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自公保観察スレ

6028おま天:2009/09/10(木) 21:45:52
 自前とはいえ上昇傾向になった情勢調査結果、そして愛国作戦の反応のよさに、麻生、細田らは本気で「自民二百十五議席、公明三十議席で与党過半数確保」を目標に据えた。

「自民党支持率が反転上昇を始め、民主党支持率は、先月末に頭打ちとなって以降、下落を続けており、相手を捉えることが可能な情勢となった――」

 十七日夜、自民党は「決戦! 自民党選対通信」を各候補者の事務所にFAXで一斉送信した。負け戦の戦果を針小棒大に宣伝する「大本営発表」のような内容だった。実感とほど遠い内容から、党本部に根拠を問い合わせる候補者陣営も出てくる始末だった。

 しかも、その大本営には指揮官すらいなかった。幹事長・細田から指揮権を譲り受けたはずの古賀が、解散前に選対委員長職を一方的に辞任してしまったにもかかわらず、細田はその空白を埋めようとしなかった。解散後、軍資金配布にあたり重点区への傾斜配分を求める声を無視し、一人一律二千万円を候補者の資金管理団体や政治団体に振り込んだが、その通知も行き渡っておらず、数日間、入金の事実を知らない候補者さえいた。司令塔がいないため、選対、政調、総裁室がバラバラに資料を送付、整理されない大量の資料に混乱した候補者からの苦情が殺到し、八月上旬に党本部が「ご迷惑をおかけしました」という謝罪の言葉を入れた文書を配布する一幕もあった。

 そして、公示日翌日の十九日の夜――。


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