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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

8546チバQ:2012/06/17(日) 11:10:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120617-00000062-san-pol
民主内、対立が激化 3党合意 21日の採決焦点
産経新聞 6月17日(日)7時55分配信

 民主、自民、公明の3党が社会保障・税一体改革関連法案の修正で合意したことを受け、今後の焦点は野田佳彦首相が法案の衆院通過期限とした今国会会期末の21日に向けた攻防に移った。最大の関門は18日から始まる民主党内の了承手続きだが、小沢一郎元代表ら反増税派は猛反発しており、党分裂含みの様相を呈している。一方で自民党は衆院解散・総選挙への圧力を強めており、首相は難しい判断を迫られそうだ。

 修正合意から一夜明けた16日、東京スカイツリー前で街頭演説に臨んだ自民党の谷垣禎一総裁は「法案が成立したら首相は国民に信を問わなければならない。強く求める」と訴えた。

 石原伸晃幹事長も都内で記者団に、早期解散を重ねて求めた上で「(採決に)反対すると言っている人は切ればいい」と述べ、首相に小沢氏らとの決別を求めた。

 政府・民主党は参院での審議などを見据え、すでに2〜3カ月程度の会期延長方針を固めている。このままズルズルと採決を先送りされ、解散も遠のくのではないか−。谷垣氏らが修正協議中は控えていた解散要求を再び強めたのは、21日までの法案採決という首相方針を、党分裂回避を最優先させる輿石東(こしいし・あずま)幹事長らに押し戻されるのではという疑念からだ。

 こうした疑念を払拭すべく岡田克也副総理は16日の講演で「民主、自民、公明3党を合わせると圧倒的多数なので、法案は成立する可能性は高い」と強調。党内の了承手続きについても「3党で合意したから変わることは想定していない」と小沢氏らを牽制(けんせい)した。

 だが、小沢氏に近い川内博史衆院議員は、同日のTBS番組で「合意したというが、党内手続きは終わっていない」と徹底抗戦を宣言。対立は激化の一途をたどっている。

8547チバQ:2012/06/18(月) 23:10:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012061800995
反対・中間派に温度差も=除名処分を懸念−一体改革・民主
 消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意について、民主党が18日に着手した了承手続きでは、消費増税反対派から批判の声が相次いだ。ただ、法案の採決で造反すれば厳しい処分は免れない情勢で、増税反対派や中間派の間では、その姿勢に温度差も表れ始めた。
 民主党が18日、党内手続きのため都内のホテルで開いた政策調査会の合同会議。前原誠司政調会長が速やかな了承を求めたのに対し、小沢一郎元代表に近い階猛氏は「マニフェスト(政権公約)を実現するために消費税率を上げるなら分かるが、消費税率を上げるためにマニフェストの旗を下ろすのは納得できない」と猛反発。森裕子氏らは両院議員総会の開催を要求した。
 3党の修正合意では、自民党案にあった「現行制度を基本」との文言は削除し、民主党の公約の最低保障年金創設や後期高齢者医療制度廃止などは有識者らの会議の議論に委ねた。これに関し、小沢氏に近い東祥三前内閣府副大臣は18日のTBS番組で「(マニフェストの旗を)下げたから(3党は)まとまった」と批判。一方、同じ番組で中間派の小沢鋭仁元環境相は「(旗は)上げている」と述べ、食い違いを見せた。
 反対、中間両派は、表向きは両院議員総会の開催要求で足並みをそろえている。反対派の大多数は、修正案を了承するかどうかは両院総会で多数決で決めるべきだと主張しているが、中間派の間では「丁寧に平場で議論すればいい」(ベテラン)という意見が多い。こうした情勢を踏まえ、輿石東幹事長は議決権のない両院議員懇談会を20日に開く方針だ。
 反対派内でもほころびが見え始めた。合同会議に先立って開かれた小沢グループを中心とする会合では、鳩山グループの川内博史氏が「採決は欠席しよう」と主張したが、小沢氏に近い議員らは「反対で固まっている」と一蹴した。
 民主党内では、野田佳彦首相が政治生命を懸ける一体改革法案に反対すれば除名処分もあり得るとの見方が強く、小沢グループも反対での結束は容易でない。同グループ内では、除名の可能性もにらんで政党名を入れないポスターを発注する動きもあるが、「政務三役は賛成だろう」(中堅)との弱音も漏れている。(2012/06/18-22:25)

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8549チバQ:2012/06/19(火) 21:44:29
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120619-OYT1T00189.htm
孤立の恐れ…造反後の展望描けぬ小沢グループ

 民主党の小沢一郎元代表グループは、消費税率引き上げ関連法案に造反の動きを強めているが、造反後の展望は必ずしも描けていない。

 党執行部は、造反に対する厳正処分をちらつかせ、引き締めに努めている。

 小沢グループの幹部は18日、国会内で対応を協議し、消費増税法案に反対する方針を確認し、衆院で約80人いるグループ内の投票動向を分析した。

 昨年、菅内閣に対する内閣不信任決議案の採決で、小沢氏は欠席し、グループ内からは「中途半端だった」と失望する声が出された。このため、消費増税法案には反対するとの見方が強い。グループ幹部が「反対」で意見を集約しようとしているのは、小沢氏と足並みをそろえるとともに、「消費増税に反対意見の強いグループの若手を、『欠席』や『棄権』でまとめるのは容易ではない」という事情もある。

 もっとも、民主、自民、公明3党の協議が整い、民主党の中間派にも賛成論が広がったことで、小沢グループは孤立しつつある。小沢氏と連携してきた鳩山元首相は18日、輿石幹事長と国会内で会談して着地点を模索するなど、「絶対反対」の主戦論とは距離を置き始めた。小沢グループ内では、政務三役を中心に法案に賛成する意向の議員もいる。

 小沢グループ幹部はこのため、現実的目標を「反対票を50人強そろえ、与党勢力を事実上、過半数割れに追い込む」ことに定めた。「小沢グループ議員がいなければ、与党だけで法案を可決できなくなる」として野田政権を揺さぶる戦略だ。

(2012年6月19日09時03分 読売新聞)

8550チバQ:2012/06/19(火) 22:43:36
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012061900950
小沢系、「反対54人」確保に懸命=民主、分裂含みの様相−一体改革
 消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決が迫る中、民主党の小沢一郎元代表を支持するグループは新党結成も視野に、反対票固めに懸命だ。しかし、連携を期待した中間派の動きは鈍く、グループ内すらも一枚岩とは言えない。与党を半数割れに追い込む54人を確保できるか不透明だ。
 民主党は19日、前日に続いて政策調査会の合同会議を開いた。小沢グループはこれに先立ち、都内のホテルに構えた臨時事務所に20人余りが集まり、了承手続きをできるだけ引き延ばすことを確認した。グループの若手は「採決前に内閣不信任決議案を出したいくらいだ」と強調。同党は分裂含みとなってきた。
 小沢氏は同日夜、都内のホテルで鳩山由紀夫元首相と会談。党分裂を懸念する鳩山氏が「小沢氏の周りでいろんな意見があるようだ」と水を向けたのに対し、小沢氏は「みんなが納得する道はまだある」と語った。
 小沢氏にとって風向きは良くない。修正合意した民主、自民、公明3党に、与党の国民新党と消費増税に賛意を示しているたちあがれ日本の議席を合わせると、この中から196人が反対しない限り、関連法案の衆院可決は揺るがない。小沢グループの衆院議員は約80人いるが、否決は事実上不可能だ。
 一方、民主党から54人以上の反対が出た場合、与党だけでは半数に届かなくなる。全員を除籍(除名)処分にすると、自公両党などの協力がなければ、2012年度予算執行に必要な特例公債法案など残る重要法案の衆院通過もおぼつかない。野田政権が立ち往生しかねない場面も予想され、小沢氏に近い議員からは「54人が反対すれば、執行部も厳しい処分はできないだろう」との声も上がる。
 ただ、「確実に反対するのは現状では40人台の後半」(中堅)とされる。消費増税に反対すれば最大の支援団体である連合と対立することから、小沢グループ内でも反対をためらう議員が少なくなく、苦しい闘いを強いられている。(2012/06/19-21:42

8551チバQ:2012/06/19(火) 22:44:38
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120619/plt1206190639000-n1.htm
小沢グループ、行き場失い先鋭化!造反60〜70人か2012.06.19


 消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意に対し、民主党の小沢一郎元代表を支持する勢力は了承に徹底抗戦した。だが、親小沢派でも反小沢派でもない「中間派」は造反に踏み切らない公算が大きい。中間派が総崩れになれば、小沢系は容赦なく除籍処分を下される可能性がある。行き場を失う恐れのある小沢系は一気に先鋭化した。

 「あなたに一任していない!」

 18日夜、都内のホテルで行われた政策調査会合同会議。約300人が出席する中、後方にいた小沢系幹部、東祥三元内閣府副大臣はマイクを受け取ると、ひな壇にいる前原誠司政調会長に近づき一喝した。

 「これでは自民党への全面降伏だ」「両院議員総会で多数決で採決しろ」…。

 噴き出す3党合意への異論。前原氏は「一任をお願いしたい」と繰り返したが、その声は「幹事長を出せ。おまえが出る幕じゃない」などの怒号にかき消されていった。開始から約3時間後、輿石東幹事長は前原氏と連絡をとり「一呼吸おいたほうがいい」と述べ、18日中の了承を見送るよう指示した。

 この日は紛糾したとはいえ、批判の声を上げた多くは小沢系。そこにはこのままでは孤立しかねないとの焦りがうかがえる。当初、小沢氏は中間派を巻き込み反対勢力の拡大を狙った。しかし、衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた最低保障年金創設などは撤回を免れ、経済成長率「名目3%、実質2%」の努力目標も削除されなかった。厚労族やデフレ脱却を求める議員などの中間派は造反の「大義」を見失った。

 旧民社党系の田中慶秋副代表、鹿野道彦前農林水産相を支持する中山義活元経済産業政務官ら中間派グループ幹部は18日、「3党合意は重い」との認識で一致した。中山氏は「一定の方向に行かざるを得ない」と賛成を示唆した。

 小沢系から徐々に距離を置く中間派。小沢系は態度を一層硬化させた。

 「欠席なんて論外だ!」

 小沢氏率いる「新しい政策研究会」の幹部会では採決に反対する方針を確認した。都内のホテルに拠点まで設け、18日夜の合同会議後も幹部らは集結し、結束を誓い合った。

 それでも小沢系が造反で足並みをそろえられるかは疑わしい。除籍処分を下されたところで「小沢新党」の展望が見えないからだ。

 「造反は60〜70人いる。民主党は過半数割れだ。処分できるのか」

 小沢系からは野党が不信任案を提出することを前提に「脅し」にも似た発言が漏れるが、これも処分を免れたいとの思いの裏返しにほかならない。党分裂を避けたい鳩山由紀夫元首相は自らのパーティーで処分に否定的な考えを示した。

 「政策への判断は賛否があってしかるべきだ。既得権との戦いだ。旗を振って行動しなければならない。その旗には『友愛』と書かれています…」

 合意反対、採決先送りなど党内からの圧力が強まるなか、野田佳彦首相の「後見役」の藤井裕久党税制調査会長は都内で開かれたシンポジウムで、外遊中の首相の考えを代弁するかのようにこう言い切った。

 「消費税がいかに日本の社会保障にとって大事か。『おまえはけしからん』となったら選挙に負ければいい。それだけのことだ」

8552チバQ:2012/06/20(水) 23:24:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062000993&j4
民主、造反60人超も=野田首相、成立へ結束要請−増税法案採決、22日以降
 民主党は20日夕、憲政記念館で野田佳彦首相も出席して両院議員懇談会を開き、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案に関する自民、公明両党との修正合意について議論した。首相は一体改革の必要性を強調し、法案の今国会成立に向け協力を要請した。しかし、造反の動きは小沢一郎元代表のグループに加え、中間派の一部などにも広がっており、衆院採決では60人超が反対、棄権する可能性が出てきた。党分裂含みの緊迫した展開となっている。
 政府・民主党は20日午前の三役会議で民自公の3党合意を了承。3党は夜、合意した社会保障制度改革推進法案と、認定こども園法改正案を衆院に共同提出した。首相は国会会期末の21日までの衆院採決を目指していたが、民主党内の手続きの遅れなどから、衆院本会議での採決は会期延長後の22日以降にずれ込む見通しだ。
 約350人が参加した両院懇談会では、首相が「一定の時期に結論を出し、皆で力を合わせ乗り越えていく政党をつくりたい」と述べ、一体改革関連法案成立へ結束した対応を求めた。しかし、出席者からは「増税先行だ」などと異論が続出し紛糾。最終的には議長役の直嶋正行両院議員総会長が「野田代表(首相)と輿石東幹事長に対応を一任したい」と宣言し、終了した。 
 小沢氏らは、民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げた最低保障年金創設や後期高齢者医療制度廃止などが棚上げされたことや、前原誠司政調会長が党内議論を打ち切ったことに強く反発。小沢グループ幹部は20日、「50人の反対は固めた」と強調した。また、首相周辺も「(造反規模は)欠席も含めて最大70人ぐらい」と厳しい見方を示した。
 採決では自公両党が賛成に回るため、法案否決は絶望的だが、小沢氏らは与党を衆院の半数割れに追い込むのに必要な「反対54人」の確保を目指している。
 一方、民自公3党は21日午前、国会内で幹事長会談を開く。3党の政調会長も同席し、実務者で修正した合意内容を格上げして確認する。法案は、早ければ21日の衆院特別委員会で修正案の質疑と採決が行われ、22日に衆院通過する見通しだが、自公両党は幹事長会談で民主党に対して採決日程を明示するよう迫る考えだ。
 首相は当初、20日に自民党の谷垣禎一総裁、公明党の山口那津男代表との党首会談を行う意向だったが、見送られた。自公両党が早期の衆院解散を要求することを見越し、民主党の輿石幹事長が開催に否定的なことが影響したとの見方が3党内で出ている。(2012/06/20-22:42

8553チバQ:2012/06/21(木) 00:24:46
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062001020
民主内、採決にらみ緊迫=多数派工作が激化−一体改革
 消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決に向け、民主党内で野田佳彦首相と小沢一郎元代表をそれぞれ支持するグループを中心に多数派工作が激しくなってきた。造反が54人に達して全員を除籍(除名)処分にすれば、衆院も与党が半数を割り込み、政権運営は極めて難しくなる。両グループの攻防は、採決直前まで続くとみられる。
 「わが党の社会保障案がベストだが、(自民、公明との)3党でやる以上、百点満点は取れない」。20日夕の民主党両院議員懇談会で、首相は3党の修正合意に理解を求めた。しかし、小沢グループの議員からは「(党大会に次ぐ議決機関の)両院議員総会に切り替えて採決すべきだ」などと異論が相次いだ。
 野田グループは、反対を明確にしている議員を翻意させるのは無理とみて、態度を決めかねている議員に絞って個別に接触。「将来を考えた方がいい」などと造反した場合の処分をちらつかせて説得に当たっている。
 同グループの近藤洋介氏は20日のBS朝日の番組で、採決で反対すれば除籍は当然と強調する一方、「棄権の場合は議論の余地がある」と語った。与党の半数割れを回避するため、造反者をなるべく棄権に踏みとどまらせる意図がある。昨年6月の菅内閣不信任決議案をめぐる採決の造反で、当時の執行部が賛成は除籍、棄権は党員資格停止とした経緯もある。
 対する小沢グループは、幹部の東祥三氏が同じ番組で新党結成の可能性に言及。小沢氏自身は20日、衆院議員会館の自室に、態度を明確にしていない議員を個別に呼んで説得した。小沢氏に呼ばれた若手の一人は「反対という思いになってきた」と語った。
 旧民社党系と鹿野道彦氏のグループが20日の会合で賛成の方向となるなど、中間派の多くは賛成に傾いている。このため、小沢グループは足元固めに力点を移しているが、執行部側の切り崩しを受け、「威勢のいいことを言っていたやつほど落ちていく」(小沢グループ若手)との嘆きも漏れる。小沢グループの別の若手は、安住淳財務相から携帯電話に着信があったのを黙殺しながらも、「安住氏には世話になっているので困っている」と揺れる胸の内を吐露した。(2012/06/20-21:14)

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8554チバQ:2012/06/21(木) 00:26:12
誰だよ。。。号泣って

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120620-OYT1T00260.htm
号泣する小沢G幹部…「前原氏一任」に怒号も

 民主党は19日深夜、政策調査会の合同会議と役員会を相次いで開き、社会保障・税一体改革関連法案の修正に関する党内手続きに区切りをつけた。

 全議員対象の合同会議は前原政調会長が「一任」を宣言して打ち切ったため混乱し、党内の亀裂は深まった。野田首相は20日、両院議員懇談会で理解を求める考えだ。

 合同会議は党本部で報道陣に非公開で行われた。

 出席者によると、会議が終わったのは、中間派の中山義活衆院議員が「今日は台風がすごい。人道上、1回ここで終わりにしたい」と求めたのがきっかけだ。前原氏がこの後、「全員が賛成なら『了承』だが、異論もあるので、政調会長に一任いただきたい」と述べ、「駄目だ」という怒号と拍手の中で会議を閉じた。

 小沢一郎元代表グループの議員らが詰め寄ったが、前原氏は退室し、号泣する小沢グループ幹部もいたという。「完全に分裂だ」との声も上がった。

(2012年6月20日09時57分 読売新聞)

8555チバQ:2012/06/22(金) 00:15:03
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120621/mca1206212201027-n1.htm
【小沢氏造反】「新党視野」は剛腕、最後の賭け2012.6.21 22:00
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輿石東幹事長との会談後、記者団の質問に答える小沢一郎元代表=21日午前、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)【拡大】

 民主党の小沢一郎元代表が一体改革関連法案の衆院採決へ反対を宣言、新党結成を視野に動きだした。同調者が膨らめば、党分裂や政権基盤弱体化に直結。剛腕「最後の賭け」は衆院解散の引き金や政界再編の序曲となる可能性をはらむ。

 「総選挙で勝ち残れるよう全力で取り組む」。21日夕、支持議員を前に、小沢氏は新党結成の可能性に触れながら、次期衆院選での必勝を強調した。出席者の一人は「新党参加の最終意思確認だ」と明かす。

 47歳で自民党幹事長に就任した小沢氏も70歳。最後の戦いとの見方も。同氏周辺は「次期衆院選で増税の是非が争点になる」。増税に踏み切った民主党が衆院選で劣勢を強いられるとの予測が同氏の背中を押す。新党を結成し、衆院選で一定の勢力を確保し、政界再編でキャスチングボートを握るという青写真も描いているようだ。しかし、渡部恒三最高顧問は21日、「小沢君に新党をつくってもらいたいなんて期待は国民にない」と突き放した。

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120621/mca1206212027025-n1.htm
【小沢氏造反】「新党言及会合」の出席者2012.6.21 20:27
 小沢一郎元代表が新党結成に言及した21日の会合への出席が確認された民主党衆院議員は次の通り。

 小沢一郎(14)、東祥三(5)、山岡賢次(5)、山田正彦(5)、黄川田徹(4)、牧義夫(4)、小泉俊明(3)、小宮山泰子(3)、鈴木克昌(3)、樋高剛(3)、青木愛(2)、太田和美(2)、岡島一正(2)、古賀敬章(2)、階猛(2)、辻恵(2)、中川治(2)、松崎哲久(2)、横山北斗(2)、相原史乃(1)、石井章(1)、石原洋三郎(1)、石森久嗣(1)、大谷啓(1)、大山昌宏(1)、岡本英子(1)、笠原多見子(1)、加藤学(1)、金子健一(1)、川島智太郎(1)、菊池長右エ門(1)、木村剛司(1)、京野公子(1)、熊谷貞俊(1)、黒田雄(1)、菅川洋(1)、瑞慶覧長敏(1)、高松和夫(1)、橘秀徳(1)、玉城デニー(1)、中野渡詔子(1)、萩原仁(1)、橋本勉(1)、畑浩治(1)、福嶋健一郎(1)、水野智彦(1)、三宅雪子(1)、村上史好(1)、柳田和己(1)

(敬称略。丸数字は当選回数)

8556チバQ:2012/06/22(金) 00:24:02
http://www.asahi.com/politics/update/0621/TKY201206210567.html
2012年6月21日21時38分
民主の亀裂拡大 小沢系50人、増税法案反対で結束確認
 民主党の小沢一郎元代表は21日のグループ会合で、消費増税関連法案の衆院採決で反対する意向を表明した。その後、東京都内のホテルにグループ所属の衆院議員約50人が集結。法案に反対する方針で結束を確認した。民主党内の亀裂は大きく広がっている。

 小沢氏は、グループ所属議員を前に「総選挙もいつになるかわからない。総選挙で勝ち残れるようなことを全力で取り組んでいく」とあいさつした。

 会合には出席できなかった小沢グループの議員が複数いるほか、鳩山由紀夫元首相のグループや中間派にも同調を検討する動きがある。54人以上が離党すれば与党の衆院勢力は過半数を割り込み、野田佳彦首相の政権運営に大きな打撃となるのは必至だ。

 衆院は21日の本会議で、国会の会期を9月8日まで79日間延長することを民主党などの賛成多数で可決。自公両党は反対した。消費増税関連法案の衆院本会議採決は、26日になる見通しだ。

8557チバQ:2012/06/22(金) 00:24:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120621/plc12062122590017-n1.htm
【分裂】
小沢系造反「54人」攻防激化 仁義なき多数派工作始まる
2012.6.21 22:57 (1/2ページ)

 自身を支持するグループとの会合を終え、ホテルを出る民主党の小沢元代表=21日夜、東京都港区
 ついに、来るべきときが来た。民主党の小沢一郎元代表がいよいよ、野田佳彦首相への牙をむき、消費税増税法案の衆院採決での造反を明言した上で、新党結成の可能性もちらつかせた。当面の目標は、与党を衆院過半数割れに追い込むために必要な「54人」の造反議員の確保だ。これに対し、首相は法案採決の先送りによって時間を稼ぎ、反対勢力の切り崩しを図ろうとしている。水面下では、仁義なき多数派工作が始まっている。

 21日午後、都内のホテルに小沢系議員ら反対勢力が続々と集結した。

 「われわれの考えを訴えて、一人でも多く仲間を増やしていこう!」

 小沢氏が気勢を上げると会場は拍手万雷。新党にも言及し、“結党大会”の様相を呈した。小沢氏はその後、別室で個別に面談。「この日を待ってました」と語る側近議員とガッチリ握手を交わした。

 会合に集まったのは49人。このうち45人は確実に造反する見通しだ。小沢系以外からも10人ほどの同調者が出る可能性があり、参加者の一人は「すでに『K点』は越えた」と自信を見せる。このことは、野党が内閣不信任決議案を提出した場合、可決が可能になることを意味する。

 熱気に包まれた“造反集会”の約5時間前、輿石東幹事長は、国会内の民主党幹事長室に慌てて駆け込んだ。待っていたのは小沢氏だった。

 小沢氏「私どもの主張は国民のために正義だと思っているので曲げるわけにはいきません」

 輿石氏「ご本人の意思ですから良しとしなければならないでしょう」

 会談後は記者団に「国民の生活が第一。約束したことを実行するための選択肢はいくつかある」と語り、「新党結成」を示唆した。

 小沢氏の動きに首相側もすぐさま反応した。

 動いたのは岡田克也副総理。衆院議員会館の鳩山由紀夫元首相の事務所を訪ねた。鳩山氏がこの日、記者団に「消費税はやらないと訴えて選挙に大勝利した。その責任は取らなければいけない」と“造反”を示唆していたからだ。

 「党の創業者なんですから賛成してください」

 岡田氏はそう説得したが、逆効果だったようだ。鳩山氏は「(説得は)内閣の一員がやることではない。採決を急ぐということは党を分裂させたいということだ」と反発した。

 首相側は硬軟織り交ぜた切り崩し工作を展開している。反増税強硬派とみた議員には、処分としては最も重い「除籍」をちらつかせる。一方で、首相に近い議員は「欠席で思いとどまれば、除籍せずに党員資格停止にしたい」とささやく。狙いは小沢系分断工作だ。

 こうした中、小沢系や中間派の事務所には差出人不明の封筒が送りつけられた。中に入っていたのは週刊文春に掲載された小沢氏の妻、和子さんの“離縁状”とみられるコピー。権力闘争は泥仕合に発展し、「決められない政治」を助長している。(坂井広志)

8558チバQ:2012/06/22(金) 00:28:08
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062100659
小沢氏、新党結成辞さず=49人が結束確認−分裂危機、民主緊迫
 民主党の小沢一郎元代表は21日、消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案に反対する党所属議員との会合で、離党して新党を結成する可能性に言及した。会合には49人が出席。小沢氏は関連法案の採決で反対票を投じる考えを表明しており、全員が結束して行動することを確認した。消費増税に反対する同党議員に同調を呼び掛けており、造反者の規模が焦点。民主党の分裂は不可避な情勢だ。
 会合の出席者によると、小沢氏は野田佳彦首相に対して民主党マニフェスト(政権公約)の原点に立ち返るよう求め、「次善の策として新党の立ち上げを考える」と明言。採決に向け「われわれの主張が大きな渦になるようにやっていこう」と、反対票上積みに努めるよう指示した。小沢氏周辺は「集まった人の思いは同じだ」と述べ、49人は結束して反対するとの見通しを示した。
 小沢氏らは、民主党から54人が反対に回れば、与党が衆院で半数に届かなくなることを念頭に、反対票固めを進めている。執行部は、反対した議員には除籍(除名)を含む厳しい処分で臨む構えだが、小沢氏周辺は「除名も覚悟の上だ」と述べ、離党も辞さない考えを強調した。 
 自民、公明両党との修正合意で、民主党がマニフェストに掲げた最低保障年金創設などが棚上げされたことや、同党の前原誠司政調会長が19日の党内論議を途中で打ち切ったことに対しては、小沢グループ以外の議員からも反発する声が出ている。このため小沢氏らは、中間派に対しても造反への働き掛けを強めている。
 一方、首相サイドは造反封じに全力を挙げている。前原氏は「党所属議員には党議拘束がかかる。しっかり従ってほしい」と反対派をけん制。岡田克也副総理は21日午後、小沢氏と歩調を合わせてきた鳩山由紀夫元首相を衆院議員会館に訪ね、「党の創業者なのだから、法案に賛成してほしい」と要請した。鳩山氏は「党の分裂につながる。60人が党を出て行けば、他の法案が通らなくなる」と指摘、採決先送りを主張した。(2012/06/21-22:39)

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8559チバQ:2012/06/22(金) 00:28:51
>>8555参議院はゼロなんですかね?

8560チバQ:2012/06/22(金) 00:32:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120621-00000093-mai-pol
<一体改革>小沢氏「新党考える」…政権揺さぶる瀬戸際戦術
毎日新聞 6月21日(木)21時34分配信


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親しい議員との会合のため東京都内のホテルに入る民主党の小沢一郎元代表=2012年6月21日午後3時26分、石井諭撮影

 通常国会の会期を9月8日まで79日間延長が決まった21日、民主党の小沢一郎元代表は税と社会保障の一体改革関連法案の衆院採決で反対することを輿石東幹事長に伝え、小沢グループの会合では離党・新党結成も視野に行動することを宣言した。しかし、「小沢新党」の展望が開けているわけではなく、強気の発言でグループの結束を図るしかない「瀬戸際戦術」の側面も否めない。党分裂を避けたい輿石氏ら民主党執行部は野田佳彦首相が21日を目指してきた衆院採決を26日に先送りし、反対派・中間派を説得する時間稼ぎへと動いた。

【民主党内手続き二転三転…】意思決定システム未熟

 小沢元代表は21日、東京都内のホテルにグループ議員49人(元代表本人も含む)を集め「まず最善の策を追求し今の政権の考え方を変えるように頑張る。ただ、次善の策として新党立ち上げも考えねばならない」と離党・新党結成に言及した。

 ただ、政治資金規正法違反事件で控訴された元代表を取り巻く政治状況は厳しい。連携を期待していた石原慎太郎東京都知事からは「死んでも小沢とは組まない」と突き放され、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」も元代表との連携には慎重だ。新党結成は孤立につながりかねない「いばらの道」。そのため、小沢グループ内には採決での造反をためらう声もある。21日のグループ会合に出席した議員は「採決で反対し、離党する」との文書に署名するよう求められ、大半は応じたが、ためらったうえで断る議員もいたという。

 小沢グループは選挙基盤の弱い若手が多く、衆院解散・総選挙は避けたいのが本音。「離党・新党」をちらつかせるのも政権の主導権を握るための揺さぶりとの見方も根強く、元代表と距離を置くベテラン議員は「離党の署名簿を使い、首相や輿石幹事長に揺さぶりをかけるつもりだろう」と警戒する。

 昨年6月、当時の菅内閣に対する不信任決議案を野党が提出した際も、小沢元代表はギリギリまで造反(不信任案への賛成)をグループ議員に呼びかけながら、最終的には採決を欠席した。

 民主、自民、公明3党の議席数は衆院の約9割を占める。民主党内では既に45人前後が反対票を投じる意向を固めているが、党内最大勢力を誇る小沢グループ約100人が全員造反しても消費増税法案の可決は確実だ。

 それでも民主党執行部が造反者数を抑えようとするのは、離党者が54人以上になれば、国民新党と合わせた与党の議席数が衆院の半数を割り、少数与党に転落するからだ。そうなれば、野党と小沢新党の賛成で内閣不信任決議案の可決も可能になる。

 そのため輿石氏は造反を最小限に抑えようと、衆院採決の先送りへ動いた。21日午前の幹事長会談では「22日をめどに最大限努力する」と自公側に伝えながら、21日夕の衆院一体改革特別委員会の理事会では26日に委員会と衆院本会議で採決する日程を提案。自公以外の野党には徹底審議を求める意見が強く、自公両党も26日採決を受け入れざるを得なかった。【田中成之】

8561とはずがたり:2012/06/22(金) 09:22:43
このバカの発言を投下するのもバカバカしいけど。

民主党:鳩山由紀夫元首相 離党の可能性を示唆
毎日新聞 2012年06月06日 20時40分(最終更新 06月06日 20時46分)
http://mainichi.jp/select/news/20120607k0000m010052000c.html

 鳩山由紀夫元首相は6日のBS11の番組で「民主党を作った張本人として『民主党を割る』という話は口が裂けても、本来は言うべきことではない。ただ、民主党より国民の暮らしが大事だという立場からどう行動すべきか考えねばならない時を迎えている」と述べ、消費増税法案の採決を巡って離党することもあり得るとの考えを示唆した。

 鳩山氏は「自分自身を捨ててでも行動すべき時は行動しなければならない」とも発言。また、大阪維新の会との連携の可能性を問われ「国民の暮らしが一番という政策を実現できるような集団と協力関係を作ることは十分あり得る」と意欲を示した。【木下訓明】

鳩山元首相:新党に「同調せず」
http://mainichi.jp/select/news/20120622k0000m010113000c.html?inb=yt
毎日新聞 2012年06月22日 01時03分

 民主党の鳩山由紀夫元首相は21日夜、小沢一郎元代表が離党・新党結成の可能性に言及したことについて「私どもの考え方こそ民主党の本来の考え方だと国民や執行部に理解してもらいたい。すぐに新党運動に同調していくということではない」と語り、自身の離党には否定的な考えを示した。【木下訓明】

8562名無しさん:2012/06/22(金) 09:27:44
富山の状況
リンク先はユーザー登録しないと見られません

【動く政界とやま2012】広野氏、同調を示唆 小沢氏が新党視野
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20120622/61482

 消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決を前に、民主党の小沢一郎元代表が21日反対する方針を表明し、新党結成の可能性にも言及した。小沢氏側近で民主県連代表を務める広野允士参院議員は「現状では反対」と明言し、参院採決で造反する可能性を示唆。小沢新党が結成された場合、自身の参加にも含みを持たせた。県連内では離党を懸念し、次期国政選挙へのダメージを危惧する声も上がる。村井宗明衆院議員は法案に賛成する見通し。

 政権交代した2009年衆院選のマニフェストを最重視する広野氏は、流動的な側面があることに加え、参院採決まで時間があることから、情勢をよく見極める構え。だが「法案の修正がなければ駄目だ」と述べ、参院採決で造反もあり得る。

 長年にわたって小沢元代表と行動を共にしてきた側近として、これまでも新党結成や党分裂など緊迫した局面を経験。新党が結成された場合は「国民や支持者の考え方を聞きながら判断する」と述べ、離党して参加する可能性もある。21日も小沢氏を支持する議員でつくる勉強会に参加し、最前列で熱心に耳を傾けた。

 消費税増税をめぐっては党執行部と考え方に大きな開きがあると指摘。執行部に対し「衆院では民主が多数を占めるのに、なぜ自民、公明の要求ばかりを受け入れるのか」と苦言を呈し、党内をはじめ各党間で十分に議論すべきと主張する。

■「非常に心配」
 広野氏は昨年6月に村井宗明衆院議員の後を継いで代表に就任したばかりだ。

 民主県連の前身の「民主党とやま」は1997年に発足。初代代表は砺波市出身の前川忠夫参院議員(当時)で、2000年9月に谷林正昭参院議員(同)にバトンタッチ。04年8月に村井衆院議員が代表に就き、広野氏は昨年6月の県連定期大会で4代目の代表に就任した。

 「非常に心配している」。県連幹事長の坂野裕一県議は、広野氏が次期衆院選や来夏の参院選に向けた候補擁立に向け主導的な役割を果たしており、「もし離党すれば多大な影響がある。何とか踏みとどまってほしい」と求める。

 さらに長年広野氏を支え、結束力が強いとされる支持者が広野氏と共に民主から離れることは、次期衆院選富山1区の村井氏に不利に働くと危機感を募らせる県議もいる。

 「参院の採決で、広野氏が反対票を投じた場合、県連代表の辞表を出すのではないか」。県連幹部の一人は、参院採決時点が焦点とみる。坂野氏は「党執行部は挙党一致のため粘り強く努力してほしい」と注文する。

■執行部に不満
 村井氏は衆院災害対策特別委員長の立場にあることも考慮し、衆院採決では「基本的には造反しないつもり」と話す。

 その一方で、民主、自民、公明3党で合意した修正案に強く反発。「国民のための社会保障の充実を目的とした消費税増税だったはずだが、自民は民主マニフェストを阻止することしか考えていない」と批判。修正案に譲歩した民主執行部にも不満をあらわにする。党内の一部議員が造反する動きを見せていることに一定理解を示し「党内でもっと議論すべきだ」と強調する。(政治部・一川孝文、東京支社編集部・室田雅人)

8563チバQ:2012/06/22(金) 21:53:00
>>8561
すんません、その2つの記事 馬鹿馬鹿しくて読みもしませんでした・・・

8566チバQ:2012/06/22(金) 22:09:23
http://mainichi.jp/select/news/20120623k0000m010077000c.html
小沢元代表:瀬戸際戦術 離党、残留両にらみ
毎日新聞 2012年06月22日 21時47分(最終更新 06月22日 22時03分)

 消費増税法案への反対を明言し、離党−新党結成の可能性に言及した民主党の小沢一郎元代表は22日も、与党を衆院で過半数割れに追い込める「造反54人」の確保に全力を挙げた。「離党」か「残留」かの判断は、野田佳彦首相の出方を見極めながら両面作戦をとっているが、造反が「54」を上回る規模に拡大すれば、野田政権の基盤を揺さぶり、政局の主導権を握ることができると見ている。

 ◇側近「50人固まった」
 小沢元代表は22日午前、国会内の事務所で、側近議員と情勢を分析。昼には拠点とする国会近くのホテルで議員約30人と会食し、勢力確保に積極的に動いた。

 「8月解散、9月総選挙になるかもしれない。遅くとも来年1月解散、2月総選挙だろう」。元代表は21日、自身が会長を務める勉強会で語った。これまで解散については「いつあるか分からない」と語っており、具体的な時期への言及は異例だ。

 民主、自民、公明の3党合意は、野田首相が自民党の谷垣禎一総裁に自ら働きかけて実現した。3党の距離がさらに縮まっていけば、自公両党が求める早期の衆院解散・総選挙に首相は踏み切りかねない。元代表の側近議員は「解散は近いかもしれない。小沢元代表の離党言及はその危機感の表れだ」と解説する。

 21日の会合に参加した元代表のグループの衆院議員49人のうち30人は新人議員で、小沢元代表が代表時代、資金の面倒を見たり、秘書を選挙事務所に派遣するなど、物心両面で支援した議員たちだ。グループは強い結束を保っている。

 民主党から元代表ら54人以上が離党すれば野田政権は衆参両院で「少数与党」に転落し、政権運営は不安定化する。賛成署名50人分があれば内閣不信任決議案を提出することも可能だ。側近議員は「もう50人は固まった」とさらなる上積みにも自信を示す。

 ただ、昨年12月にはグループ議員9人が離党して新党きづなを結成。元代表の離党カードは、グループの結束を崩さないための便法という側面もある。

 今のところ、離党届に署名した議員が「本当の戦いは代表選だ」と語るなど、グループ議員も離党と残留の両面を見すえており、実際に離党となれば同調者は減るとの見方が強い。

 「すぐに選挙をしない、党を割らない」。輿石東幹事長は首相と元代表の2回の会談の確認事項として周辺にこう繰り返し、元代表のつなぎ留めに懸命だ。だが、小沢元代表と輿石氏の21日の直接会談も物別れに終わった。

 民主党の混乱を懸念する公明党幹部も21日、「民主党内で法案に賛成できない人たちが仕掛けてくる可能性がある」と語り、小沢元代表による不信任案提出→離党の可能性に言及した。【光田宗義】

8567チバQ:2012/06/22(金) 22:10:37
 ◇官邸、処分めぐり苦慮
 小沢元代表らの造反の動きが拡大していることに、首相官邸は危機感を募らせている。当初は「反対票を投じるのはせいぜい40人程度」(首相周辺)と、少数与党に転落する54人以上に届かないと見ていたが、50人を超す規模にまで膨らみつつあるからだ。「造反したら除籍」と締め付けを強めてきた官邸だが、民主党内からは処分を軽くし分裂を回避するよう求める声も強まっており、首相は難しい対応を迫られている。

 民主党の輿石東幹事長は22日昼、首相と会談後、同党議員に「(首相に)党内分裂を避けろと言いに行ったが、話がかみ合わなかった。あなたも説得に行ってくれ」と語った。軽い処分を模索する輿石氏に対し、首相は依然として首を縦に振らなかった。

 「処分問題でひよっては、さらに造反が増えてしまう」(首相周辺)との懸念から、首相側は強気な姿勢を崩していない。ただ、官邸のもくろみは崩れつつある。

 21日に小沢元代表が陣取る東京都内のホテルには、グループ所属の衆院議員約100人のうち予想を上回る49人が集まった。官邸側は「昨日の小沢系会合までは票読みをそれほど熱心にやっていなかったが、急にあたふたと始めた」(官邸関係者)という。野田グループは、欠席ないし反対とみられる六十数人のうち、同ホテルに行かなかった議員への説得を強めている。

 加えて、造反議員による不信任案提出→可決といった不測の事態を避けるためにも、分裂回避を優先して法案採決前に慎重な手続きを踏むよう求める声も中間派を中心に強まっている。鹿野道彦前農相は22日、首相官邸を訪れ、首相に「今こそ党内融和だ。党が割れるということがあってはならない」と求めた。鹿野氏によると、首相はうなずきながら聞いていたという。

 官邸関係者は「小沢元代表は自ら離党したいとは思っていない。除籍にする必要はないのではないか」と語った。【小山由宇】

 ◇「54」−−少数与党ライン
民主党の小沢一郎元代表が離党や新党結成をちらつかせる消費税政局で「54」という数字が攻防の焦点になっている。54人が同党を離党すれば、野田佳彦首相の政権運営は窮地に陥るからだ。

 衆院定数は480だが、欠員1のため479で、過半数は240。一方、与党勢力は、民主党289(議長を除く)と国民新党3の計292で、過半数を52議席上回っている。

 このため民主党の離党者が53人になれば、可否同数。その場合は、憲法の規定で衆院議長が可否を決める。議長は民主党出身の横路孝弘氏で、民主党の賛否に従うとみられる。

 しかし54人が離党すると、野田政権は立ち往生の危機に陥る。与党は少数与党に転落。与党単独で法案を可決させたり、野党から衆院に内閣不信任案を提出されても、否決したりできなくなるからだ。

 50人を超えることも意味を持つ。衆院規則28条の3の規定で、提出者1人と50人以上の賛成署名があれば、内閣不信任案を提出できるためだ。

8568チバQ:2012/06/22(金) 22:17:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000128-jij-pol
小沢氏、処分前の離党検討=野田首相、全衆院議員に協力要請へ
時事通信 6月22日(金)19時1分配信

 民主党の小沢一郎元代表は22日、消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決で反対した後、党執行部の処分を待たずに離党し、新党を旗揚げすることも視野に対応の検討に入った。小沢氏らは、与党が衆院で半数を割り込む「反対54人」の確保に全力を挙げている。消費増税を推進する野田政権との決別を明確にして、「反増税」の立場をアピールする狙いとみられる。
 これに対し、党執行部は同日、造反を最小限に食い止めるため、週明けの25日に緊急の代議士会を開催することを決めた。野田佳彦首相と輿石東幹事長が出席して一体改革の必要性を説明、26日に行われる見通しの衆院本会議での採決では賛成するよう、全衆院議員に直接要請する。
 小沢氏は22日、都内のホテルで自身を支持する議員ら約20人と会合を開き、改めて結束を確認。小沢氏は「われわれの主張は正義だ」と強調した。また、各自が週末に地元に帰り、離党覚悟での反増税の主張に理解を求めることを申し合わせた。

8569チバQ:2012/06/23(土) 10:22:10
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206230003
オザワ政局 じわり余波
2012年06月23日


平野達男復興相(左)と達増拓也知事。政局次第ではたもとを分かつ可能性がある=4月1日、田野畑村、三陸鉄道の運行再開記念式典

 永田町の騒動はいつもオザワから―。消費増税関連法案に反対し、新党結成に言及する小沢一郎民主党県連代表らの動きに、同党籍を持つ達増拓也知事や県連は分裂回避に望みを託して政局を注視する一方、県政野党は冷ややかに受け止めている。


    ◇


 県連所属の平野達男復興相は消費増税法案に賛成する立場。22日の閣議後会見では「最後は総理、幹事長に一任となった。党を割りたいと思っている人は誰もいない。最後のぎりぎりまでいろんな調整をしてもらって、なにかいい方法があれば」と述べた。


 達増知事は報道陣に、消費増税関連法案の3党合意について「民主党のマニフェストに終止符を打ち、民主党であることをやめてしまうのが3党合意。一種の政治的事故
だ」と痛烈に批判。「事故調査委員会をつくって検証したほうがいい」と突き放した。


 小沢氏の離党と自身の身の振り方については「野田総理が考え方を改めて民主党としてあるべき姿に戻れば離党の話はなくなる。今はそれが最優先」と述べた。平野復興相については「しかるべき人が賛成してしまうのは一種の事故。そういう深刻な事故が起きないことを祈る」と話した。


 民主党県連の佐々木順一幹事長は増税反対の立場から「最善の策として3党合意が白紙に戻ればいい。採決延期も全くないとは言い切れない」と党の分裂回避に望みを託した。「26日に法案採決があれば(離党や新党など)次のステップに移る可能性があるが、今はまだコメントする段階にない」


 同党県議団は反増税で一枚岩というわけではない。小沢氏の地元、奥州選挙区選出の佐々木努氏は消費増税法案について「賛成やむなし。沿岸被災地の足かせにならないよう、十二分な配慮が大前提だ」という。


 小沢政局に県議会の野党は冷ややかだ。「民主がばたついて県議会の会派が分裂するかどうか、我々は端で見ているだけ。ただし、復興に影響のないようにしてもらいたい」と自民党県連の千葉伝幹事長は釘を刺す。衆院選を見据え「9月8日の会期末に衆院解散もあり得る。小沢さんがどういう人物か、有権者も分かっていると思う。こちらはすでに岩手1区から4区まで候補者をそろえている。きちんと訴えて起死回生だ」と息巻いた。


 地域政党いわての及川敦幹事長は「元来から県政よりも小沢政局という局面はいくつもあった。視点が県民にないのではないか」と指摘した。

8570チバQ:2012/06/23(土) 10:22:35
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206220004
県選出議員大半 消費増税に反対
2012年06月22日


民主党の輿石東幹事長との会談を終え、記者の質問に答える小沢一郎元代表(中央)=21日、衆院第1議員会館、小川智撮影

 消費増税関連法案をめぐり、県内議席を独占する民主党国会議員の賛否がはっきり分かれ、分裂含みの状況になっている。小沢一郎県連代表は21日も反対を明言し、県連所属の議員の多くも追随する。一方、平野達男復興相は内閣の一員として賛成の立場だ。


 小沢氏は同日午前、輿石東幹事長との会談後、社会保障改革が棚上げされていることなどを理由に法案反対を伝えたと語った。


 午後に開いた小沢氏グループの会合には、小沢氏を含め、県連所属の衆院議員5人全
員が出席した。小沢氏に同調している階猛氏(岩手1区)によると、小沢氏は野田政権の考え方を変えられなかった場合の次善の策として「やはり新党の立ち上げ」と採決後の離党、新党結成に言及したという。


 畑浩治氏(岩手2区)は事務所を通じ「法案には明確に反対」との意向を示した。「税と社会保障の一体改革といいながら、社会保障の部分は先送りされ、増税のみ先行している。被災地の議員として復興に全力を挙げている段階では反対だ」


 藤原良信氏(参院比例)も「投票には明確に反対票を入れる。新党立ち上げとなれば小沢さんと行動を共にする」と話した。


 一方、平野復興相はこれまでに「(法案が)なんとか今国会中に早く衆議院で通過して、参議院も通過して、成立させていただきたい」と述べている。

8571チバQ:2012/06/23(土) 10:23:16
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001206230003
民主離党めぐり、県選出議員も揺れる
2012年06月23日

 消費増税関連法案の衆院採決を巡って民主党の小沢一郎元代表のグループが集団離党の構えを見せている中、県選出の党国会議員も揺れている。小沢氏のグループに属する議員もおり、党県連関係者は「組織に影響が出かねない」と困惑する。県連は採決前日の25日夕に緊急常任幹事会を開き、県選出の国会議員から意見聴取したいとしている。


 県連の松井正一幹事長は先週から、各衆院議員に面会や電話で法案への考え方などを聞きながら「民主党としてこれからも頑張ってもらいたい。反対しないでほしい」などと訴えてきた。「県連として党員サポーターを過去最高の7760人集めるなどして強化してきた。分裂なら組織が弱体化しかねない」と影響を懸念する。


 松井幹事長によると、山岡賢次氏(栃木4区)がすでに法案に反対する意向を示した。18日の県連と連合栃木との定期協議の席上で「私は反対します」と明言したという。


 県連代表の石森久嗣氏(同1区)氏と福田昭夫氏(同2区)も、「賛成しがたい」と、法案賛成を断言していないという。石森氏は20日の両院議員懇談会で「消費税で党がもめていたら、我々(1年生議員)が捨て駒になって消費税だけが通ることは明らかだ」と発言した。


 福田氏は19日に国会内での記者会見で「野田首相は『デフレ脱却なくして増税なし』を宣言すべきだ」などと提言。受け入れられなければ総務政務官の「職を賭す」と表明した。22日の朝日新聞の取材に対しては賛否の明言を避けたものの「財源をつくるのは増税だけではない」と訴えた。


 朝日新聞の取材に、法案への賛成の意向を示したのは、富岡芳忠氏(比例北関東)と玉木朝子氏(同)の2人。


 富岡氏は「消費税は、財政再建と社会保障の財源に必要不可欠」と説明する。玉木氏も「厚生労働部門会議の一員として、社会保障と税の一体改革は細部に至るまで関わってきた。今ここで消費税をきちんとした形にしなかったら、社会保障を後退させなければならない。難病患者として絶対にしてはならない」と強調した。


 県選出の参院議員2人も朝日新聞の取材に応じた。谷博之氏は「今は法務副大臣という政府内閣の一員。立場をわきまえた行動をとる」と話す。田城郁氏(比例)は「今の3党合意のままでは、社会保障の将来像がほとんど描けない。これでは増税だけが先行する無責任な法案になり、賛成できない。参院での審議を見極めたい」と話した。


 小沢氏が離党を視野に行動していることについては「党が一枚岩になるのが当然の事態なのに残念な動き」(富岡氏)とする一方、「執行部に原点回帰を願っているが、展望が開けない中での選択肢の一つだろう。問題意識と思いは一緒」(田城氏)と共感する声もあった。(田中正一、吉野太一郎)

8572チバQ:2012/06/23(土) 10:30:06
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1206220002/
消費増税法案成立へ:県内2議員が反対明言、1人は造反の可能性示唆/神奈川
2012年6月22日

 民主党の小沢一郎元代表が消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案に反対すると表明した21日。県内選出の岡本英子氏(衆院3区)、相原史乃氏(比例南関東)も反対票を投じる意向を明らかにした。橘秀徳氏(13区)も造反を示唆した。

 いずれも、神奈川新聞社の取材に答えた。岡本氏は「国会延長が決まり議論する時間ができたので、急いで採決する必要はない。国民が納得できるよう社会保障を充実させ、マニフェスト(政権公約)に沿って無駄の削減で財源を捻出した後に、消費増税の議論をすべき。今の修正案には反対」と言明した。

 相原氏は「増税だけ決めて、社会保障の中身はこれから検討するでは一体改革にならず、筋が通らない。デフレ経済下での増税は経済の崩壊に直結する」と主張。修正合意の党内了承手続きも「(執行部は)一任をくれの一点張り。一方的に議論を打ち切り信用できない」と批判し、「実質、消費増税だけの法案を今通しては絶対に駄目」と反対を明言した。離党については「党内で主張を通すため頑張りたい」と否定した。

 橘氏は「3年前にあのマニフェストを訴え、議席をお預かりした。マニフェストが実現できていない状況で、書いていない消費増税をやることに、なかなか、はいとは言えない。最後は自分の信念に従って行動する」と、法案採決で造反する可能性を示唆した。

 消費増税をめぐっては、小沢氏側近の樋高剛氏(18区)も関連法案の閣議決定を受け、総括副幹事長を辞任している。樋高氏は21日、「政権交代の原点を思い起こし、県民の思いがどこにあるのか考えている」と語った。

8573チバQ:2012/06/23(土) 10:30:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120621-OYT8T01542.htm
県関係民主2議員「反対」...一体改革関連法案
消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案は、26日にも衆議院で採決の見通しとなった。県関係の衆院議員5人のうち、小沢一郎元代表のグループに所属する民主党議員2人は21日、読売新聞の取材に対し、反対票を投じる姿勢を示した。同党の分裂は不可避との見方が強まっており、県内も波乱含みの様相を呈している。

 同グループの高松和夫衆院議員(比例東北ブロック)は「税と社会保障の『一体改革』をうたいながら、法案では最低保障年金など社会保障の部分がすべて先送り」と指摘。「増税の前に行財政改革や議員定数削減など取り組むべきことがある。増税一本やりとなれば、国民の理解は到底得られない」と述べ、採決では「恐らく反対票を投じることになるだろう」と述べた。

 ただ、採決後に予想される党内処分や同グループの離党・新党結成の動きについては「現時点では申し上げられない」と明言を避けた。

 同じく同グループの京野公子衆院議員(秋田3区)は「増税ばかりが先行して『一体改革』になっていない。国民の生活が一番という理念に共鳴して、議席を預かっている。党よりも有権者が大事」とし、採決では「反対票を投じる」と明言した。

 また、議論を途中で打ち切った党執行部に対し、「自分から提案しておいて、最後に『自分に一任していただく』なんて民主主義ではありえない。本当に異常だ」と厳しい口調で非難。「民主党にだまされた。離党はせずに筋を通したいが、筋違いのことばかりやるようなら覚悟を持ってやる」と、離党も辞さない姿勢を示した。

 一方、寺田学衆院議員(秋田1区)は「社会保障を借金で賄い続けることは限界で、安定化のための増税は必要」とし、採決は賛成の立場。「議論が不十分」との党内の声には「十分な議論を重ねてきた。意見が割れている時は責任者が責任とともに判断するべき」とし、問題ないとの認識を示した。

 川口博衆院議員(秋田2区)は「(民主・自民・公明の)3党協議で合意がなされたことを重く受け止めるべき。公務員の給与削減など自ら身を切ることを前提に、不本意だが増税もやむを得ない」と賛成する意向。民主党県連代表の松浦大悟参院議員(秋田選挙区)も「誰もが安心して暮らせるためには安定財源が必要」と賛成の立場を示すとともに「党内が一致して行動できるよう期待している」と述べた。

 こうした民主党内の混迷について、自民党の金田勝年衆院議員(比例東北ブロック)は「与党が出す内閣提出法案にもかかわらず、党内をまとめられず、(3党合意で)野党に抱きつくやり方は情けない」と批判した。ただ、3党合意を踏まえ、採決では賛成票を投じる意向を示した。

(2012年6月22日 読売新聞)

8574チバQ:2012/06/23(土) 10:33:11
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120623/02.shtml
長崎新聞

増税採決に本県国会議員は?

 消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案をめぐり、意見の対立が激化する民主党。26日の衆院採決を前に、緊迫感が増す中、県選出の民主党衆院議員の判断も割れている。

 山田正彦元農相(長崎3区)は「反対に決まっている」と旗色は鮮明。長年、政治的歩みを共にしてきた小沢一郎元代表は反対を表明した上で「新党結成」の可能性に言及している。山田氏は、「反対した議員を除名すれば、少数与党になる。除名はないんじゃないか」との見通しを語った。採決では反対議員が54人以上になった場合、除名すれば与党が過半数を割り込む。

 高木義明元文科相(長崎1区)は「賛成」の立場。「3党合意に基づく法案。国は危機的状況で、これ以上先送りできない」と指摘し、「最後は、決まったことでまとまっていくのが政権与党」と述べた。

 福田衣里子議員(長崎2区)は「命懸けでやってきた社会保障をないがしろにされたまま、増税に賛成できない」と断言。衆院選出馬に際し小沢氏から要請を受けた経緯があるが、「反対して新党をつくろうという考えはない」と述べ、離党は否定する。採決では、欠席などを含め対応を熟慮するもようだ。

 衆院社会保障・税一体改革特別委員会の委員を務める宮島大典議員(長崎4区)は「賛成」の立場。「欧州財政問題を受け、各国の債務が厳しい目で見られる中、日本の財政再建も前倒しでやらなければならない」などと強調した。

 川越孝洋議員(比例九州)も「賛成」。「総理が出している法案。比例代表で議席を得ている立場もある。与党として行動を共にしたい」と話した。

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20120623/CK2012062302000022.html
【岐阜】
消費増税に笠原議員が反対明言
2012年6月23日

 消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案をめぐり、県内選出の民主党の衆院議員七人のうち、笠原多見子議員(比例東海)は採決で反対票を投じると、中日新聞の取材に答えた。笠原議員は離党と新党結成に言及した小沢一郎元代表のグループに属し、今後も同一歩調を取るとみられる。

 七人のうち、二十二日までに反対票を投じると明言したのは笠原議員だけ。橋本勉議員(比例東海)も「賛成はできない」としたが、反対か棄権かは未定とした。

 笠原議員は反対する理由を「マニフェストで約束せず、選挙で訴えてもいないことに賛成はできない」と説明。小沢元代表が離党に踏み切った場合の対応には「次の段階の話」と明言しなかったが、「信じる道を突き進みたい」と述べた。

 橋本議員は小沢グループには属さず、離党は否定した上で「党が分裂したら自民党が喜ぶだけ。党内融和に向け、採決を先送りするべきだ」と述べた。

 一方、賛成票を投じる柴橋正直議員(岐阜1区)は「三党合意をし、党内手続きも踏んできた。子どもたちに負担を先送りしないために、決められない政治ではいけない」と述べ、採決するべきだと主張。小沢元代表のグループが離党も検討していることを「残念としかいいようがない」と述べた。阿知波吉信議員(岐阜5区)と山田良司議員(比例東海)も、賛成することを明らかにした。

 今井雅人議員(比例東海)は「消費税増税は必要だが、議員定数削減法案が通らなければ有権者に説明できない」と、現時点では態度を保留。園田康博議員(岐阜3区)は「政府の一員なので個人的な賛否を言うのは控える」としている。

 (山本真嗣、石井宏樹)

8575チバQ:2012/06/23(土) 10:39:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00001569-yom-pol
造反、鳩山グループでも…首相自ら説得の電話
読売新聞 6月23日(土)3時5分配信

 民主党の鳩山元首相グループで22日、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の26日の衆院採決で造反する動きが表面化した。

 新党を視野に入れる小沢一郎元代表グループ以外にも、造反が広がる可能性がある。野田首相や党執行部は、態度未定の議員の説得に全力を挙げている。

 鳩山グループの松野頼久、初鹿明博両衆院議員は22日、読売新聞の取材に対し、法案採決で反対票を投じる考えを明らかにした。初鹿氏は「格差を是正すると訴えて政権交代したのに、法案が修正され、富裕層の負担が減り、低所得者層の負担が増える内容になった。認められない」と語った。松野氏も「反対する」と明言した。

 初鹿氏は鳩山グループ幹部にも、こうした考えを伝えた。鳩山氏は22日の鳩山グループの会合後、記者団に「『党を割らない』と言ったのに割れたら、代表(首相)と幹事長の責任は重い」と指摘した。

 衆院で離党者が54人以上になると、民主党は国民新党と合わせても半数に届かず、少数与党となって政権運営が不安定になる。こうした事態を避けるため、民主党執行部は22日、採決前日の25日に臨時代議士会を開き、法案に賛成するよう首相に呼びかけてもらうことを決めた。首相に近い議員によると、首相は態度未定の「中間派」の若手らに電話で説得を続けているという。野田グループ幹部は「態度未定は約20人」とし、造反議員には厳しい処分で臨むとしている。

8576チバQ:2012/06/23(土) 10:41:39
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/570889/
“小沢新党”党名を検討!NGワードは「新」「新党」
配信元:
2012/06/22 20:56更新
 民主党の小沢一郎元代表は21日、新党結党を示唆したが、すでに小沢氏周辺では新党名について検討を始めている。

 まず思いつくのは「新党」を冠に付けた命名だが、これには抵抗があるという。理由は「『新党さきがけ』や『新党改革』など、この手の政党が大成功したためしがない」(同周辺)ため。とりわけ、新党さきがけは、小沢氏の天敵である菅直人前首相や枝野幸男経産相が在籍していた政党で、アレルギーは相当のようだ。

 「新」が1字入った党名も、「小沢氏は『新生党』も『新進党』も作ったが、結局、うまくいかなかった」(同)と却下されたらしい。

 「いっそ、民主党以前に戻るということで、『自由党』はどうだ?」という意見もあるが、自由党は自自公連立がうまくいかなくなった後、保守新党が分裂して孤立化し、その後、民主党と合併した経緯がある。

 小沢氏が新党を結成すれば4度目となる。最初の新生党には岡田克也副総理や渡部恒三・民主党最高顧問、藤井裕久・民主党税制調査会長らがいたが、いずれも今は反小沢氏の立場。新進党時代には羽田孜元首相が小沢氏と袂を分かっている。日本新党から出馬し93年の総選挙で初当選した野田首相も新進党に所属していた。小沢氏が新党を立ち上げるたびに、同志が次々離反していく。

8577チバQ:2012/06/23(土) 10:42:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120623-00000079-san-pol
小沢氏、内閣不信任案に2つの壁
産経新聞 6月23日(土)7時55分配信


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野田佳彦首相との会談を終え、国会に入った輿石東幹事長。マイクを向ける記者に「コメントしない・・・」=22日午後、国会内(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)

 ■新会派阻止 輿石氏が離党認めるか/信任案対抗 「一事不再議」慣例従い

 民主党の小沢一郎元代表のグループが内閣不信任決議案を提出するには、大きなハードルがある。輿石東(こしいし・あずま)幹事長が離党届を受理し、院内会派「民主党・無所属クラブ」の代表者である樽床伸二幹事長代行が会派離脱届を受理し、新会派を結成する必要があるからだ。「党を割らない」ことを信条とする輿石氏が踏ん張って離党を認めないかどうかが、政権の命運を左右することになる。(加納宏幸)

 衆院の運営手続きを定めた衆院規則では、不信任案について提出者と50人の賛成者の連署で提出することを定めている。

 ただ、51人がどの党や会派に属していても自由に提出できるというものではない。国会は「会派による機関承認がない議案は受け付けない」(衆院事務局)という会派主義の原則で運営されているからだ。

 このため、民主党会派が小沢氏らの会派離脱届を認めなければ、小沢氏が影響力を持つ新党きづな(9議席)とともに不信任案を提出しても「51人」を満たさないとして受理されない可能性が高い。昨年2月、小沢氏に近い衆院議員16人が会派離脱届を提出したが、会派代表者の岡田克也幹事長(当時)が受理しなかったという前例もある。

 実は、小沢氏は昨年8月にも、政権に居座る菅直人首相(同)への不信任案提出を検討したことがある。菅氏の「偽りの退陣表明」で同年6月2日に不信任案が否決されたため、新党・新会派を視野に次期国会での再提出を図ったのだが、その前に菅氏が退陣し、構想倒れとなった。

 小沢氏にとってのハードルは離党、会派離脱だけではない。与党が内閣信任決議案で対抗した場合、同一国会で同じ議案を議決しない「一事不再議」の慣例に従い、不信任案が採決されない可能性があるのだ。

 平成4年、国連平和維持活動(PKO)協力法案の審議では、自民党は宮沢喜一内閣の信任案を可決、旧社会党による閣僚不信任案を封じた。福田康夫内閣の20年6月にも、参院での首相問責決議に対抗、翌日に自民党などが内閣信任案を可決させた。

 逆に言えば、輿石、樽床両氏が離党届と会派離脱届をすんなり受理したり、先手を打って信任案で対抗しなければ、不信任案可決が現実味を帯びる。

 しかも小沢氏らの不信任案を受理するかどうか実質的に判断する小平忠正衆院議院運営委員長については「当事者能力に欠けている」との声があり、与党筆頭理事の松野頼久元官房副長官は首相に批判的。衆院議運委を政権がいかにグリップできるかどうかも重要なカギとなる。

8578名無しさん:2012/06/24(日) 14:12:15
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001206240002
小沢系に「温度差」/消費増税で県内議員
2012年06月24日

 消費増税関連法案への反対を表明した民主党・小沢一郎元代表率いるグループが離党に向けた動きを加速させるなか、民主党県連が23日、さいたま市で県連常任幹事会を開いた。小沢氏に近いとされる議員が欠席するなど、15人中14人の県選出衆院議員を抱える民主の「牙城(がじょう)」にも波紋が広がっている。
 県連常任幹事会で、武正公一代表=1区=は「国会も党も緊迫度が高まっている。一致結束し、この状況を乗り切りたい」と党内融和を呼びかけた。
 だが、この日出席したのは、野田佳彦首相のグループに属する武正氏をはじめ、財務副大臣の五十嵐文彦氏=9区=ら政府・執行部系の議員だけだった。
 結束が固いとされる小沢系議員も一枚岩ではない。
 反対を明言する松崎哲久氏=10区=は23日、地元で取材に応じ、「(デフレの)この時期に増税という政策自体が誤っている」と改めて政府・党の姿勢を批判。ただ、離党など採決後の行動については「状況に応じて考える」と述べるにとどめた。
 一方、小沢氏が率いた旧自由党出身の小宮山泰子氏=7区=は、賛否を明らかにしていない。23日は地元での予定をすべてキャンセル。携帯電話にも出ないため、秘書も「連絡がつかない」。
 小沢氏と行動をともにした場合、党や省庁ポストの失職もありうる。防衛政務官の神風英男氏=4区=はこの日、志木市での集会で、賛否に触れなかったものの「自分は政府の一員」と強調。環境政務官の高山智司氏=15区=も、21日の取材に「粛々と賛成する」と答えている。

8579名無しさん:2012/06/24(日) 14:13:26
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120623-OYT1T00228.htm
議員失格・ついていけぬ・嫌悪…切り崩し工作も


 民主党の小沢一郎元代表の妻が支援者に送った手紙が、社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で揺れる民主党に波紋を広げている。

 小沢氏は手紙で「放射能が怖くて逃げ出した」と指摘されており、執行部とも小沢グループとも距離を置く中間派から「もう小沢氏についていけない」との声が上がっている。新党結成を視野に入れる小沢グループは、手紙を使った執行部側の「切り崩し工作」とみて警戒を強めている。

 民主党内で問題とする声が強いのは、昨年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、放射能漏れを恐れた小沢氏が秘書を連れて逃げたとの記述だ。

 福島県選出で中間派の増子輝彦参院議員は「内容が事実だとすれば、小沢一郎という政治家に対する考え方が大きく変わる。『信念を持った強い政治家』というイメージは作られたものだったと言わざるを得ない。国民の間には強い嫌悪感、不信感が生まれたのではないか」と語った。

 小沢氏に距離を置くベテラン議員は「多くの議員が現地に赴いた中で、本当に逃げたのだとしたら、議員失格と言われてもやむを得ない」と指摘した。野田首相に近い副大臣も「これでは輿石幹事長もかばいきれないのではないか」と述べた。

 これに対し、小沢氏が会長を務める「新しい政策研究会」の東祥三事務総長は「手紙の内容は事実ではない。逃げたと言われる昨年3月25日、小沢氏は東京にいた。消費増税や原発に関する我々の主張を支持してくれる国民に、この手紙が影響を与えることはない」と語った。

(2012年6月23日21時19分 読売新聞)

8580名無しさん:2012/06/24(日) 14:13:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062300327
反対54人以上で政権窮地=内閣不信任案可決も−政局シミュレーション
 野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」消費増税関連法案。26日に行われる見通しの衆院採決は、民主党の小沢一郎元代表を含め、54人以上の反対者が出るかどうかが焦点だ。その数は、内閣不信任決議案の成否や解散時期にも影響する。今後の政局の行方を探った。
 民主、自民、公明3党の修正合意により、消費増税法案の衆院可決は間違いない。しかし、民主党内から54人以上が反対した場合、執行部が全員を除籍(除名)すれば、与党は半数を割り、野田政権は少数与党に転落する。内閣不信任案が出された場合、いつ可決されてもおかしくない窮地に陥る。
 このため、執行部は造反者を除籍せず、離党勧告や党員資格停止などの軽い処分にとどめることも想定されるが、首相周辺では除籍せざるを得ないとの声が支配的だ。
 内閣不信任案に関し、衆院規則は、発議者と50人以上の賛成者がいれば提出可能と定めている。政権を追い込む「武器」を手に入れるため、小沢氏は離党−新党結成に突き進む可能性が高い。
 ◇9月9日に投開票?
 首相の政権運営は厳しさを増し、政局は一段と混迷する。自民党は対決姿勢を強め、「消費増税法案が成立すると同時に、内閣不信任案を出す」(幹部)構えだ。増税法案は8月上旬までには成立する見通しで、不信任案が野党の賛成多数で可決されれば、首相は今国会中に衆院解散に踏み切るか、内閣総辞職するかの選択を迫られる。
 憲法は「衆院解散後、40日以内に選挙を行う」と規定しており、自民党からは、大安である9月9日投開票などの日程が挙がっている。
 小沢氏が消費増税法案の成立阻止を図り、成立前に不信任案を出すこともあり得る。自民党はこれに乗ることも可能だが、消費増税実現を目指したこととの整合性を有権者から問われるのは間違いない。逆に連携を拒めば、小沢氏が「増税談合」と非難することは確実で、同党も難しい判断を問われる。
 ◇造反少数なら船出厳しく−小沢新党
 小沢氏周辺は「7月にも新党を立ち上げ、先に民主党を離党した新党きづなとも合流する」と語る。ただ、新党の規模がきづなと併せても不信任案を出せない50人以下にとどまるようであれば、首相は主導権を維持し、小沢氏らを「反乱分子」として全員を除籍するとみられる。「小沢切り」を求めてきた自民、公明両党との連携も不可能で、小沢新党は厳しい船出となる。
 対抗勢力を一掃した首相は消費増税法案成立の実績を掲げ、9月の代表選での再選を目指す。有力な対抗馬が現れるかは微妙だ。(2012/06/23-22:36)

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8581名無しさん:2012/06/24(日) 14:14:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120623/plc12062314100004-n1.htm
内閣不信任案 もう1つのハードル
2012.6.23 14:09 (1/2ページ)
 民主党の小沢一郎元代表のグループが内閣不信任決議案を提出するには、大きなハードルがある。輿石東幹事長が離党届を受理し、院内会派「民主党・無所属クラブ」の代表者である樽床伸二幹事長代行が会派離脱届を受理し、新会派を結成する必要があるからだ。「党を割らない」ことを信条とする輿石氏が踏ん張って離党を認めないかどうかが、政権の命運を左右することになる。

 ■会派離脱

衆院の運営手続きを定めた衆院規則では、不信任案について提出者と50人の賛成者の連署で提出することを定めている。

 ただ、51人がどの党や会派に属していても自由に提出できるというものではない。国会は「会派による機関承認がない議案は受け付けない」(衆院事務局)という会派主義の原則で運営されているからだ。

 このため、民主党会派が小沢氏らの会派離脱届を認めなければ、小沢氏が影響力を持つ新党きづな(9議席)とともに不信任案を提出しても「51人」を満たさないとして受理されない可能性が高い。

 昨年2月、小沢氏に近い衆院議員16人が会派離脱届を提出したが、会派代表者の岡田克也幹事長(当時)が受理しなかったという前例もある。

 実は、小沢氏は昨年8月にも、政権に居座る菅直人首相(同)への不信任案提出を検討したことがある。菅氏の「偽りの退陣表明」で同年6月2日に不信任案が否決されたため、新党・新会派を視野に次期国会での再提出を図ったのだが、その前に菅氏が退陣し、構想倒れとなった。

 ■一事不再議

小沢氏にとってのハードルは離党、会派離脱だけではない。与党が内閣信任決議案で対抗した場合、同一国会で同じ議案を議決しない「一事不再議」の慣例に従い、不信任案が採決されない可能性があるのだ。

 平成4年、国連平和維持活動(PKO)協力法案の審議では、自民党は宮沢喜一内閣の信任案を可決、旧社会党による閣僚不信任案を封じた。福田康夫内閣の20年6月にも、参院での首相問責決議に対抗、翌日に自民党などが内閣信任案を可決させた。

 逆に言えば、輿石、樽床両氏が離党届と会派離脱届をすんなり受理したり、先手を打って信任案で対抗しなければ、不信任案可決が現実味を帯びる。

 しかも小沢氏らの不信任案を受理するかどうか実質的に判断する小平忠正衆院議院運営委員長については「当事者能力に欠けている」との声があり、与党筆頭理事の松野頼久元官房副長官は首相に批判的。衆院議運委を政権がいかにグリップできるかどうかも重要なカギとなる。(加納宏幸)

8582名無しさん:2012/06/24(日) 14:17:55
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120624/01.shtml
山田元農相「増税法案反対」



消費税増税に反対すると話す山田元農相=大村市水主町1丁目、長崎インターナショナルホテル
 民主党の山田正彦元農相(衆院長崎3区)は23日、大村市内で講演し、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決をめぐり、反対票を投じると明言した上で「せっかくつくって政権交代した党。離れるつもりはない」と離党しない考えを示した。

 政治的歩みを共にしてきた小沢一郎元代表についても「簡単に離党しない」との見方を示した。

 消費税増税について「社会保障に関するマニフェストは棚上げのまま。不況、デフレのときに増税するのは許し難い」と指摘。野田佳彦首相については「財務官僚の言いなりだ。政治主導を目指してきたのに、官僚主導に戻った」と批判した。

 講演後、報道陣の取材に対し、反対票を投じた議員の除名の可能性について「今の執行部なら分からない」と指摘。小沢氏の新党結成や自身の今後は「執行部の対応次第だ」と語った。

 一方、福田衣里子同党衆院議員(長崎2区)は23日、諫早市内で取材に応じ、「社会保障が骨抜きになった法案には賛成できないが、反対票を投じても、解散総選挙や民主党の分裂につなげたい自民党の思うつぼ」として採決を棄権する考えを示した。

8583名無しさん:2012/06/24(日) 14:18:28
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120624-OYT1T00002.htm
衆院採決、本当は逃げたいけど…民主議員が心情

 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決を巡り、民主党の岡本英子氏(3区)と橘秀徳氏(13区)は23日、造反する考えを地元支持者らに表明した。橘氏は離党も示唆しており、民主党神奈川県連は分裂の恐れが出てきた。


 ◆断固反対

 「この時期に消費増税をすることは断固反対という立場で臨む」

 岡本氏は23日午後、横浜市神奈川区のJR東神奈川駅前で行った街頭演説で約40分間にわたり、法案に反対する考えを繰り返し説明した。

 橘氏も23日午前、大和市で会合を開き、支持者十数人に「消費税率を上げるのは反対だ。26日の採決に賛成することは絶対にない」と伝え、理解を求めた。

 岡本、橘両氏はいずれも小沢一郎元代表を支持する衆院当選1回の議員でつくる「北辰会」のメンバー。

 県内議員では、小沢氏の元秘書で側近の樋高剛氏(18区)と、北辰会に所属している相原史乃氏(比例南関東)についても、民主党幹部は23日、「造反する可能性がある」と指摘した。

 ◆ためらいも

 小沢氏は採決後の新党結成を視野に入れており、造反議員が離党に踏み切るかどうかが大きな焦点になっている。

 橘氏は会合後、記者団から「離党を考えているか」と問われ、「それも覚悟してやらなきゃと思っている。やっぱり執行部に造反するわけだから」と述べ、離党も辞さない考えを強調した。

 ただ、出席者の1人によると、橘氏は会合中、「民主党を出るかどうか迷ってる」と話す場面もあったという。

 当選回数が少なく、支持基盤が弱い議員は政権与党から離れることに抵抗感が強い。岡本氏は記者団に「どんな形になっても、自分の信念は貫いてほしいと支持者に言われている」と述べる一方、「私たちが民主党の主流の考え方で、離党する必要も罰則を受ける必要もない」と強調した。

 ◆賛成派も必死

 県連代表の城島光力国会対策委員長は22日の記者会見で「法案成立に向け、全員が賛成できるような環境作りは最後までやる」と述べており、党内の締め付けに躍起だ。

 賛成に回る見通しの議員も23日、地元への説明に追われた。当選1回の中林美恵子氏(1区)は横浜市磯子区で開いた「タウンミーティング」で26日の衆院採決について、「本当は逃げたいけれど」と心情を吐露した。

 「消費税は社会保障を壊滅状態にしないために必要という理論もあるし、お金さえ刷れば何とかなるという意見もある。このバランスが分かるなら、悟りがひらけたと言っていい」と判断の難しさを指摘したうえで、「私は党に反逆いたしません。それで将来への責任を見せたいと思います」と述べ、賛成の考えに理解を求めた。

(2012年6月24日08時50分 読売新聞)

8584名無しさん:2012/06/24(日) 14:19:06
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120624/201206240934_17378.shtml

増税、賛否二分 県関係の民主衆院議員も有権者も
2012年06月24日09:34

ミニ集会で支持者らに消費税増税に対する考えを説明する橋本勉衆院議員(左)=23日午前10時30分、大垣市内の喫茶店
◆党分裂含み、不満の声

 消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案に対して、賛否が割れている県関係の民主党衆院議員。26日に予定される衆院採決を控え、最後の週末に入った23日、各議員は地元でミニ集会を開くなどして支持者に立場を説明した。出席者からは増税への理解と疑問が交錯。採決での反対を明言する小沢一郎元代表のグループが離党に向けた動きを本格化させ、分裂含みとなっている党の現状には不満も相次いだ。

 法案への賛成を明言している阿知波吉信議員(岐阜5区)は4会場でミニ集会を開催。多治見市内の集会所では「借金のつけを子どもらに回す、弱いものいじめはやめましょう」と増税の必要性を訴えた。支持者からは「やむを得ない」との声もあったが、審議より政局が際立つ現状について「恥ずかしくて子どもに見せられないドタバタ劇」と、皮肉交じりの声も出た。

 増税は必要としつつも採決での態度を保留している今井雅人議員(比例東海)。可児市内のレストランで支持者らに「物事には段取りがある。自ら身を切る改革に取り組まないと国民に負担をお願いするのは厳しい。(採決前の衆院定数削減法案の審議入りを目指して)条件闘争を続ける」と語った。出席者からは「首相がなぜ増税を言い出したのか分からない」と疑問も。男性経営者は「意見を集約する仕組みの政党が機能していない」と憂いた。

 採決で棄権か反対を検討している橋本勉議員(比例東海)は大垣市内の喫茶店で支持者らに「増税には反対。国民生活が第一だ」と述べ、あらためて賛成はしない考えを示唆。出席者からは「小沢氏にくみした場合、地元の支持者が離れるのでは」「党にぶら下がっていないと次の選挙はどうなるのか」など、処分や選挙への影響を心配する意見も出た。

 一方、現時点で唯一法案への反対を明言している笠原多見子議員(比例東海)は親しい知人らと面談。取材には「マニフェストを取り下げた民主党は民主党ではない。国民と約束していないものに賛成できない。支持者も理解してくれている」と強調。離党を検討する小沢氏に同調するかについては「決断するのは私自身」としながら「気持ちは固まっている。揺るがない」と繰り返し、離党を示唆した。

8585名無しさん:2012/06/24(日) 14:20:07
http://kumanichi.com/news/local/main/20120624001.shtml

福嶋氏が離党示唆 松野頼久氏も消費増税反対へ 2012年06月24日
民主党の福嶋健一郎氏(衆院熊本2区)は、26日に予定される消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で反対票を投じた上で、小沢一郎元代表が新党結成に踏み切れば離党し、新党に参加することを示唆した。

 福嶋氏は23日、熊本市で開いた国政報告会で「消費税増税は国民との約束であるマニフェストにない政策で、財務省の主張。国民の多くが批判している」と反対票を投じる理由を説明。野田佳彦首相があくまで増税路線を変えない場合は「民主党の枠組みの外か、違う枠組みをつくってやる選択肢も十分ある」と述べた。

 一方、鳩山由紀夫元首相グループの松野頼久氏(衆院熊本1区)も熊本日日新聞社の取材に対し、「消費税増税を掲げて政権交代を果たしたわけではない。反対票を投じる考えだ」と明言した。

 ただ「内閣不信任案や首班指名での造反とは違う」と、最も重い除名処分を下さないよう野田首相をけん制。離党を含む採決後の対応については「白紙だ。まだ何も決めていない」と述べるにとどめた。

 福嶋氏が離党、新党参加に踏み切れば、民主党県連は次期衆院選で新たな公認候補の擁立を迫られる。さらに県連代表経験者でもある松野氏も離党すれば、選挙態勢を根本的に見直す事態となる。(潮崎知博)

8586チバQ:2012/06/24(日) 14:26:51
http://headlines.yah民主60人超、造反の意向…棄権・欠席が拡大
読売新聞 6月24日(日)3時2分配信


 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で、造反の意向を固めている民主党所属議員が60人を超すことが23日、読売新聞の調べで分かった。

 約50人が反対票を投じる意向で、13人が棄権か欠席など賛成以外の対応を検討している。自民、公明両党が賛成する見通しのため、26日の採決で法案の可決は揺らがないものの、造反の広がりに党執行部は危機感を強め、巻き返しに躍起になっている。

 民主党所属議員は289人。採決は記名投票で行われる見通しだ。反対票を投じる意向を明らかにしているのは、小沢一郎元代表のグループの衆院約80人のうち45人と、鳩山元首相グループの松野頼久、初鹿明博両衆院議員。さらにグループに所属しない議員1人が反対するとしている。

 棄権か欠席の方針を明らかにした議員は7人で、「賛成はできない」として棄権・欠席か反対を検討している議員も6人いる。賛否を決めていない議員も10人弱おり、造反はさらに増える可能性もある。

 衆院議長と欠員を除くと、衆院過半数は240となる。与党勢力は国民新党の3議席を含めて292。仮に、民主党の離党者が54人以上になると、与党は半数に届かず、単独では内閣不信任決議案を否決できなくなる。
oo.co.jp/hl?a=20120623-00001245-yom-pol

8587チバQ:2012/06/24(日) 19:14:49
中島衛が後援会長してるですね
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20120624ddlk20010039000c.html
消費増税法案:加藤氏が反対方針 県選出の衆院議員で初 /長野
毎日新聞 2012年06月24日 地方版

 民主党の加藤学衆院議員(長野5区)は23日、飯田市で後援会長の中島衛・元衆院議員(77)に対し、26日に予定されている消費増税法案の採決で反対票を投じる方針を伝えた。党県連によると、県内選出の5衆院議員(いずれも民主)で法案反対を明らかにしたのは加藤氏だけ。一方で加藤氏は、自ら離党する考えはないと述べた。

 加藤氏はこの日、中島後援会長を訪ねた後、法案について「党のマニフェストと異なり、社会保障改革も不明確。デフレが続き増税できる経済状況にない」と強調。棄権ではなく反対票を投じると明言した。

 その一方で「間違った法案と党の手続きに異議を唱えているだけで、本来の民主党に戻ればいい」と述べ、離党の考えはないとした。「小沢新党」については「中身も政策も具体的になっていない。何とも言えない」と述べるにとどまった。

 中島会長は「加藤議員とは基本的に路線が一致していると思う。加藤議員自身がしっかり決めたのなら、何も言うことはない」と語った。【石川宏】

8588チバQ:2012/06/24(日) 20:13:51
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062400149
反対派の説得難航=増税法案26日採決−民主
 消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案をめぐり、民主党執行部は24日、党内の増税反対・慎重派の説得を継続した。ただ、作業は難航しているもようだ。小沢一郎元代表に同調して反対票を投じる意向の議員は50人に迫る勢いを維持し、欠席や棄権を含めて60人を超える情勢に大きな変化はないとみられる。
 衆院の一体改革特別委員会と本会議での法案採決は26日に行われる見通し。自民、公明両党が賛成に回るため、可決は動かない情勢で、民主党の造反規模が焦点だ。小沢氏は採決後の離党を視野に入れ、政権の少数与党転落が現実性を帯びる「反対54人」以上の確保を目指している。 
 前原誠司政調会長は24日、フジテレビの番組で「最後の最後まで賛成してもらうよう努力する。それに尽きる」と述べ、慎重派や態度未定の議員を中心に採決ぎりぎりまで説得を続ける考えを示した。野田佳彦首相や執行部は、電話で個別に要請しているほか、消費増税を支持する連合の地方組織などを介して働き掛けている。
 しかし、小沢氏は対抗姿勢を強め、新党をにらんで反対派議員から離党届を集めるなど結束固めに努めている。小沢グループの一人は24日、「いろいろ言ってくる人は相当いるが、反対で腹は決まっている」と述べ、反対の決意は変わらないことを強調した。
 岡田克也副総理は同日、都内での講演で「手分けして(電話で)説得しているが、だいたい留守番電話でコールバックも非常に少ない」と語り、説得の成果が上がっていないことを認めた。
 事態が緊迫する中、輿石東幹事長ら執行部内には、党分裂を回避するため、造反者への処分を軽くすることを模索する動きも出てきた。城島光力国対委員長は24日のNHKの番組で、同党では過去に個別法案での反党行動を理由に除籍(除名)処分にした例がないことを念頭に「基本的には過去の事例をしっかり検証して対処することになる」と述べた。(2012/06/24-18:30)

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8589チバQ:2012/06/24(日) 20:33:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20120623-OYT8T01083.htm
一体改革 原口氏は賛否明言せず 


 社会保障と税の一体改革関連法案を巡り、民主党分裂の可能性が高まるなか、いずれも帰郷した県選出の民主党国会議員3人は23日、県内で開かれた会合などに出席した。政府や党執行部の役職に就く2人は、法案への理解や党の結束を訴える一方、党県連代表を務める原口一博議員は、法案への賛否を明言していない。

 佐賀市で23日に開かれた福祉団体の総会で、内閣府政務官の大串博志衆院議員は「消費税ばかりが取りざたされているが、社会保障を再構築するのが狙いだ」と関連法案への理解を求めた。同席していた自民党の福岡資麿参議院議員、今村雅弘衆院議員は腕組みをしながら、静かに聞き入っていた。

 大串議員はさらに「高齢者、障害者も含め、全世代型の社会保障が必要。いざというときの備えを、社会保障と税の一体改革のなかで再強化し、充実させていきたい」と強調した。

 民主党参議院の国会対策委員長代理を務める川崎稔議員も読売新聞の取材に対して、「参議院でも法案可決に向けて結束しなければならない」と語った。小沢一郎元党代表を中心とする離党の動きには「法案への賛否と党を離脱するかの判断は別問題。冷静に受け止めるべきだ」と訴えた。

 原口議員は同日、上峰町の農業施設を視察後、町内で農業関係者と懇談した。この朝に更新した自身のフェイスブックで複雑な胸の内を伝えたが、法案の取り扱いまでには踏み込まなかった。地元事務所は「現段階で言及できる状況にない」と慎重さを崩さない。

 このようななか、支持労組の連合佐賀の武重信一郎会長は法案の可決を求めたうえで、「社会保障改革について、国民へのアピールが不足している。政権を担う責任政党として、党内の結束を強く求める」と注文をつけた。

 一方、自民党県連会長の福岡議員は「法案の賛否も含め、有権者にとって分かりづらい状況となっている。一度、リセットして、国民の声を聞くべき時期がきている」と述べ、解散して信を問うべきとの考えを示した。(小山田昌人)

(2012年6月24日 読売新聞)

8590チバQ:2012/06/25(月) 22:31:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120624-OYT8T00976.htm
3人が反対・棄権へ 一体改革関連法案


 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の採決で、本県の民主党の衆参国会議員5人のうち3人が反対または棄権する意向であることが24日、わかった。離党を示唆する議員もおり、民主党県連も分裂含みの展開になっている。

 この日、青森市内で開かれた県連定期大会の前後に読売新聞の取材に各議員が答えた。横山北斗衆院議員は、「青森県のために断固消費増税反対を貫く」と明言。離党についても「そういう覚悟をもって臨んでいる」と述べた。

 中野渡詔子衆院議員は、「消費税を上げることで生活が豊かになるというのは詭弁(きべん)」として、採決に反対または棄権する考えを示した。離党に関しては明言を避けた。平山幸司参院議員は現段階で反対の姿勢。「いろんな場面が来ると思うが、自分自身の信念を貫きたい」と離党にも含みを持たせた。

 一方、県連代表の田名部匡代衆院議員は賛成の立場。津島恭一・国土交通政務官は25日に開かれる代議士会後に賛否を決める方針だが、自らが政府の一員であることを「意識せざるをえない」とも話した。

 定期大会では田名部代表が「みんなが結束してしっかり乗り越えていかなければならない」と訴えた。出席者からは「絶対党を割らない気持ちを持って欲しい」「分裂したら自民党が喜ぶだけだ」などの賛同の声がある一方、「党を割っても良い。政治家には個々の信念がある」と造反に理解を示す意見もあり、反応は分かれた。

 松尾和彦・県連幹事長は、定期大会後、離党議員が出た場合の対応について「今は何も検討はしていない」と話した。

(2012年6月25日 読売新聞)

8591チバQ:2012/06/25(月) 22:32:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120624-OYT8T00841.htm
「党内結束し採決に」一体改革で平野復興相


 平野復興相(参院岩手選挙区)は24日、視察に訪れた山田町で記者団に対し、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案について、「民主党内で様々な議論を重ねて採決するかしないのかということだから、党内一致結束して採決に臨んでほしい」と語り、党分裂を回避するため、反対派も賛成に回るべきとの考えを示した。

 同法案の採決は26日にも行われる見通しで、平野氏はその後の参議院で、賛成する意向だ。ただ、同党の小沢元代表の影響力が強い県関係の国会議員のほとんどが、同法案への反対を明言している。同法案に賛成票を投じることは、小沢元代表とたもとを分かつことを意味しており、来年、改選期を迎える平野氏の心境は複雑だ。

(2012年6月25日 読売新聞)

8592チバQ:2012/06/25(月) 23:51:09
>>8555
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062500918
小沢グループの会合出席者
 民主党の小沢一郎元代表のグループが25日夜、都内のホテルで開いた会合の出席者は次の通り。(敬称略、かっこ内は選挙区)
 【当選14回】小沢一郎(岩手4)
 【当選5回】東祥三(東京15)、山岡賢次(栃木4)
 【当選4回】牧義夫(愛知4)
 【当選3回】鈴木克昌(愛知14)、樋高剛(神奈川18)
 【当選2回】青木愛(東京12)、太田和美(福島2)、岡島一正(千葉3)、古賀敬章(福岡4)、階猛(岩手1)、辻恵(大阪17)、松崎哲久(埼玉10)、横山北斗(青森1)
 【当選1回】相原史乃(比例南関東)、石原洋三郎(福島1)、大谷啓(大阪15)、大山昌宏(比例東海)、岡本英子(神奈川3)、笠原多見子(比例東海)、加藤学(長野5)、金子健一(比例南関東)、川島智太郎(比例東京)、木村剛司(東京14)、熊谷貞俊(比例近畿)、黒田雄(千葉2)、菅川洋(比例中国)、高松和夫(比例東北)、橘秀徳(神奈川13)、玉城デニー(沖縄3)、中野渡詔子(比例東北)、萩原仁(大阪2)、畑浩治(岩手2)、福嶋健一郎(熊本2)、水野智彦(比例南関東)、村上史好(大阪6)(2012/06/25-21:20)


http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062500921
温情示唆で造反拡大=野田首相らの説得、空回り−民主
 26日の社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決で、民主党からの反対者が離党すれば少数与党に転落する54人を上回る情勢となった。複数の党幹部が、法案に反対しても除籍(除名)まではしないと「温情」対応を示唆する発言をしたことで、造反の動きが拡大した。造反阻止に躍起となっている野田佳彦首相の周辺からは、党執行部の思わぬ「失策」に悲鳴が上がっている。
 「処分がどうだこうだという議論はすべきではない」。採決を翌日に控えた25日夕の代議士会でも、輿石東幹事長は造反者への対応を明確にしなかった。首相も衆院特別委員会で「採決後のことは申し上げる段階でない」と述べるにとどめた。 
 一方、小沢一郎元代表ら反対派36人は同日夜、都内のホテルに集まり結束を確認。小沢氏は採決後の行動について「青票(反対票)という結果を出してから、その人にしっかり言いたい」と明言せず、まずは反対票を投じるよう求めた。
 首相を支える野田グループは「反対したら除籍は当然」(近藤洋介国民運動委員長)と引き締めを図っていた。これに対し、輿石氏は処分への言及を避けてきたが、樽床伸二幹事長代行は「過去の事例を踏まえながら対応していくべきだ」、城島光力国対委員長も「過去の事例をしっかり検証して対処することになる」と、「前例踏襲」で対応する方針を繰り返した。
 民主党が法案採決での造反者を除籍とした前例はないことから、樽床氏らの発言は、党内融和を重視する輿石氏の意向を踏まえたもので、党分裂に直結する除籍はないと受け止められた。これ以降、態度不鮮明だった鳩山由紀夫元首相は離党を否定しつつ、反対を明言。数人が追随する動きを見せた。輿石氏は25日、国会内で鳩山氏と会い、「党を割らないよう最善の努力をする」と厳罰見送りをにおわせた。
 同日午前の野田グループの会合では、若手から「輿石氏が甘い処分をしようとしている」と、名指しで批判する声が上がった。造反者が30人程度と楽観していた同グループは先週末に慌てて説得工作を本格化させ、25日夜も都内のホテルで電話作戦を展開したが空回り気味。首相自身も24日、小沢グループの議員に電話で「どうか穏便に」と要請したが、「首相のする仕事ではない」といさめられ、反対派の意志の固さを思い知らされた。(2012/06/25-23:47)

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8593チバQ:2012/06/25(月) 23:52:21
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120625/mca1206251431004-n1.htm
一体改革法案採決へ 鳩山氏反対明言、熾烈極まる党内抗争 (1/2ページ)2012.6.25 07:29
消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案は26日に衆院一体改革特別委員会での採決を経て、同日の衆院本会議で採決が行われる見通しだ。民主党の小沢一郎元代表のグループ内では採決直後に離党し新党結成に踏み切るべきだとの声が強まっている。ただ、離党届を45人分集めたものの、ためらう議員も多く頭打ちとなっている。野田佳彦首相サイドは24日も説得を続けたが、切り崩しは難航している。

 法案に反対する議員は50人台に上るとみられ、棄権も含めると「造反」は70人規模になりそうだ。首相は25日の臨時代議士会で結束を訴える考えだが、情勢は変わりそうにない。

 小沢氏側近は「採決後すぐに新党立ち上げになる。政党名も決まっている。小沢さんは完全に腹を固めた」と断言した。小沢氏は離党届を54人分以上確保することで、与党が過半数割れするのを狙っている。

 だが、反対を決めても離党には二の足を踏む議員は多い。「小沢新党」が結成されても展望が見えないからだ。小沢氏と連携してきた鳩山由紀夫元首相は24日、北海道室蘭市で記者団に「消費税率を上げる前にやることがあると期待してくれた有権者に顔向けできない行動はしたくない」と反対する意向を示したが「離党は考えていない」と語った。

 厚労族の福田衣里子衆院議員(長崎2区)は長崎県諫早市で「法案には反対だが、党を割りたいわけではない」として、棄権する考えを示した。

 54人以上が離党した場合、少数与党となり内閣不信任決議案が可決される可能性がある。このため、党執行部は造反した場合でも除籍(除名)処分にはしないことで分裂を防ごうとしている。民主党はこれまで法案採決の造反で除籍した例はなく、城島光力国対委員長は24日のNHK番組で「過去の事例を検証して対処する」と述べた。

 岡田克也副総理は24日、都内で講演し「みなで手分けして説得にあたっているが、電話してもだいたい留守電。コールバックも少なく、かなり煮詰まった状態だ」と述べた。

8594チバQ:2012/06/25(月) 23:53:04
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120625/plt1206251128001-n1.htm
野田が“血の報復”…小沢氏の証人喚問が急浮上!2012.06.25


 民主党の小沢一郎元代表に対する証人喚問が急浮上してきた。消費税増税法案の採決反対を明言し、離党・新党結成を準備している小沢氏への対抗措置として、野田佳彦首相サイドが喚問容認を検討しているという。「反党・利敵行為」への究極の報復といえるが、小沢グループなどが猛烈に反発しそうだ。

 「小沢氏が離党すれば証人喚問を容認する」

 首相に近い議員はこう断言したという。

 小沢氏への証人喚問は、2009年3月に小沢氏の元秘書ら3人が政治資金規正法違反で逮捕された直後から何度も取り沙汰された。昨年1月に小沢氏が強制起訴されたり、同年9月に元秘書らが有罪判決を受けた後も、自民、公明両党は「(同じ状況下で)自民党は全部、証人喚問に応じていた」(自民党の菅義偉元総務相)、「(小沢氏が)自ら説明を尽くす責任がある」(公明党の山口那津男代表)などと要求していた。

 これまで、民主党は「裁判が進行中だから」という理由で野党の要求を突っぱねてきた。ところが、野田首相が政治生命を懸けるとした増税法案に小沢氏が反対を明言し、40−50人規模が離党の準備をしているため、離党者拡大を防ぐため、なりふりかまっていられなくなったようだ。

 野田首相サイドが重視しているのは、小沢氏に20年間も秘書として仕え、「小沢の影に高橋あり」とまで言われながら、たもとを分かった高橋嘉信元衆院議員が昨年12月につづったとされる2枚のA4ペーパー。「小沢と私のいずれが真実を語っているのかを明らかにするのなら、2人を証人喚問してほしい」と記してあるという。

 高橋氏は10年3月25日付の毎日新聞で、小沢氏が岩手県発注の鷹生(たこう)ダム(大船渡市)工事で、「天の声」を出していたことを証言。小沢事務所の「天の声」については、元秘書に対する東京地裁の判決公判でも事実認定されている。

 証人喚問は全会一致が慣例だが、07年11月、当時の野党が慣例を破る形で額賀福志郎財務相の参院での喚問を議決したことがある(喚問自体は延期)。民主党が喚問を容認すれば、自民、公明両党も賛成するとみられ、小沢氏の証人喚問が実現する可能性もある。

 ただ、この時期の喚問容認示唆は、小沢グループの議員らを「野田首相は許せない」と刺激するのは確実とみられる。「離党拡大阻止」という思惑が、逆に、「造反・離党で結束」ということになりかねない。

8595チバQ:2012/06/25(月) 23:54:27
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/saga/20120625-OYS1T00340.htm
原口氏「離党に同調しない」小沢氏らの動きけん制
 社会保障と税の一体改革関連法案を巡り、民主党の小沢一郎元代表を中心に離党の動きが強まっていることについて、党県連会長の原口一博議員(衆院佐賀1区)は24日、「同調しないし、同調しないように働きかけている」などと述べ、離党の動きをけん制した。法案への賛否については「党議拘束には従う」と述べた。

 郵政関連団体の会合が開かれた唐津市内の会場で、記者団の取材に答えた。

 原口議員は、小沢元代表の行動について「ドスを突きつけ、『ぶっ壊す』みたいな行動だ。小沢氏には『今は党を割るべきタイミングではない』と(直前に)伝えていたので驚いている」などと述べた。自身の今後の対応については「同調はしない」と明言した。

 また、関連法案については「3党合意は重たい。ただ、国民との契約(マニフェスト)も重たいので、どこで折り合いを付けるかで、みんなが悩んでいる」とする一方、自身の賛否については「党議拘束をかけるなら従う」と語った。

(2012年6月25日 読売新聞)

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001206250002
消費増税への意向 小沢系に「温度差」
2012年06月24日

◇県内の衆院議員 賛成/明言せず


 消費増税関連法案への反対を表明した民主党・小沢一郎元代表率いるグループが離党に向けた動きを加速させるなか、民主党県連が23日、さいたま市で県連常任幹事会を開いた。小沢氏に近いとされる議員が欠席するなど、15人中14人の県選出衆院議員を抱える民主の「牙城(がじょう)」にも波紋が広がっている。


 県連常任幹事会で、武正公一代表=1区=は「国会も党も緊迫度が高まっている。一致結束し、この状況を乗り切りたい」と党内融和を呼びかけた。


 だが、この日出席したのは、野田佳彦首相のグループに属する武正氏をはじめ、財務副大臣の五十嵐文彦氏=9区=ら政府・執行部系の議員だけだった。


 結束が固いとされる小沢系議員も一枚岩ではない。反対を明言する松崎哲久氏=10区=は23日、地元で取材に応じ、「(デフレの)この時期に増税という政策自体が誤っている」と改めて政府・党の姿勢を批判。ただ、離党など採決後の行動については「状況に応じて考える」と述べるにとどめた。


 一方、小沢氏が率いた旧自由党出身の小宮山泰子氏=7区=は、賛否を明らかにしていない。23日は地元での予定をすべてキャンセル。携帯電話にも出ないため、秘書も「連絡がつかない」。


 小沢氏と行動をともにした場合、党や省庁ポストの失職もありうる。防衛政務官の神風英男氏=4区=はこの日、志木市での集会で、賛否に触れなかったものの「自分は政府の一員」と強調。環境政務官の高山智司氏=15区=も、21日の取材に「粛々と賛成する」と答えている。


 幹事会では今年の党員・サポーター数が1万2900人(5月末現在)で、前年より300人減ったと報告された。県市町会議員も離党が相次ぎ、100人程度から88人へと減少している。ある県議は険しい表情で「こんなお家騒動が続く限り、退潮傾向に歯止めがかからない」と嘆いた。

8596チバQ:2012/06/25(月) 23:58:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120625-00000107-mai-pol
<一体改革>民主、造反への処分焦点 法案採決で除籍例なし
毎日新聞 6月25日(月)23時27分配信

 26日の税と社会保障の一体改革関連法案の衆院採決をにらみ、民主党内では造反議員への処分をめぐる駆け引きも激化している。しかし、民主党は法案採決を巡っては造反者を除籍(除名)した例はない。さまざまな政党出身の「寄り合い所帯」として生まれただけに、分裂回避を優先して軽い処分をこれまで繰り返してきたのが実態だ。

 昨年6月、菅内閣不信任決議案に賛成した松木謙公、横粂勝仁両衆院議員は除籍。ただ棄権・欠席した小沢一郎元代表ら8人は党員資格停止3カ月、当選1回議員5人は厳重注意にとどまった。

 一方、法案採決の場合はこれまでは最も重くても党員資格停止だった。大量造反や党幹部の造反は処分が甘くなる傾向もある。反対を明言しながら「離党はしない」とする鳩山由紀夫元首相らに自信を与えている。

 04年5月、自公民3党合意による年金制度改革法案の衆院採決では、中井洽(ひろし)副代表(当時)ら5人が反対。小沢代表代行(同)ら4人が欠席・退席した。だが参院選直前の混乱を避けるため、執行部は処分を行わなかった。【野口武則】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120625-00000064-san-pol
民主分裂…消費増税法案あす採決 小沢氏「直後に新党」同調は頭打ち
産経新聞 6月25日(月)7時55分配信

 ■鳩山元首相、反対明言も「離党は考えていない」

 消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案は26日に衆院一体改革特別委員会での採決を経て、同日の衆院本会議で採決が行われる見通しだ。民主党の小沢一郎元代表のグループ内では採決直後に離党し新党結成に踏み切るべきだとの声が強まっている。ただ、離党届を45人分集めたものの、ためらう議員も多く頭打ちとなっている。野田佳彦首相サイドは24日も説得を続けたが、切り崩しは難航している。

 法案に反対する議員は50人台に上るとみられ、棄権も含めると「造反」は70人規模になりそうだ。首相は25日の臨時代議士会で結束を訴える考えだが、情勢は変わりそうにない。

 小沢氏側近は「採決後すぐに新党立ち上げになる。政党名も決まっている。小沢さんは完全に腹を固めた」と断言した。小沢氏は離党届を54人分以上確保することで、与党が過半数割れするのを狙っている。

 だが、反対を決めても離党には二の足を踏む議員は多い。「小沢新党」が結成されても展望が見えないからだ。小沢氏と連携してきた鳩山由紀夫元首相は24日、北海道室蘭市で記者団に「消費税率を上げる前にやることがあると期待してくれた有権者に顔向けできない行動はしたくない」と反対する意向を示したが「離党は考えていない」と語った。

 厚労族の福田衣里子衆院議員(長崎2区)は長崎県諫早市で「法案には反対だが、党を割りたいわけではない」として、棄権する考えを示した。

 54人以上が離党した場合、少数与党となり内閣不信任決議案が可決される可能性がある。このため、党執行部は造反した場合でも除籍(除名)処分にはしないことで分裂を防ごうとしている。

 民主党はこれまで法案採決の造反で除籍した例はなく、城島光力国対委員長は24日のNHK番組で「過去の事例を検証して対処する」と述べた。

 岡田克也副総理は24日、都内で講演し「みなで手分けして説得にあたっているが、電話してもだいたい留守電。コールバックも少なく、かなり煮詰まった状態だ」と述べた。

8597チバQ:2012/06/25(月) 23:59:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120625-00000501-san-pol

消費増税 民主の反対派、中間派、賛成派…地元で訴え
産経新聞 6月25日(月)8時59分配信

 消費税増税を含む社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決を26日に控え民主党の賛成派、反対派、中間派は地元で有権者にそれぞれの立場を訴えた。

 ≪反対派≫

 ◆東京14区・木村氏「有権者の後押し 自信」

 東京スカイツリー人気に沸く東京都墨田区を地元とする民主党の小沢一郎元代表に近い木村剛司(たけつか)衆院議員(当選1回、東京14区)。24日午前7時から区内の商店街で開かれた月1回の朝市に足を運んだ。

 「消費税増税反対で頑張ってます!」

 格安の総菜や魚介類を買い求めようと行列をつくる買い物客らに声をかけた。約1時間かけて会話を交わした有権者のうち9割以上が「増税なら生活ができなくなる」と悲鳴を上げた。

 次に向かったのはJR錦糸町駅前。スカイツリーを背後に拡声器を抱え「社会保障を先送りにした談合大増税に大義はない。反対票を投じる」と宣言した。

 木村氏の地元には中小企業が多い。スカイツリー効果は飲食店や土産物店などに限られ、地元経済への波及効果は薄いともみられている。消費税率が上がっても価格に転嫁はしづらく、打撃を受けるのは必至だ。

 「中小・零細企業は消費税を払うために借金をしている。庶民の生活の苦しさを野田佳彦首相は分からないのか…」。支持者には党分裂回避を求める声も少なくない。小沢氏の印象も芳しくはない。それでも木村氏は有権者の声を聞くにつれ、法案反対へと自信を深めた。(山本雄史)

 ≪中間派≫

 ◆茨城2区・石津氏「悩ましい、直前に判断」

 「非常に悩ましい。率直な意見を頂戴して考えをまとめたい」

 1年生議員でつくる中間派グループ「礎会」の会長、石津政雄衆院議員(茨城2区)は23日、茨城県鹿嶋市で開いたミニ集会で有権者と向き合った。

 法案に賛成するか結論はまだ出していない。増税の必要性は認めるが「その前に身を切ることが必要だ」と、国会議員定数削減の実現を求めてきたからだ。

 「税率を上げるのはやむを得ない」「年金暮らしで増税になったら外食や買い物に行けなくなる」

 有権者の賛否が分かれるなか石津氏は「採決前に定数削減を盛り込んだ衆院選挙制度改革関連法案を審議入りしなかった場合は『重大な決断をする』と執行部に言ってきました」と自身の取り組みを訴えるにとどまった。

 鉾田(ほこた)市で開く後援会会合へ向かうため車に乗り込むと、中間派議員と携帯電話で連絡を取り合った。小沢一郎元代表に近い議員らからも電話がかかってきた。後援会会合では「棄権は絶対にしないでください」との注文もつけられた。

 「月曜日の代議士会が終わった後に決めたい…」

 もはや逃げ道はない。(坂本一之)

 ≪賛成派≫

 ◆埼玉1区・武正氏 弁明、内紛に「うらみ節」

 衆院社会保障・税一体改革特別委員会で民主党の次席理事を務める武正公一衆院議員(当選4回、埼玉1区)は24日午後、地元のJR浦和駅前を行き交う買い物客らに呼びかけた。

 「政府として身を削る改革をやった上で、国の借金の返済や子育て支援のため消費税は今のタイミングで上げなければいけない」

 松下政経塾で野田佳彦首相の後輩。野田グループ(花斉会)の中核メンバーとして増税の必要性を訴える立場にある。

 この日は朝から国政報告会を3カ所でこなしたが、支持者とはいえ、こと増税に関しては簡単に理解してもらえるわけではない。

 「民主党はマニフェスト(政権公約)で4年間は消費税を上げないと言っていたじゃないか」。さいたま市内での報告会ではあからさまな反対論が飛んだ。小沢一郎元代表との党内抗争への批判も続いた。武正氏は「反対者が一人でも少なくなるように呼びかけを連日行っています」と弁明。移動中の車内では携帯電話を手放さず、中間派に賛成を呼びかけた。

 街頭演説を終えた武正氏は「党内のゴタゴタへの批判が多く、法案の中身にまで議論がいかない…」とこぼした。(楠城泰介)

8598チバQ:2012/06/26(火) 00:01:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120625/plc12062523460019-n1.htm
【民主分裂】
 首相は3度「心から…」 でも「超内向き」輿石氏が処分先送りで造反助長
2012.6.25 23:44 (1/3ページ)

小沢グループの会合のため都内のホテルに入る小沢一郎元代表=25日午後、東京都港区(桐原正道撮影)
 消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決を26日に控え、野田佳彦首相と民主党の小沢一郎元代表の溝は埋まるどころか、広がるばかり。党分裂は秒読み段階に入った。(坂井広志)

 「国難から逃げず国難に立ち向かう。こういう政治を実現したい。法案の衆院通過に向け、ご支援、ご賛同を賜りますよう、心から心から心から、お願い申し上げます」

 25日夕、国会内で開かれた民主党の臨時代議士会。首相は目を真っ赤にさせながらこう訴え、深々と頭を下げた。

 だが、最前列を陣取ったのは小沢系ばかり。首相が「社会保障改革は待ったなしだ」と訴えると「バカじゃないのか? 単なる増税じゃないか」。「最低保障年金の旗を降ろしてない」と言えば「だったら今国会で出せ!」−。ヤジはやむことがなかった。

 「これ以上、民主党の醜態は見せられない」。そう考えた代議士会長の細川律夫前厚生労働相は首相の演説が終わると、報道陣に退室を促したが、川内博史衆院議員らがひな壇に詰め寄り公開を要求。細川氏は絶叫した。

 「早く退室をお願いします。国民が今生きるか死ぬかの時なんです!」

 その後も1時間余り首相や党執行部への批判が続いた。「衆参ねじれ国会で政権与党としての覚悟を持つことを共通認識としてもらいたい。みなさん、首相を信じてほしい。現場の指揮官として私も一緒に信じてほしい!」。最後は輿石東幹事長がこう訴え、議論を打ち切った。

 × × ×

 代議士会が終わると小沢系の約35人は、拠点とする都内のホテルになだれ込んだ。代議士会中、議員会館に籠もっていた小沢氏も姿を現した。

 「明日はいよいよ採決だ。極めて重要な日になる。政治家として日頃の主張を明確に行動で表さなければならない。すべてはそれからだ!」

 小沢氏がこう語ると拍手と歓声が沸き、ビールで乾杯した。集まった議員にあるのは小沢氏への忠誠心のみ。首相や民主党への思いはすっかり断ち切ったようだ。

 次期衆院選を「早ければ9月」と踏む小沢氏の目標は、与党を過半数割れに追い込むのに必要な54人以上の離党届を取りまとめることにある。そのめどが立てば速やかに新党を結成し、衆院で内閣不信任決議案を可決させ、首相を退陣に追い込む。首相が解散すれば「増税談合勢力VS反増税勢力」の構図で民主、自民、公明3党を一気に攻め立てる算段なのだ。

× × ×

 こうした中、輿石氏は「処分の議論はすべきでない」と明言。造反者の処分を先送りし、反対票を投じた議員も除籍(除名)処分ではなく党員資格停止などで済ませる方向で調整し始めた。

 これならば何とか党分裂だけは回避できる−。「事なかれ主義」の輿石氏らしい発想だが、処分の軽減・先送りを採決前に画策すれば、造反を助長するだけ。修正合意した自民、公明両党の信義も踏みにじることになるが、そんなことに頓着しない。

 25日午後、輿石氏は自室を訪ねた鳩山由紀夫元首相に、菅直人前首相がブログで「小沢氏の呪縛から離れ、自らの判断で行動してほしい」と訴えたことをこうなじった。

 「菅君もブログに書かずに俺に会いにくればいいんだ。党を一本化しようとしているのに割ろうとしているヤツこそ除名だ!」

 一方、首相支持勢力では、小沢系への憎悪が増す。首相周辺は「欠席ですら除籍にしたいのに反対を除籍しないなんてあり得ない」と断言。無法地帯と化した民主党の現状をある中堅はこう嘆いた。

 「消費税法案に賛成して離党するっていうのはどうかな。もう面倒くさいよ。こんな党にいたくない…」

8599チバQ:2012/06/26(火) 00:02:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120625/plc12062522470017-n1.htm
法案造反に大甘処分繰り返した民主党
2012.6.25 22:46 (1/2ページ)[小沢一郎]

小沢グループの会合に出席し、都内のホテルから出る小沢一郎元代表=25日午後、東京都港区(桐原正道撮影)
 「寄り合い所帯」の民主党はこれまで、重要法案への造反に甘い処分を繰り返してきた。社会保障・税一体改革関連法案に関し、野田佳彦首相のグループ議員は「反対票を投じたら除名は当然」(近藤洋介衆院議員)と牽(けん)制(せい)するが、輿石東幹事長ら執行部は党の処分で最も重い除籍(除名)は回避する構えだ。

 民主党は「倫理規則」で、党員が倫理規範に反する行為を行った場合、処分を行うと規定。最も重い除籍処分以下、離党勧告、党員資格停止と続く。処分よりも軽い「措置」として役職停止や幹事長による注意も定める。

 しかし、民主党が過去に除籍処分にしたのは、昨年6月の菅内閣不信任決議案採決に賛成した松木謙公、横粂勝仁両衆院議員、昨年12月に消費税増税に反対して離党届を提出した内山晃衆院議員ら9人のケースなどに限られる。

 法案への造反には特に甘く、平成13年のテロ対策特別措置法に基づく自衛隊派遣承認案件に反対した横路孝弘衆院議員を党役職停止3カ月に、昨年3月の23年度予算案採決に欠席した渡辺浩一郎衆院議員も党員資格停止6カ月にとどめた。城島光力国対委員長は「過去の事例を踏まえて対応していく」と述べており、今回も前例が踏襲されそうだ。

 一方、自民党では小泉純一郎元首相が17年8月の郵政解散後、郵政民営化関連法案の造反者を公認せず、同年10月、綿貫民輔、亀井静香両衆院議員ら計10人を除名にした例がある。

 民主党執行部が党の分裂回避を優先して処分を軽くすれば、一体改革関連法案の衆院採決で造反が増えるのは確実。小沢一郎元代表らを離党させまいと過去の事例より寛大な処分を下せば「バランスを欠く」との批判は避けられず、難しい対応を迫られている。

8600チバQ:2012/06/26(火) 00:07:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120624-00000078-mai-pol
<一体改革>小沢系、離党なお慎重…駆け引き続く
毎日新聞 6月24日(日)22時17分配信

 税と社会保障一体改革関連法案への反対と離党・新党に言及した民主党の小沢一郎元代表のグループが態度決定を迫られている。毎日新聞が24日までに地方支局などを通じて調べたところ、ほとんどの議員が「マニフェスト違反」を理由に反対を明言しつつ、離党には慎重な議員が少なくない。輿石東幹事長ら党執行部は、除籍(除名)など重い処分を見送ることで分裂回避を図るが、処分が軽いとなれば造反が拡大しかねないことから、採決ギリギリまで駆け引きが続きそうだ。【まとめ・竹島一登】

 元代表側近の松崎哲久衆院議員(埼玉10区)は24日、さいたま市内での会合で、「後期高齢者医療制度の廃止も最低保障年金も民主党の公約は撤回、先送りだ」と、民主、自民、公明3党合意を批判し、法案への反対を明言した。

 「公約違反」は小沢元代表が強調してきたポイントだ。柳田和己衆院議員(比例北関東)は毎日新聞の取材に、「マニフェストが骨抜き。国民との契約違反だ」と発言。福島2区の太田和美衆院議員は、「被災地の復旧復興が先」と語った。

 賛成を明言したのは、「まず身を切ることが前提。野田佳彦首相にはその覚悟があると思う」(坂口岳洋衆院議員・山梨2区)など、わずかだった。

 小沢グループ内では側近を中心に「処分前に離党すべきだ」との強硬論が高まっている。大阪6区の村上史好衆院議員は24日、取材に対し、「離党が正しい対処法。政治目標によっては新党に参加する」と明言した。

 ただ、グループ内には濃淡がある。原口一博元総務相(佐賀1区)は造反を否定したうえで「党を割るべきではない」と語った。離党届を取りまとめた21日の会合に出た49人の衆院議員の中でも、複数の議員が署名に応じなかった。このうちの一人は「本当に離党するかどうかは執行部の判断次第だ」と発言した。

 また、かつて小沢元代表に近かった福田衣里子衆院議員(長崎2区)は「棄権」を明言した。

 焦点となるのは造反議員の処分の重さだ。首相周辺には「反対したら除籍(除名)だ」との意見が強い。しかし、党分裂回避を目指す輿石氏は慎重な姿勢で、周囲にも「法案への反対では除籍にはならない」と語る。

 過去の民主党の処分で除籍になったのは内閣不信任案決議への造反だけ。法案採決では党員資格停止どまりだ。城島光力国対委員長は24日のNHKの討論番組で「基本的には過去の事例を検証して対処することになる」と除籍にはならないとの認識を示唆した。

 政府・民主党執行部は説得の電話作戦を続ける。ただ、岡田克也副総理は24日の東京都内での講演で「手分けして説得しているが、だいたい留守番電話だ。コールバックも非常に少ないという煮詰まった状況だ」と嘆いた。

8601とはずがたり:2012/06/26(火) 16:45:56

<民主党>鳩山元首相が最高顧問を辞任
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000035-mai-pol
毎日新聞 6月26日(火)12時11分配信

 民主党の鳩山由紀夫元首相は26日午前、輿石東幹事長に電話で「党の方針に合わない行動を取るので最高顧問を辞したい」と伝え、輿石氏も受け入れる考えを示した。鳩山氏は記者団に「国民のために、という思いで1票を投じる」と消費増税法案の採決で反対することを改めて表明。離党に関しては「ありません」と否定した。

8602とはずがたり:2012/06/26(火) 16:59:42

消費増税法案:衆院通過 民主造反者は約70人
毎日新聞 2012年06月26日 15時28分(最終更新 06月26日 16時45分)
http://mainichi.jp/select/news/20120626k0000e010232000c.html

 消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連8法案は26日午後の衆院本会議で、民主、自民、公明3党と国民新党、たちあがれ日本などの賛成多数により可決され、参院に送られた。消費税率を14年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる消費増税法案の採決結果は賛成363票、反対96票だった。民主党から小沢一郎元代表や鳩山由紀夫元首相ら55人以上が反対に回り、欠席・棄権を含む造反者は約70人となった。野田佳彦首相は法案の衆院通過を受けて26日夕、記者会見する。

 元代表は採決後、国会内で開いた小沢グループの会合で「本来の民主党に立ち戻るための努力をこれからもしていきたい」と当面、離党しない考えを示し、結束を呼びかけた。

8603チバQ:2012/06/26(火) 21:41:18
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00226184.html
民主・小沢元代表に近い福田昭夫総務政務官、藤村長官に辞表提出

消費税増税を含む社会保障と税の一体改革法案は、午後1時50分現在開かれている衆議院本会議で、まもなく採決される。
野田首相は、26日朝の委員会で「決断と実行の政治の象徴的なテーマだと思う。熟議を交わして、党内でもさまざまな議論を行ってまいりました。わたしは最終、最後まで、一致結束した対応をしていただけると信じています」と述べ、あらためて法案可決への協力を呼びかけた。
こうした中、民主党の小沢元代表に近い福田昭夫総務政務官が、26日午前、首相官邸を訪れ、消費税増税法案に賛成できないとして、藤村官房長官に辞表を提出した。
これまでの情勢分析では、法案への民主党からの反対は55人前後とみられ、棄権・欠席とあわせると、造反は70人近くにのぼるとみられる。
一方、法案に反対する意向の小沢元代表が、週内にも民主党を離党し、新党結成に踏み切る方向で調整していることがわかった。
小沢元代表が最終決断した場合、40人台の衆議院議員に加え、参議院からも側近議員らが行動を共にする案が検討されており、新党の名前も最終調整に入っているという。
離党者の数は、直ちに衆議院で与党の過半数割れとなる規模には達しない見通しだが、分裂すれば、民主党は大きな危機を迎えることになる。
(06/26 14:03)

8604チバQ:2012/06/26(火) 21:53:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000109-mai-pol
<消費増税法案>民主57人反対 事実上の分裂状態に
毎日新聞 6月26日(火)21時46分配信

 税と社会保障の一体改革関連8法案は26日の衆院本会議で民主、自民、公明3党と国民新党、たちあがれ日本などの賛成多数により可決され、参院に送付された。焦点の消費増税法案の採決では民主党から小沢一郎元代表や鳩山由紀夫元首相ら57人が反対に回り、欠席・棄権を含む造反者は72人と、所属衆院議員289人の4分の1に及んだ。元代表は当面、離党しない考えを表明したが、一体改革法案の参院審議をにらみながら離党・新党結成を模索することを示唆。民主党は事実上の分裂状態に陥った。

 元代表は採決後、国会内でグループの衆参両院議員約60人を集め「いろいろな角度で模索しながら、本来の民主党に戻すための最善の道を追求したい」と当面は離党する考えのないことを明かした。

 記者団には「政治生命を懸けると首相が言っていた法案に我々は反対した。今後、それなりの対応をしていかなくてはならない」と述べ、民主党にとどまりながら野田政権と対峙(たいじ)する意向を表明。「総選挙もかなり近いことが予想されるので、いたずらに時間を経過するわけにはいかない」と衆院解散・総選挙前の新党結成も示唆した。

 政府・民主党は採決後、三役会議と臨時役員会を開き、野田佳彦首相と輿石東幹事長に対応を一任した。記者会見した首相は大量の造反について「極めて残念な結果だ。幹事長とよく相談しながら、党内のルールにのっとって厳正に対応する」と表明。「だらだらやることはない」と処分を急ぐ考えも示した。

 ただ、輿石氏は最も重い除籍(除名)処分には慎重で、執行部内では分裂を回避するため処分を参院採決後まで先送りする案も取りざたされる。輿石氏は記者団に「民主党がこれからも政権を維持していくためには党を割らないことを第一に考えていく」と述べ、処分への言及は避けた。

 8法案の内訳は民主、自民、公明3党の合意により修正された消費増税法案など政府提出6法案と、3党が議員立法で提出した社会保障制度改革推進法案と認定こども園法改正案。そのうち3法案の採決は各議員の記名投票で行われた。

 消費税率を14年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる消費増税法案の採決結果は賛成363票、反対96票だった。民主党は216人が賛成、57人が反対、体調不良を理由に事前に欠席を連絡していた羽田孜元首相を除き15人が欠席・棄権した。賛成した自民党からも中川秀直元幹事長が欠席。共産、新党きづな、社民、みんな、新党大地・真民主の各党は反対した。

 社会保障制度改革推進法案は賛成378票、反対84票で、民主党からは45人が反対、12人が欠席・棄権した。認定こども園法改正案は賛成377票、反対85票で、民主党は46人が反対、12人が欠席・棄権した。【田中成之】

8605チバQ:2012/06/26(火) 21:54:46
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120626/chb12062621420006-n1.htm
千葉県連、4人造反で“空中分解” 昨年は2人離党
2012.6.26 21:41 (1/2ページ)
 消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案をめぐり、26日の衆院本会議の採決で57人の造反が出た民主党。このうち4人は千葉県連からだった。離党の可能性も取り沙汰される。県連では、昨年12月にも消費税増税をめぐって衆院議員2人が離党した。解散風が強まる中、“空中分解”の様相を呈している。

 民主党県連で同法案に反対票を投じたのは、黒田雄(千葉2区)▽岡島一正(同3区)▽金子健一(比例南関東)▽水野智彦(同)の各議員で、以前から造反がささやかれていた。

 4人を含めて多数の造反者が出たことについて、田中信行県連幹事長は「別に予測をしていたわけではないが、これだけ(造反者が)党から出たということ」と冷静に受け止めた。

 ただ、昨年12月に消費税増税反対を理由に、前回の総選挙で民主として当選した内山晃(7区)、中後淳(比例南関東)の両議員が離党して新党きづなを結成しており、今回の造反と単純に合算すると6人。県内13小選挙区のうち11小選挙区と比例で単独、復活当選した計14人の半数近くになる。

 田中幹事長は「注意深い数字だ」と懸念を示す。だが、次期衆院選で造反議員に対抗する候補を立てるのかどうか、「次の動き(除籍、離党者の有無)を見ないと対応できない」と、身動きできない状況だ。

 一方、自民党県連の酒井茂英幹事長は「民主はマニフェストを何も守らず、それでいて賛成と反対でドタバタしている。政党の体をなしていない。早く国民に信を問うべきだ」と早期の解散総選挙を求める。

 ただ、低迷する自民への支持は「戻りきっていない」ともされ、県内政界は混迷の度を深めている。

8606チバQ:2012/06/26(火) 21:58:19
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120626/ngn12062619550002-n1.htm
消費増税採決 県内選出民主党衆院議員、対応分かれる 長野
2012.6.26 19:55 (1/2ページ)

壇上に並んだ民主党の県内選出の国会議員ら。わずか5カ月前には政権・与党として会合は盛り上がったが…=1月21日、長野市内のホテル
 26日午後に衆院本会議で採決された消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案への長野県内選出の民主党衆院議員の対応は割れた。小沢一郎元代表(70)による新党結成や年内の衆院解散・総選挙もささやかれるなか、民主党の動向が今後の県政界に与える影響は大きい。

 26日の採決で党執行部の方針に反して消費税増税法案に「反対票」を投じた5区選出の加藤学(がく)氏(43)。加藤氏は採決直前の23日に地元の飯田市や伊那市を回り、支持者らとの会合を重ねて「反対票」を投じる考えを伝え、理解を求めていた。

 加藤氏は、21日に開かれた小沢グループの会合にも出席している。5区では自民党の宮下一郎氏(53)と共産党の三沢好夫氏(68)が支持者回りなどを進めている中、「加藤氏は小沢氏と行動をともにする可能性がある」(県政界関係者)との見方がある。党執行部が造反者にどのような処分をするのかや参院での審議を控えていることもあって予断を許さないが、民主党分裂が現実となった場合には県内政界図や選挙の構図が大きく変わることになる。

 前回、平成21年の衆院選で、民主党は県内全5選挙区で議席を独占したが、鳩山、菅の両政権下における失態続きで支持率は急落しており、野田政権下でも党勢回復のきっかけをつかめないままでいる。

 次期衆院選をめぐって民主党は、羽田孜元首相(76)が今期限りでの引退を表明している3区以外は、現職が出馬の準備を進めている。ただ、党分裂という事態になった場合や亀裂が決定的になったままでは系列の県議や市議にも離反や動揺が出かねない。

 こうした中、1区や2区では橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会との連携を模索する動きも出ており、県内の各選挙区で一挙に既成政党を吹き飛ばすような「新しい風」が吹き荒れる可能性もある。

8607チバQ:2012/06/26(火) 22:02:15
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2012062615
石原・太田議員が反対票 消費増税法案
2012年06月26日 17時39分配信
消費増税法案が26日、衆議院を通過したが、民主党からは県内選出の2人の議員を含む57人が反対票を投じた。

消費増税法案は民主・自民・公明の3党などによる賛成多数で衆議院を通過した。

しかし、民主党からは小沢元代表をはじめとした小沢グループを中心に、鳩山元総理らも加わり、県選出の議員では石原洋三郎議員と太田和美議員の2人が反対にまわるなど、合わせて57人が反対票を投じた。

反対票を投じた小沢グループのメンバーらは会合を開き、今後の対応を検討する一方、党執行部は造反議員に対する処分の検討を行なう方針。


http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-193110-storytopic-3.html
県民主2氏は反対票 消費増税法案2012年6月26日  【東京】衆院本会議で26日、賛成多数で可決された消費税増税法案をはじめとする社会保障と税の一体改革関連法案に関し、県選出・出身の民主党衆院議員の玉城デニー、瑞慶覧長敏の両氏はともに反対票を投じた。
【琉球新報電子版】

8608チバQ:2012/06/26(火) 22:04:44
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001206260001
消費増税案/県選出の民主議員は
2012年06月26日

 26日の衆院本会議で、消費増税関連法案が可決された。民主党内からも、57の反対票が投じられた。採決後、小沢一郎元代表は「近いうちに判断をしなくてはいけない」と述べ、政局はより不透明感を増した。県選出の民主議員5人はこの日、どのような1票を投じたのか。そして、今後の政局をどう考えるのか。


 県選出の民主党衆院議員5氏の判断は分かれた。


 小沢グループの加藤学氏は、反対票を入れた。社会保障の改革を先送りにしたまま、消費増税の決定を先行する党本部の方針に反発したからだ。さらに「党が2009年の総選挙で国民に示したマニフェストにも書いてなかった」と主張した。


 23、24日には地元に戻り、支持者から「党を離れると、政治家としての影響力が落ちてしまう。うまく立ち回ってほしい」などと慎重な行動を求められた。この日も採決直前まで、ほかの議員らから説得を受けた。棄権なども勧められたが、自身の意思を示した。


 党内分裂の様相が高まったが、加藤氏は「正義はこちらにある。前回の総選挙で国民に約束したことを果たすため、政治をやっていくことに揺らぎはない」とした。


 賛成したのは、下条みつ氏と、矢崎公二氏。


 下条氏は可決後、「党の総意として3党合意した。党の一員は従わざるをえない」。矢崎氏は「少子高齢化が進む中、きちんとした財源確保が必要。法案は党が一致団結して乗り越えていくべき山だ」と話した。


 篠原孝氏は、午前中の特別委員会では賛成したが、本会議は欠席した。党内合意を得るために両院議員総会の開催を求めて署名を集めたが、執行部に聞き入れられなかった。抗議を込めた棄権だ。


 「採決前に無記名投票で多数決をとれば、造反議員はうんと減ったはずだ」と、党本部のやり方を批判した。


 羽田孜氏は、体調不良のため、本会議を欠席した。(佐藤仁彦、浅野有美)

8609チバQ:2012/06/26(火) 22:06:08
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120626/stm12062621490012-n1.htm
【民主分裂】
県内造反組は小宮山、松崎氏 野党は「政党として破綻」と批判
2012.6.26 21:48 (1/3ページ)
 26日、衆院を通過した消費税増税関連法案。民主党の小沢一郎元代表に近い議員がどれだけ造反するかが注目されたが、埼玉県選出の民主議員で造反したのは小宮山泰子氏(7区)と松崎哲久氏(10区)の2人だった。造反者を出した民主党に対し、野党の県組織代表者は「政党として破綻している」と強く批判した。

 ■造反の2人は

 法案に反対した小宮山氏は「デフレ下で増税すれば、税収を減少させてしまいかねない。法案は3党合意の過程で増税だけになってしまい、社会保障との一体改革でなくなった」と批判。自身に対する党の処分については「党内合意のないことで処分されるいわれはない」と強気だった。

 松崎氏も「少子高齢化時代の社会保障充実のためには、デフレ脱却こそ必要」と理由を説明。「格差の是正と社会保障の充実を置き去りにした『先行増税』は、百害あって一利なしの悪法」としたが、2人とも今後の身の振り方については触れなかった。

 ■賛成議員は

 他の県選出民主党衆院議員は全員賛成。県連代表の武正公一氏(1区)は、2人の造反に「一致結束を働きかけてきただけに残念」と悔しさをにじませた。

 「国際社会に対して日本は財政課題をクリアできるという姿勢を示すことも必要だ」と主張するのは石田勝之氏(2区)。森岡洋一郎氏(13区)は「国債が暴落すると国民生活は破綻する」。小野塚勝俊氏(8区)も「欧州債務危機をきっかけに、わが国の財政にも市場から厳しい目が向けられている」と国際的な視点を強調した。

 小沢氏に近いとされる神風英男氏(4区)も、防衛政務官という立場上、賛成票を投じた。ただ、「オスプレイ配備問題が大きくなる中、反対して職を放り投げるわけにいかないというのが一番の理由」と本音ものぞかせた。

 ■脱力する地方議員

 中央の混乱に振り回されがちな民主党系地方議員からは、脱力したような声が漏れた。

 「小沢さんはダメだね、壊してばかりで」。県議の岡重夫氏は、造反者が出たことを嘆く。「野田首相も怒らなきゃダメだ。きちんと処分しないと」。

 さいたま市議の阪本克己氏は「最近の混乱で風当たりはきつく、街頭でビラを受け取る人も減った」という。「勝手なことを言う国会議員は多いが、選挙区の総支部長でもあり、その下には影響を受ける地方議員がいることを忘れないでほしい」と注文をつけた。

■あきれる野党

 こんな与党内の混乱ぶりに野党側はあきれ顔だ。

 自民党県連の新藤義孝会長は「公党間で合意した法案に政権党内から大量の造反者が出ることは、もはや民主党が統治能力を失っている証」。公明党県本部の西田実仁代表も「与党としての責任感のなさにあきれる」と酷評した。

 共産党県委員会の小松崎久仁夫委員長は「低所得者対策が一切ない。国民の多くが望んでいない、許し難い中身だ」と批判した。

8610チバQ:2012/06/26(火) 22:25:54
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062601030
民主の反対、欠席者
 26日の衆院本会議での採決で反対票を投じたり欠席、棄権した民主党衆院議員は次の通り。(敬称略。かっこ内は選挙区、「消」は消費増税法案、「社」は社会保障制度改革推進法案、「こ」は認定こども園法改正案に反対または欠席・棄権)
 ◇反対(57人)
 【当選14回】小沢一郎(岩手4)=消社こ
 【当選8回】鳩山由紀夫(北海道9)=消
 【当選5回】東祥三(東京15)=消社こ、川内博史(鹿児島1)=消、小林興起(比例東京)=消、山岡賢次(栃木4)=消社こ、山田正彦(長崎3)=同
 【当選4回】牧義夫(愛知4)=消社こ、松野頼久(熊本1)=消
 【当選3回】小泉俊明(茨城3)=消、小宮山泰子(埼玉7)=消社こ、鈴木克昌(愛知14)=同、中津川博郷(比例東京)=同、樋高剛(神奈川18)=同
 【当選2回】青木愛(東京12)=消社こ、太田和美(福島2)=同、岡島一正(千葉3)=同、古賀敬章(福岡4)=同、階猛(岩手1)=同、辻恵(大阪17)=同、中川治(大阪18)=同、松崎哲久(埼玉10)=同、横山北斗(青森1)=同
 【当選1回】相原史乃(比例南関東)=消社こ、石井章(比例北関東)=同、石原洋三郎(福島1)=同、石山敬貴(宮城4)=消、大谷啓(大阪15)=消社こ、大山昌宏(比例東海)=同、岡本英子(神奈川3)=同、加藤学(長野5)=同、笠原多見子(比例東海)=同、金子健一(比例南関東)=同、川島智太郎(比例東京)=同、木村剛司(東京14)=同、菊池長右エ門(比例東北)=同、京野公子(秋田3)=同、熊谷貞俊(比例近畿)=同
 熊田篤嗣(大阪1)=消、黒田雄(千葉2)=消社こ、瑞慶覧長敏(沖縄4)=同、菅川洋(比例中国)=同、平智之(京都1)=消、高松和夫(比例東北)=消社こ、橘秀徳(神奈川13)=同、玉城デニー(沖縄3)=同、中野渡詔子(比例東北)=同、萩原仁(大阪2)=同、橋本勉(比例東海)=消、畑浩治(岩手2)=消社こ、初鹿明博(東京16)=消こ、福嶋健一郎(熊本2)=消社こ、福島伸享(茨城1)=消、福田衣里子(長崎2)=消こ、三宅雪子(比例北関東)=消社こ、水野智彦(比例南関東)=消社、村上史好(大阪6)=消社こ
 ◇欠席・棄権(16人)
 【当選14回】羽田孜(長野3)=消社こ
 【当選6回】小沢鋭仁(山梨1)=消
 【当選5回】原口一博(佐賀1)=消社こ
 【当選4回】黄川田徹(岩手3)=消社こ
 【当選3回】篠原孝(長野1)=消社こ、村井宗明(富山1)=同
 【当選2回】石関貴史(群馬2)=消社こ、梶原康弘(兵庫5)=同、橋本清仁(宮城3)=消、福田昭夫(栃木2)=消社こ
 【当選1回】石森久嗣(栃木1)=消社こ、空本誠喜(広島4)=同、玉置公良(比例近畿)=同、宮崎岳志(群馬1)=消、柳田和己(比例北関東)=消社こ、山岡達丸(比例北海道)=同(2012/06/26-22:14)

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8611チバQ:2012/06/26(火) 22:34:11
民主党造反57人
共産党9人
きづな9人
社民党6人
みんな5人
大地 3人
たち日2人
無所属5人
かな?
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062600937
背信」「うそつき」=小沢元代表、野田首相らを批判−反対96票に議場どよめく
 「国民への背信行為」「うそつきと言われても仕方がない」。衆院本会議で消費増税法案が可決された26日午後、小沢一郎民主党元代表は議員会館内で取材に応じ、野田佳彦首相ら政府首脳や党執行部を痛烈に批判、「近いうちに、どうするかの決断をしなくてはならない」と離党に含みを持たせた。
 小沢元代表は「(採決で)多くの仲間とともに(反対の)意思表示をできたことは大変良かった」と明るい表情。採決後、元代表との会合に出席したグループ議員によると、すっきりとした顔で、「きょうは結束した行動を示すことができた。国民の支援は必ず増大する」などと話したという。
 本会議での採決は名前を呼ばれた順に、賛成は白票、反対なら青票を投じる形式で行われ、小沢元代表は後の方だったが、早々と議員席の卓上に青票を置いて反対を意思表示。同党議員が青票を投票すると、グループ議員や法案反対の野党議員から拍手が起きた。
 反対票が全体で96票に上ることが分かると、議場に「おーっ」とどよめきが響いた。採決後、グループの山岡賢次氏は「思いの外多い」と手応えを感じた様子で話し、中野渡詔子氏は「明確に態度で示すことができたので、すっきりした」と語った。
 一方、採決前に議場を出て棄権した宮崎岳志氏は「野田首相を選んだので、反対にはちゅうちょした。離党するつもりはないし、反対の方々にも離党はしてほしくない」と硬い表情だった。(2012/06/26-19:36)

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8612チバQ:2012/06/26(火) 22:37:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120626/stt12062622150031-n1.htm
小沢チルドレンも“分裂” 「信念貫かないと一生後悔」「党にも恩、離党しない」
2012.6.26 22:13 (1/2ページ)

消費税増税法案の採決で記名投票する民主党の三宅雪子氏=26日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
 離党か、残留か。賛成か、反対か−。26日に衆院本会議で行われた消費税増税法案の採決では、3年前の衆院選で小沢一郎元代表(70)の巧みな選挙戦術により大量当選した衆院1回生の“小沢チルドレン”も分裂、政局のはざまに揺れた。「小沢王国」の地元・岩手では「消費増税の議論を巻き起こした」と評価の声がある一方で、民主党への期待がしぼむ閉塞(へいそく)感が漂った。

 「自分の信念を貫くことができた」。“小沢ガールズ”の一人、三宅雪子氏(47)はすべての法案に反対票を投じた後、議場前で胸を張った。「反対」で結束を強める小沢グループの会合には絶えず出席。4年間消費増税はしないとしたマニフェスト(政権公約)に反する野田佳彦内閣の方針に反発し続けた。法案が衆院通過したことについては「約束を守れず、おわび申し上げます」と述べた。

 一方、「社会保障を政争の具にされたくない」と、いったんは棄権しようと心を固めつつも、直前に反対に転じた福田衣里子氏(31)。「次に落選するかもしれないし、いま信念を貫かなければ一生後悔すると思った」と述べた。

 「デフレ脱却前に消費税を引き上げるような法案は賛成はできない」とし、棄権というグレーな選択を行ったのは宮崎岳志氏(42)。消費税増税法案の採決前に議場を後にすると、「処分を受ける覚悟だが、離党するつもりはない」と言い切った。小沢氏に近い柳田和己氏(62)も採決を前に議場を後に。「本当は反対したいが、民主党にも恩がある。離党はしない」と述べ、足早に立ち去った。

 政権交代の風に乗り、東海比例で最下位当選した元フリーターの磯谷香代子氏(46)は「(年金や生活保護など)公的支援の財源に結びつく問題で、国民生活を守るためには必要だ」と法案に賛成。一方で「たしかにお金がない時代に10%はきつかったかもしれない」と“本音”ももらした。

 元検事の山尾志桜里氏(37)も賛成票を投じたが、「増税する前にやるべきことがあるというやりきれない気持ちは(造反組も)一緒と思う」と複雑な心境をにじませた。

 一方、民主党外からは冷ややかな声も。自民党の1回生、小泉進次郎氏(31)は「なんでマニフェストで『やらない』といったことを『やる』といったほうが正規軍となって、なぜマニフェストを貫けといったほうが反乱軍となるのか」と疑問を投げかけ、「それを分かった上で突っ込んだ野田首相の責任は重い」と指摘した。

 民主党を除籍処分になった元チルドレンの横粂勝仁氏(30)は「いずれの決断をしたとしても、それが国民でなく、政局を思ってのことであれば残念だ」と述べた。

8613チバQ:2012/06/26(火) 22:43:55
>>8611
たち日は賛成だったのか

350 :無党派さん:2012/06/26(火) 21:44:07.01 ID:pAil2qhE
 賛成(363) 民無216,自無119,公明21,国民3,たち2,無2(衛藤,土肥)
 反対(96) 民無57,共産9,きづ9,社民6,みん5,大地3,無7(亀井,田中,中島,佐藤,木内,平山,横粂)
 欠席・棄権(19) 民無16,自無1(中川),無2(鳩山,与謝野)

8614名無しさん:2012/06/26(火) 23:28:24
こんばんわ。
社会保障改革法案,衆議院本会議で378対84で可決
 賛成(378) 民無230,自無120,公明21,国民3,たち2,無2
 反対(84) 民無45(44+水野),共産9,きづ9,社民6,みん5,大地3,無7
 欠席・棄権(16) 民無14,無2
認定こども園拡充法案,衆議院本会議で377対85で可決
 賛成(377) 民無229,自無120,公明21,国民3,たち2,無2
 反対(85) 民無46(44+初鹿・福田),共産9,きづ9,社民6,みん5,大地3,無7
 欠席・棄権(16) 民無14,無2
消費増税法案,衆議院本会議で363対96で可決
 賛成(363) 民無216,自無119,公明21,国民3,たち2,無2
 反対(96) 民無57,共産9,きづ9,社民6,みん5,大地3,無7
 欠席・棄権(19) 民無16,自無1,無2
鳩山・川内・小林・松野・小泉・石山・熊田・平・橋本・福島/小沢・宮崎の12名は消費増税のみ反対・欠席

8615旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/06/26(火) 23:31:12
名前忘れてた。
 3法案すべてに反対した民主党・無所属クラブの造反者44名は以下の通り
  小沢一郎,東祥三,山岡賢次,山田正彦,牧義夫,小宮山泰子,鈴木克昌,中津川博觶,樋高剛,青木愛,
  太田和美,岡島一正,古賀敬章,階猛,辻恵,中川治,松崎哲久,横山北斗,相原史乃,石井章,石原洋三郎,大谷啓,大山昌宏,岡本英子,
  笠原多見子,加藤学,金子健一,川島智太郎,菊池長右エ門,木村剛司,京野公子,熊谷貞俊,黒田雄,菅川洋,瑞慶覧長敏,高松和夫,橘秀徳,
  玉城デニー,中野渡詔子,萩原仁,畑浩治,福嶋健一郎,三宅雪子,村上史好
  3案とも棄権(11名),原口一博,黄川田徹,篠原孝,村井宗明,橋本清仁,福田昭夫,石森久嗣,空本誠喜,玉置公良,柳田和己,山岡達丸
  3案とも欠席(3名),羽田孜,石関貴史,梶原康弘

8616みさお:2012/06/27(水) 09:48:43
新車で購入して1年半、街中の道を走っていたら、突然ガタガタプスプスエンジンが停止してしまったそうです。ホンダのディーラー(松戸市)に連絡、車を持っていってもらいました。そして言われたのがエンジンを交換するので100万かかります。
定期点検もちゃんとしていました、こんなことありますか。
必要とされるのは、一本道の画像素材

8617とはずがたり:2012/06/27(水) 16:58:56
>>8614-8615
おお,お久しぶりです!
民主分裂下の総選挙シミュレーションしたいところですが最近忙しくて手一杯です。。(´・ω・`)

8618チバQ:2012/06/27(水) 21:31:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120626-OYT8T01427.htm
消費増税衆院通過、県関係民主2氏「反対」


 社会保障・税一体改革関連法案が26日、衆議院本会議で可決された。消費税率引き上げ関連法案の採決では、県関係の民主党衆院議員4人のうち、小沢一郎元代表のグループに所属する京野公子衆院議員(秋田3区)と、高松和夫衆院議員(比例東北ブロック)が反対票を投じた。同党の分裂が現実味を増すなか、県関係衆院議員が読売新聞の取材に応じたが、賛成・反対で割れた両者間の溝の深さをにじませた。

  ■採決

 全ての法案に反対した高松氏は「不況時に増税して成功した例は世界中に一つもない。堂々と反対した」と断言する。

 全てに賛成した寺田学衆院議員(秋田1区)は書面で取材に応じ、「社会保障安定化のため、一体改革は必要。このまま借金依存し、放置し続けることは、将来深刻な事態を招く」と主張。同様に川口博衆院議員(秋田2区)は「(自民、公明との)3党合意の意味を受け止め、前に進まない政治を一皮むけさせるために妥協も必要」とした。

 自民党の金田勝年衆院議員(比例東北ブロック)も3党合意を踏まえて全法案に賛成したが、「参議院で消費増税法案に決着がつけば、直ちに解散総選挙すべきだ」と求めた。

  ■処分

 消費税率引き上げ関連法案の採決で、党内の57人が造反したことを受け、野田首相は記者会見で、「党内のルールにのっとって厳正に対応したい」と語気を強めた。

 高松氏は「(反対は)信念に基づいた行動で、どんな処分も全く恐れていない。執行部は最後まで我々の意見に一切聞く耳を持たなかった」と正当性を強調。大量の造反は「野田内閣にとって大きなダメージだ」と指摘した。

 寺田氏は「非常に残念」としつつ、処分については言及せず。民主党県連代表の松浦大悟参院議員(秋田選挙区)も書面で、「党が一致して行動できなかったことは大変残念」としたが、県連としての対応は「考えていない」とした。

 自民の金田氏は「(大量造反は)民主党の政権担当能力のなさを明確に表している。(造反は)内閣不信任案に賛成するのと同じ。処分がなければ、与党としておかしい」との見解を示した。

  ■離党・新党結成

 小沢元代表のグループを中心にした離党・新党結成の動きに注目が集まる。

 高松氏は採決までの経緯を振り返り、「野田首相は自民・公明両党へとかじを切った。これでは自・公と一緒の政党だ」と語気を強めるが、離党や新党への参加は「周囲と相談して決める」と明言を避けた。

 川口氏は「各議員が信念に従って行動している。国民が求めることに対し、本人がしっかり考えることが必要」と述べるにとどめた。

 離党や新党結成が現実になれば、県内政界の勢力図も大きく変わる。県連運営への影響も予想されるが、松浦氏は「仮定の話には答えられない」とした。

(2012年6月27日 読売新聞)

8619チバQ:2012/06/27(水) 21:31:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20120626-OYT8T01273.htm
石原、太田氏が反対票 消費税率引き上げ




記者会見を行い、反対票を投じた理由や今後の対応などを説明する石原氏(左)と太田氏(26日夕、衆院第1議員会館で) 衆院で26日に行われた消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の採決で、県内選出の民主党議員から、石原洋三郎(福島1区)、太田和美(福島2区)の両氏が党の方針に反して反対票を投じた。両氏とも党による処分を覚悟したうえでの行動で、今後の展開次第では離党も視野に入れている。若手の両議員の造反に、党県連幹部からは批判の声があがった。

 両氏は採決後、国会でそろって記者会見を開いた。

 反対した理由について、石原氏は、増税で消費が落ち込み、結果的に税収がさらに落ち込むという悪循環に陥る可能性があることなどを挙げ、「政権公約の撤回であり、自民党、公明党と手を結んで増税を行うことは国民に対する背信行為。本来なら解散総選挙で信を問うべき」と執行部の対応を批判。太田氏も「民主党は政権交代の意義を失ってしまったのではないか。震災と原発事故から1年3か月しかたっていない状況で、福島の再生なくして増税なし。多くの中小零細企業が復興から立ち上がり始めたとき水を差す」と強調した。

 党の処分については、石原氏は「どのような処分でも受け入れるつもり」、太田氏も「反対票を投じるということは、それなりの覚悟をもって行動させていただいた」と話した。

 離党については、すでに離党を視野に入れている太田氏は「私の気持ちは変わらない」と明言。石原氏も、「(所属する小沢一郎元代表の)グループの皆さんとも相談する」と、離党の可能性を否定しなかった。

 若手議員2人の造反について、党県連の宗方保幹事長(県議)は福島市内で報道陣に、「民主党の看板を背負って当選したのに、党に反対する意思表示はいかがなものか」と批判。「場合によっては(2人の選挙区で別の)候補者の選考に入らなければいけない」と、次期衆院選で別候補擁立の可能性に言及した。

 一方、自民党県連の平出孝朗幹事長(県議)は民主党議員の造反について、「社会保障・税一体改革は政権与党から提案があったものだ。政党政治をどう考えているのかわからない」と批判。「福島県は税制の優遇措置を求めている。消費税増税までの2年間に復興を成し遂げなければいけない」と話した。

(2012年6月27日 読売新聞)

8620チバQ:2012/06/27(水) 21:32:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120626-OYT8T01535.htm
民主、県関係3氏が反対・・・消費増税採決


 ◆1人棄権、賛成は5人

 社会保障・税一体改革関連法案は26日、衆院本会議で可決された。県関係の民主党9議員は、消費税法改正案の記名採決で、3人が反対、1人が棄権、5人が賛成した。反対議員からは党への不満が上がった一方、党関係者からは挙党一致を求める声が相次いだ。

 鳩山グループの小泉俊明氏は「増税が景気悪化と中小企業の倒産、失業の増大を招くことは確実だ」として反対。「党内にたくさんの反対者がいるのに、自公と組んで強行するのでは、何のための政権交代だったか分からない」と執行部を批判した。

 小沢一郎元代表が会長を務める「新しい政策研究会」のメンバーの対応は分かれ、石井章氏は反対、柳田和己氏は棄権、川口浩氏は賛成した。

 石井氏は「民主党が約束したことと違う。庶民の味方のはずの党が庶民を苦しめることになる」と説明し、今後も小沢氏と行動を共にするという。当初、反対を明言していた柳田氏は「苦渋の選択。党の中で民主党を変えるべく活動をする」と語った。

 賛成議員は「増税は避けて通れない」と口をそろえた。石津政雄氏は「100点満点ではないが、社会保障を一歩でも前へ進めるため増税は必要」、大畠章宏氏は「年金、医療、介護、子育ての充実のために税負担増は不可避」と話した。

 党の決定を重んじた議員も多く、大泉博子氏は「党員としての行動で、組織を守ることを優先した」、高野守氏は「最後は一致した行動を取るのが政党政治家の責任」と強調。その上で、大泉氏は「(造反者に)厳しい処分が下されれば党は混乱する。党を割らない前提で処分すべき」と求めた。

 ◆連合茨城「挙党一致を」

 民主党県連の長谷川修平幹事長は「県連所属議員が同一歩調をとれなかったのは残念。参院での審議に移るが、結束して国民の期待に応えられるよう努力すべき」と注文を付けた。連合茨城の児島強会長も「再度、挙党一致、融和を求めたい」とし、次期衆院選での支援については、連合本部の方針に従うという。

 一方、自民党県連の岡田広会長は「3党合意があったのに造反者が出たのは残念。残りの重要法案を会期中に通し、国民に信を問うべきだ」と訴え、公明党県本部の高崎進幹事長は「党内をまとめきれない民主党にこの国を任せていられない」と批判した。

(2012年6月27日 読売新聞)

8621チバQ:2012/06/27(水) 21:33:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120626-OYT8T01605.htm?from=popin
消費増税衆院採決 民主4議員が反対


 26日に行われた消費税率を引き上げる消費税法改正案の衆院採決で、民主党県連に所属する4衆院議員が反対票を投じた。4人は今のところ、離党する考えは示していないが、県連内からは「党に残るのは筋が通らない」(谷田部孝一幹事長)などと強い反発が出ており、混乱がしばらく続きそうだ。

 反対票を投じたのは、岡本英子氏(3区)と橘秀徳氏(13区)、樋高剛氏(18区)、相原史乃氏(比例南関東)。いずれも小沢一郎元代表のグループに属しており、「社会保障分野の充実が置き去りにされている」などとして、消費増税を含む一体改革案の議論では以前から慎重な立場を取っていた。

 ただ、一体改革の実現は党代表である野田首相が「政治生命をかける」と明言しているテーマで、実際に造反議員が出たことに県連内の衝撃は大きい。

 「事前に何人かと話をしたが、残念ながら意思が固かった。造反が出ないことを願っている地方議員が多かったのも事実だ」

 県連代表を務める城島光力国会対策委員長は26日、国会内で行った記者会見でこう語り、無念の表情を浮かべた。

 4人は離党の可能性について、「(民主党の)軌道修正が必要であれば何らかの手だては必要になる」(岡本氏)、「腹は決まっていない」(橘氏)、「方向性は本物の民主党政権を取り戻すということ」(樋高氏)、「これから検討する」(相原氏)とそれぞれ明言を避けている。

 これに対し、県連の一部からは「造反議員は次期衆院選候補から外すべきだ」との批判が出ている。谷田部幹事長は26日、読売新聞の取材に「党が決めたことに対して取った行動にはそれなりの対処をしてほしい。(首相と同様に)造反組にも政治生命をかけてもらう」と述べた。

 首相は造反者について、「厳正に対応する」と述べているが、処分が軽い場合、県連内に亀裂が残る恐れがある。

 一方、野党側は分裂状態に陥った民主党に対し、攻勢を強めている。自民党の菅義偉県連会長は26日、「閣議決定した法案でこれほどの造反者を出した首相の責任は極めて大きい。首相の指導力は全くない」と批判。消費増税に反対しているみんなの党の江田憲司幹事長は「こうした政党が次の選挙後まで生き残るとは考えにくい。今日が(民主党の)終わりという感じだ」と述べた。

(2012年6月27日 読売新聞)

8622チバQ:2012/06/27(水) 21:33:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120626-OYT8T01568.htm?from=popin
消費増税採決 石山氏・反対、橋本氏・棄権


 衆院で26日に採決が行われた消費税法改正案で、県選出の民主党議員では、2人が党の方針に異を唱えた。石山敬貴衆院議員(4区)が反対票を投じ、橋本清仁衆院議員(3区)が棄権した。読売新聞の取材に対し、いずれも離党の可能性は否定した。一方の安住財務相(5区)は同法案の責任者でもあり、同党県連にも対立の構図が持ち込まれた形で、事実上の分裂状態に陥った。

 県内の民主党議員で唯一、法案に反対する青票を投じた石山議員。23日に地元で開いた会合では、支援者に棄権する意向を伝えていたが、26日未明に自問自答して反対に転じたという。「増税は復興の妨げだ。地元の声を届けるため議員になったから、反対した」

 橋本議員は、採決で名前が呼ばれても自席にとどまった。「選挙前の発言と整合性がとれない。政府を思いっきりぶん殴って、復興予算を確保できるとは思えない」と棄権を選んだ理由を説明する。

 両議員とも、被災地の与党議員として復興に力を尽くす考えを強調し、離党を否定した。

 賛成した郡和子衆院議員(1区)は、2013年まで消費税率を上げないという公約は守られていると説明する。造反議員については「党を出て行きたい人は出て行き、スッキリされた方がいい」と切り捨てた。

 安住財務相は「財政再建は避けて通れない。国民には決して人気のある政策ではないが、社会保障制度を維持するためにはどうしても必要だ」と法案成立に強い意欲を示した。

 首長からは法案成立を見越して、被災地への配慮を求める声が上がった。村井知事は衆院通過を評価した上で、「消費税は国民等しく負担すべきだが、復興や生活再建に必要なものには、別枠で予算を獲得できるよう努力していく」と話した。

 仙台市の奥山恵美子市長は「社会福祉を考えると、増税はやむを得ない」としつつも、「住宅再建が始まる被災地に対して、何らかの免除や猶予など相応の配慮をしてほしい」と注文した。

(2012年6月27日 読売新聞)

8623チバQ:2012/06/27(水) 21:34:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120626-OYT8T01689.htm
民主・三宅氏が反対票  消費税法案




国会中継を見守る買い物客(26日午後、高崎市のヤマダ電機「LABI1高崎」で)  消費税率の引き上げ関連法案が衆院を通過した26日、消費税法改正案の採決では、与党・民主党内からも造反が相次ぎ、県関係議員でも三宅雪子議員(比例北関東)が反対票を投じた。また、石関貴史議員(群馬2区)が欠席、宮崎岳志議員(群馬1区)が退席して反対の姿勢を示した。法案は今後、参院へ送られるが、消費税は国民生活に直結する問題だけに、各党の県連代表者らからは、賛否双方の声が聞かれた。

 法案に反対した小沢一郎元代表グループの三宅議員は「不景気の中では、増税しても税収は上がらず、意味がない」と説明。小沢元代表が離党や新党結成も視野にした動きを示したことについて、「すぐに(自分が)離党という訳ではない」と強調した。

 党内で消費税増税反対の急先鋒(せんぽう)だった宮崎議員は、消費税法改正案の採決直前に本会議場から退席。「首班指名で野田総理に投じており、反対票を入れることに躊躇(ちゅうちょ)したため棄権した」と国会内で説明。「処分を受ける覚悟は持っている」とした。採決を欠席した石関議員は「地元の皆様の生活実感、現下の経済状況、前回総選挙での公約から簡単に変節するわけにはいかない」とのコメントを出した。

 賛成票を投じたのは、柿沼正明議員(群馬3区)と桑原功議員(比例北関東)。柿沼議員は、造反者に対し「『増税の前にやるべきことがある』と言っている人たちが、権力闘争ばかりで何もやっていない」と非難。桑原議員は「高齢化、少子化がさらに進む中で、税負担をお願いするのはやむを得ない」とした。

 一方、八ッ場ダム(長野原町)の建設継続に反対し、民主党を離党した中島政希議員(比例北関東)は反対票を投じ、「八ッ場中止などの行財政改革をしないで、増税はあり得ない」と与党の姿勢を非難した。

 各党の県連代表からは与党の対応に賛否が飛び交った。

 賛成した公明党県本部代表の加藤修一参院議員が「景気回復、低所得者対策などを前提条件に(法案)修正を進めてきた」と説明。自民党県連会長の中曽根弘文参院議員は「与党内から大量の反対者が出ていて政権与党の体をなしていない」と民主党の党内運営を批判した。

 消費税増税に反対するみんな、社民、共産党は法案通過を批判。みんなの党の上野宏史参院議員は「社会保障制度の中長期的な姿が見えないままの増税は間違い」と指摘。社民党県連の小林人志代表は「社会保障の一体改革をやらないで、やらないと言っていた増税をやるのはごまかし」と怒りをあらわにした。また、共産党県委員会の小菅啓司委員長は「民主党内でも反対が出るのは、国民の怒りの表れだ」と話した。

(2012年6月27日 読売新聞)

8624チバQ:2012/06/27(水) 21:34:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120627-OYT8T00124.htm?from=popin
民主で反対、鳩山氏のみ…道連安堵 消費税法案採決



 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案が26日、衆院で可決された。道内の民主党国会議員のうち、反対票を投じたのは鳩山元首相(道9区)だけで、山岡達丸衆院議員(比例)は棄権した。造反者の拡大を懸念していた道連幹部は胸をなで下ろした。今後は造反者への処分が焦点の一つになるが、沈静化を望む道連からは党執行部に処分の見送りを求める声が出ている。

 「私は(代表時代)『(消費増税は)やらない』と(いった)。マニフェストにもなかったことだ」。衆院本会議終了後、鳩山元首相は院内で記者団に淡々と反対した理由を語った。ただ今後の対応について、「党を立ち上げた責任者として、党を改革するため頑張らないといけない。(小沢一郎元代表とは)すべて行動が同じにならない」と述べ、離党の可能性は否定した。

 鳩山氏の地元・室蘭市の支援者の間では造反に容認論が相次いだ。橋本正敏・室蘭市後援会長は「政治に対する鳩山さんの信念、考えを全面的に支援する。混乱は野田首相の進め方などイニシアチブの問題」と話した。児玉智明・民主党室蘭支部長も「マニフェストを訴えて票をもらった。鳩山氏の思いを受け止め、まとまっていく」と語った。

 一方、道連は党内の混乱を収束させるため、事態の沈静化を図っている。岡田篤幹事長は26日、道議会内で記者会見し、「(法案に反対した)過去の例でも党員資格停止処分。前例にそくした処分がされるべきだ」と述べ、野田首相らに厳罰を見送り対立激化を回避するよう注文を付けた。

 岡田氏や連合北海道幹部は先週末から、造反が懸念された山岡氏ら議員本人や支援者に電話し、「党の一本化」を呼びかけていた。ある道連幹部は「予想より造反者は抑えられた」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 造反の可能性があった山崎摩耶衆院議員(比例)は採決後、読売新聞の取材に対し、「議場でギリギリまで反対票を投じるか悩んだ。首相や岡田副総理など、手足がちぎれるほど電話があった。政権与党の組織人として賛成した」と胸の内を語った。

(2012年6月27日 読売新聞)

8625チバQ:2012/06/27(水) 21:34:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20120626-OYT8T01653.htm?from=popin
一体改革衆院可決 民主2氏、反対票




法案可決の様子を伝えるテレビを見守る民主党県連の鎌田代表(右)と上田幹事長  消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案は26日、衆院本会議で可決され、県選出の民主党議員2人はともに反対票を投じた。他党の県組織は「マニフェスト違反」などとして一様に解散・総選挙を要求。有権者は引き上げに理解を示す一方、政権与党の混乱ぶりには憤った様子だった。

 この日、民主党県連の事務所では鎌田聡代表と上田芳裕幹事長がテレビで採決の様子を見守った。松野頼久議員(熊本1区)、福嶋健一郎議員(同2区)が反対の青票を投じると、厳しい表情で「ああ」とため息を漏らした。

 両議員が離党すれば同党の衆院議員はゼロとなり、次期衆院選に向けて候補者擁立など選挙戦略の抜本的な見直しが迫られる。鎌田代表は「離党せず、とどまってほしい」と語った。

 自民党県連の前川收幹事長は、前回衆院選の民主党のマニフェストの責任者だった鳩山元首相と小沢一郎元代表が反対票を投じたことを挙げ、「(消費税の引き上げが)マニフェスト違反であることを示した。そのマニフェストで得た政権が維持されることはおかしい。解散、総選挙をすべきだ」と求めた。

 公明党県本部の城下広作幹事長も「政権与党が政党として破綻し、国民を欺いている。国民の信を問うべきだ」と迫った。

 一方、共産党県委員会の久保山啓介委員長は「民主党は、やると公約した後期高齢者医療制度の廃止などはやらず、やらないと公約した消費増税をやる。こんな悪質な公約違反はない。(民主、自民、公明)3党の密室談合で決めるやり方も断じて容認できない。国民がレッドカードを突きつけるしかない」と述べた。

(2012年6月27日 読売新聞)

8626チバQ:2012/06/27(水) 21:58:37
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120627-OYO1T00255.htm?from=top
広がる亀裂、地元「選挙戦えぬ」…消費増税採決
 消費税率引き上げ関連法案が衆院を通過した26日、本会議採決では、民主党議員が次々に、法案に反対する「青票」を投じ、大量造反となった。広がる党内の亀裂に、党地方組織から「このままでは次の衆院選を戦えない」と党分裂を懸念する声が上がった。

大量反対
 政権・党中枢を担う藤村官房長官(大阪7区)や樽床伸二幹事長代行(大阪12区)らのお膝元、同党大阪府連では、所属する衆院議員20人のうち7人が「青票組」に回った。

 こうした多くの造反に、府連副代表の中村哲之助府議は「党が決めたことに従えないなら離党すればいい」と険しい表情を見せた。

 小沢一郎元代表グループで、法案に反対した村上史好議員(大阪6区)は「投票は緊張したが、全部終わってすがすがしい気持ち」と話した。

 後援会幹部には「増税の前にやるべきことはある。政権交代の約束をほごにできない」と、法案に反対する考えを事前に伝えていた。除籍(除名)処分も覚悟しており、「党からはもう心が離れている。仲間と行動を共にしたい」と語った。

 同グループの萩原仁議員(大阪2区)は「地元で増税反対の声が大きかったから反対した」と言い、「離党すべきかどうかは今後、最善の策を探っていく」と述べ、党執行部の判断を見極める構えだ。

苦渋の決断
 「何とか法案に賛成してほしい」。本会議直前、梶原康弘議員(兵庫5区)の携帯電話に岡田副総理から連絡が入り、「消費増税はしないという国民との約束が守れなくなる」と伝えた。

 しかし、「党を割らないため」として反対には回らず、本会議を欠席した。

 小沢元代表と行動を共にしてきた奥村展三議員(滋賀4区)は賛成票を投じ、元代表とたもとを分かった。「一政治家としての判断。消費増税はいつかはやらないといけない。でも、党を分裂させないためにも処分はしないほうがいい」と苦渋の心境を語った。

 採決を棄権した玉置公良議員(比例近畿)は地盤とする和歌山3区が昨年9月、台風12号の豪雨被害を受けた。「今も生活に苦しむ被災者の大半が増税に反対している。賛成することはできない」と胸中を明かした。

「小沢氏、何をしたいのか」…地方組織
 地方組織からは、造反劇を主導した小沢元代表に厳しい声が飛んだ。

 和歌山県連幹事長の浦口高典県議は「事あるごとに駄々っ子のように反旗を翻す。何がしたいのかわからない」と批判。元代表の新党結成の動きについて、香川県連幹事長の村上豊県議が「仮に党を割ったとして、50人ぐらいでは何もできない」と突き放した。

 ただ、造反議員の処分を巡っては意見が割れる。

 岡山県連副代表の羽場頼三郎・岡山市議は「反対議員は除名してほしい。支援者から『政党の体をなしていない』と言われては、次の選挙は戦えない」と厳罰を求めたが、県選出議員から造反が出た広島県連幹事長の中原好治県議は「反対も賛成も、有権者の声を聞いて悩みながら決断したこと。一緒に頑張ってきた仲間であり、なるべく軽い処分を望む」と話した。

(2012年6月27日 読売新聞)

8627チバQ:2012/06/27(水) 22:00:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000273-mailo-l34
消費増税法案:衆院通過 県選出議員も造反 民主党分裂の様相 /広島
毎日新聞 6月27日(水)17時15分配信

 26日に衆議院で採決された消費増税法案を巡り、県選出の民主党議員からも「造反」が出た。法案に反対した小沢一郎元代表に近い菅川洋氏(比例中国)が反対、空本誠喜氏(4区)は棄権した。政権交代を果たした09年総選挙で、同党は県内5選挙区を制したが、分裂の様相を呈している。【植田憲尚、寺岡俊】
 3月末、消費増税法案の閣議決定に抗議する形で、党役職の辞表を提出した菅川氏。毎日新聞の取材に対し、選挙の際の公約違反などを造反の理由として挙げ、「国民のためにならないと判断した」と語った。一方で「党を割りたくない」と離党は否定し、「処分を受け入れる以外に道はない」と話した。
 棄権した空本氏は「将来的な消費増税は必要だが、デフレ脱却と景気回復が絶対条件。しかし審議は不十分」と事務所を通じてコメントした。
 このほか4人は賛成に回った。法案の提出者でもある県連代表の和田隆志氏(7区)は「議決を謙虚に受け止めている。反対された方々の主張は真摯(しんし)にくみ取り、参議院での審議や答弁に最大限生かす」とコメントした。財務政務官で、県連前代表の三谷光男氏(5区)は「担当政務官であり、賛成は当然のこと」と述べた。
 橋本博明氏(3区)は「まったなしの改革。難しい判断だったが、将来をおもんぱかって賛成した」。松本大輔氏(2区)は「まずは一歩前進。成立に向け引き続き頑張りたい」と事務所を通じてコメントした。
 ◇消費者も商売人も「苦しい」−−街の声
 消費税増税を巡っては、県内から懸念の声が相次いだ。
 呉市の薬局店の女性(62)は「仕入れ値に消費税がかかっても、小売価格に転嫁できない事情もある。数円から数十円の世界で競争しているわけだから、商売人にとっては負担だとよく理解してほしい」。中区の木村一之さん(72)は「今は年金だけで暮らしているので消費税が上がると生活が苦しい。食べ物も節約しなくてはいけなくなるだろう。お酒が好きだが、晩酌も1杯減らさないと……」と苦笑した。
 福山市の家電量販店「コジマNEW福山店」の店員、坂本将さん(39)は「エコポイント制度が終わった一昨年もガクンと売り上げが落ちた。今回の増税がどう影響するか不安」と表情を曇らせた。
 商品ごとに税率を変えたり、他の支出を減らすなどの取り組みを求める意見も。
 約20年前に韓国から来日した東区の女性(42)は「日本は物価が高いから負担。増税は仕方ないとしても、食品や乳幼児の養育に必要なものは低率にするなどすべきだ。もっと生活しやすい社会を作るよう努力を」。福山駅近くでたばこ店を経営する女性(73)は、たばこの値上げを心配する。これまで値上げの度に販売個数は減ったといい、「増税の必要も理解できるが、医療費や社会保障でのばらまきをやめるなど、支出も削減してほしい」と苦言を呈す。
 建物が課税対象となる不動産業界は、特に警戒を強めている。同市の「共栄不動産」社長、戸田洋次さん(65)は「単価が高いだけに税率増は影響が大きい。買い控えが起きる可能性も高く、何らかの特例措置が必要では」と話した。【稲生陽、豊田将志、吉村周平、中里顕】

6月27日朝刊

8628チバQ:2012/06/27(水) 22:02:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000221-mailo-l46
消費増税法案:衆院通過 3議員が賛成、1人反対−−県選出の民主党衆院議員 /鹿児島
毎日新聞 6月27日(水)15時37分配信

 税と社会保障の一体改革関連8法案の採決で、県選出の民主党衆院議員は消費増税法案に3人が賛成、1人が反対票を投じた。県連の青木寛幹事長は「統一した行動ができなかったことについて、県連内でしっかり総括をしなければいけない」と述べた。30日の常任幹事会で各議員からの説明を受ける。
 反対したのは県連代表も務める川内博史議員(鹿児島1区)。賛成は打越明司、皆吉稲生、網屋信介の各議員(いずれも比例九州)。
 川内議員は(1)消費税が3%から5%に上がった97年度以降も日本の借金は増え税収は減少傾向にある(2)デフレ下の増税は経済に混乱をもたらす(3)増税分の使途が不明確−−と消費増税に否定的な考えを示し、25日夜には「反対票を投じることになる」との考えを明らかにしていた。
 青木幹事長は「それぞれの信念に基づいての行動で、結果もそれぞれが負う。党本部の対応、世論の動向を見極めたうえで対応したい」と述べた。【山崎太郎】

6月27日朝刊

8629チバQ:2012/06/27(水) 22:03:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000002-mai-pol
<消費増税法案>政策と政局の間で…運命の一日
毎日新聞 6月27日(水)1時5分配信

 消費増税法案が衆院で可決された運命の一日。民主党内の賛否は大きく分かれ、57人が反対に回った。政策と政局の間で揺れた議員らの一日を追った。

 「おはようございます」。野田佳彦首相は26日午前8時11分、首相公邸を出ると、待ち受けていた記者団にあいさつ。「いよいよ採決ですが」との問いかけに無言でうなずくと、国会内で開かれる閣議へと向かった。

 一方、民主党の鳩山由紀夫元首相は午前9時25分、自宅前で記者団に法案への反対を改めて明言。「国民の期待を無にすることはできない」と硬い表情で語った。

 苦悩の色濃い民主党を横目に、自民党幹部は朝から上機嫌だった。午前8時50分、自宅前に集まった記者団に「いい天気だねえ」と声をかけると、両手の指でハサミの形を作り、民主党について「分裂、分裂。終わりの始まりだ。ホッホッホ」とおどけてみせた。

 民主党内では、採決直前まで悩む議員らも多かった。村井宗明氏は午前11時からの記者会見で反対から退席への態度変更を表明。「昨夜1時間、議員会館の部屋で岡田克也副総理に政府(の物品)調達(の見直し)をきちんとやる、と言われた」と理由を説明。福田衣里子氏は「自分の性格として棄権はいやだ。政局になっていることに抗議の意味も込めて反対票を投じる」と棄権から反対に態度を変更した。

 衆院本会議で最初に記名採決になった社会保障制度改革推進法案。午後2時41分に小沢一郎元代表が反対の青票を投じた。菅内閣不信任決議案に賛成し民主党を除籍された新党大地・真民主の松木謙公代表代行が「イヨッ」とかけ声。場内から拍手も起こった。

 3回目の記名採決は消費増税法案。午後3時20分、小沢元代表は投票前に青票を見つめ、職員に渡すと小さくうなずき笑みを浮かべた。投票の最後尾には松崎哲久、岡島一正、樋高剛、小泉俊明、中津川博郷、鈴木克昌各氏ら反対派の面々が並んだ。反対票が積み上がり、会場からは「オーッ」というどよめきが起こる。

 職員らが票数を数える間、野党席からは「賛成したのに何だ、これは」「けじめをつけろ」など造反へのやじが飛び交った。

 採決後、記者団が造反議員を次々に取り囲んだ。山田正彦氏は「新党も一つの選択肢だ」と言明したが、すぐに離党届は出さない。畑浩治氏は「最善の策は民主党を立て直すこと。次の話は小沢先生とともに歩みたい」と小沢元代表に判断を委ねる考えを示唆した。

 東日本大震災を反対の理由にした議員も多い。石山敬貴氏(宮城4区)は「被災地選出議員として行動した。県民も分かってくれると思う」としつつ「小沢グループの方々とは一線を画している」と強調した。

 一方、本会議終了後の午後3時半、国会内でフジテレビの中継に応じた民主党の渡部恒三最高顧問は「若い議員が選挙目当てで行動するなら別だが、党代表や首相までした人。党が決めたことは、従うのが党人政治家の常識だ」と反対票を投じた鳩山氏を批判。目の前で次の出番を待っていた鳩山氏は、目を伏せ横を向いた。

 その20分後、法案可決のお礼に国会内の自民党控室を訪れた野田首相。谷垣禎一総裁は「ご苦労様でした」とねぎらう一方で「厳しい結果だったが、参院の審議前に、態勢をきちんと立て直されることを期待します」と、事実上の分裂状態に陥った民主党を当てこすった。

 自民党の閣僚経験者は「いやあ、面白いことになってきた。欠席を含めて70というのは非常に重い結果だ。参院に行けば、もっと厳しくやっていく」と、今後の攻勢に気合を入れた。首相にとって、今後も内憂外患の政権運営が続く。

8630チバQ:2012/06/27(水) 22:07:22
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001206270002
府選出の民主衆院議員 5人賛成 1人反対
2012年06月27日
     消費増税

 消費増税法案への賛否をめぐり、京都選出の民主党議員も態度が分かれた。政調会長の前原誠司氏(2区)ら5人が賛成、原発再稼働を批判して離党の意向を表明している平智之氏(1区)のみ反対した。


 可決後、民主党府連会長の山井和則氏(6区)は「高齢化社会の医療・介護を充実させるため消費増税はやむを得ない」と賛成の理由を語った。野党との折衝にあたり、「今回合意しないと社会保障を切り下げざるを得ないという認識を与野党が共有した」。反対した議員の取り扱いは「総理と幹事長が考える問題」と述べるにとどまった。


 賛成した泉健太氏(3区)は「大変重要な法案」と指摘。反対した議員については「何らかの処分は避けられないと思う」。小原舞氏(比例近畿)も増税を支持。与野党合意を決断した谷垣禎一・自民党総裁と同じ5区で争う身だが、「かねてから財源が必要と言われ、信念でやられたことだと思う」と評価した。


 一方、反対の平氏は「政策的な意思を貫いた」と説明。大量造反の旗を振った小沢一郎元代表のグループとの連携は「現時点では考えていない」と話した。

8631チバQ:2012/06/27(水) 22:15:07
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206270001
小沢氏はどこへ 一連の動き、賛否割れる
2012年06月27日

 オザワはどこへ向かうのか――。消費増税関連法案が衆院で可決された26日、法案に反対した小沢一郎民主党県連代表や県連所属の衆院議員はただちに離党はせず、党内での再浮上に望みをかけた。一連の動きに県内の有権者や首長の賛否は割れた。ただ、増税が現実味を増し、これから復興が本格化する被災地では不安が募った。


 26日午後にあった消費増税関連法案の衆院採決で、民主党県連所属の衆院議員5人のうち階猛氏(1区)、畑浩治氏(2区)、小沢一郎氏(4区)、菊池長右エ門氏(比例東北)の4人は反対票を投じた。黄川田徹氏(3区)は棄権し、対応が微妙に分かれた。


 本会議の討論を聞いてから議場を後にした黄川田氏は「消費増税法案には様々な課題がある。国会議員自ら身を切る姿勢を示していないし、被災地の復興を考えると税を上げるタイミングではない」とした上で、「総務副大臣として法案づくりに関わった。副大臣を辞めたから反対というわけにはいかない」と棄権の理由を説明した。


 採決後、午後4時過ぎから議員会館で小沢グループの会合があり、小沢氏のほか階、畑、菊池の3氏が出席した。階氏は反対票を投じたことについて「予定通りです」と淡々と話した。今後については「処分されたらしょうがないが、そうでなければなるべく党に残った方がいい」と話し、足早に会議室に入った。


 会合で小沢氏は離党や新党結成には触れず「民主党の中で最善の道を追求していく」と訴えたという。小沢氏に離党届を預けている畑氏は会合後「民主党が目覚めるのが最善だと私は言ってきた。そういう思いから今回はこういう戦いができた。参院に法案が行くが、民主党を立て直す戦いをもう一度やってほしい」と期待を込めた。


 菊池氏も離党届を小沢氏に預けており「被災地ではようやく復興が緒についてきたところ。風邪から治りかけた病人の布団をはがして水をかけるようなものだ」と増税を痛烈に批判。小沢氏のこの日の判断を「一呼吸置くことも必要」と評価しつつ「こうなったら親分を信頼してついて行くしかない」と語った。

8632チバQ:2012/06/27(水) 22:15:28



 被災地の首長の反応も様々だ。ただ、賛否を離れ「復興の邪魔をしないでほしい」で一致している。


 戸田公明・大船渡市長は「国全体を見ればようやく第一歩を踏み出した」と法案通過を評価し、民主党離党を模索する動きについて「どちらにしても引き続き地元の意見を中央に届けてほしい」と話した。


 野田武則・釜石市長は「復興を考えれば消費増税の議論自体が好ましくない。日本の最大の危機に別方向に議論が向いている」。「反対した議員は我々の思いを国政に伝えている。政界再編に動くのは当然で国民に信を問うべきだ」と述べた。


 山本正徳・宮古市長は「財政事情で増税は避けて通れないが時期が悪い」。せめて税率を上げる2年後まで震災復興に全力を挙げてほしいと話す。困るのは政局の混乱。「被災地は一つになって頑張っている。総選挙になっててんでに議論したら、みんなの気持ちがぐちゃぐちゃになる」。選挙事務に役所の人手を取られるのも痛い。「全国から応援をもらっているのにマンパワーが割かれる。たまらん」


 山内隆文・久慈市長は「消費税は安定財源として期待できるが逆進性をどうするのか。しっかり議論して必要な制度設計を早く示してほしい」と注文した。


 大槌町の碇川豊町長は「生活困窮の被災者への増税は受け入れがたい」と反対だ。政局には関心がない。小沢一郎氏の動向について「影響力を感じたこともないし、興味がない」。さらに「民主党が分裂状態になったって、どうでもいい。そんな暇があれば成長戦略の政策でしのぎを削ってほしい」。





 釜石市平田の尾崎白浜で今春から雑貨店を開いた佐々木真理子さん(65)はため息をついた。「商売を始めたばかりで見通しがつかない。コンビニやスーパーのように次々と客が来るわけでないのに増税では。昔は貧乏でも楽しかったけどこれからは生き地獄だね」


 大船渡市末崎町の漁師小松陽市さん(70)は「復興が始まったばかりなのに、消費税を上げてどうするのか」と憤る。津波で漁船を失い、海に出られない。地域の漁船は6割ほどしか戻っておらず、漁に出るめどが立たない仲間は多い。「財政難はわかるが消費税が10%になったらとても船なんて買えない」


 「被災地のため、復興のため、という言葉が最後まで聞こえなかった」。陸前高田市竹駒町の仮設住宅で暮らす主婦残間雪子さん(71)は「被災者は置き去りにされた」と感じた。1月、仮設住宅を訪れた小沢元代表の集会に参加した。野田政権への批判が続いたが「消費税とか社会保障の話なんて何もなくて」と振り返る。


 山田町で外装業と飲食店を営む斉藤秀喜さん(54)は「被災地は国民の税金で助けてもらっている。増税に我々が文句を言う立場じゃない」と話すが、増税の時期に疑問がある。「何も復興が始まっていない。そしてこの不景気。壊し屋というけど、いまは小沢さんが言うことがもっともだ」


 大槌町吉里吉里の仮設住宅に住む大工川原繁夫さん(67)は「建築資材も土地も上がっている。消費税まで上がったら被災地の家が再建できなくなるよ」とあきれ顔だ。自宅を修理しながら頼まれた家の建て直しを手伝っている。「請負金額を上げないようにすると、経費がかさみ、労賃が減る。自分の家を直すことに専念しようかと思うが、稼がないと収入がない」


 盛岡市中心部でレストランの店長を務める菅原和真さん(36)は「家計が厳しくなると外食の機会が減る。先のこととはいえ増税は痛い」と顔を曇らせた。


 同市の山田京子さん(45)は家計の足しにと昨年パートを始めた。長時間の立ち仕事と慣れない接客で体調を崩したこともあった。「いずれ上がるだろうとあきらめていた。上げた分だけは医療や福祉の保障をちゃんとしてほしい」

8633チバQ:2012/06/27(水) 22:17:26
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001206270005
消費増税可決 民主議員3人反対
2012年06月27日

 消費増税関連法案が民主党の分裂含みで可決された26日の衆院本会議で、県関係の民主党衆院議員9人のうち、3人が反対票を投じた。ただ、離党と新党の設立を模索していた小沢一郎元代表に同調するのは1人にとどまる見通し。政局流動化の可能性を抱えたまま、消費増税法案は論戦の舞台を参院に移す。


 党の決定に反して増税法案に反対したのは、1区選出の福島伸享、3区選出の小泉俊明、比例単独の石井章の3氏。福島氏は先週の時点で「法案の内容が当初から大幅に変わり、骨抜きになっている」と批判。小泉氏も「前回総選挙で民主党は消費税を上げると一言も言っていない」と反対する意向を示していた。


 福島氏は26日の法案採決後、「昨日も桜川市の150軒をまわって意見を聴いたが、反対の声が圧倒的に多かった。社会保障の全体像が明示されていない状態で法案に賛成はできない」と、反対した理由を改めて説明。離党は考えていないという。


 小泉氏は採決後の取材に対し、党全体で57人が反対したことに触れ、「これだけの数の反対票が投じられたことを執行部は重く受け止めるべきだ」と主張。「懲罰として『除名』と言われれば党を出ざるを得ないが、自分から離れるつもりはない」と、離党する考えはないことを示した。


 そうしたなか、先週の時点では離党の可能性も示唆していた石井氏は、衆院本会議後の小沢グループの会合に出席し、今後の対応を小沢氏に一任したという。石井氏は、小沢氏を支える1期生グループ「北辰会」代表世話人。取材に対し、「輿石幹事長は厳しい処分をしないと言っている。すぐにでも離党するというのではなく、今後の流れを見て考える。まずは(地盤のある)取手市周辺をまわり、皆さんに説明する」と語った。


 事前の取材に、「消費増税の強行は許せない」と語っていた比例選出の柳田和己氏は、棄権した。「これまでお世話になった党の先輩議員や支持団体の方々の考えに反対して離党することはできない。党に残り、中から改革することにした」と、苦しい胸の内を明かした。


 6区選出の大泉博子氏は「党が壊れることは避けるべきだと思った」といい、賛成票を投じた。4区が地盤で、同じく賛成した高野守氏は採決後、「医療や年金の財源を確保するためにも、消費増税はやむを得ない」と述べた。


 3党合意の一翼を担った自民、公明両党の県内関係者はどう受け止めたのか。自民党県連の西条昌良幹事長は「民主党内の混乱に振り回される事態に一日も早く終止符を打つためにも、解散して国民に信を問うべきだ」と指摘。公明党県本部の井手義弘代表代行は「3党合意は各党内がまとまっているのが前提。民主党からこんなに反対者が出るなんて、政党人として考えられない」と批判した。(松井望美、羽場正浩)

8634チバQ:2012/06/27(水) 22:18:31
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001206270003
2議員は離党も覚悟 消費増税法案採決
2012年06月27日


消費増税関連法案に反対票を投じる議員に拍手を送る横山北斗衆院議員(左)。法案賛成の田名部匡代・県連代表は拍手をしなかった=衆院

 衆院本会議で26日可決された消費増税関連法案で、県選出の民主党衆院議員4人のうち、小沢グループの横山北斗前県連代表と中野渡詔子氏が全法案に反対した。離党の覚悟も語る2氏に、法案に賛成した田名部匡代県連代表と津島恭一氏は「残念」「仕方ない」と語っただけ。民主党がさらに混迷を深めた1日を追った。


 26日正午すぎ、衆院議員会館の地下会議室で法案反対派の会合が開かれた。小沢一郎・元党代表が「正義は自分たちにある」と鼓舞すると、出席していた中野渡氏や横山氏らは拍手で盛り上げた。


 中野渡氏は、午後1時の本会議前にあった党本部の会合には「執行部の話を聞いても無駄」と出席せず、「自分が離党するかしないは、党執行部の処分次第で決める」と話した。


 この日は、2009年の国会初登庁時と同じ真っ赤なジャケット姿。「テレビ中継で目立つし、支持者に意気込みを見てもらいたい」。この3年を「めまぐるしく終わってしまった」と振り返り、次期衆院選への対応には「民主党だからと手伝ってくれた人もいる。離党すると選挙スタッフの一新が必要で、準備はまだまだ」と答えた。


 横山氏は午後2時に議場に入った。本会議が始まってすでに1時間がたっていた。真後ろの席の田名部県連代表とは、簡単なあいさつを交わしただけ。ほとんど身動きせず、硬い表情で前を見つめ続けた。


 田名部県連代表は「財政は厳しいが、将来の子どものためにも持続可能な社会保障が必要だ」、津島氏は「国土交通政務官として道路や災害対策などの仕事を今後も頑張りたい」と全法案の採決に賛成した。


 両氏は「消費税はすぐ上がるわけではない。景気条項があり、党内にいてこそ、増税時期をチェックできる」と語る。


 一方の横山氏は「景気条項があっても時の政権が自由に増税できる。『チェックできる』なんて増税派のウソ」と怒りをあらわにした。「民主党にお世話になりました。どうぞ除籍して頂きたい」と党執行部を挑発する発言まで出た。


 本会議終了後、小沢グループの会合があった。小沢元代表は離党や新党の話題には触れず、「今日の採決を見て執行部が考え直し、民主党が正しい方向に進んでくれればいい」と党内に残る可能性を示唆したという。


 それでも横山氏は「民主党が消費増税をやめない限り党を出る」とかたくなだ。「ここ2、3日で動くことは難しい。(数がものを言う)議会制民主主義でもあり、ある程度まとまった人数で行動したい」と話す。
(別宮潤一)

8635チバQ:2012/06/27(水) 22:19:33
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001206270004
消費税1)民主県選出議員、反対1・棄権2
2012年06月27日
   消費税率を2014年4月に8%、1年半後の15年10月に10%に引き上げる消費増税関連法案が26日、衆院本会議で賛成多数で可決された。県内選出の民主党衆院議員は1人が反対したほか、2人が棄権した。離党の動きを見せる造反議員を、賛成票を投じた議員が批判するなど、民主党県連も事実上の分裂状態に陥った。



■与党は混乱


 福田昭夫氏(栃木2区)は開会後の討論が終わった後、本会議場を後にした。朝日新聞の取材に対して福田氏は、離党の意思を否定したうえで「法案には賛成できなかったが、党は割りたくなかった。まだ立て直す機会はあると判断した」と話した。しかし、採決の前に、総務政務官を辞任した。


 「TPP(環太平洋経済連携協定)への事前協議表明や原子力発電所の再稼働、デフレ下での大型増税など野田政権のやることはすべて拙速すぎる。これ以上支えることができない」


 石森久嗣氏(同1区)も採決前に本会議場の外に出た。25日の代議士会では「どこかで自分が反対票を投じたという(両院議員総会の)機会をつくってほしい。そこで(多数決で)賛成だったら、みんなで一致団結で賛成しましょうよ」と党内の融和を訴えていた。秘書によると、離党はしない意向という。


 小沢一郎元代表に近く、県選出の党衆院議員でただ一人、反対票を投じた山岡賢次氏(同4区)は採決後、党副代表を辞任する意向を示した。小沢氏は採決後の記者会見で「近いうちに決断しなければならないと思う」と離党を示唆する発言をしており、山岡氏も同調すると予想される。


 賛成票を投じた玉木朝子氏(比例北関東)は取材に対し、「社会保障の安定財源を確保するための突破口が見つかった。野田首相は今ある社会保障制度を守るために憎まれ役となることを決断し、私も首相を支持する決断をした」と説明した。


 同じく賛成した富岡芳忠氏(同)も取材に応じ、「国会議員としての役割を放棄し、かつ総理が命がけでやるといった法案に賛成しないのは政党の一員としておかしい。党内に残っても目指すべき政治ができない」と、党執行部に反対や棄権した議員への厳しい処分を求めた。


 ■野党は攻勢


 法案の賛成に回った自民党の茂木敏充氏(栃木5区)は「自民党の主張を全面的に反映させる形で修正合意し、可決されたことは『決められる政治』に向けて大きな前進。参院で審議を進めた上で、早急な衆院解散・総選挙により国民の信を問うよう求めたい」。民主党内の造反の動きに「政権運営能力の限界が明らかになった。民主党執行部は造反者に厳しい処分で臨むべきだし、考え方が異なる政治家は別の政党に別れて行動するのが筋」とコメントした。


 反対票を投じたみんなの党の渡辺喜美氏(同3区)は「国民に約束していない増税法案が圧倒的多数で可決され、日本政治史の一大汚点をつくった。民主党が第2自民党になりはて、戦前の大政翼賛体制以上のおぞましい結果になった」と指摘。「造反議員が思ったより少ない。うそつき増税の採決なのに、国会議員が全国民の代表であることを忘れているのではないか」と述べた。

8636チバQ:2012/06/27(水) 22:20:41
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001206270002
消費増税法案衆院で可決、民主対応割れる
2012年06月27日


民主党の同僚議員と会見し、採決を棄権した理由を説明する宮崎岳志氏(右)=衆院第2議員会館

 衆院で可決された消費増税関連法案をめぐり、県関係の民主党衆院議員5人の対応も反対、棄権、賛成の三つに割れた。苦渋の選択を強調する声も出た。自民党内にも民主、自民、公明の3党合意への不満の声はあったが、3人全員が賛成票を投じた。党議拘束への対応で、両党の違いが際だった形だ。


 「消費税法案には苦渋の選択、ぎりぎりのところで退席とさせていただいた。党の処分があるかもしれないが、応援をお願いしたい」。採決を棄権した民主党の宮崎岳志氏(群馬1区)は採決後、国会見学の支持者ら約50人に自ら説明した。頭を下げると、支持者らは拍手で励ました。


 党の議決機関の両院議員総会の開催を執行部に働きかけたが、受け入れられなかった。「党内手続きに問題があった」と訴え、反対・棄権に回った中間派の仲間たちとともに、採決の前と後に記者会見した。


 「景気を冷え込ませる消費増税には全く納得できない。しかし、首相指名で野田氏に1票を投じた身として、反対にはちゅうちょせざるを得なかった」と話し、「もう一度再結集できる民主党をつくりたい。党を分裂させないことに全力を尽くす」と強調。離党の可能性は否定した。


 小沢グループの一人、三宅雪子氏(比例北関東)は反対票を投じた。可決後は「自分の役割はきちんと果たした。国民目線の政治をする仲間と行動していく」と述べ、小沢一郎元代表と行動をともにすることを示唆した。しかし、離党については、「まだ参院の採決がある。党執行部の今後の対応をみて決める」と明言を避けた。


 週末は地元に戻り、JR高崎駅前で3日間続けて街頭演説し、法案への反対を訴えた。のぼりには「増税の前にやることがある」。「国民との約束を第一に」と書いたチラシも配った。「この1年間で最も反応がいい」と三宅氏。25日には「ニコニコ動画」のネット生放送に出演し、党執行部を痛烈に批判もした。


 宮崎氏と同様に棄権した石関貴史氏(群馬2区)は「前回の総選挙の公約から簡単に変節するわけにはいかない」などと理由を説明するコメントを出した。


 柿沼正明氏(群馬3区)と桑原功氏(比例北関東)は賛成した。柿沼氏は「増え続ける社会保障費の安定財源の確保には消費税増税が必要。党内手続きにも問題はない」。桑原氏は「増税は心苦しいが、長い間、議論を重ね、与党の一員として決断した」と話した。


 一方、自民党の福田康夫(群馬4区)、小渕優子(群馬5区)、佐田玄一郎(比例北関東)の3氏は、いずれも賛成票を投じた。佐田氏は「民主党の社会保障政策はバラマキ。本来はそれを撤回してから増税の話をすべきだ」と持論を話していたが、最終的には党議拘束に従った。


 民主党を離党して無所属の中島政希氏(比例北関東)は「八ツ場ダムの建設を中止する本格的な行政改革を抜きにした増税は許されない」と反対票を投じた。(長屋護、金井信義)

8637チバQ:2012/06/27(水) 22:21:15
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001206270002
小沢鋭氏棄権、他2氏賛成
2012年06月27日

   ■県内も意見分かれる


 衆院を通過したものの、小沢一郎元代表を中心に大量の造反議員を出した消費増税法案の採決。県選出の衆院議員では、小沢鋭仁議員(山梨1区)が「公約に違反する」として棄権。他の2人は賛成した。有権者からは国民生活からかけ離れた「政局」に、うんざりする声も聞かれた。


   ◇民主国会議員


 本会議に出席しながらも消費増税法案の採決直前に議場を退出した小沢議員。棄権した理由について「前回の選挙で『増税はしない』と掲げて戦ってきた身として、大手を振って賛成できない」と説明した。離党を検討している小沢元代表への同調については「政治手法も異なり、そのつもりはない」と否定した。


 今回の「造反」により、次期衆院選での党公認が得られない可能性もある。小沢氏は「(処分は)甘んじて受ける」と述べ、公認がなくても次期衆院選に立候補する意向を示した。


 一方、内閣府副大臣として法案成立に腐心してきた後藤斎衆院議員(山梨3区)は、大量造反に対し「残念なこと」と語った。「国の根幹に関わる法案で政治的な重要性がある」として、造反者に厳しい処分が出る可能性を示した。


 前回の衆院選で「小沢チルドレン」として初当選し、小沢グループに所属する坂口岳
洋議員(山梨2区)は賛成票を投じた。「景気条項など納得できる条件が盛り込まれた」として、グループの動きには同調しなかった。前夜までグループ内の議員を説得に回ったという。「今求められているのは政局じゃない」と強調し、小沢元代表の行動にも疑問を投げかけた。


 民主党は分裂し、造反議員らの今後の動向に注目が集まる。法案に反対している米長晴信参院議員(山梨選挙区)は「3党合意で中身がずたずたになった法案を、参院でもう一度修正していく仕事がある」と述べ、現時点では「離党ありき」ではないことを強調する。だが、法案が修正されないまま採決になった場合は「除名覚悟で反対する」と明言した。


   ◇有権者の声


 甲府市でペレットストーブを販売する笹本貴之さん(40)は「損益ギリギリのところで企業経営する身としては、税率アップは痛手だ」。小沢一郎元代表の言動を支持するつもりはないというが、「マニフェストを根幹から変えた増税が許される道理はない」。


 台風4号の影響で、畑に残ったスモモの選別出荷作業をしている笛吹市の岩沢久貴さん(76)も「小沢(一郎)さんが消費増税に反対なのは当然」と話す。「増税で値上がりしたら農家は食べていけない」。台風で大きな枝が玄関前の車と家を直撃した。例年なら軽トラックで畑を何往復もするのに、今は実を一つひとつ取り、一日かけても荷台はうまらない。


 都留文科大大学院修士課程で米文学を学ぶ平塚俊茂さん(24)は週4日のアルバイトで生活費を賄っている。それでも消費増税に対しては「次の世代への借金はこれ以上増やせない」。今の政治家は教育への関心が低いとみており、「(学生は)見えないところで圧迫される」と感じる。「未来への投資といえる教育にかける予算が減ると、国の存続が危うくなるのでは」


 富士川町の主婦土橋久江さん(76)は、テレビの国会中継をじっと見つめた。消費増税について「やむを得ない」という。「以前は、景気に影響しそうで賛成しかねた。しかし、ギリシャのように財政破綻(はたん)したら困ると思い直した」


 峡南地域は、医師不足から救急体制の危機が指摘される。「周りも『高齢になると、いざというときが心配』とよく口にします。上げるなら、しっかりと社会保障の面に使ってほしい」

8638チバQ:2012/06/27(水) 22:22:41
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001206270003
造反 評価と戸惑い
2012年06月27日


反対票を投じた後、取材陣の質問に答える山田正彦元農水相=国会内


棄権から反対に転じた理由を記者会見で説明する福田衣里子氏=衆院第2議員会館

◎「支持継続」「選挙は」


 消費増税関連法案の採決で26日、県選出の民主党衆院議員は福田衣里子(長崎2区)、山田正彦(同3区)の2氏が反対票を投じた。福田氏は当初の「棄権」から反対に転じた。分裂が深刻になり、党県連内では次期総選挙に向けて戸惑う声があがった。


 「有権者からいただいた1議席、1票を大事にしなければと(反対の)青票を投じた」


 法案採決後、政局とは一線を画して反対・棄権したという6人の衆院議員が開いた合同会見で、福田氏は棄権から反対に転じた理由を説明した。もともと法案には反対だったという。


 福田氏は会見後の取材に「弱い立場の人のための1票なのに、金持ちには負担を強いず、弱者対策もせず、でも時間がないからもう採決しましょうという法案には賛成できなかった」と理解を求めた。


 一方で、自らの離党や新党への参加、内閣不信任案が提出された際の賛成など、党の分裂につながる行動は否定。「私たちは政策で反対した。政局に持ち込みたいという思いは一切ない」と強調した。


 福田氏の地元では、驚きとともに反対に転じたことを評価する声があがった。


 諫早市にある福田氏の事務所には、福田氏が反対票を投じる姿がテレビ中継された直後から、支持者らの電話が相次いだ。「態度を鮮明にしてよかった」「これからも支持します」と、ほとんどが好意的だったという。


 前週末に地元入りした際は報道陣に棄権の意向を表明。消費増税法案には反対だが、反対票を投じて党分裂につながるのは避けたいと説明していた。それが報道されると、事務所には電話やメールで「棄権では一票が無駄になる」といった声が寄せられていた。


 山田正彦元農水相も事前に宣言していた通り反対票を投じた。離党、新党結成については「ありうるかもしれません。一つの選択肢。これからみんなと相談しながら決めていきたい」と語り、否定しなかった。


 党選挙対策委員長で、自身は賛成票を投じた高木義明氏(長崎1区)は「それぞれの思いで決めたんだろうからね……」と話した。県内の選挙区選出の衆院議員4人うち2人が反対票を投じたことについて、党県連幹事長の渡辺敏勝県議は「党がどういう処分をするのか分からず、今はコメントする立場にない」としつつも、「次の衆院選は民主党は厳しい戦いになる」と危機感をあらわにした。(江崎憲一、斎藤靖史)

8639チバQ:2012/06/27(水) 22:23:51
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001206270004
「ウソつけぬ」「ビジョンない」
2012年06月27日


報道陣の取材に答える笠原多見子衆院議員=東京都千代田区の国会議事堂

◆消費増税法案可決 民主2議員「造反」 
 衆院で26日可決された消費増税法案。採決では、県内に地盤を置く民主党衆院議員7人のうち、笠原多見子氏と橋本勉氏の2人(いずれも比例東海)が反対票を投じた。民主党は分裂含みで、肝心な社会保障改革は棚上げ。県内からは、国政の混乱ぶりを心配する声があがった。


◆「責任ある態勢づくりを」賛成議員
 「民主党なら変われると支持者に訴えたことがウソになってしまう」。反対票を投じた笠原氏は採決後、語気を強めた。「マニフェスト(政権公約)でうたっていないなら、国民と約束をしていないということ。覚悟を決めて投票した」
 採決後には、小沢一郎元代表らとの会合にも出席。「党から処分があれば甘んじて受ける。仲間と自分たちの考えを実現するためにどう行動するか、週末に地元に帰って考えたい」と話した。
 橋本氏は「安定財源を得るためビジョンが、野田首相のなかに見えなかった」と反対に回った。「税率を上げても、税収は減る。今やるべきは景気対策」との持論を述べた。
 一方、「身を切る改革をしないと国民に説明できない」と直前まで態度を保留していた今井雅人衆院議員(比例東海)。「定数削減(の実現)について、自分なりに感触をつかめた」と賛成に回った。ただ、多くの反対者が出た展開については、「もうちょっと、やりようがあったのではないか」とこぼした。
 反対議員への厳しい意見も。賛成した阿知波吉信衆院議員(岐阜5区)は「総理が政治生命をかけた法案に反対したのは、事実上の不信任にあたる。統制がとれ、責任ある活動ができるための態勢づくりを重んじるべきだ」と厳罰を求めた。
 民主党県連幹事長の渡辺嘉山県議は、可決について「政府与党として、日本のことを考えての決断。選挙は厳しくなるかもしれないが、歴史は必ず評価してくれる」と話した。
 反対票を投じた2人については「影響を受ける方への軽減策を考えることができたはず。反対だけするのはいかがなことか」と批判した。


◆今の財政ではやむを得ず…自民/低所得者対策、具体的に…公明
 可決について、県内の野党幹部は懸念や課題を示した。
 自民党県連の猫田孝幹事長は消費増税について「自民党が言ってきたこと。今の国家財政ではやむを得ない」。民主党の対応については「マニフェスト破りの最たるもの。こういうことが続けば政治不信が起こる」と話した。
 公明党県本部の岩花正樹代表は「税率を上げることには県民の厳しい見方がある。社会保障の形や軽減税率など低所得者への対策を具体的に決めて欲しい」と注文をつけた。
 共産党の大須賀志津香県議は採決について「国民そっちのけ。ますます政治への信頼をなくしてしまう」と話した。
    ◇
 古田肇知事は26日、「国民全体で幅広く負担をする消費税を社会保障の安定財源とすることは重要な取り組み」と評価する一方、「社会保障改革についての十分な議論や、徹底した歳出削減や行政改革が行われたのか、大いに疑問がある」と指摘するコメントを出した。(塩入彩、増田勇介)


◆子育ての財源安心/商店街の客減る/親分についていっただけ…市民の声は
 岐阜市内で市民の声を聞いた。
 2歳の娘と柳ケ瀬の商店街を歩いていた岐阜市の美容師藤井莉子さん(31)は「本音は嫌だけれど、これから子育てをしていくのにも、財源がきちんとあったほうが安心する」と話した。
 一方、商店街で20年近く靴屋を営む女性(60)は「柳ケ瀬は今が一番客が少ない。増税でもっと人が減るのではと心配している」と反対した。
 民主党で57人の造反議員が出たことについて、藤井さんは「日本の政治はけんかが絶えない。与党ならまとまって政治をしてほしい」。岐阜市の無職松野久夫さん(80)は「若い議員は、政策どうこうではなく、小沢(一郎)さんが親分だからくっついていっただけだろう」と批判した。(田嶋慶彦)

8640チバQ:2012/06/27(水) 22:25:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000118-mailo-l12
税と社会保障:一体改革法案、衆院通過 民主4人が反対票 きづな3人、勢い増す反増税派 /千葉
毎日新聞 6月27日(水)12時18分配信

 消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案の衆院本会議採決で、県内を地盤とする民主党議員でも、小沢一郎元代表に近いとされる4人が反対票を投じ、造反した。昨年12月に離党した新党きづなの3人に続き、法案成立に「政治生命をかける」とした野田佳彦首相(千葉4区)のおひざ元で反増税派の勢いが増した形。造反組の新党が結成されれば、県内の政治地図にも大きな影響を与えそうだ。【田中裕之、斎川瞳】
 ◇県内政治地図に影響も
 「同じ千葉出身の野田首相を支えたい気持ちはあったが、具体的な社会保障政策や行財政改革を棚上げしたままの増税は支持できない。党の処分も覚悟の上の行動だ」。採決で反対票を投じた千葉11区を地盤とする金子健一議員(比例南関東ブロック)は採決で反対票を投じた後も憤りを隠さなかった。
 造反した県内を地盤とする議員は、金子議員のほか、岡島一正議員(千葉3区)、黒田雄議員(千葉2区)、水野智彦議員(比例南関東ブロック)の計4人。昨年12月に民主党を離党した新党きづなの内山晃代表(千葉7区)ら3人も反対に回り、県関係の衆院議員21人のうち3分の1の7人が反増税色を鮮明にした。
 民主党で反対した4人は小沢元代表らと集団離党が取りざたされており、「先発離党組」の内山代表は採決後の記者会見で「仮に新党が結成されるなら、同一歩調を取りたい」と早速、秋波を送った。造反議員の中でも、離党については「仲間と相談して決めたい」(黒田議員)と保留する議員が多いが、内山代表は「反増税」を旗印に勢力を結集し、次期衆院選で増税を争点化し、少数政党として埋没するのを防ぎたい考えだ。
 こうした状況に、法案に賛成することで民主党と合意した自民、公明の県内関係者は警戒を強める。公明党県本部の藤井弘之幹事長は「これから増税に対する有権者の反発は大きくなる」と苦戦を予測。自民党県連の酒井茂英幹事長は「民主党が割れれば総選挙が早くなる」と早期解散の可能性が高まっているという認識を示した。
 一方、事実上、分裂状態になった民主党県連の田中信行幹事長は「(集団離党という)次のことが起こらなければ特に対応はない」と述べるにとどまり、造反者の今後の動きを注視する構えだ。
 だが、政権与党を分裂させる行動には党内外から批判は根強い。黒田議員は「地元の支援者からは、(民主党として)一つにまとまってやってくれという声もあった」と明かす。民主党を支援する連合千葉の黒河悟会長は「党が一つになれなかったのは残念だが、個々の政治家の判断なので良い悪いとは言えない」と複雑な心境を語る。
 採決で賛成した田嶋要・民主党県連代表(千葉1区)は「増税の前にやるべきことがあるとの主張は正しいが、次世代にツケを回し続けては日本はもたない」と強調。「有権者に増税の必要性を理解してもらえるよう、丁寧に説明し続けたい」と野田首相を支え続ける考えだ。
 ◇知事、総選挙で安定政権を 千葉市長「造反は離党すべきだ」
 一体改革関連法案が可決される一方、与党・民主党の事実上の分裂を招いたことについて、県内からも発言が相次いだ。
 森田健作知事は「新党ができるいい機会だ。(総選挙を)ぜひ、やってもらいたい。国民も私たち地方も困っている。早く安定していただきたい」と述べ、安定政権に向けた政界再編への期待感を示した。
 千葉市の熊谷俊人市長は可決したことについて「今後の財政運営に大きな影響を与える法案について一つの方向性が出たことはいいこと。野田総理に心から敬意を表したい」と歓迎。大量造反については「造反行動をとった人たちが党内にとどまったままであれば、国民のほとんどの人が理解できない」と述べ、造反議員は離党すべきだとの考えを示した。
 県経済同友会の佐久間英利代表幹事は「多額の債務を抱える我が国の現状を考えると、財政再建に向けた段階的な消費税率引き上げはやむを得ない選択であり、首相が問題を先送りせず、法案可決を実現したことは高く評価できる。今後は、社会保障改革や成長戦略実現に向けた政治のリーダーシップに期待する」とのコメントを出した。【斎川瞳、荻野公一】
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8641チバQ:2012/06/27(水) 23:06:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120627/CK2012062702000109.html
民主議員 「党反省見たい」「苦渋の決断」… 「消費増税」衆院通過
2012年6月27日

消費税増税法案の記名投票採決が行われた衆院本会議=国会で


 民主党内に大きな禍根を残した。衆院で二十六日、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案が可決された。永田町を覆う波乱含みの空気。都内の民主党議員はこの採決をどう受け止めるのか。

■反対
 比例東京の小林興起さん(68)は「デフレ下で税率を上げても、所得税や法人税が落ち込み、トータルで税収は増えない。やっても意味はない」と、取材にまくしたてた。「党のためでなく、国民のために尽くす」。郵政民営化法案に反対し、自民党を除名された経歴をもつだけに、自身の選択に揺らぎはないようだ。

 「信念を通してさわやかな気分だ」と話したのは比例東京の中津川博郷さん(63)。地元、江戸川区の町工場から「増税分を売値に上乗せできない」との声が寄せられているという。「この不況下で増税すべきでない。永田町と国民の声はかけ離れている」とやはりぶれる気配はない。

 自ら離党する気はなく「党が反省するか状況を見たい」と話し、「私は国民に背いていない。国民から責めを受けるのは党だ」と続けた。

 東京14区の木村剛司(たけつか)さん(40)も「与党の一員として反対票を投じるのは、複雑で残念だったが、反対票を投じた。棄権は考えなかった。有権者から国会に送っていただいた立場なので、きちんと態度で示すべきだと思った」と明言した。

■賛成
 一方で「当然賛成」としたのは東京2区の中山義活さん(67)。中間派で党内融和を訴える鹿野(道彦・前農相)グループの参謀で、「民主党がバラバラにならないこと、民主党政権が倒れないことが大事。鹿野さんの意向をくんだ」と強調した。

 東京4区の藤田憲彦さん(39)も「社会保障制度を破綻させず財政を健全化して国民の生活を守る観点から苦渋の決断をした」と主張する。一期目で定数削減などの政治改革は命取りになりかねない状況だが、「苦しい増税を国民にお願いする以上、政治改革を徹底して行う」と誓っている。

8642チバQ:2012/06/27(水) 23:31:55
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001206270005
道内民主議員も割れる 消費増税法案
2012年06月27日


国会内で報道陣の質問に答える鳩山由紀夫元首相


衆議院本会議後、消費増税の必要性を報道陣に説明する三井辨雄氏


賛成の理由を報道陣に説明する仲野博子氏

■反対・鳩山氏「国民に許されない」
■賛成・三井氏「すべて自分の判断」


 消費税率を2015年10月までに10%に引き上げる法案をめぐり、採決に臨んだ道内選出の民主党衆院議員12人の対応も割れた。鳩山由紀夫元首相(道9区)が反対し、山岡達丸氏(比例道ブロック)が棄権。一方で、小沢一郎元代表に近くても賛成に回った議員もいた。民主党北海道は党分裂回避を願い、自民党道連などからは批判が相次いだ。


   ◇


 鳩山氏は本会議直後、報道陣に「私は3年前、代表として衆院選を戦った。そのマニフェストと全く逆の消費増税をやろうとしている。国民に許される話ではない」と語った。


 一方、「もう一度、民主党を既得権と戦う集団に変えていく役割が自分にはある」と、離党しない考えを改めて示した。「いかなる処分も受けなければならない」としつつ、「執行部には今、友愛の精神で党内をまとめる度量が求められている」と述べた。


 山岡氏は「マニフェストで掲げた新しい社会保障の姿が見えないのに、採決を急ぐことに非常に不満を持っている」。そのことへの「抗議も込め、熟慮を重ねたうえで」本会議を途中で退席し、棄権したという。処分は覚悟しているが、「選挙で民主党の名前を書いて頂いて活動している」と、想定される新党への合流は否定した。


 小沢氏に近い三井辨雄氏(道2区)は、法案に賛成した。「政治信条は小沢さんに勉強させてもらっているが、この法案に関しては自分の判断がすべて。小沢グループがどうだとかではない」と述べた。


 仲野博子氏(比例道ブロック)も小沢氏に近いとされる。25日夜は、地元の釧路市内で報道陣に「悩んでいます」と打ち明けた。遅くまで支持者や党関係者らと会い、電話で話をしたところ、「せっかく政権交代したのだから、あと1年の任期満了までに失った信頼を取り戻してほしい」との意見が多く、賛成を決めたという。農林水産政務官の職にあり、「党人として、政府の一員としてまた頑張っていきたい」と話した。


 民主党北海道が次期衆院選での選挙協力を模索する新党大地・真民主の松木謙公幹事長(道12区)は、法案に反対した。


 「2009年の総選挙で民主党が増税すると思って投票した人はいないはず。約束をほごにするようなことが通るのはおかしい」と批判し、「明日にでも解散してもらいたい」と主張した。新党への合流の可能性は否定。法案への反対で、民主との選挙協力に影響があるかどうかは明言しなかった。


   ◇


■道内政党は
■民主「結束できる態勢を」
■自民、分裂ぶり批判
■公明、成果強調
■共産「くらし壊す」


 採決結果への各政党の道内組織の反応も分かれた。


 民主党北海道(道連)の岡田篤幹事長は、反対した鳩山氏、棄権した山岡氏が党にとどまる考えを示したことに対し「法案対応だけで政党を割ることはないよう強く申し上げてきた。我々の思いは通じているのかなと思う」と、硬い表情で語った。


 道連は、消費増税は社会保障充実のためやむをえないとの立場だ。「(社会保障充実のためという)担保がはっきりとられていない段階での各議員の判断に注文をつけるつもりはない」としつつ、「党が一致結束できる態勢を作ることが最重要課題だ」と述べた。


 そんな民主党の分裂ぶりを、自民党道連の岩本剛人幹事長は「もはや与党としての責任は果たせない」と批判。公明党道本部の佐藤英道幹事長は「民主、自民との合意に公明党が踏み切ったことで、置き去りになっていた低所得者対策を盛り込むことができた」と、成果を強調した。


 一方、共産党道委員会の青山慶二書記長は「採決強行の結果決まったのは、民主党がやらないと言っていた消費増税と、やるといっていた最低保障年金や後期高齢者医療制度廃止の放棄。格差と貧困をさらに深刻にし、道経済とくらしを破壊に導く」と批判した。


(諸星晃一、杉村和将、熊井洋美)
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8643チバQ:2012/06/27(水) 23:39:16
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206260011
石原、太田氏は反対票 消費増税関連法案
2012年06月27日


消費税増税の関連法案に反対した理由を会見で説明する民主党の石原洋三郎氏(左)と太田和美氏=東京・永田町、衆院第一議員会館


 消費増税関連法案が26日、衆院で採決され、県内選出の民主党議員5人のうち、いずれも小沢一郎元代表のグループに属する石原洋三郎(福島1区)、太田和美(同2区)両氏が反対票を投じた。2人が「復興」を反対理由に挙げたことに、県連は「詭弁(きべん)」と批判している。


 ●「復興を優先で」石原、太田氏が会見


 法案に賛成する民主党議員の演説で議場が沸くなかで、石原、太田両氏は拍手することなく、終始押し黙っていた。投票の順番が迫るにつれ、しきりに髪をかき上げる太田氏。反対票を投じると、みんなの党の議員らが拍手した。それまでの落ち着かない様子から、ホッとしたような笑顔を見せた。


 採決後、石原、太田両氏は議員会館で共同の記者会見を開き、法案に反対した理由を説明した。


 石原氏は「増税で復興が遅れる」ことを第一の理由に挙げ、「3年前には、増税しない、国民の生活が第一と政権交代をした。政権公約(マニフェスト)の撤回で、国民への背信行為だ」と党の政策を批判した。


 太田氏も「福島県の再生なくして、大増税なし。福島の復興に水を差す」と説明。震災からの復興や、避難者の生活支援を最優先にすべきだとの考えを示した。


 昨年の菅内閣不信任決議案に続く小沢グループの政権揺さぶりに、党内からは厳しい処分を求める声もあがる。だが、両氏とも「(法案の)廃案を目指したい」。離党するかどうかは、小沢グループで歩調を合わせて判断する考えを示した。


 ●民主県連は「詭弁」と批判


 「『福島の復興のため』と言って反対するのは、詭弁だと思う」。増税法案の衆院通過を受け、26日に記者会見を開いた民主党県連。筆頭副幹事長の佐藤政隆県議は、「復興」を理由に反対票を投じた太田氏らを強く批判した。


 会見後、ある県連幹部は「小沢さんが反対しているからと素直に言えばいい。復興のせいにしてはいけない」と漏らした。


 26日は造反者への処分が先送りされたが、公認候補の差し替えも浮上。県連の宗方保幹事長は次期衆院選への対応について「候補者選定に入らざるを得ないことを視野に入れながら、(処分などの)状況を見守りたい」と述べた。


 一方、増税によって被災地の経済復興が遅れると心配する声も出ている。福島市の瀬戸孝則市長は増税を社会保障の財源にすることに理解を示しつつも、「復旧復興を最優先とする被災地の事情を考慮すれば、大変複雑な思いだ。被災地住民に寄り添った国政を強く望む」との談話を発表した。


 民主党最高顧問の渡部恒三氏は「野田佳彦首相は就任最初の国会で『福島県の復興なくして日本の復興なし』と発言した。福島復興のために全力をもって働かせますので」と理解を求めた。(林義則、木村俊介)

8644チバQ:2012/06/27(水) 23:41:01
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206270002
県内民主、2人造反
2012年06月27日

 消費増税関連法案が26日、衆院本会議で可決された。県内の民主党議員では、小沢一郎元代表のグループの2人が「造反」した。宮城4区の石山敬貴氏は反対し、3区の橋本清仁氏は棄権した。石山氏は離党を否定したが、県連には厳しい処分を求める声がある。


 「消費増税が、被災地の復旧・復興の妨げになる」


 石山氏は採決後、野田佳彦首相とも小沢氏とも距離を置く中間派議員5人と共に記者会見し、法案に反対した理由を述べた。石山氏は小沢氏が会長を務める勉強会に参加しているが、朝日新聞の取材に「離党はしない。小沢先生と一緒ではない」と話した。


 石山氏は、県選出で党政調会長代理の桜井充・参院議員にも近い。党関係者によると、「9月の党代表選に立候補したい」と公言する桜井氏が1人でも支持者を減らしたくないと、石山氏が党にとどまれるよう説得を重ねていたという。


 石山氏も揺れ続けたが、先週末には県連代表の今野東・参院議員らに「棄権する」と伝え、県連には安心感が広がっていた。ところが、一転反対。「前夜、寝る時に考えた」という。


 一方、同じく小沢グループの橋本氏は、記名投票の3法案のうち、社会保障制度改革推進法案、認定こども園法改正案には賛成したが、消費増税法案には棄権した。昨年6月、小沢氏が主導した菅内閣への不信任騒動でも「被災地のためにならない」と小沢氏側近の説得に応じなかった。今回も「橋本氏は反対も賛成もできない」との見方が県連に広がっていた。


 今後の焦点は造反議員に対する党執行部の処分だ。


 県連の木村勝好・幹事長代理(仙台市議)は「極めて残念。首相が政治生命を懸けた法案だった。党の決定に反する行動をした議員には、しかるべきけじめが必要だ」と述べた。県連では、財務相として増税の旗を振る安住淳氏の影響力が大きい。石山氏が除名されれば、次期総選挙に対立候補を立てる可能性がある。(蔵前勝久、田中美保)

8645チバQ:2012/06/27(水) 23:54:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20120626-OYT8T01681.htm
消費増税衆院通過 民主・村井氏は棄権

衆院本会議での採決後、記者会見する村井氏(中央)(26日、衆院議員会館で) 26日に衆院本会議で行われた消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の採決で、民主党の村井宗明氏(39)(富山1区)は棄権した。中間派とされる村井氏は、衆院災害対策特別委員長を務める立場からこれまで賛成する意向を示していた。村井氏は「歳出削減前の消費増税は納得できない」と批判しながら、離党する考えはないと強調した。

 村井氏は採決後、反対した福田衣里子氏(長崎2区)ら「反増税、非小沢」を掲げる若手計6人で記者会見した。景気対策が不十分な中での増税を疑問視し、「多くの国民は増税前に、歳出削減を望んでいる」と批判。「小沢新党に行こうという腹は最初から、ない」と否定した。

 村井氏は25日夜、岡田副総理と約1時間にわたって会談し、政府調達費削減に取り組むよう主張。岡田副総理に「担当者を変えて取り組むので、棄権にとどめてほしい」と説得されたことを明かし、「話し合いがついた」として反対ではなく棄権したとした。「最初は役職があるから(賛成する)と言っていたが、最終的には信念を最優先した」とも語った。

 村井氏の棄権について、民主党県連の坂野裕一幹事長は記者団に、「国会議員は政治信条があって行動する。最終盤でどう判断するか、県連幹部にはなかなか伝えてもらえなかったが、苦渋の決断をしたのだろう」と述べるにとどめた。

 民主党県連代表で、小沢グループに所属する広野允士(ただし)参院議員は記者団に、関連法案について「民主党の初心を全く忘れ、政権交代時の国民の期待を大きく裏切るものだ」と痛烈に批判し、参院での採決では「反対票を投じる」と明言した。小沢元代表が新党を結成した場合について、「仮の話には答えられない」としながら、「小沢先生とは長く行動を共にしてきた。考え方は極めて似ている」と離党に含みを持たせた。

(2012年6月27日 読売新聞)


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