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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

2706名無しさん:2007/02/09(金) 02:04:44
ブーメラン

出生率を「子供産む生産性」、菅氏発言を公明が批判
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070208ia21.htm

 公明党の斉藤政調会長らは8日、民主党の菅代表代行が出生率を「子どもを産む生産性」と表現したとして厳しく批判した。

 斉藤氏は「柳沢厚生労働相の(「産む機械」)発言は論外で、猛省を促したが、同じことを菅氏にも申し上げたい」と国会内で記者団に語った。松あきら女性局長も「(菅氏の)言い方はひどい」と非難した。

 菅氏は1月18日、名古屋市内での演説で、「愛知も東京も景気が良い、生産性が高いと言われるが、愛知も東京も1、2を争うほど、子どもを産むという生産性が最も低い」と語った。

 菅氏は8日の記者会見で、「東京など大都市は地方に比べて景気が良くて生産性が高いと言われるが、出生率は低いと申し上げた」と説明した。

(2007年2月8日22時12分 読売新聞)

2707片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/09(金) 02:10:47
>>2706
柳沢の機械も微妙発言だが、ここまで来ると何が悪いんだかわからんレベルであるが。
これも盛り上がるんだろうか。もはや女性差別かどうかわからんような気もするが。

2708やおよろず:2007/02/09(金) 02:41:20
だから、言葉狩りはやめとけっての

2709小説吉田学校読者:2007/02/09(金) 09:25:59
まあ、ここまでくると、出生率低下を危惧するのも女性差別になりそうではある。
私、ディスプレイいかれたおかげで、この問題、静かに眺めることできましたけども、総理の厳重注意も何もないで、何となく「柳沢さんかわいそう」で済まされそうな雰囲気は絶対におかしいと思う。
あの渡辺ミッチーですら、厳重注意を受けた。

菅代表代行も失言「東京は子供の生産性低い」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070209-00000019-sph-soci&kz=soci

 今度は民主党の菅直人代表代行(60)に“失言”問題が浮上した。菅氏は、街頭演説や地方紙のインタビューなどで「東京は生産性が高いと言われるが、子どもの生産性が最も低い」などと発言していたことが判明。しかし、7日の会見では「表現が一字一句どうなっていたか言葉じりまでは覚えていない」などと歯切れの悪い説明に終始した。「女は産む機械」発言の柳沢伯夫厚労相(71)に強く辞任を要求していた菅氏だが、年金未納騒動の時と同様、またしても“ブーメラン”が返ってきた形だ。
 最初に“ブーメラン”を投げ返したのは、自民党の中川秀直幹事長(63)だった。
 中川氏は6日、自身の公式サイトで柳沢発言を追及する野党に対し「そんなに『ことば狩り』がしたいなら、一つの題材を与えよう」と切り出し、1月の民主党大会で菅氏が「東京は日本で一番生産性の低い大都市。何の生産性か、それは子どもの出生率において…」などと発言していると指摘。「出生率と生産性を結びつけるということは、出産と機械が結びつくことではないのか」「こんな『ことば狩り』はもうやめようではないか」と痛み分けによる“停戦”を提案した。
 菅氏は、1月の愛知県知事選の応援演説でも「愛知や東京は生産性が高いと言われるが、子どもを産む生産性が最も低い」などと発言。昨年8月の地方紙のインタビューでも同様の発言をしていたことが分かっている。
 菅氏は党代表を務めていた04年、国民年金未納の自民党議員を「未納3兄弟」などと批判していたが、その後、自身の未払い疑惑が浮上(後に社会保険庁の過失と判明)し、代表を辞任している。
 永田町では、民主党の“ブーメラン伝説”は広く知られている。自民党のスキャンダルを攻撃すると、必ず同様の問題で民主党にも攻撃が返ってくる。最近では、事務所費問題で民主党にブーメランが返ってきた。
 またしても思わぬブーメランを食らった菅氏だが、7日の会見では、これらの発言についての質問が出ると「12月の衆院本会議で同様の趣旨の発言をしているので議事録を読んでください」とやや的外れな回答。「柳沢氏の発言と結びつけられてもおかしくないのではないか」との質問にも「議事録をよく読んでみてください」と繰り返すだけだった。
 さらに、愛知県知事選での応援演説については「その時の表現が一字一句どうだったか言葉じりまでは覚えていない」と言う始末。最後にようやく「生産性のいい景気のいい地域では、出生率の点では低いところが多いと申し上げた」と説明したが、菅氏の「生産性発言」が今後の国会審議で問題となる可能性もありそうだ。

2710小説吉田学校読者:2007/02/09(金) 09:29:47
(承前)
ということで、菅直人の発言を議事録検索システムで調べてみた。私の感性ではギリギリセーフ。ちなみに柳沢発言はギリギリアウト。

平成18年12月15日 衆議院本会議
http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_dispdoc.cgi?SESSION=22169&SAVED_RID=1&PAGE=0&POS=0&TOTAL=0&SRV_ID=9&DOC_ID=4812&DPAGE=1&DTOTAL=4&DPOS=1&SORT_DIR=1&SORT_TYPE=0&MODE=1&DMY=22208

 次に、実は一番重要なのはこの十番目かもしれません。つまり、安倍内閣は小泉内閣の政策をしっかり継承したものがあります。それは何か。それは地方切り捨てであります。
 私は、近年、四国ばかりではありませんが、多くの地方を回っております。そして今、それぞれの地域で言われていることは何か。過疎という段階を超えて、今や村落が崩壊をし始めているということを、これは自民党の皆さんでも、自分の足元を見たらよくおわかりだと思うんですよ。私は今、東京選出の国会議員ではありますけれども、東京が最も生産性が高いとは思っておりません。なぜか。それは、子供の生まれる出生率が最も低いところが社会として生産性が高いと言えないと私は確信するからであります。
 そういった意味で、農山村でもちゃんと子供を産んで育てることができるような政策に転換をすべきだ、そのことを我が党は強く主張してまいりました。特に、我が党が提案をしてきた農業再生プランは、私が民主党の農業再生本部の本部長としてまとめさせていただいた中身になっております。

2711今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/02/10(土) 08:05:08
>>2708
柳沢氏の最初の発言に欣喜雀躍した人がいうべきことでは
ありませんでけどね>特に心情的野党支持者
(与党野党に限らず自称政治通には二枚舌が多いのには辟易)

それそうと「言葉狩り」というと12年位前に
ポリティカルコレクティブとか、「政治的に正しい御伽はなし」なんて
本が話題になったことがありましたね。

私は前述の続編「政治的にもっと正しい御伽はなし」を買って読んだ
記憶があります。

2712片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/10(土) 08:17:40
>>2710
なるほどねぇ。
この議事録の部分でいえば、セーフというよりむしろ納得しちゃいますが。
生産性は、機械に限ったことばじゃないですしね。
ただ、古来に立ち戻ってみれば、農の営み、漁の営み、猟の営みこそが、われわれの子産みと結び付けられて考えられていたのですから、そのあたりへの発想もほしいところですね。

>>2711
>柳沢氏の最初の発言に欣喜雀躍した人がいうべきことでは
>ありませんでけどね

細部のコレクティブはともかく、趣旨には同意(微苦笑)

2713名無しさん:2007/02/10(土) 18:44:49
角田問題、ついに拉致救う会も動いたね。


拉致家族支援団体角田氏と民主党に抗議

総連系献金疑惑「全国組織と協議」

 角田義一・前参院副議長(69)の陣営のヤミ献金問題で、
北朝鮮による拉致被害者家族らへの支援を続ける「救う会・群馬 群馬ボランティアの会」(大野トシ江代表)が、
角田氏と民主党に対する抗議文を会のホームページ上に掲載した。
 角田氏陣営が、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の団体や朝鮮総連関係者のパチンコ業者から
計160万円の献金を受けた疑惑を指摘したもので、「総連から政治献金を受けていた。
ただ副議長を辞任すれば済むことではない」と批判。

さらに、「北朝鮮に政府として経済制裁をしているときに、民主党として、(献金の事実を)明確にしてほしい」と
訴えている。
 同会の大野敏雄事務局長は「何も説明しないままの角田氏に憤りを感じる。
今後、全国組織とも協議して行動を起こしていきたい」と話している。
 抗議の掲載を知った同党県連の一部役員は「不信の念を抱かせたことは痛恨の一事」と、
同会に謝罪した上で、「角田氏に詳細な説明を求め、事実解明に全力で取り組む」としている。
(2007年2月10日 読売新聞群馬版)

2714片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/10(土) 18:55:19
>>2713
石関系が早速呼応。

角田参院副議長・政治資金記載漏れ:拉致被害者救う会・群馬、民主党に抗議文 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070210ddlk10010260000c.html

 ◇HP上に「疑惑に答えて」

 朝鮮総連の傘下団体から寄付を受けたなどとして、副議長職を辞任した角田義一参院議員と所属する民主党に対して、北朝鮮による拉致被害者と家族の支援組織「救う会・群馬」が、ホームページ(HP)に抗議文を掲載していることが9日、分かった。角田氏の辞任後、国会では問題の真相究明がなされず、角田氏も同党に復党している。同会は「副議長を辞任すれば済むことではない。疑惑に明確に答えてほしい」と訴えている。

 1月16日、01年夏の参院選を巡って、角田氏の総合選対が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の「在日本朝鮮群馬県商工会」などから受けた「陣中見舞い」計約2517万円を裏金化したとの疑惑が浮上。角田氏は混乱の責任を取る形で副議長職を辞任した。また、政治資金規正法は外国人団体からの寄付を禁止しているが、角田氏は総連系団体からの寄付について「担当者が受けていないと言っている」と否定し続けている。

 同会の抗議文は今月6日付でHPに掲載。「民主党を信頼していたが、これでは余りにむごい。過去のことを明確にしてはっきり謝罪すべきではないか」と記している。大野敏雄事務局長は「我々は政治的な問題にかかわらないというスタンスでしたが、この問題は看過できない。とにかく真相が知りたい」と訴えた。

 同党県連の石関貴史衆院議員は「私も思いは同じ。一刻も早く、県連最高執行役員会議を開き、角田氏に説明を求めたい」と述べた。また、同会と共に支援活動に取り組んできた同党衆院群馬3区総支部の柿沼正明代表は「救う会の思いを裏切らぬように疑惑解明に努めたい」と語った。【杉本修作】

毎日新聞 2007年2月10日

2715名無しさん:2007/02/10(土) 19:08:10
>>2714
柿沼は別に石関系列じゃないだろうよ。
石関系列は中島、田島でしょ。
柿沼と高橋は保守独立系。

2716片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/10(土) 19:11:31
>>2715
あ、そうなんですか。
確かにひとまとめは安易でしたね。すみません。

2717やおよろず:2007/02/10(土) 19:20:39
>>2711
>>最初の発言に欣喜雀躍

 最初の発言と今回の発言はまったく別。

 最初の発言は内容が悪い。

 しかし、2回目の発言は明らかに言葉狩り

 この辺の区別は着けないとね

2718やおよろず:2007/02/10(土) 19:26:58
名前:やおよろず 投稿日: 2007/02/02(金) 00:07:19
>>4775

 古賀・山崎・麻生氏らは北九州敗北の責任を、柳沢に添加できそうですね。

 北九州は、柳沢と無関係に、北橋氏で決まりという状況だったので。
 逆に、怖いのは、失言にはしゃぎ過ぎて、反感を買い、逆転を許すというパターン。

 この問題は、みずほ氏に一任した方がいいです
 小沢一郎は、頼むから、奥三河あたりで、どさ回りをやっていてもらいたい

==================================

>>最初の発言に欣喜雀躍

 これが柳澤問題に対する最初の見解ですが、これで欣喜雀躍というなら、致し方ない

2719今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/02/10(土) 20:47:39
まあ区別の基準にも支持政党や心情によってまちまちという
いいサンプルですね(微苦笑)

2720片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/10(土) 20:49:00
不毛なのでやめましょう。
今亜寿さんも一度は情報交換に徹すると書いたのだし、刺激的なことは控えたらどうでしょうか。前のとパターンがほとんど同じですよ。
私も少し噛んだ面があってすまないと思っています。

2721片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/10(土) 20:51:03
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039104547/440-442
この線かな。

小沢民主代表、参院選で「野党過半数取り、政界再編を」
2007年02月10日20時19分
http://www.asahi.com/politics/update/0210/008.html

 民主党の小沢代表は10日、鳥取市内での党県連パーティーで、夏の参院選について「野党で過半数を取り、できれば政界再編、健全な二大政党制を実現したい」と述べた。さらにその後の記者会見で「野党が過半数を取ったら、自民党も今のままではいられない。主義主張を中心としてグルーピングされるのが本来のあり方だ」と指摘した。参院選で与党を半数割れに追い込んだうえで、自民党を巻き込んだ政界再編を目指す考えを示したものだ。

参院選後、政界再編目指す=「2大政党実現したい」−小沢民主代表
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007021000327

 民主党の小沢一郎代表は10日午後、鳥取市内で開かれた党県連の会合で、夏の参院選に関し「われわれ(野党)で過半数を握り、できれば政界再編、本当の2大政党制まで持っていきたい」と述べ、与党を過半数割れに追い込み、政界再編を目指す考えを表明した。
 また、小沢氏はこの後の記者会見で、「仮に野党が過半数を取れば、自民党は今のままでいられない。安倍晋三首相が辞めて済む話ではない」と指摘。「(その場合は)どういう枠組みで今後の政権運営をやるかという全体の構想が問われる。そこから大転換を(図りたい)」と述べた。

2722今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/02/10(土) 20:54:44
>今亜寿さんも一度は情報交換に徹すると書いたのだし
これはとわず氏に対して言った言葉ですけどねえ。

まあ同種のおかたの様ですので同じ分類行動の範疇を取ることになりますが。
私の場合は「皮肉の粘着追撃」はしない主義ですので。(一撃でおしまい)

2723片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/10(土) 20:58:32
>>2722
もともとが「同種のおかた」に向けてのご発言のようですから、「同種のおかた」とのフリクションを起こしても仕方ないと思うんですが。
攻撃とか追撃とか、できればもとからそういうのはやらないでほしいなと思います。
そこまで含めて、情報交換に徹していただければいいと思います。

2724とはずがたり:2007/02/11(日) 04:01:06

他人の矛盾見付けると欣喜雀躍するにも拘わらず自分の情報交換に徹するという発言の矛盾を突かれて俺に対して云っただの粘着じゃないからいいだのと言い訳して恬然としている自らの姿勢に辟易し深く恥じ入って下さると幸甚。

スルーすりゃあいいのに発言してしまう自分の未熟ぶりには深く反省。

2725今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/02/11(日) 09:47:18
まあ未熟だから中間派や穏健保守層を敵に回すような言動をして
結果的に万年野党体質に染まっていくんでしょうな

2726片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/11(日) 11:40:13
ほんと、相性悪いですね。とはずがたりさんがここまで防衛機制発動するのも珍しく。
今亜寿さんもアレなひとの掲示板だと思ったら来ないほうがいいんじゃないですか。どうせ万年野党が騒いでるだけとして。

2727小説吉田学校読者:2007/02/11(日) 11:52:16
傍から傍観していると、本当に相容れないものがあるんじゃないんでしょうかねえ。いやあ、柳沢発言真っ只中の時にディスプレイ壊れて良かったわ。
でもまあ、私とあかかもめ氏が3時の男おやつの件で肝胆相照らすくらいになったんですから、軟派系スレではいい関係築けるかもしれません。今亜寿氏のほうは芸能や芸能界への理解が私と似通っているところがある(笑)。

あえて、民主党スレへ。埼玉はなんで2人目擁立遅れたんでしょうかねえ。埼玉より公明の力借りなくても与党で2人擁立できちゃうくらい自民党の力が強い千葉ですら、すんなりではないけれども、2人目が決まったのに。やっぱり委任統治領埼玉だからでしょうか?
なお、千葉の民主党については焦点は千葉2区後継に移ってきている。山中がほとんど日常活動していないから、ここはねらい目かもね。全国の公募予備軍の皆さん。

参院選 民主県連、行田氏公認へ 元広告会社社員の女性
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news001.htm

 民主党県連(枝野幸男代表)は10日の常任幹事会で、今夏の参院選埼玉選挙区(改選数3)に擁立する2人目の公認候補として、元大手広告会社員の行田邦子氏(41)を内定した。党本部に上申し、13日の党常任幹事会で正式決定する方向。
 過去2回の選挙では、自民、民主、公明が1議席ずつ分け合ってきたが、民主党は「政権交代を目指す以上、与党の2議席獲得を阻止する」(枝野氏)ことを目指してきた。
 民主党は昨年、現職の山根隆治氏(58)を公認。最大の支持母体の連合埼玉が「山根氏単独推薦」を決めたことから、2人目の公認は、労組票に頼らず、都市部の無党派層から支持を集められる人物を選ぶ必要があった。県連幹部は党本部の公認登録の中から女性を軸に人選を進め、一時は40歳代の女性医師で固まりかけたが、党本部と調整した結果、03年衆院選の際に公募登録した行田氏に落ち着いた。
 行田氏は岩手県生まれで、東京都大田区育ち。今年から、さいたま市浦和区に住み、立候補を前提に今月、広告会社を退職した。女性が働きやすい環境作りなどの労働政策、下町の工務店育ちという経歴に根ざした中小企業対策などがアピールポイントという。
   ■迷走の末混乱回避
  【解説】民主党県連が2人目の公認候補擁立で最も意識したのは、「3年前の二の舞い」を避けることだった。前回参院選では、県連の方針に反して、党本部が公示2日前に2人目の公認候補を決定。分裂選挙となった苦い経験があるからだ。
 だが、今回も、決定時期は2度にわたって先延ばしされ、12日の県連大会という最終期限を前にしたぎりぎりの決着となった。
 迷走の背景は、県連でほぼ決定した女性医師に、党本部が1月下旬「待った」をかけたためだ。「前回の反省」から、枝野氏は「地元を無視するなら県連代表を辞めてもいい」と、交渉の席をけったこともある。
 結局、県連で決定して上申する形をとる代わりに、女性医師を行田氏に事実上差し替え、双方が折り合って決着となった。行田氏が「有権者に訴えやすい良いタマだった」(常任幹事会メンバー)こともあり、党本部との決裂という最悪の事態の繰り返しは何とか避けられた。
 ただ、ある県連幹部が「積み上げの議論がきかないのは相変わらず」と述べたように、県連内にも不満は残っている。政権交代を目指す政党として、物足りない点はまだまだある。(

2728名無しさん:2007/02/11(日) 11:57:13
>>2727
女性医師がなぜダメだったんでしょうねぇ。
こんなところに待ったを出してる暇があったら、
大分に飛んでいって調整しろと言いたい…。

2729片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/11(日) 12:03:51
山根のサイトを見ると、鳩山が調整してた感じですよね。
鳩山は茨城の件もそうだけど、基本的にちゃんとやれないイメージだなぁ。

大分は、小沢じゃないと無理でしょうね。全国行脚するときに、分裂県があると目障りだと思うんだが、どのように考えているんだろう。
吉良が腹を立ててまた無所属に戻るとかもありそうだから大変なのか。

2730小説吉田学校読者:2007/02/12(月) 09:10:51
かつてのゼネコン汚職時、「小沢喚問」を要求していた細川連立時代の社会党を髣髴とさせる。
国会の展開如何によっては、統一選後の小沢参考人招致はあり得ると思う。

「小沢氏は早期公表を」 事務所費問題で公社共3党
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070211/skk070211004.htm

 公明党の漆原良夫国対委員長は、11日のNHK番組で、民主党の小沢一郎代表の政治資金管理団体が秘書の寮を建設する土地代などを政治資金収支報告書に計上していることについて「公表の用意があるというなら自ら出せばいい。そうすれば流れが変わる可能性も、迫力もある」と指摘、自発的公表を求めた。
 社民党の福島瑞穂党首はテレビ朝日番組で、小沢氏や一部閣僚の多額の事務所費計上に関し「自民党も小沢氏もできるだけ早く明らかにすべきだ」と早期公表を要求。共産党の小池晃政策委員長も「小沢氏は自ら率先して明らかにする責任がある」と強調した。
 これに対し、民主党の前原誠司前代表は「小沢氏は衆院本会議の代表質問などで公開する考えを示している。状況を見ながら政治的な判断をすると思う」と述べ、近く公開するとの見通しを示した。

2731今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/02/12(月) 16:39:06
どこぞの自称税理士なる人のブログで
「これは政治資金規正法には抵触しないが
 れっきとした脱税だ」なんて書いてあった記事を
 読みましたが、そんなもんなんすかねえ。分かる方コメントを

2732片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/12(月) 17:10:59
>>2731
政治団体の税制と個人の税制が違うってところなんじゃないですか。
でも、政治資金規正法で政治団体マターになっちゃってる以上、税法違反を問いにくいと思いますが。
実質的にどうかという問題でしょう。

2733とはずがたり:2007/02/12(月) 17:47:10
>>2727-2829
女性医師ってのはどんな方だったんでしょうねぇ・・まぁ決まった以上前向きに頑張っていただきたい。
こんな風に党本部が突っぱねることが出来るって事は大分でも協力しろと指令出来るって事でもありましょうな。

>>2726-2727
いやぁ似たようなこと書いてても防衛機制働かせているとか本当に相容れないとか書かれてしまうのは私の不徳の致すところ。もっと精進いたします。

2734今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/02/12(月) 19:13:17
>>2732
自己レス。
自称税理士と書きましたが、翌々調べてみると自営業の方のようです
(カフェ経営?)
それよりなにより、そのお方は
・前回参院選直前から自民党員
・記事のところどころに「運スレ」記事引用
・小沢について政治資金問題は記事を起こして
 書いてるが中川・伊吹・松岡・佐田については完全スルー

忘れてくださいorz

2735小説吉田学校読者(自称特捜検事):2007/02/12(月) 19:33:54
>>2734
おいおい、税理士六法とか俺が押入れから引っ張り出して調べてから、そんなこと言わないでくださいよ(笑)。

ということで、ここから先は、憶測と予断満載の一妄論ですので、それこそ、忘れてくださいね。

たぶん、そのお方は、登記が陸山会名義じゃなくて小沢一郎名義になっているという推測を前提にして話しているのだと思いますよ。
これら不動産取得は事実上、小沢一郎が取得したものだと。本来なら、不動産取得税を払う義務が小沢一郎にあると。
で、政治資金管理団体を出入りする金は、課税を免れていますね。だから、「脱税だ」とか言っているんだと思いますね。

でも、これ、間違っているんです。と思うのは、政治資金管理団体も不動産取得は政治献金とかと違って取得税を課税できますので、脱税にはならないと思うんです。

あえて言えば、小沢一郎個人が所得税を引かれた給与から支払うところを控除された政治献金から支払っているので、その差額を小沢が得していると言えないこともないですね。

2736小説吉田学校読者(自称特捜検事):2007/02/12(月) 19:35:00
>>2735
自己レス。間違っているところあると思いますので、税法に詳しい方、補説お願いしますね。

2737片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/12(月) 19:57:33
税法に詳しい人までいるんかいな?ここは(笑)
刑事がらみに強い吉田さんが一番強いでしょう。

吉田さんのお書きの内容は、私のと同趣旨ですよね?
立法論になってしまうっていう。

>>2734
誰が書いているかというのもあるけど重要なのは内容だと思いますよ。
法律論は、案外機械的でない部分が多いですから。学者でも180度異なる結論に達しえます。
主張者と結論よりも、その間が法律論の肝。

2738小説吉田学校読者(自称特捜検事):2007/02/12(月) 20:08:31
>>2737
私の言いたいことは、「陸山会名義になっているけど、実際は小沢一郎個人のものではないか。だとしたら、小沢個人が取得税を支払うべきではないか」ですね。
実際、そうだとしても、カラ出費じゃなくて、非常にせこ〜〜いスキャンダルになるので、これでつつくのは費用対効果の面で得じゃない(笑)。
結局立法論、法律論になってしまうのでしょうね。その方のブログを拝見したいです。

立法論ついでに言ってしまえば、政治資金規正法ってのは「入り」の透明性を追求していますので、「出」の方は未整備の部分が多いんですね。そこらへんは法改正必要だと思います。

2739片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/12(月) 20:28:51
事件性が薄く筋は悪いが、国民感情に訴えることにより、相対的に与党を浮上させる策にしようということだろうと思いますね。
コイチルを動かしてニュースにさせたのもそのへんを念頭においた中川大先生の戦法でしょう。
詳細公開というのは、何をどのようにやるのかわからないけど、不動産取得の件以外に事件性を含む内容である可能性があるんでしょうか?
伊吹松岡においてはどうなのかも含め、イマイチはっきりしませんね。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1071129446/72
ここに書いたように、嘉信がこういうやり方をしているということは、小沢もそれに近いことをしていて、そこまで大先生が突っ込んでいくつもりがあるのかな? というところだけど。

2740やおよろず:2007/02/12(月) 23:08:05
>>2735

 政治資金の管理団体は、いわば手足みたいなもの。
 支援者が管理団体を通じて、不動産を取得したようなものです。
 所得税は支援者が払っているので、小沢一郎が所得税を払うことはないわけです。
 我々がもらっている給与に係る所得税は源泉徴収所得税控除というかたちで、法人税には含まれません。
 仮に、政治資金を小沢一郎の収入として考えてみても、その収入は支援者が所得税を納めたものであり、課税すれば2重課税になります。
 法人が支出した政治資金であれば、その資金は法人税法上、全額損金不算入、つまり課税対象になり、課税済みのお金が収入になっているのです。
 この課税済みの資金が管理団体をスルーして、土地の購入に充当されているわけです。
 よって、小沢一郎が税を節約しているというのにも当たりません。
 個人の政治資金拠出は、所得税法上、所得控除項目にはなります。
 しかし、これは2重課税回避の法人税等の趣旨とは異なり、政治活動推進という政策的趣旨からなされているものです。
 よって、租税理論的観点からは、問題はないわけです。

 また、小沢一郎本人が政治資金団体を通じて土地を購入しても同じことです。

 問題となっているのは、資金団体解散後の土地の処遇でしょう。
 政治資金というのは、残余財産分配を目的とした出資とは異なるものです。
 よって、土地を売却して支援者に配分するというのは、当たりません。

 政治資金団体解散時の繰越金と同じ扱いにするのが、妥当なものと思われます。

2741小説吉田学校読者:2007/02/12(月) 23:11:14
>>2739
筋は悪いんですよねえ。事務所経費の問題もそうだと思います。
事務所経費の問題で、たとえば「どの面さげて、官僚や地方特権批判できるのか」という声は挙がるとしても、政治不信や支持率低下まではいかないでしょうね。

国会議員のカネの問題で政治不信が巻き起こるとしたら、やはり「職務に関連した行為」「職務に密接に関連した行為」について金の授受があった場合でしょうね。ということで、私は魚住、松岡両氏に注目しております。

2742小説吉田学校読者(座右の銘 巨悪眠らさじ):2007/02/12(月) 23:16:52
>>2740
いるじゃないか、税法に詳しい人(笑)。
やおよろず氏にはこの掲示板における野末陳平の称号を贈呈します。

2743片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/12(月) 23:18:05
>>2741
私は輿論がどう動くかということを読むのは苦手なんで言及できないですが、
現在明確に挙がってる中で事件性が強いのはFACの件に違いありませんよね。
魚住ので、昨年秋からずっと捜査が報じられてるのになかなか当人が検挙されないのはなんででしょうかねぇ。
なんかどうも県警やふつうの地検って途中で鈍っちゃうイメージなんだなあ。

2744杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/02/13(火) 17:52:34
幾ら何でもこれには引きます・・・・・投票躊躇しそう。

参院選にアキバ系参上…“RPG風HP”に勇者で登場
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007021310.html

 自民党の麻生太郎外相が、アニメやゲームなどをこよなく愛する“アキバ系”に人気があるのは広く知られるところだが、民主党には自らアキバ系を名乗る男がいる。現在落選中の前衆院議員、樽井良和氏、39歳だ。名刺や自身のホームページ(HP)に勇者姿の写真や「ザワ王」に変身させた小沢一郎代表を登場させるなど、そのユニークさが話題となっている。

 樽井氏のHPを開くと、「エンターテインメント立国」の推進をテーマにした物語がスタート。ロールプレイングゲーム仕立てになっており、ザワ王が「勇者タルイ」(樽井氏)に「おぉタルイ。どうした? 一体何事じゃ?」と問いかけ、物語は進展していく。

 樽井氏は民主党内でプロレス・格闘技ファンとしても知られているが、菅直人代表代行ふんする名軍師「キラー・カン」も登場。かつて新日本プロレスで活躍し、モンゴリアンチョップを得意技とすることでおなじみの「キラー・カーン」をもじっているのだ。ちなみに、鳩山由紀夫幹事長の“出演”については、現在考案中だとか。

 樽井氏は今夏の参院選に比例代表から出馬することが決まっているが、夕刊フジの取材に対して「永田町にアキバ系議員はいないから、ポップカルチャーやデジタルコンテンツに関心のある層をつかみたいと思い、こうのようなHPなどを作成した」と宣言。公約はズバリ「エンターテインメント・コンテンツ産業の振興」だという。

 一方、名刺は折りたたみ式になっており、表にはゲーム雑誌『週刊ファミ通』を連想させる「タル通」の文字と勇者タルイの顔写真。名刺を開くと、ザワ王やキラー・カンとのツーショットに加え、「かったるい国政、変えたるい!!」とダジャレをきかせたメッセージも。裏側には「史上初のAKIBA系議員を全国から国政へ取り戻せ!」と威勢のいい文句も並ぶ。

 さぞ自信作かと思いきや、「菅氏には渡しましたが、小沢氏には怖くて渡してません。断りなく作ったので…。一般の人にもひかれるかもしれないのであまり配ってません。主に業界の人に配ってます」と遠慮気味な様子。

 確かに、あまりの奇抜な発想に、永田町では「笑うしかない」と冷ややかに見る向きもあるが、樽井氏を知る民主党関係者によると、「いたってまじめな人だ」という。

 実際、樽井氏は自らが連載中の『週刊ファミ通』のコラムでも、「エンターテインメントの振興は国の経済効果だけでなく、イメージアップに大きく貢献します。『冬ソナ』を見たあと、韓国にミサイル撃つ気になりますか? その感情を思えば、戦争抑止力、観光や経済交流の活性化においてまさにエンターテインメントコンテンツは最大の外交官!」と、まじめに“持論”を展開している。

 さすがの麻生氏も、この男にはビックリ!?

2745やおよろず:2007/02/20(火) 13:08:25
小沢・民主代表、事務所費詳細を20日午後公表

2007年02月20日12時59分

 民主党の小沢代表は20日午後、自らの資金管理団体で指摘された05年の4億円超の事務所費の詳細を公表する。
 小沢氏が同日午前の党役員会で表明した。
 小沢氏の高額事務所費の支出は、閣僚や与党幹部の不透明な事務所費処理とともに問題視されており、小沢氏は1月の衆院代表質問で自ら公表する用意があるとの考えを示していた。

 小沢氏としては、自身への批判を封じ込めるとともに、公表に応じない閣僚や自民党幹部より先行した取り組みを見せることで、「政治とカネ」の問題で与党との違いを際だたせる狙いがある。

 小沢氏はこの日の役員会で「いつまでたっても与党側や閣僚が公表する意思がないとみられる状況をかんがみて、今日の午後、自分の事務所費一切を公表する。今後、予算委員会を始め閣僚、与党の幹部をしっかり追及していく方向を考えてほしい」と述べた。

 公表するのは、小沢氏の資金管理団体「陸山会」に関する03〜05年の3年分の事務所費の詳細。
 不動産関係の登記簿や確認書、権利書などを示す。
 東京都世田谷区に秘書宿舎兼共同作業場を新築した約3億6000万円など05年に計上した約4億1500万円が含まれる。

 資金管理団体が取得した不動産は、登記簿上は小沢氏名義になるため、与党側から不動産取得の妥当性を疑問視する声が出ていた。
 小沢氏側は、総務省と相談後に計上したとし、「不動産は政治資金規正法に基づきすべてを公表している」などと反論していた。

http://www.asahi.com/politics/update/0220/008.html

 特攻攻撃決定!

2746今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/02/20(火) 20:29:28
↑Yahooニュースにリンクされるブログをいくつか見たが
 野党批判調のブログも結構多いですな、この件。
 
 自民側はどう出るでしょうか。
 1)公表した件を詳細に調べて逆に攻勢に出る
 2)「あちらが勝手に公表したことだ。こちらが公表しなければ
   ならない」とスルー
 3)議運・国対・副幹事長レベルの水面下交渉で
 「どこまでアンタッチャブルにするか」を決めてから公表

みなさんはどう予想しますか?私は「どれもあり」と思っています。

2747小説吉田学校読者:2007/02/20(火) 22:17:10
>>2746
どうかなあ。私は(2)を(3)レベルでヤミ合意すると見ます。

そもそも政治とカネが、政治改革と結びつくかといえば、入金の方で、法律スレスレの濾過器を持っているところに「濡れ手でアワ」「だから政治家は汚い」という世論が起きるのだと思うからです。
その点において言えば、自民+官邸がこの秘書宿舎の建築に絡む原資(そもそも、これが不自然ではないかとも思うけど)の部分で「濾過器」を発見できない限り、小沢にある程度のマイナス効果はあると思いますが、致命傷にはならないと思います。
そして、これは民主の自民攻撃にも同じことが言えると思います。だから、事務所経費問題で国会がストップするとかそういうことになると、「与党への国会軽視批判」「野党への審議拒否批判」といったワンクッション置いた形で、政党支持率などへ影響するのではないでしょうか?
さらに民主党について言えば、事務所経費問題よりも、前にも書きましたが「職務に絡む自民政治家の疑惑」を追及する方が得策かと思われます。

2748片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/25(日) 20:58:01
汲々とするしないの問題じゃないだろ。
こんな変な応援受けたら小寺も危ないやろうに。

角田参院議員:「金に汲々したら政治できない」 知事選、小寺知事支持も明言 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070225ddlk10010218000c.html

 政治資金不記載問題で参院副議長を辞任した民主党の角田義一参院議員は24日、前橋市内で開かれた県議選立候補予定者の集会に出席した。自らの辞任に触れ「政治家が金に汲々(きゅうきゅう)したらろくな政治などできない」と開き直りとも取れる発言をしたほか、7月の知事選で小寺弘之氏を支持すると明言した。

 角田氏は「陣中見舞いが記載漏れだとおとがめを受けそうになったが、私は5年半、自分の選挙費用とか選挙運動の金がどうなっているか、一切かかわりなく、国事に尽瘁(じんすい)できてきた。政治と金には神経質でなければならんとは思うけれども、政治家は金のことになんか汲々やっとってはろくな政治などできない」と述べた。また、同席した小寺知事に「私もやりますよ、小寺知事実現のために」と明言。「多選批判なんか関係ない。県民が決めること」とたきつけた。

 民主党は知事選について方針を示していないが、同党の富岡由紀夫参院議員は集会後、「角田さんの個人的な思いであり、党の方針とは別」とした。【藤田祐子】

毎日新聞 2007年2月25日

2749小説吉田学校読者:2007/02/26(月) 06:50:00
>>2748
まさに老醜、ホワイトタイガーも地に落ちましたな。

余談ですが、縮刷版を読む機会が最近あったんですが、朝日新聞がかつて政治面に「ざっくばらんに」というインタビューコーナーを設けていたんですが、そこに「あなたは金集めが下手」とか「金配りが下手」とか、昔は凄かったんだなと思いました。
角田氏、たぶん、頭の中は55年体制、中選挙区制のままなんだろう。

2750名無しさん:2007/03/03(土) 04:52:12
総連系の献金裏付け、角田前副議長の選対収支資料入手
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070303i201.htm

 角田義一前参院副議長(69)(民主、群馬選挙区)の総合選挙対策本部が2001年の参院選で集めた献金を政治資金収支報告書などに記載していなかった問題で、読売新聞は、献金を裏付ける入・出金伝票の実物や、詳細な収支を記載した会計帳簿のコピーなどを入手した。

 これらには、すでに明らかになっている内部帳簿通り、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の傘下団体などからの約2520万円の献金が記載されている。

 入手したのは、〈1〉01年7月〜9月分の入・出金伝票をつづったファイル〈2〉企業・団体献金に対し民主党群馬県連名義で発行した同年7月13日〜28日分の領収書の控え〈3〉00年10月から01年9月にかけての全収支(約8000万円)を記載した会計帳簿のコピー。

 入手資料には、法律で禁止された朝鮮総連傘下の在日本朝鮮群馬県商工会(7月9日・50万円)や県内のパチンコ会社(7月25日・10万円)の献金を記載した入金伝票のほか、朝鮮総連関係者とされる当時の同社会長(故人)あての領収書控えもあった。

 角田氏はこれまでの記者会見で「県連の内紛で会計帳簿などが流出した。資料が存在しないので説明できない」と釈明。当時の県連会長だったが、「脳裏から選挙資金の問題は認識の外にあり、すべて県連が処理していた」と関与を否定している。本紙が内容の確認を求めたのに対し、同県連の長沼広事務局長は「対応を検討するため内部で調整中」としている。

(2007年3月3日3時2分 読売新聞)

2751小説吉田学校読者:2007/03/03(土) 08:45:43
予算委強行採決→本会議上程→3委員長解任決議案→予算委員長解任決議案で枝野氏、牛タン演説→伊藤財金委員長解任決議案取り下げ→予算案、本会議通過の流れ。
これ、今日の今くらいまで抵抗しても良かったと思います。なんで、国対が妥結したのか。5月以降に重要法案がないからでしょう。

解任決議案「なぜ取り下げた!」=他の野党が民主批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070303-00000023-jij-pol

 民主党が3日未明の衆院本会議で、所得税法改正案などの採決を6日に先送りするのと引き換えに伊藤達也財務金融委員長の解任決議案を取り下げたことに対し、他の野党3党から「筋が通らない」(共産党の志位和夫委員長)といった批判が噴出。民主党内からも「おかしい」(中堅議員)との不満が出た。

2752小説吉田学校読者:2007/03/03(土) 09:28:56
この記事は予算委のドタバタ。
委員会開会に不同意→前日の質問通告ドタキャン→閣僚が出席しないまま一般質疑開始→委員長席で紛糾→閣僚出席して一般質疑→「締めくくり総括」強行スタート→野党、質問拒否→委員長、総括質疑終局宣言→強行採決という動きですが、衆院中継を見る限り、理事レベルでは野党共闘はしっかりしていたんではないかなあと思います。
国対レベルになるとナアナアというか、変な妥協点が出てしまう。国対委員長代理クラスで妥協点を模索する動きが出ちゃうんだろう。

野党が猛反発のなか…2007年度予算案が委員会で可決
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news3.html?now=20070303091314

 国会では、与野党の対立がヤマ場を迎えています。与党は2日、野党が猛反発するなか、2007年度予算案の委員会採決に踏み切りました。
 野党がマイクを奪うなど、怒号と罵声(ばせい)が飛ぶ混乱のなかでの委員会採決となりました。与党側としては、参議院選挙を控えた国会で、今後の法案審議を考えると、年度内に予算案を成立させることは絶対条件でした。そのため、野党が反発するなかでも与党側は採決に踏み切りました。一方、野党側は、「政治とカネ」の問題など、「審議が不十分だ」と採決に反対してきました。ただ、審議拒否という戦術に出れば、世論の反発を招きかねません。そのため、採決を前提にした質疑には応じないけれども、委員会には出席して採決に抵抗するという、分かりにくい対応になりました。野党側は反発を強めていて、金子予算委員長の解任決議案を提出し、徹底抗戦しています。ただ、与党側も2日中の衆議院通過の方針に変わりはなく、夜遅くには本会議で採決に踏み切る方針です。

2753小説吉田学校読者:2007/03/03(土) 09:35:19
かといって、抵抗したくてもタマがない。偽メール後遺症とこの記事にはありますが、その実、小沢事務諸問題後遺症ですよ。
安倍カラー法案といいながらも、成立しそうなのは社会保険庁改革くらいでしょう。年金の中身は09年見直しでしょうなあ。消費税とセットで。
教育関連法案も今ころ中教審審議では、見通しは暗い。また、政治家がらみのスキャンダルが火を噴く、今度は知事じゃない、などという怪情報も飛び交い、天国国会までひたすらガマンガマン。

07年度予算案:衆院通過見通し 次は「安倍カラー」法案
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070303k0000m010167000c.html

 07年度予算案が衆院を通過する見通しとなり、国会論戦の焦点は他の重要法案の成否に移る。「戦後レジーム(体制)」からの脱却を掲げる安倍晋三首相は憲法改正手続きを定める国民投票法案や教育関連3法案などの成立を目指すが、夏の参院選を控え国会会期(6月23日)の延長は難しく、審議日程に余裕がないのが実情。「安倍カラー」関連法案を巡る与野党の攻防が激化しそうだ。【谷川貴史、田中成之、衛藤達生】
 「国民投票法案は与野党が協力し長年、議論を進めてきた。5月3日の憲法記念日までの成立を目指してほしい」。衆院での予算審議終盤の2月26日、首相は自民党役員会で同法案成立への意欲を改めて表明した。
 昨年秋の臨時国会以来、与党側は民主党も含めた3党での合意を目指し、協議を重ねてきたが、法案に反対する社民党などとの選挙協力を目指す民主党の小沢一郎代表は与党との協調に慎重な姿勢だ。自民党には単独採決も辞さないとの強硬論もあるが、公明党は「あくまでも3党で成立を期すのが望ましい」(太田昭宏代表)との立場。今国会成立への道のりは険しい。
 一方、教育改革は首相が施政方針演説で「内閣の最重要課題」と指摘。現在、中央教育審議会が週末も使った突貫工事で、教員免許法改正案など3法案を審議中だ。伊吹文明文部科学相は2日の記者会見で「最終的には法案提出権を持つ内閣、つまり首相の決断でやる」と首相のリーダーシップを強調してみせた。
 しかし、政府内では当初から「国会に提出し、議論することが首相の姿勢」(政府関係者)など3法案すべての成立にこだわらない意見もくすぶる。社会保険庁改革関連法案など他の重要法案も目白押しで、「どの法案も成立のめどは立っていない」(自民党国対幹部)との本音も漏れる。
 ◇「格差論争」は平行線
 今国会で野党は「政治とカネ」と「格差是正」で論戦を主導する構えだったが、政治とカネは決定的材料の乏しさで不発に終わり、格差問題も政府と野党が互いの「格差感」や対策を主張し合うだけで平行線をたどった。
 昨年末以降、閣僚らが政治資金収支報告書に多額の事務所費を計上したことが問題視され、「スキャンダル国会」になるとの予想もあった。しかし、「適正に処理している」と繰り返す伊吹文科相、松岡利勝農相らに野党側は新たな材料を示せないまま。民主党の小沢代表が自ら事務所費を公表した戦術も、小沢氏の資金管理団体が約10億円分の不動産を取得したことを批判する与党の切り返しに相殺された観が否めない。
 「沖縄科学技術大学院大学」の施設整備で不透明な随意契約があった問題でも、民主党は同大学構想を主導した尾身幸次財務相と関連付けることに及び腰。2日の質疑では尾身財務相が「工事のことは一切知らない」と声を荒らげたところで追及を切り上げた。同党関係者は「昨年の偽メール問題の後遺症だ。国対の会議でも慎重論が強かった」と明かす。
 一方、格差問題は今後、政府提出のパート労働法案などの労働法制と、民主党の格差是正緊急措置法案を巡って議論が続くが、政府と野党の溝は埋まりそうにない。

2754やおよろず:2007/03/03(土) 19:53:32
予算案衆院通過 小沢氏は“職場放棄”

 3日未明までずれこんだ平成19年度予算案の衆院通過をめぐり、野党内では、伊藤達也財務金融委員長への解任決議案を取り下げて予算案可決で自民党と妥協した民主党に対する不信感が表面化した。野党間の不協和音は、今後の国会対応や7月の参院選協力に向けてのマイナス要因となりそうだ。

 自民、民主両党は本会議中の協議で、「長時間にわたる開会への人道的配慮」で一致し、伊藤委員長の解任決議案取り下げと予算案以外の関連法案採決を6日に先送りすることで合意した。


民主妥協に野党内で火だね

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は、与党が目指していた2日の衆院通過を「1日延ばすことができた」と成果を強調したが、国民新党の亀井久興幹事長は「徹底して戦う姿勢を示すべきだった。腰砕けのようになり大変残念だ」と民主党批判を展開。民主党の小沢一郎、国民新党の綿貫民輔両代表が2日の本会議開会前に会談し、参院選に向けた選挙協力に合意したばかりだけに、野党共闘に暗雲がたれ込めた形だ。

 また、小沢氏は2日夜、延会手続きのため本会議が中断したのを機に退席し、予算案の採決を欠席した。3日の出張日程を理由に同僚議員が帰宅を勧めたためとされるが、野党第1党党首の欠席には、与野党双方から「職場放棄だ」との批判が出ている。安倍晋三首相も本会議後、記者団に対し、「本予算の記名採決だから…。どうされたんでしょうか」と小沢氏の対応に疑問を呈した。

 首相は今後、審議が始まる重要法案の優先順位については「教育再生は私の内閣の最重要課題であり、国民投票法案も極めて重要な法案だ」と強調した。


http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070303/skk070303000.htm

2755名無しさん:2007/03/09(金) 00:13:44
対北、戦慄シミュレーション本…米朝開戦、その時日本は
民主党職員、須川氏が出版「核放棄可能性ゼロ、ゲームこれから」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007030822.html

 北朝鮮情勢が再び動き出しているなか、永田町や市谷(防衛省)の外交・安全保障のプロたちの間でひそかに注目を集めている本がある。タイトルは「米朝開戦 そのとき、日本はどうなる!?」(講談社)。実はこれ、民主党職員である須川清司政策調査会部長(47)が執筆したものだが、政府関係者が懸念するほどの内容なのだ。

 この本は核開発をめぐる北朝鮮有事を想定、日本や米国の政治、軍事、外交での対応のシミュレーションと解説を合わせたものだが、一部政府関係者からも「北を利することになりはしないか」との声も出ている。それもそのはず、安全保障の現場のプロたちと「(プライベートに)何十時間も」徹底議論し、細部まで吟味してあるためだ。

 200X年8月、北朝鮮が核兵器をテロリストに売却するという情報を入手した米政府はついに「レジーム・チェンジ」(体制転換)を決意した−。

 前半のシミュレーション・パートはそんな緊迫した場面から始まる。だが安手のシミュレーション小説と違うのは、事態がエスカレートしていくにつれて、「全面的な経済制裁」「先制攻撃」「核保有」「解釈改憲」など想定されるいくつもの政策的な選択肢を、政権中枢が検討するスタイルでリアルに描き出していることだ。

 度重なる小競り合いの結果、米軍が先制攻撃を開始。韓国領内へは北朝鮮軍が侵攻し、日本には複数のノドンミサイルが飛来し、このうちの何発かは着弾してしまう。迎撃ミサイルも撃ちつくして後はなすがまま、並行して工作員による同時多発テロも発生…。

 よくもこれほど不愉快な想定を詰め込んだものとも言いたくなるが、これが今の日本のおかれた状況でもあるのだ。

 著者の須川氏は銀行員から米シンクタンクの元研究員となり、96年に民主党入りした気鋭の安全保障専門家。

 小説スタイルで本を書くのは初めてだが、「ストーリーを追っていくことで、日本の外交・安全保障上の制約や弱点、米国や韓国、中国の本音や思惑がわかり、戦略的な思考とは何かということを理解できるように構成した」と話す。

 後半部分は「不愉快な現実を直視せよ」と題した解説。ここでは、前半パートを絞り込んだエッセンスのほか、日本外交の現状、政治システムに対する容赦のない批判も展開される。

 その須川氏に、北朝鮮の今後の出方についてたずねてみると、「核放棄の可能性は限りなくゼロ」と断言。「北朝鮮にとって核保有は体制維持とは切り離せず、対米関係だけでなく、国内的な威信を保つ上でも放棄はできないからです」

 2月の6カ国協議の合意についても「北朝鮮も米国も中国も、当面の時間稼ぎという一点で利害が一致しただけ」とバッサリ。「北朝鮮が合意をバカ正直に守ると期待する方がどうかしている。本当のゲームはこれから始まると思っておいた方がいいでしょう」と覚悟を促している。
ZAKZAK 2007/03/08

2756名無しさん:2007/03/10(土) 03:23:18
民主、慰安婦問題・南京事件検証する会を発足
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070309/skk070309002.htm

 民主党の有志議員らが9日、「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」(会長、渡辺周衆院議員)を発足させ、国会内で初会合を開いた。

 同会は、慰安婦問題で謝罪と反省を表明した平成5年の河野官房長官談話について、明らかになっている物証や証言などを改めて検証したうえで、「公権力による強制連行の事実はなかった」との認識を盛り込んだ新たな見解を発表するよう政府に働きかけていく方針だ。

 呼びかけ人は次の通り。(敬称略)

 石関貴史、市村浩一郎、大江康弘、河村たかし、北神圭朗、小宮山泰子、芝博一、神風英男、鈴木克昌、田名部匡代、田村謙治、長島昭久、牧義夫、松下新平、松原仁、三谷光男、吉田泉、笠浩史、鷲尾英一郎、渡辺周。

(2007/03/09 12:56)

2757名無しさん:2007/03/10(土) 09:24:06
>>2756
何でこうも政局センスがないんだろうか…

2758やおよろず:2007/03/10(土) 17:08:14

石関 貴史 =小沢
市村浩一郎 =
大江 康弘 =前原
河村たかし =
北神 圭朗 =前原
小宮山泰子 =小沢
 芝 博一 =
神風 英男 =
鈴木 克昌 =小沢
田名部匡代 =
田村 謙治 =
長島 昭久 =前原
 牧 義夫 =鳩山
松下 新平 =
松原  仁 =
三谷 光男 =
吉田  泉 =鳩山
 笠 浩史 =
鷲尾英一郎 =
渡辺  周 =民社

2759とはずがたり:2007/03/15(木) 19:45:53

元法相がこれでは困る。選挙も弱い癖に復活はするし中井氏にはそろそろ引退して貰った方が良いと思うんだけど。。

中井氏が16日に説明会見
虚偽記載、民主は様子見
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007031400176&genre=A1&area=Z10&mp=

 民主党は14日夕、同党の中井洽元法相の資金管理団体が光熱水費に関し政治資金収支報告書に虚偽の記載をしていた問題で、小沢一郎代表と菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長が党本部で対応を協議した。

 これに先立ち中井氏から事情を聴いた鳩山氏が、中井氏は16日に記者会見を開き説明する見通しだと報告。小沢氏は「間違えたことが明らかならば、早く国民に謝ることだ。きちんとした説明責任を果たせば問題はないのではないか」と述べ、中井氏の会見を見た上で党の対応を決める考えを示した。
 鳩山氏は中井氏との会談後、記者団に「領収書も帳簿もすべてある。経理担当者が間違えて光熱水費でないものを費目に入れてしまったと報告を受けた。(中井氏の)監督が十分でなかった」と説明。松岡利勝農相の光熱水費問題に関して「うそをついているのが見え見えだ。追及を強めなければならない」と強調した。(共同通信)

2760今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2007/03/15(木) 22:49:12
ttp://www.asahi.com/politics/update/0315/009.html
とうとう社民党の幹事長まで「ブーメラン」発言ですか。

ネットだけじゃなくて永田町にも定着してしまいましたな、この用語

2761やおよろず:2007/03/16(金) 00:41:01

 「政権交代」よりも、「政界再編」でいった方が良いと思う。

2762名無しさん:2007/03/16(金) 12:27:22
某掲示板で見かけた記事を転載します。内容は地方選挙スレの方へ載せて頂くものですが・・・。
年始に彼の選挙区へ帰省しましたが、細野豪志の傷は少しずつ癒えつつあると感じています。
彼は>>2756のような会合についての適切な距離感を保てるなど各勢力への全方位外交が出来る人物です。
身贔屓になってしまいますが、県議選を通して上手く地盤を強化したいところだと思います。

● 【県議選・激突の構図(3)】富士市 支援ねじれ呉越同舟 定数5―8
http://www.shizushin.com/feature/touitsusen2007/kikaku/20070313132901.htm
● 【県議選・激突の構図(2)】三島市 (2007/03/14) 重なる支持者“争奪” 定数2−4
http://www.shizushin.com/feature/touitsusen2007/kikaku/20070314000000000015.htm
● 【県議選・激突の構図(1)】田方郡 (2007/03/13) 混迷深める保守乱立 定数1―4 
http://www.shizushin.com/feature/touitsusen2007/kikaku/

2763やおよろず:2007/03/17(土) 02:28:25
>>2762

 >>2756の会合は、05年の人権擁護法案反対派の顔ぶれと一致しています。
 人権擁護法案反対派の会合には細野氏も名を連ねていました。
 
 スキャンダル事件での後遺症から、会合への参加を見送ったと見るのが妥当ではなかろうかと思います。

2764名無しさん:2007/03/17(土) 02:53:36
それは知っています。細野は基本的に保守ですから。それはそれとして地元では保守政治家が嫌がりそうな市民団体と手広くやっている一面があり、小沢や菅とも悪くない関係です。
心情的にはともかく、政局的に前原と少し距離が出始めているのではないかと最近感じています。

2765名無しさん:2007/03/18(日) 21:03:31
民主党衆院vs民主党参院

中井氏、「責任取る必要ある」=虚偽記載で民主参院幹事長
3月18日11時2分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070318-00000015-jij-pol

 民主党の小川敏夫参院幹事長は18日午前のNHK番組で、同党の中井洽元法相の資金管理団体による政治資金収支報告書の虚偽記載について「訂正報告しただけで国民に納得してもらえるかどうか。虚偽報告をしていた事実について、きちんと責任を取る必要がある」と述べ、記者会見での釈明だけでは不十分との認識を示した。

2766やおよろず:2007/03/20(火) 08:26:05
民主党は19日、統一地方自治体選挙スタート前日の3月21日から全国で放映する新しいテレビCM「生活格差」篇の制作発表会見を党本部で行った。

 会見で千葉景子広報委員会委員長は、「今回のCMのテーマは生活格差に重点をおいた」と表明。
 国会でも「格差是正」を重要課題として論戦に挑んでいることを改めて述べたうえで、
 「テレビCMでもそれに合わせた形で生活格差をテーマに、放映していくことになる」と語った。

 続いて、日本ではあらゆる場面で格差が拡大しているとの見方を示した千葉委員長は、
 雇用、医療・福祉、教育、産業、地域などで深刻な格差の拡大が見られると指摘。
 「この格差はもはや個人の力では克服できない状況になっている」と語り、
 それを克服することこそが政治の役割であり、民主党の使命であると力説。
 新しいテレビCM「生活格差」篇では、さまざまな格差に苦しんでいる国民の皆さんの現状を民主党が真正面からきちんと受け止め、その是正に真剣に取り組んで行く姿勢を打ち出したことを明らかにした。

 新CMでは「政治とは生活である」との従来からの民主党のスタンスを根底に、
 民主党参議院議員の喜納昌吉議員が作詞・作曲した「花」を女性ボーカリストが伸びやかに明るく、さわやかに歌い、国民と同じ目線で闘う民主党の覚悟と政治姿勢を切々と訴えている。

http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9754

http://www.dpj.or.jp/news_video.html

 前回よりは、だいぶマシかと思われますが

2767今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2007/03/20(火) 23:34:26
'05岡田CMみたく総花的になってるのではないかという危惧もあるなあ

まずは見てみないと。

2768やおよろず:2007/03/21(水) 02:36:32
民主・小川参院幹事長、光熱水費で「中井氏は責任を」

 民主党の小川敏夫参院幹事長は20日の役員会で、
 同党の中井洽(ひろし)・元法相の資金管理団体が政治資金収支報告書の光熱水費を虚偽記載した問題について、
 「きちんとした責任を取る必要がある」と述べ、常任幹事会議長を辞任すべきだという考えを改めて示した。

 中井氏は辞任を否定しており、鳩山幹事長が対応を検討する。

(2007年3月20日19時14分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070320ia23.htm

2769やおよろず:2007/03/21(水) 02:38:55
「子ども手当」月2万6千円 民主、参院選で公約へ

 民主党は20日、少子化対策の柱として、中学卒業までの子ども1人につき月額2万6000円を支給する「子ども手当」政策をまとめた。
 夏の参院選の政権公約(マニフェスト)に目玉政策として盛り込む方針だ。

 保護者の所得制限はなく、出生順位にかかわらず同額を支給。財源は約6兆円としている。
 小沢一郎代表は「補助金と交付税を自主財源として地方に一括交付し、税金の無駄遣いをなくすだけで6兆円相当を確保できる」と説明するが、
 与党側は「ばらまき」との批判を強めそうだ。

 民主党は平成17年総選挙の政権公約で、月額1万6000円の子ども手当創設を明記した。
 しかし党の試算で、中学校を卒業するまでに生活費や学費として月に約2万6000円かかることが判明したため、額を引き上げることにした。

 現行の児童手当は、第2子まで1人当たり月額5000円、第3子以降は1万円を支給。
 小学6年までが対象で、保護者の所得制限がある。20日に衆院を通過した政府の児童手当法改正案は、3歳未満の児童手当を一律1万円としている。

http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070320/skk070320003.htm

 馬鹿親のパチンコ代に消えないことを願うばかりです

2770やおよろず:2007/03/21(水) 02:49:35
小沢代表「応援予定なし」、22日の知事選告示日
2007年03月20日21時25分

http://www.asahi.com/politics/update/0320/013.html

 党首級の幹部がどこで演説をするか。各党の力の入れ具合をはかる指標にもなるのだが、22日の13知事選告示日に「首都決戦」とされる東京で第一声をあげるのは、共産党の志位委員長だけとなりそうだ。一方、民主党の小沢代表は22日はどの選挙にも応援に入らず、都内で過ごす予定。

 自民党の中川秀直幹事長と公明党の太田代表は北海道へ。東京都知事選では石原慎太郎氏を実質支援するが、22日は長男で都連会長の石原伸晃幹事長代理が慎太郎氏の第一声に参加する程度だ。

 東京で浅野史郎氏をやはり実質支援する民主、社民両党も、幹部は東京以外の各地に散る。民主党の菅直人代表代行、社民党の福島党首はそろって北海道で応援。鳩山由紀夫・民主党幹事長は福岡県に入る。

 一方、小沢氏は20日の高松市での記者会見で「告示日は(菅氏と鳩山氏の)2人に任せる」と語り、自らは応援に乗り出さない考えを示した。最近は、参院選の「1人区」対策で各地を回っており、あくまで参院選重視という立場を打ち出す狙いもあるようだ。

2771Singapore就職在住者@常夏先進国(元新進党最強野党論者):2007/04/01(日) 13:27:10
以前のようなペースでは、書き込めないと思いますが、この掲示板や、やおよろずブログ、巨大掲示板を覗かしてもらってます。
やおよろずさんの立ち位置と、私の立ち位置は、殆ど同じだと推測しています。
しかし、そのやおよろず氏の書き込み量が最近落ちていることからも推測されるのですが、どうも昔の小沢支持者は、最近あきれ果てていると思うのです。
付いていけないというよりも、馬鹿馬鹿しくなってきて。
一応7月の参院選までは、腐れ縁で小沢にも付き合いますが、最早どうでもよくなりつつあります。
コペルニクス的転換ですね、コペ転ですよ、小沢は。

池田信夫氏のブログにもそうありました。
池田氏も、かつては小沢を支持していた時期もあったようですが、最近の小沢を批判する記事を書いてます。

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小沢氏の堕落 (池田信夫)

2007-02-05 00:45:13

「1人頭で頑張って」というのが不見識だとか、女性の置かれている状況がわかっていないとかいうのは、議論としてありえても、それで大臣を罷免しろということにはならないでしょう。
政策が気に入らないからといって、いちいち審議を止めていたら、国会は成り立たない。

それよりも私が今回の事件で深刻だと思うのは、小沢一郎氏が完全にポピュリズムに舵を切ったということです。
かつての小沢氏は、よくも悪くも原則的で、それがいろいろな摩擦を生んできましたが、彼に期待する人も多かったのです。
それが「格差是正」や審議拒否など、まるで社民党みたいになってしまった。

彼も年齢的に、今が最後のチャンスだから、選挙に勝つためには手段を選んでいられないということなのでしょうが、
大衆に迎合するのは自民党のほうが上です。
かつて彼に日本の政治を変えるパワーを期待した私としては、誤算と挫折の果てに彼のもっともきらうはずの社民主義に行き着いてしまったことに、あわれみさえ覚えます。
有権者としても、自民党以外の選択肢がなくなるのは不幸なことです。
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池田氏を含めて、昔の小沢には、小泉のようなミーハー人気は望めないものの、割と真面目にこの国を憂える政治意識の高い層に人気があったと思うのです。
そういった人達が少なくとも自由党時代まではいましたが、今では社民党党首と見紛うようになり、小沢や小沢支持者が唾棄していたはずの竹下登や野中弘務らと変わらない政治主張や政治行動。

恐らく、そういった感覚をやおよろず氏も強くしていて、掲示板やブログでの書き込み意欲が薄まっているのでは、と。

2772やおよろず:2007/04/02(月) 01:21:12
>>2771

 寸分の狂いがありません。
 全く心中を言い当てられて、戸惑っている感じです。

 書き込み量の低下の要因は、個人的に忙しくなったというのもあるのですが、多くは小沢一郎への失望にあります。

 小沢発言は全て「政権奪取のための戯言」と理解していたので、政権奪取・政界再編に期待して聞き流していました。

 しかしながら、「靖国」「慰安婦」「北朝鮮」などなど、他国の反日勢力と組んで国内の政権を打倒するという手法には最早ついていけません。

 自由党支持600万を超える同志のうち、一体どれだけの数が民主支持に留まっているのか?

 小沢支持者は、とりわけ外交において社民党路線が大嫌い。

 現在の社民党路線の小沢は、小沢支持者からもっとも痛烈に批判を受ける対象であることは間違いありません。

 動機が「社民との選挙協力」なので、マトモに批判する気にもなれないし、馬鹿馬鹿しくなってきたというのが、まさしく私の本音です。

2773Singapore就職在住者@常夏先進国(元新進党最強野党論者):2007/04/02(月) 02:45:33
>>2772
でしょうw

やおよろず氏が、別の名前で巨大掲示板に登場した頃に、「是非ブログを書いて欲しい」とお願いしたのが、実は私です。
書き込みの内容に、自分と近いものを感じて、単発書き込みだけでなくて、もっと体系立てた論調を読んでみたいと。
私のリクエストかどうかは知りませんが、その後にやおよろずブログがスタート。
お気に入りにいれて毎日チェックしていました。
その後、やおよろず氏がとはず掲示板にも登場。
豊富な知識と、論調が好きで、書き込みを読ませてもらってました。

ある雑誌で、小林よしのりと、上坂冬子の対談があって、上坂冬子はかつて小沢に期待したことがあったと言うんですね。
小林も、現在の小沢のポピュリズム路線を批判している。

批判というよりも、哀愁というか寂寥感というか。
何かそういったものが感じられてしまう。
そして、そこを通り過ぎて、馬鹿馬鹿しくなってどーでもよくなってくる。
もうどーでもいいよと。

だからと言って、今更どの政党を支持していいのかが分からないし、どの政治家を支持していいのかが分からない。
自分的に一周回った上で、無党派層になったというか。政治無関心層になったというか。
格好良く言えば、政治的に尖っていた「いわゆる若い時代の卒業」ということになるのでしょうか。
それを達観と言ってしまえば、上等すぎるか。

そんな気分です、私は。

そんな私の心の奥のヒダを、中川秀直ブログは突いてくるんです。
あれはあれで姑息だけど、一応的を得ていることもあるんですね。
柔道の山下泰裕 はオリンピックで相手の故障したヒザを攻めませんでしたが、政治の世界ではヒザを故障したらヒザを徹底的に攻めるんですよね。

そのやり方に、何ら政治的ダイナミズムやスケール感は感じられないのであるが。

2774名無しさん:2007/04/02(月) 11:31:26
中川秀直って舌鋒鋭いけど、陰湿というか軽くて小物の臭いがするから嫌い

2775とはずがたり:2007/04/02(月) 15:44:15
最強論者氏とやおよろず氏のスタンスは非常に良く似てるなぁとかねがね思ってたんですけど遂に対談が実現しましたね。
俺自身は自由党的路線は余り支持できなかったのですが,自由党が何の組織もないのに何百万票か取った事を見ても,お二人の異口同音の主張を読んでも,旧自由党支持層への政策的配慮は欠かせないんでしょう。。
しかも今の小沢ばらまき路線は民主党の支持者からもあんまり支持されてないのではないでしょうか?
政策は岡田氏とかに任せといた方が良いと思うんだけど。。
それにしてもやおおろず氏はブログをされてるのでしょうか?よかったら教えて下さい。

2776やおよろず:2007/04/02(月) 22:42:52
>>2773

 全ての行動が追跡されていて恥ずかし〜
 某掲示板に出没していたころは、人生でももっとも暇な時期でした。

 小沢一郎に期待を寄せていたのは、大雑把な話で、ポスト冷戦の時代という背景があります。 
 冷戦期というのは、第二次世界大戦の戦勝国同士が2手に分かれてにらみ合っていた。
 日本においては、アメリカの代理人としての保守陣営、ソビエト中国の代理人としての革新陣営という2つの選択肢しか与えられなかった。
 結局どちらを選ぼうが、占領軍が敷いた境界線の中から一歩も出ることができない。 
 「東京裁判なんてものは、日本人として認めるわけにはいかない」
 「現在の日本は占領体制の延長線上に惰性で存在するだけ」
 当時の小沢一郎は、このように断言していました。
 その後、小沢が提唱した小選挙区制や二大政党制が実現していくのを目の当たりにすることになりました。
 たしかに、これなら、冷戦期の2大政党制を崩壊させて、新たな政治秩序ができるかもしれないと思いました。

 しかしながら、今、小沢がやっている外圧をテコにした政権奪取では、国内勢力の居場所がありません。
 つまり、中国の目線で安倍政権を打倒すれば、その後に国内派の居場所がなくなってしまうということです。
 国内の目線で安倍政権を打倒してこそ、その後の政権が国内勢力のものになるわけで、やっていることが逆ではないかと思います。
   
 東京裁判体制や占領体制の中での代理人による分割統治の打倒がなくなった以上、小沢を支持する積極的な理由が消失したという感じです。

 占領体制を全て払拭することは不可能ですが、全て受け入れることも不可能です。
 私としては、このあたりを軸に、占領払拭派と占領体制派を核とした勢力が生成されれば、理想的です。

 
 そういうことで、私は別の中川氏のほうを高く評価しています。
 とりあえず、政治家は度胸がなければどうしようもない。
 小沢の言動自体に賛否はあっても、度胸はずば抜けていたことを否定する人は少ないと思われます。
 これが実行力に結びついていくのだろうと思います。
 
 秀直氏は典型的なノンポリ型政治家だと思っているので、政局・選挙戦術の手腕のみをウォッチしています。 

>>柔道の山下泰裕はオリンピックで相手の故障したヒザを攻めませんでしたが

 相手のエジプトのラシュワンが、山下の右ひざを攻めなかったというのが本当のところです。
 なかなかないような、すばらしい話です。
 ラシュワンは本物のサムライです。

 山下の 金より眩し 銀メダル っちゅーやつです。

2777やおよろず:2007/04/02(月) 23:01:34
>>2775

 民主党が粘着に攻撃している安倍氏の歴史認識が、小沢一郎の本音と類似しているので、かなり致命的なんですよね。
 「東京裁判は認めない」「占領下での憲法制定は本来無効」などなど
 それなので、配慮が欲しいというより、馬鹿馬鹿しい気分になるわけなんです。
 小沢の本音を小沢が粘着に攻撃している、動機は政権交代。
 こういうのが見えているので、反発というよりも、脱力感を覚えるわけです。
 同じことを岡田氏がやると反発になるのですが、小沢がやると脱力になるんです。
 岡田は本気で攻撃しているが、小沢は本気ではないから。

 
 小沢バラマキ路線とは農業関連の話でしょうか?
 「食の安全の確保」「農村経済の復興」という2面性をうまく使い分けられればいいんでしょうけど。
 スーパーの輸入の農産物は、どちらかというと左派の方が忌避する傾向にあるように思いますけどね。

 社会保障政策については、あれをどう説明するつもりなのか?
 社民党・共産党に歩調を合わせて消費税維持としたわけですが、マドンナ旋風から18年ですからね〜
 
 岡田時代の案は突っ込みどころが多々あったが、小沢時代になってからは突っ込む気力がなくなったという感じです。

>>それにしてもやおおろず氏はブログをされてるのでしょうか?よかったら教えて下さい。

 もうほとんど更新していない上に、ここと重複している情報ばかりです。

 激劣化版カタコト倉庫といった感じです。

 まともなものを再開するときに、ここを告知の場として勝手に利用させてもらいます。

2778名無しさん:2007/04/03(火) 00:46:12
FTAは農業に支えられた自民党では無理な気がします

自民から農業をとったら何もないですからね

このままでは経済的にも世界から孤立してしまいそうな気がします

2779やおよろず:2007/04/03(火) 01:54:14
>>2778

 自民党の農林水産族は、力点が農家から外食産業にシフトしているので、そんなに大きな抵抗にはならないでしょう。

2780やおよろず:2007/04/04(水) 23:26:26
修正案「丸のみ」以外は反対 国民投票で民主・菅氏

 民主党の菅直人代表代行は4日の記者会見で、憲法改正手続きを定める国民投票法案について「(与党側が民主党修正案に)そのまま賛成するなら成立するが、そうでないなら与党案には賛成できない」と述べ、週明けにまとめる方針の修正案を与党側が「丸のみ」しない限り、反対する考えを示した。

 菅氏は来週以降に与党側とあらためて修正協議が行われるとの見通しを示した上で「一般的に言えば(憲法改正の)手続き法がないのはちょっとおかしいが、安倍晋三首相のタイムスケジュールに合わせて強引に押し通す姿勢は断固として容認できない」と強調した。

(2007/04/04 20:04)

http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070404/skk070404001.htm

2781やおよろず:2007/04/05(木) 07:29:55
朝鮮労働党幹部が国会議員団訪朝を提案…川上氏に
 民主党の川上義博・前衆院議員は4日、都内で小沢代表と会い、3月に北朝鮮を訪問した際、朝鮮労働党幹部から、日本の国会議員団による訪朝を提案されたことを伝えた。

 川上氏によると、幹部は「東アジアの安定と日朝関係改善の意思がある国会議員がいれば、訪朝団を受け入れてもいい」と語ったという。

(2007年4月5日0時59分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070404ia22.htm

2782とはずがたり:2007/04/05(木) 18:09:34
>>2776
>「東京裁判なんてものは、日本人として認めるわけにはいかない」
>「現在の日本は占領体制の延長線上に惰性で存在するだけ」
>当時の小沢一郎は、このように断言していました。
へぇそんな事を云ってたんですねぇ〜。知りませんでした。
小沢がさも当然という風にそういうと何となく説得されてしまいそうだが,ベルサイユ体制の打破を颯爽と云ってヒットラーが登場したことを考えると煽り的に政治家がそれを云うのは慎重であって欲しい所な気がします。

>>2777
>小沢バラマキ路線
民主党のばらまき路線は農業は兎も角,高校の教育義務化とか消費税増税を凍結しながら福祉拡充を云って見せたりの事です。

2783やおよろず:2007/04/05(木) 22:59:15
>>2782

 「○○打破」をすべてヒトラーに結びつけるのはどうかなと思いますが。
 占領下の厳しい言論弾圧の中、占領軍が認めた言説が定説となり、占領軍の覚えめでたい勢力が日本を統治するようになっていったわけで、
 このようなものに牛耳られている体制に異議を唱えるのと、ナチスとを一緒にされては・・・ 
 日本は、左右が逆なだけで、戦後の東ドイツのような勢力構図だったと思います。
 多党制ではあるが、権力は移動しないという点において。

 それに、「東京裁判なんてものは、日本人として認めるわけにはいかない」は、トウカセンにも同じように言っているはずです。
 ある時期から、大きく路線転換したようですが、本音はこうでしょう。
 この立場に立つのは厳しい。
 安倍をこの立場に立たせ、自分は占領軍の立場から攻撃する。
 これで苦せずして、優位に立つことができる。
 おおかた、このような考えだったのでしょう。
 
 小沢は、自社同根ということを言いたかったのでしょう。
 「自社の間に対立なんてなかった。」これは、ことあるごとに話していました。
 現実的に国対を通じて自民党から資金が社会党等の野党に流れ、自社は渾然一体で、真の争いなどはなかった。
 社会党は「社会党の役」をしていれば、自然に権力が維持され、一定の勢力が確保されるという体制は、占領軍の賜物であるわけでありまして。
 自社勢力が残存している限り、これらの組織防衛のための反日活動と、組織外の国民からの搾取的政策は続行せざるを得ません。
 自民党のほうも、社会党等に縄張りを渡して、新興の対抗勢力が出現しないようにする。
 そうなれば、自民党も、社会党も、他の諸勢力も安泰なわけですから。
 行政改革・政治改革・経済改革と「占領体制」とは、決して無縁なものではないと思います。

 その小沢が、占領軍の目線で、安倍を非難し続けているところに、馬鹿馬鹿しさを感じるわけです。

>>小沢バラマキ路線
>民主党のばらまき路線は農業は兎も角,高校の教育義務化とか消費税増税を凍結しながら福祉拡充を云って見せたりの事です。

 社民党路線ですね。
 民主支持層で支持する勢力が、一体、どこに存在するのかなと思いますね。
 「バラマキ路線」なんて立派なものでなく、単なるデマですからね。

 こういうことを言ってれば良い。
 まじめに訴えても、反発を食うおそれがある。
 こういうことをいう役割を引き受けることで、反自民という地位に安住できますから。
 自民の良質な代替案でなく、反自民・非自民でいることが、どれほど楽なことかって話です。

2784とはずがたり:2007/04/06(金) 02:31:26
>>2783
幣原喜重郎の英米協調外交も軟弱外交と軍部など強硬派からはだいぶ非難されましたが穏健で中庸な姿勢であったように思います。
アンチアメリカな俺ですが殊更に占領体制の打破などを鼓舞するような必要性は余り感じません。(自分は煽りますけど俺が掲示板で云うのと政治家が公の立場で云うのは全然違いますからw)

私が自民を蛇蝎の如く嫌ってるのは自民党に群がる利権屋の取り分を政権交代で取り上げればその分純粋に我々利権に浴さない国民の取り分が増えるし,その利権が労組に行くとしても自分は土建屋より労組により近いのでそれでよいと思ってるのですが,一体,東京裁判は認めないとする主体的主張派にいったいどんな現実的な利益が発生するのでしょうか?
例えば小泉が靖国参拝を強行したせいで中国を刺戟し海底ガス田の開発を進めさせてしまったように面子の張り合いは殆ど無益であるような気もするのですけど。

2785やおよろず:2007/04/06(金) 10:21:32
>>2784

 靖国参拝とガス田をリンクさせるべきではないでしょう。
 靖国に参拝しようがしまいが、海底資源の囲い込みが中国の国策であることは南沙諸島の軍事侵攻で明らかだと思います。
 ガス田については、どちらかというと伝統的日中友好派が謙譲した格好になってると思います。
 双方の主張が対立するところに交渉の余地があるのであって、事実上、主張をやめてしまっては、どうにもならないと思います。

>>幣原喜重郎の英米協調外交も軟弱外交と軍部など強硬派からはだいぶ非難されましたが穏健で中庸な姿勢であったように思います。

 戦後の占領が良かったのも、この英米派の貢献が大きかったと思います。
 よって、英米派を殊更、貶めるきはありません。

 しかしながら、日米開戦に関しては論点が中国問題なので、軍縮を論点とした幣原外交と直接に二項対立になるものではないでしょう。
 軍縮と軍拡とで幣原と軍部とが対立関係にありましたが、はたして中国問題で英米派が満州を譲る決断をできたのかどうか?

 20年代後半から30年代前半であれば、ソビエトにしろ、中国国民党にしろ、極東での戦争を欲していたわけで、戦争回避は戦争での勝利以上の外交技術が必要であったのは確実であろうと思います。

>>東京裁判は認めないとする主体的主張派にいったいどんな現実的な利益が発生するのでしょうか?

 東京裁判は占領の象徴です。
 占領政策は、占領後には当然無効となります。
 法的に主張すべきものは主張していくのが自然な姿であろうと思います。
 主張を控えることによって、向こう側が譲歩してくれると期待するのは間違いではなかろうかと思います。

  それを追認することは可能とは思いますが、この追認の選択自体がなされていないのが問題です。
 占領への協力機関は敗戦で地位を利得したものが支配的ですから、その保持のために、占領後も占領期と同じ構図が保持されてしまっていると思います。

 一連の歴史戦線を東京裁判のラインまで引き上げることは、かなり有効だと思います。
 東京裁判を無前提に是認していることが、それを基にした歴史攻勢を呼んでいると思います。
 中国が歴史攻勢をかけてきており、これが有効であることは、巨費を投じて中国がじっこうしていることで明らかだと思います。
 何の意味もないことを、国を挙げてやるわけないですから。

 この辺が、化学兵器除去あたりの「たかり」をうんでいると思います。
 国内で同じことをやれば利権だ何だとたたかれることも、中国でやれば、それが免罪符になるという構造はどんなもんだろうかと思います。
 
>>私が自民を蛇蝎の如く嫌ってるのは自民党に群がる利権屋の取り分を政権交代で取り上げればその分純粋に我々利権に浴さない国民の取り分が増えるし,その利権が労組に行くとしても自分は土建屋より労組により近いのでそれでよいと思ってるのですが,

 この辺は少し違うと思います。
 自社の組織は、どちらか片方だけが存続し、どちらか片方が排除されるというものではないでしょう。
 大方、自民党系の組織の解体に着手すれば、旧社会党系の組織にも突き当たり、すくみの状態になるという感じになると思います。 

 土建談合利権にも、当然、旧社会党系の団体が絡んでいますから。
 現実に、国地方合わせた一般支出の大きな部分が人件費であることを考えれば、この部分を無視した財政再建は不可能かと思われます。
 自民体制からの脱却は、当然に、自社体制からの脱却に行き着くものだと思います。

2786やおよろず:2007/04/06(金) 19:49:20
小沢氏、最後の大勝負 再編に道か 党揺らぎ代表辞任か
2007年04月05日16時52分
http://www.asahi.com/politics/update/0405/TKY200704040341.html

小沢一郎氏が民主党代表になって7日で1年。参院選を「最後の大勝負」と位置づけ、国会よりも選挙とばかりに全国行脚に精を出す日々だ。ただ、党内には、こうした党首の姿勢に疑問符をつける声も消えず、「負ければ代表辞任」との見方が強い。勝って「政界大再編」に持ち込むか、敗れて党が揺らぐ事態を招くか。自民党離党から14年の政治人生を集約したような夏を迎える。

●連合と「蜜月」、地力固め

 お酒はぬるめの〜、燗(かん)がいい〜♪

 3月23日夜、高知市内のバー。おはこの「舟唄」をカラオケで熱唱する小沢氏に、連合高知の幹部が「最高!」と声を飛ばした。「連合とはピッタンコだ」と小沢氏も上機嫌だった。

 小沢氏は参院選に向け全国をめぐっている。平日だけで2月に11日間、3月は19日間。たいてい連合の高木剛会長か古賀伸明事務局長が同行している。1月の党大会後、小沢氏が高木氏に「一緒に歩いてほしい」と要請したのがきっかけだ。

 ねらいは「連合の県連化」だ。代表に就いた小沢氏は各地を回り、改めて党の地方組織が脆弱(ぜいじゃく)であることを思い知った。これでは参院選で「風」が吹いても、勝利をつかめない――。そこで、党最大の支持組織である連合に、足腰の弱さをカバーしてもらおうと思い描いたのだ。

 小沢氏と連合は、かつて手を携えて政界再編に突き進んだ間柄だ。93年に自民党を飛び出し、細川連立政権を樹立した時には、連合を接着剤に社民勢力と連携した。新進党で党内に亀裂が入ったときには、連合の旧同盟系の議員らが支えた。

 だが、逆に言えば、苦い経験を重ねてきたことにもなる。細川政権の崩壊、新進党解党……。どこまで小沢氏と歩調をあわせるか、連合も間合いをはかる。

 連合幹部は語る。「最後の勝負に賭ける小沢さんは連合と心中する気だが、連合は小沢さんと心中する気はない」

●シンパ増へ大勝狙う

 参院選で、与党を過半数割れに追い込むことは簡単ではない。民主党だけで50台の議席をとることが必要だとみられているが、小沢氏はここにきて「大きく勝ちたい」と漏らし、「60に限りなく近い議席をめざす」と繰り返す。

 わずかな議席差なら自民党が民主党や他の野党から引き抜き、過半数維持を画策する可能性がある。それを阻止したい、というのが理由のひとつだ。だが、政界大再編を見すえ、参院で「シンパ」を増やしておきたいという思惑も見え隠れする。

 小沢氏は2月、思い描く展開を「参院で過半数を握る。できれば、政界の再編まで持っていきたい」と明かした。国会で主導権を握り、法案は参院で通さない。自公政権を衆院解散に追い込み、そこで新たな再編を仕掛ける――。こうなると、民主党でも分裂が起きる可能性がある。

 小沢氏には、参院をめぐり苦い経験がある。92年の自民党竹下派の分裂騒動で、参院議員の多くが小沢氏に従わず、足場を築けなかった。その「弱点」を克服し、新たな再編に備えて参院民主党の「小沢化」を進めようというわけだ。

 小沢氏を知る財界人は、こう解説する。「彼は、今の民主党のまま政権を取ろうとは思っていない」

●党内の批判に歯がゆさ

 小沢氏の政治家人生には「分裂」という言葉がついて回る。96年には、新進党党首として総選挙に臨んだが敗北。党内の亀裂を深め、党解体という結末を迎えた。

 小沢氏はいま、忍耐を重ねて党内融和に努めていると、小沢氏を長年支えてきた政界関係者はいう。「様々な教訓を我がものとし、最後の戦いに挑んでいる」

 だが、就任1年を前に不満もくすぶる。

 3月28日には、国民投票法案をめぐり、枝野幸男・党憲法調査会長が「我が党は独裁政党ではない」と異論を唱えた。執行部主導で国会対応を決めようという小沢氏の手法に対してだ。

 小沢氏は記者団に「あんたがたの会社も、方針は取締役会で決めるんじゃないの。いちいち全社員集めて議論するのか」と説明したが、枝野氏の批判は党内に漂う空気を映し出したものでもあった。特に、世代交代の流れが逆行したと感じている中堅・若手には、党首討論を避け、都市より地方を重視する小沢氏は「古いタイプの政治家」に映る。

 このため、仮に参院選で敗れれば、代表辞任論は一気に高まることは避けられない。「『命を賭ける』と言っている。負けたら政治家を辞めるのでは」とささやく党幹部すらいる。

 思うようにならない党内事情に、小沢氏も歯がゆい思いを隠さない。「弱兵を率いる指揮官は結局、自ら先頭に立つしかないんだ」

2787やおよろず:2007/04/07(土) 17:04:16
小沢氏背水 夏の陣 参院選 国会中も全国行脚 「政局優先」運営に批判も
 民主党の小沢一郎代表が7日で就任から丸1年を迎える。7月の参院選を「天下分け目」の戦いと位置付け、与党を過半数割れに追い込むため国会中も地方行脚に汗を流す。ただ、参院選に「政治生命をかける」と公言しており、負ければ代表辞任は不可避。念願の「政界再編」に向けても正念場を迎える。

■政界再編も視野に

 「あっという間で、別にありません」。小沢氏は6日夕、羽田空港で記者団に就任1年の感想を聞かれ、そっけなく答えた。ただ、話が参院選に及ぶと「とにかく野党で過半数をとる。多くの国民に接して何を望んでいるか受け止めることが大事」と力を込めた。

 代表就任以降、小沢氏が最も力を注いできたのが参院選対策だ。地方行脚を続けるのも全国に29ある改選数一の「一人区」が参院選の勝敗の鍵を握るからだ。

 2月以降は地方労組回りに尽力。3月27日には、佐賀市で連合佐賀と懇親会を持ち、幹部らとカラオケのマイクを握った。地方組織が弱い民主党が一人区で勝つには、ポスター張りなど実動部隊となる連合の組織力が不可欠。党内の保守系議員には“労組アレルギー”も強いが、小沢氏はなりふり構わない。

 「視線の先には政界再編がある」と関係者は解説する。参院で過半数を制すれば、重要法案を参院で通さず、国会の主導権を握ることができる。「安倍政権を衆院解散に追い込めば新たな再編も視野に入ってくる」

■「小沢後」にらむ声

 小沢氏はかつて、強引な政治手法で「壊し屋」の異名を取ったことで知られる。それを党代表就任時に「自分も変わる」と宣言。党運営も菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長で両脇を固める「トロイカ体制」を組み、党内の懸念を封じてきた。

 それでも、中堅・若手には、選挙や政局を優先する小沢氏への不満がくすぶる。国民投票法案をめぐり、執行部主導で国会対応を決めようとする小沢氏を、党憲法調査会長の枝野幸男氏が「わが党は独裁政党ではない」と批判。前原誠司前代表も「わが党のいいところは大衆討議で結論を出すところだ」と指摘した。

 こうした党内の雰囲気を察し、小沢氏は3月29日、熊本市で記者団に「あなたがたの会社の方針は取締役会で決めるんじゃないか。全社員を集めて議論するの」と反論。6日も「政権交代の目標に反対だという人は誰もおらんでしょ」と党の結束を強調した。

 「参院選に政治生命どころか命をかけている。体力面からも、負けたら政治家を辞めるかもしれない」と党幹部。「小沢カードはもう切ってしまった。もう少したてば、僕らの世代が中心」。中堅議員からは参院選後の「ポスト小沢」をにらんだ言葉も漏れている。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070407/20070407_002.shtml

2788片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/07(土) 17:47:17
この掲示板での議論からちょっと離れていましたが、小沢論がされてるので、一言しておくと、

私は、参院選までの小沢は、ふつうではありえないくらいの選挙モードに浸るつもりだと思います。
選挙を考えればそうやるだろうな、と私が見ていたところをそのまんまやっている感じ。

その点、安倍は、選挙を考えれば、あのような下手な復党のやり方はマイナスなんでしょうが、まぁ良く言えば信念を示した感はあります。

小沢が選出された民主党代表選、安倍が選出された自民党総裁選前後、この掲示板にいろいろ長文を書きましたが、まず、両党とも田舎向きの主張をし始めたというところは当たっているでしょう。私は、選挙を考えれば、自民党のほうはもう少し小泉・安倍セットを続けると思っていました。安倍が独自色を発揮する力量に欠ける以上、選挙にはそっちのほうがよいと思っていました。しかし、安倍は、過信したのかなんなのか、わざわざ支持を落とす方向に走った。
小沢が1人区を意識して、社民党に加え国民新党と組んでいくというのは、その通りになっています。で、1人区での戦いを優先するあまり、理念的にマトモなものが示せていない(示していない)。
私は選挙シフトづくりとかそういうのに興味がありますので、そのへんをとにかく重点的に見ていましたが、小沢が代表に選出されたときから今までの間に、参院選の「候補者レベルでの構図」はかなり良化しています。過去十何年の選挙のなかでは、最も野党が分散しない形になっています。
なので、ぼやけた政策しか掲げられず、あまり与党批判の利益を得られなくても、過去の選挙の体感温度とは違う感じの「結果」がありうるんじゃないかと見ています。
たぶん、小沢は、今度の参院選については、「候補者構図」づくりを「政策理念掲示」よりもずっと重視してるんでしょう。

伸びないといわれる支持率の足を引っ張っているのは、やおよろずさん、旧新進さんのおっしゃるようなところがあるからかもしれません。
日本人にとってのブレイクスルーをほとんど示していない、また、人材的にも目新しさがないと見られているところで、特に都市住民の支持が伸び悩む。

結局、内閣不支持が支持を上回るような状況で選挙になれば勝てると見て、結集を進めているその姿をどう見るかになると思います。
あんまり真摯でない選挙好きの私としては、たとえば民由社で言いたいことを言ってその代わり選挙も分散してなんとなく終わっちゃう、というのより今のようなのが好きなんですけど。

ちなみに、民主党代表選のころに、民主党は勝ってもなくなるかも、というようなことを書いた気もしますが、その気配がやや高まっていますね。むしろ勝ったほうが分裂しやすいと思います。
負けたら負けたなりに、地方の地盤は整い始めており、次の参院選でまたチャレンジできるわけで、若い党になっていくと思いますが。
分裂する場合、よく前原という名が出ますが、そうじゃなくて小沢が仕掛ける形を想定します。

さて、民主党が勝つのがいいのか負けるのがいいのか?

2789やおよろず:2007/04/07(土) 19:00:11
>>2788

 古くからの民主党支持者には申し訳ありませんが、小沢が民主党で政権をとる気のないのは事実でしょう。
 
 民主党は、自民党を解体するための道具に使って、自民党が解体すれば民主党も解体するという形になると思います。

 小沢としては、大合同で、組閣を目指すという形になろうかと思います。

 大合同の過程で、脱落者がでるものと思われます。

 逆に、保守系議員は歓迎でしょう。

 その後、いらないものから切り捨てていき、切り捨てられた方が纏まって、新たな党が結成競れるという感じになろうかと思います。

 「自民・自由の両党解党・新党結成」という98年当時の路線になるのではなかろうかと思います。

 一回、反故にされた経験を踏まえて、今度はうまくやれるという自信があるのでしょう。

 竹下・野中といなくなって、そういう政局に強い議員が少なくなった今、参院選後の政界再編は現実味があると思います。

 民主党が勝った後の、第2幕を見たいので、民主党に勝ってはほしいのですが、さて、今の路線で勝てるかどうか?


 両者グダグダで、大論点なく、候補者勝負になるのは必至だと思います。

 論点は、ローカルなものにならざるをえません。

 しかしながら、大都市ではローカルな論点を立てることが困難です。

 東京知事選での大敗が確定的、しかも上田・松沢が石原陣営につくなど、首都圏で民主党候補が与党候補を上回る余地が一つ消えたかなという感じです。

 報道2001の調査で、首都圏の社民党支持率は1%未満、自民党から票を奪えば効果は2倍なのに、社民党へ走っては支持が拡大しませんわな。

 2人区期待の北海道でも、知事が現職とはいえ、とても2議席取れるような感じでもありません。
 (私は、当初から、新潟での2議席の可能性の方が高いという論ですが)

 1人区で過半数を取れるのかどうか?小沢云々よりも、候補者の力量にかかっていると思います。

2790やおよろず:2007/04/07(土) 19:47:45


青森 ・平山

岩手 ・平野 ○

秋田 ・松浦

山形 ・舟山 ○

栃木 ・谷

群馬 ・福田

山梨 ・米長

富山 ・森田 ○

石川 ・未定

福井 ・若泉

三重 ・高橋 ○

滋賀 ・徳永

奈良 ・中村

和歌山・阪口

岡山 ・姫井 ○

鳥取 ・川上

島根 ・未定

山口 ・戸倉

香川 ・植松 ○

徳島 ・中谷 ○

高知 ・武内

愛媛 ・友近 ○

佐賀 ・川崎 ○

長崎 ・大久保○

熊本 ・松野

大分 ・未定

宮崎 ・未定

鹿児島・皆吉

沖縄 ・糸数?○



 思想信条は度外視して、個人で無党派・中間派の票を集められそうなのは、○のあたりかと思われます。

 「未定」のところに、パンチの効いた候補が立てられればなと思います。

2791やおよろず:2007/04/07(土) 20:04:35
「教師の質」向上に全力
民主、対案でアピール
 民主党は、政府の教育改革関連3法案の対案として「教育職員免許制度改革法案」など3法案を、近く衆院に提出する。教員の質の向上に主眼を置いた対案策定で、夏の参院選をにらみ「教育政策の民主」をアピールする方針だ。

 民主案も政府案と同様に「教員免許更新制」を取り入れており、更新期間を10年とする点は同じだ。ただ、民主党案は、大学の教員養成課程を現行の4年制から大学院修士修了までの6年制に延長、新人教員の質の向上を目指す。免許更新時に必要な講習時間は、政府案の約3倍に当たる100時間程度を義務付ける。

 新人教員が取得する「一般免許」とは別に、実務経験のある教員が目指す資格として「専門免許」を新設。実務経験を積んだ上で「教職大学院」で単位を取得すれば与えられ、免許の更新は不要とする。専門免許には「教科指導」「生活・進路指導」「学校経営」の区分を設け、学校運営で主導的な役割を果たすよう期待する。(共同通信)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007040700100&genre=A1&area=Z10

2792とはずがたり:2007/04/07(土) 21:48:36

>>2785>>2789

>靖国参拝とガス田をリンクさせるべきではないでしょう。
俺個人としては中国側はリンクさせて動いたと感じています。

>靖国に参拝しようがしまいが、海底資源の囲い込みが中国の国策であることは南沙諸島の軍事侵攻で明らかだと思います。
春暁に関しては大して埋蔵量も無いし経済的にペイしないかもという話しもあるし靖国の参拝で不快な思いをさせられた中国の嫌がらせに過ぎないと思います。しかも日中が領有権を主張する付近だが日本が領有権を主張している訳ではない中国領海側での開発と云う事でだいぶ中国側の仕掛けは慎重であるように思います。

>追認の選択自体がなされていないのが問題です。
追認とはこれら一連の施策を法律的に有効であると独立後に一定の決議をするなりしないなりすれば良かったのにしなかったと云う事でしょうか?

>自社の組織は、どちらか片方だけが存続し、どちらか片方が排除されるというものではないでしょう。
俺は自民が下野した場合速やかに解体して政界再編が成って旧自由党的な改革保守vs旧民主党or旧社会党的なリベラルの二大政党制に成るかどうかについて,あっさりそうなりそうな気もしますが一方で懐疑的な自分もいます。立憲政友会以来の伝統のある自民党的保守がそう簡単に解体するとは思えないからです。日本の保守の本流(多数派)は政友会の我田引鉄であり自民党の土建国家であるからであっさり雲散霧消するかどうか,一方で戦前の無産政党が弱かったせいかあっさりと社会党ブロック(総評+社会党)は現実に解体してます。既に護憲を金科玉条とした労働勢力は現状では少数派と云っても良いでしょう。

>民主党は、自民党を解体するための道具に使って、自民党が解体すれば民主党も解体するという形になると思います。
上に書いたような理由で自民党の解体と民主党の解体というスッキリとした形になるかどうかに関しては予断を許さないと思っております。勿論そうなれば判りやすいのかも知れませんが,そういう東京裁判に対する姿勢等のイデオロギー的なものでスッキリ分かれる事に関しては懐疑的です。

2793片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/07(土) 22:03:40
再編があっても私は再編後にすっきりした形にならない可能性のほうが高いと思いますよ。
私は結局、保守系だなんだというところで「この指とまれ」でわかれるのではなく、自民党冷飯組を小沢が引っ張る形でスタートすると思っています。

05年の選挙を見返すと、1人区の県ではあんまり03年と結果が変わっておらず、それに加えて候補整理と内閣支持率の面があるので、既述の立場を維持します。

2794やおよろず:2007/04/08(日) 00:02:42
>>2792

 >俺個人としては中国側はリンクさせて動いたと感じています。

 中国側のエクスキューズとしても論理性にかけていたと思います。
 もともと、社会党の訪中団が中国共産党保守派と組んで仕掛けた話なので、中国側の主張には穴が多い問題だと思います。
 中国側は立場上抗議しなければならないものの、筋のない話なので触れて欲しくないのでしょう。
 江沢民から国家主席が変わったばかりなので、コヨウホウの二の舞にならないよう、対日強硬を取らなければならなかった立場は理解しますが。

 >春暁に関しては大して埋蔵量も無いし経済的にペイしないかもという話しもあるし

 やはり、試掘が必要ではなかろうかと思います。

 >日中が領有権を主張する付近だが日本が領有権を主張している訳ではない中国領海側での開発と云う事でだいぶ中国側の仕掛けは慎重であるように思います。
 
 細かい話で申し訳ないのですが、日本は中国との領土問題は存在しないという立場です。
 海域を実効支配しているので、中国が入ってきたら侵攻になります。

 >旧自由党的な改革保守vs旧民主党or旧社会党的なリベラルの二大政党制に成るかどうかについて

 対立軸になるのは、冷戦期同様に「憲法」「格差」であろうかと思います。
 残念ですが、政治理念の対立にはなりません。
 「親中の人権派」「親北のリベラル」の国ですから。
 政治理念が対立軸となり、2大政党制が築かれる可能性は低いものと思われます。
 冷戦期は借り物の対立軸がありましたが、まあ、これが続くんでしょう。

 >日本の保守の本流(多数派)は政友会の我田引鉄であり自民党の土建国家であるからであっさり雲散霧消するかどうか,
 >一方で戦前の無産政党が弱かったせいかあっさりと社会党ブロック(総評+社会党)は現実に解体してます。既に護憲を金科玉条とした労働勢力は現状では少数派と云っても良いでしょう。
 
 「我田引鉄」は自・社で変わるところはないでしょう。
 朝鮮総連は一等地に大きなビルを持っているし、日教組は教員世襲を推し進めているし、日教組と一体の部落解放同盟は土建屋と一体であるし。
 公務員組合は民間と同じ待遇がいやだとデモを起こすし(平日の昼間に)。

 内向きに諸々の利害を調整しながら、肥大化させてきたという点で、社会党のみ「清し」とするのは公平性にかけると思います。
 税金を食い物にしてきた点、財政の拡大とともに組織を拡大してきた点において、自・社の差は限定的な程度問題だと思います。

 資金力・組織力にかけては、まだまだ旧社会党勢力は強大なのでしょう。
 でなければ、一連の社民党路線に説明がつきません。

 >既に護憲を金科玉条とした労働勢力は現状では少数派と云っても良いでしょう。
 
 少数派ながら生きながらえると思いますよ。
 新保守勢力の補完勢力として。

 保守勢力も「反中」ではなくなります。
 財界が圧倒的に「親中」に傾いたため、政治的保守の後ろ盾は縮小します。
 日本の共産化がなくなった以上、「反中」「反共」を支援する必要性が財界には薄いものと思われます。
 
 「親中」をデフォルトに、「憲法」「格差」を挟んで、多数派と少数派が対峙するという冷戦期の構図になるのではないでしょうか? 
 そうなる可能性が高いような気がします。

 >東京裁判に対する姿勢等のイデオロギー的なものでスッキリ分かれる事に関しては懐疑的です 

 ということで、悲しいかな、結論が一致してしまいます。

 占領構造の無条件肯定は、やはり、占領期の政治構図しか生み出さないのではないかと悲観しています。

 結局、改革の対象となるべきものは肥大化した既存組織であり、そのコアは占領期にある。
 よって、この点からも占領に関しては、こだわっていきたいと思います。

2795やおよろず:2007/04/08(日) 00:22:38
>>2793

 >再編があっても私は再編後にすっきりした形にならない可能性のほうが高いと思いますよ。
 >私は結局、保守系だなんだというところで「この指とまれ」でわかれるのではなく、

 結局、大連立だと思いますよ。
 自民党の現役議員が、民主党に加わるわけがない。
 民主党と自民党が合同する可能性の方が高いと思います。
 そこで、脱落したものが社民党と合同し、あらたな反政府の受け皿になるのではないかと思います。

 >自民党冷飯組を小沢が引っ張る形でスタートすると思っています。

 自民党は落選議員ですら、自民党に残留しているくらいです。
 離党勧告処分を受けてもです。
 地元の地方議員の存在もあります。
 自民党を離れることは、容易ではないのではないでしょうか?

 その点から、上述のような結論に達しました。

 再編に関して、私の理想形は「占領体制」を軸にしたものでありますが、実現性は乏しいものと理解しています。

 小沢民主党の「靖国」「しおかぜ」「バスに乗り遅れ」「慰安婦」という攻撃から、安倍が倒れた後に右派の結集が一大勢力を築くとは思えません。
 「バスに乗り遅れ」「慰安婦」あたりで、もうダメだなと思うようになりました。
 可能性は縮小する一方であると自覚しています。

 >内閣支持率

 復党問題からだと思いますが、森政権時期にも似た報道の悪意が出てきたようにも思います。
 この点で、民主党はチャンスだとは思いますが、それを生かしきれていないという感じではないでしょうか?
 とりわけ、浅野知事に関して、これだけメディアの後押しを受けてこれかよ・・・といった感じです。

 民主党にとって心配なのは、中間派・無党派です。
 明確に不支持の人は民主に入れるでしょう。
 ライトな支持層やライトな不支持層をつかみきれるのかどうか?
 松沢・上田・山田のような「水陸両用」みたいなあたりからソッポでは、心もとない気がします。

 復党問題は、復党のエクスキューズが弱かったんだと思います。
 さらに、政局的には「安倍政権=小泉残存+保守右翼」という面があって、幹事長は「小泉残存」の筆頭格ですから「保守右翼」へのシフトを嫌うという計算ができていなかったように思います。
 「安倍カラーに必要」という形のエクスキューズが取れなかったのが致命的でしょう。
 一般的には「選挙目当ての復党」となるわけで、こんなものは支持できるはずもありません。
 幹事長任せにせず、自らカラーを押し出す。
 こういう形であれば、だいぶ違っていたかとは思いますが。

 小沢に関しては、本来同タイプの安倍に対して、キャリアと格の違いを見せて勝利するといった戦略は取れなかったのかなとは思います。

2796とはずがたり:2007/04/08(日) 01:10:17
>>2794
立場は違えども,冷戦下で自社が結託していて社会党を清新な勢力なんかではないという認識,イデオロギーを軸とした政界再編は起きない,護憲至上主義の労働勢力は少数派などその事への評価は反対であっても認識そのものには共通点が多い様ですな。

で,差違は肥大化した既存組織に関して,日本は小さな政府であり福祉や教育を中心に旧来の家制度に頼って来ており肥大化そして疲弊して来たのは自民党を支える諸組織であったと思う辺りが違いでしょうか?
そして親中かどうかを含め占領政策=戦後体制の評価を最大の基準とすべきと云うのも違いでしょうね。

>>2795
>民主党と自民党が合同する可能性の方が高いと思います。
西ドイツの大連立みたいな感じですねぇ〜。
> そこで、脱落したものが社民党と合同し、あらたな反政府の受け皿になるのではないかと思います。
西ドイツではその後社民党にも政権担当能力が認められて政権交代可能な二大政治勢力を軸とする穏健な多党制に移行しましたがはてさて。
個人的には政権交代の形に就いて余り定見は有りません。政友会的な自民党が存続するならそれvs改革保守と労組の組み合わせの第三の道の民主党でしばらく頑張って貰いたい(←解党しそうな民主に対する要望)とは思いますが前回郵政選挙で水ぶくれした自民が次回落選必至となった一期生辺りを中心に小泉改革を掲げ安倍批判をして分裂する可能性もない訳じゃないのではないかとも思わなくもないです。

また続きは明日にでもお伺いします。成る可く12時〜1時にはそちらに着けるように努力しますが京都は桜シーズンで激混みで如何ともし難い事態も考えられますので多少の遅れの可能性はご了解をm(_ _)m

2797片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/08(日) 08:41:36
>>2795
確かに、2003年だったと思いますが(あるいはもうちょっと前かも)、当の石原知事が、「俺が民主党党首だったらもっと勝ってたよ」と言うようなことを言ってたりするんですね。松沢も上田ももともと不満分子ではありましたが、それを逆に取られるようでは大いにマイナス。告示日が今回のハイライトといった感があります。
佐藤雄平のときはそのへんが佐藤の応援に行ってたんですが、浅野のリソース&戦略不足・石原の人脈もあるでしょうけどね。根本的には、出馬受諾のときの、市民団体が市民の代表みたいな感じのあの錯覚かね・・・。民主党がもう少し知恵を授けたほうが良かったんだろうね。

大連立は、変動が大きいわりに得られるもの(生臭い意味で)が少なくて、選挙的に残る課題が大きすぎる、とは思うんです。が、私の言ってるほうも、確かに地方地盤はなにはともあれ「自民党」というところはあるでしょうから、そう簡単ではないでしょうね。
どっちにしろ、参院選が終われば、社民党との候補重複への配慮要請は減少し、都市部重点の衆院選シフトが意識されるので、また全然違う論調が台頭したりすると思いますが・・・。

2798名無しさん:2007/04/08(日) 15:20:42
政権が取れないのは政権担当能力の無さだから、
大連立したほうが政権とるには近道だと思う

2799名無しさん:2007/04/08(日) 21:49:00
政権担当能力というのは、与党サイドに立った際に便利な野党攻撃の言葉にすぎない。
当時の公明党にそんな特殊能力がありましたっけ?

けっきょく日本人の長いものに巻かれろ志向の政治風土が変わらない限り、
政権交代は難しいと思う。
与野党を対等に、単純比較しては、野党にはお気の毒だ。
政府与党が出す現実の法案や政策をチェックして、不満があればチェンジ。なければステイ。
選挙でこの操作を功利的に、バランスよくできるか否か。
現状、このへんの有権者の政党という公器の扱いの巧拙が欧米との差だと思います。

2800名無しさん:2007/04/08(日) 23:34:30
民主・鳩山氏、執行部責任に言及=東京など3知事選敗北で
4月8日23時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070408-00000077-jij-pol

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日夜、与党と対決した北海道、東京、福岡の各知事選で敗れたことについて「わたしどもの実力が備わっていなかった。執行部の責任を考えていかないといけない」と述べた。参院沖縄補選応援のため訪れている那覇市内で、NHKの番組に答えた。

最終更新:4月8日23時1分

2801やおよろず:2007/04/09(月) 19:21:09
>>2799

 欧米にない日本の特殊要因は、「憲法」でしょう。
 
 自国の武装解除を前面に掲げる勢力が、大きな力を持っているのは、日本だけ。

 この憲法を挟んだ冷戦型思考が、日本の政治に建設的なものにしない最大要因です。

 戦後の占領軍による強力な言論統制もあり、このようなトンデモ論が、まかり通っている。
 
 他国による言論統制を、半世紀過ぎてなお、一貫してありがたがっている国は、日本しかないでしょう。

2802やおよろず:2007/04/10(火) 03:30:09
〜 「民主党のあるべき姿」再考 〜

4月8日、統一地方選の前半戦が終了した。岩手などでは勝ったものの、主戦場と位置づけていた東京、北海道、福岡の知事選挙では敗北した。現職の強みが明らかになった選挙だったが、民主党にとっては、政権交代の試金石であり、政治決戦となる参議院選挙に不安を残す結果となった。

発足当時は70 % を超えていた安倍内閣の支持率も、今や40 % 前後にまで下落した。不支持率と逆転したとのマスコミの調査もある。郵政造反組の復党、佐田・行革担当大臣や本間・税制調査会長の辞任。柳沢・厚生労働大臣の「産む機械」発言や松岡・農水大臣の光熱費問題などをめぐる政治資金疑惑。そして、道路特定財源や公務員制度改革の骨抜きなど、支持率が下がる原因は数え上げればきりがない。しかし、反比例して上がるべき民主党の支持率は、上がるどころか、自民党と同様に下落傾向にある。どこに問題があるのだろうか。

 一つは、旧態依然の野党と見られてしまっていることにある。何でも反対。そして、審議拒否。考え方の全く違う共産党とも選挙協力して沖縄県知事選挙などを戦った。「民主党も古い。昔の社会党と変わらない」というご意見をよく伺う。難破船のCMも不評だった。

しかし、私は支持率が下がり続けている最大の理由は、党代表の姿が見えず、民主党の主張が国民に伝わっていないことにあると考える。また、本当に国民のこと、日本のことを考えているのかと、国民に疑念を持って見られている。本当に日本のことを考えていれば、大切な法案は反対するだけではなく、対案・修正案を出し続け、必要かつ大切な法案には堂々と賛成すべきです。

憲法改正の手続きを定めた国民投票法案については、民主党案を提出し、与党はほぼ、民主党案に沿った法案を提出してきた。相違点は、一般の国民投票に関する点だけだ。元々、社民党や共産党は憲法改正には反対しており、憲法改正は必要だとする我が党と考え方が根本的に異なる。野党共闘といっても、国民投票法案に関しては所詮、「水と油」。初めから無理がある。真っ向から与野党協議を呼びかけ、我々の主張の主要な点が盛り込まれるのであれば、粛々と賛成すれば良い。また、そうすることによって、民主党から造反組を出させ、憲法を参議院選挙の争点にすると言っているピント外れの安倍総理は、拍子抜けするだろう。

「我々が政権党ならこうする」と、民主党の考えを訴えるために、党首討論をもっと積極的に呼びかけるべきだ。しかし、党首討論を求めるどころか、こちらの腰が引けているようでは話にならない。地方行脚も大切だが、我々の主戦場は国会である。毎週でも、丁々発止の党首討論が行われることを、是非期待したい。

先日亡くなられた城山三郎さんが生前、政治家だけの会合で、こう仰ったそうだ。「政治家とは、本当に命懸けで仕事をしなければならない。浜口雄幸は東京駅で暴漢に会い、体が回復しないまま国会に出て命を落とした。石橋湛山は、病で総理の職が遂行できなくなると悟ると、たった64日間で総理の座を明け渡した」。民主党の議員全員がこのような気持ちを持てば、参議院選挙は必ず、面白い結果になるだろう。

小沢さんには命を賭けて、戦う姿勢を見せてもらいたい。地方を回るだけではなく、国会で民主党の主張を堂々としてもらいたい。こう思うのは、私だけではないだろう。

2803名無しさん:2007/04/11(水) 02:05:49
民主党:参院選の新潟選挙区の公認候補決定
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070411k0000m010029000c.html

 民主党は10日の常任幹事会で、夏の参院選の新潟選挙区(改選数2)の公認候補に、いずれも現職の黒岩宇洋氏(40)と森裕子氏(50)の2人を決定した。同選挙区では01年参院選で当選した森氏に加え、自民党議員の死去に伴う02年の補選で黒岩氏が当選。改選に当たって候補の一本化を検討したが、両氏ともに譲らなかった。内定にとどめていた参院比例代表の新人、元職候補21人の公認も正式決定した。

毎日新聞 2007年4月10日 18時32分

2804片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/11(水) 10:29:19
>>2802
話してた内容がさらに研ぎ澄まされた感じですね。
また思いつくことがあればコメントします。

憲法争点に関しては、「参院選において自公に大きくプラスになるかたちで争点化される」可能性がほとんどゼロになった状況だと思いますので、それへの対応で失敗というのは私にはあまり想定できないです。
ただ、個人的には重要問題とか関係なく憲法の国民投票法は必要とは思います。前から民主党はいろいろいちゃもんつけてるだけだな、とは思います。
政局観と信念が違う感じです。

2805やおよろず:2007/04/12(木) 18:11:55

民主・中井氏、党役職辞任せず 収支報告虚偽記載問題で

http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070412/skk070412003.htm

民主党の中井洽元法相(衆院・比例東海)は12日、国会内で記者会見し、自らの資金管理団体「洽和(こうわ)会」が平成17年分だけでなく15、16年分の政治資金収支報告書の光熱水費にも別の経費を計上していたことを認めた上で、「会計責任者が区分を間違えた。法的にルールは破っていない」と違法性を否定した。また、党の役職などを辞任しない考えをあらためて表明した。

 中井氏は、光熱水費としていた15年分546万円、16年分236万円に議員連盟・勉強会会費や公用車使用費、ファクス通信費などを含めていたとして11日に総務省に訂正を届け出たと説明。「領収書も振り込み記録もある」と述べた。

 中井氏は3月に記者会見し、洽和会の17年分収支報告書の光熱水費286万円について、議連・勉強会会費などが含まれていたことを認めた。

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>>2804

 こちらの先生も、話していた内容そのままの姿。

 比例復活で党に迷惑をかけ、役職も辞めない。
 松岡批判はまだ続くんでしょうか?


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