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自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

6077名無しさん:2009/09/13(日) 11:46:55
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090912-OYT1T01117.htm

自民総裁選、中堅・若手から擁立の動き
 自民党総裁選(18日告示、28日投開票)に向け、中堅・若手議員が候補擁立を模索している。


 河野太郎・元法務副大臣(46)(麻生派・当選5回)、小野寺五典・前外務副大臣(49)(古賀派・同4回)の出馬を促す声があるが、先行きはまだ見えてこない。

 河野氏は12日、TBSの番組で、「40歳代の人間が党首になるくらい自民党が変わらないと、変わったという風にはならない。派閥の親分衆が推す候補に落ち着いたのでは、再生は難しい」と述べ、自身の出馬に含みを持たせた。河野氏は、核持ち込みに関して日米両政府が密約を交わしたとされる問題で、与党でありながら衆院外務委員長として、「密約はない」とする答弁の修正を政府に求めるなど、過激な行動で知られる。

 一方の小野寺氏については、山本有二・元金融相らが擁立に動き始めている。小野寺氏が衆院選後、いち早く中堅・若手の結束や世代交代による党再建を呼びかけたことで、支持する声が広がってきた。小野寺氏は12日、「中堅・若手から候補者が出るのは大切なことだ。自分がその任に値するか、仲間の議員と相談したい」と述べ、出馬を前向きに検討する考えを示した。

 こうした議員の出馬の壁になるのは、「推薦人20人の確保」という条件だ。衆院選で大敗し、中堅・若手議員を中心に、議員数が激減したためだ。中堅・若手の間では、「勝てる候補を出さないと意味がない」(山本一太参院議員)と、候補一本化の必要性を指摘する声もある。

 一方、党内のベテラン議員の間では、総裁選出馬の経験がある谷垣禎一・元財務相(古賀派)や石破茂農相(額賀派)を擁立する動きがあり、総裁選は世代間対立の様相を強めている。

(2009年9月13日06時08分 読売新聞)

6078名無しさん:2009/09/13(日) 11:53:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20090912-OYT8T01057.htm

「保守の原点に返る」
自民県連新会長に後藤田氏


常任総務会であいさつする後藤田氏(徳島市内で)  12日に自民党県連の新会長に就任した後藤田正純氏(40)。党の都道府県連会長としては全国最年少で、「地方を守る保守の原点に返りたい」と党や県連の立て直しに意欲を示した。先月30日の衆院選で、現職2人の議席を失った県連。県連幹部からも「再出発」の声が相次いだ。一方、民主党県連は同日、来年の参院選に向け、候補者公募の募集要項を発表した。

 自民党県連は12日、徳島市内で執行部会と常任総務会を開催。「若さと行動力がある」と全会一致で後藤田氏を会長に選んだ。任期は来年の県連大会まで。今後、新しい執行部の人事を進める。

 前会長の岡本芳郎氏は衆院選で落選後、辞任を表明。後任を衆参の現職議員4人の中から投票で選ぶ案も浮上したが、後藤田氏以外の3人が辞退。後藤田氏だけが小選挙区で勝ち残った点も考慮された。

 後藤田氏は就任会見で「私は党内の反体制派。『自民党は変わらなくてはいけない』と、よく党内の古い人とぶつかってきた。そういう意味では、今回の有権者の思いと私の思いは近い」と述べた。

 県内では約20年前のピーク時に8万人近くいた党員が現在は約1万3000人に減少。党勢衰退の大きな要因になっており、後藤田氏は「我々国会議員の慢心もあり、地域支部の充実を怠ってきた。地方を守る保守の原点に返りたい」とし、▽市町村単位の地域支部の再構築▽若い党員の確保▽地域の声を聞く政調活動の充実――などを課題としてあげた。

 来年の参院選の候補者については、「現職中心になると思うが、執行部で相談しながら判断していきたい」と語った。

 また、常任総務会では衆院選の結果について、北島勝也・総務会長が「4年間の自民党政権へ批判が表れた。結果を反省し、新たなスタートにしたい」。竹内資浩・幹事長が「私の力不足で申し訳ない。今日を県連の再出発の日にしてほしい」と頭を下げ、再起を呼びかけた。

(2009年9月13日 読売新聞)

6079名無しさん:2009/09/13(日) 11:54:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090912-OYT8T01000.htm

自民県連が体制刷
新会長に茂木氏、幹事長石坂氏


役員会であいさつする茂木敏充氏  自民党県連は12日、衆院選後で初の役員会を宇都宮市内で開き、選挙の大敗を受けて執行部人事の刷新を決めた。新県連会長に茂木敏充衆院議員、新幹事長に石坂真一県議が就任した。来月にも県連内に「再生プロジェクトチーム」を設置するなど、人心を一新したうえで来夏の参院選の巻き返しを目指す。ただ、16日の民主党政権発足で野党に転落し、党勢の立て直しはいばらの道となりそうだ。

 役員会では、県連会長の森山真弓氏の政界引退の意向が示され、県議の梶克之幹事長が引責辞任した。新会長には茂木氏が就任。幹事長には県議会議長を2期経験した石坂幹事長代行の昇格が決まった。

 茂木氏は役員会の冒頭、「民主党が勝った選挙というより、自民党が負けた選挙だ」と衆院選を総括し、「大きく反省し、立て直さなければいけない」と、新会長として党の再生を強く呼びかけた。森山前会長は役員会を欠席した。

 自民党の県選出衆院議員は、茂木氏と佐藤勉氏(北関東ブロック)の2人になった。4年前の前回衆院選では6人当選したが、渡辺喜美みんなの党代表が離党し、森山氏が引退。今回の衆院選で船田元氏(栃木1区)、西川公也氏(同2区)が落選し、「自民王国」は崩れ落ちた状況だ。

 茂木会長は記者会見で、「自民党の古い体質をしっかりと見直し、党の再生を図りたい」と話す。ただ、従来の支持基盤は揺らぎ、野党転落によって自民離れが加速しそうだ。

 県連は「批判をしっかり受け止めたい」(石坂幹事長)として、党本部にならって「再生プロジェクトチーム」を設置し、11月末をめどに意見集約する。公募や有識者による約20人の「外部チーム」と、県議や市議、女性部など党員による「内部チーム」を設け、体制の見直しや活動などの再検討を行うという。

 参院選候補者についても茂木会長は、「勝てる候補を最優先に考える」と述べ、現職の矢野哲朗参院議員を含めて、幅広い候補者から選ぶ考えを強調した。

(2009年9月13日 読売新聞)

6080名無しさん:2009/09/13(日) 11:55:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090912-OYT8T00886.htm

自民県連がプロジェクトチーム 参院選 “反転攻勢”へ
 衆院選の総括や党再生を協議するプロジェクトチーム(PT)の発足を決めた自民党県連は12日、来年夏の参院選での“反転攻勢”に向けて、早くも士気を高めていた。

 同日の県連執行役員・選対常任委員合同会議には、各選挙区の担当者ら約20人が参加。党参院議員会長の尾辻秀久・県連会長が「ここはしっかりしのぎ、再び政権の座に就くまで、臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の日々を送りたい。来年の参院選を反転攻勢の第一歩とする」とあいさつ。参院選で立候補予定の野村哲郎参院議員も「自民が過半数をとり、国政のチェック機能を果たせるようにしないといけない」と力を込めた。

 会議の終了後、尾辻会長や参院議員の加治屋義人選対委員長らが会見した。各選挙区の担当者らからは、党本部への批判などの様々な意見が出たという。

 PTは、党の再生といった問題のほか、▽野党として地方の声をどう国に反映させるか▽今後の友好団体とのかかわり方▽無党派層に支持を広げるための方策――などを協議することにした。

 小幡兼興幹事長によると、PTは、建設的な批判を述べる党内外の識者ら約15人で構成する。月内にも発足させ、11月をめどに結論を出したいという。小幡幹事長は「自民党の古い体質から脱皮するために、抜本的な議論を重ねたい」と話した。

     ◇

 会議では、18日告示、28日投開票の総裁選について、県内でも党員選を行い、各候補者の得票に応じて地方票を振り割る「ドント方式」にすることを承認した。党員選の有権者数は12日現在、2万5324人。

(2009年9月13日 読売新聞)

6081名無しさん:2009/09/13(日) 11:56:45
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090912/205012

自民県連の新体制が発足 会長に茂木氏、再建へ2PT
(9月13日 05:00)
 自民党県連は12日、宇都宮市で役員会を開き、衆院選で惨敗した党や県連の再建を図るため、内部メンバーと外部メンバーそれぞれで構成する二つの再生プロジェクトチーム(PT)を、来月にも設置することを決めた。PTは組織立て直しや政治への提言などを議論し、11月末を目途に意見を集約する。外部メンバーは公募も行う。また県連人事で会長に茂木敏充氏、会長代行に佐藤勉氏、幹事長に石坂真一氏を充てるなどの新役員体制も決めた。

 同県連によると、同党の地方組織でこうしたPTを立ち上げるのは、本県が初めてという。茂木会長ら同県連幹部は役員会終了後に記者会見し、「再生プロジェクトを通し、党内外の多くの声を受け止めて、県連再生の礎にしていきたい」と述べた。

 同党県連が設置する二つのPTは、それぞれ20人程度で構成。外部PTは友好団体、有識者、企業経営者、会社員、女性、学生など幅広い層から同党への意見や要望、提言を県連役員が聞く場にする。人選は公募も行い、早ければ今週中にも同県連のホームページなどで県民に呼び掛ける考え。石坂幹事長は「党員でなくても、政治にモノを言いたい、自民党にモノを言いたいという人に参加してもらいたい」と述べた。

 内部PTは、県議や市町議、同県連地域支部の関係者などで組織。組織体制の見直しや今後の活動方法などについて、外部PTの意見も踏まえ検討する。

 一方、新会長に就任した茂木氏は同日、記者会見で、衆院選敗北の要因について、日本を取り巻く閉塞感や、自民党の古い体質に対する拒否感が強かったことなどを挙げた。参院選については「PTの結果も踏まえ、できるだけ早く方針を決めたい」とした。

 新役員人事では、森山真弓前会長が最高顧問に就任した。船田元氏、西川公也氏は、国政への意欲が強いことから、次期衆院選をにらみ副会長に選出したとみられる。任期は来春の県連定期大会まで。

 新体制の主な役職は次の通り。(敬称略)

 最高顧問 森山真弓▽会長 茂木敏充▽会長代行 佐藤勉▽副会長 矢野哲朗、船田元、西川公也、梶克之、阿久津憲司▽幹事長 石坂真一

6082名無しさん:2009/09/13(日) 12:00:30
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090913ddlk06010054000c.html

自民党総裁選:加藤氏「流れを見る」 出馬に消極的 /山形
 自民の加藤紘一元幹事長は12日、自身の総裁選(18日告示、28日投開票)出馬について「中堅若手が自分たちの中から候補者を立てたいとか言っている。その流れを見ていく。その中でまとまれば、とてもいいこと」と述べ、自身の出馬の可能性を否定しなかったものの、自ら手を挙げることには消極的な姿勢を示した。

 12日あった自民県連の支部長幹事長会議の後、取材陣に答えた。加藤氏は次期総裁にふさわしい人物については明言せず「重要なことは国のビジョンをしっかり述べること」とした。また来年の参院選の県内候補者については「まだ(県連)四役でも話し合っていない。決まっていない」と述べた。

 会議で加藤氏は、衆院選について「当選確実が出ても、本当に大丈夫か、勝利を確信できなかった。有権者が大変考え込んでいた選挙だったのでは」と振り返った。【釣田祐喜】

6083名無しさん:2009/09/13(日) 12:01:22
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090913ddlk06040041000c.html

この人に聞く:比例で復活当選、遠藤利明衆院議員 /山形
 ◇次世代育てる「遠藤塾」作りたい−−遠藤利明衆院議員(59)
 ◇派閥解消で自民党再生を 参院選の候補、年内には
 衆院選で逆風に見舞われた自民。その中にあり、1区の遠藤利明氏(59)は小選挙区で敗れたものの比例で復活当選を果たした。一転して野党の立場で国政に臨む姿勢や参院選の対応について聞いた。【釣田祐喜】

 −−比例復活だが5回目の当選を果たした。

 厳しい逆風の中、浮動票の多い1区で復活を含めて当選したのは北海道・東北で私だけだった。支持者やスタッフの皆さんに感謝する。県民の皆さんも山形に必要だと思ってくれたんだなと。

 −−選挙ビラのうちわに「自民党」と一言も書かないなど党派色を薄めた。

 90年の国政初挑戦時も、93年の初当選も無所属。今は自民の国会議員だし、県連会長もしたから、党が大きな力にはなっている。けれど、政党抜きで培ってきた個人と個人のつながりが自分にとっての財産だ。

 −−民主政権はこれまでの国政とどう変わるか。

 民主は今まで野党だったから何でも言えた。今度は与党として財源、法律で裏付けしながらどうマニフェストを実現するか、今度の補正予算や新年度予算でそれを見ないといけない。

 −−自民は野党になる。どうすれば再生できるか。

 具体的には世代交代と派閥解消だ。自民の派閥は中選挙区時代は一つの政党だった。金を集め、政治資金を作り、政治家を養成する。ところが小選挙区になると、派閥でやる必要はなくなり、党としてやる。だが小選挙区になっても今までのシステムが続いている。それをなくすべきだ。

 −−党は分裂しないか。

 参院選で民主が過半数を取れば国民新党、社民党を追い出せるわけで、小沢(一郎民主代表代行)さんのことだから、自民に仕掛けてくるだろう。「うちへ来い」と。

 −−その参院選の県内自民候補決定はいつごろ。

 自民が再生するところからスタートさせる。今は選挙が終わり、今日明日すぐ選ぶということはない。ただ年内には選ばないといけない。

 −−岸宏一参院議員が3選を目指し出馬するという見方がある。

 まずこれから党総裁を決め、来年の参院選を考える中で、山形で誰がいい候補者か。岸さんがいいとか悪いとかではなく、次の選挙で世代交代の必要があるか、継続性で決めるか、そういう判断になる。

 −−知事選で岸参院議員と対応が分かれた。

 岸さんには恨みはない。

 −−岸参院議員の推した吉村美栄子知事が民主の鹿野道彦氏を支援した。

 吉村知事は岸さんの立場を悪くした。岸さんは「(衆院選で吉村知事は)片方に寄ることはないよ」とみんなに言っていた。みんなも期待した。だから「何だ岸さん、結局話が違うじゃないか」と。期待があった分、反発も強かった。

 −−県内の国会議員は4人から6人に増えた。

 山形の代表として、国政でいろいろ発言するのはいいこと。山形のことで対立はないはず。山形の発展のため思想信条を出さず、みんなで協力するならプラスになると思う。

 −−野党になり時間もできる?

 地元を見つめ直すいい時期かな。地域に行ったり、いろんな人と会ったり。自分はまもなく60歳。できれば「遠藤塾」でも作って次世代の人材を育てたい。大事なことだから。

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 ■人物略歴

 ◇えんどう・としあき
 1950年生まれ。上山市出身。中央大卒。83〜90年に県議2期。93年に2回目の挑戦で衆院初当選。98〜99年に建設政務次官。06年9月〜07年8月に文部科学副大臣。

6084名無しさん:2009/09/13(日) 12:02:04
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090913_7

鳩山政権対応で県が模索 組閣後に要望・提言集約

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 自民党県連の常任総務会と支部代表者会議は12日、盛岡市内で開かれた。衆院選敗北の責任を取って菊池勲会長以下執行部が総退陣し、新会長に鈴木俊一前衆院議員(56)が就任した。衆院選で岩手2区の現有議席を失い、結党以来初めて県内の国会議員がゼロになった同党。今後は県連改革本部を発展的に解消して「県連再生委員会」を設置。来年夏の参院選に向け、立て直しに全力を挙げる。


 常任総務会では、菊池会長、千葉伝幹事長ら執行部が総退陣を表明。新会長に鈴木氏を選び、新執行部体制については鈴木氏に一任した。

 鈴木氏は新執行部の三役について千葉幹事長を留任とし、総務会長に工藤勝子氏(遠野選挙区)、政調会長に平沼健氏(宮古選挙区)を選出した。

 支部代表者会議は約70人が出席。衆院選の敗北を受け「党本部が崩れるから、われわれが頑張っても成果が上がらない」との批判や「時の変化に対応できる改革が必要だ」などの意見が出た。次期衆院選に向けて「小選挙区の立候補者が2回までしか挑戦できない規定を変えてほしい」といった意見も相次ぎ、県連として党本部に働き掛けていく考えを示した。

 鈴木氏は終了後に記者会見し「県連の危機的状況をつくった当事者として、あえて会長を引き受けた。ゼロからの出発でいばらの道だが、県内でも保守政党として党の旗を高く掲げながら立ち直っていきたい」と決意を語った。来年夏の参院選については「候補者を含めてまったく白紙。年内に決めるなど擁立の期限を言える状況にはない」と述べるにとどめた。

 新執行部は次の通り(敬称略)。


 ▽副会長 菊池勲 佐々木大和 柳村岩見▽幹事長 千葉伝▽副幹事長 樋下正信 嵯峨壱朗▽総務会長 工藤勝子▽政調会長 平沼健▽県民運動本部長 高橋雪文▽組織委員長 熊谷泉▽広報委員長 小野寺有一▽党紀委員長 小野寺研一



(2009/09/13)

6085チバQ:2009/09/13(日) 12:08:28
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20090912.html
2009年9月12日(土)

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自民党総裁選に水面下の動き/谷垣氏近く最終決断か

 自民党総裁選は水面下で静かに動きだした。谷垣禎一元財務相(64)は近く立候補するかどうかを最終決断するとみられ、石破茂農相(52)や河野太郎衆院議員(46)を擁立する動きもある。18日の告示に向け、今週初めにも表面化しそうだ。

 「総裁選に出た経験があり、既に政策などの準備もできている。あとは谷垣氏本人が決断するだけだ」。谷垣氏に近いベテラン議員は指摘した。

 谷垣氏は2006年9月の総裁選に立候補。安倍晋三元首相、麻生太郎首相に次ぐ最下位に終わったものの、消費税率10%など財政再建路線を打ち出し、一定の支持を集めた。

 10日の党京都府連幹部会合では「火中のクリを拾ってほしい」と立候補を求める声が続出。甘利明行革担当相は11日の記者会見で「適任者の一人だ」として出馬を促す考えを表明した。

 谷垣氏は衆院選直後に「自分より若い世代が望ましい」としていたが、最近は「誰も名乗りを上げない現状を憂い、義侠心(ぎきょうしん)から出馬に傾いてきている」(周辺)という。古賀誠選対本部長代理は、谷垣氏が出馬に踏み切った場合、古賀派として支援する考えを示唆しているが、派閥や長老が主導すれば中堅・若手の反発を招く恐れもある。

 石破氏は12日、記者団から総裁選に出馬するかどうかを聞かれたが「総裁の人気でなく、一人一人が政権を奪回する努力ができるかどうかに尽きる」と明言を避けた。

 一時は立候補に前向きな発言をしたが、最近は周辺に「選挙を仕切ってみたい」と語り、幹事長ポストに意欲を示しているという。

 昨年の総裁選で石破氏の推薦人になった20人のうち13人が衆院選で落選したため、出馬は困難との見方もあるが、前回総裁選で2位となった与謝野馨財務相との連携も否定できない。若手の一人は「与謝野氏に近い議員から『石破氏を推してほしい』と要請があった」と明かす。両氏は麻生内閣の閣僚として急接近。7月にはそろって麻生首相と会談し、退陣を迫ったとの観測も流れた。

 「一般論として、40代が党首になるくらいでないと自民党が変わったということにはならない」。自らも40代の河野氏は12日のテレビ番組で、出馬に含みを持たせた。

 06年の総裁選では推薦人が集まらず出馬を断念したが、今回は派閥横断的に擁立の動きが広がっている。執行部批判など“過激”な言動で知られるが「破壊的な方が有権者に受けるかもしれない」との理由だ。

 このほか、前回総裁選に出馬した石原伸晃幹事長代理は「出ないときには出ないと言うし、出るときには出ると言う」と白紙を強調。鳩山邦夫前総務相は同氏に近い議員が落選したこともあり、慎重に情勢を見極める考え。町村信孝前官房長官も出馬に含みを残しているが、党内では「比例代表での復活当選組は適当でない」との声が強い。

6086チバQ:2009/09/13(日) 12:10:14
507 :無党派さん:2009/09/13(日) 12:04:59 ID:QGIlaL1U
谷垣立候補表明@NHK

6087名無しさん:2009/09/13(日) 12:29:03
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015469731000.html

谷垣氏 総裁選へ立候補の意向
09月13日 12時10分
自民党の谷垣元国土交通大臣は、麻生総理大臣の後任を決める党の総裁選挙に立候補する意向を固めました。

自民党の総裁選挙は、今月18日に告示が迫るなか、総裁選挙に立候補した経験を持つ議員らが立候補の可能性を探っているほか、中堅・若手の議員の間では、候補者の擁立を目指す動きも出ていますが、これまでに正式に立候補を表明した議員はいません。こうしたなか、谷垣禎一元国土交通大臣は、党や内閣で要職を歴任した経験を生かし、挙党一致の態勢で政権奪還を目指したいとして、総裁選挙に立候補する意向を固めました。谷垣氏にとっては、3年前の総裁選挙に続いて2回目の挑戦となり、安倍元総理大臣が選ばれた3年前の総裁選挙では、102票を得て3位となっています。谷垣氏は、みずからに近い議員らを中心に、立候補に必要な20人の推薦人は確保できるとしており、今後立候補に向けた準備を本格化させることにしています。

6088名無しさん:2009/09/13(日) 12:29:57
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015467143000.html

自民“選対委員長の廃止を”


9月13日 7時9分
自民党の再生会議は、衆議院選挙の選挙戦略などを巡って、幹事長側の組織と選挙対策委員会の連携が円滑でなかったとして、選挙対策委員長のポストを廃止し、選挙対策の指揮は、幹事長に一元化することなどを党改革の提言案に盛り込む方針を固めました。

自民党は、中堅や若手の議員らによる再生会議を設けて、衆議院選挙の敗因を分析するとともに、党の組織や政策決定のあり方の見直しを検討し、党改革の提言案をまとめることにしています。これまでの協議で、今回の衆議院選挙を巡って、幹事長側の組織と選挙対策委員会の連携が円滑でなく、総合的な選挙戦略が描けなかったとして、選挙対策委員長のポストを廃止し、選挙対策の指揮は幹事長に一元化することを提言案に盛り込む方針を固めました。また、野党として、国会の論戦を通じて、民主党を中心とする新たな連立政権の政策の矛盾点を浮き彫りにするため、政策を担当する政務調査会と、国会運営を担当する国会対策委員会を一体化することなども検討しています。再生会議は、今月末までに提言案をまとめ、新しい執行部に実現を求めていきたいとしています。

6089名無しさん:2009/09/13(日) 13:08:33
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090912-OYT1T01022.htm

自民・石原伸晃氏、総裁選不出馬を表明
政権交代
 自民党の石原伸晃幹事長代理は12日夜、都内の会合であいさつし、党総裁選への対応について、「今の心境は『止まり木に羽を休めて明日を待つ』だ。今回は頂を目指すのではなく、じっくり足を地につけていきたい」と述べ、出馬を見送る考えを表明した。


(2009年9月13日09時58分 読売新聞)

6090名無しさん:2009/09/13(日) 13:11:00
後は石破が出るかどうかと、若手が誰を押すかですかねぇ。
最大3人か。


http://www.asahi.com/politics/update/0913/TKY200909130087.html
谷垣元財務相、立候補の意向固める 自民党総裁選2009年9月13日12時47分
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 自民党の谷垣禎一元財務相は13日、党総裁選(18日告示、28日投開票)に立候補する意向を固めた。所属する古賀派以外でも、谷垣氏を推す声があり、立候補に必要な推薦人の20人確保は確実な情勢。谷垣氏は同日中にも立候補を正式に表明する見通しだ。

 総選挙大敗を受けた麻生首相の退陣で党内情勢が混迷するなか、リベラル勢力やベテラン議員中心に谷垣氏待望論が強まっていた。谷垣氏はすでに立候補の意思を周辺議員に漏らし、支持拡大を目指している。ただ、党内には中堅・若手議員中心に脱派閥や世代交代を求める声も根強く、谷垣氏の立候補に対する反発も予想される。

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091301000230.html
谷垣氏、総裁選出馬へ 候補擁立が本格化
 自民党の谷垣禎一元財務相は13日、今月28日投開票の党総裁選に出馬する意向を固めた。周辺議員に明らかにした。13日中にも正式表明する見通しだ。

 総裁選への立候補の意思を示した議員は初めて。党内ではこのほか、石破茂農相や河野太郎衆院議員を擁立する動きがあり、候補擁立に向けた党内の駆け引きが本格化しそうだ。

 谷垣氏の出馬には、古賀誠選対本部長代理が古賀派として支援する考えを示唆しており、派閥やベテランが主導した場合、中堅・若手の反発を招く恐れもある。

 谷垣氏は2006年9月の総裁選に立候補。安倍晋三元首相、麻生太郎首相に次ぐ最下位に終わったものの、消費税率10%など財政再建路線を打ち出し、一定の支持を集めた。

 これに関連し、甘利明行革担当相は13日のフジテレビ番組で、谷垣氏について「誠実な性格で、地に足がついた党再生ができる」と述べ、適任との認識を重ねて示した。

2009/09/13 12:40 【共同通信】

6091名無しさん:2009/09/13(日) 13:11:46
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009091302000078.html?ref=rank

河野氏が総裁選に意欲
2009年9月13日 朝刊

 自民党の河野太郎衆院議員は十二日、TBSのテレビ番組で、党総裁選への対応について「(候補として)名前があがるのは光栄だ」と述べ、出馬に意欲を示した。

 党内では中堅・若手議員の一部が河野氏を擁立する動きがある。河野氏も出馬に必要な推薦人二十人を確保できれば、立候補する意向とみられる。

 河野氏は「四十代が党首になるくらいに変わらないと活発な党にならない。派閥の親分衆が推している候補に落ち着いたのでは、党の再生は難しい」と世代交代の必要性を強調し、派閥主導での候補者擁立の動きをけん制した。

 総裁選では谷垣禎一元財務相、石破茂農相、石原伸晃幹事長代理らを推す声があるほか中堅・若手も候補者の擁立を模索している。

6092名無しさん:2009/09/13(日) 13:19:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090912/stt0909121801012-n1.htm

「福島香織のあれも聞きたい」野田毅氏インタビュー1 (1/5ページ)
2009.9.12 18:00

このニュースのトピックス:政権交代
 歴史的な大敗北を喫した自民党の総裁選が今月28日に行われる。いわば敗戦処理と戦後復興を請け負う重い責任はどのような人物が負うのか。存在感ある野党になれるのか。政権奪還のチャンスはあるのか。離党、新党結成、与党連立、復党と政界を縦断してきた経験もある野田毅・総裁選挙管理委員長に自民党再生のあり方について聞いた。(政治部 福島香織)


 【高揚感なき野党党首選び】

 −−衆院選の敗北をうけて、自民党の立て直しが急務となっています。まずは、きたる総裁選挙ですが、今回の総裁選はこれまでのものとどう違うのでしょうか。

 「ともかく、野党の党首選びですからね」


 −−初めての経験ですね。

 「これまでは自民党の総裁選=総理大臣選びだと、ある種の高揚感がありましたけれどね。今度は野党の党首選びだし、ただしそれは、少なくとも、政権奪還を目指す野党の党首選びですから。それだけの責任の重さというか、大変難しい過大を乗り越えていかなければならない。だから、それにふさわしい人を選ぶ」


 −−国民がこの人に総裁になってほしいと思う人が早々に出馬辞退を表明したりしています。大変な仕事だから、みんななりたくないんでしょうか。野田先生は誰なら、と思っていますか。立場上言えないとは思いますが、一応お聞きします。

 「まさに、私は総裁選挙管理委員長ですから、中立公正ということしか言えませんが、僕が今お話ししたように、政権奪還を目指す党首にふさわしい人。それだけの重い課題があるわけだから。ただ党首1人だけでやるわけではない。1人の党首力で、オレに任せておけ、というわけではない。党の総力をあげてそれら課題に取り組むわけだ」
 −−ワンマンタイプではなく、チームワークを重んじる人ということですか。今までは、国民に人気のある人、名前が売れている人という基準で選ばれてきたかと思いますが。

 「僕はそれが残念ながら失敗したのだと思います。政党ってそんなものではない。政策についてももっと丁寧な吟味が必要だし、組織基盤の整備もやらなければいけない。一人でなにもかもできるわけではない。総合力をいかに発揮させることができるか。適材適所ができるか。年配の者だけでもいけない。若い者だけでもいけない」


 −−今回は地方の票が増えましたが、それで選ばれる人というのは変わってきますか。

 「増えたというか、同じなんですよ、地方300票というのは。ただ国会議員票が減りましたから、結果として地方が300票、国会議員票が200と逆転しました。それが、どういう風に影響するか、そこはわかりませんが、地方の党員の意見がより反映されることになるでしょう」


 −−難しい課題を乗り越えていかなければならないということですが、筆頭にあげるとすれば何でしょう。

 「やっぱり次の選挙でどうやって勝利するかということでしょうね。まず、来年の参議院選挙です。

 当然、国会対応もです。地方組織も相当強化されなければいけないでしょう。特に自民党議員がゼロの地方がいくつかでてますからね」


 −−前は選対委員長が特別に作られていましたが、そういう取り組みをする新しい役職なども必要になってくるでしょうか。

 「そのへんは新総裁が決めることになるので、今僕がどうこういう話ではないですが、次の選挙のことを考えると、できるだけ早く体制を整えて、次の選挙へのスタート切りたいですね」

 −−自民党の敗因の検証、分析、総括が必要だと思うのですが、それは総裁選が終わったあとになるのですか。

 「それまで何もしないということではないのですが、やはりその総括は新しい執行部のもとでやるべきでしょうね。現執行部はすでに総裁に辞表を出した方々ですから。ただ、それまで何も知らん顔というわけにはいかない。毎日政治は生きているわけですから、日常の事務の遂行や、今できる範囲の中での総括は当然あっていいわけです。ただ、それで完了、というわけにはいかないでしょう」

6093名無しさん:2009/09/13(日) 13:19:28
>>6092

 【敗因は参院選の総括不足】

 −−野田先生から見られて、どうしてここまでボロ負けしてしまったのか、その敗因をどうお考えですか。

 「まあ、いろいろ敗因はあるでしょうが、一つだけではないです。実際、小泉さん(純一郎元首相)の改革路線についても、プラス面、マイナス面総括していく必要があるだろうし。じゃあ、小泉さんのやったことだけが、敗因かというとそういうわけでもないでしょう。特に2年前の参院選の大惨敗ですね、あの中にかなり、(敗因が)見えていたはずですよ」」
 −−さきの参院選は一応、総括はされたんですよね。

 「十分な総括はできてなかった。あのときに、もっときちんと総括して、いろんな意味で出直し的な対応がとれていれば、もっと違ったかもしれない。あのとき、言われたじゃない。1人区でほとんど負けた1人区現象と。あのとき、もし、それが衆議院の総選挙でやられたらどうなるか。あのとき、みんな大変なことになるぞ、と思ったはずです。であれば、どういうふうにするべきだったか。政策的な見直しは必要じゃないのか、党運営についてはどうなのか。さまざまな問題点があったんですね。しかし衆議院で300をこえる議席があったことが、反省が不十分になったという結果をもたらした。まあ、それだけでもないですけど。選挙の時期がどうだったとか、解散の時期がどうだったとか。いろんな複合的要因がありますよ」


 −−だれも、もっときっちり総括をやろうと言わなかったんですか。

 「適当にやってしまった。本当に総括したのなら、総裁が責任をとって辞めるべきだったでしょう。あれだけの大惨敗したのだから。僕は、そう言いましたけれどね。

 政策的にもきちんともういっぺん組み直しをして、と。あのときはすでに地方の反乱といわれたじゃないですか。弱者へのしわ寄せも出てましたよ。すでに今回、批判を受けていたことが出ていたんです、2年前に。

 そのあと、福田内閣、麻生内閣でだいぶと是正はしてきているんですよ。われわれも地域活性化の委員会をつくって相当力をいれてきましたしね。そういう点では是正はしてきているんですけど、世の中一般からすれば、そのあたりはまだよく見えなかったんですね。残念だけれど。そういったことを含め、社会保障諸分野への取り組みが足りなかった」」


 −−今回の選挙運動では、自民党は政策には自信があるような口ぶりでした。政権ではなくて政策を選択してくれと訴えてきた。今回は政策の見直しは十分やったということではないのですか。

 「そうですよ。相当やりました。とくに補正予算、リーマン・ブラザーズの破綻以降の世界的な経済危機の中でわれわれがやってきたことについては、かなり自負がありますし、それから農村社会が疲弊しているということについても、補正でかなり対応したと思っています。あるいは介護など社会保障の是正は講じた。ですから、われわれがあと3年、引き続いて責任を持たしてもらえれば、相当の結果が自信をもって提示できたと思います。今もなおそう思います。

 だけどそれが、われわれが思っていても十分に国民にとどかなかった。時間的にも制限がありましたし、政策以前の問題として、われわれが国民の皆さまからみて、政権担当能力というか責任というか、残念ながら信頼を損なうような迷走がいろいろあったということも確かでしょう」


 −−責任力ということを訴えられてましたが、確かに2度も政権をほうり出しておきながら、何が責任力だという批判の声もありました。

 「われわれは政策遂行の責任力を訴えたつもりだけれど、残念ながら国民からみれば、自民党自身が自分たちの生き残りを優先して与党におることにきゅうきゅうとして国民に対する責任を十分に果たしていないのではないかというイメージを与えてしまった。これも大きいと思います。

 だから国民からみれば自民党に一ぺんお灸をすえてやろうと思われたのでしょう。民主党がダメだったらもう一度、復活させればいいからと。だから政策論争という以前の問題になってしまった。そういう雰囲気が非常に強くなってしまったことが、自民党が負けた背景のひとつでしょう」

6094名無しさん:2009/09/13(日) 13:46:35
すごい好戦的w
松下を公認することはあり得ないなこれでは。


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121563

自民宮崎県連 中山氏を処分 除名でも怒り収まらず 総務・支部長 合同会議 党本部にも矛先
2009年9月13日 01:01 カテゴリー:九州 > 宮崎
 衆院選宮崎1区での敗北を招いたとして、前国土交通相・中山成彬氏の除名処分を12日決めた自民党宮崎県連。中山氏らの処分を決めた党紀委員会に続いて開かれた総務・支部長合同会議では怒りの声は収まらず、矛先は公認調整を放棄した党本部や中山氏が所属する最大派閥・町村派の最高幹部にも及んだ。

 衆院選総括のため開かれた合同会議では、中山氏の「除名処分」が発表されると、約80人の出席者から大きな拍手が起きき、今後、中山氏が自民党を名乗って出馬することを県連として認めないことを確認した。

 その上で、「中山氏を応援した森喜朗元首相や町村信孝前官房長官の除名も党本部に求めるべきだ」との声が上がった。さらには県連による上杉光弘氏の公認申請を事実上無視した党本部への強い反発から、「(28日投票の)党総裁選での党員投票をボイコットしよう」という過激な発言も飛び出していた。

 衆院選で自民は宮崎2、3区は公認候補が当選したが、1区は中山、上杉両氏がともに立候補する分裂選挙となり、共倒れ。現行制度(小選挙区比例代表並立制)で守り続けてきた自民の議席を失った。

=2009/09/13付 西日本新聞朝刊=

6095名無しさん:2009/09/13(日) 15:59:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091300088

信頼損ね、自民政権に幕=短命358日−麻生首相
 麻生内閣は16日に総辞職する。麻生太郎首相の在任日数は358日。1年おきの首相退陣が3度も繰り返された末、自民党は1955年の保守合同からほぼ一貫して担ってきた政権の座を失う。衆院選後、首相は記者団の「ぶら下がり取材」を敬遠するなど、内向きの姿勢が目立つ。総裁選をめぐっても混迷が続き、党再生への道は険しい。
 「昨年秋に衆院選をしていたら、こんなに負けていなかった」。首相は9日に官邸を訪れた海洋政策研究財団の秋山昌廣会長に対し、こう吐露した。一方で「(昨秋解散していれば)経済対策はできなかった」とも語り、衆院解散を今年7月まで延ばした自らの判断は間違いではなかったとの認識も強調した。
 確かに、「政局より政策」として解散を先送りし、大規模な財政支出を伴う景気対策に取り組んだ結果、2009年4〜6月期の国内総生産(GDP)が5期ぶりに好転するなど、景気回復の兆しが出ていたことは事実だ。
 しかし、安倍晋三元首相、福田康夫前首相がそろって政権を投げ出し、自民党は統治能力が急激に低下していることを露呈。選挙を経ずになし崩しで「小泉構造改革路線」の棚上げという政策転換を行ったことも、有権者の不信感を買った。
 それに油を注いだのは、麻生首相自身の軽はずみな言動だ。「(医師には)社会的常識がかなり欠落している人が多い」「株屋は信用されていない」などと失言を連発し、漢字の誤読を繰り返して国民から愛想を尽かされた。内閣支持率は20%前後に低迷、最後まで上向くことはなかった。
 7月12日の東京都議選で自民党が大敗すると、首相交代を要求する声が一気に広がった。解散権行使にこだわる首相と、「麻生降ろし」に動く勢力との「コップの中の争い」は、国民の自民党離れを決定的にした。
 「野党になる決意をきちっとして、政権奪還を目指していく」。首相は8日の両院議員総会でこう訴えたが、衆目が一致する「ポスト麻生」は見当たらない。党の再建を担う多くの中堅・若手が落選し、自民党が被った打撃はあまりに大きかった。

◇短命政権在任日数


 1位 羽田孜     64日
 2位 石橋湛山    65日
 3位 宇野宗佑    69日
 4位 芦田均    220日
 5位 細川護煕   263日
 6位 片山哲    292日
 7位 麻生太郎   358日
 8位 福田康夫   365日
 9位 安倍晋三   366日
10位 森喜朗    387日
※現行憲法下で比較。麻生太郎首相は16日に内閣総辞職した場合の日数
(2009/09/13-15:30)

6096千葉五区@市川市民:2009/09/13(日) 17:19:34
>>6095
7、8、9位に3代並ぶとは、いかに政権連続投げ出しが酷いか分かりますね。
これで、四年連続9月に首相交代というわけだ。

6097とはずがたり:2009/09/13(日) 17:27:47
片山+芦田,細川+羽田の政権交代して出来た非自民・非吉田政権も並んでますね。
その後の勢力の信頼感や政権奪取の気運を大いに削ぎましたね。。
鳩山は今後の50年の為にも短命政権にランクインしないよう頑張って欲しいところ。

6098名無しさん:2009/09/13(日) 18:05:53
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20090913/20090913_0001.shtml

県連が衆院選総括会議 自民再生道険し 厳しい意見続出 業界は半数以上欠席
2009年09月13日 15:48
[ワッペン・政権交代 さが]
 
 衆院選の惨敗を受け、自民党県連は12日、国会議員や県議、各支部長らによる総括会議を佐賀市内で開いた。県内では2選挙区で民主党に敗れ、国政では野党転落が確定。出席者から「無策の選挙戦が敗北につながった」「国会議員が地元に根を張っていない」など厳しい意見が続出した。さらに、業界団体の職域支部代表者の出席は半数にも満たず、党再建への道程の厳しさを際立たせた。

 約100人が出席した会議は、県連の石井秀夫選対本部長の冒頭あいさつのみを報道陣に公開し、その後は非公開で進められた。佐賀1区で落選した福岡資麿氏、2区で破れ比例復活した今村雅弘・県連会長、3区の保利耕輔氏も出席。出席者によると、福岡氏は「力及ばず申し訳ない」と頭を下げたという。この後、1―3区の選対本部長が各選挙区ごとに選挙戦を総括した。

 意見交換では、出席者から厳しい意見が相次いだという。「(自民の県内21連勝が阻止された)2007年参院選の反省がぜんぜん生かされていない」「組織に依存した選挙をやっていては、このまま野党が続くだけだ」「無党派層や浮動票の取り込み策が示されなかった。無策の選挙戦が敗戦を招いた」などと、県連への批判が続き、県連幹部の責任論にも及んだという。会場では、建設業など職域支部代表の出席率の悪さが目立ち、出席者から業界の自民離れを危惧(きぐ)する声も漏れた。

 会議後、報道陣の取材に応じた県連の木原奉文幹事長は「自民党の再生と政権奪還へ何をすべきか、貴重な意見をいただいた。これを踏まえ、再生の取り組みを示していきたい」と話した。


=2009/09/13付 西日本新聞朝刊=

http://www.weblio.jp/content/%E8%81%B7%E5%9F%9F%E6%94%AF%E9%83%A8
職域支部(しょくいきしぶ)
特定の職業が集まって組織する自民党の支持団体

自民党を支持する業界団体には、それぞれ、自民党の組織の一部として職域支部がある。職域支部は、総裁選や選挙において、特定の候補者にまとまって投票するほか、自民党公認候補として選挙に立候補する人材を送り出す機能もある。

最も規模の大きな職域支部は、特定郵便局長のOBや家族などで組織する「大樹」で、およそ24万人の自民党員を擁している。その他、建設支部や軍恩支部、看護連盟支部、医療会、遺族会などがあり、集票力という点で自民党を支えている。

約237万人いる自民党の党員のうち、65%が職域支部に属するとされている。無党派層による浮動票に対し、組織票を固める役割を果たしている。

ところで、先日のKSD事件では、受託収賄罪で逮捕・起訴された村上正邦(前参院議員)らが、KSDの都内の職域支部を通じて大量の架空党員を仕立てていたことも記憶に新しいところだ。

6099名無しさん:2009/09/13(日) 18:07:21
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090913ddlk45010407000c.html

中山前国交相:県連、自民除名上申へ 衆院選1区を総括、「出馬が敗因」結論 /宮崎
 自民党本部に前国土交通相の中山成彬氏(66)の除名処分を求めることを決めた県連は12日、党紀委員会の後に宮崎市で開いた総務・支部長合同会議で先の衆院選を総括した。その結果、保守分裂に陥り共倒れした宮崎1区の敗因を「県連の意向に反して立候補を強行した中山氏にある」と結論づけた。【石田宗久】

 党紀委員会では、中山氏を支援した1区内の党員ら3人を、本人の弁明を聞いたうえで戒告、離党勧告とすることも決めた。

 合同会議には1〜3区の各地域支部長や職域支部長ら約80人が出席した。緒嶋雅晃会長は、逆風にさらされた衆院選を「大変厳しい結果になった。健全な野党として頑張らなければならない」と振り返った。2、3区では公認候補が当選を果たしたが、1区では党本部の公認が得られず、元参院議員の上杉光弘氏(67)が落選した。

 「中山さんの不出馬が前提だった。上杉さんの公認を得られず責任を感じている。公認があれば、仮に選挙区で負けても惜敗率で比例復活の可能性があった」と指摘した。

 2区で3選された江藤拓氏(49)も出席、来夏の参院選に言及した。「もし負ければ自民党はとけてなくなる。命運をかけた選挙だ」と力を込めた。

 米良政美幹事長による衆院選総括、その後の意見交換は非公開だった。終了後、取材に応じた緒嶋会長によると、会議では中山氏や党本部への批判が相次いだという。緒嶋会長は中山氏について「『民主党を勝たせてはだめだ』という人が民主を勝たせてしまった」と指摘した。中山氏が務めていた1区支部長は当面不在となる。

 県連執行部の責任については「次の参院選のことを決めずに辞めるのは無責任だ」と辞任を否定した。党の新総裁決定後、県連も参院選に向けた候補選定を本格化させる。

6100とはずがたり:2009/09/13(日) 23:55:55
すげえ。こんな表題の記事が出るほどになったんですねぇ。

区 候補者 公層自率 自候補惜率
1区 吉田  75%   53.53%
2区 近藤  53%   70.88%
3区 稲葉  56%   49.71%
4区 栗原  78%   57.42%
5区 米山  63%   83.77%
6区 高取  74%   71.79%

自公連携解消へ
2009年09月10日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/1381

 公明党県本部の志田邦男代表は9日、朝日新聞の取材に答え、国政選挙での自民党県連との協力関係を解消する考えを明らかにした。「政策本位に立ち返り、これまで以上に平和や福祉、環境といった、党の独自性をはっきりとアピールしていく」としている。取材時点で自民党側には伝えていないが、今後の県内の国政選挙の情勢に大きな影響を及ぼしそうだ。(高木真也)
   ◇
 志田代表は「自公連携は与党として政策を実現するためのものだった。今後は野党として(新政権の)政策を是々非々でチェックする」と語った。

 来年の参院選での他党との連携については「党も再建の第一歩を踏んだばかり。自民党や民主党との選挙協力について考える余裕はない」と話した。

 朝日新聞が先の総選挙の投開票日(8月30日)に実施した出口調査では、小選挙区によって公明支持層の投票先にばらつきがみられた。

 4区では公明支持層の約78%が自民候補に投票していた。1区と6区も、それぞれ公明支持層の約75%、約74%が自民候補に投票しており、自公の強い協力関係がうかがえた。

 これに対し、2区は約53%、3区は約56%、5区は約63%にとどまった。

 志田代表は「選挙での連携は地域ごとに行っている。選挙区の議員が普段から(公明党と)信頼関係を築いてきたかどうかの違いが出た」と分析する。

 公明党は自民党と連立政権を組んだ99年以降、国政選挙では公明支持者が小選挙区で自民候補に投票する代わりに、自民支持者が比例区で公明党に投票する形での選挙協力を続けてきた。先の総選挙では自公政権への逆風の中、県内で比例票を9万1千票余り獲得している。

6101とはずがたり:2009/09/14(月) 00:37:06
>>6098
散々お世話になって旨い汁吸ってきた癖につめたすぎるんじゃないかw
>さらに、業界団体の職域支部代表者の出席は半数にも満たず、
>会場では、建設業など職域支部代表の出席率の悪さが目立ち、出席者から業界の自民離れを危惧(きぐ)する声も漏れた。

>>6099
是非中山火の玉先生関連は非自民非民主保守スレで早く扱いたいので敢然たる除名処分を♪
宮崎を今以上に引っかき回して呉れること必定☆

6102 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/14(月) 16:51:25
清廉・公平のイメージのある議長・副議長に、せいしろうで大丈夫かよ。

自民、衆院副議長に衛藤氏内定 保利氏固辞で再検討
2009年9月14日15時2分

 自民党は次期衆院副議長に衛藤征士郎・元防衛庁長官(68)を推すことを内定した。15日の党総務会
で正式決定する。民主党は衆院議長に横路孝弘・前衆院副議長(68)を推す方針で、16日召集の特別
国会で正式に正副議長が決まる。

 自民党執行部は当初、保利耕輔政調会長(74)に副議長就任を打診したが、保利氏は郵政民営化法案
に反対して離党した経歴があることや、麻生政権を政調会長として支えた責任があることなどを理由に固辞。
執行部は人選を再検討し、衛藤氏に打診。衛藤氏は14日中に受諾する意向を執行部に伝える。

 衛藤氏は参院1期を経て衆院当選9回。現在は最大派閥の町村派で、防衛庁長官、外務副大臣、衆院
予算委員長、自民党行政改革推進本部長などを務めた。今回の総選挙では大分2区で敗れ、比例九州ブ
ロックで復活当選した。

http://www.asahi.com/politics/update/0914/TKY200909140179.html

6103 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/14(月) 18:57:31
週刊誌の記事ですので、話半分ではありますが。

貸し剥がし倒産」の危機
AERA9月14日(月) 11時58分配信 / 国内 - 政治

──野党転落、議席激減でピンチとなるのが自民党の台所事情。実はずっと「借金浸け」だった。
政党交付金と献金の減少で、「倒産予測」も出始めた。──

「今の自民は衰退政党で日本の姿そのもの。出直すには倒産寸前の財務状況を立て直せるかどうかも
試金石だろう」
 自民党から飛び出して総選挙直前に旗揚げして社民党並みの支持を受けた「みんなの党」の渡辺喜美
代表は、野党に転落した自民の急所をカネと見ている。命運を握るのが国庫から税金で支給される政党
交付金だ。
 企業献金への批判や先細りを背景に1994年にできた制度だが、金の配分は議席数や得票数に比例
する。今回の衆院選大敗で、衆院の議席が300議席から119議席に激減。2009年分の交付金は今年1月
時点の算定では、約157億円もあったが、そこから来年は約53億円も減る予定だ。
 これまで「余裕の過半数」を背景に、党本部は銀行から借金を続けていけば、年間300億円規模の予算
を運営できた。だが、その構造は「他人依存」でいびつだ。
 自民党本部の直近の政治資金収支報告書(07年分。08年9月公表)を見ると、前年からの繰越分を除く
収入(252億円)の3分の2は交付金に依存している。機関紙の発行など事業収入は5億円余り。党員らが
払い込む党会費は10億円に過ぎない。つまり、選挙次第で増減が激しい交付金の衝撃を緩和できる
自主財源を欠く危うい財務基盤だ。

■メインはりそな銀

 07年末の銀行からの融資残は63億円ある。今回の総選挙で、来秋に公表される今年分の借入残高は
「増えているはず」という見方が強い。また今月末に公表される昨年分も「大敗した参院選に金が
かかって、借金は削減できていないはず」(閣僚経験者)と見られている。
 東京・永田町にある自民党本部の土地は国有地のため、担保に差し入れられない。1966年完成の9階
建てのビルも担保価値はほとんどない。このため、銀行融資を受ける際には歴代の幹事長と経理局長が
連帯保証してきた。
 今選挙で比例で何とか復活当選した中川秀直元幹事長は、
「幹事長を降りて融資や(連帯保証の)引き継ぎが終わると、ほっとしたものですよ」
 今回は借金が予定通り返済できない可能性が高く、借り換えの際にも「保証人」となる次期幹事長の
荷は重い。「細田幹事長の後任選びは難航する」といわれる理由のひとつだ。台所を預かる宮路和明
経理局長と木村義雄財務委員長がそろって落選したことも痛手だろう。
 借金を抱えて下野した自民を支えるのは、2兆円もの公的資金の注入を03年に受けたりそなグループだ。
実質国有化され再建途上のりそなは、前述した自民への07年の融資残63億円のうち、約33億2500万円
と過半を占める。05年には、実質的に他行の融資分を肩代わりした形で54億円もの融資残があった。
国から救済された側が、政権党の台所事情を支えた形だ。
 りそなは、議員会館や国会に支店を持ち、旧大和銀時代から政界と関係が深いと言われるが、民主党
政権下になる金融庁の指導強化によって、年末、年度末に向けて「貸し剥がし」圧力がかからないとも
限らない。
 自民が借金体質に陥ったのは、バブル崩壊、細川政権下での初の野党転落、小選挙区制導入、政治
資金の規制強化などの「逆風」のためだ。

6104 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/14(月) 18:57:49
■小沢氏の置きみやげ

 90年の総選挙の際には、大手9行に150億円を融資させた。当時の小沢一郎幹事長が金融・建設業界
に献金を割り振り「献金までのつなぎ」として大手行が融資に応じた経緯がある。
 続く、93年の総選挙でも、梶山静六幹事長が100億円融資を求め、経団連トップが「経団連が返済に
協力する」との念書を銀行側に示したとされる。
 しかし、経団連は93年、ゼネコン汚職事件をきっかけに企業献金の斡旋をやめてしまう。翌94年には
政党助成法が成立して難を逃れたが、交付金頼みが始まった。
 党本部の交付金を除いた主な収入は、政治団体からの寄付(07年だと31億4000万円)だ。すべてが
自民党への企業献金の窓口である国民政治協会からのものだ。
 国民政治協会の会長を務める山口信夫旭化成会長は厳しい見方を明かした。
「財界の財布の紐は締まるばかりです。自民の財政は相当厳しくなるでしょう」
 日本経団連のある幹部も、
「野党になった自民への献金が現状維持とはいかないのでは」
 と漏らす。
 そもそも民主党は企業献金廃止を公約に政権奪取してもいる。
 となると、リストラで帳尻を合わせるしかない。
 選挙後、党財政改革の焦点に「代議士数より多い」という約180人の党本部職員の削減問題が浮上した。
だが、大量解雇は「組織力が落ちて来年の参院選が戦えなくなる」との懸念から先送りされた。代案として
2割前後の賃金カットの方向が固まった。ただ人数も「いずれ3割は辞めさせられる」という噂が広がっている。
 また、党グッズ販売や食堂経営など党本部は多くのファミリービジネスを抱えている。党の幹部職員が
役員を務める広告会社などとの10億円単位の取引について、国会で追及されたこともある。「特殊法人の
ファミリービジネスのように不透明、不採算だ」といった指摘もくすぶる。

■再建は国鉄方式も

 党本部の組織・財務改革の必要性を訴える田村耕太郎参院議員は、こう話す。
「解党的出直しをするなら、借金漬けの党財政を上場企業並みの情報開示でガラス張りにして、組織の
リストラで党の台所から立て直してゆくべきです」
 野党転落で議席や献金が減り続けるとどうなるか。
 自民党を形式的に「倒産」させ、債務を減額してもらい、新たな受け皿政党を用意して、そちらに議員が移る。
 こんな国鉄清算事業団方式を彷彿とさせるウルトラC再建案を示唆する関係者もいる。
 膿を抱えた組織から議員が集団離党し、借金もしがらみもない新しい組織に丸ごと移って、献金も交付
金もそちらで受け取るやり方だ。旧自民党は解散、休眠させるなどの処理法はいろいろある。債務処理
は、銀行と交渉すればよい。こうした「新会社」「受け皿組織」を利用した再建は法人では珍しくない。
 過去に解散・合併した政党は数多い。総務省は「政治資金規正法上、債務を残して政党を解散しては
ならないなどの規制はなく、収支報告書など届けを出せばよい」という見解だ。

編集部 山下努
(9月21日号) 最終更新:9月14日(月) 11時58分

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090914-00000001-aera-pol

6105名無しさん:2009/09/14(月) 20:42:42
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK030541720090914

インタビュー:対自民選挙協力より党再建優先、民主との政策協力に含み=山口公明代表
2009年 09月 14日 18:50 JST 記事を印刷する | ブックマーク[-] 文字サイズ [+]
 [東京 14日 ロイター] 公明党の山口那津男代表は14日のロイターとのインタビューで、これまで自民党と維持してきた選挙協力よりも、まずは党勢回復に全力を尽くすことが優先課題と強調、来年夏の参院選などでの協力体制については明言を避けた。一方、民主党との政策協力に関しては、総選挙で政策で争ってきたので、すぐに協力することになれば国民にはわかりにくいとして、民主党あるいは連立政権が、これまで掲げてきた公約をどう実現するのかを見極めたいとの考えを示した。その上で政策面で公明党がもともと目指してきた方向性の中で、結果として国民が望む内容であれば「協力することにやぶさかではない」と述べた。


 自民党と公明党は1999年から連立政権を維持し、2005年9月の総選挙で衆院の定数480議席のうち3分の2超を獲得した。しかし、今年8月30日の総選挙で、公明党は代表や幹事長を含む小選挙区8人の候補者全員が落選、議席数も公示前31議席から21議席に減らした。山口氏は8日、太田氏の辞任を受け後任に選ばれた。


 ――10月には神奈川、静岡で参院補欠選挙が予定されるが、自民党とは選挙協力する考えか。


 「自民党とはこの10年間、連立を前提に協力関係を維持してきた。両党とも8月30日の総選挙でダメージを受けており、それぞれどう再建するかが課題だ。自民党は今後を模索しているところで、公明党がとやかく言う立場になく、再建に向け国民の期待を担っていただきたい。その上で両党が再建という優先課題を進めてながら、国民が望む新しい関係を目指すべきだ。政権を失い、議席も減り、経験豊かな党幹部も去った。支持基盤も変化が生じており、自公協力の前提が大きく変わった。現時点では党再建を最優先で臨んでいるところで、具体的な選挙協力に言及するほど力量を持ち合わせていない」


 ――来年7月の参院選ではどうか。


 「現時点では参院選を戦う体制を整えていくことに力を注ぎたい。その上での話しであり、具体的に決断する段階にない。ただ、参院選は公明党が再生されたかどうかの試金石なので、まずは公明党の力量を確保することにすべてをかける。(自民党への)協力ありきで臨むとの決断をしていないし、協力しないというかたくなな考えも持っていない」


 ――国民が望むという判断が出れば、民主党とは政策ごとに協力もありうるか。


 「民主党との関係で言えば、直前の選挙では政策で争ったので、すぐに賛同、協力したら国民にはわかりにくいだろう。民主党、連立政権が掲げた公約をどう実現するのか見極めたい。制度設計の問題も具体的に問われるし、財源の確保についても問われる。見極めていきたい。政策面で公明党がもともと目指してきたものと同じ方向で、結果として国民が望む内容であれば、協力することにやぶさかではない」

6106名無しさん:2009/09/14(月) 20:42:53
>>6105

 ――具体的にどの点で協力できるのか。

 

 「具体的にはいいにくいが、公明党はこれまで環境、福祉、教育に力を入れてきた。その範ちゅうで子育て支援でも、教育支援にしても大きな意味での方向性は、少なくとも反対を向いてない。制度設計に無理がなく、財源の裏付けがあり、しかも他の分野で痛みが伴わないものならどうなるのか。ただ、実際にわれわれが作った予算措置を前提とした様々な施策が走り出そうとしているところで、民主党がその財源を確保しないとか、制度進行をストップするなら混乱するだろう」


 ――自民党と公明党は10年にわたる連立関係を維持してきた。民主党が政権を取ったからといって民主党と政策協力し、公明党は与党志向との批判が出たらどう反論するのか。


 「先の話で、どうなるかわからない。10年間の与党経験は非常に貴重で、わが党の財産の1つだろう。純粋な野党の時代は理想を掲げ、しかも個別政策を強く主張してきた。やはり政権として具体的に実行していくとなれば、限られた財源の中で政策立案の現実性、妥当性が強く問われる。政策実現の手法を学んだ」


 ――新生・公明党の政策的な柱は何か。


 「外交から社会福祉まですべてに取り組むが、公明党の持ち味として定着し、党としても実績があると自負している福祉や人権、教育、環境、中小企業支援など、これまで進めてきたことを誤りだから変えなければとは思っていない」


 ――総選挙の敗因はどのように分析しているのか。


 「総選挙では政権交代自体が争点になり、それに集中してしまった。選択された政権が国民に何をするのかは議論が至らなかった。公明党の持ち味の政策分野である福祉や平和、人権、環境、中小企業対策など得意とする分野もあったが、浸透させることができなかったのが敗因ではないか。自民党との選挙協力で、東京都内の選挙区で実もあがったが、協力しても自民党の支持層全体にはなかなか届ききれないこともあった」


 (インタビュアー:西川洋子記者、吉池威記者)


 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)

(takeshi.yoshiike@thomsonreuters.com; 03-6441-1794; ロイターメッセージング:takeshi.yoshiike.reuters.com@reuters.net)

6107名無しさん:2009/09/14(月) 20:45:25
>党内には「正副議長には小選挙区選出のベテラン議員を登用する」という暗黙の了解があり、
>今回比例代表で復活当選した衛藤氏は異例の起用となる。


http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090915k0000m010017000c.html
自民:衆院副議長に衛藤元防衛庁長官内定
 自民党は14日、衆院副議長に衛藤征士郎元防衛庁長官(68)を推す方針を決めた。15日の党総務会で了承する。同党は保利耕輔政調会長を本命として調整を進めてきたが、保利氏が自身の離党経験を理由に固辞したため、正副議長を選出する16日の特別国会直前の駆け込み人事となった。

 他に名前が挙がっていた加藤紘一元幹事長や鳩山邦夫前総務相は、衆院選前に麻生政権と距離を置いたことがネックとなった。正副議長は「上がりポスト」とみなされており、「ポスト麻生」含みの高村正彦前外相や町村信孝前官房長官に要請するわけにもいかず、人選は難航していた。

 衛藤氏は参院1回、衆院9回当選。防衛庁長官、副外相、党行革推進本部長、衆院予算委員長などを務め、経歴は申し分ない。ただ、党内には「正副議長には小選挙区選出のベテラン議員を登用する」という暗黙の了解があり、今回比例代表で復活当選した衛藤氏は異例の起用となる。「大物議員」が相次いで落選した自民党の人材難がここにも表れた格好だ。【高山祐】

6108名無しさん:2009/09/14(月) 20:48:01
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091401000379.html

副議長は衛藤氏で最終調整 自民、14日にも内定
 自民党は14日、次期衆院副議長に衛藤征士郎元防衛庁長官(68)=比例九州=を推す方向で最終調整に入った。細田博之幹事長が11日に打診し、衛藤氏は受け入れる方向だ。細田氏は14日中にも正式に要請し内定したい考え。15日の党総務会で正式決定する。

 正副議長は16日召集の特別国会で選出される。執行部は当初、保利耕輔政調会長に打診したが、保利氏は(1)郵政民営化関連法案の採決で造反し、一時期離党した(2)執行部の一員として今回の衆院選惨敗に責任がある―ことを理由に固辞した。

 衛藤氏は衆院当選9回、参院当選1回。大分県玖珠町長から国政に転身し、外務副大臣や衆院予算委員長も歴任した。今回の衆院選では大分2区で社民党の重野安正幹事長に敗れ、比例代表で復活当選した。

2009/09/14 12:59 【共同通信】

6109 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/14(月) 21:40:57
>>6107
町村・高村と違い、加藤だけでなく邦夫も「上がり」だと見られてたのか。

> 正副議長は「上がりポスト」とみなされており、「ポスト麻生」含みの高村正彦前外相や町村信孝
> 前官房長官に要請するわけにもいかず

6110名無しさん:2009/09/14(月) 21:41:04
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090915k0000m010080000c.html

麻生内閣:16日総辞職 「選挙の顔」自民党政権に幕引き
 麻生内閣は16日、民主党の鳩山由紀夫代表が特別国会で新首相に指名されるのを前に総辞職する。政権発足から1年足らず。「選挙の顔」として期待され、衆院選の勝利を「天命」と意気込んだ麻生太郎首相は、解散時期を逡巡(しゅんじゅん)した末、皮肉にも自民党政権に幕を引く役回りを担うことになった。安倍晋三元首相や福田康夫前首相のように政権を途中で投げ出すことはなかったが、言動にはぶれが目立ち、麻生色は最後まであいまいなままだった。【中田卓二】

 首相は就任間もない昨年10月の参院本会議で、「衆院の解散という政局より、景気対策など政策の実現を優先したい」と答弁した。これが麻生内閣の基本スタンスとなり、以後、首相は解散を先送りしながら、追加経済対策に力を注いだ。

 しかし、結果的に所得制限を設けなかった定額給付金を巡り、「もらいたくない人はもらわなきゃいい。1億円あっても、さもしく1万2000円欲しいという人もいるかもしれない」と発言するなど、政策決定までに迷走を繰り返す場面が目立った。自ら打ち上げた厚生労働省の分割・再編は政府・与党内からも批判を招き、撤回に追い込まれると、「最初からこだわっていない」と強弁した。

 衆参両院で与野党勢力が逆転した「ねじれ国会」の下、法案審議にも苦労した。1951年以降なかった衆院での3分の2以上の賛成による再可決は、福田内閣の4回に対し、麻生内閣では8回に及んだ。

 かねて懸念されていた「失言癖」は、首相就任後もたびたび顔をのぞかせた。小泉内閣で総務相を務めながら、「私は郵政民営化に賛成じゃなかった」と国会で答弁して永田町の失笑を買い、小泉純一郎元首相からは痛烈に批判された。

 「(医師には)社会的常識がかなり欠落している人が多い」「たらたら飲んで食べて何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」などの配慮に欠ける発言で次第に国民の信頼を失い、漢字の読み間違いがこれに輪をかけた。

 こうした中、自民党内には「麻生氏では衆院選に勝てない」と、就任時からすると手のひらを返すような声がわき起こり、中川秀直元幹事長ら首相に批判的なグループからは「麻生降ろし」の動きも浮上した。最後まで大きな流れにはならなかったものの、それは小泉氏の退任後、安倍、福田、麻生氏と1年ごとに政権をたらい回しし、人材が払底した結果でもあり、衆院選惨敗後、総裁候補選びに四苦八苦する党の現状にも表れている。

6111とはずがたり:2009/09/14(月) 22:21:18
>>6109
おお,そうなりますねw
もうぎゃーぎゃー云うばっかりだし上げちゃおうと云う事になってのかもしれませんなw

6112とはずがたり:2009/09/14(月) 23:12:37
>>5245 >>5251

〜鳩山5人組み〜
戸井田 徹@兵庫11→落選
吉川 貴盛@北海道2→落選
馬渡 龍治@愛知3区→落選
田村 憲久@三重4→辛くも比例復活
河井 克行@中国B(広島3)→コスタリカで比例当選

〜邦夫秘書出身〜
坂井 学@神奈川5区→落選
古川 禎久@宮崎3区→当選

〜どら息子〜
鳩山 太郎@都議文京区→出馬断念

〜民主〜
牧 義夫@愛知4区→当選
石田 勝之@埼玉2区→当選
小川 勝也@参北海道→07年改選

あと誰がいたっけ?

6113とはずがたり:2009/09/14(月) 23:15:10
公明、自民との選挙協力見直しへ
http://www.asahi.com/politics/update/0912/TKY200909120162.html
2009年9月12日20時2分

 公明党の山口代表は12日、「自民党との選挙協力はあってしかるべきというものではない。今回の総選挙敗北を受けて自らの足腰を再建していくことが最優先だ」と述べ、来夏の参院選に向けて選挙協力のあり方を根本的に見直す意向を示した。千葉市での地方議員との会合で語った。

 また、総選挙の自公協力について、地域ごとの事情に応じて柔軟に選挙協力の是非を検討する考えを示唆した。

6114とはずがたり:2009/09/14(月) 23:16:47
責任者誰やねん
弁償せいヽ(`Д´)ノ

なぜ議員会館改装 3400万円、使うの10カ月だけ
http://www.asahi.com/politics/update/0912/TKY200909120162.html
2009年9月14日18時59分

落選した自民議員が使っていた部屋では改装作業が進められていた=8日、東京都千代田区永田町の衆議院第1議員会館

 新旧議員の入れ替わりで、衆院議員が事務所を構える議員会館の内装リフォームが進んでいる。契約額は約3400万円。議員会館は来年7月にも新議員会館に引っ越す予定で、議員からも「少しぐらい汚れていても、10カ月だけ我慢すればいいのに」と疑問の声があがっている。

 東京・永田町の衆議院第1議員会館。衆院選で落選した議員の部屋では、床のじゅうたんがはがされてコンクリートがむき出しになり、扉にこびりついたテープを作業員がはがしていた。壁紙はすでに真新しいものに替わっている。新衆院議員が初登院する16日からの特別国会に向け作業は大詰めだ。

 衆議院の議員会館は二つあり、国会での活動の拠点として全議員が事務所を置く。衆議院広報課によると、議員の今回の入れ代わりに伴って改装しているのは、全480室のうち217室だ。

 工事は改装業者と契約を結び、工事実績に応じて支払う予定だ。総選挙の開票前の段階では140室の改装を予定し、約3400万円と見積もった。1部屋あたり24万3千円で、内訳は、じゅうたんの張り替え8万2千円、壁紙の張り替え7万円、天井の塗装3万円など。民主党の大勝で改装が必要な部屋数が増え、改装費もその分増える見込みだ。

 同課によると、05年の衆院選でのリフォームは137室が対象だったのに約8千万円かかった。1部屋あたり58万4千円。今回は、じゅうたんのグレードを15万円分下げるなどして「節約」したという。

 節約の理由は、議員会館のすぐ隣で建設が進む新議員会館。総事業費1100億円をかけて工事が進み、来年7月ごろに引っ越す予定で、担当者は「移転を控えて改装を必要最低限にしている」と説明する。

 とはいえ、わずか10カ月後に使われなくなる現議員会館の改装には疑問の声がある。自民党で無駄遣い撲滅プロジェクトチームのとりまとめ役を務める河野太郎議員は「新会館に移るまで10カ月なのに壁紙の張り替えなどを一律にやる必要があるのか」と話す。伊関友伸・城西大准教授(行政学)は「多少のシミがあっても我慢し、コスト削減を誇るような議員の意識改革が必要だ」と指摘している。(福井悠介、河野正樹)

6115名無しさん:2009/09/15(火) 20:50:17
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090915ddm005010008000c.html

麻生内閣:あす総辞職 麻生色出せぬまま 失言、迷走、強弁…「選挙の顔」遠い昔
 麻生内閣は16日、民主党の鳩山由紀夫代表が特別国会で新首相に指名されるのを前に総辞職する。発足から1年足らず。「選挙の顔」として期待され、衆院選の勝利を「天命」と意気込んだ麻生太郎首相は、解散時期を逡巡(しゅんじゅん)した末、皮肉にも自民党政権に幕を引く役回りを担った。安倍晋三元首相や福田康夫前首相のように政権を途中で投げ出すことはなかったが言動にはぶれが目立ち、麻生色は最後まであいまいなままだった。【中田卓二】

 首相は就任間もない昨年10月の参院本会議で、「衆院の解散という政局より、景気対策など政策の実現を優先したい」と答弁した。これが麻生内閣の基本スタンスとなり、以後、首相は解散を先送りしながら、追加経済対策に力を注いだ。

 しかし、結果的に所得制限を設けなかった定額給付金を巡り、「もらいたくない人はもらわなきゃいい。1億円あっても、さもしく1万2000円欲しいという人もいるかもしれない」と発言するなど、政策決定までに迷走を繰り返す場面が目立った。自ら打ち上げた厚生労働省の分割・再編は政府・与党内からも批判を招き、撤回に追い込まれると、「最初からこだわっていない」と強弁した。

 衆参両院で与野党勢力が逆転した「ねじれ国会」の下、法案審議にも苦労した。1951年以降なかった衆院での3分の2以上の賛成による再可決は、福田内閣の4回に対し、麻生内閣では8回に及んだ。

 かねて懸念されていた「失言癖」は、首相就任後もたびたび顔をのぞかせた。小泉内閣で総務相を務めながら、「私は郵政民営化に賛成じゃなかった」と国会で答弁して永田町の失笑を買い、小泉純一郎元首相からは痛烈に批判された。

 「(医師には)社会的常識がかなり欠落している人が多い」「たらたら飲んで食べて何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」などの配慮に欠ける発言で次第に国民の信頼を失い、漢字の読み間違いがこれに輪をかけた。

 こうした中、自民党内には「麻生氏では衆院選に勝てない」と、就任時からすると手のひらを返すような声がわき起こり、中川秀直元幹事長らからは「麻生降ろし」の動きも浮上した。最後まで大きな流れにならなかったのは、小泉氏の退任後、安倍、福田、麻生氏と1年ごとに政権をたらい回しして、人材が払底した結果に過ぎず、それは衆院選惨敗後、総裁候補選びに四苦八苦する党の現状にもつながっている。

6116秋田2区の名無し:2009/09/15(火) 20:51:16
今日のフジ系「ミリオネア」に、邦夫が出てましたね。
芸能関係の問題にライフラインをいきなり全部使うような展開でしたね。

ボケで質問したオードリーの春日に対して、「年いくつ? 30歳!、じゃあ来年の参院選に出るなら応援するよ・・・・」とか、冗談でしょうけどしゃべっていましたね(笑)。

6117とはずがたり:2009/09/15(火) 21:04:36
>>6103-6104
今気付きましたが自民党結構金欠なんでしょうかねぇ!?

民主党も今回の総選挙直前は自民党に比べCMが少なくて金庫空っぽ説が出てましたけど。。

自民党の支部長ポストは利権ポストなので候補者が頂くもので民主みたいに給料貰って活動するものではなかった印象があるけど,これからは野党暮らしで出て貰うポストになるんだけどその辺への財政支援大丈夫かな?

6118名無しさん:2009/09/15(火) 21:28:47
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091501000813.html
谷垣氏、年功序列排し自民党再生 総裁選へ決意
 自民党総裁選への立候補を表明した谷垣禎一元財務相は15日、党本部で記者会見し、党再生策について「ベストメンバーで選挙に臨む体制をつくらなければ、政権交代可能な時代に耐え得る政党にはならない」と述べ、派閥順送りや年功序列を排する決意を表明した。

 谷垣氏は「ずっと与党との前提であれば麗しい慣行だが、政権交代が前提なら『この人を温存しよう』とはならない」と指摘。中堅・若手の世代交代論には「ベストメンバーを徹底すれば、世代間対立は乗り越えられる。次世代にライジングスター(希望の星)がいると示していくことも必要だ」と述べ、実力本位で人材を登用する考えを強調した。

 来年の参院選候補者に関し「とても勝利が望めないなら、差し替える厳しい措置も必要だ」と表明。衆院選も含め、若い世代や女性の候補者を積極的に起用する意向を示した。

 民主党への対応では「与党の政策の問題点をえぐり出す活動が第一。高福祉・低負担が可能か指摘する」と対決姿勢を鮮明にした。

2009/09/15 18:40 【共同通信】

6119名無しさん:2009/09/15(火) 21:29:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091500820
谷垣氏の出馬会見要旨=自民総裁選
 自民党の谷垣禎一元財務相が15日行った記者会見の要旨は次の通り。
 結党以来の衆院選大敗北を受け、党を再生しなければならない。その再生のために捨て石となる覚悟で事に当たる。右顧左べんせず一直線に駆け抜けようと覚悟を新たにしている。
 思い切った党改革が必要だ。ベストメンバーで臨まないと、政権交代可能な時代に耐え得る政党にならない。若い有能な方々を育て、女性の出番を増やすことも必要だ。
 地方の声に耳を傾けることで党再建のヒントが得られる。来年の参院選、次期衆院選に勝って、政権交代への道筋を開かなければいけない。
 −党内では中堅・若手が世代交代を求めているが。
 年功序列でやれば世代間対立が起きるが、実力主義を徹底すれば乗り越えられる。次世代にライジングスターがいることを示すのも必要だ。
 −参院選の候補者選定については。
 勝利が望めない(候補)なら、差し替えという厳しい措置も必要になる。
 −所属する古賀派を離脱する考えは。
 総裁に当選した方はいつも派閥から抜けている。情報交換や気の合うグループまで否定する理由はない。
 −消費税率引き上げに対する考え方は。
 個人の考えはあるが、野党として真っすぐにそれを言うべきか。主張する社会保障政策に応じた負担の在り方をはっきりさせるのは、それぞれの党の責任だ。
 −野党総裁としては突破力が足りないのでは。
 今までのカラーでそのままできるとは思ってない。本質はそう簡単に変わらないが、新しい自分を鍛え上げる気持ちが必要だ。(2009/09/15-19:07)

6120名無しさん:2009/09/15(火) 22:20:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091500983

小選挙区撤退も「選択肢」=山口公明代表
 公明党の山口那津男代表は15日夜のBSフジの番組で、支持母体の創価学会内から衆院小選挙区からの撤退論が出ていることについて「選択肢としてはあり得る」と述べ、可能性に言及した。
 同時に、山口氏は「党勢拡大の面で小選挙区(で議席)を持つことは非常に意味があった」と強調。民主党が衆院比例代表の定数削減を掲げていることを念頭に「(小選挙区と比例代表)両方に足場を持つことが選挙制度(改革)に発言力を持つ。もっと多様な議論をした上で判断していくべきだ」と述べ、慎重に検討する考えを示した。 
 衆院選で公明党は8小選挙区で全敗。太田昭宏前代表と北側一雄前幹事長が落選した。(2009/09/15-21:49)

6121名無しさん:2009/09/15(火) 22:33:31
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090915163.html
党再生会議」で麻生総裁への「恨み節」
 自民党は15日、衆院選の敗因を分析する「党再生会議」を党本部で開き、落選議員から意見聴取した。都内のホテルで華々しく両院議員総会を開いた民主党とは対照的に、聞こえてくるのは麻生太郎総裁ら執行部への批判や党の将来への悲観論など「恨み節」ばかり。党の再生論以前に、切実な生活不安を訴える声が相次いだ。

 午後4時から始まった会合。出席した細田博之幹事長は「多数の落選者を出したことをおわび申し上げる」と頭を下げた。ただ会場が静かだったのはここまで。細田氏が陳謝して退席すると、一斉に発言が始まった。

 「言葉で感動させることができない人は、リーダーにふさわしくない」。大塚拓氏(埼玉9区)が麻生総裁に矛先を向けると、衆院議院運営委員長だった小坂憲次氏(長野1区)はマニフェスト(政権公約)を俎上に載せ「メッセージ性に欠けた。民主党の方が政権公約らしかった。配りたくなかった」と不満を並べ立てた。

 森岡正宏氏(奈良1区)は、麻生総裁や細田幹事長が選挙戦で民主批判を繰り返したことに触れ「党本部から流れてきた文書は民主党の悪口ばかり。自分たちの理念を言うべきではなかったか」と問いただした。

 落選議員への処遇を求める声も続出した。

 斉藤斗志二氏(静岡5区)は「物心両面での配慮をしてほしい」として、次期衆院選に向けた情報収集や意見交換の場となる「連絡室」を党本部に設置するよう要請。松島みどり氏(東京14区)は「野党の浪人だから生活がどうなるのか不安がある。党はポスターや冊子をたくさんくれるが、そんなのはいらない。現金でいただきたい」と露骨に要求した。

 萩原誠司氏(岡山2区)が「何か仕事が欲しい」と訴えると、場内には寂しい笑いが漏れ、沈うつな空気へと変わった。

 会合は結局3時間近くに及び、参加を呼び掛けた約190人のうち85人が出席、約半数が発言したが、どこまで党の方針に反映されるかは見えない。

 再生会議の幹部は、18日に予定していた答申取りまとめについて、総裁選告示前日の17日に前倒しすることを決めた。山本有二座長は「落選者や多くの党員の気持ちを含めて総裁候補に伝えたい」と強調したが、落選者の方が冷めていたのは事実。松浪健四郎氏(大阪19区)は会合後、記者団に「負けた人たちのガス抜きをするのは親心でしょう」と指摘した。

[ 2009年09月15日 21:19 ]

6122名無しさん:2009/09/15(火) 22:44:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091501024
前原、千葉氏も入閣内定=新政権
 民主党の前原誠司副代表と千葉景子参院議員の鳩山新内閣への入閣が15日夜、内定した。同党関係者が明らかにした。 (2009/09/15-22:23)

6123名無しさん:2009/09/15(火) 23:15:19
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090915-OYT1T00996.htm

谷垣氏イメージチェンジに躍起、世代交代論を意識
政権交代


記者会見に臨む谷垣元財務相(15日午後、自民党本部で)=田中成浩撮影 自民党総裁選(18日告示・28日投開票)に立候補を表明している谷垣禎一・元財務相(64)は15日、党本部で記者会見し、派閥にとらわれない、大胆な党改革を目指す考えを示した。

 脱派閥や世代交代論を唱える中堅・若手議員を意識し、強力な「野党リーダー」へのイメージチェンジを図ろうとする姿をアピールした。

 谷垣氏は「思い切った党改革の努力が必要だ。万年与党という前提のもとに作られた過去の制度や慣習はもう持たない」と述べ、派閥の意向や当選回数に基づいた人事を排する意向を強調した。

 衆院当選10回のベテランで、古賀派ナンバー2の同派代表世話人を務める谷垣氏には、中堅・若手を中心に「自民党のイメージを新しく変えることができない」という批判が強い。「実力主義」を強調するのは、中堅・若手に積極的な人材登用の道を約束することで、世代間対立を回避したい思いがある。

 他派の領袖やベテラン議員には支持の声が出ているが、谷垣氏自身は中堅・若手を刺激しないよう、派閥色を薄めることに神経を使っている。

 従来の総裁選では定番だった各派へのあいさつ回りは行わず、15日はかつての政治の師、加藤紘一・元幹事長(無派閥)のもとを訪れただけだった。

 谷垣氏は所属する古賀派会長の古賀誠選挙対策本部長代理に対しても、14日に電話で立候補を伝えた。谷垣氏の選挙対策本部のトップには山崎派中堅の田野瀬良太郎氏(衆院当選6回)が就き、今のところ領袖や党内実力者は役員に迎え入れていない。

 ただ、谷垣氏は記者会見で、派閥解消論はとらない考えを示したため、若手からは「派閥にとらわれないと言いながら、結局は派閥を温存している」という批判が消えていない。

 温厚な人柄も「野党党首に必要な、論戦などでの攻撃性に不足する」という評につながり、中堅・若手に思うように支持が広がらない要因の一つとなっている。谷垣氏は15日、「野党のリーダーとして断固たるものを示すことに努める」と“変身”を誓い、来夏の参院選に向け、勝算の見込みが薄い候補者の差し替えも検討する考えを示した。

(2009年9月15日21時28分 読売新聞)

6124名無しさん:2009/09/15(火) 23:22:03
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090916k0000m010108000c.html

自民総裁選:「派閥」から「世代交代」に
 麻生太郎首相の後任を選ぶ自民党総裁選(18日告示、28日投開票)は、派閥の合従連衡で勝敗が決まってきた最近の選挙から一変、世代交代を目指す中堅・若手議員を中心に「脱派閥」の動きが目立っている。衆院選惨敗を受けて引き気味の派閥領袖を尻目に、河野太郎元副法相(46)や小野寺五典(いつのり)副幹事長(49)の擁立に奔走。谷垣禎一元財務相(64)を支持するベテランは「番狂わせ」に神経をとがらせる。総裁選の対決構図は「派閥」から「世代」に移りつつあるようだ。

 河野氏を精力的に支えるのは菅義偉選対副委員長。菅氏は15日夜、所属する古賀派に退会届を出したことを明らかにし、「河野さんを徹底的に推す」と強調した。陣営には町村派の山本一太前副外相ら「発信力」のある中堅も加わっている。

 古賀誠会長は谷垣氏を支持する意向だが、「派閥主導」と批判されるのを嫌い、同派の小野寺氏の動きも容認せざるを得ないのが実情だ。党再生会議座長の山本有二元金融担当相(高村派)や他派の副幹事長クラスが小野寺氏を支援する。

 最大派閥の町村派は谷垣氏や河野氏に支持が分かれ、西村康稔(やすとし)外務政務官(46)も立候補を目指す構え。会長の町村信孝前官房長官、森喜朗元首相、安倍晋三元首相は15日会談し、派閥として特定の候補者を推さないことを確認した。

 06年以降の3回の総裁選は、有力候補に各派がこぞって相乗りし、告示前に事実上勝敗が決まっていた。しかし、党の再生が問われる今回、旧態依然の総裁選びを繰り返せば国民の信頼を一層失いかねない。

 15日に約30人の世話人会を開くなど一歩先行する谷垣氏は15日の記者会見で「世代対立はどこの社会にもあるが、それを過剰に強調するのは望ましくない。若い人の感性、先輩の経験を寄せ合わさなければならない」と双方に配慮をにじませた。

 それでも、「ウケ狙いで改革を進めると期待に応えられない」(甘利明行政改革担当相)、「保守政党としての伝統、文化も大事だ」(河村建夫官房長官)などの声は収まらず、世代間のさや当ては当分続きそうだ。【中田卓二】

6125名無しさん:2009/09/15(火) 23:23:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091500978

派閥、執行部批判が噴出=落選者から意見聴取−自民
 自民党は15日午後、党本部で「党再生会議」(座長・山本有二元金融担当相)を開き、衆院選で落選した前議員らから意見を聴取した。出席者からは党執行部や派閥領袖らへの厳しい批判が相次いだ。
 大塚拓氏は「首相経験者や派閥の長クラスが口を出している姿がありとあらゆる層から嫌われた」と強調。葉梨康弘氏は、派閥主導で勝敗が決まった前回2008年の総裁選に触れ「選挙の顔ということで(麻生太郎)総裁を選んだのが悪かった」と指摘した。また、佐藤ゆかり氏は「執行部に新しい血を入れることが大事だ」と世代交代を訴え、小坂憲次氏は「マニフェスト(政権公約)は分かりやすい方がいい」と、公約を策定した執行部を批判した。 
 細田博之幹事長は「執行部に多大な責任があり、心からおわび申し上げる」と陳謝した。
 これに先立ち、前議員約20人が党本部で会合を開き、「奪還の会」(亀岡偉民代表世話人)を結成。月1回程度会合を開き、党再生に向けた意見を集約していくことを申し合わせた。(2009/09/15-21:45)

6126秋田2区の名無し:2009/09/15(火) 23:55:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090915/stt0909152256025-n1.htm
自民・菅氏が古賀派退会へ


先ほど、空気が読めない書き込みをしてしまいすいませんでした。

6127名無しさん:2009/09/16(水) 07:25:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009091501063
菅氏が古賀派退会=自民総裁選、河野氏支援を表明
 自民党の菅義偉選対副委員長は15日夜、都内で記者団に、所属する古賀派を退会したことを明らかにした。理由については「自民党が衆院選で嫌われた理由の一つは、派閥で決めてがんじがらめにする古い体質にある。衆院選前から辞めようと思っていた」と語った。また、18日告示の総裁選に関して、立候補に意欲を示す河野太郎衆院議員を支援する考えを表明した。
 菅氏によると、15日に古賀派の古賀誠会長に退会する考えを伝え、了承された。 
 菅氏は、中堅・若手に擁立論がある河野氏について「改革意欲があり、論戦に強い。世代交代ということを考えると、やはり河野氏が一番だ」と指摘した。古賀派からは、代表世話人の谷垣禎一元財務相が出馬を表明。同氏はベテラン議員を中心に推す声が強いことから、菅氏の退会にはこうした事情も影響したとみられる。(2009/09/15-23:37)

6128とはずがたり:2009/09/16(水) 08:59:56
>>6126-6127
総選挙後小池百合子に続いて二人目の派閥退会者っすかね〜。

秋田2区さんへ
先程の空気読めない書き込みとは??

6129 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/16(水) 12:04:07
1000万円獲得の暁には「政界引退後、妻と世界一周旅行したい」と言ったとか言わないとかの、
邦夫の「カスペ!クイズ$ミリオネアクイズも政権交代!?新ルールにエリート集団が挑戦」
への出演の話かと>>6116

6130とはずがたり:2009/09/16(水) 12:33:58
それなら問題ないと思いますけどどうなんでしょうね??

6131秋田2区の名無し:2009/09/16(水) 18:58:29
そうです、失礼しました。

「「鳩山ゆきお」と書かずに「鳩山邦夫」と書いてくれれば私が総理になれるんですよ!」とも言ってましたね。

6132名無しさん:2009/09/16(水) 21:08:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090916/plc0909161206017-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/policy/090916/plc0909161206017-p1.jpg
http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/policy/090916/plc0909161206017-p2.jpg
http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/policy/090916/plc0909161206017-p3.jpg

「ありがとう、麻生」 ネットで呼びかけ官邸前にファン120人集結
2009.9.16 12:04

このニュースのトピックス:政権交代

官邸前には「見送りをしたい」と麻生太郎氏が車で通るのを待つ人が集まっていた=官邸前、16日午後(中鉢久美子撮影) 麻生内閣総辞職の日となった16日、インターネットを通じた呼びかけで麻生太郎ファン約120人が東京・永田町の首相官邸前に集まり、官邸を去る麻生氏の“出待ち”をした。

 官邸前には、「一生麻生」「がんばれ麻生」と書いたビラや、麻生氏の著書「とてつもない日本」を手にした男女が、ズラリ。似顔絵を掲げていたネット掲示板管理人、瀬崎麻子さんは「麻生さんはダンディーでかっこいい。国益を守る首相だったので、政権交代は地に落ちた気分。仕事を休んで『ありがとう』を言いにきました」。法科大学院を受験する浪人生、田村真一郎さん(23)は「『とてつもない日本』を読んでこの国の良さに気づいた。一政治家になっても頑張ってほしい」とエールを送った。

 漫画好きで、オタクに人気が出たことなどから、東京・秋葉原でも遊説した麻生首相。内閣支持率は下がり続けたが、最後まで根強いファンは義理堅かった。

6133名無しさん:2009/09/16(水) 21:41:47
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090916ddlk44010674000c.html

自民県連:参院選から立候補公募 改革論文、討論の導入検討 /大分
 自民県連は15日、役員会を開き、面接と自己PR程度だった国会議員立候補者の公募方法について、次期参院選からディベートや政策項目ごとの論文なども導入する検討を始めた。特別国会(16〜19日)終了後に詰め、11月初めまでに立候補予定者を確定させたい考え。また、衛藤征士郎会長の衆院副議長内定に伴い、県連会長人事も流動的になっている。

 役員会は、衆院選を受けて11日にあった総務・支部長・幹事長合同会議で出た意見を検討。党員拡大のために年間党費を現行の4000円から1000円程度にすることなどを党本部に要望する。個別政策の情報共有が不十分だったとして、月1回程度、国・県・市町村議員合同の勉強会開催も決めた。

 公募改革は「来夏の参院選で負けると自民の政権復帰はかなり先になる」との焦燥感が背景にある。改選を迎える民主現職、足立信也氏は04年の前回選で自民候補に10万票の大差をつけ当選。衛藤会長は「3、4人に絞り、農業や福祉など個別政策の論文や討論により、選考委員の決定に役立つようにしたい」と述べた。

 衛藤会長は自身の県連会長去就に関し「副議長は国会会期中は東京から離れられず、議長の代理で海外に行くケースも多い」と説明。参院選を控え、兼務は困難との見通しを示した。

 この日は18日告示の党総裁選の看板も掲示した。今回は入党まもない党員にも選挙権があるため、有権者は県内約1万3000人。今回は得票割合に応じて県連持ち分の5票を割り振る。前回の総裁選で同じ町村派だった小池百合子衆院議員を担いだ衛藤会長は「今回は国会議員200票に対し、地方は300票。地方の声や民意が反映され、派閥主導の総裁選は姿を消す」と述べた。【梅山崇】

6134名無しさん:2009/09/16(水) 22:37:19
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090916/acd0909160756004-n1.htm

【断層】大月隆寛 自民=限界集落説
2009.9.16 07:56

このニュースのトピックス:自民党
 「限界集落」というもの言いがあります。過疎がさらに進んで高齢化と合わせ技のどんづまり。近世以来のニッポンの「ムラ」の断末魔、です。失礼ながら自民党、もしかしてこの「限界集落」状態なのでは?

 ああいう結果の衆院選、「戦後」で「昭和」な老体ばかりが生き残り、結党以来の危機なればこそ、総裁選は百家争鳴のはずが、若い衆は左見右見で腰が据わらず、意気覇気元気、はちきれるような青年客気など見当たらない。まるで田舎の公務員のようです。

 今回の選挙で表現された「民意」をざっくり言えば、既得権益で血税垂れ流す手合いはこれ以上許せねえ、つまり公務員、まずてめえらだ、でもってそれをどうにもできない今の与党ももう勘弁ならねえ、でしょう。つまり、総裁自ら「自民党をぶっ壊す」と宣言して大勝したあの小泉改革、郵政選挙の時から「民意」は見事なまでにぶれていない。なのに、ああ自民党、この期に及んでなお、そのことがまだよく身にしみていなかったとは。

 「世代交代」は与野党問わず、いや、官民越えた時代の必然です。高度成長期に生まれ育った世代、50代から下が否応なしに舵取りせざるを得ない現在。もちろん、あぶなっかしいことこの上なし、民主党の、特に若手議員のあやしさは言わずもがなですが、それは自民党の若手も実は同

じ。思想信条や政策以前、それらが宿る生身の身体に骨がらみな「世代」の問題です。それでもなお、彼らに託すしかなくなったのが現在ならば、腹くくってその「世代」を手当てする方策を共に探るしかない。この先、ニッポンに生きることの困難とは、案外そんなところにあったりするようです。(札幌国際大学教授)

6135名無しさん:2009/09/16(水) 23:49:02
98年の首班指名はいきなり菅でしたっけ?


http://www.asahi.com/politics/update/0916/TKY200909160314.html

首相指名 公明、山口代表に投票 10年の自公連立に幕2009年9月16日20時41分
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 16日の首相指名選挙で公明党は山口那津男代表に投票、10年間の自公連立政権に終止符を打った。山口氏は「民主党政権がどのような法案、予算を出すのか、よく見極めたい。国会論戦で戦う野党として堂々と臨みたい」と記者団に語った。

 公明党は連立に加わった99年以降、森、小泉、安倍、福田、麻生と歴代の自民党総裁に投票。井上義久幹事長は両院議員総会で「久しぶりに我々の党の代表の名前を書く。(90年に)初当選して石田幸四郎(元委員長)と書いて以来で、大変感激している」と語った。

6136名無しさん:2009/09/17(木) 00:01:34
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091600438

小選挙区撤退「真意でない」=公明代表
 公明党の山口那津男代表は16日昼の両院議員総会で、衆院小選挙区からの撤退が「選択肢としてあり得る」とした自らの発言について、「そこに真意はない」と釈明した。
 山口氏は「小選挙区が党勢拡大にどれほど貢献するか自覚している。(小選挙区と比例代表)両制度で議席を持つことが党の存在を重からしめる」と語った。(2009/09/16-13:12)

6137とはずがたり:2009/09/17(木) 00:44:12
俺は寧ろ小選挙区が自民の惨敗でガラ空きになった今,積極的に小選挙区に候補立てて比例重複して争う形にすべきだと思うんですけどねぇ。

自民としても公明の与党すり寄りを防ぐためにも40議席ぐらいは譲っても良いだろうし公明に併せて福祉・平和路線をとれば安倍ちゃん一派を追い出して穏健でリベラルな保守路線は国民に安心を与えられるだろうし,公明党も多数の小選挙区に候補を出せば学会の集結も分散して評判悪い創価学会のしつこい選挙活動も薄まって良いのに,と思ってます。
無理かなw

6138あかかもめ:2009/09/17(木) 01:36:03
>>6137
そんな事したら民主党と全面戦争になってしまうやないかw
あそこの組織の体質を考えたらありえまへん。

小選挙区撤退論は次の参院選見て判断するんじゃないですか?
恐らく、最終的にはフリーハンドをとることでどちらの陣営からも票をいただき比例議席をかさ上げするのがもっとも影響力を保てますからね。

これなら民主・自民どちらが政権を取ろうが影響力は保てます。ほぼそうなるでしょうね。

6139とはずがたり:2009/09/17(木) 01:51:30
>>6138
小選挙区から撤退はほぼ衆院の議席を21に止めると云う事なのでそんなんで満足出来るんですかねぇ??
まあ民主に擦り寄って政策実現すれば「勝利」かw

6141名無しさん:2009/09/17(木) 22:57:40

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090917-544839.html
伊東良孝衆院議員が伊吹派入り記事を印刷する

 自民党伊吹派は17日の総会で、衆院選で初当選した伊東良孝衆院議員(北海道7区)の入会を了承した。これで衆院9人、参院6人の計15人となった。また落選した谷津義男事務総長の後任に河村建夫前官房長官を充てることも決めた。(共同)

 [2009年9月17日17時35分]

6142名無しさん:2009/09/17(木) 23:02:28
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918k0000m010063000c.html

自民党:派閥解消求める 「再生への提言」報告
 自民党の「党再生会議」(座長・山本有二元金融担当相)は17日、119議席の惨敗に終わった8月の衆院選を総括する「自民党再生への提言」をまとめ、細田博之幹事長に報告した。麻生太郎前首相ら特定の党幹部を名指しはしないものの、「度重なる失言や方針のぶれ」「派閥の長老による密室談合」「戦略なき行き詰まり解散」などを敗因に列挙。来年夏の参院選を「再生のラストチャンス」と位置付けて派閥解消や現職優先の候補者選考の見直しなどを打ち出した。

 党再生会議は衆院の当選1〜7回の代表19人と参院議員5人がメンバーで、今月9日から計8回の会合を重ねた。提言は「第45回総選挙の総括」と「自民党再生への8策」の2部構成。衆院選の総括では、07年参院選の敗北を教訓とせず、自民党から離れた友好団体や業界団体との関係修復が進まなかったと指摘。候補者選定で現職を優先したため、立候補を希望する若い人材が民主党に流れたとも分析した。

 一方で子ども手当や農業の戸別所得補償などの民主党の政策を「有権者に一定の効果があった」と認め、「民主党は年金記録問題、非正規雇用、官僚の天下りなど、分野別に代表選手が論点を絞って政府を追及した」と評価した。

 党再生への取り組みとして(1)中選挙区の残滓(ざんし)たる派閥の解消を進め、派閥の党運営への影響力を一切排除(2)選対委員会を廃止し、幹事長に国政選挙の権限を一元化(3)政務調査会と国対委員会の融合による政策立案・国会機能の強化−−など8項目を提案。新総裁が直ちに実行するよう求めた。

 だが中堅・若手議員が訴える「派閥解消」には、ベテランから「そう簡単な底の浅い状況ではない」(古賀誠元幹事長)などの冷ややかな声もある。党再生会議の茂木敏充座長代理は17日の記者会見で「派閥が推薦議員を副幹事長に送り込むような弊害をなくしていこうということだ」と説明した。【塙和也】

6143名無しさん:2009/09/17(木) 23:05:15
http://www.mbs.jp/news/jnn_4237121_zen.shtml

■ 自民「党再生会議」、派閥解消など提言

 自民党の「党再生会議」は、先の衆議院選挙での大敗を受けて、今後は派閥の解消を進め、一丸となって政権奪還にとりくむべき等とした提言をまとめました。

 「第45回総選挙の総括と政権奪還へのとりくみ、この政権奪還というこの精神でこの再生をおこなうという趣旨でございます」(山本有二座長)

 自民党の「党再生会議」がまとめた提言書では、先月の衆院選で民主党が勝利した一番の理由は「自民党政治への不満」とし、「民主党が勝った選挙というより、むしろ自民党自身が大敗した選挙なのである」と分析しています。

 こうした中で、自民党の再生のためには、「党の体質転換が必要で派閥の解消を進め、派閥の党運営への影響力を一切排除する」。また、「選挙における候補者選定プロセスを改め、長老支配を脱するためにも総理大臣経験者などは、党が公認しないことを検討する」など、8つの提言を示しています。

 提言書は今月28日の総裁選挙で誕生する新総裁を含む党執行部に引き継がれることになります。(17日18:58)

6144あかかもめ:2009/09/17(木) 23:10:54
>>6139
フリーハンドですから自民・民主双方から票をもらえるので4〜5議席増えると皮算用してるみたいです。

これなら政権批判を逆風も受けずに安定的に集票できるし、政権を敵に回さずに済むのでベストじゃないですかね。

6145名無しさん:2009/09/17(木) 23:15:13
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918k0000m010126000c.html

世論調査:自民再建「期待せず」41%
 毎日新聞が16、17日実施した全国世論調査で、衆院選に大敗して野党に転落した自民党について、再建を「期待する」との回答が56%と半数を超えたものの「期待しない」も41%に上った。自民党は「2大政党の一翼」として再生を目指しているが、与党・民主党への対抗として期待する声が広がっているとは言い難い。支持政党別で見ると、自民党支持層の87%、無党派層の62%が「期待する」と回答。民主党支持層では「期待しない」が51%だった。【坂口裕彦】

毎日新聞 2009年9月17日 22時31分

6146名無しさん:2009/09/17(木) 23:28:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091700832
自民再生会議報告書の要旨
 自民党の党再生会議が17日発表した報告書の要旨は次の通り。
 【衆院選総括】
 一、民主党は「政権交代」をスローガンに掲げてきたが、対抗する明確な手だてがなかった。官僚依存で党内抗争に明け暮れる旧態依然とした体質と受け止められた。何より、安倍(晋三)、福田(康夫)、麻生(太郎)と3年で3人の総裁が代わったことが、わが党の信頼を大きく低下させた。
 一、党に対する積年の不満が敗因だ。「上から目線」に象徴される国民感覚とのずれに対する不満にほかならない。国民が明るい将来像を求めていたにもかかわらず、民主党へのネガティブな批判に終始した。
 一、構造改革に対する評価・総括が十分に行われないまま選挙に突入した。構造改革の推進に伴う痛みに地方が耐えられなくなっていたにもかかわらず、必要な手だてが取られたとは言えない。党から距離を置いた業界団体との関係修復も図れなかった。市町村合併による地方議員・首長の激減、公共事業削減・診療報酬削減・郵政民営化による支援団体の変化など党を取り巻く環境は激変したが、それを補う党支部・後援会組織の再構築も、新たな支持層の発掘もできないままだった。
 一、衆院解散のタイミングを明らかに誤った。勝機を見いだせる時期に解散を決断できず、追い込まれた形で解散した。
 【党再生策】
 一、「政治は国民のもの」とする立党の精神に立ち返り、新たな保守政党として再生し、「国家・生活再生ビジョン」を提示する。
 一、中選挙区制の残滓(ざんし)たる派閥の解消を進め、派閥の党運営への影響力を一切排除する。
 一、総裁を本部長とする「党再生・戦略本部」(仮称)、47都道府県連に「党再生委員会」(仮称)を設置し、改革を実行する。総裁、「影の内閣」のメンバーは全国に出向き、国民対話を重ねる。幹事長代理、副幹事長も派閥単位の選任をせず、若手議員の登用を積極的に行う。
 一、政務調査会と国会対策委員会を融合し、「戦う野党」として政府与党の政策を追及しつつ、国民生活に必要な議員立法を可能とする仕組みをつくる。
 一、公認決定では現職優先の原則を廃し、勝てる人材の確保に向け、公募を基本に予備選を導入する。党の新陳代謝を促進し、長老支配から脱するためにも、首相や衆参両院議長の経験者などは公認しないことを検討する。(2009/09/17-18:12)

6147名無しさん:2009/09/17(木) 23:29:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091700812

派閥解消など提言=衆院選敗因を分析−自民再生会議
 自民党の「党再生会議」(座長・山本有二元金融担当相)は17日、衆院選の総括や党再生策に関する報告書を発表した。衆院選については、民主党の「政権交代」のスローガンに対抗できず、「自民党の古い体質への拒否感」や「積年の不満」などが敗因と分析。党再生に向けては、派閥解消を進めるなど、党が一丸となるよう提言した。
 報告書は衆院選の敗因について、自民党が「魅力ある政策やビジョン」を提示できず、有権者からは「官僚依存で党内抗争に明け暮れる旧態依然とした体質」と受け止められたことなどを指摘。「何より、安倍(晋三)、福田(康夫)、麻生(太郎)と3年で3人の総裁が代わったことが、わが党の信頼を大きく低下させた」とも明記した。
 また、「解散のタイミングを明らかに誤った。勝機を見いだせる時期に衆院解散を決断できず、追い込まれた形で解散した」と、解散先送りを繰り返した麻生前首相の判断も批判した。
 一方、党再生策では、総裁を本部長とする「党再生・戦略本部」(仮称)を設置することを提言。「中選挙区制の残滓(ざんし)たる派閥の解消を進め、派閥の党運営への影響力を一切排除する。その上で党が一丸となって対応できる体制を早急に構築すべきだ」としている。
 選挙での候補者公認決定に当たっては、「党の長老支配を脱するためにも首相、衆参両院議長の経験者などは公認しないことを検討する」よう提唱した。
 山本氏は細田博之幹事長に報告書を提出。18日告示の総裁選の期間中に各候補者に説明し、それぞれの考え方を聞く予定だ。 (2009/09/17-18:03)

6148 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/18(金) 16:29:42
>>6139
すりよりは始まっているみたいです。

公明党が八ツ場ダム建設事業の是非を検証

 公明党は17日の中央幹事会で、前原誠司国土交通相が中止を表明した八ツ場ダム(群馬県)建設
事業の是非を検証するチームを設置する方針を決めた。当初、建設中止に否定的な考え方を示していた
が、世論の動向を見極めることにした。

 利水や治水でダムによる利益を受けるとされる茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京の6都県選出の
国会議員と、それぞれの地方議員で構成。来週にも会合を開く。

 高木陽介幹事長代理は6日のテレビ番組で「民主党のマニフェスト(政権公約)通りに中止するのは
大変な問題だ」と強調したが、17日の中央幹事会では「首長らは反対だろうが、一般世論がどう思って
いるかが問題だ」との指摘が出た。(共同)

 [2009年9月17日17時34分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090917-544850.html

6149とはずがたり:2009/09/18(金) 16:33:02
古賀派24
 古賀、谷垣●、川崎●、金子一●、園田●、中谷●、村田、岸田、逢坂●、山本公●、宮腰、西野、塩崎、遠藤、佐藤、竹本、山本幸、小野寺、北村誠、三ツ矢、福井、平井、徳田■、小里■●

町村派22
 町村(会長)、森、中川(代表世話人)、衛藤(=副議長)、細田、長勢、安倍、塩谷、木村、下村、山本拓、高市、谷畑、高木、松野,吉野、馳、稲田■、西村、柴山、谷川、北村茂■

山崎派16
(山崎=非議員)、野田毅、甘利、大野、武部、石原、田野瀬、林、田中、平沢、金子恭、石田、古川、坂本、森山、武田、平■

額賀派(旧津島派)14
 鳩山、額賀、石破、佐田、茂木、鴨下、大村、田村、小渕、竹下、新藤、河井、加藤、金田(新人=少なくとも参院議員時代は現額賀派)

伊吹派9
 伊吹、河村(=事務総長)、古屋、柳本、江藤、谷、松浪、長島■、伊東(新人)

麻生派8
 麻生、森、山口、河野、岩屋、松本、井上、永岡■

高村派5
 高村、大島、村上、山本有、江渡

二階派1
 二階

無派閥20
 加藤、保利、与謝野、福田、浜田、野田聖、棚橋、今村、梶山、後藤田、菅原、赤沢■、阿部■、秋葉、近藤■、小池(町村派離脱)、菅(古賀派離脱)、小泉(新人・親爺潤一郎は清和会)、橘(新人・親爺康太郎は清和会)、斎藤(新人・擁立したのは武部幹事長[当時])

●=旧谷垣派
■=83会

6150とはずがたり:2009/09/18(金) 20:21:32
>>6149
早くも修正。。

西村氏が町村派退会=自民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091800936

 自民党総裁選に出馬した西村康稔前外務政務官は18日午後、所属する町村派の町村信孝会長に退会届を提出し、受理された。西村氏の退会により同派は47人となる。
 西村氏は同日午前の総裁選立会演説会で、「党のイメージを変えないといけない。密室で、派閥単位で物事を決めることへの批判にも応えなければいけない」と述べ、町村派退会を表明していた。(2009/09/18-19:57)

6151名無しさん:2009/09/18(金) 22:41:58
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918ddm005010168000c.html

自民党:衆院選の敗因挙げ「派閥解消を」 「再生への提言」報告
 ◇方針のぶれ/長老の密室談合/行き詰まり解散
 自民党の「党再生会議」(座長・山本有二元金融担当相)は17日、119議席の惨敗に終わった8月の衆院選を総括する「自民党再生への提言」をまとめ、細田博之幹事長に報告した。麻生太郎前首相ら特定の党幹部を名指しはしないものの、「度重なる失言や方針のぶれ」「派閥の長老による密室談合」「戦略なき行き詰まり解散」などを敗因に列挙。来年夏の参院選を「再生のラストチャンス」と位置付けて派閥解消や現職優先の候補者選考の見直しなどを打ち出した。

 党再生会議は衆院の当選1〜7回の代表19人と参院議員5人がメンバーで、今月9日から計8回の会合を重ねた。提言は「第45回総選挙の総括」と「自民党再生への八策」の2部構成。衆院選の総括では、07年参院選の敗北を教訓とせず、自民党から離れた友好団体や業界団体との関係修復が進まなかったと指摘。候補者選定で現職を優先したため、立候補を希望する若い人材が民主党に流れたとも分析した。

 一方で子ども手当や農業の戸別所得補償などの民主党の政策を「有権者に一定の効果があった」と認め、「民主党は年金記録問題、非正規雇用、官僚天下りなど、分野別に論点を絞って政府を追及した」と評価した。

 党再生への取り組みとして(1)中選挙区の残滓(ざんし)たる派閥の解消を進め、派閥の党運営への影響力を排除(2)選対委員会を廃止し、幹事長に国政選挙の権限を一元化(3)政務調査会と国対委員会の融合による政策立案・国会機能の強化−−など8項目を提案。新総裁が直ちに実行するよう求めた。

 だが中堅・若手議員が訴える「派閥解消」には、ベテランから「そう簡単な底の浅い状況ではない」(古賀誠元幹事長)などの冷ややかな声もある。党再生会議の茂木敏充座長代理は17日の記者会見で「派閥が推薦議員を副幹事長に送り込むような弊害をなくしていこうということだ」と説明した。【塙和也】

==============

 ◆自民党再生への提言(骨子)◆

 <衆院選の総括>

・政権公約が民主党追随と受け止められた

・3年で3人の総裁が代わり信頼が低下

・民主党へのネガティブな批判に終始

・7月の東京都議選後に党内抗争が起きた

 <党再生への八策>

・派閥の解消を進め、派閥の影響力を排除

・総裁を本部長とする「党再生・戦略本部」設置

・幹事長代理、副幹事長に若手を積極登用

・長老支配を脱するため首相経験者は公認せず

・総裁選の推薦人制度見直しを検討

6152名無しさん:2009/09/19(土) 00:11:50
>>6149-6150

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009091801001229.html
西村氏が町村派退会 古川氏は山崎派に退会届
2009年9月19日 00時02分

 自民党総裁選に出馬した西村康稔前外務政務官は18日、所属する町村派を退会した。同日午前の出馬記者会見で派閥の弊害を指摘、退会する意向を表明していた。

 また西村氏の推薦人に名を連ねた古川禎久衆院議員も同日、山崎派に退会届を提出したことを明らかにした。これにより町村派は47人に、山崎派は18人となる。

(共同)

6153秋田2区の名無し:2009/09/19(土) 01:01:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090919/stt0909190046000-n1.htm
自民党総裁選に立候補している河野太郎元法務副大臣は18日夜の民放ラジオ番組に出演し、「自民党を立て直せば、渡辺喜美元行革担当相をはじめ、みんなの党に行ってしまった仲間に『戻ってきて』ということはできる」と述べた。自らが総裁になればみんなの党との合流もありうるとの考えを示したものだ。

6154名無しさん:2009/09/19(土) 10:10:18
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090919-545518.html
自民総裁選会見で河野氏が森氏に引退勧告記事を印刷する

 麻生太郎氏の後継を選ぶ自民党総裁選が18日、告示され、西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元法務副大臣(46)、谷垣禎一元財務相(64)の3氏が立候補した。党内8派閥すべてから推薦人を得た谷垣氏と、中堅・若手代表の河野、西村両氏による対決構図だが、西村氏の立候補は、強硬な世代交代論者の河野氏に対する「河野つぶし」との見方も浮上している。

 河野氏は同日夕の共同会見で、「推薦人を集める段階で、派閥の領袖から私の推薦人に辞退するよう電話があった。まだ全く懲りない人がいる」と、上層部の“圧力”を暴露。記者から、森喜朗元首相は「党にとって害か、必要か」と質問が出ると「そろそろ出処進退をお考えになるべきだ。総理まで務めた人が、バッジがないと何もできないことはない」と事実上の引退勧告までして、世代交代の必要性を訴えた。同じ質問で「特定の人について議論しない」(谷垣氏)「立候補の了解はもらったが、それ以降何もしていない」(西村氏)と述べた2氏とは対照的に踏み込んだ。

 河野氏は、派閥のあり方に触れた際も「森喜朗さんに派閥を解消すべきと言っても、勉強会や昼食会になる。派閥はどうあるべきかという議論をしても意味はない」とした上で「河野総裁のもとでは、派閥も年功序列も全くない。能力オンリーだ」と述べた。

 谷垣氏の推薦人には、石原伸晃氏や小池百合子元防衛相が名を連ね、西村氏は、半数が町村派。河野氏は平沢勝栄衆院議員や丸山和也参院議員らで、小泉進次郎衆院議員も支持する考えを示した。投開票は28日。

 [2009年9月19日8時53分 紙面から]

6155名無しさん:2009/09/19(土) 20:13:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091900254

衆院敗北、候補高齢化が要因=地方代表者から意見聴取−公明
 公明党は19日午後、党本部で県代表懇談会を開いた。衆院選や自公連立10年の総括に地方の声を反映させるのが狙い。出席者からは、衆院選惨敗の要因として、候補者の高齢化や連立していた自民党の支持組織の弱体化などが挙がった。また、国会対応に関し、党の独自性を発揮するよう求める声が相次いだ。 (2009/09/19-19:22)

6156とはずがたり:2009/09/19(土) 22:21:07
>>6143
これ,前回の下野の時もありましたよねぇえ>派閥解消
結局派閥が名目上政策グループに看板掛け替えただけで何も変わらなかった印象ですが,ひょっとすると今も派閥じゃなくて名目上は政策研究グループ難では?

>>6144
両方を競わせる事で掛け金釣り上げようって腹ですな。
増やしたがってた東北ごかあと何万票なんでしたっけ?

6157名無しさん:2009/09/20(日) 11:00:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090920-00000044-san-pol

衆院選の時期「敗因の一つ」 公明が県代表懇
9月20日7時56分配信 産経新聞

 公明党は19日、党本部で県代表懇談会を開き、衆院選大敗の原因について都道府県本部の意見を聴いた。地方幹部からは「衆院解散・総選挙の時期を見誤ったことが敗因の1つだ」(大阪)など、麻生太郎首相や公明党執行部の判断ミスを指摘する声が相次いだ。

 10年にわたる自公連立ついては「保守層や企業・団体に食い込めた」(埼玉、山梨)など評価する声がある一方、「政策面で前半3年間は公明党らしさがあったが、後半7年間は補完勢力になった」(兵庫)、「自民党と一体に見られた」(京都)など、党の独自色が失われたことへの厳しい声も上がった。

 これに先立ち、山口那津男代表は「(衆院選で)苦い経験を伴い貴重な経験も得た。党の再建に活かさなければいけない。政策や他党の関係を含め判断の基準を作りたい」と述べた。

 公明党は10月3日、全国県代表協議会で選挙総括を予定。自民、公明両党の距離はますます広がる公算が大きい。

6158名無しさん:2009/09/20(日) 11:24:33
http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY200909190217.html

谷垣氏、自民総裁になったら「党職員をリストラ」2009年9月19日19時19分
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 自民党総裁選で優位に立つ谷垣禎一・元財務相は19日、自らが総裁に選ばれれば、党本部職員を削減する考えを明らかにした。現執行部は総選挙惨敗に伴う収入減に対し、職員の給与カットで対応する考えで、谷垣氏が総裁に就任した場合、リストラが加速しそうだ。

 日本記者クラブの公開討論会で谷垣氏は「党も相当リストラしないと立ちゆかない。組織もかなりスリムなものにしていかなければいけない」と述べたうえで、民主党が公約で禁止した企業・団体献金は継続が必要との考えを示した。

6160名無しさん:2009/09/20(日) 11:31:05
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090920k0000m010060000c.html

公明党:自公の協力に批判的意見も…地方懇談会
 公明党は19日、党本部で、都道府県代表との懇談会を開いた。自民党との選挙協力については、「これからも協力していきたい」と継続を求める意見も出たが「単なる補完勢力になった」と批判的な声も上がった。国会対応では、党の独自性を求める意見が相次いだ。同党は衆院選結果と、10年間の自公連立の総括をまとめ、10月3日の全国県代表協議会で報告する。【田所柳子】

毎日新聞 2009年9月19日 20時11分

6161とはずがたり:2009/09/21(月) 12:51:33
選挙:09衆院選 空前の地殻変動 結果から読む民意(その2止)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5640-5643

 ◇公明、崩れた「勝利の方程式」 自民の支持票激減
 公明党は今回の衆院選で太田昭宏代表や北側一雄幹事長ら小選挙区の前職8人が全員落選し、小選挙区の獲得議席が初めてゼロとなった。同党候補はこれまで支持母体の創価学会を中心とした基礎票に自民党との選挙協力分を上乗せすることで、当選ラインを手堅く突破してきた。しかし、今回の得票傾向を分析すると、頼みの自民支持票が前回05年から激減し、「勝利の方程式」が崩れたようだ。

 公明党は、東京12区▽神奈川6区▽大阪3区▽大阪5区▽大阪6区▽大阪16区▽兵庫2区▽兵庫8区−−の8選挙区に公認候補を立て、自民党が推薦した。

 選挙結果を基に、公明党の各候補の小選挙区での得票数と、その選挙区での自民、公明両党の比例代表での得票数の合計を比較したところ、大阪3区を除く7選挙区で小選挙区の得票数が比例代表の自公得票数を上回った。

 8選挙区の公明比例票は05年から大きな変化はなかった。一方、自民比例票は軒並み前回比3〜4割減少。各候補は自民支持票の取り込みにはある程度成功しながら、それでも当選ラインに届かなかったとみられる。

 毎日新聞の出口調査によると、従来の自民党支持層の一部が今回は民主党など他党に投票した可能性が高い。自民党への逆風が公明党の小選挙区候補も直撃した構図だ。

6162名無しさん:2009/09/21(月) 18:36:47
自民が公明をふれる立場かは分からんが……。

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092101000432.html

対公明選挙協力、賛成は19道県 反対3県、自民都道府県連
 自民党の47都道府県連の幹事長ら幹部を対象にした共同通信社のアンケートで、公明党との選挙協力の継続に明確に賛成したのは半分以下の19道県にとどまったことが21日、分かった。

 反対したのは3県。20府県は見解を明確にしなかったが「自民単独で選挙に勝てる体制を打ち出すべきだ」(埼玉)といった慎重論も目立った。新執行部は来年の参院選に向けて再検討を迫られそうだ。

 「衆院選で票を出してもらい感謝している」との評価がある一方で、福井、宮崎、鹿児島各県連は選挙協力をやめるべきだとし「独立独歩で自民党の道を歩むべきだ」「公明党の支持母体である創価学会以外の宗教団体から支持を得にくい」などを理由に挙げた。

 賛否を明確にしなかった府県連でも、京都は「党の進むべき方向性は違う。下野したので公明党側にメリットがあるのかという話になる」、愛知は「政権維持には必要だったが、今後はゆっくり考えていくべきだ」と消極姿勢をにじませた。

 自民党の独自政策を優先する立場から「お互い野党なので個別の主張をすべきだ」(群馬)、「政策を共有できるかどうかで協力の度合いは変わってくる」(熊本)などの意見もあった。

 このほか徳島は「冷却期間を置いてメリット、デメリットを再検討する必要がある」と検証を求め、富山は「新総裁と公明党代表が協議すべきだ」と指摘。福島、東京、静岡、山口、福岡の5都県は無回答だった。

2009/09/21 17:49 【共同通信】

6163名無しさん:2009/09/21(月) 20:53:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090921/stt0909211945009-n1.htm

公明、描けぬ戦略 自民との距離どうする 独自路線も…
2009.9.21 19:42

公明党の新代表に決まり、あいさつする山口那津男氏=8日午後、東京都新宿区の党本部 公明党が山口那津男新代表で新体制をスタートさせてから22日で2週間を迎えたが、新執行部からは自民党と距離を置く発言ぶりが目立つ。衆院選で惨敗した党の再建を急ぎ、来年夏の参院選勝利に向けた態勢づくりが急務とみて、独自路線を強調しているためだ。

 ただ、独自色を強めれば、これまで自民党の選挙協力を得てきた衆院小選挙区での戦いが厳しくなるジレンマを抱えている。このため、公明党内には新執行部の“自民離れ”発言を勇み足だとする声もある。公明党は長期戦略を描けないまま、鳩山政権と対峙しようとしている。

 鳩山政権発足前日の15日夜、組閣とは無縁な公明党の幹部の間に衝撃が走った。新代表の山口氏がBSフジの番組で、今後の衆院選小選挙区への対応について「撤退も選択肢としてありうる」と語ったからだ。

 幹部からは「なんであんなことを言うのか」と疑問の声が飛び出し、山口氏は16日の両院議員総会で「真意ではなかった」と釈明するはめになった。

 支持母体の創価学会幹部からも「党も組織も自公連立の功罪を評価し終えていない。(山口氏は)舵を急に切りすぎているのでないか」との苦言もあがっている。

 山口氏は今月8日の代表就任直後から「自民党との関係に清算をはかっているのではないか」(幹部)とも受け止められる発言を続けてきた。

 9日にはニッポン放送で「連立での(自民党への)妥協で、福祉や平和などの公明党らしさがわかりにくくなった」と指摘。12日の千葉県本部での地方議員総会では「自民党との選挙協力自体はそうあってしかるべき、というものではない」とも語った。

 公明党にとって、来夏に迫る参院選は、自民党との選挙協力のメリットはあまりない。だが、自公両党の票を積み重ねて戦ってきた小選挙区は別だ。自民党と手を切れば、公明党議員の小選挙区での当選は困難となる。公明党候補を破って当選した現職がいる民主党との選挙協力は不可能に近い。公明党ベテランは「自公関係清算は小選挙区撤退につながっていく」と指摘する。 

 公明党執行部は、県代表懇談会や全国行脚で集めた不満や提言をもとに、10月3日の全国県代表協議会で衆院選総括を行い、参院選態勢に入る。通常なら1年前には候補者を発表し、戦闘態勢を敷くが、今回は大幅に遅れた形で、執行部の焦りは強まっている。(佐々木美恵)

6164名無しさん:2009/09/22(火) 11:37:24
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000380909220001

政権交代@富山


島田一 公明党県本部代表
2009年09月22日




自民と切磋琢磨の時代


――衆院選についてどんな総括をしましたか。


 「比例区の当選を目指すのが大目的で、次いで、県内の得票について前回05年の約4万7千票から上乗せすることだった。比例区の議席は確保したが、県内は8千票余減った」


 「党全体では結党以来の大敗北。報道によると、全国の小選挙区で公明候補に投票した自民支持層の割合は5割で、前回は6割超という。これも敗因。また公明は組織票があるから固いと言われるが、固いだけではダメで、柔らかいものが吸い付く磁石の役割をしなければならない」



 ――県内で比例区の得票率が社民に抜かれました。


 「社民は富山2区で公認候補を立て、他でも民主と共闘した。一方、公明は、国民新の影響力が強い3区を自主投票にし、思うほど力が発揮できなかった。自民との選挙協力の影響もある」



 ――来夏の参院選での自民との協力については。


 「10年間、連立政権を運営する中で地方でも友好的な人間関係を築いてきた。負けたからと言って素知らぬ顔ということにはなりにくい。だが政権を維持している前提があって協力は成り立つ。互いに野党になり、切磋琢磨(せっさたくま)する時代に入ってくる。来夏についてもまだ白紙だ。自民内部の候補者選定も難しいだろう」



 ――3党連立をどう見ていますか?


 「理念の部分で、民主と社民の間で何かあると思う。憲法や日米同盟、沖縄の基地問題でどういう妥協があるのか。どう整理したのか、見えにくい印象はある」


 「公明も3党連立の経験はある。当時の自由党は小沢一郎党首。新進党時代に直接、話もした。その時から脱官僚を言っていた。小沢氏の軌跡を見ると、創(つく)るのも壊すのも上手。維持ということについてあまり印象がない。どう政権を維持していくか注目点。新しい自民との保守連立もなくなったとは見ていない」



 ――政権交代で県政運営にはどんな影響がありますか。


 「石井隆一知事に対する推薦政党の枠組みは変わらない。ただ財政面では大きな影響を受ける。何党の政府であれ、知事は交渉の手腕が問われる。石井知事は霞が関の元官僚なので、立法府と行政府の距離感など、その中で生活してきたので心配はしていない。民間出身の知事と違い交渉力や政策提案力もあり、税制に詳しく安定性はある」


 「利賀ダムなどに反対する社民が政権に入ったので、(社民は)国政与党、県政第2党として県との橋渡しもやっていかなければならない」



 ――国家予算の編成では、どこに注目していますか。


 「3大マニフェストと言われている、子ども手当、高速道路無料化、農業者らの所得補償がどうなるか。国債は発行せず消費税も上げないと言っており、予算が成り立つのかどうか。公明としては、原点の福祉の党として注視していく」(聞き手・雨宮徹)

6165名無しさん:2009/09/23(水) 18:21:06
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090923053.html

自民の10分の1 民主党本部手ごろ物件なく移転困難
 衆院選で193人も議員が増え、衆参合わせて417人の大所帯となった民主党。政権与党となり、東京・永田町の党本部にはマスコミの取材も殺到。今後、国内外からの来客も増えるとみられるが、本部の敷地は自民党の約10分の1とかなり手狭だ。周辺に手ごろな物件は見当たらず、移転も困難。大きなイベントがある時はホテルを借りて乗り切る方針だ。

 民主党本部は10階建ての雑居ビルのうち、6フロアを間借りしている。敷地面積は約480平方メートル。1階の駐車場には10台ほどしか止められず、徒歩で本部入りする議員も珍しくない。

 永田町には自民党と社民党も本部を置くが、いずれも自前のビル。自民党本部は9階建てで、約500人を収容するホールや土産店もある。駐車場は50台近く止められる広さだ。

 衆参合わせて議員が12人となった社民党本部も7階建て。敷地は民主党の約3・5倍ある。

 民主党本部の最も大きな部屋は、5階の記者会見場で収容人数は約200人。衆院解散後に記者会見場で両院議員総会を開いた際は、議員や報道陣らで身動きが取れないような状態になった。大勢力となった後の今月15日の両院議員総会は、本部内で開くのはとても無理で、都内のホテルを借りた。

 これまでも、衆院選の開票本部や、マニフェスト(政権公約)発表など大きな記者会見はホテルを利用していた。

 新たな党本部の条件は、国会周辺で大きなホールを備えて丸ごと借りられるようなビルということになるが、おあつらえ向きの物件はそうそうなく、移転は難しい。

 手狭なのは悩みだが、党内で具体的に移転が検討されているわけでもない。埼玉県選挙区選出の行田邦子参院議員は「ビルに金をかけるより、(党のスタッフ増員など)人に金をかけるべきだ。もっとすし詰め状態で働いている民間企業もある」と話している。  

[ 2009年09月23日 15:44 ]

6166名無しさん:2009/09/23(水) 18:29:31
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092301000280.html

公明、小選挙区撤退論が波紋 代表発言に反発も
 公明党の山口那津男代表が衆院小選挙区からの撤退を「選択肢としてあり得る」とした発言が党内に波紋を広げている。「将来的にあり得る」(ベテラン議員)と可能性を認める見方がある一方、再挑戦を目指す落選組は「結論を急ぐべきではない」と反発。山口氏は「党勢拡大のため、小選挙区で頑張る意味は大きい」と軌道修正を余儀なくされた。野党に転落した公明党の苦しい位置取りが浮かぶ。

 先の衆院選で公明党は小選挙区に太田昭宏前代表ら8人の候補者を立てたが全敗、比例代表と重複立候補しなかったため全員が落選した。今月中をめどに衆院選の総括を進めている。

 山口氏は撤退を「選択肢」と述べた15日夜のテレビ番組で「小選挙区は連立与党の実績を訴えるので、公明党らしさが伝わりにくい」と述べ、自民党と選挙協力で小選挙区に勝つことの困難さを指摘した。

 ところが、翌16日の両院議員総会では「選挙区、比例代表それぞれの良さがある」と強調。17日の党中央幹事会で小選挙区落選組のうち2人を党幹部に処遇し、再挑戦する構えを印象付けた。

 中堅議員は「代表の発言は支持者に影響が大きい。(支持母体の)創価学会から指摘されたのだろう」と背景を解説する。

 8日に代表に就任した山口氏は、政調会長時代にも発言の「軽さ」を指摘されたことがある。今回も「言葉が滑っただけ」(党関係者)と冷静な受け止めもあるが、小選挙区で落選した前議員は「撤退するなら選挙の1週間前でいい。結論を急ぐべきではない」と慎重な議論を求めている。。

2009/09/23 15:58 【共同通信】

6167とはずがたり:2009/09/24(木) 00:34:33
おさらい。数字合わない・・

>自民党公認で小選挙区に65人、比例単独で8人(近江屋・愛知・安井・近藤=優・長島=優・若宮・西本@四国・浮島@南関)、他党・無所属の4人(長崎(無)・山内(み)・広津(み)・後1人誰だっけ?)を含めると計77人が立候補

>小選挙区で3人(稲田・小里・赤沢)、比例で7人(北村・阿部・平・永岡・長島・近藤あと1人誰だ?)の計10人の当選にとどまった。

>解散前に3人(岩国市(当選)・さいたま市(落選)・後1人どこだっけ?)が地方の首長選に立候補するため辞職した。

>北海道1区の公認争いに敗れた杉村太蔵氏(30)、比例名簿での優遇が認められなかった猪口邦子氏(57)ら3人(あと1人は清水@東京)は不出馬。

衆院選:小泉チルドレン退場…小選挙区で次々と落選
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090831k0000m040187000c.html

 郵政選挙で自民躍進の象徴だった「小泉チルドレン」の多くは国会から退場することになった。自民党公認で小選挙区に65人、比例単独で8人、他党・無所属の4人を含めると計77人が立候補したが、小選挙区で3人、比例で7人の計10人の当選にとどまった。一方、100人超とも言われる「小沢チルドレン」が大量当選し明暗を分けた。

 小泉チルドレンの多くは、選挙区にゆかりのない「落下傘候補」だった。静岡7区の片山さつき氏(50)は東京都出身で「ミス東大」にも選ばれた元財務官僚。ワイドショーの常連だったが、逆風に泣いた。片山氏は「振り子が大きく振れている時代だ。振り子は必ず戻る。これまでの信念は曲げない」と涙ぐみながら話した。

 野田聖子消費者行政担当相との公認争いに負け、岐阜1区から東京5区に国替えした佐藤ゆかり氏(48)も敗れた。マウンテンバイクに乗り、都市住民を意識した選挙戦を展開したが及ばなかった。佐藤氏は「やはり我が党に対する大きな逆風は計り知れなかった」と語った。

 ピンクのスーツがトレードマークの井脇ノブ子氏(63)=大阪11区=も落選した。

 小泉チルドレンは4年前、83人が当選。解散前に3人が地方の首長選に立候補するため辞職した。北海道1区の公認争いに敗れた杉村太蔵氏(30)、比例名簿での優遇が認められなかった猪口邦子氏(57)ら3人は不出馬。

 一方、小沢チルドレンは、自公の大物候補の対立候補として送り込んだ女性候補や、比例単独候補ら100人超とみられ、民主党内の一大勢力になりそうだ。

6168名無しさん:2009/09/24(木) 01:03:15
>>6167
鍵田忠兵衛ではないでしょうか?

6169とはずがたり:2009/09/24(木) 01:16:48
>>6168
あざーっすヽ(´ー`)/。
超地元なのに忘れてた…(´・ω・`)

6170チバQ:2009/09/24(木) 01:53:54
比例当選は山内では?
あと他党から立候補は松本清の孫@平沼グループか?チルドレンに含めて良いか微妙ですが

6171とはずがたり:2009/09/24(木) 02:12:30

そっか比例で当選に他党の比例で当選もはいっとるんですな。。
松本も小里なんかと同様,小泉チルって云われると抵抗ありますけど,05年初当選組みを単純にそう呼ぶってだけのことですよね。
では書き直し。

>自民党公認で小選挙区に65人、比例単独で8人(近江屋・愛知・安井・近藤=優・長島=優・若宮・西本@四国・浮島@南関)、他党・無所属の4人(長崎(無)・山内(み)・広津(み)・松本(無・平))を含めると計77人が立候補

>小選挙区で3人(稲田・小里・赤沢)、比例で7人(北村・阿部・平・永岡・長島・近藤=以上自民・山内=みんな)の計10人の当選にとどまった。

>解散前に3人(福田@岩国市(当選)・中森@さいたま市(落選)・鍵他@奈良(落選))が地方の首長選に立候補するため辞職した。

>北海道1区の公認争いに敗れた杉村太蔵氏(30)、比例名簿での優遇が認められなかった猪口邦子氏(57)ら3人(あと1人は清水@東京)は不出馬。

6172名無しさん:2009/09/24(木) 07:25:27
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000909230005

政権交代@宮崎 自民県連会長に聞く
2009年09月24日






 衆院選で大敗を喫し、下野した自民党。県内の小選挙区は2勝1敗で、1区は04、07年の参院選同様に分裂して非自民候補に敗れた。「自民王国」も確実に変化しつつあるなかで、この流れにどう対応していくのか。県連の緒嶋雅晃会長(68)に聞いた。(聞き手・石田一光)


 ――28日に投開票される自民党総裁選をどうとらえていますか。


 「(党)改革のスタートの一つ。改革が進む期待感を持たせる人がいい。派閥政治を払拭(ふっ・しょく)しないといけない」


 ――ところで、衆院選での自民大敗の原因はどこにあると思うか。


 「国民が自民党に反省を求めた選挙だった。国民の審判を受けないまま、3人も総理大臣が代わった。民主主義として許されないこと。長期政権のおごりなど国民目線が欠落していた」


 ――県内では2、3区は勝ったが、1区は不出馬を撤回した前職の中山成彬氏と、県連の公募で選ばれた元参院議員の上杉光弘氏との間で分裂選挙となり共倒れになった。責任の所在は。


 「2勝は成果だが、分裂したことに対しては(県連に)責任がある。とはいえ、出馬した中山氏には県連以上の責任があると思っている」


 ――両氏とも党公認は得られず、米良政美幹事長は「県連が選んだ候補が外されれば県連を解体する」とまで発言していたが。


 「上杉氏を公認して欲しいという強い意思表示。それぐらいやらないと逆に中山氏に公認を持っていかれる可能性もあった」


 ――来夏は参院選です。


 「一番重要。ここ2回続けて負けており、次も敗れたら自民党の存在価値が危うい。何が何でも勝ちたい。一本化した公認候補を選ぶことが県連の使命であり責任だ。一致結束した態勢を整えることが、責任を取ることにもなると思う」


 ――候補者をどう決めますか。


 「公募が今のルール。10月に手順などを決めていく。遅くとも年内に決めたいというのが私の考え」


 ――自民党は下野したが、県連としてアピールしていきたいところは。


 「県民の意見を聞き、いかに県政や国政に反映させるか。そういう努力をすることが我々の務め」


 ――政権を担う民主党には何を望みますか。


 「宮崎県は社会資本整備や県民所得などすべてが低位。社会的条件の不利が生活の厳しさにつながっている。『地方主権』というのであれば、地方を活性化する政策を取って欲しい」


 ――最後に、昨秋に続いて再び国政転身騒動を引き起こした東国原英夫知事に対して一言。


 「腰を据えて、安定感のある県政運営を。有言実行で頑張ってもらいたい」

6173名無しさん:2009/09/24(木) 19:55:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090924/stt0909240808005-n1.htm

【from Editor】彼女が自民党を捨てたワケ (1/2ページ)
2009.9.24 08:07

このニュースのトピックス:from Editor

自民党CMに出演する鳩山氏似の男性。「僕に任せれば大丈夫」と自信たっぷりに「政権交代」を語り、女性にプロポーズする 「これを見たとき、さすがにがっくりきたわ」

 70代の知人女性が手にしていたのは、新書判サイズの8ページのパンフレット。ショッキングピンクの表紙には「知ってドッキリ民主党 これが本性だ!!」とある。

 彼女は、根っからの自民党ファンで、選挙権を持ってからずっと応援している。「健全な保守こそが自分たちの暮らしを守ってくれる」と信じて疑わない。

 ただ、4年前に連れ合いに先立たれ、1人暮らしを続けるうちに、将来に対する漠とした不安が頭をよぎるようになった。世間は「政権交代」「政権交代」とにぎやかだ。「どうしようか」「いや、やっぱり自民党や」。

 目の手術のため、投票日は病院にいる。期日前投票に出かけようと、ポストに手を入れたら、はでなパンフレットが新聞にはさまっていた。

 黄色い文字で「民主党には秘密の計画がある!!」「民主党にだまされるな!」。中には、民主党と労働組合、日教組との関係、外交姿勢などが書き連ねてあって、裏には自民党のロゴとホームページのアドレス、ご丁寧に「このパンフレットは、政党の自由な政治活動であって、選挙期間中でも、自由に配布できます」とある。

 「こんな下品なものを自民党が作ってるとは思わへんし、思いたくもない。ただ、勝手に作って、配ってる人もお仲間や。こんなもんをお仲間が作るようになったら、もうアカン」

 区役所では、はじめて自民党以外の政党名を書いた。

 確かに、だれが立てた戦略か知らないが、鳩山由紀夫代表似のとっぽい男が登場するネット上の民主党批判もそう、今回の自民党のネガティブキャンペーンはすべて裏目に出た気がする。

 勝負事には負け方があって、なりふり構わず戦っていいときと、余力を残したまま撤退したほうがいいときがある…とだれかが書いていた。

 総裁選真っ最中。自民党の一日も早い再生を願ってやまないが、新総裁が再び国民の信頼を勝ち取るのは、結構大変かもしれない。

 目の手術を終え、退院してきた女性が「この新聞、きれいで見やすくて、ええねぇ」と話しかけてきた。40年来の産経ファンの彼女が持っていたのは、僚紙「サンケイエクスプレス(EX)」。…。いえ、こちらは“交代”ではなく、“僚友”並び立つでお願いしたいのです。(大阪夕刊編集長 鳥居洋介)

6174チバQ:2009/09/25(金) 21:45:02
http://www.asahi.com/politics/update/0925/TKY200909250055.html
落選小泉チルドレン、諸行無常の響きあり 再起へ模索2009年9月25日11時33分

 自民党の総裁選が迫るなか、衆院選で落選した「小泉チルドレン」が再起に懸命だ。「民主党と違う小さな政府を」「むだ遣いの見直しを」。党の存在感をどう示すか模索しながら、秘書のリストラやマンション売却などで政治生命をつなぐ。

 東京5区で民主元職に敗れた前衆院議員の佐藤ゆかり氏(48)は、支援者へのあいさつ回りに追われている。次の選挙に向けて活動を続けるが、「秘書の生活を守るために出稼ぎしないと」。エコノミストの経験を生かし、講演会開催や雑誌への寄稿で事務所費などを稼ぐという。

 それでも、11人いた秘書は3人に減らした。これまでの蓄えを崩し、事務所も狭いところを探している。「野党の元議員が政治資金パーティーを開いても成功するかわからない」と不安は消えない。

 「議員時代は多忙で大局的に考えられなかった。民主党は子ども手当など直接的な支援が強み。自民党は企業再建を通じた景気回復など違う手だてでアピールできる」。有権者にどう訴えるか、試行錯誤を重ねている。

 神奈川7区で落選した鈴木馨祐氏(32)は、辻立ちを続けている。7人いた秘書は2人にする。企業献金は受け取らない方針で、「善意の寄付でやっていくしかない。もともと独り身だし、スーパーの閉店間際に賞味期限間近の牛乳を買ったりする」。

 05年は比例南関東ブロックで当選し、07年12月に選挙区への転進が決まったが、有権者に訴える時間が十分でなかったと考える。「むだ遣いをどうなくすか。民主党と違ってバラマキをしない小さな政府を目指すべきだ。この機会を色んな方の話を聞くチャンスととらえたい」と話す。

 「おやじが残してくれた財産で申し訳ないんだけどね」。大阪8区で民主元職に敗れた大塚高司氏(45)は、親から相続したまま使っていなかったマンションを売って当面の政治活動の資金にするつもりだ。

 地元であいさつ回りを続ける合間、落選した仲間から電話やメールが届いた。「(惨敗の)A級戦犯ばかりが残り、それに従った人間はみんな落ちている」「もうやめようと思う」。不安定な将来を考えると、仲間の愚痴や不満も分かる気がする。

 「落ちた若手は次に向けてはいあがっていくしかない」。こう言い聞かせている。(河野正樹)

6175名無しさん:2009/09/26(土) 01:30:47
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090924-00000000-sbunshun-pol

「創価学会・公明党」に衝撃 矢野絢也氏に「叙勲」の動き
週刊文春9月24日(木) 15時26分配信 / 国内 - 政治
 衆院選の小選挙区で全敗し、自民党より深刻な「解党的出直し」を迫られている公明党。選挙後、自公連立時代の評価を巡って、新旧執行部間の内輪もめまでさらけ出したが、さらに新たな試練が迫っている。あろうことか、支持母体の創価学会が「仏敵」と攻撃してきた矢野絢也元委員長への叙勲を、民主党の有力議員が、内閣府に働きかけているのだ。

 勲章について、公明党には苦い前例がある。矢野氏の前任の公明党委員長だった竹入義勝氏とのいきさつだ。

 草創期の公明党で二十年近くトップを務めた竹入氏は政界引退後、数年間は沈黙を守っていたが、一九九六年に勲一等旭日大綬章を受章したのを機に、朝日新聞で回顧録を連載。公明党と創価学会の政教一致の実態を赤裸々に暴露した。

 以来十年間、創価学会機関紙「聖教新聞」は、竹入氏を「党の金を横領して妻に高価な指輪を買い与えた」と中傷。「必ず仏罰が下る」などと大々的な攻撃を展開したが、昨年、東京地裁で「横領はなかった」との判決が出され、年末には東京高裁で「以後、互いを誹謗(ひぼう)しない」との条件で和解した。事実上、創価学会側の完敗である。

 矢野氏とも数年前から敵対関係に突入。「公明党元国会議員らが矢野氏の自宅に上がり込んで手帳を持ち去った」などの奇怪な出来事を巡り訴訟の応酬となった挙げ句、今年九月一日、最高裁は矢野氏勝訴の判決を下した。創価学会は二度までも、元党幹部の「仏敵」に敗れてしまったのだ。

 秋谷栄之助氏が会長の時代は、創価学会は矢野氏との関係を上手にコントロールしていた。「ところが数年前、体調を崩し入院していた池田大作名誉会長が退院後、自分が不在でも問題なく組織が運営されていたことで、秋谷氏を遠ざけるように。そして池田氏に追従する幹部たちが矢野問題を荒立ててからおかしくなった」(学会幹部)

 秋谷氏は〇六年に会長を解任された。「後任の原田稔会長は選挙実務に疎(うと)く、実質的に池田氏が采配している」(同前)が、公明党の比例区の得票数は、秋谷会長時代の〇五年衆院選(八百九十八万票)をピークに凋落の一途。衆院選の惨敗は、「池田神話」の崩壊とも言えるのだ。

 そこへ、矢野氏に勲章まで授与されるとなれば……。「仏罰論」の矛先は、今や創価学会・公明党自身に向かいかねない雲行きとなっている。

(週刊文春2009年10月1日号「THIS WEEK 政治」より)

6176チバQ:2009/09/26(土) 11:06:47
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090926/erp0909260810002-n1.htm
【from Editor】「国内」が「国際」になるとき (1/2ページ)
2009.9.26 08:07

 「夜明け前に訪れるのが最も暗い時間だ。保守党に反対票を投じた者すべてが、そのことを考えていてもらいたい。われわれは返り咲く。自己再生する能力はある」

 ワシントンに駐在していた2001年、大西洋の向かい側、英国の総選挙結果を速報するニュースチャンネルに、ロンドン特派員時代に見慣れた人物が登場し、選挙区での勝利宣言をやりだした。あのころ、英紙デーリー・テレグラフのブリュッセル特派員だったボリス・ジョンソン氏である。

 金髪をボサボサにし格好には頓着しない変わらぬ姿を眺めつつ、下院議員に初当選したのか、と驚いていたら、次に飛び出した言葉にはさらにたまげてしまった。

 「さあ、(保守党のみんな)家に帰って朝食の支度をしよう」

 保守党はこの選挙で、労働党に結党以来の大勝をさらわれて政権を奪われた、1997年の総選挙に続いて、大惨敗を喫した。前述の型破り発言は、朝食を食べて元気を出そうといった意味合いで、意気消沈した保守党員の士気を鼓舞する狙いがあったのだろう。

 あの日の未明、氏は党内で最もへこんでいなかったひとりだったといっていい。後に、下院議員再選を経て、昨年のロンドン市長選で労働党の現職を破って当選し、同党政権に一矢を報いている。

 両年の英総選挙での労働党大勝を上回ったのが、今回の日本の総選挙での民主党の圧勝である。しかも、近年、交代の循環が長くなっているとはいえ、二大政党間で権力をやったり取ったりしている英国とは違って、日本では、保守合同から数えてもざっと半世紀ぶりの本格的な政権交代である。

 世界の主要メディアが社説で取り上げるなど大々的に報じ、日米関係見直しを示唆した首相就任前の鳩山由紀夫・民主党代表の論文が刺激を与えたこともあってだろう、米有力シンクタンクで政権交代をテーマに催されたシンポジウムは、日本関係の会合では絶えて久しい、満員の盛況となった。

 正直、想定以上の反応であり、日本政治の地殻変動に関しては、国内ニュースも国際ニュースであるとの認識に立つことにした。総選挙公示から随時、掲載してきた「’09衆院選 海外の目」を「政権交代 海外の目」に切り替え、鳩山新政権の外交、内政を国際的視点でとらえようと努めている。自民党の行方についてもしかり。選挙で権力を争える健全な野党たることは政党の責任であるからだ。

 自民党の方々、朝食の支度をしよう。(外信部長 西田令一)


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