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自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

5994名無しさん:2009/09/09(水) 19:48:15
>>5993

 【党の再建に向けて】

 大逆風の中で、公明党は比例区で805万票を超すご支援をいただいたのは、まさに党員・支持者、有権者のご支援の賜物であり、2大政党制では吸収されない多様なニーズを受け止める「受け皿」として、国民の皆さまが公明党に信頼と期待を寄せてくださった結果にほかなりません。800万票に込められた公明党への熱いご期待にお応えする「新しい公明党」の建設に総力を挙げようではありませんか。

 党再建にあたって私は、公明党には他党にはない、誇るべきいくつもの「財産」があることを確認することから出発したいと思います。

 それは、第一に「大衆とともに」との揺るぎない立党の原点を持ち、第二に、3000人の議員が比類なき団結力で連携するネットワーク政党であることです。

 立党の原点を堅持する限り、党再建は必ずできる、と私は確信しております。議員のネットワークは庶民の声を党の主張に反映していく公明党の財産であります。

 これを生かすため、私がまず率先して「現場を歩く代表」「対話に動く党首」となって、党内外の第一線の皆さまとのひざ詰めの対話を行ってまいります。国会議員が徹して第一線に入っていく。現場に入って、動きに動き、語りに語り、公明党への理解を広げることからスタートさせてまいります。

 三つ目は、福祉、平和、教育、環境、人権に加え、中小企業対策などで公明党ならではの実績、政策を持っていることであり、また与党として国政を担った得がたい経験があるという点です。10年間、政権を担ったことで、わが党は国に責任を持つ自覚を深め、政策立案や遂行の面で鍛えられたことは間違いありません。

 転換期にある日本政治の中で、「弱者を守る福祉の党」「平和の党」など公明党らしい旗を鮮明にし、政策に磨きをかけていく。そして、「公明党がいれば日本の将来は安心だ」と国民の皆さまから支持される党へと脱皮、成長していくことに全力を挙げてまいりたい。

 以上申し上げました特長を持つわが党が、独自性を発揮しながら全党一丸となって立ち上がれば、必ず再建はできると私は確信しております。まず私が先頭に立ち疾駆してまいりますので、どうか皆さまのお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

5995名無しさん:2009/09/09(水) 19:48:26
>>5994

 【国会対応】

 さて、来週16日に特別国会が召集され、民主党中心の政権が始まりますが、公明党は政府に対して、国会論戦を通じて政策論議を深め、「生活を守り抜く」「清潔政治の実現」といった公明党が掲げた政策の実現をめざしてまいります。

 今後、公明党は野党の立場から、「国民生活のため」「日本の将来のため」を政策判断の軸として、言うべきことは言い、批判すべきことは批判する姿勢で臨んでまいりますが、まず、当面の政権移行に伴って、少なくとも国民生活に無用な混乱をきたさないよう、政府・与党の賢明な判断を望みたいと思います。

 政権が交代しても、現下の最大の課題が、100年に一度といわれる経済危機をどう乗り越えるかであることに変わりはありません。

 昨年来、私たちは130兆円におよぶ4度の予算編成で景気・経済対策を打ち、6月には景気の底打ち宣言、4月―6月の経済指標もプラス成長になるところまでもってきました。しかし、7月の完全失業率が過去最悪の5・7%となるなど、景気の本格的な回復に向けて正念場は続いています。

 報道によると、民主党政権は補正予算を凍結して、マニフェストの政策の財源に充てるといわれ、その凍結の対象には、解雇された人たちの職業訓練や生活支援なども含まれているようです。景気が回復しても失業率の回復は遅れるのが通例であり、この秋から冬にかけて6%を超える可能性も強まっています。政府には雇用・失業対策、そして景気回復の芽を絶対につぶしてはならないと強く申し上げておきます。

 私たちは政府・与党の政権・政策運営に対して、庶民の目線で、また中小企業の視点から厳しく見極め、対応してまいりたいと思います。

 【来夏の参院選勝利へ】

 本日の全国代表者会議は、来夏の参院選に向けての出陣の会合でもあります。参院選まで10カ月。いま最も大事なことは、「必ず次は勝つ!」「断じて勝つ!」との執念で、党の主体性発揮、3000人の議員のネットワークを生かした政策力アップなど党の活動全般にわたる課題を点検し、どんな困難な状況に直面しようとも断じて勝ち抜いていける強靱な党の構築を急ぐことであります。

 党再建なくして参院選の勝利はあり得ません。また参院選に勝利してこそ、再建がなったと言えるのであります。「党再建、即、参院選勝利」を合言葉に、怒濤の前進を開始していこうではありませんか。

 かつて経験したことのない大逆風の中、公明党は比例区で805万票を超すご支援をいただきました。今回の衆院選で初めて公明党を応援した、初めて公明党に投票したという有権者の方も数多くおられます。私は、そうした方々に心から感謝申し上げるとともに、今回できた縁、絆を大事にし、日常的に友好を深めていくことが、参院選勝利への大きな力となることを確信してやみません。

 全国の県代表、幹事長の皆さん!

 参院選勝利のカギは、団結と行動であります。どこまでも公明党らしく、全議員が団結し、心を一つにして戦っていこうではありませんか! 皆さまの獅子奮迅の戦いをお願い申し上げますとともに、私自身、その先頭に立って死に物狂いで戦い抜くことをお誓い申し上げ、本日のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

5996名無しさん:2009/09/09(水) 19:50:11
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090901000231.html

公明党、自民との連携見直しも 山口氏、独自色強化へ
 公明党の山口那津男代表は9日午前のニッポン放送(ラジオ)の番組で、自民党との関係について「両党とも大きなダメージを受けた。今までの環境を前提にしたものが続くことはあり得ない」と述べ、党の独自色を強めるため国会対応などでの連携を見直す可能性に言及した。

 10年間の自公連立政権に関しては「連立での妥協で福祉や平和など公明党らしさが分かりにくくなった点は否めない」と指摘。来年夏の参院選に向けて「公明党の持ち味をしっかり訴え、国民との対話を深めていきたい」と述べた。

2009/09/09 10:49 【共同通信】

5997チバQ:2009/09/09(水) 20:04:00
http://mainichi.jp/select/seiji/seikenkotai/document/news/20090909ddm002010052000c.html
 ◇自民、その場しのぎの「若林氏」決着
 党の再生に向けた起点になるはずだった8日の自民党両院議員総会は、大きな波乱もなく1時間15分で終わった。党内で異論が強かった首相指名選挙での「白票」は認められず、落としどころは「若林正俊両院議員総会長」。農相、環境相を歴任した参院議員のベテランとはいえ、総裁候補でもない若林氏をその場しのぎで選ぶ事態に、党の危機的な状況が表れている。

 総会の冒頭で、麻生太郎首相は16日の特別国会前に総裁を辞任する考えを正式に表明。「戦う野党として政権奪還を目指す政党に生まれ変わっていかねばならん」と大見えを切ったが、その後は終始うつむき加減だった。

 首相が特別国会前に総裁を辞任し、次の総裁候補が見つからない中、白票で時間を稼ぐ−−。執行部のシナリオに、党内からは反対意見が相次いだ。新藤義孝衆院議員は総会で「党の代表を決めて投票する動議を出す」と発言。甘利明行政改革担当相は「白紙は権利放棄ではない。われわれの強い決意が秘められている」と強引に反論したが、白票賛成は約10人にとどまった。

 中堅・若手議員らは総会に先立って党本部で懇談会を開き、白票反対と執行部の即時退陣を申し合わせた。しかし、対案は若林氏か野田毅総裁選管理委員長への投票。総裁候補不在で最後の一押しができなかった。総会で執行部退陣を要求した江藤拓衆院議員に、細田博之幹事長は反論した。「われわれも一日も早く辞任したいのはやまやまだ」

 一方、河野太郎衆院議員は総裁選立候補に必要な推薦人を20人から10人に引き下げる動議を提出したが、賛成少数で否決された。「派閥主導でない候補者選び」を訴える中堅・若手に推薦人の壁は厚い。

 しかし、白票に反対してきた石破茂農相は総会後、記者団に「極めて満足する結果」と語り、矛を収めた。

 自民党は93年に下野した際、衆院選から4日後に両院議員総会を開催。河野洋平新総裁(前衆院議長)を選んだのは選挙から12日後だった。当時の自民党は比較第1党(223議席)だったとはいえ、党の再起にかける熱気と小沢一郎氏ら非自民勢力に対する敵対心はすさまじく、今日との差は歴然としていた。

5998名無しさん:2009/09/09(水) 20:19:27
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090909ddm005010037000c.html

公明党:山口新執行部体制発足 野党、苦難の船出 路線対立、小選挙区撤退論も
 公明党は8日、臨時全国代表者会議を開き、山口那津男政調会長の党代表就任を決定、新執行部体制が正式に発足した。衆院選大敗で99年から続いた自民党との連立政権に終止符が打たれる中、来年の参院選に向けた党勢立て直しを図る。しかし、「巨大与党」民主党を前に、10年ぶりに野党となる公明党が存在感をアピールするのは容易ではなく、党内には埋没への危機感が強まっている。【高山祐】

 「『政権交代』の大きなうねりの中で、連立政権10年で与党としての実績を積んだものの、党の独自性や公明党らしさを十分発揮できなかった」。山口氏は就任のあいさつで、衆院選敗北を率直に総括した。そのうえで、「野党の立場から『国民生活のため』『日本の将来のため』を政策判断の軸として、言うべきことは言い、批判すべきは批判する姿勢で臨む」と述べ、新政権への「是々非々」の姿勢を強調した。

 実際、山口新体制の前途は多難だ。衆院選惨敗のショックは癒やされず、逆に非自公派と自公派のせめぎあいが表面化。足元がぐらつき始めている。

 7日の常任役員会。席上、配られた山口氏のあいさつ案には、「政権運営に時間を取られ、支持者への説明が十分できなかった」と自公連立の負の側面を強調する文言が含まれていた。これを見た太田昭宏前代表と北側一雄前幹事長は「公明党らしさを十分発揮してきたし、努力もしてきた」と強く反発。結局、文面は修正された。

 公明党は連立政権で児童手当拡充や定額給付金などの政策を実現してきた半面、自衛隊の海外派遣容認など党の方針転換にかかわる「煮え湯」(幹部)も飲まされてきた。新代表の山口氏は、こうした側面を重視し、自公連立の清算と独自性発揮こそ、同党の再スタートを切るための一里塚との思いが強い。

 選挙戦略も定まらない。衆院選で候補を擁立した8小選挙区での全敗を受け、「自民党の票を上乗せしないと勝てない小選挙区に挑むのは身の丈にあっていない」(党幹部)との声が出始めた。支持母体・創価学会内でも「小選挙区撤退論」が上がるが、党内では「完全比例代表の政党になれば党勢が衰退する」との懸念が消えず、結論を見いだせない。

 反転攻勢への展望が開けない中、山口氏は8日の記者会見で「政策については、国民の理解を得られるならば協力はやぶさかではない」と、民主党との連携に含みを持たせた。政調会長に就任した斉藤鉄夫環境相は、鳩山由紀夫代表が「2020年までに90年比25%減」との温室効果ガス削減目標に言及したことを受け「高く評価したい」と述べ、鳩山新政権への秋波を送った。

 ただ、民主党は衆院選で308議席を得た巨大与党。これまでのように選挙の集票力を武器に、公明党が「第三極」として存在感を示せる余地は少なく、新執行部は難しいかじ取りを迫られている。

5999名無しさん:2009/09/09(水) 20:19:43
>>5998

 ◇自公選挙協力、暗転 07年以降、比例票落ち込み
 公明党は1999年の自自公連立政権参加後、衆院選、参院選とも比例代表の得票数を着実に伸ばした。それぞれのピークは、04年参院選の862万票、05年衆院選の898万票。国民の支持が高かった小泉純一郎内閣時代、「選挙区は自民、比例は公明」という自民党との選挙協力が定着していったことを裏付けている。

 これが暗転したのが民主党が大勝した07年参院選。公明党の比例得票数は04年参院選比10%減の776万票で、比例で共産党の後塵(こうじん)を拝した98年参院選(774万票)の水準まで落ち込んだ。今回の衆院選でも党勢は回復せず、05年衆院選比10%減の805万票にとどまった。

 衆院選で毎日新聞が実施した出口調査によると、小選挙区、比例代表とも自民党支持層の約3割が民主党に流れたとみられる。

 07年の参院選や今回の衆院選で自公両党が大敗したのは、長年の自公選挙協力が硬直化し、機能しなくなっていたためと言える。自民党は公明党の支持母体・創価学会票への依存を深めすぎ、選挙での体力を失った。公明党も比例代表で思うような見返りを自民党から得ることができなくなった。二つの国政選挙での敗北は、政策的な違いを度外視した「もたれ合い」の限界を示唆している。【中田卓二】

 ◇政権10年、揺れた「平和」の党是
 1964年に結成され、67年に衆院に進出した公明党は旧社会党、旧民社党と連携して政権を目指した時期もあったが、90年代に入って自民党との連携に大きくシフトした。92年の国連平和維持活動(PKO)協力法を巡っては、社会党や共産党が法案に反対する中、国連平和維持軍(PKF)の凍結などの修正を加えたうえで賛成に回った。これによって自衛隊のカンボジア派遣が実現した。

 93年衆院選を受け、公明党は非自民勢力による細川護熙連立政権に加わり、初めて与党に。94年に非自民政権が下野した後は、小沢氏主導で結成された新進党に合流し、自民、社会、さきがけ3党の連立政権に対抗した。

 しかし、97年暮れに新進党が解党し、98年に公明党が再結成されてからは、神崎武法代表(当時)のもと再び自民党に接近する。同年12月には公明党の要望を自民党が受け入れ、「地域振興券」が実現。99年8月には、公明党は自由党とともに自民党に協力し、国旗・国歌法、組織犯罪対策3法など国家統制色の強い法案を次々に成立させた。99年10月には自自公3党の連立政権が発足、小泉純一郎政権時代の03年11月からは自公連立体制になった。

 公明党の苦悩が最も大きかったのは、03年7月に成立したイラク特別措置法による自衛隊のイラク派遣への対応。国際世論がイラク戦争の正当性を巡って揺れ、支持母体の創価学会からも反対論が上がる中、公明党は神崎代表(当時)のイラク電撃訪問を経て、派遣容認に踏み切った。【田所柳子】

6000名無しさん:2009/09/09(水) 20:20:27
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090909-OHT1T00017.htm

麻生首相に代わりまして、代打・若林氏
 自民党は8日、両院議員総会を党本部で開き、麻生太郎首相(68)が特別国会が召集される16日午前に内閣総辞職し、党総裁も辞任する意向を表明した。衆院選惨敗のショックが冷めず、総会は大紛糾。16日の首相指名選挙をめぐり、党執行部が白紙投票の方向で調整していたが、異論が噴出。急きょ、両院議員総会長である若林正俊参院議員(75)に投票する方針を総会内で決めるドタバタぶり。総会すら制御できない執行部の信頼は地に落ちた形だ。

 「落日、自民」を象徴する窮余の策だった。

 特別国会の首相指名選挙で、党総裁の“代打”に白羽の矢が立ったのは若林氏だった。混乱状態の党内意見を集約の狙いがある暫定的措置とはいえ、首相指名選挙で自民党が参院議員に、しかも、総裁以外の議員に投票するのは初めて。ましてや若林氏は、派閥のボスを経験した大物でもない。

 安倍内閣から福田内閣にかけ、大臣の自殺や辞任で過去3度にわたり“代打農相”をしたことで知られる。久々の代打に「私が選ばれたことに意味合いはないが、党の出直しを図る意味ではよかったと思う」と困惑気味に語った。

 衆院選後初めて開かれた両院議員総会。自民党は改選時より181減らし、衆参200議席の小所帯になった。党総裁の麻生首相は、16日午前に内閣総辞職と総裁を辞任する意向を表明し「われわれは野党になるんだから! 決意を新たにして、一致団結して戦うことをお願いする」と力を込めて語った。しかし、拍手はほとんどなかった。

 総会では、16日の特別国会での首相指名選挙での対応をめぐって紛糾した。出席者はこぞって「総会の場で誰に投票するかを決めるべき」と党執行部に迫った。

 党内で「『麻生太郎』と書くのは嫌」とする意見が大勢の一方で、「白紙投票は国会議員の職場放棄」(石破茂農相)との声も噴出。そこに複数の出席者から「若林氏か野田毅総裁選挙管理委員長が、ふさわしい人物に上がっている」との提案があった。

 異例の緊急動議が出され、白紙投票で調整する方向だった執行部は「われわれに一任を」(細田博之幹事長)と一度は抵抗。だが、声に押され、細田氏はヤケ気味に「若林氏に、という声が多いのでお願いしたい」と多数決を取り、拍手で了承された。

 総裁選の対応でも混乱した。河野太郎衆院議員が立候補に必要な推薦人を、20人から10人に減らすよう求める緊急動議を提出。怒号が渦巻く中の多数決で、過半数に満たず否決された。

 普段は“シャンシャン”で終わる総会が、まさかの展開の連続。緊急動議が採決される事態、珍しいことだ。選挙でボロ負けし、威光が消えた執行部の“堤防”は、完全に瓦解した。総会後、6日ぶりに記者団のぶら下がり取材に応じた麻生首相は「党再生のスタートとしてはよかった」と語ったが、危機感をあらわにする中堅・若手議員の攻勢に屈したような突き上げ総会となった。

6001名無しさん:2009/09/09(水) 20:21:27
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2009090902000045.html

公明党 克服できるか“与党癖”
2009年9月9日

 敗戦処理に手間取る自民党より一足早く、衆院選の同じ敗者、公明党が新体制を発足させた。自公連立十年で染み付いた“与党癖”をぬぐえるかがポイントだ。平和と福祉の原点に戻って立て直せ。

 新代表に就任した山口那津男氏は、かつて衆院東京17区で自民の平沢勝栄氏と争って二度敗れ、参院に転じて議席を得ている。

 その参院東京選挙区では八年前と二年前の二度続けて、自民を含む他党候補と戦った。自公の選挙協力と縁遠かった履歴の代表登板は、取りざたされる「自民離れ」を象徴しているように見える。

 山口代表は新幹事長の井上義久氏とともに早速、来年の参院選を勝つ陣立てを迫られる。

 今回衆院選で公明は、現職の代表、幹事長らが立った小選挙区八議席をすべて失い、比例代表だけの党になった。反自民の嵐に巻き込まれ、連立実績もマイナスに作用して、創価学会の固い支持基盤でも太刀打ちできなかった。

 新執行部に連立十年の総括をきちんとして再建に着手するよう期待する。連立与党として苦渋の決断もあったであろう過去二代の執行部は不本意かもしれないが、政権交代を求めた有権者の目には、公明が「たそがれる自民の補完勢力」と映っていたのではないかと思われるからである。

 「平和と福祉」「大衆と共に」を掲げる党が、小泉政権のイラク戦争支持を後押しし、市場万能主義のまん延を止められず、衆参のねじれ状況で起きた自民首相の投げ出しを容認した。法案の衆院再議決乱発を可能にして民心を倦(う)ませたのも、政権維持を至上命令とした結果だったのではないか。

 与党癖は中央政界だけでない。この十年が地方議会での公明の保守与党化を進展させた。権力は腐敗する。しがらみにとらわれるようになれば、党勢が頭打ちになるのも自然な流れだろう。党立て直しは地方を除外して語れない。

 結党の原点に戻り、健全な野党としての再出発を求める。

 折から創価学会トップが、核兵器廃絶、核に依存しない安全保障を唱えた。党と学会一体の関係に疑念を抱く向きは少なくないが、その発言に党が原点を再認識するとしたら、大方の理解は得られることだろう。

 国会は一転、民主党多数の政権与党が牛耳る。新執行部は安易な妥協に走ることなく、権力監視に持ち前の情報力、行動力を発揮して鋭い論陣を張るべきである。

6002名無しさん:2009/09/09(水) 20:28:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090909/stt0909090007001-n1.htm

自民内に渦巻く「私怨」 再生の道険し  (1/2ページ)
2009.9.9 00:03

このニュースのトピックス:政権交代

両院議員総会の終盤には席を立つ議員も多く、空いたパイプイスが目立った=8日午後4時19分、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影) どこまで迷走を続けるのか−。8日の自民党の両院議員総会は1時間を超え、怒号とヤジが飛び交ったが、決まったことは総裁選の日程と、首相指名選挙で「緊急避難措置」として両院議員総会長の若林正俊元農水相の名を投じることくらい。半世紀にわたり、政権を担ってきた巨大政党はすっかりその矜持(きょうじ)を失ってしまった。

 「われわれは野党になるんだから、その決意をきちんと示さねばならない。戦う政党として決意を新たに政権の奪還を目指していく。そういう政党に生まれ変わっていく。一致団結をお願いする」

 麻生太郎首相(総裁)は淡々とした表情でこうあいさつした。衆院選後の党内の混乱にほとほと嫌気が差したのか、すっかり「油っけ」が抜け、達観しているようにもみえた。

 首相は自らへの批判が噴出することを覚悟していたようだが、首相への批判はほとんどなく、出席議員の怒りの矛先は細田博之幹事長ら党執行部に集中した。

 高市早苗元少子化担当相「なぜ首相指名選挙までに総裁選をやらなかったのか」

 江藤拓衆院議員「麻生総裁の辞任は大変な決断だが、執行部はいつまで残るのか。一緒に辞めないのか」

 後藤田正純衆院議員「この場で執行部に対し質問すること自体甚だ理解できない。総裁を選ぶまで、誰かが暫定統治し道筋を作らないと話にならない」

 総裁選の前倒し要求が強かったのは、首相指名選挙で「敗軍の将」である首相の名を書きたくないという思いが強いからだ。かといって執行部の腹案だった「白紙投票」も嫌だ。別の人物の名を書くのも抵抗がある。衆院選大敗のやり場のない悔しさをどこにぶつけたらよいのか。総会では、そんな個々の「私怨」が渦巻いた。

 派閥領袖による談合型の党運営にも不満が噴き出した。「ボスが集まって談合するようなことはもう絶対にやめてくれ」(加納時男参院議員)、「派閥の幹部が出てきて総裁選を左右するようなことはもうないとはっきりさせてくれ」(大村秀章衆院議員)。

 だが、「世代交代」を訴える若手・中堅から「おれに任せろ」という声はついに上がらないまま。小野寺五典(いつのり)衆院議員は「中堅・若手が主体となり一致結束して名前を書くことをお願いしたい」と言ったが、具体名は出さないまま。「じゃあ、お前がやるって言ってみろ」とヤジを浴びた。

 総裁選出馬が取りざたされている石破茂農水相も「ここで異論があろうと、決まったことには全員が従うのが党員の務めだ」と発言しただけ。石原伸晃幹事長代理、谷垣禎一元財務相らは何も発言しなかった。

 党再生も声高に叫ばれたが具体性はゼロ。茂木敏充元行革担当相は「戦う議論を国会でするにはどういう人材を配するのか。政調と国対が一体になって議論すべきだ」と発言すると、大島理森国対委員長が烈火のごとく怒り出し、「国対の話が出たが、あなたが考えている以上に考えている!」と罵倒した。

 自民党は保守政党なのか。この本質論も深まることはなかった。西田昌司参院議員は「次の参院選で現有議席を減らすようなことがあれば自民党の再生はない。保守勢力が再結集しなければ民主党には勝てない」と訴えたが、賛同の声はほとんどなかった。

 総会では約30人が発言したが、議論が深まることはなく、結束に向け意気上がる場面もなかった。

 総会終了後、帰路についた古賀誠元幹事長は自嘲(じちょう)気味にこうつぶやいた。

 「残念ながら『道険し』だな…」

(大谷次郎)

6003名無しさん:2009/09/09(水) 20:44:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090909/CK2009090902000125.html

知事選 “側近政治”が自民敗因 橋本知事会見で山口会長に言及
2009年9月9日

 橋本昌知事は八日、知事選当選後初めての定例会見で、知事選などの大敗を受けて引責辞任した自民党県連の山口武平会長について「大変偉大な人だったが、近年は一部の人からしか情報が入らなくなったのではないかと思う」と述べ、“側近政治”が敗北に結び付いたとの見方を示した。 (高橋淳)

 山口氏の優れた資質として、情報収集力、統率力などを挙げた上での発言。知事選では自民推薦の元国土交通省次官、小幡政人候補を支持しない同党員が続出。党内には「山口氏の求心力が低下した」との指摘もあったが、同氏を支える執行部に問題があったことを示唆したとみられる。

 県議会最大会派である自民との関係については、海野透幹事長の「野党宣言」を踏まえ、「あくまで野党と言われるのか。あれは個人的な考えで、党として別の対応になるのか」と疑問を呈し、県連新執行部の出方を見極める考えを明らかにした。県連内には「橋本県政」への基本姿勢をめぐって、「是々非々」「親橋本」などの声もあり、足並みの乱れを見透かした形だ。

6004名無しさん:2009/09/09(水) 21:06:54
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090901000587.html

山口新代表“全方位外交”で始動 各党党首に就任あいさつ
 公明党の山口那津男代表は9日、各党党首を国会内などに訪ね、就任のあいさつをした。民主党の鳩山由紀夫代表には政策によっては協力する考えを表明。一方で自民党の細田博之幹事長にも関係継続を申し入れるなど“全方位外交”を展開した。

 同席者によると、鳩山氏とは環境政策や子育て支援で「主張が同じだ」と意気投合。民主党側が「新進党時代に一緒に政策協議をした経験がある。根っこに共通項があるので協力できる余地がある」と呼び掛けると、山口氏は「具体策でどうすべきかこれから話し合いたい」と前向きな姿勢を示したという。

 これに先立ち訪れた自民党では、細田氏に「従来の関係を踏まえ、引き続きよろしくお願いしたい」と要請。「協力できるところは協力しよう」との細田氏の言葉には「同感だ」と応じた。ただ民主党とは20分を超えたのに対し、自民党とは10分ほどで終了した。

 社民党の福島瑞穂党首には「連立は最初が大事だ」とアドバイス、民主党が掲げる衆院比例代表定数の削減に反対することで一致した。共産党の志位和夫委員長、国民新党の亀井静香代表とも意見交換した。

2009/09/09 17:08 【共同通信】

6005名無しさん:2009/09/09(水) 21:07:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090900746

日中関係、今後も重視=公明代表
 公明党の山口那津男代表は9日、党本部で中国の武大偉外務次官と会談、民主党への政権交代が確実となったことを踏まえ「野党とはいえ末永く交流を続けたい」と述べ、今後も日中関係を重視していく考えに変わりのないことを伝えた。武氏は「(自公連立政権の)10年間、公明党は日中関係に特別な貢献をしてきた」と応じた。(2009/09/09-17:48)

6007名無しさん:2009/09/09(水) 21:21:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090909/stt0909092045034-n1.htm

自民幹事長が3党の政策合意を批判
2009.9.9 20:45
 自民党の細田博之幹事長は9日、都内で記者団に対し、民主、社民、国民新の3党連立政権樹立に伴う政策合意について「郵政民営化(の見直し)は民間企業としてスタートしているのに逆行している。労働者派遣法の改正は、内容によってはかえって雇用促進を阻害するおそれがある」と批判した。

6008名無しさん:2009/09/09(水) 21:28:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090909/stt0909092044033-n1.htm

自民総裁選 動けぬ若手 動かぬベテラン 深刻な人材難か (1/3ページ)
2009.9.9 20:42
 18日告示の総裁選を控えているにもかかわらず、自民党内には、候補として名乗りを上げる議員も、特定議員を担ごうとする議員も出てこない静けさが漂っている。衆参ともに第一党でない完全な「野党総裁」になることもあってか、有力候補は続々と不出馬を表明するか、模様ながめを決め込む一方、「世代交代」を叫ぶ中堅・若手も独自候補を擁立するまでに至らないからだ。惨敗ショックが尾を引いているとはいえ、このままでは自民党は「人材難」だとの印象を与えかねない。   (水内茂幸)

 先月30日の衆院選後、自民党内は特別国会での首相指名選挙の候補者をめぐって混乱した。だが、首相指名直前に麻生太郎首相が総裁を辞任すると表明。これを受けて8日の両院議員総会では元農水相で同総会長の若林正俊参院議員に投票することで決まり、党内は「ポスト麻生」の行方が最大の関心となった。

 しかし、「大本命」とされていた舛添要一厚生労働相や、昨年の総裁選に出た小池百合子元防衛相は早々に不出馬を表明。一時は総裁選に意欲を示していた谷垣禎一元財務相や石破茂農水相は、慎重な言い回しに終始している。

 こうした中、谷垣氏の側近議員が9日朝、谷垣氏支持を固めている古賀派議員に電話でこう語った。

 「今週は出馬の『しゅ』の字も言ってはならない」

 森喜朗元首相や青木幹雄前参院議員会長ら、党のベテラン議員が「谷垣氏支持を示唆した」という一部報道を受けてのものだ。

 今度の総裁選は国会議員票が200。対する地方票は300もある。派閥政治打破や世代交代の機運が高まる中、森氏や青木氏らが背後にいるとみられてしまったら地方から総スカンをくう恐れがあるためだ。

 この側近は「中堅若手が候補を擁立できず、自然発生的に谷垣氏に支持が集まる図式でないと出馬は難しい」と胸のうちを明かす。

 自らの出馬の是非について、「両院議員総会の議論を聞いてからだ」としていた石破氏も、両院議員総会終了後は「誰がどのような役割を果たすべきかが大切だ。『おれがおれが』という総裁選は好ましくない」と明言を避けた。

 石破氏には、論客で清新なイメージがあるとして中堅を中心に出馬を求める声がある。しかし、昨年出馬した総裁選で推薦人となった20人のうち14人が落選してしまったため、石破氏の関係者は「意外と推薦人確保に苦労している」とこぼす。

 一方、中堅・若手グループは連日のように会合を開き、影響力を誇示しようと躍起だ。

 7日夜には40人が集まる会合があり、菅原一秀衆院議員が、「誰か手を挙げる議員が出てほしい」と促したが、みな下を向いたままだったという。

 ある閣僚経験者は、「若手は党首が前面に出る小選挙区制の選挙しか知らない『サラリーマン政治家』が多く、主体的に行動できる議員が少ない」と力量不足を嘆いている。

6009名無しさん:2009/09/09(水) 21:34:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090909/plc0909091949006-n1.htm

閑古鳥鳴く官邸 首相は「昨年秋の選挙なら惨敗しなかった」と愚痴る
2009.9.9 19:48

このニュースのトピックス:麻生内閣

麻生太郎首相=首相官邸(酒巻俊介撮影) 「昨年秋に衆院選をしていたら、こんなに負けていなかった」−。麻生太郎首相は9日、首相官邸を訪ねてきた海洋政策研究財団の秋山昌広会長に、衆院選で自民党が惨敗したことを愚痴った。首相官邸の「明け渡し」を前に、懸案は特になく来客もまばら。首相官邸では「閑古鳥」が泣いている。

 首相はこの日、20日の誕生日を前に自動車免許の更新手続きを行うため、東京・内神田の運転免許更新センターを訪れた。健康法として続けている公邸周辺のウオーキングはほぼ毎朝しているが、公務で忙殺されていたころとは一転した静かな生活を送っている。

 2日に記者団に衆院選敗北のいらだちをぶつけた「ぶらさがり取材」は、8日夜には再開したものの、9日はなかった。記者団とのやりとりさえも避けたい首相の苦悩がうかがえる。

6010名無しさん:2009/09/09(水) 21:37:07
こんな男を担いだら、そりゃ負けるな。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090900377
昨秋ならこんな負けなかった=麻生首相
 麻生太郎首相は9日午前、首相官邸で海洋政策研究財団の秋山昌廣会長と会談した。首相はこの中で、衆院選の自民党惨敗に関し「昨年秋に衆院選をしていたら、こんなに負けていなかった」と述べた。
 首相は昨年9月の就任直後にも衆院解散のタイミングを探ったが、米国発の世界同時不況への対応を優先し、解散を今年7月まで引き延ばした経緯がある。秋山氏によると首相は、「(昨秋解散していれば)経済対策はできなかった。その辺は民主党にも分かっている人はいる」とも指摘。また、「選挙前で1キロ、選挙中で1キロやせた」と厳しい選挙戦を振り返っていたという。 (2009/09/09-12:38)

6011名無しさん:2009/09/09(水) 22:14:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009090900998

世代交代求める声も=古賀派、総裁選対応を協議
 自民党古賀派は9日夜、都内で会合を開き、18日告示の総裁選について意見交換した。逢沢一郎事務総長、塩崎恭久元官房長官ら4人が出席。会合では「世代交代した方がいい」などの意見が出された。同派内には、代表世話人を務める谷垣禎一元国土交通相の擁立論があるが、谷垣氏自身は世代交代を唱え、出馬に慎重姿勢を崩していない。
 山崎派も9日夜、中堅・若手の議員が都内で集まり、総裁選への対応を協議する。(2009/09/09-21:37)

6012名無しさん:2009/09/09(水) 22:18:02
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090901001016.html

「どだい無理な連立」 自公、外交・安保で追及
 自民、公明両党は9日、民主、社民、国民新3党が連立政権樹立で合意したことについて「どだい無理な連立」(自民党幹部)と受け止めている。3党の隔たりが大きいとみられる外交・安全保障政策など連立政権の溝に照準を合わせ国会審議で追及する構えだ。

 自民党の細田博之幹事長は記者団に、連立政権での日米関係や沖縄の基地問題を挙げ「これまでの流れに逆行している。米国との交渉をみたい」と指摘。郵政民営化見直しを「民間企業を公社化するのに等しい。逆行だ」と批判した。

 茂木敏充前行政改革担当相は「それぞれの政党で外交や政策の財源について考え方が違う。健全野党の立場で、ただすべきはただしたい」と述べ、政策の違いを浮き彫りにする考えを示した。

 公明党の山口那津男代表は「憲法のとらえ方、解釈など基本的なところで差異がある。そこが折り合わない中で施策をまとめようとすれば無理が出てくる。懸念を覚える」と強調した。

2009/09/09 21:35 【共同通信】

6013とはずがたり:2009/09/10(木) 14:47:15
自民党 地方幹事長が激怒の裏側 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_makoto_koga__20090910_3/story/10gendainet02042828/

●自分だけ当選で笑いが止まらないか

 世の中にはTPOというものがある。ニヤニヤ笑いながら謝罪されたら、“バカにしてんのか”と感じる。余計に頭にくるものだ。

 自民党の衆院選の惨敗を受け、47都道府県連の幹事長らを集めた「全国幹事長会議」が先週末に開かれた。

 麻生首相は冒頭、「われわれの力の足らざることを深くお詫びする」と陳謝。深々と頭を下げてみせたが、当然ながら厳しい批判が続出した。

「党内の混乱がひんしゅくを買って、自民党離れが起きた」(千葉県連)

「これ以上ゴタゴタが続くなら、われわれ地方はもう責任が負えない」(長野県連)

 中には、「国会議員のセンセイ方にはチャラチャラとTVに出るのを控えた方がいい」という意見もあり、腹の内にため込んでいた不満が爆発した格好だ。

 ほとんど吊るし上げだが、紛糾の原因は古賀誠だという。その場に居合わせた関係者がこう証言する。

「部屋に入ってきた時から顔がニヤけっぱなし。執行部の他のメンバーは一応、神妙そうな顔をして謝罪しているのに、古賀さんだけはニヤニヤしていた。だいたい。東国原知事を選挙に担ぎ出そうとして、国民のひんしゅくを買ったのは古賀さんでしょう。いわばA級戦犯のひとりですよ。それに、選挙直前に選対委員長の職務を放り出し、地元にへばりついて、自分だけ当選した。そのうえヘラヘラだから、その態度が、出席者の怒りの火に油を注いだのです」

 しかも、自身が率いる古賀派は、最大派閥の町村派を抑えて衆院の第1派閥に躍り出た。笑いが止まらないのは分かるが、こんなKY男が生き残るようじゃ、自民党はいよいよオシマイだ。

(日刊ゲンダイ2009年9月7日掲載)

[ 2009年9月10日10時00分 ]

6014とはずがたり:2009/09/10(木) 14:50:52
>>6092
この2人のやりとりはこの記事だけだとなんで大島が怒り出したのかよくわからんのですけど,この2人なんか仲悪かったんですかね?
>党再生も声高に叫ばれたが具体性はゼロ。茂木敏充元行革担当相は「戦う議論を国会でするにはどういう人材を配するのか。政調と国対が一体になって議論すべきだ」と発言すると、大島理森国対委員長が烈火のごとく怒り出し、「国対の話が出たが、あなたが考えている以上に考えている!」と罵倒した。

6015とはずがたり:2009/09/10(木) 17:06:21
なんかあんま社会党と変わらんねぇ

>>5998
>公明党は連立政権で児童手当拡充や定額給付金などの政策を実現してきた半面、自衛隊の海外派遣容認など党の方針転換にかかわる「煮え湯」(幹部)も飲まされてきた。

>>5999
> 公明党の苦悩が最も大きかったのは、03年7月に成立したイラク特別措置法による自衛隊のイラク派遣への対応。国際世論がイラク戦争の正当性を巡って揺れ、支持母体の創価学会からも反対論が上がる中、公明党は神崎代表(当時)のイラク電撃訪問を経て、派遣容認に踏み切った。

6016とはずがたり:2009/09/10(木) 17:10:13
>>5996
>公明党、自民との連携見直しも 山口氏、独自色強化へ
結局学会が何というかなんですけど,聖教新聞辺りの民主党への罵詈雑言は今現在どうなってるんでしょうかね?

6017名無しさん:2009/09/10(木) 19:16:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090910/stt0909101751009-n1.htm
公明、山口代表が全国行脚 選挙総括を前倒しへ
2009.9.10 17:51

公明党の山口那津男氏 公明党は10日の中央幹事会で、選挙総括と党再建のため山口那津男代表が全国行脚することを決めた。

 12日に千葉、福岡市内のホテルで、県内の地方議員らを集めて議員総会を開くのを手始めに、ブロックごとに開催する予定。

 また、選挙総括と参院選態勢スタートのため、来月3日に予定していた全国県代表者会議も月内に前倒しし、26日にも開く方向で調整に入った。

6018名無しさん:2009/09/10(木) 19:39:10
http://www.asahi.com/politics/update/0910/TKY200909100124.html

民主にならい「次の内閣」 野党の覚悟、自民若手が提案2009年9月10日19時16分
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 総選挙で歴史的惨敗を喫し、野党に転落する自民党が、党改革の柱として「次の内閣」(ネクストキャビネット=NC)設置の検討を始めた。民主党がNCを中心に政策を検討し、政権交代に備えてきたことにならい、野党として腰を据えて政策作りに取り組み、党の再生につなげるのが狙いだ。

 NCは野党が政権に対抗して作る組織。民主党は99年、英国にならって設置し、初代「次の首相」に当時も代表だった鳩山由紀夫氏が就いた。07年参院選後、野党が参院で多数を握る「ねじれ国会」になって存在感が高まり、最近はNC大臣が担当する常任委員会の筆頭理事に就任。麻生首相は昨年11月の党首討論で「NCと我々の担当大臣らが議論できる場を与えてほしい」と提案した。

 自民党は麻生首相の辞任表明に伴い、後継を選ぶ総裁選の日程を「18日告示、28日投票」と決定。一方、総選挙の敗因を分析する党再生会議を設置したが、9日の初会合で若手議員からNC設置案が提起され、執行部も検討に着手した。総裁選の候補者が公約に掲げる可能性もある。

 これまで自民党の政策決定は各省庁に対応した部会で議論を積み上げ、政調審議会、総務会で決める仕組み。幅広い意見を吸い上げる利点があるが、責任と権限の所在があいまいでスピード感に欠け、各省庁と結びついた族議員を生む温床にもなっていた。

 NC設置案の背景には、野党になることで、従来のように政策決定で官僚に頼れないという事情もあるが、NCのメンバーが国会論戦の表舞台に立てば、自民党が政界工作による政権復帰ではなく、二大政党の一翼として政策を争点に次の総選挙で政権奪回をめざす姿勢を示す象徴にもなりそうだ。(山下剛)

6019名無しさん:2009/09/10(木) 19:45:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091000404

公明代表が全国行脚へ
 公明党の山口那津男代表は10日の中央幹事会で、党再建に向けて地方の意見を聞くため、全国行脚に乗り出す意向を示した。月内にもまとめる自公連立政権10年の総括にも反映させる。全国行脚は12日の千葉、福岡両県からスタート。公明党の県議や市町村議員らを集めて意見聴取するほか、離島訪問なども検討している。(2009/09/10-12:27)

6020名無しさん:2009/09/10(木) 19:53:23
素顔from公明新聞

http://www.komei.or.jp/news/2009/0910/15405.html
党再建に駆ける新代表・新幹事長の横顔
公明新聞:2009年9月10日

山口那津男代表、井上義久幹事長

 8日の臨時全国代表者会議で、山口那津男代表、井上義久幹事長ら新執行部が決まった。党再建に全力で取り組む新代表と、新幹事長の横顔を紹介する。

山口那津男 代表
「大誠実」貫く対話で庶民の中へ

 「悔しさをバネに頑張れ!」「不死鳥のように蘇れ!」――小選挙区ですべての議席を失うという衆院選結果を受け、党本部には連日、多くの支持者から励ましのメールや手紙が続々と届く。

 文面ににじむ“党再建”への熱い期待。「この思いに命懸けで応える。誠実に応える。それ以外にない」と、山口さんは決意を新たにする。

 さわやかで明快な語り口は、テレビ討論でもおなじみ。国会論戦での緻密な論理と独自の調査を基にした鋭い追及は“政界きっての論客”と定評がある。新代表に推挙された理由に「党再建を担う清新なイメージの持ち主」「政策に通じ発信力があり、論戦に強い」とある通りだ。

 愛称は、なっちゃん。「人の痛みを分かち合うところから、すべてが始まる」と、人の話にじっくり耳を傾け、親身に相談に乗る。誰にでも分け隔てのない振る舞いは、弁護士時代から一貫して変わらない。まさに、座右の銘である「至誠一貫」(国民に対して誠実を貫き通す)のままだ。

 紛争後も住民の命や手足を奪う「地雷」の除去支援や、子爆弾を散布し無差別に人を殺傷する「クラスター弾」の全廃、離島支援や学校耐震化、東京大気汚染訴訟の全面解決など、実績の多くは“誠実な対話と行動”から生まれた。

 「平和や国際貢献を叫ぶ政治家は大勢いますが、『現地の人々を幸せにする』との強い覚悟で一緒に汗を流してくれたのは山口さんだけ」(海外で地雷除去活動を展開する雨宮清・山梨日立建機㈱代表取締役)など、信頼が大きく広がる。

 党代表を務めた神崎武法常任顧問は、「バランス感覚があり、頭も柔軟。2度の落選で、悔しさのなか捲土重来で頑張ってきた人だ。党再建へ指揮を執るのにふさわしい」と期待する。

 党再建へ――。「率先して『現場を歩く代表』『対話に動く党首』になる」と山口さん。公明党らしい“大誠実の政治”が今、動きだす。

 1952年、茨城県生まれ。東京大学法学部卒。弁護士。90年に衆院初当選(当選2回)し、2001年から参院議員(現2期)。防衛政務次官、党政務調査会長など歴任。妻と1女2男の5人家族。東京都在住。57歳。

6021名無しさん:2009/09/10(木) 19:53:34
>>6020

井上義久 幹事長
全身全霊かけ「勝ち抜ける党」に

 山口新代表から、党運営の舵取り役の幹事長に指名された。これまで政務調査会長や税制調査会長など党要職を歴任した豊富な経験と、確かな力に白羽の矢が立てられた。「党務全般に通じ、政策にも明るい。まさに適任」とは周囲の一致した評だ。

 公明党が総力を挙げて取り組む党再建。井上さんは「新代表を全身全霊で支えていく。来年夏の参院選に向けた体制づくりが最大の課題だ。まず衆院選の総括、自公連立10年の総括をしっかりやりたい」と語る。

 衆院選で公明党は残念ながら、有権者の期待に応えられなかった。党の「力不足」をどう克服して再建への道を開くか。

 「比例区で『公明党』と書いてくださった方々が全国に805万人もいる。公明党には、3000人の議員が緊密に連携するネットワークがある。その財産を生かして、国民、支持者とのヒザ詰めの対話を重ねる現場から、『新しい党』『勝ち抜ける党』をつくりたい」と力を込める。

 比例東北ブロック選出。時間の許す限り、東北各地の農家や過疎集落を回り人々の声に耳を傾けてきた。

 「人には、誰しも自分らしく生きる権利がある。それをしっかり支えるのが政治本来の役割」が持論。井上さんが学生時代のボランティア活動や、公明新聞記者時代の取材を通じて得た結論だ。初当選から20年近くを経た今でも、その信念は微動だにしない。

 悩み苦しむ人の願いを真正面から受け止める。政調会長として「がん対策基本法」の制定や、内部障害を示す「ハート・プラスマーク」の普及のほか、高次脳機能障害や不妊治療への支援に取り組んだ。どれも、政治の手が届きにくかったものばかりだ。

 誰に対しても分け隔てなく誠実に接する態度。その人柄に引かれ、井上さんの周りには人の輪ができる。だが、ひとたび政策実現に挑むと、抜群の判断力と交渉力を発揮する。党再建へ、「党一丸となって動き語っていきたい」と決意も固い。

 1947年、富山県生まれ。東北大学工学部卒。90年に衆院初当選、96年から比例区東北ブロック選出。当選6回。党政務調査会長、税制調査会長、副代表など歴任。妻と1男1女。仙台市宮城野区在住。62歳。

6022名無しさん:2009/09/10(木) 19:55:44
http://www.nnn.co.jp/news/090910/20090910036.html

石破氏トーンダウン 自民総裁候補選び
2009年09月10日

 16日の首相指名選挙への対応を決めた自民党内の焦点は総裁候補選びに移った。候補と目される石破茂農相はいったんは「(石破しかいないというなら)逃げてはいけない」と意欲を示したとも取れる発言をしたが、その後「今は言うべきときではないし、言う立場にもない」とトーンダウン。自身の出馬について今のところ明言を避けている。周囲の目立った動きも見えず、様子見の状態が続いている。


会見で党の再生について持論を述べる石破農相。総裁選への出馬については明言を避けている=8日、東京・霞が関の農林水産省
■推薦人確保は
 「立候補の覚悟は?」「環境が整えば出馬するのか」。8日の両院議員総会後、報道陣に囲まれた石破氏。出馬するか否かに集中する質問に対し、否定も肯定もせず「どういう態勢で臨めばみんなが一致して来年の参院選に臨めるかの議論がなされるべきで、おれがおれがという総裁選は好ましくない」とかわした。

 総裁選に出馬するには20人の推薦人が必要だが、衆院選で石破氏が所属する額賀派(旧津島派)の衆院議員は45人から14人に激減。昨年、石破氏が総裁選に出馬したときに推薦人となった20人は6人しか残っておらず、推薦人確保への道は険しい。8日に開かれた派閥の総会でも新総裁に関する議論はなく、派内で石破氏擁立の目立った動きは見えない。

■地元も複雑
 総裁選出馬の有無こそ口にしないものの、石破氏は党の再生には意欲を示す。「閣僚としての仕事が続き機会がなかったが、何度も党運営をやりたいと思った」と本紙取材に明かすが、そのポジションには言及せず「誰がやるかではなく、まず何をやるかを議論すべき」と述べるにとどめる。

 ただ、自民党総裁になるということは、野党に対する厳しい逆風の矢面に立つことでもある。党鳥取県連の山根英明幹事長は「まだ若い金の卵。今出なくてもいい」と総裁選出馬を見送るよう進言するなど、地元の思いも複雑だ。

 8日夜、額賀派の参院議員による会合が開かれたが、出席者によると石破氏をはじめとする総裁候補の名前は挙がらなかったという。一方で党内若手議員の間からは従来の派閥主導の総裁選の在り方を否定する意見も。石破氏の出馬をめぐる動きは不透明だ。

6023名無しさん:2009/09/10(木) 20:09:05
サヨナラGY先生。

>4区で落選した早川忠孝氏(63)は、東京新聞の取材に「現時点で国政、
>地方選挙への再出馬は考えていない。弁護士業に復帰し、社会貢献したい」と政界引退の意向を表明した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090910/CK2009091002000143.html
自民県連新会長に新藤氏 『参院選必勝へ体制確立』
2009年9月10日

自民党県連会長を辞任した山口氏(右)と、後任に選ばれた新藤氏(左)=さいたま市浦和区で


 自民党県連は九日、さいたま市浦和区で役員会を開き、衆院選で落選した山口泰明氏(60)の会長職辞任を了承し、四期目の当選を果たした新藤義孝氏(51)を後任会長に選んだ。県内の自民衆院議員は十六人から二人となる歴史的惨敗。新藤氏は「来夏の参院選に向け必勝態勢を早急に確立したい」と、新体制で党勢回復に全力を挙げる考えを示した。

 役員会には十四人が出席。「県連会長は国会議員から選ぶ」との内規に従い、新藤氏を満場一致で選出した。山口氏のほか、小島敏男氏ら落選した五人の前衆院議員も会長代理や副会長職を辞任。後任人事は新藤氏と滝瀬副次幹事長に一任された。

 新藤氏は会見で、衆院選について「個人や後援会、組織の努力を超える風が吹いた時、努力はすべて吹き飛んでしまう。国民の信頼と期待を得られる政党の政策と体制を確立する」と力を込めた。来年の県連大会までの任期途中で辞任した山口氏は「会長が若返り、新しい自民党で(有権者の)期待に応えなければ」と述べた。

    ◇

 衆院選で自民は県内十五の小選挙区すべてで前職が敗れ、比例での復活は新藤氏=当選四回=と、柴山昌彦氏(43)=同三回=の二人にとどまった。

 次期衆院選での議席奪還に向けて動き始めた前職もいる中、4区で落選した早川忠孝氏(63)は、東京新聞の取材に「現時点で国政、地方選挙への再出馬は考えていない。弁護士業に復帰し、社会貢献したい」と政界引退の意向を表明した。

 弁護士の早川氏は衆院選で二〇〇三年と〇五年に当選。昨年八月から法務政務官を務めていた。

 (杉本慶一、山内悠記子)

6024名無しさん:2009/09/10(木) 20:24:01
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090910ddm005010080000c.html

自民党:再生へ、長〜いトンネル 総裁選、有力候補なく 中堅・若手、覇気乏しく
 自民党は総裁選告示まで10日を切ったが、積極的に名乗りを上げる議員はまだない。党再生を合言葉に会合を重ねる中堅・若手も執行部を突き上げるほどの士気に乏しい。世代間の溝は広がるばかりで、「一致団結」(麻生太郎首相)にはほど遠く、長いトンネルになりそうだ。【高山祐、塙和也】

 ◇党幹部「世代交代、底が浅い」
 衆院の当選1〜7回の代表17人と参院議員5人による「党再生会議」(仮称)の初会合が9日、党本部で開かれた。しかし、副幹事長が主体になるはずだった会議の座長には、当選7回の山本有二元金融担当相が就任。「会議の意味があいまいになった」(若手)ことは否めない。

 中堅・若手の誤算は他にもある。一致して推せる総裁候補が見当たらないうえ、現執行部の退陣要求は8日の党両院議員総会であえなく却下された。「28日の新総裁選出まで自分たちが党を運営する」という当初の熱気は一気にしぼんだ。

 会議は28日までに党の再建策をまとめる方針。この日は衆院選の敗因について意見交換し、今後、落選した前議員からヒアリングすることも決めた。ただ、そのほかの検討課題は未定。ある若手議員は「メンバーには執行部から一本釣りされた人もいる。結局、執行部の意を受けた総括になりかねない」と冷ややかに語る。

 一方、「派閥主導の総裁選」への批判が強まる中、派閥領袖やベテラン議員は軽々に動けない状態だ。さや当ても見られ、町村派の中川秀直元幹事長は8日、総裁候補の条件として「解党的な出直しのできる人、世代交代の先頭に立てる人、小選挙区で当選したこと」を挙げ、同派会長の町村信孝前官房長官の擁立論をけん制した。

 ベテランと中堅・若手の世代間対立も目立つ。伊吹文明元幹事長は8日「総理総裁としての重厚さ、落ち着き。こういうものがある若い人がいれば一番いい」と皮肉り、別の幹部は「世代交代が目的化して、その先が見えない。底が浅い」と若手らの動きを批判した。

毎日新聞 2009年9月10日 東京朝刊

6025名無しさん:2009/09/10(木) 21:19:15
古賀の顔をテレビで見ると、まだしばらく自民に未来は無いなとほっとする。

http://www.mbs.jp/news/jnn_4231255_zen.shtml

■ 自民・古賀会長「派閥解消の考えない」

 自民党では選挙惨敗への反省から、若手議員を中心に派閥解消を求める声が出ていますが、古賀派の古賀会長は10日の派閥の会合で、今後も派閥を継続していく考えを示しました。

 「派閥解消なんて考えていません。派閥解消なんて、そういうもので今の自民党の再建ができる、世代交代論だけ言えばいい、そんな簡単なものじゃない」(古賀派 古賀誠 会長)

 また、今月28日に行われる自民党総裁選に出馬するかどうか注目される石原幹事長代理は10日、「出馬するかどうかは全く白紙だ」と述べました。総裁候補には、石原代理のほか、石破農林水産大臣らの名前が挙がっていますが、いまだに出馬の表明はなく、候補者擁立に向けた動きは混沌としています。

 こうした中、国会内では8日に続き2回目の各派協議会が開かれました。衆議院の議長・副議長をどの会派から出すかという問題や、国会内の控え室の割り振りなどについて協議しましたが、議論は平行線をたどりました。結局、民主・自民両党の国対委員長会談でも決着に至らず、協議は11日に持ち越されました。(10日17:53)

6026おま天:2009/09/10(木) 21:44:48
麻生が招いた自民党「終戦の日」(1/2)
文藝春秋9月10日(木) 12時26分配信 / 国内 - 政治
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090910-00000000-bshunju-pol

「地上戦」で自民党を焼け野原にした小沢の次なる仕掛けは何か?――

「自民党に対する積年の不満をぬぐい去ることができなかった。その責任を負う定めにあったと感じている。宿命と思って甘受しなければならない」

 八月三十日、大物議員の落選を伝える速報が次々とテレビ画面に映し出されていくなか、ようやく自民党総裁辞任を表明した首相・麻生太郎は、大敗の原因を「積年の不満」だと言明した。自らの存在が最大の敗因だったという事実を、まだ認められないでいたのだ。

「麻生が数ポイント差に迫られている」

 開票前の三十日夕、首相官邸に寄せられた民放の出口調査の情報は、官房長官・河村建夫ら側近を驚愕させた。さすがに「現職首相の落選」に備えたシミュレーションは行われなかったが、河村らはマスコミ各社からの情報収集に血道を上げた。そして、「民主大勝、自民大敗」の情勢を伝えるために公邸入りした河村に続き、午後八時からの開票直前には幹事長・細田博之も自らの辞意を伝えるために公邸に入った。

「ゲームオーバーだな。しかし自民党の基盤である地方組織が残っている。これをきっちりと強化していかなきゃならん。総裁選でも、地方組織をかませていく必要がある」

 麻生は河村と細田にこう語った。総裁選は特別国会後に行い、首班指名では自民党議員に「麻生」と書かせる算段だった。そして、二人を唖然とさせたのが、麻生の次の一言だった。

「総裁選に手を挙げる者がいなければ、俺が立候補してもいいぞ」

 漢字だけではない。最後の最後まで、麻生は空気が読めなかった。

 民主三百八、自民百十九―。

 大物議員や元閣僚が相次いで議席を失い、麻生の盟友の前財務相・中川昭一、総裁特別補佐・島村宜伸も永田町に帰還できなかった。まさに焼け野原だった。

 何度も解散の時期を逸し、迷走を繰り返した末の麻生の「玉砕解散」が、自民党に「終戦の日」を迎えさせたのだ。

 予兆はあった。八月十日、名古屋に本社を置く中日新聞に載った情勢調査。中部地方九県の五十一の小選挙区のうち自民党が優位に立っているのは四選挙区だけという衝撃的な内容だった。自民党選対の関係者は「中日新聞には岡田克也幹事長の弟がいる。民主党応援団だから」と嘯(うそぶ)き、恣意的な調査だとして真剣に受け止めようとしなかったが、「愛知、静岡全滅」という情報は候補者同士の携帯電話で瞬く間に全国に広がった。

 特に知名度、人気ともに抜群だった消費者行政担当相・野田聖子が民主党の新人候補に負けているという情報は驚きを持って広まった。野田陣営は「政権交代が必要かどうかを聞いている。誘導的な質問だ」と選対同様の受け止め方をしたものの、応援スケジュールを絞るなど運動計画を組み直さざるを得なかった。

6027おま天:2009/09/10(木) 21:45:22
 自身も劣勢とされた元首相・森喜朗は十一日、出演したネットサービス「ニコニコ動画」で、「名古屋が本社のブロック紙は『自民党が全部負ける』と書いた。こんな失礼な新聞はない。『そうあってほしい』という希望だ」と焦りと怒りを中日新聞にぶつけた。

 森に根拠がなかったわけではない。自民党が七月三十一日から八月二日にかけて行った情勢調査では、確実に獲得できる議席が「小選挙区約百十、比例約四十、計約百五十」と、一カ月前の前回調査から小選挙区で約四十も上積みしていたからだ。強固な後援会組織を持つベテラン議員の伸びが大きく、民主党新人で元薬害肝炎訴訟九州原告団長・福田衣里子に引き離されていた元防衛相・久間章生もキャッチアップしていた。個々の結果は派閥を通じて各候補者に伝えられ、「組織戦を展開できる自民党が回復する」という希望的観測を生んでいたからだ。

 麻生も同様、いやそれ以上だった。

「民主党は公約の財源を示せていない。安全保障問題も説明できていない。押せ押せで行こう」

 十四日午後、自民党本部。ともに選対本部長代理を務める細田、前選対委員長・古賀誠と打ち合わせをした首相は、「攻め」の姿勢で臨むと宣言した。表情は高揚していた。

■大本営発表

「国旗を切り刻むという行為がどういうことなのか、とても悲しく、許し難い行為である」

 公示前日の十七日に行われた主要六政党の党首討論会の最終盤、麻生は民主党の集会で引き裂かれた日の丸でつくった党旗が使われていたことを持ち出し、民主党代表・鳩山由紀夫に強く謝罪を求めた。自民党支持層を呼び戻すには保守色を強めるしかないと「民主党と労働組合の革命計画」「日本人尊厳喪失進行中」など、ほとんど怪文書のようなパンフレットを配布させたり、遊説先の聴衆に日の丸を配る「愛国作戦」を展開していた麻生にとって、もってこいの敵失だった。得意満面の麻生は「あの話受けるんだよ」と、この後も盛んに遊説先でこの「日の丸引き裂き事件」を取り上げた。

6028おま天:2009/09/10(木) 21:45:52
 自前とはいえ上昇傾向になった情勢調査結果、そして愛国作戦の反応のよさに、麻生、細田らは本気で「自民二百十五議席、公明三十議席で与党過半数確保」を目標に据えた。

「自民党支持率が反転上昇を始め、民主党支持率は、先月末に頭打ちとなって以降、下落を続けており、相手を捉えることが可能な情勢となった――」

 十七日夜、自民党は「決戦! 自民党選対通信」を各候補者の事務所にFAXで一斉送信した。負け戦の戦果を針小棒大に宣伝する「大本営発表」のような内容だった。実感とほど遠い内容から、党本部に根拠を問い合わせる候補者陣営も出てくる始末だった。

 しかも、その大本営には指揮官すらいなかった。幹事長・細田から指揮権を譲り受けたはずの古賀が、解散前に選対委員長職を一方的に辞任してしまったにもかかわらず、細田はその空白を埋めようとしなかった。解散後、軍資金配布にあたり重点区への傾斜配分を求める声を無視し、一人一律二千万円を候補者の資金管理団体や政治団体に振り込んだが、その通知も行き渡っておらず、数日間、入金の事実を知らない候補者さえいた。司令塔がいないため、選対、政調、総裁室がバラバラに資料を送付、整理されない大量の資料に混乱した候補者からの苦情が殺到し、八月上旬に党本部が「ご迷惑をおかけしました」という謝罪の言葉を入れた文書を配布する一幕もあった。

 そして、公示日翌日の十九日の夜――。

6029おま天:2009/09/10(木) 21:46:26
「民主が三百議席だって?」

 朝日新聞が翌日付の朝刊に掲載する情勢調査の結果が麻生、細田ら党首脳部に伝えられた。麻生、細田とも調査対象が三百小選挙区のうち百五十である点に着目し、「正確なものではない」と努めて冷静に受け止めようとしたが、全選挙区を調査した読売、日経が「民主、三百議席超す勢い」などと続き、毎日は「三百二十議席超す」と追いかけた。極めつけは、民主党の候補者数三百三十を上回る「三百三十八」という“理論値”を叩き出したNHKの調査結果だった。

 まるで自民党本部の上空に原爆が投下されたかのような衝撃だった。反麻生を標榜していた候補者は「首相は入院して欲しい」と吐き捨て、親麻生の候補者からも「選挙後に引退すると言って欲しい」との声が漏れるようになった。要請していないのに日程を入れられた首相遊説を何とか断れないかと、県連幹部に相談する西日本の若手候補もいたほどだ。

 そして、投票日の朝を迎えた。

「日本を壊すな。」

 その日の全国紙朝刊に掲載された自民党の全面広告。日の丸を下地に「偏った教育の日教組に、子供たちの将来を任せてはいけない」「信念なき安保政策で、国民の生命を危機にさらしてはいけない」と訴える、最後の愛国作戦だった。実は、このフレーズは企画段階で「共感を呼ぶ広がりがない」として見送られていたのだが、あまりの劣勢に封印を解いたものだった。まるで「民主党は鬼畜米英だ」とでも言わんばかりだった。

 もはや揺り戻しは期待できなかった。

6030おま天:2009/09/10(木) 21:47:03
■「小沢衆院議長」情報

「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます」「今の世の中、右も左も真暗闇じゃござんせんか」

 選挙戦もまだ序盤の八月五日夜、民主党代表代行・小沢一郎は東京・赤坂にある行きつけのクラブの個室にいた。東京十二区で公明党代表・太田昭宏への刺客となった青木愛らを傍らに、十八番の「傷だらけの人生」を歌っていた。

「あと二十五日で、本当にうまい酒が飲めるな」

 そう問わず語りに呟いた小沢は、刺客作戦が自民党と公明党を慌てさせていることに、満悦の表情を見せていた。

 小沢が今回の衆院選で「お国入り」したのは一度だけだ。公示直前の八月十六日、日中は岩手県奥州市内の自らの選挙事務所でスタッフを激励、平民宰相と呼ばれた原敬が眠る盛岡市大慈寺に墓参し、「政権交代」を誓った。

 その日夜、盛岡市の中心部にある老舗「三寿司菜園総本店」。カウンターで小沢は岩手県知事・達増拓也、民主党県連代表の参院議員・工藤堅太郎ら七人の中心にいた。気の置けない仲間との酒席だったからか、小沢は三陸海岸から揚がったばかりのサンマに舌鼓を打ち、ビール一本と日本酒「八海山」を珍しく冷やで二合飲んだ。

「みんな新人候補の擁立の大変さがわかっていないんだよ」

 小沢は、久間の対抗馬となった福田衣里子を担ぐために「俺は三回も一緒に飲んだんだからな」とぼやいたが、その発言には「俺の他に誰が選挙を牽引できるのか」という自負が滲み出ていた。

 今回の民主党の大勝は、小沢が重点区に自身の秘書を投入し、徹底的な「地上戦」を展開してきた結果だ。

「人のいない場所でも辻立ちせよ」

「一日三百枚以上の名刺を配れ」

「人の少ない川上から川下の町中へ下っていけ」

 選挙に強い小沢――。新たな、しかも強固な神話を作った小沢の存在感は、党内でじわりじわりと拡大しつつあった。

6031おま天:2009/09/10(木) 21:47:34
「一部の人事を、先行させるべきではない」

 選挙結果の大勢が判明した三十日夜、幹部会議の席上で小沢は、内閣発足に先立って政権移行作業を行う新官房長官、新幹事長らの指名を行わないように求めた。鳩山は当初、選挙後すぐに主要閣僚候補らを指名して「政権移行チーム」を作る腹づもりだったが、小沢の一言で舵を切らざるを得なかった。

 すでに二十三日の幹部会合でも、小沢は政権移行作業の先送りをさせていた。英国のケースにならった政権移行スケジュールを志向する代表代行・菅直人、幹事長・岡田克也に対し、党内外の敵味方に事前に手の内を明かすことになる「工程表」の考え方に否定的だったからだ。

 鳩山新政権づくりは、明らかに小沢ペースになりつつあった。衆院選の最中、「鳩山は小沢の衆院議長就任を検討している」との情報が駆け巡り、小沢側近が「肖像画のようにお飾りにする気か」と不快感を示す一幕もあった。

 来夏の参院選までは選挙の実権を握り続けるハラの小沢は人事に一切口をつぐみ、党内の猟官運動を注視している。まずは、衆院三百八人、参院百九人、計四百十七人という大所帯をどう固めていくかに腐心し、参院での単独過半数確保のための戦略を練る。

 参院で二十一人の勢力を持ち、野党の自民党とは組まないと公言する公明党の存在は見逃せない。民主党との連立政権を目指す社民党が安全保障政策、国民新党が郵政民営化でそれぞれ独自の主張に固執すれば、公明党が民主党に擦り寄ってくる展開も予想される。

 さらに、自民党議員が首班指名で揃ってA級戦犯の麻生の名を書くことができるのか。今回の総選挙で自民党の派閥はその存在意義を完全に失った。町村派は六十一人が二十三人に激減、二十五人となった古賀派に衆院最大派閥の座を譲った。かつては「一致団結箱弁当」と言われた田中派の流れを汲む津島派はたった十四人、十二人だった二階派にいたっては会長の経産相・二階俊博しか当選しなかった。元副総裁・山崎拓以外の領袖はかろうじて議席を確保したが、自身の選挙に精一杯で多くの兵隊を見殺しにした戦犯たちによる派閥の締め付けはもはやありえない。そうなれば、参院自民党から民主党へ転じる議員が相次ぐ可能性もある。

 そのときのキーマンはやはり小沢だ。参院が次の政局の舞台となる。(文中敬称略)

(文藝春秋2009年10月号「赤坂太郎」より)

6032おま天:2009/09/10(木) 21:55:12
>>6026-6031
>「ゲームオーバーだな。しかし自民党の基盤である地方組織が残っている。
>これをきっちりと強化していかなきゃならん。総裁選でも、地方組織をかませていく必要がある」
>麻生は河村と細田にこう語った。総裁選は特別国会後に行い、首班指名では自民党議員に「麻生」
>と書かせる算段だった。そして、二人を唖然とさせたのが、麻生の次の一言だった。
>「総裁選に手を挙げる者がいなければ、俺が立候補してもいいぞ」

>自民党が七月三十一日から八月二日にかけて行った情勢調査では、
>確実に獲得できる議席が「小選挙区約百十、比例約四十、計約百五十」と、
>一カ月前の前回調査から小選挙区で約四十も上積みしていたからだ。

>ほとんど怪文書のようなパンフレットを配布させたり、遊説先の聴衆に日の丸を配る
>「愛国作戦」を展開していた麻生にとって、もってこいの敵失だった。
>得意満面の麻生は「あの話受けるんだよ」と、この後も盛んに遊説先でこの
>「日の丸引き裂き事件」を取り上げた。

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6033名無しさん:2009/09/10(木) 22:06:34
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091000833
自民・古賀氏、派閥解消に反対=森、町村氏は「再生会議」に苦言
 自民党古賀派の古賀誠会長は10日の派閥総会で、党内の一部中堅・若手が派閥解消や世代交代を求めていることに対し、「そんなことで自民党の再建ができるような簡単な状況ではない。今置かれている環境をしっかり守りつつ、いかに前進させるかという方が大事だ」と反対姿勢を示した。
 また、町村派の町村信孝会長は同日の同派会合で、総裁選に向け党再生策の提言を検討している中堅・若手主導の「党再生会議」について、「機能がはっきりしない。新総裁を縛るようなことをしてはいけない」と批判した。
 同派相談役の森喜朗元首相も、同会議が18日に中間報告をまとめることに関し、「再生会議は早く結論を出そうしているが、それでいいのか」と苦言を呈し、慎重に再建策を検討すべきだと強調した。 (2009/09/10-18:35)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091000980
出馬表明、いまだゼロ=動けぬ派閥、若手も様子見−自民総裁選
 「ポスト麻生」を選ぶ自民党総裁選の告示を18日に控え、名乗りを上げる議員が一人もいない状態が続いている。有力候補と目される古賀派の谷垣禎一元国土交通相や額賀派の石破茂農水相は様子見のまま。中堅・若手議員からも、具体的な名前は挙がらない。党内の動向や重みを増した一般党員の反応が読めないという事情からだが、同党の人材不足を印象づける結果となっている。
 菅原一秀衆院議員ら中堅・若手議員は10日午後、都内で中川秀直元幹事長を交えて、総裁選をめぐり意見交換した。出席者からは「民主党の鳩山由紀夫代表に位負けしない人がいい」などの意見が聞かれたが、具体名は出なかった。
 福田康夫前首相が勝利した2007年、麻生太郎首相が圧勝した08年の総裁選など、派閥の動向が勝敗を左右したケースも多い。しかし、今回は、派閥領袖も身動きが取れない。衆院選惨敗で国会議員が200人に激減し党員票(300票)の比重が増す中、派閥が前面に出れば、一般党員らの反発を招きかねないためだ。
 10日の町村派会合。同派会長で出馬に含みを残す町村信孝前官房長官を前に、馳浩衆院議員は「新総裁は小選挙区で当選した人がやるべきだ」と主張した。世論や党員の反応を意識し、比例復活で当選した町村氏に自重を求めた発言だ。会合には歴代首相の後見役である森喜朗元首相も出席していたが、総裁候補に関する発言はなかった。
 党内の中堅・若手は口々に「派閥単位で動けば有権者に今度こそ見放される」と語る。一方、世代交代を警戒する各派の幹部らは「ベテランを追いやる下克上は駄目だ」(山崎派の野田毅元自治相)と若手らの動きに冷ややかだ。
 こうした党内状況に、総裁選に出馬経験のある石破、谷垣両氏とも、自身の対応については沈黙を守っている。「条件をクリアする人はいるのだろうか」(平沢勝栄衆院議員)。同党の人材不足を嘆く声も漏れ始めている。(2009/09/10-20:51)

6034とはずがたり:2009/09/11(金) 06:08:13

自民農林族、寂しい再出発=勢力激減、掛け声むなしく
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009091000975

 自民党の農林部会などの合同会議が10日、党本部で開かれた。総選挙では中川昭一元農水相ら大物議員が相次ぎ落選し、壊滅的な打撃を受けた農林族。党内で最も早く招集した会議には落選者も出席し、党の再生に向けて気勢を上げたが、往年の勢いはすっかり陰をひそめたようだ。
 長年政権与党の座で農政のかじを取ってきた自民党農林族だが、野党第1党となり立場は様変わりした。加藤紘一元幹事長は「国会論戦はたっぷり時間が取れる。激しくやろう」と、国会の場で民主党農政の問題点を徹底的に追及する構えだ。
 しかし、落選者の中には、議員時代は玄関に横付けされていた迎えの車もなく、徒歩で党本部を後にする人も。政策実現のために官僚を怒鳴りつけていた当時の迫力は薄れ、背中が寂しさを物語っていた。 (2009/09/10-20:47)

6035とはずがたり:2009/09/11(金) 06:10:31
2009年09月09日(水)
自民秘書〝就活〟の秋
衆院選大敗で失業不安
県内 民主への「移籍」も困難
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/09/09/1.html


 衆院選で落選した自民党前議員の秘書が、身の振り方を決めかねている。山梨県内では、選挙直前の離党者を含め前議員4人が議席を失い、公設と私設合わせて28人の秘書のほとんどは、支持者へのあいさつ回りなど“敗戦処理”に追われ、再就職を考える余裕がないのが実情。党内に新人議員が少ないことから、一部で308人もの当選者を出し、秘書不足の声が出ている民主党側に接触を図る動きもあるが、同党サイドはライバル政党からの受け入れに難色を示していて「移籍」の実現性は低い状況。落選議員の秘書たちの“就活の秋”は選挙同様、苦戦を強いられている。
 東京・永田町の衆院議員会館。落選した議員の事務所前には片付けの際に出たごみの山が目立つ。山梨県内の3選挙区に立候補して落選した前議員たちも既に引っ越しを済ませて事務所を明け渡し、秘書たちは県内の事務所を拠点に支持者へのあいさつ回りなどをこなしている。
 堀内光雄氏に9年間仕えた政策秘書(50)は「選挙後もいろいろな仕事があり、まだ自分のことは何もできていない」と打ち明ける。堀内氏を含め27年間にわたって複数の国会議員秘書を務めたベテランは今後について別の国会議員事務所への移籍も念頭に置いているが、現時点で声は掛かっていない。
 選挙直前、自民党を離党して無所属となった長崎幸太郎氏の政策秘書(46)は、同党秘書として約20年のキャリアがある。「政治の世界に長くいたので、ほかの世界で仕事をする気にはなかなかなれない」とため息をつく。
 国会議員は、国から給与が出る公設秘書(政策秘書を含む)を3人まで持てるが、衆院の場合、解散で契約は終わり、落選すると新たな秘書の口を探す。ただ今回は歴史的な敗北で、自民党の新人議員は全体でも5人しかいない。これまで就職先などをあっせんしてきた同党秘書会も「失業者」が多過ぎて機能していないという。
 こうした中、新たに秘書を採用する民主党議員にアプローチする動きが出ている。ある秘書は「妻や私立大学生と中学生の子どもを抱えて出費がかさむ中、今のところ収入のめどはない」と、民主党議員に接触を図った。ただ「自民党議員の秘書を雇うのは抵抗感があるようで、進展していない」と話す。
 143人の新人が当選した民主党の衆院秘書会には、勝利を見越して選挙戦のさなかから、秘書経験者らが履歴書を持って訪れているという。同会は同党議員の秘書経験者や民間の希望者を議員に紹介している。山梨2区で初当選した同党の坂口岳洋氏は、事務所スタッフの準備を進めていて、政策秘書は党本部の紹介で既に決定した。現在は公設秘書を選定中で、陣営幹部の一人は「党本部から通達はないが、自民党の秘書を使うのは…。地元の民主党関係者になるだろう」と話している。

【09衆院選】自民秘書ら2000人が失業!?
2009.9.1 23:48
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/2932

6037 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/11(金) 14:14:07
>>5828-5831
やっぱ保利で良かったんじゃないかと思ったが、内閣総理大臣指名選挙より前に議長・副議長指名選挙が
あるから駄目か。
文科委員長も民主へ。

衆院部屋割り、2階は民主で決着 自民は3階へ

 衆院は11日、国会内で各派協議会を開き、国会内の各党控室の割り当てについて2階正面側を民主党、
3階正面側を自民党が使うことで合意した。これまで自民党が2、3階の正面側をほぼ独占していたが、
衆院選で圧勝した民主党が部屋の明け渡しを要望。2階部分を民主党に譲ることで決着した。2階に自民党
の部屋はなくなった。

 衆院控室は議員数に応じて各会派に配分するのが慣例。協議の結果、少数政党への配慮を踏まえ、総面積
2456平方メートルのうち、民主党が1416平方メートル、自民党が607平方メートルを割り当てられた。

 正副議長人事については、議長を第1会派の民主党、副議長を第2会派の自民党から選出することで
合意。民主党は衆院議長に横路孝弘前副議長を充てる方針を固めており、自民党では副議長には保利
耕輔政調会長が浮上している。

 17の常任委員長ポストは民主党に15、懲罰、決算行政監視の二つを自民党に配分することで決着した
ほか、7の特別委員会のうち、民主党に5委員長ポスト、自民党に沖縄北方問題特別委員長、公明党に
青少年問題特別委員長を充てた。

2009/09/11 13:48 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091101000437.html

6038名無しさん:2009/09/11(金) 18:55:54
http://www.j-cast.com/2009/09/11049469.html

大敗公明党はどこへいく 参院選後に民主と連立?
2009/9/11 コメント
公明党の山口那津男代表が民主党の鳩山由紀夫代表と会談し、政策が基本的に似ているとの認識から「民主党への協力はやぶさかではない」と語った。衆院選の大敗から自民党とは距離を置く、と見られ、2010年の参議院選の結果如何では「民主党と組み政権に返り咲く可能性もある」と予想する専門家もいる。

民主党と「基本的に政策は似ている」
山口代表は2009年9月9日に国会内で民主党の鳩山と会談し、政策次第では民主党の連立政権に協力するとの考えを示した。公明党は93年8月に発足した細川政権で連立与党入りしたが、そこで共に行動した議員が民主党に多いことを踏まえ、民主党と「基本的に政策は似ている」との認識で鳩山代表と一致。山口代表は「国民の理解があれば、協力はやぶさかではない」とした。

また、「自公政権」として10年支えた自民党との関係だが、山口代表は09年10月25日投開票の参院神奈川、静岡両選挙区の補選と、来年の参院選での選挙協力について、「今は白紙で考えている」とメディアに対し語っている。

こうしたことから、公明党は政権を失った自民党から離れ、今後は民主党との協力関係を築く道を選択したかのように見える。

民主党との連携について公明党広報部はJ-CASTニュースの取材に対し、現在は民主党がマニフェストで掲げた政策をどのように実行していくのかを見極める段階だ、とし、

「我が党が目指してきた方向性の下で国民の皆さまから理解を得られるようなものであれば、協力することもやぶさかではありません」
と回答。自民党との関係については、

「今までの環境を前提にした協力関係ではなく、野党になったことを踏まえた関係を作って参りたいと考えております」
としている。ただし、現在の最優先課題は党の再建であり、当面はそれに全力を挙げたいとしている。

民主党は社民党を切り公明党と連立?
これから公明党はどのような選択をするのだろうか。政治アナリストの伊藤惇夫さんは、まず、自民党との選挙協力は見直される、と見る。今回の衆院選で公明党は大敗したが、支持母体の創価学会票が減ったわけではなく、基盤は盤石。自民党から票が流れてこなかったことがそもそもの原因のため、協力のメリットは失われたという。

そして、来年の参議院選挙に向け、是々非々の関係を保ちながら、民主党との連携の道を探っていくだろう、とする。与党時代に味をしめた権力というものを手放したくないためだ。最大のポイントはやはり2010年の参議院選で、民主党が過半数を取れなかった場合、大きく連立が浮上する。伊藤さんはこう予想している。

「民主党は政権を安定させるため連立の組み替えを考えます。その場合、社民党が切られ、公明党が与党に返り咲く、こうしたことは充分にありえます」

6039名無しさん:2009/09/11(金) 19:14:32
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090911ddlk08010130000c.html

激震「自民王国」の崩壊:選挙区支援に拒絶反応 広がる自公距離 /茨城
 ◇見返り比例票少なく
 「学会員から『何であの人に入れなくちゃならないのか』という声があちこちの選挙区で上がっていたよ」

 公明党の支持母体・創価学会に所属する県南の男性は、衆院選小選挙区で自民党候補に投票することへの拒絶反応が強かったことを明かす。

 「おカネが不透明」「選挙区を顧みない」といった個々への不信感もあったが、支援しても比例票が思うように伸びない「見返りの少なさ」が背景にはあった。

 公明党が県内で獲得した比例票は18万8785票。党県本部の井手義弘幹事長は「2年前の参院選に比べ、約6000票伸ばした」と成果を強調する。ただ、参院選では県内で自公の選挙協力は結ばれていなかった。逆風にさらされた自民党候補が軒並み「比例は公明党」と連呼した割に「上積み」はあまりにも少ない。

 自民党県連は7月末、小選挙区の全候補について、文書で公明党県本部に推薦依頼を出した。だが、山口武平会長や海野透幹事長から直接の要請は一切なく、小選挙区の各陣営が個別に県本部へ推薦を依頼するのが実情だったという。

 「中央では公明党は重んじられたが、茨城では軽んじられることが多かった」。これが公明党関係者の持つ印象。ある県議は「県議会ではしょせん、4議席(公明)と48議席(自民)で、勢力が違い過ぎるから」と語る。

 「いびつな関係」への不満は、衆院選・知事選を経て膨らむ一方のようだ。保守分裂の知事選は「小選挙区の選挙協力に影響もあり、各自の判断に任せるしかない」と表向きは「自主投票」という形を取ったが、ある関係者は「党として支援の軸を置いたのは現職」と明かす。

 中央では山口那津男新代表の下、自民党との関係の見直しが進められる。井手氏は自民党県連の執行部刷新に「風通しがよくなるかもしれない」と一定の期待を示すが、茨城の自公間の距離は中央以上に大きくなる可能性が高い。【高橋慶浩】

6040名無しさん:2009/09/11(金) 19:19:12
栃木

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090911/204257
公明県本部・遠藤代表に聞く 政策本位で自民と協力
(9月11日 05:00)

 自民党とともに衆院選で敗北した公明党。本県でも比例代表の得票が前回2005年の衆院選に比べ約2万9千票弱減るなど、厳しい現実が突きつけられた。来年夏の参院選に向け県内党勢をどう立て直すのか。また国政選挙で続けてきた県内での自民党との選挙協力は継続するのか。公明党県本部代表で党幹事長代理なども務める遠藤乙彦氏に今後の展望を聞いた。

 −今回の選挙結果をどう受け止める。

 「政権交代の大きなうねりの中で厳しい結果に終わった。徹底した総括をして、来年の参院選に向けて態勢を立て直さないといけないので、新体制をスタートした」

 −県内では比例代表の得票数が前回に比べ3万票弱減っている。要因は。

 「全国的に見ても栃木は厳しい減り方だ。最大の要因はみんなの党。自民党への不満の受け皿としてみんなの党が機能した。自民は嫌だが民主も不安という人もいる。代表の渡辺喜美さんは地元で影響力があるし、みんなの党という思わぬ伏兵に苦しめられた」

 −どう立て直す。

 「連立を組んでいたことで、自民党の補完勢力であることがよくないとの批判も受けた。連立は解消されるわけだし、公明党の主体性、独自性を強化する。庶民の味方、弱者の味方、地域の味方という本来持つものを強化しアピールしていくことで、参院選に向けて回復を図る」

 −これまで国政選挙の際に本県で続けてきた自民党との選挙協力は今後どうするのか。

 「今後の党での総括を踏まえて検討すべきことだと思う。ただ連立10年を通して築いてきた自民党保守層との信頼関係は大切にしたい。だが、だからといって自動的に支援することはない。人物本位、政策本位で、地域のため、日本のために公明党の政策と協力し合える人と連携していくという考えが基本だ」

 −民主党との関係は。

 「公明党の政策ビジョンとの関連性で判断し、是々非々で対応する。民主党だから何でも反対ということはないし、すり寄るということもない」

6041名無しさん:2009/09/11(金) 19:28:34
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009091102000080.html

自民総裁選 沈黙の有力候補 参院選後 『次の次』に照準?
2009年9月11日 朝刊

 十八日に告示される自民党総裁選まであと一週間−。ところが、ポスト麻生に名乗りを上げる議員はなく、有力候補と目される面々は様子見を決め込んでいる。中堅・若手世代は独自候補擁立を目指すが、具体名の絞り込みは週明け以降となりそう。野党の総裁選びとあって、出足はいつになく鈍い。 (吉田昌平)

 古賀派の谷垣禎一元財務相は十日の同派総会で「何よりも参院選に勝利する体制をつくらなければならない」と強調した。

 同派内には「谷垣擁立論」も出ているが、谷垣氏自身は世代交代の必要性を唱え、総会後も記者団に「私はよく分かりません」と煮え切らない。

 昨年総裁選に出馬した石原伸晃幹事長代理も十日の山崎派総会後、記者団に「全く白紙」と繰り返した。額賀派の石破茂農相も、自身の出馬に積極的発言を控えている。

 町村派の議員懇談会では、出席者から「今回は小選挙区で落選した人が出るのはどうか」との意見が出た。比例代表で復活当選した派閥会長の町村信孝前官房長官を念頭に自重を求めたとみられ、町村氏も沈黙を守っている。

 動きが鈍いのは、派閥主導の動きへの批判を意識し、各派閥が表立った動きを控えていることがある。

 さらに、今回の新総裁は来夏の参院選で敗れることがあれば、次の衆院選を待たずに辞任に追い込まれ、将来の首相候補としての芽がなくなる懸念がある。「今回はメリットのない総裁」(中堅議員)ともささやかれ、有力候補の間にむしろ「次の次」の総裁ポストを狙う空気も漂う。

 一方、各派閥が自重を余儀なくされているのを受け、中堅・若手議員らは世代交代を旗印に独自候補擁立の動きを強めている。

 連日断続的に会合が開かれ、「(総裁候補は)党三役、閣僚経験者は除外すべきだ」といった意見も。参院選をにらみ、参院議員から総裁候補を出そうと、この日は参院一回生十人余りが集結した。

 ただ、若手擁立論では一致するものの、推薦人二十人の確保に向け、候補の絞り込みができるかはまだ見えてこない状況だ。

6042名無しさん:2009/09/11(金) 19:31:28
http://www.asahi.com/politics/update/0911/TKY200909110005.html

自民は世代間闘争 若手ら「派閥解消を」、重鎮は猛反発2009年9月11日7時27分
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 野党に転落する自民党が最初に直面したのは「世代間闘争」だった。当選7回以下でつくる党再生会議では「派閥解消」を訴える声が強まる一方、派閥会長らは真っ向から反発。28日投票の党総裁選は「新旧対決」の様相を帯びてきた。

 「総理経験者や衆参両院議長経験者は公認しないという議論がありました」。再生会議座長の山本有二氏は10日の会議後、森元首相らが聞けば激怒するような議事内容を記者団にわざわざ明かした。

 山本氏は9日の初会合でも「この会議が本物か。腹をくくるなら派閥離脱届を出してくれ」と参加者に派閥離脱を迫り、議論は白熱。「派閥に頼るようではいけない」「抜けたらいい」と勇ましい声が続いた。10日の会議でも派閥を巡る論争は続き、総選挙直後に町村派を脱会した小池百合子元防衛相は「派閥をどう改善、解消していくか」と記者団に述べ、「派閥解消」こそ党再生のキーワードとの認識を示した。

 背景には、森氏ら重鎮が町村信孝前官房長官や谷垣禎一元財務相らベテラン勢を総裁選に担ぐ準備を進め、派閥主導の総裁選になるのではないかという疑心暗鬼がある。町村派の山本一太参院議員は10日、「今回の総裁選は町村氏を推さない」と記者団に明言した。ベテラン勢の一部も「森氏の息のかかっていない執行部をつくるべきだ」(閣僚経験者)と同調の動きがある。

 一方、派閥幹部は反発を強める。古賀誠元幹事長は10日の派閥総会で「世代交代とか派閥解消とかいろんな意見があるが、そう簡単に底の浅い状況ではない。派閥解消なんて考えてない」と露骨に不快感を表明。同派の谷垣氏も「何よりも大事なことは、宏池会(古賀派)が古賀会長を先頭にし一致団結して頑張ること」と歩調をあわせた。町村氏も派閥総会で「党再生会議は機能がはっきりしない」と述べ、中堅・若手の議論を牽制(けんせい)した。(南日慶子、内田晃)

6044名無しさん:2009/09/11(金) 19:39:21
業界団体ばっかり。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090911/plc0909110231005-n1.htm
【麻生日誌】10日
2009.9.11 02:31

このニュースのトピックス:自民党
 【午前】7時47分、公邸発。公邸周辺をウオーキング。8時29分、公邸着。9時51分、公邸発。56分、東京・虎ノ門の日本消防会館着。57分から59分、貴賓室で江田五月参院議長、佐藤勉総務相、片山虎之助日本消防協会会長。10時から25分、ニッショーホールで全国消防殉職者慰霊祭に出席し、あいさつ、献花。26分、日本消防会館発。32分、官邸着、執務室。11時57分、官邸発。

 【午後】0時1分、東京・平河町の全国旅館会館着。同ビル内の為公会(麻生派)事務所で例会に出席。1時17分、全国旅館会館発。28分、東京・九段北の私学会館着。33分から36分、日本私立大学協会の吉村猛総務部長。37分から39分、日本私立大学連盟の白井克彦会長。40分から44分、日本私立短期大学協会の佐藤存事務局長。45分から50分、日本私立中学高等学校連合会の実吉幹夫常任理事。51分から54分、日本私立小学校連合会の園田達彦事務局長。55分から57分、全日本私立幼稚園連合会の吉田敬岳会長。58分から2時1分、全国専修学校各種学校総連合会の中込三郎会長。2分、私学会館発。12分、官邸着、執務室。27分から3時17分、河村建夫官房長官。23分から40分、山口俊一首相補佐官。5時58分から6時11分、河村官房長官。14分、官邸発。15分、公邸着。48分、自民党の永岡桂子衆院議員、遠藤宣彦前衆院議員が入った。9時54分、全員出た。

6045名無しさん:2009/09/11(金) 19:42:24
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200909110070.html

「総裁像」で議論百出 自民戸惑い、動き鈍く '09/9/11

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 自民党総裁選に向けた立候補や擁立の動きが鈍い。党内には衆院選惨敗のショックが残り、新総裁には険しい党再生の道が待ち受ける。これまで基本だった派閥主導の総裁選には批判が強く、これに代わる候補擁立の手順に戸惑っている面も。派閥横断的な動きも出ているが、「あるべき新総裁像」の段階で議論が百出し、具体名を絞り込めない状況だ。

 記者団に非公開だった10日の町村派会合。総裁選出馬に含みを持たせている会長の町村信孝前官房長官の面前で馳浩衆院議員が発言した。「会長には申し訳ないが、総裁選には小選挙区で勝った人が出るべきだ。これが最初の条件だ」。町村氏は小選挙区で敗北、比例代表で復活当選した。

 出席者によると、馳氏の発言にうなずく議員もいて町村氏は不快な表情を見せたという。山本一太参院議員は会合後、記者団に「今回の衆院選を小選挙区で勝ち抜くぐらいのたくましさがなければ次期総裁は務まらない」と強調した。

 最大派閥の町村派が派閥単位で動くかどうかは総裁選の行方を左右する。実力者の森喜朗元首相は同じ石川県選出の馳氏の発言に注文を付けることはなく、出席者には「森氏の意中は町村氏ではないのだろう」との見方が広がった。

 一方、古賀派総会では会長の古賀誠選対本部長代理が総裁選を念頭に「谷垣禎一元財務相ともいろいろと相談しながら、決めた以上はまっしぐらに皆さんの協力をいただくことになる」と力説、谷垣氏が立候補する場合には派閥として支援する考えを示唆した。

 山崎派の平沢勝栄衆院議員は総会後、記者団に総裁候補の条件として(1)小選挙区で当選(2)2世、3世でない(3)官僚出身でない(4)国民に強力なメッセージを発信できる―を挙げた上で「候補者がいなくなっちゃう」と苦笑。出馬を取りざたされる石原伸晃幹事長代理は「出ないときには『出ない』と言うし、出るときには『出る』と言う」と「白紙」を繰り返した。

 中川秀直、武部勤両元幹事長ら派閥横断的な動きを見せる議員は、この日も都内で会合を開いた。金子一義国土交通相が「民主党の小沢一郎代表代行に位負けしない人がいい」と指摘すると、若手は「無名かもしれないが、清新で自民党を本当に変えてくれそうな人にすべきだ」と主張。中川氏は「小選挙区で当選した人。民主党との違いを明確にするために経済成長路線も重要だ」と持論を展開した。

 このメンバーの会合は3回目で、来週にも集まる。若手の一人は「どこまで具体名で意見集約できるか分からない」と疲れた表情。別の若手は記者団に「同じようなことばかりやっていて…。みなさんも『ばかだ』と思うでしょ」と漏らした。

6046名無しさん:2009/09/11(金) 21:18:00
若手の安倍ちゃんいじめが……。

>「(次の衆院選で)首相経験者は公認すべきでない」

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091000374
18日に中間報告=自民再生会議
 自民党は10日午前、党本部で「党再生会議」(座長・山本有二元金融担当相)の会合を開き、衆院選総括や党再建策に関する中間報告を18日にまとめることを決めた。
 会合では、「(次の衆院選で)首相経験者は公認すべきでない」との意見や、国会運営ではベテランの戦略的配置が必要との提案が出された。また、麻生太郎首相(総裁)に対し、「ガバナンス(統治)能力がない」「漢字が読めないなんてとんでもない」といった批判が相次いだ。(2009/09/10-11:50)

6047名無しさん:2009/09/11(金) 22:15:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091100361
甘利行革相、「谷垣氏が適任者」=自民総裁選で閣僚発言相次ぐ
 甘利明行政改革担当相は11日午前の閣議後の記者会見で、自民党総裁選に関して「谷垣禎一元財務相が適任者の一人だ」と述べ、同氏の立候補に期待を表明した。
 谷垣氏は自らの対応について態度を明らかにしていないが、甘利行革相は「自民党が反省して出直すという真摯(しんし)な姿勢が人柄としてよく伝わる」と指摘。その上で、「機会があれば(出馬を)ぜひ勧めてみたい」と述べた。
 一方、有力候補とされる石破茂農水相は「誰がやるかと同時に何をやるかというお互いの認識がなければ、表紙だけ替えたということにすぎない」と語ったが、立候補については明言を避けた。
 また、与謝野馨財務相は「旧態依然たる党内力学だけで総裁を選ぶとまた失敗する。30、40、50歳代の若い方が気概を持ってほしい」と強調。金子一義国土交通相は望ましい新総裁について「(民主党の鳩山由紀夫代表と)党首討論、本会議などで渡り合うわけだから、それに十分堪えられる人。位負けしない人」と述べた。(2009/09/11-12:30)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091100394
宮崎県知事に一定の理解=河村官房長官
 河村建夫官房長官は11日午前の記者会見で、東国原英夫宮崎県知事が民主党政権で、2009年度補正予算の執行が一部停止されれば法的措置も辞さない考えを示したことについて、「地方自治体はこれまでの予算を前提として動き始めている。これが凍結されると(計画が)狂ってくるので当然そういう意見が出る」と一定の理解を示した。その上で、「景気浮揚のための施策がストップすることによる景気の腰折れが心配だ」と指摘した。
(2009/09/11-12:33)

6048名無しさん:2009/09/11(金) 22:21:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091100411
「言葉に気を付ければよかった」=麻生首相の失言で河村官房長官
 河村建夫官房長官は11日午前の記者会見で、この1年間女房役として何度も麻生太郎首相の失言の釈明に追われた感想を問われ、「首相は思ったことをストレートに話をする。真意が伝わらないもどかしさは何度か感じた」と振り返った。
 その上で、首相が「高齢者は働くしか才能がない」と発言し批判されたことを例に挙げ、「首相の真意は説明をすれば分かる。首相としての言葉の重みは首相が考える以上にあった。もうちょっと気を付けていただければよかった」と語った。(2009/09/11-12:53)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091100406
全国11カ所で演説会=19日に公開討論会−自民総裁選
 自民党は11日午前の総裁選挙管理委員会で、総裁選(18日告示、28日投票)に伴う、立候補者による街頭演説会などの日程を発表した。演説会は20〜26日に全国11カ所で開催する。また、18日に候補者の記者会見、19日に日本記者クラブ主催の公開討論会がそれぞれ行われる。 
 総裁選に関する主な日程は次の通り。
 18日=告示・立候補届け出、共同記者会見(以上党本部)▽19日=日本記者クラブ主催公開討論会(都内)▽20日=街頭演説会スタート▽24日=党青年局・女性局主催討論会(党本部)▽25日=日本外国特派員協会主催討論会(都内)▽28日=総裁選投開票(2009/09/11-12:51)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091100894
小野寺、河野氏の擁立論=中堅・若手に浮上−自民総裁選
 自民党総裁選に独自候補の擁立を目指す中堅・若手議員の間で11日、小野寺五典(49)、河野太郎(46)両衆院議員を推す動きがそれぞれ浮上した。中堅・若手は党の立て直しには世代交代が必要と主張しており、18日の告示に向けて出馬に必要な推薦人20人を確保できるかどうかが焦点だ。 
 同党の古屋圭司広報本部長や菅原一秀衆院議員らは11日、党本部で総裁選への対応について意見交換した。出席者の一人は会合後、「かなり候補が絞られてきた」と述べた上で、小野寺氏の名前が挙がっていることを明らかにした。小野寺氏は当選4回で、外務副大臣などを歴任。今回は、中堅・若手らの中で独自候補擁立論を主導している。
 一方、河野氏は当選5回で、これまでに衆院外務委員長などを務めている。同氏を支持する若手議員は11日、「推薦人20人は集められる」と自信を示した。河野氏をめぐっては、同じ神奈川県選出の菅義偉選対副委員長も、擁立を模索しているとの見方が出ている。(2009/09/11-19:50)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091100995
衆院副議長、保利氏で調整=自民執行部
 自民党は11日、衆院副議長に保利耕輔政調会長(74)を推すことで調整に入った。政治経験が豊富で温厚な人柄でもあることから、民主党の理解も得やすいとの判断に傾いている。自民党執行部は14日にも副議長人事について協議。調整が付けば、16日召集の特別国会で、議長候補に内定している民主党の横路孝弘氏とともに選出される。
 保利氏は当選11回。自民党きっての文教族として知られ、文相や自治相、党国対委員長などを歴任した。同党幹部は11日夜、「保利氏が有力であることは間違いない。本人が受けるかどうかだ」と指摘。別の党関係者も「ほかに副議長の適任者はいない」と語った。 
 ただ、保利氏は小泉政権下で郵政民営化法案に反対して一時離党した経緯があり、党内の一部には慎重論もある。衆院は11日の各派協議会で、議長を民主党、副議長を自民党から出すことを決めている。(2009/09/11-21:58)

6049名無しさん:2009/09/11(金) 23:07:24
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090911dde007010047000c.html

谷・人事院総裁:辞任に甘利氏ぼやき「遅かった」
 政府は11日の閣議で、人事院の谷公士(まさひと)総裁の辞任を正式に決定した。河村建夫官房長官は同日午前の記者会見で、後任人事は民主党政権で行われるとの見通しを示した。新総裁が任命されるまで原恒雄人事官が総裁を代行する。原氏はJR東海副社長から06年に人事官に就任した。

 これに関連し、甘利明行政改革担当相は同日の閣議後会見で「もっと早く(辞任を)決断していれば、国家公務員制度改革関連法案は成立していたと思う。ちょっと遅かった」とぼやいた。同改革をめぐっては、谷氏が人事院の主要機能を内閣に移管する麻生内閣の方針と対立。1月には国家公務員制度改革推進本部に出席せず「政府の会議をボイコットした」などと批判された。同法案は通常国会で廃案となった。【石川貴教、森有正】

6050 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/11(金) 23:47:50
>>6048
ストレートに話すと伝わらず、説明が必要な「真意」ってなんなのだろう。

6051名無しさん:2009/09/11(金) 23:53:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091101058

麻生首相、公邸引き払う
 麻生太郎首相は11日夜、退陣を16日に控えて首相公邸を引き払い、東京・神山町の私邸に移った。自身の後援会関係者との会食を終え、いったん公邸に立ち寄った後、私邸に帰宅した。首相周辺によると、家財道具などの搬出は完了していないという。
 首相は昨年9月の就任後もしばらくは公邸に引っ越さず、私邸から約20分かけて官邸に通っていた。今年1月中旬にようやく引っ越したが、政権交代でわずか8カ月弱の公邸暮らしとなった。 (2009/09/11-23:33)

6052おま天:2009/09/12(土) 00:30:02
>>6045
町村はただの比例復活じゃなくて、伊東がギリギリ勝ってくれたおかげで命拾いした立場だもんな。
それでよくもまぁ総裁選に出ようなんて思えるもんだ。

6053名無しさん:2009/09/12(土) 10:43:55
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/188286.html

「恩返し許される」 自公応援で高橋知事 (09/12 00:20)
 高橋はるみ知事は11日の記者会見で、衆院選で自民、公明両党を応援してきたことについて「私自身が自公の支援をいただいて(知事選で)勝った。恩返しは政治の世界では当然許されることで、先輩知事もそうやってきた」と述べ、道民理解は得られるとの認識を示した。

 その一方で知事は「政権与党に対し、道の活性化や道民生活を守る観点から政策提言や要請を繰り返していくのが基本スタンスだ」として、今後は民主党政権との関係強化を目指す考えを強調した。

 今後の選挙で自公両党の候補を応援するかどうかについては「まだ決めてません」と述べるにとどめた。

6054名無しさん:2009/09/12(土) 10:48:16
http://www.asahi.com/politics/update/0912/TKY200909110431.html

谷垣氏擁立の動き強まる 自民総裁選、ベテラン勢が中心2009年9月12日3時1分
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 自民党総裁選に谷垣禎一元財務相を擁立する動きが強まってきた。所属する古賀派に加え、ベテランを中心に出馬を促す声が広がっている。これに対抗し、中堅・若手には世代交代を求めて対立候補の擁立を探る動きも出始めた。

 総裁選は18日告示・28日投票だが、本命視された舛添厚生労働相が早々と不出馬を表明。今なお誰も名乗りをあげていない。

 谷垣氏擁立論は、川崎二郎元厚労相ら古賀派の一部に加えて、他派閥にも広がり始めた。7日夜には高村派会長の高村正彦元外相が谷垣氏と会談して総裁選対応を協議し、11日には山崎派の甘利行革相が記者会見で「谷垣氏は適任者だ。保守本流の重厚感があり、討論能力も高い」と明言。党内には、森元首相や青木幹雄前参院議員会長ら重鎮も谷垣氏擁立に前向きとの見方もある。

 ただ、派閥主導の総裁選びへの反発が広がり、石破農水相や若手の小野寺五典、河野太郎両氏らの擁立を目指す動きもある。谷垣氏は「私は基本的に世代交代の考え方。どういう議論になっていくか注意深くみる」と述べ、党内情勢を慎重に見極める構えだ。

6055とはずがたり:2009/09/12(土) 12:26:13
社民党のリストラ訴訟ってどうなったんでしたっけ?

自民党職員のリストラ、当面回避へ 給与削減で対応
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909100408.html
2009年9月11日5時39分

 自民党執行部は、総選挙惨敗による収入減で検討してきた党職員のリストラを当面見送る方針を固めた。来夏の参院選までは給与削減で対応する考えだ。

 同党は総選挙で衆院議員が181人減り、国会議員数がほぼ半減。来年分の政党助成金は52億円減の104億6700万円になる見通し。野党転落で企業献金の激減も予想され、台所事情は火の車だ。このため、約180人の党本部職員のうち60人程度をリストラする案が浮上。少数政党に転落した社民党が職員のリストラを進めた例もあり党職員は戦々恐々としていた。

 しかし、細田博之幹事長は「来夏の参院選で勝つには職員の解雇は見送ったほうがいい」と判断。給与削減や原則65歳の定年制の厳格適用で人件費を削るが、当面はリストラを回避する考えを職員側に伝えた。ベテラン職員は「無給じゃ困るが、多少給料が下がっても頑張るのが政党人。民主党にいくわけにいかないから」と胸をなで下ろす。

 ただ、28日投票の総裁選で選出される新総裁が方針を覆す可能性は否定できない。財政難対策は新執行部の重大な課題で、党職員たちの懸念は簡単に消えそうにない。

6056名無しさん:2009/09/12(土) 12:29:11
http://www.asahi.com/politics/update/0912/TKY200909110434.html

衆院副議長は保利氏が軸 自民から選出2009年9月12日11時56分
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 自民党は次期衆院副議長人事について、保利耕輔政調会長(74)を推すことを軸に調整に入った。民主党はすでに衆院議長に横路孝弘・前衆院副議長(68)を推す方針を固めている。16日召集の特別国会で、正副議長が正式に選出される。

 保利氏は現在、11期。郵政民営化法案に反対して自民党を離党、06年に復党した。福田、麻生内閣で政調会長を務めた。

 衆院の各派協議会は11日、慣例に従って議長を第1会派の民主党、副議長を第2会派の自民党に配分することを決定。常任委員長ポストについては、自民党に決算、懲罰の2委員長を、予算など残りの15委員長は民主党に割り当てることを決めた。改選前は自公15(うち公明2)で、民主2の割り当てだったが、総選挙で勢力が逆転。公明党は委員長ポストを失った。

6058名無しさん:2009/09/12(土) 14:12:35
http://www.the-miyanichi.co.jp/newspack/html/politics/2009091201000387.shtml

自民県連、中山前国交相を除名 不出馬撤回で
12日13時56分

 自民党宮崎県連は12日、宮崎市で党紀委員会を開き、衆院選宮崎1区に無所属で立候補し、落選した党町村派事務総長の中山成彬前国土交通相を同日付で除名処分にした。理由は、中山氏が昨年10月の不出馬表明をことし7月に撤回し、立候補したことにより「党員や県民に混乱を与えた」としている。

 近く緒嶋雅晃会長らが党本部に報告する予定で、県連側は「最終的には党本部が処分を判断するだろう」としている。

 宮崎1区では、中山氏の不出馬表明後に県連が公募で選んだ上杉光弘元自治相と中山氏がともに無所属で立候補する分裂選挙となり、民主党など3党推薦の無所属川村秀三郎氏に敗れた。

6059 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/12(土) 14:13:31
>>6057
> 中堅・若手で名前が挙がっているのは、塩崎恭久元官房長官、河野太郎元副法相、小野寺五典(いつのり)
> 副幹事長、西村康稔(やすとし)外務政務官ら。
> 世代交代の意味では、50代の石破茂農相や石原伸晃幹事長代理への待望論もあるが、

凄え。これだけ名前が挙がって、全員が世襲だ。

6060名無しさん:2009/09/12(土) 16:07:45
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/09/11/5.html

2009年09月11日(金)
衆院落選の自民系4氏、今後は…
地元で政治活動を継続
堀内氏も意思表明 次期出馬は流動的


 衆院選の山梨県内3選挙区で落選した自民党公認3氏の今後の動向が焦点になっている。これまで活動方針を明らかにしていなかった2区の堀内光雄氏は10日、取材に対し政治活動を続ける意思を表明。ただ次期衆院選対応は明言を避けた。79歳という年齢を踏まえ、周辺からは出馬に否定的な見方も出ている。1区の赤池誠章(48)、3区の小野次郎(56)両氏も地元での活動継続に意欲を示しているが、県連関係者の間には大敗した結果に不満も根強く、現時点で次期衆院選出馬の可否は不透明だ。一方、自民党を離党した無所属の2区長崎幸太郎氏(41)も地元で政治活動を続ける意欲をみせている。
 堀内氏は、この日、都内で開かれた同党古賀派の会合に出席するなど活動を続けている。取材に対し「政治家としては生涯現役。衆院選で約束したことを、落選したからやらなくていいわけではない」と述べ、今後も地元市町村長らから要望のある道路整備やリニア中央新幹線の建設促進などの課題に取り組む考えを示した。
 次期衆院選については「2区で何としても自民党に議席を取り戻したい」との姿勢を示したものの、自身が出馬する可能性については「その時点で選挙区の皆さんがどう言うかによる。有権者の判断に従う」として、明言をしなかった。
 同氏周辺では高齢を理由に「次期衆院選出馬は考えにくく、次期衆院選の時期がある程度見えた段階でバトンタッチを探るのではないか」(同党県議)との見方もある。
 一方、赤池、小野両氏はともに地元で政治活動を続ける意思を示している。ただ次期衆院選への出馬については「公認するかを最終的に決めるのは党本部」(赤池氏)、「地域のために役に立ちたい思いはあるが、具体的なプランを持っているわけではない」(小野氏)。
 赤池、小野両氏には同党県議らとの“不協和音”が指摘された経緯があり、衆院選では民主党候補に大敗しただけに、県連関係者からは「今後地元にどれだけ密着できるか、2氏は重い宿題を背負っている」(同党県議)との指摘が出ている。当面は県連や後援会関係者の意見を聞きながら、足場を探ることになりそうだ。
 同党県連の前島茂松会長代行は同日、「当面は3氏とも選挙区支部長を続けることになるが、次期衆院選の公認候補となるかどうかは、選挙が近づいた段階で党本部が県連の意見を十分に聞きながら判断することになるだろう」との見通しを示した。県連は12日に落選した3氏を交えた最高委員、顧問、県議の合同会議を開き、今後の県連運営について協議する。
 一方、長崎氏は2区で政治活動を続ける意向で、今後は「草の根的な支援組織の拡大を図りたい」(長崎氏)。衆院選では公示直前に平沼赳夫元経済産業相を中心とした保守系無所属の「平沼グループ」に合流していて、「今後も相談に乗ってもらうため、必要に応じ連絡は取らせてもらう」と話している。

6061名無しさん:2009/09/12(土) 17:45:42
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091201000520.html

民主に戸惑う自民応援団体 「動きを見守るしか…」
 自民党「応援団」の業界団体に戸惑いが広がっている。民主党が掲げる高速道路無料化などの政策は業界への影響も大きい。具体的なスケジュールや閣僚人事が気になるところだが、建設業界関係者は「なじみがなかった政党。誰と話せばいいのかも分からない。様子を見るしかない」と頭を痛めている。

 休日を中心に通行料金を千円に引き下げただけで大渋滞を引き起こした高速道路。民主党が掲げる無料化に、全日本トラック協会の永島功広報部長は「料金が安くなることは賛成だが、渋滞が起きて定時運行に支障が出る不安がある」と話す。

 「(自民党農林族の)多くの議員が議席を失い大きな衝撃を受けている」と選挙後にコメントを出したのは全国農業協同組合中央会(JA全中)の茂木守会長。日米自由貿易協定(FTA)を推進するとの民主党の農業政策に「方向を誤らないようにしていかなければならない」と警戒する。

 民主党とJA全中は対立している。JA全中出身で自民党の山田俊男参院議員は「民主党が昨年、農協の政治的中立を求める法案を出したのがきっかけ」と解説する。「地域の自民党議員が落選し、今後、誰に相談するのか。戸惑いが広がっていくだろう」とみる。

2009/09/12 17:32 【共同通信】

6062名無しさん:2009/09/12(土) 18:38:55
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090912dde007010038000c.html

山口・公明代表:「連立で埋没感」 地方行脚開始
 公明党の山口那津男代表は12日午前、千葉市で開かれた党千葉県本部議員総会に出席し、衆院選の敗北を受けた「地方行脚」を始めた。山口氏は「福祉、平和などの分野で十分な成果を表すには、(公明党は)いささか埋没感があった」と自公連立政権での反省点を述べた。「野党に先祖返りせず、連立10年の貴重な経験も踏まえ、この分野を鮮明にしたい」と述べ、民主党と協力して政策を実現する可能性も示唆した。

 山口氏は「『連立野党』はないので、新しい関係を築かなければいけない」と自民党との選挙協力見直しに言及した。【田所柳子】

6063名無しさん:2009/09/12(土) 20:04:41
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090913k0000m010044000c.html

中山前国交相:自民宮崎県連が党本部に除名を上申へ
 自民党宮崎県連は12日、宮崎市で党紀委員会を開き、先の衆院選で宮崎1区に無所属で出馬、落選した前国土交通相の中山成彬氏(66)を除名処分にするよう、党本部に上申することを決めた。

 中山氏は昨秋、日教組批判発言などの問題で国交相を辞任し、衆院選不出馬を明言。県連は公募で元参院議員の上杉光弘氏(67)擁立を決めたが、中山氏は衆院解散直後に一転して出馬を表明。県連は党本部に上杉氏の公認を求めたが認められず、共に無所属で立候補し、民主など推薦の無所属新人、川村秀三郎氏(60)に敗れた。

 県連によると、中山氏はこの間、上杉氏の選挙を妨害し、県連の存在を否定する発言を繰り返すなどの党紀違反行為があったという。県連に国会議員の除名権限はないが「県連としては除名した」としている。

 中山氏は「県連の決定を確認していないので分からない」と話している。【石田宗久】

6064名無しさん:2009/09/12(土) 20:07:25
>支持母体の創価学会とのパイプが太くない山口氏には、地方組織との連携を
>密にすることで党運営の基盤を固めたい思惑もありそうだ。


http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091201000580.html
公明党・山口代表、地方行脚開始 党再建へ独自色強調
 公明党の山口那津男代表は12日、千葉、福岡両市で開かれた県本部議員総会に出席し、党再建に向けた地方行脚をスタートさせた。衆院選敗北に関して、地方側から「二大政党間で埋没した」などの不満が出たのに対し、山口氏は、今後は「攻め」の姿勢に転じ独自色を発揮する考えを強調。自民党との協力関係見直しにも重ねて言及した。

 千葉市の会合で、山口氏は自民党との協力関係を「連立前よりも比例代表は約100万票の上積みがあり一定の成果はあった」と評価する一方、「野党になったので協力が当然ということではない。共闘はあるが連立野党はない。党再建が最優先で、新しい関係を築く」と述べた。

 政策面では「福祉、平和、教育、環境、人権、中小企業対策など本来の持ち味の分野で埋没感があったことは否めない」と認めた上で、今後は「野党になったので攻めに転じたい」と表明。国会審議に生かすため、民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げた政策が地方に与える影響などを報告するよう要請した。

 今回の行脚には、与党時代に連立の運営を優先し吸収しきれなかった地方の声を衆院選総括と参院選対策に反映させる狙いがある。支持母体の創価学会とのパイプが太くない山口氏には、地方組織との連携を密にすることで党運営の基盤を固めたい思惑もありそうだ。

2009/09/12 18:25 【共同通信】

6065とはずがたり:2009/09/12(土) 20:45:29
>>6064
公明党の議員と学会のパイプが太い細いってどんなのなんでしょうかねぇ??
>支持母体の創価学会とのパイプが太くない山口氏

6066名無しさん:2009/09/13(日) 00:10:36
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000909120001

政権交代@鹿児島 自民県連がPTで分析へ
2009年09月12日


冒頭あいさつする尾辻県連会長=鹿児島市真砂町

 自民党県連は12日、衆院選の結果をうけた「役員・選対常任委員合同会議」を開き、小選挙区で2議席を失った「敗因」などを分析するプロジェクトチーム(PT)を作ることを決めた。党外からも数人を招き、逆風の理由など苦言を聞くという。小幡兼興幹事長は「11月には来年の参院選の体制を固める必要がある。結論をそれに間に合わせるため、月内にも第1回会合を開きたい」と話している。
 会議は鹿児島市真砂町の県連会議室で午後3時から開かれ、約1時間40分に及んだ。
 冒頭、県連会長の尾辻秀久参院議員が「必ず政権を取り戻す。参院選は反転攻勢の第一歩。一緒に頑張ろう」とあいさつ。加治屋義人選対委員長は「1、3区でいい人材を失った。力不足をおわびしなければ」と述べた。
 会議では参加した県連役員や県議らから「選挙自体、農政連におんぶに抱っこだった」「党が一つにまとまらないと、戦おうにも戦えない」など厳しい声が相次いだ。
 会議終了後、尾辻会長は「たくさんの意見が出たが、選挙が終わったばかりで総括をとりまとめるには早すぎる」と、勝敗について明言を避けた。役員の辞任などは考えていないという。
 PTでは党再生策のほか、陳情など地方の声を国に届ける方法、今後の友好団体との連携や党派層対策などを話し合う。人選などは小幡幹事長に一任。党本部の「党再生会議」の県連版という形になるという。小幡幹事長は「地方議員中心に15人ほどの組織になると思う。若い人、自民への苦言を言ってくれる人を複数招きたい」と話した。
 改選前は自民が県内5議席を独占していたが、1区で保岡興治氏、3区で宮路和明氏の両ベテランが民主と国民新の候補者にそれぞれ敗れた。

6067名無しさん:2009/09/13(日) 00:11:13
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009091200159&genre=A1&area=S00

衆院選惨敗で意見続出
自民滋賀県連支部全体会議

衆院選惨敗を受けて開かれた自民党滋賀県連の支部全体会議(大津市梅林1丁目・滋賀ビル内)
 衆院選の惨敗を受け、自民党滋賀県連は12日、地域・職域の各党支部から代表者が集う支部全体会議を大津市内で開いた。県内に党国会議員がゼロという異常事態の中、立て直しの方策を探る「党再生委員会」の設置に賛同を得た一方、県議会の自民党会派分裂について説明を求める意見や県連のあり方を巡る不満が相次いだ。

 支部長や支部幹事長約140人が出席。県連の吉田清一幹事長は役員会で設置を決めた党再生委について、県内4選挙区支部と県連から7人ずつの計35人で発足させる方向を報告した。

 当初、同委は辞任した県連会長や辞表を提出した三役の後任人事も含めて議論する場と説明したが、「再生委は規約に位置づけられていない」などの反対意見も出たため、人事は協議しない条件で設置が了承された。

 衆院選後の今月7日に会派が2つに分裂した件では「(来夏の)知事選、参院選が待っている。ばらばらでは勝てない」「なぜ別れたのか」と質問が出たため、2会派の県議が釈明や説明に立った。

 県連運営に関し、支部側は「上からあれしろ、これしろ、ではやり方が古い」とボトムアップの態勢を求めた。また、次期参院選の候補者決定の見通しを尋ねられた吉田幹事長は「できるだけ早く選定しないといけないが、今の時点ではだれもいない」との現状を明らかにした。

6068名無しさん:2009/09/13(日) 00:14:08
>支持母体の創価学会からは、「新政権は社民党を抱え、安全保障問題などで早晩、行き詰まる。
>民主党側から協力を求めてくる可能性も十分あり、こちらからすぐすり寄る必要はない」という声も出ている。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090912-OYT1T00809.htm

自民との選挙協力、改めて検討…公明・山口代表
政権交代
 公明党の山口代表は12日、千葉市と福岡市を訪れ、党所属の地方議員らと党の再建策などを話し合う全国行脚を始めた。


 山口氏は同日、千葉市での党千葉県本部議員総会で、自民党との関係について、「野党になり、自民党との選挙協力は当然あってしかるべき、というものではない。共闘はあるが、連立野党はない」と語った。10月の参院補選、来年の参院選も含め、自民党と選挙協力をするかどうか、改めて検討する考えを示したものだ。

 山口氏は自公連立政権を、「数多くの政策の実績を上げてきた」と評価する一方、「公明党の持ち味の(福祉、環境などの)分野で、埋没感は否めない」と否定的な見方も示した。

 福岡市での総会では、民主党との関係について、「言うべきは言わなきゃならない。協力すべきは協力しなきゃならない。公明党らしさを光らせていきたい」と語り、是々非々の姿勢を強調した。

 党内ではこうした山口氏の発言について、「『自公路線』を推進した太田昭宏・前代表や北側一雄・前幹事長と一線を画し、自民党とは距離を置いて全方位外交を展開する『山口カラー』を打ち出すのが狙いだ」という見方が強い。

 支持母体の創価学会からは、「新政権は社民党を抱え、安全保障問題などで早晩、行き詰まる。民主党側から協力を求めてくる可能性も十分あり、こちらからすぐすり寄る必要はない」という声も出ている。

(2009年9月12日23時13分 読売新聞)

6069名無しさん:2009/09/13(日) 00:47:45
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1415318.article.html

自民党佐賀県連、衆院選を総括 厳しい意見相次ぐ
 自民党県連(今村雅弘会長)は12日、佐賀1、2区で民主党に敗れ、全国的にも惨敗した衆院選の総括会議を開いた。市町村支部などからは「無党派層の取り込みに何も手を打てなかった」「解党的出直しといいながら、新総裁をめぐる動きを見ていると全く変わっていない」など厳しい意見が相次いだ。一部には県連執行部の責任を問う意見もあり、進退についてはあらためて代表役員会で協議する。


 会議には県議や43市町村支部、27職域支部の支部長、幹事長ら約100人が出席。県連選対本部長を務めた石井秀夫会長代行が「1、2区で敗れ、責任の重さを痛感している。心からおわびしたい」と陳謝した。
 出席者からは「政権の座にふんぞり返ってきた結果だ。庶民感覚が欠けている」「2年前の参院選で敗れた反省が生かされず、無党派層の取り込みができていない」「多くの団体から推薦、支持をもらいながら勝てなかった。組織だけに頼った選挙は限界で、戦い方を考え直さなければいけない」など反省を求める意見が続出した。

 首班指名をめぐる動きについても「なぜ、総裁選を前倒ししなかったのか。政権奪回に向け、新総裁は全国行脚し、再生の道筋を示してほしい」など選挙後の対応にも不満の声が上がった。県連執行部に対しては「中央が悪かっただけで済まされるのか。頭を下げるだけでいいのか」と責任を問う意見が出た。

 県連はこの日の意見をもとに、党再生に向けた活動や執行部の進退などについて代表役員会で協議する。木原奉文幹事長は「政権奪回のためにどうすべきか、いろんな意見をもらった。反省を踏まえ、一致結束して来年の参院選に臨みたい」と述べた。

【写真】佐賀1、2区で敗れた衆院選を総括した自民党県連の会議=佐賀市の佐嘉神社記念館

2009年09月13日更新

6070とはずがたり:2009/09/13(日) 01:09:02
【公明党関係選挙区】

前提
何回かトライして確保に失敗した選挙区からは撤退してきたが落選=信心が足りないからの脱却が必要。
取り敢えず此迄公明が立ててきた選挙区など検討。新進党としての擁立区網羅したかったんだけど漏れがあるかも。。

<北海道ブロック>
北海道2 長内 順一=嘗て擁立区
北海道10 稲津 久 元道議(空知支庁)=★飯島惨敗後自民空白区かも

<東北ブロック>
宮城2 千葉 国男=新進党時代に擁立区
比例 井上 義久

<北関東ブロック>
埼玉6 若松 謙維→東北比例ブロック転出⇔中根(自)・大島(民)
(埼玉14 山田 英介 [由]) ⇔三ツ林(自)・中野(民)
(茨城6 二見 伸明 [由→民]) ⇔丹羽(自)・大泉(民)

<南関東ブロック>
千葉2 富田 茂之→南関東ブロック転出⇔山中(自)・岡島(民)=★山中惨敗後自民空白区かも
千葉7 宮本 悦郎⇔斉藤(自)・内山(民)・(松本(自)…公民権停止中)
神奈川2 上田 晃弘⇔菅(自)・三村(民)
神奈川6 上田 勇⇔池田(民)

<東京ブロック>
東京4 遠藤 乙彦 →北関東転出=創価聖地⇔平(自)・藤田(民)
東京10 石井 啓一 →元々豊島区出身・旧東京5区選出→北関東転出⇔小池(自)・[小林(日→国→民)]・青木(民)
東京12 太田 明宏 (沢たまき) ⇔[八代(無→大)]・青木(民)
東京15 黒沢 明・東 祥三 [由→民])⇔木村(自)・柿沢(み)
東京17 (山口 なつお→参院東京選挙区転出)⇔平沢(自)・早川(民)
東京20 (大野 由紀子) ⇔某・某・某(民)
東京21 (高木 陽介=出馬模索)⇔某(自)・某(民)
東京24 高木 陽介(96年出馬落選)=創価地盤

<北陸信越ブロック>
比例 漆原 良夫

<東海ブロック>
静岡1 大口 善徳→東海ブロック転出 ⇔上川(自)・牧野(民)
愛知1 平田 米男 ⇔佐藤(民)
愛知4 三沢 淳(96擁立)・伊藤 渉(=第44回に向け出馬準備)⇔牧(民) ★藤野引退表明
愛知6 草川 昭三→参院・保守に移った三沢も03に出馬 ⇔丹羽(自)・石田(民)

比例 坂口 力 三重県選出

<近畿ブロック>
京都1 竹内 譲 ⇔伊吹(自)・平(民)
京都3 山名 靖英(=引退) ⇔清水(自)・泉(民)
大阪1 池坊 保子=96年は女婿かなんかの池坊雅史を大阪1区擁立⇔中馬(自)・熊田(民)
大阪3 田端 正広 ⇔柳本(自)・中島(民)
大阪5 谷口 隆義 ⇔稲見(民)
大阪6 福島 豊 ⇔村上(民)
大阪10 石垣 一夫(=死去)⇔松浪(自)・辻元(社)
大阪16 北側 一雄 ⇔森山(民)
兵庫3 赤羽 一嘉 ⇔向山(民)
兵庫8 冬柴 鉄三(引退表明)⇔室井(民)・田中(日)
兵庫10 赤松 正雄 姫路市出身・旧兵庫4区選出
奈良3 (森本 晃司→参院比例区転出)⇔奥野(自)・吉川(民)
和歌1 西 博義 ⇔谷本(自)=引退・岸本(民)

<中国ブロック>
岡山1 日笠 勝之⇔逢沢(自)・高井(民)
比例 斉藤 鉄夫 旧広島1区選出
比例 桝屋 敬悟 旧山口2区選出

<四国ブロック>
高知1 石田 祝念→四国ブロック単独転出
比例 遠藤 和良 元々徳島県選出

<九州ブロック>
福岡4 東 順治 →九州ブロック単独転出⇔渡辺(自)・古賀(民)
福岡10 弘友 和夫→98参院転出⇔西川(自)・城井(民)←★西川落下傘
沖縄1 遠山 清彦 =沖縄方面担当の様だが元々1区白保台一が出ていた⇔國場(自)・下地(国)

比例 神崎 武法 旧福岡1区選出

6071名無しさん:2009/09/13(日) 01:45:59
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090912-OYT1T00051.htm

自民・岐阜市支部が解散へ…「惨敗」の影響、地方に
政権交代
 自民党岐阜市支部が解散を検討していることが11日、分かった。


 12日に同支部の常任総務会などで決定する。先の衆院選の結果を受け、党本部から地方組織への運営費補助が減らされることを想定した措置で、歴史的惨敗を喫したことにより、自民党の地方組織にも深刻な影響が出始めている。

 同市支部は1983年結成。市内の50小学校区ごとに設けた地域支部を束ね、結成当時の党員数は1万人前後。常勤職員のいる事務所を置き、会長ら4役や青年部、女性部など都道府県連並みの構成で、独自の政治資金パーティーも開いていた。2005年9月までは衆院岐阜1区の野田消費者相の後援会事務所と事実上一体で運営されていたが、「野田氏側が私物化している」との批判から、その後は後援会と明確に分離した経緯がある。

(2009年9月12日07時30分 読売新聞)

6072名無しさん:2009/09/13(日) 11:20:45
http://www.nnn.co.jp/news/090913/20090913019.html

総裁選「同志」あれば出馬も 石破農相に聞く
2009年09月13日

 「ポスト麻生」を選ぶ自民党総裁選の告示を18日に控え、候補と目されている自民党の石破茂農相は12日、鳥取市内で日本海新聞のインタビューに応じた。総裁選出馬について「同じ考えを持っている人がいれば」と意欲を示しつつも明言を避けた。石破農相は自身か同志が出馬するからには党再生のため「必ず勝つ」ことの重要性を強調した。


自民党総裁選について「地方の思いをかなえる人たちと一緒に戦いたい」と語る石破農相=12日、鳥取市内
 −衆院選で自民党が大敗した総括を。

 「理由は一つ。民主党に期待したのではなく、自民党があまりにひどかったから。自民党は国民と正面から向き合わず、政治主導でもなかった」

 −選挙戦では「自民党の立て直し」を訴えたが。

 「選挙期間中は、惨敗したならば即座に両院議員総会を開いて総括し、首班指名までに新総裁を決めると信じていた。それが立て直しのイメージだった」

 「しかし、選挙翌日には総裁選18日告示というスケジュールが決まっていた。このスピード感の無さ、危機感の無さは何だ。首班指名に新総裁の名前を書かないことを前提として総裁選スケジュールを決めており、党を立て直すイメージは大きく覆った。ぼうぜんとしている」

 −今後、どのような立場で、どのように立て直すか。

 「立場はまだ分からない。総裁選に出馬するかどうかは、同じ考えを持っている人がどれだけいるか。ただ、いまのところあまり多くない」

 「立て直しについては、派閥が人事や資金に関与することを認めないことが第一。第二は政策や法律、予算を自分でつくる能力を持った人材が党を動かす人事システムの構築。第三は来年の参院選で、民主党に立ち向かうだけの選挙態勢を敷くこと」

 −総裁に必要な資質は。石破農相にその資質は備わっているか。

 「自民党の論理ではなく、国民の論理に立つことができ、話すことや立ち居振る舞いに国民の信頼と共感が得られる人材がふさわしい。備わっているかどうか、うぬぼれてはいけないが、そうありたいと思う」

 「私が出馬しようがしまいが、地方の思いをかなえる人たちと一緒に総裁選を戦いたい。私は与謝野馨財務・金融相が適任と思っている。小選挙区で落選したから駄目というのは理由にならない」

 −総裁選出馬の判断とタイミングは。

 「告示までには判断するが、私の考えに共感してくれる自民党国会議員がいなければ出馬する意味がない。『石破にはさせたくない』という人がたくさんいるのも事実。この戦いは参加することに意義があるのではなく、私たちが勝たなければ党は再生しない」

 −総裁選出馬について、衆院選直後は意欲をにじませていたが、その後、報道陣の取材に対して「言う立場ではない」と発言しているが。

 「いまは麻生内閣を支える現職閣僚である。最後の瞬間まで国民生活の責任を負う立場。16日に内閣総辞職するまでは言うべきではない」

6073チバQ:2009/09/13(日) 11:21:11
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009091302000079.html
自民一気に高齢化 衆院30代以下5人だけ
2009年9月13日 朝刊

 衆院選で惨敗した自民党。解散時に三百人規模を誇った衆院議員の数が三分の一近くの百十九人に減っただけでなく、世代構成も大きく変化した。三十代以下の衆院議員が激減。世代交代機運が高まる一方で、党の“高齢化”が進んでしまった。 (原田悟)

 「諸外国は(与党が)政権を失った場合、党首を思いきって若返らす」

 与謝野馨財務相(71)は十一日の記者会見で、自民党新総裁選びのポイントをこう指摘した。三十九歳で党首に就任し、政権奪還を視界にとらえた英保守党のキャメロン党首(42)らを念頭に「若い人が主導的に気概を持ってやってほしい」と若手の奮起を促した。

 しかし、衆院選の結果、三十代以下の自民党衆院議員は解散時の二十三人から五人に減少。四十代も二十三人にとどまり、五十歳以上の九十一人に比べ、少なさが際立つ。

 参院議員も三十代以下は五人だけで、与謝野氏も「若い人」の範囲を「三十、四十、五十代」と表現した。

 大逆風の衆院選で、当選回数を重ねたベテランが何とか生き残り、地盤が固まっていない若手が軒並み、議席を失った結果だ。

 党総裁選に向けては、有志の中堅議員が脱派閥を意識し、独自候補の擁立を目指して活発に動いている。ただ、中堅といっても、中心的な存在は小野寺五典氏(49)ら四十代後半から五十代だ。

 こうした現状に、四十五歳以下の党員を束ねる党青年局は危機感を強め、衆院選惨敗を受けて集中討議を実施した。八日には、執行部に(1)若手の役員への積極登用(2)現職国会議員に限らず、若手党員の意見を広く吸い上げ、党運営に反映させる−ことなどを求める要望書を提出。衆院議員の井上信治青年局長(39)は「人数が減って厳しいが、声は発信していく」と強調した。

 惨敗でいびつな世代構成となってしまった自民党。新総裁選びを含め、党の将来を担う後継世代の育成が急務となっている。

6074名無しさん:2009/09/13(日) 11:29:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20090913/CK2009091302000115.html

【栃木】
自民県連 新会長に茂木氏 プロジェクトチーム来月発足 参院選へ意見集約
2009年9月13日

 自民党県連は十二日、役員会を開き、新会長に茂木敏充衆院議員、新幹事長に石坂真一前県議長を選出した。来夏に迫った参院選を前に、県民に提言を求める「再生プロジェクトチーム(PT)」を来月にも発足することも決めた。

 PTは、県内の地方議員などで構成する「内部PT」(約二十人)と、識者、経営者、学生らでつくる「外部PT」(同)の二本立て。PTで出た意見や批判を十一月中に取りまとめ、参院選の方針を決めるという。

 参院選では矢野哲朗議員が改選を迎えるが、茂木氏は「党本部は“勝てる候補”を最優先にしている」と述べ、PTの結論を踏まえて候補者を選定することを強調。「来年は“再逆転の夏”にしたい」と決意を新たにしていた。

 前会長の森山真弓氏は最高顧問、佐藤勉衆院議員は会長代行、前幹事長の梶克之県議は副会長に就任した。 (小倉貞俊)

6075名無しさん:2009/09/13(日) 11:34:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090913/CK2009091302000100.html

【千葉】
山口代表が来県 党再建へ決意 公明
2009年9月13日


 公明党の山口那津男代表は十二日、千葉市内で開かれた同党県本部議員総会に出席し、「連立政権十年の経験を生かし、国民の本当のニーズをくみ上げていきたい」と衆院選後の党再建に向けた決意を語った。山口代表は千葉を皮切りに全国を行脚するという。

 議員総会には県内の県議、市町議が参加。山口代表は「福祉や平和など党の持ち味の分野で成果を表し、国民に伝えるという意味で埋没感があった」などと連立政権の反省点を総括。「来年夏の参院選が試金石」と一致団結を呼び掛けた。県本部によると、参院選の県選挙区での候補擁立について具体的な議論はなかったという。 (小川直人)

6076名無しさん:2009/09/13(日) 11:39:06
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/09/13/1.html

2009年09月13日(日)
王国再建、程遠い「一枚岩」 
自民県連が合同会議 
県議相次ぎ欠席 人事踏み込めず


12日開かれた自民党県連の会議で、衆院選の立候補者が顔をそろえた。自民党の3人は終始硬い表情だった=甲府・県連会館


 衆院選の山梨県内3選挙区で全敗し、県関係国会議員が不在となった自民党県連(前島茂松会長代行)は12日、甲府・県連会館で最高委員と顧問、県議の合同会議を開き、今後の県連運営について協議したが、会長など新体制の骨格は固まらなかった。新会長の選出方法をめぐり意見が分かれ、選挙中の県議の取り組みに温度差があったことへの不満も出るなど、一枚岩には程遠い県連の実情が浮き彫りになった。来夏に控えた参院選の候補者選びでも悲観的な見方が出ていて、多くの国会議員を輩出した「王国」の再建に向けた取り組みは、前途多難な様相を呈している。

  ■出席者
 「25人も県議がいるのに、衆院選のときから一度として全員集まったことがない。ここを改めないと県連の再生はない」。会議の席上、3区県議の1人は、選挙の実動部隊となる県議の足並みの乱れを挙げ、不満をぶちまけた。
 この日の会議は、落選した赤池誠章、堀内光雄、小野次郎の前衆院議員3氏が衆院選後初めて顔をそろえたが、県議の出席は17人。欠席者が相次いだことに、出席した県議の一部からは「県連が再スタートを切るための重要な会議なのに…」との声が聞かれた。
 無所属の長崎幸太郎氏を支持した、中村正則氏ら3県議への県連執行部の対応にも不満が出た。この日、執行部は3人に出席を求めなかったが、3県議と同じ県議会会派を構成する県議が「県連の会合に呼び、本人たちの意向を聞くべきだ」と語気を強める一幕があった。県連は20日ごろに開く県議団会議に3人の出席を呼び掛ける方針だ。

  ■新体制
 会議では、新会長など具体的な人事には踏み込まず、今後3期以上の県議が前衆院議員ら最高委員と連絡を取りながら、人選を進める方針を確認するにとどまった。前島会長代行は、同党県連が最高委員から会長を選んできた慣例を踏まえ「会長は最高委員からの人選を軸にしながら、詰めていく」との考え。一部県連関係者の間では、前衆院議員の中で最も長い政治経験を持つ堀内氏の名前が挙がる。
 ただ県議らからは「前例にとらわれずに体制の刷新を図るべきだ」との声が少なくなく、新会長人事の先行きは不透明。県連顧問を務める清水達雄元参院議員は会議の席上、衆院選結果を踏まえ「自民党は長年政権にいて陳腐化し、国民にフレッシュさがない印象を与えた。新しい執行部の選出などでは、若い人を選ぶことに重点を置いてほしい」と注文を付けた。

  ■参院選
 来夏の参院選に向け、会議では新体制の発足後、年内にも参院選候補を内定し、来年3月にも開く県連大会で結束を確認するスケジュールを確認した。ただ衆院選の大敗を受け「参院選出馬に意欲を持つ人物がいるのか」(県議の1人)と悲観論が出ている。
 県議の1人は会議後、「衆院選の県連の会議には出ない、遊説カーには乗らない…といった県議がいた。しっかりした態勢をつくらなければ、参院選でも同じ失敗を繰り返す」とため息をついた。

6077名無しさん:2009/09/13(日) 11:46:55
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090912-OYT1T01117.htm

自民総裁選、中堅・若手から擁立の動き
 自民党総裁選(18日告示、28日投開票)に向け、中堅・若手議員が候補擁立を模索している。


 河野太郎・元法務副大臣(46)(麻生派・当選5回)、小野寺五典・前外務副大臣(49)(古賀派・同4回)の出馬を促す声があるが、先行きはまだ見えてこない。

 河野氏は12日、TBSの番組で、「40歳代の人間が党首になるくらい自民党が変わらないと、変わったという風にはならない。派閥の親分衆が推す候補に落ち着いたのでは、再生は難しい」と述べ、自身の出馬に含みを持たせた。河野氏は、核持ち込みに関して日米両政府が密約を交わしたとされる問題で、与党でありながら衆院外務委員長として、「密約はない」とする答弁の修正を政府に求めるなど、過激な行動で知られる。

 一方の小野寺氏については、山本有二・元金融相らが擁立に動き始めている。小野寺氏が衆院選後、いち早く中堅・若手の結束や世代交代による党再建を呼びかけたことで、支持する声が広がってきた。小野寺氏は12日、「中堅・若手から候補者が出るのは大切なことだ。自分がその任に値するか、仲間の議員と相談したい」と述べ、出馬を前向きに検討する考えを示した。

 こうした議員の出馬の壁になるのは、「推薦人20人の確保」という条件だ。衆院選で大敗し、中堅・若手議員を中心に、議員数が激減したためだ。中堅・若手の間では、「勝てる候補を出さないと意味がない」(山本一太参院議員)と、候補一本化の必要性を指摘する声もある。

 一方、党内のベテラン議員の間では、総裁選出馬の経験がある谷垣禎一・元財務相(古賀派)や石破茂農相(額賀派)を擁立する動きがあり、総裁選は世代間対立の様相を強めている。

(2009年9月13日06時08分 読売新聞)

6078名無しさん:2009/09/13(日) 11:53:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20090912-OYT8T01057.htm

「保守の原点に返る」
自民県連新会長に後藤田氏


常任総務会であいさつする後藤田氏(徳島市内で)  12日に自民党県連の新会長に就任した後藤田正純氏(40)。党の都道府県連会長としては全国最年少で、「地方を守る保守の原点に返りたい」と党や県連の立て直しに意欲を示した。先月30日の衆院選で、現職2人の議席を失った県連。県連幹部からも「再出発」の声が相次いだ。一方、民主党県連は同日、来年の参院選に向け、候補者公募の募集要項を発表した。

 自民党県連は12日、徳島市内で執行部会と常任総務会を開催。「若さと行動力がある」と全会一致で後藤田氏を会長に選んだ。任期は来年の県連大会まで。今後、新しい執行部の人事を進める。

 前会長の岡本芳郎氏は衆院選で落選後、辞任を表明。後任を衆参の現職議員4人の中から投票で選ぶ案も浮上したが、後藤田氏以外の3人が辞退。後藤田氏だけが小選挙区で勝ち残った点も考慮された。

 後藤田氏は就任会見で「私は党内の反体制派。『自民党は変わらなくてはいけない』と、よく党内の古い人とぶつかってきた。そういう意味では、今回の有権者の思いと私の思いは近い」と述べた。

 県内では約20年前のピーク時に8万人近くいた党員が現在は約1万3000人に減少。党勢衰退の大きな要因になっており、後藤田氏は「我々国会議員の慢心もあり、地域支部の充実を怠ってきた。地方を守る保守の原点に返りたい」とし、▽市町村単位の地域支部の再構築▽若い党員の確保▽地域の声を聞く政調活動の充実――などを課題としてあげた。

 来年の参院選の候補者については、「現職中心になると思うが、執行部で相談しながら判断していきたい」と語った。

 また、常任総務会では衆院選の結果について、北島勝也・総務会長が「4年間の自民党政権へ批判が表れた。結果を反省し、新たなスタートにしたい」。竹内資浩・幹事長が「私の力不足で申し訳ない。今日を県連の再出発の日にしてほしい」と頭を下げ、再起を呼びかけた。

(2009年9月13日 読売新聞)

6079名無しさん:2009/09/13(日) 11:54:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090912-OYT8T01000.htm

自民県連が体制刷
新会長に茂木氏、幹事長石坂氏


役員会であいさつする茂木敏充氏  自民党県連は12日、衆院選後で初の役員会を宇都宮市内で開き、選挙の大敗を受けて執行部人事の刷新を決めた。新県連会長に茂木敏充衆院議員、新幹事長に石坂真一県議が就任した。来月にも県連内に「再生プロジェクトチーム」を設置するなど、人心を一新したうえで来夏の参院選の巻き返しを目指す。ただ、16日の民主党政権発足で野党に転落し、党勢の立て直しはいばらの道となりそうだ。

 役員会では、県連会長の森山真弓氏の政界引退の意向が示され、県議の梶克之幹事長が引責辞任した。新会長には茂木氏が就任。幹事長には県議会議長を2期経験した石坂幹事長代行の昇格が決まった。

 茂木氏は役員会の冒頭、「民主党が勝った選挙というより、自民党が負けた選挙だ」と衆院選を総括し、「大きく反省し、立て直さなければいけない」と、新会長として党の再生を強く呼びかけた。森山前会長は役員会を欠席した。

 自民党の県選出衆院議員は、茂木氏と佐藤勉氏(北関東ブロック)の2人になった。4年前の前回衆院選では6人当選したが、渡辺喜美みんなの党代表が離党し、森山氏が引退。今回の衆院選で船田元氏(栃木1区)、西川公也氏(同2区)が落選し、「自民王国」は崩れ落ちた状況だ。

 茂木会長は記者会見で、「自民党の古い体質をしっかりと見直し、党の再生を図りたい」と話す。ただ、従来の支持基盤は揺らぎ、野党転落によって自民離れが加速しそうだ。

 県連は「批判をしっかり受け止めたい」(石坂幹事長)として、党本部にならって「再生プロジェクトチーム」を設置し、11月末をめどに意見集約する。公募や有識者による約20人の「外部チーム」と、県議や市議、女性部など党員による「内部チーム」を設け、体制の見直しや活動などの再検討を行うという。

 参院選候補者についても茂木会長は、「勝てる候補を最優先に考える」と述べ、現職の矢野哲朗参院議員を含めて、幅広い候補者から選ぶ考えを強調した。

(2009年9月13日 読売新聞)

6080名無しさん:2009/09/13(日) 11:55:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090912-OYT8T00886.htm

自民県連がプロジェクトチーム 参院選 “反転攻勢”へ
 衆院選の総括や党再生を協議するプロジェクトチーム(PT)の発足を決めた自民党県連は12日、来年夏の参院選での“反転攻勢”に向けて、早くも士気を高めていた。

 同日の県連執行役員・選対常任委員合同会議には、各選挙区の担当者ら約20人が参加。党参院議員会長の尾辻秀久・県連会長が「ここはしっかりしのぎ、再び政権の座に就くまで、臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の日々を送りたい。来年の参院選を反転攻勢の第一歩とする」とあいさつ。参院選で立候補予定の野村哲郎参院議員も「自民が過半数をとり、国政のチェック機能を果たせるようにしないといけない」と力を込めた。

 会議の終了後、尾辻会長や参院議員の加治屋義人選対委員長らが会見した。各選挙区の担当者らからは、党本部への批判などの様々な意見が出たという。

 PTは、党の再生といった問題のほか、▽野党として地方の声をどう国に反映させるか▽今後の友好団体とのかかわり方▽無党派層に支持を広げるための方策――などを協議することにした。

 小幡兼興幹事長によると、PTは、建設的な批判を述べる党内外の識者ら約15人で構成する。月内にも発足させ、11月をめどに結論を出したいという。小幡幹事長は「自民党の古い体質から脱皮するために、抜本的な議論を重ねたい」と話した。

     ◇

 会議では、18日告示、28日投開票の総裁選について、県内でも党員選を行い、各候補者の得票に応じて地方票を振り割る「ドント方式」にすることを承認した。党員選の有権者数は12日現在、2万5324人。

(2009年9月13日 読売新聞)

6081名無しさん:2009/09/13(日) 11:56:45
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090912/205012

自民県連の新体制が発足 会長に茂木氏、再建へ2PT
(9月13日 05:00)
 自民党県連は12日、宇都宮市で役員会を開き、衆院選で惨敗した党や県連の再建を図るため、内部メンバーと外部メンバーそれぞれで構成する二つの再生プロジェクトチーム(PT)を、来月にも設置することを決めた。PTは組織立て直しや政治への提言などを議論し、11月末を目途に意見を集約する。外部メンバーは公募も行う。また県連人事で会長に茂木敏充氏、会長代行に佐藤勉氏、幹事長に石坂真一氏を充てるなどの新役員体制も決めた。

 同県連によると、同党の地方組織でこうしたPTを立ち上げるのは、本県が初めてという。茂木会長ら同県連幹部は役員会終了後に記者会見し、「再生プロジェクトを通し、党内外の多くの声を受け止めて、県連再生の礎にしていきたい」と述べた。

 同党県連が設置する二つのPTは、それぞれ20人程度で構成。外部PTは友好団体、有識者、企業経営者、会社員、女性、学生など幅広い層から同党への意見や要望、提言を県連役員が聞く場にする。人選は公募も行い、早ければ今週中にも同県連のホームページなどで県民に呼び掛ける考え。石坂幹事長は「党員でなくても、政治にモノを言いたい、自民党にモノを言いたいという人に参加してもらいたい」と述べた。

 内部PTは、県議や市町議、同県連地域支部の関係者などで組織。組織体制の見直しや今後の活動方法などについて、外部PTの意見も踏まえ検討する。

 一方、新会長に就任した茂木氏は同日、記者会見で、衆院選敗北の要因について、日本を取り巻く閉塞感や、自民党の古い体質に対する拒否感が強かったことなどを挙げた。参院選については「PTの結果も踏まえ、できるだけ早く方針を決めたい」とした。

 新役員人事では、森山真弓前会長が最高顧問に就任した。船田元氏、西川公也氏は、国政への意欲が強いことから、次期衆院選をにらみ副会長に選出したとみられる。任期は来春の県連定期大会まで。

 新体制の主な役職は次の通り。(敬称略)

 最高顧問 森山真弓▽会長 茂木敏充▽会長代行 佐藤勉▽副会長 矢野哲朗、船田元、西川公也、梶克之、阿久津憲司▽幹事長 石坂真一

6082名無しさん:2009/09/13(日) 12:00:30
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090913ddlk06010054000c.html

自民党総裁選:加藤氏「流れを見る」 出馬に消極的 /山形
 自民の加藤紘一元幹事長は12日、自身の総裁選(18日告示、28日投開票)出馬について「中堅若手が自分たちの中から候補者を立てたいとか言っている。その流れを見ていく。その中でまとまれば、とてもいいこと」と述べ、自身の出馬の可能性を否定しなかったものの、自ら手を挙げることには消極的な姿勢を示した。

 12日あった自民県連の支部長幹事長会議の後、取材陣に答えた。加藤氏は次期総裁にふさわしい人物については明言せず「重要なことは国のビジョンをしっかり述べること」とした。また来年の参院選の県内候補者については「まだ(県連)四役でも話し合っていない。決まっていない」と述べた。

 会議で加藤氏は、衆院選について「当選確実が出ても、本当に大丈夫か、勝利を確信できなかった。有権者が大変考え込んでいた選挙だったのでは」と振り返った。【釣田祐喜】

6083名無しさん:2009/09/13(日) 12:01:22
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090913ddlk06040041000c.html

この人に聞く:比例で復活当選、遠藤利明衆院議員 /山形
 ◇次世代育てる「遠藤塾」作りたい−−遠藤利明衆院議員(59)
 ◇派閥解消で自民党再生を 参院選の候補、年内には
 衆院選で逆風に見舞われた自民。その中にあり、1区の遠藤利明氏(59)は小選挙区で敗れたものの比例で復活当選を果たした。一転して野党の立場で国政に臨む姿勢や参院選の対応について聞いた。【釣田祐喜】

 −−比例復活だが5回目の当選を果たした。

 厳しい逆風の中、浮動票の多い1区で復活を含めて当選したのは北海道・東北で私だけだった。支持者やスタッフの皆さんに感謝する。県民の皆さんも山形に必要だと思ってくれたんだなと。

 −−選挙ビラのうちわに「自民党」と一言も書かないなど党派色を薄めた。

 90年の国政初挑戦時も、93年の初当選も無所属。今は自民の国会議員だし、県連会長もしたから、党が大きな力にはなっている。けれど、政党抜きで培ってきた個人と個人のつながりが自分にとっての財産だ。

 −−民主政権はこれまでの国政とどう変わるか。

 民主は今まで野党だったから何でも言えた。今度は与党として財源、法律で裏付けしながらどうマニフェストを実現するか、今度の補正予算や新年度予算でそれを見ないといけない。

 −−自民は野党になる。どうすれば再生できるか。

 具体的には世代交代と派閥解消だ。自民の派閥は中選挙区時代は一つの政党だった。金を集め、政治資金を作り、政治家を養成する。ところが小選挙区になると、派閥でやる必要はなくなり、党としてやる。だが小選挙区になっても今までのシステムが続いている。それをなくすべきだ。

 −−党は分裂しないか。

 参院選で民主が過半数を取れば国民新党、社民党を追い出せるわけで、小沢(一郎民主代表代行)さんのことだから、自民に仕掛けてくるだろう。「うちへ来い」と。

 −−その参院選の県内自民候補決定はいつごろ。

 自民が再生するところからスタートさせる。今は選挙が終わり、今日明日すぐ選ぶということはない。ただ年内には選ばないといけない。

 −−岸宏一参院議員が3選を目指し出馬するという見方がある。

 まずこれから党総裁を決め、来年の参院選を考える中で、山形で誰がいい候補者か。岸さんがいいとか悪いとかではなく、次の選挙で世代交代の必要があるか、継続性で決めるか、そういう判断になる。

 −−知事選で岸参院議員と対応が分かれた。

 岸さんには恨みはない。

 −−岸参院議員の推した吉村美栄子知事が民主の鹿野道彦氏を支援した。

 吉村知事は岸さんの立場を悪くした。岸さんは「(衆院選で吉村知事は)片方に寄ることはないよ」とみんなに言っていた。みんなも期待した。だから「何だ岸さん、結局話が違うじゃないか」と。期待があった分、反発も強かった。

 −−県内の国会議員は4人から6人に増えた。

 山形の代表として、国政でいろいろ発言するのはいいこと。山形のことで対立はないはず。山形の発展のため思想信条を出さず、みんなで協力するならプラスになると思う。

 −−野党になり時間もできる?

 地元を見つめ直すいい時期かな。地域に行ったり、いろんな人と会ったり。自分はまもなく60歳。できれば「遠藤塾」でも作って次世代の人材を育てたい。大事なことだから。

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 ■人物略歴

 ◇えんどう・としあき
 1950年生まれ。上山市出身。中央大卒。83〜90年に県議2期。93年に2回目の挑戦で衆院初当選。98〜99年に建設政務次官。06年9月〜07年8月に文部科学副大臣。

6084名無しさん:2009/09/13(日) 12:02:04
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090913_7

鳩山政権対応で県が模索 組閣後に要望・提言集約

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 自民党県連の常任総務会と支部代表者会議は12日、盛岡市内で開かれた。衆院選敗北の責任を取って菊池勲会長以下執行部が総退陣し、新会長に鈴木俊一前衆院議員(56)が就任した。衆院選で岩手2区の現有議席を失い、結党以来初めて県内の国会議員がゼロになった同党。今後は県連改革本部を発展的に解消して「県連再生委員会」を設置。来年夏の参院選に向け、立て直しに全力を挙げる。


 常任総務会では、菊池会長、千葉伝幹事長ら執行部が総退陣を表明。新会長に鈴木氏を選び、新執行部体制については鈴木氏に一任した。

 鈴木氏は新執行部の三役について千葉幹事長を留任とし、総務会長に工藤勝子氏(遠野選挙区)、政調会長に平沼健氏(宮古選挙区)を選出した。

 支部代表者会議は約70人が出席。衆院選の敗北を受け「党本部が崩れるから、われわれが頑張っても成果が上がらない」との批判や「時の変化に対応できる改革が必要だ」などの意見が出た。次期衆院選に向けて「小選挙区の立候補者が2回までしか挑戦できない規定を変えてほしい」といった意見も相次ぎ、県連として党本部に働き掛けていく考えを示した。

 鈴木氏は終了後に記者会見し「県連の危機的状況をつくった当事者として、あえて会長を引き受けた。ゼロからの出発でいばらの道だが、県内でも保守政党として党の旗を高く掲げながら立ち直っていきたい」と決意を語った。来年夏の参院選については「候補者を含めてまったく白紙。年内に決めるなど擁立の期限を言える状況にはない」と述べるにとどめた。

 新執行部は次の通り(敬称略)。


 ▽副会長 菊池勲 佐々木大和 柳村岩見▽幹事長 千葉伝▽副幹事長 樋下正信 嵯峨壱朗▽総務会長 工藤勝子▽政調会長 平沼健▽県民運動本部長 高橋雪文▽組織委員長 熊谷泉▽広報委員長 小野寺有一▽党紀委員長 小野寺研一



(2009/09/13)

6085チバQ:2009/09/13(日) 12:08:28
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20090912.html
2009年9月12日(土)

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自民党総裁選に水面下の動き/谷垣氏近く最終決断か

 自民党総裁選は水面下で静かに動きだした。谷垣禎一元財務相(64)は近く立候補するかどうかを最終決断するとみられ、石破茂農相(52)や河野太郎衆院議員(46)を擁立する動きもある。18日の告示に向け、今週初めにも表面化しそうだ。

 「総裁選に出た経験があり、既に政策などの準備もできている。あとは谷垣氏本人が決断するだけだ」。谷垣氏に近いベテラン議員は指摘した。

 谷垣氏は2006年9月の総裁選に立候補。安倍晋三元首相、麻生太郎首相に次ぐ最下位に終わったものの、消費税率10%など財政再建路線を打ち出し、一定の支持を集めた。

 10日の党京都府連幹部会合では「火中のクリを拾ってほしい」と立候補を求める声が続出。甘利明行革担当相は11日の記者会見で「適任者の一人だ」として出馬を促す考えを表明した。

 谷垣氏は衆院選直後に「自分より若い世代が望ましい」としていたが、最近は「誰も名乗りを上げない現状を憂い、義侠心(ぎきょうしん)から出馬に傾いてきている」(周辺)という。古賀誠選対本部長代理は、谷垣氏が出馬に踏み切った場合、古賀派として支援する考えを示唆しているが、派閥や長老が主導すれば中堅・若手の反発を招く恐れもある。

 石破氏は12日、記者団から総裁選に出馬するかどうかを聞かれたが「総裁の人気でなく、一人一人が政権を奪回する努力ができるかどうかに尽きる」と明言を避けた。

 一時は立候補に前向きな発言をしたが、最近は周辺に「選挙を仕切ってみたい」と語り、幹事長ポストに意欲を示しているという。

 昨年の総裁選で石破氏の推薦人になった20人のうち13人が衆院選で落選したため、出馬は困難との見方もあるが、前回総裁選で2位となった与謝野馨財務相との連携も否定できない。若手の一人は「与謝野氏に近い議員から『石破氏を推してほしい』と要請があった」と明かす。両氏は麻生内閣の閣僚として急接近。7月にはそろって麻生首相と会談し、退陣を迫ったとの観測も流れた。

 「一般論として、40代が党首になるくらいでないと自民党が変わったということにはならない」。自らも40代の河野氏は12日のテレビ番組で、出馬に含みを持たせた。

 06年の総裁選では推薦人が集まらず出馬を断念したが、今回は派閥横断的に擁立の動きが広がっている。執行部批判など“過激”な言動で知られるが「破壊的な方が有権者に受けるかもしれない」との理由だ。

 このほか、前回総裁選に出馬した石原伸晃幹事長代理は「出ないときには出ないと言うし、出るときには出ると言う」と白紙を強調。鳩山邦夫前総務相は同氏に近い議員が落選したこともあり、慎重に情勢を見極める考え。町村信孝前官房長官も出馬に含みを残しているが、党内では「比例代表での復活当選組は適当でない」との声が強い。

6086チバQ:2009/09/13(日) 12:10:14
507 :無党派さん:2009/09/13(日) 12:04:59 ID:QGIlaL1U
谷垣立候補表明@NHK

6087名無しさん:2009/09/13(日) 12:29:03
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015469731000.html

谷垣氏 総裁選へ立候補の意向
09月13日 12時10分
自民党の谷垣元国土交通大臣は、麻生総理大臣の後任を決める党の総裁選挙に立候補する意向を固めました。

自民党の総裁選挙は、今月18日に告示が迫るなか、総裁選挙に立候補した経験を持つ議員らが立候補の可能性を探っているほか、中堅・若手の議員の間では、候補者の擁立を目指す動きも出ていますが、これまでに正式に立候補を表明した議員はいません。こうしたなか、谷垣禎一元国土交通大臣は、党や内閣で要職を歴任した経験を生かし、挙党一致の態勢で政権奪還を目指したいとして、総裁選挙に立候補する意向を固めました。谷垣氏にとっては、3年前の総裁選挙に続いて2回目の挑戦となり、安倍元総理大臣が選ばれた3年前の総裁選挙では、102票を得て3位となっています。谷垣氏は、みずからに近い議員らを中心に、立候補に必要な20人の推薦人は確保できるとしており、今後立候補に向けた準備を本格化させることにしています。

6088名無しさん:2009/09/13(日) 12:29:57
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015467143000.html

自民“選対委員長の廃止を”


9月13日 7時9分
自民党の再生会議は、衆議院選挙の選挙戦略などを巡って、幹事長側の組織と選挙対策委員会の連携が円滑でなかったとして、選挙対策委員長のポストを廃止し、選挙対策の指揮は、幹事長に一元化することなどを党改革の提言案に盛り込む方針を固めました。

自民党は、中堅や若手の議員らによる再生会議を設けて、衆議院選挙の敗因を分析するとともに、党の組織や政策決定のあり方の見直しを検討し、党改革の提言案をまとめることにしています。これまでの協議で、今回の衆議院選挙を巡って、幹事長側の組織と選挙対策委員会の連携が円滑でなく、総合的な選挙戦略が描けなかったとして、選挙対策委員長のポストを廃止し、選挙対策の指揮は幹事長に一元化することを提言案に盛り込む方針を固めました。また、野党として、国会の論戦を通じて、民主党を中心とする新たな連立政権の政策の矛盾点を浮き彫りにするため、政策を担当する政務調査会と、国会運営を担当する国会対策委員会を一体化することなども検討しています。再生会議は、今月末までに提言案をまとめ、新しい執行部に実現を求めていきたいとしています。

6089名無しさん:2009/09/13(日) 13:08:33
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090912-OYT1T01022.htm

自民・石原伸晃氏、総裁選不出馬を表明
政権交代
 自民党の石原伸晃幹事長代理は12日夜、都内の会合であいさつし、党総裁選への対応について、「今の心境は『止まり木に羽を休めて明日を待つ』だ。今回は頂を目指すのではなく、じっくり足を地につけていきたい」と述べ、出馬を見送る考えを表明した。


(2009年9月13日09時58分 読売新聞)

6090名無しさん:2009/09/13(日) 13:11:00
後は石破が出るかどうかと、若手が誰を押すかですかねぇ。
最大3人か。


http://www.asahi.com/politics/update/0913/TKY200909130087.html
谷垣元財務相、立候補の意向固める 自民党総裁選2009年9月13日12時47分
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 自民党の谷垣禎一元財務相は13日、党総裁選(18日告示、28日投開票)に立候補する意向を固めた。所属する古賀派以外でも、谷垣氏を推す声があり、立候補に必要な推薦人の20人確保は確実な情勢。谷垣氏は同日中にも立候補を正式に表明する見通しだ。

 総選挙大敗を受けた麻生首相の退陣で党内情勢が混迷するなか、リベラル勢力やベテラン議員中心に谷垣氏待望論が強まっていた。谷垣氏はすでに立候補の意思を周辺議員に漏らし、支持拡大を目指している。ただ、党内には中堅・若手議員中心に脱派閥や世代交代を求める声も根強く、谷垣氏の立候補に対する反発も予想される。

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091301000230.html
谷垣氏、総裁選出馬へ 候補擁立が本格化
 自民党の谷垣禎一元財務相は13日、今月28日投開票の党総裁選に出馬する意向を固めた。周辺議員に明らかにした。13日中にも正式表明する見通しだ。

 総裁選への立候補の意思を示した議員は初めて。党内ではこのほか、石破茂農相や河野太郎衆院議員を擁立する動きがあり、候補擁立に向けた党内の駆け引きが本格化しそうだ。

 谷垣氏の出馬には、古賀誠選対本部長代理が古賀派として支援する考えを示唆しており、派閥やベテランが主導した場合、中堅・若手の反発を招く恐れもある。

 谷垣氏は2006年9月の総裁選に立候補。安倍晋三元首相、麻生太郎首相に次ぐ最下位に終わったものの、消費税率10%など財政再建路線を打ち出し、一定の支持を集めた。

 これに関連し、甘利明行革担当相は13日のフジテレビ番組で、谷垣氏について「誠実な性格で、地に足がついた党再生ができる」と述べ、適任との認識を重ねて示した。

2009/09/13 12:40 【共同通信】

6091名無しさん:2009/09/13(日) 13:11:46
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009091302000078.html?ref=rank

河野氏が総裁選に意欲
2009年9月13日 朝刊

 自民党の河野太郎衆院議員は十二日、TBSのテレビ番組で、党総裁選への対応について「(候補として)名前があがるのは光栄だ」と述べ、出馬に意欲を示した。

 党内では中堅・若手議員の一部が河野氏を擁立する動きがある。河野氏も出馬に必要な推薦人二十人を確保できれば、立候補する意向とみられる。

 河野氏は「四十代が党首になるくらいに変わらないと活発な党にならない。派閥の親分衆が推している候補に落ち着いたのでは、党の再生は難しい」と世代交代の必要性を強調し、派閥主導での候補者擁立の動きをけん制した。

 総裁選では谷垣禎一元財務相、石破茂農相、石原伸晃幹事長代理らを推す声があるほか中堅・若手も候補者の擁立を模索している。

6092名無しさん:2009/09/13(日) 13:19:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090912/stt0909121801012-n1.htm

「福島香織のあれも聞きたい」野田毅氏インタビュー1 (1/5ページ)
2009.9.12 18:00

このニュースのトピックス:政権交代
 歴史的な大敗北を喫した自民党の総裁選が今月28日に行われる。いわば敗戦処理と戦後復興を請け負う重い責任はどのような人物が負うのか。存在感ある野党になれるのか。政権奪還のチャンスはあるのか。離党、新党結成、与党連立、復党と政界を縦断してきた経験もある野田毅・総裁選挙管理委員長に自民党再生のあり方について聞いた。(政治部 福島香織)


 【高揚感なき野党党首選び】

 −−衆院選の敗北をうけて、自民党の立て直しが急務となっています。まずは、きたる総裁選挙ですが、今回の総裁選はこれまでのものとどう違うのでしょうか。

 「ともかく、野党の党首選びですからね」


 −−初めての経験ですね。

 「これまでは自民党の総裁選=総理大臣選びだと、ある種の高揚感がありましたけれどね。今度は野党の党首選びだし、ただしそれは、少なくとも、政権奪還を目指す野党の党首選びですから。それだけの責任の重さというか、大変難しい過大を乗り越えていかなければならない。だから、それにふさわしい人を選ぶ」


 −−国民がこの人に総裁になってほしいと思う人が早々に出馬辞退を表明したりしています。大変な仕事だから、みんななりたくないんでしょうか。野田先生は誰なら、と思っていますか。立場上言えないとは思いますが、一応お聞きします。

 「まさに、私は総裁選挙管理委員長ですから、中立公正ということしか言えませんが、僕が今お話ししたように、政権奪還を目指す党首にふさわしい人。それだけの重い課題があるわけだから。ただ党首1人だけでやるわけではない。1人の党首力で、オレに任せておけ、というわけではない。党の総力をあげてそれら課題に取り組むわけだ」
 −−ワンマンタイプではなく、チームワークを重んじる人ということですか。今までは、国民に人気のある人、名前が売れている人という基準で選ばれてきたかと思いますが。

 「僕はそれが残念ながら失敗したのだと思います。政党ってそんなものではない。政策についてももっと丁寧な吟味が必要だし、組織基盤の整備もやらなければいけない。一人でなにもかもできるわけではない。総合力をいかに発揮させることができるか。適材適所ができるか。年配の者だけでもいけない。若い者だけでもいけない」


 −−今回は地方の票が増えましたが、それで選ばれる人というのは変わってきますか。

 「増えたというか、同じなんですよ、地方300票というのは。ただ国会議員票が減りましたから、結果として地方が300票、国会議員票が200と逆転しました。それが、どういう風に影響するか、そこはわかりませんが、地方の党員の意見がより反映されることになるでしょう」


 −−難しい課題を乗り越えていかなければならないということですが、筆頭にあげるとすれば何でしょう。

 「やっぱり次の選挙でどうやって勝利するかということでしょうね。まず、来年の参議院選挙です。

 当然、国会対応もです。地方組織も相当強化されなければいけないでしょう。特に自民党議員がゼロの地方がいくつかでてますからね」


 −−前は選対委員長が特別に作られていましたが、そういう取り組みをする新しい役職なども必要になってくるでしょうか。

 「そのへんは新総裁が決めることになるので、今僕がどうこういう話ではないですが、次の選挙のことを考えると、できるだけ早く体制を整えて、次の選挙へのスタート切りたいですね」

 −−自民党の敗因の検証、分析、総括が必要だと思うのですが、それは総裁選が終わったあとになるのですか。

 「それまで何もしないということではないのですが、やはりその総括は新しい執行部のもとでやるべきでしょうね。現執行部はすでに総裁に辞表を出した方々ですから。ただ、それまで何も知らん顔というわけにはいかない。毎日政治は生きているわけですから、日常の事務の遂行や、今できる範囲の中での総括は当然あっていいわけです。ただ、それで完了、というわけにはいかないでしょう」

6093名無しさん:2009/09/13(日) 13:19:28
>>6092

 【敗因は参院選の総括不足】

 −−野田先生から見られて、どうしてここまでボロ負けしてしまったのか、その敗因をどうお考えですか。

 「まあ、いろいろ敗因はあるでしょうが、一つだけではないです。実際、小泉さん(純一郎元首相)の改革路線についても、プラス面、マイナス面総括していく必要があるだろうし。じゃあ、小泉さんのやったことだけが、敗因かというとそういうわけでもないでしょう。特に2年前の参院選の大惨敗ですね、あの中にかなり、(敗因が)見えていたはずですよ」」
 −−さきの参院選は一応、総括はされたんですよね。

 「十分な総括はできてなかった。あのときに、もっときちんと総括して、いろんな意味で出直し的な対応がとれていれば、もっと違ったかもしれない。あのとき、言われたじゃない。1人区でほとんど負けた1人区現象と。あのとき、もし、それが衆議院の総選挙でやられたらどうなるか。あのとき、みんな大変なことになるぞ、と思ったはずです。であれば、どういうふうにするべきだったか。政策的な見直しは必要じゃないのか、党運営についてはどうなのか。さまざまな問題点があったんですね。しかし衆議院で300をこえる議席があったことが、反省が不十分になったという結果をもたらした。まあ、それだけでもないですけど。選挙の時期がどうだったとか、解散の時期がどうだったとか。いろんな複合的要因がありますよ」


 −−だれも、もっときっちり総括をやろうと言わなかったんですか。

 「適当にやってしまった。本当に総括したのなら、総裁が責任をとって辞めるべきだったでしょう。あれだけの大惨敗したのだから。僕は、そう言いましたけれどね。

 政策的にもきちんともういっぺん組み直しをして、と。あのときはすでに地方の反乱といわれたじゃないですか。弱者へのしわ寄せも出てましたよ。すでに今回、批判を受けていたことが出ていたんです、2年前に。

 そのあと、福田内閣、麻生内閣でだいぶと是正はしてきているんですよ。われわれも地域活性化の委員会をつくって相当力をいれてきましたしね。そういう点では是正はしてきているんですけど、世の中一般からすれば、そのあたりはまだよく見えなかったんですね。残念だけれど。そういったことを含め、社会保障諸分野への取り組みが足りなかった」」


 −−今回の選挙運動では、自民党は政策には自信があるような口ぶりでした。政権ではなくて政策を選択してくれと訴えてきた。今回は政策の見直しは十分やったということではないのですか。

 「そうですよ。相当やりました。とくに補正予算、リーマン・ブラザーズの破綻以降の世界的な経済危機の中でわれわれがやってきたことについては、かなり自負がありますし、それから農村社会が疲弊しているということについても、補正でかなり対応したと思っています。あるいは介護など社会保障の是正は講じた。ですから、われわれがあと3年、引き続いて責任を持たしてもらえれば、相当の結果が自信をもって提示できたと思います。今もなおそう思います。

 だけどそれが、われわれが思っていても十分に国民にとどかなかった。時間的にも制限がありましたし、政策以前の問題として、われわれが国民の皆さまからみて、政権担当能力というか責任というか、残念ながら信頼を損なうような迷走がいろいろあったということも確かでしょう」


 −−責任力ということを訴えられてましたが、確かに2度も政権をほうり出しておきながら、何が責任力だという批判の声もありました。

 「われわれは政策遂行の責任力を訴えたつもりだけれど、残念ながら国民からみれば、自民党自身が自分たちの生き残りを優先して与党におることにきゅうきゅうとして国民に対する責任を十分に果たしていないのではないかというイメージを与えてしまった。これも大きいと思います。

 だから国民からみれば自民党に一ぺんお灸をすえてやろうと思われたのでしょう。民主党がダメだったらもう一度、復活させればいいからと。だから政策論争という以前の問題になってしまった。そういう雰囲気が非常に強くなってしまったことが、自民党が負けた背景のひとつでしょう」


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