したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2004年参院選スレ

1デモクラット:2003/11/21(金) 18:39
民主党スレで挙がっていたので、立ててみました。
自民、民主の候補者一覧にリンクしておきます。
自民 http://www.jimin.jp/jimin/jimin/sen_san20/index.html
民主 http://www.dpj.or.jp/news/200308/candidates2.html

659とはずがたり:2004/06/10(木) 03:24
>>654-659
中曽根Jrが落選すると鳩山辺りと何かぶち上げてくれそうな気がしないでもないけど肝腎の中曽根系勢力というの消えつつあって福田系と併せてもう自民党勢力になっちゃってる感じだね〜。

660とはずがたり:2004/06/10(木) 03:24

ホワイトウルフじゃなくてホワイトタイガーだっけ?
群馬民主党はまず参院の表(今回)に改革保守系・裏に旧社会系で何としても2議席死守。更にその上で衆院での復活狙いと地道に積み上げていきたい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040608-00000003-mai-l10
[保守王国のゆくえ・04参院選ぐんま]/7 後継者/群馬

 ◇議席確保に危機感−−“独裁”阻止叫ぶ民主
 「辞めて責任取るってのが分かりやすいんだろうけれど、次の人がなあ……」
 民主党県連会長の角田義一参院議員が自らの年金未納を公表した5月13日。角田氏から会長進退を一任された県連役員選考委員会の終了後、メンバーの一人は悩ましげな表情で漏らした。“角田ショック”は県連内に、未納問題の参院選への影響とは別の、隠れていた危機を強く意識させたのだ。「次の会長がいないのは、すなわち県唯一の選挙区議席を継ぐ者がいないってことだ」と、支持団体の幹部はため息をつきながら解説した。
 県連会長職には規約の定めはないが「会長は県選挙区選出の国会議員」という意見が一般的で、不文律になってきている。該当するのは角田氏だけだ。角田氏は、その激しい弁舌で「ホワイトタイガー」の異名を取るなど人気も抜群で、98年の県連発足以来、会長の座を譲ったことはない。一部に「旧社会党系、労組系の角田氏の影響が強いから、脱皮できない」との批判もあるが、実績と知名度で県連内に並ぶ人はおらず、今回の役員改選でも、角田会長続投(再任)が決まった。
 しかし、その“頼もしい親分”も9日が67歳の誕生日。参院議員の任期満了(07年)時には70歳で、議員の定年が議論される時代にもう1期(6年)務めるのは微妙な年齢。「万一、(いずれ訪れる)引退までに、衆参ともに議席を確保できなかったら、群馬は野党ゼロの“自民党独裁”になるだろう」。支持者の一人は危機感を代弁する。
 そんな内情を意識してか、角田氏は今月1日あった桐生地区での総決起大会で、参院選立候補予定者の富岡由紀夫氏を自分の子にたとえ「私はいつまでもやっているわけにはいかないので引退をしますけれども、(富岡氏は)事実上の後継者の一人」とまで明言。「67年の全生涯をぶち込んで富岡由紀夫を当選させたいと燃えている」と力強く説いた。角田氏は、3日の参院厚生労働委員会と4日の本会議での年金法案審議の間げきを縫って、とんぼ返りで富岡氏の応援に駆けつけるなど“我が子”への支援に力を注ぐ。
 「自民党2議席独占阻止」。各地で応援弁士が声高に叫ぶ。その行間には「(自民)王国を完全に築かせちゃいけない」という悲鳴に近い声が潜んでいるかのようだ。

661とはずがたり:2004/06/10(木) 03:35
>>654-661
以上【保守王国のゆくえ・04参院選ぐんま】

662とはずがたり:2004/06/10(木) 03:37
折角いい線行っている奈良県なのだからゴタゴタ無しで頑張って欲しい所です。

[選挙]参院選 民主県連会長に中村哲治議員再任−−前川清成氏の必勝誓う /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000004-mai-l29

 民主党県連の第7回定期大会が30日、天理市のホテルで開かれ、県連会長に中村哲治衆院議員を再任した。また、7月の参院選奈良選挙区(改選数1)からの出馬が決まっている公認候補、前川清成氏=弁護士=の必勝を誓った。
 大会には党員のほか、柿本善也知事や支援団体の連合奈良・志賀通孝会長ら約70人が参加。中村会長は「前川氏は公認後、驚くべきスピードで県民の心をつかんでいる。会長職を懸けて、7月の参院選に臨む覚悟です」とあいさつした。
 役員改選では、前川氏と、県連幹事の山本直子氏を新たに副会長に選出した。また、比例代表から公認候補として出馬予定の前田武志氏は、県連顧問に就任した。(毎日新聞)
[5月31日20時12分更新]

前川、前田氏に溝?-2004参院選
http://www.nara-shimbun.com/n_all/040603/all040603a.shtml

 7月の参院選で、比例代表に前田武志氏(66)を公認、県選挙区の前川清成氏(41)との連携による相乗効果を狙う民主党陣営に、きしみが見え始めた。同党県連は、県選挙区の公認争いを比例代表との住み分けで収拾。しかし最大の支援組織、連合奈良と前田氏との関係が改善しないなど、2人の候補予定者による「両輪作戦」は、早くも車軸を欠く状態に陥っている。

 当初、互いに選挙協力をアピールしていた前田、前川両氏の関係に溝が表面化したのが、先月8日に行われた前川氏の後援会事務所開き。この席に前田氏や同氏の関係者は姿を見せず、祝電も届かなかった。

 「事前確認まではしなかったが、当然来るものと思っていた」と前川氏陣営は首をひねる。また先月30日の民主党県連定期大会では、前田氏の県連顧問就任が正式決定されたが、本人は欠席、代理人が出席するにとどまった。

 これに対し前田氏陣営は定期大会欠席の理由を「県外で先約があり、日程調整ができなかった。他意はない」と説明。ただ前川氏の事務所開きについては「案内もなかったし、党県連の取り決めで前川氏の催しに出席することができない」と言い分に食い違いも。

(2004.6.3 奈良新聞)

663とはずがたり:2004/06/11(金) 00:15
仕事激増のアテが外れた西川きよしが焦りまくっている (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/comedy.html?d=04gendainet0716527&cat=30&typ=t

 約1カ月後に参院選が行われるが、今期限りで政界を引退するタレントで参院議員の西川きよし(57)が焦っているという。理由は、引退後の仕事が白紙状態のため。
「最近のきよしは3期18年の議員生活で収入が激減している。そこで、彼としてはタレントに“本格復帰”することでこれまでの分を一気に取り返そうと腕まくりしていた。ところが、所属する吉本興業はきよしのことなんか頭になく、テレビや舞台の仕事をほとんど入れていない。吉本はきよしの面倒を見る気なんかサラサラないのでしょう」(事情通)
 引退後のきよしのレギュラーは従来の関西ローカルの「西川きよしのご縁です!」(東海テレビ)とラジオの「ありがとう浜村淳です」(MBS)の2本だけだ。
 これに対して吉本ではこういう。
「新規レギュラーは今のところありません。7月までは議員活動がありますし、具体的な動きがあるのは、10月の番組改編期でしょう。当面は講演活動や営業に専念することになります」(担当者
 お笑い界の大御所にしては寂しすぎる現状だ。
「きよしさんはもう過去の人。ギャラがべらぼうに高い割に、視聴者受けがイマイチ。議員活動をしている間に、テレビでは使いにくいタレントになってしまった。それに、最近はイキのいい若手がいっぱいいる。テレビ局としても、ギャラの安い若手をまとめて使った方が、面白い番組を作れるし、視聴率も稼げるんです」(民放ディレクター)
 老兵は去るのみ。きよしにはこの言葉がズシッとくるだろう。

[ 2004年6月4日14時45分 ]

664政界再編前夜:2004/06/12(土) 01:18
とはずがたりさん、群馬の情報、ありがとうございます!
民主党が政権交代を目指す上での「最後の砦」の一つ群馬における状況、とても興味深いです。他の方も、ぜひ各県の参院選前の特集記事を教えて下さい。私が良く知ってる静岡はどうも・・・。
群馬のこのような争いが、いつの日か「コップの中の嵐」と一笑にふせる日を目指して、民主党も頑張らないと!

665とはずがたり:2004/06/12(土) 01:33
自民党が重点区指定した(=民主党が善戦しそうな)1人区(青森・岩手・山梨・三重・滋賀・奈良・岡山・長崎・大分・沖縄)や保守分裂や社民との共闘がなった1人区(秋田・高知・宮崎),2人区だけど自民党鉄板や民主党二人擁立で危うい県(北海道・宮城・群馬・静岡)を自分は特に注目しています。

ホント二人区で自民党が分裂したらコップの中の争いを,と笑える位の地力を民主党はつけたいものですねぇ…

母も民主党が二人も出すなんて知らなかった,といってます。大丈夫でしょうか。心配。。

666とはずがたり:2004/06/16(水) 03:09
けっ!

厚化粧×、腕まくり○ 自民が「必勝虎の巻」 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/jimin.html?d=15kyodo2004061501002170&cat=38&typ=t

 厚化粧は厳禁。腕まくり、ノーネクタイは効果的です−−。自民党女性局は15日までに、参院選に向けた虎の巻「候補者必勝マニュアル」を作成し候補者に配布した。

 党地方組織から募った女性の声を網羅した内容で「有権者の半分は女性。口コミで強烈にアピールするのも女性です。女性の意見、ここにあり」と極意を伝授している。

 服装の基本は清潔感で「夏場は汗をかくので、こまめに着替える」「ズボンの折り目をきちっとし、のりの利いたシャツを着用すると、信頼度を高める」と助言。頭髪編は「自然色に染める。黒すぎても良くない」「整髪料や香水など、においの強すぎるものは避ける(せっけんの香りは○)」と指導している。

 女性候補には、厚化粧と装飾品のつけすぎを戒め「車の乗り降りが多いので、動きやすく、きびきび見える」として「ミニスカートよりパンツスーツを」と推奨。街頭演説の秘訣(ひけつ)は「一生懸命さが伝わるよう『あなたに振っています』と感じさせる」。応える人がいなくても手を振る。その理由は「どこでだれが見ているか分からない」。

[ 2004年6月15日18時17分 ]

667無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/16(水) 13:45
ミニスカートはくような女性候補いたっけか?

668とはずがたり:2004/06/16(水) 14:17
確かに。
神取にミニ穿かせてもねぇ〜

669とはずがたり:2004/06/16(水) 16:36
まさか参院選比例区で竹中なんて書く奴いねーとは思うのだが…。
彼は何したんだっけ?

参院選:比例代表に竹中平蔵氏を擁立方針 自民党
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040616k0000e010074000c.html

 小泉純一郎首相は16日夜、7月の参院選の比例代表で、竹中平蔵金融・経済財政担当相(53)の擁立に向け、本人と会食し説得する。これに先立ち自民党の安倍晋三幹事長が同日午後、竹中氏と会談し正式に出馬要請する。同党は竹中氏を参院選の最大の「目玉候補」にしたい意向だ。

 竹中氏の擁立は今年1月ごろから、同党幹部らが水面下で調整を開始。政府内には「小泉改革の看板が選挙で負けた場合の影響が大きすぎる」との慎重論も強かったが、最終的に16日の国会閉会を待ち擁立方針に傾いた。

 また竹中氏をめぐっては、参院選後に本格化する郵政民営化論議を総括する担当相を兼務する案が浮上している。首相サイドには、郵政民営化を推進していくため、竹中氏が国会議員になった方が党内に根強い反対論を封じ込めやすいとの判断が働いているとみられる。

 昨年9月の内閣改造の際、森喜朗前首相、青木幹雄参院幹事長らが竹中氏の交代を求めたが、首相の強い意向により残留となった経緯がある。経済状況の好転などを受け、最近は森氏らも竹中氏の続投容認論に傾いており、参院選後の内閣改造でも残留する可能性が高い。しかし自民党内には「50万票以下だと期待はずれだ」(幹部)との声もあり、竹中氏の得票が伸び悩んだ場合、参院選後の首相の政権運営に影響が生じる場合もありそうだ。
毎日新聞 2004年6月16日 15時00分

670magenta:2004/06/16(水) 22:29
<民主党>参院選テレビCM公開 中高年女性の支持期待
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040617-00002032-mai-pol

民主党は16日、7月の参院選に向けたテレビコマーシャルを公開した。
映像は2パターン。岡田克也代表をアップにした映像に「日本人には力がある。それを引き出す政治が必要だ」との岡田氏自身のナレーションが入る。
枝野幸男選対企画委員長は「母性本能をくすぐるのでは」と中高年女性の支持に期待を寄せる。(毎日新聞)
[6月16日20時13分更新]

671magenta:2004/06/16(水) 22:32
応援演説で“紳助節”全開 自身は「死んでも出ない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040616-00000215-kyodo-soci

参院選大阪選挙区への出馬も取りざたされたタレントの島田紳助さん(48)が16日、同選挙区に出馬予定の民主党新人尾立源幸氏(40)を応援するため大阪市の繁華街で街頭演説。
若者や帰宅途中のサラリーマンら約3000人(主催者発表)を前に約20分間、芸で鍛えた熱弁を振るった。
 「ぼくは民主党の支持者じゃありません。この党は駄目です」。スーツ姿で選挙カーに上った紳助さんは横に並んだ尾立氏らを驚かせた後、「自民党だけでは駄目。民主党が成熟して、レベルの高い2大政党で戦っていかないと」とフォロー。
 「こんなところで話したら仕事上マイナス。でも育ててもらった大阪に恩返ししたかった」と助っ人を買って出た理由を語った。
 今後の国政選挙には「死んでも出ません。出たら打ち首にしてください」ときっぱり。「(参院選投票日の)7月11日にはぼくの名前を書かないように。200票は入ってると思うけど」とちゃめっ気たっぷりに話し、笑いを誘った。(共同通信)
[6月16日21時6分更新]

672とはずがたり:2004/06/16(水) 22:41
伸助,民主党支持者でないにしろ,尾立を支持してくれてるのは公共が強い大阪では心強いですねぇ。
まぁ今伸助は今は金儲けが楽しいでしょうから政治には興味ないのかもしれませんな。
本番ではどのくらい応援してくれるのだろう…?

673magenta:2004/06/16(水) 22:44
>>638>>639>>641

辻元氏最新情報がありました。

護憲の戦い辻元氏と連携へ 参院兵庫選挙区の新人
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0616ke33330.html

辻元清美元衆院議員(44)が無所属で参院選大阪選挙区からの立候補を表明した。辻元氏の動きは、兵庫選挙区にどう波及するのか。

 抜群の知名度を誇る辻元氏との相乗効果を期待するのは、無所属の新人(54)陣営。改憲阻止を掲げる市民団体が擁立したが、課題は知名度アップ。そこで、「大阪の梅田で辻元氏と一緒に街頭演説すれば、大阪に勤務する“兵庫府民”へのアピールになる」などの策を練る。また、全国の無所属候補による「護憲ネットワーク」結成を目指しており、辻元氏サイドに連携を呼びかける。

 辻元氏の古巣、社民党の兵庫県連。今回は民主新人(48)を推薦するが、元社民党衆院議員の中川智子氏や同北川れん子氏ら「土井チルドレン」は、護憲派の無所属新人を支援、党県連の方針に反旗を翻す。中でも中川氏は、同新人陣営で選対副委員長を務め、辻元サイドとのパイプ役となっている。

 社民党では、大阪府連が辻元氏を支援、土井たか子氏も立候補を容認するコメントを出しており、対応はばらばら。同党兵庫県連の役員は「昨年の衆院選大敗の大きな原因が辻元氏の事件。その影響で、参院選では独自候補を擁立できなかった。今回の立候補で党のイメージがさらにダウンし、比例に影響しないか心配」と話している。

674magenta:2004/06/16(水) 22:47
>>672

某所で島田紳助は小沢贔屓らしいとの書き込みを見たことがありますが、サンデープロジェクトあたりからの印象でしょうか?

675とはずがたり:2004/06/16(水) 22:50
>>673
情報提供感謝。
護憲派無所属新人とは新社会党系ですかね?

兵庫の社民党県連は労組系が中心となって連合と仲良し,土井チルらとは県連を分裂する程の険悪さ。
土井・中川・北川らが新社会党と合流して,社民党の兵庫県連が民主党に合流した方がすっきりするのだがねぇ〜。

676magenta:2004/06/16(水) 22:55
>>675
>護憲派無所属新人
は新社会党県本部委員長で元神戸市議の原和美氏ですね。

677とはずがたり:2004/06/16(水) 22:55
>>674
なるほど。
尾立は一応鳩山系っぽかったですけど,選挙区を譲った西村慎吾あたりとの繋がりでもあるのでしょうかね?

678magenta:2004/06/16(水) 23:03
2004参院選・兵庫 微風突風 揺らぐ足元第5回
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200406bifu/05.html

訴え広がらず連携模索

「自民と同じ。弱者切り捨ての党だ」。五月末、社民党の元衆院議員中川智子(56)=宝塚市=が、神戸・元町の駅前に立った。批判の矛先は民主党。社民県連は今回の参院選で、民主新人の水岡俊一(47)の推薦を決めている。しかし中川の隣には、市民団体に推され、無所属で挑む新社会党県本部委員長の原和美(54)がいた。

 兵庫の社民と新社会は旧社会党時代、激しい左右対立でたもとを分かった。一部とはいえ十年ぶりの再接近の裏には、「瀬戸際」ともいえる組織の事情と、改憲への強い危機感があった。

 昨年の衆院選で議席を激減させた社民。党首だった土井たか子(75)さえ小選挙区で敗れ、「ポスト土井」をにらむ動きもある。新社会は政党要件も国会議席もない。

 「今の党勢で護憲を押し出すには限界がある」と言うのは、中川と行動を共にする社民の宝塚市議(57)。その思いは、水岡の推薦をまとめた社民県連副代表、今西正行(65)にも通じる。

 「民主は改憲勢力」と批判してきたが、「教え子を戦場に送らない」とする元教師の水岡に託した。「憲法を守るには、他党であっても改憲否定派を増やすことが必要。党より個人。苦渋の選択だった」

◇       ◇       ◇

 昨年の衆院選でも、候補だった原と中川は連携した。参院選に向けては統一候補の擁立を目指し、市民団体「9プラス25改憲阻止市民の会」(佐治孝典代表世話人)を中心に話し合ってきた。

 土井も出席した四月の会合。候補に挙がった中川は「気持ちの整理がつかない」と固辞したが、支援は約束した。「だれであっても推薦人になってもらえますね」。メンバーの視線が土井に集まった。無言の土井。その心中を、メンバーらは「イエス」と読み取った。

 県連が水岡への推薦を決めたのはそれから約二十日後。「今の民主に憲法は守れない」と、土井は今西に気色ばんだが、県連とのねじれを懸念してか、原支援の態度は明確にしていない。

◇       ◇       ◇

 神戸市外国語大三年の福留庸友(21)は三月、イラク南部のサマワを訪ねた。現地は安全で、政府の言う「非戦闘地域」だと感じた。だからこそ、武器を持った自衛隊派遣に疑問を持った。

 自衛隊撤退の訴えには共感する。憲法問題も大切だが、「それだけで一票は投じない」。原の護憲の訴えは、「平和」に関心を持つ有権者でさえ、判断基準の一つにすぎない。

 「護憲を呪(じゆ)文のように唱えるだけではしんどい」「改憲による暮らしの変化に、市民はどれだけ危機感があるのだろう」。三日、原支援で集まった地方議員らは、響かぬ訴えに苦悩の表情を見せた。

 厳しさの中、陣営が注視しているのが、秘書給与詐取事件で有罪が確定した社民の元衆院議員、辻元清美(44)の動き。大阪選挙区での立候補が取りざたされ、離党して護憲ネットワークを立ち上げるという見方もある。

 「連携できればインパクトがある」。陣営に高まる期待は、兵庫から突破口を開くことの困難さを物語る。(敬称略)

679とはずがたり:2004/06/16(水) 23:58
>>678
情報感謝ですヽ(´ー`)/

社民党と新社会党が護憲ネットワークとして新しい動きにまで行くのか否か注目。
更に共産党とかとも連携できると良いと思われるのだが…。
京都や定数3の選挙区で共産党が議席をバタバタ落としたりすると兵庫や他の選挙区を譲ってでもという風潮が出てきたりしないかなあ?

680とはずがたり:2004/06/17(木) 00:04
まぁ結局は判で押したように自民党候補へ入れるんでしょーよ。

04参院選 公明、選挙区は自主投票
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=7319

 公明党県本部(宮原稔育代表)は15日、参院選山梨選挙区の対応について、自主投票にすると発表した。自民党から推薦を受けて無所属で立候補する予定の元アナウンサー大柴堅志氏(54)側から推薦要請を受けていたが、公明党が力を入れる比例区への見返りが期待できないためという。

  この日、県庁で会見した宮原代表らによると、12日に開いた県幹事会で全会一致で決めた。

  大柴氏の人物と政策は問題ないが、推薦を見送った理由として(1)大柴氏が自民党公認候補でない(2)大きな支援組織を持たない大柴氏には選挙区と比例区のギブ・アンド・テークが見込めない(3)自民党県連は県出身の比例区候補として横内正明氏を抱えている−−ことを挙げた。

  昨年の衆院選比例区で6万票余りを県内で獲得した公明党は今回、7万票の獲得を目標に設定。早くから比例区を最重点に準備を進めてきた。

  宮原代表は「政権与党を組む自民党の推薦候補だということと、課題が山積する国政安定の必要性は十分理解している。あとは党支持者一人ひとりに判断してもらいたい」と話した。

(6/16)

681とはずがたり:2004/06/17(木) 00:24
うーん森が元気な内は新進石川を民主に引き込むのは難しいのかねぇ。

民主県連 参院選に加藤氏が立候補へ
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news01.asp?kiji=7223

「自・民・共」対決の構図に 

 民主党県連から参院選石川選挙区(改選数1)への立候補を要請されていた長野県飯田市在住のNPO法人理事、加藤隆氏(54)は15日、金沢市を訪れ、立候補の意思を明らかにした。公示の9日前。自民新顔の岡田直樹氏(42)、共産新顔の佐藤正幸氏(36)を含め、「自・民・共」の新顔による三つどもえの争いという選挙戦の構図がようやく固まった。


 加藤氏はこの日夕、金沢市内のホテルで桑原豊代表代行、中谷喜和幹事長らと面会。県連代表の奥田建衆院議員に電話して、要請受諾を伝えたことを説明したうえ、「非常に光栄な話を頂いた。今までの思いを国政にぶつけたい」と話した。

 県連はこれを受け、党本部に対し公認申請するなど、選挙準備に追われた。また、連合石川は17日に加藤氏と政策協定を結び、推薦することを決めた。

 難航の末、ようやく決まった候補者について、中谷幹事長は「国会運営のあり方や年金問題など政治不信がある。加藤さんはやはり政策で改革を訴えかける候補と確信している」と話した。
(6/16)

自民、共産など各党会派の反応
民主党の候補者決定を受けて
 自民 「民主は落下傘候補」 / 共産 「自・民も同じ土俵」
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news02.asp?kiji=7224

 民主党の候補者決定を受け、各党・会派は24日からの選挙戦本番に向け、いよいよ動きを本格化させる。

 岡田氏を擁立する自民党県連の福村章政調会長は「民主党が立てたのはいわゆる『落下傘候補』。相手が決まった以上は最大限の力を尽くす。国政や県政のあるべき姿について、政策を中心に訴えていきたい」と引き締めた。佐藤氏を立てる共産党県委の秋元邦宏委員長も「財界や米国のいいなりの自民党政治の大枠を変えないといけない。民主党も同じ土俵で議論している。暮らしや平和問題などで県民の願いを実現したい」と意気込む。

 また、公明党県本部の庄源一代表は「年金改革やイラク問題など、連立与党の政策について信を問う選挙になる。選挙区で支援する岡田氏と比例区で党公認の荒木清寛氏の2人の当選を目指す」、社民党県連の宮下登詩子代表は「加藤氏については要請があれば支援を検討する。年金問題など弱い立場の人たちを置き去りにする与党の政策を追及し、イラクや憲法改悪の問題についても訴えたい」と話す。

 一方、過去の選挙戦で民主党と連携してきた新進石川の金原博会長は「民主からは何も聞いていないが、時期としてもう遅い。選挙区で岡田氏支援を会派内で決めており、なんらかの要請があっても、方針は変わらない」としている。
(6/16)

682無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/18(金) 11:27
7月11日の夕方以降、用事が入ってしまった・・・
開票速報ちゃんと見られなそうなのが残念だ・・・

683とはずがたり:2004/06/18(金) 13:07
俺も日曜日は用事が入ることが多いっす。今度はどうかな…?

大体日曜日は皆遊びに行くよねぇ。
水曜辺りを投票のための特別の休日にして投票率の向上を!

684とはずがたり:2004/06/18(金) 15:27
変節漢め!

「民主党政権で竹中大臣のはずが」 岡田代表が秘話披露
http://www.asahi.com/politics/update/0618/001.html

 「かつて、私に『民主党政権ができたら大臣を務める用意がある』と約束してくれたと記憶している」

 民主党の岡田代表は17日の日本外国特派員協会の講演で、竹中経済財政・金融相が参院選比例区に自民党から立候補することに関して、こんなエピソードを披露した。

 竹中氏は閣僚に就任する前は、経済学者として民主党の勉強会にたびたび出席し、岡田氏とも意見交換していたという。それだけに、今回の竹中氏の「変節」には「いつのまにか小泉内閣で大臣になり、今度は(自民党の)国会議員になるという。残念に思う」と、心境を吐露せざるを得なかったようだ。

(06/18 01:01)

685名無しさん:2004/06/18(金) 16:44
参院の定数配分/「違憲状態」を忘れないで
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2004/06/20040618s01.htm 今度の参院選は、年金制度改革、自衛隊の多国籍軍参加をはじめ、さまざまな争点が注目されている。定数配分をめぐって「違憲状態」で実施されることも忘れてはならないだろう。

 最高裁大法廷は今年1月「1票の格差」が最大5.06倍となった2001年7月の参院選について、合憲とした。だが、15人の裁判官のうち、6人は違憲とし、多数意見の9人の中の4人は「次回選挙でも現状が維持されれば、違憲判断の余地は十分にある」と指摘した。

 今度の参院選までに定数配分の是正を求めた、事実上の違憲判決と言える。
 最高裁判決を受けて参院は、各会派からなる協議会を設置したものの、是正措置を見送った。01年の参院選で、選挙区の1票の格差が最大となったのは東京と鳥取の間。今度の参院選でも5倍以上の格差となることが確実だ。つまり違憲状態のままになっている。

 協議会が5月末にまとめた報告書は、秋の臨時国会で新たな協議会を設置して抜本的見直しを行い、06年の通常国会で制度改正を実現、07年の参院選を新制度で実施することにしている。早い話が先送りだ。

 参院選後、選挙無効の訴えがまた起こされても、最高裁の判決までに見直しをすれば、違憲判決は免れるだろう。そんなもくろみがあるのではないか。

 参院は衆院のカーボンコピーと言われて久しい。参院不要論すらある。それにもかかわらず、当の参院に本気で改革しようとする熱意や努力が見えない。最高裁から定数配分の是正を求められても正面から応えないのは、有権者に対する背信行為にほかならない。

 参院の定数配分是正は、選挙制度の仕組みから確かに難しいのは事実だ。
 定数の半分を3年ごとに改選する制度が憲法で規定されていることから、選挙区の定数は偶数にならざるを得ない。偶数のままで1票の格差を縮めるには、2県で1つの選挙区にする必要が生じる。人口の多い選挙区の定数を増やす方法は、行財政改革の流れに反する。

 選挙区をやめて比例代表一本にする意見もある。格差は是正できるだろうが、参院の政党化に拍車をかける、地域の声を伝えることができない、などの問題が起きる。

 参院の定数配分はこれまでも、人口の多い選挙区の定数が人口の少ない選挙区の定数を下回る逆転現象の解消を主眼に、改正されてきている。2000年10月に成立した改正公職選挙法では、01年と今度の参院選の2回で、総定数を合わせて10削減する。

 しかし1票の格差をもっと縮めるには、これまでのような小手先の改正では限界にきていると言わざるを得ない。人口に比例して、機械的に定数を配分すればすむという問題ではない。参院の在り方と絡めて、抜本的な改革が必要になる。
 参院はどうあるべきか。今度の参院選では、この古くて新しい問題もあらためて考えていきたい。

686無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/18(金) 16:46

私です。
格差を直せないようなら廃止(併合)の方が国民のためではないでしょうか。

687とはずがたり:2004/06/18(金) 21:56
相変わらず不誠実極まる小泉自公内閣の姿勢ですな。

自民、争点ぼかしに躍起=年金・イラクでの逆風警戒−参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000948-jij-pol

 年金改革とイラク多国籍軍への自衛隊参加が7月11日の参院選での2大争点となりつつあることに、自民党が警戒感を強めている。いずれのテーマに対しても有権者の視線は厳しく、与党への逆風になる可能性が大きいためだ。そうした状況を反映し、同党からは「争点ぼかし」を狙った言動が出始めた。
 「一元化を含めた社会保障制度の在り方を協議するとの民主党との3党合意を尊重し、より良い改革に向けまい進したい」。18日、小泉純一郎首相は参院選遊説のスタートとなった前橋市での演説で、制度見直しのための協議機関設置などに取り組む決意を訴えた。首相が、棚上げ状態になっている3党合意にあえて言及したのは、抜本改革への積極姿勢を見せることで、未納問題や年金改革関連法に対する世論の反発をかわすのが狙いとみられる。「年金」を最大の争点に据える民主党の「気勢をそぐ」(自民党幹部)思惑もありそうだ。
 野党側が「憲法上疑義がある」と反対する多国籍軍参加をめぐっても首相は、17日の野党との党首会談で、国会での論戦を要求されたものの言下に拒否。岡田克也民主党代表を「何のための(党首)会談か」と怒らせた。
 自民党参院幹部は、両課題の争点化を避けようとする与党内の空気をこう説明する。「参院選の争点なんてない。年金やイラク問題を選挙戦で訴えても、支持者には疑問が残るだけだ」。自民、公明両党がまとめた参院選の統一公約は「小泉改革」の実績を強調するものの、「長期的課題」との理由から、肝心の年金一元化には全く触れていない。
 そうした中で、自民党内の一部には「年金もイラクもきちんと説明しないと、特に女性の支持者が離れてしまう」(森派幹部)と、「争点ぼかし」の効果を疑問視する声も出ている。(了)(時事通信)
[6月18日21時3分更新]

688香川県民:2004/06/18(金) 23:26
泡沫に終わるか波乱を巻き起こすか。

片上氏が出馬表明 参院選兵庫  2004/06/18
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0618ke33810.html

元参院議員の片上公人氏(64)が十七日、二十四日公示の参院選に、兵庫選挙区から無所属で立候補することを表明した。

片上氏は神戸市職員などを経て、一九八六年の参院選兵庫選挙区で、公明党公認として立候補し初当選。二期目の九七年末、元女性秘書に訴えられたセクハラ訴訟に敗訴し、離党した。
九八年の参院選でも出馬を模索したが断念。訴訟は九九年、最高裁で上告が棄却され、敗訴が確定している。現在はコンサルタント会社役員。

同日、関係者が県選管で立候補関係書類の予備審査を受け、続いて会見した。同氏は神戸新聞社の取材に対し、「自民、公明を中心に政治が右傾化していく流れに一石を投じたい」と立候補の動機を語った。

同選挙区ではほかに、自民新人の末松信介氏(48)、民主新人の水岡俊一氏(48)、共産現職の大沢辰美氏(63)、無所属新人の原和美氏(54)と宮本一三氏(72)が立候補を表明している。
自公「なぜ今」 戸惑い、驚きの声

参院選兵庫選挙区に元参院議員の片上公人氏が十七日、立候補を表明した。公示日を一週間後に控え、突然の表明に、かつて同氏を公認候補として推した公明を中心に
「なぜ、この時期なのか」の声が相次いだ。無所属ながら、二期務めた知名度を背景に選挙戦を展開するとみられ、自公協力にも影響が出そうだ。
十六日に自民の選挙区候補の推薦を決めたばかりの公明。県本部の野口裕幹事長は「寝耳に水で、びっくりしている」と驚きを隠さないが、「県本部としては(推薦を決めた)自民候補を全力で応援するのみ」と繰り返した。

一方の自民の選挙区候補陣営は「議員二期の実績がある人。支持母体に人間関係は残っているだろう」(県連幹部)と懸念。「(片上氏の出馬で)影響を受けるのは民主より自民。危機感を持って自力を固めていかなければ」(陣営幹部)と引き締めていた。

689magenta:2004/06/18(金) 23:41
参院選県区〜夏の舞台裏(上)
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20040618/0000002189.html

第20回参院選は24日の公示まで1週間に迫った。県選挙区に立候補を予定している現職と新人の計4陣営は事実上の選挙戦に突入している。昨年11月の衆院選で自民党県連は県内の3小選挙区を独占。これに対し、民主党県連は比例代表東北ブロックで2人が復活当選を果たした。今回の参院選の底流には早くも次期衆院選への思惑が見え隠れしている。自民党と公明党の選挙協力が衆院選に続いて成功するのかも注目の的だ。共産、社民の両党は比例代表での得票上積みをにらんで県選挙区を戦おうとしている。夏の政治決戦に臨む県内政界の最新の動きを探る。
(文中敬称略)

 自民党県連と公明党県本部は昨年11月の衆院選で緊密な選挙協力を行った。自民党公認の遠藤利明(県1区)、遠藤武彦(県2区)の両陣営は集会の度に「比例は公明党へ」というフレーズを繰り返した。これは2人とも重複立候補した比例代表東北ブロックでの名簿登載順位が低く、比例での復活当選の芽がなかったためだ。

 しかし、参院選では事情が全く異なる。自民党の比例代表候補者は33人。その多くは業界団体である党職域支部の支援を受けており、自民党県連も所属県議を比例の各候補者に1人ないし2人ずつ割り振って集票する態勢を組んでいる。

■目標は9万票
 こうした事情は公明党も十二分に承知しているが、同党が県内の比例代表で目標とする約9万票を獲得するためには自民党の協力が欠かせない。前回衆院選では自民党が公明党の支援を得ようと必死だったが、今回は公明党が自民党へのアプローチを強める図式となっている。

 「公明党関係者から比例で応援してほしいと言われている。どう対応すればいいのか」―。今月11日の自民党県連支部長幹事長会議でこんな質問が飛び出した。県連幹事長今井栄喜は「比例では自民党の公認候補者を応援するのが大原則だ」と述べた上で、「公明党との信頼関係もある」と含みのある発言をせざるを得なかった。

 参院選県選挙区で再選を目指す、自民党現職の岸宏一は公明党の会合に積極的に顔を出している。岸は先月31日に天童市で開かれた国政報告会で「公明党さんにはここ1カ月、いろんな集会を開いていただいている。党幹部の皆さんともすっかり顔見知りになり、親友のようだ。力を合わせて頑張りましょう」と呼び掛けた。

■高まるムード
 こうした流れを受け、公明党は16日に岸を推薦。「緊張感のある選挙協力を実現するため」として、自民党候補をあえて推薦しなかった昨年11月の衆院選とは対照的な対応となった。公明党県本部代表の寒河江政好は推薦決定の記者会見で「われわれにある票はそっくり岸さんにお上げしたい。公明党の集会に何度も来ていただいており、岸さんにというムードは高まっている」と述べた上で、比例での対応について「公明党が全力で応援するということを岸さん側がどのように感じてくれるか。あとは信頼と期待だ」との“メッセージ”を発した。

 こうした公明党の意向を県内の自民党関係者はどう受け止めているのか。ある自民党衆院議員の後援会幹部は「われわれの代議士の派閥にも改選議員がおり、あからさまな支援はできない」と前置きしながらも、「衆院選で応援してもらった関係は大切にしなければならない。後援会の一部から公明党を支援してもらうなど、可能な範囲で支援の形を示したい」と明言する。

 昨年11月の衆院選比例代表で公明党は前回比45.5%増の約8万6600票を獲得。自民党の得票率も前回とほぼ同じ41.4%を維持し、自公の選挙協力は最高の成果を挙げた。自民党県連の幹部はこれを引き合いに出し、「今回も自民党のバランス感覚がうまく働いてくれれば」と語るが…。

690とはずがたり:2004/06/19(土) 00:50
ボス|上杉− 江藤−
知事|安藤◎ 牧野▲
01参|小斉平◎ 長峯▲
03衆|黒木▲ 江藤◎ 黒田氏は
04参|上杉? 松下?

託す 04参院選<上>
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news01.asp?kiji=3426

後遺症 自民、「大同団結」を強調

  24日の参院選公示が目前に迫る。比例区を含めた選挙戦では、イラク問題や年金制度など争点は多い。県内では、自民党公認で各種団体の推薦を着々と重ねる上杉光弘氏に対し、同党を4月に離党した元県議、松下新平氏が「組織に頼らない選挙」で挑む。しかし背景には、長年の対立構図に加え、昨年の衆院選と知事選の影、さらには激しい保守分裂選挙となった01年の参院選が、火種としてくすぶっている。
  「公認候補として気力、体力の続く限り、県内をはいずり回ってでも訴えていきたい」。上杉氏は5日、宮崎市であった自民党県連の定期大会で声を張り上げた。会場には、安藤知事と県内3衆院議員全員が顔をそろえ、あいさつした。

新顔への関心も
  上杉氏を前に、宮崎2区選出の江藤拓氏は「(選挙区支部の)本部長のご指導に従い、力を合わせてがんばります」、同3区の古川禎久氏は「一生懸命、大勝するため努力し、汗をかくことを誓います」。ある出席者は「まあ、2人の温度は違うわな」ともらした。
  昨秋の衆院宮崎2区は、上杉氏と長年対立関係にあった江藤隆美氏が引退。長男の拓氏と、上杉氏に近い元県議黒木健司氏が、共に自民の推薦を受け戦った。それぞれの地盤で得票を重ね、約9千票差で江藤氏が制し、追加公認された。”代理戦争”とも言われた激戦を繰り広げた後だけに、今回、「名前も聞いたことがなかった」という松下氏に関心を抱く江藤氏支持者も少なくない。
  昨秋引退した県関係衆院議員は4人。5月9日、宮崎市で雨の中あった上杉氏の事務所開き。支持団体幹部がげきを飛ばした。「上杉先生を失うと県の弱体化につながる」。さらに「昨年は選挙でいろんなことがあり、後遺症が残っていることも事実。小異を捨て大同について頂きたい」。
  安藤知事の姿もあった。安藤知事は昨夏の知事選で、上杉氏の後援会の支持も得て、元県出納長牧野俊雄氏を破った。安藤知事は「参院選は中立」と繰り返すが、各種集会で「(上杉氏は)県にとってかけがえのない人」とエールを送る。安藤氏の都城地区後援会は5月末、独自に上杉氏推薦を決めた。牧野氏を支持した関係者らが「小異を捨てる」かは未知数だ。

「雪辱戦」の様相
  4月4日、高岡町の事務所であった松下氏の立候補表明の傍らには、01年参院選で敗れた長峯基氏が立った。報告を聞いた上杉氏後援会幹部は「見え見えの構図やな」とつぶやいた。
  3年前。当時現職参院議員だった長峯氏に対し、上杉氏支持グループが小斉平敏文・現参院議員を担ぎ、自民の公認を奪った形で選挙戦を制した。松下氏が長峯氏の元秘書だったこともあり、「雪辱戦」の様相も呈する。
  上杉氏の支持者は5月下旬、宮崎市内で雨の中、傘もささずに後援会回りをする上杉氏を見かけた。「パフォーマンスでこんなことをする人じゃない。本気だ」

  □■立候補予定者□■
  上杉 光弘62 〈元〉自治相  自現〈公〉
  馬場 洋光35 党県書記長 共新
  松下 新平37 〈元〉県議   無新
(6/18)

691名無しさん:2004/06/19(土) 10:48
>>685-686
参議院の位置付けは、曖昧ですよね。選挙制度は、類似のものですし、権限も、衆院より少し弱いだけで、実質的には同じですし。全国一区の比例代表部分があり必ずしも都道府県代表との位置付けではないのに、あれだけ1票の格差があっては、説明がつきません。あなたが「格差是正ができないなら廃止を」と言われるのも、頷けます。
個人的には、二院制は維持した上で、参議院=権力監査の府、地方代表の府、権威の府、長考の府と位置づけ、以下の各点に沿った改革がなされるべきだと思っています。
① 都道府県代表ないし州代表との位置付けを加える(連邦制の国でなくとも、仏伊では上院をそのように位置づけている)。これに伴い、比例区を廃止し、選挙区に一本化する。
② 外交、地方自治、決算、人事を先決事項とする。
③ 定数を大幅に削減する。
(④ 思い切って、任期を8年にする。)
③以外は憲法改正が必要ですが、②は参議院先議という運用を行えば(決算は両院に同時に提出ですが)、すぐにでもできます。

692691:2004/06/19(土) 10:52
忘れていました。
⑤ 審議や発言の打ち切りには、4分の3の賛成を必要とする。中間報告は、廃止する。
政党政治の主戦場たる衆議院ならともかく、参議院で強行採決をやってはいけません。自殺行為です。

693magenta:2004/06/19(土) 11:47
タレント効果、色あせた?=すぐ辞職、イメージダウンも−参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040619-00000992-jij-pol

スポーツ選手や歌手といったタレント候補は参院選の「華」。今回も立候補予定者の中に数人の名前が並ぶが、前回は当選後の造反辞職、離党で振り回された政党も。しかし、業界団体など支持基盤の疲弊で、政党の集票能力は低下。「ほかに有効な手もない」(与野党幹部)とタレントの知名度にすがるのが実情だ。
 2001年7月の参院選。民主党から出馬し、当選6カ月後に辞職した大橋巨泉氏や社民党から出馬しながら当選後に離党、神奈川県知事選に回った大学教授田嶋陽子氏など、各党のタレント候補戦略は次々にほころびを見せた。
 民主党幹部は「大橋さんでも個人の得票は40万程度。自力で勝ったのは160万票取った舛添要一さん(自民党)ぐらい。逆に言うと、それくらいの人でないと頼む意味がなくなった」と騒動を振り返った。
 それでも、「前回は非拘束名簿式の複雑さに有権者も戸惑った。今回は名前を書くという認識が広まり、党名7、個人名3だった前回の比率が個人名7ぐらいに増えるはず」(自民党幹部)と、比例代表でのタレント候補の集票力に期待を掛ける声はある。
 一方、タレントの側も意識が変わった。自民党はあるタレントに立候補を打診、断られた。「講演で100万円もらっていた人が議員になるとお茶菓子だけ。大減収になるし、党での仕事はぞうきん掛けから。迷うのは当然」(自民党幹部)と話す。
 ある現役のタレント出身議員は「要は中身の問題だ。野球選手でも打てなければトレードされる。政治の世界も同じこと。名前だけで議員になっても去るべき人は去っていく」とクールな見方を示した。(了)(時事通信)
[6月19日6時30分更新]

694とはずがたり:2004/06/19(土) 12:23
>>685-686 >>691-692
個人的には道州制を先取りした中選挙区制度一本にすればいいんではないかと思ってます。
もちろん定数はきちんと是正して。

ただ,変に制度を変えると衆院と参院でねじれが起きて改革が進まないという意見もあるようですな。
参考スレ↓
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1041771016/

695とはずがたり:2004/06/19(土) 12:25
>審議や発言の打ち切りには、4分の3の賛成を必要とする。
あとこれはいいかもしんない。最近は明文化しとかないと与党がやりたい放題だし。

696無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/19(土) 16:06
ハンディ議員2人の明暗=転進の薬害エイズ家西氏−視覚障害者堀氏は引退・参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040619-00000061-jij-pol
 今回の参院選では、土井ブームの旧社会党時代に視覚障害者として初めて国会議員になった現民主党の堀利和参院議員が「後進に道を譲る」として引退を決めた。一方、薬害エイズ被害者でエイズウイルス(HIV)感染のハンディを持つ同党の家西悟前衆院議員は新たな可能性を求めて参院に転進を図る。
 堀氏は個人名得票の多い順に当選する非拘束名簿方式の比例代表について、「候補者の意思や党の理念だけで出られる状況ではなくなった」と言い、「社会党が与党の時代、福祉プロジェクトで社会のバリアフリー化に携わったのが思い出深い」と12年の議員生活を振り返った。
 民主党幹部は「今の制度は堀さんのような候補にはつらい。個人票の最低当選ラインを15万票としても、強い団体の支援がないと勝てない。参議院らしい特色ある候補を出すのは難しくなっている」と漏らした。
 家西氏は昨年11月の衆院選で、民主党が比例区単独の立候補を認めなかったため参院へ転進。血友病で足の関節が不自由な上、HIV感染のハンディを抱えては激しい衆院の小選挙区戦は戦えないと判断した。同党は転進を決意した家西氏をバックアップ、労組などの支援を取り付けて選挙戦を進める。
 しかし、家西氏は「世の中のしわ寄せは立場の弱い者のところへ最初に来る。その怖さはわたしたちが一番感じているし、経験もしている。わたしなら社会の多様なマイノリティーの声を代弁できる」と、従来の枠組みを超えた草の根の支持にも期待を寄せる。
 家西氏は「衆院のおまけのような審議ばかりでは参院の存在感が薄くなるのは当然」と指摘。「さまざまなグループや階層を代弁する候補者が増え、もっと専門分野に特化した審議や立法案が増えれば参院は面白くなる」と語った。(

697とはずがたり:2004/06/19(土) 16:37
>>696
旧社会党系でも市民派だと労組がバックにつかないのかねぇ。
前回,情報労連がバックに就いて立候補した高見氏みたいにどっか適当な支援団体を手配できなかったのかしらん。

698とはずがたり(1/3):2004/06/19(土) 18:44
〈04参院選〉(上)奔流 保守王国
非自民勢力の衰退
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6513

 「自民党を出たときは、津島雄二も木村守男も木村太郎もみんな一緒だった。ところが気がついたら一人だもの」

 5月24日の民主党演説会。田舎館村の公民館で、田名部匡省が皮肉まじりの決まり文句で笑いを誘った。自民党時代、農水相も務めた田名部。だが、この日、集まった聴衆は約20人だ。

 二大政党対決−−。昨年の衆院選に続き、7月の参院選も自民、民主両党が争う様相だ。だが、県政界では自民勢力の肥大化を前に、非自民勢力衰退の図式が続く。

  ●離党組

 5月18日、都内のホテルであった民主党のパーティー。出席者2千人の熱気の中、田名部は参院選の公認候補の一人として紹介された。69歳は千葉選挙区の広中和歌子らと並んで最年長。ぴかぴかの白いブレザー姿に「若返ったな」と周囲から声がかかった。

 壇上では、新代表に就任したばかりの岡田克也が、菅直人、小沢一郎、羽田孜、鳩山由紀夫と握手を交わし、年金未納・未加入問題に揺れた党の結束をアピールした。菅を除く4人は、田名部と同様、93年に自民党を離党した面々だ。

 離党後の田名部は新進党県連を率い、95年2月の知事選で同じ離党組の木村守男を当選させた。新進党解党後も、独自の県民協会をつくり、木村の再選を果たす。一方、津島は95年3月に復党、99年10月の自自公連立政権誕生後、木村太郎と山崎力も自民入り。2期目を迎えた木村の姿勢も自民寄りに変わる。

  ●後継者

 県内の保守勢力が自民に回帰する中、田名部が巻き返したのが00年衆院選2区だった。

 「死なないでください! 私は田名部先生を一生裏切りません!」

 県民協会顧問の三村申吾「当確」の知らせを聞いた直後、田名部は心労から選挙事務所で倒れ、救急車で運ばれる。三村は支持者や報道陣を前に涙で絶叫した。田名部に近い県議は「田名部は三村を後継者にと考えていた」と証言する。

 だが、その三村も02年に協会を退会。自民党員でありながら三村を支援、党県連から処分された三沢市長の鈴木重令は「三村は自民党議員に流れる情報量の差に悩んでいた。自民党に入って地元のための仕事をしろと説得した」と語る。鈴木は党本部との仲介も引き受けるが、野中広務は「そんなにふらふらするやつが大丈夫か」。結局、2区で対立候補だった自民の江渡聡徳と競合するため、党県連は三村の自民入りを認めなかった。

 転機は昨年6月の木村辞任後の知事選だった。自民の支援を得て、三村が初当選する。

 三村は5月22日、参院選の自民党の奈良秀則の事務所開きに出席し、「奈良さんという花をリンゴの実に育てていくのがみなさまの責務です」と激励した。

699とはずがたり(2/3):2004/06/19(土) 18:45

  ●個人全面

 自民党関係者は自民回帰の理由について「国とのパイプ」と口をそろえる。核燃施設や新幹線などの誘致に加え、財政難の県にとって、政権与党であることの意味は大きいというわけだ。

 昨年の衆院選で県内の4小選挙区は自民党が独占。民主党が比例区で自民党を上回り、小選挙区でも躍進した全国的な「波」は、青森とは無縁だった。

 こうした県政界の流れの中、田名部は昨年12月、民主党に入党する。

 だが、保守色の強い田名部と民主党との違和感も根強い。後を追い民主入りしたある町議は「我々は民主党でなく田名部党」と語り、あくまでも「自民党対田名部」との認識だ。後援会組織も政党より個人を前面に打ち出す構えをみせる。

 参院選は新進党県連の解散以来、非自民勢力の民主党が一方の軸になる県内で初めての全県選挙だ。「どこもあっち行ったり、こっち行ったり。じっと待っていて二大政党の条件がやっと整った」と田名部。果たして県政界に、田名部の思い描くもう一つの潮流ができるのか。(敬称略)

    □   □

  揺るぎない「保守王国」に見える県政界。93年以降、繰り広げられてきた保守勢力の争いは参院選を契機に、どこへ収斂(れん)するのか。底流を探る。(志村亮)

(6/18)

〈04参院選〉 (下)奔流 保守王国
自民勢力のきしみ 選挙後に向け思い交錯
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6518

 自民党県連会長の津島雄二は不機嫌だった。
 「オレも津軽の政治家だ。木村太郎君がやらないからと言って、4区で戦えないわけじゃない」

 6月6日、弘前市内で開かれた政策演説会。主催者は木村守男の長男で4区選出の太郎。党公認の奈良秀則を迎えた決起大会だったが、400席のうち、100席ほどが空席。津島が最前列に座った壇上の来賓席も空席ばかりが目立った。津島のいら立ちは、党内の不協和音に向かっていた。

●前知事の影響

 3選を果たした木村守男は昨年5月、女性問題をめぐって知事職を追われた。「おやじ(守男)は津島につぶされた。簡単には奈良を応援できない。おやじが選挙に出ればいつでも戦う」。木村の後援会幹部は息巻く。

 津島に近い県議たちは昨年3月、守男の不信任決議案に賛成した。さらに、奈良擁立を津島が終始、主導したことが津島系の県議と木村派の関係に微妙な影を落とす。

 5月18日夕。青森市内であった青森大学の薬学部開設パーティーに、その守男が姿を見せた。懇親会で、守男は最前列中央にあるテーブルの席を用意された。

 「参院選に出てください」「期待していますから」。周囲には建設業関係者や教育関係者らの人だかりが絶えなかった。

 だが、守男は自らの去就について、公の席で発言を控えている。この日も「ありがたいことです」と言うのみ。県政関係者からは、守男の政治生命は終わったとの見方と、自らの影響力を維持しつつ、3年先の知事選までを見据えているとの見方が交錯している。

700とはずがたり(3/3):2004/06/19(土) 18:45

●復活打ち消す

 ただ、木村派県議は守男の政界復帰説が流れるたびに、打ち消しに躍起だ。守男が自民党と争うようなことになれば、息子、太郎の党内での立場に影響が出かねないというわけだ。19日には4区の緊急役員会を開き、奈良支援態勢の強化を決める手はずをとった。だが、ある木村派県議は「4区は取り組みが甘いと責められるが、3区を除けばみんな一緒じゃないか」と悔しがる。

 その3区は津島と並んで、県政界に影響力を持つ大島理森の選挙区だ。昨年の衆院選では、県内で唯一、比例区で民主党が自民党を上回り、大島自身も長年競合してきた田名部匡省の長女、匡代に追い上げられた。

 大島は参院選に向け、国政報告会などを頻繁に開き、「この選挙は地盤が重なる田名部をつぶす戦いだ」(大島周辺)。来年秋には、旧県民協会系が現職の八戸市長選も控え、参院選は自らの選挙との意識が強い。

●一線画す流れ

 一方で党関係者の間では、参院選で奈良が惨敗するようなら、県連会長は大島に代わるとの観測が出ている。そんな大島に急接近しているのが木村派だ。太郎と木村派県議は3月、4月と青森、東京で相次いで大島との会合に出席。都内のすき焼き屋では2区の江渡聡徳も参加し、ワイングラスを傾けて談笑した。

 大島派県議は守男の不信任決議案の採決で反対に回り、守男支援の形をとった。両派県議の三村県政に対する評価も似通う。「県の財政難は理解している。だが、何もかもカットし過ぎだ」との声が上がる。

 こうした流れは、三村県政を全面支援する津島とは一線を画しているように見える。津島の側近議員は「参院選で完勝し、津島の会長留任が必要だ。三村には他にパイプがないんだ」と漏らした。

 県選出国会議員6人のうち、自民党が5人を占める中、党の結束に必要な明確な対抗勢力は失われた。だが、次期衆院選や3年後の知事選もにらみ、水面下での駆け引きはすでに始まっている。(田伏潤)

 =敬称略


(6/19)

701とはずがたり:2004/06/19(土) 21:51
うーん,まかり間違えば民公社共闘の非常に興味深い選挙区になっていたのに!
土居氏は旧民社系の流れではなかったっけかな?党本部にちゃんと上げていく体制が何故取れなかったのか?

[’04参院選・決戦前夜・えひめ政界舞台裏]/上 非自民3党で協力模索 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040617-00000002-mai-l38

 ◇民主・公明・社民、調整ならず統一候補断念
 7月の参院選は、年金制度改革や多国籍軍への自衛隊参加、北朝鮮拉致問題など多様な争点の下に、立候補予定者がほぼ出そろいつつある。愛媛選挙区(改選数1)では既に自民、民主、共産の新人3人が出馬表明し、選挙の前哨戦の様相を見せている。その擁立までに舞台裏でどんな動きがあったのか。県政界の“決戦前夜”をリポートする。
 「一緒に戦えないことになってしまった。申し訳ない」
 4月26日、県議会公明党控室。民主党県連の土居一豊副代表(当時)が、公明党県本部の井上和久代表を訪れ、頭を下げた。「残念だ。でも、あなたはよく頑張った」。悔しさを隠しきれない土居副代表に、井上代表はそう答えるしかなかった。
 土居副代表が、井上代表に選挙協力を持ち掛けたのは昨年末。以後、2人は県議会の廊下や控室で会うたび、情報交換した。土居副代表は、社民党県連にも声をかけ、「3党が相乗りできる無所属候補擁立」に力を尽くした。
 非自民3党の選挙協力は、国政の自公連立とねじれを生じる。だが、井上代表はこう打ち明ける。「うちが乗れる候補がいれば、本部に事情を話し、了解を取るつもりだった」。公明は本気だった。
 しかし結局、民主党県連は4月21日、公認候補を内定。土居副代表は5月12日、責任を取って副代表を辞めた。
   ◇
 昨秋の衆院選。自民は比例で26万6694票を獲得した。これに対し、民主は20万7235票。その差は約6万票。だが、公明(11万6583票)、社民(3万5746票)の2党を上乗せすると、自民を約9万票上回る。単純計算だが、非自民勢力を結集すれば、国会議員の自民独占状態を打破することが可能。土居副代表のこうした読みに、井上代表も「自民以外の議員を国政に送ってこそ、民意に応えたと言えるのではないか」と応えた。
 昨秋の衆院選では、自民の選挙区候補は全国の半数以上が公明の推薦を受けたのに、県内はゼロ。「公明の力を借りなくても、自民だけで勝てる」(県議)。「保守王国」と言われる特殊事情があるために、公明にも民主との“地域協力”が魅力的に映った。
   ◇
 土居副代表は当初、松山大卒の30代の男性会社員の擁立で動いた。しかし、海外勤務の話が持ち上がり断念。後に民主党公認候補となる斉藤政光氏を無所属で3党が推す方向で調整を進めた。
 しかし、それはならなかった。民主党県連の成見憲治代表は「3月末ごろまでは、無所属候補でも構わないと思っていたが、党本部の了解を得られなかった」。
 はしごをはずされた格好の土居副代表は旧自由党県連会長。「私が党本部の旧自由党出身者に聞いたところ、『愛媛から無所属候補擁立の話など上がってきていない』と言われた」。県連内の意思疎通が十分とはいえなかったことがうかがえる。
 3党協力の枠組みが破たんし、社民も独自候補擁立を迫られた。だが時間切れで、先月22日に自主投票を発表。旧社会党時代を含め、参院選挙区での擁立見送りは初めてだった。
 実現すれば、中央の枠組みにとらわれない注目選挙区となったはずだ。自民の牙城を切り崩す水面下の工作は、こうして頓挫した。(毎日新聞)
[6月17日20時41分更新]

702とはずがたり:2004/06/19(土) 21:52
[’04参院選・決戦前夜・えひめ政界舞台裏]/下 1人は県議、がルール /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000002-mai-l38

 ◇自民の候補者選び、「1人は県議」がルール−−「選考委」の試みもむなし
 「旧態依然の候補者選びを繰り返しても無党派層を取り込めない。県連には危機感なんてないんだな」。保守系無所属市議は、自民党県連の参院選候補者選びを振り返り、ため息をついた。
 県連には長い間に築かれた暗黙のルールがある。「選挙区選出の参院議員2人のうち、1人は県議から選ぶ。県連幹事長や県議会議長の経験者とし、参院議員2期12年を務める」というものだ。しかし「県議の既得権」に対し、一部で疑問の声が上がっていた。
 昨年12月、国会議員や県議でつくる候補者選考委員会を設置。支部や党員の意見を聴いたうえでの候補者選びを試みた。「党員でなくても良かった。へえと驚くような、意外な候補が出てくることも期待していた」と県連幹部は言う。だが最終的に決まったのは、当時幹事長で県議だった山本順三氏(49)。ルールはやはり踏襲される結果になった。
   ◇
 昨秋の衆院選は、自民にとっては評価が難しい選挙結果となった。小選挙区では自民圧勝。だが、比例代表の得票数は、松山市で自民6万5719票に対し、民主6万4736と互角。新居浜市、西条市、松前町では、民主が自民を上回り、集票力にほころびが見えた。
 県連幹部は「西田司・元自治相の後継者を立てられず、比例票の行き場がなかっただけだ。全体としては我々の勝利だ」と言い切った。県連幹事長の山本敏孝県議は「01年参院選で自民は21万票獲得した。民主は6万票弱。組織力の差は歴然だ」と強気だ。
 しかし県連として、今回の参院選は圧勝が至上命題。「党本部では『愛媛は勝って当然』と思われている」(国会議員秘書)という事情もある。イメージアップを狙った県連初の選考委は、昨年12月上旬から本格的に動き始め、自薦、他薦を含めて数人を検討した。しかし「年末までに候補者を決める」という方針の下では、意外な人選が出来るはずもなかった。
   ◇
 比例での“敗北”を喫した地域では「これからは無党派を取り込まないと勝てない」と危機感を募らせている。今秋予定の新居浜市長選の候補者について、自民党新居浜支部のメンバーらは今年4月、一般公募した。選考過程を透明化し、幅広い有権者の支持を得る目的だった。
 しかしこの時、一部の県連関係者から「そんなことしなくていい」「やることが4年早い」という批判が上がった。「組織力の貯金を崩していられるうちはいいが、この先、国のかじ取りを任せられるような政治家は出てこないのではないか」との声もある。さまざまな不安や不満を抱えながら、保守王国のプライドを守る選挙戦が始まる。(毎日新聞)
[6月18日20時40分更新]

703名無しさん:2004/06/19(土) 22:02
>>701
公明党は比較的最近まで民社系と県議会で統一会派を組んでいたし結構まだ近いのかもしれない。
愛媛の自民候補に公明の推薦が出ていないのもこのせいだったんだな。
民公社だったら善戦できたとなるとみすみす勝利を逃すことになった公認に拘った民主党本部と民主県連の独自派の責任は重いのでは?

704とはずがたり:2004/06/19(土) 22:06
>>703は とは です。

705香川県民:2004/06/19(土) 22:15
>>701-704
成見県連代表=旧社会党出身、土居県連副代表=旧民社党出身ですな。
民主党愛媛県連は比例票の掘り起こしのために国政選挙ではなるべく公認候補を立てたい意向だという記事をどこかで見た記憶があります。
愛媛のような野党が弱い地域の場合、国政選挙では独自候補擁立よりも野党間の協力を優先してほしいものですねぇ。

706杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/20(日) 09:07
>>705
土井副代表は自民党出身。県会議長まで務めたものの選挙違反で立候補禁止に追い込まれた後、国政に転進。
旧・自由党の県連代表から民由合併で民主党入りしています。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

707とはずがたり:2004/06/20(日) 13:07
大体社民党の主張ってのは反共以外は共産党と同じだからねぇ。

04参院選、社民県連 党の基盤保持に苦慮
http://mytown.asahi.com/niigata/news01.asp?kiji=6190

民主党の岡田克也代表(右から2人目)と社民党の又市征治幹事長(同4人目)に挟まれた近藤氏。12日、新潟市の古町十字路で

02年秋から県選出国会議員がいない社民県連。参院選で元代表の近藤正道(57)を当選させ、国政とのパイプの再構築を悲願にしている。「政権交代」を合言葉に民主と組んだ一方で、「護憲」などの理念は前面に出しにくくなった。「選挙に勝っても、党の基盤が揺らぐかもしれない」。社民支持者の表情には苦悩がにじむ。

  ●憲法論議に配慮

  「任期の間に憲法改正が論議に上ることは間違いない。私は憲法3原則、とりわけ9条を守り、生かしていきたい」

  5月29日。近藤は横越町の集会で、護憲への思いを語り、参院選での支援を呼びかけた。聴衆のほとんどを占める自治労は、社民を支える中心労組の一つだ。

  社民の旗印といえる「護憲」。しかし、近藤は集会によって、訴えの強弱を切り替えている。

  6月7日。近藤は西村智奈美衆院議員=民主=とともに、JR新潟駅前や繁華街で街頭演説をした。イラクへの自衛隊派遣問題や政権交代など、民主と共通する政策課題が中心に据えられ、護憲の話題は隅に追いやられた。改憲を否定しない民主に配慮するからだ。

  近藤は「将来、憲法問題に踏み込むと、いろんな違いが出てくると思う」と不安を口にするものの、「小異を捨てて大同についた。共通部分をふくらませれば、十分対応できる」と民主への歩み寄りは否定しない。

  ●社民に危機感

  社民の県選出国会議員がいなくなったのは02年10月。今期で引退する大渕絹子参院議員が離党を表明、その後、民主系の会派に入った。

  社民は昨秋の総選挙で1区の候補擁立を見送り、西村を応援。その見返りで近藤への支援を取り付けた経緯がある。

  民主は総選挙の県内比例区で自民を上回る48万票余りを獲得するなど躍進。社民は約10万票にとどまった。「参院選で野党の1議席死守を」と呼びかけるものの、民主の協力が不可欠な状況に追い込まれていた。

  共闘の第一歩とし、社民は、民主の要望に応えて近藤の無所属立候補を容認。社民県連内に不満がくすぶるきっかけになった。県連関係者は「民主への譲歩が過ぎる、と口にする支持者もいる」と漏らす。

  「参院選後の展望が見えない」と話す関係者もいる。

  9日、近藤が県議を辞職したことで議席数が5に減り、民主系会派の「みらい」を下回った。第3会派に転落したことで、県政への影響力の低下も危惧(き・ぐ)されている。

  自民に次ぐ第2会派に戻るには、県議補選で近藤の抜けた穴を埋めることが必須だ。が、民主も独自の候補を立てる公算が大きい。

  社民系の新潟市議からは「全市的に支持を得られる候補を立てられるだろうか」と弱気な発言も聞こえる。

  「近藤さんが当選しても、組織としてもたなくなりそうだ」。県連関係者の悩みは深い。=敬称略

(6/20)

708香川県民:2004/06/20(日) 16:08
>>706
そうでしたか。
こちらの確認ミスだったようで申し訳ありません。

709691:2004/06/20(日) 23:28
>694
私の言う「選挙区への一本化」と、あなたの言われる「道州制を先取りした中選挙区制」は、方向性は類似すると思われます。関東とか近畿といった地方単位なら、定数100(改選50)でも、あまり格差は広がりませんしね。例えばこんな感じですか。
北海道 4議席(2人区)
東北 8議席(4人区)
関東 32議席(16人区)
北陸 4議席(2人区)
東海甲信 14議席(7人区)
近畿 16議席(8人区)
中国 6議席(3人区)
四国 4議席(2人区)
九州 12議席(6人区)
この時点で、一票の格差は、北海道対四国≒1.4:1です。州代表としての性格を考えると、まあこんなものですか。

710とはずがたり:2004/06/21(月) 00:36
>>709
おお,1.4:1なら格差はないも同然ですねぇ。
あとは北海道をはじめとする4議席と32議席という定数の不均衡をどう見るかですね。

711とはずがたり:2004/06/21(月) 02:06
ほんと,投票に行きましょうねぇ。で,出来れば非自民に強力な1票を。こういう買い込みって事前運動に該当するのかね?

社説:棄権のツケは回ってくる
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040621k0000m070114000c.html

 投票の権利を放棄して政治不信は解決しない。意思表示をしない人にはめぐりめぐってツケがはね返ってくる。

 投票率は参院選の隠れた争点だ。投票率が高くなると、政治状況は変わることが多い。

 衆参ともに投票率は低下傾向にある。時々の政策課題で多少のアップダウンはあるものの、低下に歯止めがかかっていない。

 ここ5回の参院選の投票率(小数点以下切り捨て)は65%、50%、44%、58%、56%。98年に58%へ跳ね上がったのは、投票時間を午後8時まで延長した影響である。いわば「追い風参考記録」で、次の選挙からまた下がりだした。なぜ投票率は下がるのか。

 結論から言うと、若者が投票所へ足を向けないからである。総務省がまとめた01年参院選での投票行動を見ると、20代前半の投票率は31%、20代後半は36%に過ぎない。一方、50代では65%を超える。60代になると、75%前後にまでアップする。20代で棄権した人が30代になって突然投票することは極めて少ないので、今後も投票率は低下する傾向が続く。

 年金がどうなろうと、多国籍軍へ自衛隊が参加しようと、投票よりレジャーだ、という人たちはいつの世でもいた。大ざっぱに有権者の3割といわれてきた。

 若者が「無関心」になる理由は政治家にもある。司法から定数是正を求められているのに、自ら手をつけられず違憲状態で選挙を行うのは、若者がそっぽを向くことに加担している。

 それでも、国民が意思表示しないと何事も変わらない。例えば、年金問題は見方を変えると世代間対立であり、高齢者は今の給付水準を守りたいため投票所へ行く。若い世代は、負担が増え、将来の給付が減るのに棄権していていいのか。高度成長期が終わり、政治の課題は既得権益の再調整となった。黙っている方が不利益をこうむる。

 投票率低下を加速したのは、ゼネコン、労働組合、職域団体など選挙マシンと言われてきた組織の地盤沈下もある。さらに、コミュニティーの希薄化とも無縁ではなさそうだ。無党派層が増えているのは、世の中のしがらみがなくなっていることと連関している。その中で、まだ強力な集票力を維持しているのは宗教団体だけだ。

 世界の先進国も同じ悩みを抱えている。オーストラリアやベルギーは義務投票制を導入し、棄権者には罰則を科している。オーストラリアの場合、投票へ行かなかった人は最高20ドルの罰金を払わなければならない。その結果、下院選挙の投票率は約95%にもなる。

 だが、投票はあくまでも有権者の自発的な意思によらなければならない。強制的に投票所へ向かわせる社会は息苦しい。参院選では政策課題、小泉政権の評価、政治不信のはけ口など「理由はそれぞれ」、あなたの考えを示そうではないか。
毎日新聞 2004年6月21日 1時23分

712691:2004/06/21(月) 21:36
>>710
都道府県議会(市や郡などを選挙区単位としている)とパラレルに考えれば、納得できますね。定数1の小選挙区がある一方、県庁所在地などでは定数10以上の大選挙区もあるわけですから。
公選制の上院は、小選挙区比例代表並立制のイタリアを除けば、全州・全県1区が原則です。ただ、日本は連邦制ではないですから、1州を2以上の選挙区に分割することは、あってもよいかもしれません。因みに、関東を首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)とそれ以外(茨城・栃木・群馬)に分割すれば、26議席(13人区)と6議席(3人区)になります。あまり解決にならないですか…

713とはずがたり:2004/06/21(月) 22:45
>都道府県議会(市や郡などを選挙区単位としている)とパラレルに考えれば、納得できますね。
>定数1の小選挙区がある一方、県庁所在地などでは定数10以上の大選挙区もあるわけですから。
まさにこれが,特に国政選挙では,どうなんかなぁと思ってしまう点です。
県都だけ定数15であとは1〜2人というのは法の下の平等に反していやしないかと思うことしきりです。地区代表という性格の県議会という事で正当化されるのでしょうけど,国政選挙で4人選ぶのと30人を選ぶのではまるきり違う選挙制度ですし,同じ選挙制度で選出してやらないと不公平な気もします。関東・近畿は2〜3選挙区に分けるというのも手でしょうか?

714とはずがたり:2004/06/21(月) 23:19
>>701-706 >>708
土居氏は県議会議長もやったという事から自民党出身と言う事が判りますね。
一方で自由党は民社系との関係も深く?(例えば00年の比例名簿二位は民社党職員),地方議会への復帰に際して民社系労組から支援を受けている様ですね。また成見氏も民社系という事のようです。
宇都宮女史が民主党の県連会長を引退してから愛媛民主に旧社会党系は居なくなってしまった感じでしょうか?

http://www.kochinews.co.jp/senkyo/00kojigo.htm
00年自由党四国比例名簿
1土居 一豊(64)元愛媛県会議長    新
2及川 敏章(43)党職員(民社党職員) 新

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/663
公明・民社会議 3→公明党 2
<いずれも松山市>
民主党 1→2
<藤田・西条市/成見・松山市>
自由党0→1
<土居・松山市>
松山の友愛会出身の中矢氏が公明党と組んでいたが引退したようだ。代わりに成見氏が民主党公認で出たのか?

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/665
○松山市選挙区・自由党の土居氏は今回、旧民社系の中矢氏の出身母体である帝人労組等の支援を受けたようです。
尚、旧民社系のもう一つの核である四国電力の労組は民主・成見氏を支援したとのこと。(NHKの特番から)
でも、その割りには土居氏の票は増えていないのですが。

715とはずがたり:2004/06/22(火) 00:47
誰だ?大丈夫なんか?

民主が参院埼玉に2人目擁立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000380-jij-pol

 民主党埼玉県連は21日夜、常任幹事会などの合同会議を開き、7月11日投開票の参院選埼玉選挙区に、新たに美容院経営者の弓削勇人氏(30)を擁立することを決めた。党本部が2人目の擁立を強く要請、県連側も受け入れた。(了)
弓削勇人(ゆげ・はやと)(時事通信)
[6月22日0時32分更新]

716とはずがたり:2004/06/22(火) 15:43
>昨秋の衆院選で両党は選挙協力を結んだが、公明の県内比例票が
>前回衆院選に比べ641票しか伸びず、党支持者に不満が続出。

>公明が…協力する見返りに、自民側は全県で計3万票を公明比例に積むと取り決めた。

[にらめっこ参院選’04大分・対決]/上 「自・公」×「民・社」 /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000002-mai-l44

 ◇問われる与党の底力
 参院選は公示(24日)まであと3日。大分選挙区(改選数1)は、自民現職、仲道俊哉(74)=公明推薦▽民主新人、足立信也(47)=社民、連合大分推薦▽共産新人、小野勝(61)▽無所属新人、荒木国夫(59)4氏が立候補を表明。仲道氏は自民と公明が選挙協力、足立氏は民主と社民、連合大分の3者協力を構築、県内二大勢力が対立姿勢を強める。両勢力の動きを探った。【藤原弘】
 「非常に厳しい選挙。相手が(民主、社民、連合大分の)統一候補となり、大分は1対1だとどちらが勝ってもおかしくない。政治生命をかけて死守しなければ」
 17日、大分市の県立芸術会館で女性を対象に開かれた集会で、仲道氏は力を込めた。16日に公明の推薦を得たばかりの仲道氏は連立与党候補として、野党との対決ムードをあおった。
 「戦える態勢になった」(日野立明・自民県連幹事長)と、公明推薦を機に攻勢に転じたい自民だが、推薦決定の道のりは平たんではなかった。昨秋の衆院選で両党は選挙協力を結んだが、公明の県内比例票が前回衆院選に比べ641票しか伸びず、党支持者に不満が続出。今月初め、竹中万寿夫・公明県本部代表は「推薦を論議できる環境ではない」と険しい表情だった。
 15日夕、大分市であった自民党大分市連と公明党、創価学会の会合。市中心部のあるイベントホールに大分市議や公明党県議・市議、創価学会の計26人が顔をそろえた。公明側は「大分市連がいい加減だったら、推薦決定は先延ばし」(13日)と決めて臨んだ。
 竹中代表は「選挙協力は、大票田の大分市議が県議と同じ認識か知りたかった」と打ち明ける。仲道氏の当選と公明党の比例候補、弘友和夫氏(59)の得票に最善を尽くすことで一致、会合は約1時間で終了。公明は推薦を決めるてはずを整えた。
 一方、自民は8日、自民県議団の総会で公明党への協力票を割り当てたのをはじめ、県議が手分けして企業を回り、仲道氏への支援を求めた。昨秋の衆院選で「比例は公明」と言うように自民に求めた公明だが、自民も党公認の比例候補を抱えるため、今回は公明側は求めないという。
 昨秋の衆院選で、大分1〜3区で2勝1敗と勝ち越した自民・公明。00年衆院選以来4度目の選挙協力。公明が仲道氏に協力する見返りに、自民側は全県で計3万票を公明比例に積むと取り決めた。連立与党の底力が問われる局面でもある。(毎日新聞)
[6月21日21時1分更新]

717とはずがたり:2004/06/22(火) 15:48
大分ではなんとか纏まったみたいですが今の時点で纏まってない県は以下の如し:

【自公の選挙非協力関連】

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/1818-1822

神奈川(友愛?)
山梨(無所属候補で見返りが期待できない)
新潟(自民分裂だから?)
長野(学会系無所属候補支援?)
愛知(友愛?自民複数擁立?)
岐阜(自民党から依頼が出てない)
愛媛(民公社で統一候補模索)
福岡(自民分裂だから?)
佐賀
長崎
熊本(民主からも推薦依頼)

719とはずがたり:2004/06/23(水) 12:38
公明、福岡では自主投票 参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040623-00000126-kyodo-pol

 公明党福岡県本部は23日、参院選の福岡選挙区で、自民党の公認候補を推薦せず、自主投票にすると発表した。
 公明党は、前回参院選で同選挙区で当選した現職の弘友和夫氏を今回は比例に回し、自民党との選挙協力を模索していた。しかし、自民党福岡県連が、同県出身の同党比例候補2人を重点候補として推薦したことに、支持者らから反発する声が上がっていた。
 公明党県本部の森下博司幹事長は「支持者は比例でプラスになる候補を選択するのでは」と話している。同選挙区では自民党と民主党の公認候補のほか、無所属の元自民党県議らが立候補する予定。(共同通信)
[6月23日12時34分更新]

720とはずがたり:2004/06/23(水) 20:08
[’04参院選わかやま]自民「合流」、鶴保庸介氏の事情 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000004-mai-l30

 ◇しこり越え、挙党体制成るか
 ◇政権交代望む“風”を警戒、6年前の支援者離れも
 参院選の公示が24日に迫った。和歌山選挙区の候補予定者4人は既に前哨戦で支持の拡大に懸命だ。だが、各陣営ともそれぞれ事情を抱える。その事情を探った。
 「自民党に入ってまだ1年足らず。6年前に戦った相手で抵抗を持つ人もいるでしょうが、党の候補者としてどうか皆さんで支援してください」
 6月12日、新宮市であった自民現職の鶴保庸介氏(37)の決起大会の打ち合わせ会場。鶴保氏の妻で元郵政相の野田聖子衆院議員は、党県連新宮支部の役員らを前にそう言って頭を下げた。
 98年の参院選。鶴保氏は民主、公明両党の推薦を受け、旧自由党から出馬。反自民票や浮動票も取り込み、組織力で5選を目指した自民現職の前田勲男氏を約2万5000票差で破った。
 激戦のしこりは今も残る。「鶴保氏の応援に抵抗感を持つ自民党員はいる」と話す陣営関係者や県連幹部は少なくない。「自民党にうまくなじんでないのかな」。鶴保氏の初当選から選挙を手伝ってきたある支援者は、鶴保氏と党県連の間に距離感を感じている。
 そうした両者の微妙な関係が、思わぬ憶測を呼んだ出来事があった。
 5月15日、鶴保陣営は和歌山市民会館で決起大会を開いた。ほぼ同時刻、県連会長の世耕弘成参院議員の女性支援者らが木村良樹知事の激励会を開催。世耕氏はあいさつ後、決起大会を中座して激励会に向かった。鶴保陣営に「党の候補として快く思われていないのではないか」との声も上がった。
 世耕氏は「激励会は前々から決まっていた。鶴保氏と自民党にしこりがあるとか、そんなことは全くない」と否定する。下川俊樹県連幹事長も「参院選は党の選挙。かつて戦った相手でも、党の支持者は党の候補者として鶴保氏を支援してくれると思う」と、挙党態勢への自信を見せる。
 陣営の不安はそれだけではない。反自民・非自民として鶴保氏を支援した有権者の「鶴保離れ」を懸念する声がある。陣営幹部は「『反自民』『非自民』の票が、他党に流れなければいいが」と、心配顔だ。98年選挙で鶴保氏に投票した海南市の男性は「前回は政権交代への期待も込めて1票を投じた。今回は迷っている」とつぶやく。
 98年参院選は民主、自由の県内得票数(比例代表)が自民を上回った。昨年の衆院選比例ブロック票も、和歌山市、橋本市、岩出町などで民主が1位だった。潜在的な反自民、非自民票は多い。
 陣営は政権交代を望む世論の高まりによる「風」が吹くことを警戒している。「風が吹いて選挙への関心が高まれば、迷っている有権者の票が、自民入党への反発もあって一気に他候補に流れる可能性もある」と声を潜める関係者もいる。
 県農政連や建設業協会、医師会など、各種団体の推薦も得て、圧倒的優位に立つ鶴保陣営。しかし、党内に残る6年前の選挙のしこり、自民入党への支援者の戸惑いに「板挟み」という言葉も聞こえる。河嶋克志事務長は「完全優位だった自民候補を破った6年前の勝利を知るだけに、決して楽観的になれない」と表情を引き締める。(毎日新聞)
[6月22日20時11分更新]

721とはずがたり:2004/06/23(水) 20:10
こういう無所属を社民・共産・新社会が勝手連的に共闘できると勝機も見えてくるのでしょうけど…。

[問われるヒロシマ・04参院選]/上 平和運動から独自候補 /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000002-mai-l34

 ◇「護憲」掲げ−−団体内部に困惑も
 ヒロシマの声を国政に――。24日に公示される参院選広島選挙区では、平和運動に携わる市民らが独自候補を擁立するというこれまでにない動きが出ている。「護憲」を掲げて市民有志が結集を呼びかけているが、市民運動が政治に踏み込むことへの困惑もある。
 イラク戦争が始まる直前の昨年3月。ヒロシマの平和運動に新しい動きが芽生えた。近年では異例の約6000人が広島市内に集まり、「NO WAR」の人文字を作ったのだ。反戦の思いが高まった結果だが、「個人としての参加」を呼びかけたことも功を奏した。政党の旗は一切なく、会場は熱気に包まれた。
 しかし、憲法論議もほとんどないまま、自衛隊がイラクに派遣されるなど、日本は平和運動が求める進路とは、逆の道を進んだ。
 昨年11月の総選挙では、県内の7選挙区から立候補した社民、共産両党の候補者9人がイラクへの自衛隊派遣反対などを訴えたが、すべて落選。戦後初めて両党が広島での衆院議席を失った。両党は歴史的にヒロシマの平和運動の思いを代弁してきただけに、その役割を果たしてくれる新たな地元議員を求める声が高まった。
 そんな中、今年3月に平和運動に携わる市民有志らが、「護憲共同懇談会」を結成。検討の結果、人文字の呼びかけ人の一人で、市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」の岡本三夫氏(71)を無所属で擁立することを決めた。先月30日の岡本氏の事務所開きでは、人文字を企画した仲間が「あの時のトルネード的旋風を巻き起こす」と宣言した。
 しかし、「市民運動と選挙運動をごちゃ交ぜにした」との手厳しい批判も。「せっかく超党派でやってきたのに。選挙に出ることで、これまでの活動は選挙のための売名行為だったと受けとられかねない」と、同会の会員の被爆者は懸念した。
 一方で、長年平和活動に携わってきた県原水禁顧問の宮崎安男さん(75)は「候補者が出なければ、有権者が護憲を願っても、政治的に沈黙してしまう。有権者に一つの選択肢を示した点に、岡本氏擁立の意義があるのでは」と話した。(毎日新聞)
[6月22日20時21分更新]

722とはずがたり:2004/06/23(水) 20:11
[こぼれ落ちる民意・04参院選比例代表]/3 衆院福島3区から転出… /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000002-mai-l07

 ◇衆院福島3区から転出の荒井氏
 ◇理想か現実か苦悩続く
 5月のゴールデンウイーク。連休を楽しむ人たちでごった返す東京・巣鴨のとげぬき地蔵やJR上野駅前で、ビールケースをひっくり返した即席の演台に立ち、持論の郵政民営化反対や、共に助け合う地域コミュニティーの再生などを訴える荒井広幸氏の姿があった。
 4期目を目指した昨年11月の衆院選福島3区で落選した荒井氏は、翌12月下旬には参院選比例代表から自民党公認での出馬を表明した。しかし、3区の有権者約30万人の衆院小選挙区と、全国相手の参院比例代表との違いに、今も有権者の声をつかみかねている。
 ゴールデンウイークの東京遊説も、迷ったあげくに思い切って乗り出した“実験”だった。記者の問いには「カメラ付き携帯電話で写真を撮られてね。私の認知度も捨てたものじゃない」と胸を張ったが、秘書など近親者には「はっきり言って失敗。不特定多数の有権者相手に遊説しても、名前を書いてもらえないだろう」と本音をもらした。
 昨年12月の出馬会見で荒井氏は、「業界団体の代表しか当選できないのはおかしい。インターネットを活用するなどして、私の政策に共鳴する全国の有権者と結びつく新しい選挙戦術で戦う」とまくしたてた。
 自民党の比例代表候補は、建設業界、農協、特定郵便局長OB会、医師会など、政治と利害関係がある特定の業界団体をバックにした候補者が大半で、それでは“身内”の利害だけを語る内向きの政治家輩出につながりかねない。支援する業界団体がないことを逆手にとって、「小泉構造改革で切り捨てられた人たちに手を差し伸べる思いやりの改革」と訴え、政策選挙を目指した。
 しかし、衆院議員時代から荒井氏を支えてきた県議団からは不協和音が漏れる。「先生は理想主義者。支持基盤がある県内をがっちり固める方が勝利の近道なのに」。「全国を飛び回って『比例候補を地でいってみせる』と言っても、まるで雲をつかむような話」。荒井氏の理想論と現実にはギャップがあった。
 01年参院選では、荒井氏と同じ元衆院議員の桜井新氏と魚住汎英氏が比例代表で立候補し、当選した。それぞれ約22万票と約20万票を獲得し、党内得票順でも9位、11位と高位置につけたが、2人とも地元の新潟と熊本に張り付く戦術で、総得票の4分の3を地元県で得たのが勝因だった。
 6月5日、荒井氏の地元、船引町民体育館で開かれた集会に集まったのは350人。地元県議の集会でも2000人は集まる会場だ。「サクラも葉桜になれば誰も見に来てくれないなぁ」。荒井氏もショックを隠しきれない様子だったという。
 「荒井君は間違えている。『地元のために働かせてください』と一軒一軒回れば3区で15万票、県内でも20万票は取れる。選挙は目に見える有権者とのふれ合いだ。全国に大きな網を投げるような選挙ではだめだ」。自民党の長老県議は渋い顔で話す。
 須賀川市の荒井氏選対事務所には最近「地元からもう一人」の看板が掲げられた。また、会津地方のある土建業者は「福島のために働く国会議員が増えるのはいいこと」と、業界代表の候補者から荒井氏支援に切り替えた。しかし、荒井氏が「地元の利益代表」に軸足を移せば、特定の団体代表からも地域代表からもこぼれ落ちる民意をすくいあげようという当初の理想からは遠ざかっていく。
 荒井氏は、選挙公示後の17日間を県内半分、全国半分に分けて遊説する。きっちり半分に分けた遊説日程に荒井氏の迷いと苦悩がにじみ出ている。=つづく(毎日新聞)
[6月22日19時3分更新]

723とはずがたり:2004/06/23(水) 20:13
「えらい」って島根でも云うんやねぇ。

「構図 04参院選へ」中/擁立事情
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4164

党代表交代で民主出遅れ
候補見送り 社民に危機感

 「えらいで(大変だ)。出てもつまらんで」
 4月11日、参院選への立候補を決めた民主の神門至氏(42)は父、房義さん(70)に報告し、そう言われた。房義さんは故竹下登氏の後援会「きさらぎ会」の元会員で、同会は自民が擁立する青木幹雄氏とつながりが深い。「(神門氏の)地元斐川町は保守地盤。周りは大反対した」(連合島根幹部)。立候補の要請を受けて決断するまでには1週間しかなかった。

◇   ◇   ◇
 
 3年前の参院選。民主県連と連合島根は、県内からの独自候補を見送った。公示5日前になり、党本部が浜口和久氏を立てた。限られた時間で支持労組に知名度がない候補者を一から紹介しなければならなかった。今回、両者は「『落下傘候補』の苦い思いは繰り返さない」との認識で一致。連合島根出身の神門氏にも同じ思いがあった。
これまで労組のトップらが責任を取る形で立候補してきた。連合幹部は今回、そんな選挙とは違うと評価する。だが、党員の一人は「県内に人材がいない党内事情がさらけだされてしまった」と心配する。
 
 昨年11月の衆院選で松江市の民主比例票は2万4600票余りと自民を上回った。無党派層の支持を得たことは明白だ。陣営幹部は「労組の組織力に頼る選挙にあって、無党派層の票は読めなかった。今回の選挙では無党派層にとにかく候補者を知ってもらうことが大事だ」と指摘する。

 5月の大型連休中に約20万部の神門氏のパンフレットが完成した。神門氏と菅直人氏が握手を交わす写真を載せていたが、まもなく菅氏が党代表を辞任。労組の組合員が集める支持者カードはパンフレットとセットで、「どうするんだ」「配れない」という声が相次いだ。陣営はパンフレットの写真の張り替えに追われた。37の産別労組すべてに支持者カードが行き届いたのは、今月上旬だった。
 
 今回も民主は連合頼みの選挙にならざるを得ない。連合は選挙区のみでなく、産別労組がそれぞれに抱える比例区候補の支持者集めもある。連合傘下の組合員数は6年前に4万6千人いたが、現在は3万6千人まで減った。労組の選挙活動が縮小傾向にあることを、連合幹部も否定しない。「リストラで企業の業績がV字回復する中、組合活動に時間を割く余裕がなくなった」と言う。

◇   ◇   ◇

 松江市で今月13日にあった憲法学習会。社民の土井たか子・前党首は約150人を前に訴えた。「小さな党になればなるほど発言権はなくなる」「憲法9条を変えて戦争を肯定する時に生活は変わる。保守王国ほど平和憲法を守ってもらいたい」

 二大政党に埋もれた社民は昨秋の衆院選で全国的に議席を減らした。県連も2区で出島千鶴子氏を擁立したが、民主との連携がこじれて惨敗。このため今回は選挙区で候補者擁立を断念した。非自民の統一候補を立てるべく、民主幹部らと調整を図ったが、神門氏の立候補表明により、統一候補の話は消えた。神門氏を支持するかどうか、検討中だ。

 2月に県連代表を降りた日高勝明氏は「支持母体はわずかな市民グループと党員で、今のままでは活動の限界が見える」と現状を危惧(きぐ)する。比例区だけの選挙は盛り上がらないとしながらも、護憲を軸に何とか支持者を掘り起こしたいという。
 
 「護憲」と「創憲」という政策の違い。衆院選で相互協力を確認したにもかかわらず、対立候補を立てられたショックは大きかった。足立昭二幹事長は「神門さんがいい人でも政党としての付き合い方がある。衆院選のしこりもまったく消えたとは言えない」。
(6/22)

724通りすがり:2004/06/23(水) 22:31
>>714
成見憲治氏は旧社会党出身。県議5期(03年返り咲き)のベテランです。
過去、県職組委員長や社民党県議団長も務めています。民社系ではありません。
下記のページでご確認ください。
http://www.ehime-np.co.jp/senkyo/2000syusan/koho/sanin.html

725おりーぶの木:2004/06/23(水) 22:53
>>715
まず共倒れと言うことはありえないので安心していいと思います。
ただW当選となると相当、投票率が高くならない限り厳しいのではないでしょうか?
ともあれ、果敢に2人擁立するアグレッシブな姿勢は評価できますね。
ところで当方、埼玉県民ですけどどちらに投票するのがベストなんでしょうーか?

726とはずがたり:2004/06/24(木) 00:25
>>724
ああ,ご指摘感謝であります。誤報申し訳ないです。
社民党から民主党に鞍替えして旧民社系労組の支援を受けることに成功したと云うのが正しいのですね。

727とはずがたり:2004/06/24(木) 00:29
>>725
個人的にはちょっと綺麗なお姉様(流石におばさま?)然とした風情のちやこ様を応援したくもなりますが,あわよくばの2議席確保を狙うなら出遅れで知名度不足の弓削氏ですかねぇ?

728とはずがたり:2004/06/24(木) 18:04
一応始まりました,参院選。素晴らしい審判が下りますように。
×次々と推し進められる政策→◎次々と進められるふりだけの似非改革

参院選公示…有権者、小泉政治にどう審判? (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=24yomiuri20040624ia04&amp;cat=35&amp;typ=t

 「小泉政治」の賛否を問う舌戦がスタートした。24日に公示された参議院選挙。年金問題、自衛隊のイラク派遣、構造改革――次々と推し進められる政策に、有権者はどんな判断を示すだろうか。

 17日間の選挙戦が始まった。

 ◆「よくやっている」◆

 小泉首相の第一声は東京・渋谷のハチ公前広場。横づけされた選挙カーの周りを群衆が取り囲み、「改革の継続」を訴える熱弁に聞き入った。

 人垣の最前列に陣取った渋谷区の不動産業、野島洋之さん(49)は前日、渋谷駅構内で起きた発砲事件の現場に立ち寄った。非常線が張られ、ものものしい雰囲気。頻繁に利用するターミナル駅の惨劇に背筋が凍りついた。

 20歳と18歳の娘、そして妻の4人家族。子供たちには「自分の身は自分で守れ」と教えているが、不安は尽きない。

 若者たちが集まる渋谷センター街。ハチ公前広場に通じるこの通りでは、今年3月から、10台の防犯カメラが稼働している。「こんな身近で……。本当に怖い時代になった」。そう語る野島さんの背後にも1台のカメラがある。

 近くにいた渋谷区の主婦、高根沢節子さん(62)も「悲しい子供の事件が次々起こる。小泉さんはよくやっているけれど、何とかしてこの連鎖を断ち切ってほしい」と話した。

 株価も上向き、統計上は景気回復の兆しが見えても、有権者の多くは実感を持てずにいる。

 午前9時、演説会場に近い若者向けの職業紹介所のドアが開いた。午前中は利用者もまばらだが、午後には求人情報を検索できる40台のパソコンも、9席ある相談窓口も利用者でいっぱいになる。毎日500人以上が利用する。

 「実効性のある景気対策を打ち出しているのは小泉さんだけ」。ひと月探しているが、まだ職が見つからないという品川区のアルバイト男性(28)がつぶやいた。

 自民党結党以来の支持者という世田谷区の建設業、新館豊さん(80)は選挙カーを取り囲む人垣を目の当たりにし、「小泉政権の勢いはまだ続いている」と表情をゆるめた。売り上げはピーク時の半分。役員給与は3割、従業員は1割をカットしての苦しい経営が続く。

 「変わり者と言われるが、それは信念の裏返し。改革には痛みが伴うと正直に言ったのは小泉さんだけだ。国難の時代を任せられるのは自民党しかない」

(中略)

 ◆「言葉が軽い」「受け狙い」◆

 民主党の岡田代表が「あのいい加減な小泉政権に対して、はっきりノーと言うチャンスが来た」と第一声を上げたJR新宿駅東口。腕組みをしてじっと見つめていた東京都新宿区の木下敏男さん(57)は、2月、祖父の代から続いた理容店を閉めた。低料金の店に押され、客足が遠のいたからだ。保険代理業を始めたいと準備しているが、先行きは分からない。妻は牛丼店にパートに出始めた。

 生活の心配を抱えてから、小泉首相の国会答弁の「軽さ」に無性に腹が立つ。「こっちは少ない収入から何とか年金や税金を納めようとしている。政治家は『人生いろいろ』で許されるのか」。首相が標ぼうしてきた「痛みを伴う構造改革」にも、「あの人は痛みを引き受けていない」。

 駅前交差点で選挙カーを見ていた、さいたま市の専門学校生太田遥さん(20)は服飾関係でPRの仕事をするのが夢で、「言葉の大切さ」にこだわる。長崎・佐世保の小学生がネットでのチャットの末に同級生を殺害した事件をみても「言葉のやり取りを見失った日本は危ないんじゃないか」と痛感している。「自衛隊派遣の必要性とか、もっと中身のある説明が出来る政治家じゃないと」と言い切った。

 景気対策に対する声も厳しい。ハローワークで失業認定手続きをしてきたという新宿区の木村太郎さん(60)はこの春まで信用組合の支店長代理だった。「年金受給まで働かなきゃいけないけど、この年齢じゃ、なかなか」

 選挙カーの前では、すし屋でパートをしている新宿区の主婦(43)が「高いネタを注文する客が少なくなった。昨年、小泉さんの演説を直接聞いたが、受け狙いはうまいけど、中身は何だったかさっぱり」。

 この日、岡田代表の第一声が終わると、木下さんは「新しい仕事の準備がある」と人込みを抜け出た。「結果的に民主党政権でも生活は良くならないかも知れない。それならそれで構わない。どんな問題でも、丁寧に、誠実に説明をしてくれる政権が欲しいだけ」。木下さんは、念を押すように話して新宿駅を後にした。

(後略)

[ 2004年6月24日14時58分 ]

729おりーぶの木:2004/06/24(木) 22:13
>個人的にはちょっと綺麗なお姉様(流石におばさま?)然とした風情のちやこ様
私は実物を見ましたがさすがにおば様でした。でもきれいな人でしたけどね。
まあちやこさんに関していえばよほどの事がない限り当選は間違いないでしょうけど。

730とはずがたり:2004/06/25(金) 13:17
推薦だと資金が出ないのか?
野党共闘って難しいのですねぇ。改めて連合型選挙の斬新さと偉大さがが解りました。

民主、社民に深い溝  「連合型候補」ならず  
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news001.htm
資金、党勢衰退 ネック 「選挙区の独自候補は断念する。自主投票だが党として民主
党への協力はない」
 五月二十二日、松山市の社民党県連事務所で開かれた支部代表者会。代表の村上
要(55)は厳しい表情を崩さずに語った。
 旧社会党時代を通じて、初めて参院選選挙区で候補者擁立を断念した。党勢の衰退は
あらわになり、模索していた民主党との選挙協力に終止符を打った。
 一九八九年、連合愛媛が擁立して非自民、共産の政党が相乗りした「連合型候補」が
勝利した。その後も三回にわたり、連合愛媛を軸に各党が結集。全国的にも珍しい候補
擁立が続いたのは、保守王国を打ち砕くため、政党間の調整役を連合愛媛が担ってきた
からだ。
 だが、昨年十二月、連合愛媛会長の河野広美(61)は宣言した。「連合型候補で財政
がひっ迫した。次の参院選は政党間で協調してほしい」。民主党県連は党公認候補擁立
に向けて、社民党県連は連合型候補に未練を残しながら独自候補の模索へと、それぞ
れ違った対応をとることになる。
 一部には、無所属候補で結集を図る動きがあった。「民主党籍であっても無所属なら社
民党が推薦できる」。村上は間口を広げて待っていた。
 公明党県連にも期待があった。ある幹部は、国政の自公連立とのねじれが生じるのを
覚悟して言った。「無所属なら応援しよう」。党本部に出向いて了解を取った。東京では四
月、民主、公明両党の幹部が、愛媛の無所属擁立について話す準備が整っていた。
 ところが、その会談直前、民主党県連は県連副代表の斉藤政光(35)を公認候補と決
定した。無所属候補を目指した県連関係者は苦々しく振り返る。「三党が協力すれば確
実に三十万票以上が集まって自民党に勝てたはず」
 斉藤擁立が内々に決まった直後の四月二十一日、県議会の民主党控室に駆け込ん
だ村上の声が響いた。「社民党の悪口を言うのか。あなたは旧社会党にいたが、今は違
う政党だろ」
 応じる民主党県連代表の成見憲治(66)も声を荒らげた。「経験を話しただけだ」
 火種は、成見が連合愛媛の会合で話した旧社会党の体質批判。ささいな言動での爆
発は、協調しようとしても計算通りにはいかない両党の深い溝を示した。
 四月二十八日、斉藤は県庁で正式に立候補を表明。「なぜ公認か」との質問に、「発
表されたので動かない」と答える成見。斉藤も「元民主党職員。無所属では出ない」と
語った。
 「社民党とは協力したかったが……」。成見の口調は歯切れが悪い。当初、無所属で
の擁立も考えたが、残る問題は選挙資金。昨秋の衆院選で県連の懐には余裕がない。
「公認なら党本部から最低限の資金がでる」。党公認にこだわった一因だったという。
 民主、社民両党は分裂して戦いを進める。連合愛媛の内部からはいらだちの声が聞こ
える。「なんとか一本化したかった。民主党も社民党もこれまで連合に甘えすぎていたの
ではないか」(文中敬称略)
(読売新聞愛媛版)

731とはずがたり:2004/06/25(金) 14:58
旧来の自民支持層は構造改革路線で醒めてるのかな?それでも選挙行くからねぇ〜彼らは。
>特に「大いに関心」層では、民主と答えた人が、前回の41%から53%に急増し、
>5回の調査で最高となった。 …民主支持層に限ると「大いに関心」は
>42→44→37→45→55%と目立って上昇している。
>全体として民主への期待が高まるなか、同支持層ではとりわけ選挙への期待感が
>膨らんできているようだ。

比例区「どこに投票」自・民23%で並ぶ 朝日新聞調査
http://www.asahi.com/politics/update/0624/010.html

 朝日新聞社が参院選公示直前の22、23日に実施した第5回の連続世論調査によると、比例区で「どの政党または政党の人に投票したいか」との質問への回答は、自民、民主両党がともに23%で並んだ。一時は自民が民主に2倍近い大差をつけていたが、民主が急速に追い上げている。ただし最も多いのは「まだ決めていない」人で全体の37%を占めており、各党がこうした有権者の心をいかにつかむかが焦点となる。

 参院選に「大いに関心がある」と答えた人は、前回調査の23%から30%に増加。最近の国政選挙の同時期に比べて依然低めだが、民主支持層に限れば55%と際立って高い。

 比例区の投票先で、前回は自民が21%、民主17%。民主はこれまで1割台で推移していたが、今回初めて2割を超えた。無党派層の中の動きをみると、自民は6%→8%だが、民主は9%→15%に増加。「大いに関心」層でも、自民が27%→26%に対し、民主は30%→39%と急増している。

 そのほかの政党は、公明4%、共産2%、社民2%。5回の調査を通じて、あまり変わっていない。

 参院選で「議席が増えてほしい政党」は民主が34%で、自民が22%。前回の民主28%、自民20%から、さらに差が広がった。特に「大いに関心」層では、民主と答えた人が、前回の41%から53%に急増し、5回の調査で最高となった。

 実際に投票する可能性が極めて高い「大いに関心」層の比率そのものは26→30→22→23→30%と推移し、低迷状態を脱したようにもみえる。もっとも、昨年11月の総選挙、01年7月の参院選の同時期には「大いに関心」層がともに4割近くに達しており、国政選挙への関心度としてはまだ低め。特に無党派層で16%、20代では8%で、低い水準にとどまっている。

 民主支持層に限ると「大いに関心」は42→44→37→45→55%と目立って上昇している。全体として民主への期待が高まるなか、同支持層ではとりわけ選挙への期待感が膨らんできているようだ。

 発足から1カ月がたった岡田民主党についても聞いた。岡田氏が民主党の新代表になったことで、民主党の評価が「良くなった」は13%、「悪くなった」が10%、「とくに変わらない」73%だった。岡田氏が代表に就いたことが、民主党への評価に直接つながっているわけではなさそうだ。

    ◇

 〈調査方法〉 朝日RDD方式で22、23の両日、1000人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1023件、回答率は53%。 (06/24 23:57)

732おりーぶの木 1リーグ制反対:2004/06/25(金) 23:06
>>731
なんか希望の持てる数字ですね。でも総選挙後はその都度、裏切られましたから今度も低投票率でアボーンなんてことないように祈りたいものです。
ただこの数字を見る限りでは変革したいと言う意思は十分感じられるので98年のような高投票率に伴う自民党惨敗と言うシュチュエーションはかなり期待できるでしょう。
仮に投票率が98年参院選並みの58%ならば民主の50越えは間違いないでしょうね。

733おりーぶの木@ 1リーグ制反対:2004/06/25(金) 23:08
しかしこれだけコケにされてもまだ安っぽいニヒリズムに浸るつもりなんでしょうかね?
日本人は・・・

734とはずがたり:2004/06/26(土) 23:06
今回も出てたんですねぇ。青島・共産・社民・哲・みどり・新社あたりは候補者統一できないものかね?

<参院選>上田哲氏、東京選挙区から無所属で立候補
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00003046-mai-pol

 元社会党衆院議員の上田哲氏(76)は、7月11日投票の参院選に、東京選挙区から無所属で立候補することを決めた。21日午後に正式表明する。上田氏は68年に参院議員に初当選し、2期務めた。衆院に移って当選5回。93年に落選後、社会党を離党し、都知事選などに出馬したが、いずれも落選している。(毎日新聞)
[6月21日12時8分更新]

735とはずがたり:2004/06/26(土) 23:17
(静岡県)参院選資料館
http://www.shizushin.com/feature/saninsen/saninsen_shiryou/

736おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/26(土) 23:44
さっき2ちゃんの野球板をのぞいたらいきなり「岡田の解任を求めるスレ14」がトップに出てきてびくーりした(笑)
この板を見た後だったから、「何でやねん。ははーん。嫌韓厨の仕業だな。それにしても何でまた14も・・」と早合点してしまった(笑)
岡田監督のことなんだよな(笑)あーびっくりした。

737とはずがたり@飯喰いに逝ってました:2004/06/27(日) 00:05
おりーぶさん頭ン中野球に染まり過ぎ!(笑)

738おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/27(日) 00:14
>>737
いや、この場合は逆だと思いますが(笑)
まあ、正直、あの騒ぎで参院選どころじゃないなぁというのが本音ですわ。

739とはずがたり:2004/06/27(日) 00:16
http://www.tujimoto.net/ouen.html
辻元再生プロジェクト賛同人のページ。
井上ひさしってあるけどあの井上ひさしかな?

740おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/27(日) 00:22
>>739
この人、共産党支持者だと思ったのですがまあおかしくはないのかもしれませんね。

741とはずがたり:2004/06/27(日) 03:23
頼む,地滑り的躍進で一気に政権交代へ!!
でも,いつも選挙前には自民党勝利が伝えられて無党派が危機感を持って追い上げという構図の民主にしてみればどうなんかなぁ。油断するな,無党派!

民主が比例代表トップに 選挙区でも自民に迫る (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=26kyodo2004062601003409&amp;cat=38

 共同通信社は24、25の両日、参院選での有権者の意識変化を探る2回目の全国電話世論調査(トレンド調査)を実施した。「比例代表で投票する政党」は民主党が22・9%と最も多く、第1回調査(17、18両日実施)でトップの自民党を逆転した。民主が第1回18・2%から4・7ポイント増となったのに対し、自民は同21・6%から0・1ポイント減の21・5%にとどまった。

 小泉内閣の支持率は45・2%で、2・2ポイント下落(第1回47・4%)。不支持率は過去最高だった第1回の45・4%を上回り48・7%となった。不支持が支持を上回ったのはイラクでの日本人外交官殺害事件を受けた2003年12月の調査以来。

 「選挙区で投票する政党」では、自民が第1回から2・5ポイント減の21・4%で引き続きトップだが、民主は3・5ポイント増の20・9%で追い上げている。

 比例代表で投票する政党は公明党6・5%(同6・0%)、共産党5・4%(同3・3%)、社民党1・3%(同0・9%)。「まだ決めていない」は第1回39・1%から36・7%に減った。


[ 2004年6月26日19時6分 ]

742無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/27(日) 11:46
いつの間に野党が押してるんでしょうかねー。
世界の趨勢なのでしょうか。

743とはずがたり:2004/06/27(日) 13:00
輿論調査以外では全然野党が押してる感じはしないんですけどねぇ〜
そういえば欧州議会選挙も野党優勢でしたね…。

744名無しさん:2004/06/27(日) 22:11
我々は、「熱し易く、醒め易い」民族ですから、選挙への関心は、寧ろ最初が低くていいのかもしれません。「これでいいのか、これでいいのか」と言われていくうちに、雪崩が起きる気がしますよ。98年は公明が野党だったので、同じ投票率では、野党は厳しいかもしれません。しかし、自民党支持者が投票に行かない、という現象も起きかねませんからね。
今回は、総選挙ではないので、政権交代云々はメインテーマではありませんが、自民党はあまりにも陳腐化しましたよ。やはり、新陳代謝は立憲政治に必要不可欠ですね。

745とはずがたり@政権交代至上主義者:2004/06/28(月) 01:56
曽我さんが選挙期間中に旦那と再会して輿論が雪崩式に小泉マンセーにならないことを祈るのみです。
全く大賛成です>新陳代謝は立憲政治に必要不可欠

746とはずがたり:2004/06/28(月) 02:14
いやーシビアやねぇ。
>「言葉はいいから、数字を出してほしい」と、あくまで「票の返礼」を迫る。

http://www.chunichi.co.jp/04saninsen/
 22日夜、埼玉県蕨市の市民会館。自民党の関口昌一は、不動産・宅建業関係者ら約百人
を集めた集会で、首相の政治姿勢を批判してまで支援を訴えた。

 関口は昨年10月の参院埼玉補選で、64万票余りを獲得し初当選。民主党の島田智哉子を
わずか1万3千票差で振り切った。この時、公明党は候補者を立てず、関口を応援。自民党側
は、得票のうち24万票程度が公明党の票だったとみている。

 今回は公明党が西田実仁を擁立したため、自民党は「地力」を問われている。関口自身も「公
明党の協力が得られないのは当然。自分の票をまとめるだけだ」と、医療関連団体や農協など、
従来の自民党の組織票固めに走り回る。

 昨年の参院補選で惜敗した民主党の島田。公示前の党の調査では、知名度は候補者のうち
最下位だったという。毎朝の駅頭での演説で無党派層への浸透を図る一方、連合のほか企業・
団体も回り、雪辱を期す。

 ところが、関口を全面的にバックアップするはずの自民党の衆院議員が揺れている。小選挙
区の事情によっては、公明党側から「衆院選の恩返しをしてほしい」と、西田への協力を強く期
待されているからだ。

 実際、埼玉県の小選挙区で当選もしくは比例復活した自民党衆院議員のうち、公明党の支援
がなくても勝てたのは「ひと握りしかいない」(自民党筋)。次の衆院選を考えれば、公明党の意
向を無視はできない。

 こんな一幕もあった。20日、川越市で行われた公明党代表・神崎武法と西田の街頭演説。そ
こへ地元の自民党衆院議員・中野清が「あいさつさせてほしい」と突然現れた。さすがに公明党
側は中野の申し出を断り、街宣車に上がってもらい、名前を紹介するにとどめた。

 公明党県本部幹部は「公明党だけで取れる票は40万そこそこで、当選には届かない。自民党
の衆院議員には、言葉はいいから、数字を出してほしい」と、あくまで「票の返礼」を迫る。

 当の西田は「大きな枠組みは自公連立だが、私はまったくの新人。横綱に胸を借りるつもりで頑張るだけ」と割り切り、県建設業協会など自民党の支持団体にも足を延ばし、推薦を取り付けた。

 昨年の参院補選で惜敗した民主党の島田。公示前の党の調査では、知名度は候補者のうち最下位だったという。毎朝の駅頭での演説で無党派層への浸透を図る一方、連合のほか企業・団体も回り、雪辱を期す。

 島田にとって誤算だったのは、党本部が県連の反対を押し切り、公示2日前に弓削勇人を公認したことだ。県連幹部は「共倒れになりかねない。自公は、ほくそ笑んでいるだろう」と危ぐ。選挙運動を島田1本に絞り、1議席を死守する構えだ。

 島田本人は「弓削さんと自分はタイプが違うので、マイナスにはならない」と影響を否定するが、「民主党の候補が突然2人になって、有権者が混乱しなければいいが」と不安ものぞかせる。

 一方、大幅に出遅れた弓削は「国をよくしたいという思いを少しでも多くの方に伝えていくしかない」と強調。党本部主導で街頭演説に立ち、名前を売り込む。

 共産党の阿部幸代陣営は、弓削の出馬で、当選圏内に届く可能性が出てきたとして、共産の議席維持を狙う。社民党の日森文尋陣営は護憲を訴え、支持の拡大を図る。 (竹内洋一)

747とはずがたり:2004/06/28(月) 03:31
連合の民主シフト
>民主党新顔の舟山康江を明確に推薦する一方、社民党新顔の木村正弘は支援にとどめた。

自・民対決色に共・社躍起 参院選
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=5393

  自民、民主両党が「政権選択」を掲げて争った昨年秋の衆院選に続き、今回の参院選も両党の対決色が強まっている。共産、社民両党が公認候補を立て、1対3で自民党現職に挑む山形選挙区(改選数1)でも、「2大政党制」への流れがさらに進むのかどうか。共産、社民両党は埋没しないよう、独自性を出すのに懸命だ。

 「財界が仕掛け、マスコミがあおった」
  参院選公示の24日、共産党県委員長の後藤太刀味は、昨秋の衆院選で唱えられた自民・民主の2党対決ムードを苦々しそうに振り返った。
 構造改革を旗印にした小泉政権と政権公約(マニフェスト)を掲げて政策論争を挑んだ民主党。こうした中で共産党の議席は半減し、36年ぶりに1ケタ台に落ち込んだ。
 その反省から「自民でも民主でも悪政は進む」と、攻撃の矛先を民主党へも向け始めた。
 年金財源に消費税を充てることを、自公連立政権の「税制大綱」も、民主党のマニフェストも明記している。共産党新顔の佐藤雅之はどちらにも反対し、法人税の累進課税案を打ち出した。
 狙うは、特定の政党を支持しない無党派層だ。
 しかし、主張には賛成してもらえても「共産」という名前に嫌悪を感じる有権者は多い。「いわれのない反感」(阿部祐一・党県選対部長)にどう対応したらいいか。
 4月、山形市で講演した党副委員長の上田耕一郎は全県から集まった1400人を前に言った。「新しい綱領を決めた後、初めて迎える選挙です。県内で6万票を獲得し、今度の選挙で大きく躍進させよう」
 綱領改定で共産党は、天皇制や自衛隊を当面容認した。現実に則した「ソフト化路線」で無党派にも幅を広げ、活路を見いだそうとしている。

  「正念場」。社民党県連合代表の前田利一は、今回の参院選をそう位置づける。
 山形県は県議4人を擁する「社民王国」だ。昨年春の県議選で山形市区から当選した9人のうち3人は社民党公認だった。3人合わせた得票率は30%近くにのぼる。
 その「王国」が今、崩壊の危機を迎えている。
 昨秋の衆院選で山形1区から立った斉藤昌助が獲得したのは1万2千票余。有効投票総数の1割に満たず、供託金を没収された。「そこまで支持されていなかったのか」と屈辱感を味わった。
 全国で18あった議席は共産党と同じく1ケタ台の6。惨敗だった。
 さらに県内では、支持基盤だった「連合山形」が今回の参院選を機に、民主党へと大きくかじを切った。民主党新顔の舟山康江を明確に推薦する一方、社民党新顔の木村正弘は支援にとどめた。
 「どちらにも良い顔をしているように思うかもしれないが、両者への関与の差は大きい」。会長の安達忠一が言うように公示前には県内2カ所で決起集会を開き、舟山を応援した。
 労組に頼らず、先細りをどうやって脱するか。
 有権者の関心の高い年金問題で、木村は、民主党が自・公と最初は3党合意した点を指摘。憲法や有事法制などでも自民党と民主党の違いはほとんどないことを突いて、2大政党に不満を抱く有権者を取り込みたい考えだ。(敬称略)

  自民、民主の2大政党化がいわれるなか、参院選山形選挙区では、自民党の候補(推薦を含む)が98年、01年と連続して得票率を伸ばし、安定している。小泉政権下の前回01年は9年ぶりに50%台を回復した。
  一方、共産党を除く野党の候補は、リクルート事件直後の89年選挙で、「反自民」の追い風に乗り、49・9%の得票率で議席を獲得。その後は野党各党の足並みがそろわず、自民党が圧勝した。
  とはいえ、95年の野党全体の得票率は自民党を大きく上回り、新進党と公明党が推薦した無所属候補と、社会党候補の得票率を合わせると52%を超していた。
  過去5回の選挙では、自民党は確実に4割以上は確保している。毎回候補を立てる共産党の得票率は5〜10%で推移しており、民主と社民の票の奪い合いが自民党を利する形になっている。

(6/27)

748とはずがたり:2004/06/28(月) 03:45

比例票の草刈り場に? 沖縄「100万票」狙い続々“参戦”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000005-san-pol

 参院比例代表選挙で壮烈な「沖縄票」争奪戦が始まっている。沖縄選挙区は全国で唯一「自公」候補と、「反自公」で結束した野党候補の一騎打ちだが、比例では県内の約百万票を狙って、沖縄出身の自民党前県会議長、ミュージシャンだけでなく、本土から公明党代表代行、前沖縄・科学技術担当相の長女らが“参戦”しているためだ。
 地元出身の自民比例候補(前県会議長)は沖縄の伝統楽器「三線」の無形文化財技能保持者で、陣営は「十五万票は地元で」と期待する。だが、地元選挙通は「七万−八万票が精いっぱい」とみる。
 過去数年の国政選挙(比例)をみると、自民党は沖縄で十二万−二十万票を獲得しており、票が集中すれば当選の可能性は高くなるが、事情は複雑。自民の選挙区候補が公明比例候補(代表代行)の沖縄後援会と選挙協力していることに加え、電力業界をターゲットにする経済産業副大臣(自民比例)と、沖縄新大学院大学開校に尽力した父親の影響力をバックにした前沖縄担当相の長女(同)が“割り込み”を画策。与党内で票の争奪戦が繰り広げられている。
 これに対し、民主比例候補(ミュージシャン)は「五十万票、このうち沖縄では五万票」を目標に得意の「トーク&ライブ」で支持を訴えている。共産比例候補も党の“基礎票”である五万票強を固める戦いを展開。与党の争いに野党が絡む沖縄の夏は“熱さ”を増す一方だ。(産経新聞)
[6月28日2時35分更新]

749とはずがたり:2004/06/28(月) 04:01
政治無関心層や政治不信層を如何に政治怒り層・政治批判層に変えて行くかが課題だ。

参院選:投票率めぐり与野党が胸算用
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040628k0000m010029000c.html

 今回の参院選はその勝敗を占ううえで、投票率が最大のポイントになっている。投票率が上がれば民主有利、下がれば自民有利というのが与野党一致した見方。自民、民主両陣営ともに「投票率は前回01年(56.44%)を下回る」とし、関心はその下げ幅に移っている。

 自民党幹部は「95年(44.52%)ほどではないだろうが、50%を切るのは確実だ」と希望的観測を述べる。同党の独自調査でも、これまでの選挙より関心が薄いという反応を得ているためだ。「小泉ブーム」で沸いた前回よりも熱気がなく、強行採決された年金改革法に逆風は吹くが、かといって民主党案への理解が進んでいるわけではない。「年金不信」を持つ層は民主党支持には回らず棄権するという見方だ。

 「低投票率=自民有利」の根拠について、自民党幹部は、同党が浮動票の多い都市部に弱く、組織の引き締めが利きやすい農村部で強いという特性を指摘する。民主党への「風」が吹いて都市部の無党派層が投票に行けば、民主党票を押し上げる形で投票率が上がるという理屈だ。

 創価学会を支持母体にする公明党の支援も自民党の強みで、低投票率ほど当選ラインが下がり公明党効果が出るというもくろみもある。4月25日の衆院統一補選では、公明党推薦の自民党候補が3勝したが、都市部の埼玉8区の投票率は35.22%にとどまっており、与党としては「統一補選の再来が理想」(選対関係者)と言うのだ。自民党内からは「都市部で無党派が棄権し、農村部の自民支持層が確実に投票する方法はないか」「投票日に気温がどんどん上がってくれないか」などと都合のいい声が漏れる。

 一方、民主党も「投票率の決め手は無党派層。アップ分はすべて政権批判票で、民主党が吸収できる」(幹部)と分析。 昨年11月の衆院選で「比例第1党」に躍り出た自信もあり、岡田克也代表は「一人でも多くの皆さんに投票に行ってもらいたい」と呼びかける。

 同党幹部は「50%あれば十分。それに少し足りなくても大丈夫だが、40%台半ばまでだったら大変だ」と語っている。
毎日新聞 2004年6月27日 19時18分

750とはずがたり:2004/06/28(月) 04:46
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/index.html
西日本新聞参院選特集:山口と九州

751とはずがたり:2004/06/28(月) 04:47
公明党は実質古川支援か。

福岡県/参院選 福岡選挙区 公明は自主投票 古川氏推薦願見送り受け
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/fukuoka/kiji/kiji12.html

 参院選福岡選挙区(改選数二)で自民党現職の吉村剛太郎氏(65)への推薦を見送った公明党福岡県本部(代表・木庭健太郎党参院幹事長)は二十一日、同選挙区での対応を「自主投票」とする方針を固めた。同選挙区で出馬を予定する元自民党県議で無所属新人の古川忠氏(55)が公明党に推薦要請をしないことを決めたためで、同党県本部幹部は「今後は地域ごとの対応になる」としている。

 公明党は今回、現職の弘友和夫氏(59)を福岡選挙区から比例代表に転出させ、吉村、古川両氏を選挙区で応援する見返りに、比例代表で弘友氏の集票に協力を得る選挙協力を模索してきた。

 しかし、自民党福岡県連が同党比例代表の候補予定者二人を推薦したことから、公明党県本部は「自民は選挙協力の意思がない」と判断。二十日の幹事会で「党推薦」などの支援はしないと決めた。

 一方、古川氏は前回の参院選で公明党の推薦を受けたが、「自民党の公認・推薦がない今回は公明党の推薦は期待できない。自主投票で事実上の協力を得た方が得策」と推薦要請の見送りを決めた。古川氏は公明党の支持母体、創価学会以外の宗教団体からも支援を受けており、「公明推薦で逃げる票が出ないよう配慮したのでは」(公明党関係者)との見方もある。

752とはずがたり:2004/06/28(月) 04:48
福岡県/2004参院選ふくおか=福岡選挙区 公明「吉村氏支援せず」波紋 票の争奪戦焦点浮上
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/fukuoka/kiji/kiji11.html

 公明党県本部が二十日、参院選福岡選挙区(改選数二)に立候補予定の自民現職吉村剛太郎氏(65)の支援見送りを決めたことが、波紋を広げている。公明党は今回、同選挙区に公認候補者を立てないことから、その票の大半は当然、連立与党を組む自民党候補に流れると見られてきた。しかし選挙協力が不調となれば、話は別。公明票の争奪戦は、選挙戦の焦点の一つに浮上してきた。

 公明は吉村氏側に、選挙区での支援と引き換えに比例代表に転出する現職弘友和夫氏(59)の集票協力を求めてきた。しかし自民党県連が県出身の比例候補二氏を「重点候補」として推薦したことを受け、二十日の幹事会で「吉村氏側に協力の意思なし」と判断した。

 吉村氏側は困惑。ある自民県連関係者は「うち(自民党)も自前で比例候補を抱えている。公明は少しでも票を高く売ろうと無理な『誠意』を求めてきた」と反論。別の関係者は「公明の焦りの裏返し。今回の決定が弘友氏にプラスなのか」と疑問視する。ただ吉村氏の後援会幹部は「こちらは公明へ協力する努力をなお進めている」と話し、公明党の「支援見送り」が最終結論ではないことに期待を寄せた。

 公明党県本部の幹事会では、吉村氏と「保守分裂選挙」を展開する元自民党県議で無所属新人の古川忠氏(55)に対する支援の議論もあった。三年前の参院選で、公明党と協力した実績を持つ古川氏の後援会幹部は静観の構え。しかし「(公明党が)自主投票になれば、過去の信頼関係があるこちらに有利」と読む。公明票へ水面下で接近する動きは野党の立候補予定者にもある。

 自民党の安倍晋三幹事長は二十日、党県連が比例重点候補の一人とした新人西島英利氏と吉村氏の応援で福岡に入った。自公の選挙協力をめぐる地元での“冷戦”をよそに、支援者集会で「比例では西島氏、選挙区では吉村氏の名前を書いて欲しい」と声を張り上げた。

753とはずがたり:2004/06/29(火) 01:00
「70%以上の後援会加入を」ってどういう意味だ?
「また、小泉さんが世間をあっと驚かすようなことをやってくれたら……」こういう負け犬根性が染みついていると与し易いんだろうけど…。

変えられない組織頼み    <上>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/kikaku/045/1.htm

 「私が初めて当選したのも三十八歳です。我が党の次のリーダーを目指してほしい」。五月七日。大津市内のホテルで開かれた自民党県連の支部全体会議。分刻みのスケジュールの合間を縫って駆けつけた安倍晋三幹事長が、この日、党公認で参院選への立候補を決めた元総務省課長補佐、上野賢一郎氏(38)にげきを飛ばした。

 現職河本英典氏(55)の引退表明から約一年。全国で自民党の公認候補が決まっていなかったのは滋賀と山梨だけだった。「県連の窮状をこのまま見過ごすのは忍びないと決断してくれた。一丸となって支援してほしい」と呼びかける安倍氏。党本部の幹事長が、新人の出馬表明に同席するのは「異例中の異例」(県連関係者)だった。

 「三年前とは比較にならない厳しい戦い。結束するためには、本部のテコ入れが欠かせない」。〈小泉旋風〉に支えられた前回の楽勝ムードとは一変した県連の危機感の表れだった。

   ■    □

 昨年秋の衆院選は、県内四小選挙区で一勝三敗と惨敗した自民党。山下英利氏が党公認として過去最多の三十二万票を獲得し、再選を果たした前回参院選の勢いは、見る影もなかった。

 「小泉人気でいったんは呼び込んだ無党派層が、また離れてしまった」と県連幹部はこぼす。県議や市町村議らが支持層を固めていく従来型の戦術が、限界にきていることを露呈した。

 これまで、手をこまぬいていたわけではなかった。新たな支持開拓につなげようと、全国に先駆けて一九九九年から実施している公開講座「自民政治大学校」は二十五回を数える。政治評論家や大臣経験者、官僚らを講師に招き、特に昨年六月からは毎月開催、参加者は延べ四千人に上った。

 しかし、その多くは党員ら従来の支持者にとどまっているのが現状。「一般市民にまでもっと広がっていけば、すごい力になるのだが。今のところは、他に打つ手なし」と、ある県議は半ばあきらめ顔だ。

 そんな県連の閉そく感を象徴していたのが、難航した候補者選定だった。「知名度のある現職なら戦いやすい」と、県議らの間で「河本待望論」がくすぶり続けた。三月中旬にはいったん、河本氏擁立で決着しかけたこともあったという。

 だが「引退撤回は有権者の不信感を募らせるだけ」と河本氏が改めて固辞。県連が本腰を入れて後継探しに手を着けたのは、四月に入ってからだった。

   ■    □

 岩永峯一・県連会長は「県連や各支部の総力を結集すれば、必ず勝ち抜ける」と力を込め、「70%以上の後援会加入を」と県議や市町村議にハッパをかける。公明の推薦も取り付けた。

 無党派対策の妙手を見い出せないまま、結局、組織戦へ。ある県連幹部はつぶやいた。「また、小泉さんが世間をあっと驚かすようなことをやってくれたら……」

754とはずがたり:2004/06/29(火) 14:34
なだいなだの応援相手は誰?彼も75か〜。みどりの会議の人かな?

[選挙]参院選 比例代表候補となだいなださんトーク−−金沢 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000003-mai-l17

 選挙サンデーの27日、石川県から比例代表へ立候補している候補者の応援に作家で老人党党首、なだいなださん(75)が駈け付け、金沢市の繁華街、香林坊で候補者と2人でトークショーを繰り広げた。買い物客などが足を止め、熱心に聴き入っていた。
 なださんは、戦争を知らない世代が増えてきたことから、「戦争問題は日本の近代史を勉強することが大事で、憲法や戦争の歴史をもっと知ることです。例えば戦時中に議会で反軍演説を行い、議会から追い出された議員もいる」などと話した。
 また、地球の環境破壊にも触れ、「このままでは手遅れになる。いまこそ自然環境を守る取り組みをすべきだ」と訴えた。(毎日新聞)
[6月28日19時31分更新]

755名無しさん:2004/06/30(水) 02:02
【2004参院選】「民主は第二の社党」左翼的路線を批判 自民が文書配布 「慰安婦」法案など

 自民党が民主党攻撃を強めている。民主党が参院選公示に合わせて発表した、個別政策ガイド『政策INDEX
2004私たちのめざす社会』に対し、「民主は第二社会党」などと批判する文書を作成、各候補陣営などに配布した。

 個別政策ガイドで、民主党は、「旧日本軍による『慰安婦』問題の解決を図るために『戦時性的強制被害者問題の
解決の促進に関する法律案』の成立を急ぐ」「新たな国立追悼施設の設置に向けて取り組みを進める」
「ジェンダーフリー社会こそ、日本を再創造するカギ」などとしている。

 こうした内容に、自民党は「民主党の歴史観は東京裁判史観や抗日戦争史観と同じ『自虐史観』そのもので、
かつての社会党の歴史観をそっくり引き継いでいる」「民主党の目指す社会は左翼思想と全く同じ」
「民主党は家族の崩壊を目指す」−などと批判している。

 そのうえで、政策ガイドを民主党の「第二の選挙公約」と定義。「民主党の歴史観、教育政策は日本の歴史、伝統、
国家そのものを否定した『日本解体プログラム』なのである」と結論づけている。

http://www.sankei.co.jp/news/040629/morning/29pol003.htm

756とはずがたり:2004/06/30(水) 02:11
>>755
自民党の焦りが相当強いのだと思いたいですねぇ。

757おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/30(水) 02:31
つーか、ここで書いてるようなこと、公共の電波で思う存分にうったえてほしいな。
>「民主党は家族の崩壊を目指す」
特にこの部分を強調してほしい。これでもまだあいも変わらず自民党を支持なさるのですか?女性の皆々様方よ・・・

758とはずがたり:2004/06/30(水) 03:53
今頃松岡俺なら勝てたと地団駄踏んでる?
大泉氏の善戦いいですねぇ。出来れば官僚出身の政策派,大泉氏に金星を願いたいです。
駄目でも安倍を地元に時間裂かせたのは良い傾向だ。

晋三バクバク…実弟・岸信夫氏が意外な苦戦 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=29fuji40322&amp;cat=7

 自民党2枚看板の一翼として、全国を駆け回る安倍晋三幹事長(49)が密かに気にかける選挙区がある。実弟の岸信夫氏(45)が自民公認で出馬している地元・山口選挙区だ。信夫氏は満を持しての出馬だが、最大の“売り”であるはずの毛並みの良さが、意外や有権者の反発を買っているという。小泉内閣の支持率急落もあり苦戦中の自民党だが、果たして政界サラブレッドコンビは誕生するか?!

 「おじいさんは総理大臣、お父さまは外務大臣・幹事長、お兄さんは今、幹事長。岸候補には素晴らしいDNA、遺伝子が流れている。これを日本と日本人のために活用しない手はない」

 昨28日夜、JR防府駅前のホールで開かれた信夫氏の総決起集会。地元選出の高村正彦元外相(62)は、信夫氏のこれ以上ない華麗な家系をことさら強調した。

 信夫氏は安倍幹事長の父、安倍晋太郎元外相の3男として生まれた。母、洋子さんは岸信介元首相の長女。母方の岸家に跡取りがいなかったため、生後間もなく岸元首相の長男、信和夫妻の養子に。このため本人は、慶応大に入学するまで、晋三氏のことを実の兄とは知らず、従兄妹と思っていたという話も。

 確かに、政界には華麗な家系を持つ者が多い。だが、信夫氏の場合、岸元首相の実弟である佐藤栄作元首相も大叔父にあたるほか、遠縁には吉田茂元首相もいるほど。まさに、戦後日本の大政治家の血を一身に受け継いでいるといっても過言ではない。その完全無欠のブランド力ゆえ、初陣となる今回の選挙戦も楽勝のはずだった…。

 「どうか、よろしくお願いします」

 タイトなスケジュールの合間を縫って同総決起集会に駆けつけた安倍幹事長。集会終了後も弟の隣に立ち、会場を後にする支持者1人ひとりに頭を下げながら、必死に握手を続けた。そこにはいつもの颯爽とした安倍幹事長の姿はない。最後は、選挙スタッフの女性1人ひとりにも握手をするなど、否が応でも危機感が伝わってくる。

 開始時刻になっても定員約800人の会場に空席が残るなど、今一つの集まり具合だっただけに、ひな壇でも終始、厳しい表情を崩さなかった安倍幹事長。「この山口県で6年前に(自民党が)失った議席を奪回するという極めて重たい責任がある」と威勢よく訴えたが、本当はここに来るはずじゃなかった−というのが隠された心境だっただろう。

 地元の選挙関係者が事情を話す。

 「安倍氏は公示前に5回ほど弟の応援に入っているが、公示後は、全国の自民公認候補を応援するという幹事長の立場があるので、『山口には入れない』と宣言していた。その言葉を翻してまで今回、山口に入ったということは…」

 こうした状況は、対抗馬の民主公認候補、大泉博子氏(54)の陣営も感じている。

 「安倍だろうが岸だろうが、中央より地元のほうがクール。佐藤さんだってウチの平岡に2回負けているし」(選対幹部)

 この幹部が話すのは、昨秋の衆院選山口2区で、佐藤栄作元首相の二男、信二氏(72)が民主公認の平岡秀夫氏(50)に2回連続で敗れたという事実だ(信二氏は比例代表で復活当選)。

 山口県選出の自民党国会議員5人はすべて世襲議員。そこに批判が起きても不思議はない。大泉陣営は「競り合っているというのが実感です」と手応えを示すが。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板