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2004年参院選スレ

1デモクラット:2003/11/21(金) 18:39
民主党スレで挙がっていたので、立ててみました。
自民、民主の候補者一覧にリンクしておきます。
自民 http://www.jimin.jp/jimin/jimin/sen_san20/index.html
民主 http://www.dpj.or.jp/news/200308/candidates2.html

680とはずがたり:2004/06/17(木) 00:04
まぁ結局は判で押したように自民党候補へ入れるんでしょーよ。

04参院選 公明、選挙区は自主投票
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=7319

 公明党県本部(宮原稔育代表)は15日、参院選山梨選挙区の対応について、自主投票にすると発表した。自民党から推薦を受けて無所属で立候補する予定の元アナウンサー大柴堅志氏(54)側から推薦要請を受けていたが、公明党が力を入れる比例区への見返りが期待できないためという。

  この日、県庁で会見した宮原代表らによると、12日に開いた県幹事会で全会一致で決めた。

  大柴氏の人物と政策は問題ないが、推薦を見送った理由として(1)大柴氏が自民党公認候補でない(2)大きな支援組織を持たない大柴氏には選挙区と比例区のギブ・アンド・テークが見込めない(3)自民党県連は県出身の比例区候補として横内正明氏を抱えている−−ことを挙げた。

  昨年の衆院選比例区で6万票余りを県内で獲得した公明党は今回、7万票の獲得を目標に設定。早くから比例区を最重点に準備を進めてきた。

  宮原代表は「政権与党を組む自民党の推薦候補だということと、課題が山積する国政安定の必要性は十分理解している。あとは党支持者一人ひとりに判断してもらいたい」と話した。

(6/16)

681とはずがたり:2004/06/17(木) 00:24
うーん森が元気な内は新進石川を民主に引き込むのは難しいのかねぇ。

民主県連 参院選に加藤氏が立候補へ
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news01.asp?kiji=7223

「自・民・共」対決の構図に 

 民主党県連から参院選石川選挙区(改選数1)への立候補を要請されていた長野県飯田市在住のNPO法人理事、加藤隆氏(54)は15日、金沢市を訪れ、立候補の意思を明らかにした。公示の9日前。自民新顔の岡田直樹氏(42)、共産新顔の佐藤正幸氏(36)を含め、「自・民・共」の新顔による三つどもえの争いという選挙戦の構図がようやく固まった。


 加藤氏はこの日夕、金沢市内のホテルで桑原豊代表代行、中谷喜和幹事長らと面会。県連代表の奥田建衆院議員に電話して、要請受諾を伝えたことを説明したうえ、「非常に光栄な話を頂いた。今までの思いを国政にぶつけたい」と話した。

 県連はこれを受け、党本部に対し公認申請するなど、選挙準備に追われた。また、連合石川は17日に加藤氏と政策協定を結び、推薦することを決めた。

 難航の末、ようやく決まった候補者について、中谷幹事長は「国会運営のあり方や年金問題など政治不信がある。加藤さんはやはり政策で改革を訴えかける候補と確信している」と話した。
(6/16)

自民、共産など各党会派の反応
民主党の候補者決定を受けて
 自民 「民主は落下傘候補」 / 共産 「自・民も同じ土俵」
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news02.asp?kiji=7224

 民主党の候補者決定を受け、各党・会派は24日からの選挙戦本番に向け、いよいよ動きを本格化させる。

 岡田氏を擁立する自民党県連の福村章政調会長は「民主党が立てたのはいわゆる『落下傘候補』。相手が決まった以上は最大限の力を尽くす。国政や県政のあるべき姿について、政策を中心に訴えていきたい」と引き締めた。佐藤氏を立てる共産党県委の秋元邦宏委員長も「財界や米国のいいなりの自民党政治の大枠を変えないといけない。民主党も同じ土俵で議論している。暮らしや平和問題などで県民の願いを実現したい」と意気込む。

 また、公明党県本部の庄源一代表は「年金改革やイラク問題など、連立与党の政策について信を問う選挙になる。選挙区で支援する岡田氏と比例区で党公認の荒木清寛氏の2人の当選を目指す」、社民党県連の宮下登詩子代表は「加藤氏については要請があれば支援を検討する。年金問題など弱い立場の人たちを置き去りにする与党の政策を追及し、イラクや憲法改悪の問題についても訴えたい」と話す。

 一方、過去の選挙戦で民主党と連携してきた新進石川の金原博会長は「民主からは何も聞いていないが、時期としてもう遅い。選挙区で岡田氏支援を会派内で決めており、なんらかの要請があっても、方針は変わらない」としている。
(6/16)

682無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/18(金) 11:27
7月11日の夕方以降、用事が入ってしまった・・・
開票速報ちゃんと見られなそうなのが残念だ・・・

683とはずがたり:2004/06/18(金) 13:07
俺も日曜日は用事が入ることが多いっす。今度はどうかな…?

大体日曜日は皆遊びに行くよねぇ。
水曜辺りを投票のための特別の休日にして投票率の向上を!

684とはずがたり:2004/06/18(金) 15:27
変節漢め!

「民主党政権で竹中大臣のはずが」 岡田代表が秘話披露
http://www.asahi.com/politics/update/0618/001.html

 「かつて、私に『民主党政権ができたら大臣を務める用意がある』と約束してくれたと記憶している」

 民主党の岡田代表は17日の日本外国特派員協会の講演で、竹中経済財政・金融相が参院選比例区に自民党から立候補することに関して、こんなエピソードを披露した。

 竹中氏は閣僚に就任する前は、経済学者として民主党の勉強会にたびたび出席し、岡田氏とも意見交換していたという。それだけに、今回の竹中氏の「変節」には「いつのまにか小泉内閣で大臣になり、今度は(自民党の)国会議員になるという。残念に思う」と、心境を吐露せざるを得なかったようだ。

(06/18 01:01)

685名無しさん:2004/06/18(金) 16:44
参院の定数配分/「違憲状態」を忘れないで
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2004/06/20040618s01.htm 今度の参院選は、年金制度改革、自衛隊の多国籍軍参加をはじめ、さまざまな争点が注目されている。定数配分をめぐって「違憲状態」で実施されることも忘れてはならないだろう。

 最高裁大法廷は今年1月「1票の格差」が最大5.06倍となった2001年7月の参院選について、合憲とした。だが、15人の裁判官のうち、6人は違憲とし、多数意見の9人の中の4人は「次回選挙でも現状が維持されれば、違憲判断の余地は十分にある」と指摘した。

 今度の参院選までに定数配分の是正を求めた、事実上の違憲判決と言える。
 最高裁判決を受けて参院は、各会派からなる協議会を設置したものの、是正措置を見送った。01年の参院選で、選挙区の1票の格差が最大となったのは東京と鳥取の間。今度の参院選でも5倍以上の格差となることが確実だ。つまり違憲状態のままになっている。

 協議会が5月末にまとめた報告書は、秋の臨時国会で新たな協議会を設置して抜本的見直しを行い、06年の通常国会で制度改正を実現、07年の参院選を新制度で実施することにしている。早い話が先送りだ。

 参院選後、選挙無効の訴えがまた起こされても、最高裁の判決までに見直しをすれば、違憲判決は免れるだろう。そんなもくろみがあるのではないか。

 参院は衆院のカーボンコピーと言われて久しい。参院不要論すらある。それにもかかわらず、当の参院に本気で改革しようとする熱意や努力が見えない。最高裁から定数配分の是正を求められても正面から応えないのは、有権者に対する背信行為にほかならない。

 参院の定数配分是正は、選挙制度の仕組みから確かに難しいのは事実だ。
 定数の半分を3年ごとに改選する制度が憲法で規定されていることから、選挙区の定数は偶数にならざるを得ない。偶数のままで1票の格差を縮めるには、2県で1つの選挙区にする必要が生じる。人口の多い選挙区の定数を増やす方法は、行財政改革の流れに反する。

 選挙区をやめて比例代表一本にする意見もある。格差は是正できるだろうが、参院の政党化に拍車をかける、地域の声を伝えることができない、などの問題が起きる。

 参院の定数配分はこれまでも、人口の多い選挙区の定数が人口の少ない選挙区の定数を下回る逆転現象の解消を主眼に、改正されてきている。2000年10月に成立した改正公職選挙法では、01年と今度の参院選の2回で、総定数を合わせて10削減する。

 しかし1票の格差をもっと縮めるには、これまでのような小手先の改正では限界にきていると言わざるを得ない。人口に比例して、機械的に定数を配分すればすむという問題ではない。参院の在り方と絡めて、抜本的な改革が必要になる。
 参院はどうあるべきか。今度の参院選では、この古くて新しい問題もあらためて考えていきたい。

686無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/18(金) 16:46

私です。
格差を直せないようなら廃止(併合)の方が国民のためではないでしょうか。

687とはずがたり:2004/06/18(金) 21:56
相変わらず不誠実極まる小泉自公内閣の姿勢ですな。

自民、争点ぼかしに躍起=年金・イラクでの逆風警戒−参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000948-jij-pol

 年金改革とイラク多国籍軍への自衛隊参加が7月11日の参院選での2大争点となりつつあることに、自民党が警戒感を強めている。いずれのテーマに対しても有権者の視線は厳しく、与党への逆風になる可能性が大きいためだ。そうした状況を反映し、同党からは「争点ぼかし」を狙った言動が出始めた。
 「一元化を含めた社会保障制度の在り方を協議するとの民主党との3党合意を尊重し、より良い改革に向けまい進したい」。18日、小泉純一郎首相は参院選遊説のスタートとなった前橋市での演説で、制度見直しのための協議機関設置などに取り組む決意を訴えた。首相が、棚上げ状態になっている3党合意にあえて言及したのは、抜本改革への積極姿勢を見せることで、未納問題や年金改革関連法に対する世論の反発をかわすのが狙いとみられる。「年金」を最大の争点に据える民主党の「気勢をそぐ」(自民党幹部)思惑もありそうだ。
 野党側が「憲法上疑義がある」と反対する多国籍軍参加をめぐっても首相は、17日の野党との党首会談で、国会での論戦を要求されたものの言下に拒否。岡田克也民主党代表を「何のための(党首)会談か」と怒らせた。
 自民党参院幹部は、両課題の争点化を避けようとする与党内の空気をこう説明する。「参院選の争点なんてない。年金やイラク問題を選挙戦で訴えても、支持者には疑問が残るだけだ」。自民、公明両党がまとめた参院選の統一公約は「小泉改革」の実績を強調するものの、「長期的課題」との理由から、肝心の年金一元化には全く触れていない。
 そうした中で、自民党内の一部には「年金もイラクもきちんと説明しないと、特に女性の支持者が離れてしまう」(森派幹部)と、「争点ぼかし」の効果を疑問視する声も出ている。(了)(時事通信)
[6月18日21時3分更新]

688香川県民:2004/06/18(金) 23:26
泡沫に終わるか波乱を巻き起こすか。

片上氏が出馬表明 参院選兵庫  2004/06/18
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0618ke33810.html

元参院議員の片上公人氏(64)が十七日、二十四日公示の参院選に、兵庫選挙区から無所属で立候補することを表明した。

片上氏は神戸市職員などを経て、一九八六年の参院選兵庫選挙区で、公明党公認として立候補し初当選。二期目の九七年末、元女性秘書に訴えられたセクハラ訴訟に敗訴し、離党した。
九八年の参院選でも出馬を模索したが断念。訴訟は九九年、最高裁で上告が棄却され、敗訴が確定している。現在はコンサルタント会社役員。

同日、関係者が県選管で立候補関係書類の予備審査を受け、続いて会見した。同氏は神戸新聞社の取材に対し、「自民、公明を中心に政治が右傾化していく流れに一石を投じたい」と立候補の動機を語った。

同選挙区ではほかに、自民新人の末松信介氏(48)、民主新人の水岡俊一氏(48)、共産現職の大沢辰美氏(63)、無所属新人の原和美氏(54)と宮本一三氏(72)が立候補を表明している。
自公「なぜ今」 戸惑い、驚きの声

参院選兵庫選挙区に元参院議員の片上公人氏が十七日、立候補を表明した。公示日を一週間後に控え、突然の表明に、かつて同氏を公認候補として推した公明を中心に
「なぜ、この時期なのか」の声が相次いだ。無所属ながら、二期務めた知名度を背景に選挙戦を展開するとみられ、自公協力にも影響が出そうだ。
十六日に自民の選挙区候補の推薦を決めたばかりの公明。県本部の野口裕幹事長は「寝耳に水で、びっくりしている」と驚きを隠さないが、「県本部としては(推薦を決めた)自民候補を全力で応援するのみ」と繰り返した。

一方の自民の選挙区候補陣営は「議員二期の実績がある人。支持母体に人間関係は残っているだろう」(県連幹部)と懸念。「(片上氏の出馬で)影響を受けるのは民主より自民。危機感を持って自力を固めていかなければ」(陣営幹部)と引き締めていた。

689magenta:2004/06/18(金) 23:41
参院選県区〜夏の舞台裏(上)
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20040618/0000002189.html

第20回参院選は24日の公示まで1週間に迫った。県選挙区に立候補を予定している現職と新人の計4陣営は事実上の選挙戦に突入している。昨年11月の衆院選で自民党県連は県内の3小選挙区を独占。これに対し、民主党県連は比例代表東北ブロックで2人が復活当選を果たした。今回の参院選の底流には早くも次期衆院選への思惑が見え隠れしている。自民党と公明党の選挙協力が衆院選に続いて成功するのかも注目の的だ。共産、社民の両党は比例代表での得票上積みをにらんで県選挙区を戦おうとしている。夏の政治決戦に臨む県内政界の最新の動きを探る。
(文中敬称略)

 自民党県連と公明党県本部は昨年11月の衆院選で緊密な選挙協力を行った。自民党公認の遠藤利明(県1区)、遠藤武彦(県2区)の両陣営は集会の度に「比例は公明党へ」というフレーズを繰り返した。これは2人とも重複立候補した比例代表東北ブロックでの名簿登載順位が低く、比例での復活当選の芽がなかったためだ。

 しかし、参院選では事情が全く異なる。自民党の比例代表候補者は33人。その多くは業界団体である党職域支部の支援を受けており、自民党県連も所属県議を比例の各候補者に1人ないし2人ずつ割り振って集票する態勢を組んでいる。

■目標は9万票
 こうした事情は公明党も十二分に承知しているが、同党が県内の比例代表で目標とする約9万票を獲得するためには自民党の協力が欠かせない。前回衆院選では自民党が公明党の支援を得ようと必死だったが、今回は公明党が自民党へのアプローチを強める図式となっている。

 「公明党関係者から比例で応援してほしいと言われている。どう対応すればいいのか」―。今月11日の自民党県連支部長幹事長会議でこんな質問が飛び出した。県連幹事長今井栄喜は「比例では自民党の公認候補者を応援するのが大原則だ」と述べた上で、「公明党との信頼関係もある」と含みのある発言をせざるを得なかった。

 参院選県選挙区で再選を目指す、自民党現職の岸宏一は公明党の会合に積極的に顔を出している。岸は先月31日に天童市で開かれた国政報告会で「公明党さんにはここ1カ月、いろんな集会を開いていただいている。党幹部の皆さんともすっかり顔見知りになり、親友のようだ。力を合わせて頑張りましょう」と呼び掛けた。

■高まるムード
 こうした流れを受け、公明党は16日に岸を推薦。「緊張感のある選挙協力を実現するため」として、自民党候補をあえて推薦しなかった昨年11月の衆院選とは対照的な対応となった。公明党県本部代表の寒河江政好は推薦決定の記者会見で「われわれにある票はそっくり岸さんにお上げしたい。公明党の集会に何度も来ていただいており、岸さんにというムードは高まっている」と述べた上で、比例での対応について「公明党が全力で応援するということを岸さん側がどのように感じてくれるか。あとは信頼と期待だ」との“メッセージ”を発した。

 こうした公明党の意向を県内の自民党関係者はどう受け止めているのか。ある自民党衆院議員の後援会幹部は「われわれの代議士の派閥にも改選議員がおり、あからさまな支援はできない」と前置きしながらも、「衆院選で応援してもらった関係は大切にしなければならない。後援会の一部から公明党を支援してもらうなど、可能な範囲で支援の形を示したい」と明言する。

 昨年11月の衆院選比例代表で公明党は前回比45.5%増の約8万6600票を獲得。自民党の得票率も前回とほぼ同じ41.4%を維持し、自公の選挙協力は最高の成果を挙げた。自民党県連の幹部はこれを引き合いに出し、「今回も自民党のバランス感覚がうまく働いてくれれば」と語るが…。

690とはずがたり:2004/06/19(土) 00:50
ボス|上杉− 江藤−
知事|安藤◎ 牧野▲
01参|小斉平◎ 長峯▲
03衆|黒木▲ 江藤◎ 黒田氏は
04参|上杉? 松下?

託す 04参院選<上>
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news01.asp?kiji=3426

後遺症 自民、「大同団結」を強調

  24日の参院選公示が目前に迫る。比例区を含めた選挙戦では、イラク問題や年金制度など争点は多い。県内では、自民党公認で各種団体の推薦を着々と重ねる上杉光弘氏に対し、同党を4月に離党した元県議、松下新平氏が「組織に頼らない選挙」で挑む。しかし背景には、長年の対立構図に加え、昨年の衆院選と知事選の影、さらには激しい保守分裂選挙となった01年の参院選が、火種としてくすぶっている。
  「公認候補として気力、体力の続く限り、県内をはいずり回ってでも訴えていきたい」。上杉氏は5日、宮崎市であった自民党県連の定期大会で声を張り上げた。会場には、安藤知事と県内3衆院議員全員が顔をそろえ、あいさつした。

新顔への関心も
  上杉氏を前に、宮崎2区選出の江藤拓氏は「(選挙区支部の)本部長のご指導に従い、力を合わせてがんばります」、同3区の古川禎久氏は「一生懸命、大勝するため努力し、汗をかくことを誓います」。ある出席者は「まあ、2人の温度は違うわな」ともらした。
  昨秋の衆院宮崎2区は、上杉氏と長年対立関係にあった江藤隆美氏が引退。長男の拓氏と、上杉氏に近い元県議黒木健司氏が、共に自民の推薦を受け戦った。それぞれの地盤で得票を重ね、約9千票差で江藤氏が制し、追加公認された。”代理戦争”とも言われた激戦を繰り広げた後だけに、今回、「名前も聞いたことがなかった」という松下氏に関心を抱く江藤氏支持者も少なくない。
  昨秋引退した県関係衆院議員は4人。5月9日、宮崎市で雨の中あった上杉氏の事務所開き。支持団体幹部がげきを飛ばした。「上杉先生を失うと県の弱体化につながる」。さらに「昨年は選挙でいろんなことがあり、後遺症が残っていることも事実。小異を捨て大同について頂きたい」。
  安藤知事の姿もあった。安藤知事は昨夏の知事選で、上杉氏の後援会の支持も得て、元県出納長牧野俊雄氏を破った。安藤知事は「参院選は中立」と繰り返すが、各種集会で「(上杉氏は)県にとってかけがえのない人」とエールを送る。安藤氏の都城地区後援会は5月末、独自に上杉氏推薦を決めた。牧野氏を支持した関係者らが「小異を捨てる」かは未知数だ。

「雪辱戦」の様相
  4月4日、高岡町の事務所であった松下氏の立候補表明の傍らには、01年参院選で敗れた長峯基氏が立った。報告を聞いた上杉氏後援会幹部は「見え見えの構図やな」とつぶやいた。
  3年前。当時現職参院議員だった長峯氏に対し、上杉氏支持グループが小斉平敏文・現参院議員を担ぎ、自民の公認を奪った形で選挙戦を制した。松下氏が長峯氏の元秘書だったこともあり、「雪辱戦」の様相も呈する。
  上杉氏の支持者は5月下旬、宮崎市内で雨の中、傘もささずに後援会回りをする上杉氏を見かけた。「パフォーマンスでこんなことをする人じゃない。本気だ」

  □■立候補予定者□■
  上杉 光弘62 〈元〉自治相  自現〈公〉
  馬場 洋光35 党県書記長 共新
  松下 新平37 〈元〉県議   無新
(6/18)

691名無しさん:2004/06/19(土) 10:48
>>685-686
参議院の位置付けは、曖昧ですよね。選挙制度は、類似のものですし、権限も、衆院より少し弱いだけで、実質的には同じですし。全国一区の比例代表部分があり必ずしも都道府県代表との位置付けではないのに、あれだけ1票の格差があっては、説明がつきません。あなたが「格差是正ができないなら廃止を」と言われるのも、頷けます。
個人的には、二院制は維持した上で、参議院=権力監査の府、地方代表の府、権威の府、長考の府と位置づけ、以下の各点に沿った改革がなされるべきだと思っています。
① 都道府県代表ないし州代表との位置付けを加える(連邦制の国でなくとも、仏伊では上院をそのように位置づけている)。これに伴い、比例区を廃止し、選挙区に一本化する。
② 外交、地方自治、決算、人事を先決事項とする。
③ 定数を大幅に削減する。
(④ 思い切って、任期を8年にする。)
③以外は憲法改正が必要ですが、②は参議院先議という運用を行えば(決算は両院に同時に提出ですが)、すぐにでもできます。

692691:2004/06/19(土) 10:52
忘れていました。
⑤ 審議や発言の打ち切りには、4分の3の賛成を必要とする。中間報告は、廃止する。
政党政治の主戦場たる衆議院ならともかく、参議院で強行採決をやってはいけません。自殺行為です。

693magenta:2004/06/19(土) 11:47
タレント効果、色あせた?=すぐ辞職、イメージダウンも−参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040619-00000992-jij-pol

スポーツ選手や歌手といったタレント候補は参院選の「華」。今回も立候補予定者の中に数人の名前が並ぶが、前回は当選後の造反辞職、離党で振り回された政党も。しかし、業界団体など支持基盤の疲弊で、政党の集票能力は低下。「ほかに有効な手もない」(与野党幹部)とタレントの知名度にすがるのが実情だ。
 2001年7月の参院選。民主党から出馬し、当選6カ月後に辞職した大橋巨泉氏や社民党から出馬しながら当選後に離党、神奈川県知事選に回った大学教授田嶋陽子氏など、各党のタレント候補戦略は次々にほころびを見せた。
 民主党幹部は「大橋さんでも個人の得票は40万程度。自力で勝ったのは160万票取った舛添要一さん(自民党)ぐらい。逆に言うと、それくらいの人でないと頼む意味がなくなった」と騒動を振り返った。
 それでも、「前回は非拘束名簿式の複雑さに有権者も戸惑った。今回は名前を書くという認識が広まり、党名7、個人名3だった前回の比率が個人名7ぐらいに増えるはず」(自民党幹部)と、比例代表でのタレント候補の集票力に期待を掛ける声はある。
 一方、タレントの側も意識が変わった。自民党はあるタレントに立候補を打診、断られた。「講演で100万円もらっていた人が議員になるとお茶菓子だけ。大減収になるし、党での仕事はぞうきん掛けから。迷うのは当然」(自民党幹部)と話す。
 ある現役のタレント出身議員は「要は中身の問題だ。野球選手でも打てなければトレードされる。政治の世界も同じこと。名前だけで議員になっても去るべき人は去っていく」とクールな見方を示した。(了)(時事通信)
[6月19日6時30分更新]

694とはずがたり:2004/06/19(土) 12:23
>>685-686 >>691-692
個人的には道州制を先取りした中選挙区制度一本にすればいいんではないかと思ってます。
もちろん定数はきちんと是正して。

ただ,変に制度を変えると衆院と参院でねじれが起きて改革が進まないという意見もあるようですな。
参考スレ↓
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1041771016/

695とはずがたり:2004/06/19(土) 12:25
>審議や発言の打ち切りには、4分の3の賛成を必要とする。
あとこれはいいかもしんない。最近は明文化しとかないと与党がやりたい放題だし。

696無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/19(土) 16:06
ハンディ議員2人の明暗=転進の薬害エイズ家西氏−視覚障害者堀氏は引退・参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040619-00000061-jij-pol
 今回の参院選では、土井ブームの旧社会党時代に視覚障害者として初めて国会議員になった現民主党の堀利和参院議員が「後進に道を譲る」として引退を決めた。一方、薬害エイズ被害者でエイズウイルス(HIV)感染のハンディを持つ同党の家西悟前衆院議員は新たな可能性を求めて参院に転進を図る。
 堀氏は個人名得票の多い順に当選する非拘束名簿方式の比例代表について、「候補者の意思や党の理念だけで出られる状況ではなくなった」と言い、「社会党が与党の時代、福祉プロジェクトで社会のバリアフリー化に携わったのが思い出深い」と12年の議員生活を振り返った。
 民主党幹部は「今の制度は堀さんのような候補にはつらい。個人票の最低当選ラインを15万票としても、強い団体の支援がないと勝てない。参議院らしい特色ある候補を出すのは難しくなっている」と漏らした。
 家西氏は昨年11月の衆院選で、民主党が比例区単独の立候補を認めなかったため参院へ転進。血友病で足の関節が不自由な上、HIV感染のハンディを抱えては激しい衆院の小選挙区戦は戦えないと判断した。同党は転進を決意した家西氏をバックアップ、労組などの支援を取り付けて選挙戦を進める。
 しかし、家西氏は「世の中のしわ寄せは立場の弱い者のところへ最初に来る。その怖さはわたしたちが一番感じているし、経験もしている。わたしなら社会の多様なマイノリティーの声を代弁できる」と、従来の枠組みを超えた草の根の支持にも期待を寄せる。
 家西氏は「衆院のおまけのような審議ばかりでは参院の存在感が薄くなるのは当然」と指摘。「さまざまなグループや階層を代弁する候補者が増え、もっと専門分野に特化した審議や立法案が増えれば参院は面白くなる」と語った。(

697とはずがたり:2004/06/19(土) 16:37
>>696
旧社会党系でも市民派だと労組がバックにつかないのかねぇ。
前回,情報労連がバックに就いて立候補した高見氏みたいにどっか適当な支援団体を手配できなかったのかしらん。

698とはずがたり(1/3):2004/06/19(土) 18:44
〈04参院選〉(上)奔流 保守王国
非自民勢力の衰退
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6513

 「自民党を出たときは、津島雄二も木村守男も木村太郎もみんな一緒だった。ところが気がついたら一人だもの」

 5月24日の民主党演説会。田舎館村の公民館で、田名部匡省が皮肉まじりの決まり文句で笑いを誘った。自民党時代、農水相も務めた田名部。だが、この日、集まった聴衆は約20人だ。

 二大政党対決−−。昨年の衆院選に続き、7月の参院選も自民、民主両党が争う様相だ。だが、県政界では自民勢力の肥大化を前に、非自民勢力衰退の図式が続く。

  ●離党組

 5月18日、都内のホテルであった民主党のパーティー。出席者2千人の熱気の中、田名部は参院選の公認候補の一人として紹介された。69歳は千葉選挙区の広中和歌子らと並んで最年長。ぴかぴかの白いブレザー姿に「若返ったな」と周囲から声がかかった。

 壇上では、新代表に就任したばかりの岡田克也が、菅直人、小沢一郎、羽田孜、鳩山由紀夫と握手を交わし、年金未納・未加入問題に揺れた党の結束をアピールした。菅を除く4人は、田名部と同様、93年に自民党を離党した面々だ。

 離党後の田名部は新進党県連を率い、95年2月の知事選で同じ離党組の木村守男を当選させた。新進党解党後も、独自の県民協会をつくり、木村の再選を果たす。一方、津島は95年3月に復党、99年10月の自自公連立政権誕生後、木村太郎と山崎力も自民入り。2期目を迎えた木村の姿勢も自民寄りに変わる。

  ●後継者

 県内の保守勢力が自民に回帰する中、田名部が巻き返したのが00年衆院選2区だった。

 「死なないでください! 私は田名部先生を一生裏切りません!」

 県民協会顧問の三村申吾「当確」の知らせを聞いた直後、田名部は心労から選挙事務所で倒れ、救急車で運ばれる。三村は支持者や報道陣を前に涙で絶叫した。田名部に近い県議は「田名部は三村を後継者にと考えていた」と証言する。

 だが、その三村も02年に協会を退会。自民党員でありながら三村を支援、党県連から処分された三沢市長の鈴木重令は「三村は自民党議員に流れる情報量の差に悩んでいた。自民党に入って地元のための仕事をしろと説得した」と語る。鈴木は党本部との仲介も引き受けるが、野中広務は「そんなにふらふらするやつが大丈夫か」。結局、2区で対立候補だった自民の江渡聡徳と競合するため、党県連は三村の自民入りを認めなかった。

 転機は昨年6月の木村辞任後の知事選だった。自民の支援を得て、三村が初当選する。

 三村は5月22日、参院選の自民党の奈良秀則の事務所開きに出席し、「奈良さんという花をリンゴの実に育てていくのがみなさまの責務です」と激励した。

699とはずがたり(2/3):2004/06/19(土) 18:45

  ●個人全面

 自民党関係者は自民回帰の理由について「国とのパイプ」と口をそろえる。核燃施設や新幹線などの誘致に加え、財政難の県にとって、政権与党であることの意味は大きいというわけだ。

 昨年の衆院選で県内の4小選挙区は自民党が独占。民主党が比例区で自民党を上回り、小選挙区でも躍進した全国的な「波」は、青森とは無縁だった。

 こうした県政界の流れの中、田名部は昨年12月、民主党に入党する。

 だが、保守色の強い田名部と民主党との違和感も根強い。後を追い民主入りしたある町議は「我々は民主党でなく田名部党」と語り、あくまでも「自民党対田名部」との認識だ。後援会組織も政党より個人を前面に打ち出す構えをみせる。

 参院選は新進党県連の解散以来、非自民勢力の民主党が一方の軸になる県内で初めての全県選挙だ。「どこもあっち行ったり、こっち行ったり。じっと待っていて二大政党の条件がやっと整った」と田名部。果たして県政界に、田名部の思い描くもう一つの潮流ができるのか。(敬称略)

    □   □

  揺るぎない「保守王国」に見える県政界。93年以降、繰り広げられてきた保守勢力の争いは参院選を契機に、どこへ収斂(れん)するのか。底流を探る。(志村亮)

(6/18)

〈04参院選〉 (下)奔流 保守王国
自民勢力のきしみ 選挙後に向け思い交錯
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6518

 自民党県連会長の津島雄二は不機嫌だった。
 「オレも津軽の政治家だ。木村太郎君がやらないからと言って、4区で戦えないわけじゃない」

 6月6日、弘前市内で開かれた政策演説会。主催者は木村守男の長男で4区選出の太郎。党公認の奈良秀則を迎えた決起大会だったが、400席のうち、100席ほどが空席。津島が最前列に座った壇上の来賓席も空席ばかりが目立った。津島のいら立ちは、党内の不協和音に向かっていた。

●前知事の影響

 3選を果たした木村守男は昨年5月、女性問題をめぐって知事職を追われた。「おやじ(守男)は津島につぶされた。簡単には奈良を応援できない。おやじが選挙に出ればいつでも戦う」。木村の後援会幹部は息巻く。

 津島に近い県議たちは昨年3月、守男の不信任決議案に賛成した。さらに、奈良擁立を津島が終始、主導したことが津島系の県議と木村派の関係に微妙な影を落とす。

 5月18日夕。青森市内であった青森大学の薬学部開設パーティーに、その守男が姿を見せた。懇親会で、守男は最前列中央にあるテーブルの席を用意された。

 「参院選に出てください」「期待していますから」。周囲には建設業関係者や教育関係者らの人だかりが絶えなかった。

 だが、守男は自らの去就について、公の席で発言を控えている。この日も「ありがたいことです」と言うのみ。県政関係者からは、守男の政治生命は終わったとの見方と、自らの影響力を維持しつつ、3年先の知事選までを見据えているとの見方が交錯している。

700とはずがたり(3/3):2004/06/19(土) 18:45

●復活打ち消す

 ただ、木村派県議は守男の政界復帰説が流れるたびに、打ち消しに躍起だ。守男が自民党と争うようなことになれば、息子、太郎の党内での立場に影響が出かねないというわけだ。19日には4区の緊急役員会を開き、奈良支援態勢の強化を決める手はずをとった。だが、ある木村派県議は「4区は取り組みが甘いと責められるが、3区を除けばみんな一緒じゃないか」と悔しがる。

 その3区は津島と並んで、県政界に影響力を持つ大島理森の選挙区だ。昨年の衆院選では、県内で唯一、比例区で民主党が自民党を上回り、大島自身も長年競合してきた田名部匡省の長女、匡代に追い上げられた。

 大島は参院選に向け、国政報告会などを頻繁に開き、「この選挙は地盤が重なる田名部をつぶす戦いだ」(大島周辺)。来年秋には、旧県民協会系が現職の八戸市長選も控え、参院選は自らの選挙との意識が強い。

●一線画す流れ

 一方で党関係者の間では、参院選で奈良が惨敗するようなら、県連会長は大島に代わるとの観測が出ている。そんな大島に急接近しているのが木村派だ。太郎と木村派県議は3月、4月と青森、東京で相次いで大島との会合に出席。都内のすき焼き屋では2区の江渡聡徳も参加し、ワイングラスを傾けて談笑した。

 大島派県議は守男の不信任決議案の採決で反対に回り、守男支援の形をとった。両派県議の三村県政に対する評価も似通う。「県の財政難は理解している。だが、何もかもカットし過ぎだ」との声が上がる。

 こうした流れは、三村県政を全面支援する津島とは一線を画しているように見える。津島の側近議員は「参院選で完勝し、津島の会長留任が必要だ。三村には他にパイプがないんだ」と漏らした。

 県選出国会議員6人のうち、自民党が5人を占める中、党の結束に必要な明確な対抗勢力は失われた。だが、次期衆院選や3年後の知事選もにらみ、水面下での駆け引きはすでに始まっている。(田伏潤)

 =敬称略


(6/19)

701とはずがたり:2004/06/19(土) 21:51
うーん,まかり間違えば民公社共闘の非常に興味深い選挙区になっていたのに!
土居氏は旧民社系の流れではなかったっけかな?党本部にちゃんと上げていく体制が何故取れなかったのか?

[’04参院選・決戦前夜・えひめ政界舞台裏]/上 非自民3党で協力模索 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040617-00000002-mai-l38

 ◇民主・公明・社民、調整ならず統一候補断念
 7月の参院選は、年金制度改革や多国籍軍への自衛隊参加、北朝鮮拉致問題など多様な争点の下に、立候補予定者がほぼ出そろいつつある。愛媛選挙区(改選数1)では既に自民、民主、共産の新人3人が出馬表明し、選挙の前哨戦の様相を見せている。その擁立までに舞台裏でどんな動きがあったのか。県政界の“決戦前夜”をリポートする。
 「一緒に戦えないことになってしまった。申し訳ない」
 4月26日、県議会公明党控室。民主党県連の土居一豊副代表(当時)が、公明党県本部の井上和久代表を訪れ、頭を下げた。「残念だ。でも、あなたはよく頑張った」。悔しさを隠しきれない土居副代表に、井上代表はそう答えるしかなかった。
 土居副代表が、井上代表に選挙協力を持ち掛けたのは昨年末。以後、2人は県議会の廊下や控室で会うたび、情報交換した。土居副代表は、社民党県連にも声をかけ、「3党が相乗りできる無所属候補擁立」に力を尽くした。
 非自民3党の選挙協力は、国政の自公連立とねじれを生じる。だが、井上代表はこう打ち明ける。「うちが乗れる候補がいれば、本部に事情を話し、了解を取るつもりだった」。公明は本気だった。
 しかし結局、民主党県連は4月21日、公認候補を内定。土居副代表は5月12日、責任を取って副代表を辞めた。
   ◇
 昨秋の衆院選。自民は比例で26万6694票を獲得した。これに対し、民主は20万7235票。その差は約6万票。だが、公明(11万6583票)、社民(3万5746票)の2党を上乗せすると、自民を約9万票上回る。単純計算だが、非自民勢力を結集すれば、国会議員の自民独占状態を打破することが可能。土居副代表のこうした読みに、井上代表も「自民以外の議員を国政に送ってこそ、民意に応えたと言えるのではないか」と応えた。
 昨秋の衆院選では、自民の選挙区候補は全国の半数以上が公明の推薦を受けたのに、県内はゼロ。「公明の力を借りなくても、自民だけで勝てる」(県議)。「保守王国」と言われる特殊事情があるために、公明にも民主との“地域協力”が魅力的に映った。
   ◇
 土居副代表は当初、松山大卒の30代の男性会社員の擁立で動いた。しかし、海外勤務の話が持ち上がり断念。後に民主党公認候補となる斉藤政光氏を無所属で3党が推す方向で調整を進めた。
 しかし、それはならなかった。民主党県連の成見憲治代表は「3月末ごろまでは、無所属候補でも構わないと思っていたが、党本部の了解を得られなかった」。
 はしごをはずされた格好の土居副代表は旧自由党県連会長。「私が党本部の旧自由党出身者に聞いたところ、『愛媛から無所属候補擁立の話など上がってきていない』と言われた」。県連内の意思疎通が十分とはいえなかったことがうかがえる。
 3党協力の枠組みが破たんし、社民も独自候補擁立を迫られた。だが時間切れで、先月22日に自主投票を発表。旧社会党時代を含め、参院選挙区での擁立見送りは初めてだった。
 実現すれば、中央の枠組みにとらわれない注目選挙区となったはずだ。自民の牙城を切り崩す水面下の工作は、こうして頓挫した。(毎日新聞)
[6月17日20時41分更新]

702とはずがたり:2004/06/19(土) 21:52
[’04参院選・決戦前夜・えひめ政界舞台裏]/下 1人は県議、がルール /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000002-mai-l38

 ◇自民の候補者選び、「1人は県議」がルール−−「選考委」の試みもむなし
 「旧態依然の候補者選びを繰り返しても無党派層を取り込めない。県連には危機感なんてないんだな」。保守系無所属市議は、自民党県連の参院選候補者選びを振り返り、ため息をついた。
 県連には長い間に築かれた暗黙のルールがある。「選挙区選出の参院議員2人のうち、1人は県議から選ぶ。県連幹事長や県議会議長の経験者とし、参院議員2期12年を務める」というものだ。しかし「県議の既得権」に対し、一部で疑問の声が上がっていた。
 昨年12月、国会議員や県議でつくる候補者選考委員会を設置。支部や党員の意見を聴いたうえでの候補者選びを試みた。「党員でなくても良かった。へえと驚くような、意外な候補が出てくることも期待していた」と県連幹部は言う。だが最終的に決まったのは、当時幹事長で県議だった山本順三氏(49)。ルールはやはり踏襲される結果になった。
   ◇
 昨秋の衆院選は、自民にとっては評価が難しい選挙結果となった。小選挙区では自民圧勝。だが、比例代表の得票数は、松山市で自民6万5719票に対し、民主6万4736と互角。新居浜市、西条市、松前町では、民主が自民を上回り、集票力にほころびが見えた。
 県連幹部は「西田司・元自治相の後継者を立てられず、比例票の行き場がなかっただけだ。全体としては我々の勝利だ」と言い切った。県連幹事長の山本敏孝県議は「01年参院選で自民は21万票獲得した。民主は6万票弱。組織力の差は歴然だ」と強気だ。
 しかし県連として、今回の参院選は圧勝が至上命題。「党本部では『愛媛は勝って当然』と思われている」(国会議員秘書)という事情もある。イメージアップを狙った県連初の選考委は、昨年12月上旬から本格的に動き始め、自薦、他薦を含めて数人を検討した。しかし「年末までに候補者を決める」という方針の下では、意外な人選が出来るはずもなかった。
   ◇
 比例での“敗北”を喫した地域では「これからは無党派を取り込まないと勝てない」と危機感を募らせている。今秋予定の新居浜市長選の候補者について、自民党新居浜支部のメンバーらは今年4月、一般公募した。選考過程を透明化し、幅広い有権者の支持を得る目的だった。
 しかしこの時、一部の県連関係者から「そんなことしなくていい」「やることが4年早い」という批判が上がった。「組織力の貯金を崩していられるうちはいいが、この先、国のかじ取りを任せられるような政治家は出てこないのではないか」との声もある。さまざまな不安や不満を抱えながら、保守王国のプライドを守る選挙戦が始まる。(毎日新聞)
[6月18日20時40分更新]

703名無しさん:2004/06/19(土) 22:02
>>701
公明党は比較的最近まで民社系と県議会で統一会派を組んでいたし結構まだ近いのかもしれない。
愛媛の自民候補に公明の推薦が出ていないのもこのせいだったんだな。
民公社だったら善戦できたとなるとみすみす勝利を逃すことになった公認に拘った民主党本部と民主県連の独自派の責任は重いのでは?

704とはずがたり:2004/06/19(土) 22:06
>>703は とは です。

705香川県民:2004/06/19(土) 22:15
>>701-704
成見県連代表=旧社会党出身、土居県連副代表=旧民社党出身ですな。
民主党愛媛県連は比例票の掘り起こしのために国政選挙ではなるべく公認候補を立てたい意向だという記事をどこかで見た記憶があります。
愛媛のような野党が弱い地域の場合、国政選挙では独自候補擁立よりも野党間の協力を優先してほしいものですねぇ。

706杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/20(日) 09:07
>>705
土井副代表は自民党出身。県会議長まで務めたものの選挙違反で立候補禁止に追い込まれた後、国政に転進。
旧・自由党の県連代表から民由合併で民主党入りしています。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

707とはずがたり:2004/06/20(日) 13:07
大体社民党の主張ってのは反共以外は共産党と同じだからねぇ。

04参院選、社民県連 党の基盤保持に苦慮
http://mytown.asahi.com/niigata/news01.asp?kiji=6190

民主党の岡田克也代表(右から2人目)と社民党の又市征治幹事長(同4人目)に挟まれた近藤氏。12日、新潟市の古町十字路で

02年秋から県選出国会議員がいない社民県連。参院選で元代表の近藤正道(57)を当選させ、国政とのパイプの再構築を悲願にしている。「政権交代」を合言葉に民主と組んだ一方で、「護憲」などの理念は前面に出しにくくなった。「選挙に勝っても、党の基盤が揺らぐかもしれない」。社民支持者の表情には苦悩がにじむ。

  ●憲法論議に配慮

  「任期の間に憲法改正が論議に上ることは間違いない。私は憲法3原則、とりわけ9条を守り、生かしていきたい」

  5月29日。近藤は横越町の集会で、護憲への思いを語り、参院選での支援を呼びかけた。聴衆のほとんどを占める自治労は、社民を支える中心労組の一つだ。

  社民の旗印といえる「護憲」。しかし、近藤は集会によって、訴えの強弱を切り替えている。

  6月7日。近藤は西村智奈美衆院議員=民主=とともに、JR新潟駅前や繁華街で街頭演説をした。イラクへの自衛隊派遣問題や政権交代など、民主と共通する政策課題が中心に据えられ、護憲の話題は隅に追いやられた。改憲を否定しない民主に配慮するからだ。

  近藤は「将来、憲法問題に踏み込むと、いろんな違いが出てくると思う」と不安を口にするものの、「小異を捨てて大同についた。共通部分をふくらませれば、十分対応できる」と民主への歩み寄りは否定しない。

  ●社民に危機感

  社民の県選出国会議員がいなくなったのは02年10月。今期で引退する大渕絹子参院議員が離党を表明、その後、民主系の会派に入った。

  社民は昨秋の総選挙で1区の候補擁立を見送り、西村を応援。その見返りで近藤への支援を取り付けた経緯がある。

  民主は総選挙の県内比例区で自民を上回る48万票余りを獲得するなど躍進。社民は約10万票にとどまった。「参院選で野党の1議席死守を」と呼びかけるものの、民主の協力が不可欠な状況に追い込まれていた。

  共闘の第一歩とし、社民は、民主の要望に応えて近藤の無所属立候補を容認。社民県連内に不満がくすぶるきっかけになった。県連関係者は「民主への譲歩が過ぎる、と口にする支持者もいる」と漏らす。

  「参院選後の展望が見えない」と話す関係者もいる。

  9日、近藤が県議を辞職したことで議席数が5に減り、民主系会派の「みらい」を下回った。第3会派に転落したことで、県政への影響力の低下も危惧(き・ぐ)されている。

  自民に次ぐ第2会派に戻るには、県議補選で近藤の抜けた穴を埋めることが必須だ。が、民主も独自の候補を立てる公算が大きい。

  社民系の新潟市議からは「全市的に支持を得られる候補を立てられるだろうか」と弱気な発言も聞こえる。

  「近藤さんが当選しても、組織としてもたなくなりそうだ」。県連関係者の悩みは深い。=敬称略

(6/20)

708香川県民:2004/06/20(日) 16:08
>>706
そうでしたか。
こちらの確認ミスだったようで申し訳ありません。

709691:2004/06/20(日) 23:28
>694
私の言う「選挙区への一本化」と、あなたの言われる「道州制を先取りした中選挙区制」は、方向性は類似すると思われます。関東とか近畿といった地方単位なら、定数100(改選50)でも、あまり格差は広がりませんしね。例えばこんな感じですか。
北海道 4議席(2人区)
東北 8議席(4人区)
関東 32議席(16人区)
北陸 4議席(2人区)
東海甲信 14議席(7人区)
近畿 16議席(8人区)
中国 6議席(3人区)
四国 4議席(2人区)
九州 12議席(6人区)
この時点で、一票の格差は、北海道対四国≒1.4:1です。州代表としての性格を考えると、まあこんなものですか。

710とはずがたり:2004/06/21(月) 00:36
>>709
おお,1.4:1なら格差はないも同然ですねぇ。
あとは北海道をはじめとする4議席と32議席という定数の不均衡をどう見るかですね。

711とはずがたり:2004/06/21(月) 02:06
ほんと,投票に行きましょうねぇ。で,出来れば非自民に強力な1票を。こういう買い込みって事前運動に該当するのかね?

社説:棄権のツケは回ってくる
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040621k0000m070114000c.html

 投票の権利を放棄して政治不信は解決しない。意思表示をしない人にはめぐりめぐってツケがはね返ってくる。

 投票率は参院選の隠れた争点だ。投票率が高くなると、政治状況は変わることが多い。

 衆参ともに投票率は低下傾向にある。時々の政策課題で多少のアップダウンはあるものの、低下に歯止めがかかっていない。

 ここ5回の参院選の投票率(小数点以下切り捨て)は65%、50%、44%、58%、56%。98年に58%へ跳ね上がったのは、投票時間を午後8時まで延長した影響である。いわば「追い風参考記録」で、次の選挙からまた下がりだした。なぜ投票率は下がるのか。

 結論から言うと、若者が投票所へ足を向けないからである。総務省がまとめた01年参院選での投票行動を見ると、20代前半の投票率は31%、20代後半は36%に過ぎない。一方、50代では65%を超える。60代になると、75%前後にまでアップする。20代で棄権した人が30代になって突然投票することは極めて少ないので、今後も投票率は低下する傾向が続く。

 年金がどうなろうと、多国籍軍へ自衛隊が参加しようと、投票よりレジャーだ、という人たちはいつの世でもいた。大ざっぱに有権者の3割といわれてきた。

 若者が「無関心」になる理由は政治家にもある。司法から定数是正を求められているのに、自ら手をつけられず違憲状態で選挙を行うのは、若者がそっぽを向くことに加担している。

 それでも、国民が意思表示しないと何事も変わらない。例えば、年金問題は見方を変えると世代間対立であり、高齢者は今の給付水準を守りたいため投票所へ行く。若い世代は、負担が増え、将来の給付が減るのに棄権していていいのか。高度成長期が終わり、政治の課題は既得権益の再調整となった。黙っている方が不利益をこうむる。

 投票率低下を加速したのは、ゼネコン、労働組合、職域団体など選挙マシンと言われてきた組織の地盤沈下もある。さらに、コミュニティーの希薄化とも無縁ではなさそうだ。無党派層が増えているのは、世の中のしがらみがなくなっていることと連関している。その中で、まだ強力な集票力を維持しているのは宗教団体だけだ。

 世界の先進国も同じ悩みを抱えている。オーストラリアやベルギーは義務投票制を導入し、棄権者には罰則を科している。オーストラリアの場合、投票へ行かなかった人は最高20ドルの罰金を払わなければならない。その結果、下院選挙の投票率は約95%にもなる。

 だが、投票はあくまでも有権者の自発的な意思によらなければならない。強制的に投票所へ向かわせる社会は息苦しい。参院選では政策課題、小泉政権の評価、政治不信のはけ口など「理由はそれぞれ」、あなたの考えを示そうではないか。
毎日新聞 2004年6月21日 1時23分

712691:2004/06/21(月) 21:36
>>710
都道府県議会(市や郡などを選挙区単位としている)とパラレルに考えれば、納得できますね。定数1の小選挙区がある一方、県庁所在地などでは定数10以上の大選挙区もあるわけですから。
公選制の上院は、小選挙区比例代表並立制のイタリアを除けば、全州・全県1区が原則です。ただ、日本は連邦制ではないですから、1州を2以上の選挙区に分割することは、あってもよいかもしれません。因みに、関東を首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)とそれ以外(茨城・栃木・群馬)に分割すれば、26議席(13人区)と6議席(3人区)になります。あまり解決にならないですか…

713とはずがたり:2004/06/21(月) 22:45
>都道府県議会(市や郡などを選挙区単位としている)とパラレルに考えれば、納得できますね。
>定数1の小選挙区がある一方、県庁所在地などでは定数10以上の大選挙区もあるわけですから。
まさにこれが,特に国政選挙では,どうなんかなぁと思ってしまう点です。
県都だけ定数15であとは1〜2人というのは法の下の平等に反していやしないかと思うことしきりです。地区代表という性格の県議会という事で正当化されるのでしょうけど,国政選挙で4人選ぶのと30人を選ぶのではまるきり違う選挙制度ですし,同じ選挙制度で選出してやらないと不公平な気もします。関東・近畿は2〜3選挙区に分けるというのも手でしょうか?

714とはずがたり:2004/06/21(月) 23:19
>>701-706 >>708
土居氏は県議会議長もやったという事から自民党出身と言う事が判りますね。
一方で自由党は民社系との関係も深く?(例えば00年の比例名簿二位は民社党職員),地方議会への復帰に際して民社系労組から支援を受けている様ですね。また成見氏も民社系という事のようです。
宇都宮女史が民主党の県連会長を引退してから愛媛民主に旧社会党系は居なくなってしまった感じでしょうか?

http://www.kochinews.co.jp/senkyo/00kojigo.htm
00年自由党四国比例名簿
1土居 一豊(64)元愛媛県会議長    新
2及川 敏章(43)党職員(民社党職員) 新

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/663
公明・民社会議 3→公明党 2
<いずれも松山市>
民主党 1→2
<藤田・西条市/成見・松山市>
自由党0→1
<土居・松山市>
松山の友愛会出身の中矢氏が公明党と組んでいたが引退したようだ。代わりに成見氏が民主党公認で出たのか?

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/665
○松山市選挙区・自由党の土居氏は今回、旧民社系の中矢氏の出身母体である帝人労組等の支援を受けたようです。
尚、旧民社系のもう一つの核である四国電力の労組は民主・成見氏を支援したとのこと。(NHKの特番から)
でも、その割りには土居氏の票は増えていないのですが。

715とはずがたり:2004/06/22(火) 00:47
誰だ?大丈夫なんか?

民主が参院埼玉に2人目擁立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000380-jij-pol

 民主党埼玉県連は21日夜、常任幹事会などの合同会議を開き、7月11日投開票の参院選埼玉選挙区に、新たに美容院経営者の弓削勇人氏(30)を擁立することを決めた。党本部が2人目の擁立を強く要請、県連側も受け入れた。(了)
弓削勇人(ゆげ・はやと)(時事通信)
[6月22日0時32分更新]

716とはずがたり:2004/06/22(火) 15:43
>昨秋の衆院選で両党は選挙協力を結んだが、公明の県内比例票が
>前回衆院選に比べ641票しか伸びず、党支持者に不満が続出。

>公明が…協力する見返りに、自民側は全県で計3万票を公明比例に積むと取り決めた。

[にらめっこ参院選’04大分・対決]/上 「自・公」×「民・社」 /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000002-mai-l44

 ◇問われる与党の底力
 参院選は公示(24日)まであと3日。大分選挙区(改選数1)は、自民現職、仲道俊哉(74)=公明推薦▽民主新人、足立信也(47)=社民、連合大分推薦▽共産新人、小野勝(61)▽無所属新人、荒木国夫(59)4氏が立候補を表明。仲道氏は自民と公明が選挙協力、足立氏は民主と社民、連合大分の3者協力を構築、県内二大勢力が対立姿勢を強める。両勢力の動きを探った。【藤原弘】
 「非常に厳しい選挙。相手が(民主、社民、連合大分の)統一候補となり、大分は1対1だとどちらが勝ってもおかしくない。政治生命をかけて死守しなければ」
 17日、大分市の県立芸術会館で女性を対象に開かれた集会で、仲道氏は力を込めた。16日に公明の推薦を得たばかりの仲道氏は連立与党候補として、野党との対決ムードをあおった。
 「戦える態勢になった」(日野立明・自民県連幹事長)と、公明推薦を機に攻勢に転じたい自民だが、推薦決定の道のりは平たんではなかった。昨秋の衆院選で両党は選挙協力を結んだが、公明の県内比例票が前回衆院選に比べ641票しか伸びず、党支持者に不満が続出。今月初め、竹中万寿夫・公明県本部代表は「推薦を論議できる環境ではない」と険しい表情だった。
 15日夕、大分市であった自民党大分市連と公明党、創価学会の会合。市中心部のあるイベントホールに大分市議や公明党県議・市議、創価学会の計26人が顔をそろえた。公明側は「大分市連がいい加減だったら、推薦決定は先延ばし」(13日)と決めて臨んだ。
 竹中代表は「選挙協力は、大票田の大分市議が県議と同じ認識か知りたかった」と打ち明ける。仲道氏の当選と公明党の比例候補、弘友和夫氏(59)の得票に最善を尽くすことで一致、会合は約1時間で終了。公明は推薦を決めるてはずを整えた。
 一方、自民は8日、自民県議団の総会で公明党への協力票を割り当てたのをはじめ、県議が手分けして企業を回り、仲道氏への支援を求めた。昨秋の衆院選で「比例は公明」と言うように自民に求めた公明だが、自民も党公認の比例候補を抱えるため、今回は公明側は求めないという。
 昨秋の衆院選で、大分1〜3区で2勝1敗と勝ち越した自民・公明。00年衆院選以来4度目の選挙協力。公明が仲道氏に協力する見返りに、自民側は全県で計3万票を公明比例に積むと取り決めた。連立与党の底力が問われる局面でもある。(毎日新聞)
[6月21日21時1分更新]

717とはずがたり:2004/06/22(火) 15:48
大分ではなんとか纏まったみたいですが今の時点で纏まってない県は以下の如し:

【自公の選挙非協力関連】

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/1818-1822

神奈川(友愛?)
山梨(無所属候補で見返りが期待できない)
新潟(自民分裂だから?)
長野(学会系無所属候補支援?)
愛知(友愛?自民複数擁立?)
岐阜(自民党から依頼が出てない)
愛媛(民公社で統一候補模索)
福岡(自民分裂だから?)
佐賀
長崎
熊本(民主からも推薦依頼)

719とはずがたり:2004/06/23(水) 12:38
公明、福岡では自主投票 参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040623-00000126-kyodo-pol

 公明党福岡県本部は23日、参院選の福岡選挙区で、自民党の公認候補を推薦せず、自主投票にすると発表した。
 公明党は、前回参院選で同選挙区で当選した現職の弘友和夫氏を今回は比例に回し、自民党との選挙協力を模索していた。しかし、自民党福岡県連が、同県出身の同党比例候補2人を重点候補として推薦したことに、支持者らから反発する声が上がっていた。
 公明党県本部の森下博司幹事長は「支持者は比例でプラスになる候補を選択するのでは」と話している。同選挙区では自民党と民主党の公認候補のほか、無所属の元自民党県議らが立候補する予定。(共同通信)
[6月23日12時34分更新]

720とはずがたり:2004/06/23(水) 20:08
[’04参院選わかやま]自民「合流」、鶴保庸介氏の事情 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000004-mai-l30

 ◇しこり越え、挙党体制成るか
 ◇政権交代望む“風”を警戒、6年前の支援者離れも
 参院選の公示が24日に迫った。和歌山選挙区の候補予定者4人は既に前哨戦で支持の拡大に懸命だ。だが、各陣営ともそれぞれ事情を抱える。その事情を探った。
 「自民党に入ってまだ1年足らず。6年前に戦った相手で抵抗を持つ人もいるでしょうが、党の候補者としてどうか皆さんで支援してください」
 6月12日、新宮市であった自民現職の鶴保庸介氏(37)の決起大会の打ち合わせ会場。鶴保氏の妻で元郵政相の野田聖子衆院議員は、党県連新宮支部の役員らを前にそう言って頭を下げた。
 98年の参院選。鶴保氏は民主、公明両党の推薦を受け、旧自由党から出馬。反自民票や浮動票も取り込み、組織力で5選を目指した自民現職の前田勲男氏を約2万5000票差で破った。
 激戦のしこりは今も残る。「鶴保氏の応援に抵抗感を持つ自民党員はいる」と話す陣営関係者や県連幹部は少なくない。「自民党にうまくなじんでないのかな」。鶴保氏の初当選から選挙を手伝ってきたある支援者は、鶴保氏と党県連の間に距離感を感じている。
 そうした両者の微妙な関係が、思わぬ憶測を呼んだ出来事があった。
 5月15日、鶴保陣営は和歌山市民会館で決起大会を開いた。ほぼ同時刻、県連会長の世耕弘成参院議員の女性支援者らが木村良樹知事の激励会を開催。世耕氏はあいさつ後、決起大会を中座して激励会に向かった。鶴保陣営に「党の候補として快く思われていないのではないか」との声も上がった。
 世耕氏は「激励会は前々から決まっていた。鶴保氏と自民党にしこりがあるとか、そんなことは全くない」と否定する。下川俊樹県連幹事長も「参院選は党の選挙。かつて戦った相手でも、党の支持者は党の候補者として鶴保氏を支援してくれると思う」と、挙党態勢への自信を見せる。
 陣営の不安はそれだけではない。反自民・非自民として鶴保氏を支援した有権者の「鶴保離れ」を懸念する声がある。陣営幹部は「『反自民』『非自民』の票が、他党に流れなければいいが」と、心配顔だ。98年選挙で鶴保氏に投票した海南市の男性は「前回は政権交代への期待も込めて1票を投じた。今回は迷っている」とつぶやく。
 98年参院選は民主、自由の県内得票数(比例代表)が自民を上回った。昨年の衆院選比例ブロック票も、和歌山市、橋本市、岩出町などで民主が1位だった。潜在的な反自民、非自民票は多い。
 陣営は政権交代を望む世論の高まりによる「風」が吹くことを警戒している。「風が吹いて選挙への関心が高まれば、迷っている有権者の票が、自民入党への反発もあって一気に他候補に流れる可能性もある」と声を潜める関係者もいる。
 県農政連や建設業協会、医師会など、各種団体の推薦も得て、圧倒的優位に立つ鶴保陣営。しかし、党内に残る6年前の選挙のしこり、自民入党への支援者の戸惑いに「板挟み」という言葉も聞こえる。河嶋克志事務長は「完全優位だった自民候補を破った6年前の勝利を知るだけに、決して楽観的になれない」と表情を引き締める。(毎日新聞)
[6月22日20時11分更新]

721とはずがたり:2004/06/23(水) 20:10
こういう無所属を社民・共産・新社会が勝手連的に共闘できると勝機も見えてくるのでしょうけど…。

[問われるヒロシマ・04参院選]/上 平和運動から独自候補 /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000002-mai-l34

 ◇「護憲」掲げ−−団体内部に困惑も
 ヒロシマの声を国政に――。24日に公示される参院選広島選挙区では、平和運動に携わる市民らが独自候補を擁立するというこれまでにない動きが出ている。「護憲」を掲げて市民有志が結集を呼びかけているが、市民運動が政治に踏み込むことへの困惑もある。
 イラク戦争が始まる直前の昨年3月。ヒロシマの平和運動に新しい動きが芽生えた。近年では異例の約6000人が広島市内に集まり、「NO WAR」の人文字を作ったのだ。反戦の思いが高まった結果だが、「個人としての参加」を呼びかけたことも功を奏した。政党の旗は一切なく、会場は熱気に包まれた。
 しかし、憲法論議もほとんどないまま、自衛隊がイラクに派遣されるなど、日本は平和運動が求める進路とは、逆の道を進んだ。
 昨年11月の総選挙では、県内の7選挙区から立候補した社民、共産両党の候補者9人がイラクへの自衛隊派遣反対などを訴えたが、すべて落選。戦後初めて両党が広島での衆院議席を失った。両党は歴史的にヒロシマの平和運動の思いを代弁してきただけに、その役割を果たしてくれる新たな地元議員を求める声が高まった。
 そんな中、今年3月に平和運動に携わる市民有志らが、「護憲共同懇談会」を結成。検討の結果、人文字の呼びかけ人の一人で、市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」の岡本三夫氏(71)を無所属で擁立することを決めた。先月30日の岡本氏の事務所開きでは、人文字を企画した仲間が「あの時のトルネード的旋風を巻き起こす」と宣言した。
 しかし、「市民運動と選挙運動をごちゃ交ぜにした」との手厳しい批判も。「せっかく超党派でやってきたのに。選挙に出ることで、これまでの活動は選挙のための売名行為だったと受けとられかねない」と、同会の会員の被爆者は懸念した。
 一方で、長年平和活動に携わってきた県原水禁顧問の宮崎安男さん(75)は「候補者が出なければ、有権者が護憲を願っても、政治的に沈黙してしまう。有権者に一つの選択肢を示した点に、岡本氏擁立の意義があるのでは」と話した。(毎日新聞)
[6月22日20時21分更新]

722とはずがたり:2004/06/23(水) 20:11
[こぼれ落ちる民意・04参院選比例代表]/3 衆院福島3区から転出… /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000002-mai-l07

 ◇衆院福島3区から転出の荒井氏
 ◇理想か現実か苦悩続く
 5月のゴールデンウイーク。連休を楽しむ人たちでごった返す東京・巣鴨のとげぬき地蔵やJR上野駅前で、ビールケースをひっくり返した即席の演台に立ち、持論の郵政民営化反対や、共に助け合う地域コミュニティーの再生などを訴える荒井広幸氏の姿があった。
 4期目を目指した昨年11月の衆院選福島3区で落選した荒井氏は、翌12月下旬には参院選比例代表から自民党公認での出馬を表明した。しかし、3区の有権者約30万人の衆院小選挙区と、全国相手の参院比例代表との違いに、今も有権者の声をつかみかねている。
 ゴールデンウイークの東京遊説も、迷ったあげくに思い切って乗り出した“実験”だった。記者の問いには「カメラ付き携帯電話で写真を撮られてね。私の認知度も捨てたものじゃない」と胸を張ったが、秘書など近親者には「はっきり言って失敗。不特定多数の有権者相手に遊説しても、名前を書いてもらえないだろう」と本音をもらした。
 昨年12月の出馬会見で荒井氏は、「業界団体の代表しか当選できないのはおかしい。インターネットを活用するなどして、私の政策に共鳴する全国の有権者と結びつく新しい選挙戦術で戦う」とまくしたてた。
 自民党の比例代表候補は、建設業界、農協、特定郵便局長OB会、医師会など、政治と利害関係がある特定の業界団体をバックにした候補者が大半で、それでは“身内”の利害だけを語る内向きの政治家輩出につながりかねない。支援する業界団体がないことを逆手にとって、「小泉構造改革で切り捨てられた人たちに手を差し伸べる思いやりの改革」と訴え、政策選挙を目指した。
 しかし、衆院議員時代から荒井氏を支えてきた県議団からは不協和音が漏れる。「先生は理想主義者。支持基盤がある県内をがっちり固める方が勝利の近道なのに」。「全国を飛び回って『比例候補を地でいってみせる』と言っても、まるで雲をつかむような話」。荒井氏の理想論と現実にはギャップがあった。
 01年参院選では、荒井氏と同じ元衆院議員の桜井新氏と魚住汎英氏が比例代表で立候補し、当選した。それぞれ約22万票と約20万票を獲得し、党内得票順でも9位、11位と高位置につけたが、2人とも地元の新潟と熊本に張り付く戦術で、総得票の4分の3を地元県で得たのが勝因だった。
 6月5日、荒井氏の地元、船引町民体育館で開かれた集会に集まったのは350人。地元県議の集会でも2000人は集まる会場だ。「サクラも葉桜になれば誰も見に来てくれないなぁ」。荒井氏もショックを隠しきれない様子だったという。
 「荒井君は間違えている。『地元のために働かせてください』と一軒一軒回れば3区で15万票、県内でも20万票は取れる。選挙は目に見える有権者とのふれ合いだ。全国に大きな網を投げるような選挙ではだめだ」。自民党の長老県議は渋い顔で話す。
 須賀川市の荒井氏選対事務所には最近「地元からもう一人」の看板が掲げられた。また、会津地方のある土建業者は「福島のために働く国会議員が増えるのはいいこと」と、業界代表の候補者から荒井氏支援に切り替えた。しかし、荒井氏が「地元の利益代表」に軸足を移せば、特定の団体代表からも地域代表からもこぼれ落ちる民意をすくいあげようという当初の理想からは遠ざかっていく。
 荒井氏は、選挙公示後の17日間を県内半分、全国半分に分けて遊説する。きっちり半分に分けた遊説日程に荒井氏の迷いと苦悩がにじみ出ている。=つづく(毎日新聞)
[6月22日19時3分更新]

723とはずがたり:2004/06/23(水) 20:13
「えらい」って島根でも云うんやねぇ。

「構図 04参院選へ」中/擁立事情
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4164

党代表交代で民主出遅れ
候補見送り 社民に危機感

 「えらいで(大変だ)。出てもつまらんで」
 4月11日、参院選への立候補を決めた民主の神門至氏(42)は父、房義さん(70)に報告し、そう言われた。房義さんは故竹下登氏の後援会「きさらぎ会」の元会員で、同会は自民が擁立する青木幹雄氏とつながりが深い。「(神門氏の)地元斐川町は保守地盤。周りは大反対した」(連合島根幹部)。立候補の要請を受けて決断するまでには1週間しかなかった。

◇   ◇   ◇
 
 3年前の参院選。民主県連と連合島根は、県内からの独自候補を見送った。公示5日前になり、党本部が浜口和久氏を立てた。限られた時間で支持労組に知名度がない候補者を一から紹介しなければならなかった。今回、両者は「『落下傘候補』の苦い思いは繰り返さない」との認識で一致。連合島根出身の神門氏にも同じ思いがあった。
これまで労組のトップらが責任を取る形で立候補してきた。連合幹部は今回、そんな選挙とは違うと評価する。だが、党員の一人は「県内に人材がいない党内事情がさらけだされてしまった」と心配する。
 
 昨年11月の衆院選で松江市の民主比例票は2万4600票余りと自民を上回った。無党派層の支持を得たことは明白だ。陣営幹部は「労組の組織力に頼る選挙にあって、無党派層の票は読めなかった。今回の選挙では無党派層にとにかく候補者を知ってもらうことが大事だ」と指摘する。

 5月の大型連休中に約20万部の神門氏のパンフレットが完成した。神門氏と菅直人氏が握手を交わす写真を載せていたが、まもなく菅氏が党代表を辞任。労組の組合員が集める支持者カードはパンフレットとセットで、「どうするんだ」「配れない」という声が相次いだ。陣営はパンフレットの写真の張り替えに追われた。37の産別労組すべてに支持者カードが行き届いたのは、今月上旬だった。
 
 今回も民主は連合頼みの選挙にならざるを得ない。連合は選挙区のみでなく、産別労組がそれぞれに抱える比例区候補の支持者集めもある。連合傘下の組合員数は6年前に4万6千人いたが、現在は3万6千人まで減った。労組の選挙活動が縮小傾向にあることを、連合幹部も否定しない。「リストラで企業の業績がV字回復する中、組合活動に時間を割く余裕がなくなった」と言う。

◇   ◇   ◇

 松江市で今月13日にあった憲法学習会。社民の土井たか子・前党首は約150人を前に訴えた。「小さな党になればなるほど発言権はなくなる」「憲法9条を変えて戦争を肯定する時に生活は変わる。保守王国ほど平和憲法を守ってもらいたい」

 二大政党に埋もれた社民は昨秋の衆院選で全国的に議席を減らした。県連も2区で出島千鶴子氏を擁立したが、民主との連携がこじれて惨敗。このため今回は選挙区で候補者擁立を断念した。非自民の統一候補を立てるべく、民主幹部らと調整を図ったが、神門氏の立候補表明により、統一候補の話は消えた。神門氏を支持するかどうか、検討中だ。

 2月に県連代表を降りた日高勝明氏は「支持母体はわずかな市民グループと党員で、今のままでは活動の限界が見える」と現状を危惧(きぐ)する。比例区だけの選挙は盛り上がらないとしながらも、護憲を軸に何とか支持者を掘り起こしたいという。
 
 「護憲」と「創憲」という政策の違い。衆院選で相互協力を確認したにもかかわらず、対立候補を立てられたショックは大きかった。足立昭二幹事長は「神門さんがいい人でも政党としての付き合い方がある。衆院選のしこりもまったく消えたとは言えない」。
(6/22)

724通りすがり:2004/06/23(水) 22:31
>>714
成見憲治氏は旧社会党出身。県議5期(03年返り咲き)のベテランです。
過去、県職組委員長や社民党県議団長も務めています。民社系ではありません。
下記のページでご確認ください。
http://www.ehime-np.co.jp/senkyo/2000syusan/koho/sanin.html

725おりーぶの木:2004/06/23(水) 22:53
>>715
まず共倒れと言うことはありえないので安心していいと思います。
ただW当選となると相当、投票率が高くならない限り厳しいのではないでしょうか?
ともあれ、果敢に2人擁立するアグレッシブな姿勢は評価できますね。
ところで当方、埼玉県民ですけどどちらに投票するのがベストなんでしょうーか?

726とはずがたり:2004/06/24(木) 00:25
>>724
ああ,ご指摘感謝であります。誤報申し訳ないです。
社民党から民主党に鞍替えして旧民社系労組の支援を受けることに成功したと云うのが正しいのですね。

727とはずがたり:2004/06/24(木) 00:29
>>725
個人的にはちょっと綺麗なお姉様(流石におばさま?)然とした風情のちやこ様を応援したくもなりますが,あわよくばの2議席確保を狙うなら出遅れで知名度不足の弓削氏ですかねぇ?

728とはずがたり:2004/06/24(木) 18:04
一応始まりました,参院選。素晴らしい審判が下りますように。
×次々と推し進められる政策→◎次々と進められるふりだけの似非改革

参院選公示…有権者、小泉政治にどう審判? (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=24yomiuri20040624ia04&amp;cat=35&amp;typ=t

 「小泉政治」の賛否を問う舌戦がスタートした。24日に公示された参議院選挙。年金問題、自衛隊のイラク派遣、構造改革――次々と推し進められる政策に、有権者はどんな判断を示すだろうか。

 17日間の選挙戦が始まった。

 ◆「よくやっている」◆

 小泉首相の第一声は東京・渋谷のハチ公前広場。横づけされた選挙カーの周りを群衆が取り囲み、「改革の継続」を訴える熱弁に聞き入った。

 人垣の最前列に陣取った渋谷区の不動産業、野島洋之さん(49)は前日、渋谷駅構内で起きた発砲事件の現場に立ち寄った。非常線が張られ、ものものしい雰囲気。頻繁に利用するターミナル駅の惨劇に背筋が凍りついた。

 20歳と18歳の娘、そして妻の4人家族。子供たちには「自分の身は自分で守れ」と教えているが、不安は尽きない。

 若者たちが集まる渋谷センター街。ハチ公前広場に通じるこの通りでは、今年3月から、10台の防犯カメラが稼働している。「こんな身近で……。本当に怖い時代になった」。そう語る野島さんの背後にも1台のカメラがある。

 近くにいた渋谷区の主婦、高根沢節子さん(62)も「悲しい子供の事件が次々起こる。小泉さんはよくやっているけれど、何とかしてこの連鎖を断ち切ってほしい」と話した。

 株価も上向き、統計上は景気回復の兆しが見えても、有権者の多くは実感を持てずにいる。

 午前9時、演説会場に近い若者向けの職業紹介所のドアが開いた。午前中は利用者もまばらだが、午後には求人情報を検索できる40台のパソコンも、9席ある相談窓口も利用者でいっぱいになる。毎日500人以上が利用する。

 「実効性のある景気対策を打ち出しているのは小泉さんだけ」。ひと月探しているが、まだ職が見つからないという品川区のアルバイト男性(28)がつぶやいた。

 自民党結党以来の支持者という世田谷区の建設業、新館豊さん(80)は選挙カーを取り囲む人垣を目の当たりにし、「小泉政権の勢いはまだ続いている」と表情をゆるめた。売り上げはピーク時の半分。役員給与は3割、従業員は1割をカットしての苦しい経営が続く。

 「変わり者と言われるが、それは信念の裏返し。改革には痛みが伴うと正直に言ったのは小泉さんだけだ。国難の時代を任せられるのは自民党しかない」

(中略)

 ◆「言葉が軽い」「受け狙い」◆

 民主党の岡田代表が「あのいい加減な小泉政権に対して、はっきりノーと言うチャンスが来た」と第一声を上げたJR新宿駅東口。腕組みをしてじっと見つめていた東京都新宿区の木下敏男さん(57)は、2月、祖父の代から続いた理容店を閉めた。低料金の店に押され、客足が遠のいたからだ。保険代理業を始めたいと準備しているが、先行きは分からない。妻は牛丼店にパートに出始めた。

 生活の心配を抱えてから、小泉首相の国会答弁の「軽さ」に無性に腹が立つ。「こっちは少ない収入から何とか年金や税金を納めようとしている。政治家は『人生いろいろ』で許されるのか」。首相が標ぼうしてきた「痛みを伴う構造改革」にも、「あの人は痛みを引き受けていない」。

 駅前交差点で選挙カーを見ていた、さいたま市の専門学校生太田遥さん(20)は服飾関係でPRの仕事をするのが夢で、「言葉の大切さ」にこだわる。長崎・佐世保の小学生がネットでのチャットの末に同級生を殺害した事件をみても「言葉のやり取りを見失った日本は危ないんじゃないか」と痛感している。「自衛隊派遣の必要性とか、もっと中身のある説明が出来る政治家じゃないと」と言い切った。

 景気対策に対する声も厳しい。ハローワークで失業認定手続きをしてきたという新宿区の木村太郎さん(60)はこの春まで信用組合の支店長代理だった。「年金受給まで働かなきゃいけないけど、この年齢じゃ、なかなか」

 選挙カーの前では、すし屋でパートをしている新宿区の主婦(43)が「高いネタを注文する客が少なくなった。昨年、小泉さんの演説を直接聞いたが、受け狙いはうまいけど、中身は何だったかさっぱり」。

 この日、岡田代表の第一声が終わると、木下さんは「新しい仕事の準備がある」と人込みを抜け出た。「結果的に民主党政権でも生活は良くならないかも知れない。それならそれで構わない。どんな問題でも、丁寧に、誠実に説明をしてくれる政権が欲しいだけ」。木下さんは、念を押すように話して新宿駅を後にした。

(後略)

[ 2004年6月24日14時58分 ]

729おりーぶの木:2004/06/24(木) 22:13
>個人的にはちょっと綺麗なお姉様(流石におばさま?)然とした風情のちやこ様
私は実物を見ましたがさすがにおば様でした。でもきれいな人でしたけどね。
まあちやこさんに関していえばよほどの事がない限り当選は間違いないでしょうけど。

730とはずがたり:2004/06/25(金) 13:17
推薦だと資金が出ないのか?
野党共闘って難しいのですねぇ。改めて連合型選挙の斬新さと偉大さがが解りました。

民主、社民に深い溝  「連合型候補」ならず  
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news001.htm
資金、党勢衰退 ネック 「選挙区の独自候補は断念する。自主投票だが党として民主
党への協力はない」
 五月二十二日、松山市の社民党県連事務所で開かれた支部代表者会。代表の村上
要(55)は厳しい表情を崩さずに語った。
 旧社会党時代を通じて、初めて参院選選挙区で候補者擁立を断念した。党勢の衰退は
あらわになり、模索していた民主党との選挙協力に終止符を打った。
 一九八九年、連合愛媛が擁立して非自民、共産の政党が相乗りした「連合型候補」が
勝利した。その後も三回にわたり、連合愛媛を軸に各党が結集。全国的にも珍しい候補
擁立が続いたのは、保守王国を打ち砕くため、政党間の調整役を連合愛媛が担ってきた
からだ。
 だが、昨年十二月、連合愛媛会長の河野広美(61)は宣言した。「連合型候補で財政
がひっ迫した。次の参院選は政党間で協調してほしい」。民主党県連は党公認候補擁立
に向けて、社民党県連は連合型候補に未練を残しながら独自候補の模索へと、それぞ
れ違った対応をとることになる。
 一部には、無所属候補で結集を図る動きがあった。「民主党籍であっても無所属なら社
民党が推薦できる」。村上は間口を広げて待っていた。
 公明党県連にも期待があった。ある幹部は、国政の自公連立とのねじれが生じるのを
覚悟して言った。「無所属なら応援しよう」。党本部に出向いて了解を取った。東京では四
月、民主、公明両党の幹部が、愛媛の無所属擁立について話す準備が整っていた。
 ところが、その会談直前、民主党県連は県連副代表の斉藤政光(35)を公認候補と決
定した。無所属候補を目指した県連関係者は苦々しく振り返る。「三党が協力すれば確
実に三十万票以上が集まって自民党に勝てたはず」
 斉藤擁立が内々に決まった直後の四月二十一日、県議会の民主党控室に駆け込ん
だ村上の声が響いた。「社民党の悪口を言うのか。あなたは旧社会党にいたが、今は違
う政党だろ」
 応じる民主党県連代表の成見憲治(66)も声を荒らげた。「経験を話しただけだ」
 火種は、成見が連合愛媛の会合で話した旧社会党の体質批判。ささいな言動での爆
発は、協調しようとしても計算通りにはいかない両党の深い溝を示した。
 四月二十八日、斉藤は県庁で正式に立候補を表明。「なぜ公認か」との質問に、「発
表されたので動かない」と答える成見。斉藤も「元民主党職員。無所属では出ない」と
語った。
 「社民党とは協力したかったが……」。成見の口調は歯切れが悪い。当初、無所属で
の擁立も考えたが、残る問題は選挙資金。昨秋の衆院選で県連の懐には余裕がない。
「公認なら党本部から最低限の資金がでる」。党公認にこだわった一因だったという。
 民主、社民両党は分裂して戦いを進める。連合愛媛の内部からはいらだちの声が聞こ
える。「なんとか一本化したかった。民主党も社民党もこれまで連合に甘えすぎていたの
ではないか」(文中敬称略)
(読売新聞愛媛版)

731とはずがたり:2004/06/25(金) 14:58
旧来の自民支持層は構造改革路線で醒めてるのかな?それでも選挙行くからねぇ〜彼らは。
>特に「大いに関心」層では、民主と答えた人が、前回の41%から53%に急増し、
>5回の調査で最高となった。 …民主支持層に限ると「大いに関心」は
>42→44→37→45→55%と目立って上昇している。
>全体として民主への期待が高まるなか、同支持層ではとりわけ選挙への期待感が
>膨らんできているようだ。

比例区「どこに投票」自・民23%で並ぶ 朝日新聞調査
http://www.asahi.com/politics/update/0624/010.html

 朝日新聞社が参院選公示直前の22、23日に実施した第5回の連続世論調査によると、比例区で「どの政党または政党の人に投票したいか」との質問への回答は、自民、民主両党がともに23%で並んだ。一時は自民が民主に2倍近い大差をつけていたが、民主が急速に追い上げている。ただし最も多いのは「まだ決めていない」人で全体の37%を占めており、各党がこうした有権者の心をいかにつかむかが焦点となる。

 参院選に「大いに関心がある」と答えた人は、前回調査の23%から30%に増加。最近の国政選挙の同時期に比べて依然低めだが、民主支持層に限れば55%と際立って高い。

 比例区の投票先で、前回は自民が21%、民主17%。民主はこれまで1割台で推移していたが、今回初めて2割を超えた。無党派層の中の動きをみると、自民は6%→8%だが、民主は9%→15%に増加。「大いに関心」層でも、自民が27%→26%に対し、民主は30%→39%と急増している。

 そのほかの政党は、公明4%、共産2%、社民2%。5回の調査を通じて、あまり変わっていない。

 参院選で「議席が増えてほしい政党」は民主が34%で、自民が22%。前回の民主28%、自民20%から、さらに差が広がった。特に「大いに関心」層では、民主と答えた人が、前回の41%から53%に急増し、5回の調査で最高となった。

 実際に投票する可能性が極めて高い「大いに関心」層の比率そのものは26→30→22→23→30%と推移し、低迷状態を脱したようにもみえる。もっとも、昨年11月の総選挙、01年7月の参院選の同時期には「大いに関心」層がともに4割近くに達しており、国政選挙への関心度としてはまだ低め。特に無党派層で16%、20代では8%で、低い水準にとどまっている。

 民主支持層に限ると「大いに関心」は42→44→37→45→55%と目立って上昇している。全体として民主への期待が高まるなか、同支持層ではとりわけ選挙への期待感が膨らんできているようだ。

 発足から1カ月がたった岡田民主党についても聞いた。岡田氏が民主党の新代表になったことで、民主党の評価が「良くなった」は13%、「悪くなった」が10%、「とくに変わらない」73%だった。岡田氏が代表に就いたことが、民主党への評価に直接つながっているわけではなさそうだ。

    ◇

 〈調査方法〉 朝日RDD方式で22、23の両日、1000人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1023件、回答率は53%。 (06/24 23:57)

732おりーぶの木 1リーグ制反対:2004/06/25(金) 23:06
>>731
なんか希望の持てる数字ですね。でも総選挙後はその都度、裏切られましたから今度も低投票率でアボーンなんてことないように祈りたいものです。
ただこの数字を見る限りでは変革したいと言う意思は十分感じられるので98年のような高投票率に伴う自民党惨敗と言うシュチュエーションはかなり期待できるでしょう。
仮に投票率が98年参院選並みの58%ならば民主の50越えは間違いないでしょうね。

733おりーぶの木@ 1リーグ制反対:2004/06/25(金) 23:08
しかしこれだけコケにされてもまだ安っぽいニヒリズムに浸るつもりなんでしょうかね?
日本人は・・・

734とはずがたり:2004/06/26(土) 23:06
今回も出てたんですねぇ。青島・共産・社民・哲・みどり・新社あたりは候補者統一できないものかね?

<参院選>上田哲氏、東京選挙区から無所属で立候補
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00003046-mai-pol

 元社会党衆院議員の上田哲氏(76)は、7月11日投票の参院選に、東京選挙区から無所属で立候補することを決めた。21日午後に正式表明する。上田氏は68年に参院議員に初当選し、2期務めた。衆院に移って当選5回。93年に落選後、社会党を離党し、都知事選などに出馬したが、いずれも落選している。(毎日新聞)
[6月21日12時8分更新]

735とはずがたり:2004/06/26(土) 23:17
(静岡県)参院選資料館
http://www.shizushin.com/feature/saninsen/saninsen_shiryou/

736おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/26(土) 23:44
さっき2ちゃんの野球板をのぞいたらいきなり「岡田の解任を求めるスレ14」がトップに出てきてびくーりした(笑)
この板を見た後だったから、「何でやねん。ははーん。嫌韓厨の仕業だな。それにしても何でまた14も・・」と早合点してしまった(笑)
岡田監督のことなんだよな(笑)あーびっくりした。

737とはずがたり@飯喰いに逝ってました:2004/06/27(日) 00:05
おりーぶさん頭ン中野球に染まり過ぎ!(笑)

738おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/27(日) 00:14
>>737
いや、この場合は逆だと思いますが(笑)
まあ、正直、あの騒ぎで参院選どころじゃないなぁというのが本音ですわ。

739とはずがたり:2004/06/27(日) 00:16
http://www.tujimoto.net/ouen.html
辻元再生プロジェクト賛同人のページ。
井上ひさしってあるけどあの井上ひさしかな?

740おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/27(日) 00:22
>>739
この人、共産党支持者だと思ったのですがまあおかしくはないのかもしれませんね。

741とはずがたり:2004/06/27(日) 03:23
頼む,地滑り的躍進で一気に政権交代へ!!
でも,いつも選挙前には自民党勝利が伝えられて無党派が危機感を持って追い上げという構図の民主にしてみればどうなんかなぁ。油断するな,無党派!

民主が比例代表トップに 選挙区でも自民に迫る (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=26kyodo2004062601003409&amp;cat=38

 共同通信社は24、25の両日、参院選での有権者の意識変化を探る2回目の全国電話世論調査(トレンド調査)を実施した。「比例代表で投票する政党」は民主党が22・9%と最も多く、第1回調査(17、18両日実施)でトップの自民党を逆転した。民主が第1回18・2%から4・7ポイント増となったのに対し、自民は同21・6%から0・1ポイント減の21・5%にとどまった。

 小泉内閣の支持率は45・2%で、2・2ポイント下落(第1回47・4%)。不支持率は過去最高だった第1回の45・4%を上回り48・7%となった。不支持が支持を上回ったのはイラクでの日本人外交官殺害事件を受けた2003年12月の調査以来。

 「選挙区で投票する政党」では、自民が第1回から2・5ポイント減の21・4%で引き続きトップだが、民主は3・5ポイント増の20・9%で追い上げている。

 比例代表で投票する政党は公明党6・5%(同6・0%)、共産党5・4%(同3・3%)、社民党1・3%(同0・9%)。「まだ決めていない」は第1回39・1%から36・7%に減った。


[ 2004年6月26日19時6分 ]

742無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/27(日) 11:46
いつの間に野党が押してるんでしょうかねー。
世界の趨勢なのでしょうか。

743とはずがたり:2004/06/27(日) 13:00
輿論調査以外では全然野党が押してる感じはしないんですけどねぇ〜
そういえば欧州議会選挙も野党優勢でしたね…。

744名無しさん:2004/06/27(日) 22:11
我々は、「熱し易く、醒め易い」民族ですから、選挙への関心は、寧ろ最初が低くていいのかもしれません。「これでいいのか、これでいいのか」と言われていくうちに、雪崩が起きる気がしますよ。98年は公明が野党だったので、同じ投票率では、野党は厳しいかもしれません。しかし、自民党支持者が投票に行かない、という現象も起きかねませんからね。
今回は、総選挙ではないので、政権交代云々はメインテーマではありませんが、自民党はあまりにも陳腐化しましたよ。やはり、新陳代謝は立憲政治に必要不可欠ですね。

745とはずがたり@政権交代至上主義者:2004/06/28(月) 01:56
曽我さんが選挙期間中に旦那と再会して輿論が雪崩式に小泉マンセーにならないことを祈るのみです。
全く大賛成です>新陳代謝は立憲政治に必要不可欠

746とはずがたり:2004/06/28(月) 02:14
いやーシビアやねぇ。
>「言葉はいいから、数字を出してほしい」と、あくまで「票の返礼」を迫る。

http://www.chunichi.co.jp/04saninsen/
 22日夜、埼玉県蕨市の市民会館。自民党の関口昌一は、不動産・宅建業関係者ら約百人
を集めた集会で、首相の政治姿勢を批判してまで支援を訴えた。

 関口は昨年10月の参院埼玉補選で、64万票余りを獲得し初当選。民主党の島田智哉子を
わずか1万3千票差で振り切った。この時、公明党は候補者を立てず、関口を応援。自民党側
は、得票のうち24万票程度が公明党の票だったとみている。

 今回は公明党が西田実仁を擁立したため、自民党は「地力」を問われている。関口自身も「公
明党の協力が得られないのは当然。自分の票をまとめるだけだ」と、医療関連団体や農協など、
従来の自民党の組織票固めに走り回る。

 昨年の参院補選で惜敗した民主党の島田。公示前の党の調査では、知名度は候補者のうち
最下位だったという。毎朝の駅頭での演説で無党派層への浸透を図る一方、連合のほか企業・
団体も回り、雪辱を期す。

 ところが、関口を全面的にバックアップするはずの自民党の衆院議員が揺れている。小選挙
区の事情によっては、公明党側から「衆院選の恩返しをしてほしい」と、西田への協力を強く期
待されているからだ。

 実際、埼玉県の小選挙区で当選もしくは比例復活した自民党衆院議員のうち、公明党の支援
がなくても勝てたのは「ひと握りしかいない」(自民党筋)。次の衆院選を考えれば、公明党の意
向を無視はできない。

 こんな一幕もあった。20日、川越市で行われた公明党代表・神崎武法と西田の街頭演説。そ
こへ地元の自民党衆院議員・中野清が「あいさつさせてほしい」と突然現れた。さすがに公明党
側は中野の申し出を断り、街宣車に上がってもらい、名前を紹介するにとどめた。

 公明党県本部幹部は「公明党だけで取れる票は40万そこそこで、当選には届かない。自民党
の衆院議員には、言葉はいいから、数字を出してほしい」と、あくまで「票の返礼」を迫る。

 当の西田は「大きな枠組みは自公連立だが、私はまったくの新人。横綱に胸を借りるつもりで頑張るだけ」と割り切り、県建設業協会など自民党の支持団体にも足を延ばし、推薦を取り付けた。

 昨年の参院補選で惜敗した民主党の島田。公示前の党の調査では、知名度は候補者のうち最下位だったという。毎朝の駅頭での演説で無党派層への浸透を図る一方、連合のほか企業・団体も回り、雪辱を期す。

 島田にとって誤算だったのは、党本部が県連の反対を押し切り、公示2日前に弓削勇人を公認したことだ。県連幹部は「共倒れになりかねない。自公は、ほくそ笑んでいるだろう」と危ぐ。選挙運動を島田1本に絞り、1議席を死守する構えだ。

 島田本人は「弓削さんと自分はタイプが違うので、マイナスにはならない」と影響を否定するが、「民主党の候補が突然2人になって、有権者が混乱しなければいいが」と不安ものぞかせる。

 一方、大幅に出遅れた弓削は「国をよくしたいという思いを少しでも多くの方に伝えていくしかない」と強調。党本部主導で街頭演説に立ち、名前を売り込む。

 共産党の阿部幸代陣営は、弓削の出馬で、当選圏内に届く可能性が出てきたとして、共産の議席維持を狙う。社民党の日森文尋陣営は護憲を訴え、支持の拡大を図る。 (竹内洋一)

747とはずがたり:2004/06/28(月) 03:31
連合の民主シフト
>民主党新顔の舟山康江を明確に推薦する一方、社民党新顔の木村正弘は支援にとどめた。

自・民対決色に共・社躍起 参院選
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=5393

  自民、民主両党が「政権選択」を掲げて争った昨年秋の衆院選に続き、今回の参院選も両党の対決色が強まっている。共産、社民両党が公認候補を立て、1対3で自民党現職に挑む山形選挙区(改選数1)でも、「2大政党制」への流れがさらに進むのかどうか。共産、社民両党は埋没しないよう、独自性を出すのに懸命だ。

 「財界が仕掛け、マスコミがあおった」
  参院選公示の24日、共産党県委員長の後藤太刀味は、昨秋の衆院選で唱えられた自民・民主の2党対決ムードを苦々しそうに振り返った。
 構造改革を旗印にした小泉政権と政権公約(マニフェスト)を掲げて政策論争を挑んだ民主党。こうした中で共産党の議席は半減し、36年ぶりに1ケタ台に落ち込んだ。
 その反省から「自民でも民主でも悪政は進む」と、攻撃の矛先を民主党へも向け始めた。
 年金財源に消費税を充てることを、自公連立政権の「税制大綱」も、民主党のマニフェストも明記している。共産党新顔の佐藤雅之はどちらにも反対し、法人税の累進課税案を打ち出した。
 狙うは、特定の政党を支持しない無党派層だ。
 しかし、主張には賛成してもらえても「共産」という名前に嫌悪を感じる有権者は多い。「いわれのない反感」(阿部祐一・党県選対部長)にどう対応したらいいか。
 4月、山形市で講演した党副委員長の上田耕一郎は全県から集まった1400人を前に言った。「新しい綱領を決めた後、初めて迎える選挙です。県内で6万票を獲得し、今度の選挙で大きく躍進させよう」
 綱領改定で共産党は、天皇制や自衛隊を当面容認した。現実に則した「ソフト化路線」で無党派にも幅を広げ、活路を見いだそうとしている。

  「正念場」。社民党県連合代表の前田利一は、今回の参院選をそう位置づける。
 山形県は県議4人を擁する「社民王国」だ。昨年春の県議選で山形市区から当選した9人のうち3人は社民党公認だった。3人合わせた得票率は30%近くにのぼる。
 その「王国」が今、崩壊の危機を迎えている。
 昨秋の衆院選で山形1区から立った斉藤昌助が獲得したのは1万2千票余。有効投票総数の1割に満たず、供託金を没収された。「そこまで支持されていなかったのか」と屈辱感を味わった。
 全国で18あった議席は共産党と同じく1ケタ台の6。惨敗だった。
 さらに県内では、支持基盤だった「連合山形」が今回の参院選を機に、民主党へと大きくかじを切った。民主党新顔の舟山康江を明確に推薦する一方、社民党新顔の木村正弘は支援にとどめた。
 「どちらにも良い顔をしているように思うかもしれないが、両者への関与の差は大きい」。会長の安達忠一が言うように公示前には県内2カ所で決起集会を開き、舟山を応援した。
 労組に頼らず、先細りをどうやって脱するか。
 有権者の関心の高い年金問題で、木村は、民主党が自・公と最初は3党合意した点を指摘。憲法や有事法制などでも自民党と民主党の違いはほとんどないことを突いて、2大政党に不満を抱く有権者を取り込みたい考えだ。(敬称略)

  自民、民主の2大政党化がいわれるなか、参院選山形選挙区では、自民党の候補(推薦を含む)が98年、01年と連続して得票率を伸ばし、安定している。小泉政権下の前回01年は9年ぶりに50%台を回復した。
  一方、共産党を除く野党の候補は、リクルート事件直後の89年選挙で、「反自民」の追い風に乗り、49・9%の得票率で議席を獲得。その後は野党各党の足並みがそろわず、自民党が圧勝した。
  とはいえ、95年の野党全体の得票率は自民党を大きく上回り、新進党と公明党が推薦した無所属候補と、社会党候補の得票率を合わせると52%を超していた。
  過去5回の選挙では、自民党は確実に4割以上は確保している。毎回候補を立てる共産党の得票率は5〜10%で推移しており、民主と社民の票の奪い合いが自民党を利する形になっている。

(6/27)

748とはずがたり:2004/06/28(月) 03:45

比例票の草刈り場に? 沖縄「100万票」狙い続々“参戦”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000005-san-pol

 参院比例代表選挙で壮烈な「沖縄票」争奪戦が始まっている。沖縄選挙区は全国で唯一「自公」候補と、「反自公」で結束した野党候補の一騎打ちだが、比例では県内の約百万票を狙って、沖縄出身の自民党前県会議長、ミュージシャンだけでなく、本土から公明党代表代行、前沖縄・科学技術担当相の長女らが“参戦”しているためだ。
 地元出身の自民比例候補(前県会議長)は沖縄の伝統楽器「三線」の無形文化財技能保持者で、陣営は「十五万票は地元で」と期待する。だが、地元選挙通は「七万−八万票が精いっぱい」とみる。
 過去数年の国政選挙(比例)をみると、自民党は沖縄で十二万−二十万票を獲得しており、票が集中すれば当選の可能性は高くなるが、事情は複雑。自民の選挙区候補が公明比例候補(代表代行)の沖縄後援会と選挙協力していることに加え、電力業界をターゲットにする経済産業副大臣(自民比例)と、沖縄新大学院大学開校に尽力した父親の影響力をバックにした前沖縄担当相の長女(同)が“割り込み”を画策。与党内で票の争奪戦が繰り広げられている。
 これに対し、民主比例候補(ミュージシャン)は「五十万票、このうち沖縄では五万票」を目標に得意の「トーク&ライブ」で支持を訴えている。共産比例候補も党の“基礎票”である五万票強を固める戦いを展開。与党の争いに野党が絡む沖縄の夏は“熱さ”を増す一方だ。(産経新聞)
[6月28日2時35分更新]

749とはずがたり:2004/06/28(月) 04:01
政治無関心層や政治不信層を如何に政治怒り層・政治批判層に変えて行くかが課題だ。

参院選:投票率めぐり与野党が胸算用
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040628k0000m010029000c.html

 今回の参院選はその勝敗を占ううえで、投票率が最大のポイントになっている。投票率が上がれば民主有利、下がれば自民有利というのが与野党一致した見方。自民、民主両陣営ともに「投票率は前回01年(56.44%)を下回る」とし、関心はその下げ幅に移っている。

 自民党幹部は「95年(44.52%)ほどではないだろうが、50%を切るのは確実だ」と希望的観測を述べる。同党の独自調査でも、これまでの選挙より関心が薄いという反応を得ているためだ。「小泉ブーム」で沸いた前回よりも熱気がなく、強行採決された年金改革法に逆風は吹くが、かといって民主党案への理解が進んでいるわけではない。「年金不信」を持つ層は民主党支持には回らず棄権するという見方だ。

 「低投票率=自民有利」の根拠について、自民党幹部は、同党が浮動票の多い都市部に弱く、組織の引き締めが利きやすい農村部で強いという特性を指摘する。民主党への「風」が吹いて都市部の無党派層が投票に行けば、民主党票を押し上げる形で投票率が上がるという理屈だ。

 創価学会を支持母体にする公明党の支援も自民党の強みで、低投票率ほど当選ラインが下がり公明党効果が出るというもくろみもある。4月25日の衆院統一補選では、公明党推薦の自民党候補が3勝したが、都市部の埼玉8区の投票率は35.22%にとどまっており、与党としては「統一補選の再来が理想」(選対関係者)と言うのだ。自民党内からは「都市部で無党派が棄権し、農村部の自民支持層が確実に投票する方法はないか」「投票日に気温がどんどん上がってくれないか」などと都合のいい声が漏れる。

 一方、民主党も「投票率の決め手は無党派層。アップ分はすべて政権批判票で、民主党が吸収できる」(幹部)と分析。 昨年11月の衆院選で「比例第1党」に躍り出た自信もあり、岡田克也代表は「一人でも多くの皆さんに投票に行ってもらいたい」と呼びかける。

 同党幹部は「50%あれば十分。それに少し足りなくても大丈夫だが、40%台半ばまでだったら大変だ」と語っている。
毎日新聞 2004年6月27日 19時18分

750とはずがたり:2004/06/28(月) 04:46
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/index.html
西日本新聞参院選特集:山口と九州

751とはずがたり:2004/06/28(月) 04:47
公明党は実質古川支援か。

福岡県/参院選 福岡選挙区 公明は自主投票 古川氏推薦願見送り受け
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/fukuoka/kiji/kiji12.html

 参院選福岡選挙区(改選数二)で自民党現職の吉村剛太郎氏(65)への推薦を見送った公明党福岡県本部(代表・木庭健太郎党参院幹事長)は二十一日、同選挙区での対応を「自主投票」とする方針を固めた。同選挙区で出馬を予定する元自民党県議で無所属新人の古川忠氏(55)が公明党に推薦要請をしないことを決めたためで、同党県本部幹部は「今後は地域ごとの対応になる」としている。

 公明党は今回、現職の弘友和夫氏(59)を福岡選挙区から比例代表に転出させ、吉村、古川両氏を選挙区で応援する見返りに、比例代表で弘友氏の集票に協力を得る選挙協力を模索してきた。

 しかし、自民党福岡県連が同党比例代表の候補予定者二人を推薦したことから、公明党県本部は「自民は選挙協力の意思がない」と判断。二十日の幹事会で「党推薦」などの支援はしないと決めた。

 一方、古川氏は前回の参院選で公明党の推薦を受けたが、「自民党の公認・推薦がない今回は公明党の推薦は期待できない。自主投票で事実上の協力を得た方が得策」と推薦要請の見送りを決めた。古川氏は公明党の支持母体、創価学会以外の宗教団体からも支援を受けており、「公明推薦で逃げる票が出ないよう配慮したのでは」(公明党関係者)との見方もある。

752とはずがたり:2004/06/28(月) 04:48
福岡県/2004参院選ふくおか=福岡選挙区 公明「吉村氏支援せず」波紋 票の争奪戦焦点浮上
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/fukuoka/kiji/kiji11.html

 公明党県本部が二十日、参院選福岡選挙区(改選数二)に立候補予定の自民現職吉村剛太郎氏(65)の支援見送りを決めたことが、波紋を広げている。公明党は今回、同選挙区に公認候補者を立てないことから、その票の大半は当然、連立与党を組む自民党候補に流れると見られてきた。しかし選挙協力が不調となれば、話は別。公明票の争奪戦は、選挙戦の焦点の一つに浮上してきた。

 公明は吉村氏側に、選挙区での支援と引き換えに比例代表に転出する現職弘友和夫氏(59)の集票協力を求めてきた。しかし自民党県連が県出身の比例候補二氏を「重点候補」として推薦したことを受け、二十日の幹事会で「吉村氏側に協力の意思なし」と判断した。

 吉村氏側は困惑。ある自民県連関係者は「うち(自民党)も自前で比例候補を抱えている。公明は少しでも票を高く売ろうと無理な『誠意』を求めてきた」と反論。別の関係者は「公明の焦りの裏返し。今回の決定が弘友氏にプラスなのか」と疑問視する。ただ吉村氏の後援会幹部は「こちらは公明へ協力する努力をなお進めている」と話し、公明党の「支援見送り」が最終結論ではないことに期待を寄せた。

 公明党県本部の幹事会では、吉村氏と「保守分裂選挙」を展開する元自民党県議で無所属新人の古川忠氏(55)に対する支援の議論もあった。三年前の参院選で、公明党と協力した実績を持つ古川氏の後援会幹部は静観の構え。しかし「(公明党が)自主投票になれば、過去の信頼関係があるこちらに有利」と読む。公明票へ水面下で接近する動きは野党の立候補予定者にもある。

 自民党の安倍晋三幹事長は二十日、党県連が比例重点候補の一人とした新人西島英利氏と吉村氏の応援で福岡に入った。自公の選挙協力をめぐる地元での“冷戦”をよそに、支援者集会で「比例では西島氏、選挙区では吉村氏の名前を書いて欲しい」と声を張り上げた。

753とはずがたり:2004/06/29(火) 01:00
「70%以上の後援会加入を」ってどういう意味だ?
「また、小泉さんが世間をあっと驚かすようなことをやってくれたら……」こういう負け犬根性が染みついていると与し易いんだろうけど…。

変えられない組織頼み    <上>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/kikaku/045/1.htm

 「私が初めて当選したのも三十八歳です。我が党の次のリーダーを目指してほしい」。五月七日。大津市内のホテルで開かれた自民党県連の支部全体会議。分刻みのスケジュールの合間を縫って駆けつけた安倍晋三幹事長が、この日、党公認で参院選への立候補を決めた元総務省課長補佐、上野賢一郎氏(38)にげきを飛ばした。

 現職河本英典氏(55)の引退表明から約一年。全国で自民党の公認候補が決まっていなかったのは滋賀と山梨だけだった。「県連の窮状をこのまま見過ごすのは忍びないと決断してくれた。一丸となって支援してほしい」と呼びかける安倍氏。党本部の幹事長が、新人の出馬表明に同席するのは「異例中の異例」(県連関係者)だった。

 「三年前とは比較にならない厳しい戦い。結束するためには、本部のテコ入れが欠かせない」。〈小泉旋風〉に支えられた前回の楽勝ムードとは一変した県連の危機感の表れだった。

   ■    □

 昨年秋の衆院選は、県内四小選挙区で一勝三敗と惨敗した自民党。山下英利氏が党公認として過去最多の三十二万票を獲得し、再選を果たした前回参院選の勢いは、見る影もなかった。

 「小泉人気でいったんは呼び込んだ無党派層が、また離れてしまった」と県連幹部はこぼす。県議や市町村議らが支持層を固めていく従来型の戦術が、限界にきていることを露呈した。

 これまで、手をこまぬいていたわけではなかった。新たな支持開拓につなげようと、全国に先駆けて一九九九年から実施している公開講座「自民政治大学校」は二十五回を数える。政治評論家や大臣経験者、官僚らを講師に招き、特に昨年六月からは毎月開催、参加者は延べ四千人に上った。

 しかし、その多くは党員ら従来の支持者にとどまっているのが現状。「一般市民にまでもっと広がっていけば、すごい力になるのだが。今のところは、他に打つ手なし」と、ある県議は半ばあきらめ顔だ。

 そんな県連の閉そく感を象徴していたのが、難航した候補者選定だった。「知名度のある現職なら戦いやすい」と、県議らの間で「河本待望論」がくすぶり続けた。三月中旬にはいったん、河本氏擁立で決着しかけたこともあったという。

 だが「引退撤回は有権者の不信感を募らせるだけ」と河本氏が改めて固辞。県連が本腰を入れて後継探しに手を着けたのは、四月に入ってからだった。

   ■    □

 岩永峯一・県連会長は「県連や各支部の総力を結集すれば、必ず勝ち抜ける」と力を込め、「70%以上の後援会加入を」と県議や市町村議にハッパをかける。公明の推薦も取り付けた。

 無党派対策の妙手を見い出せないまま、結局、組織戦へ。ある県連幹部はつぶやいた。「また、小泉さんが世間をあっと驚かすようなことをやってくれたら……」

754とはずがたり:2004/06/29(火) 14:34
なだいなだの応援相手は誰?彼も75か〜。みどりの会議の人かな?

[選挙]参院選 比例代表候補となだいなださんトーク−−金沢 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000003-mai-l17

 選挙サンデーの27日、石川県から比例代表へ立候補している候補者の応援に作家で老人党党首、なだいなださん(75)が駈け付け、金沢市の繁華街、香林坊で候補者と2人でトークショーを繰り広げた。買い物客などが足を止め、熱心に聴き入っていた。
 なださんは、戦争を知らない世代が増えてきたことから、「戦争問題は日本の近代史を勉強することが大事で、憲法や戦争の歴史をもっと知ることです。例えば戦時中に議会で反軍演説を行い、議会から追い出された議員もいる」などと話した。
 また、地球の環境破壊にも触れ、「このままでは手遅れになる。いまこそ自然環境を守る取り組みをすべきだ」と訴えた。(毎日新聞)
[6月28日19時31分更新]

755名無しさん:2004/06/30(水) 02:02
【2004参院選】「民主は第二の社党」左翼的路線を批判 自民が文書配布 「慰安婦」法案など

 自民党が民主党攻撃を強めている。民主党が参院選公示に合わせて発表した、個別政策ガイド『政策INDEX
2004私たちのめざす社会』に対し、「民主は第二社会党」などと批判する文書を作成、各候補陣営などに配布した。

 個別政策ガイドで、民主党は、「旧日本軍による『慰安婦』問題の解決を図るために『戦時性的強制被害者問題の
解決の促進に関する法律案』の成立を急ぐ」「新たな国立追悼施設の設置に向けて取り組みを進める」
「ジェンダーフリー社会こそ、日本を再創造するカギ」などとしている。

 こうした内容に、自民党は「民主党の歴史観は東京裁判史観や抗日戦争史観と同じ『自虐史観』そのもので、
かつての社会党の歴史観をそっくり引き継いでいる」「民主党の目指す社会は左翼思想と全く同じ」
「民主党は家族の崩壊を目指す」−などと批判している。

 そのうえで、政策ガイドを民主党の「第二の選挙公約」と定義。「民主党の歴史観、教育政策は日本の歴史、伝統、
国家そのものを否定した『日本解体プログラム』なのである」と結論づけている。

http://www.sankei.co.jp/news/040629/morning/29pol003.htm

756とはずがたり:2004/06/30(水) 02:11
>>755
自民党の焦りが相当強いのだと思いたいですねぇ。

757おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/30(水) 02:31
つーか、ここで書いてるようなこと、公共の電波で思う存分にうったえてほしいな。
>「民主党は家族の崩壊を目指す」
特にこの部分を強調してほしい。これでもまだあいも変わらず自民党を支持なさるのですか?女性の皆々様方よ・・・

758とはずがたり:2004/06/30(水) 03:53
今頃松岡俺なら勝てたと地団駄踏んでる?
大泉氏の善戦いいですねぇ。出来れば官僚出身の政策派,大泉氏に金星を願いたいです。
駄目でも安倍を地元に時間裂かせたのは良い傾向だ。

晋三バクバク…実弟・岸信夫氏が意外な苦戦 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=29fuji40322&amp;cat=7

 自民党2枚看板の一翼として、全国を駆け回る安倍晋三幹事長(49)が密かに気にかける選挙区がある。実弟の岸信夫氏(45)が自民公認で出馬している地元・山口選挙区だ。信夫氏は満を持しての出馬だが、最大の“売り”であるはずの毛並みの良さが、意外や有権者の反発を買っているという。小泉内閣の支持率急落もあり苦戦中の自民党だが、果たして政界サラブレッドコンビは誕生するか?!

 「おじいさんは総理大臣、お父さまは外務大臣・幹事長、お兄さんは今、幹事長。岸候補には素晴らしいDNA、遺伝子が流れている。これを日本と日本人のために活用しない手はない」

 昨28日夜、JR防府駅前のホールで開かれた信夫氏の総決起集会。地元選出の高村正彦元外相(62)は、信夫氏のこれ以上ない華麗な家系をことさら強調した。

 信夫氏は安倍幹事長の父、安倍晋太郎元外相の3男として生まれた。母、洋子さんは岸信介元首相の長女。母方の岸家に跡取りがいなかったため、生後間もなく岸元首相の長男、信和夫妻の養子に。このため本人は、慶応大に入学するまで、晋三氏のことを実の兄とは知らず、従兄妹と思っていたという話も。

 確かに、政界には華麗な家系を持つ者が多い。だが、信夫氏の場合、岸元首相の実弟である佐藤栄作元首相も大叔父にあたるほか、遠縁には吉田茂元首相もいるほど。まさに、戦後日本の大政治家の血を一身に受け継いでいるといっても過言ではない。その完全無欠のブランド力ゆえ、初陣となる今回の選挙戦も楽勝のはずだった…。

 「どうか、よろしくお願いします」

 タイトなスケジュールの合間を縫って同総決起集会に駆けつけた安倍幹事長。集会終了後も弟の隣に立ち、会場を後にする支持者1人ひとりに頭を下げながら、必死に握手を続けた。そこにはいつもの颯爽とした安倍幹事長の姿はない。最後は、選挙スタッフの女性1人ひとりにも握手をするなど、否が応でも危機感が伝わってくる。

 開始時刻になっても定員約800人の会場に空席が残るなど、今一つの集まり具合だっただけに、ひな壇でも終始、厳しい表情を崩さなかった安倍幹事長。「この山口県で6年前に(自民党が)失った議席を奪回するという極めて重たい責任がある」と威勢よく訴えたが、本当はここに来るはずじゃなかった−というのが隠された心境だっただろう。

 地元の選挙関係者が事情を話す。

 「安倍氏は公示前に5回ほど弟の応援に入っているが、公示後は、全国の自民公認候補を応援するという幹事長の立場があるので、『山口には入れない』と宣言していた。その言葉を翻してまで今回、山口に入ったということは…」

 こうした状況は、対抗馬の民主公認候補、大泉博子氏(54)の陣営も感じている。

 「安倍だろうが岸だろうが、中央より地元のほうがクール。佐藤さんだってウチの平岡に2回負けているし」(選対幹部)

 この幹部が話すのは、昨秋の衆院選山口2区で、佐藤栄作元首相の二男、信二氏(72)が民主公認の平岡秀夫氏(50)に2回連続で敗れたという事実だ(信二氏は比例代表で復活当選)。

 山口県選出の自民党国会議員5人はすべて世襲議員。そこに批判が起きても不思議はない。大泉陣営は「競り合っているというのが実感です」と手応えを示すが。

759とはずがたり:2004/06/30(水) 04:00
熊本も善戦してる?
>熊本、滋賀、奈良、青森各県などの遊説に奔走し

青木・自民参院幹事長 背水の全国遊説 51議席死守へ「政局安定」訴える日々
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040630-00000004-san-pol

 参院選の陣頭指揮をとる自民党の青木幹雄参院幹事長が、年金問題で与党に逆風が吹く中、危機感を募らせながら全国各地の遊説に東奔西走している。目標の「五十一議席」死守に向け、野党の“口撃”をかわしながら、「政局の安定」を訴え続ける日々だ。五十一議席を割り込んだ場合、青木氏は小泉純一郎首相の退陣と自身の辞任を公言しており、求心力低下どころか、永田町の混乱に直結する。それだけに、後半戦で劣勢を盛り返せるか。指揮官としての真価が問われている。
 「選挙前になると、どうしても、こういう議論になってしまう」
 青木氏は二十七日夜のNHKの報道番組で、不快感をあらわにした。野党の参院幹部から争点の年金制度改革について「抜本改革の名に値しない」(共産党の小池晃政策委員長)などの批判が相次いだためだ。
 これに対し青木氏は「(現行の)年金制度を放置すれば、平成十七年度に四兆七千億円の赤字が出る」と年金財政の危機的な現状を訴えることに力点を置いた。野党ペースで議論が進むことを警戒してのことだ。
 というのも、青木氏の脳裏には「恒久減税」論争で自民党が大敗、橋本政権が退陣した平成十年の参院選の苦い記憶が焼き付いているためだ。
 「野党は年金財政の悪化には触れず、『負担増と給付減』だけ言う。野党は三十秒で(政府与党を)批判できるが、与党は説明に十分間はかかる」(青木氏)との反論も、年金問題へ深入りして野党の逆襲にあうのを避けるのがねらいだ。
 今回も、年金改革をめぐる出生率の政府発表の遅れや、小泉首相の「会社もいろいろ」発言などで、内閣支持率が大幅に低下。「六年前と状況が似てきている」(自民党関係者)との警戒感が強まっている。
 このため、当初は「全体の調整役が必要」として、主に党選対本部での後方指揮を中心に考えていた青木氏だが、方針を変更。国会閉会以降は連日、熊本、滋賀、奈良、青森各県などの遊説に奔走し、自身の選挙運動そっちのけで、応援演説のマイクを握っている。
 「自民党が負けるようなことになれば私も小泉首相も責任を取る。完全に政局になる」。演説では小泉首相の「退陣」に言及し、陣営の引き締めを図るのに躍起だ。
 自民の前線指揮官の危機感は公明党にも伝わり、「うち(公明党)は小泉政権の尻ぬぐいばかりだ。なぜ党の実績や首相への不満を表に出さないのか」(関係者)との動揺も広がりつつある。
 こうした“きしみ”に青木氏もすぐに反応。二十六日には青森市内のホテルで、自民党支持者とともに演説に耳を傾ける公明党関係者を前に、「公明党のみなさんと仲良く、しっかり連立を組んで政権を支えている」と同党への配慮を強くにじませた。
 小泉政権で「党と官邸」「自民と公明」のパイプ役として着実に実力者の地位を築いてきた青木氏。「首相退陣、後継争い」の流れになったとき、実力者不在の政局はどうなるのか。「政局の“絵”を描く人がいなければ、永田町は大混乱する」(自民党関係者)との懸念が現実味を持ってささやかれる中、「政局の安定」を訴える青木氏にとって、これからが正念場だ。(産経新聞)
[6月30日3時55分更新]

760とはずがたり:2004/06/30(水) 04:02
大体誰が竹中なんかに投票するんだよ!?

竹中大逆風…小泉人気急落モロに影響 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=29fuji40305&amp;cat=7

 自民党の比例候補の目玉として、公示直前に出馬表明した竹中平蔵金融・経済財政担当相(53)。「100万票獲得」を期待されているが、業界団体の支援も受けず無党派層をターゲットにしているだけに、最近の内閣支持率の急落は大逆風。弱者切り捨ての小泉構造改革路線に対する批判も根強く、小泉純一郎首相(62)の皮算用も狂いそうだ。

 「3年前の参院選で、舛添要一氏が159万票を獲得したときのような盛り上がりはない。当選はするだろうが楽勝ではなさそうだ」

 こう語るのは自民党三役経験者。

 首相から口説かれ、出馬を受諾した竹中氏。小泉構造改革の象徴的存在で、その得票数は「小泉信任票」の色合いが強いだけに注目されるが、有権者の反応は芳しくないという。

 ある自民党都連関係者はこう語る。

 「24日の公示日、首相と竹中氏が全国遊説をスタートした東京・渋谷にいたが、拍手もまばらで人々は冷めていた。翌日の新聞は『聴衆800人』と書いたが、多くて500人。無党派層が多い都心であの反応なら、小泉改革の痛みを押し付けられた地方は厳しい。背筋が寒くなった」

 自民党の伝統的な業界団体もつれない。

 竹中氏が所管する金融業界は、「健闘をお祈りする」(西川善文全国銀行協会会長・三井住友銀行頭取)とエールを送るだけ。集票などの対応については「特段考えていない」という。

 逆に、首相と竹中氏が進める郵政民営化に反対する特定郵便局長会の一部には、「元郵政官僚候補を竹中氏に圧倒的な差で当選させて、底力を見せつける」(関係者)との動きも。

 竹中氏自身は「プレッシャーは感じない」と淡々としているそうだが、最近の世論調査で、小泉内閣の不支持率が支持率を上回ったことは、無党派層をターゲットにする竹中氏にとっては大逆風といえる。

 このためか、首相や安倍晋三幹事長は竹中氏と都市部で遊説をともにし、無党派層の掘り起こしに必死だ。

 前出の三役経験者はいう。

 「竹中氏の得票は多くて50万票。特定郵便局長会が支援した候補者は、逆風だった前回参院選でも48万票を取っており、竹中氏が比例トップとなるかは微妙だ。あまり少ないと小泉改革路線の信任どころではなく、一気に政局になるかもしれない」

[ 2004年6月29日()13時0分 ]

761とはずがたり:2004/06/30(水) 04:56
<滋賀県>揺れる「三師会」
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?c=12&amp;kiji=11

  診療報酬改定をめぐる汚職事件で前会長らが逮捕された日本歯科医師会(日歯)。東京都千代田区の日歯本部で5月24日、守山市内で歯科医院を開業する津曲雅美さん(55)は「公益法人であることを忘れ、金にものを言わせ政官業の癒着を招いた」と執行部を批判する文書を提出した。

  津曲さんは福岡、宮崎などの歯科医らとともに、日歯の政治団体・日本歯科医師連盟(日歯連)からの退会を求めて裁判を起こし、昨年10月、大津地裁で日歯、日歯連双方の賠償責任を認める判決を勝ち取っている。

  その日歯連は会員から会費約18億円を集め、自民党の政治資金団体「国民政治協会」に例年4億円以上を献金する有力支持組織だ。下部組織の県歯科医師連盟も国政選挙などで自民系候補らに「陣中見舞い」を出してきた。

  津曲さんらが声を上げるまで、日歯の会員は原則、連盟への加入を求められ、連盟だけを退会できない「同時入退会」の仕組みが取られてきた。無党派の津曲さんは「思想・信条の自由」を求めて提訴し、判決はこの原則を違法と判断した。津曲さんは、政治活動を禁じられた公益法人が政治団体をつくり特定の政党・政治家を支援することも問題と考える。「政党の考えにひきずられ公益に反する」からだという。

  汚職事件に揺れた日歯連は11日、今回の参院比例区で選挙運動をしないことを決め、組織内候補として自民公認で立候補予定だった笹井啓史氏の擁立を断念した。県歯連は現在、会費の徴収と日歯連への送金を見合わせている。

  医師会、歯科医師会、薬剤師会の「三師会」は、建設や農業、特定郵便局などとともに自民党を支え、特に資金面で頼りにされてきた。だが、医療費抑制を進める小泉改革への反発もあり、組織の締め付けは弱まっている。さらに厚生労働省が3年前に続いてこの春、各地の医療系団体に対し「公益法人と政治団体との峻別(しゅんべつ)」を指導したことも追い打ちをかける。各団体の役員らは「組織として選挙がやりにくくなった」と声をそろえる。

  県医師会は02年、政治団体・県医師連盟の会費徴収の方法を見直し、加入の意思を持つ人だけが振り込む形にしたところ、退会が相次ぎ、連盟の会員は約4割に減った。医師らからは「往診カバンに百票詰まっていると言われたのは過去のこと」「医療の現場に政治活動は持ち込みたくない」との声もある。だが、地域役員の一人は「政権政党内で発言力を確保しなければ自分たちの主張を制度改革に反映できない」と会員らの再結集を説く。

  日本医師会(日医)は参院比例区で日医出身の西島英利氏(自民公認)の上位当選を目指すが、前回(01年)の組織内候補の得票は約23万。かつて100万票以上とされた集票力の弱体化は著しい。

  一方、自民党県連幹部は「高齢化などを背景に党を支えた各組織は弱体化している」と見る。対策として、県内4小選挙区ごとの党支部組織を前面に、500人以上の自民系県議、市町村議らが中心になって組織選挙を展開する。「各議員が自分の選挙のように戦えば負けることはない」と幹部は強調する。

(6/19)

762とはずがたり:2004/06/30(水) 04:57
<滋賀>危機感募る連合滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?c=12&amp;kiji=12

党幹部が訪れた決起集会で「ガンバロー」を三唱し、拳を突き上げる支持者ら=大津市内のホールで
  「だれが勝手に決めたんだ」
  大津市梅林1丁目の民主党県連本部。11日夕、党県連を支援する県内最大の労働組織・連合滋賀の幹部は声を荒げた。

  この日、連合滋賀は36の構成組織代表者会議で参院選への対応を協議し、民主党公認の立候補予定者の具体的な支援策を決めた。この結果を伝えた幹部に対し、党県連側は総合選挙対策会議を5日後に開くと切り出した。「何も聞いていない」。幹部は事前に相談がなかったことをなじった。

  さらに、党県連側が示した選対役員の名簿では、連合滋賀の幹部の名前が抜け落ちていた。幹部は「自分たちが選挙を支えているのに、何の配慮もない」と怒る。

  滋賀は「連合発祥の地」と言われる。89年に日本労働組合総連合会(連合)が結成される15年も前の知事選で、地評と同盟、中立労協、新産別の労働4団体と野党各党の共闘が成立し、いわゆる「滋賀方式」として全国の先進例となった。

  参院選では、この滋賀方式で80、86、89年に無所属候補らを担ぎ、自民党候補を破った。だが、その後は敗北が続いている。

  89年発足の連合滋賀には現在350組合が加盟する。組合員は7万4千人余り。県内の有権者約106万4千人の約7%に相当する。だが、その組合員数は、ピーク時の93年より1万人も減っている。大手労組の幹部は「賃金や労働条件の改善などで生活レベルがあがり、組合に解決を求めなくていいという風潮が広がっている」と、組合離れの背景を分析する。

  組合員数の減少は、組織の士気や求心力の低下を招いており、連合滋賀幹部の危機感は強い。前坂雅春事務局長は「自民党候補に勝つ選挙をして結果を出すことが、求心力を回復させて組織力を強めることにつながる」と言う。

  昨秋の総選挙では、県内4選挙区で、推薦した民主党候補4人のうち3人が自民党候補らを破って当選、あとの1人も復活当選を果たした。一方で、今年1月の大津市長選、3月の草津市長選では、民主党県連が推薦・支援した候補者が敗れている。

  連合滋賀幹部の一人は「選挙に勝てば民主がよくやった、負ければ連合が悪者になる。民主は連合に頼りすぎで危機感が感じられない」と不満を口にする。

  それでも今回は「勝ちにいく選挙」にこだわる。推薦を決めた民主党公認の立候補予定者は労組出身ではないが、今年2月に党県連が擁立を正式に決めると、幹部が中心になって事業所などを回り、名前と顔を売り込んできた。

  すでに候補予定者の陣営へ労組員を積極的に送り込み、てこ入れも図っている。「毎日が投票日」と訴えて期日前投票を積極的に促し、従来は不十分だった組合員が投票したかどうかの確認作業も徹底させる構えだ。

  民主党県連の朝倉克己幹事長は「生活を向上させるという志に連合との共通点がある」と支援を歓迎するが、「政党が労組に牛耳られてしまっては本末転倒だ。国民の幅広い支持は得られない」とも話す。

  民主党系の県議や市町議は少なく、地域での足場は十分と言えない。連合滋賀の支援は、まさに「頼みの綱」だが、労組以外への支持の広がりが勝利の条件でもある、と朝倉幹事長は見通す。

(6/21)

763とはずがたり:2004/06/30(水) 04:59
<滋賀>思惑絡むバーター協力
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?c=12&amp;kiji=13

  参院滋賀選挙区に立候補予定の自民新顔を激励する政経パーティーが12日、大津市内のホテルで開かれた。「全面的に支援することを決めた」。来賓の梅村正・公明党県本部代表がそう明言すると、大きな拍手がわいた。

  公明党の支持母体、創価学会は県内に約6万5千人の有権者を擁するとされる。全有権者の約6%を占め、その投票率は「ほぼ100%」(学会幹部)。結束力の高い学会票を自民陣営は頼りにする。

  20日、守山市内であった公明党県本部の「女性の集い」にも自民新顔は姿を見せた。約1100人の参加者を前に、公明党比例区候補予定者について「政治リーダーの一人になる。ぜひ皆さんの力で国政へ送っていただきたい」と持ち上げた。一方、公明党幹部も「自公連立を保つことが政治の安定につながる」と自民新顔の支援を呼びかけた。

  学会幹部によると、学会票の動向は、県内の数百地区で開かれる月1度の「座談会」などを通じて決まっていくという。生活の悩みなどを話し合うこの場に、選挙が近づくと公明党員が訪れ、候補者の人柄や政策を説明する。

  「投票は、信仰ではどうにもならない問題を解決する一つの手だて」。大津市の40代男性学会員はそう話す。この学会員は、自衛隊のイラク多国籍軍参加をめぐる小泉首相発言に違和感を持つ。それでも選挙区は自民候補に入れるつもりだ。「ジレンマもあるが、連立を組む自民に入れることは政策の実現につながると思うから」と話す。

  安倍晋三・自民党幹事長が2月に「『比例は公明に』と呼びかけない」と発言し、学会内に波紋を広げた。だが、昨年の総選挙などで協力関係を深めてきた県内の自民、公明両党は今回もバーター協力する。

  昨秋の総選挙では、公明党が2〜4区の自民候補を推薦しており、自民党関係者は、今回は「学会票の7、8割はもらえる」と期待を込めて話す。総選挙では比例区で逆に1万数千票が公明党へ回ったという。だが、学会側は「1万に届いていなかった」と見ており、総選挙以上の協力を求めている。

地道な対話で支持拡大

  公立小学校に勤める50代の男性教諭は12日の土曜日、知り合いの教諭宅を訪ねた。教育基本法の見直し問題について語り合った後、「憲法9条を守ることができるのは共産党しかない」と切り出した。「私もそう思うが……」と相手の教諭は言葉を濁した。

  男性教諭は、共産党の支持組織「教職員後援会」に加入するが、同じ職場の会員は2割に満たない。参院選を控え、職場内でも政治のことを話題にするようにしている。「直接、一人ひとりに話しかけていくことで、地道に支持を広げるしかない」と男性教諭は話す。

  共産党県委員会によると、県内では4地区委員会の下、合わせて約300の支部、約300の後援会がある。後援会員は約3万人という。

  このうち教職員後援会の会員は約1千人。党県委員会の幹部は「中小業者や婦人の後援会などほかにも大きな組織があるが、人を教える仕事柄、党の中で重要な人材を生み出す役割を担っている」と話す。しかし、会員数は伸び悩んでいる。

  共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数は県内で約3万部という。党県委員会は、この購読者を広げて政策を浸透させ、党勢拡大を図ろうとしている。党県委員会の川内卓書記長は「草の根の対話活動で少しでも支持を広げたい」と話す。


(6/21)

764とはずがたり:2004/06/30(水) 04:59
<滋賀>民主と社民が政策協定
http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?c=12&amp;kiji=15
  24日に公示される参院選に向け、民主党県連と社民党県連合は21日、民主党公認で立候補予定の元びわ湖放送キャスターの林久美子氏(31)との3者で政策協定を結んだ、と発表した。社民党県連合は林氏の当選に向けて支援していく。

  政策協定は5項目にわたり、「平和憲法の精神を擁護し、日本が平和国家として世界平和に貢献できるようにする」「イラク戦争に反対し、イラクからの自衛隊の早期撤退を求める」「教育基本法の改悪に反対し、思想・信条などの自由が脅かされることを阻止する」などとなっている。


(6/22)

765杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/30(水) 09:07

http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/yamaguchi/kiji/index.html
 ●「政見放送で政策訴える」平松候補
 無所属新人の平松重雄氏は午前十一時すぎに県選管に到着し、立候補を届け出た後、「いろいろ夢が膨らんできた」と
語った。関係者によると、選挙期間中は選挙カーによる街頭での訴えを行わず、ビラやポスターも一切作製しない方針。
訴えはテレビの政見放送を通じて行う、という。

この平松重雄氏って・・・・・

http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/04/sk35.html
(1)憲法改正同志会会長、環境保全研究所社長、農事組合法人世界奉仕会会長
(2)国利民福の会会長、天下一家の会代表理事、APOジャパン技術顧問、会社社長
(3)倉敷市(4)倉敷商高卒

国債ネズミ講の方でしたか。

http://www.kobakentaro.jp/book/sissoku.html
「もう活動は続けられませんね」
「いや、これぐらいでくじけませんわ」
「しかし、会員が迷惑するでしょう」
「会員さんも納得して入ってますわ。辞めたらもうからしませんわ」
一瞬、ニヤッと笑顔を見せた。昭和六十三年、国債を使った新手のねずみ講が全国に広がった。そのねずみ講「国利民
福の会」(本部・大阪府吹田市)の創始者、平松重雄会長と初めて出会ったのは、衆議院の本会議場だった。


[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

766とはずがたり:2004/06/30(水) 20:58
小沢一郎の遊説先。福井も結構行けるのか!?

http://www.ozawa-ichiro.jp/news/index.htm
6月24日(木)14:30〜 奈良・大和八木駅前 奈良県橿原市
6月24日(木)16:20〜 奈良・山市西友前 奈良県大和郡山市南郡山
6月25日(金)15:00〜 大分・原田公民館前 大分県大野郡千歳村 
6月25日(金)16:30〜 大分・中洲賀グランド前 大分県大分郡挟間村
6月27日(日) 9:30〜  宮城・七十七銀行丸森支店前 宮城県丸森町
6月27日(日)10:45〜 宮城・大河原町大河原駅前 宮城県大川原町
6月27日(日)17:00〜 高知中央公園北口 高知市帯屋町
6月28日(月)14:00〜 長崎・嶋ノ瀬公園 佐世保四ヶ町
6月28日(月)15:10〜  長崎・東彼杵町総合会館 東彼杵郡東彼杵町杵宿郷706-4(屋内)
6月28日(月)16:15〜 長崎・パークベルズ 大村市幸町25-30(屋内)
6月29日(火)14:30〜 静岡・呉服町交差点 JR静岡駅から約500m
6月29日(火)15:20〜 静岡・ホテルセンチュリー静岡 静岡市南町18-1
7月 1 日(木)15:00〜 山口・光市民ホール 光市島田4-13-15
7月 2 日(金)13:30〜 福井・もやいの郷 今立町横住17-29
7月 2 日(金)16:00〜 福井・丸岡城公園 丸岡町霞町
7月 3 日(土)14:00〜 滋賀・大津パルコ前 大津市打出浜
7月 3 日(土)15:00〜 滋賀・中部近鉄百貨店草津店前 草津市渋川
7月 3 日(土)16:30〜 滋賀・水口町役場前 甲賀郡水口町

767無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/01(木) 02:25
福井は現職が上滑りしてるんですかね?
北陸三県で意外にも福井が最注目区ですか。
今回逆転がムリでも迫っておくことは、民主党にとっては大きいでしょうね。

なお、重役の遊説や選挙情勢については石田日記に言及がありました。
ああいう記述を見ると、陣営に加わって情勢分析とかしたくなりますね(笑)

768とはずがたり:2004/07/01(木) 02:59
山口,福井辺りが大穴でしょうか?
山口に松岡,福井に高木文堂(←県知事選無所属出馬惜敗)だったら圧勝だったでしょうかねぇ〜。

769とはずがたり:2004/07/01(木) 04:48
<三重県>
1.教育基本法改正と宗教心重視を公約に掲げる自民党津田氏に対し、公明党青年部や年配支持者の反発があった。
2.民主公認の芝博一氏は、立正佼成会の推薦を得ている。
3.神職でつくる「神道政治連盟県本部」が津田氏推薦を打ち出す一方で、芝氏は鈴鹿市・椿神社の会館長の肩書を持つ。
4.従来から自民支持で知られる農協。農協の組合員数は農家も含め約11万人を誇る。だが、JA三重中央会の政治団体「県農協組合長会」は3月、自主投票を決めた。県農協連労組役員を務めた高橋千秋参院議員(民主党・新緑風会)が組織に浸透しているためだ。

[04参院選・三重]/上 組織票 つかめぬ「頼みの綱」 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000002-mai-l24

 公示まで3日に迫った参院選。年金制度の改革や多国籍軍への自衛隊参加問題など、重大な争点を抱えているにもかかわらず、有権者の関心は今ひとつ盛り上がりに欠ける。有権者の動向をつかみきれない各陣営は、「頼りになるのは組織票」と、旧来の有力組織の取り込みに必死だ。しかし、頼みの組織票を巡るギクシャクも表面化している。
 「津田さんの応援をよろしくお願いしたい」。18日夕、四日市市内で開かれた公明党参院議員の国政報告会で、杉之内昭二・党県本部代表はこう言って、自民公認の津田健児氏を紹介した。公明党の集会に津田氏が招かれるのはこの日が初めて。だが、集会参加者へのアピールは、津田氏が杉之内氏と一緒にお辞儀をし、短くあいさつしただけ。どことなくぎこちなさが漂った。
 教育基本法改正と宗教心重視を公約に掲げる津田氏に対し、公明党青年部や年配支持者の反発があった。杉之内氏は「連立を組んで5年近くたち、一緒にやる機運はある」と強調したが、津田氏のお披露目では、「やじが飛ぶかと思ったけど、なくて良かった」とほっとした表情。溝がまだ埋められていないことをうかがわせた。
 一方、民主公認の芝博一氏は、立正佼成会の推薦を得ている。県内の同会会員は、同会によると約5万4000世帯。これまで自民支持だったが、公明・創価学会シフトを強める自民に距離を置き、全国的傾向として民主への傾斜を強めている。今回参院選でも、同会が推薦を出した27人のうち、自民5人に対し民主は20人にのぼる。
 神社界を巡る混乱もある。神職でつくる「神道政治連盟県本部」が津田氏推薦を打ち出す一方で、芝氏は鈴鹿市・椿神社の会館長の肩書を持つ。同連盟の会員は3800人だが、総代や氏子を含めれば支持者のすそ野は広い。芝氏陣営も、保守票取り込みを狙う。
 一方、従来から自民支持で知られる農協。農協の組合員数は農家も含め約11万人を誇る。だが、JA三重中央会の政治団体「県農協組合長会」は3月、自主投票を決めた。県農協連労組役員を務めた高橋千秋参院議員(民主党・新緑風会)が組織に浸透しているためだ。自民党は、谷津義男元農水相が津市の農協ビルを先月直接訪問、支持を訴えた。一方の民主党は、高橋氏が芝氏を連れ立って同月初めに同ビルを訪問した。また、津田、芝両氏とも農協支店をこまめにあいさつ回りしている。
 自民党県連幹部は「『取らぬタヌキの皮算用』の雰囲気があり、以前のように票読みは単純にはいかない。だが、組織票の積み上げで計算しないと得票は読めない」。民主党県連幹部も「組織に頼るに越したことはない」と話す。無党派層の動きに注意を払いつつ、まず頼るのは組織というのが実態だ。(毎日新聞)
[6月21日19時50分更新]

770とはずがたり:2004/07/01(木) 04:51
<山梨県>
1.公明党県本部(宮原稔育代表)は「自主投票」を決めた。支持母体の創価学会も、党に足並みをそろえるかたちで「自主投票の方向」(創価学会県本部)
2.民主党の輿石東候補の陣営は、「(公明支持者とは)個人的なつながりがある」(民主県連幹部)
3.無所属で自民党推薦の大柴堅志候補の陣営は、「自公連立政権の関係から支持してくれるはずだ」(自民県議)
4.輿石候補には二月末に宗教団体の立正佼成会が推薦を決定。立正佼成会と創価学会は対立する関係にあるため、公明側の支援を取り付けるのは難しいとの見方が強い

2004年06月30日(水)
参院選山梨 公明党票の動向注視
輿石、大柴両陣営 関係の濃さを強調
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2004&amp;m=06&amp;d=30&amp;s=3

 参院選山梨選挙区で三候補による集票合戦が日増しに激しくなる中、「公明票」の行方に注目が集まっている。支持母体の宗教団体・創価学会をバックに約六万の基礎票を持つとされ、その動向が選挙戦に影響を与えるのは必至。公明党県本部(宮原稔育代表)は「自主投票」を決めたが、民主党の輿石東候補、無所属で自民党推薦の大柴堅志候補の両陣営は、「(公明支持者とは)個人的なつながりがある」(民主県連幹部)、「自公連立政権の関係から支持してくれるはずだ」(自民県議)と互いに“ラブコール”を送り、支援を期待している。

 同党県本部は、三年前の前回参院選で与党協力の立場から自民候補の中島真人氏(現参院議員)を推薦。今回は大柴候補から推薦要請を受けたが、大柴陣営や推薦した自民側から公明の比例への見返り票が期待できないことなどから「自主投票」とした。支持母体の創価学会も、党に足並みをそろえるかたちで「自主投票の方向」(創価学会県本部)という。

 公明は学会票をもとに、前回参院選の比例で県内五万七千三十一票を獲得。昨年十一月の衆院選では六万八百六票と得票を伸ばし、今回の参院選では七万票獲得を目標に掲げている。

 大柴陣営は連立政権を組む自民の推薦候補であることから、「他の候補より私が最も公明に近い。自主投票とはいえ、支援をいただけると思う」(大柴候補)と期待を寄せる。

 一方、輿石候補には二月末に宗教団体の立正佼成会が推薦を決定。立正佼成会と創価学会は対立する関係にあるため、公明側の支援を取り付けるのは難しいとの見方が強いが、「学会サイドとは輿石候補や民主系議員が個人的に築いた関係がある」(民主県連幹部)と支持獲得に自信をみせる。

 創価学会県本部の関係者は「中央に創価学会対策のプロジェクトチームをつくった民主には反発が強い一方で、輿石候補とは地域的、個人的につながりを持つ学会員も少なくない」と含みを持たせている。

771とはずがたり:2004/07/01(木) 05:32
全国の農政連の対応も調べねば…。鹿児島は組織内候補。三重は高橋氏のつながりで民主が浸透。
静岡は農家の親戚の家に自民現職のパンフが置いてあったから多分自民現職支持

<長崎県>
◆県農政連の自民候補「支持」で波紋 既定構図に揺らぎ
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kiji/062604.html

 参院選長崎選挙区で、自民党の有力支援組織、県農政連が、自民現職の松谷蒼一郎(76)を「支持」した。推薦より一段低い扱いに、同党関係者からは「なぜ」との驚きが聞かれる。だが、農政連内には「自主投票の可能性さえあった」。輸入農産物対策など自民党の農政に不満が募る中、政権交代を目指す民主党はこの選挙で重要公約に農業分野を書き込んだ。「農村=自民」の既定構図に揺らぎも見える。

 「松谷先生にはお世話になった。恩返しは選挙。当選を期して最大の努力をお誓いしたい」。公示日の二十四日、長崎市であった松谷の出陣式。県農政連委員長で県農協中央会長の上野廣志は激励あいさつで言い切った。

 だが、県農政連の方針が出たのは公示前日の二十三日。これほど決定が遅れた例は過去になかった。

 県農政連は県内九つの農協ごとに支部を置き、組合員や職員、家族などを合わせると「約十四万人」を擁する。国政選挙では、支部の推薦を受けて本部委員会で態度を決める。

 今回は支部の一つから松谷の推薦願が出された。民主新人の犬塚直史(49)は支部単位で推薦を得られなかった。本部委員会での議論の対象は松谷に絞られた。

 だが、松谷推薦に賛成する声は少なかった。「『松谷は前回参院選から六年、ほとんど離島や郡部を回っていない』などむしろ批判が相次いだ」(関係者)。その一方、農業者への一兆円枠の直接支払制度導入など民主党の政策に興味を示す意見が出たという。

 ここで上野は結論の三役一任を提案。「中央陳情は与党を通じてやってきた。推薦とはいかなくても―」。委員長見解を示し、満場一致で「支持」となった。

 二十四日の出陣式の直後、松谷は選挙カーで長崎市内の県農協会館に向かった。拍手で出迎えた職員に、松谷は笑顔で頭を下げた。同行した衆院議員で選対本部長の谷川弥一はそのまま、上野の部屋へ。「支持だが、内容は推薦と変わらないと言ってもらえた。農協は大丈夫」。上野に会った後、谷川は「安心した」と強調した。

 農政連は「推薦」の場合、委員長の指示による県内統一行動を取るが、「支持」では支部単位の対応となる。ある支部関係者が漏らした。「農業に尽くす党や人なら、心から応援できる。逆ならできない」と。(敬称略)

2004年6月26日長崎新聞掲載

772諸無ニ:2004/07/01(木) 15:29
しょむ系BBSにちょくちょく顔を出しているものです。
今回の参院選はしょむ候補が少ないですね。茨城・千葉とか定数二で無風なのだから
出馬しても良かったものを・・・
東京は又吉氏が話題沸騰です。区部を中心に公営選挙ポスターも貼られていってます。

773諸無ニ:2004/07/01(木) 15:33
昭和30年代に革新自由民主党というまあ今で言う自連のような存在の政党がありました。
群馬の小峰氏という人が一時自民を離れ所属していましたが、この党公認で
東京一区から出ていたのは「選挙ゲリラ」で有名な肥後亨氏だったのであります。
あの頃の諸無候補は百鬼繚乱でありました。

772の出馬しても良かった・・・というのは自由連合に対しての感想です。

774とはずがたり:2004/07/01(木) 18:35
初めまして!諸無二様。以後宜しくお願いします。

二大政党制で定数2ってのは選挙の楽しみを激減させるようですねぇ。一部兵庫・福岡・静岡みたいに激戦にもなりえますけど普通は無風に。
個人的には選挙ウオッチの楽しみ減少の不効用より政権交代の効用が上回ると思ってますので歓迎ですが,参院の制度をもっといじった方がよいのかもと思わなくもないです。
例えば道州制を先取りするような中選挙区制度にしたら,今よりは多様な人材が選べるますかねぇ?
多様な人材が当選して百花繚乱になるか,怪しげな奴が次々に当選して百鬼夜行になるか…。

革新自民党は初めて聞きましたねぇ。私が憶えてる諸派はぐっと時代が下って進歩党@田川ぐらいでしょうか。
自由連合は今回は出馬しなくても政党助成金受給額に影響はないと云うことなんでしょうか。

775とはずがたり:2004/07/01(木) 19:14
青島、意外な大善戦…参院東京台風の目
「小泉さんには任せられない」
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_07/t2004070123.html

美千代夫人まで街頭に立つ元都知事の青島幸男候補が大善戦中だ
 首都は浮動票争奪戦−。11日の投開票に向け、ヒートアップする参院選。中でも全国随一の超激戦区である東京選挙区は熾烈(しれつ)で、定数4を11人が争う。各候補とも狙いはやはり浮動票だが、夕刊フジが選挙戦の状況をつぶさにシミュレーションすると、なんと意外や、元都知事の「意地悪ばあさん」、青島幸男候補(71)が大善戦、台風の目として浮上してきた。

 [小泉じゃ、危ない]

 「このままだったら戦争になるに決まってるよ。小泉さんに任しといたら、危なくてしようがない。見てらんねえ。だから私、立候補する気になったんです」

 先月26日午後、JR新橋駅前。無所属の青島氏が妻娘を伴い、演説のマイクを握ると、見る間に黒山の人だかりができた。

 演説では「参院には衆院の足りざるを補い、暴走を止めるという役目がある」と「良識の府」参院の重要性を訴え、戦争体験に基づいて現状の危機も説く。

  [青島候補、手応え]

 演説を終えた本人を直撃すると、「みんな動かないで(聞いてた)でしょ。不安なんですよ。戦争になったら大変だという認識はみんな持ってるよ」と手応えを感じている様子だ。

 目標得票数については「分かんないんだよね」とけむに巻くが、「私、知事(選挙)のときは170万993票集めたんだからね」とほのかな自信も示した。

  [自公抜け出し、増元候補らで2議席争い?]

 東京選挙区の構図は、自民、公明候補が組織力をバックに一歩抜け出しているというのが一般的な見方である。残りの2議席を争うのが、民主の2候補と共産候補、そして青島氏や拉致被害者家族会事務局次長の増元照明氏(48)といったところで誰がすべり込むのか全く予断を許さない。

 夕刊フジの取材を総合すると、青島氏は当選圏ギリギリにつけている。

 青島氏は選挙に関しては数々の戦歴を誇る。

 3年前の参院選では比例代表候補として惜敗したものの、個人名で約28万票、代表を務める二院クラブの票とあわせると約70万票を獲得した。

 平成7年の都知事選当選の際はなんと170万票余りをたたき出し、世間をアッと言わせた。

 ただ、東京という気移りの早い選挙区だけに、確実に何票とれるという保証はない。

 都知事を退職して5年余り、国政を離れて9年余りという政治家としてのブランクが、知名度に陰りを落とすことも予想される。かつての「意地悪ばあさん」も70歳を越え、選挙戦では高齢批判にもさらされそう。

 そんな全く読めない「青島票」に、戦々恐々なのが他陣営である。

  [蓮舫候補、警戒心]

 特に青島氏と同じく浮動票の動向が当落を左右する民主党のタレント、蓮舫氏(36)の陣営は「ターゲットが重なる。うちと票のとり合いになるだろう」と警戒心をあらわ。

 蓮舫氏には宗教団体の立正佼成会が推薦を出しているが、得票が見込める主体はやはり無党派層。青島票と蓮舫票は反比例する公算が大きく、青島氏が浮動票を独り占めするようなら、蓮舫氏はピンチに陥る。

 青島氏の動向は、民主党そのものの選挙戦術にも影響を与える。

 東京選挙区では前回の最下位当選は約63万票で、前々回は72万票。今回もこのへんがボーダーラインとなりそう。

  [票割がカギ]

 民主党は今回、初めて2人当選を目指し候補者2人を立てるが、前回は鈴木寛氏(40)が76万票で3位当選。前々回は今回改選の小川敏夫氏(56)がトップ当選を果たしたが、そのとき獲得したのも約103万票。

 今回2議席を獲得するためには、よほど「票割」をうまくやらないといけないわけだ。

 民主党は無党派層頼みの選挙という性格が強いが、今回、青島氏が浮動票をかなり持っていけば、ますます厳しい。

  [浮動票争いのスキに共産死守?]

 浮動票争奪戦を尻目に浮上しそうなのが、議席死守を目指す共産党新人の今村順一郎氏(45)。

 共産党は前回約63万票、前々回89万票を獲得して議席を死守。全国的には党勢の弱体化がいわれるが、東京選挙区では議席を守るだけのポテンシャルは十分ある。

 無党派層が動かずに投票率が下がり、かつ、残り少ない浮動票が青島氏や蓮舫氏らに均等割りされると、強固な組織に守られた共産候補が最終議席に滑り込む可能性も出てくるわけだ。

 まさに誰が勝ってもおかしくない大激戦。混戦を抜け出すのは果たして−。

776とはずがたり:2004/07/02(金) 01:28

公明の自民歩留まり率50%・投票未定30%→自民52・民主54
公明の自民歩留まり率80%・投票未定30%→自民56・民主49

自民52 民主54 参院選シミュレーション
投票先未決定者除き
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20040701/mng_____sei_____001.shtml

 参院選の行方を、昨年の衆院選比例代表の得票数に、公示直前の本社世論調査を加味して試算した。自民党は五十二議席と目標議席を上回ったが、五十四議席を獲得した民主党に負けるという結果が出た。ただし、これは、どの政党・候補に投票するか決めていない人たちを除いて試算。最終的な結果は、意思決定していない人たちがカギを握っている。

 試算では、民主党が改選三十八議席から大幅に議席数を伸ばし、自民党を上回っている。同党は昨秋の衆院選で比例代表第一党となったが、試算でも、自民党に四議席の差をつけて二十議席となった。

 選挙区では、自民三十六議席、民主三十四議席でほぼ互角。二十七ある一人区では、自民が十五で、十二の民主を抑えたが、二十の複数区では民主が静岡を除く選挙区で一議席以上を得て、自民党を上回る計算になっている。

 自民は北陸、東北などで民主に差をつけるが、東海・近畿の一人区が弱い傾向が出た。これまで自民の金城湯池だった九州、四国などでも民主に小差で競り負ける選挙区が相次ぐとのシミュレーション結果になった。

 ただ、この試算は、例えば公明党が推薦した自民党候補については、先の衆院選比例代表での公明党票の50%を得ると仮定して計算。これを80%と設定すると公明党の票の効果が大きくなり、自民五十六、民主四十九と逆転する結果になった。

 また、世論調査で29%もいた「どこに投票するか未決定」という人たちを含めずに試算したため、こうした層の投票行動によって獲得議席数は大きく変動する。 (参院選取材班)

■試算の設定条件■

 試算は昨年の衆院選で主要五党が各都道府県で獲得した比例代表の票数がベース。それに六月十八日から二十日に本紙が実施した全国世論調査で「昨年の衆院選で投票した政党」から「今回の参院選で投票する政党」への変動率をブロックごと算出して補正した。政党の推薦は、その党の比例代表の票の50%を加算。同一選挙区に同一政党の複数の公認候補がいる場合はその人数で票を均等割りして当落を判定した。

777とはずがたり:2004/07/02(金) 01:35
参院比例区投票先、民主が自民上回る 本社連続世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0702/001.html

 朝日新聞社は11日投票の参院選に向け、第6回の連続世論調査を実施した。比例区で「どの政党または政党の人に投票したいか」への回答で、前回調査(6月22、23日)で自民党と同率に並んだ民主党が、22%対20%という小差ながら自民を上回り、初めてトップに立った。小泉首相について「国民の感覚に近いと思うか」との質問では、「そうは思わない」が59%で、過去最高となった。小泉首相と民主党の岡田代表のどちらが信頼できるかを聞いたところ、小泉氏の40%に対し、岡田氏は31%。男性では岡田氏、女性では小泉氏が優位に立っている。

 調査は選挙戦序盤の6月29、30の両日に実施した。比例の投票先で最も多いのは「まだ決めていない」人で全体の4割近くを占める。今後は特に6割が「決めていない」と答えた無党派層の動向が、選挙戦のカギを握りそうだ。

 今回初めて聞いた選挙区の投票先では、自民23%、民主22%とほぼ並んだ。政党支持率は、自民26%に対し民主19%と、6回の調査で差は最も縮まった。

 首相の政治感覚については、就任直後の01年4月に71%が「国民の感覚に近い」と答え、「そうは思わない」15%を大きく引き離した。03年4月には44%対44%で並び、今回は30%対59%と「そうは思わない」派がダブルスコアで逆転した。

 選挙戦をみて小泉氏と岡田氏のどちらが信頼できるかを聞いた質問では、男性は小泉氏37%に対し岡田氏39%。しかし女性は小泉氏42%で岡田氏24%に水をあけている。

 選挙戦に対する関心は依然低調で、「大いに関心」は31%と、前回の30%からほとんど変わらなかった。投票に「必ず行く」は67%で、01年参院選の同時期の71%を、やや下回っている。

(07/02 01:09)

778とはずがたり(1/2):2004/07/02(金) 13:17
元アナ強し!滋賀で山梨で白熱勝負 2004参院選
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/jul/o20040701_30.htm

 今回の参院選で相手候補にとって大きな脅威となっているのが「元キャスター」や「元アナウンサー」の肩書。今回の選挙で「新ブランド」となるか注目を集めている。自民党の現職が引退し新人同士の激戦となった滋賀選挙区では、民主党が元びわ湖放送で選挙速報などを担当していた報道キャスターの林久美子候補(31)を擁立。昨年11月の衆院選では県内4選挙区のうち3議席を民主党に奪われているだけに、自民党は「党の危機。(元キャスターという)響きに反応するのが怖い」と戦々恐々としている。


元びわこ放送 林久美子候補
 小泉純一郎首相(62)は1日、大阪から滋賀県大津市に足を延ばし、現職で引退を決めた河本英典氏(55)のバトンを受けた上野賢一郎候補(38)の応援に声をからした。その首相の隣で、自民の県議の1人が「(滋賀では)苦しい風が吹いています」と訴えた。

 もし今回の参院選で自民が敗れれば、滋賀県選出の国会議員数で民主に逆転される。「それだけは避けなければ。危機的状況だ」と県連。ところが河本氏の後継者選びが難航し結局、前回の衆院選滋賀1区で落選した上野氏が、5月7日にようやく出馬表明した。

 自民が焦る理由は出遅れだけではない。ライバルの林候補は02年まで地元の独立U局「びわ湖放送」の報道キャスターを務め、選挙速報には必ず登場していた。視聴率の低いU局のキャスターだけに、知名度については「実は未知数。(有権者の)半分ぐらいは知っているかな」と林陣営も読み切れないのが現実。それでも自民サイドには、実際の知名度より「キャスター」というイメージが脅威という。

 自民党が脅える背景には、“トラウマ”がある。89年の参院選で、元アナウンサーでパーソナリティーの中村鋭一氏(74)が、大阪から出身の滋賀にくら替えして自民党候補を撃破した。「誰がやっても一緒なら知ってる人にしよう、という無責任票が一番怖い。(中村氏の当選は)県にとって何にもプラスにならなかった。もう繰り返したくない」と上野陣営。

 組織力で劣勢の林候補は、1歳10か月の長男がいることもキャッチフレーズに、街頭演説会では「子育て真っ最中の私だからできる政策を」と、県初の女性国会議員誕生を訴えている。「原稿を読むだけのキャスターじゃダメ。こっちの演説は全部、上野さんが自分で考えている」と批判する自民が、保守王国の威信を守ることができるか。(菊地 陽子)

 ▼滋賀選挙区(一―3)
 林 久美子(31)民 新
 上野賢一郎(38)自 新
 林  俊郎(59)共 新


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