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民主党スレッド

2802やおよろず:2007/04/10(火) 03:30:09
〜 「民主党のあるべき姿」再考 〜

4月8日、統一地方選の前半戦が終了した。岩手などでは勝ったものの、主戦場と位置づけていた東京、北海道、福岡の知事選挙では敗北した。現職の強みが明らかになった選挙だったが、民主党にとっては、政権交代の試金石であり、政治決戦となる参議院選挙に不安を残す結果となった。

発足当時は70 % を超えていた安倍内閣の支持率も、今や40 % 前後にまで下落した。不支持率と逆転したとのマスコミの調査もある。郵政造反組の復党、佐田・行革担当大臣や本間・税制調査会長の辞任。柳沢・厚生労働大臣の「産む機械」発言や松岡・農水大臣の光熱費問題などをめぐる政治資金疑惑。そして、道路特定財源や公務員制度改革の骨抜きなど、支持率が下がる原因は数え上げればきりがない。しかし、反比例して上がるべき民主党の支持率は、上がるどころか、自民党と同様に下落傾向にある。どこに問題があるのだろうか。

 一つは、旧態依然の野党と見られてしまっていることにある。何でも反対。そして、審議拒否。考え方の全く違う共産党とも選挙協力して沖縄県知事選挙などを戦った。「民主党も古い。昔の社会党と変わらない」というご意見をよく伺う。難破船のCMも不評だった。

しかし、私は支持率が下がり続けている最大の理由は、党代表の姿が見えず、民主党の主張が国民に伝わっていないことにあると考える。また、本当に国民のこと、日本のことを考えているのかと、国民に疑念を持って見られている。本当に日本のことを考えていれば、大切な法案は反対するだけではなく、対案・修正案を出し続け、必要かつ大切な法案には堂々と賛成すべきです。

憲法改正の手続きを定めた国民投票法案については、民主党案を提出し、与党はほぼ、民主党案に沿った法案を提出してきた。相違点は、一般の国民投票に関する点だけだ。元々、社民党や共産党は憲法改正には反対しており、憲法改正は必要だとする我が党と考え方が根本的に異なる。野党共闘といっても、国民投票法案に関しては所詮、「水と油」。初めから無理がある。真っ向から与野党協議を呼びかけ、我々の主張の主要な点が盛り込まれるのであれば、粛々と賛成すれば良い。また、そうすることによって、民主党から造反組を出させ、憲法を参議院選挙の争点にすると言っているピント外れの安倍総理は、拍子抜けするだろう。

「我々が政権党ならこうする」と、民主党の考えを訴えるために、党首討論をもっと積極的に呼びかけるべきだ。しかし、党首討論を求めるどころか、こちらの腰が引けているようでは話にならない。地方行脚も大切だが、我々の主戦場は国会である。毎週でも、丁々発止の党首討論が行われることを、是非期待したい。

先日亡くなられた城山三郎さんが生前、政治家だけの会合で、こう仰ったそうだ。「政治家とは、本当に命懸けで仕事をしなければならない。浜口雄幸は東京駅で暴漢に会い、体が回復しないまま国会に出て命を落とした。石橋湛山は、病で総理の職が遂行できなくなると悟ると、たった64日間で総理の座を明け渡した」。民主党の議員全員がこのような気持ちを持てば、参議院選挙は必ず、面白い結果になるだろう。

小沢さんには命を賭けて、戦う姿勢を見せてもらいたい。地方を回るだけではなく、国会で民主党の主張を堂々としてもらいたい。こう思うのは、私だけではないだろう。


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