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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

8605チバQ:2012/06/26(火) 21:54:46
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120626/chb12062621420006-n1.htm
千葉県連、4人造反で“空中分解” 昨年は2人離党
2012.6.26 21:41 (1/2ページ)
 消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案をめぐり、26日の衆院本会議の採決で57人の造反が出た民主党。このうち4人は千葉県連からだった。離党の可能性も取り沙汰される。県連では、昨年12月にも消費税増税をめぐって衆院議員2人が離党した。解散風が強まる中、“空中分解”の様相を呈している。

 民主党県連で同法案に反対票を投じたのは、黒田雄(千葉2区)▽岡島一正(同3区)▽金子健一(比例南関東)▽水野智彦(同)の各議員で、以前から造反がささやかれていた。

 4人を含めて多数の造反者が出たことについて、田中信行県連幹事長は「別に予測をしていたわけではないが、これだけ(造反者が)党から出たということ」と冷静に受け止めた。

 ただ、昨年12月に消費税増税反対を理由に、前回の総選挙で民主として当選した内山晃(7区)、中後淳(比例南関東)の両議員が離党して新党きづなを結成しており、今回の造反と単純に合算すると6人。県内13小選挙区のうち11小選挙区と比例で単独、復活当選した計14人の半数近くになる。

 田中幹事長は「注意深い数字だ」と懸念を示す。だが、次期衆院選で造反議員に対抗する候補を立てるのかどうか、「次の動き(除籍、離党者の有無)を見ないと対応できない」と、身動きできない状況だ。

 一方、自民党県連の酒井茂英幹事長は「民主はマニフェストを何も守らず、それでいて賛成と反対でドタバタしている。政党の体をなしていない。早く国民に信を問うべきだ」と早期の解散総選挙を求める。

 ただ、低迷する自民への支持は「戻りきっていない」ともされ、県内政界は混迷の度を深めている。

8606チバQ:2012/06/26(火) 21:58:19
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120626/ngn12062619550002-n1.htm
消費増税採決 県内選出民主党衆院議員、対応分かれる 長野
2012.6.26 19:55 (1/2ページ)

壇上に並んだ民主党の県内選出の国会議員ら。わずか5カ月前には政権・与党として会合は盛り上がったが…=1月21日、長野市内のホテル
 26日午後に衆院本会議で採決された消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案への長野県内選出の民主党衆院議員の対応は割れた。小沢一郎元代表(70)による新党結成や年内の衆院解散・総選挙もささやかれるなか、民主党の動向が今後の県政界に与える影響は大きい。

 26日の採決で党執行部の方針に反して消費税増税法案に「反対票」を投じた5区選出の加藤学(がく)氏(43)。加藤氏は採決直前の23日に地元の飯田市や伊那市を回り、支持者らとの会合を重ねて「反対票」を投じる考えを伝え、理解を求めていた。

 加藤氏は、21日に開かれた小沢グループの会合にも出席している。5区では自民党の宮下一郎氏(53)と共産党の三沢好夫氏(68)が支持者回りなどを進めている中、「加藤氏は小沢氏と行動をともにする可能性がある」(県政界関係者)との見方がある。党執行部が造反者にどのような処分をするのかや参院での審議を控えていることもあって予断を許さないが、民主党分裂が現実となった場合には県内政界図や選挙の構図が大きく変わることになる。

 前回、平成21年の衆院選で、民主党は県内全5選挙区で議席を独占したが、鳩山、菅の両政権下における失態続きで支持率は急落しており、野田政権下でも党勢回復のきっかけをつかめないままでいる。

 次期衆院選をめぐって民主党は、羽田孜元首相(76)が今期限りでの引退を表明している3区以外は、現職が出馬の準備を進めている。ただ、党分裂という事態になった場合や亀裂が決定的になったままでは系列の県議や市議にも離反や動揺が出かねない。

 こうした中、1区や2区では橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会との連携を模索する動きも出ており、県内の各選挙区で一挙に既成政党を吹き飛ばすような「新しい風」が吹き荒れる可能性もある。

8607チバQ:2012/06/26(火) 22:02:15
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2012062615
石原・太田議員が反対票 消費増税法案
2012年06月26日 17時39分配信
消費増税法案が26日、衆議院を通過したが、民主党からは県内選出の2人の議員を含む57人が反対票を投じた。

消費増税法案は民主・自民・公明の3党などによる賛成多数で衆議院を通過した。

しかし、民主党からは小沢元代表をはじめとした小沢グループを中心に、鳩山元総理らも加わり、県選出の議員では石原洋三郎議員と太田和美議員の2人が反対にまわるなど、合わせて57人が反対票を投じた。

反対票を投じた小沢グループのメンバーらは会合を開き、今後の対応を検討する一方、党執行部は造反議員に対する処分の検討を行なう方針。


http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-193110-storytopic-3.html
県民主2氏は反対票 消費増税法案2012年6月26日  【東京】衆院本会議で26日、賛成多数で可決された消費税増税法案をはじめとする社会保障と税の一体改革関連法案に関し、県選出・出身の民主党衆院議員の玉城デニー、瑞慶覧長敏の両氏はともに反対票を投じた。
【琉球新報電子版】

8608チバQ:2012/06/26(火) 22:04:44
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001206260001
消費増税案/県選出の民主議員は
2012年06月26日

 26日の衆院本会議で、消費増税関連法案が可決された。民主党内からも、57の反対票が投じられた。採決後、小沢一郎元代表は「近いうちに判断をしなくてはいけない」と述べ、政局はより不透明感を増した。県選出の民主議員5人はこの日、どのような1票を投じたのか。そして、今後の政局をどう考えるのか。


 県選出の民主党衆院議員5氏の判断は分かれた。


 小沢グループの加藤学氏は、反対票を入れた。社会保障の改革を先送りにしたまま、消費増税の決定を先行する党本部の方針に反発したからだ。さらに「党が2009年の総選挙で国民に示したマニフェストにも書いてなかった」と主張した。


 23、24日には地元に戻り、支持者から「党を離れると、政治家としての影響力が落ちてしまう。うまく立ち回ってほしい」などと慎重な行動を求められた。この日も採決直前まで、ほかの議員らから説得を受けた。棄権なども勧められたが、自身の意思を示した。


 党内分裂の様相が高まったが、加藤氏は「正義はこちらにある。前回の総選挙で国民に約束したことを果たすため、政治をやっていくことに揺らぎはない」とした。


 賛成したのは、下条みつ氏と、矢崎公二氏。


 下条氏は可決後、「党の総意として3党合意した。党の一員は従わざるをえない」。矢崎氏は「少子高齢化が進む中、きちんとした財源確保が必要。法案は党が一致団結して乗り越えていくべき山だ」と話した。


 篠原孝氏は、午前中の特別委員会では賛成したが、本会議は欠席した。党内合意を得るために両院議員総会の開催を求めて署名を集めたが、執行部に聞き入れられなかった。抗議を込めた棄権だ。


 「採決前に無記名投票で多数決をとれば、造反議員はうんと減ったはずだ」と、党本部のやり方を批判した。


 羽田孜氏は、体調不良のため、本会議を欠席した。(佐藤仁彦、浅野有美)

8609チバQ:2012/06/26(火) 22:06:08
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120626/stm12062621490012-n1.htm
【民主分裂】
県内造反組は小宮山、松崎氏 野党は「政党として破綻」と批判
2012.6.26 21:48 (1/3ページ)
 26日、衆院を通過した消費税増税関連法案。民主党の小沢一郎元代表に近い議員がどれだけ造反するかが注目されたが、埼玉県選出の民主議員で造反したのは小宮山泰子氏(7区)と松崎哲久氏(10区)の2人だった。造反者を出した民主党に対し、野党の県組織代表者は「政党として破綻している」と強く批判した。

 ■造反の2人は

 法案に反対した小宮山氏は「デフレ下で増税すれば、税収を減少させてしまいかねない。法案は3党合意の過程で増税だけになってしまい、社会保障との一体改革でなくなった」と批判。自身に対する党の処分については「党内合意のないことで処分されるいわれはない」と強気だった。

 松崎氏も「少子高齢化時代の社会保障充実のためには、デフレ脱却こそ必要」と理由を説明。「格差の是正と社会保障の充実を置き去りにした『先行増税』は、百害あって一利なしの悪法」としたが、2人とも今後の身の振り方については触れなかった。

 ■賛成議員は

 他の県選出民主党衆院議員は全員賛成。県連代表の武正公一氏(1区)は、2人の造反に「一致結束を働きかけてきただけに残念」と悔しさをにじませた。

 「国際社会に対して日本は財政課題をクリアできるという姿勢を示すことも必要だ」と主張するのは石田勝之氏(2区)。森岡洋一郎氏(13区)は「国債が暴落すると国民生活は破綻する」。小野塚勝俊氏(8区)も「欧州債務危機をきっかけに、わが国の財政にも市場から厳しい目が向けられている」と国際的な視点を強調した。

 小沢氏に近いとされる神風英男氏(4区)も、防衛政務官という立場上、賛成票を投じた。ただ、「オスプレイ配備問題が大きくなる中、反対して職を放り投げるわけにいかないというのが一番の理由」と本音ものぞかせた。

 ■脱力する地方議員

 中央の混乱に振り回されがちな民主党系地方議員からは、脱力したような声が漏れた。

 「小沢さんはダメだね、壊してばかりで」。県議の岡重夫氏は、造反者が出たことを嘆く。「野田首相も怒らなきゃダメだ。きちんと処分しないと」。

 さいたま市議の阪本克己氏は「最近の混乱で風当たりはきつく、街頭でビラを受け取る人も減った」という。「勝手なことを言う国会議員は多いが、選挙区の総支部長でもあり、その下には影響を受ける地方議員がいることを忘れないでほしい」と注文をつけた。

■あきれる野党

 こんな与党内の混乱ぶりに野党側はあきれ顔だ。

 自民党県連の新藤義孝会長は「公党間で合意した法案に政権党内から大量の造反者が出ることは、もはや民主党が統治能力を失っている証」。公明党県本部の西田実仁代表も「与党としての責任感のなさにあきれる」と酷評した。

 共産党県委員会の小松崎久仁夫委員長は「低所得者対策が一切ない。国民の多くが望んでいない、許し難い中身だ」と批判した。

8610チバQ:2012/06/26(火) 22:25:54
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062601030
民主の反対、欠席者
 26日の衆院本会議での採決で反対票を投じたり欠席、棄権した民主党衆院議員は次の通り。(敬称略。かっこ内は選挙区、「消」は消費増税法案、「社」は社会保障制度改革推進法案、「こ」は認定こども園法改正案に反対または欠席・棄権)
 ◇反対(57人)
 【当選14回】小沢一郎(岩手4)=消社こ
 【当選8回】鳩山由紀夫(北海道9)=消
 【当選5回】東祥三(東京15)=消社こ、川内博史(鹿児島1)=消、小林興起(比例東京)=消、山岡賢次(栃木4)=消社こ、山田正彦(長崎3)=同
 【当選4回】牧義夫(愛知4)=消社こ、松野頼久(熊本1)=消
 【当選3回】小泉俊明(茨城3)=消、小宮山泰子(埼玉7)=消社こ、鈴木克昌(愛知14)=同、中津川博郷(比例東京)=同、樋高剛(神奈川18)=同
 【当選2回】青木愛(東京12)=消社こ、太田和美(福島2)=同、岡島一正(千葉3)=同、古賀敬章(福岡4)=同、階猛(岩手1)=同、辻恵(大阪17)=同、中川治(大阪18)=同、松崎哲久(埼玉10)=同、横山北斗(青森1)=同
 【当選1回】相原史乃(比例南関東)=消社こ、石井章(比例北関東)=同、石原洋三郎(福島1)=同、石山敬貴(宮城4)=消、大谷啓(大阪15)=消社こ、大山昌宏(比例東海)=同、岡本英子(神奈川3)=同、加藤学(長野5)=同、笠原多見子(比例東海)=同、金子健一(比例南関東)=同、川島智太郎(比例東京)=同、木村剛司(東京14)=同、菊池長右エ門(比例東北)=同、京野公子(秋田3)=同、熊谷貞俊(比例近畿)=同
 熊田篤嗣(大阪1)=消、黒田雄(千葉2)=消社こ、瑞慶覧長敏(沖縄4)=同、菅川洋(比例中国)=同、平智之(京都1)=消、高松和夫(比例東北)=消社こ、橘秀徳(神奈川13)=同、玉城デニー(沖縄3)=同、中野渡詔子(比例東北)=同、萩原仁(大阪2)=同、橋本勉(比例東海)=消、畑浩治(岩手2)=消社こ、初鹿明博(東京16)=消こ、福嶋健一郎(熊本2)=消社こ、福島伸享(茨城1)=消、福田衣里子(長崎2)=消こ、三宅雪子(比例北関東)=消社こ、水野智彦(比例南関東)=消社、村上史好(大阪6)=消社こ
 ◇欠席・棄権(16人)
 【当選14回】羽田孜(長野3)=消社こ
 【当選6回】小沢鋭仁(山梨1)=消
 【当選5回】原口一博(佐賀1)=消社こ
 【当選4回】黄川田徹(岩手3)=消社こ
 【当選3回】篠原孝(長野1)=消社こ、村井宗明(富山1)=同
 【当選2回】石関貴史(群馬2)=消社こ、梶原康弘(兵庫5)=同、橋本清仁(宮城3)=消、福田昭夫(栃木2)=消社こ
 【当選1回】石森久嗣(栃木1)=消社こ、空本誠喜(広島4)=同、玉置公良(比例近畿)=同、宮崎岳志(群馬1)=消、柳田和己(比例北関東)=消社こ、山岡達丸(比例北海道)=同(2012/06/26-22:14)

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8611チバQ:2012/06/26(火) 22:34:11
民主党造反57人
共産党9人
きづな9人
社民党6人
みんな5人
大地 3人
たち日2人
無所属5人
かな?
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062600937
背信」「うそつき」=小沢元代表、野田首相らを批判−反対96票に議場どよめく
 「国民への背信行為」「うそつきと言われても仕方がない」。衆院本会議で消費増税法案が可決された26日午後、小沢一郎民主党元代表は議員会館内で取材に応じ、野田佳彦首相ら政府首脳や党執行部を痛烈に批判、「近いうちに、どうするかの決断をしなくてはならない」と離党に含みを持たせた。
 小沢元代表は「(採決で)多くの仲間とともに(反対の)意思表示をできたことは大変良かった」と明るい表情。採決後、元代表との会合に出席したグループ議員によると、すっきりとした顔で、「きょうは結束した行動を示すことができた。国民の支援は必ず増大する」などと話したという。
 本会議での採決は名前を呼ばれた順に、賛成は白票、反対なら青票を投じる形式で行われ、小沢元代表は後の方だったが、早々と議員席の卓上に青票を置いて反対を意思表示。同党議員が青票を投票すると、グループ議員や法案反対の野党議員から拍手が起きた。
 反対票が全体で96票に上ることが分かると、議場に「おーっ」とどよめきが響いた。採決後、グループの山岡賢次氏は「思いの外多い」と手応えを感じた様子で話し、中野渡詔子氏は「明確に態度で示すことができたので、すっきりした」と語った。
 一方、採決前に議場を出て棄権した宮崎岳志氏は「野田首相を選んだので、反対にはちゅうちょした。離党するつもりはないし、反対の方々にも離党はしてほしくない」と硬い表情だった。(2012/06/26-19:36)

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8612チバQ:2012/06/26(火) 22:37:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120626/stt12062622150031-n1.htm
小沢チルドレンも“分裂” 「信念貫かないと一生後悔」「党にも恩、離党しない」
2012.6.26 22:13 (1/2ページ)

消費税増税法案の採決で記名投票する民主党の三宅雪子氏=26日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
 離党か、残留か。賛成か、反対か−。26日に衆院本会議で行われた消費税増税法案の採決では、3年前の衆院選で小沢一郎元代表(70)の巧みな選挙戦術により大量当選した衆院1回生の“小沢チルドレン”も分裂、政局のはざまに揺れた。「小沢王国」の地元・岩手では「消費増税の議論を巻き起こした」と評価の声がある一方で、民主党への期待がしぼむ閉塞(へいそく)感が漂った。

 「自分の信念を貫くことができた」。“小沢ガールズ”の一人、三宅雪子氏(47)はすべての法案に反対票を投じた後、議場前で胸を張った。「反対」で結束を強める小沢グループの会合には絶えず出席。4年間消費増税はしないとしたマニフェスト(政権公約)に反する野田佳彦内閣の方針に反発し続けた。法案が衆院通過したことについては「約束を守れず、おわび申し上げます」と述べた。

 一方、「社会保障を政争の具にされたくない」と、いったんは棄権しようと心を固めつつも、直前に反対に転じた福田衣里子氏(31)。「次に落選するかもしれないし、いま信念を貫かなければ一生後悔すると思った」と述べた。

 「デフレ脱却前に消費税を引き上げるような法案は賛成はできない」とし、棄権というグレーな選択を行ったのは宮崎岳志氏(42)。消費税増税法案の採決前に議場を後にすると、「処分を受ける覚悟だが、離党するつもりはない」と言い切った。小沢氏に近い柳田和己氏(62)も採決を前に議場を後に。「本当は反対したいが、民主党にも恩がある。離党はしない」と述べ、足早に立ち去った。

 政権交代の風に乗り、東海比例で最下位当選した元フリーターの磯谷香代子氏(46)は「(年金や生活保護など)公的支援の財源に結びつく問題で、国民生活を守るためには必要だ」と法案に賛成。一方で「たしかにお金がない時代に10%はきつかったかもしれない」と“本音”ももらした。

 元検事の山尾志桜里氏(37)も賛成票を投じたが、「増税する前にやるべきことがあるというやりきれない気持ちは(造反組も)一緒と思う」と複雑な心境をにじませた。

 一方、民主党外からは冷ややかな声も。自民党の1回生、小泉進次郎氏(31)は「なんでマニフェストで『やらない』といったことを『やる』といったほうが正規軍となって、なぜマニフェストを貫けといったほうが反乱軍となるのか」と疑問を投げかけ、「それを分かった上で突っ込んだ野田首相の責任は重い」と指摘した。

 民主党を除籍処分になった元チルドレンの横粂勝仁氏(30)は「いずれの決断をしたとしても、それが国民でなく、政局を思ってのことであれば残念だ」と述べた。

8613チバQ:2012/06/26(火) 22:43:55
>>8611
たち日は賛成だったのか

350 :無党派さん:2012/06/26(火) 21:44:07.01 ID:pAil2qhE
 賛成(363) 民無216,自無119,公明21,国民3,たち2,無2(衛藤,土肥)
 反対(96) 民無57,共産9,きづ9,社民6,みん5,大地3,無7(亀井,田中,中島,佐藤,木内,平山,横粂)
 欠席・棄権(19) 民無16,自無1(中川),無2(鳩山,与謝野)

8614名無しさん:2012/06/26(火) 23:28:24
こんばんわ。
社会保障改革法案,衆議院本会議で378対84で可決
 賛成(378) 民無230,自無120,公明21,国民3,たち2,無2
 反対(84) 民無45(44+水野),共産9,きづ9,社民6,みん5,大地3,無7
 欠席・棄権(16) 民無14,無2
認定こども園拡充法案,衆議院本会議で377対85で可決
 賛成(377) 民無229,自無120,公明21,国民3,たち2,無2
 反対(85) 民無46(44+初鹿・福田),共産9,きづ9,社民6,みん5,大地3,無7
 欠席・棄権(16) 民無14,無2
消費増税法案,衆議院本会議で363対96で可決
 賛成(363) 民無216,自無119,公明21,国民3,たち2,無2
 反対(96) 民無57,共産9,きづ9,社民6,みん5,大地3,無7
 欠席・棄権(19) 民無16,自無1,無2
鳩山・川内・小林・松野・小泉・石山・熊田・平・橋本・福島/小沢・宮崎の12名は消費増税のみ反対・欠席

8615旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/06/26(火) 23:31:12
名前忘れてた。
 3法案すべてに反対した民主党・無所属クラブの造反者44名は以下の通り
  小沢一郎,東祥三,山岡賢次,山田正彦,牧義夫,小宮山泰子,鈴木克昌,中津川博觶,樋高剛,青木愛,
  太田和美,岡島一正,古賀敬章,階猛,辻恵,中川治,松崎哲久,横山北斗,相原史乃,石井章,石原洋三郎,大谷啓,大山昌宏,岡本英子,
  笠原多見子,加藤学,金子健一,川島智太郎,菊池長右エ門,木村剛司,京野公子,熊谷貞俊,黒田雄,菅川洋,瑞慶覧長敏,高松和夫,橘秀徳,
  玉城デニー,中野渡詔子,萩原仁,畑浩治,福嶋健一郎,三宅雪子,村上史好
  3案とも棄権(11名),原口一博,黄川田徹,篠原孝,村井宗明,橋本清仁,福田昭夫,石森久嗣,空本誠喜,玉置公良,柳田和己,山岡達丸
  3案とも欠席(3名),羽田孜,石関貴史,梶原康弘

8616みさお:2012/06/27(水) 09:48:43
新車で購入して1年半、街中の道を走っていたら、突然ガタガタプスプスエンジンが停止してしまったそうです。ホンダのディーラー(松戸市)に連絡、車を持っていってもらいました。そして言われたのがエンジンを交換するので100万かかります。
定期点検もちゃんとしていました、こんなことありますか。
必要とされるのは、一本道の画像素材

8617とはずがたり:2012/06/27(水) 16:58:56
>>8614-8615
おお,お久しぶりです!
民主分裂下の総選挙シミュレーションしたいところですが最近忙しくて手一杯です。。(´・ω・`)

8618チバQ:2012/06/27(水) 21:31:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120626-OYT8T01427.htm
消費増税衆院通過、県関係民主2氏「反対」


 社会保障・税一体改革関連法案が26日、衆議院本会議で可決された。消費税率引き上げ関連法案の採決では、県関係の民主党衆院議員4人のうち、小沢一郎元代表のグループに所属する京野公子衆院議員(秋田3区)と、高松和夫衆院議員(比例東北ブロック)が反対票を投じた。同党の分裂が現実味を増すなか、県関係衆院議員が読売新聞の取材に応じたが、賛成・反対で割れた両者間の溝の深さをにじませた。

  ■採決

 全ての法案に反対した高松氏は「不況時に増税して成功した例は世界中に一つもない。堂々と反対した」と断言する。

 全てに賛成した寺田学衆院議員(秋田1区)は書面で取材に応じ、「社会保障安定化のため、一体改革は必要。このまま借金依存し、放置し続けることは、将来深刻な事態を招く」と主張。同様に川口博衆院議員(秋田2区)は「(自民、公明との)3党合意の意味を受け止め、前に進まない政治を一皮むけさせるために妥協も必要」とした。

 自民党の金田勝年衆院議員(比例東北ブロック)も3党合意を踏まえて全法案に賛成したが、「参議院で消費増税法案に決着がつけば、直ちに解散総選挙すべきだ」と求めた。

  ■処分

 消費税率引き上げ関連法案の採決で、党内の57人が造反したことを受け、野田首相は記者会見で、「党内のルールにのっとって厳正に対応したい」と語気を強めた。

 高松氏は「(反対は)信念に基づいた行動で、どんな処分も全く恐れていない。執行部は最後まで我々の意見に一切聞く耳を持たなかった」と正当性を強調。大量の造反は「野田内閣にとって大きなダメージだ」と指摘した。

 寺田氏は「非常に残念」としつつ、処分については言及せず。民主党県連代表の松浦大悟参院議員(秋田選挙区)も書面で、「党が一致して行動できなかったことは大変残念」としたが、県連としての対応は「考えていない」とした。

 自民の金田氏は「(大量造反は)民主党の政権担当能力のなさを明確に表している。(造反は)内閣不信任案に賛成するのと同じ。処分がなければ、与党としておかしい」との見解を示した。

  ■離党・新党結成

 小沢元代表のグループを中心にした離党・新党結成の動きに注目が集まる。

 高松氏は採決までの経緯を振り返り、「野田首相は自民・公明両党へとかじを切った。これでは自・公と一緒の政党だ」と語気を強めるが、離党や新党への参加は「周囲と相談して決める」と明言を避けた。

 川口氏は「各議員が信念に従って行動している。国民が求めることに対し、本人がしっかり考えることが必要」と述べるにとどめた。

 離党や新党結成が現実になれば、県内政界の勢力図も大きく変わる。県連運営への影響も予想されるが、松浦氏は「仮定の話には答えられない」とした。

(2012年6月27日 読売新聞)

8619チバQ:2012/06/27(水) 21:31:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20120626-OYT8T01273.htm
石原、太田氏が反対票 消費税率引き上げ




記者会見を行い、反対票を投じた理由や今後の対応などを説明する石原氏(左)と太田氏(26日夕、衆院第1議員会館で) 衆院で26日に行われた消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の採決で、県内選出の民主党議員から、石原洋三郎(福島1区)、太田和美(福島2区)の両氏が党の方針に反して反対票を投じた。両氏とも党による処分を覚悟したうえでの行動で、今後の展開次第では離党も視野に入れている。若手の両議員の造反に、党県連幹部からは批判の声があがった。

 両氏は採決後、国会でそろって記者会見を開いた。

 反対した理由について、石原氏は、増税で消費が落ち込み、結果的に税収がさらに落ち込むという悪循環に陥る可能性があることなどを挙げ、「政権公約の撤回であり、自民党、公明党と手を結んで増税を行うことは国民に対する背信行為。本来なら解散総選挙で信を問うべき」と執行部の対応を批判。太田氏も「民主党は政権交代の意義を失ってしまったのではないか。震災と原発事故から1年3か月しかたっていない状況で、福島の再生なくして増税なし。多くの中小零細企業が復興から立ち上がり始めたとき水を差す」と強調した。

 党の処分については、石原氏は「どのような処分でも受け入れるつもり」、太田氏も「反対票を投じるということは、それなりの覚悟をもって行動させていただいた」と話した。

 離党については、すでに離党を視野に入れている太田氏は「私の気持ちは変わらない」と明言。石原氏も、「(所属する小沢一郎元代表の)グループの皆さんとも相談する」と、離党の可能性を否定しなかった。

 若手議員2人の造反について、党県連の宗方保幹事長(県議)は福島市内で報道陣に、「民主党の看板を背負って当選したのに、党に反対する意思表示はいかがなものか」と批判。「場合によっては(2人の選挙区で別の)候補者の選考に入らなければいけない」と、次期衆院選で別候補擁立の可能性に言及した。

 一方、自民党県連の平出孝朗幹事長(県議)は民主党議員の造反について、「社会保障・税一体改革は政権与党から提案があったものだ。政党政治をどう考えているのかわからない」と批判。「福島県は税制の優遇措置を求めている。消費税増税までの2年間に復興を成し遂げなければいけない」と話した。

(2012年6月27日 読売新聞)

8620チバQ:2012/06/27(水) 21:32:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120626-OYT8T01535.htm
民主、県関係3氏が反対・・・消費増税採決


 ◆1人棄権、賛成は5人

 社会保障・税一体改革関連法案は26日、衆院本会議で可決された。県関係の民主党9議員は、消費税法改正案の記名採決で、3人が反対、1人が棄権、5人が賛成した。反対議員からは党への不満が上がった一方、党関係者からは挙党一致を求める声が相次いだ。

 鳩山グループの小泉俊明氏は「増税が景気悪化と中小企業の倒産、失業の増大を招くことは確実だ」として反対。「党内にたくさんの反対者がいるのに、自公と組んで強行するのでは、何のための政権交代だったか分からない」と執行部を批判した。

 小沢一郎元代表が会長を務める「新しい政策研究会」のメンバーの対応は分かれ、石井章氏は反対、柳田和己氏は棄権、川口浩氏は賛成した。

 石井氏は「民主党が約束したことと違う。庶民の味方のはずの党が庶民を苦しめることになる」と説明し、今後も小沢氏と行動を共にするという。当初、反対を明言していた柳田氏は「苦渋の選択。党の中で民主党を変えるべく活動をする」と語った。

 賛成議員は「増税は避けて通れない」と口をそろえた。石津政雄氏は「100点満点ではないが、社会保障を一歩でも前へ進めるため増税は必要」、大畠章宏氏は「年金、医療、介護、子育ての充実のために税負担増は不可避」と話した。

 党の決定を重んじた議員も多く、大泉博子氏は「党員としての行動で、組織を守ることを優先した」、高野守氏は「最後は一致した行動を取るのが政党政治家の責任」と強調。その上で、大泉氏は「(造反者に)厳しい処分が下されれば党は混乱する。党を割らない前提で処分すべき」と求めた。

 ◆連合茨城「挙党一致を」

 民主党県連の長谷川修平幹事長は「県連所属議員が同一歩調をとれなかったのは残念。参院での審議に移るが、結束して国民の期待に応えられるよう努力すべき」と注文を付けた。連合茨城の児島強会長も「再度、挙党一致、融和を求めたい」とし、次期衆院選での支援については、連合本部の方針に従うという。

 一方、自民党県連の岡田広会長は「3党合意があったのに造反者が出たのは残念。残りの重要法案を会期中に通し、国民に信を問うべきだ」と訴え、公明党県本部の高崎進幹事長は「党内をまとめきれない民主党にこの国を任せていられない」と批判した。

(2012年6月27日 読売新聞)

8621チバQ:2012/06/27(水) 21:33:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120626-OYT8T01605.htm?from=popin
消費増税衆院採決 民主4議員が反対


 26日に行われた消費税率を引き上げる消費税法改正案の衆院採決で、民主党県連に所属する4衆院議員が反対票を投じた。4人は今のところ、離党する考えは示していないが、県連内からは「党に残るのは筋が通らない」(谷田部孝一幹事長)などと強い反発が出ており、混乱がしばらく続きそうだ。

 反対票を投じたのは、岡本英子氏(3区)と橘秀徳氏(13区)、樋高剛氏(18区)、相原史乃氏(比例南関東)。いずれも小沢一郎元代表のグループに属しており、「社会保障分野の充実が置き去りにされている」などとして、消費増税を含む一体改革案の議論では以前から慎重な立場を取っていた。

 ただ、一体改革の実現は党代表である野田首相が「政治生命をかける」と明言しているテーマで、実際に造反議員が出たことに県連内の衝撃は大きい。

 「事前に何人かと話をしたが、残念ながら意思が固かった。造反が出ないことを願っている地方議員が多かったのも事実だ」

 県連代表を務める城島光力国会対策委員長は26日、国会内で行った記者会見でこう語り、無念の表情を浮かべた。

 4人は離党の可能性について、「(民主党の)軌道修正が必要であれば何らかの手だては必要になる」(岡本氏)、「腹は決まっていない」(橘氏)、「方向性は本物の民主党政権を取り戻すということ」(樋高氏)、「これから検討する」(相原氏)とそれぞれ明言を避けている。

 これに対し、県連の一部からは「造反議員は次期衆院選候補から外すべきだ」との批判が出ている。谷田部幹事長は26日、読売新聞の取材に「党が決めたことに対して取った行動にはそれなりの対処をしてほしい。(首相と同様に)造反組にも政治生命をかけてもらう」と述べた。

 首相は造反者について、「厳正に対応する」と述べているが、処分が軽い場合、県連内に亀裂が残る恐れがある。

 一方、野党側は分裂状態に陥った民主党に対し、攻勢を強めている。自民党の菅義偉県連会長は26日、「閣議決定した法案でこれほどの造反者を出した首相の責任は極めて大きい。首相の指導力は全くない」と批判。消費増税に反対しているみんなの党の江田憲司幹事長は「こうした政党が次の選挙後まで生き残るとは考えにくい。今日が(民主党の)終わりという感じだ」と述べた。

(2012年6月27日 読売新聞)

8622チバQ:2012/06/27(水) 21:33:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120626-OYT8T01568.htm?from=popin
消費増税採決 石山氏・反対、橋本氏・棄権


 衆院で26日に採決が行われた消費税法改正案で、県選出の民主党議員では、2人が党の方針に異を唱えた。石山敬貴衆院議員(4区)が反対票を投じ、橋本清仁衆院議員(3区)が棄権した。読売新聞の取材に対し、いずれも離党の可能性は否定した。一方の安住財務相(5区)は同法案の責任者でもあり、同党県連にも対立の構図が持ち込まれた形で、事実上の分裂状態に陥った。

 県内の民主党議員で唯一、法案に反対する青票を投じた石山議員。23日に地元で開いた会合では、支援者に棄権する意向を伝えていたが、26日未明に自問自答して反対に転じたという。「増税は復興の妨げだ。地元の声を届けるため議員になったから、反対した」

 橋本議員は、採決で名前が呼ばれても自席にとどまった。「選挙前の発言と整合性がとれない。政府を思いっきりぶん殴って、復興予算を確保できるとは思えない」と棄権を選んだ理由を説明する。

 両議員とも、被災地の与党議員として復興に力を尽くす考えを強調し、離党を否定した。

 賛成した郡和子衆院議員(1区)は、2013年まで消費税率を上げないという公約は守られていると説明する。造反議員については「党を出て行きたい人は出て行き、スッキリされた方がいい」と切り捨てた。

 安住財務相は「財政再建は避けて通れない。国民には決して人気のある政策ではないが、社会保障制度を維持するためにはどうしても必要だ」と法案成立に強い意欲を示した。

 首長からは法案成立を見越して、被災地への配慮を求める声が上がった。村井知事は衆院通過を評価した上で、「消費税は国民等しく負担すべきだが、復興や生活再建に必要なものには、別枠で予算を獲得できるよう努力していく」と話した。

 仙台市の奥山恵美子市長は「社会福祉を考えると、増税はやむを得ない」としつつも、「住宅再建が始まる被災地に対して、何らかの免除や猶予など相応の配慮をしてほしい」と注文した。

(2012年6月27日 読売新聞)

8623チバQ:2012/06/27(水) 21:34:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120626-OYT8T01689.htm
民主・三宅氏が反対票  消費税法案




国会中継を見守る買い物客(26日午後、高崎市のヤマダ電機「LABI1高崎」で)  消費税率の引き上げ関連法案が衆院を通過した26日、消費税法改正案の採決では、与党・民主党内からも造反が相次ぎ、県関係議員でも三宅雪子議員(比例北関東)が反対票を投じた。また、石関貴史議員(群馬2区)が欠席、宮崎岳志議員(群馬1区)が退席して反対の姿勢を示した。法案は今後、参院へ送られるが、消費税は国民生活に直結する問題だけに、各党の県連代表者らからは、賛否双方の声が聞かれた。

 法案に反対した小沢一郎元代表グループの三宅議員は「不景気の中では、増税しても税収は上がらず、意味がない」と説明。小沢元代表が離党や新党結成も視野にした動きを示したことについて、「すぐに(自分が)離党という訳ではない」と強調した。

 党内で消費税増税反対の急先鋒(せんぽう)だった宮崎議員は、消費税法改正案の採決直前に本会議場から退席。「首班指名で野田総理に投じており、反対票を入れることに躊躇(ちゅうちょ)したため棄権した」と国会内で説明。「処分を受ける覚悟は持っている」とした。採決を欠席した石関議員は「地元の皆様の生活実感、現下の経済状況、前回総選挙での公約から簡単に変節するわけにはいかない」とのコメントを出した。

 賛成票を投じたのは、柿沼正明議員(群馬3区)と桑原功議員(比例北関東)。柿沼議員は、造反者に対し「『増税の前にやるべきことがある』と言っている人たちが、権力闘争ばかりで何もやっていない」と非難。桑原議員は「高齢化、少子化がさらに進む中で、税負担をお願いするのはやむを得ない」とした。

 一方、八ッ場ダム(長野原町)の建設継続に反対し、民主党を離党した中島政希議員(比例北関東)は反対票を投じ、「八ッ場中止などの行財政改革をしないで、増税はあり得ない」と与党の姿勢を非難した。

 各党の県連代表からは与党の対応に賛否が飛び交った。

 賛成した公明党県本部代表の加藤修一参院議員が「景気回復、低所得者対策などを前提条件に(法案)修正を進めてきた」と説明。自民党県連会長の中曽根弘文参院議員は「与党内から大量の反対者が出ていて政権与党の体をなしていない」と民主党の党内運営を批判した。

 消費税増税に反対するみんな、社民、共産党は法案通過を批判。みんなの党の上野宏史参院議員は「社会保障制度の中長期的な姿が見えないままの増税は間違い」と指摘。社民党県連の小林人志代表は「社会保障の一体改革をやらないで、やらないと言っていた増税をやるのはごまかし」と怒りをあらわにした。また、共産党県委員会の小菅啓司委員長は「民主党内でも反対が出るのは、国民の怒りの表れだ」と話した。

(2012年6月27日 読売新聞)

8624チバQ:2012/06/27(水) 21:34:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120627-OYT8T00124.htm?from=popin
民主で反対、鳩山氏のみ…道連安堵 消費税法案採決



 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案が26日、衆院で可決された。道内の民主党国会議員のうち、反対票を投じたのは鳩山元首相(道9区)だけで、山岡達丸衆院議員(比例)は棄権した。造反者の拡大を懸念していた道連幹部は胸をなで下ろした。今後は造反者への処分が焦点の一つになるが、沈静化を望む道連からは党執行部に処分の見送りを求める声が出ている。

 「私は(代表時代)『(消費増税は)やらない』と(いった)。マニフェストにもなかったことだ」。衆院本会議終了後、鳩山元首相は院内で記者団に淡々と反対した理由を語った。ただ今後の対応について、「党を立ち上げた責任者として、党を改革するため頑張らないといけない。(小沢一郎元代表とは)すべて行動が同じにならない」と述べ、離党の可能性は否定した。

 鳩山氏の地元・室蘭市の支援者の間では造反に容認論が相次いだ。橋本正敏・室蘭市後援会長は「政治に対する鳩山さんの信念、考えを全面的に支援する。混乱は野田首相の進め方などイニシアチブの問題」と話した。児玉智明・民主党室蘭支部長も「マニフェストを訴えて票をもらった。鳩山氏の思いを受け止め、まとまっていく」と語った。

 一方、道連は党内の混乱を収束させるため、事態の沈静化を図っている。岡田篤幹事長は26日、道議会内で記者会見し、「(法案に反対した)過去の例でも党員資格停止処分。前例にそくした処分がされるべきだ」と述べ、野田首相らに厳罰を見送り対立激化を回避するよう注文を付けた。

 岡田氏や連合北海道幹部は先週末から、造反が懸念された山岡氏ら議員本人や支援者に電話し、「党の一本化」を呼びかけていた。ある道連幹部は「予想より造反者は抑えられた」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 造反の可能性があった山崎摩耶衆院議員(比例)は採決後、読売新聞の取材に対し、「議場でギリギリまで反対票を投じるか悩んだ。首相や岡田副総理など、手足がちぎれるほど電話があった。政権与党の組織人として賛成した」と胸の内を語った。

(2012年6月27日 読売新聞)

8625チバQ:2012/06/27(水) 21:34:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20120626-OYT8T01653.htm?from=popin
一体改革衆院可決 民主2氏、反対票




法案可決の様子を伝えるテレビを見守る民主党県連の鎌田代表(右)と上田幹事長  消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案は26日、衆院本会議で可決され、県選出の民主党議員2人はともに反対票を投じた。他党の県組織は「マニフェスト違反」などとして一様に解散・総選挙を要求。有権者は引き上げに理解を示す一方、政権与党の混乱ぶりには憤った様子だった。

 この日、民主党県連の事務所では鎌田聡代表と上田芳裕幹事長がテレビで採決の様子を見守った。松野頼久議員(熊本1区)、福嶋健一郎議員(同2区)が反対の青票を投じると、厳しい表情で「ああ」とため息を漏らした。

 両議員が離党すれば同党の衆院議員はゼロとなり、次期衆院選に向けて候補者擁立など選挙戦略の抜本的な見直しが迫られる。鎌田代表は「離党せず、とどまってほしい」と語った。

 自民党県連の前川收幹事長は、前回衆院選の民主党のマニフェストの責任者だった鳩山元首相と小沢一郎元代表が反対票を投じたことを挙げ、「(消費税の引き上げが)マニフェスト違反であることを示した。そのマニフェストで得た政権が維持されることはおかしい。解散、総選挙をすべきだ」と求めた。

 公明党県本部の城下広作幹事長も「政権与党が政党として破綻し、国民を欺いている。国民の信を問うべきだ」と迫った。

 一方、共産党県委員会の久保山啓介委員長は「民主党は、やると公約した後期高齢者医療制度の廃止などはやらず、やらないと公約した消費増税をやる。こんな悪質な公約違反はない。(民主、自民、公明)3党の密室談合で決めるやり方も断じて容認できない。国民がレッドカードを突きつけるしかない」と述べた。

(2012年6月27日 読売新聞)

8626チバQ:2012/06/27(水) 21:58:37
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120627-OYO1T00255.htm?from=top
広がる亀裂、地元「選挙戦えぬ」…消費増税採決
 消費税率引き上げ関連法案が衆院を通過した26日、本会議採決では、民主党議員が次々に、法案に反対する「青票」を投じ、大量造反となった。広がる党内の亀裂に、党地方組織から「このままでは次の衆院選を戦えない」と党分裂を懸念する声が上がった。

大量反対
 政権・党中枢を担う藤村官房長官(大阪7区)や樽床伸二幹事長代行(大阪12区)らのお膝元、同党大阪府連では、所属する衆院議員20人のうち7人が「青票組」に回った。

 こうした多くの造反に、府連副代表の中村哲之助府議は「党が決めたことに従えないなら離党すればいい」と険しい表情を見せた。

 小沢一郎元代表グループで、法案に反対した村上史好議員(大阪6区)は「投票は緊張したが、全部終わってすがすがしい気持ち」と話した。

 後援会幹部には「増税の前にやるべきことはある。政権交代の約束をほごにできない」と、法案に反対する考えを事前に伝えていた。除籍(除名)処分も覚悟しており、「党からはもう心が離れている。仲間と行動を共にしたい」と語った。

 同グループの萩原仁議員(大阪2区)は「地元で増税反対の声が大きかったから反対した」と言い、「離党すべきかどうかは今後、最善の策を探っていく」と述べ、党執行部の判断を見極める構えだ。

苦渋の決断
 「何とか法案に賛成してほしい」。本会議直前、梶原康弘議員(兵庫5区)の携帯電話に岡田副総理から連絡が入り、「消費増税はしないという国民との約束が守れなくなる」と伝えた。

 しかし、「党を割らないため」として反対には回らず、本会議を欠席した。

 小沢元代表と行動を共にしてきた奥村展三議員(滋賀4区)は賛成票を投じ、元代表とたもとを分かった。「一政治家としての判断。消費増税はいつかはやらないといけない。でも、党を分裂させないためにも処分はしないほうがいい」と苦渋の心境を語った。

 採決を棄権した玉置公良議員(比例近畿)は地盤とする和歌山3区が昨年9月、台風12号の豪雨被害を受けた。「今も生活に苦しむ被災者の大半が増税に反対している。賛成することはできない」と胸中を明かした。

「小沢氏、何をしたいのか」…地方組織
 地方組織からは、造反劇を主導した小沢元代表に厳しい声が飛んだ。

 和歌山県連幹事長の浦口高典県議は「事あるごとに駄々っ子のように反旗を翻す。何がしたいのかわからない」と批判。元代表の新党結成の動きについて、香川県連幹事長の村上豊県議が「仮に党を割ったとして、50人ぐらいでは何もできない」と突き放した。

 ただ、造反議員の処分を巡っては意見が割れる。

 岡山県連副代表の羽場頼三郎・岡山市議は「反対議員は除名してほしい。支援者から『政党の体をなしていない』と言われては、次の選挙は戦えない」と厳罰を求めたが、県選出議員から造反が出た広島県連幹事長の中原好治県議は「反対も賛成も、有権者の声を聞いて悩みながら決断したこと。一緒に頑張ってきた仲間であり、なるべく軽い処分を望む」と話した。

(2012年6月27日 読売新聞)

8627チバQ:2012/06/27(水) 22:00:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000273-mailo-l34
消費増税法案:衆院通過 県選出議員も造反 民主党分裂の様相 /広島
毎日新聞 6月27日(水)17時15分配信

 26日に衆議院で採決された消費増税法案を巡り、県選出の民主党議員からも「造反」が出た。法案に反対した小沢一郎元代表に近い菅川洋氏(比例中国)が反対、空本誠喜氏(4区)は棄権した。政権交代を果たした09年総選挙で、同党は県内5選挙区を制したが、分裂の様相を呈している。【植田憲尚、寺岡俊】
 3月末、消費増税法案の閣議決定に抗議する形で、党役職の辞表を提出した菅川氏。毎日新聞の取材に対し、選挙の際の公約違反などを造反の理由として挙げ、「国民のためにならないと判断した」と語った。一方で「党を割りたくない」と離党は否定し、「処分を受け入れる以外に道はない」と話した。
 棄権した空本氏は「将来的な消費増税は必要だが、デフレ脱却と景気回復が絶対条件。しかし審議は不十分」と事務所を通じてコメントした。
 このほか4人は賛成に回った。法案の提出者でもある県連代表の和田隆志氏(7区)は「議決を謙虚に受け止めている。反対された方々の主張は真摯(しんし)にくみ取り、参議院での審議や答弁に最大限生かす」とコメントした。財務政務官で、県連前代表の三谷光男氏(5区)は「担当政務官であり、賛成は当然のこと」と述べた。
 橋本博明氏(3区)は「まったなしの改革。難しい判断だったが、将来をおもんぱかって賛成した」。松本大輔氏(2区)は「まずは一歩前進。成立に向け引き続き頑張りたい」と事務所を通じてコメントした。
 ◇消費者も商売人も「苦しい」−−街の声
 消費税増税を巡っては、県内から懸念の声が相次いだ。
 呉市の薬局店の女性(62)は「仕入れ値に消費税がかかっても、小売価格に転嫁できない事情もある。数円から数十円の世界で競争しているわけだから、商売人にとっては負担だとよく理解してほしい」。中区の木村一之さん(72)は「今は年金だけで暮らしているので消費税が上がると生活が苦しい。食べ物も節約しなくてはいけなくなるだろう。お酒が好きだが、晩酌も1杯減らさないと……」と苦笑した。
 福山市の家電量販店「コジマNEW福山店」の店員、坂本将さん(39)は「エコポイント制度が終わった一昨年もガクンと売り上げが落ちた。今回の増税がどう影響するか不安」と表情を曇らせた。
 商品ごとに税率を変えたり、他の支出を減らすなどの取り組みを求める意見も。
 約20年前に韓国から来日した東区の女性(42)は「日本は物価が高いから負担。増税は仕方ないとしても、食品や乳幼児の養育に必要なものは低率にするなどすべきだ。もっと生活しやすい社会を作るよう努力を」。福山駅近くでたばこ店を経営する女性(73)は、たばこの値上げを心配する。これまで値上げの度に販売個数は減ったといい、「増税の必要も理解できるが、医療費や社会保障でのばらまきをやめるなど、支出も削減してほしい」と苦言を呈す。
 建物が課税対象となる不動産業界は、特に警戒を強めている。同市の「共栄不動産」社長、戸田洋次さん(65)は「単価が高いだけに税率増は影響が大きい。買い控えが起きる可能性も高く、何らかの特例措置が必要では」と話した。【稲生陽、豊田将志、吉村周平、中里顕】

6月27日朝刊

8628チバQ:2012/06/27(水) 22:02:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000221-mailo-l46
消費増税法案:衆院通過 3議員が賛成、1人反対−−県選出の民主党衆院議員 /鹿児島
毎日新聞 6月27日(水)15時37分配信

 税と社会保障の一体改革関連8法案の採決で、県選出の民主党衆院議員は消費増税法案に3人が賛成、1人が反対票を投じた。県連の青木寛幹事長は「統一した行動ができなかったことについて、県連内でしっかり総括をしなければいけない」と述べた。30日の常任幹事会で各議員からの説明を受ける。
 反対したのは県連代表も務める川内博史議員(鹿児島1区)。賛成は打越明司、皆吉稲生、網屋信介の各議員(いずれも比例九州)。
 川内議員は(1)消費税が3%から5%に上がった97年度以降も日本の借金は増え税収は減少傾向にある(2)デフレ下の増税は経済に混乱をもたらす(3)増税分の使途が不明確−−と消費増税に否定的な考えを示し、25日夜には「反対票を投じることになる」との考えを明らかにしていた。
 青木幹事長は「それぞれの信念に基づいての行動で、結果もそれぞれが負う。党本部の対応、世論の動向を見極めたうえで対応したい」と述べた。【山崎太郎】

6月27日朝刊

8629チバQ:2012/06/27(水) 22:03:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000002-mai-pol
<消費増税法案>政策と政局の間で…運命の一日
毎日新聞 6月27日(水)1時5分配信

 消費増税法案が衆院で可決された運命の一日。民主党内の賛否は大きく分かれ、57人が反対に回った。政策と政局の間で揺れた議員らの一日を追った。

 「おはようございます」。野田佳彦首相は26日午前8時11分、首相公邸を出ると、待ち受けていた記者団にあいさつ。「いよいよ採決ですが」との問いかけに無言でうなずくと、国会内で開かれる閣議へと向かった。

 一方、民主党の鳩山由紀夫元首相は午前9時25分、自宅前で記者団に法案への反対を改めて明言。「国民の期待を無にすることはできない」と硬い表情で語った。

 苦悩の色濃い民主党を横目に、自民党幹部は朝から上機嫌だった。午前8時50分、自宅前に集まった記者団に「いい天気だねえ」と声をかけると、両手の指でハサミの形を作り、民主党について「分裂、分裂。終わりの始まりだ。ホッホッホ」とおどけてみせた。

 民主党内では、採決直前まで悩む議員らも多かった。村井宗明氏は午前11時からの記者会見で反対から退席への態度変更を表明。「昨夜1時間、議員会館の部屋で岡田克也副総理に政府(の物品)調達(の見直し)をきちんとやる、と言われた」と理由を説明。福田衣里子氏は「自分の性格として棄権はいやだ。政局になっていることに抗議の意味も込めて反対票を投じる」と棄権から反対に態度を変更した。

 衆院本会議で最初に記名採決になった社会保障制度改革推進法案。午後2時41分に小沢一郎元代表が反対の青票を投じた。菅内閣不信任決議案に賛成し民主党を除籍された新党大地・真民主の松木謙公代表代行が「イヨッ」とかけ声。場内から拍手も起こった。

 3回目の記名採決は消費増税法案。午後3時20分、小沢元代表は投票前に青票を見つめ、職員に渡すと小さくうなずき笑みを浮かべた。投票の最後尾には松崎哲久、岡島一正、樋高剛、小泉俊明、中津川博郷、鈴木克昌各氏ら反対派の面々が並んだ。反対票が積み上がり、会場からは「オーッ」というどよめきが起こる。

 職員らが票数を数える間、野党席からは「賛成したのに何だ、これは」「けじめをつけろ」など造反へのやじが飛び交った。

 採決後、記者団が造反議員を次々に取り囲んだ。山田正彦氏は「新党も一つの選択肢だ」と言明したが、すぐに離党届は出さない。畑浩治氏は「最善の策は民主党を立て直すこと。次の話は小沢先生とともに歩みたい」と小沢元代表に判断を委ねる考えを示唆した。

 東日本大震災を反対の理由にした議員も多い。石山敬貴氏(宮城4区)は「被災地選出議員として行動した。県民も分かってくれると思う」としつつ「小沢グループの方々とは一線を画している」と強調した。

 一方、本会議終了後の午後3時半、国会内でフジテレビの中継に応じた民主党の渡部恒三最高顧問は「若い議員が選挙目当てで行動するなら別だが、党代表や首相までした人。党が決めたことは、従うのが党人政治家の常識だ」と反対票を投じた鳩山氏を批判。目の前で次の出番を待っていた鳩山氏は、目を伏せ横を向いた。

 その20分後、法案可決のお礼に国会内の自民党控室を訪れた野田首相。谷垣禎一総裁は「ご苦労様でした」とねぎらう一方で「厳しい結果だったが、参院の審議前に、態勢をきちんと立て直されることを期待します」と、事実上の分裂状態に陥った民主党を当てこすった。

 自民党の閣僚経験者は「いやあ、面白いことになってきた。欠席を含めて70というのは非常に重い結果だ。参院に行けば、もっと厳しくやっていく」と、今後の攻勢に気合を入れた。首相にとって、今後も内憂外患の政権運営が続く。

8630チバQ:2012/06/27(水) 22:07:22
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001206270002
府選出の民主衆院議員 5人賛成 1人反対
2012年06月27日
     消費増税

 消費増税法案への賛否をめぐり、京都選出の民主党議員も態度が分かれた。政調会長の前原誠司氏(2区)ら5人が賛成、原発再稼働を批判して離党の意向を表明している平智之氏(1区)のみ反対した。


 可決後、民主党府連会長の山井和則氏(6区)は「高齢化社会の医療・介護を充実させるため消費増税はやむを得ない」と賛成の理由を語った。野党との折衝にあたり、「今回合意しないと社会保障を切り下げざるを得ないという認識を与野党が共有した」。反対した議員の取り扱いは「総理と幹事長が考える問題」と述べるにとどまった。


 賛成した泉健太氏(3区)は「大変重要な法案」と指摘。反対した議員については「何らかの処分は避けられないと思う」。小原舞氏(比例近畿)も増税を支持。与野党合意を決断した谷垣禎一・自民党総裁と同じ5区で争う身だが、「かねてから財源が必要と言われ、信念でやられたことだと思う」と評価した。


 一方、反対の平氏は「政策的な意思を貫いた」と説明。大量造反の旗を振った小沢一郎元代表のグループとの連携は「現時点では考えていない」と話した。

8631チバQ:2012/06/27(水) 22:15:07
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206270001
小沢氏はどこへ 一連の動き、賛否割れる
2012年06月27日

 オザワはどこへ向かうのか――。消費増税関連法案が衆院で可決された26日、法案に反対した小沢一郎民主党県連代表や県連所属の衆院議員はただちに離党はせず、党内での再浮上に望みをかけた。一連の動きに県内の有権者や首長の賛否は割れた。ただ、増税が現実味を増し、これから復興が本格化する被災地では不安が募った。


 26日午後にあった消費増税関連法案の衆院採決で、民主党県連所属の衆院議員5人のうち階猛氏(1区)、畑浩治氏(2区)、小沢一郎氏(4区)、菊池長右エ門氏(比例東北)の4人は反対票を投じた。黄川田徹氏(3区)は棄権し、対応が微妙に分かれた。


 本会議の討論を聞いてから議場を後にした黄川田氏は「消費増税法案には様々な課題がある。国会議員自ら身を切る姿勢を示していないし、被災地の復興を考えると税を上げるタイミングではない」とした上で、「総務副大臣として法案づくりに関わった。副大臣を辞めたから反対というわけにはいかない」と棄権の理由を説明した。


 採決後、午後4時過ぎから議員会館で小沢グループの会合があり、小沢氏のほか階、畑、菊池の3氏が出席した。階氏は反対票を投じたことについて「予定通りです」と淡々と話した。今後については「処分されたらしょうがないが、そうでなければなるべく党に残った方がいい」と話し、足早に会議室に入った。


 会合で小沢氏は離党や新党結成には触れず「民主党の中で最善の道を追求していく」と訴えたという。小沢氏に離党届を預けている畑氏は会合後「民主党が目覚めるのが最善だと私は言ってきた。そういう思いから今回はこういう戦いができた。参院に法案が行くが、民主党を立て直す戦いをもう一度やってほしい」と期待を込めた。


 菊池氏も離党届を小沢氏に預けており「被災地ではようやく復興が緒についてきたところ。風邪から治りかけた病人の布団をはがして水をかけるようなものだ」と増税を痛烈に批判。小沢氏のこの日の判断を「一呼吸置くことも必要」と評価しつつ「こうなったら親分を信頼してついて行くしかない」と語った。

8632チバQ:2012/06/27(水) 22:15:28



 被災地の首長の反応も様々だ。ただ、賛否を離れ「復興の邪魔をしないでほしい」で一致している。


 戸田公明・大船渡市長は「国全体を見ればようやく第一歩を踏み出した」と法案通過を評価し、民主党離党を模索する動きについて「どちらにしても引き続き地元の意見を中央に届けてほしい」と話した。


 野田武則・釜石市長は「復興を考えれば消費増税の議論自体が好ましくない。日本の最大の危機に別方向に議論が向いている」。「反対した議員は我々の思いを国政に伝えている。政界再編に動くのは当然で国民に信を問うべきだ」と述べた。


 山本正徳・宮古市長は「財政事情で増税は避けて通れないが時期が悪い」。せめて税率を上げる2年後まで震災復興に全力を挙げてほしいと話す。困るのは政局の混乱。「被災地は一つになって頑張っている。総選挙になっててんでに議論したら、みんなの気持ちがぐちゃぐちゃになる」。選挙事務に役所の人手を取られるのも痛い。「全国から応援をもらっているのにマンパワーが割かれる。たまらん」


 山内隆文・久慈市長は「消費税は安定財源として期待できるが逆進性をどうするのか。しっかり議論して必要な制度設計を早く示してほしい」と注文した。


 大槌町の碇川豊町長は「生活困窮の被災者への増税は受け入れがたい」と反対だ。政局には関心がない。小沢一郎氏の動向について「影響力を感じたこともないし、興味がない」。さらに「民主党が分裂状態になったって、どうでもいい。そんな暇があれば成長戦略の政策でしのぎを削ってほしい」。





 釜石市平田の尾崎白浜で今春から雑貨店を開いた佐々木真理子さん(65)はため息をついた。「商売を始めたばかりで見通しがつかない。コンビニやスーパーのように次々と客が来るわけでないのに増税では。昔は貧乏でも楽しかったけどこれからは生き地獄だね」


 大船渡市末崎町の漁師小松陽市さん(70)は「復興が始まったばかりなのに、消費税を上げてどうするのか」と憤る。津波で漁船を失い、海に出られない。地域の漁船は6割ほどしか戻っておらず、漁に出るめどが立たない仲間は多い。「財政難はわかるが消費税が10%になったらとても船なんて買えない」


 「被災地のため、復興のため、という言葉が最後まで聞こえなかった」。陸前高田市竹駒町の仮設住宅で暮らす主婦残間雪子さん(71)は「被災者は置き去りにされた」と感じた。1月、仮設住宅を訪れた小沢元代表の集会に参加した。野田政権への批判が続いたが「消費税とか社会保障の話なんて何もなくて」と振り返る。


 山田町で外装業と飲食店を営む斉藤秀喜さん(54)は「被災地は国民の税金で助けてもらっている。増税に我々が文句を言う立場じゃない」と話すが、増税の時期に疑問がある。「何も復興が始まっていない。そしてこの不景気。壊し屋というけど、いまは小沢さんが言うことがもっともだ」


 大槌町吉里吉里の仮設住宅に住む大工川原繁夫さん(67)は「建築資材も土地も上がっている。消費税まで上がったら被災地の家が再建できなくなるよ」とあきれ顔だ。自宅を修理しながら頼まれた家の建て直しを手伝っている。「請負金額を上げないようにすると、経費がかさみ、労賃が減る。自分の家を直すことに専念しようかと思うが、稼がないと収入がない」


 盛岡市中心部でレストランの店長を務める菅原和真さん(36)は「家計が厳しくなると外食の機会が減る。先のこととはいえ増税は痛い」と顔を曇らせた。


 同市の山田京子さん(45)は家計の足しにと昨年パートを始めた。長時間の立ち仕事と慣れない接客で体調を崩したこともあった。「いずれ上がるだろうとあきらめていた。上げた分だけは医療や福祉の保障をちゃんとしてほしい」

8633チバQ:2012/06/27(水) 22:17:26
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001206270005
消費増税可決 民主議員3人反対
2012年06月27日

 消費増税関連法案が民主党の分裂含みで可決された26日の衆院本会議で、県関係の民主党衆院議員9人のうち、3人が反対票を投じた。ただ、離党と新党の設立を模索していた小沢一郎元代表に同調するのは1人にとどまる見通し。政局流動化の可能性を抱えたまま、消費増税法案は論戦の舞台を参院に移す。


 党の決定に反して増税法案に反対したのは、1区選出の福島伸享、3区選出の小泉俊明、比例単独の石井章の3氏。福島氏は先週の時点で「法案の内容が当初から大幅に変わり、骨抜きになっている」と批判。小泉氏も「前回総選挙で民主党は消費税を上げると一言も言っていない」と反対する意向を示していた。


 福島氏は26日の法案採決後、「昨日も桜川市の150軒をまわって意見を聴いたが、反対の声が圧倒的に多かった。社会保障の全体像が明示されていない状態で法案に賛成はできない」と、反対した理由を改めて説明。離党は考えていないという。


 小泉氏は採決後の取材に対し、党全体で57人が反対したことに触れ、「これだけの数の反対票が投じられたことを執行部は重く受け止めるべきだ」と主張。「懲罰として『除名』と言われれば党を出ざるを得ないが、自分から離れるつもりはない」と、離党する考えはないことを示した。


 そうしたなか、先週の時点では離党の可能性も示唆していた石井氏は、衆院本会議後の小沢グループの会合に出席し、今後の対応を小沢氏に一任したという。石井氏は、小沢氏を支える1期生グループ「北辰会」代表世話人。取材に対し、「輿石幹事長は厳しい処分をしないと言っている。すぐにでも離党するというのではなく、今後の流れを見て考える。まずは(地盤のある)取手市周辺をまわり、皆さんに説明する」と語った。


 事前の取材に、「消費増税の強行は許せない」と語っていた比例選出の柳田和己氏は、棄権した。「これまでお世話になった党の先輩議員や支持団体の方々の考えに反対して離党することはできない。党に残り、中から改革することにした」と、苦しい胸の内を明かした。


 6区選出の大泉博子氏は「党が壊れることは避けるべきだと思った」といい、賛成票を投じた。4区が地盤で、同じく賛成した高野守氏は採決後、「医療や年金の財源を確保するためにも、消費増税はやむを得ない」と述べた。


 3党合意の一翼を担った自民、公明両党の県内関係者はどう受け止めたのか。自民党県連の西条昌良幹事長は「民主党内の混乱に振り回される事態に一日も早く終止符を打つためにも、解散して国民に信を問うべきだ」と指摘。公明党県本部の井手義弘代表代行は「3党合意は各党内がまとまっているのが前提。民主党からこんなに反対者が出るなんて、政党人として考えられない」と批判した。(松井望美、羽場正浩)

8634チバQ:2012/06/27(水) 22:18:31
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001206270003
2議員は離党も覚悟 消費増税法案採決
2012年06月27日


消費増税関連法案に反対票を投じる議員に拍手を送る横山北斗衆院議員(左)。法案賛成の田名部匡代・県連代表は拍手をしなかった=衆院

 衆院本会議で26日可決された消費増税関連法案で、県選出の民主党衆院議員4人のうち、小沢グループの横山北斗前県連代表と中野渡詔子氏が全法案に反対した。離党の覚悟も語る2氏に、法案に賛成した田名部匡代県連代表と津島恭一氏は「残念」「仕方ない」と語っただけ。民主党がさらに混迷を深めた1日を追った。


 26日正午すぎ、衆院議員会館の地下会議室で法案反対派の会合が開かれた。小沢一郎・元党代表が「正義は自分たちにある」と鼓舞すると、出席していた中野渡氏や横山氏らは拍手で盛り上げた。


 中野渡氏は、午後1時の本会議前にあった党本部の会合には「執行部の話を聞いても無駄」と出席せず、「自分が離党するかしないは、党執行部の処分次第で決める」と話した。


 この日は、2009年の国会初登庁時と同じ真っ赤なジャケット姿。「テレビ中継で目立つし、支持者に意気込みを見てもらいたい」。この3年を「めまぐるしく終わってしまった」と振り返り、次期衆院選への対応には「民主党だからと手伝ってくれた人もいる。離党すると選挙スタッフの一新が必要で、準備はまだまだ」と答えた。


 横山氏は午後2時に議場に入った。本会議が始まってすでに1時間がたっていた。真後ろの席の田名部県連代表とは、簡単なあいさつを交わしただけ。ほとんど身動きせず、硬い表情で前を見つめ続けた。


 田名部県連代表は「財政は厳しいが、将来の子どものためにも持続可能な社会保障が必要だ」、津島氏は「国土交通政務官として道路や災害対策などの仕事を今後も頑張りたい」と全法案の採決に賛成した。


 両氏は「消費税はすぐ上がるわけではない。景気条項があり、党内にいてこそ、増税時期をチェックできる」と語る。


 一方の横山氏は「景気条項があっても時の政権が自由に増税できる。『チェックできる』なんて増税派のウソ」と怒りをあらわにした。「民主党にお世話になりました。どうぞ除籍して頂きたい」と党執行部を挑発する発言まで出た。


 本会議終了後、小沢グループの会合があった。小沢元代表は離党や新党の話題には触れず、「今日の採決を見て執行部が考え直し、民主党が正しい方向に進んでくれればいい」と党内に残る可能性を示唆したという。


 それでも横山氏は「民主党が消費増税をやめない限り党を出る」とかたくなだ。「ここ2、3日で動くことは難しい。(数がものを言う)議会制民主主義でもあり、ある程度まとまった人数で行動したい」と話す。
(別宮潤一)

8635チバQ:2012/06/27(水) 22:19:33
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001206270004
消費税1)民主県選出議員、反対1・棄権2
2012年06月27日
   消費税率を2014年4月に8%、1年半後の15年10月に10%に引き上げる消費増税関連法案が26日、衆院本会議で賛成多数で可決された。県内選出の民主党衆院議員は1人が反対したほか、2人が棄権した。離党の動きを見せる造反議員を、賛成票を投じた議員が批判するなど、民主党県連も事実上の分裂状態に陥った。



■与党は混乱


 福田昭夫氏(栃木2区)は開会後の討論が終わった後、本会議場を後にした。朝日新聞の取材に対して福田氏は、離党の意思を否定したうえで「法案には賛成できなかったが、党は割りたくなかった。まだ立て直す機会はあると判断した」と話した。しかし、採決の前に、総務政務官を辞任した。


 「TPP(環太平洋経済連携協定)への事前協議表明や原子力発電所の再稼働、デフレ下での大型増税など野田政権のやることはすべて拙速すぎる。これ以上支えることができない」


 石森久嗣氏(同1区)も採決前に本会議場の外に出た。25日の代議士会では「どこかで自分が反対票を投じたという(両院議員総会の)機会をつくってほしい。そこで(多数決で)賛成だったら、みんなで一致団結で賛成しましょうよ」と党内の融和を訴えていた。秘書によると、離党はしない意向という。


 小沢一郎元代表に近く、県選出の党衆院議員でただ一人、反対票を投じた山岡賢次氏(同4区)は採決後、党副代表を辞任する意向を示した。小沢氏は採決後の記者会見で「近いうちに決断しなければならないと思う」と離党を示唆する発言をしており、山岡氏も同調すると予想される。


 賛成票を投じた玉木朝子氏(比例北関東)は取材に対し、「社会保障の安定財源を確保するための突破口が見つかった。野田首相は今ある社会保障制度を守るために憎まれ役となることを決断し、私も首相を支持する決断をした」と説明した。


 同じく賛成した富岡芳忠氏(同)も取材に応じ、「国会議員としての役割を放棄し、かつ総理が命がけでやるといった法案に賛成しないのは政党の一員としておかしい。党内に残っても目指すべき政治ができない」と、党執行部に反対や棄権した議員への厳しい処分を求めた。


 ■野党は攻勢


 法案の賛成に回った自民党の茂木敏充氏(栃木5区)は「自民党の主張を全面的に反映させる形で修正合意し、可決されたことは『決められる政治』に向けて大きな前進。参院で審議を進めた上で、早急な衆院解散・総選挙により国民の信を問うよう求めたい」。民主党内の造反の動きに「政権運営能力の限界が明らかになった。民主党執行部は造反者に厳しい処分で臨むべきだし、考え方が異なる政治家は別の政党に別れて行動するのが筋」とコメントした。


 反対票を投じたみんなの党の渡辺喜美氏(同3区)は「国民に約束していない増税法案が圧倒的多数で可決され、日本政治史の一大汚点をつくった。民主党が第2自民党になりはて、戦前の大政翼賛体制以上のおぞましい結果になった」と指摘。「造反議員が思ったより少ない。うそつき増税の採決なのに、国会議員が全国民の代表であることを忘れているのではないか」と述べた。

8636チバQ:2012/06/27(水) 22:20:41
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001206270002
消費増税法案衆院で可決、民主対応割れる
2012年06月27日


民主党の同僚議員と会見し、採決を棄権した理由を説明する宮崎岳志氏(右)=衆院第2議員会館

 衆院で可決された消費増税関連法案をめぐり、県関係の民主党衆院議員5人の対応も反対、棄権、賛成の三つに割れた。苦渋の選択を強調する声も出た。自民党内にも民主、自民、公明の3党合意への不満の声はあったが、3人全員が賛成票を投じた。党議拘束への対応で、両党の違いが際だった形だ。


 「消費税法案には苦渋の選択、ぎりぎりのところで退席とさせていただいた。党の処分があるかもしれないが、応援をお願いしたい」。採決を棄権した民主党の宮崎岳志氏(群馬1区)は採決後、国会見学の支持者ら約50人に自ら説明した。頭を下げると、支持者らは拍手で励ました。


 党の議決機関の両院議員総会の開催を執行部に働きかけたが、受け入れられなかった。「党内手続きに問題があった」と訴え、反対・棄権に回った中間派の仲間たちとともに、採決の前と後に記者会見した。


 「景気を冷え込ませる消費増税には全く納得できない。しかし、首相指名で野田氏に1票を投じた身として、反対にはちゅうちょせざるを得なかった」と話し、「もう一度再結集できる民主党をつくりたい。党を分裂させないことに全力を尽くす」と強調。離党の可能性は否定した。


 小沢グループの一人、三宅雪子氏(比例北関東)は反対票を投じた。可決後は「自分の役割はきちんと果たした。国民目線の政治をする仲間と行動していく」と述べ、小沢一郎元代表と行動をともにすることを示唆した。しかし、離党については、「まだ参院の採決がある。党執行部の今後の対応をみて決める」と明言を避けた。


 週末は地元に戻り、JR高崎駅前で3日間続けて街頭演説し、法案への反対を訴えた。のぼりには「増税の前にやることがある」。「国民との約束を第一に」と書いたチラシも配った。「この1年間で最も反応がいい」と三宅氏。25日には「ニコニコ動画」のネット生放送に出演し、党執行部を痛烈に批判もした。


 宮崎氏と同様に棄権した石関貴史氏(群馬2区)は「前回の総選挙の公約から簡単に変節するわけにはいかない」などと理由を説明するコメントを出した。


 柿沼正明氏(群馬3区)と桑原功氏(比例北関東)は賛成した。柿沼氏は「増え続ける社会保障費の安定財源の確保には消費税増税が必要。党内手続きにも問題はない」。桑原氏は「増税は心苦しいが、長い間、議論を重ね、与党の一員として決断した」と話した。


 一方、自民党の福田康夫(群馬4区)、小渕優子(群馬5区)、佐田玄一郎(比例北関東)の3氏は、いずれも賛成票を投じた。佐田氏は「民主党の社会保障政策はバラマキ。本来はそれを撤回してから増税の話をすべきだ」と持論を話していたが、最終的には党議拘束に従った。


 民主党を離党して無所属の中島政希氏(比例北関東)は「八ツ場ダムの建設を中止する本格的な行政改革を抜きにした増税は許されない」と反対票を投じた。(長屋護、金井信義)

8637チバQ:2012/06/27(水) 22:21:15
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001206270002
小沢鋭氏棄権、他2氏賛成
2012年06月27日

   ■県内も意見分かれる


 衆院を通過したものの、小沢一郎元代表を中心に大量の造反議員を出した消費増税法案の採決。県選出の衆院議員では、小沢鋭仁議員(山梨1区)が「公約に違反する」として棄権。他の2人は賛成した。有権者からは国民生活からかけ離れた「政局」に、うんざりする声も聞かれた。


   ◇民主国会議員


 本会議に出席しながらも消費増税法案の採決直前に議場を退出した小沢議員。棄権した理由について「前回の選挙で『増税はしない』と掲げて戦ってきた身として、大手を振って賛成できない」と説明した。離党を検討している小沢元代表への同調については「政治手法も異なり、そのつもりはない」と否定した。


 今回の「造反」により、次期衆院選での党公認が得られない可能性もある。小沢氏は「(処分は)甘んじて受ける」と述べ、公認がなくても次期衆院選に立候補する意向を示した。


 一方、内閣府副大臣として法案成立に腐心してきた後藤斎衆院議員(山梨3区)は、大量造反に対し「残念なこと」と語った。「国の根幹に関わる法案で政治的な重要性がある」として、造反者に厳しい処分が出る可能性を示した。


 前回の衆院選で「小沢チルドレン」として初当選し、小沢グループに所属する坂口岳
洋議員(山梨2区)は賛成票を投じた。「景気条項など納得できる条件が盛り込まれた」として、グループの動きには同調しなかった。前夜までグループ内の議員を説得に回ったという。「今求められているのは政局じゃない」と強調し、小沢元代表の行動にも疑問を投げかけた。


 民主党は分裂し、造反議員らの今後の動向に注目が集まる。法案に反対している米長晴信参院議員(山梨選挙区)は「3党合意で中身がずたずたになった法案を、参院でもう一度修正していく仕事がある」と述べ、現時点では「離党ありき」ではないことを強調する。だが、法案が修正されないまま採決になった場合は「除名覚悟で反対する」と明言した。


   ◇有権者の声


 甲府市でペレットストーブを販売する笹本貴之さん(40)は「損益ギリギリのところで企業経営する身としては、税率アップは痛手だ」。小沢一郎元代表の言動を支持するつもりはないというが、「マニフェストを根幹から変えた増税が許される道理はない」。


 台風4号の影響で、畑に残ったスモモの選別出荷作業をしている笛吹市の岩沢久貴さん(76)も「小沢(一郎)さんが消費増税に反対なのは当然」と話す。「増税で値上がりしたら農家は食べていけない」。台風で大きな枝が玄関前の車と家を直撃した。例年なら軽トラックで畑を何往復もするのに、今は実を一つひとつ取り、一日かけても荷台はうまらない。


 都留文科大大学院修士課程で米文学を学ぶ平塚俊茂さん(24)は週4日のアルバイトで生活費を賄っている。それでも消費増税に対しては「次の世代への借金はこれ以上増やせない」。今の政治家は教育への関心が低いとみており、「(学生は)見えないところで圧迫される」と感じる。「未来への投資といえる教育にかける予算が減ると、国の存続が危うくなるのでは」


 富士川町の主婦土橋久江さん(76)は、テレビの国会中継をじっと見つめた。消費増税について「やむを得ない」という。「以前は、景気に影響しそうで賛成しかねた。しかし、ギリシャのように財政破綻(はたん)したら困ると思い直した」


 峡南地域は、医師不足から救急体制の危機が指摘される。「周りも『高齢になると、いざというときが心配』とよく口にします。上げるなら、しっかりと社会保障の面に使ってほしい」

8638チバQ:2012/06/27(水) 22:22:41
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001206270003
造反 評価と戸惑い
2012年06月27日


反対票を投じた後、取材陣の質問に答える山田正彦元農水相=国会内


棄権から反対に転じた理由を記者会見で説明する福田衣里子氏=衆院第2議員会館

◎「支持継続」「選挙は」


 消費増税関連法案の採決で26日、県選出の民主党衆院議員は福田衣里子(長崎2区)、山田正彦(同3区)の2氏が反対票を投じた。福田氏は当初の「棄権」から反対に転じた。分裂が深刻になり、党県連内では次期総選挙に向けて戸惑う声があがった。


 「有権者からいただいた1議席、1票を大事にしなければと(反対の)青票を投じた」


 法案採決後、政局とは一線を画して反対・棄権したという6人の衆院議員が開いた合同会見で、福田氏は棄権から反対に転じた理由を説明した。もともと法案には反対だったという。


 福田氏は会見後の取材に「弱い立場の人のための1票なのに、金持ちには負担を強いず、弱者対策もせず、でも時間がないからもう採決しましょうという法案には賛成できなかった」と理解を求めた。


 一方で、自らの離党や新党への参加、内閣不信任案が提出された際の賛成など、党の分裂につながる行動は否定。「私たちは政策で反対した。政局に持ち込みたいという思いは一切ない」と強調した。


 福田氏の地元では、驚きとともに反対に転じたことを評価する声があがった。


 諫早市にある福田氏の事務所には、福田氏が反対票を投じる姿がテレビ中継された直後から、支持者らの電話が相次いだ。「態度を鮮明にしてよかった」「これからも支持します」と、ほとんどが好意的だったという。


 前週末に地元入りした際は報道陣に棄権の意向を表明。消費増税法案には反対だが、反対票を投じて党分裂につながるのは避けたいと説明していた。それが報道されると、事務所には電話やメールで「棄権では一票が無駄になる」といった声が寄せられていた。


 山田正彦元農水相も事前に宣言していた通り反対票を投じた。離党、新党結成については「ありうるかもしれません。一つの選択肢。これからみんなと相談しながら決めていきたい」と語り、否定しなかった。


 党選挙対策委員長で、自身は賛成票を投じた高木義明氏(長崎1区)は「それぞれの思いで決めたんだろうからね……」と話した。県内の選挙区選出の衆院議員4人うち2人が反対票を投じたことについて、党県連幹事長の渡辺敏勝県議は「党がどういう処分をするのか分からず、今はコメントする立場にない」としつつも、「次の衆院選は民主党は厳しい戦いになる」と危機感をあらわにした。(江崎憲一、斎藤靖史)

8639チバQ:2012/06/27(水) 22:23:51
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001206270004
「ウソつけぬ」「ビジョンない」
2012年06月27日


報道陣の取材に答える笠原多見子衆院議員=東京都千代田区の国会議事堂

◆消費増税法案可決 民主2議員「造反」 
 衆院で26日可決された消費増税法案。採決では、県内に地盤を置く民主党衆院議員7人のうち、笠原多見子氏と橋本勉氏の2人(いずれも比例東海)が反対票を投じた。民主党は分裂含みで、肝心な社会保障改革は棚上げ。県内からは、国政の混乱ぶりを心配する声があがった。


◆「責任ある態勢づくりを」賛成議員
 「民主党なら変われると支持者に訴えたことがウソになってしまう」。反対票を投じた笠原氏は採決後、語気を強めた。「マニフェスト(政権公約)でうたっていないなら、国民と約束をしていないということ。覚悟を決めて投票した」
 採決後には、小沢一郎元代表らとの会合にも出席。「党から処分があれば甘んじて受ける。仲間と自分たちの考えを実現するためにどう行動するか、週末に地元に帰って考えたい」と話した。
 橋本氏は「安定財源を得るためビジョンが、野田首相のなかに見えなかった」と反対に回った。「税率を上げても、税収は減る。今やるべきは景気対策」との持論を述べた。
 一方、「身を切る改革をしないと国民に説明できない」と直前まで態度を保留していた今井雅人衆院議員(比例東海)。「定数削減(の実現)について、自分なりに感触をつかめた」と賛成に回った。ただ、多くの反対者が出た展開については、「もうちょっと、やりようがあったのではないか」とこぼした。
 反対議員への厳しい意見も。賛成した阿知波吉信衆院議員(岐阜5区)は「総理が政治生命をかけた法案に反対したのは、事実上の不信任にあたる。統制がとれ、責任ある活動ができるための態勢づくりを重んじるべきだ」と厳罰を求めた。
 民主党県連幹事長の渡辺嘉山県議は、可決について「政府与党として、日本のことを考えての決断。選挙は厳しくなるかもしれないが、歴史は必ず評価してくれる」と話した。
 反対票を投じた2人については「影響を受ける方への軽減策を考えることができたはず。反対だけするのはいかがなことか」と批判した。


◆今の財政ではやむを得ず…自民/低所得者対策、具体的に…公明
 可決について、県内の野党幹部は懸念や課題を示した。
 自民党県連の猫田孝幹事長は消費増税について「自民党が言ってきたこと。今の国家財政ではやむを得ない」。民主党の対応については「マニフェスト破りの最たるもの。こういうことが続けば政治不信が起こる」と話した。
 公明党県本部の岩花正樹代表は「税率を上げることには県民の厳しい見方がある。社会保障の形や軽減税率など低所得者への対策を具体的に決めて欲しい」と注文をつけた。
 共産党の大須賀志津香県議は採決について「国民そっちのけ。ますます政治への信頼をなくしてしまう」と話した。
    ◇
 古田肇知事は26日、「国民全体で幅広く負担をする消費税を社会保障の安定財源とすることは重要な取り組み」と評価する一方、「社会保障改革についての十分な議論や、徹底した歳出削減や行政改革が行われたのか、大いに疑問がある」と指摘するコメントを出した。(塩入彩、増田勇介)


◆子育ての財源安心/商店街の客減る/親分についていっただけ…市民の声は
 岐阜市内で市民の声を聞いた。
 2歳の娘と柳ケ瀬の商店街を歩いていた岐阜市の美容師藤井莉子さん(31)は「本音は嫌だけれど、これから子育てをしていくのにも、財源がきちんとあったほうが安心する」と話した。
 一方、商店街で20年近く靴屋を営む女性(60)は「柳ケ瀬は今が一番客が少ない。増税でもっと人が減るのではと心配している」と反対した。
 民主党で57人の造反議員が出たことについて、藤井さんは「日本の政治はけんかが絶えない。与党ならまとまって政治をしてほしい」。岐阜市の無職松野久夫さん(80)は「若い議員は、政策どうこうではなく、小沢(一郎)さんが親分だからくっついていっただけだろう」と批判した。(田嶋慶彦)

8640チバQ:2012/06/27(水) 22:25:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000118-mailo-l12
税と社会保障:一体改革法案、衆院通過 民主4人が反対票 きづな3人、勢い増す反増税派 /千葉
毎日新聞 6月27日(水)12時18分配信

 消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案の衆院本会議採決で、県内を地盤とする民主党議員でも、小沢一郎元代表に近いとされる4人が反対票を投じ、造反した。昨年12月に離党した新党きづなの3人に続き、法案成立に「政治生命をかける」とした野田佳彦首相(千葉4区)のおひざ元で反増税派の勢いが増した形。造反組の新党が結成されれば、県内の政治地図にも大きな影響を与えそうだ。【田中裕之、斎川瞳】
 ◇県内政治地図に影響も
 「同じ千葉出身の野田首相を支えたい気持ちはあったが、具体的な社会保障政策や行財政改革を棚上げしたままの増税は支持できない。党の処分も覚悟の上の行動だ」。採決で反対票を投じた千葉11区を地盤とする金子健一議員(比例南関東ブロック)は採決で反対票を投じた後も憤りを隠さなかった。
 造反した県内を地盤とする議員は、金子議員のほか、岡島一正議員(千葉3区)、黒田雄議員(千葉2区)、水野智彦議員(比例南関東ブロック)の計4人。昨年12月に民主党を離党した新党きづなの内山晃代表(千葉7区)ら3人も反対に回り、県関係の衆院議員21人のうち3分の1の7人が反増税色を鮮明にした。
 民主党で反対した4人は小沢元代表らと集団離党が取りざたされており、「先発離党組」の内山代表は採決後の記者会見で「仮に新党が結成されるなら、同一歩調を取りたい」と早速、秋波を送った。造反議員の中でも、離党については「仲間と相談して決めたい」(黒田議員)と保留する議員が多いが、内山代表は「反増税」を旗印に勢力を結集し、次期衆院選で増税を争点化し、少数政党として埋没するのを防ぎたい考えだ。
 こうした状況に、法案に賛成することで民主党と合意した自民、公明の県内関係者は警戒を強める。公明党県本部の藤井弘之幹事長は「これから増税に対する有権者の反発は大きくなる」と苦戦を予測。自民党県連の酒井茂英幹事長は「民主党が割れれば総選挙が早くなる」と早期解散の可能性が高まっているという認識を示した。
 一方、事実上、分裂状態になった民主党県連の田中信行幹事長は「(集団離党という)次のことが起こらなければ特に対応はない」と述べるにとどまり、造反者の今後の動きを注視する構えだ。
 だが、政権与党を分裂させる行動には党内外から批判は根強い。黒田議員は「地元の支援者からは、(民主党として)一つにまとまってやってくれという声もあった」と明かす。民主党を支援する連合千葉の黒河悟会長は「党が一つになれなかったのは残念だが、個々の政治家の判断なので良い悪いとは言えない」と複雑な心境を語る。
 採決で賛成した田嶋要・民主党県連代表(千葉1区)は「増税の前にやるべきことがあるとの主張は正しいが、次世代にツケを回し続けては日本はもたない」と強調。「有権者に増税の必要性を理解してもらえるよう、丁寧に説明し続けたい」と野田首相を支え続ける考えだ。
 ◇知事、総選挙で安定政権を 千葉市長「造反は離党すべきだ」
 一体改革関連法案が可決される一方、与党・民主党の事実上の分裂を招いたことについて、県内からも発言が相次いだ。
 森田健作知事は「新党ができるいい機会だ。(総選挙を)ぜひ、やってもらいたい。国民も私たち地方も困っている。早く安定していただきたい」と述べ、安定政権に向けた政界再編への期待感を示した。
 千葉市の熊谷俊人市長は可決したことについて「今後の財政運営に大きな影響を与える法案について一つの方向性が出たことはいいこと。野田総理に心から敬意を表したい」と歓迎。大量造反については「造反行動をとった人たちが党内にとどまったままであれば、国民のほとんどの人が理解できない」と述べ、造反議員は離党すべきだとの考えを示した。
 県経済同友会の佐久間英利代表幹事は「多額の債務を抱える我が国の現状を考えると、財政再建に向けた段階的な消費税率引き上げはやむを得ない選択であり、首相が問題を先送りせず、法案可決を実現したことは高く評価できる。今後は、社会保障改革や成長戦略実現に向けた政治のリーダーシップに期待する」とのコメントを出した。【斎川瞳、荻野公一】
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8641チバQ:2012/06/27(水) 23:06:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120627/CK2012062702000109.html
民主議員 「党反省見たい」「苦渋の決断」… 「消費増税」衆院通過
2012年6月27日

消費税増税法案の記名投票採決が行われた衆院本会議=国会で


 民主党内に大きな禍根を残した。衆院で二十六日、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案が可決された。永田町を覆う波乱含みの空気。都内の民主党議員はこの採決をどう受け止めるのか。

■反対
 比例東京の小林興起さん(68)は「デフレ下で税率を上げても、所得税や法人税が落ち込み、トータルで税収は増えない。やっても意味はない」と、取材にまくしたてた。「党のためでなく、国民のために尽くす」。郵政民営化法案に反対し、自民党を除名された経歴をもつだけに、自身の選択に揺らぎはないようだ。

 「信念を通してさわやかな気分だ」と話したのは比例東京の中津川博郷さん(63)。地元、江戸川区の町工場から「増税分を売値に上乗せできない」との声が寄せられているという。「この不況下で増税すべきでない。永田町と国民の声はかけ離れている」とやはりぶれる気配はない。

 自ら離党する気はなく「党が反省するか状況を見たい」と話し、「私は国民に背いていない。国民から責めを受けるのは党だ」と続けた。

 東京14区の木村剛司(たけつか)さん(40)も「与党の一員として反対票を投じるのは、複雑で残念だったが、反対票を投じた。棄権は考えなかった。有権者から国会に送っていただいた立場なので、きちんと態度で示すべきだと思った」と明言した。

■賛成
 一方で「当然賛成」としたのは東京2区の中山義活さん(67)。中間派で党内融和を訴える鹿野(道彦・前農相)グループの参謀で、「民主党がバラバラにならないこと、民主党政権が倒れないことが大事。鹿野さんの意向をくんだ」と強調した。

 東京4区の藤田憲彦さん(39)も「社会保障制度を破綻させず財政を健全化して国民の生活を守る観点から苦渋の決断をした」と主張する。一期目で定数削減などの政治改革は命取りになりかねない状況だが、「苦しい増税を国民にお願いする以上、政治改革を徹底して行う」と誓っている。

8642チバQ:2012/06/27(水) 23:31:55
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001206270005
道内民主議員も割れる 消費増税法案
2012年06月27日


国会内で報道陣の質問に答える鳩山由紀夫元首相


衆議院本会議後、消費増税の必要性を報道陣に説明する三井辨雄氏


賛成の理由を報道陣に説明する仲野博子氏

■反対・鳩山氏「国民に許されない」
■賛成・三井氏「すべて自分の判断」


 消費税率を2015年10月までに10%に引き上げる法案をめぐり、採決に臨んだ道内選出の民主党衆院議員12人の対応も割れた。鳩山由紀夫元首相(道9区)が反対し、山岡達丸氏(比例道ブロック)が棄権。一方で、小沢一郎元代表に近くても賛成に回った議員もいた。民主党北海道は党分裂回避を願い、自民党道連などからは批判が相次いだ。


   ◇


 鳩山氏は本会議直後、報道陣に「私は3年前、代表として衆院選を戦った。そのマニフェストと全く逆の消費増税をやろうとしている。国民に許される話ではない」と語った。


 一方、「もう一度、民主党を既得権と戦う集団に変えていく役割が自分にはある」と、離党しない考えを改めて示した。「いかなる処分も受けなければならない」としつつ、「執行部には今、友愛の精神で党内をまとめる度量が求められている」と述べた。


 山岡氏は「マニフェストで掲げた新しい社会保障の姿が見えないのに、採決を急ぐことに非常に不満を持っている」。そのことへの「抗議も込め、熟慮を重ねたうえで」本会議を途中で退席し、棄権したという。処分は覚悟しているが、「選挙で民主党の名前を書いて頂いて活動している」と、想定される新党への合流は否定した。


 小沢氏に近い三井辨雄氏(道2区)は、法案に賛成した。「政治信条は小沢さんに勉強させてもらっているが、この法案に関しては自分の判断がすべて。小沢グループがどうだとかではない」と述べた。


 仲野博子氏(比例道ブロック)も小沢氏に近いとされる。25日夜は、地元の釧路市内で報道陣に「悩んでいます」と打ち明けた。遅くまで支持者や党関係者らと会い、電話で話をしたところ、「せっかく政権交代したのだから、あと1年の任期満了までに失った信頼を取り戻してほしい」との意見が多く、賛成を決めたという。農林水産政務官の職にあり、「党人として、政府の一員としてまた頑張っていきたい」と話した。


 民主党北海道が次期衆院選での選挙協力を模索する新党大地・真民主の松木謙公幹事長(道12区)は、法案に反対した。


 「2009年の総選挙で民主党が増税すると思って投票した人はいないはず。約束をほごにするようなことが通るのはおかしい」と批判し、「明日にでも解散してもらいたい」と主張した。新党への合流の可能性は否定。法案への反対で、民主との選挙協力に影響があるかどうかは明言しなかった。


   ◇


■道内政党は
■民主「結束できる態勢を」
■自民、分裂ぶり批判
■公明、成果強調
■共産「くらし壊す」


 採決結果への各政党の道内組織の反応も分かれた。


 民主党北海道(道連)の岡田篤幹事長は、反対した鳩山氏、棄権した山岡氏が党にとどまる考えを示したことに対し「法案対応だけで政党を割ることはないよう強く申し上げてきた。我々の思いは通じているのかなと思う」と、硬い表情で語った。


 道連は、消費増税は社会保障充実のためやむをえないとの立場だ。「(社会保障充実のためという)担保がはっきりとられていない段階での各議員の判断に注文をつけるつもりはない」としつつ、「党が一致結束できる態勢を作ることが最重要課題だ」と述べた。


 そんな民主党の分裂ぶりを、自民党道連の岩本剛人幹事長は「もはや与党としての責任は果たせない」と批判。公明党道本部の佐藤英道幹事長は「民主、自民との合意に公明党が踏み切ったことで、置き去りになっていた低所得者対策を盛り込むことができた」と、成果を強調した。


 一方、共産党道委員会の青山慶二書記長は「採決強行の結果決まったのは、民主党がやらないと言っていた消費増税と、やるといっていた最低保障年金や後期高齢者医療制度廃止の放棄。格差と貧困をさらに深刻にし、道経済とくらしを破壊に導く」と批判した。


(諸星晃一、杉村和将、熊井洋美)
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8643チバQ:2012/06/27(水) 23:39:16
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206260011
石原、太田氏は反対票 消費増税関連法案
2012年06月27日


消費税増税の関連法案に反対した理由を会見で説明する民主党の石原洋三郎氏(左)と太田和美氏=東京・永田町、衆院第一議員会館


 消費増税関連法案が26日、衆院で採決され、県内選出の民主党議員5人のうち、いずれも小沢一郎元代表のグループに属する石原洋三郎(福島1区)、太田和美(同2区)両氏が反対票を投じた。2人が「復興」を反対理由に挙げたことに、県連は「詭弁(きべん)」と批判している。


 ●「復興を優先で」石原、太田氏が会見


 法案に賛成する民主党議員の演説で議場が沸くなかで、石原、太田両氏は拍手することなく、終始押し黙っていた。投票の順番が迫るにつれ、しきりに髪をかき上げる太田氏。反対票を投じると、みんなの党の議員らが拍手した。それまでの落ち着かない様子から、ホッとしたような笑顔を見せた。


 採決後、石原、太田両氏は議員会館で共同の記者会見を開き、法案に反対した理由を説明した。


 石原氏は「増税で復興が遅れる」ことを第一の理由に挙げ、「3年前には、増税しない、国民の生活が第一と政権交代をした。政権公約(マニフェスト)の撤回で、国民への背信行為だ」と党の政策を批判した。


 太田氏も「福島県の再生なくして、大増税なし。福島の復興に水を差す」と説明。震災からの復興や、避難者の生活支援を最優先にすべきだとの考えを示した。


 昨年の菅内閣不信任決議案に続く小沢グループの政権揺さぶりに、党内からは厳しい処分を求める声もあがる。だが、両氏とも「(法案の)廃案を目指したい」。離党するかどうかは、小沢グループで歩調を合わせて判断する考えを示した。


 ●民主県連は「詭弁」と批判


 「『福島の復興のため』と言って反対するのは、詭弁だと思う」。増税法案の衆院通過を受け、26日に記者会見を開いた民主党県連。筆頭副幹事長の佐藤政隆県議は、「復興」を理由に反対票を投じた太田氏らを強く批判した。


 会見後、ある県連幹部は「小沢さんが反対しているからと素直に言えばいい。復興のせいにしてはいけない」と漏らした。


 26日は造反者への処分が先送りされたが、公認候補の差し替えも浮上。県連の宗方保幹事長は次期衆院選への対応について「候補者選定に入らざるを得ないことを視野に入れながら、(処分などの)状況を見守りたい」と述べた。


 一方、増税によって被災地の経済復興が遅れると心配する声も出ている。福島市の瀬戸孝則市長は増税を社会保障の財源にすることに理解を示しつつも、「復旧復興を最優先とする被災地の事情を考慮すれば、大変複雑な思いだ。被災地住民に寄り添った国政を強く望む」との談話を発表した。


 民主党最高顧問の渡部恒三氏は「野田佳彦首相は就任最初の国会で『福島県の復興なくして日本の復興なし』と発言した。福島復興のために全力をもって働かせますので」と理解を求めた。(林義則、木村俊介)

8644チバQ:2012/06/27(水) 23:41:01
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206270002
県内民主、2人造反
2012年06月27日

 消費増税関連法案が26日、衆院本会議で可決された。県内の民主党議員では、小沢一郎元代表のグループの2人が「造反」した。宮城4区の石山敬貴氏は反対し、3区の橋本清仁氏は棄権した。石山氏は離党を否定したが、県連には厳しい処分を求める声がある。


 「消費増税が、被災地の復旧・復興の妨げになる」


 石山氏は採決後、野田佳彦首相とも小沢氏とも距離を置く中間派議員5人と共に記者会見し、法案に反対した理由を述べた。石山氏は小沢氏が会長を務める勉強会に参加しているが、朝日新聞の取材に「離党はしない。小沢先生と一緒ではない」と話した。


 石山氏は、県選出で党政調会長代理の桜井充・参院議員にも近い。党関係者によると、「9月の党代表選に立候補したい」と公言する桜井氏が1人でも支持者を減らしたくないと、石山氏が党にとどまれるよう説得を重ねていたという。


 石山氏も揺れ続けたが、先週末には県連代表の今野東・参院議員らに「棄権する」と伝え、県連には安心感が広がっていた。ところが、一転反対。「前夜、寝る時に考えた」という。


 一方、同じく小沢グループの橋本氏は、記名投票の3法案のうち、社会保障制度改革推進法案、認定こども園法改正案には賛成したが、消費増税法案には棄権した。昨年6月、小沢氏が主導した菅内閣への不信任騒動でも「被災地のためにならない」と小沢氏側近の説得に応じなかった。今回も「橋本氏は反対も賛成もできない」との見方が県連に広がっていた。


 今後の焦点は造反議員に対する党執行部の処分だ。


 県連の木村勝好・幹事長代理(仙台市議)は「極めて残念。首相が政治生命を懸けた法案だった。党の決定に反する行動をした議員には、しかるべきけじめが必要だ」と述べた。県連では、財務相として増税の旗を振る安住淳氏の影響力が大きい。石山氏が除名されれば、次期総選挙に対立候補を立てる可能性がある。(蔵前勝久、田中美保)

8645チバQ:2012/06/27(水) 23:54:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20120626-OYT8T01681.htm
消費増税衆院通過 民主・村井氏は棄権

衆院本会議での採決後、記者会見する村井氏(中央)(26日、衆院議員会館で) 26日に衆院本会議で行われた消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の採決で、民主党の村井宗明氏(39)(富山1区)は棄権した。中間派とされる村井氏は、衆院災害対策特別委員長を務める立場からこれまで賛成する意向を示していた。村井氏は「歳出削減前の消費増税は納得できない」と批判しながら、離党する考えはないと強調した。

 村井氏は採決後、反対した福田衣里子氏(長崎2区)ら「反増税、非小沢」を掲げる若手計6人で記者会見した。景気対策が不十分な中での増税を疑問視し、「多くの国民は増税前に、歳出削減を望んでいる」と批判。「小沢新党に行こうという腹は最初から、ない」と否定した。

 村井氏は25日夜、岡田副総理と約1時間にわたって会談し、政府調達費削減に取り組むよう主張。岡田副総理に「担当者を変えて取り組むので、棄権にとどめてほしい」と説得されたことを明かし、「話し合いがついた」として反対ではなく棄権したとした。「最初は役職があるから(賛成する)と言っていたが、最終的には信念を最優先した」とも語った。

 村井氏の棄権について、民主党県連の坂野裕一幹事長は記者団に、「国会議員は政治信条があって行動する。最終盤でどう判断するか、県連幹部にはなかなか伝えてもらえなかったが、苦渋の決断をしたのだろう」と述べるにとどめた。

 民主党県連代表で、小沢グループに所属する広野允士(ただし)参院議員は記者団に、関連法案について「民主党の初心を全く忘れ、政権交代時の国民の期待を大きく裏切るものだ」と痛烈に批判し、参院での採決では「反対票を投じる」と明言した。小沢元代表が新党を結成した場合について、「仮の話には答えられない」としながら、「小沢先生とは長く行動を共にしてきた。考え方は極めて似ている」と離党に含みを持たせた。

(2012年6月27日 読売新聞)

8646チバQ:2012/06/28(木) 00:04:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20120626-OYT8T01426.htm
混乱民主 県内も批判…消費増税衆院通過

 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案が衆院で可決された26日、県内選出の民主党の3議員のうち、岸本周平議員と阪口直人議員は採決で賛成する一方、玉置公良議員は棄権した。民主党内の混乱に、県内の民主関係者からも批判的な声が上がり、野党関係者からは早期の解散、総選挙を求める声が相次いだ。また、法案成立のめどが立ったことで、景気の落ち込みや生活苦を懸念する声も聞かれた。

 賛成票を投じた岸本議員は、「自民、公明、民主の3党の政策が合致して前に進んだ結果。衆参両院の『ねじれ』の中で(重要法案が決められる)モデルになった」と評価した。

 一方、棄権した玉置議員は、「地元住民の大半が消費税増税に反対している上、増税後、国民生活がどうなるのか具体像が示されていない」と説明。反対ではなく棄権としたことについて「首相指名選挙で(増税を推進する)野田首相に1票を投じたことも事実」などとした。

 民主党県連の浦口高典幹事長は、「(各議員の)足並みがそろわないのは残念だが、議員本人の判断」とし、棄権した玉置議員の処分については党中央の判断に任せる考えを示した。次回の総選挙については、「党が分裂状態を露呈したこともあり、厳しいと思う」と話した。

 一方、自民党県連の吉井和視幹事長は「消費税増税は民主党の政権公約にないのだから、法案が成立すれば、国民の信を問うべきだ」と訴えた。

 公明党県本部の角田秀樹幹事長は、民主党内から多数の造反者が出たことについて、「様々な考えの議員の寄り合い所帯。政権運営の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈した」と厳しく批判。共産党県委員会の竹内良平委員長は「民意も公約もふみにじった暴挙」と述べた。

 法案の衆院可決に、県経営者協会の永井慶一専務理事(62)は「国の財政状況が悪化する中、ある程度の消費税増税はやむを得ない」と評価しながらも、「一気に引き上げられると消費が冷え込む可能性がある」と懸念した。

 和歌山市南甚五兵衛丁の無職山本美智子さん(70)は、「消費税が上がればまともに暮らせなくなる。増税の前に、はぶくべき無駄があるのでは」と厳しい表情だった。

(2012年6月27日 読売新聞)

8647チバQ:2012/06/28(木) 00:05:58
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001206270005
消費増税、賛成10反対1
2012年06月27日

 26日に衆院本会議で可決した消費税増税法案について、県内12の小選挙区選出の衆院議員のうち、賛成票を投じたのは10人、反対票は1人、欠席は1人だった。


 反対したのは8区選出で新党日本の田中康夫氏。田中氏は「社会保障と税の一体改革と言っていたのに、消費税率だけを上げる単体改悪になっている。世論調査でも民意の大半は今国会で採決しなくても良いとしており、民意に『造反』しているのは今日の採決を強行した人たちだ」と批判した。
 欠席したのは5区選出で民主の梶原康弘氏。取材に対し、ファクスで回答した。負担増の前に歳出削減や景気対策をすべきだという党内の声がくみ取られなかったとして、「政治が財務省に負けたという印象を強く抱いた」と指摘。「強引に押し切る、(党内の)非民主的な政策決定」や「マニフェストを堅持する意思が執行部にあるのか懸念を抱いた」ことも賛成しなかった理由として挙げた。
 一方で梶原氏は「反対は党の分裂を意味し、消費税というワンイシュー(一つの争点)で党を分裂させることは政権交代に向けられた国民の期待を裏切るものだ」として、離党しない考えを示した。
 そのほかの民主8議員、自民1議員、無所属1議員は賛成票を投じた。(井石栄司)


◆「財政不安感に一定の枠組み」 知事が評価
 井戸敏三知事は26日の定例記者会見で、同日可決した消費税増税法案について、「『国の予算の半分が国債』というような異常事態に対する一つの処方箋(・・せん)ができた。国民の財政への不安感に対して、一定の枠組みが成立するという意味で評価していい」と話した。
 一方、採決で造反者が出たことについては、「消費税の取り扱いだけで党を割る割らないという議論になってしまっているのは、少し飛躍がある。メンツではなく、もう少し国民目線でしっかりと判断していただくべきだ」と述べ、小沢グループの対応を批判した。

8649チバQ:2012/06/28(木) 00:35:08
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8610
などより
(消費税増税法案に反対欠席棄権した議員)−(共産・社民・みんな)を県別に並び替え
*欠は欠席または棄権
*比例復活議員も小選挙区を記載

【北海道】
鳩山由紀夫(北海道9)山岡達丸(比例下位:欠)>>8624>>8642
  *石川知裕(北海道11:大地)松木謙公(北海道12:大地)浅野貴博(比例:大地)

【東北】
横山北斗(青森1)中野渡詔子(青森2)>>8634
階猛(岩手1)畑浩治(岩手2)黄川田徹(岩手3:欠)小沢一郎(岩手4)菊池長右エ門(比例下位)>>8631
橋本清仁(宮城3:欠)石山敬貴(宮城4)>>8622>>8644
  *斎藤恭紀(宮城2:きづな)
京野公子(秋田3)高松下位(比例東北)>>8618
石原洋三郎(福島1)太田和美(福島2)>>8619>>8643

【北関東】
福島伸享(茨城1)小泉俊明(茨城3)柳田和己(比例7区:欠)石井章(比例下位)>>8633
石森久嗣(栃木1:欠)福田昭夫(栃木2:欠)山岡賢次(栃木4)>>8635
宮崎岳志(群馬1:欠)石関貴史(群馬2:欠)三宅雪子(群馬4)>>8623
  *中島政希(比例下位:無所属)
小宮山泰子(埼玉7)松崎哲久(埼玉10)>>8609

【南関東】
黒田雄(千葉2)岡島一正(千葉3)金子健一(千葉11)水野智彦(比例下位)>>8605>>8640
  *内山晃(千葉7:きづな)中後淳(千葉12:きづな)石田三示(比例下位:きづな)
岡本英子(神奈川3)橘秀徳(神奈川13)樋高剛(神奈川18)相原史乃(比例下位)>>8621
小沢鋭仁(山梨1:欠)>>8637

【東京】
青木愛(東京12)木村剛司(東京14)東祥三(東京15)初鹿明博(東京16)
小林興起(比例下位)川島智太郎(比例下位)中津川博郷(比例下位)>>8641
  *渡辺浩一郎(比例下位:きづな)
  *木内孝胤(東京9:無所属→国民新へ)、平山泰朗(東京13:無所属)
   横粂勝仁(神奈川11→東京18へ:無所属)、与謝野馨(東京1:無所属:欠)

【北陸信越】
村井宗明(富山1:欠)>>8645
篠原孝(長野1:欠)羽田孜(長野3:欠)加藤学(長野5)>>8606>>8608

【東海】
橋本勉(岐阜2)笠原多見子(比例下位)>>8639
  *小林正枝(比例下位:きづな)
牧義夫(愛知4)鈴木克昌(愛知14)大山昌宏(比例下位)
  *三輪信昭(比例下位:きづな)
  *佐藤夕子(愛知1:無所属)

【近畿】>>8626
平智之(京都1)>>8630
熊田篤嗣(大阪1)萩原仁(大阪2)村上史好(大阪6)大谷啓(大阪15)辻恵(大阪17)中川治(大阪18)
熊谷貞俊(比例近畿)
  *渡辺義彦(比例下位:きづな)豊田潤多郎(比例下位:きづな)
梶原康弘(兵庫5:欠)>>8647
  *田中康夫(兵庫8:新党日本)
玉置公良(和歌山3:欠)>>8646

【中国】
空本誠喜(広島4:欠)菅川洋(広島1)>>8627
  *亀井静香(広島6:無所属)

【九州沖縄】
古賀敬章(福岡4)
  *鳩山邦夫(福岡6:無所属)
原口一博(佐賀1:欠)>>8648
福田衣里子(長崎2)山田正彦(長崎3)>>8638
松野頼久(熊本1)福嶋健一郎(熊本2)>>8625
川内博史(鹿児島1)>>8628
玉城デニー(沖縄3)瑞慶覧長敏(沖縄4)

8650チバQ:2012/06/28(木) 00:43:02
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062700234
民主・山田氏、衆院特別委員長辞任へ
 民主党の山田正彦元農林水産相は27日までに、消費増税関連法案の衆院採決で党決定に反して反対票を投じたことを理由に、衆院政治倫理確立・公選法改正特別委員長を辞任する意向を、同党の城島光力国対委員長に伝えた。執行部は辞任を認める方針で、後任の人選を急ぐ。 (2012/06/27-10:57)

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8651チバQ:2012/06/28(木) 00:57:09
国民新会派にはいったのは木内じゃなくて平山だ
つことで訂正

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8610
などより
(消費税増税法案に反対欠席棄権した議員)−(共産・社民・みんな)を県別に並び替え
*欠は欠席または棄権
*比例復活議員も小選挙区を記載

【北海道】
鳩山由紀夫(北海道9)山岡達丸(比例下位:欠)>>8624>>8642
  *石川知裕(北海道11:大地)松木謙公(北海道12:大地)浅野貴博(比例:大地)

【東北】
横山北斗(青森1)中野渡詔子(青森2)>>8634
階猛(岩手1)畑浩治(岩手2)黄川田徹(岩手3:欠)小沢一郎(岩手4)菊池長右エ門(比例下位)>>8631
橋本清仁(宮城3:欠)石山敬貴(宮城4)>>8622>>8644
  *斎藤恭紀(宮城2:きづな)
京野公子(秋田3)高松下位(比例東北)>>8618
石原洋三郎(福島1)太田和美(福島2)>>8619>>8643

【北関東】
福島伸享(茨城1)小泉俊明(茨城3)柳田和己(比例7区:欠)石井章(比例下位)>>8633
石森久嗣(栃木1:欠)福田昭夫(栃木2:欠)山岡賢次(栃木4)>>8635
宮崎岳志(群馬1:欠)石関貴史(群馬2:欠)三宅雪子(群馬4)>>8623
  *中島政希(比例下位:無所属)
小宮山泰子(埼玉7)松崎哲久(埼玉10)>>8609

【南関東】
黒田雄(千葉2)岡島一正(千葉3)金子健一(千葉11)水野智彦(比例下位)>>8605>>8640
  *内山晃(千葉7:きづな)中後淳(千葉12:きづな)石田三示(比例下位:きづな)
岡本英子(神奈川3)橘秀徳(神奈川13)樋高剛(神奈川18)相原史乃(比例下位)>>8621
小沢鋭仁(山梨1:欠)>>8637

【東京】
青木愛(東京12)木村剛司(東京14)東祥三(東京15)初鹿明博(東京16)
小林興起(比例下位)川島智太郎(比例下位)中津川博郷(比例下位)>>8641
  *渡辺浩一郎(比例下位:きづな)
  *木内孝胤(東京9:無所属)、平山泰朗(東京13:無所属→国民新へ)
   横粂勝仁(神奈川11→東京18へ:無所属)、与謝野馨(東京1:無所属:欠)

【北陸信越】
村井宗明(富山1:欠)>>8645
篠原孝(長野1:欠)羽田孜(長野3:欠)加藤学(長野5)>>8606>>8608

【東海】
橋本勉(岐阜2)笠原多見子(比例下位)>>8639
  *小林正枝(比例下位:きづな)
牧義夫(愛知4)鈴木克昌(愛知14)大山昌宏(比例下位)
  *三輪信昭(比例下位:きづな)
  *佐藤夕子(愛知1:無所属)

【近畿】>>8626
平智之(京都1)>>8630
熊田篤嗣(大阪1)萩原仁(大阪2)村上史好(大阪6)大谷啓(大阪15)辻恵(大阪17)中川治(大阪18)
熊谷貞俊(比例近畿)
  *渡辺義彦(比例下位:きづな)豊田潤多郎(比例下位:きづな)
梶原康弘(兵庫5:欠)>>8647
  *田中康夫(兵庫8:新党日本)
玉置公良(和歌山3:欠)>>8646

【中国】
空本誠喜(広島4:欠)菅川洋(広島1)>>8627
  *亀井静香(広島6:無所属)

【九州沖縄】
古賀敬章(福岡4)
  *鳩山邦夫(福岡6:無所属)
原口一博(佐賀1:欠)>>8648
福田衣里子(長崎2)山田正彦(長崎3)>>8638
松野頼久(熊本1)福嶋健一郎(熊本2)>>8625
川内博史(鹿児島1)>>8628
玉城デニー(沖縄3)瑞慶覧長敏(沖縄4)

8652チバQ:2012/06/28(木) 01:03:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120627/stt12062722590021-n1.htm
「小沢新党」へ動き出すも「3つの壁」
2012.6.27 22:58 (1/3ページ)[小沢一郎]
 消費税増税法案で造反した民主党の小沢一郎元代表は新党結成に動き出した。だが、その道は険しい。共同通信社の世論調査(26、27両日実施)でも小沢新党への期待は15・9%にとどまった。しかも新党には政治資金と選挙マシンが欠かせない。加えて政治資金規正法違反事件の公判も影を落とす。小沢氏は「3つの壁」を越えられるか。(桑原雄尚、千葉倫之)

 ■年内は助成金ゼロ

 新党結成で最初に立ちはだかるのが「カネ」の問題だ。総務省によると政党助成法に基づく政党交付金の配分額は1月1日現在の所属議員数と直近の国政選挙の結果で決まる。

 仮に小沢系45人が新党を作れば、年約10億円の政党交付金が見込めるが、交付は来年4月から。小沢氏の主張通り、年内の衆院解散に追い込めば、衆院選は「手弁当」で戦うしかなくなる。

 ただ、政党助成法には「分党(分割)」の規定もある。ある政党が複数の新党に分かれた場合、元の党の未交付分が各新党の議員数に比例して配分される仕組みで平成9年末の新進党解党時に適用された。

 165億円(平成24年分)という民主党への交付金を当て込み、小沢氏が分党を狙う可能性もあるが、手続き上は民主党をいったん解党する必要がある。野田佳彦首相が応じるとは思えない。

 ■連合なくして選挙は?

 民主党の最大支持団体であり、選挙マシンである連合の動向も重要となる。

 古賀伸明会長は27日、記者団から小沢新党について問われると「新党作りますかね?」と逆質問し「これ以上は言うまい」と笑顔で質問を打ち切った。そこには「連合抜きで選挙できるのか」との自信がにじむ。

 民主党は、個々の議員が自前の後援会組織を持つ自民党と違い、選挙活動の大部分を連合傘下の労組に頼ってきたからだ。

 連合は消費税増税に一貫して賛成しており、26日の造反劇にも「誠に遺憾。与党の責任を自覚して対応すべきだ」と事務局長談話で非難した。新党が協力を取り付けるのは容易ではない。新党参加者は選挙基盤が弱い若手が多いだけに、連合と決別したまま選挙戦に突入すればポスター張りさえままならない。

 ■小沢氏の控訴審は?

 小沢氏は次期衆院選を「早ければ9月」と明言するが、自らの資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件の控訴審スケジュールが微妙な影を落とす。初公判は「早ければ秋」と言われ、衆院解散がずれ込めば衆院選と公判が重なる可能性があるからだ。

 判決は来春だといわれ、衆院解散がないまま有罪判決が出れば、新党は大打撃を受ける。逆に無罪判決だと勢いづく。

 加えて週刊文春が報じた妻、和子さんとの離婚問題もある。和子さんは地元支援者への手紙で東京電力福島第1原発事故後、小沢氏が放射能を恐れて地元入りしなかったことなどを記しており、小沢氏の威信は大きく傷ついた。尾を引けば新党も翻弄されかねない。

8653チバQ:2012/06/28(木) 01:04:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120627/stt12062722560018-n1.htm
いらだつ連合 「輿石批判」大合唱!
2012.6.27 22:55 (1/2ページ)[民主党]
 「あれほど反対が出たのは極めて遺憾だ。早急に党を立て直し、参院では政権与党にふさわしい役割を果たしてもらいたい!」

 27日朝、都内のホテルで開かれた民主党と連合の意見交換会。連合の古賀伸明会長は消費税増税法案の衆院採決での造反劇に怒りをぶちまけた。

 いらだつのも無理はない。公務員制度改革関連法案の今国会での成立が危うくなったからだ。人事院を廃止し、公務員に労働協約締結権を付与させるこの法案は主力労組である自治労、日教組の悲願。自民党政権での成立は期待薄なだけに民主党政権存続中に成立させるしかない。だからこそ連合は消費税増税も容認したとされる。

 樽床伸二幹事長代行は「意向を真摯(しんし)に受け止めます」と神妙に答えたが、輿石東幹事長は議員宿舎に引き籠もり姿を見せなかった。日教組出身だけによほどバツが悪かったようだ。

 輿石氏の戦略なき「党内融和」路線はもはや破綻寸前。造反者の処分も除籍を封印し穏便に済ます腹づもりだが、これに批判の大合唱が起きた。

 「地元で罵声を浴びても断腸の思いで賛成票を投じた人がいる。造反者には厳正に対応すべきです!」

 岸本周平氏ら衆院当選1回生約10人は27日、輿石氏にこう迫った。輿石氏が即答を拒むと、岸本氏らは官邸に乗り込み、野田佳彦首相に直談判した。彼らの背中を押したのは前原誠司政調会長だとされる。

 臨時常任幹事会も輿石氏には「針のむしろ」だった。長妻昭元厚生労働相は「賛成した人の気持ちを考えてきちっとした判断をお願いしたい」と声を張り上げ、ご意見番の渡部恒三最高顧問も「けじめが大事だ」と断じた。

 「参院で20人が離党すれば、第一党の座も、議長も失う。そういう事態を作るべきではない!」

 輿石氏がこう反論すると、出席者は失笑した。「議長になりたい」との本音が透けて見えたからだ。

 精神的に追い込まれると威張り散らす癖は相変わらず。国民新党の自見庄三郎代表と会った際は「俺は日教組の400日抗争を戦ってきた男だ。サラシを5枚腹に巻いている」と妙な自慢話を繰り広げた揚げ句、こうこぼした。

 「融和が大事だ。処分と言ってるやつを処分したい」

 新党結成に動き出した小沢一郎元代表にとっても輿石氏は過去の人となりつつある。28日の会談には応じるが、周辺には「まだ何とかなると思っているのかな」と首をかしげた。

 すでに腹を固めたのか。小沢氏は終日ご機嫌だった。夜は東京・赤坂で若手議員と火鍋をつつき「最近肝臓の数値がいいんだ」。昼間、トイレに行く際も鼻歌交じり。曲は岩手民謡「南部牛追い唄」だった。

 ●(=歌記号)親が跳ねれば サーハーエ 子も跳ねる コラサンサエー (坂井広志)

8654とはずがたり:2012/06/28(木) 10:22:26
>>8651
ありがとうございます。
こんなの欲しかったです♪

8655名無しさん:2012/06/28(木) 15:05:12
連合も増税賛成ですか、事務方の方々は高学歴が多いから、霞が関の論理に弱いようですね。
一体、誰から資金をいただいているか考えてください。
組合官僚なんてごめんですよ。

8656チバQ:2012/06/28(木) 23:14:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00000084-mai-pol
<小沢元代表>強まる「離党」足かせも 新党決断先送り
毎日新聞 6月28日(木)22時25分配信


拡大写真
民主党の輿石東幹事長との2回目の会談を終え、参院議員会長室を後にする小沢一郎元代表(中央)=国会内で2012年6月28日午後5時22分、藤井太郎撮影

 消費増税法案に反対した民主党の小沢一郎元代表は28日、新党結成を表明しつつ決断を先送りした。グループの若手議員を中心に「民主党に残っても選挙を戦えない」との危機感が募り離党の動きは加速しているが、「円満離婚(分党)」でなければ政党交付金などが受け取れず活動資金に事欠くことや、造反への世論の支持が広がっていないことが足かせになっている。

【小沢元代表】増税「参院採決なら離党」 輿石氏と再会談へ

 「うまくいかなければ、重大な決断をしなければならない」。小沢元代表は輿石東幹事長との会談に先立ち、離党届に署名した衆院議員や小沢系の参院議員約50人を集めた国会内での会合で、離党・新党に意欲を見せた。メンバーは東祥三衆院議員や森ゆうこ参院議員ら直系議員。いずれも急進派で、前のめりの発言で側近グループの結束を図った。

 小沢元代表の足元では、離党への動きが勢いを増している。若手議員の一人は「長引かせると『反増税』で盛り上がった熱が冷める」と語った。元代表も28日午前、法案に反対しながら離党に慎重な議員2人を衆院議員会館の自室に呼び、「国民の声は(残留とは)違うところにあると思う。事を起こす時にはまた意見を聞く」と同一歩調を求めた。

 「8月解散かもしれない」。元代表はこうにらみ、参院での採決に合わせて効果的なタイミングで離党に踏み切るシナリオを描いてきた。26日の衆院採決では、小沢グループから44人が反対に回り、新党きづなの9人と合わせて内閣不信任決議案を提出できる42人をクリアした。

 ただ、多くの議員が離党すれば、それだけ必要な活動資金は増える。解散が先送りされるほど資金難に陥りかねない。政党交付金や立法事務費を受け取るには民主党が円満な形で分党を認めることが必要だ。野田佳彦首相は造反について、「一致結束した対応をお願いしたが極めて残念だ」と突き放しており、分党の合意に至るめどは立たない。

 さらには、政治資金規正法違反事件をめぐり、自民、公明両党は小沢元代表の証人喚問を要求している。政府関係者は「今は民主党が自公の要求を阻止している。小沢元代表が党を飛び出したら防御がなくなり証人喚問をやられる」と指摘。元代表も、解散直前でないと離党しづらい事情がある。

 「そう時間をかけられない。(輿石氏と)何回話しても仕方がないだろう」。元代表は28日、側近議員にこう語った。同日夜には東京・麹町の日本料理店で谷亮子氏ら小沢系の参院議員と会食。「いつまでも待てない」と語り、いずれ離党は避けられないとの考えを強調した。

 党内で反増税のキャンペーンを張る小沢系議員に対し、主流派の反発は強まっている。ベテラン議員は、輿石氏を通じて野田首相に譲歩を迫る元代表の動きについて、「中途半端だ。円満な分党などあり得ない」と批判した。【鈴木美穂】

8657チバQ:2012/06/28(木) 23:15:05
 ◇「分党」なら交付金13億円

 政党助成法によると、政党交付金は1月1日現在の所属国会議員数や過去の国政選挙の得票に応じて決定される。国政選挙がなければ、一度決まった金額は1年間変更されず、4月以降4回(4月、7月、10月、12月)に分けて交付される。

 消費増税法案に衆院で反対票を投じた小沢系議員44人がまとまって「小沢新党」を結成しても、7、10、12月の政党交付金を受け取るには民主党に「分割(分党)」を認めてもらう必要がある。

 分党が認められれば、「小沢新党」は今年分の政党交付金として約13億4000万円を受け取ることになる。認められなければ44人がそれぞれ離党する形となり、新党は衆院解散がない限り今年分の交付金を受け取ることができない。

 分党をめぐっては、00年4月の自自公連立政権下で、連立離脱を図る自由党(小沢一郎党首)から連立残留派の野田毅元自治相らが離党して保守党を結成し、政党交付金を分割するよう求めた。しかし、小沢党首(当時)が応じず、保守党は00年6月の衆院選後まで交付金を受け取ることができなかった。

 また、国会の各会派には議員1人当たり毎月65万円の立法事務費が支払われる。使途の制限はなく領収書も不要だ。44人が衆院で新会派を結成すれば、会派に毎月2860万円の立法事務費が支払われることになる。

 ただ、会派を離脱するには会派代表者が衆院議長に届け出る必要がある。民主党会派の代表者は樽床伸二幹事長代行。実際には輿石東幹事長の判断次第だが、造反グループに新会派結成を認めることには党内の強い反発が予想され、実現は困難とみられる。【大場伸也】

8658チバQ:2012/06/28(木) 23:16:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00001641-yom-pol
造反処分、過去歴や各法案の賛否考慮…首相意向
読売新聞 6月28日(木)9時17分配信

 野田首相(民主党代表)は27日、社会保障・税一体改革関連法案の衆院本会議採決で造反した民主党議員の処分について、記名採決だった消費税法改正案など3法案の賛否や、これまでの「造反歴」に応じて差をつける意向を固めた。

 焦点は、3法案全てに反対した小沢一郎元代表を除名(除籍)するか否か。党分裂を懸念する輿石幹事長は、除名には慎重だ。

 首相が造反議員の処分に「差」をつける考えなのは、大量の議員を除名して少数与党に転落する事態を避けつつ、一部の議員に厳しい処分を科して示しをつけるためだ。民主党規約は、所属議員の処分について、役員会の発議に基づき常任幹事会で議論し、倫理委員会への諮問を経た上で決定する――と定めている。27日の臨時常任幹事会は、首相と輿石氏に対し、役員会にかける処分案の検討を一任することを決めた。

8659チバQ:2012/06/28(木) 23:17:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062801043
小沢氏、結束固めに苦慮=「新党」判断を保留−民主
 民主党の小沢一郎元代表は28日、輿石東幹事長との2度に及ぶ会談を経ても、党にとどまるのか、集団離党して新党結成に進むのかの判断を保留した。新党を選択肢としながらも、結論をなお先送りするのは、小沢氏を支持するグループ内にもこの問題では温度差があるためだ。衆院解散時期が見通せない中、小沢氏はグループの結束固めに苦慮しそうだ。
 「民主党の原点を取り戻す可能性が小さくなったかもしれないが、もう一度努力する。不可能になったら次善の策を取る」。小沢氏は28日、輿石氏との会談に先立ち、消費増税関連法案の衆院本会議採決で反対した衆院議員と自らに近い参院議員の計約50人を前にこう語り、党残留と離党の両方の可能性に言及。その上で「私に任せてほしい」と一任を求めた。
 消費増税法案の衆院採決では、民主党から小沢氏を含め57人が反対した。このうち「新党予備軍」は小沢氏を含め43人。若手の間では新党結成への積極論が支配的だ。2009年衆院選で「追い風」を受けて初当選した議員らは党の支持率低迷に危機感を強めており、「次期衆院選は新党で」という声が絶えない。
 一方、予備軍の中には慎重論もある。解散時期の見極めが付かない段階で離党して新党を旗揚げしても、新味が薄れると懸念しているためだ。ある中堅議員は28日、小沢氏に「8月解散はない。離党すべきでない」と進言したが、小沢氏は黙っていたという。この議員は、先に同様の進言をした際に小沢氏が「解散はある」と反論していたことから、小沢氏も判断に迷っていると受け止めた。
 同日には、前原誠司政調会長に近い若手らが執行部に、過去の投票行動も踏まえて造反者への処分に差をつけるよう要請した。造反者を分断する狙いがありそうで、実際、小沢氏系議員からも「党員資格停止が(党代表選での投票権剥奪を意味する)3カ月なら離党も仕方ないが、1カ月なら代表選で勝負できる」(中堅)と、進退は処分次第との本音が漏れる。
 小沢氏がこの日、最終判断を見送ったことに対し、採決で反対票を投じた若手は「早く結論を出してほしい」と拍子抜けした表情で語った。小沢氏は29日も輿石氏と会談するが、側近は「あすには終わらない」としており、進路の定まらない状況は当面続く可能性もある。(2012/06/28-21:23

8660チバQ:2012/06/28(木) 23:18:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012062700950&j4
「小沢新党」解散時期が左右=予備軍は43人、結束に不安も−民主
 消費増税法案採決での大量造反で激震が走った民主党は27日、表面的には落ち着きを取り戻した。造反劇を主導した小沢一郎元代表は表立った動きはせず、集団離党や新党結成に踏み出すのかは依然明確にしていない。選挙に不安を抱える若手議員を糾合するため、新党への期待をつなぐ必要はある一方、実際に新党を立ち上げても、9月8日までの今国会中に衆院解散がなければ「賞味期限切れ」となりかねないためだ。
 「可能性のある限り、努力を最後までさせてもらう」。小沢氏は27日、側近の鈴木克昌前幹事長代理を通じ、輿石東幹事長にこんなメッセージを伝えた。「努力」とは、党内にとどまって野田佳彦首相に消費増税を撤回させることだ。鈴木氏はこの後、記者団に「ややもすると離党だ何だと、どんどん(報道が)先行しているが、そうでない」と述べ、早期の離党を打ち消した。
 消費増税法案には57人が反対票を投じたが、採決の前後に集まって結束を確認し、小沢氏に署名済みの離党届を預けたとされる「新党予備軍」は、小沢氏も含めて43人。しかし、全員が行動を共にするかは小沢氏自身、読み切れていないとみられる。実際、このうちの一人は「増税反対の大義は正しいと思っているが、小沢氏について行くことには迷いがある」と苦しい胸の内を明かす。
 慌てて新党結成に踏み切っても、有権者が新鮮味を感じなくなれば、メリットは損なわれる。石原慎太郎東京都知事を党首とする新党構想が一向に具体化せず、「解散・総選挙までにやる」(たちあがれ日本幹部)と言われるのもこのためだ。小沢氏も解散直前に新党を結成、勢いを保ったまま衆院選に突入したい考えなのは間違いない。
 資金面も課題だ。小沢氏は年間約170億円の政党交付金を差配できた幹事長職を離れて2年以上が経過しており、新党結成に必要な資金は十分ではないとみられている。政党助成法は、新党が交付金を受け取れるのは選挙後と定めている。
 「次の一手」には慎重にならざるを得ない小沢氏だが、政界に広がる首相と自民党の谷垣禎一総裁の密約説を念頭に、解散は近いとの構えでいるようだ。27日夜、都内の中国料理店で自らに近い議員6人と会食した際、このうちの一人が「夏休みを取っていいか」と尋ねると、小沢氏は「駄目だ」と却下し、選挙準備に専念するよう求めた。(2012/06/27-22:58)

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8661チバQ:2012/06/30(土) 00:08:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062901060
妙案なく先送り=小沢・輿石会談−若手に新党慎重論も、民主混乱続く
 3度目となった民主党の小沢一郎元代表と輿石東幹事長の会談は、結論を週明けに持ち越した。離党・新党結成を視野に入れる小沢氏だが、またも「決断」は示さなかった。その背景には、小沢氏が性急に離党に踏み切れば、脱落者が出かねないという小沢グループ内の事情もある。輿石氏にも党分裂回避の妙案はなく、決着は先送り。民主党の混乱は続き、野党からは「いいかげんにしろ」との声も飛び出した。
 29日夕、国会内の民主党参院議員会長室。消費増税関連法案の撤回を求めて譲らない小沢氏に対し、輿石氏は「月曜まで待ってほしい」と要請。小沢氏も「お互いに何かいい知恵があるかどうか考えてみよう」と受け入れた。
 こうした中、小沢氏を支持して新党結成を覚悟していた若手議員の間にも心境の変化が表れている。「(近く)衆院解散があり、新党への期待感が高く、当選も見込めるなら頑張れる。だけど今は新党後の展望も見えないし、解散もいつか分からない」。ある若手議員は衆院採決前の態度を一変させ、新党入りに慎重論を唱えた。
 報道各社の世論調査で「小沢新党」をあまり期待していないとする調査結果が相次いでいることも、小沢グループ内に動揺を与えているようだ。
 一方、輿石氏は首相と小沢氏の間で板挟みとなり、周囲にいら立ちをぶつけている。首相の指示に従えば、小沢氏が求める消費増税法案の撤回はできない相談だ。輿石氏が法案の再修正を小沢氏に提案したと報道され、これを全面否定。小沢氏側近には電話で「小沢グループの人間に変なことをしゃべらせるな」と怒りをぶちまけた。
 結論の出ない「小沢−輿石会談」について、自民党の大島理森副総裁は記者団に「国会や政治は民主党の内紛のためにあるのではない。いいかげんにしてほしい」と批判。公明党からも「何で結論を先延ばしにしたのか」「早く小沢問題にけりをつけて、参院で法案審議に入るべきだ」との声が相次いだ。(2012/06/29-21:24

8662チバQ:2012/06/30(土) 00:09:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062900732
小沢氏、来月2日に離党判断=輿石氏と溝埋まらず
 民主党の小沢一郎元代表は29日午後、国会内で輿石東幹事長と約40分間会談した。輿石氏が離党を思いとどまり、政権運営に協力するよう求めたのに対し、小沢氏は消費増税関連法案の撤回を重ねて要求し、平行線に終わった。小沢氏はこの後、「多くの同志に一切を任されている立場なので、週明けの月曜日にはいずれにしても結論を出さなければならない」と記者団に述べ、7月2日には離党についての決断を下す考えを明らかにした。
 小沢氏は28日も2度にわたって輿石氏と会談しており、29日の会談は3回目。この中で、小沢氏は「国民との約束を棚に上げて、消費増税のみを先行させることは納得できない」と増税方針の転換を改めて迫ったが、溝は埋まらなかった。輿石氏は会談後、野田佳彦首相に電話で内容を報告した。 
 小沢氏は衆院議員会館で記者団の取材に応じ、「今の事態を解決する妙案は見つからず、この週末、お互いに何かいい知恵があるかどうか考えてみましょうということで別れた」と説明。再度の会談に関しては「会おうということであれば会う」と語った。一方、小沢氏は自らのグループ議員に対し、「月曜日まで結論は待ってくれと輿石氏に言われた」と明かした。
 小沢氏周辺は「向こうがこちらの主張をのまないのだから、7月2日には離党だ」と強調した。
 輿石氏周辺には、民主党が自民、公明両党と修正合意して衆院を通過させた関連法案について、参院段階での再修正を検討することで小沢氏の理解を得る案も出ており、一連の会談で再修正が話し合われた可能性もある。ただ、3党合意の見直しには、野田内閣の閣僚から否定的な発言が相次いでおり、実現は困難な情勢だ。(2012/06/29-20:44

8663チバQ:2012/06/30(土) 00:34:54
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120630/stt12063000040000-n1.htm
輿石氏、憂鬱のワケ…「参院議長」見果てぬ夢 6人離脱で民主−公明ラインも「水の泡」
2012.6.30 00:02 (1/4ページ)

小沢一郎元代表との会談を終えた輿石東幹事長は記者団に、結論を週明けに持ち越したことを明かした=29日午後、東京都千代田区の国会内(酒巻俊介撮影)
 「輿石さんから『月曜日まで待ってくれ』と言われたんだけど中身がないんだよな」

 29日夕、民主党の輿石東幹事長と約40分間の会談を終えた小沢一郎元代表は、衆院議員会館の自らの事務所に戻ると側近議員にこう明かした。

 3度目の会談でも輿石氏は「とにかく党を割りたくない」の一点張り。かといって小沢氏が求める消費税増税法案撤回はさすがにのめない。ある党幹部は「もう歩み寄る余地はないな」とこぼした。

 確かにこれ以上小沢氏らを慰留しても野田佳彦首相に得はない。にもかかわらず輿石氏が恥も外聞も捨て小沢氏にすがりつく理由は別にある。

 参院(定数242)は衆参ねじれにより野党が過半数を占めるが、最大会派はなお「民主党・新緑風会」(104議席)だ。ところが、19人以上が小沢氏に同調して離脱すれば、第2会派「自民党・たちあがれ日本」(86議席)を下回り、参院のパワーバランスは大きく崩れるからだ。

 そうなると、議長は第1会派から選出するのが慣例であり、輿石氏の悲願である議長就任は一気に遠のく。来年夏の参院選で民主党が第1党に返り咲くことも期待できないだけに「輿石議長」は見果てぬ夢となる。

 それだけでは済まない。

8664チバQ:2012/06/30(土) 00:35:30
 民主党と国民新党(3議席)に公明党(19議席)を合わせると126議席で過半数を上回る。実はこれが水面下で公明党に協力を呼びかけるテコになってきた。

 衆院選挙制度改革で公明党は比例代表への連用制導入を熱望するが、自民党の反対で宙に浮いたまま。そこで輿石氏は民主、公明で成立させる密約を結び、協力を取り付ける青写真を描いていたのだ。

 人事院を廃止し、公務員に労働協約締結権を付与する公務員制度改革関連法案の存在も大きい。民主党の集票マシンである連合は今国会での成立を厳命するが、自民党の協力は期待できない。これも国会終盤で民主−公明ラインで押し切る算段だった。

 ところが、民主党から6人が離脱するだけでこの構想はご破算となる。そうなれば、公明党は、自民党と手を組み一気に倒閣に舵(かじ)を切る公算が大きい。ある意味では、55人以上が離党しない限り、与党過半数を維持できる衆院よりも事態は深刻だといえる。

 言うまでもなく「参院のドン」を気取っていた輿石氏の権威も地に落ちる。輿石氏が首相の意向を踏みにじっても「党内融和」を唱え続けた理由が透けてみえる。

 もちろん小沢氏もそのへんの事情を熟知している。すでに参院民主党13人分の会派離脱届は手中に収めた。「ゴネればゴネるほど譲歩を引き出せる」。そう思ったからこそ輿石氏の会談要請に何度も応じているのだろう。

 29日の会談前も小沢氏はご機嫌だった。側近が「地元の反応はいいです」と報告すると「そうか、よかったな!」と満面の笑みを浮かべ、日に日に憔(しょう)悴(すい)する輿石氏をこう気づかってみせた。

 「輿石さんをあんまり責めるのも気の毒だからなあ…」      (坂井広志)

8665チバQ:2012/06/30(土) 00:36:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120629/plc12062921410016-n1.htm
絶大な幹事長権限…決められない政治の元凶は党規約
2012.6.29 21:39 (1/3ページ)[民主党]
 消費税増税法案の衆院採決での造反をめぐり、民主党の混乱が収まらない。党代表である野田佳彦首相が「厳正に対処する」と明言したのに、輿石東幹事長がなお処分の軽減・先送りを画策できるのはなぜか。背景を探ると、幹事長に絶大な権限を与えながら、重要政策では党の意思決定をできない−など奇妙な党規約の存在が「決められない政治」の元凶として浮かびあがる。(加納宏幸)

 幹事長の絶大な権限は、民主党規約と自民党の党則を比較すれば一目瞭然だ。

 まず大きな違いは、自民党には「党大会・両院議員総会に次ぐ党の意思決定機関」として総務会があり、総裁、幹事長らは総務会から一任を受けた上で党の重要方針を決める。重要法案も総務会の了承をもって党議拘束がかかったとみなす。派閥抗争が激しかった昭和37年に総裁・幹事長派閥の専横を防ぐ狙いもあってこの制度が導入された。

 民主党で総務会にあたる組織は、「党務の執行に関する重要事項を承認・決定する」機関である常任幹事会だといえるが、主宰するのは幹事長だ。実際には幹事長の意向をオーソライズしたり、助言する程度の機能しかない。

 処分の決定手続きに関して、民主党規約は「役員会の発議に基づき、常任幹事会が倫理委員会に諮った上で処分を決定する」と規定する。ところが、発議する役員会を運営するのも幹事長。国会議員7人と弁護士1人からなる党倫理委には「意見を述べる」権限しかなく、幹事長が事実上処分の全権を握る。

 国会議員の離党手続きについても幹事長の権限は絶大だ。党規約は「幹事長に申し出て役員会の議を経て常任幹事会の承認を得る」と定めており、幹事長は離党届を受理するかどうかの権限を一手に握る。

 これに比べて自民党の手続きは明快だ。党則では「党紀委員会の審査を経て党本部がこれを受理する」と定めており、有識者4人が加わる党紀委員会で処分を決めた上で党執行部が離党の可否を判断する。

 実は民主党の幹事長権限は、1月の党大会でさらに強化された。党規約が「党の運営および国会活動を統括する」から「党運営を統括する」に改められ、役員会の運営も代表が幹事長に「委任」できるとの条項が設けられた。

 民主党は改正の目的を「幹事長が党務、政策、国会のすべてを統括することを明確にするため」と説明しているが、これにより「党を代表する最高責任者」である代表は「君臨すれど統治せず」の存在となった。ただ、党運営の失敗の責任だけは負わされる。

 しかも現政権の事実上の意思決定機関である政府・民主三役会議に関して党規約の規定はない。首相は消費税増税法案について「政府・民主三役会議で党議拘束がかかった」と主張するが、規約上、党議拘束に関する規定もない。つまり政策をきっちり意思決定する機能がもともと党に備わっていないのだ。

 実は民主党も平成10年の結党時には総務会を設置し、旧社会党出身の横路孝弘氏が総務会長に就任した。ところが、党議拘束をかける立場にある総務会長が国旗国歌法案採決で「党議拘束はやめた方がいい」と主張するなど全く機能せず、翌年に廃止された。

 「政権交代した時、難しい問題の最終決定を常任幹事会でやると決めていれば、こんなことにならなかった…」。渡部恒三最高顧問は27日の臨時常任幹事会でこう嘆いた。野党時代には便利だった「不透明な意思決定プロセス」が、政権政党に生まれ変わることができない最大の要因となってしまった。

8666チバQ:2012/06/30(土) 12:02:27
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20120630-975459.html
小沢、輿石会談で絢香流し「壁耳」防ぐ
 民主党の小沢一郎元代表(70)が来月2日、離党を表明する見通しになった。29日、輿石東幹事長との3度目の会談後、取材に応じ、離党に関する結論をこの日に出す考えを明らかにした。

 小沢、輿石両氏が最初の会談に臨んだ28日、部屋では歌手絢香のヒット曲「三日月」が流れていた。通常、輿石氏が執務に当たる場所だが、重要な協議が行われる場合、中の話が外に漏れないようCDが大音量で流されることが多く、ドアに耳をあてて、会話を聞こうとする報道陣の「壁耳」と呼ばれる行為の防止対策だという。CDは輿石氏が職員から贈られたもの。以前は中島美嘉の曲が流れたこともあったといい、永田町では輿石氏と人気女性歌手の意外なコラボレーションが話題になっている。

 [2012年6月30日9時28分 紙面から]

8667名無しさん:2012/07/01(日) 11:43:44
>2人しかいない県連所属の国会議員を失いかねない状況と、先を見通せない現状に坂野氏はため息をついた。「非常に切ない気持ちでいっぱいですね」
その気持が執行部批判に向かわない不思議
しかも、坂野は労組上がりだろ
今、自分に連なる指示系統をずーっと遡っていったら、財務相に君臨するひとりの天皇に辿り着く
「非常に切ない」のは、今、その手足となって働いている、その事実に対してだろうが


渦巻く不満「公認撤回を」 村井氏造反で民主県連
2012年07月01日 01:12
 「公認を白紙撤回すべきだ」「なぜ東京で一人芝居みたいなことをするのか」ー。30日に富山市内で開かれた民主党県連の常任幹事会。県連常任顧問の村井宗明衆院議員が党議拘束を破り、消費税増税法案の衆院採決を棄権したことについて不満や厳しい声が噴出し、謹慎処分を決めた。2009年の前回衆院選で推薦した連合富山も「短絡的で思慮に欠けた行動」と批判。大量造反で党分裂の危機に直面している中、小沢一郎元代表に近い県連代表の広野允士参院議員も離党を否定していない。次期衆院選では村井氏の公認を見直す意見も浮上。場合によっては国会議員2人が不在になる局面も想定され、民主県連は正念場を迎える。

 「1期目から支援してきた。相談がないことに怒りを持っている。棄権するとはあまりにも幼稚だ」。政調会長の山上正隆県議はこう切り捨て、村井氏に県連常任顧問の辞任を求めた。

 消費税増税法案の衆院採決について、「基本的には造反しないつもり」としていた村井氏が一転して造反する可能性を示唆したのは、採決前日の6月25日。県連幹部は「寝耳に水だ」と目を丸くした。

 県連幹部は日頃から、村井氏から政治活動について相談や報告を受けることはあまりなかったという。県連幹事長の坂野裕一県議は「県連に対する気持ちがどうも以前から薄いと思っていたが、ここにきてまさに露呈したということだ」と吐き捨てるように言い放った。

 前回衆院選で推薦した連合富山の森本富志雄会長は県連と同様、事前に相談がなかったとし、「大局観に欠け、短絡的で思慮が足りない。後先を考えていない行動だ」と批判する。

 その上で「党議拘束がかかった法案に賛成しなかった議員が次の選挙に党公認で出られるのか」と指摘。次期衆院選に向けては、村井氏に対する県連の対応を見極めた上で県連と協議する方針だ。

■擁護論も
 一方で、県連内には温度差もある。村井氏の支援を受けて昨春の県議選で初当選した笠井和広県議は「私も消費税増税に反対の立場を貫いてきたし、今でもその考えは持っている」と棄権に理解を示し、「支えていかなければという気持ちは一切変わらない」と強調した。

 常任幹事会の出席者によると「(処分は)穏便にしましょう」「党本部の処分を見てから決めた方がいい」とする意見もあったという。

 村井氏を支援する経済人らでつくる「むねあき政経懇話会」代表の栃谷義隆ヤングドライ社長は、村井氏が昨夏、『総理、増税よりも競り下げを!』と題した自著を出版したことを挙げ、「組織人である前に一人の人間として思いを貫き、初志貫徹したということだ」と擁護。今回の行動を丁寧に説明し理解を求めていくべきとした。

■代表離党懸念
 県連はもう一つの大きな問題を抱える。代表を務める広野参院議員が離党するのでないかという懸念だ。坂野氏は「小沢元代表と統一行動を取るのではないかと予測される」と述べ、離党する可能性が高いとの見方を示す。

 広野氏は30日、県連常任幹事会を急きょ欠席。富山市内で開かれた社会福祉法人の記念式典と懇親会に出席した。取材に対し、小沢元代表が画策する集団離党・新党結成への参加について「政治は一刻一刻変化する。さまざまなことがあり、仮の話にはお答えできない」と明言を避けた。

 政権与党として、次期衆院選の県内3小選挙区と来夏の参院選で候補擁立を目指す民主県連。特に衆院選は、民主の現職がいない2区と3区での擁立にまだ見通しが立っていない。現職の村井氏で固まっていたはずの1区の公認も揺らぐとなれば、候補が全員新人となる事態も予想される。

 2人しかいない県連所属の国会議員を失いかねない状況と、先を見通せない現状に坂野氏はため息をついた。「非常に切ない気持ちでいっぱいですね」(政治部・一川孝文、米沢慎一郎)
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20120701/62043

8668チバQ:2012/07/01(日) 14:14:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120630-OYT8T00921.htm
民主県連分裂の可能性…離党に慎重な議員も

離党に否定的な考えを改めて示す階氏  民主党の小沢一郎元代表が2日に離党を含めた今後の対応を表明するのを前に、県関係の同党国会議員は週末、地元で支持者への説明に奔走した。小沢元代表の影響力が大きい県内の同党国会議員や地方議員の多くは、小沢元代表と行動を共にするとみられるが、一部には「慎重派」もおり、党県連が分裂する可能性も出ている。

 「自ら党を離れることは、すべきでない」

 階猛衆院議員(1区)は6月30日、盛岡市内で記者団にこう述べて、改めて離党に否定的な考えを示した。小沢元代表に近いと見られている階氏だが、これまで再三にわたり離党しないように、小沢元代表を説得してきた。

 階氏によると、同日の後援会会合でも「なるべく党に残ってほしい」という意見が出たという。ただ、小沢元代表が離党表明した場合の自身の対応については明言を避け、「小沢先生が党に残ってもらえるように努力する」と述べるにとどめた。

 黄川田徹衆院議員(3区)も離党には慎重な考えだ。29日夜、陸前高田市内であった後援会幹部との会合では、幹部から小沢元代表と行動を共にするよう求められたが、今後の対応について明言を避けたという。

 小沢元代表と距離がある平野復興相(参院岩手選挙区)は、同党にとどまる見通しだ。

 一方、畑浩治(2区)と菊池長右ェ門(比例東北)の両衆院議員は、小沢元代表の意見に従うことを明らかにしている。

 畑氏は30日、久慈市の会合に出席。27日には、同市の複数の後援会幹部に対して、「『新党ありき』ではないが、最後は小沢先生の判断に従う」と話し、理解を求めた。

 菊池氏も30日、岩泉町や田野畑村などの後援会幹部宅を回り、離党や新党参加について説明し、理解を得られたという。

 この他、県関係の参院議員の主浜了氏(岩手選挙区)、藤原良信氏(比例)は、小沢元代表の方針に従うとみられている。

(2012年7月1日 読売新聞)

8669チバQ:2012/07/01(日) 21:49:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000057-mai-pol
<小沢元代表>離党判断2日に 衆参50人前後同調か
毎日新聞 7月1日(日)21時27分配信


岩手県の達増拓也知事との会談後、記者団の取材に答える小沢一郎元代表=盛岡市の県庁で2012年7月1日午後3時38分、安藤いく子撮影

 消費増税法案の衆院採決で造反した民主党の小沢一郎元代表は1日、離党して新党を結成する方向で2日に最終判断する考えを改めて示した。同調者は衆参両院から計50人前後になる見通し。ただちに離党することには慎重な議員もいるため、元代表周辺では「最初は30人でも40人でもいい」という段階的な離党論も浮上している。

【小沢氏のこれまでの活動を写真で振り返る】写真特集:小沢一郎氏の軌跡

 小沢元代表は1日、地元・岩手県の達増拓也知事と県庁で会談した後、記者団に「我々の主張を実現するためにどうすべきかという判断を遅くとも明日にはしないといけない」と述べた。消費増税を進める野田政権の姿勢を「国民に対する背信行為で、民主党はうそつきだと言われても仕方ない」と批判した。

 元代表はその後、盛岡市内で達増知事や党県連幹部と会食し「最後の最後まで望みを捨てず、本来の民主党になるよう努力する」とも語ったという。6月28、29日に元代表と3回会談した輿石東幹事長は1日のNHK番組で「具体的な知恵とか案は持ち合わせていない。そう時間は残されていない」と述べ、元代表の説得は難しいとの認識を示した。

 野田佳彦首相は2日の党役員会で造反者の処分を指示する方針。輿石氏は処分について「ルールに従ってけじめをつけて一致結束する。党内の一致結束を妨げることはありえない」と述べた。元代表らが離党届を出せば除籍(除名)などの厳しい処分となる可能性が高いが、元代表に同調しない造反者の処分は軽くすることで、離党者を最小限に抑えたい考えとみられる。

 元代表が6月28日に開いた離党準備会合には衆院35、参院14の計49人が出席した。無所属だった平山泰朗氏が同27日に国民新党の衆院会派に入り、衆院で野田政権を少数与党に追い込むのに必要な離党者はそれまでの54人から55人へとハードルが上がった。新党きづなの9人と共同で内閣不信任決議案を提出できる衆院42人以上の確保も微妙な情勢だ。【光田宗義】

8670チバQ:2012/07/01(日) 21:50:51
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120701/mca1207012115004-n1.htm
【民主分裂】「小沢新党」へ着々も展望なく、悲観論も2012.7.1 21:14

 民主党の小沢一郎元代表が1日、離党を目前に控え急きょ地元・岩手入りした。再出発を前にお膝元で存在感をアピールし、「小沢王国」の結束を図った形だが、盤石のはずの地元でも小沢系議員に不安が広がる。「民主党を立て直すことが最優先だ」。法案採決前に、複数の岩手県選出議員が小沢氏に慎重な行動を求めたのは異例。懸念はグループ全体に及ぶ。離党を見込む四十数人の大半は選挙基盤が弱い当選1回生。野田佳彦首相は「分党」を否定し、政党交付金の分割に応じないため、早期の衆院解散・総選挙に臨むには資金面の心配も募る。

 法案に反対した辻恵衆院議員は堺市の会合で「9月の代表選でまともな人を選べば民主党は衆院選に勝てる。増税法案を葬り去り、本当の政治主導が実現する」と残留に未練を残した。若手議員も「新党がうまくいくはずがない」。再出発後の展望はなく、地元や周囲には悲観論も出ている。

8671チバQ:2012/07/01(日) 21:52:34
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120701-OYT1T00180.htm
小沢グループ、乱気流に?強気と不安が交錯

自らのグループ議員のパーティーで、笑顔を見せる小沢元代表(30日夜、大阪市内のホテルで)=原田拓未撮影 野田首相による民主党の小沢一郎元代表への事実上の「決別宣言」に対し、小沢グループからは30日、「想定内だ」と強気の声が上がったが、広がりは限定的だ。

 政治資金規正法違反事件で裁判を抱える小沢氏の新党には、選挙基盤の弱い若手を中心に不安視する声もあり、内実は複雑だ。

 小沢氏は30日夜、大阪市のJR新大阪駅構内の居酒屋でグループ議員数人と会食した際、首相の発言を報じるニュースを見て、「何? こんなこと言っているのか」と漏らしたという。

 グループの当選1回議員の中核メンバーで、会食に同席した大谷啓衆院議員(大阪15区)は、同日昼に大阪市内で開かれた業界団体の会合で、小沢氏と行動をともにする考えを強調した。そのうえで「首相は政権交代の原点を忘れている。月曜日(7月2日)にも離党するだろう」と述べた。

 別の当選1回議員は、「首相が処分を急いだら、小沢グループ以外にも民主党に見切りをつける人が出てくる」とし、首相が党員資格停止以上の処分に踏み切れば、離党者が増えるとの見方を示した。

 小沢氏はまだ、離党や新党などの具体的な方針を明言していない。これが、グループ内で「先が見えない」不安につながり、動揺を招いている面もある。小沢氏周辺は30日、「グループは迷走状態だ。乱気流に突入して操縦不能になっている」と漏らした。

(2012年7月1日09時43分 読売新聞)

8672名無しさん:2012/07/01(日) 22:29:56
読売には小沢新党に参加する議員が出てますね。時事だと参議院14人になってますね。

8673チバQ:2012/07/01(日) 23:06:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000063-mai-pol
<民主党>小沢系も分裂状態 造反議員、揺れる離党判断
毎日新聞 7月1日(日)22時45分配信

 民主党の小沢一郎元代表が離党・新党結成に踏み切れば、党内最大勢力として衆参約100人を数えた小沢グループも分裂する。元代表が「衆院解散・総選挙が近い」と危機感をあおる中、「反増税・反原発」を掲げた「小沢新党」に生き残りを懸けるのか、民主党の組織的な選挙支援に期待するのか−−。元代表とともに消費増税に反対してきた議員たちの判断も揺れる。【高橋恵子】

 6月28日の離党準備会合に出席したのは衆院35、参院14の計49人。衆院35人中22人は当選1回の若手で、うち10人が比例選出だ。多くは選挙基盤が弱く、かといって、法案採決で造反した以上、次期衆院選で党の手厚い支援や比例優遇は望めない。参院14人もうち12人が来年改選を迎える。原発再稼働をめぐる政権批判も強まり、「民主党では戦えない」との危機感が強硬姿勢につながっている。

 28日の会合に参加した松崎哲久衆院議員(埼玉10区)は1日、埼玉県坂戸市の会合で「残念ながら、立党の志を失った民主党にもはやとどまることはできない」と離党を明言した。多くが離党を覚悟する一方、福嶋健一郎衆院議員(熊本2区)は党県連の会合後、記者団に「今はとにかく民主党の枠の中で国民に約束したことができるか、ギリギリまでそういう目線で動いてほしいと小沢元代表にお願いしている」と揺れる思いを語った。

 当選1回議員の一人は「小沢先生が50歳なら別だが、もう70歳。離党して小政党になれば政権獲得への展望はない」となお残留に望みをかける。民主党執行部はこうした議員をターゲットに「とどまれば選挙で十分な応援態勢を取ることができる」と切り崩し工作を進めており、警戒した元代表が離党判断を急ぐ形になっている。

 小沢元代表の地元・岩手でも「党に残ってもらいたい」(階猛衆院議員=岩手1区)との慎重論がくすぶる。元代表が1日に岩手入りしたのは「復旧・復興への取り組みが不足している」との元代表批判も意識したとみられ、達増拓也知事のほか県議や支援者とも面談し、自身の行動に理解を求めた。

8674チバQ:2012/07/01(日) 23:58:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000167-mailo-l28
消費増税法案:民主、分裂に危機感 造反議員続出、地元説明に走る /兵庫
毎日新聞 7月1日(日)14時55分配信

 消費増税法案の衆院採決で造反議員が続出した民主党。県選出の同党衆院議員は地元に帰り、自らの態度の説明に追われた。採決の衆院本会議を欠席した議員や賛成票を投じた議員は、党分裂に危機感を抱いて懸命に理解を訴えた。【桜井由紀治、錦織祐一】
 ◇欠席議員「地道に理解を」
 「私は法案採決で棄権をした一人です。厳しいご批判をいただいていますが、なぜ私が賛成や反対をしなかったのか、説明をさせていただきたい」。法案採決で衆院本会議を欠席した衆院兵庫5区選出の梶原康弘氏は29日、三田市のJR三田駅前で街頭演説に立った。
 採決欠席以来、事務所には、抗議の電話やファクスが殺到しているという。「法案に反対ならば反対票を投じるべきだ」と批判する内容のほか、「もう後援会役員を辞める」と“縁切り”を通告されたものもある。
 梶原氏は「消費増税自体に反対した訳ではない。しかし、増税前にやるべきことをやったのか」などと党を批判。意見が反映されない党の政策決定プロセスも、欠席理由の一つに挙げた。
 かつては小沢一郎元代表のグループに属していたが、「今、党を分裂させることは政権交代の意義を踏みにじるもの」と、小沢氏らの動きも批判。自身は離党するつもりがないことを強調した。
 梶原氏は取材に対して、「厳しい」という言葉を繰り返しながら「地道に訴えて理解してもらうしかない」と語り、次の演説場所へ向かった。
 ◇賛成議員「党の状況悪い」
 法案に賛成票を投じた井戸正枝氏(同1区)は30日、神戸市中央区で開かれた1区総支部の定期総会で経緯を説明。支援者ら十数人に「党の状況は悪い。政策が十分に理解されていない。時間はかかるかもしれないが消費増税も含め地道に中身を説明したい」と訴えた。
 だが党員からは「自民党の政治を変えたいと期待され、我々は血へどをはいてやっとの思いで政権交代を果たしたのに、今は逆風。消費増税は(マニフェストに)なかった。こうなったら『自信を持って(消費増税を)やった』と伝えてほしい」と注文がついた。
 井戸氏は「党が割れているような印象を与えているが、消費増税に反対している人は少数。テレビによく出るので大勢のように思われているだけだ。私たちは党内できちんと議論をしている。有権者には私たちの生の声を伝えていきたい」と語った。
〔神戸版〕

7月1日朝刊
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8675チバQ:2012/07/02(月) 00:00:20
>>8540
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120630-OYT1T01249.htm
週刊誌報道の田中美絵子議員、県連副代表を解任

 民主党石川県連の常任幹事会が30日、金沢市内のホテルで行われ、週刊誌で国土交通省幹部との不適切な関係が報じられた田中美絵子衆院議員(比例北陸信越)について、県連副代表の職を解くことを決めた。


 県連代表の一川保夫参院幹事長は、「民主党自体が厳しい局面にあり、相当厳しく受け止めている」と処分の理由を説明。「責任ある副代表から離れ、彼女なりに国会議員の活動に専念してもらう」と述べた。次期衆院選の公認は「党としてもまだ決めていない」とし、今後協議していく考えを示した。

 田中氏は会合前、会場入りする役員一人ひとりに、「この度はご迷惑をおかけしました」と深く頭を下げた。会合後、報道陣の取材に応じた石坂修一幹事長によると、田中氏は会合の中でも改めて今回の騒動を謝罪し、不適切な関係は否定したうえで議員活動を続ける意志を表明。役員からは「国家公務員と深夜に会うのは良くない」「脇が甘い」といった厳しい意見が相次いだという。

(2012年7月1日06時43分 読売新聞)

8676名無しさん:2012/07/02(月) 14:09:14
とうとうきましたね

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120702-OYT1T00605.htm
小沢元代表ら衆参52人、離党届提出…午後会見

民主党
 民主党の小沢一郎元代表ら52人が2日昼、離党届を提出した。


 離党届を提出したのは、衆院議員が40人、参院議員が12人。同日午後、小沢氏が記者会見する。

(2012年7月2日12時49分 読売新聞)

8677とはずがたり:2012/07/02(月) 14:33:06
うおっ,遂にですねぇ。。名前はいつ出るかな・・

8678とはずがたり:2012/07/02(月) 14:42:49
>>8677
出てた↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191664843/637

8679チバQ:2012/07/02(月) 23:55:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00001117-yom-pol
衆院・民主、少数与党への転落は回避
読売新聞 7月2日(月)22時3分配信


拡大写真
読売新聞

 民主党の小沢一郎元代表ら50人(衆院38人、参院12人)が2日、離党届を輿石幹事長に提出し、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案を巡る民主党内の対立は、党分裂に発展した。

 小沢氏は週内にも新党を結成する構えだ。野田首相は、自民、公明両党の協力を得て関連法案の成立に全力を挙げる考えだが、国会対応をはじめ政権運営はこれまで以上に厳しくなる。

 小沢氏は同日夕、国会内で記者団に、「もはや野田首相のもとでの民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではない」と批判した。そのうえで、「今後、新党の立ち上げも視野に入れながら、政権交代の原点に立ち返り、国民が選択できる政治を構築するために、本日、民主党を離党した」と述べた。新党で反増税・反原発を訴える意向も示した。

 小沢氏はこれに先立ち同日昼、自身に近い山岡賢次前国家公安委員長らを通じ、小沢グループのうち、衆院議員40人、参院議員12人の計52人の離党届を輿石氏に提出した。同日午後、階猛(しなたけし)、辻恵(つじめぐむ)両衆院議員が記者会見して離党しない意向を表明したため、2人の離党届は撤回され、提出者は衆院議員38人を含む50人となった。

 小沢氏らが新会派を結成すれば、衆院では、民主、自民両党に次ぐ第3会派となる。参院は、首相問責決議案などを単独で提出できる11人を上回る。証人喚問が行われる衆参両院の予算委員会に委員を出せるため、政治資金規正法違反事件を巡る小沢氏の証人喚問を「全会一致の慣例」をたてに拒むこともできる。

 小沢氏らは、衆院で新党きづな、新党大地・真民主と統一会派の結成も検討している。衆院の民主党会派は251人となるが、過半数は維持し、「少数与党」への転落は回避した。

8680チバQ:2012/07/02(月) 23:58:49
http://mainichi.jp/select/news/20120703k0000m010056000c.html
民主分裂:96年の結党以来初めて本格的分裂に
毎日新聞 2012年07月02日 20時37分(最終更新 07月02日 21時55分)


 民主党は2日、小沢一郎元代表らが離党を表明したことで、96年の結党以来初めて本格的な分裂を経験することになった。元代表は03年9月、自由党を解党して民主党に合流したが、約9年で離党する事態に至った。消費増税法案をめぐる党内対立はひとまず峠を越すが、党には元代表が打ち出した09年衆院選マニフェストの総括が課題として残された。

 96年9月、新党さきがけに所属していた鳩山由紀夫元首相と菅直人前首相らが「官僚依存からの決別」を掲げて民主党を旗揚げ。これを母体に旧民政など4党が98年合流して今の民主党となった。しかし現在に至るまで党には綱領もなく、「寄り合い所帯」との指摘が絶えず付いて回ることになった。

 民主党は、自民党の小泉純一郎政権下で党勢の伸長に苦しんだが、続く安倍晋三政権時代の07年夏の参院選が転機となった。小沢元代表は「国民の生活が第一」のスローガンを掲げ、60議席を獲得。非改選の議席と合わせて勢力を109議席に伸ばし、参院第1党に躍り出た。

 民主党は与野党の勢力が衆参両院で異なる「ねじれ国会」を背景に安倍政権を翻弄(ほんろう)し続ける。元代表は、安倍氏の後を継いだ福田康夫首相との間で民主、自民両党の大連立構想を進めようとしたが、民主党内の反発で頓挫した。

 自民党はその後も、ねじれ国会にあえぎ、政策決定がもたつくなか、民主党は、麻生太郎政権当時の09年8月の衆院選で308議席を獲得。戦後初の本格的な政権交代を果たし翌月、鳩山氏は首相に就き、元代表は幹事長に起用された。

 10年1月、元代表の秘書だった石川知裕衆院議員ら3人が政治資金規正法違反容疑で逮捕される事件が起きる。野党は元代表に対して国会での説明を求めたが、「司法当局が捜査中だ」と突っぱね続ける。不起訴処分になり捜査が一段落しても「捜査で結論が出た」との理由で説明することはなかった。

 民主党も元代表の処分を先送りし続けた。元代表に近い鳩山氏や、輿石東幹事長がけん制したためだった。結局、党員資格停止処分が決まったのは菅政権下の11年2月。民主党の対応の甘さを浮き彫りにした。

 民主党は菅政権当時の10年7月、参院選で大敗。衆参両院のねじれ状態を再び招いた。元代表は、菅政権に対し「唐突な『消費税10%』発言が敗北の原因だ」と批判。10年9月の代表選に自ら出馬した。菅氏と党内を二分する激戦を展開したが、敗北。党内で政権の批判勢力となる「党中党」の様相を強めた。

 11年6月には、野党提出の菅内閣不信任決議案への賛成を視野に、自らのグループの結束を確認するなど、菅政権を揺さぶり続けた。11年8月の代表選で、元代表は海江田万里氏を支援したが、野田佳彦首相に敗れた。首相は消費増税法案に「政治生命を懸ける」と訴え、元代表との妥協を否定。元代表は政権批判勢力となり、党内で摩擦を生み続けた。【竹島一登】

8681チバQ:2012/07/02(月) 23:59:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000081-mai-pol
<民主分裂>小沢元代表離党 元の仲間からは冷ややかな声
毎日新聞 7月2日(月)20時35分配信

 民主党の小沢一郎元代表の離党について、かつて小沢元代表と行動を共にし、後にたもとを分かった国会議員からは冷ややかな声が聞かれた。

 小沢元代表と共に新進党、自由党に所属した野田毅・自民党税調会長は「(小沢元代表は)新進党では消費税増税と言ったが、自由党では消費税ゼロと言い出した。あの人に政策はない。国家のためを考えない。選挙だけ。勝ってなんぼ。(政策を実現する)財源は勝ってから考える人なんだ」と突き放した。

 新進党に所属したことがある公明党の池坊保子衆院議員は「人間関係は信頼の積み重ねだが、あの人にはそれがない。選挙に強いという幻想を振りまき、寄る辺のない1年生議員らを集めただけ」と語った。離党にも「何回ぶちこわし、新党を作ったら気が済むのか。感情で動いているだけですね」と嘆いた。【青島顕】

8682チバQ:2012/07/03(火) 00:25:55
結果、離党せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000152-mailo-l42
消費増税法案:反対の民主・福田議員「離党や新党参加ない」 「処分は覚悟のうえ」 /長崎
毎日新聞 7月1日(日)14時37分配信

 消費増税法案の採決で反対した民主党の福田衣里子衆院議員(長崎2区)は30日、諫早市で取材に対し「離党や新党への参加はない」と述べた。党からの処分については「覚悟のうえ」と話した。
 福田氏は採決前「増税先行の案には賛成できないが、反対すれば政局に結びつく」として「棄権」を表明していた。「反対」に転じた理由を「熟慮したが、自分の信条に従った。また、有権者の皆さんに、棄権では申し訳ないと思った」と語った。この対応について、一般支持者からは「信条を貫いて良かった」という反応が多いというが、支援組織には「まさか反対するとは思わなかった」と困惑もあるという。
 小沢一郎氏らの新党の動きについては「それぞれの政治家の判断なので、とやかく言うことはないが、新党にくみすることはない」と述べた。【武内靖広】
〔長崎版〕

7月1日朝刊

8683チバQ:2012/07/03(火) 00:30:55
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120701-OYT1T01118.htm
棄権「分裂回避のため」原口氏、離党しない考え
採決を棄権した理由について記者団に語る原口氏(佐賀市内で) 社会保障・税一体改革関連法案の採決を棄権した民主党佐賀県連代表の原口一博元総務相は1日、佐賀市内で記者団の取材に応じ、「党の分裂を避けるための行動だった」と理解を求めた。

 小沢一郎元代表らの離党の動きについては「ぎりぎりまで説得する」と述べ、自身は離党しない考えを明らかにした。

 原口氏は棄権の理由について「国民の生活が第一(との立場)、そして県の状況を見れば、増税できる時期にはない。任期中に増税しないという公約との区別を理解してもらえない」と説明。衆院総務委員長の辞任届を提出したことについては「国会を遅滞、混乱させてはならない。自分でけじめをつけた」と述べた。

 また、棄権は小沢氏らの離党を防ぐための行動だったとし、「自分が賛成して『離党しないでくれ』とは言えない。思いとどまってもらうためだ」と理解を求めた。

 採決後の小沢氏とのやりとりについても明かした。面会して「(小沢氏の)力を生かすために、党に残ってほしい」と要請したところ、逆に小沢氏から「自分たちの中で一つの柱として頑張ってくれないか」と求められた。しかし、原口氏は「民主党の中で柱になって頑張りたい」と答えたという。

 小沢氏が会長を務める「新しい政策研究会」を採決翌日の6月27日に退会したことも明らかにし、「顧問を務めていたが、会は離党届を取りまとめるなど、小沢氏の政策を学ぶという趣旨を越えた」と語った。

 これらを踏まえて原口氏は「小沢氏が離党しても(民主党に残る)決意は変わらない」と言明した。

 記者団から「小沢氏とは一線を画すということか」との問いには「そんなことはない。自分は(小沢氏が代表時代の)補佐役だった」と否定したが、「(小沢氏が)党を出るとその違いは大きい」と述べ、苦しい胸の内ものぞかせた。

 原口氏は1日、県連幹部にも事情を説明。今後も県連代表の職は続けるが、園田泰郎代表代行から「県民や有権者に分かるよう説明をしてほしい」との要請を受けたという。(佐々木浩人、小山田昌人)

(2012年7月2日08時07分 読売新聞)

8684チバQ:2012/07/03(火) 00:32:23
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005180874.shtml
消費増税採決欠席の民主、梶原氏 「離党しない」 
 消費税増税法案の衆院採決を欠席した民主党の梶原康弘衆院議員(兵庫5区)は1日、神戸新聞社の取材に対し、離党はしない考えを明らかにした。


 梶原氏は同日、養父市で開かれた党支部大会に出席。終了後、「(党を)出るつもりはない。党に残り、法案の修正なり、民主的な政策決定のプロセスをつくっていかなくちゃいけない」などと答えた。

 大会には、党支部幹部や地元首長ら約20人が参加。梶原氏は「国民への説明不足や、党内の政策決定過程に問題があった」と採決欠席の理由をあらためて説明。小沢一郎元代表らの離党に向けた動きについては「政権交代を果たしたのに、消費税引き上げの問題一つで党をつぶすのは残念。国民の期待を裏切ることになる」と批判した。(井原尚基、竹本拓也)

(2012/07/02 08:05


http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120702/201207021045_17438.shtml
離党、重ねて否定 民主・橋本氏、神戸町で集会
2012年07月02日10:45
 6月26日に衆院で可決された消費税増税法案について、採決で反対した県選出の橋本勉衆院議員(民主、比例東海)は1日、安八郡神戸町内の喫茶店で開いたミニ集会で、「衆院で止められないなら参院で止めなければならない」と述べ、参院での廃案を目指す意向を表明した。また、造反者に対する党の処分を「潔く受ける」としつつ、離党はしない考えを重ねて示した。

 橋本議員は集会後、本紙の取材に「(処分を受けた場合も)反対という意思表明をしていかなければならない」と話し、引き続き野田佳彦首相らに増税政策の変更を要求していく意向を明言した。

 集会では衆院採決で党内の57人が反対したことについて、党内の意見集約の進め方に瑕疵(かし)があったと指摘。小沢一郎元代表らが検討する集団離党、新党結成については「党内の分派を認めるなど包容力をもって迎えるよう、党執行部にお願いしたい」と取材に語り、寛大な処分によって党の分裂は避けるべきだと強調した。

8685チバQ:2012/07/03(火) 00:41:16
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191664843/656
の会合で出ておいて結局へたれた2人

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070200532
階、辻氏は離党せず=「党で改革可能」−民主
 民主党離党届提出者のうち、階猛(岩手1区)、辻恵(大阪17区)両衆院議員は2日午後、それぞれ衆院議員会館で記者会見し、離党しない意向を表明した。同党の山岡賢次前国家公安委員長は同日、消費増税関連法案への反対を理由に、小沢一郎元代表を含む衆参両院議員計52人の離党届を党執行部に提出した。しかし、辻、階両氏が離党を否定したことで、離党者は衆院議員38人、参院議員12人の計50人となる。
 会見で辻氏は「民主党で原点に戻る改革をすることが可能だ」と強調。階氏は「党に残る決断をした。今のところ離党の考えはない」と語った。 
 両氏は個別に小沢氏と面会し、離党しない意向を伝えた。(2012/07/02-16:17)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120702-OYT1T00753.htm
階氏「無効だ」、辻氏「原点に」…2人離党せず

 離党届に名前が含まれていた民主党の階猛、辻恵両衆院議員は2日午後、国会内でそれぞれ記者会見し、離党しない意向を表明した。


 この結果、離党届を提出したのは、小沢一郎元代表ら衆院議員38人、参院議員12人となった。

 階氏は「離党届が私の了解なく出されており、無効だ」と述べ、党に撤回を申し入れた。離党届を回収した辻氏は「もう一度原点に立ち返る作業を行っていきたい」と語った。

(2012年7月2日16時15分 読売新聞)

8686チバQ:2012/07/03(火) 00:42:10
「離党届は確かに小沢先生に預けたが、提出までは委託していない。これは無効だ」
いやいや・・・・


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00001078-yom-pol
「えっ、私離党なの?」「なんで事前通知ない?」
読売新聞 7月2日(月)21時46分配信

 新党結成に突き進む「親分」についていくか、それとも民主党に残るか――。

 小沢一郎元代表が離党を表明した2日、消費税率引き上げ関連法案で反対票を投じた小沢グループ議員の多くは、それぞれ苦渋の決断を強いられた。

 「えっ、入っているの? 私は離党という決断をしているわけではありません」

 離党に慎重だった辻恵衆院議員は2日午後、自らの離党届が提出されたことを記者団から聞かされ、絶句した。

 同じく離党届が提出された階(しな)猛衆院議員も国会内で記者会見し、「離党届は確かに小沢先生に預けたが、提出までは委託していない。これは無効だ」と述べ、同調を拒んだ。

 辻、階両氏は「民主党を党内で変えられる可能性がある」としてそれぞれ国会内の事務所に小沢氏を訪ね、離党意思がないことを伝えた。小沢氏は渋々同意したものの、「いったん身を預けたのだから、けじめをきちっとつけることは政治家として必要なことだ」と不快感をあらわにした。

 ある当選1回衆院議員は、テレビのニュースで自身の離党届提出を知って、「なんで事前通知がないんだ。こっちは政治生命がかかっているんだ。支持者にも『前もって連絡する』と言ってあったのに、ふざけるな」と周囲に怒りをぶちまけ、小沢氏の事務所に駆け込んだ。小沢氏が「悪かった」と謝罪し、この議員は最終的に離党に応じたが、離党届提出を巡って段取りの悪さが目立った。

 反対票を投じた小沢グループ議員の中では、山岡賢次前国家公安委員長ら積極的な離党論者がいる一方で、最後まで迷いに迷い続けた議員も多かった。山岡氏は一人一人に最終確認を取らないまま離党届の提出に踏み切ったが、かえってドタバタ劇を印象づけてしまった。

 衆院で約80人とされた小沢グループ議員の半分は党に残る。採決を棄権した黄川田徹衆院議員は、小沢氏と同じ岩手県選出で関係が深かったにもかかわらず党残留を決めた。記者会見では「残念。残念の一言だ。離党の大義、将来の方向も見えない」と「小沢批判」をにじませた。

 もっとも、離党した議員にとっても、先の展望が開けているわけではない。グループ幹部の一人は、自分に言い聞かせるようにこう語った。

 「イバラの道、地獄の道だなあ。もうルビコン川は渡ったわけだから、前向きに考えるしかない。『たら』『れば』を言っても仕方がない」

          ◇

 小沢氏らが離党届を提出し、民主党は分裂した。衆院選や政界再編も視野に動き始めた各政党や、第3極の政治勢力の動きを追う。

8687チバQ:2012/07/03(火) 00:47:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070200649
小沢氏に同調せず=民主・黄川田氏
 民主党に離党届を提出した小沢一郎元代表に近い同党の黄川田徹衆院議員(岩手3区)は2日、「自分としては東日本大震災の復旧・復興を動かしたい。(党の)外に出るとその声が政府に伝わりにくいので残ることにした」と語り、小沢氏には同調しない考えを示した。衆院議員会館で記者団に語った。
 黄川田氏は東日本大震災で妻や長男、両親を失った。復興基本法を審議した衆院特別委員会の委員長を務め、野田内閣では総務副大臣に就任したが、3月の消費増税関連法案の閣議決定に抗議し、副大臣を辞任。消費増税法案などの衆院採決は棄権した。 (2012/07/02-16:16)

http://www.asahi.com/politics/update/0702/TKY201207020153.html
2012年7月2日13時7分
津波で父死亡の黄川田議員、宅地など相続
 東日本大震災の津波で被災した岩手県陸前高田市を地元とする黄川田徹衆院議員(民主)が、父親が所有していた山林や宅地など計約12万9千平方メートルの土地の4分の1を相続した。

 資産等補充報告書によると、同市の中心部・JR陸前高田駅近くの宅地約2841平方メートルと、沿岸部に近い田畑2109平方メートルは津波被害に遭い、固定資産税の免除対象とされた。内陸の山林12万3961平方メートルは被害を免れた。

 黄川田議員は津波で両親と妻、長男を亡くした。

8688チバQ:2012/07/03(火) 00:52:09
http://www2.knb.ne.jp/news/20120702_32971.htm
2012 年 07 月 02 日 18:23 現在
村井衆議院議員めぐっては


 民主党にとって富山選出の唯一の衆議院議員である村井宗明議員は消費税増税法案の採決で棄権し、民主党県連は6月30日、謹慎処分としました。

 次の衆議院選挙での公認を白紙にすべきだという意見もあり、富山の民主党は、今大きく揺れています。

 「消費増税法案を巡る混乱に対して、民主党県連はどう対応するのか、先日の衆議院での採決以降、初めての常任幹事会が開かれています」

 消費税増税法案の採決を棄権した村井議員に対し、民主党県連はおとといの常任幹事会で事前に相談などが一切無く、信頼関係を損ねたとして、当面、県内での党の活動などへの参加自粛を求める謹慎処分を決めました。

 村井議員「多くの国民に、増税はしない、歳出削減をする、という風に、私は言ってきました」「ただ、あの〜、党の方針に従わなかったということでの謹慎処分は、受け入れたいというふうに思っています」「その上で、他党には行かず、党に残って、党本部の処分を受け止めていきたいと思っています」

 一方、民主党県連の坂野裕一幹事長は、県連内に、村井議員へ厳しい対応を望む意見もあることを明らかにしました。

 坂野幹事長「基本的には、公認候補者は全て県連からの公認申請をもって、公認申請をするわけでありますが、村井さんについても白紙撤回にすべきではないかという意見が、あって、今後ですね、党本部のですね、方とも十分相談をしなければならない状況も出てくるんだろうと」

 一方、村井議員は1日富山市内のホテルで開いた支持者向けのセミナーで改めて支援を求めました。

 村井議員「国民が望んでいる、増税前の徹底的な歳出削減、この国の改革、皆さんと一緒にやり抜いていきたいと思います」

 これに対して村井議員の支援者は…むねあき政経懇話会、栃谷義隆代表「今回の事においては、手続き上という問題はあったのかも知れません」「ただし私が思うのは」「村井宗明という政治スタイルを基本的には貫いて願いたいと、それがやはり、一般、市民の思いかなぁという風に思っています」

 党内の混乱で、民主党富山県連も今、大きな苦境に立たされています。

8689とはずがたり:2012/07/03(火) 15:56:00
どんな人でしたっけ?

水野氏も撤回、離党者49人に=民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000083-jij-pol
時事通信 7月3日(火)15時10分配信

 民主党に離党届を提出していた水野智彦衆院議員(比例南関東)は3日、執行部に対し、離党届を撤回する意向を申し入れた。これにより、民主党離党者は小沢一郎元代表らを含め衆院議員37人、参院議員12人の計49人となった。

8690名無しさん:2012/07/03(火) 16:26:55
>>8689
07千葉県議選に勝浦市選挙区から出馬・落選後、歯科医師会切り崩しのために小沢から誘いを受けて09衆院選比例下位で立候補・当選した人です。


07年  勝浦市・夷隅郡 定数 1−候補2 (選管確定)

得票数(率) 氏名 齢 党派 新旧 代表的肩書 その他
当 10,462(53.7%) 斎藤 万祐 68 自 民 現⑤ 党県政調会長
□ 9,031(46.3%) 水野 智彦 51 無所属 新 歯科医院長

8691とはずがたり:2012/07/03(火) 16:58:43
ありがとうございます。小沢に近いことは近いんですねぇ。。
比例単独だしどうする心算ですかねぇ??歯科医師会の推薦で参院比例とか?

8692とはずがたり:2012/07/03(火) 17:01:09

鳩山(だけ)は除籍したいなぁ。。
資格停止ってことは六ヶ月以内に総選挙有った場合公認は得られないんですかね?

小沢氏ら37人除籍=鳩山氏は資格停止6カ月−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070300596

 民主党は3日、臨時役員会を開き、消費増税関連法案の衆院採決で反対し、同党に離党届を提出した小沢一郎元代表ら衆院議員37人を除籍(除名)処分とする方針を決めた。増税法案に反対したが、離党はしない意向の鳩山由紀夫元首相は党員資格停止6カ月とする。
 法案に反対した鳩山氏以外の議員は党員資格停止2カ月。小沢氏に同調した参院議員12人の離党届は受理する。 (2012/07/03-15:44)

8693チバQ:2012/07/03(火) 21:41:03
>>8689-8691
11区(勝浦を含む選挙区)で比例復活した金子健一が離党するなら
自分は残って民主比例復活というわずかな可能性にかけることにしたんじゃないですかね?

8694チバQ:2012/07/03(火) 22:02:23
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120703-OYT1T00259.htm
鳩山氏の処分、気もむ後援会「有権者に何と…」

 「党分裂の様相を呈したのは極めて遺憾。野田首相は影響を最小限にとどめ、政権運営の安定に全力をあげるべきだ」。

 2日午後、民主党道連の岡田篤幹事長はコメントで、事態の収拾を強く求めた。「どんな事態になっても、北海道から離党議員が出ないことを確信している」とも述べ、事態を道連内に波及させないようクギを刺した。

 鳩山氏の地元・室蘭市の支援者間では、小沢氏らと党執行部の対立激化で鳩山氏への処分決定に影響が出ないか、懸念が広がった。

 橋本正敏・室蘭市後援会長は、「小沢さんの離党は我々に関係する話ではない。(自身の離党を否定する)鳩山氏の行動を受け止め、選挙に向けて活動していく」と予防線を張った。後援会幹部らが気をもむのは、鳩山氏が党員資格停止処分を受けると、選挙区支部長の資格もなくなり、期間が3か月を超える場合は代表代行が選任されるためだ。ある幹部は「処分期間が、総選挙の時期にかかってくると9区代表で戦えなくなる。そうなると、有権者に何と説明したらいいか」と表情を曇らせた。

(2012年7月3日15時16分 読売新聞)

8695チバQ:2012/07/03(火) 22:09:17
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207030004
3国会議員同調せず 小沢氏離党届
2012年07月03日


小沢氏らの離党届が報じられた後、報道陣の取材に答える民主党県連の佐々木順一幹事長(中央)=県議会

 民主党県連代表でもある小沢一郎・元党代表が2日、離党届を提出したが、県内の国会議員8人のうち3人が同調しなかった。県政では、達増拓也知事が行動をともにすると明言したが、与党の民主県議の大半は態度を保留。県内の「小沢民主」は分裂した。


    ◇


 離党届を出さなかった国会議員は、平野達男復興相(参院選挙区)、階猛氏(衆院1区)、黄川田徹氏(同3区)の3氏。


 黄川田氏は記者団に「最善の策は、残ってもう一度党を立て直すこと。自分もそこで汗をかきたい」などと述べた。


 一方、畑浩治氏(同2区)は「小沢氏の判断を了としたい」、主浜了氏(参院選挙区)は「増税して景気がどうなるか検証していない」などと、それぞれ朝日新聞記者に対して離党する理由を述べた。


 一方、県議会の民主会派の総会に菊池長右エ門氏(衆院比例区)が訪れ、結束を求めたが、会派としての結論は先送りされ、次回会合のめどは立っていない。2日夕までの朝日新聞記者の取材に対し、小沢氏と行動を共にすると明言した県議は3人のみだ。


 会派に3人の出身県議がいる連合岩手の八幡博文事務局長は「党が分裂するのは残念。離党届を出した国会議員は、こちらに説明する必要がある」と述べた。


■知事新党に協力


 民主党の「一般党員サポーター」という達増拓也知事は県庁で記者団に対し、「改革の理念のもと、小沢先生と日本を改革しようとやってきた。今まで以上に力を入れたい」と、小沢氏に同調して新党へ密接に協力をしていくことを示した。


■県議「すぐ決められぬ」


 「今の立ち位置は、政府を支える民主党として残る」。黄川田徹氏(衆院3区)は2日、議員会館の部屋で記者団に小沢氏との決別を明言した。


 「(自分の選挙区は)中選挙区時代に小沢先生の名前を書いた場所。私も30年のつきあい」。党が変わっても小沢一郎氏に寄り添い続けた黄川田氏だが、今回は違った。小沢氏との面談で離党届を求められたが、出さなかった。「被災地からすれば、『また政局か』と理解してもらえない面がある」


 小沢氏が対立候補を出す可能性を指摘されても「自分は出る。戦うことになる」とき
っぱり言った。


 小沢氏が民主党入りしてから当選した階猛氏(衆院1区)は、やはり小沢氏との面談で「いざというときのために預けておいてくれ」と頼まれ、離党届に署名、母印して預けた。しかしその後、離党に慎重になった。離党届を「民法上無効だ」と2日、幹事長
室に連絡し、返却してもらった。


 すでに距離を置いていた平野達男復興相を含め、衆参選挙区を独占した「小沢民主」は、真っ二つに分かれてしまった。


 県議会の本会議開会前、菊池長右エ門衆院議員(比例)が控室を訪れた。前日、小沢氏が語った内容を伝え、「岩手は今まで一枚岩でやってきた。どういう状態になっても一枚岩で行きたいのでお願いします」と呼びかけた。


 県議たちは、凍り付いたように無言だった。それは、できない相談だったからだ。会派には連合系の議員もいる。元連合岩手副会長の高橋元県議は「民主党でこのまま行動していく」と明言する。普段なら即座に小沢氏に同調する衆院4区の県議さえも、口々
に「すぐに決められない」。


 「個人的には心は決まっている」という佐々木順一・県連幹事長は、こう言うしかなかった。「一定の結論を導き出すよう努力する。今の時点で表明するのは差し控えたい」

8696チバQ:2012/07/03(火) 22:09:31
    ◇


 自民党を出てから20年目。新党をつくっては壊してきた小沢氏の足元が、今回ほど割れたことはない。このまま崩壊に突き進むのか。再編への序章か。県内の動きを追う。


■有権者から厳しい見方も


 小沢氏の出身地奥州市や、選挙区の衆院岩手4区の北上市では、離党をめぐって評価が相半ばし、これまでにない厳しい見方が出ている。


 小沢氏の奥州市の後援会員で会社社長の宇佐見良さん(60)は「小沢さんにとっては最後の闘いになるだろう。増税に反対し、国民の生活が一番、という信念を貫いてほしい。地元は民主党支持というより小沢党支持なのだから、離党でも選挙基盤は揺るがない。票は減らないよ」と話した。


 一方で、同市の会社役員(62)は「追い込まれた離党で展望がなく、夢がない。うんざりする」と批判する。また、後援会と距離を置く市議の一人は「離党は無責任だ。与党の一員として、党内をまとめる努力をすべきだった」と苦言を呈する。


 小沢氏に期待してきたという北上市内の会社社長(65)は「一度は首相をやってほしかったが、これからじり貧になるだろう。残念だが、そろそろ政界を引退すべきではないか」と惜しむ。


 奥州市の政界事情に詳しい関係者は「支持者はお年寄りに偏っている。小沢時代の終わりが始まったのではないか」とみる。

8697チバQ:2012/07/03(火) 23:05:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20120703/CK2012070302000122.html
民主県連、慌てぶり露呈 石森さん、党残留も県代表辞意
2012年7月3日

両手を握りしめ、険しい表情で離党を思いとどまった経緯などを語る石森さん=県庁で


 民主党の小沢一郎元代表ら国会議員五十人が二日提出した離党届では、県内関係は党副代表の山岡賢次・前消費者行政担当相が名を連ねた。社会保障と税の一体改革関連法案の採決で自らも造反した、県連代表の石森久嗣衆院議員は離党を否定したが、代表を辞任する意向を表明。次期衆院選が次第に近づく中、慌てぶりを露呈した。 (神田要一、磯谷佳宏)

 山岡さんが、国会内の党幹事長室に離党届を持参してから約三時間半後の午後四時。石森さんは県庁で記者会見した。「離党して、今の党の改革はできるのか。離党せずに(党の)中で改革していく決意をした」と切り出した。

 六月二十六日の衆院本会議では、一体改革関連法案の採決を棄権。「増税はやむを得ない」と一定の理解を示していたが、地元の中小企業経営者らに聞けば「今、消費税率を上げたら、やっていけない」との声が多かった。「景気対策をして道筋をつけて、国民に納得してもらってからでなければいけない」と力を込めた。

 「(山岡さんの)離党は残念。こういう結果を回避する手段は何回もあったのに、それを素通りしてきた」と執行部批判も。山岡さんの離党届が受理されれば、栃木4区は衆院選の公認候補が不在となるが「今後のことは全く考えていない」と述べるのが精いっぱいだった。

 自らは党にとどまる決断をしたものの「増税に賛成できないという立場である以上、続投はできない」と、県連代表の辞意を県連幹部に伝えたことを明らかにした。「責任は取らなければいけない。県連が判断するものと思う」とした。

 一方、県連幹事長の松井正一県議は県議会議事堂で取材に応じ、「民主党政権を成功させたいと同じ方向で歩んできただけに、それだけ多くの人が脱落するのは由々しき事態」と語り、選挙対策などを協議する全国幹事長会議の開催を強く求める考えを示した。

 石森さんの辞意については、県連の緊急幹事会で議論する考えを示した。

8698チバQ:2012/07/03(火) 23:55:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000160-mailo-l20
民主党:小沢元代表離党届 加藤氏「とどまる」 「消費増税阻止に有効」 /長野
毎日新聞 7月3日(火)12時50分配信

 民主党の小沢一郎元代表らが離党届を提出した問題で、小沢グループに属し、消費増税法案の採決で反対した加藤学衆院議員(43)=5区=は2日、電話取材に「党にとどまり、執行部に対して消費増税見直しを訴えた方が、最大の目的である消費増税阻止には有効と判断した」と離党しない意向を述べた。民主県連幹部は「慎重な対応だったと思う。任期を全うして次の選挙に臨んでほしい」と歓迎した。一方、民主の分裂に対し、野党は「(党内は)すっきりしたのではないか」「衆院解散・総選挙は早まるだろう」と淡々と受け止めた。
 ■加藤氏
 加藤氏は2日、取材に「(法案反対への処分など)執行部側の今後の出方が分からず、参院での審議も見据える必要がある。小沢グループ内でも離党は『議員の自主判断に任せる』ということだった」と見解を述べた。
 今後の動向について「増税法案が参院でも可決されれば、次の段階を考える必要がある。もし離党の決断をする時は、地元後援会の声なども聞くことになると思う」と説明。小沢グループの勉強会への参加については「新党きづなや無所属の議員もいる。今後も出席する」と述べた。
 ■民主県連
 加藤氏が代表の党5区総支部副代表で、消費増税に反対する吉川彰一県議(42)は「加藤さんと行動を共にしたいので、当面は自分の離党は考えない」と言及し「党の処分によっては加藤さんが離党せざるを得ない状況も考えられる。その時は離党を考える可能性もある」と付け加えた。消費増税には「中小企業の経営者ら、支持者から厳しい意見を聞く。(09年の)マニフェストにない消費増税には反対だ」と改めて強調した。
 民主県連の倉田竜彦幹事長は、小沢元代表らの離党届提出に「衆院採決で反対したという経緯からすれば、離党せざるを得なかったのだろう」と受け止め、今後の野田佳彦内閣に「国会運営はますます難しさを増すだろう」と懸念した。
 ■野党
 自民県連の石田治一郎幹事長は「民主にしっかりしてもらわないと3党合意した(消費増税などの)法案は参院に持ち込めない。野田首相は自民の要求に近づいており、解散・総選挙は早まる」と予測した。
 共産県委員会の今井誠委員長は「野田政権が国民の期待を裏切った矛盾の表れ。国民は『政治家は保身しか考えていない』とうんざりしている」と批判。離党しない加藤氏の姿勢に対し「反対票を投じたのであれば、信念(離党)を貫けばよい」と疑問を投げ掛けた。【石川宏、仲村隆、小田中大】

7月3日朝刊

8699チバQ:2012/07/04(水) 00:04:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000282-yom-pol
「総スカン」…民主党国会議員ゼロになる県
読売新聞 7月3日(火)9時51分配信

 2009年衆院選で2議席を獲得し、鳩山政権が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外・国外移設に取り組む原動力となった沖縄の民主党国会議員は、ゼロになる。

 「沖縄問題でも消費税でも、民主党は国民の声に耳を傾けず、約束したことをやらなかった」

 瑞慶覧(ずけらん)長敏衆院議員(沖縄4区)は、離党届提出の理由を淡々と語った。玉城デニー衆院議員(沖縄3区)も同時に提出。沖縄の基地問題で政権与党とのパイプがなくなるが、「逆に思い切ったことができる」と両議員とも前向きだ。「小沢新党」については、玉城氏が「参加する方向」としたが、瑞慶覧氏は「時間をかけて判断してもいい」と慎重で、温度差がみられた。

 離党について、瑞慶覧氏の地元の大城信彦・南風原(はえばる)町議は「沖縄では民主党は総スカン状態。離党は仕方ない」と理解を示した。一方、花城正樹・県連政調会長は、次期衆院選の擁立について「候補者を見つけられるかどうか……」と、不安を隠せない様子だった。

8701チバQ:2012/07/04(水) 22:42:18
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120704/plt1207041544009-n1.htm
“民主居残り”造反者に冷たすぎる視線…汚い!筋を通せ!2012.07.04


党常任幹事会であいさつする輿石東幹事長(中央)=3日午後、国会【拡大】
 小沢一郎氏らは4日午後、新党結成に向けた準備会合を国会内で開く。小沢氏を党首に据え、党名や人事、党綱領などを小沢氏に一任する方針を確認するとみられる。しかし、民主党執行部の切り崩しもあり、同調者は当初の衆院40人から3人が離脱し、1人は新党不参加を表明した。小沢新党に動揺が広がっている。

 政局当事者の明暗を分ける場面は、3日午後に起きた。

 小沢氏らの処分を協議していた民主党臨時役員会。出席者によると、前日に離党届を提出した比例単独当選の水野智彦衆院議員が飛び込んできて、一時、会場はシーンとなった。その後、離党届撤回の連絡と判明して、大きな拍手がわき起こったという。

 この直前、水野氏は議員会館の小沢氏の部屋を訪れ、離党撤回について説明した。小沢氏は「ぜひ、残ってくれ」「考え直してくれ」とすがったが、水野氏の意志は変わらなかった。小沢氏はこの後、事務所を出る際にドア付近でつまずき、SPに「危ねぇよ。出るんだよ」といらだちを隠せなかった。

 水野氏は千葉県勝浦市で歯科医を開業しているが、前回衆院選で、同市を含む千葉11区から民主党公認で出馬したのは、除名される金子健一氏(比例復活)。このため、小沢グループからは「次期衆院選で同区で公認する密約でもできたのでは」との恨み節も聞こえてきた。

 小沢氏らとともに離党届を提出した瑞慶覧長敏(ずけらん・ちょうびん)氏も同日、小沢新党には参加せず、当面は無所属で活動することを表明した。これで、階猛氏、辻恵氏に続いて4人が抜けたことになる。

 小沢氏の側近、山岡賢次氏が「さみだれ式に離党者は増える」と豪語したのとはまったく逆の状態が続いている。民主党の渡部恒三最高顧問は「(小沢氏は)才能ある政治家だけど、これで終わりだろう。寂しい。残念だ」と惜別の辞を述べた。

 民主党は4日にも党倫理委員会を開き、消費税増税法案に反対した57人のうち、離党届を提出した37人を除名、離党届を出していない19人のうち、鳩山由紀夫元首相は党員資格6カ月、残る18人は同2カ月とする処分を正式決定する。こうした差をつけた処分が、切り崩しにつながったのも間違いない。

 その鳩山氏など、衆院採決で反対しながら離党しなかった議員ら約30人は3日午後、国会内で会合を開き、「反増税の立場で連携していく」ことを確認した。だが、ある造反・居残り議員の事務所には「筋を通せ。党に残り、選挙で『増税に反対した』というつもりか。一番汚い!」などと、非難の電話が1日に40件以上もあったという。

 造反者の傷は深い。

8702チバQ:2012/07/04(水) 22:47:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120704/stt12070400230001-n1.htm
鳩山グループ 次の倒閣の発火点?
2012.7.4 00:22 (1/2ページ)[鳩山由紀夫]
 民主党が3日に決めた消費税増税法案への造反者に対する処分・措置方針は、反対票を投じた議員ですら、鳩山由紀夫元首相を除き、党員資格停止2カ月にとどめるという甘めの裁定となった。そこには「離党予備軍」の切り崩しを図る狙いが見え隠れする。(斉藤太郎)

 「実は勝手に離党届を出されちゃって」

 2日夜、政務三役の1人から説得工作を受けた水野智彦衆院議員は重い口を開き始めた。「あなたがいなくなったら民主党は困るんだよ」と畳みかける政務三役。水野氏は翌3日、離党撤回を執行部に申し出た。

 「それは君の判断だからな…」

 水野氏と面会した小沢一郎元代表は意外に穏やかな口調だった。水野氏は記者団に「バカヤローと怒られるかと思った」と心底、ホッとした表情を見せた。

 たった1人の1回生議員をめぐり繰り広げられた、野田佳彦首相サイドと小沢氏による争奪戦。実は3日に決まった造反者対策にはさまざまな「仕掛け」がほどこされている。

「党員資格停止中に解散・総選挙になったら民主党の公認候補にはならない」

 輿石(こしいし)東(あずま)幹事長は3日の緊急役員会でこう断言した。

 党員資格停止の期間は鳩山氏は6カ月だが、残り18人は2カ月だ。これが3カ月なら、9月の代表選の投票権を失う。輿石氏は18人の離党予備軍に対し、首相と対決するチャンスを残すことで党内につなぎ止めつつ、「代表選前に倒閣運動を起こしたら公認なし」と脅したに等しい。

 恫喝とともに温情も示したところが、今回の処分の巧みなところだ。棄権者は「注意」止まり。参院の離党組にいたっては「まだ同志として力を貸してもらわないといけない」(輿石氏)と無罪放免とした。

 その一方で、厳罰のシンボルとして「市中引き回しの刑」(党幹部)となったのが鳩山氏だ。輿石氏は鳩山氏の携帯電話を鳴らし「首相まで務めた方なので、恐縮ですが6カ月としました」と釈明したが、鳩山氏を「見せしめ」にした側面は否めない。

 ただ、この仕打ちが、思わぬ波乱につながる可能性もある。3日午後、国会内に造反しながらも党に残留する考えを持つ約30人が顔をそろえた。この場で鳩山氏は 「増税しないというマニフェストを掲げて政権交代が実現できた。党にとどまり何ができるか、努力を惜しまないでほしい」と訴えた。

 このままでは、今回の処分に不満を持つ鳩山グループが倒閣の発火点になりかねない。鳩山氏の側近はこう息巻く。

 「離党なんていつでもできる。与党過半数割れのカギを鳩山さんが握ることになる。いつかぎゃふんと言わせてやる」

8703チバQ:2012/07/04(水) 22:58:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120704-00000090-mai-pol
<野田首相>解散巡り板挟み 代表選にらみ揺れる戦略
毎日新聞 7月4日(水)22時21分配信

 野田佳彦首相が衆院解散・総選挙の戦略で揺れている。民主党の輿石東幹事長は「絶対に解散はさせない」と周囲に決意を語っているが、消費増税法案などの成立を図るには早期解散を求める自公両党の協力が不可欠で、首相からは「早期解散はない」とのメッセージは出せない。9月の民主党代表選での再選戦略にも関わり、首相は慎重に検討している。

 解散時期で焦点となるのは、9月下旬が想定される民主党代表選と自民党総裁選の前になるか後になるかだ。自民党は総裁選前の今国会中(会期末9月8日)に解散に追い込みたい意向だ。

 これに立ちはだかっているのが輿石氏だ。今国会中の解散を阻止する構えを鮮明にしている。解散すれば民主党が大きく議席を減らすのは必至。このため参院での消費増税法案などの採決時期を遅らせて解散ムードの沈静化を図ろうとしているとみられる。

 輿石氏に近い民主党幹部も「小沢一郎(元代表)さんの離党者は(内閣不信任決議可決に必要な)55人に届かなかった。法的拘束力のない参院の問責決議案は無視すればいいから、選挙はない」と語り、来年7月の参院選とのダブル選挙を目指すべきだと主張する。

 仮に会期末に解散し自民党に第1党を明け渡せば、民主党は政権から転落し、党内からは首相の引責辞任を求める声が強まる。首相も民主党代表選での再選戦略が描けなくなる。首相に近い閣僚は「選挙は11月か1月冒頭、3月末がいいのではないか」と語り、代表選前の解散を否定する。

 ただ、首相は解散時期について常々、「やるべきことをやった後」と語っており、消費増税法案などが成立すれば、「首相は地位に恋々としないのではないか」(民主党議員)との見方は根強くある。自民党などの協力を確実に得るために、首相は会期末の解散を辞さないのではないかとの懸念も党内から消えない。

 一方、早期解散を求める自民、公明両党は、消費増税法案だけでなく、赤字国債の発行に必要な特例公債法案、衆院の「1票の格差」問題を解決する選挙制度法案などで揺さぶりをかける。自公両党の協力がなければいずれの法案も成立しないことから、自民党からは「特例公債を人質に解散を迫る手もある」(幹部)との案も出ている。

 それでも、解散に追い込める明確な戦略があるわけではない。公明党内からは「消費増税法案が成立すれば解散の理由はなくなる。解散しなければ首相は代表選での再選も見えるし、解散しないのではないか」(幹部)との弱気の声も漏れ始めた。【小山由宇、念佛明奈】

 ■今後の主な政治日程■

7月6日 参院本会議で一体改革特別委の設置を決定

  中旬 消費増税法案など審議入り

8月中下旬 消費増税法案などが成立?

  末  13年度予算案概算要求

9月2日 野田内閣発足から1年

  8日 通常国会会期末

8〜9日 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に首相出席

9月中  民主党代表選、自民党総裁選

8704チバQ:2012/07/04(水) 23:07:38
http://mainichi.jp/opinion/news/20120704ddm003010074000c.html
クローズアップ2012:造反議員処分 小沢系の分断狙う 民主執行部、硬軟織り交ぜ
毎日新聞 2012年07月04日 東京朝刊

 民主党は3日の常任幹事会で、消費増税法案の衆院採決で反対した議員への処分をようやく決めた。小沢一郎元代表らの離党届は受け取らず除籍(除名)という「厳罰」に処す一方、残留希望者は一定期間の党員資格停止にとどめ、対応に大きな差をつけた。しかし、党内にはなお不満がくすぶり態勢立て直しは容易ではない。一方、新党結成を目指す小沢グループでは離党届撤回の動きが続き、結束の乱れが出ている。【木下訓明、高橋恵子、光田宗義】

 「あなたは首相まで務めた方。大変恐縮だが、党員資格停止6カ月としました」

 民主党の輿石東幹事長は3日、鳩山由紀夫元首相に電話し、処分内容を伝えた。鳩山氏は記者団に対し「甘んじて受ける」と述べたものの、「離党者を出すような党にしてしまった責任こそ、問題の本質だ」と執行部を批判した。

 民主党執行部は造反議員の処分を巡り、新党結成に向けて離党届を提出した小沢一郎元代表らには厳しく臨む一方、離党届を出さなかった議員は比較的軽い処分にとどめた。消費増税法案の参院審議を控え、増税反対派を刺激しないことを優先したためだ。

 まず意図したのが小沢グループの分断だ。元代表に同調して離党届を提出した37人は最も重い除籍(除名)としながら、離党撤回の動きは容認。すでに3人が撤回し、党幹部は「戻ってくるなら受け入れる」と切り崩しに意欲を示す。

 参院から離党届を提出した12人については「採決されておらず、造反の事実がない」と受理し、除籍処分を避けた。少数与党の参院審議をにらみ、民主党の城島光力国対委員長は3日夜のBSフジの番組で「消費税以外は賛成してもらうのが大事だ」と述べ、再連携に期待感を示した。

 鳩山氏以外で増税法案に反対した18人は資格停止2カ月とし、9月の党代表選に参加できる余地を残した。ただし、資格停止期間中に衆院解散・総選挙となると党公認を得られず、選挙資金も支給されない。民主党の前原誠司政調会長は3日の記者会見で役員会での輿石氏の発言を紹介し、「『選挙になれば公認候補にはならない』とのことだった」と述べ、今後は党方針に従うよう、けん制した。

 当面の国会対策を最優先する「内向き」処分の結果、党の規律はあいまいになった。欠席・棄権の15人は処分ではなく、注意どまり。野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」と明言した重要法案での造反が事実上不問に付された。結党以来の大規模分裂という事態を招きながら、増税賛成派からは「元代表らの離党ですっきりした」と歓迎する声も目立つ。

 しかし、今回の処分決定により、民主党の混乱が早期に収拾できるかは不透明だ。鳩山氏ら党に残った造反議員約30人は3日、国会内に集まり、「消費増税に賛成できない」との方針を再確認。会合では今後の連携を申し合わせ、造反の動きが再燃する可能性もある。

 一方、野党からは民主党の処分に対し、批判が相次いだ。自民党の大島理森副総裁は3日、党本部で記者団に「けじめがついていない。組織を守りたいだけの判断だ」と批判。公明党の山口那津男代表も「処分のやり方が遅いし、生ぬるい」と突き放した。


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