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自公保観察スレ
6000
:
名無しさん
:2009/09/09(水) 20:20:27
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090909-OHT1T00017.htm
麻生首相に代わりまして、代打・若林氏
自民党は8日、両院議員総会を党本部で開き、麻生太郎首相(68)が特別国会が召集される16日午前に内閣総辞職し、党総裁も辞任する意向を表明した。衆院選惨敗のショックが冷めず、総会は大紛糾。16日の首相指名選挙をめぐり、党執行部が白紙投票の方向で調整していたが、異論が噴出。急きょ、両院議員総会長である若林正俊参院議員(75)に投票する方針を総会内で決めるドタバタぶり。総会すら制御できない執行部の信頼は地に落ちた形だ。
「落日、自民」を象徴する窮余の策だった。
特別国会の首相指名選挙で、党総裁の“代打”に白羽の矢が立ったのは若林氏だった。混乱状態の党内意見を集約の狙いがある暫定的措置とはいえ、首相指名選挙で自民党が参院議員に、しかも、総裁以外の議員に投票するのは初めて。ましてや若林氏は、派閥のボスを経験した大物でもない。
安倍内閣から福田内閣にかけ、大臣の自殺や辞任で過去3度にわたり“代打農相”をしたことで知られる。久々の代打に「私が選ばれたことに意味合いはないが、党の出直しを図る意味ではよかったと思う」と困惑気味に語った。
衆院選後初めて開かれた両院議員総会。自民党は改選時より181減らし、衆参200議席の小所帯になった。党総裁の麻生首相は、16日午前に内閣総辞職と総裁を辞任する意向を表明し「われわれは野党になるんだから! 決意を新たにして、一致団結して戦うことをお願いする」と力を込めて語った。しかし、拍手はほとんどなかった。
総会では、16日の特別国会での首相指名選挙での対応をめぐって紛糾した。出席者はこぞって「総会の場で誰に投票するかを決めるべき」と党執行部に迫った。
党内で「『麻生太郎』と書くのは嫌」とする意見が大勢の一方で、「白紙投票は国会議員の職場放棄」(石破茂農相)との声も噴出。そこに複数の出席者から「若林氏か野田毅総裁選挙管理委員長が、ふさわしい人物に上がっている」との提案があった。
異例の緊急動議が出され、白紙投票で調整する方向だった執行部は「われわれに一任を」(細田博之幹事長)と一度は抵抗。だが、声に押され、細田氏はヤケ気味に「若林氏に、という声が多いのでお願いしたい」と多数決を取り、拍手で了承された。
総裁選の対応でも混乱した。河野太郎衆院議員が立候補に必要な推薦人を、20人から10人に減らすよう求める緊急動議を提出。怒号が渦巻く中の多数決で、過半数に満たず否決された。
普段は“シャンシャン”で終わる総会が、まさかの展開の連続。緊急動議が採決される事態、珍しいことだ。選挙でボロ負けし、威光が消えた執行部の“堤防”は、完全に瓦解した。総会後、6日ぶりに記者団のぶら下がり取材に応じた麻生首相は「党再生のスタートとしてはよかった」と語ったが、危機感をあらわにする中堅・若手議員の攻勢に屈したような突き上げ総会となった。
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