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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

2626チバQ:2015/09/01(火) 20:37:48
http://www.afpbb.com/articles/-/3059087
温和な元神経外科医、トランプ氏と支持率タイ 米アイオワ
2015年09月01日 17:49 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月1日 AFP】8月31日に米アイオワ(Iowa)州で実施された次期米大統領選の共和党候補者に関する世論調査で、元神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏(63)が、不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)と並んで支持率トップに立ったことが明らかになった。政界出身ではない異色の候補者らが支持率を大きく伸ばしている。

 支持率争いで2位に付けていたカーソン氏は、アイオワ州と全米で支持率を伸ばし、選挙遊説で大いに力を発揮している。

 モンマス大学(Monmouth Univer)が行った今回の世論調査によると、トランプ氏とカーソン氏は、どちらも支持率23%で並んでいる。

 他に2桁の支持率を獲得したのは同じく政治経験のない、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(Hewlett Packard、HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏だけで、支持率は10%だった。

 上院議員のテッド・クルーズ(Ted Cruz)氏、スコット・ウォーカー(Scott Walker)ウィスコンシン(Wisconsin)州知事、ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事が上位5位に入っている。

 カーソン氏は、アフリカ系米国人として初の共和党大統領候補の指名獲得を目指している。デトロイト(Detroit)で「極貧の」子ども時代を過ごしたという同氏は、大統領選の選挙運動を通じて、全米で最も著名な医師の一人になったが、米国に政治的な「癒やし」と、思いやりの気持ちを取り戻すことを求めると主張している。「放言家」のトランプ氏と比べるとカーソン氏の選挙運動は地味だが、アイオワ州の重要な票田となるキリスト教保守派から強く支持されているとみられている。(c)AFP

2627チバQ:2015/09/01(火) 21:23:51
http://www.cnn.co.jp/usa/35069730.html
元外科医師候補、トランプ氏と支持率タイ 重要州アイオワで
2015.09.01 Tue posted at 12:04 JST
ワシントン(CNN) 2016年の米大統領選に向けた共和党の指名争いは、予備選がいち早く実施されるアイオワ州の世論調査で、元神経外科医ベン・カーソン氏が不動産王ドナルド・トランプ氏と並んで支持率トップに立った。
モンマス大学が31日に発表した世論調査では、トランプ、カーソンの両氏が支持率23%で並んだ。共和党の候補者を選ぶ予備選が最初に行われる4州の世論調査で、トランプ氏が単独首位に立てなかったのは7月26日以来。
次いでカーリー・フィオリーナ元ヒューレット・パッカード最高経営責任者(10%)、テッド・クルーズ上院議員(9%)、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(7%)、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(5%)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(4%)、マルコ・ルビオ上院議員(4%)、ランド・ポール上院議員(3%)、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(2%)、リック・サントラム元上院議員(2%)の順だった。他の候補は1%に満たなかった。
今回の調査結果は、共和党初の候補者討論会が開かれる前にモンマス大学が同州で実施した7月下旬の世論調査結果から大きく変動した。7月下旬の時点ではウォーカー氏が22%でトップに立ち、トランプ氏は13%、カーソン氏は8%だった。
調査は共和党の登録有権者405人を対象に8月27日〜30日にかけて実施した。

2628チバQ:2015/09/02(水) 22:30:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150902-00000006-jij_afp-int
最高裁命令も無視… 米地方役人、同性婚の許可証発行拒否続ける
AFP=時事 9月2日(水)9時10分配信

最高裁命令も無視… 米地方役人、同性婚の許可証発行拒否続ける
米首都ワシントンの連邦最高裁前で、同性婚を全米で認める判決が下された後に掲げられたレインボーフラッグ(2015年6月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ケンタッキー(Kentucky)州ローワン(Rowan)郡の書記官が1日、連邦最高裁判所の命令を無視する形で、同性カップルが求めた結婚許可証の発行を拒否し、「神の権限」に基づく行為だと主張した。

【図解】同性婚をめぐる世界の情勢

 同国最高裁は今年6月、全米で同性婚を合法化するという革新的な判決を下したが、キム・デービス(Kim Davis)書記官はこれに反発し、先月半ばからあらゆる結婚許可証の発行を中止していた。

 デービス書記官は先に、自分にはキリスト教徒としての信念があり、最高裁判決に従うことを免除されるべきだと、連邦裁判所に訴えを起こしていた。しかし連邦判事がこれを認めなかったため、連邦最高裁に上告。判決施行の一時停止を要請したが、最高裁もこの訴えを退けた。

 1日には少なくとも2組の同性カップルが、同郡モアヘッド(Morehead)にある小さな郡庁舎を訪れ、デービス書記官に結婚許可証の発行を求めた。カップルの背後には、テレビカメラや記者、同性愛者の権利活動家らも詰め掛けていた。

 現地紙クーリエ・ジャーナル(Courier-Journal)の記者が撮影した動画の中でデービス書記官は、「きょうは結婚許可証の発行を行わない」と宣言。結婚の許可を求めていたカップルらのうちの一人が、同書記官の態度を差別的と非難し、「いったい誰の権限で? 」と問いただすと、同書記官は「神の権限で」と答え、次のように続けた。

「私の信条を私から切り離すことはできない」「どういう報いが待ち受けていようとも、私は喜んでそれを受け入れる用意がある。あなた方も審判の時が来れば、その報いを受け入れざるを得ないように」

 カップルが結婚許可証が発行されるまで帰らないと言うと、同書記官は「それならきょうはあなたたちにとって長い一日になる」と言い返した。

 ケンタッキー州のスティーブ・ビシアー(Steve Beshear)知事は7月、あらゆる郡書記官に対し、最高裁判決に従って同性婚を受け入れ、それに応じない場合は辞任するよう通達していた。

 米国自由人権協会(American Civil Liberties Union、ACLU)は1日、結婚許可証の発行を拒否した同書記官を法廷侮辱罪に問うことを求める訴えを裁判所に起こした。ACLUによると、裁判所は3日に審問を行う予定だとしている。

 クーリエ・ジャーナル紙は、デービス書記官に結婚許可証を発行してもらえなかった男性の話としてこう伝えている。「受け止めきれない。ばかげている」「結婚するのにこんな思いをしなければならないなんて。2015年のアメリカで」「税金を払ってこんな目に遭い、こんな扱いを受けるとは」【翻訳編集】 AFPBB News

2629チバQ:2015/09/02(水) 22:35:09
http://www.sankei.com/world/news/150902/wor1509020025-n1.html
2015.9.2 16:34
【米大統領選】
フィオリーナ氏が支持拡大 共和党唯一の女性候補






来年の米大統領選の共和党指名を争う唯一の女性候補フィオリーナ氏=8月、米アイオワ州(AP)
 来年の米大統領選の共和党指名争いで、唯一の女性候補フィオリーナ氏(60)がじわりと支持を拡大し、今月16日の共和党第2回テレビ討論会で視聴率の高いゴールデンタイムの部への参加枠を得る見通しとなった。

 同氏はコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)。8月6日の第1回討論会では支持率下位グループによる“前座”に甘んじたが、初の女性大統領を目指す民主党のクリントン前国務長官(67)を鋭く批判、存在感を示した。

 第2回討論会を主催するCNNテレビは、7月16日〜9月10日に実施された世論調査の支持率平均上位10人に参加者を制限する予定だったが、1日に条件変更を発表。8月7日以降の上位10人に入れば追加で参加を認めるとした。事実上、第1回討論会後に支持率が上向いたフィオリーナ氏のための措置だ。女性候補を舞台に立たせたい党指導部の思惑も一致した。(共同)

2630チバQ:2015/09/02(水) 22:37:34
http://www.cnn.co.jp/usa/35069838.html
トランプ氏めぐり保守系メディアが二分 米大統領選
2015.09.02 Wed posted at 18:06 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 来年の米大統領選に向けた共和党指名候補争いで、実業家のドナルド・トランプ氏がこの夏、同党有権者の支持を多く獲得した。だが、トランプ氏に関する意見は既存の保守系メディアの間で大きく割れている。
コメンテーターの中には、トランプ氏が保守主義を侮辱し、共和党が政権に返り咲く可能性を危うくしているとの批判がある一方、米国政治に欠けている反体制的な戦闘姿勢を同氏が体現しているとする声もある。
以下では、保守系メディアで影響力が強い人物らのトランプ氏をめぐる立ち位置を見る。
トランプ氏の味方
アン・クールター氏:保守派として有名なメディア人の中でも最も熱烈にトランプ氏を支持。特にトランプ氏の強硬な移民政策に共感しており、人工妊娠中絶などを行う非営利組織「全米家族計画連盟」を同氏が支持したことには目をつむる構えだ。
ショーン・ハニティ氏:フォックス・ニュースの司会者。トランプ氏と同ニュースのロジャー・アイレス会長の間で最近もめ事があった際は、仲介役に。トランプ氏はこの後、ハニティ氏とのインタビューには和やかに応じた。
ハニティ氏はやはり保守派のグレン・ベック氏の批判からトランプ氏を擁護。ベック氏宛ての公開書簡の中で、「政治に関する彼の率直な外部からの視点を気に入っている」などと述べた。

ビル・オライリー氏:数百万人の不法移民を強制送還するとのトランプ氏の公約をめぐり、8月18日夜のインタビューで問いただした。ただ、両氏がお互いに敬意を持っているのは明白で、12年には共に米大リーグ・ヤンキースの試合を観戦。6月には「ヒラリー・クリントン氏のあいまいな言動よりトランプ氏の率直な物言いの方が良い。いつ何時でもだ」と述べた。
ラッシュ・リンボー氏:米国で最も人気のあるラジオ司会者の一人。いずれの共和党候補に対しても批判を避ける方針だが、トランプ氏に良い印象を持っていることは間違いない。7月には、「移民に関する議論に全面的な変化をもたらした」として評価した。
マイケル・サベッジ氏:保守派のラジオ司会者。コールター氏に唯一比肩するほど熱烈なトランプ氏支持派で、「我々が持つ最高の選択肢」としている。7月、ラジオ番組のゲストとしてトランプ氏を招いた際は、「あなたはこの時代のウィンストン・チャーチル(元英首相)だ」と述べた。
ブレイトバート・コム:保守系のニュースサイト。トランプ氏とは長年、良好な関係を築いており、トランプ氏の側でもここ数年、同サイトに「独占ニュース」を提供。8月15日付の記事では、トランプ氏は「絶好調」であり「大統領の風格」を見せたとしている。

2631チバQ:2015/09/02(水) 22:37:58
トランプ氏の敵
ジョージ・ウィル氏:保守系コラムニストで、トランプ氏とは犬猿の仲。トランプ氏はツイッターで再三ウィル氏を攻撃しており、フォックス・ニュースが同氏の出演を許していることに疑念を呈した。
一方、ウィル氏の側でも8月12日に米紙ワシントン・ポストのコラムで、トランプ氏は「偽の共和党員」だと反撃。16日には、核兵器を動かす権限を同氏に与えることの是非を考慮すれば、有権者は考えを改めるはずだと示唆した。

チャールズ・クラウトハマー氏:やはりツイッター上でトランプ氏の批判の標的となっている。同氏が8月上旬、クラウトハマー氏の「好意的なコメント」に謝意を表明したことで、攻撃はいったん収束。
だが数日後、共和党候補が初めて一堂に会したテレビ討論会をめぐりトランプ氏が不満をもらしたことに対し、同氏の「タフガイ」のイメージにそぐわないとクラウトハマー氏が述べ論戦が再燃。トランプ氏はツイッターで、フォックス・ニュースは同氏を解雇すべきだと攻撃した。
グレン・ベック氏:フォックス・ニュースの元司会者で、トランプ氏が保守派識者の支持を集めている状況に困惑。フェイスブック上でハニティ氏らの支持に異論を唱え、「みな優秀な人たちだ」「私は何を見逃しているのだろうか」と述べた。
ベック氏は17日にもハニティ氏の番組に論及。「民主党支持者と自己規定することが多かったトランプ氏の過去の言動を見て、なぜ保守派が彼を味方だと思えるのか理解に苦しむ」と述べた。
ビル・クリストル氏:保守派の週刊誌「ウイークリー・スタンダード」の編集者。トランプ氏はジョン・マケイン上院議員のベトナム戦争従軍に関し辛らつなコメントを表明したことで、クリストル氏の支持を失った。
クリストル氏はマケイン議員に関するコメントがトランプ氏に打撃を与えると予想。これは外れたが、依然としてトランプ陣営の失速を予想している。
米紙ウォールストリート・ジャーナルの論説面:同紙の論説委員はトランプ陣営に批判的であり、同紙を所有するルパート・マードック氏がトランプ氏の選挙戦追放を画策しているのではとの臆測を呼んでいる。
マードック氏は7月、トランプ氏が国を「うろたえさせている」と言及。だが最近、電話で会談し、批判の調子を和らげた。
ただ同紙の論説面は依然として追求を緩めず、8月17日付の紙面では、トランプ氏の移民政策を支持すれば共和党が「強制送還党」になるとする社説を掲載した。

2632名無しさん:2015/09/03(木) 22:36:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000511-san-n_ame
米大統領が対日戦勝70年で声明 「日本は揺るぎない同盟国」
産経新聞 9月3日(木)8時58分配信

 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は2日、第2次世界大戦の終結70周年を記念する声明を発表した。戦後の日米関係を「4月の安倍晋三首相の訪米で言及したように和解の力を示す模範になっている」と強調し、引き続き両国関係を深化させていく決意を表明した。

 声明は太平洋戦域で犠牲になった10万人以上の米軍人をたたえ、「終戦は日米関係における新時代の始まりを記した」と指摘。

 その上で、オバマ氏は日米の戦後70年の歩みを「旧敵国(の日本)が揺るぎない同盟国となり、アジアや世界で共通の利益や普遍的な価値観をともに前進させてきた」と称賛した。

 ケリー米国務長官も2日、声明を発表。日米関係の強さは民主主義、人権、法の支配に関する共通した取り組みに基づくものだとし、米国が「太平洋国家」として地域への関与を深化させると重ねて強調した。

 これに関連し、米首都ワシントンで2日、第2次世界大戦記念碑前で民間の記念式典が開かれ、退役軍人らが戦没者を悼んだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000017-asahi-int
日米の70年「和解の手本」 オバマ大統領が声明
朝日新聞デジタル 9月3日(木)10時9分配信

 オバマ米大統領は2日、日本が第2次大戦の降伏文書に署名してから70年になるのにあわせ、声明を発表した。日米関係について「かつての敵国が最も安定した同盟国となり、和解の力を表す手本だ」とし、両国の関係がさらに深化することを確信していると強調した。

 オバマ氏はまず、想像しがたい苦しみに耐えた戦争捕虜に思いをはせ、太平洋戦線で命を落とした10万人以上の米兵士に敬意を表した。その上で、4月に米国で安倍晋三首相と会談したことに触れ、日米両国は世界で共通の利益や普遍的な価値観を推し進めているとし、「70年前は、こうした関係が築けるとは想像も出来なかった」と評した。

 ケリー国務長官も声明を発表した。ハワイの真珠湾と、激戦地ガダルカナル島を昨年訪れたことに触れると共に、その大戦から70年後、日米が敵国から強固な同盟国になったことを「驚くべき転換だ」と表現した。

 共和党の重鎮、マケイン上院軍事委員長も声明で、「過去に焦点を当てる人もいるが、私は70年前から成し遂げた進展に目を向ける」とし、日米が世界の平和と安定に貢献していることを強調。一方で、「アジア太平洋地区ではいま、戦争の灰から手に入れた法に基づいた国際秩序が試練に直面している」と暗に中国の存在をほのめかし、日米などの協調を強めるべきだとの考えを強調した。(ワシントン=奥寺淳)

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000028-mai-n_ame
<米大統領>日米関係は「和解の模範」 記念声明
毎日新聞 9月3日(木)12時0分配信

 【ワシントン西田進一郎】日本が第二次世界大戦の降伏文書に署名してから70年となった2日、オバマ米大統領が記念の声明を発表した。日米関係について「かつての敵対国が不動の同盟国になり、アジアや地球規模で共通の利益や普遍的な価値を推し進めるため協力している」と指摘、「和解の力を示す模範だ」とたたえた。「抗日戦争の勝利」を強調する中国をけん制する狙いもあるとみられる。

 オバマ氏は声明で、太平洋で戦死した10万人を超える米兵らに哀悼の意を示し、こうした犠牲のうえに今日の自由があるとも指摘した。そのうえで「戦争の終結は日米関係の新時代の幕開けとなった」とし、「日米の関係は今後数十年も深化し続けていくと確信している」と強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150903-00000044-ann-pol
米大統領声明「日米関係は和解の模範」 政府は歓迎
テレビ朝日系(ANN) 9月3日(木)17時58分配信
 戦後70年のオバマ大統領の声明を評価しました。

 菅官房長官:「世界の平和と発展のために日米同盟が果たしている重要性を強調する内容だったと我が国として歓迎したい」
 アメリカのオバマ大統領は、日本が第2次世界大戦の降伏文書に署名してから70年となった2日、戦後の日米関係について「和解の力を示す模範だ」と表明しました。菅長官は「日米関係が一層、深化、発展を続けるよう努力していきたい」と強調しました。
最終更新:9月3日(木)17時58分

2633チバQ:2015/09/03(木) 22:42:47
http://www.sankei.com/world/news/150903/wor1509030052-n1.html
2015.9.3 15:53
【米大統領選】
トランプ氏は「指名の可能性なき先頭走者」 バージニア大学のラリー・サバト教授

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8月29日、米南部テネシー州ナッシュビルでの演説を終え、自らの顔写真が表紙になった雑誌を手にするドナルド・トランプ氏
 トランプ氏は共和党の候補者指名争いで先頭を走るが、「指名を受ける可能性がない先頭走者」だ。

 率直な物言いの人物が注目を集めたことは過去にもあった。1992年の共和党の候補者選びでは政治コラムニストのパット・ブキャナン氏が一定の支持を集めたし、本選でも無所属の富豪、ロス・ペロー氏が19%の票を得た。2008年にはニューヨーク市長を務めたルドルフ・ジュリアーニ氏、11〜12年には会社経営者のハーマン・ケイン氏らが人気を得たが、多数を獲得したわけではない。

 歴史的にみて大統領選の候補者になるには、党指導部や同僚となる政治家、大口の献金者など「党のエリート」からの支持が必要だし、全国的な選挙のプロのネットワーク、政治に関する豊富な知見も不可欠だ。

 しかしトランプ氏はどの条件も満たしておらず、ブキャナン氏らと同じ運命をたどるのではないか。

 ただし、トランプ氏が選挙戦に影響を与えないわけではない。ブキャナン氏は保守層を分裂させた。ペロー氏はブッシュ元大統領の再選を阻んだ。トランプ氏が無所属で本選に出馬すれば、共和党にとっては保守票を奪われる悪夢のような展開になるだろう。(談)

2634チバQ:2015/09/03(木) 22:44:00
http://www.sankei.com/world/news/150903/wor1509030021-n1.html
2015.9.3 09:14
【宮家邦彦のWorld Watch】
星雲状態の米大統領選





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米大統領選、共和党候補者で支持率トップのドナルド・トランプ氏 (AP)
 今年のお盆はワシントンで過ごした。日本での関心は安倍晋三首相の戦後70年談話だったが、米国では既に来年秋の大統領選が始まっていた。筆者が最初に米大統領選を経験したのは留学生時代の1976年。あれから40年、候補者や政治資金ルールは変わっても基本は変わっていない。良くも悪くも米国大統領は東アジアだけでなく、世界中の地域情勢に多大な影響を与える。そこで今回は、気の早い米国人に倣(なら)って、「鬼が笑う」来年の米大統領選挙について頭の整理をしておこう。

 ●共和党トランプの台頭

 ニューヨーク生まれの大富豪、80年代の好景気でブームに乗った不動産王だ。そういえば、1年前の娘の結婚式で泊まったハワイの高級ホテルもトランプだった。自己顕示欲が強く、過激な発言やパフォーマンスには批判も多い。他方、頭の回転は速く、最新の世論調査では共和党候補の中でダントツの28%の支持を得ている。

 ●民主党クリントンの失速

 一時は指名確実と思われた元国務長官が国務省時代の電子メール問題で失速の危機に瀕(ひん)している。米国の諜報関連ルールは厳格で、機密指定情報のやりとりを通常メールで行うことは違法だ。政治家クリントンにも言い分はあろうが、報道では既にFBIも動いているという。世論調査でも彼女の支持率は短期間で約10ポイントも下落している。

 ●ワシントンへの憤怒

 トランプ氏だけではない。民主党でも超リベラルのサンダース上院議員が支持を集めている。内外メディアは民主共和両党内にワシントンの既成政治家に対する有権者の失望と怒りがあると解説する。だが、そうしたアンチ・エスタブリッシュメント感情自体は決して目新しくない。

 ●中年ブルーカラー白人

 興味深いのはそうした憤怒の源泉だ。米国では有色人種が多数派となりつつある。最大の「負け犬」は中老年ブルーカラー白人男性だ。トランプ氏の不法移民批判や排外主義的傾向を見ていると、この種のグループに対する配慮が垣間見える。しかし、今のトランプ支持増大が大統領本選挙での勝利に結び付くとは思えない。米国有権者の多くは投票日の1カ月前まで投票する候補者を決めないからだ。

 最後に、現時点での筆者の独断と偏見を記しておく。

 ●原理主義者は勝てない

 トランプ、サンダースなどに共通するのは妥協を排す純粋主義だ。しかし、それでは平均的有権者は付いてこない。これまでも出馬を検討した多くの原理主義者が途中で挫折している。

 ●割れた政党は負ける

 原理主義者が一定の支持を得続ければ第三党を作って出馬する。そうなれば政党は内部分裂し、本選挙では敗北する。典型例が92年のロス・ペロー候補の出馬とビル・クリントン候補の当選だろう。

 ●正副大統領候補の均衡

 米国は広い。非原理主義者の大統領候補だけで選挙は勝てない。全国的支持を獲得するには正副大統領候補の出身地や支持母体などの均衡を図ることが重要である。

 ●米国民の平衡感覚

 最後にモノを言うのは米国民の健全なバランス感覚だ。ウォーターゲート事件後のカーター候補、イラン革命後のレーガン候補、冷戦終了後のクリントン候補、アフガン・イラク戦争後のオバマ候補の当選はそれぞれ大統領選挙の中で政治を変えようとする米国民主主義の真骨頂だ。

 要するに大統領選はまだ星雲状態ということだ。筆者がワシントン在勤中の92年、多くの本命候補が失速する中で泡沫(ほうまつ)と思われたビル・クリントン候補が急速に台頭した。当時民主党は団結し、逆に共和党はペロー旋風で分裂した。

 歴史は決して繰り返さないが、そこから教訓を学ぶことは可能である。



【プロフィル】宮家邦彦

 みやけ・くにひこ 昭和28(1953)年、神奈川県出身。栄光学園高、東京大学法学部卒。53年外務省入省。中東1課長、在中国大使館公使、中東アフリカ局参事官などを歴任し、平成17年退官。第1次安倍内閣では首相公邸連絡調整官を務めた。現在、立命館大学客員教授、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。

2635名無しさん:2015/09/03(木) 22:45:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150903-00005396-sbunshun-int
「トランプ発言」で米国に広がる日米安保不公正論
週刊文春 9月3日(木)18時1分配信

 アメリカ大統領選の共和党候補として乱暴な発言を繰り返す大富豪ドナルド・トランプ氏(69)が日本について、おやっと思わせる言葉を述べた。必ずしも暴言として片づけられない日本批判なのだ。

 8月21日の決起集会で彼は2万人の聴衆を前に熱をこめて語った。

「日米安保条約の規定ではアメリカは日本が攻撃されれば、日本を防衛する義務がある。だが日本はアメリカが攻撃されても支援しなくてよい。これでよいと思うか」

 会場からはいっせいに「ノー」という声が上がった。

 トランプ氏が批判したのは日米同盟の片務性である。日本の集団的自衛権の行使禁止の現状を非難したのだ。まさに日本の安保法制関連法案での集団的自衛権の行使容認論議に直結する言葉でもあった。だが同氏は堅苦しい用語は使わず、一般にわかりやすい表現で日米同盟の米側からみての不公正さを指摘したわけだ。

 トランプ氏は同じ演説で同盟国の日本が自国防衛をアメリカに頼る一方、経済面でアメリカに挑み、勝ちを制しているのは不公正だと強調した。1980年代の日本に対する「防衛ただ乗り」批判に似た粗雑な糾弾のようでもあった。

 オバマ政権はいま安倍政権の日米同盟強化策を歓迎している。集団的自衛権解禁への期待を対日要求としてぶつけてもいない。だからトランプ氏の日本非難は共和党保守右派の極端な少数意見だと日本側では受け取られそうである。

 ところが同種の「日本不公正論」は民主党左派、つまりリベラル派にも実は存在するのだ。下院外交委員会の7月15日の公聴会でブラッド・シャーマン下院議員が日本を批判した。

「9・11同時テロでアメリカ人が3000人も殺されたとき、同盟諸国はみな集団的自衛権を発動して支援してくれた。だが日本はそうしなかった。日米同盟だけは片務的だからだ。自国の防衛負担をアメリカに押しつけるのだ。こんな同盟は前世紀の遺物であり、21世紀には合わない」

 シャーマン議員は当選10回、超リベラル派である。トランプ氏とは対極的な政治スタンスなのだが、防衛面での日本への不満は共通する。日本側として銘記すべきアメリカの現実だといえよう。


<週刊文春2015年9月10日号『THIS WEEK 国際』より>

古森 義久(在米ジャーナリスト)

2636とはずがたり:2015/09/04(金) 10:57:30
独立系で出馬せず…トランプ氏に誓約求める方針
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E7%B3%BB%E3%81%A7%E5%87%BA%E9%A6%AC%E3%81%9B%E3%81%9A%E2%80%A6%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%81%AB%E8%AA%93%E7%B4%84%E6%B1%82%E3%82%81%E3%82%8B%E6%96%B9%E9%87%9D/ar-AAdU94s
読売新聞 15 時間前

【ワシントン=今井隆】米メディアは2日、共和党全国委員会が2016年大統領選党指名候補争いに出馬している候補者に対し、党の指名を得られなかった場合に独立系から出馬しないよう誓約を求める方針を固めたと報じた。

17人の候補者のうち、世論調査で首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)だけが共和・民主両党以外の独立系からの立候補を排除しない意向を示している。同氏が独立系で立候補すれば民主党を利することになりかねず、同委員会はこれを事前に封じる必要があると判断したようだ。

全国委員会のプリーバス委員長が3日にトランプ氏と会談し、その後トランプ氏が記者会見する予定で、トランプ氏の判断に注目が集まっている。

2637チバQ:2015/09/05(土) 07:43:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000053-asahi-int
難民男児の死「世界中を責めている」 カナダ在住のおば
朝日新聞デジタル 9月4日(金)20時52分配信

 シリア難民とみられる男児の遺体がトルコの海岸に漂着した事件が、カナダにも衝撃を与えている。一家がカナダに向かおうとしていたと報じられたためで、野党は、カナダ政府の難民受け入れが不十分だとの批判を展開している。

 海岸でうつぶせに横たわる男児の写真はトルコから配信され、欧米の多くの新聞に掲載された。AP通信によると、男児はシリア北部アインアルアラブ出身のアイラン・クルディくん(3)で、家族と一緒にギリシャのコス島へ向かう途中に溺れたという。母親と5歳の兄も死亡したが、父親のアブドゥラさんは助かった。

 カナダ西部バンクーバー近郊に住む、アイランくんのおばのティマ・クルディさんはCBCテレビなどに「一家は何千ドルも払って、密航をしようとしていた」と話した。

 ティマさんは保証人となって家族をカナダに連れて来ようとしていた。経済的な理由から、まずは別の親族の受け入れ申請をしたが、書類の不備を理由に棄却され、アイランくん一家はまだ申請していなかったという。

 家族の死亡についてティマさんは「カナダ政府だけを責めたいのではなく、世界中を責めている」と涙ながらに語った。AP通信によると、アイランくんたちの遺体は4日、アインアルアラブに埋葬された。

2638チバQ:2015/09/05(土) 07:43:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000037-bloom_st-bus_all
シリア難民男児の悲劇、選挙戦さなかのカナダ与党揺るがす
Bloomberg 9月4日(金)15時23分配信

  (ブルームバーグ):トルコの砂浜に漂着したシリア難民男児の遺体の写真が、欧州をはじめ世界に広げた衝撃は、10月19日に投票が行われる選挙戦さなかのカナダ与党の保守党にも及んでいる。

カナダ紙オタワ・シチズンは、亡くなったこの男児アイラン・クルディ君とその家族のカナダへの難民認定申請が、アレグザンダー市民権・移民相に他の議員から今年直接手渡されたものの、6月に却下されたと報道。同相は3日、報道を受けて選挙運動を中断し、オタワに戻った。

アイラン君の肉親からの難民申請の記録はないと一貫して説明するカナダ市民権・移民省は声明で、申請したのはアイラン君の叔父で、却下は書類の不備を理由とするものだとしている。

保守党党首のハーパー首相はバンクーバー近郊で遊説し、シリアとイラクの難民問題は地域紛争の「1つの小さな局面」であり、カナダは自国のアプローチを変更することはないと指摘。「われわれが昨日目にしたのが悲劇であることは言うまでもない」とした上で、「実情はもっとひどいと言わざるを得ない」と語った。

アイラン君の写真を見て自分の息子のことを思ったと話す同首相は、アイラン君の親族に哀悼の意を表明した上で、この問題の解決の1つは「イスラム国」の戦士に対する空爆作戦を続けることだ述べた。

一方、野党の新民主党(NDP)と自由党は3日、シリアの難民危機をそれぞれ問題に取り上げた。NDPのマルケア党首はトロントで記者団に対し、アレグザンダー市民権・移民相が説明しなければならないことは多いが、「われわれはまだそういう状況にない」と言明した。

今回の悲劇についてモントリオールで聞かれた自由党のトルドー党首は「選挙戦のさなかに突然、思いやりが見つかるはずがない」とし、もともと「それを持っているか、持っていないかだ」と保守党の対応に苦言を呈した。

同相の3日の声明によると、カナダに再定住したイラク難民は約2万2000人、シリア難民は約2300人に上る。

原題:Drowned Syrian Boy Jolts Conservatives During Canada Vote
(2)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:オタワ Josh Wingrove ,jwingrove4@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
David Scanlan
Stephen Wicary, Chris Fournier ,dscanlan@bloomberg.net

2639チバQ:2015/09/05(土) 09:31:59
http://www.sankei.com/world/news/150904/wor1509040014-n1.html
2015.9.4 08:51

同性カップル婚姻証明書不受理の女性職員を収監 米連邦地裁、服務違反で





 自らのキリスト教信仰と矛盾するとして、同性カップルへの婚姻証明書の発行を拒んでいた米南部ケンタッキー州ローワン郡の女性職員、キム・デービスさん(49)が3日、裁判官の命令に背いて職務を履行しなかったことを理由に、連邦地裁の判事によって収監された。

 デービスさんの部下6人のうち5人が判事に婚姻証明書を発行すると誓約したため、米連邦最高裁が6月末に同性婚を認める判決を出してから続いていたローワン郡の婚姻届不受理騒ぎは収束する見通しとなった。

 しかし信仰を優先するデービスさん支持の声は、同性婚に否定的な米共和党の大統領候補の中にもあり、法の順守と信仰の自由をめぐる論争は今後も続きそうだ。デービスさんは婚姻証明書の発行を拒まれたカップル計4組から訴えられていた。(共同)

2640とはずがたり:2015/09/06(日) 08:09:59

クリントン氏、国務省職員に私用サーバー管理させる メール問題で米紙報道
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1509050047.html
09月05日 22:54産経新聞

 【ボーズマン(米モンタナ州)=加納宏幸】次期米大統領選の民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)が在任中に私用メールを使っていた問題で、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は4日、クリントン氏が国務省職員に私用サーバーを管理させていたと報じた。「公私混同」として批判を受ける可能性がある。

 同紙によると、クリントン氏が私用メールを使うためニューヨークの自宅に置いていたサーバーを管理していたのはブライアン・パグリアノ氏。2008年大統領選でクリントン陣営のIT(情報技術)を担当し、クリントン氏の長官就任に伴い国務省に勤務した。その間もサーバー管理費の支払いを受けていた。

 私用メール問題では、機密情報のやり取りがあったことも判明している。クリントン氏は8月、サーバーを連邦捜査局(FBI)に引き渡した。

 クリントン氏は4日放映のNBCテレビとのインタビューで「人々を当惑させ、多くの疑問を抱かせたことを遺憾に思う」と語った。ただ、当時は機密指定されていた情報を私用メールで扱ったことはないとし、謝罪はしなかった。

 私用メール問題が尾を引いたことで、6割前後だった同氏の支持率は低迷。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新世論調査の平均では49・2%で、バーニー・サンダース上院議員(25%)、バイデン副大統領(14%)に差を縮められている。

2641チバQ:2015/09/06(日) 19:05:08
http://www.afpbb.com/articles/-/3059418
トランプ氏、共和党に忠誠誓う 「党外出馬しない」と誓約書
2015年09月04日 12:08 発信地:ニューヨーク/米国
【9月4日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党指名候補争いトップの不動産王、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は3日、共和党への忠誠を誓い、指名争いで敗れた場合でも無所属や第三党からの出馬はしないと宣言した。

 米ニューヨーク(New York)にある自身所有の高層ビル「トランプ・タワー(Trump Tower)」で記者会見したトランプ氏は、宣誓書を掲げ「私は共和党と、党が支持する保守主義に忠誠を誓う」と宣言。「いかなる状況でも、この誓いを破ることはない」と述べた。

 モンマス大学(Monmouth University)が行った最新の世論調査で、トランプ氏は他の共和党候補を30%引き離して首位に立っている。

 共和党内では、同氏が独立候補として出馬した場合に共和党支持者の票が分散し、民主党の最有力候補者ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏を楽に当選させてしまうのではないかとの懸念が広がっていた。(c)AFP/Jennie MATTHEW

2642チバQ:2015/09/07(月) 22:00:00
http://www.sankei.com/world/news/150907/wor1509070030-n1.html
2015.9.7 19:29
【米大統領選】
今後の選挙戦占う緒戦2州でクリントン氏が苦戦 戦略の練り直し必要

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民主党序盤4州の状況
 【ワシントン=加納宏幸】2016年11月の次期米大統領選の予備選・党員集会の緒戦となるアイオワ、ニューハンプシャー両州で民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら「本命」が苦戦している。過去の例をみても、サウスカロライナとネバダを加えた序盤4州が後の選挙戦での勢いに影響するため、各陣営は戦略の練り直しを迫られている。

 クリントン氏はニューハンプシャーで無所属のバーニー・サンダース上院議員に逆転され、アイオワでも追い上げられている。5、6両日には両州を訪れ、共和党で首位に立つ不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)を強く批判し、自らへの支持を訴えた。

 米NBCテレビと米マリスト大が6日発表した世論調査によると、来年2月1日に初戦の党員集会が予定されるアイオワでのクリントン氏への支持は7月の49%から38%に低下。逆に、2位のサンダース氏は25%から27%に増えた。

 アイオワに続き予備選を実施するニューハンプシャーでは、サンダース氏がクリントン氏を逆転した。サンダース氏への支持は7月の32%から41%に拡大し、クリントン氏は42%から32%に下落した。

 クリントン氏は本命視された08年の大統領選で、オバマ米大統領に初戦のアイオワを奪われた。クリントン氏はニューハンプシャーで勝ったが、アイオワで勢いづいたオバマ氏との接戦の末に敗れた。人口が全米の1%程度で選挙人もさして多くないアイオワだが、その勝敗は後々まで響く。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、クリントン陣営はサウスカロライナなど南部諸州を「防火壁」に見立て、アイオワなどの苦戦がその後の予備選・党員集会に燃え広がらないようにする作戦を練っている。

 ただ、私用メール問題は尾を引き、クリントン氏への逆風はやまず、出馬が注目されるジョー・バイデン副大統領の動きも不安要因だ。米ハーバード大のローレンス・レッシグ教授(54)も6日の米ABCテレビ番組で、民主党からの出馬に意欲を示した。同党では6人目の候補となる。

 一方、共和党ではトランプ氏がアイオワ、ニューハンプシャー両州で支持を拡大。ブッシュ氏やスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は支持率が一桁にとどまった。

2643チバQ:2015/09/07(月) 23:01:29
http://mainichi.jp/feature/news/20150907k0000e030161000c.html
米大統領選:民主党指名争いにレッシグ教授立候補表明
毎日新聞 2015年09月07日 11時33分(最終更新 09月07日 12時46分)

 【ワシントン西田進一郎】米ハーバード大のローレンス・レッシグ教授(54)は6日のABCテレビの番組で、2016年大統領選の民主党候補者指名争いに立候補すると表明した。同党の候補者指名争いに立候補表明したのは6人目。

 レッシグ氏は、米国でサイバー法の権威とされる法学者。企業や団体などから上限なく献金を集めることができる特別政治活動委員会(スーパーPAC)に反対するなど選挙制度改革を掲げる。番組では「政府の機能不全を認識しなければならない」と指摘し、わずかな数の献金者に支配されない「機能する政府」を取り戻す必要性があると強調した。当選して選挙制度改革を実現すれば、辞任する考えも示した。

 レッシグ氏は7日の「労働者の日」までに個人中心の小口献金が計100万ドル(約1億1900万円)集まれば立候補すると8月に宣言。番組の開始前にツイッターで100万ドルに達したことを明らかにしていた。

2644チバQ:2015/09/07(月) 23:42:03
http://www.cnn.co.jp/usa/35070059.html
米大統領選の民主党指名争い、重要州でサンダース氏が躍進
2015.09.07 Mon posted at 12:45 JST
ワシントン(CNN) 来年の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いは、序盤戦の舞台となるアイオワ、ニューハンプシャー両州でバーニー・サンダース上院議員が大きく支持率を伸ばしていることが、最新の世論調査で明らかになった。
調査はNBCニュースとマリスト大学が共同で実施し、6日に結果を発表した。それによると、ニューハンプシャー州での支持率はサンダース氏が41%。最有力候補とされてきたヒラリー・クリントン前国務長官の32%を大幅に上回ってトップに立った。
サンダース氏の支持率は、7月の調査から19ポイントも上昇した。
アイオワ州ではクリントン氏が首位を維持したものの、同氏の支持率は11ポイント低下し、サンダース氏との差が縮小している。
クリントン氏は国務長官時代に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題が表面化し、信用の失墜を招いた。全米規模の世論調査では依然トップを走っているものの、議会や連邦当局による調査の長期化が不信感をさらにあおる展開となっている。
一方、出馬を真剣に検討中とされるジョー・バイデン副大統領はニューハンプシャー州で12%、アイオワ州で16%の支持率をそれぞれ確保した。
共和党の指名争いでは、不動産王のドナルド・トランプ氏がニューハンプシャー州で28%、アイオワ州で29%と圧倒的な支持を集めている。
ニューハンプシャー州ではジョン・ケーシック・オハイオ州知事が12%で2位。アイオワ州では元神経外科医のベン・カーソン氏が22%で2位につけた。同州でかつてトップに立っていたスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は、支持率5%に転落した。

2645チバQ:2015/09/07(月) 23:42:47
http://www.cnn.co.jp/usa/35070086.html
ペイリン氏、エネルギー長官に名乗り トランプ政権誕生なら
2015.09.07 Mon posted at 15:29 JST

ワシントン(CNN) 2008年の米大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン元アラスカ州知事が6日に放送されたCNNの番組で、もし不動産王ドナルド・トランプ氏が米大統領になった場合、エネルギー省長官として入閣を目指す意向を表明した。
ペイリン氏はインタビューの中で、「私はエネルギー省についていろいろ考えている。エネルギーは自分の赤ん坊みたいなもの。原油やガスや鉱物は、我々が非友好的な外国に頼らなくて済むよう、神が人類に利用させるために地球のこの地域に放出したものだから」と語った。
ただし長官になった場合はエネルギー省を解体するとペイリン氏は言明。「土地についてはその土地がある州と、開発の影響を受ける住民により多くの権限を与える。もし私が長官になった場合、任期は短くなりそうだが、エネルギーを熟知し、開発に関して責任の持てる人物が主導するのは本当に素晴らしいこと」と力説した。
トランプ氏も、もし大統領になった場合はペイリン氏の入閣を歓迎すると語っていた。ここ数年は両氏とも互いの賞賛を繰り返しており、ペイリン氏は6日のインタビューでもトランプ氏を弁護。イランの核開発合意に反対してワシントンで開かれる集会に、トランプ氏やテッド・クルーズ氏と共に参加すると表明した。

2646チバQ:2015/09/09(水) 23:10:26
http://www.sankei.com/world/news/150909/wor1509090010-n1.html
2015.9.9 10:21
【米大統領選】
クリントン氏、メール問題で初めて謝罪





 クリントン前国務長官=7日(AP=共同)
 【ワシントン=青木伸行】2016年米大統領選の民主党最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官(67)は8日、長官在任中に私用のメールアカウントを公務に使っていた問題について「間違いだった。申し訳ない。私の責任だ」と初めて謝罪した。

 ABCテレビとのインタビューで表明した。メール問題をめぐり「もっと早く、しっかり質問に答えるべきだった」と指摘。「可能な限り透明であろうと努めている。選挙戦が終わるまでには、人々に信用してもらえると確信している」とも述べ、信頼回復に努力する姿勢を強調した。

 一方では、機密指定されていた情報をやりとりしたことはないと、改めて主張した。

 クリントン氏はこれまで、メール使用の公私を分けるべきだったとしながらも、「私用メールを公務に使うことは、国務省も認めていた」として謝罪を拒んできた。

 しかし、連邦捜査局(FBI)も捜査に乗り出し、メール問題に対する不信感を要因とする支持率に、歯止めがかからないことから、クリントン氏も謝罪に踏み切ったとみられる。

2647チバQ:2015/09/10(木) 21:23:16
http://www.sankei.com/world/news/150910/wor1509100032-n1.html
2015.9.10 11:54
【米大統領選】
マカフィー創業者、新党から出馬





 米セキュリティーソフト大手マカフィーの創業者ジョン・マカフィー氏(69)が9日、2016年米大統領選の出馬に必要な書類を提出した。ロイター通信のインタビューに答えた。自ら立ち上げた「サイバー党」から立候補する。

 マカフィー氏は情報収集活動を通じて国民生活を監視する政府を批判、プライバシー保護強化に取り組むと表明した。

 同氏は「献身的な支持基盤」があり、出馬を望む声が寄せられていたとしている。遊説など通常の選挙活動はせず、テクノロジーを駆使して勝利を見込んでいるという。

 同氏は12年に中米グアテマラ当局に不法入国の疑いで拘束された。(共同)

2648チバQ:2015/09/10(木) 21:36:32
http://www.sankei.com/world/news/150910/wor1509100014-n1.html
2015.9.10 09:06
【米大統領選】
トランプ氏、ライバル候補と異色のタッグ イラン核合意反対で






9日、ワシントンで顔を合わせたトランプ氏(右)とクルーズ氏(AP)
 来年の米大統領選の共和党指名を争う実業家トランプ氏(69)とクルーズ上院議員(44)が9日、イラン核問題の最終合意に反対する集会にそろって登場、ライバル同士が異色のタッグを組んだ。

 ワシントンの連邦議会議事堂前で開かれた集会は保守派運動「ティーパーティー(茶会)」系団体が主催。クルーズ氏が反対を盛り上げるために、支持率首位のトランプ氏を招いた。

 トランプ氏は集会で「こんなひどい取引は見たことない」「間抜けな人々が米国を率いている」とオバマ政権をこき下ろし、クルーズ氏は「破滅的な合意だ。イランの核兵器保有を可能にし、多くの人が死ぬことになる」と非難した。

 党内でクルーズ氏は暴言を繰り返すトランプ氏への批判を控えてきた。同氏が脱落したときに支持者を取り込む思惑もあるとみられる。(共同)

2649チバQ:2015/09/11(金) 20:38:15
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110047-n1.html
2015.9.11 19:39
【米大統領選】
共和党唯一の女性候補フィオリーナ氏が“前座”から昇格、テレビ討論会へ






支持者に手を振るフィオリーナ氏=7日、米ニューハンプシャー州(AP=共同)
 来年の米大統領選に向けた16日の共和党第2回討論会を主催するCNNテレビは10日、主要候補17人のうちゴールデンタイムの部に参加できる11人を発表した。世論調査の支持率で選抜しており、唯一の女性候補フィオリーナ氏が新たに加わった。

 残り10人は実業家トランプ氏やブッシュ元フロリダ州知事ら、8月の第1回討論会と同じ顔触れ。

 フィオリーナ氏はコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者(CEO)。第1回では支持率下位候補による“前座”の部だったが、この場で注目を浴び、支持率が上昇。CNNが同氏に配慮する形で当初予定の10人に追加枠を設けたことにより滑り込んだ。(共同)

2650チバQ:2015/09/11(金) 20:41:44
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110003-n1.html
2015.9.11 06:00
【米大統領選】
共和・トランプ氏ら「イラン核合意、大統領に就任したら破棄する」 選挙の争点に浮上

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9日、米議会前でイラン核合意を批判する不動産王、ドナルド・トランプ氏(加納宏幸撮影)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年実施の米大統領選で、次の大統領はイラン核問題の最終合意を覆すことができるかが争点に浮上している。民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(67)は9日、合意の着実な履行を公約。一方、共和党で首位の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)らは米議会前で開かれた履行阻止を求める集会でオバマ政権を批判した。

 共和党は議会で最終合意を不承認とすることを目指しているが、上院(100議席)で9日までに40人を超える民主党議員が合意への支持を表明。このため共和党は長時間演説による議事進行妨害(フィリバスター)を阻止できる60票以上の賛成を得られず、不承認決議案は廃案となりオバマ大統領が拒否権を行使しなくても合意を履行できることが確実になった。

 大統領選の論戦では、次期大統領として合意の履行を続けるか、撤回するかで意見が分かれている。

 ワシントンの有力シンクタンクで演説したクリントン氏は欧米など6カ国とイランの最終合意「包括的共同行動計画」について、「合意を履行し、イランを抑止し、同盟関係を強化することが大統領としての私の目標だ」と述べた。

 クリントン氏は、合意によってイランが核兵器を取得する道を封じると強調する一方、合意に反してイランが核を持とうとした場合、制裁を復活させるとともに「軍事行動をためらわない」と明言。共和党候補が主張している合意破棄は「海外での米国の信頼を傷付け、米国を弱くするだけだ」と警鐘を鳴らした。

 トランプ氏は9日、共和党候補のテッド・クルーズ上院議員(44)とともに米議会前で開かれた保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)系団体が開いた反対集会に出席。1千人以上の聴衆を前に合意を「人生で、これほど手腕のない交渉は見たことがない」と批判した。

 クルーズ氏は、米軍の最高司令官である大統領を目指す全ての候補は「17年1月20日(の大統領就任日)にこの破滅的な合意をびりびりに破る用意をしておくべきだ」と主張した。

 共和党有力候補ではマルコ・ルビオ上院議員(44)やスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)も合意破棄を主張。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は合意を強く批判しているが、破棄は明言していない。

2651チバQ:2015/09/11(金) 20:42:29
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110025-n1.html
2015.9.11 11:24
【米大統領選】
クリントン氏が首位譲る 初戦舞台の重要州で





 来年の米大統領選の民主党指名争いをめぐり米キニピアック大が10日発表した世論調査結果によると、最初の党員集会が開かれる中西部アイオワ州で無所属のサンダース上院議員(74)が支持率41%で首位に浮上、クリントン前国務長官(67)は40%で次点に後退した。

 調査は8月27日〜9月8日に党員集会に参加する見込みの民主党支持者を対象に実施。1ポイントは誤差の範囲だが、クリントン氏がアイオワで逆転を許したのは初めて。

 長官時代に公務に私用メールアドレスを使っていた問題などによるイメージ悪化が響いているとみられる。アイオワの次に指名争いの舞台となる東部ニューハンプシャー州でもサンダース氏に逆転されており、陣営は態勢立て直しへ早急な対応を迫られそうだ。(共同)

2652チバQ:2015/09/11(金) 20:44:05
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110042-n1.html
2015.9.11 18:24

米中枢同時テロから14年 厳戒態勢の中、各地で追悼式

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911メモリアルミュージアムで、犠牲者を悼み花を手向ける女性=10日、米ニューヨーク(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】2001年の米中枢同時テロから14年となる11日、全米各地で追悼式典が行われる。新たなテロを警戒し厳戒態勢が敷かれる中、遺族らが犠牲者に鎮魂の祈りをささげる。

 約3千人の犠牲者が出たニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビル跡地で行われる式典では、ハイジャックされた1機目がビルに激突した午前8時46分(日本時間午後9時46分)に黙祷を開始。遺族が交代で犠牲者の名前を読み上げる。

 ハイジャックされた3機目が激突したワシントン郊外の国防総省でも式典が行われる。

 一方、4機目が墜落した東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外では9日、飛行機の翼の形をイメージした高さ約12メートルのコンクリート壁を配した見学センターが完成し、遺族や一般客が9、10の両日訪れた。総工費は2600万ドル(約31億円)。全世界から約12万人が寄付を申し出たという。

2653チバQ:2015/09/11(金) 20:44:37
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110044-n1.html
2015.9.11 18:37

同性婚カップルに待った! 米で婚姻証明書拒否相次ぐ 「信仰に反する」と事務官ら“抵抗” 共和党から支援

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 【ニューヨーク=黒沢潤】今年6月に同性婚が最高裁判決で憲法上の権利として認められた米国で、地方の役所の事務官が宗教的信条を掲げて同性カップルへの婚姻証明書の発行を拒む例が目立っている。同性婚への理解が進む一方、同性婚をなおも受け入れられない米社会の宗教土壌を反映する形となっている。

 全米で最も注目されているのは、南部ケンタッキー州ローワン郡の女性事務官、キム・デービスさん(49)が証明書発行を拒んだケース。最高裁判決後も「キリスト教信仰に反する」として拒み続けたため、男性カップルに訴えられた。

 デービスさんは「私にとってこの件はゲイやレズビアンの問題ではなく、『神の言葉』を支持するかどうかの問題だ」などと主張したが、連邦裁は3日、収監を決定。宗教保守派が連日、抗議デモを展開したこともあり、8日に釈放された。連邦裁はデービスさんに対し、部下の証明書発行を妨げないよう命じた。

 同性婚に批判的な姿勢を示す共和党からはこの間、デービスさんを支援する動きが出た。2016年の大統領選に出馬表明したテッド・クルーズ上院議員は収監先を訪れて激励。同じくマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事も釈放に立ち会い、「良心を曲げなかった」などとたたえた。

 ケンタッキー州以外にも証明書発行を拒む例が目立つ。南部テキサス州では、フード郡の事務官が発行を拒絶。連邦裁は7月、最高裁判決に基づいて発行を命じた。事務官は命令を不服としているが、部下には発行を認めているという。

 南部アラバマ州でも、少なくとも9つの郡の事務官が発行を拒否した。ある事務官は米NBCテレビに対し、「最高裁の判決は不満だ。失うものは何もない」と述べ、当面は拒否を貫く姿勢を示している。南部ノースカロライナ州でも同様の動きがある。

 かたくなな宗教信条を持つ事務官らを支えているのは、「自由評議会」(南部フロリダ州)や「自由防衛同盟(ADF)」(南部アリゾナ州)といった宗教団体だ。ADFは既存の法律を尊重しつつ、宗教信条の実現を目指す“現実派”だが、自由評議会は公権力との対決をいとわない“強硬派”という。

 一方、ロイター通信の世論調査によれば、「同性カップルに婚姻証明書を発行すべきでない」と答えた米国民は29・8%にとどまる。「発行すべき」が59%と大きく上回り、米国内で同性婚への理解が着実に進んでいることも確かだ。

2654チバQ:2015/09/12(土) 17:09:05
>>2572
ベスト10に入れず
http://www.asahi.com/articles/ASH9D2S2PH9DUHBI00B.html
米大統領選、共和党のペリー氏が撤退表明 支持率低迷
ワシントン=佐藤武嗣2015年9月12日16時08分
2016年の次期米大統領選に向けた共和党候補の指名争いに名乗りを上げていたリック・ペリー前テキサス州知事(65)は11日、「選挙活動を中断する」と述べ、選挙戦から撤退する意向を表明した。資金力不足に加え、最近の世論調査で支持率が低迷していた。

 ペリー氏はミズーリ州で演説し、選挙活動の中断を発表したうえで、「共和党を信頼できる人に託し、私は身を引く。未練はない」と述べた。次期大統領選で撤退表明したのはペリー氏が初めてで、共和党内の候補者数は16人となった。

 ペリー氏は12年の大統領選にも出馬。今回が2度目の挑戦だったが、直近のCNNの世論調査で支持率は0%だった。党内で首位を走る実業家のドナルド・トランプ氏から度々、人格をやゆするような発言で攻撃されたペリー氏はこの日、トランプ氏を念頭に「保守運動は常に主義に基づくものであって、人への中傷ではない。我が党の指名候補は主義を具体化しなければならない」と述べ、牽制(けんせい)した。(ワシントン=佐藤武嗣)

2655チバQ:2015/09/12(土) 17:18:27
http://www.afpbb.com/articles/-/3060099
リック・ペリー氏、米大統領選の共和党指名争いから離脱
2015年09月12日 09:47 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月12日 AFP】2016年米大統領選の共和党候補者指名争いに名乗りをあげていたリック・ペリー(Rick Perry)前テキサス(Texas)州知事が11日、選挙活動を中止することを発表した。混戦状態となっている今回の同党候補者指名争いで活動を中止したのは同氏が初。

 次期大統領選で共和党からは17人が名乗りを上げ、同氏は支持率で13番目につけていたペリー氏は、ミズーリ(Missouri)州セントルイス(St. Louis)で開かれた公開討論会で、「本日、私は米大統領選の選挙運動を中止する」と発表し、「国民や保守派の要請に耳を傾けている限り、わが党は安泰だ。それが分かっているので、私は退く」と述べた。

 ペリー氏は、同じく大統領選に共和党から立候補している不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と、公然と対立した候補者の一人だった。対立候補をあざけるトランプ氏のふてぶてしい態度や性格は、次期大統領選で話題をさらっている。

 ペリー氏は7月に、トランプ氏は「保守主義のがんであり、狭量な政治活動に転移しかねない」と激しく非難していた。(c)AFP

2656とはずがたり:2015/09/14(月) 07:22:58
米国だけど米国じゃない プエルトリコ、財政破綻の悲哀
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASH9441TGH94UHBI00F.html
09月13日 21:14朝日新聞

 カリブ海の米自治領プエルトリコが、財政破綻(はたん)に苦しんでいる。8月に債務が返せなくなり、「米国版ギリシャ」と不安視される状況だ。州でもなく独立国でもない「中ぶらりん」な立場が事態の悪化につながった、と島民は言う。小さな島の実情を記者が探った。

■「経済的には途上国なのに」

 青い海とヤシの木。リゾート地と見まがう首都サンフアンの広場にプエルトリコ自治領の議事堂は立つ。目の前に掲げられていたのは、「ノーモア・タックス(もう税金はいやだ)」と書かれた横断幕だった。

 座り込みを続けていた労働組合員のディオニシオ・シントロンさん(52)は、国家ではなく自治領であることが現在の苦境をもたらした、と言う。

 「米国の内側でも外側でもない。中ぶらりんだから打つ手がないんだ」

 税収減にもかかわらず、手厚い社会福祉政策を続けたことが危機の原因とされる。一方で、危機の陰に米国の姿が見え隠れする。

 マクドナルド、ウォルマート……。島内には米本土の企業の看板が目につく。競争に負けた地元の小売業は衰退した。一等地にも営業していないガソリンスタンドやシャッターが閉まったビルが目立つ。

 周辺のカリブ諸国に比べて割高な米国の最低賃金が適用されるため、輸出競争力も弱い。雇用者数は10年前から2割減った。

 2005年から4年間、自治政府トップの知事を務めたアニバル・アセベドビラさん(53)によると、さらに米国の政策変更が痛手になった。プエルトリコでは企業への米連邦税が免除されていたため、多くの米企業が製造拠点を作った。06年にその優遇が廃止された。「投資を呼び込む道具を失った後も、成長を見込んで借金を重ねた」

 元知事は自らの責任を認めつつ、「米国も責めを負うべきだ」と言う。

 「経済的には途上国なのに、世界一の経済大国の規制や法律に従わなければならない。競争に勝てるはずがない」

■本土に憧れ、人口流出

 米国だが米国ではない。それが、自治領であるプエルトリコの立場だ。

 19世紀末の米国とスペインの戦争の結果、米国領になった。1952年に自治権を得た。住民は米国籍だが、連邦所得税の納税義務も米大統領選の投票権もない。五輪には独自の代表チームを送る。多くの島民はスペイン語しか話さない。

 3年前、「州への昇格」と「独立」のどちらを支持するかを問う住民投票があった。米国の51番目の州になることを支持する人が多数派だった。

2657とはずがたり:2015/09/14(月) 07:23:39
>>2656-2657
 精神的には独立を願うが、米国籍を失うことは恐れる。それが平均的なプエルトリコ人の胸の内だ――。プエルトリコ・インターアメリカン大学法学部のフリオ・マルドナード教授(50)はそう考える。

 プエルトリコ大学教授で、独立を目指す市民運動の共同代表も務めるフリオ・ペレスさん(64)は、米本土への「人口流出」を懸念する。

 スポーツで米国人選手を負かすと大喜びする半面、若者は米本土に憧れる。2010年の国勢調査では、本土に住むプエルトリコ人が400万人を超え、島の人口を抜いた。失業率の上昇で、米軍への志願者も増えている。

 「普段は意識しにくいが、実際は米国の植民地。それがプエルトリコの現実」。経済危機を機に米本土との一体化が進むのか、自立の機運が高まるのか。ペレスさんも見通せない。

■基地の傷痕、沖縄から視察

 プエルトリコの中に、さらに「見捨てられた島」がある。サンフアンから軽飛行機で東に30分、サンゴ礁に囲まれたビエケス島だ。

 11年前まで、島の7割が米海軍基地だった。実弾演習が行われ、島民は限られた地域で生活していた。

 99年、米軍機の誤爆で市民が犠牲になり、反対運動が激化。米国は基地の撤退を決断し、2004年までに閉鎖された。

 「米国もプエルトリコ政府も、その後何ら手を打っていない」。島のラジオDJ、ロバート・ラビンさん(61)は嘆く。経済危機は離島ほど厳しいという。

 基地の後遺症も色濃い。島の周囲の海には不発弾が沈み、山には爆弾による穴がクレーターのように残る。環境汚染も放置され、健康被害が懸念される。

 同様に米軍基地を抱える沖縄から、視察と交流のために県民らが島を訪れたことがあるという。「沖縄の苦境はビエケス島に似ている」とラビンさんは言う。「沖縄の基地を放置している日本は、まるでプエルトリコじゃないか」(サンフアン=真鍋弘樹)

     ◇

 《プエルトリコの財政破綻》 経済低迷から財政危機に陥っていたプエルトリコのガルシア知事は6月、「約720億ドル(約8・6兆円)に上る公的債務を返せない」と表明。8月3日には借金の一部しか返済できず、事実上のデフォルト(債務不履行)となった。

 債務額は、同様に財政破綻したデトロイト市を上回る。また自治領は、連邦破産法による債務再編は認められていない。高利回りや税制優遇を理由に「プエルトリコ債」を大量保有する米投資ファンドなどに損失が広がって金融不安につながる恐れが指摘された。

 9月には一部の債務削減で投資家と合意したものの、米国や世界の経済を揺るがす金融危機の引き金となる可能性も否定できず、「米国版ギリシャ」と呼ばれている。

2658チバQ:2015/09/14(月) 20:52:30
http://www.sankei.com/world/news/150914/wor1509140002-n1.html
2015.9.14 07:00
【アメリカを読む】
政治の素人・トランプ氏らを後押しする反ワシントン感情 ティーパーティも熱狂





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支持者の求めに応じて、いっしょに写真に収まる元神経外科医のベン・カーソン氏(左)。来年の米大統領選をめぐって乱立状態の共和党候補たちの中で、支持率が2位に浮上し、「静かな台頭」ぶりをみせている=8月27日、アーカンソー州リトルロック(AP)
 米大統領選で民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら政治経験のある候補が伸び悩んでいる。「ワシントン政治」への異議申し立ては今に始まったことではないが、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が共和党の候補指名争いで独走しているのは、民主、共和両党の政争に不満を持つ人々が「政治の素人」に引き付けられているからではないか。

茶会系も熱狂

 「私はティーパーティーでも大きくリードしている。ティーパーティーが大好きだ。立ち上がって拍手に応えてくれ」

 音楽の街、米南部テネシー州ナッシュビルのライブ会場でトランプ氏が約1000人の聴衆に呼び掛けると、半数ほどが立ち上がって盛大な拍手を受けた。

 保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)は米議会での共和党躍進を支えてきた。会場にいた茶会系の男性(50)は彼らが穏健派とみるジョン・マケイン上院議員(79)を候補にした2008年、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(68)を選んだ12年の大統領選を挙げて「ひどい間違いをした。疲れた米国に必要な変化をもたらすのは実業家のトランプ氏だ」と興奮気味に語った。

米国南部のメキシコとの国境に不法移民を防ぐため「万里の長城」を築き、中国や日本との貿易不均衡を正すという政府の介入を前提とするトランプ氏の主張は、「小さな政府」を志向する茶会の理念と相いれない。だが、不法移民の排斥を主張するポピュリストの側面が支持につながっているようだ。

 トランプ氏がいうように、米モンマス大学(ニュージャージー州)の世論調査によると、共和党支持層のうち茶会系の36%がトランプ氏を支持すると答えてトップに立ち、2位の元神経外科医、ベン・カーソン氏(63)の19%、3位のテッド・クルーズ上院議員(44)の17%を上回った。

 茶会系の後押しで当選したクルーズ氏は、オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)に反対する21時間超の演説で13年秋の政府機関閉鎖につなげた「茶会の寵(ちょう)児(じ)」。そのクルーズ氏もトランプ氏への追い風は無視できず、さまざまな政策で共同歩調を取る戦略をとっている。

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もう一人の「反乱」

 トランプ氏と同じように世論調査で好調なのが政治経験のないカーソン氏だ。貧困層から医師になった黒人のカーソン氏は、頭部が結合した双生児の分離手術に成功するなどして有名になった。とつとつと諭すような穏やかな語り口はトランプ氏とは対照的で、宗教保守層などから好感されている。

2659チバQ:2015/09/14(月) 20:52:49
 このところ、世論調査でブッシュ氏を抑えてトランプ氏に次ぐ2位を占め、共和党候補を決める来年の予備選・党員集会で初戦となるアイオワ州ではトランプ氏と並ぶ支持を受ける。

 モンマス大調査では好感度は69%で、トランプ氏の59%、ブッシュ氏の41%を上回る。候補がトランプ氏との2人に絞られた場合、トランプ氏を上回る支持を受けられるのはカーソン氏だけだということも分かった。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは「ベン・カーソンの反乱」と題した社説で「共和党の有権者はあらゆるやり方でワシントンや政治家にはうんざりさせられていると表現してきたが、怒れる大統領候補を欲しているわけではない」とし、カーソン氏の「静かな台頭」に注目すべきだとしている。

実績を問われる共和党

 共和党はオバマ政権のリベラルな政策に異議を唱え、上下両院の議席を増やしてきた。昨年11月の中間選挙でいずれも過半数を占めたが、1年近くの実績はどうだっただろうか。

 多くの候補が撤回すると主張していたオバマケアは続き、イスラエルとともに強く反対していたイラン核問題の最終合意も履行される公算が大きい。キューバとの国交も回復された。

 これでは、有権者の3分の2に当たる67%が、政治経験者よりも「外部からワシントンに新しい手法をもたらす人物」を望んでいるという事実(モンマス大調査)にも納得がいく。

 ファーストレディー、上院議員、国務長官を務めたクリントン氏が「ワシントン」から逃れることはできない。ブッシュ氏も兄のジョージ・W・ブッシュ前大統領によるイラク開戦のくびきを負う。行き場を失った「反ワシントン」感情がトランプ、カーソン両氏のような非政治家に向かっている。(ワシントン支局 加納宏幸)

2660チバQ:2015/09/14(月) 20:53:21
http://www.sankei.com/premium/news/150911/prm1509110001-n1.html
2015.9.11 06:00
【アメリカを読む】
中絶胎児の臓器売買疑惑 共闘が徹底追及 大統領選の争点にも…





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臓器売買疑惑が浮上した非営利組織「全米家族計画連盟(PPFA)」が関連する医療機関の前で、プラカードを掲げ合うPPFAの支持者と糾弾する人々。疑惑追及には中絶の是非も絡み、大統領選の争点になるとの見方もある=7月28日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア(AP)
 米国の医療関連の非営利組織「全米家族計画連盟(PPFA)」が臓器売買に関わっているとされる疑惑が浮上している。PPFAは全米700拠点で乳がん検診や妊娠検査、妊娠中絶措置などの医療行為を行っているが、7月、PPFA幹部が関連医療機関で中絶された胎児の臓器の価格交渉をしているとされる隠し撮り動画がインターネット上で公表された。中絶自体に否定的な保守層からは、疑惑の徹底究明を求める声が噴出。共和党は連邦政府からPPFAへの補助金を打ち切るべきだとの主張を展開し、大統領選の争点になるとの見方も出ている。

隠し撮り動画公開

 隠し撮り動画はカリフォルニア州の市民団体が7月14日にインターネット上で公開した。市民団体は臓器買い取りを希望する医療機関の関係者を装ってPPFAに接触し、PPFA幹部が「臓器1つ当たり30〜100ドル」と価格を示唆する様子を撮影した。21日に公開された動画では別の幹部が100ドルを提示し、「私は(高級車の)ランボルギーニが欲しいの」と冗談を口にしている。

 また幹部らは動画の中で、中絶時に胎児の臓器を傷つけないために特殊な中絶方法をとることにも言及している。市民団体は「臓器の売買や、PPFAが用いている特殊な中絶方法は違法行為にあたる」と主張。8月25日までに合計8本の隠し撮り動画を公開し、PPFAへの批判を強めている。しかしPPFAは「臓器は合法的に研究用に寄付されており、利益は得ていない」と反論。「公開された隠し撮り動画は意図的な編集が加えられており、実際の発言をゆがめている」として、市民団体に対して編集前の動画をカリフォルニア州の司法当局に提出するよう求めている。

背景に中絶への忌避感

 PPFAの問題が注目を集める背景には、米国社会における中絶に対する忌避感がある。1973年の連邦最高裁判決は女性による中絶を憲法上の権利とし認めたものの、信仰や倫理上の理由で胎児の生命の尊さに重きを置く、「プロ・ライフ」の立場からの反発は根強い。テキサスなど保守色の強い州では、中絶を行う医療機関に対する規制を強化したり、中絶を行う際の手続きを厳格化するなどして、中絶を実質的に難しくするような環境整備を進めようとする動きがある。

 こうした対立は隠し撮り動画を公開した市民団体の動機にも絡んでいるとみられている。市民団体は自らを「医療における倫理や進歩について関心がある市民ジャーナリストのグループ」としているが、PPFAは市民団体を「反中絶の活動家たち」と呼び、市民団体の真の目的は臓器売買疑惑をでっちあげることで中絶自体を否定することにあるとの見方を示唆している。

2661チバQ:2015/09/14(月) 20:53:41
補助金年間610億円

 一方、議会ではPPFAが連邦政府から年間5億ドル(約610億円)の補助金を受け取っていることが問題視され、下院エネルギー・商業委員会が調査を開始。2016年の大統領選挙で共和党からの候補指名を目指すテッド・クルーズ上院議員(44)やランド・ポール上院議員(52)は、9月から始まる16会計年度(15年10月〜16年9月)の予算審議で、PPFAへの補助金を認める予算措置には応じられないと主張する。審議の混乱で予算が9月末までに成立しなければ、13年以来の政府機関閉鎖につながる恐れも出ている。

 クルーズ氏やポール氏の発言には、プロ・ライフの立場への共感が強い保守層の支持を集めようという狙いがあることは明らかだ。共和党内での両氏のライバルであるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)も「極めて深刻な政治問題だ」として事態の究明を促している。

 これに対して民主党サイドからはPPFAへの批判は目立たない。上院(定数100)では8月3日、共和党主導でPPFAへの補助金をカットする法案について投票が行われたが、民主党議員の多くが反対に回った結果、賛成は53票にとどまり、議事進行に必要な60票に届かなかった。エリザベス・ウォーレン上院議員(66)=民主党=は一連の問題を「保守派による女性の権利に対する手の込んだ攻撃だ」と批判している。

 民主党からの大統領候補指名を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(67)も「誇りを持ってPPFAを支持する。女性の権利を守るための戦いをやめない」と表明済み。共和党との立場の違いを鮮明にする戦略をとっている。(ワシントン支局 小雲規生)

2662名無しさん:2015/09/16(水) 21:00:46
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/173
慰安婦像決議懸念の橋下市長書簡、米市議会が審議資料で採用 拒否権発動要請の書簡も発送へ
2015年9月16日 18時52分 産経新聞

 米カリフォルニア州サンフランシスコ市議会に提案された慰安婦碑または像の設置を支持する決議案をめぐり、姉妹都市の大阪市の橋下徹市長は16日、「戦場の性の問題」について日本の事例のみ取り上げることへの懸念を表明した橋下市長名の公開書簡が、サンフランシスコ市議会の審議資料として採用されたと発表した。

 橋下市長は「公開書簡を読んで適切な判断をしていただきたい」と述べ、決議案が採択された場合にはサンフランシスコ市長が拒否権を発動するよう求める書簡を新たに発送する考えも示した。決議案は17日に委員会審議が始まり、22日の本会議で採決される予定。

 決議案は、慰安婦について「日本帝国軍に拉致されて」「強制的に性的奴隷にされた」「20万人」などと表記。橋下市長は公開書簡で、碑や像にも「間違った事実が刻まれるのではないか」と懸念を伝えていた。

2663チバQ:2015/09/16(水) 23:30:21
http://www.47news.jp/47topics/e/269115.php
米大統領選】古参政治家に若者熱狂 クリントン氏脅かす
 来年の米大統領選で無所属ながら民主党指名争いに参戦したバーニー・サンダース上院議員(74)が、重要州でヒラリー・クリントン前国務長官(67)と互角の支持率を獲得した。米議会で最左派に位置し「社会主義者」を自称する異色候補だが、その古参政治家のメッセージに若者たちが熱狂している。

 「いくつも仕事を掛け持ちしても、子どもを大学にすらやれないのはおかしい。もう金持ちに独り占めにはさせない」。南部サウスカロライナ州ロックヒルの大学講堂で12日夜に開かれた集会。1時間20分にわたった演説を、あどけなさの残る学生ら3千人が席を立つことなく聞き入った。

 最近の世論調査でサンダース氏は来年2月に最初の党員集会が開かれる中西部アイオワ州でクリントン氏に1ポイント差の41%の支持率で首位に立った。アイオワの次に指名争いの舞台となる東部ニューハンプシャー州でも逆転している。

 富裕層への徹底課税、最低賃金引き上げ、大学無料化―。「政治革命」を訴える大胆な公約は、伝説上の義賊になぞらえ「ロビンフッド」ともやゆされるが、私欲を感じさせない姿勢が既存政治に幻滅するリベラル層を引きつけているようだ。

 選挙ボランティアに加わった地元男性(22)は「(世界金融の中心地)ウォール街と関係が深いヒラリーと違って、サンダースは企業の金に汚されていない」と語る。

 しかし、前途は険しい。世論調査での支持基盤は白人に偏っており、黒人やヒスパニック(中南米系)の間での知名度は低い。支持を伸ばすアイオワ、ニューハンプシャー両州は地元バーモント州同様、白人が人口の9割前後。黒人が約28%を占めるサウスカロライナ州での遊説は南部州攻略に向けた第一歩だったが、参加者は白人がほとんどだった。

 さらに若者の“バーニー現象”が票に結びつくかは即断できない。集会会場となったウィンスロップ大のスコット・ハフモン教授(政治学)は「ふだん政治に参加しない人々が熱狂的に支持している。彼らを最後まで動員できるかどうかで強みにも弱みにもなる」と指摘した。
 (ロックヒル共同=井上智太郎)
2015/09/16 11:02

2664チバQ:2015/09/18(金) 05:32:02
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150918/mca1509180500014-n1.htm
TPP交渉、「漂流」懸念と紙一重 カナダ総選挙控え決着急ぐ (1/2ページ)
2015.9.18 05:00

 TPP交渉が、大筋合意に向けて再び動き出した。日米など交渉参加国は月末から来月初めにかけ開く閣僚会合を今度こそ「最後の会合」としたい考えだ。ただ、交渉は知的財産の新薬データ保護期間など残された課題で参加国間の溝を埋めきれる保証はなく、「漂流」する懸念と紙一重の状況に変わりはない。

 「交渉はだいぶ良い方向に進んでいる」。日本の交渉関係者は17日、今回の閣僚会合での大筋合意に自信を示した。

 交渉参加国が閣僚会合の開催を急ぐのは、主要参加国の一つであるカナダで10月19日に総選挙が予定されているためだ。政権交代となった場合、これまでの交渉がほごにされる恐れがあり、選挙前に大筋合意を取り付けたいとの判断があった。

 甘利明TPP担当相も、カナダの総選挙までに大筋合意できなかった場合は「(交渉が)年単位の時間を要する事態になることを危惧している」と危機感を示していた。

 ただ、交渉は依然、楽観できないのが実情だ。

 7月末に米ハワイ州で開かれた閣僚会合では、新薬データ保護期間について米国が12年、オーストラリアなどは5年を主張。乳製品ではニュージーランドが日本や米国、カナダに大幅な市場開放を要求した。自動車では、関税撤廃の前提となる部品生産国に関するルール「原産地規則」をめぐって、メキシコやカナダが参加国内からの部品調達比率を62.5%、日本が40%台とするよう求めた。

 新薬データ保護期間の鍵を握る豪州では、15日に首相が交代したが、交渉筋は「新首相は前首相の側近で、継続性からいえば問題ない」としている。だが、米国との対立解消に向けた調整が進んでいないという。乳製品でも、ニュージーランドの説得は「もう少し時間がかかる」という状況だ。原産地規則も9〜11日に米ワシントンで開かれた事務レベル協議で決着がついていない。

 閣僚会合の開催まで残された時間が少ない中、対立点の隔たりを実務レベルでどこまで埋められるかが焦点となる。

2665とはずがたり:2015/09/18(金) 09:05:44
>>2663
イギリスに引き続いての左派旋風なりますかねぇ。。

2666名無しさん:2015/09/19(土) 07:32:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150918-00010000-wired-sci
「自作の時計」で逮捕されたイスラム系高校生、ネットのヒーローに
WIRED.jp 9月18日(金)6時30分配信

テキサス州アーヴィングにあるマッカーサー高校に通う1年生のアーメド・モハメドは、自作の作品で工学科の教師を感心させたかった。それはアーヴィングの自宅でたった20分間で作ったものだった。しかしそれは、手錠をかけられ、警察に逮捕されることにつながってしまった。

今回の逮捕を最初に報じた『Dallas Morning News』紙によると、作品を見せられた若い工学科の教師は、「よくできた装置」だと言ったものの、他の教師には見せない方がいいと注意したという。

モハメド君にとって状況がまずい方向に進んだのは、英語の授業中に、バックパックに入れていた時計がビーッという音を発し、英語の教師が時計を没収したときだった。その後モハメド君は、学校の関係者およびアーヴィング警察から尋問を受けた。
モハメド君の父親、モハメド・エルハッサン・モハメドは、息子は、その名前と「911のせいで不当な扱いを受けた」と述べた。

モハメド君は警察で指紋を採られたが、犯罪には問われないことになった。アーヴィング警察のラリー・ボイド署長は9月16日(米国時間)に行われた記者会見で、「今回の件は解決したと考えている」と語った。

モハメド君は今回の災難について、Twitterに「@IStandWithAhmed」というアカウントをたてている。

この件がネットで広まり、支援の声が集まったことに対して、モハメド君は16日に次のようにツイートした。「支援してくれてありがとう。イスラム教徒の少年のことなんて、誰も気にかけないだろうと思ってたよ」

モハメド君のところには、マーク・ザッカーバーグやヒラリー・クリントンといった人物からも、思いがけない支援が多数届いた。ザッカーバーグは、「アーメド君、フェイスブックを訪れたいと思ったら、ぜひ会いたいと思う。ものづくりを続けてほしい」と同社の個人ブログに投稿した。

だが最も驚いたのは、16日の正午ごろ、バラク・オバマ大統領のツイッター・アカウントがモハメド君に招待状を送ったことだろう。

DAVID KRAVETS

2667チバQ:2015/09/19(土) 10:25:03
http://www.asahi.com/articles/ASH9K6G0YH9KUHBI02Q.html
米の新幹線計画、中国が参加 ラスベガス・LA間
北京=斎藤徳彦2015年9月17日23時27分
 米ラスベガスとロサンゼルス近郊を結ぶ高速鉄道(新幹線)計画に、中国の企業連合が参加することが17日、明らかになった。今月下旬の習近平(シーチンピン)主席の米国訪問を控え、経済分野での協力関係を示す象徴にするねらいがありそうだ。

 中国国営新華社通信によると、共産党の経済政策担当幹部が17日、国営の「中国鉄道総公司」を中心とした企業連合が米国側との合弁でプロジェクトを手がけることに合意した、と報道陣に語った。ラスベガスから、ロサンゼルスのあるカリフォルニア州南部までの約370キロを時速250キロ程度で結ぶ計画で、来秋の着工をめざすという。

 高速鉄道の総延長が世界一の中国は、政府ぐるみで鉄道事業の海外輸出に注力している。米国でのプロジェクト参画は初めてで、他国での受注にもはずみがつくとの期待も広がる。(北京=斎藤徳彦)

2668名無しさん:2015/09/19(土) 16:42:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150919-00044818-jbpressz-n_ame
選挙戦の不正で、あの「反日」米国議員が窮地に
JBpress 9月19日(土)6時0分配信

 米国連邦議会下院のマイク・ホンダ議員(民主党)は、日本でも最も知名度の高い米国政治家の1人と言ってよいだろう。2007年に慰安婦問題で日本を糾弾する決議を下院で採択させた張本人である。

 そのホンダ議員が選挙活動での一連の不正行為の容疑により、議会当局の倫理調査部の聴取や査問を受けている。その結果は同議員の政治生命を大きく左右することになりそうだ。

■ 安倍首相の米議会演説でも内容を非難

 ホンダ議員はカリフォルニア州議会議員だった1990年代から「日本の戦争犯罪」を追及してきた。ただしその追及は、同じカリフォルニア州に本部をおく中国系の反日組織「世界抗日戦争史実維護連合会」(略称「抗日連合会」)に指導され、資金面でも支援をされてきた。抗日連合会は在米中国人を指導部中枢とし、中国の政府や共産党とも密接なつながりがある。

 ホンダ氏は2001年1月に連邦議会の下院議員に就任した。前年の選挙戦では、抗日連合会の幹部たちがこぞって選挙資金を寄付していた。ホンダ氏は下院議員に就任すると、慰安婦問題を日本の国家犯罪とみなして日本政府に謝罪を求める非難決議案を即座に提出した。

 同決議案は当初は議会指導部から優先的に取り上げられることはなく審議に回されなかった。しかしホンダ議員は毎会期、同じ議案を提出し続け、2007年の議会で民主党が下院の多数を大きく制すると同決議案も推進されることとなった。

 ホンダ氏は日系3世の米国人だが、韓国系、中国系との絆が強く日本を糾弾する言動が多い。今年4月末の安倍晋三首相の米議会演説でも、その内容を非難する数少ない議員の1人であった。

■ 下院議員選挙キャンペーン中の不正活動とは

 さてAP通信など米国の複数のメディアによると、議会倫理調査部が、ホンダ議員とそのスタッフが2014年の下院議員選挙キャンペーン中に以下のような不正活動をした容疑を指摘したという。

 ・ホンダ議員事務所は、1000人から各1000ドルの選挙寄付を集める活動「千羽鶴作戦」を進めるにあたり、議員として本来の立法活動を進めるための資金や労力を頻繁に投入し費やした。

 ・立法活動の一環として国務省の南アジア担当高官を選挙区に招きインド系有権者と懇談させる催しで、参加者に選挙資金の寄付を求めた。

 ・ホンダ議員事務所のスタッフは観光地で頻繁に会合を開催した。本来は立法活動を検討するはずの会合だったが、選挙寄付集めの作戦の打ち合わせばかりしていた。

 ・ホンダ議員は、知り合いの有権者がある国を訪問するためのビザ取得に協力し、その見返りとして選挙資金の寄付を求めようとした。

 以上のような容疑が立証されると、選挙や倫理に関する連邦法に違反することになるという。

 議会倫理調査部は、ホンダ議員事務所に提出を求めたメール記録など合計1400ページの資料、さらにはホンダ議員、そのスタッフたちからの事情聴取を基に、上記の容疑を「事実だと信ずる顕著な理由がある」と結論づけた。

 今後の調査でこの案件は下院倫理委員会にかけられ、下院全体として公式調査を行う可能性も高まっている。最悪の場合は、ホンダ議員への懲戒や懲罰の処分も考えられる。

 連邦議会選挙を専門に研究するバージニア大学のカイル・コンディック教授は、ホンダ議員のこうした状況について「連邦議会下院全体の中で、ホンダ氏は議席を失う危険が最も高い議員の1人だと言える」と論評した。

2669名無しさん:2015/09/19(土) 16:43:24
>>2668

■ 若手ライバルの登場で多額の選挙資金が必要に

 ホンダ氏はカリフォルニア州第15選挙区でそれまで7回連続当選してきた。そのホンダ氏が2014年の下院議員選挙で資金集めに必死となったのには明確な理由があった。同じ民主党のロー・カナ候補の激しい挑戦を受けたからである。ホンダ議員の選挙区は人口の変化などで再区分され、2013年からカリフォルニア州第17選挙区に変えられた。その第17選挙区でカナ候補にチャレンジされたのだった。

 現在74歳のホンダ氏に対してカナ氏は39歳、インド系米国人の気鋭の弁護士である。過去の大統領選挙ではオバマ陣営に入り、オバマ政権では商務次官補も務めた。

 民主党内はホンダ、カナ両候補の支持で二分され、激しい選挙戦となった。そのうえホンダ氏を長年支持してきた抗日連合会もカナ候補支援に回ってしまった。民主党候補を決める予備選ではホンダ氏が勝ったが、カナ候補は第2位となったため、2014年11月の本選挙でも立候補の資格を得た。

 両候補の選挙運動の激しさは、当時「全米でも最も多額の選挙資金が投入されたキャンペーン」と評されるほどだった。ホンダ陣営では選挙資金の調達に全力を投入し、しかもカナ陣営に回りそうなインド系有権者たちにも積極的に働きかけた。本選挙の得票はホンダ氏が6万9000票、カナ氏が6万4000票という大接戦となり、ホンダ氏はなんとか勝利をおさめた。

 今回の倫理調査がホンダ議員の将来にどう影響するかはまだ不明だが、カナ氏は2016年の連邦議会選挙でホンダ議員に再チャレンジする意向をすでに明確にしている。長年の日本叩きで知られてきたホンダ議員の命運がどうなるのか、日本側としても大いに気になるところである。

古森 義久

2670名無しさん:2015/09/20(日) 10:55:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091900287
オバマ氏、初の「アジア第一」大統領=今後も最重要地域に-米調査機関幹部

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの国際経済世論調査部門の責任者ブルース・ストークス氏は19日、東京都内で開かれたシンポジウムで、米国がアジア太平洋に戦略の重心を移す「リバランス(再均衡)政策」に関連し、「オバマ大統領はアジアを第一に考える最初の大統領だ」と指摘した。その上で、今後の大統領もアジアを世界で最も重要な地域と見なす傾向は続くとの認識を示した。
 3〜5月に米国で実施した世論調査では、半数以上が日本を含むアジアの同盟国と中国の紛争で軍事力を行使すべきだと回答。共和党支持者では68%が賛成したのに対し、民主党支持者は49%にとどまった。「民主党支持者は軍事活動が増えることへの懸念があるためだ」と説明した。
 別の調査では、米国で日本重視の傾向が高まっていることが明らかになった。ストークス氏は、背景には中国への警戒感があると指摘した。一方で、経済面では日本より中国を重視する回答が上回った。「中国は経済的な将来性があるため、対中関係を犠牲にしたくないと考えている」と分析した。 (時事)(2015/09/19-19:26)

2671とはずがたり:2015/09/22(火) 21:02:08

米、シリア難民など10万人受け入れ方針…来年
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E9%9B%A3%E6%B0%91%E3%81%AA%E3%81%A9%EF%BC%91%EF%BC%90%E4%B8%87%E4%BA%BA%E5%8F%97%E3%81%91%E5%85%A5%E3%82%8C%E6%96%B9%E9%87%9D%E2%80%A6%E6%9D%A5%E5%B9%B4/ar-AAeAOQG
読売新聞 6 時間前

【ベルリン=井口馨】中東などから難民が流入している問題をめぐり、ケリー米国務長官は20日、訪問先のベルリンで、2017会計年度(16年10月〜17年9月)に年間計10万人の難民を受け入れる方針を示した。

ドイツのシュタインマイヤー外相と会談した後の記者会見で明らかにした。

ロイター通信などによると、現在の難民受け入れの上限は7万人で、米政府は16会計年度には8万5000人とする意向。多くはシリア難民で、アフリカの紛争地域から逃げてきた人々も含まれる見込みだ。

2672チバQ:2015/09/23(水) 19:30:39
>>2460>>2572>>2598
初期にはかなりの有力候補だったが脱落
http://www.sankei.com/world/news/150922/wor1509220041-n1.html
2015.9.22 19:39
【米大統領選】
米共和党のウォーカー氏、支持率低迷で指名争いから脱落 選挙戦の構図に変動

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記者会見するウォーカー米ウィスコンシン州知事=21日、同州マディソン(AP=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)は21日、次期米大統領選に向けた同党の候補指名争いに関する活動を中断すると発表した。同氏は、一時は有力候補の一角を占めていたが、移民問題などで発言のブレが問題視され、支持率が低迷していた。大統領選から脱落するのはリック・ペリー前テキサス州知事に続き2人目で、同党候補は15人に減った。

 ウォーカー氏は同州での記者会見で「選挙運動を中断する」と述べた。選挙戦が個人攻撃に集中していることが理由だという。世論調査で首位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を念頭に、他候補に「先頭走者に代わる前向きで保守的な選択肢」を提示するよう期待を示した。

 ウォーカー氏は今年3月前後、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新世論調査の平均で当時、最有力視されていたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)を上回る人気があった。

 ただ、トランプ氏、元神経外科医ベン・カーソン氏(64)ら「非政治家」が支持を拡大する一方、知事や上院議員といった政治家や政治経験者が低迷。ウォーカー氏も支持を失った。CNNテレビなどの世論調査で3月中旬にブッシュ氏(16%)に次ぐ13%だった支持率は9月上旬に5%まで下落。16日の第2回討論会を受けた世論調査(20日発表)では1%未満に落ち込んでいた。

 同調査では、9月上旬に1位だったトランプ氏、2位だったカーソン両氏の支持率もそれぞれ8ポイント、5ポイント下落。代わりに、同党唯一の女性候補であるコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61)が15%(12ポイント増)となり2位に食い込んだ。

 フィオリーナ氏は討論会の評価を尋ねる設問で52%から「最高」との回答を得て首位に立ち、一方、「最低」のトップはトランプ氏の31%。討論会前にトランプ氏から「あの顔を見ろ。投票するやつがいるのか?」と侮辱されたフィオリーナ氏が、「全米の女性がトランプ氏の発言をはっきりと聞いた」と決然と切り返したことなどが好感されたとみられる。

 共和党の指名争いでは、カーソン氏が20日のNBCテレビ番組で「イスラム教徒を米国の指導者にすべきだとは思わない」と主張。これに対し、同じ宗教保守派が支持するテッド・クルーズ上院議員(44)が、米憲法6条が大統領を含む官職の資格として「宗教上の審査を課されない」としていることを挙げ、カーソン氏を批判。選挙戦の構図に変動が起きている。

2673チバQ:2015/09/23(水) 19:31:07
http://www.sankei.com/world/news/150920/wor1509200045-n1.html
2015.9.20 23:38
【米大統領選】
トランプ氏支持率が8ポイント下降 共和党、女性のフィオリーナ氏2位に急浮上




 米CNNテレビは20日、来年の米大統領選に向けた16日の共和党候補者討論会後に実施した世論調査結果を発表した。実業家トランプ氏は支持率24%で首位を維持したものの、今月上旬から8ポイント下落。唯一の女性候補フィオリーナ氏は12ポイント増の15%で2位に急浮上した。

 調査は17〜19日に実施し、共和党支持者ら約千人に誰が党指名候補にふさわしいか聞いた。フィオリーナ氏はコンピューター大手の元最高経営責任者(CEO)で、討論会ではトランプ氏の問題発言や実績について効果的に追及する場面が目立った。

 3位は元神経外科医カーソン氏14%で、ルビオ上院議員11%、ブッシュ元フロリダ州知事9%と続いた。一時は首位争いに絡んでいたウォーカー・ウィスコンシン州知事は1%以下に沈んだ。CNNが主催した16日の討論会は約2300万人が視聴した。(共同)

2674チバQ:2015/09/23(水) 19:31:50
http://www.asahi.com/articles/ASH9Q2RNBH9QUHBI002.html
共和党ウォーカー氏撤退 トランプ氏台頭で 米大統領選
ワシントン=佐藤武嗣2015年9月22日16時27分
 次期米大統領選の共和党候補者指名争いに名乗りをあげていたウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)は21日、選挙戦から撤退すると表明した。世論調査で首位だった時期もあったが、ドナルド・トランプ氏の台頭とともに、支持率が低下し、撤退に追い込まれた。

 ウォーカー氏は同州での記者会見で、トランプ氏を念頭に「悲しいことに共和党内で現在行われている議論は個人攻撃に陥っている」と主張し、トランプ氏に対抗する勢力結集のため、保守の選択肢を示せる候補者に絞る必要があるとも述べ、他候補にも撤退を促した。

 ウォーカー氏は州知事として労働組合に敵対姿勢を示すなど保守の有望株とされ、昨年末から1月にかけて世論調査で首位となったこともあった。だが、支持低下に歯止めがかからず、16日の第2回同党テレビ討論会後の支持率は1%未満に落ち込み、選挙資金不足もあって撤退を決断した。

 同党内で撤退表明したのは、リック・ペリー前テキサス州知事に次ぎ2人目。現在の共和党内の候補者は15人となった。(ワシントン=佐藤武嗣)

2675とはずがたり:2015/09/23(水) 19:44:25
スタートレックでシスコ司令官の次ぎがキャサリン・ジェンウェイ艦長だった様に(?),黒人大統領の次は女性だと思ってるけどまさかの民主候補に左派のサンダース氏vs共和党候補にフィオリーナ女史での女性大統領実現もあるかな!?

2676名無しさん:2015/09/23(水) 20:01:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015092300163
慰安婦像設置を支持=米サンフランシスコ市議会

 【サンフランシスコ時事】米サンフランシスコ市議会は22日、旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する像や碑の設置を支持する決議を全会一致で採択した。これを受け、地元の中国系団体は市と連携して設置に向けた活動を本格化させる。

 決議は中国系市議らが提案し、11人の市議全員が賛成した。決議では「苦痛と屈辱に苦しんだ少女と女性を追悼する場所」として像や碑の必要性を強調。ロサンゼルス近郊のグレンデール市で慰安婦像が設置されたことを引き合いに、アジア系住民が多いサンフランシスコにも設置するよう求めている。
 中国系団体は自ら費用を負担し、像か碑の市営公園への設置を目指している。設置の時期や場所は未定。
 像や碑の設置をめぐっては、姉妹都市である大阪市の橋下徹市長が日米関係に配慮して慎重な対応を求める書簡を送付。地元の日系人らも「地域社会に分断をもたらす」と反発している。 (2015/09/23-12:30)

2677チバQ:2015/09/23(水) 22:22:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3060907
米大統領選、トランプ氏依然トップも支持率低下 世論調査
2015年09月21日 12:33 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月21日 AFP】2016年米大統領選の共和党予備選候補者で支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、16日に行われた同党候補者討論会の後で支持率を減らしたことが、最新の世論調査で明らかになった。

 20日発表の米テレビCNNと調査会社ORCインターナショナル(ORC International)の合同世論調査によると、共和党予備選候補者の支持率はトランプ氏が24%で依然として首位トップだが、今月初めの調査時からは8ポイント下がった。

 トランプ氏はCNNとの電話インタビューで、この結果に驚いたと言いながらも「重要なのは一番でっかいやつだけだ。わかるだろ。予備選投票だよ」と語った。

 これに対し、討論会後に支持率を伸ばして2位につけたのが、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(Hewlett Packard、HP)の元最高経営責任者(CEO)であるカーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏だ。

 フィオリーナ氏は、討論会で同氏の外見を侮辱するような発言をしたトランプ氏を冷静にやりこめ支持率を15%に伸ばした。これに3位の元脳外科医ベン・カーソン(Ben Carson)氏が肉迫している。(c)AFP

2678チバQ:2015/09/24(木) 00:33:22
http://www.sankei.com/world/news/150919/wor1509190046-n1.html
2015.9.19 18:18
【米大統領選】
オバマ大統領はイスラム教徒? 米国人ではない? トランプ氏、集会で否定せず批判浴びる

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出る杭は打たれる? 批判を浴びるトランプ氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年次期米大統領選の共和党候補指名争いで首位に立つ不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が18日、オバマ大統領の「出生問題」をめぐり再び批判を浴びた。17日のニューハンプシャー州の集会で一人の質問者がキリスト教徒であるオバマ氏を「イスラム教徒」「米国人ではない」と決めつけたのを否定しなかったからだ。

 AP通信によると、質問者は「この国にはイスラム教徒をめぐる問題がある。現大統領もその一人であり、米国人でさえない」と述べた。トランプ氏はこの発言に反論しなかった。

 これに対し、民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官は18日、「(質問者の)発言を否定すべきだった」と主張。共和党候補からもトランプ氏を批判する声が出て、主要メディアもトランプ氏の資質を問題視した。

 トランプ氏は12年の前回大統領選に挑戦した際にも、オバマ氏は外国生まれのため大統領になる資格がないと主張したことがある。結局、オバマ氏がハワイ州の出生証明書を公表したことによってトランプ氏の人気は失速し、出馬断念に追い込まれた。

2679チバQ:2015/09/24(木) 00:34:40
http://www.sankei.com/world/news/150919/wor1509190034-n1.html
2015.9.19 11:33

米陸軍長官に同性愛者、禁止撤廃のオバマ大統領がファニング氏を指名





 米ホワイトハウスは18日、オバマ大統領が次期陸軍長官にエリック・ファニング陸軍次官代行(47)の指名を決めたと発表した。米メディアによると、ファニング氏は同性愛者であることを公表しており、上院の承認を得て正式に就任すれば同性愛を公言した初めての米軍長官となる。

 オバマ政権は2011年、同性愛者と公言して軍務に就くことを禁じた国防総省の規定を撤廃するなど、米軍内での同性愛者差別をなくす取り組みを推進している。今回の陸軍長官指名は、その象徴的な人事と言えそうだ。

 ファニング氏は文民で、カーター国防長官の首席補佐官や空軍次官を歴任。カーター氏は18日の声明で、ファニング氏は「高い知識を持ち、ひたむきで、公務の経験も豊富だ」と評価した。

 マクヒュー現陸軍長官は11月1日までに退任する予定となっている。(共同)

2680チバQ:2015/09/24(木) 00:40:23
http://www.sankei.com/world/news/150921/wor1509210038-n1.html
2015.9.21 15:59
【米大統領選】
反イスラム発言、火種に トランプ、カーソン両氏






ベン・カーソン氏=8月3日、マンチェスター(AP)
 来年の米大統領選の共和党指名争いで、実業家トランプ氏(69)を支持率で追い上げる黒人の元神経外科医ベン・カーソン氏(64)が20日放映のNBCテレビの番組で、イスラム教徒は米大統領に就くべきでないと発言、波紋を広げている。

 8年ぶりの政権奪還を目指す共和党にとってマイノリティーへの支持拡大が課題だが、ヒスパニック(中南米系)の反発を招いたトランプ氏の移民差別発言に加え、新たな火種となりそうだ。

 17日にはトランプ氏の集会で質問に立った参加者が「この国はイスラム教徒という問題を抱えている。(オバマ)大統領もその一人だ」などと発言。これをたださなかったトランプ氏を民主党陣営が「疑心と偏見をあおっている」(クリントン前国務長官)と強く批判したばかり。

 キリスト教右派の支持を受けるカーソン氏は、イスラム教は合衆国憲法と相いれないと主張し、「イスラム教徒を米国の指導者にすべきだとは思わない。決して賛同しない」と明言した。(共同)

2681チバQ:2015/09/24(木) 00:43:25
http://www.sankei.com/world/news/150922/wor1509220013-n1.html

2015.9.22 09:07
【米大統領選】
ウォーカー氏が撤退表明 移民問題で支持率低迷 候補“勢力図”に変化も





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記者会見するウォーカー米ウィスコンシン州知事=21日、同州マディソン(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)は21日、次期米大統領選に向けた同党の候補指名争いを中断すると発表した。一時は有力候補の一角を占めていたが、移民問題などで発言のブレが問題視され、支持率が低迷していた。大統領選から脱落するのはリック・ペリー前テキサス州知事に続き2人目で、同党候補は15人に減った。

 ウォーカー氏は同州での記者会見で「選挙運動を中断する」と述べた。選挙戦が個人攻撃に集中していることが理由だという。世論調査で首位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を念頭に、他候補に「先頭走者に代わる前向きで保守的な選択肢」を提示するよう期待を示した。

 ウォーカー氏は今年3月前後、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新世論調査の平均で当時、最有力視されていたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)を上回る人気があった。

 ただ、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、元神経外科医ベン・カーソン氏(64)ら「非政治家」が支持を拡大する一方、知事や上院議員といった政治家や政治経験者が低迷。ウォーカー氏も支持を失った。CNNテレビなどの世論調査で3月中旬にブッシュ氏(16%)に次ぐ13%だった支持率は9月上旬に5%まで下落。16日の第2回討論会を受けた世論調査(20日発表)では1%未満に落ち込んでいた。
 同調査では、9月上旬に1位だったトランプ氏、2位だったカーソン両氏の支持率もそれぞれ8ポイント、5ポイント下落。代わりに、同党唯一の女性候補であるコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61)が15%(12ポイント増)となり2位に食い込んだ。

 フィオリーナ氏は討論会の評価を尋ねる設問で52%から「最高」との回答を得て首位に立ち、一方、「最低」のトップはトランプ氏の31%。討論会前にトランプ氏から「あの顔を見ろ。投票するやつがいるのか?」と侮辱されたフィオリーナ氏が、「全米の女性がトランプ氏の発言をはっきりと聞いた」と毅然と切り返したことなどが好感されたとみられる。

 共和党の指名争いでは、カーソン氏が20日のNBCテレビ番組で「イスラム教徒を米国の指導者にすべきだとは思わない」と主張。これに対し、同じ宗教保守派が支持するテッド・クルーズ上院議員(44)が、米憲法6条が大統領を含む官職の資格として「宗教上の審査を課されない」としていることを挙げ、カーソン氏を批判。選挙戦の構図に変動が起きている。

2682チバQ:2015/09/24(木) 00:51:43
http://www.cnn.co.jp/usa/35070816.html
米軍女性兵士の全面的な戦闘任務参加、海兵隊が「抵抗」か
2015.09.20 Sun posted at 15:34 JST
ワシントン(CNN) 米軍内で来年1月の実現を目指す全ての戦闘任務に男女平等主義を適用させる問題で、海兵隊だけが一部の任務についてこの原則からの除外を求める可能性があることが20日までにわかった。
メイバス長官ら海軍首脳の文官組は男女平等主義の推進を支持しているが、海兵隊幹部らはこれに反発しており、組織内の内輪もめにつながりかねない事態となっている。
海兵隊が女性兵士の配置拒否を求める任務の内容などは不明。男女平等主義の適用に関する特例の申請は今年10月1日までに求められている。海兵隊は機構的に海軍の傘下にあるため、この申請は海軍に提出することになる。メイバス長官は、海兵隊のための特例申請を行うつもりはないと明言している。
カーター国防長官が女性兵士に開放する任務の選択についての最終的な決定権を持っている。米陸軍では今夏、女性兵士2人が過酷な訓練で知られるレンジャー課程を初めて突破し、話題となっていた。

米国の陸海空軍は任務割り当て男女平等主義からの特別除外を求める考えはないとされる。米国防総省は戦闘能力の低減につながりかねないとする懸念も一部の軍幹部間にあるこの原則適用をめぐり、各軍の根回し作業に努めてきた。
ただ、米海兵隊は男女混合を進めた場合の影響力を探った研究報告書を作成。全て男性の部隊が前線でより効果的な戦闘を進められ、男女兵士の混合部隊より負傷者も少なくなると結論付けたという。
海兵隊のダンフォード司令官の報道担当者は、司令官がメイバス長官と会談したことを明らかにしたが、司令官の詳しい発言内容については言及しなかった。ただ、男女平等主義への疑念を示唆したことは明らかにした。
海兵隊当局者によると、同隊の335種類に及ぶ任務のうち94%の部分で女性兵士を受け入れている。

2683チバQ:2015/09/26(土) 08:27:58
http://www.sankei.com/world/news/150925/wor1509250067-n1.html
2015.9.25 23:18

ベイナー米下院議長が引退へ 保守派と衝突、後任にマッカーシー氏浮上

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ワシントンで会見するジョン・ベイナー氏=7月29日(ロイター)
 ジョン・ベイナー米下院議長(共和党)は25日、10月いっぱいで議員を引退することを議会関係者に伝えた。ニューヨーク・タイムズ紙などによると、ベイナー氏は党内の保守派から、議会運営をめぐり「穏健すぎる」との批判を受け続けており、こうした圧力により引退を決断したという。最近では2016会計年度の歳出計画をめぐり、保守派と衝突を繰り返していた。

 ベイナー氏は2011年に議長に就任し、今年1月に一部保守派議員の交代要求を押し切る形で3選された。後任の議長には共和党のケビン・マッカーシー院内総務が浮上している。(ワシントン 青木伸行)

2684旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/09/26(土) 11:05:20
米下院議長が辞職表明=政府閉鎖回避の見方広がる
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015092600088&m=rss
 【ワシントン時事】米共和党のベイナー下院議長(65)は25日、連邦議会内で記者会見し、党保守派が自身の解任に動く構えを見せていることを念頭に「混乱が長引けば下院に回復不能な打撃を与える」と述べ、10月末で議長から退き、議員としても辞職する考えを表明した。
 年度末が今月30日に迫る中、党保守派は暫定予算案の成立に動くベイナー議長に解任動議提出をちらつかせて対抗。米国では予算切れによる政府閉鎖の再発を懸念する声が出ていた。ベイナー議長が自ら身を引く決断をしたことで、危機は遠のいたとの見方が広がっている。
 米メディアによると、議長の後任には共和党下院ナンバー2のマッカーシー院内総務(50)の昇格が有力視されている。
 オバマ大統領は25日の記者会見で、「意見の相違はあったが、ベイナー氏はいつも礼儀正しく約束を守ってくれた」と述べ、政権との妥協点を探ろうとしてきたベイナー議長の姿勢をたたえた。(2015/09/26-07:40)

2685チバQ:2015/09/27(日) 21:43:45
http://mainichi.jp/select/news/20150926k0000e030184000c.html
米国:ベイナー下院議長が辞任、議員辞職と政界引退も表明
毎日新聞 2015年09月26日 10時23分(最終更新 09月26日 10時36分)
 【ワシントン及川正也】ベイナー米下院議長(65)=共和党=は25日、連邦議会内で記者会見し、10月末に議長を辞任し、議員も辞職して政界を引退する意向を表明した。ベイナー議長はオバマ政権への対応や議会運営を巡る不満から多数の共和党保守派から不信任決議案提出の動きがあり、辞任圧力に屈した形だ。後任には、保守派に支持がある共和党ナンバー2のケビン・マッカーシー院内総務(50)らの名前が挙がっている。

 ベイナー議長は「長期化するリーダーシップの混乱が議会制度に取り返しのつかない損害を与えることは明白だ」と強調。政府機関の一部閉鎖のおそれが高まるなか、混乱収拾のために辞任を決断したと明らかにした。

 米国では10月から新会計年度が始まるが、当面は暫定予算でつなぐ方針。しかし、共和党保守派が人工妊娠中絶支援団体に対する補助金の廃止を暫定予算成立の条件としており、政府機関の一部閉鎖に陥るおそれが出ていた。

 ベイナー議長は暫定予算成立を目指していたが、民主党と妥協した場合には、共和党の約30人が議長不信任案に同調するとみられ、民主党からの信任支持を取り付けない限り、不信任案が可決される可能性が高まっていた。

 ベイナー議長は自らの辞任表明で局面を打開する狙いもあったとみられ、米メディアによると、辞任表明を受けて共和党保守派も短期の暫定予算案には賛成に回る見通しとなり、ひとまず政府閉鎖は回避できる見通し。

 共和党は、来年11月の大統領選と連邦議会選挙への影響を回避するため、早急な立て直しを迫られる。

 ベイナー議長(オハイオ州)は1990年初当選、当選13回。07年に共和党トップの院内総務に就任。11年1月から現職。24日にはカトリック教徒として熱望していたローマ法王の議会演説を実現。これが花道になった。

2686チバQ:2015/09/27(日) 21:48:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000019-jij_afp-int
車いすの黒人男性を警官が射殺、米で物議
AFP=時事 9月27日(日)12時43分配信

車いすの黒人男性を警官が射殺、米で物議
米ミズーリ州デルウッドで、事件現場に警察が貼った立ち入り禁止テープ(2015年3月13日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国で、車いすに乗った黒人男性を、複数の警察官が射殺した場面を携帯電話で撮影したとされる動画が物議を醸している。


 23日に米デラウェア(Delaware)州ウィルミントン(Wilmington)で白昼、撮影された映像に写っているのは、黒人男性のジェレミー・マクドール(Jeremy McDole)さん(28)。駐車された車の後方で車いすに乗っているマクドールさんに対し、1人の警官が「手を見せろ」と繰り返し叫んでいる。1発の発砲があった後、この警官は「手を見せろ」と続け、さらに「銃を捨てろ」と叫んでいる。

 そこへ「手を上げろ、手を上げろ」と叫びながら他の警官たちが駆けつけて数秒後、複数の銃声が鳴り響き、マクドールさんは横に倒れ、車いすから落ちた。

 マクドールさんは警官に命じられた通りに手を上げていないため、実際に銃を所持していたかどうかはこの動画からは不明だ。マクドールさんは現場で死亡が確認された。

 デラウェア州司法省は25日、「警官たちがデラウェア州法に従って行動していたかどうか」を究明するため、発砲について調査していると発表した。【翻訳編集】 AFPBB News

2687チバQ:2015/09/28(月) 01:36:20
http://jp.wsj.com/articles/SB12208348323212744301304581252074248178848
米共和党ルビオ氏に恩恵、ウォーカー氏撤退で 大統領選
By REID J. EPSTEIN
2015 年 9 月 24 日 14:02 JST

 来年11月の米大統領選で共和党候補者の一人、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事が選挙戦からの撤退を表明したことで、最初に恩恵を受けるのはマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)だ。ルビオ氏はウォーカー氏と同様に共和党の新世代リーダーと目され、自らもワシントンを刷新するための準備ができている若手としてアピールしている。

 ウォーカー氏の資金調達を担当する全米委員会のメンバーによると、同氏を支援していた大口寄付が多い資金調達組織のほぼ3分の2をルビオ氏が引き継ぐことになっているという。

 ウォーカー陣営のジョージア州共同委員長の一人はすでにルビオ氏支持を表明している。ニューハンプシャー州共同委員長のクリフ・ハースト氏は同じ肩書と役割でルビオ陣営に合流した。またルビオ陣営は22日、ウォーカー氏を支持していたアイオワ州の郡委員長5人を獲得したと発表した。


 ワシントン州の自宅でウォーカー氏のための資金調達イベントを25日に予定していた土地開発業のボブ・ペンス氏は「ウォーカー氏の支持者にとってマルコ(ルビオ氏)は明確かつ論理的な選択だ」と述べた。

 経験のある資金調達者がルビオ氏の支援に回れば、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に対して資金面で競争しやすくなる。選挙活動の財務状況は来月提出されることになっているが、共和党ではブッシュ氏が資金面でトップにつけているとみられている。ウォーカー氏の撤退で資金やスタッフが流れてくることで、ルビオ氏が勢いづく可能性がある。ルビオ氏は2回のテレビ討論会をうまくこなしたが、支持率は伸びていない。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による世論調査の支持率平均値によると、ルビオ氏はドナルド・トランプ、ベン・カーソン、ブッシュの各氏に次いで4位となっている。

 ルビオ氏の他にも、ウォーカー氏の撤退で新たに資金調達委員会を獲得した候補がいる。ブッシュ氏はバージニア州の委員長から支持を得た。テッド・クルーズ上院議員(テキサス州)の陣営によると、ウォーカー氏を支持していたアイオワ州の郡委員長3人とジョージア州共同委員長が同陣営に合流した。

 ただ、金額に上限のないスーパーPAC(政治活動委員会)へ寄付している富裕層の中には、ウォーカー氏に代わる候補者をまだ決めていない人も多い。例えば、ウォーカー氏のスーパーPACに500万ドル(約6億円)を寄付したジョセフ・リケッツ氏とその家族は次に誰を支持するのか決めていない。リケッツ氏は米オンライン証券大手TDアメリトレードの創業者。リケッツ家はこれまでブッシュ、クルーズ、ルビオの各氏のほか、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事の各スーパーPACに寄付してきた。リケッツ家の広報担当者によると、すでに9候補の陣営から接触を受けたという。

2688チバQ:2015/09/28(月) 01:37:14
http://jp.wsj.com/articles/SB12468361420061044368104580608143236918332
2016年米大統領選、候補者の横顔
By WSJ NEWS GRAPHICS
2015 年 9 月 24 日 12:46 JST 更新
 2016年の米大統領選挙を控え、民主・共和両党の候補指名争いが本格化してきた。これまでに出馬を正式に表明した両党の候補者を紹介する。

<民主党>

リンカーン・チェイフィー氏

 共和党穏健派として、ロードアイランド州選出の上院議員を8年近く務めた。その間、共和党上院議員としてただ一人、イラク戦争に反対票を投じたほか、社会・財政・環境問題でも民主党の意見に賛同した。2006年の中間選挙で敗れ、07年に共和党を離党。10年には無所属としてロードアイランド州知事に就任した。13年には民主党に鞍替えしたが、14年の知事選には支持率低下を理由に出馬しなかった。

ヒラリー・クリントン前国務長官

 オバマ政権で2009年から13年まで国務長官を務めた。それ以前はニューヨーク州選出の上院議員で2回当選。夫のビル・クリントン氏は元大統領。大統領選への出馬は2回目で、前回の2008年には民主党の予備選挙で現在のオバマ大統領に負けた。ヒラリー氏は内政面ではオバマ氏を支持するが、外交面ではオバマ氏よりも強引だとみられている。

マーティン・オマリー前メリーランド州知事

 2007年〜15年までメリーランド州知事を務めた。それ以前は8年間、同州ボルティモアの市長だった。オマリー氏は長年、国政進出への野望を抱いており、11年〜13年には民主党知事会のチェアマンを務め、これが国政への足がかりとなった。知事在任中、オマリー氏は同性婚を合法化する法律に署名したほか、死刑を非合法化し、書類不備の一部移民に対し州立大学の学費を州在住者と同額にすることを認めた。ロックバンドでギターとボーカルを担当しているほか、ボルティモアを舞台に警察と麻薬取引などの犯罪を描いた米ケーブルテレビHBOのドラマ「ザ・ワイヤー」で主要登場人物のモデルとなった。

バーニー・サンダース上院議員(無所属)

 バーモント州選出の無所属議員だが、民主党の指名獲得を目指す。社会主義者を自認し、上院では最もリベラルな議員の一人。ニューヨークのブルックリン出身で1990年に下院議員に当選。上院議員になったのは2006年。連邦議員になる前はバーモント州バーリントンの市長を務めた。大工やジャーナリストとしての職歴があるほか、ハーバード大学やハミルトン・カレッジで教鞭を執った経験も。大統領に選出されれば米国初のユダヤ人大統領となる。

ジム・ウェッブ元上院議員

 ジム・ウェッブ氏(69)はバージニア州選出上院議員を1期(2007年1月〜13年1月)務めた。イラク戦争に反対し、自らを経済的なポピュリストと位置づけた。ベトナム戦争の従軍経験がある。レーガン政権で海軍長官や国防次官補を務めた。9冊の著書があり、民主党に対して労働者階級の白人からの支持獲得に注力するよう呼び掛けている。バージニア州アーリントン在住

2689チバQ:2015/09/28(月) 01:37:46
<共和党>

ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事

 1999年から2007年までフロリダ州知事。同州の共和党知事として初めて再選を果たした。父はジョージ・H・W・ブッシュ元大統領で、兄はジョージ・W・ブッシュ前大統領。コンサルティング会社ジェブ・ブッシュ・アンド・アソシエーツを率いているほか、2つの教育系シンクタンク(ファンデーション・フォー・フロリダズ・フューチャーとファンデーション・フォー・エクセレンス・イン・エデュケーション)の創設者でもある。ブッシュ氏は全米共通学力基準「コモンコア」による教育水準の底上げや移民関連法の見直しを訴えている。フロリダ州在住。

ベン・カーソン氏

 元神経外科医のカーソン氏は1987年に頭部が結合した双生児を分離する手術を行った医療チームを率いたことで国際的に知られるようになった。最近ではオバマ政権の医療保険制度改革法(オバマケア)を批判したり、2013年の全米朝食祈祷(きとう)会でオバマ大統領を前に10%の一律課税を訴えたりするなど、政治的な発言でも目立っていた。カーソン氏は論客として長く知られた存在であり、近年はコメンテーターとしてフォックス・ニュースに出演していた。過去に選挙による公職に就いたことは一度もなく、政治の経験はないものの、2014年の「Draft Ben Carson(ベン・カーソンを公職に)」運動の際には、2016年の大統領選への出馬が予想されるどの共和党候補の政治活動委員会(PAC)よりも多額の資金を集めた。

クリス・クリスティー氏

 クリス・クリスティー氏は元連邦検事で、ニュージャージー州知事としては2期目。労働組合が強い同州で公務員の年金・医療保険などの給付を見直す法案を通過させるなど公共部門の労組に挑み、支出削減を実現したことから全米で支持基盤を構築した。親しみやすさと闘争的な面を使い分けるスタイルでも全米の注目を集めている。クリスティー氏は共和党知事協会(RGA)の会長として、昨年の中間選挙で共和党知事候補の応援に走り回り、全米で共和党の資金供与者や指導者との人脈を築いた。その一方で、保守層の一部から、十分な保守派の判事を指名していないと批判されている。ニュージャージー州とニューヨーク市を結ぶジョージ・ワシントン・ブリッジの一部車線の閉鎖で大渋滞が発生した2013年の事件に絡み、連邦検事は意図的に渋滞を発生させた疑いがあるとして元側近2人を起訴した。2人は無罪を主張したが、別の側近は検察と協力しているという。クリスティー氏自身は車線閉鎖に関与していないと主張している。

テッド・クルーズ上院議員

 2012年にテキサス州選出の上院議員に当選。前職は同州の検察官。草の根保守派運動「茶会(ティーパーティ-)」系の“ヒーロー”。共和党保守派の急先鋒で、党指導部とオバマ大統領の双方に批判的な見解を表明している。2010年に成立した医療保険改革法(オバマケア)に反対し、この関連予算案を「人質」にとったうえで、2013年10月には21時間に及ぶ演説を繰り広げて政府機関を一部閉鎖に追い込んだ。だが、共和党員の多くは政府機関の閉鎖が結果的に共和党に政治的ダメージを与えたと考えている。2014年の予算案についても、オバマ大統領の移民政策の関連予算が削減されていないことを理由に成立阻止を試みたが、これは失敗に終わっている。また、連邦議会の共和党指導部はすぐに妥協してホワイトハウスと話をまとめてしまうと非難している。3月に出馬を表明したクルーズ氏は有力候補の中で正式に出馬表明した最初の候補者。

カーリー・フィオリーナ氏

 米ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)だったフィオリーナ氏は、共和党の指名獲得を目指す候補者の中で唯一の女性。選挙による公職に就いた経験はない。政治経験としては、2010年にカリフォルニア州選出の上院議員選でバーバラ・ボクサー氏に敗れたことと、2008年の大統領選でジョン・マケイン上院議員のアドバイザーを務めたことが挙げられる。フィオリーナ氏は現在、バージニア州在住で、アメリカ保守主義同盟財団(ACUF)の会長に就いている。

2690チバQ:2015/09/28(月) 01:38:07
ジム・ギルモア氏

 1998年〜2002年までバージニア州知事を務めた。現在は保守系シンクタンク「フリー・コングレス・ファンデーション」を率いている。共和党全国委員会の委員長を務めた経験があり、2008年の大統領選挙では候補者指名争いに出馬したものの、十分な選挙資金を集めることができず、07年に早々とレースから降りた。08年の上院議員選挙では民主党のマーク・ワーナー氏に敗北。その時の得票率は30%程度だった。当時、ギルモア氏は人工妊娠中絶に反対し、銃を所持する権利に賛成の立場を表明した。最近では法人および個人の所得税率引き下げを訴えている。

リンゼー・グラム上院議員

 サウスカロライナ州選出。1月には大統領選に向けた出馬の是非を検討するための政治団体を設立したと発表。空軍の弁護士を務めた後、下院議員を経て2002年の選挙で上院議員に当選。上院では国家安全保障の強化を訴えており、大統領選でもこのテーマを強調したい考えだ。グラム氏は移民制度改革案で民主党議員と合意した共和党4議員の1人で、超党派議員グループは2013年に同法案を上院で可決させた。同氏は移民制度改正案に反対する最近の共和党の動きについて、党の政治的立場に悪影響を与えかねないと懸念している。

マイク・ハッカビー氏

 元アーカンソー州知事(1996年〜2007年)。フォックス・ニュースで司会を務めた経験があるほか、著作は12冊を数える。2008年の大統領選で共和党の候補者指名争いに加わったが、最終的な獲得代議員数は、勝利したジョン・マケイン上院議員に次いで2位だった。ただ、ハッカビー氏はこの年、全米で最初に行われたアイオワ州党員集会ではトップをつけた。南部バプテスト派の牧師として、中絶や同性婚に反対する社会的保守の立場で知られている。フロリダ州在住。

ボビー・ジンダル氏

 ルイジアナ州知事のジンダル氏は40代前半という若さながら輝かしい経歴を持っている。英オックスフォード大学のローズ奨学生だったジンダル氏は、24歳の若さで同州保健病院局の局長に任命された。その後、初めて挑んだ同州の知事選に敗れた経験を経て、2004年に連邦上院議員に当選。その3年後の07年に知事に就任した。ジンダル氏が全国紙の見出しに大きく登場したのは12年の大統領選直後だった。当時の共和党候補がレイプに関して問題発言をしたこともあり、「ばかな党でいるのは止めよう」と訴えたことが広く取り上げられた。出馬にあたり、ジンダル氏はすでにヘルスケアやエネルギー、教育といった幅広い分野で政策提言を行っている。また、メディアやワシントンのコンセンサスを批判することを好む。

ジョン・ケーシック氏

 オハイオ州知事のケーシック氏は連邦下院議員としての経験が20年近くある。1990年代終盤には下院予算委員長として均衡予算をまとめあげる上で重要な役割を果たし、押しの強い財政保守派と評価された。投資銀行勤務やフォックス・ニュースのコメンテーターを経て2010年に知事に当選。2014年の中間選挙では得票率64%で難なく再選を果たした。他の候補者に比べて知名度は低いものの、オハイオ州という重要なスイングステート(民主党と共和党の間で勝利政党が揺れる州)で選挙に勝ってきた経験があるため、2016年の大統領選でも手ごわい対抗馬になると支持者は指摘する。

2691チバQ:2015/09/28(月) 01:38:44
ジョージ・パタキ氏

 ニューヨーク州知事を3期務めた。以前に2回、大統領選出馬を検討したものの実現には至らなかった。一部の社会問題については中道派で、中絶の権利や気候変動の緩和に向けた行動を支持している。ニューヨーク州知事時代には環境問題に注力し、温暖効果ガス排出削減の地域的な取り組みを提唱。2007年に知事を退任した後は実業界で弁護士として働き、医療保険制度改革法(オバマケア)への反対など、保守的な発言をしている。

ランド・ポール上院議員

 ケンタッキー州選出で初当選は2010年。眼科医でもある。米国が外国に軍事介入することに関して、多くの共和党員よりも懐疑的な見方を示すなど、伝統的な党の政策スタンスにも挑戦してきた。2013年には国内でのドローン(無人飛行機)使用をめぐるオバマ政権の方針に反対し、13時間に及ぶフィリバスター(議事妨害)を強行したことで全国的に注目を集めた。アフリカ系米国人や若者など、伝統的に民主党寄りとみられている有権者に近づくことで、支持層の拡大を試みている。父親は徹底したリバタリアン(自由至上主義者)で大統領選に何度も出馬したことのあるロン・ポール元下院議員。

リック・ペリー氏(撤退)

 14年間テキサス州知事を務め、同州における雇用創出の実績を強調。空軍のパイロットだった経験とキリスト教福音派との親密な関係が全米の有権者にアピールできると期待している。移民問題など激しい議論のある問題に関しては慎重姿勢を取っており、テキサス州兵をメキシコとの国境に派遣した。その一方で、米国に不法滞在する学生に対して州内出身者と同じ「州民割引」を適用するプログラムを支持している。2012年の大統領選に出馬したものの、公開討論会で廃止すべきだと考えている省庁名を思い出せないという失態を演じた。昨年、職権乱用の罪で起訴されたが、同氏の弁護士は、州知事時代の行動は合法だったと主張している。

マルコ・ルビオ上院議員 

 2010年のフロリダ州上院選で、大きなうねりとなっていた「茶会」系の支持をとりまとめ、人気のあったチャーリー・クリスト知事(当時)を破って当選した。キューバ移民の息子。共和党が多様化へ向けて必死に取り組んでいた頃には、党の若い世代を代表する論客として、その地位をすぐに確立した。ルビオ氏が、違法滞在者に法的地位と最終的には市民権を与えることになる包括的な移民関連法を組み立てる手助けをした際には、保守派の多くの活動家が苛立ちを募らせた。2016年の大統領選を見据え、ルビオ氏は国際舞台で従来以上に積極的な役割を米国が果たすよう求めるなど、外交政策ですでに影響力のある発言をしている。

リック・サントラム氏

 ペンシルベニア州選出の元上院議員で、2006年に再選を逃す。12年大統領選の共和党指名争いでは、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事に次ぐ2位だった。社会的保守派として知られ、労働者層の経済的苦境に焦点を当ててきた。7人の子の父親。重い遺伝子疾患を持つ末娘ベラさんに関する本を、夫人と共著で最近出版した。

2692チバQ:2015/09/28(月) 01:39:02
ドナルド・トランプ氏

 不動産開発とカジノ経営を手掛ける。メディアの活用にたけ、NBCのリアリティーテレビ番組の主役として人気を博している。今回正式に出馬声明するまで過去5回の大統領選でも出馬をほのめかしてきた。歯に衣(きぬ)着せぬ発言や派手な人柄で知られている。これまで公職に就いたことはないが、交渉力とビジネス感覚に優れ資金力もあると豪語している。6月16日、ニューヨーク・マンハッタンにある自身の名を冠したトランプ・タワーで出馬表明を行った。

スコット・ウォーカー氏(撤退)

 ウィスコンシン州知事のウォーカー氏は2011年、州公務員の団体交渉権の制限に乗り出したことで全国的に知られるようになった。労働組合との対立は自身のリコール(解職請求)選挙につながったが、そこで勝利を収めた。昨年11月の中間選挙で再選を果たし、現在2期目。知事として減税をはじめとする財政問題に重点を置いてきたほか、最近は議論が分かれる州立大学の経費削減計画などに取り組んでいる。大統領選への出馬を検討している最中、福音主義キリスト教徒であることをしばしば強調してきた。

原文(英語):Who’s Running for President in 2016?

2693チバQ:2015/09/28(月) 01:46:24
>>2673 CNN世論調査
1:不動産王トランプ氏 24%
2:HPの元CEO フィオリーナ氏 15%
3:元神経外科医 カーソン氏14%
4:ルビオ上院議員11%
5:ブッシュ元フロリダ州知事9%

2694チバQ:2015/09/28(月) 01:56:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150926-00000530-san-n_ame
元市民活動家のデブラシオ市長 凶悪犯罪増でリベラル派の人気にも陰り「威勢はいいが、実行力がない」
産経新聞 9月26日(土)15時14分配信

 1992〜94年と2002〜13年にニューヨーク市警(NYPD)本部長を務めたレイモンド・ケリー氏が新著「不寝番(ふしんばん)」を出版した。犯罪取り締まりやテロ対策に追われた半生を回顧している。

 今月4日に74歳の誕生日を迎えたケリー氏だが、加齢以外に自叙伝を残す決心をした理由がある。自身が打ち立てた刑事政策を否定する、ビル・デブラシオ市長に対する反論だ。

 「デブラシオ市長は使い勝手の良い警察官の道具を簡単に捨てた」。先週、地元メディアの取材に応じたケリー氏は、自身の新著を引用して言い放った。

 ケリー氏は「ストップ・アンド・フリスク」と呼ばれる身体検査手法をNYPD本部長時代に確立した。だが、同手法は黒人に焦点を当てた運用となり、13年にニューヨーク地裁が「差別的で違法」と判断した。

 ケリー氏は控訴を求めたが、翌14年に就任したデブラシオ市長に反対された。白人警官が取り締まり中に黒人市民を殺してしまう事件が起きたこともあり、市長はNYPDを遠ざける姿勢を続け、警官からは反感を買った。

 「この結果が犯罪の増加だ」とケリー氏は怒りを隠さない。確かに、今年発生した殺人事件は昨年同期比で4%増え、強姦(ごうかん)も5%増加した(8月末時点)。

 90年代以降に低下し続けた凶悪犯罪が再び増える兆しを見せたため、セントラルパークでは自警団による巡回が復活した。「市長批判」をちりばめたケリー氏の出版記念会が、毎回の大入りとなるわけである。

 デブラシオ市長は元市民活動家。格差是正といった金融危機後の時流に乗り、13年に当選した。市長就任後は、大麻利用の刑罰軽減など革新的な政策を打ち出しているが、ここにきて人気が陰り始めた。低所得者層向け住宅の建築遅延がたたるなど、最近は支持基盤のリベラル層からの評判も今ひとつだ。

 民主党員の支持率は50%半ばと就任直後から10ポイント低下。17年の市長選に向け、対抗馬をデブラシオ市長にぶつける構想が民主党内で浮上している。

 「右」からも「左」からも攻撃されるのはなぜか?このほど開催された、市長の「番記者」による座談会で答えが見つかった。

 ニューヨーク・デーリー・ニューズのフェルミーノ記者によると「威勢はいいが政策の執行力がない」「約束時間を守らないなど、良い上司ではない」。

 ポリティコのペイバラ記者は「議会対策が苦手だし、重要案件の裁断を下した直後に長期の休みをとるなど、仕事の姿勢に難題がある」とも。

 シティ・リミッツのマーフィー発行人はメディアに対する閉鎖性を指摘する。米国では情報公開法に基づいて記者が公権力に情報開示を求めるのが日常茶飯事だが、「(デブラシオ市長側からは)全然返事がない」。米国人が為政者に期待する「イロハ」がなっていないのだ。

 先週末、市が財政支援するニューヨーク市地下鉄(MTA)トップが市長を公の場で批判した。市長は当初、MTAの路線拡大計画を支持したが、予算負担の配分をめぐって、MTAと対立している。

 「夢」はあるが、執行面や資金調達といった「兵たん」には弱い。「元活動家」が必ずしも「為政者」の資質を備えているわけではない-どこかで聞いたことのある議論がニューヨークでは交わされている。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

2695チバQ:2015/09/28(月) 23:05:27
http://www.sankei.com/world/news/150928/wor1509280001-n1.html
2015.9.28 06:00
【米大統領選】
お粗末だった「トランプ話法」…共和党は加州討論会を政策論争への転機にできるか?





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16日、CNNテレビの討論会で応酬し合うドナルド・トランプ氏(左)とスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(右)。中央はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、ようやく「トランプ旋風」が止みつつある=カリフォルニア州シミバレー(AP)
 2016年11月の米大統領選に向けた共和党の指名争いは、夏を通してハリケーンのように吹き荒れた「トランプ旋風」が一服し、軌道がようやく真剣な政策論争に乗るのだろう。転機となったのはCNNテレビが16日に主催したカリフォルニア州での第2回討論会だ。それぞれの候補が世界最強の米軍最高司令官として大国を率いる資格があるのかを浮き彫りにした。

転機となった討論会

 国際情勢に関してバランスが取れた形で知見を披瀝(ひれき)できたのは、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)とマルコ・ルビオ上院議員(44)の2人だけだったといっても過言ではない。アジアに関しては次のような発言があった。

 ブッシュ氏 「米国は中国に対して強くある必要がある。サイバー安全保障では攻撃的な戦術を使い、抑止力のあるシグナルを送るべきだ」

 共和党候補は中国の習近平国家主席(62)による訪米に先立ち、「晩餐(ばんさん)会を中止すべきだ」(スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事)、「私ならマクドナルドのハンバーガーをおごる」(トランプ氏)などとバラク・オバマ大統領(54)の対応を批判している。

 サイバー攻撃や南シナ海での人工島建設で反中感情が強まっていることが背景にある。ただ、ブッシュ氏は討論会で晩餐会を中止すべきかと聞かれ「そうは思わない」と反論。大規模な制裁など他にやるべきことがあるという考えを強調した。

 ルビオ氏 「北朝鮮は今、数十発の核兵器や私たちがいる場所(米西部カリフォルニア州シミバレー)を攻撃できる長距離ミサイルを持っている。中国は急速な軍拡を行い、ハッキングのほか世界で最も重要な航路である南シナ海での人工島建設を行っている」

 こう述べたルビオ氏は、米国で軍事費を削減する動きに警鐘を鳴らし、国家を安全にすることが連邦政府の最も重要な義務であると強調した。「軍事より外交」を重視する姿勢をとるオバマ氏とは対照的だ。

お粗末な「トランプ話法」

 これに対し、支持率で首位に立つ不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)はお粗末だった。日本の政界にも「座談の名手」といわれた人がいたが、モノマネや人物評で聴く人を沸かせるのはうまいのだが、まともな政策論争には到底向かないのがこの種の政治家の特徴だ。

 「トランプ氏の人身攻撃はノッポだチビだデブだブスだと、まるで中学生のようだ。そんな人に核兵器を扱わせるなんて心配ではないのか」

 討論会でランド・ポール上院議員(52)が指摘した。確かにトランプ氏は「(オバマ政権は)中国ともメキシコともうまくやれていない」「私ならロシアのプーチン大統領とでもうまくやれる」というばかり。

2696チバQ:2015/09/28(月) 23:05:53
 ブッシュ氏から民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)との関係を“暴露”されると、挑発に乗せられてボロを出してしまった。ブッシュ氏の兄、ジョージ・W・ブッシュ前大統領(69)による03年のイラク開戦に反対したことを強調するため、トランプ氏は次のように述べたのだ。

 「あなたの兄の政権がバラク・オバマ(大統領)をもたらした。政権最後の3カ月は(16代大統領の)エイブラハム・リンカーンでも当選できなくなるほどの災難だった」

「見習い」は要らない

広告
 共和党候補のほとんどが、今になってみれば誤情報をもとにイラク開戦を決めたことが間違いだったことは認めている。

 だが、「オバマ氏が米軍撤退を急いだことが中東に真空をもたらし、イスラム教スンニ派過激組織『イスラム国』の台頭を許した」というのが“模範解答”だ。ブッシュ元知事が「兄は米国を安全にした」と反論すれば、他候補も「オバマ氏がいけない」と同調した。

 日米同盟の「片務性」や貿易不均衡について、20世紀の古い感覚で思い付きのように語るトランプ氏。討論会に先立つ15日、ロサンゼルスで外交・安全保障問題の演説をする予定だったが、ヒスパニック(中南米系)らの抗議の声が激しく15分ほどで切り上げてしまった。

 論争が深まるにつれ、まともな政策ブレーンの不在がトランプ氏にとってのアキレス腱(けん)になるだろう。ウィスコンシン州知事のウォーカー氏は人気実録番組「アプレンティス(見習い)」に主演したトランプ氏を「ホワイトハウスに見習いは要らない」と揶揄(やゆ)した。(ワシントン支局 加納宏幸)

2697名無しさん:2015/09/29(火) 21:33:47
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150929-00078166-diamond-bus_all
アメリカは日本人から見て、なぜこんなに“不便な国”なのか?
ダイヤモンド・オンライン 9月29日(火)8時0分配信

 アメリカを訪れた日本人なら誰でも思う。「何て不便な国なんだ」。まず日本人にとっては電車が遅れるのが信じられない。今年6月、筆者が乗ったニューヨーク-ボストン間の電車は行きも帰りも1時間以上も遅れた。ニューヨークの地下鉄には時刻表があるのかどうかも分からない。マンハッタンでは平日夕方になるとタクシースタンドの長い行列ができる。空港に行けば、国内線は平気で遅れる。経済大国とは思えない交通事情だ。

 なぜ、アメリカはこんなに“不便な国”になってしまったのか。今年5月、アメリカのインフラストラクチャーをテーマに著書を出版したロザベス・モス・カンター教授にその理由を聞いてみた。(聞き手/佐藤智恵 インタビューは2015年6月23日)

● なぜアメリカのインフラ事例から リーダーシップが学べるのか

 佐藤 これまでリーダーシップの本を多数出版されてきましたが、なぜ、今年、アメリカのインフラストラクチャーについての本を出版されたのでしょうか。

 カンター ビジネスを取り巻くシステムはますます複雑になっています。その中で次世代を担うリーダーたちは、新しいビジネスを生み出していかなくてはなりません。

 1980年〜1990年代であれば、ビジネスリーダーは「効率的にお金を儲けること」を目指せばよかったわけです。ところが現在、どの国のリーダーもいわゆる「エコシステム」(複数の企業によって構築された製品やサービスを取り巻く共通の収益環境)の中に組み込まれています。その中で結果を出していかなければならないのです。

 「将来のリーダーたちにとって最も役に立つ題材は何だろうか」と考えていたときに、アメリカのインフラストラクチャーについて書くことを思いつきました。中でも輸送インフラについて詳しく取材しようと思いました。人がどのように動くか、モノをどのように動かすか、は、多くの業界が関わってくる問題だからです。

 私はリーダーシップ論の専門家として知られていますが、アメリカのインフラストラクチャーが抱える課題を解決するためには、何よりもリーダーシップが必要であることが分かります。多くの利害関係者をまとめていくには、人を動かすためのビジョン、ストーリーが必要なのです。

2698名無しさん:2015/09/29(火) 21:34:04
>>2697

 佐藤 ハーバード大学で学んでいるエグゼクティブは、アメリカのインフラについてどの程度興味を持っているのでしょうか。

 カンター 私は現在「ハーバード大学アドバンスド・リーダーシップ・イニシアティブプログラム」のディレクターを務めています。このプログラムでは、元CEO等、ベテランの経営者たちがその知見を生かし、世界が抱える課題解決に貢献するプロジェクトを推進しています。

 インフラのような大きな問題は、1つの組織で解決できるものではありません。多くの関係者が関わります。しかも利害関係が複雑なので、1つにまとめるのは極めて困難です。ところが次世代のリーダーは、こうした環境の中で仕事をしていかなければなりません。プログラムに参加しているエグゼクティブの中には、食品のサプライチェーン、エネルギーの分野に興味を持っている人もいます。どれも輸送インフラが深く関わっている分野です。

● なぜ今、アメリカのインフラが 注目されているのか

 佐藤 アメリカで著書が出版されて以来、マスコミはこぞって「これはアメリカのインフラに警鐘をならす本だ」と取り上げていますね。インフラといえば、日本やドイツのほうが進んでいる印象がありますが、なぜあえてアメリカのインフラを取り上げたのでしょうか。

 カンター ハーバードビジネススクールは、世界を変革するリーダーを育成する教育機関ではありますが、アメリカの競争優位性を研究する専門のプロジェクトがあります。アメリカの政治的、経済的影響力は依然として大きく、アメリカがこれからも強国でありつづけるのか、という問題は、世界の未来に大きな影響を与えるからです。

 他の国がアメリカより優れている点は山ほどあります。日本の新幹線などはその良い例ですね。ところが世界の人々が、世界基準として比較対象としているのはアメリカなのです。だから私は今回、日本やドイツではなく、アメリカのインフラについて書くことにしたのです。

2699名無しさん:2015/09/29(火) 21:34:32
>>2698

 佐藤 著書では老朽化具合を生々しく描いていらっしゃいますね。

 カンター アメリカの国民に警鐘を鳴らしたいと思ったからです。これまでもアメリカのインフラの老朽化が進んでいることを問題視する人はいました。ところが、それをどのように改善したらいいのか、どのぐらい深刻なのか、という点についてはほとんど議論されてきませんでした。そこで私は、道路、鉄道など主要な交通インフラの歴史、テクノロジーの進歩が与えた影響、都市の進化などについて詳細に調査することにしたのです。

● なぜアメリカのインフラは遅れているのか

 佐藤 私自身もアメリカを訪れるたびに、「世界一の経済大国なのに、なぜこんなに不便なのか」と感じます。電車は1時間も遅れるし、渋滞はひどいし、空港もボロボロ。アメリカが他国に比べてインフラ分野で遅れをとっているのはなぜでしょうか。

 カンター いくつか理由があります。1つは、アメリカのインフラ関係の建物や施設は、他国よりも古い時代に建造されているということです。その当時は世界一の技術を駆使して作られましたが、長い年月を経て老朽化が進んだということです。

 特に老朽化が進んでいるのが、鉄道です。かつて鉄道は、アメリカ経済を発展させ、国民の生活を向上させるために重要な役割を果たしてきました。インフラには、「メンテナンスと改善」が不可欠なのですが、そのための予算をとるというのは、新しいものをつくるより難しいことなのです。

 佐藤 鉄道だけではなく、空港も道路も老朽化が進んでいます。

 カンター アメリカの航空産業は、第二次世界大戦直後、世界一の技術と規模を誇っていたのです。その頃は多くのパイロットが養成され、民間の航空会社が次々と誕生しました。ところが、アメリカはインフラを築くところにはお金をかけても「メンテナンスと改善」にはお金をかけませんでした。最新のインフラもメンテナンスをしなければ、老朽化が進むのは当然です。

 道路についても同じです。1950年代、アメリカは多額の国家予算を割いて、道路網の整備に注力しました。その結果、自動車産業が急速に成長し、他国よりも優位な地位を築くことができました。新たに道路をつくり、維持していく資金は主にガソリン税でまかなわれていました。ところがその税率はヨーロッパよりも低かったため、メンテナンスにまでお金がまわらなくなりました。アメリヵ国民は、税金を払いたがらなかったからです。

 佐藤 新しいものを建設するときには簡単に予算がついて、「メンテナンスや改善」には予算がつかないのはなぜでしょうか。

 カンター 本にも書きましたが、「メンテナンスや改善」というのは、政治的リーダーが掲げるキャッチフレーズとしてあまり魅力的ではないからです。

 アメリカ政府が巨額な予算を投じて国家プロジェクトを推進する際、その理論的根拠となってきたのが「国防」です。「国家防衛のためにはこれだけの予算が必要なのですよ」と言えば、国民から理解を得やすいからです。

 たとえば、アメリカの巨大な州間高速道路網は、全米州間国防高速道路法(1956年施行)のもとで整備されました。巨額な予算をかけて道路を建設した理由は「外国から攻撃されたとき、国民が速やかに避難できるようにするため」です。現実に米国本土が戦地になったことはありませんでしたが、当時は、そう言えば国民は納得してくれたのです。

 冷戦期には、国家防衛教育法(1958年施行)のもと、科学、テクノロジー、高等教育に多額の予算が割かれました。ソ連との宇宙開発競争に勝つためです。このときの投資は、アメリカの国力に大きな利益をもたらしました。現在、アメリカの技術力と高等教育が世界最高レベルにあるのは、この分野に巨額の資金が投じられたからです。

2700名無しさん:2015/09/29(火) 21:35:08
>>2699

 佐藤 教育への投資は、インフラのように物理的に劣化しません。同じように予算を投じても結果が分かれたということですね。

 カンター リーダーは人を動かすためのストーリーをつくり、ストーリーを語ります。第二次世界大戦から冷戦期まで、そのストーリーの中心となっていたのは、国防でした。「国防のために」という建前があれば、インフラだけではなく、様々な国家プロジェクトに予算を使うことができたのです。

 佐藤 メンテナンスにお金がまわらない理由は、ストーリーとして弱い、ということですか。確かに「国防のために道路を舗装するぞ」とはいかないですね。でも道路のメンテナンスについては、ガソリン税が使われることが法律で定められています。それなのになぜメンテナンスにまでお金がまわらないのでしょうか。

 カンター ガソリン税という制度そのものが古くなってしまったからです。今は電気自動車が走っている時代です。自動車も燃費効率がよくなっています。昔に比べれば、ガソリンそのものの消費も減りました。ミレニアル世代(2000年代に成人あるいは社会人になる世代)の中には、車を所有しない人もいます。スマートフォンを使って車をシェアすれば十分だと思っているからです。この制度を根本から見直すときがきていると私は考えています。

 >>続編『日本のインフラが米国より優れている3つの理由』は10月1日(木)公開予定です。

佐藤智恵

2701とはずがたり:2015/09/30(水) 00:40:41
アジア系、2055年には米国最大の移民グループに
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E7%B3%BB%E3%80%812055%E5%B9%B4%E3%81%AB%E3%81%AF%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%9C%80%E5%A4%A7%E3%81%AE%E7%A7%BB%E6%B0%91%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%AB/ar-AAeUlFq#page=2
The Wall Street Journal. Miriam Jordan 6 時間前

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの研究によると、アジアからの流入で増加している移民とその子供たちは向こう50年間の米国の人口成長の大半を占めることになるという。

 2015年から65年のあいだに、米国の人口は36%増加して4億4100万人になると予想されている。新たな研究によると、移民とその子供たちはこの増加分の88%にあたる1億0300万人を占める見込みになっている。

 合法、違法の両方の移民を含むこの予測は、10年おきに実施される米国国勢調査からの政府データと人口の一部を対象に毎年行われている標本調査、アメリカン・コミュニティ・サーベイ(ACS)の分析に基づいている。

 変化としては、アジア系が今や移民によって増加している唯一の移民グループとなっており、このペースで行くと55年にはヒスパニック系を追い抜いて最大のグループになるということがわかった。

 今回の研究の共同執筆者であるマーク・ロペス氏は「中南米、特にメキシコからの移民が急減速した」とし、「その一方で、アジア系、特に中国とインドからの移民は着実に増えてきた」と指摘した。

 15年現在、移民人口に占めるヒスパニック系の割合は47%だが、65年にはこれが31%に縮小する。今日の割合が約25%のアジア系は65年に38%に拡大するとその研究は見積もっている。

 アジアからの移民が増加していることで、55年には米国に過半数を占める人種的、民族的グループがなくなろうとしており、米国の人口は白人が46%、ヒスパニック系が24%、アジア系が黒人を追い抜いて14%に、黒人が13%になると見込まれている。現在は白人が62%、ヒスパニック系が18%である。「米国の人口がより多様化することで、米国の政治が作り変えられる可能性もある」とロペス氏は言う。

 1970年代の移民は主に欧州出身者だった。1990年代から最近までは、記録的な数のメキシコ移民の流入もあり、主な出身地域は中南米となった。ところが2011年から、アジアが移民出身地域として最大となった。今日、米国に住むアジア系の3分の2近くが外国で生まれている。ちなみにヒスパニック系では37%が外国生まれである。

 外国生まれのアジア系移民にはインドと中国からの数万人の留学生が含まれている。彼らの多くは卒業後も一時就労ビザで米国に滞在し続け、最終的には合法的な永住権申請を行う。米国市民権の申請が可能となるのは、彼らが永住権を取得した5年後である。

 ハイヤン・ウーさんがサンフランシスコ大学でコンピューターサイエンスを学ぶために中国を旅立ったのは07年のことだった。現在は雇用主である地元のハイテク企業がウーさんの永住権のスポンサーとなっている。30歳のウーさんは長期的に滞在したいと考え、米国での子育てを思い描いているという。「ソフトウエア技術に関する限り、すべては米国で起こっている」とウーさんは言う。「雇用機会の大半もここにある」。

 現代では最も多くの移民を米国に送り込んできたメキシコだが、今回の研究の共同執筆者のジェフ・パッセル氏によると、その数は減少してきており、07年よりも前の水準に戻る可能性は低いという。

 13年のすべての新規移民に占めるメキシコ出身者の割合は15%で、この50年間で最も少なかった。10年前と比べると違法移民の急減をもたらしたこのトレンドの背景にはいくつかの要因がある。最も大きいのはメキシコの出生率の低下である。これにより、多くの世帯主やその他の働き手は家族を養うために米国でより高賃金な仕事を探さなくても済むようになった。比較的安定したメキシコ経済、国境を越える旅に伴う危険なども移民を思いとどまらせる要因となっている。

 その研究によると、今後も新規移民は米国のヒスパニック系人口の増加に寄与し続ける見込みだが、人口増加の主な原動力となるのは米国におけるヒスパニック系女性の出産だという。

2702チバQ:2015/09/30(水) 21:06:24


1:不動産王トランプ氏
2:元神経外科医 カーソン氏
3:ルビオ上院議員
4:HPの元CEO フィオリーナ氏
5:ブッシュ元フロリダ州知事


http://jp.wsj.com/articles/SB10679346927304483289404581262380728901822
ジェブ・ブッシュ氏の支持率、5位に低下=最新調査 米大統領選

2015 年 9 月 29 日 16:53 JST

 一時は2016年米大統領選の共和党候補と目されたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の支持率は7月から9月の間にほぼ半減し、さまざまな有権者の支持率が他の候補者に流れるなかで、現在は7%まで低下している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同で実施した最新の世論調査で明らかになった。

 現在、ブッシュ氏の支持率は、共和党指名争い候補者の中で5番目。不動産王と称されるドナルド・トランプ氏と、元神経外科医のベン・カーソン氏、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)、米ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)だったカーリー・フィオリーナ氏が上位4位を占めている。

 ブッシュ氏の支持率は、男女の有権者、50歳未満および50歳以上の有権者、ラジオのトーク番組の聴取者、価値観重視の有権者から、保守派の草の根運動「茶会党(ティーパーティー)」に属する有権者といった全てで低下した。ブッシュ氏に対する支持率は、非常に保守的あるいは完全に保守的だとする有権者でも低下したが、低下幅が最も大きかったのは自称穏健派やリベラル派の有権者で、9月調査での支持率は8%と、7月の23%から15ポイント低下した。

2703名無しさん:2015/09/30(水) 21:17:52
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00045534-gendaibiz-cn
米中「新」冷戦の幕開けか!?首脳会談で浮き彫りになった習近平の「空回り」、アメリカの「冷淡」
現代ビジネス 9月28日(月)6時2分配信

アメリカから邪険に扱われた習近平主席
 アメリカ時間の9月24日夜、国賓として訪米した習近平主席夫妻を迎えてホワイトハウスで晩餐会が開かれ、翌25日午前中に米中首脳会談、そして昼に共同記者会見が開かれた。

 今回の習近平主席の訪米を一言で表せば、「中国の熱気、アメリカの冷気」である。

 習近平政権は今回の訪米を、今年の中国外交最大のイベントと位置づけ、それこそ国を挙げて推進してきた。

 安倍晋三政権が安保関連法案を強行採決した時、本来なら中国は激しく反発しそうなものなのに、なぜかおとなしかった。それは、すでに習近平訪米3日前から、中国国内の報道が、ほとんど習近平主席の訪米一色になっていたからである。

 これに対し、アメリカはと言えば、トップニュースはいつも、同時期に訪米したローマ法王の一挙手一投足である。習近平主席は、俗な言い方をすれば、邪険に扱われていた。

 象徴的だったのは、25日昼に開かれたオバマ大統領と習近平主席の共同記者会見である。

 アメリカ人の女性記者が、「その場を借りて」オバマ大統領に、危機に陥ったアメリカの来年度予算について問い質し、オバマ大統領が長々と答えるという場面があったのである。その間、オバマ大統領の向かって左側に立った習近平主席は、「なんのこっちゃ?」という表情で、イヤホンを耳に当てて興味なさげに聞いていた。

 ちなみに中国中央テレビはこの56分間の会見を生中継せず、会見終了から4時間半を経て、12分間のダイジェスト版を放送した。しかも、中国人記者二人のヤラセ質問(あらかじめ政府に指示された質問をして、習近平主席が用意した「模範回答」を読み上げる)の部分を強調して放映したのだった。

6回目の会談で訪れた転機
 記者会見の冒頭でオバマ大統領は、「習近平主席と初めて会ったのは、2012年(2月)に国家副主席として訪米した際で、今回が6回目の会談だった」と述べた。思えばその6回中、メインは2回だった。

 1回目は、2013年6月にオバマ大統領が、国家主席に就任して3ヵ月の習近平主席を、カリフォルニア州の農園に1泊2日で招待し、8時間以上にわたる異例の米中首脳会談を行った時だった。

 この首脳会談のしばらく後、米中双方の政府関係者に聞くと、次のように述べていた。

 中国:「アメリカ側の待遇は、最高レベルのもので、オバマ大統領は何度も、『アジアのことは、これから中国と共に考えていきたい』と述べた。習近平主席は、『新型の大国関係』を提唱した。これは来るべき『G2時代』(米中が世界を主導する時代)を見越した対等な関係のことだ」

 アメリカ:「今回の米中首脳会談の目的は、新しい中国の指導者である習近平という人物を見極めることにあった。習近平主席は自信がないのか、手元に置かれたペーパーを棒読みするばかりで、オバマ大統領が予期せぬことを話題にしたり質問したりすると、左右を見て随行の楊潔虎国務委員らに答えさせていた」

 2回目は、昨年11月の北京APEC(アジア太平洋経済協力会議)に、オバマ大統領が訪中した際で、この時も1泊2日で計8時間にわたる米中首脳会談となった。この時は、習近平主席のホームグラウンドだけあって、中南海の中にある、習近平主席が誰よりも尊敬する毛沢東主席の住居跡にまで、オバマ大統領を案内した。

 この首脳会談の後、やはり米中の政府関係者に聞いたら、次のように述べていた。

 中国:「オバマ大統領は、『これからアジアのことは、中国に任せていきたい』とまで言った。習近平外交の偉大なる勝利だった」

 アメリカ:「米中首脳会談だけでなくAPEC全体を見ていて、中国の台頭はもはやどうしようもないと悟った。台頭する中国をいかに利用してアメリカの国益を向上させていくかを考えた」

2704名無しさん:2015/09/30(水) 21:18:41
>>2703

アメリカにとって中国は「味方」から「敵」に変わりつつある
 ここで見えてくる図式はこうだ。

 2013年の米中首脳会談は「中<米」で、2014年の会談は、「中≒米」くらいまで来た。そこで中国としては、今年の首脳会談で「中=米」まで持っていきたかったのだろう。

 だからこそワシントンに先駆けてシアトルへ行き、ボーイングの旅客機を300機も無理して買い、中国のIT産業のトップをズラリ引き連れて、「米中IT企業家会談」をセットしたのだ(もっともグーグルとツイッターは、「中国国内で禁止されているのに行っても意味がない」として欠席したが)。

 だが、習近平主席が満を持してシアトルからワシントンDCに乗り込んでみると、本人も思いもよらなかったであろう「冷遇」が待ち受けていたのである。

 24日のホワイトハウスでの歓迎晩餐会を終えて出てきた習近平主席は、「国賓待遇」とは思えないほどの苦虫を噛み潰したような表情をしていた。どこかで見た表情だと思ったら、昨年11月に初めて安倍首相と握手した時の様子と似ていた。

 今回、オバマ政権が習近平主席を冷遇したのは、主に二つの理由によるものだろう。一つは、サイバーテロと南シナ海の埋め立て問題によって、アメリカにとって中国が「味方」から「敵」に変わりつつあることだ。アメリカはすでに大統領選モードに入っているため、オバマ大統領としては、弱腰を見せるわけにはいかない。

 もう一つは、中国経済の失速である。独立まもない18世紀末から現在に至るまで、アメリカにとって中国は、常に「自国に富をもたらす黄金の市場」であり続けた。

 ところが昨今の中国経済の停滞によって、それほど特別な魅力がなくなってしまったのである。その証拠に、今年上半期のアメリカら中国への直接投資は、前年同期比で、37.6%も減少している。

 オバマ大統領は、かつて胡錦濤主席に言ったように、今回も「アメリカは、平和的に繁栄し台頭する中国を歓迎する」と述べた。つまり「平和的でない」、もしくは「繁栄しない」中国は歓迎しないのである。

 以下、今回の米中首脳会談の「成果」を、個々の問題別に見ていこう。

2705名無しさん:2015/09/30(水) 21:18:54
>>2704

■【米中投資協定(BIT)】

 米中は当初、今回の習近平主席訪米の目玉に、BITの締結を持ってこようとしていたが、どうにもまとまらない。そこで、目標を、「今回の米中首脳会談での締結」から「オバマ大統領の任期中の締結」に後退させた。

 米中のBIT交渉は、2008年以降、21回も行われている。焦点は、双方のネガティブリストとアメリカの最先端技術への投資問題である。

 中国政府は、アメリカとのBIT締結を、2001年のWTO(世界貿易機関)加盟に次ぐ「第二の開国」と捉えている。それはBITが、「相手国の企業を国内企業と同等とみなす」ことを基本原則としているからだ。そこで双方がネガティブリストを出し合い、「この分野だけは勘弁してほしい」という交渉をやってきたわけだ。

 中国にとっては、BITを結ぶことにより、国有企業改革に大きな影響が出てくる。現在の中国市場の状況を大まかに言えば、優遇されている度合いが、「外資系企業<中国の民営企業<中国の国有企業」であるが、BITを締結することによって、「外資系企業=中国の民営企業=中国の国有企業」としなければならなくなるのだ。

 習近平執行部は8月24日に、国有企業改革の基本方針を定めた。それによると、国有企業の市場の寡占化と、中国共産党の指導強化が2大トピックとなっている。これはまさに、BITの精神と相反するものだ。

 また、銀行業を外資系に開放すれば、中国の金融が、政府のコントロール下に置けなくなるという懸念も、中国側にはある。

 一方のアメリカ側は、中国企業を一般の企業ではなくて、中国共産党の出先機関のように捉えているため、最先端技術の分野への中国企業の投資を認めたら、軍事的に利用されてしまうという懸念を持っている。

 だがそうは言っても、アメリカは雇用に直結する中国からの投資は増やしたい。海外からアメリカへの投資額は、リーマンショックのあった2008年が3,063億ドルだが、2014年は860億ドルにまで減っている。そんな中、中国からアメリカへの投資は突出していて、2012年から2015年上半期までの投資額は、164億9,800万ドルに上る。

 この額は、すでに同時期のアメリカから中国への投資額98億ドルを上回っているのである。しかも、2014年だけで120億ドルも投資し、92社のアメリカ企業を買収している。まさに、中国企業のアメリカへの「爆投資」は、とどまるところを知らない勢いだ。

 米中は、9月9日から11日、ワシントンで第21回BIT交渉を行い、新たな双方のネガティブリストについて議論を行ったが、最終結論には至らなかった。どのみち、上院の3分の2の賛成が得られないと批准には至らないので、まだ当分は交渉が続くと見てよいだろう。

■【サイバーテロ問題】

 この問題に関しては、25日の共同記者会見で、アメリカ人記者が真っ先に質問した。するとオバマ大統領は、チラッと右隣に立つ習近平主席の方を見やってから、厳しい表情でこう述べた。

 「その問題は、習近平主席と厳しい議論をした。少なくとも、米中両政府は今後、あらゆるサイバーテロに共同で対抗していく。これが本日の首脳会談の進展だ。だが本当に進展があるかは、今後の状況を見ていかねばならない」

 すると、習近平主席が言い添えた。

 「中国政府もサイバーテロには反対する。この点に関して、オバマ大統領と多く意見交換して、新たな合意に至った。中国のインターネット愛好者は、6億人以上もいて、世界最大だ。インターネット空間は、多くの機会に溢れており、アメリカとの協力関係を深めていきたい」

 こうした応酬を見る限り、やはりオバマ大統領は習近平主席に対して、かなり激しい口調でサイバーテロへの非難を行ったものと思われる。何せ7月9日、アメリカ政府のコンピュータがサイバーテロに遭い、2000万人に上る個人情報が流出していて、アメリカはこれを中国政府が関与したサイバーテロと認識しているのだ。

 結局、米中は今後、年に2回のサイバーテロ防止のための政府間協議を行うことで合意した。

2706名無しさん:2015/09/30(水) 21:19:24
>>2705

【南シナ海の埋め立て問題】
 これは習近平主席が、にべもなく突っぱねた。

 「南シナ海は古代から中国の領海であり、どの国にも内政干渉はさせない。ただし、周辺諸国との平和的話し合いを続けること、及び国際法に基づいた自由な航行については保証する」

 オバマ大統領は、軍や共和党強硬派のことも考えて、首脳会談では激しい応酬となったのだろうが、記者会見では南シナ海問題について、深くは言及しなかった。

 ニュアンスから読み取る限り、オバマ大統領は、「サイバーテロ」で押して「南シナ海」で引いた印象である。習近平主席からすれば、その逆だ。中国政府はサイバーテロ自体を認めていないのだから、この辺りは、中国の外交的勝利と言えるだろう。

 だが、その結果、日本にとっては大変由々しきことになってきた。先週のこのコラムでも書いたが、安倍政権があれほど苦労して安保法制を成立させたのは、東シナ海と南シナ海における中国の軍事的脅威に、日米共同で対抗するためである。ところが南シナ海の問題に対して、オバマ政権は何とも腰砕けなのである。

 このまま行くと、「南シナ海はアメリカ軍の代わりに自衛隊が守ってくれ」と言い出しかねない。近未来の南シナ海における日中緊張を予感させる米中首脳会談だった。

■【中国経済と金融】

 中国経済の昨今の減速と、8月11日から13日にかけて中国が人民元の対ドルレートを突然4.5%切り下げた問題を、アメリカ人記者が指摘した。すると、習近平主席は、手元の紙をめくりながら反論した。

 「中国経済はいまや、『新常態』(新たな正常な状態)に入ったのだ。今年上半期も7%成長を維持しており、通年でも同レベルで進む予定だ。それでもGDPはアメリカより小さいので、今後の発展の余地はまだある。

 2005年の人民元改革以来、人民元はドルに対して35%も上がっている。8月にレートの中間値を下げたが、人民元とドルの為替は依然として安定している。

 IMFがSDR(特別引き出し権)を人民元に与えることに賛成することと、2010年のIMFの合意事項(中国の議決権を6位から3位に引き上げる決定)を、アメリカ政府はできるだけ早く批准すると、オバマ大統領は述べた」

 このIMFにおけるSDR問題でオバマ大統領の賛意を引き出したことは、今回の習近平主席訪米の最大の成果ではなかろうか。

 現在、SDRを取得しているのは、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンドの4つの通貨だけで、今年年末に開かれるIMF総務会で、人民元が、SDRを取得する5番目の通貨になることが中国の悲願だ。すでにラガルドIMF専務理事も賛意を表明しており、残るはアメリカの同意となっていた。

2707名無しさん:2015/09/30(水) 21:20:05
>>2706

【北朝鮮問題】
 全般的にイライラした空気の米中首脳会談だったが、両首脳が共に「一片の陽光」のような雰囲気を見せたのが、イランと北朝鮮の核開発への対策について言及した時だった。

 イランの核問題に関しては7月14日、関係各国が包括的合意に達し、7月20日には国連安保理がイランへの経済制裁解除を決めた。これを「米中共同外交の賜」と両首脳が評価したのだ。

 一方の北朝鮮の核開発に関しても、「朝鮮半島の非核化のために米中双方が協力していくことで一致した」と、両首脳は会見で述べた。加えて習近平主席は、「一刻も早く北朝鮮が6ヵ国協議に復帰することを望む」と言い添えた。

 これは、10月10日に朝鮮労働党創建70周年を迎える北朝鮮に対して、「絶対に核実験をやるなよ」と牽制する意味がある。同時に、もし核実験を強行した場合、もしくは長距離弾道ミサイルの実験を行った場合、米中が国連安保理を使って北朝鮮にどのような制裁を再度行うかというところまで詰めたのではなかろうか。そしてその先にあるのは、「金正恩政権転覆」という米中共同作業だろう。

 他にも、100万人のアメリカの若者を中国に送る交流とか、2016年を米中観光年とすることなどで合意した。

すべては「皇帝気取りの統治」が招いたツケ
 冒頭でも述べたように、全体的に「中国の熱気、アメリカの冷気」を感じさせるアンバランスな米中首脳会談だった。2年前に訪米して以来、習近平主席が唱え続けている「新たな大国関係」も、すっかり空回りしてしまった。

 だが考えてみれば、経済の失速も、サイバーテロや南シナ海の埋め立ても、習近平政権の「身から出た錆」だ。いずれも胡錦濤政権時代にはなかったことで、習近平主席の「皇帝気取り」の統治が招いているのである。

 9月27日の「中秋節」(中秋の名月)に、少なからぬ中国人から「微信」(WeChat)の挨拶が届いた。その中で、次のように書いてきた知人がいた。

 〈 今回のアメリカ訪問で、あまりの冷遇ぶりに一番驚いたのは、当の習近平本人ではないか。主席の帰国後に、一体誰が責任を取って「腐敗分子」として粛清されるのかが、早くも話題になっている。 〉

 【今週の東アジア関連推薦図書】

 『迫りくる「米中新冷戦」』
古森義久著
(PHP研究所、税込み1,728円)

 「いまの日本にとって国の根幹を揺さぶられるほど巨大な影響を受ける国は、アメリカと中国だろう。アメリカは日本の安全保障を支える同盟相手である。中国は『反日』を国策に近い基本に据えて、日本の領土を奪う意図を明確にし、日米同盟を骨抜きにしようとする。その米中がいまや一段と険悪になった。新たな冷戦と呼べるほどの対立状態となってきた」
本書は、こんな書き出しで始まる。だが本書は、昨日書かれた本ではない。いまからちょうど一年前に出されているのである。古森氏の何という洞察力だろうか。そこには、オバマ政権の変節、サイバーテロ、「アジアへの旋回」などが、具体的な資料や証言などをもとに丹念に記されている。
まず確固たる持論が骨としてあって、そこに資料や証言などを肉付けしていくのが、「古森節」だが、本書もまた、「古森節」全開である。本当に頭の下がる大先輩の国際ジャーナリストの労作である。

 『習近平は必ず金正恩を殺す』
著者: 近藤大介
(講談社、税込み1,620円)
中朝開戦の必然---国内に鬱積する不満を解消するためには、中国で最も嫌われている人物、すなわち金正恩を殺すしかない! 天安門事件や金丸訪朝を直接取材し、小泉訪朝団に随行した著者の、25年にわたる中朝取材の総決算!! 

 『日中「再」逆転』
著者: 近藤大介
(講談社、税込み1,680円)
テロの続発、シャドー・バンキングの破綻、そして賄賂をなくすとGDPの3割が消失するというほどの汚職拡大---中国バブルは2014年、完全に崩壊する!  中国の指導者・経営者たちと最も太いパイプを持つ著者の、25年にわたる取材の集大成!! 

近藤 大介

2708とはずがたり:2015/10/01(木) 11:46:11

ヒラリー氏、国連で女性会議主宰の習主席に「恥知らず」
http://www.asahi.com/articles/ASH9W7T4MH9WUHBI025.html?iref=com_alist_6_03
ニューヨーク=金成隆一2015年9月28日06時57分

 次期米大統領選で民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官(67)は27日、ツイッターで「フェミニストを迫害しながら、習(近平・国家主席)が国連で女性の権利会合を催すって? 恥知らずな」と発信した。

 クリントン氏は1995年に北京で開かれた「世界女性会議」に出席し「人権は女性の権利であり女性の権利は人権である」と演説した。(ニューヨーク=金成隆一)

2709とはずがたり:2015/10/01(木) 13:16:10
>白人ブルーカラー層の民主党離れは今に始まった話ではないが、近年その勢いは増している。
>彼らが、従来の支持政党である民主党を見限り始めたのは60年代後半のこと。80年代には、多くが共和党のロナルド・レーガン大統領支持に転じ、民主党との溝が広がった。
>非大卒の白人有権者のうち、12年の大統領選でバラク・オバマを支持した人の割合はわずか33%、昨年の中間選挙で共和党候補者を支持した人は64%に上った。
>「彼らは文化的にも経済的にも疎外されている存在だ」と、政治アナリストのロナルド・ブラウンスティーンは指摘する。
>共和党支持に転じたブルーカラー層は、従来の共和党支持者よりも自由貿易に対して懐疑的だ。この事実が共和党を変化させている。
>ピュー・リサーチセンターが5月に実施した調査によると、自由貿易協定は自分の雇用を奪うものだと考えている人は、民主党支持者よりも共和党支持者に多かった。

米大統領選
「台風の目」トランプの意外な実力
The Billionaire for Blue Collars
大富豪のキワモノ候補のはずが、今や支持率首位。白人ブルーカラー層を引き付ける人気の構図を読み解く
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2015/08/post-3845_1.php
2015年8月19日(水)17時30分
マシュー・クーパー

 あの「トランプ節」が全開──6月16日、不動産王のドナルド・トランプ(69)が、満場の支持者とサクラたちの前で、次期米大統領選の共和党候補の指名争いに名乗りを上げた。

 出馬表明を行ったのは、ニューヨークのマンハッタンにそびえ立つトランプ・タワー。モデル出身の妻メラニアと共に、エスカレーターに乗って舞台に降りてきたトランプは、おなじみの俺様発言を繰り出した。「私は、神が生み出した最も偉大な『雇用創出大統領』になる」

 自らが論点に据える貿易問題について、挑発モードで語ることも忘れなかった。「貿易協定で、アメリカが最後に中国に勝ったのはいつか? 私は常に中国をたたきのめしてきた」

 異常なまでの自信と、無理があり過ぎる髪形。そんなトランプを、演出上手の目立ちたがり屋と切り捨てるのは簡単だ。しかし大言壮語で知られるこの大富豪が、大統領選の行方を左右することになるかもしれない。

 何といっても、トランプにはカネがある。本人が公表したところによれば、純資産額は87億ドル。実際の金額はそれ以下だとしても、選挙戦をかき乱すための資金は十分ある。巨額を投じてネガティブ・キャンペーンでほかの候補の足を引っ張る一方で、自身の主張を売り込める。

 今やトランプは、17人が争う共和党の候補指名レースで支持率トップ。今月6日に行われる同党の第1回候補者討論会に登場するのは間違いない。

共和党に起きた大変化

 FOXニュースが主催する第1回討論会には、直近の世論調査5回の平均支持率の上位10人だけが参加できる。リック・ペリー前テキサス州知事らはトランプ人気で存在感がかすみ、討論会に出席できそうにない。

 論戦相手となる9人の候補者も、トランプお得意の「負け犬」呼ばわりにはひるむだろう。彼らに逆襲されても、トランプは痛くもかゆくもない。自己中心的だ、間違っている、という批判は聞き慣れているからだ。

 だがトランプが台風の目になる最大の理由は、共和党に訪れた大きな変化と関係がある。それは、共和党を支持する白人労働者層の急増だ。

 アメリカでは製造業の雇用者数が減少し、白人のブルーカラー労働者に打撃を与えている。失業の危機に直面する彼らは、トランプが掲げる「反自由貿易」論に魅力を感じやすい。

 白人ブルーカラー層の民主党離れは今に始まった話ではないが、近年その勢いは増している。

 彼らが、従来の支持政党である民主党を見限り始めたのは60年代後半のこと。80年代には、多くが共和党のロナルド・レーガン大統領支持に転じ、民主党との溝が広がった。90年代に民主党離れに歯止めがかかったのは、ビル・クリントン大統領が福祉改革や犯罪対策強化など、保守派寄りの政策を打ち出したおかげだ。

2710とはずがたり:2015/10/01(木) 13:16:36
>>2709-2710
 00年以降は、銃規制や石炭火力発電所への規制が引き金となり、民主党を見捨てる白人労働者層が増えている。非大卒の白人有権者のうち、12年の大統領選でバラク・オバマを支持した人の割合はわずか33%、昨年の中間選挙で共和党候補者を支持した人は64%に上った。

「彼らは文化的にも経済的にも疎外されている存在だ」と、政治アナリストのロナルド・ブラウンスティーンは指摘する。

 共和党支持に転じたブルーカラー層は、従来の共和党支持者よりも自由貿易に対して懐疑的だ。この事実が共和党を変化させている。

 ピュー・リサーチセンターが5月に実施した調査によると、自由貿易協定は自分の雇用を奪うものだと考えている人は、民主党支持者よりも共和党支持者に多かった。これはトランプには好都合だ。共和党の主要候補は、おおむね自由貿易を支持しているからだ。

 TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉に関連して、米議会は6月末、大統領貿易促進権限法案を可決した。これで米政府がTPP参加国と交渉して妥結した内容は、議会で一括して批准されることになる。つまり同法案に賛成したということは、事実上の自由貿易協定の容認だ。

 共和党の大統領候補指名に名乗りを上げているマルコ・ルビオ上院議員は、同法案に賛成票を投じた。現在、各種調査で支持率2位の座を争うジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事と、ウィスコンシン州知事スコット・ウォーカーも法案を支持した。こうなるとますますトランプの反対が目立ってくる。

 低学歴の白人ブルーカラー層は、当然ながらメディケア(高齢者医療保険制度)や公的年金の縮小に反対だ。この点でもトランプは、共和党支持者の多くと同じように、社会保障の縮小に反対する姿勢を示している。

 ただ、トランプの主張には共和党支持者に受けが悪そうなものもある。例えば増税だ。

かなり善戦する可能性も

 トランプは、アメリカと公平に競争していない(と彼が考える)国からの輸入品の関税率を引き上げるべきだと繰り返し主張してきた。なかでもターゲットになっているのがメキシコだ。

 トランプは6月の出馬宣言で、フォードのメキシコ工場で生産された車には35%の関税をかけると公約。そうすればフォードは、メキシコ工場で生産していた車をアメリカの工場で生産するようになり、アメリカは雇用を取り戻せるというのだ。

 もちろん関税の引き上げは、所得税のそれとは違う(所得税の増税については、トランプを含む共和党の全候補が反対している)。だが、共和党は伝統的に増税に反対してきた。それだけに、たとえ関税でも「増税」という言葉へのアレルギーが、トランプ支持を鈍らせる可能性がある。

 トランプのライフスタイルが敬遠される恐れもある。低学歴の白人有権者は、キリスト教福音派であることが多い。田舎町の超保守的な教会に通う彼らが、ニューヨークにギラギラの不動産をいくつも持ち、ド派手な人生を送るトランプに共感することは難しいだろう。

 それでもトランプにはいくらかチャンスがある。アメリカでは92年に、やはり大富豪のロス・ペローが大統領選に出馬。保護貿易を唱え、大成功したビジネスマンとしてアメリカ経済を立て直すと主張したあたりは(選挙費用を自腹で負担したことも)、トランプにそっくりだ。

 ペローは民主党でも共和党でもなく、いわゆる第3党の候補として出馬したが、11月の一般投票で約19%もの票を得た。

 だとすれば、共和党に一定の支持基盤を築きつつあるトランプが、予備選でかなりの票を集めたとしてもおかしくない。事実、トランプは現在、ブッシュやウォーカーを抑えて断トツの支持率ナンバーワンにある。

 たとえ大統領になれなくても、彼には痛くもかゆくもないだろう。自由貿易を攻撃して、共和党予備選に一波乱起こしたのだ、目立ちたがり屋のトランプは大満足に違いない。
[2015年8月11日号掲載]

2711とはずがたり:2015/10/01(木) 13:23:49
>たしかに南シナ海の島嶼に関しては、中国は1992年に領海法を制定し、いわゆる「中国の赤い舌」と呼ばれる島嶼を、すべて中華人民共和国の領土領海と宣言した。国際法によれば国家の法的な決議機関で決議し、そのときに他国から撤廃を求める提訴を受けていなければ、それで合法的となるようだ(1931年のクリッパートン事件判例による)。

米中関係
まれに見る「不仲」に終わった米中首脳会談【習近平 in アメリカ③】
Xi Jinping in America
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/09/-in-2_4.php

南シナ海問題

 南シナ海問題では平行線をたどったようだ。オバマ大統領は首脳会談で、東シナ海や南シナ海における安全保障情勢、特に人工島建設に懸念を示したことを、共同記者会見で明らかにした。それに対し習近平氏は中国外交部報道官と同じように「南シナ海島嶼は中国古来の領土であり、中国は合法、正当な海洋権益を持っている」と突っぱねた。

たしかに南シナ海の島嶼に関しては、中国は1992年に領海法を制定し、いわゆる「中国の赤い舌」と呼ばれる島嶼を、すべて中華人民共和国の領土領海と宣言した。国際法によれば国家の法的な決議機関で決議し、そのときに他国から撤廃を求める提訴を受けていなければ、それで合法的となるようだ(1931年のクリッパートン事件判例による)。

 我が国の尖閣諸島の場合も1895年の閣議決定により合法的に日本国のものとなっている。

 にもかかわらず、1992年の中国の領海法では、その尖閣諸島を含めた南シナ海の東沙諸島、南沙諸島、西沙諸島などの島嶼を全て「中国の領土」として全人代(中国の立法機関)で決議した。

 日本はこのとき猛烈に反対しなければならなかったはずだ。提訴すべきなのである。

 しかし口頭で遺憾の意を駐日本国の中国大使に伝え、国会内で多少の質疑があっただけで、それ以上のことをしていない。
中国が領海法を制定したのは、1991年12月に敵対していたソ連が崩壊したからだ。それまでは中ソ対立があったので、米国や日本などと国交を正常化しソ連に対して「俺には米国や日本がいるんだぞ」と見せつけていた。そのソ連が崩壊したのなら、もう怖いものはない。日本も米国も必要なくなった。

 特に米国は1950年に起きた朝鮮戦争によって、東アジア諸国が赤化(共産党化)するのを恐れて、突如、日本を極東の基地として日米安保条約を結ぼうとし、またフィリピンとも1951年に相互防衛協定を結んでいたのだが、ソ連の崩壊により東南アジア一帯の赤化の可能性が低くなり冷戦構造もなくなったと安心した米国は、フィリピンに駐在させていた米軍を撤退させてしまったのである。

 中国がそのスキをついて領海法を制定したというのに、アメリカもまた、その時はいかなる反応もしていない。
日米ともに外交戦略に失敗しているのだ。

 よもや、中国が日本を凌駕するほどの経済成長を遂げるとは思わなかったのだろう。
 この点に日米が注目しない限り、南シナ海問題に関しては「永久に」平行線をたどるだろう。

アラスカ沖に現れた中国軍艦を習近平訪米と結びつけた日本のメディア

 9月25日、日本の某テレビ局は、今年9月2日に中国海軍の艦船5隻がアラスカ沖に現れたことを、習近平訪米と結び付けて「米国への威嚇」といったトーンで報道した。これは少々筋違いで強引な論法ではないだろうか。

 実は8月20日から28日まで、中国はロシアとともに中露合同軍事演習をおこない、ウラジオストックで閉幕式を開催した。この合同演習は習近平政権になってから5回目で、通常の軍事演習の一環だった。

 閉幕式のあと、中国海軍の5隻の艦船が二つのルートに分かれて帰国し、一部は米国のアラスカ州沖のベーリング海の公海上を航行して帰国した。狭い海峡を渡るため、その際、アリューシャン列島の海岸線から12海里の米国領海内を抜けた。

 国際法では、「他国の領海内でもその国の平和や秩序、安全を害さなければ艦船で航行する権利(無害通航権)」を認めている。

 米国国防総省は、「今回の航行は、この無害通航権に当たる合法的な通過で、そのまま太平洋に入って帰国している」として、「問題なし」と結論付けた。その旨、ウォールストリート・ジャーナルも報道している。

[執筆者]
遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など著書多数

2712名無しさん:2015/10/04(日) 08:39:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00050058-yom-int
「国境なき医師団」9人が死亡…米軍誤爆か
読売新聞 10月3日(土)18時40分配信

 【イスラマバード=丸山修】国際NGO「国境なき医師団」は3日、アフガニスタンの北部主要都市クンドゥズに開設した病院が同日未明に空爆を受け、少なくとも医療関係者ら9人が死亡したと発表した。

 37人が重傷を負い、多数の安否不明者が出ているという。アフガン大統領府によると、駐留米軍のキャンベル司令官は誤爆だったことを認め、大統領に謝罪した。

 クンドゥズは旧支配勢力タリバンに一時制圧されたが、アフガン政府の治安部隊が1日に奪還した。病院周辺では当時、米軍が掃討作戦を展開中で、駐留米軍の報道官は「空爆で近くの医療施設が巻き添えになった可能性がある」として、調査中だと語った。AP通信によると、アフガン内務省報道官は、病院内に当時、10〜15人のテロリストが潜伏中だったと明らかにした。

2713チバQ:2015/10/05(月) 01:25:28
http://www.sankei.com/world/news/151003/wor1510030058-n1.html
2015.10.3 21:59
【米大統領選】
オレゴン銃撃で銃規制が争点に ブッシュ氏「そんなこともある」にオバマ氏批判

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 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は2日の記者会見で、米西部オレゴン州で起きた銃撃事件を受けて銃規制の強化を「政治問題化させたい」と述べるとともに、2016年11月の次期米大統領選で規制に反対する候補に「反対票」を投じるよう呼び掛けた。一方、共和党候補の多くが規制への慎重姿勢をとり、大統領選の争点の一つとして浮上してきた。

 米メディアによると、共和党有力候補の一人であるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は2日、事件を「非常に悲しい」としながらも、「そんなこともある」と突き放したと受け止められかねない表現を使い銃規制に関しては冷静な議論が必要だと強調した。

 これに対し、オバマ氏は記者会見で「米国民には、数カ月おきに銃乱射事件が起きている事実をもとに『そんなこともある』かどうかを判断してもらいたい」と批判した。

 また、銃規制に反対し、共和党に強い影響力を持つ「全米ライフル協会」(NRA)を名指しで「米国人の多数派を代表しているわけでもないのに、不安をあおり、資金を集め、政治家を怖がらせるやり方を知っている」と批判した。

 オバマ氏は12年にコネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件を受けて銃規制法の強化を目指したが、法案成立に見通しは立っていない。「国民が武器を持つ権利」は米憲法修正第2条で保証されており、共和党やNRAなどが反対しているからだ。

 米国では「銃が犯罪を起こすのではない」という考えが根強く、オバマ氏の目指す銃規制も銃購入者に犯罪歴調査を義務づける内容だ。大統領選の民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は事件を受け、時間をかけて十分な犯罪歴調査を実施する銃規制を主張した。

 一方、共和党は支持率で上位の元神経外科医、ベン・カーソン氏は「問題は銃規制ではなく(容疑者の)精神状態だ」と発言。マルコ・ルビオ上院議員も「(銃規制)法によって事件が防げたといえる証拠はない」と述べ、銃規制への慎重姿勢を示した。

2714チバQ:2015/10/05(月) 01:26:30
http://www.sankei.com/world/news/151002/wor1510020045-n1.html
2015.10.2 20:14
【米大統領選】
バイデン氏の出馬、10月後半に最終判断 13日開催の民主党討論会参加は見送り

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バイデン米副大統領(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】次期米大統領選の民主党指名争いに参戦するか注目されるバイデン米副大統領(72)が最終判断を今月後半に先送りする見通しとなった。米CNNテレビが1日、バイデン氏に近い複数の同党関係者の話として伝えた。

 当初は9月中に出馬の是非を判断するとされていた。先行するクリントン前国務長官(67)は22日に私用メール問題での議会証言が予定されており、動向を見極めるとみられる。

 民主党の第1回討論会は13日に開かれるが、主催するCNNは、バイデン氏に資格はあるものの見送る公算が大きいと報じた。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新平均支持率は下落傾向にあるクリントン氏が40.8%で、サンダース上院議員(26.8%)、バイデン氏(20%)が支持を伸ばしている。

2715チバQ:2015/10/05(月) 23:01:29
http://www.sankei.com/world/news/151005/wor1510050031-n1.html
2015.10.5 18:27
【米大統領選】
どうするバイデン氏、クリントン票を食う「妨害者」?

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(1/3ページ)

3日、米ワシントンでスピーチし、聴衆に手を振るバイデン氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の次期米大統領選の民主党候補指名争いで先行するクリントン前国務長官(67)が緒戦の各州で苦しい戦いを強いられていることが、3日発表された米メディアによる世論調査で分かった。私用メール問題が尾を引き、離れた支持が他候補らに向かっている。焦点は今月後半までに出馬の是非を最終判断するとみられるバイデン副大統領(72)の動向だ。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルとNBCテレビが4日発表したアイオワ、ニューハンプシャーの緒戦2州の世論調査(9月下旬に実施)によると、バイデン氏が出馬する場合、クリントン氏がより多く支持を失う見通しだ。

 来年2月1日に全米で最初の党員集会が予定されるアイオワでは、クリントン氏が47%、2位で無所属のサンダース上院議員(74)が36%で1カ月前の調査とほとんど変化はなくクリントン氏がリード。ただ、選択肢にバイデン氏を加えると、クリントン氏33%、サンダース氏28%、バイデン氏22%となり、クリントン氏がより多く支持を奪われる形となった。

 アイオワに続き2月9日に予備選を予定するニューハンプシャーでは、サンダース氏48%、クリントン氏39%とサンダース氏が依然優勢。バイデン氏が加わると、サンダース氏42%、クリントン氏28%、バイデン氏18%となり、クリントン氏は一段と苦しくなる。

 両州の結果はその後の選挙戦での勢いを決める。2008年大統領選で民主党候補指名が最有力視されていたクリントン氏はアイオワをオバマ米大統領に奪われ、続くニューハンプシャーを僅差で制したが、オバマ氏は勢いを維持した。

 当初は9月中とみられた出馬の是非の判断をバイデン氏は先送りした。米メディアはバイデン氏が出馬すれば「妨害者」としてクリントン、サンダース両氏への支持を奪うと予測。出馬に慎重とされた夫人も同意したと報じられ、民主党関係者は「ここ数週間で出馬の可能性は高まった」という。バイデン氏の判断が注目を集めている。

2716チバQ:2015/10/07(水) 23:14:15
http://www.sankei.com/world/news/151007/wor1510070007-n1.html
2015.10.7 09:00
【米大統領選】
クリントン氏反撃モード、CMで共和党大物を批判






6日、米アイオワ州の集会で、支持者の呼び掛けに応えるクリントン前国務長官(AP)
 来年の米大統領選の民主党指名争いで支持率首位のクリントン前国務長官は6日、在任中に公務で私用メールアドレスを使っていた問題をめぐり、共和党による攻撃の正当性を問うテレビCMを開始、反撃モードに入った。米メディアが伝えた。

 共和党は下院特別委員会でメール問題を追及している。CMは同党の大物が特別委に関して述べた発言を問題視。「クリントン氏には太刀打ちできないと誰もが考えていたが、特別委を設置した今、支持率はどうなった」と問い掛けるマッカーシー下院院内総務の言葉は、特別委を選挙の道具にしていることを認めた発言だと訴えている。

 クリントン氏は22日に特別委で証言する予定。マッカーシー氏は6日の声明で「特別委の使命は真実を明らかにすることに尽きる」と釈明した。(共同)

2717とはずがたり:2015/10/08(木) 13:52:47
やれやれポピュリストばっかやねぇ。。

【米大統領選】クリントン氏「TPP支持できない」 初めて態度を表明
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1510080022.html
09:15産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】2016年の米大統領選挙で民主党からの候補者指名を目指しているヒラリー・クリントン前国務長官は7日、大筋合意が発表された環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について「支持できない」とする声明を発表した。クリントン氏がTPPに対する賛否を明らかにするのは初めて。

 クリントン氏は声明で「TPPが私が求める高い水準に達しているとは思わない」と指摘。為替操作への対応が不十分で、医薬品メーカーの利益を患者や消費者の利益よりも優勢させているとして、「何年も生活のやりくりに苦しんできた勤勉な米国民に害をなすリスクが大きい」としている。

 TPPをめぐっては、自動車業界や労働組合などから、日本などを念頭に政府が為替相場を自国通貨安に誘導して輸出を有利に導くことへの厳格な対応策を求める声が上がっていた。また大筋合意では、バイオ医薬品について安価なジェネリック医薬品(後発薬)の市場参入を一定期間退ける内容が盛り込まれたが、高額な治療費負担を迫られているがんなどの患者らは期間をより短くするべきだとの声が出ている。

 クリントン氏は国務長官時代、オバマ大統領とともにTPP実現を後押ししてきた。しかし大筋合意後、民主党内でクリントン氏を追い上げるバーニー・サンダース上院議員や、共和党のドナルド・トランプ氏が反対を表明。クリントン氏もTPPへの反対が支持拡大につながると判断したもようだ。

2718チバQ:2015/10/08(木) 23:44:20
http://mainichi.jp/feature/news/20151008k0000e030186000c.html
米大統領選:クリントン氏TPP一転支持せず…政権に反旗
毎日新聞 2015年10月08日 11時31分(最終更新 10月08日 12時48分)
 【ワシントン及川正也】米大統領選の民主党候補者指名争いに出馬しているヒラリー・クリントン前国務長官(67)は7日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意について「支持できない」と表明した。国務長官時代に推進してきた経緯があり、オバマ政権に反旗を翻した形だ。クリントン氏の反対表明はオバマ政権に打撃となるが、批判の矛先は態度を一変させたクリントン氏に向かうおそれもある。

 クリントン氏は7日放映された米公共テレビ(PBS)の番組で、TPPの大筋合意について「私が設定した高い水準を満たしているとは思わない」と指摘。中国を念頭に置いた通貨操作条項が具体化されなかったことや、医薬品の開発データの保護期間短縮で妥協したことなどを挙げた。同氏は国務長官時代、「すべての参加国に大きな経済機会を提供する」とTPPを強く推進してきた。

 労働組合を支持基盤とする民主党は雇用が失われるなどとして反発しており、クリントン氏を追い上げるリベラル派のサンダース上院議員(74)らはTPPに明確に反対してきた。民主党は13日に初の候補者討論会を控えており、米メディアは「集中砲火を浴びるのを事前に回避する狙いがある」などと分析している。

 サンダース氏は「だれが信頼できるか米国民に判断してもらう」と述べ、別の候補のオマリー前メリーランド州知事(52)も「私は討論会直前で持論を変えることはしない」とクリントン氏の対応を批判した。

2719チバQ:2015/10/09(金) 20:12:17
http://www.sankei.com/world/news/151009/wor1510090042-n1.html
2015.10.9 17:44
【米大統領選】
「お家騒動」に揺れる共和党 マッカーシー氏が議長選出馬断念、路線争い激化

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米大統領選 米ウィスコンシン州で話す、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官 =9月10日
 【ワシントン=加納宏幸】米上下両院で過半数を握る野党・共和党が「お家騒動」で揺れている。保守強硬派の突き上げで辞任表明したベイナー下院議長(65)の後継選びで有力視されたマッカーシー院内総務(50)が8日、会派の候補選出手続きを前に突然、出馬断念を表明。穏健派と強硬派の路線争いが原因とみられ、次期大統領選の候補指名争いや11月5日に事実上の期限を迎える連邦債務上限引き上げ問題にも影響を与えそうだ。

 マッカーシー氏は8日の記者会見で、立候補を取りやめた理由を「共和党が団結するためには新しい顔が必要だ」と説明。自らは党を一体化させるような任を担えないとも述べた。

 共和党会派内の秘密投票で議長候補に選ばれるとみられていたマッカーシー氏が出馬を断念した背景には、29日に予定される下院本会議での議長選で過半数を得る見通しが立たないことがあるとみられる。

 共和党は下院(435議席)で過半数の218を大きく上回る247議席を占めるが、ベイナー氏に近いマッカーシー氏の就任を嫌う保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)系を含む約40人のグループが7日、他の議員を支持すると表明。議長選の行方が不透明になっていた。

 マッカーシー氏が最近、今月22日に予定される私用メール問題でのクリントン前国務長官の議会証言を支持率低下と結びつける「失言」をしたことも、民主党から証言を政治利用するものとして批判を浴びた。

 強硬派は、2016会計年度(15年10月〜16年9月)予算で人工妊娠中絶に関わる団体への補助金を打ち切るよう求めて政府機関閉鎖に追い込む構えを見せた。だが、ベイナー氏らが閉鎖を回避する判断をしたことで穏健派に不満を募らせる。

 民主党との妥協を嫌う共和党支持者の「反ワシントン」感情に乗り大統領選の指名争いで首位に立つ不動産王トランプ氏は、マッカーシー氏の判断を「素晴らしい。賢くてタフな人物が必要だ」と評価。ベイナー氏は8日、党内手続きの延期を決めたが、有力な後継の見通しは立っていない。

2720名無しさん:2015/10/09(金) 22:31:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00000525-san-cn
米中首脳会談の合意を米主要紙が疑いの眼差し…「中国は共産党が法に勝る」
産経新聞 10月3日(土)12時31分配信

 米メディアは米中首脳会談で合意したサイバー問題に関する対話メカニズム構築などの措置に抑止効果があるかを疑問視している。保守系、リベラル系のメディアで会談の評価に温度差はあるが、南シナ海で進められる人工島建設も含めた中国の行動を野放しにすれば米国の国益に禍根を残すことになるという見方では一致している。

 保守系のウォールストリート・ジャーナル紙は会談当日の25日の社説で、サイバー問題や南シナ海進出を挙げて「地域の覇権国となり最終的に世界の支配的な大国になろうとしているライバルに対してはより強力な反応が必要だ」と警鐘を鳴らした。会談後の28日付社説ではサイバー問題に関する合意を強く批判した。

 社説は、首脳会談で閣僚級の対話メカニズムの構築や、米中両国がそれぞれの「国内法」に基づいて合致した形での協力で合意したことに関し、「中国では共産党が法に勝る」とし、実効性に疑問符を付けた。さらに「中国人がサイバー窃盗を犯すのを抑止することにはならない」と強調した。

 このような形で首脳会談を終わらせたオバマ米大統領の外交姿勢を、社説は「架空の道徳的基準を高く掲げて毅然としているように思わせながら、強制力がありそうにない」と揶揄している。

 一方、リベラル系の代表格、ニューヨーク・タイムズ紙は28日付で「中国と共通の地盤を探る」と題した社説を掲載した。

 中国が2017年に温室効果ガスの排出量取引制度を中国全土で実施するなど地球温暖化防止に取り組む姿勢を改めて打ち出したことを挙げて、12月にパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で「米中が統一戦線を張ることへの希望が示された」と評価。首脳会談で「将来の課題にうまく対応することができるという安心」が得られたとした。

 ただ、社説はサイバー攻撃が続く場合は「報復攻撃を準備しなければならない」と主張。南シナ海で高まる緊張についても「進展がなかったことに失望した」と論じている。(ワシントン 加納宏幸)

2721名無しさん:2015/10/09(金) 22:32:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-35071507-cnn-int
「死ぬ権利」認める州法、米カリフォルニア州で成立
CNN.co.jp 10月6日(火)11時39分配信

(CNN) 米カリフォルニア州のジェリー・ブラウン州知事は5日、回復の見込みのない患者などの「死ぬ権利」を認める法案に署名し、成立させた。

同法では、回復の見込みのない患者などが自分の意思で死を選択できるようになり、死を手助けした医師などが罪に問われずに済むようになる。

これまでブラウン知事は同法案に対する姿勢を明確にしていなかったが、「自分に死が迫ったとしたら何を望むか」を考えたと告白。「もし自分が長期にわたる極度の苦痛の中で死に向かっているとしても、どうするかは分からない」「ただ1つだけ確かなこととして、同法によってその選択肢が保証されれば安心につながる。他人のその権利を否定することはできない」と指摘した。

一方、自殺幇助(ほうじょ)に反対する団体は、医師に致死量の薬剤を処方する権限を認めることは貧困層や十分な医療を受けられない層を傷つける結果になると警告。「機能不全の医療システムにこの『選択肢』を加えると、人々をより安価な死の選択に向かわせる結果となる」と指摘した。

同団体によると、医療関連団体やキリスト教団体、障害者団体などからも反対の声が上がっているという。

米国ではミシガン州のジャック・ケボーキアン医師が患者の死ぬ権利を訴え、自殺幇助を支持する長年の運動を展開。実際に患者数人の安楽死を手助けして、1999年に殺人の罪に問われた。

昨年には脳腫瘍(しゅよう)と診断されたカリフォルニア州の女性が、法律で安楽死を認めているオレゴン州に移り住み、自らの意思で命を絶った。これをきっかけに全米で死ぬ権利を巡る論議が巻き起こっていた。

2722名無しさん:2015/10/11(日) 10:51:24
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151007/k10010262541000.html
国境なき医師団 国際機関に誤爆の調査要請
10月7日 21時21分

アフガニスタンで国際的なNGO「国境なき医師団」の病院が空爆され、患者ら22人が死亡した事件で、国境なき医師団が7日、記者会見を開き、国際人道法の違反について調べる国際機関に調査を要請したことを明らかにしました。
この事件は、今月3日、アフガニスタン北部のクンドゥズで、国際的なNGO「国境なき医師団」の病院が空爆され、患者とスタッフ合わせて22人が死亡したもので、アフガニスタンに駐留するアメリカ軍の司令官が、アメリカ軍の攻撃機による誤爆だったことを公式に認めました。
これについて、「国境なき医師団インターナショナル」のジョアンヌ・リュー会長は7日、スイスで記者会見を開き、「誤爆の実態は、独立した中立の機関によって調査されなければならない」と述べ、スイスに本部を置く国際人道法の違反について調べる国際機関、IHFFC=国際人道事実調査委員会に対して、すでに調査を要請し、全容の解明を求める方針を明らかにしました。
さらにリュー会長は「国境なき医師団にとって、単独の空爆では、これまでで最も多い人命の損失だ」としたうえで、「空爆によって、現地の数万人の住民が最も必要としていた医療を受けられなくなった」と述べ、アメリカ軍による空爆を強く非難しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151009/k10010264231000.html
アメリカ軍の病院誤爆 さらに33人安否不明
10月9日 8時03分

アフガニスタンで国際的なNGO「国境なき医師団」の病院が破壊されたアメリカ軍による誤爆で、国境なき医師団はこれまでに死亡が確認された22人のほかに33人と連絡が取れず、安否が分かっていないことを明らかにしました。
アフガニスタン北部のクンドゥズで今月3日、「国境なき医師団」の病院が空爆を受け、アメリカのオバマ大統領は「アメリカ軍が誤って空爆した」として謝罪しています。この空爆で、病院の建物は大きく壊れ、これまでに22人の死亡が確認されていますが、国境なき医師団は8日、さらに患者9人とスタッフ24人の合わせて33人と連絡が取れず、安否が分かっていないことを明らかにしました。空爆があったときに病院にいた看護師の男性は、建物の外で反政府武装勢力タリバンとアフガニスタンの部隊の間で銃撃戦があり、病院の中に弾が飛んできて火災も起きるなど、混乱のなかで患者やスタッフが命を落としたと証言しています。
病院はすでに閉鎖され、国境なき医師団のスタッフも退避しているうえ、周辺では今も散発的に戦闘が続いているため、安否が分からない人たちの捜索の見通しは立っていません。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20151008-OYT1T50038.html
米大統領、「国境なき医師団」会長に誤爆を謝罪
2015年10月08日 10時26分
 【ワシントン=今井隆】オバマ米大統領は7日、国際NGO(民間活動団体)「国境なき医師団」のジョアンヌ・リュー会長に電話し、アフガニスタン北部クンドゥズで米軍が同団体の病院を誤爆した事件について謝罪し、犠牲者への哀悼の意を表明した。

 ホワイトハウスが発表した。

 オバマ氏はまた、国防総省による透明性のある徹底した調査の実施を約束し、北大西洋条約機構(NATO)とアフガン政府による調査への協力を誓った。再発防止策を講じる考えも伝えた。リュー氏は独立した調査を要求した。

 オバマ氏は同日、アフガンのガニ大統領とも電話で会談し、誤爆に対する遺憾の意を伝えた。

2015年10月08日 10時26分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/world/20151009-OYT1T50021.html
「国境なき医師団」誤爆、現在も33人安否不明
2015年10月09日 00時18分

 【イスラマバード=丸山修】国際NGO(民間活動団体)「国境なき医師団」がアフガニスタン北部クンドゥズに開設した病院が米軍の誤爆を受け、医療関係者12人を含む計22人が死亡した事件で、同医師団は8日、現在も33人の安否が不明だと発表した。

 病院は空爆で大破し、不明者はがれきの下に取り残されているとみられ、今後、死者はさらに増える可能性がある。

 同医師団によると、不明者の内訳は医療関係者が24人、患者が9人。空爆を受けた当時、病院には医療関係者461人、患者105人がいたという。

2015年10月09日 00時18分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

2723チバQ:2015/10/12(月) 12:12:15
http://www.sankei.com/world/news/151012/wor1510120005-n1.html
2015.10.12 07:30
【米大統領選】
クリントン氏、オバマ氏と「決別」か TPP「反対」など急転換…信頼低下リスクも

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大統領候補の信頼度
 【ワシントン=小雲規生】2016年の米大統領選で民主党からの候補者指名を目指すクリントン前国務長官がオバマ大統領との「決別」に動きだした。クリントン氏はかつて国務長官として主導した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対を表明。他の政策でもオバマ氏と距離をとる姿勢が目立ち始めた。私用メール問題で逆風が吹く中、競合候補に支持率で追い上げられ、オバマ氏との差別化を打ち出したい事情が背景にあるが、急な方針転換は信頼が一段と低下するリスクと背中合わせだ。

 ■「差別化」苦しみ、追い上げ受け…

 「大統領は驚いてもいないし、怒ってもいない」。8日の記者会見でクリントン氏のTPP反対表明について聞かれたアーネスト大統領報道官は平静を装った。「今は実際にTPPの批准で票を投じる議会の説得に集中している」とも述べ、クリントン氏がTPP実現の障害になるとの観測の打ち消しに躍起だ。

 クリントン氏は7日、大筋合意にたどり着いたばかりのTPPについて「支持できない」として、議会での批准を目指すオバマ氏に冷や水をかけた。9月下旬には医療保険制度改革(オバマケア)に盛り込まれた雇用者の保険料負担を上積みする施策を廃止するよう訴え、オバマ政権が態度を明らかにしていない石油パイプライン建設への反対を明確にした。

 クリントン氏がオバマ氏から距離を取り始めたのは、現職大統領との差別化に苦しんでいるからだ。クリントン氏を追うサンダース上院議員はかねてからTPP反対の急先鋒(せんぽう)として存在感を発揮。一方のクリントン氏は国務長官時代にTPPを「国際貿易の絶対的な基準になる」としていただけに、これまであからさまな反対は控えてきた。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、全国規模の最新世論調査の平均ではクリントン氏の支持率はサンダース氏を上回る。だが最初の党員集会が来年開かれるアイオワ州では差が縮まり、次戦のニューハンプシャー州では逆転された。クリントン氏が新たに態度を示した施策は民主党の支持基盤の労働組合や環境保護団体が求めてきたものばかりで、確実に票を固めようという意図が透けてみえる。

 ■内外から批判「だから信用出来ない」

 ただしクリントン氏の動きには批判も出ている。民主党候補者指名に名乗りを上げているオマリー前メリーランド州知事は「急転換じゃないか!」と皮肉り、サンダース氏は「私が出馬表明初日から表明してきた立場だ」と冷ややかだ。

 また共和党は「政治的なご都合主義の一例。だから米国民の大半がクリントン氏を信用できないのだ」(共和党全国委員会のプリーバス委員長)と一蹴。クリントン氏は私用メール問題の影響などから、世論調査でも「信用できない」とする回答が目立つ。

 オバマ氏に背を向けたクリントン氏は黒人層などオバマ氏の熱烈な支持者を失うおそれもある。民主党ではTPPなどを推進してきたバイデン副大統領も出馬を検討中で、米紙ウォールストリート・ジャーナルは「オバマ氏はクリントン氏との決別で、バイデン氏の出馬を受け入れやすくなる」としている。

 13日には、民主党の大統領選候補による第1回討論会がラスベガスで開かれる。クリントン氏と他候補の応酬が注目されそうだ。

2724チバQ:2015/10/13(火) 21:27:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3062464
「男女同一賃金」目指す新法成立、米カリフォルニア州
2015年10月07日 18:00 発信地:ロサンゼルス/米国
【10月7日 AFP】米カリフォルニア(California)州議会は6日、男女の賃金格差の解消を目指す法案を可決した。同法案は、全米で最も強硬な措置とされ、ハリウッド(Hollywood)の映画人からも称賛の声が上がった。

 ジェリー・ブラウン(Jerry Brown)カリフォルニア州知事は同法案に署名して法律として成立させた後に声明を発表。「カリフォルニア同一賃金法(California Equal Pay Act)が成立してから66年、いまだに多くの女性は男性と同じ仕事や同等の仕事をしながら、男性より少ない賃金しか得ていない」と述べた。「今回の法律は、根強く残る男女間の賃金格差に終止符を打つための新たな一歩だ」

 今回成立した「カリフォルニア公正賃金法(California Fair Pay Act)」は、女性の賃金は男性の約84%でしかないという調査結果を受けてカリフォルニア州議会のハンナ・ベス・ジャクソン(Hannah-Beth Jackson)上院議員が法案を提出したもので、同一の労働とはいえなくとも同等の仕事に従事している場合に賃金面で不平等を生むことを雇用者に禁じる現行法を基に作られている。

 アカデミー賞の受賞スピーチで、男女の賃金の平等を訴えた女優のパトリシア・アークエット(Patricia Arquette)さんは、「この法案が超党派の支持を得たのは、家族を養い、この国の経済を動かしているのは女性だから」とコメントし、同法の成立はカリフォルニアの女性が男性と対等に扱われるようになる上で重要な一歩だと述べた。(c)AFP

2725チバQ:2015/10/14(水) 19:57:46
http://mainichi.jp/feature/news/20151014k0000e030242000c.html
米大統領選:民主党5候補TV討論 クリントン氏意欲表明
毎日新聞 2015年10月14日 11時50分(最終更新 10月14日 13時46分)
 【ラスベガス(米ネバダ州)及川正也】2016年米大統領選の民主党候補者指名争いに出馬した主要5候補による初のテレビ討論会が13日、ラスベガスのホテルで行われた。女性初の大統領を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(67)は「父親が娘に、大きくなったら大統領になれると言えるようになるため働く」と意欲を表明した。共和党に続いて民主党でも討論会が始まったことで「ポスト・オバマ」に向けた両党の政策論争が本格化した。

 大統領選予備選は16年2月に始まるが、議会不支持率が8割を超える政治不信を反映し、前哨戦では共和党で政治経歴がない実業家のドナルド・トランプ氏(69)らがジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら知名度のある政治家候補を抑える異例の展開。民主党もリベラル派のバーニー・サンダース上院議員(74)=無所属、民主党会派=が、支持率トップで最有力候補のクリントン氏を追い上げる波乱含みの幕開けとなり、両党とも先の読めない情勢だ。

 民主党討論会の主役はクリントン氏だった。長官時代に私有サーバーで公務メールをやりとりしたことに当初は「問題ない」と突っぱねたが、「信用できない」との世論の反発を受けて「謝罪」に追い込まれた。支持率は7月からの3カ月で20ポイント以上急落。「最初の判断をより賢明にすべきだった」とオバマ大統領も苦言を呈した。

 討論会でクリントン氏は言い訳せず「最善の選択ではなかった」と非を認めたものの、「今晩はメール問題について話したくない。次期大統領が何をやるべきかについて語るべきでしょう」と述べた。これにはサンダース氏も「米国民はメール問題に飽き飽きしている」と助け舟を出し、2人が笑顔で握手する場面もあった。

 クリントン氏は支持率回復に独自色を出すのに必死だ。オバマ政権の一員として推進してきた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意に突然不支持を表明。討論会では「中間層の雇用が増え、賃金が上がるという私の基準に届かなかった」と説明したが、労組の反発に配慮した「選挙目当て」との指摘もくすぶる。同性婚ではなく同性カップルに男女婚と同じ権利を与えるシビル・ユニオン方式を支持してきた立場も覆し、同性婚の擁護者のように振る舞うひょう変ぶりを問われ、「問題を解決したい進歩派」と言い張った。

 討論会には他にマーティン・オマリー前メリーランド州知事(52)、ジム・ウェッブ前上院議員(69)、リンカーン・チェイフィー前ロードアイランド州知事(62)が参加。次回は来月14日にアイオワ州で行われる。

 一方、共和党はすでに2回の討論会を開催。トランプ氏が支持率トップを維持し、元神経外科医のベン・カーソン氏(64)が追う形。一家から父子で3人目の大統領を狙うブッシュ氏は支持率が低迷している。

 ◇米大統領選の主な日程

 2015年10月 民主の候補者討論会開始

 2016年2月 両党の予備選開始

      7月 両党の党大会で候補者指名

     11月 投票日


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