したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

3549チバQ:2016/07/31(日) 01:19:34
http://www.sankei.com/world/news/160730/wor1607300018-n1.html
2016.7.30 11:02
【米大統領選】
クリントン氏が激戦州のバスツアーを開始 トランプ氏が描く国の未来は「暗闇」と批判 対決色前面に
 米民主党大統領候補のクリントン氏は29日、ケーン副大統領候補と共に大統領選の激戦州を回る3日間のバスツアーを開始、党大会が開かれた東部ペンシルベニア州フィラデルフィアを出発した。

 クリントン氏はフィラデルフィアの集会で「今から私たちの目指す米国の将来に向けて闘わなければならない」と気を引き締め、共和党候補トランプ氏が描く未来像を「暗闇の中の国家」と強く批判し、対決色を前面に打ち出した。

 クリントン氏は29、30日に同州を回った後、31日に中西部オハイオ州で演説。オハイオは激戦州の代表格で、トランプ陣営からも29日にペンス副大統領候補が入る。

 一方、トランプ氏は29日、やはり激戦州の西部コロラドに入った。私用メール問題を抱えるクリントン氏を「投獄しろ」と叫ぶ支持者らを前に、クリントン氏が信用できない人物だと訴え続けると強調した。(共同)

3550チバQ:2016/07/31(日) 16:50:46
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160731X032.html
戦死者両親に批判的発言=党派問わず非難の声―トランプ氏

14:34時事通信


 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補、実業家ドナルド・トランプ氏(70)は30日、米陸軍大尉だった息子をイラクで亡くした両親に批判的なコメントをした。この発言に対しては党派を問わず非難の声が出ており、支持率に影響する可能性もある。

 トランプ氏が矛先を向けたのはパキスタン移民でイスラム教徒のカーンさん夫妻。先の民主党大会で演説した夫のキズルさんは息子の死について語った後、「あなたは憲法を読んだことがあるか。喜んで私の憲法冊子を貸そう」とトランプ氏の移民排斥の姿勢に疑問を投げ掛け、大歓声を浴びた。

 この発言について30日のインタビューで問われたトランプ氏は、仕掛け人がいると言わんばかりに「誰が書いたのか。スピーチライターが書いたのか」と指摘。壇上に立ちながら演説しなかった妻のガザラさんにも触れ、「彼女は何も言わなかった。恐らく発言を許されていなかったんだろう」と話した。

3551チバQ:2016/08/01(月) 22:30:13
http://www.sankei.com/world/news/160801/wor1608010023-n1.html
2016.8.1 21:21
【米大統領選】
トランプ氏がイスラム教徒の戦没者遺族を「侮辱」 身内からも批判
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党大統領候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が7月31日、戦死したイスラム教徒の米軍人の遺族を侮辱したとして批判された。共和党幹部もトランプ氏に対する不快感の表明が相次ぎ、陣営は釈明を迫られた。米軍最高司令官になる資質に関わるだけに、11月の本選にも影響を与えそうだ。

 遺族は、2004年にイラクで自爆テロにあって戦死したフマユン・カーン陸軍大尉の父でパキスタン出身のキズル・カーン氏。

 民主党大統領候補にヒラリー・クリントン前国務長官(68)を指名した同党全国大会に7月28日、妻と登壇し、イスラム教徒の入国禁止を主張するトランプ氏に「米国憲法を読んだことがあるのか」「(戦没者が眠る)アーリントン国立墓地を訪れたことがあるか」などと問いかけた。

 トランプ氏は31日、ツイッターで「カーン氏から敵意をもって攻撃されたが、反応してはいけないのか。イラク戦争(開戦決議)に賛成したのはクリントン氏で、私ではない」と反論。米メディアでは「クリントン氏のスピーチライターが原稿を書いたのではないか」とも発言した。

 カーン氏は31日のCNNテレビ番組でトランプ氏を「黒い魂を持っている。指導者には到底ふさわしくない」と批判し、共和党幹部に同氏への支持撤回を要求。クリントン氏もカーン氏に同調し、同党に「党派よりも国家(への忠誠)を取るべきだ」と訴えた。

 共和党のライアン下院議長は31日、声明を発表し、カーン大尉を含む多くのイスラム教徒の米軍人による献身をたたえ、宗教を理由に入国を禁止するような主張を「拒否する」とした。同党のマコネル上院院内総務も入国禁止は「米国の価値に反する」と指摘した。

 トランプ氏への批判の高まりを受け、共和党副大統領候補のペンス・インディアナ州知事は31日夜、「カーン大尉は英雄であり、すべての米国人が遺族を大事にすべきだ」とする声明を発表した。ただ、テロに関与した国からイスラム教徒を入国禁止にするとの主張は変えなかった。

3552チバQ:2016/08/01(月) 23:51:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3095777
米海軍、同性愛者活動家H・ミルク氏の名を艦船に
2016年07月30日 19:39 発信地:ワシントンD.C./米国

政治
このニュースをシェア

検索メールで送る
米海軍、同性愛者活動家H・ミルク氏の名を艦船に 米首都ワシントンで行われた「ハーベイ・ミルク・フォーエバー」切手のお披露目式典(2014年5月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/JIM WATSON
【7月30日 AFP】米海軍当局者は29日、1978年に暗殺された同性愛者の権利活動家でサンフランシスコ(San Francisco)の政治家でもあったハーベイ・ミルク(Harvey Milk)氏の名を取って、新しい給油艦をハーベイ・ミルク(USNS Harvey Milk)と命名すると明らかにした。

 ミルク氏は同性愛者に対する差別をなくすために尽力し、「同性愛者のマーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr.)牧師」という愛称で呼ばれた。選挙でサンフランシスコ管理委員会のメンバーに選ばれ、同性愛者として初めて米国で公職に就いたが、その1年後に殺害された。

 海軍の軍人の家系に生まれたミルク氏は、朝鮮戦争(Korean War)に海軍の潜水士官として従軍した。艦船接頭辞「USNS」は、この船は軍艦ではなく、民間人の乗組員によって運用されることが多い海軍を支援する艦船であることを示している。(c)AFP

3553チバQ:2016/08/02(火) 19:04:53
http://www.sankei.com/world/news/160802/wor1608020022-n1.html
2016.8.2 16:43更新

【米大統領選】
トランプ氏がかかとの「軽症」でベトナム戦争徴兵免除、大統領の資質問う声も
 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は1日、米大統領選共和党候補の実業家トランプ氏がベトナム戦争中の1960年代後半、かかとに生じた骨の損傷を理由に徴兵を免除されていたと報じた。徴兵逃れを示す証拠はないが、深刻な病気だった様子もない。

 トランプ氏は、米陸軍大尉だった次男(27)=当時=をイラクで亡くした夫婦を中傷したとして批判を浴びている。詳しい実態が明らかになれば、大統領としての資質を問う声が出てくる可能性もある。

 同紙によると、トランプ氏はベトナム戦争中、計5回徴兵を延期された。うち68年に大学を卒業した際には、かかとの骨の損傷を訴えた。トランプ氏は医師から診断書をもらったと明らかにしている。だが、痛みについて「一時的で、軽症」だったと説明し、診断書を書いた医師の名前は覚えていないと主張。同紙は医師の診断書を見せるよう求めたが、トランプ氏側は応じていない。(共同)

3554チバQ:2016/08/02(火) 19:53:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200071&g=int

クリントン氏、再びリード=党大会効果大きく-米大統領選

 【ワシントン時事】米CBSテレビが1日発表した世論調査によると、大統領選に向けた支持率で共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)と並んでいたヒラリー・クリントン前国務長官(68)が、7月25〜28日の民主党全国大会を挟んで再びリードを広げた。


【図解】クリントン氏とトランプ氏の政策比較

 同14日発表の調査は両候補とも40%で横一線。同18〜21日の共和党大会後も42%で並んでいたが、民主党大会後はクリントン氏46%、トランプ氏39%と、クリントン氏が一歩先行した。トランプ氏よりクリントン氏の方が党大会の効果が大きかったことがうかがえる。
 民主党大会をきっかけにクリントン氏の大きな課題である好感度も改善。クリントン氏を「好ましい」とみる人は5ポイント増の36%、「好ましくない」は6ポイント減の50%だった。
 1日発表のCNNテレビの調査でも、クリントン氏は民主党大会の前後で支持率を45%から52%に伸ばし、トランプ氏は48%から43%に減らした。(2016/08/02-08:12)

3555チバQ:2016/08/03(水) 23:26:23
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160803k0000e030242000c.html
<米共和党>トランプ氏「ライアン下院議長ら支持せず」
12:32毎日新聞

 ◇重鎮のマケイン上院議員についても

 【ワシントン西田進一郎】米共和党大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は2日、米紙ワシントン・ポストのインタビューで、11月の上下両院選で改選を迎えるライアン下院議長と重鎮のマケイン上院議員への支持表明を拒否した。両氏は、トランプ氏がイラクで戦死したイスラム教徒の米兵の親を批判したことを非難しており、党内亀裂の深刻さが改めて浮き彫りになっている。

 ライアン、マケイン両氏は今月、選挙区ごとに行われる同党内の候補者選びに臨む。トランプ氏は、ライアン氏の対立候補を称賛すると同時に、「我々には非常に強い指導力が必要だ」と答え、ライアン氏への支持表明を拒んだ。マケイン氏については「彼が(同じ)退役軍人のためにもっと良い仕事をすべきだったと感じてきた」とし、これまで同様に支持する考えはないとの考えを示した。

 トランプ氏の米兵の親への批判について、ライアン氏は「犠牲はいつもたたえられるべきだ」とくぎを刺し、マケイン氏は「(共和党はトランプ氏に)大統領候補の党指名を与えたが、最も模範的な国民を際限なく傷つける権限まで与えたわけではない」などと非難していた。

3556チバQ:2016/08/03(水) 23:27:44
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ832PX4J83UHBI00F.html
トランプ氏、共和重鎮に揺さぶり 再選を「支持せず」
11:12朝日新聞

 米大統領選の共和党候補トランプ氏が2日、いずれも11月の連邦議会選挙で再選をめざす同党のライアン下院議長と重鎮マケイン上院軍事委員長について、現時点では支持しない考えを示した。トランプ氏の言動に苦言を呈してきた同党有力者2人に、トランプ氏が揺さぶりをかけた格好だ。

 ワシントン・ポスト紙のインタビューに答えた。同紙によると、トランプ氏は来週予備選を迎えるライアン氏について問われると、現時点では立場を熟考中で支持表明の「段階にまだ至っていない」と発言。さらに予備選でライアン氏と争うライバル候補の選挙戦をほめたという。

 また、月内に予備選を迎えるマケイン氏についても、トランプ氏は働きぶりに不満を並べ、「私は支持していない」と述べた。7月の党大会を経ても同党の分断が修復できていない現状が浮き彫りになった。

 ライアン、マケイン両氏は党の大統領候補になったトランプ氏の支持を表明した。しかし、トランプ氏が戦死したイスラム教徒の米兵の両親を侮辱した問題では、マケイン氏は明確に批判。ライアン氏も暗に批判する声明を出していた。(ニューヨーク=金成隆一)

3557チバQ:2016/08/04(木) 18:57:26
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160804-OYT1T50146.html
共和党の州「選挙人」、トランプ氏への投票拒否

2016年08月04日 18時45分

 【ワシントン=黒見周平】米大統領選を巡り、南部ジョージア州の「選挙人」が、共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏(70)への投票を拒否する声明を出し、米メディアで注目を集めている。

 米大統領選は11月の本選後、州ごとの代表者である選挙人が各州の選挙結果に基づき、大統領と副大統領を正式に選出する。共和党支持者でベトナム系のバオキー・ブー氏は党から同州の16人の選挙人の一人に指名されたが、「トランプ氏には投票しない。彼には国を率いる資質や実直さが欠けている」との声明を出した。トランプ氏が米兵遺族を中傷したことが決定打になったという。

 選挙人を拘束する憲法や連邦法の規定はないが、自らを指名した党の候補に票を入れるのが慣習となっており、党の候補以外に投票する選挙人は「不実な選挙人」と呼ばれる。不実な選挙人は1948〜2004年に9人しかおらず、異例の展開をたどる今年の大統領選を象徴する現象の一つと言えそうだ。

2016年08月04日 18時45分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3558チバQ:2016/08/04(木) 19:47:20
http://www.asahi.com/articles/DA3S12494893.html
(2016米大統領選)共和党内の対立、深まる トランプ氏、有力者不支持は報復?

2016年8月4日05時00分
 米共和党が、大統領候補のトランプ氏の発言をめぐって、党内対立を深めている。トランプ氏は2日、11月の連邦議会選挙で再選をめざす2人の有力者について、現時点では支持しない考えを示したが、自身の発言を批判した両氏への「意趣返し」との見方がもっぱらだ。揺れる党から、従来の支持者が離れる動きも相次いでいる

3559チバQ:2016/08/04(木) 20:50:10
http://www.sankei.com/world/news/160804/wor1608040023-n1.html
2016.8.4 19:17更新

【米大統領選】
トランプ氏が党結束妨げ、大統領の資質問う声も 戦没者遺族中傷で「造反」収まらず
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党大統領候補で不動産王のドナルド・トランプ氏(70)がイラクで戦死したイスラム教徒の米戦没者遺族を中傷した問題で、大統領候補の適格性を問う声が共和党内で強まっている。11月8日の本選まで残り100日を切り、軽はずみな発言を繰り返すトランプ氏自身が党の結束を妨げている。

 トランプ氏を支持し、副大統領候補にも名前が挙がった共和党の重鎮、ギングリッチ元下院議長は3日、ワシントン・ポスト紙(電子版)でトランプ氏に対して自制を求めた。

 「トランプ氏は自らが民主党のクリントン前国務長官よりもより受け入れられない候補であると示すことによって、クリントン氏の勝利に手を貸している」

 ギングリッチ氏は戦没者遺族への中傷に加え、これに苦言を呈したライアン下院議長やマケイン上院軍事委員長の上下両院選での再選を支持しないとトランプ氏が述べたことも問題視。「トランプ氏が今のやり方を続けていては大統領にはなれない」と述べた。

 ベトナム戦争やアフガニスタン、イラクの「2つの戦争」の記憶が新しい米社会では、戦没者や遺族を批判することは党派に関わらず政治的なタブーだ。
 トランプ氏は昨年、ベトナム戦争で長期にわたり捕虜になったマケイン氏を「彼は捕らえられたから戦争英雄になった。私は捕虜にならなかった人が好きだ」と侮辱。トランプ氏が同戦争時に「徴兵逃れ」をした疑惑も浮上し、米軍最高司令官である大統領になる資質が問われている。

 しかし、トランプ氏は中傷発言を撤回しないどころか、米メディアの「偏向報道」を批判している。3日には激戦州となるフロリダ州での演説で「(共和党は)これまでになく結束している」と主張した。

 共和党ではニューヨーク州選出の下院議員がクリントン氏支持を打ち出したのに続き、「造反」の動きが広がりを見せている。ニューヨーク・タイムズ紙によると、大口献金者で米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)最高経営責任者(CEO)のメグ・ホイットマン氏がクリントン氏を支持し、献金すると表明した。

 米ABCテレビは3日、トランプ氏が選挙戦から撤退する可能性について共和党全国委員会が検討を始めたと伝えた。中傷発言の波紋は広がる一方だ。

3560チバQ:2016/08/04(木) 21:48:48
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E174896.html
ライアンやマケインも敵に回し、ますます孤立するトランプ - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
15:40ニューズウィーク日本版

<ライアン下院議長やマケイン上院議員の予備選について前代未聞の「不支持」を表明したトランプ。共和党内まで敵に回す言動に、メディアからは末期的な見方が>

 前回のコラムでもお伝えしたイスラム教徒の戦没米兵の遺族、カーン夫妻との確執に関しては、トランプはいくらでも謝罪のタイミングがあったはずですが、逆にカーン夫妻に対して怒りを募らせるばかりです。そんなトランプに対して、民主党だけでなく共和党の中からも批判が加速しています。

 自分自身が帰還兵であるジョン・マケイン上院議員を筆頭に、ポール・ライアン下院議長なども「カーン氏へのリスペクト」と「トランプへの批判」を表明しています。また、副大統領候補のインディアナ州知事マイク・ペンスの場合は、さすがにコンビを組んでいるだけあってトランプの批判はしていませんが、カーン氏への尊敬を何度も口にしており、トランプの「火消し」役に回っている格好です。

 選挙戦の初期から熱心なトランプ支持者として常に寄り添ってきた、ニュージャージー州のクリス・クリスティ知事もカーン氏への支持を表明するなど、これまでとは違った展開になっています。

【参考記事】戦没者遺族に「手を出した」トランプは、アメリカ政治の崩壊を招く

 そんな中、トランプは誰もがアッと驚く作戦に打って出ました。自分を批判したライアン下院議長が再選を目指すウィスコンシン1区の下院議員選挙の予備選に関して、「議長を支持しない」と宣言したのです。同時に、アリゾナ州のマケイン議員についても同様の通告をしています。

 共和党の大統領候補が、同じ共和党の下院議長と上院の長老議員に対して「再選を支持しない」というのは、前代未聞の出来事です。せっかく党大会を乗り切って、正式な候補指名を受けたのにも関わらず、あらためてトランプと共和党の中枢との間に、深い亀裂が走ることとなりました。

 トランプはこの他にも「奇行」と言いますか、「意味不明な言動」が止まりません。例えば、今週2日にバージニア州で演説中に、赤ん坊が泣いたのですが、これに対して一旦は「俺は赤ん坊は大好きなんだ。なんてかわいいんだ」と言ったのですが、その後でもう一度その赤ん坊が泣いたところ「出て行け」と命じたのでした。

 この経緯についてトランプは「赤ん坊がかわいいというのは、俺は冗談で言ったんだが、通じなかったみたいだ」と言っていたそうですが、大統領を目指す人間の言動とは思えないと批判されています。

3561チバQ:2016/08/04(木) 21:49:09



 さらに、USAトゥデイ紙のインタビューでは「長女のイヴァンカ氏がセクシャル・ハラスメントを受けたらどう思うか?」と問われて、「その場合は転職を勧める」と答えています。これも、現代の基準からは保守的というより非常識な回答と思われるのですが、これに関してトランプの次男のエリック・トランプが「(姉の)イヴァンカはそんな弱い人間じゃない。そんな仕打ちを受けたら戦うだろう」と語っています。

 そのエリックは別のインタビューでは、「(イスラム教徒の戦没兵士の遺族である)カーン夫妻に対して、父は謝罪していますよ」と、実際は謝罪どころか反撃を続けている父を「かばう(?)」発言するなど迷走しています。トランプ一家の内部でも様々な動揺が生じているようです。

 さらにメディアからは、精神的な問題も含めて「トランプの健康状態には疑問がある」という報道が出る始末です。

 民主党サイドでは、オバマ大統領があらためて「トランプは大統領職に相応しくない」という声明を出していますが、肝心のヒラリーは「問題から距離を置く」姿勢を取っています。これについては、静観しつつ相手の「自滅」を待つ作戦ではないかという解説がされています。

【参考記事】この週末にトランプ陣営が抱え込んだ5つのトラブル

 とにかくトラブルが次々に出てくる何とも異常な状態ですが、世論調査もこうした現状を受けてヒラリー優位の情勢が顕著になっています。

(8月2日発表、NBC・サーベイモンキー調査)
■ヒラリー・クリントン・・・50%
■ドナルド・トランプ・・・・42%

(8月3日発表、FOXニュース調査)
■ヒラリー・クリントン・・・49%
■ドナルド・トランプ・・・・39%

 FOXは元来が「アンチ・トランプ」ですが、それ以前から「アンチ・クリントン」でもあるわけで、基本的に保守層に強い局です。そこで10ポイントの差が付いたというのは、もちろん誤差があるにしても、この時期としてはかなり大きな差と言えるでしょう。

 まだまだ「異常事態」が続くトランプ陣営ですが、本人は演説で「党内の団結は最高の状態だ」と語っています。もはやメディアでは、「トランプの頭の中は一体どうなっているのか?」とか「いきなり放り出す日も近いのでは?」といった、ほとんど末期的なコメントが飛び交っています。

3562とはずがたり:2016/08/04(木) 21:55:00
トランプ氏、徴兵猶予5回=ベトナム戦争で―米紙
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200524&g=int

 【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1日、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が1960年代の大学在学中と卒業後、健康上の問題を含め計5回、徴兵猶予となり、ベトナム戦争での兵役を免除されていたと報じた。

 
 トランプ氏は68年春にペンシルベニア大ウォートン校を卒業し、徴兵に応じる義務が生じた。ところが、かかとの骨に異常があると医師に診断され、その年の秋、健康上の理由で1年間の徴兵猶予となった。トランプ氏はこれに先立ち4回、在学中であることから徴兵を猶予されている。

 タイムズ紙によると、兵役に関する公文書はトランプ氏の徴兵猶予の理由を特定していない。同紙は診断書のコピーの提供を繰り返し要請したが、トランプ氏側から返答はないという。

 トランプ氏に軍務経験がないことは広く知られており、徴兵猶予の事実が伝えられるのも初めてではない。ただ、タイムズ紙は、イスラム教徒で米陸軍大尉の息子をイラクで亡くした夫婦を中傷した同氏の言動を絡め、「トランプ氏が国家に『犠牲』を払ったことがあるのか否か疑問が示された後だけに、当時の経緯が改めて精査されそうだ」と論じた。 
(2016/08/02-14:23)

トランプ夫人、今度は学歴詐称疑惑が浮上 公式サイト突如閉鎖
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160729-00000004-jij_afp-int
AFP=時事 7月29日(金)8時40分配信

トランプ氏は集会で泣き出した赤ちゃんにも敵意、波紋広がる
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160804-00000056-jnn-int
TBS系(JNN) 8月4日(木)7時28分配信

3563とはずがたり:2016/08/06(土) 15:31:17
2016年 08月 6日 09:01 JST
アングル:米共和党の一部資産家、クリントン氏支援の輪広げる
http://jp.reuters.com/article/usa-election-clinton-republicans-idJPKCN10G0BV?sp=true

[ニューヨーク/ワシントン 4日 ロイター] - 米共和党員でありながら、大統領選候補ドナルド・トランプ氏に不快感を抱いている資産家グループが民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官への支援の輪を広げる運動に乗り出している。この運動の複数の関係者がロイターに明らかにした。

こうした資産家グループは、トランプ氏に幻滅した他の共和党員にクリントン氏を当選させるための献金や運動参加を呼び掛けており、クリントン氏本人や陣営から直接激励を受けた人もいる。

伝統的に共和党に大口献金してきた人々は、トランプ氏が女性やメキシコ人、イスラム教徒、復員軍人などに関して反感を誘う発言を繰り返している点に、心穏やかではいられない心境にある。そこでクリントン氏の陣営に巨額の資金を投じたり、穏健な共和党員にトランプ氏支持撤回を促せば、事態を変えることができるというわけだ。資産家たちがクリントン氏の応援に回れば、自らの事業成功が大統領としてよりふさわしい条件だとトランプ氏が主張しにくくもなる。

クリントン氏を支援する組織としては、共和党のロビイストのクレイグ・スナイダー氏の団体や、ジョージ・ブッシュ前大統領の政権で働いていたジョン・スタブス氏らが率いる「R4C16」、米商業会議所幹部のピエロッティ・リム氏が共同代表を務める「ヒラリーを支持する共和党女性」などが挙げられる。

前の2つは勝手連的だが、リム氏の団体はクリントン氏陣営と一緒に動いている。リム氏は招待された民主党大会で「トランプ氏を嫌悪し、公然とクリントン氏を支持する共和党員の声を届けたかった」と述べた。

また法律事務所ウィンストン・アンド・ストローンのパートナーで「数十年来の共和党員」と自負するダン・ウェブ氏は「トランプ氏に投票すれば孫たちに顔向けできなくなるとの結論に達した」と語り、シカゴで共和党員のビジネス関係者にクリントン氏支援に加わるよう説得して回っている。ウェブ氏の場合、活動を始めたのは著名投資家J・B・プリツカー氏と、クリントン氏の長年の友人であるラニー・デービス氏の誘いがきっかけになった。

レーガン元大統領とジョージ・ブッシュ前大統領の時代にホワイトハウスの事務方だったベテラン共和党員のジム・チッコニ氏も、党内でクリントン氏支持者を増やすことに取り組む方針を表明。「事態を動かすためには黙っているよりも何かやる必要があると感じた」との思いを口にした。

<クリントン陣営の成果>

クリントン氏の陣営で共和党員の資産家を味方に引き入れる作戦を主導している人物の1人は、ウォルマートの元幹部でビル・クリントン元大統領の側近だったレスリー・ダック氏だ、と陣営関係者は話す。

ただし事情に詳しい人によると、クリントン氏自身も共和党のビジネスリーダーと会って協力を要請しており、例えばその成果としてヒューレット・パッカードのメグ・ウィットマン最高経営責任者(CEO)は2日にクリントン氏支持を打ち出した。

クリントン氏の陣営は、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長も口説き落とし、民主党大会ではブルームバーグ氏がウォール街に向けてクリントン氏支持を熱心に促す演説する運びとなった。

もっとも過去1カ月を見ると、トランプ氏側は一部の大口献金者にそっぽを向かれてもなお数多くの小口献金を獲得し、総献金額は8000万ドル強と、クリントン氏側の9000万ドルに迫る水準となっている。

(Olivia Oran、Amanda Becker記者)

3564チバQ:2016/08/07(日) 09:36:26
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/264538
激戦9州、失点が左右 米大統領選・本選まで3ヵ月
2016年08月07日 01時43分

写真を見る

 米大統領選は11月8日の投票日まで約3カ月となった。民主党のクリントン前国務長官(68)と共和党の実業家トランプ氏(70)の事実上の一騎打ちの戦いは、現時点ではクリントン氏有利との見方もあるが、情勢は流動的だ。中西部から東部にかけての「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の白人労働者、大票田フロリダ州の中南米系(ヒスパニック)の動向が勝負の鍵を握っているとみられる。 (ワシントン山崎健)

 米大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り振られた計538人の「選挙人」を、各州で原則、勝者総取り方式によって争い、過半数(270人)を確保した候補が当選となる。

 米選挙分析の第一人者、バージニア大のラリー・サバト教授の最新予想によると、クリントン氏は最大票田カリフォルニア(選挙人55人)、ニューヨーク(同29人)など15州とワシントンで優勢で、最低でも190人を確保。トランプ氏はテキサス(同38人)など18州を押さえ、最低136人の獲得が見込まれる。

 残り17州(選挙人は計212人)の行方が勝敗を分ける。うち9州(同計125人)が、予断を許さない「激戦州」となっている。

 ■牙城を侵食

 特に焦点となるのが、共に激戦州のペンシルベニア(選挙人20人)とオハイオ(同18人)、さらにミシガン(同16人)などを含むラストベルトだ。かつて鉄鋼など製造業で栄えたが、今は失業や低所得にあえぐ白人労働者が多い。

 トランプ氏は、北米自由貿易協定(NAFTA)や中国の世界貿易機関(WTO)加入が雇用を奪い地域を衰退させたと主張。これらを支持したクリントン氏は環太平洋連携協定(TPP)も推進したと批判し、白人労働者の支持を獲得した。

 セントジョセフ大(ペンシルベニア州)のランダル・ミラー教授(米国研究・米国史)は「クリントン氏は2008年の大統領選初挑戦時、ラストベルトの白人労働者に支持された。しかし脱工業化による苦境が改善されない白人労働者は、今度は深く疑い、トランプ氏支持に変わった」と指摘。実際、ペンシルベニア州では今年、約8万人の民主党員が共和党に移った。

 黒人、ヒスパニック、女性からの支持でクリントン氏に大差をつけられているトランプ氏はラストベルトの白人労働者を重視。対する民主党は、1992年の大統領選から6連勝中の牙城であるペンシルベニア、ミシガンを侵食され、死守に懸命になっている。

 ■譲れぬ戦い

 一方、激戦州の最大票田フロリダ(同29人)。4日現在の各種世論調査の平均支持率はクリントン氏44・7%、トランプ氏42・0%と拮抗(きっこう)。ここを落として当選した共和党候補はおらず、両陣営とも譲れない。

 同州は年々ヒスパニック人口が増加。全人口に占める割合は90年当時の2倍に当たる約25%に上る。12年の前回選挙では、フロリダで勝ったオバマ大統領と共和党のロムニー候補との得票率の差はわずか1ポイントだったが、ヒスパニック票の得票率はオバマ氏60%、ロムニー氏40%と差がついた。

 ヒスパニック研究で有名なニューヨーク市立大のレイヤード・バーガド教授は「フロリダで勝つにはヒスパニックの支持が不可欠」と分析。移民排斥を唱えるトランプ氏への反発の度合いが勝敗を分けるとみる。

 豊富な政治経験を背景にライバルの資質を攻撃するクリントン氏。非白人層ではリードするものの、長官時代の私用メール問題では最近も事実と異なる説明をし、批判が再燃している。

 トランプ氏はクリントン氏への国民不信をあおり、政治経験のないアウトサイダー(異端者)だからこそ現状を変革できると訴えるが、先月末に戦争遺族を中傷し、党内外からかつてない批判を浴びている。

 互いに重大な問題を抱えた2人。9月下旬から計3回行われるテレビ討論で、直接対決する。

=2016/08/07付 西日本新聞朝刊=

3565チバQ:2016/08/07(日) 09:39:25
http://www.sankei.cs/160806/wor1608060036-n1.html
om/world/new2016.8.6 12:02
【米大統領選】
トランプ氏が共和党重鎮のマケイン氏らを一転支持 支持率下落で態度一変か?
米大統領選の共和党候補トランプ氏は5日、11月の上下両院選で改選を迎える党有力者ライアン下院議長と党重鎮のマケイン上院軍事委員長を候補として支持すると表明した。これまで支持を拒否していたが、態度を一変させた。

 党内からトランプ氏に批判が噴出し、支持率が下降するなど影響が出たためとみられる。

 トランプ氏は中西部ウィスコンシン州での演説で「われわれは団結しなければならない」としつつ「友人として意見の相違はある」とも述べた。ライアン氏は同州が地元だが、演説会場に姿を見せなかった。両氏の間にはまだしこりが残っているとみられる。(共同)

3566チバQ:2016/08/08(月) 07:52:05
http://news.biglobe.ne.jp/international/0808/jj_160808_3919962244.html
共和議員が小政党支持=米大統領選
時事通信8月8日(月)6時29分
 【ワシントン時事】米共和党のリジェル下院議員は7日までに行われた米紙のインタビューで、11月の大統領選で同党候補ドナルド・トランプ氏(70)ではなく、保守系の小政党「リバタリアン党」のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)に投票する意向を明らかにした。
 共和党の連邦議会議員には民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持する動きが出ているが、第3の政党の候補者への支持表明は初めて。 

[時事通信社]

3567チバQ:2016/08/08(月) 18:58:12
http://mainichi.jp/articles/20160808/k00/00m/030/098000c

米大統領選
.
労働者取り込み焦点 激戦州の確保へ攻防激化



毎日新聞2016年8月8日 08時30分(最終更新 8月8日 08時30分)

【ワシントン西田進一郎】米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)の事実上の一騎打ちとなる大統領選(11月8日)まで3カ月だ。勝負は州・特別区ごとの選挙人獲得数で決まる。両党とも強固な地盤を持つ州があり競り合いになる激戦州は10前後。その確保に向け攻防は激化している。


 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が世論調査結果の平均値などを基に6日予測した選挙人獲得数は、クリントン氏が20州・特別区の233人、トランプ氏は20州の154人。大票田カリフォルニア(選挙人55人)、ニューヨーク(同29人)を確保するクリントン氏が先行する。焦点は11州・1小選挙区の計151人だ。

 トランプ氏は、白人労働者層を引きつけ激戦州や民主党地盤を切り崩す戦略だ。自由貿易拡大で国内製造業が弱体化し雇用を減らしたと主張。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を掲げ、民主党支持の労働者取り込みを図る。

 焦点は中西部から東部の「ラストベルト(さびついた工業地帯)」だ。国際競争で工場が海外移転し衰退した。トランプ氏はペンシルベニア、オハイオ、ミシガン、ウィスコンシンなどで勝利を目指す。白人比率が極めて高く、トランプ氏有利とみられる州だ。

 5日夜ウィスコンシン州でトランプ氏は「NAFTAは我々の製造業を奪った。再交渉して職を取り戻す」と語り、拍手を浴びた。

 クリントン氏も「ジョブズツアー(雇用の旅)」でペンシルベニア、オハイオ、フロリダなど激戦州を回る。ネバダ州で4日「トランプに生活を壊された人たちと会った。彼が何をしたかを見てほしい」と述べ労働者保護を強調した。

 クリントン氏の強みはヒスパニック(中南米系)や黒人など非白人層の高支持率だ。コロラド、ニューメキシコではヒスパニック人口の増加で先行する。

 9月26日からはテレビ討論会を大統領候補が3回、副大統領候補が1回行う。クリントン氏はトランプ氏が大統領に必要な資質を欠くと強調し、トランプ氏はクリントン氏を既得権益層だと批判すると見られる。

選挙人538人を奪い合い

 米大統領選の勝敗は50州と首都ワシントンDCに割り振られた総計538人の「選挙人」を州・特別区ごとに奪い合い、過半数の270人を獲得した候補が勝つ仕組みだ。メーン、ネブラスカ両州を除く州・特別区で得票数1位の候補が選挙人全員を総取りする。選挙人数は3〜55人。

 1992年以降の過去6回の大統領選で、同一政党が「6連勝中」の州・特別区は民主党19、共和党13で、選挙人数では民主党242人、共和党102人が両党の「基礎票」だ。この地盤を守り、残る19州の選挙人194人を奪い合って過半数を目指す。

 この構図では、トランプ氏の方がハードルは高く、過半数獲得には民主党地盤の切り崩しも必要だ。

中立的選挙分析で知られる「ローゼンバーグ&ゴンザレス・ポリティカル・リポート」ネイサン・ゴンザレス編集長の話

 今回は近年の歴史上で最も人気のない2人が争う選挙だ。「誰かを支持する」より「誰かに反対する」という感覚の方が有権者の動機付けになろう。

 「激戦4州」は▽オハイオ▽フロリダ▽コロラド▽バージニア。民主党にはアイオワ、ペンシルベニアが頭痛の種になる可能性がある。共和党はノースカロライナ、アリゾナやジョージアも問題になり得る。トランプ氏が共和党を結束させる方法を見つければ接戦になるが、さもなければ大差で負けるだろう。

 両候補は基礎支持層を固め動かすことに注力すべきだ。最も賢明な方策は、有権者の意識を対立候補に集中させること。共和党を結束できる唯一の人物はクリントン氏だ。バーニー・サンダース上院議員の支持者をクリントン氏側につける上で最善の働きをするのはトランプ氏と言える。

3568チバQ:2016/08/08(月) 22:19:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080700142&g=int
大統領候補にスタイン氏=米緑の党-米大統領選



米政党「緑の党」の大統領候補に決まった医師のジル・スタイン氏=2012年7月、メリーランド州ボルティモア(AFP=時事)
 【ワシントン時事】環境保護を前面に掲げる米国の小政党「緑の党」は6日、テキサス州で党大会を開き、大統領候補に医師ジル・スタイン氏(66)を指名した。スタイン氏は2012年大統領選に次ぐ挑戦となる。
 米国では二大政党制が確立して以降、第3の政党から大統領が出たことはない。しかし、スタイン氏は民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に不信感を抱くリベラル層や無党派層を引き寄せ、躍進を図りたい考えだ。(2016/08/07-14:54)

3569チバQ:2016/08/09(火) 18:23:56
http://www.afpbb.com/articles/-/3096875
「反トランプ」の受け皿? 米大統領選、元CIA職員が無所属出馬

2016年08月09日 11:02 発信地:ワシントンD.C./米国

【8月9日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に反発する動きが党内で続く中、米中央情報局(CIA)の元職員エバン・マクマリン(Evan McMullin)氏(40)が8日、大統領選へ無所属で立候補すると表明した。

「正しいことをするのに遅すぎるということはなく、米国民はドナルド・トランプ氏や(民主党候補の)ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏がもたらすものよりはるかに優れたものを与えられるべきだ」。マクマリン氏はフェイスブック(Facebook)の自身のページにこう書き込んだ。

 マクマリン氏はCIAでテロ対策に従事した経歴を持つが、知名度は低い。また下院共和党のスタッフとして働いた経験を持つ半面、時にトランプ氏を「独裁者」などと辛らつに批判してきた。米ABCニュース(ABC News)によると、反トランプ派の保守団体の支援を受けているという。

 マクマリン氏の出馬表明は、11月の本選まで3か月を切ってもなお、「トランプ降ろし」の動きが活発であることを示す。トランプ氏に対しては、その発言をきっかけとして過去2週間に共和党内で反発が高まっており、大統領としてのトランプ氏の能力を疑問視したり、対立候補であるクリントン氏への指示を表明したりする党員が相次いでいる。

 8日には、リチャード・ニクソン(Richard Nixon)元大統領からジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領まで、歴代の共和党政権で国家安全保障などを担当した元政府高官ら50人が米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に公開書簡を発表し、トランプ氏に投票しないと宣言した。トランプ氏は「米国史上、最も無謀な大統領になる」と警鐘を鳴らしている。(c)AFP

3570チバQ:2016/08/10(水) 19:48:42
http://www.sankei.com/world/news/160810/wor1608100004-n1.html
2016.8.10 08:36
【米大統領選】
共和党上院議員がトランプ氏不支持を表明 「自制心欠けている」とコリンズ氏 造反の動き続く

2016.8.10 08:36
【米大統領選】
共和党上院議員がトランプ氏不支持を表明 「自制心欠けている」とコリンズ氏 造反の動き続く

3571チバQ:2016/08/11(木) 23:48:00
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ8C55LFJ8CUHBI00Q.html
クリントン陣営、共和党員に「造反」呼びかけへ
20:47朝日新聞

 米大統領選の民主党候補となったクリントン前国務長官の陣営は10日、共和党員や無党派の有権者に「造反」を呼びかける専門チームを立ち上げたと発表した。共和党のトランプ氏に反発し、クリントン氏支持を打ち出す共和党有力者が相次いでいるためで、切り崩しを狙う。

 クリントン陣営は10日、新たにネグロポンテ元国家情報長官やグティエレス元商務長官などから支持を取りつけたとして、過去の共和党政権時の閣僚3人や共和党の現職連邦議会議員6人を含む50人の「支持者」リストを発表した。

 陣営のポデスタ選挙対策本部長は「クリントン氏への超党派の支持は、彼女が党派を超えて大きな課題に取り組める証拠だ」と述べ、共和党員や無党派の有権者に支持を呼びかけた。

3572チバQ:2016/08/11(木) 23:54:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160812k0000m030036000c.html
<米大統領選>最も無謀な大統領に…広がる「反トランプ氏」
19:34毎日新聞

<米大統領選>最も無謀な大統領に…広がる「反トランプ氏」
最近1カ月のクリントン氏とトランプ氏の支持率
(毎日新聞)
 ◇度重なる「暴言」などを問題視

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)について、度重なる「暴言」や外交・安全保障政策などを問題視し、支持しないことを公言する同党議員や元政府高官らが相次いでいる。トランプ氏はこれらの人々を「失敗したワシントンのエリート」などと批判し、「アウトサイダー」としての支持拡大を模索。しかし、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)との差は開く一方で、厳しい局面に立たされている。

 「ドナルド・トランプは米軍最高司令官になるための気質、判断力、自己鍛錬に欠けていると結論づけた」

 共和党穏健派のコリンズ上院議員は9日、CNNテレビでトランプ氏不支持の理由を説明した。これに先立つ米紙ワシントン・ポストへの寄稿では、トランプ氏の「自制が利かず、無知に基づく発言の数々が世界をより危険にする」と指弾。11月の本選に向けて、トランプ氏の「変身」を期待したが、変わらなかったため決断したという。

 連邦議会では、既にハンナ下院議員がトランプ氏を「不適格」とし、民主党のクリントン氏に投票することを宣言。上下両院で10人以上が不支持の意向を表明するか、強くにじませるかしている。

 さらに痛烈な批判を浴びせたのが、共和党の歴代政権を支えた元高官らだ。外交・安全保障政策の中枢を担った元高官50人は8日、「米国史上で最も無謀な大統領になる」とトランプ氏を批判し、「投票しない」と宣言する共同声明を発表。同党政権で環境保護局長官を務めた2人も9日、「トランプ氏は環境と公衆衛生保護を尊重する共和党の伝統を壊そうとしている」とし、クリントン氏支持を表明した。

 主な原因は、候補指名を受けた7月の党全国大会の後も、暴言がやまないことだ。イラクで戦死したイスラム教徒のカーン陸軍大尉の両親を宗教をにじませながら繰り返し攻撃。ロシアによるウクライナ領クリミア半島の一方的な編入については「私はクリミアの人々はロシアと共にいることの方を望んでいたと聞いた」など、編入を容認する発言をした。9日には、銃所持者にクリントン氏らへの何らかの「行動」を促したと受け取られる発言で、物議を醸した。

 クリントン氏の陣営は10日、共和党政権の閣僚や政府高官など約50人の支持者リストを公表した。グティエレス元商務長官やヒルズ元米通商代表部(USTR)代表ら元閣僚や政府高官のほか、議員や知事の経験者、経済界の有力者らが名を連ねた。陣営はトランプ氏に懸念を強める共和党や無党派の有力者に働きかけるチームを設立し、切り崩しを始めたことも併せて発表した。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した世論調査による支持率の平均値では、クリントン、トランプ両氏は7月末はほぼ並んでいた。しかし、8月に入って上昇基調のクリントン氏に対し、トランプ氏は下落基調。10日時点ではクリントン氏48.0%に対し、トランプ氏は40.3%だ。本選で勝利するためには、共和党を結束させたうえで無党派層を取り込んで激戦州で勝たなければならない。トランプ氏は態勢立て直しが急務だ。

3573チバQ:2016/08/11(木) 23:55:13
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1608110030.html
【米大統領選】クリントン氏に新疑惑が浮上 国務長官時代、財団幹部に「口利き」か トランプ氏は「私の行為なら報道は4倍」と不満
19:14産経新聞

【米大統領選】クリントン氏に新疑惑が浮上 国務長官時代、財団幹部に「口利き」か トランプ氏は「私の行為なら報道は4倍」と不満
(産経新聞)
 【ワシントン=小雲規生】米民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントン前国務長官に「口利き」疑惑が浮上した。米メディアは10日、クリントン家が設立した「クリントン財団」が、クリントン氏が国務長官を務めていた当時の国務省に対して、財団への資金提供者に便宜を図るよう働きかけていたと一斉に報道。クリントン陣営はクリントン氏の関与を否定しているが、私用メール問題に続く疑惑で一段の信頼低下は避けられず、本選に向けた火種となりそうだ。

 疑惑は保守系市民団体が国務省への情報公開請求で入手して公開したクリントン氏が関わる電子メールの内容から判明した。

 2009年4月のメールでは、クリントン財団幹部のダグラス・バンド氏がクリントン氏の側近に対し、レバノン系ナイジェリア人の富豪、ギルバート・シュゴーリ氏と国務省関係者の間を橋渡しするよう依頼。シュゴーリ氏は00年に資金洗浄の疑いで起訴されているが、クリントン元大統領と親しく、財団の大口資金提供者としても知られている。またバンド氏は別のメールで、財団の協力者を国務省で雇うように働きかけていたとしている。

 クリントン氏の側近は「駐レバノン米国大使に話をする」「人事担当者が条件を提示する」などと応じていたという。市民団体は「クリントン氏が国務長官就任に際して財団には関与しないと述べた誓約に反している」と批判している。

 疑惑にさっそく反応したのが、共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏だ。10日のバージニア州での政治集会で、利益供与にあたる「違法行為だ」と指摘。「これが私の行為だったら、報道での扱いは4倍になっていただろう」として、メディアの偏向についても不満をあらわにした。

 一方、クリントン陣営は「メールにはクリントン氏自身は関わっていない」と反論。バンド氏も元大統領の側近としてメールを送るなどしていたとしている。

 しかし今回公開されたメールのうち44通は、クリントン氏が私的なメールアカウントでやりとりしたとして国務省に提出した約3万通のメールには含まれていなかった。米メディアでは、クリントン氏が繰り返してきた「公務に関わるメールはすべて提出した」との証言と食い違うと指摘されており、大統領選での勝利を目指すクリントン氏にとって足かせになりそうだ。

3574チバQ:2016/08/12(金) 15:17:12
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081100286&g=int

「オバマ大統領がIS創設」=トランプ氏、また暴言-米

今月上旬、米ワシントン近郊の国防総省で、過激派組織「イスラム国」掃討戦の進展状況を確認する会議を主宰するオバマ大統領(左)と、会議に出席したカーター国防長官(CNP=時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が10日のフロリダ州での集会で、過激派組織「イスラム国」(IS)について「オバマ大統領に敬意を払っている。彼がISの創設者だからだ。共同創設者はひねくれクリントンだ」と語る場面があった。


 トランプ氏は最近の世論調査で、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に大きくリードを許している。トランプ氏の発言はオバマ氏とクリントン氏の失策がISの台頭を招いたと訴える趣旨とみられるが、再び暴言と受け止められ、物議を醸す恐れもある。(2016/08/11-15:11)

3575チバQ:2016/08/12(金) 16:40:02
http://mainichi.jp/articles/20160809/dde/007/030/014000c

米国の選択
.
16年大統領選 「もはや傍観できぬ」 元CIA職員、無所属で出馬へ


毎日新聞2016年8月9日 東京夕刊

【ワシントン西田進一郎】元米中央情報局(CIA)職員のエバン・マクマリン氏(40)は8日、11月の大統領選に無所属で立候補する意向を表明した。CIA勤務の後、共和党下院議員団の政策部長を務めるなど保守系の立場。共和党内では、大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏に対する反発が根強く、これを取り込んで支持獲得を狙う戦略だ。トランプ氏にとっては、同党支持層の一部を奪われて痛手になる可能性がある。


 マクマリン氏は、自身のウェブサイトに発表した声明文で、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を「悪徳職業政治家だ」などと非難。一方で、トランプ氏に関しても「彼に米軍や核兵器の指揮権を委ねるのは極めて無責任だ。(大統領に)選ぶことはできない」と批判。そのうえで「もはや傍観してはいられなくなった」などと立候補の理由を説明した。

3576とはずがたり:2016/08/12(金) 23:07:47
エスタブリッシュメントが右往左往する度に米国の無党派的な票がどんどんトランプに流れ込むんじゃないか??
民主主義の大きな決断一頁としてイギリスのEU離脱(→将来的なEU解体!?)と並んでトランプ当選があっても不思議ではないと心の準備だけは出来ている。
流石に実際はないと思うんだけどねぇ・・。

元環境保護局長官2人も不支持=トランプ離れ歯止めかからず―米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160810-00000142-jij-n_ame
時事通信 8月10日(水)14時31分配信

 【ワシントン時事】米共和党が政権を担っていた時代に環境保護局(EPA)長官を務めた2人が9日、大統領選では共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)ではなく、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持すると表明した。

 クリントン氏の陣営を通じて発表した。

 外交・安全保障担当の元高官50人が8日にトランプ氏への投票拒否を発表したのに続くもので、共和党内で「トランプ離れ」に歯止めがかかっていないことを改めて浮き彫りにした。

 クリントン氏支持を9日明確にしたのは、ニクソン政権で初代長官に就いたウィリアム・ラッケルズハウス氏と、父親のブッシュ政権時代のウィリアム・ライリー氏。2人は声明で、気候変動は作り話だと唱えるトランプ氏を「科学に関する深刻な無知をさらけ出している」と指摘した。

3577とはずがたり:2016/08/13(土) 00:31:40
ヒラリーがTPPに反対なのも親中からなのか?

ヒラリーと中国の「黒い関係」に日本は警戒が必要だ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160808-00097964-diamond-bus_all
ダイヤモンド・オンライン 8月8日(月)8時0分配信

 ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの対決となった米大統領選。過激な発言のトランプよりは、ヒラリーに当選してもらいたいと考える日本人は多いが、実はヒラリーは長年、中国から金銭支援を受け、「黒い関係」を続けてきた人物だったことが明かされている。

● 尖閣どころか鹿児島近辺まで侵入!  エスカレートする中国軍艦の挑発行動

 …米大統領選挙は、共和党ドナルド・トランプ、民主党ヒラリー・クリントンの一騎打ちとなり、11月の本選で決着がつく。どっちが勝つかは、誰も正確には予想できない。では、「日本にとって都合が良い方は? 」という質問ならどうだろうか? … 普通に考えれば、「やはりヒラリーがいい」となるだろう。

 しかし、事はそう単純ではない。ヒラリーは、過去に「中国と黒い関係にあった」ことが明らかになっているのだ。

 まず、「日本にとって都合が良い米国大統領」の条件について考えてみよう。
 
「日本最大の問題は? 」との問いには、人によってさまざまな答えがあるだろう。筆者が考える「日本最大の問題」は「中国」である。なぜなら、中国は、「日本には尖閣だけでなく、沖縄の領有権もない! 」と宣言しているからだ。
(中略)
 つまり中国は、まず「日本には尖閣ばかりか、沖縄の領有権もない! 」と宣言し、次に尖閣を奪うための具体的行動を起こしているのだ。これらすべての動きを無視する人は、よほどの「平和ボケ」か、中国との「親密な関係」を疑われても仕方ないだろう。

 ここまでで、「中国問題」は「とても切迫している」ことを、ご理解いただけたと思う。そして、日本一国で中国の脅威に立ち向かうことは、非常に困難だ。よって、日本にとって「良い米国大統領」とは、「中国は、大きな脅威であるという認識を日本と共有している人物」ということになる。

 トランプは「反中」といわれているが、発言は「経済問題」に限定されており、中国を「安全保障上の脅威」と認識しているようには見えない。彼は、「日本、韓国、NATO加盟国に『もっと金を払わせろ! 』」という話ばかりで、そもそも安全保障政策自体に興味があるかすら疑問だ。

 では、「やはり国務長官だったヒラリーか!? 」という話になるのだが…。

 日米関係、米中関係の本質を知りたい人にとって、米国在住政治アナリスト伊藤貫氏の著書「中国の『核』が世界を制す」は必読である。(伊藤氏は「核武装論者」だが、「核反対論者」が読んでも十分興味深いはずだ。それほど驚愕の内容が多い)

 伊藤氏によると、クリントン夫妻は、中国から金を受け取っていた。しかも、1980年代から。

 <クリントン夫妻とリッポ財閥の腐敗した癒着関係は、少なくとも一九八三年から始まっている。>(「中国の『核』が世界を制す」261p)

 引用部分に出てくる「リッポ財閥」とは何だろうか? 

 <中国共産党と人民解放軍は、クリントン夫妻に対して多額の贈賄をするパイプとして、インドネシア・香港・中国に拠点を持つリッポ・グループ(力宝集団)を使用した。リッポ・グループはインドネシアの華僑財閥・リアディ家が所有する企業集団であり、銀行業・不動産業・流通業・観光業等を経営している。>(同上260p)

 「多額の贈賄をするパイプ」として利用される企業。なんとも「中国らしい」話だ。

<ヒラリー夫人が上級パートナーを務めるアーカンソーの法律事務所は、この時期から、リッポグループの「顧問」として高額の報酬を得ている。FBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関との協力関係が始まったのは、たぶんこの頃だろう」と推定している。>(261p)

● 幾度も中国から金をもらいながら なぜか罪に問われなかったクリントン夫妻

 この部分は、かなり衝撃的だ。なんとFBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関が協力関係にあることを知っている」という。では、なぜヒラリーは、オバマ政権で国務長官を務め、民主党の大統領候補になれたのか? この答えは後述する。ここではさらに同書で描かれているヒラリーと中国の関係を押さえておこう。

 ヒラリーの夫ビルは1992年、「中国の金も」使って大統領選で勝利する。さらに1996年、またもや「中国の金も」使って再選を果たした。

3578とはずがたり:2016/08/13(土) 00:31:54
>>3577
 <クリントン夫妻は一九九二年の大統領選に出馬したとき、リアディから少なくとも(後に判明しただけでも)一二五万ドルの賄賂(違法な政治資金)を受け取っている。?一九九六年の大統領選挙では、リアディ(リッポ・グループ)からクリントン夫妻へ、はるかに巨額な賄賂が動いた。>(261p)?

 そして驚くべきことに、「クリントン夫妻が中国から金ももらっていたこと」が「公」にされた。しかし…。

 <一九九七年にこの事実が明るみに出たとき、クリントン夫妻は、「われわれはカネを受け取ったかもしれないが、何も憶えていない。誰がカネを出したのか、われわれは何も知らない」と言い張って、逃げてしまった。>(261p)?

 ここで、再度疑問がわく。なぜクリントン夫妻は、中国から違法な金をもらい、しかもFBIがそれを知りながら、罪に問われないどころか、出世し続けることができたのか? 

 <一九九二〜九六年のFBIとNSAの盗聴活動により、中国政府の首脳部が米国政界に対して大規模な贈賄工作を実行していることは明らかであったが、国務省・ペンタゴン・司法省・CIAは、この大規模な贈賄工作を止めることはできなかった。たぶんこれらの組織は、政治的な理由から動けなかったのだろう。>(278p)

 「FBI」「NSA」は知っていたが、「国務省」「ペンタゴン」「司法省」「CIA」は、「政治的な理由」から動けなかった。(! )

 伊藤氏は、さらに解説をつづける。

 ?<米民主党の政治家たちが中国から収賄しているというニュースがアメリカのマスコミに載るようになったのは、一九九六年後半である。(中略)この大規模な贈賄工作が、中国政府のスパイ組織による深刻な外交問題であるという解説記事が米マスコミに載るようになったのは、一九九七年の春以降のことである。>(279p)

 これを受けて、FBIは事実関係の調査に乗り出した。ところが…。

 <しかしFBIと連邦政府検察官による贈賄事件の捜査は、数か月しか続かなかった。?一九九七年初頭、ホワイトハウスの命令を受けた司法省が、この件に関する捜査を打ち切る決定を下したからである。>(279p)

… ここで分かるのは、「米国は三権分立の確立された理想的な民主主義国家」というのが「幻想だ」ということだろう。米国においても、中国やロシアと同様、「政治」が「司法」より強いのだ。

そういえば、ヒラリーは、つい最近もFBIの追求を逃れている。そう、国務長官だった時代に「国家機密を私用メールで送っていた」件だ。 … このようにヒラリーは、中国と長く、深く、黒い関係にあった。現在はどうなっているのかわからないが、十分警戒する必要があるだろう。

 それでは日本は、具体的にはどうすべきなのか? 

 もっとも大切なことは、中国を米国以上に挑発しないことである。

 米国は、「梯子を外す」ことが、しばしばある。たとえば、米国の傀儡政権だったジョージア(グルジア)は08年8月、ロシアと無謀な戦争をし、その結果、南オセチアとアプハジアを失った。(二共和国は、ジョージアからの独立を宣言し、ロシアは国家承認した)。この時、米国はジョージアを助けなかった。

 さらに14年2月、ウクライナでクーデターが起こり、親ロシアのヤヌコビッチ政権が倒れた。誕生した親欧米政権は、クリミアを失った。さらに、ロシアが支援するドネツク州、ルガンスク州も事実上失っている。この時も、米国がウクライナを十分助けたとはいえない。

● 米国抜きで中国と対立することは 日本にとって自殺行為に

 「中国が尖閣を侵略した時、米国は日本を助けるのか? 」筆者は「時と場合による」と考える。たとえば、その時の首相が「米軍は沖縄から出ていけ! 」と主張する、鳩山氏のような人物だったらどうだろうか? 米国が日本を助ける筋合いはないだろう。

 あるいは、ヒラリー・クリントンのように、長年中国と「黒い関係」にあった人物が米大統領であれば? 「アテにならない」と考えるべきだろう。

 日本は、先走って中国を挑発し、米国抜きの「日中戦争」になるような事態を回避しなければならない。ジョージアやウクライナのように、米国から「梯子を外される」危険性があることも、決して忘れるべきではない。日本が目指すのは、あくまで「米国を中心とする中国包囲網」であり、「主人公は米国」であるべきなのだ。

 では、ヒラリー大統領が、「米国は中国と競わない」「米国は、アジアにおける覇権を望まない」と心から宣言したら、日本はどうするべきだろうか? その時は、日本も中国との和解に動くしかないだろう。そうでなければ、「米国なしの日中戦争」が起こり、おそらく日本は敗北する。

北野幸伯

3579チバQ:2016/08/13(土) 07:51:22
http://www.sankei.com/world/news/160812/wor1608120040-n1.html
2016.8.12 20:31
【米大統領選】
トランプ旋風に逆風 共和党関係者、勝利の可能性「日ごとに蒸発」
 トランプ氏に強い逆風が吹いている。共和党関係者が相次いで“三くだり半”を突きつけているためだ。強まる一方の暴言は、誹謗(ひぼう)中傷で対立候補をおとしめるネガティブ・キャンペーンを誘発し、選挙戦のレベルの低下を招いている。

 主流派を含む共和党関係者の見解を総合すると、(1)初期の段階でトランプ氏を軽視せず、手を打つべきだった(2)全国党大会での指名獲得を阻止すべきだった(3)このままでは共和党への信頼が大きく損なわれ、党の将来も危ぶまれる(4)トランプ氏が大統領になった場合、政権政党として責任がもてない-などである。

 共和党の8年ぶりの政権奪還を希求し、民主党の3期連続の政権維持を阻止したいのはむろんだが、それでも「良心」と「政治理念」に照らせば、「トランプ大統領」を許容するわけにはいかない、というジレンマが存在する。

 党関係者の危機感は、元議員ら70人以上が提出を準備している書簡にも顕著に表れている。

 書簡はトランプ氏と「共に溺死することを回避」するとし、「トランプ氏が大統領選で勝利する可能性は、日ごとに蒸発している。無能なトランプ氏が、民主党に地滑り的勝利をもたらす可能性がある」と指摘している。

 こうした書簡は、民主党のオルブライト元国務長官ら両党の37人や、ヘイデン元中央情報局(CIA)長官ら共和党政権の元高官ら50人も公開している。

 党内には、今後のトランプ氏の支持率低下などを予測して自発的な撤退を促し、「後任」を選定する手続きを模索する動きもある。だが、現時点では、党のお墨付きを得た公認候補のトランプ氏が、党内で強まる反発などで撤退、あるいは共和党を離脱することは考えにくく、淡い期待といえそうだ。(ワシントン 青木伸行)

3580チバQ:2016/08/13(土) 07:56:52
http://www.sankei.com/world/news/160812/wor1608120032-n1.html
2016.8.12 20:06
【米大統領選】
「オバマ氏、クリントン氏はISの創設者」 トランプ氏繰り返す
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ氏(70)がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)について、「オバマ大統領が創設者だ」と繰り返し発言している。イラクからの米軍の性急な撤退がISの台頭を招いたと批判し、オバマ氏と民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の責任を問う狙いだ。

 トランプ氏は11日、前日に続き、フロリダ州での演説で「オバマ氏とクリントン氏は間違った判断をしたのだから、ISの創設者だ。ISは彼らに最優秀選手(MVP)賞を贈るだろう」と述べた。

 CNBCのテレビ番組が11日放映したインタビューでも、トランプ氏は司会者から発言をただされ、「何か間違ったことを言っているか。事実を言っているだけだ」と開き直った。

 これに対し、クリントン氏の陣営は「トランプ氏が再びくだらない発言をしている。事実を嫌い、前代未聞の無知な大統領候補による誤った主張だ」とする声明を発表した。

 共和党は、オバマ氏による2011年末のイラクからの米軍完全撤退で生じた「力の真空」が、ISが台頭する温床となったと主張。オバマ氏や当時の国務長官だったクリントン氏を繰り返し批判してきた。

 トランプ氏としては、イラクで戦死したイスラム教徒の米戦没者遺族への中傷が党内からも批判を浴びる中、オバマ、クリントン両氏に批判の矛先を転じる狙いがあるとみられる。

3581チバQ:2016/08/14(日) 13:31:35
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160814X738.html
「トランプ氏、正気じゃない」=デ・ニーロ氏
00:29時事通信

 「完全に正気じゃない」。ロイター通信によると、米ハリウッドの大物俳優ロバート・デ・ニーロ氏は13日、ボスニア・ヘルツェゴビナで開かれているサラエボ映画祭で、問題発言を繰り返す米大統領選共和党候補のドナルド・トランプ氏をこう評し、候補として不適格との認識を示した。

 デ・ニーロ氏は聴衆を前に、「彼は今いる場所にさえいるべきではない。神様助けて」と出馬に反対を表明し、喝采を浴びた。また、「彼の言ってきたことは常軌を逸していて話にならない」とこき下ろした。

3582チバQ:2016/08/14(日) 17:34:09
http://www.sankei.com/world/news/160813/wor1608130029-n1.html
2016.8.13 10:53
【米大統領選】
「ISはオバマ氏が創設」発言でトランプ氏が火消し「皮肉が分からないのか…」
 米大統領選の共和党候補トランプ氏は12日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は「オバマ大統領が創設した」との主張を繰り返したことについて、ツイッターに「皮肉が分からないのか」と投稿し、真剣に言ったわけではないと釈明した。事実関係を無視した挑発的な発言が批判を集めており、火消しに努めた。

 トランプ氏は7月にもロシアにハッキングを促した発言が問題視された際に「もちろん皮肉を言っただけだ」と打ち消したことがある。ニューヨーク・タイムズ紙電子版は「国民に対するコミュニケーション能力に疑問を抱かせる」と指摘した。

 トランプ氏は10、11両日、オバマ氏の中東政策を批判しながら「オバマ氏はIS創設者。共同創設者は『いかさまヒラリー・クリントン氏』だ」「本当の事を言っているだけだ」と語り、民主党候補クリントン氏と合わせて批判した。(共同)

3583チバQ:2016/08/15(月) 17:05:48
http://www.cnn.co.jp/usa/35087441.html
クリントン氏、接戦州含む4州でリード広げる 米大統領選

2016.08.15 Mon posted at 16:26 JST

ワシントン(CNN) 11月に行われる米大統領選で、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官が共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏に対し、接戦州のノースカロライナやコロラドを含む4州でリードを広げていることが15日までに分かった。

NBCとウォールストリート・ジャーナル、マリスト大学の調査によれば、クリントン氏の支持率はコロラド州で46%とトランプ氏の32%を上回った。このほか、フロリダ州では44%対39%、ノースカロライナ州では48%対39%、バージニア州では46%対33%と、いずれの州でもクリントン氏がトランプ氏をリードしている。

7月の民主党と共和党の全国大会前に行われた調査よりも、今回の調査で、クリントン氏のリードは広がった。

リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事と、緑の党のジル・ステイン氏を加えた場合でも、クリントン氏はリードを維持した。

調査は今月4日から10日にかけて行われた。この時期、トランプ氏は、戦没者遺族に対する発言や国民が銃を持つ権利を保障した憲法修正第2条をめぐる発言について批判を浴びていた。

3584チバQ:2016/08/18(木) 21:12:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160818k0000e030276000c.html
<米大統領選>トランプ氏、陣営刷新…巻き返し図る
11:04毎日新聞

<米大統領選>トランプ氏、陣営刷新…巻き返し図る
ドナルド・トランプ氏=2016年8月17日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン会川晴之】米共和党大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は17日、選挙陣営の首脳部を一新した。相次ぐ失言の影響で8月に入り支持率が低下し、民主党大統領候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)に引き離されつつある中、人心を一新して戦術を変更し、巻き返しを図る狙いがあると見られる。

 陣営刷新は、6月に選対本部長のコーリー・ルワンドウスキ氏を解任して以来、2カ月で2度目となる。発表によると、保守派のオンラインニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の会長を務めるスティーブン・バノン氏を陣営の最高責任者に起用した。大手投資銀行に勤めた経歴もあるバノン氏は、筋金入りの右派論客として知られる。また、7月から上級顧問を務めてきたケリーアン・コンウェイ氏を選対本部長に昇格させた。

 これに伴い、3月末にトランプ陣営に加わり、6月以後は選対本部長を務めたベテラン政治コンサルタントのポール・マナフォート氏は会長となる。米メディアは事実上の更迭と分析している。

 マナフォート氏はトランプ氏の失言が相次ぐのは即興の発言が多いのが原因と見て、事前に準備した原稿をプロンプター(原稿映写装置)で読み上げる手法を導入し、党内結束や無党派層への浸透を狙っていた。ただ、同氏については過去に外国の独裁政権のコンサルティングを行ってきたとして、米主要メディアが批判していた。

 米メディアは、人事刷新でマナフォート氏の穏健路線が変更されると分析しており、挑発的な発言が一層強まる可能性もある。

 一方、米国家情報長官室は17日、トランプ氏に国家安全保障に関する機密情報を含む状況説明を行った。共和、民主両党の正式大統領候補に対する通例の措置だが、トランプ氏による情報暴露を懸念する声も出ている。

3585チバQ:2016/08/19(金) 18:46:24
http://mainichi.jp/articles/20160819/k00/00e/030/328000c

トランプ氏過激発言謝罪 「初反省」AP報道



毎日新聞2016年8月19日 12時28分(最終更新 8月19日 12時54分)

米大統領選の共和党候補トランプ氏は18日の集会で、批判を呼ぶ自身の過激発言について「後悔している」と述べ、謝罪した。AP通信によると、強気な姿勢が売りのトランプ氏が選挙戦で反省の言葉を口にするのは初めて。



 トランプ氏は問題発言が響いて苦戦しており、てこ入れのため、17日に陣営を刷新したばかり。新たに選対本部長に就いたコンウェー氏は18日「トランプ氏らしさ」を維持しながら選挙戦を立て直す考えを示していた。

 トランプ氏は南部ノースカロライナ州での集会で「白熱した議論の中で、言葉遣いを誤ったり間違ったことを言ったりすることがある」と発言。(共同)

3586チバQ:2016/08/21(日) 00:02:29
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160820X332.html
トランプ氏選対議長辞任=混乱相次ぎ打撃に―米大統領選
08月20日 00:30時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は19日、声明を出し、選対本部議長のポール・マナフォート氏の辞任を発表した。陣営内では6月以降、選挙戦略をめぐる対立などで幹部交代の混乱が相次いでおり、支持率が伸び悩むトランプ氏には一層の打撃となりそうだ。

 トランプ氏は短い声明で、マナフォート氏が19日朝に辞任を申し出て、受け入れたと明らかにした。「彼の立派な仕事に非常に感謝している」と述べた。陣営は17日、選対幹部を一部刷新したが、マナフォート氏は留任すると発表したばかりだった。

 過激な言動も影響してトランプ氏は、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)に最近の世論調査支持率で軒並み差をつけられている。マナフォート氏は暴言を抑えて大統領候補らしく振る舞うよう促していたとされる。しかし、トランプ氏は結局聞き入れなかったようだ。

 選挙コンサルタントのマナフォート氏をめぐっては、ウクライナの旧ヤヌコビッチ政権与党の顧問だった際、不透明な現金を受け取った疑惑も米メディアが伝えているが、同氏は否定していた。

3587チバQ:2016/08/21(日) 00:03:06
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ8N2FRZJ8NUHBI00K.html
トランプ氏の選対本部長、辞任 資金疑惑の渦中
08月20日 10:24朝日新聞

 米大統領選の共和党候補トランプ氏が陣営の刷新を急いでいる。19日、ポール・マナフォート選対本部長の辞任の申し出を受け入れたと発表。かつて国際コンサルタント業をしていたとされるマナフォート氏には、親ロシア派のウクライナ前政権側による資金提供疑惑が報じられていた。

 トランプ氏は声明でマナフォート氏について「選挙戦への働きぶりに大変感謝している」とし、辞任の理由は触れていない。17日には、選対の最高責任者(CEO)に保守系サイト「ブライトバート・ニュース」の会長スティーブン・バノン氏を起用していた。選挙戦を左右する重要州で民主党のクリントン氏に支持率で差を広げられており、陣営の態勢を改めて整える狙いがありそうだ。

 マナフォート氏を巡っては、ニューヨーク・タイムズ紙が15日、ウクライナで2014年に失脚した親ロ派のヤヌコビッチ前大統領の所属政党からマナフォート氏側への計1270万ドル(約12億8千万円)の支払いを示唆する「帳簿」が見つかったと報道。トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)を批判するなど、従来の米大統領候補よりロシア寄りと指摘され、この意味でマナフォート氏の過去も注目を集めていた。(ニューヨーク=金成隆一)

3588チバQ:2016/08/21(日) 08:12:21
http://www.sankei.com/world/news/160820/wor1608200044-n1.html
2016.8.20 16:41
【米大統領選】
トランプ氏が「黒人のために働く」? 支持率わずか1%に危機感
米大統領選の共和党候補トランプ氏は19日、中西部ミシガン州で演説し、大統領に就任すれば黒人のために働くと述べ、人種差別対策を重視する姿勢を強調した。白人労働者層を支持基盤とするトランプ氏は、最近の演説で黒人に投票を訴えることが多くなっている。黒人の間で支持率が極端に低く、危機感を強めているとみられる。

 ウォールストリート・ジャーナル紙とNBCテレビが今月初旬に伝えた世論調査によると、黒人のトランプ氏支持はわずか1%で、民主党候補クリントン氏の91%と圧倒的な差がついている。

 演説でトランプ氏は「民主党は黒人を票として利用しているだけで、選挙が終わったら何もしない」と主張。自身が大統領になれば、黒人やヒスパニック(中南米系)など少数派の雇用対策を強化し、4年間の任期を迎えた時には「黒人から95%の支持率を獲得してみせる」と豪語した。(共同)

3589チバQ:2016/08/22(月) 00:33:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/268839
米大統領選 開く支持率“減点”勝負 クリントン氏 財団の疑念解消に全力 トランプ氏 惨敗に危機感、暴言反省
2016年08月22日 00時10分

 【ワシントン山崎健】米大統領選は、民主党候補のクリントン前国務長官が大半の世論調査で共和党の実業家トランプ氏をリード。クリントン氏の勝利予想も相次いで出てきた。同氏陣営は、批判された関連財団の活動を修正するなど不安要因の解消に余念がない。一方、惨敗の危機感を募らせるトランプ氏は陣営を刷新。暴言の反省も述べるなど巻き返しに懸命だが、現時点では状況は厳しい。

 米メディアなどの六つの最新世論調査の支持率では、トランプ氏が2ポイントリードした一つを除き、いずれも5〜9ポイント差でクリントン氏が先行。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した支持率平均値は21日時点でクリントン氏46・8%、トランプ氏41・5%となっている。

 2012年の大統領選で全米50州の結果を的中させた統計学者ネイト・シルバー氏は、現時点ではトランプ氏は「極めて勝ち目が薄い」と、クリントン氏の勝利を予測。トランプ氏は得票率で10ポイント以上の差で惨敗する可能性もあるとみる。

 米大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り振られた総計538人の「選挙人」を奪い合い、過半数の270人を獲得した候補が勝つ仕組みだ。これに当てはめた予測で、リアル・クリア・ポリティクスは、クリントン氏が既に最低でも272人を確保する見通し(トランプ氏の最低確保見通しは154人)で、残り112人からの、さらなる上積みの可能性を指摘している。

 ■矛先かわす

 こうした中、クリントン氏の夫のビル・クリントン元大統領は18日、一族で運営する慈善団体「クリントン財団」は、妻が大統領選で当選すれば、海外からの献金や企業献金の受け取りをやめると表明した。

 財団を巡っては、外国政府などから不透明な巨額寄付を受けてきた疑惑が浮上。クリントン氏の国務長官在任時には、財団幹部が大口献金者のために国務省側へ職の世話などの口利きをしていた疑いも表面化。トランプ氏との直接対決となる9月下旬からのテレビ討論会で攻撃対象になるのは必至で、矛先をかわす狙いがあるのは明らかだ。

 米メディアによると、クリントン陣営は既に模擬討論の準備に着手。想定外の発言を繰り出すトランプ氏役を見つけるのは困難との見方もあるが、討論会は、大統領選の流れを大きく変えた歴史もあるだけに、陣営は万全の態勢で臨む。

 ■見えぬ糸口

 対するトランプ氏は17日、態勢を刷新し選対本部の最高責任者に保守系ニュースサイト会長のスティーブン・バノン氏を起用した。

 トランプ氏は18日の集会で過激発言について悔悟の念を示した。いわく「白熱した議論の中で、人は言葉遣いを誤ったり間違ったことを言ったりすることがある。私もやってしまい後悔している。誰かに痛みを与えたとすればなおさらだ」。

 強気な姿勢で支持を拡大してきたトランプ氏。選挙戦で反省の言葉を口にするのは初めてで、政治アナリストの一人は「危機的な状況だと彼自身が認識している証し」と指摘する。

 トランプ氏陣営は19日、フロリダなど四つの激戦州で支持を呼び掛ける初のテレビCMをスタート。しかし、この日の集会では黒人層に向けて「黒人は貧しく、学校も良くない。仕事もない。トランプのような新しいものを試して、失うものがあるのか」と物議を醸す物言いは相変わらず。反転攻勢の糸口は見えない。

=2016/08/22付 西日本新聞朝刊=

3590チバQ:2016/08/22(月) 18:49:56
あまりにも品がないのでは…?
http://www.sankei.com/world/news/160822/wor1608220008-n1.html
2016.8.22 08:10
【米大統領選】
米各地にトランプ氏の全裸像 「落選を期待」と声明



 米大統領選の共和党候補トランプ氏に批判的なアーティストらのグループがニューヨークのマンハッタンなど米各地でトランプ氏の全裸像を設置し、話題となった。グループはトランプ氏の落選を期待するとの声明を出したが、像は当局に無許可で設置されたため撤去が相次ぎ、トランプ陣営は静観している。

 トランプ氏の等身大という全裸像は「根性なしの帝王」と題し、米国の5都市で18日に設置された。トランプ氏が険しい表情で真正面を向き、垂れた腹の上で両手を組んでいる。

 像を設置したアーティストらは声明で「米国で最も悪名高い政治家の恐ろしい魂」を表現したと説明。「大統領の座を獲得するというトランプ氏のたくらみの失敗を願う」とした。

 像が設置されたニューヨークのユニオンスクエアでは通行人が写真撮影のため集まるなどした。(共同)

3591とはずがたり:2016/08/23(火) 23:04:55
2016年 08月 13日 16:53 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:経済処方箋に欠けるクリントン氏、トランプ案に見劣り
http://jp.reuters.com/article/clinton-economics-idJPKCN10N0FI?rpc=188&sp=true

Gina Chon

[ワシントン 11日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は11日の経済政策演説で、共和党候補ドナルド・トランプ氏の掲げる政策がトランプ氏のような富裕層に恩恵を与えるだけだと攻撃した。

クリントン氏の批判は概ね的を射ているのだが、トランプ氏が米国の成長鈍化やその原因に正確に焦点を当てたのに対して、クリントン氏はこうした問題への処方箋を提示していない。

トランプ氏は8日にデトロイト経済クラブで経済政策の具体的な内容を公表。クリントン氏はその3日後にミシガン州ウォーレンで1250億ドル規模の経済政策について説明した。

クリントン氏はトランプ氏の掲げる所得税や法人税の減税について、「トランプ氏のような金持ち」が恩恵を受けるだけだと指摘。企業の利益を個人の所得だと主張して減税しようとするトランプ氏の政策を「トランプの抜け穴」と呼んで批判した。

しかしトランプ氏は世界金融危機後の景気回復に関しては核心を突いている。例えば米国の第2・四半期の国内総生産(GDP)成長率は年率1.2%にとどまっているが、これは投資の弱さが原因だ。

米商務省経済分析局(BEA)によると、過去3四半期にわたって企業の支出は落ち込んでいる。第2・四半期に設備投資は2.2%減少し、2四半期連続でマイナスとなった。とりわけエネルギーセクターは大きく落ち込んでおり、ファクトセットがS&P500構成銘柄企業を対象に調べたところ、第1・四半期に前年比で37%も減少した。耐久財の新規受注も今年上半期は横ばいだった。

労働生産性も失望を誘う水準だ。労働省の8日の発表によると、第2・四半期の労働生産性は年率換算で前期比0.5%低下し、3四半期連続のマイナスとなった。

クリントン氏の政策はこうした問題にほとんど対応していない。より重点を置いたのは富裕層の富を吸い上げて中間層の支援に回すことだ。5年間で2750億ドルを投じるインフラ整備計画や国内製造業のてこ入れ策は、確かに米国の経済成長の押し上げにとって重要な意味を持つ。しかしクリントン氏の政策ではあくまでも富裕層の増税や最低賃金の引き上げ、学生の債務負担軽減が最優先事項となっている。

成長率や生産性の低迷を巡っては、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長を含めてエコノミストが頭を抱えており、次期大統領は問題の解決を迫られるだろう。クリントン氏はトランプ氏の政策を激しく攻撃したが、そのことでクリントン氏も手持ちの解決策が少ないことが浮き彫りになった。

3592チバQ:2016/08/24(水) 20:01:30
http://mainichi.jp/articles/20160824/k00/00e/030/216000c

米大統領選
.
トランプ氏、挽回に躍起…移民送還一部緩和か



毎日新聞2016年8月24日 11時11分(最終更新 8月24日 12時39分)

 【ニューヨーク國枝すみれ】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が、弱点とされている中南米系住民や黒人などマイノリティーからの支持を獲得しようと、選挙攻勢をかけ始めた。


<まんがで解説>ドナルド・トランプさんって? .

 トランプ陣営の広報担当ケリアン・コンウェイ氏は21日、CNNテレビで、トランプ氏が公約していた不法移民の強制送還政策を一部修正する可能性があることを示唆した。数週間のうちに内容が決まるという。

 トランプ氏は、メキシコとの国境に壁を建設し、推計1100万人とされる不法移民を国外に強制送還すると公言。有権者の1割を占める中南米系住民の怒りを買った。トランプ氏は20日夜、ニューヨーク・マンハッタンのトランプタワーで、中南米系住民の支持者で構成された顧問団と協議。参加したジェイコブ・モンティ弁護士は、ユニビジョン・ニュースに対し「トランプ氏は、不法移民全員の強制送還は不可能で非人間的だと認めた」と話した。

 トランプ氏はまた、黒人有権者に対しても秋波を送っている。20日、バージニア州の集会で「共和党は(奴隷を解放した)リンカーン大統領の党だ。もう一度、共和党が黒人有権者の家となるようにしたい」と演説した。

 前日にはミシガン州で、民主党の政策が黒人が直面する貧困や犯罪、失業といった問題の元凶だと批判。「トランプ(という新しいもの)を試して、失うものがあるのか」と、黒人有権者に自身への投票を呼びかけた。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙などの世論調査によれば、黒人のトランプ氏に対する支持率はわずか1%にとどまっている。

 民主党の大統領候補のヒラリー・クリントン氏(68)の陣営は、トランプ氏の動きを「(国民の)注意をそらそうとする試みだ」などと批判している。

 米メディアの世論調査によると、クリントン氏への支持率は重要州のほとんどでトランプ氏を上回っている。CBSテレビが21日発表した調査では、クリントン氏は南部フロリダ州や中西部オハイオ州でそれぞれ5、6ポイント上回り、白人高齢者が多い中西部アイオワ州のみ、両者が横並びとなっている。

3593とはずがたり:2016/08/25(木) 15:16:45
英EU離脱を率いたファラージ氏、トランプ氏の集会で演説
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2016/08/175875.php
2016年08月25日(木)13時54分

[ジャクソン(米ミシシッピ州) 24日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱キャンペーンの中心的存在だったナイジェル・ファラージ氏は24日、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏の集会で演説し、トランプ氏は自身が英国で主導したのと同様の反体制運動を展開していると述べ、支持する考えを示した。

ファラージ氏は米ミシシッピ州ジャクソンで開催されたトランプ氏の集会に登場。トランプ氏に演壇に呼ばれ、握手を交わした後、マイクに向かった。

ファラージ氏は演説で、EU離脱をめぐる英国民投票で離脱支持を訴えるにあたり、国内への移民の大量流入に反対を唱えたことが世論が急速に離脱に傾く要因となったと分析。

オバマ米大統領が英国民に国民投票での残留への投票を呼び掛けたのと同じことは繰り返したくないため、トランプ氏への支持を呼び掛けることはしないとした上で、「ただ、私が米国民ならば、(民主党候補の)ヒラリー・クリントン氏に投票しないことは言っておこう」と語った。

トランプ氏はここにきて、不法移民に対する強硬な姿勢を軟化させている。24日放送された発言では、同氏は米国の法律を守ってきた移民との共存と協力に前向きな姿勢を示した。

世論調査の支持率でクリントン氏にリードを許しているトランプ氏は、かねてから英国のEU離脱派との協調を模索してきた。同氏は離脱派を勝利に導いたファラージ氏の言葉をもじり、「(大統領選のある)11月8日は米国民が再び独立を宣言する機会となる」と語った。

3594チバQ:2016/08/28(日) 16:15:02
http://www.afpbb.com/articles/-/3098846
ネオコンの代表格、トランプ氏を非難 クリントン氏に投票示唆
2016年08月27日 15:18 発信地:ベルリン/ドイツ
【8月27日 AFP】ネオコン(新保守主義)の代表格ポール・ウルフォウィッツ(Paul Wolfowitz)氏(72)が、米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を支持せず、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に投票するかもしれないと発言した。26日付の独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)に掲載されたインタビューで述べた。

 ウルフォウィッツ氏はトランプ氏を安全保障上のリスクとみなしていると同誌に語った上で、トランプ氏はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を称賛していると非難した。

 ウルフォウィッツ氏は世界銀行(World Bank)総裁を務めたほか、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領政権下で要職を務め、イラクへの「先制攻撃戦争」を声高に主張した。(c)AFP

3595チバQ:2016/08/28(日) 23:44:56
http://www.sankei.com/world/news/160825/wor1608250039-n1.html
2016.8.25 19:35
【米大統領選】
クリントン氏の利益供与疑惑が拡大 面会者の半数以上が財団に献金 ノーベル賞のグラミン銀創設者も
【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントン氏が国務長官在任中に面会するなどした民間人の半数以上が、クリントン家が創設した「クリントン財団」への献金に関わっていたことが23日、分かった。AP通信が報じた。面会者には外国政府と対立する著名経済学者や金融界の有力者らが含まれており、クリントン氏による利益供与疑惑が拡大したかたちだ。

 AP通信が入手したクリントン氏の日程を分析した結果、クリントン氏と面会したり電話で話したりした154人の民間人のうち、少なくとも85人が同財団に献金したり、同財団のプロジェクトへの関与を約束していたりしていた。85人の献金総額は1億5600万ドル(156億円)に上る。

 貧困層への無担保少額融資でノーベル平和賞を受賞したバングラディシュの経済学者、ムハマド・ユヌス氏は、自ら創設した「グラミン銀行」の関連組織を通じて数十万ドルを献金。2009年から12年にかけて3度にわたってクリントン氏と面会するなどした。

 ユヌス氏は当時、同銀行の経営をめぐってバングラディシュ政府と対立しており、国務省に仲介を求めていたという。クリントン氏は側近に対し、対応を検討するよう指示。また国務省はクリントン氏の国務長官在任中、グラミン銀の関連組織に対する220万ドルの資金融通を決めた。

 また面会者のなかには、同財団に大口献金している米投資会社ブラックストーンのスティーブ・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)も含まれていた。国務省はシュワルツマン氏の求めに応じて、査証(ビザ)をめぐる問題に取り組んでいたという。

 AP通信はこれらの献金や面会に違法性はないとしつつ、「献金はクリントン氏に会うための『料金』だったとの印象を強めるものだ」としている。

 同財団をめぐっては、幹部がクリントン氏の側近に対し、大口献金者と国務省関係者の間をつなぐよう依頼していたことも判明。共和党のトランプ候補は21日、「これ以上にクリントン氏の腐敗度合いを示すものはない」と批判した。

 同財団はクリントン氏が大統領選で勝利すれば、外国からの献金は受けない方針を示している。しかし今後もクリントン氏が過去の献金者との関係を疑われ続けることは避けられず、選挙戦では大統領としての適性が問題視されそうだ。

3596チバQ:2016/08/28(日) 23:51:07
http://www.sankei.com/world/news/160827/wor1608270021-n1.html
016.8.27 09:32
【米大統領選】
クリントン氏に投票へ 共和党の元国防副長官ポール・ウルフォウィッツ氏

ツイート反応


 米共和党のブッシュ前政権で国防副長官を務めたポール・ウルフォウィッツ氏が、11月の大統領選で同党のトランプ候補ではなく、民主党のクリントン候補に投票すると語った。ドイツの有力誌シュピーゲル電子版が26日報じた。過激発言を続けるトランプ氏を問題視し、クリントン氏に投票する考えを示す共和党員が相次いでいる。

 ウルフォウィッツ氏は同誌に対し、トランプ氏がロシアのプーチン大統領を評価していることなどを批判。米国の安全保障に悪影響を及ぼすとした上で「思うところはあるが、クリントン氏に投票せざるを得ない」と述べた。

 ウルフォウィッツ氏は、イラク戦争を主導したネオコン(新保守主義)の代表格とされる。2005〜07年には世界銀行総裁を務めた。(共同)

3597チバQ:2016/08/30(火) 21:11:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160830k0000e030145000c.html
<米大統領選>ジョンソン元州知事 「第3の候補」に存在感
11:36毎日新聞

<米大統領選>ジョンソン元州知事 「第3の候補」に存在感
米大統領選に向け、支援者を前に演説するリバタリアン党のゲーリー・ジョンソン氏=東部ニューハンプシャー州コンコードで25日、AP
(毎日新聞)
 ◇「リバタリアン党」 支持率10%

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選で民主、共和の2大政党と一線を画す「リバタリアン党」候補のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)の存在感が増している。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党のドナルド・トランプ氏(70)は、いずれも好感度が低い「不人気候補」。両氏に不満を持つ人々の受け皿として、ジョンソン氏は世論調査で10%前後の支持を集めており、今後さらに支持を伸ばせば、選挙戦に大きな影響を与える可能性がある。

 「目標は大統領選に勝つことだ。クリントンとトランプに二極化した大統領候補の討論会に参加すれば、我々が(選挙に)勝つのは不可能ではない」。ジョンソン氏は28日、FOXニュースの討論番組で、9月26日から始まる大統領候補によるテレビ討論会に参加し、支持を広げることに意欲を示した。

 討論会の参加条件は「平均支持率15%」。キニピアック大が25日発表した世論調査では、45%のクリントン氏、38%のトランプ氏に続き、10%の支持を獲得した。平均では現在8%だが、ジョンソン氏は「最近6、7週間で支持率は4ポイントも伸びており、討論会参加には楽観的だ」と自信を見せる。

 2大政党以外の候補が参加条件を満たせば、1992年大統領選に無所属で出馬し、大旋風を起こしたロス・ペロー氏以来となる。

 リバタリアン党は71年結党で、個人の自由・意思を尊重する。政府の役割を縮小して緊縮財政を求める「小さな政府」を志向する点で共和党と重なり、連邦予算の大幅削減などを主張する。一方、人工妊娠中絶や同性婚など社会問題での寛容さは民主党に近く、不法移民に市民権獲得への道を開く移民制度改革にも賛成する。

 ジョンソン氏は共和党員として2003年まで2期8年間、ニューメキシコ州知事を務めた。12年大統領選にはリバタリアン党から立候補したが、得票率は1%未満だった。

 一方、25日発表のキニピアック大の調査では、「嫌い」と「憎らしい」を合わせた回答が、トランプ氏は63%、クリントン氏も55%に達した。ジョンソン氏は無党派層の19%の支持を獲得したのに加え、共和党支持層の6%、民主党支持層の3%の支持も得ており、前回大統領選時とは異なる自信の裏付けになっているようだ。

3598とはずがたり:2016/08/31(水) 15:16:20

クリントン氏「一家の慈善団体は国務長官の職務に影響せず」 事業縮小し提携相手を探す
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/08/post-5727.php
2016年8月29日(月)10時18分

米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は26日、一家の慈善団体「クリントン財団」について、国務長官在任中に財団の活動が自身の責務に影響を及ぼしたことはないと言明した。写真は15日、ペンシルバニア州スクラントンで撮影(2016年 ロイター/Charles Mostoller)
  米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は26日、一家の慈善団体「クリントン財団」について、一部の慈善事業縮小に向け、提携相手を模索していると明らかにした。そのうえで、国務長官在任中に財団の活動が自身の責務に影響を及ぼしたことはないと言明した。

クリントン氏はMSNBCとのインタビューで「財団は提携相手を探しているが、時間がかかるだろう」と指摘。「簡単にプログラムを中止することはできないため、段階的に縮小するには時間がかかる。提携相手との交渉もかなり骨の折れる仕事だ」と述べた。

そのうえで「私の国務長官としての仕事が外部の圧力に影響されたことはない。すべての政策決定は、米国民の安全維持と海外における米国の利益保護に必要との判断に基づき行った。私の側近も適切な行動をとってきたと確信している」と語った。

クリントン財団をめぐっては、寄付などをめぐり、クリントン氏の利益供与疑惑が浮上している。財団は今後、一部の海外からの寄付や企業献金を受け取らない方針も示しているほか、財団の立ち上げに関わった夫のビル・クリントン元米大統領は、ヒラリー・クリントン氏が11月の大統領選で勝利することになれば、役員を辞任する意向を表明している。


[ワシントン 26日 ロイター] -

3599とはずがたり:2016/09/04(日) 15:18:23
ヒラリー氏に痛手?夫の女性問題で側近「離別」
卑猥なツイッターって何を送ったんだ!?厭らしく口説いたけど振られたってこと??

http://www.yomiuri.co.jp/world/20160831-OYT1T50158.html?from=yartcl_outbrain1
2016年08月31日 21時41分

 【ワシントン=尾関航也】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏(68)が最も信頼する側近として知られるフーマ・アベディン氏(40)が29日、夫のアンソニー・ウィーナー元下院議員(51)との「離別」を発表した。

 発端は夫の女性問題で、陣営にとって痛手となりそうだ。

 米紙によると、ウィーナー氏は知人女性にツイッターで卑わいなメッセージを送り、これが明るみに出たことで「離別」に至った。ウィーナー氏は過去に2回、同様の女性問題を起こしていた。

 クリントン氏も、夫のビル・クリントン元大統領(70)の女性問題で苦汁をなめてきた。今回の一件は、有権者にビル氏の醜聞を連想させかねず、懸念する声が出ている。

(ここまで302文字 / 残り132文字)
2016年08月31日 21時41分

3600とはずがたり:2016/09/04(日) 15:20:59
2013年の記事

57 "セクスティング"で失脚したウィーナー元議員、恥ずかしい偽名で返り咲き
http://news.mynavi.jp/column/ent-economy/057/
三国大洋
[2013/08/02]

前々回の記事で、ヒラリー・クリントン米元国務長官(以下、ヒラリー)の講演料についての話をしたが、あの話の参照元であるNYTimesの記事のなかからもう1エピソード紹介したい。

現在は講演や執筆活動などに忙しいヒラリーの事務所で、「国務長官時代からの部下であるフマ・アベディン(Huma Abedin)という女性がスタッフとして働いている」という一文が終わりのほうに出てくるのだが、このアベディンさんが先週あたりから米メディアでにわかに大きな注目を浴びる存在になっている。

アベディンさんには、3年前に結婚したアンソニー・ウィーナー(Anthony Weiner)という元連邦下院議員の夫がいるのだが、このウィーナー元議員は2年ほど前に議員を辞職している。そのきっかけは、TwitterやFacebook、電子メールなどで性的な情報(人前で見せてはいけない部分を含む自分の裸体画像など)を含んだメッセージを女性に送りつけていたという事実が発覚したことだった。

これは「ウィーナーのセクスティング・スキャンダル」とも呼ばれている(註:米では携帯電話でショートメッセージをやりとりすることをテクスティング(texting)と呼ぶことも多いが、そのtexting とsexを掛け合わせたもの)。

ウィーナーはブルックリンの出身。今年1月の大統領就任式で司会進行役を務めたチャールズ・シューマー上院議員(Chuck Schumer)のもとでの見習いを経て、ニューヨーク州から選出され議員となった。

このため、地元に拠点をおく大手メディアでネタにされることも少なくない。たとえばジミー・ファロンのトークでも、頻繁に登場する名前の一つになっている。

Anthony Weiner and Huma Abedin’s Post-Scandal Playbook - NYTimes

(4月にNYTimes Magazineに掲載されていた、議員辞職後のミソギに励むウィーナー&アベディン夫婦を採り上げた記事。夫妻にはまだ幼い子供もいるらしい)
そんなウィーナー、議員辞職から1年以上かけていわゆる“ミソギ“に精を出し、今年の春あたりからは11月に投票があるニューヨーク市長選の出馬に向けた準備を進めていた。だがここにきて、実はミソギの期間中に性懲りもなくセクスティングを続けていたのが発覚してしまった。しかも「カルロス・デンジャー」(Carlos Danger)というバカげた偽名を使ってメッセージを送っていたことがバレて、さらなる大騒動に発展しているのだ。

さて。妻のアベディンさんはスキャンダル発覚後にさっそく記者会見を行い、「それでも(2011年の時と同様に)夫のことを支持する」と述べたが、この「内助の功」に対しても、「ろくでもない亭主にいつまで肩入れするつもり?」といった感じの厳しい声が上がっているらしい。

3601チバQ:2016/09/04(日) 16:48:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090400049&g=int
クリントン氏がリード維持=米大統領選、終盤戦に突入



 【ワシントン時事】米大統領選は伝統的に本選スタートの日とされる5日のレーバーデー(労働者の日)を境に終盤戦に入る。世論調査では民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が依然リード。投開票日は2カ月後の11月8日に迫っており、最大のヤマ場となる討論会を経て、クリントン氏が独走態勢に入るのか、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が巻き返すのかが焦点だ。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、3日時点の平均支持率はクリントン氏46%、トランプ氏42.1%で、クリントン氏が3.9ポイント先行。個別の州の情勢調査からはじき出した獲得選挙人予測も、クリントン氏229人、トランプ氏154人と、クリントン氏が過半数の270人に近づいている。
 クリントン氏は一時、トランプ氏に支持率で約8ポイントの差をつけ、獲得選挙人予測も過半数に到達。しかし、長官時代の私用メール使用問題や慈善団体「クリントン財団」の献金者への便宜供与疑惑を追及され、減速した。ただ、トランプ氏も強硬路線を貫くのかどうか戦略が定まらず、勢いを取り戻せていないのが現状だ。(2016/09/04-14:15)

3602チバQ:2016/09/04(日) 16:54:32
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160904k0000m030123000c.html
<トランプ氏>「穏健化」か「過激」か 言動揺れる
00:47毎日新聞

<トランプ氏>「穏健化」か「過激」か 言動揺れる
7月以降の平均支持率の推移
(毎日新聞)
 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ候補(70)が迷走している。言動が「過激」と「穏健化」との間で揺れ動き、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)との支持率の差は開いたままだ。選対幹部の刷新もしたが、11月の本選に向けた明確な勝利戦略は描けていないようだ。【ワシントン西田進一郎、ニューヨーク國枝すみれ】

 「全ての内容が固まった時点で決断するが、かなり軟化したものになるだろう」

 不法移民対策について、トランプ氏は1日のラジオ局のインタビューで、南部アリゾナ州で前日に発表したばかりの強硬政策の修正をほのめかした。メキシコ国境の壁建設や推計1100万人の不法移民全員の強制送還という過激な公約を掲げたトランプ氏。8月下旬以降は、軟化を示唆しては強硬路線の維持を主張することを繰り返している。

 トランプ氏の支持率は先月から、下降局面に入った。イラクで戦死したイスラム教徒の米陸軍大尉の両親への批判がきっかけだが、その後も、ロシアによるウクライナ領クリミア半島の一方的な編入を容認するなど、問題発言を連発。共和党政権の元政府高官50人がトランプ氏に投票しないと宣言する書簡を公開する事態になった。

 党予備選では、過激な発言で共和党支持層の一部を熱狂させる戦略が奏功したトランプ氏。本選では、それまで批判してきた党主流派だけでなく、無党派層を含めた幅広い有権者も引きつけなければ勝機はない。だが、米キニピアック大が8月25日に発表した世論調査では、共和党支持層の12%がクリントン氏支持に流れ、無党派層の支持率もクリントン氏の方が高い。

 焦るトランプ氏は8月中旬、それまでの約2カ月間で2回目となる陣営幹部の一部刷新を行った。過激発言を控え、「大統領らしく」振る舞うよう軌道修正を主導した政治コンサルタントのポール・マナフォート氏を事実上更迭。「米国で最も危険な政治工作員」(米メディア)とされる保守系サイトのスティーブン・バノン会長を陣営最高責任者に迎えた。トランプ氏は「私のやり方でやりたいんだ」と語り、刷新の狙いは「原点回帰」にあると説明した。

 一方、支持率回復を狙って仕掛けているのが、ヒスパニック(中南米系)や黒人などマイノリティーへの働きかけだ。マイノリティーの極めて低い支持率を上げるのはもちろん、「人種差別主義者」という印象を消し去ることで、共和党支持層のうち、取り込みに失敗している穏健派や高学歴層を引きつける目的がある。

 不法移民対策の軟化を繰り返し示唆するのも、その一環だ。だが、強硬路線は、不法移民流入で失業率や犯罪率が悪化したという不満を持つ白人層の支持を獲得し、候補指名獲得の原動力にもなった。これらの支持層の離反を恐れるあまり、軟化の必要性との間で言動が揺れ動いているのが実情のようだ。

3603チバQ:2016/09/04(日) 16:54:44
 ◇共和地盤でも苦戦

 11月の本選について、選挙分析で定評があるバージニア大政治センター所長のラリー・サバト氏らは8月18日、クリントン氏が「安全圏内」「勝利の可能性が高い」の州の合計だけで、当選に必要な選挙人の過半数に達し、273人を確保する見通しと発表。トランプ氏は「やや優勢」の州を加えても190人にとどまっている。

 トランプ氏は、民主、共和両党の勢力が拮抗(きっこう)する約10州の「スイング・ステート(激戦州)」の大半を制した上で、民主党地盤の州のいくつかを奪い取る戦略を描いていた。そのため、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱を主張し、工場の海外移転などで衰退した中西部から東部にかけて広がる「ラストベルト(さびついた工業地帯)」での戦いを強化しようとした。

 だが実際は、激戦州で大苦戦しているだけでなく、共和党地盤の南部州でもジョージアやノースカロライナなどをクリントン氏に切り崩されている。

 クリントン氏は、TPPへの反対姿勢を打ち出して通商政策が争点になることを回避。トランプ氏を「人種差別主義者だ」と批判し、マイノリティーの間での圧倒的な優勢を維持する戦略だ。クリントン一家が運営する慈善団体「クリントン財団」の便宜供与疑惑などが再浮上し、安心はできないが、優位な戦いを展開している。

 今後の焦点は両候補が直接対決するテレビ討論会で、今月26日に1回目が行われる。

 米ジョージ・ワシントン大政治経営大学院のマイケル・コーンフィールド准教授は「トランプ氏の選挙態勢は不十分で、討論会でクリントン氏を動揺させるだけでは追いつくことはできない。今後、クリントン氏に大惨事と言えるような事態が起きない限り、(本選では)彼女が勝つだろう」と予測している。

 【ことば】米大統領選の仕組み

 投票は全米50州と首都ワシントン(特別区)であり、人口に応じ各州に割り当てられた選挙人計538人の過半数(270人)を獲得した候補が勝者。一部の州を除き、得票数が多い候補がその州の選挙人を「総取り」する方式のため、全米での総得票数が多い候補が勝つとは限らない。

3604名無しさん:2016/09/05(月) 23:42:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160905-00000045-reut-n_ame
トランプ氏追い上げ、クリントン氏と支持率拮抗=世論調査
ロイター 9月5日(月)13時34分配信

[2日 ロイター] - ロイター/イプソスが公表した米大統領選の世論調査によると、共和党候補ドナルド・トランプ氏が支持率を伸ばし、民主党候補ヒラリー・クリントン氏の支持率と拮抗している。

トランプ氏の支持率は40%、クリントン氏は39%だった。

トランプ氏は共和党内でも支持を広げており、過去2週間で支持率は6%ポイント上昇し、約78%となった。ただ、2012年の前回大統領選時にミット・ロムニー氏が確保した85%には依然届いていない。

クリントン氏とトランプ氏のいずれにも投票しないとの回答は20%を上回った。

調査は8月26─9月1日、1804人を対象に全米50州で実施された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160904-00000027-jij-n_ame
クリントン氏がリード維持=米大統領選、終盤戦に突入
時事通信 9月4日(日)14時11分配信

 【ワシントン時事】米大統領選は伝統的に本選スタートの日とされる5日のレーバーデー(労働者の日)を境に終盤戦に入る。

 世論調査では民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が依然リード。投開票日は2カ月後の11月8日に迫っており、最大のヤマ場となる討論会を経て、クリントン氏が独走態勢に入るのか、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が巻き返すのかが焦点だ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、3日時点の平均支持率はクリントン氏46%、トランプ氏42.1%で、クリントン氏が3.9ポイント先行。個別の州の情勢調査からはじき出した獲得選挙人予測も、クリントン氏229人、トランプ氏154人と、クリントン氏が過半数の270人に近づいている。

 クリントン氏は一時、トランプ氏に支持率で約8ポイントの差をつけ、獲得選挙人予測も過半数に到達。しかし、長官時代の私用メール使用問題や慈善団体「クリントン財団」の献金者への便宜供与疑惑を追及され、減速した。ただ、トランプ氏も強硬路線を貫くのかどうか戦略が定まらず、勢いを取り戻せていないのが現状だ。

3606チバQ:2016/09/09(金) 19:26:21
http://www.sankei.com/world/news/160908/wor1609080056-n1.html
2016.9.8 22:23更新

【米大統領選】
投票まで2カ月 世論調査の平均支持率は3ポイント差 熾烈さ増す舌戦 激戦州テコ入れ 


 【ワシントン=青木伸行】米大統領選の投票日(11月8日)まで2カ月。選挙戦は終盤に入り、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と、共和党のドナルド・トランプ氏(70)の舌戦が熾烈(しれつ)さを増し、激戦州のテコ入れに躍起となっている。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した主要世論調査の平均支持率は、クリントン氏45・9%、トランプ氏42・9%。このところトランプ氏が追い上げムードで、7月の民主、共和両党の全国党大会後、一時は7・9ポイント差を付けたクリントン氏のリードは3ポイントに縮まっている。支持率は依然、浮き沈みを見せている。

 各州の情勢分析では、大統領選挙人(計538人)の獲得予想数はクリントン氏が229人と、トランプ氏(154人)をリードしている。ただ、当選要件である過半数の270人には届いていない。

 これは勝敗がどちらに転ぶか分からない「トスアップ」(激戦州)が、リアル・クリア・ポリティクスによるとノースカロライナ、アイオワ、フロリダ、オハイオ、ペンシルベニアなど12州(選挙人計155人、メーン州の一部を含む)に上っているためだ。

 その激戦州にも変動が見られる。例えば、前回の情勢分析でバージニア、ペンシルベニア、ウィスコンシン州ではクリントン氏が「やや優勢」とされていたが、最新の分析では「トスアップ」に変わった。

 クリントン氏の支持率低下を含む、こうした最近の動向は主に、私的な電子メールアカウント使用問題が再燃したことに起因しているとみられている。

    
■  ■

 こうした状況にあってクリントン氏は、「過激主義者」「軍の最高司令官には不適格」「ラティーノ(中南米系)にとり危険だ」と、トランプ氏の大統領としての資質を一貫して突く戦略に出ている。

 一方、トランプ氏は黒人が集まる教会などを訪れ、「黒人は民主党の犠牲者だ」と、同党の支持基盤である黒人票の切り崩しを図る一方、「メール問題によってヒラリーは大統領に不合格」と烙(らく)印(いん)を押す。

 7日には、両氏が軍最高司令官としての資質などをめぐり舌戦を繰り広げた。

 トランプ氏は大統領に就任直後に、国防予算の強制削減措置を撤廃して米軍の装備を増強し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の掃討計画をまとめる方針を示した。さらに、アジア太平洋地域のリバランス(再均衡)戦略は、「中国の攻撃性を増大させた」と非難した。

 クリントン氏は「最高司令官には、困難な決断をするための絶対的な堅実さと強さが求められる。最高司令官として私は頼りにできるが、トランプ氏は当てにならない」と反論した。

 政治アナリストは現時点で、「クリントン氏が勝つ確率は74%」「クリントン氏が敗れる事態も起こりうるが、ないだろう」「ただ、同氏の地滑り的勝利にはならない」と、トランプ氏不利と予測している。

3607チバQ:2016/09/09(金) 19:27:52
最後の1行抜けてた

>>3606
 だが、トランプ氏は大方の予想を覆してここまで躍進してきた経緯があり、「行方は投票日まで分からない」との慎重な見方もある。26日から火蓋が切られる一騎打ちのテレビ公開討論が、一つのカギを握りそうだ。

3608とはずがたり:2016/09/10(土) 23:44:41

トランプ氏にも財団問題浮上=州司法長官に贈賄か-米大統領選
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091000217&g=int
 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が慈善団体「クリントン財団」に絡む便宜供与疑惑の追及に苦しむ中、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)にも「トランプ財団」を通じた贈賄疑惑が浮上した。今後の展開によっては、トランプ氏が11月の投開票日を前に失速する可能性もある。
 トランプ氏に持ち上がった疑惑は、自身が経営する不動産セミナー「トランプ大学」が詐欺の疑いで検察当局の調べを受けるのを免れるため、2013年に財団を通じてフロリダ州のパム・ボンディ司法長官側に2万5000ドル(約250万円)を渡したのではないかというものだ。
 米メディアによると、ボンディ氏の下には当時、大学に授業料をだまし取られたという訴えが多数寄せられていた。ボンディ氏は同年9月、大学を調べることを検討していると表明。しかし、4日後に自身を支援する政治団体が財団から寄付を受けると、ほどなく調べないことを決定した。
 疑惑が米メディアで騒がれ始めると、トランプ氏は5日、記者団に「彼女とそれ(寄付)について話したことは一度もない」と真っ向から否定。しかし、ボンディ氏の報道担当者は、ボンディ氏がトランプ氏に電話で寄付を頼んだことを認めており、双方の証言は食い違っている。(2016/09/10-15:03)

3609名無しさん:2016/09/11(日) 18:07:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160909-00000003-jij_afp-int
「アレッポって何?」 米大統領候補の無知に司会者あぜん
AFP=時事 9月9日(金)7時8分配信

【AFP=時事】米大統領選で、小政党リバタリアン党(Libertarian Party)から立候補しているゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)元ニューメキシコ(New Mexico)州知事が、8日放送の報道番組内で、内戦下のシリアで激戦が続く北部アレッポ(Aleppo)市の状況にどう対処するかとの質問に「アレッポとは何ですか?」と聞き返し、司会者らをあぜんとさせる一幕があった。

 質問を投げかけたジャーナリストのマイク・バーニクル(Mike Barnicle)氏は、シリア問題に関する知識不足を露呈したこのジョンソン氏の返答を受け、信じられないといった様子で「ご冗談でしょう」と応じ、「アレッポはシリアにあります。難民危機の震源地です」と説明した。

 するとジョンソン氏は、「シリアについては、私も確かに大変な状況だと思う」と答えた上で、「シリアに対処する唯一の方法は、ロシアと協力して外交的に事態を終息に導くことだと考えている」と続けた。

 かつてシリアの経済中心地だったアレッポは、2011年3月に始まった内戦で荒廃している。

 ニューメキシコ州知事を2期務めたジョンソン氏は、近く行われる大統領選候補の討論会に参加し、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏と共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏との直接対決に臨みたい考えだが、そのためには世論調査で15%以上の支持率を獲得する必要がある。

 ジョンソン氏の名が世論調査で挙がることはほとんどないが、7日に公表された米紙ワシントンポスト(Washington Post)とオンライン調査会社サーベイモンキー(Survey Monkey)の合同世論調査では、全州平均で13%の支持を得ているとの結果が出ている。

 ジョンソン氏の発言の直後、ツイッター(Twitter)上では「#WhatIsAleppo(アレッポって何)」というハッシュタグがトレンド入りし、皮肉や驚きのコメントが相次いで投稿されている。中には、破壊されたシリアの写真に「これがアレッポだ」というコメントを添えて投稿し、失望をあらわにする人もいた。【翻訳編集】 AFPBB News

3610とはずがたり:2016/09/12(月) 14:02:39
もしこの段階で万が一とかあったらどうなるの?副大統領候補が昇格?党大会やりなおし?

クリントン氏、米カリフォルニア州での遊説中止 肺炎の診断で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160912-00000038-reut-n_ame
ロイター 9月12日(月)12時7分配信

 9月11日、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官は、肺炎と診断されたことを受け、カリフォルニア州での遊説を中止した。写真はニューヨークで9日撮影(2016年 ロイター/Brian Snyder)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官は、肺炎と診断されたことを受け、カリフォルニア州での遊説を中止した。選挙陣営の関係者が11日明らかにした。

クリントン氏は2日間の日程で資金調達イベントや演説を行うため、12日の朝にカリフォルニアに向かう予定だった。

3611チバQ:2016/09/12(月) 20:46:27
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1609120006.html
【米中枢同時テロから15年】クリントン氏が体調不調訴え追悼式典を途中退席 肺炎と診断 大統領選への影響も…
09:29産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が11日、ニューヨークで行われた米中枢同時テロの追悼式典で体調不良を訴え、途中で退席した。クリントン氏の医師によると、同氏は2日前に肺炎と診断されており、式典中は暑さで脱水症状を起こしたという。

 米CNNテレビによると、クリントン氏は選挙運動のため12日から予定していたカリフォルニア州訪問も取りやめたという。

 11日の式典は、世界貿易センタービル跡地で行われた。クリントン氏はサングラス姿で同日午前8時ごろ到着したが、式典中の同9時半ごろに退席した。現場で撮影された映像では、足元がふらつき、周囲のスタッフに支えられて車に乗り込む姿が映し出された。

 その後、マンハッタンにある娘のチェルシーさんのアパートで休憩。クリントン氏は正午前に報道陣の前に姿を現し、「気分は良い」と笑顔で語った。

 事態を受けて、陣営は医師の診断内容を公表。それによると、同氏は9日に肺炎と診断された。抗生物質を処方され、日程を調整して休息を取るように指示されたという。医師は、「暑さで脱水症状を起こしたが、現在は順調に回復している」と説明した。

 式典には、共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)も参加。クリントン氏は国務長官時代の2012年末、頭部の血栓で入院するなど、健康不安説が指摘されてきた。トランプ氏はこれまで「この国の課題に立ち向かうスタミナがない」と攻撃しており、健康問題が大統領選に影響を与える可能性がある。

3612チバQ:2016/09/12(月) 20:47:16
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160912X306.html
健康問題、米大統領選の焦点に=情報開示遅れる―クリントン陣営
14:27時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が11日、ニューヨークで行われた同時テロ15年の追悼式で体調を崩し、肺炎だったと発覚した問題は、高齢のクリントン氏の健康問題に焦点が当たる契機となった。当選すれば就任1年目で70代に入るクリントン氏の健康問題は、共和党やメディアの追及を受けるとみられ、選挙戦に影響を及ぼしそうだ。

 クリントン氏が追悼式を途中退席した後の様子とみられるインターネット上の映像では、よろけて両脇を支えられながら車に乗り込んでいる。共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)は「(過激派組織)『イスラム国』(IS)と戦うには精神的にも体力的にもスタミナ不足だ」とクリントン氏を攻撃しており、この映像のイメージだけでも一定の打撃となる可能性がある。

 今回の件では、クリントン陣営の情報開示にも疑問が残った。クリントン氏が11日に体調を崩したため、主治医は肺炎を公表したが、その診断が下っていたのは9日だった。クリントン氏は先週の遊説中、せきに苦しめられる場面があったが、途中退席がなければ肺炎は公表されなかったかもしれない。

 退席についても「陣営は当初、その理由や居場所について何も情報を出さなかった」(ニューヨーク・タイムズ紙)。さらに、体調不良は暑さのせいと最初に説明した際に、陣営は肺炎には触れていなかった。

 クリントン氏は国務長官時代の2012年、脳振とうを起こして入院し、頭部の血栓治療を受けた病歴がある。これに関連して、トランプ陣営は「失語症」ではないかと具体的な症状までほのめかしながら、クリントン氏の健康に強い疑問を提起している。

3613チバQ:2016/09/12(月) 21:36:44
http://www.sankei.com/world/news/160907/wor1609070057-n1.html
2016.9.7 20:41
【大統領選・争点の現場】
変化か、安定か 4割無党派のニューハンプシャー州、候補に失望する支持者たち
 米北東部ニューイングランド地方のニューハンプシャー州ポーツマスは日露戦争の講和会議が開かれた街として知られる。ここに共和党で大統領を目指す人物のほとんどが面会を求める女性がいる。夫とともに不動産開発業を営むルネイ・プラマー(63)。今回も候補指名を争った17人のうち14人のため地元有力者を集めた昼食会を開いた。

 ビジネスや交友を通じて州内の経済界や政界に幅広い人脈を持ち、全米で2番目の候補指名争いとなるニューハンプシャー州予備選に強い影響力がある。8月末、ポーツマスのオフィスにプラマーを訪ねると、浮かない表情だった。

 「今年の11月は上院選でのケリー・アヨットの再選を重視することにするわ。彼女を勝たせなきゃ」

 自らを穏健派というプラマーには共和党候補が不動産王、ドナルド・トランプ(70)が指名を受けたのは想定外。地元有力者を集めた昼食会で候補の資質を「品定め」までした大統領選への熱意はうせていた。昨年5月に昼食会に招き、「魅力のある人」と感じたが、眼鏡にかなった候補を招く自宅での夕食には誘わなかった。

 「あなたたち日本人は他者に敬意を表し、考えて物を言う。トランプ氏はそうではない」とプラマー。党内や人種間に溝を作るような暴言にうんざりさせられている。トランプの指名獲得に失望し、11月の本選では民主党候補の前国務長官、ヒラリー・クリントン(68)に投票する共和党支持の友人もいるが、引き留めるつもりはない。

 初戦アイオワ州党員集会に続き最初の予備選が開かれるニューハンプシャー州のモットーは「自由に生きよ、さもなくば死を」。アイオワ州では熱心な党員が集まり候補を決めるため、共和党はより保守的、民主党はよりリベラルな候補が有利であるのに比べ、約4割を占める無党派層がどちらの党にも投票できるニューハンプシャー州は中道路線をとる候補が有利だ。

 だが、2月の予備選で勝利したのは、共和党が移民排斥を主張するトランプ、民主党は民主社会主義を自称するバーニー・サンダース(74)。アイオワで敗れた2人にとって躍進の始まりだった。

 「ここでは現状を維持することへの懸念が強かった。政治の世界の悪い『安定した秩序』よりも、人々は変化を求めたのです」。サンダース陣営で州北部の地元対策を統括したアダム・ヒューバティー(37)は振り返る。

 ワシントン経験が長いクリントンはサンダース支持者にとり「旧体制」の代表だ。州中部ラコニアでクリントンのため戸別訪問をするラルフ・ルクレア(73)は、私用メール問題で「ヒラリーは嘘つきだ」と支持を断られることが多い。「本当のことをいう政治家に会ったことがあるかい?」と聞き返し、会話に持ち込むコツを会得した。

 ニューハンプシャー州に住む有権者の政治意識に詳しいニューハンプシャー大学調査センター所長、アンドリュー・E・スミスは「サンダースを推した若年層や白人労働者層が投票所にいかなければ、クリントンの当選可能性が低くなりうる」と指摘する。そのためサンダースは5日、ニューハンプシャー州に入り、自らの支持者にクリントンへの投票を呼びかけた。

 変化を求めたニューハンプシャー州の有権者はトランプ、サンダースを全米で最初に選んだ。しかし、共和党員はトランプの暴言で、民主党員はサンダースを破ったクリントンの私用メール問題でそれぞれの候補に「大統領の資質」があるか確信できない。

 スミスは予備選を「既成政治家に『くたばれ』といえる代表者としてトランプが選ばれた」と振り返る。「変化」のトランプか、「安定」のクリントンか。激戦州のニューハンプシャー州は選挙人数が4と少ないながらも、有権者の意思を占うバロメーターとなる。(米ニューハンプシャー州ポーツマス 加納宏幸)=敬称略

3614チバQ:2016/09/12(月) 21:37:46
http://www.sankei.com/world/news/160903/wor1609030005-n1.html
2016.9.3 06:59
【米大統領選・争点の現場】
「人種には生物学的能力差がある」まで登場 「白人至上主義」が表舞台に 白人の国VS移民の国かの選択
 米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン(68)の陣営が、共和党候補のドナルド・トランプ(70)をクー・クラックス・クラン(KKK)などの白人至上主義団体と結びつけるCMを激戦州に向けて流し始めた。その中で攻撃されたのが、種には生物学的な能力差があるという「人種現実主義」を唱えるジャレッド・テイラー(64)だ。

 「あれはでたらめです」 首都ワシントン郊外、バージニア州オークトンの自宅兼事務所でテイラーは憤った。

 「白人が少数民族になり、国全体が変わることに抵抗するのは当然だ。日本だってイラク人やフィリピン人やシリア人が大勢入ってくると文化は逆さまになるでしょう? 白人が住む国だけがそれに抵抗するとナチスだと批判される」

 テイラーが主宰するサイト「アメリカン・ルネサンス」の閲覧者数は毎月約30万に上る。

                
■   ■

 テイラーは、不法移民の強制送還やイスラム教徒の入国禁止を主張するトランプが「白人が少数民族になる過程を遅らせてくれる」として支持する。トランプを人種差別主義者として攻撃するクリントンにとっては格好の標的となった。

 白人とマイノリティー(少数派)の支持動向は二極化している。キニピアック大学(米コネティカット州)の8月の世論調査では、白人層の支持はトランプ52%、クリントン41%。黒人やヒスパニック(中南米系)など非白人層の支持はクリントン77%に対し、トランプ15%だった。

 クリントン陣営がトランプを人種差別と絡めて問題視するのは、少数派の支持を固めるのに加え、差別的な思想に嫌悪感を抱く共和党支持層を引きつける狙いもある。クリントンは8月25日、ネバダ州での演説で、テイラーのようなトランプ支持者を伝統的な保守主義者と区別した。

 「これは私たちが知っている保守主義でも共和党の考え方でもない。『オルトライト』(オルタナティブ右翼)として知られる人種主義的な思想だ」

 白人至上主義団体を監視し、人種差別に抗議する南部貧困法律センターはオルトライトを「白人のアイデンティティーが、『政治的正しさ』や『社会正義』を用いた多文化勢力の攻撃を受けていると信じる極右主義」と定義付ける。

                
■   ■

 トランプはこのところ、黒人を意識した発言を続ける。8月30日のワシントン州での演説では共和党初の大統領として黒人奴隷を解放したリンカーンを引き合いに「共和党がリンカーンの党、民主党が奴隷制(擁護)の党だったことを忘れないでほしい」と述べた。だが最近の世論調査でも黒人の支持は1桁どまりだ。

 バージニア州北部パーセルビル。共和党副大統領候補のインディアナ州知事、マイク・ペンス(57)の演説会場にいた元空軍士官のハリー・ハーティング(62)は、共和党を多様な層から支持される党に変えたいと、キューバ系の上院議員マルコ・ルビオ(45)を応援した。自らと同じ白人が人種問題で過去の責めを負わされることへの不満がトランプ支持につながったことは理解するが、人種差別的な発言には反対だ。

 「不法移民は問題だが、法を守り、文化を尊重する移民ならどの国から来ようが気にしない。ただ、民主党が声高に人種問題を取り上げることに嫌気がさしている共和党員もいる」

 不法移民の犯罪、イスラム過激派のテロに危機感を抱く白人の支持を受けるトランプの下に白人至上主義者たちまでが結集したことで、「人種」は一気に主要争点に浮上した。今回の選挙は、米国を「白人の国」と位置づけるのか、移民国家として人種の多様化を許容するのかを問う戦いでもある。(米バージニア州パーセルビル 加納宏幸)=敬称略

                  


 米大統領選の投開票まで2カ月余。選挙では何が争われ、有権者らはどう受け止めているのか。現場から随時報告する。

3615チバQ:2016/09/12(月) 21:39:56
http://www.sankei.com/world/news/160907/wor1609070008-n1.html

2016.9.7 07:03
【米大統領選・争点の現場】
「誰に投票すればいいの」 頭悩ます豚農家 クリントンもトランプもTPP反対 でも意外に多い自由貿易派…


 数センチの厚切りの骨付き豚肉をグリルしたポークチョップや、細かいパン粉で揚げたカツレツをパンで挟んだポークテンダーロイン。会場には、アイオワ州名物の豚肉料理がずらりと並んでいた。8月の11日間で州都デモインに100万人超を集めた「ステート・フェア」。毎年恒例の、屋台や催しものでにぎわう一大イベントだ。

 「米国の豚農家にとって日本は金額ベースで最大の輸出相手。その門戸をさらに広げる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の実現は目下の最重要案件だ」

 デモイン郊外で約2500頭の豚を育てるサム・カーニー(61)はフェアの会場で、日米など12カ国が2月に署名したTPPへの熱意をあらわにした。アイオワは全米一の豚肉生産量を誇る農業州。全米の豚肉生産者団体のトップとして自由貿易を推進した経歴もあるカーニーには、日本に豚肉関税の引き下げを認めさせるTPPへの支持に迷いはない。

 ただし頭の痛い問題がある。11月の大統領選を前にした政治状況だ。TPPを批准する立場の米議会ではTPPへの慎重論が噴出し、民主党候補のヒラリー・クリントン、共和党候補のドナルド・トランプはともに反TPPを打ち出している。カーニーは「どちらが勝っても選挙後につきあわねばならない以上、どちらを支持するかという問題には関わりたくない」と悩ましげだ。「オバマ政権の任期中に議会がTPPを批准するのが一番だ」と見込みの薄いシナリオを口にして、嘆息をついた。

■   ■

 アイオワは全米有数の激戦州だ。8月中旬に行われたアイオワでの世論調査では、両候補の支持率はいずれも40%だった。全米でクリントン支持の流れが強まるなかでも、トランプへの支持が落ちない保守的な土地柄といえる。

 クリントン陣営はカーニーのようなTPP支持派の影響力が強いアイオワを攻略するため、州内ではTPP批判を封印。18日に州内に乗り込んだ副大統領候補の上院議員、ティム・ケーンは指名受諾までは自由貿易を推進してきたことで知られ、数百人の聴衆を前に「私は貿易の力を知っています」と訴えた。

 集会に参加した元配管工のゲーリー・チャリパー(62)は「アイオワでは大勢が農業に関わっている。クリントンは今はTPP反対だが、自由貿易の大切さを理解していると思う」とクリントンの“変心”に望みをかける。

 一方、8月27日にデモイン入りしたトランプも演説で、「われわれは素晴らしい自由貿易協定を手にすることになる」と述べた。北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を見据えた発言とみられるが、6月にTPPから「脱退する」と宣言したことは棚に上げ、自由貿易を後押しするかのような言い回しを使った。

■   ■

 クリントンやトランプがこれまでの選挙戦で反TPPを強調してきたのは、TPPで門戸開放を迫られる自動車産業が集積するオハイオ州など別の激戦州では、TPPへの反感が強いためだ。

 しかし米国全体でみれば構図は異なる。3月の世論調査では自由貿易協定を「良いことだ」とみる意見が全体の51%を占め、「悪いことだ」とみる意見(39%)を上回った。なかでもクリントン支持層では58%が好意的だ。

 TPPを推進するオバマ大統領も2008年の選挙戦では、前年に署名された米韓自由貿易協定は「賢明な合意内容だとは思えない」として強く反対。しかし当選後は韓国との追加交渉を行って11年の批准にこぎつけている。

 アイオワ大学教授のティモシー・ヘーグルは「クリントン氏にしてもトランプ氏にしても、大統領になればTPPに関する立場を修正することはありえる」と指摘している。(米アイオワ州デモイン 小雲規生、写真も)

=敬称略

3616とはずがたり:2016/09/13(火) 11:41:33

トランプ氏、肺炎のクリントン氏に意外な配慮 職員に批判自粛令
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160913-00000002-jij_afp-int
AFP=時事 9月13日(火)5時28分配信

【AFP=時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は12日、肺炎と診断されたライバルの民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の回復を願うと表明した。

 クリントン氏は11日、米同時多発攻撃から15年を迎えニューヨーク(New York)で開かれた犠牲者追悼式典に出席したものの、体調を崩して途中で退席。クリントン陣営はその後、同氏が肺炎と診断されたと発表し、カリフォルニア(California)州で12、13両日に予定していた遊説を中止していた。

 これについてトランプ氏が出した最初のコメントは、同氏らしからぬ控えめな内容だった。FOXニュース(Fox News)との電話インタビューに応じた同氏は、「何かあるようだが、私はただ、彼女が回復して選挙戦に復帰し、(今月26日の)討論会に臨むことを望んでいる」と表明。同時に、自身の健康記録の詳細を近く公開する方針を明らかにした。

 CNNとブルームバーグ(Bloomberg)の報道によると、トランプ陣営の職員らは、クリントン氏の病状に配慮し、この件に関するソーシャルメディア上の投稿を控えるよう指示を受けているという。

 対立候補に対する容赦ない個人攻撃で知られるトランプ氏はここ数週間、68歳のクリントン氏が一国を主導していく上での適性にも関わる深刻な健康問題を抱えていると吹聴していた。

 インターネット上には、クリントン氏が脳腫瘍やパーキンソン病、認知症を患っているのでは、という根拠のないうわさが出回っている。

 これに対しクリントン氏の側近の一人は12日、同氏には肺炎以外に患っている病気はなく、今週半ばにも選挙戦に復帰できる見通しだと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3617チバQ:2016/09/13(火) 20:25:15
http://mainichi.jp/articles/20160914/k00/00m/030/048000c

米大統領選
.
クリントン氏「早期復帰」…健康不安説を否定

毎日新聞2016年9月13日 19時33分(最終更新 9月13日 19時56分)

 【アナーバー(米中西部ミシガン州)西田進一郎】米同時多発テロの追悼式典で体調を崩して途中退席した大統領選の民主党ヒラリー・クリントン候補(68)は12日、CNNテレビの電話インタビューで「気分はかなり良くなった。もっと早く休養すべきだった」と語り、9日に肺炎と診断された際の医師の忠告に従うべきだったとの認識を示した。そのうえで「できるだけ早く遊説に復帰したい」と述べ、「数日以内」に復帰するとアピールした。


「数日以内」アピール

 クリントン氏は追悼式を退席する際にふらつき、両脇を警護担当者らに支えられて車に乗り込んだ。クリントン氏はインタビューで「めまいでバランスを崩した」としたが、意識は失っていないと説明。「(同様の症状は)思い出せるのは2回だが、これまでの人生で数回経験した。問題は認識しているし、通常は回避できる」と語った。

 クリントン氏に対しては、9日に肺炎と診断されながら、体調を崩した11日まで公表しなかったため批判が出ている。インタビューでは、2015年に主治医の診断書を公表し、確定申告書も40年近くにわたって公開しているとし、「我々は既に透明性に関して高い基準を満たしている」と強調。確定申告書の公開を拒んでいるトランプ氏を逆に批判した。

 トランプ陣営はこれまで、クリントン氏が演説中にせき込むことなどを取り上げ、健康不安説をたびたび持ち出していた。クリントン陣営は「根拠がない」として取り合ってこなかったが、退席をきっかけに健康不安説が再燃しており、健康や大統領の職務遂行に問題がないことを説明する必要性が浮上。クリントン氏はインタビューで、せきについては春と秋に出る季節性のアレルギーによるものだと説明した。

 クリントン陣営は医療記録を追加公表することで事態の沈静化を図る方針だ。一方、トランプ氏も数日以内に詳細な医療記録を公表する方針を明らかにしている。


クリントン氏がこれまでに指摘された健康不安

・2012年に脱水症状で倒れ、脳しんとうを起こす。血栓が見つかり入院

・選挙集会で演説中に何度もせき込む。今月9日に肺炎と診断される

・今月11日、同時多発テロの追悼式典で体調を崩して退席

3618チバQ:2016/09/13(火) 21:32:33
http://www.sankei.com/world/news/160913/wor1609130040-n1.html
2016.9.13 21:11
【米大統領選】
「私の敵はメディアだ」とトランプ氏が敵意むき出し 保守系もこぞって批判の異常事態

 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)と米主要メディアの対立が激化している。リベラル系だけでなく、共和党寄りとされる保守系メディアもトランプ氏を批判的に報じ、主要メディアが一丸となって一人の候補を非難する異例の事態となっている。客観報道のあり方を問う声があがる一方、過激で派手な演出で衆目を集めてきた同氏のメディア戦略に陰りが見え始めたとの指摘もある。

過激さを増す批判

 最近のトランプ氏の怒りの矛先は「偏向報道」だ。9日には「CNN(テレビ)の私のドキュメンタリー番組は見る価値もない。私について語った人のほとんどを私は知らない。ジョークだ!」とツイッターでばっさり。同氏は「私の敵はクリントン氏ではない。メディアだ」と公言しており、敵意をむき出しにする。

 メディア側もエスカレートさせており、8月末にはオバマ米大統領の元選挙参謀、デビッド・プラフ氏がNBC放送のインタビューで、トランプ氏を「サイコパス(反社会性人格障害)の候補者だ」と指摘し、大きな波紋を呼んだ。その後、MSNBC放送の女性キャスター、ミカ・ブレジンスキー氏も「精神科医はトランプ氏を診断すべきだ」などと同調した。

 民主党候補のヒラリー・クリントン氏(68)を支持するリベラル系の代表格、ニューヨーク・タイムズ紙は、連日のように1面でトランプ氏の批判記事を掲載。保守系のウォールストリート・ジャーナル紙でさえ、社説で「大統領候補らしく振る舞うことができないならば、副大統領候補のマイク・ペンス氏に指名を譲るべきだ」と“辞退”を提言した。

「中立性」は必要?

 米国では1987年に放送における「公平の原則」が撤廃され、世論の二極化が進んだ。政策をめぐる議論が活発になる一方、保守派のラジオ番組司会者の過激な発言を問題視し、民主党の中には“復活”を求める動きもあった。

 今回の大統領選で、改めて中立性の是非や、客観報道のあり方が問われる事態に。昨年8月、トランプ氏と口論となり記者会見場から追い出されたスペイン語放送局「ユニビジョン」のホルヘ・ラモス氏は、タイム誌(電子版)に「候補が人種差別や性差別の発言をした場合、われわれは、中立の原則に身を潜めてはならない。それは誤った平等だ」と寄稿し、トランプ氏への批判は今後も強めるべきだと主張した。

 これに対し、保守系のワシントン・タイムズ紙のケリー・リデル記者は、メディアの間で「トランプ氏を攻撃すればかっこいい」という風潮があると指摘。作家のジャスティン・レイモンド氏は、ロサンゼルス・タイムズ紙への寄稿で、トランプ氏の冗談めいた発言までメディアが攻撃しているとし、「ジャーナリストが論理的に評価する力を失っている」と疑問を投げかけた。

トランプ氏こそ恩恵

 トランプ氏とメディアの対立について、米コロンビア大ジャーナリズム大学院のトッド・ギトリン教授は、「予備選では、トランプ氏の登場前から集会会場の様子がテレビ中継され、会場に到着するだけで『速報』として紹介されるなど、良い意味で特別扱いをされてきた」とし、「トランプ氏こそメディアの恩恵を多大に受けてきた」と指摘する。

 トランプ氏は1980年代から不動産王として派手な生活ぶりをメディアを通じて披露。事業だけでなく、結婚や離婚まで大々的に報じられてきたとし、「トランプ氏自身が、タブロイド紙との共同作品」とギトリン氏はいう。

 長年にわたりメディアと“共存”してきたトランプ氏に対し、ギトリン氏は「今は『剣で生きる者は剣に滅ぶ』ということを学んでいるだろう」と聖書の一部を引用して指摘した。

前へ 1 2 3 次へ

3619チバQ:2016/09/13(火) 21:33:09
http://www.sankei.com/world/news/160912/wor1609120031-n1.html
2016.9.12 21:24
【米大統領選】
クリントン氏体調不良、そろって高齢のトランプ氏も大丈夫? 「核のボタン」持つ超大国の指導者に致命傷
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)がニューヨークで体調不良を訴えたことで、大統領に就任した場合に4年の任期を全うできるか不安を残した。超大国を率いる米大統領にとり、健康が政治的な致命傷になりかねない問題であることを改めて示した。

 ホワイトハウスは大統領の健康状態を公開し、その重責を担える状態にあることを証明し続けている。身長、体重、心拍数、血圧などオバマ大統領が受けた健康診断の結果はもとより、常用している医薬品も詳細に公表される。大統領の車列には、不測の事態に備えて必ず救急車が付く。

 米政府がここまで大統領の体調管理に神経をとがらせるのは、世界最強の軍を率い、「核のボタン」を持つ大統領の決断には一刻の遅れも許されないからだ。

 1981年にレーガン大統領が銃撃を受けて入院すると、即座にジョージ・H・W・ブッシュ副大統領がホワイトハウスに呼び戻され、大統領の職を担った。長男のジョージ・W・ブッシュ前大統領も在任中、麻酔を使う内視鏡検査の際にはチェイニー前副大統領に権限を委譲した。

 ケネディ元大統領の暗殺を踏まえて加えられた合衆国憲法修正第25条は、大統領が外科手術の麻酔や心神喪失で職務を遂行できなくなった場合に、副大統領が臨時大統領に就くことを規定している。最高指導者が「不在」となり、敵国に付け入る隙を与えないようにする狙いがある。

 クリントン氏は今年10月に69歳の誕生日を迎える。来年1月に大統領に就けば、レーガン元大統領の69歳11カ月に次ぐ史上第2位の高齢就任となる。健康不安は11月の大統領選に影響を与えかねず、クリントン氏の当選可能性が4〜5%下がったとの予測もある。

 89年1月に64歳で大統領に就任したブッシュ元大統領は3年後の92年1月、訪日した際に宮沢喜一首相(当時)が催した晩餐(ばんさん)会の席上で嘔吐(おうと)して倒れた。同年11月の大統領選でブッシュ氏を破ったのは、46歳の若さで就任したビル・クリントン元大統領。ヒラリー・クリントン氏の夫だ。

 共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)は繰り返しクリントン氏の健康状態に疑問を呈してきたが、トランプ氏が大統領に就けばレーガン氏を上回る史上最高齢となり、健康問題はひとごとではない。

3620チバQ:2016/09/15(木) 21:08:49
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ9H22NHJ9HUHBI003.html
トランプ氏、重要2州でクリントン氏上回る CNN調査
10:44朝日新聞

 米CNNは14日、米大統領選でカギとなるフロリダ、オハイオ両州で共和党のトランプ氏の支持率が、民主党のクリントン前国務長官をわずかに上回ったとの世論調査を発表した。全米規模の調査ではクリントン氏がわずかに優位だが、トランプ氏も回復基調にあり、選挙まで2カ月を切る中、予断を許さない情勢だ。

 CNNは、選挙の度に民主、共和両党が接戦を演じる10州前後の「スイングステート(揺れ動く州)」のうち選挙人が多いフロリダ、オハイオ両州で7日から12日まで世論調査を実施。

 フロリダ州では「投票に行きそうな人」のうち、トランプ氏の支持率が50%で、クリントン氏の46%を上回った。オハイオ州でもトランプ氏が50%で、クリントン氏が46%だった。

シェアツイートgoo

3621チバQ:2016/09/15(木) 22:59:20
http://www.afpbb.com/articles/-/3100838
米大統領選、クリントン氏撤退の場合…その後のシナリオは
2016年09月14日 12:38 発信地:ワシントンD.C./米国

政治 特集:米大統領選挙2016
このニュースをシェア

検索メールで送る
1/4前へ次へ
米大統領選、クリントン氏撤退の場合…その後のシナリオは
米ノースカロライナ州シャーロットでの集会に登場したヒラリー・クリントン氏(2016年9月9日撮影)。(c)AFP/Brendan Smialowski
関連写真
米大統領選、クリントン氏撤退の場合…その後のシナリオは
米大統領選、クリントン氏撤退の場合…その後のシナリオは
米大統領選、クリントン氏撤退の場合…その後のシナリオは
米大統領選、クリントン氏撤退の場合…その後のシナリオは
▶ メディア・報道関係・法人の方向け 写真購入のお問合せ
【9月14日 AFP】米大統領選挙の候補者が途中で撤退せざるを得なくなったらどうなるのか? 代わりに誰が候補者になるのか?――大統領選終盤を迎えている米国で、このような疑問が急浮上している。民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(68)が、11日にニューヨーク(New York)州で開かれた9.11米同時多発攻撃の追悼式典を体調不良で途中退席し、肺炎を患っていたことが判明したためだ。

 クリントン氏は同州チャパクア(Chappaqua)にある自宅での静養のため、12日と13日に予定されていたカリフォルニア(California)州での遊説を中止した。

 米国憲法では、大統領選の候補者が撤退した場合の指針について何も示されていないが、各党の党規にはそのようなケースを想定した項目が設けられている。民主党の党規の第2条第7項には、「民主党全国委員長の招集により、候補者の空席を埋めるための特別会合が開かれる」と書かれている。共和党の党規にも同様の記載がある。

 民主党の特別会合では、後任の選出は多数決で決定されるという。とはいえ、選出の参考となるような前例はほぼない。

 クリントン氏の健康状態をめぐっては、全快するとの見方が大半だが、アナリストたちは、撤退に追い込まれた場合を想定して、後任の名前を挙げ始めている。名前が挙がっているのは、副大統領候補のティム・ケーン(Tim Kaine)上院議員、クリントン氏と予備選を戦ったバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員、ジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)現副大統領だ。

 アメリカン大学(American University)のデービッド・ルブリン(David Lublin)教授(政治学)は、民主党役員は大統領の資質を満たす人なら誰でも選ぶことができると指摘している。(c)AFP/Brigitte DUSSEAU

3622チバQ:2016/09/19(月) 20:54:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3101225
トランプ氏、テレビで頭髪試される!? 司会者がくしゃくしゃに
2016年09月16日 18:46 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月16日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏のごわごわで煩雑な黄色っぽい頭髪は、大統領選において不可解なものの一つだが、その髪がテレビ番組の中でめちゃくちゃにされた。

 いつもは自信満々な態度のトランプ氏だが、15日にコメディアンのジミー・ファロン(Jimmy Fallon)氏が司会を務める人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン(The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)」に登場した際には気のいい人物に徹し、控えめなトーンで話した。

 ファロン氏は得意の物まねでトランプ氏の口調をまねたり、からかったりした揚げ句、インタビューの最後に「あなたの髪の毛をくしゃくしゃにしてもいいですか?」と聞き、大統領選でライバルの民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に勝利してしまうといけないので、大統領にふさわしくないお願いができるのはこれが最後かもしれないから、と説明した。

 観客は大喜び。トランプ氏がにやっとほほ笑んでファロン氏の願いを聞き入れると、ファロン氏は右手を伸ばし、勢いよくトランプ氏の髪を何度もかき回した。その間、トランプ氏は笑みを浮かべて耐えていた。(c)AFP

3623チバQ:2016/09/19(月) 21:02:12
http://mainichi.jp/articles/20160918/k00/00e/030/128000c
米国
NY中心部マンハッタンで爆発 29人負傷

毎日新聞2016年9月18日 10時55分(最終更新 9月18日 14時11分

米メディアによると、17日夜、ニューヨークの中心部マンハッタンで爆発が起き、29人が負傷した。CNNテレビは関係者の話として、ごみ箱付近に爆発物が仕掛けられた可能性があると伝えた。ニューヨークのデブラシオ市長は17日深夜、記者会見、爆発は「意図的に起こされた」と語った。

 現場はマンハッタン南西部のチェルシー地区で、警察当局は周辺を封鎖し捜査を始めた。デブラシオ市長は「現時点でテロとの関連を示す証拠はない」との認識を示した。

 CNNなどは警察当局の話として、現場周辺で2個目の爆発物とみられるものが見つかったと報じた。(共同)

3624チバQ:2016/09/19(月) 21:02:58
http://mainichi.jp/articles/20160920/k00/00m/030/040000c
NY爆発
2現場に同一人物…事件前、かばん運ぶ

毎日新聞2016年9月19日 20時10分(最終更新 9月19日 20時26分)
【ロサンゼルス長野宏美】米東部ニューヨーク市マンハッタンの繁華街で17日に起きた爆発事件で、米CNNは18日、爆発現場と不審物の圧力鍋が見つかった現場の双方で、同一人物とみられる男が大きなかばんを運ぶ姿が防犯カメラに映っていたと伝えた。爆発したのは圧力鍋を使った手製爆弾だとされており、連続爆破事件が計画されていた可能性もある。

 CNNが捜査関係者の話として伝えたところでは、防犯カメラには、爆発の約40分前にかばんを運ぶ男が映っていた。約10分後に爆発現場から北に約200メートル離れた、不審物が見つかった別の現場でも同じようなかばんを運ぶ同一人物とみられる男の映像が記録されていた。男はかばんを路上に放置。その後に現れた2人の男が圧力鍋とみられる不審物を取り出し、路上に置いて立ち去った。

 米メディアによると、爆発物には圧力鍋が使われ、携帯電話などで起爆させる仕組み。殺傷力を高めるため金属の散弾のような物が詰められていた。別の場所で見つかった不審物も圧力鍋に携帯電話が取り付けられており、ニューヨーク州のクオモ知事はいずれも「形状が似ている」と語った。

 CNNによると、ニューヨーク近郊のニュージャージー州エリザベスでは18日夜、駅近くのゴミ箱からバッグに入った5個の爆発物が見つかり、捜査当局が1個を爆破処理した。ワイヤやパイプなどの部品が含まれ、携帯電話や時限装置はなかった。

 17日にはニューヨークの爆発事件のほか、ニュージャージー州のマラソン大会でもパイプ爆弾が爆発し、捜査当局が関連を調べている。同日、中西部ミネソタ州のショッピングモールで、刃物を持った男が9人を負傷させる事件も起き、過激派組織「イスラム国」(IS)系メディアが、男はISの「兵士」だと伝えた。

 ニューヨークの国連本部では総会が開催中で、20日から各国首脳による一般討論演説が始まるため、厳戒態勢を敷いている。

3625チバQ:2016/09/19(月) 21:29:46
http://www.sankei.com/world/news/160917/wor1609170009-n1.html
2016.9.17 08:43
【米大統領選】
第1回討論会、「第3の候補」参加できず
 米大統領選で、民主党でも共和党でもない政党から「第3の候補」として出馬しているリバタリアン党のジョンソン候補と緑の党のスタイン候補は16日、ニューヨーク州で26日に開かれる第1回候補者討論会に参加できないことが決まった。米メディアが報じた。

 五つの主要世論調査での支持率平均値が、参加資格を得るのに必要な15%に届かなかった。討論会は、民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補が招待され、2人の舌戦が注目される。

 討論会の主催者側が集計した支持率平均値はジョンソン氏が8・4%、スタイン氏が3・2%だった。(共同)

3626チバQ:2016/09/19(月) 23:52:56
http://www.cnn.co.jp/usa/35089153.html
バイクのヘルメット義務化反対の米議員が事故死、着用して
2016.09.15 Thu posted at 19:35 JST
(CNN) 米ミシガン州の州警察は15日までに、同州北部の道路をオートバイで走行中の同州議会の下院議員がトラックと衝突する事故を起こし、死亡したと発表した。
死亡したのは共和党所属のピーター・ペッタリア議員(61)で、2012年に20歳以上のオートバイ利用者全員にヘルメット着用を義務付ける州法に反対票を投じ、廃案に追い込んでいた。オートバイ愛好者の権利を理由にしていたが、今回の事故に遭った際はヘルメットを付けていたという。
州警察によると、州道33号線で起きた事故ではピックアップトラックが同議員の走行車線に右から進入し、ペッタリア氏のオートバイがトラックの側面に衝突していた。トラックを運転していたのは59歳女性だったが、けがはなかった。
同議員は州議会下院の運輸・インフラ整備委員会の委員長を務めていた。
米高速道路安全保険協会によると、米国では計28州でオートバイ利用者にヘルメット着用を法的に義務付けていないが、ミシガン州もその1つとなっている。

3627チバQ:2016/09/21(水) 18:40:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-35089363-cnn-int

父ブッシュ氏、クリントン氏に投票へ 内輪の会合で意向示す

CNN.co.jp 9月21日(水)11時14分配信



�t



�q




(CNN) ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領が超党派財団の役員らが出席した会合で、11月に行われる米大統領選本選では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官に投票する考えを示していたことが21日までに分かった。ブッシュ氏に近い複数の情報筋が明らかにした。

共和党の元大統領であるブッシュ氏が民主党候補に投票する意向を示したのは、共和党候補のドナルド・トランプ氏にとって、異例の批判といえそうだ。情報筋によれば、ブッシュ氏は以前にもクリントン氏に投票する意向を明かしたことがあるという。

情報筋によれば、ブッシュ氏は19日にメーン州で行われたプライベートと考えていた会合で、超党派の非営利組織「ポインツ・オブ・ライト財団」の役員らに対しクリントン氏に投票する計画について話したという。室内には40人ほどがいたが、何人がブッシュ氏の話を聞いていたかは不明。

米国では約7週間後に大統領選本選が控えているほか、第1回候補者討論会も翌週に迫っており、こうした中でのブッシュ氏の今回の発言は政治的に驚くべき動きだ。
故ケネディ元大統領のめいに当たるキャスリーン・ケネディ・タウンゼンド氏は先に、ブッシュ氏と一緒に撮影した写真をフェイスブックに投稿。「大統領はヒラリー氏に投票すると私に言った」との一文を添え、これを伝えていた。

タウンゼンド氏はポインツ・オブ・ライト財団の諮問委員会に名を連ねており、今回の会合でブッシュ氏と言葉を交わしていた。ただ、情報筋によれば、プライベートな会話だと考えていたものをタウンゼント氏が公にしたことについては、驚きと失望があったという。タウンゼント氏はその後、フェイスブックへの投稿を取り下げた。

ブッシュ氏の広報担当者は声明で、元大統領はあくまでプライベートな市民として投票する見通しだと指摘。その前の段階でブッシュ氏が大統領選についてコメントすることはないと述べた。

3628チバQ:2016/09/21(水) 19:11:22
http://www.sankei.com/world/news/160921/wor1609210002-n1.html
2016.9.21 08:00更新

【国際情勢分析】
NFL選手が「黒人差別」に抗議し、国歌斉唱時の起立を拒否したことがきっかけで全米に波紋が…

 米社会で黒人への偏見や差別が色濃く残る中、プロフットボールNFLの黒人選手たちが試合に先立つ国歌斉唱時に起立するのを拒み、差別の“追放”を社会に広く訴えるケースが増えている。これを受け、黒人の地位改善に取り組む慈善団体に多額の寄付をしたり、地元政治家と面会したりして事態改善を求める黒人選手も出てきた。

 国歌斉唱時の起立を拒み、米メディアから注目を浴びたのは、名門サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのコリン・キャパニック選手。今月1日、サンディエゴ・チャージャーズとの試合の際、国歌斉唱に合わせて選手や大勢のファンらが起立する中、右膝をグランドにつけ、両腕を抱え込むポーズをとった。

 キャパニック選手はこの数日前、メディアに次のように語っていた。

 「私は、抑圧されている人々とともに行動する。それは、私個人のためではなく、『声なき人』たちに(不正義などの)事柄が起きているからだ」

 キャパニック選手の怒りは、2014年に中西部ミズーリ州で丸腰の黒人少年が白人警官によって射殺されるなど、「肌の色」だけで黒人が不当な扱いを受けていることが背景にある。

 ところが、一部のファンはキャパニック選手に愛国心がないと公然と批判。動画サイトには、同選手のユニホームと同じユニホームを焼くなどした映像が相次いで投稿されている。

 これに対し、キャパニック選手は「(声を上げることは)フットボールより大事なことだ。現状から、目をそむけることはできない」と強調、他のNFL選手もこれに続いている。

 デンバー・ブロンコスのブレンダン・マーシャル選手は、態度を鮮明にすることでスポンサーを失う危機に直面していたものの、起立を敢然と拒否。11日には、カンザスシティー・チーフスとシアトル・シーホークスとの試合に先立ち行われた国歌斉唱時に、選手が一列に並んで腕をガッシリ組み、キャパニック選手への「連帯」姿勢を示した。


 シーホークスのスター選手で、米名門スタンフォード大出身でもあるリチャード・シャーマン選手は「単なるジェスチャーは意味をなさない。行動が必要だ」と強調。今後、黒人の貧しい子供たち向けの教材を詰め込んだリュックを背負い、シアトル市中心部に向かうと発表した。

 チームメートのダウグ・ボールドウィン選手も「『大衆』と『運動体』との違いは、行動するかどうかにある」と力説。その上で、黒人の地位向上のためにシアトル市長や州警察幹部と面会すると語った。

 一連の“運動”を巻き起こす発端となったキャパニック選手は最近、1190万ドル(約12億円)の報酬のうち、100万ドルを貧しい黒人たちに寄付すると表明した。チーム側も、サンフランシスコ湾一帯にある慈善団体に100万ドルを拠出し、黒人の地位向上に尽力する考えを示すなど、一選手が見せた行為は米社会に“大きなうねり”を生じさせている。(黒沢潤)

3629名無しさん:2016/09/22(木) 14:36:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00000064-it_nlab-life
「ニュース速報です、ヒラリー・クリントン急死」 とんでもない誤報にアメリカざわつく
ねとらぼ 9月16日(金)15時38分配信

 米ABC放送の支局であるWABC-TVが9月11日(現地時間)、大統領候補のヒラリー・クリントンが死亡したとの誤報を流しました。クリントンが9.11の追悼式で体調を崩し途中退席していたこともあり、視聴者に衝撃が走りました。

 司会者のジョー・トレスは番組の冒頭、「ニュース速報です。ヒラリー・クリントンが急死しました」と衝撃的な言葉を伝達。しかし、続けて「主治医はこの大統領候補が9.11の追悼式を途中退席したあと、肺炎だったとの診断を明らかにしました。退席する際、周囲から支えられ1人では立つことができない様子が録画されています」と、肺炎の症状の話題に移ったことから、どうやら健康(Health)問題のニュースを伝えようとしたときに、死亡(Death)と誤認して口にしてしまったようです。

 9.11の追悼式を途中退席したクリントンですが、実際には、約1時間後に回復し、元気な姿を見せています。しかし中には戻ってきたクリントンの顔がとても若返って見えることに違和を感じ、「クリントン影武者説」を唱える人もいるようです。

 現在68歳のクリントンに対しては、多くのメディアが健康上の不安を報道しており、匿名の専門家たちが「パーキンソン病」「老人性認知症」の疑いを指摘、中には「血管型認知症」で余命1年ほどではないかとする説も流れていました。

 これを受け、クリントンは自身の健康診断結果をTwitterで公開。肺炎からは回復し、健康に問題はないと医師に診断されていることを明かしています。さらに、70歳のドナルド・トランプ大統領候補も同じようにしてほしいとツイートしたところ、トランプは現地時間15日にアメリカで放送されたトーク番組「The Dr. Oz Show」で健康状態を公開。こちらも極めて良好とのことでした。

3630名無しさん:2016/09/22(木) 14:36:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160916-00136076-toyo-bus_all
米大統領選を攪乱する「健康問題」という爆弾
東洋経済オンライン 9月16日(金)6時0分配信

 レイバーデー(9月第1週の月曜日)の祝日を過ぎたら、米大統領選挙はいよいよ終盤戦である。競馬で言えば各馬が第4コーナーを回り、「そのまま!」「差せ!」の声が交錯するところだ。

 ところが終盤戦に突入したばかりの9月11日、同時多発テロ事件15周年のセレモニー会場で、ヒラリー・クリントン候補が体調不良で途中退席した。このことが「健康問題」という新たな争点を生み出している。

■一件落着とはならない理由

ヒラリーが会場から立ち去る際の映像が、ユーチューブにアップされている 。両側から支えられて、迎えに来たクルマに乗り込む瞬間によろめいている様子が見て取れる。ところが絶妙なタイミングで、SPがカメラの前をふさいでその姿を隠している。 彼女がクルマで運ばれた先は、ニューヨーク市内にある娘チェルシーのアパートだった。そこで1時間半ほど休んだ後は、再びカメラの前に元気な姿を見せている。翌日、カリフォルニア州での資金集めパーティーに出る予定はキャンセルされた。選対本部の発表によれば、彼女は2日前に「肺炎」と診断され、当日は暑さで脱水状態になったとのこと。ただしこれにて一件落着、とはなりそうにない。

 まず、「9.11」のメモリアル会場から退席した、という事実は重い。日本で言えば、東日本大震災の周年式典のようなものである。まして彼女は、事件当時はニューヨーク州選出の上院議員であったのだから。

もしものことがあった場合…
 容体は相当に悪いのではないか。ヒラリーは2012年に脳血栓で入院したことがある。今回の体調不良は、それとは関係ないのだろうか。などと諸説が入り乱れ、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交っている(影武者説まである! )。

 真面目な話、彼女の身にもしものことがあった場合、このタイミングで候補者を交代させることは現実的に可能なのか。1972年の選挙戦では、民主党のジョージ・マクガバン候補の副大統領候補となったトマス・イーグルトンが、うつ病治療中であったことが党大会後に発覚し、サージェント・シュライバーに「差し替え」になった事例がある。

 しかし、大統領候補で同じことができるとは考えにくい。候補者を代える際には、何より党内が「全会一致で」「一瞬で」決めなければならない。強いて言えば、現職のジョー・バイデン副大統領(73歳)と、予備選で最後までクリントン氏を苦しめたバーニー・サンダース上院議員(75歳)に可能性があるだろう。が、いずれも高齢であるし、それで党内をまとまるかと言えば疑問符がつく。「このまま何とか逃げ切ってくれ!」というのが民主党支持者の声であろう。ついでに海外のわれわれとしても、正直なところ「こんなことでトランプ大統領が誕生なんて、勘弁してくれ〜!」との思いを禁じえない。

■横綱相撲や安全勝ちは存在しない

クリントン候補とトランプ候補の支持率は、定番のリアル・クリア・ポリティクスを見ると現在3ポイントほどのリードに過ぎない 。だが実際の差はもっと開いている。米大統領選挙は全米の一般投票ではなく、州ごとに獲得する選挙人の数で決まる。そちらで計算すると、クリントン候補はフロリダやオハイオといった激戦州を落としても、十分に半数以上の選挙人を確保する見込みである。バージニア州やコロラド州など、ヒスパニック人口の多い通常の激戦州がごっそり民主党優位に転じているからだ。 しかるに米大統領選挙には、「横綱相撲」や「安全勝ち」は存在しない。11月8日の投票日まで残り2カ月を切ったが、今後は「健康問題」という爆弾が民主党陣営を悩ませることだろう。

 考えてみればヒラリーは68歳(10月26日で69歳)、トランプは6月生まれの70歳だ。仮にこれが中国共産党における次期常務委員の人選であれば、両方とも年齢で足切りされてしまう(内規で68歳定年となっている)。トランプ氏は1946年生まれ、クリントン氏は1947年生まれ、いずれもわが国における「団塊世代」に相当する。どちらが勝っても、69歳で就任したレーガン大統領以来の高齢大統領となる。いや、もちろん1980年代と比べれば、今の高齢者の方がはるかに元気ではあるのだけれど。

3631名無しさん:2016/09/22(木) 14:37:06
>>3630

いよいよテレビ討論会で対決へ
 政治家にとって、健康状態は死活的に重要だ。1992年の大統領選挙では、ブッシュお父さんが訪日中に、宮中晩さん会でぶっ倒れたことがあった。ときの宮沢喜一首相は、咄嗟にバーバラ夫人に「なにか一言」と水を向け、そこでバーバラ夫人が「きっと今日、ジョージがテニスの試合に負けたからですわ。ブッシュ家の人間は負けることに慣れてないんですの」と当意即妙に答え、凍りついたその場の空気が和んだ。もっともこの時の映像は、アメリカ国内では何度も何度も流れて、「ブッシュは弱い」との印象を植え付けてしまった。そしてその後、ビル・クリントンの奇跡的勝利へのプロローグとなっていくのである。

 それでは2016年選挙はどうだろうか。ヒラリーの体調不良が今回だけで打ち止めになるのなら、影響は比較的軽微であろう。なにしろ今やアメリカの有権者はくっきりと色分けされている。「トランプ嫌い」の人は何があってもヒラリーに入れるだろうし、「ヒラリー嫌い」の人はトランプに入れる。「態度未定」の有権者はそれほど多くはない。

■ビルがヒラリーに語った言葉

 ひとつ考えられる懸念は、健康情報の取り扱いを間違える怖れである。もともとヒラリー選対は「秘密主義」で、外部に対する警戒心が強い。記者会見だって過去8カ月間も行っていない。この問題への対処を間違えると、「彼女は本当のことを言っているのか?」という疑念を増幅しかねない。

 同じことはトランプ陣営にも当てはまる。劣勢を自覚しているトランプ氏は、「健康問題は大統領選挙の争点だ」と気勢を上げている。が、情報開示に後ろ向きなのはトランプ陣営も同様だ。「お宅はどうなの?」と逆に突っ込まれるかもしれない。さしあたっての注目点は、9月26日に行われる第1回目のテレビ討論会における直接対決だ。

ところで春原剛氏の近著『ヒラリー・クリントン』(新潮新書)は、彼女のこれまでの人生をコンパクトにまとめている。今回の事件を経た後では、そのエピローグが妙に心に沁みる。実はビル・クリントンは心臓病を抱えていて、近く本格的な外科手術を受けるらしい。ビルはヒラリーにこう語ったという。 「自分が死ねば、人々は良いことだけを覚えていてくれるだろう。悪いことを忘れはしないだろうが、許してくれるだろう。だから自分の死を最大限に利用してほしい。そうすれば、何百万もの票に結びつくはずだ…」

 政治家とは何と因果な商売であることか。そしてまた、稀代の政治アニマル、クリントン夫妻の業は何と深いのであろうか。

3632名無しさん:2016/09/22(木) 14:37:25
>>3631

競馬場では欲深が美徳!?
 ここからは恒例の競馬コーナーである。実はこの夏、単行本の執筆のために自らに「禁競馬」を課していた。馬券を買うことはもちろん、テレビ中継を見ることさえ自粛していた。ということで、今の筆者は競馬が恋しくてたまらない。ああ、中山競馬場がワシを待っている。

 久々の出動となる今週末は、朝日杯セントライト記念(G2)である。菊花賞トライアルの2200メートル、昨年はキタサンブラックが勝利し、そのまま菊花賞でも初のG1を制覇した。今年も真に強い3歳馬が勝ってくれるだろう。

■あくまでも軸はディーマジェスティ

 となると、答えは出たようなもので皐月賞馬のディーマジェスティ。凱旋門賞に臨むマカヒキには一歩譲るが、サトノダイヤモンドとは1勝1敗、3歳馬3強の一角は伊達ではない。たぶん単勝1倍台の人気となるだろうが、これ以外の馬を買っては競馬ではなくてただのギャンブルになってしまう(なんだか小幡績先生のような口ぶりである )。

 とはいうものの、競馬はギャンブルでもあるから、普通の買い方をしていては面白くない。ディーマジェスティを軸にした3連単で、少し薄目の馬に流してみよう。①このレースとは相性がいいラジオNikkei賞を制したゼーヴィント、②賞金が足りなくて優先出走権(3着以内)が必要なメートルダール、③中山コースに強いステイゴールド産駒のステイパーシスト、④パドックでよく見えた馬を加えて勝負してみよう。さすれば配当的にも期待できるのではないか。

 強い馬が勝ってほしいが、高配当も期待したい。欲深も競馬場では美徳なのである。

かんべえ(吉崎 達彦)

3633名無しさん:2016/09/22(木) 14:41:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-35089363-cnn-int
父ブッシュ氏、クリントン氏に投票へ 内輪の会合で意向示す
CNN.co.jp 9月21日(水)11時14分配信

(CNN) ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領が超党派財団の役員らが出席した会合で、11月に行われる米大統領選本選では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官に投票する考えを示していたことが21日までに分かった。ブッシュ氏に近い複数の情報筋が明らかにした。

共和党の元大統領であるブッシュ氏が民主党候補に投票する意向を示したのは、共和党候補のドナルド・トランプ氏にとって、異例の批判といえそうだ。情報筋によれば、ブッシュ氏は以前にもクリントン氏に投票する意向を明かしたことがあるという。

情報筋によれば、ブッシュ氏は19日にメーン州で行われたプライベートと考えていた会合で、超党派の非営利組織「ポインツ・オブ・ライト財団」の役員らに対しクリントン氏に投票する計画について話したという。室内には40人ほどがいたが、何人がブッシュ氏の話を聞いていたかは不明。

米国では約7週間後に大統領選本選が控えているほか、第1回候補者討論会も翌週に迫っており、こうした中でのブッシュ氏の今回の発言は政治的に驚くべき動きだ。
故ケネディ元大統領のめいに当たるキャスリーン・ケネディ・タウンゼンド氏は先に、ブッシュ氏と一緒に撮影した写真をフェイスブックに投稿。「大統領はヒラリー氏に投票すると私に言った」との一文を添え、これを伝えていた。

タウンゼンド氏はポインツ・オブ・ライト財団の諮問委員会に名を連ねており、今回の会合でブッシュ氏と言葉を交わしていた。ただ、情報筋によれば、プライベートな会話だと考えていたものをタウンゼント氏が公にしたことについては、驚きと失望があったという。タウンゼント氏はその後、フェイスブックへの投稿を取り下げた。

ブッシュ氏の広報担当者は声明で、元大統領はあくまでプライベートな市民として投票する見通しだと指摘。その前の段階でブッシュ氏が大統領選についてコメントすることはないと述べた。

3634チバQ:2016/09/24(土) 21:39:16
http://www.sankei.com/world/news/160924/wor1609240037-n1.html
2016.9.24 08:55
【米大統領選】
クルーズ上院議員はトランプ氏に投票 「良心に従いヒラリー阻止」
【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
 討論会で握手するトランプ氏(左)とクルーズ氏=3月10日、米南部フロリダ州(ロイター)
 討論会で握手するトランプ氏(左)とクルーズ氏=3月10日、米南部フロリダ州(ロイター)

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで敗れたテッド・クルーズ上院議員は23日、同党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏に投票すると表明した。同氏が候補に指名された7月の党全国大会で、クルーズ氏は支持を表明せず、会場にいた代議員からブーイングを浴びていた。

 クルーズ氏はフェイスブックで「熟慮の結果、トランプ氏に投票することに決めた」との声明を発表した。トランプ氏と「顕著な意見の相違」はあるが、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を勝たせればリベラルな連邦最高裁判事を任命するなどオバマ路線が継承されることになると判断したという。

 トランプ氏は指名争いで最後まで戦ったクルーズ氏を「嘘つきテッド」と呼び、カナダ生まれであることを問題視。妻の顔も侮辱した。2人の確執は強まり、クルーズ氏は党全国大会でトランプ氏への支持を明言せず、「良心に従って投票を」と呼びかけた。

 クルーズ氏は声明で「良心に従えば、(クリントン氏の勝利を)阻止するためにはどんなこともしなければならない」と強調。自らの支持者に対してもトランプ氏への投票を勧めた。

3635とはずがたり:2016/09/25(日) 16:40:58
冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
トランプ当選の可能性はもうゼロではない
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/09/post-864_1.php
2016年09月23日(金)17時00分
Jonathan Ernst-REUTERS

<本選を直前に控えてヒラリーとトランプの支持率が拮抗してきている。景気、雇用の低迷感がジワジワと広がる中で、トランプという「ガラガラポン」への期待が徐々に高まる可能性が>

 米大統領選は、投票日まで残り50日を切り、最後のストレッチ(追い込み)に入りました。ですが、相変わらず選挙戦の内容は深まることはなく、品のない中傷合戦が続いています。

 そんななか、ドナルド・トランプ候補とヒラリー・クリントン候補の支持率は拮抗してきています。いつの間にか、全国規模の世論調査の数字も拮抗しているのです。

 政治情報サイト「リアル・クリアー・ポリティクス」によれば、最新の「世論調査の全国平均」では、まず支持率の単純平均値で、

■ヒラリー・クリントン・・・46.0%
■ドナルド・トランプ・・・・43.4%

 と僅差になっています。一方で、実際の選挙制度である「州ごとの選挙人数予測」では、

■ヒラリー・クリントン・・・272人
■ドナルド・トランプ・・・・266人

 とほとんど拮抗しているという集計が出ています。また非常に稀なケースとして、「ネブラスカ州で、特殊ルールにより選挙人数が割れる」などの現象によって、最終的な獲得選挙人数が「269対269」で同数になる可能性を指摘する専門家もあります。

 その場合は「大統領は下院が、副大統領は上院が選ぶ(但し議員1人1票ではなく、両院の各州議員団で1票)」ことになります。そんな可能性が取り沙汰されるぐらい、拮抗してきているというのです。

 8月の中旬、両党の党大会が終わり、トランプがイスラム教徒米兵の戦没者の両親を中傷して大炎上した時には、「ヒラリー楽勝」というムードが濃厚だったのですが、ジリジリと支持を落とし、国際社会としてはまったく受け入れられないこととは思いますが「トランプ大統領」誕生の可能性が、現時点では否定できない情勢となってきました。

 ちなみに、9月11日の慰霊式典で体調を崩したという「ヒラリーの健康問題」は解決済みで、特に波紋は広がっていません。問題は他にあります。

3636とはずがたり:2016/09/25(日) 16:41:14
>>3635-3636

 その理由は4点挙げられると思います。

 まずは景気です。今週、FRBのイエレン議長は「9月の利上げは見送り」という判断を表明しました。妥当な判断だと思いますし、市場も当然のこととして受け止めています。ですが、この判断は、「景気がそれほどの勢いではない」と示したことに他なりません。

 これは、アメリカ社会全体としては決して「今は良い時代ではない」という感覚に重なるわけです。そして、失業率は下がっているものの「自分は再就職したが希望年収にはまったく届かない」とか「今は職があるが、今度失業したらもう後がない」あるいは「自分の周囲に職のない若者が多い」といった「雇用に関するネガティブな生活実感」が濃厚だということもあります。

 そんな中で「こんなはずはない」とか「この世の中で成功している人間は妬ましい」あるいは「自分は特に失うものはないので、世の中を思い切りひっくり返して欲しい」という感情を持つ人たちが確実に増えていると言えるでしょう。

 2点目はテロと安全保障です。欧州のようなテロの横行する社会とは距離を置きたい、イラク戦争のような犠牲を伴う「介入」は二度とやりたくない、先週のニューヨーク、ニュージャージー州の爆弾テロのような単独犯も怖いので予備軍も含めて入国規制して欲しい......つまりトランプ的な「文明の隔離主義」「孤立・非介入・隔離」という考え方が不気味なまでに広がっています。

 シリア情勢にいたっては「複雑すぎて理解する気もない、従って興味はない、だが怖いから距離を置きたい」というアパシー(無気力・無関心)が広まっているように感じられます。こうなると、デマゴーグ的な煽り方をしてきたトランプだけでなく、「どうせ理解してもらえない」からと、国民に対して「複雑な中東情勢とアメリカの姿勢」を説明してこなかったオバマ=ヒラリーにも相当非があると言わざるを得ません。

 3点目はヒラリーの選挙戦です。本来やらなければならない、複雑なシリア情勢でも「国民に平易に真実を説明でき、その上で最適解を提案する」ことができていません。経済もそうです。ヒラリーの政策ハンドブックには「アメリカは先進国型経済を極め、知的労働で生きていく。その代わり、巨大な人口が知的労働に足りるだけの職業教育が受けられるように具体的な施策を整える」と書いてあるのです。

 しかし、その具体策を誠実に訴えることはできていません。「トランプ叩き」ばかりに走っているのです。これでは、「次期大統領はあの程度なのか」という、失望感と無関心が拡大するだけです。とにかく「基礎票は固めた」ので、消極的支持層の取り合いをするという「戦術判断」に流れているうちに、今度は基礎票が動揺しているという危険な状態に見えます。

 4点目はトランプの選挙戦です。8月に発足した選対の新体制では「コアのファンを裏切らないために、過去の暴言は否定せずに言い続ける」「ただし、新規の暴言ネタは控える」「基本的に以前よりは少しだけ上品に戦う」という「微妙な軌道修正」を行っています。これが戦術的には成果を挙げています。

 ヒラリーの選挙戦の低迷が大きいため、トランプ側は「自分に対して否定的な中道層」を取り込むための「本格候補らしい印象を与えるイメチェン」をしないまま、ジワジワと支持を伸ばしているのです。

 これまで筆者は、「大きな景気後退」「深刻なテロ」が起きた場合、トランプに票が流れる危険性を予測してきました。ですがそうではなくて、ドロドロとうごめいていた「曖昧な不安感」が増幅するだけでも、トランプには相当な追い風になっている。つまり「ブレグジット(英EU離脱)」に似た「ガラガラポンへの期待」からの投票行動が伸びてくる危険が高くなってきたということです。

3637チバQ:2016/09/26(月) 18:30:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092600285&g=int

実はイラン生まれ=元アフガン難民女性閣僚-カナダ













カナダのマリアム・モンセフ民主機構相(中央)=2015年11月、オタワ(AFP=時事)

 【オタワAFP=時事】アフガニスタン難民としてカナダに亡命後、刻苦勉励の末、トルドー内閣目玉の女性閣僚の一人になったマリアム・モンセフ民主機構相(31)が、実はイラン生まれと分かり、釈明に追われている。アフガン出身者として選挙戦を勝ってきたが、カナダ紙グローブ・アンド・メールが最近、経歴を再調査していた。
 22日付のモンセフ氏の声明では「母に問い詰めたところ、われわれはアフガン人で、イラン領内で生まれてもイラン人になったことはないし、それが問題になるとは考えたこともなかったと言われた」と説明した。アフガン国境から約200キロイラン領内に入った都市マシャドが実際の出生地だった。
 モンセフ氏の一家は戦火や迫害を逃れ、アフガンとイランを行ったり来たりしていた。その過程で父親は殺害され、最終的に20年前、カナダへの亡命が実現した。(2016/09/26-11:47)

3638チバQ:2016/09/26(月) 20:52:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3102118
トランプ氏「エルサレムは不可分の首都」 イスラエル首相に約束

2016年09月26日 11:38 発信地:ニューヨーク/米国

【9月26日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は25日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と会談し、自身が大統領に選出された場合、エルサレム(Jerusalem)をイスラエルの「不可分の」首都と認めると約束した。

 トランプ氏は米ニューヨーク(New York)に所有する自宅を兼ねた超高層ビル「トランプタワー(Trump Tower)」で、ネタニヤフ首相と非公式に会談。

 トランプ陣営の声明によると、同氏は「エルサレムは3000年以上にわたり、ユダヤ人の永遠の首都であり続けていると認識している。トランプ政権下において米国は、エルサレムがイスラエルの不可分の首都だという議会の以前からの決定をついに承認する」と述べたという。

 イスラエルは1967年の第3次中東戦争で東エルサレム(East Jerusalem)を占領。80年に統一エルサレムはイスラエルの永遠の首都だと宣言した。しかし、米国を始め国連(UN)加盟国の大半は、イスラエルによる東エルサレム併合を認めておらず、エルサレムの最終的地位がパレスチナ和平交渉の最大のカギとみなされている。

 米議会は1995年10月に、エルサレムをイスラエルの不可分の首都と認め、テルアビブ(Tel Aviv)からの米大使館移転を承認する法律を可決したが、歴代の大統領は民主党・共和党とも、外交政策に関する行政府の権限の侵害に当たるとしてこの法律を施行していない。

 トランプ氏は26日、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官との初のテレビ討論会に臨む。(c)AFP

3639チバQ:2016/09/27(火) 18:43:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00000018-mai-int

<米大統領選>初の直接対決 テレビ討論会 資質で火花

毎日新聞 9月27日(火)11時26分配信



�t



�q








<米大統領選>初の直接対決 テレビ討論会 資質で火花


ヒラリー・クリントン氏(左)とドナルド・トランプ氏=AP


 【ヘンプステッド(米東部ニューヨーク州)西田進一郎】米大統領選(11月8日投開票)に向けた民主党ヒラリー・クリントン候補(68)と共和党ドナルド・トランプ候補(70)による第1回テレビ討論会が26日夜(日本時間27日午前)、ニューヨーク市郊外ヘンプステッドのホフストラ大で行われた。両候補が公の場で直接対決するのは初めて。クリントン氏はトランプ氏の気質は大統領にふさわしくなく、政策も具体性を欠くと批判。トランプ氏は「クリントン氏にはスタミナがない」と反論するなど、激しく火花を散らした。

【写真特集】直接対決は批判の応酬に

 初回は「繁栄」「米国の進路」「安全保障」の三つをテーマに計90分間の論戦。長年政治に携わり、女性初の大統領を目指すクリントン氏と、政治経験がなく、その過激な言動で既成政治への不満を追い風にしてきたトランプ氏という異色の対決で、全米が注目した。討論会の勝者を聞いた米CNNの緊急世論調査では、クリントン氏が62%、トランプ氏が27%で、クリントン氏が「勝利」した。

 安全保障を巡っては、クリントン氏は、トランプ氏が日本や韓国の核保有を容認する発言をしたとし、超党派の方針である核不拡散政策に反し、「深刻な問題だ」と指摘。トランプ氏は、核兵器の問題は重大な問題だとの認識を示したうえで、米国は日本や韓国、ドイツなど同盟国を守っているにもかかわらず、同盟国はその経費を十分支払わないという持論を展開した。

 一方、経済政策を巡る議論では、クリントン氏は「あなた方の生活を良くする政策を実行に移す大統領としての大きな責任を背負える候補は誰かを判断しなくてはならない」と有権者に呼びかけ、実績と具体的な政策を持つとして自身をアピールした。トランプ氏は、自由貿易で雇用がメキシコに奪われたなどとし、「貿易協定の再交渉をしなければならない。我々の企業や職を奪う国々を止めなければならない」と訴えた。

 トランプ氏はクリントン元大統領が署名した北米自由貿易協定(NAFTA)を酷評し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を進めようとしているとして、元大統領の妻のクリントン候補を批判。クリントン氏は「(トランプ氏の発言は)正確ではない」などと反論し、応酬となった。

 各世論調査で両候補とも「好感を持たない」との回答が5割を超える「不人気候補」同士の対決。無党派層や、両党支持者の中でもまだ支持を得ていない層をどう取り込むかが課題だ。

 【ことば】米大統領選討論会

 大統領選終盤の重要イベント。国民の関心事や自身の政策など幅広い問題について、公開の場で候補者が直接、意見を戦わせる。テレビやインターネットで全米に生中継され、受け答えの印象や仕草も支持率に影響する。今回は3回実施。1、3回目は進行役がすべての質問をするが、2回目は会場からの質問も受け付ける。

3640チバQ:2016/09/28(水) 17:20:04
http://mainichi.jp/articles/20160928/k00/00m/030/076000c

米大統領選
.
トランプ氏、誇張や誤り…メディア即座に指摘

毎日新聞2016年9月27日 21時52分(最終更新 9月28日 00時19分

 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選の共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が直接対決した初めての討論会は非難の応酬になった。米メディアは即座に両候補の発言を事実確認(ファクト・チェック)。ほぼ正確な発言に徹したとされるクリントン氏に対し、「誤りや扇動が多い」と批判されてきたトランプ氏は今回も誇張や誤りをより多く指摘された。

「クリントン氏、ほぼ正確」…討論会

 「間違いだ。間違いだ。私はイラク戦争に反対だった」。トランプ氏はイラク戦争への賛成を指摘されると、初めから懐疑的だったと激しく反論した。だが、ワシントン・ポスト紙は「まったくの誤りだ」と切り捨て、トランプ氏が米国のイラク侵攻前に「反対した証拠はない」と断言した。

 トランプ氏はこれまでたびたび主張してきた在日米軍など同盟国の経費負担について「我々は日本や韓国などを守っているが、彼らは公平な負担をしていない」と持論を展開した。

 だが、政治専門メディア「ポリティコ」は「日本は今年、(在日)米軍基地の直接支援だけで17億ドル(約1700億円)を負担し、基地で働く日本人のコストの90%以上を払っている」と数字を挙げて反論した。

 一方、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡るクリントン氏への批判はトランプ氏に軍配が上がった。

 「あなたはTPPをゴールド・スタンダード(最も理想的な基準)と呼んだ」

 労働者層の支持獲得を狙うトランプ氏は、自由貿易協定は米国の雇用を失うなどとして強く反対しており、賛成から反対に転じたクリントン氏を追及した。

 「私の(TPP反対)発言を聞いて、突然反対し出した」とトランプ氏が指摘すると、クリントン氏は「私はそれが良い取引であることを望むと言ったんだ」と反論。だが、ワシントン・ポスト紙によると、クリントン氏は2012年にTPPを「ゴールド・スタンダード」だと明言している。

 クリントン氏は討論会の前半で「私のウェブサイトにはファクト・チェッカーがある。ぜひ見てください。何が真実かわかる」と語り、トランプ氏の発言をうのみにしないよう呼びかけた。

3641名無しさん:2016/09/29(木) 11:36:28
★【米大統領選】公開討論会、複数のアンケ
米公開討論会、複数のアンケート調査ではトランプ候補が優勢に・それでも大手メディアは一斉にクリトン圧勝と報道
Posted 19 hours ago, by Norman Rose

民主党のヒラリー・クリントン候補と共和党のドナルド・トランプ候補の間で行われた初の
TVでの公開討論会について、Timeなどの大手メディアが実施したオンラインアンケートの結果、
トランプ候補が圧勝する結果となったのにも関わらず、複数の大手メディアは、クリントン圧勝と
報じていることが、ソーシャルメディア上で波紋を呼んでいる。

月曜夜に開催された初の公開討論会、大手のニュースサイトでは、「クリントンが圧勝した」と
報じているが、実際のところ、 Time, Drudge Report, CNBC, The Hill, CBSが行ったオンライン
アンケート調査ではいずれもトランプ勝利となっており、大手メディアが行ったアンケートの中で
クリントン勝利となったのは、CNN/ORCしかないのが現状となっている。

保守系の有名キャスターのSean Hannityは、Fox Newsのニュース番組に出演して、
この欺瞞についてコメント。有名キャスターがこうしたコメントを行ったことにより、
どちらが勝利を収めたかという議論は改めて白熱するものとなっている。

しかし、大手サイトでのアンケート調査と報道内容に矛盾が生じているといことが指摘された後に
Timeが報じた記事では「Clinton Claims the Win(クリントン候補は自分が勝利したと主張している)」
と、トーンをやや後退させている。

マスメディアに対する信頼性はこのところ大きく低下するところとなっており、
今回の偏向報道は、その際たる例となっている。

外部リンク[html]:business.newsln.jp

3642チバQ:2016/09/29(木) 17:50:43
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010711161_20160929.html
共和党の重鎮 クリントン候補支持を表明

14:01NHKニュース&スポーツ


アメリカ大統領選挙で接戦が予想されるバージニア州選出の元上院議員で軍事委員長などを務めた共和党の重鎮、ジョン・ウォーナー氏が民主党のクリントン候補を支持することを明らかにし、共和党の主流派の間ではトランプ氏を支持するかどうか依然、対応が分かれています。

3643チバQ:2016/09/29(木) 20:35:59
http://www.sankei.com/world/news/160929/wor1609290042-n1.html
2016.9.29 17:56
【米大統領選】
クリントン氏、トランプ氏突き放せず 人気拡大に苦慮 

 ロイター通信は28日、米大統領選の第1回候補者討論会に関する世論調査結果を公表し、民主党のクリントン氏が国民から高い評価を得た一方、共和党のトランプ氏を支持率で突き放せておらず、人気拡大に苦慮していると分析した。

 ロイターが調査会社イプソスと共に27日に2千人以上を対象に実施した調査の結果では、26日の討論会でより評価する候補としてクリントン氏を選んだのは56%で、トランプ氏の方が良かったとしたのは26%にとどまった。

 候補としての支持率は、クリントン氏が42%でトランプ氏は38%。ロイターは、過去数週間の調査でクリントン氏は4〜6ポイントのリードを維持しているとし、討論の出来栄えはクリントン氏の支持率を上げる要因にはなっていないようだと指摘。国民の反応が支持率に反映されるには数日かかるとの見方も示し、今後変動する可能性はあるとした。(共同)

3644名無しさん:2016/10/02(日) 14:20:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100100170&g=int
ミスコン優勝者中傷止まらず=トランプ氏「性的ビデオ調べろ」-米大統領選

 【ワシントン時事】ミス・ユニバース世界大会で優勝した女性に対する米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の暴言が止まらない。共和党からは女性票だけでなく、大統領らしく振る舞えるか見極めようとしてきた男性の票も失いかねないといら立つ声が上がっている。

 発端は9月26日の大統領選討論会。民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が1996年にミス・ユニバースに輝いたアリシア・マチャドさんの話題を取り上げ、大会運営にかかわっていたトランプ氏がマチャドさんを「ミス子豚」などとののしったと暴露した。
 トランプ氏は27日のテレビ番組で「彼女の激太りは大問題だった」と発言を正当化。30日早朝にはツイッターで「ひねくれヒラリーは最悪のミス・ユニバースにだまされた」と2人を中傷し、その後も「詐欺師にはめられるとは判断力がない」「(マチャドさんの)性的ビデオと過去を調べてみろ」と根拠のない書き込みをした。(2016/10/01-15:33)

3645とはずがたり:2016/10/02(日) 17:00:42


「ウラジーミル・プーチン」逮捕、ロシア大統領とは別人 米
http://www.cnn.co.jp/usa/35088306.html?tag=mcol;relStories
2016.08.31 Wed posted at 13:21 JST

3646とはずがたり:2016/10/02(日) 19:31:32
トランプ氏、18年間税逃れか=経営失敗の損失処理で―米紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000039-jij-n_ame
時事通信 10月2日(日)14時52分配信

 【ニューヨーク時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が1995年の確定申告で9億1600万ドル(約925億円)の損失を申請し、税額控除があまりに巨額だったため、税制の抜け穴によって最高18年間にわたり連邦所得税の支払いを免れていた可能性があることが1日、明らかになった。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じた。

 同紙が入手した95年の納税記録によると、トランプ氏は米東部ニュージャージー州アトランティックシティーの三つのカジノ経営や航空事業への参入、一時所有していたニューヨーク市マンハッタンのプラザホテルの経営がいずれも失敗したことで、90年代初めに積み残された損失の処理を通じ、桁外れの税制上の優遇措置を受けていたという。

 この納税記録を解析した税理士らは、裕福な確定申告者に有利な税制のおかげで9億1600万ドルに上る損失処理が可能となり、18年間にわたる課税対象所得の相当額を支払わずに済んだと指摘している。

3647チバQ:2016/10/02(日) 21:14:48
http://www.asahi.com/articles/ASJB1221LJB1UHBI002.html
米紙、続々とトランプ氏不支持だが… 影響は限定的?
ニューヨーク=中井大助2016年10月2日05時15分
 米大統領選で、長く共和党候補を支持してきた主な地方紙が相次いで、同党のトランプ氏(70)を支持しない社説を掲げている。多くの暴言や排外的な政策が、伝統的な論調と合わないとの判断からだ。もっとも、読者の思いとは必ずしも重なっておらず、こうした新聞の社説が選挙戦に及ぼす影響は未知数だ。

 アリゾナ州最大手の「アリゾナ・リパブリック」は9月27日、1890年の創刊以来の伝統を破り、社説で民主党のクリントン氏(68)を推薦した。

 創刊時の紙名が「リパブリカン(共和党員)」で、筋金入りの共和党支持派だが、トランプ氏について「保守でもなく、大統領になるべきでもない」と断じた。読者向け動画で、フィル・ボアス論説委員長は、トランプ氏の扇動的・差別的な言動を「能力も品位もない」と批判。先日のテレビ討論会を見て、最終的な決断をしたという。

 長く保守的な立場をとってきた他の地方紙も同様の判断をしている。テキサス州の主要紙「ダラス・モーニング・ニュース」は9月7日、1940年以来初めて民主党を支持した。クリントン氏を推すのは「簡単な決断ではない」としながら、トランプ氏の経歴や判断と比べると「競争にならない」と述べた。

3648チバQ:2016/10/02(日) 21:40:14
http://mainichi.jp/articles/20160930/k00/00e/030/212000c
米列車事故
「叫び声と泣き声…」通勤ラッシュの惨劇

毎日新聞2016年9月30日 11時59分(最終更新 10月1日 10時37分

米ニュージャージー州のホーボーケン駅、列車が突っ込む
 【ホーボーケン(米東部ニュージャージー州)國枝すみれ】「叫び声と泣き声に満ちていた」--。米ニュージャージー州のホーボーケン駅で29日朝、列車が突っ込んだ事故は、平日の慌ただしい通勤ラッシュを惨劇に変えた。列車は制限速度を大幅に超えて駅に進入したとみられる。

 現場では、けがの程度で救護の優先順を決めるトリアージが行われていた。「空港で荷物につける名札のようなカードを首から下げ、血まみれの30〜40人が救急車両を待っていた」。ニューヨークの公共ラジオ「WNYC」の幹部ナンシー・ソロモンさん(57)が事故当時の駅舎の様子を証言した。4、5人は歩くことができずに地面に横たわっていたという。

 ホットドッグスタンドや花屋、新聞売店が並ぶ駅コンコースは天井の一部が崩落し、一変。ソロモンさんは「朝の通勤時間帯には数百人が肩を並べて歩いている。最悪の時間、最悪の場所で事故が起きた」と首を振った。

 停電した駅舎では、乗客がショック状態で黙っていたが、1人がソロモンさんに「暗くて、叫び声と泣き声に満ちていた。先に出た乗客が車両の窓から閉じ込められている乗客を助けていた」と話した。

 AP通信によると、列車が駅に進入する際には時速10マイル(約16キロ)までスピードを落とすことになっている。しかし、列車がスピードを落とした気配はない。事故の数十秒前に駅から外に出たという列車運転士のウィリアム・ブレインさん(53)は「車両止めを乗り越えていることから、時速30マイル(約48キロ)は出ていたのではないか」と推測した。

 現場に近いハドソン大学メディカルセンターには22人が搬送された。職員のキラト・カロデさん(35)は「警察官は列車がかなりのスピードで駅に突入したと話していた」と話した。

http://mainichi.jp/articles/20160930/k00/00m/030/078000c
米東部
列車が駅舎に突っ込む 1人死亡100人以上負傷

毎日新聞2016年9月29日 22時47分(最終更新 9月30日 11時03分)
 【ホーボーケン(米東部ニュージャージー州)國枝すみれ】米ニュージャージー州のホーボーケン駅で29日午前8時45分(日本時間同日午後9時45分)ごろ、通勤列車が駅舎に突っ込んだ。米NBCテレビなどによると、少なくとも1人が死亡、100人以上が負傷した。ニューヨークの日本総領事館は事故に巻き込まれた日本人の有無の確認を急いでいる。

【写真特集】米列車事故 崩れ落ちた天井、逃げる人々
<米列車事故 衝撃「爆発のよう」>減速せず駅へ
 事故原因は不明。NBCによると、捜査当局者は現時点でテロ行為を示す情報はないと述べた。

 ホーボーケン駅は複数路線が乗り入れる拠点駅で、突っ込んだ列車はニューヨーク州スプリングバレー駅発だった。AP通信などが伝えた乗客の話では、列車は減速することなく車止めを乗り越え、そのまま駅舎の柱に突っ込んだ。

 ホーボーケン駅はハドソン川を挟んでニューヨーク・マンハッタンの対岸にあり、乗客の多くはフェリーなどに乗り換えてニューヨークに向かう。事故が起きたのは通勤ラッシュ時で、先頭車両と2両目は乗り換えを急ぐ乗客で満員状態だった。AP通信によると、同駅の平日の乗降客は約1万5000人。

 ホーボーケン駅では2011年にも列車が車止めに衝突し、30人以上が負傷する事故が起きている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板