わってもなお分断が続く現状について、トランプ氏を名指しすることなく、次のように述べた。

 「今年わが国の民主主義は試練を迎えた。そして次のことを学んだ。この国の人々はその試練を乗り越えられる。米国は完全で公正かつ自由な選挙を行い、その結果を尊重するのだ」

6270名無しさん:2020/11/29(日) 00:05:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b5f4c19e7f81bc95c842a8ea8a068efc7e00eca
バーニー・サンダースがバイデンに叱咤「立つんだジョー、労働者の味方に!」
11/28(土) 19:00配信

アメリカで2021年1月より始動するジョー・バイデン政権が、民主党内の左派とどう関係を築いていくのかに注目が集まっている。その左派の筆頭、バーニー・サンダース上院議員が、英「ガーディアン」紙に自ら寄稿。民主党内左派のマニフェストとも言える意見記事を全訳でお届けする。

アメリカ大統領選の現時点での開票結果が示すとおり、8000万人近いアメリカ人がジョー・バイデンに投票した。ドナルド・トランプの独裁的な頑迷に対して突きつけられたこの投票結果に、世界はみな安堵のため息をつけるだろう。

だが、この選挙結果からは、心配の種となるべきことも明らかになった。トランプは2016年の大統領選のときより110万票多くを獲得し、困窮した地域の多くで支持率が上がったのだ──失業率が高く、医療や保育が不充分で、人々がいちばん苦しんでいる場所でだ。

ドナルド・トランプはひっきりなしに嘘をつく大統領だが、そのなかでもいちばん突飛なのが、彼と彼の政権はわが国の労働者階級の友という嘘だ。

本当のところ、トランプは億万長者たちを歴史上のどの大統領よりも多く政権に起用した。熱烈な反労働組合の議員たちを全国労働関係委員会(NLRB)に送り込んだ。大金持ちと大企業には大幅な減税を施す一方で、教育、住宅、栄養計画の予算の大幅な削減を打ち出した。

トランプは3200万人もの人々を医療から追い出そうとし、メディケア(高齢者向け医療保険制度)、メディケイド(低所得者向け医療費補助制)、社会保障制度の予算を何百億ドルも削減する案を出した。

なぜトランプが労働者の味方だと思われてきたのか?
けれども、わが国の労働者階級の一部はいまだに、ドナルド・トランプが自分たちの味方だと思っているのだ。

それはなぜなのか?

何百万人ものアメリカ人が恐れと不安のなかで暮らし、不当な貿易協定のせいで職を失い、47年前より稼ぎが少ないこのときに、トランプはその支持者たちから、タフガイで「ファイター」と見られてきた。彼はほぼ誰とでも、毎日のように戦っているように見える。

トランプは自らを「あの沼」の敵と公言し、民主党員だけでなく、自分と100%足並みを揃えない共和党員まで攻撃し、果ては自分の政権のメンバーすら「闇の国家」の一部だと断言してきた。

私たちと長年にわたり同盟関係にある諸国の首脳たち、わが国の州知事や市長、独立した司法制度までも攻撃している。

メディアを「国民の敵」と非難し、移民コミュニティ、率直な女性たち、アフリカ系アメリカ人コミュニティ、ゲイコミュニティ、ムスリム、抗議者たちに対する容赦ない攻撃を止めることがない。

人種差別、排外主義、被害妄想を使って、アメリカ国民の大勢の必要を気にかけていると納得させようとしてきた。これほど真実から遠い話もほかにはないだろう。

彼の唯一の関心は、大統領就任1日目からドナルド・トランプであり続けてきたのだ。

6271名無しさん:2020/11/29(日) 00:05:44
>>6270

労働者の敵とは誰か?
ジョー・バイデンは2021年1月20日、大統領に就任し、ナンシー・ペロシは下院議長に再任する予定だ。

ジョージア州での特別選挙の結果次第だが、どちらの党が米国上院を支配するのかは明らかでない。

だがひとつ明らかなことがある。民主党が今後、何百万票も失うことを避けたいのであれば、わが国の労働者家庭のために、断固とした態度で、職務を果たさねばならないということだ。世界恐慌以来で最悪の経済的絶望にいま直面している人々のために。
民主党は言葉と行いによって、労働者家庭の党を自称する共和党がいかに詐欺的であるかを示さねばならない。

そうするために民主党は、この国の労働者階級と何十年にもわたり敵対してきた強力な既得権益に挑む勇気を持たねばならない。

既得権益とはつまり、ウォールストリート、製薬業界、医療保険業界、化石燃料業界、軍産複合体、民間刑務所の産業複合体、従業員を搾取しつつづける多くの高収益企業のことだ。

民主党がこうした強力な組織に立ち向かい、この国の黒人、白人、ラテン系、アジア系アメリカ人、ネイティブアメリカ人の労働者家庭のために戦う姿勢を示せなければ、2024年にまた別の右翼の独裁者が選出される地ならしをすることになるだろう。そしてその大統領は、トランプよりひどいという可能性すらあるのだ。

ジョー・バイデンは大統領選で、労働者階級寄りの指針を強く打ち出した。いまから私たちは、その指針を実行に移すために戦い、その邪魔をする者たちには猛反対していかねばならない。

民主党は誰の味方か?
「Which Side Are You On?(どっちの味方?)」というフォークソングは、1931年にケンタッキー州で鉱山労働者組合がストライキしたとき、組合のまとめ役の妻フローレンス・リースが作ったものだ。民主党は自分たちが誰の味方かをはっきりさせる必要がある。
片方は飢餓賃金(食料も買えないほどの低賃金)を終わらせ、最低賃金を時給15ドル(約1560円)にすることに味方する。片方は味方しない。

片方は組合の拡大に味方する。片方は味方しない。

片方は気候変動と闘い、崩れかけのインフラを再建すべく収入のいい仕事をたくさん創出することに味方する。片方は味方しない。

片方は医療の拡大に味方する。片方は味方しない。

片方は処方薬の費用を下げることに味方する。片方は味方しない。

片方は有給の家族休暇と医療休暇に味方する。片方は味方しない。

片方はアメリカの全3、4歳児が幼児教育を受けられることに味方する。片方は味方しない。

片方は社会保障制度の拡大に味方する。片方は味方しない。

片方は労働者家庭のために公立大学を無償化し、学生の借金を解消することに味方する。片方は味方しない。

片方は壊れた人種差別的な刑事司法制度を終わらせ、私たちの若者の雇用と教育に投資することに味方する。片方は味方しない。

片方は私たちの出入国管理制度を改革し、公正で人道的なものとすることに味方する。片方は味方しない。
バイデン政権の最初100日間、民主党員たちの仕事は、自分たちが誰の味方か、そして誰がその反対側にいるのかをはっきりさせることだ。

それはわが国を強くする良い国政というだけでない。今後の選挙の勝ち方なのだ。

Bernie Sanders

6272チバQ:2020/11/29(日) 19:28:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-201128X140.html
左派期待の2人、入閣観測しぼむ=バイデン氏敬遠か―次期米政権
2020/11/28 15:51時事通信

 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領(78)の人事で、民主党の大統領候補指名を争った左派のサンダース上院議員(79)とウォーレン上院議員(71)の入閣が遠のいたという観測が強まっている。共和党とも一定の協力関係を築かねばならず、左派色の強い人事はリスクが高いとみられている。

 バイデン氏は最近のNBCのインタビューで「上院から誰かを引っ張ってくるのは難しい。重要な人物であればなおさらだ」と語り、サンダース氏やウォーレン氏の起用に慎重な考えを示した。

 2人は、若者やリベラル層に人気が根強い。最低賃金時給15ドル(約1560円)の実現を訴えるサンダース氏は今月のインタビューで「労働者家族のために闘う仕事があれば受ける」と労働長官への意欲を表明。ウォール街を敵視するウォーレン氏は選挙前から財務長官就任への希望を周辺に伝えていたとされる。

 ただ、人事を承認する上院の主導権を共和党が握り続ける公算が大きくなり、左派色が過ぎれば人事は否決されかねない。さらに両氏の地元は、入閣で辞職した場合の後任議員を指名する権限を持つ知事がともに共和党で、上院議員を減らすリスクはバイデン氏としても取りにくい。

 財務長官にはイエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長の起用が報じられ、ウォーレン氏は「傑出した選択」と評価した。ただ、オバマ前政権時代の顔ぶれが目立つこれまでの人選に、革新性を重視する左派には失望感が広がっている。

 民主党は大統領選と同時に行われた上下両院選挙で苦戦し、穏健派と左派が互いを「戦犯」扱いする状況。国防長官人事でも党内左派から有力候補フロノイ元国防次官の指名を避けるよう圧力が強まっており、バイデン氏は左右両方に目配りを迫られている。

6273とはずがたり:2020/12/01(火) 21:53:24
トランプ支援団体を寄付者が提訴。2.6億円の返金を要求
https://www.mashupreporter.com/donor-to-pro-trump-group-sues-to-get-2-5-million-back/
By
mashup NY
2020-11-29

6274名無しさん:2020/12/02(水) 19:17:52
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/f33a2f57502f63f7d9cfe72628d829f3a36c04db
「大統領選の不正投票疑惑」いまだ真相が報道されない本当の理由
12/1(火) 9:16配信

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丸谷 元人(まるたに・はじめ)
危機管理コンサルタント
日本戦略研究フォーラム 政策提言委員。1974年生まれ。オーストラリア国立大学卒業、同大学院修士課程中退。パプア・ニューギニアでの事業を経て、アフリカの石油関連施設でのテロ対策や対人警護/施設警備、地元マフィア・労働組合等との交渉や治安情報の収集分析等を実施。国内外大手TV局の番組制作・講演・執筆活動のほか、グローバル企業の危機管理担当としても活動中。著書に『なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか』『学校が教えてくれない戦争の真実』などがある。
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危機管理コンサルタント 丸谷 元人

最終更新:12/1(火) 10:46
プレジデントオンライン

6275名無しさん:2020/12/02(水) 19:18:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fb450d2b0c55d2633f20c846df8db942b45dc8d
大統領選で大規模不正「見つからず」 米司法長官、トランプ氏の主張否定
12/2(水) 5:07配信

 【ワシントン時事】複数の米メディアによると、バー米司法長官は1日、大統領選に関し、バイデン次期大統領の勝利という結果を覆す不正の証拠は見つからなかったと述べた。

 トランプ大統領は敗北受け入れを拒む根拠として「大規模な不正があった」と主張しているが、司法行政トップがこれを否定したことで、さらに厳しい立場に追い込まれた。

 バー氏はAP通信のインタビューで「組織的な不正があったのではないか、集計がねじ曲げられたのではないかという主張があり、司法省と国土安全保障省が調べたが、それを裏付けるものはなかった」と指摘。トランプ陣営の主張が根拠を欠いているという見解を示した。

 トランプ陣営は、バー氏の発言を受けた声明で「司法長官に敬意は払うが、司法省はわれわれが集めた多数の(不正の)証拠を調べていない」と不満を表明。各地で起こしている法廷闘争を継続する決意を明確にした。

6276とはずがたり:2020/12/03(木) 09:27:43
バイデン氏、閣僚人事を24日発表 国務長官にブリンケン氏=側近
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/usa-election-idJPKBN28306C?taid=5fbb5ba239486a000189905e&utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

6277とはずがたり:2020/12/03(木) 09:27:58
トランプ氏弁護団は「国家の恥」、共和党の盟友が痛烈批判
2020.11.23 Mon posted at 14:20 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35162809.html?ref=rss

6278とはずがたり:2020/12/03(木) 14:13:45
マクナニー報道官がやけに美人で気になって仕方が無い(;´Д`)

米国民は「トランプ・ワクチン」を接種へ、大統領報道官が功績強調
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-03/QKQUR3DWX2PS01?utm_campaign=socialflow-organic&utm_medium=social&utm_source=twitter&cmpid%3D=socialflow-twitter-japan&utm_content=japan
Jordan Fabian、Justin Sink
2020年12月3日 12:29 JST

年内に最大4000万回分のワクチン用意は「素晴らしい功績」-報道官
大統領のレガシー作りでワクチンが政治の道具になる恐れも
ホワイトハウスは2日、新型コロナウイルス感染を予防するワクチンの迅速な開発についてトランプ政権の功績だとあらためて主張した。マクナニー米大統領報道官は同日の記者会見で、今後接種が予定されるワクチンを「トランプ・ワクチン」と称した。

  マクナニー報道官は年内に最大4000万回分のワクチンを米国が用意するのは「素晴らしい功績」だとし、トランプ大統領の実業界での経歴のおかげだと語った。

  同報道官はホワイトハウスで記者団に対し、「大統領に実業家を擁しているおかげだ。これはトランプ・ワクチンだ」と述べた。

  このような発言は、新型コロナの流行を最終的に抑制するワクチンの当局承認をホワイトハウスが切望していることの表れ。米国では感染死者数が27万1000人余りに上っており、トランプ大統領のコロナ対策には批判が根強く、再選を逃した一因となった。

  トランプ政権はワクチンの早期実用化に向け「ワープ・スピード作戦」を展開し複数の製薬会社の開発を加速させたが、退任を控えた大統領のレガシー作りを試みれば、ワクチンをさらに政治の道具にしかねない。公衆衛生当局は接種人数を最大化するためワクチンの政治化を回避したい意向だ。

6279チバQ:2020/12/03(木) 19:42:25
https://www.tokyo-np.co.jp/article/71864
徹底したデータ分析、テレワークで選挙戦指揮…女性参謀の胆力がバイデン氏をアメリカ大統領に押し上げた
2020年12月2日 11時30分
 「選挙対策本部」というと、日本では男性の老練な政治家らの集まりというイメージが強いが、米国では変わりつつある。11月の大統領選で、就任時に史上最高齢となるジョー・バイデン氏(78)を次期大統領に押し上げたのは、女性の参謀を中心とするチームだった。 (ワシントン・岩田仲弘)
バイデン氏陣営の選対本部長を務めたジェニファー・オマリーディロン氏=AP
バイデン氏陣営の選対本部長を務めたジェニファー・オマリーディロン氏=AP

 バイデン氏陣営の選対本部長を務めたのはジェニファー・オマリーディロン氏(44)。民主党で女性に選対本部長を任せて大統領選を制したのは史上初めてだ。共和党では2016年、トランプ氏陣営でケリーアン・コンウェー元大統領顧問(53)が選挙戦終盤、本部長を務めた。
 オマリーディロン氏はオバマ前大統領の選対などを経て、今回の大統領選では当初、民主党で候補に一時名乗りを上げたベト・オルーク元下院議員の選対本部長を務めていた。オルーク氏が19年11月に撤退後、バイデン氏が引き抜き、党指名を確実にした今春、本部長に抜てきした。
 米メディアによると、オマリーディロン氏はその徹底したデータ分析に定評がある。勝機は、前回ヒラリー・クリントン氏が失った東部から中西部にかけたラストベルト(さびついた工業地帯)の3州、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの奪還にある―。この1点に絞り、情勢を分析した。
 バイデン氏は、新型コロナウイルスの感染予防を最優先に掲げ、トランプ氏から「地下室にこもっている」と批判されても、自らの体調管理もあり、大規模な集会は最後まで控えた。これには民主党内からも批判が出たが、ニューヨーク・タイムズ紙によると、オマリーディロン氏は無視。本人もワシントン郊外の自宅で夫と3人の子どもと暮らしつつ選挙戦をテレワークで指揮し、深夜のウェブ会議に室内バイクをこぎながら参加したこともあったという。
 票読みも冷徹で、最後まで接戦を予想していた。10月半ば、各種調査でバイデン氏が2桁以上先行していると報じられると、支持者向けのウェブ説明会で「信じないでほしい。全国調査は水増しされている」と強調した。
 11月3日の投開票日以降は、選挙を不正と訴えるトランプ氏に対抗し「選挙を守る」と題したウェブ説明会を連日開催。グラフやデータを用いながら「バイデン氏はたとえ、この州を落としても、こちらの州を取れば勝てる」などと理路整然と説明。
 バイデン氏はオマリーディロン氏を大統領次席補佐官としてホワイトハウスに迎える。
◆候補者の多様化で選対幹部にも女性が増加
陣営顧問のアニタ・ダン氏(左)とシモーン・サンダース氏(右)=AP
陣営顧問のアニタ・ダン氏(左)とシモーン・サンダース氏(右)=AP

 バイデン選対副本部長のケイト・ベディングフィールド氏(39)と、陣営顧問のアニタ・ダン(62)、シモーン・サンダース(30)両氏は広報戦略でバイデン氏を支えた。ダン氏はオバマ政権でホワイトハウスの広報部長を、サンダース氏は前回選挙でバーニー・サンダース氏の報道官を務めた。ベディングフィールド、シモーン・サンダース両氏もホワイトハウス入りする。
ルシンダ・ウェア氏=本人提供
ルシンダ・ウェア氏=本人提供

 民主党の大統領候補だったエイミー・クロブシャー上院議員の陣営で、政務担当幹部として組合や人権団体などと折衝し、支持獲得に走ったルシンダ・ウェア氏(40)は、女性の選対幹部起用について「最近15年間で飛躍的に増え、女性が選択する専門職となっている。政治が大きく変わっているからだ」と話す。
 「地方から国政に至るまで、選挙に立候補する女性が増えている。性と生殖に関する権利、賃金の平等、社会正義の課題などは、私たち女性が訴え続けてきたものだ。男性の候補者に代弁させるだけではなく、女性を押し上げたいという機運が高まっている」(ウェア氏)という。
ケリー・ディトマー氏=岩田仲弘撮影
ケリー・ディトマー氏=岩田仲弘撮影

 米ラトガース大「米国女性・政治センター」のケリー・ディトマー准教授も「ジェンダーや人種面で候補者が多様化すると、選対幹部も白人男性のネットワークを超えて探すようになる。多様性のある候補者と選対幹部が地方選で成功し、さらに国政に挑むという進歩を感じる」と指摘する。

6280とはずがたり:2020/12/03(木) 22:11:59
トランプ、自分の子どもの恩赦を検討する
https://explainednews.org/trump-children-pardon/
投稿者: Mako Sato更新日:2020-12-02

ニューヨーク・タイムズが関係者から取材したところによると、ドナルド・トランプが長女のイバンカ、その夫クシュナー、長男のドナルドJr、次男のエリックと、自分の3人の子どもとそのうちの一人の配偶者に大統領恩赦を出すことについて側近と話しあっているようです。

現在トランプ選挙部弁護士として様々な州での訴訟を担当しているルドルフ・ジュリアーニにも恩赦をだすことを検討しているようで、関係者によるとジュリアーニとトランプはすでにこのことについて話会いました。

大統領は連邦法違反について恩赦をだす権限をもっており、これは起訴される前でも可能です。トランプはバイデンが大統領になったら自分の子どもたちが刑事告訴の標的になるのではないかと側近に話しているようです。

ドナルドJrは2016年の大統領選挙関連でミュラー特別検察官に捜査されましたが起訴されませんでした。クシュナーは機密情報アクセス権限を得るための申請で事実とはことなる申告をしましたが、トランプが彼に権限を与えています。いずれも今更問題になるとは考えづらいです。



イバンカとエリックが何に関する捜査を受ける可能性があると考えているのかは不明です。

トランプ・オーガニゼーションは脱税などの疑いでニューヨーク州マンハッタンの地方検事に捜査されていますが、これは州法なので大統領恩赦の適用範囲外です。

6281名無しさん:2020/12/06(日) 01:35:36
https://mainichi.jp/articles/20201205/k00/00m/030/008000c
米大統領選「不正ある」 トランプ氏勝利を叫ぶ日本人識者たちの論理
会員限定有料記事 毎日新聞2020年12月5日 17時00分(最終更新 12月5日 17時00分)

 何とも奇妙な現象ではないか。民主党のバイデン氏の当選が確実になった米大統領選だ。なぜか日本にもトランプ大統領の主張する「不正投票」の存在を信じ、「『投票率90%』の州もある」といった情報を拡散しつつ、「トランプ氏勝利」を叫ぶ人がそれなりに存在するのだ。事実確認をしつつ、その「論理」を考えた。【吉井理記/統合デジタル取材センター】

相次ぐ「不正投票」の主張
 作家の百田尚樹氏、ジャーナリストの門田隆将氏、編集者の有本香氏、政治評論家の加藤清隆氏……。

 いずれも安倍晋三前首相を強く支持し、右派メディアでもおなじみの顔ぶれだ。しかし共通点はまだある。

 全員がトランプ大統領を支持し、その主張そのままに「不正投票」の存在を公言したり、その情報を拡散したりしているのだ。

 例えば、百田氏がツイッター上で「私は米大統領選挙は大規模な不正があったと思っている」(11月13日)と記していた。また、門田氏も「ウィスコンシン州では実際の投票率が90・2%と判明。人口の9割が投票? 『やはりおかしい』と考えるのが普通」(11月17日)などと投稿しているのが典型だ。

 有本氏も百田氏らのツイートを拡散しつつ「日本のメディア人がなぜ、日米開戦や原爆投下に踏み切った民主党の大統領に好意的なのかが分からない」(11月13日付夕刊フジ)とも書いていた。

 では事実はどうか。

 例えば門田氏の言及していたウィスコンシン州の「投票率90%」だ。これが事実なら、確かに日本では考えられない数字である。

投票率はどのように計算される?
 ウィスコンシン州選挙管理委員会が公表した今年11月1日現在の「登録有権者数」は368万4726人で、投票数(開票率99%、11月19日現在)は約329万票である。投票率を「投票者数÷登録有権者数」で計算すると「89%」程度、つまり門田氏の言うところの「90%」に近い数字は出てくる。

 だが、この計算式は誤りだ。



6282名無しさん:2020/12/06(日) 11:32:36
“知の巨人”ノーム・チョムスキー「トランプはアメリカ人の精神性をよく知る、熟練の政治屋だ」
12/6(日) 10:00配信
クーリエ・ジャポン
https://news.yahoo.co.jp/articles/c44dd577b9179e17db5590350633ca9f069826c0

6283名無しさん:2020/12/06(日) 12:07:03
変な人の記録

米民主党、トランプ政権にクーデター?
12/4(金) 11:07配信
Japan In-depth
澁谷 司(アジア太平洋交流学会会長)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbd80627b6eafc7da7684fa4463957fc32526449

6284名無しさん:2020/12/06(日) 14:27:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba904d0436dcfc7ee08351bacaed243e62c6479b
トランプ氏、ジョージア州知事と電話会談 大統領選「介入」を要請か
12/6(日) 10:47配信

(CNN) 米大統領選の結果を覆そうと抵抗を続けるトランプ大統領が5日、ジョージア州のケンプ知事との電話会談で、逆転に向けた介入を要請していたことが分かった。事情に詳しい関係者がCNNに語った。

ジョージア州ではすでに、民主党のバイデン前副大統領がトランプ氏に1万2000票あまりの差で勝利し、選挙人16人を獲得したとの結果が認定されている。

同関係者によると、トランプ氏はケンプ氏への電話で、同州の選挙人を州議会で選び直すべきだと主張。そのために臨時の州議会を招集するよう、同氏に求めた。さらに、確認が不十分だったとされる郵便投票の封筒の署名について、改めて監査を指示するよう要請した。

これに対してケンプ氏は、知事に監査を命じる権限はないと説明し、臨時議会の招集も拒否したとされる。

電話会談については米紙ワシントン・ポストが最初に報じた。ホワイトハウスはこの電話に関するコメントを避けている。

トランプ氏は同日のツイートでケンプ氏とラッフェンスパーガー州務長官を批判し、郵便投票で不正があったとして署名の検証を改めて求めた。

トランプ氏はこの日、ジョージア州で年明けに予定される上院選決選投票の共和党候補2人を応援するために同州へ向かった。ケンプ氏は親しい友人が突然亡くなったとの理由で、応援集会への出席を見送る予定とされる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac03e6d88f0de815c678b0496a7b08d9e7f8a051
【パックンの風刺画コラム】「不思議の国アメリカ」の女王さまは民主主義がお嫌い!
12/5(土) 14:06配信

<国家は選挙への信頼の上に成り立っているはずなのに、民主主義の首を切ろうとした「死刑執行人」は......>
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』に登場するトランプ(ハートの女王)の口癖は Off with her head!「首をちょん切れ!」。今、不思議なわが国のトランプ(大統領)も激怒し、democracy(民主主義)に死刑を命じているようだ。

ドナルド・トランプは、大統領選挙の開票の途中で勝利を宣言し、集計の停止を求めた。そして「選挙不正」を理由に一部の票の無効化や再集計も求めた。その上、いくつかの州の知事や議会、選挙管理委員会に対し、集計結果を承認しないように圧力をかけた。しかも、説得するために激戦州の関係者をホワイトハウスに招いた。倫理的にグレーハウスだけど。

賢いやり方かもしれない。ジョー・バイデンとトランプの獲得票の差は600万以上で、一番競った激戦州でも1万票以上も差がある。バイデンを選んだ民意は変えられない。しかし、形式上、大統領を決定するのは選挙人。各州で選挙人の承認権を握る州議会の数人の行動だけを変えられれば「再選」への道が切り開ける。民主主義の首をちょん切れ!

しかし、大統領一人の力だけでそんなことはできない。executioner( 死刑執行人)となるGOP(Grand Old Party=共和党)がどうするのかが問題。風刺画では OK...I'll play along(いいよ、付き合ってやるよ)と言っているが、現実でも共和党の重鎮はほぼ全員がトランプの暴走劇を支えている。

意外にも、共和党の官僚や裁判官は冷静だ。トランプが指名した者も含む判事たちは、数十もの裁判で「選挙不正の証拠はない」とトランプ側の訴えを退けた。共和党の州務長官も不正はないと断言。トランプ指名のサイバーセキュリティーの担当高官も全ての不正を防止したという。つまり、トランプの「ふせい(不正)だ!」を「いや、ふせい(防い)だ!」と否定する。

でも、共和党の重鎮たちは選挙の結果を認めない。ポンペオ国務長官は「バイデン政権への移行に協力するか」と聞かれたら「トランプ政権は2期目に移行する」と切り返した。

それは冗談だったと、フォローする人もいる。風刺画の死刑執行人もあきれ顔だし、『不思議の国のアリス』の執行人も首を切るフリをしていただけだ。つまり、みんな暴君の機嫌を取るために形だけ付き合っている可能性はある。

でも、国家は選挙に対する信頼の上に成り立っているのだ。民主主義は、死刑のフリをするだけでも死にかねないと思う。もし生き残ったら、国民にその「殺人未遂の犯人」を覚えていてもらい、次の選挙で彼らの首を飛ばしてほしい。

【ポイント】
Trump's Willing Executioner...
トランプに「快く従う」死刑執行人...

<本誌2020年12月8日号掲載>

ロブ・ロジャース(風刺漫画家)/パックン(コラムニスト、タレント)

6285名無しさん:2020/12/06(日) 14:29:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/bacbbd6bfa577a43213b5c06e48930e54eca07cf
元親友が米紙に寄稿「イヴァンカは昔から地位にとらわれ、父親そっくりだった」
12/5(土) 20:45配信

イヴァンカ・トランプの中高時代の元親友であった、ジャーナリストのリサンドラ・オーストロムがイヴァンカの過去について暴露するエッセイを米誌「ヴァニティ・フェア」に寄稿した。

2人は姉妹のように仲が良かったが、徐々に20代後半でお互いがあまりにも異なる考え方をしていることに気づき、友情が途絶えてしまったという。

若き頃のイヴァンカ
イヴァンカ・トランプは昔から「父親と同様に、お金と周囲からの称賛を強く求め、そして貧乏人を軽蔑していた」

イヴァンカの中高時代の親友で、イヴァンカの結婚式でブライドメイドを務めたと言う、リサンドラ・オーストロムは米誌「ヴァニティ・フェア」に暴露エッセイを寄稿した。

「イヴァンカは、父親そっくりで、地位、お金、権力を追い求め、さらに自分自身を守るために、他人を犠牲にしていた」

昔から垣間見えた“トランプ的側面”
本稿で語られる、イヴァンカに対する最も批判的なエピソードは、20代半ばにイヴァンカからお勧めの本について聞かれた時のことだ。

オーストロムは、リチャード・ルッソのピューリッツァー賞受賞小説「エンパイア・フォールズ」(未邦訳)を勧めた。同書は、メイン州の小さな町における労働者階級の暮らしに関するものだ。それを受けてイヴァンカが言い放ったのは、下記のような言葉だそうだ。

「リー、私に貧乏人の本を読めって言うの?」

「こんなものに私が興味を持つとでも思ってるの?」

イヴァンカは洗練された雰囲気を出しつつも、時折「荒々しい、トランピズムの側面」を見せることがあったと彼女は書いている。

「イヴァンカは、自分が何に挑戦しても、見たことのないほどの才能を持っていると教師から誉められたという話を頻繁にしていた」

また、こんなこともあったそうだ。かつてレバノンから報道していたジャーナリストであるオーストロムは、アラビア語で自分の名前が記されたネックレスを身につけていた。しかし、当時それがイヴァンカを苛立たせていた。

2人が一緒に食事をしていたある夜、イヴァンカはそのネックレスを見て言い放った。

「あなたのユダヤ人の彼氏は、セックスの最中にそのネックレスが彼の顔に当たったらどう思うの?よくそんなものをつけていられるわね。『テロリスト』と言っているようなものよ!」

6286名無しさん:2020/12/06(日) 14:30:10
>>6285

暴露した目的
オーストロムは12歳、中学1年生の時に、マンハッタンのアッパーイーストサイドにある女子校、チャピンスクールでイヴァンカと知り合った。同校はジャッキー・ケネディ・オナシスを含む有名な卒業生を輩出している。

オーストロムとイヴァンカはパリへの研修旅行中に絆を深め、オーストロムは2009年のイヴァンカとジャレッド・クシュナーとの結婚式でブライドメイドを務めた。しかし、その後友情は冷めてしまったと述べる。

オーストロムはこの記事を書くことで、自分がトランプ一家とのつながりを利用して金儲けをしようとする、偽善者かつ恵まれたエリートであると見られるリスクを認識していた。だが、それでもイヴァンカが本当はどんな人物なのかを示すために本記事を書いたそうだ。

「友人や家族からは、この記事が私の意図するように受け取られないだろうと忠告を受けた。イヴァンカの子供時代を知る批判者からの告発は、もっと早くなされるべきだったと思う。(私が、今これを発表したのは)彼女が自分の運命を父親のものと結びつけるという決断をしたということから、決して逃れられないようにするためだ」

政権入りしたイヴァンカの本質
イヴァンカが2017年にドナルド・トランプ大統領のアドバイザーに就任した際、オーストロムは彼女が大統領の最も逆進的で人種差別的な傾向を和らげることを期待していた。しかし、イヴァンカがそうする理由は「道徳的なコミットメントからではなく、幼い子供の監禁や世界的な気候変動協定からの脱退というのは、ダボス会議の場では聞こえがよくないからだ」と語る。

また、イヴァンカは、ミレニアル世代のフェミニズムとビジネスセンスの神話的なストーリーを融合させることで、トランプブランドをより洗練された知的な形にし、そのキャリアを築き上げた。しかし、彼女が父親の政策や判事の指名を支持したことで、それは打ち砕かれたという。

「イヴァンカが自ら努力して築きあげたイメージを台無しにしたのを、私は目の当たりにした」
1月にジョー・バイデンがホワイトハウスに移った後、イヴァンカが何をするかは定かではない。彼女は2018年に同名の衣服と靴の会社を閉鎖した。父親の政権での仕事に関連した利益相反の問題と批判のためであると報じられている。

彼女が公職に立候補するのではないかとの憶測もある。最近の米メディア「リアル・クリア・ポリティクス」によるインタビューで、彼女は自身を「トランプ・共和党員」であり、「何事においても実利主義者」であると表現した。

彼女は共和党の主張する立場を取り、強く中絶に反対してきた。

「私はプロライフ(生命を尊重する立場)であり、それは紛れもなくそうです 」と彼女は述べている。

6287名無しさん:2020/12/06(日) 14:30:38
>>6286

「容姿」にとらわれるトランプ
また、本稿では、イヴァンカとその友人たちがティーンエイジャーだった頃、ドナルド・トランプはその魅力に細心の注意を払っていたと述べられている。

「彼(ドナルド・トランプ)は、イヴァンカが私たちの学年で一番可愛いか、一番人気のある女の子かを尋ねる以外は、ほとんど私のことを認識していなかった。トランプ家にはユーモアのセンスがないと知るまでは、私は正直に、イヴァンカはトップ5に入ると思うと答えていた。それに対して、彼は本当に戸惑い、『イヴァンカより可愛いのは誰だ?』聞いてきた」

トランプはオーストロムの名前を決して覚えなかったが、彼女が太ったか痩せたかには気付いていたと、彼女は回想する。ある日、みんなでマー・ア・ラーゴ(トランプの所有するフロリダのリゾート)で食事をしていた時に、兄のドナルド・ジュニアがオーストロムのグリルチーズサンドを取ったことがあった。

イヴァンカは兄のことを叱ったが、その父親は「心配するな。彼女にはそれは必要ない。彼は彼女のためにやってるんだよ」となだめていたという。

Rory Carroll

6288チバQ:2020/12/06(日) 20:41:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201206k0000m030151000c.html

トランプ氏、応援演説で「恥を知れ」と身内批判 共和党困惑「悪夢のシナリオ」
2020/12/06 19:59毎日新聞

トランプ氏、応援演説で「恥を知れ」と身内批判 共和党困惑「悪夢のシナリオ」

支持者集会で演説するトランプ米大統領=南部ジョージア州バルドスタで5日、AP

(毎日新聞)

 トランプ米大統領は5日、南部ジョージア州バルドスタを訪問し、11月の大統領選後初となる支持者集会で1時間40分演説した。1月に決選投票が実施される上院ジョージア選挙区の共和党候補者の応援が目的だったが、大統領選での敗北を認めていないトランプ氏は、時間の大半を使い自身の選挙について言及。「民主党が選挙で不正を働いたことは、米国で最も大きな公然の秘密だ」などと繰り返した。

 ジョージア州では民主党のバイデン前副大統領とトランプ氏の票差が約1万2000とわずかで、州選管当局は2回の再集計を経てバイデン氏勝利を確定した。

 しかし、トランプ氏は演説の冒頭で「言っておくが、ジョージアで勝ったのは我々だ」と発言。他の多くの州でも自身が勝利した結果が覆されたと、根拠のない主張を繰り返した。

 CNNテレビなどによると、トランプ氏は演説前の5日午前、ジョージア州のケンプ知事(共和)に電話し、確定した大統領選の結果を覆すため、州議会の臨時会招集を求めた。

 ケンプ氏は要求を拒否した模様で、トランプ氏は演説で「知事はなぜ民主党に味方するのか。恥を知るべきだ」などと何度も不満を口にし、2022年次期知事選への対立候補擁立も示唆した。

 共和党は、上院であと1議席獲得すれば多数派を維持できる。決選投票に向け党の結束を促すことが目的の集会で、トランプ氏が身内批判を繰り返したことは「州内の党関係者にとって悪夢のシナリオ」(アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション紙)となった。

 一方、空港に設けられた演説会場は屋外だったが、集まった数千人の支持者は密着し、マスクを着用する人も少なかった。【ワシントン高本耕太】

6289チバQ:2020/12/07(月) 09:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5308178731fb7c373eaf83251b38d511e2ea16c0
ジュリアーニ元NY市長が新型コロナ感染 トランプ氏顧問弁護士
12/7(月) 9:11配信
12



 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は6日、自身の顧問弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長(76)が新型コロナウイルス検査で陽性だったとツイッターで明らかにした。症状や疑われる感染経路などには言及しなかった。

 トランプ氏は「早く良くなって。共に頑張ろう!」とも書き込み、11月の大統領選の結果に「不正があった」として陣営が展開している一連の訴訟を率いるジュリアーニ氏を気遣った。

 ジュリアーニ氏はトランプ氏のツイートに先立ち、FOXニュースの番組に出演した。

 ジュリアーニ氏は最近、南部ジョージア州や中西部ミシガン州を訪れ、州議会の会合などで選挙結果に関する異議申し立てを相次ぎ行っている。

6290とはずがたり:2020/12/07(月) 13:15:49
>>6278

2020.6.29
ケイリー・マクナニーを見くびると、痛い目にあう!?
彼女が“魂”を売った理由─軽蔑していたトランプの下で輝く「報道官」
https://courrier.jp/news/archives/203730/

6291チバQ:2020/12/09(水) 09:25:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fd8ae5e173e7475b0947710a9e463ae640bcd19
米国防長官にオースティン氏 初の黒人指名、多様性重視
12/9(水) 9:14配信




2015年9月、米議会で証言するロイド・オースティン氏=AP
 バイデン次期米大統領は8日、国防長官にロイド・オースティン元中央軍司令官を指名することを正式に発表した。上院で承認されれば、黒人で初めての国防長官となる。国の安全保障の中枢を担う主要閣僚に黒人を起用することで、多様性を重視する姿勢を鮮明にした。

【写真】2014年9月に並ぶロイド・オースティン氏(右)とオバマ米大統領(当時)=ロイター

 バイデン氏は声明で、「彼の生涯の献身的な働きや、ホワイトハウスの危機管理室で過ごした多くの時間から、模範的なリーダーシップや人格を示してきた」と評価し、「我々が現在、直面する課題や危機に立ち向かうのに比類なく適任だ」と強調した。

 オースティン氏は1975年に陸軍士官学校を卒業した軍歴41年の元陸軍大将で、イラクやアフガニスタンなどの戦場での指揮経験が豊富だ。オバマ前政権だった11年にイラク駐留軍の指揮官として米軍完全撤退に関わった。陸軍副参謀総長を経て、13年には中東を管轄する中央軍司令官に就任し、翌年に「国家樹立」を宣言した過激派組織「イスラム国」(IS)を対象とした掃討作戦を指揮し、16年に退役した。

 米国の法律では文民統制を維持するため、退役将校は7年間、国防総省の要職に就くことができないが、議会の承認が得られれば可能だ。だが、トランプ政権のマティス元国防長官に続く軍出身者の要職起用に、議会やメディアから批判が出ており、承認が難航する可能性もある。(ワシントン=渡辺丘)
朝日新聞社

6292チバQ:2020/12/09(水) 16:25:52
>外務事務次官や外務審議官の経験がなく駐米大使ポストに就くのは異例だ。
>義父は作家の故三島由紀夫氏。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120700951&g=pol
駐米大使に冨田氏 「バイデン人脈」で抜てき―政府調整
2020年12月07日22時05分
 政府は在任期間が3年近くになる杉山晋輔駐米国大使(67)を交代させ、後任に冨田浩司駐韓国大使(63)を充てる方向で調整に入った。米民主党に人脈を持つ冨田氏を起用することで、来年1月に発足するバイデン次期政権との関係構築を急ぐ。政府関係者が7日、明らかにした。

 冨田氏は1981年に外務省に入り、イスラエル大使などを経て昨年10月から韓国大使。バイデン次期大統領が副大統領だった時期に米国特命全権公使や北米局長を務め、日米同盟の強化に当たった。外務事務次官や外務審議官の経験がなく駐米大使ポストに就くのは異例だ。
 外交官の職務の傍ら、著述家としても活動。チャーチル、サッチャー両英元首相を題材にした作品を発表している。義父は作家の故三島由紀夫氏。
 杉山氏は2018年1月に駐米大使に就任。トランプ政権下で両国のパイプづくりに尽力した。韓国大使の後任には相星孝一イスラエル大使を起用する方向。

6293チバQ:2020/12/09(水) 16:32:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120900880&g=int
トランプ氏、法廷での逆転絶望的 最高裁が異議申し立て認めず―米大統領選
2020年12月09日16時06分

8日、米ホワイトハウスで発言するトランプ大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は8日、大統領選での敗北確定阻止を目指したトランプ大統領側の訴えを退けた。8日は各州の集計結果の確定期限で、これ以降は新たな再集計の申し立てや提訴がほぼ不可能になるとされる。法廷闘争を通じたトランプ氏の逆転勝利が絶望的となった。

 この日の決定は、東部ペンシルベニア州最高裁での敗訴を不服としたトランプ派の議員らが、連邦最高裁の判断を求めていたもので、決定文は「申し立てを退ける」とのみ記載。大統領選をめぐる争いに介入する意思がないことを明確に示したと受け止められている。
 連邦最高裁決定の数時間前、トランプ氏はホワイトハウスでの会合で、大統領選について「議員や最高裁判事の中に、万人が正しいと考えることをする勇気のある者がいるか、見てみよう」と発言。大統領選直前に保守派の判事を強引に送り込んだ最高裁が、バイデン次期大統領の勝利を覆す判断を下すことに期待を表明していた。

6294名無しさん:2020/12/10(木) 00:18:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f05fc403be16b7e6a9796918521c6c3de28a05c
バイデン氏、大統領当選確定へ前進-州の投票結果認定期限迎える
12/9(水) 11:49配信

(ブルームバーグ): 米国では各州が大統領選の結果を認定する期限である8日を迎えた。民主党のジョー・バイデン氏は大統領の地位に一歩近づくことになる。

認定後に結果を覆すのは極めて難しい。連邦法は、係争中の関連訴訟がないことを前提に、連邦議会は認定された選挙人を受け入れなければならないと定めている。トランプ大統領の法廷闘争が結果を覆せる可能性も低い。各州の選挙人は14日に大統領候補に投票する。

コロラド、ハワイ両州が8日、結果を公式に認定したことから、トランプ大統領が異議を申し立てた激戦州も含め、バイデン氏が勝利した全ての州が結果認定と選挙人指名を終えた。バイデン氏は当選に必要な270人を上回る票を確保した。

連邦法によれば、12月8日までに州が選挙人を指名し、全ての法廷闘争が決着すれば、連邦議会は来年1月6日に州の投票結果の集計を行う上下両院合同会議を開く際に、投票結果を「最終的」なものと見なさなればならない。

オハイオ州立大学の選挙法プログラムディレクター、エドワード・フォーリー氏は、ウィスコンシン州などで起こされた係争中の訴訟が認定期限としての12月8日の意義を失わせる可能性があるものの、訴訟の決着が期限後になったとしてもバイデン氏に投票する選挙人は有効だと指摘。

各州から選挙人の投票結果が1つだけしか提出されない場合は、両院で拒否されない限り議会は承認しなければならず、両院が拒否することはないとみられるとフォーリー氏は説明した。

原題:Biden Reaches Deadline Making Victory Nearly Irreversible (3)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Mark Niquette, Erik Larson

https://news.yahoo.co.jp/articles/eedd65e0e31673c7a9a883d3033bb887f3cc8119
テキサス州がジョージアなど4州を連邦最高裁に提訴、選挙結果巡り
12/9(水) 1:43配信

米テキサス州のパクストン司法長官は8日、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)に乗じて大統領選の手続きを不当に変更し、選挙結果をゆがめたとして、ジョージア州、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウィスコンシン州を相手取り連邦最高裁に提訴した。ネバダ州ラスベガスで10月撮影(2020年 ロイター/BRIDGET BENNET)

[ワシントン 8日 ロイター] - 米テキサス州のパクストン司法長官(共和)は8日、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)に乗じて大統領選の手続きを不当に変更し、選挙結果をゆがめたとして、ジョージア州、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウィスコンシン州を相手取り連邦最高裁に提訴した。

不正投票の横行により「信頼が崩壊し、選挙の安全性や公正性が損なわれた」とし、4州の選挙人(62人)を選挙人団から除外するよう要請。また14日に予定されている選挙人団による投票の延期も求めた。

パクストン氏は「4州が正規の議会によって制定された法令に違反し、憲法にも違反した。州法と連邦法の両方を無視することで、当該州における投票の公正性を汚しただけでなく、テキサス州を含むあらゆる州における投票の公正性も汚した」とした。

連邦最高裁は、トランプ氏が指名した3人の判事を含め6対3で保守派が多数を占めている。最高裁にこの訴訟を審理する義務はない。

ジョージタウン大学ロースクールの教授で選挙法の専門家でもあるポール・スミス氏は、テキサス州には訴訟の正当な根拠がないと指摘。「他の州がどのように票を数え、どのように選挙人の票を投じるかについて、テキサス州に文句を言う資格があるとは考えられない」と述べた。

またオハイオ州立大学のネッド・フォーリー教授(憲法学)は、選挙の問題について、議会が選挙人投票を正式に集計する来年1月6日の段階で、議会によって解決することになっており、「裁判所としては途中経過の問題に引きずり込まれたくないと考えるのではないか」とした。

ミシガン州のネッセル司法長官(民主)は、テキサス州の訴訟が「売名行為であり、真面目な申し立てではない」と批判。ペンシルべニアのシャピロ司法長官(民主)も「公正で自由な選挙制度への継続的な攻撃は無意味かつ無謀だ」と非難した。

*内容を追加しました。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

6295とはずがたり:2020/12/10(木) 20:05:22

【米大統領選】米ミズーリなど17州が大統領選めぐる提訴に合流
https://www.sankei.com/world/news/201210/wor2012100013-n1.html
2020.12.10 11:09

 【ワシントン=黒瀬悦成】米中西部ミズーリなど17州の共和党当局者は9日、大統領選をめぐり南部テキサス州の司法長官が8日に南部ジョージア、中西部ミシガンとウィスコンシン、東部ペンシルベニアの計4州の選挙結果の無効を求めて連邦最高裁に提訴したことに関し、訴訟に合流したと発表した。トランプ大統領も訴訟に参加するとしている。

 訴訟は、4州が新型コロナウイルス危機を受けて郵便投票を大幅に導入したのは違法だと主張し、最高裁に対して4州で大統領選挙人の選任を即時に差し止めるよう求めている。

 ただ、各州の選挙結果の確定期限となる8日が過ぎたことから訴えが通る可能性は非常に低いとみられ、トランプ氏の法廷闘争は「幕切れを迎えた」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)との見方が支配的となっている。

 一方、米動画サイトのユーチューブは9日、米大統領選の一般投票の結果が8日に確定したのを受け、「選挙に大規模な不正があったせいで選挙結果が逆転した」などと主張する動画を削除する方針を発表した。

 削除されるのは9日以降にアップロードされた動画で、例えば「特定の大統領候補が広範囲にわたるソフトウエアの不具合や集計の間違いで勝利した」といった、事実と異なる主張が含まれる場合に削除対象になるとしている。

 ユーチューブは、集計結果が確定するまでは、民主党のバイデン前副大統領が当選を確実にしたことに疑義を呈する動画の投稿を容認してきたが、今後は「米選挙の完全性」を支持する立場から虚偽情報や誤解を引き起こす情報を排除していくとした。

6296チバQ:2020/12/10(木) 20:35:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2012090020.html
バイデン氏、中国大使にブティジェッジ氏の起用検討 米メディア
2020/12/09 20:24産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米ニュースサイト「アクシオス」は8日、次期米大統領に就任する見通しとなった民主党のバイデン前副大統領が次期政権の中国大使にピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)を指名することを検討していると伝えた。

 ブティジェッジ氏は当初、国連大使に取り沙汰されたが、最終的に黒人女性のリンダ・トーマスグリーンフィールド氏の起用が決まった。

 複数の関係者が明らかにしたところでは、バイデン氏が閣僚級ポストに黒人などの人種的少数派や女性を優先的に登用する方針であるため、ブティジェッジ氏は中国を含む重要国の大使に据える方向で検討が進められているという。

 ブティジェッジ氏は同性愛者であることを公言し、今年の大統領選の民主党候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州の党員集会で勝利し注目を集めた。

 同氏は民主党内部で将来の大統領候補として有力視されており、本人も外交や安全保障分野の役職で実績を積みたい意向が強いとされる。過去の事例では、共和党の父ブッシュ元大統領が米中国交正常化前の1974〜75年に駐北京連絡事務所長を務めている。

6297名無しさん:2020/12/11(金) 14:16:26
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1d919e3551fd9086906c8e15218bae55c604da
トランプ氏敗北理由「わかんない」…木村太郎さんが講演で「彼はこれから4年選挙運動やり続ける」
12/10(木) 19:15配信

 ジャーナリストの木村太郎さんが金沢市内で講演し、政権交代が確実となったアメリカ大統領選挙を振り返りました。

 中日新聞北陸本社が開いた北陸中日懇話会で講師を務めた木村さん。「アメリカ大統領選を振り返って」と題し講演しました。

 木村さんは4年前の大統領選では日本で数少ないトランプ氏の当選を予言した人の1人です。今回の大統領選でもトランプ氏の当選を予想していましたが…。

木村さん:
「トランプが負ける理由が見当たらない。だからトランプが勝つだろうと。ところが負けちゃった。『なんで(トランプ大統領が)負けたか言え』と言われ『わかんない』と言った。いまだに負けた理由がわかっていないから」

 木村さんは今回の選挙の結果が覆ることはないとしたものの、こんな予言も…。

木村さん:
「『(次の大統領選がある)2024年はインチキなしで勝つぞ』という宣言をして身を引くのでは。ただ身を引くのではなくトランプ氏はこれから4年間選挙運動をやり続ける」

 木村さんは北陸中日新聞で毎週木曜日にコラムを連載しています。

石川テレビ

6298チバQ:2020/12/11(金) 18:10:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7f1aa4ecdf838ecfe1aa922aeb0d271d3672f69
ライス氏、バイデン政権の内政統括役に 外交・安保から外れる
12/11(金) 17:29配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】次期米大統領に就任する見通しとなった民主党のバイデン前副大統領は10日、ホワイトハウスの国内政策会議(DPC)を統括する補佐官に、黒人女性のスーザン・ライス元国連大使を起用すると発表した。

 同時に、退役軍人長官にデニス・マクドノー元大統領首席補佐官を指名することも明らかにした。

 両氏ともオバマ前政権時代の高官。旧知の人材で政権を固めるバイデン氏の姿勢が鮮明になった。

 DPCはホワイトハウスで医療保険制度や移民政策、人種問題を含む内政をめぐる政権の方針の策定にあたる。

 外交・安全保障政策を担当する国家安全保障会議(NSC)や、経済・貿易政策を担う国家経済会議(NEC)と並ぶ組織だ。

 ライス氏は前政権で国連大使のほか大統領補佐官も歴任し、次期政権で国務長官にも取り沙汰された。本人も外交・安全保障関連の閣僚就任を希望していた。

 ただ、ライス氏は前政権でリビア政策の不手際を上院で批判され、オバマ前大統領が国務長官への指名を見送った経緯がある。

 このためバイデン氏は、上院の承認を必要としないホワイトハウスの高官にライス氏を起用した可能性がある。また、個性の強いライス氏を外交・安保関連の主要な役職につければ他の閣僚や高官らと不協和音が生じ、対外政策の遂行に支障が出るとバイデン氏が懸念したとみられる。

 一方、オバマ氏はライス氏の政権入りをバイデン氏に強く働きかけていたとされることから、DPCのトップに据えることで妥協を図った公算が大きい。

 ライス氏は前政権時代、日本政府との関係が良好でなかったとされ、今回の人事は日本にとっても安心材料となったといえる。

6299チバQ:2020/12/12(土) 11:56:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/ccade43167160fdc66d2dec954688e0a3ab4aaf7
NY市、再び店内飲食禁止へ 飲食業界に打撃
12/12(土) 11:04配信

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産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は11日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染が再拡大しているとして、ニューヨーク市内のレストランの店内飲食を14日から再び禁止すると発表した。9月末に客数を25%に制限した上で営業を認めていたが、2カ月半で規制強化に転じた。

 ニューヨーク市の発表によると、10日の新規入院者数は205人で、新規感染者数は2559人。7日間平均の検査陽性率は5・35%となり、8〜9月は1%以下に抑えていたが、11月から急上昇した。

 屋外での営業は今後も認められるが、気温が低下する中で客足が鈍るのは避けられない。米メディアによると、コロナ禍で市内のレストランは1000店舗以上がすでに倒産。ニューヨーク州のレストラン協会は、今回の措置により「何千人もの従業員が解雇されるだろう」と予測し、さらなる打撃となりそうだ。

 クオモ氏によると、州全体で4万6000人を対象に9〜11月に実施した感染経路の追跡調査では、感染原因のトップが「家庭や地域の集まり」で約73%。「レストランとバー」は5番目に多い約1・4%だったが、今後、市内の医療機関が逼迫(ひっぱく)する恐れがあり、規制強化に踏み切った。

6300とはずがたり:2020/12/13(日) 22:49:57
トランプ氏、法廷闘争で再選困難に 選挙人投票がヤマ場
最高裁、「ペンシルベニア州の郵便投票無効」を認めず
米大統領選
2020年12月9日 20:00 (2020年12月10日 5:52更新)

6301名無しさん:2020/12/14(月) 16:44:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f410583d5b03f58c75ebca38adb3bc861bb0be1
トランプ氏、大統領選巡る最高裁の判断を批判 選挙人投票迫る
12/14(月) 8:14配信

[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、大統領選の激戦4州の結果を無効にするよう求めたテキサス州の訴えを退けた連邦最高裁の判断を厳しく批判した。トランプ氏は同訴訟で民主党バイデン氏の勝利を覆すことに期待をかけていた。

11月3日の大統領選で各州で選出された選挙人が12月14日、正式な投票を行うのを前に最高裁は訴えを却下。各州の開票結果によると、バイデン氏は選挙人306人を獲得し、トランプ氏は232人にとどまった。選挙人団と呼ばれる制度では、全米50州と首都ワシントンに選挙人票が割り当てられている。

トランプ氏は12日午前にツイッターに「最高裁は、米国史上で最大規模の選挙不正の実体に全く関心がなかった」と批判し、「不名誉な誤審」だとした。

トランプ氏は明確な証拠を示すことなく選挙で不正が横行したと主張、テキサス州が起こした訴訟で選挙結果を覆す試みが急速に進展することに期待し、最高裁や州議会の議員らに協力を呼び掛けてきた。連邦議会の共和党議員100人以上と17州が同訴訟に支持を表明していた。

ただ、最高裁は11日、テキサス州は、他州の選挙手続きについて訴訟を起こす法的地位を有さないとし、原告適格がないと指摘。トランプ氏が指名した3人の保守派判事も却下に回った。

トランプ氏の選対陣営と側近らは、複数の州で起こした大統領選の結果を巡る訴訟で相次ぎ敗訴している。しかし、同氏は12日ツイッターで「われわれの戦いは始まったばかりだ」と投稿し、諦めない考えをあらためて示した。

<司法長官も批判>

トランプ氏はまた、ツイッターでバー司法長官も批判。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、バイデン氏の息子ハンター氏の税務に関して捜査が行われているのをバー氏は今年の早い段階から知っていたと報じたのを受けた。

ハンター氏は9日、東部デラウェア州の連邦地検が自身の税務について捜査していると明らかにした。

トランプ氏は、バー氏を解任すべきとするラジオ番組司会者のコメントをリツイートした上で「期待外れも甚だしい」とツイートした。

バー氏は今月に入って、米大統領選で広範囲にわたり不正投票が行われたことを示す証拠は見つかっていないと述べている。

*写真を差し替えて再送します。

6302名無しさん:2020/12/14(月) 17:55:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/df3c8ac63da9f789799fe9621a524b6a223ce04c
バイデン氏の勝利、選挙人投票で確実に-共和党議員らも認める見込み
12/14(月) 17:15配信

(ブルームバーグ): 米国では14日、各州と首都ワシントンの選挙人が投票を行い、ジョー・バイデン氏を正式に次期大統領に選出する。選挙結果を覆そうとするトランプ大統領の取り組みに終止符を打つものだと一部の共和党議員は考えている。

選挙人の投票はいつもならあまり注目されないが、今年は敗北を認めず根拠なく選挙の不正を訴えるトランプ氏の行動によって混迷が続く選挙を決着に向かわせるとみられている。

多くの共和党有力議員が1カ月前にはトランプ氏と足並みをそろえてバイデン氏の勝利を認めず、トランプ氏には訴訟を起こす権利があるとの立場を取った。しかしこうしたプロセスは、バイデン氏が選挙人投票で過半数の270票を獲得した時点で終了する。議会はその後、正式に票数を数え来年1月6日に勝者を発表する。

共和党のジョン・スーン上院議員(サウスダコタ州)は先週、選挙は選挙人の投票で「終わりだ」と述べていた。

トランプ氏に近いリンゼー・グラム上院議員(共和、サウスカロライナ州)は大統領が敗北を認めるべきかと尋ねられた際、「選挙人投票は明らかに最終結果をもたらす」とし、「12月14日に回答する」と語った。

引退するラマー・アレグザンダー上院議員(共和、テネシー州)は13日のNBCの番組で、選挙は14日の選挙人投票をもって終わるべきだとし、トランプ氏が「国を第一に考え」バイデン氏を祝福することを望むと述べた。

原題:Biden’s Nod From Electors Could Seal His Win With Some in GOP(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Mark Niquette

6303チバQ:2020/12/15(火) 14:23:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7871e5ed8a06ba392504f8fdd12c439042464cc
米司法長官が退任へ 選挙不正の主張否定、事実上解任か
12/15(火) 9:48配信




バー司法長官=AP
 トランプ米大統領は14日、バー司法長官が退任するとツイッターで発表した。トランプ氏は11月の大統領選で「大規模な不正があった」と主張して敗北を認めていないが、連邦捜査機関を束ねる腹心のバー氏はこうした見方を否定しており、事実上の解任とみられる。

 トランプ氏は同日、ホワイトハウスでバー氏と会った後、「我々の関係は良好で、彼は素晴らしい仕事をした。バー氏はクリスマス前に退任する」とツイッターに投稿した。ローゼン司法副長官が長官代行を務めると明らかにした。

 バー氏は11月、大統領選での「不正」をめぐる司法省の捜査開始を承認したが、今月1日の米メディアのインタビューでは「異なる選挙結果になるほどの規模の不正を目にしていない」と語り、トランプ氏の怒りを買ったとされる。

 トランプ氏はまた、司法省がバイデン次期大統領の次男ハンター・バイデン氏への捜査を選挙前に発表しなかったことにも不満を持っていたとみられる。バー氏が今春にはハンター氏の税務問題についての捜査を知っていたとする米メディアの報道に関して、「かなり失望している」とツイートしていた。(ワシントン=渡辺丘)
朝日新聞社

6304チバQ:2020/12/15(火) 15:38:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/44a525b79e3f7c493cc4a7faa638d48aac490ed1
バー司法長官が辞任へ 大統領選の不正否定で関係悪化 トランプ氏が投稿
12/15(火) 10:55配信
26




米司法長官を辞任するバー氏=米中西部セントルイスで2020年10月15日、AP
 トランプ米大統領は14日、バー司法長官が「クリスマス前に辞任する」とツイッターで明らかにした。トランプ氏が投稿したバー氏の書簡によると、辞任は23日付。トランプ氏の最側近だったバー氏だが、大統領選での大規模な不正を否定する見解を示すなど敗北を認めないトランプ氏との確執が表面化していた。

 トランプ氏はツイッターで、バー氏と14日にホワイトハウスで会談したことを明らかにした。「我々の関係は非常に良い。バー氏は素晴らしい仕事をしてくれた」と説明した。

 バー氏は今月1日、AP通信のインタビューで「大統領選の集票システムが操作されるなど組織的な不正行為があったとの主張に対し、国土安全保障省と共に調査したが、その事実を裏付けるものは何も見つかっていない」と明言。トランプ陣営は声明で「我々が集めた不正の証拠を司法省はまったく調査していない」と反論していた。

 さらにトランプ氏は、バイデン次期大統領の次男ハンター氏が9日、自身の税務処理に関する問題で司法当局の捜査を受けていることを明らかにした際にもバー氏の対応を疑問視。12日のツイッターで「なぜバー氏は選挙前にこの真実を公表しなかったのか」と不満をあらわにしていた。【ワシントン鈴木一生】

6305チバQ:2020/12/16(水) 10:08:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cba1b9db1afbf45c85259daa5a1536296f67266
トランプ氏、打つ手なく 選挙人投票完敗、「忠臣」離反 米大統領選
12/16(水) 7:09配信
643




トランプ米大統領(右)とバー司法長官=2019年7月、ホワイトハウス(AFP時事)
 【ワシントン時事】次期米大統領を正式に選出する手続きの14日の選挙人投票は、結果を覆そうとした共和党のトランプ大統領の完敗に終わった。

【写真特集】トランプ政権を去った人々

 選挙不正の捜査では「忠臣」のバー司法長官の協力も得られず、同長官は辞任を表明。来年1月20日のバイデン次期大統領の就任を阻止する手段はついえようとしている。

 この日トランプ氏とバイデン氏が獲得した選挙人は、それぞれ232人と306人で、11月の投票結果で予想された通り。バイデン氏は演説で「民主主義の強さが証明された」と勝利を宣言した。トランプ氏は「不正」を証明しようと訴訟を乱発したが、1州も結果を覆せなかった。

 日を追うごとに逆転の目が消える中、トランプ氏が負けを認める気配はない。14日も、選挙に関する新聞記事をツイッターで引用し「すごい。大がかりな不正だ」などと投稿した。

 闘いを続けること自体が目的になっている可能性もある。米メディア「アクシオス」は、バイデン氏が就任式を行う1月20日、トランプ氏がホワイトハウスを去って専用機でフロリダ州に飛び、政治集会で2024年大統領選への出馬を表明することを検討していると報じた。就任式には退任する大統領が同席する慣例があり、平和的な政権移行は絶望的になる。

 バイデン氏が過半数の選挙人を獲得した数分後、トランプ氏はツイッターでバー氏の辞任を明らかにした。バー氏はロシア疑惑の捜査報告書に関してトランプ氏を利する解釈を一方的に発表するなど、強い忠誠心で知られた。だが選挙不正に関しては、「結果を覆す規模の不正の証拠は見つかっていない」と語るなど、距離を置いていた。

 ワシントン・ポスト紙によると、バー氏の辞任は「解任」ではなく、トランプ氏との合意の上で自ら退いたという。バー氏としても、トランプ氏に同調して選挙不正を訴えれば、「法律家としての今後に傷が付きかねない」という判断もあったとみられる。

6306チバQ:2020/12/16(水) 10:09:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a06c542a65127e2505dbf6816c0a90909c064b2
バイデン氏、トランプ氏に撤退促す 共和党上院議員も次々
12/15(火) 23:58配信
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米大統領選今後のシナリオは
 【ワシントン=黒瀬悦成】次期米大統領に選出されることが確実となった民主党のバイデン前副大統領は14日、地元の東部デラウェア州での演説で、共和党のトランプ大統領に敗北を受け入れ撤退するよう促した。ここまでトランプ氏を支えてきた共和党議員からも、大統領選挙人投票の結果を尊重すると表明する者が続出し始めており、今後はトランプ氏がどう対応するかが注目されそうだ。

【表でみる】ジョー・バイデン氏の人物像

 バイデン氏は、トランプ氏を支持するテキサス州の司法長官が激戦4州での選挙結果を覆すことを目指して訴訟を起こしたことについて「民意と法の支配、憲法の尊重を否定するものだ」と批判した。その上で、最高裁が訴えを退けたのは「最高裁が民主主義への前代未聞の攻撃には関与しないとする明確な警告をトランプ大統領に送るものだ」と評価した。

 バイデン氏はまた、選挙の投開票の実務を担った各州や自治体の当局者やボランティアが、「選挙の不正」を訴えるトランプ氏および同氏の支持勢力からの政治的圧力にさらされたことに関し「二度とあってはならない。米国の民主主義が生き長らえたのは彼らのおかげだ」と訴えた。

 一方、上院共和党ナンバー2のスーン院内幹事は14日、バイデン氏が次期大統領であると認めた。スーン氏は、来年1月6日の上下両院合同会議では、議員らが選挙人投票の結果に異議を申し立てる憲法上の権利があるとしつつ、「そんなことをしても行き止まりだ。前進すべき時が来た」と結果受け入れを呼びかけた。

 上院共和党ではこの日、ほかにもトランプ氏に非常に近いグラム議員や、大統領就任式委員会の委員長を務めるブラント議員ら少なくとも4人がバイデン氏が次期大統領になることを公の場で受け入れた。他の議員らも追随する可能性があり、トランプ氏が画策する合同会議での選挙結果の無効化が実現する可能性は一層低くなっている。

 米メディアによれば、トランプ氏は「徹底抗戦」を唱える一方、周囲には2期目を務める見込みはないと漏らしているという。また、負けを認めたと受け取られるのを避けるため、最近は2024年の大統領選への出馬に言及するのも慎重になっているとされ、今後の出方は定かでない。

6307名無しさん:2020/12/17(木) 02:28:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/634449842cded6fc68d8c943d2ec63c7d495d874
米共和党幹部がバイデン氏勝利認める、議会で結果覆る可能性を否定
12/16(水) 9:40配信

 米共和党上院の複数の有力議員は14日、この日行われた次期大統領を正式に選出する手続きである選挙人投票で民主党バイデン氏の当選が確認されたのを受け、同氏を次期大統領と認めた。今後、議会で結果が覆る可能性も否定した。

 ついに沈黙を破った――米議会共和党トップのマコネル上院院内総務は15日、民主党のバイデン氏を初めて次期米大統領と公に認め、バイデン氏と次期副大統領のハリス氏を議場で祝福した。

 米議会共和党トップ マコネル上院院内総務
 「バイデン次期大統領を祝福したいと思う。次期大統領は本院になじみが深い。彼は長年、公職に身をささげてきた。

 次期副大統領であり、私たちの同僚であるハリス上院議員にもお祝いの言葉を申し上げる。われわれは互いの違いを超えて、すべての米国人が史上初の女性副大統領が誕生することを誇りに思える」

 選挙人団が14日、バイデン氏の米大統領選勝利を確認したことを受けて、共和党の大物議員たちは、選挙結果を覆そうとするトランプ大統領への支持から一転して、バイデン氏を次期大統領と認める姿勢を打ち出した。

 共和党上院ナンバー2のスーン院内幹事は「全員が前へ進む時が来た」と述べた。トランプ氏は来年1月6日に選挙人団の投票結果を議会が承認する際に、結果が覆ることを示唆しているが、スーン氏は「何の成果も出ない」との見方を示した。

 別の大物議員であるコーニン上院議員も、そのような試みは共和党が多数派の上院でもひどい敗北を喫するだろうと述べた。そのうえで「最善を尽くしてもうまくいかなかったと認識すべきときだ――選挙とはそういうもの。必ず勝者がいて、敗者がいる」と語った。

 トランプ氏は先月、選挙人団がバイデン氏勝利を確認すればホワイトハウスを去ると述べていた。だがトランプ氏は15日も、投票集計機に関する根拠のない主張をツイッターで繰り返した。

 一方、選挙結果を初めて認めた人が、海外にも。ロシアのプーチン大統領は15日、バイデン氏に対し祝意を伝えた。プーチン氏はバイデン氏との「交流を楽しみにしている」などと述べたという。

6308とはずがたり:2020/12/17(木) 10:59:22


バイデン人事、国防長官に初の黒人 反対噴出もオースティンにこだわる理由は?
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95179.php
2020年12月14日(月)16時05分
エリザベス・クリスプ

<アメリカの法律では、退役後7年以上経ていない元軍人の就任は「違法」のはずだが......>

新政権の人事を進めるバイデン次期米大統領は12月8日、国防長官にロイド・オースティン元中央軍司令官を指名した。上院で承認されれば初の黒人国防長官の誕生となるが、退役後間もない元軍人の起用に異論も噴出している。

アメリカでは文民統制を徹底する目的で、退役後7年以上経ていない元軍人の国防長官就任が法律で禁じられており、5年前まで現役だったオースティンの就任は「違法」となる。この規定が免除された事例が過去に2度あり、トランプ政権下でのマティス国防長官の任命もその1つ。とはいえ、文民統制の原則を形骸化させかねない人事には、民主党内からも疑問視する声が上がっている。

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それでもバイデンが方針を撤回することはなさそうだ。オースティンとは旧知の仲で亡き息子ボーがオースティンの下で働いたこともある。バイデンは9日の演説で「(彼が)必要と確信していなければ(規定)の適用免除を求めたりしない」と理解を求めた。

<2020年12月22日号掲載>

6309チバQ:2020/12/17(木) 11:51:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e5ebb6608f2d0c3612c27920036db2049a729f1バイデン氏「ねじれ」に危機感 勝利確定後すぐ遊説
12/17(木) 11:31配信




イメージ
 【ワシントン田中伸幸】バイデン次期米大統領が15日、議会上院選の決選投票(2議席)を3週間後に控えた南部ジョージア州で演説し、民主党の2候補への投票を呼び掛けた。同州は11月の大統領選でバイデン氏がトランプ大統領に僅差で勝利したが、元々は共和党が強い保守地盤。決選投票に敗北して共和党が上院の過半数を握る「ねじれ」となれば政権運営に支障が出るのは必至で、バイデン氏の訴えにも強い危機感がにじんだ。

【写真】「100日間マスク着用」呼び掛けると表明したバイデン氏

 大統領選の勝利が確定した選挙人投票から一夜明け、バイデン氏は早速ジョージア入りして精力的な動きを見せた。演説では来年1月5日に行われる決選投票について「私が(政策を)成し遂げられるよう、2人をワシントンに送り出してほしい」と積極的な投票を何度も訴えた。

 上院(定数100)の構成は共和党50、民主党48(無所属も含む)。民主党が決選投票で2議席を得て与野党同数となった場合、上院議長を兼務するハリス次期副大統領が採決に加わるため、民主党が下院に加えて上院でも多数派となり、政権と議会のねじれを回避できる。逆に敗れれば、バイデン政権はスタート時から共和党の激しい抵抗を受け、公約に掲げた政策の実現がままならなくなる。

 ジョージアの2議席は、いずれも共和党現職に民主党新人が挑む構図。過去の決選投票の大半は共和党が制しており、民主党にとって勝利は容易でない。バイデン氏の勝利は、有権者の「反トランプ」感情の強さが影響したとみられているが、今回はトランプ氏の是非が争点ではなく、民主党支持者からは投票率の低下を懸念する声が上がる。
共和党上院トップ、バイデン氏に初めて祝意表明
 一方、共和党上院トップのマコネル院内総務は15日、選挙人投票の結果を受けてバイデン氏に初めて祝意を表明。両氏は電話協議し、今後の協力を模索するため近く会談することで一致した。

 1月6日に議会で投票結果を認定する手続きがあり、トランプ氏に近い共和党議員が異議申し立てを検討しているとされるが、マコネル氏はこうした動きに加担しないよう促した。

 自身も上院議員だったバイデン氏はマコネル氏と旧知の仲。ただ新型コロナウイルス禍の追加経済対策などの緊急課題を巡っても、両党は激しく対立しており「マコネル氏がバイデン氏に協力することは考えにくい」(政府関係者)との見方が支配的だ。
西日本新聞

6310チバQ:2020/12/17(木) 18:01:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c4f0bf4c28f99cffa30ba30b142537a2d8bfdd1
ジョージア州上院選、2議席巡り火花 年明けに決選投票 バイデン政権運営に直結
12/17(木) 16:07配信
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米南部ジョージア州で実施される上院選の決選投票に向け、民主党の2候補への投票を呼びかけるバイデン次期大統領=同州アトランタで2020年12月15日、AP
 米国で年明けの1月5日に投票される二つの選挙が注目を集めている。ともに上院選の南部ジョージア州選挙区の決選投票だ。定数100の上院の多数派を決めることになる2選挙の行方は、民主党のバイデン次期大統領(78)の政権運営に直結するため、民主、共和両党が総力を挙げて議席獲得を目指している。

【米大統領選・各州の勝敗】

 「再び全米を驚かせよう。仕事をやり遂げるため、上院にこの2人が必要だ」。バイデン氏は15日、同州アトランタでのドライブイン集会に足を運び、民主党の2候補への投票を呼びかけた。

 各州に2議席ずつ割り振られた上院(任期6年)は2年ごとに3分の1が改選される。通常は州内2議席の選挙が同時に実施されることはないが、今回は任期満了に伴う改選と、引退した議員の残り任期の議席を争う選挙が重なった。

 ジョージアは長年、党のシンボルカラーを赤とする共和党が牙城としてきた「赤い州」だったが、11月3日の大統領選でバイデン氏が共和党のトランプ大統領に約1万2000票の僅差で勝利した。民主党は参政権が抑圧されてきた黒人らの権利向上運動を展開。この2年間で80万人の新規有権者登録に成功し、支持層拡大につなげたことが勝因とされる。

 同日実施された2上院選も大統領選との相乗効果により、民主党候補が善戦。決選投票に持ち込んだ。ジョージア州法は得票率で過半数を超える者がいなかった場合は、上位2候補による決選投票で勝者を決めると定めている。

 これまでに共和党は既に50議席、民主党は48議席を確保した。両党が50議席ずつの場合は、上院議長を兼務する副大統領が決裁票を投じる決まりのため、ハリス氏が副大統領に就く民主党はあと2議席伸ばせば上院を支配できる計算になる。

 法案や予算案の審議に加え、大統領が指名した政府高官・大使・連邦裁判事の承認や条約批准などの権限を持つ上院。その主導権を握るか否かは政権運営に大きな影響を及ぼす。下院は既に民主党が過半数を確保しており、上院もおさえれば政権側は人事案や法案を自在に通すことができる。だが上院の多数派を共和党が占めた場合、バイデン氏が公約に掲げる野心的な気候変動対策や富裕層への増税などについて共和党が阻止に動く可能性もあり、バイデン氏は譲歩や妥協を迫られる。

 既に14日に期日前投票も始まり、両党は総力戦を展開している。1月5日の投票日までに費やされる広告費の総額は4億ドル(約414億円)に達する見通しで、各陣営への献金の大半が「州外」からのものという。今月15日のバイデン氏に先立ち、共和党も5日にトランプ氏が現地入りして演説した。

 米メディアによる直前情勢調査では、両選挙でそれぞれ民主、共和両党の候補が互角の戦いを展開。バイデン氏勝利の勢いを維持したい民主党だが、大統領選に比べ投票率の低下が予想され、票の取りこぼしが懸念される。一方、「1議席でも取れば勝ち」の共和党は比較的優位だが、「大統領選で不正があり、ジョージアの決選でも繰り返される」とのトランプ氏の主張がかえって支持者の投票意欲をそぎ、逆効果になっているとの指摘も上がっている。【ワシントン高本耕太】

6311チバQ:2020/12/17(木) 22:05:32
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3321776.html
バイデン氏「初づくしの内閣」 運輸長官にブティジェッジ氏指名
2020/12/17 07:08AFPBB News

バイデン氏「初づくしの内閣」 運輸長官にブティジェッジ氏指名

米デラウェア州ウィルミントンで会見したピート・ブティジェッジ氏(2020年12月16日撮影)。(c)KEVIN LAMARQUE / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ジョー・バイデン次期米大統領は16日、デラウェア州ウィルミントンで開いた会見で、ピート・ブティジェッジ氏の次期運輸長官への指名を発表した。指名が承認されれば、米国で同性愛を公表し入閣する初の人物となる。バイデン氏は次期政権が「初づくしの内閣」となると豪語した。

 バイデン氏はこれまで、米史上最も多様性に富む内閣を目指すとの公約に沿い、女性・非白人で初の副大統領となるカマラ・ハリス氏をはじめ、黒人初の国防長官にロイド・オースティン元中央軍司令官、女性初の財務長官に連邦準備制度理事会のジャネット・イエレン前議長を起用。会見では、「慣例破りの指名」はブティジェッジ氏が9人目となると指摘した。

 バイデン氏の大統領就任の前日となる来年1月19日に39歳の誕生日を迎えるブティジェッジ氏はインディアナ州の小都市サウスベンドの前市長で、ハリス氏と同様、今年の大統領選の民主党予備選で一時バイデン氏と候補指名を争った。

 ミレニアル世代であるブティジェッジ氏は会見で、自身の世代にとって「今世紀中頃の米国の姿」を改善することは非常に重要だと表明。一方で、性的少数者で初の閣僚となる歴史的意味にも言及した。

 ブティジェッジ氏は、夫で教師・作家のチャスティンさんにシカゴのオヘア国際空港でプロポーズしたことに言及。「オヘアがロマンチックじゃないなんて、だれにも言わせないでほしい」と冗談を飛ばした。 【翻訳編集】AFPBB News

6312チバQ:2020/12/17(木) 22:06:44
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/nation/f-so-tp0-201216-202012160000462.html
米運輸長官は38歳、同性愛公表した初の閣僚に
2020/12/16 15:50日刊スポーツ

米運輸長官は38歳、同性愛公表した初の閣僚に

ピート・ブティジェッジ氏(ロイター)

(日刊スポーツ)

バイデン次期米大統領(78)は15日、新政権の運輸長官に、38歳で前インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏を指名すると発表した。今年の大統領選の民主党候補選び序盤で大健闘した若手ホープ。米メディアによると、就任すれば同性愛者と公表した初の閣僚になる。

人口約10万人のサウスベンド市出身。米ハーバード大、英オックスフォード大で学び、コンサルティング大手マッキンゼー社に勤務後、29歳で地元市長に初当選し2期務めた。市長時代に徴兵され、休職して7カ月間アフガニスタンに従軍したこともある。8カ国語を話し、ピアノの腕前でも知られている。市長任期中にアプリで知り合った教師と同性婚した。今回の民主党候補選びでは、全国的に無名ながら序盤で上位争いを展開。撤退後はバイデン氏を支持した。期待の新星が、連邦政府の閣僚としてどんな手腕を発揮するか、注目される。

6313チバQ:2020/12/18(金) 14:22:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/39c08e09944491e1c19402fa0af4dbd57c53c182
バイデン氏、気候変動対策チーム発表 内務長官に先住民系女性
12/18(金) 14:10配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】次期米大統領に選出されることが確実となった民主党のバイデン前副大統領は17日、新政権の気候変動対策チームを発表し、内務長官に先住民系女性のデブラ・ハーランド下院議員(ニューメキシコ州選出)を指名すると明らかにした。上院が承認すれば、先住民系として初の閣僚が誕生する。

 ハーランド氏は内務長官として、公有地にある石油や天然ガスなどエネルギー資源の採掘場や国立公園を管轄する立場から環境保護政策を進める。

 バイデン氏はまた、エネルギー長官に女性のジェニファー・グランホルム元ミシガン州知事、環境保護局(EPA)長官に南部ノースカロライナ州の環境保護局長官を務める黒人のマイケル・リーガン氏を起用することも明らかにした。

 気候変動対策を次期政権の最重要課題の一つに据えるバイデン氏はさらに、ホワイトハウスに国内気候政策局を新設し、オバマ前政権でEPA長官を務めたジーナ・マッカーシー氏を国家気候変動問題担当の大統領補佐官に据えることも明らかにした。

 バイデン氏は「気候変動という否定できない現実は、全米の地域社会の生命と生活に計り知れない損害を与えている」とし、「私たちは直ちに行動しなくてはならない」と強調した。

6314チバQ:2020/12/18(金) 16:03:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/98bd1f1a94dd1fdd1399543d83df7b62ce82e6a2
米、コロナ以外の死者10万人増 医療逼迫や通院控えが影響か
12/17(木) 17:00配信
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 【ニューヨーク共同】米国で新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化した3月中旬から11月までの死者が、推定で平年より少なくとも35万6千人多く、その4分の1以上に当たる10万人程度が新型コロナ以外の死因で死亡していたことが分かった。ニューヨーク・タイムズ紙が17日までに、疾病対策センター(CDC)の推計を基に報じた。

 新型コロナ流行に伴う医療態勢の逼迫や人工呼吸器の不足が影響した可能性がある。市民が新型コロナ感染を恐れて通院を避けたり、景気後退による家計圧迫で通院を控えざるを得なくなったりして、持病が悪化したとの見方もある。

6315チバQ:2020/12/23(水) 13:41:46
https://www.jiji.com/jc/v4?id=202012nghs0001&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
「日本から一番近い楽園」グアムが崩壊寸前 新型コロナ禍




陣内真佐子(文筆家/グアム在住)


グアム政府のロックダウン政策で、無人になったグアム島の繁華街・タモン地区=2020年4月10日【AFP時事】
「本土」から数千キロ離れた「米国の植民地」グアムの悲劇
 成田や関西などの日本の主要空港から約3時間半しかかからず、1年中気候も温暖なことから「安近短」の旅行先として人気を誇ってきたグアム。「日本から一番近い楽園」ともいえるこの地を訪れたことがある人も多いだろう。そのグアムが今、崩壊の危機にさらされている。
 世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。米国の準州であるグアムでは、2020年3月14日に知事が公衆衛生緊急事態を発令、その後、島内で感染者が確認されたことを受け、同20日にはショッピングモールや娯楽施設、レストラン等の人が集まる施設を閉鎖するとともに、学校も休校とし、住民にも在宅を原則とする「ステイホーム令」が発せられるなど事実上のロックダウン(都市封鎖)政策が施行された。グアム政府が迅速に対応したことで、その後の感染者拡大には歯止めがかかり、5月から経済活動への規制が段階的に緩和され、6月には日本などからの観光客受け入れを再開する方針も打ち出された。
 ところが、7月下旬から再び感染者が増加し、8月14日には再度のステイホーム令を含む最高レベルの規制が再開されたものの、その効果は限定的で、12月初旬には人口約16万6000人のグアム島内の累計感染者は約7000人に達し、感染者の拡大が抑え込めていない深刻な状況下にある。


グアム島北部の米空軍アンダーセン基地に着陸するB1戦略爆撃機。同基地は太平洋戦争中に日本本土爆撃のために整備されたが、現在も米空軍の西太平洋地域の主要拠点として機能している=2020年9月10日(米国防総省提供)【時事通信社】
 グアムは太平洋に浮かぶ孤島であるため、空港で島外からの入島者検疫をすれば水際で感染が防げそうに思える。実際、7月26日以降、一般入島者は空港でのPCR検査結果が「陰性」であっても14日間、政府指定検疫施設(デュシビーチリゾートまたはデュシタニホテルの客室)から一歩の外出さえも許されない強制完全隔離を強いられていた。
 しかし、島民からグアム政府への不平不満が膨らんだため、グアム公共衛生保健局が隔離制度の見直しを行い、隔離6日目にPCR検査を受け、7日目に出るその検査結果が「陰性」であれば、残りの7日間を自宅または自分で手配した別のホテルや友人宅などでの隔離に変更できるようになった。ただし、検査結果が「陽性」の場合、発熱などの症状が認められればもれなく病院に搬送され、無症状ならば別の検疫施設(ベイビューホテルの客室)に14日間強制収容される。
軍関係労働者は検疫も隔離もなし
 その一方、米連邦政府からグアム島内の米軍軍事施設の工事のために送り込まれる労働者に限っては、「必要不可欠な労働力」としてH2就労ビザが与えられ、入島時の検疫のみならず14日間の強制隔離も免除されている。島民や観光客とは明らかに異なる扱いを受けているが、グアム政府はそれに対して反対も抗議もできない。
 なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。
 つまり、米軍基地外に住むグアム島民のコミュニティーは存在していないも同然で、グアム政府は連邦政府の決定には口出しができない一方的な支配関係が21世紀の現在も続いているのだ。

6316チバQ:2020/12/23(水) 13:42:00
病院数が少なく医療水準が低い「孤島」ゆえ医療崩壊寸前に


グアムの米海軍基地に停泊する原子力空母セオドア・ルーズベルト。同艦は2020年3月、フィリピン近海で作戦中に乗組員の間で新型コロナウイルスの感染が広がった。その後の検査で乗組員約4800人のうち約850人が陽性と診断され、グアムで大多数を下船させることになり、海軍艦艇として活動することができなくなった=2020年5月15日【AFP時事】
 8月上旬からの第2波を引き起こしたのは、この軍事施設新設ならびに拡張工事のため、入島時の検疫も14日間の強制隔離もなしに入島してくるH2ビザ労働者が原因だと目されている。その理由は7月時点ではグアム島内での新規市中感染者数はほぼゼロの日々が続き、島外からの一般の入島者は前述のように14日間ホテルの客室からすら出られない「強制隔離」を強いられている。そうなるとウイルスを再度グアムに持ち込んだのは、数千人ともされるH2ビザ労働者たち以外にないと考えられたからだ。
 島内でPCR検査を受け、陽性反応が出た患者たちが治療を受けている公立病院のグアムメモリアルホスピタルならびに私立病院のグアムリージョナルメディカルシティは、ともに集中治療室(ICU)病床がわずかしかない。重篤な肺炎に対応できる体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)も、それを操作できる医療技術者もいないため、コロナ患者が重篤症状に陥った場合、その人の命を助けることができないのだ。なお、島内には海軍病院も存在するが、現役軍人、退役軍人とその家族など限られた軍関係者しか受診できない。
 グアム公共衛生保健局の担当者は9月11日、米国本土のABCニュースに対し「グアムでは16万6000人の島民の1.1%(1750件)の感染が確認されており、既に島内にある二つの病院は定員に達している。ワシントンDCに救援を求めているが、グアムは医療崩壊寸前の状態である」と語っている。


新型コロナウイルスに感染した可能性のある米海軍の関係者を収容する施設になったグアム島内のホテル。中央の看板には「軍関係者以外立ち入り禁止」と掲示されている=2020年4月10日【AFP時事】
 新型コロナ第2波の影響で島民たちが休職や解雇を余儀なくされ、日々の暮らしに貧窮しているなか、グアム政府はグアムメモリアルホスピタルの人手不足を補う目的で、145ドル(約1万5000円)という非常識なまでに高い時給で35人の看護師を米国本土から雇い入れた。
「医療」か「経済」か
 こうした状況を受け、島民たちからは何よりも経済再生を優先してほしいという要望が高まってきている。
 しかし、主要産業である観光業が壊滅状態の今、グアムが経済的な活路を見いだす方法はどこにあるのだろう。地元では、2025年ごろにならなければ、観光業は再開できないといった悲観説もあるが、それすら定かではない。
 そして最近では、グアム政府は本気でコロナ禍を収束させる気持ちがないのではないかという声まで聞かれるようになってきている。なぜなら島内で新型コロナ関連の死亡者が出た場合、連邦政府からグアム政府に支払われる1人当たり4万ドル(約420万円)の弔慰金のうち4分の1の1万ドル(約105万円)は遺族に給付されるものの、残りの3万ドル(約315万円)はグアム政府の収入になるからだ。
 こう言っては身もふたもないが、コロナ禍で観光業が大打撃を受け、米軍基地関連工事以外に大きな産業がなくなったグアム政府にとって、連邦政府からの「コロナ禍による死亡者への弔慰金は大きな財源」となっていることは間違いない。
 実際、12月12日時点でグアム政府は既に351万ドル(約3億7千万円)の弔慰金(死亡者累計117人)を連邦政府から得ている。しかも、グアム政府管轄の行政機関職員は、病院・保健局・警察・消防・介護福祉など実働している人たち以外の自宅待機者も含め割増賃金を支給されていて、これも一般住民たちにとってはいらだちのタネになっている。

6317チバQ:2020/12/23(水) 13:42:30
さらに強まる「米軍基地」の比重


グアム島で観光客に人気のタモン湾のビーチ=2017年8月15日【AFP時事】
 このようにコロナ禍で大打撃を受けているグアムはさらに連邦政府の「抑圧」に逆らえない状況に追い込まれつつある。
 2006年、日米両国の政府間で合意された宣野湾市の在沖米軍基地再編に伴う「グアムビルドアップ計画」により24年までに沖縄からの移転が決まっている在沖米軍海兵隊司令部要員8000人とその家族9000人の移入によってグアム経済は隅々まで潤うようになるとも言われている。
 そしてもし、中国との紛争に備え「弾道ミサイル防衛能力を持つイージス駆逐艦または巡洋艦防衛システム」のグアム設置計画の予算支出を連邦議会が承認した場合、今まで以上に多額の軍事補助費が毎年グアム政府に支払われることになるはずだ。
 そのとき、沖縄全島の4分の1にも満たない(沖縄本島の半分以下)約549平方キロのグアム島の総面積のうち米軍軍事施設の占める割合は現在の33%から60〜70%近い数字になる可能性がある。軍関連施設が増えることにより、島内のライフラインのうち特に上下水道への負担が増し、一般住民への水の供給に不安が出ることや、周辺海域の汚染などを心配する声も多い。そして連邦上院下院議会の公聴会などで国防総省の高官たちがしばしば口にする「太平洋の要塞(ようさい)、米国最大最強の沈まぬ航空母艦(米軍軍事基地)」にグアムはなってしまうのではないかと危惧されている。
 グアム政府観光局の統計によると、2019事業年度(18年10月1日〜19年9月30日)にはグアム島観光歴史上最多となる163万人の来島者(前年度は152万人)が訪れた。ここ数年韓国マーケットに押され低迷していた日本マーケットの復活と成長を20年度に期待していたグアム。この「日本から一番近い楽園」に再び観光業が戻る日はいつやって来るのだろうか。
 終息の見えない「新型コロナ」と島内でかなりの比重を占める「米軍基地」の拡張。楽園グアムの観光はその両方から挟み撃ちに遭っている。
 陣内真佐子(じんない・まさこ) 文筆家。1996年3月より家族とともにグアムに移住。グアム大学で3年半の学び直し生活を送った後、2000年にグリーンカード(米国永住権)を取得しグアム政府観光局などに勤務。10年に取得したグアム政府公認ガイドの知識を生かし、15年から国内最大手の旅行情報誌のグアム特派員としてブログ活動や各種雑誌やウェブ記事の執筆や翻訳を手掛けている。海外書き人クラブ会員。
(2020年12月掲載)

6318とはずがたり:2020/12/23(水) 19:48:26
2020年12月23日 07時00分メモ
違法だった「ジェイウォーキング」が人種差別の温床となっている
https://gigazine.net/news/20201223-jaywalking-decriminalization/

6319チバQ:2020/12/23(水) 19:49:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201223k0000m030185000c.html
トランプ氏、「駆け込み」で20人の恩赦・減刑 元外交顧問ら 退任まで連発か
2020/12/23 17:26毎日新聞

トランプ氏、「駆け込み」で20人の恩赦・減刑 元外交顧問ら 退任まで連発か

トランプ米大統領=ワシントンで12月7日、AP

(毎日新聞)

 トランプ米大統領は22日、虚偽証言の罪で実刑判決を受けた陣営の元外交顧問、ジョージ・パパドプロス被告ら20人の恩赦・減刑を発表した。退任前の大統領による恩赦は慣例だが、トランプ氏による恩赦は司法省がまとめた推薦リストに基づくものでなく、側近や支援者の要請を受けたものが大半。来年1月20日の退任までさらなる恩赦を連発するとの観測が出ている。

 2016年の前回大統領選で外交顧問だったパパドプロス被告は、トランプ陣営とロシアとの共謀疑惑を捜査する連邦捜査局(FBI)に虚偽の供述をしたとして、18年9月に連邦地裁から禁錮14日の判決を受けた。被告は、対立候補のクリントン元国務長官に関する不利な情報を得るためロシア政府関係者とたびたび接触したことをFBIに覚知され、ロシア疑惑捜査の発端となった人物。

 トランプ氏はロシア疑惑捜査を、政権転覆を狙った勢力による「でっち上げ」と主張しており、今後、有罪となった他の関係者の恩赦にも踏み切るとの見方が広がっている。22日発表された対象には、選挙資金法違反で有罪を受けた元共和党下院議員ら3人や、07年にイラクで多数の民間人を殺害したとして有罪となった民間軍事会社の隊員4人が含まれる。

 恩赦を巡っては、トランプ氏が退任後に税法違反などで捜査対象になる可能性のある自身や、家族に対し「予防的恩赦」に踏み切るとの見方もある。【ワシントン高本耕太】

6320名無しさん:2020/12/26(土) 20:48:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a5e20e1dcfc0f2432ef053d4b473c030620499c
「なぜバイデン陣営の選挙不正を認めない」 日本の「トランプ支持者」は何を信じているのか
12/26(土) 11:30配信

GLOBE+

朝日新聞社

6321名無しさん:2020/12/27(日) 16:08:18
タイトルと違って中身はまとも。

https://news.yahoo.co.jp/articles/176bd9df6282618769ce37e17ee6ad306ece59e0
バイデン、中国も青ざめる…絶対に敗北を認めない「トランプ復讐劇場」が始まる
12/27(日) 11:16配信

プレジデントオンライン

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佐藤 則男(さとう・のりお)
ジャーナリスト
早稲田大学を卒業し、1971年に朝日新聞英字紙 Asahi Evening News(現International Herald Tribune/The Asahi Shimbun)入社。その後、TDK本社勤務、ニューヨーク勤務を経て、1983年国際連合予算局に勤務。のちに国連事務総長に就任するコフィ・アナン氏の下で働く。1985年、パートナーと国際ビジネスコンサルティング会社、Strategic Planners International, Inc.,ニューヨーク州法人を設立。アメリカ企業、日本企業をクライアントに、マーケティング、日米市場進出、M&A、投資などのビジネス戦略立案、および実施などを担う。同時にジャーナリズム活動に復帰。「文藝春秋」「SAPIO」などにNY発の鋭い分析を基にした記事を寄稿。米国コロンビア大学経営大学院卒。MBA取得。
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ジャーナリスト 佐藤 則男

6322チバQ:2020/12/31(木) 11:47:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/79e5c7d85373379b1b01d9fb5a4f073151bce301
米次期下院議員、新型コロナで死去 来月3日就任予定
12/30(水) 17:53配信

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AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂前を歩く人々(2017年2月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米共和党の次期下院議員ルーク・レトロー(Luke Letlow)氏が29日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により死去した。41歳だった。次期下院議員が新型コロナで死亡したのは同氏が初めて。

 レトロー氏は11月の連邦議会選挙でルイジアナ州から下院議員に選出され、来月3日に就任予定だった。

 同氏は今月18日、新型コロナ検査で陽性が確認されたと発表。その後自宅隔離をしていたが、3日後に病院に搬送された。【翻訳編集】 AFPBB News

6323チバQ:2021/01/03(日) 23:19:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e03ac7c2d042ac54aa5bebeb399ac20f18ed7dc
バイデン氏勝利に異議申し立てへ 米大統領選、共和党議員150人超
1/3(日) 12:11配信

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朝日新聞デジタル
米ジョージア州の上院選決選投票のイベントで2日、演説する共和党のテッド・クルーズ上院議員=ロイター

 6日に米連邦議会で行われる米大統領選の選挙人の投票結果の集計をめぐり、共和党上院議員11人が2日、バイデン次期大統領勝利の投票結果に異議を申し立てる意向を明らかにした。同党下院議員も、少なくとも140人が異議を唱えるとみられる。結果が覆る可能性はほぼないが、150人以上の共和党議員がトランプ大統領に同調し、大統領選の結果を否定するのは極めて異例だ。

 米大統領選をめぐっては昨年12月14日、各州で選挙人による投票が行われ、一般投票の結果通り、バイデン氏が306人、トランプ氏が232人を獲得し、バイデン氏の勝利が事実上確定。6日には米連邦議会の上下両院合同会議で選挙人の投票結果が確認され、バイデン氏の勝利が正式確定する手続きが行われる。上院は定数100、下院は435。

 しかし、共和党のクルーズ上院議員(テキサス州選出)や、3日に上院議員に就任するハガティ前駐日大使(テネシー州選出)ら11人は2日、「我々は論争になっている州の選挙人の投票結果の受け入れを拒否する票を投じる意向だ」という声明を発表した。

 すでにホーリー上院議員(ミズーリ州選出)も反対する考えを示しており、上院では計12人の共和党議員が大統領選の結果を否定することになる。米メディアによると、下院でも少なくとも140人の共和党議員が反対する見通しという。

朝日新聞社

6324チバQ:2021/01/03(日) 23:30:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d3dbe27f79330444ee10059d3f8eb4c664eaec0
米国再建、険しい道 対コロナ、100日が勝負 バイデン次期政権
1/1(金) 7:17配信
【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の2021年1月20日の就任が目前に迫ってきた。
 1日2000人以上の死者を出し続ける新型コロナウイルス対応は待ったなしで、政権運営を軌道に乗せられるかの最初の試金石となる。「全ての米国民の大統領になる」と国民の団結を訴え、米国の再建を目指すが、トランプ政権下で極限まで高まった党派対立を克服する道は険しい。

 バイデン氏は政権発足から100日で、コロナ収束へ「方向転換する」と宣言。この間、マスク着用を「国民の義務」と呼び掛け、1億本のワクチンを届ける計画だ。コロナに加え経済不安、気候変動、人種問題を「四つの危機」と捉え、優先課題に位置付ける。

 実業家出身のトランプ大統領や、上院議員1期目で転身したオバマ前大統領と異なるのは、40年以上の豊富な政治経験だ。バイデン氏は「トランプ氏の影が消え去るにつれ、大きな変化が起きる」と語り、野党共和党との話し合いでの政策実現に自信を示す。オバマ氏やトランプ氏が多用した議会の承認を経ない大統領令の発令も、限定する意向だ。

 ただ、5日に行われる上院2議席の決選投票で民主党が完勝しない限り、上院の多数派は共和党が握る。上下両院の多数派が与党だったオバマ、トランプ両氏の最初の2年間と比べ政権基盤は弱くなり、公約とする環境・インフラ投資や富裕層・企業への増税は実現が厳しくなる。

 米国は現状は、希望よりむしろ閉塞(へいそく)感が漂う。ギャラップ社が20年12月下旬に発表した世論調査によると、米国が向かう方向に満足していると答えた人は16%にとどまり、2月の45%から激減した。

 党派対立は深刻さを増し、バイデン氏の政治経験が生きるかは定かでない。ジョージア州立大のジェニファー・マッコイ教授は「バイデン氏は反対する勢力を悪者扱いする政治をやめ、安心させるところから始めなければならない」と指摘する。

 トランプ氏は1月20日に政治集会を開き、24年大統領選への出馬を表明することを検討中と報じられている。選挙を「盗まれた」と主張し、バイデン政権の正統性を傷つけようとするトランプ氏の動きも、政権運営の障害となりかねない。

6325チバQ:2021/01/04(月) 10:46:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/47742a59a6399ce5081f06cadf05788ba8cf9e43
次期政権の命運左右 南部州で与野党総力戦 米上院決選投票
1/4(月) 7:09配信

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時事通信
米南部ジョージア州の選挙集会で気勢を上げるバイデン次期大統領=2020年12月15日、アトランタ(AFP時事)

 【ワシントン時事】米南部ジョージア州で5日、上院(定数100)の2議席をめぐる決選投票が行われる。

 共和党が1議席でも取り、上院で多数派を維持すれば、民主党のバイデン次期大統領にとって政権運営の自由度が大幅に狭まることになる。次期政権の命運を握る選挙だけに、両党は総力戦を展開している。

 昨年11月の大統領選と同時に行われた上院選では、民主党が48議席、共和党が50議席を確保。ジョージア州の2議席は得票率50%超の候補がおらず、未確定だった。上院では採決で50対50となった場合、副大統領が最後の1票を投じる権限を持つ。民主党が上院で主導権を握るためには、残る2議席を取る以外に道は残されていない。

 選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」によると、昨年末時点では民主党候補2人がリードしているが、いずれも2ポイント以内の接戦となっている。

 バイデン氏は12月中旬にジョージア州を訪れ、「仕事を成し遂げるため、この州から2人の上院議員が必要だ」と気勢を上げた。バイデン陣営はこれまでに約500万ドル(約5億円)の資金をジョージア州に投下。バイデン氏とハリス次期副大統領は投票直前にも現地入りし、最後の訴えを行う。

 民主党支持者もこの呼び掛けに呼応している。今月1日時点で期日前投票者数は300万人余を記録。既に2008年上院選決選投票での総投票者数(約210万人)を上回った。

 トランプ大統領もジョージア州を訪問する予定。ただ、大統領選で大規模な不正が行われたとのトランプ氏の主張が、共和党支持者の投票意欲をそぎ、民主党有利に働く可能性も指摘されている。

 上院は大統領が指名した人事案の承認や条約批准などの権限を持つ。共和党が上院を押さえれば、バイデン氏が掲げる野心的な地球温暖化対策や富裕層・企業への増税は実現が厳しくなる。

6326名無しさん:2021/01/04(月) 15:39:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/38bb5dd1a5049f3aa41eaad8c9238c0e86e9a8fe
トランプ氏「1万1780票見つけろ」 米大統領選結果改ざん要求か
1/4(月) 6:40配信

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は3日、トランプ大統領が南部ジョージア州の政府高官に対し、昨年11月の大統領選の結果を覆すのに十分な数の票を「見つける」よう要求していたと報じた。

 2日に行われた1時間以上に及ぶ電話会談の録音から明らかになった。現職大統領が選挙結果をねじ曲げるよう圧力をかけたとすれば、法的責任を問われる可能性もあるという。

 トランプ氏はジョージア州のラフェンスパーガー州務長官に「いいか、私が望むのは1万1780票を見つけることだけだ」と発言。「ジョージア州の住民や米国民は怒っている。再集計したと言うのは何も悪いことではない」とも述べ、暗に集計結果の改ざんを求めた。

 ジョージア州政府は先月、2回にわたる再集計の結果、バイデン氏が1万1779票差で勝利したと認定していた。

6327チバQ:2021/01/04(月) 23:06:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/d149695b18314f93aba8846da15e98c74008e14d
バイデン次期政権 南部ジョージア州で5日に上院選の決選投票
1/4(月) 16:05配信

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産経新聞
ジョー・バイデン氏の人物像

 【ワシントン=黒瀬悦成】米南部ジョージア州で5日、上院選2議席の決選投票が行われる。3日に開会した新議会(第117議会)での上院(定数100)の勢力は共和党50、民主党48(同党系無所属2を含む)。共和党が1議席でも確保すれば多数派を維持できる一方、民主党は4年ぶりに奪還する政権の円滑な運営に2議席獲得が課題だ。両党は次期政権下での上院の主導権確保に向け、昨年の大統領選の延長戦さながらの激しい選挙戦を展開している。

 上院では、全米50州に2人ずつ割り当てられた議員(任期6年)が2年ごとに3分の1ずつ改選される。通常は一つの州で2議席が同時に改選されることはない。

 しかし、ジョージア州では今回、改選を迎えた1議席と、引退議員の補欠選挙(任期は23年まで)が同時に行われる異例の展開を迎えた。昨年11月の選挙では、いずれも過半数の票を獲得した候補がおらず、それぞれ得票率が1位と2位の候補が5日の決選投票に臨むことになった。

 改選議席をめぐる通常の選挙では、共和党現職のデービッド・パーデュー氏に民主党新人のジョン・オソフ氏が挑む。補選では、選出議員の辞職に伴い州知事から補選までの期間限定で議員に指名された共和党のケリー・ロフラー氏と、民主党のラファエル・ウォーノック氏が対決する構図だ。

 民主党が両議席を確保して上院で両党の勢力が50対50となった場合、上院議長を兼務する副大統領が採決に加わることができる。このため、ハリス上院議員が副大統領に就くことが確実な民主党は上院の多数派を確立することになる。

 民主党は下院で過半数を確保済み。加えて上院も制すれば、少なくとも2年後の中間選挙までは法案や閣僚の人事案を自由に通過させることが可能だ。

 一方、共和党としては上院の多数派を死守し、次期大統領への選出が確実なバイデン前副大統領らが唱える急進的な気候変動対策や、左派勢力の主導による富裕層への課税強化、警察組織の弱体化などにつながる政策を阻止したい考えだ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた平均支持率(3日現在)では、民主党のオソフ氏が49・3%、ウォーノック氏が49・8%で、共和党候補をそれぞれ0・8ポイント、1・8ポイント上回っている。選挙専門家のチャーリー・クック氏は「何が起きるか分からない接戦だ」と指摘する。

 郵便投票と期日前投票を合わせた事前投票は1日現在で300万票を突破し、2008年に同州で行われた上院選決選投票の投票者総数(約210万人)を大きく上回るなど、有権者の関心は高い。トランプ大統領とバイデン氏は4日にそれぞれジョージア入りし、支持者らに自党の候補への投票を呼びかける予定だ。

6328チバQ:2021/01/04(月) 23:21:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/1555c05043d853577c56423c7a3edae0e3b62982
米軍、政権移行阻止に非協力を 歴代国防長官10人が警告
1/4(月) 16:16配信

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時事通信
 【ワシントン時事】歴代の米国防長官10人が3日、ワシントン・ポスト紙(電子版)に連名で寄稿し、米軍がトランプ大統領による政権移行阻止に協力しないよう警告した。

 米国内では、トランプ氏が戒厳令を敷いて大統領選のやり直しをさせる可能性があるとの懸念が出ており、こうしたたくらみに加担しないよう要求した形だ。

 寄稿には、昨年11月にトランプ氏に解任されたエスパー前長官やトランプ政権で最初の長官だったマティス氏のほか、共和党政権下で長官を務めたチェイニー、ラムズフェルド両氏も参加。「大統領選の結果を疑問視する時期は過ぎた」とし、大規模な不正が行われたとするトランプ氏の主張を否定した。

6329名無しさん:2021/01/05(火) 22:32:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/806ee4e0fab2aef32284cf3823769d84f5aec543
「大統領選は私の圧勝だった」降伏しないトランプ氏
1/5(火) 18:50配信

 今も選挙に勝ったのは自分だという強気の姿勢です。

 トランプ大統領:「大統領選挙は我々の圧勝だった。7500万人もの人が私に投票した。我々は決してギブアップしない。引き下がらない。降伏しない」

 アメリカのトランプ大統領は4日に自らの勝利を主張し、「登録有権者数よりも投票数が多かったり、住所の実態がない人が投票したりする不正があった」と持論を繰り返しました。

 6日には議会でバイデン氏の勝利が最終確定される予定ですが、トランプ支持者が反対集会を予定していて、混乱が予想されています。

テレビ朝日

6330チバQ:2021/01/06(水) 11:16:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d40598d7468de42b2b9ae301ab173e48e20558
米上院の多数派は民主か、共和か ジョージア決選投票は接戦に
1/6(水) 10:50配信
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米上院2議席が争われている南部ジョージア州選挙区で投票する有権者=2021年1月5日、AP
 米上院(定数100)の多数派を決める南部ジョージア州選挙区2議席の決選投票が5日、投開票された。民主党が両議席とも取れば、上院を支配することが可能となり、バイデン次期大統領の政権運営が安定する。2議席とも共和党現職に民主党新人が挑む構図で、接戦になっている。

 昨年11月に大統領選と同時に実施された上院選では、ジョージア州の2議席が僅差となり、いずれも決選投票に持ち込まれた。州法は得票率で半数を超える候補者がいなかった場合は、上位2候補による決選投票で勝者を決めると定めている。

 上院はこれまでに共和党が50議席、民主系が48議席をそれぞれ確保。両党が同数となった場合は上院議長を兼務する副大統領が決裁票を投じる決まりのため、民主党はジョージア州で2議席を獲得すれば上院の主導権を握ることができる。

 各州に2議席ずつ割り振られた上院(任期6年)は2年ごとに3分の1が改選される。通常は州内2議席の選挙が同時に実施されることはないが、今回は任期満了に伴う改選と、引退した議員の残り任期の議席を争う選挙が重なった。【ワシントン鈴木一生】

6331とはずがたり:2021/01/07(木) 07:58:19

まあ目出度い。

オバマの最大の失政はトランプを登場させた事だったけどトランプの最大の功績は民主党に大統領に加え上下両院を明け渡したことだな。

2021年1月7日7:15 午前35分前更新
ジョージア州上院決選投票、民主党が2議席獲得 上下院支配へ
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/USA-ELECTION-GEORGIA-WINNER--idJPL4N2JH3U3?il=0

[ワシントン 6日 ロイター] - エジソン・リサーチによると、米ジョージア州で5日投票が行われた連邦議会上院決選投票の残る1議席で、民主党オソフ氏が現職の共和党パーデュー氏を破り勝利した。

民主党候補が2議席を制したことで、同党が上下院とも多数派を確保する。民主党がホワイハウスと議会の両方を支配するのは10年ぶりで、米政治の勢力図が大きく塗り替えられることになる。

エジソン・リサーチによると、98%集計時点の得票率はドキュメンタリー映画プロデューサーのオソフ氏が50.3%、パーデュー氏が49.7%。再集計を回避できるのに十分な得票率差が開いたことになる。エジソンは、オソフ氏のリードがさらに広がるとの見通しを示した。

今回争われたもう1つの議席について、エジソン・リサーチは6日早朝に、民主党候補で黒人牧師のワーノック氏が共和党の現職ロフラー氏に勝利するとの見通しを示していた。

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民主党2候補の勝利によって、上院の議席配分は与野党50議席ずつとなり、ハリス次期副大統領が決定票を握ることになる。

6332チバQ:2021/01/07(木) 08:34:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e4c0a6b90df5a7bee1c5589d070b08b98e6a27a
米民主党、上院を奪取 ジョージア州で2候補とも当確
1/7(木) 6:50配信
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米ジョージア州アトランタでの集会で、肘を突き合せてあいさつする民主党の上院議員候補ジョン・オソフ氏(左)とラファエル・ウォーノック氏(2021年1月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ジョージア州で行われた上院2議席をめぐる決選投票で、両議席ともに民主党候補が当選を確実とし、民主党は上院の支配権を確保した。米メディアが6日、報じた。


 5日に行われた決選投票ではまず、民主党のラファエル・ウォーノック(Raphael Warnock)氏が共和党の現職ケリー・レフラー(Kelly Loeffler)氏に勝利。続けて、NBCとABCの両テレビ局によると、開票98%の時点で民主党のジョン・オソフ(Jon Ossoff)氏の得票が共和党の現職デービッド・パーデュー(David Perdue)氏を2万5000票近く上回り、オソフ氏が0.56ポイントの差をつけて当選を確実とした。

 これにより上院での民主・共和両党の獲得議席はいずれも50議席となり、副大統領に就任する民主党のカマラ・ハリス(Kamala Harris)氏が決定票を握ることになるため、上院の支配権は民主党の手へと渡る。【翻訳編集】 AFPBB News

6333チバQ:2021/01/07(木) 13:37:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/6407f88e5000996d5fca2c45e730b73b9b45530c
米民主が上院でも主導権 ジョージア2勝、過半数維持の下院とあわせ
1/7(木) 10:18配信
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米上院2議席が争われている南部ジョージア州選挙区で投票する有権者=2021年1月5日、AP
 米上院(定数100)の多数派を決める南部ジョージア州選挙区2議席の決選投票(5日投開票)で6日、両議席での民主党の勝利が確実となった。複数の米メディアが報じた。下院で既に過半数を維持している民主党は上院でも主導権を握ることになる。20日に就任するバイデン次期大統領(民主党)にとって、気候変動対策や富裕層増税など公約推進の後押しとなる。

 上院の議席構成は民主系50、共和党50となる見通し。採決で賛否が同数となった場合は上院議長を兼務する副大統領が決裁票を投じる決まりがあり、民主党は同党のハリス氏が副大統領に就任するため上院を支配できる計算になる。上院は法案や予算案の審議に加え、大統領が指名した政府高官や連邦裁判事の承認や条約批准などの権限を持ち、その主導権を握るか否かは政権運営に大きな影響を与える。

 決選投票では、共和党候補のデービッド・パーデュー氏とケリー・レフラー氏に対し、民主党候補のジョン・オソフ氏とラファエル・ウォーノック氏がそれぞれ対決。米CNNテレビによると、開票率99%の段階で、ウォーノック氏が得票率1・6ポイント差で、オソフ氏は0・8ポイント差で勝利を確実にしている。ウォーノック氏は同州初の黒人上院議員となる。

 昨年11月に大統領選と同時に実施された上院選では、ジョージア州の2議席が僅差となり、いずれも決選投票に持ち込まれた。州法は得票率で半数を超える者がいなかった場合は、上位2候補による決選投票で勝者を決めると定めている。

 各州に2議席ずつ割り振られた上院(任期6年)は、2年ごとに3分の1が改選される。通常は州内2議席の選挙が同時に実施されることはないが、今回は任期満了に伴う改選と、引退した議員の残り任期の議席を争う選挙が重なった。【ワシントン鈴木一生】

6334チバQ:2021/01/07(木) 13:39:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8997bdd9b87d4bb2baa1ded317f3ea11694edf
トランプ支持者が議会議事堂に侵入 女性1人銃撃され死亡
1/7(木) 8:59配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で民主党のバイデン前副大統領の当選を公式に確定させる上下両院合同会議が行われていた連邦議事堂に6日、大統領選で敗北した共和党のトランプ大統領を支持するデモ隊が侵入し、上院本会議場を占拠した。FOXニュースによると、議事堂の敷地内で女性1人が銃で撃たれ死亡した。詳細は不明。一部のデモ参加者は下院本会議場への侵入を図り、場内で銃を構えた警護官らとにらみ合いとなった。

 選挙結果の確定手続きは中断され、議事進行役のペンス副大統領や上下両院議員らは議場から一斉に避難した。波乱続きの大統領選は、米民主主義の象徴の一つである議会議事堂が蹂躙(じゅうりん)されるという前代未聞の事態となった。

 議事堂には連邦捜査局(FBI)の要員らが投入され、デモ隊を数時間後に敷地からほぼ排除した。合同会議での選挙結果の確定手続きは同日夜にも再開される見通し。

 首都ワシントンのホワイトハウス前広場では合同会議の直前、トランプ氏が数万人を前に演説し、選挙に不正があったと主張して「私はあきらめない。敗北を認めない」と訴えて、支持者らに議事堂へデモ行進するよう呼びかけていた。

 トランプ氏は事態を受け、ツイッターに音声メッセージを投稿し、デモ隊に「気持ちは分かるが自宅に戻ってほしい。平和が必要だ」と述べ、議事堂から退去するよう呼びかけた。

 ペンス氏は「議事堂への襲撃行為は容認しない」と警告した。マケナニー大統領報道官はツイッターで、州兵部隊が首都に急派されたことを明らかにした。国防総省によると、約1800人が投入される。

 ワシントンのバウザー市長は6日、同日午後6時(日本時間7日午前8時)から翌朝まで外出禁止令を発令した。

 トランプ氏はこの日の演説で、ペンス氏に大統領選の結果を確定させないよう要請していたが、ペンス氏は合同会議の開会直前に発表した声明で、自身には結果確定を阻止する権限がないと言明。これによりバイデン氏の勝利を覆す方途が消滅したとして、失望と憤りを強めたトランプ氏の支持者らが議事堂に乱入したとみられる。

 バイデン氏は事態を受けて演説し、「これは、わが国の民主主義と法の支配に対する攻撃だ」と非難した。

6335チバQ:2021/01/07(木) 13:40:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a53f2a15f40853669349c59cbbf4150d75e0b71b
次期米大統領、司法長官にガーランド氏指名へ 前政権で最高裁判事入りできず
1/7(木) 8:29配信
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 【ワシントン時事】複数の米メディアは6日、バイデン次期大統領が司法長官に、メリック・ガーランド連邦高裁判事(68)を指名する方針を決めたと報じた。

 また、オバマ前大統領の国土安全保障顧問だったリサ・モナコ氏を司法副長官に指名する見通し。いずれも上院での承認が必要になる。

 ガーランド氏は首都ワシントン(コロンビア特別区)の連邦高裁判事で、中間派と位置付けられる。オバマ政権時代の2016年、保守派の連邦最高裁判事の死去を受けて最高裁判事に指名されたが、上院で多数派だった共和党が承認審議を拒否していた。

6336チバQ:2021/01/07(木) 14:26:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/83bf8ba884fa0513a88d68d92d8de76a0bb5a52a
バイデン氏、政権基盤固める 共和、内部分裂響く 米決選投票
1/7(木) 13:34配信
 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の船出を占う南部ジョージア州の上院2議席の決選投票は6日、民主党が2勝を確実にした。

 政権基盤は厚みを増し、20日発足する新政権に強い弾みがついた。一方、トランプ大統領は選挙不正の訴えで共和党の内部分裂を招き、保守州の地盤を守れなかった。

 民主党はバイデン氏が2回現地入りするなど総力戦を展開。青色が政党カラーの民主党が大統領と上下院全てを制する「ブルーウェーブ(青い波)」となれば、環境投資や企業増税などの公約実現に道が開ける。1敗でもすれば、人事一つとっても野党共和党の顔色をうかがう「弱体政権」となるのは確実だった。

 バイデン氏は4日の演説で、大統領選結果を覆そうとするトランプ氏に対し「権力を奪取することなどできない。権力は米国民から与えられるものだ」と批判を強めた。都市部に多い黒人らの「反トランプ」感情をかき立て、投票率上昇を狙った。

 共和党の2候補も白人の岩盤支持を持つトランプ氏を前面に出した。現職のロフラー氏は、大統領選結果を確定する6日の連邦議会の公式集計で、バイデン氏勝利に反対すると表明。トランプ氏も応援演説で、民主党が上院を制すれば「米国は、雇用も自由も未来もないベネズエラ(のような国)になる」と訴えた。

 大統領選の「不正」を訴えるトランプ氏の主張はエスカレートし、ジョージア州の州務長官(共和党)に票の改ざんを暗に要求。選挙を執行する地元共和党との間に深刻な亀裂が生じた。選挙の信頼性を傷つける発言は党支持者を投票から遠ざけたという見方があり、党内からは「党が結束すべき時に内戦を引き起こした」とトランプ氏の責任を問う声も上がった。

6337とはずがたり:2021/01/07(木) 16:21:56
トランプ政権閣僚ら、大統領の即時免職を協議 米報道
1/7(木) 13:53配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4abbddc71c1f80148c6928c9c3e7260f38f1e950
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AFP=時事
ドナルド・トランプ米大統領。米首都ワシントンのホワイトハウスにて(2020年11月26日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)米主要メディアは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持者らが連邦議会議事堂内に突入した問題を受け、トランプ政権の閣僚らが6日、合衆国憲法修正25条に基づいたトランプ氏の大統領の即時免職について協議したと報じた。

【動画】トランプ支持者ら米議会突入の瞬間映像

 修正25条は、米大統領が「職務上の権限と義務の遂行が不可能」だと判断された場合に、副大統領と閣僚らで構成される大統領顧問団(内閣)に大統領を免職する権限を認めている。修正25条の発動には、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領が大統領顧問団を率いて免職の可否を問う投票を行う必要がある。

 米CNNは、匿名の複数の共和党幹部の話として、修正25条の発動が協議されたと報じた。この共和党幹部らは、トランプ氏について「制御不能」だと述べたという。

 米ABCのキャサリン・フォルダース(Katherine Faulders)記者は、「複数の」情報筋から修正25条の発動に関する協議が開かれたとの証言を得たと報道。一方、米CBSのマーガレット・ブレナン(Margaret Brennan)記者は、ペンス氏に対してトランプ氏の免職を求める「正式な」申し立ては今のところ提起されていないと伝えた。

 トランプ氏をめぐっては、デモ隊の議事堂突入に先立って支持者らをあおったことや、大統領選での敗北は大規模な不正によるものだとの根拠のない主張など、数々の不可解な言動を受けて、大統領としての職務遂行能力を疑問視する声が上がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

6338とはずがたり:2021/01/07(木) 16:23:18

ツイッターとFB、トランプ氏のアカウントを凍結 永久停止の警告も
https://www.afpbb.com/articles/-/3325011?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r1&cx_rss=afp&cx_id=3325025
2021年1月7日 12:54 発信地:サンフランシスコ/米国 [ 米国 北米 ]

【1月7日 AFP】交流サイト(SNS)大手の米ツイッター(Twitter)は6日、規約に違反したとしてドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領のアカウントを12時間凍結する措置を取り、さらに永久停止を警告した。米フェイスブック(Facebook)も同日、トランプ氏のアカウントが暴力をあおっているとして、新規の投稿を24時間禁止する措置を取った。

 トランプ氏の支持者らが首都ワシントンの米連邦議会議事堂に乱入した背景には、同氏が昨年11月の大統領選挙に不正があったと繰り返し主張したことがあると非難される中、SNS各社は対応に追われている。

 ツイッターは、トランプ氏の複数の投稿が市民活動の阻害に関する同社規約に違反していると判断し、約8800万人のフォロワーを持つ同氏のアカウント「@realDonaldTrump」を12時間凍結したと発表。攻撃的な投稿が削除されない限り「アカウントは凍結されたまま」になると説明し、違反が続けば「永久停止する」と警告した。

 一方、フェイスブックは「選挙が盗まれた」などと主張するトランプ氏の複数の投稿を虚偽だとして、「全てを考慮すると、これらの投稿は現在進行中の暴力のリスクを減少させるよりも助長していると判断した」と説明。トランプ氏のアカウントに対し、新たな投稿を24時間禁止する措置を取ったことを明らかにした。(c)AFP

6339チバQ:2021/01/07(木) 18:22:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/6616d3f48394959f299f1bd314c0ccd6dc2d365d
米経済界、議会乱入に非難相次ぐ 「トランプ氏の罷免を」 SNSはアカウント凍結
1/7(木) 15:49配信
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 【ニューヨーク、シリコンバレー時事】トランプ大統領支持者による米議会乱入事件を受け、米経済界からは6日、トランプ氏や事件への非難が相次いだ。

 全米製造業者協会(NAM)は「退任する大統領が権力を維持しようと暴力をあおった」と厳しく批判し、トランプ氏の罷免を検討するよう要請した。米インターネット交流サイト(SNS)のツイッターやフェイスブックは、アカウント凍結などでトランプ氏が投稿できないようにする異例の措置に踏み切った。

 NAMは、全米の大企業や中小企業が加盟する有力団体。ティモンズ会長は声明で「(議会乱入は)反乱であり、そう扱われるべきだ」と糾弾。大統領が職務を果たせない場合の手続きを定めた憲法修正25条を用いて罷免を真剣に検討するよう求めた。

 米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は「選挙で選ばれた指導者は、暴力を終わらせるよう呼び掛け、平和的な権力の移行を支援する責任がある」と訴えた。

 ツイッターは、支持者に共感を表明したトランプ氏の動画を削除するとともに、アカウントを凍結。フェイスブックも「緊急事態」(幹部)として同氏の投稿を24時間停止した。

6340チバQ:2021/01/07(木) 18:55:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/d809f4d194a5eec781b9153a1f0253a94ce9bd82
トランプ氏「扇動」批判強まる 支持者が議会乱入・占拠
1/7(木) 18:42配信




米ワシントンの連邦議会議事堂で6日、壁をよじ登るトランプ大統領の支持者ら=ロイター
 米首都ワシントンで6日午後、トランプ大統領の支持者が多数、連邦議会議事堂に乱入し、一時占拠した。この影響で、議事堂で行われていた、大統領選の結果を確定させる上下両院の合同会議は中断され、議員らは一時避難した。また、地元警察によると、警察に銃撃された女性1人を含め、4人が死亡した。トランプ氏は、支持者が議事堂で抗議するよう呼びかけており、「扇動した」と批判が強まっている。

【写真】米ワシントンの連邦議会議事堂で6日、壁をよじ登るトランプ大統領の支持者ら=ロイター

 合同会議は中断を挟んで再開され、7日未明に大統領選の結果確認を終えた。これで、バイデン次期大統領の勝利と、トランプ氏の敗北が正式に確定した。

 トランプ氏は、合同会議に合わせて抗議活動を呼びかけていた。6日正午すぎにはホワイトハウス近くで演説し、「ここにいる全員が議事堂に行き、平和的に愛国的に、声を聞かせるために行進することを知っている」と議事堂での抗議を求めた。その後、数千人の支持者が議事堂前に移動し、一部が暴徒化して乱入した。トランプ氏は「帰るときだ」と呼びかける動画をツイッターに投稿したが、「選挙が盗まれた」との主張も続け、ツイッター社はアカウントを一時凍結するなどした。
朝日新聞社

6341チバQ:2021/01/07(木) 18:56:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/2caebdc3b10bb771d97db3d1cabdd5ecbe9f7674
米大統領副補佐官が辞任、多くの高官も辞任の可能性
1/7(木) 14:18配信
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 1月6日、複数のメディアによると、ポッティンジャー米大統領副補佐官(国家安全保障担当)が辞任した。写真はトランプ支持者が侵入した米議会で7日撮影(2021年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ワシントン 6日 ロイター] - 複数のメディアによると、ポッティンジャー米大統領副補佐官(国家安全保障担当)が辞任した。ホワイトハウスでは、トランプ大統領の支持者が連邦議会に乱入したことを受け、複数の高官が辞任している。

CNNが関係筋の情報として伝えたところによると、ポッティンジャー副補佐官は、議会に乱入したデモ隊に対する大統領の姿勢を見て、6日午後に辞任。

ポッティンジャー氏の辞任はブルームバーグが最初に報じた。同氏はトランプ政権の対中政策の策定で重要な役割を果たしていた。

ホワイトハウスのコメントは取れていない。

メラニア米大統領夫人の首席補佐官を務めるグリシャム氏も6日、辞任した。トランプ大統領の支持者が連邦議会に乱入したことを受けたとみられる。関係筋によると、多くのホワイトハウス高官が辞任を検討している。

グリシャム氏は1年間大統領報道官も務めた。トランプ氏支持者が議会を一時占拠したことが辞任の理由かどうか明らかにしなかった。ただグリシャム氏に近い筋は、デモ隊の暴力行為が決定的だったと述べた。

別の関係筋はホワイトハウスのマシューズ報道官とソーシャルセクレタリーのリッキー・ニセタ氏も辞任したと明らかにした。

オブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)も辞任を検討しているという。

オブライエン氏は「ペンス副大統領と話してきたところだ。一緒に仕事ができて誇りに思う」との声明を発表した。

関係筋はリデル大統領次席補佐官も辞任するという観測がホワイトハウス内で浮上していると述べた。

*内容を更新し、カテゴリーを追加しました。

6342チバQ:2021/01/07(木) 19:36:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/82f43c1d0d569eb2a76fa4434c83987faad63eeb
トランプ氏支持者扇動 共和党に離反の動き
1/7(木) 19:14配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のバイデン次期大統領の就任を正式確定させた6日の上下両院合同会議は、本来は単なる形式的手続きであるにもかかわらず、暴徒の乱入で一時中断されるという未曽有の騒動に発展した。共和党のトランプ大統領が敗北を頑として認めず、「不正選挙があった」とする客観的根拠のない主張を展開して選挙への信任を傷つけ、支持者を扇動してきたためだ。

 連邦議会議事堂が襲撃されるのは、米英戦争終盤の1814年、議事堂が英軍に焼き打ちされて以来207年ぶりとなる。

 上下両院合同会議で進行役を務めたペンス副大統領は、合同会議の再開に際し「私たちはきょう議会を守った」と述べ、「暴力は決して勝利しない。自由が勝利する」と強調した。

 FOXニュースなど複数の米メディアによると、トランプ氏が議事堂への乱入に対応しようとしなかったことから、ペンス氏が独断でミラー国防長官代行らに電話をかけ、州兵部隊の緊急出動を要請した。

 トランプ氏による「不正選挙」の主張に同調し、合同会議で選挙結果に異議を申し立てると表明した共和党の上院議員13人と下院議員百数十人も、この日の事態を受けて異議を取り下げる議員が相次いだ。

 これらの議員は元来、トランプ氏の退任後の影響力や支持基盤の票にあやかることを見越して同氏を支えてきたが、政治専門家の間では、急進的な同氏の支持勢力によるこの日の行動を機に、一般の共和党支持者の間で潮目が「トランプ離れ」に変わる可能性があるとの指摘が出ている。

 共和党のキンジンガー下院議員は声明で「トランプ氏はもはやわが党の指導者ではない。同氏による(議事堂襲撃の扇動という)反逆罪に相当する行動を拒否すべきだ」と訴えた。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)社説は「トランプ氏は残り2週間の任期を全うするには不適格だ」とし、米憲法修正25条に基づく同氏の解任を主張した。

 バイデン次期政権は、6日のジョージア州の上院決選投票の結果を受け、民主党が上下両院を支配する比較的有利な状況で政権を運営することが確定した。

 ただ、トランプ氏および支持勢力は、今後もあらゆる形でバイデン氏に対して政策遂行の妨害や醜聞の追及を通じて攻撃を仕掛けていくとみられ、対立が尾を引くのは必至だ。

6343チバQ:2021/01/07(木) 20:43:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/e276fc31289a0af4dcd692705b6f436aa2d431ef
「民主大国」世界に醜態 退任前のトランプ氏に罷免要求 米
1/7(木) 20:36配信

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時事通信
トランプ米大統領=2020年12月、ワシントン(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】トランプ米大統領の支持者が6日、大統領選の結果確定に向けた上下両院合同会議が開かれていた連邦議会に乱入し、議事を妨害した前代未聞の事件は、「民主主義大国」の看板を失墜させ、世界に醜態をさらす結果となった。

 米主要メディアは、騒動を扇動し民主主義の根幹を揺るがしたとして、退任間近のトランプ大統領の即時罷免を求める論調を掲げている。

 乱入したトランプ支持者は、議事を妨害しただけでなく、一部が暴徒化し、4人が死亡する大惨事となった。一連の騒動は、テレビで放映されただけでなく、支持者らが撮影動画をインターネット交流サイト(SNS)で拡散、世界に衝撃が走った。

 米国の同盟国を含む各国首脳は、議会乱入を厳しく批判する声明を相次いで発表した。トランプ大統領と緊密な関係を維持してきたジョンソン英首相は「米議会の恥ずべき光景」と非難。フランスのルドリアン外相は「民主主義への重大な攻撃。米国民の意思、票は尊重されなければならない」と訴え、選挙結果の受け入れを拒否するトランプ氏を暗に批判した。

 騒動の発端は、トランプ氏が、この日の抗議集会で支持者に議会に行くよう呼び掛けたことだ。事件後も、バイデン次期大統領が演説で事態の沈静化を求めたのに対し、トランプ氏はツイッターに投稿した動画で、乱入者たちを擁護し帰宅を促すにとどまった。

 NBCやCNNなど主要テレビは、トランプ支持者の議会乱入を「テロ」と糾弾し、大統領の即時罷免を要求。ワシントン・ポスト紙も社説で「トランプ大統領は社会秩序、国家安全保障の脅威」であり、20日の退任日を待たず、ペンス副大統領が憲法修正25条に基づいて、大統領による職務遂行は不可能と宣言すべきだと主張した。ニューヨーク・タイムズ紙の社説は「弾劾あるいは刑事訴追により、大統領の責任を追及する必要がある」と強調した。

6344チバQ:2021/01/08(金) 11:35:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1316fd50d8834bd3d7826405fa13029b18367872
米大統領の解任要求 ペロシ下院議長「反乱を扇動」 チャオ運輸長官は辞意
1/8(金) 11:05配信
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トランプ米大統領の支持者が連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、記者会見する民主党のペロシ下院議長=米ワシントンで2021年1月7日、AP
 トランプ米大統領(共和党)の支持者が連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、ペロシ下院議長(民主党)は7日、憲法修正25条に基づく大統領解任をペンス副大統領に要求し、実現しない場合はトランプ氏の弾劾・罷免手続きも検討する意向を示した。一方、チャオ運輸長官が辞意を表明するなど、トランプ氏の騒乱への関与に反発し、辞任する動きが政府高官や側近の間に広がっている。

 昨年11月大統領選で再選を阻止されたトランプ氏は1月20日の退任が決まっているが、ペロシ氏は記者会見でトランプ氏が「米国に対する武力の反乱を扇動した」と非難。職権剥奪が「最高度の緊急を要する」と強調した。

 25条は副大統領と閣僚の過半数が大統領がその任に不適格と議会に申し立てることで、職権を副大統領に移すもの。民主党上院トップのシューマー院内総務は7日の記者会見で、同日朝にペロシ氏と共に25条発動を求めるためペンス氏に電話協議を申し入れたが、ペンス氏が応じなかったと明らかにした。

 民主党のバイデン次期大統領は7日の演説で、議会に侵入したトランプ支持者を「抗議デモの参加者ではない。国内テロリストだ」と糾弾した。11月大統領選の結果を確認する上下両院の審議の阻止を狙った乱入は、選挙の敗北を認めてこなかったトランプ氏の言動に扇動されたことは明白で、議会側も批判を強めている。共和党のキンジンガー下院議員が7日、「(大統領は)自発的または強制的に、行政府の長としての立場を放棄しなければならない」との声明を発表するなど、与党の一部からも25条発動に賛意の声が上がり始めた。

 ただ、退任までの残り13日間で権限剥奪の可能性は低く、ペロシ氏が代替として示した議会での弾劾・罷免手続きも実現の見込みは低い。それでも議会側には「民主主義への挑戦に明確な意思を示すべきだ」との声があり、不信任決議案の提出が議論されている。

 辞意を表明したチャオ長官は、2017年の政権発足当初から閣僚を務めた。共和党上院トップのマコネル院内総務の妻としても知られる。運輸省職員に宛てた書簡では、前日の騒乱を「深く憂慮しており、看過できない」と批判した。アジア担当として日米関係にも深く関わったポッティンジャー大統領副補佐官や、首席補佐官代行を務めたマルバニー北アイルランド問題担当特使らの辞任も伝えられ、政権内でトランプ氏の孤立が鮮明になっている。

 一方、CNNテレビは歴代の安保担当高官や防衛関連企業トップらが、ポンペオ国務長官やオブライエン大統領補佐官ら安保担当のトランプ政権高官に対し「辞任せずに任期を全うするよう」強く促していると報じた。安保政策上の空白が生じ、政権の混乱に乗じた外国勢力による攻撃や干渉のリスクが高まることを懸念しているためという。

 ホワイトハウスのマケナニー報道官は7日、記者団の前で声明を読み上げ「秩序ある政権移行に向け取り組む。暴力を排除し、米国として結束する時だ」と述べた。【ワシントン高本耕太】

6345名無しさん:2021/01/08(金) 11:39:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b7a4ed59353535d29bd2ab09df523e9f201237c
トランプ氏「新政権20日発足」 動画投稿、敗北宣言とAP報道
1/8(金) 10:08配信

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は7日、凍結が解除されたツイッターに動画を投稿し「新政権が20日に発足する。今は円滑で切れ目のない政権移行に取り組んでいる」と述べた。AP通信は「バイデン次期大統領への敗北宣言」と報じた。

 6日に連邦議会議事堂を一時占拠した自身の支持者らについては「悪質な攻撃だ。米国の姿を示したものではない」と非難した。ただ扇動したと批判される自身の責任には触れなかった。

 バイデン氏は7日、議会乱入者に関し「抗議者ではなく、反乱者、国内テロリストだ」と非難。トランプ氏に対しては「議会を襲撃するよう暴徒をあおった」と責任を追及した。

6346チバQ:2021/01/08(金) 16:50:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2de866aac3570495388c9278e4344ab9d142a9f
トランプ氏に強まる辞任圧力 チャオ運輸長官ら閣僚や高官が相次ぎ辞任表明 議事堂占拠事件受け
1/8(金) 15:38配信
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トランプ米大統領(川口良介撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領の支持勢力が連邦議会議事堂を占拠した事件を受け、支持者らを扇動したトランプ氏に20日の任期満了を待たずに辞任するよう求める声が強まっている。7日には事件に抗議する政権の閣僚やホワイトハウス高官らの辞任表明が相次ぐなど、トランプ氏は求心力を一気に失いつつある。

 チャオ運輸長官は7日、占拠事件について「深く憂慮しており、見過ごすことはできない」と批判し、11日付で辞任すると発表した。事件を受けてトランプ政権の閣僚が辞任を表明するのは初めて。

 台湾系のチャオ氏は上院共和党トップのマコネル院内総務の夫人でもあり、トランプ氏に近いことで知られてきた。

 チャオ氏に続き、デボス教育長官も7日、「8日付で辞任する」との書簡をトランプ氏に送った。

 ホワイトハウスでは、既に辞任したポッティンジャー大統領副補佐官やグリシャム大統領夫人首席補佐官らに加え、7日には国家安全保障会議(NSC)のタリー上級部長、マルバニー英領北アイルランド担当特使(元大統領首席補佐官代行)らが辞任した。さらに多くの高官が辞任すると見込まれている。

 一方、民主党のペロシ下院議長は7日、ペンス副大統領に対し、米憲法修正25条を適用してトランプ氏を解任するよう要求した。

 修正25条の規定では、副大統領と閣僚の過半数が「大統領は職務遂行不能な状態にある」と判断した場合、大統領を解任して副大統領を大統領代行にすることができる。

 共和党からはキンジンガー下院議員や東部メリーランド州のホーガン知事が25条適用に賛意を示した。

 CNBCテレビによると、ポンペオ国務長官やムニューシン財務長官がそれぞれの省庁の内部で25条適用の可否について非公式に協議したという。

 ペロシ氏はまた、ペンス氏が25条適用に向け行動しない場合、議会はトランプ氏の弾劾訴追手続きに着手すると強調した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は7日の社説で、占拠事件を受けてトランプ氏は「真っ当な政治家」としての生命を絶たれたと指摘し、「もしトランプ氏が2度目の弾劾訴追を回避したいのであれば、最善の方策は自ら責任をとって辞任することだ」と訴えた。

6347チバQ:2021/01/08(金) 16:51:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4606bd9695abca0f6ab739f6d85811c303be4c2d
保守系紙がトランプ氏辞任要求 「憲法上の一線越えた」 米
1/8(金) 15:02配信
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米連邦議会議事堂に押し掛けたトランプ大統領の支持者たち=6日、ワシントン(EPA時事)
 【ニューヨーク時事】米保守系紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は7日、トランプ大統領が「2度目の弾劾を避けたいなら、最善の道は個人的な責任を取り、辞任することだ」と主張する社説を掲載した。

 
 同紙は、支持者を議会に向かうよう扇動するなどしたトランプ氏の行為を「憲法に基づく権力移譲プロセスへの攻撃であるとともに、米国の法律擁護を誓う議会への攻撃でもある」と非難。「トランプ氏がこれまで越えなかった憲法上の一線を越えている。弾劾されるべきだ」と指摘した。

 一方、政権末期での弾劾手続き強行は「消えかけた火に政治的な燃料を注ぐことになる」と慎重な姿勢を示した。「彼が静かに去ることが彼自身を含め全員にとっての最善だ」と求めている。

6348名無しさん:2021/01/08(金) 17:32:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7523320edd533393a5ff3a4a1101f076b604f8a
米議会警察、警官1人の死亡を確認 議事堂暴動の死者5人に
1/8(金) 15:17配信

(CNN) 米議会警察は7日遅く、前日のトランプ氏支持者による連邦議会議事堂の襲撃に対応した警官1人が死亡したと確認した。

死亡したのはブライアン・D・シックニック巡査。任務中に負った傷が原因で同日午後9時半ごろに死亡した。

首都警察の殺人課が調査を進めている。

警察の声明によると、巡査は6日に議事堂の暴徒に対応した際、もみあいになり体をけがした。自分の部署に戻ったあと倒れ、地元の病院に搬送されたが助からなかった。

シックニック氏は2008年7月に議会警察に入り、最近は緊急出動部隊に配属されていた。

議会警察は同氏やその家族や友人に哀悼の意を示した。

シックニック氏は6日の暴動での5人目の死者となる。

6349名無しさん:2021/01/09(土) 11:18:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae07bf2c9e30ac261f0df0ab91a414e5b9821d7
トランプ氏、バイデン氏就任式欠席へ 大統領不在は150年ぶり
1/9(土) 1:08配信

【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は8日、ツイッター(Twitter)への投稿で、ジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領の就任式に出席しない意向を表明した。

 トランプ大統領は「私に質問した皆に知らせる。私は1月20日の就任式に行くつもりはない」と投稿した。出席しない理由は明らかにしていない。大統領就任式は平和的な政権移行を象徴する式典であり、退任する大統領の欠席は1869年以来、約150年ぶりとなる。

 米国では6日、トランプ氏に扇動された支持者らが連邦議会議事堂に乱入する事件が発生。トランプ政権はこれをきっかけに崩壊へと向かい、高官の辞任が相次いだ他、トランプ氏の解任を求める声も上がっている。トランプ氏の就任式欠席表明は、こうした溝を頑なに広げる行為となった。

 バイデン氏は8日、デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)で開いた記者会見で、トランプ氏の欠席は「よいことだ」と言明。「彼は国家の恥となってきた」とし、「彼は米国史上最も無能な大統領の一人だ」と批判した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ed6fb6a7b34f5d0dbd156878cd2a3600f7dd1cc
トランプ氏の核攻撃阻止を軍トップと協議 ペロシ氏が表明
1/9(土) 5:34配信

【AFP=時事】米民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長は8日、「錯乱」した状態にあるドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が残りわずかとなった任期中に核ミサイルを発射する事態を避けるため、米国防総省のマーク・ミリー(Mark Milley)統合参謀本部議長と協議を行ったと明らかにした。

 合衆国憲法で定められている大統領権限の制限について米軍制服組トップと協議を行ったと公に認めるのは異例。トランプ氏の任期終了までの期間をめぐり米政界で緊張が高まっていることを示している。

 ペロシ氏は民主党議員への書簡で、「この錯乱した大統領の状況は危険極まりなく、わが国と民主主義に対する彼の情緒不安定な攻撃から米国民を守るため、われわれはあらゆる手段を講じなければならない」と説明。

 さらに、トランプ氏が辞任せず、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領と閣僚が合衆国憲法修正25条で定められた大統領罷免の手続きを開始しないならば、弾劾手続きを開始する準備があるとも言明した。

 米首都ワシントンでは6日、ジョー・バイデン氏の次期大統領への当選確定を阻止しようとしたトランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂に乱入する事件が発生。警察官1人を含む5人が死亡した。民主・共和両党の議員はこの事件を反乱だと非難。トランプ氏が暴力を扇動したとの批判も高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0822eb06c89a212a64331153cc8cffc24416bf4
ツイッター、トランプ氏アカウント永久停止
1/9(土) 8:42配信

 【ニューヨーク共同】米短文投稿サイトのツイッターは8日、トランプ米大統領のアカウントを永久に停止すると発表した。さらに暴力を扇動するリスクがあるとしている。

6350チバQ:2021/01/10(日) 18:23:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2d56c394b74730208af7dee5fbe34a47829a5b7
「トランプ党」終焉の始まりか 共和党内でも離反の動き
1/10(日) 16:39配信

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朝日新聞デジタル
6日、ワシントンで開かれた集会に到着したトランプ大統領。集会後、支持者たちが連邦議会議事堂に乱入した=AP

 トランプ米大統領の支持者が米連邦議会議事堂へ乱入した事件をきっかけに、共和党内でトランプ氏と距離を置く動きが急速に進んでいる。前代未聞の事件の責任追及が進むなか、公然とトランプ氏を批判する共和党議員が出ており、「トランプ党」の終焉(しゅうえん)が始まったという見方もある。(ワシントン=園田耕司)


 「大統領が、弾劾(だんがい)に相当する罪を犯したと思う」

 共和党のトゥーミー上院議員は9日、FOXニュースでこう述べた。民主党が、トランプ氏の弾劾訴追に向けて進むなか、共和党からも賛同が出た形だ。

 共和党の多くの議員にとってはこの4年間、トランプ氏を批判することがタブーだった。支持者からのカリスマ的な人気があり、自らに反発する人には容赦ない攻撃を加えるためだ。共和党上院トップのマコネル院内総務らは、トランプ氏の行動を常に擁護。昨年の共和党全国大会では、1856年以来、4年ごとに策定してきた政策綱領を策定せず、「(共和党は)現在も今後も大統領の『米国第一』の公約を積極的に支持する」という決議を採択したほどだ。

 しかし、トランプ氏の大統領選敗北で、潮目が変わった。昨年12月に選挙人の投票が終わると、マコネル氏もバイデン次期大統領の勝利を認めた。トランプ氏は最後の望みとして、投票結果を確認する6日の上下両院合同会議で進行役を務めるペンス副大統領が結果を覆すように圧力をかけたが、これまで忠実だったペンス氏は「その権限はない」と要求を拒否した。

 とどめは、合同会議中に起きた議事堂乱入事件だった。150人以上の共和党議員が選挙結果について異議申し立てをする予定だったが、トランプ氏からあおられて議事堂を占拠した支持者たちは、米国の民主主義の象徴である建物を冒瀆(ぼうとく)し、議員たちを危険にさらした。会議の再開後、壇上に立った共和党議員は次々と事件を非難し、異議申し立ての熱気は急速にしぼんだ。

 ジョージア州の上院選決選投票で、トランプ氏の人気にあやかろうと熱烈に支持していたレフラー上院議員は「再考せざるを得ない。自分の良心に従い、投票結果に反論することはできない」と異議申し立てを取りやめた。トランプ氏のゴルフ仲間で盟友のグラム上院議員も「私を仲間に入れてくれるな。もうたくさんだ」と突き放した。

 トランプ氏に強く同調し、異議申し立てをしたクルーズ上院議員は事件から一夜明けた7日、地元メディアの取材にこう答えた。

 「トランプ氏の発言や言葉遣いはしばしば一線を越える。特に昨日は一線を越えた。私はそれに賛同しないし、この4年間、トランプ氏の発言に賛同したこともない」

朝日新聞社

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6351とはずがたり:2021/01/11(月) 11:44:00

凄い梯子の外され様(;´Д`)

トランプ派男性に殺害予告 議会乱入で「極左」と決め付けられ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010900558&g=int
2021年01月09日23時25分

 【ワシントンAFP時事】6日の米連邦議会乱入に参加したトランプ大統領支持者の男性が、敵対する極左組織「アンティファ」メンバーと決め付けられ、殺害予告を多数受け取っている。「5分ごとに殺害予告が来る。我慢できない」と8日に窮状を語った。
 発端は自身が当日撮影し「(乱入に)成功した」と発言した動画。フェイスブック上でトランプ氏支持者ではなくアンティファが関与したと主張する人々に触れ、男性は「われわれがやった」と説明した。すると、アンティファの自供と見なされ、親トランプ派弁護士がこれをソーシャルメディアで拡散した。

6352とはずがたり:2021/01/11(月) 18:13:20

>だが大統領が自らを恩赦した例は過去になく、法律専門家の間でも有効性の見解は分かれている。トランプ氏は2018年、ロシア疑惑の特別検察官による捜査の際に「私には自分自身を恩赦する完全な権利がある」と主張した経緯がある。

トランプ氏「自身に恩赦」検討か 退任後の訴追回避目的 残り2週間、権限行使も
毎日新聞2021年1月8日 18時01分(最終更新 1月8日 18時02分)
https://mainichi.jp/articles/20210108/k00/00m/030/189000c

 トランプ米大統領の支持者が連邦議会議事堂に乱入した6日の事件で、20日に退任するトランプ氏の動向に注目が集まっている。残りの在任期間中に強大な大統領権限を有効活用するとの見方もあり、退任後の訴追を回避するために自身の恩赦に踏み切るとの観測も広がっている。

 「今は癒やしと和解を必要とする時だ」。トランプ氏は7日夜、ツイッターに投稿した演説動画で、バイデン次期大統領への円滑な政権移行を約束した。昨年11月の大統領選後、開票結果を受け入れずに「投票で不正があった」などと根拠の乏しい発言を繰り返し、対立をあおり続けたトランプ氏。動画では「即座に州兵を展開し、侵入者を追い払った」などと述べ、自らが乱入事件に対応したことを強調した。

 トランプ氏は大統領選後、ほとんど公務を入れず、訴訟を連発するなど選挙結果を覆すことに専念してきた。敗北を受け入れ、バイデン氏への政権移行を認めた今、浮上しているのが退任後の予防的な訴追対策だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズは7日、関係者2人の話として、トランプ氏が側近らに対し20日までに自分自身の恩赦をすることを提案していると報じた。退任後に法執行機関によって標的にされることを懸念しており、実際に恩赦を実施した場合の法的、政治的な影響について相談しているという。

 だが大統領が自らを恩赦した例は過去になく、法律専門家の間でも有効性の見解は分かれている。トランプ氏は2018年、ロシア疑惑の特別検察官による捜査の際に「私には自分自身を恩赦する完全な権利がある」と主張した経緯がある。

 トランプ氏は大統領選以降、ロシア疑惑で虚偽の供述をした罪などに問われたフリン元大統領補佐官ら40人以上の恩赦・減刑を実施している。退任前の大統領による恩赦は慣例とされるが、トランプ氏の恩赦は司法省の推薦リストに基づくものではない。タイムズ紙は米ハーバード大教授の集計として、トランプ氏のこれまでの恩赦・減刑計94件のうち、約9割がトランプ氏との個人的なつながりがあると指摘している。

 米国の歴代大統領では、1974年にウォーターゲート事件で辞任したニクソン氏に恩赦が与えられたケースがある。ただ、この時は後任のフォード氏が恩赦を決めており、大統領が自身にその権限を行使した例はない。【ワシントン鈴木一生】

6353チバQ:2021/01/11(月) 20:34:48
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020122001001196.html
次期駐日米大使の人事、白紙に 空席期間は戦後最長
2020/12/20 15:14共同通信

次期駐日米大使の人事、白紙に 空席期間は戦後最長

トランプ米大統領、バイデン次期米大統領、ワインスタイン氏(いずれもゲッティ=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領が指名した次期駐日大使の人事が、大統領選の敗北で白紙になる公算が大きくなっている。関心はバイデン次期大統領が来年1月の着任後に誰を指名するかに移りつつあるが、着任時期は見通せない。戦後最長となっている駐日大使の空席期間がさらに長期化する可能性がある。

 トランプ氏は今年3月、保守系シンクタンクのハドソン研究所所長、ワインスタイン氏(59)を指名したが、米上院での審議が遅滞。9月に上院外交委員会が人事を承認したが、米上院での採決の予定は入らないままだ。駐日大使はハガティ前大使が昨年7月に離任後、1年半近く空席が続いている。

https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-129449.html
“トランプ騒動”で人事白紙も 幻の駐日大使
2021/01/11 12:04FNNプライムオンライン



「トランプ下ろし」の声が高まるアメリカ。

トランプ大統領に振り回された格好となった1人に、人事が白紙になった“幻の駐日大使”がいる。

FNNの取材に、いまの心境を語った。

ワインスタイン氏「よろしくお願いします。本当に残念です。大好きな日本の大使になるのが夢でした」

2020年、トランプ大統領から駐日大使に指名されたワインスタイン氏。

議会での承認が遅れ、結局、大統領選でバイデン氏が勝利したことで、人事は白紙になった。

ワインスタイン氏「日本語の勉強も始めていました。公務員ではなく、まだ大使に承認されていなかったので、自費で50レッスンほど受けました」

大の日本ファンで、何度も来日しているワインスタインさん一家は、東京に赴任したあとの生活を夢見ていた。

妻・エイミーさん「今週こそ出発だと言われるたびに大慌てで準備するけど、何度も延期になった。家族みんなで東京に行きたかったです」

愛犬のシュミッツを、大使館の広報担当に任命することまで決めていたというワイスタイン氏。

大使就任は幻と消えたが、日米の懸け橋となる活動を続けたいとしている。

6354チバQ:2021/01/12(火) 10:10:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae2b87ce672eaf196cc6c54aead780d67e3d05ab
米企業、共和党議員への献金を凍結 議会襲撃受け見直し相次ぐ
1/12(火) 8:42配信

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領の支持者らによる議会襲撃を受け、米大手企業で政治献金を見直す動きが相次いでいる。米総合化学大手ダウ・ケミカルが11日、大統領選の結果確定に反対した共和党議員への献金を凍結すると表明。同党議員への圧力が高まっている。

 議会が襲撃された6日、大統領選挙人を集計する結果確定の手続きを実施。選挙不正を訴えたトランプ氏に呼応した上下両院150人弱が採決で反対した。

 米メディアによるとダウは反対した議員の在任期間中、政治団体を通じた献金を取りやめると表明。声明で「民主主義や平和的な政権移行にコミットする」との同社の立場を強調した。

 ダウのほかに通信大手AT&T、クレジットカード大手アメリカン・エキスプレスやマスターカード、家電量販ベストバイなどが、反対した議員への献金を見直すとしている。

 ただ、ダウなど少数を除けば一時的な見合わせにとどまる可能性もある。自動車大手フォード・モーターやIT大手マイクロソフトは、共和党と民主党の双方への献金をいったん停止。襲撃事件の大きな衝撃を受け、企業が献金方針の再検討を迫られている。

6355チバQ:2021/01/12(火) 10:38:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ae229207f7d69e47b3439ad6ef3a2d3d1ec1fe4
米首都に州兵1.5万人派遣 大統領就任式控え、警備強化
1/12(火) 7:27配信
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 【ワシントン時事】米国防総省高官は11日、バイデン次期大統領就任式の警備に向け、首都ワシントンに州兵最大1万5000人を派遣すると発表した。

 米メディアが報じた。トランプ大統領支持者による議会乱入後、さらに暴動が計画されているとの情報もあり、警備態勢を強化する。

 国防総省によると、ワシントンでは現在、6州から派遣された州兵約6000人が警備に当たっている。17日ごろまでに1万人、さらに必要なら1万5000人に増員される。いずれも自衛目的で武器を携帯する。

 米メディアによれば、オバマ前大統領の就任式には約9000人、トランプ氏の時には約7000人が動員された。

 右派のインターネット交流サイト(SNS)では、就任式当日やその直前に再び議会を襲撃すると予告するような投稿が相次いでいる。国立公園局は11日、「確かな脅威」があるとして、24日まで首都中心部の観光名所「ワシントン記念塔」を閉鎖すると決めた。

6356名無しさん:2021/01/12(火) 14:53:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8836a1a4460e85907c6cd98547a38b3a802a5c5
全米50州と首都の議事堂で「武装デモ」の計画 FBI内部文書
1/12(火) 10:32配信

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)が、20日に予定されるバイデン次期大統領の就任式までに全米50州と首都ワシントンで「武装デモ」が計画されているとの情報を受け取っていることが分かった。FBIの内部文書をCNNが入手した。

ワシントンでは先週、トランプ大統領の支持者らが連邦議会議事堂に乱入する事件が発生した。FBIの内部文書については米ABCニュースが最初に内容を報じた。

それによると、武装デモは全50州の州議会議事堂で16日から少なくとも就任式当日の20日までに、ワシントンの議事堂でも17日から当日までの間に再び予定されている。

文書では、トランプ氏が20日までに罷免(ひめん)された場合に「暴動」が起きる可能性も指摘された。FBIが今月8日に得た情報によると、ある特定の集団が、トランプ氏罷免となったら各地の裁判所や行政機関に乱入しようと呼び掛けている。この集団はさらに、20日には各州が認定した大統領選の結果にかかわらず、ワシントンと全州で政府機関への乱入を企てているという。

同文書によれば、FBIはバイデン氏を就任式前に襲うとする複数の脅威についても調べている。ハリス次期副大統領やペロシ下院議長への襲撃計画を示唆する情報もあるという。

当局は先週の乱入事件を受け、ワシントン市内などの警備体制を強化する構えだ。ワシントンのバウザー市長は11日の記者会見で国民に対し、就任式にはオンラインで参加してほしいと呼び掛けた。そのうえで「トランプ主義」は20日に消えるわけではないと指摘し、連邦当局にワシントンを対象とした緊急事態の事前宣言を要請した。

6357チバQ:2021/01/12(火) 18:09:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/220af664a3efae9e180e46d88b555665ff0a7094
米、党派対立激化の恐れ トランプ氏弾劾 バイデン次期政権運営に影響も 
1/12(火) 16:44配信
 【ワシントン=黒瀬悦成】米下院民主党は11日、共和党のトランプ大統領が支持者を扇動して連邦議会議事堂の襲撃・占拠事件を引き起こしたとして弾劾訴追に乗り出した。下院では一部の共和党議員が賛意を示す一方、党内部では2年後の中間選挙をにらみ、トランプ氏の支持勢力をつなぎ止める思惑から弾劾に慎重論も根強い。弾劾を機に党派対立が一層深まれば、バイデン次期大統領の政権運営にも悪影響を及ぼすのは必至で、バイデン氏は難しい判断を迫られている。

【写真】連邦議会議事堂内に侵入したトランプ大統領の支持者ら

 民主党は、弾劾訴追決議案(起訴状に相当)を13日にも可決させるのに先立ち、ペンス副大統領に憲法25条に基づいてトランプ氏を解任するよう求めている。だが、ペンス氏は11日現在、解任に応じる態度を示していない。

 民主党は、国内勢力が連邦議事堂を襲撃するという米憲政史上前代未聞の事態を招いた責任はトランプ氏にあるとして、徹底追及する構えを強めている。民主党には、議会に対するさらなる「反乱行為」を抑止するとともに、トランプ氏の政治生命を絶つ思惑があるとみられている。

 共和党でも、大統領選の敗北を認めず、「選挙に不正があった」と具体的根拠のない主張を展開して支持勢力を煽(あお)り、議事堂襲撃に道を開いたトランプ氏および「トランプイズム」と決別するべきだとの意見は少なくない。

 下院共和党では、キンジンガー議員らが弾劾訴追に賛成の意向を表明済みだ。ただ、下院共和党トップのマッカーシー院内総務は弾劾訴追に反対の意向を表明したほか、共和党議員の中には「弾劾に踏み切れば党派間の緊張が高まり、再び暴力行為の標的となる」と懸念する声も強い。

 2022年の中間選挙でトランプ氏の支持勢力が、弾劾訴追に賛成した議員に対抗馬を立てて追い落としを図ることも考え得る。

 一方、バイデン氏としては、民主党があくまで弾劾訴追を目指した場合、バイデン氏が重視する新型コロナウイルス対策や気候変動対策、景気浮揚などの政策遂行に必要な超党派の協力が見込めなくなる。

 ただ、バイデン氏がトランプ氏に融和的な態度を取れば、民主党の若手急進左派の議員などから突き上げを受けるのは必至で、党内の結束にこれまで以上にほころびが出かねない。

 トランプ氏が逆襲を図る可能性も指摘されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏は7日に発表した事実上の「敗北宣言」とされる動画で、議事堂襲撃を「憎むべき攻撃だ」と非難したことを後悔しているとされる。

 トランプ氏は12日、南部テキサス州サンアントニオで演説する予定で、支持者に改めて決起を呼びかける恐れもある。

6358チバQ:2021/01/12(火) 18:10:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/795ec0365d48fb38a0d646e1dc24146320406f02
ウルフ米国土安保長官代行が辞任、議会襲撃後、閣僚3人目
1/12(火) 12:13配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】ウルフ米国土安全保障長官代行は11日、「同日をもって辞任する」と発表した。

 トランプ大統領の扇動で支持者らが6日に首都ワシントンの連邦議会議事堂を襲撃して以降、トランプ政権の閣僚級が辞任するのは、チャオ運輸長官(11日付で辞任)、デボス教育長官(8日付で辞任)に続き3人目となる。

 ウルフ氏は、議事堂襲撃事件について「悲劇的だ。胸が悪くなる」などと非難し、トランプ氏との関係が悪化していたとされる。

 トランプ氏は昨年8月にウルフ氏を同省長官に指名したが、上院の承認を待たずに今月7日に指名を取り消した。

6359チバQ:2021/01/12(火) 18:10:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dded39dea0c0b28286df70719baed74bf570f36
米国土安保長官代行が辞任 トランプ大統領が「昇格」撤回
1/12(火) 9:03配信
 【ワシントン時事】複数の米メディアによると、ウルフ国土安全保障長官代行は11日、辞任を表明した。

 トランプ大統領支持者による連邦議会議事堂の一時占拠後、これまでにチャオ運輸長官、ポッティンジャー大統領副補佐官(国家安保担当)ら政府高官の辞任が相次いでいる。

 USAトゥデー紙(電子版)が入手した国土安保省職員向けのメッセージで、ウルフ氏は11日深夜をもって辞任し、連邦緊急事態管理庁(FEMA)のゲイナー長官が後任を務めると説明。辞任理由として「私の長官代行としての権限をめぐる裁判所の判決や、最近の出来事」を挙げたが、議会乱入事件には直接言及しなかった。

 トランプ氏は昨年8月、ウルフ氏を正式な長官に指名すると発表。ところが、ウルフ氏が議会乱入事件を受けた声明で「許し難いことであり、大統領をはじめ全公職者が暴力を強く非難するよう求める」と表明後、トランプ氏がこの人事を撤回した。ロイター通信によると、ホワイトハウスの報道担当官は、ウルフ氏の声明と指名方針撤回は「無関係だ」と説明していた。

 国土安保次官代行だったウルフ氏は、ニールセン前国土安保長官が2019年4月に辞任し、マカリーナン長官代行も同年10月に辞任したのを受けて長官代行に就任。昨年の人種差別抗議デモに伴う暴動対応などを取り仕切ってきた。

6360チバQ:2021/01/12(火) 19:29:45
https://mainichi.jp/articles/20210109/k00/00m/030/216000c?inb=ys
株価最高値に沸く街の食料配布に長蛇の列 タワマンの足元走る料理宅配 無視できぬ格差
会員限定有料記事 毎日新聞2021年1月9日 19時09分(最終更新 1月9日 20時41分)
 米東部ニューヨーク市クイーンズ地区。2020年12月22日朝、気温3度で冷たい風が吹く中、無料で食料を配る「フードバンク」が開かれるキリスト教会の前には、新型コロナウイルス感染拡大で職を失うなどした人たちの長い列ができていた。その先の角を曲がっても、次の角を曲がっても、手押し車や大きな袋を抱えた人の列が続く。2時間以上待っている人もいる。そこには、これまで食事に困ることのない生活を送っていた「中間層」の姿もあった。
 午前10時、教会の支援団体「ボイシーズ・オブ・ハガー」のボランティアが黄色の袋に詰め込んだ食料を配り始めると、並んでいた人々は安堵(あんど)の表情を浮かべた。鶏肉や野菜、リンゴ、パスタや米、トマトソース。3人家族が3日間ほど暮らせる量だという。
「失業保険も切れる。もうプライドは捨てるしかない」
 その列の中に、マンハッタンにある大手金融機関の社員用レストランでシェフをしていたウィリアム・デベレスさん(58)がいた。新型コロナウイルスの感染拡大で社員が在宅勤務になったためレストランが閉鎖し、失業した。約7万ドル(約730万円)あった年収はゼロになった。今は、失業保険とフードバンクの食料が家族4人の生活を支える生命線だ。
 「自分は中間層だと思っていた。だが、今はちょっとした支払いも遅れる日々だ」。20件以上の求人募集に応募したが、新たな働き口は見つかっていない。「まもなく失業保険も切れる。もうプライドは捨てるしかない」
 このフードバンクでは新型コロナの感染拡大前、週1回の食料配布に並ぶのは100人程度だった。だが、感染が深刻化した20年春以降は人が増え、一時は600人程度が並ぶこともあった。担当者のソーニャ・ハービーさんは「もともとは貧困層の食事を補完するものだったが、失業者が増え、それどころではなくなっている。複数のフードバンクを渡り歩く人もいる」と話す。
 ニューヨーク市内にはフードバンクが1000カ所以上あるが、同じような光景があちこちで見られるようになった。…

6361とはずがたり:2021/01/13(水) 17:16:58
米経済界、議会乱入に非難相次ぐ 「トランプ氏の罷免を」―SNSはアカウント凍結
2021年01月07日17時08分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010700968

 【ニューヨーク、シリコンバレー時事】トランプ大統領支持者による米議会乱入事件を受け、米経済界からは6日、トランプ氏や事件への非難が相次いだ。全米製造業者協会(NAM)は「退任する大統領が権力を維持しようと暴力をあおった」と厳しく批判し、トランプ氏の罷免を検討するよう要請した。米インターネット交流サイト(SNS)のツイッターやフェイスブックは、アカウント凍結などでトランプ氏が投稿できないようにする異例の措置に踏み切った。
トランプ米大統領のアカウント凍結 ツイッターとフェイスブック

 NAMは、全米の大企業や中小企業が加盟する有力団体。ティモンズ会長は声明で「(議会乱入は)反乱であり、そう扱われるべきだ」と糾弾。大統領が職務を果たせない場合の手続きを定めた憲法修正25条を用いて罷免を真剣に検討するよう求めた。
 米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は「選挙で選ばれた指導者は、暴力を終わらせるよう呼び掛け、平和的な権力の移行を支援する責任がある」と訴えた。
 ツイッターは、支持者に共感を表明したトランプ氏の動画を削除するとともに、アカウントを凍結。フェイスブックも「緊急事態」(幹部)として同氏の投稿を24時間停止した。

米安保副補佐官が辞任 トランプ氏支持者議会突入で
2021年01月07日16時52分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010700947

 【ワシントン時事】米CNNテレビなどは7日、トランプ大統領の支持者が連邦議会議事堂に突入したことを受け、対中政策を主導するポッティンジャー大統領副補佐官(国家安全保障担当)が辞任したと報じた。オブライエン補佐官(国家安保担当)も辞任を検討しているという。トランプ氏が6日の演説で、集まった支持者に議会へ行くよう促したことへの反発が政権内に広がっている。
トランプ氏支持者が議会乱入 死者4人に、大統領選手続き妨害―米首都に外出禁止令

 ポッティンジャー氏は2017年1月のトランプ政権発足直後に国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長に就任した。18年6月の米朝首脳会談実現に尽力。19年に副補佐官に昇格した。
 オブライエン氏はツイッターで、過去に上院議員の下でインターンをした経験を挙げた上で、議会への侵入は「完全な面汚しだ」と批判。トランプ氏の意向に反し、大統領選の公式集計を拒否する権限はないと主張したペンス副大統領を「勇気を示した」と称賛した。
 また、マシューズ大統領副報道官とメラニア・トランプ大統領夫人のグリシャム首席補佐官が6日、辞任を表明した。他にリデル次席補佐官も辞任を検討しているという。

6362チバQ:2021/01/13(水) 23:35:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP1F2C8NP1DUHBI031.html
トランプ大統領「魔女狩りの続きだ」 弾劾決議案に反発
2021/01/13 07:11朝日新聞

トランプ大統領「魔女狩りの続きだ」 弾劾決議案に反発

12日午前、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で大統領専用機に搭乗する前、記者団とやりとりするトランプ米大統領=AP

(朝日新聞)

 トランプ米大統領が米連邦議会議事堂襲撃事件を扇動したとして弾劾(だんがい)訴追決議案が提出されたことをめぐり、トランプ氏は12日午前、記者団に対し、「歴史上最も大がかりな魔女狩りの続きだ」と強く反発し、「この弾劾はすさまじい怒りを引き起こし、我が国にとってすさまじい危険をもたらすだろう」と語った。

 決議案では、議事堂襲撃事件の前にトランプ氏が自身の支持者に集会で「死にものぐるいで戦わなければ、この国はこれ以上もたない」などと発言したことを重視。「米国政府と、その政府機関の安全を脅かした」として、トランプ氏を「反乱の扇動」で訴追することを求めている。しかし、トランプ氏は12日、自身の演説内容を「完全に適切だった」と正当化した。

 米連邦捜査局(FBI)の内部文書によれば、20日のバイデン次期大統領の就任式までの期間に、首都ワシントンや全50州の州都で武装集団が抗議活動を計画しているという。警備のためにワシントンに州兵1万人以上が派遣される予定で、ワシントン記念塔などが閉鎖になっている。

 一方、トランプ氏は、襲撃事件をきっかけに自身のツイッターが永久停止になるなどソーシャルメディア企業が過激な投稿を規制し始めたことについて、「彼らは破壊的な間違いをしている。彼らは分断を深めている」などと批判した。(ワシントン=園田耕司)

6363チバQ:2021/01/13(水) 23:36:25
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3325951.html
ペンス副大統領、修正25条発動でのトランプ氏免職を拒否
2021/01/13 11:06AFPBB News

ペンス副大統領、修正25条発動でのトランプ氏免職を拒否

米フロリダ州で遊説するマイク・ペンス副大統領(2020年10月10日撮影)。(c) Zak BENNETT / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のマイク・ペンス副大統領は12日、合衆国憲法修正25条の発動によるドナルド・トランプ大統領の免職を支持しないと下院指導部に伝えた。

 ペンス氏はナンシー・ペロシ下院議長に宛てた書簡で、「トランプ大統領の任期が残り8日となった今、貴殿と民主党幹部会は、内閣と私に修正25条の発動を要求している」と確認した上で、「私はそのような行動がわが国の最善の利益にかなうとも、わが国の憲法に即しているとも思わない」と伝えた。

 修正25条が発動されれば、トランプ氏は任期終了を待たずに免職され、残りの任期は副大統領のペンス氏が大統領代行となる。

 米議会は数時間後に、ペンス氏に修正25条を発動を求める決議案の採決を行うことになっている。しかし、ペンス氏の通達を受けて、その後にトランプ氏の弾劾訴追決議案の審議に移る見通しとなった。 【翻訳編集】AFPBB News

6364名無しさん:2021/01/14(木) 01:51:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/61d9bdad0960428c211e1a75c62e3d5c8741613e
議事堂乱入前に打ちのめされたトランプ氏 “レッドステート”が示した民意とは
1/13(水) 11:00配信

 「新政権が1月20日に発足する。私の関心はスムーズで秩序ある政権移行に移っている」
 去年11月の大統領選挙から2か月以上、選挙の不正を主張し、一貫して敗北を否定してきたアメリカのトランプ大統領。それが一転、1月7日、ツイッターに投稿したビデオで、間接的だがバイデン氏の勝利を認めた。

 「ようやく、終わった!」
 このビデオを見て、思わずこうつぶやいたのは私だけではないだろう。2017年のトランプ氏の就任直後から去年11月の大統領選挙までアメリカで特派員として取材し、私もトランプ氏の言動に翻弄され続けてきた一人だ。

 ただこの4年間、大統領選挙に勝つために執念を燃やしてきたトランプ氏にとっては、絶対に認めたくない苦渋の選択だったに違いない。この前日、ワシントンの連邦議会議事堂に暴徒化したトランプ氏の支持者らが乱入。その行動を煽ったと批判され、追い込まれての“敗北宣言”だった。

 しかし、世界をあぜんとさせたこの「乱入」事件の直前、すでにトランプ氏は大きな敗北に打ちのめされていた。5日に南部ジョージア州で行われた連邦上院選の決選投票である。2議席をめぐって共和党と民主党が争ったが、民主党がダブルで勝利。この選挙、異例づくしだった。

命運分けた異例の選挙
 アメリカの上院は100人。人口比に関わらず、各州から2人ずつ選出されている。通常2年ごとに3分の1が改選されるため、同じ州で2議席同時に上院ポストが争われること自体が異例だが、今回は引退による補選と重なった。さらに11月の大統領選挙と同時に行われた選挙でどの候補も過半数を獲得できなかったため、そろって決選投票に持ち込まれることになった。

 この時点でジョージア州を除いた上院の獲得議席は共和党50、民主党48。アメリカの上院は、与野党同数となった場合、議長である副大統領が決定票を握るため、このいわば地方選挙がバイデン政権の命運を握ることになった。一方で、次期2024年の再出馬に意欲を燃やすとされるトランプ氏にとっても負けられない戦いだ。バイデン氏、トランプ氏、両者とも投票日前日にもジョージア入りし、激しい戦いを繰り広げた。

 しかし、民主党にとっては高いハードルだった。ジョージア州は、去年の大統領選挙では民主党が28年ぶりに制したが、もともとは「レッドステート」といわれ、赤をシンボルカラーとする共和党の支持が根強い州だ。加えて、2議席とも共和党の現職に民主党の新人が挑むという構図で、当初、共和党がダブルで勝利するという見立てが有力だった。

 それがふたを開けると、まず黒人牧師の民主党のラファエル・ウォーノック氏が、「連邦議員で最も金持ちの一人」とされる共和党のケリー・ロフラー氏を下し、勝利を確実にした。続いて、「元ドキュメンタリー映画制作者」で33歳のジョン・オソフ氏も、超接戦の末、共和党の現職でこちらも富豪のデービッド・パーデュー氏を制した。オソフ氏は11月の選挙では、パーデュー氏に8万8000票リードされていたが、決選投票では5万票、わずか1ポイント差での逆転勝利だった。

6365名無しさん:2021/01/14(木) 01:56:29
>>6364

予想を覆した要因は・・・
 民主党勝利の要因で指摘されているのが、「若者」にターゲットを絞った戦略だ。地元紙によると、2020年の大統領選挙では、18歳から29歳の52〜55%が投票し、2016年の42〜44%から飛躍的に投票率が伸びている。激戦州の中でも特にジョージア州の若者の投票率の向上が顕著だった。

 決選投票に向けて民主党は、オンラインゲームを選挙運動に活用するなど、若者票の掘り起こしを続けた。また、大統領選挙でもかつてない規模に広がった期日前投票も追い風となった。決選投票でも有権者の4割に上り、過去には投票に行かなかった黒人などのマイノリティーの投票率が伸びたことも大きいとされている。

 ただ、最大の要因は、トランプ氏自らの失点、「オウンゴール」だという見方が大勢だ。決選投票3日前の1月2日、ワシントン・ポストのスクープにより、トランプ氏がジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官に対し、同州の選挙結果を覆すために必要な票を「見つける」よう要求していたことが発覚した。しかも翌日には、圧力をかけたトランプ氏の肉声まで公開され、これで多くの共和党員が「引いた」とされている。

 ジョージア州の選管幹部で共和党員のガブリエル・スターリング氏は投票日の5日、CNNに出演し、「もし共和党が敗北するとしたら、責めを負うべきはトランプ氏の言動だ」と断言した。アンカーから「トランプ氏に言いたいことは?」と問われ、「あなたはすでにジョージア州で敗北した。システムは機能し、票は正しく集計されるジョージア州民の高潔さを台無しにしてはならない」と、無念さをにじませながら訴えた。

驚きの出口調査
 この決選投票で、次の大統領選挙に向けて共和党内に影響力を残せるかどうかが問われていたトランプ氏。投票日翌日には、連邦議会でバイデン氏の勝利を確定する最終手続きも迫っていた。まさかの敗北で打ちのめされ、八方ふさがりとなり、最後の抵抗手段として、唯一の寄りどころである熱狂的支持者らに議事堂に向かうよう呼び掛けたのではないか。

 ところが、トランプ氏の主張は、共和党員を中心にいまだ驚くほど浸透している。
 CNNによると、ジョージア州での上院決選投票の出口調査では、「2020年の大統領選挙は公正に行われたのか?」という問いに、「YES」と答えた人は56%。「NO」は41%だった。共和党員で見ると76%が「NO」、つまり「大統領選挙は公正ではなかった」と答えている。トランプ氏を見限った「レッドステート」ですら、いまだ「選挙は不正」というトランプ氏の言い分を信じている人がこれほどいることに衝撃を覚える。

6366名無しさん:2021/01/14(木) 01:56:59
>>6365

アメリカは世界のリスクファクター
 過去40年で、民主党が大統領・上院・下院をおさえる「トリプルブルー」を達成したのは2期しかない。クリントン政権1期目と、オバマ政権1期目のそれぞれ前半2年間のみだ。特に上院は、閣僚や連邦最高裁判事などの人事承認や、連邦政府予算の決定権をもつため、民主党にとって決選投票で2議席を制した意義は非常に大きい。

 ただ上院では、1人でも欠員あるいは造反が出れば決議は通らない。バイデン次期大統領は薄氷を踏むような政権運営を迫られる。

 課題は山積みだ。トランプ政権でかつてないほど広がった分断の修復は容易ではない。民主党内部でも左派と中道派の溝は深く、医療改革や増税など、特に財政が関わる政策でのコンセンサス作りも困難が予想される。外交でも、トランプ政権が破壊した対中関係の方向性はまだ見えていない。そして最大のリスクは、なんといっても78歳というバイデン氏の年齢だ。激務の大統領職を4年間こなすことができるのか。

 トランプ政権からバイデン政権に代わっても、アメリカが世界の不安要因(リスクファクター)であり続けるという状況は当面続きそうだ。

ANN前アメリカ総局長 新谷時子

6367チバQ:2021/01/14(木) 16:00:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/97128e866052bbdf3be6adc5d54637f7558435f0

バイデン氏、アジア政策統括ポストにキャンベル氏起用へ
1/14(木) 10:51配信




キャンベル元国務次官補=2019年3月、北京、ロイター
 バイデン次期米大統領は、次期政権でアジア政策を統括する新たなポストをホワイトハウスに設け、キャンベル元国務次官補を起用する方針を決めた。キャンベル氏が会長を務めるコンサルティング会社が13日、明らかにした。

 キャンベル氏のポストは、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)に新設される「インド太平洋調整官」で、バイデン政権のアジア政策全体を統括する。特に、様々な分野にまたがる対中政策を統合して進めることを重視するという。

 キャンベル氏はオバマ政権で東アジア・太平洋担当の国務次官補を務め、アジアを重視する「リバランス(再均衡)」政策を主導。クリントン政権時代には国防次官補代理として米軍普天間飛行場の返還合意や日米安保再定義に関わった。

 キャンベル氏は国務次官補退任後、米国の対中関与政策は成果を挙げなかったとの認識を示しており、次期バイデン政権はオバマ政権時代よりも厳しい対中認識の下で、アジア政策を遂行する可能性がある。

6368チバQ:2021/01/14(木) 16:00:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e54e0f42a520e0cf0b1103eb963322d342d231cc

トランプ米大統領を弾劾訴追 「反乱扇動」を追及、与党10人賛成 史上初の2度目
1/14(木) 7:01配信
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13日、米ワシントンで、トランプ大統領の弾劾訴追決議案の採決を行う下院(AFP時事)
 【ワシントン時事】米下院は13日午後(日本時間14日午前)、支持者による議会襲撃で「反乱を扇動」したとして、野党民主党などの賛成多数でトランプ大統領を弾劾訴追した。

【写真】米連邦議会議事堂内の一室で、バリケードを築いて暴徒の乱入を防ぐ職員たち

 1週間後の退任を控え、米民主主義の根幹を揺るがした騒動の責任を大統領が問われる異例の事態となった。

 トランプ氏の弾劾訴追は2019年12月の「ウクライナ疑惑」以来で、任期中2度目は米史上初めて。

 トランプ氏は採決後、ホワイトハウスを通じて動画を投稿し、6日に起きた議会襲撃について「関与した者は法の裁きにかけられるべきだ」と非難。支持者に対し「緊張を和らげるよう求める」と融和を呼び掛けた。一方、弾劾訴追には言及しなかった。

 下院の弾劾採決は賛成232に対し反対197。民主党全員に加え、与党共和党から10人の議員が賛成に回った。共和党内では「トランプ離れ」が急速に広がりつつある。

 警官1人を含む5人が死亡した議会襲撃事件をめぐって、弾劾決議は、トランプ氏が直前の演説で「死に物狂いで闘わない限り、国がなくなってしまう」などと訴え、支持者をたきつけたと指摘。これにより「米統治機構への暴力を扇動した」として、罷免や公職資格剥奪を求めた。

6369チバQ:2021/01/14(木) 16:33:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/d26185ca99615aac0f584da6951f66f11936e212
160年前のアメリカ「大統領選」決着後に起きた南北の亀裂
1/14(木) 16:01配信
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過去には大統領選後に南北分断にまで発展した歴史があります(写真:maystra/PIXTA)
1月20日の大統領就任を控える中、混沌とするアメリカ情勢。そのアメリカの歴史をひもといてみると、過去にも大統領選挙の決着がついてから混乱が生じ、ついには南北分断にまで発展した事例があります。なぜ争いは生じ、またそれはいかなる展開を見せたのでしょうか? 『宗教問題』で編集長を務める小川寛大氏が上梓した『南北戦争――アメリカを2つに裂いた内戦』を一部抜粋・再構成してご紹介します。

 1860年11月6日に行われた大統領選挙で、民主党は共和党に敗れた。共和党の政治家として初めて大統領の椅子を手に入れた男の名を、エイブラハム・リンカーンという。
 内戦時代のアメリカを見事に取り仕切り、終戦直後の劇的な死とともにアメリカ政治史上の伝説となる彼だが、実はこの段階では、さまざまな運に助けられて当選した、実力未知数の人物だと多くの国民からは思われていた。それくらい、民主党の敗北には自滅のにおいが付きまとった。

■全国に基盤を有していた民主党

 民主党は共和党と異なり、全国に基盤を有していた政党だった。当時の民主党の顔役で、リンカーンのライバル的な存在だった合衆国上院議員スティーブン・ダグラスは、彼なりの使命感で、奴隷制をめぐる激しい議論に揺れる祖国と自党を救おうと奔走していた。
 しかし多くの人、特に南部民主党の関係者は、彼の言動から中途半端な日和見主義しか感じ取れず、ダグラスはさまざまな方面から裏切り者扱いされていく。

 特にダグラスの失点となったのは、1854年に彼が議会を通過させたカンザス・ネブラスカ法だった。当時設置されたカンザス準州、ネブラスカ準州に奴隷制を導入するか否かの議論のなかで、ダグラスは奴隷制の導入は北部、南部といった地理的条件によるのではなく、住民たちの投票によって決めればいいと主張。要するに、南北の対立は住民主権の名のもとに緩和されるはずだと期待したのである。
 しかし実際に起こったのは、特にカンザス準州に武装した奴隷制反対派、擁護派がなだれ込み、「敵方の頭数を減らせ」と言わんばかりの私戦であった。カンザスは「流血のカンザス」と呼ばれる無法地帯と化し、南北戦争の呼び水、モデル・ケースになったとも指摘されている。

 この騒動は後、1859年10月16日、カンザスで数多くの殺人を犯して名を売った過激な奴隷解放運動家、ジョン・ブラウンがバージニア州ハーパーズフェリーの軍の武器庫を襲撃して逮捕、処刑される事件にもつながり、一層南北の対立を深めただけで終わった。

 このような結果、民主党は北部民主党と南部民主党に分裂して1860年の大統領選を戦わざるをえなくなった。北部民主党は前述のダグラスを候補とし、南部民主党は元合衆国副大統領のジョン・ブレッキンリッジを候補に擁立する。

 当然のこととして民主党の票は分散し、共和党に一致して立ち向かえなくなった。この選挙にはジョン・ベルやサム・ヒューストンといった当時の政界の長老が組織した立憲連邦党という新党も候補を立て、南北双方に「ひたすら妥協を」と訴えて回ったが、もはやそのような穏健な主張が存在感を示せる段階は通り越していた。
 かくなる流れの末に、南部はアメリカ合衆国からの離脱を決断した。リンカーン自身は共和党内の穏健派に属し、南部の奴隷制の即時廃止といった主張の持ち主ではなかった。しかし南部民主党は、共和党の大統領が誕生してしまったことそれ自体が、奴隷制解体、ひいては南部社会の崩壊の序曲だと受け取った。

 リンカーンの大統領就任は、1861年3月4日に予定されていた。南部民主党はその前に、何かをなさねばならなかった。そして1861年2月初頭、彼らはアラバマ州モンゴメリに新国家をつくるため集結したのである。

6370チバQ:2021/01/14(木) 16:33:32
■第二次独立戦争と呼ぶ習わしがある

 戦争当時から現在に至るまで、南部には南北戦争のことを「第二次独立戦争」と呼ぶ習わしがある。モンゴメリに集結した南部民主党の政治家たちの頭の中にあったのは、まさしく1775〜83年にかけてのアメリカ独立戦争だった。

 アメリカはもともとイギリスの植民地であった。しかし「代表なくして課税なし」のスローガンに代表されるように、イギリスがあまりにも横暴な圧迫をアメリカ植民地に加えるので、当時の植民地人が立ち上がり、イギリスからの独立を勝ち取ったのである。
 南北戦争開戦直前、南部人たちはまさに、独立戦争当時のアメリカ人たちに、自らを重ね合わせていた。つまり、現在の北部(共和党)は南部(民主党)の古来の制度(奴隷制)を誹謗し、地域全体に無用な圧迫を加えているので、アメリカ合衆国という枠組みから独立する――これがアメリカ連合国(南部連合)発足の理論であった。

 かくして1861年2月4日から17日にかけて行われた南部諸州のモンゴメリ会議は、彼らの新国家、アメリカ連合国を樹立するための暫定憲法を作成し、発表する。そして彼らは自分たちの暫定大統領として、ミシシッピ州選出の合衆国上院議員だったジェファーソン・デービスという男を選出するのである(後、正規の大統領に就任)。

 ただし、この時に制定された暫定憲法のほとんどは合衆国憲法の引き写しで、必ずしも新国家の目標を明確に表していたものでもなかった。かつ、エモリー大学教授で軍事史家だったベル・アービン・ワイリーの指摘するように、この会議の議事は非公開で、デービスの大統領選出は「満場一致」で決まったとされてはいるものの、「どのような事件や力が作用してデービスの当選となったかを、歴史家が再現するのは難しい」(『南北戦争の歴史』より)
■アメリカの南北が分断される

 しかも、デービス自身はモンゴメリ会議のメンバーではなく、自分が新国家の大統領になったということを、地元ミシシッピで知らされた。そのとき彼は、合衆国から離脱した地元のために、新しい州の軍事組織を立ち上げている最中であった。

 デービスはウェストポイント陸軍士官学校の卒業生で、1846〜48年の米墨戦争に従軍。その後の1853年に成立した民主党、フランクリン・ピアース大統領の政権で陸軍長官を務めた、自他ともに認める軍事通であった。彼は南部の新国家には軍人として貢献しようと思っていたところ、突然大統領職を提示され、当初はかなり戸惑ったらしい。
 前述のように、南部連合がなぜデービスを首班にすえたのかという点には、不明な部分が多い。ただ多くの歴史家たちは、デービス本人は極めて穏健な紳士であるため、独立直後の新国家の調整役として、また合衆国との戦いを見越し、軍事指導者として期待されたのではないかと指摘している。

 このような事情からもわかるように、新国家アメリカ南部連合国の独立は、南部の政治家、つまり南部の上流階級たちだけが勝手に集まって決めたことで、民衆全体の要求で決まったことではなかったのだ。
小川 寛大 :『宗教問題』編集長

6371チバQ:2021/01/14(木) 18:47:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/59f52c2fd16c651fdb896aba2a0f0ac87118b237
トランプ大統領の弾劾訴追 決議条項は「反乱の扇動」 米下院が可決
1/14(木) 17:52配信
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ドナルド・トランプ米大統領=西田進一郎撮影
 トランプ米大統領(共和党)の支持者が昨年11月の大統領選の結果確認阻止を狙い連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、下院は13日、トランプ氏の罷免を求める弾劾訴追決議を可決した。トランプ氏は2019年のウクライナ疑惑をめぐる決議に続き、米史上初めて2回弾劾訴追された大統領となった。

 決議の条項は「反乱の扇動」。6日に起きた乱入事件の前に、支持者に対し議会へ行進し議員らに圧力をかけるよう促したトランプ氏の演説をはじめ、大統領選の結果の「転覆や妨害」を図る言動が暴力を扇動したと指摘した。決議には下院で過半数を占める民主党に加え、共和党から10人が賛同し、賛成232、反対197で可決した。

 決議可決後、ホワイトハウスはトランプ氏の演説動画を発表。弾劾訴追について言及はない一方で、トランプ氏は「暴力を明確に非難する。我々の運動に、暴力や破壊行為の居場所はない。事件の惨状に衝撃を受けた」などと述べ、自身の関与を否定した。事件当日の支持者集会では「より強硬に戦わなければならない」などと述べていた。

 一般事件の訴追状にあたる決議の可決を受け、今後は上院でトランプ氏の有罪・無罪を判断する弾劾裁判に進み、3分の2以上の同意を得れば、有罪評決を確定できる。民主党下院トップのペロシ議長は決議可決後に「たとえ大統領であっても、法を超越しないと示すことができた。ドナルド・トランプ氏は『今そこにある危機』だ」と述べ、早期罷免を訴えた。だが、トランプ氏の任期が満了する20日までに裁判が始まる可能性は低い。

 大統領の退任後に弾劾裁判が開かれたケースはないが、退任後の閣僚が弾劾訴追されて裁判にかけられた前例があり、専門家の間では、バイデン次期政権(民主党)発足後の弾劾裁判の実施は憲法上可能とみられている。退任した人物を罷免する行為は意味を持たない一方で、民主党内には「民主主義への脅威をもたらした事件の責任を明確化する必要がある」との声がある。

 また、有罪評決が確定した場合、上院はトランプ氏が公職に立候補することを禁止するか否かも採決できる。過半数の賛成で公職資格を剥奪できることから、政界では同氏の24年大統領選への再出馬を阻止するため、有罪評決を追求すべきだとの意見も出ている。

 19年にはトランプ氏が政敵であるバイデン次期大統領に関する捜査を進めるようにウクライナに圧力をかけた疑惑が発覚。民主党が多数を占める下院は同年12月、「職権乱用」などの条項により弾劾訴追したが、共和党が過半数の上院は20年2月に無罪評決を下した。当時は弾劾訴追の是非の審査開始から訴追決議まで約3カ月を要したが、今回の決議は事件発生から1週間でのスピード可決となった。【ワシントン高本耕太】

6372チバQ:2021/01/15(金) 10:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc8d468c4f1b2f40f385b21cdb0bfef9823729ec
アジア系ヤン氏が出馬表明 NY市長選、有力候補
1/15(金) 6:21配信

14日、米ニューヨーク市内で演説し、市長選への立候補を表明したアンドルー・ヤン氏(ロイター=共同)
 【ニューヨーク共同】今回の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで善戦したアジア系実業家アンドルー・ヤン氏(46)は14日、ニューヨーク市内で演説し、同市長選への立候補を正式に表明した。6月の党予備選を経て、11月の本選で2期目を終える同党のデブラシオ市長の後継を争う。ヤン氏は、約30人が名乗りを上げる中、有力候補の一人と目されている。

 ヤン氏は演説で、新型コロナウイルス感染拡大で「ニューヨークは危機にひんしている」と強調し「立て直しには大胆なアイデアが必要だ」と訴えた。新型コロナ対策が最大の焦点となる。

6373チバQ:2021/01/15(金) 15:18:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/49af11b6ecfdce4bfc02da97771d706963844a13
NY市長選、起業家ヤン氏出馬表明 大統領選で民主指名争い有名に
1/15(金) 14:46配信
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昨年の米大統領選民主党候補指名争いで健闘した台湾系起業家アンドルー・ヤン氏=2020年1月、中西部アイオワ州ペリー(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】昨年の米大統領選で民主党候補の指名を争った台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)が13日、今年11月のニューヨーク市長選へ民主党からの出馬を目指すと表明した。

 14日に選挙戦を正式に開始したヤン氏は「危機を目にし、私が手助けできると確信したから出馬する」と強調し、新型コロナウイルス禍で危機に陥った市の再生を誓った。

 ニューヨーク市長は連続2期までに制限されているため、現在2期目のデブラシオ市長は出馬しない。米メディアによると、当選すれば初のアジア系のニューヨーク市長になる。6月に予定される民主党予備選は10人以上が出馬する混戦になっている。

6374名無しさん:2021/01/16(土) 12:05:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/141d013b7a609c428c029780b6db00b37a8d55d9
全米ライフル協会、NY「脱出」 訴訟回避へ破産法申請
1/16(土) 9:28配信

 【ニューヨーク時事】銃所有の権利を訴え米国屈指の影響力を持つロビー団体・全米ライフル協会(NRA)が15日、非営利団体として登録しているニューヨーク州から「脱出」し、テキサス州で再建を目指すと発表した。

 この計画に伴い、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をテキサス州の裁判所に申請した。

 ニューヨーク州は昨年8月、NRA幹部が資金を不正に流用しているとして、NRAの解散を求め提訴していた。NRAは15日、財務状況は健全だと主張しつつ、「ニューヨーク州の腐敗した政治的な規制環境から離れ、テキサス州の非営利団体として再建する」と説明した。

 これに対し、ニューヨーク州のジェームズ司法長官は声明で「NRAが責任を逃れることは許さない」と述べた。米メディアによると、ニューヨーク州では通常、捜査中の非営利団体は移転できないという。

6375チバQ:2021/01/17(日) 00:11:03
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021011601001509.html
米首都が厳戒、中心部は要塞化 大統領就任式控え州兵2万5千人
2021/01/16 17:02共同通信

米首都が厳戒、中心部は要塞化 大統領就任式控え州兵2万5千人

15日、米連邦議会議事堂を取り囲む有刺鉄線の前に立つ州兵=米首都ワシントン(ゲッティ=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領の支持者による連邦議会議事堂襲撃を受け、国防総省は15日、バイデン次期大統領の就任式が開かれる首都ワシントンに最大2万5千人の州兵を投入することを決めた。中心部は大統領警護隊(シークレットサービス)の指揮で要塞化が進んでいる。武装行動を計画中とされるトランプ支持者の動向を政府が必死に追跡する異例の厳戒態勢だ。

 ワシントンには14日、州兵約7千人が展開。連邦議会議事堂やホワイトハウス周辺にバリケードが築かれ、15日は上空を治安当局のヘリコプターが旋回した。

 20日の就任式でバイデン氏は、議事堂前で宣誓する。

6376チバQ:2021/01/17(日) 19:51:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/14b1a8b39e04348da09b3dab80f5e409db396a77
米議会乱入、議員の拘束・暗殺計画を示す証拠はなし 司法省
1/17(日) 13:01配信

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AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂に乱入したジェイク・アンジェリことジェイコブ・アンソニー・チャンズリー容疑者(2021年1月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米司法省の捜査当局は、連邦議会議事堂乱入でドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の支持者らが議員らの拘束と暗殺を計画していたとする証拠は見つかっていないと明らかにした。

【写真特集】トランプ氏支持者による米議会乱入

 連邦検察当局は15日、ジェイク・アンジェリ(Jake Angeli)ことジェイコブ・アンソニー・チャンズリー(Jacob Anthony Chansley)容疑者についてアリゾナ州の裁判所に提出した文書で、トランプ氏の支持者らが6日の議会乱入時に「選挙で選ばれた公職者らの拘束と暗殺」を計画していたとする当初の主張を撤回。

 検察当局は、チャンズリー容疑者の保釈が認められるのを防ぐための弁論としてこの主張を展開。上半身裸で角つきの毛皮の帽子をかぶり、やりを持って議会に乱入したチャンズリー容疑者の姿を捉えた写真は、世界中に拡散されていた。

 米司法省によると、議会乱入時に特定の議員らを拘束し、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領の殺害を求める呼び掛けがあったものの、これらを本当に実行しようとしたことを示す証拠は見つかっておらず、アリゾナ州検察当局は15日、先の主張を撤回した。

 議事堂乱入の捜査を監督する首都ワシントンのマイケル・シャーウィン(Michael Sherwin)連邦検事代行は15日の記者会見で、「現時点では、殺害/拘束チームや暗殺の直接的な証拠はない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

6377チバQ:2021/01/17(日) 21:32:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011600335&g=int
「厚生長官が辞意」 議会襲撃を非難―米CNN
2021年01月16日12時45分


 【ワシントン時事】米CNNテレビは15日、アザー厚生長官がトランプ大統領に辞意を伝えたと報じた。ただ、ロイター通信は公共放送(PBS)記者の情報として、アザー氏がバイデン次期政権の発足に伴い、20日に職を離れると説明したという。

 ロイターによれば、アザー氏はトランプ大統領支持者らが6日、連邦議会議事堂を襲撃し一時占拠した事件について、トランプ氏への書面で「わが国の民主主義と平和的な政権移行という伝統に対する暴力だ」と強く非難した。トランプ政権では事件後、チャオ運輸長官とウルフ国土安全保障長官代行が辞任している。
 アザー氏は15日、NBCニュースのインタビューで、新型コロナウイルスのワクチン配布が遅れていることに関し、州レベルの取り組みに問題があるなどと主張。トランプ政権の対応を正当化していた。

6378チバQ:2021/01/17(日) 21:34:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011700004&g=int
国務副長官にシャーマン氏 イラン、北朝鮮精通―次期米政権
2021年01月17日00時13分

ウェンディ・シャーマン元米国務次官=2015年2月、ジュネーブ(AFP時事)
ウェンディ・シャーマン元米国務次官=2015年2月、ジュネーブ(AFP時事)


 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の政権移行チームは16日、国務副長官にウェンディ・シャーマン元国務次官を指名すると発表した。シャーマン氏はオバマ前政権で2015年のイラン核合意への交渉をけん引。クリントン政権下で北朝鮮政策調整官を務めるなど豊富な外交経験を有する。就任には上院の承認が必要になる。
 もう1人の国務副長官(管理・資源担当)にはブライアン・マッキオン元筆頭国防副次官(政策担当)を指名。トランプ政権で1人体制だった副長官を2人に戻す。

6379チバQ:2021/01/18(月) 13:35:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/61ed59fdac6325916c8175fbe06b516fe14ce96d
バイデン氏、就任初日に十数本の大統領令 「パリ協定」復帰など
1/17(日) 17:41配信
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バイデン次期米大統領=AP
 バイデン次期米大統領は今月20日の就任初日に、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰に加え、中東・アフリカのイスラム圏からの入国禁止令の撤回や、連邦政府の職員や管理地でのマスク着用義務化などを命じる十数本の大統領令に署名する。ニューヨーク・タイムズ紙などが16日、次期政権の内部文書をもとに報じた。

 クレイン次期首席補佐官が高官就任予定者に配布した「政権発足10日間の概観」と題した文書は、新型コロナウイルス▽経済悪化▽気候変動▽人種格差の四つの危機に「即時に取り組み、国際社会での米国の地位を回復する」としてきた選挙公約を果たすと説明。パリ協定離脱や入国禁止令など、トランプ現政権で決定された方針を初日に覆すことで「政策転換」を明確に示す狙いがある。

 初日は他に、コロナ・経済危機への対応として、学生ローンの返済や家賃滞納者の強制退去の猶予措置の延長を指示する。またバイデン氏は就任宣誓後の演説で「100日間のマスク着用」を全国民に呼びかける方針だ。21日以降も、学校や企業活動の再開に向けた感染予防措置や、政府調達や公共事業に米国の製品とサービスの利用を義務づける「バイ・アメリカン条項」強化、黒人や中南米系が多く住む地域への支援策などに関する大統領令を発出する。

 一方、バイデン氏が「初日に行う」と宣言していた、トランプ政権による世界保健機関(WHO)脱退通告の撤回について、文書は言及していない。【ワシントン高本耕太】

6380チバQ:2021/01/18(月) 13:36:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c204d6b89a92b7f47f4d630bfba65cf1d599980
ワクチン拒否に米医療史の「暗部」影響? 根深い黒人の不信感
1/16(土) 22:00配信
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 新型コロナウイルスのワクチンの接種が英国や米国などで始まり、感染拡大に歯止めを掛けるものとして期待が高まる。多くの人が接種を希望する一方で、米国では一定数の人々が接種に後ろ向きな姿勢を取っている。世論調査などから浮かび上がってくるのは、異例ともいえるスピードで開発、承認手続きが進められた経緯に対する危惧に加え、医療の発展に隠された暗部が影響しているとの指摘もある。(ワシントン 住井亨介)

■スピード開発に懸念

 米製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンの接種が始まる前に、AP通信などが実施した調査(昨年12月3〜7日)によると、接種したくないとした人は26%、分からないとした人は27%あった。

 接種しない・分からないとした人のうち71%が副作用を危惧。ワクチンの開発が異例のスピードで進められたことを懸念する人も57%あった。

 ファイザー製ワクチンや、米バイオ企業モデルナが開発したワクチンはいずれも有効性が約95%と非常に高い。それにもかかわらず、米国民の不信感は根強く、接種を希望する人でも、他の人が接種するのを待つとした人は57%で、すぐに接種したいとした42%を上回った。

■黒人の拒否反応強く

 人種間の反応の差も顕著に表れている。

 医療政策に関する調査・提言をおこなっているカイザー家族財団(KFF)の世論調査(11月30日〜12月8日)によると、接種を拒否する人で副作用を懸念する割合は、白人が56%なのに対し、黒人は71%に上った。

 黒人が拒否する理由には、(1)誤解に基づくものと、(2)根本的な不信感があるとみられる。

 同調査では、50%がワクチン接種によってコロナウイルスに感染すると答え、47%がワクチンを全面的に信頼していないとした。先のAP通信の調査でも、接種すると回答したのは白人53%に対し、黒人で24%にとどまる結果が出ている。

 ただ、米NBCテレビ(電子版)によると、黒人のコロナウイルスによる入院率は白人の3・7倍。死亡率は2・8倍になるという。黒人は医療保険の加入率が低く、持病を持つ人が多いためと考えられるが、にもかかわらず、なぜ黒人の人々はワクチンに抵抗感を抱くのだろうか。

■人体実験の歴史

 黒人があまり接種に積極的ではない理由の背景には、過去に黒人が医療発展の犠牲となった暗い歴史があるとみる向きがある。

 NBCによると、その一つがいわゆる「タスキーギ梅毒実験」と呼ばれるものだ。政府の承認のもと、アラバマ州タスキーギで1930年代から70年代まで約40年間にわたって黒人を対象に行われた。

 この実験は、無料で医療を提供するとして集めた梅毒患者らの病状がどのように悪化するかを観察するのが目的だった。失明や精神錯乱、合併症といった症状があらわれても実質的な治療は行われず、100人以上の被験者が死亡。配偶者らへの感染拡大も放置され、多くの母子感染も引き起こしたという。

 「婦人科医学の父」として知られる19世紀の医師、J・マリオン・シムズは、黒人奴隷の女性に対して麻酔なしで実験的な手術を施したなどとして、近年では非難の対象になっている。

 51年に黒人女性から無断で採取されたガン細胞の研究結果やゲノム情報が、患者本人や家族の同意なしで公開されていたといった事案もある。この研究はガン治療や疫学などの進展に大きな役割を果たしたとされる半面、黒人への根深い差別意識があらわれているとも受け止められた。

 ジョンズ・ホプキンズ病院のアリソン・アグウ医師はNBCの取材に、「過去に起きたことは現代でもありえる。気を付けなければ未来にも継続されていく」と述べ、過去に医療発展の名目で被害者となってきた黒人の懸念を代弁してみせる。

 また、米国の公衆衛生政策を指揮するアダムス医務総監は米CBSテレビの番組で自らの黒人としての生い立ちを振り返りながら、「(黒人の)不信感は(医療の)現場に起因していることを理解する必要がある」と訴えた。

 英国や米国では、新型コロナワクチンの接種で強いアレルギー反応が引き起こされたとみられる事案も起きた。保健当局や製薬会社が真摯(しんし)な態度で臨まなければ、人々の不信感が増幅する可能性を秘めている。

6381チバQ:2021/01/19(火) 11:39:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/faaad1b904c79c193889fc30a6ac993a177f6f52
コロナ死者40万人目前 封じ込め失敗の米国、変異種流行も
1/18(月) 20:20配信
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米国での新型コロナの死者は40万人に迫る
 【ニューヨーク=上塚真由】米国では今年に入り新型コロナウイルスによる死者が1日当たり3000〜4000人となる日が相次ぎ、累計死者数が第二次世界大戦の戦死者数に匹敵する40万人に迫っている。昨年1月21日に米国内で初の感染例が確認されてから約1年を前に、累計感染者数約2390万人は死者数と並び世界最多となっている。感染封じ込め策は奏功せず、収束の気配はない。

【イラスト解説】新型コロナワクチンの接種優先順位

 米ジョンズ・ホプキンズ大の今月17日の集計によると、累計死者数は39万7401人で、米退役軍人省が発表する第二次大戦の戦死者数(40万5399人)に並ぶ規模となった。累計の死者数は昨年5月23日に10万人を超え、約4カ月後の9月21日に20万人を突破。さらに3カ月弱後の12月14日に30万人となった。冬に入り死者数は急増し、1カ月あまりで10万人増加するペースとなっている。

 感染爆発の「第1波」は昨年春に東部ニューヨーク州で起き、夏前は南部や西部の州が感染の中心地になった。現在は米国のほぼ全州に流行が広がり、病床の逼迫(ひっぱく)が深刻化している。

 状況悪化の要因は、呼吸器系の感染症が広まりやすい冬場という事情に加え、長引く規制による「コロナ疲れ」や年末年始の休暇で、人の移動が活発になったことが挙げられている。

 また、感染防止策として重視されるマスク着用も徹底できていない。35州以上で義務化されたものの、「強制は人権の侵害」と反対論も根強い。米ワシントン大の予測によると、このままのペースで感染が広がれば4月1日までに56万7000人が死亡。マスクの着用が徹底されなければ、死者は70万人に達するという。

 さらに追い打ちをかけるのが、英国由来の変異種の流行だ。米疾病対策センター(CDC)が今月15日時点で確認した症例数は88だが、全体像は把握できていないとみられる。1日当たりの新規感染者数約20万人のうち、すでに0・1%(200人)が変異種によるものと指摘する専門家もいる。感染力が強いため、CDCは3月までに変異種が米国の新型コロナの主力となると警告している。

 米メディアは、トランプ大統領が新型コロナの脅威を軽視し一貫した戦略を打ち出すことを放棄したと批判。20日に就任するバイデン次期大統領は、就任後100日で国民にワクチン1億回分を投与する公約を掲げている。だが、政権発足後は感染の最悪期と重なるため、収束に向かわせることができるかは不透明だ。

6382チバQ:2021/01/20(水) 14:47:49

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d21af95b7298c3164fd066e02919362232fcf26
バイデン氏、亡き息子の名冠した基地で感極まり涙 首都へ
1/20(水) 10:35配信
【1月20日 AFP】米民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏(78)は19日、第46代大統領となる就任式を翌日に控え、感極まり涙を拭いながら地元デラウェア州に別れを告げ、首都ワシントンへ向かった。

 バイデン氏は、2015年に脳腫瘍で亡くなった長男ジョセフ・「ボー」・バイデン3世(Joseph “Beau“ Biden III)氏の名を冠した州兵基地で、数十人の招待者を前に演説。

 バイデン氏は指で目頭を押さえてから、「私たちのワシントンへの旅がここから始まることは、個人的に感慨深い」と述べた。「今ここに彼がいないことだけが心残りだ」と亡き息子に触れ、「本来なら、彼を大統領として紹介しているはずだったから」と語った。

 またバイデン氏は、世界で最も強大な国の舵を取ろうとする次期大統領としては異例にも、自らの生涯の終わりについても言及。「感極まって申し訳ない」と言って少し間を置き、落ち着きを取り戻すと、「だが私が死ぬとき、デラウェアは私の心に刻まれるだろう」と述べた。

 バイデン氏は今回の米大統領選の歴史的な特徴にも触れ、米史上初の黒人の大統領となったバラク・オバマ(Barack Obama)氏の政権でバイデン氏自身が副大統領に就任してから12年後、南アジア系の黒人であるカマラ・ハリス(Kamala Harris)氏が副大統領に就任することに言及した。「物事は変わらないとは言わないでほしい。物事は変えられるし、変わるんだ」と述べ、「それがアメリカだ。それがデラウェアだ」と続けた。

 映像は19日撮影・提供。(c)AFPBB News

6383チバQ:2021/01/20(水) 15:06:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/03a1383dff3fcecdce71df45a845eaede409cc2f
米首都「要塞化」 新大統領就任前に祝賀ムードなく支持者「悲しい」
1/20(水) 15:00配信
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ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=上塚真由】バイデン新大統領の就任式を翌日に控えた19日、首都ワシントンは前例にない規模の厳戒態勢が敷かれた。トランプ大統領の支持者による6日の連邦議会議事堂襲撃・占拠事件を受け、不測の事態に備えて全米から大量の州兵を投入。中心部の道路は封鎖され、人通りの消えた街は4年に1度の祝福ムードとはほど遠い異例の状態となっている。


 米メディアによると、2017年のトランプ大統領の就任式では約8000人の州兵が警備にあたったが、今回は3倍以上の2万5000人体制に強化。街の至るところで迷彩服を着た重装備の州兵が警備し、物々しい雰囲気が漂う。中心部の道路や地下鉄の駅が封鎖された上、就任式の会場となる連邦議会議事堂前や、ホワイトハウス周辺は、高いフェンスで囲われるなど「要塞化」の様相を呈している。

 新型コロナウイルス対策もあり、通常の就任式では数万人の聴衆が集まる国立公園「ナショナル・モール」も立ち入り禁止に。聴衆の代わりに、公園は星条旗など20万本の旗で埋め尽くされ、夜間には州・自治領などの数に合わせて56の帯状にライトアップされる。「米国の結束」(就任式委員会)を示す演出という。

 ワシントン市が就任式に来ないよう呼びかけたこともあり、バイデン氏の支持者の姿はほとんど見られない。中西部オハイオ州のオードリー・コースターさん(53)は数カ月前にホテルを予約したためワシントンに来たという。警備の厳重さを目の当たりにして「トランプ支持者が起こした議事堂襲撃の重大さを改めて思い知った。安全のためには仕方ないが、就任式で銃を持った州兵の姿ばかりが目立つのは悲しいに尽きる」と話した。

 地元の住民からは「就任式はワシントンにとって4年に1度のお祭り。人が全くいなくて、地元の経済が心配だ」(59歳の女性)といった声も聞かれた。

 厳戒態勢の中、騒乱は起きていないが、米メディアによると、米連邦捜査局(FBI)が警備に当たる州兵の身辺調査を行った結果、12人を任務から外した。うち2人は極右民兵組織と関わりがあったり、過激派を支持する投稿をしたりしていたといい、残る10人は過激派との関連はないが、調査の過程で行動に「問題がある」と判断された。議事堂襲撃では軍経験者も加わっていたことが判明し、就任式に向けて州兵の身元調査も強化されている。

6384チバQ:2021/01/20(水) 15:07:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e90230040c29012edd58e52f5591390b934ca042
承認遅れ、閣僚不在で発足 前日に上院公聴会 次期米政権
1/20(水) 7:13配信
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バイデン次期米大統領から国務長官に指名されたブリンケン元国務副長官=2020年11月、東部デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン次期米政権は、上院に承認された正式な閣僚不在という異例の船出を迎える。

 大統領選の結果をめぐる与野党対立に加え、上院での民主党の主導権確立に不可欠な2議席の行方が、5日の決選投票にもつれ込んだことが一因だ。上院で開かれるトランプ大統領の弾劾裁判などで人事案承認がさらに遅れれば、政権発足直後の政策遂行に影響を及ぼしかねない。

 バイデン次期大統領が指名した閣僚候補のうち、ブリンケン国務長官、オースティン国防長官、イエレン財務長官らの人事案を審議する上院委員会の公聴会は、就任式前日の19日に始まった。閣僚就任には委員会を通過した人事案が、上院本会議で過半数の賛成を得て承認される必要がある。

 バイデン氏は13日、下院でのトランプ氏弾劾訴追を受けた声明で「弾劾審議という憲法上の責任を果たすと同時に、他の緊急案件に取り組む方策も見いだすよう、上院指導部に望む」と強調。速やかな人事案承認を促した。

 1期目のオバマ政権では6人、共和党主流派との確執で高官人選に手間取ったトランプ政権でも2人の閣僚が、政権発足までに上院で承認を得た。ワシントン・ポスト紙によると、とりわけ国防長官不在での政権発足は、1989年のブッシュ(父)大統領以来だ。

 バイデン氏の政権移行チームは暫定措置として、空席になる政治任用ポストに代行職を置く方針。代行にはトランプ政権の高官を含め、キャリア官僚出身者を起用する考えだ。

6385チバQ:2021/01/20(水) 15:07:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c52884aea601127cd4da042a32d425671f6a9ad0
米政界で存在感残す「トランプ主義」 共和党支持者に根強い待望論
1/20(水) 7:13配信
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トランプ米大統領=12日、南部テキサス州ハーリンゲン(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の就任に合わせ、トランプ大統領はホワイトハウスを去る。


 ツイッターなどインターネット交流サイト(SNS)を駆使した4年間の「トランプ劇場」は幕を下ろすが、熱狂的な支持者を連邦議会議事堂襲撃に駆り立てた「トランプイズム(トランプ主義)」が、米政界に一定の存在感を残すと予想する向きもある。

 トランプ主義とは反エスタブリッシュメント(既得権益層)、反グローバリズム、反リベラリズムなどに象徴される。トランプ氏は国際協調をないがしろにして、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」や環太平洋連携協定(TPP)を離脱。イスラム圏からの入国規制など極端な「米国第一」の政策を展開した。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、経済のグローバル化の恩恵を受けられない共和党支持層が内向きの傾向を強めていると分析。トランプ氏が一線から去ったとしても「トランプ氏の台頭をもたらしたものに対する懸念が消えることを意味するわけではない」として、トランプ主義が今後も政界に影響を残すとの見通しを示した。

 また、政敵を容赦なく攻撃するトランプ氏の大衆扇動的な政治スタイルや人種差別的な言動は、アンドルー・ジョンソン元大統領(在職1865〜69年)との類似性がしばしば指摘される。ジョンソンも議会と対立し下院で弾劾訴追されたが、罷免を回避。任期を満了し退任後、上院議員として短期間だが政界復帰を果たしている。

 ワシントン・ポスト紙は最近、論説記事で「弾劾訴追はジョンソンの評判を落としたが、『ジョンソン主義』は根絶できなかった」と説明。仮にトランプ氏の弾劾が成立し、その後の採決で「返り咲き」の望みが絶たれても、トランプ主義が残り火のように引き継がれると指摘した。

 ピュー・リサーチ・センターが15日に公表した世論調査結果によると、共和党支持者のトランプ氏に対する支持率は、議会襲撃事件で急落したものの、依然として60%に上る。また、共和党支持者の57%は「トランプ氏は今後も長く政治の主役であり続けるべきだ」と回答した。

 トランプ氏が2024年大統領選での返り咲きを目指すという観測も根強い。ただ、最大の「武器」だったツイッターのアカウントを停止された同氏が、今後どれだけ支持者への動員力を保てるかは不透明だ。

6386名無しさん:2021/01/20(水) 20:03:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc74361c913265eb758c6b0cf1520d02783cc739
大統領就任式目前、厳戒態勢の首都ワシントン 州兵約10人解任
1/20(水) 11:29配信

バイデン次期米大統領の就任式を20日に控え、首都ワシントンの連邦議会議事堂周辺では厳戒態勢が敷かれている。今月6日にワシントンの連邦議会議事堂にトランプ支持者が乱入した事件を受け、連邦捜査局(FBI)はこれまでに、20日の就任式を前に武装したデモ隊による抗議活動が計画されている可能性を警告しており、多数の州が警備を強化するために州兵を動員している。

首都ワシントンに動員される2万5000人超の州兵については米軍とFBIによる身元調査が行われ、うち約10人が任務から外された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb4dc533bd4ba7cf85a4b5b48aadb319d52b3d50
バイデン氏に核のボタン引き継ぎ トランプ氏の暗号無効化へ
1/20(水) 7:37配信

 【ワシントン共同】米国のバイデン次期大統領は米東部時間20日正午(日本時間21日午前2時)の就任に合わせ、大統領が核攻撃を命じるための「核のボタン」をトランプ大統領から引き継ぐ。ただトランプ氏は対面での引き継ぎを拒む姿勢。CNNテレビによると、両氏の下にそれぞれ装置を用意し、トランプ氏側の起動に必要な暗号を時間に合わせて無効化するもようだ。

 「核のボタン」は「フットボール」と呼ばれる革のかばん。実際にはかばんの中にボタンはなく、大統領が攻撃を命じるための機器が入っているとされる。軍から派遣された側近が持って大統領の行く先々に随行する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0647f8705ca8125e22429b8593364f907a0d810
メラニア夫人がお別れ投稿「暴力で物事は解決しない」「覚えておいて」…トランプ氏は沈黙
1/19(火) 10:42配信

 【ワシントン=横堀裕也】トランプ米大統領の妻メラニア夫人は18日、ファーストレディーの退任にあたり、ツイッターにお別れのメッセージを投稿し、「分断を招くよりも、我々がいかに団結できるかに目を向けてほしい」と国民に融和を呼びかけた。トランプ氏は退任について沈黙を続けている。

 メラニア氏は「あらゆることに情熱を傾けてほしい。ただし、暴力で物事は解決しないし、絶対に正当化されないということは覚えておいてほしい」と訴えた。6日にトランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂を一時占拠した事件には直接言及しなかった。

 一方、トランプ氏はこれまで退任のメッセージを出していない。任期最終日の20日朝、ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地で退任セレモニーが計画されており、そこで退任演説などを行う可能性がある。

6387とはずがたり:2021/01/20(水) 20:29:09
トランプ氏、バノン元首席戦略官に恩赦 ホワイトハウス去る数時間前に
2021.01.20 Wed posted at 15:14 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35165313.html?ref=rss

(CNN) トランプ米大統領が元側近で刑事事件の被告となっているスティーブ・バノン元首席戦略官を恩赦した。ホワイトハウスを離れる数時間前の決定だった。

情報筋によると、トランプ氏は十分な考慮の結果、バノン被告の恩赦を決めたと語った。

バノン被告は昨年8月、トランプ氏が公約した国境の壁建設の支援を目的とした資金集めの一環で、寄付者から100万ドル以上をだまし取ったとしてニューヨーク州連邦検事に刑事訴追されていた。

トランプ氏は任期切れ直前に恩赦や減刑を予定しており、側近らはバノン被告をリストに含めるか議論していた。トランプ氏とバノン被告は数年間不和の状態だったが、バノン被告が最近、トランプ氏が主張する大統領選の陰謀論の拡散を支援し、再び距離を縮めていた。

バノン被告は2018年に出版された暴露本で、トランプ氏の子どもたちを激しく非難したと伝えられている。ドナルド・トランプ・ジュニア氏についてはロシア人弁護士と会合を持ったことで「反逆的だ」と批判したほか、イバンカ・トランプ氏を「大馬鹿者」と呼んだとされている。これを受けトランプ氏はバノン被告が「理性を失った」「私や大統領職と何の関係もない」との声明を発表し、自身の周囲から遠ざけた。

だがここ数カ月は、バノン被告が選挙前に助言をしたり、選挙後は誤った陰謀論を広めたりして、トランプ氏の周囲に入り込もうとしていた。

情報筋によると、恩赦を認めるかの議論では、バノン被告が6日のトランプ支持者による連邦議会議事堂への乱入とつながりがある可能性について懸念が示されていた。

トランプ氏の上級顧問の1人は、トランプ氏はバノン被告とこの数週間連絡を取っていたと明かした。顧問の一部は先週末にバノン氏の恩赦からの除外が決まったと認識していたが、トランプ氏は19日夜にかけて検討を進め恩赦を決めた。

6388名無しさん:2021/01/21(木) 10:25:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/9431d274430794d0ac6cc853fd0c6e10139d8c50
トランプ氏、バイデン氏に「非常に寛大」な手紙 伝統守る
1/21(木) 7:59配信

【AFP=時事】(更新)米国のジョー・バイデン(Joe Biden)新大統領は20日、前任のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が伝統に従い、大統領執務室(Oval Office)に手紙を残していたと明らかにした。

 バイデン氏はホワイトハウス(White House)で記者団に対し、「トランプ前大統領が非常に寛大な手紙を書いた」と語った。「プライベートなものなので、トランプ氏と話すまで手紙については話さない」

 トランプ氏は、大統領選での勝利についてバイデン氏に正式に祝辞を送っておらず、慣例に反してバイデン氏の就任式を欠席。退任する大統領が後任に手紙を残す伝統を守るかどうかは、当日まで不透明だった。【翻訳編集】 AFPBB News

6389チバQ:2021/01/21(木) 10:26:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a015aa24e4a6ff9d9141e90f5438064121506784

退任トランプ氏、バイデン新大統領に手紙残す 執務室に
1/21(木) 6:55配信




米メリーランド州の空軍基地で20日、退任式に臨み、演説するトランプ大統領=ロイター
 トランプ米大統領は20日午前8時15分(日本時間午後10時15分)ごろ、ホワイトハウスを大統領専用ヘリコプターで出発した。バイデン氏の就任式には出席せず、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で大統領専用機に乗り換え、フロリダ州の邸宅に到着した。空軍基地で行われた退任式では「素晴らしい4年間だった。我々は共に多くのことを成し遂げた」と成果を強調した。

 トランプ氏は家族や支持者らの前で約10分演説し、「米軍を再建し、宇宙軍を創設した」「米国史上、最大の減税を行った」「新型コロナウイルスのワクチンを9カ月で開発した。今後、数カ月で良い数字を見ることになるだろう。(感染者数などは)急速に減るだろう」などと自らの実績を自賛。そのうえで「新政権の素晴らしい幸運と成功を祈る。目覚ましいことをできる基盤ができている」と語ったが、バイデン氏の名前には言及しなかった。

 トランプ氏は「私はあなたたちのために闘い続ける。我々は何らかの形で戻ってくる。またすぐに会いましょう」と演説を締めくくり、政治活動を続けることに意欲を示した。

 現職大統領が後任の就任式を欠席するのは、南北戦争後の1869年のジョンソン大統領以来、152年ぶり。一方、トランプ氏はホワイトハウスの執務室にバイデン氏にあてた手紙を残していた。バイデン氏が記者団に明らかにした。近年、退任する大統領が手紙を残すのは恒例になっているが、トランプ氏の手紙の内容は「私的なこと」として説明しなかった。(ワシントン=渡辺丘)
朝日新聞社

6390チバQ:2021/01/21(木) 10:31:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce25977a4c2e136482671977a9b8d83c31c53b5
マスク義務化・パリ協定… バイデン氏、次々に大統領令
1/21(木) 10:18配信




20日、就任式で宣誓するバイデン米大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影
 バイデン米大統領(78)は就任式を終えた20日夕、ホワイトハウスで17の大統領令などに署名した。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためのマスク着用義務化や、トランプ前政権が脱退した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰手続きを進め、路線転換を打ち出した。バイデン氏は記者団に「待っている時間はない。直ちに仕事に取りかからないといけない」と話した。

 大統領令は、議会の同意なしに大統領としての権限を発動することができる。バイデン氏は新型コロナ対策、経済回復策、地球温暖化・環境、移民・多様性など、政権の重点政策と重なる4分野で大統領令などを準備しており、コロナ対策や環境保護を軽視し、国際協調に背を向けてきたトランプ政権の政策を次々と覆すことが目的だ。米政治専門紙ザ・ヒルによると、今後10日間で計53の大統領令を用意しているという。

 20日はコロナ対策で、トランプ氏が始めた世界保健機関(WHO)からの脱退手続きを中止。経済政策では、家賃などの滞納による立ち退きや差し押さえの猶予期間延長や学生ローンの返済の一時停止を命じた。また、移民政策ではイスラム教徒の多い国からの入国規制や、メキシコとの国境の壁建設を取りやめた。

 パリ協定はトランプ政権が17年に離脱を表明し、昨年11月に正式に脱退した。復帰手続きには、規定により30日かかる。また、トランプ政権が行った巨大パイプライン建設許可の撤回、環境規制の緩和などの見直しを各省庁に指示した。(ワシントン=香取啓介)
朝日新聞社

6391とはずがたり:2021/01/21(木) 15:39:30

まあ良くも悪くもこのリセット感がアメリカらしい。

WHO脱退取り下げ マスク着用義務化 米大統領
1/21(木) 9:24配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e693d23e1c04d1ba76eebc7eb3620ead97cfdb1b
時事通信

20日、ワシントンの米連邦議会議事堂で、就任式を終え閣僚指名などに関する文書に署名するバイデン大統領と見守るハリス副大統領(右)(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は20日、トランプ前政権が決定した世界保健機関(WHO)脱退の手続きを取り下げるよう命じる大統領令を出した。

 また、新型コロナウイルス感染防止策として、連邦職員や連邦施設来訪者にマスク着用を義務付ける文書に署名した。

 記者会見したサキ大統領報道官によると、バイデン氏は20日、大統領令など15の文書に署名。新型コロナや地球温暖化対策、移民政策など幅広い分野にわたり、トランプ前政権の方針から脱却する姿勢を就任初日から打ち出した。

 トランプ前大統領は昨年5月、新型コロナをめぐるWHOの対応を「中国寄り」と批判して脱退を表明し、同7月に正式に通知していた。サキ氏は、大統領の首席医療顧問を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所長が「21日にリモート開催されるWHO会合に参加する」と説明した。

 バイデン氏はまた、子供時代に親などに連れられて不法入国した移民の救済措置について、国土安全保障省に強化を指示した。トランプ前政権は同措置の廃止を掲げていた。

 さらに、不法移民防止策として前政権がメキシコ国境で進めていた壁の建設に関し、国家非常事態宣言を根拠とした予算転用を停止。建設を事実上、ストップさせる狙いだ。前政権の排外姿勢の象徴と見なされた一部のイスラム圏諸国などからの入国規制も、「憎悪と外国嫌いに基づく政策だ」(サキ氏)として中止する。

6392とはずがたり:2021/01/21(木) 15:41:08
2021年1月21日7:40 午前1時間前更新
バイデン氏、「パリ協定」復帰や石油業界への新たな規制発表
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/usa-biden-inauguration-idJPKBN29P2V2?feedType=RSS&feedName=special20
2 分で読む


[ワシントン 20日 ロイター] - バイデン米大統領は就任初日の20日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰を表明し、環境対策を後退させるトランプ前政権の政策全ての見直しを指示した。


 バイデン米大統領は就任初日の1月20日、15の大統領令への署名を開始した。環境問題や新型コロナウイルス対策などトランプ前政権の政策を転換する。ホワイトハウスで撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)
バイデン氏は就任直後に15の大統領令に署名し、政策路線の転換に着手。カナダから米中西部まで原油を運ぶ「キーストーンXLパイプライン」の建設認可を取り消したほか、トランプ政権が最近許可したアラスカ州北東部の北極圏国立野生生物保護区での石油・ガス開発に向けたリース活動に停止措置を講じた。

バイデン氏は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする目標を掲げている。

ただ、政治的な分断や化石燃料産業の反対、米国の政策転換に国際社会が懐疑的であることなどを踏まえると、道のりは容易ではない。

オバマ元大統領の顧問を務めたジョン・ポデスタ氏は「気候変動懐疑派の政権により、過去4年間に米国は軌道から大きく外れた。われわれは信頼が欠如する中で国際舞台に復帰する」と指摘した。

6393チバQ:2021/01/21(木) 19:44:48
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2101210024.html
史上初、副大統領の夫 司法制度での貢献期待 ダグラス・エムホフ氏
2021/01/21 11:04産経新聞

 【ワシントン=住井亨介】米史上初めての「セカンドジェントルマン(副大統領配偶者の男性)」となった。妻のハリス副大統領の公務を支える役割は「未知の領域」だが、女性として米政界史上最高位に就いた妻とともに新風を巻き起こすことが期待される。

 南カリフォルニア大法科大学院を修了後、主にスポーツ分野やエンターテインメント系の弁護士として活動。前妻と離婚後、2014年に西部カリフォルニア州の司法長官だったハリス氏と再婚した。前妻との子供2人はハリス氏のことを「ママラ」と呼んでいるという。

 妻の選挙活動を支えるため昨年に所属していた弁護士事務所を離れたが、今月から米ジョージタウン大法科大学院の講師としてエンターテインメント関連法の授業を担当。公務とともに「二足のわらじ」を履くことになる。

 「強く素晴らしい女性を男性が支えるのは非常に大切なことだ」と語り、公務でも専門分野である司法制度における貢献を目指す。

 米メディアによると、ユダヤ教徒が副大統領の配偶者となるのは初めて。

 東部ニューヨーク州出身、56歳。

6394チバQ:2021/01/22(金) 11:57:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bcf0138f3a7ec0604dd983e081a0e2279ab24ca
米新政権、対中強硬路線を維持 人権、ハイテクで対決姿勢 気候変動は協調模索
1/22(金) 7:06配信
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キャンベル元米国務次官補=2009年9月、東京(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン米新政権は、トランプ前政権の中国への強硬姿勢を維持するとみられている。

 中国を競争相手と位置付け、日本などの同盟国と連携して対抗する方針だ。一方で、気候変動など世界的な課題の解決には中国との協調が必要とみている。競争と協調のバランスに腐心していくことになる。

 バイデン大統領は、国家安全保障会議(NSC)にアジア政策を統括するインド太平洋調整官を新設し、知日派のキャンベル元国務次官補を起用。側近のラトナー元副大統領副補佐官を国防総省の中国担当顧問に据える。「中国との競争を制する」(ブリンケン国務長官候補)ための戦略策定を目指すとみられる。

 ブリンケン氏は19日の上院公聴会で、トランプ前大統領の対中姿勢を「基本原則は正しかった」と評価。ポンペオ前国務長官が駆け込みで行った中国政府による新疆ウイグル自治区のウイグル族迫害のジェノサイド(集団虐殺)認定も「同意する」と表明した。バイデン政権は、中国の人権侵害に厳しい姿勢で望む意向だ。

 前政権が進めた中国との貿易合意について、バイデン氏はニューヨーク・タイムズ紙に「就任後すぐに行動を起こすつもりはない。関税も同様だ」と表明。対中戦略が固まるまでは関税を撤廃しない方針とみられる。中国に対する交渉カードに使う可能性もある。

 オバマ政権下で対アジア交渉を担当したカトラー元通商代表部(USTR)次席代表代行は、高速大容量規格(5G)や人工知能(AI)など「安全保障上重要なハイテク技術をめぐる対中制裁は続く」と予想。通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)への輸出禁止措置は「揺らがない」(日本政府高官)との見方が根強い。

 バイデン氏は、気候変動や核不拡散、感染症対策では中国との協力が不可欠とみる。「新冷戦」とも言われた対決姿勢一辺倒のトランプ前政権とは一線を画す。温暖化対策で中国との協調を模索するケリー気候問題担当特使や対中穏健派とされるライス国内政策会議(DPC)委員長ら大物高官が政権内で影響力を強めれば、協調路線が前面に出ることも考えられる。

6395チバQ:2021/01/22(金) 11:57:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d3765557913d82d0d6b452fabb8436ec6cc25e6
就任禁止規定の適用免除 黒人初の国防長官に道 米議会
1/22(金) 9:15配信
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米次期国防長官に指名されたオースティン元中央軍司令官=19日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米上下両院は21日、バイデン大統領が国防長官に指名したオースティン元中央軍司令官について、退役間もない軍人が国防長官に就任することを禁じる連邦法規定の適用を免除する法案を可決した。

 これにより、上院が人事案を承認すれば、黒人初の国防長官が誕生する。

 国防長官については、文民統制の原則に基づき、連邦法で「元軍人は退役から7年間は任命できない」と規定されている。オースティン氏は2016年に陸軍を退役しており、この規定に抵触する。

 オースティン氏は19日、上院軍事委員会の公聴会で「政治任用である閣僚の一員になることは、軍人とは違う視野や責務を持つことだと理解している」と強調。「文民統制の原則を支持する」と述べ、国防総省幹部を文民で固める意向を示していた。

6396とはずがたり:2021/01/24(日) 22:15:22
州兵200人がコロナ感染 大統領就任式で警備―米紙
2021年01月23日15時23分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012300404&g=int

 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)などは22日、首都ワシントンで20日に行われたバイデン大統領就任式の警備に当たった州兵のうち、200人近くが新型コロナウイルスの陽性診断を受けたと報じた。州兵が適切な環境で任務に就いていたか問題視する声も上がっている。

 トランプ前大統領支持者による6日の連邦議会議事堂襲撃事件を受け、就任式では全米50州から計2万5000人以上の州兵が首都に動員され、厳重な警戒態勢を敷いた。国防当局者の話として同紙が報じたところでは、任務時や休憩時の密集状態が感染拡大をもたらした可能性があるという指摘も出ている。
 米メディアによると、州兵当局は「兵士らは首都派遣に当たり、体温測定など疾病対策センター(CDC)のガイドラインに従った」と説明した。ただ、全員が感染検査を受けていたわけではないという。

6397チバQ:2021/01/26(火) 17:35:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bbc5beb172fe3ac5778154dcd75ba10a98687ca
バイデン大統領の愛犬2匹がホワイトハウスで生活開始
1/26(火) 10:43配信
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ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=黒瀬悦成】20日に就任したバイデン米大統領の愛犬のジャーマンシェパード2匹が24日、ホワイトハウスで暮らし始めた。トランプ前大統領は、同じく弾劾訴追された第17代アンドリュー・ジョンソン大統領以来148年ぶりにペットを飼わなかったが、新政権の誕生で「ファーストドッグ」の慣習も復活した。

 2匹の名前は「チャンプ」と「メジャー」で、メジャーはバイデン夫妻が2018年に保護施設から引き取った。施設から引き取られた犬がホワイトハウスに住むのは初めてという。

6398チバQ:2021/01/26(火) 22:44:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8a8387c9056e3bded84a100be476379b01aef0
サンダース元報道官、知事選に挑戦 トランプ路線継承 米
1/26(火) 8:04配信

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時事通信
トランプ前米大統領の報道官としてホワイトハウスで記者会見するサラ・サンダース氏=2019年3月(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の報道官を務めたサラ・サンダース氏(38)は25日、2022年の南部アーカンソー州知事選に出馬する意向を表明した。

 ツイッターに投稿した動画で「私はメディアや過激左翼に闘いを挑み、勝利した」と訴え、トランプ氏の路線を引き継ぐ姿勢を鮮明にした。

 サンダース氏は、16年大統領選でトランプ氏と共和党候補指名を争ったハッカビー元アーカンソー州知事の娘。17年から19年まで大統領報道官を務め、退任後は保守系のFOXニュース入りした。

6399チバQ:2021/01/28(木) 13:46:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ad34c9d80a6b2dae7335701a37a5c05379c4347
バイデン新政権 国連大使に指名されたグリーンフィールド氏、国連での中国の影響力拡大に対抗を表明
1/28(木) 9:07配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン大統領から国連大使に指名されたリンダ・トーマスグリーンフィールド元国務次官補(アフリカ担当)は27日、上院外交委員会の承認公聴会で証言し、国連で影響力を高める中国について「各種の国連機関で権威主義的な計略の推進に取り組んでいる」と非難し、対抗策を講じていくと表明した。

 トーマスグリーンフィールド氏は「米国が国連を率いてこそ、国連は地球人類の将来の救済に献身する最も偉大な平和機関になり得る」と述べ、中国の策動は「国連創立の価値観、すなわち米国の価値観に反するものだ」と指摘した。

 同氏はまた「米国が一貫して(民主主義や人権尊重などの)価値観に基づいて影響力を行使すれば、国連は平和と安全、集団的な幸福を達成するのに不可欠な機関となる」と述べた。

 その上で、トランプ前政権が国連軽視の立場を示していたことを念頭に「米国が(国連から)去れば他国が空白を埋めて国際社会と米国の国益が損害を受ける」と指摘。「(国連での)中国の策動の成否は、米国が撤退するかどうかにかかっている」とし、「私はそのようなことは許さない」と強調した。

 一方、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は27日、同氏が2019年10月、南部ジョージア州の大学に設立された中国語教育機関「孔子学院」で講演し、中国の巨大経済圏構想「一対一路」を称賛したほか、中国によるアフリカ進出を評価していたと報じた。

 公聴会で複数の上院議員から講演での発言の真意について質問された同氏は「中国に行動に対し甘い考えは全く抱いていない。中国のことは日常的に批判している」と反論した。

 トーマスグリーンフィールド氏は南部ルイジアナ州出身。1982年に国務省に入り、リベリア大使などを経てオバマ元政権下の2013〜17年にアフリカ担当の国務次官補を務めた。

6400チバQ:2021/01/28(木) 18:33:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d56528cf3c9d6d25db605d38dbc1f482af84b976
バイデン新政権 ブリンケン国務長官が初の記者会見 中国による新疆での弾圧、新政権でも「ジェノサイド」の認識変わらず 
1/28(木) 8:45配信


 【ワシントン=黒瀬悦成】ブリンケン米国務長官は就任翌日となる27日、国務省で初めて記者会見した。ブリンケン氏は、トランプ前政権が中国政府による新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒少数民族の弾圧を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定したことに関し、バイデン政権としても「ジェノサイドであるとの認識は変わらない」と表明した。

 ブリンケン氏はまた、米中関係は「私たちの多くの将来を規定する、世界で最も重要な関係だ」とし、その関係はさまざまな分野で「敵対的」または「競争的」になっていると述べた。同時に米中は気候変動対策などの分野では協力可能だと指摘した。

 一方、ケリー気候変動対策大統領特使は27日、気候変動問題は米中の「独立した重要な問題だ」とした上で「知的財産窃取や南シナ海問題といった中国との全ての懸案に関し、気候変動(をめぐる協議の)取引材料には決してしない」と強調した。

 ブリンケン氏はさらに、ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏が露当局に拘束された問題に「深い懸念」を表明し、「ナワリヌイ氏の声は多数のロシア人の訴えを代弁している。決して封殺されるべきでない」と訴えた。

 ブリンケン氏はその上で、ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件や、露政府系ハッカーによる米連邦政府機関などへの大規模サイバー攻撃事件、昨年の米大統領選に対するロシアの干渉などについて、対抗策を検討中だと明らかにした。

 トランプ前政権が2018年に離脱したイラン核合意については「イランが合意を改めて完全順守するのであれば、米国も同じ行動をとる」と述べ、合意に復帰する意向を示した。

 同氏はさらに、イランが合意に復帰した場合、イランの弾道ミサイル開発や周辺国でのテロ支援を制限する追加合意の締結を目指す考えを明らかにした。

6401チバQ:2021/01/28(木) 23:48:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a36cbe95f095b95b0d7af7520f2f39d2667ed1d7
トランプ氏の弾劾裁判、無罪の可能性 分裂恐れる共和党
1/28(木) 20:00配信

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朝日新聞デジタル
6日、ワシントンで支持者向けに演説するトランプ前米大統領=ロイター。この時に連邦議会議事堂の襲撃を扇動したとして、弾劾(だんがい)訴追された

 支持者を扇動して、米連邦議会議事堂を襲撃させたとして、弾劾(だんがい)訴追されたトランプ前大統領が、上院の弾劾裁判で無罪となる可能性が高まっている。上院では26日、「弾劾裁判は違憲」とする動議について、5人を除く共和党議員が賛成した。動議は否決されたが、トランプ氏を有罪とするためには少なくとも17人の共和党議員が賛同する必要があるため、情勢は困難だ。

 上院(定数100)は現在、民主党50、共和党50の同数で、弾劾についての共和党内の対応は割れている。この日は同党のポール議員が、大統領職を退いたトランプ氏が「私人である」として、弾劾裁判の対象にならないという動議を提出したところ、ロムニー議員ら5人が反対したが、残りの45人は賛成した。民主党は全員が反対し、動議は45対55で否決された。

 今回の動議は手続きが問われており、トランプ氏に事件の責任があるかどうかは、別の判断だ。しかし、有罪とするためには、出席議員の3分の2以上の賛成が必要だ。採決が同じ状況となれば、トランプ氏は無罪となる。

 共和党内でも、事件に関してトランプ氏の責任を問う声は強いが、多くの議員は「有罪」とした場合、トランプ氏やその支持者からの反発を恐れている。ウォールストリート・ジャーナルによると、トランプ氏は側近らと「愛国者党」の結成について協議しており、分裂を懸念する共和党側を牽制(けんせい)する動きとなっている。トランプ氏は25日には、邸宅のあるフロリダ州に事務所を開設。事務所は声明で、今後の政治活動の拠点となる考えを示した。(ワシントン=園田耕司)

朝日新聞社

6402チバQ:2021/01/29(金) 00:00:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e9f6dbdf7519797f765fa441740bb3f8554f880
バイデン外交 対中シフト鮮明 政権1週間 問われる実践
1/28(木) 16:38配信

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産経新聞
ジョー・バイデン氏の人物像

 就任から1週間を迎えたバイデン米大統領は、27日(日本時間28日未明)の菅義偉首相との電話会談を含む主要国首脳らとの一連の会談で、自由民主主義の価値観を共有する国々と連携して中国の脅威に対抗していく立場を鮮明に打ち出した。バイデン政権の対中政策は、少なくとも言葉の上ではまずまずの滑り出しを見せたが、今後は実践が伴うかが大きく問われてくる。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

【イラスト】バイデン氏が目指すものとは?

 バイデン氏は大統領就任後の22日、従来の慣例に従いまずカナダ、メキシコの首脳と電話会談したのに続き、23日にジョンソン英首相、24日にマクロン仏大統領、25日にメルケル独首相と電話で会談した。

 バイデン氏が英仏独の首脳と真っ先に会談したのは、世論操作やサイバー攻撃を駆使した「ハイブリッド戦」で欧州の弱体化を図るロシアの脅威に直面する西欧諸国に対し、トランプ前政権で停滞した米欧関係を再活性化し、欧州防衛に積極関与していく方針を明示する狙いがある。

 バイデン氏は一方で、英仏独首脳と外交分野の最重要懸案の一つとして中国の問題を協議したことが明らかになっている。

 バイデン氏は、中国によるハイテク覇権や知的財産の窃取、不公正な貿易慣行、南シナ海などでの軍拡路線を阻止するには欧州諸国の協力が不可欠だとして、各国首脳と連携態勢の構築を図ったのは確実だ。

 菅首相との電話会談は、欧州主要国と対中国・ロシアで意思統一を図った上で、インド太平洋における最大の同盟国である日本との協議に臨んだとみることができる。

 バイデン政権は、20日の大統領就任式に台湾の駐米台北経済文化代表処(在米大使館に相当)の蕭美琴(しょう・びきん)代表を正式招待した。中国新疆ウイグル自治区での少数民族に対する弾圧を「ジェノサイド(民族大虐殺)」と認定したトランプ前政権の立場を踏襲することも明言した。

 23日には米海軍の原子力空母セオドア・ルーズベルトが南シナ海に展開し、艦載機の発着艦訓練などを実施した。いずれも、米国がトランプ前政権の路線を継承し、中国と「大国間競争」を展開していくとのメッセージを習近平体制に届ける意図があるのは確実だ。

 ただ、サキ大統領報道官は25日、中国に「戦略的忍耐」で対応すると言及し、オバマ元政権が対北朝鮮政策で同じ立場を打ち出して失敗した過去を連想させるとして波紋を呼んだ。

 民主党内部には中国との対決よりも気候変動や疫病対策、貧困撲滅といった地球規模の課題を優先すべきだと主張する勢力も根強く存在するだけに不安も少なくない。

6403とはずがたり:2021/01/29(金) 16:23:25

ツイッター本社、爆弾攻撃計画か トランプ支持者
会員限定有料記事 毎日新聞2021年1月29日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20210129/ddm/007/030/090000c

 複数の米メディアは27日、自作のパイプ爆弾などを所有していたとして訴追された西部カリフォルニア州の男が、ニューサム州知事(民主党)の事務所やツイッター、フェイスブックの本社を攻撃しようとしていた可能性があると報じた。男はトランプ前大統領(共和党)が大統領選で勝利したと信じ、トランプ氏の退任を阻止しようとしたとみられている。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)などによると、男は同州北部ナパ郡の自動車修理業、イアン・ロジャース被告(44)。連邦捜査局(FBI)などが15日に自宅兼事務所を捜索し、パイプ爆弾5個と銃49丁などを発見した。ロジャース被告は携帯電話のテキストメッセージで、ニューサム氏らが標的だと示唆していた。

6404とはずがたり:2021/01/29(金) 16:35:43
米大統領就任式にその服装?! サンダース氏にネット沸く
https://www.afpbb.com/articles/-/3327653
2021年1月21日 22:11 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

6405チバQ:2021/01/29(金) 16:40:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/779907c28f3a0ffd9f39b834b5aa13011218eb34
「SAやPAの飲食も20時閉店」一律時短でトラック運転手が食堂難民になっている

1/29(金) 15:16配信

コロナ禍の物流を支えるトラックドライバーたちが深夜の食事に困っている。元トラックドライバーでライターの橋本愛喜氏は「高速道路のサービスエリアなども20時には閉まってしまう。普段から一人で行動し、『黙食』が当たり前だから、感染リスクはほとんどない。業態を無視した一律の時短要請より、やるべきことがある」という――。

■飲食店事業者の倒産件数は過去最多に

 昨年1年間、コロナ禍の中を耐えに耐えてきた飲食業界。

 GOTOイートで一瞬光を見たものの、最繁忙期であるはずの年末年始を前にして「第3波」が日本列島を襲い、同キャンペーンは休止に。業界からは悲鳴が上がった。

 帝国データバンクの調査によると、2020年1月から12月における飲食店事業者の倒産件数は780件で過去最多。なんとか生き延びてきた飲食店も感染リスクを抑えようと、これ以上ないほどの対策を取って日々営業してきた。

 そんな状況の中で発出された2回目の緊急事態宣言。これに伴い、11都道府県の飲食店には、20時までの時短営業要請が出された。

 「できることは全てやってきたが、もうダメかもしれない。これ(緊急事態宣言)が“とどめの一刺し”になると思う」

 都内の駅前で30年もの間飲食店を経営してきた知人は、力なくこうつぶやいた。

 飲食店はもはや限界の状態にある。コロナウイルスそのものに「夜型」の特性があるならともかく、どうして飲食店だけが一律に20時までの時短営業を強いられなければならないのだろうか。


■「一人焼肉も時短営業」一律20時までの謎

 コロナ禍の直前、人気だった飲食店に「焼肉ライク」という「ひとり焼肉」の専門店がある。

 焼肉店は、強力な換気システムが整っていることから感染リスクが他飲食店より低いといわれており、コロナ禍の中でも比較的ダメージが少ない業態だ。外食大手のワタミが、居酒屋店舗を次々に焼き肉店へ改装していることからも、その安定ぶりがうかがえる。

 さらに「焼肉ライク」の店舗には、1人1台のロースターとタッチパネルが付いているため、店員との接触すらもほとんどなく、飛沫感染のリスクはかなり低いといえる。

 しかし、「焼肉ライク」のウェブサイトを見てみると、同社では「政府の緊急事態宣言を受けて対象地域の店舗を時短営業している」とのことだった。

 ひと口に飲食店と言っても、このようなひとり焼肉店やファミレス、居酒屋、立ち食い店など、実にさまざまな業態や特徴があり、感染リスクや対策すべき方法にも、それぞれ大きな違いがあるはず。

 にもかかわらず、一律20時に一斉に店を閉めさせるのには、何のメリットがあるのだろうか。

6406チバQ:2021/01/29(金) 16:40:41
■「食堂難民」になるトラックドライバー

 この一律の時短営業の影響を受けるのは、飲食店側だけではない。

 現在、この一律時短営業によって、物流を支えるトラックドライバーが「食堂難民」と化している実態がある。高速道路にあるサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)の多くの飲食店までもが20時で閉店しているためだ。

 仕事柄、その日のうちに帰宅できず車中泊する長距離トラックドライバーたちには、翌日の仕事まで最低8時間、クルマを動かさず休息を取らねばならないというルールがある。

 また、20時という時間は、0時からの「深夜割」を待つトラックドライバーがSA・PAに滞在し始める時間でもあり、大型車専用駐車場は、マスに停まり切らないトラックで溢れ返っている。

 そのため、1日中運転し、ようやく到着した休憩地点で何とか確保した駐車スペースにクルマを停めても、SA・PAの店が閉まっていれば、夕食だけでなく、下手すれば朝食すらも取れなくなる。別のSA・PAに移動しようにも、前出の「8時間ルール」があるため、それもかなわないのだ。

 緊急事態宣言の中、SA・PAを利用する団体旅行者がどれほどいるだろうか。基本1人で行動し、そばうどんを背中丸めて黙々と食べている彼らトラックドライバーに、誰1人として大声張り上げながら食事をする者はいない。

 テナントの営業利益の兼ね合いで店を早めに閉めなければならないという事情があるならば、それこそ減った利益を国が援助するべきで、店の営業を後押しこそすれ、物流を担い手が利用するSA・PAの飲食店を閉めさせることはあってはならない。

 役所のように「9〜17時」の仕事だけで世の中が動いていると思ったら大間違いなのである。

■悪客に対する制限を作るべき

 さらに強い違和感を覚えるのは、「命令」でもないその「要請」に従わなかった場合、店名を公表すると国が示唆したことだ。日本はいつから国民を晒し者にするような国になったのだろうか。

 先日、コロナ患者を受け入れない医療機関も病院名を公表すると発表があったが、このSNSの時代、当該者を世間に総攻撃させようとする国の方針は、ただの「大人のいじめ」でしかない。

 このように、時短営業要請に応じても逆らっても報われることのない飲食店だが、そこで1つ思い浮かぶ疑問は、「どうしてこれほど努力している店側だけにこれだけの負担を強いるのか」だ。

 各現場取材をして毎度痛感するのが、この国にある「お客様至上主義」だ。

 筆者は「客が神」とするこの日本の社会的構造が大嫌いである。根がひねくれているのだろう、相手が誰であれ、人間同士の付き合いには一定の節度が必要だと思う一方、店員に対してはそれ以上のモノもそれ以下のモノも求めない性格が大きいところだが、現場で働く「エッセンシャルワーカー」たちから、これまでさまざまな「神話」を数多く聞いてきたのも大きな一因になっている。

6407チバQ:2021/01/29(金) 16:42:11
■全て飲食店側のせいにされる不公平さ

 日本には実にさまざまな“神”がいる。

 運送業界には、到着時間帯を「17〜19時」に指定した荷物が17時1分に届いた際、「なんでこんなに早いんだ。17〜19時だったら普通18時だろ」と怒鳴る神、また飲食業界には、バイキングのパンをハンカチに包んで持って帰ろうとする神なんていうのも存在する。

 余談になるが、筆者が「客が神ではない」と認識したのは、外国に住んでいた時だ。

 日本で0円で売られていた某ファストフード店の「スマイル」を、現地の同列店で同じように注文してみたところ、店員のスマイルどころか、これまで見たことがないほど深い眉間のシワと対峙し、初めて笑顔にも対価が必要だということに気付かされた。

 国のガイドラインに従い、飲食店がいくらこまめに店内を消毒し、アクリル板を立て、時短営業しても、来店客が好き勝手やれば全ての努力が水の泡。にもかかわらず、こうしたマナーの悪い客に対しては「マスク」「検温」「消毒」以外、何の決まりも基準もペナルティも科されず、いざ店内でクラスターが発生すれば全て飲食店側のせいされるのは、非常に不公平ではないだろうか。

 「おもてなし」や「お客様至上主義」で思い上がる店側のルールに従わない「疫病神」に対しては、強制退店させるくらいの権限を店側に持たせてもいいのではないかと、筆者は強く思っている。

■同調圧力が、知らぬ間に誰かの首を絞めている

 国からの要請以外にもう1つ、飲食店自身に時短営業をさせている要因がある。

 世間に漂う「同調圧力」だ。

 昨年の緊急事態宣言時、多くの飲食店が休業し、車体の大きなトラックが行き場を失う中、営業を続けていたあるラーメン店は、文字通り彼らのオアシスだった。

 現場から届いた感謝の思いを記事化しようと同店に取材した際、「店を紹介させてほしい」と打診したところ、こんな答えが返ってきた。

 「気持ちは嬉しいし、是非と言いたいところだが、周囲の飲食店が自分のところだけ店を営業していることに対してのやっかみがあるから、今回はお受けできない」

 現場の状況をろくに知りもしない人によって作られた杓子(しゃくし)定規なルールに、何の事情も知らない人間たちが「ナントカ警察」と化して監視する社会。そんな日本の中にある「みんな一緒でなければならない」という感覚は、知らぬ間に誰かの首を絞めていることもあるのだ。

6408チバQ:2021/01/29(金) 16:42:29
■客が本当の「神」ならば……

 そんなルールに縛られ続ける飲食店から、最近ある言葉が登場して話題になった。「黙食」だ。

 「その2文字を店内に掲げる際は、批判覚悟だった」という店主の心からの訴えは、現在多くの飲食店や商業施設、利用客の共感を呼び、店の入り口に同店が作成したPOPを掲げる店が増え続けている。

 今後しばらく続くであろう「ウィズコロナ」の生活。感染対策と経済活動の両立を目指すなら、この先やるべきは、店に対する一律の時短営業要請や、子どもじみた「店名公表ペナルティ」の設置ではなく、「各業態や店舗に合ったルール作り」と、この「黙食」や、時にはそれ以上の「客への強い要請」だ。

 客が本当の「神」ならば、むしろ店の願いをかなえてやるのが本当の姿だと筆者は思う。



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橋本 愛喜(はしもと・あいき)
フリーライター
元工場経営者、トラックドライバー、日本語教師。ブルーカラーの労働環境、災害対策、文化祭、ジェンダー、差別などに関する社会問題を中心に執筆や講演を行う。
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6409とはずがたり:2021/01/29(金) 16:43:19

2020年11月12日
「ただの1市民となるトランプ」を待ち構える州、連邦検察
斎藤 彰 (ジャーナリスト、元読売新聞アメリカ総局長)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21334

6410チバQ:2021/01/29(金) 20:04:29
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3329019.html
「共和党トランプ派」、無視できない勢力に
2021/01/29 13:24AFPBB News

「共和党トランプ派」、無視できない勢力に

米ホワイトハウスで会談するドナルド・トランプ前大統領(左)と共和党のケビン・マッカーシー下院院内総務(2020年5月8日撮影、資料写真)。(c)MANDEL NGAN / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ前大統領は、連邦議会襲撃事件をめぐり、同国史上かつてない2度目の弾劾裁判に直面している。米上院はトランプ氏を「反乱扇動」の罪で裁こうとしており、大統領の座を離れた同氏が米政界でどれだけ影響力を保てるかは不透明だった。

 しかし、最近の世論調査では、トランプ氏に対する共和党員の強い支持が示された。さらにこの1週間で、何人かの共和党議員がトランプ路線の継承や、少なくとも公にはトランプ氏と決別しない態度を示唆した。

 親トランプ派の共和党員らは今後数年間、大きな影響力を持つだろう。親トランプ派は、党の予備選に影響を与えることができるだけの人数がいる。仮にトランプ氏を追放して親トランプ派に見捨てられれば、共和党はひどく弱体化し、民主党との議会の主導権争いで不利になるだろう。

 共和党の元下院議員カルロス・カーベロ氏は米MSNBCテレビの取材に対し、「(共和党内には)前大統領のうそに立ち向かってきた人々を粛清したいトランプ派と、トランプ派を粛清したいエスタブリッシュメント(既存支配層)派がいる」と語った。「今は明らかにトランプ派が優勢だ」

■下院共和党トップのトランプ氏詣で

 共和党の将来をめぐる綱引きが行われる中、トランプ氏は28日、下院共和党トップのケビン・マッカーシー院内総務とフロリダ州で会談した。共和党の議会指導部は、前大統領との共同戦線をアピールしたいようだ。

 トランプ氏とつながる政治団体「セーブ・アメリカ」によると、パームビーチにトランプ氏が所有する高級リゾート施設「マーアーラゴ」で行われた会談では、2022年中間選挙で民主党から下院を奪還することが主な議題となった。

 同団体は「トランプ前大統領の人気は今こそが最高潮で、彼の支持表明は、おそらくどの時代のどの支持表明よりも意味がある」と述べた。

 マッカーシー氏はトランプ氏の盟友で、大統領選で不正があったとするトランプ氏の根拠のない主張を支持していた。だが、トランプ氏が自らの支持者による米連邦議会議事堂への乱入をあおったと非難されてからは距離を置き、大統領選の勝者はジョー・バイデン氏で、1月6日の暴徒による議会襲撃の責任は、トランプ氏にあると明言していた。

 しかし28日、トランプ氏に再び恭順したマッカーシー氏は、欧州の宮殿のような豪華な部屋で、2人でにこやかに写真に収まった。

 マッカーシー氏は声明の中で、「きょう、トランプ前大統領は、2022年中間選挙で、共和党員の当選を支援すると約束した」と述べ、「(民主党は)今や私人となった前大統領を弾劾している」と非難した。

 さらに「団結した保守運動は国民の絆を強め、わが国の建国の礎である自由を守るだろう」と言い添えた。 【翻訳編集】AFPBB News

6411チバQ:2021/01/29(金) 20:05:33
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210129X488.html
トランプ氏、共和に協力約束=「新党」で脅し、一転和解
2021/01/29 10:16時事通信

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は28日、退任後に住む南部フロリダ州で共和党下院トップのマッカーシー院内総務と会談し、2022年の中間選挙での共和党勝利に向け協力することで一致した。トランプ氏は退任後、「新党」構想をちらつかせ、弾劾に賛同する共和党議員をけん制していた。

 米メディアによると、トランプ氏は会談で「共和党の下院多数派奪還へ協力する」と約束した。マッカーシー氏はトランプ氏支持者による6日の連邦議会襲撃を「トランプ氏に責任がある」と批判していたが、フロリダまで出向き和解した形だ。

 13日に下院に弾劾訴追されたトランプ氏は、新党「愛国者党」を創設し、弾劾に賛成した共和党議員に対抗馬を立てる考えを周囲に伝えていた。共和党の「トランプ氏追放」の機運は次第にしぼみ、弾劾裁判打ち切りを求める26日の決議案には、50人いる同党上院議員の45人が賛成している。

6412名無しさん:2021/01/31(日) 10:13:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/281d61840410eea3f0a3a11fd085ceecc96f57ef
「平服のバーニー」が人気 大統領就任式での写真話題に 米
1/31(日) 7:31配信
時事通信
 【ワシントン時事】米急進リベラル派の重鎮バーニー・サンダース上院議員(79)が20日のバイデン大統領就任式で着用した防寒着が、その素朴さからインターネット上で大きな反響を呼んでいる。

 関連商品が飛ぶように売れ、米メディアによれば、売り上げの一部に当たる180万ドル(約1億9000万円)が、サンダース氏の地元バーモント州の慈善団体に寄付された。

 就任式で他の来賓が正装に身を包む中、サンダース氏はスノーボード用パーカーに古着のセーターを再利用した手袋という「平服」で参加。脚を組んで椅子に座る姿の写真がネット上で注目を集め、さまざまな場所で腰掛ける同氏の合成写真が、インターネット交流サイト(SNS)上に多数流通した。

 サンダース氏陣営の売店で、腰掛ける同氏の写真をプリントしたシャツを売り出したところ、わずか30分足らずで完売。話題となった再利用手袋を作った縫製業者には「同じ物を」という注文が殺到した。業者はロイター通信に「普段なら捨てられる物に新たな意味を生み出すのは、本当に楽しい」と話す。

 サンダース氏は昨年の大統領選に名乗りを上げ、若者からの絶大な支持を背景に、民主党の候補指名争いでバイデン大統領と激しい舌戦を繰り広げた。ファッションとは無縁のイメージが強く、思わぬ人気に「驚いている」と声明でコメント。「バーモントの人々の役に立ててうれしい」と述べつつ、「集まった金額と議会での活動は別。これからも勤労者が必要とする支援を得られるよう、できる限りのことをする」と表明した。

6413名無しさん:2021/01/31(日) 10:15:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/be71dac11c9e58cfffaef8eab47a5d2e6215cab3
米最強のロビー団体、全米ライフル協会が存続の危機に陥った理由
1/30(土) 16:02配信
ニューズウィーク日本版
<増え続ける非白人を脅威に思う地方の貧しい白人層に働き掛け、共和党の政治家には多額の献金──アメリカ政治に絶大な影響を及ぼしてきたNRAが窮地に追い込まれている>
全米ライフル協会(NRA)は過去40年間、アメリカ政治と共和党に最も大きな影響を与えてきたロビー団体と言えるかもしれない。毎年約4万人が銃で命を落としているにもかかわらず、多くのアメリカ人が銃を「自由」の象徴と見なしているのは、NRAの力によるところが大きい。

だが今、NRAは最大の試練に直面している。1月15日、NRAはニューヨーク州司法長官が起こした訴訟から逃れるため連邦破産法11条を申請し、登記先をニューヨークからテキサス州に移転すると発表した。

合衆国憲法が保障する個人の「武器を保有する権利」を声高に主張する強硬派がNRAの主導権を握ったのは1977年。彼らはそれ以来、銃規制は「全ての個人の自由」を奪う行為だと主張してきた。

NRAの影響力は絶大だ。会員数は自称500万人。年間予算は約3億ドル(2013年)。アメリカには現在、人口100人当たり121丁の銃があり、所有率は世界で最も高い。銃による年間の死者は、比率で言えば他の先進国の25倍に達する。それでも「武器を持つ権利」への支持は過去20年間で34%から52%に上昇。逆に銃規制への支持は57%から46%に低下した。

その力の源泉は恐怖とマネーだ。NRAは人種や国籍、文化の多様化が進む都市部の非白人に脅威を感じる地方の貧しい白人層に働き掛け、銃を彼らのアイデンティティーの一部とすることに成功した。さらに銃規制支持派の40倍以上の金を使い、何百人もの共和党政治家に多額の寄付を行ってきた。現在、民主党支持層の91%と無党派層の59%が銃規制強化に賛成しているが、共和党支持層の賛成は32%にすぎない。

そのNRAが今、149年の歴史で最大の窮地に追い込まれている。原因は上層部の腐敗と財政難、銃規制派の法的戦略だ。

ここ数年、NRAでは30年前から副会長を務めるウェイン・ラピエールの資金流用疑惑が取り沙汰されてきた。団体の資金をデザイナー仕立てのスーツや自分用の豪邸、贅沢な海外旅行、豪華なヨットにつぎ込んでいたというのだ。しかも、同時期にNRAは収入が大幅に落ち込んだ。そのため2016年には5440万ドルを共和党候補に献金を行っていたが、2020年の献金額は920万ドルに激減。NRAは20%の人員を一時解雇し、週休3日制の導入を決めた。

アメリカの裁判所は数十年間、「武器を保有し携行する国民の権利を侵害してはならない」という合衆国憲法の規定に基づき、銃の所有権をおおむね支持してきた。だがラピエールの資金流用疑惑とNRAの財政難が、銃規制派にチャンスを与えた。

<形式上は「非営利の慈善団体」>
ニューヨーク州のレティシャ・ジェームズ司法長官は2020年8月、ラピエールら上層部の不正を組織的腐敗の証拠に挙げ、NRAの解散を求める訴訟を提起した。NRAは形式上「非営利の慈善団体」であり、団体として登録されているニューヨーク州の司法長官に監督権限がある。

この攻撃はNRAにとって致命傷となりかねない。彼らは司法の追及から逃れるため、1月中旬に破産を申請。ニューヨーク州当局による政治的迫害を主張してテキサス州での再法人化を申請した。

しかし、この作戦は失敗に終わったようだ。ジェームズ州司法長官は、「NRAが説明責任とわれわれの監視を逃れることを許さない」と明言。ニューヨーク州の判事は1月21日、NRAによる訴訟棄却の訴えを却下し、NRAが再法人化してもニューヨークでの訴訟は継続するとした。

証拠を見る限り、NRAの不利は否めない。もし1977年以降に銃で殺された150万人が陪審員席に座っていたら、評決の結果は言わずもがなだろう。

<本誌2021年2月2日号掲載>

グレン・カール(本誌コラムニスト、元CIA工作員)

6414名無しさん:2021/01/31(日) 11:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd92378768832ce9c25c3ee94036f56ee2a3162e
Qアノン信奉者の共和党新人議員、ペロシ氏殺害支持するSNS投稿で窮地
1/29(金) 20:31配信
AFP=時事
【AFP=時事】米極右陰謀論「Qアノン(QAnon)」の信奉者で、昨年の連邦議会選挙で初当選した共和党のマージョリー・テイラー・グリーン(Marjorie Taylor Greene)下院議員(46)が、ソーシャルメディア上でナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長ら複数の民主党政治家の殺害を示唆する投稿に「いいね」を付けたり、扇動的なコメントをしたりしていたことが明らかになり、米政界に波紋と激しい反発が広がっている。

 ジョージア州選出のグリーン氏は、大統領選で不正があったとするドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の根拠のない主張を支持している。また、銃所持の権利を熱心に擁護し、銃を携帯していることを公言している共和党議員の一人で、下院議場の入り口に最近導入された金属探知機による身体検査を拒否している。

 今週明らかになった事実の中でも最も問題視されているのは、フェイスブック(Facebook)上でのグリーン氏自身の発言や、他のユーザーの投稿への「いいね」がペロシ氏の「処刑」を支持していると受け取れる点だ。

 米CNNの26日の報道によるとグリーン氏は、あるユーザーが2019年に投稿したペロシ氏を排除するなら「頭に銃弾を撃ち込む」のが手っ取り早いとする主張に「いいね」を付けていた。

 また、グリーン氏は連邦議会選挙に立候補する前、ペロシ氏を「反逆者」と呼び、「死刑」になり得ると主張する演説をフェイスブックに投稿していたことも、CNNによって明るみに出た。この投稿は、すでにフェイスブック上から削除されている。

 グリーン氏をめぐっては、共和党下院トップのケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)院内総務が面会して状況を協議する方針だと報じられたばかりだった。

 この件についてペロシ氏は、28日の記者会見で強く非難。グリーン氏を名指しはしなかったものの、「下院の中に敵がいる」ため治安予算を増額する必要がありそうだと述べた。また、民主党のジミー・ゴメス(Jimmy Gomez)下院議員は同日、「下院議員全員に(中略)危険をもたらす」存在だとして、グリーン氏の免職を求める動議を提出すると表明した。

 窮地に追い込まれつつあるグリーン氏と共和党だが、一方で党内には、表立ってグリーン氏を批判する声は少ない。共和党指導部は先日、グリーン氏を下院教育労働委員会の委員に任命したが、同氏は2018年にフロリダ州パークランド(Parkland)で起きた高校銃乱射事件を「でっち上げ」だとする陰謀論を支持している。【翻訳編集】 AFPBB News

6415チバQ:2021/02/02(火) 18:00:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/49b635b82641893dd3eed5a4e6310fe3ae3b23a9
エマニュエル氏、駐日大使候補に浮上 オバマ元大統領首席補佐官 米報道
2/2(火) 14:08配信
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米国のエマニュエル前シカゴ市長=2016年12月、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米NBCニュースは1日、オバマ元大統領の首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)が駐日大使か駐中国大使候補に浮上していると報じた。

 
 関係者によると、バイデン大統領はエマニュエル氏に重要な外交ポストを用意することを検討している。日本や中国の大使職が候補に挙がっており、数週間で最終決定する見通し。

6416チバQ:2021/02/03(水) 11:13:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc0551015a6e31500094dd73a0ddfb017a4c0783
ヒスパニック初の国土安保長官承認 同性愛公表の運輸長官も 米上院
2/3(水) 7:13配信
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米国土安全保障長官への指名が承認されたアレハンドロ・マヨルカス氏=2020年11月、デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米上院は2日、国土安全保障長官にアレハンドロ・マヨルカス元国土安保副長官(61)、運輸長官にピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(39)を起用する人事案をそれぞれ採決し、ともに賛成多数で承認した。

 バイデン政権で議会承認を得た閣僚は6人となった。

 マヨルカス氏はキューバ生まれで、幼少時に親に連れられ米国へ亡命した。ヒスパニック初の国土安保長官となる。不法越境者の取り締まり強化で別々に収容された親子の再会など、移民政策の見直しのほか、サイバー攻撃や自然災害への対応を取り仕切る。

 ブティジェッジ氏は昨年の大統領選で民主党候補に名乗りを上げ、一時はバイデン大統領を脅かす「台風の目」になった。同性愛を公表した米国初の閣僚で、新政権の陣容について「米国を象徴するようなものにしたい」と多様性を掲げるバイデン氏の方針を象徴する人事だ。

6417チバQ:2021/02/06(土) 09:48:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210205k0000m030045000c.html
陰謀論Qアノン信奉の共和党議員、米下院所属委員会から除籍
2021/02/05 10:50毎日新聞

陰謀論Qアノン信奉の共和党議員、米下院所属委員会から除籍

マージョリー・テイラー・グリーン議員=2021年2月4日撮影、AP

(毎日新聞)

 米下院は4日、トランプ前大統領の熱烈な支持者で、極右陰謀論「Qアノン」の信奉者として初の議員となったマージョリー・テイラー・グリーン議員(共和党)を所属する教育労働委員会と予算委員会から除籍する決議を民主党の賛成多数で可決した。2001年の米同時多発テロや学校銃乱射事件を「捏造(ねつぞう)」と主張したり、民主党議員の死刑執行を呼びかけたりした過去の発言が問題視されていた。

 民主党幹部や各界エリート層の小児性愛者グループが「国家を支配している」などとするQアノンの陰謀論は、昨年11月の大統領選前に急速に広がった。

 連邦捜査局(FBI)はQアノン運動を「国内テロの脅威」と指摘している。民主党のバイデン氏が勝利した選挙結果に「不正があった」とも主張し、トランプ前大統領の支持者とも親和性が高い。

 グリーン議員は大統領選と同時に実施された下院選に南部ジョージア州の選挙区から立候補し、初当選した。グリーン氏の言動を問題視する声は選挙前から上がっていたが、Qアノンなどの陰謀論がきっかけとなった1月のトランプ支持者による議事堂乱入事件を受け、グリーン氏が議員として活動することへの反発が民主党内で高まっていた。

 両委員会からグリーン氏を除籍する決議は下院本会議で採決され、賛成230に対し反対は199だった。過半数を占める民主党議員に加え、11人の共和党議員が同調した。

 共和党執行部はグリーン氏の発言を厳しく非難する一方で「議員当選前の言動で罰すべきでない」として、決議に反対していた。共和党議員の多くが、トランプ政権下で同党の主要支持層となった右派有権者を敵に回すことを回避するため、反対票を投じたとの見方もある。【ワシントン高本耕太】

6418チバQ:2021/02/08(月) 23:49:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210208k0000m030268000c.html
米政府、国連人権理事会に復帰 ただし「改革必要」 トランプ政権が脱退
2021/02/08 23:35毎日新聞

米政府、国連人権理事会に復帰 ただし「改革必要」 トランプ政権が脱退

ブリンケン米国務長官=AP

(毎日新聞)

 ブリンケン米国務長官は8日、トランプ前政権が脱退した国連人権理事会(本部スイス・ジュネーブ)への復帰を表明した。当面の間、オブザーバーとして参加するという。ブリンケン氏は「人権理事会は、人権を最もひどく傷つけてきた国々に焦点をあて、不正や圧政と闘う人々の重要な場とすることができる」と指摘した。バイデン政権の国際的枠組み重視の姿勢を改めて示した形だ。

 ブリンケン氏は「バイデン政権の外交政策は民主主義、人権、平等に重点を置いている。多国間による手段を効果的に活用することが重要だ」と強調。「米国の脱退はリーダーシップの空白を生み、権威主義的な意図を持つ国々が自らの利益のためにその空白を利用した」と説明した。

 人権理事会は、パレスチナ問題でイスラエルを非難してきた。これに対し、トランプ政権は2018年6月に「人権理事会がイスラエルに対する恒常的な偏見を持っている」として、脱退を発表した。

 ブリンケン氏は、イスラエルへの非難も含め人権理事会は「改革を必要としている」と指摘。米国の外交的リーダーシップの総力を挙げて「理事会の欠陥に対処する」と訴えた。【ワシントン鈴木一生】

6419とはずがたり:2021/02/09(火) 13:27:03
米下院議員、コロナ感染後死去 現職連邦議員で初
2/9(火) 5:54配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a07e49cdea5090f80edb3777f8a51683ed11103
共同通信

 【ワシントン共同】米南部テキサス州選出のロン・ライト下院議員(共和党)が7日、死去した。67歳。死因は不明だが、肺がんを患う中、新型コロナウイルス感染が先月判明し、テキサス州ダラスの病院に入院していた。米メディアが8日伝えた。

 現職の連邦議員で新型コロナ感染後に死亡するのは初めてのケース。昨年末には下院選で初当選し、就任目前だった共和党のレットロー氏が新型コロナ感染による合併症で死去した。

6420チバQ:2021/02/09(火) 17:06:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a07e49cdea5090f80edb3777f8a51683ed11103
米下院議員、コロナ感染後死去 現職連邦議員で初
2/9(火) 5:54配信
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米国のロン・ライト下院議員(中央)=2018年(AP=共同)
 【ワシントン共同】米南部テキサス州選出のロン・ライト下院議員(共和党)が7日、死去した。67歳。死因は不明だが、肺がんを患う中、新型コロナウイルス感染が先月判明し、テキサス州ダラスの病院に入院していた。米メディアが8日伝えた。

 現職の連邦議員で新型コロナ感染後に死亡するのは初めてのケース。昨年末には下院選で初当選し、就任目前だった共和党のレットロー氏が新型コロナ感染による合併症で死去した。

6421チバQ:2021/02/14(日) 10:22:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210214k0000m030132000c.html
トランプ氏が声明「史上最大の魔女狩り」 弾劾裁判で無罪評決 
2021/02/14 10:07毎日新聞

トランプ氏が声明「史上最大の魔女狩り」 弾劾裁判で無罪評決 

議事堂乱入事件の発生前、支持者の前に現れたトランプ米大統領(当時)=ワシントンで2021年1月6日、AP

(毎日新聞)

 米共和党のトランプ前大統領(74)に対する上院の弾劾裁判は13日、1月の議会乱入事件を巡りトランプ氏が「反乱を扇動」したとする訴追事項について、無罪評決を言い渡した。民主(無所属2含む)、共和両党が50議席ずつの上院(定数100)で、共和党から7人が造反して有罪に回り、投票結果は有罪57に対し無罪43。だが有罪評決に必要な3分の2に届かなかった。

 米史上初めて2度の弾劾訴追を受けたトランプ氏は、ウクライナ疑惑に関する昨年の裁判に続き無罪が確定。今後も党内で一定の影響力を維持する見通しだ。評決後、トランプ氏は声明を発表し、今回の弾劾を「史上最大の魔女狩りの一例」と批判。「米国を再び偉大にする運動は始まったばかりだ」と強調した。

 2月9日に始まった審理では、検察官役の民主党下院議員団が、昨年11月の大統領選で再選を阻まれたトランプ氏が事件前から繰り返し選挙結果を覆す暴力行為を支持者に呼びかけていたと指摘。事件発生時の経過も詳細に再現し、事件の深刻性を強調した。これに対しトランプ氏の弁護団は、トランプ氏の発言は政治的表現であり、言論の自由を保障する憲法修正第1条で保護されていると反論。既に退任したトランプ氏に対する裁判自体が違憲だと訴えた。

 共和党で有罪票を投じた造反議員7人は、大半が当選したばかりで2026年まで改選されない議員や、今期限りでの引退を表明している議員だった。近く改選を控えた他の議員の間で有罪への支持が広がらなかったことは、強固な支持層を持つトランプ氏が依然として党内で影響力を維持していることを示した。

 評決前、下院議員団は証人招致を求め、採決でいったんは決定されたが、その後の弁護側との調整で見送られた。

 トランプ氏の言動を巡り激しく対立してきた両党だが、裁判の長期化を回避したい思惑では一致。早期に幕引きを図りたい共和党と、新型コロナウイルス関連の追加経済対策など多くの審議課題を抱える民主党の意向が働き、裁判は審理開始からわずか5日でのスピード結審となった。【ワシントン高本耕太】

6422チバQ:2021/02/14(日) 10:23:40
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210214X081.html
トランプ前大統領に無罪=共和造反7人、3分の2達せず―米弾劾裁判
2021/02/14 09:34時事通信

トランプ前大統領に「無罪」

米上院は13日、議会襲撃をめぐる弾劾裁判で、共和党のトランプ前大統領(写真)に「無罪」を言い渡した。上院議員による投票は、有罪に必要な3分の2には届かなかった=1月6日撮影、ワシントン【EPA時事】

(時事通信)

 【ワシントン時事】米上院は13日、連邦議会襲撃をめぐる弾劾裁判で、共和党のトランプ前大統領に無罪を言い渡した。上院議員100人による投票は、有罪57票に対し無罪43票。共和党(50人)から7人が有罪票を投じたが、有罪評決に必要な3分の2には届かなかった。弾劾裁判は開始からわずか5日で終了し、米民主主義の歴史に汚点を残した事件での大統領の責任をめぐる議論は深まらなかった。

 トランプ氏への無罪評決は昨年2月のウクライナ疑惑の弾劾裁判に続き2度目。トランプ氏は評決を受けた声明で「米国を再び偉大にする運動はまだ始まったばかりだ」と述べ、今後の政治活動への意欲を強調した。

6423名無しさん:2021/02/14(日) 13:53:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff39466d0929879a82d0682aa60d292347c96d03
アメリカの刑務所の食事は、食べるのを拒否する囚人がいるほど…「Qシャーマン」はオーガニック食を要求
2/9(火) 11:10配信
BUSINESS INSIDER JAPAN

[原文:What prison food in the US really looks like, and why some inmates refuse to eat it]

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

Joey Hadden

6424名無しさん:2021/02/14(日) 14:01:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/430098f9e36802c71b7c1f6a90ed7ef987c3c077
アメリカ人だからこそ言いたい、この大統領選挙には納得できない
2/14(日) 6:02配信
現代ビジネス

ロバート・D・エルドリッヂ(政治学者)

最終更新:2/14(日) 8:51
現代ビジネス

6425とはずがたり:2021/02/15(月) 14:02:09
【米大統領選2020】 写真で振り返る:トランプ氏とバイデン氏の70年
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-54804290
2020年11月4日

6426チバQ:2021/02/15(月) 19:52:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f03f9202d076df192b999deb63a3633362a7f12
米ニューヨーク州、死者数で隠蔽か 数千人分少なく公表
2/15(月) 17:42配信

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朝日新聞デジタル
ニューヨーク市で昨年9月、会見を開いたクオモ・ニューヨーク州知事(右)とデローザ氏=AP

 米ニューヨーク州が、新型コロナウイルスによって亡くなった死者数を意図的に数千人分少なく公表していた疑いが浮上した。クオモ同州知事の側近が隠蔽(いんぺい)していた可能性もあり、批判が高まっている。

 問題になっているのは、高齢者施設や介護施設の入所者で、新型コロナと診断されたり、症状が出たりして亡くなったケース。データは施設側から送られ、州がまとめる。施設関連の死者数は現在1万5千人超とされるが、1月下旬段階までの公開データでは、大幅に低くなっていた。

 クオモ氏は同州で新型コロナの感染が拡大していた昨年3月、病床を確保するため、施設に対して感染を理由に入所を拒むことを禁じた。後に、それが感染を広げる一因になったのではないかと批判を浴びた。

 今回の問題のきっかけは、州司法長官が先月28日に公表した調査報告書。「州当局の公開データは、実際の死亡者数より最大で5割低くなっている可能性がある」と指摘していた。

 さらにこの後、知事付秘書で、選挙を経ない州職員としてはトップのメリッサ・デローザ氏(38)が、意図的に少ない数字を発表していた疑いが浮上した。

朝日新聞社

6427チバQ:2021/02/16(火) 10:05:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b68dabbe5c9c0f8b0b35a29e3a1ffc0b6ec35b6
弾劾無罪も復権険しく 忍び寄る捜査、共和党内紛含み トランプ氏
2/16(火) 7:05配信
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米共和党のマコネル上院院内総務(中央)=13日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領に対する上院の弾劾裁判で13日に無罪評決が下り、トランプ氏は公職に就く資格を失う事態を免れた。

 ただ、共和党内ではトランプ氏に忠誠を誓う勢力と、トランプ氏の影響力排除を図る穏健派が混在。トランプ氏には選挙やビジネスをめぐる捜査の手も忍び寄り、復権へのハードルは高い。

 ◇違憲論で結束保つ
 「彼は共和党再建に動く準備ができている。来年の中間選挙に向け、やる気満々だ」。弾劾裁判での無罪評決後にトランプ氏と話したというグラム上院議員は14日、FOXニュースで本人の様子をこう明かした。

 弾劾手続きが進む中、トランプ氏は新党構想を周囲にほのめかすなどして共和党に圧力をかけてきた。その力の源泉は、選挙で票を生み出す自身の岩盤支持層の存在だ。

 弾劾裁判では共和党議員50人中43人が無罪票を投じた。党内の造反議員は、昨年の弾劾裁判でのロムニー議員1人から7人に増えたものの、うち6人は中間選挙の対象ではない。裏返せば、トランプ氏は選挙を控えた議員への不支持を示唆することで、影響力を行使できる。

 ただ、無罪票を投じた43人の動機は一様ではない。「成功した大統領をおとしめるパフォーマンス」(前駐日大使のハガティ議員)という正面からの反対もあれば、「説明責任を果たすのは刑事裁判が筋」(ティリス議員)と弾劾の在り方を理由に挙げる議員もいた。

 共和党上院トップのマコネル院内総務は、「退任後の弾劾裁判は違憲」と主張して無罪票を入れながらも、評決後は、連邦議会襲撃に関する責任は「疑いない」とトランプ氏非難に転じた。違憲論で無罪票を投じる所属議員の抵抗感を和らげ、党の結束を保ちつつ、トランプ氏の影響力低下を狙ったとみられる。

 ◇3方から捜査の手
 現職大統領でなかったこともあって弾劾を切り抜けたトランプ氏だが、私人に戻ったということは、大統領が持つ刑事免責特権の喪失も意味する。

 南部ジョージア州の郡地区検察は10日、トランプ氏が1月、大統領選勝利に必要な票を「見つける」よう同州高官に圧力をかけた問題で証拠保全を命令。来月にも大陪審を開き、本格捜査に乗り出す。

 東部ニューヨークのマンハッタン地区検察も昨年8月から、トランプ氏と一族企業に関連した経済犯罪について捜査している。首都ワシントンでは、連邦検察がトランプ氏を議会襲撃の捜査対象として排除しない方針を示す。

 トランプ氏はツイッターでの発信の機会を奪われ、退任以降、肉声を発していない。無罪票を投じた共和党のクレーマー議員は「彼には離れない支持があるが、その規模は今週以降減少する」と指摘した。

6428チバQ:2021/02/16(火) 10:06:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2cfeb822eb1f5d750b36833ee7dcdf43f9b59ed
米政界 なお波乱含み 弾劾「無罪」もトランプ氏追及続く
2/15(月) 16:16配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米前大統領は、連邦議会議事堂襲撃事件を扇動した責任を問われた弾劾裁判で有罪を免れたのを受け、2024年大統領選への再出馬をにらんだ政治活動を再開させる考えだ。ただ、共和党の一部では「トランプ離れ」の動きも目立ち始めたほか、民主党や司法当局は別の形でトランプ氏の責任追及を続けるとみられ、今後も波乱含みの展開となりそうだ。

 ■決着急いだ民主政権

 バイデン大統領は13日の声明で、議会襲撃を含めた一連の騒動に関し「米国史の悲痛な一章だ」と総括した上で「共にこの野蛮な争いを終わらせ、国の魂を癒さなくてはならない」と訴え、「トランプ後」の米国再建に向けて前進していく立場を打ち出した。

 バイデン氏は、「大統領選に大規模な不正があった」などとする虚偽の主張を繰り返して支持勢力による議事堂襲撃を引き起こしたトランプ氏の責任を明確化させるため、議会による同氏の弾劾手続きを支持する立場を表明してきた。

 ただ、上院の弾劾裁判で有罪評決を下すに十分な票を確保できる見通しがなかったことや、新型コロナウイルス対策や新政権高官の人事承認を優先させたい思惑から、裁判の長期化を避けたい意向を示していた。

 昨年の大統領選で民主党候補指名を争ったクロブシャー上院議員は14日、FOXニュースの番組で「トランプ氏には歴史の審判が下されることになる」とし、無罪評決でも裁判の意義はあったと強調した。

 ■内紛含みの共和党

 一方、共和党陣営は弾劾裁判で大多数の上院議員がトランプ氏に無罪票を投じる一方、評決後はマコネル上院院内総務を筆頭にトランプ氏と距離を置く発言が相次いだ。今後はトランプ氏を軸に党内抗争が活発化するのは確実だ。

 無罪票を投じた同党のクレーマー上院議員は議会紙ヒルに「トランプ氏には強固な支持勢力があるが、(一連の騒動で)規模は縮小した」と指摘した。

 かつてはトランプ氏と近く、次期大統領選への出馬が取り沙汰されるヘイリー元国連大使も米政治サイト「ポリティコ」に「彼は進むべきではない道を歩んだ。私たちは彼に従うべきでなかった」と批判し、同氏との決別を宣言した。

 ただ、共和党議員の大多数は、トランプ氏の擁護は控えつつも、来年の中間選挙で上下両院を奪還するには同氏の支持勢力の確保が不可欠であるとして、同氏との決定的な対立は避けている。党内での「トランプ氏優位」の構図は大きくは揺らいでいない。

 一方、トランプ氏は自身の弾劾訴追を支持した共和党下院議員と、弾劾裁判で有罪票を投じた同党上院議員に報復するため、来年改選を迎える議員に対し同党の予備選でトランプ派の新人候補をぶつけ、党を名実ともに「トランプ党」に変貌させたい考えだ。

 ■司法当局の捜査も

 マコネル氏は13日、上院での演説で「米国には刑事司法制度と民事訴訟がある。前大統領はいずれからの責任追及も免除されていない」と指摘し、弾劾裁判とは別に司法当局の捜査が今後も続いていくとの見方を示した。

 司法省は1973年、現職大統領を原則として起訴しないとの規定を設けたが、トランプ氏が退任したことで刑事捜査の対象になる可能性が高まった。

 既に南部ジョージア州では、トランプ氏が1月、ラフェンスパーガー州務長官に電話して大統領選の集計結果を覆すよう要請した問題に関し、州都アトランタを擁するフルトン郡の検察当局がトランプ氏に対する刑事捜査に着手した。

 東部ニューヨーク州の検察当局はトランプ氏の一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」の脱税や不正な資金取引の疑惑に関し捜査を続けている。

 一方、議会民主党は、米憲法修正14条に基づき、反乱に関与した当局者が公職に就くのを禁じる措置をトランプ氏に適用することを検討しているという。

6429チバQ:2021/02/16(火) 22:53:39
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-02-13/QOH421DWLU6U01
トランプ氏に無罪評決、内乱扇動の弾劾裁判-共和7人造反も不発
Steven Dennis、Billy House、Daniel Flatley
2021年2月14日 6:01 JST
更新日時 2021年2月14日 17:20 JST
トランプ前米大統領は13日、2度目の大統領弾劾裁判で無罪の評決を受けた。1月6日にトランプ氏を支持する集団が連邦議会議事堂に乱入した事件に関連し、内乱を扇動した罪で弾劾訴追されていた。

  上院で開かれた弾劾裁判の評決は、トランプ氏有罪が57、無罪が43。共和党7人が造反したものの、有罪に必要な3分の2に届かなかった。弾劾訴追とその原因となった議事堂乱入事件により、一部の支持者がトランプ氏を離れた可能性はあるが、今回の無罪評決は、2024年の大統領選出馬に道を開くものだ。

 トランプ氏は評決が出た直後の声明で、「私はこれまで常にそうだったが、今後も常に揺るぎない法の支配と法執行の英雄たち、米国民が悪意と憎悪を持たずに時の問題を平和的に堂々と議論する権利を擁護していく」と表明した。


  さらに「これからやらなくてはならない仕事は非常に多い。われわれは明るく輝かしい無限の未来を米国にもたらすビジョンと共にすぐに姿を現すだろう」と将来の政治活動に含みを持たせた。

  一方、バイデン大統領は13日に声明を発表し、「最終投票の結果、有罪評決には至らなかったが、責任の本質は論を待たない。われわれの歴史のこの嘆かわしいチャプター(章)は、民主主義が脆弱(ぜいじゃく)であり、常に守らなければならないとわれわれに思い起こさせた」と訴えた。

  民主党のシューマー上院院内総務も、5人がなくなった1月6日の出来事が「決して洗い落とせないドナルド・ジョン・トランプの汚点、不名誉」として、永遠に人々の記憶に残るだろうと述べた。

  弾劾訴追に関し、トランプ氏の言動を擁護した上院議員は共和党の中でもほとんどおらず、親しい関係にあるジョン・コーニン議員(テキサス州)でさえ議事堂への乱入が起きる前のトランプ氏の発言を「無謀だ」と指摘していた。だが、共和党を支持する有権者の間で同氏は熱狂的な人気を維持しており、ほとんどの議員が結局無罪に票を投じた。

  共和党のマコネル上院院内総務もトランプ氏の無罪に票を投じた。マコネル氏は議事堂乱入が起きる前から、選挙結果を覆そうとするトランプ氏の行動を批判していた。マコネル氏は無罪評決の後、トランプ氏は暴動をあおったことに対し「実質的にも道徳的にも責任がある」と非難。それでも既に大統領を退任しているため、弾劾という処罰はふさわしくないとの見解を示した。

6430チバQ:2021/02/16(火) 22:53:55
 マコネル氏は暴徒と化した人々の議事堂襲撃について、「選挙に負けて腹を立てていた地上で最も影響力ある男のとんでもないうそに扇動された」せいだと発言。「この国には刑事司法制度があり、民事訴訟もある」と述べ、トランプ氏が進行中の法的審判を受ける可能性に言及した。

  約1年前の最初の弾劾裁判では、トランプ氏に有罪票を投じた共和党議員はミット・ロムニー上院議員(ユタ州)だけだった。今回はリチャード・バー(ノースカロライナ)、ビル・カシディ(ルイジアナ)、スーザン・コリンズ(メーン)、リサ・マカウスキ(アラスカ)、ベン・サス(ネブラスカ)、パット・トゥーミー(ペンシルベニア)の6議員がロムニー氏に加わった。

6431チバQ:2021/02/17(水) 10:27:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b3c616061e0d79830069f666c28e84da561bb43
トランプ氏、共和幹部の交代要求 マコネル氏に「報復」 米
2/17(水) 9:09配信
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 【ワシントン時事】米共和党のトランプ前大統領は16日、声明を出し、同党上院トップのマコネル院内総務について「マコネルのような指導者では共和党は二度と尊敬されず、強くもなれない」として、交代を求めた。

 マコネル氏が弾劾裁判後にトランプ氏を非難したことに報復に出た形だ。

 声明でトランプ氏は「政治的洞察に欠き個性もないマコネルは、現状維持への献身で共和党を多数派から少数派に転落させた。状況は悪くなる一方だ」と猛批判。その上で「必要なら『米国第一』を支持するライバルを支援する」と、来年の中間選挙で共和党に対抗して独自の候補者擁立も辞さない考えを示した。

 共和党重鎮でトランプ前政権の4年間を支えてきたマコネル氏は13日の弾劾裁判の評決では無罪票を投じた。しかし、その直後の演説で、トランプ氏支持者による議会襲撃の責任が同氏にあるのは「疑いない」と非難していた。

 共和党内はトランプ氏に忠誠を誓う勢力と、「脱トランプ党」に転じようとするマコネル氏ら穏健派が混在し、内紛含みとなっている。

6432チバQ:2021/02/17(水) 21:09:31
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3332077.html
「悪魔の軍団」に加入、トランプ氏有罪票の共和党議員に親族から非難
2021/02/17 10:27AFPBB News

「悪魔の軍団」に加入、トランプ氏有罪票の共和党議員に親族から非難

米共和党のアダム・キンジンガー下院議員(2020年9月16日撮影)。(c)KEVIN DIETSCH / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ前大統領の弾劾裁判で有罪票を投じた共和党の下院議員が、親族11人から「悪魔の軍団」に加わったと非難されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは15日、6期目のアダム・キンジンガー下院議員(イリノイ州選出)が親族から送られた怒りの手紙を掲載した。

 その手書きの手紙には「あなたは私たちと神をどれだけ失望させるのか!」とあり、「あなたはキリスト教の原則に反し、『悪魔の軍団』(民主党とフェイクニュース・メディア)に加わった」と同氏を非難。さらに民主党の「社会主義の理念」に陥ったキンジンガー氏は親族の「恥」だと糾弾している。

 この手紙は米政治陣営の二極化のみならず、トランプ政権後の方針を決めようとしている共和党内部の深い分裂も示している。トランプ前大統領の支持者らは、同氏と決別しようとしている共和党議員たちに激怒している。

 キンジンガー氏はニューヨーク・タイムズに対し、2ページに及ぶ手紙はいとこのカレン・オットー氏が書いたもので、11人の親族が署名していると語った。

 オットー氏は同紙に、「私はアダムが疎外されることを望んだ」と語った。

 トランプ氏の弾劾裁判では、下院で10人、上院で7人の共和党議員が有罪票を投じたが、その多くは地元選挙区での反発に直面している。 【翻訳編集】AFPBB News

6433チバQ:2021/02/20(土) 12:57:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c4290b33e026a0366fee8f143fded23f5729508
バイデン米政権、実績作り急ぐ 世論追い風に現実路線 就任1カ月
2/20(土) 7:25配信
就任後初の対話集会に臨むバイデン米大統領=16日、中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン米大統領の就任から20日で1カ月。

 政権はこの間、新型コロナウイルス対策や地球温暖化対策などで、トランプ政権の路線を矢継ぎ早に転換した。ツイッターを武器に対立をあおったトランプ前大統領の「劇場型政治」とは一変。世論の一定の支持を追い風に、現実路線で実績を積み上げようと急ぐ。

 「69%の人が私のコロナ対策を支持している。米国はさほど分断されていない」。バイデン氏は就任後初となった16日の対話集会で政権の滑り出しに胸を張った。

 バイデン氏が1カ月で署名した行政命令は「大統領令」の名が付くものだけで32本。トランプ政権の同時期の12本、オバマ政権の15本と比べ、政策決定の素早さが目立つ。

 日々の発信は報道官に譲り、バイデン氏が肉声を発する機会は少ない。オバマ政権で経験を積んだ高官に囲まれ、懸念されたバイデン氏の「失言」も影を潜める。波乱に満ちた前政権と異なり「政治が退屈なのは良いこと」と論評する識者もいる。

 一方、バイデン氏は「超党派」の政治を理想に掲げながら、現実主義的な側面も見せるようになった。野党共和党が反対する政権のコロナ対策をめぐり「苦しんでいる米国民を救うか、長い交渉で行き詰まるかの選択なら、答えは簡単だ」と、与党単独の成立にあっさりゴーサインを出した。

 対中政策では「先に進まなければ、中国はわれわれのランチを食べてしまう」と強硬姿勢を強調。ただ、2年前の演説では「中国がわれわれのランチを食べてしまうかって?  冗談よせよ」と、正反対の発言をしており、変わり身の早さが波紋を呼ぶ。

 議会上下院で与党が多数派を握り、コロナ感染者が減少に向かうなど、政権には追い風が吹く。ただ、地球温暖化対策やインフラ投資などの具体策では今後、民主党左派からの突き上げや共和党の反対が強まると予想され、「ハネムーン期間」で政権を安定軌道に乗せられるかが鍵を握る。

6434チバQ:2021/02/20(土) 12:58:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/129e9d06967144172f44c86b5ac4c27fd78a321f
1400万人が飲料水確保できず 米テキサス州、寒波で水道管破裂
2/20(土) 8:33配信
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19日、米南部テキサス州オースティンで、水として使用するため、雪をかき集める男性(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】米南部テキサス州などを襲った記録的寒波で、米メディアは19日、水道管の破裂などにより、同日時点で州内の1400万人以上が安全な水を確保できない状況にあると報じた。

 一方、一時数百万戸に上った大規模停電は大半が復旧した。

 CNNテレビによると、全米の死者は少なくとも50人になった。

 テキサス州では14日から記録的な大雪と低温に伴う暖房需要の増加で停電が発生。大半が復旧したものの、19日夕時点で依然14万戸以上が停電している。さらに、凍結による水道管の破裂が続発。水道管の水圧低下に伴う水質悪化への懸念から各地で飲料用に水を沸騰させるよう促す勧告が出され、影響は州人口の半数に及んでいる。

6435チバQ:2021/02/20(土) 21:58:56
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021022001001955.html
NY州クオモ知事、苦境に 死者数の隠蔽疑惑で捜査開始
2021/02/20 19:48共同通信

NY州クオモ知事、苦境に 死者数の隠蔽疑惑で捜査開始

クオモ米ニューヨーク州知事=2020年5月27日(AP=共同)

(共同通信)

 【ニューヨーク共同】米国の新型コロナウイルス対応で指導力を発揮し、称賛された米東部ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)が、高齢者施設でのコロナ感染による死者数を隠蔽したとの疑惑を受け苦境に立っている。連邦捜査局(FBI)と検察も捜査を開始、来年の知事選での4選に暗雲が漂い始めた。

 知事は19日の記者会見で重ねて隠蔽を否定。州が施設の死者数を大幅に修正したのは、情報提供の「遅れ」だったと弁明し、批判は対立する共和党などの政治的思惑によるものとの立場を貫いている。

 一部米メディアは、施設入所者が死亡した場合に、クオモ氏が法的免責を与えるよう動いたと報道した。

6436チバQ:2021/02/24(水) 16:10:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ac7dd9fbf79f4c53ab007ce4474386d5f45af19
米上院、国連大使の人事承認 再登板の農務長官も
2/24(水) 14:38配信

 【ワシントン時事】米上院は23日、バイデン大統領が国連大使に指名したリンダ・トーマスグリーンフィールド元国務次官補(アフリカ担当)(68)の人事案を採決し、賛成多数で承認した。

 国連など国際機関との協力強化を掲げるバイデン政権の外交を支える。

 共和党にはトーマスグリーンフィールド氏が中国に融和的だと指摘する声もあったが、同氏は1月の公聴会で「中国の権威主義的な姿勢に立ち向かう」と表明していた。ブリンケン国務長官は声明で、国連大使の承認によって「国際舞台での米国の指導力を回復し拡大するという、バイデン大統領の取り組みが強化される」と強調した。

 上院は23日、農務長官に指名されたトム・ビルサック元アイオワ州知事(70)の人事案も賛成多数で承認した。ビルサック氏は知事退任後、オバマ前政権の農務長官を務め、4年ぶりの再登板。

6437名無しさん:2021/02/26(金) 12:47:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b95106ed5daf924f5ba8dbb069affcbd3c7d7fa
米軍、シリアの親イラン系勢力に空爆 バイデン政権下で初
2/26(金) 11:46配信
産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省のカービー報道官は25日、米軍がシリア東部にある親イラン系のイスラム教シーア派武装勢力の施設に対して空爆を実施したと発表した。バイデン政権が親イラン勢力を対象に空爆を行ったことが明らかにされたのは初めて。

 報道官によると、今回の作戦はバイデン大統領の指示で実施された。2月中旬以降に相次いだイラクの米軍関連施設に対する攻撃への対抗措置だと指摘し、「大統領は米国や有志国連合の人員を守るために行動するという明確なメッセージを(イランに対して)送るものだ」と強調した。

 空爆では、カティブ・ヒズボラやカティブ・サイード・シュハダなどの親イラン系勢力が利用する、国境管理地点にある複数の施設が破壊されたとしている。

 報道官はまた、今回の作戦に関し「シリア東部とイラクでの情勢がエスカレートするのを防ぐために実施した」と説明した。

 イラク北部アルビルでは15日、米軍駐留拠点がロケット弾攻撃を受け、1人が死亡、米兵を含む少なくとも9人が負傷した。22日にはバグダッドの在イラク米大使館が位置する旧米軍管理区域が攻撃され、米政権は親イラン系勢力の仕業との見方を強めていた。

6438チバQ:2021/02/28(日) 22:57:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f891a8a6cc7803bc310c2d9320c7ffa9156cfc
クオモ米NY州知事、元側近がセクハラ告発 1週間で2人
2/28(日) 17:03配信
【AFP=時事】米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)の元側近の女性2人が、クオモ氏からセクハラを受けたと相次いで告発した。本人はいずれも否定している。

 告発者の一人は、クオモ氏の保健政策顧問を務めていたシャーロット・ベネット(Charlotte Bennett)氏(25)。ベネット氏は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に、クオモ氏から昨年6月にセクハラを受けたと述べた。

 ベネット氏によると、クオモ氏は20代の女性との交際に抵抗がないと語り、恋愛において年齢差が関係あると思うかとベネット氏に尋ねた。

 クオモ氏は体に触れようとはしなかったものの、ベネット氏は「知事が私と肉体関係を持ちたかったことは分かった。非常に不快で、恐怖を覚えた」とニューヨーク・タイムズに語っている。

 クオモ氏は27日、声明で「ベネット氏に言い寄ったことはなく、不適切な行動を取るつもりもなかった」と釈明した。

 クオモ氏に対するセクハラの告発は、ここ1週間で2度目。今月24日、2015〜2018年にクオモ氏の側近を務めたリンゼー・ボイラン(Lindsey Boylan)氏(36)が、在職期間中に同氏からセクハラを受けたとブログで告白した。

 ボイラン氏は、クオモ氏から不意にキスされ、負けたら服を脱ぐゲームに誘われ、「腰や腕、脚を触られた」と主張している。

 10年にわたってニューヨーク州知事を務めるクオモ氏は昨年、新型コロナウイルス対策において高い評価を受けた。しかし、最近では同州の介護施設の死者数の公表をめぐる対応に批判が集まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

6439チバQ:2021/03/04(木) 09:58:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/3948b641078ff0fe2a0a9fc7da08a0076333684b
クオモ州知事、辞任を否定 女性3人がセクハラ告発
3/4(木) 7:20配信

米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(2021年2月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】女性3人からセクハラの告発を受けている米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)は3日、辞任はしない意向を示した。

 クオモ氏は先週のセクハラ疑惑浮上後初となった記者会見で「私は辞任するつもりはない」と明言。一方で、「苦痛」をもたらしたことを謝罪し、自分が人々に「不快感」を与える行動をとっていたことを今では理解していると述べた。

 クオモ氏は「意図的ではなかった。心から深くおわびする。非常に申し訳なく思っており、率直に言って恥ずかしく思う。これは簡単に言えることではない」とし、レティシア・ジェームズ(Letitia James)州司法長官が率いる独立調査に「全面的に協力する」と述べた。

 クオモ氏に対しては、元側近を含む女性3人が、体を触られたり、口にキスをされたり、性的なコメントを発せられたりしたと相次いで告発していた。【翻訳編集】 AFPBB News

6440チバQ:2021/03/04(木) 13:51:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/75cb8cae798bf2b80856955a4dd59b2555edcf2a
クオモNY州知事にセクハラ疑惑続々 告発に謝罪、辞任は否定
3/4(木) 13:47配信
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記者会見するニューヨーク州のクオモ知事=2021年3月3日、AP
 米東部ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)にセクハラ疑惑が相次ぎ、クオモ氏は3日の記者会見で「不快な思いをさせたとすれば申し訳ない」と謝罪する一方、辞任は否定した。新型コロナウイルスによる高齢者施設での死者数を過少公表し、隠していた疑惑もあり、身内である民主党の州議員からも辞任を求める声が出ている。

 セクハラ疑惑は昨年12月、クオモ氏の側近だった女性(36)が告発。2月下旬に詳細を明らかにし、突然キスされたり、脱衣ゲームをしようと言われたりするなどしたと訴えた。また、米メディアによると、別の元側近の女性(25)も「年上の男性との性体験の有無」などを聞かれ、拒否すれば「自分の仕事は終わると思った」と訴えた。

 クオモ氏は2月28日、「無神経であまりに私的だったかもしれない」などと謝罪する声明を発表。だがその後、別の女性(33)が、知人の結婚式でほおや腰に手を当てられ、キスしてもいいかと聞かれたと告発し、計3人の女性がセクハラを訴える事態になっている。州のジェームズ司法長官は、疑惑について調査を始めた。

 クオモ氏は3日の会見で「不適切な体の触り方をしたことはない。誰かを不快にさせているとは知らなかった」と強調。「人々にキスをするのは私にとっては普通の習慣的なあいさつだった。(同州知事だった)父親もそうだった」などと釈明し、「(それは間違っていると)教訓を学んだ」と語った。クオモ氏は辞任を求める州議員らを念頭に「政治問題にしようとしている」と批判しており、「私は州民に選ばれた」と辞任を否定した。

 クオモ氏をめぐっては、高齢者施設での新型コロナ感染による死者数を意図的に過少公表していた疑いでも、米連邦捜査局(FBI)などが捜査を始めている。クオモ氏は新型コロナへの対応をめぐり、事態を軽視するトランプ前大統領とは対照的に連日、記者会見を開き、支持率が上昇した。一方で、専門家が外出禁止令を出すよう助言していたのに対応が遅れたとの批判もある。クオモ氏は2011年から現職で、現在3期目。【ニューヨーク隅俊之】

6441名無しさん:2021/03/06(土) 13:28:17
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ac1a11a4d52f61a63a0894bf3f5bcea11a5d711
米国でいま広がっている「トランプ派狩り」は「文化大革命」なのか?
2/9(火) 6:01配信
現代ビジネス

大原 浩(国際投資アナリスト)

最終更新:2/9(火) 6:01
現代ビジネス

6442チバQ:2021/03/08(月) 09:59:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/f30c2697577a506df054c1389e10c04563497255
米、未成年の不法越境急増 バイデン政権、対応に苦慮
3/8(月) 7:22配信

メキシコの対米国境の都市マタモロスにある収容施設で、米国入国の機会を待つ移民希望の子供=2月22日(AFP時事)
 【ワシントン時事】メキシコ国境経由で米国入りを目指す中米諸国からの移民希望者が、急増している。

 とりわけ保護者が同伴しない未成年者の増加が目立つ。不法越境者に「摘発強化」で臨んだトランプ前政権からの方針転換を目指すバイデン大統領は、難しい対応を迫られている。

 ロイター通信によると、2月にメキシコ国境で拘束された不法越境者は10万人近くに上り、2月としては2006年以来の高水準。3月3日には4500人以上が拘束されたといい、増加傾向はさらに加速しそうだ。

 中でも深刻なのが未成年者の単独越境。米メキシコ国境は現在、新型コロナウイルス感染防止策の一環で通過が制限され、不法越境者も原則として送還されるが、未成年者は米当局に保護する義務が生じる。移民支援活動に携わる弁護士は、AFP通信に「子供を単独で送り出すことが(移民を目指す)親にとって唯一の選択肢になっている」と説明する。

 だが、未成年の単独越境は人身売買業者の標的になる危険が伴う。人数の急増で収容施設の確保も課題となっており、サキ大統領報道官は5日の記者会見で「安全かつ人道的に収容できる施設を探している」と説明。暫定措置として、軍施設などへの収容も検討中と報じられる。

 バイデン氏は先月、前政権が不法越境者急増を理由に発令した「国家非常事態宣言」を取り消し、宣言を根拠とするメキシコ国境への壁建設予算調達も停止。移民政策の抜本改革を打ち出している。強硬措置に訴えるわけにはいかない。

 共和党からは批判の声も上がっている。トランプ前大統領は5日の声明で「バイデン政権の悲惨な指導力のせいで、国境は完全に手がつけられない状態だ」と主張。不法越境者について「多くは犯罪歴があり、新型コロナをまき散らす」と非難し、排除を訴えた。

6443チバQ:2021/03/08(月) 15:28:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cc8986b6b341f2f84583ef7ef3bf1f6cf824f05
GAFA解体論者が米政権入り ウー氏、バイデン大統領を補佐
3/6(土) 11:36配信
【ワシントン=塩原永久】バイデン米政権は5日、巨大IT企業の解体論者として知られる米コロンビア大教授のティム・ウー氏を大統領特別補佐官(技術・競争政策担当)に起用したと発表した。グーグルやフェイスブックなど「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる米IT大手4社に対して、規制強化を進める狙いがあるとみられる。

 サキ大統領報道官は5日の記者会見で、「バイデン大統領は巨大ITによる権力の乱用に立ち向かう姿勢を明確にしてきた」と説明し、ウー氏が「市場競争の促進や独占の是正などの問題に関して大統領の取り組みを支援する」とした。

 ウー氏はコロンビア大を離れ、ホワイトハウスで経済政策の司令塔を担う国家経済会議(NEC)のメンバーとなる。同氏は反トラスト(独占禁止)法を専門で、インターネットなどの情報通信分野に詳しい。

 GAFAなどの市場を支配するIT企業について、ウー氏は、新規参入の障壁になっており「起業の『冬の時代』に突入」したと批判。競争を活発化させて消費者の利益に高めるためには、反トラスト法による企業分割などの抜本策が必要だと主張している。

 ウー氏の政権入りについて、巨大IT解体論に言及したことがある民主党左派のウォーレン上院議員らが歓迎する声明を出した。

 米当局は昨年、反トラスト法違反でグーグルとフェイスブックを提訴した。交流サイト(SNS)などへの投稿内容でIT企業の免責を認めた米通信品位法をめぐっても、政府がIT大手に対し、規制強化を通じて厳しく対処するよう求める声が強まっている。

6444チバQ:2021/03/08(月) 15:30:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/65de27e0671e6458810203d3a939c41844b5c2d4
ディズニーランド、4月にも再開 「ゲスト迎えるの待ちきれない」
3/6(土) 10:30配信
 米娯楽大手ウォルト・ディズニーが米西部カリフォルニア州で運営する「ディズニーランド」などのテーマパークが、4月にも営業を再開する見通しとなった。州当局が再開を許可する基準を定めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年3月から1年間にわたり営業を見合わせてきた。

 再開が見込まれるのは「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の各テーマパーク。州当局は、地元のコロナ感染の陽性率などが一定基準以下に収まっている場合に限り、4月1日からの段階的な営業再開を認めるとした。

 米メディアによると、足元の状況で再開の条件をほぼ満たしているという。感染状況がさらに改善すれば、入場定員や屋内飲食などの制限を徐々に緩めていく。

 ディズニー幹部は「パークの今春再開に道筋がついたことに、勇気づけられている。ゲストを再び迎えるのが待ちきれない。開業日は近く共有したい」との声明を出した。

 ディズニーが米国で展開する主要テーマパークのうち、南部フロリダ州にある「ディズニーワールド」は昨年7月から営業を段階的に再開していた。一方、カリフォルニア州はコロナ感染を防ぐため厳しい規制を敷き、営業再開に慎重な姿勢を貫いてきた。カリフォルニア州の1日あたりの新規感染者は、1月上旬の約4万人から最近では5千人以下まで減り、最悪期を脱していた。(ニューヨーク=江渕崇)
朝日新聞社

6445チバQ:2021/03/09(火) 15:26:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb40fa7cc101b17b24680a88ef3f0580c1d5e6b9
女性2人を統合軍司令官に 米大統領、多様性強調
3/9(火) 14:11配信
 【ワシントン時事】バイデン米大統領は8日、陸海空軍と海兵隊などの軍種で構成する統合軍の司令官に女性2人を指名すると発表した。

 上院が承認すれば、米史上2、3人目の女性統合軍司令官になる。閣僚だけでなく、軍幹部の人事でも性別や人種の多様性を重視する姿勢を強調した形だ。

 バイデン氏は、ジャクリン・バンオボスト空軍大将を兵たん、輸送を担当する輸送軍司令官、ローラ・リチャードソン陸軍中将を中南米を担当する南方軍司令官に指名した。リチャードソン氏は大将に昇格する。

6446名無しさん:2021/03/10(水) 19:59:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7770657d9d2f12d6e4cd0b4f0f5413df0439bad6
コロナ禍の米国民、48%が「希望」感じる 1年前から大幅増
3/7(日) 18:30配信
CNN.co.jp
(CNN) 新型コロナウイルスの収束などについて希望を抱けるとする米国民が48%と昨年の20%から倍増以上になっていることが最新世論調査で7日までにわかった。

この比率は新型コロナのワクチンを少なくとも1回接種した層では61%を記録。また、収束などへの期待感が最も強かったのは65歳以上、民主党支持者に接種を既に受けている国民だった。

今回調査は米ニュースサイト「アクシオス」と調査企業「イプソス」が先月26日から今月1日にかけて実施。対象者は全米規模で各層を代表し得る18歳以上の成人1088人だった。

昨年の同様調査では回答者の41%がコロナ禍に見舞われるなかでの気持ちを問われ、ストレスを感じるもしくは心配しているとの言い方が最も適切と答えていた。26%は打ちひしがれているもしくは限界と告白し、怒りを覚えるとしたのは19%。16%は悲しいし落ち込んでいるとしていた。

今回調査では、コロナ禍に伴うこれらの感情の落ち込みはまだ残っているものの昨年と比べ減っていることも判明。アクシオスによると、ストレスなどを感じるとしたのは20%だった。

支持政党別に見た場合、コロナ禍に伴ううっ積感は民主党の方がより強い可能性も判明した。

回答者の65%はコロナ禍以前の正常な日常生活への開始には少なくとも半年が必要との判断を示した。この期間内では無理としたのが33%で、先週実施した同様調査時の26%からは上昇していた。

6447名無しさん:2021/03/10(水) 20:01:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/695431356b873c7d008f3c1be826b86e5cba965c
バイデン大統領、コロナ制限緩和の州を批判 「ネアンデルタール人の考え方」
3/4(木) 11:53配信
CNN.co.jp
(CNN) バイデン米大統領は4日までに、テキサス州とミシシッピ州が米疾病対策センター(CDC)などの要請に反して新型コロナウイルス関連の制限を解除したことに触れ、両州の指導者の判断を「ネアンデルタール人の考え方」と批判した。

バイデン氏はテキサス州のアボット知事とミシシッピ州のリーブス知事による制限解除の判断について聞かれ、「大きな誤りだと思う。マスク着用が違いを生むということを今では誰もが理解していることを望む」と発言。ワクチン接種の進展にも言及し、「この病気の性質を根本的に変化させることができる一歩手前まで来ている」との認識を示した。

そのうえで「最もしてはいけないのは、何も問題ない、マスクを外そう、コロナのことは忘れようというネアンデルタール人の考え方だ」と述べ、新型コロナの1日当たりの死者数を記したカードをポケットに持ち歩いていることを明かした。

バイデン氏はこの日、ホワイトハウスの執務室で超党派議員団とがん撲滅について協議した。

新型コロナに関しては、一部の州の情報発信の内容にはむらがあるが、引き続き指針を守ってほしいと米国民に要請。「科学に従うことが極めて重要だ。熱い湯で頻繁に手を洗う、マスクを着用する、対人距離を取る。どれも皆さんは分かっていることだと思う。選挙で選ばれた一部の当局者にも分かっていて欲しかったのだが」と述べた。

アボット、リーブス両知事は今週、それぞれの州でマスク着用義務を解除し、事業所の営業も全面再開を認めると発表した。ただ、保健分野の専門家からは、変異株の感染拡大が続く中で制限を解除すれば、感染再燃を招きかねないと警鐘を鳴らす声が出ている。

6448チバQ:2021/03/11(木) 22:32:57
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210310-567-OYT1T50206.html
東日本大震災時の駐日米国大使・ジョン・ルース氏インタビュー
 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】2011年の東日本大震災の発生時、駐日米国大使として被災地支援に尽力したジョン・ルース氏(66)が、オンラインで本紙のインタビューに応じた。「第2次世界大戦以来、最大の危機に陥った日本を米国が助けることができた事実は、この先何年も両国関係に恩恵をもたらすだろう」と述べ、日米関係の深化に期待を示した。

 地震発生直後、オバマ大統領(当時)からの指示は明確だった。「『これは人道危機だ。日本が必要なことはなんでもやれ』ということだった。予算も装備も制約はなかった」という。

 津波が襲い、東京電力福島第一原発事故が起きる中、初動時の課題は日米間の情報共有だった。「当時の日本政府は手いっぱいだった。東北で何が起きているのか。流動的な部分が多く、(日米が)同じ情報に基づいて作業することが困難だった」。米国側は衛星写真を分析し、原子力専門家による助言を日本に対して行ったという。

 避難対象エリアの設定では、日本政府が「原発半径20キロ」としたのに対し、米国は「50マイル(約80キロ)」とし、圏内に在住する米国人に避難勧告を出した。民間人保護の観点から専門家の判断を仰いだという。

 その一方で、在京大使館の一時閉鎖や移転を決める国が出始める中、米大使館は東京から動かさなかった。「多くの国が、米大使館が退避すれば、それに続こうとしていた。我々には危機下で日本にとどまり、支援を決意する方が重要だった」と振り返った。

 震災後は、両国の次世代リーダー育成事業「トモダチ・イニシアチブ」創設に尽力。この10年で日米から1万人近くの若者が参加した。「震災で、つながりの必要性を痛感した。米国にできることは、両国の絆を強化し続けること、特に若者への投資に力を入れていくことだ」と語った。

 米国も地震リスクを抱える。「そうならないことを祈るが、大震災で日本の専門知識が必要になる事態になれば、日本も米国のために立ち上がってくれると信じている」と述べた。

6449チバQ:2021/03/11(木) 22:39:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210311k0000m030393000c.html
米司法長官にガーランド氏承認 議事堂乱入事件の捜査加速か
2021/03/11 22:15毎日新聞

米司法長官にガーランド氏承認 議事堂乱入事件の捜査加速か

メリック・ガーランド氏=AP  

(毎日新聞)

 米上院は10日、バイデン大統領(民主党)が司法長官に指名したメリック・ガーランド連邦高裁判事(68)の人事案を賛成多数で承認した。ガーランド氏は2016年、保守派最高裁判事の死去を受け、民主党のオバマ大統領(当時)から判事に指名されたが、上院で多数を占めた共和党が審議を拒否し、就任できなかった経緯がある。

 ガーランド氏は連邦検事などを経て1997年から首都ワシントンの連邦高裁判事。判事としては穏健派として知られる。10日の本会議採決では共和党トップのマコネル院内総務らも賛成に回り、賛成70、反対30で承認された。

 ガーランド氏は検事として、95年に起きたオクラホマシティー連邦政府ビル爆破事件の捜査を主導した。承認公聴会でも白人至上主義や極右グループ、国内テロとの戦いを司法省の優先課題に据えると宣言した。同氏の就任で、今年1月のトランプ前大統領支持者らによる連邦議会議事堂乱入事件の捜査が加速するとみられている。

 またガーランド氏は、バイデン政権の掲げる人種差別解消に向けた司法制度改革や、IT企業規制の是非、連邦レベルの死刑制度存廃などの議論に取り組むことになる。【ワシントン高本耕太】

6450チバQ:2021/03/12(金) 22:46:29
https://www.asahi.com/articles/ASP3D36L3P3CUHBI00S.html?iref=com_inttop_samerica_list_n
大麻の合法化案、メキシコ下院で可決 麻薬組織に対抗
サンパウロ=岡田玄

2021年3月12日 10時44分
 メキシコ下院は10日、娯楽目的の大麻使用を合法化する法案を、賛成多数で可決した。今後は上院で審理される。ロペスオブラドール政権は麻薬カルテルの資金源を断つためにも法案を後押ししており、娯楽目的の使用が実現すれば、米州ではウルグアイ、カナダについで3カ国目となる。

 10日に下院で可決された法案では、18歳以上の個人に28グラムまでの所有を認め、娯楽目的での使用を認める。また、自分で使うために、大麻の苗を6本まで個人で栽培できる。ただ、許可なく28グラムを超えて所持した場合、200グラムまでは罰金、200グラムを超えると刑事罰が科せられる。このほか、大麻の栽培や加工、販売、輸出入について国が免許を与え管理する。

 メキシコでは、暗躍する麻薬カルテルが大麻などの薬物の流通を牛耳り、資金源としている。歴代政権はカルテルの取り締まりに力を入れてきたが、ロペスオブラドール政権は「麻薬戦争」では解決になっていないとして反対。代わりに、大麻を条件付きで合法化し、生産から流通まで政府の管理下に置くことで、カルテルの資金源を断とうとしている。

 ただ、国内の世論は慎重だ。メキシコの有力紙エル・フィナンシエロの世論調査では、58%が「大麻使用を法で認めるべきではない」と回答した。

 米州では医療用大麻の使用を認める国が広がっているが、娯楽目的ではウルグアイとカナダにとどまる。米国では複数の州で娯楽目的の使用が合法化されているが、連邦法では禁止されたままだ。仮に人口1億2千万人を超すメキシコで合法化されれば、人口規模では最大の大麻市場となるため、カナダや米国の企業がすでに関心を寄せていると報道されている。

 大麻合法化法案は昨年11月に上院で可決されていたが、下院は調査を理由に採決を延期していた。今回、下院で法案が修正されたため、再び上院で審議される。(サンパウロ=岡田玄)

6451名無しさん:2021/03/15(月) 19:04:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210314k0000m030091000c.html
米、アジア系へのヘイトクライム再燃 暴力性増し、殺人事件まで
2021/03/14 17:54毎日新聞

米、アジア系へのヘイトクライム再燃 暴力性増し、殺人事件まで

アジア系住民へのヘイトクライムに抗議する集会で「私たちの痛みがわかりますか」と手書きしたボードを抱える女性ら=米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで2021年3月13日、福永方人撮影

(毎日新聞)

 米国でアジア系住民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)がまた多発している。いきなり暴力を振るわれる悪質な事件が少なくなく、死者も出たほか、日本の寺も放火などの被害を受けた。日系だけでなく、アジア系社会に不安と怒りが広がっている。【ロサンゼルス福永方人】

 ◇「外出も怖い」震える住民

 「(人種間の)対立の上に成り立つこの国の社会構造に怒ることにもう疲れました」

 西部ロサンゼルスのリトルトーキョーで今月13日に開かれたアジア系への暴力に対する抗議集会。タイ系米国人女性のタニー・ジラプラパスクさんは、スピーチで涙ながらに訴えた。中国が発生源と疑われる新型コロナウイルスの感染が米国で広がり始めた2020年2月、ロサンゼルスの地下鉄車内で男から「あらゆる疫病は中国から来る。中国人は最低だからだ」などと差別的な暴言を浴びせられたという。

 集会には日系や中国系、韓国系など1000人以上が参加。「目を背けないで。ヘイトを止めよう」と手書きしたボードを掲げるなどして怒りの声を上げた。日系米国人の大学生、キャリス・ドイさん(21)も大学で、新型コロナを広めたとのデマを流された経験を持つ。「最近は自分も狙われないかと心配で、家から出るのも怖い。同じような気持ちの人たちと集まれば少しは心が安らぐのではないかと思い、参加しました」と話した。

 ◇主要16都市で前年の2.5倍に

 アジア系へのヘイトクライムは、新型コロナの感染が拡大した約1年前から全米各地で相次いでいる。だが、最近は暴力性の強い事件が続く。

 1月28日には西部サンフランシスコで、朝の散歩中だったタイ系男性(84)が道路を渡って突進してきた男に突き飛ばされて、脳出血で2日後に死亡した。男は19歳の黒人で、殺人などの容疑で逮捕された。CNNテレビによると、遺族は以前から「お前たちがコロナを持ち込んだ」と叫ばれ、唾を吐きかけられるなどの被害に遭っていたという。

 1月31日には隣のオークランドのチャイナタウンで、歩道を歩いていたアジア系の男性(91)が後ろから男にいきなり押し倒された。CBSテレビによると、チャイナタウン周辺では2月にも、アジア系に対する犯罪が2週間で18件起きたという。

 放火などに遭った日本の寺は、ロサンゼルスの東本願寺別院だ。地元紙などによると、2月25日夜、白人とみられる男が柵を乗り越えて院内に侵入し、ちょうちん台に火を付け、灯籠(とうろう)を倒したり石を投げ込んだりした。警察がヘイトクライムの疑いで捜査している。

 東部ニューヨークでもアジア系への暴行事件が続発している。2月3日には地下鉄の車内で、フィリピン系の男性(61)が男にカッターナイフで顔を切りつけられ、約100針を縫う大けがをした。地元警察によると、市内では20年、アジア系を狙ったヘイトクライムが少なくとも28件あり、前年の3件から急増している。

 ロサンゼルスとニューヨークの日本総領事館は今月、在留邦人にメールを送るなどして注意喚起した。

 カリフォルニア州立大サンバーナディーノ校の憎悪・過激主義研究センターの調査によると、全米の主要16都市で20年、アジア系に対するヘイトクライムは122件あり、前年の2・5倍に増えた。また、人権団体「ストップAAPIヘイト」によると、アジア系へのヘイトクライムや言葉による嫌がらせなど差別事案の報告件数は、集計を始めた20年3月19日から同年末までに2808件あった。

 ヘイトクライムの原因として、歴史的に根強いアジア系への差別意識がコロナの流行により顕在化したほか、トランプ前大統領がコロナを「中国ウイルス」と呼んだことなどが指摘されている。アジア系の支援団体「アジア系米国人アドバンシング・ジャスティス」のジョン・ヤン代表はそうした見方に加え、「コロナ禍で心身共に不安が高まり、人々が攻撃的になっているのではないか」と分析している。

 バイデン大統領は今月11日の国民向けの演説で、「残忍なヘイトクライムにより、アジア系米国人は通りを歩くだけでも恐怖を感じている。(ヘイトクライムは)米国の価値観に反する。止めなければならない」と呼びかけた。

6452チバQ:2021/03/16(火) 09:50:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9856ab645d2058281a90cf8c90b728fa91f8c89e

米上院、先住民初の閣僚承認 内務長官にハーランド氏
3/16(火) 9:06配信
 【ワシントン時事】米上院は15日、デブ・ハーランド民主党下院議員(60)を内務長官に充てる人事案について採決を行い、賛成多数で承認した。

 ハーランド氏は米国の先住民初の閣僚で、多様性を重視するバイデン政権を象徴する人事となった。

 内務省は国立公園など連邦所有地の管理、天然資源・野生生物の保全のほか、先住民政策を所管する。野党共和党には、ハーランド氏が左派色の濃い地球温暖化対策「グリーン・ニューディール」への支持を表明し、パイプライン建設反対運動に携わったことなどから、長官起用に難色を示す向きが強かった。

 ハーランド氏は2018年の中間選挙で、先住民女性として初めて下院議員に当選した。上院での採決前、ツイッターへの投稿で「先住民女性が長官に承認されれば、(誰にでも機会があるという)米国の約束がすべての人々に当てはまることになる」と意欲を示していた。

6453名無しさん:2021/03/20(土) 19:26:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/34932cc62e25b54fd49369f06f63856804d1cff7
米、崩れる軍事的均衡に焦り 中国、予想上回る軍拡ペース
3/20(土) 7:40配信
時事通信
 【ワシントン時事】中国が急速に軍備拡張を進める中、米国では崩れつつある米中の軍事的均衡に焦りが強まっている。

 自信を深める中国が台湾や南シナ海、東シナ海で軍事活動を活発化。米国に代わり、地域覇権を握ろうとする動きを加速させているためだ。

 「負け続きだ」。米軍筋は台湾や日本周辺有事を想定した紛争シミュレーションで、米軍が中国に敗北するケースが常態化しつつあると語る。

 2025年時点の米中両軍の戦力比較によれば、西太平洋に展開する空母は米国の1隻に対して中国は3隻。多機能戦闘艦は米国12隻、中国108隻と予想される。紛争発生時にアラスカや米西海岸から部隊を増派しても、中国が軍事上の防衛線として設定する日本列島から台湾、フィリピンへ至る第1列島線到着まで2〜3週間かかるため、地の利がある中国の数的優位を覆すのは困難だ。

 インド太平洋軍のデービッドソン司令官は今月、上院軍事委員会の公聴会で、中国の軍拡が予想を上回るペースで進んでいるとして「通常戦力による米国の抑止力が崩壊しつつある」と警告。中国は当初、50年までに米国から覇権を奪うことを狙っていたが、「その目標を前倒しする可能性がある」と危機感を示した。

 台湾に関しても、中国が今後6年間で武力行使を行う危険性が高まっていると強調。米政府は台湾問題における従来の「戦略的曖昧さ」を見直し、台湾との防衛協力を強化すべきだと訴えた。

6454チバQ:2021/03/23(火) 09:46:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae9ebc91b0b80e65ad64067b21a0c4c63c4e14f5

マイアミビーチに夜間外出禁止令 お祭り騒ぎで制御不能 米
3/21(日) 20:49配信
 【マイアミビーチAFP時事】米南部フロリダ州マイアミビーチに、春を楽しもうと集まった群衆のお祭り騒ぎが制御不能となり、地元当局は20日、非常事態を宣言、夜間外出禁止令を出した。

 当局者は「ロックコンサートのようで、道も見えない。全ては安全のためだ」と説明。新型コロナウイルス流行の昨年に続き、2年連続で人気スポットが規制される事態となった。

 警察が飲酒を禁止しているにもかかわらず、砂浜で仲間とビールを飲んでいた学生ジョン・ペレス氏は「ちょっといらつく」と反発。「暖かいし、ビーチもある。楽しかった」と語った。

 暴力や破壊行為の増加を受け、当局は夜の繁華街サウスビーチで、午後8時にレストランを閉め、訪問者は通りを離れるよう指示。マイアミビーチの島とマイアミ本土を結ぶ三つの橋は、午後10時から午前6時まで通行止めになった。

 春のお祭り騒ぎは珍しくないが、今年はワクチン接種が進んでいることでコロナ感染が制御されたと誤解も広がっている。テキサス州から訪れた別の学生は「ワクチン接種を受けたから楽しい時間が過ごせるんだ」と主張した。

6455チバQ:2021/03/23(火) 20:37:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/576c26f756c2dfaefe3c91df9212905ac8920c67
米、コロナ対策「緩み」に懸念 旅行者増加、変異ウイルス拡大
3/23(火) 20:35配信
 【ワシントン時事】新型コロナウイルスの感染者と死者の数が世界最多の米国で、感染拡大防止策の「緩み」に懸念が広がっている。

 新規感染者数の下げ止まりも見られる中、変異ウイルスの感染が拡大。疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は、22日の記者会見で「正しい行動を今しなければ、防げたはずの感染増加に再び見舞われかねない」と警鐘を鳴らした。

 大学が春休みシーズンに入り、国内の旅行客は、コロナ禍以前の水準には戻っていないものの増加している。運輸保安局(TSA)の集計によれば、米国内の空港で保安検査を受けた人は11日連続で100万人を超え、21日には約1年ぶりに150万人を上回った。南部フロリダ州マイアミビーチでは、若者らが連日のようにお祭り騒ぎを繰り広げ、地元当局が夜間外出禁止を発令する事態となった。

 CDCの集計によると、7日間の平均で見た米国の1日当たりの新規感染者数は、1月中旬のピーク時と比べ4分の1程度に減ったものの、ここ2週間は5万人台で横ばい。2月半ばまで3000人を超えていた1日当たりの死者数は、最近は1000人前後にまで減少した。

 これに対して、ワレンスキー氏は会見で、カリフォルニア州など西部を中心に変異ウイルス感染者が急増しており、「旅行すれば、ワクチン接種を受けていない人とも交わる」と警告。欧州での感染増加にも言及し「今は旅行する時ではない」と呼び掛けた。

6456名無しさん:2021/03/24(水) 22:10:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/e23e6aefe8cf4d623a811ce37a8a432d82805e19
全米初「黒人差別に賠償」市議会可決 過去に移住強要、居住制限
3/24(水) 17:33配信

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毎日新聞
米ロサンゼルスで黒人差別への抗議行動「ブラック・ライブズ・マター」に参加する人々=2020年6月8日、AP

 米中西部エバンストンの市議会は22日、黒人差別を制度化した過去の住宅関連条例で損害を被った住民や子孫に、賠償金を支払う法案を賛成多数で可決した。条件を満たした人に、1世帯2万5000ドル(約270万円)の住宅関連資金給付が実施される。夏以降に申請を受け付け、年内にも支給が始まる。米メディアによると、黒人差別を対象にした自治体による賠償は全米で初めて。

 黒人への賠償は奴隷時代から続く構造的差別の解消につながる手段として連邦レベルや各地で検討が進む一方、財政負担や社会分断が広がることへの懸念から反対論が根強い。エバンストンの取り組みは試行ケースとして大きな注目を集めそうだ。

 エバンストンはイリノイ州最大都市シカゴの北に位置する人口約7万3000人の小都市。住民の約65%が白人で、黒人は約17%だ。1919〜69年に施行された同市の区画整理条例では、黒人は市の一角に移住を強いられたり居住を制限されたりした。同市にキャンパスを構える名門私大のノースウェスタン大学も、黒人学生への寮の提供を拒否した時期があった。こうした制度はかつて全米各地で存在し、不動産業者や銀行などによる黒人差別にもつながった。

 市は「過去の政策と慣行が差別と隔離を生み、黒人が機会や住民サービスを受けることを阻んできた」と結論付け、2019年、大麻販売税や寄付金を財源に10年間で1000万ドル(約10億8500万円)を拠出する基金を創設していた。22日に可決された法案はその初回支出40万ドル分を決めるもの。区画整理条例が施行された期間の黒人住民やその子孫が主な受給資格者だが、こうした制度・慣行に起因する住宅差別を69年以降に受けた住民も対象になり得る。

 米国では現在も多くの地域で居住区が人種ごとに異なり、雇用や教育機会、治安などの面での人種間の格差につながっている。エバンストンの初回賠償金は、修繕費やローン返済など住宅関連に使途が限定されるが、今後は教育資金や起業など他の用途や、住民が自由に使える現金支給も検討されている。

 1600〜1800年代の奴隷制度下で労働力を搾取され、現代も他の人種層に比べ貧困に苦しむ人の割合の高い黒人に対し、賠償金を支払うべきだとの議論は米国内で長年続いてきた。だが、昨夏からの黒人差別・警察暴力への抗議行動「ブラック・ライブズ・マター(BLM、黒人の命は大事だ)」の拡大や、人種的少数派が大きな被害を受けた新型コロナウイルス危機を受けて「過去の清算」を求める声が新たな高まりを見せる。西部カリフォルニア州や南部ノースカロライナ州などで議論が進み、連邦下院議会では賠償制度の「検討」を求める法案が審議されている。

 ただ、広範な規模で実施するには数多くの障壁があり、賠償構想には否定的な意見も多い。約250年にわたった奴隷制度とその後の差別の損害をどう算出するのか、賠償対象者をどう線引きするのか、10兆ドル超とも言われる賠償総額の財源や支払期間をどうするのかなどといった問題がある。

 また、昨年6月のABCテレビなどによる世論調査では黒人回答者の72%が賠償を支持する一方、白人は14%にとどまった。さらに民主党支持者の間では不支持が45%だったのに対し、共和党支持者では94%に上るなど意見が分かれている。賠償の是非を巡る議論が本格化すれば、国内の人種・党派間対立がさらに深刻になる可能性がある。バイデン政権は黒人賠償について、制度化の是非には踏み込まず、「賠償金とその影響に関する研究を支持する」(サキ報道官)との立場を表明するにとどめている。【ワシントン高本耕太】

6457名無しさん:2021/03/29(月) 06:44:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/92bcd3b32953607b2a1a08fe242bb50b53fad780
米ドミニオン社、FOXニュースに16億ドル賠償請求 米大統領選報道めぐり
3/27(土) 12:06配信
BBC News
昨年の米大統領選で一部の州に投票機など投開票システムを提供した米ドミニオン・ヴォーティング・システムズは26日、米FOXニュースが根拠のないまま「ドミニオンが選挙不正に加担した」と報道し続けたとして、FOXニュースを名誉毀損で訴え、損害賠償として16億ドル(約1750億円)を請求した。FOXニュースは「根拠のない訴訟を法廷で争う」とコメントしている。

ドミニオン社は拠点とするデラウェア州の地裁に示した訴えの中で、FOXニュースがドミニオン社に対する陰謀論を主張するゲストを番組に呼び続けたことで、FOXニュースは「無謀にも真実を軽視」したと主張。これは、「FOXのビジネスにとって、うそは好都合だったからだ」としている。

ドミニオン社は訴状で、「アメリカで最も有力なメディア企業のひとつのFOXは、不正選挙について作り上げたあらすじに命を吹き込み、当時ほとんど知られていなかったドミニオンという投票機の会社を、悪者に仕立てた」と訴え、「FOXは、ドミニオンについて検証可能ながら強烈な悪影響をもたらすうそを、支持し、繰り返し、放送した」、「FOXは無謀に真実を無視した」、「FOXはドミニオンに関するこうした発言はうそだと承知していた」などと主張している。

これに対してFOXニュースは、「FOXニュースメディアはわが社の2020年大統領選報道を誇りに思っている。米ジャーナリズムの最高峰の伝統にのっとるものだった。我々はこの根拠のない訴訟を法廷で争う」とコメントした。

ドミニオン社はアメリカで使われる投票機の製造大手。昨年11月の選挙では少なくとも28州が、同社の機械を使用した。

ドナルド・トランプ前大統領とその側近、顧問弁護団、保守派論客などは、ドミニオン社が投票を操作したせいで、「選挙が盗まれた」などと主張を繰り返していた。この「選挙が盗まれた」という主張をよりどころに今年1月6日にはトランプ派が首都ワシントンに大勢集まり、ジョー・バイデン氏の勝利認定を妨害しようと連邦議会を襲撃した。議会襲撃では警官1人を含む5人が死亡。暴徒はマイク・ペンス副大統領(当時)やナンシー・ペロシ下院議長など議会幹部に肉薄した。

昨年の大統領選で大規模な不正投票があったという証拠は示されていない。トランプ陣営やトランプ派はアメリカ各地で不正選挙を訴えて訴訟を起こしたが、そのほとんどが裁判所に棄却されている。トランプ氏自身が指名した裁判官たちも、不正投票を認定せず、トランプ政権の司法長官としてトランプ氏の擁護を繰り返したウィリアム・バー氏も昨年12月、大規模な不正の証拠は得られていないと発言した。

ドミニオン社と不正選挙について根拠のない主張を繰り返していた中には、トランプ氏の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏や、トランプ陣営に協力していたシドニー・パウエル弁護士などがいた。パウエル弁護士は昨年11月、ドミニオン社による不正選挙には「グローバリストや独裁者や企業や、ありとあらゆる巨大利権が絡んでいて、トランプ大統領以外の全員が私たちに敵対している」など、根拠を示さず記者会見で発言していた。

両弁護士は、2002年に設立されたドミニオン社が、2013年に死去したヴェネズエラのウーゴ・チャヴェス大統領と協力し、「自分が絶対に選挙に負けないように保証する」機械を作り上げたのだとも主張していた。

不正投票があったと繰り返したFOXニュースの大統領選報道についてはすでに、別の投票技術企業スマートマティックが今年1月、同様の主張で、FOXコーポレーションと複数の番組司会者を訴えている。

ドミニオン社はすでにパウエル弁護士に対する名誉毀損訴訟を首都ワシントンの連邦地裁に起こしており、その弁護団は今月22日、選挙後のパウエル氏の発言は政治的状況における、明らかに誇張されたものだったため、名誉毀損には当たらないとする答弁書を提出した。

それによると弁護団は、「民主党は選挙を盗もうとして、投票内容を電子的に変更するコンピューターシステムを開発した」などと繰り返したパウエル氏の発言について、「この発言が実際に事実を述べたものだなど、分別のある合理的な人間ならば、そのような結論に至ったりしない」と主張している。

(英語記事 Dominion Voting sues Fox News for $1.6bn over election fraud claims)

(c) BBC News

6458名無しさん:2021/03/29(月) 06:46:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa529cd4108eacd7d7c62bd29ef7e740b56041de
米大統領選の不正疑惑、分別ある人は鵜?みにしない 提訴されたトランプ氏の元弁護士が主張
3/24(水) 13:45配信
CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米右派弁護士のシドニー・パウエル氏は、昨年の大統領選で不正投票があったとする自らの主張について、分別のある人なら鵜?み(うのみ)にはしないはずだとの認識を表明した。自身に対し起こされた裁判への提出文書の中で述べた。

パウエル氏は当時のトランプ大統領の代理として選挙結果に疑義を呈し、複数の訴訟を起こしたり保守系のメディアに出演したりした。これを受け、大統領選で使われた投票集計機メーカー、ドミニオン・ボーティング・システムズが同氏を名誉毀損(きそん)で訴えていた。ドミニオンはパウエル氏について、選挙不正に関する自らの告発が虚偽であり、同社に損害を及ぼすのを認識していたと主張している。

裁判所へ22日に提出された文書の中で、パウエル氏の弁護団は、同氏が自らの「意見」を共有していたのだと説明。集計機によって投票結果が変えられたかどうかは、世間の人々が「各自の結論」にたどり着いただろうとの見方を示した。

そのうえで、パウエル氏が一連の声明を通じて事実を描写していたのは明白であり、それらに基づいてトランプ氏を支援する複数の訴訟が行われたと述べた。

また、原告側は問題の声明を「的外れの非難」、「突拍子もない主張」とみなし、再三にわたって「本質的に起こりそうもない」、「不可能」などとレッテル貼りを行ったが、そうした主張はかえって被告の立場を裏付けているとも指摘した。被告側は、「分別のある人ならそうした内容の声明を事実とは受け入れず、あくまでも法廷での対審手続きによる検証が必要な主張としかみなさないだろう」と述べている。

選挙当局とドミニオンは、トランプ氏の大統領選での敗北について正確な結果だと明言。どれほど重大なセキュリティー上のリスクが起こっていたとしても覆るものではないと強調している。トランプ氏の弁護団と同調者は、選挙後60件近い訴訟を起こしたが、些細(ささい)な内容の1件を除いてすべて短期間で敗訴または取り下げた。

共和党のピーター・マイヤー下院議員(ミシガン州選出)はツイッターで、パウエル氏側の議論を「救いようがない」と酷評。選挙が盗まれたと主張して多くの人々の判断を誤らせたにもかかわらず、今になってその考えを撤回したと非難した。マイヤー氏は1月に行われたトランプ氏の弾劾(だんがい)裁判で弾劾への賛成票を投じている。

6459チバQ:2021/03/29(月) 10:01:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7c7f6f035590b7bd4aaef03336105a44c47781a
東アジア・太平洋担当の国務次官補にクリテンブリンク氏
3/27(土) 9:16配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は26日、東アジア・太平洋担当の国務次官補にダニエル・クリテンブリンク駐ベトナム大使を指名すると発表した。上院の承認を経て就任する。中国への対応や北朝鮮の核問題、日米関係などを担当する。

 クリテンブリンク氏は東京の米大使館で勤務したほか、在中国大使館首席公使、国家安全保障会議(NSC)のアジア上級部長、国務省の北朝鮮政策上級顧問などを歴任し、トランプ前政権下の2017年にベトナム大使に就任した。日本語と中国語を話し、知日派としても知られる。

 バイデン政権の発足時点で東アジア・太平洋担当の国務次官補は空席となっており、北朝鮮政策に明るいソン・キム氏が次官補代行を務めている。

6460チバQ:2021/03/30(火) 15:42:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/801f949f2fcf4fcdcc2038c34f284c9d576714bc
「人種的に中立」の難しさ 黒人男性暴行死、陪審員選びでも論議
3/30(火) 14:22配信
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裁判所の周辺で行進するデモ参加者たち=米中西部ミネアポリスで2021年3月7日、隅俊之撮影
 米中西部ミネソタ州で昨年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさん(当時46歳)が白人警察官に首を押さえつけられて死亡した事件で、殺人罪などに問われた元警察官、デレク・ショービン被告(45)の公判の実質審理が3月29日、地元の裁判所で始まった。米メディアによると、公判は最長で約1カ月間続く見通しだ。

 有罪か無罪かを決めるのは陪審員だ。12人の陪審員と補充2人が審理に臨み、評決は12人全員の意見が一致しなければならない。補充も含めた陪審員の内訳は白人8人、黒人4人、それ以外が2人。20代から60代までと年齢も幅広い。ただ、採用では、人種問題が関わる事件で「中立」な人を選ぶことの難しさが浮き彫りとなり、議論が起きた。

 「黒人として、多くの黒人が殺され、誰も責任を問われないのを目の当たりにしている。そして、なぜなのか、何が決め手だったのだろうかと思っている」。同月17日、陪審員候補の黒人男性は法廷でそう吐露した。被告の弁護人は「警察に対する偏見がある」と主張し、採用に反対。男性は陪審員に選ばれなかった。

 陪審員の選出は、判事、検察官、弁護人が法廷で質問しながら決める。人種を理由に反対はできないが、検察側も弁護側も、一定数まで理由を告げずに拒否できる。男性はかつて現場近くに住んでおり、地域には警察への反感があったと説明。一方で自分の考えを脇に置いて判断できると強調したが、弁護側に阻止された。

 人種問題が深く関わるケースでは、事件に対する認識が「白紙」の陪審員を選ぶのは困難だ。地元の元公選弁護人は黒人系新聞のコラムに、「警察との嫌な経験が肌の色に起因するものである以上、『中立』にはなれない」と投稿。黒人としての「生きた経験」を裁判と切り離すことは難しいと指摘した。【ニューヨーク隅俊之】

6461チバQ:2021/03/30(火) 15:44:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/2acc7e9ca617c987abbf25529f8ca282aa8ab0a7

バイデン氏、中国「一帯一路」に対抗の新経済圏構想を提案
3/27(土) 10:34配信
 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は26日、ジョンソン英首相と電話会談し、対中政策に関し協議した。バイデン氏は会談で、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗するため、民主主義体制の国々が連携して途上国の開発支援に向けた同様の経済圏を構築する構想を提案した。地元の東部デラウェア州で記者団に明らかにした。

 中国は「一帯一路」構想に関し、アジアや中東、アフリカの途上国に対し、開発支援と称して過剰融資を実施し、巨額の債務を背負わせることで自国の影響下に置く「借金漬け外交」を展開してきた。

 中国による融資の対象国には戦略的要衝に位置する国が少なからずあり、将来的には中国の支援で開発されたこれらの国の港湾や空港が中国軍の基地として使用される恐れが強いとみて米国は警戒を強めている。

 中国軍は2017年、スエズ運河の入り口にあたる東アフリカのジブチに初の海外基地を開設した。米国防総省は報告書で、中東や東南アジア、西太平洋でこうした動きが広がる可能性があると警告している。

 バイデン政権は対外援助に関し、トランプ前政権が米国の要請に応える見返り提供する「取引主義」を持ち込んだのを全面的に見直し、専制体制に対抗する民主主義陣営のネットワーク強化に向けた重要な手段と位置付けている。

 バイデン氏は、新経済圏構想の具体的な内容については明らかにしていないが、受け入れ国の経済を疲弊させる中国の手法に対抗する形で途上国の財政事情に配慮したインフラ支援を打ち出すとみられる。バイデン氏が近く開催を目指す、民主主義諸国の代表を集めたサミットでも議題となる可能性がある。

6462チバQ:2021/03/30(火) 15:47:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a136b1d84a3906950da6d8edaa19c5e98aa18a6

中国へ決然とした姿勢、されど「甘さ」もにじむ…バイデン大統領、初会見
3/26(金) 13:44配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は、25日に行った就任後初の公式記者会見で、中国に対して決然とした姿勢を打ち出すことに努めた。バイデン氏は一方で、中国の立場に部分的に理解を示すような発言をするなど、「甘さ」もうかがわせた。


 バイデン氏は自身が副大統領だった時代、当時は国家副主席だった中国の習近平国家主席と「各国のどの元首よりも長い時間を過ごした」と述べ、両者の間で個人的関係が確立しているとの見方を示した。

 2月10日の習氏との電話会談も「2時間におよび、米中双方の専門家を驚かせた」と明らかにした。

 その中でバイデン氏は、米国としては自由や人権を重視する立場から「中国の人権蹂躙(じゅうりん)に声を上げ続ける」と明確に伝えたとし、「習氏は(私の言ったことを)理解した。その点は敬服する」と語った。

 ただ、バイデン氏に求められてるのは、習氏に米国の立場を理解させるにとどまらず、実際に態度変更に向かわせることだ。

 バイデン氏はまた、「世界を率いる最も裕福で最強の国になる」とする中国の国家目標を阻止する決意を表明する一方で、「中国が目標を持つこと自体は批判しない」と述べた。

 だが、この発言は、中国が世界最強の国を目指す中で起こしている行動こそが国際社会との軋轢(あつれき)を生んでいるとの視点を欠くと批判されても仕方がない。

 バイデン氏は「中国と敵対することは求めていない」とも発言したが、ブリンケン国務長官が3月3日の外交演説で「中国とは競争的であるべきときは競争的に、可能な場合は協力的に、敵対性が必須である場合には敵対的になる」と表明したのと比べると、態度を後退させたかのような印象を与える。

 バイデン氏は同時に、民主主義体制の同盟・パートナー諸国を糾合し、ウイグルや香港、南シナ海や台湾の問題に関して国際的取り決めを破り続ける中国に「責任を取らせる」と何度も強調した。

 18、19日の米中外交トップによるアラスカ州アンカレジでの直接会談では、中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員らが米政権の弱みを見つけ出そうと冒頭から攻撃的に挑んできた。今後も米中の外交舞台では同様の展開が予想される。

 「力の外交」を信奉する中国に立ち向かう「バイデン外交」は、早くも正念場を迎えようとしている。

6463とはずがたり:2021/04/03(土) 15:16:14
NY市 アジア人女性暴行事件、目撃の男性 停職処分に
https://www.mashupreporter.com/asian-woman-attacked-staff-members-have-been-suspended/
By
mashup NY
2021-03-30

6464とはずがたり:2021/04/03(土) 16:40:04
米NYで白昼堂々65歳アジア系女性暴行、誰も助けず
2021年3月31日 13:06 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3339738

6465チバQ:2021/04/08(木) 13:37:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2023df062c404af77c8e81e6b3de271077cb13e
ペンス氏、大統領選出馬準備か 回顧録出版へ契約 米
4/8(木) 9:42配信
 【ワシントン時事】複数の米メディアは7日、共和党のペンス前副大統領が、回顧録の出版へ大手出版社と数百万ドル(数億円)規模の契約をしたと伝えた。


 2024年大統領選への出馬に向け、準備を始めたという観測が出ている。

 出版を予定するのは2冊で、トランプ前大統領と歩んだ波乱の4年間の回顧録と、半生を振り返る自伝。また、ペンス氏は「米国の自由の増進」と称する保守政治グループを7日に発足させた。

 副大統領としてトランプ氏を忠実に支え続けてきたペンス氏は、大統領選結果を確認した今年1月の連邦議会で、トランプ氏の要求を無視してバイデン大統領の勝利を宣言、トランプ氏支持者の不興を買った。退任後は表立った活動は控えてきたが、出版は24年に向けた発信強化が狙いとみられている。

6466チバQ:2021/04/09(金) 22:54:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021040900718&g=int
米コロナ「第4波」警戒 接種と感染拡大の競争に
2021年04月09日20時30分


 【ニューヨーク時事】米国で新型コロナウイルスの「第4波」への警戒が強まっている。背景にあるのは、感染力が強い変異株の拡散と各州で進む規制緩和だ。一方、ワクチン接種が急速に進む中、感染再拡大をめぐる識者の見方も割れている。
 米国では1月上旬に第3波のピークを過ぎ、新規感染者数は下げ止まっていたが、このところ増加の兆しが見える。ニューヨーク・タイムズ紙によると、過去1週間平均の1日当たりの新規感染者は約6万5600人で、2週間前に比べて14%増。ミネソタ大感染症研究政策センターのオスターホルム所長は4日のNBCテレビの番組で「米国は急増の始まりにいる。まだそれが見えていないだけだ」と警告した。
 最近感染者が増えているのは主に中西部だ。うち特に深刻なミシガン州では、変異株の広がりや、学校の運動部などの活動再開が要因と指摘されている。他の州でも同様の事態が起こり得る中、ワクチン接種が加速し、規制緩和が進んでいる。南部テキサス州は3月にマスク着用義務を解除し、入店制限も撤廃。大リーグのレンジャーズは今月5日、同州の本拠地開幕戦で客席を100%開放し、約3万8000人が観戦した。西部カリフォルニア州も6月15日に経済活動を全面再開する。
 米政府は今月19日までに全成人を接種対象にするよう各州に指示。8日時点で接種を完了した人は人口の19.9%に上る。食品医薬品局(FDA)のゴットリーブ元長官は4日のCBSテレビの番組で、既に感染した人や接種を済ませた人の多さから「真の第4波を見ることはないだろう」と楽観した。また、重症化するリスクが高いとされる65歳以上の58.4%が接種を終えており、感染に伴う死者数は抑えられるという見方も強い。
 ただ、状況が冬に比べ改善しているとはいえ、ファウチ国立アレルギー感染症研究所長はCNNテレビに「ワクチン接種と急増の(どちらが先かという)競争だ」と指摘。「もう少し耐えれば、十分接種が行き渡り、急増のリスクが減る」と述べ、警戒を怠らないよう呼び掛けた。

6467チバQ:2021/04/15(木) 20:55:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ea7f509a7d8c73e58e5ff1b735478e644ec14f4
バイデン大統領、アフガン駐留米軍の完全撤収を正式表明
4/15(木) 4:05配信

毎日新聞
アフガニスタン撤退について演説するバイデン米大統領=ホワイトハウスで2021年4月14日、AP

 バイデン米大統領は14日、ホワイトハウスで演説し、アフガニスタンの駐留米軍を米同時多発テロ(2001年)から20年の節目となる9月11日までに完全に撤収させると正式に表明した。「撤収に理想的な条件が整うのを期待しながら、駐留の延長や増派を繰り返すことはできない」と述べた。そのうえで「米国史上最長の戦争を終わらせる時だ。米兵が帰還する時だ」と訴えた。

 バイデン氏は決断に向け、同盟国やパートナー国などと緊密に協議したことを強調。「軍事的にはアフガンにとどまらないが、外交的・人道的支援は続ける」と説明し、「タリバンとの戦争に戻るのではなく、我々は目の前の課題に集中しなければならない」と理解を求めた。

 アフガンの駐留米軍を巡ってはトランプ前政権が20年2月、アフガンの旧支配勢力タリバンとの和平に向けた合意を締結。タリバンがアルカイダなどのテロ組織との関係を断絶する見返りに、米軍が21年5月1日までに完全撤収するとしていた。現地の治安の悪化などからバイデン政権が合意の「再検証」を進めていた。

 米政府高官は13日の電話記者会見で「米本土へのテロの脅威が軍を駐留させずに対応できるレベルになった」と説明し、撤収期限を先延ばししたうえで完全撤収すると明らかにしていた。【ワシントン鈴木一生】

6468チバQ:2021/04/15(木) 20:55:52
https://mainichi.jp/articles/20210414/k00/00m/030/373000c?inb=ys
最長戦争終結へ、かじを切った米国 アフガン完全撤収、混迷の背景
深掘り 鈴木一生 松井聡

毎日新聞 2021/4/14 20:54(最終更新 4/14 22:57) 有料記事 2273文字
予告なしでアフガニスタンを訪れたオースティン米国防長官(中央)=カブールで2021年3月21日、AP
予告なしでアフガニスタンを訪れたオースティン米国防長官(中央)=カブールで2021年3月21日、AP
 バイデン米政権は13日、2001年の米同時多発テロに端を発した「米史上最長の戦争」の終結に向け、大きくかじを切った。テロ発生から20年となる9月11日までにアフガニスタン駐留米軍を完全に引き揚げる。しかし、期限をあらかじめ定めた「条件無し」での撤収は、アフガン情勢をさらに混沌(こんとん)とさせる可能性もある。

 米政府高官が米軍の撤収期限を5月1日から9月11日に延ばすと明らかにする直前の13日、トルコ外務省はアフガン政府とタリバンによる和平協議が4月24日〜5月4日に最大都市イスタンブールで開催されると発表した。ブリンケン米国務長官が和平に向けトルコへ開催を要請していたのだ。

 だが、思惑通りに進むかどうかは見通せない。20年2月にトランプ前政権と結んだ撤収期限の合意をほごにされた形のタリバンは反発。外国部隊が駐留を続ける間は「アフガンに関する決定を下す、いかなる会議にも参加しない」と、トルコでの協議をボイコットする可能性を示唆した。合意に基づき自制してきた米軍に対する攻撃をタリバンが再開する可能性もある。

 そもそもアフガン政府とタリバンによる和平プロセスは難航してきた。トランプ前政権との合意には、アフガン政府とタリバンの和平協議開始の前提条件として、アフガン政府が拘束するタリバン捕虜5000人の解放が盛り込まれた。

 だが、合意の「蚊帳の外」に置かれたアフガン政府は「トランプ政権はタリバンに譲歩しすぎだ」と不満を募らせ、捕虜解放を遅らせた。結局、中東カタールで和平協議が始まったのは予定から半年遅れの20年9…

6469チバQ:2021/04/15(木) 20:56:46
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210415X805.html
アジア系ヘイト担当に日系人=副補佐官職を新設―米大統領
2021/04/15 16:30時事通信

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは14日、アジア系住民への暴力などヘイトクライム(憎悪犯罪)が相次いでいることを受け、担当の大統領副補佐官を新設し、日系人のエリカ・モリツグ氏を任命した。

 モリツグ氏は、カリフォルニア州生まれのハワイ州育ち。オバマ政権で住宅都市開発省の次官補を務めた。ホワイトハウスは声明で「政権の優先課題を推進する上で極めて重要な声になる」と紹介した。

6470チバQ:2021/04/18(日) 21:32:22
https://www.sankei.com/world/news/210416/wor2104160016-n1.html
米民主党左派、最高裁判事増員で勢力逆転狙い 法案提出、「司法の政治化」に警戒強まる
2021.4.16 11:44
【ワシントン=大内清】米民主党の一部議員は15日、連邦最高裁判事の定数を現行の9人から13人に拡大する司法制度改革法案を上下両院に提出した。最高裁判事は現在、保守派6人に対してリベラル派3人の構成。法案は民主党内で勢いを増す急進左派が主唱しているもので、増員分の判事にリベラル派を任命して最高裁での勢力を逆転させる思惑がある。

 司法の政治化を助長しかねない動きに、共和党だけでなく民主党内でも異論が出ており、法案可決の実現性は低い。民主党のペロシ下院議長は15日、法案に反対の考えを示した。

 ただ、最高裁改革を求める声は急進左派を中心に根強く、もともとは改革に消極的なバイデン大統領も9日、判事の増員や現在の終身制を任期制とする案などを調査する超党派の委員会を設置する大統領令に署名。ペロシ氏も同委員会については「論外ではない」と含みを持たせており、党内の分断を深めかねないこの問題の取り扱いに神経をとがらせている。

 最高裁改革への圧力が高まった背景には、トランプ前大統領が昨年11月の大統領選を前に死去したリベラル派判事の後任として保守派の女性判事を指名し、当時の上院多数派だった共和党がそれをスピード承認した経緯がある。

 最高裁での保守派優位がいっそう固まったことで、民主党側では人種差別や人工妊娠中絶など国論を二分する問題で保守派寄りの判決が下されるとの危機感が強まった。

 また民主党側には、オバマ政権末期の大統領選期間中に空席となった判事の後任人事を、共和党側に長期にわたって妨害されたとの遺恨もある。

 一方で、共和党支持層や民主党穏健派には、急進左派が影響力を強めることや司法の左傾化への警戒感が強い。仮に法案可決が現実味を帯びても、国内の分断がさらに進むのは必至だ。

 連邦最高裁の定数は、数度の法改正を経て1869年から9人で固定されている。

6471とはずがたり:2021/04/19(月) 10:05:02
あんだけ会食の危険が云われてるのに最高度のリスクが求められる政府首脳が率先して会食するなよなあ。

>別のアメリカ政府関係者からは「日本は経済分野で中国と良い関係を保っていて、少しずるい」との声まで聞かれる。
アメリカはトランプが悪化させたのにこんなこと思う奴がいるのかw

>別の日本政府関係者は「日本はすでに米中の事実上の軍拡競争に巻き込まれている」と語った。
これに巻き込むなら日本にも餌が必要で,尖閣守って呉れる,だけでは不十分だなぁ。。富士通とNECの復活なら呑めるか?

日米首脳ハンバーガー会談舞台裏…台湾明記で対中戦略は?バイデン政権内に不満も
4/17(土) 18:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f09f98776082d87cc9e72e80c0fd3c8d6b1e75f0
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日本テレビ系(NNN)
日米首脳…ハンバーガーを前にマスク外さず(写真提供:ホワイトハウス)

日米首脳は、ホワイトハウスの一室で、ハンバーガーを前に、マスクを着用したまま見つめ合っていた。

バイデン大統領が、初めての対面形式の会談相手として、菅首相を招いて行った日米首脳会談。共同声明では約半世紀ぶりに「台湾」を明記し、中国を強くけん制した。

「雰囲気はすごく良かった」と出席者が口を揃え、首相自身も「私と似ている」と“ベテラン政治家”同士の相性に手応えを語る一方、ある政府関係者からは「米中の事実上の軍拡競争に日本は巻き込まれている」との声も上がる。

いったい何が起きているのか。舞台裏を探った。(ワシントン支局長・矢岡亮一郎)

■食べない“ハンバーガー会談”
「いろいろ人生経験とかの話をして、ハンバーグ(注:ハンバーガー)も全く手をつけないで終わってしまった。それくらい熱中した」

会談終了後、菅首相は少し頬を緩めながら、バイデン大統領との「テタテ」と呼ばれる1対1の会談を振り返った。時間にしてわずか20分間。「たたき上げの政治家という共通点がある」と親近感を寄せるバイデン大統領とは、部屋に飾られた家族の写真を見ながら、孫などの話題で打ち解けたという。

「私と似ているような感じを受けたが、本人もそう思っているようで…」

とバイデン氏との信頼関係の構築に手応えを語った。しかし、この「食事に手をつけないランチ会」に至るまでには、紆余曲折があった。

■ホワイトハウス「幻の夕食会」
日本代表団ホテルに「坂井副長官のお土産」段ボール…「1ドルチョコ」も

「こんなにバタバタの首脳会談は初めてだ」

首相の訪米を翌々日に控えて、ある日本政府関係者はうめいた。ホワイトハウス側との調整が滞り、スケジュールは直前まで定まらなかった。今回、日本政府がこだわったのが、バイデン大統領、ハリス副大統領との食事会。特にバイデン大統領との「夕食会」開催に向けては最後まで粘り強く交渉を続けたというが、結局実現することはなかった。

バイデン大統領自身、コロナ禍での対面の会談にはかなり慎重だとされる。会談中は「常時マスク着用」、しかも高性能のN95マスクの着用が義務づけられた。

この徹底ぶりはハンバーガーを前にしてなお、マスクを外さない一枚の写真によく表れている。

6472とはずがたり:2021/04/19(月) 10:05:16
>>6471
■台湾明記も…バイデン政権内に「落胆」
首脳会談では「N95マスクを常時着用」

首脳会談は、1対1のテタテ、少人数会合、拡大会合と3段階で計2時間半に及んだ。

今回の会談の最大の焦点は、共同声明に「台湾」の問題を明記するかどうかだった。そもそも日米首脳の共同文書に「台湾」が明記されれば、1969年の佐藤栄作首相とニクソン大統領以来、半世紀ぶりとなる。「台湾」の文言を盛り込みたいアメリカ側と、慎重な日本側との間で、事前調整はかなり難航したという。この対立構図を英紙フィナンシャル・タイムズが報じ、日本側が米側のリークを疑う場面もあった。

結局、共同声明には「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す」と明記された。日本政府の要請で後半に加えられたという「両岸問題の平和的解決を促す」という文言は、台湾問題に触れる場合の日本政府の定型見解で、外務省幹部は「この表現を後ろに付けることで、これまでの日本政府の姿勢と変わっていないというメッセージになる」と解説した。

一方で、あるアメリカ政府関係者は、「日本には共同声明でもっと強い表現に賛同して欲しかった」「落胆している」と不満を口にしている。

■日本「台湾明記」もなお米政府内に不満
「台湾の明記」を「内政干渉だ」とする中国は、共同声明に対し「強烈な不満と断固反対を表明する」と猛反発した。一方、アメリカ政府内には「台湾」を明記してなお、日本への不満が燻る。「日本は台湾有事への危機感が低い」との見方や、別のアメリカ政府関係者からは「日本は経済分野で中国と良い関係を保っていて、少しずるい」との声まで聞かれる。

アメリカが中国と貿易戦争をやって、経済面でも身を切る覚悟で向き合う中で、日本が尖閣など安全保障面で守ってもらおうというのは「不平等」との不満もあるようだ。

■菅首相「一番乗り」のワケ
菅首相訪米も「対中国のメッセージ」に

今回の菅首相の「一番乗り」は、日本重視と言えるのだろうか。ある日米外交筋はこう話す。
「バイデン大統領が菅首相を最初の会談相手に選んだのは、『日本』だからではない。対中国の最大の同盟国だからだ」

菅首相の訪米は、あくまでアメリカの対中国戦略の一環、一つのパーツとの位置づけだ。現にバイデン大統領は、同じタイミングで気候変動問題担当のケリー特使を中国に、台湾にも非公式の代表団を派遣して、台湾トップ蔡英文総統と会談させた。日米首脳会談に同席したブリンケン国務長官とオースティン国防長官は直前まで、欧州を歴訪していた。

バイデン政権は「同盟」を重視しながら、複合的かつ戦略的な外交を展開している。その中の一番重要なパーツとして、日本のトップを米国に招き、首脳会談を通じて「強固な同盟」、台湾などをめぐる厳しい姿勢を中国に見せつけた。

ある日本政府関係者は「ホワイトハウスは今回、バイデン大統領と菅首相が2人で並んでの会見にこだわった。発信したかったのだろう」と打ち明ける。

■日米今後は?「総論はいいが、各論に入ると…」
「ジョー」「ヨシ」が描く対中国戦略は

ある日本政府関係者は「日米は総論はいいが、各論に入ると立場の違いが露呈してくる」と交渉の難しさを語っている。今回の台湾をめぐる文言の調整は「各論の立場の違い」の一つのケースになった。

別の日本政府関係者は「日本はすでに米中の事実上の軍拡競争に巻き込まれている」と語った。今後も中国をめぐる情勢が厳しさを増す中で、アメリカに立場の違いでどう理解を得ていくのか。日本外交の力が試される。

6473とはずがたり:2021/04/19(月) 10:09:13
>>6471-6472
日米での中国対抗。朝日新聞にアメリカが5Gや6Gの展開を睨みNECや富士通が世界最大手のファーウェイに代わる存在として期待されてると書いてあってそういう方向の戦略は良さそうだと期待が持てたが、さあ勝てるかな?

とりあえず工場をTPP内の東南アジアに立てて製造技術の育成からやな。現況中国に頼り過ぎや。安かろう悪かろうからで良い。
日本企業は矢鱈品質に拘り価格競争に負けた後、品質競争でも勝てなくなる罠にいい加減気づけ。

「6G」にらむ経済安保 対中国、意識しすぎてリスクも
福田直之、ワシントン=青山直篤
https://www.asahi.com/articles/ASP4K5V33P4KULFA00B.html
2021年4月17日 18時38分

 今回の日米首脳会談では、経済分野でも対中国を意識した協力関係をつくることに軸足が置かれ、最先端の技術開発や半導体などの供給網づくりで連携を強化する枠組みに合意した。

 「技術は専制国家ではなく、米国と日本が共有しているような民主国家による規範によって管理されなければならない」

ファーウェイの存在感増す5GやAIで
 バイデン米大統領は会談後の共同記者会見で、今回の枠組みの意義を強調した。高速通信規格「5G」や人工知能(AI)など、民生・軍事両面で重要な先端分野では、中国の存在感が急速に増しており、日米で対抗する狙いだ。

 具体策の一つとして、5Gや次世代の通信規格「6G」の展開もにらみ、通信分野で研究開発などに米国が25億ドル(約2700億円)、日本が20億ドル(約2160億円)を投資するとした。共同声明には通信網について「信頼に足る事業者に依拠することの重要性について一致」と明記。米国が強く警戒する中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の排除が念頭にある。米国には華為に匹敵するような基地局メーカーがなく、日本政府関係者によると、日本のNECと富士通なども華為に代わる存在として期待されているという。

「本当に対決するなら…」 半導体やレアアースは
 すべての技術の基盤となる半導体の開発、確保でも連携する。最先端の製品で大きな世界シェアを持つ台湾の台湾積体電路製造(TSMC)や韓国のサムスン電子などは中国から距離が近く、生産拠点が地政学的リスクがある地域に集中しているからだ。このため、バイデン氏は2月、半導体などの供給網の強化策の検討を命じる大統領令に署名。TSMCの最先端工場をアリゾナ州に誘致するなど国内自給の引き上げに力を入れる。日本は、半導体をつくる装置や素材などに強みがあり、そうした分野での連携を模索する。

 中国の存在感が高い希土類(レ…

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6474とはずがたり:2021/04/19(月) 13:44:13

中露と対決姿勢を露わだなあ。。それはそれで評価するがその実力があるのかどうかが問題

アメリカ、ロシア外交官10人を国外追放 サイバー攻撃や選挙介入めぐり制裁
https://www.bbc.com/japanese/56768589
2021年4月16日

6475チバQ:2021/04/20(火) 19:54:17
逆(世界の8割の国が、アメリカへの渡航を禁じてる)って記事かと思ったら違った
https://news.yahoo.co.jp/articles/df3e91798bceb3188c8aee77191add546d136953
米、渡航禁止を大幅拡大 世界8割の国対象 新型コロナ
4/20(火) 7:32配信

時事通信
米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長=2020年12月、東部デラウェア州(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国務省は19日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が続いていることを受け、米国民向け海外渡航情報で最も高いレベル4の「渡航中止」の対象国を大幅に拡大すると発表した

 世界約200カ国のうち8割の国が対象になる見通しだが、日本が含まれるかどうかは不明。

 国務省は声明で「新型コロナは引き続き旅行者に前例のないリスクを及ぼしている」として、海外旅行の中止を勧告。一方、対象国拡大は「特定の国の感染状況を反映したものではなく、米疾病対策センター(CDC)の疫学的分析が国務省の海外渡航情報システムに反映されるよう調整した結果だ」と説明した。

6476チバQ:2021/04/21(水) 15:28:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/f899bd3fd8e030bff6638a97e4576cada60d4a61
米、対キューバ政策見直し進まず 中国・イランへの対応優先
4/20(火) 20:36配信

バイデン米大統領(米ワシントン) 
 【ワシントン時事】キューバで「カストロ時代」が終わりを告げる中、冷戦時代から激しく敵対してきた米国では、対キューバ政策の見直しが進んでいない。

 1月に発足したバイデン政権は、最重要課題の新型コロナウイルス対策のほか、外交では中国やイランへの対応を優先せざるを得ないためだ。

 「キューバ政策の変更や追加措置は現状、大統領の外交政策で最優先事項に入っていない」。サキ大統領報道官は16日の定例記者会見で、キューバ政権が民主化に取り組む必要性を指摘した上で、米側は政策変更を急いでいないと説明した。

 米国とキューバはオバマ政権時代の2015年、双方の大使館を再開し54年ぶりに国交を回復。オバマ氏は翌16年、米大統領として88年ぶりにキューバを訪問した。

 だが、トランプ前大統領は、キューバが「何万人もの自国民を殺してきた勢力に連なる人々に、今日まで支配されている」と断じ、方針を180度転換。オバマ政権時代に緩和された渡航制限や商取引規制などの制裁を再び強化し、退任直前の今年1月には「テロ支援国」に再指定した。

 オバマ政権で副大統領を務めたバイデン大統領が就任したことで、米国は再び対話路線に戻ると見られていた。ロイター通信によると、ラウル・カストロ氏も共産党トップ退任前、「米国と敬意を持って対話し、新たな関係を構築したい」と語っていた。

 だがバイデン氏は就任以降、前政権時代にぎくしゃくした同盟国などとの関係修復に尽力している。中国、イラン、ロシアなど難しい外交課題を抱え、キューバ政策に手が回らないのが実情。来年秋の中間選挙をにらみ、フロリダ州などのキューバ系住民に根強い反カストロ感情に配慮している面もありそうだ。

6477チバQ:2021/04/22(木) 10:02:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef3f85cb901a424c80d080e8234b13d63b35f9e9
米、「渡航中止」に150カ国 大幅増、日本含まれず
4/22(木) 7:26配信

 【ワシントン時事】米国務省は20、21両日、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受けて自国民向け海外渡航情報を更新し、最も高いレベル4の「渡航中止」対象国は約150カ国に上った。

 英国やフランス、ドイツなどが追加指定されたが、日本は含まれていない。

 国務省は19日、「海外渡航情報に米疾病対策センター(CDC)の疫学的分析を反映させる」と表明。その結果、世界約200カ国のうち8割の国がレベル4対象国になると説明していた。

 19日時点では、ケニアやミャンマー、イラク、アフガニスタン、アルゼンチンなど34カ国が渡航中止とされていた。日本や中国はレベル3の「渡航の見直し」対象国。ただ、今回の渡航情報の更新がいつ完了するかは定かではない。

6478チバQ:2021/04/22(木) 19:26:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2cb057f9521e385ce4acee06d46b8120195f3f5
バイデン氏、陸軍長官に女性を初の指名 国防総省の要職歴任
4/22(木) 18:30配信

CNN.co.jp
バイデン米政権の新たな陸軍長官に指名される見通しとなったクリスティーン・ワーマス氏

(CNN) バイデン米大統領は22日までに、新たな陸軍長官に女性のクリスティーン・ワーマス氏を指名する方針を明らかにした。ホワイトハウスが発表した。

陸軍長官に女性を抜てきするのは初めて。就任には米上院の承認が必要。

ワーマス氏はオバマ元政権時代に米国防総省で政策担当の国防次官を務め、過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦の作成などに従事した。これ以前には戦略・計画・兵力開発担当の副次官を経験。国家安全保障会議に在籍したこともある。

現在は米シンクタンク「ランド研究所」の上席フェローで、国際安全保障・軍事政策センターの責任者ともなっている。

オースティン米国防長官は声明で、ワーマス氏が国防次官時代、アジアに軸足を移す外交政策の立案に関与したことにも触れ、その深い専門的知識は進行する中国の挑戦やロシア、イランや北朝鮮に根差す国家主導の脅威に対処する上で重要になると強調した。

バイデン政権はまた、米国防総省の要職に女性2人を任命する考えも示した。

6479チバQ:2021/04/23(金) 19:38:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf84c90f8626bc5875def219855f0823984a263
お目当ては連邦議員?「首都ワシントンを州に」下院で法案可決 上院2人増に、民主党有利
4/23(金) 13:56配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米下院本会議は22日、首都ワシントン(コロンビア特別区)を51番目の州に昇格させる法案を賛成216、反対208で可決した。同様の法案は昨年6月に初めて下院を通過したが、共和党が多数を占める上院で採決にかけられることなく廃案となった。今回も共和党は上院で法案の採決を断固阻止する構えで、州昇格が実現するかは予断を許さない情勢だ。

 ワシントンが州に昇格すれば、1959年8月にハワイ準州が50番目の州に昇格して以来となる。

 採決では全ての民主党議員(投票しなかった2人を除く)が賛成し、共和党議員は全員(同4人を除く)が反対した。ワシントンは民主党支持者が圧倒的に多く、州昇格は選挙で民主党に有利となるためだ。

 法案によれば、ワシントンには州昇格に伴い他州と同様、上院2議席と下院1議席が割り当てられる。

 ワシントンは1961年の合衆国憲法23条に基づき3人の大統領選挙人を割り当てられて以降、64〜2020年に実施された全ての大統領選で民主党候補が勝利してきた全米有数の「民主党王国」だ。

 州昇格が実現すれば、民主党は来年の中間選挙を含む今後の選挙で自動的に上院で2議席、下院で1議席を積み増しできる。

 上院(定数100)の現有勢力は民主50、共和50。法案の採決で賛否同数となった場合は、上院議長を務める民主党のハリス副大統領が1票を投じることができるため、採決まで行き着けば民主党が有利だ。

 対する共和党は、長々と討論を続けて上院の会期終了まで議事を引き伸ばし、法案を廃案に追い込む「フィリバスター(議事妨害)」を行使する構えだ。

 議事妨害を阻止して採決に持ち込むには、60人以上の賛成で「議事終結(クローチャー)決議」を通す必要があるが、民主党が共和党勢を切り崩して60人を確保できる見通しは低い。

 このため民主党は、今回の法案に加え、銃規制や投票制度改革など、バイデン政権の懸案である各種の法案を通過しやすくするために議事妨害の制度を実質的に撤廃する方向に動いており、今後、議会での与野党の攻防が激化していくのは確実とみられている。

6480チバQ:2021/04/24(土) 21:33:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/6986170ecae3f450adafe790bef997dd128761ad
ジェンナー氏、米加州知事選に出馬へ トランスジェンダーの元五輪王者
4/24(土) 6:22配信
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ケイトリン・ジェンナー氏(2016年2月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国の元五輪金メダリストでトランスジェンダーのケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner)氏(71)は23日、カリフォルニア州知事選挙への出馬を申請したと表明した。当選すれば、米国初のトランスジェンダー州知事となる。

【写真】1976年モントリオール五輪で金メダルを獲得した際のジェンナー氏

 ジェンナー氏は出馬を表明した声明で、近日中に正式な選挙運動を開始すると説明した。所属政党は共和党となる見通し。

 カリフォルニアは民主党支持が強い州だが、2003年にはジェンナー氏と同じ政治未経験者だった人気俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)氏(共和党)がリコール(解職請求)選挙で劇的な勝利を果たし、知事に就任した。

 ジェンナー氏の当選見込みは薄いとみられているが、州内では現在、民主党の現職ギャビン・ニューサム(Gavin Newsom)知事(53)の新型コロナウイルス対策をめぐる不満が噴出。特に、経済や住民の生活に大きな影響を与えた外出禁止令が批判されている。

 ニューサム知事反対派はリコール選挙に必要な数の署名を集められる見込みで、カリフォルニア州史上2度目となるリコール選挙が年内に実施される見通しだ。

 ジェンナー氏は、1976年モントリオール(Montreal)夏季五輪の十種競技にブルース・ジェンナー(Bruce Jenner)の名で出場し、金メダルを獲得。クリス・ジェンナー(Kris Jenner)さんと結婚し、人気リアリティー番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(Keeping Up With The Kardashians)」で知られるカーダシアン(Kardashian)家の一員となった後、2015年に性別移行した。【翻訳編集】 AFPBB News

6481名無しさん:2021/04/25(日) 01:05:35
カリフォルニア州知事リコール投票は実施の見込みではあるものの
今のところは民主党勢力圏と言うこともあり解職反対が優勢で、
ワクチン接種が急ピッチで進行中なことも現職へ有利に働いているようです

https://en.wikipedia.org/wiki/2021_California_gubernatorial_recall_election

6482とはずがたり:2021/04/26(月) 12:52:46
メキシコ、人材派遣を原則禁止に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN210WV0R20C21A4000000/
2021年4月21日 10:51

6483チバQ:2021/04/26(月) 23:56:52
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210423X719.html
首都を「51番目の州」に=法案また可決、悲願へ前進―米下院
2021/04/23 16:43時事通信

 【ワシントン時事】米下院は22日、首都ワシントンを51番目の州にする法案を与党民主党の賛成多数で可決した。正規の連邦議会議員を送り出していないワシントンにとって、州昇格は悲願。成立までのハードルはなお高いが、前向きなバイデン政権の誕生を受け、期待が高まっている。

 州昇格法案が下院で可決されたのは昨年に続き2度目。ワシントンは民主党の強固な地盤であることから、前回は共和党のトランプ大統領が拒否権行使を示唆し、同党が多数派だった上院は審議入りさえ拒んだ。民主党の法案提出者は22日、「歴史上初めて州昇格が射程に入った」と語った。

 特別区のワシントンは、上院に議席を持たず、下院にも本会議での投票権のない「代議員」が1人いるのみ。それでもバーモント州などより多い70万人の人口を擁し、地元では「代表なき課税」は不当だと訴える声が絶えない。下院を通過した法案は、51番目の州として「ワシントンDC州」の連邦編入を認める。

 だが、抵抗は根強い。昨年の大統領選では、バイデン大統領のワシントンでの得票率は92%に達した。州に昇格した場合、新たに与えられる上院の2議席を民主党が独占するのはほぼ確実で、共和党は「権力の強奪だ」と猛反発する。共和党の議事妨害を封じて上院で法案を可決するには、同党から10人以上の協力を得なければならない。

 バイデン政権は「ワシントンはあまりにも長く完全な代表権を奪われてきた」と法案成立を後押しする。推進団体や人権団体は、ワシントンの人口の多数派(46%)を占める黒人が「完全な投票権を奪われている」と主張。人種的正義の実現も州昇格の根拠だとして、成立を目指し圧力を強めている。

6484チバQ:2021/04/27(火) 15:47:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c86a6c6636c8b33d95bdb9cb6af63d7514f821
中間選挙は共和有利の区割りに? 国勢調査で米下院議席13州変更
4/27(火) 10:12配信

米連邦議会=ワシントンで2017年12月4日、高本耕太撮影
 米国で2020年に行われた国勢調査の概要が26日発表され、人口に応じて比例配分される米下院の州ごとの議席数が計13州で変更された。22年の中間選挙に向けて、各州の州議会などが今後、具体的な選挙区割り案の検討に入る。議席数が増えた南部テキサス、フロリダ両州などでは、共和党が区割りを主導する州議会多数派や知事ポストを押さえており、中間選挙では現状より共和党寄りの区割りになるとの見方が出ている。

 米国の国勢調査は10年ごとに行われ、州ごとの人口が下院の議席数や大統領選の選挙人の割り当てを算出する基礎になる。米商務省によると、人口は約3億3145万人で前回の10年の調査時から7・4%増加。今回の結果に基づいて、22〜30年の下院選(2年ごと)や24、28両年の大統領選が実施される。

 下院の議席数(計435)は、テキサス州で2増、フロリダ、モンタナ、コロラド、ノースカロライナ、オレゴンの5州で1増となった。一方、カリフォルニア、ニューヨーク、オハイオ、ミシガン、イリノイ、ウェストバージニア、ペンシルベニアの7州で1減となった。

 区割りの変更手続きは州によって異なる。政治的に独立した委員会が決める州もあるが、州議会議員など政治家が主導する州では自党に有利になるように境界線を引く「ゲリマンダー」が起きやすい。政治サイト「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が区割りの最終権限を持つ選挙区は187あり、民主党は75にとどまる。

 20年の下院選では民主党が過半数を維持したが、現有議席(欠員5)は民主218、共和212と拮抗(きっこう)しており、テキサス州などで共和党に有利な区割りになった場合には過半数奪還に弾みがつく。米紙ワシントン・ポストは「民主党が歴史的に強い五大湖周辺から、共和党が政治的に優位な南部への政治的パワーシフトがさらに進む」と分析した。一方、大統領選を巡っては、民主党候補が南部で徐々に支持を伸ばす傾向にあり、選挙人数の割り当てが増える大票田のテキサス州の重要性がさらに高まりそうだ。【ワシントン秋山信一】

6485チバQ:2021/04/27(火) 15:53:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d220b31302ea900c595e7112d1e3b6bc79f640f
バイデン氏、人気は「中位安定」 若者からの支持急上昇 米世論調査
4/27(火) 7:23配信


 【ワシントン時事】バイデン米大統領の就任から今月末で100日を迎えるのを前に、米メディアが政権に関する世論調査結果を相次いで公表した。

 支持率はおおむね50%台前半。歴代大統領と比べ決して高くない水準だが、就任後の変動幅が極めて小さい「中位安定」で推移している。

 米主要メディアが最近公表したバイデン氏の支持率は、ワシントン・ポスト紙とABCニュース(18〜21日実施)が52%、NBCニュース(17〜20日実施)が53%、保守派寄りとされるFOXニュース(18〜21日実施)が54%。不支持率はいずれも40%前後だ。

 選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」による各種世論調査の平均を見ると、就任100日時点の支持率はトランプ前大統領が42%で54.5%のバイデン氏を下回ったが、オバマ元大統領とレーガン元大統領は60%超で、ブッシュ元大統領は親子とも50%台後半。クリントン元大統領はバイデン氏と同水準だった。

 ただ、同サイトでバイデン氏の支持率は就任後、52〜55%の3ポイントの範囲内で推移。歴代大統領は就任後100日間で、支持率が平均10ポイント近く増減しており、CNNテレビは「バイデン氏の支持率は、史上類を見ないほど安定している」のが特徴と解説した。

 米史上最高齢の78歳で就任したにもかかわらず、若年層からの支持が厚いのも特徴だ。USニューズ・アンド・ワールド・リポート誌によると、ハーバード大ケネディスクールが3月中旬、18〜29歳を対象に実施した世論調査で、バイデン氏の支持率は59%。民主党予備選で大統領候補指名を争っていた昨年3月の調査では、支持率34%と若年層に不人気だったが、新型コロナウイルス対策などを通じ、大きく評価を高めている。

6486チバQ:2021/04/27(火) 20:21:21
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210427X145.html
米カリフォルニア州知事、リコール署名数到達=成立へ前進―年後半に選挙も
2021/04/27 17:35時事通信

 【シリコンバレー時事】米カリフォルニア州のウェバー州務長官は26日、新型コロナウイルス対応で批判が強まっているニューサム知事(民主)のリコール(解職請求)の発議に必要な署名数に達したと発表した。選挙に向けて行政コストの勘案など複数の手続きが残るものの、成立すれば、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が勝った2003年以来のリコール選となる。

 署名数は約162万件で、リコールに必要な約149万件を超えた。ニューサム知事は26日、ツイッターで「共和党のリコールはわれわれの価値を脅かし、重要な進歩を台無しにする」と反発した。

 今後のプロセスは、6月8日までに署名の撤回を受け付けるほか、財政当局によるリコール選のコスト算出などを経て副知事が60日から80日以内の選挙実施を通告する。AFP通信は投票が11月までに実施される可能性があると報じている。

6487チバQ:2021/04/27(火) 20:23:18
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021042701002267.html
米の人口、2番目に低い伸び 国勢調査、移民流入鈍化が影響か
2021/04/27 17:05共同通信

 【ワシントン共同】米国勢調査局は26日、2020年に実施した10年に1度の国勢調査結果を発表した。米人口は3億3144万9281人で10年に比べ7.4%増にとどまり、1790年の調査開始後、史上2番目に低い伸び率だった。人口に基づく連邦下院の各州への新たな議席配分では、主に野党共和党支持の強い州で議席増となった。来年11月の中間選挙にも影響が出そうだ。

 米メディアによると、人口増加率低迷の要因として、移民流入の鈍化や出生率の低下が背景にあるとみられている。

 定数435の連邦下院で議席増の6州は、テキサス(2議席増)やフロリダ(1増)など保守地盤が多い。

6488チバQ:2021/04/28(水) 09:48:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/24f447473bca11ecec124d778b5215b4f54ab4e2
バイデン政権、「労働者重視」加速 大統領令で最低賃金上げ
4/28(水) 8:53配信

 【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領が公約とする「労働者重視」の施策を加速させている。27日、連邦政府から清掃業務などを請け負う労働者に時給15ドル(約1600円)の最低賃金を義務付ける大統領令に署名。労働組合の支援策を検討する特命組織も政府内に立ち上げた。格差是正に取り組む姿勢をアピールし、労働者層の支持基盤を固める狙いだ。

 賃金引き上げの大統領令は、連邦政府の庁舎で働く清掃員や給食担当者、修理業者らを想定。政府機関は2022年3月末までに時給15ドルを雇用契約に盛り込む。現在の時給10・95ドルから約37%の増額となる。

 政府から請負契約する数十万人が対象になるとみられ、政府と契約関係がない幅広い労働者層への波及につなげたい考えだ。

 バイデン氏は民主党支持者が多い労組の支援を重視してきた。26日には、労組結成を促進する施策を検討するタスクフォースを設ける大統領令に署名した。トップにハリス副大統領を充て、副議長をウォルシュ労働長官が務める。

 民間企業の労働者に占める労組加入者は、1970年代の30%台から、近年は6%台まで低下している。従業員が労組を結成しやすくするため、関係省庁が180日以内に具体的な対策をまとめるとしている。

 米政権は大統領令の文書で、労組の退潮により「労働者が力を失い、(会社に対する)発言権の低下を招いた」と指摘。賃金低迷や労働者の処遇改善に向け、組合の権限強化が必要だとの認識を示した。

 連邦最低賃金の引き上げや労組に関連した労働法制の改正には、議会の承認が必要となる。大統領権限で実現可能な施策を次々と打ち出し、22年の中間選挙を視野に働き手の「中間層」を支える政策の実績づくりを急いでいるとみられる。

6489チバQ:2021/04/28(水) 09:48:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5344a6445887fa01477856f6a512b78d2f8be70
米、ワクチン接種なら「屋外・少人数」はマスク不要に
4/28(水) 8:51配信
 【ワシントン=大内清】米疾病対策センター(CDC)は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種が完了した人は屋外での少人数の集まりでならマスク着用は不要とする新たな感染対策の指針を発表した。ただし、屋外での大規模集会や屋内での飲食などについては引き続きマスクを着用するよう求めている。

 新指針についてバイデン大統領は同日、記者団に「ワクチン接種が完了した人はウイルスを拡散させる恐れが非常に低いとのデータに基づくものだ」と説明。自身の就任後、ワクチン接種が進んだことで高齢者の死者数が大幅に減少したと成果を強調した。

 米国ではこれまでに人口の42%超が少なくとも1回のワクチン接種を受け、約30%が接種を完了している。

 新指針によると、ワクチン接種が完了した人は、屋外であれば、その場に未接種者が同席していてもマスクは必要ない。また、屋外のレストランでの複数世帯による食事は「安全な活動」とみなされるという。半面、ワクチン接種が完了していても、人が密集した屋外や、ショッピングモールなどの施設内、屋内での会食などではこれまで通りマスクを着用するよう強調している。

 CDCのワレンスキー所長は「米国人が、パンデミックのせいでできなかったことを再開する一歩だ」と述べた。

 一方、米国務省は26日、米国の大学への進学を希望する外国人留学生の受け入れ制限を8月1日から緩和すると決定。コロナ禍以前は留学生全体の3割超を占めていた中国人のほか、感染拡大が深刻なブラジルや南アフリカ、イランからの受け入れも再開する。

6490チバQ:2021/04/28(水) 22:10:17
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2104280020.html
選挙制度めぐり共和VS民主 米国 中間選にらみ郵便投票が焦点
2021/04/28 20:09産経新聞

選挙制度めぐり共和VS民主 米国 中間選にらみ郵便投票が焦点

(産経新聞)

 【ワシントン=大内清】共和党が優勢な米南部ジョージア州で郵便投票の抑制などにつながる新法が成立したことをきっかけに、選挙制度改革をめぐる党派争いが米国で激しさを増している。手続きの厳格化で不正を防ぐとする共和党に対し、民主党側は同法の影響を受ける黒人の政治参加を制限する動きだと非難。民主党が優勢な各州では「投票の権利」を拡大するためとして手続きを簡素化する法整備が進んでおり、両党とも来年の中間選挙をにらんで有利な状況を作り出そうと躍起だ。

 「これは21世紀のジム・クロウ法だ」。バイデン大統領は3月26日の声明でジョージア州の新たな選挙関連法を痛烈に批判した。

 ジム・クロウ法は、南北戦争後の米南部諸州で制定され、1964年の公民権法成立まで黒人差別の根拠となった法律の通称。19世紀の喜劇で、顔を黒塗りにした白人が演じた黒人の名前に由来する。

 新法は3月25日、ケンプ同州知事(共和党)が署名し成立した。州政府は昨年の大統領選で全有権者に郵便投票の手続きに必要な書類を送付したが、新法ではこれを禁じたほか、郵便投票の本人確認に署名ではなく写真付きの身分証明書を義務付けるなど要件を厳格化。陣営関係者らが投票所に並ぶ有権者に飲食物を提供することも禁止するなど広範な内容となった。

 昨年の大統領選では、敗北したトランプ前大統領の陣営が、新型コロナウイルス禍への対応として大幅に取り入れられた郵便投票が不正に利用されたなどと主張し、激戦となったジョージア州では票の数え直しが繰り返された。新法制定を主導した共和党議員団は「不正投票を防ぎ、選挙への信頼を取り戻すためだ」と説明している。

 これに対して民主党は、郵便投票がしづらくなることで最も影響を受けるのは、低賃金・長時間の仕事に就く黒人だと指摘。都市部では投票所の不足から投票日に長蛇の列ができることが常態化しているにもかかわらず飲食物の提供を禁じるのは、都市部に多い黒人を選挙から締め出そうとしているからだ、などと主張している。

 米政治専門メディア「ポリティコ」などによると、共和党が優勢な南部フロリダやテキサス、西部アリゾナの各州でも有権者登録を厳格化するなどの動きが進んでいるという。

 一方、民主党が優勢な東部ニューヨークやニュージャージー、南部バージニアなどの各州では、より多くの有権者に登録を促す制度改正が進む。黒人をはじめとするマイノリティー(人種的少数派)や貧困層の有権者が増えれば、福祉拡大などを掲げる民主党に有利に働く公算が大きい。

 来年の中間選挙で政権基盤を強化したいバイデン氏は声明で、ジョージア州などでの動きは「憲法と良心への露骨な攻撃だ」とも指弾した。就任時にトランプ政権時代に深まった米国の分断を修復するとうたったバイデン氏だが、現実には強い言葉で共和党を非難し、同党からさらなる反発を買っている。

6491名無しさん:2021/04/28(水) 22:46:44
昨秋の選挙では投票率が上がって共和党の得票も大きく伸びたわけでして、
得票を伸ばした立役者である低所得の白人労働者やヒスパニック労働者をも
閉め出さんとする法は自縛行為とも言えます

6492チバQ:2021/04/29(木) 23:08:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/befe72858191bbba46c7cc6f62e2a5afc0d991cd
ジュリアーニ元NY市長の自宅など家宅捜索 ウクライナ疑惑
4/29(木) 16:59配信


 米ニューヨークの連邦捜査当局は28日、トランプ前大統領の側近で顧問弁護士だったジュリアーニ元ニューヨーク市長(76)のマンハッタンにある自宅や事務所を家宅捜索した。複数の米メディアが報じた。トランプ氏の「ウクライナ疑惑」に関して、ジュリアーニ氏は違法なロビー活動を行った疑いが持たれている。

 ウクライナ疑惑は、トランプ氏が2020年大統領選を前に、ウクライナのゼレンスキー大統領に対して政敵のバイデン大統領とその次男ハンター氏の捜査を要求したとされるもの。ハンター氏はウクライナの天然ガス会社役員だった。

 ジュリアーニ氏はウクライナ側にバイデン親子の捜査をするよう圧力をかけ、非協力的だった駐ウクライナ米大使(当時)の更迭を画策したなどと指摘されている。トランプ氏は「権力乱用」などで弾劾訴追されたが、2月に無罪評決が出た。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、連邦捜査当局は数カ月前から捜索令状の取得を試みていたが、トランプ前政権下の司法省幹部らが阻止していた。今回の捜索では、携帯電話などの電子機器が押収された。【ワシントン鈴木一生】

6493チバQ:2021/05/04(火) 03:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d94fe3d269320774b4ae3f4825e8db650d770a

「眠らぬ街」復活か ニューヨーク、経済活動を再開へ
5/3(月) 6:30配信
新型コロナウイルスのワクチン接種会場は、アメリカ自然史博物館にある等身大のクジラの模型の下にもできた=4月23日、米ニューヨーク、同館提供
 米国で新型コロナワクチンの接種が急速に進むなか、ニューヨーク(NY)市が7月1日にも経済活動を全面再開させる方針を示した。感染拡大の中心地だったNYは、これまで飲食店の営業などで厳しい制限が課せられてきた。「眠らない街」といわれた都市は、元の姿を取り戻すことができるのか。(ニューヨーク=藤原学思、真海喬生)

 「NY市における完全な経済活動の再開について、目標を設定すべきときが来た。7月1日だ」

 デブラシオ市長は4月29日、会見でそう発表した。「みなさんがワクチンを受けているからだ。トンネルが終わる光が見える」。実現すればオフィスや飲食店、文化施設の人数制限が約1年4カ月ぶりになくなる。

 NY市では、疑いも含めれば全市民の1割以上に当たる92万人が新型コロナに感染し、3万2千人以上が死亡した。一時は24時間で新規感染者が6千人を超えたこともあったが、現在は1千人台で推移し、減少傾向が続いている。

 NYでは昨年12月中旬、医療従事者や高齢者施設の入所者を対象にワクチンの接種が始まった。それから一般高齢者、疾患を抱えている市民と徐々に対象を拡大。16歳以上の市民は現在、予約なしでワクチンを受けることができる。

 市が掲げる目標は「6月までに500万人の接種完了」。これまでに18歳以上の5割強にあたる350万人が少なくとも1回の接種を終えており、達成は十分可能なペースだ。

 ワクチン接種会場は大リーグ・ヤンキースの本拠地や、市内最大規模のコンベンションセンターにも設置された。4月23日には、アメリカ自然史博物館内の、長さ29メートルに及ぶ等身大のクジラの模型下にもできた。接種後には4人分の博物館入場券がもらえるというオマケ付きだ。


■疲弊した街にともる希望

 文化や経済の中心地であるNY市には2019年、過去最多の6660万人が訪れた。だが、新型コロナの影響で20年は2230万人と3分の1の水準になり、21年も3640万人と予想されている。以前は700あった宿泊施設のうち約200が閉まった。

 NYの観光業は40万人の雇用を生み、700億ドル(約7兆6千億円)もの経済効果を地域にもたらしてきた。壊滅的な打撃を受けた業界を支えようと、市は6月から、3千万ドルをかけてマーケティングキャンペーン「NY市再覚醒」を始める。

 特に再開が待たれるのはブロードウェーだ。すでに1年以上公演が休止されている。デブラシオ氏は9月までに再開したい意向を示している。

 中心部のタイムズスクエアには4月、劇場関係者のためのワクチン接種会場ができた。ミュージカル「ハミルトン」で脚本と作詞作曲、主演を担ったリン・マニュエル・ミランダ氏はその際の会見で、「また集まりたい。暗闇の中で物語をつむぎたい。安全だと思えなければ、それはできない」と声を震わせた。

 「眠らない街」の象徴として24時間運行を続けていた地下鉄は、コロナ禍で未明の4時間を消毒に充てていたが、現在の運行休止時間は1日2時間。4月8日にはコロナ禍で初めて1日の乗客数が200万人を超え、ようやくコロナ前の4割ほどの水準になった。
朝日新聞社

6494チバQ:2021/05/05(水) 09:21:29
1日あたりの感染者数は
インド 350,000人/day程度 
アメリカ50,000人/day程度
日本   5,000人/day程度

人口は
インド13.7億
アメリカ3.3億人
日本1.3億人
https://www.tokyo-np.co.jp/article/102341?rct=world
ワクチン接種が普及したアメリカに戻ってきた日常の風景 感染再拡大への懸念も
2021年5月5日 06時00分
【ワシントン=吉田通夫】全米各地ではワクチン接種の普及に伴い、新型コロナウイルスの感染防止で大幅に制限されてきた日常生活が戻りつつある。ただ、経済活動の再開前倒しなどが発表される一方で、接種しない層も根強く残る中での規制緩和に、感染再拡大への懸念もくすぶる。
 ◆地下鉄24時間運行を再開、飲食店の人数制限を撤廃
 ニューヨーク州のクオモ知事は3日、地下鉄の24時間運行を17日から再開し、19日には飲食店などの収容人数の規制を原則撤廃すると発表。デブラシオ市長が掲げた7月1日の経済活動再開という目標を事実上、前倒しした。
 首都ワシントンは4月27日から博物館など屋内施設の収容者数の上限を緩和。屋内会食の人数も従来の最大6人から10人に引き上げた。西部ネバダ州ラスベガスのカジノは5月1日から入場者数を収容上限の80%へと30ポイント増やした。
 また米国の航空便利用者数は、新型コロナウイルスの影響が本格化した昨年3月中旬以降で最大になったことが3日、分かった。
 ◆接種すれば屋外でのマスク着用不要
 米運輸保安庁(TSA)のまとめでは、米国内の空港の保安検査所を通過した人は直近の2日時点で162万7000人。160万人を超えたのは、世界保健機関(WHO)がコロナのパンデミック(世界的大流行)を宣言した翌日の昨年3月12日以来だった。
 公衆衛生政策を担う米疾病対策センター(CDC)は接種者の行動指針を順次緩和しており、4月2日からは事前検査なしの国内旅行を認め、航空便の利用者は徐々に増えている。
 ほかにもCDCは、接種者は屋外でのマスク着用は原則不要とし、屋内での行動もマスクをすれば感染リスクは低いとしている。米国では18歳以上の4割超が接種を終えて感染者数が減少傾向に転じたこともあり、各地で感染防止のための規制を緩和し始めた。
 ◆ワクチン接種減少に転じ、大統領「いますぐ接種を」
 一方、ワクチンに懐疑的な国民も多く、1日当たりの接種回数(7日移動平均)は4月11日の326万回をピークに減少に転じ、同28日は230万回にとどまった。規制緩和による感染再拡大の懸念もあり、バイデン大統領は5月3日、東部バージニア州の演説で「いますぐワクチンを接種してほしい」と呼び掛けた。

6495チバQ:2021/05/05(水) 09:24:13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/101859?rct=world
「世界の市長」一転…「ウクライナ疑惑」に大統領選めぐる発言で一気に窮地ジュリアーニ氏
2021年5月1日 20時46分
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】元ニューヨーク市長でトランプ前大統領の顧問弁護士を務めたルドルフ・ジュリアーニ氏(76)が窮地に立っている。検察が「ウクライナ疑惑」で同氏の自宅などを捜索。昨年の大統領選後の発言を巡っても訴訟を抱える。米中枢同時テロ後の陣頭指揮をとり、「世界の市長」と評された名声は失墜する一方だ。

◆一時は大統領有力候補だったが
 米メディアによると、ニューヨーク市の連邦検察は4月28日、ジュリアーニ氏宅と事務所を捜索し、パソコンや携帯電話を押収。容疑は、トランプ政権時に当時の駐ウクライナ大使の解任を同国政府と図り、トランプ氏に働き掛けたこととされる。
 ジュリアーニ氏は当時、トランプ氏の政敵だったバイデン現大統領の次男が役員を務めるウクライナのガス会社を捜査するよう同国に働き掛けていたが、大使は非協力的だったという。
 ジュリアーニ氏は捜索後、FOXニュースの番組で「私はウクライナを代表したことはない」と疑惑を否定。「捜索令状は完全に違法だ」と述べた。
 同氏は1994年にニューヨーク市長に就任。軽微な犯罪に厳しく対応し凶悪犯罪を防ぐ「割れ窓理論」を応用し、治安を劇的に改善した。2001年9月のテロ後も強い指導力を発揮し、08年の大統領選に向けては一時、共和党の指名有力候補にもなった。
◆大統領選では不正投票を主張
 だが、18年にトランプ氏の顧問弁護士となり、昨年11月に同氏が再選に失敗すると、「投票不正があった」などと根拠不明の発言を連発。「名誉を毀損された」とする投票集計機会社から13億ドル(約1420億円)の損害賠償を求められるなど「自身で評価を汚した」(ニューヨーク・タイムズ紙)と酷評されている。

6496チバQ:2021/05/05(水) 09:26:27
https://www.tokyo-np.co.jp/article/101556?rct=world
米加州のディズニー再開 昨年3月以来、規制緩和で
2021年5月1日 08時12分 (共同通信)

 【ニューヨーク共同】米ウォルト・ディズニーは4月30日、新型コロナウイルスの影響で昨年3月から休業していた米西部カリフォルニア州の「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」を再開した。営業規制の緩和により、約1年1カ月ぶりに再開にこぎ着けた。
 入園には事前予約が必要で、現在はカリフォルニア州の住民に限定している。入園者は体温の測定や飲食時以外のマスク着用が求められる。一部の施設は閉鎖されたままで、キャラクターとも距離を取る必要がある。パレードも実施しない。

6497チバQ:2021/05/06(木) 07:57:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f41900155e9ae58f34a6955bb8a4c38e646eef9b
NY観光業、復活の胎動 市も巨額支援で後押し
5/6(木) 7:11配信

時事通信
大勢の人でにぎわう繁華街の観光名所「タイムズスクエア」=2日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】昨年春に多数の市民が命を落とすなど、深刻な新型コロナウイルス禍に見舞われた米ニューヨーク市。

 その重要産業である観光業に回復の兆しが見え始めた。コロナワクチン接種が進み、デブラシオ市長は経済全面再開の目標を7月1日と宣言。観光振興へ巨額の支援策を打ち出す。市民からは楽観的な声が聞かれ、業界のデータにも明るさが示されている。

 「年末までに正常に戻ると思うよ」。市中心部を代表する観光名所「タイムズスクエア」。大通りの歩道で年代物の広告看板を並べ客を待つ露天商アマドゥ・ドワイエさん(59)は回復の手応えを感じている。「昨年は悲惨の一言。だが売り上げは戻りつつあるし、全米の観光客が訪れ、週末の人通りは増えている」と笑みをこぼす。

 調査会社STRによると、営業中の市内ホテルの客室稼働率は4月24日までの週で53.8%と、昨年最悪期(14.3%)を大きく上回る。ただ、コロナ禍直前の昨年2月末の77.1%には及ばない。

 こうした中、市は観光促進キャンペーンに過去最大の3000万ドル(約33億円)の巨費を投じ、てこ入れを図る。観光客を呼び込み、40万人とも言われた関連業界の雇用を極力早く取り戻したい意向だ。

 市当局によれば、来訪者数は2019年に過去最高の6660万人を記録。20年はコロナ禍で2230万人に落ち込んだが、市は21年に3640万人に回復し、24年には19年実績を超える「完全復活」のシナリオを思い描く。市の魅力の一つでもあるブロードウェー公演が予定通り9月に再開すれば、観光客の流入にも弾みがつきそうだ。

6498チバQ:2021/05/06(木) 15:38:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1201adac817fdd1e8c095b15f10667284cfdb16
トランプ氏批判する共和党幹部が窮地 元副大統領の娘
5/6(木) 10:51配信




大統領選挙の集会で演説するトランプ氏=2020年9月26日、ペンシルベニア州ミドルタウン、大島隆撮影
 米共和党で、トランプ前大統領の批判の先頭に立つ同党下院ナンバー3のチェイニー下院議員が窮地に立たされている。大統領選挙で不正があったという主張を続けるトランプ氏を「ウソを拡散している」と批判。これに対してトランプ氏がチェイニー氏の指導部からの排除を求め、党内で同調する動きが強まっており、トランプ氏の影響力の大きさが鮮明になっている。


 チェイニー氏はチェイニー元副大統領(ブッシュ・ジュニア政権)の娘で、2019年から下院共和党会議議長。トランプ氏の支持者による連邦議会議事堂襲撃事件に関して、同氏を弾劾(だんがい)訴追する決議案に賛成票を投じた10人の共和党下院議員のうちの一人だ。

 チェイニー氏は3日、ツイッターで「大統領選挙は盗まれていない。そのような主張をする人間は、大きなうそを拡散している」と改めて批判した。

 5日にはワシントン・ポストへの寄稿で「トランプは、選挙結果と法の支配への信頼という、民主主義の根幹を解体させようとしている」と指摘。「共和党は岐路に立っており、真実と憲法への忠誠を選ぶのかどうか、決断しなければならない」と主張した。
朝日新聞社

6499チバQ:2021/05/08(土) 08:50:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c3f6ae1d67c7692210f410ca38887b14f5e54f
元ロッテ監督のバレンタイン氏が故郷の市長選出馬「この市のため」
5/8(土) 8:43配信


日刊スポーツ
ボビー・バレンタイン氏(2013年3月2日撮影)

元ロッテ監督でメッツなどでも監督を務めたボビー・バレンタイン氏(70)が7日、コネティカット州スタンフォード市の市長選に出馬することをSNSで発表した。バレンタイン氏は同市で生まれ育ち、MLBの球界を離れた後は地元のスタンフォード大学でアスレチックディレクターを務めていた。

内外野手としてメジャーで10年プレーした後、85年からレンジャーズ、メッツ、レッドソックスで監督を務め、通算1186勝1165敗。ロッテでは95年と04〜09年に指揮を執り、05年に日本一を達成した。

SNSに投稿した動画で「私の人生に多くのものをもたらしてくれたこの市のため、私の時間とエネルギーと資金をささげたい」と意気込み。無所属の出馬で、他の民主党2候補と選挙を戦う。

6500チバQ:2021/05/09(日) 16:41:55
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210508X126.html
「反トランプ」幹部、追放へ=米共和党で路線対立
2021/05/08 14:37時事通信

 【ワシントン時事】米共和党でトランプ前大統領を批判するリズ・チェイニー下院議員が党下院ナンバー3のポストから追われる見通しとなった。米メディアが7日までに伝えた。トランプ氏の影響力が党内に根強く残っていることを示している。

 チェイニー氏は、ブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏の娘。保守色が強くトランプ氏と政策的には立場は近いが、今年1月のトランプ氏弾劾訴追決議案採決で賛成に回り、大統領選の不正を訴えるトランプ氏の主張を「大うそ」と批判してきた。

 チェイニー氏は今月5日には、米メディアへの寄稿で「危険で反民主的なトランプ氏の個人崇拝をやめ、真の保守主義を体現すべきだ」と党の路線転換を要求。トランプ氏の影響を強く受ける執行部もついに追放に動きだした。

 今回の内紛は政策的違いではなく、大統領選に関するトランプ氏の主張を支持するか否かが争われた。CNNテレビが4月下旬に行った世論調査では共和党支持者の70%が大統領選を「正当でなかった」と回答。1月時点の75%と大差なく、トランプ支持勢力が依然多数派だ。

 党重鎮のグラム上院議員は最近、「同僚に聞きたい。共和党はトランプ氏なしで前進できるか。答えはノーだ」と言い切り、トランプ氏の下での結束を呼び掛けた。

 共和党は12日にもチェイニー氏を「親トランプ」派のステファニク議員に交代させる見込み。党の中枢をトランプ氏に忠誠を誓うメンバーが占めることで今後、「党の顔」として前大統領を前面に出すのは確実。来年の中間選挙や3年後の大統領選をにらんだ戦略に影響しそうだ。

6501とはずがたり:2021/05/12(水) 23:05:40

あかん,米共和党,トランプの亡霊に完全に取り憑かれとる。。

米共和党チェイニー議員、「うそを無視すればうそつきが勢いづく」 トランプ氏擁護を批判
2021年5月12日 13:01
https://www.bbc.com/japanese/video-57082415
更新 38分前
米野党・共和党の幹部、リズ・チェイニー下院議員は11日、下院で演説し、「この国の民主主義が解体してしまうのを防ぐため、行動しなくてはならない」と呼びかけた。

ディック・チェイニー元副大統領の娘でもあるチェイニー議員は米下院共和党のナンバー3だったが、12日朝には共和党下院議員の投票により、下院共和党会議議長の座を解任された。

今年1月6日の議会襲撃を受けて、当時のドナルド・トランプ大統領を厳しく批判してきたところ、党内のトランプ派から強い反発に遭い、党内要職を追われた。

チェイニー議員は、2020年大統領選が不正で「盗まれた」と今なお主張するトランプ氏や、党内のトランプ派を強く非難してきた。

11日の演説では「一部の人が、法治主義を捨て、この国の民主主義を損なおうと前大統領が繰り広げる闘争の道へ、私たちの党を連れて行こうとするのを、私は黙って座視するわけにはいかない」と述べた。

また、下院共和党会議議長を解任された後は、「私たちは大いなるうそと憲法を同時に受け入れることはできない(中略)前大統領が二度と決してオーヴァル・オフィス(ホワイトハウスの大統領執務室)に近づくことが絶対にないよう、自分にできることは何でもするつもりだ」とコメントした。

6502チバQ:2021/05/12(水) 23:08:29
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210512-567-OYT1T50026.html
「駐日大使向きかどうか」は不明…異名は「ランボー」、バイデン政権が大物起用
2021/05/12 10:14読売新聞

「駐日大使向きかどうか」は不明…異名は「ランボー」、バイデン政権が大物起用

ラーム・エマニュエル氏(ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン政権が駐日大使に充てる方向となったラーム・エマニュエル氏(61)は、オバマ政権の大統領首席補佐官として辣腕らつわんをふるったことで知られる。大物の起用は、バイデン大統領が外交の最重要課題と位置付ける対中戦略を見据え、日米同盟を重視する表れと言えそうだ。

 エマニュエル氏はオバマ元大統領と双方の地元シカゴで交友を深めた。オバマ政権を支えた「シカゴ人脈」の代表格で、副大統領を務めたバイデン氏とは政権の始動を中枢でともに支えた間柄だ。昨年の大統領選ではバイデン氏の資金集めにも貢献したとされる。バイデン政権では一時、経済閣僚や駐中国大使候補とも目されていた。

 歴代の駐日大使には、副大統領経験のあるウォルター・モンデール氏など時の大統領と太いパイプを持つ大物政治家が就いてきたほか、最近ではジョン・ルース氏やウィリアム・ハガティ氏ら資金集めなどに協力したことへの「論功行賞」とみられるケースも多かった。エマニュエル氏は、双方の要素を兼ね備えた人選と言える。

 バイデン氏とは今でも「直接電話できる間柄」(米民主党関係者)と言われ、日本政府からは日米関係強化に向けたパイプ役として期待する声があがっている。ただ、日本との目立った接点は見当たらず、「駐日大使向きかどうかは何とも言えない」(日米関係筋)との声もある。

 オバマ元大統領は回顧録でエマニュエル氏について、「非常に野心的で熱狂的、かつ徹底的に仕事に打ち込む」と評している。

 下院議員時代には選挙対策で名を上げ、民主党下院ナンバー4の座に就いた。首席補佐官としては、政権の最重要課題だった医療保険制度改革法成立に向け、議会への根回し役を務め、反対論が根強い民主党内を強力にまとめ上げた。

 一方、言葉を選ばず、攻撃的な政治手法から、「ランボー」との異名も持つ。就任には上院での承認が必要で、政敵の多いエマニュエル氏の手続きがスムーズに進むかどうかは不透明だ。

6503チバQ:2021/05/13(木) 11:08:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/60538855d8d0d69be89d93c31a8ed29e3c6125b6
米共和党、下院ナンバー3の役職剥奪 トランプ氏批判のチェイニー氏
5/12(水) 23:20配信
毎日新聞
チェイニー下院議員=ワシントンの連邦議会で2021年5月12日、AP

 米国の野党・共和党の下院議員団は12日に会合を開き、下院ナンバー3のチェイニー議員総会議長の役職解任を採決した。チェイニー氏は、トランプ前大統領の「2020年の大統領選挙は盗まれた」との主張に反論してトランプ氏との決別を訴えたが、トランプ氏を支持する議員らが役職解任を提起。22年の中間選挙に向けてトランプ氏の支持者の離反を恐れる下院議員の多数が賛成した。

 解任を受け、トランプ氏は同日声明を発表し、チェイニー氏について「冷酷で恐ろしい人物だ。彼女の存在が政治や我々の国にとって良いことは何もない」などと語った。一方、チェイニー氏は記者団に「前大統領が二度と大統領執務室に近づかないように何でもする決意だ」と改めてトランプ氏を批判した。

 チェイニー氏は、今年1月のトランプ氏の支持者による議会乱入事件を受けて、事件当時に大統領だったトランプ氏の弾劾決議案に賛成した共和党の10議員の一人。大統領選を巡る「不正」の主張に対しても「大うそだ。法の支配に背を向け、民主主義を毒している」と反論していた。

 2月にも信任投票があったが、当時は賛成票が多く、議員総会議長の地位を維持した。しかし、トランプ氏を支持する議員から再び役職交代を求める声が高まり、党内の対立激化への懸念も相まって、下院議員の大半が解任賛成に回った。【ワシントン秋山信一】

6504チバQ:2021/05/14(金) 14:55:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1789a560245474e6da2519618356a50d00a6d73c
米共和党「トランプ党」ますます色濃く 盾突いた下院ナンバー3解任   
5/13(木) 16:36配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米共和党の下院議員団は12日に会合を開き、トランプ前大統領と対立するリズ・チェイニー議員(54)を下院共和党ナンバー3のポストである下院共和党会議議長から解任した。来年の中間選挙で民主党から多数派奪還を目指す下院共和党が、同党の支持層から高い人気を維持するトランプ氏の意向に最大限に配慮したもので、同党が今後、「トランプ党」の色合いを一層強めていくのは確実とみられる。

 チェイニー氏は今月初旬、トランプ氏が昨年の米大統領選の敗北を認めず、「不正によって(勝利を)盗まれた」といまなお主張しているのを「大嘘を拡散する行為だ」と批判し、同氏の怒りを買っていた。

 この日の会合では、開始直後にチェイニー氏の解任決議が出され、出席者の発声投票で同氏の下院指導部からの「追放」が決まった。関係者によると解任に異議を唱えた議員はいなかったという。

 同氏の後任には、親トランプ派のエリス・ステファニク議員(36)が週内に選出される見通し。

 チェイニー氏は会合後、記者団に「私たちは真実に従い前進すべきだ。大嘘と憲法を同時に容認することはできない」と訴えた。

 また、「前大統領をホワイトハウスから遠ざけることに全力を挙げる」とし、トランプ氏の大統領選への再出馬の阻止に向け、党内の反トランプ勢力を率いていく構えを強調した。

 対するトランプ氏は声明で「チェイニーは非情で最低の人物だ。彼女が共和党にとって害悪であることを実感した」と罵倒した。

 トランプ氏は、来年の中間選挙の共和党予備選でチェイニー氏の対抗馬を支持し、同氏を完全に放逐するとも表明している。

 チェイニー氏は、1月の連邦議会議事堂襲撃事件を受けたトランプ氏の弾劾訴追決議で他の共和党議員9人とともに賛成票を投じた。親トランプ派議員は翌月、今回と同様に同氏の解任を求めたが、この時は大多数の議員が同氏の議長留任を支持していた。

 今回は風向きが変わったのは、トランプ氏が党内で自身に盾突く議員らに徹底的に報復する姿勢を強め、ほとんどの共和党議員が保身のため同氏に同調する道を選んだためだ。

 しかし、生粋の保守派として知られるチェイニー氏を追放することには保守派の間で批判も強い。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは社説で「チェイニー氏は正しい。選挙は盗まれていない」と指摘し、共和党が大統領選に関するトランプ氏の「大嘘」を掲げて来年の中間選挙に臨んだ場合、勝敗の行方を左右する無党派層に見放され、下院の奪還は見込めないだろうと警告した。

6505チバQ:2021/05/14(金) 23:38:35
https://www.sankei.com/world/news/210514/wor2105140014-n1.html
米政権、イスラエル対応で後手 大使不在のまま情勢急転
2021.5.14 15:42国際米州



 【ワシントン=大内清】イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が激しさを増す中、バイデン米政権が、事態の沈静化に向けた影響力を発揮できずにいる。バイデン大統領は、トランプ前政権によるイスラエル偏重外交の修正を進めてきたが、それを現地で担う駐イスラエル大使の人選が固まらないうちに今回の危機が勃発。情勢が急速に流動化する中で対応が後手に回っている格好だ。

 歴代米政権にとり、駐イスラエル大使は特別な意味を持つ。人選自体が、中東の「最重要同盟国」と位置付けられるイスラエルや、同国とパレスチナとの和平問題にどう向き合うかを示す指標となるためだ。

 トランプ前大統領は2017年1月の就任早々に、自身の後援者で親イスラエルのユダヤ人弁護士、デビッド・フリードマン氏を指名。トランプ氏は在任中、国際的に地位が定まっていないエルサレムをイスラエルの「首都」と認定して同地へ米大使館を移転させたり、占領地ゴラン高原へのイスラエルの主権を承認したりするなど同国寄りの姿勢をとった。フリードマン氏はイスラエル政府に強い影響力を持ち、同国とアラブ諸国との国交正常化協議の仲介などで大きな役割を果たしたとされる。

 これとは対照的に、バイデン氏は就任から4カ月近くがたつ今も駐イスラエル大使を指名しておらず、同ポストは空席のままだ。サキ大統領報道官は今月12日、指名発表までにはさらに「数週間」が必要だとの見通しを示した。

 バイデン政権のブリンケン国務長官やサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らは、イスラエルとの関係が極度に冷え込んだオバマ政権にも仕えたリベラル派だ。パレスチナ問題では、トランプ政権によるイスラエル偏重を修正し、将来のパレスチナ国家とイスラエルの「2国家共存」を目指す路線への回帰を進めてきた。


 一方で、中東におけるバイデン政権の最重要課題は、トランプ政権が離脱したイラン核合意への復帰で、パレスチナ問題の優先順位は高くない。大使指名が遅れている背景には、核合意に反対するイスラエルの理解を得るため、人選に慎重を期しているという事情もありそうだ。

 大使が長期にわたり不在では、外交的なメッセージが弱まることは避けられない。民主、共和両党の政権で長く中東和平担当の国務長官顧問を務めたアーロン・ミラー氏は11日、ツイッターで、「危機の際に大使が不在なのは深刻な問題だ」と指摘した。

 ブリンケン氏は13日、ハマスとイスラエルの戦闘激化を受け、アムル国務次官補代理(イスラエル・パレスチナ担当)が現地に向かっていると説明し、事態の沈静化に向けた外交努力を加速させる姿勢を示した。だが、イスラエルのネタニヤフ政権や与党の右派リクードには、占領地での入植活動などに批判的なバイデン政権への不信感が強いとされ、事務レベルでの調停は難航が予想される。

6506チバQ:2021/05/17(月) 15:41:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae99f92ee346b3616db809afb8a00b14d6478925
トランプ氏は米共和党に「不可欠」 新任の党下院ナンバー3
5/17(月) 9:35配信

AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂で、共和党の党会議議長に選出されたエリス・ステファニク氏(2021年5月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米共和党下院ナンバー3の党会議議長に選出され注目を集めているエリス・ステファニク(Elise Stefanik)氏(36)は16日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が現在も共和党の指導者であり、党の過半数奪還にとって「必要不可欠」と発言した。

 共和党は14日、トランプ氏を支持するステファニク氏を党会議議長に選出。依然として党内で大きな影響力を持ち、2024年の大統領選に立候補する可能性のあるトランプ氏にとって、大きな勝利となった。

 前党会議議長のリズ・チェイニー(Liz Cheney)氏はトランプ氏を痛烈に批判し、昨年の大統領選で民主党が不正を行ったとするトランプ氏の誤った主張を拒絶したことで解任されていた。

 FOXニュース(Fox News)の番組「サンデー・モーニング・フューチャーズ(Sunday Morning Futures)」に出演したステファニク氏は、トランプ氏が「党にとって必要不可欠」と明言した。

 トランプ氏について「共和党の指導者」とした上で、「共和党の指導者を決定するのは有権者であり、有権者はトランプ(前)大統領のビジョンを求め続ける。彼(トランプ氏)はわれわれが2022年に下院を奪還するための重要な役割を担う」と述べた。

 16日に発表された米CBSニュース(CBS News)の世論調査結果によると、共和党支持者の大半は党がトランプ氏への忠誠を示すことを望んでおり、チェイニー氏の解任を支持する人は80%に上った。【翻訳編集】 AFPBB News

6507チバQ:2021/05/19(水) 20:32:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8131d40bc59609bbedf9dd807f2afa31ddc503
北京五輪「外交ボイコット」を 米下院議長、各国首脳に呼び掛け
5/19(水) 9:17配信


時事通信
 【ワシントン時事】ペロシ米下院議長は18日、来年2月の北京冬季五輪について「国家元首が自国の選手を応援するために中国に行き、中国政府に敬意を示すのはやめよう」と述べ、「外交ボイコット」を呼び掛けた。

 米議会公聴会で語った。中国政府による人権侵害を理由に、北京五輪の開会・閉会式などへの出席を見送るよう各国首脳に呼び掛けた形だ。

 ペロシ氏は、新疆ウイグル自治区でのウイグル族迫害を念頭に、国家元首がジェノサイド(集団虐殺)の起きている中国を訪れれば「人権侵害について語る道徳的権威を(その元首は)持つのかという疑問を提起することになる」と指摘した。

 米議会では、選手団を含めた全面的ボイコットや開催地変更を求める声も上がっている。ブリンケン国務長官はこれまで、「ボイコットには焦点を当てていない」と表明。五輪への対応は同盟国や友好国と緊密に相談すると述べるにとどめている。

6508チバQ:2021/05/26(水) 17:58:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/9178d4dc816e55c3a4fcbd8356bc4303c2b10b27
黒人暴行死から1年 米社会の断層浮き彫り 警察改革、政権試金石に
5/25(火) 19:58配信

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産経新聞
ジョージ・フロイドさんの死は米社会に波紋を広げた

 米中西部ミネソタ州で昨年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさん=当時(46)=が白人警官に首を圧迫され死亡した事件から25日で1年を迎えた。事件は、人種差別への抗議運動や大胆な警察改革を求める声が高まる契機となり、デモに乗じた略奪の多発など社会不安にもつながった。この1年は何を浮き彫りにしたのか。(ワシントン 大内清)

■革命の突破口

 各地の抗議デモを主導する「ブラック・ライブズ・マター(BLM=黒人の命は大事だ)」運動が発行する活動報告書は、昨年夏にウェブサイトへのアクセスが「5000%増加した」とうたっている。全米で大規模デモが続発し、差別主義者とみなされた歴史上の人物らの銅像の撤去などを求める運動が広がった時期だ。フロイドさんは、こうした運動の象徴に祭り上げられた。

 BLMの目標は黒人差別の撤廃にとどまらない。事件後の一連のデモでは「警察解体」が叫ばれた。首都ワシントンに拠点を置くBLM系組織は「白人至上主義や家父長制、資本主義、帝国主義の解体」を掲げる。

 保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のマイク・ゴンザレス氏は昨年6月の論考で「急進的マルクス主義」の影響を指摘。黒人への差別問題を突破口に、米社会の基本的な価値観を破壊する試みではないかと、BLMの“革命志向”に懸念を表明している。

■期限間に合わず

 「司法から体系的な差別を根絶する」。バイデン大統領は今年4月、初の施政方針演説で宣言し、フロイドさん事件から1年の節目までに警察改革法案を可決するよう議会に求めた。

 法案は、容疑者の首を腕で絞める「チョークホールド」を禁じることや、警官らの免責特権見直しを含む内容。バイデン氏は期限を切ることで議会に行動を迫った形だが、野党・共和党は上院で抵抗し、成立の見通しは立っていない。

 バイデン氏が法案成立を急ぐのは、この問題が昨年11月の大統領選での勝利の一因にもなったためだ。白人至上主義に同情的だと受け止められてきたトランプ前大統領が「法と秩序の維持」を訴えて抗議運動に批判的なスタンスをとったのに対し、バイデン氏は人種問題や警察改革への取り組みを約束することで非白人への訴求力を高めた。

 一方でバイデン政権には、この問題が民主党内の溝を深めることへの警戒がある。急進左派の支持基盤でもあるBLMなどは現行の改革法案を「手ぬるい」と批判しているだけに、法制化が仕切り直しとなれば、急進左派からの要求が強まる可能性もある。

 バイデン氏は25日、ホワイトハウスにフロイドさんの遺族らを招待。身内の民主党をもにらみながら、法案成立に向けた機運を演出したい考えだ。

■消えぬ警戒

 フロイドさんを死亡させ免職となった元警官、デレク・ショービン被告(45)に対する裁判の評決が下された4月20日、ワシントンではドアや窓に板を打ち付けた建物が目についた。評決次第では抗議デモや暴動が起きるのではないかとの警戒からだ。

 実際には、被告は第2級殺人罪など訴追された3件すべてで有罪となり、6月下旬には量刑が言い渡される見込みだ。被告側は「公正ではなかった」と裁判のやり直しを申し立てており、インターネット上には被告の無罪を訴えるサイトも少なくない。

 米CBSテレビの世論調査によると、有罪を「正しい」としたのは民主党支持者の90%に対して、共和党支持者では54%にとどまる。ワシントンの女性警備員は「裁判の成り行きによってはまた板が必要になるかも」と話した。

6509チバQ:2021/05/30(日) 13:08:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052900227&g=int
議会襲撃、調査委設置できず トランプ支持派の政治的勝利―米上院
2021年05月29日08時21分

米連邦議会に乱入したトランプ前大統領支持者=1月6日、ワシントン(AFP時事)
米連邦議会に乱入したトランプ前大統領支持者=1月6日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米上院(定数100)で28日、トランプ前大統領支持者らによる1月の連邦議会襲撃事件に関し、真相究明のための独立調査委員会を設置する法案が審議されたが、採決に必要な賛成が集まらなかった。委員会設置に反対していた共和党のトランプ支持派にとって、政治的勝利となった。
米議会襲撃でトランプ氏非難 FBのザッカーバーグCEO「言葉に責任を」

 法案は下院を通過していたが、上院では採決に進むための討議打ち切り動議への賛成が54票にとどまり、可決に必要な60票に満たなかった。共和党からは6人が賛成票を投じた。

6510チバQ:2021/06/02(水) 20:49:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/62065a06ca71671192b2b70f5ed89b580fadc542


投票権擁護、ハリス氏が指揮 共和州での「抑圧」に対抗 米
6/2(水) 20:36配信


時事通信
ハリス米副大統領=5月28日、東部メリーランド州アナポリス(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は1日、ハリス副大統領を選挙での投票権擁護に向けた対策責任者に指名すると発表した。

 一部の州で少数派人種が標的とみられる「投票抑圧」の動きが進む中、これに対抗する取り組みの指揮官に、黒人初の副大統領でもあるハリス氏を起用した。

 バイデン氏はオクラホマ州での演説で、投票権が「かつてない激しさで脅かされている」と主張。ハリス氏を対策責任者に起用すると明らかにし「彼女の指導力と皆さんの支援があれば、われわれは再び(投票抑圧を)乗り越えることができる」と力を込めた。

 昨年の米大統領選では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて郵便投票が大幅に増加。投票日以降に選管に到着した票の有効性などをめぐり、トランプ前大統領陣営が法廷闘争を展開した。これを踏まえバイデン政権発足後の今年3月、与党民主党が多数派の下院は、有権者登録の利便性向上や郵便投票の拡大など投票促進策を盛り込む法案を可決。与野党が伯仲する上院での審議は、6月中に始まる予定だ。

 一方、南部ジョージア、西部アリゾナといった共和党知事を擁する州では最近、投票時の身分証明厳格化などを定めた州法が成立。黒人をはじめ少数派人種は、運転免許証など身分証明書類を持つ人の割合が比較的低いため、そうした有権者を標的にした投票抑圧が狙いだと反対派は反発している。

 指名を受けた声明で、ハリス氏は「どこに住んでいようが、投票という基本的権利は守られなければならない」と宣言した。ハリス氏は3月、中米諸国からの不法越境急増問題の対策責任者にも指名され、政権内で存在感を示している。

6511チバQ:2021/06/06(日) 22:45:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8b6d38cd0e3f3bfc329f4ba44c95a20b28efab
バイデン米大統領初外遊 対中国で戦略的構図の確立図る
6/6(日) 21:47配信

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産経新聞
【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領による9日からの就任後初の外国歴訪では、バイデン氏が唱える「同盟・パートナー諸国を結集して中国やロシアなどの権威主義勢力に対抗する」という外交・安全保障分野での一大方針が実際の外交舞台で本格的に試されることになる。中でも最大の焦点は、バイデン政権にとって地政学上の最大の懸案である中国をめぐり、ロシアも絡めた適切な戦略的構図を確立できるかどうかだ。

バイデン氏は、11〜13日に英南西部コーンウォールで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)と、14日のブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、民主主義や人権などの普遍的価値観を共有する勢力が連携して中露の覇権的行動を阻止していくことを確認する。

バイデン氏はその上で16日、ジュネーブでプーチン露大統領と初の直接会談に臨む。米政権関係者によると、プーチン氏との会談をこのタイミングで設定したのは、世界の主要国と西欧諸国と中露への共同対処姿勢を確認し、米国が国際社会を代表してプーチン氏と「初対決」する構図をつくるためだった。

バイデン氏は既に、インド太平洋地域で日米とオーストラリア、インドの4カ国(通称クアッド)首脳による初のテレビ会議を開き、中国を含む地域の懸案で協力を進めていくことを確認した。東アジアの主要同盟国である日韓とも、それぞれワシントンで会談し、同盟強化を打ち出した。

続くG7サミットとNATO首脳会議はバイデン氏にとって、民主主義諸国による世界的な対中連携態勢を構築する「総仕上げ」に位置付けられる。

その上でバイデン氏がプーチン氏との会談で目指すのは、米国が中国との競争に戦略資源を集中投入できるよう、ロシアとの「関係安定化」を曲がりなりにも実現させることだ。

米情報機関は3月、ロシアが昨年の米大統領選で干渉工作を展開し、バイデン氏の追い落としを図ったと結論付けた。

バイデン政権は4月、選挙干渉に加え、ロシアによる昨年12月の米政府機関などに対する大規模なサイバー攻撃や、反体制派指導者、ナワリヌイ氏の収監などへの対抗措置として、ロシアに対し大規模な制裁措置を発動し、米露関係はソ連崩壊以降で最低の水準にまで冷却化している。

バイデン氏としては、世界各地の民主体制や経済システムへの信認の低下を狙った選挙干渉やサイバー攻撃は断じて容認できない。一方で、会談では中露との「二正面作戦」を避けたいとの思惑をプーチン氏に逆手に取られることなく、対露関係のこれ以上の悪化を食い止めるという、難しい対応を迫られそうだ。

6512チバQ:2021/06/10(木) 08:27:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd756264ff7f6a245cbd014e129b5e0d5b005b95
NY市長予備選、大混戦 区長先行、治安が争点 新方式で予測困難・投票まで2週間
6/10(木) 7:13配信

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時事通信
米民主党予備選候補でブルックリン区長のエリック・アダムズ氏=5月18日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米最大都市ニューヨークの次期市長が事実上決まる22日の民主党予備選が大混戦になっている。

 米メディアの世論調査では、アフリカ系でブルックリン区長のエリック・アダムズ氏(60)が先行し、台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)らが続くが、支持率は依然流動的だ。今回から最大上位5位まで順位付けして投票できるランク方式が新たに導入され、勝敗予測を困難にしている。

 現在2期目のデブラシオ市長は連続3選禁止のため出馬できない。市長選本選は11月だが、市は民主党の地盤である上、共和党の予備選候補も積極的に選挙運動を展開しておらず、民主党予備選の勝者が次期市長となるのはほぼ確実だ。

 予備選の主要候補は8人。当初、世論調査でリードしていたのは昨年の大統領選で民主党候補指名を争ったヤン氏だ。大統領選に続き所得保障制度を公約に掲げて「変化と再出発が必要だ」と訴えているが、市との関係が薄いことなどを指摘され、5月にはアダムズ氏らに抜かれる世論調査が出始めた。

 アダムズ氏は元警官で、治安回復を公約。コロナ禍以降、市では発砲事件が急増し、アジア系へのヘイトクライム(憎悪犯罪)も相次いでおり、治安改善を求める有権者が多いことが支持拡大につながった。地元テレビ「NY1」などの7日発表の世論調査によると、次期市長の最優先事項として「犯罪・公共の安全」を選ぶ人は46%と最多。「経済再開」(30%)や「感染拡大阻止」(24%)を上回った。

 2人を猛追するのが、キャスリン・ガルシア前市衛生局長(51)だ。地元2紙の支持で知名度が上がり、人気も急上昇した。また、革新左派の若手ホープ、オカシオコルテス下院議員(民主)は5日、デブラシオ市長の顧問だったマヤ・ワイリー氏(57)支持を表明。市では革新左派も勢いがあり、今後票が結集する可能性がある。

 一方、今年から最大上位5位まで優先順位を付けて投票する方式が導入された。自身を1位とする票を過半数得た候補が当選するが、勝者がいなければ、最も票の少ない候補が脱落する。脱落候補の票は、その中で有権者が次に選んでいた候補に流れ、候補が2人になるまでこれを繰り返す。最後に残った2人のうち票が多い方が勝者となる。NY1などの世論調査では、トップのアダムズ氏の支持率は22%で、ヤン氏が16%、ガルシア氏が15%。いずれも過半数には遠く、幅広い層からの票獲得が勝敗の鍵を握る。

6513チバQ:2021/06/16(水) 10:32:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/deaf3679cc4550531f3d968d0f0d5a708d9b0fb4
駐イスラエル米大使にナイズ元国務副長官
6/16(水) 7:47配信


産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は15日、駐イスラエル大使に、オバマ政権で国務副長官(管理・資源担当)を務めたトーマス・ナイズ氏を指名すると発表した。上院の承認を経て就任する。イスラエルで13日に発足したベネット新政権との関係構築や、5月に起きた同国とイスラム原理主義組織ハマスとの戦闘を受けたパレスチナ自治区ガザの復興支援をめぐる調整などにあたる。

ユダヤ系のナイズ氏は、クリントン政権のカンター通商代表部(USTR)代表の首席スタッフや、米金融大手モルガン・スタンレーの最高執行責任者(COO)などを経て、2010〜13年に国務副長官を務めた。

バイデン政権は、トランプ前政権でのイスラエル偏重外交の修正を進めており、同国とパレスチナによる「2国家共存」を目指すとしている。

6514チバQ:2021/06/16(水) 10:42:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbd43d979c171c34d87c3e2525ffe8a8c8c6360e
NY州、大半の規制解除 成人接種7割、花火で謝意 新型コロナ
6/16(水) 6:44配信

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時事通信
15日、新型コロナウイルスの規制解除を発表する米ニューヨーク州のクオモ知事(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は15日、新型コロナウイルスワクチンを少なくとも1回接種した18歳以上の成人の割合が7割に達したと発表した。

【グラフ】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 これを受け、オフィスや飲食店、小売店などに対する州の規制がすべて解除された。一方、疾病対策センター(CDC)の指針に従い、公共交通機関などのマスク着用義務は維持される。

 ニューヨーク州は一時検査の陽性率が48.16%に上り、世界の感染拡大の中心地になったが、現在は米国内で最も低い水準にまで陽性率は低下した。クオモ氏は記者会見で「重大な日」と強調、「私たちの知る生活に戻ることができる」と表明した。

 15日夜には、経済再開を祝うのと同時に医療関係者らに謝意を示すため、州各地で花火が打ち上げられるほか、エンパイア・ステート・ビルやナイアガラの滝など13の名所が青と金色にライトアップされる。

 解除されるのは、入場規制や社会的距離、体調確認、消毒、追跡のための利用客の連絡先入手といった義務で、今後は任意となる。学校や大型の屋内イベント会場、公共交通機関、医療施設についてはCDCの指針に基づく規制が続く。

6515チバQ:2021/06/16(水) 13:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/629a8e4adeac75fa1a441460594073218032c35e
米カリフォルニア州でコロナ規制解除 経済の正常化に弾み
6/16(水) 11:24配信

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毎日新聞
経済活動が全面的に再開され、マスクを着けない人も行き交う桟橋の出入り口=米西部カリフォルニア州サンタモニカで2021年6月15日、福永方人撮影

 米西部カリフォルニア州で15日、経済活動が約1年3カ月ぶりに全面的に再開された。新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだためで、飲食店などの入店者数制限が解除され、接種が完了した人は屋外でのマスク着用も原則不要になった。全米最大の人口と経済規模を誇る同州での再開は、米国経済の正常化に向けた弾みとなりそうだ。

【図解でおさらい】ワクチンの有効率って?

 米疾病対策センター(CDC)によると、同州では成人(18歳以上)の72%が少なくとも1回のワクチン接種を受け、58%が接種を完了している。ニューサム知事は15日、接種率をさらに上げるため、1回でも接種を受けた州民のうち10人にそれぞれ150万ドル(約1億6500万円)が当たる抽選を実施した。

 規制解除に伴い、ディズニーランドなどのテーマパークや大リーグの球場の入場者数制限も撤廃された。ただ、5000人以上が来場する屋内イベントではワクチンの接種完了か、新型コロナ検査の陰性記録の提示が求められる。また、航空機や公共交通機関を利用する際のマスク着用義務は当面、継続される。

 州内の繁華街では15日午前0時(日本時間同日午後4時)からバーでダンスパーティーが開かれるなど、人々は久しぶりの「自由」を味わった。ロサンゼルス近郊のサンタモニカでは日中、マスク無しで買い物やレストランでの店内飲食を楽しむ若者らでにぎわったが、マスク姿の人も少なくなかった。

 中学校教諭のデニス・ノラスコさん(29)は「1年以上ほとんど家にいたので、好きに出歩けるようになり、とてもわくわくしている。今日はバーでサッカーを観戦する」と喜んだ。ただ「自分はワクチンを打ったので心配していないが、まだの人もいるので、しばらくは店内や人混みではマスクを着けるつもりだ」と話した。

 ニューサム知事は15日、「みなさんの努力でここまでこぎ着けたが、(新型コロナの)変異株に注意が必要だし、外国から(ワクチンを接種していない)渡航者も来る。油断は禁物だ」と呼びかけた。

 人口が約4000万人の同州は新型コロナの累計感染者数が約380万人、死者は約6万3000人で、いずれも全米最多。2020年3月19日に全米で初めて州全体に外出禁止令を出し、一時は感染拡大を比較的抑え込んだが、規制を段階的に緩和すると感染者が急増。同年12月から21年1月にかけてロサンゼルス郡を中心に全米最悪の感染爆発地となった。

 一方、米東部ニューヨーク州のクオモ知事は15日、少なくとも1回のワクチン接種を受けた成人が70%を超えたと発表した。これに伴い、飲食店やオフィスの入場者数制限などがすべて解除された。公共交通機関などでのマスク着用義務は続ける。同日夜には、州内各地で医療従事者らに謝意を示すために花火が打ち上げられた。【ロサンゼルス福永方人、ニューヨーク隅俊之】

6516チバQ:2021/06/18(金) 20:56:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061600361&g=int
米独禁当局トップにIT規制派 GAFA監視強化―バイデン政権
2021年06月16日10時01分

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は15日、米独占禁止当局である連邦取引委員会(FTC)の委員長に米コロンビア大学准教授のリナ・カーン氏(32)を指名した。カーン氏は反トラスト法(独禁法)の強化を唱える女性学者で、米グーグルなど「GAFA」と呼ばれる巨大IT企業に対する監視が強まりそうだ。

 米議会上院が15日、カーン氏をFTC委員に充てる人事案を賛成多数で承認した後、大統領が委員長に指名した。委員の任期は2024年9月まで。米メディアによると、最年少での委員長就任となる。

6517チバQ:2021/06/20(日) 17:54:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfe9ea3c34e36883a87da9ffe276e6dae0e97a7e
銃撃、ヘイト増で治安対策に関心 NY市長選 22日に民主党予備選
6/20(日) 12:57配信
毎日新聞
黒人が多く住むニューヨーク市のハーレム近くで、市長選候補を選ぶ民主党予備選を控え、候補者の写真がプリントされたマスクを配る支持者=6月17日、AP

 11月の米ニューヨーク(NY)市長選に向け、民主党候補を選ぶ予備選が22日に行われる。NY市は民主党の地盤のため、予備選で勝った候補が次期市長になる可能性が高い。新型コロナの直撃を受けた全米最大都市の再生を誰が担うのか。注目が集まっている。

 市長選は、現在2期目の現職、デブラシオ市長が今年末で退任するのに伴うもの。NY市ではコロナ禍以降、経済悪化を背景に治安が悪化し、アジア系へのヘイトクライム(憎悪犯罪)も相次いでいる。発砲事件は、今月13日までに634件(前年同期比64%増)と急増。成人の65%が少なくとも1回ワクチン接種を受けてコロナ禍から脱しつつあり、市民の関心は治安・犯罪対策に向けられている。

 米エマーソン大などの世論調査(17日発表)では、次期市長の最優先課題として「犯罪問題」を選んだ人は31%と最多。次いで「住宅問題」(15%)、4番目に「就職問題」(9%)など経済対策も関心を集める。昨年以降の黒人差別や警察の暴力に抗議する運動を受け、「警察改革」(10%)を求める意見も3番目に浮上した。ただ、治安悪化を実感する市民が増える中、警察予算の削減には否定的な有権者も多い。

 予備選は支持率で抜きんでた候補はおらず、混戦になっている。主要候補は8人。支持率でトップを走るのは元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムス氏(60)だ。同大の調査では支持率は23%。治安対策の手腕に期待があるほか、黒人票の4割を集める。飛躍が目立つのが、デブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)。民主党左派で若年層に人気があるオカシオコルテス下院議員の支持を受け、支持率18%と2位に躍り出た。ニューヨーク・タイムズ紙など地元2紙の支持を受けた前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)も支持率17%で猛追している。

 一方、失速しているのが、昨年の大統領選で民主党候補指名を争い、注目を集めた台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)だ。低所得層の50万人に年平均2000ドルを支給する「ベーシックインカム(最低生活保障)」を掲げ、一時は30%超の支持を集めた。当選すれば初のアジア系市長だが、昨春のコロナ禍で市外に避難していたことなどに批判が出て、支持率は14%まで落ち込んでいる。

 今回の予備選では有権者が最大上位5人まで順位を付けて投票する新方式が導入される。過半数を得た候補がいない場合、最下位の候補は脱落し、その票を再配分する。候補が2人になるまで繰り返す仕組みで、有権者が2位以下に誰を選んでいたかに大きく左右される。このため、結果の予測は難しくなっている。【ニューヨーク隅俊之】

6518チバQ:2021/06/21(月) 14:29:52
https://digital.asahi.com/articles/ASP6N5DZBP6MUHBI003.html?pn=6
NY市長選の新投票方法 順位付けして選択、メリットは
会員記事

ニューヨーク=中井大助 ニューヨーク=藤原学思

2021年6月20日 19時00分
 ニューヨーク市長選の予備選では、新しい投票方法が導入され、1人の有権者が最大で5人まで候補を選ぶことができる。「死票」を減らすことで、幅広く民意を反映させることなどが目的だが、集計に時間がかかるなど、混乱も懸念される。

 新たな投票方法は「優先順位付き投票」(Ranked Choice Voting=RCV)と呼ばれるものだ。有権者は1人の候補者を選ぶのではなく、最大で5人までの候補者を、順位をつけて選択することができる。

 開票ではまず、「第1選択」の票を集計する。この段階で1人の候補が過半数の得票を得られれば、その候補が勝者となる。しかし、どの候補も過半数を得られなかった場合は、「第2選択」以下の票を集計する作業に入る。

 2回目の集計作業では、「第1選択」の票が最も少なかった候補が集計対象から除外される。除外された候補の得票は、有権者が「第2選択」としていた候補にそれぞれ割り振られる。候補者が2人だけになるまで、何度も同じ作業を繰り返し、残った2人のうち、得票が多い候補が勝者となる。

 投票制度に詳しい、ミズーリ大セントルイス校のデービッド・キンバル教授によると、RCVは「死票」が少ないほか、最終的な当選者は過半数の支持を得ているという仕組みになっているため、1人の候補だけに投票する仕組みよりも、民意を反映しやすいとされている。また、候補者も幅広い有権者にアピールをしようとするため、選挙戦でもお互いへの攻撃が少なくなると考えられている。同じような投票制度はオーストラリアやアイルランドで用いられ、米国の他の自治体でも導入されている。

 記事後半ではNY市長選選の有力5候補のプロフィールを紹介します。

ここから続き
 キンバル教授はメリットも挙げつつ、「投票が複雑になることで、混乱する有権者もいるだろう」と指摘する。ニューヨーク市は米国の都市として突出して規模が大きく、選挙事務も繁雑だ。「米国で、RCVがこれほどの規模で実施された例はない。どのような結果をもたらすのか、注目している」と語る。

 ニューヨーク市の選挙管理当局も、結果が判明するまで時間がかかるとしている。投票日の6月22日には「暫定的な結果」として「第1選択」の票を集計するが、郵便投票などをすべて受理するには1週間ほどかかり、「第2選択」以下の集計を始めるのはそれ以降になるという。2巡目以降の集計作業も複雑になるため、地元メディアでは「結果判明まで、数週間かかるのではないか」という観測が出ている。

 候補者への影響もまだ限定的なようだ。民主党の予備選に向け、16日にあった候補者討論会では、お互いへの個人攻撃が目立った。過去の討論会で「自身の第2選択はだれか」という質問に対し、答えない候補者も多かった。

 RCVは自分が嫌いな候補を順位から外すことで、当選の確率を下げることもできる特徴もある。ニューヨーク・タイムズによると、革新系の団体や教職員組合の一部は特定の穏健派候補の名前を挙げて、「この候補には絶対に入れないように」と呼びかけている。(ニューヨーク=中井大助)

有力5候補のプロフィール
 NY市長選で勝機のありそうな候補は5人ほどに絞られる。

 トップを走るのは、市内五つの行政区のうち、ブルックリンの区長を務めるエリック・アダムス氏(60)。警察官として22年間勤務し、警察内部からの改革を提唱。NY州上院議員も4期務めた。

 昨年の大統領選にも出馬した起業家のアンドリュー・ヤン氏(46)は、候補者の中で最も高い知名度を誇る。市内で最も所得が低い計50万人に毎年2千ドル(約22万円)を配る「ユニバーサル・ベーシック・インカム」構想が政策の目玉だ。

 前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)は、NYタイムズから支持を受ける。同社は社説で「NYを立ち直らせる方法を最もよく理解し、そのための気質と経験も有している」と称賛した。

 スコット・ストリンガー氏(61)はNY州下院議員を13年、マンハッタン区長を8年務め、現在は市の会計監査役。刑事司法制度の専門家で、デブラシオ現市長の顧問を経験したマヤ・ワイリー氏(57)は民主党員に人気のあるオカシオコルテス下院議員から支持を取り付け、勢いがある。(ニューヨーク=藤原学思)

6519チバQ:2021/06/22(火) 20:30:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7dec9574a39064f1376260209ddd6cd63ae709
NY市長選予備選、投票へ 黒人元警官がリード 民主大混戦、結果に数週間も
6/22(火) 14:55配信

時事通信
米ニューヨーク市ブルックリン区長のエリック・アダムズ氏=8日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市長選の民主党予備選の投票が22日行われる。

 候補が乱立する中、いずれも支持率は2割台以下にとどまり、予測が困難な大混戦になっている。今回から最大で上位5位まで候補を順位付けして投票できるランク方式が新たに導入され、2位以下の票の動向が勝敗を左右する見通しだ。結果確定まで数週間かかる可能性がある。

 民主党予備選には10人以上が立候補している。地元テレビWNBCなどが14日に発表した世論調査によると、アフリカ系のエリック・アダムズ・ブルックリン区長(60)が24%でリードを維持。ニューヨーク市警の元警官でもあるアダムズ氏は治安回復を強く訴えている。

 市では新型コロナウイルス禍以降、発砲事件が急増し、アジア系に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が続発。ワクチン接種と経済の正常化が進み、有権者の最大の関心が治安対策に移ったことが支持率を押し上げた。

 2番手はキャスリン・ガルシア前市衛生局長(51)の17%、これに革新左派の弁護士マヤ・ワイリー氏(57)が15%で続く。選挙戦序盤でトップだった台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)は13%にとどまっている。

 現職のデブラシオ市長は規定により出馬しない。市長選本選は11月だが、市は民主党支持者が圧倒的に多いため、民主党予備選を制した候補が次期市長となる可能性が極めて高い。

6520チバQ:2021/06/22(火) 23:01:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_OPV4QEHXWFNGRKUDE3RY5G3REI.html
NY市長選、民主・共和の予備選始まる 治安対策が争点
2021/06/22 20:40産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】11月2日実施の米ニューヨーク市長選の民主党と共和党の予備選の投票が22日始まった。市内の犯罪発生率の増加などから治安対策が争点に浮上。民主党は13人、共和党が2人が立候補し、それぞれの勝者が11月の本選で対決する。

米エマーソン大などが7〜8日に行った世論調査では、次期市長の最優先課題に犯罪問題を挙げた人は31%と最多。警察改革と住宅問題が12%で、4位以降に雇用問題(11%)▽医療福祉(8%)▽新型コロナウイルス対策(7%)と続いた。

市内で今年発生した銃撃事件は13日までに634件で昨年同期の386件から64・2%増加。5日には10歳の男児が銃撃を受けて死亡する事件も発生した。ワクチンの普及で新型コロナウイルス禍を抜け出しつつある中、「治安対策」が最大の争点に浮上している。

民主党予備選の主要候補は元警官で同市ブルックリン区長のエリック・アダムス氏(60)▽元同市衛生局長官のキャスリン・ガルシア氏(51)▽台湾系実業家のアンドリュー・ヤン氏(46)▽弁護士で急進左派のマヤ・ワイリー氏(57)▽市会計監査役のスコット・ストリンガー氏(61)ら8人。

共和党予備選は自警団「ガーディアン・エンジェルス」創設者のカーティス・スリワ氏(67)と起業家のフェルナンド・マテオ氏(64)が立候補した。

市内の民主党員の数は共和党員の6倍超。また民主党のバイデン大統領の昨年の大統領選の得票率は76%に達しており、民主党の予備選が次期市長を事実上決めるとみられている。

ただ、混戦の民主党の結果の確定は、不在者投票の到着を待つ必要もあり、7月中旬になるとの見方が出ている。

6521チバQ:2021/06/22(火) 23:10:52
ニューヨーク市長
1990年 - 1993年デイヴィド・ディンキンス 民主党 (1期)
1994年 - 2001年ルドルフ・ジュリアーニ  共和党 (2期)
     割れ窓理論:犯罪率を半減 2008年共和党の大統領予備選に参加
2002年 - 2013年マイケル・ブルームバーグ 共和党→無所属(3期)
     2016年大統領選出馬検討も見送り 2020年民主党の大統領予備選に参加
2014年 -   ビル・デブラシオ      民主党 (2期)

6522チバQ:2021/06/23(水) 13:52:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/56421f3f9fa85c69da5749477bc0de176768d6e6
NY次期市長が事実上決定 民主党予備選、大勢判明に1週間以上
6/23(水) 12:44配信

毎日新聞
ニューヨーク市長選の民主党予備選に立候補している台湾系実業家のアンドリュー・ヤン氏(左)。当選すればアジア系初の市長になる=米ニューヨークで2021年6月22日、AP

 米ニューヨーク(NY)市の次期市長が事実上決まる民主党予備選が22日、行われた。13人が立候補。世論調査の支持率で抜きんでた候補はおらず混戦模様だ。上位5人まで順位を付けて投票する「優先順位付き投票」方式がとられており、大勢判明には1週間以上かかるとみられる。


 元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムス氏(60)▽現職デブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)▽前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)▽台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)――らが争っている。

 新型コロナウイルス禍で銃撃事件が増えるなど治安悪化を受け、犯罪対策が主要争点。このため世論調査では元警察官のアダムス氏がやや優勢だが、ガルシア氏とヤン氏が選挙戦の終盤から事実上の共闘を演じており、情勢は混沌(こんとん)としている。

 共和党の候補を決める予備選も同日、行われた。双方の勝者は11月の本選で対決する。ただ、リベラル色が強いNY市は民主党の地盤のため、民主党の予備選で勝った候補が次期市長になる可能性が高い。【ニューヨーク隅俊之】

6523チバQ:2021/06/23(水) 20:43:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/867c5d968e625979e4aba77fec869aaf6d455f63
ニューヨーク市長選、民主予備選で元警官がリード
6/23(水) 16:59配信


毎日新聞
米ニューヨーク市長選の民主党予備選に立候補しているエリック・アダムズ氏(中央)。当選すれば史上2人目の黒人市長になる=ニューヨーク市で22日、AP

 米ニューヨーク(NY)市の次期市長が事実上決まる民主党予備選が22日、投開票された。13人が立候補し、市選管によると23日未明(日本時間23日午後)の開票で、元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムズ氏(60)が得票率32%でリードしている。上位5人まで順位を付けて投票する「優先順位付き投票」方式が取られており、大勢判明には1週間以上かかるとみられる。


 アダムズ氏に続いて、現職のデブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)が22%、前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)が19%で、事実上3氏の争いとなっている。昨年の大統領選で民主党候補指名を争った台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)は10%台で低迷し、22日夜に敗北を認めた。

 治安対策が主要争点になり、元警察官のアダムズ氏がやや優勢に選挙戦を展開した。ただ、ガルシア氏とヤン氏は選挙戦の終盤から共闘を演じており、敗北を認めたヤン氏の票は今後の集計でガルシア氏に流れる可能性がある。「優先順位付き投票」では、有権者が2位以下に誰を選んでいたかが結果を左右する。

 アダムズ氏が勝利すれば史上2人目の黒人市長、ワイリー氏かガルシア氏なら初の女性市長になる。【ニューヨーク隅俊之】

6524チバQ:2021/06/24(木) 15:49:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/77cc53dfe4f43f75312d95d2ae00adfde7c2b07f
社会主義者の市長誕生へ、米大都市で60年ぶり
6/24(木) 15:47配信

AFP=時事
米国旗(2021年4月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米ニューヨーク州バファロー(Buffalo)で、同国の大都市で約60年ぶりとなる社会主義者の市長が誕生する見通しとなった。米メディアが23日、報じた。


 看護師で地域社会活動家のインディア・ウォルトン(India Walton)氏(38)は、22日に行われたバファロー市長選の民主党予備選挙で、4期目を務める現職のバイロン・ブラウン(Byron Brown)市長(62)に大差をつけて勝利した。

 開票がほぼ終了した時点での得票率は、ウォルトン氏52%、ブラウン氏44%だった。

 人口約25万5000人のバファローでは、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の民主党が圧倒的な支持を得ている。11月2日の市長選は、共和党が候補者を立てていないことから、ウォルトン氏の当選が確実視されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とNBC、CNNによると、ウォルトン氏が当選すれば、大都市としては、1948〜60年にウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)市長を務めたフランク・ザイドラー(Frank Zeidler)氏以来となる社会主義者の市長になる。

 ウォルトン氏は、透明性向上を目指した市警改革、家賃の上限規制の導入、地域の公的銀行の創設などを提案している。

 ウォルトン氏は、米最大の社会主義団体「米民主的社会主義者(DSA)」と左派の労働家族党(Working Families Party)の推薦を受けている。

 米国の民主社会主義運動は2018年以降、アレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏ら4人を連邦議会下院選で当選させている。DSAは共和党から共産主義者とレッテルを貼られることが多いが、むしろ西欧の社会主義に似ており、自由市場の原理も受け入れている。【翻訳編集】 AFPBB News

6525チバQ:2021/06/25(金) 11:22:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbd08538578965115b2b7de0da8c4fc700178bda
行方不明、南米出身者が多数 米フロリダ州のコンドミニアム崩壊
6/25(金) 9:38配信

朝日新聞デジタル
米フロリダ州サーフサイドで24日、崩落したコンドミニアムの様子を遠巻きに見る人たち=AP

 米フロリダ州サーフサイドのコンドミニアムが崩壊した事故では、南米の出身者が多数、行方不明になっている。


 アルゼンチンのマイアミ総領事館はツイッターで、国民9人と連絡が取れなくなっていると公表。パラグアイ外務省は、6人の国民と連絡がつかず、ファーストレディーの家族も含まれていると明らかにした。ベネズエラ、ウルグアイの政府関係者によると、両国の市民も行方が分かっていない。

 マイアミはフロリダの最南端にあり、以前から中南米の富裕層が集まる場所として知られる。また、地元メディアによると、最近は新型コロナウイルスのワクチンを接種するための「ワクチンツーリズム」で中南米から訪れる人も増えている。

 一方、周辺はユダヤ系米市民も多く住む。イスラエルメディアは「米国とイスラエルの二重国籍のユダヤ人約20人が行方不明になっている」と伝えた。在マイアミ日本総領事館によると、これまでに日本人が巻き込まれたとの情報はないという。(マイアミ=藤原学思、ニューヨーク=中井大助)

朝日新聞社

6526とはずがたり:2021/06/25(金) 12:14:06
発展途上国でもあるまいし。。

マイアミ近郊で集合住宅の一部崩落、1人死亡…51人の所在確認できず
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210625-OYT1T50048/
2021/06/25 00:40

 【ニューヨーク=寺口亮一】米CNNによると、米フロリダ州マイアミ近郊で24日未明、海沿いに立つ12階建て集合住宅の一部が崩落し、少なくとも1人が死亡、10人が負傷した。

 住宅に住んでいたとみられる人のうち51人の所在が確認できていないという。ただ当時、建物内に何人いたのかも分かっていない。

 崩落原因も現時点では不明だ。集合住宅は1980年代に建てられたという。

 現場からの映像では、がれきが山のように積み上がり、救助隊が捜索と救出作業を続けている。

6527とはずがたり:2021/06/25(金) 12:16:47
聖火リレーの狂騒、走者置き去り 連なるスポンサー車両「お祭り騒ぎ」
2021年06月22日 06:00
https://kahoku.news/articles/20210621khn000038.html

 世論の強い逆風に揺らめきながら、ともしびは東北を離れた。東京五輪の聖火リレーは21日、6県最後となる宮城県の日程を終えた。新型コロナウイルスの猛威がやまぬ中、大会開催に強い不安を持つ国民は多い。開幕まであと1カ月余りに迫った。(スポーツ部・安住健郎、剣持雄治)

コロナ禍、本番への不安ぬぐえず
 週末から3日間にわたって行われた宮城県の聖火リレー。沿道には多くの人が詰め掛けた。
 主役の走者の前に、パトカーに先導されたスポンサー車両がずらりと連なる。耳をつんざく音楽。「お祭り騒ぎですねえ」。車上のDJが調子外れの太い声を上げる。扇子やタオルなどグッズがばらまかれ、観衆が群がる様子は「密」そのもの。「まるでテーマパークのパレードだね」。走者の一人はあきれ顔だった。
 五輪開催について、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長らは18日、無観客が望ましいと提言した上で、こう指摘している。
 「観客の収容方法等によっては、テレビ等で観戦する全国の人々にとって、『感染対策を緩めてもよい』という矛盾したメッセージになるリスクが発生する」
 聖火リレーの狂騒は、尾身氏が言う「矛盾」の序章に見える。
 5月の世論調査では約6割が五輪中止を求めた。それでも菅義偉首相は先進7カ国首脳会議(G7サミット)で開催へ強い決意を見せ、21日にあった国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者協議で観衆の上限を1万人とすることに決めた。
 コロナ禍の五輪。国民の健康を賭してまで開催されようとしているのに、聖火リレーは主役のランナーが置き去りにされていた。大会はいったい誰のためのものか。政治家の意地を貫くためでも、組織の利益追求の場でもないはずだ。

6528チバQ:2021/06/26(土) 13:02:43
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021062601000166.html
米政府、ジョージア州を提訴 投票制限法「人種差別」
2021/06/26 11:50共同通信

米政府、ジョージア州を提訴 投票制限法「人種差別」

25日、ワシントンで記者会見するガーランド米司法長官(ロイター=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】バイデン米政権(民主党)は25日、南部ジョージア州で3月に成立した選挙関連州法に黒人らの投票権を事実上制限する「人種差別的な条項」が含まれているとして、条項の執行禁止を求めて同州連邦地裁に提訴した。共和党主導の各州では同様の州法が相次ぎ制定。民主党が投票権拡大を目指してまとめた連邦法案が今月共和党に阻止され、裁判に踏み切った。

 ジョージア州法は期日前や郵便投票の期間短縮、投票箱の削減、身分証明の厳格化が柱。司法省は声明などで法の下の平等などを保障した憲法規定に触れながら「黒人有権者に差別的な影響があると知りながら立法化した」と指摘した。

6529チバQ:2021/06/28(月) 09:41:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/515b776c3b6f33f3dbe733aaf6291c97f3fd7bba
茂木外相、ここにきて二階俊博の「お膝元」栃木2区で代理戦争を仕掛けたワケ
6/28(月) 7:02配信
応募者に辞退までさせた


 茂木敏充外相が、二階俊博自民党幹事長に「宣戦布告」したと自民党内がざわついている。衆院栃木2区に、自身の元秘書をねじ込んだのだ。

 同選挙区は、元二階派事務総長で二階氏の盟友、西川公也氏の地元。鶏卵業者アキタフーズの贈収賄疑惑で政治生命を断たれた西川氏に代わり、長男で栃木県議の鎭央氏が立つとみられていた。

 「ところが、県連会長の茂木さんが(元秘書の)五十嵐清県議を公募に応募させ、他の応募者に辞退までさせて受からせた。

 西川(公也)さんは激怒して二階さんに直談判しましたが、茂木さんは意に介さない。西川さん自身が直近の選挙で2回連続で負けているため、文句を言う資格はないと言わんばかりの態度です。二階さんも珍しく、この件には沈黙しています」(自民党平成研所属議員)

 にわかに茂木氏が気勢をあげる背景には、何があるのか。

 「(前総理の)安倍さんが、茂木を雑誌のインタビューで総裁候補の筆頭に挙げたから、調子に乗って二階さんを舐めているんだ」(自民党閣僚経験者)との見方もある。だが真の理由は、逆に氏が派閥で追い込まれつつあるためのようだ。

 「茂木さんは平成研の実質的会長ですが、最近は派内で『早く小渕(優子元経産相)に看板を替えたほうがいい』、『次の総裁選に出られなければ終わりだ』との声が強まっている。今勝負に出なければ、見くびられると思っているのでしょう」(前出・平成研所属議員)

 茂木氏の進退がかかった代理戦争になりそうだ。

 『週刊現代』2021年6月26日号より

週刊現代(講談社)

6530チバQ:2021/07/01(木) 19:57:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a86756eb0b452caf7e0e48cdb2b64908c3ef8d4
黒人区長、僅差で首位維持 暫定再集計結果 NY市長予備選
7/1(木) 14:26配信

時事通信
米ニューヨーク市長選に出馬したエリック・アダムズ・ブルックリン区長=6月24日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】22日に投票が行われた米東部ニューヨーク市長選民主党予備選で、選管当局は6月30日、有権者が最大5位まで順位付けして投票する新方式に基づく暫定の再集計結果を公表した。

 先週の第1回集計でトップに立ったアフリカ系の元警官エリック・アダムズ・ブルックリン区長がリードを維持し、キャスリン・ガルシア前市衛生局長が差を縮めて2位になった。

 集計は29日に行われたが、テスト票を誤って加えるミスがあり、選管はテスト票を取り除いた上で再集計した。一方、今回の暫定結果には郵便投票が含まれていないため、選挙結果の確定は7月中旬となる可能性がある。

 30日の暫定結果によると、得票率はアダムズ氏が51.1%、ガルシア氏が48.9%。

6531チバQ:2021/07/03(土) 23:12:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/81c1653256a74e15eb0fbd08ce613484b6a5bef8
米政権、祝賀ムード一色 独立記念日に「脱コロナ」アピール
7/3(土) 20:33配信
時事通信
バイデン米大統領=2日、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米政権は3日からの独立記念日の週末、新型コロナウイルス禍からの脱却をアピールする祝賀イベントを各地で展開する。

 感染状況を大幅に改善させた実績を訴え、経済の正常化を後押しする狙いだ。

 バイデン大統領は3日に中西部ミシガン州、ハリス副大統領は西部ネバダ州を訪問。4日の独立記念日には、ホワイトハウス南庭に1000人規模の軍・医療関係者を招く。各地ではパレードなども催され「喜びと自由の夏」(ホワイトハウス)に向けて祝賀ムード一色となる。

 米国では、1月に1日当たり3000人を超えていたコロナによる死者が、ワクチンの普及により300人を下回る水準に減少。就任演説で「暗い冬」を乗り切ろうと呼び掛けたバイデン氏は、徐々にメッセージを変化させてきた。

 政権幹部は「まだやるべきことはある」と強調するが、引き締めのメッセージは脇に追いやられ気味だ。バイデン氏は好調だった2日の雇用統計を受け「経済は動いている。コロナは逃げ回っている」とコロナ克服へ手応えを口にした。

 一方、不安要素もある。独立記念日までに7割を目指した成人のワクチン接種は67%にとどまり、達成を断念。米国内でもより強力な「デルタ株」の感染が広がる。

 ジョンズ・ホプキンス大のエリック・トナー博士は米紙ヒルで「現時点で任務完了宣言と見られるような行動は取るべきでない。まだワクチンを受けていない人に誤ったメッセージを送る」と警鐘を鳴らした。

6532チバQ:2021/07/07(水) 11:08:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7c1a9ef9ac5f9267e9b1749da806a604f4c795b
NY市長、黒人元警官濃厚 民主予備選、史上2人目
7/7(水) 11:05配信
共同通信
米ニューヨークの選挙集会で演説するエリック・アダムズ氏=6月22日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】11月の米ニューヨーク市長選に向けた民主党予備選で、選挙管理委員会は6日、暫定開票結果を発表し、黒人で元警官のブルックリン区長エリック・アダムズ氏(60)が勝利を確実にした。AP通信が伝えた。ニューヨークは民主党支持者が支配的なため、アダムズ氏が本選も制し、来年1月に同市で史上2人目の黒人市長となる可能性が濃厚だ。

 アダムズ氏は声明で「労働者階級が率いる歴史的勢力がわれわれの勝利をもたらした」と勝利宣言した。2位の白人女性の前市衛生局長キャスリン・ガルシア氏(51)を小差でかわした。

6533チバQ:2021/07/10(土) 22:14:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f780ac5fb973d907b877dbaa97d333849361539
バイデン氏、駐インド大使にロス市長を指名 民主党の有望株
7/10(土) 10:06配信

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毎日新聞
次期駐インド大使に指名されたガルセッティ・ロサンゼルス市長=ワシントンで2021年7月2日、AP

 バイデン米大統領は9日、次期駐インド大使にガルセッティ・ロサンゼルス市長(50)を指名すると発表した。上院で承認されれば、大使に就任する。ガルセッティ氏は民主党の有望株の一人で、2020年の大統領選でも候補として名前が挙がったが、党候補指名レースには参加せずにバイデン氏を支持していた。

 ガルセッティ氏は9日の声明で「指名は光栄だ。大使として承認されれば、ロサンゼルスにささげてきたのと同じエネルギーや愛を新たな役割に注ぎたい」と述べた。

 ガルセッティ氏は13年からロス市長を務めている。バイデン政権が重視する気候変動問題にも熱心に取り組み、東京や横浜市も参加する世界の都市ネットワーク・世界大都市気候先導グループ(C40)の議長を19年から務めている。【ワシントン秋山信一】

6534チバQ:2021/07/10(土) 22:29:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/81e3c30c7f0f9d5d30e5f408f6c4aa002d9914f4
激しさ増す米国の文化戦争 狙われる「批判的人種理論」
7/10(土) 9:58配信

毎日新聞
「批判的人種理論」に対する抗議デモの参加者たち=米西部ネバダ州で2021年5月25日、AP

 この数カ月、それまでは聞いたことがなかった批判的人種理論(Critical Race Theory)という言葉を毎日のように米国のメディアで見聞きするようになった。保守系メディアが「教育の現場や職場で批判的人種理論を禁止しろ」という主張を繰り広げ、これを受けて全米各地で論争になっている。

 例えば公共放送PBSが6月24日に放送した南部バージニア州のある小学校の集会の様子。批判的人種理論について学校が親から意見を聴取するために設けられたものだ。この中である女性は「批判的人種理論はマルクス主義にルーツがある。学校で教えられるべきものではない」と主張した。別の男性は「白人は人種差別者だと学校が教えないという確約を得るまで私は何でもするつもりだ」と訴えた。

 このような光景が各地でみられている。各州の立法化の動きも顕著だ。教育専門誌エデュケーション・ウイークによると6月29日現在、全米50州のうち26州で批判的人種理論を制限するための法律や規則が提案され、実際に南部オクラホマ、テキサスなど6州で批判的人種理論を禁止する州法が成立。南部ジョージア州など4州でも規則や決議で禁止を決定している。

 ところが、批判的人種理論を教えている小学校など存在しないのだ。

 批判的人種理論とは、法学を中心とした大学院レベルの理論的な枠組みで、1970〜80年代にかけて誕生した。ハーバード大法科大学院で、黒人として初めて終身雇用の資格を得た故デリック・ベル教授らが先駆者だ。理論の核となっている主張は、「法律を含め米国社会の構造の中に、人種差別的な要素がある。一時しのぎの対応などで人種差別をなくすことはできない」というものだ。

 これには反論もある。米国社会の人種差別は根絶されていないものの、長い時間をかけ改善しており、批判的人種理論はこうした経緯を十分にくみ取っていないという意見などだ。

 ただ、全米で論争になっているのは大学院生向けの理論の中身ではない。おそらく、理論を十分に理解して議論している人は少数派だろう。批判的人種理論は、「差別する側である白人」としての罪悪感を白人の子供に植え付ける歴史教育というゆがんだイメージで語られていることが多い。

 無名だった大学院の法理論が急に注目を集めるようになった背景には政治的な理由がある。

 中西部ミネソタ州で黒人男性、ジョージ・フロイドさんが白人警察官の暴行で死亡したのは2020年5月だった。新型コロナウイルスのまん延で市民の行動が制限されていたにもかかわらず、この事件を受け、若者を中心に「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ)」運動が各地に広がった。人種的少数派の権利を主張する流れは、昨年11月の米大統領選では、当時野党だった民主党を利すると考えられた。

6535チバQ:2021/07/10(土) 22:29:58

 こうした運動に危機感を持った保守側は当然、反撃に出た。トランプ前政権時代は、保守系FOXニュースの一部の番組は事実上、「トランプ応援団」だった。特にトランプ氏と親しいと言われていたのが平日夜にレギュラー番組を持つタッカー・カールソン氏だ。このカールソン氏の番組に昨年9月、クリストファー・ルフォという保守派の論客が登場し、「私の半年に及ぶ調査の結果、公的機関で批判的人種理論というものが浸透していることが判明した」と主張した。

 タイム誌によると、この放送の後、トランプ前大統領の首席補佐官だったマーク・メドウズ氏がルフォ氏に接触。直後に、トランプ政権は、批判的人種理論を推進するような教育プログラムへの連邦政府予算の執行を禁じる行政命令を出した。

 バイデン政権発足後も、共和党議員らにより、批判的人種理論の批判は続いてきた。トランプ氏自身も6月26日、中西部オハイオ州で開いた退任後、初めてとなる大規模集会で「批判的人種理論を禁じる共和党多数派の議会が必要だ。学校から、職場から排除されなければならない。州においても、連邦政府においても、軍においても禁じられなければならない」と訴えた。

 この論争は、ニューヨーク・タイムズ紙の連載「1619プロジェクト」を巡る議論の延長線上にあるとも言える。タイムズ紙の2019年のこの連載は、米国の建国を1776年ではなく、アフリカから連れてこられた最初の奴隷が確認されている1619年として、米国史を見直すという特集記事だ。ピュリツァー賞を受賞した一方で、「歴史をゆがめている」などとの批判の声が上がり、大論争になった。

 トランプ氏と共和党は、「正しい歴史」を教え、「愛国者」を育てるための「1776委員会」を設置し、1619プロジェクトに反発した。1776委員会は、トランプ氏が退任する直前に報告書を発表したが、大きな注目を集めることはなかった。

 批判的人種理論をめぐる論争は、「文化戦争」を再び盛り上げ、選挙に利用したい共和党の思惑が働いたものと言って間違いない。批判的人種理論という専門用語が、左派インテリの革新的な理論という雰囲気を持っており、敵対する保守主義運動にとっては、使い勝手がよいという面もあるのだろう。内容ではなく、イメージが独り歩きすれば、選挙の道具としては十分なのだ。

 単純化すれば、「奴隷制や過去の人種差別も含めた歴史教育が必要」という革新的な考えに対し、「愛国心にあふれる前向きな米国人を育てる教育こそが必要」という考えで対抗しようということだろう。保守派にとって、批判的人種理論はスケープゴートとしてちょうどよかったということだ。

 来年の中間選挙で下院多数党の座の奪還を狙う野党・共和党は、このまま「批判的人種理論の禁止」を選挙公約に掲げることになるだろう。その結果として、米国社会の分断はさらに進行していく可能性が高い。【北米総局長・古本陽荘】

6536チバQ:2021/07/11(日) 10:39:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c17e09ba442278c816a0c5b3120afe8fd15905
撤退する米軍と後に残る廃品の山 アフガニスタン
7/11(日) 10:11配信

AFP=時事
アフガニスタンのバグラム米空軍基地近くで、撤退する同軍が日用品を置いていく廃品置き場で、使えそうなものを探す人々(2021年6月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフガニスタン・バグラム(Bagram)の米空軍基地に続く主要道路の脇には、撤退を進める同軍から回収された日用品の廃品置き場がある。

 電話や魔法瓶、パソコンのキーボードやプリンターのカートリッジなどの山の中から、まだ使える物を探すサラムさん(40)は「これが米国人のすることです」とAFPに語った。「彼らは何でも破壊してしまうのです」

 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は8日、米軍がほぼ20年にわたり続けるアフガニスタン駐留を8月31日に終了すると発表した。同国での作戦中枢として20年間機能してきたバグラム米空軍基地は、今月中にも明け渡されそうだ。

 軍需品については持ち帰ったり、アフガニスタンの治安部隊に提供したりしているが、大量の日用品は残していかざるを得ない。

 その結果、廃品ビジネスが活況を呈し、中には儲けている人もいる。ただ、大多数は腹立たしさをあらわにしている。

 サラムさんは、米軍が残す日用品について「爆破されたり、燃やされたり」していると話し、「この基地には、新しい物がたくさんあった。アフガニスタンを20回再建できるほど、たくさんあった。なのに彼らはすべて破壊してしまうのです」と説明した。【翻訳編集】 AFPBB News

6537チバQ:2021/07/14(水) 10:16:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/06fee4647d0ed780c6c47a0d9a9449cff365c256
駐トルコ大使に共和党元議員 「反トランプ」派、異例の指名 米政権
7/14(水) 7:04配信

時事通信
米共和党のジェフ・フレーク元上院議員=2018年10月、ニューハンプシャー州マンチェスター(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米政権は13日、駐トルコ大使に野党共和党のジェフ・フレーク元上院議員を指名すると発表した。

 フレーク氏はトランプ前大統領に批判的なことで知られ、野党からの大使指名は異例。

 フレーク氏は2019年に上院議員を引退し、20年大統領選ではバイデン大統領の支援に回った。13日声明を発表し「米国の外交は超党派であるべきで、指名を光栄に思う」と述べた。上院の承認を経て就任する。

6538とはずがたり:2021/07/16(金) 16:13:19

米、福祉拡充に390兆円 与党単独で法案可決視野―民主指導部
2021年07月14日15時01分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071400731&g=int

 【ワシントン時事】米議会上院の与党民主党指導部は13日、バイデン政権が重視する子育てや教育の支援など福祉拡充策に関し、財政支出額を総額3兆5000億ドル(約390兆円)規模とする方針で一致した。野党共和党の支持が見込めない中、民主党単独での法案可決を目指す。
今年の米成長、7.0%に上方修正 コロナ危機対策で―IMF予想

 バイデン政権と上院の超党派議員グループは6月、道路や橋を中心に5790億ドルの新規歳出を盛り込んだ8年間で1兆2090億ドルのインフラ計画で合意済み。民主党指導部が決めた方針は、この合意に含まれなかった気候変動対策や高齢者介護、医療保険拡充などの財政支出が入る見通しだ。

6539チバQ:2021/08/04(水) 10:11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8824665ccc3ded0053e081067c3aa59aa18cc148
NY州クオモ知事のセクハラ認定 バイデン大統領、辞任促す
8/4(水) 0:52配信

共同通信
記者会見で話す米東部ニューヨーク州のクオモ知事=7月、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のジェームズ司法長官は3日記者会見し、クオモ州知事(63)=民主党=が元側近ら11人の女性にセクハラをしていたとの調査結果を発表した。クオモ氏は昨年春以降の新型コロナウイルス対策で高い指導力を評価されたが、進退問題に発展するのは必至。同じ民主党のバイデン大統領は同日、クオモ氏に辞任を促した。

クオモ知事、セクハラ疑惑を謝罪「不快と知らず」3月

 今後、州議会での弾劾訴追や刑事事件につながる可能性もある。クオモ氏はビデオ声明で「事実は指摘されている内容と全く異なる」とセクハラを否定。「誰に対しても不適切に触れたり口説いたりはしていない」と主張した。

6540チバQ:2021/08/10(火) 21:53:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d43ff34be6937ad925e2635c8b8a891e1deb16aアジア系不在の「五輪バービー」に批判集中 米マテル
8/10(火) 15:45配信

CNN.co.jp
東京五輪に合わせて発売したバービー人形にアジア系の選手がいないと批判が集まっている

(CNN) 米玩具大手マテルが東京オリンピック(五輪)に合わせて発売したバービー人形のシリーズに、アジア系の人種が含まれていなかったとの批判が集中している。

【画像】マテルはIOCや東京五輪の主催団体と提携して新競技を行う人形をデザインした

マテルは昨年2月、国際オリンピック委員会(IOC)や東京五輪の主催団体と提携して五輪バービーのシリーズを発売した。

今大会で追加された野球・ソフトボール、スポーツクライミング、空手、スケートボード、サーフィンの各競技をテーマにした5種類のバービーで構成される。

先月の五輪開幕に合わせて売り込みが本格化すると、多様性の尊重と革新を掲げて「五輪公式」をうたう商品にもかかわらず、アジア系のバービーが入っていないと指摘する声が相次いだ。

五輪はアジアの代表的な都市、東京で開催された。追加競技の空手は沖縄発祥だが、空手着姿の選手は白人のバービーだ。SNSでは、マテルが偶然か意図的かにかかわらず、アジア系を無視したことに失望感を示す書き込みが目立った。

ミシガン州マコーム郡の郡政委員を務めるアジアの少数民族、モン族出身の女性はツイッター上で、自分の娘たちにバービー人形は買わないと宣言した。

東京五輪の米代表団ではアジア太平洋諸島系の選手らもメダルを獲得して注目を集めた。体操女子ではモン族系のスニーサ・リー選手が、アジア系で初の個人総合優勝を果たした。

6541チバQ:2021/08/11(水) 15:12:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/278ba0ca7678fb3b19efc451c2c67ee97a167d31
クオモNY州知事が辞任表明 セクハラ問題で
8/11(水) 1:23配信
AFP=時事
米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(2020年5月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)は10日、辞任する意向を表明した。クオモ氏は女性11人からセクシュアルハラスメントの告発を受け、所属する民主党内で辞任を求める圧力が高まっていた。

【写真】ニューヨーク市内で、クオモ氏の辞任表明を伝える大型スクリーン

 クオモ氏は昨年、新型コロナウイルス対策で称賛を集めたが、その後、過去に複数の女性に対しセクハラ行為に及んだとの疑惑や、介護施設で発生した新型ウイルスによる死者数の規模を隠ぺいしたとの疑惑が浮上。わずか1年間での劇的な失脚となった。

 クオモ氏はテレビ中継された発表で、レティシア・ジェームズ(Letitia James)州司法長官が先週公表した調査報告書が認定したセクハラ行為を改めて否定。一方で、自身の行為により気分を害した女性に対しては「深くお詫びする」と表明した。

 クオモ氏は「状況に鑑み、私ができる最善のことは、身を引いて政府を政治に戻すことだ」と説明。「私の辞任は14日後に発効する」と述べた。

 後任には同じく民主党のキャシー・ホークル(Kathy Hochul)副知事が同州初の女性知事として就任する。【翻訳編集】 AFPBB News

6542チバQ:2021/08/11(水) 15:12:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e7dee7c428266b265582634ee7073d5a1748b0c
クオモNY州知事、「戦闘モード」 周囲は辞任促すも
8/10(火) 17:15配信

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CNN.co.jp
スキャンダルに揺れるNY州のクオモ知事に対し、側近が辞任を促していたという

(CNN) 米ニューヨーク州のクオモ知事の側近が週末、知事に対して辞任を促していたことがわかった。情報筋がCNNに明らかにした。クオモ知事に対しては先ごろ、複数の女性に対してセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を行っていたとの報告書が出されていた。

情報筋によれば、クオモ知事は「もっと時間がほしい」と語っており、任期の最後については不透明な状況だという。

知事の顧問と連絡を取っている別の情報筋によれば、先週時点で、クオモ知事の近しい友人やスタッフの誰もが今回の出来事をクオモ知事が政治的に切り抜けられるとは考えておらず、辞任をするか弾劾(だんがい)に直面するとみていた。そうした共通認識にもかかわらず、クオモ知事は、様子見ができると考えているという。

ジェームズ司法長官は先ごろ発表した報告書の中で、11人の女性の申し立てについて詳述し、クオモ知事が「歓迎されず同意のない接触」に及んだなどと指摘した。クオモ知事は間違ったことはしていないと主張しており、報告書の発表後に公開された動画の中でも辞任する意向は示していない。

クオモ知事に対しては民主党内で辞任を求める圧力が強まっている。バイデン大統領やペロシ下院議長、ニューヨーク州上院議員2人らがクオモ知事に辞任を呼び掛けている。

公民権活動家でクオモ知事の周辺の人々と話したアル・シャープトン師はCNNに対し、側近の大部分は知事が今回の醜聞を乗り切れるかどうか疑問視しており、任期の終了に備えているなかでも、クオモ知事は週末、「戦闘モード」だったと明らかにした。

シャープトン師によれば、クオモ知事の周辺の人々は人生の次の段階に向けて動いているという。

6543チバQ:2021/08/11(水) 19:37:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/c264274f997863279e62bd6ac3116db69178239cNY州知事辞意「セクハラへの認識の変化を理解していなかった」
8/11(水) 9:17配信

毎日新聞
辞意を表明する米ニューヨーク州のクオモ知事=2021年8月10日、ビデオ演説から

 司法当局の調査で11人の女性へのセクハラ行為を認定された米東部ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事(63)=民主党=が10日、政治混乱の責任を取るなどとして、辞意を表明した。バイデン大統領ら民主党内から辞任要求が相次ぎ、側近も辞任するなど求心力を失っていた。14日後に辞任する。後任にはキャシー・ホークル副知事(62)が就く。同州で初の女性知事となる。

 クオモ氏は10日のビデオ演説でセクハラの意図を改めて否定し、「(セクハラに対する)世代間や文化的な認識の変化があり、それを理解していなかった」と述べた。女性に不快な思いをさせたことは「深く謝罪する」と語った。その上で、新型コロナウイルスへの対応や銃規制など州政府の業務に影響が出るとして、「最善の方法は私が身を引き、政府の機能を戻すことだ」と辞意を示した。

 クオモ氏に対しては、関係が近かったバイデン大統領が「彼は辞任すべきだ」と明言したほか、ペロシ下院議長など民主党幹部も辞任を要求。8日には側近だった秘書官の女性も辞任するなど「クオモ離れ」が加速していた。米CNNによると、州議会下院(150議席)では弾劾訴追決議に必要な過半数の超党派80人が弾劾に賛同すると表明。辞任しなくとも罷免される可能性が出ていた。

 クオモ氏は父親も同州知事を3期務め、弟はCNNの有名キャスター。昨春以降の新型コロナ対応では、データを示しながら州民を鼓舞する語り口が好感を呼んだ。支持率も一時70%を超えたが、その剛腕ぶりは「人間ブルドーザー」と呼ばれ、野心的で傲慢との評価もつきまとった。今春に高齢者施設でのコロナ感染死者数を過少公表した疑惑も浮上し、評価は急落した。

 セクハラ問題は州内の検察当局が捜査を始めており、今後、刑事責任を問われる可能性がある。後任のホークル氏は、連邦下院議員(民主党)などを歴任した後、2015年から副知事を務めている。セクハラ問題では「ひどく不快で違法だ」とクオモ氏を非難しており、辞意表明を受けて「決断は正しいことで、ニューヨーカーの最大の利益だ」とツイッターで表明した。【ニューヨーク隅俊之】

6544チバQ:2021/08/11(水) 19:40:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/95329ac4ce78aa58f801d5876d04b808cc82b658クオモNY知事が辞意表明 セクハラ問題で引責 被害訴えの女性に「深くおわび」
8/11(水) 1:17配信

時事通信
10日、辞任を表明する米ニューヨーク州のクオモ知事(ロイター時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事(63)=民主党=は10日、オンラインで演説し、辞意を表明した。

 複数の女性に対するクオモ氏のセクハラ行為が州司法長官の報告書で認定され、辞任圧力が強まっていた。2週間後に辞任し、知事にはキャシー・ホークル副知事=同=が昇格。女性初のニューヨーク州知事となる。

 クオモ氏は「(州や州民にとって)助けにならないことはしたくない」と辞任理由を説明した。セクハラ自体は否定しつつ、被害を訴えた女性11人の気分を害したことを「深く深くおわびする」と謝罪した。

 州司法長官の報告書はクオモ氏が連邦法や州法上のセクハラに当たる行為を行ったと認定。女性11人に対し、キスや胸を触ったり、不快にさせる発言をしたりするなどしたと指摘した。報告書公表を受け、バイデン大統領をはじめ民主党内からも辞任を求める声が相次ぎ、被害を訴えた女性のうち1人は刑事告訴していた。

 「何気なく」男女問わずにキスやハグをしてきたというクオモ氏は「私の考えでは一線を越えたことはなかったが、その線が引き直されていたことに気付かなかった。世代や文化の変化を十分に認識していなかった」と釈明した。一方、州司法長官の報告書については「偏見があり公平さに欠ける司法制度は皆の懸念だ」と述べ、改めて批判。「不適切な行為の訴えとセクハラとの結論付けには違いがある」と主張した。

6545チバQ:2021/08/11(水) 19:41:22

1623 :チバQ :2021/08/11(水) 19:39:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/f645feaa2afdc31b359bfdc6d5fa657b587bce80[アジア系米国人]<1>「くたばれチャイナマン」、道路に全身たたきつけられた中華街の市長
8/11(水) 5:00配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 米カリフォルニア州オークランドに、全米で最も古い中華街の一つがある。英語より漢字の看板が目立つ表通りは、コロナ禍でめっきり人通りが減った。


 この街で今年前半、アジア系住民への暴行事件が相次いだ。中華街の店は現金商売が多く、強盗などに狙われやすいのは今に始まったことではないが、今回は何かが違った。理由もなく、ただ殴られる。91歳の男性が通りがかりの男に突き飛ばされる事件も起きた。

中華街で突然暴行を受けた商工会議所会頭のカール・チャン氏(7月8日、カリフォルニア州オークランドで)

 治安悪化のイメージは、不況にあえぐ街に追い打ちをかけた。300を超える商店は客足が途絶え、一時は7割以上が休業した。

 「このままでは中華街が消えてしまう」。15歳で香港から移住してきたカール・チャン(62)は危機感を隠さない。中華街商工会議所の会頭を務め、「中華街の市長」の異名をとる。いわばこの街の世話役だ。暴行事件後、警察に巡回強化を依頼し、デモを主催して人種的偏見に根ざす犯罪の撲滅を訴えてきた。

 4月29日、そのチャン自身が暴力の標的となった。

 中華街を1人で歩いていた時、後ろからの足音に気づいた。「くたばれチャイナマン(中国人)」という罵声の後、全身を道路にたたきつけられた。

6546チバQ:2021/08/11(水) 21:36:37
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123475?rct=worldNY州クオモ知事が辞任表明 「女性蔑視」世論に屈した退場劇…後任に初の女性ホークル氏
2021年8月11日 19時36分
米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)
米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)

米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)
米ニューヨーク州のホークル副知事(AP)
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】複数女性へのセクハラが認定された米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(63)=民主党=が10日、辞任を表明した。政治的混乱の回避が理由だとして自身のセクハラを最後まで認めなかったが、女性蔑視を許さない世論の高まりに屈した形だ。新型コロナウイルス対応で世界的な名声を得てから1年余りでの退場劇となった。
 クオモ氏は同日の演説でセクハラ問題に関して「何カ月もの政治的、法的な論争を引き起こす。州政府は混乱のために力を浪費すべきではなく、私はその原因になるつもりはない」と強調。セクハラを認定した州司法当局の調査結果などについては「政治的だ。不公平であり真実ではない」と訴えた。
◆調査で浮かび上がる悪質行為
 だが、3月の調査開始から5カ月をかけて今月3日に公表された165ページの報告書は、告発者を含む関係者179人への聞き取りを基にした詳細な内容。認定事実はクオモ氏が女性部下らの意に反してキスをしたり胸などを触ったほか、性的な誘いをほのめかす会話もしたとする悪質なものだった。公表後は告発女性の1人が米テレビで「彼がしたことは犯罪だ」と顔と名前を出して訴え、与党民主党が多数の州議会下院も知事解任につながる弾劾の動きを本格化させた。
 公表後に「彼は辞めるべきだ」と述べたバイデン大統領は10日の記者会見で、「知事の決断を尊重する」と表明。来年末までのクオモ氏の任期を引き継ぎ女性初の同州知事となるキャシー・ホークル副知事(62)は「辞任に同意する。州民の最善の利益につながる」と述べた。
◆セクハラ、コロナ死過少計上…醜聞相次ぐ
 現在3期目のクオモ氏は、父も同州知事経験者で弟はCNNテレビの看板キャスターを務めるなど知名度は抜群。昨春のコロナ感染爆発では、事態を軽視するトランプ前大統領とは対照的な発信力で大統領待望論も出たが、最近はセクハラやコロナ死者の過少計上疑惑などの醜聞が相次いだ。
 性被害を告発する「#MeToo」運動を始めた米活動家タラナ・バークさんは「(セクハラの)線引きが変わった」などと釈明したクオモ氏を「世代の違いとかルールが変わったというのはばかげた間違いだ」とツイッターで批判。「女性たちは反撃と発言を始め、人々によりはっきりと声を聞かせることができるようになっている」と述べ、セクハラを容認しない時代の変化を強調した。

6547チバQ:2021/08/11(水) 21:38:13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123545?rct=world米NY州、初の女性知事誕生へ 「ガラスの天井破った」と歓迎
2021年8月11日 18時14分 (共同通信)
 米ニューヨーク州知事となるキャシー・ホークル副知事=5月、ニューヨーク(AP=共同)
 米ニューヨーク州知事となるキャシー・ホークル副知事=5月、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事(63)が10日、セクハラ問題を理由に辞任を表明したことで、同州初の女性知事としてキャシー・ホークル副知事(62)が昇格することになった。「ガラスの天井を破った」と歓迎する声が出ている。
 ホークル氏はクオモ氏の辞任会見を受け「辞任はニューヨーカーにとって最善の決断だ。知事になる準備はできている」とツイートした。
 ホークル氏は弁護士で、2011〜13年に連邦下院議員を務め、15年1月、クオモ氏の下で副知事に就任した。米メディアによると、下院時代は保守的な姿勢で、全米ライフル協会の支持を受けていた。

6548チバQ:2021/08/12(木) 10:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f1a49068f2c14c9bcd2cf1c2380f56e71b64bb5
クオモNY知事後任のホークル氏が会見 州行政の刷新を図る考え
8/12(木) 8:23配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】セクハラ問題で辞意を表明した米東部ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(63)の後任に就く民主党のキャシー・ホークル副知事(62)が11日、記者会見した。ホークル氏は「準備は完全にできている。私の行政府を『毒のある職場』とは呼ばせない」と語り、州行政の刷新を図る考えを示した。

ホークル氏は24日、同州初の女性知事に就任する予定。11日の会見では「人の話を聞いて行動する」と強調。異論を唱えるのが難しい環境だとの批判があったクオモ氏の行政運営と距離を置く姿勢を強調した。

ホークル氏は同州バファローの出身。シラキュース大を卒業後、カトリック大で法務博士号を取得。長年、家庭内暴力(DV)や性暴力の防止活動に携わってきた。2011〜13年に州議会下院議員を務め、副知事には15年に就任した。

6549とはずがたり:2021/08/13(金) 15:39:36
米国で史上初めて白人人口が減少、2020年米国勢調査
https://news.infoseek.co.jp/article/12reutersJAPAN_KBN2FD2BG/?tpgnr=world
ロイター / 2021年8月13日 7時46分

写真写真を拡大する
 米商務省国勢調査局が8月12日公表した最新の国勢調査詳細版によると、2010年から20年までに史上初めて白人人口が減少し、この間ヒスパニックや混血、アジア系などが全体の人口増の大半を占めたことが分かった。2020年2月、ニューヨークで撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly)

[12日 ロイター] - 米商務省国勢調査局が12日公表した最新の国勢調査詳細版によると、2010年から20年までに史上初めて白人人口が減少し、この間ヒスパニックや混血、アジア系などが全体の人口増の大半を占めたことが分かった。

白人(ヒスパニック以外)の比率は57.8%と、引き続き人種グループとして最大となったものの、10年間で8.6%減少して、総人口における比率は過去最低を記録。一方で混血は276%も増加し、900万人から3380万人に膨れ上がった。

州別では、カリフォルニアはヒスパニックの比率が39.4%と、初めて最大の人種グループになった。テキサスもヒスパニックは39.3%と、白人の39.7%に迫る比率。

米国の総人口の伸びは10年間としては、1930年代の大恐慌時代を除くと歴史的に最も小さくなった。全ての郡の半分強で人口が減り、人口が増えたのはほぼ大都市部のみ。最近何十年かの傾向通り、南部と西部の方が、中西部と北東部より人口の伸びは大きかった。

人口数トップ5の都市はニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストン、フェニックス。特にフェニックスは上位10都市の中で最も人口が増え、フィラデルフィアと入れ替わりで第5位に躍進した。

各州はこの最新データに基づいて議会下院の選挙区割りを刷新するため、今後与野党間で激しい政治的駆け引きが展開されそうだ。

6550チバQ:2021/08/14(土) 10:07:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6665d4a7535fa9d9f9f398f9a4b2831ceac5229
トランプ氏に牙むいた警官 広がる議会乱入事件の波紋
8/14(土) 9:58配信
毎日新聞
集会で演説するトランプ前米大統領=アリゾナ州で2021年7月24日、AP

 昨年11月の米大統領選の結果に不満を持つ群衆が暴徒化し連邦議会に乱入した今年1月6日の事件では、連邦捜査局(FBI)などがこれまで約600人を不法侵入や公務執行妨害などの容疑で逮捕している。

 しかし、事件の直前にホワイトハウス近くで選挙結果に反対する集会を開き、自らの支持者に議会に向かうよう呼びかけたトランプ前大統領がどこまで関わっていたのかという事件の核心部分は謎のままだ。

 ◇戦場さながらの現場

 そんな中、事件を調査するため下院に設けられた特別委員会が7月27日に初めての公聴会を開催した。証言したのは現場で議会を死守した警察官4人(職域警察である議会警察の2人と首都ワシントンの警察である首都警察の2人)。警察官らは、人数では圧倒的に多い暴徒たちにどう立ち向かったかを生々しく説明した。衝撃を受けた議員らは涙を浮かべ、声を詰まらせながら質問するという異例の公聴会となった。

 証言した首都警察のマイケル・ファノーン巡査は、キャリアを議会警察でスタートした。事件当日は呼ばれたわけではなく、警察無線で議会が襲撃されたことを知り、同僚と共にかつての職場である議会に自主的に向かった。議会地下西側テラスの入り口で、突入しようとする暴徒と侵入を防ごうとする警察官が激しく衝突していた。前線に立った際、「見渡すと群衆があまりに多く、衝撃を受けた」。

 暴徒ともみ合いが続く中、体をつかまれ、群衆側に引きずり込まれた。素手や何らかの金属でめった打ちにされた。スタンガンを頭にあてられ、何度も電流の衝撃が体を走った。警察無線や警察バッジは奪われた。次に装着していた銃が狙われた。暴徒たちの中から「こいつの銃を奪って、殺してやれ」という声が聞こえた。頭に浮かんだのは4人の娘だった。「俺には子供がいるんだ」。できる限りの声を振り絞ってそう叫んだ。暴徒の情にすがるのが最後の手段だった。

 実際に誰かが止めに入り、ファノーン氏の体は警察側に引き渡された。このあたりの様子は身につけていたボディーカメラが録画しているが、ファノーン氏は気絶しており、記憶はない。病院で診断を受けると心臓発作を起こしていた。脳には損傷が残り、心的外傷後ストレス障害(PTSD)も発症した。

 ◇危険にさらされた議員の命

 議員からも衝撃的な事実が明かされた。この地下西側テラス入り口は、もっとも衝突が激しかった。暴徒と警察官の間にある入り口ドアに挟まれ「ヘルプ」と叫ぶ、首都警察のダニエル・ホッジス巡査の姿はこれまでも報道されてきた。ステファニー・マーフィー議員(民主党)は公聴会で、そのときの様子を撮影したビデオを改めて流すよう求めた。そして、マーフィー議員はホッジス氏に「多くの人、そしておそらくあなたも知らないと思うが、あなたの行動は私の人生を左右した」と語りかけた。

 下院本会議場が危ないと判断したマーフィー議員は、同僚のキャサリーン・ライス下院議員(民主党)と共に建物の地下に避難し、安全だと考えた小さな部屋に隠れた。ところが「安全だと思っていた場所は、実際には嵐の中心だった」。

 ホッジス氏らが暴徒ともみ合いになっていた入り口からこの小部屋までの距離はわずか40フィート(12メートル)だった。もし、暴徒らがこの入り口を突破していたら、2人の女性民主党議員がどうなっていたかは分からない。

 マーフィー議員から「あなたは何のために闘っていたのですか」と聞かれたホッジス氏は「民主主義のためです」と即答した。そしてこう続けた。「あなたは私から40フィートの場所にいた。与野党の議席数にほとんど差がない現状で、仮に一議員でも誘拐され殺害されるようなことがあれば、議会運営に影響を及ぼしていたでしょう」

6551チバQ:2021/08/14(土) 10:08:52
  ◇焦点はトランプ氏の関与

 議会乱入事件に関しては当初、2001年の米同時多発テロの後に置かれたような独立した調査委員会を設置する案があった。しかし、野党・共和党が反対し、与党・民主党のペロシ下院議長が下院に特別委員会を置くことを決定した。共和党は6人の委員の推薦名簿を提出したが、ペロシ氏はこのうち2議員について、「大統領選で大規模な不正があった」と主張しているトランプ氏を強く擁護してきたことなどを理由に委員就任を拒否。

 共和党は推薦名簿の提出を撤回し、特別委には協力しないと宣言した。これに対し、この事件に関してトランプ氏を弾劾訴追する下院決議案に賛成したリズ・チェイニー、アダム・キンジンガーの2共和党議員は、党指導部の意向に反して特別委の委員に就任し、形の上では超党派となった。

 だが、共和党が党として協力を拒否している以上、真相の究明は容易ではないだろう。チェイニー氏は特別委で、ホワイトハウス内でどういうやりとりがあったか電話の記録を含め開示されるべきだと主張したが、トランプ氏や周辺がこうした要求に応じる可能性は低い。

 特別委は、トランプ氏の側近の下院議員らも公聴会に呼ぶ構えだが、仮に実現しても、2度のトランプ氏の弾劾裁判がそうであったように、トランプ氏側に都合のいい話を延々と証言するだけで、事実を探るのとはほど遠い展開になるのは火を見るより明らかだ。

 一方で、この疑惑追及が今後の政局や来年秋の中間選挙に及ぼす影響を過小評価すべきではないだろう。警察官4人が証言したこの公聴会だけでも、トランプ氏や共和党へのダメージは小さくはないからだ。

 まず、トランプ氏本人が事件にどう関わったのかが焦点であることが改めて浮き彫りになった。議会乱入事件に関与した容疑者らは一つの固まりではない。「オースキーパーズ」などよく知られている極右団体なども含まれており、過激な行動を取ったのは必ずしもトランプ氏の支持者だけではなく、トランプ氏の集会での呼びかけに便乗した者の犯行もあったという見方もあった。確かにそういう側面は否定できないが、現場にいた警察官たちはトランプ氏の影響力が大きかったという見方をしている。

 議会警察のアキリーノ・ゴネル巡査部長は、暴徒らが「『トランプが我々を送り込んだ』と叫んでいた」と証言した。そして暴徒らはゴネル氏に対して「正しい側の味方になれ」と協力するよう求めてきたという。

 トランプ氏が事件直前の集会で議会に行くよう呼びかけたのは、平和的な抗議のためではなく、その当日に議会で行われていた大統領選結果を最終確認する作業を妨害するためではなかったかという疑惑は消えていない。少なくとも現場に押し寄せたトランプ支持者は、選挙結果の確定を止めるのが自分たちの役割だと解釈し、議会に侵入した。

 さらに、トランプ氏には、警察の応援のために州兵を送るのをためらったという疑惑もある。ゴネル氏は「議会警察は必要としていた応援を速やかに得ることはなかった。ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)運動が起きていたころには、十二分な支援があった。この違いは一体なぜなのか」と訴えた。

 議会警察のハリー・デューン巡査も、暴徒らは「トランプ氏が我々を招いた。選挙結果が盗まれるのを防ぐためにやってきたのだ」などと叫んでいたと証言。「殺し屋が誰かを殺したのであれば、殺し屋だけではなく雇った人物も刑務所に行くことになる。どうか、徹底的に追及してほしい」と述べ、トランプ氏が関与していなかったか詳細に調べるよう議員らに求めた。

 トランプ氏は最近も1月6日に起きたことについて「平和的だった」と語っている。トランプ氏に近い議員も「観光のようなものだった」と描写し、この事件が大事ではなかったという印象づけを狙っている。

 こうしたトランプ氏や共和党議員の姿勢に対しても警察官の怒りの矛先が向かった。ファノーン氏は「私が命をかけて守ろうとした人(議員)を含め、多くの人がまるで何もなかったかのように振る舞っていることは耐えがたい。(警察官に)示された冷淡さには我慢がならない」と述べ、机をたたき怒りをあらわにした。

6552チバQ:2021/08/14(土) 10:09:08
 さらに、議会内に押し入ったトランプ支持者に人種差別的な色合いが濃かったことも浮き彫りになった。黒人のデューン氏は、現場で「バイデンは大統領じゃない。誰もバイデンになど投票していない」と主張した侵入者に「自分はバイデンに投票した。自分の票は数えられていないっていうことか」と語りかけた。すると近くにいた、トランプ氏のキャッチフレーズ「メ-ク・アメリカ・グレート・アゲイン」(MAGA)と書かれたピンク色のシャツを来た女性が「聞いた? このニガー(黒人を指す蔑称)はジョー・バイデンに投票したって」と叫んだ。近くでこれを聞いた約20人が、「ファッキン・ニガー(黒人のくそやろう)」と続けざまに声を上げたという。

 また、中南米系のゴネル氏はドミニカ共和国からの移民だが、イラク戦争に参加した元軍人だ。だが、暴徒は、ゴネル氏の顔を見て「米国人じゃないじゃないか」と吐き捨てるように言ったと証言した。

 ◇崩れた共和党の戦術

 「共和党対警察官」という構図が一時的にではあっても成立したことは、4年に1度の大統領選の中間年に行われる中間選挙を見据えた場合、民主党を利する可能性が高い。

 トランプ氏は昨年の大統領選の選挙戦後半で「法と秩序」を守るのが共和党だと訴えた。黒人に対する警察官の暴力が相次ぎ、民主党の支持層でもある黒人の間で「ディファンド・ザ・ポリス」という運動が起きた。警察官こそが暴力の原因であるなら、警察を廃止するか、警察予算を大幅に削減してしまえ、という運動だ。バイデン大統領は大統領候補時代から明白にこうした路線を否定してきたが、共和党は「民主党になれば警察官が減る。民主党は警察の敵」というキャンペーンを続けてきた。

 新型コロナウイルスのワクチンが普及して経済活動が再開するなか、人の活動も活発化しているためか、米国の大都市の治安は急速に悪化している。民主党にとっては、治安の悪化は中間選挙での最大の弱点になる可能性がある。そうした中、議会乱入事件に関し、警察官がトランプ氏やその支持者を糾弾したことで、「民主党が警察の敵」という単純な図式は崩れたことになる。

 共和党支持層の間でのトランプ氏の支持はそれほど揺らいではいない。こうしたことから、中間選挙で全議席が入れ替わる下院の共和党指導部は、トランプ氏をこれまで通り「共和党の顔」として選挙を戦う構えだ。共和党の岩盤選挙区では、トランプ氏と足並みをそろえれば、当選は堅い。

 ただ、上下両院ともどちらが多数派となるかを決するのは一握りの接戦選挙区で、しかも、そうした選挙区では無党派の動向が鍵を握る。1月6日の事件にトランプ氏がどう関わったか曖昧なまま選挙を迎えた場合、どうなるだろうか。少なくとも接戦選挙区では、暴徒が議会で暴れる様子や特別委で証言した警察官が共和党を批判する姿がテレビの選挙広告で繰り返し流されることになるだろう。それが中間選挙の勝敗に影響を及ぼす可能性は否定できない。【北米総局長・古本陽荘】

6553とはずがたり:2021/08/17(火) 18:53:46
流石米国最大,制限も来年1月からと結構先やね。
wikiに拠ると貯水量は350億トンで日本だと最大級で6億トンだから徳山ダムや奥只見ダム50個分)
 テネシー川のTVAによるあの有名なフーバーダムで作られたダム湖だそうな。そうだったのか〜。

米西部の巨大貯水池、干ばつで給水制限へ
2021年8月17日 18:28 発信地:ロサンゼルス/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3362034

【8月17日 AFP】米政府は16日、干ばつの影響で西部にある国内最大の貯水池ミード湖(Lake Mead)の水位が極めて下がっており、来年1月から給水制限を開始すると発表した。住民数千万人が影響を受けることになる。

 米国では、気候変動により降雨パターンが変化し、広範囲で慢性的な干ばつが発生している。


 大河コロラド川(Colorado River)を水源とする人工貯水池ミード湖の水位は、貯水容量の3分の1という懸念すべき水準にまで低下している。

 米水資源当局のタニヤ・トルヒーリョ(Tanya Trujillo)氏は、「米西部の多くの地域や、河川の流域全般と同様、コロラド川は加速する前例のない問題に直面している」と語る。

「これらの問題と気候変動に対処する唯一の方法は、利用できる最善の科学を活用し、コロラド川に支えられている土地や地域全体で協力して取り組むことだ」

 来年1月から、1930年代にフーバーダム(Hoover Dam)の建設によってできたミード湖の下流域に割り当てられる水量は削減されることになる。アリゾナ州への供給量は平年に比べて約20%、ネバダ州では7%、国境を越えてメキシコでは5%減少する。

 米地質調査所(USGS)が昨年発表した調査結果によると、コロラド川の流量は過去100年で平均20%減少している。少なくともその10%は地域一帯の気温上昇に起因するとされる。(c)AFP

ミード湖
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%89%E6%B9%96

ミード湖(ミードこ、Lake Mead)とは、アメリカ合衆国最大の人造湖である。ネバダ州ラスベガスの東約48キロメートルの場所のコロラド川に位置し、ネバダ州とアリゾナ州にまたがっている。フーバーダムによって作られ、ダムの上流180キロメートルまで伸びており、約350億立方メートル(350億トン)の水を湛えている。湖の水はカリフォルニア州及びネバダ州へ送られている。

フーバーダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%A0

フーバーダムは、1931年に着工し、1936年に竣工した。ルーズベルト大統領のニューディール政策の一環として建設されたとの話もあるが、着工は大統領就任の前である。

建設当時の名称はボールダーダム(Boulder Dam)だったが、着工時のアメリカ合衆国大統領のハーバート・フーヴァーにちなんで、1947年に改称された。堤頂の道路はネバダ州道172号線(英語版)である。片側1車線で渋滞のボトルネックとなっているため、ダム直下にバイパス道路として、日本の大林組がコロラドリバー橋(正式名称 英:Mike O'Callaghan?Pat Tillman Memorial Bridge)の建設を請け負い、2010年10月に竣工した[1]。

型式は重力式アーチダム、高さ221メートル、長さ379メートルで、ダム湖はミード湖と呼ばれ、貯水量は約400億トン。日本には約2,500基のダムがあるが、それらの貯水量の合計は250億トンである。日本最大の湖である琵琶湖の貯水量でも280億トン程度である。フーバーダムに設置された水力発電所で発生した電力は、ダムの北西48キロメートルにあるラスベガスをはじめ、カリフォルニア州・アリゾナ州の各都市に供給されている。

6554チバQ:2021/08/17(火) 20:15:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081600165&g=int
カナダ、来月20日総選挙 トルドー政権信任問う
2021年08月16日06時28分



 【ニューヨーク時事】カナダのサイモン総督は15日、トルドー首相の要請を受け、下院(338議席)を解散した。下院選が9月20日行われる。3期目を目指すトルドー政権の新型コロナウイルス対応をめぐり信任を問う。前回総選挙で少数与党に転落したトルドー氏率いる自由党が単独過半数を獲得できるかが焦点だ。

6555チバQ:2021/08/18(水) 14:36:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab5edac0eef11ebdf5f33ced6d0894ba9d5b7e94
米テキサス州知事が感染 マスク着用義務の反対論者 新型コロナ
8/18(水) 14:21配信

時事通信
 【ワシントンAFP時事】米南部テキサス州は17日、アボット知事(共和党)が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたと発表した。

 アボット氏はマスク着用義務化に対する強硬な反対論者。州内の自治体や公的資金を受け取るあらゆる機関に対し、ワクチン接種を義務化することも禁じている。

 報道官の声明によると、「健康状態は良く、今のところ無症状」という。前日には屋内で行われたイベントに出席していた。知事はすでにワクチン接種済み。検査を毎日受けていたが、陽性反応を示したのは今回が初めてで、濃厚接触者の夫人は陰性だった。

6556チバQ:2021/08/21(土) 10:43:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/39d4f84ca5a45ea953cd9c02cc93257828de9e24
米、駐中国大使に元国務次官のバーンズ氏起用 外交経験豊富
8/21(土) 10:37配信


毎日新聞
バイデン米大統領が駐中国大使に指名すると発表した元国務次官のニコラス・バーンズ氏=2008年1月18日、AP

 バイデン米大統領は20日、駐中国大使に元国務次官のニコラス・バーンズ氏(65)を指名すると発表した。上院で承認されれば、着任する。バイデン政権は中国を「唯一の競争相手」と位置づけ、軍事や先端技術などの分野で対抗姿勢を鮮明にしているが、気候変動対策など利害が共通する分野では協調する方針で、バランス感覚が要求されるポストに外交経験豊かなバーンズ氏の起用を決めたとみられる。


 バーンズ氏は外交官としてのキャリアが長く、駐北大西洋条約機構(NATO)大使や駐ギリシャ大使、国務省報道官などを歴任した。欧州や中東での経験は豊富だが、東アジアでの外交経験は多くない。ホワイトハウスは「国務次官時代にアフガニスタンやイラン、北朝鮮などに関して、中国政府と折衝した経験がある」としている。現在は米ハーバード大ケネディ行政大学院で教授を務めている。【ワシントン秋山信一】

6557チバQ:2021/08/21(土) 10:45:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c3d375a353eda948a605f4a3374153264bb5979
駐日大使にエマニュエル氏 オバマ氏側近の前シカゴ市長
8/21(土) 9:51配信
朝日新聞デジタル
駐日米国大使に指名されたラーム・エマニュエル前シカゴ市長=AP

 バイデン米大統領は20日、オバマ政権で大統領首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)を駐日米国大使として指名すると発表した。

 エマニュエル氏は民主党の下院議員を経て、2009年に発足したオバマ政権の大統領首席補佐官に就任。同じシカゴを地盤とするオバマ大統領の最側近として、政権の司令塔の役割を果たした。シカゴ市長選出馬のために10年に辞任し、シカゴ市長を11〜19年の2期務めた。

 エマニュエル氏は20年大統領選でバイデン氏を支持。当初は運輸長官起用が検討されたが、民主党左派が反発し、駐日大使として起用されることが決まった。剛腕政治家として知られるエマニュエル氏の起用には、米国が「競争国」として位置づける中国と対抗するため、日米同盟を強化する狙いがある。

 駐日大使のポストは、トランプ政権でハガティ氏が上院選出馬のため19年に退任して以降、空席となっていた。一方、バイデン大統領は20日、駐中国大使にニコラス・バーンズ元国務次官(政治担当)を指名することも発表した。(ワシントン=園田耕司)

朝日新聞社

6558チバQ:2021/08/22(日) 10:18:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a7255d243faacf2d892f17ba3645d4b7f93f8bf
駐日米大使に「ランボー」の異名持つエマニュエル氏…オバマ氏は「屈指の知性」と評価
8/21(土) 22:18配信
読売新聞オンライン
ラーム・エマニュエル氏=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領は20日、オバマ政権で大統領首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル氏(61)を駐日大使に指名すると発表した。辣腕(らつわん)と激しい言動で知られる与党・民主党の大物で、指名は日米同盟重視の表れといえる。議会上院の承認を経て着任する。


 駐日米大使は、トランプ政権時代の2019年7月にウィリアム・ハガティ氏(現上院議員)が辞任して以降、空席が続いていた。

 エマニュエル氏は民主党下院議員を経て、09年のオバマ政権発足時から大統領首席補佐官を務め、目玉施策だった医療保険制度改革を巡る議会対策などで活躍した。

 オバマ政権の副大統領だったバイデン氏とは共に政権中枢で協力した間柄だ。バイデン氏は、「唯一の競争相手」と位置づける中国への対抗手段として、日米同盟の強化を進める考えを明確にしており、エマニュエル氏の手腕に期待しているとみられる。

 民主党の下院選対委員長を務めた経験などから、米議会と議員らの事情にも精通しており、元米政府高官は「味方に付けられれば、日本にとってこれ以上の援軍はない」と語る。

 オバマ元大統領は回顧録で、エマニュエル氏を「議会でも屈指の知性」と評し、「愉快で繊細で慎重で誠実な上に、言葉遣いの汚さでも有名だった。仕事の苛烈さについては議論の余地がなかった」と振り返っている。手荒い政治手法から政敵も多く、米アクション映画の主人公にちなんで「ランボー」の異名を持つ。

 シカゴ市長時代には、黒人少年が警官に射殺された事件後、情報開示などの対応が不適切だったとして批判を浴びた。日米関係筋によると、エマニュエル氏の指名は5月までには内定していたが、政権内での調整が長引いていた。早ければ東京五輪に合わせた着任を目指していたという。

6559チバQ:2021/08/29(日) 09:17:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/162d0208145eaba1494b3f7b295c8bd83d9c84ec
先住民の寄宿学校「負の歴史」、米も実態調査へ…神父が性的虐待・化学物質で人体実験
8/29(日) 5:00配信

読売新聞オンライン
 【ロサンゼルス=渡辺晋】先住民族の子供に強制的な同化教育が行われていたカナダの寄宿学校跡地から大量の遺骨や墓が相次いで見つかった問題が、米国にも波及している。米内務省は、国内の寄宿学校について実態調査を始めると表明した。調査に後ろ向きだった米国も「負の歴史」と向き合うことになる。

■「大きな誤り」

 「米国は歴史を直視せず、過ちを認めようとしなかった。それは大きな誤りだ」。コロラド州デンバー在住の先住民族ダニエル・シーウォーカーさん(37)は、そう力を込めた。現在、学生時代に出会ったロンドン在住の英国人の写真家カルロッタ・カルダナさん(39)と、先住民族の歴史を記録に残すプロジェクトに取り組む。

 シーウォーカーさんの祖母と父親もかつて寄宿学校に入れられていた。これまで祖母やプロジェクトの過程などで出会った人たちから、耳をふさぎたくなるような話を聞いた。思い出すだけで今も涙がにじむ。

 無理やり髪を切られ、部族の言葉で話すと、罰として地下室に閉じ込められた。特定の化学物質の服用や一定期間の絶食による肉体的・心理的な影響を調べられる「実験」も行われていた。

 寄宿学校の多くは、米政府から資金援助を受けたキリスト教の各宗派が運営していた。神父が女子生徒を妊娠させ、生まれた子供を火葬して埋葬することもあったという。

■虐待横行

 先住民族団体によると、米国では「文明化」の名の下で、1870年頃から1960年代にかけて少なくとも367の寄宿学校が運営されていた。親から引き離された数十万人の子供が、独自の文化や言葉などを禁じられる同化教育を受けた。

 正確な数は不明だが、25年頃には6万人以上が在籍した。26年までの在籍数は学齢期にある先住民族の子供の8割を占めたという。学校では虐待が横行し、多くの子供の行方は今も分かっていない。

6560チバQ:2021/09/02(木) 16:02:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a1fd7851182cb98f057bc6f6a50ab7c75487da0
米国外交むしばむ20年 中東民主化進まず 対テロ傾注、中国台頭許す
9/2(木) 7:55配信

時事通信
テロで炎上する世界貿易センタービル=2001年9月、米ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2001年9月11日の米同時テロから間もなく20年を迎える。

 バイデン大統領はこの間に及んだアフガニスタン駐留米軍の撤収を断行。外交安保政策の重心を台頭する中国との競争にシフトする狙いがある。だが米国が威信を懸けて取り組んだアフガンやイラクの民主化に失敗し、テロの脅威は残ったまま。同盟国との関係がぎくしゃくするなど、迷走を続けた20年は米国の信頼性と国力をむしばんだ。
◇民主化に700兆円投入
 米国は同時テロへの報復に端を発したアフガンとイラクの戦争に約6.4兆ドル(約700兆円)を投入し、米兵約7000人を失った。この金額は日本の国家予算の約7倍に当たる。バージニア大のメルビン・レフラー名誉教授は、「対テロ戦が国づくりと民主主義の促進に拡大し、出費が天文学的数字に膨れ上がった」と指摘する。


 01年10月にアフガンを攻撃したブッシュ(子)政権がイスラム主義組織タリバン政権を崩壊させた後も米軍を駐留させたのは、アフガンをテロの温床にしないために「民主化」が不可欠とみなしたためだ。03年には大量破壊兵器保有という誤情報を基にイラクのフセイン政権を打倒。ここでも「民主化」に着手する。

 しかしアフガンとイラクの新政権は安定せず、治安状況の悪化から駐留する米軍は「永遠の戦争」に突入することになる。この間、両国で犠牲になった民間人は20万人以上。バイデン氏は今年8月31日の演説で「今回の決定は、大規模軍事作戦で他国をつくり変える時代の終わりを示すものだ」と述べ、20年間の民主化政策が徒労に終わった事実を認めた。
◇米の影響力低下顕著
 ブッシュ氏は01年の大統領就任当初、中国を「戦略的競争相手」と位置付けたが、対テロ戦への傾斜で、中国の台頭を軽視。中国による南シナ海の一方的な現状変更など軍事、経済面での勢力拡大を許したとの見方がある。

 米国の世界経済に占める国内総生産(GDP)比率は00年の30%から20年は25%に低下。一方で中国は10年に日本を抜いて世界第2の経済大国になった。

 09年に登場したオバマ大統領は穏健派イスラム勢力との連携や、中国への対抗としてアジア重視政策を打ち出した。しかしシリア内戦などが激化する中東への関与拡大に消極的だったため、過激派組織「イスラム国」(IS)が伸長し、いったん撤収したイラクへの米軍再派兵に追い込まれた。

 続くトランプ前大統領は、中東各国の内戦終結に向けた和平仲介を放置した。テロ対策の一環としてイスラム諸国を対象にした入国制限を実施し、世界中の反発を招いた。
◇約束を果たさない米国
 バイデン氏は外交政策の重要課題に中国への対抗を掲げ、同盟国や友好国との連携を推進する。ジョージタウン大のマシュー・クレイニグ教授は、過去20年の結末を受けて「自立した国を建設するという約束を果たせずに撤収することで、米国の信頼は損なわれるだろう」と述べ、米国と同盟国の間に影を落とす可能性を指摘。インド太平洋の同盟国を米国が守るのかどうか、中国の計算にも影響を及ぼすと懸念を示した。

6561とはずがたり:2021/09/07(火) 18:22:52
アメリカは賞金稼ぎと拳銃所持とガロンとマイルとポンドは廃止した方がいい。

米テキサス州の中絶禁止法、「賞金稼ぎ」が議論の的に
2021年9月5日 20:48 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3364867

【9月5日 AFP】「賞金稼ぎ」という言葉は、賞金首のポスターや西部開拓時代に逃亡者を狩る銃を持ったカウボーイの姿を連想させる。だが、物議を醸すこの職業は、現代の米国においても健在だ。

 テキサス州で先週、妊娠した女性の中絶手術に協力した人を無関係の一般市民が訴えることを認める州法が施行され、連邦最高裁判所が差し止め請求を却下したことから、賞金稼ぎという特異な業界に改めて注目が集まっている。


 リベラル派のソニア・ソトマイヨール(Sonia Sotomayor)最高裁判事は、差し止め請求をめぐる判断に際し「事実上、(テキサス州は)州民を賞金稼ぎの代行者に任命し、近隣住民が受ける医療措置に対して民事訴訟を起こすことに賞金を与えている」と痛烈な反対意見を述べた。

 賞金稼ぎという職業は中世以降、世界中に広まったが、現在ではほぼ米国とフィリピンにしか存在しない。

 米国の文化史と政治史が専門のトリスタン・カベッロ(Tristan Cabello)氏は、賞金稼ぎについて「米国の魂に深く根付いた」職業だと指摘。「米国市民の中でも最も保守的な層に響く存在だ」とAFPに語った。

 大多数の賞金稼ぎは、立て替えられた保釈金を踏み倒して逃亡した被告人を捕らえて生計を立てており、公費負担のない公共サービスの提供者を自負している。

■「非アメリカ的」

 だが、賞金稼ぎはフリーランスの法執行人であり、逃亡者を追い詰める手法は地域当局の管轄外とされることも多い。このため、テキサス州の中絶禁止法を受けて、賞金稼ぎが野放しになる懸念をめぐる議論が再燃している。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領はホワイトハウス(White House)で3日、テキサス州法は「自警団」による正義に等しく「ばかげていて、ほとんど非アメリカ的に思われる」と記者団に述べた。

 現在、米国で活動している賞金稼ぎの人数に関して信頼性のあるデータの入手は難しいが、保釈保証業者の全米組合PBUSは約1万5000人とみている。また、保証金を踏み倒して逃げた者たちの捕縛を請け負う業者の全米組合NAFRAは、年間3万人の逃亡者が捕まるとしている。

 賞金稼ぎの存在や、警察との関係、守るべきルールなどはグレーゾーンにある。取り締まりの要件は州ごとに大きく異なり、困惑するような内容の寄せ集めだ。職業に関するハウツー本は存在せず、参考となる文献は大半が著名な賞金稼ぎの自己宣伝的な回顧録だ。

 賞金稼ぎの権利を明確に定義しているのは、1872年の最高裁判決だ。そこでは、逃亡者を追跡する市民は警察などの「国家主体」に適用される憲法規範に拘束されないと定められている。

■でっち上げの民事訴訟

 民事・刑事の両面で数十年の訴訟担当経験を持つ元連邦検事補のケン・ホワイト(Ken White)氏は、テキサス州法の危険性について、無謀な賞金稼ぎが人々を脅かすことよりも、聖人ぶった密告者に近隣住民に嫌がらせをする機会を与える点だと指摘する。

「ちょっとした嫌がらせ目的ででっち上げられた民事訴訟が殺到しても、結局は却下や棄却、弁護側に有利な判決となるだろう。しかし、この州法は故意に、右派によって中絶に関係しているとみなされた人物が、高額で手続きそのものが人を破滅に追い込むような訴訟攻めに遭うよう計算されている」とホワイト氏は述べている。(c)AFP/Frankie TAGGART

6562チバQ:2021/09/09(木) 11:24:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d96e0510d4472a50f891614da690fcd3ef189d
南軍リー将軍の最大の像撤去 米バージニア知事「価値観にそぐわず」
9/9(木) 10:28配信
朝日新聞デジタル
バージニア州リッチモンドで8日に撤去されたリー将軍の像=AP

 米バージニア州政府は8日、南北戦争で南部連合を指揮したリー将軍の像を、州都のリッチモンドから撤去した。米国では近年、奴隷制度や人種差別に関わったとして南部連合の将軍らの像を撤去する動きが進んでいる。このリー将軍像は、残された南部連合の像の中で最大のものとして知られていた。

 ノーサム州知事は2020年に撤去の方針を決定し、反対派が差し止めを求めていたが、裁判所が2日に訴えを退けていた。

 ノーサム知事は8日に声明を発表し、「公的なモニュメントは、自分たちがどのような人間であるかを伝える物語を反映するものだ」として、リー将軍の像は現代の価値観にそぐわないとの見解を示した。米メディアによると、8日にはノーサム知事や市民が像の前に集まり、撤去作業を見守った。

 バージニア州では2017年に、シャーロッツビルのリー将軍像撤去をめぐって白人至上主義団体と抗議する市民が衝突。白人至上主義者の車が抗議する人々に突っ込み、1人が死亡する事件が起きた。(ワシントン=大島隆)

朝日新聞社

6563チバQ:2021/09/12(日) 17:50:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091000694&g=int
終わらぬテロとの戦い 対中国へ移行進まず―米同時テロ20年
2021年09月11日07時08分

 【ワシントン時事】バイデン米政権は同時テロに端を発する「テロとの戦い」に区切りを付け、中国を主な脅威とする大国間競争に外交・安全保障政策の重心をシフトする戦略を描いた。同時テロ20年の節目を前にしたアフガニスタン駐留米軍の撤収は、その象徴になるはずだった。だが、イスラム主義組織タリバンの復権で筋書きが崩壊。対テロ戦争から脱却し、対中国に本格移行する難しさを思い知らされた。
惨劇の傷、次世代に伝達 アフガン終戦も消えぬ脅威―米同時テロ、11日で20年

 ◇重なる報復宣言
 夕闇の中、衣服を血で染めた市民が次々と搬送された。国外脱出を望む市民であふれるアフガンの首都カブールの空港で先月26日、自爆テロが起きた。米兵13人を含む180人以上が死亡。過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力が犯行を認めた。
 バイデン米大統領はイスラム過激派によるテロを「20年前の脅威」と呼び、中国や気候変動など「現在と未来の脅威」に集中すべきだと訴えていた。戦争終結まで秒読み段階で起きたテロ。「米国は戦場を去ることはできるが、テロとの戦いから抜け出すことはできない」。パネッタ元国防長官がCNNテレビに語った言葉が重く響く。
 「地球の果てまで追い詰めて代償を払わせる」と国民に誓ったバイデン氏。その姿は、同時テロ直後に報復を宣言し、対テロ戦争の口火を切ったブッシュ(子)大統領とダブって見えた。
 ◇二正面作戦
 バイデン氏は「テロと戦いつつ、(中国など)現在と未来の脅威に対処する」と二正面作戦を見据える。遠隔地から監視と攻撃を行う「オーバー・ザ・ホライズン(OTH)」能力を構築し、対テロ戦を続ける方針だ。
 一方、海軍は中国の軍事力増強をにらみ、現在の290隻体制から398〜512隻体制への拡大を目指す。だが、新型コロナウイルス対策や経済再建につぎ込んだ膨大な予算のしわ寄せが今後、国防費の削減という形で現れる可能性は高い。財源が限られる中、対テロと対中国のいずれも中途半端になりかねない。
 米シンクタンク「クインジー研究所」のマイケル・スウェイン東アジア部長は、バイデン政権の対中強硬姿勢は「スローガン」にすぎないと指摘。政権は内政最重視で、中国の脅威をあおるのは「野党共和党の支持を得て、インフラ投資や国内改革を進めるための政治目的」との見方を示す。
 世界各地に拡散したテロとの戦いから抜け出せないまま内政問題への対応に追われれば、掛け声倒れに終わったオバマ政権の「リバランス(再均衡)政策」同様、現政権のインド太平洋シフトも机上の空論に終わる可能性がある。

6564チバQ:2021/09/12(日) 19:27:44
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP9C7H6NP99UHBI00X.html
9・11から20年、事件現場3カ所で追悼式 歴代大統領ら参列
2021/09/11 22:46朝日新聞

9・11から20年、事件現場3カ所で追悼式 歴代大統領ら参列

米同時多発テロの追悼式典で、亡くなった男性の写真を掲げる参列者=2021年9月11日午前8時44分、米ニューヨーク、藤原学思撮影

(朝日新聞)

 日本人24人を含む2977人が亡くなった米同時多発テロから、11日で20年を迎えた。テロを機に始まったアフガニスタンでの「米史上最長の戦争」は8月末、米軍撤退で半ば強引に幕が引かれた。この日の式典にはバイデン米大統領をはじめ、過去20年の対テロ戦争に関わってきた歴代大統領らが参列した。

 バイデン氏はビデオメッセージで「事件後、この国は真の意味で結束した。アメリカを傷つけようとする者を必ず見つけ出し、代償を払わせることをテロリストたちに示した」と強調した。また、「恐れや怒り、イスラム教徒に対する暴力など人間の暗い側面も現れた」とし、改めて国民の結束を呼びかけた。

 追悼式は事件の現場となった3カ所で開催。2機のハイジャック機が激突したニューヨークの世界貿易センターの跡地「グラウンド・ゼロ」では11日午前(日本時間夜)、追悼式が始まった。1機目がビルに衝突した午前8時46分に黙禱(もくとう)が捧げられ、遺族らによって犠牲者の名前が一人ひとり読み上げられた。式典にはバイデン氏のほか、オバマ元大統領も出席した。

6565チバQ:2021/09/15(水) 13:49:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500178&g=int
知事リコール投票、集計開始 民主党、大票田死守の見通し―米加州
2021年09月15日13時11分

14日、サンフランシスコで演説する米カリフォルニア州のニューサム知事(AFP時事)
14日、サンフランシスコで演説する米カリフォルニア州のニューサム知事(AFP時事)


 【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(53)=民主党=に対する解職請求(リコール)投票は14日夜(日本時間15日昼)、締め切られ、開票作業に入った。CNNテレビなどは出口調査から、否決が確実になったと報道。ただ、郵便投票の集計などで結果確定に時間がかかる可能性もある。
現職知事「続投」が優勢 14日にリコール投票―米加州

 今回の投票では、リコールの是非を問うとともに、リコールが成立した場合の後任を選ぶ。過半数がリコールに賛成するとニューサム氏は失職し、46人の後任候補のうち最多得票者が新知事となる。直近の世論調査ではニューサム氏の「続投」支持が「解職」を10ポイント超上回っていた。

6566チバQ:2021/09/15(水) 17:36:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/d169d15589bdbeb1f2fd6f791350851fdfd32fdf
米加州知事が勝利宣言 リコール否決、民主党に勢い
9/15(水) 17:17配信

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時事通信
 【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(53)=民主党=に対する14日の解職請求(リコール)投票で、米主要メディアは同日、否決が確実になったと報じた。

 ニューサム氏は州都サクラメントで「(住民は解職に)ノーを突き付けただけではない。ワクチンや女性の権利、多様性にイエスで応じた」と勝利を宣言した。

 全米最多の人口を抱える同州での解職請求をめぐっては、民主党の大票田の死守に向けてバイデン大統領が現地入り。トランプ前大統領(共和党)によって分断が生じたと批判し「トランプ主義」との戦いを訴えた。来年に中間選挙を控える中での勝利は、民主党に勢いを与えそうだ。

6567チバQ:2021/09/15(水) 20:33:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500688&g=int
アフガン難民支援でタッグ 元米大統領3人が団体設立
2021年09月15日14時47分

元米大統領の(左から)ブッシュ(子)、オバマ、クリントン各氏=2017年10月、テキサス州カレッジステーション(AFP時事)
元米大統領の(左から)ブッシュ(子)、オバマ、クリントン各氏=2017年10月、テキサス州カレッジステーション(AFP時事)


 【ワシントン時事】ブッシュ(子)、クリントン、オバマの元米大統領3人とその夫人たちが14日、イスラム主義組織タリバンが権力を掌握したアフガニスタンからの難民を受け入れるための支援団体「ウエルカム・US」を立ち上げた。生活面の相談に乗る支援者や寄付金を募るほか、難民に宿泊先や受け入れ可能な地域を紹介する。
揺れる難民大国トルコ 排斥の動き強まる―シリア人ら送還加速も視野

 ブッシュ夫妻は声明で「多くのアフガン人が、より安全な世界を推進するために前線に立った。彼らは今、私たちの支援を必要としている」と強調した。
 団体には、マイクロソフトや配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズなどの米企業も協賛。宿泊先の提供は民泊仲介大手エアビーアンドビーを通じて行う。
 米国は8月末までに在留米国人約6000人を含む約12万4000人をアフガンから退避させた。このうちアフガン人難民については、米軍基地や一部の州で受け入れが始まっている。

6568チバQ:2021/09/18(土) 00:16:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed138ed6eb014400dd07e8ab738ba27ac154dcc5
トルドー首相率いる少数与党が苦戦 カナダ総選挙
9/17(金) 19:47配信
産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】20日投開票のカナダ総選挙で、トルドー首相率いる少数与党・自由党が苦戦している。新型コロナウイルス対策と積極的な財政出動への支持を背景に議会下院の解散に踏み切ったが、デルタ株による感染の再拡大やアフガニスタン退避作戦に関する批判票が野党・保守党に流れたようだ。

カナダ放送協会(CBC)の世論調査によると、16日時点の各政党の支持率は自由党が31・7%、保守党が31・2%で拮抗(きっこう)している。トルドー氏が解散を宣言した8月15日の時点では自由党が35・6%と保守党の28・8%に7ポイント近く差をつけていた。

この日、アフガンではイスラム原理主義勢力タリバンが政権を掌握。カナダ軍は退避作戦で約3700人を救出したが、一部のカナダ人や通訳らアフガン人協力者が取り残されたままだ。調査会社イプソスによると、退避作戦の結果、カナダ人の3人に1人が自由党に投票する可能性が低くなったと答えている。

軍歴がある保守党のオトゥール党首は「アフガン政策について十分な説明をしていない」とトルドー氏を批判。外交では対中国で日米との連携強化を訴え、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)脱退を掲げる。外交筋は「政権交代が起きればトルドー氏の『様子見外交』から転換する」と注目する。

トルドー氏にとって12歳以上のワクチン接種完了率が77%(4日時点)のカナダで感染が再拡大したのも逆風となった。オトゥール氏は「パンデミック(世界的大流行)のさなかの不必要な選挙だ」と批判する。

トルドー氏は3年間で1000億カナダドル(約8兆7000億円)に上る景気刺激策のほか、ワクチン接種の義務化に意欲を示しており、「国民の声を聴く必要がある」としている。

6569チバQ:2021/09/20(月) 09:07:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/c824ead708ca43d01d0d50f012827528dfd10956
コロナ禍で解散、カナダ首相に「なぜ今選挙なのか」…総選挙で与党苦戦
9/19(日) 22:06配信

読売新聞オンライン
カナダのトルドー首相=ロイター

 【ニューヨーク=寺口亮一】20日投票のカナダ下院(定数338)総選挙を前に、トルドー首相(49)率いる少数与党・自由党が失速している。新型コロナウイルス対策と大規模な財政出動への支持を背景に、単独過半数を狙って解散に踏み切ったトルドー氏への逆風は強く、野党・保守党と接戦が続く。

 公共放送CBCによると、18日現在の支持率は、自由党31・6%、保守党31・1%と2党が伯仲し、左派の新民主党が20・1%で続く。自由党は解散当時、保守党を約6ポイントリードしていたが、その後一時逆転もされた。

 与党苦戦の一因は、コロナ禍で総選挙を実施するというタイミングだ。有権者の間では慎重な意見が根強く、保守党のエリン・オトゥール党首(48)も、「国民の健康は置き去りなのか」と批判を強めている。

 アフガニスタン情勢も影を落とす。トルドー氏が解散を発表した8月15日は、イスラム主義勢力タリバンがアフガンの首都カブールを陥落させたのと同じ日だった。カナダ人らの退避が急務となり、「なぜ今、選挙なのかという声が想定以上に広がった」(在カナダ外交筋)という。

 下院は全て小選挙区制。自由、保守両党とも過半数を得るのは難しい情勢だ。

6570チバQ:2021/09/20(月) 09:11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7be322830b265c2c6227ac394fc27e79330da8f
カナダ、20日に総選挙 過半数狙ったトルドー首相が退陣の可能性も
9/19(日) 16:30配信

朝日新聞デジタル
8日にあった討論会で、保守党のオトゥール党首(左)が発言するのを横で見るトルドー首相=AP

 カナダで20日、下院(定数338)の総選挙が行われる。少数与党で政権運営を続けてきたトルドー首相(自由党)が、下院の過半数獲得を目指して選挙に踏み切ったが、結果的に保守党との接戦になっており、政権が交代する可能性も出ている。


 「いくらかの人が抱いている不満は分かる。日常に戻りたいだけなのに、選挙は日常ではない」

 17日、遊説先でトルドー氏は選挙について不満が広がっていることを認めた。

 トルドー氏は2015年の総選挙で自由党を勝利に導き、首相に就任した。19年の総選挙でも第1党の立場を維持したが、過半数を割り、少数与党の状況が続いてきた。そこで8月中旬、議員の任期満了まで2年余りを残して選挙に打って出た。

 背景には、新型コロナウイルスのワクチン接種率が12歳以上の人口の7割を超え、経済も回復傾向にあることなどがあった。世論調査でも、自由党が保守党を大きく引き離していた。

 だが、新型コロナが収束しないなかで、選挙を行うことに対する反発は強く、両党の差は急速に狭まっている。公共放送CBCのまとめによると、現在の世論調査の平均支持率はともに約3割で横一線だ。

 保守党のオトゥール党首は「多額の費用がかかり、不必要な選挙をパンデミックの最中に行っている。これはリーダーシップではなく、個人の都合だ」と、トルドー氏を厳しく批判。また、人工妊娠中絶の権利を認め、炭素税への反対を取りやめるなど、従来の保守党よりも「穏健」な立場を取ることで有権者にアピールをしている。

 ただ、こうした穏健路線は、従来の保守党支持者から反発を受ける可能性もある。そこで注目を受けているのが、保守党を離脱したベルニエ元外相が率いるカナダ人民党だ。移民受け入れの削減や新型コロナワクチンの義務化反対などを訴え、支持率は5%程度に達している。議席獲得はできなくても、選挙結果に影響を与えることはあり得る。

 トロント大のアンドリュー・マクドウガル准教授(カナダ政治)は「トルドー氏にとって、選挙を行うという賭けは裏目に出たといえる。世論調査の数字も変動しており、最後まで誰が勝つか分からない選挙となった」と語る。(ニューヨーク=中井大助)

朝日新聞社

6571チバQ:2021/09/20(月) 22:26:05
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210920X368.html
接戦もトルドー政権継続か=カナダ総選挙の投票実施
2021/09/20 20:26時事通信

 【ニューヨーク時事】カナダ下院(338議席)選挙は20日、投票が行われた。直近の世論調査では、3期目を目指すトルドー首相率いる中道左派の与党・自由党が最大野党・保守党をわずかにリード。接戦が予想されているが、地元メディアは、自由党が政権を維持する公算が大きいと予測している。

 公共放送CBCによる19日時点の世論調査では、自由党が支持率31.5%、保守党は31.0%。CBCは自由党が引き続き少数与党となる確率を57%、単独過半数を確保する確率を17%と分析。一方、保守党が少数与党として政権を奪取する確率は25%とみている。その他の政党の支持率は、左派の新民主党が19.1%など。

6572チバQ:2021/09/21(火) 19:22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e198028ab29be18b32ac6d5007e0f12d4ea7976
トルドー氏が勝利宣言、過半数には届かず カナダ総選挙
9/21(火) 18:45配信

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CNN.co.jp
カナダのトルドー首相。過半数は獲得できなかったが、第1党を維持する見通しとなった

カナダ・モントリオール(CNN) 20日投開票のカナダ総選挙(定数338)で与党・自由党が第1党の座を維持することが確実となり、トルドー首相が支持者らの前で勝利を宣言した。ただし、同氏の狙う過半数には届かなかった。

カナダ東部時間21日午前2時の選管発表によると、開票率約95%の時点で自由党が獲得したのは157議席。最大野党・保守党が122議席だった。残りの議席は左派の新民主党と、ケベック州の自治拡大を掲げるケベック連合が獲得する見込みだ。

トルドー氏は21日未明、東部モントリオールで支持者らに「皆さんの明確な信任を得て、カナダをこのパンデミックから明るい将来へ導く任務に戻る。私たちにはまさにその用意がある」と宣言した。

世論調査では当初、トルドー氏が高い支持率を誇っていたが、保守党のオトゥール党首が急速に追い上げ、接戦に持ち込んでいた。

オトゥール氏は21日未明、支持者らへの演説で「国民はトルドー氏に過半数を与えなかった」と強調。トルドー氏は前倒し選挙で費用を無駄遣いしたうえに国家の分断を深めたと批判した。

6573とはずがたり:2021/10/08(金) 00:26:40
米与野党、債務上限引き上げで合意 12月初めまで
2021年10月07日23時48分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100701243&g=int

 【ワシントン時事】米与党民主党の上院トップ、シューマー院内総務は7日、12月初めまでの債務上限引き上げで野党共和党と合意したことを明らかにした。同日中の法案可決を目指すという。

6574とはずがたり:2021/10/11(月) 17:37:49
米連邦議員乗せて走る「秘密」の地下鉄 米ワシントン
AFPBB News / 2021年10月11日 8時0分
https://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3368736/?tpgnr=world

米首都ワシントンを走る連邦議会地下鉄の車内で書類に目を通す上院議員時代のバラク・オバマ氏(2007年1月17日撮影)。(c)MARK WILSON / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP

【AFP=時事】米首都ワシントンには、大統領から最高裁判事、時には映画スターまで、世界で最も影響力がある人々によく利用されている交通手段がある。だが、その存在を知る国民は少ない。米連邦議会地下鉄(Capitol Subway System)だ。


 600部屋もある迷路のような連邦議会議事堂の下を、蛍光灯に照らされながら地下鉄が走っている。1世紀以上にわたって政治家を乗せ、議事堂と議員会館を往復してきた。

6575チバQ:2021/10/11(月) 18:29:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/e00b92ee909055d5656d14e4feceb832c0eb77d6
米連邦議員乗せて走る「秘密」の地下鉄 米ワシントン
10/11(月) 8:04配信

AFP=時事
米首都ワシントンを走る連邦議会地下鉄の車内で書類に目を通す上院議員時代のバラク・オバマ氏(2007年1月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米首都ワシントンには、大統領から最高裁判事、時には映画スターまで、世界で最も影響力がある人々によく利用されている交通手段がある。だが、その存在を知る国民は少ない。米連邦議会地下鉄(Capitol Subway System)だ。


 600部屋もある迷路のような連邦議会議事堂の下を、蛍光灯に照らされながら地下鉄が走っている。1世紀以上にわたって政治家を乗せ、議事堂と議員会館を往復してきた。

 この地下鉄がニュースになったのは、上院議員の暗殺未遂現場になった時と、大統領が誰にも知らせず執務室から姿を消して身を潜めていた時。有名俳優がミュージカルさながらに車内で歌を披露した時もあった。

 全長は1キロ足らず。次の駅までの90秒間は、真剣な政治談義、たわいないうわさ話、即席の記者会見、そして静かに物思いにふける場所としてうってつけだ。

 1947年には、この地下鉄で唯一記録に残っている暗殺未遂事件が起きた。当時の副大統領候補、ジョン・ブリッカー(John Bricker)上院議員が、米議会警察(US Capitol Police)の元警官にピストルを発砲されたのだ。逆恨みが原因だった。

 ブリッカー氏は、発車待ちの車両に逃げ込み、運転士にすぐ出発するよう叫んだ。2発目の弾が頭上をかすめたが、無事だった。元警官は現場から逃走し、その後逮捕された。

 この地下鉄は、政治指導者にとっては、慌ただしいワシントンの政治からの逃避先としても利用されてきた。

 1911年1月、ウィリアム・ハワード・タフト(William Howard Taft)第27代大統領が、この地下鉄を見に行って1時間ほど所在が分からなくなり、側近を慌てさせる騒動が起きた。

 最初の路線が開通したのは1909年3月7日。首都の酷暑を避けて上院議員会館と議事堂の間を移動したいという議員の希望をかなえるためだった。

 それから3年後の1912年、自動車メーカー「スチュードベーカー(Studebaker)」の電動車が、モノレールに取って代わられた。そして1960年には7万5000ドル(現在の為替レートで約840万円)の地下鉄電動車両4台が設置された。

 1965年には、議事堂と下院議員会館を結ぶ路線も開通した。

 政治家以外にこの地下鉄を利用した人の中には、俳優のリチャード・ギア(Richard Gere)さん、チャック・ノリス(Chuck Norris)さん、デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)さん、ロックバンド「U2」のボノ(Bono)さんらがいる。

 大ヒットミュージカル「ハミルトン(Hamilton)」の制作・出演で知られるリン=マヌエル・ミランダ(Lin-Manuel Miranda)さんは2017年、賞を授与されるために議事堂を訪れた際、深夜にこの地下鉄に乗り込んだ。車内でショーの曲を声高らかに歌っている様子をツイッター(Twitter)で披露している。【翻訳編集】 AFPBB News

6576とはずがたり:2021/10/15(金) 21:07:21
「毎日が暴力」高2女子が見た留学先の壮絶実態
授業中にマリファナ、家では「使用人扱い」…
宮本 さおり : フリーランス記者
https://toyokeizai.net/articles/-/380324
2020/10/13 6:20

6577チバQ:2021/10/18(月) 21:35:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/68591d776deb13a658df348758a5c3dc06fe4464
バイデン政権揺るがす「テキサスの乱」 共和党優勢州 中絶、ワクチンで連邦政府と対立
10/18(月) 8:40配信

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産経新聞
【ワシントン=大内清】米共和党が優勢な南部テキサス州が、民主党のバイデン政権と激しく対立している。新型コロナウイルス対策をめぐる連邦政府の方針に反する政策や、人工妊娠中絶の制限に関する連邦最高裁判例を骨抜きにしようとする州法を相次いで打ち出しているのだ。共和党側は、地盤である保守層が重んじる「自由」や信仰に基づく価値を前面に押し出すことで、バイデン政権からの圧迫に抵抗するとの対立構図を描き出している。

テキサス州のアボット知事(共和党)は11日、私企業を含む州内のあらゆる機関が、従業員や顧客に新型コロナワクチンの接種を強要することを禁じる-との知事命令を出した。

バイデン政権は9月、すべての連邦職員や契約業者のワクチン接種を義務化。従業員数100人以上の企業には、従業員にワクチン接種を義務付けるよう要請している。アボット氏はこれを州民の自由意思に対する「強制」ととらえ、「禁止」という別の強制手段を持ち出したわけだ。

同命令は「ワクチン接種は望ましいが、テキサスでは自発的なものでなくてはならない」「バイデン政権は接種義務を課すことで私企業をいじめている」などと主張し、連邦政府が州権や企業活動を抑圧しているとの構図を強調した。同州でワクチン接種が完了した人の割合は今月17日現在、全米平均より約4・5ポイント低い52・5%にとどまる。

州と連邦政府の対立は、南部に多いキリスト教福音派が重視する人工妊娠中絶の禁止をめぐる議論でも先鋭化している。

テキサス州では9月、アボット知事の署名を経て、妊娠6週前後とされる胎児の心拍確認後の中絶を禁じる法律が発効した。これに対してバイデン政権は、同法の効力差し止めを求める訴訟を提起。1審と2審で相反する判断が下されたのを受けて、司法省は今月15日、連邦最高裁に上告する方針を明らかにした。

同法は、レイプや近親相姦による妊娠も例外として認めないほか、無関係の第三者が中絶に協力した医療関係者や家族、友人らを提訴でき、勝訴すれば少なくとも1万ドル(約110万円)が受け取れるなどとする内容。バイデン政権など中絶擁護派は「告発を奨励する『懸賞金』制度だ」と非難している。

米国では「ロー対ウェード」と呼ばれる1973年の最高裁判例で中絶が合憲化されたが、主に共和党が優勢な州では、立法や司法闘争を通じて同判例の無効化を目指す動きが続いてきた。最高裁(定数9人)の判事構成は現在、保守派6人、リベラル派3人と保守派優位に大きく傾いていることから、保守層には今回のテキサス州法が突破口になるとの期待も大きい。

一方で同州では7月、州議会多数派の共和党が、投票に必要な有権者登録を厳格化するなどの州法改正案を推進したのに対し、民主党議員団が州外に〝脱出〟し、議会を開催できなくすることでそれを阻止しようとする非常事態も起きた(同案は8月に成立)。

新型コロナ対策や中絶問題、投票権をめぐる議論はいずれも、バイデン政権の行方を占う来年秋の中間選挙でも重要争点に想定されるテーマ。その中でテキサス州は、共和、民主両党によるイデオロギー対立の最前線の様相を呈している。

6578チバQ:2021/10/21(木) 16:23:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ca8e29b1754be4ba5cd5407b186079f88c48fee
マスク着けない警官2人、マスク着用の通勤客を駅から締め出し 米NY
10/21(木) 15:10配信

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CNN.co.jp
米ニューヨーク州都市交通局は、列車内や駅構内でのマスク着用を義務付けている

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市内の地下鉄の駅で、マスクを着けていない警官2人が、マスクを着けた通勤客を駅から締め出す動画が撮影され、ツイッターに投稿された。これについてニューヨークのビル・デブラシオ市長は20日の記者会見で不快感を示し、「警官2人は地下鉄の中でマスクをしていなかった。これは容認できない」と強調した。

問題の動画はこの前日、ツイッターに投稿された。動画には、マスクを着けていない2人の警官のうち1人が、マスクを着けた男性を非常口から押しやる様子が映っていた。男性を改札の外に締め出すと、2人の警官はその場から立ち去った。

この動画に映っているのは自分だというアンディ・ギルバートさんはCNNの取材に対し、通勤途中で地下鉄を降りたところ、ホームに立つ2人の警官が目に入ったと説明する。

なぜマスクを着けないのかと尋ねたが無視されたため、質問を繰り返すと、男性警官が「マスク越しでは聞こえない」と言ったとギルバートさんは証言。「私は法に従ってマスクを着けるよう頼み続けたが、警官は私が『妨害的』だと判断して私をつかまえ、60フィート(約18メートル)ほど押しやって、非常口から締め出した」と訴えた。

ギルバートさんは、警官2人に氏名や識別番号を名乗るよう求めたが無視されたと話している。この駅は職場の最寄り駅だったことから、ギルバートさんは駅に戻ることなくそのまま職場に向かったという。

地下鉄を運行するニューヨーク州都市交通局(MTA)は、列車内や駅構内でのマスク着用を義務付けており、違反すれば50ドル(約5700円)の罰金を言い渡されることがある。

ニューヨーク市警のダーモット・シェイ本部長は記者会見で「弁解の余地は一切ない」と強調、問題の警官については処分が行われるだろうと語った。

6579チバQ:2021/10/24(日) 22:25:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/d41afbabba0775bfc66c8f0389ef5c10488e2d0f
バージニア州知事選、陰の主役はトランプ氏 中間選挙の前哨戦で過熱
10/24(日) 16:45配信

朝日新聞デジタル
バージニア州知事選の民主党候補テリー・マコーリフ氏(右)の応援に駆けつけたオバマ元大統領=2021年10月23日、バージニア州リッチモンド、合田禄撮影

 来年秋の米中間選挙の前哨戦として、11月2日投開票の東部バージニア州知事選挙が過熱している。選挙戦の「陰の主役」がトランプ前大統領になりつつあり、23日の民主党候補の集会にはオバマ元大統領もてこ入れに駆けつけた。結果はトランプ氏の今後の影響力を占う試金石になると注目されている。

【画像】トランプ氏が敗れた理由は? 11万人有権者調査を分析

 バージニア州知事選は、元同州知事で民主党候補のテリー・マコーリフ氏と、トランプ氏からの支持表明を受けた共和党候補の元投資会社経営者グレン・ヤンキン氏が争う。

 23日、州都リッチモンドのバージニア・コモンウェルス大学であったマコーリフ氏の集会でオバマ氏が登壇すると歓声が沸いた。

 オバマ氏は「前回の大統領選をめぐる偽情報や誤情報を広めるのではなく、我々の民主主義を強化し、投票しやすくするべきだ」と語り、トランプ氏の支持者らの言動を批判した。

 マコーリフ氏も「ヤンキン氏はトランプ氏の狂った陰謀論を宣伝し、バージニア州が直面している最も重要な問題は選挙の公正性だと語った。雇用でも経済でも新型コロナでもなく、陰謀論だというのだ」と指摘。「対トランプ」を前面に打ち出している。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した各種世論調査の平均値によると、8月まではマコーリフ氏が支持率で5ポイント以上の差をつけて優勢だったが、現在は2ポイント未満に縮まっている。バイデン政権の支持率が、米軍のアフガニスタン撤退や新型コロナ対策をめぐって低下傾向にあることも、影響しているとみられる。

 選挙戦がここに来て過熱しているのは、対立軸としてトランプ前大統領の存在感が増しているためだ。

 マコーリフ氏陣営は、選挙CMに1月の議会襲撃事件の映像などを盛り込み、トランプ氏とヤンキン氏の関係を有権者に印象づけようと躍起になっている。

 一方、ヤンキン氏はトランプ氏の支持層にアピールしつつ、トランプ氏の名前を繰り返し持ち出すマコーリフ氏を牽制(けんせい)する。候補者討論会では、「何度トランプの名前を出すつもりか。これはあなたと私の戦いだ」と反論した。

 トランプ氏に近いグループは13日、リッチモンドで集会を開催。トランプ氏も電話で参加し、「ヤンキン氏はすばらしい人物だ」などとたたえたが、ヤンキン氏本人は出席を見送った。(ワシントン=大島隆、リッチモンド=合田禄)

朝日新聞社

6580チバQ:2021/10/28(木) 09:53:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102700682&g=int
米中間選挙「前哨戦」が白熱 地盤死守へバイデン大統領も応援―バージニア知事選
2021年10月28日07時06分

26日、米バージニア州アーリントンで開かれた州知事選の選挙集会で、手を振るバイデン大統領(右)と民主党のマコーリフ候補(AFP時事)
26日、米バージニア州アーリントンで開かれた州知事選の選挙集会で、手を振るバイデン大統領(右)と民主党のマコーリフ候補(AFP時事)

26日、米バージニア州ダンビルで開かれた州知事選の選挙集会に臨む共和党候補のヤンキン氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】1週間後に投開票が迫った米南部バージニア州知事選に大きな注目が集まっている。来年11月の中間選挙の「前哨戦」と位置付けられているためだ。民主党の地盤だが同党候補を共和党候補が猛追。26日にはバイデン大統領も応援入りし、激戦の様相を呈している。
 「トランプ(前大統領)の信奉者」。バイデン氏は同州アーリントンの集会で、共和党候補の実業家グレン・ヤンキン氏をこう呼んで非難した。支持層を広げるためヤンキン氏がトランプ氏と距離を置いた選挙戦を展開していることに触れ、「何を隠す。恥じているのか」と皮肉った。
 バージニア州では近年、都市部の人口増でリベラル系住民の割合が高まり、知事選や国政選挙で民主党優勢が続いてきた。米メディアの世論調査によると、民主党候補のテリー・マコーリフ前知事は序盤戦で10ポイント近くリードしていたが、数ポイント差まで詰められている。焦る民主党はハリス副大統領やオバマ元大統領ら大物を次々に現地に投入した。
 マコーリフ氏が苦戦を強いられている背景に、国政の影響が指摘される。アフガニスタン駐留米軍撤収の混乱などを受け、バイデン氏の支持率は40%前後に下落。大型歳出法案をはじめ政権の看板政策が党内対立で行き詰まっていることも「民主党離れを招いた」(政治メディア・ポリティコ)との分析がある。
 危機感を強めるマコーリフ氏は「ヤンキン氏はネオナチの支持を受けている」となりふり構わず攻撃。一方のヤンキン氏は、リベラル色の薄い地方部で票の掘り起こしを進める。投開票は来月2日に行われる。

6581チバQ:2021/11/01(月) 07:03:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021103000329&g=int
ワクチン義務化阻止へ提訴 共和党の知事ら、バイデン大統領に反旗―米
2021年10月30日15時08分

米南部フロリダ州のデサンティス知事=6月7日、同州サーフサイド(AFP時事)
米南部フロリダ州のデサンティス知事=6月7日、同州サーフサイド(AFP時事)


 【ワシントン時事】米中西部ミズーリ州は29日、連邦政府が請負業者に従業員の新型コロナウイルスワクチン接種を義務付けたことは憲法や連邦法に違反するとして、命令の無効化を求める訴訟をミズーリ州の連邦地裁に起こしたと発表した。共和党の知事を擁する州を中心に10州が原告に名を連ねている。


 提訴したのはミズーリのほかネブラスカ、アラスカ、ニューハンプシャーの各州など。これとは別にテキサス州が29日、連邦地裁に同種の訴訟を起こしたほか、フロリダ州のデサンティス知事も提訴の意向を表明するなど、バイデン政権に反旗を翻す動きが広がっている。

6582チバQ:2021/11/01(月) 07:04:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021103000170&g=int
米当局、5〜11歳の接種許可 ファイザー製コロナワクチン
2021年10月30日09時09分

米食品医薬品局(FDA)の本部=2020年12月、米メリーランド州(EPA時事)
米食品医薬品局(FDA)の本部=2020年12月、米メリーランド州(EPA時事)


 【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は29日、ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、5〜11歳への緊急使用を許可した。近く接種が始まる見通しで、子どもの感染を防ぐ有効な手段となりそうだ。


 FDAのウッドコック長官代行は、低年齢層向けのワクチン接種によって「(米社会が)正常な感覚を取り戻すのに近づく」との期待感を示した。米国のワクチン接種年齢は、これまでファイザー製の12歳が下限。子どもは大人に比べコロナに感染しにくく、かかっても軽症で済むとされるが、周りの人に感染させる恐れがあるほか、一部は重症化している。米国では5〜11歳の約8300人がコロナで入院し、146人が死亡した。
 11歳以下には、12歳以上向けの用量の3分の1を2回投与する。FDAによれば、5〜11歳を対象とした臨床試験(治験)で、ワクチンによるコロナ発症予防効果は90.7%に上り、深刻な副反応も報告されていない。
 一方、ファイザー製やモデルナ製ワクチンは、若い男性を中心に、接種後ごくまれに心筋炎や心膜炎の発症が確認されている。FDAは5〜11歳について、「接種による利点が副反応のリスクを上回る」と判断した。

6583チバQ:2021/11/02(火) 11:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3455fe3e8bb0876419af5ece801bfa65330693a1
米中間選挙占うバージニア州知事選、共和候補猛追
11/2(火) 8:19配信

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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】1年後の米中間選挙の前哨戦として接戦が続くバージニア州知事選挙の投開票が2日行われる。バイデン大統領の支持率が低迷する中、投資会社出身の共和党候補、グレン・ヤンキン氏(54)が民主党候補のテリー・マコーリフ前州知事(64)を猛追。ヤンキン氏が勝てばトランプ前大統領が影響力を維持する共和党が反転攻勢の機会をつかみ、バイデン政権にとって大打撃となる。

同州は首都ワシントンと隣接する都市圏と保守的な南部の風土が混在。共和党イメージカラーの赤と民主党の青が混じった「紫色の州」と呼ばれ、昨年の大統領選ではバイデン氏が得票率10ポイント差でトランプ氏を制した。州知事選も当初、民主優勢で推移してきた。

ところが米紙ワシントン・ポストが先月末実施した調査によれば、マコーリフ氏の支持率が49%、ヤンキン氏48%で、差は9月時点の3ポイントから1ポイントに縮小。フォックスニュースの直近調査は、ヤンキン氏が53%とマコーリフ氏を8ポイント差で逆転、民主党指導層を動揺させている。

ヤンキン氏はハーバード大でMBA(経営学修士)を取得、米投資会社カーライル・グループの共同最高経営責任者を務めた。政治経験はないが、トランプ支持層を手放さず、無党派層を引きつける巧妙な戦略が、中間選挙を控えた共和党現職や新人らに注目されている。トランプ氏からの支持を得ながら、選挙戦では同氏への言及を控え、教育や雇用という地域課題に政策論争の焦点を絞っている。

選挙研究者のチャーリー・クック氏は「激戦州で共和党が親・反トランプの均衡をいかに保つかという微妙な一線を誰よりもうまく演じている」と評価した。

学校教育では、人種差別や白人至上主義を米国の構造問題として変革を唱える「批判的人種理論(CRT)」の導入を禁じると主張。CRTを偏向・非愛国的と批判する伝統保守層の支持も固めた。ヤンキン流の戦略が奏功すれば「将来の共和候補が進むべき道を提示する」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)。

一方のマコーリフ氏はオバマ氏ら民主党重鎮の支持を最大限得ながら、ヤンキン氏をトランプ氏と一体とみなす攻撃を続けるが、終盤で頼みの綱のバイデン氏の不人気が直撃した。

バイデン氏はアフガニスタンからの米軍撤収決断が尾を引き、議会では民主党内の左派と中道派の対立で大型経済対策とインフラ投資の2大法案の成立が阻まれたまま。物価上昇によるインフレ懸念や国内供給網の目詰まりという経済不安に有効な手が打てず、不支持率は5割を超す。

「世界の指導者はバージニア州知事選を注視し、民主党のマコーリフ候補の敗北か僅差の勝利を、警告とみなすだろう」。ワシントン・ポストはローマに集まった20カ国・地域の首脳らの関心をこう伝えた。勝敗の行方が、トランプ時代の決別と世界の指導的地位への復帰を宣言したばかりのバイデン政権の持続性と24年の大統領選再出馬をうかがうトランプ氏の動向を占うからだ。バージニアの一戦は「全米のターニングポイント」(同紙)というわけだ。

6584チバQ:2021/11/02(火) 23:17:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cec0fe91d222bac76a87ecdda42ff0b707a37c76
Y市長選、投票始まる 黒人元警官候補が有力
11/2(火) 20:27配信
時事通信
ニューヨーク市のエリック・アダムズ・ブルックリン区長=10月22日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市で2日、現職ビル・デブラシオ市長(60)の任期満了に伴う市長選の投票が行われた。

 ニューヨーク市は民主党の牙城で、同党候補のアフリカ系元警官エリック・アダムズ・ブルックリン区長(61)の当選が有力視されている。

 アダムズ氏が当選すれば、1990〜93年に黒人初の市長を務めた故デービッド・ディンキンズ氏以来、2人目の黒人トップが誕生する。

 共和党からは、自警団「ガーディアン・エンジェルズ」創設者のカーティス・スリワ氏(67)が出馬。エマーソン大などが10月22〜23日に実施した世論調査では、スリワ氏支持が3割にとどまったのに対して、アダムズ氏は7割と大きくリードしている。

 地元テレビによると、スリワ氏は1日に市内で演説し、「私への投票で本当の変化を得られる」と強調。一方、アダムズ氏は支持者集会で「あなたの声を市政に反映させる」と述べ、互いに最後まで自身への投票を呼び掛けた。

6585チバQ:2021/11/03(水) 11:59:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/054eee2b154cc081ec7538d787d0d4dfe88f0006
バイデン政権、遠い団結 コロナ、党内対立に苦戦 求心力陰りも・米大統領選1年
11/3(水) 7:58配信
 【ワシントン時事】昨年の米大統領選挙から3日で1年。

 大統領選で勝利し、議会上下両院で民主党が優位の「トリプルブルー」を達成したバイデン大統領だが、新型コロナウイルス禍の影響や、アフガニスタン戦争終結に伴う混乱で世論の風当たりは厳しさを増す。党内の意見集約すら苦戦するさまに、米国の「団結」を呼び掛けたバイデン氏の求心力には早くも陰りが見える。

 米社会の分断を深めたトランプ前大統領との対決を制したバイデン氏は「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」をスローガンに、1月の就任直後から矢継ぎ早に経済対策を打ち出した。傷ついた社会からの再生を目に見える形で示す狙いだった。

 コロナ対策として現金給付を盛り込んだ法案を成立させ、ワクチン接種も加速。好スタートを予感させたが、夏にデルタ株が猛威を振るい感染が再拡大すると、支持率はじりじりと下降に転じた。

 さらにアフガンからの駐留米軍撤収や南部国境への移民殺到と難題が重なった。原油価格の高騰などに伴うインフレ高止まりや、サプライチェーン(供給網)の障害も経済の先行きに影を落としつつある。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査では8月以降、不支持が支持を上回る状態が続く。

 民主党内に目を転じれば、歳出拡大を訴える急進左派と、共和党との合意を重視する中道派の対立が激化。看板政策に掲げた環境・社会保障の大型歳出法案は当初の3.5兆ドル(約400兆円)から1.75兆ドルに規模半減を迫られた。バイデン氏は「歴史的な枠組みだ」と強がったが、中間層を意識した有給休暇補助や富裕層課税は抜け落ち、指導力に疑問符を残した。

 コロナ対策でバイデン氏は、連邦職員らに対するマスクやワクチン接種の義務化という強力な権限を行使した。これに「選択の自由」を重視する保守層が猛反発。共和党知事を擁する複数の州が連邦政府を提訴するなど、州政府との反目も顕在化している。

 昨年の大統領選は「トランプ前大統領の信任投票」(ワシントン・ポスト紙)と評された。派手さのないバイデン氏の勝利は、社会の分断に疲れ、落ち着きを求める国民の声を反映していた。政権浮揚の材料に乏しい中、リーダーシップを発揮できないまま来年11月の中間選挙で議会優位を失えば、バイデン氏の影響力は一気にそがれる可能性がある。

6586チバQ:2021/11/03(水) 23:21:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd30e941418770ccd47cdfd8135031e2347bcc2e
米ボストン市長に初の非白人女性
11/3(水) 15:52配信

時事通信
米ボストン市長選で勝利したミシェル・ウー氏=2日、ボストン(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ボストンで2日、市長選が行われ、台湾系の市議会議員ミシェル・ウー氏(36)が初当選した。

 米メディアが伝えた。過去200年の市長選では白人男性しか選ばれておらず、非白人の選出は初。女性が選ばれるのも初めてだという。

 ウー氏はハーバード大法科大学院出身で、2014年に同市初のアジア系女性市議に就任。ボストンでは近年、白人の人口が減る一方でアジア系やヒスパニックが増加している。

6587チバQ:2021/11/04(木) 08:37:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d046fb76f93c75ef5ee81c509c0ff230c7e98060
エマニュエル氏の駐日大使起用案可決 米上院外交委 民主2人反対
11/4(木) 5:31配信

毎日新聞
米上院外交委員会で駐日大使への指名を支持されたエマニュエル前シカゴ市長=2021年10月20日、秋山信一撮影

 米上院外交委員会は3日、次期駐日大使に指名されたエマニュエル前シカゴ市長の人事案を賛成多数で可決した。市長時代の黒人少年射殺事件への対応が不十分だったとして与党の民主党から2人が反対に回ったが、共和党議員の多数が賛成した。上院本会議で指名が承認されれば、着任する。

 上院外交委は民主、共和両党11人ずつで構成する。3日の人事案の採決では民主党のマークリー、マーキー両氏が反対したが、ハガティ氏(前駐日大使)ら共和党側の多数が賛成した。

 マークリー氏は3日の声明で、黒人差別や警察の暴力に抗議する運動の名称を引用し「黒人の命は大事だ。エマニュエル氏の経歴を慎重に検討し、大使指名は支持できないという結論に達した」と述べた。

 一方、共和党の外交委筆頭理事のリッシュ氏は、バイデン政権が検討しているとされる核兵器の「先制不使用」宣言について「同盟国の日本への裏切りとなる。エマニュエル氏とこの問題で議論したが、彼は理解してくれたと信じている」などとして人事案への支持を示した。

 民主、共和両党が50議席ずつの本会議での人事案承認には過半数の賛成が必要になる。エマニュエル氏の起用には民主党の下院左派が強硬に反対しているが、上院では反対を明言している議員は少ない。共和党の一部は賛成に回る見通しだ。【ワシントン秋山信一】

6588チバQ:2021/11/04(木) 14:51:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/26c99f362ef1c0be0b60a8469c33abb81506a809
元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏落選 生まれ故郷の市長選
11/3(水) 15:06配信

毎日新聞
市長選の討論会で話すボビー・バレンタイン氏=米東部コネティカット州で2021年10月21日、AP

 米東部コネティカット州スタンフォード市の市長選が2日、投開票された。同市が生まれ故郷で、プロ野球のロッテや米大リーグのメッツなどで監督を務めたボビー・バレンタイン氏(71)が出馬していたが、州議会議員で若手の民主党候補に接戦の末に敗れた。地元メディアが伝えた。

【写真で振り返るボビー・バレンタイン氏の軌跡】

 バレンタイン氏は無所属で今年5月に出馬を表明。米大リーグのレンジャーズの監督を解任された当時に球団の経営パートナーだったブッシュ(子)元大統領らから献金を受けた。知名度を生かし、数々の野球チームを率いた指導力などをアピールした。

 対抗馬のキャロライン・シモンズ氏(35)は名門ハーバード大出身で、過去に国土安全保障省などに勤務。民主党の若手ホープとして、ラモント州知事(民主党)のほかオバマ元大統領も支持を表明していた。

 スタンフォード市は人口約13万5000人で、人口規模がコネティカット州で2番目に大きな都市。ヤンキースやメッツの本拠地であるニューヨーク市の北東に位置する。

 バレンタイン氏は1968年にドジャースに入団し、5球団でプレー。現役引退後はメッツやレンジャーズ、レッドソックスで監督を務め、メッツを率いた2000年にワールドシリーズ進出を果たした。ロッテでは95年と04〜09年に監督を務め、05年に日本一を達成した。日本では「ボビー」の愛称で親しまれた。【ニューヨーク隅俊之】

6589チバQ:2021/11/05(金) 09:40:36
https://www.tokyo-np.co.jp/article/140930?rct=world
トランプ氏、自分が応援しなければ「負けていた」 バージニア知事選で影響力誇示 24年の大統領選にらみ
2021年11月4日 20時13分

 【ワシントン=金杉貴雄】米南部バージニア州知事選で共和党候補が勝利したことを受け、同党のトランプ前大統領は2024年の次期大統領選での復権をにらみ、自らの影響力を誇示している。
 トランプ氏は3日、ラジオ番組に電話出演し、民主党候補を破り勝利したヤンキン氏について、自らやその支持者の支援がなければ「15ポイント以上の差で負けていただろう」と主張し、“勝利宣言”した。
バージニア知事選に勝利したヤンキン氏(AP)
バージニア知事選に勝利したヤンキン氏(AP)

 ヤンキン氏は選挙戦で、教育現場での性的少数派への対応に焦点を当てリベラル派を攻撃するなど、トランプ氏を支持する保守層からの集票を期待。一方で、人種差別的言動や米議会襲撃事件などで批判も多いトランプ氏とは表面上、距離を置く戦術をとった。トランプ氏が支持表明しても集会などで同席を避けた。
 逆に民主党側はトランプ氏とヤンキン氏は「一体だ」として批判を展開。バイデン大統領やオバマ元大統領も応援に入ったが、近年では民主党が地盤とする同州での知事選を落とした。
 トランプ氏は声明で「民主党候補が私のためにやってくれたので、私は集会に行く必要さえなかった」と皮肉をこめた。昨年の大統領選で民主党が圧勝したバージニア州の知事選を1年後に共和党候補が制し、トランプ氏が復活に自信を深める結果となった。

6590チバQ:2021/11/08(月) 07:38:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/30ad03e84658cd0407e4c56792811ebc46920e7b
米民主、優勢維持へ試練 経済に関心、党内融和カギ 中間選挙まで1年
11/8(月) 7:03配信

時事通信
6日、ホワイトハウスで、インフラ投資法案成立を受け演説するバイデン米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領の「信任投票」となる中間選挙まで1年。

 与党民主党が議会上下両院で持つわずかな優位を維持できるかが焦点だ。社会が新型コロナウイルス禍からの回復途上にある中、国民の関心はインフレや雇用など経済問題に集中。バイデン氏が民主党内の路線対立を越えて政策を実現し続け、弱った求心力を回復できるかが試される。

 「結果を出せることを証明した」。夏以降の支持率下落に悩むバイデン氏は、6日の記者会見で久しぶりに顔をほころばせた。「一世代に一度」と胸を張る1兆ドル(約113兆円)のインフラ投資法案の成立が確実となったためだ。

 だが、遅きに失したことは否めない。2日のバージニア州知事選では、民主党地盤にもかかわらず12年ぶりに共和党候補が勝利。民主現職が優勢とみられたニュージャージー州の知事選でも予想外の大接戦を許し、「中間選挙への警鐘」(CNNテレビ)と伝えられていた。

 苦戦の背景には、民主党内左派と中道派の「内輪もめ」による政策実現の遅れが指摘された。環境や子育て施策を盛り込み、政権のスローガン「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」の名を冠した1兆7500億ドル(約200兆円)の大型歳出法案は、依然議会を通っていない。

 ロイター通信の最新世論調査では、直面する最大の課題に「経済・失業・雇用」を挙げた回答が27%で最も多く、「医療制度」が11%、「環境・気候変動」「保健」がそれぞれ10%で続いた。経済重視の傾向は民主党支持層よりも共和党支持層や無党派層で高く、幅広い国民の声に応えられるかが中間選挙のポイントとなる。

 一方、多数派奪還を目指す共和党は民主党の「大きな政府」路線を「社会主義的」と攻撃。物価の高止まりや、移民政策、治安悪化などを争点化していく構えだ。NBCテレビの調査では「どちらの党がより良い仕事をしそうか」との問いに対し、「経済」「国境警備」「犯罪対策」、さらには「物事を成し遂げる」の項目全てで共和党が上回った。

 中間選挙には、10年に1度の国勢調査に基づく区割り変更も影響しそうだ。下院は人口比例で配分された選挙区ごとに1人を選ぶ小選挙区制で行われる。昨年の調査によると、人口が増えたテキサスなど6州で議席割り当てが増えた一方、カリフォルニアなど7州では減少。これは「共和党に有利」と分析されている。

6591チバQ:2021/11/10(水) 11:49:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2c7e6a61c642634e356e7ac172b0cbfb3e58734
トランプ氏、再出馬へ着々 共和党内敵なし、穏健派沈黙 米大統領選1年
11/3(水) 7:58配信
時事通信
支持者の前で演説するトランプ前米大統領=10月9日、アイオワ州(EPA時事)

 【ワシントン時事】2020年米大統領選の雪辱を誓う共和党。

 だが、退任後も圧倒的な党内人気を誇るトランプ前大統領のほかに、新たな「顔」は現れないままだ。敗北を受け入れないトランプ氏に国民は批判的だが、穏健派は報復を恐れ、口をつぐむ。過激な主張に身を委ね続ければ、党勢の先細りは免れない。


 「大統領選は不正だった」。10月9日、中西部アイオワ州デモインの集会で、トランプ氏は熱狂する観客を前に1時間半超の長広舌を振るった。大統領選候補者指名争い初戦の党員集会が開かれる同州での演説だけに、再選に向けたトランプ氏の野望が透けて見える。

 6月から政治活動を本格化させたトランプ氏は、独自のインターネット交流サイト(SNS)を創設し、発信力強化にも余念がない。自身の支持者らによる1月の連邦議会襲撃を「平和的だった」と吹聴する。

 荒唐無稽な主張にも、党内議員の多くは異を唱えずにいる。一つには、トランプ氏が「反トランプ派」の選挙区に次々と自身に忠実な「刺客」を送り込んでいるからだ。トランプ氏の弾劾に賛成票を投じた下院議員10人のうち、これまでに2人が再選不出馬を表明。トランプ氏は「あと8人だ!」とほくそ笑んだ。

 キニピアック大の10月調査では、トランプ氏の再出馬を58%が「望まない」と回答。一方、共和党支持者で見ると78%が「望む」と答えた。5月の同じ調査では66%だったことから、トランプ氏待望論の高まりがうかがえる。

 こうした中、有力候補に名前が挙がる南部フロリダ州のデサンティス知事やペンス前副大統領、ポンペオ前国務長官、ヘイリー元国連大使らはいずれも様子見に徹している。指名争いになれば他の候補を「たたきのめす」と宣言したトランプ氏。実際の出馬判断は来年秋の中間選挙後との見方が多いが、24年大統領選への立候補は現実味を帯びる。

 トランプ氏を批判し、再選出馬断念を迫られたキンジンガー下院議員は訴える。「多くの有権者が政治的なよりどころを失っている」。穏健派が声を失った共和党の漂流は続く。

6592チバQ:2021/11/16(火) 08:45:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/643fb89fc9b8321747b8ce25f66011489290fcf1
オルーク氏、米テキサス知事選出馬 「超保守」共和現職に挑戦
11/16(火) 7:13配信

時事通信
米民主党のオルーク元下院議員=7月31日、テキサス州オースティン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米民主党のオルーク元下院議員(49)は15日、来年11月の南部テキサス州知事選への出馬を表明した。

 「共和党王国」の同州で、極端に保守的な政策で知られる同党のアボット知事(64)の再選阻止に挑む。

 オルーク氏は下院議員を3期6年務め、2018年上院選では共和党有力者のクルーズ議員相手に善戦。20年大統領選にも出馬し、若さと雄弁さで注目を集めた。

6593チバQ:2021/11/21(日) 20:20:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASPCP5DKTPCLUHBI00J.html
バイデン大統領、支持率低下 中間選挙に暗雲 物価上昇とコロナ対策
2021/11/21 18:30朝日新聞

バイデン大統領、支持率低下 中間選挙に暗雲 物価上昇とコロナ対策

ミシガン州デトロイトの自動車工場で17日に演説するバイデン大統領=AP

(朝日新聞)

 バイデン米大統領の支持率が下がり続けている。コロナ禍の出口がなお見えないうえ、物価上昇が国民の生活を直撃して不満が高まっている。来年の中間選挙を前に、民主党にとっても逆風が強まっている。

 14日に発表されたワシントン・ポストとABCの共同世論調査によると、バイデン氏の支持率は41%で、前回9月の調査よりも3ポイント下がった。

 支持率の低迷は、歴代大統領と比べても深刻だ。ギャラップ社によると、バイデン氏の11月時点での支持率は、戦後の選挙で選ばれた大統領の同時期と比較して、トランプ大統領に次ぐ2番目の低さだという。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の平均値によると、1月の就任時に55%だったバイデン氏の支持率は、7月から低落傾向が顕著になり、米軍のアフガニスタン撤退が混乱を招いた8月には支持と不支持が逆転した。

 現在、最大の下落要因となっているのが、新型コロナウイルスと物価上昇だ。ワシントン・ポストなどの調査では、バイデン氏の個別課題への対応について、経済では55%、新型コロナ対策では49%が「支持しない」と回答し、いずれも支持を上回った。

6594チバQ:2021/11/21(日) 20:36:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6e292233a8227b58c97ba62dd54fd889e313267

米コロナ死者、昨年上回る デルタ株流行や低接種率が要因
11/21(日) 10:58配信
共同通信
20日、米ニューヨークでワクチンの接種義務化に反対する人々(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】新型コロナウイルスの感染者、死者の累計が世界最多の米国で、今年の死者が昨年の約38万5300人を上回った。ジョンズ・ホプキンズ大の集計などを基に、米メディアが20日報じた。感染力が強いデルタ株の流行とワクチン接種率が低い地域が残っていることが主な要因とみられている。


 米政府は、室内での集まりが増えるクリスマスシーズンを控えワクチン追加接種拡大などで対応を急ぎたい考え。

 米疾病対策センター(CDC)によると、20日時点でワクチン接種を完了したのは全人口の59.1%にとどまっている。18歳以上の成人人口では70.9%。

6595チバQ:2021/11/28(日) 09:31:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/99db9db23c30ccb4af75b6d0c3947d515c9b3786
「三重苦」で支持率低迷 コロナ・物価高・党内対立 バイデン政権、中間選挙厳しく
11/28(日) 7:12配信

時事通信
バイデン米大統領=26日、マサチューセッツ州ナンタケット島(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(79)が、就任10カ月では歴代ワースト2位となる支持率低迷にあえいでいる。

 米ギャラップの世論調査による支持率は1月の政権発足時の57%から、10月以降は42%に落ち込んだ。背景には新型コロナウイルス、物価上昇、看板政策を台無しにする与党民主党内の対立―の三重苦がある。

 「お父さんもお母さんも安心してください。感謝祭祝日の七面鳥もクリスマスのプレゼントも店に十分あります」
 バイデン氏は23日、ホワイトハウスでエネルギー価格の高騰に対応するため、石油備蓄を放出すると発表。その際、物価高の要因の一つである品不足や出荷遅延などサプライチェーン(供給網)の問題に取り組んでいることを強くアピールした。影響が直撃している庶民の厳しい視線を意識したものだ。

 バイデン氏の支持率は8月にアフガニスタンからの駐留米軍撤収で混乱を招いたことを契機に急落した。アメリカン大学のジョー・キャンベル教授は、取材に対し「国民は(前年同月比)約6%の物価上昇に苦しみ、コロナ禍も続いている。米国一国では解決できないのに『大統領は効果的に対応していない』と思っている」と指摘する。

 実際、メリーランド州に複数の店舗があるスウェーデンの家具大手イケアは休暇前でにぎわうものの、多くの商品が品切れ。バージニア州の自動車ディーラーは、世界的な半導体不足から「新車は数カ月待ちで、品薄の中古車も20%以上の値上がり。これじゃ客足が遠のく」と嘆いていた。

 バイデン氏が福祉の拡充や気候変動対策を重視して手掛けた大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」は、19日に下院を通過した。しかし、民主党内の対立の結果、その規模は当初から半減し、1兆7500億ドル(約198兆円)にとどまっている。

 ギャラップによると、就任から約10カ月が過ぎたバイデン氏の支持率は、同時期のトランプ前大統領(37%)に次ぐ歴代ワースト2位(1953年11月のアイゼンハワー大統領以降)を記録。民主党の苦戦が予想されている来年の中間選挙まで1年を切る中、バイデン氏の政権運営は厳しさを増している。

6596チバQ:2021/11/28(日) 09:44:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/97e3ee1e220a2885f9e88b3e4b0be84345562f90米NY州、コロナ非常事態宣言 不急の医療行為制限
11/27(土) 11:23配信

共同通信
 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のホークル知事は26日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、非常事態を宣言した。12月3日から来年1月15日まで、病床と医療従事者を確保するため不急の医療行為を制限することなどが可能になる。

 ホークル氏は声明で「感染拡大の兆候が出ている。新たな変異株『オミクロン株』はまだ州内で検出されていないが、近づいてきている」と警鐘を鳴らした。同州は今年6月、感染拡大に伴い昨年3月に宣言した非常事態を終了していた。

 ニューヨーク州の陽性率(7日間平均)は今月に入ってから上昇し、3.8%に達している。

6597チバQ:2021/12/04(土) 11:01:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9686e6dc31f2a19c52986559ed430cd728eb43b2
せき込むバイデン氏「ただの風邪だ」 79歳、健康不安打ち消し
12/4(土) 9:39配信
 史上最高齢の米大統領であるバイデン氏(79)が3日、演説中に声がかすれていたため、記者から「大丈夫ですか」と問われ、「ただの風邪だ」と答える一幕があった。ホワイトハウスは直後に新型コロナウイルスへの感染を否定する医師の診断内容を公表した。

 バイデン氏は3日、雇用状況に関する定例の演説に臨んだが、普段よりも声が低音で、せき込む頻度が多かった。演説後に記者から「声が普段と違ったが、大丈夫ですか」と問われ、「新型コロナの検査も受けたが、ただの風邪だ。よくキスしてくれる1歳半の孫が(先に)風邪をひいていたんだ」と笑みを浮かべながら“健康不安”を打ち消した。

 ホワイトハウスが公表した医師の診断内容によると、バイデン氏は鼻づまりや声のかすれといった症状があるが、新型コロナやインフルエンザの検査では陰性だった。今後は市販薬などで治療するという。

 バイデン氏は11月に受けた定期検査で「引き続き健康で元気があり、大統領の責務を果たすのに適している」と診断されたが、背骨の摩耗などによって歩行がぎこちなくなっていると指摘されたほか、大腸の良性ポリープを除去していた。【ワシントン秋山信一】

6598チバQ:2021/12/06(月) 17:04:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3327e1d3bdf9ddbdf02a0dc7761c33f8a253087
〝共和党の巨人〟超党派姿勢を惜しむ声 ドール元上院議員死去
12/6(月) 16:09配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米共和党重鎮で元上院議員のボブ・ドール氏が5日死去した。98歳。第二次大戦の戦傷で障害を負いつつ約36年の議員在職中、超党派の運営を主導。1996年の大統領選で民主党現職のクリントン氏に敗れるなど大統領への挑戦は敗れ続けたが、今日の議会が党派対立で国民の支持が著しく低下する中、20世紀の米国政治の〝巨人〟の死を惜しむ声が高まっている。

元上院議員の妻エリザベス氏の財団が発表。死因は明らかにされていないが、今年2月に肺がんで治療中と公表していた。

「歴史家は大統領選の敗者に厳しいが、ドール氏の米国社会への貢献はホワイトハウスへの戦いの敗北をはるかに超えた」。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は社説でドール氏の生涯をたたえた。

1923年、カンザス州出身。大恐慌の最中に貧しい家庭で育つ。バスケット、フットボール選手として鳴らした大学在学中に第二次大戦で陸軍入隊。45年にイタリアでの独軍との戦闘で重傷を負い、3年超の入院の末復員したが、右腕に重い障害を負った。

61年にカンザス州選出の下院議員に初当選し、69年に上院議員。現実主義の保守政治家として頭角を現し、85年から約10年間、共和党上院院内総務。レーガン政権期の税制改革などで党派を超えた調整力を発揮した。障害者差別撤廃の法律制定にも尽力した。

80、88年と大統領選の党指名争いに敗れた末、96年に党指名を獲得。73歳は現職を除き当時の最高齢の候補だった。好景気の追い風を受けた現職クリントン氏に大差で敗北。政界を引退しテレビ出演や執筆、退役軍人支援などに従事した。

米政界やメディアで相次ぐドール氏の議会人生をたたえる声は、党派対立と調整役不在で多くの法案がたなざらし状態にある議会への信認低下の裏返しといえる。議会の平均支持率は22%と記録的低水準だ。

ドール氏は引退後、共和党の右傾化に苦言を呈したが、党への忠誠は一貫し、2016年大統領選ではトランプ氏を支持した。そのトランプ氏は今日、バイデン大統領の看板政策のひとつインフラ整備法に賛成票を投じた一部の共和党議員を糾弾する。

「意見は頻繁に異なったが、最良という場面では民主党との協働に躊躇しなかった」。バイデン氏は声明でドール氏の超党派姿勢を惜しんだが、大統領自身が左派と穏健派の党内抗争になすすべがないのは皮肉と言わざるを得ない。

6599チバQ:2021/12/07(火) 20:34:09
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-211207X786.html「人種差別」区割りに待った=米司法省、テキサス州を提訴
2021/12/07 14:04時事通信

 【ワシントン時事】米司法省は6日、南部テキサス州による新たな連邦議会下院の小選挙区区割り案が、人種や肌の色による投票機会の差別を禁じた投票権法に違反するとして、同州を連邦地裁に提訴した。共和党に有利な区割りを描こうとする同州の動きに、バイデン政権が待ったをかけた形だ。

 訴状は、同州が共和党支持の多い白人が多数派になるような区割り変更をしたと指摘。ガーランド司法長官は会見で「ヒスパニック系や黒人の権利を奪う」と批判した。

 米国では今年、10年に1度の国勢調査に基づき、小選挙区の区割り変更が行われている。各州が区割りを決めるため、知事や州議会多数派が所属政党に有利になるよう恣意(しい)的に地図を線引きする「ゲリマンダー」の横行が懸念されている。

6600チバQ:2021/12/14(火) 17:14:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a40ba11a7280903b4f67bd3a09083b73e6373d5a
米竜巻の死者88人に 発生72時間、懸命の捜索続く
12/14(火) 13:48配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】米南部と中西部の6つの州で10日夜から11日未明にかけて発生した大規模な竜巻被害で、13日夜までに5つの州で88人の死亡が確認された。このうち南部ケンタッキー州では1千世帯以上の家屋が消失し74人が死亡、109人が行方不明になっている。救助を待つ人の生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」となる中、懸命の捜索活動が続いている。

ケンタッキー州のビシア知事は13日、竜巻で倒壊した同州メイフィールドのろうそく工場について、被災時に中にいた110人のうち94人の無事が確認されたと発表。一方で8人が死亡し、8人の行方が分かっていないと説明した。

バイデン大統領は同日、同州を視察した政府高官から報告を受け、「わが国で起きた最悪の竜巻被害の一つだ」として大規模災害にあたると宣言。一時的な住まいの提供や長期的な復興支援のための資金を、連邦政府の予算から支出する方針を示した。15日に被災地を視察する。

他州でこれまでに確認された死者は、中西部イリノイ州6人、南部テネシー州4人、南部アーカンソー州2人、中西部ミズーリ州2人となった。

6601チバQ:2021/12/19(日) 18:44:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/f63d5a6be2fe4332948fadc3ad540d4d0145d28a
過去10年で犠牲者最多 死者91人、最大風速84メートル 米竜巻から1週間
12/19(日) 7:05配信

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時事通信
竜巻で破壊された酒屋を片付ける人々=16日、米ケンタッキー州メイフィールド(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米南部・中西部を10日夜から11日未明にかけて襲った竜巻の発生から、1週間が経過した。

 死者は17日時点で5州の計91人に上り、ABCテレビ(電子版)によると、170人以上が犠牲となった2011年5月以来、最悪の竜巻災害となった。

 気象予報機関(NWS)が発表した予備調査報告によれば、一晩の間に8州で59個の竜巻が発生。最も多くの犠牲者が出たケンタッキー州では、最大風速84メートルの勢力で家屋などが巻き上げられた。現地はがれきの山と化し、生後2カ月〜98歳の77人が命を落とした。

 同州のろうそく工場では需要が高まるクリスマスを前に24時間態勢で操業中、8人が死亡した。一部従業員は、警報が発表されていたにもかかわらず「帰宅すれば解雇する」と上司に脅されたと話しており、経営者を相手取った集団訴訟に発展した。州も安全対策が適切に取られていたかどうか検証を開始した。

 被災地の一部地域では依然として停電が続くなど、竜巻の爪痕が深く残る。17日もボランティアらが駆け付け、根元からなぎ倒された木やがれきの撤去に追われた。

 バージニア州を拠点に全米で災害支援を行うクリス・チリスさんは、米メディアに「14年この仕事をしているが、これほどひどい状況はない」と述べ、復興には何年もかかるだろうと指摘した。だが、大災害を克服し町が立ち直った時には、より強くなっているとも語り、「命を失ったことは恐ろしいが、人々はより結束するだろう」と力を込めた。

6602チバQ:2021/12/20(月) 14:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b94755d7aa52c589c6e22f0852328aac1b8a077b
米でインフルエンザ発生、拡大の兆し コロナとの多重苦懸念
12/19(日) 16:30配信
CNN.co.jp
インフルエンザの発生が米国内の多くの場所で現れ始めていることがわかった

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は19日までに、昨年はほぼ影を潜めていたインフルエンザの発生が米国内の多くの場所で現れ始めていると警告した。

CDCのインフルエンザ対策チームを率いるマニシュ・パテル博士が米国の臨床医との間で最近開いた連絡会議で述べた。

インフルエンザが流行すれば、新型コロナウイルスのオミクロン、デルタ両変異株の猛威に加えた公衆衛生対策の「三重苦」になりかねず、医療態勢への負担がさらに増すとの警戒感が強まっている。

同博士によると、過去18カ月間に米国内ではインフルエンザの活動がなく、世界的に見ても南半球や北半球で最小限の水準にとどまった。同チームによるインフルエンザ監視が始まって以降、見られなかった現象だったとしその理由はまだ判断がつかないとも説明した。

CDCによると、12月の第1週に入り、インフルエンザに感染して841人の入院が記録された。前週の496人から増えていた。

CDCはインフルエンザに関する週ごとの報告書で、発生の水準は総じて低い段階だが、クリニックや公衆衛生研究所は最近、検査での陽性診断の増加を伝えていると指摘。ウイルスの検出は5〜24歳の若年層が大半だが、25歳以上の成人の間での比率も最近の数週間、拡大しているとした。

CDCは先月下旬、若年の成人や大学生の間でインフルエンザ発生の件数が増えており、流行の新たなシーズンの始まりを意味する可能性があるとも分析していた。

6603チバQ:2021/12/20(月) 14:46:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/cae26983ffe43b77842fdf67c5350c1edc94d9e8
コロナ規制批判の州議員が死去、滞在先のエルサルバドルで感染 米
12/20(月) 14:00配信
CNN.co.jp
米ワシントン州のダグ・エリクセン州上院議員=2017年2月

(CNN) 滞在先の中米エルサルバドルで新型コロナ感染が確認されたと1カ月前に伝えていた米ワシントン州のダグ・エリクセン州上院議員(共和党)が死去した。州上院共和党幹部会の18日の声明を通じて遺族が発表した。

発表によると、エリクセン議員は17日に死去した。遺族は死因を明らかにしておらず、プライバシーを尊重してほしいと求めている。

エリクセン氏は州下院議員を6期務めた後、2010年に州上院議員に選出されていた。

エリクセン議員は11月、地元ラジオ局KIROに対し、エルサルバドル滞在中に新型コロナに感染して具合が悪くなったと述べていた。同局のニュースディレクターのツイートによれば、エリクセン議員はエルサルバドルから出国できず、モノクローナル抗体治療も受けられないと訴えていたという。

地元紙シアトル・タイムズの報道によると、エリクセン議員はワシントン州議会に宛てた11月11日の電子メールで「エルサルバドルへ旅行に出かけ、到着直後に新型コロナウイルス検査で陽性と判定された」と報告。回復を支えるため、治療薬をエルサルバドルに空輸する手助けをしてほしいと求めていた。

エリクセン議員はワシントン州のジェイ・インスリー知事(民主党)の新型コロナ対応をめぐり、何度も辞任を要求していた。11月1日付のプレスリリースでは同州の対応について「権威主義的政府を率いる国家的リーダー」と批判。「インスリー知事の歩調は国全体と合っていない」と述べ「自身の行動は科学に基づくと言っているが、それは断固として、公衆衛生当局や選挙で選ばれた他州の指導者が理解している科学ではない」と主張していた。

インスリー知事は18日、エリクセン議員の訃報を受けて哀悼の声明を発表した。

6604チバQ:2021/12/24(金) 17:54:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a082fb6f77bbaebcc191651d68f1b40c2b0f72f
NY州、過去最多の1日3.8万人感染 カウントダウンは規模縮小
12/24(金) 9:44配信

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毎日新聞
気温が2度近くに冷え込む中、タイムズスクエアで新型コロナウイルスの検査テントに並ぶ人たち=米ニューヨークで2021年12月20日、隅俊之撮影

 米東部ニューヨーク州のホークル知事は23日、新型コロナウイルスの新規感染者(22日)が3万8835人だったと発表した。前日の2万8924人から1万人近く増え、過去最多を更新した。陽性率も11・96%と高い水準で推移している。


 ニューヨーク州などでは、新たな感染者のうち変異株「オミクロン株」が占める割合が92%に上る。ホークル氏は新たな外出制限などの実施には否定的だが、22日現在の入院者は前日比82人増の4534人と増え続けており、今後対応が必要になる可能性がある。

 一方、ニューヨーク市中心部のタイムズスクエアで大みそかに開かれる恒例のカウントダウンイベントについて、デブラシオ市長は23日、例年なら約5万8000人に上る観客を約1万5000人に制限し、規模を縮小すると発表した。ワクチン接種証明の提示とマスク着用を義務付けるとしている。【ニューヨーク隅俊之】

6605チバQ:2021/12/26(日) 13:23:38
https://digital.asahi.com/articles/ASPDK4JPNPDJUHBI03N.html?_requesturl=articles%2FASPDK4JPNPDJUHBI03N.html&pn=9
米国で「怪物」的選挙区割りが続出 政治家の利己心の産物、市民反発
会員記事

アナポリス〈メリーランド州〉=大島隆2021年12月18日 11時00分
 米国で、特定政党に有利な選挙区割り「ゲリマンダー」が横行している。今年は10年に1度の区割り変更の年にあたる。さらに、連邦議会で民主党と共和党の議席数が伯仲する状況も加わり、両党は来年11月の中間選挙を見据え、自分たちに有利な区割りづくりに熱を入れている。各地で市民団体が監視をしているが、問題視されながらも長年続く慣習は、終わる気配がない。

 「政治家ではなく、私たちのための区割りを!」

 12月8日、メリーランド州アナポリスの州議会議事堂前に集まった人たちが声を上げた。人々が是正を求めたのは、政治家が自分たちに有利になるよう議会選挙区の線引きをする「ゲリマンダー」だ。19世紀初頭のマサチューセッツ州知事ゲリーが線引きをした選挙区が、トカゲのような怪物サラマンダーに似ていたことに由来する。

 集会に参加したジャスティン・ガラルドさんは、投票を呼びかけるボランティア活動をした経験から「政治家が都合よく区割りを決めるべきではない。選挙区が入り組んでわかりにくく、自分の選挙区を知らない人もいる」と話した。

 米国の議会選挙は、上院は州全体を選挙区とし、各州から2人が選ばれる。一方、下院の議席は州の人口に基づいて配分される。下院と州議会の選挙区割りは、10年に1度実施される国勢調査をもとに、各州が見直す。今年はその年で、区割り作業が大詰めを迎えている。

 メリーランド州は、露骨なゲリマンダーが長年問題になってきた州の一つだ。新たな下院選挙区の区割りもこれまでと同じく、複雑な形の選挙区が入り組んでいる。区割り案を作成した州議会は、民主党が多数派を占める。

 区割りを担当した議会の諮問委員会は声明で、「よりわかりやすく改善された区割りだ」と強調する。しかし、プリンストン大学の研究者が運営する「プリンストン・ゲリマンダリング・プロジェクト」は、メリーランド州の新たな区割りを「著しく民主党に有利だ」として最低ランクの「F」に評価した。

 集会を企画した団体「リーグ・オブ・ウーマン・ボーターズ」メリーランド支部のナンシー・ソーレン共同代表は「議会の区割り案が民主党の議席を増やす狙いなのは明らかだ。私たちは完全な独立委員会に区割りを委ねるべきだと訴えてきた」と話す。

 ゲリマンダーは米国で長年問題視されている慣習だが、今回も多くの州で、民主党、共和党それぞれが自分たちに優位な線引きをしている。州議会は共和党が多数派を握る州が多く、全体としては共和党にやや有利な区割り変更になるというのが、選挙の専門家の見方だ。

 両党がにらむのは、来年11月に控える中間選挙だ。全435議席が改選される下院は現在、民主党が過半数を抑えているものの、共和党との差はわずか8議席だ。複数の市民団体がゲリマンダー解消を訴えているが、過半数確保にしのぎを削る両党からは、是正の機運は高まっていない。

 ソーレンさんの団体は、ゲリマンダー是正を求める活動を全国で展開してきた。だが「状況はさらに悪くなっている。党派対立が強まり、協力や公正さが失われたことが一因だ」と語る。

 米南部ノースカロライナ州の都市グリーンズボロ。町の中心部には、黒人差別に反対の声を上げた1960年代の公民権運動の記念碑が残る。約30万人の人口のうち、白人と黒人がそれぞれ4割ずつを占める。

 11月、同市を中心とした選挙区である6区が、分割されて事実上姿を消すことが決まった。共和党が主導する州議会が決めた新たな区割りの結果、6区は四つに分割されて、それぞれ周辺の選挙区に組み入れられたからだ。

 地元の書店主スティーブ・ミッチェルさん(62)は、「ばかげている。政治家が自分の党に有利な線引きをした、ゲリマンダリングの結果だ」と憤る。グリーンズボロが組み入れられた新たな選挙区は西に広がり、アパラチア山脈の山間部を含む。グリーンズボロから選挙区の西端まで車で2時間以上かかる距離だ。ミッチェルさんは「西側の地域とは文化も違う」と、同じ選挙区になるのは納得がいかない様子だ。

 この6区は、前回2020年の下院選挙では民主党候補が勝利した。しかし、分割して組み込まれた周辺の選挙区は、いずれも共和党が優勢だ。このように相手の政党が強い地域を分割して、ほかの選挙区に吸収する手法は「クラッキング」と呼ばれる。逆に、他党の支持者が多い地域を一つの選挙区に「詰め込む」代わりに、周辺の選挙区の区割りを自分の党に有利にする「パッキング」という手法もある。

6606チバQ:2021/12/26(日) 13:23:53
 同州の区割りについては、すでに市民団体が複数の訴訟を起こしている。その一つ「社会正義のための南部連合」のジェフ・ロペフィド弁護士は、「都市部を分割して共和党が強い地区に組み込むことで、都市部に多いアフリカ系住民の票を希薄化しようとしている」と批判する。

 同じような衝突は別の州でも起きている。司法省は6日、テキサス州の新たな区割りがマイノリティーに不利で、人種差別を禁じた投票権法に反するとして、同州を提訴した。バイデン政権が、共和党に有利な区割りを阻止しようとしたものだ。

 イリノイ州では、蛇のように細長い選挙区が生まれた。複数の郡にまたがる都市をつないで、一つの選挙区をつくった結果だ。都市部には民主党支持者が多い。プリツカー知事(民主党)は「区割りは(人種差別を禁じた)投票権法の趣旨に合致するものだ。すべてのコミュニティーが、平等に議会に意見を反映できる区割りだ」と、都市部に多いマイノリティーの声が埋没しないよう配慮した結果だと訴えた。

 しかし、同州の市民団体「チェンジ・イリノイ」は「ほぼすべての選挙区で勝者と敗者が事前に決まっている。有権者の選択を奪う非民主的な区割りだ」と批判する声明を出した。

 プリンストン大学の研究者が運営する「プリンストン・ゲリマンダリング・プロジェクト」は、ノースカロライナ州、イリノイ州の区割りを「著しく一方の政党に有利だ」として最低ランクの「F」に評価した。

政治の二極化の要因にも
 ゲリマンダーは、選挙での競争を失わせる一因となっている。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が2020年下院議員選挙の投票日前に示した予測では、両党の候補が接戦となる選挙区は、435議席のうち1割にとどまった。

 ニューヨーク大学のブレナン司法センターは、ゲリマンダーが「有権者が代表を選ぶのではなく、政治家に有権者を選ぶ権限を与えている」と指摘し、民主主義に反すると訴える。

 ゲリマンダーによって一方の政党の支持者が選挙区内に増えることが、政治の二極化につながっているという指摘もある。選挙法に詳しいウィリアム・アンド・メアリー大学ロースクールのレベッカ・グリーン教授は「競争が少ない選挙区になれば、候補者は中間的な有権者よりも、より極端な主張の層に訴えようとする可能性が強まる」と語る。

 ゲリマンダーの防止策として提唱されているのが、議会に代わって第三者による独立委員会に区割りの権限を与える案だ。実際に複数の州で導入されているが、十分な権限が与えられず委員会案が採用されない州があるなど、課題も残っている。(アナポリス〈メリーランド州〉=大島隆)

6607チバQ:2021/12/28(火) 11:58:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bf64fcbfbe3ce052f3d75d080789ff15e25a620
NY市、子供の入院急増 オミクロン株拡大、空の便混乱 米
12/28(火) 7:07配信

時事通信
24日、米ニューヨークで、市職員が配布する新型コロナウイルス感染検査キットを求め集まった人々(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が急速に広まり、再び感染拡大に見舞われている米ニューヨーク市で、18歳以下の子供が感染して入院するケースが急増している。

【図解】オミクロン株の特徴

 
 ニューヨーク州が24日発表した声明によると、ニューヨーク市では今月第2週から第4週にかけて、18歳以下の入院件数が4倍に増えた。約半数がワクチン接種が認められていない5歳未満だという。

 ニューヨーク州では24日、新規感染者数が4万9708人と過去最多を更新した。州保健当局は子供を感染から守るため、5歳以上のワクチン接種やマスク着用を呼び掛けるとともに、人混みを避けるよう改めて訴えた。

 一方、大統領首席医療顧問のファウチ国立アレルギー感染症研究所長は26日、米ABCニュースのインタビューで、オミクロン株は重症化リスクが低いとの研究結果があるものの「感染者が激増すると、重症度が低いというプラスの効果を打ち消してしまう」と指摘。「自己満足しないでほしい」と警戒を怠らないよう促した。

 オミクロン株の拡散は、多くの人が移動するクリスマス休暇の航空業界も直撃した。CNNテレビによると、各航空会社で職員や乗務員の感染が相次ぎ、26日には米国便だけで1200便以上がキャンセルとなり、全世界では3日間で6000便以上が欠航したという。

6608チバQ:2021/12/30(木) 22:43:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a5a791d3be2433cae4e98d0910f2c5d637ea106
米、新規感染者が過去最悪の44万人超に
12/29(水) 6:59配信
毎日新聞
米国国旗の星条旗=2018年1月、高本耕太撮影

 米疾病対策センター(CDC)の集計によると、27日に報告された米国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最悪の44万人超となった。新変異株「オミクロン株」の拡大とクリスマスの連休が重なり、前週の同じ月曜日から1・5倍に急増した。

 米政府は社会・経済活動の制限強化には消極的だが、感染者はさらに増えると予測されており、病床の逼迫(ひっぱく)や公共サービスの人員不足などへの懸念が増している。

 CDCによると、27日の新規感染者数は44万1278人で、前日の倍以上となった。21〜27日の直近1週間の1日平均でも約24万人に達した。

 一方、27日の死者数は1627人だった。入院者や死者も11月以降は増加傾向にあるが、今年1月やデルタ株が流行した8〜9月よりは低い水準だ。

 CDCによると、今月19〜25日の推計では感染者の58・6%がオミクロン株、41・1%がデルタ株だった。また12〜18日のオミクロン株の割合について、当初推計の73・2%から22・5%に大幅に下方修正した。当初の見通しよりもオミクロン株の拡大は緩やかだったとみられる。【ワシントン秋山信一】

6609チバQ:2022/01/02(日) 19:42:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021123100305&g=int
米政権、中間選挙へ正念場 コロナ・物価高が足かせ―大型歳出法案に望み
2022年01月01日13時34分

新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する米国のデモ隊=2021年11月20日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2022年のバイデン米政権は、11月の中間選挙で与党民主党が上下両院の優位を守り、「レームダック(死に体)化」を回避することが最大の課題だ。だが、インフレの長期化や新型コロナウイルスの感染再拡大に直面し、環境は厳しい。バイデン大統領の支持率は下落傾向が続き、就任1年にして早くも正念場を迎えている。

 「バイデンフレーション」とあだ名された記録的な物価高は今、米国の有権者にとって最大の関心事だ。CNNテレビが伝えた21年12月の世論調査結果では、経済分野の懸念として80%が「食品や生活用品の価格上昇」を挙げ、「住宅価格の上昇」「ガソリン価格の上昇」もそれぞれ70%超に上った。政権の対応に不満は大きく、54%がバイデン氏の経済政策を「支持しない」と回答した。
 新型コロナも悩みの種だ。変異株「オミクロン株」の拡散で、米国の感染者数は過去最多を更新。バイデン氏は「パニックになる必要はない」と冷静な対応を呼び掛けたが、検査拡充や軍による医療機関の支援が感染速度に追い付かず、批判を浴びている。マスクやワクチンの義務化も反発が大きく、思うように進んでいない。
 「現政権への通信簿」とされる中間選挙は、歴史的に与党に厳しい結果が出やすい。加えて22年は、10年に1度の下院の議席配分見直しの年。20年の国勢調査結果に基づく定数が共和党地盤の州で増え、民主党地盤の州で減ったため、政権は構造的にも逆風の中で選挙に臨むことになる。
 議会の主導権を共和党に奪われれば、政策推進力は一気に失われる。バイデン氏は起死回生に向け、子育て支援など中間層をターゲットにした大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」の早期成立に望みを託している。
 バイデン氏は、少数派人種の投票権保護や銃規制、警察改革も実現して政権の「成果」としたい考えだが、共和党の反対で停滞している。民主党左派はそうした党派色の濃い政策実現への突破口として、野党による「フィリバスター(議事妨害)」を封じる規則改正を主張。バイデン氏がどう判断するかも焦点の一つだ。

6610チバQ:2022/01/04(火) 18:23:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/92b78814f6b670bda60e28d3a665a17716dff4e7
投票権法案前進へ「禁じ手」 米民主上院トップ、規則改正に意欲
1/4(火) 14:48配信
時事通信
米民主党上院トップのシューマー院内総務=2021年12月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】米与党民主党上院トップのシューマー院内総務は3日、投票権擁護法案の前進に向け、野党の抵抗を封じる上院規則改正に踏み切る考えを示した。

 少数意見を重んじる上院では「禁じ手」とされるが、同法案は共和党の議事妨害で暗礁に乗り上げており、今秋の中間選挙を前に待ったなしと判断した。

 定数100の上院では、野党の議事妨害を打ち切るのに60人の賛成が必要。規則改正はこれを単純過半数に引き下げる内容で、その過激さから「核オプション」とも呼ばれる。民主党内にも反対する議員がおり、実現には不透明さも漂う。

6611チバQ:2022/01/12(水) 08:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/07de3e78bb483242e153d275c445b9f889033f0f
オミクロン猛威で公共サービス混乱 学校や病院、ごみ収集も交通機関も人員足りず 米国
1/11(火) 12:30配信
CNN.co.jp
米ロサンゼルスで住民向けに無料の新型コロナ検査キットを配布する学校区のスタッフ

(CNN) 全米で新型コロナウイルスのオミクロン変異株が猛威を振るう中、職員の病欠や隔離が急増してごみ収集や救急サービス、学校、交通機関などあらゆる公共サービスに混乱が生じている。

ニューヨークではごみが収集されないまま放置され、地下鉄は職員の病欠があまりに多く3路線が運休となった。

学校や病院も人員不足に陥り、航空各社は今も欠航が相次ぐ。

1日当たりの新規症例数は全米の平均で70万例を突破した。当面の間、状況の改善は見込めないと専門家は予想する。

ニューヨーク市は部局をまたぐ人員不足に見舞われている。消防局は10日、救急サービス担当職員の約20%が病欠し、清掃局の職員はこの1週間で約22%が欠勤した。

こうした状況はニューヨークにとどまらない。

専門家によると、相当数の自治体でごみやリサイクル品の収集に遅れが出ている。中には直近の数週間でごみ収集職員のほぼ4分の1が病欠している都市もあるという。

医療現場は特に打撃が大きい。保健福祉省(DHHS)によると、米国の病院のほぼ4分の1が「危機的な人員不足」を報告した。

学校は先週、数千校が冬休み明けの授業を再開できなかった。ボストンの公立学校は先週、教員650人を含む職員1000人が欠勤した。

ロサンゼルスでは4日の学校再開を前に、学校職員と児童生徒6万人以上が検査で陽性と判定された。

米疾病対策センター(CDC)がガイドラインを変更して無症状者の隔離期間を短縮したのも、危機的な人員不足が一因だった。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「円滑な社会運営のため、特にエッセンシャルワーカーについては、症状がなければ感染していても仕事に復帰させたい」とCNNに語った。

6612チバQ:2022/01/16(日) 11:06:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ed51ad8bf601f763834feed8a022f603080e7e
クリントン候補、再び?  24年大統領選で米紙観測
1/15(土) 20:33配信

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時事通信
クリントン元米国務長官=2021年6月、パリ(AFP時事)

 【ワシントン時事】民主党候補はヒラリー・クリントン元米国務長官(74)―。

 2024年大統領選に向けた観測がワシントンで話題になっている。トランプ前大統領(75)も出馬が取り沙汰されており、実現すれば16年大統領選の「トランプ・クリントン対決」の再来となる。

 「民主党最大のホープ」。政治専門紙「ザ・ヒル」は昨年末の記事に目立つ見出しを付けた。

 バイデン大統領は2期目に意欲を示すが、79歳と高齢な上、支持率も低迷。ハリス副大統領はバイデン氏以上に不人気で、ブティジェッジ運輸長官やサンダース上院議員らは経験不足や支持層の偏りが指摘される。有力候補不在の中、経験豊かなクリントン氏が浮上するというわけだ。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙も「最善の選択肢だ」と追随。11月の中間選挙後、クリントン氏が党を立て直す指導者として復活すると大胆な見立てを示した。

 16年の大統領選で、クリントン氏は米国独特の選挙制度による「獲得選挙人数」で敗北したものの、実際の得票数ではトランプ氏を上回った。最近も民主党の「左傾化」に苦言を呈したり、幻となった大統領選の勝利宣言をオンライン講演で読み上げたりと、未練を見せている。

 ただ、クリントン氏は「アンチ票がトランプ氏を勝たせた」と言われるほど敵も多い。再び脚光を浴びるのは、民主党の人材難の裏返しとも言えそうだ。

6613チバQ:2022/01/16(日) 22:00:33
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220116-567-OYT1T50100.html
「2024年にホワイトハウスを奪還する」…トランプ氏、次期大統領選出馬に強い意欲
2022/01/16 18:26読売新聞

「2024年にホワイトハウスを奪還する」…トランプ氏、次期大統領選出馬に強い意欲

米国のトランプ前大統領=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のトランプ前大統領は15日、アリゾナ州での集会で演説し、「2024年にホワイトハウスを奪還する」と述べ、同年に行われる次期大統領選への出馬に強い意欲を示した。

 トランプ氏は今年11月の中間選挙について、「我々(共和党)が下院と上院(の過半数)を取り戻すことで、米国を取り戻すことができる」とした。その上で、「24年はさらに重要な年になる」と強調した。

 バイデン大統領の対露政策などの外交について、「世界の舞台で米国にひどい恥をかかせた」と指摘し、経済政策や新型コロナウイルス対策などを「完全に失敗した」と痛烈に批判した。

 連邦最高裁が企業を対象に導入したワクチンの接種義務化を認めない判断を示したことを巡っては、「自由の勝利だ。私は義務化に反対する大統領だったことを誇りに思う」と述べた。

6614チバQ:2022/01/19(水) 08:49:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/60b34e096284590eb391df3df617721d2ec0d707
「誰が大統領でも同じ」 米社会覆う格差の影 バイデン政権発足1年
1/19(水) 7:06配信
 米国では今、失業率の低下や株価上昇など統計上の数字から経済の再生が進んでいるように見える。

【図解】バイデン米政権を取り巻く状況

 だがキニピアック大の調査によると、54%もの国民が生活苦を感じている。バイデン政権発足から20日で1年。新型コロナウイルス禍でも富裕層が資産を増やす一方、貧困層では「誰が大統領になっても同じ」と諦めの声が聞こえる。

 ◇前任者否定するだけ
 首都ワシントンの鉄道の玄関口「ユニオン駅」。大きな星条旗がはためく正面出入り口から連邦議会の建物につながる広場には、ホームレスの古びたテントが幾つも張られている。

 南部テキサス州出身で元技術者のマーティー・マーサーさん(51)は、約6年間各州を転々とし、1月上旬に流れ着いた。「ここにいるホームレスの事情は千差万別でも、多くは酒や麻薬、精神衛生上の問題を抱えている。自分も仕事ではなく、法的な保護が欲しい」と話す。

 支援団体によると、2020年1月時点で米国内のホームレスは約58万人。バイデン政権は「格差是正」を公約に掲げるが、マーサーさんは「コロナは弱者の存在を改めて浮き彫りにしたのに、民主党も共和党も、大統領は前任者の業績を否定するだけ。結局は何も変わっていない」とこぼした。

 ◇増える富裕層資産
 貧困層のあえぎとは裏腹に、米金融当局によると、上位1%の富裕層の家計資産はコロナ禍の1年半で約31兆ドル(約3500兆円)から約44兆ドルに増加した。この数字は米国全体のおよそ3割を占める。米実業家で電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、約1年間で資産を約7割増やしたと伝えられる。

 巨大IT企業が拠点を置く西部カリフォルニア州では、コロナ禍による住宅着工の遅れも相まって、サンフランシスコ市街地の賃貸価格が昨年12月下旬時点で前年同期から1割超も上昇し、車上生活者を含むホームレス問題が深刻化している。シンクタンク「政策研究所」で格差問題を担当するサラ・アンダーソン氏は「(政権は)大企業が利益を上げるままにし、コロナ対応で生じたさまざまな問題の直撃を受けるのは、いつも低所得層だ」と指摘した。

 ◇立ち退き迫られる
 ニューヨーク市ブルックリン地区で食料支援などを行う団体「セント・ジョンズ・ブレッド・アンド・ライフ」は20年3月以降、ホームレスや高齢者、家族を支える女性らに数百万の食事を提供してきた。キャロライン・トゥウィーディー代表は「目下の懸案は、コロナ禍での家賃滞納者に対する強制立ち退き禁止措置の終了だ」と語る。

 ニューヨーク州では今月中旬に同措置が期限切れを迎え、多くの人が住む場所を失うと懸念されている。トゥウィーディー氏は、「立ち退きとなればシェルター(避難所)の数が増え、結局は政府の負担も増える」と訴えた。同団体は今後1年間に、ニューヨークの貧困層支援で約400万食の配布が必要になると見込んでいる。

6615チバQ:2022/01/20(木) 13:04:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf5aec7f9f538ae6204ed1d48a9f34b5a5ba980
バイデン氏就任1年 募る焦り、2年目に向け臨戦態勢
1/20(木) 1:23配信

AFP=時事
米アトランタ州ジョージアで、スピーチを前にマスクを外すジョー・バイデン大統領(2022年1月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領によって深く分断された米国を癒やすため、再び政界へ身を投じ、2020年の大統領選に出馬したジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(79)は当初、優しい祖父のような人物だった。だが就任から1年がたったバイデン氏は、いら立ちと怒りをあらわにする闘士へと変貌を遂げた。

【字幕付き動画】バイデン氏の就任式での演説

 先週の演説では「穏やかでいるのにはうんざりだ」と語気を強めたバイデン氏。自身の目玉政策の一つである投票権法案を成立させるために、上院議員と水面下で何度も実りのない「穏やかな会話」をしたことについて語ったものだが、この1年間のいら立ちを総括した発言だったとも言えるだろう。

 昨年のバイデン氏が穏やかだったならば、今年は声高で好戦的な同氏の姿が見られそうだ。実現が遠のく政策案を救うための時間や忍耐、そして周囲の協力がなくなりつつあるのだ。

 78歳という史上最高齢で米大統領に就任した際、バイデン氏は大きな課題の数々に直面していた。国内では新型コロナウイルスが大流行し、つい2週間前にはトランプ氏の支持者が選挙結果を覆そうとする事件が発生。経済は昏睡(こんすい)状態に陥り、国外では同盟国が「トランプ・ショック」の余波から抜け切れずにいた。

 加えて、警察による身柄拘束で黒人が死亡する問題が相次いだことで、人種差別をめぐる緊張も激化。こうした状況に対するバイデン氏の対処は、有能さや、旧来の良識、そして団結を約束することだった。

 そして、実際にそれを実現するチャンスがあるようにも見えた。与党・民主党は上下両院で僅差ながらも過半数を確保し、トランプ氏はツイッター(Twitter)から追放され、新型ウイルスのワクチンも開発された。

 だが、それから1年。米国は新型ウイルスの変異株「オミクロン株」と「デルタ株」に襲われ、社会の分断はさらに深まり、今年11月の中間選挙では共和党による議会掌握が濃厚。バイデン氏の運は尽きてしまったかのようだ。

■次々と暗礁に乗り上げる目玉政策
 民主党は上院で副大統領が持つ1票によって辛うじて過半数を保ち、下院でも野党・共和党との差が数議席にとどまっていることから、「より良い再建(Build Back Better)」と銘打たれた大規模な社会福祉法案は暗礁に乗り上げている。トランプ支持者から米国の民主主義を守るために必要だとして、バイデン氏が推進する投票権法案も同様だ。

 根は中道派であるバイデン氏は、右派の心に訴えることも、自党の左派を満足させることもできなかった。同氏が今思い知らされているように、現代では中道を保つのは難しい。

 世論調査分析サイト「ファイブサーティーエイト(FiveThirtyEight)」での平均支持率は、53%から42%に低下。最近の米キニピアック大学(Quinnipiac University)の世論調査では33%と、他の調査結果との開きは大きいものの、懸念すべき低支持率となっている。

 国外でも状況は同様だ。同盟国は、トランプ氏無き米国の復帰を歓迎しているが、アフガニスタンからの屈辱的な軍部隊撤退により、手腕があるバイデン政権というイメージは地に落ちた。ロシアはそうした米国の姿をしり目に、ウクライナとの国境に大規模な兵力を集結させている。

 それでも、挽回の可能性はまだある。新型ウイルスの流行が収束し、経済が安定し、インフレが緩和されれば、それが追い風となり、中間選挙を前に自党内で各法案に対する支持を取り付けられるかもしれない。

 バイデン氏の側近は、議会に1兆9000億ドル(約220兆円)規模の追加経済対策「米国救済計画(American Rescue Plan)」を可決させたことで、コロナ禍で打撃を受けた経済に活力を与え、事態の悪化を防げたともアピールしている。民主党はさらに、1兆2000億ドル(約140兆円)のインフラ法案も共和党の強い支持を得て可決させた。

 しかし2022年はおそらく、民主党の内紛が続き、11月に共和党が上下両院の片方または両方を制する結果になる可能性の方が高いだろう。【翻訳編集】 AFPBB News

6616チバQ:2022/01/20(木) 13:05:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/680ea984ded7ce72ba40efae9ea904b3de5d2830
遠のく「一つの米国」 コロナ、物価高で戦略狂う 動かぬ議会壁に・米政権1年
1/20(木) 7:21配信

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時事通信
米国メリーランド州ボルチモアを訪れ、労働者と話すバイデン米大統領(左)=2021年11月10日(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(79)は20日、就任1年を迎える。

 トランプ前政権下で顕在化した社会の分断は癒えず、中産階級の再生で強さを取り戻す戦略は思うように進んでいない。新型コロナウイルスの猛威や物価高に直面し、支持率は低下。与党優位で頼みのはずの議会も政策実現の壁となり、「一つの米国」へと導く理想は遠のいている。

【図解】バイデン米政権1年

 バイデン氏の執務室には、民主党の象徴的人物、フランクリン・ルーズベルト元大統領の肖像画が飾られている。しばしばその名前に言及し、1930年代の大恐慌時、巨額の公共投資で経済を底上げした「ニューディール政策」に匹敵する政策の実現を公言してきた。

 新型コロナ対策法で1.9兆ドル(約216兆円)を手当てし、1兆ドル(約114兆円)のインフラ投資法も超党派で成立させた。20年にわたるアフガニスタン戦争も昨年8月に終結させた。

 「私は中間層の負担を減らすために大統領に立候補した」。こう訴えてきたバイデン氏は、医療・子育て支援を盛り込んだ大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」を何よりも重視。昨年末までに成立させ、今年11月の中間選挙の「目玉」とする算段だった。

 しかし、バイデン氏の支持率は夏に入ってから下降し始める。庶民を苦しめる物価高が進み、消費者物価指数(CPI)は昨年12月の時点で前年同月比7.0%上昇し、約40年ぶりの高水準となった。コロナ対応に尽力するも、累積死者数は約85万人で、就任時の約2倍となった。

 政権の一連の実績は厳しい現実への不満に埋もれ、政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査によると、就任時に55.5%だったバイデン氏の支持率は42.0%に下落した。

 バイデン政権が上下両院で優勢を握る議会運営でつまずいているのは、「打倒トランプ」という共通の目標を失った与党民主党が内部で路線対立を繰り広げているからだ。

 「大きな政府」を志向する急進左派が大胆な財政出動を求めれば、財政規律重視の中道派が「インフレを助長する」と待ったをかける。バイデン政権の「看板」となる大型歳出法案や、有権者の投票機会を守る法案は暗礁に乗り上げたままだ。

 中間選挙で上下両院の多数派を共和党に奪われれば、バイデン氏が描く具体的な成果は事実上出せなくなる。局面打開へ指導力を発揮できるのか、任期の折り返しに向けて重要な2年目に突入する。

6617チバQ:2022/01/24(月) 09:02:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d12f5047d5280d4697cb910f2727725929f9bd5
エマニュエル新米国大使が着任 「準備は万全」
1/23(日) 18:04配信

産経新聞
米国のラーム・エマニュエル新駐日大使(62)が23日、民間機で羽田空港に到着し着任した。新型コロナウイルス対策の隔離に入り、その後、天皇陛下に信任状を捧呈(ほうてい)し大使として正式に外交活動を開始する。

エマニュエル氏は来日に先立ち、21日にテレビ会議形式で開かれた日米首脳会談に米国から参加。同会談後、自身のツイッターで「日米同盟はかつてないほど強固なものとなっている」と指摘した。首脳会談の合意事項に関し「実行に移す準備は万全」と書き込み、両国関係の強化などに取り組む姿勢をアピールした。

エマニュエル氏について米国務省筋は「バイデン大統領に近く、直接話せる関係だ」と語る。オバマ政権で大統領首席補佐官に就くなど民主党政権で要職を歴任し、2011〜19年にシカゴ市長を2期務めた。バイデン氏の指名を受け、昨年12月中旬に上院が大使人事を承認していた。

駐日米大使のポストをめぐっては、トランプ前政権下で就任したハガティ氏が20年の上院選出馬のため19年7月に離任して以降、約2年半にわたり不在となっていた。(坂本一之)

6618チバQ:2022/01/24(月) 09:03:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fbf587e8767843484fdb26c9cb5b8ffb1b59b01
米首都でワクチン義務化反対の集会 接種拒否で退職した人らが参加
1/24(月) 8:12配信

朝日新聞デジタル
「アメリカの自由」と書かれたボードを掲げて、新型コロナウイルスのワクチン義務化に反対する集会参加者=大島隆撮影

 米ワシントンで23日、新型コロナウイルスのワクチン義務化に反対する大規模な集会が開かれた。バイデン政権が打ち出した従業員100人以上の企業などへの接種義務化方針に対し、連邦最高裁は13日、連邦政府による企業への義務化は認めない判断を下す一方、医療関係者への義務化は認める見解を示している。


 この日の集会は義務化に反対する各種の団体が企画し、ワシントンのリンカーン記念堂前に全国から数千人が集まった。ノースカロライナ州から来た主婦のタニア・ブラノンさん(52)は「自由を守るために来た。自分の体のことは自分で決めるべきで、義務づけには反対だ」と話した。

 一部の企業は最高裁の決定を受けて義務化方針を見直したが、独自の判断で従業員のワクチン義務化を進めている企業もある。また、一部の医療機関や航空会社は、接種を拒否する従業員の解雇を進めている。この日の集会に参加した大手航空会社パイロットのシェリー・ウォーカーさん(54)は「ワクチン接種を拒否したため、無給待機の状態にされている。選択の権利を守るため、会社を提訴している」と語った。ニューヨーク州から来た元看護師のペニー・シレットさん(59)は「病院に勤めていたが、接種しなければ解雇すると言われたので退職した。ワクチンには反対していないが、米国民の私たちには選択する権利があるはずだ」と訴えた。

 米疾病対策センター(CDC)によると、直近の米国内での1日あたりの感染者数は約70万人、死者数は約2千人で、ワクチン接種を完了した人の割合は63・4%となっている。CDCは「ワクチンは新型コロナウイルスから人々を守るための最善の手段だ」として接種を呼びかけている。(ワシントン=大島隆)

朝日新聞社

6619チバQ:2022/01/27(木) 20:10:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220127k0000m030145000c.html
米最高裁の古参判事が退任意向 後任に初の黒人女性指名へ
2022/01/27 16:16毎日新聞

米最高裁の古参判事が退任意向 後任に初の黒人女性指名へ

連邦最高裁のブライヤー判事=ワシントンで2015年3月23日、AP

(毎日新聞)

 米主要メディアは26日、連邦最高裁の最古参であるリベラル派のブライヤー判事(83)が退任する意向を固めたと一斉に報じた。最高裁判事は事実上の終身制だが、人事承認権を持つ上院で民主党が優勢なうちにリベラル派の後進に道を譲る判断を下したとみられる。バイデン大統領は2020年の大統領選での公約通り、最高裁判事に初めて黒人女性を指名する方針だ。

 最高裁の開廷期間は例年10月から翌年6月まで。報道によると、ブライヤー氏は今年度の期間末をめどに退任する意向で、27日にも正式発表する。バイデン氏が後任を指名し、上院で承認されれば、就任する。

 ホワイトハウスのサキ報道官は26日の記者会見で「黒人女性を最高裁判事に指名するというバイデン大統領の意思は変わっていない」と述べた。バイデン氏は「ブライヤー判事から発表があってから話す」と述べるにとどめた。米メディアでは、後任として首都ワシントンの連邦控訴裁(高裁)判事のジャクソン氏や、西部カリフォルニア州の州最高裁判事のクルーガー氏ら黒人女性判事の名前が挙がっている。

 ブライヤー氏が退任を決めた背景には、民主党内で高まる最高裁の保守化への懸念がある。トランプ前大統領が20年に死去したリベラル派の重鎮ギンズバーグ氏の後任に保守派のバレット氏を指名したことで、9人の最高裁判事のうち6人を保守派が占めている。

 ブライヤー氏の後任にリベラル派が就いても、保守派との勢力図は変わらない。しかし、今年11月には上下両院選を含む中間選挙がある。共和党が上院で多数派を奪還すれば、バイデン氏がリベラル派の判事を指名しても承認を得られない可能性が高まる。そのため、民主党内では、上院(定数100)で現有議席の50票と議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票による賛成多数で人事案を承認できるうちに、高齢のブライヤー氏を交代させるべきだとの声が出ていた。

 バイデン政権としても中間選挙を見据え、公約である黒人女性初の最高裁判事就任を実現できれば、投票機会拡充や警察改革の停滞に不満を抱く人的少数派(マイノリティー)の支持をつなぎ留められるとの思惑があるとみられる。

 連邦最高裁の判断は人工妊娠中絶や投票権、銃規制、少数派の人権などを巡って、米社会の方向性を左右する。今月にはバイデン政権が従業員100人以上の企業に新型コロナウイルスワクチンの接種を原則義務化する方針が「連邦政府の権限を逸脱している」との判断を示し、政権は義務化の撤回を余儀なくされた。

 今年6月までの現開廷期間中には、中絶の合憲性を巡る訴訟の判決で、胎児が母体外で生存可能になる(妊娠22〜24週ごろ)までの中絶を容認する従来の憲法判断が覆る可能性が指摘されている。大学入学に関するマイノリティー優遇策の是非を巡る訴訟の審理も行われる。

 ブライヤー氏は1994年に当時のクリントン大統領(民主党)の指名を受けて就任した。21年8月には米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで「自分の在任中の判断を覆すような判事を後任には望まない」と語った別の最高裁判事の発言を紹介して「そうした心境になるのは避けられない」と述べていた。【ワシントン秋山信一】

6620チバQ:2022/01/28(金) 21:02:02
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ1X6KNNQ1XUHBI00S.html
米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野
2022/01/28 20:39朝日新聞

米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野

米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野

(朝日新聞)

 米連邦最高裁のスティーブン・ブライヤー判事(83)が引退表明したことを受け、バイデン米大統領は27日、後任に米国初となる黒人女性を2月末までに指名する考えを示した。バイデン政権は投票権の保護や警察改革を思うように進められないなか、黒人女性を指名することでリベラル派の支持を集め、中間選挙に備える狙いもありそうだ。

 ホワイトハウスで会見したバイデン氏は「この国が大きく分裂している時期に、彼は模範的な公務員だ」と同席したブライヤー氏をたたえた。

 連邦最高裁判事は大統領が指名し、上院の過半数で承認される。バイデン氏は後任について、「一つを除いて何も決めていない」とし、「指名するのは並外れた資質や人格、経験、高潔さがある人物で、米最高裁判事として指名される初めての黒人女性になるだろう」と話した。

6621チバQ:2022/02/02(水) 20:32:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/232ff50ae325c0f68a5192ea12c2cb6faa398cd1
最高裁判事後任、「黒人女性」限定に批判 野党「人種とらわれすぎ」
2/2(水) 18:35配信

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毎日新聞
バイデン米大統領

 バイデン米大統領は1日、ホワイトハウスで、上院司法委員会のダービン委員長(民主)やグラスリー筆頭委員(共和)と会談し、今年6月をメドに退任する連邦最高裁のブライヤー判事の後任人事を本格化させた。バイデン氏は2月中に黒人女性を指名する方針だが、野党の共和党からは「人種や性別にとらわれ過ぎだ」と批判が上がり、世論調査でも「全ての候補者から選ぶべきだ」との意見が7割を超えている。

 最高裁判事は大統領が指名し、上院の過半数の賛成で承認される。バイデン氏はダービン氏らとの会談で「憲法に記されている通り、上院の助言と同意を得たい」と協力を求めた。

 ただ、バイデン氏が2020年の大統領選での公約通りに「黒人女性を指名する」と宣言したことには批判が起きている。共和党のクルーズ上院議員は「黒人女性以外の人に『不適格だ』と言っているようなものだ」と非難。ABCと世論調査会社イプソスの1月28〜29日の調査でも「全ての候補者から選考すべきだ」との回答が76%に上り、「公約通りに黒人女性から選ぶべきだ」は23%にとどまった。

 上院では与党・民主党と野党・共和党の現有議席が50ずつで、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票で民主党がかろうじて優勢を保っている。しかし、1日にはルーハン上院議員(民主)が脳卒中で入院したと公表。「回復する見通しだ」としているが、民主党は1人でも欠ければ単独で人事案を通せない。

 バイデン政権は幅広い支持を確保するため、共和党議員にも協力を働きかける構えだ。バイデン氏は1日の会談でも、批判を意識してか「黒人女性」には言及せず、候補者に「人格、判事としての資質、丁寧な姿勢、他者への敬意を求める」と述べるにとどめた。

 最高裁判事を巡っては、過去に共和党のレーガン、トランプ両大統領が女性の指名を事前に公言したことがある。【ワシントン秋山信一】

6622チバQ:2022/02/05(土) 19:26:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ade48ec01d0bf2d58cf6af2f32dfb909703b3bd3
共和党、反トランプ派の議員2人に非難決議 穏健派からは批判も
2/5(土) 13:46配信

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毎日新聞
米連邦議会=ワシントンで2018年4月9日、高本耕太撮影

 米共和党全国委員会は4日、西部ユタ州ソルトレークシティーでの冬季会議で、反トランプ前大統領派のチェイニー、キンジンガー両下院議員への非難決議を採択した。2021年1月の連邦議会襲撃事件を巡ってトランプ氏の関与の有無を調査する民主党主導の下院特別委員会に協力したのが理由だ。トランプ氏の影響力の根強さを改めて示したが、党内穏健派からは決議に批判も出ている。

 米メディアによると、決議は特別委の調査について「(暴力とは関係なく)正当な政治的議論をしていた普通の市民を迫害している」と位置づけ、両議員が「22年(11月)の下院選で共和党が多数派を奪還することよりも、トランプ氏をたたきのめそうとする民主党の試みに手を貸している」と批判した。

 決議は発声による採決で、賛成多数と認められた。全国委の決議は象徴的な意味合いが強く、両議員は今後も党内で活動する。

 非難決議にはトランプ氏と距離を置く党内穏健派から反発も起きている。12年の大統領選で共和党候補だったロムニー上院議員は、ツイッターで「真実を探求する良心ある人たちを非難するのは党の恥だ」と決議を批判。東部メリーランド州のホーガン知事も「自身の信条を表現し、見え透いたうそをつくことを拒んだだけで罰せられる。党にとって悲しき日だ」と述べた。

 トランプ氏は11月の下院選に向けて、自身に批判的な共和党議員の対立候補の支援に力を入れており、チェイニー氏がトランプ氏の「公認」を得た新人と争う西部ワイオミング州の党予備選は注目区の一つだ。また、キンジンガー氏は地元の中西部イリノイ州で選挙区割りが変更になり、別の共和党現職と競合することになったこともあり、不出馬を決めた。【ワシントン秋山信一】

6623チバQ:2022/02/10(木) 15:07:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/082d93b7445677947ecbdc7c4bcba2171e406541
共和重鎮、議会襲撃を相次ぎ非難 党内論争、中間選挙に影 米
2/10(木) 14:39配信

時事通信
 【ワシントン時事】昨年1月のトランプ前米大統領支持者らによる連邦議会襲撃事件をめぐり、「身内」の共和党重鎮から非難の発言が相次いでいる。

 背景には、大統領選敗北を受け入れず事件を肯定するトランプ氏の態度が有権者を遠ざけ、11月の中間選挙で議会の多数派獲得を目指す同党の足かせになるという危機感がある。

 党上院トップのマコネル院内総務は8日、事件が「平和的な政権交代を妨害する暴力的反乱」だったと断言した。ペンス前副大統領も4日、大統領選の結果を覆そうとするトランプ氏を「間違っている」と批判した。

6624チバQ:2022/02/10(木) 23:13:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_TVQ4JTDSFBLZPO4NN3SYADTGWM.html中間選挙を意識? NY州などがマスク着用義務撤廃へ 有権者の不満背景に「通常への復帰」急ぐ
2022/02/10 15:29産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】米東部ニューヨーク州など一部の州で9日、新型コロナウイルスの感染防止策として導入されたマスク着用義務の撤廃を発表する動きが相次いだ。バイデン政権が全米レベルの危機は去っていないとみて安全対策の緩和に慎重な姿勢を保つ中、規制に対する有権者の不満を背景に、一部の州知事は11月8日の中間選挙へ向け「通常への復帰」を急いでいるようだ。

9日、ニューヨーク州のホークル知事は小売店など屋内施設で義務づけていたマスク着用かワクチン接種証明書の提示を10日から撤廃すると発表した。東部ロードアイランド州のマッキー知事は屋内でのマスク着用義務を11日に、中西部イリノイ州のプリツカー知事も2月28日に公共の場でのマスク着用義務を撤廃すると発表した。西部カリフォルニア州のニューサム知事も来週中にマスク着用義務を撤廃する予定だ。

規制緩和が可能になった要因として、知事たちは州内での新規感染者数の減少やワクチン接種率の向上をあげている。一方で、全員が秋の中間選挙での知事選を控えており、決定の背景に「2年近く続く厳しいコロナ対策にうんざりした世論」への配慮があったと米メディアは指摘した。

他方、英統計専門サイトによると、7日時点の全米の入院者数は9万6947人。8日まで1週間の死者数は1日あたり2481人で米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は9日、「入院者も死亡者も多い」と述べ、マスク着用を推奨する指針を維持する意向を示した。

6625チバQ:2022/02/10(木) 23:17:21
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ2B2W5ZQ2BUHBI00J.html共和党上院トップ、トランプ氏と対立深まる 議会襲撃の位置づけ巡り
2022/02/10 09:45朝日新聞

共和党上院トップ、トランプ氏と対立深まる 議会襲撃の位置づけ巡り

記者団の質問に答える共和党のマコネル上院院内総務=AP

(朝日新聞)

 昨年1月の米議会襲撃事件をめぐり、「暴力的な反乱だ」と明言した共和党上院トップのマコネル院内総務と、トランプ前大統領の対立が深まっている。

 発端となったのは、米共和党全国委員会が4日に採択した、チェイニー下院議員とキンジンガー下院議員に対する非難決議だ。両氏は同党内でトランプ氏批判の先頭に立ち、議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の委員も務めている。

 決議は両氏の特別委参加について「正当な政治対話をしていた普通の市民に対する、民主党主導の迫害に加担している」と非難しており、事件を「正当な政治対話」と位置づけているように読める内容だった。

 しかし、マコネル氏は8日、事件について「正当に認定された選挙に基づく平和的な権力移行を妨げようとした、暴力的な反乱だった」と記者団に述べた。また、両氏に対する非難決議についても、「多数派と異なる意見を持つ党員を排除することは、共和党全国委員会の仕事ではない」と批判的な見解を示した。

 これに対してトランプ氏は9日に声明を発表し、「マコネルは大多数の共和党員の見方を代弁していない」と非難した。

6626チバQ:2022/02/13(日) 19:35:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d48fb10e42adc2774b2778ff0b79b6068f2ae54
カナダの反コロナ規制デモ拡大 国境3カ所「占拠」、車生産直撃
2/12(土) 17:52配信

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毎日新聞
アンバサダー橋につながる道路を封鎖するトラックやデモ参加者=カナダ東部オンタリオ州ウィンザーで2022年2月11日、AP

 カナダで新型コロナウイルス対策の規制に反対するトラック運転手らによる抗議デモが拡大している。カナダと米国の国境3カ所を車両で封鎖し、北米の自動車工場が操業停止や減産に追い込まれるなど、経済的な影響も懸念されている。トルドー首相は11日の記者会見で「地域や経済を人質に取ろうとする違法な封鎖だ」と、デモ参加者に警告した。

【写真特集】首都の道路を占拠するトラック

 デモは、カナダ当局が米国境を越える車両の運転手にワクチン接種を義務づけたことへの抗議として始まった。

 カナダメディアによると、3カ所のうち東部オンタリオ州ウィンザーと米中西部ミシガン州デトロイトを結ぶアンバサダー橋では7日以降、50台以上のトラックなどが道路を封鎖。部品供給が滞り、トヨタ自動車やホンダ、米フォード・モーターなど、カナダや米国にある工場の生産体制に影響が出ているという。

 オンタリオ州にある首都オタワでも1月下旬から、トラック運転手らが国会議事堂前を大型トラックで占拠している。同州のフォード首相は11日、「これは不法占拠だ。もはや抗議活動ではない」として非常事態を宣言。命令に従わない場合、法的措置に出ると明らかにした。

 アンバサダー橋は自動車部品などを運ぶ物流の大動脈で、米メディアによると、米カナダ間の貨物量の約3割が通っている。米政府も懸念を強めており、バイデン米大統領は11日、トルドー氏に電話で「米国内でも深刻な影響が出ている」と訴えた。トルドー氏は国境の交通再開に向けて「法律に基づいて迅速な対応を取る」と述べた。

 新型コロナ対策に反対するデモが拡大する背景には、厳しい規制の長期化に対する「パンデミック疲れ」もある。オタワでのトラックによる占拠には、子供を連れた人もいる。トルドー氏は「特に子供が一緒なら帰宅する時だ」と強調し、「コロナに疲れたからデモに参加するというのなら、それは法を犯していると理解すべきだ」と述べた。

 同様のデモは、オーストラリアやニュージーランドなど海外にも飛び火している。米メディアによると、米国でも西部ロサンゼルス近郊で米プロフットボールのスーパーボウルが開かれる13日ごろに、トラックなどが集結する計画がある。その後、首都ワシントンに向かうとの話もあり、国土安全保障省が警戒を強めている。【ニューヨーク隅俊之、ワシントン秋山信一】

6627チバQ:2022/02/13(日) 19:36:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/19445bce086a5e6f135a769df8ec72093042cc6a
国境の橋、封鎖続く 警官隊投入し警告 カナダ
2/13(日) 10:20配信

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時事通信
12日、カナダ東部オンタリオ州ウィンザーで、「アンバサダーブリッジ」の入り口を封鎖する抗議デモ参加者(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らがカナダ東部オンタリオ州の対米国境の橋を封鎖した問題で、現場には12日朝から警官隊が投入された。

 「立ち去らなければ逮捕する」とデモ隊への警告を繰り返したが、騒ぎは収まっていない。

 現地の裁判所は11日、デモ参加者に退去を命令し、デモの規模は12日、大幅に縮小した。しかし、米CNNテレビ(電子版)によると、12日もなお20台程度の車両が通行を妨害し、問題解決には至らなかった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/67c81b77898d9ac3c4bb62f3be22389e5f8f6b31
カナダ裁判所、対米国境の橋封鎖解除を命令 コロナ対策に抗議のデモ隊が遮断
2/12(土) 9:56配信

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時事通信
新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らによって封鎖された橋=8日、カナダ東部オンタリオ州ウィンザー(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】カナダ東部オンタリオ州の裁判所は11日、新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らが対米国境の橋を封鎖している問題で、デモ参加者にその場を立ち去るよう命じた。

 地元市と、一部操業停止などの影響を受けている地元自動車産業界が申し立てていた。カナダのメディアなどが報じた。

6628チバQ:2022/02/13(日) 19:36:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d294bb0a7f0918b92f409ede990c975b7b6ca9d7
カナダのデモ、自動車大手に打撃 トヨタ、ホンダも
2/11(金) 15:41配信

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時事通信
10日、米ミシガン州とカナダ・オンタリオ州を結ぶ橋の上で列をなすトラック(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】カナダのトラック運転手らによるデモで米国との国境にある橋が封鎖されている問題で、自動車大手の北米での生産に影響が出ている。

 両国間で生産に必要な部品を運べないためで、既に半導体不足などに伴う生産調整を強いられている各社は、新たな問題発生に頭を抱える。

 トヨタ自動車は10日、カナダ東部オンタリオ州と米ケンタッキー州の工場の生産に影響が出ていると明らかにした。影響は週末にかけて続く見通しで、「必要に応じ調整を続ける」(北米トヨタ)としている。関係者によれば、オンタリオで週末にかけ生産を止める。

 ホンダはオンタリオ州アリストンの完成車工場で9日夜に生産ラインの一つを停止した。10日に再開したが、11日も再び一部を止める。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーター、欧米大手ステランティスも、一部の工場で稼働停止や生産調整を余儀なくされている。

6629チバQ:2022/03/02(水) 19:49:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_B6NDBDTPV5ONJESFLTZ5SSJNW4.html
米一般教書 対露制裁で原油高騰、インフレ懸念 問われる耐久力
2022/03/02 19:21産経新聞

【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領は1日の一般教書演説で、新型コロナウイルス禍から回復した経済が「過去40年近くで最も力強い成長」を遂げたと誇った。だが、足元の物価高は収束せず、資源大国ロシアへの制裁が、燃料価格を一段と押し上げる懸念がある。世界経済を牽引(けんいん)する米国がぐらつけば、制裁に同調する国々にも波及しかねず、米景気の耐久力が問われようとしている。

「米企業と消費者を守るために利用可能なすべての手段を駆使する」

バイデン氏は演説でそう述べ、対露制裁の悪影響が景気に波及しないよう万全を尽くす方針を示した。ロシアは原油の輸出が世界2位。原油先物相場は1バレル=110ドルを超え、ウクライナ危機と対露制裁が相場の上昇圧力になっている。

この日の演説前、国際エネルギー機関(IEA)が6000万バレルの石油備蓄を協調放出すると発表した。バイデン氏は「米国が取り組みを主導する」と話し、指導力発揮をアピールした。

一方、米政権のラウズ大統領経済諮問委員会(CEA)委員長は2月末、「景気リスクは戦争の期間次第だ」と指摘。米景気にとっては、ウクライナ危機が長期化すれば、影響も大きくなるとの認識を示した。

対露制裁では、ロシアに天然ガスの調達を頼ってきたドイツをはじめ、制裁参加国のエネルギーの確保も課題となる。関係国が制裁の副作用に耐えられなければ、協調体制にほころびが生じかねない。

米消費者物価指数(CPI)は1月に前年同月比7・5%上昇し、約40年ぶりの高さを記録。世論調査では「米国の最重要課題」に物価高を挙げる人が最多となっており、11月に中間選挙を控えるバイデン氏は、対応が急務となっている。

バイデン氏は、半導体などのサプライチェーン(供給網)強化や、物流網の改善、インフラ整備などを急ぐ方針だが、即効性があるかは見通せない。新型コロナ禍から回復途上にある世界経済の牽引役となってきた米国だが、物価高に加えてウクライナ危機の試練にも直面することになった。

6630チバQ:2022/03/04(金) 17:33:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4fce0d6d62920041f90d992b1bdbaaedd52b4b
特派員発 米中間選挙区割り 攻防激化 塩原永久
3/3(木) 23:11配信

産経新聞
米東部ペンシルベニア州ハリスバーグの州庁舎で、州最高裁の公聴会を映し出したモニターに見入る傍聴者ら(塩原永久撮影)

11月に連邦議会の中間選挙を控える米国で、特定政党が有利になるよう各州で下院選の選挙区を線引きする「ゲリマンダー」をめぐる攻防が激しさを増している。二大政党である与党・民主党と共和党は全米各州で、州議会や知事、さらには州裁判所を巻き込んで争う。人種問題や政治信条をめぐる社会分断が広がる中、選挙の「公正さ」を疑わせる問題も深刻化している。

州最高裁を巻き込み

頭上のステンドグラスから光が漏れる厳粛な雰囲気の法廷に、州司法界の頂点に立つ最高裁判事7人が居並ぶ。その前で、地図などが描かれたパネルを使って、証言者が懸命に自分の案を訴える-。

米東部ペンシルベニア州の州都ハリスバーグの州最高裁で2月18日、通常の裁判とは趣を異にする光景があった。連邦下院選挙区の州内の区割りを決めるため、新たな区割り案を提案した州議会議員や市民団体ら13人から、裁判官が意見を聞く公聴会だ。

提案者たちは、判事たちに自分の案を身ぶり手ぶりで強くアピール。黒い法服をまとった裁判官が「あなたが示す区割り案で、分割されてしまう郡はいくつか」などと矢継ぎ早に質問を浴びせると、証言者が答えに窮する場面もあった。

各州が幅広い権限を持つ米国では、人口の変動などに応じ選挙区の境界線を定める選挙区割りを、州議会が担うのが通例だ。10年ごとの国勢調査が2020年に実施され、今年は人口の増減などを反映させて区割りを刷新する年に当たる。

11月の中間選挙を控え、民主党(シンボルカラー・青)と共和党(赤)の勢力が均衡する「パープル・ステート(紫の州)」の同州では、自党に有利な選挙区割りにしようと民主、共和両党の争いが激化。当初、共和党が多数派を占める州議会が区割り案を作ったが、民主党のウルフ知事が1月、議会案は「公平さを欠いている」と拒否権を行使。行政側で手詰まりとなり、訴えを受けた州最高裁が「特別管轄権」を行使して、区割り案の選定を引き受ける事態となった。

公聴会では、ある証言者が「ゲリマンダーを回避するには、変更する区割りを最小限にすべきだと思います」と主張。これに対し、判事から「変更が小さくても、何を基準に変えるのかが問題だ」と厳しく切り返される場面もあった。また、「(新区割り案で)マイノリティーの投票率は考慮されているのか」といった詰問調の指摘もあった。

傍聴していた政治監視団体のブライアン・ゴードン弁護士は「まるで建築家のデザイン・コンペみたいでしょう?」とつぶやいた。

米国では民主支持層が都市部に集中し、地方では共和支持の傾向が強い。地元紙によると、共和党系の区割り案は、都市部で民主地盤の地区だけを集めた選挙区になるよう線引きし、両党が競り合う郊外の地域を切り出して、共和党が強固な支持基盤を持つ地方の選挙区に組み込んだ。州全体で、共和党優勢の選挙区が増えるようにする戦術だ。

区割りが異様な形になる典型的な「ゲリマンダー選挙区」こそ現れなかったが、米政治分析サイトが選挙データなどから割り出した分析では、州議会案は、民主党の優勢区が5区にとどまる一方、共和党の優勢区は9区に達した。

現在、18ある同州の下院議席は民主9、共和9で分け合う。人口の伸びが鈍い同州では議席数が17に減ることが決定済み。今回の区割り変更では、1減となる選挙区割りをめぐる両党の駆け引きが焦点となった。

州最高裁は2月23日、13の区割り案から、民主党系グループが提案した案の採用を決定した。この案は、共和党が押さえている選挙区が1つ消滅する区割りとなり、共和党が「割りを食う」形となった。

7人の判事は、民主党系が長官を含め5人、共和党系が2人の構成だ。地元テレビ局の記者は「民主党のウルフ知事は、民主党系が多い州最高裁に判断を託せば、有利な区割り案が採用されると当然、読んでいたはずだ」と話した。

緒戦は共和優位も民主逆転

国民が政治家を選ぶのが民主主義の基本だが、自分の支持層を選挙区に囲い込むゲリマンダーは「政治家が有権者を選ぶ」試みだとされる。多くの州で州議会が下院選の区割りを決めるため、昨年から本格化した今回の区割り改定は当初、約6割の州議会で多数派を握る共和党が優位に進めた。だが、法廷闘争に打って出た民主党の戦略が奏功し、盛り返している。

有力政治アナリストが発行する「クック・ポリティカル・リポート」は2月上旬、全米で進む選挙区割り改定で、「民主党の議席が初めて先行した」との情勢分析を示した。

6631チバQ:2022/03/04(金) 17:33:37
各州が選挙区割りの書き換えを進める中、自党の優勢区を増やす争いで劣勢だった民主党が反転攻勢。過去の投票データをもとに、民主候補の勝利が確実な区を数えると、今年2月に入り全米で2〜3議席の純増が予想されるようになった。

10年ごとの国勢調査を受けた今回の選挙区割りでは、人口減で議席が減る州がある一方、人口が増加した南部テキサス、フロリダ両州などに計7議席が追加で割り当てられた。いずれも共和党が厚い支持層を持っていたり、区割りを決める州議会を掌握したりしていたため、同リポートは昨年夏、共和党が全米で3〜4議席を積み上げられる情勢だと分析していた。

形勢を変えたのは民主党系が後押しした法廷闘争だ。南部ノースカロライナ、中西部オハイオ両州などで、州議会を握る共和党側が描いた区割り案は「ゲリマンダーにあたる」と州裁判所に訴え、主張が認められ共和有利の区割り案採用を阻止することに成功した。

一方、民主党も強固な地盤を持つ州でゲリマンダーを断行。東部ニューヨーク州で3議席、中西部イリノイ州も2議席の積み増しが可能となる区割り案を作成し、共和党から強い反発を招いた。改定された選挙区割りは今後10年間の選挙で有利、不利を決めるだけに両党とも総力戦の構え。連邦最高裁が3年前、ゲリマンダーに関連した訴訟を扱わないと判断したこともあり、州レベルで決着を付ける激しい法廷闘争はしばらく続きそうだ。

「何年もかけて、計画を準備してきた」。米報道サイト「アクシオス」は、選挙区での議席死守を目指し、法廷戦術を指南してきた民主党全国組織の幹部の、そんな声を伝えている。

減る選挙区、民意どこへ

連邦下院選挙区の区割り変更で「ゲリマンダーの典型」(米紙)とされる場所がある。共和党の牙城、南部テキサス州の第33区だ。

同州は中南米からの住民が増え、移民に手厚い政策をとる民主党が勢力を伸ばす。ダラス近郊の33区も中南米系ら有色人種が増加。民主党が連勝してきた。

同区は元来、不自然な形だったが、共和党主導の州議会が昨年、線引きした形は上方に大きく湾曲して一段といびつになった。地元紙によると、白人が多い地域を無理やり、隣接する別の区に組み入れたためだという。共和党の支持層と重なる白人票で、隣接区の共和党候補の優勢を確実にする狙いだとみられている。

ゲリマンダーは与野党の競争を弱める恐れもある。米紙ニューヨーク・タイムズが2月上旬、2020年大統領選のデータから試算すると、435ある下院選挙区で、接戦が予想されるのは40区に満たない見通しとなった。10年前は73区あった。「22年の中間選は接戦区がはるかに少なくなるのが特徴になる」(ニューヨーク大ブレナン司法センターのリー氏)という。

ウィリアム・アンド・メアリー法科大学院のグリーン教授は、「競争が少ない区では、候補者が穏健な有権者を取り込もうとするより、(右派と左派双方の)より過激な層に頼ろうとする」との見通しを示す。

接戦区が減少すれば、幅広い民意が反映されにくくなる懸念もあり、中西部ミシガン州や西部アリゾナ州などでは、政治家の影響力を遠ざけるべく第三者の独立委員会を立ち上げ、区割り案作成を委ねる動きもある。アンケート調査では、独立委員会が関与した方が「公正な区割りになった」とみる有権者の比率が高い-との結果もあり、注目度が高い。



■ゲリマンダー 選挙で特定の政党や候補者が有利になるように恣意的に選挙区割り(境界線)を決める行為。1812年、東部マサチューセッツ州のゲリー知事が自党に有利な区割りを強行した際、ある選挙区がトカゲのような伝説の怪物「サラマンダー」に似た形となったため、知事の名前と掛け合わせた「ゲリマンダー」の言葉が生まれた。米国では、下院435議席が50州に割り振られ、各州が州内の選挙区割りを決める権限を持つ。

6632とはずがたり:2022/03/06(日) 00:06:53
共和党下院議員が“ISISの元妻”との不倫が発覚し再選を断念
WEB女性自身 / 2022年3月3日 20時14分
https://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_2071234/?tpgnr=world
写真
米テキサス州の選挙区選出で、共和党に所属するヴァン・テイラー下院議員(49)が、再選を狙う選挙戦から突如身を引いた。NBC 5 DFWなどが報じている。

テイラー氏は、保守系ニュースメディア「National File」が報じた「ISISの花嫁」と呼ばれた女性との不倫を認め、その責任を取る形で選挙戦から撤退することになった。

事の発端は、かつてイスラム過激派組織ISISの構成員と結婚していたタニア・ジョヤ氏(38)という女性が、テイラー氏との不倫をNational Fileに告発したことだった。

夫が戦死し、シリアから帰国した彼女は、元ISIS構成員に対する社会復帰プログラムを通じてテイラー氏と出会ったという。

連絡先を交換した2人は、間もなく性的なメッセージのやり取りをするようになり、肉体関係に発展するまでにそう時間はかからなかった。

関係が終わりを迎える頃、ジョヤ氏はテイラー氏に、複数の支払いの肩代わりを依頼した。テイラー氏は不倫について黙っていることを条件に、5,000ドル(約58万円)を彼女に渡したという。

テイラー氏の公式サイトを開くと、まず飛び込んでくるのは妻アンと手をつないで歩く動画だ。

キャッチフレーズは、「ファミリーマン。ビジネスマン。合衆国海兵隊員」。イラク戦争への従軍を終えた後に結婚し、3人の娘に恵まれたテイラー氏は、“家族を愛する元軍人”というイメージを前面に押し出して政治活動をスタートさせていた。

しかし今回、テロリストの元妻と不倫していたという事実が明るみに出たために、そのイメージは粉々に打ち砕かれた。

The Dallas Morning Newsによると、テイラー氏は3月2日に支持者に対して次のようなメールを送り、来たる11月の中間選挙へ向けた選挙戦からの撤退を表明したという。

「本日、私は下院再選のための選挙戦をここで中断することを表明致します。約1年前、私は恐ろしい過ちを犯し、この世で最も愛する人々をひどく傷つけ、苦痛を与えてしまいました。

私は不倫をしたのです。それは間違いでした。人生において最大の失敗でした。特に、私の軽率な行動によって苦痛を与えてしまった、妻のアンと3人の娘たちに謝罪させてください」

6633とはずがたり:2022/03/26(土) 18:01:32
アメリカのお膝元と云って良いメキシコでこの動き。

メキシコ・ロシア友好議員グループ設立、非難の声も
https://www.afpbb.com/articles/-/3396931
2022年3月25日 17:12

【3月25日 AFP】メキシコで23日、ウクライナに侵攻しているロシアとの友好議員グループが設立された。野党と米国からは非難の声が上がっている。

「メキシコ・ロシア友好議員グループ」は両国の議員間の協力と対話の促進を目的として、アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領率いる左派与党・国家再生運動と連立政権を組む労働党の議員らによって立ち上げられた。


 設立式典にはロシアのビクトル・コロネリ(Viktor Koronelli)駐メキシコ大使が出席。「友好、団結、支援の表れ」と称賛し、「対ロシア制裁に加わらず、ウクライナ政府から要請を受けても同国に武器を供与しない」というメキシコの決定を歓迎した。

 ロペスオブラドール氏はどの国の政府とも良好な関係を維持したいとして、ロシアへの経済制裁を認めていない。

 24日には「メキシコ・米国友好議員グループ」も設立された。設立式典では米国のケン・サラザール(Ken Salazar)駐メキシコ大使が、コロネリ氏が示したようなメキシコ・ロシア間の緊密な関係は「あり得ない」として、「われわれはウクライナと連帯し、ロシアに対抗しなければならない」と訴えた。

 メキシコ・ロシア友好議員グループをめぐっては、野党からも非難の声が上がった。

 中道右派・国民行動党のホルヘ・ロメロ(Jorge Romero)議員はツイッター(Twitter)に、「ウクライナの人々をひどい状況に陥れたロシアによる侵攻は、あらゆるレベルで非難されなければならない」と記した。(c)AFP

6634チバQ:2022/04/05(火) 11:14:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/4951b50a836945e67a2bfd4b7ca277831c8a5160
トランプ前米大統領 ペイリン氏と下院アラスカ州補選で「共闘」
4/4(月) 22:30配信

毎日新聞
トランプ前米大統領=米ミシガン州で2022年4月2日、AP

 トランプ前米大統領は3日、8月に行われる下院アラスカ州選挙区の補選で、2008年大統領選で共和党の副大統領候補だったペイリン元アラスカ州知事を支持すると表明した。ペイリン氏は1日に出馬表明する前、トランプ氏に相談したと報じられており、知名度の高い2人の「共闘」が実現することになった。

 トランプ氏は3日の声明で「サラ(ペイリン氏)は16年の大統領選で非常に早い段階で私への支持を表明し、我々は勝利した。今度は私の番だ」と述べた。共和党では今年11月の上下両院選を含む中間選挙を前に、各地の党予備選でトランプ支持派と反トランプ派のせめぎ合いが始まっており、ペイリン氏の政界再挑戦の行方も注目されそうだ。

 ペイリン氏は1日、共和党の下院議員、ヤング氏の死去に伴う下院補選に立候補すると表明。「米国は転換点にある。極左勢力が国を破壊するのを見てきて、戦いに踏み出さなければいけないとの考えになった」などと訴えた。

 ペイリン氏は保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」を象徴する存在だ。08年大統領選では当時、副大統領候補として、上院議員で大統領候補だったマケイン氏(18年に死去)とペアを組んだ。マケイン氏はトランプ氏に批判的で、20年の大統領選ではマケイン氏の妻が党派を超えて民主党のバイデン氏への支持を表明した。ペイリン氏はトランプ氏との協調を選んだ。【ワシントン秋山信一】

6635チバQ:2022/04/13(水) 20:27:43
https://www.sankei.com/article/20220413-MXNWUXQ6AFNUBNC6C7YQ3U2BHA/
NY州副知事を収賄容疑で逮捕 不動産業者から不正な選挙資金か
2022/4/13 10:40
米連邦捜査当局は12日、不正な選挙資金を受け取ったとして、収賄などの疑いで東部ニューヨーク州のベンジャミン副知事(45)を逮捕した。ベンジャミン容疑者は同日、辞任した。米メディアが伝えた。

副知事に就任前の州上院議員時代、不動産業者から不正な選挙資金を受け取った疑いが持たれている。ベンジャミン容疑者は12日に出頭、司法手続きでは無罪を主張した。

ニューヨーク州では昨年夏、クオモ前知事がセクハラ問題で辞任。後任のホークル知事がベンジャミン容疑者を副知事に任命していた。(共同)

6636とはずがたり:2022/04/21(木) 21:16:13

オリガルヒがテレビ局買収図る プロパガンダ工作か 米捜査で判明
秋山信一
https://mainichi.jp/articles/20220407/k00/00m/030/081000c
毎日新聞 2022/4/7 11:11(最終更新 4/7 11:11) 1223文字

オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏=モスクワで2021年9月16日、ロイター
拡大
オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏=モスクワで2021年9月16日、ロイター

 ロシアのプーチン政権に近いとされる新興財閥(オリガルヒ)の有力者が2015年以降、米保守系のFOXニュースの元ディレクターを勧誘し、ロシアやギリシャ、ブルガリアで放送局設立を進めていたことが、米司法当局の捜査で明らかになった。米メディアのノウハウを活用しながら、東欧や南欧でも影響力拡大を図るロシアのプロパガンダ工作の一端が浮かんだ。

 放送局設立を主導したのは、オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏(47)。ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の一方的編入やウクライナ東部の親露派武装勢力を支援したとして、14年12月に米国の制裁対象になった。制裁逃れを図った罪などで6日までに米国で起訴された。

6637とはずがたり:2022/04/22(金) 10:00:19
>なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。

「日本から一番近い楽園」グアムが崩壊寸前 新型コロナ禍
https://www.jiji.com/jc/v4?id=202012nghs0001&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
陣内真佐子(文筆家/グアム在住)

「本土」から数千キロ離れた「米国の植民地」グアムの悲劇

 成田や関西などの日本の主要空港から約3時間半しかかからず、1年中気候も温暖なことから「安近短」の旅行先として人気を誇ってきたグアム。「日本から一番近い楽園」ともいえるこの地を訪れたことがある人も多いだろう。そのグアムが今、崩壊の危機にさらされている。

 世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。米国の準州であるグアムでは、2020年3月14日に知事が公衆衛生緊急事態を発令、その後、島内で感染者が確認されたことを受け、同20日にはショッピングモールや娯楽施設、レストラン等の人が集まる施設を閉鎖するとともに、学校も休校とし、住民にも在宅を原則とする「ステイホーム令」が発せられるなど事実上のロックダウン(都市封鎖)政策が施行された。グアム政府が迅速に対応したことで、その後の感染者拡大には歯止めがかかり、5月から経済活動への規制が段階的に緩和され、6月には日本などからの観光客受け入れを再開する方針も打ち出された。

 ところが、7月下旬から再び感染者が増加し、8月14日には再度のステイホーム令を含む最高レベルの規制が再開されたものの、その効果は限定的で、12月初旬には人口約16万6000人のグアム島内の累計感染者は約7000人に達し、感染者の拡大が抑え込めていない深刻な状況下にある。

 グアムは太平洋に浮かぶ孤島であるため、空港で島外からの入島者検疫をすれば水際で感染が防げそうに思える。実際、7月26日以降、一般入島者は空港でのPCR検査結果が「陰性」であっても14日間、政府指定検疫施設(デュシビーチリゾートまたはデュシタニホテルの客室)から一歩の外出さえも許されない強制完全隔離を強いられていた。

 しかし、島民からグアム政府への不平不満が膨らんだため、グアム公共衛生保健局が隔離制度の見直しを行い、隔離6日目にPCR検査を受け、7日目に出るその検査結果が「陰性」であれば、残りの7日間を自宅または自分で手配した別のホテルや友人宅などでの隔離に変更できるようになった。ただし、検査結果が「陽性」の場合、発熱などの症状が認められればもれなく病院に搬送され、無症状ならば別の検疫施設(ベイビューホテルの客室)に14日間強制収容される。

軍関係労働者は検疫も隔離もなし
 その一方、米連邦政府からグアム島内の米軍軍事施設の工事のために送り込まれる労働者に限っては、「必要不可欠な労働力」としてH2就労ビザが与えられ、入島時の検疫のみならず14日間の強制隔離も免除されている。島民や観光客とは明らかに異なる扱いを受けているが、グアム政府はそれに対して反対も抗議もできない。

 なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。

 つまり、米軍基地外に住むグアム島民のコミュニティーは存在していないも同然で、グアム政府は連邦政府の決定には口出しができない一方的な支配関係が21世紀の現在も続いているのだ。…

6638とはずがたり:2022/04/22(金) 14:54:48
フロリダ州 ディズニーの“税制優遇”はく奪を検討 州法への反対表明で
https://news.yahoo.co.jp/articles/b18dfc441ba7a96db15c05f3ce7f020901b397fc
4/21(木) 10:02配信
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テレビ朝日系(ANN)

All Nippon NewsNetwork(ANN)

 アメリカのフロリダ州で学校で性的指向などの議論を禁止する法律を巡って、ディズニーワールドの税制優遇を剥奪(はくだつ)する法案が提出される事態に発展しています。

 フロリダ州では、小学校3年生までの公立校で性的指向や性自認について議論してはいけないとする州法、通称「ドントセイゲイ」法が先月8日に可決されました。

 これに対し、ディズニー側が反対を表明したことから、共和党で保守派のデサンティス知事との対立が深まっています。

 米・フロリダ州、デサンティス知事:「フロリダ州議会は“リーディ・クリーク・インプルーブメント・ディストリクト”(ディズニー・ワールドに認められた特別自治権)を含む、1968年以前の特別自治権の撤廃について検討する」

 フロリダ州内にあるディズニーワールドは、1967年から敷地内を独立した自治体として認められる特例を受けてきて、免除されている州税は年間250億円にも相当するとみられています。

 知事の主張に対して、民主党の議員は「過激な右派の政策に反対の声を上げた企業を罰するなど、ロシアや中国がやっていることと変わらない」などと批判しています。

6639チバQ:2022/04/24(日) 17:30:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed3d64dddd4af478f82674e7340c60034b69dd91
トランプ氏「お墨付き」効力は? 劣勢候補に相次ぎ支持
4/24(日) 14:11配信

産経新聞
23日、オハイオ州コロンバス郊外の集会で、演壇で握手するトランプ氏(右)と、同氏の支持を受ける共和党予備選の候補、バンス氏(大内清撮影)

【コロンバス(米オハイオ州)=大内清】トランプ米前大統領は23日、中西部オハイオ州コロンバス郊外で支持者集会を開いた。11月の中間選挙に向け民主・共和両党の候補者選びが本格化する中、5月3日に迫った同州の共和党予備選では、トランプ氏が支持する候補の苦戦も伝えられる。重要州と位置付けられる同州などで自派候補が予備選を勝ち抜けなければ、同氏の求心力に陰りもでかねず、テコ入れに躍起だ。

「11月に議会を取り返す。オハイオで勝てる候補が必要だ」。トランプ氏はこう語りかけて、数千人の聴衆を懸命に盛り上げた。

中西部の「ラストベルト(さびた工業地帯)」にあるオハイオ州は、有権者の支持が民主・共和両党で揺れ動くとされる「スイング・ステート」。11月の中間選挙では、引退を表明している共和党の現職上院議員の後釜をめぐり激戦が予想されている。現在、上院で議席が50対50で拮抗(きっこう)する両党にとっては何としても確保したい重要州だ。

その候補者選びでトランプ氏は今月中旬、中西部の白人労働階層を自伝的に描いたベストセラー『ヒルビリー・エレジー』の著者で弁護士のJ・D・バンス氏に支持を与えた。予備選まで3週間を切ったギリギリのタイミングだった。

だが米メディアによると、トランプ氏周辺では、この決断は「賭け」だと危惧する声が強い。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計によると、共和党予備選に出馬している7人のうちバンス氏の支持率は、上昇傾向にあるものの3位。敗退すれば、トランプ氏の「お墨付き」の効力に疑問符がつくためだ。

トランプ氏は、オハイオと同様に重要州とされる東部ペンシルベニア州でも今月、上院選の共和党候補争いで、優勢が伝えられるマコーミック元財務次官からの支持要請を断り、著名テレビコメンテーターの医師、メフメト・オズ氏に支持を与えた。同氏は、科学的根拠のない代替医療を推奨しているとして医学界から批判を浴びる人物だ。

トランプ氏は今月、米紙ワシントン・ポストのインタビューで「私はエンドースメント(候補者への支持付与)の王様だ」と自身の影響力への自信を誇示。23日の集会でも「J・D(バンス氏)はもともと私の批判ばかりしていたが、勝てるなら問題ない」と度量の大きさをアピールした。

ただ、聴衆からは「バンス氏は労働階層出身という生い立ちを使って有名になった」との反感も聞かれ、知名度が高い候補を選んだトランプ氏の手法が奏功するかは見通せない。

6640チバQ:2022/05/05(木) 18:05:56
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220505-567-OYT1T50021.html
「俺のことをひどく言ったが、それは脇に置こう」…大統領選にらむトランプ氏が存在感
2022/05/05 14:48読売新聞

 11月の米中間選挙まであと半年と迫る中、共和党の予備選では、2024年大統領選に意欲を示すトランプ前大統領が、各地で候補者を推薦し、党内での影響力を誇示している。支持率が低迷するバイデン大統領は、中間選挙で仮に民主党が敗北すれば24年の再選出馬に影響しかねず、遊説を増やしてアピールに躍起だ。(オハイオ州デラウェア 横堀裕也、ワイオミング州ララミー 田島大志)

批判議員に「刺客」
 「私はトランプ氏のことが嫌いだった。正直、言わなければ良かったと思うこともたくさん言ってしまった。でも今は、素晴らしい大統領だったと思っている」

 3日のオハイオ州予備選を制したJ・D・バンス氏(37)は4月12日、オハイオ州内3か所で行った遊説で、「釈明」を繰り返していた。トランプ氏の「推薦」を勝ち取る前のことだ。

 もともと「反トランプ」を公言していたバンス氏は、立候補に伴って立場を百八十度転換させた。トランプ氏の看板政策だったメキシコ国境での「壁」の建設を主張し、「ウクライナの国境ではなく、米南部の(メキシコとの)国境を安定させるべきだ!」といった過激な発言も連発した。

 バンス氏だけではない。対立候補たちも、推薦を得ようと、トランプ氏が拠点とするフロリダ州の邸宅「マール・ア・ラーゴ」への「トランプ詣で」などを重ねた。

 4月23日、トランプ氏はオハイオ州デラウェアでの選挙集会でバンス氏を推薦すると表明し、「彼は俺のことをひどく言ったが、それは脇に置こう。悪口を言うやつらもみな、俺の元に戻ってくるんだ」と満足げに演説した。

 選挙集会に参加していたブロイル・ディアズさん(30)は「バンス氏のことはよく知らないが、トランプ氏が推薦したのであれば、投票する」と話した。

 トランプ氏は予備選で、自身に批判的な現職議員への対抗馬として「刺客」も擁立している。標的にされているのが、トランプ支持者らによる昨年1月の米議会占拠事件を巡り、下院で弾劾だんがい裁判に向けた訴追決議に賛成したリズ・チェイニー氏(55)ら6人だ。

 <挑発屋で不誠実なチェイニーの対抗馬として強く支持する>

 トランプ氏は昨年9月、ワイオミング州の予備選で、弁護士のハリエット・ヘイグマン氏(59)を推薦する声明を出した。チェイニー氏はディック・チェイニー元副大統領を父に持つ党内のホープだったが、昨年5月に党下院ナンバー3の座を追われ、ヘイグマン氏に世論調査で先行されている。

 「我々の声を代弁しないのならば交代しなければならない。この街でリズを最後に見たのはいつか」

 4月下旬、ワイオミング州ララミーの市役所での集会でヘイグマン氏が問いかけると、聴衆は「Never!(一度もない)」と応じた。チェイニー氏は下院で占拠事件の特別調査委員会副委員長を務め、今も反トランプの急先鋒せんぽうだ。

 参加者のダレル・ウイアヘイさん(62)は歯ぎしりした。「トランプ氏は偉大だ。チェイニー氏はワシントンの茶番に付き合い、我々には背を向けている」

与党 過去は議席減多く
 今回の中間選挙では、連邦議会下院(435議席)の全議席が、上院(100議席)については約3分の1に当たる34議席が、それぞれ改選される。

 下院は、野党・共和党の209議席に対し、与党・民主党が221議席で過半数を占める。上院は、民主党系と共和党が50議席を分け合っており、上院議長を兼ねる副大統領が決定票を持つ規定によって民主党が辛うじて優位を保っている。

 民主党が引き続き、上下両院の主導権を握れるかが焦点となるが、米メディアは、特に下院選での民主党の劣勢を伝えている。

 上院選については、米国の選挙予測で定評のある米バージニア大政治センターのシニアコラムニスト、アラン・アブラモウィッツ氏が「努力次第で主導権維持の見込みはある」と分析する。改選議席が共和党20なのに対し、民主党側は14で、かつトランプ前大統領の影響力が少ないとされる選挙区ばかりであるためだ。

 ただ、過去の中間選挙では政権与党が議席を減らしてきた。米カリフォルニア大サンタバーバラ校によるインターネットサイト「アメリカン・プレジデンシー・プロジェクト」によると、1950年以降の18回の中間選挙のうち、政権与党が下院で議席を増やしたのは2回、上院では5回しかない。

6641チバQ:2022/05/05(木) 18:09:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220504k0000m030159000c.html

トランプ氏「公認」候補が勝利 上院選へオハイオ州で共和党予備選
2022/05/04 17:28毎日新聞

トランプ氏「公認」候補が勝利 上院選へオハイオ州で共和党予備選

共和党上院議員候補のバンス氏=米中西部オハイオ州で2022年5月3日、ロイター

(毎日新聞)

 米中西部オハイオ州で3日、今年11月の連邦上院選に向けて共和党の候補者を決める予備選の投開票が行われ、トランプ前大統領の後押しを受けた作家のバンス氏が勝利した。他州に先駆けて行われた同州予備選で「公認」候補が勝利したことで、トランプ氏は改めて党内での影響力の大きさをアピールした形だ。

 オハイオ州では現職のポートマン上院議員(共和)が引退を表明し、新人候補が共和党候補者の座を競った。米メディアによると、バンス氏は3割以上の得票で勝利を確実にした。

 予備選では複数の候補者がトランプ氏の「公認」を求めていたが、トランプ氏は4月15日にバンス氏を「民主党に勝てる候補」として支持すると公表し、23日には同州での集会にも共に参加した。米FOXニュースの同州での世論調査では、3月2〜6日にはバンス氏の支持率は11%と有力候補の中で3番目だったが、トランプ氏の「公認」後の4月20〜24日には23%でトップに浮上していた。

 バンス氏は、鉄鋼業で過去に栄えながら荒廃した地域「ラストベルト(さびついた工業地帯)」での貧しい白人労働者階級の日常と、自身が貧困から抜け出す努力を描いた自叙伝「ヒルビリー・エレジー」の著者として知られる。トランプ氏と同様、自身を「既存政治のアウトサイダー」と位置づけている。米メディアによると、2016年の大統領選当時は当選したトランプ氏に批判的だったが、「自分が間違っていた」と過去の批判を謝罪し、トランプ氏に支持を要請していた。

 トランプ氏は今年11月の中間選挙に向けて、上下両院選や州知事選の共和党予備選で、自身に賛同する候補者を独自に「公認」し、影響力の維持と拡大を図っている。【ワシントン秋山信一】

6642チバQ:2022/05/05(木) 18:10:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220504X662.html
トランプ氏、影響力どこまで=中間選挙の候補者選び白熱―米共和党
2022/05/04 14:29時事通信

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙までおよそ半年に迫り、与野党の候補者選びが本格化する。上下両院の多数派奪還を目指す野党共和党では、トランプ前大統領の支持を受ける候補が他候補と激しい予備選を展開。「子飼い」候補がいかに勝ち抜けるかが、今後のトランプ氏の影響力を占う試金石となる。

 3日、米メディアの注目を集めた中西部オハイオ州の上院選予備選で、「トランプ派」候補のJ・D・バンス氏が勝利を確実にした。映画化もされた著書「ヒルビリー・エレジー」で「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に暮らす白人労働者階級の苦しい暮らしぶりを活写した人物だ。

 同州では、共和党現職の引退で生じる空席をめぐり候補者選びが白熱。バンス氏は当初、乱立する候補に埋もれていたが、4月半ばにトランプ氏の支持を得るや否やトップに躍り出た。同月23日、トランプ氏は州都コロンバス郊外で行われたバンス氏の集会に駆け付け、「私は勝てる候補を選ぶ。彼は真の闘士だ」と持ち上げた。

 「バンスのことはよく知らない。でもトランプが支持すれば勝つわ」。演説を聞いた主婦ドーソンさん(64)は、予備選の行方はトランプ氏の意向次第だと話していた。一方、演説を遠目に眺めていた保険会社勤務のファウラーさん(51)は「トランプが支持するのは地元を知らない有名人ばかり。負ける候補も出てくるだろう」と語り、冷ややかな見方もある。

 実際、予備選で苦戦を強いられているトランプ派候補もいる。東部ペンシルベニア州上院選では、医師でテレビ番組司会者のオズ氏が各種世論調査の平均で2位に甘んじたまま。南部ジョージア州知事選も、現職のケンプ氏がトランプ派のパーデュー氏に支持率2桁差で優勢を保つ。

 いずれもオハイオと並び、民主、共和の支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」だ。トランプ派は2020年の大統領選を「不正」扱いし、今も結果を認めない立場。予備選を勝ち抜いても、「バイデンは偽の大統領」(バンス氏)などとする過激な主張は、民主党と戦う本選で穏健な有権者を遠ざけるリスクをはらむ。

6643チバQ:2022/05/05(木) 18:11:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220503X595.html
米最高裁、中絶の権利否定か=半世紀前の判断覆す可能性―報道
2022/05/03 23:46時事通信

 【ワシントン時事】米政治専門紙ポリティコは2日、連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」について、最高裁が近く判断を覆す可能性があると報じた。南部ミシシッピ州による中絶規制法の合憲性をめぐる裁判で、多数派判事の意見書の「草稿」とされる文書の内容を伝えた。

 草稿は「(判決は)初めから間違っていた。論拠が極めて弱く有害な結果をもたらした」「中絶問題を国民の代表者の手に戻す時だ」などと指摘。内容に変更がなければ、米国で半世紀にわたり保護されてきた女性の権利が一気に後退することになる。最高裁は今夏の開廷期末までに最終判断を下す。

 バイデン大統領は3日、声明を発表。「草稿が真実か、また最高裁の最終判断を反映したものかは分からない」とした上で、「ロー対ウェイド判決を成文化する法律を成立させる」と強調した。「女性の選択を支持する議員が、より多く上下両院に必要だ」とも述べ、11月の中間選挙で重要な争点になるとの考えを示した。

 トランプ前大統領は在任中、保守系の最高裁判事を次々と指名。以来、9人の判事は保守系が多数派の6人を占め、国論を二分する中絶問題をどう判断するか注目を集めてきた。

 中絶をめぐっては保守的な共和党州で規制強化の動きが相次いでいる。テキサス州では昨年、胎児の心拍が確認されて以降の中絶を禁じる厳しい州法が成立。オクラホマ州も4月に中絶を「重罪」とし、10年以下の禁錮刑か10万ドル(約1300万円)以下の罰金を科す州法を成立させた。

 憲法判断が覆れば、中絶支持派の強い反発を引き起こすのは必至。賛否をめぐる議論が過熱し、米国の分断がさらに深まりそうだ。

6644チバQ:2022/05/05(木) 18:13:37
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_HK5XLWVKUVO7VBLOEQLLNH6EYM.html
米最高裁、中絶合憲判例を見直しか 草案流出、政治対立激化も
2022/05/03 12:57産経新聞

【ワシントン=大内清】米政治専門紙ポリティコ(電子版)は2日、連邦最高裁が、人工妊娠中絶を合憲とした1973年の最高裁判例を覆し、中絶を認めるかどうかの判断は各州に委ねるべきだとする多数派意見をまとめたを報じた。同紙が意見書草案を入手した。米国では中絶を選択する権利をめぐって保守層とリベラル層が激しく争っており、実際に判例が見直されれば、11月の中間選挙に向けた政治対立がさらに深まるのは必至だ。

米国では「ロー対ウェード」と呼ばれる73年の判例で中絶が合憲化されたが、主に共和党が優勢な南部諸州などで、立法や司法闘争を通じて同判例の無効化を目指す動きが続いてきた。

ポリティコによると、今回は南部ミシシッピ州での中絶制限をめぐる訴訟に関する最高裁内部の表決で、判事9人のうち保守派5人が判例の無効化に賛成、リベラル派3人が反対した。保守派ながらしばしばリベラル寄りの立場をとるロバーツ長官の判断は不明という。

裁判の判決内容に関する文書が事前に流出するのは極めて異例。実際の判決は約2カ月後と見込まれており、その間に賛否の票数が変化する可能性もあるとしている。

6645チバQ:2022/05/07(土) 00:00:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_NAV6SJP4UBNK5CAHFVWAX6HWFQ.html
米中間選挙まで半年 戦時大統領、問われる指導力
2022/05/06 20:29産経新聞

【ワシントン=渡辺浩生】バイデン米大統領の政権運営を左右する中間選挙(11月8日投票)まで半年となる。与党・民主党が上下両院の支配を維持できるかや、2024年大統領選での返り咲きを視野に入れるトランプ前大統領が共和党内で影響力を確保できるかが焦点。ロシアによるウクライナ侵攻が長期化の様相を見せる中、バイデン氏の「戦時大統領」としての指導力も問われることになる。

中間選挙は4年ごとの大統領選の中間の年に行わる選挙の総称だ。今年は上院(定数100、任期6年)の3分の1に当たる34議席、下院(定数435、任期2年)の全議席が改選対象で、現在、民主、共和両党の候補を決める予備選が各地で本格化。中間選挙では現職大統領の与党に厳しい審判が下ることが多く、米メディアなどは、民主党の劣勢を予測している。

「民主主義を守る兵器は米国労働者にとって高賃金の仕事にもなる」

バイデン氏は3日、ウクライナの前線に日々届けられる携帯型対戦車ミサイル「ジャベリン」を製造する南部アラバマ州の工場を訪問し従業員を激励した。中間選挙をにらんで軍需経済の雇用効果をアピールする思惑も透けてみえた。

侵攻当初は制裁や軍事支援を小出しにして批判を浴びたバイデン氏だが、現在は長期戦を視野に軍事・人道支援や対露制裁の拡大に指導力を発揮。4月末には330億ドル(約4兆3千億円)の巨額追加予算を議会に要請した。

この間、バイデン氏への支持率は2月の37%から42%へと上昇している。不支持率も55%から52%へとわずかながら改善したものの、半数以上が支持していない状況は昨年9月以降、続いている。

バイデン政権への支持率に加え、ウクライナ情勢も中間選挙に影響しそうだ。同調査によると、国民の多くがウクライナへの軍事・人道支援、制裁強化に賛成するが、米国の直接的な軍事介入には72%が反対。プーチン露大統領が化学兵器や戦術核兵器を使用した場合、バイデン氏は厳しい判断を迫られるとみられる。

6646チバQ:2022/05/08(日) 12:10:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220507X891.html
バイデン民主に逆風=ロシア侵攻でインフレ加速―米中間選挙まで半年
2022/05/07 14:37時事通信

 【ワシントン時事】11月8日の米中間選挙が半年後に迫る中、バイデン大統領の支持率が4割程度と低迷するなど、与党民主党は逆風に見舞われている。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で昨年来のインフレに拍車が掛かり、国民の不満は高まる一方だ。民主党は上下両院の優勢維持を目指すが、局面を打開する道筋を見いだせていない。

 ◇経済対策、共和に期待

 「上下両院の優位を守り抜く決意だ」。バイデン氏は4月21日、民主党全国委員会の集会で力を込めた。現有議席は下院で民主221、共和209と拮抗(きっこう)。上院は民主系50、共和50と同数だ。

 バイデン氏は昨年8月以降、支持率が一度も不支持率を上回っていない。最大の足かせは有権者の関心が高い物価上昇だ。3月の米消費者物価指数は前年同月比8.5%と40年ぶりの上昇率を記録。政権は戦略石油備蓄の放出を含む物価抑制策を打つものの、ロシアの侵攻に伴う原油価格の高騰など外的要因に左右され、先行きは不透明だ。

 ワシントン・ポスト紙などが1日公表した世論調査では、主要争点で与党への信頼が低いことが明らかになった。「どちらの党がより優れた対応をすると思うか」と尋ねたところ、「インフレ」の項目は共和党50%に対し、民主党は31%。「経済」でも共和党が50%、民主党が36%と見劣りする。「犯罪」や「移民」でも共和党への期待が高かった。

 ◇「中道」のジレンマ

 バイデン政権はこうした傾向を深刻に受け止め、左派色を薄めた「中道」寄りの施策で支持拡大を図っている。3月末に発表した予算教書では、財政赤字の縮小や犯罪対策の強化など保守層にアピールする施策がずらり。エネルギー高に対処するため、「脱炭素」を後退させ、企業に化石燃料の生産拡大を促す方針も打ち出した。

 だが政策が中道に傾けば、気候変動対策を重視する若者や、社会保障拡充のため財政支出を求める左派の離反を招く。民主党内を分断する恐れがあり、政権はジレンマを抱える。

 一方、民主党に追い風となる材料も出てきた。連邦最高裁が近く、人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた過去の判例を覆すと報道されたことだ。バイデン氏は「女性の選択の権利を支持する議員がもっとたくさん必要だ」と、中間選挙での争点化に言及。女性や中絶支持派の有権者の取り込みを狙っている。

6647とはずがたり:2022/05/09(月) 14:03:40
なんだ!?

バハマで米国人観光客3人が変死、重体の1人は帰国 犯罪性は否定
5/9(月) 12:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cc90fb422215be5bacadaa89f9380a932f1275d
CNN.co.jp
米国人観光客3人の遺体が発見されたバハマのリゾートホテル

(CNN) カリブ海の島国バハマのリゾートホテルで6日に米国人観光客3人の遺体が発見され、当局が死因を調べている。バハマ警察によると、同じ日に病院へ搬送されたもう1人の米国人女性は、8日までに帰国した。

バハマのグレートエグズーマ島にある同ホテルでは、滞在中の男性1人と男女1組が別々の棟で死んでいるのが見つかった。いずれも外傷はみられなかったが、男女は前夜に体調不良を訴えていて、けいれんを起こした形跡があった。

4人目の女性が同じホテルに滞在していたかどうかは未確認。警察によると女性は重体で、首都ナッソーの病院へ空路搬送された後、米フロリダ州マイアミの病院に移って治療を受けている。

死亡した3人の身元は確認作業が完了してから、9日に公表されるという。もう1人の女性の身元も、今のところ公表されていない。

バハマのクーパー副首相によると、犯罪性はないとみられる。同氏は6日、厚生相に対し、保健、環境、公共事業部門の当局者によるチームを率いて現地入りするよう指示を出した。

6648チバQ:2022/05/09(月) 19:14:21
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ563QV9Q56UHBI00N.html
トランプ氏の影響力に注目 アメリカの中間選挙、候補者選びが本格化
2022/05/09 11:00朝日新聞

トランプ氏の影響力に注目 アメリカの中間選挙、候補者選びが本格化

オハイオ州デラウェアで23日、トランプ前大統領(右)と握手する共和党の上院議員候補のJ・D・バンス氏=ロイター

(朝日新聞)

 2022年11月投開票の米中間選挙に向け、米国内では民主、共和両党が候補者を選ぶ予備選挙が5月から本格化している。

 5月には13州で予備選挙が実施される。3日に実施されたオハイオ州のほか、ペンシルベニア州やノースカロライナ州、ジョージア州など、民主、共和両党が激しく競り合う州の結果に注目が集まっている。

 近年の大統領選挙で勝敗を左右するペンシルベニア州では、知事選挙を民主党と共和党どちらが制するかに注目が集まっている。共和党予備選には9人の候補がいて混戦となっている。

 また、上院の共和党予備選挙では、トランプ前大統領が推薦する医師のオズ氏が、ヘッジファンド元CEOのマコーミック氏、不動産投資会社の元CEOで、トランプ政権ではデンマーク大使も務めたサンズ氏ら対立候補と競り合っており、17日の予備選挙への関心が高まっている。

 ジョージア州知事選挙も、トランプ氏の影響力をはかるうえで注目されている。再選をめざす共和党現職のケンプ氏は、2020年の大統領選挙で不正があったという、トランプ氏の主張を受け入れなかった。これに反発したトランプ氏は、共和党予備選挙で対立候補のパーデュー氏を支援している。

 中間選挙は4年ごとの大統領選のちょうど中間の年に開かれる。上院(定数100、任期6年)の3分の1、下院(定数435、任期2年)の全議席が改選される。36州の知事選も同時にある。各州で党ごとの候補者を選ぶ予備選挙は5〜9月を中心に断続的に実施され、勝ち抜いた候補者が11月8日の本選に挑む。現政権への「信任投票」の意味合いが強く、24年予定の大統領選にも大きな影響を及ぼす。(ワシントン=合田禄、大島隆)

6649チバQ:2022/05/18(水) 21:09:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6fb86a70fa8cdca0af88e52ca9792a4306dc522
エマニュエル駐日米大使、「バイデン・岸田ライン」に期待 同盟深化へ環境整う
5/18(水) 20:13配信

産経新聞
インタビューに応じる米国のラーム・エマニュエル駐日大使=17日午前、東京都港区(萩原悠久人撮影)

日米両首脳は23日、本格的な対面での首脳会談を初めて開く。エマニュエル駐日米大使は産経新聞のインタビューで、現在の日米間には経済や安全保障をめぐる対立がなく、両国の関係と同盟の深化に向けた好条件が整っていると指摘した。岸田文雄首相とバイデン大統領の首脳外交が数年にわたって継続すれば、日米関係が大きく前進する可能性が高まりそうだ。

エマニュエル氏は、1993〜2001年のクリントン政権下で日本の首相が次々と代わって7人に達したことを振り返り、首脳間で「関係を築くことはできなかった」と断じた。大統領上級顧問として同政権に仕えた立場から、建前ではない米国の本音を吐露した形だ。首脳間の関係は個人的信頼や共有する経験に大きく左右される。

中国という共通の敵に対峙(たいじ)し、ウクライナをめぐる対露制裁などで緊密な連携を見せている岸田首相との関係が続くことは、米国にとって大きなプラスだと考えられている。それだけに、岸田首相率いる自民党が夏の参院選で勝利するかをホワイトハウスは注視している。

むろん日米関係の深化には、政治や政策の方向性の一致が重要だ。エマニュエル氏は過去の日米関係について「貿易摩擦や軍事、戦略的な目標で軋轢(あつれき)があった」と語った。トランプ前大統領は安倍晋三元首相との親密な関係にもかかわらず、対中戦略として日本が重視する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの離脱を強行した。

現在の両国関係について、米外交筋は「深刻な政策の乖離(かいり)はない」と話す。日本の政府高官も「岸田、バイデン両氏の経済に関する看板政策は似ており、親和性が高い」とみている。

日米双方の世論調査で互いの好感度や信頼度が高いことも追い風だ。米世論調査で日本への好意的な評価は80%を超えているという。エマニュエル氏は、こうした状況でバイデン-岸田ラインが安定すれば、日米関係・同盟の大きな前進に向けた「かなり良い環境になる」と強調する。(坂本一之)

6650チバQ:2022/05/19(木) 07:17:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b0488a680ab25442b035c57fa8fe0e45e89c087
米中間選予備選、重要州でトランプ派が勢い維持 大量当選狙い活動
5/18(水) 21:21配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政治を左右する11月の中間選挙に向けた民主、共和両党の予備選が17日、東部ペンシルベニアなど5州で実施され、米メディアによると、重要州と位置付けられる同州知事選の共和党候補にはトランプ前大統領が推すマストリアノ州上院議員が決まった。トランプ氏が敗れた2020年大統領選の結果を否定するマストリアノ氏は、州内の選挙登録のやり直しなどを主張。民主党や共和党の一部は選挙システムへの信頼がいっそう損なわれると懸念を強めている。

マストリアノ氏は11月の本選で民主党のシャピロ州司法長官と争う。

トランプ氏は自身に忠実な共和党候補の大量当選を狙い、各地で精力的に活動。3日には同じく重要州とされる中西部オハイオ州で、当初は劣勢だった新人がトランプ氏の支持を得て予備選を勝ち抜き、同氏の求心力が党内で依然として高いことを示している。

17日に南部ノースカロライナ州で行われた共和党の上院選候補者争いでも、トランプ氏が早くから支持を表明していたバッド下院議員が他候補を圧倒。本選では黒人として同州初の上院議員を目指す民主党のビーズリー元州最高裁判事と争う。

一方、同州の共和党予備選では、トランプ氏の熱烈な信奉者として知られる現職のカウソーン下院議員が敗退した。飛行機内に拳銃を持ち込もうとして拘束されたスキャンダルなどが響いた。

6651チバQ:2022/05/25(水) 19:28:54
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_TYKOC6NLZFML3O7FEBYXGNX7YE.html
トランプ氏肝いり候補敗退 米共和党の権力闘争激化
2022/05/25 16:52産経新聞

【ワシントン=大内清】11月の米中間選挙に向けた民主、共和両党の予備選が24日、南部ジョージア州など5州で行われた。2020年の大統領選で最激戦となった同州の知事選候補を争う共和党予備選では、現職のケンプ知事がトランプ前大統領の推すパーデュー前上院議員に圧勝した。選挙戦はペンス前副大統領がケンプ氏を支援してトランプ氏に反旗を翻すなど、共和党内の権力闘争の激化を印象付けた。

同州は20年大統領選でバイデン現大統領が僅差でトランプ氏を下し、全体の勝敗を左右する重要州となった。トランプ氏は当時、選挙結果を覆すため、ケンプ氏に州議会を緊急招集するよう圧力をかけたが、同氏は応じなかったとされる。

こうした〝遺恨〟から、トランプ氏は「ケンプ降ろし」に邁進(まいしん)。大統領選と同時期に同州で行われた上院選で民主党候補に敗れたパーデュー氏を知事選にくら替えさせ、ケンプ氏への刺客として早くから支援してきた。投票日朝にも声明で「ケンプでは(民主党候補との本選に)勝てない」とこき下ろした。

ケンプ氏はこれに対し実績を訴えて選挙戦を終始リード。副大統領退任後はトランプ氏と距離を置くペンス氏の支援も得て保守層の支持を固めた。ケンプ氏は本選で、一時はバイデン氏の副大統領候補にも名が挙がった民主党のエイブラムス元同州下院議員と争う。

次期大統領選への出馬を模索するとされるペンス氏は、トランプ氏支持者らによる21年1月の連邦議会議事堂襲撃事件について批判的な発言を行ってきた半面、共和党内で強い影響力を持つトランプ氏との決定的対立は避けているとみられてきた。だが、今回の予備選が両氏の「代理戦争」の様相を呈したことで関係悪化は必至だ。

米メディアには、パーデュー氏の敗北が11月の本選に向けてトランプ氏の打撃になるとの見方もある。ただ、南部アーカンソー州予備選でこの日、トランプ政権の大統領報道官を務めたサラ・サンダース氏が知事選の共和党候補の座を勝ち取るなどトランプ派はなお勢いを保っており、中長期的な影響は見通せない。

6652チバQ:2022/05/28(土) 18:08:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/29c6a5bc9b2af2c3aaaf4a8395a89a0b41b101b5
トランプ氏、「代理戦争」でペンス氏に大敗 予備選、党主流派に勢い
5/27(金) 18:29配信
毎日新聞
トランプ前米大統領

 11月の米中間選挙に向けて民主、共和両党がそれぞれの候補者を選ぶ予備選が24日、南部ジョージア州などで行われた。同州知事選の共和党予備選では、トランプ前大統領が「刺客」を立てて現職知事の追い落としを図ったが、ペンス前副大統領らが支援する現職が大差で阻止した。党主流派が、影響力の拡大を狙うトランプ氏を押し返した形だ。

 同州は、かつては共和党の地盤だったが、近年は民主党も盛り返し、両党が拮抗(きっこう)する大統領選の重要州の一つだ。2020年大統領選では、バイデン大統領(民主党)がトランプ氏にわずか1万1779票差で勝利した。

 ところが、トランプ氏はケンプ知事(共和党)に対し、開票結果を覆すために州議会臨時会を招集するよう要求。ケンプ氏はこの要求を退けた。これに激怒したトランプ氏は、ケンプ氏を繰り返し激しく非難。対立候補として自らパーデュー前上院議員を擁立した。

 一方、ケンプ氏は保守派知事としての実績を強調し、副大統領としてトランプ氏を支えたペンス氏らが支援。20年大統領選後に関係が崩れたトランプ氏とペンス氏の「代理戦争」として注目を浴びた。

 ペンス氏は23日の集会で「ケンプ知事への投票は『共和党は未来の党だ』という耳をつんざくほどのメッセージを全米に送ることになる」と述べた。直接的な言及は避けたが、20年大統領選は不正だったという主張を繰り返すトランプ氏への当てつけとの受け止めが広がった。

 米CNNによると、開票率99%の段階で、ケンプ氏の得票は70%を超える圧勝で、パーデュー氏は20%強にとどまった。【ワシントン西田進一郎】

6653チバQ:2022/05/28(土) 20:54:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_QTMCVESYYNJ2VMF42NNXOHO6EA.html中間選挙へ左派と足並み バイデン氏、警察改革の大統領令署名
2022/05/26 19:30産経新聞

【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は25日、法執行機関による過剰な暴力を制限するなどの全国規模での警察改革を促す大統領令に署名した。中西部ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行で窒息死し、全国的な抗議運動や暴動につながった事件からこの日で2年となったのに合わせた措置。バイデン氏は、政権の行方を左右する11月の中間選挙に向け、人種や警察問題への取り組みを加速させる構えだ。

バイデン氏は署名に先立ってホワイトハウスで演説し、「黒人が何世代も経験してきた恐怖に向き合い、米国が受けた傷を癒す」と述べ、警察改革の必要性を改めて訴えた。

大統領令は、フロイドさん事件で問題となった「チョークホールド」と呼ばれる首への圧迫を禁止したり、ノックなしでの家宅捜索を制限したりする内容。不適切行為で免職になるなどした警官の情報を共有するデータベースや、人種や宗教といった偏見に基づく捜査を行わないための訓練プログラムの整備、軍から警察へ払い下げられる銃器の制限なども盛り込んだ。

バイデン政権はもともと、警察による黒人への暴力事件が相次ぐ背景には構造的な人種問題があるとして、警察改革法案の成立を目指してきた。しかし、同法案は昨年、野党・共和党の反対で頓挫した。

与党・民主党では、改革が進展しないことにいら立つ急進左派的な「進歩派」が今年3月、大統領令によって議会審議を回避しながら改革を実現するべきだとする要望書をバイデン氏に提出。こうした突き上げを受け、今回の警察改革に関する大統領令に含まれる項目は、同要望書で挙げられているものが核となった。バイデン政権は中間選挙に向けて訴求力のある実績を必要としているだけに、黒人やヒスパニック(中南米系)の取り込みに向け、人種や警察問題で進歩派と足並みをそろえた格好だ。

6654チバQ:2022/06/04(土) 22:42:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220604k0000m030165000c.html接戦州で推薦候補勝利も…党内で定まらぬトランプ氏影響力の評価
2022/06/04 18:09毎日新聞

接戦州で推薦候補勝利も…党内で定まらぬトランプ氏影響力の評価

メフメット・オズ氏=米東部ペンシルベニア州で2022年5月17日、ロイター

(毎日新聞)

 米東部ペンシルベニア州で5月17日に行われた連邦上院選の共和党予備選で、トランプ前大統領が推薦した医師で人気健康情報番組の司会者、メフメット・オズ氏の勝利が確実になった。接戦だったために票の再集計が進められているが、対立候補が3日に敗北を認めた。11月の上下両院選などの中間選挙に向けて、同州の予備選はトランプ氏の共和党内での影響力を測る試金石の一つとみられていた。ただ、他州の予備選ではトランプ派の候補が惨敗するケースもあり、トランプ氏の影響力を巡る評価は定まっていない。

 ペンシルベニア州は、大統領選や州知事選、上院選など州全体で勝敗を決する選挙では、民主、共和両党が激しく競り合う接戦州の一つだ。2016年の大統領選はトランプ氏、20年は民主党のバイデン大統領が制したが、いずれも接戦だった。

 トランプ氏は今回の上院選党予備選で、当初は別の候補を推薦していたが、家庭内での虐待疑惑が浮上したことで支援候補が選挙戦から撤退。トランプ氏は予備選終盤の4月になって、人気健康バラエティー番組「ザ・ドクター・オズ・ショー」の進行役として知名度が高いオズ氏を「本選で民主党候補に勝てる候補」と評価して推薦した。

 一方、共和党の穏健派は実業家のマコーミック氏を支持し、トランプ氏に近い右派のクルーズ上院議員(共和)も支援した。右派からはトランプ氏が中道寄りのオズ氏を支援したことへの反発もあり、予備選直前には右派の政治評論家バーネット氏が支持を伸ばした。

 5月17日の予備選ではオズ、マコーミック両氏の接戦となったが、オズ氏が勝利したことでトランプ氏も体面を保った形だ。

 ただ、ペンシルベニア州の予備選の後に行われた南部ジョージア州の州知事選の予備選では、トランプ氏が担ぎ出した候補が現職に大敗した。トランプ氏の支持が決め手となって予備選を勝ち抜く候補がいる一方で、州によっては苦戦を強いられている。トランプ氏も自身の主張に賛同する候補だけでなく、「勝てる候補」を見極めた上で最終的に独自に推薦するケースが出ている。

 共和党内ではトランプ派の候補について、「中間層の支持が得にくいため、民主党と争う本選で苦戦する」との懸念も根強い。トランプ氏は今後の予備選でも「勝てる候補」を重視し、党内での影響力を誇示したい考えだとみられる。【ワシントン秋山信一】

6655チバQ:2022/06/05(日) 10:50:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060400334&g=int
「トランプ派」候補に明暗 中間選挙予備選、底堅さも―米
2022年06月05日07時07分

トランプ前米大統領=2019年12月、ロンドン郊外ワトフォード(AFP時事)
トランプ前米大統領=2019年12月、ロンドン郊外ワトフォード(AFP時事)

米共和党の東部ペンシルベニア州の連邦上院候補予備選を終え、支持者と握手を交わすトランプ派の医師オズ候補(中央)=5月17日、同州ニュータウン(AFP時事)
米南部ジョージア州のケンプ知事=5月24日、アトランタ(EPA時事)

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた各党の予備選が本格化する中、共和党ではトランプ前大統領が支持する「トランプ派」の候補に明暗が分かれている。民主党と共和党の勢力が伯仲する重要州の連邦上院議員選の候補選びでは激戦を制し「トランプ人気」の底堅さを示したが、注目された南部ジョージア州知事選をめぐっては現職に大敗した。
 米メディアは3日、東部ペンシルベニア州の共和党上院候補を選ぶ予備選で、トランプ派の医師オズ候補が勝利したと伝えた。5月17日に行われた同予備選は大接戦となり、票の再集計が続いていたが、実業家のマコーミック候補が敗北宣言した。オズ氏は4月にトランプ氏の支持を得てから急速に勢いを増していた。
 同州は民主、共和両党で支持が拮抗(きっこう)する「スイング・ステート」として知られ、11月の本選で最も注目される州の一つ。同じくスイング・ステートとされる中西部オハイオ州の上院予備選でも5月3日、トランプ氏が直前に支持表明した作家バンス候補が勝ち進んだ。
 一方、同24日の南部ジョージア州知事候補を選ぶ予備選では、トランプ派の元上院議員パーデュー候補が現職知事のケンプ候補に50ポイント超の差をつけられ惨敗した。トランプ氏は2020年の大統領選結果を覆すようケンプ氏に圧力をかけたものの、拒否されて関係が悪化。対抗馬を擁立して報復を図ったが、失敗に終わった。
 ワシントン・ポスト紙によると、6月2日現在でトランプ氏が支持した非現職候補の勝率は約68%となっている。

6656チバQ:2022/06/15(水) 19:53:01
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220615X066.html
トランプ氏、下院予備選で「復讐」=弾劾賛成の共和現職負かす―米中間選挙
2022/06/15 14:26時事通信

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた各党の候補者選びが続く中、南部サウスカロライナ州の共和党下院予備選で14日、7区選出の現職ライス候補がトランプ前大統領の送り込んだ「刺客」候補に敗れた。ライス氏は昨年トランプ氏への弾劾訴追で賛成票を投じており、トランプ氏の「報復」を受けた形だ。

 ライス氏は最近、米メディアに「トランプ氏は(反対派を)粛清し、共和党をイエスマンの集団に変えようとしている」と語り再選を誓っていた。だが、結果はダブルスコアの惨敗だった。 

ドナルド・トランプ
米中関係

6657チバQ:2022/06/26(日) 01:04:12

https://news.yahoo.co.jp/articles/19dcf2f0327ebeb6de8e5efad50ce38c296b765c
トランプ政権下の判事保守化が呼び水 米最高裁「中絶」判断
6/25(土) 15:09配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米連邦最高裁が人工中絶の憲法上の権利を無効にした24日の判断は、トランプ前政権下で実現した判事構成の保守化による必然的な帰結だった。早くも南部の州は中絶禁止に動き出している。中絶を女性の権利として擁護するリベラル派との主張の隔たりは埋めようがなく、米社会の分断の固定化も一段と進むだろう。

最高裁判事の保守派の6人のうち、ゴーサッチ、カバノー、バレットの3判事はトランプ前大統領が相次ぎ指名した。そのうちカバノー氏は中道派のケネディ判事の後任、バレット氏はリベラル派のギンズバーグ判事の後任として送り込まれ、保守派優勢が確立した。

特にトランプ氏の強力な支持基盤のキリスト教福音派は中絶禁止を悲願とし、トランプ氏自身も選挙前から公約としてきた。

こうした最高裁の保守化が「ロー対ウェード」無効化の最大の要因だ。前日の23日には拳銃の屋外での携行を厳しく制限するニューヨーク州の銃規制法を違憲とする判決を最高裁は下した。銃規制強化は人工中絶と並んで保守派が抵抗するテーマで、銃乱射事件が相次ぐ中での判決は同様に米社会に衝撃を与えた。同性婚などマイノリティー(少数派)の権利をめぐり是非が問われる可能性もある。

中絶の是非は各州に委ねるとした判断の影響はすぐにも広がりそうだ。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、南部のルイジアナやアラバマなど13州では「ロー対ウェード」無効化に伴い、中絶を実質的に禁じる法律が近く発効する。同様の法律が裁判所に差し止められていた他の数州も発効に向かうという。

バイデン大統領は演説で「米国には悲しい日だが、闘いが終わったわけではない」と述べ、中絶の権利を取り戻すため11月の中間選挙で民主党候補に投票するよう呼びかけた。

一方、昨年1月の連邦議会襲撃事件の関与について下院の特別調査委員会の追及を受けるトランプ氏だが、最高裁の判断を自身の功績とアピール、求心力を再び強める可能性もある。

6658チバQ:2022/06/26(日) 01:04:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/71a9582616c9779b3f3621b243b4684eb2afab7b
米最高裁、中絶の権利認めた「ロー対ウェイド事件」の判例覆す
6/25(土) 0:43配信


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CNN.co.jp
最高裁前で妊娠中絶に反対する人々=24日

(CNN) 米最高裁は24日、人工妊娠中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判例を覆し、中絶を連邦憲法上の権利としては認めない立場を示した。

この意見はここ数十年で最も重大な最高裁の判断となる。また、米国での女性の性と生殖に関する健康の景色を変えるものとなる。

今後連邦議会が行動しない限り、中絶の権利は州によって決定されることになる。既に半数近い州で中絶を禁止する法律が議会を通過し、または通過を予定している。その他の州でも手術を規制する厳格な措置を法令化する動きがある。

サミュエル・アリート判事は多数意見で「ロー事件は最初からはなはだ誤っていた」「その論拠は極めて弱く、その決定は有害な結果をもたらした。ロー事件とケーシー事件は中絶問題に関する国民の和解をもたらすどころか、議論をたきつけ分断を深めた」と述べた。

スティーブン・ブライヤー、ソニア・ソトマイヨール、エレナ・ケーガンの各判事は共同反対意見で多数意見を厳しく批判。最後に「悲しみを携えて、この裁判所のために、そしてそれ以上に今日基本的な憲法上の保護を失った何百万人もの米国人女性のために、我々は反対する」と述べて意見を締めくくった。

数十年にわたって中絶を批判し、州に権限を戻すように求めていた人々にとっては取り組みが成就した瞬間となった。この判決が可能となったのは最高裁判事のうち6人の保守派が多数を固めたためで、うち3人はトランプ前大統領が指名した人物だった。

ジョン・ロバーツ長官は多数意見に加わらず、補足意見の中で、自分はロー事件を覆すつもりはないが、妊娠15週以降の中絶を禁止するミシシッピ州の法律は支持するとの考えを示した。

多数意見はアリート判事が準備し、外部に漏えいした草案に極めて似ていた。草案は中絶の権利を認めたロー対ウェード判決を軽蔑するような言葉が並んだものだった。

6659チバQ:2022/06/26(日) 01:05:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed0a30b41698544b379a198c5922ef876cb6a9c0
米国で28年ぶり銃規制法成立…21歳未満の購入者の身元確認厳格化
6/25(土) 22:44配信
読売新聞オンライン
銃規制強化法案に署名するバイデン米大統領(25日、ホワイトハウスで)=AP

 【ワシントン=蒔田一彦】米国のバイデン大統領は25日、21歳未満の銃購入者の身元確認厳格化などを盛り込んだ銃規制強化法案に署名し、成立させた。米国で銃規制法が成立するのは1994年以来28年ぶりだ。全米で相次ぐ銃撃事件を受けて規制強化を求める世論が高まり、議会は超党派の賛成で法案を可決した。

 バイデン氏は25日、ホワイトハウスで演説し、「約30年前の銃規制法成立以来、最も重要な法律だ。私はこの問題に長年取り組んできた。いかに困難なことか分かっている」と述べ、意義を強調した。「我々は銃に関して妥協できている。他の重要な問題でも妥協できるはずだ」として、超党派の協力を訴えた。

 法案は23日の上院に続き、24日に下院で可決された。いずれの採決でも民主党系は全員が賛成し、銃規制に慎重な立場の共和党からも上院で15人、下院で14人が賛成に回った。

 法案には、自らや他人に危害を及ぼす恐れのある人から銃を押収する法整備を促すために州を財政支援することや、学校の安全対策強化などが盛り込まれた。一方、バイデン政権や民主党が当初目指した、銃の購入可能年齢を18歳から21歳に引き上げるなどの抜本的な対策は見送られた。法案を可決させるため、超党派の合意形成を優先した。

6660チバQ:2022/06/26(日) 01:05:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/de37f69252ab0912a2b6f94bc810809dbee1a53a
米で銃規制巡り正反対の動き 最高裁→「NY州の規制法は違憲」 上院→超党派で規制強化法案可決
6/25(土) 9:40配信
西日本新聞
ワシントン記念塔前であった銃規制を訴えるデモ集会=6月11日

 【ワシントン金子渡】米連邦最高裁は23日、拳銃を外で携帯する際に厳しい要件を課していた東部ニューヨーク州の銃規制法について違憲と判断し、自宅外でも銃を所持する権利を拡大させる見解を示した。相次ぐ銃乱射事件を受け、全米で規制強化を求める機運が高まる中、世論と逆行する今回の判決には強い反発が出ている。

【画像】5月、銃撃事件があったニューヨーク州のスーパーで警察官に拘束された男性

 同州の規制法は銃を外で携帯する際に免許を義務づける上、「正当な理由」を提示する必要がある。銃所持の権利を認めた憲法修正第2条に違反するとして、銃擁護ロビー団体の全米ライフル協会(NRA)の関連団体などが州を提訴していた。

 最高裁は、州の規制法が自衛のために武器を保有する市民の権利を侵害すると判断。保守派判事6人が支持し、リベラル派判事3人が反対した。最高裁はトランプ前大統領が保守派判事3人を任命したことから、保守寄りの判断に大きく傾いている。米メディアによると、同様の規制法はカリフォルニア、メリーランド、ハワイなど計6州が導入しており、各州で違憲訴訟に発展する可能性がある。

 判決を受け、バイデン米大統領は「常識と憲法に反する判断であり、深く失望している」との声明を発表。ニューヨーク州のホークル知事(民主党)は「われわれは反撃する」と批判しており、他の州でも対抗措置を講じる動きが出ている。

 一方、連邦議会上院は23日夜、銃規制強化法案を超党派で可決させた。今後、下院で可決し、バイデン氏が署名して成立する見通し。新たな銃規制法の成立はクリントン政権下の1994年以来となる。

 法案は21歳未満の銃購入者の身元確認を強化するほか、他人に危害を及ぼす恐れがある人物から銃を一時的に没収する「レッドフラッグ法」導入の促進や、ドメスティックバイオレンス(DV)加害者の銃購入規制を拡大する内容。政権や与党民主党が求めていたアサルトウェポン(殺傷能力が高い突撃銃)や大量弾倉の販売禁止は見送られた。

 銃規制を巡ってはNRAから支援を受ける共和党の反対で頓挫してきたが、今回の法案には民主党の全議員50人に加え、共和党議員15人が賛成に回った。

 米国では5月にニューヨーク州のスーパーで黒人10人が射殺されたほか、テキサス州の小学校で児童ら21人が犠牲となる事件が起きた。最新の世論調査では7割近くが銃規制強化に賛成している。

6661チバQ:2022/06/27(月) 10:29:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da3bfb820366dd55de5f09f6ebf711dd993251d
「同性婚の権利も危うい」 米各地でデモ、中絶巡る最高裁判決に抗議
6/27(月) 7:43配信

ニューヨーク・プライドマーチでは、中絶を憲法上の権利として認めない米連邦最高裁の判決に抗議する参加者が目立った=2022年6月26日午後、ニューヨーク、真海喬生撮影

 性的マイノリティーの権利や文化を訴える「プライドマーチ」が26日、全米各地で行われた。米国では24日に連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利として認めない判決を言い渡したばかりで、判決に抗議の声をあげる参加者が目立った。中絶の次には、同性婚などに影響が及ぶとの危機感がある。


 6月は、性的マイノリティーへの理解を深める「プライド月間」と定められ、各地でイベントが実施される。月末には例年、大規模なデモ行進があり、この日はニューヨークやサンフランシスコ、シカゴ、シアトルなどで実施された。

 ニューヨークでは、中心部の五番街などで「ニューヨーク・プライドマーチ」が開催。参加者は音楽演奏やダンスを披露したほか、中絶について「安全で合法な中絶を守れ」などと書かれたボードを掲げて抗議した。沿道では多様性を表す虹色が入った旗などを振る観客が声援を送った。

朝日新聞社

6662チバQ:2022/06/30(木) 09:26:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb455c6be4b50379ab16859e469c683edd92ad45
2024年大統領選挙、クリントン氏再出馬のうわさ
6/30(木) 8:46配信


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CNN.co.jp
クリントン氏の大統領選再出馬の可能性に言及する記事がメディアを賑わせている

(CNN) 米最高裁判所が「ロー対ウェイド事件」の判例を覆す歴史的判決を言い渡した直後、保守派の記者ジョン・エリス氏はインターネットで挑発的な主張を展開した。今こそヒラリー・クリントン氏が(再び)政界に復帰する時が来たのだ、と。

「今こそ彼女の出番だ」「ロー対ウェイドの判例を覆した最高裁の判決は、ヒラリー・クリントンがステルスモードから脱却し、2024年大統領民主党予備選挙への出馬表明に一歩踏み出す道を開いた」(エリス氏)

エリス氏の論点は、1)24年大統領選の後ほどなく82歳を迎えるジョー・バイデン大統領は、再選を狙うには単純に年齢が高すぎる(こう主張するのは決してエリス氏1人ではない) 2)民主党の布陣がそこまで強力ではないという2点だ。

クリントン氏の再来をにらんでいるのはエリス氏だけではない。

民主党寄りの評論家フアン・ウィリアムズ氏も政治専門紙ザ・ヒルの記事の中で、クリントン氏が今年の選挙戦でも重要な存在になるべきだと主張している。

「クリントン氏なら民主党員の背筋を伸ばすのにまさにうってつけだ。同氏なら、バイデン大統領が言うところの『ウルトラMAGA』の共和党員が国をぼろぼろにしている現実に世間の目を向けさせることができる」とウィリアムズ氏は述べ、「ヒラリーよ、声を上げ続けろ、もっと大きな声で!」と付け加えた。

さて、クリントン氏再出馬はどのくらい無理がある話なのか?

まず、クリントン氏の大統領選再出馬に勢いづいているのが保守派の記者――少なくとも現時点では――という点は、いささか健全な懐疑的見方をすべきだ。共和党を結束させる候補者は――仮にドナルド・トランプ氏が共和党候補になったとしても――クリントン氏を置いて他にいない。すなわち、このうわさはエリス氏の希望的観測も多少交じっていると言える。この点を念頭に置いておこう。

次に、バイデン大統領は高齢だが、再選を目指すつもりだと事あるごとにほのめかしている。ニューヨーク・タイムズ紙は27日夜、「24年大統領選への再選出馬を受け入れない民主党員に苛立つ(いらだつ)バイデン大統領」という見出しつきで記事を掲載したが、そこにはこんな一節がある。

「82歳を目前にして再選出馬する能力があるのかいぶかしむ声が高まる中、大統領と側近は再選計画に関する質問にさいなまれ、民主党や報道陣から敬意を払われていないと感じては苛立ち、就任から1年半で死に体も同然だという印象をなんとしても払拭しようと意思を固めている」

極めつけは、クリントン氏自身が再出馬を検討することすらほぼ完全否定しているという点だ。

「いや、論外だ」と、クリントン氏は6月にフィナンシャルタイムズ紙とのインタビューで、大統領選再出馬についてこう述べた。「第一に、バイデン大統領は再選を目指すだろう。大統領は確かに再選出馬を考えている。これに対抗すれば、大きな混乱を招くだろう」

28日午前にCBSと行ったインタビューでは、再出馬は「想像できない」とコメントした。当然ながら、司会のゲイル・キング氏はクリントン氏の答えが完全な「ノー」ではないと指摘した。

賭博師なら――もちろんヒラリー氏再出馬のオッズも出ている――クリントン氏が再出馬しないほうに賭けるのが賢明だ。

とはいえども、ご存じの通り状況は変わる。状況が変われば、人の考えも変わりうる。

24年大統領予備選挙でクリントン氏がバイデン大統領と争うことは絶対にありえないと思いつつ、民主党選出枠に空きが出た場合――バイデン大統領が出馬を見送った場合――クリントン氏がまったく目もくれずにいるのは難しいだろう。だからといって同氏が再出馬するというわけではない。空きが出れば、彼女の名前が頻繁に持ち上がるだろうといっているに過ぎない。それだけは確実だ。

そこへきて、最高裁の判決も検討材料としてある。再出馬はないというクリントン氏の発言は、ロー対ウェイドの判例を覆す判決が出る前だった。ファーストレディー時代、連邦上院議員時代、国務長官時代と、生涯ずっと女性の権利のために戦ってきた人間として、自らの将来を考えた同氏の思惑に最高裁の判決がなんらかの変化をもたらした可能性はないだろうか。

重ねて言うが、クリントン氏再出馬の可能性は極めて低い。ただし、ゼロではない。



本稿はCNNのクリス・シリザ編集主幹による分析記事です。

6663チバQ:2022/07/24(日) 22:16:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2500d42f14db8df1d510e992dd007319636b5d9
選挙覆す…トランプ氏、再三の圧力 米議会襲撃、どう動いたのか
7/22(金) 20:23配信


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毎日新聞
米連邦議会を襲撃するトランプ前米大統領の支持者ら。警察官のボディーカメラの画像が、事件を調査する21日の下院特別委員会で示された=下院特別委提供・AP

 2021年1月の米連邦議会襲撃事件を調査している下院特別委員会は21日、6月に始まった一連の公聴会の締めくくりとなる8回目の公聴会を開いた。これまでに、トランプ前大統領が20年11月の大統領選の結果を覆そうと、ペンス副大統領(当時)や司法省幹部らに圧力をかけた実態が明らかになっている。特別委は11月の中間選挙前に調査結果を取りまとめる見通し。トランプ氏の刑事責任の追及を視野に入れており、今後は刑事告発の是非が焦点となる。

【写真で振り返る】米連邦議会襲撃の現場

 21日の公聴会では、トランプ氏が支持者らによる議会襲撃を長時間止めようとしなかった「不作為」がテーマとなった。

 襲撃開始後、トランプ氏の長女イバンカ氏や側近らが襲撃を止める声明を出すよう再三求めたが、トランプ氏は応じなかった。軍や警察に警備強化を指示することもなく、執務室近くのダイニングルームで襲撃の様子を伝えるテレビ中継を見ていた。襲撃開始から約2時間後になってようやく「自宅に帰ってほしい」と呼びかける映像を撮影し、インターネットで公開した。ただ、映像でも根拠のない選挙の「不正」を主張し、暴力は非難しなかった。

 6月9日に始まった一連の公聴会は、トランプ氏の責任追及に焦点を当ててきた。事件があった日、連邦議会では、トランプ氏が落選した大統領選の結果を公式集計していた。特別委は、トランプ氏が選挙の「不正」を根拠なく主張し、選挙結果を覆す動きを続けたことが、集計手続きを妨害する今回の事件につながったとの構図を描く。トランプ氏による州当局や司法省幹部への圧力など詳細な事実を積み上げた。

 ハイライトとなったのは、6回目の6月28日の公聴会だった。メドウズ大統領首席補佐官(当時)の側近だったハッチンソン氏は、トランプ氏が襲撃開始直前にホワイトハウス近くで演説した際の様子を証言。銃を所持する支持者が金属探知機の検査で引っかかり、演説会場に入れずにいるとの報告を聞くと、トランプ氏は「彼らは私を傷つけるためにここに来たのではない。金属探知機なんか撤去して、彼らを会場に入れろ。演説が終われば、彼らは議会に向かって行進するんだ」と述べたという。

 さらにトランプ氏が演説で支持者に「議会へ行進しよう」と呼びかけた後、自身も議会に向かおうとして、「リスクがある」と制止するシークレットサービス(大統領警護隊)ともみ合いになったとの情報も明かされた。特別委は、この証言によって「トランプ氏は襲撃が起きる可能性を認識しており、自らも現場に向かおうとした」との印象づけを狙った。ただ、この証言はハッチンソン氏が別の政権幹部から聞いた情報であり、トランプ氏自身は「もみ合い」を否定している。

 トランプ氏自身が選挙結果を覆すために積極的に動いたことも次々に明かされた。選挙結果の集計で進行役を担うペンス氏に、トランプ氏を「当選者」として宣言するか、選挙結果を州に差し戻すよう要求。ペンス氏は何度も拒否したが、トランプ氏は事件当日の朝にも電話で圧力をかけた。イバンカ氏は、電話するトランプ氏が「今までにないくらい熱くなっていた」と証言した。

 西部アリゾナ州や南部ジョージア州の州政府幹部や州議会議員らは、トランプ氏から電話があり、「不正」を調査し、民主党のバイデン氏の勝利を認めないよう要求されたことを証言した。

 ローゼン司法長官代行(当時)らは大統領選から襲撃事件までの間、「選挙結果に影響しかねない重大な懸念が確認された」とする州当局宛ての文書にサインするよう再三求められていたことを明かした。ローゼン氏が拒否すると、トランプ氏は「君は何もしないし、不正があったとの主張にも同意しない」と不満を示し、解任の意向を通告。後任に「不正」の主張に同調する司法省の中堅幹部を登用することまで決めていた。司法省幹部の大半が「抗議の辞任」の意思を示して解任に反対したことでトランプ氏は翻意した。

6664チバQ:2022/07/24(日) 22:16:55
 ◇刑事責任、明確な事実・証言引き出せず

 特別委は、過去の司法省の内部調査や報道で明らかになっていた事実を組み合わせ、当事者の証言も積み上げることで、大統領選から襲撃事件に至る過程の全体像を示すことには成功した。トランプ氏の政治的な責任を浮き彫りにした形だ。一方で、トランプ氏の刑事責任を明確に示すような新たな事実や証言は引き出せなかった。

 特別委を主導する民主党や共和党の反トランプ派が、一連の公聴会を「政治的アピール」に利用した側面もある。初回や21日の公聴会は、テレビ中継を意識して、視聴者が多い平日夜に開かれた。特に副委員長を務める共和党のチェイニー下院議員は8月16日の党予備選で、トランプ派の新人の挑戦を受けるだけに、一連の公聴会は存在感を誇示する格好の場となった。

 特別委は議会の夏季休会期間を挟んで、9月に追加の公聴会を開く。トランプ氏が側近らと共に選挙結果を覆そうとしたことについて、特別委は「国家に対する詐欺共謀罪」に当たる可能性があるとみており、今後は刑事責任の追及が焦点となる。ただ、トンプソン委員長(民主党)は6月、記者団に対して、トランプ氏や側近らの刑事告発を否定した。チェイニー氏らは「まだ結論は出ていない」と反発しており、特別委内部でも意見は割れている。

 トランプ氏が選挙結果を覆そうとしたことを巡っては、司法省も独自に捜査を続けている。刑事訴追に至るかどうかは不透明だが、2024年の大統領選への立候補を視野に入れるトランプ氏にとっては懸念材料となっている。【ワシントン秋山信一】

 ◇下院特別委員会が責任を追及しているトランプ氏の言動

・2020年の大統領選の結果が「盗まれた」と虚偽の主張を流布

・選挙での「不正」の主張を認めない司法長官代行の交代を画策

・結果集計で進行役を担うペンス副大統領に結果を覆すよう要求

・州当局者や州議会議員に州ごとの選挙結果を覆すよう要求

・連邦議会襲撃をすぐに止めなかった不作為

6665チバQ:2022/07/24(日) 22:37:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022072200767&g=int
トランプ氏にじわり打撃 「責任逃れ」許さぬ執念―米特別委
2022年07月23日07時14分

トランプ前米大統領=20日、ニューヨーク(EPA時事)
トランプ前米大統領=20日、ニューヨーク(EPA時事)


 【ワシントン時事】米連邦議会襲撃をめぐる下院特別委員会は、生の証言や映像、音声を多用する異例の演出を凝らし、トランプ前大統領の「責任逃れ」を許さない執念を示した。2024年大統領選での返り咲きも視野に入れるトランプ氏にとって、不利な事実を繰り返し突き付けられたことは、少なからぬ打撃となりそうだ。
選挙敗北覆す「暴挙」明るみ 議会襲撃で元高官ら証言―米下院特別委

 6月から続いた一連の公聴会では、当時の政府高官のほか、各州の選挙関係者らも証言した。大統領選敗北の受け入れを拒むトランプ氏が主張した「選挙不正」への関与を疑われ、脅迫された選挙管理人。選挙結果改ざんへの協力を断り、今も自身や家族が嫌がらせを受ける州議会幹部。それぞれが、事件によって人生が一変したさまを語った。
 議会公聴会は1日がかりとなることも多いが、特別委はテレビ中継を意識し、各回とも2〜3時間に短縮。ホワイトハウスや議事堂の見取り図、襲撃時の映像をスクリーンに映すなど、視聴者の目を引く工夫を凝らした。初回と8回目は夜の高視聴率帯「プライムタイム」に開かれ、主要局が中継した。
 与党民主党が主導した公聴会は、11月の中間選挙をにらんだ「政治ショー」の色合いが濃く、支持政党によって有権者の評価は分かれている。ABCニュースなどが6月に行った世論調査によると、民主党支持層で85%が特別委の調査を「公平」と回答したのに対し、共和党支持層では31%にすぎなかった。
 一方、同じ調査では58%が「トランプ氏を罪に問うべきだ」と回答。昨年1月の54%から微増した。政治専門紙ポリティコは、共和党支持層でトランプ氏が依然人気を保つものの、暴走ぶりがたびたび報じられたことで「トランプ疲れ」も起きていると指摘した。

6666チバQ:2022/07/26(火) 18:10:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/92e585c9da2952a8bb2b69c0c24825df5b0f7d97
同性婚擁護法案に反対の下院議員、直後に息子の同性結婚式に 米
7/26(火) 17:03配信


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CNN.co.jp
米共和党のグレン・トンプソン下院議員

(CNN) 同性婚の権利を連邦レベルで保障する法案に反対票を投じた米共和党の下院議員が、3日後に息子の同性結婚式に出席していたことが分かった。

グレン・トンプソン議員(ペンシルベニア州選出)は19日に下院での採決で、同性婚や異人種間の結婚を擁護する「結婚尊重法案」に反対した共和党議員157人のうちの1人。同法案は下院を通過し、現在上院で審議されている。

一方でトンプソン氏の報道担当者は、同氏と夫人が22日夜、息子と同性の相手との結婚式に出席して2人を祝福し、門出を祝ったと発表。夫妻は「義理の息子」を大いに歓迎しているとも語った。

結婚式出席についてはNBCニュースが最初に伝え、CNNも確認した。トンプソン氏がなぜ法案に反対したのかという質問に、同氏の事務所から返答はない。

6667チバQ:2022/07/29(金) 10:01:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/5040faa95ca9d8e08475aa5cde4d9ea38226ca2c
米国で第3の政党結成へ 元共和、民主党員が穏健派にアピール
7/29(金) 9:46配信
(CNN) 米連邦議員や州知事を経験した共和党と民主党の元党員が「穏健で常識的な多数派」にアピールするために「フォワード」という新政党を結成する。

デービッド・ジョリー氏、クリスティン・トッド・ウィットマン氏、アンドルー・ヤン氏の3人は27日掲載の米紙ワシントン・ポストへの寄稿で、「政治的過激主義が国を引き裂き、2大政党はこの危機から国を救うことができなかった。今日の時代遅れの政党は過激な人々に応えようとして失敗してきた。その結果、ほとんどの米国人は自分たちの声が反映されていないと感じている」と訴えた。

ジョリー氏はフロリダ選出の元共和党下院議員、ホイットマン氏は共和党の元ニュージャージー州知事、ヤン氏は米大統領選の民主党予備選元候補で元ニューヨーク市長候補だ。3人はそれぞれの政治団体を統合して新党を立ち上げる。このニュースは最初にロイターが報じた。

新党は銃や気候変動、人工妊娠中絶などの問題に対しては穏健なアプローチが有効だと主張している。また、優先順位付き投票制、開かれた予備選挙、選挙区を特定の政党に有利になるよう線引きする「ゲリマンダリング」の廃止、投票権の全国的な保護を提唱する予定だ。

「米国人の62%が第3の政党を希望している。この数字は過去最高だ」とヤン氏は28日にCNNに語った。

前述の寄稿によると、フォワードは来年夏に全国大会を計画しており、2024年に候補者を立てるための手続きを間もなく開始する。

「有権者の声を聞き、3団体の全国ネットワークを活用して州ごとの政党登録と候補者を立てる手続きの土台作りを始めるために、今秋国づくりのツアーを開始する」と報道資料にはある。今年末までに15州で、来年にはその倍の州で、2024年末までにほぼすべての州で法的承認を得る計画という。

同党は今秋の中間選挙には候補者を擁立しないが、他党でも「我々の民主主義のために立ち上がる」候補者なら選んで支持するとしている。

6669チバQ:2022/07/30(土) 08:42:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d488d1758dbc958193865682dd9450a73fbcf88e
米下院議長、アジア外遊へ 台湾訪問実現が焦点
7/30(土) 6:21配信


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時事通信
29日、ワシントンで記者会見に臨むペロシ米下院議長(ロイター時事)

 【ワシントン時事】8月の台湾訪問を計画しているペロシ米下院議長は29日の記者会見で、「外遊に関しては安全上の理由から一切話さない」として言及を避けた。

 米メディアは、ペロシ氏が同日、他の議員らと共にアジア歴訪に向け米国を出発すると報じた。

 訪台が実現すれば、下院議長としては1997年のギングリッチ氏以来25年ぶりとなる。中国はこれに猛反発しており、米中対立のさらなる激化を招く可能性がある。

 米メディアによると、ペロシ氏は日本や韓国、マレーシア、シンガポールも訪問予定。台湾に関しては最終確定していないとしている。

6670チバQ:2022/08/03(水) 07:12:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/98a8067f61edd62e8c12f5de44b9977b44459f28
米下院議長、台湾訪問 25年ぶり、中国は反発 対立激化必至、軍事挑発も
8/3(水) 0:00配信

時事通信
2日、台北・松山空港に到着したペロシ米下院議長(中央)=台湾外交部(外務省)提供(EPA時事)

 【ワシントン、台北、北京時事】ペロシ米下院議長(82)は2日、台湾を訪問した。

 米下院議長の訪台は1997年のギングリッチ氏以来25年ぶり。中国は早速反発しており、米中二大国の対立激化は不可避の情勢だ。


 台湾海峡をめぐる緊張も一層高まる可能性が高い。米ホワイトハウスは、中国が台湾海峡へのミサイル発射などの軍事的挑発に乗り出す可能性があると指摘。地理的に近接する日本の安全保障にも影響が出そうだ。

 ペロシ氏は台北市にある松山空港到着後に声明を発表し、「今回の訪台は台湾の民主主義を支援するという米国の関与を示すものだ」と表明。「世界が専制主義と民主主義の選択に直面する中、米台の結束はかつてないほど重要だ」とも述べ、米国の台湾政策に変更はないと強調した。

 中国本土と台湾は不可分とする「一つの中国」原則を掲げる中国は猛反発している。外務省はペロシ氏の台湾到着直後、「断固反対で厳しく非難する。米側に厳正に申し入れ、強く抗議した」とする声明を発表。国防省も報道官談話を出し、「非常に危険な行為で必ず重大な結果を引き起こす。中国軍は軍事行動を展開して抵抗する」と反発した。新華社通信によると、中国軍は4〜7日に台湾を取り囲む6カ所の海空域で軍事演習や実弾射撃を行う。

 ペロシ氏は米議員団を率いてインド太平洋地域を歴訪中。台湾総統府は「堅固で重要な国際的友人」とペロシ氏を歓迎した。蔡英文総統とペロシ氏は3日午前に会談し、米台の協力や共通の懸念事項について意見交換する。

6671チバQ:2022/08/04(木) 09:23:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/31b7e4b8c7bb19271501f3c8b930975f4966f1a4
米中間選挙まで3カ月、カンザス州など5州で予備選 6つのポイント
8/4(木) 8:37配信

CNN.co.jp
カンザス州など5州で11月の中間選挙に向けた予備選が行われた

(CNN) 11月の米中間選挙に向け、カンザスなど5州で2日、民主、共和両党の候補者を決める予備選が行われた。

このうちカンザス州では人工妊娠中絶の権利を認めた州憲法の規定を削除するかどうかを問う住民投票も実施され、削除反対が賛成を上回る結果となった。

結果に関する要点を以下にまとめる。

カンザス州、中絶認める規定を州憲法に残す
カンザス州の有権者は住民投票を通じ、人工妊娠中絶の権利を認めた規定を州憲法に残すことを選んだ。この数週間前には、最高裁が中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判例を覆し、連邦憲法上の権利としてこれを認めない立場を示していた。

世論調査では、長く中絶の権利を守る意見が圧倒的優位を占めていた。しかし今回、カンザス州の住民投票で規定削除「反対」が勝利したことは、過去の調査の裏付けというだけでなく、最高裁の判断に対する有権者の怒りの広がりを示唆する結果ともなっている。また11月の中間選挙に向けて、この問題を巡る政治の流れが変化した可能性もある。

今後も州の議員らが中絶を制限する法律の制定を試みるのは可能だが、州の裁判所は中絶の権利が州憲法の下で規定されていることを認識している。

前知事の返り咲きはならず
ミズーリ州では、性的スキャンダルなどで2018年に辞任したエリック・グライテンズ前知事が返り咲きを果たすべく共和党の上院予備選に臨んだものの敗北。下院議員2人も出馬した激戦は、州検事総長のエリック・シュミット氏が制した。

トランプ前大統領はこの選挙からは距離を置き、「エリック」を支持するとした冗談ともとれる声明を投票日前日に出した。

「エリック」がシュミット氏とグライテンズ氏のどちらを意味するのかは有権者の解釈に委ねられた。

弾劾訴追に賛成した共和党議員が敗北
ミシガン州の第3下院選挙区ではトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追決議に賛成した共和党のピーター・マイヤー氏が、トランプ氏の推薦を受けた保守派の挑戦者、ジョン・ギブズ氏に敗れた。

弾劾訴追に賛成した共和党議員10人のうち、予備選で敗北するのはマイヤー氏で2人目。この結果を受け、当該の選挙区は11月の本選で最大の激戦区の一つになるとみられる。

ワシントン州では弾劾訴追に賛成した共和党議員2人が予備選での生き残りを狙う。同州の選挙方式では党派に関係なく上位2人の候補者が11月の本選に進む。

6672チバQ:2022/08/04(木) 09:23:26

アリゾナでは未だ結果が出ず
アリゾナ州知事選に向けた共和党の予備選は、ペンス前副大統領並びに退任するデューシー知事が支持するカリン・テーラーロブソン氏と、トランプ氏が推薦する元ジャーナリスト、カリ・レーク氏が接戦を繰り広げている。

上記の予備選は、トランプ氏の共和党に対する影響力を検証する上で極めて大きな意味を持つ。

もしトランプ氏の立てた同州の各候補者が本選に進み、11月の選挙で勝利すれば、州の選挙機構をこれらの候補者が押さえることになる。アリゾナ州は大統領選で最も重要な激戦州の一つとなっている。

ミシガン州知事選の本選はコロナ政策に対する住民投票の様相か
CNNが予測したところによると、ミシガン州知事選に向けた共和党の予備選は保守派のコメンテーター、テューダー・ディクソン氏が勝利した。同氏は選挙戦最終日にトランプ氏の推薦を受けたほか、州共和党の有力派閥の支持も取り付けた。

本選でのグレッチェン・ウィットマー州知事との対決は、全米で最も激しい選挙戦の一つとなる可能性がある。

中絶の権利に対する防壁を自認するウィットマー氏に対し、ディクソン氏は今回の知事選をウィットマー氏が課した新型コロナの規制に対する住民投票と位置付ける。

4児の母であり、ベッツィー・デボス前教育長官の家族からも支持されるディクソン氏は、公立学校選択制の提唱者でもある。ことによると11月の本選では教育問題が争点として大きな注目を集めるかもしれない。

進歩派がミシガンで再び敗れる
民主党のミシガン州予備選の結果予測について、新たに設置された第11下院選挙区でヘイリー・スティーブンス氏がアンディー・レビン氏を破ったことは、進歩派に改めて打撃を与える形となった。進歩派は今回の予備選の大半で望む結果が出ていない。

米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)並びに同委が創設したスーパーPAC(特別政治行動委員会)にとっても結果は完勝だった。このスーパーPACは、巨額の資金を投じて穏健派を支援。民主党の予備選ではより親イスラエル的傾向の強い候補者につく。

スティーブンス氏とレビン氏はともにイスラエル支持だが、ユダヤ人の後者はイスラエル政府のパレスチナ人に対する扱いについてより批判的な立場をとってきた。また独立したパレスチナとイスラエルを念頭に置く「二国家解決法」と呼ばれる法案の発起人も務める。

進歩派の民主党議員は、今回の予備選シーズンでしばしばAIPACによる資金攻撃の標的にされてきた。進歩派はこうしたグループの支援を受け入れる、もしくは要求する同じ民主党議員に対して不満を募らせている。同グループは共和党の前回大統領選の否定論者にも同時に資金援助している。

AIPACはこの点について、政策目標の達成のため党派を超えた支持が必要だとしてこの慣行を擁護している。

6673チバQ:2022/08/04(木) 11:57:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7b586f342d6370d13c751f168198c9215aa5beb
トランプ氏、同名候補を「二股」で支持表明 ミズーリ州の上院予備選
8/4(木) 10:11配信


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毎日新聞
演説するトランプ前米大統領=米ワシントンで2022年7月26日、AP

 米中西部ミズーリ州で2日投開票された上院選の共和党予備選で、トランプ前大統領が選挙前日に「エリック」への支持を表明し、有権者を困惑させた。予備選ではファーストネーム(名前)が「エリック」という有力候補が2人いたためだ。米メディアによると、トランプ氏の陣営でどちらを支持すべきか議論がまとまらず、最終的に二股をかける形となった。

 ミズーリ州の上院選党予備選には20人以上が乱立し、元州知事のエリック・グレイテンズ氏や州司法長官のエリック・シュミット氏らの混戦になると予想されていた。

 自身の影響力を誇示するため、各地の予備選で独自に候補を「推薦」するトランプ氏だが、ミズーリ州では最終盤まで意中の候補を明かさなかった。しかし、1日朝に自身のソーシャルメディアで「今日、推薦を発表する」と予告した上で、1日夕に「『エリック』に全幅の支持を表明する」と発表した。

 2人の「エリック」はすぐさま「支持表明に感謝している」(シュミット氏)、「光栄なことに支持表明を受けた」(グレイテンズ氏)と反応。乱立する候補の中には3人目の「エリック」もおり、有権者はトランプ氏の真意を知らないまま、2日の投票に臨んだ。

 米紙ワシントン・ポストによると、トランプ氏の陣営ではどちらを推すべきか意見が割れていたという。グレイテンズ氏はトランプ氏の政治姿勢を支持してきたが、2018年に不倫スキャンダルで知事を辞任した経緯があり、直前の世論調査で劣勢だった。シュミット氏は世論調査で優勢だったが、トランプ氏の政敵となった党上院トップのマコネル院内総務と近いとされていた。最終的にトランプ氏は態度を明確にしない方針を決め、両氏に電話でエールを送ったという。2日の予備選ではシュミット氏が大勝し、グレイテンズ氏は3位だった。

 トランプ氏は11月の中間選挙に向けて党候補を絞り込む予備選を自身の影響力を誇示する機会として利用している。当初は20年大統領選での根拠のない「不正」の主張に同調する候補を支援していたが、最近は世論調査で優勢な「勝ち馬」に乗る姿勢もみられる。今回の「エリック」騒動はトランプ氏の一貫しない姿勢を象徴する一幕となった。【ワシントン秋山信一】

6674チバQ:2022/08/04(木) 19:16:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d5c25c73a8d5502df3149efd486906ac5c510fb
カンザス州民、予想外の中絶権支持 中間選挙控え米政界に激震
8/4(木) 4:42配信


米カンザス州オーバーランドパークで、人工妊娠中絶をめぐる改憲案が住民投票で否決されたことを喜ぶ中絶擁護派の人々(2022年8月2日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米中西部カンザス州で2日、人工妊娠中絶の禁止を可能にする州憲法改正案の是非を問う住民投票が行われ、反対多数で否決された。野党・共和党の牙城である州での予想外の投票結果を受け、11月の中間選挙を控えた米政界には激震が走り、与党・民主党がこれまで予想されていた大敗を避けられるのではとの期待が高まっている。

【写真】中絶反対派が開いた集会

 住民投票にかけられたのは、州憲法から中絶の権利を保障する条項を削除する案。投票率は異例の高さとなり、同案は反対59%、賛成41%で否決された。

 米国では6月、中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェイド(Roe v. Wade)判決」が、保守派判事が多数を占める連邦最高裁判所により覆された。その後、中絶問題をめぐる住民投票を実施したのはカンザス州が初めてだったことから、民主党は投票結果を歓迎。最高裁の決定に対する反発は始まったばかりだとみている。

 同党のクレア・マカスキル(Claire McCaskill)元上院議員はMSNBCに対し、「これは民主党の全候補者にとって大きな合図となるはずだ」と語った。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の任期後半2年の議会多数党が決まる11月の中間選挙では、現在かろうじて過半数の議席を維持する民主党への逆風が予想されている。民主党は、40年ぶりの高インフレへの反発と、新型コロナウイルス流行の影響についての悲観的見方の広がりを背景に、下院の主導権を失う見通しで、さらに上院も失う可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News

6675チバQ:2022/08/04(木) 19:20:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/537b09fc6922ebf6950e5029016a8de99a147cfc
筋金入りの対中タカ派 台湾訪れたペロシ氏
8/4(木) 7:17配信


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時事通信
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(左)と会うペロシ米下院議長=2008年3月、インド・ダラムサラ(AFP時事)

 【ワシントン時事】中国のかつてないほどの威嚇にもかかわらず台湾訪問を決行した米民主党のペロシ下院議長は、米政界でも筋金入りの「反中派」として知られる。

 若手議員の時期から中国の人権問題を糾弾し、中国政府をいら立たせてきた逸話は数知れない。

 ペロシ氏は天安門事件から2年後の1991年、北京の天安門広場を訪問。「中国の民主主義のために亡くなった方々へ」と書かれた横断幕を掲げ、共産党体制による民衆弾圧を批判した。2008年には、インドでチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談した。

 中国政府によるウイグル族迫害をめぐっては昨年、北京冬季五輪に政府高官を派遣しない「外交ボイコット」を各国首脳に呼び掛けた。今年7月、米紙ポリティコのインタビューで「商業的利益を理由に人権侵害に立ち向かうことができないなら、人権について発言するあらゆる道徳的権威を失う」と語っている。

 ホワイトハウスの懸念を押し切って訪台したのは、11月に控えた中間選挙も影響しているとみられる。複数の米メディアは、下院で与党民主党の過半数割れを予想。82歳と高齢のペロシ氏が下院議長という重要な立場で台湾を訪れる機会は、今回が最後という見方があった。

 ペロシ氏は40年、東部メリーランド州ボルティモア生まれ。87年、西部カリフォルニア州のサンフランシスコ市を擁する選挙区で下院議員に初当選し、現在18期目。07年、女性で初めて下院議長に就任し、11年に退任後、19年に議長に返り咲いた。夫ポールさんとの間に5子をもうけ、9人の孫を持つ。

6676チバQ:2022/08/07(日) 07:21:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600370&g=int
民主、両院死守へ崖っぷち 経済・外交で負の連鎖―米中間選挙まで3カ月
2022年08月07日07時06分

【図解】バイデン大統領の支持率と米インフレ率
【図解】バイデン大統領の支持率と米インフレ率

【図解】米上下両院の現有議席

 【ワシントン時事】2021年に発足したバイデン米政権の最初の審判となる11月8日の中間選挙まで3カ月。高止まりするインフレは政権運営の足を引っ張り、バイデン大統領が得意と自負する外交にもマイナスの影響を及ぼした。与党民主党の下院での多数派維持は絶望視され、上院でも厳しい戦いが続く。バイデン氏は崖っぷちに追い込まれている。
 「勝つんだ。これは米国の魂を賭けた戦いだ」。バイデン氏は3日、民主党全国委員会の会合で訴えた。改選対象は下院の全435議席と上院(定数100)の35議席。米メディアではこのところ、下院で与野党が逆転するとの見方が大勢となっている。
 民主党が振るわない最大の要因は、経済面の有権者の不満だ。ロシアによるウクライナ侵攻のあおりも受け、6月の消費者物価指数は前年同月比9.1%と約40年半ぶりの伸びを記録。食品やガソリンなど生活必需品の価格高騰に加え、連邦準備制度理事会(FRB)による急ピッチの利上げで、景気にもブレーキがかかった。
 物価に反比例するように、バイデン氏の支持率は下落。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査平均によると、就任直後の21年1月末に55.8%だった支持率は、今月4日時点で39.6%に落ち込んでいる。
 バイデン氏が「完璧には程遠い」と肩を落としたのは、肝煎りの大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」のてんまつだ。民主党内の対立で目玉の子育て支援は消え、規模や項目を削った「インフレ低減法案」に姿を変えた。政策実行力に疑問符が付き、支持基盤であるリベラル層を失望させた。
 外交でも局面は厳しい。バイデン氏は7月、原油価格低減に向けた増産の約束を当て込み、サウジアラビアを訪問した。しかしサウジ側の言質は得られず、ロシアも参加する石油輸出国機構(OPEC)プラスが今月3日に合意した増産幅はわずか日量10万バレル。エネルギー高は民主主義陣営の対ロ結束を揺さぶり続ける。
 さらに、ペロシ下院議長の台湾訪問によって中国との対話機運は吹き飛んだ。中国との関係は新たな緊張段階に入り、物価抑制を狙った対中制裁関税引き下げなどの政策を実施する余地は狭まった。
 苦境の中、民主党は下院選と比べ接戦とみられる上院選に望みをかける。選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」は、共和党の改選数が21議席と民主党の14議席より多い上、激戦州で共和党候補の経験や実力が不足しているため、民主党が過半数を維持できる可能性もあると分析した。
 民主党は、連邦最高裁が否定した人工妊娠中絶の権利の擁護を争点化し、支持層のてこ入れを図る算段だ。

6677チバQ:2022/08/07(日) 07:22:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600384&g=int
米、住宅危機が深刻化 「中間層」を直撃―バイデン政権に逆風
2022年08月07日07時03分

【図解】米中古住宅価格と家賃の推移
【図解】米中古住宅価格と家賃の推移

米東部メリーランド州の住宅街に掲げられた「売家」の看板=7月16日

 【ワシントン時事】記録的なインフレに見舞われた米国で住宅価格や家賃が急騰し、低・中所得者らを直撃している。バイデン大統領は「中間所得層の再生」を掲げて就任したが、住宅危機は深まるばかり。11月の中間選挙では有権者の不満が噴出し、政権の逆風となりかねない情勢だ。
 ◇若年層、手が出ず
 「普段なら10万ドル(約1350万円)程度の物件が15万ドル(約2000万円)以上で売られていた」。南部テネシー州の会社員エリック・サンダースさん(29)は、予想もしない大幅な値上がりに深いため息をついた。米不動産業者協会(NAR)によると、中古住宅価格(全米中央値)は6月に41万6000ドル(約5600万円)に上昇し、過去最高を記録した。
 米国ではサンダースさんのような30歳前後が「初めて持ち家を購入する年齢層」とされる。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が物価高の抑制に向けて大幅利上げを進めた結果、住宅ローンの金利が急上昇。価格高と相まって、若年層が住宅購入に二の足を踏むケースが増えた。ラウツNAR副会長は「初めての持ち家購入者は住宅市場の4割を占めたが、現在は3割程度だ」と話す。
 住宅購入希望者の多くが価格・金利の上昇で借家住まいを続けざるを得ない状況は、賃貸住宅の家賃を押し上げる要因となる。不動産情報サイトのリアルター・ドット・コムによれば、6月の全米50都市圏の家賃(中央値)は前年同月比で14%高い1876ドル(約25万円)となり、1年4カ月連続で過去最高を更新した。
 「家賃が上がり、住宅購入の頭金をためるのも難しくなった」。南部バージニア州に住む俳優のクリストファー・グリックさん(32)は、八方ふさがりの状況に肩を落とした。
 住宅価格や家賃が上昇する最大の原因は慢性的な供給不足だ。人口・雇用の増加を踏まえれば、「500万〜600万戸足りない」との見方もある。さらに、新型コロナウイルス禍に伴う供給制約で木材などの資材が値上がり。建設作業員の人件費も上昇した。ラウツ副会長は「供給不足はコロナで悪化した」と認める。
 ◇実現しない「夢」
 バイデン政権は「手頃な住む場所を見つけることが困難になった」(ホワイトハウス高官)と焦燥感を募らせる。ただ、1500億ドル(約20兆円)規模の家賃補助など住宅対策を盛り込んだ「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」法案は、与党民主党内の反対で議会通過が暗礁に乗り上げたままだ。
 米国民の持ち家志向は強い。ラウツ副会長は「自分の家を買うのは『アメリカン・ドリーム』だ」と強調する。条件面が厳しくなっても「買い手は依然多い」(首都ワシントン近郊の不動産業者)という。バイデン氏が住宅危機への対応に手をこまねいていれば、そのツケを中間選挙で払わされる可能性がある。
 「正直言って、政治には期待していない」。買える家がなかなか見つからないサンダースさんは、そうつぶやいた。

6678チバQ:2022/08/07(日) 07:23:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600374&g=int
大幅利上げ、継続へ 労働市場が過熱―米
2022年08月07日07時00分

バイデン米大統領=1日、ワシントン(AFP時事)
バイデン米大統領=1日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】5日発表された7月の米雇用統計で、予想を上回る労働市場の過熱状態が示された。労働需給の逼迫(ひっぱく)は賃金の上昇を招き、消費の増大を通じて物価高騰をもたらす。インフレ対策に取り組む米連邦準備制度理事会(FRB)は、景気を冷まして企業の旺盛な求人を抑えるため、次回9月の金融政策会合で通常の3倍となる0.75%の大幅利上げを3会合連続で決定するとの観測が浮上している。
 「素晴らしい統計がまた発表された。就任以降、雇用はほぼ1000万人増えた」。バイデン大統領は5日の演説で胸を張った。
 雇用統計では、注目された非農業部門の就業者数(季節調整済み)が前月比52万8000人増と、市場予想の2倍強に当たる大きな伸びを記録。失業率や就業者総数は、新型コロナウイルス危機前の水準に戻った。
 目覚ましい改善だが、米社会に高揚感はない。むしろ、約40年半ぶりの歴史的な物価高に生活を圧迫される不満が、バイデン氏の支持率低迷となって表れている。
 演説でバイデン氏は、食料品やガソリンの価格高騰にあえいでいる一般市民にとって、「雇用が増えても面白くないのは分かっている」とも発言。厳しい国民感情を認めざるを得なかった。
 インフレ封じ込めの中心的な役割を担うFRBは3月以降、計2.25%の利上げを断行。その効果で個人消費や住宅投資は勢いが弱まりつつある。しかし、雇用には鈍化の兆しが「ほとんどない」(米金融大手)ままだ。
 労働市場の過熱が続き、「賃金・物価スパイラル(連鎖的上昇)」が起きれば、インフレに歯止めがかからなくなる恐れもある。パウエルFRB議長は、高止まりした物価上昇率をFRBが目標とする2%に低下させるには、「労働市場の落ち着きが必要だ」と明言。金融引き締めの手綱を緩めるわけにはいかないと腹をくくっている。

6679チバQ:2022/08/09(火) 11:48:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f038d785e4d2272624e49e5696720537c6d1bd3
バイデン氏、中国の動き「懸念」 ペロシ氏訪台は「彼女の判断だ」
8/9(火) 9:00配信
 バイデン米大統領は8日、ペロシ下院議長の台湾訪問をきっかけに中国が台湾周辺で軍事的圧力を高めていることについて「心配していないが、動きを強めていることを懸念している」と語った。ペロシ氏の訪台については「彼女の判断だ」と述べるにとどめた。バイデン氏がペロシの訪台後、公に見解を述べるのは初めて。

【地図】中国軍の弾道ミサイルが落下したとみられる海域

 バイデン氏は東部デラウェア州で記者団の取材に応えた。台湾周辺での中国軍の軍事行動について「これ以上は何もしないと思う」との見方も示した。

 中国は台湾周辺での大規模な軍事演習を事前予告した7日の日程を終えても継続するなど台湾をめぐる緊張は高まっている。

 カール米国防次官(政策担当)は8日の記者会見で、台湾周辺の緊張の高まりは「中国によって作り出されたものだ」と強調。台湾周辺でのミサイル発射や、台湾海峡の中間線を多数の軍用機が越えるなどこれまでにあまりなかった動きを進め、「(台湾や国際社会を威圧する)新たな常態化した状況を作りだそうとしている」と指摘した。

 中国による台湾侵攻の可能性については、昨年11月に米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長が首都ワシントンであったイベントで「1年や2年という近い将来に起きると考えていない」と述べていた。カール氏は会見でこの見方を変えるような新たな評価は「ない」とも述べた。【ワシントン鈴木一生】

6680チバQ:2022/08/10(水) 20:00:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/1900e64bd8022d433db0a2e9420812b568855d3f
トランプ氏、ペンス氏との「代理対決」勝ち越し 州知事選の党予備選
8/10(水) 16:51配信



 米中西部ウィスコンシン州で9日、今年11月の州知事選(中間選挙に合わせて実施)に向けて候補を絞り込む共和党予備選が投開票され、トランプ前大統領が推薦する建設会社経営のマイケルズ氏が、ペンス前副大統領が推す元副知事のクレーフィッシュ氏を破った。AP通信が報じた。中間選挙の州知事選の予備選を巡って、トランプ氏はペンス氏との「代理対決」で2勝1敗と勝ち越し、党内での根強い影響力を誇示する結果となった。

 3度目の「代理対決」は、南部ジョージア州や西部アリゾナ州の知事選予備選と同様、共和党内のトランプ派とエスタブリッシュメント(既存政治や主流政治家)の激突となった。いずれも11月の本選で民主党候補との接戦が予想される州だけに、予備選の注目度が高かった。

 マイケルズ氏は政界の「アウトサイダー」を強調し、トランプ氏と同様、有権者の既存政治に対する不満の受け皿になることを狙った。2020年大統領選で「不正」があったとするトランプ氏の根拠のない主張にも同調し、ウィスコンシン州でのバイデン大統領の勝利を「取り消す」ことに賛同する姿勢を示した。一方、クレーフィッシュ氏は、ペンス氏やウォーカー前知事らの支持を受けて、選挙結果の取り消しは「憲法上、不可能だ」と断言していた。

 事前の世論調査では両氏の接戦が続いており、トランプ氏は予備選直前の5日に同州で集会を開いて、てこ入れを図った。マイケルズ氏は11月の本選で、民主党のエバーズ知事と対決する。

 5月から本格化した中間選挙の予備選は終盤に入ったが、共和党ではトランプ派が接戦を勝ち抜くケースが相次いでおり、トランプ氏が健在ぶりを示している。今月16日には西部ワイオミング州で、反トランプ派の象徴とも言えるチェイニー下院議員がトランプ派の「刺客」と対決する党予備選が予定されている。【ワシントン秋山信一】

6681とはずがたり:2022/08/11(木) 17:29:39
際どいなぁ。。

米上院がインフレ抑制法可決、政権追い風 賛否同数でハリス氏が投票
https://www.asahi.com/articles/ASQ8855PVQ88UHBI00D.html?iref=com_latestnews_01
有料会員記事
ワシントン=合田禄2022年8月8日 17時30分

6683チバQ:2022/08/15(月) 02:07:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/edafdfab094c05b424f4b04b223ec27eef8b2684
ペロシ議長に続き「中国のどう喝を恐れない友情」…超党派の米議員5人が台湾到着
8/14(日) 22:24配信

 【台北=鈴木隆弘】台湾外交部(外務省)は14日、米議会のエドワード・マーキー上院議員ら5人の超党派の上下両院議員団が同日、台湾に到着したと発表した。15日に蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談する予定で、米台の安全保障や経済貿易関係について意見交換する。

 台湾を巡っては、ナンシー・ペロシ米下院議長が2〜3日に訪問し、反発した中国が台湾近海で大規模な軍事演習を行ったばかりだ。中国が再び反発する可能性がある。

 外交部は、議員団の訪台について「中国が緊張を高める中での訪台は、中国のどう喝を恐れない友情を示し、米国の台湾への強い支持を明らかにするものだ」と歓迎する談話を出した。

6684チバQ:2022/08/15(月) 02:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6b8896c42ecb4827841de9a9df0693c9609084b
存在感増すトランプ氏、造反者に刺客 米中間選挙で200人超を推薦
8/14(日) 10:00配信
 11月の中間選挙に向け、トランプ前大統領が存在感を増している。220人以上の候補者に推薦を出して勢力を広めつつ、共和党内の「反トランプ派」には「刺客候補」をぶつけて再選を阻んできた。近く、2年後の大統領選に向けた出馬宣言をするかどうかも注目されている。

【写真】7月21日、米連邦議会議事堂襲撃事件に関する米下院特別委員会の公聴会に参加したリズ・チェイニー下院議員=AP

 「反トランプ派」を標的にした刺客作戦は大詰めを迎えている。

■弾劾賛成議員を狙い撃ち

 「また1人、弾劾(だんがい)者を倒した」。今月10日、トランプ氏は祝福の言葉をSNSに投稿した。

 ワシントン州における下院議員候補を決める予備選で、7選を狙った共和党のボイトラー下院議員が敗れたためだ。代わって当選したのは、トランプ氏が送り込んだ「刺客候補」だった。

 昨年1月の議会襲撃事件を受け、民主党はトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追を提案した。これに共和党から賛成した下院議員が10人。これらの議員が「裏切り者」として狙い撃ちにされている。

 10人のうち、予備選を勝ち抜いて11月の中間選挙に出馬できる議員は2人にとどまる。3人は予備選で「刺客」に敗れ、4人は不出馬を決めた。

 そして最後の1人が、リズ・チェイニー下院議員だ。ブッシュ(子)政権の副大統領だったディック・チェイニー氏を父に持ち、自らも過去3回の選挙で圧勝してきた。

 だがトランプ氏を批判したことで状況は一変した。16日に投開票されるワイオミング州予備選に向けて、世論調査では「刺客候補」にリードを許す苦しい展開となっている。

 中間選挙をめぐり、トランプ氏は刺客候補を含む220人以上(上下院、州知事選など)の候補者たちに推薦を出してきた。

朝日新聞社

6685チバQ:2022/08/15(月) 02:14:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e49b390cd01239f838b9f52206033a9261bd3c2
米大統領、気候変動に活路 支持低迷に焦り 中間選挙まで3カ月
8/14(日) 7:13配信
 【ワシントン時事】バイデン米大統領が看板施策に掲げる気候変動対策を柱とした「インフレ低減法案」が12日、上院に続いて下院で可決された。

 11月8日の米中間選挙まで3カ月。政権支持率の低迷に焦りを募らせた与党民主党が内部対立を棚上げし、急転直下の議会通過にこぎ着けた。バイデン氏は「世界最大級」の気候対策に活路を求めたい考えだが、失地挽回の成否は不透明だ。

 「完璧から程遠い妥協の産物だ。しかし、物事はこうして前進する」。バイデン氏はこう述べ、法案への無念もにじませた。民主党は中間選挙で苦戦が予想されており、上下両院で優位を失えば、議会が「ねじれ」状態になり法案が通りにくくなる。夏の議会休会前が「最後のチャンス」(米メディア)だった。

 当初は1兆7500億ドル(約230兆円)規模の大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」を目指していたが、事実上頓挫。有権者の関心が高いインフレを名に冠した法案に衣替えする過程で、目玉だった子育て支援は脱落し、歳出額も4000億ドル超に削られた。

 歴代の政権が党派対立に阻まれて実現できなかった気候対策について、バイデン氏は「歴史的だ」と強調する。再生可能エネルギー推進策には、最大の競争相手である中国製品の普及を遅らせる規定も盛り込んだ。大統領就任直後に国際枠組み「パリ協定」に復帰し、気候対策で世界を主導すると宣言しただけに、どうにか面目を保った。

 米社会の分断修復を誓ったバイデン氏だが、身内の反目にもたついた。大型歳出法案に一貫して反対した民主党中道派マンチン上院議員の説得に腐心。縮小版の新法でようやく譲歩を引き出したが、約40年ぶりの物価高が低・中所得者を直撃する中、分断の根底にある格差対策は置き去りにされた。

 世論調査に基づく政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、今月11日のバイデン氏の支持率は2カ月ぶりに40%を回復したものの、最低水準のまま低空飛行が続く。気候対策を政権浮揚の追い風にできるか。インフレへの不満が全米に渦巻く中、「中間所得層の再生」という政権公約が一段と重みを増している。

6686チバQ:2022/08/15(月) 02:31:56
https://www.sankei.com/article/20220812-2NXE2GZGQRKWZOL5GNF3NYCBCE/
「反トランプの女神」チェイニー氏は勝てるか
2022/8/12 20:25
渡辺 浩生
米中間選挙を11月に控え、北西部ワイオミング州で16日、同州選出の共和党下院議員の候補者を決める予備選が実施される。現職で、昨年1月の連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会副委員長、リズ・チェイニー議員(56)と、トランプ前大統領の支持を受けた挑戦者、ハリエット・ヘイグマン氏(59)との事実上の一騎打ちだ。州の議席は1人。トランプ氏の事件関与を追及し続けるチェイニー氏が、2020年大統領選で70%がトランプ氏を支持した保守王国でどれだけの支持を得るかは、トランプ氏の趨勢(すうせい)を見極めるバロメーターとなる。


ワイオミング大学があり、民主党や無党派層が多い街、ララミーの閑静な住宅街を歩くと、「チェイニーに投票を」との看板が目立つ。同じ敷地に「BLM(黒人の命は重要)」や性的少数者(LGBTなど)運動のシンボルを一緒に飾る家もある。リベラル層がチェイニー氏を支持する印だ。

「米国の民主主義が危機にあったことを教えてくれた。事実を守るためにもリズに投票する」。主婦、ローラさんは民主党支持者だが、予備選に向け共和党の党員登録を済ませた。


州内の共和党支持者がトランプ氏に距離を置く伝統的保守とトランプ派の2集団に割れる中、反トランプの民主党・無党派層はチェイニー氏を勝たせようと、続々と共和党に登録する。

州内の各種世論調査の支持率は20%以上の差でヘイグマン氏がリードするが、ワイオミング大の政治学者、アンドリュー・ガーナー教授は「3集団それぞれの投票率が結果を左右する。チェイニー氏が勝っても驚きではない」と分析する。




共和党内の分裂は深い。


「この2年間、チェイニー氏を見かけたことはない」。州都シャイアンにあるワイオミング共和党事務所で幹部の一人は言った。議会襲撃の調査に忙しいチェイニー氏は地元では大口寄付者らとの私的な会合が中心で、身の安全のため州訪問の日程が事前に公表されることはない。一方、ヘイグマン氏は小規模集会など地域密着の運動を重ねる。

ひときわ目立つ「ヘイグマン」支持の看板が掲げられた一軒家の主人、デイビッド・フォレストさん(78)は、チェイニー氏を「裏切者」と呼び、息子のウィックさん(36)も「最初からトランプ氏を有罪と決めつけ不当な調査が行われた。トランプ氏はわれわれのために闘ってきた」と口をそろえた。一家は24年の大統領選でトランプ氏の出馬を待望する。


一方、元事業主のビル・ジェントルさんはヘイグマン氏と遠戚関係にあるが、チェイニー氏に投票する。「トランプ氏の言葉を真に受けている者が多いが、私に言わせればデタラメだ。このままでは共和党はダメになる。憲法を守る本当の保守はチェイニー氏だ」

チェイニー氏は最近、「憲法のために立ち向かう犠牲が議席を失うことなら私は進んで払う」と敗北を悟るような発言をした。敗退を前提に24年の大統領選などへの新たな政治活動も噂される。


だが、息子ブッシュ政権の副大統領で、父親のディック・チェイニー氏はテレビ広告で「歴史上トランプ氏ほど米共和制を脅かした人物はいない」と娘への支持をギリギリまで訴える。


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20年の選挙は「盗まれた」とトランプ氏の主張に同調する候補が各地で予備選を制した。昨年1月のトランプ氏の弾劾訴追決議でリズ・チェイニー氏とともに賛成票を投じた9人の共和党下院議員の多くは立候補を諦めたか、すでに予備選で敗退した。「反トランプの女神」が勝てば「議会史上、最も奇跡的な勝利となる」と選挙分析家のネイサン・ゴンザレス氏は語る。(ワイオミング州ララミー 渡辺浩生)

6687チバQ:2022/08/15(月) 02:33:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022081200617&g=int
ヒスパニックに「民主離れ」 共和の保守的価値観に共鳴―米中間選挙
2022年08月13日07時06分

取材に応じるマイラ・フローレス米下院議員=5日、テキサス州ダラス
取材に応じるマイラ・フローレス米下院議員=5日、テキサス州ダラス

【図解】米テキサス州
 【ダラス(米テキサス州)時事】米中間選挙まで3カ月を切る中、選挙結果に大きな影響を及ぼすヒスパニック票の動向に異変が起きている。マイノリティー(少数派)に寛容な民主党支持の傾向が伝統的に強いとされてきたが、共和党に乗り換える動きが顕在化。記録的インフレへの対処でバイデン政権が苦戦し、逆風下にある民主党にとって「致命傷」になりかねない。
民主、両院死守へ崖っぷち 経済・外交で負の連鎖―米中間選挙まで3カ月

 ◇神、家族、国家
 6月、南部テキサス州で行われた連邦下院第34区の補欠選挙で共和党のマイラ・フローレス候補(36)が勝利し、メキシコ出身者初の女性下院議員となった。掲げたスローガンは「神、家族、国家」。厳格なキリスト教家庭で育ったフローレス氏は、共和党の保守的な宗教・家族観に共鳴し、人工妊娠中絶に反対する。「民主党はヒスパニックの価値観を無視している」と訴える。
 メキシコ国境に接する同選挙区は、人口の84%をヒスパニックが占める民主党の「牙城」だった。接戦ながら中間選挙の先行指標となり得る結果に、ヒスパニックの支持を当然視してきた民主党は衝撃を受けた。
 「家族や信仰を大事にし、政府の介入を嫌い、安全な街を求める。価値観が同じ共和党を支持するのは当然だ」。8月6日、同州ダラスでトランプ前大統領の演説を聞いたメキシコ系移民の彫刻家ジョージ・マルティネスさん(45)は話す。
 ◇新移民は「よそ者」
 保守系の米スペイン語ネットワーク「アメリカーノ・メディア」の運営に携わるグリフィン・ガルシアイダルゴさん(22)は、ヒスパニックの「民主離れ」について、バイデン政権の寛容な移民政策が原因と考える。「私たちの親世代の移民は、大変な努力をしてきた。(市民権を得るため)山のように書類をそろえ、試験も受けた。なのにバイデン(大統領)は不法移民を簡単に受け入れた」。既に地域に定着した移民にとって、新たな移民は雇用や住宅事情を圧迫する「よそ者」に映る。
 テキサス大オースティン校のデロン・ショー教授は、争点のずれを指摘する。「経済的に成功する『アメリカンドリーム』を求める彼らにとって、民主党が偏重しがちな中絶や性的少数者の権利といった社会正義は、それほど重要ではない」。低所得層の多いヒスパニック社会がインフレで苦しむ中、経済政策を重視する共和党が心をつかんだと分析する。
 ◇人口増支える「大票田」
 変化の兆候は2020年の大統領選でも見られた。世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、ヒスパニックの投票先はバイデン氏59%、トランプ氏38%。16年大統領選のクリントン元国務長官66%、トランプ氏28%と比べ、差が縮まった。今年7月のニューヨーク・タイムズ紙の世論調査では、ヒスパニックの政党支持は共和が38%で、民主の41%に迫っている。
 ヒスパニックは、20年まで10年間の米人口増の51%を占め、年々「票田」としての重みを増している。ガルシアイダルゴさんは訴える。「経済にしろ移民にしろ、私たちの声にも耳を傾けてほしい。それがヒスパニックの思いだ」。

6688チバQ:2022/08/16(火) 19:06:06
https://www.tokyo-np.co.jp/article/194635
アメリカ中間選挙に向け「トランプ党」の様相強める共和党 大物政治家も前大統領批判で大苦戦  
2022年8月9日 06時00分
<米中間選挙連載「トランプ党の脅威」(上)>
米議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会に出席するリズ・チェイニー氏(AP)
米議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会に出席するリズ・チェイニー氏(AP)

◆トランプ氏の「大統領選で不正あった」主張を否定し、窮地に
 「議席を守るか、トランプの真実を知らしめるか。選択を迫られたら、私は真実を選ぶ」
 7月24日、米CNNテレビのインタビューに答える野党共和党の下院議員リズ・チェイニー(56)の表情には、悲壮感が漂う。
 ブッシュ(子)政権で副大統領を務めた父ディック・チェイニーの地盤を引き継ぎ、現在3期目。共和党で保守派のホープと目されてきたが、中間選挙の候補者を決める西部の地元ワイオミング州共和党予備選の事前調査で、前大統領ドナルド・トランプ(76)が推薦した対立候補ハリエット・ヘイグマン(59)に20ポイント以上の差をつけられた。予備選が今月16日に迫る中、追い上げは難しい。
米中間選挙 4年ごとの大統領選挙の中間に実施される上下両院議会選と州知事選挙の総称。大統領にとっては就任後2年間の実績が問われる。任期6年の上院(定数100)は約3分の1、任期2年の下院(定数435)は全員が改選対象。知事は今回、50州のうち36州が改選される。

米ワイオミング州での共和党集会で、支持者と談笑するハリエット・ヘイグマン氏=浅井俊典撮影
米ワイオミング州での共和党集会で、支持者と談笑するハリエット・ヘイグマン氏=浅井俊典撮影

 チェイニーが政治家人生で最大の窮地に陥ったのは、昨年1月の米議会襲撃を巡りトランプを非難する姿勢を鮮明にしたからだ。
 「(2020年の前回)大統領選に不正があった」とするトランプの主張を「大うそ」と否定し、トランプの罷免を求める下院弾劾訴追決議に賛成。与党民主党からは称賛されたが、身内の共和党議員はトランプの岩盤支持層を失うことを恐れ、チェイニーを党下院ナンバー3のポストから解任した。
◆石炭産地で衰えぬトランプ人気、刺客の候補に人だかり
 反トランプの立場をとるチェイニーに対し、地元の共和党支持者はさらに強烈な「ノー」を突きつける。7月13日、ワイオミング州南部グリーンリバーであった共和党集会。「彼女は党を裏切った」。夫とともに会場を訪れたグロリア・バリー(70)は憤る。

 米50州で最も人口が少ないワイオミングは、石炭などの化石燃料産業に経済を依存。地球温暖化対策で逆風を受ける同産業を優遇したトランプの人気は今も衰えない。俳優のゲイリー・グイン(72)は「トランプを否定するチェイニーにはうんざりだ」と首を振る。
 集会には対立候補ヘイグマンの姿もあった。トランプがチェイニーへの「刺客」として送り込んだ地元出身の弁護士。「チェイニーはトランプを追い落とすことだけに固執し、地元の代表として役割を果たしていない」。取材に応じる間にも支持者の人だかりができ、「トランプから支持を受けられて本当にうれしい」と笑みを浮かべた。
◆トランプ弾劾に賛成した共和党議員の多くが引退や敗退
 中間選挙予備選備でトランプが支持した非現職候補の勝率は7割を超える。多くの共和党候補がトランプ支持層の票をいかに取り込むかに奔走し、「トランプ党」の様相を帯びる。チェイニーを含めトランプの弾劾訴追決議に賛成した10人の共和党議員のうち、4人は激しい批判を受けて引退し、2人が予備選で敗北。勝ったのは2人にとどまる。
 劣勢が続くチェイニーは、議会襲撃を調査する下院特別委員会に加わり、トランプの責任追及を続ける。「予備選がどんな結果になろうとも、最後まで戦う」。党内で孤立を深めるチェイニーに救いの手を差し伸べようとする動きは、まだない。(敬称略、ワイオミング州で、浅井俊典)
    ◇
 11月8日の米中間選挙まであと3カ月となった。前回大統領選で敗れたトランプ前大統領がなおも存在感を放つ共和党の動きを上下2回で伝える。

6689チバQ:2022/08/17(水) 11:48:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fd996c81385e6ce26b924ff322a78547dd2b66b
米共和「反トランプ」急先鋒のチェイニー氏、下院予備選でトランプ氏「刺客」に敗れる
8/17(水) 11:29配信
 【シャイアン(米ワイオミング州)=蒔田一彦】米国の中間選挙(11月8日投開票)に向け、ワイオミング州で16日、連邦下院選の共和党候補を決める予備選が行われた。複数の米メディアによると、昨年の連邦議会占拠事件を巡ってトランプ前大統領への批判を強める現職のリズ・チェイニー氏(56)が、トランプ氏の推薦を受けた「刺客」候補に敗れることが確実になった。

 ワイオミング州は保守の牙城で、保守層に対するトランプ氏の影響力が依然として強固なことが示された。チェイニー氏は議会占拠事件を巡るトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追決議に賛成した共和党議員10人の1人。事件を巡って下院が設置した特別調査委員会の副委員長としてトランプ氏の責任を追及するなど、党内の「反トランプ」の急先鋒(せんぽう)だ。

 トランプ氏はチェイニー氏の対抗馬として弁護士のハリエット・ヘイグマン氏(59)を推薦した。

6690チバQ:2022/08/17(水) 11:59:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f17cad5452d50a941250dd8fd9d74b20bf9762e
トランプ氏推薦候補が勝利、現職チェイニー氏敗れる 米共和党予備選
8/17(水) 11:33配信


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毎日新聞
米連邦下院選のワイオミング州共和党予備選に向けた集会で、トランプ前大統領(右)の支持を受け、握手するハリエット・ヘイグマン氏=米ワイオミング州キャスパーで2022年5月28日、AP

 米西部ワイオミング州で16日、11月の中間選挙に向けて共和党の候補者を絞り込む連邦下院選予備選の投開票があり、トランプ前大統領の党内の政敵として象徴的存在である現職のリズ・チェイニー氏が、トランプ氏が推す弁護士のハリエット・ヘイグマン氏に敗れた。AP通信などが報じた。トランプ氏の影響力の大きさが改めて浮き彫りになり、中間選挙や2024年の次期大統領選もトランプ氏を中心に展開する公算が大きくなった。

 チェイニー氏は21年1月に起きたトランプ氏の支持者らによる連邦議会襲撃事件を巡り、20年大統領選の「不正」を根拠なく訴え続けたトランプ氏の責任を強く追及し、事件当時現職だったトランプ氏に対する弾劾決議案に賛成した。さらに、事件を調査する民主党主導の下院特別委員会にも、共和党下院指導部の方針に反して参加した。

 今回の選挙戦では、ヘイグマン氏をトランプ氏の言いなりだと批判し、「他の候補者は20年大統領選が『盗まれた』などと言っている。偉大な共和国を脅かすがんのようなものだ」と訴えていた。父親のディック・チェイニー元副大統領も「娘が真実のために立ち上がったことを誇りに思う」と全面的に支援した。

 チェイニー氏はトランプ氏と距離を置く共和党の伝統的な主流派から支援を得て、21年1月以降に約1500万ドル(約20億円)の政治資金を集めた。さらに、トランプ氏に批判的な州内の民主党支持者が党派登録を共和党に変更し、チェイニー氏に投票する動きも起きた。

 しかし、ワイオミング州は20年大統領選でトランプ氏の得票率が全米で最も高かった州で、民主党と歩調を合わせてトランプ氏を批判するチェイニー氏は大きな反発も招いた。トランプ氏は22年5月に州内で政治集会を開き、ヘイグマン氏への支持拡大を後押しした。また、チェイニー氏は6月以降に下院特別委の公聴会でメディアへの露出を増やす一方、「地元での活動が少ない」との不満が高まり、事前の世論調査ではヘイグマン氏が大差でリードしていた。

 ヘイグマン氏は11月の本選で、民主党候補らと議席を争うが、ワイオミング州は共和党支持者が圧倒的に多いため、勝利が確実視されている。ワイオミング州は全米50州で最も人口が少なく、人口に応じて議席が配分される連邦下院選では1議席を争う。【米ワイオミング州ジャクソンホール秋山信一】

6691チバQ:2022/08/18(木) 11:37:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/bad95d427209ab5060766b4ced86ff947509b18a
トランプ氏、党に影響力誇示 「天敵」チェイニー氏下す 米共和予備選
8/18(木) 7:12配信
 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた共和党予備選が16日、西部ワイオミング州で行われ、トランプ前大統領批判の急先鋒(せんぽう)だった現職リズ・チェイニー下院議員がトランプ氏の「刺客」候補に敗北した。

 2024年の大統領選出馬を視野に入れるトランプ氏が、党内での衰えぬ影響力を示した形だ。

 「チェイニーは政治的忘却の深みに消え去り、そこで今より幸せに暮らすだろう」。トランプ氏は16日、自身の創設した交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で勝ち誇った。

 チェイニー氏はブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏を父に持ち、現在3期目を務める。昨年1月の連邦議会襲撃事件を検証する下院特別委員会で、副委員長として「米国の内なる脅威は前大統領だ」とトランプ氏の責任を厳しく追及。共和党内の「反トランプ派」の象徴になると同時に、トランプ氏による「報復」の最大の標的にもなった。

 チェイニー氏は16日、支持者を前に予備選の敗北演説を行い、「トランプを二度と大統領にさせないため、できることは何でもする。これはわれわれ皆の戦いだ」と捲土(けんど)重来を誓った。

 共和党では「20年大統領選はトランプ氏が勝った」などと過激な主張をする「トランプ派」と、「反トランプ派」との分断が深刻化している。チェイニー氏の勝敗は党の針路やトランプ氏の力を占う試金石とみられ、ワイオミングの予備選が注目を集めていた。

 議会襲撃事件後、トランプ氏を弾劾裁判にかけることに賛成票を投じた共和党下院議員10人のうち、チェイニー氏を含む4人が予備選で敗退。4人は再出馬を断念し、11月の本選に駒を進めたのはわずか2人だ。一方、ワシントン・ポスト紙によると、現職以外でトランプ氏が支持した候補は、約8割が予備選を勝ち抜いた。共和党は「トランプ党」の色合いを強めつつある。

 だが、トランプ氏はスパイ防止法違反や機密文書持ち出しなどの容疑で、連邦捜査局(FBI)の捜査を受ける身だ。共和党は捜査を「司法の政治利用」と批判し、トランプ氏擁護でおおむね結束しているものの、万が一トランプ氏が有罪となれば、党の方向性を見失う危うさをはらむ。

6692チバQ:2022/08/22(月) 19:50:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/23c78d52ffaa8c0959918936019bff52c05ecc11
民・共、2人の知事に脚光 大統
時事通信
米カリフォルニア州のニューサム知事=2021年11月、ロサンゼルス(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた動きが本格化する中、2人の州知事が注目されている。

 南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党=43)と、西部カリフォルニア州のニューサム知事(民主党=54)だ。いずれも再選を目指す選挙を控える身ながら他州の応援に呼ばれるなど活動は全国規模。2024年大統領選の「期待の星」(CNNテレビ)との呼び声も高い。

 「左派のイデオロギーに屈服するわけにはいかない」。デサンティス氏は19日、ペンシルベニア州知事候補の応援演説で声を張り上げた。オハイオ、アリゾナなど他の激戦州でも人気弁士として駆け回っている。

 新型コロナウイルス規制のマスク着用「義務化」に反対してバイデン政権と対立し、7月には性的少数者について児童に教えることを制限する州法を制定。トランプ前大統領になぞらえて「ミニ・トランプ」とも称されるデサンティス氏の行動は、物議を醸すと同時に、保守的な共和党支持層の喝采を浴びてきた。

 今やその人気は不動だ。全米の保守派が一堂に会した今月の「保守政治行動会議(CPAC)」で次期大統領候補の模擬投票を実施したところ、デサンティス氏はトランプ氏に次ぐ2位。トランプ氏が出馬しない想定では、65%もの支持を得て首位に躍り出た。

 一方、デサンティス氏にライバル意識を燃やすのがニューサム氏だ。7月、ニューサム氏がフロリダ州で打ったテレビ広告が話題を集めた。デサンティス氏の映像を背景に「皆さんの州では自由が攻撃されている。カリフォルニアに移住しましょう」と呼び掛けたのだ。

 性的少数者の権利擁護や銃規制強化といったリベラルな政策を掲げるニューサム氏は現在、民主党の「牙城」カリフォルニア州で選挙戦を優位に運ぶ。州を飛び越えての露出は、大統領選を見据えた動きとの見方が多い。

 2人の知事が期待を集める背景には、若さや知名度に加え、両党で次期大統領の有力候補が不足している事情がある。バイデン大統領は79歳の年齢がたびたび不安視され、ハリス副大統領はバイデン氏以上に支持率低迷に悩む。一方、トランプ氏も機密文書持ち出しなどをめぐる疑惑で、出馬に不確定要素を抱える。

 ただ、党トップへの挑戦は冷遇されるリスクと隣り合わせだ。デサンティス、ニューサム両氏とも現時点で大統領選立候補は否定しており、活動の本格化はバイデン、トランプ両氏の動向を見極めてからになるとみられる。

6693とはずがたり:2022/08/23(火) 20:08:23
機密文書300件超保持か トランプ氏邸宅、米報道
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/08/23/kiji/20220823s00042000204000c.html
[ 2022年8月23日 11:17 ]
トランプ前米大統領(AP)
Photo By AP

 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは22日、トランプ前大統領の邸宅マールアラーゴから1月以降、機密文書300件以上が米当局に回収されていたと報じた。トランプ氏は退任時に機密文書を不正に持ち出し、保持していた疑いが持たれている。大半は国立公文書館(NARA)が回収するなどしたが、今月8日には連邦捜査局(FBI)が家宅捜索で機密文書11件を押収していた。

 大統領の公務記録は任期満了時に公文書館に引き渡すことが義務付けられている。同紙によると、任期満了から約1年たった1月に公文書館が機密文書150件以上を回収。6月にはトランプ氏側近が残っていた機密文書を司法省に引き渡した。その後、FBIがさらに11件を押収した。

 米メディアによると、トランプ氏の弁護団は22日、FBIが押収した文書について、FBIによる閲覧の差し止めを南部フロリダ州の連邦裁判所に請求した。文書に「大統領特権」で保護されるべき内容が含まれている可能性があるとして、第三者を任命して調べるよう求めている。

 CNNテレビは、請求によって捜査を遅らせることはできるものの、法的には厳しい闘いになると分析している。

6694チバQ:2022/09/05(月) 07:22:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ba977bd1c6af1c0cd3768f5de82d205127e7f9c
現・前大統領が激しいバトル 中間選にらみ敵意むき出し 激戦州の米ペンシルベニア
9/5(月) 7:02配信
時事通信
演説するバイデン米大統領=1日、米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア(AFP時事)

 【ウィルクスバリ(米東部ペンシルベニア州)時事】米中間選挙まで約2カ月。

 民主党のバイデン大統領(79)と共和党のトランプ前大統領(76)が相次いで東部の激戦州ペンシルベニアで演説し、相手陣営への敵対心をむき出しにした。同州での勝利は中間選挙の行方を左右し、2024年の大統領選への布石にもなるためだ。

 「『国家の敵』はバイデン氏と彼を操っている取り巻き連中だ」。トランプ氏が3日、同州ウィルクスバリのアリーナでの演説でこう絶叫すると、約1万人の支持者たちは声を上げて総立ちとなった。

 「民主主義に戦争を仕掛けている」「邪悪な人々」―。相手を責めて対立心をあおるのがトランプ氏の手法だが、バイデン氏や民主党陣営に対するこの日の罵倒は一段と激しく、聴衆も鋭く反応していた。

 自身が退任時に機密文書を持ち出し、連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたことには「司法省とFBIは凶暴な怪物となった」と非難した。

 トランプ氏の陣営が強く意識したのは、バイデン氏が1日夜に同州フィラデルフィアで行った演説だ。20年大統領選の敗北を受け入れないトランプ氏とその支持者を「過激主義者であり、米国の脅威だ」と攻撃した。8月末の演説では、その思想を「半ばファシズム」とまで述べている。

 バイデン氏がペンシルベニア州に何度も足を運びトランプ氏への賛否を主要な争点にしようとしているのは、上院(定数100)の同州議席を奪取できれば、民主系50、共和50という現有の拮抗(きっこう)状態からの脱却につながるためだ。

 同州の上院議席は共和党候補オズ氏と、民主党候補のフェッターマン同州副知事が争う。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、フェッターマン氏の支持率がオズ氏を若干上回っている。

 ただ接戦州の同州は、16年大統領選でトランプ氏が、20年にはバイデン氏がいずれも僅差で制し、どちらに転んでもおかしくない。

 医師でテレビ司会者でもあるオズ氏は、トランプ氏の後押しで予備選を勝ち抜き共和党候補になった経緯がある。トランプ氏の演説会場にいた主婦のクリスティンさん(64)は「オズ氏が勝てばトランプ氏の主張の正しさの証明となる。24年の大統領選は、もちろんトランプ氏に返り咲いてほしい」と語った。

6695チバQ:2022/09/14(水) 17:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/49ccac34c34e54c82ce27b323abc24068f4af271
民主はインフレ、共和は中絶規制 批判そらしに躍起 米中間選挙
9/14(水) 15:00配信


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毎日新聞
中絶禁止派の集会会場に入る共和党のグラム上院議員(左端)に向けて、中絶禁止法案反対のプラカードを掲げる市民(手前)=ワシントンで2022年9月13日、AP

 11月の米中間選挙に向けて、民主、共和両党が「弱点」を補う対策をアピールしている。民主党は高水準で推移するインフレ(物価高)、共和党は人工妊娠中絶の規制強化が有権者の不興を買っており、批判をかわそうと躍起になっている。

 「この法律は生活費を下げ、インフレを抑制する助けとなる」。民主党のバイデン大統領は13日午後、10年間で歳出総額4370億ドル(約63兆円)規模の気候変動・医療対策法の成立を祝う式典で強調した。同法は8月に民主党主導で成立。薬価や医療保険費の引き下げにつながることから「インフレ抑制法」と称し、中間選挙に向けたアピール材料にしている。

 しかし、式典が始まる数時間前に発表された8月の消費者物価指数は、前年同月比8・3%上昇と高止まりした。ピーク時より伸びは鈍化したが、依然として約40年ぶりの高水準で推移し、インフレ抑制が容易には進まないことを浮き彫りにした。市場予想より物価上昇率が高かったこともあり、13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前日比3・94%ダウンの大幅安となった。

 気候変動・医療対策法には再生可能エネルギーへの転換策なども含まれ、法成立前から「エネルギー価格の上昇などを招き、インフレ対策にならない」との批判があった。共和党のトランプ前大統領は「株価が暴落している。(気候変動対策などの)無駄な支出で、さらに株安になるだろう」と批判。共和党全国委員会のマクダニエル委員長も「物価はまだ急上昇している。バイデン氏は式典で一体何を祝ったのだろう」と皮肉った。

 一方、中間選挙で上下両院の多数派奪還を目指す共和党の悩みの種は、中絶規制だ。今年6月の連邦最高裁判決で、女性が中絶を選ぶ憲法上の権利が覆され、州による中絶禁止が容認された。中絶反対派の支援を受ける共和党の歴代大統領が、最高裁判事に中絶に慎重な保守派を指名してきた「成果」であり、共和党が優勢な州では中絶規制が強化され、一部では全面的に禁止された。

 しかし、約半世紀にわたり守られてきた中絶の権利が脅かされたことで、共和党への反発も起きた。中絶問題は、個人の生命観や宗教観によって意見が異なり、保守層や共和党支持者にも容認派がいる。共和党が優勢な中西部カンザス州では、8月上旬の住民投票で中絶規制強化が否定された。

 中絶問題への対応が課題になる中、共和党のグラム上院議員は13日、妊娠15週より後の人工妊娠中絶を禁止する連邦法案を提出した。最高裁判決を受けた「規制強化」の動きにも見えるが、全面的な中絶禁止などに比べて、妊娠15週までの中絶を容認する内容は比較的穏健だとも言える。レイプや近親相姦(そうかん)の被害者、母体に健康リスクがある場合は例外的に中絶を容認する規定も設けた。上下両院とも民主党が優勢なため、法案が可決される見通しはないが、「一定の条件で中絶は容認すべきだ」と考える有権者に配慮を示そうとしたとみられる。

 ただ、共和党内には中絶問題に触れること自体がマイナスだとの見方が強い。党上院トップのマコネル院内総務は「中絶規制の問題は各州に委ねるべきだ」とグラム氏の動きに不快感を表明。逆に民主党上院トップのシューマー院内総務は「全米規模で中絶禁止をもくろむ過激な法案だ」と批判した。【ワシントン秋山信一】

6696チバQ:2022/09/16(金) 13:25:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/db41d42f2050b48740ee6fe5dcb3c8721bf048a8
副大統領邸に移民を「転送」 共和州知事、政権に抗議 米
9/16(金) 7:32配信
 【ワシントン時事】米首都ワシントンのハリス副大統領邸前に15日、中南米諸国からの移民希望者約100人がバスで到着した。

 メキシコと国境を接し不法移民が急増するテキサス州のアボット知事(共和党)が、バイデン政権の移民受け入れ拡大に抗議するため送り込んだ。中間選挙が11月に迫る中、移民問題をめぐる党派対立が激化している。

6697チバQ:2022/09/29(木) 23:56:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0804af9c049e06e25b7fdcb619d8de1ab2081ff
不法移民で米「南北」対立 南部の共和知事、民主地盤の北東へ移送
9/29(木) 22:44配信
【ワシントン=渡辺浩生】メキシコ国境を越え米国に不法入国する移民が未曽有のうねりとなり、バイデン米政権の「無策」を批判する南部の共和党の州知事は、移民に寛容とされる民主党が地盤とする北東部各地に、バスや飛行機で送り込む強硬手段に出た。民主党は「人権問題」と非難しており、11月の中間選挙に向けて、移民の扱いをめぐる「南北戦争」が過熱している。

東部マサチューセッツ州マーサズ・ビンヤード島に9月14日、ベネズエラの移民の約50人が飛行機で着いた。富裕層の多い島の住民から支援を受けた後、米軍基地内の施設に移された。

飛行機は南部テキサス州サンアントニオを離陸。フライトを用意したことを南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が認めた。テキサスからフロリダへの移民流出を阻止する目的で、同知事は16日、「これはほんの始まりだ」と述べ、州予算を使い移送を続ける方針を表明した。移送先の候補にはバイデン大統領の地元、東部デラウェア州も含まれるとした。

11月の州知事選で再選を目指し、2024年大統領選でトランプ前大統領と並ぶ有力候補とされるデサンティス氏は、テキサス州のアボット知事(同)と「連携する」とした。

アボット氏は西部アリゾナ州のデューシー知事とともに、首都ワシントン、ニューヨーク、シカゴなどの都市に不法移民をバスで送致。9月15日朝にはワシントンのハリス副大統領の公邸近くなどに2台の移民バスが到着した。

アボット氏も移送したと認め、「政権はテキサスの共同体を危険に陥れた南部国境の歴史的危機を無視し続けている」と非難した。ハリス氏が以前、「国境は安全だ」と発言したことに反発したとみられる。

9月中旬までにワシントンへ約9400人が移送されたといい、ワシントンのバウザー市長は「国境の危機をここで対処するにはインフラが必要だ」と緊急事態を宣言。移民の住居確保に追われた。記録的な移民流入に危機感を持つ南部州は、不法移民への市民権付与を唱え、リベラル勢が強い北東部が「われわれの苦悩を味わうべきだ」(デサンティス氏)と突き放す。

米税関・国境取締局によると、米南西部国境における22会計年度(昨年10月〜今年7月末現在)の拘束件数は約200万件。21年度(20年10月〜21年9月末)の173万件を超えた。

本国の経済危機や権威主義政権による抑圧が背景にあり、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると1日約5千人が不法に国境を越え、半数以上が本国送還されず難民申請のため米国滞在が許されるという。

一方、マーサズ・ビンヤード島に送られた移民は、行く先を知らされなかったと人権団体に証言したとされ、米政権は「人間を政治的な売名行為に利用している」(ジャンピエール報道官)とデサンティス氏らを非難。民主党内には「人身売買」だとして司法省に調査を求める声もある。移民をめぐる「南北」の溝は政治分断を一層深めている。

6698チバQ:2022/10/02(日) 18:23:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0029958deca40a5bab5ac557e55385d173272ea
「最後の原発」一転延命 稼働停止に電力不足の壁 エネルギー確保で見直し・米カリフォルニア州
10/2(日) 7:03配信



時事通信
米カリフォルニア州唯一の稼働原発「ディアブロキャニオン原発」(米原子力エネルギー局のツイッターより・時事)

 【ロサンゼルス時事】米国の環境運動発祥地とされる西部カリフォルニア州で「脱原発」が曲がり角を迎えている。

 深刻な電力不足が立ちはだかり、州内最後の稼働原発を2025年までに停止する方針を突如撤回。約1カ月後に控える中間選挙で気候変動対策が争点の一つとなる中、エネルギー確保の観点から「原発回帰」にかじを切り始めている。

 ◇1200年で最悪
 「記録的な猛暑で電力不足に陥りかねない」。加州のニューサム知事(民主)は今夏、非常事態を宣言した。州内では今年、6300件を超える山火事が起き、観光名所のデスバレー国立公園では最高気温が50℃を超えた。カリフォルニア大によると、米西部で2000年以降に起きた干ばつは過去1200年間で最悪を記録した。

 加州は気候変動対策に積極的な民主党の最大の「牙城」で、再生可能エネルギーを重視してきた。だが、異常気象による電力不足にたびたび悩まされてきたことで、中間選挙を前に「より現実的な対策」(ロサンゼルス・タイムズ紙)を求める声が高まっている。

 ニューサム氏が電力不足対策の切り札に掲げるのが、州内唯一のディアブロキャニオン原発だ。加州の再生可能エネルギー普及率は全米で最も高いものの、水力発電は干ばつに弱く、太陽光発電は夜間に行えない。このため同原発の運転期間を30年まで5年延長することが急きょ決まった。

 東京電力福島第1原発事故の後、加州は脱原発を加速させた。一方で、民主党のバイデン政権が二酸化炭素(CO2)を排出しない原発を推進したことで、ニューサム氏は「原発回帰」を明確にした。こうした姿勢の背景には「24年の次期大統領選出馬をにらんだ布石」(同紙)との臆測がくすぶる。

 ◇インフレも後押し
 市民生活を直撃するインフレも原発回帰を後押しする。ディアブロキャニオン原発を支持する市民団体「原子力を守る母たち」のクリスティン・ジェイツさんは、原発を止めた他州の電気代が急上昇したと主張。価格が高騰する天然ガスを使う発電に頼ったからだといい、「原発の運転を続けることが最善だ」と訴える。

 これに対し、反原発団体「マザーズ・フォー・ピース」のリンダ・シーリーさんは「環境運動発祥の地である加州の原発回帰は象徴的な重みがある」と警戒。断層が多い加州で原発の運転を続けることは「フクシマの教訓を忘れ、地震の危険性を無視する暴挙だ」と憤る。

 加州の世論が二分する中、米連邦議会では8月、原発支援を含む過去最大規模の気候変動対策を盛り込んだ「インフレ抑制法」が成立。バイデン政権は同法を成果に掲げて中間選挙に挑む構えを見せている。

 ロシアのウクライナ侵攻はエネルギー安全保障の問題を突き付けた。これまで原発に慎重だった中西部ミシガン州のウィットマー知事(民主)も「転向」を探っており、加州で進む原発見直しの動きが今後、米国で広がる可能性がある。

6699チバQ:2022/10/08(土) 10:41:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/075a9b75892afe8fb37932e0d646c11003a3aa20
バイデン氏、大麻の犯歴消す恩赦発表 合法化支持者へアピールか
10/7(金) 20:41配信


毎日新聞
米国のバイデン大統領=米東部ニューヨーク州で2022年10月6日、AP

 バイデン米大統領は6日、連邦法に基づくマリフアナ(大麻)所持の犯罪歴を抹消する恩赦を発表した。米政府によると、少なくとも約6500人の犯歴が消える。世論調査では大麻合法化への支持が多数派であり、11月の中間選挙を前に有権者にアピールする狙いもあるとみられる。

 バイデン氏は6日のビデオ声明で「多くの州で大麻の使用は合法であり、単に使用、所持しただけで服役すべきではない」と主張。各州の知事にも、州法違反の犯歴に関して同様の恩赦を進めるよう呼びかけた。

 連邦法は大麻の所持や使用を禁じている。民主党は合法化を推進しているが、共和党は反対しており、法改正の見通しは立っていない。バイデン氏は「大麻所持の犯歴が、雇用や住宅入居、教育などに関して、不要な障壁を生んでいる。白人、黒人、褐色人種で大麻の使用率はほぼ同じなのに、黒人や褐色人種が逮捕、起訴、有罪とされる割合は不釣り合いなほど高い」と指摘。2020年大統領選での公約に沿って、恩赦を決めたと説明した。

 嗜好(しこう)用の大麻の利用は12年にワシントン州で初めて合法化された。違法薬物検査を手がける企業「DISA」によると、全米50州のうち19州と首都ワシントンで合法化され、連邦法に基づく取り締まりも事実上行われていない。医療目的限定で使用を認める州や刑事罰の対象としない州も多い。一方で6州は完全に禁止し、7州は大麻から抽出されたCBDオイルの医療目的での使用のみ認めている。

 合法化する州が増えるにつれ、世論も合法化賛成に傾いた。ギャラップ社の21年10月の世論調査では賛成68%、反対32%。民主党支持者の83%、無党派層の71%が賛成した。00年代前半までは6割以上が反対していたが、11年に賛成が反対を初めて上回った。

 22年の同社調査では、48%が「大麻を使用した経験がある」と回答。「現在使用しているか」との質問では、大麻の使用率(16%)がたばこの喫煙率(11%)を上回った。18年の同社の調査では82%が「たばこは非常に有害」と答えたが、「大麻は非常に有害」は27%にとどまった。

 19年のピュー・リサーチ・センターの調査では、合法化すべき理由として「医療用として重要」「捜査機関が他の犯罪取り締まりに要員を割ける」「合法化して課税すれば財源として有望」などの理由が上位を占めた。【ワシントン秋山信一】

6700チバQ:2022/10/08(土) 10:44:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/29b04f9fe4a6037bbe1773dccb18fcf69f51b93f
反トランプ派、相次ぎ政界去る 米上院議員、任期4年以上残し辞職へ
10/7(金) 12:56配信


毎日新聞
米国のベン・サス上院議員=ワシントンで2022年3月23日、AP

 米国のベン・サス上院議員(中西部ネブラスカ州選出)がフロリダ大学の学長に転身するため、近く辞職する見通しとなった。サス氏は2021年2月、連邦議会襲撃事件を巡るトランプ前大統領の弾劾裁判で、有罪を支持した共和党上院議員7人のうちの1人で、26年まで任期を残していた。連邦議会では上下院とも、反トランプ派の共和党議員が政界を去るケースが相次いでいる。

 フロリダ大学は6日の声明で、次期学長候補をサス氏に絞り込んだと発表した。サス氏は「米国で最も卓越した教職員たちとともに働く機会に興奮している」と述べた。サス氏の後任議員はネブラスカ州の州法に基づき、共和党のリケッツ知事が任命する。このため民主、共和の勢力図に影響はない。

 トランプ氏の弾劾を支持した共和党の上院議員(任期6年)7人のうち、サス氏以外に2人が23年1月に引退する。下院(任期2年)ではトランプ氏の弾劾決議に賛成した共和党議員は10人いるが、党予備選でトランプ派に敗れたり引退を決めたりして、11月の中間選挙に出馬するのは2人だけだ。【ワシントン秋山信一】

6701チバQ:2022/10/08(土) 10:46:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d9c735c75c4c089694b7681d2ad8df89cbf1043
上院、攻め切れぬ共和 「劇薬」トランプ氏、中間層は忌避 米中間選挙
10/7(金) 7:09配信

時事通信
トランプ前米大統領を背に演説するペンシルベニア州の上院選共和党候補オズ氏=9月3日、同州ウィルクスバリ(AFP時事)

 【ワシントン時事】投票まで約1カ月となった米中間選挙で、議会多数派の奪取を目指す野党共和党が、上院で攻めあぐねている。

 トランプ前大統領やその「忠臣」候補が唱える過激な主張が、穏健な有権者を遠ざけているためだ。同党はトランプ氏の熱狂的支持者をつなぎ留めつつ、中間層も取り込む難しい戦略を迫られている。

 ワシントン・ポスト紙によると、トランプ氏の支持を受けた非現職候補の8割超が共和党予備選を勝ち抜いた。そうした候補が今、民主、共和の勢力が伯仲する州で伸び悩んでいる。

 州全体が選挙区となる上院選は、下院選と比べ幅広い支持層の獲得が不可欠。新人候補はただでさえ、資金力や経験、知名度でハンディを背負う。さらに2020年大統領選でのバイデン大統領勝利を認めないといった過激さも、支持拡大の足かせとなっている。

 苦肉の策として、トランプ氏と距離を置いたり主張を和らげたりする動きも出始めた。東部ペンシルベニア州のオズ候補は、地元に根差さない「落下傘」の烙印(らくいん)を押され、防戦を余儀なくされてきた。中間層にアピールするため9月、20年大統領選について、当時議員であれば「(トランプ氏敗北の)結果を認めていただろう」と記者団に語った。

 西部アリゾナ州のマスターズ候補は各種世論調査で劣勢が続き、最近になって「人工妊娠中絶に100%反対」という主張を「妊娠後期の中絶に反対」へ軌道修正した。両州はいずれも、上院選の行方を決めるとされる激戦州だ。

 優勢を維持する下院共和党は、9月に発表した公約でインフレや治安、不法移民など有権者の関心が高いテーマへの取り組みに言及したが、20年大統領選には触れなかった。

 トランプ氏の支持者が離れれば、共和党の上院選勝利は遠のく。一方で「トランプ的」であるが故に敗退する候補が続出すれば、24年大統領選での返り咲きを視野に入れるトランプ氏の影響力が衰える可能性もある。共和党は「劇薬」トランプ氏の扱いに苦慮しながら、残り1カ月を戦う。

6702チバQ:2022/10/09(日) 09:52:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022100700726&g=int
廃虚の保養地、住民ぼうぜん ハリケーン被災地、爪痕深く―米フロリダ州
2022年10月08日07時18分

米南部フロリダ州フォートマイヤーズ・ビーチの衛星写真。写真左は2002年4月、同右はハリケーン「イアン」上陸後にそれぞれ撮影=エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが4日提供(AFP時事)
米南部フロリダ州フォートマイヤーズ・ビーチの衛星写真。写真左は2002年4月、同右はハリケーン「イアン」上陸後にそれぞれ撮影=エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが4日提供(AFP時事)

半壊した自宅の前にたたずむモーリーン・マクガバンさん=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ
ハリケーン「イアン」による洪水で陸に乗り上げた大型クルーザー=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ
がれきの前に立つマリオン・リエッツさん=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ

 【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)時事】米南部フロリダ州を襲った大型ハリケーン「イアン」は、美しい砂浜と温暖な気候で知られる海辺の保養地フォートマイヤーズに特に大きな爪痕を残した。7日で上陸から10日目を迎えたが、沿岸部は廃虚と化し、自宅が破壊された住民たちはぼうぜんとしたままだ。
死者100人超、自治体に批判も ハリケーン上陸1週間―米フロリダ州

 「今まで多くのハリケーンを経験してきたが、今回が最悪だ」。沿岸部の自宅が洪水で半壊したモーリーン・マクガバンさん(73)は悲痛な表情でこう訴えた。
 ペットとともに親戚宅に避難して無事だったが、自宅周辺はがれきが散乱。「幸運だった。家具は買い替えられるが、命はそうできないから」と自分に言い聞かせるように語ったが、「不安はある。将来ではなく、今どうしたらいいのか」と嘆いた。
 ヨットハーバーに面する自宅に住むマリオン・リエッツさん(86)は、ハリケーンが上陸した時には自宅の2階にいた。急速に水位が上がっていく中、ボートを支柱にくくりつけ、それに浮かんで生き延びたという。
 がれきの撤去作業は始まったが、自宅の前には多数のクルーザーが陸に乗り上げたままとなっている。「本当に大きなショックを受けたが、少し落ち着いてきた。またハリケーンは来るだろうが、私はここに残る」と、30年以上暮らしてきた家の片付けに励んだ。
 米メディアによると、ハリケーンの死者数は100人を超えたものの、捜索活動が続いており、さらに増加する見通しだ。特にフォートマイヤーズがあるリー郡の被害が甚大で、沖合の島では壊滅的な打撃を受けたところもある。フロリダ州でのハリケーンによる死者数は、既に1935年以来で最悪となったという。

6703チバQ:2022/10/12(水) 22:19:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff479c7ce27eeac3f23f497f2640360353ea5397
米中間選「ねじれ」再来か 政権党に敗北の歴史、11月8日に審判
10/12(水) 7:08配信


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時事通信
バイデン米大統領=9月20日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米政治の行方を占う中間選挙が11月8日に実施される。

 大統領の任期2年目の中間選挙は「政権党に不利」という経験則がある。バイデン大統領の民主党は現在、連邦議会の上下両院で優位を保っているが、選挙は下院で劣勢、上院で接戦の見通しだ。政権と議会に「ねじれ」が生じるかが焦点となる。

 第2次世界大戦後の歴史をひもとくと、大統領の所属政党が中間選挙で上下両院とも議席を増やしたのは、ブッシュ(子)元大統領(共和)の2002年のみ。近年ではオバマ元大統領(民主)が最初の中間選挙で下院の63議席を、トランプ前大統領(共和)も同じく40議席を失った。

 原因の一つは、大統領選では60%前後の投票率が、中間選挙で40%前後に低下することにある。大統領選で勝利した政党の支持者は結果に満足し、中間選挙に足を運ばない。一方、政権に不満を持つ側は積極的に批判票を投じるという構図だ。

 ブッシュ氏の共和党が勝利したのは、01年9月11日の米同時テロへの対応で同氏の支持率が80%を超え、この「戦時人気」が1年後まで続いたため。2期目の中間選挙(06年)では上下両院で議席を減らした。

 民主党が上下両院のいずれかでも過半数を割り込んだら、どうなるのか。バイデン氏は残り2年の任期中、自らの望む形で重要法案や予算案を通すのが一段と難しくなる。外交や人事で権限を持つ上院を落とせば、政権運営が難航することも避けられない。

 1946年以降の中間選挙で、政権与党は下院で平均25議席を減らしている。米ギャラップ社によると、投票まで2カ月の時点で支持率が50%を下回った歴代大統領は、下院で平均37議席を失っている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、バイデン大統領の10月10日時点の支持率は約43%。一時期の30%台から脱したものの、歴史的なインフレなどが逆風となり低迷が続いている。

6704チバQ:2022/10/15(土) 16:51:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3b033b30442405121ffd1f66f2edf0baed978e0
左でも右でもなく 分断に挑む第3党
10/15(土) 10:00配信


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毎日新聞
会場入り口に「FORWARD IS(前進とは)」と書かれたボードが置かれ、参加者たちが「未来の民主主義」「米国が求めているもの」などと書き込んでいた=米南部テキサス州ヒューストンで2022年9月24日、西田進一郎撮影

 左でもなく右でもなく、前へ――。そんなスローガンを掲げ、分断が極まる米国政治を変えようと動き出した新たな政党がある。中道政党「前進党(フォワード・パーティー)」。民主党でも共和党でもない「第3政党」は、2024年の次期大統領選に影響を与え得るのだろうか。9月24日にキックオフイベントが開かれた南部テキサス州ヒューストンを訪れた。

【写真】存在感を示すトランプ氏

 集会は市街地から少し離れたイベント会場で開かれた。最高気温が35度に達する暑さの中、開始1時間半前に到着すると、紺色のTシャツ姿のボランティアらが設営をしていた。並べられた椅子は約1200席。壇上に向かって左側には「NOT LEFT(左でなく)」、右側に「NOT RIGHT(右でなく)」、中央には「FORWARD TOGETHER(共に前へ)」と書かれた幕が張られていた。昼過ぎから夕方まで、討論会などが続いた。

 ◇「共通の基盤はある」

 共同創設者は、民主、共和両党に所属していた穏健派だ。一人は20年大統領選の民主党予備選に立候補した実業家のアンドリュー・ヤン氏(47)。単独インタビューでは3点を強調した。①無党派層は民主、共和両党の支持層よりも多い②そうした人たちの選択肢がない③対立が激しい2大政党の間でも「共通の基盤」があり、それに基づいた解決策を提示する――。弁舌にたけ、発信力があるヤン氏は党の象徴だ。

 もう一人は、東部ニュージャージー州知事や共和党のブッシュ(子)政権で環境保護局長官を務めたクリスティーン・トッド・ウィットマン氏(76)だ。開会前に話を聞くと、「共和党はレールから完全に外れ、党綱領すら採択しなかった。もう、党ではなくドナルド・トランプ(前大統領)のカルト教団だ」と断じた。語り口は落ち着いており、説得力がある。その発言で会場は何度も沸いた。

 ◇2大政党への不満が背景

 狙いは明確だ。2大政党に不満を持つ人たちや穏健派を幅広く取り込むことだ。

 例えば、米ギャラップ社の昨年の調査では、「2大政党は米国民を代表する適切な仕事をしている」という回答は、03年の56%から33%に激減。逆に「適切な代表を得るためには第3の主要政党が必要だ」との回答は40%から大きく増えて62%に達した。無党派層の70%は想定通りだが、共和党支持層の63%もこう回答したところが興味深い。民主党支持層は46%だった。

 イベントの途中、司会者が参加者に、挙手でどの党を支持してきたかを聞く場面があった。目視だが、約6割が共和党、約3割が民主党、残り約1割がその他だったように感じた。参加者の何組かに声をかけて話を聞くと、いずれもトランプ氏に反発する共和党支持者だった。

6705チバQ:2022/10/15(土) 16:51:53
 ◇第3党を阻む構造的障害

 「第3の選択肢」を目指した挑戦は過去にもあった。しかし、根付いたものはない。ヒューストンにあるライス大のポール・ブレイス名誉教授(政治学)は「第3党には構造的な障害が立ちはだかっているからだ」と解説する。

 米国は当選者が1人の小選挙区制だ。仮に各地で25〜30%の票を獲得しても、議席は全く得られない。ブレイス氏は「いざ投票するとなると、『自分の票が無駄になっていいのか』と自問することになり、それならば2大政党のどちらかに、となりやすい」と解説する。議席という形の「勝利」を得られなければ、組織を維持するのは難しい。

 それ以前に、スタート地点に立つことが難しい。選挙制度は各州が決める。どの州も2大政党が支配しており、「他の党が参入しやすいルールを作るはずがない」とブレイス氏は笑う。テキサス州では、24年大統領選で前進党とその候補者の名前を投票用紙に載せるためには、要件に合った署名を少なくとも9万筆集める必要があるという。

 全米各地でこうしたハードルを乗り越えて活動するためには、莫大(ばくだい)な資金が必要になる。米国で多額の政治資金を提供するのは大企業や投資家だ。「見返り」のあてがない第3党が集めるのは難しい。

 ◇小さな一歩の行方に注目

 それでも、第3党の動きを「展望がない」と切り捨てるのは早計だろう。大統領選に勝つことは困難でも、一定の支持を集めれば、2大政党の政策や選挙に影響を与える可能性はあるからだ。

 ヒューストン大のリチャード・マレー名誉教授(政治学)を訪ねると、「最も成功した例」として1912年大統領選の進歩党を挙げた。共和党だったセオドア・ルーズベルト前大統領(当時)が、後継者のウィリアム・タフト大統領(同)に不満を募らせ、退任から4年後に立候補した時の党だ。タフト氏を上回る票を得たが、結果的には民主党候補が当選。ただし、掲げていた労働環境の向上や1日8時間労働など進歩的な改革は取り入れられて実行された。

 一方、「スポイラー(妨害)効果」として注目されたのは、大接戦となった2000年大統領選の緑の党だ。ラルフ・ネーダー氏の得票率は3%未満だったが、主張が近い民主党のアル・ゴア氏の票を奪ったとされ、共和党のブッシュ(子)氏の勝利につながったと言われている。

 前進党が大統領選に参入できるか、候補者を擁立できるのか、まだ全く見通しは立たない。「2大政党に不満を持つ人たちの理由はさまざまであり、多くの人を取り込む『一つの代替案』を作るのは困難だ」(マレー氏)という指摘も説得力がある。

 だが、2大政党とその支持者が相手を徹底的に批判するのが当然だという分断の時代に、政策や立場の違いを認めつつも共通点を見つけようという姿勢は貴重だ。ヤン氏は私に「我々は政治的雰囲気全体を変える」と意気込みを語った。小さな一歩が、米国の政治にどのような影響を与えるのか注目だ。【北米総局長・西田進一郎】

6706チバQ:2022/10/19(水) 18:34:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/536cf60f877cdfcbcb38877863e3cc465c3f87a3
中絶の権利法制化を約束 リベラル票掘り起こしに躍起 米大統領
10/19(水) 13:35配信


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時事通信
18日、ワシントンで演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は18日、ワシントン市内で演説し、3週間後に迫った中間選挙で与党民主党が議会多数派を獲得した場合、人工妊娠中絶の権利を保護する法案を「真っ先に議会に送る」と約束した。

 「選択の権利」を最優先課題に据え、上下両院の優位死守を目指し選挙戦でスパートをかける狙いだ。

 中絶の権利は今年6月、連邦最高裁が憲法上の権利とは認められないと判断。民主党は中絶の権利擁護を掲げ、リベラル票の掘り起こしを図っている。

 ただ、米メディアなどの最新の世論調査によると、有権者の最大の関心は依然として40年ぶりの高水準を維持するインフレにある。「極端な判決が出たあの日の気持ちを思い出してほしい」と訴えたバイデン氏には、投票日が迫る中で物価抑制に向けた有効な手だてを打てない焦りもにじんだ。

6707チバQ:2022/10/19(水) 18:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/af036fa8f2118717fc806c9ee3189ada73955105
バイデン氏、「中絶」を中間選挙の争点に 民主候補への投票求める
10/19(水) 7:05配信

朝日新聞デジタル
演説後、支持者らに語りかけるバイデン大統領(右)=2022年10月18日、ワシントン、合田禄撮影

 バイデン米大統領は18日、11月の中間選挙で民主党が勢力を拡大した場合、中絶の権利を明記する法案の成立を目指す考えを表明した。中絶反対派が多い共和党候補に対し、中絶の権利を中間選挙の争点として際立たせることで、民主党候補への投票を呼びかけるねらいがある。

 バイデン氏は首都ワシントンであった民主党全国委員会のイベントで講演した。中間選挙が11月8日に迫るなか、「歴史上、最も重要な選挙だ」と強調。法案の提出権は大統領にはないが、「上院でより多くの民主党議員を当選させ、下院でも多数を維持する。もしそうなれば、(改選後に)私が最初に議会に送る議案は、中絶の権利を成文化したものになると約束する」と語った。

 人工妊娠中絶の権利をめぐっては、連邦最高裁が6月、中絶の権利を憲法上の権利として認めない判決を出した。9人の判事のなかで、賛成した5人は全て、共和党の大統領が指名した判事だった。

6708チバQ:2022/10/20(木) 19:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b0c53aad4f4669841986109aa62ce5e6b2b0542
クリントン元国務長官、出馬否定 次期大統領選に「ノー」
10/20(木) 12:27配信


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共同通信
東京都内でジェンダー平等をテーマに話すヒラリー・クリントン元米国務長官=20日午前

 来日中のクリントン元米国務長官(74)は20日、国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長との対談で、2024年の次期米大統領選への出馬意欲を問われ「ノー、ノー」と苦笑いしながら否定した。


 24年大統領選を巡っては、クリントン氏と同じ民主党から高齢のバイデン大統領(79)が再選出馬するかどうかに関心が出ている。(共同)

6709チバQ:2022/10/27(木) 16:14:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bf2d614004070a9b06d3e694f639514f99310b3
米中間選挙、バイデン民主党が失速 共和党に勢い、両院で過半数狙う
10/27(木) 6:00配信

朝日新聞デジタル
ワシントンで24日、民主党全国委員会の本部で演説するバイデン米大統領=AP

 米国の中間選挙(11月8日投開票)まで2週間を切った。現在、連邦議会で主導権を握る民主党に対し、共和党が支持を伸ばしており、議会の上下両院で共和党が過半数に迫る勢いをみせている。残り2年間続くバイデン政権の求心力を保つためにも、議会の多数派を譲りたくない民主党は正念場を迎えている。


 「これほど重要な選挙はない。上下院の支配を維持できるかが大きな問題だ」。バイデン大統領は24日、ワシントンでの会合で投票を呼びかけた。直近の世論調査で「共和党優勢」となったことに触れ、「最後は民主党優勢になって幕を閉じるだろう」と終盤戦での巻き返しを誓った。

 直近の世論調査は、終盤での民主党の失速ぶりを示している。ニュースサイト「ファイブサーティーエイト」によると、支持政党を問う世論調査では10月20日、共和党が民主党を2カ月半ぶりに逆転した。

 下院では共和党の過半数獲得が有力で、上院でも接戦が予想される。カギを握る接戦州で共和党候補の追い上げが目立ち、上下両院ともに共和党が勝利する可能性も出てきている。

朝日新聞社

6710チバQ:2022/10/27(木) 18:50:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/134bff4aeca94299f8195c8e5ceb33baca259817
米下院で共和230議席前後濃厚 中間選挙、評論家見通し
10/27(木) 16:59配信
【ワシントン=坂本一之】米政治評論家のクリス・スタイアウォルト氏は米中間選挙に関し、下院(定数435)で野党・共和党が227〜232議席を確保し、多数派を握るとの見通しを示した。上院は接戦が続いているという。投票者数が高水準になり、浮動票が勝敗を左右すると指摘した。

同氏は米シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)上席研究員。終盤情勢について27日までに取材に応じた。

中間選の投票率は「通常は35〜40%程度だが、今回は60%に近づく可能性がある」と指摘。ガソリン価格の高騰が中流家庭への負担増となり、「民主党には非常に悪いタイミングの選挙だ」とした。

下院選で「共和党が15〜20議席程度を積み増すとの予想が妥当だ」と分析。一方で「民主党が多数派を維持する確率は5%以下」とし、焦点は「共和党が有用な多数派になるか、無益な多数派になるかだ」と語った。共和党が勝利しても、議席数が230程度にとどまれば、党内の意見対立が妨げとなって安定した議会運営ができないとした。

下院選で共和党が過半数を大きく上回る多数派を獲得できず、民主党が上院の多数派を維持した場合、バイデン大統領は、交渉を通じて共和党勢力と妥協点を探りながら、政策推進に向けて「多少の取り組みを実現できる」とした。下院で多数派の共和党を「悪役」に仕立て、2024年の大統領選に向けて戦うシナリオも考えられるとした。

6711チバQ:2022/10/29(土) 08:52:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQBX7HQHQBXUHBI047.html
ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明
2022/10/28 22:46朝日新聞

ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明

米ワシントンで2021年12月、イベントに出席したナンシー・ペロシ米下院議長(左)と夫のポール・ペロシ氏=ロイター

(朝日新聞)

 米連邦議会のペロシ下院議長の夫ポール・ペロシ氏(82)が28日、サンフランシスコの自宅に侵入した人物に襲われ、病院に運ばれた。ペロシ議長の報道官が同日、声明で明らかにした。容疑者の身柄は拘束されたという。

 声明によると、事件が起きたのは同日早朝で、ペロシ議長は当時、サンフランシスコにはいなかった。容疑者の動機は不明で、捜査中だという。ポール氏は病院で治療を受け、「完全に回復する見込みだ」としている。AP通信によると、ポール氏はハンマーで襲われ、頭部と体を負傷した。同通信が伝えた関係者の話では、容疑者はペロシ議長の自宅を狙って侵入したという。

 ホワイトハウスは事件を受けて声明を発表。バイデン大統領はペロシ議長に電話し、支援を表明したと明らかにした。声明は「大統領は引き続きすべての暴力を批判し、家族のプライバシーが尊重されることを求める」としている。

 米国では11月8日に中間選挙があり、下院議員は全員が改選される。ペロシ議長も再選に向け、カリフォルニア州の選挙区で立候補している。2年前の大統領選後には、米連邦議会への襲撃事件が起きた。中間選挙を前に、米国では再び政治をめぐる暴力事件が懸念されている。(ワシントン=高野遼)

6712チバQ:2022/10/30(日) 17:09:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf349c3f4fd836b661d96220bda5e56617dfee4
バイデン・トランプお断り?  終盤戦、目立たぬ両党の顔 米中間選挙
10/30(日) 7:08配信


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時事通信
バイデン米大統領=28日、フィラデルフィア(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中間選挙まで1週間余り。

 終盤戦にもかかわらず、バイデン大統領(民主)とトランプ前大統領(共和)の露出が少なく、両党の「顔」の不人気ぶりが指摘されている。

 バイデン氏の選挙応援は、一般公開されない高額献金者の資金集め集会が中心だ。支持率が40%台前半で低迷する大統領の訪問は必ずしも歓迎されず、時には「指導部の世代交代が必要だ」(オハイオ州のライアン民主党上院候補)と露骨に拒絶されることもある。

 バイデン氏は記者団に「16カ所以上から応援要請がある」と強がったものの、今月最後の週末も自宅のあるデラウェア州で静かに過ごす。激戦州を飛び回るオバマ元大統領とは対照的だ。

 一方、トランプ氏は週末を中心に応援集会を開いてきたものの、動きは活発でない。熱狂的な支持基盤を誇るトランプ氏も、激戦州では穏健な有権者を遠ざける。同氏周辺は米紙に「女性や無党派の票を狙うなら適任ではない」と認めた。

 バイデン、トランプ両氏とも2024年大統領選に出馬する意向を示し、現時点では民主、共和両党の最有力候補だ。応援弁士としての人気のなさは、次期大統領選の混沌(こんとん)を予告しているかもしれない。

6713チバQ:2022/10/30(日) 18:47:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/a98e0b9a75f0d3c852a65c0b4a1e5c2fe416f059
米社会、深刻な「部族」化 ライバル党を脅威視  現・前大統領が拍車・中間選挙
10/30(日) 7:08配信


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時事通信
撤去されるリー将軍の銅像=2021年9月、米南部バージニア州リッチモンド(AFP時事)

 米中間選挙(11月8日投開票)は終盤戦に入った。

 一部の世論調査によると、民主、共和両党の支持者のそれぞれ約8割が相手の政策を「脅威」と感じ、将来への危機感を募らせている。専門家らは、自らの集団を被害者と見なす一方で他集団を敵視する「部族主義(トライバリズム)」が米社会で一段と深刻化していると警告する。

 首都ワシントン北西部ジョージタウンからポトマック川を渡り、バージニア州を縦断する国道29号。同州フェアファックス郡は9月中旬、国道の名称「リー・ハイウエー」を廃止すると決定した。南北戦争(1861〜65年)で奴隷制を支持した南軍の司令官ロバート・リー将軍をたたえたものだからだ。

 バージニア出身のリー将軍は全米で英雄視されてきたが、トランプ前政権時代の2017年に入って民主党左派などから「黒人弾圧の象徴」との声が拡大し、州内の将軍の像が相次いで撤去された。

 一連の動きに反発するかのように、中間選挙の前哨戦と目されていた21年11月のバージニア州知事選では、無名だった共和党のヤンキン氏が「教育」を争点にして勝利。同氏は過激な「反人種差別教育」を制限すると公約した。

 同時期のバージニア州下院選で初当選したアンダーソン議員(共和)は国道29号が通る町カルペパーで取材に応じ、「歴史上、奴隷を所有していたすべての人物が狙われている。リー将軍が奴隷制に反対していた発言は顧みられていない」と批判。「私たちは今や赤色(共和)の部族と青色(民主)の部族に分かれ、意見が何一つ一致しない」と嘆いた。

 NBCニュースの世論調査によると、民主党支持者の81%、共和党支持者の79%が相手の政策を「米国を破壊する脅威」と認識。民主党支持者は共和党による「投票妨害」や反体制的な「トランプ主義」に、共和党支持者は民主党による「政府の管理強化」「憲法の拡大解釈」などにそれぞれ危機感を抱いている。

 現・前大統領も「部族化」に拍車を掛けている。バイデン大統領は今回の中間選挙を自らへの審判ではなく、民主と共和の「非常に異なった展望」の選択と訴える。トランプ前大統領が掲げるのは、民主党やリベラル派が支配する「影の政府」からの政権奪還だ。

 米外交問題評議会(CFR)のクリス・タトル上級研究員(内政担当)は「人々は今、自分が同意できるものに取り囲まれている。その結果、意見が違う相手を他の集団の一員とみて全体を敵にしてしまう。中間選挙を経て相互不信が極まれば、次に暴動のような非民主的なことが起こり得ると肝に銘じなくてはならない」と警鐘を鳴らす。

6714チバQ:2022/10/31(月) 07:19:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a06dd55b53cfdfa2ffc11d8b080ea58c1c531a93
米下院、接戦区減る 「ゲリマンダー」で二極化 中間選挙
10/31(月) 7:14配信


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時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で、小選挙区制を採用する下院選(定数435)の接戦区が減少している。

 各政党が自党に有利になるよう区割りを決める「ゲリマンダー」を行ったためだ。支持基盤を固めさえすれば当選が容易になることから、過激な候補を生みやすく、米政治の分断を助長する懸念が指摘されている。

 ゲリマンダーとは19世紀初頭、マサチューセッツ州のゲリー知事が恣意(しい)的に線引きした選挙区の形が、竜のような怪物「サラマンダー」に似ていたことに由来する。政治家が有権者を選別する、米政治の「あしき慣行」とされる。

 今回の選挙では、10年に1度の国勢調査に基づき区割りが変更された。人口比例で配分された選挙区の線引きは各州が定める。選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、新区割りでは民主党に有利な選挙区が六つ増えた一方、激戦区は六つ減った。

 当選がほぼ確実な選挙区では、自党の予備選を勝ち抜くため候補者の主張が極端になりがちだ。共和党「トランプ派」筆頭格のマージョリー・テイラー・グリーン氏や、民主党の急進左派アレクサンドリア・オカシオコルテス氏ら、反対派から「極右」「極左」とレッテルを貼られる議員を生む土壌となってきた。

 民主制度に反すると批判も多いゲリマンダーを巡っては、改善の動きも出始めている。ミシガンやコロラドなど一部の州は、区割り権限を議会から独立委員会に移管する制度改革を実施。ノースカロライナ州では共和党に有利な区割りに対し、裁判所が是正を命じた。

 プリンストン大の「ゲリマンダリング・プロジェクト」は、こうした変化により「過去数十年と比べると公平な地図になった」と分析しているが、米政界の分断を解消するには至っていないようだ。

6715チバQ:2022/10/31(月) 07:20:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/24e1ae1c332f7ad4daaa563efe17b4273614c414若者の支持集める「AOC」 急進左派ホープの民主女性議員 「長期的視点なし」と批判も
10/31(月) 7:10配信


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時事通信
アレクサンドリア・オカシオコルテス米下院議員(手前左)=2021年9月、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】実業家イーロン・マスク氏のような大富豪と多くのホームレスが共存する米国で、行き過ぎた格差社会に彗星(すいせい)のごとく現れた民主党急進左派の女性が、将来を憂う若年層の支持を集めている。

 ニューヨークを地元とし、「AOC」の略称で知られるアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員(33)。中間選挙を控え、「将来の大統領候補」との声も上がる同氏を支える有権者の本音を探った。

 「少数派の声を訴え、国を良くすることはとても難しいこと」。ニューヨーク市内の公園で23日、仲間と共に動物愛護を訴えていた女性アーティストのブリッタ・アルフォードさん(26)は取材に応じ、不平等是正に取り組むオカシオコルテス氏にエールを送った。

 アルフォードさんの言葉には、資本主義社会の閉塞(へいそく)感がにじむ。「金持ちの白人が全てを所有しない世界を実現してほしい」
 高い知名度を生かし、多額の政治資金を調達可能なオカシオコルテス氏は、民主党執行部も一目を置く存在だ。ただ、妊娠中絶の権利を求める抗議中に当局に拘束されるなど、過激な行動で世間を騒がせたこともある。

 中絶反対派の団体で働く20代前半の女性サバンナさんは26日、別の公園で団体の主張を訴えていた。話し掛けると「誰が費用を負担するの。維持可能な政策じゃないわ」と、オカシオコルテス氏が唱える国民皆保険制度への反対をまくし立てた。「彼女はとても外見が良く流行に敏感なので、共感を得やすい」と指摘し、長期的視点に欠ける若年層に受けているだけだと切り捨てた。

 機械工の父を手伝うデニス・ベニテスさん(19)は、共和党のトランプ前大統領支持者だ。「気候変動問題に真剣な点でAOCは好み」だが、「環境と経済を組み合わせた彼女の政策は、持続可能じゃないね」と冷静に評する。

 スペンサー・パークさん(18)は「AOCを支持するよ」と即答。「若者との関わり方は特にすごい。未来を目の当たりにするのは僕たちだ。若い世代の意見に耳を傾けなきゃ」と力を込めた。

 オカシオコルテス氏の選挙区は、リベラルな有権者が多数を占める大都会のニューヨーク第14区。共和党の対抗馬が「過激な社会主義者」と批判を強めても、同氏の優位は揺るがない。中間選挙後も2024年の大統領選をにらみ、その言動に注目が集まりそうだ。

 

 ◇アレクサンドリア・オカシオコルテス氏
 アレクサンドリア・オカシオコルテス氏 ニューヨーク市ブロンクス区のヒスパニック系家庭に生まれる。ボストン大卒業後、バーテンダーなどとして働き、2018年の中間選挙で民主党から出馬して最年少の女性下院議員として初当選。サンダース上院議員と並ぶ同党急進左派の代表格として知られる。33歳。

6716チバQ:2022/11/02(水) 23:18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26db37b95d070f9d93df193e371c61906a23534
接戦州のトランプ派候補 大統領選へ判断左右
11/1(火) 20:49配信


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産経新聞
演壇で握手するトランプ氏(右)と、同氏の支持を受ける共和党予備選の候補、バンス氏=4月、米オハイオ(大内清撮影)

【ワシントン=坂本一之】米中間選挙ではトランプ前大統領が支持する共和党候補の勝敗が注目を集めている。トランプ氏にとって支持候補の当選は自身の影響力を示す指標であり、2024年大統領選への出馬を判断する材料となる。

トランプ派候補として有名なJ・D・バンス氏は接戦の中西部オハイオ州から上院の議席を狙う。トランプ氏の集会方法をまねるなどし世論調査で民主党候補を僅かにリードする。上院選の接戦州では、南部ジョージア州でプロフットボールの元スター選手ウォーカー氏、東部ペンシルベニア州でオズ氏がトランプ派として激戦の渦中にある。

これらは共和党が上院で多数派を握るかどうかを左右する重要選挙区で、米メディアも動向を取り上げている。米公共ラジオ(NPR)によると、今回の上下両院選や州知事選などにはトランプ氏が支持する約200人が出馬している。

一方、党上院トップのマコネル院内総務とトランプ氏の確執は深まっている。中間選の候補を決める予備選でトランプ派に敗れた党有力者、チェイニー下院議員も反トランプを掲げており、選挙後も党内対立が続くとみられている。

6717チバQ:2022/11/04(金) 17:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/78a84d45811aa37280f404fc91b3ad4f777f7cc9
民主「牙城」ネバダ州で苦戦 インフレ、支持基盤直撃 上院の行方左右・米中間選挙
11/4(金) 7:09配信


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時事通信
米ネバダ州ラスベガス郊外の住宅街で、戸別訪問する「カリナリー(料理)労働組合」のエド・カマーチョさん(左)と母親のアンジェリカさん=10月24日

 8日の米中間選挙で上院多数派を懸けた接戦州の一つが、カジノの街・ラスベガスを有する西部ネバダ州だ。

 民主党現職のキャサリン・コルテスマスト議員(58)と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官(44)が激しく競り合う。民主党が30年以上にわたり議席を守り抜いてきた「牙城」だが、物価高騰は支持基盤の労働者の生活を直撃し、同党は苦戦を強いられている。

 ◇戸別訪問100万軒
 10月24日夕、ラスベガス郊外の住宅街。ネバダ州最大の労働組合「カリナリー(料理)労働組合」の組合員、エド・カマーチョさん(21)と母親のアンジェリカさん(45)は、一軒ずつ呼び鈴を鳴らしドアをノックした。「共和党に投票したよ。民主党は経済を駄目にしたから」「移民問題は大切。投票には必ず行く」。住民の反応はさまざまだ。

 「ドアの向こうにそれぞれ物語がある。新型コロナウイルスで大変な思いをし、今も職を探す人がいる」。7月に戸別訪問を始めたエドさんはこう語り、民主党候補者や投票方法が記されたパンフレットを留守宅のドアノブに引っ掛けた。

 カジノやレストランの従業員らで構成する同組合の組合員は約6万人。うち6割がヒスパニック系だ。アンジェリカさんも20年前に米国に移住したメキシコ系移民で、今はカジノで働く。組合トップのテッド・パッパジョージ財務書記長は「大統領選があった2020年には65万軒訪問した。今年は過去最多の100万軒を目指す」と力を込める。

 ◇「争点は生活費」
 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、5月にコルテスマスト氏の各種世論調査の支持率平均値がラクソルト氏を上回ったが、9月下旬に逆転された。11月1日時点では、コルテスマスト氏が46.5%、ラクソルト氏は46.6%と拮抗(きっこう)している。

 ニュースサイト「ネバダ・インディペンデント」のジョン・ラルストン記者は、ネバダ州は本来、民主、共和両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」だと説明する。だが、歴史的なインフレがバイデン大統領と民主党への逆風となっており、「今年は共和党の年になりそうだ」と見積もる。

 特に深刻なのはガソリン価格の高騰だ。全米自動車協会(AAA)によれば、ネバダ州のガソリン平均価格は全米平均を大きく上回り、州別ランキングで3位の高さ。パッパジョージ氏も「最大の争点は生活費だ」と認める。

 ◇米国の縮図
 観光客でにぎわいを取り戻し始めたラスベガス中心部から車で30分ほど離れた郊外のレストラン。ラクソルト氏が10月24日夜に開いた集会に参加した白人女性(62)は、「食料品店に行くたびに価格が上がっている」とバイデン政権への不満をぶちまけた。

 トランプ前大統領の支持を受けるラクソルト氏の陣営は、「バイデンに全てをささげている」とコルテスマスト氏を批判するテレビ広告を流す。同氏とバイデン政権の「経済失政」を結び付ける戦略だ。ネバダ州は人口の3割近くをヒスパニック系が占め、低学歴の労働者も多い。政治的争点も含め、同州での民主党の苦戦は、米政治の「縮図」(米メディア)と言われている。

6718チバQ:2022/11/04(金) 17:39:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dbd211b8df113cbd494c79e20b74aede0b6a31b

米中間選挙 楽観ムードも漂う共和党、上院奪還に総力
11/3(木) 15:00配信


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CNN.co.jp
米中間選挙も投開票まで1週間を切り終盤に入った

(CNN) 秋の選挙戦も大詰めを迎え、共和党には楽観ムードが漂いつつある。重要な上院の議席が射程距離に入ってきた兆候も見える中、下院で確実に過半数を取れるとの確信が高まり、党幹部が数週間前に想像していたよりも深く民主党の牙城に切り込んでいる。

カリフォルニア州からコネチカット州まで、激しい下院争いを繰り広げる民主党候補者は、有権者から押し寄せる不満に大慌てで対処している。経済やインフレや犯罪に対する不満の渦は、ジョー・バイデン大統領1期目の後半で勢力図を塗り替えかねない。

真っ二つに割れる中間選挙が共和党との政策や立場の違いを明確に示すことなく、バイデン政権に対する国民投票という形で終わる場合、民主党は、政界の秩序が様変わりしうる厳しい選挙日を迎えることも想定している。

支持率が伸び悩んでいることもあり、バイデン大統領は今週、上院選の最激戦州から遠く離れた地域で遊説を予定している。バイデン氏は、共和党が下院で、さらに上院でも過半数を握った場合どうなるかを考えて、慎重な選択をするよう国民に訴えた。

先週末デラウェア州で期日前投票を終えたバイデン氏は「これは根幹を揺るがす重要な選択だ。国の将来について全く異なる2つの見方から、どちらかを選択する」と述べた。

問題は、2年前にバイデン氏を支持した有権者の中にさえ、大統領のメッセージに耳を傾ける者が少しでもいるのかどうかだ。

民主党は、メッセージを広めて支持基盤を活性化しようと、バラク・オバマ元大統領を頼りにしている。オバマ氏は先週末、ジョージア州、ミシガン州、ウィスコンシン州で辛辣(しんらつ)に最後の演説を締めくくった。

オバマ氏は「今現在の現実的な問題はインフレだ」と言い、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のあおりで世界中が経済的困難に見舞われていることを指摘した。「皆さんはこう問うべきだ、実際にこの問題に対処してくれるのは誰なのか。共和党も散々口にしているが、彼らはどんな答えを用意しているのか」

共和党が下院奪還をうかがい、ホワイトハウスもそうした結末に向けてひそかに準備を始めているが、選挙日まで数日となり、上院の過半数争いも熾烈(しれつ)を極めている。

ジョージア州、アリゾナ州、ネバダ州の民主党の現職上院議員が共和党候補者との激戦で守勢に立たされる一方、共和党はペンシルベニア州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州での議席確保に向けていっそう強気な態度に出ている。共和党が上院で過半数を獲得するためには、たった1議席増やせばいい。

全米共和党上院委員会の委員長を務めるリック・スコット上院議員(フロリダ州選出)は先ごろ、CNNに「今年は我々の年だ」と語り、共和党の獲得議席は「52議席以上」になるだろうと予測した。

共和党関係者やストラテジストがCNNに語っているように、これら激戦州のいくつかでは大きな不確定要素が持ち上がっている。はたして有権者は知事選と上院選で違う政党に投票するのか、それとも知事選に引っ張られて上院選の候補者も当選を果たせるのだろうか。

6719チバQ:2022/11/04(金) 17:39:52
ジョージア州では、共和党は、現職のブライアン・ケンプ知事(共和党)の再選がほぼ手堅いことに勢いを得て、上院選に出馬しているハーシェル・ウォーカー候補(共和党)について楽観的な見方を示している。現職のラファエル・ワーノック上院議員(民主党)とウォーカー氏のいずれも50%以上の得票数を得られなかった場合、上院選の勝敗の行方は12月6日の決選投票に持ち込まれる。

オハイオ州でも、再選をかけたマイク・デワイン知事(共和党)が対立候補を大きくリードしているため、共和党関係者はJ・D・バンス候補(共和党)とティム・ライアン下院議員(民主党)の対決についてそれほど心配しているようすはない。

アリゾナ州では、共和党関係者も、上院選でブレイク・マスターズ候補(共和党)がマーク・ケリー上院議員(民主党)と接戦になることはないだろうと認めている。接戦になるのは、知事選でケイティ・ホッブス候補(民主党)と激しい選挙戦を繰り広げるカリ・レーク候補(共和党)が保守層を刺激した場合だろう。

試金石となる事例は、まさに今ペンシルベニア州で繰り広げられている。知事選に出馬しているジョシュ・シャピロ州司法長官(民主党)は、共和党幹部にすっかり見放されたダグ・マストリアーノ候補(共和党)を大きく引き離している。

シャピロ氏が上院選のジョン・フェターマン候補(民主党)を引っ張り上げることができるか、それとも有権者は政党を変えてメメット・オズ候補(共和党)に票を投じるのか。選挙当日の夜の間違いなく楽しみな問題だ。予備選ではドナルド・トランプ前大統領の推薦を受けて指名候補を勝ち取ったオズ氏は、本選ではがらりと態度を一転させ、中道の立場を取っている。

オズ氏は先週行われた討論会で、「政府は過激な姿勢で間違った方向に進んでいる」と述べ、上院では誠意と歩み寄りの姿勢で臨むと公約した。一方、フェターマン氏は、対立候補がとりわけ中絶に関して極端な立場であることを強調しようとしている。

こうした面々が上院選でとくに注目を浴びる一方、刺々しい政治情勢のため、民主党上院選の候補者はほとんど誰もが共和党の激しい攻撃から逃れることはできない。ワシントン州のパティ・マレー議員に始まって、コロラド州のマイケル・ベネット議員、ニューハンプシャー州のマギー・ハッサン議員に至るまで、そこまで激戦ではない州の現職議員も、1年前に予想していたよりも厳しい選挙戦を強いられている。

民主党上層部も、党内に厳しい経済的な向かい風が吹いているという見方を否定していない。だが今年6月に最高裁判所によって「ロー対ウェイド」の判決が覆されたのを受け、中絶の権利保護を訴えることで有権者を勢いづけられると主張している。

民主主義を守ることも依然として一部有権者を鼓舞する材料だ。名だたる共和党候補者の多くが、2020年大統領選挙の結果を否定したり、陰謀論を広めたりしている。

今週、フロリダ州、ニューメキシコ州、メリーランド州、ペンシルベニア州を遊説する予定のバイデン大統領にとって、今月8日の選挙日はデラウェア州で初当選してからちょうど50年目に当たる。1972年以来、大統領は最前列で選挙の酸いも甘いも見てきたが、過去の事例は必ずといっていいほど政権与党には不利だ。

「アメリカン・プレジデンシー・プロジェクト」によると、大統領が所属する政党は第2次世界大戦以降、就任後最初の中間選挙で平均28議席を落としている。現在、民主党が下院で抱えるリードはわずか5議席。過去の事例にわずかながら抵抗したとしても、下院で過半数を失いかねない。

トランプ氏が2020年の敗北を覆そうと試み、選挙の正当性について根拠のない疑念を持ち出して以来初めての全国選挙で、過去の事例がどれほど当てになるのかは疑問の余地が残るところだ。

すでに46州で約2100万人の米国人が投票を済ませた中、民主党の政府関係者や議員らは、共和党の勢いをそぐためにも残りの日数で選挙の流れを変えることが喫緊の課題だと認めている。

バイデン氏は21日夜にペンシルベニア州で演説し、今回の選挙の争点を詳しく語り、お茶を濁すことなくこう言い切った。「この先10年、あるいはその先の国のあり方を形成することになるだろう。冗談ではなく」

6720チバQ:2022/11/07(月) 10:45:05
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-221106X042.html
最後の週末、現・前大統領が舌戦=命運決めるペンシルベニア州―米中間選挙8日投開票
2022/11/06 14:51時事通信

 【フィラデルフィア、ラトローブ(米ペンシルベニア州)時事】8日に投開票される米中間選挙前で最後の週末となった5日、バイデン大統領とトランプ前大統領がそれぞれ東部ペンシルベニア州に入り、舌戦を繰り広げた。同州は激戦が続く上院選で民主、共和のどちらの党が多数派を握るか命運を決める最重要州。選挙戦はいよいよクライマックスを迎えた。

 バイデン氏は同州最大都市フィラデルフィアの大学施設でオバマ元大統領らと登壇した。数千人の支持者らを前に「残り3日。皆さんにはトランプを2年前に『敗北した大統領』にした力がある」と、民主党候補に投票するよう声をからし呼び掛けた。

 この日、会場を一番沸かせたのは、演説会のトリを務めたオバマ氏だった。「民主主義は当たり前ではなく、そのために戦うものだ」と決めぜりふを言うと、聴衆は総立ちで歓声を上げた。

 一方、同州西部ラトローブで集会を開いたトランプ氏。「バイデンと極左の愚か者どもはペンシルベニアの雇用を壊滅させ、見たこともない物価高で家庭を窒息させている」と民主党をこき下ろし、「8日に共和党の歴史的勝利を収めなければならない」と訴えた。

 会場となった空港にプライベートジェットで降り立つと、タラップから真っすぐ演壇に向かう派手な演出で数千人の支持者を熱狂させた。「子飼い」候補をいかに連邦議会や州政府に送り込めるかは、2024年大統領選に向けたトランプ氏の影響力を占う試金石。共和党候補の応援にもおのずと力が入る。

 ペンシルベニア州は、16年大統領選でトランプ氏勝利の原動力となった「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」の一つ。上院は共和党現職の引退に伴う新人対決で、両陣営が全米で最も重視する選挙区となっている。

 民主党はスキンヘッドに入れ墨、スエット姿という異色の副知事フェッターマン氏を擁立。対する共和党からは、テレビ番組で活躍した医師のオズ氏が出馬した。インフレや犯罪、人工妊娠中絶の是非が主要争点となる中、脳卒中を患ったフェッターマン氏の健康問題も絡み、情勢は一進一退の展開が続く。

6721チバQ:2022/11/07(月) 10:45:32
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_XO4VZPJDQRO5DNQNBOZOCPIGCM.html
米与党、下院で平均26議席減 大戦以降、政権に厳しい中間選挙
2022/11/06 13:35産経新聞

米与党、下院で平均26議席減 大戦以降、政権に厳しい中間選挙

(産経新聞)

【ニューヨーク=平田雄介】米国の中間選挙が8日に迫った。「中間選挙」と呼ばれるのは、4年ごとにある大統領選の2年後に行われるためで、大統領と政権与党の政権運営に対する「信任投票」の意味合いがある。選ばれるのは連邦議会議員や州知事、州議会議員たちだ。

民主党と共和党の2大政党が争う米国で、国民は中間選で大統領と与党に厳しい評価を下してきた。第二次大戦中のルーズベルト政権(民主党)以来、平均すると与党が連邦議会下院で26議席、上院で4議席を減らし、野党が議席を伸ばしてきた。

全米に50ある各州の代表者である下院議員は任期2年で、中間選で全435議席が改選される。各州から2人ずつ選ばれる上院議員は任期6年。全100議席のうち3分の1ずつ改選され、今回は補欠選挙を含め35議席が対象となる。

民主、共和両党はそれぞれ、州ごとに上下両院の候補者を党内で選ぶ選挙を中間選前に行う。8日の本番で争うのは、党内の競争を制した候補たちだ。

投票権があるのは18歳以上で、有権者登録を済ませた人。日本のように自動的に有権者名簿に登録されるのではなく、投票を希望する人は、まず居住地で有権者登録をして投票資格を得なければならない。登録の仕組みは州ごとに異なる。

投票は選挙当日に投票所で行うほか、勤務地が遠いなどの事情がある人は期日前投票ができる。ショッピングモールなどに専用機器を備えた投票所を置くケースもある。新型コロナウイルス禍で利用が伸びたのは郵便投票だ。自宅へ郵送されてきた投票用紙に候補者名を記入し、選挙管理委員会へ送り返す。

民主党は有権者登録をしやすくしたり、期日前投票の利用を増やしたりすることに前向きだ。民主支持を期待できる若者や中南米系ら有色人種には、登録を済ませていない人が多い傾向がある。都合がつくときに投票所を訪れればよい期日前なら、投票になじみが薄い若年層らの得票を増やせる可能性もある。

2020年の大統領選では、コロナ対策もあって民主党主導で郵便投票を拡充する州が相次いだ。ただ、制度変更が「不正の温床になる」との批判もあり、昨年は共和党が強い州を中心に、郵便投票の受付窓口を制限したり、投票者の身分証明の要件を厳格化したりする法律の制定が進んだ。

中間選前の下院の現有勢力は民主党が220、共和党が212、欠員3。上院は民主と共和が50ずつの同数となっている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の分析によると、下院で共和党は過半数の218を上回るのが確実な情勢だという。上院では与野党の接戦が続くが、最終盤で共和党が勢いづいている。

6722チバQ:2022/11/07(月) 11:19:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/503853e2d90cf5604840f02455b3991335da5937激戦ペンシルベニア、新旧3大統領が「最後の訴え」 米中間選挙
11/6(日) 17:30配信


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毎日新聞
米中間選挙3日前の民主党の集会で、連邦上院選や州知事選の候補者と共に登壇するオバマ元大統領(壇上左から2人目)とバイデン大統領(同3人目)=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで2022年11月5日、秋山信一撮影

 米中間選挙(8日投開票)直前の週末となった5日、民主党のバイデン大統領(79)とオバマ元大統領(61)、共和党のトランプ前大統領(76)が、連邦上院選の勝敗を左右する激戦区の一つ、東部ペンシルベニア州での選挙集会でそれぞれ熱弁を振るった。

【米中間選挙 注目選挙区は】

 同州最大の都市フィラデルフィアにあるテンプル大学の施設で開かれた民主党の政治集会。州知事選候補のシャピーロ州司法長官(49)、連邦上院選候補のフェッターマン州副知事(53)に続いて、オバマ氏の名前が呼ばれると、約7500人(主催者発表)の聴衆からこの日一番の歓声が沸き、続くバイデン氏の登場がかすむほどだった。現職大統領をも上回るオバマ氏の人気を最大限に利用するため、演説の大トリもオバマ氏が務めた。

 オバマ氏は、大統領就任後初の2010年の中間選挙では下院選で大敗し、14年には上下両院の多数派を失った。5日の演説では「中間選挙が非常に重要なことを経験から知っている。上下両院で多数派を維持できていれば、移民制度を立て直し、意味のある銃規制強化を実現できた」と強調。また、14年に上院の多数派を共和党に奪われ、最高裁判事にリベラル系のガーランド氏(現司法長官)を起用する人事を阻まれた経験を念頭に「上院を失っていなければ、最高裁の姿は今とは異なっていただろう」と語った。

 そして、「民主主義はチームスポーツだ。大統領は一人では政策を実行できない。上下両院がどうなるかは非常に重要なのだ」と訴え、家族や友人らに投票を促すよう支持者に求めた。

 一方、州第2の都市ピッツバーグ郊外の空港では、トランプ氏が連邦上院選候補のオズ氏(62)や州知事選候補のマストリアーノ州上院議員(58)を支援する集会があった。「Trump(トランプ)」と機体に記された自家用ジェットで会場に降り立ったトランプ氏は、「USA」コールで支持者に迎えられた。

 「バイデン(大統領)、ペロシ(下院議長)、シューマー(民主党上院院内総務)のもとで物価が高騰し、ペンシルベニア州の家族を苦しめている。いったい誰が彼らに投票したのだ」と民主党を批判。移民急増による国境管理の混乱、同州での犯罪の増加、教育現場でのリベラル的な人種・ジェンダー教育など、保守層の懸念が強い問題を列挙し、「米国の破壊を止めたいのであれば、この火曜日(8日)に巨大な(共和党のシンボルカラーの)赤い波に乗って共和党に投票しなければならない」と訴えた。

 また、24年の大統領選への出馬を強く示唆して支持者を喜ばせる一方、党内のライバルと目される南部フロリダ州のデサンティス州知事(44)のことを「デ・サンクティモニアス(聖人ぶったの意味)」と呼び、警戒心をのぞかせた。

 ペンシルベニア州は近年、大統領選の勝敗に直結する接戦州となっており、08年と12年はオバマ氏、16年はトランプ氏、20年はバイデン氏が制した。都市部は民主党、農村部は共和党と支持基盤もくっきり分かれている。共和党の現職が引退する今回の上院選は、地方行政の経験があるフェッターマン氏が世論調査でリードしてきたが、5月の党予備選直前に脳卒中で倒れ、選挙運動を休んだことで健康不安が高まった。10月下旬に開かれた唯一のテレビ討論会でも、スムーズな答弁ができず、一部の世論調査ではオズ氏が逆転した。

 ただ、州知事選では民主党のシャピーロ氏が優位に立っている。投票用紙は上院選や下院選、州知事選などが一まとめになっており、選挙種別ごとに候補者の欄にチェックを入れる形式だ。民主党は、シャピーロ氏への投票がフェッターマン氏の得票の底上げにつながることを期待している。

 上院選ではペンシルベニア州のほか、南部ジョージア州、西部ネバダ、アリゾナ両州などが激戦になっており、民主、共和両党のどちらが多数派を取るかの結果が判明するまで数日以上かかる可能性もある。【フィラデルフィア秋山信一】

6723チバQ:2022/11/08(火) 07:46:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/617589427435c55ba12f5eefd1bafafd13ad2fb9州知事選も民主苦戦 次期大統領選に影響か 米中間選挙
11/8(火) 7:05配信


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時事通信
米西部ニューメキシコ州アルバカーキで、グリシャム知事(左)と一緒に集会に参加したバイデン大統領=3日(AFP時事)

 【ワシントン時事】8日投票の米中間選挙では、全米50州のうち36州で知事選も行われる。

 国政与党・民主党は、連邦議会の上下両院選だけでなく、知事選でも苦戦を強いられている。8日には各州で選挙の実務を取り仕切る州務長官選も実施予定で、結果次第では2024年の大統領選での再選を視野に入れるバイデン大統領に不利な状況が出現する可能性もある。

 ◇改選州で共和優勢
 「米国で最高の知事を再選させるために、ここに来た」。バイデン氏は3日、西部ニューメキシコ州アルバカーキで演説し、現職のグリシャム知事(民主)への投票を聴衆に呼び掛けた。グリシャム氏はヒスパニック系で、副大統領候補にも名前の挙がった有力知事だ。

 一方、トランプ前大統領はインターネット交流サイト(SNS)で、グリシャム氏の移民政策を批判し、野党・共和党候補のロンチェッティ氏を「タフで賢い」と支援した。世論調査ではグリシャム氏がリードしているが、ロンチェッティ氏が激しく追い上げている。

 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、今回の知事選で民主党候補が優勢なのは10州なのに対し、共和党候補は14州で優勢。残りの州では接戦となっている。

 ◇「選挙管理人」選も焦点
 州知事選に加え、州の要職の一つである州務長官の選挙にも注目が集まっている。州務長官は投票手続きの決定や投票結果の承認などを担う「選挙管理人」。通常は有権者の関心をほとんど集めない地味なポストだ。

 しかし、今回はトランプ氏が20年大統領選の敗北を受け入れず、選挙結果を覆そうとしたことに同調する候補が7州で立候補。トランプ派がこの役職を制すれば、2年後の大統領選にも影響を与えるとみられている。

 トランプ派の代表格で、接戦州ネバダの州務長官選に出馬した共和党候補マーチャント氏は、民主党支持者の利用が多い郵便投票の廃止などを公約に掲げる。「電子投票機が不正に操作されている」と主張し、紙による投票と手作業での集計を訴えていることも物議を醸している。

 CNNテレビの最新の世論調査によると、同州の州務長官選は接戦ながら、マーチャント氏が民主党候補をわずかにリードしている。

6724チバQ:2022/11/08(火) 20:03:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e277f0a91c3d846af3b3024d15fe62aab8a8b99f
米中間選、判明長期化も 接戦州の再集計や郵便投票めぐり
11/8(火) 19:07配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で接戦州の開票作業がずれ込み、結果判明が遅れる可能性が指摘されている。利用が進んだ郵便投票の集計に多くの時間を費やすとされるほか、一部の州で得票が僅差になり再集計が求められるとの見方が出ているためだ。民主、共和両党が激しく争う上院は、選挙結果への異議申し立てにより、結果確定が長期化する恐れがある。

西部アリゾナ州などでは得票が僅差となった場合、再集計する規定がある。米紙によると同州は接戦となっており、再集計の可能性が高まっている。

激戦区の南部ジョージア州では得票率50%以上の候補者がいない場合、12月6日に決選投票が行われる。2020年の上院選では実際に決選投票となった。

今回の選挙で郵便投票を含む期日前投票は4200万人を上回り、前回18年の中間選を超えた。ただ、有権者が投票用紙を郵送する郵便投票の開票では、開封作業や本人確認などに時間がかかり、結果判明が遅れることが懸念されている。

民主党支持者の利用が多いとされる郵便投票に関連し、20年の大統領選で、共和党のシンボルカラーにちなんだ「赤い蜃気楼(しんきろう)」と呼ばれる現象が起きた。開票当初は投票所に足を運んだ共和党支持者の票の集計が先行。遅れて郵便投票が開票され、共和党候補のリードが次第に失われていくように集計が進んだためだ。

敗れた共和党のトランプ前大統領や支持者は「盗まれた選挙」だと訴え、郵便投票に強い不信感を抱く。今回も「赤い蜃気楼」が再現されれば、共和党候補者らが異議を申し立てる可能性がある。

AP通信によると、中間選の郵便投票や投票関連装置などを巡り、10月27日時点で100超の訴訟が主に共和党員から起こされているという。

6725チバQ:2022/11/09(水) 17:47:28
https://www.yomiuri.co.jp/world/20221109-OYT1T50107/
米中間選挙、下院選は共和党リード・上院選は接戦…「ねじれ」起きれば政権に打撃
2022/11/09 15:02
 【ワシントン=田島大志】バイデン米政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は8日、全米で投開票が行われた。定数435の全議席が改選される下院選は8日夜(日本時間9日午後)現在、野党・共和党が与党・民主党をリードしている。定数100のうち35議席を争う上院選では、両党が接戦を繰り広げている。

 AP通信によると、下院選では日本時間9日午後1時10分現在、民主党86議席、共和党141議席の当選が確実となった。


8日、米オハイオ州で共和党候補を応援する支持者ら(ロイター)
 共和党は選挙前の世論調査に基づく米メディアなどの分析で、過半数を確保するとの予測が出ていた。改選前、民主党が過半数(218)を上回る220議席を確保していた下院で、共和党が4年ぶりに多数派を奪還すれば、政権与党と下院の多数派が異なる「ねじれ」が生じ、政権運営に打撃となる。

 上院選では、AP通信によると同午後1時10分現在、民主党が7議席、共和党が15議席を確実にした。非改選議席は民主党系が36、共和党は29で、合計すると民主党系が43議席、共和党が44議席を固めた。

 改選前議席は民主党系50、共和党50の同数で、上院議長を兼ねるハリス副大統領を含めて辛うじて民主党が主導権を握っている。政府高官人事や条約を承認する権限を持つ上院で民主党が事実上の多数派の座を失えば、バイデン大統領の求心力はさらに低下する。

 州知事選では同午後1時10分現在、36州のうち民主党が6州、共和党が14州を制した。

 今回の中間選挙では、米国で続く記録的なインフレ(物価上昇)に有権者の関心が集まり、40%前後と低い支持率にあえぐバイデン氏に対する大きな逆風となった。バイデン氏は女性に関心の高い人工妊娠中絶問題の争点化に努めたが、同問題を巡る論戦は盛り上がりを欠いた。

 共和党は、気候変動対策を重視するバイデン政権の政策がエネルギー価格の高騰を招いているなどと批判した。終盤戦では治安問題でも民主党を攻め立て、都市部などで犯罪増加への懸念が広がる中、論戦を優位に進めた。

8日、米中間選挙の投票をするジョージア州の地元住民ら=ロイター
 今回の中間選挙は、2024年の次期大統領選の行方を占う「前哨戦」とも位置付けられる。再選に意欲を示すバイデン氏と、再出馬を検討している共和党のトランプ前大統領は互いを激しく非難する舌戦を繰り広げた。

6726チバQ:2022/11/10(木) 17:52:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3092335dd83bb5d7335992b1bb1547e904e00d2
米中間選挙、共和党伸び悩み上下院とも接戦…バイデン氏「赤い波は起きなかった」
11/10(木) 11:26配信
読売新聞オンライン
9日、米アリゾナ州で集計された投票用紙を箱に入れる選管職員=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米国のバイデン政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は、投票から一夜明けた9日も開票作業が続いた。上院選、下院選ともに、多数派を巡って与党・民主党と野党・共和党の接戦が続いている。


(写真:読売新聞)

 AP通信の日本時間10日午前11時現在の集計によると、上院(定数100)は35議席が改選対象で、非改選を含め、民主党が48議席、共和党が49議席を占めた。同10日未明時点から、共和党がウィスコンシン州で1議席を積み上げた。

(写真:読売新聞)

 ジョージア州では、12月6日に決選投票を行うことが決まった。民主、共和両党と「リバタリアン党」の候補の得票率がいずれも50%を下回ったためで、州の規定に基づき、民主党現職とトランプ前大統領の推薦を受けた共和党新人が一騎打ちで戦うことになった。ジョージア州では、2020年11月の上院選でも勝敗が決まらず、21年1月に決選投票が行われた。

 残りのネバダ、アリゾナの2州では、郵便投票の集計に時間がかかっている。郵便投票を巡っては、20年大統領選でも一部の州で開票作業に混乱があり、バイデン氏が勝利を宣言したのは、投票日から4日後だった。両州の結果が出ても、1勝1敗ならば、上院の主導権を巡る戦いの結果は、ジョージア州の決選投票に委ねられることになる。

 定数435の全議席が改選される下院選では、民主党が184議席、共和党が207議席を確実にした。改選前、民主党は過半数(218)を上回る220議席を確保していた。米メディアは依然、僅差で共和党が勝利するとの予測を伝えている。

 選挙前の世論調査に比べ、共和党は伸び悩んだとの見方が大勢だ。バイデン大統領は9日、投開票後初めて記者会見し、「米国と民主主義にとって、とても良い一日だった。(共和党のシンボルカラーである)『赤い波』は起きなかった」と語った。

6727チバQ:2022/11/10(木) 19:19:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6134d39b935426b37d2973bc90d684db5e58ce70
米中間選挙、勝敗決まらぬ異例の展開 上院は12月持ち越しも
11/10(木) 11:08配信


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毎日新聞
支持者らに演説する米連邦下院共和党トップのマッカーシー院内総務(右)=ワシントンで2022年11月9日、ロイター

 米中間選挙は投票日から一夜明けた9日も開票作業が続き、連邦上院選は接戦が続いている。共和党は下院選での「勝利」を宣言したが、獲得議席は過半数ラインには至っておらず、投票日から1日たっても上下両院の勝敗が正式に決まらない異例の展開となっている。

【図解】なんだっけ?そもそも中間選挙って

 米CNNテレビによると、日本時間10日午前8時半現在、上院(定数100、改選35)の獲得議席数は非改選を含めて民主党系48、共和党49となっている。南部ジョージア州では得票率が50%以上になった候補がおらず、上位2人による12月6日の決選投票にもつれこんだ。西部アリゾナ、ネバダ両州では民主党の現職と共和党のトランプ前大統領派の候補による接戦が続いている。両州で民主、共和両党が1議席ずつ取れば、上院選の勝敗決定は12月まで持ち越されることになる。

 下院(定数435、全議席改選)では日本時間10日午前8時半現在、共和党が206議席、民主党が187議席を獲得した。共和党下院トップのマッカーシー院内総務は9日未明に「勝利」を宣言し、下院議長就任への支持を取り付けるために党内の調整に入った。だが、民主党は敗北を認めておらず、バイデン大統領も9日の記者会見で「メディアや評論家が予想していた巨大な赤い波(赤は共和党のシンボルカラー)は起きなかった」として、「僅差になる」と述べるにとどめた。

 ただ、バイデン氏は共和党が下院多数派を奪還することも見越して、9日夜にマッカーシー氏らと協議する考えを示した。【ワシントン秋山信一】

6728チバQ:2022/11/10(木) 19:26:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d1a1187cb95186fe3f69e452d3053f7ce978ab
接戦2州が多数派左右 米上院、政権運営に影響 中間選挙
11/10(木) 7:12配信


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時事通信
米中間選挙の投票を呼び掛ける掲示板=10月14日、ジョージア州アトランタ(AFP時事)

 【ワシントン時事】8日の米上院(定数100、改選35議席)選は民主、共和両党が拮抗(きっこう)し、どちらが多数派を握るかは南部ジョージアと西部ネバダの接戦2州の開票結果に事実上委ねられた。

 結果判明には数日かかる見通しだ。上院は連邦裁判所の判事や政府高官の人事などを承認する権限を持ち、バイデン大統領の政権運営に影響を与える。

 ジョージア州では民主党現職のラファエル・ウォーノック議員と共和党のハーシェル・ウォーカー氏が接戦。同州ではバイデン氏が2020年の大統領選でトランプ前大統領を僅差で破り、トランプ氏がウォーカー氏を支持していることから、民主党は死守を目指している。

 ジョージア州では過半数の票を得る候補が不在の場合、決選投票を行う。他州の結果次第では、12月6日に予定される決選投票の結果が、上院の多数派を決めることになる。

 一方、ネバダ州では民主党現職のキャサリン・コルテスマスト議員と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官が議席を争う。

 米メディアによると、ネバダ州の開票結果判明には数日かかる見通し。人口の多いラスベガスを抱えるクラーク郡などで郵便投票の開票作業の開始がずれ込んでいるほか、地元当局者は「法に従い、12日まで郵便投票を受け付ける」と語っている。

 CNNテレビ(電子版)によると、9日午前(日本時間10日未明)時点で、非改選議席を含め民主、共和両党が48議席ずつを確保。激戦州の一つに数えられていた東部ペンシルベニア州では、民主党のジョン・フェッターマン副知事が勝利した。

6729チバQ:2022/11/10(木) 21:05:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4331b56c3fa0eed911ab285ceb4a0465c43f1f8
米中間選挙、「赤い波」起きず 共和、下院優勢も伸び悩み 上院は接戦州で決選投票
11/10(木) 20:44配信


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時事通信
米連邦議会議事堂=9日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中間選挙(8日投開票)は10日も開票作業が続き、野党・共和党が連邦議会の下院で過半数に迫っているが、与党・民主党も猛追している。

 上院は大接戦となり、一部の接戦州で12月に決選投票が行われる。当初予想された共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」(地滑り的勝利)は起きなかった。

 CNNテレビによると、10日午前6時半(日本時間同日午後8時半)現在、全435議席が改選される下院では共和党が209議席、民主党は191議席にそれぞれ当確が出ている。バイデン大統領は9日の記者会見で、「今回失った下院の議席数は、過去40年間の民主党大統領の最初の中間選挙としては最少だ」と善戦を強調した。

 上院(定数100)は35議席が改選対象となり、非改選を含め民主が48議席、共和が49議席を確保した。両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」のネバダ、アリゾナ両州で開票作業が継続。ジョージア州ではいずれの候補も過半数に達せず、勝敗の確定は12月6日の決選投票に持ち越された。

6730チバQ:2022/11/11(金) 11:17:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/262c4db0fe052374ad04f2c1d682adea9d7ba876
「赤い波」不発、責任はトランプ氏に? 党内で反発広がる
11/11(金) 7:50配信
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は、8日の中間選挙で予想されていた「赤い波」(赤をシンボルカラーとする共和党の大勝)に乗り、次期大統領選への出馬に弾みをつけるつもりだった。だがふたを開けてみると、同党の獲得議席数は伸び悩み、さらには党内のライバルであるロン・デサンティス(Ron DeSantis)フロリダ州知事が大躍進する結果となった。

 現職大統領の支持率が低迷し、インフレが高進する中で行われる選挙では通常、野党側が大量の議席獲得を見込める。だが今回の中間選挙では、共和党が民主党から下院を奪還するものの、議席数を大きく伸ばすことはできない見通しだ。

 トランプ氏は共和党の選挙運動で全面に立ち、重要選挙区での党公認候補を選ぶ予備選にも影響力を行使。全米各地で集会を開き、2020年の大統領選に不正があったという根拠なき主張を繰り返した。

 だが、トランプ氏がお墨付きを与えた候補者は落選が相次ぎ、それまで共和党が確保していた議席を民主党に奪われる事態にもなった。アナリストや党内からは、選挙結果が振るわなかった責任はトランプ氏にあるとの指摘も上がっている。

 激戦州ペンシルベニアの連邦上院選では、トランプ氏の支持を受けた著名医師のメフメト・オズ(Mehmet Oz)氏が共和党から出馬。民主党は、公職経験がなくニュージャージー州居住歴が長い同氏を徹底的に攻撃し、共和党から議席を奪うことに成功した。

 ただし、例外もある。オハイオ州の連邦上院選では、トランプ氏が支持するJ・D・バンス(J.D. Vance)氏が当選。また米メディアの予測によると、20年の大統領選の結果に異議を唱える共和党候補の当選者数は全米で100人以上に上る見通し。

 一方、フロリダ州知事選では、24年の大統領選出馬を強く示唆しているデサンティス氏が対立候補に圧倒的な差をつけて再選を果たし、トランプ氏の強力な対抗馬としての地位を確固たるものとした。

 選挙翌日、新聞各紙はデサンティス氏の躍進をこぞって報道。アリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)でAFPのインタビューに応じた共和党支持者からは、トランプ氏よりもデサンティス氏を選ぶとの声が上がった。

 小規模事業を経営するリサ・クリストファーさん(60)は「トランプ氏にとって重要なのは自尊心だけ」と指摘。「デサンティス氏は押し引きのタイミングを心得ているが、トランプ氏はそうではない」と語った。

 CNNテレビのジム・アコスタ(Jim Acosta)記者が側近の話として伝えたところによると、トランプ氏は9日朝、選挙結果に「激怒」し、「皆を怒鳴りつけていた」とされる。

 同氏は15日に次期大統領選への出馬を表明する可能性をほのめかしていたが、一部の政治評論家からは発表を延期するのではないかとの見方も出ている。【翻訳編集】 AFPBB News

6731チバQ:2022/11/11(金) 15:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9289d549d212ce4682f34bc0f6d5e05e0c1c3ba
最大の「敗者」はトランプ氏 再選戦略見直し必至 米中間選挙
11/11(金) 7:07配信

時事通信
トランプ前米大統領=8日、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)

 【ワシントン時事】「最大の敗者はトランプ」。

 米中間選挙から一夜明けた9日、米メディアには、事前の予想に反して共和党が伸び悩んだ原因をトランプ前大統領(76)に求める見出しが躍った。「大きな勝利だ」と強がるトランプ氏だが、2024年の大統領選での返り咲きに向けた戦略見直しは必至だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズの記者は9日、激戦州ペンシルベニアでの共和党上院候補オズ氏の敗北にトランプ氏が「激怒」し、メラニア夫人に責任転嫁したとする側近の話をツイートした。

 オズ氏のような「トランプ派」新人候補は、当初から実力不足が懸念されていた。トランプ氏の太鼓判によって共和党の予備選は勝ち抜けても、本戦で幅広い支持層を獲得できず、勝敗を左右する激戦州で苦戦。アメリカン大のフィリッポ・トレビサン准教授は「重要州で物議を醸す上院候補を支持したトランプ氏の賭けは裏目に出た。彼は共和党にとって足手まといと見なされる」と指摘した。

 前大統領の苦杯は「トランプ党」の色彩を強めた共和党の方向性に再考を迫っている。中間選挙では、フロリダ州のデサンティス知事(44)が一躍注目を集めた。共和党支持者の間でトランプ氏に次ぐ人気を誇り、資金調達力にも定評があるデサンティス氏は、次期大統領の有力候補と目される。

 トランプ氏は「出馬すれば彼は傷つくことになる」とデサンティス氏をけん制したが、焦りは否めない。今回の中間選挙がトランプ・ムーブメントの「終わりの始まり」となるのか。トランプ氏は15日、フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で「重大発表」を予定しており、大統領選への出馬を正式表明する可能性がある。

6732チバQ:2022/11/11(金) 16:03:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/51bcdbaa14293fa4b966024ed7a4ef9dfab65bed
中絶規制への反発が民主党善戦の一因に 住民投票は擁護派が全勝
11/11(金) 4:00配信

毎日新聞
人工妊娠中絶をめぐる住民投票で、中絶の権利を明記する州憲法改正が賛成多数になる見通しだとの開票速報に喜ぶ女性たち=米中西部ミシガン州デトロイトで2022年11月8日、ロイター

 米中間選挙(8日投開票)では、今年6月に州による中絶禁止を容認した連邦最高裁判決が出たことを受け、人工妊娠中絶への賛否が大きな争点となった。選挙に合わせて計5州で中絶に関する住民投票も実施され、中絶擁護派が全勝。最高裁判決に民意が猛反発した形で、中絶の権利を擁護する民主党が善戦する一因となった。

 住民投票の内容は州ごとにさまざまだ。保守的な南部ケンタッキー州では「州憲法で中絶の権利が保障されると解釈してはならない」と明文化する案が否決された。同州では最高裁判決後に中絶を原則禁止する州法が発効したが、「州憲法違反だ」と主張するグループが提訴し、州最高裁で審理が続いている。州最高裁は月内にも審理を再開するが、住民投票の結果が裁判所の判断に影響する可能性がある。

 西部モンタナ州では、中絶を希望した母親から取り出された後も生存している胎児を法的に「人」とみなし、医療ケアを義務づける案が否決された。中絶手術をした医師らが医療ケアをしない場合、刑事罰に問われる可能性がある。極端な中絶規制と言え、有権者が反発した形だ。

 一方、中西部ミシガン、西部カリフォルニア、東部バーモントの3州では、中絶の権利を保障する州憲法改正案が賛成多数で承認された。

 住民投票がなかった地域でも、中絶問題は中間選挙の大きな争点となった。主要米メディアの出口調査では、「最も重要な論点」として27%が「中絶」を挙げ、「インフレ」(31%)に次いで多かった。「中絶」と答えた人の76%が民主党に投票していた。

 中西部オハイオ州コロンバス郊外で投票した銀行員のジェシー・ヒースさん(47)は共和党支持者だが、今回は上院選で民主党候補に投票した。「私の姉は妊娠した時、中絶をしなければ死んでいたかもしれなかった。中絶するかどうかは女性と医師の間で決定されるべきで、政治が関わるべき問題ではない。政治家ではなく、専門の医師が判断する問題だ」と強調した。民主党支持者のデブラ・ハギーさん(68)も「中絶問題を最も重視した。女性の権利が抑圧されていることに強い危機感を感じる」と話した。【ワシントン秋山信一、コロンバス隅俊之】

6733とはずがたり:2022/11/11(金) 18:08:44
アメリカ初、レズビアン公表の州知事が誕生。マウラ・ヒーリー氏が当選
マサチューセッツ州で、選挙で女性知事が選ばれるのも初めてです
Kevin Robillard
https://www.huffingtonpost.jp/entry/maura-healey-first-lesbian-elected-governor_jp_636b1feee4b03438613e323d?utm_campaign=share_twitter&ncid=engmodushpmg00000004
Kevin Robillard
2022年11月09日 13時56分 JST

6734チバQ:2022/11/11(金) 18:10:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3419238c7871455fe73c003f368d6b3b3283a97
バイデン氏「国民は我々を支持」下院敗北濃厚も成果強調 米中間選挙
11/11(金) 16:25配信


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毎日新聞
米国の首都ワシントンで、民主党全国委員会のイベントで演説するバイデン大統領(中央)=2022年11月10日午後3時46分、秋山信一撮影

 米中間選挙は、投票日から2日たっても連邦上下両院選の勝敗が決着しない混戦となっている。下院選(定数435)では既に「勝利」を宣言した野党・共和党が過半数ライン(218)まで9議席に迫り、与党・民主党は多数派からの転落が濃厚になっている。しかし、バイデン政権は大敗を免れたことを「成果」として宣伝しようと躍起になっている。下院多数派を共和党に奪われれば、政策推進が困難になり、政権打撃となるが、求心力を維持するために「ダメージコントロール」を図っているとみられる。

【図解】なんだっけ?そもそも中間選挙って

 「民主党にとって力強い夜だった」。バイデン大統領は10日、首都ワシントンで開かれた民主党全国委員会のイベントで演説し、開票が進んだ8日夜を振り返った。「国民は我々の訴えを圧倒的に支持している」「我々は逆境に打ち勝った」。まるで勝利したかのような言葉を並べると、集まった約500人の民主党員から「レッツゴー、ジョー」と歓声が飛んだ。

 バイデン政権は「まだ開票は続いている」としながらも、中間選挙の「成果」をアピールしている。サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は10日の記者会見で、10日出発の中東・アジア訪問に関連して「大統領は(中間選挙の)現状を快く感じ、追い風を受けて外国訪問に臨めると思っている」と強調。クレイン大統領首席補佐官もMSNBCテレビのインタビューで「経済成長や中絶の権利、民主主義のために戦う大統領に有権者が応えた。非常にいい選挙だった」と誇った。

 バイデン政権は「成果」の根拠として「過去40年間の民主党の大統領の中で、就任後初の中間選挙で(全議席改選となる)下院の議席減が最も少なかった」と条件付きのデータを多用している。CNNによると、民主党は下院で199議席を獲得。改選前議席(220)から10議席前後の減少にとどまるとの予測もある。政権1期目の中間選挙では与党が議席を減らすのが通例で、「負け幅が少ない」との訴えは一定の説得力を持つ。

 しかし、過去40年間の民主党大統領は、クリントン、オバマ両氏だけだ。それぞれ下院選では52議席減、62議席減と「歴史的大敗」を喫しており、比較対象としてはハードルが低い。クリントン氏の前の民主党大統領であるカーター氏は、1978年の中間選挙の下院選で前回比15議席減で、多数派も維持した。共和党では2002年のブッシュ氏(子)が8議席増、18年のトランプ前大統領が36議席減だった。今回の民主党は改選前議席が過半数ラインより2議席多いだけで、元々「勝利」のハードルが低いという事情もある。

 バイデン氏は、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」が起きなかったことも根拠にしている。10日も「あらゆる世論調査が『巨大な赤い波』を示していたが、起きなかった」と強調した。しかし、米メディアや選挙分析機関の大半は「上院選は接戦、下院選は共和党が有利」と予測しており、共和党の予想獲得議席は過半数ラインに近い230議席程度で、バイデン氏の発言は明らかに誇張だ。

 「赤い波」は共和党の支持が伸びた終盤になって、共和党のトランプ氏や連邦議会議員らが勢いを強調するために使った言葉だ。しかし、共和党内にも楽観論に対して「『赤い波』という言葉に惑わされてはいけない」(ヘイリー元国連大使)と警鐘を鳴らす声があった。【ワシントン秋山信一】

6735チバQ:2022/11/13(日) 20:58:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/441e595062bbeede49201ae173a0186798ec26bf
米民主党、上院で多数派維持へ ネバダ州で当選確実
11/13(日) 13:35配信


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CNN.co.jp
ネバダ州で民主党候補が当選を確実にし、民主党が上院で多数派を維持する見通しとなった

(CNN) 米中間選挙の上院選は、CNNの予測によるとネバダ州で民主党の現職キャサリン・コルテズマスト議員が当選を確実にし、同党が多数派を維持する見通しとなった。

ネバダ州ではコルテズマスト氏と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官が接戦を展開していた。

ラクソルト氏は祖父と父が上院議員を務めた家系で、2020年大統領選では同州のトランプ陣営を率いた人物。トランプ氏が大統領選の不正を主張する陰謀説に同調している。

コルテズマスト氏は選挙戦で、この陰謀説やラクソルト氏のようなトランプ派が連邦議会襲撃事件を招いたと主張した。

同氏の勝利を受け、上院の獲得議席は民主党50、共和党49となる。残る1議席はジョージア州の民主党現職ラファエル・ウォーノック議員と共和党のハーシェル・ウォーカー候補の争いで、12月の決選投票に持ち越される。

ジョージア州で共和党が勝ったとしても改選前と同じ50議席ずつで、上院議長である民主党のハリス副大統領の票を加えると民主党が多数派を維持することになる。

6736チバQ:2022/11/13(日) 21:00:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/cacbb73d4db8a0e50a8506bc626f73f2b74f11d8
米中間選挙 民主党が上院で多数派維持 最悪シナリオ回避
11/13(日) 11:43配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】8日投票の米中間選挙は12日、上院(定数100)の開票作業が続いていた西部ネバダ州で与党の民主党候補の勝利が確実となり、同院の多数派を民主党が維持することが決まった。米CNNテレビが報じた。

記録的なインフレへの不満で民主党に逆風が吹いていたが、最終盤で巻き返し大接戦を制した。民主党のバイデン政権にとっては上下両院の多数派を失うという最悪のシナリオを回避することに成功した。

上院を巡っては民主党候補が11日に西部アリゾナ州で勝利したのに続き、ネバダ州でも激戦を制した。上院の非改選分を含む議席数は民主党50、共和党49となった。

残る1議席の南部ジョージア州は、過半数の票を獲得した候補がおらず、同州独自の規定で12月6日に決選投票が実施される。

上院で多数派を得るには共和党が過半数の51議席、ハリス副大統領が議長として法案採決に参加できる民主党は50議席が必要だった。

6737チバQ:2022/11/13(日) 21:06:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4bc594cc793f179aeb90439bc6f667d2b3a91b7
米中間選挙、代理戦争は「痛み分け」 共和、大勝ならず 次期大統領選、深まる混迷〔深層探訪〕
11/12(土) 8:31配信


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時事通信
演説するバイデン米大統領=7日、東部メリーランド州(EPA時事)

 米中間選挙でバイデン大統領(79)率いる民主党は、下院で苦戦が伝えられながらも、予想を上回る踏ん張りを見せた。トランプ前大統領(76)は「子飼い」候補を多数当選させ存在感を示したが、一部で事前に報じられた共和党の地滑り的勝利は起きず、現・前大統領の「代理戦争」は痛み分けに終わった形。2024年大統領選の行方は、混迷を深めるばかりだ。

 ◇トランプ・リスク
 「2024年にホワイトハウスを取り戻す」「15日に重大発表をする」。選挙戦最終日の7日、接戦州オハイオに応援入りしたトランプ氏は、24年大統領選への出馬表明を強くにおわせた。

 トランプ氏が動きを活発化させたのは、共和党の優勢が明確になりつつあった最終盤の3日にアイオワ州で集会を開いてからだ。アイオワは大統領選の候補者指名争いが始まる地。応援演説の体裁を取りつつ、共和党の勝利を自身の「手柄」とし、大統領選への弾みとする思惑がありありと透けた。

 しかし、ふたを開けるとトランプ氏が支持した候補は激戦州で苦戦。とりわけ上院選の命運を決めると言われたペンシルベニア州を落としたことは、過激な言動が穏健な有権者を遠ざける「トランプ・リスク」の象徴とみられている。「トランプはファシスト」「彼は政治的暴力を受け入れたり、選挙のルールを変えたりと、民主主義の精神に反する」。投票所に訪れた有権者は露骨に拒否感を示した。

 対照的に、共和党内の人気が高くトランプ氏がライバルと警戒するフロリダ州のデサンティス知事(44)は、開票開始早々に大勝を決め、力を見せつけた。ホワイトハウスからの機密文書持ち出しなど数々の疑惑にまみれ、司直の手も伸びる中、トランプ氏の再選戦略にはほころびが生じている。

 ◇「分断修復」かき捨て
 「卵も牛乳も、信じられないほど高い」。選挙戦のさなか、約40年ぶりの高水準という記録的インフレが家計を直撃し、各地の有権者は口々に不満を唱えていた。各種世論調査では、インフレへの対処や犯罪、不法移民対策など有権者の関心が高い項目で、共和党への期待が民主党を上回る傾向が続いていた。

 民主党は強い逆風を感じ取り、民主主義や人工妊娠中絶の権利といった「価値観」を争点に据える戦略に出た。

 中絶の憲法上の権利を否定した連邦最高裁判決は、怒れる無党派層や女性有権者を投票に駆り立てた。民主党は選挙広告の大半を中絶問題に投入。バイデン氏の支持率は7月に36.8%で底を打った後、40%台前半に持ち直した。

 さらにバイデン氏は、選挙結果の受け入れを拒むトランプ氏やその一派を標的に、「米国の民主主義の脅威」と猛攻撃。トランプ氏支持者による昨年1月の連邦議会襲撃事件にもたびたび言及し、現政権への「信任投票」ではなく「トランプか非トランプか」を選ぶ戦いだと力説した。

 米社会の分断修復という就任時の理想をかなぐり捨て、勝負に出たバイデン氏。有権者に二者択一を迫る作戦で大敗は免れたものの、下院の多数派を失えば法案や予算を通じた政策実現が極めて困難になる。2期目を目指す考えを公言するバイデン氏は、11月末の感謝祭休暇明けにも再出馬について最終判断する意向だ。(ワシントン時事)

6738チバQ:2022/11/13(日) 21:10:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/684b1366faa94774d9a969c180de94d4db08df8d
米中間選挙 共和、上院敗北で敗因追及加速 トランプ氏、党指導層を攻撃
11/13(日) 13:36配信


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産経新聞
トランプ前大統領

【ワシントン=大内清】米中間選挙で12日夜(日本時間13日午前)、与党・民主党がバイデン大統領の政権運営でカギを握る上院の多数派を維持することが確実になったことで、野党・共和党では「敗北」の責任が誰にあるかを追及する動きが加速するのは必至だ。一部で責任論が浮上しているトランプ前大統領はすでに、中間選挙での不振の原因は上院トップのマコネル院内総務にあるとして攻撃を強めている。

【グラフで見る】米中間選挙の情勢

激戦区の西部アリゾナ州で民主党候補の当選が確実となり、同党が上院維持に王手をかけた11日、トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)でマコネル氏を「ポンコツ」と呼び、同氏が党の選挙資金の投入先を間違えたと批判。「あいつは最悪だ!」とまで罵(ののし)った。トランプ派議員らが同調し、マコネル氏をはじめとする党指導部との対立が深まる可能性がある。

急速なインフレ下でバイデン政権への支持率が低迷する中で行われた今回の中間選挙は、共和党にとって圧倒的に有利だとみられてきた。にもかかわらず上院の多数派を獲得できなかったことは、共和党にとって痛恨の痛手だ。

同党の得票が伸び悩んだ要因として、各種出口調査に基づく分析では、2020年大統領選で「大規模な不正があった」と主張し続けているトランプ氏が、自派候補の大量当選を狙ったことが嫌気されたとの見方が強い。米CNNテレビの調査では、政権運営への不満などからバイデン大統領を「支持しない」とした有権者のうち、それでも民主党に投票した人は49%に上り、共和党の45%を上回った。元来は政権への「信任投票」の意味合いが強い中間選挙としては異例の現象だ。

このため共和党では、中間選挙後、トランプ氏が党の前面に出るべきではないとの声が表面化しつつある。

その中でトランプがマコネル氏への攻撃をエスカレートさせているのは、自分への批判の矛先をそらして責任を転嫁し、求心力を維持する思惑があるためだ。

民主党は上院を維持したことで、政府高官や連邦裁判所判事の人事がスムーズに進めることが可能になる。また、仮に下院が共和党に奪還され、政権と民主党に不利な法案が下院を通過した場合でも、上院でそれを否決することができる。

6739チバQ:2022/11/14(月) 20:04:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/84be60bf6ff0c3303e9dec097f53ea3c257d1093
上院選「敗北」で共和党内に不協和音 「トランプ氏のせい」批判も
11/14(月) 14:01配信


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毎日新聞
米国のトランプ前大統領=米南部フロリダ州で2022年11月8日、AP

 米中間選挙(8日投票)で、与党・民主党が上院で優勢を維持した。野党・共和党内では上院選の敗北について、トランプ前大統領の責任を問う声が出ているが、トランプ氏は緊張関係にある党上院トップのマコネル院内総務に批判の矛先を向け、不協和音が強まっている。

 「マコネルの責任だ。彼が中間選挙を台無しにした」。トランプ氏は13日、上院選の敗北を受け、自身のソーシャルメディアでマコネル氏を名指しで非難した。マコネル氏が主導する政治資金管理団体の特別政治活動委員会(スーパーPAC)は、接戦だった西部アリゾナ州でトランプ氏が推す共和党候補のマスターズ氏への選挙資金提供を途中でやめ、他の候補に支援を振り分けた経緯がある。マスターズ氏は結果的に惜敗し、トランプ氏は「大きなミスだ」と責めた。

 しかし、マコネル氏が資金援助先を切り替えたのは、より勝つ可能性が高いとみた他のトランプ派候補への支援を優先したためだ。一方、トランプ氏が主導する政治活動委員会(PAC)は、中間選挙直前の5週間に計約1640万ドル(約22億9000万円)を投じて自身が推す候補を支援したが、別のPACには10月19日時点で約7000万ドル(約97億6000万円)の現金を残しており、トランプ氏に対しても「出し渋り」との批判があった。

 共和党候補が伸び悩んだのは、無党派層に浸透しづらい「トランプ色」が強すぎたためだとも指摘されている。マコネル氏は党の候補を絞り込む予備選の段階で「候補者の質が大事だ」と強調し、本選で勝つためにトランプ派以外の候補を選ぶのが望ましいとの考えをにじませていた。上院選で接戦の東部ペンシルベニア、西部アリゾナ、ネバダ各州を落としたのは、いずれもトランプ派の候補で、マコネル氏の懸念は当たったと言える。

 ただ、マコネル氏は表立ったトランプ氏への批判を避け、結果的に党内でトランプ氏が影響力を保つのを黙認してきた経緯がある。民主党は「トランプ派の方が本選でくみしやすい」とみて、一部の共和党予備選に介入し、反トランプ派へのネガティブキャンペーンまで展開していた。トランプ、マコネル両氏の相互不信と連携不足が、民主党を利する結果となった。

 共和党内からは下院選での伸び悩みも含めて、前面に立ってきたトランプ氏への批判が出ている。トランプ氏の熱心な支持者だった南部バージニア州のシアーズ副知事は米メディアに「トランプ氏が推薦しなかった候補が、トランプ派よりも票を伸ばした。有権者は変化を望んでいるという証拠だ」と語った。党穏健派でトランプ氏と対立する東部メリーランド州のホーガン知事は、下院選も含めて「敗北」と表現し、2018年の下院選や20年の大統領選に続いて「トランプ氏のせいで負けるのは3回連続だ」と強調した。

 一方、トランプ氏と連携する上院議員らは、16日に予定される次期指導部の選出を遅らせるよう求めている。12月に南部ジョージア州で上院選の決選投票が残っているのが表向きの理由だが、続投の可能性が高いマコネル氏を揺さぶる狙いがある。【ワシントン秋山信一】

6740チバQ:2022/11/14(月) 20:10:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/c36450117fe050275ceba6b5b477b387e6601810
民主が上院主導権維持、バイデン氏「満足」 トランプ氏は責任転嫁
11/14(月) 17:40配信


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毎日新聞
バイデン大統領とトランプ前大統領

 米中間選挙(8日投票)の連邦上院選で、与党・民主党が西部ネバダ州で勝利し、上院で主導権を維持することが確実になった。米CNNテレビが日本時間13日に報じた。下院選では野党・共和党が優勢だが、バイデン政権は上下両院の過半数を奪われる「完敗」は回避した。共和党のトランプ前大統領は、自身が推す候補が上院選の接戦州で相次いで敗れ、出馬を強く示唆している次期大統領選に向けて痛手となった。

 バイデン大統領は13日、訪問先のプノンペンで「結果に満足している。(次の議会選までの)今後2年間を楽しみにしている」と上院選での勝利を歓迎した。一方、共和党ではトランプ派の候補が接戦を相次いで落としたことを受け、トランプ氏の責任を問う声が出ているが、トランプ氏は「ミッチ・マコネル(上院院内総務)の責任だ」と党上院トップに責任をなすりつけた。

 上院(定数100)は政府高官や連邦裁判所判事の人事承認権など下院より強い権限を持つ。現有議席は民主党系と共和党が50ずつだが、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票で議案採決では民主党が優勢だった。

 今回は共和党21、民主党14の計35議席が改選され、開票が遅れていたネバダ州では、民主党現職のコルテスマスト氏が共和党のラクソルト氏を破った。民主党は非改選を含めて50議席を確保した。共和党は49議席。12月6日の南部ジョージア州での決選投票で最後の議席を争う。

 今回は高水準のインフレ(物価高)を背景に、民主党にとっては厳しい選挙となった。ただ、上院選は共和党の方が改選議席が多く、当初から接戦が予想されていた。民主党候補は接戦の東部ペンシルベニア、ジョージア、ネバダ、西部アリゾナの4州のうち、3州でトランプ派の共和党候補に競り勝った。

 今回接戦だった4州は、いずれも2020年の大統領選で民主党のバイデン氏がトランプ氏に勝利した州だった。トランプ氏は次期大統領選を見据えて、各州で勝利して弾みをつける狙いがあったが、3州での敗北で思惑が外れた。バイデン政権は上院での優勢を維持したことで、最悪の結果は免れた形だ。

 一方、下院選(定数435)では日本時間14日午前現在、共和党が212議席、民主党は204議席を獲得している。共和党が「勝利」を宣言した下院選で多数派を奪えば、バイデン氏は議会で予算案や重要法案を思うように通せなくなり、政権運営が難航するのは必至だ。

 米国では州ごとに選挙制度が異なる。近年は投票用紙に記入する署名と事前に登録された署名の照合に時間を要する郵便投票や期日前投票が増えており、開票作業が遅れる傾向が強まっている。【ワシントン秋山信一】

6741チバQ:2022/11/15(火) 18:52:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8f43b767464cee7430692fd3ce96afa618cf7a
米中間選挙 共和、党内抗争激化は必至
11/14(月) 21:28配信


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産経新聞
【ワシントン=大内清】8日投票の米中間選挙は13日までの開票の結果、バイデン大統領の与党・民主党が上院(定数100)の多数派を維持するのが確実となった。西部ネバダ州で同党候補が新たに勝利し、非改選分を含む勢力を50議席とした。政府高官人事などの承認権限を持つ上院をおさえたことで、バイデン氏は残り任期2年でのレームダック(死に体)化を回避する見通しとなった。

記録的インフレという逆風が与党に吹く中で上院を奪還できなかった野党・共和党には手痛い敗北。一部で責任論が浮上する同党のトランプ前大統領は自身への批判をかわそうと党指導部を攻撃しており、党内抗争が激化するのは必至だ。

バイデン氏は訪問先のカンボジアで、民主党の上院維持は「良いことだ。今後の(残り任期)2年間を楽しみにしている」と述べた。非改選を含む上院の獲得議席数は13日現在、民主党系が50、共和党が49。賛否同数の場合、上院議長を兼務するハリス副大統領が決定票を持つため、南部ジョージア州での12月の決選投票にかかわりなく民主党は多数派となる。

急速なインフレ下で行われた今回の中間選挙は元々、共和党有利だとみられてきた。にもかかわらず同党の得票が伸び悩んだ要因として、各種出口調査に基づく分析では、2020年大統領選で「不正があった」と主張し続けるトランプ氏が共和党の穏健層や無党派層に嫌気されたためだとの見方が強い。同氏が24年大統領選への再出馬を示唆していることもそれに拍車をかけた可能性がある。

米CNNテレビによると、政権運営への不満などからバイデン氏を「支持しない」とした有権者のうち、それでも民主党に投票した人は49%で、共和党の45%を上回った。政権への「信任投票」の性格が強い中間選挙としては異例だ。共和党ではこうしたデータを念頭に、トランプ氏では政権奪還はおぼつかないとの声も表面化している。

そうした中でトランプ氏は11日、自身の交流サイト(SNS)で、上院トップのマコネル院内総務を「ポンコツ」と呼び、マコネル氏が選挙資金の投入先を間違えたと批判。「あいつは最悪だ!」とまで罵(ののし)った。自身への批判をそらして責任を転嫁し、求心力を維持する思惑がある。

トランプ氏に忠実な議員らもこれに同調し、指導部への突き上げを強めている。白人労働者層に根強い人気があるトランプ氏への依存を断ち切れずにきた共和党は今、手痛いしっぺ返しを受けている格好だ。

他方、CNNによると、開票が続く下院(定数435)は米東部時間14日午前3時(日本時間同日午後5時)現在、共和党が212議席、民主党が204議席で、過半数の218を巡り接戦となっている。

6742チバQ:2022/11/17(木) 11:42:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa2a65ee9a91115f0404a3e5e1cea9bcd73bfe3d
米中間選挙 下院共和党と対峙するバイデン政権 上院維持も政策停滞の恐れ
11/17(木) 9:36配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で野党の共和党が下院の多数派を4年ぶりに奪還し、民主党のバイデン大統領は今後、政権運営を巡り下院多数派の共和党と対峙(たいじ)することになる。大接戦を制して上院の多数派を維持した民主党だが、下院を失ったことでバイデン氏は政策実行が難しくなり、求心力が低下する恐れもある。

バイデン氏は2021年1月の政権発足から1兆ドル規模の「インフラ投資法」や4300億ドル超の「インフレ抑制法」など大規模な経済対策を成立させ、新型コロナウイルス禍からの回復や物価高抑制を進めてきた。

しかし、大規模な財政支出に反対の共和党が下院を握ったことで、経済対策の法案をこれまでのように成立させることができなくなる。すでに成立させている経済対策の効果はこれから本格的に表れてくるものの、今後の経済悪化には素早く対応できない。

さらに、今回の中間選で争点となった人工妊娠中絶の対応も難しい。

保守派優位の連邦最高裁は6月、人工妊娠中絶を憲法で保障された権利としていた判決を覆し、中絶問題を各州の判断に委ねた。

今回の選挙戦でバイデン政権は、妊娠中絶などの権利が認められるか否かの「選択の選挙」だと呼び掛けるだけでなく、民主党が上下両院の多数派を維持できれば中絶の権利を明記する法案を成立させると訴えてきた。民主党が下院で多数派を維持できなかったことで、中絶の権利などを求める支持者の「期待」が「失望」に変わる可能性がある。

一方、下院を制した共和党も課題を抱える。中間選で当選したトランプ派候補の間では、下院共和党トップのマッカーシー院内総務が議長に就任することに反発する声も上がった。

米政治評論家は「共和党内で意見対立が起き、下院の共和党幹部がうまく議会運営をできない可能性がある」と指摘する。

共和党が内紛に明け暮れてバイデン政権に打撃を与えられなければ、24年に行われる大統領選や議会選で共和党の勝利が遠のくことになる。

6743チバQ:2022/11/17(木) 11:43:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c1e4c3e755146f7fd16ba9012cba501a43fd5b1
トランプ氏、シナリオ狂い崖っぷち 求心力低下、迫る司直の手 米大統領選出馬表明
11/17(木) 7:09配信


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時事通信
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が、2024年大統領選への出馬表明を強行した。

 8日投開票の中間選挙から1週間という異例の早期表明は、ライバルの機先を制すとともに、数々の疑惑を巡る訴追のハードルを上げる狙いがある。ただ共和党の不振で求心力が低下する中、返り咲きに向けた目算は狂い、一世を風靡(ふうび)した「異端児」は追い詰められている。

 中間選挙後、共和党内では大統領の有力候補としてフロリダ州のデサンティス知事(44)への期待が急速に高まった。トランプ氏と距離を置くバージニア州のヤンキン知事(55)も「保守の新星」と人気がある。トランプ氏はこのところ両氏への攻撃を強め、嫉妬と世代交代への焦りをあらわにしている。

 司直の手が迫る中、立候補には「バイデン政権による政治的捜査だ」と主張し、予防線を張る意味もある。司法省は、トランプ氏が大統領退任時にホワイトハウスから国家機密を持ち出したとして、スパイ防止法違反や公文書隠匿、捜査妨害の疑いで捜査している。政治専門紙ヒルは7日、中間選挙が終われば「60〜90日以内に司法省が訴追に動く」とする共和党関係者の見立てを報じた。

 さらに、昨年1月の連邦議会襲撃事件の責任や、一族企業の不正会計問題でもトランプ氏への追及が続く。議会襲撃の真相究明に当たる下院特別委員会は、トランプ氏に宣誓証言を要求する召喚状を発出。拒否すれば議会侮辱罪で訴追される恐れがある。トランプ氏は11日、召喚無効を求める訴訟を起こしている。

 トランプ氏のもくろみ通り訴追を抑止できるかは不透明だ。CNNテレビはトランプ氏が出馬した場合、司法省が政権から独立した立場で捜査を行う「特別検察官」の任命を検討していると報道。「政治介入」のそしりを免れるのが目的で、前大統領と司法当局の神経戦は既に始まっている。

6744チバQ:2022/11/17(木) 11:43:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f7612a7a5ba84a89aac5ecd8533e713fb1a865
上院トップにマコネル氏再選 米共和、くすぶる執行部批判
11/17(木) 6:04配信


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時事通信
16日、ワシントンで会見する米上院院内総務のマコネル氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党上院議員団は16日、上院トップに当たる院内総務を選ぶ投票を行い、現職のマコネル氏を再選した。

 米メディアによると、マコネル氏は37票を獲得し、10票のスコット全国共和党上院委員長を破った。

 中間選挙で上院の多数派を奪還できなかったことで、党内では執行部批判がくすぶっている。2007年から上院院内総務を務め、最長任期が見込まれるマコネル氏だが、党運営には不安を残す形となった。

6745チバQ:2022/11/17(木) 11:44:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd33b4cc1964c9ad1ff44cf45d0ad99d93d4316
上院共和トップ続投へ マコネル氏、党内亀裂も
11/17(木) 5:29配信


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共同通信
記者会見する米上院共和党のマコネル院内総務=16日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米上院共和党は16日、来年1月招集の新議会に臨む指導部を選出し、トップのマコネル院内総務の再任を決めた。共和党は中間選挙で上院奪還に失敗し、指導部の責任を問う他の議員も立候補していた。2007年から現職を務めるマコネル氏にとって15年間で初の対抗馬となり、党内の亀裂を浮き彫りにした。

 中間選挙で上院(定数100)は民主党が多数派を維持。下院(定数435)は決着しておらず、AP通信によると、共和党が217議席を獲得して過半数まで1議席に迫る。民主党は209議席を確保した。

6746チバQ:2022/11/17(木) 11:51:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd228bd0fa62972c3fad856bd48739c6e173ea1c
トランプ氏、指名獲得に暗雲 フロリダ州知事に脚光 米大統領選
11/17(木) 7:09配信


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時事通信
米南部フロリダ州のデサンティス知事=8日、フロリダ州タンパ(AFP時事)

 【パームビーチ時事】2024年米大統領選への出馬を表明したトランプ前大統領だが、共和党の候補指名を獲得できるかは不透明だ。

【図解】トランプ前大統領を巡る主な疑惑

 今月8日投票の中間選挙で共和党が伸び悩んだ原因として指摘され、党内では「脱トランプ」の機運が強まるばかり。新星のデサンティス・フロリダ州知事(44)に脚光が集まり、トランプ氏復権の先行きには暗雲が漂っている。

 「トランプ氏は共和党の選挙戦の足を引っ張った」。ライアン前下院議長(共和)は地元メディアに対し、共和党が中間選挙で伸び悩んだのはトランプ氏に原因があるとの見方を示した。

 トランプ氏は共和党の勝利が見込まれていた中間選挙の余勢を駆って、大統領選出馬につなげる戦略だった。しかし、トランプ氏が支援した候補は多くが苦戦・落選。過激な主張を繰り広げた共和党候補は無党派層を遠ざけ、政権批判票の受け皿となれなかった。NBCテレビなどの出口調査によると、有権者の28%は「トランプ氏に反対するために投票した」と表明した。

 そんな中、共和党の次代を担う存在として脚光を浴びているのがデサンティス氏だ。歯に衣(きぬ)着せぬ言動はトランプ氏をほうふつとさせるが、思慮深さを併せ持ち、穏健派の支持も集めている。8日投票のフロリダ州知事選では圧勝で再選。トランプ氏と親交が深い「メディア王」ルパート・マードック氏が所有するメディアも、トランプ氏の支援をやめ「デサンティス氏の時代が来た」(ニューヨーク・ポスト紙)とくら替えした。

 焦りの見えるトランプ氏は、ここに来てデサンティス氏への攻撃を開始。「広報に優れた平凡な知事」などとやゆし、「聖人ぶったロン」とあだ名を付けた。だが、調査会社ユーガブが中間選挙後に共和党支持者を対象に実施した世論調査では、大統領選候補としてデサンティス氏が42%の支持を集め、トランプ氏の35%を上回った。

6747チバQ:2022/11/17(木) 11:54:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a8dffeef1c0a80f51fbf356bd19da1837532a8f
トランプ氏の対抗馬本命に「ミニ・トランプ」急浮上…攻撃的な手法で注目
11/17(木) 6:54配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】次期大統領選の共和党指名候補争いでは、フロリダ州知事のロン・デサンティス氏(44)がトランプ前大統領の強力なライバルとして急浮上し、対抗馬の本命と目されている。

 中間選挙では、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波は来なかった」(バイデン大統領)と言われたのに対し、米メディアは今回の知事選で大勝したデサンティス氏を「フロリダの津波だ」(ウォール・ストリート・ジャーナル社説)などと伝えている。

 デサンティス氏は、中南米からの不法移民を富裕層が多い州に送りつけ、性的少数者に厳しい政策をとるなど攻撃的な手法で注目を集め、「ミニ・トランプ」とも称される。18年知事選ではトランプ氏の後押しで初当選、トランプ氏と支持層は重なる。一方で、名門エール大、ハーバード大法科大学院を出て、海軍時代にはイラク派遣を経験し、下院議員も務めた経歴から、党内穏健派の受けもいい。調査会社ユーガブが今月9〜11日に行った世論調査では、どちらが共和党の大統領候補に望ましいかとの質問に対し、デサンティス氏との回答が23%でトランプ氏の20%を超えた。特に女性では7ポイント差をつけた。

 中間選挙後、トランプ氏はデサンティス氏への対抗心をあらわにしている。自身のSNSには、20年大統領選のフロリダ州での自らの得票がデサンティス氏の今回の得票より「110万票多かった」と投稿。デサンティス氏の初当選時に推薦した経緯に触れ、忠誠心が足りないと指摘した。

 トランプ氏との関係維持に腐心してきたデサンティス氏は、トランプ氏の出馬表明を受けて難しい判断を迫られる。出馬の意欲は隠していないが、名乗りを上げれば、トランプ氏との決定的な対立は避けられない。共和党の指名候補争いを勝ち抜いても、トランプ支持層の支えなしでは民主党候補と渡り合うのは困難だ。

 マイク・ペンス前副大統領(63)も動きを活発化させている。13日放送の米メディアのインタビューでは、大統領候補としてトランプ氏より「良い選択肢がある」と述べ、トランプ氏と距離を置いた。

 マイク・ポンペオ前国務長官(58)や、「トランプ氏が出馬するなら私は出ない」と公言していたニッキー・ヘイリー元国連大使(50)の去就も注目される。

訴求力不足に危機感…米ジョージ・メイソン大准教授 ジャスティン・ゲスト氏
(写真:読売新聞)

 トランプ前大統領がこの時期に出馬表明したのは、真っ先に手を挙げることが有利だと直感的に判断したからだ。党の前面に立つことで、12月6日のジョージア州の上院選決選投票に不利に働くという見方もあったが、彼には戦略はなく、本能を優先させた結果だ。

 中間選挙を通じ、共和党が岐路に立っていることがはっきりした。トランプ氏は巨大なエネルギーを集める力があるが、極端すぎるため、共和党にとって残念な結果につながった。党員はトランプ氏に党をもう一度託すことに危険を感じている。

 トランプ氏も置かれた状況を自覚しているからこそ、大統領選の潜在的ライバルを攻撃しているのだろう。トランプ氏の不安や、同氏のメッセージが持つ訴求力不足の表れともいえる。

 トランプ氏に対する米世論の評価は、石こうのように固まってしまった。昨年1月の米議会占拠事件の真相が明らかになるにつれて、さらに傷付いている。ただ、党指名候補争いの行方は競争相手次第だ。

 バイデン大統領が中間選挙で(トランプ氏批判を展開し)「民主主義の危機だ」とした警鐘に、世論がさほど反応しなかったことも注目すべきだ。共和党が「脱トランプ」を進め、デサンティス・フロリダ州知事のような実力と統治能力のある候補者を選んだ場合、民主党がこうした手法に頼るようでは大統領選で勝てないだろう。(ワシントン 田島大志)

6748チバQ:2022/11/18(金) 10:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/97d860f924dc46403170abd154bb60bda1245015
ペロシ氏が民主党下院指導部を引退 「対立」トランプ氏には触れず
11/18(金) 5:42配信


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毎日新聞
議員たちから拍手をされるペロシ氏=2022年11月17日、ロイター

 米国で女性初の連邦下院議長を務めた民主党のナンシー・ペロシ氏(82)が17日、党下院指導部から引退する意向を表明した。議場での演説では時折涙ぐみながら「新たな世代につなぐ時が来た」と語り、功績をたたえる拍手を受けた。ペロシ氏はバイデン大統領のほか、議長在任中に協働した民主党のオバマ元大統領、共和党のブッシュ(子)元大統領にも言及したが、対立が絶えなかった同党のトランプ前大統領には触れなかった。

 ペロシ氏は2007〜11年と19年以降に通算8年近く下院議長を務めてきた。8日投票の中間選挙の下院選で共和党が勝利し、議長交代が確実視される中、党内からは世代交代を求める声が出ており、去就が注目されていた。23年1月からの新会期も下院議員は続ける。

 下院党トップの次期院内総務には、黒人のハキーム・ジェフリーズ下院議員(52)が有力候補に挙がっている。上院も含めて黒人が二大政党の議会トップに就けば、米史上初となる。【ワシントン秋山信一】

6749チバQ:2022/11/27(日) 19:07:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/216399
加州知事は大統領選不出馬 バイデン氏立候補なら
2022年11月27日 08時39分 (共同通信)
 米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)
 米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州のニューサム知事(55)は、24年の次期大統領選で再選出馬に意欲を示しているバイデン大統領(80)を支持し、同氏と競う形で民主党の候補指名争いに名乗りを上げる考えはないと明らかにした。政治サイト、ポリティコが26日報じた。ニューサム氏は民主党の大統領候補の一人として動向が注目されている。
 ニューサム氏は8日の中間選挙で実施された州知事選で、共和党候補に大差をつけ再選を果たしたばかり。バイデン氏の再選を「全力で支持する」意向をジル大統領夫人やクレイン大統領首席補佐官に夏に伝え、8日夜にバイデン氏本人にも伝達したという。

6750チバQ:2022/11/28(月) 15:09:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd301c82dc0f951a4a6736fc2d3f67d1a44310be
米共和、無党派不支持で「赤い波」不発 戦略練り直しへ
11/27(日) 19:40配信
米中間選挙でバイデン米大統領と与党・民主党は大敗を免れた。野党・共和党が大幅な議席増に失敗し、シンボルカラーにちなんだ「レッドウエーブ(赤い波)」が不発に終わったことについて、無党派層が民主党支持に傾いたことや、共和党のトランプ前大統領への批判票が多かったためだとの見方が根強い。共和党は2024年の大統領選に向け、戦略の練り直しを迫られている。(ワシントン 坂本一之)

「赤い波は起きなかった。共和党支持者や無党派層が投票に行かなかった」

南部テキサス州で下院の議席を争った共和党のマイラ・フローレス候補は投票翌日の9日、敗戦を受けてツイッターにそう書き込み、悔しさをにじませた。

今回の選挙戦で「赤い波」が不発に終わった理由の一つは、共和党が、有権者の約3割を占める無党派層で支持を広げられなかったことがある。米ABCテレビの出口調査で無党派層の49%が民主党に投票し、共和党の47%を上回った。

バイデン氏や民主党が訴え続けた「人工妊娠中絶の権利」を求める声も共和党への逆風になった。有権者の37%が「中絶は違法とすべきだ」とする一方、「合法とすべきだ」と訴える人は60%に達し、その多くが民主党に投票したという。

共和党内で影響力を保ち、メディアの注目度も高いトランプ前大統領の存在が一因だともされる。

出口調査では有権者の58%がトランプ氏を「好ましくない」と回答。投票に行った理由として28%が「トランプ氏に反対するため」と答えた。「同氏を支持するため」は16%だった。

中間選挙は通常、現職大統領への信任投票と位置付けられる。今回はトランプ氏が多数の候補を推薦し、次期大統領選への出馬表明を匂わせたことで、民主党側が、トランプ氏か否かを「選択」する選挙だと訴えて一定の成功を収め、共和党側は対応できなかった。

共和党下院トップのマッカーシー院内総務は投票日前、下院で選挙前の212議席から「20議席以上を積み増せば赤い波といえる」と意気込みを示したが、27日段階で積み増しは9議席にとどまる。

躍進を果たせなかった責任を巡り党内では非難合戦が勃発。トランプ氏が党上院トップのマコネル院内総務を批判し、党内からはトランプ氏を非難する声も出る。24年大統領選でホワイトハウス奪還を目指すトランプ氏と党執行部だが、足並みはそろっていない。

ただ、選挙結果を地域別にみると「赤い波」(米メディア)が起きた州もある。

フロリダ州では、次期大統領選の有力候補とされるデサンティス知事が、堅実な行政手腕が評価されて圧勝し、再選を果たした。州内では下院の28選挙区のうち、共和党候補が20勝を挙げ、移住者が多い同州で同党が新たな支持層を獲得している様子が浮かび上がった。同党は24年大統領選に向けた党勢拡大が求められており、中間選で有権者が示した「民意」の分析を急ぐ。

6751チバQ:2022/12/01(木) 15:01:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f7422e076719d367308b8b3afe39e9e8c7b6b1d
米下院民主党トップに初の黒人 指導部の世代交代進む
12/1(木) 13:48配信


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毎日新聞
米下院の民主党トップに選出され、記者会見をするハキーム・ジェフリーズ氏=ワシントンで2022年11月30日、AP

 米連邦下院の民主党は11月30日、2023年1月からの新会期の党トップに東部ニューヨーク州選出のハキーム・ジェフリーズ氏(52)を選んだ。連邦上下両院で黒人が2大政党のトップを務めるのは初めて。約20年間にわたって下院民主党を率いてきたナンシー・ペロシ下院議長(82)は指導部からの引退を表明しており、懸案だった世代交代が進むことになる。

 ジェフリーズ氏は選出後の声明で「可能な時には共和党との妥協点を模索するが、過激主義には反対する」と述べた。11月8日の中間選挙で共和党が下院の過半数を奪還したため、新会期には少数派として臨むことになる。

 党下院ナンバー2の院内幹事には女性のキャサリン・クラーク氏(59)、ナンバー3の下院議員団長には中南米系のピート・アギラー氏(43)が選出された。院内総務を含めて対立候補はなく、役員経験者から順当に選出された。民主党の下院指導部は、ペロシ氏らトップ3が80代という現体制から大幅に若返ることになる。【ワシントン秋山信一】

6752チバQ:2022/12/01(木) 15:02:23
https://mainichi.jp/articles/20221124/k00/00m/030/278000c?inb=ys
トランプ派阻んだアラスカの改革 強硬主張不利に 米中間選挙
国際

速報

北米
毎日新聞 2022/11/24 20:20(最終更新 11/24 20:21)
 米アラスカ州で23日、中間選挙(8日投票)の連邦上下両院選の結果が判明し、共和党のトランプ前大統領が支援した候補が相次いで敗れた。トランプ派を阻んだ要因は、アラスカ州で2020年の住民投票で導入が決まった独特の選挙制度だった。従来の制度では各党で強硬な主張をする候補が有利になりやすいとみられてきたが、現状に一石を投じる結果となった。

 上院選では、共和党中道派の現職、リサ・マカウスキ氏(65)が当選した。21年のトランプ氏の弾劾裁判(評決は無罪)で「有罪」票を投じ、トランプ氏から目の敵にされていたが、「刺客」のトランプ派候補を退けた。下院選では、トランプ氏の支持を受けた元副大統領候補のサラ・ペイリン氏(58)が注目されたが、民主党のメアリー・ペルトラ氏(49)に敗れた。

 トランプ派にとって「壁」になったのは、…

6753チバQ:2022/12/01(木) 18:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdc52f49ca928d20d8f2d8ff6cb988b305a4b5de
黒人初の党トップ選出 米下院民主党、ジェフリーズ氏
12/1(木) 8:43配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院民主党は11月30日、中間選挙の結果、来年1月からの新議会で少数派となることを受け次期指導部を選出し、党トップの院内総務に黒人のハキーム・ジェフリーズ議員(52)を選んだ。

現在の党トップで下院議長のペロシ氏(82)の後任となる。下院議長は多数派から選ばれるのが通例で、少数派の党トップは院内総務となる。党トップに黒人が選ばれるのは民主、共和両党で上下両院を通じて初めて。

下院民主党は、ジェフリーズ氏に加え、ナンバー2の院内幹事に女性のキャサリン・クラーク議員(59)、ナンバー3の会派議長にヒスパニック系のピート・アギラー議員(43)の指導部上位3人を全会一致で選出した。

約20年にわたり党トップとして強力な指導力を発揮してきたペロシ氏が指導部を退き、「多様性ある新世代のリーダー」(米紙)のもと、2024年の選挙で多数派奪還を目指す。

ジェフリーズ氏はニューヨーク出身。現在は党ナンバー5。弁護士やニューヨーク州議会議員を経て13年に連邦下院議員に就任した。19年から会派議長。20年のトランプ前大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院弾劾裁判では検察官役を務め、厳しく追及した。

ジェフリーズ氏は記者団に対し「中流層、労働者層、すべての米国民の暮らしを改善するため責任を果たす」と抱負を語った。

次期下院議長には、多数派となる共和党のマッカーシー院内総務の就任が確実視され、バイデン大統領の次男ハンター氏の中露における投資活動やアフガニスタンからの米軍撤退に伴う混乱などを調査し責任を追及する構えを見せる。

党派対立の激化が予想される中、党内穏健派として知られるジェフリーズ氏の調整力が注目される。

6754チバQ:2022/12/04(日) 08:23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b88675576567093d776254bab4fcababd6cbf1b6
6日にジョージア州で上院決選投票 トランプ派候補の行方は
12/3(土) 16:35配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月8日の米中間選挙で勝者が決まらなかった南部ジョージア州の連邦上院選の決選投票が6日に実施される。民主党の現職、ラファェル・ウォーノック氏(53)と、プロフットボールNFLの元スター選手でトランプ前大統領が推薦する共和党のハーシェル・ウォーカー氏(60)の対決。その行方は2024年の大統領選に再び出馬表明したトランプ氏の影響力を占うことにもなる。

先の上院選で両者の得票率はウォーノック氏49・4%、ウォーカー氏48・5%といずれも過半数に届かず、州法の規定で決選投票にもつれ込んだ。

2日公表されたCNNテレビの世論調査では、ウォーノック氏の支持率は52%で、ウォーカー氏を4ポイント上回った。他の調査でもウォーノック氏が数ポイントリードする接戦となっている。有権者の関心は高く、既に100万人以上の有権者が期日前投票を済ませた。

中間選挙で、上院(定数100)は非改選を含め民主党が50議席、共和党が49議席を確保し、残るジョージア州の1議席の行方が注目されている。

民主党は上院議長を兼務するハリス副大統領を加えれば、既に多数派を維持しているが、同州で勝利して51議席となれば、議会運営の自由度が増す。他方、共和党としては同州を制し、議席数の差が中間選挙の前よりも広がるのを阻止したいところだ。

ウォーノック氏は牧師を経て20年の上院補選に出馬し、翌年1月の決選投票で共和党現職に勝利した。

ウォーカー氏はジョージア大からNFLに進んだ。中間選挙の選挙戦の最中に、妊娠した交際女性に小切手を手渡して中絶を促していた醜聞が発覚し、一時は支持率が急落したが、最終盤で追い上げた。

6755チバQ:2022/12/04(日) 08:24:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffa254652944cc2a6aad70898f5fc58cfdb9c3ef
米大統領選の候補者指名争い 民主党は初戦を南部州で
12/3(土) 17:06配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】2024年米大統領選で民主党の大統領候補指名に携わる同党全国委員会は2日、候補者指名争いの初戦を従来の中西部アイオワ州から南部サウスカロライナ州に変更することを承認した。AP通信などが報じた。年明けの全体会議で正式決定される見通しだが、伝統的に指名争いの先陣を切ってきたアイオワ州からは反発の声が出ている。

大統領選の候補者指名争いは長年、アイオワ州での党員集会で口火が切られ、続いて東部ニューハンプシャー州で予備選が実施されるのが通例だった。

これに対し、再選出馬に意欲を示すバイデン大統領は、これらの州では白人有権者の比率が圧倒的に高く、有色人種の有権者が少ないと指摘。バイデン氏は党規委員会への書簡で「黒人有権者は何十年も民主党を支えてきた。有色人種の有権者が候補者選定の早い段階から発言権を持つ必要がある」として、初戦の開催地変更を求めた。

バイデン氏は20年大統領選の候補者指名争いで、序盤のアイオワとニューハンプシャー、西部ネバダ州の党員集会で立て続けに敗れたものの、4戦目のサウスカロライナで黒人有権者の票を集めて勝利し、党候補に正式指名される流れをつくった経緯がある。

新たな指名争いの日程は、初戦を24年2月3日のサウスカロライナとし、6日にニューハンプシャーとネバダ、13日に南部ジョージア州、27日に中西部ミシガン州となっている。

6756チバQ:2022/12/04(日) 22:58:37
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20221204-567-OYT1T50063.html
米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道
2022/12/04 14:25読売新聞

米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道

連邦議会議事堂=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=淵上隆悠】米CNNは3日、11月8日に実施された中間選挙の下院選(定数435)で、野党・共和党が222議席、与党・民主党が213議席をそれぞれ固め、全議席が確定したと報じた。改選前は、民主党が過半数(218)を上回る220議席、共和党が212議席、欠員3だった。

 AP通信は、コロラド州の一つの選挙区で共和党がリードしているが結果は未確定だとし、共和党は221議席、民主党は213議席としている。

6757チバQ:2022/12/07(水) 08:16:56
https://www.asahi.com/articles/ASQD47DFYQD4UHBI008.html?ref=goonews
ジョージア州、また決選投票なぜ? 南北戦争以前から残る差別の影
有料記事アメリカ中間選挙2022

聞き手・日高奈緒2022年12月5日 20時30分
 11月8日の米中間選挙から1カ月近くが経った今も、上院100議席のうち1議席がまだ決まっていません。南部のジョージア州で民主党、共和党の候補が大接戦をくり広げ、今月6日に決選投票が行われることが決まったためです。ジョージア州では2020年の上院選でも決選投票になりました。共和党が強い「赤い州」のイメージが強かったジョージア州で、いったい何が起きているのか。同州アセンズにあるジョージア大学に留学経験がある埼玉大の宮田伊知郎教授(アメリカ研究)に聞きました。

 ――ジョージア州といえば、映画「風と共に去りぬ」の舞台として有名ですが、そもそもどんな州なのでしょうか。

 「風と共に去りぬ」に関係する場所は、日本人にもとても人気ですね。州都アトランタにはコカ・コーラ社の本社があります。デルタ航空のハブ空港にもなっているハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港なども、日本人にはなじみがあるかもしれません。

 日本とのかかわりでいうと、ジョージア州は鹿児島県と「姉妹盟約」を結んでいます。それぞれ南北戦争(1861〜65年)と西南戦争(1877年)という戦いを経験しています。実は、この南北戦争がジョージアの政治を理解するのにとても重要なんです。

 ――どういうことでしょうか?

 南北戦争以前、ジョージア州は黒人奴隷を使った綿花産業が栄えた裕福な州でした。当時の米国は農業大国で、綿花を欧州に輸出して富を得ていました。その中心となったのがジョージア州です。

 そのころ、米西部の土地をどう利用していくかをめぐり、米北部と南部の州が対立していました。欧州からの移民をたくさん抱えていた北部の工場経営者らは、西部の土地では奴隷を持たず、移民たちが農業で生計を立てられるようにしたいと思っていました。一方、南部の州は奴隷を使い、綿花やタバコ栽培を拡大したいと思っていました。

 北部州の考えを代表していたのは当時の共和党で、そこからリンカーン大統領が誕生します。リンカーンは奴隷制度をよく思わなかった政治家で、当時の共和党は奴隷制度に反対していました。南部州の白人たちは危機感を覚えます。

 ――今の共和党の保守的なイメージとは違うんですね。

 その通りです。このころは、南部でなく北部で共和党への支持が厚かったんです。

 誤解されがちなのですが、奴…

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6758チバQ:2022/12/07(水) 13:43:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/afe107f8c0cebf4412d74c463b88f7fe762e6ae4
米ジョージア州の決選投票、民主現職が当確 上院で過半数に
12/7(水) 13:37配信


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毎日新聞
米南部ジョージア州の上院選決選投票で当選を確実にした民主党のウォーノック氏=2022年12月6日、AP

 米南部ジョージア州で6日、中間選挙に合わせて実施された連邦上院選の決選投票があり、民主党現職のラファエル・ウォーノック氏(53)の当選が確実になった。米CNNテレビが報じた。上院選(定数100、改選数35)は全議席が確定し、民主党が改選前から1議席増の51議席、共和党が1議席減の49議席となった。共和党のトランプ前大統領が推す候補は、11月の中間選挙に続いて、両党の支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」での弱さを露呈した。

 ジョージア州では1回目の投票で過半数を得票した候補がいない場合、上位2人による決選投票となる。1回目もトップだったウォーノック氏は、決選投票でもトランプ氏が支援するアメリカンフットボールの元スター選手、ハーシェル・ウォーカー氏(60)を上回った。

 民主党は決選投票前に既に50議席に達し、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票を含めて、上院の主導権を維持することが決まっていた。今回1議席を上積みしたことで各委員会でも多数派をとり、政府高官や連邦裁判所判事の人事承認を円滑に進められることになった。上院では2021年以降、中道派のマンチン、シネマ両議員がバイデン大統領の方針と対立するケースがあったが、今回の1議席増で1人が「造反」しても予算案や人事案を通せる余裕が生まれた。

 ジョージア州での決選投票の選挙戦は、バイデン、トランプ両氏という両党の「顔」が共に存在感を消す異例の展開となった。支持率が低迷するバイデン氏は、中間選挙から引き続き、大規模な集会は避け、資金集めイベントなどで側面支援するにとどめた。

 中間選挙後に24年の大統領選への出馬を表明したトランプ氏も、5日にリモート形式で支援イベントを開くにとどめた。中間選挙でトランプ派の候補が接戦区で相次いで敗れたのを受けて、前面に立つのを控えた可能性もある。共和党はトランプ氏と距離を置くケンプ州知事が、ウォーカー氏を積極的に支援したが、劣勢を覆せなかった。【ワシントン秋山信一】

6759チバQ:2022/12/07(水) 16:49:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b142a8ff6bab2717f7cafc1ae02aadd75a42612
中間選、バイデン与党善戦 民主現職の上院増はケネディ以来
12/7(水) 16:41配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙は南部ジョージア州での上院選の決選投票で大勢が判明し、結果が出そろった。バイデン大統領の与党・民主党は、下院で多数派を失ったが大敗は免れた。上院では1議席を増やして過半数を維持。民主党の現職大統領として上院の議席増を果たしたのは、1962年のケネディ大統領以来となった。

最終盤の世論調査でも大接戦が予想された上院(定数100)は、最終的に民主党が改選前から1議席伸ばして51議席とした。任期の長い上院は、下院よりも候補者の質が選挙で問われるとされる。ジョージアの決選投票では、知名度のある共和党候補だったが、人工妊娠中絶を巡るスキャンダルが響いて敗退した。

下院(同435)は共和党が10議席積み増して過半数の222議席を確保し、4年ぶりに多数派を奪還した。ただ民主党の大統領が1期目の中間選挙で共和党に許した議席増としては62年以降で最小規模だった。

民主党は中絶の権利を求める有権者に加え、無党派層やトランプ前大統領への批判票を得て共和党の大勝を阻んだ。共和党のシンボルカラーにちなみ、同党幹部らが期待した「赤い波」と称される共和党の大幅な議席増は起きなかった。

現職大統領への信任投票と位置付けられる中間選挙は今回、ずば抜けた知名度のトランプ氏が前面に出てきたことで、バイデン氏とトランプ氏の「選択」を有権者に迫る色合いが濃くなった。その結果、反トランプ票が動いたとされる。

36州で行われた知事選でも西部アリゾナ州や中西部ミシガン州などでトランプ氏の支持を受けた共和党候補が敗れた。全50州の知事は民主党が2州増やして24州を押さえ、共和党は26州となった。34年のルーズベルト大統領からの民主党政権の中間選挙で、増加幅は最大規模と健闘した。

共和党内では選挙結果を巡り、24年大統領選への出馬を正式表明したトランプ氏と一部の党幹部が対立している。トランプ政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたボルトン氏は6日のCNNテレビで、トランプ氏が自身のソーシャルメディアで憲法停止を訴えたことを批判。他に有力候補が出馬しない場合には「出馬も検討する」と語るなど、トランプ氏を巡る不和も広がっている。

共和党は、多数派を握る下院で無党派層などに支持を広げられる政策を、24年の選挙に向けて進められるかが問われることになる。

6760チバQ:2022/12/10(土) 17:33:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/176effd542c30119fdad3d865bb724be7bdc170e
米上院、民主党中道派議員が離党表明 「勝利」に冷や水
12/10(土) 5:30配信


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毎日新聞
米連邦議会=ワシントンで2017年6月、高本耕太撮影

 米西部アリゾナ州選出の民主党のシネマ上院議員は9日、離党して無所属で活動する方針を明らかにした。共和党会派入りは否定し、民主党との協力は政策課題ごとに判断する方針を示唆した。中間選挙の上院選(定数100、改選35)で、民主党系は非改選を含めて51議席を獲得。シネマ氏が離党しても上院での優勢は変わらないが、議会運営の不透明感が増し、上院選の「勝利」に沸いた民主党に冷や水を浴びせた。

【近年の米大統領1期目の与党の中間選挙結果】

 シネマ氏は地元紙「アリゾナ・リパブリック」への寄稿で、連邦議会の現状を「国政政党の党派対立が硬直化し、党内で最も過激な意見が政党の優先事項を決める状況を党指導部も許している。民主、共和両党とも考えの多様性を許容せず、超党派の妥協はほとんど採用されることのない『最後の手段』になっている」と批判。「私は選挙で自主的に活動し、結果を出すためには誰とでも協力すると約束した。政党の圧力に屈することはないと約束した。アリゾナの有権者は、政党の主義主張よりも、常識的な解決策を求めるリーダーを望んでいる」と離党の理由を説明した。

 シネマ氏はマンチン上院議員(南部ウェストバージニア州選出)と並んで、民主党中道派の代表格と目されている。2021年1月にバイデン政権が発足した後も、気候変動対策や教育の無償化などリベラル色が強い政策を巡って、債務の増加を懸念し、政権や党指導部の方針にたびたび反対してきた経緯がある。上院で多数派政党による法案採決を容易にするため、法案審議を進めるのに必要な票数を60票から51票に引き下げる案に対しても、反対する姿勢を見せていた。

 上院では6日の南部ジョージア州での決選投票で民主党候補が勝ち、23年1月の新会期では民主党系(無所属2人を含む)51議席、共和党49議席となる見通しだった。シネマ氏が無所属として民主党会派にとどまる可能性もあるが、仮に会派から離れたとしても、民主党系は50議席を維持。採決で票が同数になった場合は上院議長を兼ねるハリス副大統領が決裁票を投じる規定があるため、上院での優勢は維持できるが、一人でも反対すれば人事案なども通せなくなるため、党運営は難しさを増す。【ワシントン秋山信一】

6761チバQ:2022/12/11(日) 08:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e6ad4b4caa40df33d414b26b3997306ee39635b
米民主党の中道派シネマ上院議員が離党表明 多数派は維持
12/10(土) 10:11配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党中道派のキルステン・シネマ上院議員は9日、民主党の所属を離れ無所属になる意向を明らかにした。民主党は南部ジョージア州の上院選決選投票で現職議員が勝利し、上院(定数100)の過半数の51議席を確保したばかり。シネマ氏が離党しても多数派を維持するが、党内に動揺が広がっている。

シネマ氏は西部アリゾナ州選出で2018年に初当選し現在1期目。米CNNのインタビューで、「私はいかなる政党の箱にも収まらなかった」とし、自身の決断が「(民主・共和の)党派性にうんざりした多くの人々」の不満を代弁したものだと訴えた。

上院ではサンダース、キング両議員が無所属だが民主党と会派を組む。シネマ氏は離党後も民主党と会派を組むかを明言していないが、共和党の会派に加わらない限り、共和党の議席数は49のままとなる。

仮にシネマ氏が共和党の会派に移っても上院議長を兼ねるハリス副大統領の一票を加えれば多数派は維持できる。しかし、ジョージア州の決選投票でウォーノック上院議員が再選し、過半数確保に沸いた党内ムードには水を差した格好だ。

シネマ氏は、左派が影響力を増す党内で増税案や上院規則の変更など一部政策に反対を唱えた。その一方でインフラ整備法や銃規制強化法の成立では超党派合意に貢献。同じ中道派のマンチン上院議員と党内の合意形成の鍵を握ってきた。

アリゾナは中間選挙の出口調査で40%が無党派と答え「独立独行」の気風が強い州だ。シネマ氏は「米国民には2つの選択肢しかなく、政党は極端化している」と地元紙に寄稿した。

ジャンピエール大統領報道官はシネマ氏と「うまく協力を続けたい」と述べた。

6762チバQ:2022/12/19(月) 21:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e68f47975d5a79da52d018ca2668a4920c2eaba7
空回り目立つトランプ氏 出馬表明から1カ月たっても支持広がらず
12/18(日) 18:00配信
 トランプ前米大統領(共和党)が11月15日に2024年の次期大統領選への出馬を表明してから1カ月が経過した。しかし、党内で支持表明の動きは広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。

 ◇肩すかしの「重大発表」

 トランプ氏は12月15日、自身が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で「重大発表」を行った。注目を集めようと前日に予告までしていたが、発表されたのはトランプ氏がヒーローキャラクターのスーパーマンに扮(ふん)した姿などを描いた「デジタルアート」の販売開始の告知だった。

 1点99ドル(約1万3600円)で、購入者は「トランプ氏との会食やゴルフの機会の権利」を巡る抽選で当選確率が増すとの誘い文句がある。運営サイトは「トランプ氏の政治活動とは関係なく、収益は大統領選の運動資金にはならない」としているが、米メディアは「トランプ氏の新たな資金集めの手法」と指摘している。

 肩すかしの発表内容に対して、24年の大統領選再選に意欲を見せる民主党のバイデン大統領はツイッターに「私もここ数週間で重大発表をした」と皮肉を交えて投稿し、同性婚の権利を保障する連邦法の成立やガソリン価格の下落などをアピールした。

 今回の「重大発表」に象徴されるように、出馬表明後のトランプ氏は空回りが目立つ。表明後には共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。

 11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。また12月上旬、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らから非難され、「大規模な不正があれば、誤りを正す措置をとらなければならないと言っただけだ」と釈明を余儀なくされた。

 ◇デサンティス氏に劣勢の調査も

 世論調査でも、トランプ氏は勢いを欠いている。ユーガブ社の12月1〜5日の調査では、共和党の大統領候補として党員や共和党寄りの無党派層の計35%がトランプ氏を支持し、デサンティス氏(30%)やペンス前副大統領(5%)らを上回った。しかし、トランプ氏とデサンティス氏の一騎打ちだと仮定した場合は42%で並び、このうち共和党寄りの無党派層ではデサンティス氏(48%)が17ポイント上回った。他の世論調査では、デサンティス氏との1対1は数ポイント差で劣勢という結果が相次いでいる。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した好感度調査の平均値でも、11月の中間選挙直前の41・6%から35・9%に急落し、トランプ氏が初当選した16年の大統領選以降では最低を更新した。

 中間選挙では、トランプ派の候補は無党派層から敬遠され、接戦区で民主党候補に相次いで敗れた。世論調査も党内での根強い支持がある一方で、無党派層への訴求力の弱さが浮き彫りになっており、党内では「トランプ氏では24年の大統領選で勝てない」との声が高まっている。

 ただ、トランプ氏が共和党の候補指名争いの本命である状況は変わっていない。世論調査からは、候補者が乱立すれば、強固な支持層があるトランプ氏が相対的に有利になる傾向がうかがえる。トランプ氏は、候補者が乱立した16年大統領選の候補指名争いで、3〜4割台の得票率で序盤の州を制して勢いに乗った経緯がある。

 トランプ氏以外の候補が一本化されれば、トランプ氏の優位も揺らぐ。ただ、18年の知事選でトランプ氏の全面支援を受けて「ミニ・トランプ」とも呼ばれたデサンティス氏や、トランプ前政権で副大統領を全うしたペンス氏は、中道寄りの党穏健派とは政策面で温度差がある。現時点でトランプ氏以外に出馬表明した候補はいないが、ポンペオ前国務長官やヘイリー元国連大使、南部バージニア州のヤンキン知事など、多彩な候補の名前が挙がっており、一本化への道は見えない。【ワシントン秋山信一】

6763チバQ:2022/12/28(水) 10:06:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/061aa203b29ff9548b5a8f2803155ac156d21bdc
移民殺到で「人道危機」 バイデン政権、批判の矢面
12/27(火) 18:38配信


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米南部テキサス州エルパソなどに中南米から越境した亡命希望者が殺到し、極寒の路上に寝泊まりする人が後を絶たない。トランプ前政権下で導入された流入制限措置が近く失効し、さらなる移民の波が押し寄せる気配だ。「人道危機」の様相を帯びてきた事態への対処にバイデン政権は苦慮しており、野党・共和党が批判を強めている。

テキサス州西端の都市エルパソはリオグランデ川を挟んでメキシコと国境を接する。街角にはシートを路上に敷いて毛布にくるまる人であふれる。12月中旬には1日平均約2500人が川を渡って市内に殺到。市は緊急事態を宣言した。

「移民で成り立ってきた街だが、今まで見たことのない光景だ。地域は衣食住の支援に懸命だが、本来は連邦政府が対処すべき問題」。地元市議会のロドリゲス議員は米テレビで政権の対応の遅れを批判した。

メキシコ国境からの不法入国は2022年会計年度(21年10月〜22年9月末)に237万人と過去最多を記録し、10、11月と連続して23万人を超え月間記録を更新した。反米左派オルテガ大統領の強権政治が続くニカラグアからの越境が急増。物価高による生活苦も拍車をかけているようだ。

米関税・国境警備局は拘束した越境者のうち、キューバやニカラグアなど送還協定がなく、帰国後に危険が及ぶ恐れのある者は、亡命申請の審査を理由に一時滞在を認めてきた。路上に寝泊まりするのは、米国に身寄りがなく、シェルターに入りきれない人々だ。

越境への一定の抑止力となってきたのが、トランプ前政権が導入し、新型コロナウイルス対策を名目に亡命の希望を確認せず即時送還できる「タイトル42」とよばれる措置だった。

バイデン政権は同措置を打ち切る方針で、今月21日が失効期限だった。だが、共和党系の州の請求を受けて、連邦最高裁のロバート長官は19日、国境の混乱を「悪化させる」として一時延期を命じた。メキシコ側には大勢の亡命希望者が失効を待ち構えており、直後に大量に越境する恐れがある。折からの大寒波もあり「国境の人道危機」(地元紙)とも指摘され、内外の被災地などで活動する米国赤十字が23日、自治体や非政府組織を支援すると表明した。

政権は事前の申請と審査を経て合法的に入国させる方策を検討している。国境警備を所管するマヨルカス国土安全保障長官は「米国の移民制度は壊れている」と発言し、抜本改革を怠ってきた歴代の政権・議会に責任を向けた。

来年1月から下院で多数派となる共和党は「約100万人の不法外国人を解放させた」(アリゾナ州選出のビッグス下院議員)と政権の失政を追及し、マヨルカス氏の弾劾を要求する構えもみせている。

6764OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信
 米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。

 中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。

 議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。

 続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。

 マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。

 保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。

 連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】

6765OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/89f28cc16516a4fd34211593567c774d6e541d38
米下院議長選 共和党が過半数獲得失敗、右派が造反
1/4(水) 9:21配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米連邦議会の新会期が3日招集された。昨年11月の中間選挙で共和党が多数派を奪還した下院(定数435)で新議長の選出が行われたが、共和党トップのマッカーシー院内総務は党内の保守強硬派の議員らの造反に遭い、過半数の獲得に失敗。100年ぶりの再投票となり、3回目の投票でも過半数を獲得した候補がおらず、下院は4日まで休会となった。

議長選出に複数回の投票を要したのは9回目に決着した1923年以来。

新会期での下院の勢力は共和222、民主212(欠員1)。議長に選ばれるには過半数の218票が必要だが、マッカーシー氏は1回目、2回目で203票、3回目で202票にとどまり、いずれも民主党トップのジェフリーズ院内総務の獲得票を下回った。

造反したのはトランプ前大統領と連携するフリーダム・コーカス(自由議員連盟)の議員らで、1、2回目で19人、3回目で20人が同連盟共同創設者のジョーダン議員らに投票した。

保守強硬派は「現状からの急進的な出発」を掲げ、財政削減などに関するマッカーシー氏の政策姿勢を手ぬるいと批判。同氏は、強硬派が求めていた議長解任の手順を容易にする案を受け入れるなどして懐柔を図ったが失敗した。

上院(定数100)は民主党が51議席を獲得。後に1人が同党系無所属に回ったが、多数派は維持している。上院議長はハリス副大統領が兼務する。

6766チバQ:2023/01/05(木) 11:15:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2889922275bf34071f974ee825fa0f0f2224b23
米下院、6回投票経ても新議長決まらず…トランプ氏の呼びかけも事態打開につながらず
1/5(木) 10:33配信


読売新聞オンライン
3日、米連邦議会議事堂で、下院議長選の投票を見守る共和党のマッカーシー氏(手前中央)=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】新議会が始まった米下院(定数435)では2日目の4日も、新議長を決める選挙が行われた。多数派の共和党から造反者が相次ぎ、過半数に届かない状況は変わらず、再投票が繰り返された。計6回の投票を経ても新議長が決まらない異常事態に陥り、議長選出は5日以降に持ち越された。

 4日は3回の投票が行われた。議長就任が有力視されていた野党・共和党のケビン・マッカーシー院内総務の得票は、いずれも201票にとどまった。選出には有効投票の過半数が必要だが、保守強硬派の議員ら20人が別の議員への投票を続けた。更に前日までマッカーシー氏を支持していた1人が棄権に転じ、状況は悪化している。

 造反者の中には、共和党に強い影響力を保つトランプ前大統領と近い議員も多い。トランプ氏は今回の議長選で関係が良好なマッカーシー氏を推しており、4日朝には、SNSで「全員でケビン(・マッカーシー氏)に投票しよう」と呼びかけたが、事態の打開にはつながらなかった。

 民主党は全212人が、ハキーム・ジェフリーズ院内総務に6回とも投票した。バイデン大統領は4日、訪問先のケンタッキー州で記者団に「議会が機能しないのは恥ずべきことだ。世界で最も偉大な国で、どうしてこんなことになるのか」と述べ、足並みの乱れが露呈している共和党をやゆした。

6767OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 13:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信


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毎日新聞
次期下院議長選の投票が行われる中、耳を傾ける米下院の共和党のケビン・マッカーシー氏(左)=ワシントンで2023年1月3日、AP

 米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。

 中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。

 議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。

 続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟(フリーダム議連)」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。

 マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。

 保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。

 連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】

6768OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 22:37:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb73c115b553e70c86863d9c64a0d42d865993e0米下院議長選、3日目突入へ 共和内紛やまず異常事態
1/5(木) 20:33配信

時事通信
トランプ前米大統領=2022年11月、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦議会下院(定数435)では4日、前日に続き議長選挙の投票が行われた。

 多数派を握った共和党の内紛のあおりで、計6回の投票を経ても決着せず、再び休会となった。下院は議長不在で稼働できないまま、3日目に突入する異常事態に陥っている。

 「合意には至っていないが、前進した」。共和党議長候補のマッカーシー院内総務は、4日夜も造反議員の説得を続けた。造反組は既得権益層を敵視するトランプ前大統領の路線に近く、執行部と対立。議長解任動議のハードルを下げる規則改正案や、委員長ポストの配分などを巡って交渉が続いている。

 トランプ氏も4日朝、「マッカーシー氏に投票する時だ」と呼び掛け、事態の沈静化に回った。しかし同日に3回行われた投票で、20人の造反組は態度を変えなかった上、1人が白票を投じ前日より後退する結果に。「鶴の一声」で存在感を示したかったトランプ氏だが、かえって影響力の低下を露呈した。

 民主党は共和党の混乱を「歓迎」(米紙)し、高みの見物を決め込んでいる。バイデン大統領は「恥ずかしい。世界が見ている」とあきれた様子でコメント。ある下院議員は娯楽映画でも見るかのように、ポップコーンを抱えて議場に向かう自身の写真をツイートした。

 だが共和党の分裂が続けば、法案や予算案で超党派の合意形成は一層難しくなる。とりわけ造反組は「米国第一」を掲げ、連邦政府の支出拡大に反対する勢力。仮にマッカーシー氏が議長に就任しても、党内をまとめられない場合、ウクライナ支援や債務上限引き上げなどの重要な課題で政権が壁にぶち当たる恐れがある。

6769チバQ:2023/01/07(土) 00:24:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_WSWVZABWEJLCHKVD5YACEHNXYM.html
迷走続く共和党、保守強硬派が造反 米議会襲撃2年
2023/01/06 19:59産経新聞

米国で2021年1月、共和党のトランプ大統領(当時)の支持者らが大統領選の結果を覆そうと、連邦議会議事堂を襲撃した事件から6日で2年。バイデン大統領は式典で演説し、暴徒対応に功績のあった元警官らに勲章を授与する。しかし、米国政治が民主主義の根幹を揺るがせたこの事件から立ち直ったとはいえない。下院では共和党の保守強硬派が造反し、11回の投票を経ても議長を選出できない異常事態が続く。

議会襲撃事件を巡っては、民主党主導の下院特別委員会が1年半近い調査で1千人以上から聞き取りを行った。昨年6月以降の公聴会は10回を数える。12月にはトランプ氏の刑事責任を問うよう司法省に勧告。最終報告書は、トランプ氏やその周辺が大統領選で不正があったとの虚偽主張を繰り返し、政権交代手続きの妨害や支持者らへの扇動を行ったと糾弾した。

事件は多くの有権者に民主主義が揺らいでいるとの危機感をもたらした。11月の中間選挙は与党・民主党に不利なインフレ下で行われたにもかかわらず、共和党がかろうじて下院を奪還するにとどまった。無党派層がトランプ氏の不正主張を嫌悪したことが一因だ。

それでも共和党内の危機意識は薄い。米クイニピアック大が12月に行った世論調査によると、トランプ氏を「好ましい」と回答した人は共和党支持層で71%に上り、民主党支持層の3%、無党派層の25%を大きく上回った。次期大統領選への出馬を宣言しているトランプ氏はなお、共和党内で根強い人気を保つ。

議会襲撃から2年の節目を前に、民主主義を巡る別種の問題も顕在化した。今月3日に新会期が始まった下院で、共和党のマッカーシー院内総務が議長に選出されることを阻止し続けている同党の保守強硬派の存在だ。

保守強硬派は敵対する民主党だけでなく、マッカーシー氏をはじめとする党内のベテラン政治家をも打倒すべきエスタブリッシュメント(既得権益層)とみなす。その支配を打破することが「有権者の望み」だと主張している。下院では議長が選出されないまま3日間が浪費された。

同派はトランプ氏に近い「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」のメンバーらで構成され、ほとんどが20年大統領選での不正主張を共有する。それにもかかわらず、マッカーシー氏を支持するよう求めるトランプ氏の呼びかけに応じていない。つまり、トランプ氏は実のところ、自身に忠実な議員さえ十分には制御できていない。

共和党の保守強硬派は、議会襲撃事件を清算しないまま、既得権益層の打破を盾に政治的停滞を生み出している。(ワシントン 大内清)

6770OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 18:32:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20230107k0000m030180000c.html
米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩
2023/01/07 17:21毎日新聞

米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩

米下院議長に選出された共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏=ワシントンで2023年1月7日、ロイター

(毎日新聞)

 米連邦下院は新会期5日目となる7日未明も下院議長選を続け、15回目の投票で共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)を議長に選出した。トランプ前大統領に近い党内の保守強硬派の一部が造反し、マッカーシー氏は当選に必要な票の確保に苦慮していたが、議長解任動議案の提出要件緩和や委員会ポストの配分などで造反議員に譲歩し、ようやく「権力の空白」に終止符を打った。

 議長選出までに10回以上の投票を要したのは164年ぶりで、投票回数は連邦議会が設置された1789年以降で5番目の多さだった。

 下院議長選では、候補の得票数が当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に達するまで投票が繰り返される。新会期開始時点の議席数は共和党222、民主党212、欠員1で、マッカーシー氏が本命だったが、共和党の保守強硬派の20人前後が党の他候補への投票を続け、議長を選出できない異常事態になっていた。

 6日の13回目の投票では、造反議員は6人にまで減少。14回目では、最後まで態度を保留していた共和党のゲーツ氏がマッカーシー氏に投票すれば決着するところまでいったが、ゲーツ氏は棄権。一度は9日まで休会する動議案が提出された。

 しかし、議場内での造反議員への説得が奏功。一転して行われた15回目の投票では造反議員6人が棄権して当選ラインが215票まで下がり、216票を確保したマッカーシー氏が当選した。

 米メディアによると、マッカーシー氏は、各議員が単独で議長解任動議案を提出できる規則の4年ぶりの復活、議案審査で強い権限を持つ議事運営委員会への保守強硬派の選任、議案採決前の72時間以上の検討時間確保など、造反議員らの要求を「丸のみ」した上で、個別に説得した。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、2019年から党下院トップを務めてきた。15年に下院議長を目指した際に保守強硬派の反対で断念した経緯があり、今回は8年越しの悲願をかなえる形となった。元々は融和を重視する調整型だが、近年は議長を目指すために党内で根強い影響力を持つトランプ氏に接近していた。

 ただ、議長選の過程で造反議員らに妥協したことで、マッカーシー氏の立場は弱くなった。今後も共和党内から6人が離反し、民主党の全議員(212人)と組めば、議長解任を決議できる状況が続く。議案審議を巡って、保守強硬派が議長解任動議案提出をちらつかせて圧力をかけるリスクがある一方で、保守強硬派に譲歩を重ねれば中道派から不満が強まる展開も予想される。

 一連の政争では、保守強硬派を支持基盤とするトランプ氏の影響力の低下もみられた。トランプ氏は大統領退任後も連携を続けてきたマッカーシー氏への投票を呼びかけたが、トランプ派はマッカーシー氏への支持派と反対派に分裂。トランプ氏も説得に乗り出したが、すぐには翻意させられなかった。

 下院は議事を始める前に議長を選出するのが慣例となっており、機能停止に陥っていたが、新会期5日目にしてようやく正常化した。共和党は多数派を奪還した下院を舞台に、バイデン大統領(民主党)の次男ハンター氏と外国企業との癒着などの不正疑惑や、国境管理の混乱、新型コロナウイルスへの対応などを巡って、バイデン政権への追及を強める構えだ。中国に関する特別委員会も設置し、経済や安全保障など広範な分野で中国への対策を強化するよう政権に圧力をかけるとみられる。【ワシントン秋山信一】

6771OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:31:20
https://mainichi.jp/articles/20230109/k00/00m/030/135000c
トランプ氏、党内の存在感に陰り 「大統領選の本命」空回り次々

毎日新聞 2023/1/9 18:59(最終更新 1/9 19:42) 有料記事 1874文字

 2024年の次期大統領選に向けて、真っ先に出馬表明した共和党のトランプ前米大統領の空回りが目立っている。党内で支持表明の動きが広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。

中間選の「敗北」、離れた支持
 「あと10日待てば、下院の多数党である共和党が、もっと良い歳出法案にしていたはずだ」。トランプ氏は昨年12月26日、自身のソーシャルメディアで、2023会計年度(22年10月〜23年9月)の歳出法案の採決で賛成に回った上院の共和党指導部を批判した。

 トランプ氏は、共和党が下院の主導権を握る23年1月3日からの新会期まで審議を先送りし、民主党のバイデン政権を揺さぶる戦略を提唱していた。しかし、昨年11月の中間選挙でトランプ派の候補が上院選の接戦区で相次いで敗れたことを受けて、上院では「トランプ氏離れ」が加速しており、歳出法案も超党派の妥協が成立して12月23日に可決。年明けの下院議長選では、トランプ氏が党議長候補のマッカーシー氏への支持を呼びかけたが、トランプ派の下院議員の一部が造反。15回目の投票でようやくマッカーシー氏が当選したが、最後まで支持を拒んで投票を棄権した議員も出て、トランプ氏の影響力の低下を露呈した。

 中間選挙直後に大統領選出馬を表明して以降、トランプ氏はつまずきが目立つ。共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。

 11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。12月上旬には、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らからも非難され、「大規模な不正があれば、…

6772OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:42:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224232?rct=world
でたらめ経歴に小切手詐欺容疑も...アメリカ下院の共和党新人ジョージ・サントス氏 辞職は否定
2023年1月8日 19時54分
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)

 【ワシントン=吉田通夫】15回の投票を経て決着した米議会下院の議長選の陰で、共和党の新人ジョージ・サントス氏(34)に注目が集まっている。昨年11月の中間選挙で東部ニューヨーク州の民主党現職を破ったものの、経歴がでたらめで、国外の刑事事件の捜査対象になっていることも発覚。しかし、共和党指導部は沈黙したままだ。
 「うそつき」。議長選で投票したサントス氏は、民主党議員からスペイン語のやじを浴びた。時折、トランプ派や保守強硬派の議員と話すものの、近寄る議員は少ない。
 米報道によると、同氏が選挙前、ホームページやインタビューで示した学歴や金融大手企業での勤務歴などは、全てうそだった。「団体をつくって2400頭のイヌと280匹のネコを救助した」など、虚飾は細かく具体的だ。
 報道で暴かれると、昨年12月の保守紙のインタビューで「脚色した」と謝罪した一方、「選挙活動では経歴には触れていない」と辞職を否定した。
 だがその後も、ブラジルの捜査当局が2008年の詐欺事件の容疑者として、サントス氏の捜査を再開すると報じられた。盗んだ小切手を使った疑いがあり、所在不明で捜査を中断していたという。さらに米当局も、虚偽情報の公表について調査する可能性がある。
 訴追されれば、除名のための懲罰動議が発議される可能性があるが、共和党が多数の下院で、除名に必要な3分の2の賛成票が集まるかは不透明だ。共和党としての処分についても指導部は沈黙を続けている。

6773OS5(旧チバQ):2023/01/12(木) 21:59:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/01d3e8a14008c5433b8d08d8c33f9c6a5df4a83a
バイデン氏側近、別の場所からも機密文書発見 米報道 共和党が追及
1/12(木) 13:20配信

 バイデン米大統領(民主党)が副大統領だったときの機密文書が私的なオフィスから見つかった問題で、米NBCニュースは11日、バイデン氏の側近が新たに別の場所からも機密文書を見つけたと報じた。相次いで機密文書の取り扱いをめぐる問題が発覚したことで、共和党は追及する姿勢を強めている。

 NBCニュースによると、最初に機密文書が見つかったシンクタンク「ペン・バイデン・センター」のオフィスとは別の場所で、少なくとも一式の機密文書が追加で見つかったという。最初の文書の発見以降、側近が、他にも文書がないか探していたとの関係者の話も伝えている。

 最初の機密文書は約10点で、発見が伝えられたのは9日。メキシコ外遊中の10日の記者会見で質問を受けたバイデン氏は「機密文書や機密情報について深刻にとらえている。あのオフィスに政府文書が持ち込まれていたことに驚いた。文書の中身は分からない」と釈明した。

 ホワイトハウスのジャンピエール報道官は11日の記者会見で「さらなる詳細は適切なときに提供する」と述べたが、直後に新たな機密文書についての報道があった。

朝日新聞社

6774OS5(旧チバQ):2023/01/13(金) 17:20:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/40313ce6c7fd2b29c406c12e00896c37ecaa6676
バイデン氏に打撃 機密文書持ち出しで特別検察官任命
1/13(金) 9:03配信


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産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領が副大統領在任当時の機密文書が同氏の個人事務所などで見つかった問題で、ガーランド司法長官は12日、政権から独立して捜査を行う特別検察官に元連邦地方検事のロバート・ハー氏を任命したと発表した。共和党のトランプ前大統領による機密文書の持ち出し問題でも昨年11月に特別検察官が任命されており、現職と前任の大統領が並行して捜査を受ける異例の事態となった。

機密文書の持ち出しでトランプ氏を批判してきたバイデン氏が似たような問題で捜査の対象になったことで、同氏と政権への打撃となるのは必至だ。下院多数派の共和党は、バイデン氏が近く再選出馬を表明するとみられる来年の大統領選も視野に、議会での追及を強めていく構えだ。

特別検察官の任命に先立ち、ホワイトハウスの法律顧問は同日、東部デラウェア州ウィルミントンにあるバイデン氏宅の一室やガレージから新たに数件の機密文書が見つかったと発表した。首都ワシントンにあったバイデン氏の個人事務所で昨年11月に10件の機密文書が見つかったのを受け、同氏の弁護士らが自宅などを捜索したところ見つかった。文書の詳細は不明。

バイデン氏は12日、記者団に「私は機密文書(の取り扱い)を重要なものと考えている」と述べ、司法省などによる調査に全面的に協力してきたと強調した。ジャンピエール大統領報道官は同日の記者会見で、バイデン氏は文書が自宅にあったことを「知らなかった」と語った。

特別検察官に就いたハー氏は、2018〜21年にトランプ氏の任命で東部メリーランド州の連邦地方検事を務めた。証人の召喚や起訴の判断などで広範な権限が与えられる。

一方、トランプ氏は同日、自身の交流サイト(SNS)への投稿で、「私に関連する特別検察官の捜査をすべてやめさせろ」と訴えた。トランプ氏に近い共和党のジョーダン下院議員はFOXニュースに対し、この問題でトランプ氏が連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたと指摘し、バイデン氏が強制捜査を受けないのは「二重基準だ」と主張した。

6775OS5:2023/01/18(水) 09:40:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d75617e41a39236a010322749fdf283cb4ae9fa
落選した共和党元候補の男を逮捕 米民主党議員の自宅に銃撃依頼か
1/18(水) 9:23配信
 米南西部ニューメキシコ州のアルバカーキ警察は16日、民主党の州議会議員ら4人の自宅を銃撃させたとして、共和党の元州下院議員候補ソロモン・ペニャ容疑者を逮捕した。警察によると、ペニャ容疑者は4人の男に金を払い、議員らの自宅を銃撃させた疑いがあるという。

 警察によると、男らは昨年12月から今月3日にかけて、州議会の下院議長ら4人の自宅に銃を撃ち込んだ。うち2回は、10発以上の銃弾を撃ち込んだという。けが人はなかった。米メディアによると、狙われた住宅の一つでは10歳の少女が就寝中だったという。

 ペニャ容疑者は昨年11月の中間選挙で、共和党の州下院議員候補として立候補して落選した。警察によると、ペニャ容疑者は選挙後の昨年11月、今回狙われた州上院議員らの自宅を訪れ、選挙で不正があったことを示唆する書類を議員らに渡していたという。

朝日新聞社

6776OS5:2023/01/18(水) 10:56:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/74e795374412e0fd2426b3975ce67fc8dbe41326
トランプ氏、サウスカロライナ州で選挙イベント 大統領選向け始動へ
1/18(水) 10:32配信
 トランプ前米大統領(共和党)は17日、2024年の次期大統領選に向けて、1月28日に南部サウスカロライナ州で同州の選挙チームの立ち上げイベントを開くと発表した。トランプ氏が22年11月に大統領選への出馬を表明してから、公の場で選挙関連のイベントを開くのは初めてとなる。

 サウスカロライナ州は共和党の候補指名レースで序盤の注目州の一つで、トランプ氏は16年の大統領選の予備選で勝利していた。28日のイベントには、トランプ氏に近い同州選出のグラム上院議員やマクマスター州知事らが同席する。

 24年大統領選を巡っては、共和党からトランプ氏以外に立候補を表明した主要候補はいないが、サウスカロライナ州選出のスコット上院議員や元州知事のヘイリー元国連大使らも候補者として名前が挙がっており、トランプ氏は先手を打って同州で基盤を固めたい考えだ。【ワシントン秋山信一】

6777OS5:2023/01/20(金) 23:18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e47b1777a22d89216c6072df8a6a96db8ad689e
バイデン氏就任2年 2024年大統領選へ視界不良 機密文書持ち出し問題が足かせに
1/20(金) 16:07配信
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領(80)は20日、就任から丸2年を迎えた。同氏にとって今年は、2024年大統領選での再選に向けた地ならしとして重要な意味を持つ。ただ、今月に入って発覚した機密文書持ち出し問題が大きな足かせに。下院の多数派を握る共和党が対決姿勢を先鋭化させる中、任期後半に入ったバイデン氏の政権運営が一層困難になるのは避けられない。

米CBSテレビは19日、バイデン氏周辺の話として、同氏が2月7日に予定される一般教書演説後の早い時期に、出馬宣言を計画していると伝えた。

バイデン氏は昨年11月の中間選挙の結果を受けて勝利への自信を深めていた。インフレの逆風にさらされ与党・民主党の惨敗も予想されながら、20年大統領選での敗北を認めない共和党のトランプ前大統領(76)とその支持勢力を「民主主義の敵」と位置づけたことが奏功。上院では多数派を維持することに成功したためだ。

しかし今月に入り、再選に向けた動きにほころびが出た。バイデン氏の自宅や個人事務所で副大統領時代の機密文書が見つかったことが相次いで発覚し、司法省が特別検察官を任命。米CNNは17日、政権関係者の話として、バイデン氏が同問題を巡るホワイトハウスの対応に「いらだちを強めている」と伝えた。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計によると、バイデン氏の19日現在の支持率は42・8%で、不支持率を約10ポイント下回る。インフレの進行を受けて支持と不支持の差が20ポイントを超した昨夏時点よりは改善しているものの、今後の捜査状況次第で求心力低下が進む可能性は否定できない。

一方、最新の世論調査によると、共和党支持層で次期大統領選の候補として期待される政治家の1位は、出馬を宣言したトランプ氏(48%)。2位は同氏と支持基盤が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事(31%)だ。44歳のデサンティス氏が候補指名を受けた場合、高齢のバイデン氏には不利に働くとの見方は強い。

同党ではトランプ氏に近い強硬保守派が党指導部への影響力を強めており、バイデン氏の機密文書問題やメキシコ国境から流入する不法移民への対策、歳出削減などを巡って党派対立がいっそう深まるのは確実だ。他方、バイデン氏がこうした状況を「トランプ的政治」から民主主義を守るための戦いと訴え、再選戦略に組み込むことも予想される。

6778OS5:2023/01/22(日) 19:41:22
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50064.html
バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出
2023/01/22 19:22読売新聞

バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出

ロン・クレイン氏=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米主要メディアは21日、ロン・クレイン大統領首席補佐官が近く退任すると一斉に報じた。首席補佐官はホワイトハウスを総括する重要ポストで、バイデン大統領の最側近として政権内で強い影響力があった。

 報道によると、激務が続いていることを理由に本人が申し出た。退任は2月7日の一般教書演説後になるとみられる。クレイン氏は、バイデン氏の副大統領当時から副大統領首席補佐官を務めていた。

 高官の交代が相次いだトランプ前政権と異なり、バイデン政権ではこれまで、主要幹部の交代はほとんどなかった。

6779OS5:2023/01/22(日) 19:41:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50043.html?_gl=1*1d09bpe*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY3NDM4NDAzOS4xMDYuMS4xNjc0Mzg0MDgyLjE3LjAuMA..
バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃
2023/01/22 18:35読売新聞

バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃

デラウェア州の自宅で、ロシアのプーチン大統領と電話会談する米国のバイデン大統領(2021年12月30日)=AP 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領の事務所などで、オバマ政権の副大統領だった時の機密文書が見つかった問題で、米司法省は20日、デラウェア州のバイデン氏の私邸を捜索し、新たに6点の機密文書を発見した。ホワイトハウスの弁護士などが21日、明らかにした。

 現職大統領の私邸に司法当局の捜索が入るのは異例だ。バイデン氏はこれまで3度にわたり機密文書の保管が明らかになっており、2024年大統領選への再選出馬を視野に入れる中、政権運営への打撃となる。

 米メディアの報道によると、捜索は司法省が管轄する連邦捜査局(FBI)の捜査官により、任意で行われた。ホワイトハウスの弁護士が立ち会う中、約13時間をかけて行われ、バイデン氏の手書きのメモやスケジュール帳も押収された。機密文書は一部、上院議員時代のものも含まれていた。

 共和党のトランプ前大統領を巡っても、FBIが昨年8月、機密文書を保管していた疑いで、フロリダ州の邸宅に令状を取って捜索した。バイデン氏はトランプ氏の機密文書問題を批判してきただけに、共和党が今後、バイデン氏をさらに厳しく追及するのは必至だ。

6780OS5:2023/01/30(月) 00:35:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASR1Y3V4WR1YUHBI002.html
トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く
2023/01/29 22:00朝日新聞

トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く

28日、ニューハンプシャー州の共和党の集会で話すトランプ前大統領=AP

(朝日新聞)

 2024年の米大統領選に出馬表明している共和党のトランプ前大統領が28日、本格的な選挙活動を始めた。政治的な求心力には陰りがみえるが、共和党支持者のなかでの人気は底堅い。民主党を含め、立候補を正式に表明した政治家はいまのところトランプ氏以外にはおらず、次の大統領選までの米国政治は依然、トランプ氏の動向を一つの重要な軸として展開する。

 トランプ氏は28日午前、東部ニューハンプシャー州の共和党の集会で演説した。「我々はここで大統領候補として歩み始める」「米国を救うため、国を破壊しようとする勢力に立ち向かう準備が整った指導者が必要だ」と述べ、トランプ氏の選挙戦を担う地元の選挙チームを紹介した。

 同じ日の午後には南部サウスカロライナ州に移動して、別の共和党集会に参加した。トランプ氏は、大統領在任中にメキシコとの国境に壁をつくる政策に取り組んだことなどを「実績」として繰り返し強調した。

 ただ、サウスカロライナ州の集会には、以前なら参加が見込まれたような複数の共和党の政治家が参加を見送った。AP通信によると、以前はトランプ支持に回った議員からも「支持の表明は早すぎる」「新たな世代のリーダーに移行する時だ」との声が出ている。

■この2州から始めた理由は

 28日にトランプ氏が訪れた二つの州はいずれも、大統領選の候補を各党が選ぶ予備選が24年の早い時期に実施される場所だ。次の大統領選に向けては、約1年後の24年1〜2月に民主、共和両党の候補を決める予備選が始まり、数カ月間、各州で予備選が続く。トランプ氏には、予備選の序盤の重要州で勝ち、勢いをつけたいとの狙いがある。

 24年夏には民主、共和両党がそれぞれ全国党大会で候補者を正式に指名。最終的な投開票で次期大統領が決まるのは24年11月だ。

 トランプ氏は22年11月の中間選挙後、直ちに大統領選への立候補を正式に表明。現時点でも、正式に出馬を表明しているのはトランプ氏だけだ。機先を制する出馬表明で共和党の他候補の動きを封じ、指名争いを優位に進めようとする思惑がうかがえる。

6781OS5:2023/02/01(水) 20:16:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ebe316c4fefdc8ba9710c46452b3f9d1a27135
共和党候補争うトランプ氏とデサンティス氏が舌戦 米大統領選
2/1(水) 10:57配信

毎日新聞
選挙に向けた集会で演説するトランプ前米大統領=米南部サウスカロライナ州で2023年1月28日、AP

 2024年の次期米大統領選を巡って、共和党候補指名レースの支持率でトップを争うトランプ前大統領と南部フロリダ州のデサンティス知事が新型コロナウイルス対策を巡って火花を散らした。1月28日に選挙運動を本格化させたトランプ氏が同州の対応を批判したのに対して、デサンティス氏は22年11月の州知事選で「共和党知事としてフロリダ史上最大の得票率で勝利した。市民の審判は既に下されている」と反論した。

 トランプ氏は28日の米メディアの取材で、新型コロナ対策の規制に慎重なデサンティス氏の立場は一貫性に乏しく、「州(の社会・経済活動)を閉鎖しなかった共和党知事もいたが、フロリダは長期間、閉鎖された。(当初は)ワクチン接種を誰よりも推進していた」と主張。後にワクチンに懐疑的な言動に転じたとして、デサンティス氏は「歴史を書き換えようとしている」と批判した。

 これに対して、デサンティス氏は31日、「あらゆる角度から私を攻撃する人々がいる。もう何年もそうだ」と余裕を見せた上で、「新型コロナのような危機対応では、公選職にある者はあらゆる判断をしなければならない。ただ、その判断に対しては市民が選挙で審判を下せる。私は(知事に)再選された」と強調した。

 トランプ氏の批判の一部は、正確ではない。フロリダ州は20年春に新型コロナの感染が拡大した際、社会・経済活動を大幅に制限したが、大半の州に先駆けて外出禁止解除やレストランの営業再開に踏み切った。当時大統領だったトランプ氏も「他州の見本になる」と評価していた。【ワシントン秋山信一】

6782OS5:2023/02/01(水) 20:22:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/660166d921adb2e9add588e11aa1f01e458ffba4
共和党ヘイリー氏、大統領選出馬表明か 米報道、インド系女性政治家
2/1(水) 20:00配信

朝日新聞デジタル
2021年6月、米アイオワ州での集会で話す共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使=AP

 2024年の米大統領選に向け、共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が立候補を表明すると1月31日、複数の米メディアが報じた。2月15日、地元サウスカロライナ州で開く集会で発表する計画という。出馬を表明すれば、共和党からはトランプ前大統領に次いで2人目となる。

 インド系のヘイリー氏は、共和党内では数が限られる著名な非白人の女性政治家として、早くから有望な大統領候補とみられていた。南部サウスカロライナ州知事を経て、トランプ前政権で国連大使を務めた。

 ヘイリー氏はトランプ氏を「友人」と呼びつつ、絶妙な距離を保ってきたと評される。20年大統領選ではトランプ氏を支持した一方、21年1月の米連邦議会議事堂襲撃事件をめぐってはトランプ氏に批判的な姿勢も示した。24年大統領選でもトランプ氏を支持すると明言していたが、最近は、自ら出馬することに前向きな発言に転じていた。

朝日新聞社

6783OS5:2023/02/02(木) 20:39:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d23ab9309f0b2dc08830231d6b622c8ed27981
宿泊1泊5万円…NY移送の〝不法移民〟への不満募る
2/2(木) 17:33配信


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産経新聞
米南部の国境地域からニューヨーク市へ送られた移民の一時滞在先となっているホテル(平田雄介撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】米ニューヨーク市のアダムズ市長(民主党)が米南部の国境地域から移送された4万人超の〝不法移民〟への対応に苦慮している。受け入れ費用は最終的に20億ドル(約2560億円)に達する見通しで、バイデン民主党政権に対策を求めた。アダムズ氏は受け入れを歓迎するが、膨大な費用がかかるのに加え、一時滞在先のホテルでの移民の振る舞いが問題化し、市民の不満は募っている。

「ホテルの部屋に調理器具を持ち込んで自炊し、カーペットが焦げた」「感染症対策を守らない」「飲酒禁止なのに大量のビールの空き缶が廃棄される」。一時滞在先ホテルの従業員は1月、米ABCテレビにこう証言し、火災発生や伝染病拡大への懸念を訴えた。

ホテルはマンハッタン中心部に位置し、宿泊費用は通常1泊400ドル(約5万2千円)以上という。「米国人でも手が届かないサービスを移民に提供するのは間違っている」(マッコーイ元ニューヨーク副知事)との不満も出ている。

移民はもともと、メキシコからビザ(査証)を持たずに米南部テキサス州などに侵入し、拘束された不法移民。米国が制裁を科す反米左派政権のベネズエラから来る例が増えている。亡命を申請し、一定の条件を満たすと判断されれば、申請に対する決定が出るまで、合法的な一時滞在が認められる。

不法移民に寛容なバイデン政権の発足後、一時滞在が認められやすくなると期待が高まり、不法入国を試みる人が急増した。負担の増えたテキサス州などで批判が強まり、アボット同州知事(共和党)が昨春から、政権への抗議の意思を込めて首都ワシントンにバスでの移送を始めた。

ニューヨーク市への移送は昨年8月に開始。アダムズ氏は昨秋の中間選挙を前に、「ニューヨークは移民の街だ。常に新たな移民を歓迎する」と述べる一方、アボット氏を「思いやりの心がない」と批判するなど、移民政策は党派対立を色濃く反映した課題となっていった。

米公共ラジオなどの8月時点の全米調査では、「南部国境が侵食されている」と答える成人が半数を超えた。ニューヨーク在住の20代女性も「本音を言えば心地よいわけではない」と話す。

ニューヨーク市の負担は移民用の食事確保や教育支援などで増加の一途をたどり、アダムズ氏は非常事態を宣言。今年1月にはバイデン大統領に続き、テキサス州国境付近の街エルパソを視察した。2人の視察は「現場に来て実態を知るべきだ」とアボット氏が訴えていたものだ。

対策に窮するアダムズ氏は視察後、「移民を全米各地に分散する計画を立ててほしい」とバイデン政権に要望。移民支援の活動家は、政権の対応に期待を寄せる。

ただ、たらい回しにされることに嫌気がさす人もいるようだ。子供2人を連れてベネズエラからニューヨークにたどり着いたダビッド・ガストロさん(34)は1日、取材に対し「カナダの(最大都市)トロントに行きたい。米国よりも移民に寛容なイメージがあるからだ」と話した。

6784OS5:2023/02/11(土) 22:09:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/47814b4e397dd0d4123d397f2b16389fc7700771
バイデン氏、共和批判を封印 2期目へ「やり残した仕事」 米一般教書演説で実績誇示〔深層探訪〕
2/11(土) 8:31配信

時事通信
7日、ワシントンの米連邦議会で、一般教書演説を行うバイデン大統領(AFP時事)

 バイデン米大統領は7日の一般教書演説で、下院多数派を握る野党共和党への批判を封印し、議会との融和姿勢を演出した。過去2年の実績を誇示しつつ、「残した仕事がある」「やり遂げよう」と協力を促したバイデン氏。視線は2024年大統領選をにらんだ再選戦略へと移る。

 ◇秋波に冷たい対応
 「新議長を祝福したい」。バイデン氏は演説冒頭、1月に就任した共和党のマッカーシー下院議長とがっちり握手を交わした。1時間超の演説では、就任時から掲げる「団結」のメッセージをちりばめ、昨年の中間選挙前に鬼の形相で共和党「トランプ派」を攻撃した姿は影を潜めた。

 超党派の演出に徹したのは、下院多数派を失った今、共和党の協力なしに法律や予算を通じた政策が実現できないためだ。だが、ホワイトハウス奪還を目指す共和党に取り合う気配はない。演説中には共和党席からたびたびやじが飛ぶ。債務不履行(デフォルト)回避に向け、無条件の債務上限引き上げを求めるバイデン氏に対し、マッカーシー氏は「歳出見直しが条件」との立場を崩していない。

 下院の各委員会は、政権の新型コロナウイルス対策や移民政策などの検証に次々と着手。協力どころか対決ムードが強まっている。

 ◇経済再生に自信
 演説では政権2年の実績を強調した。「1200万人の新規雇用を生み出した。どの大統領の4年間よりも多い」。バイデン氏が誇るように、1月の米失業率は3.4%と、53年ぶりの低水準を記録。家計を苦しめた物価高も、6カ月連続で勢いが鈍化している。

 バイデン氏は副大統領時代の機密文書を自宅などに持ち出していた問題で、ずさんな管理が批判を浴びた。だが、各種世論調査の平均支持率は7日現在、44.2%と底堅く推移し、大きな政治的打撃とはなっていない。

 中間選挙で上院多数派を維持する「善戦」をしたバイデン氏に対し、与党民主党内に有力な対抗馬擁立の動きはみられない。24年大統領選への立候補表明は時間の問題とみられている。

 ◇広がらぬ支持
 だが、有権者の間に「2期目」への期待は広がっていない。シカゴ大などが1月末に実施した世論調査で、バイデン氏の再選出馬を支持したのは全体でわずか22%。民主党支持層に限っても37%にすぎない。ワシントン・ポスト紙などによる1〜2月の世論調査では、バイデン氏の実績を計62%が「あまりない」「ほとんど、あるいは全くない」と批評した。

 最大の課題は、80歳という年齢とカリスマ性の欠如。「成果」と誇るインフラ投資法などの経済政策はいずれも即効性がないため、有権者が恩恵を実感しづらい点もネックとなっている。演説を終えたバイデン氏は、翌8日にウィスコンシン州、9日にフロリダ州など大統領選のカギを握る重要州を回り、支持層への浸透を急ぐ構えだ。(ワシントン時事)

6785OS5:2023/02/15(水) 19:34:46
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230214-OYT1T50199/
米大統領選出馬、ヘイリー元国連大使が表明…脱トランプ氏へ「今こそ新世代のリーダーを」
2023/02/14 22:23
 【ワシントン=淵上隆悠】米共和党所属でサウスカロライナ州前知事のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が14日、2024年の次期大統領選への出馬を正式に表明した。トランプ前大統領に続き、共和党で2人目の有力候補となる。


 ヘイリー氏は自身のツイッターなどに動画を投稿し、「今こそ新世代のリーダーが必要だ。国境を守り、国を強くする」と訴えた。15日にはサウスカロライナ州で会合を開き、直接支持者に伝える予定だ。

 ヘイリー氏はインド移民を両親に持ち、同州議会議員を経て11年に州知事に就任した。トランプ前政権下の17〜18年には国連大使を務めた。以前は「トランプ氏が出馬するなら出ない」と公言していたが、共和党内でトランプ氏の求心力が低下していることを受け、出馬を決断したとみられる。

6786OS5:2023/02/15(水) 19:35:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231329
ヘイリー元国連大使が米大統領選に出馬を表明 トランプ氏に続き共和党2人目 インド系移民で知事経験
2023年2月15日 18時32分
ニッキー・ヘイリー氏(AP)
ニッキー・ヘイリー氏(AP)

 【ワシントン=吉田通夫】米国のトランプ前政権で国連大使を務めた共和党のニッキー・ヘイリー氏(51)が14日、2024年の次期大統領選に出馬する意向を表明した。出馬表明はトランプ前大統領に続き2人目。まずは共和党を代表する候補の座を勝ち取るため、予備選や党員集会など党内の競争に挑む。
 ヘイリー氏は南部サウスカロライナ州出身のインド系移民で、下院議員を経て17年まで同州知事を務めた。14日に選挙活動用のウェブサイトを立ち上げ、動画で「今こそ新世代のリーダーが財政的責任を再認識し、国境を守り、国や誇りを強化するべきだ」と訴えた。
 共和党ではこのほか、トランプ氏に対する最も有力な対抗馬とみられている南部フロリダ州のロン・デサンティス知事らの出馬が取り沙汰されている。トランプ氏は、自身の支援でデサンティス氏は州知事選に当選できたとして「大統領選に出馬するなら大きな背信行為だ」などと強い警戒感を示している。
 民主党は、バイデン大統領が出馬表明の時期を探っている。

6787OS5:2023/02/15(水) 19:35:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231296?rct=world
アメリカ連邦議会から「中道派」が消えた 保守とリベラルの二極化が進むわけとは
2023年2月15日 17時00分
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影

 保革の二極対立が進む米国で、連邦議会でも中道派や穏健派と呼ばれる「真ん中」の議員が減少。国家の工業化か農業保護かで二極化した、1920年ごろの分裂状態に逆戻りしたとの分析もある。選挙区の境界を、リベラル派住民の多い地域と保守派住民の多い地域に沿って変更したことによって、双方に配慮できる議員が減ったことなどが背景とされる。(ワシントン・吉田通夫)
◆1920年以来の分断国家に

 超党派の中道派下院議員でつくる「問題解決協議会」は、2017年に約50人で結成され、21年に58人に増えた。しかし昨年の中間選挙を経て、米メディアによると、現時点で38人に減った。下院民主党の中道派議員でつくる「ブルードッグ」は08年の64人をピークに減少傾向が続き、昨年の中間選挙により、7人と過去最低に落ち込んだ。
 米国では、中道派や穏健派の議員の割合を測る手法の一つに、大統領選と同時に行われる下院選で、過半数を獲得した大統領候補の所属政党とは異なる政党の候補が当選した選挙区を数える手法がある。
 例えば、大統領選では民主党候補が過半数の票を獲得したのに、下院選では共和党候補が当選した選挙区だ。これはリベラル派と保守派の有権者が混在する選挙区で、当選した下院議員は双方に配慮した中道派の可能性が高い、という理屈だ。
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供

 米シンクタンクのブルッキングス研究所がまとめた16年までのデータに、独自集計で20、22年も加えたところ、20年の大統領選ではこうした選挙区の割合は3.7%にとどまり、1920年の3.2%に次ぐ低さだった。内戦に陥った南北戦争(1861〜65年)後の混乱に続き、米政治史でも二極対立が激しかった時期として知られる時代に逆戻りした形だ。
 中道派議員の減少について、米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授(政治学)は、共和党が米南部で支持基盤を強化するに従い、1990年代から民主党の保守派が共和党に移籍するなどして二極化が始まったと解説する。
◆自党に有利な選挙区境界の書き換えも二極化加速
 民主党や共和党の候補が安全に当選できるよう、リベラル派と保守派の多い区域に沿って、選挙区の境界を書き換える「ゲリマンダー」も二極化を加速。保革が入り交じった選挙区が減り、各候補が党派的な立場を強めた。ビンダー氏は「特に、共和党の支持層が多い州で、かなり自党に有利な区割りの変更が行われた」と指摘する。
 さらに、16年のトランプ前大統領の登場が選挙から遠ざかっていた保守強硬派を掘り起こしたことも、二極対立に拍車をかけた。
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP

 議会は二極対立により、立法に苦心している。下院の過半数を握った共和党は、極端な立場をとる保守強硬派が影響力を強めた。バイデン政権下の政府の手元資金を枯渇させるため、新たな国債発行をできないようにする方針をほのめかすなど、世界経済の混乱も辞さない構えだ。
 保守強硬派は共和党の主流派に対しても牙をむき、下院議長選で造反して100年ぶりの再投票に持ち込んだ。民主党中道派のエリッサ・スロトキン下院議員は本紙の取材に、保守強硬派は「共和党自身をも混乱させる存在だと明らかになった」と指摘。「共和党が自分たちの通したい法案があるなら(自党の保守強硬派ではなく)われわれ民主党の中道派に支持を求めることになるのではないか」と、中道派の存在感強化に腐心する。
 しかし、共和党中道派のピーター・メイジャー下院議員は「多数派の議員になると、あまり譲歩したくなくなる」と課題を指摘。「(民主党と)協力可能な分野は多くあるが、そのためには信頼関係を築かなければならず、議会の二極対立が激しいと難しい」と語った。

6788OS5:2023/02/21(火) 10:50:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/66d7bbbfc527b12355c730fe2e215a05d9e1dab7
バイデン氏、列車でポーランド着 キーウへ移動10時間、滞在5時間
2/21(火) 9:55配信
 ウクライナの首都キーウ(キエフ)を20日に電撃訪問したバイデン米大統領は同日夜、列車でポーランド南東部に到着した。「前例のない歴史的な訪問(同行したサリバン大統領補佐官)」として極秘にされていた行程も同行した米記者によって明らかになった。バイデン氏は21日、ポーランドのドゥダ大統領と会談した後、演説する予定だ。

【写真】ウクライナへの侵攻、許してはいけない一線について語る東野教授

 同行記者によると、バイデン氏は航空機で19日午前4時15分にワシントン郊外のアンドリュース空軍基地を出発。米国内でしばしば使用される小型の空軍C―32航空機に搭乗した。

 バイデン氏は、ドイツ西部の米空軍基地を経由し、ポーランド南東部の空港に19日午後8時前に到着した。バイデン氏を乗せた車列はサイレンを鳴らすことなく、ウクライナ国境に近いプシェミシルの駅に向かい、バイデン氏は8両編成の列車に乗り換えた。通常、大統領の外国訪問には数十台の長い車列をなすのが定番だが、今回は同行者も限られ、サリバン氏ら数人の政府高官や医療チーム、警護要員ら少人数に限定されていたという。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/34b7acc77d46405a652948e9b50fcf044657cde1
民主主義陣営の結束訴え バイデン米大統領がポーランド訪問
2/21(火) 7:06配信
 【ワルシャワ時事】ウクライナを予告なしに訪れたバイデン米大統領は20〜22日の日程でポーランドを訪問し、ロシアに対抗するため民主主義陣営の結束を改めて呼び掛ける見通しだ。

 ロシアのウクライナ侵攻から1年の節目を控えて演説を行うほか、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する東欧諸国の首脳らとも会談する。

 バイデン氏はポーランドでドゥダ大統領と会談した後、21日夕(同22日未明)にワルシャワの旧王宮で演説を行う。

 バイデン氏は昨年3月にも同じ場所で演説し、ロシアのプーチン大統領に関し「権力の座にとどまるべきではない」と非難した経緯がある。国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、今回は「自由と民主主義を守るウクライナの人々を支援するため、米国がいかに世界をまとめてきたかについて演説する」と語った。

 NATO加盟の東欧諸国首脳との会談では、米国による防衛への関与を改めて表明する。ポーランドのモラウィエツキ首相は19日の米CBSテレビのインタビューで「バイデン政権と米軍駐留を恒久化し、部隊を増やすことを協議しているところだ」と明らかにした。

 ポーランドはウクライナの隣国で、多くの難民を積極的に受け入れてきた。欧米諸国による支援の物流拠点でもあり、バイデン氏は今後の連携についても話し合うという。

6789OS5:2023/02/21(火) 10:50:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa10342499d9c6512e55d26d72304bdaf7c860b5
ポーランドから鉄道10時間 バイデン氏のキーウ訪問、異例の旅程
2/21(火) 6:30配信


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毎日新聞
聖ミハイル大聖堂の前を歩くバイデン米大統領(左)とウクライナのゼレンスキー大統領=ウクライナの首都キーウで2023年2月20日、ウクライナ大統領府提供・ロイター

 バイデン米大統領は20日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問した。米大統領は通常、警備の観点から、外国を訪問する際でも専用の航空機やヘリコプター、車両を使うが、今回は9時間半の鉄道利用など異例の旅路となった。

【写真特集】記者が見た戦禍の日常

 バイデン氏は当初、米東部時間20日夕に米国を出発し、ウクライナの隣国ポーランドに向かう予定だった。しかし、17日、数カ月間検討してきたキーウ訪問を決断。バイデン氏は19日午前4時15分(以後は全て現地時間)に大統領専用機(エアフォースワン)で秘密裏に米ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地を出発した。19日夜にメディアに伝えられた予定では、バイデン氏はまだ米国にいて「20日夕に出発」と説明されていた。

 各メディアを代表して取材する2人の記者には17日に訪問が伝えられ、大統領のキーウ到着まで秘密を保持することを約束し、携帯電話も取り上げられた。米政府が同行記者に集合時間などを知らせたメールの件名は「ゴルフ大会への到着に関する手引」だった。

 専用機は約7時間後にドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着して給油。1時間16分後に再び飛び立ち、午後7時57分にポーランド南東部ジェシュフの空港に到着した。バイデン氏は2022年3月にもジェシュフを訪れ、駐留米兵らを激励したことがある。

 その後、バイデン氏の車列は高速道路で移動。米大統領の車列は米国内ではサイレンを鳴らしながら移動することも多いが、今回は注意をひかないようにサイレンがなかった。車列は午後9時15分にウクライナと往来する列車が発着するプシェミシル駅に着いた。列車は午後9時37分に出発し、国境を越えてウクライナに入り、出発から約9時間半後にキーウの駅に到着した。副大統領時代(09〜17年)に何度もウクライナを訪問しているバイデン氏は「キーウに戻ってこられてよかった」と語った。

 米国はバイデン氏が出発する数時間前にロシアに「衝突回避」のために事前通知していた。AP通信によると、米軍はバイデン氏の訪問前から、早期警戒管制機E3や電子偵察機RC135をポーランドのウクライナ国境付近に飛ばして警戒にあたった。

 バイデン氏はキーウのマリア宮殿でゼレンスキー大統領と会談し、共同記者会見に臨んだ。市内の大聖堂周辺を2人で歩いた際には、空襲警報が鳴る場面もあった。在ウクライナ米大使館で館員らを慰労した後、午後1時10分に列車でキーウを離れた。キーウでの滞在時間は約5時間だった。

 米大統領は過去にも紛争中のイラクやアフガニスタンを事前の予告なしに電撃訪問したことがある。しかし、こうした訪問先では米軍が活動し、空港など主要なインフラを管理していた。今回はウクライナ国内に米軍の拠点がなく、米大使館も十分に活動できていない状況で訪問した点が異なる。長時間の鉄道による移動も異例だ。

 欧州各国の首脳は既にキーウを訪問し、ウクライナを支援する姿勢をアピールしている。バイデン氏がキーウを訪問したことで、主要7カ国(G7)で首脳がウクライナ入りしていないのは、日本だけとなった。【ワシントン秋山信一】

 ◇バイデン米大統領キーウ訪問の行程

■米国

19日午前4時15分(19日午後6時15分) ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地を出発■ドイツ

19日午後5時13分(20日午前1時13分) ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着、給油

19日午後6時29分(20日午前2時29分) ラムシュタイン空軍基地を出発

■ポーランド

19日午後7時57分(20日午前3時57分) ポーランド南東部ジェシュフの空港に到着、車列で移動

19日午後9時15分(20日午前5時15分) プシェミシル駅に到着、列車でキーウへ

■ウクライナ

20日午前8時ごろ(20日午後3時ごろ) キーウの駅に到着、ゼレンスキー大統領と会談

20日午後1時10分(20日午後8時10分) キーウの駅を出発、ポーランドへ

■ポーランド

20日午後8時45分(21日午前4時45分) プシェミシル駅に到着

※現地時間(日本時間)。ウクライナはポーランドと1時間の時差

6790OS5:2023/03/06(月) 18:48:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/efa3889a8fbd0d6aa8d0051c9e62d7e9893ce482
トランプ氏「宿敵」が存在感 自伝出版、大統領選へ地歩 米共和
3/4(土) 7:11配信

時事通信
米フロリダ州のデサンティス知事=2022年11月、同州タンパ(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年の米大統領選に出馬が取り沙汰される南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が、全国規模の活動を活発化させている。

 2月に出版した自伝を引っ提げ地方行脚を始めたほか、メディアにも頻繁に登場。立候補すれば現時点でトランプ前大統領の最大のライバルになるとみられ、動向が注目されている。

 「メーク・アメリカ・フロリダ(米国をフロリダ州のようにしよう)」。デサンティス氏は新著で、州統治の「成功」ぶりに自信を示した。

 19年に知事に就任し、新型コロナウイルス対策や移民問題でバイデン政権と真っ向対立。ハーバード大院卒の秀才ながら、その武闘派ぶりが保守層の心をつかんだ。76歳のトランプ氏に比べ44歳と若く、目立ったスキャンダルもない。昨年の中間選挙では大差で再選を果たし、人気を確実なものにした。

 保守系のFOXテレビが2月の世論調査で共和党支持層に大統領候補にふさわしい人物を尋ねたところ、トランプ氏が43%でトップにつけた一方、デサンティス氏が28%で追随。他候補は1桁にとどまり、現時点では事実上、両氏の一騎打ちの様相だ。

 デサンティス氏が大統領への意欲を明言したことはないが、米メディアでは6月ごろに出馬表明するとみる向きが多い。警戒を強めるトランプ氏は、デサンティス氏の名前をもじって「デサンクティモニアス(聖人ぶったやつ)」と蔑称を付け、「彼は高齢者向けの社会保障費を削ろうとしている」などと攻撃。台頭阻止に躍起となっている。

 大統領選に向けては、これまでに共和党でトランプ氏、ヘイリー元国連大使、実業家のラマスワミ氏が立候補済み。ペンス前副大統領やポンペオ前国務長官らも出馬検討が伝えられ、指名候補争いの動きが本格化しつつある。

6791OS5:2023/03/16(木) 14:27:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/456305f7366822a7d2117dcd1d24870d86cceb61
共和党議員がトランプ氏の対抗馬?への支持表明 アメリカ大統領選
3/16(木) 9:55配信
 米共和党のロイ連邦下院議員(南部テキサス州選出)が15日、2024年の大統領選に向けて、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)への支持を表明した。デサンティス氏はまだ出馬を明言していないが、トランプ前大統領(76)の有力な対抗馬と目されており、「フライング気味」の支持表明はトランプ氏と距離を置く連邦議会議員らの期待を表す動きと言えそうだ。

 ロイ氏は15日の支持者向けの声明で「次の米大統領は力強く、活気のある指導者でなければならない。より若く、しかし実績のあるリーダーが(2期)8年間の変革を米国にもたらす時だ」と指摘した。ロイ氏は、トランプ氏に近い保守強硬派「自由議員連盟(フリーダム・コーカス)」のメンバーだが、20年大統領選の落選を覆そうとするトランプ氏に反発して距離を置いた経緯がある。

 デサンティス氏は、共和党支持者を対象にした世論調査では、トランプ氏に次ぐ支持を得ている。フロリダ州知事として保守的な政策をとっており、トランプ氏の支持者からも評価が高い。2月下旬に知事としての実績をアピールする著書を出版。3月10日には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州で集会に参加するなど、出馬を視野に入れた動きを徐々に活発化させている。昨年11月に出馬表明したトランプ氏は、これまでに約30人の連邦議会議員から支持を取り付けている。【ワシントン秋山信一】

6792とはずがたり:2023/03/19(日) 00:17:52
トランプ前大統領 SNSに「21日逮捕される」と投稿 詳細触れず
2023年3月18日 22時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230318/amp/k10014013001000.html

アメリカのトランプ前大統領は、来週21日に自身が逮捕されるとSNSに投稿しました。容疑など詳しいことには触れていませんが、ニューヨークの検察が、トランプ氏と不倫関係にあったと主張する女性との問題を巡って捜査を進めています。

アメリカのトランプ前大統領は18日、自身が関係する企業が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」に「共和党の有力候補で前の大統領が来週火曜日に逮捕されるだろう」と投稿し、来週21日に自身が逮捕されるとしています。

容疑など詳しいことには触れていませんがこの情報の出どころに関して「ニューヨークのマンハッタン地区の検察の違法な情報漏えいがそれを示している」と記し、支持者らに抗議するよう呼びかけています。

トランプ氏をめぐっては、トランプ氏と不倫関係にあったと主張するポルノ女優に口止め料が支払われたとされる問題で、ニューヨークのマンハッタン地区の検察が捜査を進めています。
最新の主要ニュース7本

6793OS5:2023/03/25(土) 19:54:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc7ae5544231eaa5c534ae6892c9c834b10172f
デサンティス氏がアピール強化、「トランプ批判」も 米大統領選
3/25(土) 17:00配信

毎日新聞
ロン・デサンティス米フロリダ州知事=同州で2023年3月7日、AP

 2024年の米大統領選に向けて、共和党のドナルド・トランプ前大統領(76)の対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)が動きを活発化させている。これまでは「過大評価された政治家」といったトランプ氏の挑発を受け流してきたが、最近になって「劇場型」とトランプ氏の政治手法を批判するなど反撃を開始。党候補指名獲得に向けてアピールを強めている。

 「乞うご期待だ」。デサンティス氏は23日放送された米FOXニュースのインタビューで、大統領選への出馬に意欲をにじませた。かつては蜜月関係にあったトランプ氏との「違い」を問われると、「新型コロナウイルスへの対応がまず明確に違った。私なら(大統領首席医療顧問だった)ファウチ氏をクビにしていた」と発言。ファウチ氏は保守派から「行動規制推進派の象徴」とみられており、経済への影響を懸念するトランプ氏ともたびたび対立したが、デサンティス氏はファウチ氏を政権内にとどめた対応を批判した。

 さらに、たびたび混乱したトランプ氏の政権運営を「毎日が劇場」と皮肉り、「行政を動かすには、大きな構想を描き、取り組むべき課題に対処するのが非常に重要だ」と指摘した。保守的な政策で共通点が多い両氏だが、デサンティス氏はトランプ氏との人格や政治手法の違いを強調。トランプ氏が、「聖人ぶった」という意味の英語とデサンティス氏の名前をもじって「デ・サンクティモニアス」と個人攻撃をしていることについても「雑音に過ぎない」と一蹴した。

 トランプ氏は、デサンティス氏の発言内容が事前に報じられると声明を出し、「彼の支持率は暴落している」「彼が一番なのは、広報くらいだ」と主張。フロリダ州の新型コロナの死者数、凶悪犯罪件数などが「全米で3番目だ」と数字を挙げて批判した。フロリダ州は全米で3番目に人口が多いため、全体数を挙げて批判するのは説得力に乏しい。人口あたりの新型コロナ死者数や殺人発生件数の割合は20番目前後だ。それでもトランプ氏は「平均的な知事だというのが事実だ」と訴えた。

 トランプ氏からの攻撃が予想される中、デサンティス氏がこれまで控えてきた「トランプ批判」に打って出た背景には、支持率の伸び悩みもあるとみられる。22年11月の中間選挙でトランプ氏が推す上院選の候補が相次いで敗れたことで、共和党内で「本選で民主党に勝てる候補」としてデサンティス氏への期待感が高まった。モンマス大学の23年2月の世論調査では、2人の一騎打ちを想定した場合、共和党支持者の53%がデサンティス氏を支持し、トランプ氏(40%)を上回っていた。

 しかし、3月の調査ではトランプ氏(47%)がデサンティス氏(46%)を逆転。他の候補を含めた世論調査でも、トップを走るトランプ氏がリードを広げる例が相次いでいる。トランプ氏がデサンティス氏を一方的に批判する状態が続いていたことに加えて、ロシアのウクライナ侵攻を巡ってデサンティス氏が「『領土争い』に巻き込まれるのは米国の重要な国益ではない」と述べて共和党内から批判されたことも影響した可能性がある。

 勢いを取り戻したいデサンティス氏は、共和党が多数派を握る州議会と連携して、保守層にアピールする「実績」を重ねる方針だ。学校でのLGBTQなど性的少数者に関する教育の規制強化、周囲から見えない形で銃を携帯するための許可制撤廃、不法移民対策の厳格化といった州法の成立を目指している。

 一方で、2月に政策などをまとめた著書を出版し、3月には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州を訪問。4月には第2戦がある東部ニューハンプシャー州でも共和党の集会に参加を予定するなど、大統領選への地ならしも着実に進めている。米メディアは、5月に州議会が休会した後、出馬に関して最終判断する可能性が高いと報じている。【ワシントン秋山信一】

6794OS5:2023/03/26(日) 10:11:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/47b0a5b5d12d9deee2ebf829ecebd22e6a8715b5
米共和党「夢の布陣」はなし? トランプ氏、ライバルの起用に否定的
3/26(日) 8:53配信
毎日新聞
米国のトランプ前大統領=2022年10月1日、ロイター

 2024年の米大統領選を目指す共和党のトランプ前大統領(76)は24日、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)の副大統領候補への起用について「可能性は極めて低い」と述べた。デサンティス氏も23日にトランプ氏と組むことには否定的な考えを表明。保守層に人気が高い2人のコンビは、トランプ氏の支持者の間で「夢の布陣」との待望論もあるが、党候補指名争いが本格化するにつれてライバル関係が強まっている。


 トランプ氏は保守系のテレビ局ニュースマックスのインタビューで、デサンティス氏を副大統領候補に選ぶ可能性を問われ、「考えたこともない。共和党にはたくさんのすばらしい人物がいる。この組み合わせの可能性は極めて低い」と答えた。

 デサンティス氏も23日の同局のインタビューで、トランプ氏の副大統領候補になる可能性を問われたが、「私はおそらく(指導者として)執行するタイプの人間だ」と回答。副大統領には実質的な権限が乏しいことを念頭に、トランプ氏とコンビを組むことに否定的な見解を示した。

 24年大統領選の共和党候補指名争いで、デサンティス氏はトランプ氏の最大のライバルだが、18年の知事選の党予備選ではトランプ氏に支援を要請し、勝利につなげた経緯がある。保守的な政策やメディア敵視の政治手法など共通点が多く、トランプ氏の支持者には「まだ若いデサンティス氏は24年に副大統領候補としてコンビを組み、28年に大統領選に挑むのが良い」といった意見がある。3月上旬にトランプ氏の支持者が多く集まった「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会でも、「副大統領候補」の模擬投票でデサンティス氏は元テレビキャスターのレーク氏(53)に次ぐ2番目の人気を集めた。【ワシントン秋山信一】

6795OS5:2023/03/31(金) 07:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/feea15b4cf3f4c82e600f3552b4b4740be58c9a9
トランプ前米大統領を起訴 検察、元ポルノ女優への口止め料めぐり
3/31(金) 6:57配信

朝日新聞デジタル
トランプ前米大統領=2021年6月26日、ランハム裕子撮影

 米ニューヨーク州のマンハッタン地区検察官が招集した大陪審は30日、トランプ前米大統領を起訴することを決定した。同日、ニューヨークタイムズなど複数の米メディアが報じた。検察は2016年の大統領選期間中に、トランプ氏が元ポルノ女優に払ったとされる「口止め料」をめぐって捜査をしており、その関連の罪で起訴した模様だ。米国の大統領経験者が刑事訴追されるのは初めて。


 24年の次期大統領選に立候補を表明しているトランプ氏は検察の捜査について「魔女狩り」と批判してきた。3月18日には、SNSへの投稿で自身が21日に「逮捕される」と主張したうえで、「証明できる犯罪はない」などと主張。支持者に対し、抗議するよう求めた。仮にトランプ氏が有罪になっても大統領選に立候補する資格は失わないが、有権者がどのように受け止めるかが注目される。

 トランプ氏は、06年ごろにこの元ポルノ女優と不倫関係にあったとされる。この関係が明らかになることで16年の大統領選に影響が出ることを懸念し、顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏を通じて13万ドルを支払った疑いがかけられている。米メディアによると、この支払いに関連して文書偽造の疑いがあるほか、ニューヨーク州法では選挙に影響を与える一定額以上の寄付が禁じられており、口止め料の支払いが抵触する可能性がある。

朝日新聞社

6796OS5:2023/04/03(月) 18:30:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c72b2f3473500d0f6c611748a348da95e686bda7
米大統領選、共和党の前州知事出馬へ 「トランプ氏に代わる選択肢」
4/3(月) 16:00配信

朝日新聞デジタル
前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏=AP

 2024年の米大統領選に向け、前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏が2日、共和党から立候補する意向を明らかにした。起訴されたトランプ前大統領に対し、出馬を撤回するべきだと批判的な立場をとっている。ただ、現時点では、全米での知名度や政治的な影響力は限られる。

 ハッチンソン氏は、2日に放映された米ABCの番組で「私は決断した。米大統領選に立候補する」と語った。正式な出馬表明は4月下旬になるという。

 トランプ氏が大統領経験者として初めて起訴されたことを受け、ハッチンソン氏は無罪推定が前提だとしつつも「トランプ氏が次期大統領になるべきではない」と主張。「私はトランプ氏に代わる選択肢を提供する」と訴えた。

朝日新聞社

6797OS5:2023/04/06(木) 17:38:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6caa7e8a20b422e3b05567e6feb649c0b4179f52
故ケネディ氏のおい出馬 米大統領選
4/6(木) 14:10配信

時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=3月3日、米ニューハンプシャー州(EPA時事)

 米CNNテレビは5日、故ケネディ大統領のおいの弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、2024年大統領選の民主党候補指名争いへの出馬を連邦選挙委員会に届け出たと報じた。

 
 同氏はケネディ大統領の弟、故ロバート・ケネディ司法長官の息子。反ワクチン論者で、政府による新型コロナウイルスのワクチン接種推進を「ファシズム」などと批判し、物議を醸した。

 民主党の指名争いには作家のマリアン・ウィリアムソン氏が名乗りを上げているが、同氏やケネディ氏が「勝つ可能性は低い」(政治専門誌ポリティコ)とみられている。

6798OS5:2023/04/13(木) 07:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/444c94bc33f2c63e3accbd85bbf48ffa36aa79f9
米共和党、スコット上院議員が大統領選出馬へ 候補者乱立の様相
4/12(水) 22:41配信


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毎日新聞
ティム・スコット上院議員=AP

 米共和党のティム・スコット上院議員(57)=南部サウスカロライナ州選出=は12日、2024年の大統領選に向けた準備委員会を立ち上げると発表した。事実上の出馬表明となる。共和党の現職上院議員では唯一の黒人で、共和党内では人種的少数派(マイノリティー)への支持拡大に向けてスコット氏に期待する声がある。

 スコット氏は12日に公表したビデオ声明で、民主党のバイデン政権が「我々を分断する道具として人種を利用している」などと批判。「民主党のリベラルな政策に対抗する。米国を並外れた存在にしている保守の価値を守るにあたって、私は決して後退しない」と強調した。

 米メディアによると、準備委員会の立ち上げによって、正式な出馬表明前でも大統領選に向けた資金集めが可能になる。スコット氏は近く、党候補指名レースの序盤戦が行われる中西部アイオワ、東部ニューハンプシャー、サウスカロライナ各州を回って、支持を呼びかける。

 共和党ではドナルド・トランプ前大統領(76)、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)、エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(72)らが立候補を表明している。南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)やマイク・ペンス前副大統領(63)らも出馬に向けた検討を進めており、候補者が乱立する様相を呈している。【ワシントン秋山信一】

6799OS5:2023/04/21(金) 13:37:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/99debf75fc2b05fcdfad96f9ff9131bb07e43b0f
トランプ氏の共和党内のライバル、デサンティス氏が来日
4/21(金) 11:59配信
林芳正外相は21日の記者会見で、ロン・デサンティス米フロリダ州知事が24、25両日、外務省賓客として来日すると発表した。

 デサンティス氏は2024年米大統領選の共和党候補指名レースで、ドナルド・トランプ前大統領の対抗馬と目されている。日本滞在中、岸田文雄首相への表敬や林氏との会談などを予定しているという。林氏は「日フロリダ関係や日米関係の強化、国際情勢などについて意見交換する」と述べた。【竹内望】

6800OS5:2023/04/25(火) 19:45:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/70e987da7e1cb89bc09d34b23c328b3223d267eb

バイデン米大統領、2期目へ立候補を表明 高齢に不安も後継者育たず
4/25(火) 19:39配信

朝日新聞デジタル
米ホワイトハウスで20日、会合で発言するバイデン大統領=AP

 バイデン米大統領(80)は25日、2024年大統領選での再選に向け立候補すると正式に発表した。所属する民主党内でさえ、バイデン氏の高齢に対する懸念が根強いが、現時点では他の有力候補が出ていない。1年半後の大統領選ではバイデン氏が2期目を目指し、共和党候補と対決する構図になる公算が大きい。

 バイデン氏は25日に公表したビデオで「私たちが直面している問題は、今後どれだけの自由が得られるか、どれだけの権利が得られるかだ」として民主主義の重要性を訴え、大統領への再選を目指す意向を表明した。以前から再選出馬の意向は示していたが、正式に表明する時期が注目されていた。

 バイデン氏は、すでに米大統領としての史上最高齢記録を更新中で、再選すれば、2期目の満了時には86歳になる。現職大統領が2期目を目指すのは通例だが、高齢問題には党内からも懸念が出ている。

 それでも2期目を目指す背景には、民主党が後継者を育てられていないことがある。バイデン氏は20年大統領選で、自らが次世代への「架け橋」になると述べていた。だが、女性初の副大統領に据えたハリス氏の人気は低調で、ほかにもバイデン氏に代わる有力候補は見当たらない。

朝日新聞社

6801OS5:2023/04/27(木) 08:53:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/28f9d14b2b32272e9e6b91a429c655d15549143c
バイデン氏と共和党、チキンレースの様相 財政出動めぐり
4/26(水) 23:21配信
2024年米大統領選への再選出馬を表明した民主党のバイデン大統領は選挙戦で、内政と外交・安全保障の両面で政策の「継続性」を訴えることになる。政権基盤を固めるために看板政策のインフラ投資などを軌道に乗せたい考えだが、野党・共和党の保守強硬派は連邦政府の借入限度額を定めた債務上限の引き上げ問題で対決姿勢を鮮明化。対立は互いに一歩も引かない〝チキンレース〟の様相を呈している。

「共和党は米国をデフォルト(債務不履行)に陥らせようとしている。完全に無責任だ」。バイデン氏は25日の演説で、デフォルト回避に必要な債務上限の引き上げ問題で強硬姿勢を崩さないマッカーシー下院議長ら共和党執行部を強く牽制(けんせい)した。

問題を巡っては1月、連邦政府の債務が法律で定められた上限に達し、現在は財務省による特別な資金のやりくりが続く。だが、それも早ければ6月にも底をつくとみられ、債務上限を引き上げるための立法措置が急務となっている。

下院の多数派を握る共和党は今月、軍事費を除く連邦予算の大幅削減を条件に債務上限を引き上げるとする法案を発表した。法案は、バイデン氏が再選に向けた実績としてアピールする巨額の財政出動を伴うインフレ対策などの一部を骨抜きにする内容を含む。共和党にはデフォルトのリスクを盾に、来年の大統領選をにらみバイデン氏を追い詰めたい思惑がある。

これに対しバイデン氏は、条件闘争には応じないとし、仮に法案が議会を通過しても拒否権を発動する構えをみせている。

共和党では、大統領選でバイデン氏と再び対決する可能性があるトランプ前大統領に近い保守強硬派が影響力を行使し妥協しない路線を主導。同派は、ロシアの侵略を受けるウクライナにバイデン政権が続ける軍事支援に批判的なグループとも重なる。

この日の演説でバイデン氏は同派を、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」の英語頭文字から「MAGA(マガ)過激派」と呼び「普通の人々と違う」と痛烈に揶揄(やゆ)した。「トランプ政治」に批判的な世論を喚起し譲歩を勝ち取りたい考えとみられるが、むしろ共和党を硬化させる可能性もある。(ワシントン 大内清)

6802OS5:2023/04/27(木) 09:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e13029335a660bf8851b7504b04bf469ca2ea3
民主党予備選の日程、バイデン氏が序盤で勢い狙う
4/26(水) 23:04配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】2024年11月の米大統領選に向けた民主党予備選・党員集会は同年2月から実施される。日程案は、党候補指名争いの流れをつくる序盤戦にバイデン大統領が20年の前回選で上位につけた州が多く並ぶ。選挙戦でバイデン氏の勢いをつける狙いがありそうだ。

大統領選の候補指名争いは長年、中西部アイオワ州の党員集会が初戦で、東部ニューハンプシャー州の予備選が続く日程だったが、バイデン氏は前回それぞれ4、5位に終わっていた。

来年の日程案では前回バイデン氏が初めて勝利して劣勢を挽回し、党候補に正式指名される流れが生まれた南部サウスカロライナ州が当時の4戦目から初戦に回った。前回2位につけた西部ネバダ州がニューハンプシャーと同日選としてサウスカロライナに続いて実施される。

また、指名争いの流れを決定づけることが多い3月の集中日「スーパーチューズデー」の後で前回実施され、バイデン氏が勝利した南部ジョージア州と中西部ミシガン州が来年は2月の序盤戦に組み込まれた。

日程変更はバイデン氏も検討を求め、今年2月の民主党全国委員会で賛成多数で承認された。米人口に占める有色人種の比率が高まる中、バイデン氏は変更の狙いを「より多様で幅広い党員と国民の声を候補者選定の早い段階から反映させる」と説明した。サウスカロライナやジョージアは伝統的に民主党を支持してきた黒人の有権者が多く、ネバダでは中南米にルーツを持つ有権者が増えている。

6803OS5:2023/04/27(木) 20:05:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c17e3397a897d23cdf9f3e8436b69189d0bc3b69
米大統領選「高齢対決」再現も バイデン氏が再選出馬表明 後継者不足、漂う閉塞感
4/27(木) 7:14配信
【ワシントン時事】バイデン米大統領(80)が再選出馬を表明し、2024年大統領選に向けた動きが本格化した。

 民主党政権の継続阻止を目指す共和党では、トランプ前大統領(76)が候補指名争いでリード。20年大統領選で対決した2人が、再び本選を戦う可能性に有権者は嫌気を示しており、高齢の「本命」を脅かす後継者不足に閉塞(へいそく)感が漂う。

 NBCテレビの最新世論調査によると、回答者の70%が「バイデン氏は出馬すべきでない」と答え、うち48%が「年齢」を主な理由に挙げた。トランプ氏の出馬にも60%が反対し、「トランプ対バイデン」の再戦は歓迎されていない。

 バイデン氏は物忘れをしたり、階段で転んだりと、たびたび年齢を不安視されている。それでも民主党内に挑戦者が現れないのは、現職の強みに加え、「過激な共和党への『解毒剤』として無党派層の支持を獲得してきた」(CNNテレビ)からだ。

 共和党は最近、州レベルで、人工妊娠中絶の制限や人種的少数派(マイノリティー)の投票制限につながる法整備など、極端に保守的な政策を推し進めている。バイデン氏はこうした「過激主義」との対決姿勢を前面に掲げて20年大統領選でトランプ氏に勝利し、昨年の中間選挙でも善戦した。

 一方、共和党支持者の間ではトランプ氏が根強い人気を誇る。先月、不倫相手への口止め料支払いを巡り起訴されたが、「司法の政治利用だ」と同情を訴え、むしろ支持層の結束を強めた。

 「後継者」と期待されたフロリダ州のデサンティス知事(44)は、やや失速気味だ。妊娠6週目以降の中絶を禁止する州法を成立させて穏健派の不評を買ったほか、ロシアのウクライナ侵攻について「領土紛争」などと発言し、保守派からも批判されている。

 もっとも、両党の指名候補を選ぶ各州の予備選・党員集会が始まるのは来年になってから。トランプ氏は口止め料問題以外にも、選挙介入や機密文書持ち出しなど数々の刑事訴追リスクを抱えており、リードを維持できるかは不透明だ。ワシントン・ポスト紙は、バイデン政権下で解消されなかった「過激主義と分断」を巡る争いが、24年大統領選でも続くと分析している。

6804OS5:2023/05/12(金) 08:20:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d10725b20b966932231d5c65bc2792ac998d2792
「体重で差別」を禁止 米、成人4割が肥満 NY市
5/12(金) 7:51配信

時事通信
 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市議会は11日、就職や住宅契約などの際に、体重を理由に差別することを禁じる法案を賛成多数で可決した。

 米メディアが伝えた。米国では成人の4割以上が肥満とされる。

 ニューヨーク市では既に、人種や性別、年齢、宗教、性的指向に基づく差別的扱いは違法。今回の法案では、これに体重と身長の項目が追加される。同市ではこの他、タトゥーの有無を理由とした差別も禁じるよう求める法案も審議されている。

6805OS5:2023/05/19(金) 17:02:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5ca972a42f0bcd4b2e87774fd44511daaec54d
デサンティス氏、来週にも出馬届け出 米メディア報道
5/19(金) 7:20配信



【ワシントン=大内清】米紙ウォールストリート・ジャーナルなどは18日、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が来週にも2024年大統領選の共和党候補者指名争いへの出馬を届け出ると伝えた。25日に同州マイアミで選挙資金集めのための支援者会合を開くのに合わせ、連邦選管当局に必要な書類を提出する見通しだとしている。

デサンティス氏は共和党の保守層を中心に人気が高く、党内での支持率は、政権への返り咲きを狙うトランプ前大統領に次ぐ2位。昨年の中間選挙では、優勢とされた共和党が伸び悩んだ中、圧勝で知事再選を決め、保守系メディアでは「希望の星」と評価された。

これに対し、デサンティス氏が出馬した場合は支持層が重なるトランプ氏は、デサンティス氏の社会保障政策を批判するテレビCMを投入するなど同氏の追い落としに躍起となっている。

6806OS5:2023/05/20(土) 10:22:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9a4ce831cc8032e119c4d1a05cf67b157ad3ff8
「債務上限」協議、再び暗雲 野党共和党が交渉一時離脱 米
5/20(土) 7:20配信

時事通信
19日、米ワシントンの連邦議会議事堂(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦政府の借入限度額である「債務上限」問題を巡るバイデン政権と野党共和党の協議で、共和党が19日、交渉を一時離脱した。

 同日夜に再開したが、歳出削減規模に関して双方の主張に隔たりが大きいもようだ。一時は楽観論が広がっていたが、先行きには再び暗雲が垂れ込め始めた。米メディアが報じた。

 共和党が多数を占める下院を含め、議会が債務上限引き上げに関する法案を速やかに可決しなければ、来月1日にも政府の支払いが滞る可能性がある。米国がデフォルト(債務不履行)に陥れば、世界経済への打撃や金融市場の混乱は必至だ。

 前日までは、バイデン大統領とマッカーシー下院議長(共和党)双方が、合意に楽観的な見通しを示していた。だが、上限引き上げと併せて行う歳出削減の規模で、協議は難航しているとみられる。

6807OS5:2023/05/20(土) 14:00:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230520X354.html
スコット上院議員が出馬=共和党で指名争いへ―米大統領選
2023/05/20 05:20時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のスコット上院議員(57)は19日、連邦選挙委員会に2024年大統領選への立候補を届け出た。スコット氏は上院共和党で唯一の黒人議員で、南部サウスカロライナ州選出。正式な出馬表明は22日に行われる予定。

 米メディアによると、スコット氏は自らを「一貫した保守」と位置付け、不法移民対策で国境に壁を建設することや、歳出削減などを提唱している。

 共和党候補の指名争いでは、これまでにトランプ氏、ヘイリー元国連大使らが名乗りを上げている。南部フロリダ州のデサンティス知事も来週、正式立候補すると見られている。

6808OS5:2023/05/20(土) 19:08:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/282d71c774a6ae2b180f1dedfc59d05ceb414beb
バイデン氏、直前まで葛藤 原爆資料館訪問、米世論を懸念
5/20(土) 7:07配信



時事通信
平和記念公園の慰霊碑へ向かう(左から)湯崎英彦広島県知事、スナク英首相、フォンデアライエン欧州委員長、トルドー加首相、メローニ伊首相、バイデン米大統領、ミシェル欧州理事会議長、岸田文雄首相、マクロン仏大統領、ショルツ独首相=19日、広島市中区(代表撮影)

 バイデン米大統領は19日、先進7カ国(G7)各国の首脳と共に広島の平和記念資料館(原爆資料館)を訪れ、犠牲者に祈りをささげた。

 原爆を投下した唯一の国のトップによる訪問。水面下では、日米の政府間で直前までぎりぎりの攻防があった。

 「大統領は長時間の視察はできない」。今年初め、日本側がG7首脳陣を資料館の細部まで案内する計画を伝えると、ホワイトハウス側はこう反対した。焼けただれた人々、焦土となった街―。大統領が長時間にわたり、生々しい被爆の現実と向き合うことへの拒否反応は強かった。

 米国では今も、日本への原爆投下を「戦争を終わらせるために必要だった」と肯定する見方が多い。ピュー・リサーチ・センターの2015年世論調査では、56%が投下は「正当化される」と回答した。「広島に行くだけで、『謝罪と同義』と批判的に受け止める国民もいる」(日米筋)。過去に、原爆投下を謝罪した大統領はいない。

 広島にはオバマ元大統領が現職として初めて16年に訪れたが、資料館の視察はわずか10分弱。2期目を終えようとしていたオバマ氏と違い、バイデン氏は24年大統領選で再選も目指している。サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は訪問に先立ち、大統領が謝罪する可能性は「ない」と、きっぱり予防線を張った。

 今回、調整に当たった日本政府高官によると、米側はロシアのプロパガンダに利用されることも恐れていた。ロシアは侵攻したウクライナで民間人を虐殺している。だが、被爆地・広島に注目が集まれば「米国こそ核で民間人を大量殺りくした」と矛先を向けられかねない。ホワイトハウスが首を縦に振らない中、日本側は「岸田文雄首相はいかに被爆の実像を伝えるかを重視している」「当日の朝まで調整する」(首相周辺)と粘った。

 結果的にバイデン氏は約40分間、資料館に滞在した。「2国間ではなく、歴史に敬意を払うG7首脳の一人としての訪問」(サリバン氏)という形式だった。首脳が一人また一人と到着する中、最後になったバイデン氏を岸田氏は雨の中、約50分待った。バイデン氏が資料館で何を見、何を感じたかは、まだ語られていない。

6809OS5:2023/05/23(火) 16:03:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/842d06405f0cf98f4c7287783a9329a16ebd3184
共和の黒人上院議員ティム・スコット氏、大統領選出馬へ…自身の生い立ち「アメリカンドリーム」
5/23(火) 15:55配信
読売新聞オンライン
ティム・スコット上院議員=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米国の野党・共和党で、唯一の黒人上院議員のティム・スコット氏(57)が22日、2024年の次期大統領選への立候補を正式に表明した。

 スコット氏は地元サウスカロライナ州で開いた集会で演説し、母親、兄と一つのベッドを共有した貧しい少年時代からはい上がった自身の生い立ちを「アメリカンドリーム」だと強調。「バイデン(大統領)と急進左派(の民主党)は、私が上ってきたはしごの一段一段を壊している」などと訴え、出馬を宣言した。

 ハーバード大アメリカ政治研究センターなどが今月中旬に行った世論調査によると、共和党支持者のうち、スコット氏を支持するのは1%で、トップのトランプ前大統領(58%)とは大きく差が開いている。

6810OS5:2023/05/23(火) 16:03:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec74da33797fcb00003def7e27f6493ffd477bc
ハリス氏の資質に厳しい目 米大統領選向け、共和追及
5/16(火) 16:04配信
共同通信
演説するハリス米副大統領=4月、米南部フロリダ州(AP=共同)

 【ワシントン共同】2024年米大統領選に再選出馬を表明したバイデン大統領(80)が高齢を不安視される中、ハリス副大統領(58)の資質にも厳しい目が注がれている。大統領が職務遂行不能になった場合、直ちに権限を継承する要職にありながら、存在感を示せず支持率も低迷。政権奪還を狙う共和党の格好の標的になっている。

 「バイデン氏の認知能力は不安定だ。国民は副大統領の資質も考慮しなければならないが、ハリス氏は米国で最も無能な公職者だ」。共和党候補指名争いに名乗りを上げたヘイリー元国連大使(51)は今月、保守系FOXニュースで批判を連ねた。

 ハリス氏は黒人、アジア系、女性として初の米副大統領として注目を集めたが、担当の不法移民対策で指導力を発揮できなかった。政権内の確執も相次いで報じられ、求心力の低さも露呈した。

 分析サイトのファイブサーティーエイトの10日時点の世論調査によると、ハリス氏の支持率は39.4%で、不支持率50.4%だった。

6811OS5:2023/05/25(木) 09:09:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a2dd863973e7c94fbcf6f6c414e6d7654f46429
デサンティス氏、保守派の寵児 対リベラル「文化戦争」を主導
5/25(木) 8:05配
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いに参戦したロン・デサンティス氏(44)は、南部フロリダ州知事としてリベラル勢力に対する「文化戦争」を主導してきた保守派の寵児(ちょうじ)だ。民主、共和両党が拮抗(きっこう)する「スイングステート」とされてきた同州で共和党の地盤を強化。米政治における近年の政治的分断を加速させた存在でもある。

デサンティス氏は、下院議員3期目の18年にトランプ大統領(当時)の後押しを受けフロリダ州知事に初当選した。新型コロナウイルス禍でマスク着用の義務化に強く反対したことなどが、連邦政府主導のコロナ対策に反発する保守層から評価された。

リベラルな政治意識が強い人々を指す「WOKE(ウォーク)」との戦いを掲げ、妊娠6週以降の中絶禁止やLGBT(性的少数者)に関する教育を制限する州法の制定などを推進。同法を批判する娯楽大手ウォルト・ディズニーに認められてきた税務上の特区撤廃を表明するなど、リベラルとの〝戦争〟を繰り広げることで人気を高めた。「敵」を作り出して求心力を高める手法は、指名レースで争うトランプ氏とも共通する。

昨年の中間選挙では、共和党が全体的に伸び悩む中で知事選に圧勝し、現在は2期目。一部の保守系メディアでは、20年大統領選での敗北をいまだに認めないトランプ氏に代わる「スター」とみなされている。

デサンティス氏は1978年、フロリダ州ジャクソンビルでイタリア系移民の家系に生まれたカトリック信者。子供時代は野球に熱中し、リトルリーグの世界大会に出場した経験もある。

名門イェール大学を卒業し、一時、南部ジョージア州の私立校で教鞭(きょうべん)をとった後にハーバード大学ロースクールで法学博士号を取得。2004年に海軍に入隊し、キューバのグアンタナモ米軍基地でテロ容疑者の捜査に関わったほか、海軍特殊部隊(SEALS)の法務アドバイザーとしてイラクにも派遣されている。

家族は元テレビキャスターの妻ケイシーさんと子供3人。大統領選を勝ち抜いた場合、25年1月の就任時は46歳で、歴代大統領の中ではセオドア・ルーズベルト(第26代)、ジョン・F・ケネディ(第35代)に次ぐ3番目の若さとなる。(ワシントン 大内清)

6812OS5:2023/05/25(木) 18:37:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4150c671e5b254743beb13a51d7e3e194285d574
年齢差35歳 バイデン氏、デサンティス氏攻略に難題
5/25(木) 17:34配信
【ワシントン=坂本一之】米フロリダ州のデサンティス知事(44)が2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いへの出馬を正式表明し、再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)は35歳を超える年齢差に備えた選挙戦略が必要となる。民主党内では「共和党のトランプ前大統領に勝てる候補」としてバイデン氏への期待が強い一方、若いデサンティス氏との戦いを懸念する声も出ている。

【画像】動画で米大統領選への出馬を表明するフロリダ州のデサンティス知事

「バイデンは左派の課題を推進するために(官僚が優位にある)行政国家の力を武器にしてきた」。デサンティス氏は24日の出馬表明で、バイデン氏が左派勢力のために政府を利用していると批判し、有権者に支持を訴えた。

その出馬表明の場として選んだのはソーシャルメディアのツイッター。有権者や主要メディアを集めて演説する従来の手法と一線を画し、バイデン氏との違いを見せつけた。

米クイニピアック大が24日発表した世論調査は、大統領選がバイデン氏とトランプ氏の対決構図となった場合、バイデン氏に投票すると答えた人は48%でトランプ氏を2ポイント上回る。

しかし、相手がデサンティス氏の場合、バイデン氏に投票する人は46%で、デサンティス氏が1ポイント上回る。同大の調査ではこうした傾向が続いており、デサンティス氏が共和党の候補となればバイデン氏にとっては厳しい戦いになる。

選挙戦でバイデン氏の足かせとなるのが年齢だ。再選を果たした場合、2期目の任期満了時は86歳。今回の世論調査で、2期目を担うには「年を取りすぎている」とした人は65%だ。米メディアも健康や言い間違えなど高齢にまつわる問題に注目している。

バイデン氏にとっては、76歳のトランプ氏と違って圧倒的に若いデサンティス氏が相手となれば、激務をこなす体力などで不利な要素を抱えることになる。

また、民主党関係者は「大統領選では新しい顔を求める声が一定程度あり、バイデン氏の人気拡大は容易ではない」と分析する。単に組織票を固めるだけでなく、民主党寄りの有権者を引き寄せ、無党派層で支持を広げることが勝利のカギを握ることになる。

政策面では昨年11月の中間選挙で下院の多数派を握った共和党の反対で、経済対策などを思うように実現することが難しい。連邦政府の債務上限引き上げ問題でも共和党との交渉が難航しており、政権運営能力をいかにアピールするかも大きな課題となる。

6813OS5:2023/05/29(月) 20:06:50
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20230527016.html
米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋
2023/05/27 04:12ロイター

米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋

米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。2018年4月撮影(2023年 ロイター/Dan Koeck)

(ロイター)

[26日 ロイター] - 米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。関係筋が明らかにした。

6月7日に州都ファーゴで正式表明し、選挙運動を始動する見通しという。

バーガム知事は低い税率や規制緩和の支持者で、選挙キャンペーンでは経済や国家安全保障に重視する伝統的な保守派スタンスをアピールする公算が大きいとみられる。

6814OS5:2023/06/01(木) 11:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/74abb5a97e04831ee5c2658d7fb4dd62b442c70d
共和党ペンス前副大統領ら2人も来週出馬表明と報道 米大統領選
6/1(木) 9:54配信
 米主要メディアは5月31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)と東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー前知事(60)が2024年の大統領選の党候補指名を目指して来週に出馬表明する方針だと報じた。ペンス氏は副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)に挑む形となる。一定の知名度がある2人が出馬すれば、「反トランプ票」がさらに分散するだけに、世論調査で2番手につける南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)には痛手となりそうだ。

 報道によると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える6月7日にビデオ声明で出馬を表明するとともに、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で選挙運動の最初の演説に臨むことを計画している。アイオワ州の共和党はペンス氏の支持基盤であるプロテスタント福音派の影響力が強く、初戦で勢いをつけて候補指名獲得につなげる戦略を描いているとみられる。

 一方、クリスティー氏は6日にニュージャージー州で出馬表明する見通しだ。保守色が強い他候補とは一線を画し、共和党の穏健派の結集を図るとみられる。

 共和党では他にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)、ティム・スコット上院議員(57)らが出馬表明しているほか、中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も7日に出馬表明すると報じられている。さらに東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)も出馬を検討中だと報じられており、候補者が乱立する展開となっている。【ワシントン秋山信一】

6815OS5:2023/06/01(木) 20:51:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f496102ce050052a50cca9314c9ac71051ae2311
ペンス前副大統領も参戦へ 共和指名争い、反トランプ票の受け皿か
6/1(木) 12:58配信

産経新聞
【デモイン(米中西部)=大内清】米メディアは31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)が6月7日にも、2024年大統領選に向けた同党の候補者指名争いへの参戦を表明すると報じた。ペンス氏はトランプ前大統領(76)の支持者が21年1月に起こした連邦議会襲撃事件を巡ってトランプ氏と決別している。指名争いでは、返り咲きを狙うトランプ氏への批判票の受け皿となる可能性がある。

共和党の指名レースではこのほか、クリス・クリスティ前ニュージャージー州知事(60)や、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も近く出馬を表明するとの報道が出ている。ペンス氏は、誕生日の7日にビデオ声明で出馬を宣言し、その後、指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州デモインで選挙運動を本格化させる見通し。

熱烈なキリスト教福音派信者で知られるペンス氏は、下院議員やインディアナ州知事を経てトランプ政権(17〜21年)の副大統領を務めた。21年1月の議会襲撃事件では、トランプ氏が落選した20年大統領選の結果を確定させる議会手続きの進行役の立場を利用して選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、これを拒絶。トランプ氏やその支持者からは「裏切り者」とみなされている。

保守系のFOXニュースが5月下旬に行った世論調査によると、共和党支持層の支持率ではトランプ氏が53%と首位を独走しており、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が20%で2位。ペンス氏は5%で3位につけている。

6816OS5:2023/06/02(金) 17:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd1c7c911e5b944288163d312cad2e82f718675e
債務上限停止、米上院も可決 成立へ、デフォルト回避
6/2(金) 15:25配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米議会上院は1日、連邦政府の債務上限の効力を一時的に停止する法案を与野党の賛成多数で可決した。同法案は5月31日に下院で可決されており、バイデン大統領が署名して成立する。政府の資金が枯渇する5日を前に法案成立が確実となり、世界経済を混乱に陥れる米国債のデフォルト(債務不履行)は回避されることになった。

「財政責任法案」と呼ばれ、上院採決で賛成63票、反対36票だった。バイデン氏は声明で「われわれの仕事が終わるにはほど遠いが、この合意は極めて重要な前進だ」と強調。2日夕に演説し超党派合意の意義と財政課題を説明する。

民主党系はサンダース上院議員を含む5人が反対。共和党は31人が反対した。

民主党のシューマー上院院内総務は「デフォルトの惨事から米国を救った」と強調。共和党のマコンネル院内総務は「国の債務を膨らませる民主党議員の無責任な支出体質」を抑制できたと成果を訴えた。

債務上限をめぐる混乱は昨秋の中間選挙で上下両院の多数派が異なる「ねじれ議会」となったことに端を発した。多数派を奪還した下院共和党が財政規律を堅持する立場から大幅な歳出削減を上限引き上げの条件に要求。4月に独自法案を可決させた。民主党側は看板政策の低所得者や若者向け支援策にメスが入ることを拒み交渉は難航した。

バイデン氏が5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)出席後の外遊日程を見送って帰国する事態となった。イエレン財務長官は今月5日にも政府の資金は枯渇すると明らかにし、ドルの信認低下と世界の金融市場の混乱に直結する史上初のデフォルト危機が迫っていた。

バイデン氏と共和党のマッカーシー下院議長が土壇場で合意した法案は連邦政府の借入限度額について現在の上限31兆4千億ドル(約4400兆円)の適用を2025年1月まで停止する。24会計年度(23年10月〜24年9月)は国防費などを除く歳出を23年度と同水準に据え置き、25年度も増額を1%にとどめる。

民主党が拒んだ低所得者向け公的医療保険「メディケイド」の利用条件厳格化は見送られた一方、共和党が求めた国内エネルギー開発の審査期間の短縮が盛り込まれた。ただ、民主・共和双方の有力議員に不満を残す決着となり、来年の大統領選に向け財政運営をめぐる論争は激化しそうだ。

6817OS5:2023/06/06(火) 17:49:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/aab66b9374cdaa2c1906cf58c87ad1be6fd8e541
共和党のペンス前副大統領、党候補目指し立候補 米大統領選
6/6(火) 16:15配信
 米共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)は5日、2024年の大統領選の党候補指名獲得を目指し、立候補に必要な書類を連邦選挙委員会(FEC)に届け出た。米メディアが報じた。世論調査では副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)やロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)の先行を許しており、出馬表明を契機に巻き返しを図りたい考えだ。

 米メディアによると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える7日、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で演説し、選挙運動を始める。同州の共和党はキリスト教福音派の影響力が強い。福音派に一定の支持基盤を持つペンス氏の陣営は、来年1〜2月ごろに予定される同州での初戦で勢いをつけ、党候補指名獲得につなげる戦略を描いている。

 ただ、共和党支持者を対象にした世論調査では、支持率は1桁にとどまっている。トランプ氏を前に「前政権の実績」はアピール材料にならない。今月3日の集会では、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記との親密さを強調するトランプ氏について「北朝鮮の独裁者を称賛すべきではない」と述べたが、「元上司」への批判は抑え気味だ。

 また、ペンス氏は人工妊娠中絶や性的少数者(LGBTQなど)の権利擁護に批判的なことで知られるが、こうした姿勢はデサンティス氏と重なる。言動や振る舞いの派手さでアピールするタイプではなく、上位2人との差別化をどう図るかが課題になりそうだ。

 ペンス氏はラジオのトーク番組司会者、中西部インディアナ州選出の連邦下院議員、同州知事を経て、17〜21年にトランプ前政権の副大統領を務めた。19年10月には中国政策について演説し、中国との対決姿勢を鮮明にした。21年1月の連邦議会襲撃事件をめぐる下院特別委員会の調査によると、トランプ氏が20年の大統領選で敗れた後、選挙結果を覆す工作への協力を求められたが、ペンス氏は拒否した。

 共和党候補指名争いでは、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)らも既に立候補を表明している。さらに現職や前職の州知事らが今週に出馬表明し、主要候補だけで10人を超える見通しだ。一方、出馬を検討していた東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)は5日、米CNNのインタビューで、不出馬の意向を表明した。【ワシントン秋山信一】

6818OS5:2023/06/07(水) 21:21:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230607X308.html
クリスティー氏が立候補=共和「トランプ批判」急先鋒―米大統領選
2023/06/07 09:57時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は6日、東部ニューハンプシャー州で演説し、2024年大統領選への立候補を表明した。トランプ前大統領批判の急先鋒(せんぽう)として知られ、この日も「孤独で自分勝手な豚は指導者ではない」と強調。選挙戦では「反トランプ」で独自色を打ち出す構えだ。

 16年大統領選に続く2度目の挑戦となる。クリスティー氏は16年の指名争い脱落後、トランプ氏への支持を表明し、一時は政権移行チームの責任者を務めるなど良好な関係を築いた。しかしトランプ氏が20年大統領選の敗北を認めず「不正選挙」などと主張し始めたことを受け、批判的な姿勢に転じた。

 各種世論調査によると、クリスティー氏の共和党内支持率は1桁台で、勝つ公算が大きいとは言えない。ただ、他の候補が反撃を恐れトランプ氏への直接的な言及を控える中、歯に衣(きぬ)着せぬ攻撃ぶりが注目され、旧日本軍の特攻隊になぞらえて「カミカゼ・クリスティー」などと呼ばれている。

6819OS5:2023/06/07(水) 22:22:23
https://www.sankei.com/article/20230607-MZ2Z3WP7ANMM5PMWV2I7JABXLA/
急進左派の黒人教授が米大統領選出馬、第3政党から コーネル・ウェスト氏
2023/6/7 12:10
米国の急進左派の論客として知られる黒人教授コーネル・ウェスト氏(70)は6日までに、2024年大統領選に民主、共和の二大政党ではない第3の政党「人民党」から出馬を表明した。民主党支持層の一部を取り込む可能性があり、再選を目指すバイデン大統領の選挙戦への影響が注目される。

ウェスト氏は哲学博士で、ハーバード大教授などを歴任。現在はニューヨークにある神学校で教授を務めている。人民党は、16年大統領選の民主党候補指名争いに出馬して若者の人気を集めた急進左派のサンダース上院議員の陣営関係者が設立した。


ウェスト氏は5日、ツイッターで「貧困撲滅や戦争終結、全ての国民に住宅や健康保険を保障するために戦う」と表明した。(共同)

6820OS5:2023/06/08(木) 08:55:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa66b73459ea11a06e109222b75c9923cea478ba
ノースダコタ州知事が出馬届け出、共和党から10人目 米大統領選挙
6/8(木) 6:00配信
 2024年の米大統領選の共和党指名候補争いに向け、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)が7日、連邦選挙委員会に立候補を届け出た。共和党から出馬を表明した主な候補者は10人目となった。

 バーガム氏は6日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で知事としての歳出削減や減税の実績を強調。「米国でも同じことができる。米国には世界で最も勤勉な人々がいる。潜在能力を引き出すには新しいリーダーシップが必要だ」と訴えた。

 バーガム氏はスタンフォード大学のビジネススクールを修了後、ノースダコタ州のソフトウェア会社のCEOとして会社を急成長させた。その会社は2001年に米マイクロソフトに買収され、バーガム氏はマイクロソフトの幹部を07年まで務めた。

朝日新聞社

6821OS5:2023/06/08(木) 16:29:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc423956c6525010279e49a5f97c1158e87b323e
hトランプ氏に有利な展開に 大統領選の共和党指名争い、候補乱立
6/8(木) 14:35配信


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毎日新聞
支持者の声援に応えるトランプ前大統領=米中西部アイオワ州で2023年6月1日、AP

 2024年11月の米大統領選に向け、共和党の有力候補がほぼ出そろった。世論調査では、返り咲きを目指すドナルド・トランプ前大統領(76)がリードし、対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)は5月下旬の出馬表明後も伸び悩んでいる。3番手以下の候補は「トランプ氏への挑戦権」を奪おうと、デサンティス氏への批判を強めている。

 共和党の候補指名争いは、7日までに主要候補だけで10人が名乗りを上げた。来年の予備選・党員集会で、州ごとに割り当てられた代議員の獲得数を競うが、首位の候補が代議員を総取りする州も多い。候補が乱立して「反トランプ派」の支持が分散する展開は、熱狂的な支持層を持つトランプ氏に有利だ。トランプ氏は「支持率が1%やゼロの候補もいる。なぜ、出馬するのか理解できない」とFOXニュースのイベントで述べるなど、余裕を見せている。

 トランプ氏は、20年大統領選の結果を覆すために違法行為をした疑惑などで司法当局の捜査を受けているが、「魔女狩りだ」とアピールすることで逆に支持を伸ばしている。

 選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、平均支持率(6日時点)は、トランプ氏が53・7%で、デサンティス氏(21・3%)に大差をつけている。2人の差は3月1日時点の16・3ポイントから32・4ポイントに拡大し、デサンティス氏の出馬表明後も大きな変化はない。3番手以下はマイク・ペンス前副大統領(64)=5・4%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)=4・5%、実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)=3・4%、ティム・スコット上院議員(57)=2・2%と続く。

 デサンティス氏は出馬表明の日に、ツイッターの音声チャット機能「スペース」で実業家のイーロン・マスク氏との対談に臨んだが、接続障害に見舞われて出だしからつまずいた。性的少数者を巡る政策に反対したウォルト・ディズニー社に対し、同社に認めてきたディズニーワールドの「自治権」を奪ったことが行政の介入を嫌う保守派の一部から批判された。3月にロシアのウクライナ侵攻を「領土紛争」と述べた失言も尾を引いている。

 3番手以下の候補は、デサンティス氏を2番手から引きずり下ろそうと躍起になっている。

 ペンス氏は7日のCNNのイベントで「ウクライナで起きているのは領土紛争ではなく、ロシアの侵攻だ」とデサンティス氏を批判。ヘイリー氏も4日に「デサンティス氏はディズニーから政治献金を受けてきたのに、政策を批判されたからといって(自治権を奪い)、フロリダ州の納税者のお金を訴訟費用に使おうとしている」と非難した。

 共和党のギングリッジ元下院議長は米メディアに「熱烈な支持者がいるトランプ氏よりも、フロリダ州以外に支持基盤がないデサンティス氏の方が、批判して反感を買う恐れがないため、攻撃しやすい」と解説する。

 一方、党内穏健派はトランプ氏を真っ向から批判するが、指名争いで存在感は示せていない。ラリー・ホーガン前メリーランド州知事(67)やクリス・スヌヌ・ニューハンプシャー州知事(48)は「候補が増えれば、トランプ氏を利する」との理由で出馬を断念。クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は出馬表明したものの、デサンティス氏やペンス氏など、保守色が強い有力候補を前に埋没している。

 共和党全国委員会は8月23日に中西部ウィスコンシン州で最初の候補者討論会を開く。少なくとも三つの世論調査で支持率が1%以上▽4万件以上の寄付▽20以上の州・米領で、それぞれ200件以上の寄付――などの参加資格を設けており、支持率が低迷する候補にとっては討論会に参加できるかが第一関門となりそうだ。候補者は「最終的に共和党が指名した候補を支持するという誓約への署名」も求められており、トランプ氏が誓約するかどうかも注目される。【ワシントン秋山信一】

6822OS5:2023/06/08(木) 18:00:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa47825c667225e62565584ee060b387f26b2d8
トランプ政治、否定か継承か 共和党指名争い本格化
6/8(木) 16:51配信

【ワシントン=大内清】2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、出馬が取り沙汰されてきた候補が出そろい、本格的な論戦に突入した。10人以上が乱立する中、返り咲きを狙うトランプ前大統領(76)が選挙戦の中心であり続けるのは確実。追いすがる候補者たちは、トランプ政治を「否定」するか「継承」するかの間で基本戦略が分かれている。

「憲法を守らない人間が大統領に選ばれるべきではない」。ペンス前副大統領(64)は7日、出馬表明後で初の演説を中西部アイオワ州で行い、かつてのパートナーであるトランプ氏を痛烈に批判した。

ペンス氏は、トランプ氏がバイデン現大統領に敗れた20年大統領選後、副大統領が仕切り役を務める議会手続きで選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、拒否したことでトランプ支持者による連邦議会襲撃事件での標的となった。演説では「トランプ氏を取るか憲法を取るかの選択を迫られた」と当時を振り返り、トランプ氏の法観念の希薄さに真っ向から切り込んだのだ。

同様に、以前はトランプ氏と緊密だったものの、現在は「反トランプ」を明確にしているのが、6日に出馬表明したクリスティー前ニュージャージー州知事(60)。「利己的で自己愛が強い」「指導者にふさわしくない」と切り捨てた。

ペンス氏らがトランプ氏は大統領として不適格だと訴える背景には、共和党が「トランプ党」と化していることへの党内穏健派の危機感がある。

不動産業や興業の世界から転身したトランプ氏は、連邦政府や官僚機構、主流メディアのリベラルな言説などへの反感をあおり、政治を「ショー」に変えた。議会共和党ではこれを模倣した保守強硬派の議員らが発言力を強化。同派の対決的な姿勢は、債務上限引き上げを巡る協議の難航で米政府がデフォルト(債務不履行)寸前にまで陥った一因ともなった。

クリスティー氏は6日、今回の指名争いでも同様の手法を続けるトランプ氏は「再放送の番組をみているようでもう面白くない」と語り、共和党支持層に「トランプ離れ」を促した。

これに対し、トランプ氏の対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)は、エスタブリッシュメント(支配層)やリベラル勢力への敵意を前面に押し出す「トランプ流」を継承している。強硬な不法移民対策やウクライナ支援への消極的な態度といった面でも共通点は多い。陣営関係者は「トランプ氏を支持してはいても、その言動に辟易(へきえき)としている人の選択肢になることが重要だ」と狙いを語る。

共和党の指名レースへの参戦は10人を超える。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新の集計によると、トランプ氏は支持率53・2%で首位を独走し、2位のデサンティス氏(22・4%)とは約31ポイント差。その他の候補の支持率はいずれも1桁台前半にとどまっている。候補者の乱立で反トランプ票の分散が見込まれる現状は、トランプ氏に有利との見方が強い。

このためトランプ氏にとって目下のところ重要なのは、求心力を維持し支持基盤の結束を固めること。交流サイト(SNS)への投稿では連日、自身の機密文書持ち出し問題などを巡る捜査を「ファシズム」「選挙妨害だ」と主張し、敵から迫害を受けているとの自己像作りに余念がない。

6823OS5:2023/06/09(金) 23:00:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c961b1ff801a4a7c9ecb5852b2d0d6e2d614760
最高裁判決、下院選を左右 区割り是正、民主有利の見方 米
6/9(金) 20:34配信


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時事通信
米首都ワシントンの連邦最高裁近くで、アラバマ州の選挙区割りを巡る訴訟の口頭弁論に際し、抗議活動を行う市民=2022年10月(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は8日、南部アラバマ州の選挙区割りが人種による差別を禁じた「投票権法」に違反する疑いがあると判断した。

 州は区割りの見直しを迫られ、今後行われる連邦下院選の結果を左右する可能性がある。影響は他州にも及ぶとみられ、人種的少数派(マイノリティー)の支持を集める与党・民主党は判決を歓迎している。

 訴訟では、共和党が多数派を占めるアラバマ州議会が2022年中間選挙に向け導入した区割りについて、原告側が「黒人有権者の影響力を弱め、投票権法に違反する」と是正を求めた。

 現在の区割りでは、七つの選挙区のうち黒人が多数の区は一つで、民主党が議席を保持。残る6選挙区は白人の支持が多い共和党が占める。原告の主張によれば、区割り見直しで、黒人が多数派の選挙区が二つに増える公算が大きい。

 選挙分析団体「クック・ポリティカル・リポート」のデービッド・ワサマン氏は、同様の訴訟が各地で提起されていることを踏まえ、「判決はアラバマ以外にも衝撃を与え得る」と指摘。同団体は、アラバマ、ルイジアナ、ノースカロライナの南部3州の五つの下院選挙区で、共和党に不利に傾くという評価を公表した。

6824OS5:2023/06/10(土) 09:22:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/36efdaff697974f0763d305008a339e5d37018d0
共和指名争い、候補者乱立 トランプ氏有利の見方 米大統領選
6/9(金) 7:09配信


 【ワシントン時事】2024年米大統領選の共和党の候補指名争いで、一番に名乗りを上げたトランプ前大統領への挑戦者が乱立している。

 今週に入りペンス前副大統領ら有力政治家が相次ぎ参戦し、主要候補は10人に達した。「非トランプ」候補を一本化できなければ、強固な支持層を持つトランプ氏に有利という見方が出ている。

 「二度と大統領になるべきではない」。ペンス氏は7日、中西部アイオワ州で選挙戦を開始し、前政権で右腕として支えたトランプ氏を真っ向から批判した。

 かつてトランプ氏の盟友だったクリスティー前ニュージャージー州知事や、ノースダコタ州のバーガム知事も6日に立候補を表明。クリスティー氏はトランプ氏を「孤独で自己中心的」と呼び、指名レースで徹底的に攻撃する構えだ。

 候補者が増えれば票が割れ、トランプ氏の最大のライバルであるデサンティス・フロリダ州知事にとって不利になる。同氏は先週から選挙活動を本格化させたが、人付き合いが苦手とされ、ぎこちない有権者とのやりとりを取り上げる報道も目立った。

 各種世論調査の平均値によると、5月末時点の共和党内の支持率で2桁を超えるのは、53.2%のトランプ氏と22.4%のデサンティス氏のみ。比較的名前が知られているペンス氏でさえ3.8%にすぎない。他の顔触れも似たり寄ったりの数字で、トランプ氏の独走ぶりが際立つ。

 ただ、トランプ氏は18年の中間選挙で共和党の下院多数派を失い、20年大統領選では自らが敗北した。昨年の中間選挙でも、共和党の不振の要因をトランプ氏の極端な主張に求める向きが多い。

 さらにトランプ氏は、退任後に機密文書を持ち出した疑いで刑事訴追が迫っているとも伝えられる。反トランプ派のスヌヌ・ニューハンプシャー州知事は「彼を選べば(本選で)また負ける」と警鐘を鳴らした。

 共和党は8月23日にウィスコンシン州で開く初の候補者討論会について、4万人以上から献金を受けているなど一定の参加条件を設けた。トランプ氏不参加の可能性も伝えられる中、いかに存在感を示せるかが各候補の最初の試金石となる。

6825OS5:2023/06/10(土) 19:22:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a018c82fc25e7c1cc13691d836908d1c7c75b8a
共和党「トランプ一強」加速か 起訴が結束生む流れ
6/10(土) 11:30配信

産経新聞
米共和党のトランプ前大統領は機密文書問題での起訴について、自身を民主党のバイデン政権による迫害の「被害者」だと喧伝(けんでん)している。こうした主張は、共和党の支持基盤である保守層に根強い「リベラル勢力への敵意」と親和性が高い。起訴はトランプ支持者をいっそう結束させ、2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いでトランプ氏の「1強」状態を加速させる可能性がある。

機密文書に軍事上の弱点情報 米司法省、トランプ氏起訴状を公表

8日夕に起訴の一報が流れた直後から、トランプ氏が立ち上げた交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」では、「ディープステート(闇の政府)を倒せ」「トランプのために祈る」などの投稿があふれた。南部フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅マールアラーゴ周辺には、熱烈な支持者が集まった。

起訴はトランプ氏の地元フロリダ州の市民から選ばれた大陪審が決定した。だが、トランプ支持者の多くには、それすらも政権側からの「攻撃」と映る。トランプ政治を特徴づける「エスタブリッシュメント(支配層)との戦い」というナラティブ(物語)が強く、支持者はその枠組みで物事をとらえるためだ。

共和党では昨年11月の中間選挙後、自党の議席が伸び悩んだのは20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏が原因だとの声が高まった。だが、トランプ氏が今年3月末、ポルノ女優への口止め料支払いを巡って起訴されると批判は鳴りを潜め、トランプ氏の支持率が急伸した。

調査機関ユーガブが今月初めに行った世論調査では、機密文書問題でトランプ氏の起訴を支持するとした回答が、民主党支持層で83%だったのに対し、共和党支持層では16%にとどまった。こうした共和党支持層の心情を、指名レースに参戦している他の候補者も読み取っている。

最大のライバルと目されるフロリダ州のデサンティス知事は8日、起訴は「法執行機関の武器化」だとツイッターで非難。投資家のビベック・ラマスワミー氏は「当選したらトランプ氏を恩赦する」と書き込んだ。

前出のユーガブ調査では機密文書持ち出しを「非常に深刻」「ある程度は深刻」な問題だと答えた人が全体の72%、共和党支持層でも63%にのぼった。今回の起訴がトランプ氏の足かせになる可能性もある。

ただ、バイデン大統領も機密文書を自宅などに不正に保管していたことが判明し、捜査対象となっている。トランプ氏が自分だけ起訴されたのは不当だと訴え、その主張が無党派層にも浸透すれば民主党に打撃となる。(ワシントン 大内清)

6826OS5:2023/06/24(土) 08:52:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef8ae9be72f06d8fa3d8be82af59b3aa4b5e5fd4
共和党・反トランプ派の元下院議員が出馬表明 米大統領選
6/23(金) 10:53配信

毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米共和党のウィル・ハード元連邦下院議員(45)は22日、2024年11月の大統領選に向けて、共和党候補指名を目指して立候補すると表明した。ハード氏は中央情報局(CIA)勤務などを経て、15〜21年にテキサス州選出の下院議員を務めた。共和党では唯一の黒人下院議員だった時期もある。党穏健派を中心に反トランプ派の結集を目指す方針だ。


 ハード氏は22日のビデオ声明で、世論調査でリードするドナルド・トランプ前大統領(77)を「無法者、自己中心的、失敗した政治家」と強く批判した。

 物価高や薬物依存症のまん延といった問題を挙げた上で、「(民主党の)バイデン大統領ではこうした問題を解決できない。だが、トランプ氏のような失敗した政治家を共和党候補に指名すれば、再びバイデン氏が勝つのは明白だ。共和党も、米国も、より良い状況がふさわしい」と訴えた。

 共和党の候補指名争いは、トランプ氏以外にも主要候補だけで10人以上が乱立している。【ワシントン秋山信一】

6827OS5:2023/06/25(日) 08:13:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/6adb1d06ab5bfd078a832a02bd9aa4da349ec722
米13州で中絶「違法」に 最高裁判決1年 民主、大統領選で争点化
6/25(日) 7:09配信


時事通信
23日、ワシントンで支持者と交流するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁が人工妊娠中絶の憲法上の権利を否定する判決を下してから、24日で1年。

 手術の規制権限が各州に委ねられた結果、共和党主導の13州で事実上中絶を禁じる州法が導入された。バイデン大統領率いる民主党は女性の選択の権利を守る姿勢を強調し、2024年大統領選の主要争点に据える構えだ。

 中絶の権利を支持する団体「グットマッカー研究所」によると20日現在、全米50州のうち13州で、母親の命に関わるなど極めて限定的な例外を除き、中絶が違法化された。妊婦は合法州へ移動を余儀なくされたり、経済的理由から中絶を諦めたりと、選択の権利は大きく狭まった。

 バイデン大統領は23日、判決から1年を前に、避妊薬などを入手しやすくする新たな大統領令に署名。ワシントン市内で開かれた女性の権利保護団体のイベントで、「われわれは黙っていない」と演説、権利回復のために闘うことを誓った。

 民主党が大統領選で争点化を狙う背景には、昨年の中間選挙で中絶の権利擁護を前面に打ち出し、女性有権者やリベラル層の支持を底上げした「成功体験」がある。バイデン陣営のジュリー・ロドリゲス選対委員長は米紙ポリティコに対し、「この問題は世論に訴え続ける。闘いの中心に据える方法を追求していく」と語った。

 対する共和党は、統一見解を示せずにいる。中絶反対の宗教保守派を支持者に抱える一方、極端な規制強化を掲げれば、穏健派・無党派層の離反が想定されるためだ。

 大統領選の候補者の間でも公約には隔たりがある。宗教保守の後ろ盾を持つペンス前副大統領は連邦法による中絶規制を約束したが、唯一の女性候補であるヘイリー元国連大使は否定的な見解を示す。デサンティス・フロリダ州知事が妊娠6週以降の中絶を禁じる州法を成立させると、トランプ前大統領は「厳し過ぎる」とこれを批判した。共和党支持層の分断も民主党の狙いの一つと言えそうだ。

6828OS5:2023/06/27(火) 09:11:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5442142db765c5a03695d5db4b758e20d4cf3920
民主「泡沫」候補が健闘?  バイデン氏への高齢不安反映 米大統領選
6/27(火) 7:18配信


時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=2日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年米大統領選に向けた民主党の指名候補争いで、当初「泡沫(ほうまつ)候補」とみられていたロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、世論調査で一定の支持を獲得する予想外の健闘を見せている。

 高齢で「2期目を全うできるのか」というバイデン大統領(80)への不安を反映した形だ。

 各種世論調査によると、党指名レースでは現職のバイデン氏が党内で50〜70%の支持率を得て圧倒的優位に立つ。だが、ケネディ氏も15〜20%と「泡沫」とは言えない水準。もう一人の民主党候補で作家のマリアン・ウィリアムソン氏(70)の支持率は、1桁にとどまる。

 ケネディ氏は新型コロナウイルス禍で「反ワクチン論」を唱え、陰謀論めいた主張を重ねるなど、民主党支持層との親和性は高くない。支持を集めているのは、ひとえに「故ケネディ大統領のおい」という知名度によるとみられる。

 バイデン氏は再選されれば、86歳で2期目を終える。今でも壇上で転倒したり、不明瞭な発言で周囲を戸惑わせたりと、身体・認知機能の衰えを印象付ける出来事は少なくない。

 ハーバード大などが14〜15日に実施した調査では、有権者全体の66%、民主党支持層の35%がバイデン氏は「大統領を務めるには高齢過ぎる」と回答。有権者の62%が2期目に「出馬すべきでない」と答えた。

 共和党も状況は似ており、党指名レースのトップを走るトランプ前大統領(77)について、同じ調査で55%が「出馬すべきでない」と答えた。20年大統領選の「バイデン対トランプ」が再現すると仮定した場合、69%が「別の選択肢が必要だ」と回答。有権者に広がる閉塞(へいそく)感を物語っている。

6829OS5:2023/06/28(水) 18:20:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f9f970f3a48494a38d4ab65ec43c4937f28654e
米大統領選 進歩派のウェスト氏、緑の党から立候補目指す
6/28(水) 17:29配信
毎日新聞
コーネル・ウェスト氏=米ニューハンプシャー州で2020年2月10日、AP

 2024年米大統領選に第3党からの立候補を表明している進歩派的な活動家で哲学者のコーネル・ウェスト氏(70)が、緑の党からの立候補を目指していることが判明した。同党から過去2回大統領選に立候補したジル・スタイン氏が27日、毎日新聞の取材に対し、ウェスト氏の党候補指名獲得に向けた活動に加わっていることを明らかにした。


 ウェスト氏はアフリカ系米国人の著名な政治思想家で、今月5日に第3党から立候補する意向を表明した。この際は「人民党」の候補者として臨む考えを示していた。しかし、17年設立の人民党は全米での基盤を持っておらず、大統領選ではほとんどの州で投票用紙に政党名と候補者名が記載されない可能性が指摘されている。

 一方、緑の党は、民主・共和の2大政党、小政党のリバタリアン党に次ぐ存在だ。全米に基盤を持ち、近年の大統領選では毎回候補者を擁立している。連邦選挙委員会によると、00年に288万票、16年に145万票を獲得。いずれも、主張が近い民主党支持層の票を激戦州で奪い、結果的に共和党候補を利する「スポイラー(妨害)効果」があったとみられ、注目を浴びた。

 スタイン氏は、ウェスト氏を「殺伐とした時代における深遠な希望の光だ」と称賛し、個人的に選挙運動のマネジャー代理を務めていると明かした。そのうえで、ウェスト氏は緑の党の指名争いの正式な候補者であり、「最有力候補であることは明らかだ」との見方を示した。ただ、予備選を終え、指名大会が行われるまでは、党としては特定の候補を支持することはないとの立場を強調した。

 エマーソン大が22日に発表した世論調査では、大統領選の本選を想定した設問で、民主党のバイデン大統領支持が43・5%、共和党のトランプ前大統領支持が43・4%で互角だった。だが、ウェスト氏を選択肢に加えた場合は、トランプ氏41・4%▽バイデン氏40・3%▽ウェスト氏5・8%――だった。【ワシントン西田進一郎】

6830OS5:2023/06/29(木) 09:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfdaeeec7fd7adf3e0d415135cbcbcdf5ac2a556
中南米、腐敗対処能力が後退 ベネズエラは最下位
6/28(水) 14:44配信

時事通信
ベネズエラのマドゥロ大統領(EPA時事)

 【サンパウロ時事】中南米諸国で政治の腐敗に対処する能力が3年ぶりに後退したことが、27日に公表された民間の年次調査で明らかになった。

 ベネズエラは2019年の調査開始から5年連続で最下位となった。

 調査はコンサルタント会社「コントロール・リスクス」などが中南米主要15カ国を対象に実施し、「腐敗対処指数(CCC)」として10点満点で数値化した。それによると、23年は全体指数が4.77と3年ぶりに前年を下回った。10カ国が前年よりも悪化したためで、報告書は「多くの民主主義や重要な組織が圧力にさらされている」と警鐘を鳴らした。

6831OS5:2023/07/02(日) 17:23:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/64cc6bda21efbb4f51a33f3f0766379431c61087
相次ぐ保守寄り判決に衝撃 米最高裁、強まる政治色 社会の対立激化
7/2(日) 7:06配信

 米連邦最高裁が歴史的な判例を覆す「保守寄り」の判決を次々に下し、米社会に衝撃を広げている。

 大学入学選考で黒人らを優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の否定など、一連の判断は社会の慣行を変えるインパクトを持つ。トランプ前政権下で保守派の判事が増えたことを背景に司法の政治化が進み、保守、リベラルの対立と社会の分断を一層深めている。

 ◇怒るバイデン氏
 「これは普通の裁判所ではない」。バイデン大統領は6月29日、アファーマティブ・アクションを「違憲」とした判決に憤りをあらわにした。アファーマティブ・アクションは1961年に民主党政権が導入して以来、企業の採用活動にも反映されるなど社会に浸透していた。

 最高裁は続く30日の判決で、同性婚カップルからの依頼を宗教上の理由で拒んだウェブデザイナーを支持。ニューヨーク・タイムズ紙は「信教の自由と対立する時、LGBT(性的少数者など)の権利が法的に弱いことを示唆した」と懸念を示した。

 さらに同日、最高裁は、バイデン氏が低・中所得者向けに導入した学生ローン減免策について、大統領権限の逸脱を理由に認めないと決定。再選を目指す2024年大統領選に向けた「目玉」の一つだっただけに、バイデン氏は「最高裁は憲法解釈を誤っている」と怒りをぶちまけた。当初とは別の法律を根拠とする新たな行政措置を追求し、司法判断に対抗する構えだ。

 ◇大統領選へ論争激化
 9人で構成する最高裁は、トランプ前大統領が保守系判事3人を送り込んだ結果、保守系6人、リベラル系3人の陣容となった。その「右傾化」は昨年、女性が人工妊娠中絶手術を受ける憲法上の権利を否定する判決を下したことで、一気に顕在化した。

 野党・共和党は一連の司法判断を歓迎している。トランプ氏はアファーマティブ・アクションの違憲判決を「誰もが待ち望んでいた」と絶賛。少数派優遇により「逆差別」を感じている白人有権者の鬱屈(うっくつ)を代弁した。

 24年大統領選に出馬しているペンス前副大統領は「3人の(保守派)判事の任命に一役買い、光栄だ」とツイートし、トランプ政権下で果たした役割をアピール。自身が大統領になれば、さらに保守系判事を増やすと約束した。

 ただ、大統領選への影響を見据えると、一連の判断が共和党に有利に働くとは限らない。中絶の権利見直しの判決は女性やリベラル層の怒りを買い、昨年11月の中間選挙で女性の権利保護を掲げた民主党を利する結果となったからだ。

 民主党は「共和党右派に支配された最高裁」(シューマー上院院内総務)と両者をセットで批判。人種的・性的少数派の権利擁護を訴え、無党派層の取り込みや、よりリベラルな傾向がある女性・若者票のてこ入れに取り掛かっている。最高裁の在り方は、大統領選の大きなテーマになりそうだ。

6832OS5:2023/07/02(日) 17:27:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2675551f8c68176554739f2ac427583dfc37d138
米大学の多様性確保に試練 入学選考の人種優遇に違憲判決 慣習覆す・連邦最高裁〔深層探訪〕
7/2(日) 7:00配信


時事通信
29日、米東部マサチューセッツ州のハーバード大の敷地から出てくる人々(AFP時事)

 米連邦最高裁は29日、ハーバード大などが採用する人種を考慮した入学選考を「違憲」と判断した。これによって多くの大学で導入されている黒人ら人種的マイノリティー(少数派)を選考で優遇する「アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)」の見直しが求められ、キャンパスでの多様性確保に影響が出そうだ。

 ◇アジア系を抑制
 訴訟の舞台の一つとなったハーバード大で、新入生に占めるアジア系の割合は20%台後半。原告のNPO「公平な入学選考を求める学生たち」(SFFA)は2014年、是正措置の対象でないアジア系の合格者数が「抑えられている」と主張して訴えを起こした。

 裁判では、成績のみに基づく選考だと入学者の40%以上がアジア系になると、大学側が内部で試算していたことが判明。アジア系には人物評価に低い点数を付けているとされ、黒人やヒスパニックは是正措置に基づいて加点されていたという。

 大学側は多様性重視の観点から人種考慮の必要性を強調した上で、アジア系への差別は否定。しかし、原告側の法廷助言者で米ノースウェスタン大の研究者、高橋桃子さん(33)は、9歳からの在米経験から「アジア系は成績が良いというイメージがある。学校側は努力を評価しない」と苦言を呈す。

 ◇「逆差別」との争い
 米国でのアファーマティブ・アクションは、1961年にケネディ大統領が人種間の不平等緩和を目的として、政府の請負業者に黒人従業員の増加を命じたのが始まり。名門大学も入学選考に採り入れたが、白人受験生が「逆差別」と反発し、その是非が裁判で繰り返し争われてきた。

 連邦最高裁は78年、大学が黒人ら少数派の定員枠を設けてはならないとする一方、人種を選考の基準の一つにすることを容認。03年もミシガン大を巡る訴訟で、是正措置を改めて認めた。

 しかし、ロバーツ最高裁長官は今回の判決で「学生は人種ではなく、経験に基づく個人として扱われなければならない」と指摘。ハーバード大などの入学選考が「憲法で保障された平等保護に違反する」として過去の慣習を覆し、「大学入試の是正措置を事実上終わらせた」(バイデン大統領)。

 ◇世論の半分は反対か
 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが3月27日〜4月2日、全米の同センター会員5079人を対象に実施した調査によると、大学の入学選考で人種などを考慮することには半数が反対、賛成は33%だった。このうち黒人は反対が29%で、賛成は47%。白人は57%が反対し、賛成は29%だった。訴訟の当事者となったアジア系は52%が反対し、37%が賛成と回答した。

 米国内では西部カリフォルニアなど複数の州で、過去に是正措置が禁止されてきた。この結果、州の公立大学で少数派の割合は激減している。サンフランシスコ大で教育学部長を務めたケビン・クマシロ氏は「入試の是正措置は決して万能薬ではなかった。しかし、人種から後退することは、大学が民主主義と正義を前進させることをさらに難しくする」と最高裁判決を批判した。(ワシントン時事)

6833OS5:2023/07/17(月) 17:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。

起訴逆手 献金増
 選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。

(写真:読売新聞)

 各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。

 トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。

 その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。

15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター

 2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。

 米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。

 一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。

 ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。

 大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。

6834OS5:2023/07/17(月) 17:36:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。

起訴逆手 献金増
 選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。

(写真:読売新聞)

 各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。

 トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。

 その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。

15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター

 2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。

 米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。

 一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。

 ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。

 大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。

6835OS5:2023/07/18(火) 22:57:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/758ad45c2c376f77806149f653efbcb70f5678ba
米超党派勢力が大統領選候補擁立を検討
7/18(火) 16:57配信

産経新聞
【米北東部マンチェスター=渡辺浩生】米国の第3政党グループ「ノーレーベルズ」は17日、ニューハンプシャー州マンチェスターで政策発表の行事を開催し、来年の大統領選では民主・共和両党の指名を見極めたうえで正副候補の擁立を検討する考えを示した。その際に出馬が取り沙汰される民主党穏健派のマンチン上院議員は、第3の候補は既存政党への有力な圧力だとしつつ、「決断はしていない」と明言を避けた。

過去、ニューハンプシャーは大統領選候補者選びでアイオワ州の党員集会に続く全米最初の予備選が行われ、指名の行方に大きな影響を与えてきた州。会場には州内外の有権者数百人が集まった。

ノーレーベルズ(無看板)は2010年に民主党の資金担当者だったナンシー・ヤコブソン氏が設立し議会の超党派活動を支援してきた。世論調査で無党派層が4割を超す状況下、来年の大統領選で初の「統一候補」擁立を模索する。

発表された政策集「コモンセンス(常識)」は、英思想家トマス・ペインが1776年に執筆し米国独立に影響を与えた小冊子の題名をもじり、「2大政党は国に最良なことよりもイデオロギーに突き動かされた怒りと極端な意見に支配されている」と批判する。

運動に参画するマクロイ前ノースカロライナ州知事(共和)は「(予備選が集中する3月の)スーパーチューズデーまでに両党の最終候補を見極める」とし、バイデン大統領とトランプ前大統領の指名を念頭に第3の候補擁立の可能性に言及。マンチン氏が共和党のハンツマン元ユタ州知事と登壇し、司会者が「正副大統領候補の組み合わせか」とただすと会場は沸いた。

左派の影響が強いバイデン氏の政策運営に反旗を掲げ「一匹おおかみ」と呼ばれるマンチン氏は「米国民に選択肢があると納得させるために来た」と語ったが、「まだ決断していない」とけむに巻いた。

「バイデン・トランプ対決」は両党穏健派や無党派層の不満が強いとされるが、第3の候補には民主の票が流れ「トランプ氏に有利」と民主党は警戒する。

6836OS5:2023/07/21(金) 11:16:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e09732bd2e174b22c76ced48185f2a77685485a
民主党「反バイデン」候補、連邦議員と公聴会で火花 共和党が招致
7/21(金) 10:23配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 2024年11月の米大統領選で民主党の候補指名獲得を目指しているロバート・ケネディ・ジュニア氏は20日、連邦下院司法委員会の「連邦政府の武器化」特別小委員会の公聴会に証人として出席し、バイデン政権や大手IT企業によるソーシャルメディアでの「検閲」を批判した。大統領候補の公聴会出席は珍しいが、今回は共和党がケネディ氏招致を主導した点も異例だ。公聴会ではケネディ氏と批判的な民主党議員がやり合い、共和党の思惑通りの展開となった。


 ケネディ氏は新型コロナウイルスのワクチン接種に反対し、民主党の一部からは「非科学的にワクチンを否定する陰謀論者」と批判されている。さらに公聴会直前、非公開の場で「新型コロナは特定の民族を標的にしたとの議論がある。白人や黒人が狙われ、ドイツ・北欧系のユダヤ人や中国人は最も免疫があった」と発言したことが報じられ、「ユダヤ人や中国人への差別を助長する発言だ」と非難された。

 20日の公聴会で、民主党議員らは「憎悪に満ち、証拠に基づかない言動だ」とケネディ氏の発言を次々と指弾。「ユダヤ系やアジア系を差別する言動を許すべきではない」として公聴会の中止を求める動議も提出したが、共和党の反対で退けられた。一方、ケネディ氏は「『検閲』をテーマにした公聴会を検閲しようとしている」と民主党議員らを批判。「私は人種差別主義者ではないし、新型コロナ以外のワクチンに反対しているわけでもない」と反論した。

 24年大統領選の民主党候補指名争いは、現職のバイデン氏が圧倒的優位を保っているが、世論調査ではケネディ氏も15%前後の支持を集めている。ケネディ氏への支持は「高齢のバイデン氏に対する不満の表れ」と評されている。【ワシントン秋山信一】

6837OS5:2023/07/26(水) 11:34:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aec792ecc155e5c923efedacf73432cd0c1158b
米「第三の党」に注目 トランプ氏利す? 民主警戒 大統領選
7/26(水) 7:10配信

時事通信
米政治思想家コーネル・ウェスト氏=2020年2月、ニューハンプシャー州ダーラム(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年米大統領選に向け、民主党でも共和党でもない「第三の党」の動きがにわかに注目を集めている。

 バイデン大統領率いる民主党は、左派や中道派の候補にバイデン氏への票の一部を奪われ、結果的に共和党の指名候補争いで首位を走るトランプ前大統領を利するのではないかと警戒している。

 キニピアック大が19日に発表した世論調査によると、米有権者の47%が「24年大統領選で第三政党への投票を検討する」と回答。無党派層では「検討する」が64%に上った。現時点で可能性が高いとされるバイデン氏とトランプ氏の再戦を嫌がる有権者の心情がうかがえる。

 こうした中、著名な急進左派の政治思想家コーネル・ウェスト氏(70)が今月、第三政党「緑の党」から出馬を目指す意向を表明した。貧困対策や軍事費削減など、同氏の主張は民主党左派の一部と重なる。

 また、超党派の政治団体「ノー・レーベルズ」のイベントに民主党中道派のマンチン上院議員(75)が出席。マンチン氏は大統領選への意欲を否定しておらず、第三政党からの立候補が取り沙汰されている。

 民主党系の調査会社が先月実施した世論調査では、バイデン、トランプ両氏の一騎打ちを仮定した場合、バイデン氏への支持は52%でトランプ氏を上回った。これに対し、第三政党の候補が参戦すれば21%の支持を獲得し、トランプ氏が40%、バイデン氏は39%でトランプ氏に有利になる結果が出た。

 二大政党制が根付いた米国では、第三政党の候補者が大統領選で勝利する可能性はほぼない。ウェスト氏の動きについて、米ABCテレビは「バイデン氏に急進左派が重視する政策をのませるため」とみる専門家の見方を紹介した。

6838OS5:2023/07/28(金) 08:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/36e65e374ddd67d252dbe9892289f4ac305e7f36
トランプ氏は誰を「パートナー」に? 注目される副大統領候補
7/28(金) 6:00配信
毎日新聞
演説するトランプ前米大統領=米中西部アイオワ州で2023年7月18日、AP

 2024年11月の米大統領選で、共和党の候補指名レースをリードするドナルド・トランプ前大統領(77)の副大統領候補選びが早くも注目されている。民主党の最有力候補であるジョー・バイデン大統領(80)やトランプ氏が高齢なため、大統領が健康問題などで職務を担えなくなった場合に職務を引き継ぐ副大統領への関心は、過去の大統領選に比べて高くなっている。

【写真】起訴されたトランプ前大統領の起訴状

 「率直に言って、ビベックは非常によくやっている」。トランプ氏は7月中旬、FOXニュースのインタビューで、共和党候補争いのライバルであるインド系の実業家、ビベック・ラマスワミ氏(37)を持ち上げた。その上で、ライバル候補の中から副大統領候補を選ぶかについて「可能性はある。大統領候補の何人かは非常に能力がある」と強調。党唯一の黒人上院議員であるティム・スコット氏(57)についても「政府の中で役割を担える」と評価した。

 トランプ氏にとっては大統領候補指名を獲得することが先決だが、世論調査での独走を受けて、米メディアは「パートナー」選びに早くも注目している。ラマスワミ氏は政治経験はないが、「リベラル思想の押しつけ」を批判して保守層にアピール。今年2月から地道に小規模な集会を重ね、若さと弁舌の巧みさを武器に支持を積み上げてきた。選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」の各種世論調査の集計(7月24日現在)によると、支持率は51%で首位のトランプ氏、18・9%で追う南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)に次ぐ6・4%で3位につける。

 スコット氏は演説の名手として知られ、黒人への訴求力が期待されている。6月末時点でトランプ氏に匹敵する約2100万ドル(約30億円)の選挙資金が手元にあるなど、資金集めにもたけている。2人とも政策はトランプ氏より保守的だが、「マイノリティー(人種的少数派)の起用」は非保守層にもアピールできる。

 一方、トランプ氏の支持者の間で人気が高いのは、22年の西部アリゾナ州知事選で注目された元ニュース司会者のカリ・レーク氏(53)だ。知事選での落選後も「選挙の不正」を訴え続ける姿勢はトランプ氏と共通しており、大統領選に向けても応援演説などでトランプ氏を側面支援している。女性ではレーク氏以外に、大統領選・党候補指名レースに参戦しているニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(51)の名前も挙がる。

 トランプ氏の支持者には、最大のライバルであるデサンティス氏との共闘を期待する声も根強い。フロリダ州で進める保守的な政策はトランプ派からも評価が高いが、デサンティス氏は「私はナンバー2のタイプではない」と否定している。1期目のパートナーだったマイク・ペンス前副大統領(64)は、20年大統領選の敗北を覆す工作への協力を拒んだことで、トランプ派からは批判されている。

 副大統領候補選びでは、大統領候補とは異なる支持層から票や資金を集める力が重視される。トランプ氏は20年大統領選で白人男性や農村部の有権者から支持を集めたが、広がりに欠けた面があり、女性やマイノリティーを選ぶことで支持層拡大を図る可能性がある。

 さらに24年大統領選では「副大統領の資質」にも過去になく注目が集まる。民主党の最有力候補であるバイデン氏は、カマラ・ハリス副大統領(58)とのコンビを継続するが、ハリス氏は目立った実績がなく、世論調査での支持率も「不人気」と評されるバイデン氏を下回る約40%だ。高齢のバイデン氏に任期途中でアクシデントがあれば「ハリス大統領」が誕生するだけに、トランプ氏は副大統領候補の討論会などでハリス氏を「攻撃」できるタイプの起用を検討するとみられる。【ワシントン秋山信一】

6839OS5:2023/07/31(月) 19:28:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c735df4b9452dcd3a890f8146190b917ca91ac56
LGBT権利拡大に熱心なリベラル派に反旗 米共和党「WOKE」批判競う
7/31(月) 18:28配信

産経新聞
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、民主党が掲げるリベラルな価値観を厳しく批判する候補が支持を集めている。こうした候補が演説で多用するキーワードが、人種問題や、LGBTなど性的少数者の権利拡大に熱心なリベラル派を揶揄(やゆ)する「WOKE(ウォーク)」という言葉だ。「WOKE」への敵意を煽って保守層を取り込む狙いだが、無党派層を遠ざけかねなジレンマもある。

「WOKE」は元来、黒人独特の英語用法から生まれた言葉で、歴史的に差別を受けてきた黒人の権利意識への「目覚め」といった意味合いがある。

だが、近年は保守派の間で、人種問題のみならず、女性やLGBTなどマイノリティーの保護、気候変動、移民問題といった課題で「左派的な政治姿勢」を批判する用語として定着した。特定の人種や性的志向への差別や偏見を助長しない中立的な表現を推奨する「ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)」に対抗する動きだといえる。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党指名レースで7月28日現在、トランプ前大統領が支持率52%でトップを独走。南部フロリダ州のデサンティス知事が2位(18%)、インド系投資家のラマスワミー氏が3位(5%)と続く。

3氏はいずれも反「WOKE」を前面に押し出す。トランプ氏は「(米国が)ばかげたWOKEからの攻撃にさらされている」と主張。デサンティス氏は、LGBTを巡る教育を制限するなど、知事として推進してきた政策を「WOKEとの戦争」と呼ぶ。政治的に無名だったラマスワミー氏も「『WOKE』が米国の能力主義を阻害している」などと主張し、予想外の健闘をみせている。

共和党を支持する保守派では、リベラルな価値観が浸透して社会が変容することへの拒否感を持つ人が多い。もっとも、保守層には聖書の権威を絶対視するキリスト教福音派や、政府の介入を拒否する自由主義的市場経済を主張する勢力など、多様な潮流が入り交じっている。「WOKE」のレッテルをリベラル派に張って対抗することで、多様な保守系グループを束ねられる、うってつけのキャッチフレーズとなっている。

共和党の指名争いは、来年1月に行われる初戦の中西部アイオワ州党員集会に向けた資金集めが熾烈(しれつ)になってきた。米調査機関モーニング・コンサルトは7月19日の報告書で、各候補が「WOKE」批判を競い合う状況は、党内の指名レースでは有利に働くものの、来年11月の大統領選本選では無党派層の離反を招く可能性があると指摘した。(ワシントン 大内清)

6840OS5:2023/08/03(木) 08:24:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/41f538f1c7311d946fa0164de1b0a6cf3bb50597
トランプ氏、返り咲きへ最大の難局 「選挙妨害」訴え強行突破 穏健派離反の可能性
8/3(木) 7:12配信

時事通信
トランプ前米大統領=7月28日、アイオワ州デモイン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が2020年大統領選への介入を巡り起訴された。

 24年大統領選に出馬しているトランプ氏は、民主党政権による「選挙妨害」を訴えて強行突破を図るが、極端な主張は共和党穏健派や無党派の離反と隣り合わせだ。訴訟費用も膨らむ中、返り咲きに向けて最大の難局を迎えている。

 ◇強まる結束
 「なぜ2年半前に立件しなかったか? 私の選挙のさなかにやりたかったからだ!」。トランプ氏は1日、起訴を受けて交流サイトで「政治的迫害」を印象付けようとした。

 自身に都合の良い物語を作り上げ、同情を買う手法は、トランプ氏のお家芸だ。同氏は今年3月に不倫相手への口止め料に絡む記録改ざんで、さらに6月に機密文書持ち出しで起訴された際も「魔女狩り」を主張。狙い通り支持層は団結した。1日時点の各種世論調査の平均でも、トランプ氏は53.9%の支持を得て共和党候補の中で圧倒的首位に立つ。

 今年第2四半期に同氏が集めた政治献金は3500万ドル超(約50億円)で、第1四半期からほぼ倍増した。米メディアの分析では、8割が200ドル以下の小口献金といい、草の根人気も健在だ。

 ハーバード大が7月に実施した世論調査によると、共和党支持層の61%が20年大統領選でのトランプ氏の敗北を認めていない。大統領選の結果を覆そうとした罪で起訴されるという異常事態を迎えても、トランプ氏が再び大統領候補の指名を勝ち取る可能性が高い。

 ◇「選挙降りよ」
 ただ、トランプ氏の評価は、民主党支持層や無党派層を含めれば一変する。同じ調査では、トランプ氏が再び起訴されれば「大統領選から降りるべきだ」との回答が55%。さらに、56%が「起訴はトランプ氏に不利に働く」とみていた。

 陣営の政治資金報告によると、今年前半で集めた約5400万ドル(約77億円)のうち、弁護士報酬などに約2100万ドル(約30億円)を費やした。訴訟経費は今後さらに膨らみ、他の事件の公判日程も相まって選挙活動を圧迫する恐れがある。

 今回の事件は、選挙の正当性への挑戦という民主主義の根幹にかかわる罪状だが、仮に有罪になったとしても大統領選への出馬を止める法的規定はない。トランプ氏は訴訟費用を募るためにも選挙戦を突き進む構えだ。

 しかし、関連の動きが伝えられるたび、「非トランプ」の有権者に議会襲撃事件の忌まわしい記憶を呼び起こすことになる。選挙戦は、トランプ氏がじわじわと力を奪われる展開になりそうだ。

6841OS5:2023/08/06(日) 10:33:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b73acd4d2e05466372319476868b8a4e492b74f
ポスト「バイデン/トランプ」候補が火花 28年大統領選の前哨戦?
8/5(土) 11:46配信

毎日新聞
米民主党の西部カリフォルニア州知事、ギャビン・ニューサム氏=同州で2023年5月12日、AP

 米民主党のギャビン・ニューサム西部カリフォルニア州知事(55)と共和党のロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)が、テレビ討論会での「対決」に意欲を示している。リベラル系と保守系の州知事の代表格である2人は、2022年から教育や移民を巡る政策でたびたび対立。「ポスト・バイデン/トランプ」の有望株でもあり、早くも「28年大統領選の前哨戦」として注目されている。


 ◇深まる2人の因縁

 討論会は、保守系ケーブルテレビ局「FOXニュース」の著名司会者ショーン・ハニティ氏が6月のニューサム氏とのインタビューで提案した。「経済」「移民」など政策ごとに1分ずつ意見を述べた後に質疑を行い、次の政策テーマに移る形式を想定。計2時間の討論会を持ちかけられたニューサム氏は「そのアイデアに乗るよ。3時間でもいいくらいだ」と意欲を見せた。今月2日にハニティ氏から打診されたデサンティス氏も「ぜひやろう。場所と日時を決めてほしい」と乗り気になった。

 討論会の構想が浮上したのは、22年に2人の因縁が深まったことが背景にある。デサンティス氏が身分証確認の厳格化などによって投票機会を制限したり、性的少数者(LGBTQなど)に関する学校教育の規制強化を進めたりしたのに対して、ニューサム氏は22年7月に「自由が攻撃にさらされている。投票することを困難にし、教室での言論の自由を制限している」と批判するテレビ広告をフロリダ州で展開。「カリフォルニアは言論の自由やヘイト(憎悪)からの自由を信じている」と訴えた。

 一方、デサンティス氏は「フロリダでは人々を封鎖(ロックダウン)せず、個人の自由をしっかり守る」と反論し、新型コロナウイルス禍の中でカリフォルニア州よりも早期に社会・経済活動を再開させたと強調。生活費が高騰する同州から人口が流出し、州所得税がないフロリダ州は逆に流入が増えていることもアピールした。さらに、寛容な移民政策を訴えるニューサム氏への当てつけとして、南部国境から流入する移民希望者をカリフォルニア州に飛行機で移送するなど、両者の対立は深まっている。

 ◇認知度アップ、絶好の機会に

 討論会が実現すれば、2大政党の「顔」として認知度を上げる絶好の機会になる。デサンティス氏は24年の次期大統領選で党候補指名獲得を目指しているが、根強い人気のあるトランプ前大統領に支持率で差を広げられている。討論会で保守政治家の代表格として存在感を示せれば、仮に24年の党候補指名を得られなくても、28年の大統領選につなげられる。一方、ニューサム氏は、バイデン大統領が再選を目指すと決めたのを受けて24年大統領選は立候補を見送ったが、大統領へのステップアップの野心があると報じられている。

 米メディアによると、ニューサム氏は11月上旬に南部ジョージア、ノースカロライナ、西部ネバダ各州のいずれかで開催する案を提示している。いずれも大統領選で民主、共和両党が競り合う接戦州で、2人にとって討論会は「大統領候補」としての試金石となる。【ワシントン秋山信一】

6842OS5:2023/08/10(木) 09:52:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4ef3e67daf3882da8ab520b3d32da3a7b475a58
米国人の「出社嫌い」突出 在宅勤務が定着、経済を圧迫
8/10(木) 7:21配信

時事通信
市内地下鉄駅で降りる乗客ら=5月、ニューヨーク(AFP時事)

 コロナ禍発生から3年以上がたち、米国社会はほぼ正常化した。

 しかし、その間に在宅勤務がすっかり定着し、多くの会社員が職場に戻らない状態が続いている。米国人の「出社嫌い」は商業用不動産市場の悪化を招き、不動産融資を主要業務とする地方銀行の経営を圧迫。米景気の足を引っ張る一因になっている。

【ひと目でわかるグラフ】コロナ前と比べた各都市の出社率

 ◇「通勤は無駄」
 「効率的に仕事ができる。通勤時間は無駄だ」。ニューヨーク市の金融機関で株式トレーダーをしている米国人男性(50)は、在宅勤務の利点をこう強調した。ぜんそくの持病もあり、コロナ禍以降は週5日家で働く。「ストレスが減り、『燃え尽き』状態にもならなくなった」といい、今後も在宅を続ける意向だ。

 米国人が在宅を好む背景には、長い通勤時間や利便性に欠ける公共交通機関、広い家などがあると指摘されている。同市郊外に住む50代の金融調査員の男性は、「家ならパソコンまで60秒」だが、オフィスだと片道2時間かかる上、交通費も出ないと説明。出社はノルマの週3日だけだ。

 在米日本企業も、現地社員の在宅志向に苦慮している。米南部にある日系メーカーのオフィスは、月曜と金曜はガラガラだ。日本人社員は「最低出社日数は週1〜2日。増やしたら現地社員は辞めてしまう」と嘆く。

 ◇低い出社率
 米不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサールが5月に公表した推計によると、コロナ前を100とした場合の米主要都市のオフィス出社率は40〜60%程度。これに対し、欧州の都市は65〜85%、東京は80%、北京やソウルは100%で、米国の低さが突出している。

 一方、4〜6月期のオフィス空室率は同社調べで、ニューヨークが16.7%、サンフランシスコが28.3%。ロンドンの9.5%、東京の4.8%、ソウルの2.0%を大きく上回る。

 ◇地銀に経営リスク
 米国人の出社嫌いは、経済に暗い影を落としている。企業がオフィスを縮小する動きが広がった結果、ビル所有者の賃料収入が減り、ローンを返済できなくなる事例が増えている。

 商業用不動産向け融資の主な担い手は、地域に密着した地銀だ。貸し倒れが増えれば、破綻のリスクが高まる。米銀大手ウェルズ・ファーゴは「質の悪い融資を多く抱える銀行にとっては難しい局面になり得る」(エコノミスト)と警鐘を鳴らしている。

6843OS5:2023/08/15(火) 20:10:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a925c502df03f06bcc47baed037c54d9bde1f256
アメリカの党派対立を培養する「ゲリマンダー」 “二極化”に拍車かける選挙区事情【国際政治のキーワード2023夏】
8/14(月) 12:02配信

FNNプライムオンライン

アメリカの政治用語の一つである「ゲリマンダー」という言葉は、中学だったか高校だったかの社会科の教科書に出てきたように記憶している。その由来は割愛するが、自分たちの都合の良いように選挙区の区割りもしくは線引きをすることを意味する。

【画像】“不自然な形”をしたアリゾナ州の連邦下院選挙区割り

自分勝手な選挙区割り「ゲリマンダー(ジェリマンダー)」
米語では“Gerrymander”と書くが、これを日本人が「ゲリマンダー」と発音すると、けげんな顔をされることが多い。Rの発音が明瞭でないことが原因になっているのかもしれないが、ゲリマンダーではなく「ジェリマンダー」と言うと納得してもらえるのが普通である。

筆者もこの自分勝手な選挙区割りをゲリマンダーと言ったらアメリカ人のプロデューサーにジェリマンダーと正されたことがある。発音記号を見ると[dʒɛriˌmændər]とある。やはりジェリマンダーの方がより正確である。

語尾にingを付けてGerrymanderingというとGerrymanderをすること・そういう区割りをすることという意味になるが、選挙区の区割り・線引きの見直し自体はRedistricting(リディストリクティング)という。アメリカでは10年毎の国勢調査の後、このRedistrictingが州毎に実施される。選挙によってだが、人口の増減に合わせて議員定数も増減することがあるのでRedistrictingも必要になるのである。

ただし、州全体が一つの選挙区になる大統領選挙・連邦上院議員選挙・州知事選挙では、区割りの見直しは無い。問題になるのは州毎の人口に合わせて議員数が割り当てられる連邦下院議員選挙や、事情は異なるが州議会選挙の区割りだけである。もっともこちらにも例外はあって、現在、連邦下院議員定数1だけのワイオミング州では、下院議員選挙の選挙区は州全体の1つしかないので見直しは無い。

そのRedistricting・新しい区割りを決めるのは州議会で、その時の州議会の多数派が自分たちに都合の良いようにGerrymanderingを試みるのが普通でもある。ただし、少数派にとってもそれは不都合ばかりとは限らない。多数派政党が自分たちの都合の良い区割りをすれば、残された選挙区が少数派政党にとって盤石になることも珍しくないからである。

裁判に発展することも…
揉めるのは、多数派政党が少数派政党盤石の選挙区を分割して自分たちが更に勝ちやすくしようとするとき等である。こうした時はご多分に漏れず裁判沙汰に発展することも多い。

最近の裁判沙汰の例を挙げると、アラバマ州の連邦下院議員選挙の新しい区割りをやり直すよう2023年6月にSCOTUS・連邦最高裁判所が命じた事例がある。

南部の保守州であるアラバマに割り当てられた連邦下院議席は現在7、このうち6議席を保守の共和党が占め、リベラルな民主党は1議席しか保持していない。率にしてみると14%強ということになる。しかし、アラバマ州の少数派、主に黒人の有権者は人口比ではおよそ27%いる。故に、アラバマの区割りは27%の少数派有権者の意向を充分に反映していないとしてSCOTUS・連邦最高裁判所は区割りのやり直しを命じたのである。保守派が優勢なSCOTUSでさえ、現状は不公平と断じたのは異例とも言われた事例である。

6844OS5:2023/08/15(火) 20:10:40
“不自然な形”の選挙区
他にも不思議な形をしたGerrymander選挙区を見つけるのは難しいことでは無い。

例えば、アメリカの選挙関連情報サイト、ファイブサーティエイトでチェックすると、アリゾナ州の連邦下院議員選挙区割りはこんな図になる。

左下の第7区にご注目頂きたい。これがGerrymanderingの結果であると断言する程の詳細な知識を筆者は持ち合わせてはいないのだが、明らかに不自然な形をしているのは一目瞭然である。この民主党のシンボル・カラーである青に塗られた選挙区の真ん中上と右下に伸びた細長い地区の形は不自然以外の何物でもない。特に右下部分はこの前の区割りより更に細く長く伸びているのだ。

邪推かもしれないが、この州の南側はメキシコということもあり、民主党支持者が多いヒスパニック系住民が住むエリアを無理やりひとまとめにしてあるのではないかと思われる。その結果、赤がシンボル・カラーの共和党候補がもともと勝ちやすい他の選挙区が共和党にとって更に有利になっているようにも思える。いわゆる激戦区、どちらが勝つか蓋を開けてみなければ全く分からない白色の選挙区は一つしかない。

結果、2022年の中間選挙ではアリゾナ州の連邦下院議員の議席は共和党が6議席、民主党が3議席を占めた。しかし、州全体が選挙区の連邦上院議員選挙と州知事選挙では、候補者の資質の問題もあったようだが、微差ながらいずれも民主党候補が勝利した。やはり区割りは無関係の2020年の大統領選挙でもアリゾナ州全体では僅差ながら民主党のバイデン大統領が勝利を収めている。

Gerrymanderingが生み出す党派対立
単純な小選挙区制の選挙でこのようなGerrymanderingが横行すると、政党別の議席は選挙区毎にどんどん固定化していく傾向が強まっていく。

ファイブサーティエイトの見立てでは、現在の区割りでは定数435の連邦下院議会のうち、民主・共和二大政党のどちらかが投票する前から盤石もしくは有利になっている選挙区が、候補者本人の資質は別として、395選挙区にも達している。そして、蓋を開けてみなければ結果が分からない本当の激戦区は40しかないという。そう、激戦区はもはや1割に満たないのである。

アメリカの選挙においては本選挙の前に原則、予備選挙が行われる。本選挙で公認される候補者を事前に党内の予備選挙で選ぶのである。そして、二大政党のどちらか一方が盤石な選挙区においては、予備選挙で勝ちさえすれば本選挙でも勝ち、議員に選ばれるのはほぼオートマチックである。結果として、連邦下院議会選挙の9割の選挙区においては、党内の予備選挙に勝つことが何よりも大事ということになる。本選挙において中間層や反対党の支持者に訴え掛けることは二の次になる傾向が強まるのである。

そこでは必然的に候補者は党内支持層の耳に心地良い主張をする。保守的な選挙区ではより保守的な、リベラルな選挙区ではよりリベラルな主張をする。そういう候補者が予備選で勝ち、本選挙でも勝つからである。勝たなければお話にならないのはどこの国でも、どこの選挙区でも同じだからでもある。

例えば、共和党のいわゆるトランプ派の政治家たちや民主党の一部左派議員が極端な主張をし続けるのは、裏を返せば、そうしなければ自分の次の予備選が危うくなるからでもある。下手な妥協をすると同じような主義・主張の別の候補に取って代られるのである。だから、連邦議会でも妥協をせずに自分たちの主張を声高に叫び続ける。これが特に連邦下院において党派対立と党内の路線対立が激化する一因になっているのである。

現在のアメリカ政治の宿痾とも言える激しい党派対立・路線対立は、社会全体の分断がその根本原因であることに疑いは無い。しかし、積年のGerrymanderingが生み出した選挙区事情が対立の培養地になってしまっているのも否定できない。Gerrymanderingは結果的に党派対立に拍車を掛けているとしか思えないのである。

【執筆:フジテレビ解説委員 二関吉郎】

二関吉郎

6845OS5:2023/08/16(水) 09:55:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5a450ec056165e1eae55bec4812f9d6f0733bb2
4事件で起訴のトランプ氏、共和党内の支持揺るがず…公判期日が選挙戦の重荷に
8/16(水) 8:19配信

読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】米国のトランプ前大統領は選挙介入疑惑を巡る今回の起訴によって、取りざたされてきた四つの事件全てで起訴された。2024年11月の大統領選に向け、指名候補争いで先頭に立つ共和党内の支持基盤に揺らぎは見られないが、本選では公判対応が重荷になりそうだ。


公判 無党派には影響も
米国のトランプ前大統領=ロイター

 トランプ氏は14日、SNSに「世論調査でリードしている政敵を、現職大統領が様々な形で起訴した。決して許してはならない」と投稿し、民主党のバイデン政権による政治的な動きだと主張。15日には今回の事件について「なぜ2年半前に起訴しなかったのか。(大統領選に向けた)政治運動の真っ最中に起訴したかったからだ」と批判した。

 こうしたトランプ氏の主張は共和党内に浸透している。同党のケビン・マッカーシー下院議長は14日、SNSで「選挙妨害のために政府を武器にした」とバイデン大統領を批判した。

(写真:読売新聞)

 四つの事件のうち「本丸」と見られていた21年1月の連邦議会占拠事件で1日に起訴された後も、党内で「トランプ離れ」は起きていない。米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の世論調査の党内支持率の平均は54・5%で、起訴前よりわずかに上昇している。米CBSニュースが2〜4日に実施した世論調査では、一連の起訴の目的が「トランプ氏阻止のため」との回答が共和党支持層で86%に上った。

 トランプ氏側は判決が出るのが大統領選の後になるよう、裁判の遅延を図る構えだが、公判期日が選挙戦と重なるのは避けられない。不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件は来年3月、機密文書を不法に自宅に持ち出したとされる事件では来年5月に初公判が開かれる予定だ。

 CBSの調査では、起訴が「法の支配を守るためだと思うか」との問いに対し、無党派層は「はい」(52%)、「いいえ」(48%)と拮抗(きっこう)した。公判の対応が、本選でカギを握る無党派層の投票に影響を与える可能性がある。

6846OS5:2023/08/16(水) 23:42:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/7443aeac1611b83281a0291c08abbaed19d15a54
米大統領選、民主と共和の主要候補の顔ぶれ
8/16(水) 22:17配信

産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

米国で2024年11月にある大統領選に向け、共和党が今月23日、主要候補による討論会を中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開く。共和、民主両党を通じ、出馬表明者による本格的な論戦の幕開けだ。両党の主な候補者の横顔をまとめた。

【写真】トランプ前大統領に代わる〝共和党の顔〟と注目されたロン・デサンティス氏

【共和党】

◆ドナルド・トランプ氏(77)

「彼らに討論させてみよう。誰が副大統領にふさわしいか分かるかも!」。トランプ前大統領は交流サイト(SNS)で7月末、8月23日の討論会に参加せず「高みの見物」に回る可能性をほのめした。自身の人気への自信がにじむ。

政敵を罵倒し挑発する手法は健在だ。自身が敗れれば、国民が民主党などリベラル層の「攻撃にさらされる」と主張する。

◆ロン・デサンティス氏(44)

2022年11月の南部フロリダ州知事選で大差で再選し、トランプ前大統領に代わる〝共和党の顔〟と注目された。だが、相次ぐトランプ氏起訴への反発から、同氏の党内求心力が高まると失速した。トランプ氏が敗北を認めない20年大統領選では「もちろん彼は負けた」と語り、対決姿勢を強めている。選対幹部を交代させるなど巻き返しを図っている。

◆マイク・ペンス氏(64)

インディアナ州知事を経てトランプ前政権副大統領。2021年1月、議会襲撃事件直後の上下両院合同会議で、バイデン氏勝利の確定手続きを取り仕切った。選挙不正を主張するトランプ氏から結果を覆すよう圧力を受けたが応じず、脚光を浴びた。トランプ氏勝利を信じる支持層の反感は根深く、厳格な中絶禁止を唱える保守姿勢にもかかわらず、低支持率に泣く。

◆ティム・スコット氏(57)

苦学の末、金融業を経てサウスカロライナ州議員、連邦下院議員と階段を上り、2013年、現職の辞任で空席となった州選出の上院議員となった。南部から黒人が上院議員となるのは南北戦争終結後初めて。再選を果たし、「肌の色ではなく人格によって評価される国に」と訴えた公民権運動指導者キング牧師の夢を実現したと誇った。弱者優遇策や人工中絶に反対する。

◆ニッキー・ヘイリー氏(51)

インド系移民の子で2011年に女性初のサウスカロライナ州知事に就任。トランプ前政権で国連大使を務めた。トランプ氏とは良好な関係を保ち、選挙で争うことはないとしてきたが、世代交代を求め今年2月、指名争いに名乗り。「強く誇り高き米国」をスローガンに、中国への対決姿勢を唱え、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援強化も主張する。

◆クリス・クリスティ氏(60)

2010〜18年、東部ニュージャージー州知事。16年大統領選に名乗りを上げ、指名争い撤退後はトランプ氏を支持。だが、20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏を、「決して誤りを認めようとしない」と非難し、返り咲き阻止を訴える「反トランプ」派に転じた。ロシアの侵略を受けるウクライナについて米国は支援し続けるべきとの立場。

◆ビベック・ラマスワミー氏(38)

インド系投資家。主張の柱は、歴史的に差別を受けてきた黒人ら少数派(マイノリティー)に優遇枠を与えるアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の撤廃と徹底した「能力主義」だ。6月末、連邦最高裁が大学の入学選考での人種考慮を違憲としたことは追い風となりそうだ。政治では無名の「アウトサイダー」ながら予想外の健闘をみせる。

【民主党】

◆ジョー・バイデン氏(80)

民主党幹部からの支持を受け再選を目指す。生産拠点の国内回帰を進め、半導体産業の振興や温暖化対策で雇用創出を図る「バイデノミクス」で、中・低所得者層の底上げを図る方針だ。高齢のため任期をまっとうできるかとの懸念がある。最近も演説での言い間違えや転倒などで健康不安が広がり、ホワイトハウスは外遊などでも体調管理に注意を払う。

◆ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)

ケネディ元大統領のおいで弁護士。根強い人気の「ケネディ家」ブランドを生かし、バイデン大統領の対抗馬として名乗りを上げた。父は故ロバート・ケネディ元司法長官。交流サイト(SNS)に上半身裸で腕立て伏せをする様子を載せ、健康をアピール。高齢不安のあるバイデン氏と比べた若さも訴えたいようだ。反ワクチン運動で知られ、親族からの批判も招いた。

6847OS5:2023/08/22(火) 08:21:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f538bdc11f980dd43edb2559e31bbe308f62d82c
米大統領選、第3政党に勝ち目は? バイデンvsトランプ「うんざり」派が期待
8/21(月) 19:52配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】2024年11月の米大統領選が民主党のバイデン大統領(80)、共和党のトランプ前大統領(77)の一騎打ちとなることを懸念する無党派層や両党穏健派が「第3の候補」に期待を寄せている。40%程度の低支持率が続くバイデン氏に対し、トランプ氏に対する起訴は14日、4度目となった。両氏への不満は第3党に向かうのか。

「もし私が選挙に立ったら、私は勝つ」

7月17日、北東部ニューハンプシャー州マンチェスターの大学構内。第3政党グループ「ノーレーベルズ」の行事で民主党のマンチン上院議員(75)が語ると会場がざわめいた。

マンチン氏は左派の影響力が強いバイデン政権の政策に異議を唱えるなど超党派的行動で知られる。発言はノーレーベルズからの出馬に意欲を示したとして主要メディアに報じられた。

同19日にクイニピアック大が発表した世論調査によると、「第3政党候補の投票を考えるか」との質問に47%が「イエス」と答え「ノー」の比率と拮抗(きっこう)した。内訳は無党派層64%、民主・共和の支持層でそれぞれ35%、38%に上り「有権者の多くが現状維持は駄目だとしていることを明示した」とアナリストのティム・マロイ氏は指摘する。

マンチェスターの会場では新たな選択肢への渇望が渦巻いていた。東部ニュージャージー州から駆けつけたアーサー・キャッツさん(68)は「極端な政策を好む国民は一定程度いるが、その数に不釣り合いなほど民主も共和も左右極端に寄りすぎた。現実的政策を望む中道層を代弁する指導者がいない」と語る。地元の無党派、ジェイミー・ガニエさん(79)も「バイデン氏やトランプ氏には孫たちの国の未来を任せられない」と断言する。

ノーレーベルズは来年の民主・共和の予備選の行方を見極めて「勝てる確信が持てる」人物を条件に擁立を最終判断し、同4月、テキサス州ダラスで開催の全国大会に臨むシナリオを描く。「バイデン対トランプ」再来が決定的になれば、マンチン氏を軸にハンツマン元ユタ州知事(63)やホーガン前メリーランド州知事(67)ら共和党穏健派を加えた正副候補が取り沙汰される。

草の根レベルの第3党組織「フォーワード(前進)党」は発足1年を迎えた。24年は大統領選ではなく地方選に絞り議席獲得を目指すが、共同創設者のホイットマン元ニュージャージー州知事(共和)は1周年の行事で「これほど多くが(既存政党に)うんざりし民主主義が危機にひんしたときはない」と訴えた。

第3政党の大統領候補といえば1992年、96年に出馬した実業家のロス・ペロー氏が想起される。同氏が92年、共和党票を奪ったことはブッシュ(父)大統領が再選を逃す一因となった。2024年も第3政党候補の勝利は困難とみられるが、民主党左派はバイデン氏の支持を奪いトランプ氏を返り咲かせる「スポイラー(壊し屋)」になることを警戒する。

共和党の元選挙参謀、カール・ローブ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナルのコラムで「トランプ氏が候補になれば、共和党も神経質になるはずだ」と述べ、機密文書事件など司法追及が深まるトランプ氏にも「ノーレーベルズは脅威となる」との見方を示した。

6848OS5:2023/08/25(金) 09:56:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e0b5ba47bf00a6b9245b1b14783de24ee93ac1
若手ラマスワミ氏、急浮上 無名候補から3番手に 米共和・大統領選
8/25(金) 7:10配信

時事通信
23日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーの共和党の討論会会場に到着した実業家ビベク・ラマスワミ氏(AFP時事)

 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)時事】来年の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、最年少の実業家ビベク・ラマスワミ氏(38)が勢いを伸ばしている。

 政治経験のない無名候補として参戦したが、テレビ・ラジオ出演やインターネットを活用した精力的な発信を繰り返し、党内支持率で3位に浮上。23日の第1回候補者討論会でも存在感を示した。

 「漸進か、革命か。私は革命の側に立つ」。ラマスワミ氏は初の大舞台で気勢を上げた。歯切れの良さが持ち味で、他候補に積極的に攻撃を仕掛ける姿はトランプ前大統領(77)と重なる。

 その半生は「アメリカン・ドリーム」そのものだ。中西部オハイオ州に生まれ、両親はインド系移民。イエール大法科大学院を修了後、バイオテック企業を立ち上げて成功した。選挙戦に妻と幼い息子2人を伴い、空き時間には独自のポッドキャストの配信も欠かさない。

 孤立主義的な外交姿勢や官僚機構の敵視など、主張は極端で粗削りだ。討論会では「外交を知らない」(ヘイリー元国連大使)、「職業訓練の場ではない」(ペンス前副大統領)などとライバルの標的になった。

 各種世論調査の平均によると、出馬表明時1%に満たなかった党内支持率は22日現在、7.2%に上昇。55.4%で圧倒的にリードするトランプ氏には遠いものの、14.3%に失速したデサンティス・フロリダ州知事(44)を脅かしつつある。

 シカゴからラマスワミ氏の応援に駆け付けた自営業ポール・フェーレンバッカーさんは、「はっきりした物言いと起業家精神が好き」と話す。「トランプは4回も起訴され、選挙戦でエネルギーを失うだろう。若い世代に期待したい」。

6849OS5:2023/08/26(土) 20:41:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a69e1431c8ab0750884a9908fbc7e13d6c833e1e
米国で無名歌手の曲が異例のヒット トランプ派の政治利用が影響か
8/26(土) 20:30配信

毎日新聞
カントリー音楽の曲「リッチモンドの北にいる金持ちどもよ」が米国で異例の大ヒットとなった無名の歌手、オリバー・アンソニー・ミュージックさん=米南部ノースカロライナ州で8月19日、AP

 米国で無名歌手によるカントリー音楽の曲が異例のヒットを記録している。地方の労働者の悲哀など、トランプ前大統領の支持層に響く歌詞が多く、トランプ派は「保守派のアンセム(象徴する曲)」と政治利用を図っている。


 「リッチモンドの北にいる金持ちどもよ」と題し、南部バージニア州リッチモンドの約160キロ北にある首都ワシントンの政治家を批判した曲。23日に中西部ウィスコンシン州で開かれた共和党の大統領候補によるテレビ討論会の冒頭、流された。

 「魂を売り、一日中働き、ばかげた給料のために何時間も残業し……」。そんな歌い出しの曲は無名の歌手、オリバー・アンソニー・ミュージックさんが10日に発表した。本名はクリストファー・アンソニー・ランスフォードで、歌手名は祖父の名にちなむ。

 上向かない暮らし、税金の無駄遣い、腐敗した権力――。「新しい世界で生きる古い魂」と自らを表現し、「私やあなたのような人たちにとって、ひどく残念な世の中になった。目覚めて『これは現実じゃない』となってほしいが、まぎれもない現実だ」と歌う。

 フェイスブックで公表した経歴によると、アンソニーさんは30歳前後の男性。高校中退後、製紙工場の作業員や製造業の営業マンとして働いた。「プロの歌手になろうとは考えたこともない」という。しかし「政治家は鉱山労働者にも目を向けてくれ」「福祉の甘い汁を吸う肥満者」といった直球の歌詞は、民主党の政策を「過剰な福祉」と批判する保守層や共和党支持者の間で話題になった。

 「感じたことをそのまま歌った」という曲は、アンソニーさんと似た境遇にある地方の労働者の思いを代弁する。「あいつらは全てをコントロールしたいだけ」と党派を問わずに政治家を批判しているが、結果として「既存政治への不満」「衰退する米国の再生」を訴えるトランプ氏と親和性の高い曲になった。

 「琴線に触れる」(トランプ派の政治家レーク氏)、「労働者階級に起きたことを表す歌だ」(保守系FOXニュースの司会者イングラハム氏)などと著名人に紹介されたことで、音楽アプリのダウンロード数が爆発的に伸びた。8月中旬のビルボードの週間チャートでは著名歌手を抑えてトップに躍り出た。過去にヒットチャートに入ったことのない歌手の曲が首位になるのは史上初だという。

 一方、リベラルメディアでは批判的な論評が目立つ。米CNNは「主流のポップカルチャーを嫌う人たちが、自らの政治的立場を擁護するためならお金を使うという状況が背景にある」と指摘。米紙ニューヨーク・タイムズも、保守派が自分たちの思想に沿う映画や楽曲のヒットを後押しする傾向の一環だと分析した。

 アンソニーさんは、政治的には中立だと説明。25日に公開した動画でも「保守派の人たちが、私のことを彼らの一部であるかのように言うのはしゃくに障る」と不快感を示し、「(共和党の)大統領候補の討論会で私の曲を流すなんて奇妙なことだよ。あの人たちの(批判の)曲を書いたのにね」と苦笑いを浮かべた。【ワシントン秋山信一】

6850OS5:2023/08/31(木) 10:33:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fad72be83029d9981032da531e8caa39e5f398fc

米共和党重鎮、また言葉出ず 81歳、健康に不安
8/31(木) 7:30配信

時事通信
米共和党上院トップのマコネル院内総務(手前)=7月27日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党上院トップのマコネル院内総務(81)が30日、地元ケンタッキー州での記者会見で突如言葉に詰まり、発話できなくなった。

 マコネル氏は7月にも会見で同様の状態に陥ったばかりで、健康不安が一段と強まっている。

 マコネル氏は記者から「2026年の再選出馬に関するあなたの考えは」と質問された後、約30秒間にわたって一点を見詰めたまま沈黙した。米メディアによると、マコネル氏の報道担当者は「一瞬ふらついた」と説明しており、医師に相談するという。

 マコネル氏は07年から共和党上院トップを務め、在任期間は米史上最長。3月に転倒して脳振とうを起こし、入院していた。

6851OS5:2023/09/03(日) 10:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ee6e79499c3314121d1c444ffa83dae6e1aa3cf
バイデン氏が被災地訪問 「政敵」デサンティス州知事は同行せず
9/3(日) 9:42配信

毎日新聞
米南部フロリダ州でハリケーン「イダリア」の被災地を視察後に演説するバイデン米大統領=2023年9月2日、AP

 バイデン米大統領(民主党)は2日、ハリケーン「イダリア」の被害を受けた南部フロリダ州を訪問した。大統領の被災地訪問では地元首長が同行することが多いが、政敵であるデサンティス州知事(共和党)はバイデン氏と面会しなかった。公の場でバイデン氏と同席する姿が報じられれば、正念場を迎えている2024年大統領選の党候補指名争いにマイナスになると判断したとみられ、災害対応でも深刻な党派対立が影を落とす形になった。


 米メディアによると、バイデン氏はヘリコプターで上空から同州ライブオーク周辺の被災地を視察した後、被災者らと面会。地元選出のスコット上院議員(共和党)や市長らから被災地支援の状況について説明を受けた。デサンティス氏の不在については「失望していない。何か理由があったのだろう」と記者団に語った。

 一方、デサンティス氏はバイデン氏の訪問について、厳重な警備が必要になるため、被災地の復旧活動に支障が出かねないと懸念を示していた。2日には別の被災地を訪問し、被災者への配給を手伝ったという。

 22年9〜10月にハリケーン「イアン」の被害が出た際には2人で被災地を視察しており、今回のハリケーン対応でも電話で頻繁に協議するなど実務面では連携していた。

 24年大統領選でバイデン氏は民主党、デサンティス氏は共和党の候補指名を目指しており、本選で対決する可能性も見据えて互いに批判し合っている。ただ、トランプ前大統領の有力な対抗馬と目されてきたデサンティス氏は支持率が下落し、2番手の座も危うくなっている。【ワシントン秋山信一】

6852OS5:2023/09/13(水) 11:51:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/911ef01543a43b56a7eda5379421089e9661e672
マッカーシー下院議長、バイデン氏弾劾に向けた調査開始を指示…次男ハンター氏の疑惑に絡み
9/13(水) 10:26配信
読売新聞オンライン
マッカーシー米下院議長=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米野党・共和党のケビン・マッカーシー下院議長は12日、バイデン大統領の次男ハンター氏の海外ビジネスを巡る疑惑に絡み、バイデン氏の弾劾(だんがい)訴追に向けた調査の開始を下院の関係委員会に指示した。


 下院共和党は、ハンター氏が民主党・オバマ政権下で副大統領だったバイデン氏の立場を利用して、ウクライナなどで不正に関与した可能性があると主張している。マッカーシー氏は12日、議会内で記者団に対し、「職権乱用や捜査妨害、汚職の疑いがある」と訴えた。下院の監視・説明責任、司法、歳入の3委員会が主導して調査すると説明した。


 ただ、バイデン氏の弾劾が実現する可能性は低いとみられている。弾劾に向けた訴追には下院の過半数の賛成が必要だ。訴追できても上院での弾劾裁判では出席議員の3分の2の賛同がなければ有罪にはできない。

 いずれも現状では、ハードルが高いのが実情で、ホワイトハウスの報道担当官は声明で、「不正の証拠はまったくない。極端な政治的行為で最悪だ」と非難した。

6853OS5:2023/09/15(金) 07:46:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/45a937481bbf34c8293076e6ff41829b157764d2
米共和党ロムニー氏、次期上院選出馬せず 「反トランプ」代表格
9/14(木) 11:43配信


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毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米共和党のミット・ロムニー連邦上院議員(76)は13日、2024年11月の上院選に立候補しないと表明した。25年1月の任期末で政界を引退する公算が大きくなった。12年大統領選では党候補指名を勝ち取ったが、民主党のオバマ大統領に敗北し、19年からは上院議員を務めていた。トランプ前大統領に批判的な共和党穏健派の代表格の退任表明は、分極化が進む米政界を象徴する一幕となった。

【2020年米大統領選】礼賛一色「トランプショー」 異例の米共和党大会

 ロムニー氏は13日の声明で、次の上院議員の任期(6年間)には80歳を超えることを踏まえて「次世代のリーダーたちの出番だ。彼らが、自分たちが生きていく世界を構築する決断をしなければならない」との考えを示した。

 13日の米紙ワシントン・ポストのインタビューでは、24年の次期大統領選について「トランプ氏か、バイデン氏が、次の大統領になるだろう」との見通しを示した上で、「重要な問題に関して、バイデン氏は(米国を)導いていけないし、トランプ氏は導いていくつもりもない」と両氏を批判した。

 ロムニー氏は経営コンサルタント、02年のソルトレークシティー冬季オリンピック組織委員会会長、東部マサチューセッツ州知事などを歴任。08年大統領選では党候補指名争いで敗れたが、12年大統領選では共和党候補として本選に進んだ。18年の上院選は西部ユタ州で当選。トランプ氏の2度の弾劾裁判では、共和党の上院議員として唯一、いずれも「有罪」を支持した。【ワシントン秋山信一】

6854OS5:2023/09/17(日) 09:46:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c103c17dda0340f3e89058d534238d54ddd503d
バイデン氏、再選へ試練 自動車労組スト、次男起訴 米大統領選
9/17(日) 7:20配信

時事通信
15日、全米自動車労組(UAW)のストを受け、ホワイトハウスで演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】全米自動車労組(UAW)のストライキ入りを受け、バイデン米大統領が支持基盤である組合への配慮と米経済への打撃回避との間で板挟みに遭っている。

 次男のハンター氏が銃不法所持などの罪で起訴される悪材料も重なり、来年の大統領選での再選に向けて試練を迎えている。

 「労働者の不満は理解できる。企業側はさらに努力すべきだ」。バイデン氏は15日、史上初の自動車大手3社の一斉スト入りという事態を受けて急きょホワイトハウスで演説。「米史上最も労組に近い大統領」の異名の通り、組合側に寄り添う姿勢を示した。

 ただUAWはストの拡大も示唆するなど強硬姿勢を崩していない。米メディアによれば、ストが10日間続けば50億ドル(約7400億円)の経済損失につながるとの試算もある。長期化は「バイデノミクス」と政権が誇る堅調な経済に冷や水を浴びせかねない。

 米消費者心理には既に、長引くインフレが重くのしかかっている。USAトゥデー紙の最新世論調査では、国民の59%がバイデン政権の経済政策を「支持しない」と回答。経済回復に関してバイデン氏とトランプ前大統領のどちらをより信頼するかを尋ねると、47%が「トランプ氏」と答え「バイデン氏」の36%を上回った。

 さらに今週、長年バイデン氏の不安要素とされてきたハンター氏の問題が相次いで表面化した。野党共和党は12日、ハンター氏の海外企業との取引に関してバイデン氏の弾劾訴追に向けた調査を開始。14日にはハンター氏が薬物依存下での銃不法所持で起訴された。バイデン氏は仮にハンター氏が有罪となっても「恩赦しない」(ジャンピエール大統領報道官)方向だが、共和党が攻勢を強める中、当面防戦を強いられそうだ。

6855OS5:2023/09/19(火) 12:51:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a61043e0aa1242544e61c1a73798b7057987e8cc
米上院、議場でネクタイ不要に 民主主導「リベラル化」、共和反発
9/19(火) 10:45配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂内をノーネクタイで歩く民主党のフェッターマン上院議員=2023年9月6日、AP

 米連邦上院で18日、多数派の民主党の主導で議場でのドレスコード(服装規定)が緩和され、男性議員はジャケットやネクタイの着用が不要になった。米メディアが報じた。

 民主党上院トップのシューマー院内総務は「上院議員は議場で何を着るかを選べる。私はスーツの着用を続ける」と述べた。共和党の一部は緩和に反発しており、リー上院議員は「ズボンは必須。任意じゃない」と皮肉交じりに批判した。

 報道によると、上院の議場でのドレスコードは慣例で男女とも「ビジネスアタイア」とされ、男性はジャケットやネクタイの着用を求められていた。女性は2019年に袖なしの服の着用を認められるようになった。

 シューマー氏は今回、議場出入り口で服装をチェックする守衛に対して、今後は議員へのドレスコードのチェックは不要だと指示した。一方、議場に入る議会職員や議員の補佐官らには従来通り、ビジネスアタイアの服装が求められる。

 ドレスコードの変更の理由は不明だが、22年11月の上院選では、ジーンズにパーカ姿を定番とする民主党のフェッターマン氏(東部ペンシルベニア州選出)が当選。民主系の会派に所属する西部アリゾナ州選出のシネマ上院議員も、色彩やデザインがユニークな服装で知られており、議場でも「リベラル化」を進める狙いがあるとみられる。一方、共和党が多数派の下院では従来通り、フォーマルな服装が求められる。【ワシントン秋山信一】

6856OS5:2023/09/22(金) 13:19:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ee0587da8633cac787577b5e220e8a2c3216d4b
バイデン政権、ベネズエラ移民47万人を就労可能に 越境者急増で
9/22(金) 10:36配信
毎日新聞
米国を目指すベネズエラ人たち=米国とメキシコの国境付近で2023年9月21日、ロイター

 米国土安全保障省は20日、ベネズエラから入国して米国に滞在している移民約47万人に対し、一時的に就労できる資格を与える措置を発表した。ベネズエラをはじめとする中南米からの移民は近年、ニューヨーク市などで急増している。市長らは、移民が社会的なセーフティーネットに頼らず生活するために速やかな就労を認めるようバイデン政権に求めていた。

 同省によると、7月末までに入国したベネズエラ人に対し、18カ月の一時保護資格を与える。この資格は、自国の状況が安全な帰還を妨げている場合、米国に滞在している個人を強制退去から保護するためのもので、就労も認められる。ベネズエラの不安定性が増しているため適用すると説明している。これにより、新たに資格を得られるのは約47万2000人の見通しという。

 バイデン政権下では、「移民に寛容」というイメージから、南部国境を越えて来る移民希望者が殺到。国内政治や経済が混乱しているベネズエラ出身者が急増している。越境者は、南部の州はもちろん、ニューヨークやシカゴなど民主党が地盤とする大都市にも押し寄せている。受け入れにかかる予算や宿泊場所の確保などを迫られる自治体は対応に苦慮しており、バイデン政権に措置を求めていた。

 同省は、8月以降に入国した移民は対象外だとしている。ただし、既に越境した移民に法的な保護を与えることで、新たな移民の越境を促すだけではないかという懸念も残っている。【ワシントン西田進一郎】

6857OS5:2023/09/28(木) 08:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d12e8d1d83cf86013978e71f9fb112f323cfcba2
たった1人の中絶反対議員のために…米軍幹部300人超の昇進人事がストップ 「中国を利するだけ」同盟国日本への影響も
9/27(水) 12:22配信

FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

国の安全保障を賭けた政治的チキンゲーム

秋の爽やかな風を受け、芝生が緑輝く9月中旬。連邦議会の敷地内の広場には、300人を超える現役の軍人の写真や名前が掲げられ、まるで墓地のような光景だった。全員が昇進の承認を理不尽に止められている軍人たちだった。


中には、米軍制服組トップの統合参謀本部議長に加え、陸軍参謀総長、海兵隊総司令官に指名され、各軍のトップ就任するはずの指揮官も含まれていた。このうち米軍海兵隊トップとなる司令官の不在は、当時の司令官が死去した1859年以来164年ぶりで、歴史上、異例の事態が続いていた。

“墓地”の前でFNNの取材に応じたポール・イートン元米陸軍少将は、「承認人事が見送られていることは、国家安全保障上の危機だ。その影響は5,6年先まで及ぼすだろう」と訴えた。さらに弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮や中国、ロシアの動向も踏まえ「影響は、同盟国の日本へも及んでいく」と危機感をあらわにした。

何百人もの承認が延期されると現場では、何が起きるのか。陸軍と空軍の参謀総長、海軍作戦部長らは、覇権を強める中国やロシアによるウクライナ侵攻などに対する米軍の対応を指揮し、数十万人の動きを統括する。

トップの不在中は、承認が保留されたまま「代行」の形でその役を担うが、国防総省は、適切な時期に適切な指揮官がその地位に就けなければ「即応能力を低下させ続け、米国民などの命を危険にさらすことになる」と語る。

軍幹部の承認人事を止める、たった一人の上院議員

米軍幹部の人事は、大統領の指名と上院の承認が必要となる。上院では、伝統的に投票は経ずに全会一致で承認しているが、一人でも反対者がいれば投票となる。

この権力を利用したのがアラバマ州選出の上院議員トミー・タバビル氏(共和党)だ。タバビル氏は、連邦最高裁が中絶の合憲性を認めない判決を出したにも関わらず、国防総省が軍人の中絶を保証しているとして、承認人事を次々と保留している。

国防総省は、中絶が認められない州から認められた州に行く必要がある軍人に休暇と旅費を支給しているが、タバビル氏は、その政策を廃止しない限り譲らないとしているのだ。

これについてタバビル氏は、FNNの取材に対し、「人事の保留は米軍の即応能力に影響はしない。国防総省やバイデン大統領が、中絶を促進するために違法に税金を費やしている。それが続く限り、保留を続ける」と述べ、従来の主張を曲げない考えを示した。

「中国への贈り物」年末までに全体の8割に影響が及ぶ恐れ

国防総省によると、今月21日の時点で、同様の理由で316人(空軍、陸軍、海軍、海兵隊、宇宙軍)の人事の承認が滞っているほか、年末までに軍幹部850人超のうち4分の3にあたる650人が、タバビル氏の人事保留の影響を受けると見積もる。

一方、昇格人事の保留の影響は、軍人本人だけではなく、その家族にも多くのストレスを与えているという。21日、“墓地“を訪れた女性はFNNの取材に対し「知人の家族は、いつ引っ越すかわからず、子どもを学校に入学させることができない。煉獄の中にいるようだ」と語った。実際に何千人もの軍人の家族が、いつ引っ越さなければならないのか、当分の間どこに住めばいいのかわからず、宙ぶらりんの状態に置かれるという。

こうした状況を受けて、上院民主党トップのチャック・シューマー院内総務は、20日から21日にかけて上院の投票による採決に踏み切り、米軍制服組トップの統合参謀本部議長と陸軍参謀総長、海兵隊総司令官の指名を承認した。

上院は、長時間の審議を避けるため、軍人の人事をひとまとめにして承認しているが、タバビル氏の影響で、現時点ではそれは不可能だ。チャック・シューマー氏によると、理論的には候補者を個別に承認することができるが、そうすれば上院の議場で700時間近くを費やすことになると話している。

現地メディアからも保留者全てを承認するには、数カ月、または来年の大統領選挙まで長引く可能性があるとの見方も出ている。これについて国家安全保障の専門家からは、「タバビル氏が、国家安全保障を危険にさらしていることに同意していることと同様だ。これは中国に毎日与え続ける贈り物だ」との声も聞こえてくる。民主義陣営の守護神となる米軍が社会の分断によって翻弄されている。

(FNNワシントン支局 千田淳一)

千田淳一

6858OS5:2023/09/28(木) 17:18:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092700693&g=int
激戦州で労組票巡り火花 バイデン、トランプ両氏が訪問―米大統領選
2023年09月28日07時07分

26日、中西部ミシガン州のスト現場を訪れたバイデン米大統領(中央)(AFP時事)
26日、中西部ミシガン州のスト現場を訪れたバイデン米大統領(中央)(AFP時事)

トランプ前米大統領=25日、サウスカロライナ州サマービル(AFP時事)

 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向け、バイデン大統領とトランプ前大統領が労組票を巡って火花を散らしている。バイデン氏は26日、激戦区の中西部ミシガン州で現職大統領として初めて全米自動車労組(UAW)のスト現場を訪れ、組合員を激励。トランプ氏も27日に労働者を前に演説し、支持を呼び掛ける方向だ。

 「自動車業界は素晴らしい業績を上げている。今度は彼らが私たちのために努力する番だ」。バイデン氏は抗議活動の現場で組合側を「私たち」、経営側を「彼ら」と呼び、40%の賃上げなど組合側の厳しい要求を支持した。隣ではフェインUAW会長が「歴史的瞬間だ」と笑みを浮かべた。
 バイデン氏は自他共に認める「史上最も労組に近い大統領」。とはいえ、大統領が労使交渉のさなかに一方に肩入れするのは政治的リスクが大きい。ストが長期化すれば「生産や雇用、インフレに影響する可能性がある」(パウエル連邦準備制度理事会議長)と懸念される。有権者は長引くインフレで、バイデン氏の経済運営に厳しい目を向けてもいる。
 踏み込んだ行動に出た背景には、バイデン政権が環境対策として進める電気自動車(EV)への転換がストの一因になったという事情がある。伝統的に民主党候補を推薦してきたUAWは今のところ、バイデン氏の推薦を保留。そうした中、トランプ氏は「バイデンが米国の自動車産業を壊滅させる」と不安をあおっている。
 ミシガン州を含む中西部は「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に位置する。2016年大統領選では現状に不満を抱く白人労働者層がトランプ氏支持に流れ、同氏の勝利に貢献した。来年の大統領選も接戦が予想され、ミシガンなど一部の激戦州が勝敗を左右する。80歳と高齢で心身の衰えを指摘される中、支持層の取りこぼしだけは何としても避けたいのがバイデン氏の本音だ。

6859OS5:2023/09/28(木) 21:05:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/be81a142b2bb8229bf408cf28beda627c49727ae
トランプ氏、すでに「対バイデン」に照準 色あせる共和党候補指名レース
9/28(木) 18:58配信

産経新聞
来年の米大統領選に向けた共和党候補の指名獲得レースは、「大本命」のトランプ前大統領が2度連続で討論会を欠席し、主役不在で色あせたものとなった。トランプ氏は第2回候補者討論会が行われた27日、本選の激戦地と目される中西部ミシガン州で演説し、民主党のバイデン大統領との対決に照準を合わせた活動を展開した。

「逃げずに出てこい」。

27日、反トランプを鮮明にするクリスティー前ニュージャージー州知事が討論会出席を避けるトランプ氏を挑発すると、会場からは歓声やブーイングが混じった反応が上がった。

しかし他の候補たちは、ためらいがちな批判に終始した。インド系投資家のラマスワミー氏が、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」を継承・発展させると訴えたのに対し、ヘイリー元国連大使は「あなたは信用できない」と言い放ったが、4度の刑事訴追を受けているトランプ氏に対して厳しい態度を示すことはなかった。討論会を観覧した共和党員らからは「(各候補が)トランプ氏とどう違うかもっと聞きたいのに」との声も上がる。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党支持層のトランプ氏への支持率(27日現在)は56・6%で、2位につける南部フロリダ州のデサンティス知事(14・4%)の約4倍。討論会の参加者全員を合算してもトランプ氏に届かない計算だ。多くの候補は党支持層の反発を恐れ、トランプ氏「一強」に挑む道筋を見つけられずにいる。

その中でトランプ氏は27日、自動車産業の中心地であるミシガン州デトロイトの工場を訪れ、労働者層との近さをアピールした。バイデン氏が前日に同州で、自動車労組のスト現場を応援訪問したのに対抗した。バイデン氏のスト訪問は、現職大統領としては極めて異例の行動だった。本選の行方を左右する東・中西部の「ラストベルト(さびた工業地帯)」の争奪戦が、すでに本格化していることを印象付けた。

27日の討論会場となった「ロナルド・レーガン大統領図書館」は、共和党の中核である保守派が理想視するレーガン元大統領を顕彰する施設。過去の討論会でも特に重要とされてきた舞台だが、トランプ氏は全く意に介する様子を見せなかった。(シミバレー 大内清)

6860OS5:2023/09/30(土) 20:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/751098b31f14c799df79020e3e85ab48468a4446
米下院がつなぎ予算案否決、一部政府機関の閉鎖濃厚に…共和党の保守強硬派21人が造反
9/30(土) 10:47配信

読売新聞オンライン
29日、米ワシントンでつなぎ予算案否決後、取材に応じるケビン・マッカーシー下院議長=ロイター

 【ワシントン=田島大志、田中宏幸】米議会下院は29日、共和党のケビン・マッカーシー下院議長が主導して提出した1か月間の政府資金を確保する暫定予算(つなぎ予算)案を否決した。予算措置期限の30日までに打開するのは困難な情勢で、2024会計年度が始まる10月1日からの一部政府機関の閉鎖は濃厚となった。

 共和党は下院で多数派を占めるが、ウクライナ支援の減額や大幅な歳出削減を主張する保守強硬派21人が造反した。暫定予算案には支出を30%削減する共和党独自の主張が盛り込まれ、民主党も反対に回った。賛成198票、反対232票だった。

 上院では民主党が主導権を握る。閉鎖を回避するには超党派で合意し、暫定予算を上下両院で可決する必要がある。バイデン政権は、60億ドル(約8900億円)のウクライナ支援を含む暫定予算案を超党派で成立させたい考えだ。上院では現行水準を11月17日まで維持する暫定予算案で両党が合意しているが、下院共和党は受け入れない構えだ。29日時点で両党が合意に至るメドは立っていない。

 政府閉鎖となれば、これまでで最長の35日間に及んだトランプ前政権時の2018年12月〜19年1月以来、約5年ぶりとなる。ホワイトハウスによると、10月1日から約70万人の連邦職員が一時帰休となる見込みだ。約130万人の米兵は無給で勤務する。

 バイデン大統領は29日の演説で「軍の部隊が危機に瀕(ひん)している中、政治的な駆け引きをしている場合ではない。完全な職務怠慢だ」と共和党を厳しく批判した。

 バイデン、マッカーシー両氏は5月、政府の借入金の限度を定めた「債務上限」の引き上げを巡り、歳出抑制を含めた予算協定で合意している。イエレン財務長官は29日の演説で、協定を尊重するよう求めた。

6861OS5:2023/10/01(日) 01:24:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0714895a5c709778213642eb6c030b448a5f6fa
ケネディ元大統領のおい、無所属で大統領選出馬か…民主党から立候補模索したが支持広がらず
9/30(土) 21:40配信

読売新聞オンライン
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】ロイター通信は29日、2024年の米大統領選で、弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏が無所属の独立系候補として立候補表明する見通しだと報じた。同氏は動画投稿サイトで10月9日に「重大発表」を行うと表明していた。


 同氏はジョン・F・ケネディ元大統領のおいで、1968年に暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子。一時は民主党からの立候補を模索したが支持が広がらなかった。新型コロナウイルスのワクチン懐疑派として知られる。

6862OS5:2023/10/01(日) 10:36:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/83dd49f94cc5f0e1933dcc3d89105aa19aa921ab
米政府閉鎖、回避へ つなぎ予算案、議会通過
10/1(日) 4:02配信
時事通信
米連邦議会議事堂=ワシントン

 【ワシントン時事】米連邦政府の2023会計年度末を迎えた30日、議会上下両院は11月半ばまでのつなぎ予算案を、賛成多数で可決した。


 難航する24年度予算案の審議時間を稼ぐための措置で、深夜0時(日本時間10月1日午後1時)までにバイデン米大統領が署名して成立すれば、政府機関の一部閉鎖は回避される。

 つなぎ予算案を巡っては、下院で過半数を占める共和党で保守強硬派が反対し、審議がこう着。年度末が迫る中、共和党下院指導部はつなぎ予算案に大幅な支出削減を盛り込むなど、強硬派の主張を反映させた。それでも29日の採決では強硬派からの造反が相次ぎ、否決された。

6863OS5:2023/10/01(日) 11:20:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f64bb025e335d2d5d24560bb8d10d1c2163ccf
米下院、つなぎ予算案可決 土壇場で超党派合意 政府閉鎖回避へ前進
10/1(日) 9:27配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米議会下院は9月30日、米連邦政府の支出を11月中旬まで手当てするつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。上院で可決し、バイデン大統領が署名すれば成立する。2023会計年度(22年10月〜23年9月)予算失効による政府機関の一部閉鎖が懸念されていたが、土壇場で回避に向けた動きが前進した。

 つなぎ予算案は野党・共和党トップのマッカーシー議長が主導した。新会計年度(23年10月〜24年9月)が始まる10月1日から45日間の一時的な支出を手当てする内容で、バイデン政権が反対する大幅な歳出削減を見送る一方、共和党の保守強硬派が反対するウクライナへの追加支援は盛り込まなかった。

 米議会では新年度予算案の協議が停滞。当面の支出を賄うためのつなぎ予算を9月30日までに成立させられなければ、10月1日から政府機関が一部閉鎖されることになっていた。歳出規模やウクライナ支援を巡り協議が難航していたが、期限ギリギリで下院が超党派の合意にこぎ着けた。

 ただ、このつなぎ予算案が成立しても政府支出を賄えるのは11月中旬まで。それまでに新年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ政府閉鎖に追い込まれる恐れがある。【ワシントン大久保渉】

6864OS5:2023/10/01(日) 11:20:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f64bb025e335d2d5d24560bb8d10d1c2163ccf
米下院、つなぎ予算案可決 土壇場で超党派合意 政府閉鎖回避へ前進
10/1(日) 9:27配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米議会下院は9月30日、米連邦政府の支出を11月中旬まで手当てするつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。上院で可決し、バイデン大統領が署名すれば成立する。2023会計年度(22年10月〜23年9月)予算失効による政府機関の一部閉鎖が懸念されていたが、土壇場で回避に向けた動きが前進した。

 つなぎ予算案は野党・共和党トップのマッカーシー議長が主導した。新会計年度(23年10月〜24年9月)が始まる10月1日から45日間の一時的な支出を手当てする内容で、バイデン政権が反対する大幅な歳出削減を見送る一方、共和党の保守強硬派が反対するウクライナへの追加支援は盛り込まなかった。

 米議会では新年度予算案の協議が停滞。当面の支出を賄うためのつなぎ予算を9月30日までに成立させられなければ、10月1日から政府機関が一部閉鎖されることになっていた。歳出規模やウクライナ支援を巡り協議が難航していたが、期限ギリギリで下院が超党派の合意にこぎ着けた。

 ただ、このつなぎ予算案が成立しても政府支出を賄えるのは11月中旬まで。それまでに新年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ政府閉鎖に追い込まれる恐れがある。【ワシントン大久保渉】

6865OS5:2023/10/01(日) 17:41:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/00748c720c2bc341e23cf3e708b8ab16f3bf3f1f
民主・共和、痛み分け予算危機回避 翻弄されるウクライナ支援
10/1(日) 17:10配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米連邦政府の2024会計年度(23年10月〜24年9月)予算を巡り、与党・民主党と野党・共和党が政府機関の一部閉鎖を回避するため、痛み分けの形でつなぎ予算をまとめた。当面の危機はしのいだが、火だねは残っている。2024年大統領選で政権奪還を目指す共和党と、バイデン大統領の再選を狙う民主党の攻防が激しさを増し、今後、争点となったウクライナ支援が翻弄される展開も予想される。

「国境を守り、政府支出を抑制し、経済を軌道に乗せる戦いの始まりだ」

下院共和党ナンバー2のスカリス院内総務は9月30日、つなぎ予算の下院可決を受けた記者会見で、不法移民対策の強化や歳出抑制をバイデン政権や民主党に強く求めていくことを宣言した。

上院か下院いずれかで多数派を持つ野党が、予算審議を通じ政権と与党を揺さぶるのは、通例の駆け引きだ。ただ、歩み寄りを拒み、予算切れに伴う政府閉鎖を引き起こせば世論の強い反発を招くことが必至だ。

共和党のマッカーシー下院議長は民主党と厳しく対立しながらも、「政府閉鎖は望んでいない」などと繰り返し言及。不法移民対策などの要求実現と、民主党との着地点を探るバランスをとろうとしてきた。

つなぎ予算案の最終段階の審議で、共和党側が不法移民対策を除外する一方、バイデン政権と民主党も、重視するウクライナ支援を取り下げる形で落着した。

マッカーシー氏が直面する難題も改めて浮かび上がる。ウクライナ支援には、自国優先を主張するトランプ前大統領に近い共和党の保守強硬派が反発。11月中旬までのつなぎ予算が切れた後の新たな予算審議でも、マッカーシー氏は再び保守強行派との調整を抱えていることになる。

ウクライナ支援の継続を巡っては、8月のCNNテレビの世論調査で、共和党支持層の71%が議会による追加予算の承認に反対するなど、党内で意見が分かれている。無党派層の動向も含め、支援停止が来年の選挙にどのような影響を与えるかを考えながら対応を練る必要がある。

「(マッカーシー)議長がウクライナに必要な支援を可決してくれることを大いに期待している」

ウクライナ支援継続を掲げるバイデン氏は30日に出した声明で、マッカーシー氏にこう協力を求めつつ、共和党の強硬派議員を批判した。

6866OS5:2023/10/04(水) 07:25:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/c41c728cf330a92dee4d92cbc7499423bf7ac1eb
米下院議長、「解任」可能性高まる 解任動議の棚上げに失敗
10/4(水) 4:05配信


毎日新聞
マッカーシー米下院議長=米ワシントンで2023年10月3日、AP

 米連邦下院は3日、マッカーシー議長の解任動議を棚上げして事実上無効化する議案を否決した。解任動議の採決を阻む指導部の試みが失敗したことで、マッカーシー氏が解任される可能性が高まった。下院は3日午後にも議長解任動議の採決を行う見通しで、可決されれば米史上初めてとなる。

 共和党内では穏健派と保守強硬派の内紛が深刻化しており、マッカーシー氏が解任された場合、次期議長の選出が難航するのは必至だ。24会計年度(23年10月〜24年9月)の予算編成や対ウクライナ支援の遅滞といった悪影響が懸念される。

 議長解任動議は2日、共和党保守強硬派のゲーツ下院議員が提案した。マッカーシー氏が政府機関の一部閉鎖を避けるため、11月17日までの暫定的な「つなぎ予算」を民主党の賛同を得て成立させたことを批判。一方、指導部は解任動議を棚上げする議案を提出したが、民主党と共和党保守強硬派の一部が反対した。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212。共和党から5人が「造反」すれば思うように議案を通せない状況で、議会運営を主導するマッカーシー氏は弱い立場に置かれてきた。【ワシントン秋山信一】

6867OS5:2023/10/04(水) 07:25:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a60908b0ec4f97397c505e98e789814c72a9d3b
米下院が共和党マッカーシー議長解任 史上初、党内強硬派の動議可決
10/4(水) 6:32配信

朝日新聞デジタル
ワシントンの連邦議会で2023年10月3日、メディアと警察に囲まれてマッカーシー氏=AP

 米下院は3日、共和党トップのマッカーシー下院議長の解任を求める動議を賛成多数で可決した。下院は共和党が多数を握っているが、共和党内の強硬派が提出した動議に、民主党が賛同した。米メディアによると、下院議長の解任動議が可決されたのは史上初めて。

 3日午後、下院は動議をめぐって採決し、解任への賛成216、反対210で可決した。下院(定数435、欠員2)は、共和党が221議席で、212議席の民主党をわずかに上回っている。通常なら共和党議長の解任動議は通らないが、共和党議員8人と民主党議員の大半が賛成し、一部議員は採決を欠席した。

 動議を提出したのは、下院共和党で20人あまりの強硬派の一人として知られるマット・ゲーツ下院議員。政府閉鎖をめぐる予算審議で、マッカーシー氏が予算切れとなる10月1日の前日、民主党と協力して暫定のつなぎ予算を成立させたことに不満を抱いていた。

 予算には共和党内強硬派が求めた大幅な歳出カットやメキシコとの国境警備の強化策が盛り込まれず、ゲーツ氏は採決前に議場で「マッカーシー氏は下院議長でありながら、重要な場面で立場を示さなかった」と訴えた。

朝日新聞社

6868OS5:2023/10/04(水) 08:08:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/21985c463edf48b516d82bd2bb2db58501572588
米下院、マッカーシー議長解任 史上初、共和内紛が引き金
10/4(水) 5:53配信
時事通信
 【ワシントン時事】米議会下院は3日、共和党の強硬右派が提出したマッカーシー議長(共和)の解任動議を採決し、民主党を含む賛成216、反対210の賛成多数で可決した。

 米メディアによると、下院議長の解任は史上初。共和党の「内輪もめ」を発端とする下院の機能不全は極致に達した。

 強硬右派のゲーツ議員が2日、超党派の支持で成立したつなぎ予算を巡りマッカーシー氏が民主党と協力したことを問題視し、解任を発議した。共和党主流派は解任取り下げ動議で対抗したが、否決された。

 解任に伴い、共和のマクヘンリー議員が臨時代理議長に就任するが、後任の議長が選出されるまで下院の議事進行は停止する。

 共和党では主流派と強硬右派の対立が深刻化しており、今年1月のマッカーシー氏の議長選出には15回もの採決を要した。後任選びも難航が予想され、2024会計年度予算や、つなぎ予算から除外された対ウクライナ支援の審議が当面滞る恐れがある。

6869OS5:2023/10/04(水) 10:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e85a09927440adc95c6754c2cefb105121fd94c
トランプ氏、共和内紛と距離 バイデン氏「議長選出急いで」
10/4(水) 7:27配信

時事通信
トランプ前米大統領=3日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦議会下院がマッカーシー議長の解任を巡り紛糾する中、トランプ前大統領は3日、自身のSNSに「なぜ内輪もめばかりして、米国を破壊している極左の民主党と闘わないのか」と投稿し、共和党の党内対立から距離を置く姿勢を示した。

 
 マッカーシー氏の解任動議を提出したのは、トランプ氏に近い共和党の強硬右派議員だった。トランプ氏は、党の混乱が有権者に負の印象を与えることを危惧したとみられる。トランプ氏は返り咲きを目指して来年11月の大統領選に出馬し、共和党の候補者指名レースで圧倒的優位に立っている。

 一方、ジャンピエール大統領報道官は3日、声明を発表し「米国が直面する喫緊の課題は待ってはくれない。バイデン大統領は早期に下院が議長を選出することを望んでいる」と述べた。

6870OS5:2023/10/04(水) 17:53:30
>下院議長が現職議員でなければならないとの明文規定はなく
www

https://news.yahoo.co.jp/articles/02bd87f526c2d4a94fcf7a6fad975fc05e9c7515
次期下院議長、米共和党にトランプ氏推す声 本人は内紛劇に不満
10/4(水) 16:14配信

毎日新聞
トランプ前大統領=AP

 米共和党のニールズ下院議員は3日、マッカーシー下院議長の解任を受けて「トランプ前大統領を次期下院議長に推す」と表明した。下院議長が現職議員でなければならないとの明文規定はなく、過去にもトランプ氏を議長に推薦する案が取り沙汰されたことがあった。


 米メディアによると、ニールズ氏は声明で「下院が再開した時には、まずトランプ氏を次期下院議長に推薦する。『米国第一主義』の実績があり、下院を再び偉大にするだろう」と述べた。ステューブ下院議員もX(ツイッター)で賛意を表した。

 トランプ氏は2024年11月の大統領選で返り咲きを目指しており、議長職に関心があるのかは不明だ。トランプ氏は、マッカーシー氏、解任動議を提案したゲーツ下院議員の双方と良好な関係を築いている。3日には自身のソーシャルメディアで「なぜ共和党はいつも身内で争っているのか。なぜ、米国を破壊している極左の民主党と戦わないのか」と内紛劇に不満を示した。【ワシントン秋山信一】

6871OS5:2023/10/04(水) 22:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/c61892ab0aedffebf3caa53f9d8dd17be0a8d064
少数強硬派、議会を翻弄 与野党の議席伯仲で力 米下院
10/4(水) 20:33配信
時事通信
米共和党のゲーツ下院議員(写真左)と解任されたマッカーシー前議長(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院共和党の深刻な内部分裂が3日、議長の解任という形で顕在化した。

【図解】2024年米大統領選の主な共和党立候補者

 解任を実現させたのは、わずか8人の強硬右派。民主、共和の議席が拮抗(きっこう)する中、キャスチングボートを握った少数の議員が影響力を増し、議会を混沌(こんとん)の渦に引きずり込んだ。

 「彼らは保守政治家ではない」。米議会史上初めて解任の憂き目に遭ったマッカーシー前議長は3日、強硬派への怒りをあらわにした。解任動議を提出したゲーツ議員を名指しし「注目を集めたいだけだ」と非難した。

 下院の混乱は、昨年の中間選挙で共和党が222議席を得て、213議席の民主党に僅差で勝利したことから始まった(現在は各党1議席減)。一握りの共和党議員が造反すれば法案は通らない。発言力を得た強硬派は今年1月の開会以降、事あるごとに非現実的な要求を突き付け、マッカーシー氏を振り回してきた。

 党執行部の頭を悩ませるのは、強硬派の動機が必ずしも歳出の大幅削減といった政策面に限らないことだ。政治専門紙ポリティコは、たびたびマッカーシー氏にかみつくゲーツ氏について「フロリダ州知事選出馬を狙い、目立とうとしている」との見方を紹介した。

 共和党は後任の議長選びを急ぐが、主流派からの人選はマッカーシー氏と同じ運命をたどる可能性がある。来年11月の大統領選と同時に行われる下院選まで、少数が多数を翻弄(ほんろう)する構図は続く。 


https://www.jiji.com/jc/article?k=2023100400171&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
米下院、史上初の議長解任 共和強硬派が動議―深まる混迷、後任選び難航か
2023年10月04日14時35分

 【ワシントン時事】米議会下院は3日、共和党の強硬右派が提出したマッカーシー議長(共和)の解任動議を賛成多数で可決した。米メディアによると、下院議長の解任は史上初。来週始まる後任の議長選びは難航が予想され、2024会計年度予算や、つなぎ予算から除外された対ウクライナ支援の審議が当面滞ることが懸念される。
米共和、党内対立が激化 下院議長の解任動議提出

 強硬右派のゲーツ議員が2日、先に成立したつなぎ予算を巡ってマッカーシー氏が民主党と協力したことを問題視し、解任を発議。民主党を含む216人が賛成し、210人が反対した。共和党からは、マッカーシー氏と対立する強硬派8人が賛成に回った。
 マッカーシー氏は採決後、記者団に「再び立候補するつもりはない」と表明。「わずか8人が議長をクビにできる制度は問題だ」と肩を落とした。解任に伴い、共和党主流派のマクヘンリー議員が臨時代理議長に就任したが、正規の議長選出まで下院の議事進行は停止する。
 共和党は10日に後任議長選出に関する会合を開く。候補にはマクヘンリー氏のほか、スカリース院内総務、エマー院内幹事ら共和党執行部の名前が挙がるが「本命」は不在だ。同党では主流派と強硬派の対立が先鋭化し、1月のマッカーシー氏の議長選出に際しては15回もの採決を要した。強硬派は執行部からの人選に難色を示すとみられ、議会の混乱が長期化する恐れもある。
 マッカーシー氏の解任を巡っては、民主党が条件付きで救済に動くという観測もあった。しかし、マッカーシー氏がバイデン大統領の弾劾訴追の調査を指示するなど敵対的な態度を続けてきたこともあり、民主党議員の大勢は「彼を助けるつもりはない」と解任を支持。同党下院トップのジェフリーズ院内総務は、声明で「共和党が過激な右派と決別できないなら、解任に賛成する」と突き放した。
 マッカーシー氏は1月、議長選出と引き換えに、解任の発議条件を議員1人に引き下げる規則改正に合意。少数の強硬派の発言権が強まっていた。

6872OS5:2023/10/04(水) 23:00:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/3915c5f941946fa5d4140dac2ebaf1e06ccb78cd
米下院議長解任劇 少数の強硬派牛耳る 標的はウク支援?
10/4(水) 18:15配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】マッカーシー米下院議長の解任は、身内の野党・共和党内でマッカーシー氏に反旗を翻した保守強硬派が主導した。極端な歳出削減を掲げる強硬派の最大の標的は、膨張するウクライナ支援だ。バイデン大統領は「議会の大多数は支援継続を支持している」と強調するが、追加支援の可否に同派の影響力が強まるのは必至。露軍への反攻を続けるウクライナと欧州同盟国に不安が広がっている。

史上初の下院議長解任に動いた保守強硬派のゲーツ議員は「これで終わりではない」とし、自派の意向通りに歳出削減を進める次期体制を目指すと強調した。

採決で投じられた賛成票は民主208、共和8の計216。210の反対票を僅差で上回った。民主党議員の大部分が解任を支持したが、決定打となったのは共和党の造反議員だ。下院の共和議員数のわずか3・6%が、大統領職の継承順位で副大統領に次ぐ要職にいたマッカーシー氏を退任に追いやったことになる。

前代未聞の解任劇に結び付いた〝仕掛け〟は1月、マッカーシー氏が15回目の議長選で当選した際に仕組まれた。反対を続けたゲーツ氏ら強硬派との取引で、マッカーシー氏は「1人だけで解任動議を提出できる」と規則を緩和。9月30日に可決されたつなぎ予算案の審議で同氏の指導力に見切りをつけたゲーツ氏が1人で動議を突き付けた。

「世界中が(米議会を)見ている」。米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は3日の記者会見で指摘した。バイデン政権は議会に10月からの3カ月間を対象に計240億ドル(約3兆5千億円)のウクライナ向け追加予算を申請したが、宙に浮いたままだ。

最新の米紙ワシントン・ポストの世論調査で、共和党支持層の58%は「米国は支援し過ぎ」と回答した。同党の保守強硬派はウクライナ向けから、メキシコ国境警備向けにお金を回して不法移民の記録的流入を阻止すべきだ主張する。次期議長もこうした声を無視できまい。

議会承認なしに大統領の権限で武器供与に使える予算は残り50数億ドル。カービー氏は賄える期間について「戦況や支援規模、必要な能力のいかんによる」と指摘した。その上で、このまま支援予算を確保できなければ、米国の支援は2カ月程度しかもたないとの見通しを明らかにした。「戦闘が続く限り支え続ける」と3日の電話会議で同盟諸国に訴えたバイデン氏の約束も議会の動向次第となる。

6873OS5:2023/10/04(水) 23:25:06

https://news.yahoo.co.jp/articles/b02cce85be21d346e41febc4c51571fb0f125aa9
マッカーシー下院議長、6票差で史上初の解任…共和党から8人が「賛成」
10/4(水) 11:53配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院(定数435、欠員2)は3日、共和党のケビン・マッカーシー議長の解任を求める動議を賛成多数で可決した。共和党の保守強硬派議員が提出した動議を民主党が支持した。米国で下院議長の解任動議が可決されたのは史上初めて。新議長の選出は難航するとの見方が出ており、米議会の混乱が一層深まる可能性がある。

3日、マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 動議は、保守強硬派の代表格マット・ゲイツ議員が、2日に提出した。ゲイツ氏は、マッカーシー氏が政府閉鎖を回避するための暫定予算(つなぎ予算)成立で民主党と協力したことに激しく反発していた。

 採決では、動議への賛成が216、反対210だった。7人は投票しなかった。つなぎ予算では協力を受けた民主党だが、マッカーシー氏への不信感は根強く208人が賛成した。221議席で多数派の共和党はゲイツ氏ら8人が賛成に回った。

3日、解任後に記者会見に臨んだマッカーシー氏=AP

 米メディアによると、下院本会議で議長の解任動議が採決されたのは1910年以来で、この時は否決された。

 議長選は11日に行われる見通しだ。採決後、ゲイツ氏は記者団に「マッカーシー氏よりも優れた議長を選ぶことが米国のためだ」と述べた。マッカーシー氏は解任後の記者会見で再出馬を否定した。新議長の有力候補は不在で、選出には曲折が予想される。

 下院議長の解任は、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援に影響する恐れがある。民主、共和両党は、9月30日につなぎ予算を成立させ、政府機関の一時閉鎖を辛うじて回避したが、つなぎ予算でウクライナ支援は除外され、取り扱いは不透明なままになっている。新議長の方針次第では追加予算の成立は困難になる。2024会計年度(10月1日開始)の予算審議にも響く可能性がある。

 ホワイトハウスは3日の声明で「我が国が直面している課題は待ったなしだ。バイデン大統領は、下院が速やかに議長を選出することを望んでいる」と訴えた。

 今年1月に議長に就任したマッカーシー氏は、大幅な歳出削減や国境警備の強化などを求める保守強硬派の造反に当初から直面してきた。議長には15回目の投票でようやく選出された。この際、議長解任動議を議員単独で提出できる規則改正で譲歩しており、これが命取りとなった。

6874OS5:2023/10/04(水) 23:33:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/aecab1af35a35aa6b7ef3f0d9d047f798803574b
解任マッカーシー下院議長「後悔ない」、議長選での譲歩が命取り…140年間で最も短命に
10/4(水) 23:12配信
読売新聞オンライン
3日、解任後に記者会見に臨んだマッカーシー氏=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】ケビン・マッカーシー米下院議長の解任劇は、野党・共和党の混迷ぶりを露呈する結果となった。後任の議長選は11日に行われる見通しだが、難航は必至だ。米議会は、下院議長不在という異例の事態に直面している。

 「正しいと信じることのために職を失うなら、心は穏やかだ」

 議長解任が決まったマッカーシー氏は3日、記者会見で吹っ切れた表情で語った。予算切れに伴う政府機関の一部閉鎖を避けるため暫定予算(つなぎ予算)を民主党と協力して成立させたことについては「米国民のためだった」と胸を張った。結果的に党内から解任動議を提出されるきっかけになったが、「後悔していない」と言い切った。

3日、マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 一方で、解任動議で賛成に回った同僚議員8人については、「共和党議員の4%が民主党と一緒になって下院共和党のトップが誰になるのか指図できてしまう」と非難した。

 1月の議長選で、マッカーシー氏は保守強硬派の造反に遭い、15回目の投票でようやく選出された。この際、議長解任動議を議員単独で提出できる規則改正で譲歩しており、これが命取りとなった。米CNNによると、マッカーシー氏の議長在職日数は269日で、この約140年間で最も短いという。

 先鋭化する共和党の内部対立について、トランプ前大統領も3日、SNSで困惑を吐露した。

 採決では、民主党が解任に反対票を投じる可能性も取り沙汰されたが、実現しなかった。保守強硬派に配慮せざるを得ないマッカーシー氏に対し、根強い不信感があるためだ。民主党下院トップのハキーム・ジェフリーズ院内総務は採決前に発表した声明で、「下院共和党は組織が麻痺(まひ)している。共和党の責任で内戦を終わらせるべきだ」と突き放した。

 新議長候補には、共和党下院ナンバー2のスティーブ・スカリス院内総務や、保守強硬派の信頼が厚いジム・ジョーダン議員らの名が挙がっているが、本命は不在だ。マッカーシー氏の路線を踏襲する候補には保守強硬派が抵抗し、再び議長選が混乱に陥る可能性がある。

6875OS5:2023/10/06(金) 07:27:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/16476ce261f252aa4f0128b202b8f98327728a5e
主流派、右派2氏が出馬表明 下院議長選へ米共和
10/5(木) 7:23配信


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時事通信
米共和党のスカリス下院院内総務=7月18日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院のマッカーシー前議長(共和)が解任されたことを受け、共和党主流派のスカリス院内総務と、右派のジョーダン司法委員長の2氏が4日、議長選への立候補を表明した。

【写真】米下院共和党のジョーダン司法委員長

 共和党は11日にも議長選の投票を行う日程を描くが、選出に必要な過半数の票を得られるかは両氏ともに不透明だ。

 スカリス氏(ルイジアナ州)は、マッカーシー氏に次ぐ党下院ナンバー2。4日の声明で同党主流派と右派の分断に触れ、「党の深い傷を癒やし、われわれを頼りにする国民のために働く時だ」と融和を訴えた。

 一方、ジョーダン氏(オハイオ州)は司法委員長としてバイデン大統領の次男ハンター氏の疑惑調査などを主導。移民増対策を優先事項に掲げ、ウクライナ支援に反対するなど強硬右派の支持を得やすい。

6876OS5:2023/10/06(金) 17:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/13944fae971db3a4b2288bad232c13529f02bd72
トランプ氏、右派候補に支持表明 下院議長選で影響力誇示 米
10/6(金) 14:25配信

時事通信
トランプ前米大統領=4日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は6日、マッカーシー前下院議長(共和党)の解任に伴う次期議長選について、先に立候補を表明した同党右派のジョーダン司法委員長への推薦を表明した。

 「彼は素晴らしい議長になる。完全に支持する」とSNSに投稿した。共和党支持層に圧倒的な人気があるトランプ氏の「介入」は、議長選の行方を大きく左右しそうだ。

 支持表明には、来年11月の大統領選をにらみ、党内への影響力を誇示する狙いがある。トランプ氏はこれまで「私が米国を再び偉大にするのを助ける議長を選ぶためなら、必要なことは何でもする」と語っていた。

 ジョーダン氏は司法委員長として、トランプ氏に対する数々の刑事捜査の「検証」を主導。バイデン政権には「司法を政治利用している」と批判の先頭に立ってきた。対ウクライナ支援に否定的な姿勢でも知られる。次期議長選にはジョーダン氏のほか、より穏健な共和党主流派のスカリス院内総務が名乗りを上げている。

6877OS5:2023/10/08(日) 21:35:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/d68a04f71a9d26b77754e4d41b67c5a9d45c5b82
トランプ氏、キングメーカー狙う 下院議長に自派のジョーダン氏推薦
10/7(土) 14:43配信
毎日新聞
法廷を離れる際に発言するトランプ前米大統領=ニューヨーク市で2023年10月4日、AP

 米共和党のトランプ前大統領は6日、連邦下院の次期議長に同党のジョーダン下院司法委員長を推すと表明した。下院多数派の共和党は前議長の解任で空席となった議長候補の選任を進めており、現指導部からナンバー2のスカリス院内総務も名乗りを上げているが、党内に影響力を持つトランプ氏の推薦はジョーダン氏に追い風となる。トランプ氏には「キングメーカー」として下院への影響力を強める狙いもある。

【図解】トランプ前米大統領を巡る「四つの事件」

 トランプ氏は自身のソーシャルメディアで「ジョーダン氏は犯罪や国境、軍事、憲法修正2条(銃所持の権利)といった問題に強い。偉大な議長になるだろう」と述べた。ジョーダン氏はトランプ派の代表格の一人で、トランプ氏の大統領退任後も政治集会にたびたび招かれるなど良好な関係を築いている。

 下院では民主党のバイデン大統領の弾劾訴追に向けた審査が進行中で、トランプ氏は2024年大統領選でのバイデン氏との対決を見据えて、下院の議会運営を背後から操りたい思惑もあるとみられる。

 下院議長は現職議員であることが要件となっておらず、共和党内にはトランプ氏の議長就任を期待する声もあったが、トランプ氏は大統領選に集中する構えだ。反トランプ派からは、四つの刑事事件で起訴されたトランプ氏の議長選出馬は「禁錮2年以上の有罪になる可能性がある事件で起訴された場合、指導部に就けない」とする党下院の内規に抵触するとの指摘も出ていた。

 一方、共和党穏健派の下院議員ら45人は6日、保守強硬派のゲーツ下院議員が提出した動議が可決されてマッカーシー前議長が解任されたことを受けて、「各議員が単独で議長解任動議を提出できる」という規則の廃止を求めた。マッカーシー氏が今年1月の議長選で保守強硬派の協力を得るために4年ぶりに復活させた規則だが、保守強硬派が解任動議提出をちらつかせて議会運営に圧力をかけてきた経緯があり、穏健派は「議会の安定性を損ねる」と懸念していた。

 米メディアによると、次期議長にはジョーダン、スカリス両氏以外に、保守派議連「共和党研究委員会」のトップ、ハーン下院議員も出馬を検討している。保守系のFOXニュースで9日に3氏の合同インタビューが行われると6日にいったん発表されたが、党内から「議長候補選任は党内部で進めることだ。同僚議員に話す前にテレビで話すのはおかしい」と異論が相次ぎ、キャンセルされた。

 下院共和党は10〜11日に議長候補の演説会や選挙を実施し、候補の一本化を図る方針だ。その後、民主党議員も含めた下院議員の投票で「棄権を除く有効投票の過半数」を獲得すれば議長に選任される。ただ、1月の議長選では保守強硬派が、党内手続きを経た後もマッカーシー氏の選出に反対し、決着まで15回の投票を要した。【ワシントン秋山信一】

6878OS5:2023/10/10(火) 07:21:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ded8b55da86c0be666e3a90601692bec5e62336
ケネディ氏、無所属での出馬表明 与野党票流出、行方左右も
10/10(火) 4:02配信


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共同通信
演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=9月15日、米ロサンゼルス(ゲッティ=共同)

 【フィラデルフィア共同】2024年米大統領選で民主党の指名獲得を目指していた弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏が9日、無所属での出馬を表明した。一定の人気を得てきた候補の方針転換で、民主、共和両党の候補から票が流出し、選挙戦の行方を左右する可能性もある。

 ケネディ氏は1963年に暗殺されたケネディ大統領のおい。再選を目指す民主党バイデン氏、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏と三つどもえの争いになった場合、有権者の14%が「投票する」との世論調査結果が今月出ている。

 ケネディ氏は演説で「国民の期待を裏切り、分断を増幅させてきた政治エリートから独立を宣言する」と述べた。

6879OS5:2023/10/10(火) 19:59:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f591d54753a2a4d416a1c8c47ff2b07afc7e1366
米大統領選に無所属から出馬 ケネディ氏が民主党を離党
10/10(火) 16:12配信

AP通信
フィラデルフィア、ペンシルベニア州、10月10日 (AP) ― 長年環境問題に取り組んできた弁護士で、「反ワクチン」論者のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が10月9日、米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた大統領選挙に向けた集会で、先に立候補を表明した民主党から、無党派に転じると宣言して、注目を集めている。
 当地の独立記念館で行われた演説で、暗殺されたケネディ元大統領のおいであり、同じく暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子であるケネディ・ジュニア氏は、大企業やメディア、2大政党から独立すると宣言。
 「そのためには、まず自身の独立を宣言。民主党とその他の政党からの独立をしなければならない」と述べた。
 ケネディ・ジュニア氏、政界で最も有名な民主党一族の一人であるが、共和党からの好感度は民主党より高い。
 しかし、同氏がトランプ前大統領と戦うことになる大統領選挙で、共和党の支持が反映されるかどうかは不明だ。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

6880OS5:2023/10/10(火) 21:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/744bd83a52b7b85c4ace5d7ba699f8197202c24dトップ空席、動けぬ議会 イスラエル支援へ前議長復帰説も 米
10/10(火) 20:33配信


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時事通信
マッカーシー前米下院議長=7月27日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が激化する中、米議会の機能不全が露呈している。

 同盟国イスラエルへの支持では超党派で一致するが、下院は先週解任されたマッカーシー前議長(共和)の後任が不在のため、既に決まった分を超える軍事支援の承認手続きができない。緊急措置として、マッカーシー氏の復帰説も浮上している。

 マッカーシー氏は9日、急きょ記者会見を開き、ハマスに拉致された米国民の保護やイスラエルへの強力な支援をバイデン大統領に求めた。解任直後は議長選に出馬しない意向を表明していたが、議長復帰について問われると「会派が決めることだ」と述べ、排除しない考えを示した。

 マッカーシー氏は先週、下院多数派の共和党の内紛で議長を解任された。下院では立法作業が止まり、つなぎ予算から外れた対ウクライナ支援の審議も宙に浮いている。

 議長選には、共和党下院ナンバー2のスカリス院内総務と右派のジョーダン司法委員長が立候補したが、いずれも選出に必要な過半数の票を確保できていないとされる。同党は11日に議長候補を選ぶ党員投票を行うが、すんなりと決まるかは不透明だ。

6881OS5:2023/10/11(水) 14:07:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab3396f39a85153726e4420128984975cfa5e891
米下院議長選 共和の候補選出は一騎打ちに 調整難航の可能性も
10/11(水) 13:17配信

毎日新聞
下院議長選について記者団に話す共和党のスカリス院内総務(左)=米ワシントンで2023年10月10日、AP

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は10日、マッカーシー前議長解任に伴う次期議長選に向けた聴聞会を非公開で開き、現指導部ナンバー2のスカリス院内総務とジョーダン下院司法委員長が議員らに支持を訴えた。米メディアが報じた。11日に議員団の非公開の投票によって議長候補を選出する見通しだ。


 ただ、下院(定数435、欠員2)は共和党221、民主党212と議席差が小さい。全議員の投票による議長選では、民主党は党下院トップのジェフリーズ院内総務を推す方針だ。多数派の共和党から数人が同党の議長候補以外を推せば、当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に届く候補が出ない事態になる。議長候補が党内の結束を図れるかどうかが鍵で、調整が難航する可能性もある。

 スカリス、ジョーダン両氏とも党内保守派で、中道寄りの穏健派に支持を広げることが課題になる。スカリス氏は党下院指導部の経験が長く、議会運営にも知見があるが、8月に血液のがんと診断されたことを公表しており、健康不安を抱える。

 一方、ジョーダン氏は保守強硬派の「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」の創設メンバーの一人で、トランプ前大統領の支持も得ている。だが、「つなぎ予算」の期限切れが11月中旬に迫り、政府機関の一部閉鎖を回避するために民主党と協力する必要がある中で、ジョーダン氏の対決色の強さを心配する声もある。

 下院はマッカーシー前議長が今月3日に解任され、議事が停滞している。パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスと戦闘中のイスラエルへの支援を急ぐため、バイデン政権は早期の議会正常化を求めている。【ワシントン秋山信一】

6882OS5:2023/10/11(水) 21:13:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f99be85d33dc17962dea88b690df5bf20cad910
米下院議長候補指名へ 混迷か結束か 問われる共和党
10/11(水) 19:29配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米野党共和党のマッカーシー下院議長が党内の保守強硬派の造反により解任されたことを受け、共和党は11日午前、投票で議長候補を指名する。下院多数派の同党候補が決まれば同日中に本会議の選挙で選出される見込み。イスラム原理主義組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を受け、議会の団結を求める声がある一方、混迷が続く可能性もある。

立候補しているのは党下院ナンバー2のスカリス院内総務とジョーダン議員。スカリス氏は党穏健派の筆頭格で党内融和を訴える。ジョーダン氏は保守強硬派の「自由議員連盟」に所属し、今回トランプ前大統領の推薦を受けた。マッカーシー氏の復帰を推す声もあるが、同氏は情勢を見極めているとみられる。

下院議席数は共和221、民主212。米メディアによると、本会議での選出を確実にするため、党内での指名投票は勝者が下院議員の過半数に相当する217票を獲得するまで続けられる。

議長職をめぐっては1月、マッカーシー氏が党内強硬派の反対を浴び、15回目の投票でようやく選出された経緯がある。その一人のゲーツ議員が今月2日、マッカーシー氏の解任を求める動議を提案。採決でゲーツ氏ら強硬派の8人が民主党とともに賛成に回った。

議会は政府機関閉鎖を回避するため、現在のつなぎ予算が期限切れとなる11月中旬までに、2024会計年度本予算案か新たなつなぎ予算案を成立させる必要がある。9月末に成立した現つなぎ予算は下院共和党の一部の反対でウクライナ支援が除外された。

6883OS5:2023/10/12(木) 07:38:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/996eee3d077185ae83954fc679775bfa6a15e913
米共和党、下院議長にスカリス氏指名 トランプ氏推薦候補は敗れる
10/12(木) 7:08配信

朝日新聞デジタル
2023年10月11日、米共和党内の投票で下院議長候補への指名を受け、記者団の取材に応じるスカリス院内総務=ロイター

 解任された米下院議長の後任選びに向けて、下院で多数派を握る共和党は11日、党内で投票を実施し、党主流派のスカリス院内総務を下院議長候補に指名した。今後は下院本会議での投票に移るが、就任に必要な過半数の確保に向けて党内が一致できるかはまだ不透明だ。


 米メディアによると、スカリス氏は党内の投票で113票を獲得した。トランプ前大統領の推薦を受けていた右派のジョーダン司法委員長は、99票にとどまった。

 本会議での投票も11日に予定されていたが、共和党は延期を決定。2人の候補に割れた党内をまとめるために、協議を続けている。本会議での投票がいつになるかは未定。

 下院本会議(定数435、欠員2)では、議長選出に過半数となる217票が必要だ。民主党(212議席)は党下院トップのジェフリーズ氏に投票するため、スカリス氏は共和党(221議席)のうち217票を確保する必要がある。

朝日新聞社

6884OS5:2023/10/12(木) 10:38:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/278ced1821016a3994c6ea15a3b765dbdd4f45fe
アメリカ下院議長選 共和党、候補にナンバー2選出も調整難航
10/12(木) 9:55配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は11日、次期議長候補に現指導部ナンバー2で保守派のスカリス院内総務を選出した。ただ、民主党も含めた全下院議員の投票による議長選では、共和党のほぼ全員が支持しなければ当選ラインには届かない。議長選の日程は未定。党内の調整は難航しており、スカリス氏が当選に必要な支持を確保できるかどうかも不透明だ。


 米ABCニュースによると、スカリス氏は非公開で行われた党議員団の投票で113票を獲得し、トランプ前大統領からも支持を受けたジョーダン下院司法委員長の99票を上回った。8人は他の候補に投票し、3人は棄権した。

 下院はマッカーシー前議長が今月3日に動議可決で解任された後、議長不在で議事が停滞。2024会計年度(23年10月〜24年9月)の予算編成、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスと戦闘中のイスラエルへの支援、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援など懸案がたまっている。スカリス氏は会合後、「早く問題を解決して、下院を再開させなければならない」と記者団に述べ、党内の支持固めを急ぐ考えを示した。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212で、民主党は党下院トップのジェフリーズ院内総務を推す方針だ。全員が投票した場合、共和党議員のうち5人がスカリス氏以外を推せば、当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)を超える候補が出ずに投票はやり直しになる。

 CNNによると、ジョーダン氏は議長選でスカリス氏に投票する方針だが、少なくとも数人は「議長選でもジョーダン氏に投票する」と述べた。前議長のマッカーシー氏に投票するとしている議員もいる。【ワシントン秋山信一】

6885OS5:2023/10/13(金) 11:58:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c858f820245238383766547204e0e650aadf9228
米下院議長選で共和指名のスカリス氏が本選撤退表明 分裂と混迷なお
10/13(金) 10:13配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米メディアによると、野党共和党のマッカーシー下院議長の解任を受けて共和党下院議員団の投票で11日に議長候補に指名された党ナンバー2のスカリス院内総務(58)が12日、議長選からの撤退を表明した。スカリス氏はジョーダン下院司法委員長(59)との接戦を制したが、本会議での選出に必要な過半数を党内で確保できず出馬を断念したとみられる。

党内の保守強硬派の造反で今月3日に解任に追い込まれたマッカーシー氏の後任選びは白紙に戻り、共和党内の分裂と議会の混迷は続く見通しとなった。

穏健派の筆頭格で「党内融和」を唱えたスカリス氏は11日の投票で、保守強硬派の「自由議員連盟」に所属しトランプ前大統領の推薦を受けたジョーダン氏を僅差で抑え、指名を受けた。

下院議席(435)の構成は共和221、民主212、欠員2で、本会議の議長選を勝利するには過半数217票が必要。スカリス氏は共和単独での選出を確実にするためジョーダン氏の支持議員に結束を呼び掛けてきたが難航。このまま本選に進んでも、一度の投票で勝者が決まらず混乱は避けられないと判断したとみられる。

イスラム原理主義組織ハマスの攻撃を受けたイスラエル向けの追加予算に向けた協議が急務だが、議事運営に強力な権限を持つ議長不在で下院は法案審議や採決ができない状態だ。

スカリス氏は「下院は議長を選んで再開する必要があるが、克服しなければならない分裂がまだ続いている」と語った。

6886OS5:2023/10/13(金) 17:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41d25b1b9dd9bf40fd0c4018ca5c6d8473a4e2
米下院議長選は振り出しに、異常事態の出口見えず…共和党・スカリス氏撤退
10/13(金) 17:13配信


読売新聞オンライン
スカリス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院共和党のスティーブ・スカリス院内総務は12日、議長選からの撤退を表明した。党内選挙で議長候補に選ばれたが、本選で必要な票を固められなかった。共和党の内部対立に端を発した議長不在の異常事態は、出口が見えなくなっている。

 党内保守強硬派の反発で解任されたケビン・マッカーシー氏に次ぐナンバー2のスカリス氏は、党の非公開会合で議長候補の指名辞退を伝えた。その後、記者団に対し、「それぞれの思惑を横に置き、この国が必要としていることに集中すべきだ」と述べ、不満をあらわにした。

 米メディアによると、11日に行われた党内選挙で、スカリス氏は113票を獲得。保守強硬派らの支持を受けたジム・ジョーダン司法委員長は99票だった。現在の下院の構成は共和党221議席、民主党212議席、欠員2議席で、議長選で全員が投票した場合の選出ラインは217だ。造反を4人以下に抑える必要があったスカリス氏は、説得に奔走したが、保守強硬派を中心に約20人が応じなかったという。

 スカリス氏の撤退で、議長選びは振り出しに戻った。下院の機能不全が長引けば、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援や、イスラム主義組織ハマスに攻撃されたイスラエルへの支援にも影響が出そうだ。

6887OS5:2023/10/16(月) 08:24:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41d25b1b9dd9bf40fd0c4018ca5c6d8473a4e2
米下院議長選は振り出しに、異常事態の出口見えず…共和党・スカリス氏撤退
10/13(金) 17:13配信

読売新聞オンライン
スカリス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院共和党のスティーブ・スカリス院内総務は12日、議長選からの撤退を表明した。党内選挙で議長候補に選ばれたが、本選で必要な票を固められなかった。共和党の内部対立に端を発した議長不在の異常事態は、出口が見えなくなっている。

【写真】マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 党内保守強硬派の反発で解任されたケビン・マッカーシー氏に次ぐナンバー2のスカリス氏は、党の非公開会合で議長候補の指名辞退を伝えた。その後、記者団に対し、「それぞれの思惑を横に置き、この国が必要としていることに集中すべきだ」と述べ、不満をあらわにした。

 米メディアによると、11日に行われた党内選挙で、スカリス氏は113票を獲得。保守強硬派らの支持を受けたジム・ジョーダン司法委員長は99票だった。現在の下院の構成は共和党221議席、民主党212議席、欠員2議席で、議長選で全員が投票した場合の選出ラインは217だ。造反を4人以下に抑える必要があったスカリス氏は、説得に奔走したが、保守強硬派を中心に約20人が応じなかったという。

 スカリス氏の撤退で、議長選びは振り出しに戻った。下院の機能不全が長引けば、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援や、イスラム主義組織ハマスに攻撃されたイスラエルへの支援にも影響が出そうだ。

6888OS5:2023/10/18(水) 09:50:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0f529c7485ae44b7f7b2da2e06337e167dab43
米下院議長選、初回投票で決着せず 共和党右派候補に対し造反相次ぐ
10/18(水) 6:19配信

朝日新聞デジタル
ワシントンの連邦議会で17日、下院議長選の1回目の投票で過半数を獲得できなかったジョーダン司法委員長=AP

 米下院は17日、解任された議長の後任を選ぶ投票を実施した。だが、多数派を握る共和党内で後任候補に指名されたジョーダン司法委員長は過半数の支持を獲得できず、最初の投票で議長は選出されなかった。

 共和党議員らは現在、造反した議員の説得にあたっているが、決着する見通しはたっていない。2回目の投票は18日にある。

 下院本会議(定数435、欠員2)での1回目となる17日午後の投票では、民主党の全議員が投票した党下院トップのジェフリーズ氏が212票を獲得。共和党はジョーダン氏が200票、スカリス院内総務が7票、マッカーシー前議長が6票、他に複数人が数票だった。下院議長の選出には過半数の得票が必要だが、現時点では誰も届いておらず、投票はやり直しになる。

 ジョーダン氏はトランプ前大統領の推薦を受けている党内右派で、議員連盟「フリーダム・コーカス」の創設メンバー。この議連に所属する議員たちが、強硬な保守政策を求めて党主流派と対立し、マッカーシー氏を議長の座から追いやった経緯がある。

朝日新聞社

6889OS5:2023/10/19(木) 14:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/414f8cd913bfbf53c6a99d6c4e22e0049ef8e646
米下院議長選 造反増でトランプ派候補2日目も失敗
10/19(木) 10:58配信


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は18日の本会議で、マッカーシー前下院議長の解任に伴う2回目の議長選を行った。多数派の野党共和党の候補でトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長(59)は前日に続き必要な過半数を獲得できなかった。造反票は増え、選出の見通しは一段と厳しくなり、機能停止の打開策を模索する動きも出てきた。

下院(定数435)の構成は共和221、民主212、欠員2。選出には過半数217票が必要だが、この日ジョーダン氏に入ったのは199票。他候補に投じられた党内造反票は22票と前日より2票増加し、根深い党内対立を浮き彫りにした。民主党は全員がジェフリーズ院内総務(53)に投じた。

19日に3回目の投票が実施されるかは不透明。3日にマッカーシー氏が解任され2週間以上が経過し、共和党内では議長代行を務めるマクヘンリー議員(47)に議長として実質的な権限を与える暫定案が浮上。関連動議の承認が必要だが、民主党の指導部も同案に前向きな姿勢を示しているという。

バイデン大統領は週内にもイスラエルやウクライナ向け軍事支援で大型の追加予算案を議会に要請する見通しだが、議長不在が続けば審議に遅れが生じる。

6890OS5:2023/10/19(木) 16:01:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba133da34f96d21bbf498db7fa85ac13f54a5e92
米下院議長選、ジョーダン氏は2回目投票でも敗北 共和党内から強い反発
10/19(木) 14:22配信
CNN.co.jp
マクヘンリー臨時議長(左)と話をするジム・ジョーダン議員=18日

(CNN) 米下院は18日、空席となっている下院議長を選ぶ2回目の投票を実施した。共和党内で議長候補に指名されたジム・ジョーダン議員はまたも選出に必要な票を獲得できず、前日に行われた第1回投票を下回る得票数に終わった。

【映像】米下院議長選、ジョーダン氏は2回目投票で票数減る

ジョーダン氏は敗北後、引き続き議長選にとどまる意向を表明した。下院は米東部時間19日正午に3回目の投票を実施するとみられている。議長不在の下院は実質的に機能停止状態。国外で紛争が勃発し、国内では来月に政府閉鎖に陥る可能性も浮上する中、不安定な状況が続く。

トランプ前大統領はジョーダン氏への支持を表明していた。保守派のジョーダン氏が支持集めに苦慮する状況は、下院議長選におけるトランプ前大統領の影響力の限界も浮き彫りにしている。

危機打開の道を模索するよう共和党議員に求める声が強まる中、一部では共和党のマクヘンリー臨時議長の権限を拡大する動きも出ている。ただ、この動きには異論もあり、共和党議員の立場は割れている。

17日の第1回投票では、下院共和党の20人がジョーダン氏に造反した。18日には造反者が22人に増え、ジョーダン氏への反発が強まっていることを示した。新たにジョーダン氏に造反した共和党議員は4人で、2人が支持に転じた。

下院共和党の議席は過半数をわずかに上回る状況で、ジョーダン氏は数票しか失う余裕がない。造反者が多い現状では、議長職ははるか手の届かないところにある。

本会議の採決で2度目の敗北を喫した後、ジョーダン氏は引き続き議長就任をめざす意向を示した。

「次回の投票がいつになるかは分からないが、同僚と協議を続けたい」「議員と話をしながら引き続き取り組んでいく」(ジョーダン氏)

ジョーダン氏は賛否が分かれる人物で、票集めが難航する要因になっている。トランプ氏の忠実な支持者で、強硬派の議員連盟「フリーダム・コーカス」の創設を支援。下院司法委員会の委員長として、下院共和党が主導する調査のキーパーソンにもなっている。

6891OS5:2023/10/19(木) 21:22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/414f8cd913bfbf53c6a99d6c4e22e0049ef8e646
米下院議長選 造反増でトランプ派候補2日目も失敗
10/19(木) 10:58配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は18日の本会議で、マッカーシー前下院議長の解任に伴う2回目の議長選を行った。多数派の野党共和党の候補でトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長(59)は前日に続き必要な過半数を獲得できなかった。造反票は増え、選出の見通しは一段と厳しくなり、機能停止の打開策を模索する動きも出てきた。

下院(定数435)の構成は共和221、民主212、欠員2。選出には過半数217票が必要だが、この日ジョーダン氏に入ったのは199票。他候補に投じられた党内造反票は22票と前日より2票増加し、根深い党内対立を浮き彫りにした。民主党は全員がジェフリーズ院内総務(53)に投じた。

19日に3回目の投票が実施されるかは不透明。3日にマッカーシー氏が解任され2週間以上が経過し、共和党内では議長代行を務めるマクヘンリー議員(47)に議長として実質的な権限を与える暫定案が浮上。関連動議の承認が必要だが、民主党の指導部も同案に前向きな姿勢を示しているという。

バイデン大統領は週内にもイスラエルやウクライナ向け軍事支援で大型の追加予算案を議会に要請する見通しだが、議長不在が続けば審議に遅れが生じる。

6892OS5:2023/10/20(金) 22:09:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d4989ae105bdbc5a1f863202ee67fa631686ad
米下院共和、統治不全 議長選強行も造反想定
10/20(金) 20:32配信

時事通信
米下院議長候補のジョーダン氏(中央)=19日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領がウクライナやイスラエルへの支援を切実に呼び掛ける中、予算編成権を持つ議会では、下院の多数派を握る共和党の内部対立に収拾がつかず「統治不全」に陥っている。

 同党は20日、空席となっている議長選出のため3回目の投票を強行する予定だが、多数の造反が想定され選出のめどは立たない。

 「私は勝つ」。共和党右派のジョーダン候補は19日、記者団にこう強調し、議長選からの撤退を否定した。同党は3日に解任されたマッカーシー前議長の後任選びを急いでいるが、今週2回行われた投票では主流派20人超が造反し、ジョーダン氏の選出を阻んだ。

 造反した議員や家族には、ジョーダン氏の支持者から殺害予告を含む脅迫や嫌がらせが殺到。19日の党会合では主流派と右派が怒号を交わし、ののしり合う騒ぎとなった。双方は態度を硬化させ、亀裂は深まる一方だ。

 状況が悪化する中、19日にはマクヘンリー臨時代理議長に立法に関する権限を一時的に付与し、議長選を先送りする案が浮上。米メディアによるとジョーダン氏もいったんはこれに同調したが、同氏の支持基盤である強硬右派が猛反発した。同氏は退路を断たれ、再び採決に臨むほかなくなった。

6893OS5:2023/10/21(土) 07:05:46
8467 OS5 2023/10/20(金) 22:10:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101900170&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
下院議長選、2度目も結論出ず 臨時議長の権限強化案が浮上―米
2023年10月19日06時05分

18日、ワシントンで、米議会下院のマクヘンリー臨時代理議長(左)と話すジョーダン下院議員(AFP時事)
18日、ワシントンで、米議会下院のマクヘンリー臨時代理議長(左)と話すジョーダン下院議員(AFP時事)


 【ワシントン時事】米下院は18日、空席となっている議長選出に向けた2回目の投票を実施した。1回目の投票に続いて多数派の共和党から造反が相次ぎ、共和、民主いずれの候補も選出に必要な過半数を得られなかった。共和党右派のジョーダン候補に対する同党の造反は初回よりも増え、状況は悪化した。

 議長選出が暗礁に乗り上げる中、下院では一定期間に限り、マクヘンリー臨時代理議長の権限強化を求める声も上がる。臨時代理議長は新議長選出の議事進行を行うためのポストで、立法に関する権限は与えられていない。
 投票結果は、ジョーダン氏が199票、民主党のジェフリーズ院内総務が212票、その他が22票だった。議長選出には、出席議員433人の過半数である217票を獲得する必要があった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101800302&g=int
米下院、議長選出ならず 共和穏健派20人が造反
2023年10月18日07時19分

米連邦議会議事堂=ワシントン(AFP時事)
米連邦議会議事堂=ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米下院は17日、マッカーシー前議長(共和)の解任を受けた議長選を実施したが、いずれの候補も出席議員の過半数を得られず、選出に失敗した。多数派・共和党から立候補した右派のジョーダン司法委員長に、同党の穏健派20人が造反した。議長空席が2週間に及ぶ議会は、混迷の度合いを一層深めている。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212で、議長選出には過半数の217票が必要。この日の投票結果はジョーダン氏が200票、民主党のジェフリーズ院内総務が212票、その他が20票で、1人が欠席した。その他の20票には、マッカーシー氏やスカリス院内総務ら、共和党主流派の名が並んだ。

6894OS5:2023/10/23(月) 21:52:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/24d1bbdd05bffc2b236191ea83cf1125929deaec
米下院議長選、9候補乱立 共和党票分散、不透明に
10/23(月) 15:30配信

共同通信
共和党の会合を終えたエマー院内幹事=19日、米ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院議長選で、多数派を握る下院共和党のナンバー3、エマー院内幹事や、保守的な議員連盟を率いるハーン議員ら9人が23日までに出馬を表明した。候補乱立で票が分散するとみられ、選出に必要な過半数の票を得られる候補者が出るかどうかは不透明な状況だ。

 下院はマッカーシー前議長が3日に米史上初めて解任されて以降、議長が不在。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘で中東の緊張が高まる中、バイデン大統領が要請するイスラエル支援などの緊急予算を審議できない異常事態が続く。

 共和党は23日、候補者を集めて非公開の聴聞会を開催する。

6895OS5:2023/10/25(水) 14:58:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a691bef0f814feb6684af5f9b2c1e7c37c622ac6
「堂々巡り」の米下院議長選 共和党4人目候補決まるも混乱続く
10/25(水) 11:18配信
毎日新聞
米連邦議会議事堂=2022年7月、西田進一郎撮影

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は24日、次期議長候補に現指導部ナンバー3のエマー院内幹事を選出した。米メディアが報じた。しかし、下院議員に一定の影響力を持つトランプ前大統領らが異論を唱え、エマー氏は議長候補選出から数時間後に出馬を断念。党議員団は24日夜、今度は党下院のジョンソン議員総会副議長を議長候補に選出した。マッカーシー前議長の解任後、議長候補に選ばれたのは4人目となる。


 民主党も含めた議員の投票による議長選で当選するには、共和党議員のほぼ全員の支持が必要となる。過去3人の議長候補はいずれも党内の内紛を収められずに挫折しており、ジョンソン氏の支持固めも難航は必至だ。共和党が「堂々巡り」から抜け出せない中、3週間以上にわたって議長不在が続いている。

 米メディアによると、ジョーダン下院司法委員長が20日に議長候補を降ろされた後、計9人が次期議長に名乗りを上げた。途中で断念した2人を除き、エマー氏が選ばれた24日の議員団の投票(非公開)の際には7人が立候補。過半数の支持を得る候補が出るまで、最下位の候補を脱落させながら投票を繰り返す方式で、エマー氏が最後の投票でジョンソン氏を破り、一度は議長候補に選ばれた。

 しかし、党内に影響力を持つトランプ氏は直後にソーシャルメディアで「名ばかりの共和党員であり、議長に選ぶことは悲惨な失敗となる」とエマー氏を批判。少なくとも25人の共和党議員がエマー氏に反対していたため、エマー氏は説得は困難だと判断した。党議員団は24日夜に再び議員団の投票を行い、5人の候補からジョンソン氏を選んだ。

 エマー氏は2020年大統領選でのバイデン氏の当選を認めており、「不正な選挙だった」と根拠なく訴え続けるトランプ氏とは距離がある。政策によっては民主党との超党派協力を選ぶ穏健派で、自派の主張に固執する強硬派とは路線対立がある。

 一方、ジョンソン氏はトランプ氏を強く支持し、20年大統領選の後も敗北を認めないトランプ氏の「闘争」を支持していた。ただ、一連の議長選では、トランプ氏の推薦を受けたジョーダン氏が支持集約に失敗している。党下院にはトランプ氏と距離を置く議員もおり、ジョンソン氏の支持固めも難航が予想される。【ワシントン秋山信一】

6896OS5:2023/10/25(水) 14:59:26
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102100208&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
米下院、議長選また振り出し 共和候補「3敗」で退場
2023年10月21日06時17分


 【ワシントン時事】米下院は20日、空席となっている議長選出のための3回目の投票を行ったが、共和、民主いずれの候補も当選要件である出席議員の過半数を獲得できなかった。下院多数派の共和はこの後、党内投票でジョーダン候補の指名取り下げを決定。議会空転が17日間にわたる中、議長選びはまた振り出しに戻った。
 共和党右派のジョーダン司法委員長は議長候補に指名されたものの、本会議での投票を重ねるごとに主流派からの造反が増え、選出が厳しくなっていた。ジョーダン氏に先立ちスカリス院内総務も候補に選ばれたが、右派の造反が確定的となり議長選を前に撤退。右派、主流派双方とも議長選出に失敗した形だ。
 共和党は24日に新たな議長候補の指名選挙を行う。米メディアによると、エマー院内幹事ら複数の議員が出馬を検討している。

6897OS5:2023/10/25(水) 15:00:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/26c4abab8b95553ef79f6efb3a5840584c4f8e01
米下院議長候補3人目も撤退 トランプ氏「不支持」投稿直後に
10/25(水) 8:31配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】約3週間不在が続く米下院議長の候補選出をめぐる多数派共和党の分断と混乱が激しさを増している。同党は24日、投票で党ナンバー3のエマー院内幹事(62)を候補に指名したが、トランプ前大統領が「悲劇的な過ちだ」と介入。エマー氏は指名数時間後に撤退を表明し、選出はまた振り出しに戻った。

3日のマッカーシー前議長解任以降、共和党が指名した3人目の候補だったエマー氏は、ウクライナ支援を支持するなど穏健派と目され、保守強硬派からはトランプ氏への忠誠心が足りないと批判されてきた。

トランプ氏はすかさず交流サイトを通じ「世界主義者のRINO(名ばかり共和党員)」のエマー氏を「米国第一の有権者は支持できない」と投稿。撤退が米メディアに報じられたのはその数時間後だった。

議長選を制するには下院の過半数217票の獲得が必要だが、エマー氏の前にもスカリス院内総務、ジョーダン下院司法委員長が党内の支持とりまとめに失敗し相次いで撤退してきた。

議長不在の間にイスラム原理主義組織ハマスによるイスラエル攻撃で中東情勢が緊迫化。バイデン大統領はウクライナとイスラエル支援を一括した緊急予算を議会に要請したが宙に浮いたまま。現在の政府つなぎ予算が失効する11月中旬までに新予算案が承認されないと政府機関の閉鎖危機にも見舞われる。

共和党のシャデッグ元下院議員は米紙ウォールストリート・ジャーナルに寄稿し、マッカーシー氏解任動議を提出したゲーツ議員らの造反行為が「議会の機能を失わせた」と批判。「米国は中枢同時テロ以来最大の対外脅威に直面している」とし、党の団結を早期に取り戻すよう訴えた。

6898OS5:2023/10/26(木) 07:20:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/200687ea672f22e3d16458db40993df448978564
米下院議長に共和党マイク・ジョンソン議員選出、3週間超の不在解消
10/26(木) 3:44配信
読売新聞オンライン
米下院議長に選出されたマイク・ジョンソン議員=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院は25日、新議長に共和党のマイク・ジョンソン議員を選出した。約3週間にわたって続いた議長不在の異常事態がようやく解消される。


 共和党が多数派の下院では、ケビン・マッカーシー前議長が、党内の保守強硬派の反発を受けて3日に解任された。その後、共和党は後任選びを進めたが、穏健派と保守強硬派の対立が続き、選ばれた議長候補の撤退が相次いだ。ジョンソン氏は4人目の候補で、双方が妥協できる「消去法」で選ばれた形だ。

 下院議長は、米大統領の権限継承順位で副大統領に次ぐ2位の要職。

6899OS5:2023/10/26(木) 08:02:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/94acff9bda8bcb8a62ceed45a282e67e3b64a967
米下院議長にジョンソン氏 3週間ぶり不在解消
10/26(木) 7:20配信
CNN.co.jp
米共和党のマイク・ジョンソン氏が下院議長に選出された

(CNN) 米連邦議会下院は25日、新しい議長に共和党のマイク・ジョンソン氏を選出した。同党のケビン・マッカーシー氏が3日に議長職を解任されてから約3週間にわたって議長不在という異例の事態が解消された。

採決ではジョンソン氏が220票、下院民主党トップのハキーム・ジェフリーズ氏が209票を獲得。議長選出をめぐっては共和党内の対立で混乱があったが、同日の採決では欠席した1人をのぞいて全共和党員がジョンソン氏を支持した。

ジョンソン氏は議長選出後の初の演説で、政府機関の閉鎖を回避するために議会が「ただちに」債務危機の問題に取り掛かると述べた。期限直前の9月末に成立したつなぎ予算は11月17日までの支出をまかなうもので、新たな予算措置が求められている。

ジョンソン氏は「これは簡単なことではなく、難しい決断をくださなければならない」「だが今行動を起こさなければ、結果は耐えられないものになる」などと訴えた。債務問題に関する委員会を新たに設置することも明らかにした。

ルイジアナ州選出のジョンソン氏は弁護士を経て、2016年に下院議員に初当選。下院共和党会議の副議長を務めている。

ジョンソン氏はトランプ前大統領の支持者として知られ、2020年大統領選の結果を覆そうとした動きに同調していた。また21年1月6日には、他の下院共和党議員とともに大統領選の選挙人投票に異議を申し立てた。

トランプ氏は25日、下院議長選では誰も支持しないと述べていたが、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿でジョンソン氏の議長就任を祝福し、同氏の議長選出に自身が大きく寄与したと主張した。

6900OS5:2023/10/26(木) 11:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/204c4df4987933626b2aaa07fd15b24e48ae04e2
米下院議長にジョンソン氏 無名の共和党保守派
10/26(木) 11:18配信
【10月26日 AFP】米下院は25日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領に近い共和党保守派のマイク・ジョンソン(Mike Johnson)議員(51)を新議長に選出した。ケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)前議長が今月3日に解任されて以来、共和党内での混乱を受け下院は機能不全に陥っていたが、数週間ぶりに正常化にこぎつけた。

 ジョンソン氏は弁護士出身で、宗教右派に属する。ほぼ無名の候補だったことも奏功して共和党内から造反は出ず、下院で過半数を占める同党議員全員の支持を得た。

 ジョンソン氏は選出後の演説で、下院でまひ状態が続いたことを踏まえ「われわれは信頼回復という課題に直ちに取り組まなければならない」と語った。

 ジョンソン氏は新議長として2024年度予算案を可決できなければ、再び政府閉鎖のリスクに直面することになる。ウクライナ・イスラエル支援の取りまとめに向け指導力を発揮することも期待されている。

 映像は25日撮影・提供。(c)AFPBB News

6901OS5:2023/10/26(木) 20:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/80b11dbf5bb6693f67e6355f5b696a053a0cd89c
共和、議長選出も遠い融和 トランプ氏、混乱拍車 米下院
10/26(木) 20:33配信


時事通信
25日、ワシントンで開かれた米議会で下院議長に選出後、演説する共和党のジョンソン議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院(定数435、欠員2)は25日、空席となっていた議長に共和党保守派でトランプ前大統領に近いジョンソン議員(51)を選出した。


 議長解任という米史上初の異常事態から3週間余りの間、元凶となった下院多数派の共和党では主流派と右派が激しく対立。トランプ氏の介入で混乱はさらに深まり、議会空転をよそに展開される「学級崩壊」ぶりは、党の名声を大きく傷つけた。

 「おめでとう、ジョンソン。素晴らしい議長になるだろう」。トランプ氏は25日、「忠臣」の議長就任をSNSで満足げに祝った。

 米メディアによると、ジョンソン氏は2020年大統領選でのトランプ氏の敗北を覆そうとする企てに加担した人物だ。記者団にそのことを問われると、「次の質問を」と回答を拒絶した。民主党は「過激なトランプ派が共和党を乗っ取った」と批判している。

 マッカーシー前議長の解任後、共和党では主流派と右派から3人の議長候補が指名された。しかし、いずれも抵抗勢力を切り崩せなかったり、トランプ氏の強い反対を受けたりし、撤退に追い込まれた。党を団結させる力強い指導者は現れず、最後は知名度の低さ故に敵も少ないジョンソン氏に「消去法」で落ち着いた。

 この3週間、主流派と右派の争いは醜悪を極めた。党会合では双方が怒鳴り合い、取っ組み合いにならんばかりに激高。右派のジョーダン候補に造反した議員やその家族には「殺害予告」が送り付けられるに至り、派閥間の不信と怒りは頂点に達した。

 議会は米政府が要求したイスラエル・ウクライナ支援の追加予算承認という喫緊の課題を抱え、来月17日にはつなぎ予算の期限とともに政府閉鎖の危機が再び訪れる。下院の現有議席は共和221、民主212と拮抗(きっこう)しており、わずかな造反でジョンソン氏の議事運営は頓挫する。新議長には傷だらけの党をまとめつつ、民主党と妥協点を見いだす難しいかじ取りが求められる。

6902OS5:2023/10/27(金) 16:23:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cdad196060818bd1cd18ead3251169af62d80bb
米大統領選・ケネディ候補宅で侵入未遂事件 伯父JFKと父は暗殺
10/27(金) 10:27配信
毎日新聞
演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで2023年10月9日、秋山信一撮影

 米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで25日、2024年11月の米大統領選に無所属で出馬するロバート・ケネディ・ジュニア氏の自宅に男性が侵入しようとした。ケネディ氏の陣営が26日に発表した。男性は侵入前に警備員らに取り押さえられ、自宅にいたケネディ氏も無事だった。

【図解でわかる!米大統領選】

 伯父ケネディ元大統領、父ロバート元司法長官が1960年代に相次いで暗殺された経緯があり、ケネディ氏は要人警護を担うシークレットサービス(大統領警護隊)に警護を求めている。

 発表によると、男性はケネディ氏との面会を求めて塀を登ろうとして警備員に拘束され、警察に引き渡された。しかし、釈放後に再びケネディ氏の自宅に向かい、再び拘束された。男性の目的は不明だが、過去数カ月間、ケネディ氏につきまとっていたという。

 ロサンゼルスでは9月にも、ケネディ氏の演説会場に「警護担当の連邦保安官」を自称し、拳銃を携帯する別の男性が現れ、ケネディ氏との面会を要求する事件があった。また、ケネディ氏は以前にも住居侵入の被害に遭ったことがあるという。

 シークレットサービスは、現職を含む大統領経験者らの警護にあたっている。国土安全保障長官や連邦議会幹部が必要性を認めれば、大統領候補も警護対象となる。ケネディ氏によると、今年4月に国土安保省に警護を要請したが、7月に断られていたという。【ワシントン秋山信一】

6903OS5:2023/10/29(日) 00:01:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b3655e7d2194be72e3ee61e62112657aab220f5
ガザ情勢対応で「バイデン離れ」表面化 24年大統領選に悪影響も
10/28(土) 15:51配信


毎日新聞
イスラエルとの紛争を巡って、パレスチナを支持する集会=米中西部ミシガン州で2023年10月13日、アンアーバー・ニュース・AP

 米国のイスラム社会で、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスの戦闘を巡って、バイデン政権の「イスラエル重視」の対応に不満が高まっている。一部のイスラム圏からの入国を禁止したトランプ前政権と対照的に、バイデン政権はイスラム教徒に配慮する姿勢を示してきたが、今回の対応で「バイデン離れ」も表面化している。


 バイデン大統領は、ハマスが今月7日にイスラエルを攻撃した直後に「イスラエルと共にある」と強調し、イスラエルのガザ地区への攻撃を支持する姿勢を示した。10日の演説でもイスラエルの民間人被害の描写やハマス批判に時間を割く一方、イスラエルの空爆によるガザ地区の民間人被害については「ハマスが人間の盾として利用している。何の罪もない命の喪失は痛ましい」と触れた程度だった。

 こうした姿勢に対して、パレスチナ系のタリーブ下院議員(民主党)は「バイデン政権はガザの民間人を保護する義務を果たせていない」と批判の声を上げた。人道危機に陥ったガザ地区の住民の大半はイスラム教徒であり、米国内ではパレスチナ系以外のイスラム社会にも政権への不満が広がった。

 反発を和らげるため、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、イスラム社会の指導者らと面会し、ガザ地区への人道支援物資の搬入計画などを説明。ブリンケン国務長官も23日、同様の会合で人道面の取り組みを説明した。

 ところが、バイデン氏が25日の記者会見で、ガザ地区での死者数に関してハマス側の「6000人以上」との説明に疑義を表明。「罪のない人が殺されているのは間違いないが、戦争遂行の代償だ」と発言したことが、再びイスラム社会の怒りを買った。

 米NBCニュースによると、バイデン氏は26日に少数のイスラム社会の指導者らをホワイトハウスに招いた。「ガス抜き」を図ったとみられ、参加者の一人はNBCに「ガザ地区の住民の半数は子供だ。大統領には『思いやりが足りない』と伝えた」と述べた。

 今回の対応は、バイデン氏が再選を目指す2024年11月の大統領選に影響する可能性もある。NBCによると、推定約24万人のイスラム教徒が居住する中西部ミシガン州のイスラム社会では「二度とバイデン氏には投票しない」との声も上がっている。

 同州では20年大統領選でバイデン氏が約15万票差で共和党のトランプ大統領(当時)を破ったが、イスラム教徒の支持が離れれば、今度は共和党候補に逆転される可能性も出てくる。【ワシントン秋山信一】

6904OS5:2023/10/29(日) 00:07:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a08b856801e866bf37c484a783f31db2167421
気候変動対策、分断深く トランプ氏なら逆行か 米大統領選まで1年
10/28(土) 7:50配信

時事通信
米テキサス州の製油所から立ち上る煙=2020年4月(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで来月5日で1年。

 気候変動は、民主、共和両党の間で最も分断の大きい争点の一つだ。バイデン政権は対策を積極的に推進する一方、共和党の大統領選候補者の一部は、気候変動と人間活動の関連を否定。その代表格のトランプ前大統領が返り咲けば、政策は逆戻りしかねない。企業からは「いまさらひっくり返されても困る」との声も上がる。

 ◇溝くっきり
【図解】気候変動を「重大な脅威」と捉える成人の割合

 米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが8月に公表した調査結果によると、気候変動を「重大な脅威」と受け止める米国の成人の割合は、民主党支持層で78%だったが、共和党支持層では23%にとどまった。民主党支持層の約9割が再生可能エネルギーや水素の開発を重視する一方で、共和党支持層の約6割が「石油、石炭、天然ガスの生産を拡大すべきだ」と回答した。

 共和党候補者の姿勢は支持層の傾向を映し出す。トランプ氏は2016年の大統領選以来、気候変動を「でっち上げ」と一蹴し、実業家ラマスワミ氏も同じ表現を使う。デサンティス・フロリダ州知事は、州が甚大なハリケーン被害を受けたにもかかわらず、「『天気』の政治問題化はやめるべきだ」と、気候変動に向き合わない。

 ヘイリー元国連大使は気候変動を「現実」と認識し、トランプ氏らとは一線を画す。ただ、温室効果ガスの削減は「(排出量が多い)中国とインド次第だ」と語り、地球規模の課題に米国が主導力を発揮することには消極的だ。

 ◇政策転換難しく
 バイデン政権は、過去最大規模の気候変動対策費を盛り込んだ「インフレ抑制法」を昨年成立させ、再エネ発電設備の整備や、電気自動車(EV)用電池工場の建設を支援している。これに対し、トランプ氏は同法が「米国を殺している」と批判。再登板すれば見直しに乗り出すとみられる。

 ただ、政権が変わっても気候変動政策を180度転換するのは容易ではなさそうだ。伝統的に共和党を支持してきた石油や天然ガスの開発企業もバイデン政権による巨額の脱炭素化支援を受け、歓迎している。共和党色が強い南部を中心に多くのEV用電池工場の建設が急ピッチで進み、企業は「もう多額の投資をしてしまった」(日系自動車大手)と、経営戦略の軌道修正には否定的だ。

 日本の商社関係者は、共和党政権になった場合に米国の気候変動政策は「現状から修正されるだろう」と予測する。一方で「脱炭素化の大きな方向性は変わらないのではないか」との見方を示した。

6905OS5:2023/10/29(日) 19:33:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/93d41a4e62bc68eaf80201cba615e8c50eb8f49d
米ペンス前副大統領が大統領選挙から撤退
10/29(日) 8:02配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

アメリカのペンス前副大統領は、2024年の大統領選挙からの撤退を表明した。

ペンス前副大統領は10月28日、ネバダ州で演説し、「今は私の時代ではない。きょうで選挙戦を終えること決めた」と述べ、2024年の大統領選挙の共和党候補指名争いからの撤退を表明した。

ペンス氏は2023年6月に出馬表明し、かつて副大統領として仕えたトランプ前大統領に挑戦したが、支持が広がらなかった。

共和党候補の指名争いで、トランプ前大統領が支持率でトップを独走する中、共和党の主要候補の撤退は初めて。

国際取材部

6906OS5:2023/10/31(火) 21:20:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/03b1f9923fb98f37c5d7aec7e801805375a763aa
「バイデンはイスラム票失った」 中東危機、再選にリスク 米大統領選まで1年
10/31(火) 7:07配信


時事通信
バイデン米政権のイスラエル支援を批判する「イスラミック・センター・オブ・デトロイト」のスフィアン・ナブハン事務局長=24日、中西部ミシガン州デトロイト

 【ディアボーン(米ミシガン州)時事】パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突が、大統領選を1年後に控えた米国社会に波及している。

 イスラエルへの「揺るがぬ支持」を約束したバイデン大統領に、イスラム教徒やアラブ系コミュニティーでは「絶対に投票しない」と怒りが広がる。イスラム教徒は米人口の1%余りにすぎないが、わずかな票差が結果を左右する激戦州では、再選を目指すバイデン氏の命取りとなりかねない。

 ◇投票ボイコット
 かつて自動車産業で栄えた中西部ミシガン州デトロイトから車で20分。打ち捨てられた家屋や廃工場が建つ寂しい一帯を過ぎると、看板にアラビア語と英語が併記された食料品店や中東料理店の街並みが姿を現した。人口11万人の半数近くをイスラム教徒が占めるディアボーン市だ。

 「バイデン氏はイスラム教徒の票を失った」。同市で教育や医療支援を行う「イスラミック・センター・オブ・デトロイト(ICD)」のスフィアン・ナブハン事務局長(53)は語気を強めた。パレスチナ自治区ガザでの犠牲者が8000人を超える中、イスラエルを支援するバイデン氏が「私たちの家族を殺す武器に、私たちの税金を使っている」と憤る。

 ミシガン州の人口約1000万人のうち、イスラム教徒は推定24万人。同州は民主党の地盤だったが、2016年大統領選では共和党のトランプ氏が約1万票の僅差で勝利した。バイデン氏が約15万票差で同州を奪還した20年の選挙では「イスラム票が大きく貢献した」とナブハン氏は言う。

 民主党のアブドゥラ・ハムード市長(33)は、今月7日の衝突勃発後に「民主、共和両党の指導者が、残忍な占領を支持しながら平和を呼び掛けるのは言語道断だし、偽善だ」と非難した。州内のイスラム系団体は連日のように会合を重ね、バイデン氏への投票ボイコットを確認。イスラム教徒に差別的なトランプ氏を支持する選択肢はなく、団体間の違いは「白票を投じるか、(民主、共和以外の)第三の候補に入れるか」だという。

 ◇「9.11後と同じ」
 ディアボーンのイスラム系社会の始まりは1900年代初頭。自動車大手フォード・モーターの工場で働く移民たちが学校や病院、ショッピングモールを整備すると、紛争地からの難民や他州の移民も集まってきた。今では全米最大のモスク(イスラム礼拝所)を抱え、発展を続ける。

 だが、7日以降はテロ予告や「国に帰れ」などと住民が罵倒される事案が報告された。ICDは警察にパトロール強化を依頼したほか、民間警備員を24時間態勢で配置。イスラム教徒のスカーフ「ヒジャブ」を着用する女性はヘイトクライム(憎悪犯罪)の対象となりやすいため、女性向けの護身術教室も新たに開くという。

 中西部イリノイ州では14日、パレスチナ系の男児(6)が大家の男にめった刺しにされ、殺害される悲劇が起きた。「(米同時テロ後)20年でイスラム教徒の議員も市長も生まれた。だが、人々は20年前と変わっていなかった」。パレスチナ出身のナブハン氏は、米メディアや政治家の「イスラム嫌悪」が背景にあると感じている。

 全米で「反ハマス」「反イスラエル」双方のデモが頻発し、緊張と分断が社会を揺るがす。ギャラップ社の2月の調査によれば、バイデン氏を支える民主党支持層や若年層は、よりパレスチナに同情的だ。バイデン氏が信用を取り戻すために何が必要か。ナブハン氏は「地域社会に謝罪し、イスラエル支援をやめ、戦争を止めることだ」と言い切った。

6907OS5:2023/11/03(金) 07:15:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/575968c4904e671be04f665bd4d8ee8f4a30931c
米大統領選、「文化戦争」激しく アイデンティティーの攻防 教育現場も政治化
11/2(木) 20:33配信


時事通信
国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)=10月10日、米南部サウスカロライナ州チャールストン

 米社会の黒人差別などを巡り、リベラル派と保守派の価値観がせめぎ合う「文化戦争」が、2024年11月の大統領選の底流で激化している。

 過去にさかのぼって歴史を見直す動きと、それに対する感情的な反発は教育現場にも波及し、自由や平等といった米国の「ナショナル・アイデンティティー」を揺さぶっている。

 ◇グラウンド・ゼロ
 案内された突堤の先には穏やかな海が広がっていた。

 米南部サウスカロライナ州チャールストンのガズデン埠頭(ふとう)。背後には6月にオープンした国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)がある。広報担当の黒人女性は、埠頭の地表に刻まれた線を指して「奴隷として運ばれた約10万人のアフリカ人はここから上陸しました。『グラウンドゼロ(出発点)』です」と説明した。

 港湾都市チャールストンは18〜19世紀、国際奴隷貿易の玄関口だった。黒人に関する博物館では全米で2番目に大きいIAAMは、大西洋を渡った奴隷船の実態やプランテーションでの過酷な暮らしを展示。子孫の黒人らが家系記録をたどれるセンターも設けられている。

 ターニャ・マシューズ館長(49)は、取材に対し「博物館の建設計画に反発はあったが、自分たちの真実の物語を語りたいと説得しました。この場所は『あなたが誰であるか』を黒人のみならず、白人にも伝えるものです」と語る。

 19年にはニューヨーク・タイムズ紙が米国の建国は1776年ではなく、アフリカの黒人奴隷が連れて来られた「1619年」だとするプロジェクトを開始。独立宣言や憲法を絶対視しない姿勢に衝撃が走った。

 ◇批判的人種理論
 「学校で反白人感情を育てている」―。南部バージニア州ラウドン郡にある町の小さな図書館で10月16日夜、郡の教育委員に立候補している保守系の親らによる小集会が開かれた。

 地元共和党の推薦を受けたエイミー・リカルディさん(52)は「人種の話をするのではなく、人種間の格差を埋める努力をしたい。親は学校にもっと関わるべきだ」と主張した。特に問題視するのは、米社会から人種差別が消えない原因は白人優位の社会制度にあるなどとする「批判的人種理論(CRT)」だ。

 20年5月に警察官が黒人男性を窒息死させた事件をきっかけに、全米で反差別運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切)」が拡大。一方、保守層の間では「学校でCRTが教えられている」とする批判が強まった。

 ◇「機会のある国」
 大統領選の共和党候補指名争いで、トランプ前大統領(77)のライバルとされるフロリダ州のデサンティス知事(45)は、教育現場などでCRTを取り入れることを禁じた。米国の伝統的な文化や規範を訴えることで、保守層からの支持拡大を狙う。

 富裕層が多いラウドン郡はこの20年間に移民が流入し、白人の比率は約80%から約64%まで縮小した。白人女性のリカルディさんは、教育委員に手を挙げた理由を「白人は抑圧者ではない。米国は人種に関係なく誰にでも機会がある国だと伝えたいから」と話した。

 「私たちが何者なのかを忘れてはならない。私たちは『合衆国』なのだ」
 バイデン大統領(80)が演説で団結を訴えるフレーズだ。24年大統領選では、その米国の在り方を巡り、両極の差がさらに広がる可能性がある。

6908OS5:2023/11/05(日) 20:07:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a18a25a39992d6a7f89b3d8fe33482fd68d58ba
「親イスラエル伝統国」アメリカ、「ガザ停戦」求めるデモ拡大…若者中心にパレスチナへの好感広がる
11/5(日) 17:32配信

読売新聞オンライン
4日、米ワシントンで、「ジェノサイド(集団虐殺)をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、停戦を求めるデモ参加者=淵上隆悠撮影

 【ワシントン=淵上隆悠、ニューヨーク=金子靖志】パレスチナ情勢を巡り、全米で若者を中心に停戦を求めるデモが広がっている。ユダヤ系とイスラム教徒を標的としたヘイトクライム(憎悪犯罪)も急増し、戦闘は米国に暗い影を落としている。

 「声を上げられないまま殺されている子供たちのために来た」

 4日にワシントンで開かれた数万人規模のデモに参加したジジ・エーさん(28)はこう語り、一刻も早い停戦を呼びかけた。父親がエジプト出身だという夫のザックさん(28)も「私たちが政府に税金を納めるのは、イスラエルに武器を送るためではない」と訴えた。

 米国では、パレスチナ自治区ガザに対するイスラエル軍の攻撃が激しくなるにつれ、抗議の輪が広がっている。この日はニューヨークやロサンゼルスでもデモがあった。アラブ系だけではなく、白人や黒人も交じり、若者の姿が目立った。

 親イスラエルを伝統とする米国だが、リベラルな若者がパレスチナに好感を持つ傾向にある。昨年時点で、民間調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査に18〜29歳の61%が「パレスチナに好意的だ」と答え、65歳以上の47%を上回っていた。民主党支持層の約半数がイスラエルよりもパレスチナに共感していることを示す調査結果もある。

 イスラム教市民団体「米イスラム関係評議会」フィラデルフィア事務所のアフメット・テケリオグル事務局長は取材に「米国の若い世代は様々な人種やバックグラウンドを持つ。ガザの惨状に心を痛めている人は多い」と指摘した。

4日、ニューヨーク市マンハッタンで、「占領をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、停戦を求める抗議デモ=金子靖志撮影

 一方、デモでは「イスラエルは地獄に落ちろ」といった攻撃的な主張が少なくない。米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官は10月31日の上院公聴会で、ユダヤ系に対するヘイトクライムが「歴史的な水準」に達していると明らかにした。戦闘の開始以降、各地の大学では、ユダヤ系の学生に対する嫌がらせが横行している。

 攻撃を受けているのはイスラム教徒も同じだ。イリノイ州シカゴでは10月14日、70歳代の男がイスラム教徒の男児(6)を刺殺した。捜査当局は、男がイスラム主義組織ハマスに反発して犯行に及んだと見ている。

 事件を深刻にとらえたバイデン政権は今月1日、「イスラム嫌悪」に対する初の国家戦略を策定すると発表した。バイデン大統領が再選を狙う大統領選を見据え、「イスラム票」をつなぎとめる意図が透ける。

6909OS5:2023/11/05(日) 20:11:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e57b06b6bc4afe2759da584629898e7587a3b85
イスラエルのガザ攻撃巡り揺れる米ハリウッド 俳優ら賛否割れる
11/5(日) 12:56配信
毎日新聞
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の活動をしていたころのアンジェリーナ・ジョリーさん=インスタグラムより

 パレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエルの攻撃を巡り、米映画・音楽業界が分裂している。ネット交流サービス(SNS)を通じて即時停戦を求める俳優がいる一方、イスラエル支持を明確にする芸能人も多い。【國枝すみれ】


 ◇難民支援20年のアンジー

 米女優アンジェリーナ・ジョリーさんは、イスラエル軍の空爆を受け、巨大なクレーターができたガザ地区の難民キャンプの写真をインスタグラムに投稿した。「逃げ場がない人々への意図的な空爆」「罪のない人々の命が失われることを正当化することはできない」と強く非難した。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使や特使を務めてきたジョリーさん。インスタグラムのフォロワーは1500万人いる。

 「私は20年間、難民と関わってきた。ガザに住む200万人以上の人々(うち半数は子供たち)は、数十年にわたって立ち退きと祖国喪失を強いられ、さらに過去20年間近く厳しい封鎖下に置かれてきた。支援や燃料、水の否定は、ガザの人々に対する集団的懲罰に等しい。人道的観点からすれば、即時停戦しかない」と訴えた。

 SFシリーズ「スター・トレック」への出演で知られる日系人俳優ジョージ・タケイさんは、X(ツイッター)に「歴史から学ばなければならない。ある一部の集団が残虐行為をしたからといって、彼らと関係のない数十万、数百万に上る人々をその集団と一緒に苦しめてはならない」と投稿した。

 フォロワー330万人のタケイさんが語る「学ぶべき歴史」とは、旧日本軍による真珠湾攻撃(1941年)を受け、米国に住む日系人たちが一斉に強制収容所送りとなった出来事を指す。当時5歳だったタケイさん自身も体験した。

 「報復の念から当時の米政府は過剰に反応し、(真珠湾)攻撃とは関係ない人々につけを払わせた。正義と報復というペンキを過剰に塗り広げれば、人類が受ける苦しみは計り知れなくなる」

 「停戦を求めるアーティスト(Artists4Ceasefire)」というグループも結成された。米政府や世界の指導者に即時停戦とガザヘの攻撃停止を呼びかけている。「どんな命も神聖だ」と訴える公開書簡には、俳優ホアキン・フェニックスさんや歌手のジェニファー・ロペスさんら約270人が署名している。

 ◇元イスラエル兵のワンダーウーマン

 一方で、イスラエルへの支持を訴えるハリウッド俳優も多数いる。その一人が映画「ワンダーウーマン」で主役を演じたイスラエル人女優ガル・ガドットさんだ。

 イスラエルで兵役についた経験があるガドットさんは、ハマスの人質になった市民の写真や動画を多数インスタグラムにアップしている。

 「STAND WITH ISRAEL(イスラエルと共に立て)」「人質を誰一人として取り残さない」――。そう訴えるガドットさんのインスタグラムは1億人のフォロワーがいる。

 イスラエル出身の米女優ナタリー・ポートマンさんもインスタグラムに「子供、女性、高齢者が殺害され、拉致された。このような野蛮な行為に恐怖を感じる」と投稿した。「イスラエルの子供たちを解放して」と書いた紙を持ち、無言で訴える子供たちの動画もアップしている。

 反ユダヤ主義に反対する芸能関係者の団体「平和を求める創作者のコミュニティー(CCFP)」は10月12日、ハマスの攻撃を「邪悪なテロ」だと非難する公開書簡を発表した。「イスラエルが自国民を守るために必要な方策を取る」ことへの理解を示す内容だが、多数のパレスチナ人が犠牲になっていることへの言及はない。

 この公開書簡には2000人以上が署名した。ガドットさんやマイケル・ダグラスさん、「スター・ウォーズ」に出演したマーク・ハミルさんら俳優のほか、ジョン・フォガティさんやJ・D・サウザーさんらミュージシャン、音楽レーベルのユニバーサル・ミュージックなどの会長や社長が名を連ねている。

6910OS5:2023/11/05(日) 20:13:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/867bdca82b26e2660fe90a36c54a115d459eb2d9
米議会、イスラエル支援の予算審議難航 ウクライナ除外、政権は反発
11/4(土) 17:19配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米連邦議会でイスラエル、ウクライナ支援を巡る予算審議が難航している。バイデン大統領が両国への支援を盛り込んだパッケージ型の予算を求めたのに対し、野党・共和党がウクライナ支援を除外し、直接関係のない歳出削減までも意図した法案を下院で可決させたためだ。与野党対立が激しさを増し、両国支援のあり方に影響を及ぼしている。

 共和党が多数派を握る下院は2日、イスラエルへの軍事支援のための143億ドル(約2兆1000億円)の法案を、賛成226・反対196で可決した。超党派の理解を得やすいイスラエル支援のため民主党の一部も賛成に回ったが、バイデン政権が猛反発しており成立する見込みはない。

 反発を招いた最大の理由は、143億ドルの費用を捻出するため、バイデン政権が強化する内国歳入庁(国税庁)予算を削減する内容を盛り込んだことだ。「小さな政府」を志向し歳出抑制を求める共和党の従来の主張に沿ったものだが、ホワイトハウスは「団結が必要な時に党派対立を持ち込んだ。安全保障上の重要な支援策に条件を付けるのは危険な前例となる」と声明で批判した。

 法案を主導したのは、10月下旬にマッカーシー前下院議長の後任に決まったジョンソン議長(共和党)。内国歳入庁(IRS、日本の国税庁に相当)の予算削減について「政治的な目的ではない」と説明し、財政再建につながる措置と強調する。だが、超党派の米議会予算局は脱税の増加で税収が減ることで「今後10年で財政赤字が125億ドル増える」との試算を発表しており、財政健全化が目的との主張は説得力を欠く。

 下院案は、共和党の一部の保守強硬派が反対するウクライナへの軍事支援も盛り込まなかった。市民が戦闘に巻き込まれているパレスチナ自治区ガザ地区への人道支援も除外した。

 上院民主党トップのシューマー院内総務は、「ひどい欠陥のある提案だ」と述べ、下院案を上院では審議しない考えを示した。バイデン氏も拒否権を発動する考えを示している。

 ジョンソン氏は今後、ウクライナ支援を、共和党の求めるメキシコとの国境の警備強化策とセットにした法案を策定する方針。また、17日で期限切れとなる2024会計年度(23年10月〜24年9月)のつなぎ予算を来年1月まで延長する考えも示している。

 だがバイデン政権は、ウクライナ支援をイスラエル支援や国境警備強化などとともに盛り込んだ1060億ドルの予算を一括で成立させるよう議会に求めている。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は「イスラエルだけを対象にした法案に大統領は拒否権を発動するだろう」と指摘。ウクライナ支援と一体化させた法案でなければバイデン氏が認めない可能性が高く、調整は難航必至だ。【ワシントン大久保渉】

6911OS5:2023/11/05(日) 20:30:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f1fd7f2547e06b7edee4e90e4436e57ca4295c6
トランプ氏独走の共和党指名争い、ヘイリー氏が「強い女性像」で2位へ勢い
11/5(日) 16:21配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=淵上隆悠】2024年米大統領選の共和党指名候補争いは、トランプ前大統領がトップを独走する陰で、じわりと浮上したニッキー・ヘイリー元国連大使がフロリダ州のロン・デサンティス知事と2位争いを演じている。予備選・党員集会が目前に迫り、各候補はわずかな勝機をつかもうともがいている。


ごぼう抜き
ニッキー・ヘイリー氏(10月30日)=ロイター

 「ヘイリーの勢いは本物だ。この競争は男女一騎打ちの構図となった」

 ヘイリー氏の陣営は3日に発表した声明でこう強調し、党指名レースを勝ち抜くチャンスがあるのは、主要候補で唯一の女性であるヘイリー氏とトランプ氏に絞られたと訴えた。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた全国の世論調査平均によると、ヘイリー氏の支持率は8・3%。トランプ氏の59・3%には遠く及ばず、デサンティス氏の13・4%も下回る。それでも強気を貫けるのは、「序盤州」で人気が高まっているためだ。早期に予備選・党員集会が行われる序盤州は、全米の注目が集まりやすい。

 伝統的に最初の予備選が行われるニューハンプシャー州で、ヘイリー氏は2位につけている。9月上旬は7位だったが、「ごぼう抜き」を見せた。来年1月15日に最初の党員集会が行われるアイオワ州でも好調だ。RCPの集計では3位だが、有力地元紙デモイン・レジスターの最新調査では16%を集め、デサンティス氏と2位で並んだ。8月の調査から10ポイントも伸ばした。

国連大使の経験
 米メディアは、ヘイリー氏の人気上昇の要因に「強い女性像」を挙げる。8月の候補者討論会では、「言ってほしいことがあるなら男に、やってほしいことがあるなら女に頼みなさい」と訴えたことが脚光を浴びた。「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー元英首相の言葉だ。

 国連大使を務めた経験から、外交政策に明るいのも強みだ。ウクライナ支援に積極的で、後ろ向きなトランプ氏やデサンティス氏とは異なる姿勢を鮮明にしている。

1強に危機感
 一時はトランプ氏の強力なライバルになると見られていたデサンティス氏は、トランプ氏の支持層を切り崩せず、失速気味だ。ヘイリー氏にも批判の矛先を向けるが、再浮上にはつながっていない。過激な主張で注目を集めた実業家のビベック・ラマスワミ氏も、ここに来て伸び悩んでいる。マイク・ペンス前副大統領が10月28日に撤退を表明するなど、「トランプ1強」の構図はますます際立っている。

 トランプ氏の復権を警戒する共和党穏健派の一部は、指名レースの現状に危機感を募らせている。一昨年11月に劣勢をはね返してバージニア州知事選を制したグレン・ヤンキン氏をはじめ、出馬を表明していない実力者への待望論が尽きない。

6912OS5:2023/11/05(日) 22:29:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a50c37f48cc13f06601d8b6454ae9be99be2a74
「高齢者対決」再来に現実味 国民に漂う閉塞感 米大統領選まで1年
11/5(日) 7:09配信


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時事通信
2日、米テキサス州ヒューストンで、演説するトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】来年11月5日投開票の米大統領選まで1年。

 民主党は再選を目指すバイデン大統領(80)、共和党は返り咲きを狙うトランプ前大統領(77)の指名獲得が有力視され、2020年大統領選で相まみえた2人の再戦が現実味を帯びる。異例の「高齢者対決」に、国民の閉塞(へいそく)感が漂う。

【図解】米大統領選の有力候補の支持率

 ◇深まる内憂外患
 「ドナルド・トランプは民主主義を破壊しようとしている」。バイデン氏は1日、中西部ミネソタ州の選挙集会で危機感を強調した。

 就任から2年10カ月。長引くインフレや犯罪増、移民流入などが政権運営の足かせとなり、支持率は40%前後で低迷が続く。頻繁につまずいたり言い間違いをしたりする様子は不安を与え、ハーバード大が先月実施した世論調査では67%が「大統領を務めるには高齢過ぎる」と答えた。

 さらに10月7日、パレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃という試練が降りかかった。バイデン氏はイスラエルへの「揺るがぬ支援」を約束。だが、パレスチナ側に同情的な民主党支持層の批判を浴び、戦闘の「一時停止」呼び掛けへと軌道修正を余儀なくされた。

 終わりの見えないロシアのウクライナ侵攻に、米有権者の「支援疲れ」も目立つ。苦境のバイデン氏は、再選に向け「反トランプ」の国民感情にすがる。

 ◇嫌われ者対決
 「この選挙で勝たなければ、私たちは国を失う」。トランプ氏は2日、南部テキサス州で演説し、雪辱を誓った。共和党支持層に抜群の人気を誇り、党内では他候補の追随を許さない。

 20年大統領選の敗北を覆そうとした事件などで、今年4回起訴された。「前大統領で被告人」という前代未聞の状況下、バイデン政権による「政治的迫害」を訴え、逆風を追い風に変えた。

 ただ、党候補を選ぶ予備選が始まれば、裁判と選挙活動で日程は過密さを増す。裁判で元側近らから不利な証言が飛び出す可能性もあり、共和党穏健派や無党派層の離反リスクがくすぶる。

 各種世論調査でバイデン、トランプ両氏の支持は拮抗(きっこう)する。一方、ハーバード大調査では「大統領選に立候補すべきでない」との意見がバイデン氏は63%、トランプ氏は54%で、いずれも多数派を占めた。

 有権者の多くが本命2人の再戦を望まない「嫌われ者対決」が見込まれる中、無所属のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)ら「第三の候補」が不満の受け皿となりつつある。行き場のない有権者の動向が、選挙結果に影響を及ぼしそうだ。

6913OS5:2023/11/06(月) 11:42:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bb44e9463abeb6fe0225d94c2c3fb05b2bdec7d
トランプ氏、重要6州のうち5州でバイデン氏をリード 米世論調査
11/6(月) 10:54配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が5日発表した世論調査で、2024年大統領選が民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の戦いとなった場合、勝敗を左右する重要6州のうち5州でトランプ氏に投票すると答えた人がバイデン氏の数を上回った。来年11月5日の投票日まで1年となる中、経済や移民、イスラエル・パレスチナ問題などの政策でトランプ氏がバイデン氏よりも高い信頼を得ている。

ニューヨーク・タイムズとシエナ大学が重要6州で実施した世論調査によると、西部のネバダとアリゾナ、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、南部ジョージアの5州で、トランプ氏に投票すると回答した人がバイデン氏よりも約4〜10ポイント多かった。バイデン氏がリードしたのは中西部ウィスコンシン州だけで、トランプ氏を2ポイント上回った。

同6州は前回の2020年大統領選でバイデン氏がいずれもトランプ氏を制した州で、バイデン氏の人気が低迷していることが浮き彫りになった。

政策別に両氏の信頼度を聞いたところ、「経済」に関しトランプ氏を信頼すると答えた人が59%なのに対し、バイデン氏は37%にとどまった。「移民」ではトランプ氏53%に対し、バイデン氏は41%。イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が続く「イスラエル・パレスチナ問題」では50%対39%でトランプ氏が高い信頼を得た。

バイデン氏は「人工妊娠中絶」で49%を得てトランプ氏の40%を上回り、「民主主義」に関しても48%対45%でリードした。

トランプ氏は来年1月から本格化する共和党の指名候補争いで圧倒的な人気を維持。今回の世論調査では複数の刑事訴追をされながらも重要州でバイデン氏に対抗できる勢いを示した。

一方、バイデン氏は有権者の多くが大統領選の投票で重視する「経済」で評価を得られておらず、経済対策の強化が支持拡大のカギとなりそうだ。

6914OS5:2023/11/06(月) 11:58:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/719698b33d4f29ce19250cd0b865106ef1bf8be1
「食べる物も泊まる場所もないのに…」国境地帯に押し寄せる移民 「壁」建設、ぶれるバイデン氏 米大統領選まで1年
11/6(月) 9:30配信

西日本新聞
犯罪グループに夫を誘拐され、所持金まで奪われたフネス一家。メキシコ国境では移民を狙った犯罪が多発している=10月12日、シウダフアレス

 2024年米大統領選は投開票まで5日で1年。米社会は今、寛容さを失い、分断はより深まっている。急増する移民対策は選挙結果を左右する大きな争点となっている。米メキシコ国境の町を歩いた。(ワシントン金子渡)

【写真】米メキシコの国境。米側には侵入防止柵が設置され、国境警備隊が常時警戒に当たっている

 10月中旬、メキシコ北部の国境の町シウダフアレス。検問所近くの路上に疲れ果てた表情で座り込む母子がいた。

 「今朝ここにたどり着いたが、夫と親戚2人がバスに乗り込んできた男たちに誘拐された。これからどうすればいいのか…」。中米ホンジュラス出身のライムンダ・フネス(37)は2人の娘とめいを連れ、数千キロを移動してきた。

 夫が働いていた農場は地元ギャングに占拠され、仕事を失った。ギャングは金を巻き上げた上、女性たちを乱暴。家族の身にも危険が迫っていた。2カ月前、米南部ルイジアナ州に住む義兄を頼って国境を越えた。

 夫を誘拐した男は、所持金やパスポートも奪っていった。「食べる物も泊まる場所もないのに、1人5万ペソ(約43万円)の身代金まで要求された」。フネスは途方に暮れる。

 メキシコ側の国境では、米国への移民希望者を狙った誘拐や暴行、恐喝が横行しており、命を落とす人もいる。それでも中南米から移民が押し寄せる背景には、政情不安定化に加え、長引くインフレによる貧困がある。世界銀行によると、米国の1人当たり国内総生産(GDP)は7万6千ドル超。これに対し、ホンジュラスなどの中米諸国は3千〜5千ドルにとどまる。

 フネスは訴える。「米国は夢の国。私たちは特別なことは求めていない。ただ、子どもたちのために十分な食料と安全な場所を与えてほしい」

再選へ建設中止の公約撤回
 メキシコ北部のシウダフアレスと米南部テキサス州エルパソは橋でつながり、徒歩で10分程度。川が国境を隔てる。米側は高さ10メートルの侵入防止柵を設置し、武装した国境警備隊が目を光らせている。だが、荷物を抱えて川を渡る人は後を絶たず、鉄条網をかいくぐってくる。

 「すぐそこに移民にとって夢の国がある。だからメキシコ南部や中南米、カリブ海諸国から移民希望者が押し寄せてくるんだ」。シウダフアレスで移民の保護を担当するエンリケ・バレンズエラは説明した。

 背景には、2021年1月に発足したバイデン政権が、厳格な移民政策を掲げたトランプ前政権に比べて寛容だとみられたことがある。「米国に入国しやすくなった」との誤ったイメージが広まったとみられる。

6915OS5:2023/11/06(月) 11:58:12
  ■    ■
 米政府は5月、新型コロナウイルス対策の一環として拘束した不法移民をメキシコや母国に即時送還できる措置の失効に合わせ、不法入国者の難民申請を原則認めない厳しいルールを導入した。申請をスマートフォンのアプリ経由に限定して受け入れ枠を拡大する一方、資格がないと判断した場合、最低でも5年間の再入国を禁止。違反すれば刑事罰を与える。

 だが、不法入国の動きは一向に止まらない。バレンズエラによると、移民の多くは難民申請のシステムを理解しておらず「アプリ申請すれば入国できる」といった偽情報が飛び交う。移民たちは交流サイト(SNS)で情報交換しており、あるとき「移民の日に合わせて希望者全員が入国できる」とのデマが拡散。千人以上が一気に国境沿いに殺到したこともあったという。

 一方、不法移民が流入し続けているテキサス州エルパソでは市民から不満が噴出する。国境の検問所では不法越境者の捜索を受けるため、大型トラックが長蛇の列を作り、物流網がまひするなど地域経済にも悪影響を及ぼす。

 共和党員で、革工場元経営者のボブ・ペーニャは「不法移民は米国人の仕事を奪っている。なぜ、米国が彼らを受け入れないといけないのか」と訴える。

 メキシコ人の妻を持つペーニャは、正規の移民受け入れには賛成する。ただ「妻の親戚は米国の市民権を得るまで10〜12年もかかった。どうして勝手に入ってきた移民がそのまま居座ることが許されるんだ」と憤る。

 メキシコからの不法移民を「犯罪者」と非難し、国境の壁建設を進めたトランプを称賛。「次期大統領選で共和党が勝利すれば、状況は改善する」と期待を寄せる。

   ■    ■
 米税関・国境警備局(CBP)によると、米南西部国境で拘束された不法移民は昨年から2年連続で200万人を超える。

 テキサス、フロリダ両州の共和党知事は昨年4月以来、大量の移民を民主党地盤のワシントン、ニューヨーク、シカゴの大都市に移送。ニューヨーク市が昨春以降に保護した移民希望者は10万人を超え「このままでは市が崩壊する」(市長のアダムズ)と悲鳴が上がる。

 こうした事態を受け、バイデンは壁の建設を中止した就任当初の公約を撤回。10月にメキシコとの国境に最長20マイル(約32キロ)の新たな壁を設けると発表した。政権は「前政権時の壁建設予算を他に転用できなかったため」と釈明するが、政策転換は否めない。

 共和党は「政権の失策」と攻勢を強めており、国境のさらなる警備強化を主張。身内の民主党内からも「壁は誤りだ」と反発する声が出ており、バイデン政権は窮地に立たされる。 (敬称略)

西日本新聞

6916OS5:2023/11/07(火) 07:22:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f03941f346b711b868e1db8ecf5c7d56eae77c
バイデン氏に最大試練 イスラエル擁護、支持者離れも 米、中東緊迫で内憂外患
11/7(火) 7:05配信

時事通信
バイデン米大統領=1日、中西部ミネソタ州ノースフィールド(AFP時事)

 【ワシントン時事】イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突以降、バイデン米政権を取り巻く状況は「内憂外患」の様相を呈している。

 国際社会でイスラエルを支持する動きは広がらず、ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの人道状況悪化に伴い、国内でも支持者離れが起きつつある。大統領選を約1年後に控え、バイデン大統領は最大の試練を迎えた。

 ◇人道危機で軌道修正
 「戦闘の一時停止が必要だと思う」。1日、中西部ミネソタ州での演説中、聴衆からイスラエルとハマスの停戦を求める声が上がると、バイデン氏はこう強調した。

 10月7日の衝突開始直後、バイデン氏は「(イスラエルには)自国を守る権利がある」と述べ、ハマス排除を目指す軍事行動を事実上容認した。だが、空爆などでガザ住民の被害が拡大すると、イスラエルに国際人道法順守を求める方向に軌道修正を余儀なくされた。

 米国は10月18日、「イスラエルの自衛権に言及していない」(トーマスグリーンフィールド国連大使)として、「戦闘中断」を求めた国連安保理決議案に拒否権を発動。同27日には「人道目的の休戦」を呼び掛けるアラブ諸国主導の国連総会決議案にも反対したが、決議は121カ国の賛成で採択された。

 停戦や休戦はイスラエルを脅かすハマスの存続につながりかねず、米国としては受け入れられない。それでもバイデン氏が「戦闘停止」に言及した背景には、人道に配慮する姿勢を示し国際社会での孤立を避けたいという思惑が垣間見える。

 ◇身内からも懸念
 バイデン氏はロシアによるウクライナ侵攻を「国際法違反」と非難してきた。その一方、占領するヨルダン川西岸で入植活動を続け、ガザ住民に犠牲を強いるイスラエルを支えるバイデン氏に対し、「二重基準」と批判する声は根強い。

 ガザの惨状が伝わるにつれ、国内世論にも変化が見える。米調査会社ギャラップが10月下旬に発表した世論調査結果によれば、バイデン氏の支持率は9月から4ポイント下がり37%。民主党支持層の間では11ポイント低下し75%となった。いずれも就任後最悪の数字で、同社は「イスラエル擁護が支持者離れを招いた」と分析している。

 「イスラエルの軍事作戦と行動を深刻に懸念している」。米上下両院の民主党議員58人は今月3日、ブリンケン国務長官に宛てた連名の書簡を公表した。書簡は戦闘停止や人道支援拡大を求め、入植者による暴力を懸念する内容も盛り込んだ。

 人権を重視する民主党議員の間では、イスラエルへの不信感が高まりつつある。バイデン氏は今後、こうした身内の声にも耳を傾けざるを得なくなりそうだ。

6917OS5:2023/11/09(木) 12:41:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b7bf65d7a6b466734ef16f10fc48daf8135262b
中絶擁護派、地方選で勢い 米大統領選へ民主に朗報
11/8(水) 20:34配信
時事通信
米南部ケンタッキー州のビシア知事=4月10日、同州ルイビル(AFP時事)

 【ワシントン時事】大統領選を1年後に控えた米国で7日、州知事などを選ぶ地方選挙が一部の州で行われた。

 人工妊娠中絶の州ごとの規制の在り方が大きな争点となり、米メディアによると、中絶の権利擁護派が勢いを維持。バイデン大統領率いる民主党に朗報となった。

 南部ケンタッキー州知事選では、中絶の権利を支持する現職のビシア知事(民主)が再選を果たした。対抗馬の共和党候補は厳しい中絶規制を訴えていた。

 中西部オハイオ州では、中絶を含む「生殖に関する自己決定権」を保護する州憲法改正案が住民投票にかけられ、賛成多数で可決。バイデン大統領は声明で「米国民は再び基本的自由を守るために投票し、民主主義が勝利した」と歓迎した。

 昨年、連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定したことを受け、中絶は米選挙の一大争点に浮上した。民主党は女性の選択の権利の重要性を訴え、昨年の中間選挙で健闘。来年11月の大統領選でも主要争点に据える構えだ。

 共和党の指名獲得が有力視されるトランプ前大統領は、中絶規制派と距離を置き、争点化の回避を図っている。

6918OS5:2023/11/09(木) 21:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afa714033edd3d7b96fc1b9c601842bfbf877f0
食料求め市民行列 膨らむ生活費に悲鳴 米大統領選まで1年
11/8(水) 7:08配信

時事通信
無料食料配布所に並ぶ人々=10月29日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選では、インフレ対策も重要な争点だ。

 好景気が続く中で食費や家賃といった生活費の負担は膨らむばかり。ニューヨーク市では食料の無料配布所に行列ができ、深刻な物価高に市民は悲鳴を上げている。ただ各候補とも打つ手を明確に示せていないのが現状だ。

【ひと目でわかる】米消費者物価指数の推移

 ピュー・リサーチ・センターが6月に実施した世論調査では、「インフレ」を極めて重大な社会問題ととらえる成人の割合は65%と、移民問題などを抑えてトップだった。共和党支持者の7割強、民主党支持者の5割が大きな関心を寄せており、有権者が生活に身近な懸案として各候補者に具体的な対応策の提示を求めていることが浮き彫りになった。

 週末に買い物客でにぎわうニューヨーク市マンハッタンにある食品の無料配布所。10月下旬の昼時には、ハンバーガーを手に入れるため100人以上が並んでいた。列を作る人たちは失業者やひとり親世帯などさまざま。受け取った50代の男性は「複数の配布所を渡り歩いてしのいでいる」と明かした。

 9月の消費者物価指数(CPI)で食品は前年同月比3.7%上昇。2桁の伸びが続いた昨年と比べると鈍化傾向にあるものの、家計の負担は重い。子ども2人を育てる30代の男性運転手は「食べる量は変えられない。働く時間を1日8時間から12時間に増やした」と疲れた表情で話した。各候補者に対しては「自分たちの税金が移民対策に使われていることは不満だ。減税してほしい」と訴える。

 家賃の高騰も続く。不動産情報ザンパーによると、10月のニューヨーク市内の家賃(寝室1部屋付き)は中央値で月4240ドル(約64万円)と1年間で1割上がった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ政策金利を引き上げたことに連動し、住宅ローン金利も上昇。家の購入を見送った世帯が賃貸市場に流入していることが要因とされる。

 インフレ対策を巡っては、民主党のバイデン大統領が、物価高軽減などを目的としたインフレ抑制法を成立させた実績を強調。一方、共和党候補は減税や歳出削減などを訴えるものの、大統領選まで1年を切った中、具体的な展望や規模などの議論は深まっていない。

 FRBは昨年3月から利上げを始めたが、インフレ率はなお目標の2%を上回る。中東情勢の緊迫化などインフレ圧力を強める要因が重なり、「金融引き締めが長引く可能性がある」(大和総研の矢作大祐主任研究員)との観測もくすぶる。

6919OS5:2023/11/09(木) 21:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afa714033edd3d7b96fc1b9c601842bfbf877f0
食料求め市民行列 膨らむ生活費に悲鳴 米大統領選まで1年
11/8(水) 7:08配信

時事通信
無料食料配布所に並ぶ人々=10月29日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選では、インフレ対策も重要な争点だ。

 好景気が続く中で食費や家賃といった生活費の負担は膨らむばかり。ニューヨーク市では食料の無料配布所に行列ができ、深刻な物価高に市民は悲鳴を上げている。ただ各候補とも打つ手を明確に示せていないのが現状だ。

【ひと目でわかる】米消費者物価指数の推移

 ピュー・リサーチ・センターが6月に実施した世論調査では、「インフレ」を極めて重大な社会問題ととらえる成人の割合は65%と、移民問題などを抑えてトップだった。共和党支持者の7割強、民主党支持者の5割が大きな関心を寄せており、有権者が生活に身近な懸案として各候補者に具体的な対応策の提示を求めていることが浮き彫りになった。

 週末に買い物客でにぎわうニューヨーク市マンハッタンにある食品の無料配布所。10月下旬の昼時には、ハンバーガーを手に入れるため100人以上が並んでいた。列を作る人たちは失業者やひとり親世帯などさまざま。受け取った50代の男性は「複数の配布所を渡り歩いてしのいでいる」と明かした。

 9月の消費者物価指数(CPI)で食品は前年同月比3.7%上昇。2桁の伸びが続いた昨年と比べると鈍化傾向にあるものの、家計の負担は重い。子ども2人を育てる30代の男性運転手は「食べる量は変えられない。働く時間を1日8時間から12時間に増やした」と疲れた表情で話した。各候補者に対しては「自分たちの税金が移民対策に使われていることは不満だ。減税してほしい」と訴える。

 家賃の高騰も続く。不動産情報ザンパーによると、10月のニューヨーク市内の家賃(寝室1部屋付き)は中央値で月4240ドル(約64万円)と1年間で1割上がった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ政策金利を引き上げたことに連動し、住宅ローン金利も上昇。家の購入を見送った世帯が賃貸市場に流入していることが要因とされる。

 インフレ対策を巡っては、民主党のバイデン大統領が、物価高軽減などを目的としたインフレ抑制法を成立させた実績を強調。一方、共和党候補は減税や歳出削減などを訴えるものの、大統領選まで1年を切った中、具体的な展望や規模などの議論は深まっていない。

 FRBは昨年3月から利上げを始めたが、インフレ率はなお目標の2%を上回る。中東情勢の緊迫化などインフレ圧力を強める要因が重なり、「金融引き締めが長引く可能性がある」(大和総研の矢作大祐主任研究員)との観測もくすぶる。

6920OS5:2023/11/09(木) 21:11:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a530938474c6a78a6690dc5ececff2c2b8301c3
米共和討論会 対ハマス、イランで強硬論続々 トランプ氏また欠席
11/9(木) 13:53配信



産経新聞
【ワシントン=大内清】来年11月の米大統領選に向けた共和党の第3回候補者討論会が8日、南部フロリダ州マイアミで行われた。党の指名獲得を目指す5人が参加し、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの大規模戦闘やウクライナ支援などで論戦を交わした。

討論会には、デサンティス・フロリダ州知事▽ヘイリー元国連大使▽インド系投資家のラマスワミー氏▽スコット上院議員▽クリスティー前ニュージャージー州知事が参加。ペンス前副大統領が選挙戦から撤退したことなどで前回の7人から絞り込まれた。指名争い首位のトランプ前大統領は、前回と前々回に続いて欠席し、フロリダ州内で支持者集会を開いた。

ガザ情勢を巡りデサンティス氏は、イスラエルのガザ攻撃を全面的に擁護し、「ハマスは無条件降伏するべきだ」と主張。他候補も競うように強硬姿勢を強調し、「米国のすべき唯一のことはイスラエルがハマスを消し去るのを助けることだ」(ヘイリー氏)、「(ハマスを支援する)イランを空爆すべきだ」(スコット氏)などと語った。

ロシアの侵略を受けるウクライナについては、ヘイリー、スコット、クリスティーの3氏が軍事支援継続を説いたのに対し、ラマスワミー氏が「ウクライナは民主国家ではない」などとして支援を否定。デサンティス氏は支援のあり方について明言は避けつつ、欧州各国がより多くを負担するべきだとの考えを示した。

6921OS5:2023/11/09(木) 21:12:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d14acfd901f9581649e4376405d0bceac971d2
米「前哨戦」で民主に追い風 重要州で選挙・住民投票 バイデン氏勢いは不透明
11/9(木) 13:49配信
産経新聞
【ワシントン=大内清】米国で7日、約1年後に迫った大統領選の「前哨戦」ともいえる選挙や住民投票が南部バージニアや中西部オハイオなど重要州で行われ、与党・民主党に有利な結果が示された。再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)への追い風といえるが、党内にはバイデン氏の高齢を不安視する声があり、選挙戦の勢いにつながるかは不透明。返り咲きを狙うトランプ前大統領(77)が影響力を振るう野党・共和党にとっては手痛い結果となった。

首都ワシントンに隣接するバージニア州の州議会選では7日、民主党が下院を奪還するとともに、上院の過半数も維持した。同州では共和党のホープと目されるヤンキン知事が昨年の就任後、保守派寄りの施策を進めるが、有権者の「待った」がかかった形だ。

共和党が優勢な南部ケンタッキー州の知事選では、民主党の現職が再選を決めた。南部ミシシッピ州では共和党の現職知事が民主党の新人を退けた。

オハイオ州では、大統領選の重要争点である人工妊娠中絶の権利を巡って住民投票が行われた。住民投票は中絶の権利を州憲法に明記することへの賛否を問い、「賛成」(約57%)が「反対」(約43%)を上回った。特に、大統領選を左右する無党派層や女性の票が賛成派の勝利に貢献したとされる。

AP通信によると、この結果を受け、他州でも同様の住民投票を目指す運動が勢いづいている。

州憲法への中絶の権利明記は、連邦最高裁が昨年6月、中絶を合衆国憲法上の権利とした1973年の判例を覆したのを受けた動き。この問題では、キリスト教保守層の支持を受ける共和党が中絶の禁止や大幅な制限を主張しているのに対し、リベラル層を基盤とする民主党が中絶を選択する権利を擁護する構図がある。

一連の選挙・投票結果について、ジャンピエール大統領報道官は8日、「バイデン氏の政策への支持の大きさを示した」と語った。

だが、バイデン氏を取り巻く環境は厳しい。大統領選がバイデン氏とトランプ氏の争いとなった場合の投票先を尋ねた米紙ニューヨーク・タイムズの世論調査(5日発表)によると、勝敗を左右する中西部ミシガンなど重要6州のうち5州で、トランプ氏への支持がバイデン氏を上回った。

米国の経済は堅調で失業率も低水準で推移している。それでもバイデン氏の支持が低迷する背景には、80歳という年齢や認知能力低下への懸念がある。各種世論調査では、バイデン氏が「高齢すぎる」と考える人は約7割に達する。

同紙の調査結果を受けて民主党の有力アナリスト、デビッド・アクセルロッド氏は6日、バイデン氏はこのまま再選を目指すのが「賢明かどうか」を考えるべきだ、と交流サイト(SNS)に書き込んだ。今回の選挙・住民投票で民主党が自信を深める中、バイデン氏がむしろ「足かせ」になるとの見方が強まる可能性は否定できない。

一方、保守派が強い影響力を持つ共和党にとり、中絶問題で自党に否定的な結果が出たことは大きな懸念材料だ。

共和党の候補者指名争いで首位を独走するトランプ氏は、自身の大統領任期中に最高裁の保守派優位を確立したことが、中絶を憲法上の権利とした判例を覆すことにつながったと誇ってきた。指名レースで2位につける南部フロリダ州のデサンティス知事は、妊娠6週以降の中絶を原則として禁じる州法を今年4月に成立させた。

他の候補らも「プロ・ライフ(中絶反対派)」であるとアピールすることで保守派の歓心を買おうとしてきた。保守派に大きく傾斜した姿勢が本選では無党派層などの反発を招きかねず、今後は戦略の見直しを迫られそうだ。

6922OS5:2023/11/10(金) 14:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a874f37f851dc56a379ed8568d9ab666eb5f521e
米民主党マンチン議員、上院選不出馬を表明 大統領選挑戦には含み
11/10(金) 13:10配信

毎日新聞
政治団体「ノー・レーベルズ」の集会に参加する民主党のマンチン上院議員=米東部ニューハンプシャー州マンチェスターで2023年7月17日、秋山信一撮影

 米民主党のジョー・マンチン連邦上院議員(76)=南部ウェストバージニア州選出=は9日、2024年11月の上院選に出馬しない意向を表明した。共和党の地盤が強固な同州で議席を守ってきたマンチン氏の不出馬は、上院で2議席差で多数派の民主系には痛手となる。一方、マンチン氏は「国を回って、中道層の運動の創出に関心があるかを見定める」としており、上院選と同時に行われる大統領選で2大政党以外から立候補する可能性に含みを残した。

 マンチン氏はX(ツイッター)にビデオ声明を投稿し、「何カ月も熟考し、家族とも話し合ってきた。ウェストバージニアのために目指したことは達成したと信じている。難しい判断だったが、(24年の)上院選には出馬しない」と説明した。

 マンチン氏は同州知事を経て、10年の連邦上院補選で初当選した。リベラル派が多い民主党の保守派の代表格で、共和党との超党派協力にも積極的だった。両党の議席が伯仲する上院で、マンチン氏の動向が法案の成否を決める場面もたびたびあり、バイデン政権が推進した気候変動・医療対策法(インフレ抑制法)もマンチン氏が賛成に転じたことで22年8月に成立にこぎつけた。

 マンチン氏の不出馬は、民主党に打撃となる。上院(定数100)の現有議席は民主系51、共和党49だが、24年に争われる34議席のうち23議席が民主系のものだ。民主系の改選議席には保守的な州や共和党と接戦の州のものが多く含まれ、24年は苦戦が予想されてきたが、さらに形勢が厳しくなった。上院の多数派を共和党に奪われれば、仮に大統領選で民主党候補が勝っても思うように法案を通せず、政権運営が難航するのは必至だ。

 一方でマンチン氏は、リベラル色が強まる民主党内で孤立を深めてきた経緯がある。2大政党に見切りをつけ、超党派協力や中道層の結集を目指す政治団体「ノー・レーベルズ(ラベルなし)」の支援で、24年大統領選に立候補する可能性も取り沙汰されている。

 24年大統領選では民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の対決になる可能性が高まっているが、ともに無党派層やライバル政党の支持者からは不人気で、「第三勢力」がどちらから多く票を奪うかが、勝敗を左右するとの見方も出ている。【ワシントン秋山信一】

6923OS5:2023/11/11(土) 22:07:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d938235e5db5e967b7899a6cf2677ac6b3bbf5
米民主重鎮マンチン議員、無所属で大統領選出馬か 上院選不出馬を表明
11/10(金) 19:12配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党穏健派の有力政治家で来年の大統領選に無所属で出馬するとの観測が出ているマンチン上院議員(76)が9日、来年11月の上院議員選に出馬しない意向を明らかにした。今後の活動について明言は避けつつ、既存政党と政治分断に不満を抱く中道層の糾合に努める意向も示した。支持が低迷するバイデン大統領はマンチン氏の出方に対する警戒を高めそうだ。

マンチン氏は保守層が多いウェストバージニア州選出。次期選挙は共和党が取り戻す可能性が高まる。民主党は上院(定数100)で無所属を含め51と僅差で多数派を維持しており、同党には打撃となる。

マンチン氏は左派の影響力が強いバイデン政権の政策に異議を唱えるなど超党派的行動で知られる。9日、ビデオを通じ「ウェストバージニアでやろうとした目標は達成した」と言明。今後は全米を旅してまわり「中道層を結集して米国民を団結させる運動」を訴えていく考えを示した。

マンチン氏は、正副大統領候補の擁立を模索する第3政党グループ「ノーレーベルズ」の7月の行事で、自身の進退を「まだ決断していない」としつつ「米国民には(既存政党以外の)選択肢が必要」と訴えた。

大統領選をめぐる世論調査では、再出馬を表明したバイデン氏と、共和党の指名争いで支持率首位を走るトランプ前大統領の対戦について、約半数の国民が不満を抱く。第3政党候補への関心が高まりをみせ、ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)も無所属での出馬を表明している。

ただし、全米でも知名度が高いマンチン氏が無所属で出馬すれば民主党票が大量に流れ「トランプ氏が返り咲くことになる」と民主党陣営は警告してきた。

ノーレーベルズは9日、マンチン氏の上院選不出馬表明を受けた談話で「米国の重大な課題に対する全米的な議論を主導するため前進することを称賛したい」と期待を示した。

6924OS5:2023/11/11(土) 22:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f476a7140114877f438864b6fe94a0c97260cfe6
移民問題、バイデン氏に逆風 「聖域都市」NYも悲鳴 米大統領選
11/10(金) 20:32配信



時事通信
一時滞在用シェルター付近の路上で眠る不法移民ら=8月1日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで1年を切る中、再選を目指すバイデン大統領にとって、移民問題が大きな逆風となっている。

 受け入れに寛容な「聖域都市」の一つで、民主党支持者の多い東部ニューヨーク市でさえも「市が壊れる」と悲鳴を上げ、市民からはトランプ前大統領復活を願う声も聞かれる。

 「次はトランプ氏に投票する」。自身もペルーからの移民だという同市在住の40代男性は、増え続ける移民が市の財政と治安を悪化させていると憤りを隠さない。「彼らは市民ですら住めないマンハッタンの一等地に暮らす。物価も上がっているのに、こんな状態はおかしい」
 市には昨年春以降、中南米などから亡命目的でメキシコ国境を越えて入国した不法移民らが殺到。その数は既に13万人を超え、市はコロナ禍で廃業したマンハッタン中心部のホテルなどを一時滞在用シェルターに変えて対応している。

 だが、急増に収容が追いつかず、今年夏にはホテル前で多くの人が路上生活を余儀なくされる事態となった。滞在費や食費、親と共に越境してきた子供の教育費が財政に重くのしかかり、アダムズ市長は9月、移民危機が「市を破壊する」と音を上げ、バイデン政権に対応強化を求めた。

 税関・国境警備局(CBP)によると、2022年10月〜23年9月にメキシコ国境で拘束された越境者数は247万人超に上り、過去最多を記録。メキシコと接するテキサス州などは、バイデン政権に圧力をかけるため、バスを手配して聖域都市に移民を送り付けている。

 こうした中でバイデン政権は10月、トランプ前政権が進めたメキシコ国境の「壁」建設の継続を一転して認める決定を下した。21年1月の就任初日に建設中止を高々と宣言したが、不満の鬱積(うっせき)に苦渋の決断を迫られた形だ。

 一方で、トランプ氏は「バイデンは、記録的な数の不法滞在者が押し寄せることを許した」と主張。「(移民の)主要な動機を断つ」として、返り咲けば初日に不法移民の子供への市民権付与を制限する大統領令に署名する方針を表明しており、米市民の不満の受け皿となりそうだ。

6925OS5:2023/11/11(土) 22:10:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/f476a7140114877f438864b6fe94a0c97260cfe6
移民問題、バイデン氏に逆風 「聖域都市」NYも悲鳴 米大統領選
11/10(金) 20:32配信



時事通信
一時滞在用シェルター付近の路上で眠る不法移民ら=8月1日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで1年を切る中、再選を目指すバイデン大統領にとって、移民問題が大きな逆風となっている。

 受け入れに寛容な「聖域都市」の一つで、民主党支持者の多い東部ニューヨーク市でさえも「市が壊れる」と悲鳴を上げ、市民からはトランプ前大統領復活を願う声も聞かれる。

 「次はトランプ氏に投票する」。自身もペルーからの移民だという同市在住の40代男性は、増え続ける移民が市の財政と治安を悪化させていると憤りを隠さない。「彼らは市民ですら住めないマンハッタンの一等地に暮らす。物価も上がっているのに、こんな状態はおかしい」
 市には昨年春以降、中南米などから亡命目的でメキシコ国境を越えて入国した不法移民らが殺到。その数は既に13万人を超え、市はコロナ禍で廃業したマンハッタン中心部のホテルなどを一時滞在用シェルターに変えて対応している。

 だが、急増に収容が追いつかず、今年夏にはホテル前で多くの人が路上生活を余儀なくされる事態となった。滞在費や食費、親と共に越境してきた子供の教育費が財政に重くのしかかり、アダムズ市長は9月、移民危機が「市を破壊する」と音を上げ、バイデン政権に対応強化を求めた。

 税関・国境警備局(CBP)によると、2022年10月〜23年9月にメキシコ国境で拘束された越境者数は247万人超に上り、過去最多を記録。メキシコと接するテキサス州などは、バイデン政権に圧力をかけるため、バスを手配して聖域都市に移民を送り付けている。

 こうした中でバイデン政権は10月、トランプ前政権が進めたメキシコ国境の「壁」建設の継続を一転して認める決定を下した。21年1月の就任初日に建設中止を高々と宣言したが、不満の鬱積(うっせき)に苦渋の決断を迫られた形だ。

 一方で、トランプ氏は「バイデンは、記録的な数の不法滞在者が押し寄せることを許した」と主張。「(移民の)主要な動機を断つ」として、返り咲けば初日に不法移民の子供への市民権付与を制限する大統領令に署名する方針を表明しており、米市民の不満の受け皿となりそうだ。

6926OS5:2023/11/12(日) 15:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/a96ee3570ac39ef6bef711ef506d9b1a28e6ed74
失効迫るアメリカ政府のつなぎ予算 下院議長が2段階期限の新提案
11/12(日) 14:53配信


毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米連邦政府の当面の運営資金を手当てする「つなぎ予算」の失効が迫る中、野党・共和党下院トップのジョンソン議長は11日、今月半ば以降の運営資金を手当てする新たなつなぎ予算案を発表した。共和党の一部保守強硬派が求めていた失効期限を二つ設ける異例の内容で、上下院を通過させられるかは不透明だ。現行のつなぎ予算が切れる17日までに成立させられなければ、政府機関の一部閉鎖に追い込まれる。

 ジョンソン氏が提案したのは、省庁ごとに2024年1月19日と2月2日の二つの失効期限を設ける2段階のつなぎ予算案。下院共和党で影響力を持つ保守強硬派が支持していた内容だが、前例がなく機能するかどうか不透明なためバイデン政権や民主党は反対している。一方、予算規模は前年度並みとし、保守強硬派が求める歳出削減を採用しなかった。

 ジョンソン氏は自身のソーシャルメディアに「保守派の勝利のために闘う下院共和党にとって最善の法案だ」と投稿し、支持を呼び掛けた。

 一方、米ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官は声明で「共和党の混乱を助長し政府閉鎖のリスクを高める提案だ。政府閉鎖が迫っているのに貴重な時間を無駄にしている」と批判した。

 異例のつなぎ予算案は保守強硬派に配慮したものとみられるが、米メディアによると一部の保守強硬派は大幅な歳出削減が盛り込まれなかったことに反発し、反対票を投じる見通しという。【サンフランシスコ大久保渉】

6927OS5:2023/11/13(月) 09:42:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/71c0251fea4b015c685ffdbc13d5784096fdd12b
下院議長、つなぎ予算案発表 不成立なら18日から政府閉鎖 米
11/13(月) 6:57配信

時事通信
 【ワシントン時事】ジョンソン米下院議長(野党共和党)は11日、最長で2024年2月2日までのつなぎ予算案を発表した。

 現行のつなぎ予算の期限である今月17日までに上下両院を通過し、バイデン大統領の署名を経て成立しなければ、18日未明から政府機関の一部が閉鎖される。

 つなぎ予算案では、農業や退役軍人関連など一部事業については来年1月19日まで、その他は2月2日まで資金が確保される。ただ、バイデン政権が要求する、ウクライナやイスラエルへの支援は含まれていない。

 ジョンソン氏はX(旧ツイッター)で2段階のつなぎ予算案に関し、予算審議で「下院共和党にベストな立場をもたらすために必要な法案だ」と強調した。ただ、大幅な支出カットは伴わず、下院共和党の保守強硬派からは早くも「100%反対だ」(チップ・ロイ議員)との声が上がる。13日以降、共和党が多数派を占める下院での採決が見込まれるが、可決するかは不透明だ。

 現行のつなぎ予算を巡っては、マッカーシー前下院議長が与党民主党の賛成で可決にこぎ着けたため、共和党の強硬派が反発。マッカーシー氏は解任に追い込まれ、党内の内紛からジョンソン氏選出まで3週間余りを要した。

 ジャンピエール大統領報道官は声明で、「下院共和党は時間の無駄遣いをやめ、政府閉鎖を回避するため超党派の手法で取り組む必要がある」と訴えた。政府閉鎖となれば、一部職員への給与支払いが行われないなど、社会や経済の混乱が懸念される。

6928OS5:2023/11/14(火) 14:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/034a9be57c92bb91a8e161af4ac674b09214dc4f
米与野党、2度目「つなぎ予算」で神経戦 共和強硬派が議長案に反対
11/14(火) 13:19配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政府の閉鎖を回避するための「つなぎ予算」が今月17日に期限切れを迎えるのを前に、与野党の神経戦が激しさを増している。野党・共和党のジョンソン下院議長が13日までに新たなつなぎ予算案を提示したのに対し、同党の保守強硬派の一部が反対を表明。与党・民主党からは、政府閉鎖の混乱を避けるためにジョンソン氏の案に前向きな反応も出ている。

米国では党派対立の深刻化から2024会計年度(23年10月〜24年9月)の本予算案が議会を通過しておらず、現在は約1カ月半のつなぎ予算でしのいでいる状態。期限が切れる17日までに新しいつなぎ予算案が可決・成立しなければ、政府機関の一部が閉鎖に追い込まれる。

そんな中でジョンソン氏は、農業やエネルギー、軍関連の建設事業、運輸、住宅などの分野は来年1月19日まで、その他の分野は2月2日まで、現在の水準で継続して予算執行を行えるようにする2段階方式のつなぎ予算案を与野党に提示した。歳出規模を据え置くことで民主党も賛成しやすい内容とし、当面の混乱を避ける狙いとみられる。

民主党のシューマー上院院内総務は13日、この提案について、「(民主党と)同じ方向を向いており喜ばしい」と歩み寄りの姿勢をみせた。

一方、ジョンソン氏の身内である共和党では、保守強硬派が大幅な歳出削減や移民政策の厳格化などを盛り込むべきだなどと主張し、米メディアによると13日までに少なくとも6人が反対を表明した。

下院は共和党が多数派ながら民主党との差はわずかで、保守強硬派が反対に回った場合、法案可決には民主党の協力が必要となる。

同派は2024年大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に近く、9月末に現在のつなぎ予算がまとまった際も強硬論を展開。民主党に妥協したとして当時のマッカーシー議長(共和党)を批判して解任に追い込み、政治の空転を招いた経緯がある。

新たなつなぎ予算案は14日にも下院で採決が行われる見通し。これが通過しても、ジョンソン氏が今後の本予算審議などで保守強硬派を制御できるかは不透明なままだ。

6929OS5:2023/11/16(木) 11:17:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c7af2e398fd63b2ef83013050d6731f023f000b
バイデン氏予備選「初戦」見送り 東部州、民主党の決定無視
11/16(木) 9:01配信
共同通信
 【ワシントン共同】米東部ニューハンプシャー州は15日、来年の大統領選の民主党候補を選ぶ予備選を1月23日に実施すると発表した。2月3日の南部サウスカロライナ州予備選を初戦とする民主党全国委員会の決定を無視して前倒しした。再選を目指すバイデン大統領陣営は、全国委の決定を尊重してニューハンプシャー州予備選への参加を見送る予定という。米メディアが報じた。

 長年にわたり全米で最初に予備選を行ってきたニューハンプシャー州の民主党は、全国委の決定に強く反発していた。バイデン氏が民主党候補となることは確実視されており、日程を巡る動きが結果に影響することはないとみられる。同州では共和党の予備選も1月23日に実施される。

 民主、共和両党の候補指名争いは、全米各州で党員集会や予備選を順次開いて代議員の獲得を競う。ニューハンプシャー州の民主党は、全国委の決定に従わなかったとして代議員を失う可能性があるという。

 ニューハンプシャー州の州務長官は、他の州より少なくとも7日早く予備選を行うと定めた州法に従ったと説明している。

6930OS5:2023/11/16(木) 16:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9bbf67e36added6e7f06f82b4db152bdc573e84
米ニューハンプシャー州、民主党全国委の決定に従わず予備選前倒し
11/16(木) 14:51配信
毎日新聞
米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米東部ニューハンプシャー州は15日、2024年大統領選の党候補指名争いについて、予備選を1月23日に実施すると発表した。民主党全国委員会はバイデン大統領の意向に沿い、2月3日の南部サウスカロライナ州予備選を初戦にすると決めている。党全国委が認めない形で予備選を行えば、夏の党全国大会で候補指名の投票を行う代議員の割当数削減などの制裁が科される可能性がある。米メディアが伝えた。


 主要政党の候補指名プロセスは1976年以降、中西部アイオワ州の党員集会で幕を開け、ニューハンプシャー州の予備選が続く形が慣例だった。予備選としてはニューハンプシャー州が最初だった。

 ただし、序盤戦がいずれも白人が9割以上を占める州で実施することに対し、多様性を重視して支持拡大を図ってきた民主党内で疑問視する声が出ていた。このため、同党全国委は今年2月に日程を半世紀ぶりに変更する計画を承認。黒人が3割弱を占めるサウスカロライナ州を初戦とし、その3日後にニューハンプシャー州と西部ネバダ州で実施するなどの計画を決めた。

 しかし、ニューハンプシャー州は他の州に先駆けて予備選を実施することを州法で義務づけている。州務長官は発表にあたり、「ニューハンプシャー州には伝統があり、法律がある」と語ったという。これに対し、アイオワ州は1月15日に民主、共和両党の党員集会をそれぞれ実施するが、民主党の結果については同州民主党がすぐに公表しないことで党全国委の決定と整合性をとるという。

 再選を目指すバイデン氏の陣営は、党全国委の決定に従う方針で、ニューハンプシャー州予備選への参加は見送る方針だ。【ワシントン西田進一郎】

6931OS5:2023/11/20(月) 22:27:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/90ba1558c364f555d80389bc7ba5ed3318a65c5a
米上院、つなぎ予算案を可決 政府閉鎖回避へ
11/16(木) 15:30配信

CNN.co.jp
米連邦議会議事堂で記者団の質問に答える上院民主党トップのシューマー院内総務

(CNN) 米上院は15日、政府機関の閉鎖を避けるための「つなぎ予算案」を可決した。政府機関の閉鎖は当面回避されるが、財政をめぐる協議は来年に持ち越された。

賛成は87票、反対は11票だった。

今回のつなぎ予算に関する法案は下院では14日に可決していた。法案はバイデン大統領のもとに送られ、バイデン氏の署名を受けて成立する。現在の予算は17日に期限を迎えることになっている。

今回のつなぎ法案では1月と2月に新たな期限が設けられるため、議員らは、通年の歳出法案について、わずか2カ月余りで交渉して可決しなければならないという圧力にさらされている。

下院共和党の保守派が求める大幅な歳出削減を民主党が否定するなど、大きな溝があるため、交渉は困難で複雑なものとなりそうだ。新たに下院議長に選出されたマイク・ジョンソン氏は、議員らがこうした困難を乗り切るなか、指導者としての新たな試練に直面することになる。

法案では、軍の建設事業、退役軍人関係、輸送、住宅、エネルギー省などの優先分野の予算を来年1月19日まで延長する。対象外となる他の政府機能については2月2日まで予算が手当てされる。イスラエルとウクライナへの追加支援は盛り込まれていない。

6932OS5:2023/12/01(金) 21:50:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1fec8f7d7af85d4ec73a355c8254e0736a674d4
28年大統領選の予告編?  民・共スター知事が直接対決 米
12/1(金) 20:26配信

時事通信
米共和党のデサンティス・フロリダ州知事(左)と民主党のニューサム・カリフォルニア州知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米FOXテレビは11月30日、共和党のデサンティス・フロリダ州知事(45)と、民主党のニューサム・カリフォルニア州知事(56)による異例の討論会を開催した。

 いずれも巨大な州を治める両党の「スター」。将来の大統領候補に数えられ、互いをライバル視する2人が、経済や教育、治安問題を巡って激論を交わした。

 両知事は、あらゆる面で対照的な州統治の手法を採る。保守派のデサンティス氏は、リベラル派のニューサム氏を「犯罪者に甘い」「州人口を減らした知事」などと攻撃。ニューサム氏は、デサンティス氏の政策が女性や人種的・性的少数派に差別的だと指摘し、「1960年代以前に時計の針を戻そうとしている」と応戦した。

 デサンティス氏は来年の大統領選に立候補しているが、党指名レースではトランプ前大統領(77)に支持率で大きく水をあけられている。今回指名を獲得できずとも、若さや選挙戦で培った知名度を武器に、2028年大統領選の有力候補となる可能性は残る。

 一方、ニューサム氏は来年は出馬しない意向を示し、バイデン大統領(81)の再選を強く支持している。だがメディアへの露出は怠らず、10月には中国を訪問して習近平国家主席との会談を実現するなど、「バイデン後」への野心は隠さない。

 来年の大統領選では、バイデン氏とトランプ氏が再び相まみえる公算が大きい。若き知事2人の対決に注目が集まるのは、有権者の多くが望まない「高齢者対決」への不満の裏返しと言えそうだ。

6933OS5:2023/12/02(土) 14:43:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/0aae2ebceab48ca5f5d50f3f3f769970c4977ad0
米下院議員、異例の除名 史上6人目、選挙資金流用
12/2(土) 6:24配信
共同通信
除名処分を受け、米連邦議会議事堂を後にする共和党のジョージ・サントス議員=1日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院は1日、選挙活動のためだとして支持者から集めた資金を私的に流用したとして、詐欺罪などで起訴された共和党のジョージ・サントス議員(35)を除名した。下院による議員資格剥奪は史上6人目。共和党同僚議員の多くも賛成して異例の措置を取った。

 サントス元議員は2022年の下院選の選挙活動中、テレビ広告などに使うとうその説明をして寄付を募り、数千ドル(数十万〜百数十万円)を高級ブランドの衣服購入やクレジットカードの支払いに充てた。新型コロナウイルス禍で失業したとして給付金をだまし取ったともされている。

6934OS5:2023/12/05(火) 11:55:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/37cd5ccbe399f9ef9a292e4dadfc45901d665a08
共和党候補争い、ノースダコタ州知事が撤退 献金巡る発言で物議
12/5(火) 8:50配信

毎日新聞
米ノースダコタ州のダグ・バーガム知事=米西部カリフォルニア州で2023年9月27日、AP

 米中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(67)は4日、2024年11月の大統領選に向けた共和党候補指名争いから撤退すると表明した。知事と企業経営者としての実績をアピールしたが、全米レベルの知名度が高まらず、世論調査での支持率も低迷。テレビ討論会の参加に必要な献金者数を確保するために「1ドル以上の献金者のうち、先着5万人に20ドルのギフトカードを贈る」と呼びかけ、「違法ではないか」と物議を醸したこともあった。

 バーガム氏は4日のX(ツイッター)への投稿で、共和党全国委員会が全国的な世論調査での一定の支持率を討論会参加の条件としたことについて「大統領の職務を果たすのとは関係のない条件だ」と批判した。バーガム氏は第1〜2回の討論会には参加したが、11月の第3回討論会では全国調査の支持率が基準に届かずに参加できず、今月6日の第4回討論会に向けても参加基準を満たせていなかった。【ワシントン秋山信一】

6935OS5:2023/12/06(水) 08:30:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/616d3819e3a7ab7f1eaa4edd0068e6b43baa0318
リズ・チェイニー氏が出馬検討 反トランプ派、第三政党から
12/6(水) 4:47配信

共同通信
米共和党のリズ・チェイニー前下院議員(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米共和党のリズ・チェイニー前下院議員(57)はワシントン・ポスト紙に対し、来年の大統領選に第三の政党から出馬を検討していると述べた。同紙電子版が5日、インタビューを掲載した。チェイニー氏はトランプ前大統領批判の急先鋒で、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏を阻止するため「何でもやる」と語った。

 チェイニー氏が実際に出馬すれば、民主党候補に流れる可能性があった無党派層やトランプ氏を嫌う共和党穏健派の票が分散し、結果的にトランプ氏を利するとの見方が強い。チェイニー氏は数カ月以内に最終決断すると述べた。民主党は再選を狙うバイデン大統領の候補指名獲得が確実視されている。

 チェイニー氏は、ブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏を父に持つ。2021年の議会襲撃でトランプ氏の責任を厳しく追及。22年の前回下院選の共和党予備選で、トランプ氏が推薦した「刺客」候補に敗れた。その直後にも大統領選出馬を検討すると明らかにしていた。

6936OS5:2023/12/06(水) 16:17:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe44bb9ec5809324ca76452db4e8453dfa0491d3
米軍幹部ら425人の人事を承認 共和議員が中絶巡る人事妨害を緩和
12/6(水) 16:04配信
毎日新聞
米共和党のタバービル上院議員=米連邦議会で2023年9月、ロイター

 米連邦上院は5日、米軍幹部ら425人の人事を全会一致で承認した。共和党のタバービル上院議員が、人工妊娠中絶を希望する女性要員への国防総省の支援策の撤回を要求し、人事承認手続きを妨害していたが、5日に中将以下に限って手続きを容認した。大将クラスの承認手続きは引き続き妨害しているが、今年2月から滞留していた米軍人事がようやく大幅に緩和された。

【写真】ボードを掲げて抗議する中絶容認派の人たち

 タバービル氏は5日、人事滞留による即応態勢の低下を懸念する共和党議員らの説得を受け、中将以下の人事案を投票を経ずに一斉に承認することを受け入れた。国防総省は中絶を巡る政策変更を拒絶しており、タバービル氏が従来の強硬姿勢を緩和させた理由は不明だ。ただ、人事滞留の長期化によって、共和党からも米軍関係者の不信感が増すことを心配する声が出ており、タバービル氏に方針転換を求める圧力が超党派で強まっていた。

 バイデン大統領は5日の声明で「タバービル氏は政治的な動機に基づいて何百人もの軍幹部人事を滞留させ、10カ月間も軍の即応態勢や士気を弱めてきた」と改めて非難した。

 米国の政府・軍などの高官の人事案は、上院の承認が必要になる。異論がない場合は「全会一致」で即決できるが、議員が一人でも反対すると、討論打ち切りや人事案の承認などで投票が必要になる。軍人事は政治色が薄く、普段は全会一致で承認されることが多いが、タバービル氏が即決手続きに反対したことで人事承認が滞留していた。手続きとしては人事案を1件ずつ投票で承認することも可能だが、多数派の民主党系会派は審議時間を大幅に割くことを嫌がり、慎重姿勢を示していた。【ワシントン秋山信一】

6937OS5:2023/12/07(木) 08:09:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/19d99dc7a65f5f460a9e7349e4209c01a4cc03b9
共和党のマッカーシー前米下院議長、年末に議員辞職 与野党僅差の中
12/7(木) 6:42配信
CNN.co.jp
共和党のマッカーシー前下院議長が年末に議員を辞職する

(CNN) 米連邦議会のマッカーシー前下院議長(共和党)は6日、今月末に議員を辞職すると表明した。

米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で明らかにした。マッカーシー氏は10月に史上初めて議長職を解任されており、辞職するとの見方が強かった。

マッカーシー氏は17年にわたり下院議員を務め、長らく党を率いる立場にあった。同氏は寄稿の中で自らの実績を挙げ、在職期間については何の後悔もないと明言した。

マッカーシー氏は15回もの投票を経て1月に議長職を勝ち取ったが、つなぎ予算案を本会議採決にかけたことで党内保守派議員の反発を招き、就任からわずか9カ月で解任された。

同氏は「勝ち目の低さや個人的な犠牲をいとわず、我々は正しいことをした。最近の政界ではこうしたことは時代遅れのように見えるかもしれないが、国民のために結果を出すことは今でも国中で称賛されている」と寄稿に書いた。

これより前に、下院は同じく共和党のジョージ・サントス氏を除名処分としており、今回のマッカーシー氏の辞職で下院与党である共和党の議席はさらに減ることになる。

寄稿とは別に、マッカーシー氏は辞職を説明する動画も公開し、その中で「新たな領域で情熱を追求する時がきた。年末をもって議員を辞職するが、愛する国のために戦うことは決してやめない」などと語った。

全米共和党議会委員会(NRCC)の委員長を務めるリチャード・ハドソン議員は、マッカーシー氏の「国と下院共和党の議席拡大への貢献」に感謝の意を示した。

6938OS5:2023/12/13(水) 16:44:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f970ef7622001af9d69e2cef5b5f16db0dde0c
米NY州、連邦下院の区割り変更へ 多数派目指す民主党に追い風か
12/13(水) 16:24配信

毎日新聞
米東部ニューヨーク州の連邦控訴裁=同州オールバニで2015年5月、AP

 米ニューヨークの連邦控訴裁(高裁)は12日、ニューヨーク州に対し、来年実施される連邦下院選(定数435)へ向けて新たな選挙区割り案を作成するよう命じた。地元メディアが報じた。政治的に独立した委員会が来年2月末までに区割り案を作成し、民主党が多数派の州議会が案を承認するか決めることになる。連邦下院での多数派奪還を目指す民主党に有利な区割りとなる可能性がある。


 同州では、昨年11月の中間選挙を前に、国勢調査の結果を受けて連邦下院の議席数が1減の26に変更された。これに伴い、州議会が新たな区割り案の作成を始めたが、共和党側が反発して提訴。連邦控訴裁は、民主党主導の州議会が作成した案は自党に有利な区割りをする「ゲリマンダー」に当たるなどとして認めず、裁判所自らが区割りを実施した。

 直後の中間選挙で、同州の連邦下院選では共和党の獲得議席数が11となり、改選前の8から増加。この結果に対し、民主党の支持者らが区割り見直しを求めて、訴訟を起こしていた。【ニューヨーク中村聡也】

6939OS5:2023/12/31(日) 17:20:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/919e114cfc2cd22475780770b558702c1f52ac85
米副大統領職の辞退、明言せず ヘイリー氏、ポストに執着?
12/31(日) 14:09配信

共同通信
米東部ニューハンプシャー州の集会で参加者に対応するヘイリー元国連大使=12月28日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】2024年米大統領選の共和党候補指名を争うヘイリー元国連大使が28日の集会で、トランプ前大統領が本選に臨むことになった場合に副大統領職を提示されたら辞退するかどうか参加者に問われ、明言を避けた。「2位争いはしない」と述べるにとどめた。副大統領ポストに執着しているとの臆測が広がりそうだ。

 トランプ政権で国連大使を務めたヘイリー氏は、トランプ氏とは「協力して仕事をした」と語った。党内支持率で首位独走のトランプ氏にどう挑むのか、立ち位置が問われている。

 ヘイリー氏は「嫌トランプ氏感情に取りつかれれば、米国を前進させられない」と強調し、辞退するかどうかに触れなかった。

6940OS5:2024/01/04(木) 15:54:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/822a19032e4efed8c0c6758d57256c9a7120df72
トランプ氏、出馬資格巡り連邦最高裁に上訴 コロラド州の判決に不服
1/4(木) 15:35配信
毎日新聞
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ前大統領=2023年10月23日、秋山信一撮影

 トランプ前米大統領は3日、2024年大統領選の共和党候補指名争いで、西部コロラド州予備選への参加資格がないとした同州最高裁の判断を覆すよう求めて連邦最高裁に上訴した。トランプ氏陣営は声明で「同州最高裁の不当判決を明確に却下し、11月に自由で公正な選挙を実施することを強く求める」と主張した。

 同州最高裁は23年12月、大統領在職当時のトランプ氏が21年1月の連邦議会襲撃事件で「反乱」に関与したと認定。憲法順守を誓った公務員が暴動や反乱に関与した場合、その後公職に就くことを禁じる憲法修正14条3項の規定に抵触し、大統領就任の資格を失ったと判断した。

 これに対し、トランプ氏側は、大統領の「資格」に関する問題は州ではなく、連邦議会が決定すべきことだと指摘。3項の規定は大統領職には適用されないとしたうえで、「トランプ氏は反乱には関与しなかった」として同州最高裁の判断は誤りだと主張している。

 共和党の指名争いは15日の中西部アイオワ州党員集会で始まる。しかし、党内支持率で首位を走るトランプ氏に対し、東部メーン州の州務長官(民主党)も同州予備選への参加を認めないと決定。トランプ氏は1月2日、メーン州の裁判所に判断の無効化を求める訴えを起こしている。他の州では州最高裁が参加を容認した例もあり、州ごとに判断が分かれる中で指名争いの開幕が迫る異例の事態となっている。【ワシントン西田進一郎】

6941OS5:2024/01/04(木) 15:54:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b84bb7538c49e4bed235e9012dd11f2cadcf6cb6
ケネディ氏、ユタ州で立候補基準満たす 2大政党は「壊し屋」と警戒
1/4(木) 14:19配信

毎日新聞
米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで、演説する弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏=2023年10月9日、秋山信一撮影

 2024年11月の米大統領選に無所属で立候補を目指す弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)は3日、西部ユタ州で記者会見し、同州で投票用紙に候補者名を記載するのに必要な数の署名を集めたと発表した。ケネディ氏が立候補基準を満たしたのは、ユタ州が初めて。米政界の名門一族出身のケネディ氏は民主、共和両党の票を奪う「壊し屋(スポイラー)」として注目されており、立候補基準を満たす州をどこまで増やせるかが焦点の一つになっている。

 無所属候補の立候補基準は州によって異なる。ユタ州では選択式の投票用紙に氏名を記載するには「有権者1000人分の署名」が必要だ。ケネディ氏の陣営は3日までに署名を提出し、州当局に有効性を認められた。

 ケネディ氏は会見で「ユタ州では必要な署名数の倍以上を短期間で集めた。必要な署名数が非常に多い州もあり、『第3党』が参加しにくいように制度設計されているが、我々には活発に活動してくれる仲間がいる」と述べた。

 ケネディ氏は分断の解消や中間層の支援などの政策を訴え、2大政党に対する不満の受け皿を目指している。キニピアック大学の12月の世論調査では、共和党のトランプ前大統領(38%)や民主党のバイデン大統領(36%)に次いで、16%の支持を集めた。若年層や無党派層からの期待が大きい。

 ケネディ氏は、民主党のジョン・F・ケネディ元大統領(故人)のおいで、同氏の弟ロバート・ケネディ元司法長官(同)の息子として知られる。【ワシントン秋山信一】

6942OS5:2024/01/05(金) 16:15:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d8b6a3c7d125c964daf19228c52f6997efa34d
NY市、テキサスから移民送り込んだバス会社を提訴 1千億円要求
1/5(金) 13:30配信

朝日新聞デジタル
2023年12月、米ニューヨーク市で移民センターとなっていた小学校の外で列をつくる人たち=AP

 米ニューヨーク(NY)のアダムス市長(民主党)は4日、ビザを持たずに米国入りした亡命申請者をテキサス州からバスでNYに送り込んだとして、17のバス運送会社を相手に訴訟を起こしたと発表した。過去20カ月、NY市が避難所での生活支援などで負担した約7億800万ドル(約1027億円)の支払いを求めている。米国への越境者の負担を州同士で押しつけ合っている構図だ。

 メキシコと隣接するテキサス州のアボット知事(共和党)は2022年、しわ寄せを負い続けることはできないとし、越境者の一部をバスに乗せて移送してきた。昨年12月までで3万3600人以上をNYに送ったとしている。

 NY市によると、公的支援を受ける生活困窮者を州外から連れてきた場合、生活困窮者を自費で扶養するか、州外に移送する義務がニューヨーク州の社会福祉法で定められているという。亡命申請者を届けた後の支援を怠ったことは州法違反にあたるとして、17のバス運送会社を提訴した。

 訴状では、バス会社はアボット氏の政策に協力することで数百万ドルの収入を得たとも指摘している。

朝日新聞社

6943とはずがたり:2024/01/06(土) 20:08:59

「アメリカの市長」 元NY市長、破産申請 210億円賠償命令受け
https://mainichi.jp/articles/20231222/k00/00m/030/019000c
毎日新聞 2023/12/22 08:46(最終更新 12/22 21:44) 48

6944OS5:2024/01/09(火) 08:20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f0278e61c24d3c21a79a0177f96e49edee5ee99
国防長官入院、ナンバー2も知らず 危機管理に懸念強まる 米
1/8(月) 14:30配信
時事通信
オースティン米国防長官=2023年10月、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米CNNテレビは7日、オースティン米国防長官の職務を代行する立場にあるナンバー2のヒックス国防副長官が、オースティン氏の入院を3日後まで知らされていなかったと報じた。

 バイデン大統領が入院の報告を受けたのも3日後だったとされ、米国防当局の危機管理体制に懸念が強まっている。

 オースティン氏は医療処置に伴う合併症を発症し、1日夜に入院した。国防総省のライダー報道官は7日の声明で、オースティン氏は現在も入院中だが、「5日に(病院からオンラインで)職務に復帰した」と明らかにした。

 報道によると、ヒックス氏はオースティン氏の職務を代行する権限を2日に委譲された。しかし、その理由は説明されず、オースティン氏の入院を知らされたのは4日になってからだった。

 ヒックス氏は休暇で米自治領プエルトリコに滞在していた。急きょワシントンに戻ろうとしたが、オースティン氏が5日から職務復帰する予定だったため、そのままとどまったという。

6945OS5:2024/01/09(火) 10:25:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d837f2aa9eb57a88730e37a11ded7dc3edcc427d
オースティン米国防長官「極秘入院」、バイデン大統領も3日後まで知らされず…危機管理に批判集中
1/9(火) 9:42配信
読売新聞オンライン
オースティン国防長官=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米国のオースティン国防長官の「極秘入院」が波紋を広げている。1日の入院翌日に職務権限を委譲された国防副長官が入院の事実を4日まで知らなかったことが判明し、米メディアや議会は安全保障上の危機管理の観点から厳しく批判している。

 国防総省のパット・ライダー報道官は7日に発表した声明で、オースティン氏がワシントン近郊にあるウォルター・リード軍医療センターでの入院を続けていると明らかにし、「順調に回復している。最新情報の報告を受け、必要な指示を出している」と強調した。

(写真:読売新聞)

 同省や米メディアによると、オースティン氏は1日に体の激痛を訴えて救急車で運ばれ、同センターの集中治療室(ICU)に入った。2日に権限の一部をキャスリーン・ヒックス国防副長官に引き継いだ。

 だが、バイデン大統領は4日まで入院の事実を知らされず、議会への通知もなかった。国防総省は入院を公表した5日時点の声明で「副長官が必要に応じて権限を行使する用意ができていた」としていたが、ヒックス氏が入院を知ったのは4日で、休暇先のプエルトリコに滞在していた。

 中東情勢が緊迫化し、駐留米軍への攻撃が頻発している中での情報秘匿に、担当記者らでつくる国防総省記者協会が「米国民が国防トップの健康状態と意思決定能力について情報を得ることは不可欠だ」として抗議するなど、メディアは批判一色になっている。

 オースティン氏は6日に発表した声明で「透明性への懸念は理解している。開示に関しては私が全責任を負う」と釈明した。6日にはバイデン氏と電話した。今のところ、辞任に発展する可能性は低いとみられるが、「合併症」以外の詳しい病名などは不明で、事態沈静化の見通しは立っていない。

6946OS5:2024/01/09(火) 14:56:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fbb39716d9b019e17e6999dd1b488a579c04939
バイデン氏、白人至上主義を非難 黒人教会で演説、支持拡大図る
1/9(火) 10:37配信

毎日新聞
黒人教会で演説するバイデン大統領=米南部サウスカロライナ州チャールストンで2024年1月8日、AP

 11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領(民主党)は8日、南部サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で演説し、「白人至上主義は毒であり、米国に存在する余地はない」と訴えた。共和党のトランプ前大統領が2023年12月の選挙集会で、不法移民について「米国の血を毒している」と発言したことも意識し、非白人層への支持拡大を図った。


 バイデン氏は、演説会場の教会で15年6月に起きた白人至上主義者による銃乱射事件について「憎悪と憤怒の弾丸は、火薬だけでなく毒の力によって発射された。あまりにも長く米国につきまとってきた毒、それは白人至上主義だ。米国史を通じて、この国を引き裂いてきたが、今日も明日も今後もずっと米国に毒が存在する余地はない」と訴えた。

 サウスカロライナ州では2月3日、民主党候補指名争いの実質的な初戦が行われる。バイデン氏は20年大統領選で、州民の約4分の1を占める黒人に浸透して党予備選で勝利し、苦戦していた党候補指名争いで浮上する転機となった。当時は第4戦だったが、バイデン氏の肝煎りで今回は初戦に「昇格」。バイデン氏は8日の演説で「最初の予備選になったことで、サウスカロライナの声が常に届くようにしたことを誇りに思う」とアピールした。【ワシントン秋山信一】

6947OS5:2024/01/11(木) 09:35:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0f0826d7cca04d407839889cccd799c244a5f03
クリスティー前NJ州知事、米大統領選から撤退 トランプ氏を批判
1/11(木) 7:36配信

CNN.co.jp
クリスティー前ニュージャージー州知事

(CNN) クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事が10日、米大統領選の共和党候補指名を争う予備選の選挙活動を終えると発表した。

東部ニューハンプシャー州ウィンダムでのイベントで「私が指名を勝ち取る道はないことが明確になった。だから今夜、大統領選の活動を停止する」と語った。

今月23日には全米最初の予備選が同州で行われる。

クリスティー氏は共和党予備選でトランプ前大統領を最も辛口に批判する人物だった。

世論調査ではクリスティー氏の支持率が低く、保守色が弱くトランプ氏批判で支持が集まると期待されていたニューハンプシャー州でもさえなかった。

クリスティー氏の撤退はニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事に有利に働く可能性がある。ニューハンプシャー大学が実施した最新のCNN世論調査では、クリスティー氏支持層の65%(調査対象者全体の12%)がヘイリー氏を次に推す候補と回答していた。

同州でのヘイリー氏の支持率は32%で、トランプ氏の39%との差は一桁となっている。

クリスティー氏がヘイリー氏支持を支持者に求めるかは不明。撤退前、クリスティー氏はヘイリー氏が2028年大統領選を見据えて、トランプ氏の副大統領になろうとしていると批判していた。

6948OS5:2024/01/11(木) 09:37:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/583b50ad6be1153ab5f0947c5e185ac508296157
共和党「反トランプ派」のクリスティー氏撤退 ヘイリー氏追い風
1/11(木) 9:17配信
毎日新聞
米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事は10日、11月の大統領選に向けた党候補指名争いから撤退すると表明した。ドナルド・トランプ前大統領の返り咲きに反対し、反トランプ派の結集を図ったが、世論調査での支持率は伸び悩んでいた。党候補レース初戦の中西部アイオワ州党員集会を15日に控え、トランプ氏への対抗馬として期待が高まるニッキー・ヘイリー元国連大使には追い風となる。


 クリスティー氏は10日、東部ニューハンプシャー州での集会で「私には党候補指名を勝ち取る道はないことが明確になったため、選挙運動を停止する」と述べた。支持する候補は明言しなかったが、トランプ氏について「大統領に返り咲き、自分自身か、国民か、どちらを優先するかを選ぶ局面が来れば、彼は自分自身を選ぶ」と批判。「『トランプ氏が大統領にふさわしくない』と明言できない候補もまた適任ではない」と述べ、トランプ氏への批判に尻込みするヘイリー氏やロン・デサンティス南部フロリダ州知事を批判した。

 ただ、クリスティー氏の支持者に撤退した場合の「第2の選択肢」を尋ねた世論調査では、ヘイリー氏が断然トップだ。特に第2戦のニューハンプシャー州予備選(23日)では、ヘイリー氏とクリスティー氏への支持率を合算すれば、トランプ氏に対抗できる水準になるだけに注目度が増しそうだ。

 ヘイリー氏とデサンティス氏は10日夜、アイオワ州デモインで、党員集会前最後のテレビ討論会に臨む。世論調査で独走するトランプ氏も、支持率などの参加基準を満たしていたが、討論会への参加は見送り、同州での別の集会に参加する。【デモイン秋山信一】

6949OS5:2024/01/11(木) 13:23:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c201d9147b8f37fdace0215985cbfa3ade3979
前ニュージャージー州知事、大統領選から撤退 トランプ批判の急先鋒
1/11(木) 11:30配信

朝日新聞デジタル
ニューハンプシャー州で10日、集会で話すクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事=AP

 2024年の米大統領選に立候補していた共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(61)が10日、選挙戦から撤退すると表明した。共和党の指名候補となる見込みがなくなったためだという。

 クリスティー氏は10日夜にニューハンプシャー州で開いた集会で、「選挙戦で目標を達成する道筋が見えなくなったら、撤退すると言ってきた」と説明し、「今夜、撤退する」と述べた。

 共和党の候補者選びは15日のアイオワ州党員集会から本格化する。統計分析などを手がけるニュースサイト「538」が各種世論調査をまとめた分析では、共和党候補の支持率は10日時点でトランプ前大統領が61・3%でトップ、デサンティス・フロリダ州知事が12・5%、ヘイリー元国連大使が11・5%で追い、クリスティー氏は4番手の3・6%だった。

 クリスティー氏は16年の大統領選にも立候補したがすぐに撤退。その後、一時はトランプ氏の政権移行チームの委員長を務めた。今回の大統領選でクリスティー氏は、20年の大統領選の敗北を認めないトランプ氏を非難する立場で、共和党の候補者のなかでもトランプ批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だった。(ワシントン=合田禄)

朝日新聞社

6950OS5:2024/01/12(金) 08:26:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c201d9147b8f37fdace0215985cbfa3ade3979
トランプ批判の急先鋒、大統領選から撤退 共和党で「1強」が明確に
1/11(木) 11:30配信

朝日新聞デジタル
10日、アイオワ州デモインで開催された対話集会で発言するトランプ前大統領=AP

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、トランプ前大統領に対する批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だったニュージャージー州前知事のクリス・クリスティー氏が10日、撤退を表明した。指名争いの幕が開ける15日のアイオワ州党員集会を前に、独走するトランプ氏をヘイリー元国連大使とフロリダ州のデサンティス知事が追う構図が固まった。

 クリスティー氏は2016年の大統領選にも立候補したが撤退し、その後、一時はトランプ氏の政権移行チームの委員長を務めるほど近い関係だった。しかし20年の大統領選後、敗北を認めないトランプ氏を強く非難するようになった。

 24年の大統領選に向け、クリスティー氏はトランプ氏に批判的な層への浸透を狙ったが、支持は伸ばせず、直近の世論調査で支持率は3%台に低迷していた。10日夜、ニューハンプシャー州で開いた集会で「指名候補になる道筋がないのは明らかだ」と語った。

朝日新聞社

6951OS5:2024/01/13(土) 14:29:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/66b5067e4ac619ec689994bbb820a84876b58d38
かすむ「新星」背水の陣 デサンティス氏、不振なら撤退も 米大統領選
1/13(土) 7:08配信

時事通信
11日、米中西部アイオワ州クライブで演説するデサンティス・フロリダ州知事

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた共和党候補者選びが、15日の中西部アイオワ州党員集会から始まる。

 党内でトランプ前大統領に代わり得る次世代のリーダーと目されていたデサンティス・フロリダ州知事(45)は、ここにきて勢いが減退。初戦に全てを懸けてきただけに、結果を残せなければ早期撤退も視野に入る。

 「トランプは自分のため、私は皆さんのために立候補した。この国の政治を変えるチャンスだ」。デサンティス氏は11日、氷点下10度の寒さの中、アイオワ州クライブの選挙集会で語気を強めた。

 軍務経験や知事として新型コロナウイルスの大流行に対処した実績を引っ提げ、昨年5月に出馬を表明。全99郡を訪れるなど、アイオワに選挙活動や資金を集中させてきた。集会に参加したエイミー・マイヤーさん(51)は、人工妊娠中絶の規制強化などデサンティス氏の保守的な政策を評価。「必ず投票する」と期待を寄せる。

 だが、「人付き合いが苦手」(米メディア)とされるデサンティス氏は、有権者や記者団とのやりとりでぎこちない姿を見せ、カリスマ不足も露呈。党の討論会では応答要領を繰り返す姿が目立ち、ヘイリー元国連大使ら他候補に見せ場を奪われた。陣営内の不和で関係者が何人も辞任し、直前まで混乱が続いた。

 トランプ氏と支持層が重なるデサンティス氏は、挑戦者でありながら前大統領への厳しい批判を回避。有権者から「トランプに甘い」とただされながら、最終盤で矛先を向けたのは2位の座を争うヘイリー氏だった。

 サフォーク大が6〜10日にアイオワで共和党支持者を対象に実施した世論調査によると、支持率はトランプ氏が54%、ヘイリー氏が20%、デサンティス氏は13%。次戦以降もヘイリー氏の先行が伝えられる中、バージニア大の選挙分析チームは、初戦で3位に終わればデサンティス氏は「指名争いに残る正当性を失う」と解説した。

6952OS5:2024/01/13(土) 19:07:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/c73c675fa600bd079e8cfad3c66c72d570acf717
米民主党、アイオワ党員集会は郵便投票に 伝統の「熟議」惜しむ声
1/13(土) 15:55配信

毎日新聞
2020年大統領選の民主党のアイオワ州党員集会でエリザベス・ウォーレン上院議員への支持を訴える支持者代表=米中西部アイオワ州デモインで2020年2月3日、隅俊之撮影

 11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、中西部アイオワ州の党支部は12日、郵便投票用紙の発送を始めた。1976年から同州党員集会が民主、共和両党の候補指名争いの「初戦」の舞台だったが、民主党全国委員会はバイデン大統領の主導で「人種が多様な州」を優先するために日程を変更。次回の初戦奪還を目指す党州支部は、参加しやすい選挙をアピールするために郵便投票の導入を決めたが、伝統だった党員集会での「熟議」が失われるのを惜しむ声もある。

 「夜勤の警察官や消防士、小さな子供がいる家庭、移動が難しい障害者。そうした人の声がアイオワでの候補選びに初めて反映される」。民主党のリタ・ハート州支部長は12日の記者会見で、郵便投票の利点を強調した。

 民主党の同州党員集会は1600以上の地区ごとに開かれ、党員らの討論などを経て候補を絞り込む「熟議」の伝統で知られてきた。しかし、夜に学校や公民館に集まり、手続きも長時間に及ぶため、参加しにくいことが難点だった。ハート氏は「郵便投票の導入は、党勢拡大や民主主義の発展にもつながる」と訴えた。

 郵便投票用紙の発送受け付けは2023年11月に始まり、8000人以上から申し込みがあった。受け付けは2月19日まで。返送された票の集計結果は多数の州の予備選・党員集会が集中する3月5日のスーパーチューズデーに公表される。

 党員集会自体は共和党と同じ1月15日夜に開かれ、地区の幹部選出や活動方針の協議などが行われる。しかし「目玉」である大統領選の候補を選ぶ手続きがないため、参加率が下がるとの見方もある。同州ネバダの元警察官、リック・マルティネスさん(67)は「集まって討議することがなくなり、候補者を吟味するアイオワ州民の美点までなくならないか心配だ」と話した。

 党州支部は郵便投票の導入で「利便性の向上」や「さまざまな立場の人に配慮した包摂性」を党全国委にアピールし、28年の大統領選で同州の党員集会を再び初戦にすることを目指している。しかし、党全国委は白人が約9割を占める同州よりも、人種構成が多様な南部を優先すべきだとの立場で、アイオワ州が初戦に返り咲く見通しは立っていない。

 民主党では、再選を目指すバイデン氏の有力な対抗馬は見当たらない。2月3日の南部サウスカロライナ州予備選が実質的な初戦となる。共和党は1月15日のアイオワ州党員集会で、トランプ前大統領を中心とする党候補指名争いが始まる。【アイオワ州デモイン秋山信一】

6953OS5:2024/01/14(日) 11:11:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40bd4f6f84c0eab89fbed4982229013ab4813d2
15日にアイオワ州共和党員集会 史上最悪の天候 投票に影響か
1/14(日) 9:58配信

産経新聞
【デモイン(中西部アイオワ州)=渡辺浩生】11月の米大統領選で指名争いの幕開けとなるアイオワ州の共和党党員集会が15日に開かれる。州内は寒波の襲来で「史上最も寒い党員集会となる」(地元紙デモイン・レジスター)見通しだ。各地区に設置される会場に出向く参加者の数に響く可能性があり、党内に熱烈な支持層を抱えるトランプ前大統領に相対的に有利に働くのではとの観測もある。

政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した同州の最新世論調査結果(1月5〜11日)によると、首位のトランプ前大統領(77)の支持率は53%。2位のヘイリー元国連大使(51)は17・8%と上昇傾向にあるが、首位との差は35・2ポイントもある。3位のデサンティス・フロリダ州知事は15・5%。4位は投資家のラマスワミー氏(38)の6・5%。

各地は強風と雪で「致死的な風速冷却」(レジスター紙)に見舞われ、各陣営の大詰めの遊説に影響を与えている。CNNテレビによると、トランプ氏は13、14両日に4カ所で予定した対面行事のうち3カ所を中止し、ビデオの集会に切り替えた。他の陣営も予定の中止や変更を余儀なくされた。

15日の党員集会は午後7時から各地区の学校や教会、図書館などに設置された会場に党員らが出向いて投票する。同時刻は氷点下20度を下回る予測もある。ヘイリー氏は12日、「皆がアイオワを見つめている。あなたたちが米国を方向づける」と支持者に参加を呼びかけつつ、「安全のために服を何重も着込んで来て」と注意を促した。

トランプ氏はX(旧ツイッター)に投稿したビデオメッセージで「史上最悪の天候のようだが、われわれの支持者は他(候補)の支持者よりも真剣なので、良いことかもしれない」と語った。

6954OS5:2024/01/14(日) 11:13:06
https://www.asahi.com/articles/ASS1C2PQ4S15UHBI030.html?iref=pc_international_top
数年で「トランプ党」に様変わり アイオワの旅で共和党の深部を探る
有料記事アメリカ大統領選挙2024

アイオワ州マスカティーン=高野遼2024年1月14日 9時30分

連載 混迷を歩く アメリカ大統領選2024:アイオワ編①

 見渡す限り続いていたトウモロコシ畑は収穫期を終え、いまや一面の銀世界だ。米アイオワ州は、北米大陸の真ん中にある。首都ワシントンから出張取材に訪れるのは、気付けばこの半年で5回を数えていた。

 大地を突っ切るように走る直線道路でハンドルを握りながら、取材で出会った人々の顔を思い返す。

 「あなたはトランプ氏を支持しますか?」

 アイオワの人々を取材するたび、いつも重ねてきた問いだ。

 世論調査をみる限り、2024年11月の大統領選では共和党のトランプが民主党の現職バイデンを下し、大統領に返り咲く可能性は十分にある。刑事事件で次々と起訴されても、なぜトランプの人気は根強いのか。いや、そもそも実際のところ、トランプはどれほど支持されているのか。実態を探りたかった。

トランプ現象のいまは? 10日間の取材の旅へ
 アイオワを取材の舞台に選んだのは、全米で最初に共和党の候補者選びが始まる州であるためだ。選挙戦でスタートダッシュを狙った有力候補たちが、毎週のように選挙集会を開く。

 ただ、有権者の取材は思ったほど簡単ではない。数日程度の出張でランダムに声をかけても、話を聞ける人数はどうしても限られる。深いところの本音はなかなか分からない。

 そんな時、取材の案内役を買って出てくれる人物に出会うことができたのは、23年夏のことだった。

 かつては共和党の州下院議員…

6955OS5:2024/01/14(日) 11:39:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e633ea435f47caacdced251670edf7d6928d8c43
米議会、3度目「つなぎ予算」で政府閉鎖回避へ 与野党が合意と報道
1/14(日) 9:47配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政府機関の閉鎖を避ける「つなぎ予算」が1月中旬に失効する問題で、与党・民主党と野党・共和党の議会指導者らは13日、当面の資金を手当てする新たなつなぎ予算案を近く可決することで合意した。米メディアが伝えた。2024会計年度(23年10月〜24年9月)につなぎ予算で政府閉鎖を回避するのは3度目。

現在のつなぎ予算は、農業やエネルギー、運輸、住宅など一部の分野が1月19日に、残りの分野は2月2日に失効する。報道によると今回は、それらを3月1日と8日まで延長することで合意した。

この問題では、大幅な歳出削減や国境管理の強化などを訴える共和党の保守強硬派が24会計年度の本予算成立に頑強に抵抗。連邦政府機関の多くが予算を執行できない「政府閉鎖」に追い込まれ、米社会・経済に混乱が広がるリスクが高まっていた。

共和党内で影響力を強める同派は、11月の大統領選を念頭に、民主党・バイデン政権を揺さぶることを狙う。次のつなぎ予算案が可決・成立しても、失効までに本予算案の審議が前進するかは不透明なままだ。

6956OS5:2024/01/15(月) 21:36:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/e56f7315615ed5ab2d644f09c54b8ddf2dd77df0
共和候補選び、15日幕開け 記録的寒波で投票率低下も 米大統領選
1/15(月) 6:55配信

時事通信
13日、米中西部アイオワ州デモインで、オンライン集会に備えるトランプ前大統領(AFP時事)

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びが、15日の中西部アイオワ州党員集会で幕を開ける。

 各種世論調査でトランプ前大統領の圧倒的優位が伝えられる中、2番手以下の候補がトランプ氏との差をどこまで縮められるかが焦点。記録的寒波による投票率の低下が予想され、結果にも影響する可能性がある。

 地元紙デモイン・レジスターなどが13日に公表した世論調査結果によると、同州の共和党支持者からの支持率はトランプ氏が48%で独走。ここ数日で勢いを増すヘイリー元国連大使が20%で2位に浮上し、デサンティス・フロリダ州知事が16%で続いた。実業家のラマスワミ氏やハチンソン前アーカンソー州知事は、いずれも1桁台にとどまっている。

 大統領選の候補者は、伝統的に初戦のアイオワを重視する。勝利せずとも上位に食い込み存在感を示せば、次戦以降へ勢いを得られるからだ。

 ただ、初戦の結果が党指名獲得に直結するわけではない。共和党ではアイオワで敗れた2016年のトランプ氏や12年のロムニー氏が、最終的に党指名を獲得した。アイオワ大のティモシー・へーグル准教授(政治学)は「アイオワはキングメーカーではなく、レースに残すべき有力候補を絞り込む役割がある」と解説する。

 一方、折からの寒波で州内では暴風雪警報が発令。各候補が集会の中止やオンライン開催への変更を余儀なくされるなど、選挙戦の最終盤は混乱に見舞われた。米国立気象局によると、党員集会が開かれる15日夜は州都デモインで氷点下24度まで冷え込む予報。積雪と凍結で路面状況が悪化し、高齢者を中心に有権者の足が鈍りそうだ。

 民主党は今回、初戦をアイオワ州党員集会から南部サウスカロライナ州予備選に変更したため、15日に大統領候補の選考は行われない。

6957OS5:2024/01/16(火) 15:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b8e5723fb247dbe8d4305125614985017945071
アイオワ州2位はデサンティス・フロリダ州知事 共和党候補争い
1/16(火) 14:03配信
毎日新聞
支持者の前に現れたデサンティス・フロリダ州知事=米中西部アイオワ州デモインで2024年1月15日、AP

 11月の米大統領選の初戦となる共和党のアイオワ州党員集会は15日、米南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(45)が2位を確保した。CNNが報じた。


 CNNによると、集計率91%の段階で、ドナルド・トランプ前大統領(77)が50・9%を獲得。デサンティス氏が21・3%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が19・1%で続いている。

 同州の党員集会では、トランプ氏が早々に勝利宣言し、2位争いが注目されていた。デサンティス氏は、地元紙などの直前の世論調査で伸び悩みが伝えられていた。【デモイン(米中西部アイオワ州)秋山信一】

6958OS5:2024/01/16(火) 21:19:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7f7eb73dc91cd79b810e59fbc35bc3708323a3e
トランプ氏、批判はねのけ支持固め 「被害者」連帯意識引き出す
1/16(火) 21:05配信

産経新聞
トランプ前米大統領(撮影・大内清)

【デモイン(米アイオワ州)=坂本一之】米大統領選の共和党候補指名争いで、初戦の中西部アイオワ州をトランプ前大統領(77)が制し、根強い人気をみせつけた。2022年中間選で共和党が期待外れに終わった責任を問われ求心力を低下させる局面もあったが、逆に支持者との結束を強め批判をはね返した。

「米国は偉大だ。『米国第一』を推し進める」

15日夜に演説したトランプ氏は、初当選した16年大統領選で多用したフレーズを繰り返した。

同氏は22年11月に出馬表明。直前の中間選で共和党が議席を伸ばせず、「過激なトランプ氏を無党派層が避けた」と非難された。直後に、党候補指名争いがデサンティス・フロリダ州知事(45)との対決になると仮定した場合の支持率調査で、デサンティス氏に14ポイントもリードされた。

しかし、23年にトランプ氏が不倫相手への口止め料を巡る違法行為など、次々と起訴されると情勢が一変。トランプ氏は、バイデン氏側を「選挙妨害」「司法の武器化」と非難し人気を回復した。

米メディアは、米国社会で「差別の被害者だ」と考える白人や男性、キリスト教信者たちの思いが、不当な起訴だと訴えるトランプ氏への連帯意識となり、支持に結びついたと分析している。

トランプ氏の14日の集会に参加した白人男性(32)は「トランプ氏は米国を強くできる」と話した。

トランプ氏は15日夜、「中国の思い通りにはさせない。ウクライナの戦争をやめさせ、イスラエルの状況も解決する」と語り、国際社会での米国の地位回復を誓った。

6959OS5:2024/01/17(水) 14:28:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e98edf76cf9dde439fa3828e8575b402e0c0470
共和党「反トランプ」ハチンソン氏も撤退 米大統領選、三つどもえに
1/17(水) 12:24配信

毎日新聞
エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事=米中西部アイオワ州で2023年7月28日、AP

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、党穏健派のエーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(73)が16日、選挙戦からの撤退を表明した。15日の中西部アイオワ州党員集会で低迷した候補が相次いで撤退し、ドナルド・トランプ前大統領(77)にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)とロン・デサンティス南部フロリダ州知事(45)が挑む三つどもえの構図に集約された。


 ハチンソン氏は16日の声明で「経験のある信念を持った共和党員として、現在の最有力候補(トランプ氏)に関して真実を語るという私のメッセージは、アイオワ州では受け入れられなかった」と述べた。刑事事件で起訴されたトランプ氏の復権に反対してきたが、アイオワ州党員集会では、わずか191票(得票率0・2%)と惨敗していた。【デモイン(アイオワ州)秋山信一】

6960OS5:2024/01/18(木) 09:46:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/564eef24743c8052dc4a5d679638fc76a69d50b3
トランプ氏、復権へ前進 熱狂的支持は健在 穏健派離れ、本選に課題・米大統領選〔深層探訪〕
1/18(木) 7:00配信
時事通信
15日、米アイオワ州デモインで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 トランプ前米大統領は共和党の大統領候補選び初戦となった15日のアイオワ州党員集会で快勝し、指名獲得に向け強さを示した。ただ、選挙戦では「支持層の偏るトランプ氏では本選で勝てない」という懸念が浮上し、挑戦者のデサンティス・フロリダ州知事やヘイリー元国連大使も一定の存在感を発揮。トランプ氏は、大統領退任後に初めて受けた「審判」で、党穏健派など幅広い支持層の掘り起こしに課題を残した。

 ◇揺るがぬ忠誠
 「これまでで最も大きな勝利だ」。トランプ氏は集会開始から約30分で勝利を確実にした15日夜、高らかに宣言した。2020年に大接戦を演じ、11月の本選で再び相まみえる可能性が高い民主党のバイデン大統領もX(旧ツイッター)で、トランプ氏を「現時点であちら側の最有力候補だ」と見定めた。

 20年大統領選で敗北を覆そうと画策し、支持者による連邦議会襲撃事件を招いたとして複数の刑事訴追を受けたトランプ氏。だが、アイオワの支持者の多くは、同氏が有罪判決を受けても「支え続ける」と忠誠を誓っていた。

 同州ウォーキーでトランプ氏への支援呼び掛けを取りまとめたマイク・シュワルツさん(74)は、「起訴はインチキだ。民主党はトランプが怖くて、出馬を阻止しようとしている」と信じる。「民主党がトランプを追い詰めるほど、応援する気持ちは強くなる」。熱狂的支持の背景に、政治的分断が生んだ当局への不信もうかがえた。

 支持者たちはトランプ政権の厳しい移民政策や、対中関税など貿易政策の「実績」を評価。同州共和党員の4割弱を占めるキリスト教福音派からは、トランプ氏が在任中に保守派の判事を任命した後、連邦最高裁が人工妊娠中絶の権利を否定したことを歓迎する声も上がった。

 ◇「バイデンに投票」
 しかし、ホワイトハウスを離れて3年がたち、共和党穏健派の「トランプ離れ」は着実に進んでいる。「トランプが共和党の指名を得るなら、本選ではバイデンに投票する。仮にバイデンが死人でもだ」。ヘイリー氏の支援集会に参加したジョー・スミスさん(65)は深刻な面持ちでこう漏らし、「彼は危険だ。公正な選挙を覆そうとした」とトランプ氏の復権を懸念した。

 同じ集会に出席した弁護士ジェニファー・ヒューストンさん(49)は、20年大統領選や22年の中間選挙で共和党がトランプ支持層に依存した結果、穏健派や無党派層を遠ざけてしまったと指摘。「また悔しい思いはしたくない。当選可能性はトランプ以外の方が高い」と話した。

 党員集会直前に勢いを増したヘイリー氏は、アイオワに全力を投じたデサンティス氏に及ばず、「トランプに代わる候補」本命としての実力を証明し切れなかった。ただ、次戦の東部ニューハンプシャー州は穏健派党員が多い上、無党派の人も予備選に参加できる。

 「共和党候補選びを(トランプ氏と)2人のレースにしてみせる。いくわよ、ニューハンプシャー」。同州で反トランプ票の結集に賭けるヘイリー氏は、15日の演説で意気込みを語った。(デモイン=米中西部アイオワ州=時事)

6961OS5:2024/01/20(土) 04:42:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/77d43536c950ac1bc1269157cef6c9001a0432fd
「私はトランプ氏の脅威」 ヘイリー氏、次戦で必勝誓う 米大統領選
1/19(金) 20:32配信

時事通信
18日、米東部ニューハンプシャー州での選挙集会で演説するヘイリー元国連大使(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補選びで勢いを増すヘイリー元国連大使は18日、指名レース首位のトランプ前大統領からの激しい批判について「彼が脅威や不安を感じた時にすることだ。私は彼を脅かしている」と述べ、23日に控える第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選で必勝を誓った。

【図解】米大統領選とトランプ氏の裁判日程

 CNNテレビ主催の集会で語った。

 ヘイリー氏はトランプ氏に代わる候補として共和党穏健派らの期待を集め、人気が上昇。トランプ氏は「ヘイリーは親中派」「民主党から資金援助を受けている」などと虚実取り混ぜて攻撃を強めている。ヘイリー氏も「トランプの下で共和党は下院と上院とホワイトハウスを失った」と反撃し、舌戦が熱を帯びている。

 15日に実施された共和党候補選び初戦のアイオワ州党員集会では、トランプ氏が得票率51.0%で圧勝。デサンティス・フロリダ州知事が21.2%を獲得して2位につけ、ヘイリー氏は19.1%で3位に甘んじた。

 一方、次戦のニューハンプシャーはヘイリー氏の支持基盤である共和党穏健派や無党派の有権者が多く、事実上トランプ氏対ヘイリー氏の一騎打ちの構図になるとみられている。世論調査ではトランプ氏に1桁台まで支持率の差を縮めており、ヘイリー氏が番狂わせを起こせるかが焦点だ。

6962OS5:2024/01/20(土) 07:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b6b2b798a9dbe2135ec36caf4bb550c7f020bbc
スコット議員、トランプ氏支持へ 共和候補選び、ヘイリー氏に打撃 米大統領選1/20(土) 5:11配信


時事通信
 【ワシントン時事】米主要メディアは19日、昨年11月に大統領選から撤退を表明した共和党のスコット上院議員(58)が大統領候補選びでトランプ前大統領への支持を表明する見通しだと伝えた。

 スコット氏は指名レース序盤戦が行われるサウスカロライナ州選出。同州知事を務めたヘイリー元国連大使は、「地元」でトランプ氏に対し劣勢が伝えられており、さらなる打撃となりそうだ。

 共和党唯一の黒人候補だったスコット氏は、トランプ氏が指名を獲得した場合に支持層拡大が期待できるため、「副大統領候補」の一人に名前が挙がっていた。支持表明でその可能性が高まったと報じられている。

6963OS5:2024/01/20(土) 18:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/68e95355e8337d353a180fa6e6fa69e3c292f5b3
米大統領選 ヘイリー氏がトランプ氏の副大統領候補を拒否 共和党指名争い
1/20(土) 13:46配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いでトランプ前大統領(77)を追いかけるヘイリー元国連大使(51)は19日、第2戦が開かれる東部ニューハンプシャー州の集会で、トランプ氏が勝利した場合に副大統領候補として本選に臨まない考えを明言した。ヘイリー氏は同州でトランプ氏との差を詰めており、対決姿勢を強めて巻き返しを図っている。

米紙ワシントン・ポストなどによると、ヘイリー氏は有権者からトランプ氏の副大統領候補になるかを問われ「誰の副大統領にもなりたくない。検討の余地はない」と強い言葉で否定した。

ヘイリー氏はトランプ前政権で国連大使を務め同氏への批判を抑制する場面もあるなど、トランプ氏が党候補となった場合にタッグを組んで副大統領を狙うのではないかとの観測が一部から出ていた。

15日に中西部アイオワ州で開かれた初戦で2位を逃したヘイリー氏にとって、23日のニューハンプシャー州での第2戦で勢いを示せるかは今後の選挙戦を大きく左右することになる。

米統計分析サイト「ファイブサーティーエイト(538)」がまとめたニューハンプシャー州での支持率平均は19日現在でトランプ氏の48・9%に対し、ヘイリー氏は33・8%と15・1ポイント差で2位につけている。

6964OS5:2024/01/21(日) 07:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b73452063c0da9ff4a7faeab52823a96e6ffc52
「副大統領候補」争いでPR合戦 トランプ氏「指名後」に関心 米共和党
1/21(日) 7:02配信

時事通信
トランプ前米大統領=19日、ニューハンプシャー州コンコード(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の圧倒的な強さが伝えられる共和党の大統領候補者選び。

 15日に幕を開けたばかりだが、早くもトランプ氏の指名獲得を織り込み、誰が副大統領候補に選ばれるかに関心が集まっている。トランプ氏の選挙集会には名前の挙がる顔触れがこぞって駆け付け、アピール合戦を繰り広げている。

 「国を団結させ、社会保障を守り、犯罪を止める大統領が必要だ。ドナルド・トランプが必要だ」。指名レースから昨年撤退したスコット上院議員は19日、第2戦が23日に行われる東部ニューハンプシャー州で、トランプ氏への支持を表明した。

 同じ集会で演説したステファニク下院議員も注目株の一人だ。先月の下院公聴会で、反ユダヤ主義を明確に非難しなかったハーバード大のゲイ学長を鋭く追及。学長辞任に追い込み、保守派の間で一気に知名度を上げた。この日は「連邦議員で最初にトランプ氏への支持を表明したことを誇りに思う」と売り込んだ。

 中西部サウスダコタ州の保守系女性知事ノーム氏は、初戦の党員集会が開かれた中西部アイオワ州で応援演説に立った。トランプ氏の演説会は「さながら副大統領候補のオーディション」(ニューヨーク・タイムズ紙)の様相だ。

 一方、トランプ氏と指名を争うヘイリー元国連大使の名も取り沙汰されたが、本人は米メディアの取材に「私は誰の副大統領にもならない。論外だ」と否定。トランプ氏も「恐らく彼女は選ばれない」と語った。

 副大統領候補の選定は、仮に当選しても憲法規定で1期しか大統領を務められないトランプ氏の「後継指名」の意味も持つ。「トランプ後」の共和党の方向性を左右する人選として、党内のもう一つの「指名争い」は今後、さらに激しさを増しそうだ。

6965OS5:2024/01/22(月) 07:41:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7002e190cec35601481f8ae108a8788b752bd1db
米大統領選、デサンティス氏撤退 共和党の候補指名争い
1/22(月) 5:40配信

 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選の共和党候補指名争いで、南部フロリダ州のデサンティス知事(45)が21日、撤退した。再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)への挑戦権を懸けた指名争いはトランプ前大統領(77)とヘイリー元国連大使(52)による事実上の一騎打ちとなり、23日にニューハンプシャー州で第2戦の予備選が実施される。

20日、米サウスカロライナ州での選挙運動で、有権者に語りかけるフロリダ州のデサンティス氏(AP=共同)

 フロリダで保守的な政策を進めるデサンティス氏は共和党の「若手ホープ」と期待され、トランプ氏に代わる選択肢として注目を集めたが、振るわなかった。

 デサンティス氏は15日の初戦、中西部アイオワ州党員集会で勝利したトランプ氏に約30ポイントもの差をつけられて2位に終わっていた。X(旧ツイッター)で「勝利への道筋がない」と表明。「トランプ氏とは意見の相違があったが、バイデン氏よりも優れているのは明らかだ」とし、トランプ氏支持に回る方針を示した。

 デサンティス氏の撤退表明後、ヘイリー氏はCNNテレビに対し、有権者の多くはトランプ氏とバイデン氏の再対決を望んでいないと改めて指摘。「私たちは闘い続け、勝利する」と訴えた。

6966OS5:2024/01/22(月) 11:53:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b14652707a97ef9aa52c806ab44e90048bdf6de
ヘイリー氏、強めるトランプ氏との対決色 デサンティス氏撤退で支持者に焦り
1/22(月) 10:34配信

産経新聞
11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから南部フロリダ州のデサンティス知事が脱落し、選挙戦は、返り咲きを狙うトランプ前大統領が制する可能性がさらに高まった。トランプ氏とデサンティス氏は政策的には近く、同氏の票の多くはトランプ氏に流れるとみられるためだ。23日の東部ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏を追撃し、指名レースに弾みをつける構想だったヘイリー元国連大使の支持者らは焦りを隠せない。

「たったいまデサンティス氏が(選挙戦から)撤退したとの一報が入りました」。21日午後、ヘイリー氏は同州東部シーブルックにある海鮮レストランでの集会で、自分を囲む支持者たち数十人に努めて冷静な態度をみせた。

ヘイリー氏はこれまでの選挙活動で、トランプ氏への直接的な批判を極力避けてきた。党内で強い影響力を持つトランプ氏とその支持者から「敵」として認定され、泥沼の論争に引きずり込まれるのを避ける思惑があったとみられる。

しかし、ここ最近ではトランプ氏の認知能力の衰えを指摘するなど批判のトーンをエスカレートさせている。この日の集会でも「トランプ氏は何かを壊すのは上手だが、直し方を知らない」などと語った。

背景には、15日に行われた指名レース初戦の中西部アイオワ州党員集会で得票が伸びなかったデサンティス氏からヘイリー氏に、トランプ氏の「標的」が移ったことがある。このまま黙ってトランプ氏からの攻撃を浴び続けるより、党内で反発を買うリスクを冒してでも非トランプ派の関心を引き寄せる作戦だ。

レストランでの集会に参加した元エンジニアのブルースさん(80)は、トランプ氏が共和党の候補者指名を勝ち取り、11月の本選が再び民主党のバイデン大統領(81)との対決になれば、「投票先がなくなって困る」。妻や友人と参加したトム・ギャレキンさん(61)は「まだ指名争いは始まったばかり。最後まで何が起こるかは分からない」と、自分に言い聞かせるように語った。

6967OS5:2024/01/22(月) 12:49:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b14652707a97ef9aa52c806ab44e90048bdf6de
ヘイリー氏、強めるトランプ氏との対決色 デサンティス氏撤退で支持者に焦り
1/22(月) 10:34配信


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産経新聞
11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから南部フロリダ州のデサンティス知事が脱落し、選挙戦は、返り咲きを狙うトランプ前大統領が制する可能性がさらに高まった。トランプ氏とデサンティス氏は政策的には近く、同氏の票の多くはトランプ氏に流れるとみられるためだ。23日の東部ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏を追撃し、指名レースに弾みをつける構想だったヘイリー元国連大使の支持者らは焦りを隠せない。

「たったいまデサンティス氏が(選挙戦から)撤退したとの一報が入りました」。21日午後、ヘイリー氏は同州東部シーブルックにある海鮮レストランでの集会で、自分を囲む支持者たち数十人に努めて冷静な態度をみせた。

ヘイリー氏はこれまでの選挙活動で、トランプ氏への直接的な批判を極力避けてきた。党内で強い影響力を持つトランプ氏とその支持者から「敵」として認定され、泥沼の論争に引きずり込まれるのを避ける思惑があったとみられる。

しかし、ここ最近ではトランプ氏の認知能力の衰えを指摘するなど批判のトーンをエスカレートさせている。この日の集会でも「トランプ氏は何かを壊すのは上手だが、直し方を知らない」などと語った。

背景には、15日に行われた指名レース初戦の中西部アイオワ州党員集会で得票が伸びなかったデサンティス氏からヘイリー氏に、トランプ氏の「標的」が移ったことがある。このまま黙ってトランプ氏からの攻撃を浴び続けるより、党内で反発を買うリスクを冒してでも非トランプ派の関心を引き寄せる作戦だ。

レストランでの集会に参加した元エンジニアのブルースさん(80)は、トランプ氏が共和党の候補者指名を勝ち取り、11月の本選が再び民主党のバイデン大統領(81)との対決になれば、「投票先がなくなって困る」。妻や友人と参加したトム・ギャレキンさん(61)は「まだ指名争いは始まったばかり。最後まで何が起こるかは分からない」と、自分に言い聞かせるように語った。

6968OS5:2024/01/22(月) 17:10:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/19bf04d48af263db76299ce839c03918627c19b1
「間違いなく逆風」 デサンティス氏撤退でヘイリー氏の支持者悲鳴
1/22(月) 15:53配信

毎日新聞
トランプ前米大統領(右奥)の演説を聴く支持者たち=米東部ニューハンプシャー州ロチェスターで2024年1月21日、中村聡也撮影

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、デサンティス南部フロリダ州知事が21日、撤退を表明した。23日に党予備選を控える東部ニューハンプシャー州では、トランプ前大統領の支持者から歓迎の声が上がる一方、ヘイリー元国連大使の支持者からは厳しい声が聞かれた。


 同州ロチェスターで21日夜に開かれたトランプ氏の集会に参加した介護士のビル・ロパルスさん(58)は「デサンティス氏はトランプ氏と同じく、保守層が支持基盤だった。選挙を続けても勝ち目がなかった」と指摘。撤退は正しい判断だったとして「これでトランプ氏が勝利する可能性は一層高まった」と期待感を示した。

 一方、ヘイリー氏は党候補指名争いの第2戦となるニューハンプシャー州予備選での挽回に望みをつないでいる。だが、ヘイリー氏を支持する同州ホリスの自営業、スティーブ・シメルさん(40)は「デサンティス氏の支持者の多くがトランプ氏に流れるだろう」とした上で「ヘイリー氏には厳しい状況になった。間違いなく逆風だ」と述べた。【ロチェスター中村聡也】

6969OS5:2024/01/23(火) 18:58:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d86011b2eb0ddce0428dbf999528e6febf6c2cc
共和候補選び第2戦、投票開始 トランプ氏、連勝なら指名確実 米大統領選
1/23(火) 15:06配信
時事通信
22日、米ニューハンプシャー州ラコニアで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)時事】米大統領選に向けた共和党の候補者指名争い第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選の投票が23日、同州の一部地域で始まった。

 優勢が伝えられるトランプ前大統領(77)と、追いすがるヘイリー元国連大使(52)の一騎打ちの構図。大勢は同日深夜(日本時間24日昼)にも判明する見通しだ。

 トランプ氏は初戦の中西部アイオワ州党員集会で、過半数の票を得て圧勝。より穏健な政治的風土のニューハンプシャー州を制すれば、幅広い有権者からの支持を得たと証明したことになり、トランプ氏が指名獲得を確実にするとみられている。一方、ヘイリー氏が勝つかトランプ氏に肉薄すれば、同氏は選挙戦に踏みとどまれそうだ。

 ワシントン・ポスト紙などが22日公表した世論調査によると、トランプ氏が支持率52%を獲得し、34%のヘイリー氏に先行。トランプ氏は初戦で敗退したデサンティス・フロリダ州知事ら支持層が重なる保守系候補が相次ぎ撤退し、自身への支持を表明したことを追い風に、ここ数日で一段と優位を固めている。

6970OS5:2024/01/23(火) 21:11:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd98445b7a2fb633e66ad9a246b121dc0d0310d
民主党「非公認」予備選 バイデン氏は不在、代議員割り振りで混乱も
1/23(火) 20:14配信

 11月の米大統領選に向けて、共和党と同じく民主党の予備選も23日、東部ニューハンプシャー州で投開票される。ただ、党全国委員会が認めない「非公認」の予備選で、再選を目指すジョー・バイデン大統領(81)も立候補を届け出なかった。21人が出馬するものの、投票用紙に現職の名前がないという事態に有権者からは不満の声も出ている。
 「本来はバイデン一択だった。立候補しないと聞いて失望した」。18日、同州マンチェスターのマンチェスター大。ケビン・ムーアさん(47)は憤りを隠さなかった。この日、同大では候補者の一人、ディーン・フィリップス連邦下院議員(55)が集会を開いていた。「バイデン氏は有権者に誠実でない」と言うムーアさんはフィリップス氏に投票するという。

 世論調査で6割以上の支持があり、党候補指名が確実視されているバイデン氏は、ニューハンプシャー州の予備選への不参加を決めた。党全国委が「人種構成が多様な州を優先する」として、党候補指名争いの初戦を2月3日の南部サウスカロライナ州予備選に変更したからだ。

 しかし、ニューハンプシャー州は州法で「他州より先に予備選を行う」と定めており、州政府は民主・共和両党の予備選を23日に実施すると決定。民主党全国委は、8月の党全国大会に参加する「代議員」の割り当てをなくす措置を取ると警告している。候補指名争いは各州の党員集会や予備選を通じて獲得する代議員数を競うもので、ニューハンプシャー州の民主党は党候補を選ぶ権利を失う可能性が出ている。

 投票用紙の候補者リストに名前がなくても、有権者は用紙に「ジョー・バイデン」と記入すれば1票と認められる。だが得票率が低ければ、バイデン氏は党内での求心力の弱さを露呈することになる。

 支持者の中には、記名投票を呼び掛ける動きもある。有志団体のボランティアの一人で、同州のダートマス大3年のプレスコット・ヘルツォークさん(21)は「予備選の初戦としてニューハンプシャー州が注目されている点に変わりはない」と強調。民主主義を重視する姿勢に共感しているとして「バイデン氏の支持が根強いことを示したい」と述べた。【マンチェスター(ニューハンプシャー州)中村聡也】

6971OS5:2024/01/24(水) 09:08:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0276126817f7b41e1bac1bac10e719cfa56d68a
共和党予備選、開票始まる トランプ氏優勢、ヘイリー氏巻き返せるか
1/24(水) 8:44配信


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毎日新聞
トランプ前大統領(左)=ロイター▽ヘイリー元国連大使(右)=中村聡也撮影

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選の投票は23日夜(日本時間24日午前)に終了し、即日開票される。直前の世論調査ではドナルド・トランプ前大統領(77)が優勢で、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が追っている。保守派の影響力が強い初戦の中西部アイオワ州党員集会に続き、穏健派や無党派層が多いニューハンプシャー州予備選でも勝利すれば、トランプ氏は党候補指名に向けて大きく前進する。

【図解でわかる】米大統領選ってどんな選挙?

 同州予備選では、共和党員や無党派の登録有権者が投票した。トランプ氏は早期決着を図るため、序盤2州での連勝を狙っており、ニューハンプシャー州でも集会を重ねてきた。初戦のアイオワ州党員集会の後、支持層が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事や実業家のラマスワミ氏が相次いで撤退し、トランプ氏への支持を表明したことも追い風だ。

 共和党候補争いで、アイオワ、ニューハンプシャー両州が初戦と第2戦の舞台になって以降、現職を除いて連勝した例はない。政治風土が異なるため、党内の圧倒的な支持がなければ連勝は難しいためだ。異例の返り咲きを目指すトランプ氏が今回も圧勝すれば、党候補争いは事実上決着したとの見方も広がりそうだ。

 ヘイリー氏は重視してきたニューハンプシャー州で、トランプ氏と距離を置く党穏健派や無党派層への浸透を狙っており、穏健派のスヌヌ同州知事の支援も受けている。接戦に持ち込んで「1強」ムードを崩し、2月24日の地元・南部サウスカロライナ州予備選や各州の予備選・党員集会が集中する3月の「スーパーチューズデー」につなげる狙いだ。ただ、ニューハンプシャー州で大差をつけられた場合、撤退圧力が強まる可能性がある。

 共和党候補争いは6月まで各州で予備選や党員集会が開かれ、7月の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ「代議員」(計2429人)の獲得数を競う。代議員は人口や党勢に応じて各州に割り振られており、ニューハンプシャー州予備選では得票率に応じて22人の代議員が各候補に分配される。

 同州では民主党予備選も23日に行われた。ただ、党全国委員会は2月3日のサウスカロライナ州予備選を党候補選びの「初戦」にすると決めており、全国委の方針に反して予備選を強行した同州に代議員を割り当てない可能性がある。立候補を届け出なかったジョー・バイデン大統領(81)の氏名は選択式の投票用紙に載っていないが、直接記入すれば投票できる。ただ、得票率が低ければ求心力の弱さも問われそうだ。【ワシントン秋山信一、マンチェスター(ニューハンプシャー州)中村聡也】

6972OS5:2024/01/26(金) 07:51:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b386dad78acdc5d78d3315dabf54300c2da6742f
「トランプ党」へ変貌あらわ 共和指名レースで2連勝 沈んだ穏健派連合・米大統領選〔深層探訪〕
1/26(金) 7:00配信
時事通信
23日、米東部ニューハンプシャー州ナシュアで演説するトランプ前大統領(手前)。後方左端は実業家のラマスワミ氏、同2人目はスコット上院議員(AFP時事)

 米共和党の大統領候補選び第2戦となった東部ニューハンプシャー州予備選で、トランプ前大統領が初戦の中西部アイオワ州に続いて勝利を収め、指名獲得に向け大きく前進した。アイオワより穏健な政治的風土のニューハンプシャーを押さえ、巻き返しを図ったヘイリー元国連大使の望みを粉砕。「トランプ党」へと変貌した共和党の姿を改めて印象付けた。


 ◇ヘイリー氏包囲網
 ニューハンプシャーは、ヘイリー氏がトランプ氏の勢いを食い止める可能性が最も高い州と目されていた。有権者に占める無党派層の割合が39%と民主、共和両党より高く、トランプ氏が誇る「岩盤支持層」の力が相対的に弱まるからだ。

 2020年大統領選の敗北を覆そうとし、起訴された前大統領。その復権を阻止しようと、共和党に有権者登録を変えた無党派層や一部の民主党員は、共和党穏健派と連合を結成した。「新世代の保守リーダー」を自任するヘイリー氏の下、反トランプ派は「最後の戦い」(米メディア)に臨んだ。

 これに脅威を覚えたトランプ氏は「極左に擦り寄った」と、全力のネガティブキャンペーンに打って出る。「ヘイリーは不法移民に反対しない」「ヘイリーは戦争好きのグローバリスト」。ヘイリー氏が「全てうそだ」と反論しても、印象悪化は避けられなかった。

 さらに、15日のアイオワ州党員集会でトランプ氏が圧勝した後、共和党内では「勝ち馬」に乗る動きが一気に広がった。撤退したデサンティス・フロリダ州知事や実業家のラマスワミ氏、スコット上院議員らが雪崩を打ってトランプ氏への支持を表明。デサンティス氏はヘイリー氏を「共和党守旧派の代表」と呼び、追い打ちをかけた。トランプ派の対極にいた穏健派のルビオ上院議員までも加わり、ヘイリー氏「包囲網」は急速に狭まった。

 ◇求心力に差
 不法移民の流入を危惧する不動産業カール・ザーンさん(66)は、予備選でトランプ氏に一票を託した。「仕事もせず、ただ『米国にいるだけ』の移民は納税者の負担だ。だが、そんな当たり前の指摘をすると、『差別主義者』とレッテルを貼られる」。トランプ氏は「偏狭な民主党」と戦う「ロックスター」だと力を込める。

 そうした声とは別に、消極的にトランプ氏を選んだ人もいた。移民コミュニティーに生活の場を脅かされていると感じる弁護士ローレンス・ゼルさん(66)は、「トランプの方が強さがある。性格には難があるが、目をつぶって投票する」と話した。

 米メディアの出口調査によると、トランプ氏に投票した人の77%が「候補者が好き」と答えたのに対し、ヘイリー氏に投票した人ではわずか33%。候補者個人の求心力の差は明らかだった。

 番狂わせに失敗したヘイリー氏。2月24日に控える故郷のサウスカロライナ州予備選では、トランプ氏との支持率差が30ポイント超という高い壁が立ちはだかる。「戦いは始まったばかりだ」と支持者を奮い立たせたが、選挙戦の継続には黄信号が点灯している。(マンチェスター=米ニューハンプシャー州=時事)

6973OS5:2024/01/26(金) 17:01:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4318dc4423e7344ea64fcc4f0f90f28dde075d13
トランプ氏、無党派支持で下回る 共和予備選、本選に向け懸念材料 米大統領選
1/26(金) 7:13配信
時事通信
トランプ前米大統領=23日、ニューハンプシャー州ナシュア(EPA時事)

 【ワシントン時事】米大統領選に向けて東部ニューハンプシャー州で23日に行われた共和党予備選では、トランプ前大統領(77)がヘイリー元国連大使(52)を退け、党指名獲得に大きく前進した。

【ひと目でわかる】米大統領選の流れ

 ただ、米主要メディアが共同で実施した出口調査によると、11月の本選を左右する無党派層のうちトランプ氏に投票したのは39%で、ヘイリー氏の58%を下回った。

 ニューハンプシャー州当局によると、同州の有権者約87万人の約4割が無党派として登録されている。予備選には共和党員だけでなく無党派も参加できるため、その動向はトランプ氏が本選に進んだ場合、勝ち抜けるかどうかを占う試金石の一つとみられていた。

 ヘイリー氏の陣営は当初から、保守穏健層や無党派層の取り込みに尽力。これに対しトランプ氏は「岩盤支持層」を熱狂させる戦略を取っていたため、調査結果は予想の範囲内とも言える。

 それでもトランプ氏にとって、ヘイリー氏が押さえた無党派層が本選で自らを支持する保証のないことは懸念材料だ。出口調査では、有権者の約2割が候補者の選択で「他の候補者が嫌いだから」を理由とし、うち89%がヘイリー氏に投票していた。

 トランプ氏が指名を獲得すれば、民主党のバイデン大統領と対決した2020年大統領選の再現となることが確実。ニューヨーク・タイムズ紙などが昨年11月に行った世論調査によると、大統領選のすう勢を決める南部ジョージアや西部アリゾナなど接戦州の無党派層の支持は、両者が拮抗(きっこう)している。

 一方、ニューハンプシャーの出口調査では、大統領選での関心事項として、有権者の37%が「経済」と回答。30%が「移民問題」を挙げ、そのうち79%がトランプ氏を支持した。バイデン氏の陣営が争点化している「人工妊娠中絶の権利」と答えたのは12%だった。

6974OS5:2024/01/29(月) 23:27:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3c5a862169f84c01f597f322e90be1362247441
共和党の副大統領候補選び本格化 トランプ氏、忠誠心を重視
1/28(日) 15:57配信
共同通信
27日、党員集会を控えた米西部ネバダ州ラスベガスで、支持者を前に話すトランプ前米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いで独走するトランプ前大統領(77)は、本選を見据えて副大統領候補選びを本格化させている。女性や非白人を選ぶとの見方があり、候補と目される政治家は集会に駆け付け、アピールに余念がない。トランプ氏が重視する忠誠心が鍵を握りそうだ。

 女性ではエリス・ステファニク下院議員(39)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(52)が取り沙汰される。ステファニク氏はいち早くトランプ氏の再出馬支持を表明。ノーム氏は、指名争い初戦の中西部アイオワ州以降、積極的にトランプ氏の集会に参加している。トランプ政権で大統領報道官を務めた南部アーカンソー州のサラ・サンダース知事(41)も候補だとみられている。

 男性では、指名を争ったが撤退し、トランプ氏支持に回った黒人のティム・スコット上院議員(58)やトランプ政権で住宅都市開発長官だった黒人のベン・カーソン氏(72)の名前が挙がる。

6975OS5:2024/01/30(火) 21:41:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/f05e9f4d446b2510913cdc6ee7f317d08fd304b3
米、強まる対イラン強硬論 兵士死亡で政権に圧力 大統領選、争点浮上も
1/30(火) 20:32配信

時事通信
バイデン米大統領=24日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国内で対イラン強硬論が浮上している。

 ヨルダンで28日、駐留米軍に対する無人機攻撃で米兵3人が死亡したことで、バイデン政権に軍事行動を求める圧力が強まった。バイデン大統領も報復を明言しており、対応次第では中東情勢のさらなる緊迫化につながる恐れがある。

【ひと目でわかる】米大統領選の流れ

 バイデン氏は29日、前日に続いて安全保障会議を開催し、今後の対応を協議した。その後、X(旧ツイッター)に投稿し、「われわれの選ぶ時期と方法で、全ての責任者を追及する」と表明した。

 軍事攻撃による米兵の死亡は、昨年10月のイスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの衝突開始後初めて。どの勢力が今回の攻撃を行ったかは不明だが、イラクの親イラン武装組織の関与が取り沙汰されている。

 CNNテレビによると、バイデン氏はイラクやシリアの親イラン武装組織に対する報復攻撃、大規模なサイバー攻撃などを検討している。ただ、イラン国内を標的とする可能性は低いという。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は29日の記者会見で「われわれはイランとの戦争を望んでいない」と強調した。

 しかし、野党共和党からは、イランへの軍事行動を求める声が強まっている。同党上院トップのマコネル院内総務は、武装組織だけでなく、イランにも「深刻で破壊的な代償」を払わせるよう要求。同党重鎮のグラム上院議員も「イラン国内の重要な標的を攻撃せよ」と迫った。

 今年11月に米大統領選が迫る中、イランへの対応は選挙戦の争点となる可能性がある。共和党の候補指名が有力なトランプ前大統領はSNSで「バイデン氏の弱さが招いた、恐ろしくも悲劇的な結果だ」と主張。融和的な外交を行っているとして、バイデン氏を非難した。

 シリアやイラクの親イラン武装組織による駐留米軍への攻撃は昨年10月以降で150回以上に達したほか、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海で商船攻撃を繰り返している。米軍が限定的な反撃に乗り出しているものの、商船攻撃は止まっていない。

6976OS5:2024/02/02(金) 17:42:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3be73fbb1b082cad0da7c9bb9103fd83a9876e7
バイデン氏、労組票固め 中西部で集会、激戦見据え
2/2(金) 8:00配信

共同通信
1日、米ミシガン州で全米自動車労働組合(UAW)の集会に参加するバイデン大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領は1日、激戦が予想される中西部ミシガン州を訪れ、推薦を得たばかりの全米自動車労働組合(UAW)の集会に参加した。共和党の候補指名が有力視されるトランプ前大統領との対決を見据え、支持基盤となってきた有力労組の票固めを図った。

 労組票は激戦州の勝敗に直結する可能性がある。トランプ氏は1月31日、推薦獲得を目指す全米トラック運転手組合の幹部と会談している。

 UAWは北米自動車業界を代表する大規模労組。1月24日にバイデン氏の推薦を表明した。

6977OS5:2024/02/06(火) 10:27:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/0614d425eadc96a5d3bb059e810e2083a537a067
撤退せずに粘るヘイリー氏に脅迫相次ぐ シークレットサービスの護衛申請
2/6(火) 10:16配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米紙ウォールストリート・ジャーナルは5日、11月の米大統領選で共和党候補の指名をトランプ前大統領(77)と争うヘイリー元国連大使(52)がシークレットサービス(大統領警護隊)の護衛を申請したと報じた。今月24日の南部サウスカロライナ州予備選に向け粘り続けるヘイリー氏に、脅迫行為などが増えているためとしている。

同紙によると、先週、同州のヘイリー氏の集会で女性が舞台に突っ込もうとして護衛に制止されたり、同氏のウクライナやイスラエルへの支援姿勢に憤る抗議者が出没したりした。州内の同氏の自宅が狙われているとの虚偽の通報騒ぎも起きたという。

護衛申請は連邦政府当局に提出。中東で親イラン民兵組織の米軍への攻撃が激化する中、国連大使として対イラン政策に関わったことも要因の一つという。

1月のアイオワ州党員集会とニューハンプシャー州予備選でトランプ氏に連敗したヘイリー氏は、出身のサウスカロライナ州で雪辱を果たすため「反トランプ票」の掘り起こしに懸命だ。しかし、共和党の有力者にはトランプ氏と民主党のバイデン大統領との〝本選対決〟にシフトするため、ヘイリー氏の早期撤退を迫る声がある。

ヘイリー氏は同紙に警護申請を認めたうえで、脅迫行為などについて「私がしなければならないことを止めることにはならない」と強調した。

6978OS5:2024/02/07(水) 12:58:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f326df90c2504ac7f71bef7e091dfbeebed0b1f3
米下院、国土安全保障長官の弾劾否決 共和党指導部に打撃
2/7(水) 11:05配信

CNN.co.jp
下院で、マヨルカス国土安全保障長官に対する弾劾(だんがい)訴追決議の採決が行われ、214対216で否決された

(CNN) 米下院は6日、マヨルカス国土安全保障長官に対する弾劾(だんがい)訴追決議の採決を行い、214対216の僅差(きんさ)でこれを否決した。政治的理由で弾劾を推し進めていた共和党の指導部にとっては大変に屈辱的な結果となった。法学者らは弾劾に対する異議を唱えていた。

【映像】米下院、国土安全保障長官の弾劾を否決

投票ではケン・バック議員(コロラド州選出)、マイク・ギャラガー議員(ウィスコンシン州選出)、トム・マクリントック議員(カリフォルニア州選出)の3人の共和党議員が民主党に賛同し、弾劾への反対票を投じた。共和党のブレーク・ムーア議員(ユタ州選出)は投票を拒否した。これにより下院共和党は再度採決を提起することが可能になる。

下院共和党は、マヨルカス氏が南部国境の問題への対応で複数の重大な犯罪及び軽罪を犯していると主張。弾劾に向けた準備を進めてきた。しかし複数の憲法の専門家からは、弾劾を実現するだけの証拠がないとの指摘が出ていた。

閣僚が弾劾されるのは極めて異例で、米国の歴史上起きたのは1876年の1度のみ。この時、ウィリアム・ベルクナップ陸軍長官は下院で弾劾訴追されたものの、上院で無罪となった。

6979OS5:2024/02/07(水) 16:22:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/33ed9ee7464983ae24af3f8b2a69bea5bd67d7d6
マヨルカス国土安全保障長官の「弾劾戦術」不発 移民対策で共和 一部議員が造反
2/7(水) 14:06配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米下院の多数派を握る野党・共和党が、メキシコ国境から流入する不法移民への対策を怠ったとしてマヨルカス国土安全保障長官の弾劾訴追に向けた決議案を提出し、下院本会議は6日、同案を反対多数で否決した。11月の大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に近い同党の保守強硬派は、弾劾戦術でバイデン政権を追い詰めることを狙ったが、不発に終わった。

可決されていれば、閣僚への弾劾は約150年ぶりだった。採決は弾劾「賛成」は214票、「反対」は216票だった。

決議案は共和党の保守強硬派が主導。不法移民流入が過去最多の水準となっているのは、マヨルカス氏が意図的に対策を講じていないためだなどと主張していた。共和党のジョンソン下院議長は採決に先立ち、可決に自信を示していた。

しかし、本会議では同党議員3人が与党・民主党とともに「反対」に投票。造反した共和党議員の一人は6日、「弾劾するだけの犯罪性を示せていない」と決議案を批判した。

不法移民対策を巡り、バイデン政権は国境警備予算の増額や一時的な「国境閉鎖」を可能にすることなどを盛り込んだ法案の通過を議会に求めている。これに対しトランプ氏は「民主党を有利にすることになる」として、自身の影響下にある下院共和党に審議を拒否するよう働きかけている。国境問題を大統領選の重要争点に掲げる同氏には、バイデン政権が成果をあげれば選挙戦が不利になるとの打算があるとみられる。

6980OS5:2024/02/13(火) 08:44:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec96a24efe6e2454bf2e863d17f0a389e45af5d8
NYダウ終値、過去最高値を更新…125ドル高の3万8797ドル
2/13(火) 6:24配信


読売新聞オンライン
ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク=小林泰裕】12日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比125・69ドル高の3万8797・38ドルだった。値上がりは2営業日ぶりで、8日につけた過去最高値(3万8726・33ドル)を更新した。


 米国経済が堅調に推移していることや、好調な企業決算が好感され、スポーツ用品大手ナイキや金融大手ゴールドマン・サックスなどの銘柄が値上がりした。

 IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は48・11ポイント安の1万5942・55だった。

6981OS5:2024/02/15(木) 07:43:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/03765da1519be9a43b65ffeb6183580610567230
米下院、国土安全保障長官の弾劾可決 移民問題めぐり党派対立先鋭化
2/14(水) 16:06配信

朝日新聞デジタル
マヨルカス国土安全保障長官=AP

 米下院は13日、マヨルカス国土安全保障長官を弾劾(だんがい)訴追する決議案を可決した。メキシコから米国へ越境する移民が急増している問題をめぐり、下院で多数派の共和党がバイデン民主党政権の対応を問題視し、弾劾決議を主導した。


 米メディアによると、現職閣僚の弾劾決議案が可決されるのは史上初めて。1876年に下院が閣僚の弾劾決議案を可決したことがあったが、直前にその閣僚は辞任していた。マヨルカス氏は、民主党が多数を握る上院の弾劾裁判で無罪となる公算が大きいが、米議会の激しい党派対立があらためて先鋭化している。

朝日新聞社

6982OS5:2024/02/16(金) 22:25:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/71576f89810cbda32194e4261e951926ae19919e
共和党「完全掌握」狙うトランプ氏 党執行部に親族…背景に訴訟費用で資金逼迫か
2/16(金) 19:49配信

産経新聞
トランプ前米大統領

【ワシントン=大内清】11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(77)が、党の全国組織である「共和党全国委員会(RNC)」の執行部に親族を含む腹心を送り込もうとしている。党所属議員がトランプ氏の意向に沿って議会審議に臨むなど、「トランプ党」に変質したとも言われる中、党を「完全掌握」しようとする動きだ。ただ、トランプ氏を巡っては、起訴された4つの刑事事件などにかかる訴訟費用がふくらみ、政治資金の逼迫(ひっぱく)が指摘されており、RNCを通じて資金調達を容易にする思惑があるとの見方が強い。

RNCは各州の党組織を束ね、大統領選のほか議会選や知事選などで候補者への資金配分も行う。現トップのロナ・マクダニエル委員長はトランプ氏におおむね忠実だとみられてきた。

しかし、トランプ氏は今月初め以降、自身に近いメディアのインタビューや交流サイト(SNS)で執行部の「変化が必要だ」などと表明し、実質的に執行部の退陣を要求。12日には、後任の委員長に腹心のマイケル・ワトリー氏▽ナンバー2の共同委員長に次男エリック氏の妻ララ氏▽最高執行責任者(COO)に自陣営の上級顧問を務めるクリス・ラチビタ氏をそれぞれ推すと表明した。新執行部の選出は、24日の南部サウスカロライナ州予備選後が望ましいとしている。

米メディアがトランプ氏周辺の話などとして伝えたところでは、同氏はRNCが23年に調達した額が過去10年で最低の約8700万ドル(約130億円)にとどまったことに強い不満を抱いているという。

ブルームバーグ通信によると、トランプ氏はこれまでに訴訟費用として約5100万ドルを支出。訴訟費用に転用可能な資金は残り約2600万ドルで、本選に向けた選挙活動が本格化する7月ごろには底をつく可能性が高い。

トランプ氏は、前回の20年大統領選での落選を覆すため選挙結果の確定手続きを妨害しようとしたとされる事件など、4件で起訴されているほか、ビジネスに絡む詐欺疑惑などの民事訴訟も抱える。

こうした中、選挙イヤーの今年はRNCに多額の献金が集まることが見込まれる。トランプ氏側には、RNCを完全に掌握していれば、優先的に資金を融通させることができるとの計算が見え隠れする。

ララ氏は執行部入りを推挙されたのを受け、13日、保守系メディア、ニューズマックスのインタビューに「(RNCの資金は)1セント残らずドナルド・トランプの当選のために使う」と語り、大統領選と同時に行われる議会選などには関心を示さなかった。

6983OS5:2024/02/17(土) 12:54:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ad3ce7f8ff612b60985641d3dc63976266d345a
民主穏健派マンチン氏が不出馬表明 バイデン大統領には追い風 2024米大統領選
2/17(土) 12:24配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】11月の米大統領選で第3党からの立候補が取り沙汰されていた民主党穏健派のマンチン上院議員(76)は16日、地元の南部ウェストバージニア州で演説し、「大統領選には出馬しない」と表明した。マンチン氏が第3党から出馬すれば民主党支持層や無党派層から票を奪う可能性もあっただけに、再選を目指す同党のバイデン大統領(81)には追い風となる。

マンチン氏を巡っては、中道勢力の結集を目指す超党派の第3政党グループ「ノーレーベルズ」が擁立を模索していた。

6984OS5:2024/02/25(日) 19:59:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/862677c97aaa28593f2ad8669689e7a996b4eaee
圧勝誇るトランプ氏 ヘイリー氏は選挙戦継続 米共和予備選
2/25(日) 19:04配信

時事通信
24日、米南部サウスカロライナ州コロンビアで、共和党予備選の勝利をアピールするトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】24日の米大統領選の共和党サウスカロライナ州予備選では、トランプ前大統領が再びヘイリー元国連大使を大差で下した。

 トランプ氏は「偉大なサウスカロライナ州で、これまでの(予備選における)最多得票の2倍に達する票を獲得した」と圧勝を誇示。一方、地元で敗北したヘイリー氏は、選挙戦の継続を改めて表明した。

 勝利演説の会場に現れたトランプ氏は、自身の名前を連呼する聴衆を前に上機嫌。「全ての予備選(と党員集会)で記録的勝利を得ている」と胸を張り、「野球で過去最多のホームランを打った打者、最多のヒットを打った打者、バスケットボールの最多得点選手と同じようなものだ」と語った。

 トランプ氏はさらに「11月5日、この国を破壊したジョー・バイデン(大統領)を見て、『ジョー、お前は首だ。出て行け』と言う」と本選での勝利を誓った。

 ヘイリー氏は動揺を見せず、「トランプ氏の勝利を祝福する」と敗北を認めた。同時に「以前『サウスカロライナの結果がどうなろうと立候補を続ける』と語った。私は約束を守る女だ」と訴え、聴衆の喝采を浴びた。

6985OS5:2024/02/25(日) 20:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e44a4bad8a971b6c83baf11d5b921377a8b5e805
「有権者、選択肢求めている」 敗北のヘイリー氏、選挙戦撤退を否定
2/25(日) 11:19配信

毎日新聞
支持者の前に姿を見せ、選挙戦からの撤退を否定したヘイリー元国連大使=米南部サウスカロライナ州で2024年2月24日、ロイター

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)は24日夜、南部サウスカロライナ州で演説し、今後も選挙運動を続ける方針を示した。地元で迎えた24日の州予備選でドナルド・トランプ前大統領(77)に敗北。5連敗で今後の逆転も困難な情勢だが、各州の予備選・党員集会が集中する3月5日の「スーパーチューズデー」までは撤退しない構えだ。

 ヘイリー氏は支持者を前に演説し、「サウスカロライナ州で約40%の支持を得た。50%ではないのは分かっているが、40%はちっぽけなグループではない。たくさんの有権者が(トランプ氏以外の)選択肢を求めている」と強調した。

 トランプ氏については「日々、有権者が離れていっている」と指摘し、本選で民主党のジョー・バイデン大統領(81)に「勝てると思えない」と主張した。

 世論調査では、ヘイリー氏は今後の予備選・党員集会が行われる州でも劣勢だ。ただ、連邦最高裁でトランプ氏の大統領就任資格の有無を巡る訴訟が継続中で、3月にはトランプ氏の刑事裁判の公判も始まる。トランプ氏が出馬を断念せざるを得ない状況が皆無とはいえないこともあり、ヘイリー氏は当面の選挙戦の継続を決めたとみられる。【コロンビア(サウスカロライナ州)秋山信一】

6986OS5:2024/02/27(火) 11:57:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/84fdda1afcc324f3b9d0181b9a5eebb0ba8cefca
米共和党の全国委トップが退任表明 次期執行部「トランプ体制」に移行か
2/27(火) 8:27配信

産経新聞
【デトロイト=大内清】米野党・共和党の全国組織「共和党全国委員会(RNC)」のロナ・マクダニエル委員長は26日、任期途中の来月8日に退任すると発表した。後任の執行部には、11月の大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領(77)の腹心や親族が選出される公算が大きく、共和党の「トランプ党」化がさらに進みそうだ。

マクダニエル氏は、12年大統領選の共和党候補となったロムニー上院議員のめいに当たる名門政治家一族の出身。RNC委員長には、1期目トランプ政権の発足と同時期の17年1月に就任し現在は4期目だった。党内の反トランプ派排除に協力するなど、トランプ氏に忠実な組織運営を行ってきたとされる。

だがトランプ氏やその熱烈な支持派は、22年中間選挙で共和党が伸び悩んだことや、RNCが昨年集めた献金額が民主党を大きく下回ったことを問題視し、現執行部への退陣圧力を強化。トランプ氏は、マクダニエル氏が進退を公表する前から後任に腹心のマイケル・ワトリー氏を、ナンバー2の共同代表に次男エリック氏の妻ララ氏をそれぞれ推薦するなどと表明し、執行部の完全掌握に向けて動き出していた。

各州の党支部を束ねるRNCには、大統領選や知事選、議会選などの候補に党資金を配分する権限がある。トランプ氏が執行部掌握を目指すのは、起訴された4つの刑事事件や不動産ビジネスなどに絡む民事裁判の訴訟費用が選挙資金を圧迫する中で、党資金を自身のために融通しやすくするためだとの見方が強い。

ララ氏は今月、義父から共同委員長ポストに推挙されたのを受けて、「(RNCの資金は)1セント残らずドナルド・トランプの当選のために使う」と述べた。

6987OS5:2024/02/27(火) 14:54:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ae2189ea902cf14ff69e3695802d75b74699fc5
米民主党予備選 焦点はバイデン批判票 アラブ系最大のミシガン州で27日実施
2/27(火) 14:10配信

産経新聞
【ディアボーン(米中西部ミシガン州)=平田雄介】11月の米大統領選に向け、米中西部ミシガン州で27日、与党・民主党と野党・共和党の候補指名を争う予備選が行われる。ミシガン州はアラブ系米国人が全米で最も多く、パレスチナ自治区ガザ紛争でイスラエルに擁護的な姿勢を示す民主党のバイデン大統領(81)への批判票の行方が注目される。

党指名レースは、民主側ではバイデン氏の指名が確実な情勢。共和側は5連敗中のヘイリー元国連大使(52)が撤退を拒絶するが、トランプ前大統領(77)の優位は揺るぎない。ミシガン州予備選もバイデン氏とトランプ氏の勝利が確実視され、メディアの関心は11月の本選でのバイデン氏とトランプ氏の再対決に及んでいる。

そこで注目されるのがアラブ系米国人の動向だ。アラブ系は全米の人口の1%に過ぎないが、接戦の場合は勝敗の行方を左右する。ミシガン州に住むアラブ系は27万人。2020年大統領選でミシガン州を制したバイデン氏のトランプ氏との得票差は15万票だった。

人口の55%と全米一アラブ系の比率が高いデトロイト近郊のディアボーン市では、アラブ系のハムード市長(民主党)がバイデン氏に「裏切られた」と反旗を翻し、民主予備選で「支持者なし」と投票するよう訴える。

これは、イスラム教信徒や民主党急進左派も加わるバイデン氏への不投票運動の一環で、昨年10月のガザ紛争勃発を機に広がった。地元紙アラブ・アメリカン・ニュースは社説で「バイデン氏を罰せよ」と掲げている。

米エマーソン大などの世論調査によると、民主予備選で「支持者なし」を選ぶと答えた人は9%。ミシガン州のアラブ系の人口は2%だ。

他方、ミシガン大ディアボーン校では、「投票に行かず、批判の意思を示す」(へジリス・アルジブラさん、20歳)と話す学生も多かった。

6988OS5:2024/03/03(日) 21:54:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbe3b639907aa545abe4e158aa87e41e7b2f3870
米世論調査、際立つバイデン氏の不人気 トランプ氏がリード広げる
3/3(日) 10:40配信

朝日新聞デジタル
バイデン米大統領(左)とトランプ前大統領=AP

 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は2日、2月下旬に実施した最新の世論調査結果を報じた。11月の大統領選に向けた支持率では、トランプ前大統領(77)が48%を得て、バイデン大統領(81)の43%を上回った。2人の支持率は5ポイント差で、昨年12月の前回調査(2ポイント差)と比べてやや広がった。

 今回の調査で浮かび上がったのは、バイデン氏の不人気ぶりだ。同じ2人の対決だった2020年大統領選前の調査と比べると、バイデン氏を「好ましい」と答えた人は52%から38%に大きく減少した。これに対し、トランプ氏を「好ましい」と答えた人は43%から44%と微増だった。「トランプ氏は4年前と同様に不人気だが、それを下回るほど今のバイデン氏は不人気だ」と同紙は報じている。

 各党内では11月の本選に向けた予備選が続いているが、2人が各党の指名候補に選ばれることは確実視されている。共和党支持者の間では、トランプ氏が指名獲得することに「熱狂を感じる」と答えた人が48%に達した。だが民主党支持者では、バイデン氏の指名獲得に「満足するが、熱狂はしない」と答えた人が43%で最も多かった。

朝日新聞社

6989OS5:2024/03/04(月) 11:31:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c375a2dfece5e56d0af0c6b56dfc424c500fafcc
ヘイリー氏、首都ワシントン勝利 共和予備選、トランプ氏連勝止まる
3/4(月) 11:26配信

朝日新聞デジタル
ノースカロライナ州シャーロットで開かれた集会で演説するヘイリー元国連大使=2024年3月1日、藤原伸雄撮影

 米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、首都ワシントン特別区の予備選が3日、開票された。AP通信などによると、ヘイリー元国連大使(52)がトランプ前大統領(77)を破り、初勝利を確実にした。初戦のアイオワ州から続いていたトランプ氏の連勝は止まった。

 ヘイリー氏はこれまで、党内で圧倒的な支持を集めるトランプ氏に対抗する姿勢を崩しておらず、「私には選択肢を示す義務がある」と語っていた。

 ただ、ワシントン特別区の結果は全体のごく一部に過ぎず、共和党の候補者争いでのトランプ氏の独走態勢は変わらない。トランプ氏が大統領選の共和党候補になる見通しは確定的となっている。

 3月5日に15州で投票が集中する「スーパーチューズデー」を迎える。ヘイリー氏はスーパーチューズデーまでは撤退しない考えを明らかにしている。たとえヘイリー氏が撤退しなくとも、トランプ氏は3月中旬には、指名候補となるのに必要な代議員数を確保するとみられている。(軽部理人)

朝日新聞社

6990OS5:2024/03/04(月) 11:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/111417f2876198986ce0272f3b6fd2977be49179
国境遠くても移民危機 行政圧迫、広がる草の根支援 5日にスーパーチューズデー・米大統領選
3/4(月) 7:07配信

時事通信
移民の子どもたちに食事を配るボランティア=撮影日不明、米コロラド州デンバー(ハイランズ・マムズ・アンド・ネイバーズ提供・時事)

 11月の米大統領選に向けた候補者選びの天王山「スーパーチューズデー」を5日に控えた米国で、移民対策が大きな争点となっている。


 伝統的に移民に寛容な民主党ではバイデン大統領、流入規制を唱える共和党ではトランプ前大統領の候補者指名がそれぞれ確実視されている。

 メキシコに接し、移民の「玄関口」となっている南部テキサス州は不法入国者をバスで各地に送り続けており、国境から遠く離れた都市の財政も切迫。市民サービスの削減を余儀なくされる一方、草の根の支援が広がりを見せている。

 ◇仕事がほしい
 ロッキー山脈の麓に広がる西部コロラド州デンバーは「マイルハイ(海抜1マイル=約1600メートル)シティー」の愛称で知られる州都。快晴の3月初旬、日陰には雪が解けずに残っていた。

 ベネズエラ人男性のアンドレス・メンドーサさん(31)は手に洗剤とワイパーを持ち、信号待ちで止まる車に近づいては、身ぶり手ぶりで「窓拭きはどうだ」と聞いて回っていた。友人2人と協力して停車中に拭き上げ、少額のチップを稼ぐ生活を送る。

 「祖国は人権を尊重しない。命の危険があった」とメンドーサさん。米国行きを決心し、4カ月かけて徒歩で南米から中米を北上。必死の思いでメキシコ国境を越え、テキサス州が用意したバスで1月、デンバーにたどり着いた。今は路上暮らしだといい、時折表情を曇らせながら「寝る場所を確保するために早く仕事がほしい」と訴えた。

 ◇立ち上がる住民
 ニューヨークやシカゴなどと同様、移民に寛容な政策を取るデンバーには2022年末から移民が殺到。市の人口約70万人に対し、これまでに受け入れた移民は約4万人に上る。市民1人に対する割合が全米で最も高く、市はこの状態が続けば「年間予算の約1割に相当する1億8000万ドル(約270億円)が必要」と試算。2月には公園整備の凍結や移民収容施設の一部閉鎖など、苦肉の策を相次いで発表した。

 行政が圧迫される中、立ち上がったのは地元住民だった。昨年11月に活動を開始したボランティア団体「ハイランズ・マムズ・アンド・ネイバーズ」は食事や衣服、家庭でのホームステイを提供。法に触れる恐れから行政が及び腰の就労問題に関しては、移民が労働許可を得るまでの間、地域清掃などの仕事に「雇用」し、寄付金から「報酬」を支払う仕組みも構築した。

 児童福祉分野で働くジェニファー・ケタリングさん(41)は、友人から移民支援の相談を受けたことをきっかけに、団体創設に加わった。パレスチナ自治区ガザで幼い命が犠牲となるニュースに触れ、無力感を覚えていた時期だった。

 「近くの道に移民の子どもたちがあふれていた。私にはガザの状況は変えられないけれど、彼らには何かできるのではと思った」と振り返る。現在、同団体には支援側に回った移民も含め約7500人が参加。デンバー周辺では他に8団体が設立され、ボランティアは計1万人を超える。

 「ポジティブなことは広がっていくんです」とケタリングさん。来る選挙について問うと「民主、共和両党とも足の引っ張り合いをしていて、私は政府を信用していない。けれど、多くの人が小さな行動を積み重ねれば変化をもたらすことができると信じています」と語った。

6991OS5:2024/03/04(月) 21:08:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d9fa1169f2ad0a6f82c94300f6d14f1e7b81837
ヘイリー氏、首都で一矢報いる 米共和予備選、女性の勝利は初
3/4(月) 12:36配信
毎日新聞
選挙集会で演説するヘイリー元国連大使=米東部メーン州で2024年3月3日、AP

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、首都ワシントンの予備選が3日開票され、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が6割超の得票で初勝利を挙げた。ドナルド・トランプ前大統領(77)が初戦から8連勝していたが、穏健派が多い首都でヘイリー氏が一矢報いた。米メディアによると、大統領選の共和党候補レースで、女性が予備選で勝利したのは史上初めて。

 投票は1〜3日に行われ、3日夜に開票された。共和党によると、得票率はヘイリー氏62・86%、トランプ氏33・22%。7月の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ代議員(計2429人)は、ヘイリー氏がワシントンに割り当てられた19人全員を獲得した。ヘイリー氏に期待する中道寄りの穏健派が多いワシントンで強さを見せた。

 ヘイリー氏の陣営は声明で「歴史的な勝利だ」と強調し、「米政界の機能不全を最も間近で見ている共和党員が、トランプ氏と彼がもたらす混乱を拒絶したのは、驚くことではない」と述べた。トランプ氏の陣営は「現状維持を望む政界内部の関係者がヘイリー氏を支持した」と主張し、「トランプ氏はワシントンの政界に失望させられてきた他地域の国民のために戦う」と強調した。

 AP通信によると、3日までの代議員獲得数はトランプ氏244人、ヘイリー氏43人。5日には16州・地域の予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーを迎える。【ワシントン秋山信一】

6992OS5:2024/03/07(木) 07:47:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/acfafe2ba63a1f593e34bdea591b0967b0cfc268
民主党内でささやかれる候補差し替え案「プランB」、タイムリミットは8月の党大会
3/6(水) 23:00配信


読売新聞オンライン
5日、米ホワイトハウスで演説するバイデン氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】再選を目指す民主党のジョー・バイデン大統領(81)は、世論調査で共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)にリードを許す結果が相次いでいる。民主党内では候補者を差し替える「プランB」を巡る臆測が飛び交っている。

 バイデン氏は5日の「スーパーチューズデー」で各州・地域に割り振られた代議員のほぼ全てを獲得した。だが、民主党内で熱狂は広がっていない。高齢への不安から、本選でトランプ氏に負けるとの懸念が広がっているためだ。米紙ニューヨーク・タイムズなどの世論調査では、民主党支持者の5人に2人がバイデン氏を候補者にすべきではないと答えた。

 現時点ではバイデン氏が民主党候補として大統領選に臨む可能性が高い。米政治専門紙ポリティコは、候補差し替えが具体化するのは、バイデン氏が自ら「撤退」する場合だけだと指摘する。

 民主党の仕組みでは、バイデン氏が撤退表明をすれば、予備選などでバイデン氏が獲得した代議員は党大会でバイデン氏への投票義務がなくなり、他候補に票を投じることが可能になる。

 党指名候補争いは6月8日に全州・地域で終了する。プランBとして考えられるシナリオの一つは、バイデン氏が全日程終了後、次の世代にバトンを渡すために指名辞退を表明するケースだ。「高齢批判」の矛先を一転してトランプ氏に向けることができる。

 「ポスト・バイデン」候補者らは8月19日に始まる党大会の投票に向け、各州・地域に割り当てられた代議員3900人超の争奪戦を始める。党大会以降は在外投票も迫るため、候補者の差し替えは難しくなる。

 最有力はカマラ・ハリス副大統領(59)だが、副大統領として目立った実績はなく、待望論は盛り上がっていない。

 次世代を担う政治家では、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(56)、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事(52)、大富豪で知られるイリノイ州のJ・B・プリツカー知事(59)らの名前が取りざたされる。

 今のところバイデン氏が撤退する兆候はない。しかし、歴代大統領最高齢のバイデン氏が健康上の理由で撤退に追い込まれ、期せずしてプランBに移行する可能性もささやかれている。

6993OS5:2024/03/07(木) 07:50:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/42b364b9414f49ad838eacf0b1841918f1c38875
トランプ氏、指名確実 バイデン氏との再戦固まる ヘイリー氏撤退・米大統領選
3/7(木) 0:10配信

時事通信
5日、米南部フロリダ州の私邸で、支持者に語り掛けるトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは5日、16州・地域の予備選などが集中するスーパーチューズデーを迎え、共和党ではトランプ前大統領(77)が圧勝した。

 唯一の対抗馬だったヘイリー元国連大使(52)は6日、撤退を表明し、トランプ氏の指名獲得が確実となった。11月の本選で民主党の現職バイデン大統領(81)と再び相まみえる構図が固まった。

 ヘイリー氏は6日、地元の南部サウスカロライナ州で演説し、「選挙戦を停止する。後悔はない」と述べた。トランプ氏への支持は明らかにせず、「誰であれ米大統領になる人の幸運を祈る」とのみ言及。同氏に対し、自身へ票を投じた共和党支持層や無党派層からの支持取り付けを促した。

6994OS5:2024/03/07(木) 08:04:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/00bdd336acd220fad6b703732df67fdf42c20beb
トランプ・バイデン両氏、第3政党候補の動きを警戒 再対決に不満抱く無党派層の受け皿は
3/6(水) 19:14配信
産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=渡辺浩生】米大統領選に向けた5日のスーパーチューズデーで圧勝した共和党のトランプ前大統領(77)と民主党現職のバイデン大統領(81)が注視するのは無所属や第3政党候補の動向だ。本選のカギを握り両高齢者の対決に不満を抱く無党派層や穏健派の支持が流出しかねないからだ。

【写真】無所属での立候補を表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏

米メディアによると、第3政党の政治集団「ノーレーベルズ」はスーパーチューズデーの結果を踏まえ8日にも全州の代表者会議を開き大統領候補を擁立するか否かを判断する。ノーレーベルズから擁立が取り沙汰された民主党穏健派のマンチン上院議員は不出馬をすでに表明。同氏の擁立はバイデン氏の支持基盤を「破壊する」と反対してきた民主党を安心させた。

だが、ブルームバーグの最新の世論調査によると有権者の52%はバイデン氏を「高齢すぎる」、59%はトランプ氏を「危うい」と回答。別の調査では約3割が両者対決に不満とした。

実際、「高齢のバイデン氏に勝てる候補はトランプ氏ではなく私だ」と訴えたヘイリー元国連大使(52)が一定の支持を得たのは、そうした有権者の意識を裏付けるものだ。

また、ノーレーベルズの幹部はヘイリー氏を「確かに興味のある人物だ」と述べた。ヘイリー氏は5日の開票前にFOXニュースに出演した際、「私は共和党保守であり、無所属やノーレーベルズから出るつもりはない」と否定したが、去就が注目されている。

一方、無所属で立候補すると表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)は最新のウォールストリート・ジャーナル紙の世論調査で9%の支持を集める。無所属で出馬すればバイデン氏の票を奪うと民主党有力者やケネディ家から批判されている。

反ワクチン活動家として知られるケネディ氏には、新型コロナウイルスのワクチン接種に懐疑的な共和党支持層の票も流れる可能性があるとして、トランプ陣営も警戒しているという。

無党派層は有権者全体の3〜4割。2016年の選挙で勝利したトランプ氏は無党派層の支持でクリントン元国務長官を上回り、20年の選挙では勝利したバイデン氏がトランプ氏より多くの無党派票を獲得。今回の選挙も、意中候補のいない大量の無党派層の投票行動によって勝敗が左右される可能性が高い。

6995OS5:2024/03/07(木) 08:04:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae9dfa3bc5a6d884d909ef2a1b40174c731e2a94
バイデン大統領が米領サモアで無名候補に敗北 スーパーチューズデー
3/6(水) 19:18配信
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの山場「スーパーチューズデー」で、現職のバイデン大統領が無名の候補に敗れる異例の事態が起きました。

AP通信によりますと、南太平洋のアメリカ領サモアで行われた民主党の党員集会で、ジェイソン・パーマー候補への投票がバイデン氏を上回りました。

パーマー氏は「東部メリーランド州在住の起業家・投資家」だと名乗っていて、これまでに多数の企業で役員などを務めたとしています。

また、ウェブサイトにはAI=人工知能で質問に答えるページを設けていて、「アメリカ領サモアでの勝利をどう思うか?」と聞くと…

「私は勝つ見込みのない候補者で、アメリカ領サモアで勝てませんでした」

なぜか敗北宣言。パーマー氏はサモアを訪れたことはなく、リモートによる対話集会などの選挙活動を行ったということです。

再選を目指す現職大統領が敗れるのは極めて異例ですが、バイデン氏はスーパーチューズデーで他の15州すべてで勝利していて、大勢に影響はありません。

TBSテレビ

6996OS5:2024/03/15(金) 00:15:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2db6cd25afef0c978bd9f62c5e19ff1ebfa917d
バイデン氏、USスチール「米企業であることが不可欠」 日本製鉄の買収計画巡り声明
3/14(木) 23:58配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領は14日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画を巡り「国内で所有、運営される米国の鉄鋼企業であり続けることが不可欠だ」とする声明を出した。11月に大統領選を控える中、支持基盤の労働組合側が買収に反発しており、4月に予定する岸田文雄首相との首脳会談を前に声明を出すことで、労組側に寄り添う姿勢を示す狙いとみられる。

バイデン氏は「米国人労働者によって運営される強い米鉄鋼企業を維持することは重要だ」と声明で指摘した。

大統領選で戦う共和党のトランプ前大統領は1月に「私なら即座に阻止する。絶対だ」と明言し、買収に反対する労組の票獲得を図っていた。

USスチールの本社がある東部ペンシルベニア州は大統領選の勝敗を左右する重要州のひとつ。

バイデン氏は岸田氏を国賓待遇で米国に招き、4月10日に首脳会談を開く。

6997OS5:2024/03/17(日) 09:55:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d09368c03709afb4598c5f10a7bc944bc357d0
ハリス氏「後継」証明へ本腰 旗印は中絶・人権問題 米大統領選
3/16(土) 20:34配信

時事通信
ハリス米副大統領=7日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に向け、バイデン大統領(81)と伴走するハリス副大統領(59)が選挙運動を活発化させている。

 高齢のバイデン氏が2期目を務めきれるか不安視される中、もしもの時に大統領の座を継ぐ最前列にいるハリス氏。人工妊娠中絶や人権問題を旗印に掲げ、「後継者」としての信頼獲得に躍起だ。

 「(女性の)自己決定権に対する攻撃は言語道断だ」。ハリス氏は14日、中絶手術を提供する中西部ミネソタ州の医療機関を訪れ、中絶の権利を守ると約束した。米メディアによると、中絶提供機関訪問は現職の正副大統領で初めてだ。

 2022年に連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定して以降、保守的な州では中絶を法律で禁止する動きが拡大した。民主党は女性の権利保護を訴えて地方選で勝利を重ねており、大統領選でも最大の争点に据える算段。ハリス氏は、中絶反対の信徒もいるカトリック系のバイデン氏に代わり、この問題で旗振り役を担う。

 バイデン氏が苦手とする若年層や急進左派への訴求力も期待されている。パレスチナ自治区ガザの人道状況が悪化する中、イスラエルを支援するバイデン氏は左派や若者からの批判に直面。ガザ攻撃を続けるネタニヤフ政権に対してより厳しい立場とされるハリス氏は、3日の演説で「直ちに戦闘を休止しなければならない」とあえて強い言葉を使い、イスラエル側に圧力をかけた。

 もっとも、ハリス氏に目立った実績はなく、各種世論調査の平均支持率は36.2%と、人気浮揚に苦戦するバイデン氏の40.6%より低い。「ハリス大統領」待望論は乏しく、むしろ政権の「弱点」として野党共和党の攻撃を受けているのが現状だ。「(大統領になる)準備はできている」と語るハリス氏が、有権者の支持を勝ち取れるかが試されている。

6998OS5:2024/03/20(水) 23:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/9331ad49ca1e4b2e39d5a5b6278b8ae63314c666
バイデン氏、激戦州で中南米系に照準 移民政策アピール 米大統領選
3/20(水) 17:44配信
産経新聞
【フェニックス(米アリゾナ州)=大内清】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)は19日、本選で激戦が予想される西部ネバダ、アリゾナ両州で遊説した。共和党のトランプ前大統領(77)が民事訴訟に絡む資金難に苦しむ中、主要争点の不法移民問題や経済対策などで重要州への攻勢を強めている。

バイデン氏はこの日、移民の主要流入口であるメキシコ国境に接するアリゾナ州の州都フェニックスでヒスパニック(中南米系)移民らの集会に参加。「あの男(トランプ氏)は中南米系を軽蔑しているが、私は価値を理解している」と、国境周辺州での人口比率が高い中南米系に寄り添う姿勢を強調した。

中南米系は伝統的に民主党の票田とされてきたが、近年は強硬な不法移民対策を主張する共和党への傾斜が進む。すでに米国に定住している人々には、安価な労働力の新規流入で最も影響を受けるのは自分たちだとの懸念があるためだと指摘される。

バイデン氏は2020年の前回選でアリゾナ、ネバダ両州を制したものの、いずれも得票差はわずか。11月の本選でも中南米票の動向は勝敗を左右する。

そんな中でバイデン氏は今年、国境警備予算の大幅な増額などを盛り込んだ包括的な移民政策改革を発表し、議会に承認を求めている。陣営側には、こうした取り組みが、移民問題に消極的とのバイデン氏のイメージを払拭すると同時に、中南米票の奪還にもつながることへの期待がある。

またバイデン氏は集会で、トランプ氏を「財産のことしか気にしていない」とこき下ろした。同氏が、一族企業の不正を巡る民事裁判で保証金の支払いに窮していることや、訴訟費用が選挙資金を圧迫していると指摘されることが念頭にあるのは明らかだ。

この日はアリゾナを含む5州で民主、共和両党の予備選が行われ、バイデン、トランプ両氏がそれぞれ全勝した。両氏はすでに指名獲得に必要な代議員数を確保していることから勝敗には無関係ながら、共和党では、すでに敗退したヘイリー元国連大使(52)がアリゾナで約20%の票を、南部フロリダと中西部のオハイオ、イリノイ、カンザス各州で15%前後を獲得し、党内の「反トランプ派」の存在を改めて印象付けた。

6999OS5:2024/03/22(金) 10:12:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/947e4578ae5bbba128863f075b32315c3d5f7ba4
ロバート・ケネディ氏が本腰 副大統領候補発表へ 民主バイデン陣営警戒高まる
3/22(金) 9:52配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選へ無所属で出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日に副大統領候補を発表する。本腰を入れるケネディ氏に警戒を強めるのは民主党バイデン大統領(81)陣営だ。共和党指名を確実にしたトランプ前大統領(77)との本選を左右する無党派層や民主党穏健派を奪われかねないとの危機感がある。



ケネディ元大統領を叔父に持つ著名ファミリーの一員。父のロバート・ケネディ元司法長官は1968年の大統領選に名乗りを上げたが、民主党指名争い最中の6月、遊説先のロサンゼルスで暗殺された。

環境保護や反ワクチン活動に携わった弁護士のケネディ氏は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、2人の死を「戦争に行くのと同じように政治にはリスクがある」と受け止めたと述べ「父の後を継ぐプレッシャーを感じた」と回想した。

巨大産業界や公権力から「中間層の利益を守る」を信条とするケネディ氏は当初、民主党の指名争いに名乗りをあげたが昨年10月、無所属出馬を表明。世論調査で10%前後とトランプ氏やバイデン氏に続く支持率を維持する。FOXニュースの調査では13%にのぼった。

26日に西部カリフォルニア州オークランドで集会を開き、副大統領候補を発表する。米メディアによると、米プロフットボールNFLのスター選手アーロン・ロジャーズ氏や元プロレスラーで元ミネソタ州知事のジェシー・ベンチュラ氏らの指名を検討している。

ケネディ氏の課題は無所属や第3党に不利な選挙制度にある。候補者名が投票用紙に記載されるには州で異なる複雑な手続きを完了する必要がある。有権者の署名を義務付ける州も多い。陣営によると西部ユタ州で登録が完了。東部ニューハンプシャー、西部ネバダ州で必要な署名を集めた。今後も南部テキサス州などで請願を広げていく。

超党派政治集団「ノーレーベルズ」の候補探しが難航し、バイデン陣営はケネディ氏をトランプ氏に勝利を譲りかねない「スポイラー(壊し屋)」の本命とみなしつつある。米紙によると、勝敗を左右する7つの激戦州で無党派層や穏健派の票が流れることを警戒、州の候補者登録を阻止する「法的攻勢」に着手する。

ケネディ氏もバイデン・トランプ再対決に不満を抱く層を念頭に既存政党批判に力を入れるとみられる。

7000OS5:2024/03/23(土) 01:10:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef057b2b0dd7bd1df93eff6d9564ea5490c6b323
副大統領候補にルビオ氏浮上 トランプ氏、リストは「15人」 米報道
3/22(金) 6:58配信
時事通信
米共和党のルビオ上院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米NBCテレビなどは21日、11月の大統領選で共和党の指名が確定したトランプ前大統領(77)が副大統領候補としてルビオ上院議員(52)を検討していると報じた。

 トランプ氏は現時点で15人ほどが候補者リストに名を連ねていると話しており、選考にはなお時間を要する見込みだ。

 ルビオ氏はキューバ移民を両親に持つ共和党穏健派。ヒスパニック系や、トランプ氏が苦手とする穏健派の共和党支持層の取り込みが念頭にあるとみられる。ルビオ氏は2016年大統領選でトランプ氏と党指名レースを競い、同氏に「ちび」などと侮辱された経緯があるが、今年1月にトランプ氏支持を表明した。

7001OS5:2024/03/26(火) 17:05:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c649cd28b4744f466fe285e9f20a1777dd6c72ac
米フロリダ州、14歳未満のSNS禁止 国内で最も厳格な州法か
3/26(火) 11:00配信


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毎日新聞
米西部カリフォルニア州にあるTikTok関連のビル=2024年3月11日、AP

 米南部フロリダ州で25日、14歳未満のソーシャルメディアの利用を禁止する州法が成立した。14〜15歳も利用には保護者の許可を必要とする。州法制定を主導した共和党のレナー州下院議長は「ソーシャルメディアでは性犯罪者が子供を狙っており、危険なメディアに触れることが、うつや自傷行為、自殺につながる。フロリダは子供を守る道を先導する」と意義を強調した。

【写真まとめ】楽しそうにTikTok撮影に臨むバイデン氏

 米メディアによると、西部ユタ州や南部アーカンソー州、中西部オハイオ州などでも、子供が保護者の同意なしにソーシャルメディアを利用することを禁止する州法があるが、14歳未満の利用を一律禁止したフロリダ州法は「米国で最も厳しい規制」(AP通信)と報じられている。

 ただ、ソーシャルメディアの運営企業などは「インターネットの利用に身分確認を求めるような規制は、言論活動の自由の侵害になる」と主張しており、今後、裁判に発展する可能性が高い。

 米メディアの報道では、25日に成立したフロリダ州法は、ソーシャルメディアの運営者に対して、14歳未満の利用者のアカウント作成禁止や既存アカウントの停止を義務づけた。14〜15歳の既存アカウントの維持にも保護者の同意を求める。

 成人向けのコンテンツにアクセスする場合、年齢確認のために第三者による認証システムを利用する措置も義務づけた。違反企業が民事で訴えられた場合、最高5万ドル(約755万円)の損害賠償を求められる可能性がある。

 規制対象になるソーシャルメディアやウェブサイトは「16歳未満の利用者の10%以上が、1日平均2時間以上利用している」という条件がついており、子供の「中毒性」が高いものに限られる。子供に人気の動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック)や写真・動画共有アプリ「スナップチャット」が規制対象にされるとの見方がある一方、X(ツイッター)やフェイスブックが含まれるかどうかは不明だ。

 フロリダ州議会は当初、16歳未満の利用を禁止する法案を可決していたが、デサンティス州知事(共和党)が「親が選ぶ権利を制限することになる」として拒否権を行使。14〜15歳については保護者の許可があれば、利用できるように法案を修正し、デサンティス氏が25日に法案に署名して成立した。【ワシントン秋山信一】

7002OS5:2024/03/27(水) 11:40:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/105e3ea400175b73837a771f2ce2a5fb2998e3b6
無所属・ケネディ氏が副大統領候補に女性弁護士選出 米大統領選
3/27(水) 10:10配信
米西部カリフォルニア州オークランドで、大統領選に向けた集会に臨むケネディ氏(右)と副大統領候補に起用されたシャナハン氏=2024年3月26日、AP

 11月の米大統領選に無所属での立候補を目指す弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日、西部カリフォルニア州で演説し、副大統領候補に女性弁護士で実業家のニコール・シャナハン氏(38)を選んだと発表した。民主党から無所属に転じた両氏が組むことで、再選を目指す同党のジョー・バイデン大統領(81)の支持基盤を崩す可能性がある。バイデン陣営はケネディ氏を、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(77)を利する「スポイラー(壊し屋)だ」と批判している。


 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(26日現在)によると、ケネディ氏の全米での支持率は9・9%で、トランプ氏(41・7%)、バイデン氏(39・4%)に次ぐ3番手につけている。組織基盤がないケネディ氏が当選するのは難しいが、「第3の選択肢」としてバイデン、トランプ両氏のどちらから票を奪うのかが選挙結果を左右すると目されている。

 ケネディ氏は26日の演説で「米国史上、最も高齢な2人の大統領候補の争いに国民はがっかりしている。無所属候補がついに民主、共和両党の独占を倒すのだ」と強調。特許関連の弁護士で、IT大手グーグル共同創業者の元妻でもあるシャナハン氏を「AI(人工知能)の最前線で活動してきて、IT大手の世論誘導が民主主義や自由に脅威を及ぼすのを止めてくれる。(中国系)移民の娘で、困難を克服し、アメリカンドリームをつかんだ人物でもある」と評価した。

 シャナハン氏も「過激な分断が国を引き裂こうとしている。今は共有する価値観に集中し、国を再編する時だ」と訴えた。

 ケネディ氏は、プロフットボールNFLのスター選手や元知事、元連邦下院議員らの起用も検討してきたが、資産家でもあるシャナハン氏の資金力や若さに期待して選んだとみられる。ただ、政治経験や全米レベルの知名度は不足しており、支持拡大の「起爆剤」となるかは不透明だ。

 さらに無所属候補の出馬には高いハードルが控えている。各州で投票用紙に候補名が記載されるためには、一定数の署名集めなどの手続きが必要だ。米メディアによると、ケネディ氏の陣営は西部ユタ州でしか必要な手続きを終えていない。

 陣営や支持団体は、西部アリゾナ、ネバダ、中西部ミシガン、南部ジョージアなどの重要州も含めた7州で必要な署名を集めたとしているが、まだ正式には承認されていない。副大統領候補を事前に決めるよう求める州もあるため、陣営は人選を急いでいた。

 ケネディ氏は、民主党のジョン・F・ケネディ元大統領(故人)のおい。ロバート・ケネディ元司法長官(同)の息子で、弁護士として環境保護や小児医療の啓発に取り組んできた。今回の大統領選では当初、民主党候補指名を目指したが、現職のバイデン氏の優位は動かず、無所属での出馬に切り替えた。

 親族の大半は出馬に批判的だが、ケネディ氏は名門の「ブランド」を利用して、民主党支持者への浸透を図る。新型コロナウイルスのワクチン懐疑論を唱えたことで知名度が高まり、ワクチンに疑問を持つ共和党支持者からも一定の支持がある。

 2大政党以外では中道層の結集を目指す政治団体「ノー・レーベルズ(ラベルなし)」が候補擁立を検討しているが、選考は難航している。環境問題を重視する「緑の党」、自由主義を掲げる「リバタリアン党」も独自に候補を立てる方針だ。急進左派の哲学者、コーネル・ウェスト氏(70)も立候補を模索している。【ワシントン秋山信一】

7003OS5:2024/03/27(水) 17:11:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8cefdfd97dc22e88f3bc1bc16e7703763b0f85a
どうなる「トランプ2・0」副大統領は女性、少数派支持層拡大狙う? 安保は対中強硬も
3/27(水) 16:52配信

産経新聞
トランプ前米大統領

11月の米大統領選で共和党の候補者指名を確実としたトランプ前大統領(77)の副大統領候補や、政権を奪還した場合の2期目の外交・安全保障の陣容が注目されている。取り沙汰されている顔ぶれはどのようなものか。(ワシントン 渡辺浩生)


「彼は私にとってより良き代理人だ。上質の人間だからだ」。2月23日、トランプ氏が南部サウスカロライナ州での集会で絶賛したのは、観客席にいるティム・スコット上院議員(58)だった。地元州知事の経歴を持つヘイリー元国連大使(52)と対決する予備選の前日のことだ。

■出世の〝恩〟振り切る

黒人のスコット氏は同州知事時代のヘイリー氏に空席の州選出上院議員に指名された。だが、指名争いに一時名乗りを上げた後の1月、トランプ氏支持を表明。出世の道を開いた〝恩〟を振り切った。

スコット氏は「大事なのは(トランプ氏再選の)ミッション。ポスト狙いではない」と語る。副大統領候補に取り沙汰されるのは、貧しい母子家庭に育ったスコット氏がマイノリティーの支持を集められるとの期待もあるためだ。

副大統領候補は人種や性別、地域など支持層を広げる役目を担い、その選考は本選を勝ち抜くカギだ。トランプ氏が2016年の選挙で指名した保守政治家のマイク・ペンス氏は、保守派や宗教右派との橋渡しを期待されたとされる。

■現時点で可能性低いヘイリー氏

トランプ氏は今回、FOXニュースの番組でスコット氏ら少なくとも6人が副大統領候補のリストに含まれていると認めた。トランプ氏の支持でサウスカロライナ州初の女性知事に就任したクリスティ・ノーム知事(52)▽「反ユダヤ主義」を巡る議会公聴会で有名大学学長を厳しく追及した親トランプ派で女性のエリス・ステファニク下院議員(39)▽指名争いからの撤退後、トランプ氏支持に転じたインド系実業家のビベック・ラマスワミ氏(38)らの名も挙がる。

ここにきて16年大統領選でトランプ氏と争ったマイク・ルビオ上院議員(52)も急浮上。キューバ系移民2世で、トランプ氏が重視するヒスパニック(中南米系)票の獲得が期待できる。ただ、正副大統領候補が同一州から出ることに憲法上の制約もあり、トランプ氏と同じフロリダ州選出のルビオ氏指名のネックとなりうる。

指名争いで「反トランプ票」をあぶり出したヘイリー氏の動向も関心事だ。同氏は「副大統領になるつもりもない」というが、「党内融和を図る選択肢」と宗教右派団体理事長は語る。ただ、忠誠心を重視するトランプ氏が自身への支持を明言しないヘイリー氏を選ぶ可能性は現時点で低い。

■ポンペオ氏「トランプ氏なら平和な世界」

「米国第一」を掲げるトランプ氏が再選した場合、外交・安保の陣容は混沌(こんとん)とする世界情勢に対し、米国がどのように指導力を示すかに直結する。

トランプ前政権に近い複数の有識者の見方が一致するのは、前政権で米中央情報局(CIA)長官と国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏(60)、駐日米国大使から上院議員に転じたビル・ハガティ氏(64)の2人だ。

ポンペオ氏は前政権時代、米朝首脳会談を実現させたほか、イランに強硬で親イスラエルの中東外交を推進した。「トランプ氏が再選すれば、より平和で豊かな世界に戻る」と支持を表明しており、国防長官への起用の声が出ている。

ハガティ氏は現在、上院外交委員会のメンバー。駐日大使時代は日米同盟を軸としたインド太平洋政策の推進に関与し、国務長官候補ともみられる。前政権で通商代表部(USTR)代表を務めたロバート・ライトハイザー氏(76)は輸出規制強化など対中封じ込めの要として、国家経済会議(NEC)委員長や財務長官が取り沙汰される。

7004OS5:2024/03/27(水) 17:12:14

■北朝鮮への新アプローチ期待も

動向が注視されるのはマイク・ギャラガー下院議員(40)。下院中国特別委員長として中国の人権侵害や機密情報窃取などの調査を主導。元海兵隊情報将校としてイラクに従軍し国防に明るい。トランプ派と距離を置き、4月に議員辞職すると表明した。

一部の安保専門家には大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を待望する声があるが、同盟関係重視とウクライナ支援強化を唱え、トランプ氏とそりが合わないとの声もある。

前政権で国防次官補代理を務めたエルブリッジ・コルビー氏が安保担当の高官に再起用される可能性も指摘される。コルビー氏は18年の国家防衛戦略の策定に従事した。中国の軍備拡張に対抗する米軍の「拒否戦略」を提唱する一方、ウクライナ支援からは距離を置いているとの指摘がある。

これらの顔ぶれが実現すれば、ウクライナ・欧州とインド太平洋、中東というバイデン政権の3正面関与から、「トランプ2・0」は最大の脅威である中国への抑止・強硬路線にシフトするのは必至といえる。停滞中の北朝鮮外交への新アプローチを期待する声もある。

7005OS5:2024/03/27(水) 17:45:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a9fec8c468a6a1307b2bcd0908144d0fde5c5c0
「第3の候補」、米大統領選に及ぼす影響 勝敗左右することも
3/27(水) 17:13配信

毎日新聞
米大統領選候補者討論会に参加するビル・クリントン氏(左端)、ジョージ・ブッシュ(父)氏(右端)とロス・ペロー氏=米中西部ミシガン州で1992年10月19日、ロイター

 米国では民主、共和両党が2大政党として確立された19世紀半ば以降、無所属や第3政党の候補は当選していない。一方で、ここ数十年の大統領選でも両党とは一線を画す候補が勝敗を左右した例も少なくない。


 20世紀後半以降の大統領選で最も大きな影響を与えた「第3の候補」は、1992年に無所属で立候補した実業家のロス・ペロー氏だったといえる。知名度を生かし、大統領選では約19%の票を獲得。共和党の現職ブッシュ(父)大統領の保守的な支持基盤を侵食し、アーカンソー州知事のクリントン候補(民主党)の初当選を助ける形となった。

 ペロー氏は96年の大統領選でも「改革党」を発足させて再挑戦したが、前回のように第3の候補を求める波を作れず、クリントン氏の再選を許した。

 リベラルな候補が支持基盤が重なる民主党に割を食わせた事例もある。2000年大統領選には、著名な消費者保護活動家のラルフ・ネーダー氏が「緑の党」から出馬した。

 まれに見る激戦となった同年の選挙は、南部フロリダ州の集計が大もめとなった。最終的にはテキサス州知事のブッシュ(子)候補(共和党)がゴア副大統領(民主党)に僅差で勝利した。得票差はわずか537票。フロリダ州ではネーダー氏が約9万7000票を得ており、結果としてブッシュ氏を利したと指摘されている。【松本紫帆】

7006OS5:2024/04/01(月) 16:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6d37e5c5d4034a9b2726657c7620bee7f64e4c5
ユダヤ票固めエムホフ氏が存在感 ハリス副大統領の夫
4/1(月) 16:03配信

共同通信
米南部マイアミ郊外で話すハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏=3月27日(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を狙うバイデン大統領の陣営で、ハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏がユダヤ系有権者の票固めで存在感を示している。自身もユダヤ系で、反ユダヤ主義と闘う姿勢をアピール。バイデン氏と再対決するトランプ前大統領が親イスラエルを打ち出していることに対抗する狙いもある。

 ガザの人道危機が深まる中、イスラエルを擁護してきたバイデン氏に対しアラブ系有権者の間では反発が広がっている。バイデン氏がユダヤ系とアラブ系のはざまで苦慮する中、エムホフ氏は在米ユダヤ系社会での「事実上の大使」(米メディア)として活動している。

 トランプ氏は3月中旬のインタビューで、バイデン政権を支持するユダヤ系が「イスラエルの全てを憎んでいる」と語った。バイデン氏が再選を果たせば「イスラエルが破壊される。彼らは自責の念を感じるべきだ」と主張した。

 これに対しエムホフ氏はネブラスカ州での選挙集会で「不快かつ有害で反ユダヤ主義的な発言だ」と猛反発。トランプ氏の大統領候補としての資質に疑問を呈した。

7007OS5:2024/04/05(金) 14:33:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1438961b9c8907ec6b8c664b518ce0ba9602b76
第3政党集団ノーレーベルズ 候補擁立断念 米大統領選
4/5(金) 10:18配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選で独自候補擁立を模索してきた超党派政治集団「ノーレーベルズ」は4日、擁立を断念したと発表した。民主党のバイデン大統領、共和党の指名を確実にしたトランプ前大統領の本選対決に不満を抱く無党派や穏健派の支持を念頭に、「統一候補」の選考を続けてきたが、「勝利の見込みのある候補者は現れなかった」と結論づけた。

米メディアによると、ノーレーベルズは約30人の政治家らにアプローチ。本命視されていた民主党穏健派のマンチン上院議員が辞退を表明。最近では共和党の指名争いから撤退したヘイリー元国連大使やクリスティー前ニュージャージー州知事らへの打診も伝えられたが、いずれも固辞されたとみられる。設立時の会長で候補選考を主導してきたリーバーマン元上院議員が3月27日に死去したことが、擁立断念への決め手となったとみられる。

バイデン氏の陣営は、ノーレーベルズを含む第三極候補の動きを民主党から票を奪いトランプ氏再選への道を開くと警戒し、撤退圧力を強めている。無所属出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏は3月末に副大統領候補に女性弁護士のシャナハン氏を指名し選挙戦を本格化。今後、無党派層の受け皿となるかが注目される。

7008OS5:2024/04/05(金) 14:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/2187097608e5ea6b1a9b3a45a56e15d782c42908
米大統領選 接戦7州のうち6州でトランプ氏がリードと世論調査
4/4(木) 21:21配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が4日までに公表した米大統領選の接戦7州の世論調査で、共和党のトランプ前大統領(77)が民主党のバイデン大統領(81)を6州でリードしていることが明らかになった。バイデン氏は物価上昇や移民・国境対策などで有権者の信頼を得られておらず、トランプ氏が支持を集めている。

調査は「大統領選が今日実施されたら誰に投票するか」を尋ねた。

無所属や第三の政党も含めた候補者から選ぶ場合、東部ペンシルベニア州や西部ネバダなど6州でトランプ氏がバイデン氏を2〜8ポイントリードした。バイデン氏は中西部ウィスコンシン州でのみトランプ氏を3ポイント上回った。

候補者がバイデン氏とトランプ氏の2人の場合も6州でトランプ氏がリード。ウィスコンシンでは両氏が並び、トランプ氏の優勢が浮き彫りになった。

バイデン氏は前回の20年大統領選で、同7州のうち6州でトランプ氏に勝利している。

調査では、過去2年で米国経済が「悪くなった」と答えた人が56%と過半数に達し、現状を懸念する声が強いことが示された。バイデン氏の支持率は38%で、不支持率が60%と大きく上回っている。

トランプ、バイデン両氏の政策手腕に関しては、物価問題や移民・国境対策でバイデン氏を信頼する人が各州で28〜36%なのに対し、トランプ氏は50〜56%と大きく引き離している。

ロシアの侵略を受けるウクライナの問題や、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘に関してもトランプ氏を支持する人が多かった。

人工妊娠中絶と民主主義に関してはバイデン氏が信頼を得ているが、大統領選の勝敗を左右する重要な接戦州で苦しい状況が続いている。調査はペンシルベニア、ネバダ、ウィスコンシンの他に中西部ミシガン州、西部アリゾナ州、南部のジョージア州とノースカロライナ州の計7州で3月17〜24日に実施された。

7009OS5:2024/04/22(月) 10:09:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/9df41233f560d314d54eff4d0b61d66c40ba1619
米下院、ウクライナ支援案を可決 軍事支援が本格再開の見通し
4/21(日) 3:03配信


 米連邦下院は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対して総額約608億ドル(約9兆4000億円)を支援する緊急予算案を賛成多数で可決した。予算成立には上院での可決とバイデン大統領の署名が必要だが、最大の障壁だった下院を通過したことで、停滞していた米国の軍事支援が本格的に再開される見通しとなった。

 緊急予算案は共和、民主両党の超党派の支持で可決された。ウクライナによる米国製兵器や防空システムの購入、ウクライナに供与している米軍の装備品の補充などに充てられる。共和党のトランプ前大統領の意向も踏まえ、ウクライナや周辺国への財政支援約95億ドル(約1兆4700億円)は貸し付けとなった。

 米国のウクライナ支援は、下院で多数派を占める共和党のうち保守強硬派が「自国の国境管理を優先すべきだ」などとして無条件の支援継続に反対。2023年末に予算が底を突き、新規の軍事支援は事実上、止まった。ウクライナの劣勢が続く中、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は「緊急予算が成立しなければ、ウクライナが年末までに敗北する恐れがある」と警告していた。

 ジョンソン下院議長(共和党)は当初、保守強硬派の意向を受けて国境管理の強化策を予算に盛り込む案を模索した。しかし、民主党との妥協を嫌うトランプ氏の横やりもあり、調整が難航。予算案の審議も先送りになっていた。

 ただ、ウクライナ支援自体は超党派の多数派に支持されており、国外からも早期の支援再開を求める圧力が強まった。ジョンソン氏は譲歩を拒む保守強硬派から議長解任をちらつかされていたが、最終的に「解任リスク」を承知で、国境対策を切り離した予算案の採決に踏み切った。

 米シンクタンク「外交問題評議会」によると、米国は22年1月以降、総額約743億ドル(約11兆4900億円)の対ウクライナ支援を表明。今回の緊急予算が成立すれば、11月の大統領選の後も当面は支援継続が可能になる。【ワシントン秋山信一】

7010OS5:2024/04/22(月) 10:10:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/27563fdde0dd914a7498268f3b31fd15369510d8
米議会、迷走半年 翻弄されたウクライナ支援と米指導力 岸田首相演説を複数議員が引用
4/21(日) 7:22配信
【ワシントン=渡辺浩生】米下院が20日、ウクライナ向けの緊急支援予算を可決し、停滞したウクライナ支援が継続されるメドがついた。昨年10月にバイデン大統領が要請して以降、トランプ前大統領の介入もあり審議は半年も迷走。兵器不足に陥ったウクライナはロシアの攻勢に苦戦を余儀なくされ、中国、イランなど現状変更勢力を勢いづかせた。大統領選を控え党派対立が激しさを増す中で、米国の指導力後退を懸念する同盟諸国の危機感が可決を後押しした。

「人がなんと言おうと正しいことを行う。あとは歴史が判断する」。今月17日、そう語って緊急支援予算の採決へかじを切ったのは共和党のジョンソン下院議長だった。ウクライナ、イスラエル、台湾向け支援一括の緊急予算案を国・地域別の3本立てにし、停滞した審議を動かした。

党内ではマージョリー・テイラー・グリーン議員ら少数の最強硬派が議長不信任の動議をちらつかせ抵抗を続けた。だが、財源が枯渇した米国の支援の停滞がウクライナの前線に与えた悪影響は明白だった。

露軍は東部で支配地域をじわじわと拡大。イランの無人機、北朝鮮の弾道ミサイルもフル活用して都市やインフラに対する空爆を強めた。ウクライナ軍は消耗した防空システムでは守り切れず、犠牲者は増え続けている。

ロシアは今夏の一大攻勢を準備しているとされる。米中央情報局(CIA)は米国の支援なしでは「ウクライナが年末までに戦場で敗れる現実のリスクがある」(バーンズ長官)との分析を示し、首都キーウ陥落の最悪シナリオも取り沙汰され始めた。

「米議会に広がる孤立主義」へ海外から厳しい視線が集まる中、ウクライナ支援に消極的だったジョンソン氏は重い腰を上げた。トランプ氏は大統領選での穏健派や無党派層の支持を意識したのか、ウクライナへの「貸し付け」ならば認める姿勢をみせ、ジョンソン氏は緊急予算の一部を借款に切り替えた。

イランのイスラエル攻撃は採決へと動かす決定打となった。米国の抑止力が低下すれば中露、北朝鮮、イランといった権威主義国家が結託して侵略に動くという危機が現実味を増したからだ。ウクライナ支援への一部の反対でイスラエル、台湾の支援まで遅らせる猶予はなくなった。

20日の討論では共和、民主両党の複数議員が、「米国の指導力は必要不可欠」との岸田文雄首相の米議会演説を引用して予算案への支持を訴えた。「自由世界のために立つ」米国の信任は崩壊寸前で保たれた。

7011OS5:2024/04/24(水) 18:53:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcf70d3a9f16a4f134e772abea7e80f7a953b5f7
「私の予算を可決」 バイデン氏、メンツ保つ勝利 再選に追い風
4/24(水) 16:31配信
 米連邦議会で23日に総額953億ドル(約14兆7500億円)の緊急予算案が可決されたことは、11月の大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領にとって政治的勝利となった。1期目が終わる2025年1月までウクライナ支援を継続するめどが立ち、イスラエルや台湾への支援も確保。懸案を解決しただけでなく、共和党の足並みの乱れも誘った。

【写真】戦場カメラマン渡部陽一さんが見たウクライナ

 「連邦議会は、国家安全保障を強化し、世界に米国の指導力を示す私の予算案を可決した」。バイデン氏は声明で、緊急予算案を主導したのは自身だと強調した。23年10月に議会に予算要求してから半年以上かかったが、ウクライナやイスラエルへの軍事支援は要求とほぼ同水準を確保した。

 特にウクライナ支援の本格再開は、大統領選に向けて追い風となる。バイデン氏は7月にワシントンで開く北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、ウクライナを支援する「民主主義陣営のリーダー」を演じ、選挙イヤーの外交のハイライトにしたいとの思惑がある。米国の支援が停滞したままならメンツは丸つぶれだっただけに、予算案可決は安心材料となった。

 米メディアによると、バイデン政権は再開第1弾として10億ドル(約1540億円)規模の追加支援を用意している。大統領選までウクライナの劣勢が続けば、巨額支援の実効性が疑問視されかねないだけに、てこ入れして戦況好転を図る構えだ。

 一方、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を巡っては、双方に配慮した施策を盛り込んだ。イランやガザ地区のイスラム組織ハマスの攻撃を受けたイスラエルに防空用兵器を供与し、「自衛権」を支持する姿勢を強調。ガザ地区の人道危機を止められないバイデン政権に対する風当たりが米国内でも強まる中、パレスチナなどへの人道支援にも計92億ドルを割いた。

 大統領選で民主党左派や若者の支持離れを防ぐ狙いがあり、23日の声明でも「紛争の影響を受けた人たちに緊急で必要な支援だ」と力点を置いた。

 下院で多数派を占める共和党との駆け引きでも、今回は優勢だった。バイデン氏は不法移民の急増を批判され、一時は「国境封鎖」に言及するなど、国境管理の強化を求める共和党への譲歩を覚悟していた。しかし、民主党との妥協を嫌うトランプ前大統領がさらに強硬な対応を要求したことで共和党内の足並みが乱れ、結局は国境対策自体が見送られた。

 共和党ではトランプ氏に近いグリーン下院議員が、予算審議で民主党と協調したジョンソン下院議長の議会運営に反発し、議長解任動議の採決を迫る姿勢を強めている。ジョンソン氏を支持するトランプ氏もこうした動きを制御しきれておらず、共和党の内紛が続く状況はバイデン氏にとって好都合となっている。【ワシントン秋山信一】

7012OS5:2024/05/06(月) 17:32:06

https://news.yahoo.co.jp/articles/ece98dd64f99307a95ae4360580eb4f5a31ec108
ヘイリー氏支持票、どこへ 激戦州で共和党の16%獲得
5/5(日) 15:39配信
 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いから3月6日に撤退したヘイリー元国連大使の支持者の票が、11月の本選でどの候補に流れるのか注目されている。激戦が見込まれる東部ペンシルベニア州では4月23日の共和党予備選で、投票総数の16.6%に当たる16万票近くをヘイリー氏が獲得。トランプ前大統領でまとまりきれない党の現状が浮かんだ。

 民主党のバイデン大統領の陣営は党派を超えた支持を呼びかけ、4月29日の声明でも「トランプ氏に夢中になる国民より、国を愛する気持ちでつながる国民の方が多い」と秋波を送った。

7013OS5:2024/05/06(月) 18:45:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3675d52aadc7641e06eb4b0e84cde26fa4e7f59
不人気同士の再対決、バイデン氏とトランプ氏それぞれの弱みとは 米大統領選まで半年
5/6(月) 12:05配信

西日本新聞
アメリカ国旗

 【ワシントン古川幸太郎】11月の米大統領選まで5日で半年。前回と同様、民主党現職のバイデン大統領(81)と、共和党のトランプ前大統領(77)が激しく競り合う。バイデン氏は高齢不安や長引く物価高で支持率が低迷。パレスチナ自治区ガザ情勢の対応を巡っては、若者の支持離れが深刻化する。世論調査でややリードするトランプ氏も、自身の刑事裁判を抱えながらの選挙戦を強いられる。不人気同士の再対決は波乱含みの様相だ。

【画像】バイデン氏とトランプ氏の全米平均支持率推移

 バイデン氏は2日、イスラエルのガザ攻撃を巡り、全米の大学で過熱する反戦デモについて「抗議する権利はあるが、混乱を引き起こす権利はない」と初めて非難。イスラエル支援を見直す意向も「ない」と言い切った。

 デモに参加する学生は1990年代半ば以降に生まれた「Z世代」。これまでは学生ローン免除を実施してきたバイデン政権を支持する傾向にあったが、ガザ対応では政権に強い不満を持つ。米CNNテレビが4月に実施した世論調査では、18〜34歳の8割が「評価しない」と回答。紛争が長引けば、選挙結果に影響する恐れがある。

 一方、トランプ氏は起訴された4件の刑事事件のうち、不倫口止め疑惑に絡む事件の公判が4月中旬から本格的に始まった。1日の集会では「敵が私の自由を奪おうとしていることを決して忘れない」と批判。裁判は、バイデン政権が仕掛けた「政治的迫害」と訴え、長引くインフレや不法移民問題を争点に掲げる。

 ただ、刑事裁判への対応が選挙活動の足かせとなっている。大規模集会や資金集めパーティーの開催が厳しくなっており、複数の米メディアは「選挙資金が枯渇している」と指摘する。

 米政治サイトのリアル・クリア・ポリティクスが集計した激戦7州の平均支持率ではトランプ氏が全州でリードするが、全米支持率ではトランプ氏44・8%、バイデン氏44・5%(4月22日時点)と拮抗(きっこう)する。

 両者の再対決を嫌う有権者も多い。「第3の候補」として無所属で出馬する弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)に、両陣営の批判票がどれだけ流れるかが選挙結果を左右するとみられる。

7014OS5:2024/05/06(月) 19:48:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/8067391b729d4fa20ac6291d1c03547c353200cd
「第3の候補」結果左右も 無所属ケネディ氏が存在感 米大統領選まで半年
5/3(金) 7:09配信
時事通信
米大統領選の選挙集会で支持者に演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=4月28日、米ニューヨーク州ロングアイランド

 【ロングアイランド(米ニューヨーク州)時事】11月の投票が半年後に迫った米大統領選で、民主党のバイデン大統領、共和党のトランプ前大統領による再対決の構図となる中、「第3の候補」の弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が存在感を高めている。

 当選の可能性は低いものの、バイデン、トランプ両氏の票を奪って選挙結果を左右する可能性も出てきた。

 ◇分断社会の融和訴え
 「もしバイデン氏かトランプ氏が大統領に選ばれれば、皆が互いを憎み合うことをやめると考える人がどれだけいるのか」。4月28日、ニューヨーク郊外ロングアイランドの選挙集会でケネディ氏が社会の融和を訴えると、会場に詰め掛けた数百人の支持者は沸き立った。

 暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領を伯父に持つ名門の出身。知名度は抜群だが、「ワクチンは自閉症を引き起こす」などと科学的根拠に乏しい主張や陰謀論を唱えてきたこともあり、これまで泡沫(ほうまつ)候補と見られがちだった。頼みとするケネディ家からの支持も得られなかった。

 しかし、支持層はワクチン懐疑派だけでなく、バイデン、トランプ両氏に批判的な人々にも広がりつつある。会場を訪れたジェフリー・ローズさん(59)は「バイデン氏は認知能力に問題があり、トランプ氏は道徳的人格を持ち合わせていない」と指摘し、「ケネディ氏は賢くて中道だ」と強調。ニッキー・カーメンさん(27)は「ケネディ氏は分断されたこの国を癒やす。想像以上に支持者がいると思う」と語った。

 ◇激戦州の鍵握る
 ケネディ氏の勢いは、1992年の大統領選に無所属で出馬し、旋風を起こした実業家ロス・ペロー氏の再来を予感させる。ペロー氏は共和党支持層に食い込み、ブッシュ(父)元大統領の再選を阻む要因になったとされる。

 しかし、二大政党の争いが定着した米大統領選で、無所属候補には高いハードルがある。多くの州で投票用紙に名前を載せるには一定数の署名が必要で、これまでに正式に候補者と認められたのはユタ、ミシガン、カリフォルニアの3州だけ。陣営はさらに7州で必要な署名を集めたと主張するが、全50州と首都ワシントンでの署名確保という目標には程遠い。

 それでも、民主、共和両党が伯仲する激戦州でケネディ氏の名前が投票用紙に載れば、結果を左右する可能性は十分ある。ジョージア州立大のタミー・グリア准教授は「ケネディ氏は二大政党の両方から票を奪うだろう。激戦州はますます予測不可能になる」と分析する。

 NBCテレビが伝えた4月の世論調査によると、バイデン氏とトランプ氏の一騎打ちなら、支持率はトランプ氏が46%でバイデン氏の44%を上回る。だが、2人以外の候補を選択肢に加えた設問では、13%がケネディ氏を支持すると答えた結果、39%のバイデン氏が37%のトランプ氏を逆転した。

7015OS5:2024/05/09(木) 08:49:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4f630b70f69dfba34c37d1574045588e2210ba
米下院議長の解任動議は不発 大半が反対、議会空転を回避
5/9(木) 7:42配信
共同通信
 【ワシントン共同】米下院共和党の保守強硬派グリーン議員は8日、共和党のジョンソン下院議長の解任動議案の採決を要求した。だが共和、民主両党の議員の多くが反対して採決には至らず、廃案になった。ジョンソン氏に対するグリーン氏の抵抗は不発に終わり、議長不在で議会が空転する事態は回避された。

 グリーン氏はジョンソン氏が不法移民対策を軽視し、ウクライナを支援する緊急予算の可決を主導したと批判したが、動議への支持は広がらなかった。

7016OS5:2024/05/09(木) 12:57:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/c20fcfba104b254ff562c16312032e862becbf5a
米下院「クーデター劇」失敗 保守強硬派の議長解任動議は無効に
5/9(木) 11:16配信
 米連邦議会のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員(共和党)は8日、3月に提出していたマイク・ジョンソン下院議長(共和党)の解任動議の採決を求めた。しかし、直後に動議を棚上げして事実上取り消す議案が提出され、共和、民主の圧倒的多数の賛成で可決。2023年10月のマッカーシー前議長解任に続く共和党保守強硬派による「クーデター劇」は失敗に終わった。

 解任動議の棚上げ議案は、賛成359票、反対43票だった。民主党の多数は、ジョンソン氏が4月にウクライナ支援などを盛り込んだ緊急予算成立に協力したことを踏まえ、議長擁護に回った。棚上げに反対したのは共和党は11人、民主党は32人だった。

 グリーン氏はトランプ前大統領に近い議員として知られ、ウクライナ支援継続反対や国境管理強化を主張。議長解任動議を提出し、ジョンソン氏に揺さぶりをかけていた。しかし、ジョンソン氏はグリーン氏の要求を受け入れず、11月に大統領選を控えるトランプ氏も「今は民主党と戦う時だ」としてジョンソン氏支持に回っていた。【ワシントン秋山信一】

7017OS5:2024/05/10(金) 15:21:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0a1f0e585b6f2356914d5621c463783a03d7fc4
アメリカの大学で広がるガザ抗議デモ、社会への不満が根底か…大統領選の争点に
5/7(火) 5:03配信


読売新聞オンライン
米大統領選2024 論争の現場<1>
4月29日、米コロンビア大学の構内でイスラエルへの抗議デモを行う学生たち=金子靖志撮影

 全米各地の大学に広がる抗議デモの「震源地」は、物々しい雰囲気だった。5日、米ニューヨークのコロンビア大学の出入り口は施錠され、周囲は二重の鉄柵で囲まれていた。

 大学では、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に抗議する学生らがキャンパスの一角を占拠していた。4月30日に警官隊がテントを撤去し、100人以上を拘束した。

 「イスラエルの攻撃でガザの子供たちが殺され、餓死している。だが、大学は攻撃に関与するイスラエル企業に投資している」

 デモを主導した一人でイスラム教徒の大学院生、スエダ・ポラットさん(23)は憤る。学生らは同大が運用する約136億ドル(約2兆900億円)の基金の一部がイスラエル企業に流れているとして、投資の中止を求めた。

 米国で近年、若者を中心とする急進左派が存在感を増している。2011年には格差の解消を求めて「ウォール街占拠運動」を起こした。ガザをめぐる抗議デモは、米国の社会問題への不満が根底にあるとの見方もある。

     ◇

 11月5日の米大統領選に向け、争点となっている問題の現場を訪ねた。

7018OS5:2024/05/12(日) 11:45:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/f03399c9aa89a90416a224f8cc3a9d2612c947cb
トランプ陣営、副大統領候補にライバルだったヘイリー氏を検討か
5/12(日) 5:30配信

毎日新聞
米共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使=2024年3月4日、AP

 米ニュースサイト「アクシオス」は11日、共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)の陣営が、11月の大統領選の副大統領候補としてニッキー・ヘイリー元国連大使(52)の起用を検討していると報じた。トランプ氏は自身のソーシャルメディアで「検討対象になっていない」と即座に否定したが、政治的な利害は一致するだけに今後の動向が注目される。

 ヘイリー氏は党候補指名争いで、トランプ氏に反感を持つ党穏健派から支持を集め、首都ワシントンや東部バーモント州の予備選では勝利。3月に選挙戦から撤退した後も、各州の予備選で2割前後の「反トランプ票」を得る例が相次いでいる。トランプ氏への支持は表明しておらず、支持するかは「トランプ氏次第だ」とする立場をとっている。

 トランプ氏にとっては、課題である党穏健派、女性、高学歴層、人種的少数派(マイノリティー)への支持拡大に向けて、インド系の女性であるヘイリー氏を起用する利点がある。ヘイリー氏についた大口献金者の資金力も魅力だ。一方、ヘイリー氏にとっては2028年の大統領選に向けて「ポスト・トランプ」の地歩を固めるチャンスでもある。

 米メディアによると、トランプ氏の陣営は、正副大統領候補が正式に指名される7月の党全国大会の直前まで検討を続ける方針だ。黒人のティム・スコット上院議員(58)、中南米系のマルコ・ルビオ上院議員(52)、女性のエリス・ステファニク下院議員(39)やサラ・サンダース南部アーカンソー州知事(41)、若手のJ・D・バンス上院議員(39)、資産家のダグ・バーガム中西部ノースダコタ州知事(67)らの名前が取り沙汰されている。【ワシントン秋山信一】

7019OS5:2024/05/15(水) 09:25:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/4361cff34605e8c03eb0a25201a799469901232a
「副大統領候補」争い過熱 トランプ氏へ忠誠競う 米共和党
5/15(水) 7:10配信


時事通信
米共和党で副大統領候補の座を争う(左から)ノースダコタ州のバーガム知事、スコット上院議員、バンス上院議員、サウスダコタ州のノーム知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党で、トランプ前大統領の伴走者となる副大統領候補の座を巡る争いが過熱している。

【ひと目でわかる】トランプ氏の支持率の推移

 候補に挙がる面々は、不倫口止め料事件で出廷するトランプ氏を応援しようと裁判所まで駆け付けたり、11月の大統領選でトランプ氏の勝利以外は受け入れない姿勢を示したりと、なりふり構わず「忠誠」を競っている。

 候補の1人とされるバンス上院議員(39)は13日、トランプ氏の公判が行われたニューヨーク地裁に姿を見せ、「この裁判の目的は精神的拷問だ」と訴えた。公判関係者への攻撃的発言を禁じられたトランプ氏に代わり、証人や判事をおとしめる発信を重ねた。

 スコット上院議員(58)は5日のNBCテレビで、勝者が誰であれ大統領選の結果を認めるかとの質問に「次期大統領はトランプ氏だ」とのみ回答。ノースダコタ州のバーガム知事(67)もCNNテレビでトランプ氏が負けた場合に再び暴動が起きる可能性を問われたが、明確な返答を避けた。

 奇抜な発言で目立とうとしたのはサウスダコタ州のノーム知事(52)。「不快な仕事もできる」と証明するため、暴れた飼い犬を撃ち殺した逸話を自伝で披露したが、各方面から非難が殺到。かえって党内の評価を落とした。

 一方、共和党穏健派や無党派層の支持を得るヘイリー元国連大使(52)の起用も取り沙汰されたが、トランプ氏は11日、SNSで「ヘイリーは候補として検討していない」と否定している。

 トランプ氏自身は、意中の副大統領候補を示唆する発言は控えている。7月15日から始まる党全国大会までに発表するとみられ、候補者たちのアピール合戦はしばらく続きそうだ。

7020OS5:2024/05/15(水) 09:53:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/4361cff34605e8c03eb0a25201a799469901232a
「副大統領候補」争い過熱 トランプ氏へ忠誠競う 米共和党
5/15(水) 7:10配信


時事通信
米共和党で副大統領候補の座を争う(左から)ノースダコタ州のバーガム知事、スコット上院議員、バンス上院議員、サウスダコタ州のノーム知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党で、トランプ前大統領の伴走者となる副大統領候補の座を巡る争いが過熱している。

【ひと目でわかる】トランプ氏の支持率の推移

 候補に挙がる面々は、不倫口止め料事件で出廷するトランプ氏を応援しようと裁判所まで駆け付けたり、11月の大統領選でトランプ氏の勝利以外は受け入れない姿勢を示したりと、なりふり構わず「忠誠」を競っている。

 候補の1人とされるバンス上院議員(39)は13日、トランプ氏の公判が行われたニューヨーク地裁に姿を見せ、「この裁判の目的は精神的拷問だ」と訴えた。公判関係者への攻撃的発言を禁じられたトランプ氏に代わり、証人や判事をおとしめる発信を重ねた。

 スコット上院議員(58)は5日のNBCテレビで、勝者が誰であれ大統領選の結果を認めるかとの質問に「次期大統領はトランプ氏だ」とのみ回答。ノースダコタ州のバーガム知事(67)もCNNテレビでトランプ氏が負けた場合に再び暴動が起きる可能性を問われたが、明確な返答を避けた。

 奇抜な発言で目立とうとしたのはサウスダコタ州のノーム知事(52)。「不快な仕事もできる」と証明するため、暴れた飼い犬を撃ち殺した逸話を自伝で披露したが、各方面から非難が殺到。かえって党内の評価を落とした。

 一方、共和党穏健派や無党派層の支持を得るヘイリー元国連大使(52)の起用も取り沙汰されたが、トランプ氏は11日、SNSで「ヘイリーは候補として検討していない」と否定している。

 トランプ氏自身は、意中の副大統領候補を示唆する発言は控えている。7月15日から始まる党全国大会までに発表するとみられ、候補者たちのアピール合戦はしばらく続きそうだ。

7021OS5:2024/05/15(水) 10:11:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4cb0b67deb6232767dffe3d73a2ab209f89647
米大統領選共和ランニングメート候補ら忠誠競う トランプ裁判は「オーディション」の様相
5/15(水) 9:53配信
産経新聞
トランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=大内清】米東部ニューヨーク州で進むトランプ前大統領(共和党)の刑事裁判に共和党の有力者らが相次いで応援に駆けつけ、トランプ氏への忠誠心を競い合っている。トランプ氏は、11月の大統領選でのランニングメート(副大統領候補)選びで個人的忠誠を重視する姿勢を示しており、裁判はそのための「オーディション」の一環となっている格好だ。

【写真】米ニューヨークのトランプタワーで、自民党の麻生太郎副総裁と対面したトランプ前大統領

「こんな裁判はインチキだ。まるで三等国だ」

14日、トランプ氏の公判を傍聴したインド系投資家のラマスワミ氏は記者団にまくし立て、起訴は「政治的迫害」だとする弁護側の主張を繰り返した。同氏は共和党の候補者指名争いに参戦し、撤退後はトランプ氏に忠誠を誓う人物だ。

この日は、同様に指名争いから脱落した中西部ノースダコタ州のバーガム知事や、ジョンソン下院議長らも公判を傍聴。前日の13日には、トランプ氏の長男ジュニア氏と親密なバンス上院議員らが駆けつけ、傍聴席から「X(旧ツイッター)」への投稿で検察側を批判してみせた。

不倫関係にあった元ポルノ女優への口止め料を巡る業務記録不正処理の罪に問われているトランプ氏は、4月15日の初公判以降、週3〜4日のペースでの出廷が続く。その中で同氏は、この裁判期間を、15人前後とされる自身のランニングメート候補の忠誠心を測る機会ととらえていると指摘される。トランプ氏は今月上旬、米メディアのインタビューに、競い合わせるのが「効果的だ」と語った。

ランニングメート候補にはラマスワミ氏やバンス氏のほか、指名争いの参戦者で唯一の黒人だったスコット上院議員▽ヒスパニック(中南米)系のルビオ上院議員▽下院指導部メンバー3のステファニク議員▽下院保守強硬派のグリーン議員▽中西部サウスダコタ州のノーム知事らも取り沙汰される。

副大統領候補は普通、支持層の拡大に資するかなどが主要な判断材料となる。その一方でトランプ氏が個人的忠誠に重きを置くのは、2020年大統領選での敗北後の議会手続きで選挙結果を覆そうとしたものの、仕切り役だったペンス副大統領(当時)の「裏切り」で頓挫した-と認識しているためと指摘される。トランプ氏は、大統領候補指名が正式決定する7月中旬の共和党全国大会の前に副大統領候補を発表する考えを示している。

7022OS5:2024/05/18(土) 23:32:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a7eea79cdc5882b636e9dbe2e0205dfc0d77415
バイデン氏、黒人票に照準 支持に陰り 米大統領選
5/18(土) 20:33配信
時事通信
17日、ワシントンの国立アフリカ系米国人歴史文化博物館で演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(81)は17日、ワシントンの国立アフリカ系米国人歴史文化博物館で演説し、人種間の教育格差の是正に取り組む姿勢をアピールした。


 11月の大統領選で再選を目指すバイデン氏にとって、黒人有権者は有力な支持基盤。最近の世論調査によると、その熱気には陰りが見える。

 バイデン氏は、公民権運動団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」の関係者らを前に「自分はNAACPの終身会員だ」とあいさつ。17日が公立学校での人種分離を違憲とした1954年の最高裁判決から70年になるのを踏まえ、「黒人の歴史は米国の歴史だ」と訴えた。

 さらに「私たちは共に学ぶことで、より良く学べる。だから私の政権は、異なる背景を持つ生徒が共に学ぶための学校への資金援助を増やしている」などと強調した。

 バイデン氏が黒人票に照準を合わせるのは、2020年大統領選で勝利の原動力となった黒人層の「バイデン離れ」が広がっているからだ。米紙ワシントン・ポストなどの世論調査によれば、「絶対に投票に行く」という黒人有権者は62%で、20年の74%から12ポイント減った。

 また、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙の4月の調査では、黒人男性の約30%と同女性の約11%が「間違いなく」か「恐らく」、トランプ前大統領(77)に投票すると回答。トランプ氏を支持する黒人有権者が増えている可能性が高いとみられている。

 南部ジョージアなど接戦州で、黒人票の行方は勝敗を大きく左右しかねない。このため、バイデン氏は19日、公民権運動を率いたキング牧師の母校でジョージア州の黒人大学の名門、モアハウス大学の卒業式で演説し、票固めを狙う。

7023OS5:2024/05/22(水) 17:28:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/d39d312dd5109d4f22b27ccf0646c90d131a3161
バイデン氏、地方行脚で黒人票など支持層固めに奔走 軍人票切り崩しも
5/22(水) 17:01配信

産経新聞
11月の米大統領選の世論調査

【ワシントン=坂本一之】民主党のバイデン大統領(81)は21日、東部ニューハンプシャー州で演説し、2022年に署名して成立させた退役軍人の健康支援に関する法に基づき「約100万件の申請を承認した」と訴え、11月の大統領選で共和党のトランプ前大統領(77)が重視する軍人票の切り崩しを図った。本選での接戦が予想される中、勝敗を左右する接戦州だけでなく地方を行脚し支持層の票固めに奔走している。


バイデン氏は21日、近年の大統領選で民主党候補が優勢な東部の2州で遊説した。ニューハンプシャー州で退役軍人の有毒物質による健康被害を支援する政策の実績をアピールしたのに続き、マサチューセッツ州では「トランプは米国を導くためでなく仕返しのために出馬している」と主張し、その政治姿勢を非難した。

■世論調査でトランプ氏を下回る

ニューハンプシャー州は04年大統領選から民主党候補が連勝しているが、米メディアによると、20日発表の世論調査でバイデン氏に投票するとの回答は36・5%にとどまり、トランプ氏の36・6%を下回った。

接戦州で善戦しても、こうした州を取りこぼせば再選は遠のく。特にニューハンプシャー州は、民主党全国委員会が11月の本選に向けた党予備選の初戦地をバイデン氏の意向に沿って同州から変更したこともあり、これに反感を抱いた党員との関係は良好とはいえない。テコ入れは喫緊の課題だ。

また、バイデン氏が注力するのが、前回の20年大統領選で勝因の一つとなった黒人票の獲得だ。今月17日、首都ワシントンの国立アフリカ系米国人歴史文化博物館で、有力な黒人団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」の幹部らを前に演説。「黒人の歴史は米国の歴史だ」と語り、教育格差の是正など黒人層に寄り添う姿勢を訴えた。

■黒人票の巡り切り崩しを狙う

バイデン陣営は現在、政権が進めるインターネット網や交通網などのインフラ整備を通した黒人の社会活躍の後押しもアピールし支持固めを図っている。

19日には南部ジョージア州を訪れ、歴史的に黒人の多いモアハウス大の卒業式で演説した。イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの交戦でパレスチナの民間人犠牲者が増え続けることへの抗議デモが学生の間で広がったことを踏まえ「あなたたちの声を聞くと約束する」と呼びかけた。

民主党の支持層である黒人票を巡っては、返り咲きを目指すトランプ氏が切り崩しを狙っており、バイデン氏が阻止できるかが焦点だ。FOXニュースが15日に報じた世論調査では、バイデン氏は黒人有権者の72%から支持を得ているものの、トランプ氏を制した前回の大統領選直前に記録した79%に届いていない。

7024OS5:2024/05/24(金) 16:40:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca3be9c409482c88bcee1dc9405da7adeeec4e3e
指名争い撤退のヘイリー氏、トランプ氏への投票を表明…「バイデン氏は破滅的だからトランプ氏に」
5/23(木) 10:42配信

読売新聞オンライン
トランプ前大統領に投票する方針を示したニッキー・ヘイリー元国連大使(22日、ワシントンで)=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米大統領選の共和党指名候補争いから撤退したニッキー・ヘイリー元国連大使(52)は22日、11月の本選でドナルド・トランプ前大統領(77)に投票する方針を示した。民主党のジョー・バイデン大統領(81)との戦いに向けて党内融和が課題となっているトランプ氏にとって追い風だ。

 ヘイリー氏は、ワシントンの政策研究機関「ハドソン研究所」の催しで、「トランプ氏は完璧ではないが、バイデン氏は破滅的だ。だからトランプ氏に投票する」と述べた。

 一方で、ヘイリー氏は「トランプ氏は、私に投票してくれた何百万もの人々が支持してくれると思い込むことなく、歩み寄るのが賢明だ」とも語り、党内穏健派に配慮するよう求めた。

 ヘイリー氏は3月に選挙戦から身を引いている。

7025OS5:2024/05/26(日) 09:36:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/d690c58b51d421d9c1051b65900c26d13c717422
ケネディ氏、保守層浸透図る 米大統領選、トランプ氏と争い
5/26(日) 7:09配信


時事通信
米大統領選候補のロバート・ケネディ・ジュニア氏=4月24日、テキサス州ダラス(EPA時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に無所属で出馬している「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、保守層への浸透を図っている。

 トランプ前大統領(共和党)との票争奪戦の様相を呈している。

 ケネディ氏は24日、ワシントンで開かれた「小さい政府」を主張する自由至上主義者の保守系小政党「リバタリアン党」の大会で演説。トランプ氏が在任中に実施した新型コロナウイルス対策の都市封鎖(ロックダウン)や渡航制限を批判し、「米国がかつて経験したことがない、個人の自由に対する最大級の制限を取り仕切った」と主張した。

 ケネディ氏はさらに、米軍の機密情報を暴露した内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ被告について、トランプ氏が起訴を取り下げなかったと指摘。「報道の自由の侵害だ。政府の腐敗を暴いたアサンジ氏は英雄としてたたえられるべきだ」と訴えた。

 大会ではトランプ氏も25日に登壇する予定で、保守層の支持を奪い合う構図となった。会場を訪れたビル・ロスさん(68)は「ケネディ氏は腐敗した政府を一掃してくれるだろう」と期待感を示した。

 リバタリアン党が2020年の大統領選で擁立した候補の得票は、全米の投票数全体の約1.2%にとどまった。ただ、トランプ氏とバイデン大統領(民主党)が激しく競り合う激戦州では、ケネディ氏やリバタリアン党支持者の票の行方が勝負に決定的な影響を及ぼす可能性もある。

7026OS5:2024/05/26(日) 19:00:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/89ea9d664acbc9190aedd4190c4386957abe89ff
要職ちらつかせ、支持迫るトランプ氏に罵声 「第3の党」党大会
5/26(日) 15:30配信
毎日新聞
米リバタリアン党の党大会で演説するトランプ前大統領=首都ワシントンで2024年5月25日夜、西田進一郎撮影

 共和党のトランプ前大統領(77)は25日、小さな政府と個人の自由を最優先する政党「リバタリアン党」が、首都ワシントンのホテルで開いた党全国大会で演説した。同じ保守系だが、リバタリアン党員らはトランプ氏が在任中に実施した新型コロナウイルス対策などへの批判が強い。トランプ氏は閣僚への起用などを示しながら党として支持するよう迫ったが、激しいブーイングとヤジを浴びた。

【図解】トランプ前米大統領を巡る「四つの事件」

 リバタリアン党は2大政党に次ぐ「第3党」だ。26日までの党大会で独自の正副大統領候補を決める予定で、それに先立ち他党の候補者らを演説に招待した。24日には無所属で立候補するロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が演説した。同党の大統領候補の得票率は2016年が約3.3%、20年は約1.2%。ただ、今回はトランプ氏と民主党のバイデン大統領による大接戦が予想される中、勝敗の鍵を握る激戦州ではわずかな票の動きが勝敗を左右するため、両陣営とも取り込みに力を入れている。

 会場は、リバタリアン党員らとトランプ氏支持者らが入り乱れて座り、トランプ氏が現れると、ブーイングと大歓声がぶつかる騒然とした雰囲気に包まれた。演説中は、トランプ氏の支持者が「We want Trump(トランプ氏が大統領になるのを求めている)」と連呼すると、リバタリアン党員らが連邦準備制度理事会(FRB)を廃止すべきだという意味の「End the Fed(FRBをなくせ)」と、声を合わせて遮るという応酬が繰り返された。

 トランプ氏は演説で、リバタリアン党は自分を指名候補にすべきだとし、大きなブーイングを浴びると「負けたければやるな。4年ごとに3%を取り続けろ」と言い放った。さらに「リバタリアン党が3%を獲得する目的は何だ?」と問いかけ、自身を支持すれば同党員を閣僚や政府高官に指名するとして「勝者になる時だ」などと呼びかけた。

 だが、ポストをちらつかせた支持要請にもヤジや罵声が飛び、トランプ氏の声が会場でも聞き取れなくなるほどだった。演説時間も約35分で、支持者集会では1時間を超える演説をすることが多いトランプ氏としては異例の短さだった。【ワシントン西田進一郎】

7027OS5:2024/05/26(日) 19:19:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/da827c2a5afe25a4ec3679135ccdba2bf7fdecb8
トランプ氏 支持拡大優先で政策を軌道修正 小政党との連携も
5/26(日) 15:28配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(77)が支持拡大のため政策の軌道修正を図っている。移民問題や対中政策の強硬姿勢を売りにするトランプ氏だが、無党派層や民主党支持層の取り込みに向けて一部政策を軟化させた。自身を敵視する声がある小政党にも協力を呼び掛ける奇策を打ち出し、支持者獲得に躍起になっている。

トランプ氏は25日、政府の不介入を重視する小政党「リバタリアン(自由至上主義者)党」がワシントンで開いた党大会で演説し、大統領選での協力を求めた。

「腐敗した(政治)体制に対抗したいなら、選挙であなたたちの支持が必要だ」。トランプ氏は、民主党のバイデン大統領(81)を共通の敵と位置付け、自身への投票を呼び掛けた。

会場からはブーイングや非難の声が続いたが、トランプ氏は動じず、閣僚や政府高官をリバタリアン党から起用すると表明して共闘を呼びかけた。

トランプ氏は23日には、黒人やヒスパニック(中南米)系の市民が多いニューヨーク市サウスブロンクスで選挙集会を開き、「われわれは米国人として団結していく」と連帯を訴えた。黒人やヒスパニックは民主党の支持層で、バイデン氏がトランプ氏を破った前回の2020年大統領選で大きな役割を果たした。

トランプ氏は集会で、17年からの大統領在任中に黒人やヒスパニックの貧困を支えたなどと主張し、民主党支持層や無党派層の共感を誘うメッセージを発信した。

支持層以外から票獲得を図るトランプ氏の姿勢は、11月の本選に向けた共和党候補指名争いの初戦から現れていた。今年1月、中西部アイオワ州党員集会で勝利したトランプ氏は演説で、有権者の関心が高い治安問題に触れ「都市を再建し安全にする」と語り、民主党とも協力する方針を打ち出した。その際、民主党が強いニューヨークやロサンゼルスの都市名を挙げて治安を重視する姿勢をアピールした。

3月に党候補指名を確実にしたトランプ氏は、4月に大きな賭けに出た。同党が支持基盤にする宗教保守層が主張する人工妊娠中絶の「全国禁止」に、自身は反対する考えを示した。それまでは妊娠15週以降の中絶を全国的に禁じることを支持する考えを示唆してきたが、反発覚悟の大きな軌道修正だ。

米ピュー・リサーチ・センターが13日発表した世論調査は過半数の63%が中絶を合法としている。選挙戦で争点となる中絶問題で新たな支持者の獲得にかじを切った。

また、かねて大企業減税を重視してきたトランプ氏だが、現在は「労働者や家族に課せられる税金を大幅に引き下げる」と訴える。バイデン氏が重視する中間層や低所得層への対策で見劣りしないようアピールしている。

FOXニュースの大統領選の世論調査ではバイデン氏が追い上げを見せている。最新の調査でトランプ氏に投票すると答えた人は49%でバイデン氏がわずか1ポイント差に迫る。支持拡大を狙うトランプ氏が新たな軌道修正に踏み切るか注目が集まる。

7028OS5:2024/05/26(日) 20:46:28
https://www.sankei.com/article/20240525-PXAK5JYBNFJUNKNZ5NZGSA7HQU/
トランプ氏の副大統領候補にコットン議員が浮上 若手の保守強硬派、イラクで従軍経験も
2024/5/25 09:14
米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は24日、11月の大統領選で共和党の候補指名を確実にしたトランプ前大統領(77)が、選挙戦で二人三脚を組む副大統領候補に、党の若手ホープで保守強硬派のトム・コットン上院議員(47)を検討していると報じた。トランプ氏の考えを直接知る関係者3人の話だとしている。

コットン氏は南部アーカンソー州選出。外交・安全保障政策で「力による平和」を掲げるトランプ氏と関係が近く、トランプ前政権で国防長官や中央情報局(CIA)長官の候補に名前が挙がったことがある。イラクやアフガニスタンでの従軍経験もある。

トランプ氏は7月15〜18日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれる共和党大会の前に副大統領候補を決める考えを示している。(共同)

7029OS5:2024/05/27(月) 21:21:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/de156929522822c7f17a869c17a13b7b554f81c0
リバタリアン党、独自の大統領候補を指名 トランプ氏の要求を拒否
5/27(月) 17:50配信

毎日新聞
米リバタリアン党の大統領候補に指名されたチェース・オリバー氏=南部ジョージアで2022年10月16日、AP

 米国の保守系小政党「リバタリアン党」は26日、党の活動家であるチェース・オリバー氏(38)を11月の大統領選に向けた党候補に指名した。同党は党大会に、共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)と、無所属で立候補を表明しているロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)を招いていた。両氏は演説でリバタリアン党員らに支持を呼びかけたが

 オリバー氏は南部ジョージア州から連邦上下両院議員選にそれぞれ立候補した経験がある。2022年の上院選では、オリバー氏の得票により、民主、共和両党の候補者がいずれも過半数に届かず、決選投票にもつれ込む要因となった。

 リバタリアン党は、小さな政府と個人の自由を最優先とする政党。2大政党に続く「第3党」で、大統領候補の得票率は16年が約3・3%、20年は約1・2%にとどまる。

 ただ、今回の大統領選はトランプ氏と民主党のバイデン大統領(81)による大接戦が予想される。そのため、トランプ氏は25日の演説で、リバタリアン党員を閣僚や政府高官に指名する考えを示して自らを支持するよう呼びかけていた。

 リバタリアン党の主張は、共和党と重なる部分もある。しかし、リバタリアン党員らは、トランプ氏が大統領在任中に新型コロナウイルス対策で実施した行動制限や、大規模な財政出動による債務増大などを厳しく批判する。

 トランプ氏の演説時もやじなどが飛び交い、トランプ氏の熱狂的な支持者らとの間で言い合いやかけ声の応酬になる場面もあった。【ワシントン西田進一郎】

7030OS5:2024/05/31(金) 09:32:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/19e89838c5696f07bad22efcedcc8c297660812c
トランプ氏「有罪」で支持層に離反の可能性 激戦州での勝敗に影響で打撃大きく
5/31(金) 8:44配信
産経新聞
トランプ前米大統領(撮影・大内清)

11月の米大統領選で返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領に30日、東部ニューヨーク州地裁で「有罪」評決が下された。被告側が上訴する見通しのため最終的な刑の確定時期は不透明だが、刑事事件で有罪となった事実は重く、選挙戦でトランプ氏に不利に働く公算が大きい。

トランプ氏が大統領経験者として初の刑事訴追を受けた今回の事件は、大手メディアが法廷内のやり取りを詳細に報じるなど高い注目を集めた。トランプ氏はそれを逆手に取る形で連日、裁判所内で報道陣に裁判の不当性を訴え、支持層のつなぎ止めを図ってきた。

だが、米公共ラジオ(NPR)と公共放送(PBS)などが5月下旬に行った最新の世論調査によると、同氏が有罪となった場合、共和党支持層の10%と無党派層の11%が「トランプ氏に投票する可能性が下がる」と回答。ABCテレビなどが5月上旬に発表した調査では、求刑通りに重罪で有罪となれば、トランプ支持者の16%が「支持を再考する」、4%が「撤回する」とした。

民主党のバイデン大統領とトランプ氏が争う11月の本選では、民主、共和両党が競り合う東部ペンシルベニアや中西部ミシガン、西部アリゾナなど激戦7州の結果が勝敗を左右するとみられている。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による世論調査の集計(29日現在)では、7州平均でトランプ氏がバイデン氏を3・1ポイント差で上回っているが、差は縮小傾向にある。

そんな中、有罪評決を受けて実際にトランプ支持者の一部が離反すれば、トランプ氏への打撃は大きい。さらにトランプ氏は、2020年大統領選での敗北を覆すために公的手続きを妨害した罪など、より深刻な罪状で他にも3つの刑事事件を抱えており、これらの公判はさらなる追い打ちとなる可能性が高い。

7031OS5:2024/06/01(土) 16:12:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d3ef1457eaa32a4efe72ac6645924dc56788430
米民主党、上院議員がまた離党 「国政は壊れている」
6/1(土) 14:12配信

毎日新聞
米連邦議会のジョー・マンチン上院議員=東部ニューハンプシャー州マンチェスターで2023年7月17日、秋山信一撮影

 米連邦議会のジョー・マンチン上院議員(76)=南部ウェストバージニア州選出=は5月31日、民主党を離党すると表明した。党中道派の代表格だったが、「国政は壊れており、民主党も共和党も妥協点を見いだす意思がない」と批判した。2022年の中間選挙後、民主党の上院議員が離党するのは2人目。いずれも中道派として超党派協力を重視する議員で、急進左派の影響力が強まる党の現状に懸念を示していた。

【写真まとめ】トランプ氏の「不倫相手」

 マンチン氏は声明で「上院で2010年から活動してきたが、ウェストバージニアも米国も党派的な過激主義の中に放置されている。党よりも国を優先する姿勢を保つため、無党派となり、分別ある米国民の多数派のために闘い続けていくと決めた」と述べた。米メディアによると、上院の民主党会派にはとどまる。

 マンチン氏は25年1月に任期末を迎えるが、今年11月の上院選には出馬しないと表明している。無所属で大統領選に出馬することも検討したが、断念した。上院は民主系51議席(うち無所属4議席)、共和党49議席で、民主系が僅差で優勢な状況に変化はない。【ワシントン秋山信一】


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