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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

2604チバQ:2015/08/25(火) 20:36:49
http://www.sankei.com/world/news/150825/wor1508250022-n1.html
2015.8.25 17:40
【米大統領選】
バイデン副大統領が出馬か 最終決断へ動き活発に

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 【ワシントン=加納宏幸】ジョー・バイデン米副大統領(72)が2016年次期大統領選の民主党候補指名争いに参戦するとの見方が強まっている。これまで独走を続けてきたヒラリー・クリントン前国務長官(67)の勢いに陰りが見え、民主党支持層が新たな選択肢を望んでいることが大きい。バイデン氏は民主党左派の有力議員と接触するなど、最終決断に向けた動きを活発化させている。

 バイデン氏は22日、「反ウォール街」の代表格として民主党リベラル派に人気のエリザベス・ウォーレン上院議員(66)とワシントンの公邸でひそかに会談した。米メディアが一斉に報じた。この事実が注目を集めているのは、クリントン氏の「泣きどころ」を突く行動だからだ。

 クリントン氏は今でこそ富裕層への「富の集中」を強く批判するが、ニューヨーク州選出の上院議員を務め、富裕層を象徴するウォール街の金融業界に近いと目されてきた。その対抗馬として立候補への期待があったウォーレン氏がバイデン氏を支持すれば、選挙戦の様相はがらりと変わる。

 クリントン氏は4月の出馬表明以来、民主党支持層から6割前後の安定した支持を受けてきたが、このところ民主党支持層の間で「クリントン離れ」が進んでいるとみられている。

 CNNテレビの世論調査によると、7月に56%だった支持率は8月に47%へと下落。社会主義者を自称する無所属のバーニー・サンダース上院議員(73)が19%から29%へと支持を拡大した。私用メール問題でクリントン氏に対する追及が長引いていることが影響しているとの見方が有力だ。まだ出馬を表明していないバイデン氏への直近の支持は14%だった。

 バイデン氏は夏の終わりまでに最終判断するとし、米メディアは9月中に出馬の是非を決断すると伝えている。24日にはオバマ大統領と昼食をともにしたが、CNNによると、オバマ氏はバイデン氏の出馬に賛同。複数の側近は、バイデン氏が立候補の判断に傾いていると述べたという。

 バイデン氏は上院議員に7回当選し、外交委員長を務めた民主党重鎮。1988年と2008年の大統領選に出馬したが指名争いで敗れ、09年からオバマ政権の副大統領。日本では13年末、安倍晋三首相の靖国神社参拝に米政府として「失望」を表明するのを主導した人物として知られる。

2605チバQ:2015/08/25(火) 20:42:17
http://www.afpbb.com/articles/-/3058335
ジェブ・ブッシュ氏、アジア人が生得市民権を乱用と非難
2015年08月25日 17:00 発信地:ワシントンD.C./米国
政治
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ジェブ・ブッシュ氏、アジア人が生得市民権を乱用と非難 写真拡大 ×米カリフォルニア州シミバレーにあるロナルド・レーガンライブラリーで演説する、共和党の大統領予備選候補者ジェブ・ブッシュ氏(2015年8月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Jonathan Alcorn 【メディア・報道関係・法人の方】写真購入のお問合せはこちら
【8月25日 AFP】共和党の大統領予備選の有力候補者であるジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)氏が24日、テキサス(Texas)州で行った選挙キャンペーンで移民問題について語り、米国内で生まれた子どもに米市民権を付与する法律をアジア人が乱用していると非難した。

 ブッシュ氏は、不法滞在の親から生まれた子どもたちを描写する軽蔑的な表現「アンカーベビー(anchor baby)」という言葉の使用を巡り、共和党候補者指名レースの先頭を走る不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏や民主党候補のトップ候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前米国務長官といったライバルと激しく対立してきた。

 移民の権利保護活動家らはこの言葉を、国境をこっそり越えて子どもを産むことで子孫に米国市民権を与え、親の法的立場を強めようとする人々の子どもたちを描写するために反移民活動家らが使う中傷だとみている。

 ブッシュ氏は24日、メキシコと米国との国境に近いテキサス州を訪問した際、「アンカーベビー」騒動はヒスパニック票を集める妨げになっているのではないかとの質問に対し、この問題はむしろヒスパニック以外の移民に関わりが深いと指摘し、次のように述べた。

「私が言ってきたのは、組織的に行われている不正の事例のことだ。そしてそれは、率直に言うと、組織的にわが国に来て出産し、生得市民権という高貴な概念を悪用するアジアの人々により密接に関連している」

 トランプ氏は、生得市民権付与が不法移民数の増加を助長しているとして、この法律の廃止を提案。同氏は21日、米国では昨年、不法移民の親から30万人の赤ちゃんが産まれたと主張した。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)の2010年の調査結果によると、米国で2008年に非合法移民の親から生まれた子どもは、トランプ氏が示した2014年の数字より多い34万人で、全出生数の8%を占めた。同センターによると、アジア系は近年、全移民数の36%と最大シェアを占め、ヒスパニック系の31%を超えたという。(c)AFP

2606チバQ:2015/08/26(水) 21:44:21
http://mainichi.jp/feature/news/20150827k0000m030056000c.html
米大統領選:共和は大混戦 民主・クリントン氏勢いに陰り
毎日新聞 2015年08月26日 20時30分

 2016年11月の米大統領選挙は今月から候補者の討論会が始まり、本格的に幕が開いた。8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す共和党は、主要候補だけで17人の大混戦。当初、有力と目されたブッシュ元フロリダ州知事(62)を抑え、放言を続ける不動産王トランプ氏(69)が世論調査の支持率で先頭を走り、混戦に拍車を掛けている。一方、民主党は最有力候補のクリントン前国務長官(67)の勢いに陰りがみえる。リベラル派の支持を集めるサンダース上院議員(73)が急速に支持を伸ばし、バイデン副大統領(72)に対する待望論も出始めた。【ワシントン西田進一郎】

 ◇共和党、主要候補乱立

 「私は他のどの候補より完全に先行している。明日選挙をやりたい、待ちたくない」

 トランプ氏は21日、南部アラバマ州のアメフット競技場で、数万人の聴衆を前に自信満々に演説した。「米国を再び偉大にする」とのスローガン入りの赤い帽子に紺色のブレザー姿という定番のスタイル。不法移民対策を中心に既存の政治、党内外の大統領候補らを次々と「口撃」し、会場から拍手喝采が上がった。

 トランプ氏は、全米にビルやホテル、ゴルフ場などを持ち、個人資産100億ドル(約1兆1900億円)と公言する不動産王だ。プロデューサー兼主役として人気テレビ番組を生み出すなど、知名度はもともと高い。

 人気を支えるのは、歯に衣(きぬ)着せぬ攻撃的な発言だ。6月の立候補表明以来、メキシコ移民への侮辱発言や党重鎮のマケイン上院議員を揶揄(やゆ)する発言、女性蔑視と受け取られる発言などを繰り返してきた。「ブッシュ(元フロリダ州知事)は献金者の操り人形だ」「クリントン(前国務長官)は米国の歴史上、最悪の国務長官だ」など、他候補への批判も激しい。

 こうした発言と自身への批判を一切受け付けない強硬姿勢がメディアで連日報じられると、わずか数%だった党内支持率が急伸し、7月中旬以降は首位を走る。

 政策面で唯一具体的なのは、不法移民対策だ。メキシコとの国境にさらに巨大な壁を建設▽約1100万人の不法移民全員を強制送還▽米国で生まれた子供に米国籍を与える制度の廃止を掲げる。大量の移民が流入することで米国社会が変化することに不安を抱く保守強硬派をひきつけている。

 保守強硬派には、オバマ現政権に対する不満だけでなく、事態を打開できない共和党の指導部や主流派へのいら立ちが強い。トランプ氏は21日の集会でも「政治家たちは口ばかりで行動しない。この国はみっともないことになっている」とまくし立てた。政治経験のないトランプ氏が、既成の政治家や政治への不満を激しい言葉で代弁する姿も人気の要因だ。

 バージニア大政治センターのラリー・サバト所長は「選挙の初期段階で物珍しい候補に支持が集まることはよくある」と指摘。共和党支持層の少なくとも4分の1が党主流派に怒りを持ち、穏健派候補を拒んでいると説明した。ただ、「多くの共和党員たちは自分たちの候補になってほしくはないと考えており、最終的に候補に指名される可能性は低い」と分析している。

 ◇民主党、バイデン氏待望論

2607チバQ:2015/08/26(水) 21:44:43
 一方、民主党では圧倒的な知名度と実績で盤石とみられていたクリントン氏が二つの課題に直面している。急伸するサンダース氏を見据えたリベラル派の取り込みと、国務長官在任時に私用のメールアドレスとメールサーバーを公務に使用していた問題への対応だ。

 「3カ月半前、人々は『サンダースは面白いやつだが、泡沫(ほうまつ)候補だ』と言っていた」。サンダース氏が21日、南部サウスカロライナ州での演説の冒頭で振り返ると、笑いが起きた。確かに、立候補を表明した4月末時点で支持率は5、6%。ところが、CNNが今月19日に発表した世論調査では29%で、クリントン氏との差は18ポイントに縮まった。

 サンダース氏は「社会民主主義者」を公言する無所属議員。議会内では民主党と会派を組み、「政治革命が必要」と唱える最左派で、所得再配分による格差是正に力点を置く。ウォール街からも支持を得るクリントン氏に対して「中道寄りすぎる」と不満を募らせるリベラル層の支援を得る。

 クリントン氏は対応に躍起だ。公立大学の無償化を唱えるサンダース氏に対し、10日には公立大の学費負担軽減策を公表。オバマ政権が北極海での原油掘削を認めると、掘削反対を主張するサンダース氏を念頭に、「北極海はかけがえのない宝。我々が知る範囲からして、掘削の危険を冒す意味はない」と反対の意思を表明。有力支持基盤の一つである環境保護派を奪われたくないとの狙いがにじむ。

 一方、メール問題ではセキュリティー対策が不十分な私用メールサーバーで機密情報をやりとりしていたかどうかの追及が続く。クリントン氏は19日に記者団からメール問題の選挙戦への影響を聞かれると、「あなた方(メディア)以外、誰も聞いてこない」といら立ちを隠さなかった。世論調査では支持率のほか、好感度や信用度も落ちている。

 急浮上したのがバイデン氏への待望論だ。36年の上院議員経験を持ち、1988年と2008年の大統領選では党内候補者指名争いで敗退したが、気さくな人柄で、好感度ではクリントン氏を上回る。

 バイデン氏は今年5月、長男のボー・バイデン元デラウェア州司法長官(46)を脳腫瘍で失った。米メディアによると、大統領選への立候補を促す遺言を残したとされる。CNNの調査では、民主党支持の有権者の53%が、バイデン氏は立候補すべきだと回答している。ただ、支持率は14%にとどまり、70歳を超える年齢や、現職の副大統領であることから「オバマ政権3期目」と見られる不利な条件もある。バイデン氏は9月中に対応を決める見通しで、その判断が全米の注目を集めている。

2608とはずがたり:2015/08/27(木) 12:29:14
トランプは狂人かアホか?
韓国から利潤を得てるのはアメリカhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/60であってその逆では無い。

「金第1書記は狂人か天才か」、米トランプ氏「韓国は狂っている」発言に続き物議=韓国ネット「金正恩の米国版?」「金正恩が本当に狂ったら…」
http://www.recordchina.co.jp/a117316.html
配信日時:2015年8月25日(火) 9時3分

23日、米大統領選出馬を目指す共和党のドナルド・トランプ氏が、北朝鮮の金正恩第1書記について「狂っているか、天才か」と発言した。「韓国は狂っている」、「韓国の安保はただ乗り」など、韓国に関する「暴言」に続き、物議を醸している。資料写真。
2015年8月23日、韓国・聯合ニュースによると、米大統領選出馬を目指す共和党のドナルド・トランプ氏が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記について「狂っているか、天才か」と発言した。「韓国は狂っている」、「韓国の安保はただ乗り」など、韓国に関する「暴言」に続き、物議を醸している。

23日(現地時間)、米保守系インターネットメディアなどの報道によると、トランプ氏は21日、ラジオのインタビューで昨今の朝鮮半島情勢について触れ、韓国はサムスン電子のテレビなどで大金を稼ぐ「偉大で立派」な国なのに、軍を送って守ってあげている米国には何の見返りもないなどとして、米韓同盟の現状を批判した。

また、金正恩第1書記については、「思うに、彼は狂っている。狂っているか天才かのどちらかだ」と述べ、厳しく非難した。

2609とはずがたり:2015/08/27(木) 13:44:05

生放送中に発砲、記者ら2人死亡=元リポーター、黒人差別への報復示唆―米
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150827/Jiji_20150827X002.html
時事通信社 2015年8月27日 13時10分 (2015年8月27日 13時37分 更新)

 【ニューヨーク時事】米南部バージニア州モネータ郊外の複合商業施設で26日朝(日本時間同日夜)、地元テレビ局WDBJ7のインタビューの生放送中、男が発砲し、女性リポーター(24)と男性カメラマン(27)の2人が撃たれて死亡した。男は車で逃走した末、警察に追い詰められ、銃で自殺した。
 自殺したのは元同局リポーターのベスター・フラナガン容疑者(41)。1年ほど勤務した後、他のテレビ局を経て、局内での攻撃的な言動が問題視され、2013年2月に解雇されていた。
 映像によると、ショッピングモールが入った湖畔の施設で、リポーターが地元商工会議所の女性にインタビュー中、少なくとも8発の発砲音と悲鳴が聞こえた。インタビューを受けていた女性も撃たれて負傷した。
 容疑者とみられる人物が事件直後、ABCテレビにファクスで長文の声明を送付した。ABCによると、声明で、職場で人種差別的な扱いを受けたと主張したほか、6月にサウスカロライナ州の黒人教会で白人の男が銃を乱射し、黒人9人が射殺された事件に言及。「怒りは着実に高まっていたが、教会銃撃が転機になった」と、黒人差別への報復が動機であることを示唆した。フラナガン容疑者は黒人で、死傷者3人は白人。

生中継中の犯行で2人死亡、繰り返される銃による惨劇
TBS News i 2015年8月27日 07時37分 (2015年8月27日 09時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150827/Tbs_news_40671.html

 地元テレビ局の記者とカメラマンが生中継中、元同僚の男に銃で撃たれ死亡しました。このショッキングな事件、現場ではどのような受け止め方をしているのでしょうか。バージニア州の現地から報告です。
 辺りは広い湖が広がる静かな保養地なのですが、いまは世界中からメディアが詰めかけて騒然とした様子となっています。

 我々、死亡した2人と容疑者の男が勤務していた放送局を取材したのですが、そこは強い悲しみに包まれていました。亡くなった女性レポーターの恋人であったという放送局のキャスターと話すことができたのですが、亡くなった2人は毎日チームとして現場に出ていて、「2人とも殺害をされた」その現実を理性的に受け止めるのはとても難しいと語ってくれました。

 放送局があるのは人口10万人ほどの小さな街であるだけに、花を手向けに訪れた地域の住民には2人を直接知っている、あるいはテレビで女性レポーターの元気な姿を見ていたという人が多く、「小さな町でどうしてこんな悲劇が・・・」と口をそろえていました。

 容疑者の男ですが、放送局の幹部によりますと、協調姿勢に欠けるなどの問題で解雇されていて放送局側としても「不快感をもっていた」と話しています。

 Q.この事件、銃社会のアメリカでもかなりの衝撃が走っているのでしょうか?

 やはり、テレビ中継の最中の惨劇だったということ、そして、容疑者の男がその様子をネット上に投稿したということで強い衝撃が走っています。

 ホワイトハウスの報道官も「地域の大小にかかわらず、アメリカ中であまりにも多い銃による暴力の一例だ」として銃撃事件を強く批判しています。

 サウスカロライナ州の黒人教会での射殺事件が記憶に新しいところですが、政権の呼びかけにもかかわらず銃撃事件が後を絶つことはなく、アメリカ社会の根深い問題がまたもや悲しいかたちで浮き彫りになったといえそうです。(27日07:07)

2610チバQ:2015/08/27(木) 20:09:27
http://www.sankei.com/world/news/150827/wor1508270027-n1.html
2015.8.27 16:49
【米大統領選】
「ケネディ大使は安倍首相から接待漬け」 “トランプ節”またも炸裂 今度は日本などアジア諸国をやり玉

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アイオワ州の集会で演説するドナルド・トランプ氏=25日夜、ダビューク(AP)
 【ワシントン=青木伸行】2016年米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ氏が、今度は日米安全保障条約をやり玉に挙げるなど、日本をはじめとするアジア諸国への批判を展開している。

 トランプ氏は25日夜、数千人が集まったアイオワ州での集会で「日本が攻撃されれば、米国は助けに行かなければならない。だが、われわれ(米国)が攻撃を受けても、日本は助ける必要はない。日米安保条約は不公平だ」と息巻いた。

 日米同盟の重要性はもとより、安倍政権が集団的自衛権の行使容認を目指し、国会で安全保障関連法案が審議されていることには、まったく触れていない。

 同様に、トランプ氏はこれまで、米韓同盟についても「米国は韓国を守っても得るものはなく、守る必要はない」と放言している。

 21日にはアラバマ州で「安倍(晋三首相)は頭が切れる。キャロライン・ケネディ(駐日米国大使)は安倍氏に飲まされ食わされ、日本が望むことを何でもするようになった」と、こき下ろした。

 米CNNテレビとのインタビューでは、大統領となった暁には、貿易交渉に米著名投資家のカール・アイカーン氏らを当たらせ、日本や中国に強硬姿勢で臨むとも表明した。

 さらに「駐日米国大使には、ケネディ氏よりもアイカーン氏の方がふさわしい。ケネディ氏は仕事のやり方さえ分かっていない」と、たたみかけた。

 批判の矛先は経済分野にもおよび、「米国は、中国と日本に雇用を奪われている。雇用を取り戻そう」と訴えた。そのうえ「中国にはわれわれのカネも奪われている。(最近の)株価下落は中国のせいだ。市場は崩壊しつつあり、これは中国とアジアに主導権を握らせたからだ」と述べるなど、“トランプ節”はとどまるところを知らない。

 こうした発言に対しては「米国の同盟国である日韓を敵視したり、事実を不正確に伝えたりすることは言語道断だ」(米外交筋)との批判がある。

2611チバQ:2015/08/27(木) 20:27:08
http://mainichi.jp/select/news/20150828k0000m030062000c.html
米国:ISの性的少数者迫害…「深く懸念」
毎日新聞 2015年08月27日 20時14分

 【ワシントン和田浩明】ISが支配地域で同性愛者など性的少数者(LGBT)を迫害し、殺害する場合もあるとされる問題で、米国務省のカービー報道官は26日、「深く懸念している」と述べた。国連安保理は24日に、被害者の証言を聞く非公開会合を開催している。

 NGO「国際ゲイ・レズビアン人権委員会」(本部ニューヨーク)によると、ISは支配地域で少なくとも30人のLGBTを殺害した疑いがある。安保理会合では、米国で暮らす同性愛者のシリア人難民、スービー・ナハスさん(28)が証言。シリアは伝統的に同性愛に不寛容だが、ISなど過激派の台頭で性的少数者は「常に追跡され殺されている」と述べた。

2612チバQ:2015/08/27(木) 20:36:17
http://www.sankei.com/world/news/150827/wor1508270008-n1.html
2015.8.27 07:04
【外信コラム】
アイ・ラブ・ニューヨーク 増えるキューバ観光客





【外信コラム】
 米国との国交正常化交渉が始まって以来、取材のために2回、キューバに出張した。入国してつくづく思うのは、邦人旅行者がいかに多いかということだ。首都ハバナの中心街やホテルで、何度も日本からの旅行者に遭遇した。

 観光業界関係者によると、1959年のキューバ革命に関心を持って訪れる人が増えているという。いわれてみれば、確かに年配の人が多かった。

 20日付コラム「変わるキューバ」で、空港の係官に医療保険加入証明書を提示しなくても、キューバに入国できたという話を紹介した。旅行会社にいわれて証明書は携行していたのだが提示を求められなかった。

 その後、指摘を受けて、在日キューバ大使館領事部に電話で確認したところ、滞在期間中の医療費をカバーする保険への加入とその証明書は、やはり必要だということだった。旅行会社の情報は正しかった。現地に向かう際には正確な情報に基づき、必要なものを準備していただきたい。

 キューバといえば葉巻のほか、日本でも人気のカクテルであるモヒートのベースとなるラム酒、それに独特の音楽など、“特産品”に事欠かない。米国との国交回復を機に、邦人の観光旅行者もますます増えるはずだ。そんなキューバの動向を今後も伝えていきたい。(黒沢潤)

2613チバQ:2015/08/29(土) 23:32:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015082902000123.html
「勝てる候補はバイデン氏」 米大統領選 対共和候補に強み
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2015年8月29日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】選挙の世論調査で高い信頼を持つ米コネティカット州のキニピアック大学が二十七日、二〇一六年の次期大統領選に向けた世論調査結果を発表し、民主党から出馬を検討しているジョー・バイデン副大統領(72)が仮に民主党の大統領候補として共和党候補と競い合った場合、ヒラリー・クリントン前国務長官(67)よりも支持率が上回ることが明らかになった。
 バイデン氏は、共和党の中で支持率トップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)に対し、48%対40%と支持率を上回った。クリントン氏の45%対41%と比べて「支持を集める強い候補」となった。
 元フロリダ州知事ジェブ・ブッシュ氏(62)に対しては、バイデン氏が45%対39%と6ポイント差をつけたが、クリントン氏は42%対40%と2ポイントの差しかつかず接戦状態となった。
 米CNNテレビによるとバイデン氏は二十六日、民主党関係者に「出馬への気力があるかどうか考えている」と出馬への本格検討を明らかにした。九月中とされる決断に向け、待望論の高まりをどう受け止めるかが焦点となりそうだ。
 同じ調査で、クリントン氏と聞いて頭に思い浮かぶ言葉を聞いたところ、「うそつき」「不誠実」「信頼できない」が上位。国務長官時代、公務に私用メールアドレスを使っていた問題が影を落としているとみられる。一方、トランプ氏の印象は「横柄」「自慢屋」。ブッシュ氏は「ブッシュ(家の人間)」とのイメージを持つ人が多かった。
 調査は二十〜二十五日、全米の千五百六十三人の登録有権者を対象に電話や携帯電話で実施した。

2614チバQ:2015/08/29(土) 23:34:19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015082902000122.html
「大使にはPR以外の仕事も」 国務省監査室がケネディ氏へ苦言

2015年8月29日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】米国務省監査室は、日本国内の米大使館・領事館を対象とした監査報告書で、大使館の仕事ぶりを厳しく指摘した。私用メールを公務に使っていたと、この報告書で指摘されたキャロライン・ケネディ駐日米大使について「日本国内で高い人気」を得ていると特筆する一方、「大使にはPR以外にも仕事がある」と改善を求めた。
 報告書は、大使館がケネディ氏の知名度などを生かし政策効果を上げていると評価。しかしケネディ氏への大量の贈り物処理に職員が忙殺され、業務効率が下がったと指摘。「大使と側近が大使の責任や広報活動を誤解している」と批判した。
 大使館政治部の仕事ぶりを報告書は「(政府が求める)水準に達してない」と厳しく指摘。二〇一四年四月から九カ月間で日本の外交分析は五本。しかも日本政府の言い分だけに頼り、「大統領や国務長官は地に足のついた外交を構築できなかった」という。
 経済部にはさらに容赦ない。本国への報告は「新聞やテレビ報道以上のものがない」。情報源が少なく、一つの報告に一人しか登場しないと不満をあらわにした。
 日英両国内の米国大使館に赴任した職員の配偶者には「お小遣い」を与える制度が残っており、日本では年間計五万九千ドル(約七百万円)が支出されているとして打ち切りを求めた。
 査察は今年一月六日から三月二十七日に行われ、延べ五百七十三人に面接。六十五の改善点を指摘した。

2615名無しさん:2015/08/30(日) 12:37:27
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150828-00010001-wired-sci
「生中継での銃撃」動画はあっという間に拡散され、SNSの「闇」を露呈した
WIRED.jp 8月28日(金)7時10分配信

閲覧注意コンテンツがネットに公開されたら、ソーシャル・メディアを利用している限り、それから目をそらすのは難しい。

米国ヴァージニア州で8月26日の朝(米国時間)、テレビで生中継を行っていたレポーターとカメラマンが銃撃され死亡するという事件が発生した。

撃った男は、現場から逃走した後、「Facebook」と「Twitter」の自分のアカウントに銃撃の動画を載せた。動画にはコメントも一緒に投稿されていた。投稿には、自分は同じテレビ局の元リポーターであり、今回の銃撃は、この事件で亡くなったアリソン・パーカーとアダム・ウォードへの復讐が目的だったと書かれていた(男は、「怒りが抑えきれないことが何度もあったために」2年前にテレビ局から解雇された人物で、事件後、自殺した)。

この男のFacebookとTwitterのアカウントはただちに閉鎖されたが、その時にはもう手遅れだった。動画はすでにネット上を駆け回り、広範囲で共有されていた。

また、動画の自動再生などの新機能のおかげで、ユーザーのTwitterフィードにある映像は、何もしなくても再生された。こうした動画を見たくないユーザーも、どうしようもなかった。

今回の悲惨な出来事だけではない。昨年にTwitter上に広がった、ISによる斬首動画をはじめとする、これまでに起こったすべての悲惨な出来事は、ソーシャルメディア・プラットフォームの本質的な問題を示している。それは、このような有害な動画が公開されてしまったら、その共有を迅速かつ完全に阻止する方法はまだ存在しないということだ。

さらに悪いことに、自動再生といった機能によって、一般ユーザーは、こうしたコンテンツを避けることがさらに難しくなっている。こうした機能は、広告主のために視聴者数をでっちあげることもその目的の一部として作成されたものだ。

ISSIE LAPOWSKY

2616名無しさん:2015/08/30(日) 14:14:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00000545-san-n_ame
米大統領選 「ケネディ大使は安倍首相から接待漬け」“トランプ節”またも炸裂
産経新聞 8月27日(木)16時51分配信

 【ワシントン=青木伸行】2016年米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ氏が、今度は日米安全保障条約をやり玉に挙げるなど、日本をはじめとするアジア諸国への批判を展開している。

 トランプ氏は25日夜、数千人が集まったアイオワ州での集会で「日本が攻撃されれば、米国は助けに行かなければならない。だが、われわれ(米国)が攻撃を受けても、日本は助ける必要はない。日米安保条約は不公平だ」と息巻いた。

 日米同盟の重要性はもとより、安倍政権が集団的自衛権の行使容認を目指し、国会で安全保障関連法案が審議されていることには、まったく触れていない。

 同様に、トランプ氏はこれまで、米韓同盟についても「米国は韓国を守っても得るものはなく、守る必要はない」と放言している。

 21日にはアラバマ州で「安倍(晋三首相)は頭が切れる。キャロライン・ケネディ(駐日米国大使)は安倍氏に飲まされ食わされ、日本が望むことを何でもするようになった」と、こき下ろした。

 米CNNテレビとのインタビューでは、大統領となった暁には、貿易交渉に米著名投資家のカール・アイカーン氏らを当たらせ、日本や中国に強硬姿勢で臨むとも表明した。

 さらに「駐日米国大使には、ケネディ氏よりもアイカーン氏の方がふさわしい。ケネディ氏は仕事のやり方さえ分かっていない」と、たたみかけた。

 批判の矛先は経済分野にもおよび、「米国は、中国と日本に雇用を奪われている。雇用を取り戻そう」と訴えた。そのうえ「中国にはわれわれのカネも奪われている。(最近の)株価下落は中国のせいだ。市場は崩壊しつつあり、これは中国とアジアに主導権を握らせたからだ」と述べるなど、“トランプ節”はとどまるところを知らない。

 こうした発言に対しては「米国の同盟国である日韓を敵視したり、事実を不正確に伝えたりすることは言語道断だ」(米外交筋)との批判がある。

2617名無しさん:2015/08/30(日) 14:14:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00000060-reut-n_ame
米大統領選、トランプ氏が支持率リード広げる=世論調査
ロイター 8月26日(水)15時43分配信

[ワシントン 25日 ロイター] - ロイターとイプソスがこの日公表したオンライン世論調査によると、2016年の米大統領選に向けた共和党指名争いで、ジェブ・ブッシュ氏の支持率が低下する一方、最有力候補となっているドナルド・トランプ氏は2番手のライバルに20ポイントの差をつけてリードしている。

調査は、共和党員511人を対象に実施。過去5日間に共和党員らのブッシュ氏支持率は16%から8%に低下した。

ブッシュ氏は移民政策をめぐってトランプ氏と激しく対立。また、ブッシュ氏は最近のインタビューで、不法移民の親から生まれた子供を表す用語で一部に差別的との指摘がある「アンカー・ベビー」という言葉を使用して人権団体などから批判を浴び、反論するなどしている。

トランプ氏の支持率は30%前後で、過去1週間ほぼ変わっていない。

順位としては、ブッシュ氏の支持率は元神経外科医のベン・カーソン氏と同一の3位。ハッカビー前アーカンソー州知事は支持率10%で2位となった。

トランプ氏は、本音を語って権力に立ち向かう一匹狼のイメージで人気を保っている。

同氏が注目される理由として、共和党員の77%前後が「政治的な正しさ」に関心がないことや、メディアと対決していることを挙げた。約68%が、資産家であるため寄付に頼っていないことを挙げた。

また、トランプ氏の参戦で既成組織が挑戦を受け、共和党に新しい発想をもたらすと考えている共和党員が多数を占めている。

2618名無しさん:2015/08/30(日) 14:16:10
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150827-00000000-jnn-int
米でテレビ局記者ら2人が生中継中に銃撃され死亡
TBS系(JNN) 8月27日(木)0時19分配信
 アメリカ・バージニア州でショッキングな事件が起きました。地元テレビ局の記者とカメラマンが生中継中、元同僚の男に銃で撃たれ死亡しました。

 バージニア州モネータの湖畔にあるショッピングモールで26日朝、アメリカCBS系列の地元テレビ局の女性記者とカメラマンが、生放送で地元商工会の女性にインタビューをしていたところ、突然、何者かに銃で撃たれました。

 「何が起きたのか定かではありませんが、分かりしだいお伝えします」(スタジオキャスター)

 事件が起きた際の映像には、数発の銃声と女性の悲鳴が連続して聞こえたあと、銃を構えた男の姿が映っていました。

 銃撃で記者とカメラマンは死亡し、インタビューを受けていた女性もけがをしました。

 容疑者の男はこのテレビ局の元記者で、ツイッターとフェイスブックに銃撃の模様を自ら撮影した映像を掲載し、亡くなった2人に対する個人的な恨みを書き込んでいました。事件後、男は現場から逃走していましたがおよそ5時間後、警察に追い詰められ銃で自殺を図り死亡しました。(27日03:21)
最終更新:8月27日(木)11時48分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00000000-jij_afp-int
米で生中継中に銃撃、リポーターら2人死亡 容疑者は自殺
AFP=時事 8月27日(木)7時52分配信

【AFP=時事】米南部バージニア(Virginia)州で26日、地元テレビ局の生中継中だったクルーを、元リポーターの男が銃撃し、女性リポーターと男性カメラマンが死亡した。男は犯行の様子を撮影した動画をインターネット上に投稿した後、銃で自殺した。

 死亡したのはリポーターのアリソン・パーカー(Alison Parker)さん(24)とカメラマンのアダム・ウォード(Adam Ward)さん(27)。同州ロアノーク(Roanoke)近郊のモネータ(Moneta)で行われていた、CBS系列の地元テレビ局WDBJの朝番組での生中継インタビュー中、至近距離からの銃撃を受けた。

 パーカーさんは当時、湖畔のリゾート施設のバルコニーで、地元の商工会議所の会頭を務めるビッキー・ガードナー(Vicki Gardner)さんに観光業の発展について話を聞いていた。

 放送された映像では、数発の発砲音と悲鳴が聞こえる中、ウォードさんのカメラが床に落ち、暗い色の服を着た犯人の姿がぼやけて写された。事件ではガードナーさんも負傷し、ロアノークの病院で治療を受けているが、病院関係者によると容体は安定しているという。

 ツイッター(Twitter)とフェイスブック(Facebook)にはその後、容疑者が撮影したと思われる銃撃の動画が投稿されたが、動画は後に削除された。

 男はアフリカ系米国人のベスター・リー・フラナガン(Vester Lee Flanagan)容疑者(41)で、ブライス・ウィリアムズ(Bryce Williams)の別名でも知られていた。州警察によって身柄を拘束されたが、自らに撃ち込んだ銃弾によるけがが原因で、搬送先の病院で死亡した。

 WDBJ幹部のジェフリー・マークス(Jeffrey Marks)氏によると、容疑者はWDBJで働いていたが、2年前に「怒りが抑えきれないことが何度もあった」ために解雇されたという。

 銃撃の動画が投稿された容疑者のものとみられるツイッターのアカウント「@bryce_williams7」には、「アリソン(・パーカーさん)は人種差別的発言をした」とのコメントや、ウォードさんがフラナガン容疑者について人事部に報告したとのコメントが投稿されていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2619名無しさん:2015/08/30(日) 14:17:35
>>2618

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00010000-afpbbnewsv-int
生中継中の銃撃、容疑者が動画を投稿 米国
AFPBB News 8月27日(木)8時46分配信

【8月27日 AFP】米南部バージニア(Virginia)州で26日、地元テレビ局WDBJの生中継中だったクルーを、元リポーターの男が銃撃し、女性リポーターと男性カメラマンが死亡した。男は犯行の様子を撮影した動画をインターネット上に投稿した後、銃で自殺した。

 死亡したのはリポーターのアリソン・パーカー(Alison Parker)さん(24)とカメラマンのアダム・ウォード(Adam Ward)さん(27)。銃撃した男はアフリカ系米国人のベスター・リー・フラナガン(Vester Lee Flanagan)容疑者(41)で、かつてWDBJで働いていた。

 パーカーさんに銃をつきつける様子を写した動画は、容疑者のものとみられるツイッター(Twitter)のアカウント「@bryce_williams7」に投稿された。動画では銃声の後、悲鳴が上がっている。(c)AFPBB News

2620とはずがたり:2015/08/31(月) 12:43:12

2015.8.31 11:01
北米最高峰マッキンリー山を呼称変更 先住民語の「デナリ」に オバマ大統領が発表
http://www.sankei.com/world/news/150831/wor1508310019-n1.html

 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は31日、アラスカ州を訪問し、同州にある北米大陸最高峰マッキンリー山(6168メートル)の呼称を現地先住民が使ってきた「デナリ」に改めると発表する。ホワイトハウスが30日、明らかにした。

 マッキンリー山は19世紀末に25代大統領に就いたマッキンリーにちなんで名付けられたが、先住民の言葉で「偉大なもの」を意味するデナリへの変更を求める声が出ていた。1984年2月、日本人冒険家の植村直己さんが、冬季単独初登頂の後に行方不明になったことでも知られる。

 オバマ氏はアラスカ州に9月2日まで滞在し、先住民の生活に影響を及ぼしている地球温暖化対策の必要性を訴える。滞在中は同州の北極圏を米大統領として初めて訪問する。

 マッキンリー山の標高はこれまで6194メートルとされてきたが、2012年の測量結果をもとにアラスカ州政府が下方修正した。

2621チバQ:2015/08/31(月) 21:00:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150829-00000066-san-n_ame
2016米大統領選 「移民の市民権」争点化 トランプ氏が他候補翻弄
産経新聞 8月29日(土)7時55分配信

 ■ブッシュ氏、差別用語で墓穴 クリントン氏“漁夫の利”?

 【ワシントン=加納宏幸】米国籍を取得するため中国人が米国で出産する「マタニティーホテル」問題を引き起こした「生得市民権」に関する米憲法の規定が、次期米大統領選の争点に浮上している。メキシコからの不法移民を批判する不動産王、ドナルド・トランプ氏が火を付け、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が「アジア系」移民を標的とする発言をして、問題が拡大。共和党候補指名争いで独走するトランプ氏の挑発に乗った他候補が墓穴を掘る形になっている。

 発端はトランプ氏が最近発表した移民制度改革案で、憲法修正第14条が保障する生得市民権を「不法移民を引き付ける最大の磁石になっている」とし、廃止を公約したことだ。

 これに対し、ブッシュ氏が「アンカー・ベビー」という用語を使い、物議を醸した。生まれながらに市民権を取得できる子供を「いかり(アンカー)」に見立て、不法移民が「船」として米社会に定着することを表す差別用語とされる。

 この発言に民主党候補指名争いで先行するヒラリー・クリントン前国務長官が飛びつかないはずがない。

 「憎むべき『アンカー・ベビー』という用語を使うことで、ブッシュ氏はトランプ氏ら他の共和党候補に勝ろうとした」

 マイノリティー(少数派)に寄り添う姿勢を強調するクリントン氏の陣営はこんな声明を発表。ブッシュ氏を、メキシコからの移民を侮辱する発言を繰り返すトランプ氏と同一視する作戦に打って出た。

 メキシコ出身の妻を持ち、スペイン語を流暢(りゅうちょう)に操るブッシュ氏もヒスパニック(中南米系)票を重視する選挙戦を展開している。

 クリントン陣営の批判を受け、ブッシュ氏は24日、アンカー・ベビーという言葉は「生得市民権という高貴な概念を悪用し、米国に来て子供を持つアジアの人々」に使ったと弁解した。

 マタニティーホテルを利用しているような中国人らが念頭にあるようだが、今度は全米アジア太平洋系米国人評議会などのアジア系団体がブッシュ氏の批判を始めた。火付け役のトランプ氏までが、「ブッシュ氏はアジア系を怒らせた」とツイッターでつぶやいた。

 共和党有力候補のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事も修正14条を変更するかどうかで発言を二転三転させ、指導者の資質を問われた。トランプ氏の過激な発言に他候補は振り回されている。

2622チバQ:2015/08/31(月) 21:00:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150831-00009483-wsj-int
トランプ氏は指名を獲得できるか? 命運握る2つのポイント
ウォール・ストリート・ジャーナル 8月31日(月)9時7分配信

 快進撃を続けるドナルド・トランプ氏は、共和党候補として本当に指名を勝ち取ることができるのだろうか。

 以前ならあり得なかったこんな疑問も、大統領選に向けた共和党の指名争いでトランプ氏の支持率トップが続いている今なら、一考の価値はある。実際、トランプ氏には指名獲得への道が開かれている。もし2つの要素が今後もトランプ氏に有利に働けば、の話だが。

 まず、世論調査でトランプ氏への投票など検討に値しないと回答した有権者の割合を見てみよう。以前はこの割合が高く、トランプ氏には支持を広げる余地がほとんどないとみられていた。しかし今は、トランプ氏を選択肢の1人と考える共和党の有権者が増えている。

 共和党系の市場調査会社ターゲットポイントの調査によると、共和党の予備選有権者のうち、トランプ氏を支持すると回答した人の割合は5月には20%だったが、8月になると54%に急上昇した。

 一方、トランプ氏を支持しないと回答した人は51%から33%に減った。

 トランプ氏は元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏やマルコ・ルビオ上院議員などの有力候補と並んで、有権者から選択肢の1人として受け入れられたということだ。

 トランプ氏にはまだ、世論調査で支持率を高める余地がある。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が算出した世論調査の平均によると、トランプ氏の支持率は23%だったが、共和党を支持する有権者の54%がトランプ氏を支持する可能性を否定しなかった。問題の多い発言を繰り返しているトランプ氏だが、多くの有権者は失格の烙印を押してはいないようだ。それどころか、問題発言はまったく逆の効果をもたらしたようにみえる。

 検討すべき2つ目の点は、これから新たな支持者をどこから集めるかということだ。

 前述の世論調査の平均値では、トランプ氏は23%の支持率でトップに立ち、2位のベン・カーソン氏に13ポイントの大差をつけた。今後、候補者が絞られればどうなるだろう。

 ターゲットポイントは支持者の類似性という観点から候補者を分析した。つまり、共和党の予備選有権者は誰と誰を比較するだろうか、ということだ。これはある候補が撤退したときに残った候補者の中で最も得をするのは誰かを考える上でヒントになる。

 分析によると、トランプ氏と最も高い相関関係があるのはカーソン氏、テッド・クルーズ上院議員、リック・サントラム元上院議員の3人。この3人の支持する有権者はトランプ氏にも同調しているようだ。

 トランプ氏にとって幸いなのは、カーソン、クルーズ両氏が世論調査で健闘していることだ。この2人が撤退すれば、トランプ氏はさらに多くの有権者を集めることができるかもしれない。

 (ダンテ・チニ氏はウォール・ストリート・ジャーナルのワシントン支局の連載記事「ポリティクス・カウンツ」を担当。アメリカン大学で米国のさまざまなコミュニティーを調査するアメリカン・コミュニティーズ・プロジェクトのディレクターを務めている)

2623チバQ:2015/08/31(月) 21:21:02
http://www.afpbb.com/articles/-/3058818
米大統領選、トランプ氏が抱える時限爆弾「移民問題」
2015年08月31日 19:40 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月31日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党候補に関する世論調査で不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)の支持率が急上昇しているが、同氏の挑発的で反移民的な発言は次期大統領選で鍵を握るヒスパニック系有権者を遠ざける可能性がある。コンサルティング会社「Infoamericas.info」のパトリシオ・サモラノ(Patricio Zamorano)取締役は「トランプ氏がやっていることは自殺行為だ」という。

 トランプ氏は6月に選挙活動を開始して以降、共和党の候補者16人を差し置きトップに躍り出し、今週は2位のライバルに16ポイント差をつけて支持率28%を獲得している。

 しかし、トランプ氏にまつわる話題を独占しているのが移民問題だ。同氏は、米国入りするメキシコ移民は麻薬の密売や強姦(ごうかん)などの犯罪の源になっていると発言し、不法入国を防ぐためにメキシコ国境に「壁」を建設すると約束した。さらに米国に不法滞在する1100万人を強制送還することや、米国生まれの移民の子どもから米国籍を取得できる権利をはく奪することなどを方針に掲げている。トランプ氏はこれが正式な書類を持たない多くの移民を引き寄せているとみなしている。

 トランプ氏の歯に衣着せぬ話しぶりや、差別や偏見を是正すべきとする「ポリティカル・コレクトネス」の考えを拒む姿勢は、共和党の最保守派の多くの支持を勝ち取っている。予備選で最も積極的に動くのはこの層だ。しかし同時にトランプ氏は、有権者の10%を占める5400万人に達し、今も米国で急増するヒスパニック系の怒りとさげすみを誘ってもいる。米ギャラップ(Gallup)の最近の世論調査で、ヒスパニック系の間で最も人気がない共和党候補がトランプ氏だったことに驚きはない。

 共和党は12年の大統領選の際、同党候補だったミット・ロムニー(Mitt Romney)氏が、移民の「自主的国外退去」を提案し、民主党バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の再選を有利にしてしまった過去がある。ヒスパニック系の世論調査会社ラティーノ・ディシジョンズ(Latino Decisions)によると、共和党候補が来年の次期大統領選で勝利するためにはヒスパニック票の47%の獲得が必要だ。これはロムニー氏が獲得したヒスパニック系の支持率の2倍であり、04年の選挙で再選したジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領が獲得した44%をも超えなければならない。サモラノ氏によれば「次期大統領選ではヒスパニック票を獲得することは必須」だ。

 米ジョージ・ワシントン大学(George Washington University)の政治学者、マイケル・コーンフィールド(Michael Cornfield)氏は、そうしたトランプ氏の姿勢は、それに挑む他の共和党候補がいないことと相まって、ヒスパニック系にとって共和党全体のイメージダウンにつながると述べる。「(共和党の)候補者も献金者も党の上層部も、トランプ氏に対する世論の反応に呆然としている。彼が流れを変え、ここまで残り続けるとは誰も予測していなかった」

■他の候補も強硬姿勢に

 実際、共和党のライバル候補たちの多くは、批評家たちが「大言壮語」と批判するトランプ氏の発言に距離を置くどころか、候補がひしめく予備選の中でメディアの注目を少しでも集めようと、トランプ氏同様の強硬姿勢を移民に対し打ち出している。

 例えば、支持率1%のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員は、当選した際にはメキシコ政府に「国境での不法行為の促進を止め、わが国に協力するよう」要請すると述べた。また同氏や支持率6%のスコット・ウォーカー(Scott Walker)ウィスコンシン(Wisconsin)州知事は、メキシコ国境に壁を建設するというトランプ氏の構想に支持を表明した。一方、ボビー・ジンダル(Bobby Jindal)ルイジアナ州知事はトランプ氏同様、出生地主義に基づく国籍取得権の撤廃を訴えている。

 ちなみに、ジンダル氏はインド系移民の子であり、トランプ氏自身もスコットランド系移民の親を持つ。

 同じくトランプ氏のライバルで、大統領経験者の父と兄を持つジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)氏の妻はメキシコ系移民だが、同氏もまた、子どもに自動的に米国籍が与えられることを目的として、子どもを産むために米国へやって来る外国人を表す「アンカー・ベビー」という軽蔑的な表現を用い、移民の権利推進団体などを激怒させている。(c)AFP/Ramon SAHMKOW

2624チバQ:2015/09/01(火) 20:18:39
http://www.sankei.com/world/news/150828/wor1508280021-n1.html
2015.9.1 11:00
【米大統領選】
ギャフ・マシン(失言製造機)のバイデン副大統領が急浮上 長男の死で潮目変わる ヒラリー氏の独走止められるか?





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デラウェア州議事堂で行われた長男、ボー氏の追悼式典で、目を閉じて天を仰ぐジョー・バイデン副大統領(中央)。ボー氏も望んでいたとされる大統領選への出馬があるのか、バイデン氏の決断に注目が集まっている=6月4日、デラウェア州ドーバー(AP)
 来年11月の米大統領選でヒラリー・クリントン前国務長官(67)に代わる有力候補がいない民主党は、一点張りのリスクを抱え続けている。大きなスキャンダルでも飛び出そうものなら、すっからかんになってしまうからだ。そこで新たな選択肢に「失言王」として有名なジョー・バイデン副大統領(72)が浮上している。

枕詞は「ギャフ・マシン」

 「ギャフ・マシン(失言製造機)として知られる…」。CNNテレビなど米主要メディアが伝えるバイデン氏の枕詞(まくらことば)だ。共和党の候補指名争いで気を吐いている不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)がマイノリティー(少数派)や他候補に対する侮辱を繰り返す「暴言王」とすれば、バイデン氏の経歴を彩るのは失言の数々だ。

 昨年10月には米国とともにイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」と戦う有志連合諸国を名指しして、地域の過激組織を支援していると発言。外交問題に発展した。

 2007年1月に翌年の大統領選出馬を表明した際には、上院議員だったオバマ氏を「頭がよく、クリーンで、見栄えもいい初めての主流派のアフリカ系米国人だ」と評し、人種差別発言として批判を浴びた。悪気はなかったようだが、車いすの州議会議員を紹介するとき「みんなに見えるように立ち上がってください」と発言したこともある。

 日本絡みでは13年末、安倍晋三首相(60)の靖国神社参拝に米政府として「失望」を表明するのを主導した人物として知られるバイデン氏だが、ホワイトハウスのホームページは「外交委員長を含む上院議員として数十年の外交政策の経験を持ち、国際問題でオバマ大統領に助言する」と紹介している。

 副大統領としては影が薄いバイデン氏だが、上院議員としては7回当選という経歴を持ち、外交や司法などの分野で重きをなしたベテランだ。大統領を目指す資格は十分にある。

2625チバQ:2015/09/01(火) 20:18:55
長男の死で潮目変わる

 バイデン氏は今年2月、大統領選出馬に関して「夏の終わりに決める」と述べていた。クリントン氏が6割以上の支持を受け、独走を守り切るとみられていた時期だけに、政界にもメディアにも発言を真剣に受け止める空気はなかった。

 潮目が変わったのは、今年5月にバイデン氏を襲った悲劇がきっかけだった。

 長男でデラウェア州司法長官を務めたボー・バイデン氏が46歳の若さで脳腫瘍により死去。米メディアは、ボー氏が生前、大統領選出馬を促していたと報じたことで、バイデン氏の挑戦が現実味をもって語られるようになってきた。

 私用メール問題などでクリントン氏の支持率が低下するのと反比例するように、社会主義者を自称する無所属のバーニー・サンダース上院議員(73)が着実に支持を伸ばしていることも、バイデン氏が「反クリントン」の受け皿となる可能性に現実味を加えている。

 「サンダース氏らに比べれば、バイデン氏の方がクリントン氏を負かす可能性ははるかに高いだろう」

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは最近の社説で、バイデン氏が長い政治経歴で労働組合などに堅固な支持基盤があることを挙げてこう予測した。

出馬可否の決断は今月か

 共和党寄りの報道で知られる保守系のFOXニュースはバイデン氏の出馬が取り沙汰されると、「クレイジー・アンクル・ジョー」(いかれたジョーおじさん)というニックネームを使ってその動静を報じている。保守派がはしゃぎ気味なのは、共和党側にしてみればクリントン氏に比べてバイデン氏の方がくみしやすいとみるからだろう。

 ただ、米キニピアック大学による激戦3州(フロリダ、ペンシルベニア、オハイオ各州)を対象にした最新の世論調査ではバイデン氏の意外な強さが浮き彫りになった。

 3州で共和党のトランプ氏、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)、マルコ・ルビオ上院議員(44)と戦うことを想定した人気投票で「星取表」を作ると、クリントン氏が3対6で負け越したのに対し、バイデン氏は5対4で勝ち越していた。クリントン氏に対する好感度の低さが影響しているとみられる。

 もちろん、大統領選を勝ち抜くために不可欠な資金力、連邦議会や州議会の議員からの支持で有利なクリントン氏の優位はそう簡単には揺るがないとみられる。だが、クリントン氏が支持拡大のため主張を左傾化させる中、民主党の中道を代表するバイデン氏が論戦に多様性を与えることは確かだ。9月とみられる決断に注目したい。(ワシントン支局 加納宏幸)

2626チバQ:2015/09/01(火) 20:37:48
http://www.afpbb.com/articles/-/3059087
温和な元神経外科医、トランプ氏と支持率タイ 米アイオワ
2015年09月01日 17:49 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月1日 AFP】8月31日に米アイオワ(Iowa)州で実施された次期米大統領選の共和党候補者に関する世論調査で、元神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏(63)が、不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)と並んで支持率トップに立ったことが明らかになった。政界出身ではない異色の候補者らが支持率を大きく伸ばしている。

 支持率争いで2位に付けていたカーソン氏は、アイオワ州と全米で支持率を伸ばし、選挙遊説で大いに力を発揮している。

 モンマス大学(Monmouth Univer)が行った今回の世論調査によると、トランプ氏とカーソン氏は、どちらも支持率23%で並んでいる。

 他に2桁の支持率を獲得したのは同じく政治経験のない、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(Hewlett Packard、HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏だけで、支持率は10%だった。

 上院議員のテッド・クルーズ(Ted Cruz)氏、スコット・ウォーカー(Scott Walker)ウィスコンシン(Wisconsin)州知事、ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事が上位5位に入っている。

 カーソン氏は、アフリカ系米国人として初の共和党大統領候補の指名獲得を目指している。デトロイト(Detroit)で「極貧の」子ども時代を過ごしたという同氏は、大統領選の選挙運動を通じて、全米で最も著名な医師の一人になったが、米国に政治的な「癒やし」と、思いやりの気持ちを取り戻すことを求めると主張している。「放言家」のトランプ氏と比べるとカーソン氏の選挙運動は地味だが、アイオワ州の重要な票田となるキリスト教保守派から強く支持されているとみられている。(c)AFP

2627チバQ:2015/09/01(火) 21:23:51
http://www.cnn.co.jp/usa/35069730.html
元外科医師候補、トランプ氏と支持率タイ 重要州アイオワで
2015.09.01 Tue posted at 12:04 JST
ワシントン(CNN) 2016年の米大統領選に向けた共和党の指名争いは、予備選がいち早く実施されるアイオワ州の世論調査で、元神経外科医ベン・カーソン氏が不動産王ドナルド・トランプ氏と並んで支持率トップに立った。
モンマス大学が31日に発表した世論調査では、トランプ、カーソンの両氏が支持率23%で並んだ。共和党の候補者を選ぶ予備選が最初に行われる4州の世論調査で、トランプ氏が単独首位に立てなかったのは7月26日以来。
次いでカーリー・フィオリーナ元ヒューレット・パッカード最高経営責任者(10%)、テッド・クルーズ上院議員(9%)、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(7%)、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(5%)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(4%)、マルコ・ルビオ上院議員(4%)、ランド・ポール上院議員(3%)、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(2%)、リック・サントラム元上院議員(2%)の順だった。他の候補は1%に満たなかった。
今回の調査結果は、共和党初の候補者討論会が開かれる前にモンマス大学が同州で実施した7月下旬の世論調査結果から大きく変動した。7月下旬の時点ではウォーカー氏が22%でトップに立ち、トランプ氏は13%、カーソン氏は8%だった。
調査は共和党の登録有権者405人を対象に8月27日〜30日にかけて実施した。

2628チバQ:2015/09/02(水) 22:30:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150902-00000006-jij_afp-int
最高裁命令も無視… 米地方役人、同性婚の許可証発行拒否続ける
AFP=時事 9月2日(水)9時10分配信

最高裁命令も無視… 米地方役人、同性婚の許可証発行拒否続ける
米首都ワシントンの連邦最高裁前で、同性婚を全米で認める判決が下された後に掲げられたレインボーフラッグ(2015年6月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ケンタッキー(Kentucky)州ローワン(Rowan)郡の書記官が1日、連邦最高裁判所の命令を無視する形で、同性カップルが求めた結婚許可証の発行を拒否し、「神の権限」に基づく行為だと主張した。

【図解】同性婚をめぐる世界の情勢

 同国最高裁は今年6月、全米で同性婚を合法化するという革新的な判決を下したが、キム・デービス(Kim Davis)書記官はこれに反発し、先月半ばからあらゆる結婚許可証の発行を中止していた。

 デービス書記官は先に、自分にはキリスト教徒としての信念があり、最高裁判決に従うことを免除されるべきだと、連邦裁判所に訴えを起こしていた。しかし連邦判事がこれを認めなかったため、連邦最高裁に上告。判決施行の一時停止を要請したが、最高裁もこの訴えを退けた。

 1日には少なくとも2組の同性カップルが、同郡モアヘッド(Morehead)にある小さな郡庁舎を訪れ、デービス書記官に結婚許可証の発行を求めた。カップルの背後には、テレビカメラや記者、同性愛者の権利活動家らも詰め掛けていた。

 現地紙クーリエ・ジャーナル(Courier-Journal)の記者が撮影した動画の中でデービス書記官は、「きょうは結婚許可証の発行を行わない」と宣言。結婚の許可を求めていたカップルらのうちの一人が、同書記官の態度を差別的と非難し、「いったい誰の権限で? 」と問いただすと、同書記官は「神の権限で」と答え、次のように続けた。

「私の信条を私から切り離すことはできない」「どういう報いが待ち受けていようとも、私は喜んでそれを受け入れる用意がある。あなた方も審判の時が来れば、その報いを受け入れざるを得ないように」

 カップルが結婚許可証が発行されるまで帰らないと言うと、同書記官は「それならきょうはあなたたちにとって長い一日になる」と言い返した。

 ケンタッキー州のスティーブ・ビシアー(Steve Beshear)知事は7月、あらゆる郡書記官に対し、最高裁判決に従って同性婚を受け入れ、それに応じない場合は辞任するよう通達していた。

 米国自由人権協会(American Civil Liberties Union、ACLU)は1日、結婚許可証の発行を拒否した同書記官を法廷侮辱罪に問うことを求める訴えを裁判所に起こした。ACLUによると、裁判所は3日に審問を行う予定だとしている。

 クーリエ・ジャーナル紙は、デービス書記官に結婚許可証を発行してもらえなかった男性の話としてこう伝えている。「受け止めきれない。ばかげている」「結婚するのにこんな思いをしなければならないなんて。2015年のアメリカで」「税金を払ってこんな目に遭い、こんな扱いを受けるとは」【翻訳編集】 AFPBB News

2629チバQ:2015/09/02(水) 22:35:09
http://www.sankei.com/world/news/150902/wor1509020025-n1.html
2015.9.2 16:34
【米大統領選】
フィオリーナ氏が支持拡大 共和党唯一の女性候補






来年の米大統領選の共和党指名を争う唯一の女性候補フィオリーナ氏=8月、米アイオワ州(AP)
 来年の米大統領選の共和党指名争いで、唯一の女性候補フィオリーナ氏(60)がじわりと支持を拡大し、今月16日の共和党第2回テレビ討論会で視聴率の高いゴールデンタイムの部への参加枠を得る見通しとなった。

 同氏はコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)。8月6日の第1回討論会では支持率下位グループによる“前座”に甘んじたが、初の女性大統領を目指す民主党のクリントン前国務長官(67)を鋭く批判、存在感を示した。

 第2回討論会を主催するCNNテレビは、7月16日〜9月10日に実施された世論調査の支持率平均上位10人に参加者を制限する予定だったが、1日に条件変更を発表。8月7日以降の上位10人に入れば追加で参加を認めるとした。事実上、第1回討論会後に支持率が上向いたフィオリーナ氏のための措置だ。女性候補を舞台に立たせたい党指導部の思惑も一致した。(共同)

2630チバQ:2015/09/02(水) 22:37:34
http://www.cnn.co.jp/usa/35069838.html
トランプ氏めぐり保守系メディアが二分 米大統領選
2015.09.02 Wed posted at 18:06 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 来年の米大統領選に向けた共和党指名候補争いで、実業家のドナルド・トランプ氏がこの夏、同党有権者の支持を多く獲得した。だが、トランプ氏に関する意見は既存の保守系メディアの間で大きく割れている。
コメンテーターの中には、トランプ氏が保守主義を侮辱し、共和党が政権に返り咲く可能性を危うくしているとの批判がある一方、米国政治に欠けている反体制的な戦闘姿勢を同氏が体現しているとする声もある。
以下では、保守系メディアで影響力が強い人物らのトランプ氏をめぐる立ち位置を見る。
トランプ氏の味方
アン・クールター氏:保守派として有名なメディア人の中でも最も熱烈にトランプ氏を支持。特にトランプ氏の強硬な移民政策に共感しており、人工妊娠中絶などを行う非営利組織「全米家族計画連盟」を同氏が支持したことには目をつむる構えだ。
ショーン・ハニティ氏:フォックス・ニュースの司会者。トランプ氏と同ニュースのロジャー・アイレス会長の間で最近もめ事があった際は、仲介役に。トランプ氏はこの後、ハニティ氏とのインタビューには和やかに応じた。
ハニティ氏はやはり保守派のグレン・ベック氏の批判からトランプ氏を擁護。ベック氏宛ての公開書簡の中で、「政治に関する彼の率直な外部からの視点を気に入っている」などと述べた。

ビル・オライリー氏:数百万人の不法移民を強制送還するとのトランプ氏の公約をめぐり、8月18日夜のインタビューで問いただした。ただ、両氏がお互いに敬意を持っているのは明白で、12年には共に米大リーグ・ヤンキースの試合を観戦。6月には「ヒラリー・クリントン氏のあいまいな言動よりトランプ氏の率直な物言いの方が良い。いつ何時でもだ」と述べた。
ラッシュ・リンボー氏:米国で最も人気のあるラジオ司会者の一人。いずれの共和党候補に対しても批判を避ける方針だが、トランプ氏に良い印象を持っていることは間違いない。7月には、「移民に関する議論に全面的な変化をもたらした」として評価した。
マイケル・サベッジ氏:保守派のラジオ司会者。コールター氏に唯一比肩するほど熱烈なトランプ氏支持派で、「我々が持つ最高の選択肢」としている。7月、ラジオ番組のゲストとしてトランプ氏を招いた際は、「あなたはこの時代のウィンストン・チャーチル(元英首相)だ」と述べた。
ブレイトバート・コム:保守系のニュースサイト。トランプ氏とは長年、良好な関係を築いており、トランプ氏の側でもここ数年、同サイトに「独占ニュース」を提供。8月15日付の記事では、トランプ氏は「絶好調」であり「大統領の風格」を見せたとしている。

2631チバQ:2015/09/02(水) 22:37:58
トランプ氏の敵
ジョージ・ウィル氏:保守系コラムニストで、トランプ氏とは犬猿の仲。トランプ氏はツイッターで再三ウィル氏を攻撃しており、フォックス・ニュースが同氏の出演を許していることに疑念を呈した。
一方、ウィル氏の側でも8月12日に米紙ワシントン・ポストのコラムで、トランプ氏は「偽の共和党員」だと反撃。16日には、核兵器を動かす権限を同氏に与えることの是非を考慮すれば、有権者は考えを改めるはずだと示唆した。

チャールズ・クラウトハマー氏:やはりツイッター上でトランプ氏の批判の標的となっている。同氏が8月上旬、クラウトハマー氏の「好意的なコメント」に謝意を表明したことで、攻撃はいったん収束。
だが数日後、共和党候補が初めて一堂に会したテレビ討論会をめぐりトランプ氏が不満をもらしたことに対し、同氏の「タフガイ」のイメージにそぐわないとクラウトハマー氏が述べ論戦が再燃。トランプ氏はツイッターで、フォックス・ニュースは同氏を解雇すべきだと攻撃した。
グレン・ベック氏:フォックス・ニュースの元司会者で、トランプ氏が保守派識者の支持を集めている状況に困惑。フェイスブック上でハニティ氏らの支持に異論を唱え、「みな優秀な人たちだ」「私は何を見逃しているのだろうか」と述べた。
ベック氏は17日にもハニティ氏の番組に論及。「民主党支持者と自己規定することが多かったトランプ氏の過去の言動を見て、なぜ保守派が彼を味方だと思えるのか理解に苦しむ」と述べた。
ビル・クリストル氏:保守派の週刊誌「ウイークリー・スタンダード」の編集者。トランプ氏はジョン・マケイン上院議員のベトナム戦争従軍に関し辛らつなコメントを表明したことで、クリストル氏の支持を失った。
クリストル氏はマケイン議員に関するコメントがトランプ氏に打撃を与えると予想。これは外れたが、依然としてトランプ陣営の失速を予想している。
米紙ウォールストリート・ジャーナルの論説面:同紙の論説委員はトランプ陣営に批判的であり、同紙を所有するルパート・マードック氏がトランプ氏の選挙戦追放を画策しているのではとの臆測を呼んでいる。
マードック氏は7月、トランプ氏が国を「うろたえさせている」と言及。だが最近、電話で会談し、批判の調子を和らげた。
ただ同紙の論説面は依然として追求を緩めず、8月17日付の紙面では、トランプ氏の移民政策を支持すれば共和党が「強制送還党」になるとする社説を掲載した。

2632名無しさん:2015/09/03(木) 22:36:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000511-san-n_ame
米大統領が対日戦勝70年で声明 「日本は揺るぎない同盟国」
産経新聞 9月3日(木)8時58分配信

 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は2日、第2次世界大戦の終結70周年を記念する声明を発表した。戦後の日米関係を「4月の安倍晋三首相の訪米で言及したように和解の力を示す模範になっている」と強調し、引き続き両国関係を深化させていく決意を表明した。

 声明は太平洋戦域で犠牲になった10万人以上の米軍人をたたえ、「終戦は日米関係における新時代の始まりを記した」と指摘。

 その上で、オバマ氏は日米の戦後70年の歩みを「旧敵国(の日本)が揺るぎない同盟国となり、アジアや世界で共通の利益や普遍的な価値観をともに前進させてきた」と称賛した。

 ケリー米国務長官も2日、声明を発表。日米関係の強さは民主主義、人権、法の支配に関する共通した取り組みに基づくものだとし、米国が「太平洋国家」として地域への関与を深化させると重ねて強調した。

 これに関連し、米首都ワシントンで2日、第2次世界大戦記念碑前で民間の記念式典が開かれ、退役軍人らが戦没者を悼んだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000017-asahi-int
日米の70年「和解の手本」 オバマ大統領が声明
朝日新聞デジタル 9月3日(木)10時9分配信

 オバマ米大統領は2日、日本が第2次大戦の降伏文書に署名してから70年になるのにあわせ、声明を発表した。日米関係について「かつての敵国が最も安定した同盟国となり、和解の力を表す手本だ」とし、両国の関係がさらに深化することを確信していると強調した。

 オバマ氏はまず、想像しがたい苦しみに耐えた戦争捕虜に思いをはせ、太平洋戦線で命を落とした10万人以上の米兵士に敬意を表した。その上で、4月に米国で安倍晋三首相と会談したことに触れ、日米両国は世界で共通の利益や普遍的な価値観を推し進めているとし、「70年前は、こうした関係が築けるとは想像も出来なかった」と評した。

 ケリー国務長官も声明を発表した。ハワイの真珠湾と、激戦地ガダルカナル島を昨年訪れたことに触れると共に、その大戦から70年後、日米が敵国から強固な同盟国になったことを「驚くべき転換だ」と表現した。

 共和党の重鎮、マケイン上院軍事委員長も声明で、「過去に焦点を当てる人もいるが、私は70年前から成し遂げた進展に目を向ける」とし、日米が世界の平和と安定に貢献していることを強調。一方で、「アジア太平洋地区ではいま、戦争の灰から手に入れた法に基づいた国際秩序が試練に直面している」と暗に中国の存在をほのめかし、日米などの協調を強めるべきだとの考えを強調した。(ワシントン=奥寺淳)

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000028-mai-n_ame
<米大統領>日米関係は「和解の模範」 記念声明
毎日新聞 9月3日(木)12時0分配信

 【ワシントン西田進一郎】日本が第二次世界大戦の降伏文書に署名してから70年となった2日、オバマ米大統領が記念の声明を発表した。日米関係について「かつての敵対国が不動の同盟国になり、アジアや地球規模で共通の利益や普遍的な価値を推し進めるため協力している」と指摘、「和解の力を示す模範だ」とたたえた。「抗日戦争の勝利」を強調する中国をけん制する狙いもあるとみられる。

 オバマ氏は声明で、太平洋で戦死した10万人を超える米兵らに哀悼の意を示し、こうした犠牲のうえに今日の自由があるとも指摘した。そのうえで「戦争の終結は日米関係の新時代の幕開けとなった」とし、「日米の関係は今後数十年も深化し続けていくと確信している」と強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150903-00000044-ann-pol
米大統領声明「日米関係は和解の模範」 政府は歓迎
テレビ朝日系(ANN) 9月3日(木)17時58分配信
 戦後70年のオバマ大統領の声明を評価しました。

 菅官房長官:「世界の平和と発展のために日米同盟が果たしている重要性を強調する内容だったと我が国として歓迎したい」
 アメリカのオバマ大統領は、日本が第2次世界大戦の降伏文書に署名してから70年となった2日、戦後の日米関係について「和解の力を示す模範だ」と表明しました。菅長官は「日米関係が一層、深化、発展を続けるよう努力していきたい」と強調しました。
最終更新:9月3日(木)17時58分

2633チバQ:2015/09/03(木) 22:42:47
http://www.sankei.com/world/news/150903/wor1509030052-n1.html
2015.9.3 15:53
【米大統領選】
トランプ氏は「指名の可能性なき先頭走者」 バージニア大学のラリー・サバト教授

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8月29日、米南部テネシー州ナッシュビルでの演説を終え、自らの顔写真が表紙になった雑誌を手にするドナルド・トランプ氏
 トランプ氏は共和党の候補者指名争いで先頭を走るが、「指名を受ける可能性がない先頭走者」だ。

 率直な物言いの人物が注目を集めたことは過去にもあった。1992年の共和党の候補者選びでは政治コラムニストのパット・ブキャナン氏が一定の支持を集めたし、本選でも無所属の富豪、ロス・ペロー氏が19%の票を得た。2008年にはニューヨーク市長を務めたルドルフ・ジュリアーニ氏、11〜12年には会社経営者のハーマン・ケイン氏らが人気を得たが、多数を獲得したわけではない。

 歴史的にみて大統領選の候補者になるには、党指導部や同僚となる政治家、大口の献金者など「党のエリート」からの支持が必要だし、全国的な選挙のプロのネットワーク、政治に関する豊富な知見も不可欠だ。

 しかしトランプ氏はどの条件も満たしておらず、ブキャナン氏らと同じ運命をたどるのではないか。

 ただし、トランプ氏が選挙戦に影響を与えないわけではない。ブキャナン氏は保守層を分裂させた。ペロー氏はブッシュ元大統領の再選を阻んだ。トランプ氏が無所属で本選に出馬すれば、共和党にとっては保守票を奪われる悪夢のような展開になるだろう。(談)

2634チバQ:2015/09/03(木) 22:44:00
http://www.sankei.com/world/news/150903/wor1509030021-n1.html
2015.9.3 09:14
【宮家邦彦のWorld Watch】
星雲状態の米大統領選





(1/3ページ)

米大統領選、共和党候補者で支持率トップのドナルド・トランプ氏 (AP)
 今年のお盆はワシントンで過ごした。日本での関心は安倍晋三首相の戦後70年談話だったが、米国では既に来年秋の大統領選が始まっていた。筆者が最初に米大統領選を経験したのは留学生時代の1976年。あれから40年、候補者や政治資金ルールは変わっても基本は変わっていない。良くも悪くも米国大統領は東アジアだけでなく、世界中の地域情勢に多大な影響を与える。そこで今回は、気の早い米国人に倣(なら)って、「鬼が笑う」来年の米大統領選挙について頭の整理をしておこう。

 ●共和党トランプの台頭

 ニューヨーク生まれの大富豪、80年代の好景気でブームに乗った不動産王だ。そういえば、1年前の娘の結婚式で泊まったハワイの高級ホテルもトランプだった。自己顕示欲が強く、過激な発言やパフォーマンスには批判も多い。他方、頭の回転は速く、最新の世論調査では共和党候補の中でダントツの28%の支持を得ている。

 ●民主党クリントンの失速

 一時は指名確実と思われた元国務長官が国務省時代の電子メール問題で失速の危機に瀕(ひん)している。米国の諜報関連ルールは厳格で、機密指定情報のやりとりを通常メールで行うことは違法だ。政治家クリントンにも言い分はあろうが、報道では既にFBIも動いているという。世論調査でも彼女の支持率は短期間で約10ポイントも下落している。

 ●ワシントンへの憤怒

 トランプ氏だけではない。民主党でも超リベラルのサンダース上院議員が支持を集めている。内外メディアは民主共和両党内にワシントンの既成政治家に対する有権者の失望と怒りがあると解説する。だが、そうしたアンチ・エスタブリッシュメント感情自体は決して目新しくない。

 ●中年ブルーカラー白人

 興味深いのはそうした憤怒の源泉だ。米国では有色人種が多数派となりつつある。最大の「負け犬」は中老年ブルーカラー白人男性だ。トランプ氏の不法移民批判や排外主義的傾向を見ていると、この種のグループに対する配慮が垣間見える。しかし、今のトランプ支持増大が大統領本選挙での勝利に結び付くとは思えない。米国有権者の多くは投票日の1カ月前まで投票する候補者を決めないからだ。

 最後に、現時点での筆者の独断と偏見を記しておく。

 ●原理主義者は勝てない

 トランプ、サンダースなどに共通するのは妥協を排す純粋主義だ。しかし、それでは平均的有権者は付いてこない。これまでも出馬を検討した多くの原理主義者が途中で挫折している。

 ●割れた政党は負ける

 原理主義者が一定の支持を得続ければ第三党を作って出馬する。そうなれば政党は内部分裂し、本選挙では敗北する。典型例が92年のロス・ペロー候補の出馬とビル・クリントン候補の当選だろう。

 ●正副大統領候補の均衡

 米国は広い。非原理主義者の大統領候補だけで選挙は勝てない。全国的支持を獲得するには正副大統領候補の出身地や支持母体などの均衡を図ることが重要である。

 ●米国民の平衡感覚

 最後にモノを言うのは米国民の健全なバランス感覚だ。ウォーターゲート事件後のカーター候補、イラン革命後のレーガン候補、冷戦終了後のクリントン候補、アフガン・イラク戦争後のオバマ候補の当選はそれぞれ大統領選挙の中で政治を変えようとする米国民主主義の真骨頂だ。

 要するに大統領選はまだ星雲状態ということだ。筆者がワシントン在勤中の92年、多くの本命候補が失速する中で泡沫(ほうまつ)と思われたビル・クリントン候補が急速に台頭した。当時民主党は団結し、逆に共和党はペロー旋風で分裂した。

 歴史は決して繰り返さないが、そこから教訓を学ぶことは可能である。



【プロフィル】宮家邦彦

 みやけ・くにひこ 昭和28(1953)年、神奈川県出身。栄光学園高、東京大学法学部卒。53年外務省入省。中東1課長、在中国大使館公使、中東アフリカ局参事官などを歴任し、平成17年退官。第1次安倍内閣では首相公邸連絡調整官を務めた。現在、立命館大学客員教授、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。

2635名無しさん:2015/09/03(木) 22:45:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150903-00005396-sbunshun-int
「トランプ発言」で米国に広がる日米安保不公正論
週刊文春 9月3日(木)18時1分配信

 アメリカ大統領選の共和党候補として乱暴な発言を繰り返す大富豪ドナルド・トランプ氏(69)が日本について、おやっと思わせる言葉を述べた。必ずしも暴言として片づけられない日本批判なのだ。

 8月21日の決起集会で彼は2万人の聴衆を前に熱をこめて語った。

「日米安保条約の規定ではアメリカは日本が攻撃されれば、日本を防衛する義務がある。だが日本はアメリカが攻撃されても支援しなくてよい。これでよいと思うか」

 会場からはいっせいに「ノー」という声が上がった。

 トランプ氏が批判したのは日米同盟の片務性である。日本の集団的自衛権の行使禁止の現状を非難したのだ。まさに日本の安保法制関連法案での集団的自衛権の行使容認論議に直結する言葉でもあった。だが同氏は堅苦しい用語は使わず、一般にわかりやすい表現で日米同盟の米側からみての不公正さを指摘したわけだ。

 トランプ氏は同じ演説で同盟国の日本が自国防衛をアメリカに頼る一方、経済面でアメリカに挑み、勝ちを制しているのは不公正だと強調した。1980年代の日本に対する「防衛ただ乗り」批判に似た粗雑な糾弾のようでもあった。

 オバマ政権はいま安倍政権の日米同盟強化策を歓迎している。集団的自衛権解禁への期待を対日要求としてぶつけてもいない。だからトランプ氏の日本非難は共和党保守右派の極端な少数意見だと日本側では受け取られそうである。

 ところが同種の「日本不公正論」は民主党左派、つまりリベラル派にも実は存在するのだ。下院外交委員会の7月15日の公聴会でブラッド・シャーマン下院議員が日本を批判した。

「9・11同時テロでアメリカ人が3000人も殺されたとき、同盟諸国はみな集団的自衛権を発動して支援してくれた。だが日本はそうしなかった。日米同盟だけは片務的だからだ。自国の防衛負担をアメリカに押しつけるのだ。こんな同盟は前世紀の遺物であり、21世紀には合わない」

 シャーマン議員は当選10回、超リベラル派である。トランプ氏とは対極的な政治スタンスなのだが、防衛面での日本への不満は共通する。日本側として銘記すべきアメリカの現実だといえよう。


<週刊文春2015年9月10日号『THIS WEEK 国際』より>

古森 義久(在米ジャーナリスト)

2636とはずがたり:2015/09/04(金) 10:57:30
独立系で出馬せず…トランプ氏に誓約求める方針
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E7%B3%BB%E3%81%A7%E5%87%BA%E9%A6%AC%E3%81%9B%E3%81%9A%E2%80%A6%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%81%AB%E8%AA%93%E7%B4%84%E6%B1%82%E3%82%81%E3%82%8B%E6%96%B9%E9%87%9D/ar-AAdU94s
読売新聞 15 時間前

【ワシントン=今井隆】米メディアは2日、共和党全国委員会が2016年大統領選党指名候補争いに出馬している候補者に対し、党の指名を得られなかった場合に独立系から出馬しないよう誓約を求める方針を固めたと報じた。

17人の候補者のうち、世論調査で首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)だけが共和・民主両党以外の独立系からの立候補を排除しない意向を示している。同氏が独立系で立候補すれば民主党を利することになりかねず、同委員会はこれを事前に封じる必要があると判断したようだ。

全国委員会のプリーバス委員長が3日にトランプ氏と会談し、その後トランプ氏が記者会見する予定で、トランプ氏の判断に注目が集まっている。

2637チバQ:2015/09/05(土) 07:43:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000053-asahi-int
難民男児の死「世界中を責めている」 カナダ在住のおば
朝日新聞デジタル 9月4日(金)20時52分配信

 シリア難民とみられる男児の遺体がトルコの海岸に漂着した事件が、カナダにも衝撃を与えている。一家がカナダに向かおうとしていたと報じられたためで、野党は、カナダ政府の難民受け入れが不十分だとの批判を展開している。

 海岸でうつぶせに横たわる男児の写真はトルコから配信され、欧米の多くの新聞に掲載された。AP通信によると、男児はシリア北部アインアルアラブ出身のアイラン・クルディくん(3)で、家族と一緒にギリシャのコス島へ向かう途中に溺れたという。母親と5歳の兄も死亡したが、父親のアブドゥラさんは助かった。

 カナダ西部バンクーバー近郊に住む、アイランくんのおばのティマ・クルディさんはCBCテレビなどに「一家は何千ドルも払って、密航をしようとしていた」と話した。

 ティマさんは保証人となって家族をカナダに連れて来ようとしていた。経済的な理由から、まずは別の親族の受け入れ申請をしたが、書類の不備を理由に棄却され、アイランくん一家はまだ申請していなかったという。

 家族の死亡についてティマさんは「カナダ政府だけを責めたいのではなく、世界中を責めている」と涙ながらに語った。AP通信によると、アイランくんたちの遺体は4日、アインアルアラブに埋葬された。

2638チバQ:2015/09/05(土) 07:43:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000037-bloom_st-bus_all
シリア難民男児の悲劇、選挙戦さなかのカナダ与党揺るがす
Bloomberg 9月4日(金)15時23分配信

  (ブルームバーグ):トルコの砂浜に漂着したシリア難民男児の遺体の写真が、欧州をはじめ世界に広げた衝撃は、10月19日に投票が行われる選挙戦さなかのカナダ与党の保守党にも及んでいる。

カナダ紙オタワ・シチズンは、亡くなったこの男児アイラン・クルディ君とその家族のカナダへの難民認定申請が、アレグザンダー市民権・移民相に他の議員から今年直接手渡されたものの、6月に却下されたと報道。同相は3日、報道を受けて選挙運動を中断し、オタワに戻った。

アイラン君の肉親からの難民申請の記録はないと一貫して説明するカナダ市民権・移民省は声明で、申請したのはアイラン君の叔父で、却下は書類の不備を理由とするものだとしている。

保守党党首のハーパー首相はバンクーバー近郊で遊説し、シリアとイラクの難民問題は地域紛争の「1つの小さな局面」であり、カナダは自国のアプローチを変更することはないと指摘。「われわれが昨日目にしたのが悲劇であることは言うまでもない」とした上で、「実情はもっとひどいと言わざるを得ない」と語った。

アイラン君の写真を見て自分の息子のことを思ったと話す同首相は、アイラン君の親族に哀悼の意を表明した上で、この問題の解決の1つは「イスラム国」の戦士に対する空爆作戦を続けることだ述べた。

一方、野党の新民主党(NDP)と自由党は3日、シリアの難民危機をそれぞれ問題に取り上げた。NDPのマルケア党首はトロントで記者団に対し、アレグザンダー市民権・移民相が説明しなければならないことは多いが、「われわれはまだそういう状況にない」と言明した。

今回の悲劇についてモントリオールで聞かれた自由党のトルドー党首は「選挙戦のさなかに突然、思いやりが見つかるはずがない」とし、もともと「それを持っているか、持っていないかだ」と保守党の対応に苦言を呈した。

同相の3日の声明によると、カナダに再定住したイラク難民は約2万2000人、シリア難民は約2300人に上る。

原題:Drowned Syrian Boy Jolts Conservatives During Canada Vote
(2)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:オタワ Josh Wingrove ,jwingrove4@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
David Scanlan
Stephen Wicary, Chris Fournier ,dscanlan@bloomberg.net

2639チバQ:2015/09/05(土) 09:31:59
http://www.sankei.com/world/news/150904/wor1509040014-n1.html
2015.9.4 08:51

同性カップル婚姻証明書不受理の女性職員を収監 米連邦地裁、服務違反で





 自らのキリスト教信仰と矛盾するとして、同性カップルへの婚姻証明書の発行を拒んでいた米南部ケンタッキー州ローワン郡の女性職員、キム・デービスさん(49)が3日、裁判官の命令に背いて職務を履行しなかったことを理由に、連邦地裁の判事によって収監された。

 デービスさんの部下6人のうち5人が判事に婚姻証明書を発行すると誓約したため、米連邦最高裁が6月末に同性婚を認める判決を出してから続いていたローワン郡の婚姻届不受理騒ぎは収束する見通しとなった。

 しかし信仰を優先するデービスさん支持の声は、同性婚に否定的な米共和党の大統領候補の中にもあり、法の順守と信仰の自由をめぐる論争は今後も続きそうだ。デービスさんは婚姻証明書の発行を拒まれたカップル計4組から訴えられていた。(共同)

2640とはずがたり:2015/09/06(日) 08:09:59

クリントン氏、国務省職員に私用サーバー管理させる メール問題で米紙報道
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1509050047.html
09月05日 22:54産経新聞

 【ボーズマン(米モンタナ州)=加納宏幸】次期米大統領選の民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)が在任中に私用メールを使っていた問題で、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は4日、クリントン氏が国務省職員に私用サーバーを管理させていたと報じた。「公私混同」として批判を受ける可能性がある。

 同紙によると、クリントン氏が私用メールを使うためニューヨークの自宅に置いていたサーバーを管理していたのはブライアン・パグリアノ氏。2008年大統領選でクリントン陣営のIT(情報技術)を担当し、クリントン氏の長官就任に伴い国務省に勤務した。その間もサーバー管理費の支払いを受けていた。

 私用メール問題では、機密情報のやり取りがあったことも判明している。クリントン氏は8月、サーバーを連邦捜査局(FBI)に引き渡した。

 クリントン氏は4日放映のNBCテレビとのインタビューで「人々を当惑させ、多くの疑問を抱かせたことを遺憾に思う」と語った。ただ、当時は機密指定されていた情報を私用メールで扱ったことはないとし、謝罪はしなかった。

 私用メール問題が尾を引いたことで、6割前後だった同氏の支持率は低迷。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新世論調査の平均では49・2%で、バーニー・サンダース上院議員(25%)、バイデン副大統領(14%)に差を縮められている。

2641チバQ:2015/09/06(日) 19:05:08
http://www.afpbb.com/articles/-/3059418
トランプ氏、共和党に忠誠誓う 「党外出馬しない」と誓約書
2015年09月04日 12:08 発信地:ニューヨーク/米国
【9月4日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党指名候補争いトップの不動産王、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は3日、共和党への忠誠を誓い、指名争いで敗れた場合でも無所属や第三党からの出馬はしないと宣言した。

 米ニューヨーク(New York)にある自身所有の高層ビル「トランプ・タワー(Trump Tower)」で記者会見したトランプ氏は、宣誓書を掲げ「私は共和党と、党が支持する保守主義に忠誠を誓う」と宣言。「いかなる状況でも、この誓いを破ることはない」と述べた。

 モンマス大学(Monmouth University)が行った最新の世論調査で、トランプ氏は他の共和党候補を30%引き離して首位に立っている。

 共和党内では、同氏が独立候補として出馬した場合に共和党支持者の票が分散し、民主党の最有力候補者ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏を楽に当選させてしまうのではないかとの懸念が広がっていた。(c)AFP/Jennie MATTHEW

2642チバQ:2015/09/07(月) 22:00:00
http://www.sankei.com/world/news/150907/wor1509070030-n1.html
2015.9.7 19:29
【米大統領選】
今後の選挙戦占う緒戦2州でクリントン氏が苦戦 戦略の練り直し必要

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民主党序盤4州の状況
 【ワシントン=加納宏幸】2016年11月の次期米大統領選の予備選・党員集会の緒戦となるアイオワ、ニューハンプシャー両州で民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら「本命」が苦戦している。過去の例をみても、サウスカロライナとネバダを加えた序盤4州が後の選挙戦での勢いに影響するため、各陣営は戦略の練り直しを迫られている。

 クリントン氏はニューハンプシャーで無所属のバーニー・サンダース上院議員に逆転され、アイオワでも追い上げられている。5、6両日には両州を訪れ、共和党で首位に立つ不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)を強く批判し、自らへの支持を訴えた。

 米NBCテレビと米マリスト大が6日発表した世論調査によると、来年2月1日に初戦の党員集会が予定されるアイオワでのクリントン氏への支持は7月の49%から38%に低下。逆に、2位のサンダース氏は25%から27%に増えた。

 アイオワに続き予備選を実施するニューハンプシャーでは、サンダース氏がクリントン氏を逆転した。サンダース氏への支持は7月の32%から41%に拡大し、クリントン氏は42%から32%に下落した。

 クリントン氏は本命視された08年の大統領選で、オバマ米大統領に初戦のアイオワを奪われた。クリントン氏はニューハンプシャーで勝ったが、アイオワで勢いづいたオバマ氏との接戦の末に敗れた。人口が全米の1%程度で選挙人もさして多くないアイオワだが、その勝敗は後々まで響く。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、クリントン陣営はサウスカロライナなど南部諸州を「防火壁」に見立て、アイオワなどの苦戦がその後の予備選・党員集会に燃え広がらないようにする作戦を練っている。

 ただ、私用メール問題は尾を引き、クリントン氏への逆風はやまず、出馬が注目されるジョー・バイデン副大統領の動きも不安要因だ。米ハーバード大のローレンス・レッシグ教授(54)も6日の米ABCテレビ番組で、民主党からの出馬に意欲を示した。同党では6人目の候補となる。

 一方、共和党ではトランプ氏がアイオワ、ニューハンプシャー両州で支持を拡大。ブッシュ氏やスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は支持率が一桁にとどまった。

2643チバQ:2015/09/07(月) 23:01:29
http://mainichi.jp/feature/news/20150907k0000e030161000c.html
米大統領選:民主党指名争いにレッシグ教授立候補表明
毎日新聞 2015年09月07日 11時33分(最終更新 09月07日 12時46分)

 【ワシントン西田進一郎】米ハーバード大のローレンス・レッシグ教授(54)は6日のABCテレビの番組で、2016年大統領選の民主党候補者指名争いに立候補すると表明した。同党の候補者指名争いに立候補表明したのは6人目。

 レッシグ氏は、米国でサイバー法の権威とされる法学者。企業や団体などから上限なく献金を集めることができる特別政治活動委員会(スーパーPAC)に反対するなど選挙制度改革を掲げる。番組では「政府の機能不全を認識しなければならない」と指摘し、わずかな数の献金者に支配されない「機能する政府」を取り戻す必要性があると強調した。当選して選挙制度改革を実現すれば、辞任する考えも示した。

 レッシグ氏は7日の「労働者の日」までに個人中心の小口献金が計100万ドル(約1億1900万円)集まれば立候補すると8月に宣言。番組の開始前にツイッターで100万ドルに達したことを明らかにしていた。

2644チバQ:2015/09/07(月) 23:42:03
http://www.cnn.co.jp/usa/35070059.html
米大統領選の民主党指名争い、重要州でサンダース氏が躍進
2015.09.07 Mon posted at 12:45 JST
ワシントン(CNN) 来年の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いは、序盤戦の舞台となるアイオワ、ニューハンプシャー両州でバーニー・サンダース上院議員が大きく支持率を伸ばしていることが、最新の世論調査で明らかになった。
調査はNBCニュースとマリスト大学が共同で実施し、6日に結果を発表した。それによると、ニューハンプシャー州での支持率はサンダース氏が41%。最有力候補とされてきたヒラリー・クリントン前国務長官の32%を大幅に上回ってトップに立った。
サンダース氏の支持率は、7月の調査から19ポイントも上昇した。
アイオワ州ではクリントン氏が首位を維持したものの、同氏の支持率は11ポイント低下し、サンダース氏との差が縮小している。
クリントン氏は国務長官時代に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題が表面化し、信用の失墜を招いた。全米規模の世論調査では依然トップを走っているものの、議会や連邦当局による調査の長期化が不信感をさらにあおる展開となっている。
一方、出馬を真剣に検討中とされるジョー・バイデン副大統領はニューハンプシャー州で12%、アイオワ州で16%の支持率をそれぞれ確保した。
共和党の指名争いでは、不動産王のドナルド・トランプ氏がニューハンプシャー州で28%、アイオワ州で29%と圧倒的な支持を集めている。
ニューハンプシャー州ではジョン・ケーシック・オハイオ州知事が12%で2位。アイオワ州では元神経外科医のベン・カーソン氏が22%で2位につけた。同州でかつてトップに立っていたスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は、支持率5%に転落した。

2645チバQ:2015/09/07(月) 23:42:47
http://www.cnn.co.jp/usa/35070086.html
ペイリン氏、エネルギー長官に名乗り トランプ政権誕生なら
2015.09.07 Mon posted at 15:29 JST

ワシントン(CNN) 2008年の米大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン元アラスカ州知事が6日に放送されたCNNの番組で、もし不動産王ドナルド・トランプ氏が米大統領になった場合、エネルギー省長官として入閣を目指す意向を表明した。
ペイリン氏はインタビューの中で、「私はエネルギー省についていろいろ考えている。エネルギーは自分の赤ん坊みたいなもの。原油やガスや鉱物は、我々が非友好的な外国に頼らなくて済むよう、神が人類に利用させるために地球のこの地域に放出したものだから」と語った。
ただし長官になった場合はエネルギー省を解体するとペイリン氏は言明。「土地についてはその土地がある州と、開発の影響を受ける住民により多くの権限を与える。もし私が長官になった場合、任期は短くなりそうだが、エネルギーを熟知し、開発に関して責任の持てる人物が主導するのは本当に素晴らしいこと」と力説した。
トランプ氏も、もし大統領になった場合はペイリン氏の入閣を歓迎すると語っていた。ここ数年は両氏とも互いの賞賛を繰り返しており、ペイリン氏は6日のインタビューでもトランプ氏を弁護。イランの核開発合意に反対してワシントンで開かれる集会に、トランプ氏やテッド・クルーズ氏と共に参加すると表明した。

2646チバQ:2015/09/09(水) 23:10:26
http://www.sankei.com/world/news/150909/wor1509090010-n1.html
2015.9.9 10:21
【米大統領選】
クリントン氏、メール問題で初めて謝罪





 クリントン前国務長官=7日(AP=共同)
 【ワシントン=青木伸行】2016年米大統領選の民主党最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官(67)は8日、長官在任中に私用のメールアカウントを公務に使っていた問題について「間違いだった。申し訳ない。私の責任だ」と初めて謝罪した。

 ABCテレビとのインタビューで表明した。メール問題をめぐり「もっと早く、しっかり質問に答えるべきだった」と指摘。「可能な限り透明であろうと努めている。選挙戦が終わるまでには、人々に信用してもらえると確信している」とも述べ、信頼回復に努力する姿勢を強調した。

 一方では、機密指定されていた情報をやりとりしたことはないと、改めて主張した。

 クリントン氏はこれまで、メール使用の公私を分けるべきだったとしながらも、「私用メールを公務に使うことは、国務省も認めていた」として謝罪を拒んできた。

 しかし、連邦捜査局(FBI)も捜査に乗り出し、メール問題に対する不信感を要因とする支持率に、歯止めがかからないことから、クリントン氏も謝罪に踏み切ったとみられる。

2647チバQ:2015/09/10(木) 21:23:16
http://www.sankei.com/world/news/150910/wor1509100032-n1.html
2015.9.10 11:54
【米大統領選】
マカフィー創業者、新党から出馬





 米セキュリティーソフト大手マカフィーの創業者ジョン・マカフィー氏(69)が9日、2016年米大統領選の出馬に必要な書類を提出した。ロイター通信のインタビューに答えた。自ら立ち上げた「サイバー党」から立候補する。

 マカフィー氏は情報収集活動を通じて国民生活を監視する政府を批判、プライバシー保護強化に取り組むと表明した。

 同氏は「献身的な支持基盤」があり、出馬を望む声が寄せられていたとしている。遊説など通常の選挙活動はせず、テクノロジーを駆使して勝利を見込んでいるという。

 同氏は12年に中米グアテマラ当局に不法入国の疑いで拘束された。(共同)

2648チバQ:2015/09/10(木) 21:36:32
http://www.sankei.com/world/news/150910/wor1509100014-n1.html
2015.9.10 09:06
【米大統領選】
トランプ氏、ライバル候補と異色のタッグ イラン核合意反対で






9日、ワシントンで顔を合わせたトランプ氏(右)とクルーズ氏(AP)
 来年の米大統領選の共和党指名を争う実業家トランプ氏(69)とクルーズ上院議員(44)が9日、イラン核問題の最終合意に反対する集会にそろって登場、ライバル同士が異色のタッグを組んだ。

 ワシントンの連邦議会議事堂前で開かれた集会は保守派運動「ティーパーティー(茶会)」系団体が主催。クルーズ氏が反対を盛り上げるために、支持率首位のトランプ氏を招いた。

 トランプ氏は集会で「こんなひどい取引は見たことない」「間抜けな人々が米国を率いている」とオバマ政権をこき下ろし、クルーズ氏は「破滅的な合意だ。イランの核兵器保有を可能にし、多くの人が死ぬことになる」と非難した。

 党内でクルーズ氏は暴言を繰り返すトランプ氏への批判を控えてきた。同氏が脱落したときに支持者を取り込む思惑もあるとみられる。(共同)

2649チバQ:2015/09/11(金) 20:38:15
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110047-n1.html
2015.9.11 19:39
【米大統領選】
共和党唯一の女性候補フィオリーナ氏が“前座”から昇格、テレビ討論会へ






支持者に手を振るフィオリーナ氏=7日、米ニューハンプシャー州(AP=共同)
 来年の米大統領選に向けた16日の共和党第2回討論会を主催するCNNテレビは10日、主要候補17人のうちゴールデンタイムの部に参加できる11人を発表した。世論調査の支持率で選抜しており、唯一の女性候補フィオリーナ氏が新たに加わった。

 残り10人は実業家トランプ氏やブッシュ元フロリダ州知事ら、8月の第1回討論会と同じ顔触れ。

 フィオリーナ氏はコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者(CEO)。第1回では支持率下位候補による“前座”の部だったが、この場で注目を浴び、支持率が上昇。CNNが同氏に配慮する形で当初予定の10人に追加枠を設けたことにより滑り込んだ。(共同)

2650チバQ:2015/09/11(金) 20:41:44
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110003-n1.html
2015.9.11 06:00
【米大統領選】
共和・トランプ氏ら「イラン核合意、大統領に就任したら破棄する」 選挙の争点に浮上

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9日、米議会前でイラン核合意を批判する不動産王、ドナルド・トランプ氏(加納宏幸撮影)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年実施の米大統領選で、次の大統領はイラン核問題の最終合意を覆すことができるかが争点に浮上している。民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(67)は9日、合意の着実な履行を公約。一方、共和党で首位の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)らは米議会前で開かれた履行阻止を求める集会でオバマ政権を批判した。

 共和党は議会で最終合意を不承認とすることを目指しているが、上院(100議席)で9日までに40人を超える民主党議員が合意への支持を表明。このため共和党は長時間演説による議事進行妨害(フィリバスター)を阻止できる60票以上の賛成を得られず、不承認決議案は廃案となりオバマ大統領が拒否権を行使しなくても合意を履行できることが確実になった。

 大統領選の論戦では、次期大統領として合意の履行を続けるか、撤回するかで意見が分かれている。

 ワシントンの有力シンクタンクで演説したクリントン氏は欧米など6カ国とイランの最終合意「包括的共同行動計画」について、「合意を履行し、イランを抑止し、同盟関係を強化することが大統領としての私の目標だ」と述べた。

 クリントン氏は、合意によってイランが核兵器を取得する道を封じると強調する一方、合意に反してイランが核を持とうとした場合、制裁を復活させるとともに「軍事行動をためらわない」と明言。共和党候補が主張している合意破棄は「海外での米国の信頼を傷付け、米国を弱くするだけだ」と警鐘を鳴らした。

 トランプ氏は9日、共和党候補のテッド・クルーズ上院議員(44)とともに米議会前で開かれた保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)系団体が開いた反対集会に出席。1千人以上の聴衆を前に合意を「人生で、これほど手腕のない交渉は見たことがない」と批判した。

 クルーズ氏は、米軍の最高司令官である大統領を目指す全ての候補は「17年1月20日(の大統領就任日)にこの破滅的な合意をびりびりに破る用意をしておくべきだ」と主張した。

 共和党有力候補ではマルコ・ルビオ上院議員(44)やスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)も合意破棄を主張。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は合意を強く批判しているが、破棄は明言していない。

2651チバQ:2015/09/11(金) 20:42:29
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110025-n1.html
2015.9.11 11:24
【米大統領選】
クリントン氏が首位譲る 初戦舞台の重要州で





 来年の米大統領選の民主党指名争いをめぐり米キニピアック大が10日発表した世論調査結果によると、最初の党員集会が開かれる中西部アイオワ州で無所属のサンダース上院議員(74)が支持率41%で首位に浮上、クリントン前国務長官(67)は40%で次点に後退した。

 調査は8月27日〜9月8日に党員集会に参加する見込みの民主党支持者を対象に実施。1ポイントは誤差の範囲だが、クリントン氏がアイオワで逆転を許したのは初めて。

 長官時代に公務に私用メールアドレスを使っていた問題などによるイメージ悪化が響いているとみられる。アイオワの次に指名争いの舞台となる東部ニューハンプシャー州でもサンダース氏に逆転されており、陣営は態勢立て直しへ早急な対応を迫られそうだ。(共同)

2652チバQ:2015/09/11(金) 20:44:05
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110042-n1.html
2015.9.11 18:24

米中枢同時テロから14年 厳戒態勢の中、各地で追悼式

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911メモリアルミュージアムで、犠牲者を悼み花を手向ける女性=10日、米ニューヨーク(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】2001年の米中枢同時テロから14年となる11日、全米各地で追悼式典が行われる。新たなテロを警戒し厳戒態勢が敷かれる中、遺族らが犠牲者に鎮魂の祈りをささげる。

 約3千人の犠牲者が出たニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビル跡地で行われる式典では、ハイジャックされた1機目がビルに激突した午前8時46分(日本時間午後9時46分)に黙祷を開始。遺族が交代で犠牲者の名前を読み上げる。

 ハイジャックされた3機目が激突したワシントン郊外の国防総省でも式典が行われる。

 一方、4機目が墜落した東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外では9日、飛行機の翼の形をイメージした高さ約12メートルのコンクリート壁を配した見学センターが完成し、遺族や一般客が9、10の両日訪れた。総工費は2600万ドル(約31億円)。全世界から約12万人が寄付を申し出たという。

2653チバQ:2015/09/11(金) 20:44:37
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110044-n1.html
2015.9.11 18:37

同性婚カップルに待った! 米で婚姻証明書拒否相次ぐ 「信仰に反する」と事務官ら“抵抗” 共和党から支援

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(1/3ページ)
 【ニューヨーク=黒沢潤】今年6月に同性婚が最高裁判決で憲法上の権利として認められた米国で、地方の役所の事務官が宗教的信条を掲げて同性カップルへの婚姻証明書の発行を拒む例が目立っている。同性婚への理解が進む一方、同性婚をなおも受け入れられない米社会の宗教土壌を反映する形となっている。

 全米で最も注目されているのは、南部ケンタッキー州ローワン郡の女性事務官、キム・デービスさん(49)が証明書発行を拒んだケース。最高裁判決後も「キリスト教信仰に反する」として拒み続けたため、男性カップルに訴えられた。

 デービスさんは「私にとってこの件はゲイやレズビアンの問題ではなく、『神の言葉』を支持するかどうかの問題だ」などと主張したが、連邦裁は3日、収監を決定。宗教保守派が連日、抗議デモを展開したこともあり、8日に釈放された。連邦裁はデービスさんに対し、部下の証明書発行を妨げないよう命じた。

 同性婚に批判的な姿勢を示す共和党からはこの間、デービスさんを支援する動きが出た。2016年の大統領選に出馬表明したテッド・クルーズ上院議員は収監先を訪れて激励。同じくマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事も釈放に立ち会い、「良心を曲げなかった」などとたたえた。

 ケンタッキー州以外にも証明書発行を拒む例が目立つ。南部テキサス州では、フード郡の事務官が発行を拒絶。連邦裁は7月、最高裁判決に基づいて発行を命じた。事務官は命令を不服としているが、部下には発行を認めているという。

 南部アラバマ州でも、少なくとも9つの郡の事務官が発行を拒否した。ある事務官は米NBCテレビに対し、「最高裁の判決は不満だ。失うものは何もない」と述べ、当面は拒否を貫く姿勢を示している。南部ノースカロライナ州でも同様の動きがある。

 かたくなな宗教信条を持つ事務官らを支えているのは、「自由評議会」(南部フロリダ州)や「自由防衛同盟(ADF)」(南部アリゾナ州)といった宗教団体だ。ADFは既存の法律を尊重しつつ、宗教信条の実現を目指す“現実派”だが、自由評議会は公権力との対決をいとわない“強硬派”という。

 一方、ロイター通信の世論調査によれば、「同性カップルに婚姻証明書を発行すべきでない」と答えた米国民は29・8%にとどまる。「発行すべき」が59%と大きく上回り、米国内で同性婚への理解が着実に進んでいることも確かだ。

2654チバQ:2015/09/12(土) 17:09:05
>>2572
ベスト10に入れず
http://www.asahi.com/articles/ASH9D2S2PH9DUHBI00B.html
米大統領選、共和党のペリー氏が撤退表明 支持率低迷
ワシントン=佐藤武嗣2015年9月12日16時08分
2016年の次期米大統領選に向けた共和党候補の指名争いに名乗りを上げていたリック・ペリー前テキサス州知事(65)は11日、「選挙活動を中断する」と述べ、選挙戦から撤退する意向を表明した。資金力不足に加え、最近の世論調査で支持率が低迷していた。

 ペリー氏はミズーリ州で演説し、選挙活動の中断を発表したうえで、「共和党を信頼できる人に託し、私は身を引く。未練はない」と述べた。次期大統領選で撤退表明したのはペリー氏が初めてで、共和党内の候補者数は16人となった。

 ペリー氏は12年の大統領選にも出馬。今回が2度目の挑戦だったが、直近のCNNの世論調査で支持率は0%だった。党内で首位を走る実業家のドナルド・トランプ氏から度々、人格をやゆするような発言で攻撃されたペリー氏はこの日、トランプ氏を念頭に「保守運動は常に主義に基づくものであって、人への中傷ではない。我が党の指名候補は主義を具体化しなければならない」と述べ、牽制(けんせい)した。(ワシントン=佐藤武嗣)

2655チバQ:2015/09/12(土) 17:18:27
http://www.afpbb.com/articles/-/3060099
リック・ペリー氏、米大統領選の共和党指名争いから離脱
2015年09月12日 09:47 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月12日 AFP】2016年米大統領選の共和党候補者指名争いに名乗りをあげていたリック・ペリー(Rick Perry)前テキサス(Texas)州知事が11日、選挙活動を中止することを発表した。混戦状態となっている今回の同党候補者指名争いで活動を中止したのは同氏が初。

 次期大統領選で共和党からは17人が名乗りを上げ、同氏は支持率で13番目につけていたペリー氏は、ミズーリ(Missouri)州セントルイス(St. Louis)で開かれた公開討論会で、「本日、私は米大統領選の選挙運動を中止する」と発表し、「国民や保守派の要請に耳を傾けている限り、わが党は安泰だ。それが分かっているので、私は退く」と述べた。

 ペリー氏は、同じく大統領選に共和党から立候補している不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と、公然と対立した候補者の一人だった。対立候補をあざけるトランプ氏のふてぶてしい態度や性格は、次期大統領選で話題をさらっている。

 ペリー氏は7月に、トランプ氏は「保守主義のがんであり、狭量な政治活動に転移しかねない」と激しく非難していた。(c)AFP

2656とはずがたり:2015/09/14(月) 07:22:58
米国だけど米国じゃない プエルトリコ、財政破綻の悲哀
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASH9441TGH94UHBI00F.html
09月13日 21:14朝日新聞

 カリブ海の米自治領プエルトリコが、財政破綻(はたん)に苦しんでいる。8月に債務が返せなくなり、「米国版ギリシャ」と不安視される状況だ。州でもなく独立国でもない「中ぶらりん」な立場が事態の悪化につながった、と島民は言う。小さな島の実情を記者が探った。

■「経済的には途上国なのに」

 青い海とヤシの木。リゾート地と見まがう首都サンフアンの広場にプエルトリコ自治領の議事堂は立つ。目の前に掲げられていたのは、「ノーモア・タックス(もう税金はいやだ)」と書かれた横断幕だった。

 座り込みを続けていた労働組合員のディオニシオ・シントロンさん(52)は、国家ではなく自治領であることが現在の苦境をもたらした、と言う。

 「米国の内側でも外側でもない。中ぶらりんだから打つ手がないんだ」

 税収減にもかかわらず、手厚い社会福祉政策を続けたことが危機の原因とされる。一方で、危機の陰に米国の姿が見え隠れする。

 マクドナルド、ウォルマート……。島内には米本土の企業の看板が目につく。競争に負けた地元の小売業は衰退した。一等地にも営業していないガソリンスタンドやシャッターが閉まったビルが目立つ。

 周辺のカリブ諸国に比べて割高な米国の最低賃金が適用されるため、輸出競争力も弱い。雇用者数は10年前から2割減った。

 2005年から4年間、自治政府トップの知事を務めたアニバル・アセベドビラさん(53)によると、さらに米国の政策変更が痛手になった。プエルトリコでは企業への米連邦税が免除されていたため、多くの米企業が製造拠点を作った。06年にその優遇が廃止された。「投資を呼び込む道具を失った後も、成長を見込んで借金を重ねた」

 元知事は自らの責任を認めつつ、「米国も責めを負うべきだ」と言う。

 「経済的には途上国なのに、世界一の経済大国の規制や法律に従わなければならない。競争に勝てるはずがない」

■本土に憧れ、人口流出

 米国だが米国ではない。それが、自治領であるプエルトリコの立場だ。

 19世紀末の米国とスペインの戦争の結果、米国領になった。1952年に自治権を得た。住民は米国籍だが、連邦所得税の納税義務も米大統領選の投票権もない。五輪には独自の代表チームを送る。多くの島民はスペイン語しか話さない。

 3年前、「州への昇格」と「独立」のどちらを支持するかを問う住民投票があった。米国の51番目の州になることを支持する人が多数派だった。

2657とはずがたり:2015/09/14(月) 07:23:39
>>2656-2657
 精神的には独立を願うが、米国籍を失うことは恐れる。それが平均的なプエルトリコ人の胸の内だ――。プエルトリコ・インターアメリカン大学法学部のフリオ・マルドナード教授(50)はそう考える。

 プエルトリコ大学教授で、独立を目指す市民運動の共同代表も務めるフリオ・ペレスさん(64)は、米本土への「人口流出」を懸念する。

 スポーツで米国人選手を負かすと大喜びする半面、若者は米本土に憧れる。2010年の国勢調査では、本土に住むプエルトリコ人が400万人を超え、島の人口を抜いた。失業率の上昇で、米軍への志願者も増えている。

 「普段は意識しにくいが、実際は米国の植民地。それがプエルトリコの現実」。経済危機を機に米本土との一体化が進むのか、自立の機運が高まるのか。ペレスさんも見通せない。

■基地の傷痕、沖縄から視察

 プエルトリコの中に、さらに「見捨てられた島」がある。サンフアンから軽飛行機で東に30分、サンゴ礁に囲まれたビエケス島だ。

 11年前まで、島の7割が米海軍基地だった。実弾演習が行われ、島民は限られた地域で生活していた。

 99年、米軍機の誤爆で市民が犠牲になり、反対運動が激化。米国は基地の撤退を決断し、2004年までに閉鎖された。

 「米国もプエルトリコ政府も、その後何ら手を打っていない」。島のラジオDJ、ロバート・ラビンさん(61)は嘆く。経済危機は離島ほど厳しいという。

 基地の後遺症も色濃い。島の周囲の海には不発弾が沈み、山には爆弾による穴がクレーターのように残る。環境汚染も放置され、健康被害が懸念される。

 同様に米軍基地を抱える沖縄から、視察と交流のために県民らが島を訪れたことがあるという。「沖縄の苦境はビエケス島に似ている」とラビンさんは言う。「沖縄の基地を放置している日本は、まるでプエルトリコじゃないか」(サンフアン=真鍋弘樹)

     ◇

 《プエルトリコの財政破綻》 経済低迷から財政危機に陥っていたプエルトリコのガルシア知事は6月、「約720億ドル(約8・6兆円)に上る公的債務を返せない」と表明。8月3日には借金の一部しか返済できず、事実上のデフォルト(債務不履行)となった。

 債務額は、同様に財政破綻したデトロイト市を上回る。また自治領は、連邦破産法による債務再編は認められていない。高利回りや税制優遇を理由に「プエルトリコ債」を大量保有する米投資ファンドなどに損失が広がって金融不安につながる恐れが指摘された。

 9月には一部の債務削減で投資家と合意したものの、米国や世界の経済を揺るがす金融危機の引き金となる可能性も否定できず、「米国版ギリシャ」と呼ばれている。

2658チバQ:2015/09/14(月) 20:52:30
http://www.sankei.com/world/news/150914/wor1509140002-n1.html
2015.9.14 07:00
【アメリカを読む】
政治の素人・トランプ氏らを後押しする反ワシントン感情 ティーパーティも熱狂





(1/4ページ)

支持者の求めに応じて、いっしょに写真に収まる元神経外科医のベン・カーソン氏(左)。来年の米大統領選をめぐって乱立状態の共和党候補たちの中で、支持率が2位に浮上し、「静かな台頭」ぶりをみせている=8月27日、アーカンソー州リトルロック(AP)
 米大統領選で民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら政治経験のある候補が伸び悩んでいる。「ワシントン政治」への異議申し立ては今に始まったことではないが、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が共和党の候補指名争いで独走しているのは、民主、共和両党の政争に不満を持つ人々が「政治の素人」に引き付けられているからではないか。

茶会系も熱狂

 「私はティーパーティーでも大きくリードしている。ティーパーティーが大好きだ。立ち上がって拍手に応えてくれ」

 音楽の街、米南部テネシー州ナッシュビルのライブ会場でトランプ氏が約1000人の聴衆に呼び掛けると、半数ほどが立ち上がって盛大な拍手を受けた。

 保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)は米議会での共和党躍進を支えてきた。会場にいた茶会系の男性(50)は彼らが穏健派とみるジョン・マケイン上院議員(79)を候補にした2008年、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(68)を選んだ12年の大統領選を挙げて「ひどい間違いをした。疲れた米国に必要な変化をもたらすのは実業家のトランプ氏だ」と興奮気味に語った。

米国南部のメキシコとの国境に不法移民を防ぐため「万里の長城」を築き、中国や日本との貿易不均衡を正すという政府の介入を前提とするトランプ氏の主張は、「小さな政府」を志向する茶会の理念と相いれない。だが、不法移民の排斥を主張するポピュリストの側面が支持につながっているようだ。

 トランプ氏がいうように、米モンマス大学(ニュージャージー州)の世論調査によると、共和党支持層のうち茶会系の36%がトランプ氏を支持すると答えてトップに立ち、2位の元神経外科医、ベン・カーソン氏(63)の19%、3位のテッド・クルーズ上院議員(44)の17%を上回った。

 茶会系の後押しで当選したクルーズ氏は、オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)に反対する21時間超の演説で13年秋の政府機関閉鎖につなげた「茶会の寵(ちょう)児(じ)」。そのクルーズ氏もトランプ氏への追い風は無視できず、さまざまな政策で共同歩調を取る戦略をとっている。

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もう一人の「反乱」

 トランプ氏と同じように世論調査で好調なのが政治経験のないカーソン氏だ。貧困層から医師になった黒人のカーソン氏は、頭部が結合した双生児の分離手術に成功するなどして有名になった。とつとつと諭すような穏やかな語り口はトランプ氏とは対照的で、宗教保守層などから好感されている。

2659チバQ:2015/09/14(月) 20:52:49
 このところ、世論調査でブッシュ氏を抑えてトランプ氏に次ぐ2位を占め、共和党候補を決める来年の予備選・党員集会で初戦となるアイオワ州ではトランプ氏と並ぶ支持を受ける。

 モンマス大調査では好感度は69%で、トランプ氏の59%、ブッシュ氏の41%を上回る。候補がトランプ氏との2人に絞られた場合、トランプ氏を上回る支持を受けられるのはカーソン氏だけだということも分かった。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは「ベン・カーソンの反乱」と題した社説で「共和党の有権者はあらゆるやり方でワシントンや政治家にはうんざりさせられていると表現してきたが、怒れる大統領候補を欲しているわけではない」とし、カーソン氏の「静かな台頭」に注目すべきだとしている。

実績を問われる共和党

 共和党はオバマ政権のリベラルな政策に異議を唱え、上下両院の議席を増やしてきた。昨年11月の中間選挙でいずれも過半数を占めたが、1年近くの実績はどうだっただろうか。

 多くの候補が撤回すると主張していたオバマケアは続き、イスラエルとともに強く反対していたイラン核問題の最終合意も履行される公算が大きい。キューバとの国交も回復された。

 これでは、有権者の3分の2に当たる67%が、政治経験者よりも「外部からワシントンに新しい手法をもたらす人物」を望んでいるという事実(モンマス大調査)にも納得がいく。

 ファーストレディー、上院議員、国務長官を務めたクリントン氏が「ワシントン」から逃れることはできない。ブッシュ氏も兄のジョージ・W・ブッシュ前大統領によるイラク開戦のくびきを負う。行き場を失った「反ワシントン」感情がトランプ、カーソン両氏のような非政治家に向かっている。(ワシントン支局 加納宏幸)

2660チバQ:2015/09/14(月) 20:53:21
http://www.sankei.com/premium/news/150911/prm1509110001-n1.html
2015.9.11 06:00
【アメリカを読む】
中絶胎児の臓器売買疑惑 共闘が徹底追及 大統領選の争点にも…





(1/4ページ)

臓器売買疑惑が浮上した非営利組織「全米家族計画連盟(PPFA)」が関連する医療機関の前で、プラカードを掲げ合うPPFAの支持者と糾弾する人々。疑惑追及には中絶の是非も絡み、大統領選の争点になるとの見方もある=7月28日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア(AP)
 米国の医療関連の非営利組織「全米家族計画連盟(PPFA)」が臓器売買に関わっているとされる疑惑が浮上している。PPFAは全米700拠点で乳がん検診や妊娠検査、妊娠中絶措置などの医療行為を行っているが、7月、PPFA幹部が関連医療機関で中絶された胎児の臓器の価格交渉をしているとされる隠し撮り動画がインターネット上で公表された。中絶自体に否定的な保守層からは、疑惑の徹底究明を求める声が噴出。共和党は連邦政府からPPFAへの補助金を打ち切るべきだとの主張を展開し、大統領選の争点になるとの見方も出ている。

隠し撮り動画公開

 隠し撮り動画はカリフォルニア州の市民団体が7月14日にインターネット上で公開した。市民団体は臓器買い取りを希望する医療機関の関係者を装ってPPFAに接触し、PPFA幹部が「臓器1つ当たり30〜100ドル」と価格を示唆する様子を撮影した。21日に公開された動画では別の幹部が100ドルを提示し、「私は(高級車の)ランボルギーニが欲しいの」と冗談を口にしている。

 また幹部らは動画の中で、中絶時に胎児の臓器を傷つけないために特殊な中絶方法をとることにも言及している。市民団体は「臓器の売買や、PPFAが用いている特殊な中絶方法は違法行為にあたる」と主張。8月25日までに合計8本の隠し撮り動画を公開し、PPFAへの批判を強めている。しかしPPFAは「臓器は合法的に研究用に寄付されており、利益は得ていない」と反論。「公開された隠し撮り動画は意図的な編集が加えられており、実際の発言をゆがめている」として、市民団体に対して編集前の動画をカリフォルニア州の司法当局に提出するよう求めている。

背景に中絶への忌避感

 PPFAの問題が注目を集める背景には、米国社会における中絶に対する忌避感がある。1973年の連邦最高裁判決は女性による中絶を憲法上の権利とし認めたものの、信仰や倫理上の理由で胎児の生命の尊さに重きを置く、「プロ・ライフ」の立場からの反発は根強い。テキサスなど保守色の強い州では、中絶を行う医療機関に対する規制を強化したり、中絶を行う際の手続きを厳格化するなどして、中絶を実質的に難しくするような環境整備を進めようとする動きがある。

 こうした対立は隠し撮り動画を公開した市民団体の動機にも絡んでいるとみられている。市民団体は自らを「医療における倫理や進歩について関心がある市民ジャーナリストのグループ」としているが、PPFAは市民団体を「反中絶の活動家たち」と呼び、市民団体の真の目的は臓器売買疑惑をでっちあげることで中絶自体を否定することにあるとの見方を示唆している。

2661チバQ:2015/09/14(月) 20:53:41
補助金年間610億円

 一方、議会ではPPFAが連邦政府から年間5億ドル(約610億円)の補助金を受け取っていることが問題視され、下院エネルギー・商業委員会が調査を開始。2016年の大統領選挙で共和党からの候補指名を目指すテッド・クルーズ上院議員(44)やランド・ポール上院議員(52)は、9月から始まる16会計年度(15年10月〜16年9月)の予算審議で、PPFAへの補助金を認める予算措置には応じられないと主張する。審議の混乱で予算が9月末までに成立しなければ、13年以来の政府機関閉鎖につながる恐れも出ている。

 クルーズ氏やポール氏の発言には、プロ・ライフの立場への共感が強い保守層の支持を集めようという狙いがあることは明らかだ。共和党内での両氏のライバルであるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)も「極めて深刻な政治問題だ」として事態の究明を促している。

 これに対して民主党サイドからはPPFAへの批判は目立たない。上院(定数100)では8月3日、共和党主導でPPFAへの補助金をカットする法案について投票が行われたが、民主党議員の多くが反対に回った結果、賛成は53票にとどまり、議事進行に必要な60票に届かなかった。エリザベス・ウォーレン上院議員(66)=民主党=は一連の問題を「保守派による女性の権利に対する手の込んだ攻撃だ」と批判している。

 民主党からの大統領候補指名を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(67)も「誇りを持ってPPFAを支持する。女性の権利を守るための戦いをやめない」と表明済み。共和党との立場の違いを鮮明にする戦略をとっている。(ワシントン支局 小雲規生)

2662名無しさん:2015/09/16(水) 21:00:46
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/173
慰安婦像決議懸念の橋下市長書簡、米市議会が審議資料で採用 拒否権発動要請の書簡も発送へ
2015年9月16日 18時52分 産経新聞

 米カリフォルニア州サンフランシスコ市議会に提案された慰安婦碑または像の設置を支持する決議案をめぐり、姉妹都市の大阪市の橋下徹市長は16日、「戦場の性の問題」について日本の事例のみ取り上げることへの懸念を表明した橋下市長名の公開書簡が、サンフランシスコ市議会の審議資料として採用されたと発表した。

 橋下市長は「公開書簡を読んで適切な判断をしていただきたい」と述べ、決議案が採択された場合にはサンフランシスコ市長が拒否権を発動するよう求める書簡を新たに発送する考えも示した。決議案は17日に委員会審議が始まり、22日の本会議で採決される予定。

 決議案は、慰安婦について「日本帝国軍に拉致されて」「強制的に性的奴隷にされた」「20万人」などと表記。橋下市長は公開書簡で、碑や像にも「間違った事実が刻まれるのではないか」と懸念を伝えていた。

2663チバQ:2015/09/16(水) 23:30:21
http://www.47news.jp/47topics/e/269115.php
米大統領選】古参政治家に若者熱狂 クリントン氏脅かす
 来年の米大統領選で無所属ながら民主党指名争いに参戦したバーニー・サンダース上院議員(74)が、重要州でヒラリー・クリントン前国務長官(67)と互角の支持率を獲得した。米議会で最左派に位置し「社会主義者」を自称する異色候補だが、その古参政治家のメッセージに若者たちが熱狂している。

 「いくつも仕事を掛け持ちしても、子どもを大学にすらやれないのはおかしい。もう金持ちに独り占めにはさせない」。南部サウスカロライナ州ロックヒルの大学講堂で12日夜に開かれた集会。1時間20分にわたった演説を、あどけなさの残る学生ら3千人が席を立つことなく聞き入った。

 最近の世論調査でサンダース氏は来年2月に最初の党員集会が開かれる中西部アイオワ州でクリントン氏に1ポイント差の41%の支持率で首位に立った。アイオワの次に指名争いの舞台となる東部ニューハンプシャー州でも逆転している。

 富裕層への徹底課税、最低賃金引き上げ、大学無料化―。「政治革命」を訴える大胆な公約は、伝説上の義賊になぞらえ「ロビンフッド」ともやゆされるが、私欲を感じさせない姿勢が既存政治に幻滅するリベラル層を引きつけているようだ。

 選挙ボランティアに加わった地元男性(22)は「(世界金融の中心地)ウォール街と関係が深いヒラリーと違って、サンダースは企業の金に汚されていない」と語る。

 しかし、前途は険しい。世論調査での支持基盤は白人に偏っており、黒人やヒスパニック(中南米系)の間での知名度は低い。支持を伸ばすアイオワ、ニューハンプシャー両州は地元バーモント州同様、白人が人口の9割前後。黒人が約28%を占めるサウスカロライナ州での遊説は南部州攻略に向けた第一歩だったが、参加者は白人がほとんどだった。

 さらに若者の“バーニー現象”が票に結びつくかは即断できない。集会会場となったウィンスロップ大のスコット・ハフモン教授(政治学)は「ふだん政治に参加しない人々が熱狂的に支持している。彼らを最後まで動員できるかどうかで強みにも弱みにもなる」と指摘した。
 (ロックヒル共同=井上智太郎)
2015/09/16 11:02

2664チバQ:2015/09/18(金) 05:32:02
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150918/mca1509180500014-n1.htm
TPP交渉、「漂流」懸念と紙一重 カナダ総選挙控え決着急ぐ (1/2ページ)
2015.9.18 05:00

 TPP交渉が、大筋合意に向けて再び動き出した。日米など交渉参加国は月末から来月初めにかけ開く閣僚会合を今度こそ「最後の会合」としたい考えだ。ただ、交渉は知的財産の新薬データ保護期間など残された課題で参加国間の溝を埋めきれる保証はなく、「漂流」する懸念と紙一重の状況に変わりはない。

 「交渉はだいぶ良い方向に進んでいる」。日本の交渉関係者は17日、今回の閣僚会合での大筋合意に自信を示した。

 交渉参加国が閣僚会合の開催を急ぐのは、主要参加国の一つであるカナダで10月19日に総選挙が予定されているためだ。政権交代となった場合、これまでの交渉がほごにされる恐れがあり、選挙前に大筋合意を取り付けたいとの判断があった。

 甘利明TPP担当相も、カナダの総選挙までに大筋合意できなかった場合は「(交渉が)年単位の時間を要する事態になることを危惧している」と危機感を示していた。

 ただ、交渉は依然、楽観できないのが実情だ。

 7月末に米ハワイ州で開かれた閣僚会合では、新薬データ保護期間について米国が12年、オーストラリアなどは5年を主張。乳製品ではニュージーランドが日本や米国、カナダに大幅な市場開放を要求した。自動車では、関税撤廃の前提となる部品生産国に関するルール「原産地規則」をめぐって、メキシコやカナダが参加国内からの部品調達比率を62.5%、日本が40%台とするよう求めた。

 新薬データ保護期間の鍵を握る豪州では、15日に首相が交代したが、交渉筋は「新首相は前首相の側近で、継続性からいえば問題ない」としている。だが、米国との対立解消に向けた調整が進んでいないという。乳製品でも、ニュージーランドの説得は「もう少し時間がかかる」という状況だ。原産地規則も9〜11日に米ワシントンで開かれた事務レベル協議で決着がついていない。

 閣僚会合の開催まで残された時間が少ない中、対立点の隔たりを実務レベルでどこまで埋められるかが焦点となる。

2665とはずがたり:2015/09/18(金) 09:05:44
>>2663
イギリスに引き続いての左派旋風なりますかねぇ。。

2666名無しさん:2015/09/19(土) 07:32:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150918-00010000-wired-sci
「自作の時計」で逮捕されたイスラム系高校生、ネットのヒーローに
WIRED.jp 9月18日(金)6時30分配信

テキサス州アーヴィングにあるマッカーサー高校に通う1年生のアーメド・モハメドは、自作の作品で工学科の教師を感心させたかった。それはアーヴィングの自宅でたった20分間で作ったものだった。しかしそれは、手錠をかけられ、警察に逮捕されることにつながってしまった。

今回の逮捕を最初に報じた『Dallas Morning News』紙によると、作品を見せられた若い工学科の教師は、「よくできた装置」だと言ったものの、他の教師には見せない方がいいと注意したという。

モハメド君にとって状況がまずい方向に進んだのは、英語の授業中に、バックパックに入れていた時計がビーッという音を発し、英語の教師が時計を没収したときだった。その後モハメド君は、学校の関係者およびアーヴィング警察から尋問を受けた。
モハメド君の父親、モハメド・エルハッサン・モハメドは、息子は、その名前と「911のせいで不当な扱いを受けた」と述べた。

モハメド君は警察で指紋を採られたが、犯罪には問われないことになった。アーヴィング警察のラリー・ボイド署長は9月16日(米国時間)に行われた記者会見で、「今回の件は解決したと考えている」と語った。

モハメド君は今回の災難について、Twitterに「@IStandWithAhmed」というアカウントをたてている。

この件がネットで広まり、支援の声が集まったことに対して、モハメド君は16日に次のようにツイートした。「支援してくれてありがとう。イスラム教徒の少年のことなんて、誰も気にかけないだろうと思ってたよ」

モハメド君のところには、マーク・ザッカーバーグやヒラリー・クリントンといった人物からも、思いがけない支援が多数届いた。ザッカーバーグは、「アーメド君、フェイスブックを訪れたいと思ったら、ぜひ会いたいと思う。ものづくりを続けてほしい」と同社の個人ブログに投稿した。

だが最も驚いたのは、16日の正午ごろ、バラク・オバマ大統領のツイッター・アカウントがモハメド君に招待状を送ったことだろう。

DAVID KRAVETS

2667チバQ:2015/09/19(土) 10:25:03
http://www.asahi.com/articles/ASH9K6G0YH9KUHBI02Q.html
米の新幹線計画、中国が参加 ラスベガス・LA間
北京=斎藤徳彦2015年9月17日23時27分
 米ラスベガスとロサンゼルス近郊を結ぶ高速鉄道(新幹線)計画に、中国の企業連合が参加することが17日、明らかになった。今月下旬の習近平(シーチンピン)主席の米国訪問を控え、経済分野での協力関係を示す象徴にするねらいがありそうだ。

 中国国営新華社通信によると、共産党の経済政策担当幹部が17日、国営の「中国鉄道総公司」を中心とした企業連合が米国側との合弁でプロジェクトを手がけることに合意した、と報道陣に語った。ラスベガスから、ロサンゼルスのあるカリフォルニア州南部までの約370キロを時速250キロ程度で結ぶ計画で、来秋の着工をめざすという。

 高速鉄道の総延長が世界一の中国は、政府ぐるみで鉄道事業の海外輸出に注力している。米国でのプロジェクト参画は初めてで、他国での受注にもはずみがつくとの期待も広がる。(北京=斎藤徳彦)

2668名無しさん:2015/09/19(土) 16:42:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150919-00044818-jbpressz-n_ame
選挙戦の不正で、あの「反日」米国議員が窮地に
JBpress 9月19日(土)6時0分配信

 米国連邦議会下院のマイク・ホンダ議員(民主党)は、日本でも最も知名度の高い米国政治家の1人と言ってよいだろう。2007年に慰安婦問題で日本を糾弾する決議を下院で採択させた張本人である。

 そのホンダ議員が選挙活動での一連の不正行為の容疑により、議会当局の倫理調査部の聴取や査問を受けている。その結果は同議員の政治生命を大きく左右することになりそうだ。

■ 安倍首相の米議会演説でも内容を非難

 ホンダ議員はカリフォルニア州議会議員だった1990年代から「日本の戦争犯罪」を追及してきた。ただしその追及は、同じカリフォルニア州に本部をおく中国系の反日組織「世界抗日戦争史実維護連合会」(略称「抗日連合会」)に指導され、資金面でも支援をされてきた。抗日連合会は在米中国人を指導部中枢とし、中国の政府や共産党とも密接なつながりがある。

 ホンダ氏は2001年1月に連邦議会の下院議員に就任した。前年の選挙戦では、抗日連合会の幹部たちがこぞって選挙資金を寄付していた。ホンダ氏は下院議員に就任すると、慰安婦問題を日本の国家犯罪とみなして日本政府に謝罪を求める非難決議案を即座に提出した。

 同決議案は当初は議会指導部から優先的に取り上げられることはなく審議に回されなかった。しかしホンダ議員は毎会期、同じ議案を提出し続け、2007年の議会で民主党が下院の多数を大きく制すると同決議案も推進されることとなった。

 ホンダ氏は日系3世の米国人だが、韓国系、中国系との絆が強く日本を糾弾する言動が多い。今年4月末の安倍晋三首相の米議会演説でも、その内容を非難する数少ない議員の1人であった。

■ 下院議員選挙キャンペーン中の不正活動とは

 さてAP通信など米国の複数のメディアによると、議会倫理調査部が、ホンダ議員とそのスタッフが2014年の下院議員選挙キャンペーン中に以下のような不正活動をした容疑を指摘したという。

 ・ホンダ議員事務所は、1000人から各1000ドルの選挙寄付を集める活動「千羽鶴作戦」を進めるにあたり、議員として本来の立法活動を進めるための資金や労力を頻繁に投入し費やした。

 ・立法活動の一環として国務省の南アジア担当高官を選挙区に招きインド系有権者と懇談させる催しで、参加者に選挙資金の寄付を求めた。

 ・ホンダ議員事務所のスタッフは観光地で頻繁に会合を開催した。本来は立法活動を検討するはずの会合だったが、選挙寄付集めの作戦の打ち合わせばかりしていた。

 ・ホンダ議員は、知り合いの有権者がある国を訪問するためのビザ取得に協力し、その見返りとして選挙資金の寄付を求めようとした。

 以上のような容疑が立証されると、選挙や倫理に関する連邦法に違反することになるという。

 議会倫理調査部は、ホンダ議員事務所に提出を求めたメール記録など合計1400ページの資料、さらにはホンダ議員、そのスタッフたちからの事情聴取を基に、上記の容疑を「事実だと信ずる顕著な理由がある」と結論づけた。

 今後の調査でこの案件は下院倫理委員会にかけられ、下院全体として公式調査を行う可能性も高まっている。最悪の場合は、ホンダ議員への懲戒や懲罰の処分も考えられる。

 連邦議会選挙を専門に研究するバージニア大学のカイル・コンディック教授は、ホンダ議員のこうした状況について「連邦議会下院全体の中で、ホンダ氏は議席を失う危険が最も高い議員の1人だと言える」と論評した。

2669名無しさん:2015/09/19(土) 16:43:24
>>2668

■ 若手ライバルの登場で多額の選挙資金が必要に

 ホンダ氏はカリフォルニア州第15選挙区でそれまで7回連続当選してきた。そのホンダ氏が2014年の下院議員選挙で資金集めに必死となったのには明確な理由があった。同じ民主党のロー・カナ候補の激しい挑戦を受けたからである。ホンダ議員の選挙区は人口の変化などで再区分され、2013年からカリフォルニア州第17選挙区に変えられた。その第17選挙区でカナ候補にチャレンジされたのだった。

 現在74歳のホンダ氏に対してカナ氏は39歳、インド系米国人の気鋭の弁護士である。過去の大統領選挙ではオバマ陣営に入り、オバマ政権では商務次官補も務めた。

 民主党内はホンダ、カナ両候補の支持で二分され、激しい選挙戦となった。そのうえホンダ氏を長年支持してきた抗日連合会もカナ候補支援に回ってしまった。民主党候補を決める予備選ではホンダ氏が勝ったが、カナ候補は第2位となったため、2014年11月の本選挙でも立候補の資格を得た。

 両候補の選挙運動の激しさは、当時「全米でも最も多額の選挙資金が投入されたキャンペーン」と評されるほどだった。ホンダ陣営では選挙資金の調達に全力を投入し、しかもカナ陣営に回りそうなインド系有権者たちにも積極的に働きかけた。本選挙の得票はホンダ氏が6万9000票、カナ氏が6万4000票という大接戦となり、ホンダ氏はなんとか勝利をおさめた。

 今回の倫理調査がホンダ議員の将来にどう影響するかはまだ不明だが、カナ氏は2016年の連邦議会選挙でホンダ議員に再チャレンジする意向をすでに明確にしている。長年の日本叩きで知られてきたホンダ議員の命運がどうなるのか、日本側としても大いに気になるところである。

古森 義久

2670名無しさん:2015/09/20(日) 10:55:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091900287
オバマ氏、初の「アジア第一」大統領=今後も最重要地域に-米調査機関幹部

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの国際経済世論調査部門の責任者ブルース・ストークス氏は19日、東京都内で開かれたシンポジウムで、米国がアジア太平洋に戦略の重心を移す「リバランス(再均衡)政策」に関連し、「オバマ大統領はアジアを第一に考える最初の大統領だ」と指摘した。その上で、今後の大統領もアジアを世界で最も重要な地域と見なす傾向は続くとの認識を示した。
 3〜5月に米国で実施した世論調査では、半数以上が日本を含むアジアの同盟国と中国の紛争で軍事力を行使すべきだと回答。共和党支持者では68%が賛成したのに対し、民主党支持者は49%にとどまった。「民主党支持者は軍事活動が増えることへの懸念があるためだ」と説明した。
 別の調査では、米国で日本重視の傾向が高まっていることが明らかになった。ストークス氏は、背景には中国への警戒感があると指摘した。一方で、経済面では日本より中国を重視する回答が上回った。「中国は経済的な将来性があるため、対中関係を犠牲にしたくないと考えている」と分析した。 (時事)(2015/09/19-19:26)

2671とはずがたり:2015/09/22(火) 21:02:08

米、シリア難民など10万人受け入れ方針…来年
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E9%9B%A3%E6%B0%91%E3%81%AA%E3%81%A9%EF%BC%91%EF%BC%90%E4%B8%87%E4%BA%BA%E5%8F%97%E3%81%91%E5%85%A5%E3%82%8C%E6%96%B9%E9%87%9D%E2%80%A6%E6%9D%A5%E5%B9%B4/ar-AAeAOQG
読売新聞 6 時間前

【ベルリン=井口馨】中東などから難民が流入している問題をめぐり、ケリー米国務長官は20日、訪問先のベルリンで、2017会計年度(16年10月〜17年9月)に年間計10万人の難民を受け入れる方針を示した。

ドイツのシュタインマイヤー外相と会談した後の記者会見で明らかにした。

ロイター通信などによると、現在の難民受け入れの上限は7万人で、米政府は16会計年度には8万5000人とする意向。多くはシリア難民で、アフリカの紛争地域から逃げてきた人々も含まれる見込みだ。

2672チバQ:2015/09/23(水) 19:30:39
>>2460>>2572>>2598
初期にはかなりの有力候補だったが脱落
http://www.sankei.com/world/news/150922/wor1509220041-n1.html
2015.9.22 19:39
【米大統領選】
米共和党のウォーカー氏、支持率低迷で指名争いから脱落 選挙戦の構図に変動

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記者会見するウォーカー米ウィスコンシン州知事=21日、同州マディソン(AP=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)は21日、次期米大統領選に向けた同党の候補指名争いに関する活動を中断すると発表した。同氏は、一時は有力候補の一角を占めていたが、移民問題などで発言のブレが問題視され、支持率が低迷していた。大統領選から脱落するのはリック・ペリー前テキサス州知事に続き2人目で、同党候補は15人に減った。

 ウォーカー氏は同州での記者会見で「選挙運動を中断する」と述べた。選挙戦が個人攻撃に集中していることが理由だという。世論調査で首位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を念頭に、他候補に「先頭走者に代わる前向きで保守的な選択肢」を提示するよう期待を示した。

 ウォーカー氏は今年3月前後、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新世論調査の平均で当時、最有力視されていたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)を上回る人気があった。

 ただ、トランプ氏、元神経外科医ベン・カーソン氏(64)ら「非政治家」が支持を拡大する一方、知事や上院議員といった政治家や政治経験者が低迷。ウォーカー氏も支持を失った。CNNテレビなどの世論調査で3月中旬にブッシュ氏(16%)に次ぐ13%だった支持率は9月上旬に5%まで下落。16日の第2回討論会を受けた世論調査(20日発表)では1%未満に落ち込んでいた。

 同調査では、9月上旬に1位だったトランプ氏、2位だったカーソン両氏の支持率もそれぞれ8ポイント、5ポイント下落。代わりに、同党唯一の女性候補であるコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61)が15%(12ポイント増)となり2位に食い込んだ。

 フィオリーナ氏は討論会の評価を尋ねる設問で52%から「最高」との回答を得て首位に立ち、一方、「最低」のトップはトランプ氏の31%。討論会前にトランプ氏から「あの顔を見ろ。投票するやつがいるのか?」と侮辱されたフィオリーナ氏が、「全米の女性がトランプ氏の発言をはっきりと聞いた」と決然と切り返したことなどが好感されたとみられる。

 共和党の指名争いでは、カーソン氏が20日のNBCテレビ番組で「イスラム教徒を米国の指導者にすべきだとは思わない」と主張。これに対し、同じ宗教保守派が支持するテッド・クルーズ上院議員(44)が、米憲法6条が大統領を含む官職の資格として「宗教上の審査を課されない」としていることを挙げ、カーソン氏を批判。選挙戦の構図に変動が起きている。

2673チバQ:2015/09/23(水) 19:31:07
http://www.sankei.com/world/news/150920/wor1509200045-n1.html
2015.9.20 23:38
【米大統領選】
トランプ氏支持率が8ポイント下降 共和党、女性のフィオリーナ氏2位に急浮上




 米CNNテレビは20日、来年の米大統領選に向けた16日の共和党候補者討論会後に実施した世論調査結果を発表した。実業家トランプ氏は支持率24%で首位を維持したものの、今月上旬から8ポイント下落。唯一の女性候補フィオリーナ氏は12ポイント増の15%で2位に急浮上した。

 調査は17〜19日に実施し、共和党支持者ら約千人に誰が党指名候補にふさわしいか聞いた。フィオリーナ氏はコンピューター大手の元最高経営責任者(CEO)で、討論会ではトランプ氏の問題発言や実績について効果的に追及する場面が目立った。

 3位は元神経外科医カーソン氏14%で、ルビオ上院議員11%、ブッシュ元フロリダ州知事9%と続いた。一時は首位争いに絡んでいたウォーカー・ウィスコンシン州知事は1%以下に沈んだ。CNNが主催した16日の討論会は約2300万人が視聴した。(共同)

2674チバQ:2015/09/23(水) 19:31:50
http://www.asahi.com/articles/ASH9Q2RNBH9QUHBI002.html
共和党ウォーカー氏撤退 トランプ氏台頭で 米大統領選
ワシントン=佐藤武嗣2015年9月22日16時27分
 次期米大統領選の共和党候補者指名争いに名乗りをあげていたウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)は21日、選挙戦から撤退すると表明した。世論調査で首位だった時期もあったが、ドナルド・トランプ氏の台頭とともに、支持率が低下し、撤退に追い込まれた。

 ウォーカー氏は同州での記者会見で、トランプ氏を念頭に「悲しいことに共和党内で現在行われている議論は個人攻撃に陥っている」と主張し、トランプ氏に対抗する勢力結集のため、保守の選択肢を示せる候補者に絞る必要があるとも述べ、他候補にも撤退を促した。

 ウォーカー氏は州知事として労働組合に敵対姿勢を示すなど保守の有望株とされ、昨年末から1月にかけて世論調査で首位となったこともあった。だが、支持低下に歯止めがかからず、16日の第2回同党テレビ討論会後の支持率は1%未満に落ち込み、選挙資金不足もあって撤退を決断した。

 同党内で撤退表明したのは、リック・ペリー前テキサス州知事に次ぎ2人目。現在の共和党内の候補者は15人となった。(ワシントン=佐藤武嗣)

2675とはずがたり:2015/09/23(水) 19:44:25
スタートレックでシスコ司令官の次ぎがキャサリン・ジェンウェイ艦長だった様に(?),黒人大統領の次は女性だと思ってるけどまさかの民主候補に左派のサンダース氏vs共和党候補にフィオリーナ女史での女性大統領実現もあるかな!?

2676名無しさん:2015/09/23(水) 20:01:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015092300163
慰安婦像設置を支持=米サンフランシスコ市議会

 【サンフランシスコ時事】米サンフランシスコ市議会は22日、旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する像や碑の設置を支持する決議を全会一致で採択した。これを受け、地元の中国系団体は市と連携して設置に向けた活動を本格化させる。

 決議は中国系市議らが提案し、11人の市議全員が賛成した。決議では「苦痛と屈辱に苦しんだ少女と女性を追悼する場所」として像や碑の必要性を強調。ロサンゼルス近郊のグレンデール市で慰安婦像が設置されたことを引き合いに、アジア系住民が多いサンフランシスコにも設置するよう求めている。
 中国系団体は自ら費用を負担し、像か碑の市営公園への設置を目指している。設置の時期や場所は未定。
 像や碑の設置をめぐっては、姉妹都市である大阪市の橋下徹市長が日米関係に配慮して慎重な対応を求める書簡を送付。地元の日系人らも「地域社会に分断をもたらす」と反発している。 (2015/09/23-12:30)

2677チバQ:2015/09/23(水) 22:22:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3060907
米大統領選、トランプ氏依然トップも支持率低下 世論調査
2015年09月21日 12:33 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月21日 AFP】2016年米大統領選の共和党予備選候補者で支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、16日に行われた同党候補者討論会の後で支持率を減らしたことが、最新の世論調査で明らかになった。

 20日発表の米テレビCNNと調査会社ORCインターナショナル(ORC International)の合同世論調査によると、共和党予備選候補者の支持率はトランプ氏が24%で依然として首位トップだが、今月初めの調査時からは8ポイント下がった。

 トランプ氏はCNNとの電話インタビューで、この結果に驚いたと言いながらも「重要なのは一番でっかいやつだけだ。わかるだろ。予備選投票だよ」と語った。

 これに対し、討論会後に支持率を伸ばして2位につけたのが、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(Hewlett Packard、HP)の元最高経営責任者(CEO)であるカーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏だ。

 フィオリーナ氏は、討論会で同氏の外見を侮辱するような発言をしたトランプ氏を冷静にやりこめ支持率を15%に伸ばした。これに3位の元脳外科医ベン・カーソン(Ben Carson)氏が肉迫している。(c)AFP

2678チバQ:2015/09/24(木) 00:33:22
http://www.sankei.com/world/news/150919/wor1509190046-n1.html
2015.9.19 18:18
【米大統領選】
オバマ大統領はイスラム教徒? 米国人ではない? トランプ氏、集会で否定せず批判浴びる

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出る杭は打たれる? 批判を浴びるトランプ氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年次期米大統領選の共和党候補指名争いで首位に立つ不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が18日、オバマ大統領の「出生問題」をめぐり再び批判を浴びた。17日のニューハンプシャー州の集会で一人の質問者がキリスト教徒であるオバマ氏を「イスラム教徒」「米国人ではない」と決めつけたのを否定しなかったからだ。

 AP通信によると、質問者は「この国にはイスラム教徒をめぐる問題がある。現大統領もその一人であり、米国人でさえない」と述べた。トランプ氏はこの発言に反論しなかった。

 これに対し、民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官は18日、「(質問者の)発言を否定すべきだった」と主張。共和党候補からもトランプ氏を批判する声が出て、主要メディアもトランプ氏の資質を問題視した。

 トランプ氏は12年の前回大統領選に挑戦した際にも、オバマ氏は外国生まれのため大統領になる資格がないと主張したことがある。結局、オバマ氏がハワイ州の出生証明書を公表したことによってトランプ氏の人気は失速し、出馬断念に追い込まれた。

2679チバQ:2015/09/24(木) 00:34:40
http://www.sankei.com/world/news/150919/wor1509190034-n1.html
2015.9.19 11:33

米陸軍長官に同性愛者、禁止撤廃のオバマ大統領がファニング氏を指名





 米ホワイトハウスは18日、オバマ大統領が次期陸軍長官にエリック・ファニング陸軍次官代行(47)の指名を決めたと発表した。米メディアによると、ファニング氏は同性愛者であることを公表しており、上院の承認を得て正式に就任すれば同性愛を公言した初めての米軍長官となる。

 オバマ政権は2011年、同性愛者と公言して軍務に就くことを禁じた国防総省の規定を撤廃するなど、米軍内での同性愛者差別をなくす取り組みを推進している。今回の陸軍長官指名は、その象徴的な人事と言えそうだ。

 ファニング氏は文民で、カーター国防長官の首席補佐官や空軍次官を歴任。カーター氏は18日の声明で、ファニング氏は「高い知識を持ち、ひたむきで、公務の経験も豊富だ」と評価した。

 マクヒュー現陸軍長官は11月1日までに退任する予定となっている。(共同)

2680チバQ:2015/09/24(木) 00:40:23
http://www.sankei.com/world/news/150921/wor1509210038-n1.html
2015.9.21 15:59
【米大統領選】
反イスラム発言、火種に トランプ、カーソン両氏






ベン・カーソン氏=8月3日、マンチェスター(AP)
 来年の米大統領選の共和党指名争いで、実業家トランプ氏(69)を支持率で追い上げる黒人の元神経外科医ベン・カーソン氏(64)が20日放映のNBCテレビの番組で、イスラム教徒は米大統領に就くべきでないと発言、波紋を広げている。

 8年ぶりの政権奪還を目指す共和党にとってマイノリティーへの支持拡大が課題だが、ヒスパニック(中南米系)の反発を招いたトランプ氏の移民差別発言に加え、新たな火種となりそうだ。

 17日にはトランプ氏の集会で質問に立った参加者が「この国はイスラム教徒という問題を抱えている。(オバマ)大統領もその一人だ」などと発言。これをたださなかったトランプ氏を民主党陣営が「疑心と偏見をあおっている」(クリントン前国務長官)と強く批判したばかり。

 キリスト教右派の支持を受けるカーソン氏は、イスラム教は合衆国憲法と相いれないと主張し、「イスラム教徒を米国の指導者にすべきだとは思わない。決して賛同しない」と明言した。(共同)

2681チバQ:2015/09/24(木) 00:43:25
http://www.sankei.com/world/news/150922/wor1509220013-n1.html

2015.9.22 09:07
【米大統領選】
ウォーカー氏が撤退表明 移民問題で支持率低迷 候補“勢力図”に変化も





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記者会見するウォーカー米ウィスコンシン州知事=21日、同州マディソン(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)は21日、次期米大統領選に向けた同党の候補指名争いを中断すると発表した。一時は有力候補の一角を占めていたが、移民問題などで発言のブレが問題視され、支持率が低迷していた。大統領選から脱落するのはリック・ペリー前テキサス州知事に続き2人目で、同党候補は15人に減った。

 ウォーカー氏は同州での記者会見で「選挙運動を中断する」と述べた。選挙戦が個人攻撃に集中していることが理由だという。世論調査で首位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を念頭に、他候補に「先頭走者に代わる前向きで保守的な選択肢」を提示するよう期待を示した。

 ウォーカー氏は今年3月前後、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新世論調査の平均で当時、最有力視されていたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)を上回る人気があった。

 ただ、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、元神経外科医ベン・カーソン氏(64)ら「非政治家」が支持を拡大する一方、知事や上院議員といった政治家や政治経験者が低迷。ウォーカー氏も支持を失った。CNNテレビなどの世論調査で3月中旬にブッシュ氏(16%)に次ぐ13%だった支持率は9月上旬に5%まで下落。16日の第2回討論会を受けた世論調査(20日発表)では1%未満に落ち込んでいた。
 同調査では、9月上旬に1位だったトランプ氏、2位だったカーソン両氏の支持率もそれぞれ8ポイント、5ポイント下落。代わりに、同党唯一の女性候補であるコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61)が15%(12ポイント増)となり2位に食い込んだ。

 フィオリーナ氏は討論会の評価を尋ねる設問で52%から「最高」との回答を得て首位に立ち、一方、「最低」のトップはトランプ氏の31%。討論会前にトランプ氏から「あの顔を見ろ。投票するやつがいるのか?」と侮辱されたフィオリーナ氏が、「全米の女性がトランプ氏の発言をはっきりと聞いた」と毅然と切り返したことなどが好感されたとみられる。

 共和党の指名争いでは、カーソン氏が20日のNBCテレビ番組で「イスラム教徒を米国の指導者にすべきだとは思わない」と主張。これに対し、同じ宗教保守派が支持するテッド・クルーズ上院議員(44)が、米憲法6条が大統領を含む官職の資格として「宗教上の審査を課されない」としていることを挙げ、カーソン氏を批判。選挙戦の構図に変動が起きている。

2682チバQ:2015/09/24(木) 00:51:43
http://www.cnn.co.jp/usa/35070816.html
米軍女性兵士の全面的な戦闘任務参加、海兵隊が「抵抗」か
2015.09.20 Sun posted at 15:34 JST
ワシントン(CNN) 米軍内で来年1月の実現を目指す全ての戦闘任務に男女平等主義を適用させる問題で、海兵隊だけが一部の任務についてこの原則からの除外を求める可能性があることが20日までにわかった。
メイバス長官ら海軍首脳の文官組は男女平等主義の推進を支持しているが、海兵隊幹部らはこれに反発しており、組織内の内輪もめにつながりかねない事態となっている。
海兵隊が女性兵士の配置拒否を求める任務の内容などは不明。男女平等主義の適用に関する特例の申請は今年10月1日までに求められている。海兵隊は機構的に海軍の傘下にあるため、この申請は海軍に提出することになる。メイバス長官は、海兵隊のための特例申請を行うつもりはないと明言している。
カーター国防長官が女性兵士に開放する任務の選択についての最終的な決定権を持っている。米陸軍では今夏、女性兵士2人が過酷な訓練で知られるレンジャー課程を初めて突破し、話題となっていた。

米国の陸海空軍は任務割り当て男女平等主義からの特別除外を求める考えはないとされる。米国防総省は戦闘能力の低減につながりかねないとする懸念も一部の軍幹部間にあるこの原則適用をめぐり、各軍の根回し作業に努めてきた。
ただ、米海兵隊は男女混合を進めた場合の影響力を探った研究報告書を作成。全て男性の部隊が前線でより効果的な戦闘を進められ、男女兵士の混合部隊より負傷者も少なくなると結論付けたという。
海兵隊のダンフォード司令官の報道担当者は、司令官がメイバス長官と会談したことを明らかにしたが、司令官の詳しい発言内容については言及しなかった。ただ、男女平等主義への疑念を示唆したことは明らかにした。
海兵隊当局者によると、同隊の335種類に及ぶ任務のうち94%の部分で女性兵士を受け入れている。

2683チバQ:2015/09/26(土) 08:27:58
http://www.sankei.com/world/news/150925/wor1509250067-n1.html
2015.9.25 23:18

ベイナー米下院議長が引退へ 保守派と衝突、後任にマッカーシー氏浮上

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ワシントンで会見するジョン・ベイナー氏=7月29日(ロイター)
 ジョン・ベイナー米下院議長(共和党)は25日、10月いっぱいで議員を引退することを議会関係者に伝えた。ニューヨーク・タイムズ紙などによると、ベイナー氏は党内の保守派から、議会運営をめぐり「穏健すぎる」との批判を受け続けており、こうした圧力により引退を決断したという。最近では2016会計年度の歳出計画をめぐり、保守派と衝突を繰り返していた。

 ベイナー氏は2011年に議長に就任し、今年1月に一部保守派議員の交代要求を押し切る形で3選された。後任の議長には共和党のケビン・マッカーシー院内総務が浮上している。(ワシントン 青木伸行)

2684旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/09/26(土) 11:05:20
米下院議長が辞職表明=政府閉鎖回避の見方広がる
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015092600088&m=rss
 【ワシントン時事】米共和党のベイナー下院議長(65)は25日、連邦議会内で記者会見し、党保守派が自身の解任に動く構えを見せていることを念頭に「混乱が長引けば下院に回復不能な打撃を与える」と述べ、10月末で議長から退き、議員としても辞職する考えを表明した。
 年度末が今月30日に迫る中、党保守派は暫定予算案の成立に動くベイナー議長に解任動議提出をちらつかせて対抗。米国では予算切れによる政府閉鎖の再発を懸念する声が出ていた。ベイナー議長が自ら身を引く決断をしたことで、危機は遠のいたとの見方が広がっている。
 米メディアによると、議長の後任には共和党下院ナンバー2のマッカーシー院内総務(50)の昇格が有力視されている。
 オバマ大統領は25日の記者会見で、「意見の相違はあったが、ベイナー氏はいつも礼儀正しく約束を守ってくれた」と述べ、政権との妥協点を探ろうとしてきたベイナー議長の姿勢をたたえた。(2015/09/26-07:40)

2685チバQ:2015/09/27(日) 21:43:45
http://mainichi.jp/select/news/20150926k0000e030184000c.html
米国:ベイナー下院議長が辞任、議員辞職と政界引退も表明
毎日新聞 2015年09月26日 10時23分(最終更新 09月26日 10時36分)
 【ワシントン及川正也】ベイナー米下院議長(65)=共和党=は25日、連邦議会内で記者会見し、10月末に議長を辞任し、議員も辞職して政界を引退する意向を表明した。ベイナー議長はオバマ政権への対応や議会運営を巡る不満から多数の共和党保守派から不信任決議案提出の動きがあり、辞任圧力に屈した形だ。後任には、保守派に支持がある共和党ナンバー2のケビン・マッカーシー院内総務(50)らの名前が挙がっている。

 ベイナー議長は「長期化するリーダーシップの混乱が議会制度に取り返しのつかない損害を与えることは明白だ」と強調。政府機関の一部閉鎖のおそれが高まるなか、混乱収拾のために辞任を決断したと明らかにした。

 米国では10月から新会計年度が始まるが、当面は暫定予算でつなぐ方針。しかし、共和党保守派が人工妊娠中絶支援団体に対する補助金の廃止を暫定予算成立の条件としており、政府機関の一部閉鎖に陥るおそれが出ていた。

 ベイナー議長は暫定予算成立を目指していたが、民主党と妥協した場合には、共和党の約30人が議長不信任案に同調するとみられ、民主党からの信任支持を取り付けない限り、不信任案が可決される可能性が高まっていた。

 ベイナー議長は自らの辞任表明で局面を打開する狙いもあったとみられ、米メディアによると、辞任表明を受けて共和党保守派も短期の暫定予算案には賛成に回る見通しとなり、ひとまず政府閉鎖は回避できる見通し。

 共和党は、来年11月の大統領選と連邦議会選挙への影響を回避するため、早急な立て直しを迫られる。

 ベイナー議長(オハイオ州)は1990年初当選、当選13回。07年に共和党トップの院内総務に就任。11年1月から現職。24日にはカトリック教徒として熱望していたローマ法王の議会演説を実現。これが花道になった。

2686チバQ:2015/09/27(日) 21:48:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000019-jij_afp-int
車いすの黒人男性を警官が射殺、米で物議
AFP=時事 9月27日(日)12時43分配信

車いすの黒人男性を警官が射殺、米で物議
米ミズーリ州デルウッドで、事件現場に警察が貼った立ち入り禁止テープ(2015年3月13日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国で、車いすに乗った黒人男性を、複数の警察官が射殺した場面を携帯電話で撮影したとされる動画が物議を醸している。


 23日に米デラウェア(Delaware)州ウィルミントン(Wilmington)で白昼、撮影された映像に写っているのは、黒人男性のジェレミー・マクドール(Jeremy McDole)さん(28)。駐車された車の後方で車いすに乗っているマクドールさんに対し、1人の警官が「手を見せろ」と繰り返し叫んでいる。1発の発砲があった後、この警官は「手を見せろ」と続け、さらに「銃を捨てろ」と叫んでいる。

 そこへ「手を上げろ、手を上げろ」と叫びながら他の警官たちが駆けつけて数秒後、複数の銃声が鳴り響き、マクドールさんは横に倒れ、車いすから落ちた。

 マクドールさんは警官に命じられた通りに手を上げていないため、実際に銃を所持していたかどうかはこの動画からは不明だ。マクドールさんは現場で死亡が確認された。

 デラウェア州司法省は25日、「警官たちがデラウェア州法に従って行動していたかどうか」を究明するため、発砲について調査していると発表した。【翻訳編集】 AFPBB News

2687チバQ:2015/09/28(月) 01:36:20
http://jp.wsj.com/articles/SB12208348323212744301304581252074248178848
米共和党ルビオ氏に恩恵、ウォーカー氏撤退で 大統領選
By REID J. EPSTEIN
2015 年 9 月 24 日 14:02 JST

 来年11月の米大統領選で共和党候補者の一人、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事が選挙戦からの撤退を表明したことで、最初に恩恵を受けるのはマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)だ。ルビオ氏はウォーカー氏と同様に共和党の新世代リーダーと目され、自らもワシントンを刷新するための準備ができている若手としてアピールしている。

 ウォーカー氏の資金調達を担当する全米委員会のメンバーによると、同氏を支援していた大口寄付が多い資金調達組織のほぼ3分の2をルビオ氏が引き継ぐことになっているという。

 ウォーカー陣営のジョージア州共同委員長の一人はすでにルビオ氏支持を表明している。ニューハンプシャー州共同委員長のクリフ・ハースト氏は同じ肩書と役割でルビオ陣営に合流した。またルビオ陣営は22日、ウォーカー氏を支持していたアイオワ州の郡委員長5人を獲得したと発表した。


 ワシントン州の自宅でウォーカー氏のための資金調達イベントを25日に予定していた土地開発業のボブ・ペンス氏は「ウォーカー氏の支持者にとってマルコ(ルビオ氏)は明確かつ論理的な選択だ」と述べた。

 経験のある資金調達者がルビオ氏の支援に回れば、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に対して資金面で競争しやすくなる。選挙活動の財務状況は来月提出されることになっているが、共和党ではブッシュ氏が資金面でトップにつけているとみられている。ウォーカー氏の撤退で資金やスタッフが流れてくることで、ルビオ氏が勢いづく可能性がある。ルビオ氏は2回のテレビ討論会をうまくこなしたが、支持率は伸びていない。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による世論調査の支持率平均値によると、ルビオ氏はドナルド・トランプ、ベン・カーソン、ブッシュの各氏に次いで4位となっている。

 ルビオ氏の他にも、ウォーカー氏の撤退で新たに資金調達委員会を獲得した候補がいる。ブッシュ氏はバージニア州の委員長から支持を得た。テッド・クルーズ上院議員(テキサス州)の陣営によると、ウォーカー氏を支持していたアイオワ州の郡委員長3人とジョージア州共同委員長が同陣営に合流した。

 ただ、金額に上限のないスーパーPAC(政治活動委員会)へ寄付している富裕層の中には、ウォーカー氏に代わる候補者をまだ決めていない人も多い。例えば、ウォーカー氏のスーパーPACに500万ドル(約6億円)を寄付したジョセフ・リケッツ氏とその家族は次に誰を支持するのか決めていない。リケッツ氏は米オンライン証券大手TDアメリトレードの創業者。リケッツ家はこれまでブッシュ、クルーズ、ルビオの各氏のほか、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事の各スーパーPACに寄付してきた。リケッツ家の広報担当者によると、すでに9候補の陣営から接触を受けたという。

2688チバQ:2015/09/28(月) 01:37:14
http://jp.wsj.com/articles/SB12468361420061044368104580608143236918332
2016年米大統領選、候補者の横顔
By WSJ NEWS GRAPHICS
2015 年 9 月 24 日 12:46 JST 更新
 2016年の米大統領選挙を控え、民主・共和両党の候補指名争いが本格化してきた。これまでに出馬を正式に表明した両党の候補者を紹介する。

<民主党>

リンカーン・チェイフィー氏

 共和党穏健派として、ロードアイランド州選出の上院議員を8年近く務めた。その間、共和党上院議員としてただ一人、イラク戦争に反対票を投じたほか、社会・財政・環境問題でも民主党の意見に賛同した。2006年の中間選挙で敗れ、07年に共和党を離党。10年には無所属としてロードアイランド州知事に就任した。13年には民主党に鞍替えしたが、14年の知事選には支持率低下を理由に出馬しなかった。

ヒラリー・クリントン前国務長官

 オバマ政権で2009年から13年まで国務長官を務めた。それ以前はニューヨーク州選出の上院議員で2回当選。夫のビル・クリントン氏は元大統領。大統領選への出馬は2回目で、前回の2008年には民主党の予備選挙で現在のオバマ大統領に負けた。ヒラリー氏は内政面ではオバマ氏を支持するが、外交面ではオバマ氏よりも強引だとみられている。

マーティン・オマリー前メリーランド州知事

 2007年〜15年までメリーランド州知事を務めた。それ以前は8年間、同州ボルティモアの市長だった。オマリー氏は長年、国政進出への野望を抱いており、11年〜13年には民主党知事会のチェアマンを務め、これが国政への足がかりとなった。知事在任中、オマリー氏は同性婚を合法化する法律に署名したほか、死刑を非合法化し、書類不備の一部移民に対し州立大学の学費を州在住者と同額にすることを認めた。ロックバンドでギターとボーカルを担当しているほか、ボルティモアを舞台に警察と麻薬取引などの犯罪を描いた米ケーブルテレビHBOのドラマ「ザ・ワイヤー」で主要登場人物のモデルとなった。

バーニー・サンダース上院議員(無所属)

 バーモント州選出の無所属議員だが、民主党の指名獲得を目指す。社会主義者を自認し、上院では最もリベラルな議員の一人。ニューヨークのブルックリン出身で1990年に下院議員に当選。上院議員になったのは2006年。連邦議員になる前はバーモント州バーリントンの市長を務めた。大工やジャーナリストとしての職歴があるほか、ハーバード大学やハミルトン・カレッジで教鞭を執った経験も。大統領に選出されれば米国初のユダヤ人大統領となる。

ジム・ウェッブ元上院議員

 ジム・ウェッブ氏(69)はバージニア州選出上院議員を1期(2007年1月〜13年1月)務めた。イラク戦争に反対し、自らを経済的なポピュリストと位置づけた。ベトナム戦争の従軍経験がある。レーガン政権で海軍長官や国防次官補を務めた。9冊の著書があり、民主党に対して労働者階級の白人からの支持獲得に注力するよう呼び掛けている。バージニア州アーリントン在住

2689チバQ:2015/09/28(月) 01:37:46
<共和党>

ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事

 1999年から2007年までフロリダ州知事。同州の共和党知事として初めて再選を果たした。父はジョージ・H・W・ブッシュ元大統領で、兄はジョージ・W・ブッシュ前大統領。コンサルティング会社ジェブ・ブッシュ・アンド・アソシエーツを率いているほか、2つの教育系シンクタンク(ファンデーション・フォー・フロリダズ・フューチャーとファンデーション・フォー・エクセレンス・イン・エデュケーション)の創設者でもある。ブッシュ氏は全米共通学力基準「コモンコア」による教育水準の底上げや移民関連法の見直しを訴えている。フロリダ州在住。

ベン・カーソン氏

 元神経外科医のカーソン氏は1987年に頭部が結合した双生児を分離する手術を行った医療チームを率いたことで国際的に知られるようになった。最近ではオバマ政権の医療保険制度改革法(オバマケア)を批判したり、2013年の全米朝食祈祷(きとう)会でオバマ大統領を前に10%の一律課税を訴えたりするなど、政治的な発言でも目立っていた。カーソン氏は論客として長く知られた存在であり、近年はコメンテーターとしてフォックス・ニュースに出演していた。過去に選挙による公職に就いたことは一度もなく、政治の経験はないものの、2014年の「Draft Ben Carson(ベン・カーソンを公職に)」運動の際には、2016年の大統領選への出馬が予想されるどの共和党候補の政治活動委員会(PAC)よりも多額の資金を集めた。

クリス・クリスティー氏

 クリス・クリスティー氏は元連邦検事で、ニュージャージー州知事としては2期目。労働組合が強い同州で公務員の年金・医療保険などの給付を見直す法案を通過させるなど公共部門の労組に挑み、支出削減を実現したことから全米で支持基盤を構築した。親しみやすさと闘争的な面を使い分けるスタイルでも全米の注目を集めている。クリスティー氏は共和党知事協会(RGA)の会長として、昨年の中間選挙で共和党知事候補の応援に走り回り、全米で共和党の資金供与者や指導者との人脈を築いた。その一方で、保守層の一部から、十分な保守派の判事を指名していないと批判されている。ニュージャージー州とニューヨーク市を結ぶジョージ・ワシントン・ブリッジの一部車線の閉鎖で大渋滞が発生した2013年の事件に絡み、連邦検事は意図的に渋滞を発生させた疑いがあるとして元側近2人を起訴した。2人は無罪を主張したが、別の側近は検察と協力しているという。クリスティー氏自身は車線閉鎖に関与していないと主張している。

テッド・クルーズ上院議員

 2012年にテキサス州選出の上院議員に当選。前職は同州の検察官。草の根保守派運動「茶会(ティーパーティ-)」系の“ヒーロー”。共和党保守派の急先鋒で、党指導部とオバマ大統領の双方に批判的な見解を表明している。2010年に成立した医療保険改革法(オバマケア)に反対し、この関連予算案を「人質」にとったうえで、2013年10月には21時間に及ぶ演説を繰り広げて政府機関を一部閉鎖に追い込んだ。だが、共和党員の多くは政府機関の閉鎖が結果的に共和党に政治的ダメージを与えたと考えている。2014年の予算案についても、オバマ大統領の移民政策の関連予算が削減されていないことを理由に成立阻止を試みたが、これは失敗に終わっている。また、連邦議会の共和党指導部はすぐに妥協してホワイトハウスと話をまとめてしまうと非難している。3月に出馬を表明したクルーズ氏は有力候補の中で正式に出馬表明した最初の候補者。

カーリー・フィオリーナ氏

 米ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)だったフィオリーナ氏は、共和党の指名獲得を目指す候補者の中で唯一の女性。選挙による公職に就いた経験はない。政治経験としては、2010年にカリフォルニア州選出の上院議員選でバーバラ・ボクサー氏に敗れたことと、2008年の大統領選でジョン・マケイン上院議員のアドバイザーを務めたことが挙げられる。フィオリーナ氏は現在、バージニア州在住で、アメリカ保守主義同盟財団(ACUF)の会長に就いている。

2690チバQ:2015/09/28(月) 01:38:07
ジム・ギルモア氏

 1998年〜2002年までバージニア州知事を務めた。現在は保守系シンクタンク「フリー・コングレス・ファンデーション」を率いている。共和党全国委員会の委員長を務めた経験があり、2008年の大統領選挙では候補者指名争いに出馬したものの、十分な選挙資金を集めることができず、07年に早々とレースから降りた。08年の上院議員選挙では民主党のマーク・ワーナー氏に敗北。その時の得票率は30%程度だった。当時、ギルモア氏は人工妊娠中絶に反対し、銃を所持する権利に賛成の立場を表明した。最近では法人および個人の所得税率引き下げを訴えている。

リンゼー・グラム上院議員

 サウスカロライナ州選出。1月には大統領選に向けた出馬の是非を検討するための政治団体を設立したと発表。空軍の弁護士を務めた後、下院議員を経て2002年の選挙で上院議員に当選。上院では国家安全保障の強化を訴えており、大統領選でもこのテーマを強調したい考えだ。グラム氏は移民制度改革案で民主党議員と合意した共和党4議員の1人で、超党派議員グループは2013年に同法案を上院で可決させた。同氏は移民制度改正案に反対する最近の共和党の動きについて、党の政治的立場に悪影響を与えかねないと懸念している。

マイク・ハッカビー氏

 元アーカンソー州知事(1996年〜2007年)。フォックス・ニュースで司会を務めた経験があるほか、著作は12冊を数える。2008年の大統領選で共和党の候補者指名争いに加わったが、最終的な獲得代議員数は、勝利したジョン・マケイン上院議員に次いで2位だった。ただ、ハッカビー氏はこの年、全米で最初に行われたアイオワ州党員集会ではトップをつけた。南部バプテスト派の牧師として、中絶や同性婚に反対する社会的保守の立場で知られている。フロリダ州在住。

ボビー・ジンダル氏

 ルイジアナ州知事のジンダル氏は40代前半という若さながら輝かしい経歴を持っている。英オックスフォード大学のローズ奨学生だったジンダル氏は、24歳の若さで同州保健病院局の局長に任命された。その後、初めて挑んだ同州の知事選に敗れた経験を経て、2004年に連邦上院議員に当選。その3年後の07年に知事に就任した。ジンダル氏が全国紙の見出しに大きく登場したのは12年の大統領選直後だった。当時の共和党候補がレイプに関して問題発言をしたこともあり、「ばかな党でいるのは止めよう」と訴えたことが広く取り上げられた。出馬にあたり、ジンダル氏はすでにヘルスケアやエネルギー、教育といった幅広い分野で政策提言を行っている。また、メディアやワシントンのコンセンサスを批判することを好む。

ジョン・ケーシック氏

 オハイオ州知事のケーシック氏は連邦下院議員としての経験が20年近くある。1990年代終盤には下院予算委員長として均衡予算をまとめあげる上で重要な役割を果たし、押しの強い財政保守派と評価された。投資銀行勤務やフォックス・ニュースのコメンテーターを経て2010年に知事に当選。2014年の中間選挙では得票率64%で難なく再選を果たした。他の候補者に比べて知名度は低いものの、オハイオ州という重要なスイングステート(民主党と共和党の間で勝利政党が揺れる州)で選挙に勝ってきた経験があるため、2016年の大統領選でも手ごわい対抗馬になると支持者は指摘する。

2691チバQ:2015/09/28(月) 01:38:44
ジョージ・パタキ氏

 ニューヨーク州知事を3期務めた。以前に2回、大統領選出馬を検討したものの実現には至らなかった。一部の社会問題については中道派で、中絶の権利や気候変動の緩和に向けた行動を支持している。ニューヨーク州知事時代には環境問題に注力し、温暖効果ガス排出削減の地域的な取り組みを提唱。2007年に知事を退任した後は実業界で弁護士として働き、医療保険制度改革法(オバマケア)への反対など、保守的な発言をしている。

ランド・ポール上院議員

 ケンタッキー州選出で初当選は2010年。眼科医でもある。米国が外国に軍事介入することに関して、多くの共和党員よりも懐疑的な見方を示すなど、伝統的な党の政策スタンスにも挑戦してきた。2013年には国内でのドローン(無人飛行機)使用をめぐるオバマ政権の方針に反対し、13時間に及ぶフィリバスター(議事妨害)を強行したことで全国的に注目を集めた。アフリカ系米国人や若者など、伝統的に民主党寄りとみられている有権者に近づくことで、支持層の拡大を試みている。父親は徹底したリバタリアン(自由至上主義者)で大統領選に何度も出馬したことのあるロン・ポール元下院議員。

リック・ペリー氏(撤退)

 14年間テキサス州知事を務め、同州における雇用創出の実績を強調。空軍のパイロットだった経験とキリスト教福音派との親密な関係が全米の有権者にアピールできると期待している。移民問題など激しい議論のある問題に関しては慎重姿勢を取っており、テキサス州兵をメキシコとの国境に派遣した。その一方で、米国に不法滞在する学生に対して州内出身者と同じ「州民割引」を適用するプログラムを支持している。2012年の大統領選に出馬したものの、公開討論会で廃止すべきだと考えている省庁名を思い出せないという失態を演じた。昨年、職権乱用の罪で起訴されたが、同氏の弁護士は、州知事時代の行動は合法だったと主張している。

マルコ・ルビオ上院議員 

 2010年のフロリダ州上院選で、大きなうねりとなっていた「茶会」系の支持をとりまとめ、人気のあったチャーリー・クリスト知事(当時)を破って当選した。キューバ移民の息子。共和党が多様化へ向けて必死に取り組んでいた頃には、党の若い世代を代表する論客として、その地位をすぐに確立した。ルビオ氏が、違法滞在者に法的地位と最終的には市民権を与えることになる包括的な移民関連法を組み立てる手助けをした際には、保守派の多くの活動家が苛立ちを募らせた。2016年の大統領選を見据え、ルビオ氏は国際舞台で従来以上に積極的な役割を米国が果たすよう求めるなど、外交政策ですでに影響力のある発言をしている。

リック・サントラム氏

 ペンシルベニア州選出の元上院議員で、2006年に再選を逃す。12年大統領選の共和党指名争いでは、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事に次ぐ2位だった。社会的保守派として知られ、労働者層の経済的苦境に焦点を当ててきた。7人の子の父親。重い遺伝子疾患を持つ末娘ベラさんに関する本を、夫人と共著で最近出版した。

2692チバQ:2015/09/28(月) 01:39:02
ドナルド・トランプ氏

 不動産開発とカジノ経営を手掛ける。メディアの活用にたけ、NBCのリアリティーテレビ番組の主役として人気を博している。今回正式に出馬声明するまで過去5回の大統領選でも出馬をほのめかしてきた。歯に衣(きぬ)着せぬ発言や派手な人柄で知られている。これまで公職に就いたことはないが、交渉力とビジネス感覚に優れ資金力もあると豪語している。6月16日、ニューヨーク・マンハッタンにある自身の名を冠したトランプ・タワーで出馬表明を行った。

スコット・ウォーカー氏(撤退)

 ウィスコンシン州知事のウォーカー氏は2011年、州公務員の団体交渉権の制限に乗り出したことで全国的に知られるようになった。労働組合との対立は自身のリコール(解職請求)選挙につながったが、そこで勝利を収めた。昨年11月の中間選挙で再選を果たし、現在2期目。知事として減税をはじめとする財政問題に重点を置いてきたほか、最近は議論が分かれる州立大学の経費削減計画などに取り組んでいる。大統領選への出馬を検討している最中、福音主義キリスト教徒であることをしばしば強調してきた。

原文(英語):Who’s Running for President in 2016?

2693チバQ:2015/09/28(月) 01:46:24
>>2673 CNN世論調査
1:不動産王トランプ氏 24%
2:HPの元CEO フィオリーナ氏 15%
3:元神経外科医 カーソン氏14%
4:ルビオ上院議員11%
5:ブッシュ元フロリダ州知事9%

2694チバQ:2015/09/28(月) 01:56:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150926-00000530-san-n_ame
元市民活動家のデブラシオ市長 凶悪犯罪増でリベラル派の人気にも陰り「威勢はいいが、実行力がない」
産経新聞 9月26日(土)15時14分配信

 1992〜94年と2002〜13年にニューヨーク市警(NYPD)本部長を務めたレイモンド・ケリー氏が新著「不寝番(ふしんばん)」を出版した。犯罪取り締まりやテロ対策に追われた半生を回顧している。

 今月4日に74歳の誕生日を迎えたケリー氏だが、加齢以外に自叙伝を残す決心をした理由がある。自身が打ち立てた刑事政策を否定する、ビル・デブラシオ市長に対する反論だ。

 「デブラシオ市長は使い勝手の良い警察官の道具を簡単に捨てた」。先週、地元メディアの取材に応じたケリー氏は、自身の新著を引用して言い放った。

 ケリー氏は「ストップ・アンド・フリスク」と呼ばれる身体検査手法をNYPD本部長時代に確立した。だが、同手法は黒人に焦点を当てた運用となり、13年にニューヨーク地裁が「差別的で違法」と判断した。

 ケリー氏は控訴を求めたが、翌14年に就任したデブラシオ市長に反対された。白人警官が取り締まり中に黒人市民を殺してしまう事件が起きたこともあり、市長はNYPDを遠ざける姿勢を続け、警官からは反感を買った。

 「この結果が犯罪の増加だ」とケリー氏は怒りを隠さない。確かに、今年発生した殺人事件は昨年同期比で4%増え、強姦(ごうかん)も5%増加した(8月末時点)。

 90年代以降に低下し続けた凶悪犯罪が再び増える兆しを見せたため、セントラルパークでは自警団による巡回が復活した。「市長批判」をちりばめたケリー氏の出版記念会が、毎回の大入りとなるわけである。

 デブラシオ市長は元市民活動家。格差是正といった金融危機後の時流に乗り、13年に当選した。市長就任後は、大麻利用の刑罰軽減など革新的な政策を打ち出しているが、ここにきて人気が陰り始めた。低所得者層向け住宅の建築遅延がたたるなど、最近は支持基盤のリベラル層からの評判も今ひとつだ。

 民主党員の支持率は50%半ばと就任直後から10ポイント低下。17年の市長選に向け、対抗馬をデブラシオ市長にぶつける構想が民主党内で浮上している。

 「右」からも「左」からも攻撃されるのはなぜか?このほど開催された、市長の「番記者」による座談会で答えが見つかった。

 ニューヨーク・デーリー・ニューズのフェルミーノ記者によると「威勢はいいが政策の執行力がない」「約束時間を守らないなど、良い上司ではない」。

 ポリティコのペイバラ記者は「議会対策が苦手だし、重要案件の裁断を下した直後に長期の休みをとるなど、仕事の姿勢に難題がある」とも。

 シティ・リミッツのマーフィー発行人はメディアに対する閉鎖性を指摘する。米国では情報公開法に基づいて記者が公権力に情報開示を求めるのが日常茶飯事だが、「(デブラシオ市長側からは)全然返事がない」。米国人が為政者に期待する「イロハ」がなっていないのだ。

 先週末、市が財政支援するニューヨーク市地下鉄(MTA)トップが市長を公の場で批判した。市長は当初、MTAの路線拡大計画を支持したが、予算負担の配分をめぐって、MTAと対立している。

 「夢」はあるが、執行面や資金調達といった「兵たん」には弱い。「元活動家」が必ずしも「為政者」の資質を備えているわけではない-どこかで聞いたことのある議論がニューヨークでは交わされている。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

2695チバQ:2015/09/28(月) 23:05:27
http://www.sankei.com/world/news/150928/wor1509280001-n1.html
2015.9.28 06:00
【米大統領選】
お粗末だった「トランプ話法」…共和党は加州討論会を政策論争への転機にできるか?





(1/4ページ)

16日、CNNテレビの討論会で応酬し合うドナルド・トランプ氏(左)とスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(右)。中央はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、ようやく「トランプ旋風」が止みつつある=カリフォルニア州シミバレー(AP)
 2016年11月の米大統領選に向けた共和党の指名争いは、夏を通してハリケーンのように吹き荒れた「トランプ旋風」が一服し、軌道がようやく真剣な政策論争に乗るのだろう。転機となったのはCNNテレビが16日に主催したカリフォルニア州での第2回討論会だ。それぞれの候補が世界最強の米軍最高司令官として大国を率いる資格があるのかを浮き彫りにした。

転機となった討論会

 国際情勢に関してバランスが取れた形で知見を披瀝(ひれき)できたのは、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)とマルコ・ルビオ上院議員(44)の2人だけだったといっても過言ではない。アジアに関しては次のような発言があった。

 ブッシュ氏 「米国は中国に対して強くある必要がある。サイバー安全保障では攻撃的な戦術を使い、抑止力のあるシグナルを送るべきだ」

 共和党候補は中国の習近平国家主席(62)による訪米に先立ち、「晩餐(ばんさん)会を中止すべきだ」(スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事)、「私ならマクドナルドのハンバーガーをおごる」(トランプ氏)などとバラク・オバマ大統領(54)の対応を批判している。

 サイバー攻撃や南シナ海での人工島建設で反中感情が強まっていることが背景にある。ただ、ブッシュ氏は討論会で晩餐会を中止すべきかと聞かれ「そうは思わない」と反論。大規模な制裁など他にやるべきことがあるという考えを強調した。

 ルビオ氏 「北朝鮮は今、数十発の核兵器や私たちがいる場所(米西部カリフォルニア州シミバレー)を攻撃できる長距離ミサイルを持っている。中国は急速な軍拡を行い、ハッキングのほか世界で最も重要な航路である南シナ海での人工島建設を行っている」

 こう述べたルビオ氏は、米国で軍事費を削減する動きに警鐘を鳴らし、国家を安全にすることが連邦政府の最も重要な義務であると強調した。「軍事より外交」を重視する姿勢をとるオバマ氏とは対照的だ。

お粗末な「トランプ話法」

 これに対し、支持率で首位に立つ不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)はお粗末だった。日本の政界にも「座談の名手」といわれた人がいたが、モノマネや人物評で聴く人を沸かせるのはうまいのだが、まともな政策論争には到底向かないのがこの種の政治家の特徴だ。

 「トランプ氏の人身攻撃はノッポだチビだデブだブスだと、まるで中学生のようだ。そんな人に核兵器を扱わせるなんて心配ではないのか」

 討論会でランド・ポール上院議員(52)が指摘した。確かにトランプ氏は「(オバマ政権は)中国ともメキシコともうまくやれていない」「私ならロシアのプーチン大統領とでもうまくやれる」というばかり。

2696チバQ:2015/09/28(月) 23:05:53
 ブッシュ氏から民主党有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(67)との関係を“暴露”されると、挑発に乗せられてボロを出してしまった。ブッシュ氏の兄、ジョージ・W・ブッシュ前大統領(69)による03年のイラク開戦に反対したことを強調するため、トランプ氏は次のように述べたのだ。

 「あなたの兄の政権がバラク・オバマ(大統領)をもたらした。政権最後の3カ月は(16代大統領の)エイブラハム・リンカーンでも当選できなくなるほどの災難だった」

「見習い」は要らない

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 共和党候補のほとんどが、今になってみれば誤情報をもとにイラク開戦を決めたことが間違いだったことは認めている。

 だが、「オバマ氏が米軍撤退を急いだことが中東に真空をもたらし、イスラム教スンニ派過激組織『イスラム国』の台頭を許した」というのが“模範解答”だ。ブッシュ元知事が「兄は米国を安全にした」と反論すれば、他候補も「オバマ氏がいけない」と同調した。

 日米同盟の「片務性」や貿易不均衡について、20世紀の古い感覚で思い付きのように語るトランプ氏。討論会に先立つ15日、ロサンゼルスで外交・安全保障問題の演説をする予定だったが、ヒスパニック(中南米系)らの抗議の声が激しく15分ほどで切り上げてしまった。

 論争が深まるにつれ、まともな政策ブレーンの不在がトランプ氏にとってのアキレス腱(けん)になるだろう。ウィスコンシン州知事のウォーカー氏は人気実録番組「アプレンティス(見習い)」に主演したトランプ氏を「ホワイトハウスに見習いは要らない」と揶揄(やゆ)した。(ワシントン支局 加納宏幸)

2697名無しさん:2015/09/29(火) 21:33:47
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150929-00078166-diamond-bus_all
アメリカは日本人から見て、なぜこんなに“不便な国”なのか?
ダイヤモンド・オンライン 9月29日(火)8時0分配信

 アメリカを訪れた日本人なら誰でも思う。「何て不便な国なんだ」。まず日本人にとっては電車が遅れるのが信じられない。今年6月、筆者が乗ったニューヨーク-ボストン間の電車は行きも帰りも1時間以上も遅れた。ニューヨークの地下鉄には時刻表があるのかどうかも分からない。マンハッタンでは平日夕方になるとタクシースタンドの長い行列ができる。空港に行けば、国内線は平気で遅れる。経済大国とは思えない交通事情だ。

 なぜ、アメリカはこんなに“不便な国”になってしまったのか。今年5月、アメリカのインフラストラクチャーをテーマに著書を出版したロザベス・モス・カンター教授にその理由を聞いてみた。(聞き手/佐藤智恵 インタビューは2015年6月23日)

● なぜアメリカのインフラ事例から リーダーシップが学べるのか

 佐藤 これまでリーダーシップの本を多数出版されてきましたが、なぜ、今年、アメリカのインフラストラクチャーについての本を出版されたのでしょうか。

 カンター ビジネスを取り巻くシステムはますます複雑になっています。その中で次世代を担うリーダーたちは、新しいビジネスを生み出していかなくてはなりません。

 1980年〜1990年代であれば、ビジネスリーダーは「効率的にお金を儲けること」を目指せばよかったわけです。ところが現在、どの国のリーダーもいわゆる「エコシステム」(複数の企業によって構築された製品やサービスを取り巻く共通の収益環境)の中に組み込まれています。その中で結果を出していかなければならないのです。

 「将来のリーダーたちにとって最も役に立つ題材は何だろうか」と考えていたときに、アメリカのインフラストラクチャーについて書くことを思いつきました。中でも輸送インフラについて詳しく取材しようと思いました。人がどのように動くか、モノをどのように動かすか、は、多くの業界が関わってくる問題だからです。

 私はリーダーシップ論の専門家として知られていますが、アメリカのインフラストラクチャーが抱える課題を解決するためには、何よりもリーダーシップが必要であることが分かります。多くの利害関係者をまとめていくには、人を動かすためのビジョン、ストーリーが必要なのです。

2698名無しさん:2015/09/29(火) 21:34:04
>>2697

 佐藤 ハーバード大学で学んでいるエグゼクティブは、アメリカのインフラについてどの程度興味を持っているのでしょうか。

 カンター 私は現在「ハーバード大学アドバンスド・リーダーシップ・イニシアティブプログラム」のディレクターを務めています。このプログラムでは、元CEO等、ベテランの経営者たちがその知見を生かし、世界が抱える課題解決に貢献するプロジェクトを推進しています。

 インフラのような大きな問題は、1つの組織で解決できるものではありません。多くの関係者が関わります。しかも利害関係が複雑なので、1つにまとめるのは極めて困難です。ところが次世代のリーダーは、こうした環境の中で仕事をしていかなければなりません。プログラムに参加しているエグゼクティブの中には、食品のサプライチェーン、エネルギーの分野に興味を持っている人もいます。どれも輸送インフラが深く関わっている分野です。

● なぜ今、アメリカのインフラが 注目されているのか

 佐藤 アメリカで著書が出版されて以来、マスコミはこぞって「これはアメリカのインフラに警鐘をならす本だ」と取り上げていますね。インフラといえば、日本やドイツのほうが進んでいる印象がありますが、なぜあえてアメリカのインフラを取り上げたのでしょうか。

 カンター ハーバードビジネススクールは、世界を変革するリーダーを育成する教育機関ではありますが、アメリカの競争優位性を研究する専門のプロジェクトがあります。アメリカの政治的、経済的影響力は依然として大きく、アメリカがこれからも強国でありつづけるのか、という問題は、世界の未来に大きな影響を与えるからです。

 他の国がアメリカより優れている点は山ほどあります。日本の新幹線などはその良い例ですね。ところが世界の人々が、世界基準として比較対象としているのはアメリカなのです。だから私は今回、日本やドイツではなく、アメリカのインフラについて書くことにしたのです。

2699名無しさん:2015/09/29(火) 21:34:32
>>2698

 佐藤 著書では老朽化具合を生々しく描いていらっしゃいますね。

 カンター アメリカの国民に警鐘を鳴らしたいと思ったからです。これまでもアメリカのインフラの老朽化が進んでいることを問題視する人はいました。ところが、それをどのように改善したらいいのか、どのぐらい深刻なのか、という点についてはほとんど議論されてきませんでした。そこで私は、道路、鉄道など主要な交通インフラの歴史、テクノロジーの進歩が与えた影響、都市の進化などについて詳細に調査することにしたのです。

● なぜアメリカのインフラは遅れているのか

 佐藤 私自身もアメリカを訪れるたびに、「世界一の経済大国なのに、なぜこんなに不便なのか」と感じます。電車は1時間も遅れるし、渋滞はひどいし、空港もボロボロ。アメリカが他国に比べてインフラ分野で遅れをとっているのはなぜでしょうか。

 カンター いくつか理由があります。1つは、アメリカのインフラ関係の建物や施設は、他国よりも古い時代に建造されているということです。その当時は世界一の技術を駆使して作られましたが、長い年月を経て老朽化が進んだということです。

 特に老朽化が進んでいるのが、鉄道です。かつて鉄道は、アメリカ経済を発展させ、国民の生活を向上させるために重要な役割を果たしてきました。インフラには、「メンテナンスと改善」が不可欠なのですが、そのための予算をとるというのは、新しいものをつくるより難しいことなのです。

 佐藤 鉄道だけではなく、空港も道路も老朽化が進んでいます。

 カンター アメリカの航空産業は、第二次世界大戦直後、世界一の技術と規模を誇っていたのです。その頃は多くのパイロットが養成され、民間の航空会社が次々と誕生しました。ところが、アメリカはインフラを築くところにはお金をかけても「メンテナンスと改善」にはお金をかけませんでした。最新のインフラもメンテナンスをしなければ、老朽化が進むのは当然です。

 道路についても同じです。1950年代、アメリカは多額の国家予算を割いて、道路網の整備に注力しました。その結果、自動車産業が急速に成長し、他国よりも優位な地位を築くことができました。新たに道路をつくり、維持していく資金は主にガソリン税でまかなわれていました。ところがその税率はヨーロッパよりも低かったため、メンテナンスにまでお金がまわらなくなりました。アメリヵ国民は、税金を払いたがらなかったからです。

 佐藤 新しいものを建設するときには簡単に予算がついて、「メンテナンスや改善」には予算がつかないのはなぜでしょうか。

 カンター 本にも書きましたが、「メンテナンスや改善」というのは、政治的リーダーが掲げるキャッチフレーズとしてあまり魅力的ではないからです。

 アメリカ政府が巨額な予算を投じて国家プロジェクトを推進する際、その理論的根拠となってきたのが「国防」です。「国家防衛のためにはこれだけの予算が必要なのですよ」と言えば、国民から理解を得やすいからです。

 たとえば、アメリカの巨大な州間高速道路網は、全米州間国防高速道路法(1956年施行)のもとで整備されました。巨額な予算をかけて道路を建設した理由は「外国から攻撃されたとき、国民が速やかに避難できるようにするため」です。現実に米国本土が戦地になったことはありませんでしたが、当時は、そう言えば国民は納得してくれたのです。

 冷戦期には、国家防衛教育法(1958年施行)のもと、科学、テクノロジー、高等教育に多額の予算が割かれました。ソ連との宇宙開発競争に勝つためです。このときの投資は、アメリカの国力に大きな利益をもたらしました。現在、アメリカの技術力と高等教育が世界最高レベルにあるのは、この分野に巨額の資金が投じられたからです。

2700名無しさん:2015/09/29(火) 21:35:08
>>2699

 佐藤 教育への投資は、インフラのように物理的に劣化しません。同じように予算を投じても結果が分かれたということですね。

 カンター リーダーは人を動かすためのストーリーをつくり、ストーリーを語ります。第二次世界大戦から冷戦期まで、そのストーリーの中心となっていたのは、国防でした。「国防のために」という建前があれば、インフラだけではなく、様々な国家プロジェクトに予算を使うことができたのです。

 佐藤 メンテナンスにお金がまわらない理由は、ストーリーとして弱い、ということですか。確かに「国防のために道路を舗装するぞ」とはいかないですね。でも道路のメンテナンスについては、ガソリン税が使われることが法律で定められています。それなのになぜメンテナンスにまでお金がまわらないのでしょうか。

 カンター ガソリン税という制度そのものが古くなってしまったからです。今は電気自動車が走っている時代です。自動車も燃費効率がよくなっています。昔に比べれば、ガソリンそのものの消費も減りました。ミレニアル世代(2000年代に成人あるいは社会人になる世代)の中には、車を所有しない人もいます。スマートフォンを使って車をシェアすれば十分だと思っているからです。この制度を根本から見直すときがきていると私は考えています。

 >>続編『日本のインフラが米国より優れている3つの理由』は10月1日(木)公開予定です。

佐藤智恵

2701とはずがたり:2015/09/30(水) 00:40:41
アジア系、2055年には米国最大の移民グループに
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E7%B3%BB%E3%80%812055%E5%B9%B4%E3%81%AB%E3%81%AF%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%9C%80%E5%A4%A7%E3%81%AE%E7%A7%BB%E6%B0%91%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%AB/ar-AAeUlFq#page=2
The Wall Street Journal. Miriam Jordan 6 時間前

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの研究によると、アジアからの流入で増加している移民とその子供たちは向こう50年間の米国の人口成長の大半を占めることになるという。

 2015年から65年のあいだに、米国の人口は36%増加して4億4100万人になると予想されている。新たな研究によると、移民とその子供たちはこの増加分の88%にあたる1億0300万人を占める見込みになっている。

 合法、違法の両方の移民を含むこの予測は、10年おきに実施される米国国勢調査からの政府データと人口の一部を対象に毎年行われている標本調査、アメリカン・コミュニティ・サーベイ(ACS)の分析に基づいている。

 変化としては、アジア系が今や移民によって増加している唯一の移民グループとなっており、このペースで行くと55年にはヒスパニック系を追い抜いて最大のグループになるということがわかった。

 今回の研究の共同執筆者であるマーク・ロペス氏は「中南米、特にメキシコからの移民が急減速した」とし、「その一方で、アジア系、特に中国とインドからの移民は着実に増えてきた」と指摘した。

 15年現在、移民人口に占めるヒスパニック系の割合は47%だが、65年にはこれが31%に縮小する。今日の割合が約25%のアジア系は65年に38%に拡大するとその研究は見積もっている。

 アジアからの移民が増加していることで、55年には米国に過半数を占める人種的、民族的グループがなくなろうとしており、米国の人口は白人が46%、ヒスパニック系が24%、アジア系が黒人を追い抜いて14%に、黒人が13%になると見込まれている。現在は白人が62%、ヒスパニック系が18%である。「米国の人口がより多様化することで、米国の政治が作り変えられる可能性もある」とロペス氏は言う。

 1970年代の移民は主に欧州出身者だった。1990年代から最近までは、記録的な数のメキシコ移民の流入もあり、主な出身地域は中南米となった。ところが2011年から、アジアが移民出身地域として最大となった。今日、米国に住むアジア系の3分の2近くが外国で生まれている。ちなみにヒスパニック系では37%が外国生まれである。

 外国生まれのアジア系移民にはインドと中国からの数万人の留学生が含まれている。彼らの多くは卒業後も一時就労ビザで米国に滞在し続け、最終的には合法的な永住権申請を行う。米国市民権の申請が可能となるのは、彼らが永住権を取得した5年後である。

 ハイヤン・ウーさんがサンフランシスコ大学でコンピューターサイエンスを学ぶために中国を旅立ったのは07年のことだった。現在は雇用主である地元のハイテク企業がウーさんの永住権のスポンサーとなっている。30歳のウーさんは長期的に滞在したいと考え、米国での子育てを思い描いているという。「ソフトウエア技術に関する限り、すべては米国で起こっている」とウーさんは言う。「雇用機会の大半もここにある」。

 現代では最も多くの移民を米国に送り込んできたメキシコだが、今回の研究の共同執筆者のジェフ・パッセル氏によると、その数は減少してきており、07年よりも前の水準に戻る可能性は低いという。

 13年のすべての新規移民に占めるメキシコ出身者の割合は15%で、この50年間で最も少なかった。10年前と比べると違法移民の急減をもたらしたこのトレンドの背景にはいくつかの要因がある。最も大きいのはメキシコの出生率の低下である。これにより、多くの世帯主やその他の働き手は家族を養うために米国でより高賃金な仕事を探さなくても済むようになった。比較的安定したメキシコ経済、国境を越える旅に伴う危険なども移民を思いとどまらせる要因となっている。

 その研究によると、今後も新規移民は米国のヒスパニック系人口の増加に寄与し続ける見込みだが、人口増加の主な原動力となるのは米国におけるヒスパニック系女性の出産だという。

2702チバQ:2015/09/30(水) 21:06:24


1:不動産王トランプ氏
2:元神経外科医 カーソン氏
3:ルビオ上院議員
4:HPの元CEO フィオリーナ氏
5:ブッシュ元フロリダ州知事


http://jp.wsj.com/articles/SB10679346927304483289404581262380728901822
ジェブ・ブッシュ氏の支持率、5位に低下=最新調査 米大統領選

2015 年 9 月 29 日 16:53 JST

 一時は2016年米大統領選の共和党候補と目されたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の支持率は7月から9月の間にほぼ半減し、さまざまな有権者の支持率が他の候補者に流れるなかで、現在は7%まで低下している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同で実施した最新の世論調査で明らかになった。

 現在、ブッシュ氏の支持率は、共和党指名争い候補者の中で5番目。不動産王と称されるドナルド・トランプ氏と、元神経外科医のベン・カーソン氏、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)、米ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)だったカーリー・フィオリーナ氏が上位4位を占めている。

 ブッシュ氏の支持率は、男女の有権者、50歳未満および50歳以上の有権者、ラジオのトーク番組の聴取者、価値観重視の有権者から、保守派の草の根運動「茶会党(ティーパーティー)」に属する有権者といった全てで低下した。ブッシュ氏に対する支持率は、非常に保守的あるいは完全に保守的だとする有権者でも低下したが、低下幅が最も大きかったのは自称穏健派やリベラル派の有権者で、9月調査での支持率は8%と、7月の23%から15ポイント低下した。

2703名無しさん:2015/09/30(水) 21:17:52
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00045534-gendaibiz-cn
米中「新」冷戦の幕開けか!?首脳会談で浮き彫りになった習近平の「空回り」、アメリカの「冷淡」
現代ビジネス 9月28日(月)6時2分配信

アメリカから邪険に扱われた習近平主席
 アメリカ時間の9月24日夜、国賓として訪米した習近平主席夫妻を迎えてホワイトハウスで晩餐会が開かれ、翌25日午前中に米中首脳会談、そして昼に共同記者会見が開かれた。

 今回の習近平主席の訪米を一言で表せば、「中国の熱気、アメリカの冷気」である。

 習近平政権は今回の訪米を、今年の中国外交最大のイベントと位置づけ、それこそ国を挙げて推進してきた。

 安倍晋三政権が安保関連法案を強行採決した時、本来なら中国は激しく反発しそうなものなのに、なぜかおとなしかった。それは、すでに習近平訪米3日前から、中国国内の報道が、ほとんど習近平主席の訪米一色になっていたからである。

 これに対し、アメリカはと言えば、トップニュースはいつも、同時期に訪米したローマ法王の一挙手一投足である。習近平主席は、俗な言い方をすれば、邪険に扱われていた。

 象徴的だったのは、25日昼に開かれたオバマ大統領と習近平主席の共同記者会見である。

 アメリカ人の女性記者が、「その場を借りて」オバマ大統領に、危機に陥ったアメリカの来年度予算について問い質し、オバマ大統領が長々と答えるという場面があったのである。その間、オバマ大統領の向かって左側に立った習近平主席は、「なんのこっちゃ?」という表情で、イヤホンを耳に当てて興味なさげに聞いていた。

 ちなみに中国中央テレビはこの56分間の会見を生中継せず、会見終了から4時間半を経て、12分間のダイジェスト版を放送した。しかも、中国人記者二人のヤラセ質問(あらかじめ政府に指示された質問をして、習近平主席が用意した「模範回答」を読み上げる)の部分を強調して放映したのだった。

6回目の会談で訪れた転機
 記者会見の冒頭でオバマ大統領は、「習近平主席と初めて会ったのは、2012年(2月)に国家副主席として訪米した際で、今回が6回目の会談だった」と述べた。思えばその6回中、メインは2回だった。

 1回目は、2013年6月にオバマ大統領が、国家主席に就任して3ヵ月の習近平主席を、カリフォルニア州の農園に1泊2日で招待し、8時間以上にわたる異例の米中首脳会談を行った時だった。

 この首脳会談のしばらく後、米中双方の政府関係者に聞くと、次のように述べていた。

 中国:「アメリカ側の待遇は、最高レベルのもので、オバマ大統領は何度も、『アジアのことは、これから中国と共に考えていきたい』と述べた。習近平主席は、『新型の大国関係』を提唱した。これは来るべき『G2時代』(米中が世界を主導する時代)を見越した対等な関係のことだ」

 アメリカ:「今回の米中首脳会談の目的は、新しい中国の指導者である習近平という人物を見極めることにあった。習近平主席は自信がないのか、手元に置かれたペーパーを棒読みするばかりで、オバマ大統領が予期せぬことを話題にしたり質問したりすると、左右を見て随行の楊潔虎国務委員らに答えさせていた」

 2回目は、昨年11月の北京APEC(アジア太平洋経済協力会議)に、オバマ大統領が訪中した際で、この時も1泊2日で計8時間にわたる米中首脳会談となった。この時は、習近平主席のホームグラウンドだけあって、中南海の中にある、習近平主席が誰よりも尊敬する毛沢東主席の住居跡にまで、オバマ大統領を案内した。

 この首脳会談の後、やはり米中の政府関係者に聞いたら、次のように述べていた。

 中国:「オバマ大統領は、『これからアジアのことは、中国に任せていきたい』とまで言った。習近平外交の偉大なる勝利だった」

 アメリカ:「米中首脳会談だけでなくAPEC全体を見ていて、中国の台頭はもはやどうしようもないと悟った。台頭する中国をいかに利用してアメリカの国益を向上させていくかを考えた」


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