したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

59無記名:2003/11/10(月) 01:03
公明新聞に対してそう思いました

60とはずがたり:2003/11/10(月) 09:12
>>58-59
ほんとにそう思います。

それにしても自公の癒着(単純にひっついているという意味で)は想像以上に進み,もはや一体ですな。
小選挙区でもっと公明党から奪いたかったけど…。神奈川6区とかいてぇ。

61おりーぶの木:2003/11/10(月) 11:33
>>58-59
そもそも創価学会という組織体質がそうなのですから目も当てられません。
独善的で排他的な組織にありがちな論理なんでしょうね。聖教新聞の敵対関係にある組織、人物に対する罵倒記事は常軌を逸してますし、このような組織が発言権をよりいっそう増すかと思うと暗澹たる心境です。
なんだかなぁ。

62日帝極右保守反動分子:2003/11/10(月) 12:40
公明党の議席増。
特に選挙区での議席増には憤りを感じます。
特に神奈川6区です。
いくら民主党候補が社会党系といい、
創価に入れるよりはまだ(と、いっても五十歩百歩ですが)マシでしょう。
神奈川6区の選挙民も意識が問われます。
東京12区に関しても同様のことがいえると思います。

63とはずがたり:2003/11/10(月) 19:03
手堅かったねえ,公明党。

神奈川は池田鉄板,関西も冬柴辺りを中心に二つ三つ頂けると思ったんですがね。

自公保に痛打を浴びせるに山崎副総裁,冬柴幹事長,熊谷代表の首をとれるのが効果的だと思ったのですがねぇ。

64とはずがたり:2003/11/10(月) 19:27
>>37
ざまーみろ上野!!三日月君はちゃんと当選までしたぞ。
まあ次辺り川端の前に強敵として立ちはだかりそうな予感もしますけど…

65とはずがたり:2003/11/10(月) 19:48
喧嘩上手の橋本派は一体どうなっちゃうのかね?

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/shuuinsen.html?d=10fuji30553&cat=7
森派9人増で独り勝ち、橋本派は「貧乏くじ」 (夕刊フジ)

 衆院選で勢力拡大を狙った自民党各派の議席争いは、9人増やした森派の独り勝ちとなった。森派幹部は「地道に人材発掘してきた成果」と胸を張るが、9人減の最大派閥・橋本派からは「うちは貧乏くじで、森派だけが膨張か」(幹部)と恨み節も聞こえてくる。

 森派は、同派出身の小泉純一郎首相が「もう派閥の時代じゃない」と公言する一方で、選挙実務担当の安倍晋三幹事長、町村信孝総務局長らが積極的に新人、元職を勧誘。新人は15人中、9人を当選させ、衆院勢力を四十八人に伸ばした。

 保守新党の熊谷弘代表を破った無所属新人も森派が支援した。

 解散時に59人いた橋本派は、野中広務元幹事長らが引退したうえ、村岡兼造会長代理ら前職12人が落選。当選した元職5人、新人4人を加えてもマイナスをカバーできず、参院を合わせた全体でも100人の大台を割り込んだ。

 亀井派も前職10人が落選し、トータルでもマイナス9。堀内派も6人減となった。

 山崎拓副総裁が落選した山崎派は、皮肉にも2増。旧加藤派も無所属で返り咲いた加藤紘一氏の復党で2増となった。

 一方、選挙期間中、小泉首相が応援に駆け付けた自民党候補75人中、森派候補は14人と最も多かった。小選挙区で当選したのは23人だけで勝率は3割。ただ、森派は8人が当選した。

[ 2003年11月10日18時0分 ]

66とはずがたり:2003/11/10(月) 19:50
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/1276
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/1278
公明党のポスター

67とはずがたり:2003/11/10(月) 19:52
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/shuuinsen.html?d=10fuji30550&cat=7
「公明党の発言増は甘受」小泉会見 (夕刊フジ)

 小泉純一郎首相は10日午後、自民党本部で記者会見を行い、今回の衆院選の結果について「引き続き改革を進める基盤ができた」と強調。第2次小泉内閣については「基本的に現在の体制で進めたい」と述べ、大幅な内閣改造等は行わない考えを表明した。

 公明党が大躍進した事で連立与党内での発言権が増す事については、「国会運営を考えれば多数派勢力を形成しないといけない。今後もお互いに協力していく」と述べ、甘んじて甘受する考えを示唆。

 また、落選が決まった盟友の山崎拓副総裁については、「体力、気力を回復して将来、捲土(けんど)重来してはどうかと言った。くじけずに頑張ってほしい」とのエールを送った。

[ 2003年11月10日18時0分 ]

68おりーぶの木:2003/11/10(月) 20:09
>>65
古典的な派閥政治が終わりを告げたのは間違いないのでしょうが、結局、橋本派からも森派に権力の座が移った感がありますね。
総裁と幹事長だもんなぁ。
>>67
悪夢としか言いようがないな。もう言葉もない。

69デモクラット:2003/11/10(月) 20:22
公明党は小選挙区で9勝1敗でしたか。強いですね。
それでも、勝った9選挙区のうち、大阪6区と沖縄1区以外の7選挙区では、
民主党候補が比例区で復活当選していますね。
その7人は現職議員として実績を積むことになります。
次の選挙では民主党候補が勝つ可能性は高まるのではないでしょうか
(投票率が低ければ、今回の神奈川6区のようなことになりますが)。

ついに保守新党は自民党に合流するようですね。
メンバーの生き残りを考えれば、保守党時代の2000年総選挙後か、
2001年参院選後にやっておくべきだったのに。
いよいよ名実共に「自公連立政権」となるのですね。
あまり関係ない気もしますが。

70おりーぶの木:2003/11/10(月) 20:38
>ついに保守新党は自民党に合流するようですね。
まじっすか?まあどうせジリ貧だからこうなるのは目に見えてたんだけどね。

71おりーぶの木:2003/11/10(月) 20:43
>次の選挙では民主党候補が勝つ可能性は高まるのではないでしょうか
その肝心な投票率自体がジリ貧状態ですからね。創価の力は増大する一方なのに投票率低下に歯止めがかからない。
この現状はかなり危機的な状況だと思います。ただ、小泉マジックが通用するのはせいぜい参院選まで。次の総選挙はどうなるかわかりません。ただ投票率が今回のようなザマである限りかなり悲観的にならざるを得ませんが。

72とはずがたり:2003/11/10(月) 20:58
こんばんわ。

民公衝突区の結果は僅差の勝利ですので次回に民主の復活当選者がどれだけ地域を回って話しを聞いて次につなげるかでしょうね。
特に大阪は中小企業などが中心ですので日頃のつきあいも有効でしょう。(公明党が強いのもその成果かと)
民主党のマニフェストに中小企業向け融資は担保主義ではなくキャッシュフロー重視にして回転資金の供給を流れやすいようにする,などという政策があったけどそういうのをちゃんと日頃から説明して行くべし。

まあ保守新党に未来はないことは明らかだし(熊谷が何故あのような自爆行動をとったのかが未だに不明。後藤のようにこっそり自民党へはいるなら兎も角なんの勝因があったのか?佐藤もほっときゃ秋田1区の区割りは有利になっていたしね。)遅かれ早かれ解党,
自民合流でしょう。海部の肖像画が自民党総裁室に再び掲げられる日が来るのか。

73おりーぶの木:2003/11/10(月) 21:15
こんばんわ。
>特に大阪は中小企業などが中心ですので日頃のつきあいも有効でしょう。(公明党が強いのもその成果かと)
>民主党のマニフェストに中小企業向け融資は担保主義ではなくキャッシュフロー重視にして回転資金の供給を流れやすいようにする,などという政策があったけどそういうのをちゃんと日頃から説明して行くべし。
この辺のイメージ造りを怠ったのも敗因の1つでしょうね。改革路線を打ち出しながらも弱肉強食の市場原理主義路線とは一線を画す所謂「第3の道」路線と言うブランドを打ち出さなかったのも敗因でしょうね。
まあ、これで橋頭堡を築けたのですからぜひとも次につなげて欲しいものです。

74おりーぶの木:2003/11/10(月) 21:27
保守新党、自民党に合流へ 二階幹事長が表明
--------------------------------------------------------------------------------



与党3党党首・幹事長会談に臨む保守新党の二階幹事長=10日午後、国会内で


 保守新党は10日、熊谷弘代表の落選など総選挙での惨敗を受け、解党して自民党に合流する方針を決めた。政府・与党が19日召集をめざす特別国会の前にも合流する見通しだ。二階俊博幹事長が10日夜、国会内で記者会見して発表した。これにより、自民、公明、保守新の3党連立政権は、自・公連立政権に移行することになる。

 与党3党首会談で小泉政権の継続を確認した後、二階幹事長、扇千景・参院議員会長が首相官邸を訪れ、小泉首相、福田官房長官事長と会談。この席で首相が合流を提案、党内に持ち帰って協議した結果、受け入れることになった。

 会見で二階氏は「首相の提案を真摯に受け止め、協議をした。国民に約束した政策の実現が不可欠であり、この提案を受け入れて政策を具体的に実行していくことが国家・国民のためであるとの判断に至った」と説明。合流の時期については、「そんなに遠くはない。特別国会の前に決めたい」と述べた。




(11/10 20:54)

75おりーぶの木:2003/11/10(月) 21:31
>>73
テンプレでつ。いい気味ざんす(嘲笑)
http://www2.asahi.com/senkyo2003/news/TKY200311100362.html

76とはずがたり:2003/11/10(月) 21:44
>>74-75
サンクスです。今回の選挙で敗北したもう一方はこちらの対応。
山拓が落選の一方で返り咲いた加藤ですが,何か出来るのか?
旧加藤派を山崎氏が資金的な面倒を見るなんていう話しもありましたが今度は加藤が面倒を見るのかな?
山崎と小泉は仲が良かったけど加藤は乱を潰された小泉には思うとこあるだろうし…

http://www.asahi.com/politics/update/1110/019.html
首相、山崎副総裁の辞表受理 加藤氏は追加公認

 小泉首相は10日、落選した山崎拓副総裁と自民党本部で会談し、山崎氏から提出された副総裁の辞表を受理した。山崎氏はこのあと、山崎派事務所で派閥幹部に会い、政界は引退せず、引き続き派閥の会長職にとどまるとともに、国政選挙への立候補を検討する考えを伝えた。

 首相は後任は置かない意向で、会談で山崎氏に対しては、「捲土重来(けんどじゅうらい)を期すべきだ」と述べ、次回の総選挙に出馬すべきだとの考えを伝えた。山崎氏は首相との会談後、記者団に「捲土重来のあり方にはいろいろある。同志と相談したうえで、もう一度、首相と相談したい」と述べた。政界引退については、「ございません」と否定した。

 首相は一方、10日未明に、無所属で当選した加藤紘一元幹事長に電話し、「当選おめでとう。追加公認するので、復党して欲しい」と直接要請した。加藤氏が受け入れたため、自民党は同日昼、加藤氏の追加公認を決めた。 (11/10 13:42)

77おりーぶの木:2003/11/10(月) 21:53
>>76
加藤派を復活して山崎派を吸収するつもりなんですかね?
まあ、彼らが自民党を積極的に割るとは思えないが。

78とはずがたり:2003/11/10(月) 22:05
まあ両派の合併はないでしょうね。

山崎氏の資金云々は加藤氏が辞職後,幹事長として権力の絶頂にあった山崎氏が弱い党内基盤を強化するために出た話しなんでしょうが,果たしてどれくらいの面倒を見たかは判りませんし。
そして今度はあれから2年もたたないうちに山崎氏が浪人となりで加藤氏が復活。世の転変は無常でですなあ。

まあもう加藤氏に往年の資金力はないでしょうから山崎派の面倒を見たくても見れないでしょうな。

79おりーぶの木:2003/11/10(月) 22:15
>>78
そりゃそうだ(笑)どうなることか?

80とはずがたり:2003/11/11(火) 02:19
小泉からお願いした(と云う形にした)のは何故だ?
自民党単独過半数へのこだわり?

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20031111k0000m010092001c.html
保守新党:
解党して自民党に合流 衆院選の惨敗受け

 保守新党は10日、衆院選で熊谷弘代表が落選するなど、衆院解散時の9議席から4議席へ惨敗したのを受け、解党して自民党に合流することを決めた。代表を辞任した熊谷氏に代わり、二階俊博幹事長が記者会見で発表した。19日に召集する特別国会の前に、衆参の計7議員全員が自民党に入復党する見通しだ。自民党は衆院の単独過半数の241議席を超え、244議席となる。保守新党の解党で小泉政権は自民、公明2党の連立となる。

 二階氏によると、同日の与党3党首・幹事長会談後に小泉純一郎首相から「保守新党が有権者に約束した政策をより具体的に実行していくため一緒にやってはどうか」との打診があった。二階氏は会見で「提案を受け入れることが国家、国民のためになると判断した」と語った。

 保守新党は衆院選で小選挙区で11人の候補者を擁立したが、4議席しか獲得できなかった。参院の3人を合わせ、政党助成法上の要件(5人)は満たしているが、来夏の参院選に向けて党の存続は困難との意見が党内で強まっていた。

 小泉首相は10日夜、保守新党の合流について「合流した方がいいんじゃないかと(私の方から)お話しした。いいと思う。これからも協力してやっていきたい」と記者団に語った。福田康夫官房長官も「今までも敷居を感じなかった。一緒になるのにそれほど違和感はない。同志だ」と歓迎した。

 保守新党は00年4月に旧自由党から分裂して与党に残った保守党が前身。昨年12月に熊谷氏ら民主党の離党者と合流して結成した。

 これに先立ち、自民、公明、保守新の与党3党は10日の幹事長、国対委員長会談で、首相指名選挙などを行う特別国会を19日に召集し、会期は3日間とする方向で調整を進めることで一致した。【中川佳昭】

[毎日新聞11月10日] ( 2003-11-10-21:34 )

81とはずがたり:2003/11/11(火) 02:19

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20031111k0000m010133000c.html
保守新党:
自民合流で発言力増す公明 「緩衝材」消え影響は?

 保守新党の自民党合流は自民、公明、保守新3党連立を自公の2党連立の枠組みへ変えるだけでなく、小泉政権の質的な変化をもたらす可能性がある。自民党は衆院選で公明党・創価学会票の協力を得て議席を上積みしているが、2党連立によって政権内での公明党の発言力が一段と強まるとみられるためだ。

 神崎武法・公明党代表は10日夜、「3党関係の方が安定感がある。保守新党が入ってくれて、自民党と交渉した方がやりやすい」と語り、必ずしも保守新党の自民党合流を歓迎していないことを明らかにした。

 自公保3党の連立政権の原型は99年10月の小渕政権下で発足した自民、自由(当時)、公明の3党連立政権だ。この「自自公」連立の生みの親である自民党の野中広務元幹事長は、自民党と長年にわたって対立していた公明党と連立を組むに当たっては、両党の緩衝剤となる第3の政党が必要と判断。あらかじめ自由党との「自自」連立を組んだうえで、公明党との3党連立に進んだ。その後、自由党が野党に転じるなど、連立を構成する政党に変化はあったが、自公2党プラス1党の連立が続いてきた。

 一方で2回の衆院選を通じて自公一体化の選挙が浸透するに伴って、自民党の公明党依存が一層強まっている。自民党の森喜朗前首相は10日、記者団に対して「3党連立にこだわる必要はない。個人的には合流に賛成の人が多い。自公2党で構わない」と強調した。自民党橋本派の有力幹部も「4年間、これだけ協力関係を積み重ねるとアレルギーも薄れる。(組織維持が困難な)保守新党が合流するには一番のタイミングだ」と手放しで歓迎する。

 しかし、自公連立の実情をよく知る自民党幹部は「今回の選挙で公明党の存在なくして、自民党議員は生きられなくなった」と指摘。小泉政権内で公明党の影響力が強まるとの見方を示した。【中川佳昭】

[毎日新聞11月11日] ( 2003-11-11-00:31 )

82とはずがたり:2003/11/11(火) 11:08
http://society.2ch.net/test/read.cgi/giin/1068400201/

118 名前:無党派さん 投稿日:03/11/11 04:14 ID:/gMHHM5/
>>83
無所属で当選した候補のうち、民主から出て勝てそうなのは、
真紀子以外だと、もとより民主よりの吉良くらいじゃないか?
御法川は微妙。

http://www.jimin.jp/jimin/jimin/sen_syu43/index.html
自民党HPで既に自民当選者数240名に入ってる加藤・江藤・古川は除外すると

秋 田3区 御法川信英 (森派?)   →民主県連支持だが、自民へ入るか?
新 潟5区 田中 真紀子          →とりあえず無所属
静 岡7区 城内 実  (森派)     →当然自民
兵 庫9区 西村 康稔 (森派)     →当然自民
鳥 取2区 川上 義博 (自民県連が造反して擁立) →当然自民
福 岡11区 武田 良太 (亀井派)   →山本との兼ね合いだが、そのうち自民か
大 分1区 吉良 州司 (民主推薦)  →民主系
熊 本3区 坂本 哲志 (自民系)    →松岡との兼ね合いだが、そのうち自民か

保守新党を4人を加えれば、250くらいになるか。


119 名前:無党派さん 投稿日:03/11/11 04:20 ID:AitN5pjl
>>118
亀井派の凋落ばかり言われているが、古賀の凋落も著しいのよね。
山本幸三は古賀の子飼いだし、新巻鮭もそう。福岡は古賀の子飼い
が軒並みやられた。

この状況では小泉は選挙前よりも磐石になったといえるような・・


120 名前:無党派さん 投稿日:03/11/11 04:37 ID:/gMHHM5/
>>119
とりあえず毎日新聞夕刊によると、自民公認の当選者237人の派閥を、
公示前の派閥別議員数と比較すると

橋本 52→49・・・−3
森   32→42・・・+10
亀井 36→27・・・−9
堀内 32→32・・・増減なし
山崎 21→23・・・+2
高村 13→13・・・増減なし
加藤 10→12・・・+2
河野 11→11・・・増減なし

小泉に再選に賛成した所ほど議員が増えて、
反対したところほど、議員が減ってる。
無派閥や無所属議員が自民入りや派閥入りする場合は力あるところに行きたがるだろうから、
党内基盤は明らかに強くなってるような。

83とはずがたり:2003/11/11(火) 14:45
まあ野合だとはいわんさ。今まで一緒にならなかった方がおかしいのだしね。
熊さんは次回自民党東海ブロック比例で出馬?

http://www.asahi.com/politics/update/1111/006.html
「自民党と違わぬ、一緒がいい」保守新党合流で小泉首相

 小泉首相は11日、保守新党に自民党との合流を促した理由について「(保守新党は議席を)だいぶ減らしたからね。独自に活動するよりも気心知れているから、一緒にやったほうがいい。今まで2年半協力してくれたし、自民党とそんなに違わないんじゃないか」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 また、与党が自民、公明の2党だけになることについては、「(両党の間に)信頼関係ができている。今後もお互いの立場を考えて協力していくいい状況になっていくと思います」と語り、公明党の影響力が大きくなりすぎることへの懸念をうち消した。

(11/11 13:51)

84とはずがたり:2003/11/12(水) 10:17
熊よ,これ以上晩節を汚すな。

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031112k0000m040105001c.html
2003年11月12日
公選法違反:
熊谷氏の元公設秘書ら 衆院選で買収容疑


 9日投開票された衆院選で、運動員に現金100万円を渡し選挙運動を依頼したとして、静岡県警捜査2課と浜松中央署などは11日、熊谷弘・前保守新党代表(静岡7区で立候補、落選)の元公設第1秘書で東京都中野区鷺宮6、日高辰也(41)と、韓国籍の調布市飛田給1、会社員、金泰亨(36)の両容疑者を公選法違反(現金買収)の疑いで逮捕。静岡県浜松市入野町の熊谷前衆院議員の後援会事務所などを家宅捜索した。

 調べでは、日高容疑者は金容疑者に選挙ビラの配布などの選挙運動を依頼し、11月8日、報酬として現金100万円を金容疑者の銀行口座に振り込んだ疑い。両容疑者は大筋で容疑を認めているという。

 金容疑者は知人数人と浜松市内で対立候補を中傷するビラを民家に配っていた。配布を受けた市民が同県警に通報した。同課などは100万円の原資などについても調べる。

 日高容疑者は約5年前に熊谷前衆院議員の公設第1秘書になり、10月10日の衆院解散まで同秘書を務めていた。

 公選法によると、候補者や立候補予定者の親族や秘書が、選挙運動中に買収や利害誘導などの罪を犯し有罪が確定すると、拡大連座制が適用される。候補者が当選しても無効となるほか、5年間は同じ選挙区から立候補できなくなる。

【小松雄介、吉崎孝一】

[毎日新聞11月11日] ( 2003-11-11-23:51 )

85とはずがたり:2003/11/12(水) 10:19
亀もはよ冬眠しる!

http://www.asahi.com/national/update/1112/007.html
脱税容疑の社長、亀井静香議員側に300万円寄付

 東京地検特捜部に法人税法違反(脱税)容疑で逮捕された不動産会社社長が01年までの2年間に、自民党の亀井静香衆院議員が代表を務める政治団体に300万円を寄付していたことが政治資金収支報告書でわかった。また、旧江藤・亀井派(現亀井派)の「志帥会」のパーティー券を会社分とあわせて計200万円分購入していたことも明らかになった。

 寄付をしていたのは、10日に逮捕された「デューク・ヘッドクオーター」社長の金沢幸雄容疑者(46)。調べによると、金沢社長は架空の手数料を支払ったように装って、00年3月期と02年3月期に、法人所得21億6000万円を隠し、法人税6億4000万円を脱税したとされる。所得隠しのうち8億円は金沢社長への貸付金の形になっているとされ、使途などの解明が進められている模様だ。

 政治資金収支報告書によると、金沢社長は、亀井氏本人が代表の「亀井静香後援会」(東京都千代田区)に00年10月20日付と01年10月31日付で150万円ずつを寄付していた。また、01年に、志帥会のパーティー券を金沢社長が個人で50万円、同社として150万円購入していた。個人献金の時期は脱税容疑の時期と一部が重なっていた。

 朝日新聞は11日夕、亀井氏の事務所に対し、献金を受けた経緯や金沢社長との関係などについて文書で質問したが、11日夜までに回答はなかった。 (11/12 06:05)


http://www.asahi.com/special/jh/TKY200310190288.html
道路公団側、価格競争を「制限」 亀井氏関連企業が落札

 日本道路公団の理事が99年夏、有料道路の交通管理業務の委託先を決める初めての入札の直前、ファミリー企業の社長に会い「新規業者に機会を与える入札なので、低価格で入れないように」と話していたことがわかった。この入札での新規業者は、亀井静香元建設相が設立に関与した警備会社だけで、同社が落札した。その後も、公団の交通管理業務に新規参入できたのは同社だけの状態が続いている。

 入札には公団子会社「東日本ハイウェイ・パトロール」(東京都港区)などファミリー企業2社と警備会社「ジェイ・エス・エス」(同千代田区)の3社が参加した。

 関係者によると、東パト社社長(当時)が入札直前に、交通管理を担当していた理事から公団本社に呼び出され、約10分間面会。「低価格で入れるなら今後すべての契約価格を低く抑える」などと言われた。応札価格まで聞かれ、9800万円と答えたという。

 公団理事は朝日新聞の取材に対し、入札前に社長と会ったことを認め、「『社会的節度をもってやってください』『そんなに低価格で入れないように』と言ったかもしれない」と話した。応札価格を聞きだしたとの話は否定した。

 入札は、東京都と神奈川県を結ぶ第3京浜道路など3線の交通管理業務の委託先を決めるため、99年7月12日にあった。ジェイ社の落札価格は9750万円で、2位の東パト社の応札価格との差は50万円だった。

 交通管理業務は、道路を巡回して事故や落下物を処理したり、渋滞情報を公団に伝えたりする。それまで、公団の関連会社が随意契約で独占的に受注していた。「ファミリー企業の利益独占だ」と批判を受け、新規業者にも参入の機会を与えることになった。公団道路の維持に関する業務への競争入札の導入は、亀井氏が建設相だった97年3月に当時の建設省から発表された。

 ジェイ社は、亀井氏が日本航空に働きかけ、88年に日航などの出資で設立。亀井氏は94年の参院運輸委員会で「私は(ジェイ社の)生みの親」と答弁している。同社が交通管理業務に参入した99年には、亀井氏の資金管理団体がジェイ社役員から150万円の献金を受けたり、同額のパーティー券を会社に購入してもらったりしている。

 入札前の働きかけについて公団理事は「なりふり構わずファミリー企業が取りにいったら大変な批判を受けるところだった。一般の民間会社ならともかく、ファミリー企業の社長ならそのへんの事情を理解してもらえると思った」と説明する。亀井氏とジェイ社との関係について「何らかの関係があることは知っていたが、入札でどうのこうのというのはない」と話す。

 亀井氏の事務所はジェイ社の落札について「正当な営業業務を行ったと聞いております」と言っている。

 全国の同公団の交通管理業務については、99年に3件の入札でジェイ社をふくめ4社の新規業者が指名された。今年9月までに20件余の入札があったが、今のところジェイ社以外の新規業者は落札に成功していない。
(10/20 05:52)

86とはずがたり:2003/11/12(水) 10:26
海部が宿願を果たしました。流石に首相経験者,他の節操無しとは違って粘るだけ粘りましたな。

http://www.asahi.com/politics/update/1111/008.html
保守新党の自民合流、17日に合併調印

 自民党の安倍晋三幹事長と保守新党の二階俊博幹事長が11日、国会内で会談し、特別国会召集前の17日に両党の「合併協議書」と政策面の合意文書に調印することを確認した。保守新党はその後、政党としての清算手続きを済ませ、総務省に解党届を提出。7人の衆参議員が自民党に入党する。

 また、自民党本部の総裁応接室に飾られている歴代総裁の写真から「抹消」されている海部元首相の扱いについて、安倍幹事長は記者団に「わが党に帰って来られることについてもろ手を挙げて歓迎している。かつてそういう地位にあった人に対しては、ふさわしい対応をしなければならない」と述べ、復活に前向きな考えを示した。

 自民党に合流する保守新党の衆参議員は次の通り。(敬称略)

 【衆院】 海部俊樹(愛知9区)▽二階俊博(和歌山3区)▽井上喜一(兵庫4区)▽江崎鉄磨(愛知10区)

 【参院】 扇千景(比例)▽泉信也(比例)▽鶴保庸介(和歌山) (11/11 20:22)

87とはずがたり:2003/11/12(水) 11:20
>>82
大金星を挙げた御法川だが,事前の新聞記事。
次は村岡は知事選にも出てきた息子が後継か?

http://www.zakzak.co.jp/tsui-sat/tsuiseki/contents/2003_10-03/031025_04.html
−−注目候補は今−−
〜踊る大総選挙(4)〜

秋田3区 因縁対決

◇「毒まんじゅう」に挑む2世

 前回まで二人三脚だった2陣営が大激突−。無風状態だった秋田3区に激しい風が吹いている。“毒まんじゅう3兄弟”の村岡兼造氏(72)に、故御法川英文氏の息子、信英氏(39)が無所属で挑戦する保守分裂選。逆風が吹く村岡氏は、“弔い合戦”で燃える若い候補を迎撃できるのか。

 御法川氏とコスタリカ方式を組み、ほぼ無風の選挙戦を続けてきた村岡氏。官房長官経験の威力は絶大で、「前回の総選挙では、ほとんど地元入りしないまま。御法川氏が比例区に回っていたため、圧勝だった」(県政事情通)が、今回は事情が違う。

 発端は今年4月の御法川氏の死去。村岡陣営は「コスタリカは解消」と判断し、同氏が選挙区からの出馬を決め、党本部もこれを了承した。

 だが、信英陣営は黙っていない。

 父の秘書も務めていた信英氏が無所属での選挙区出馬を決意。秋田3区で、本荘市・由利郡周辺を地盤とする村岡氏と、大曲市・仙北郡を中心とした御法川氏の因縁の一騎打ちが決まった。

 さらに、森喜朗前首相が、この因縁対決の火に油を注いだ。

 大曲市で今月14日、村岡陣営の決起集会に出席した森氏が「村岡氏の選挙区出馬は、故英文氏から頼まれた。亡くなる2カ月前、『体がつらいので、もう1度比例に回してもらえないか』と相談に来られた」と言及したのだ。

 もともと、御法川氏は森派で、森氏も応援で何度も大曲市を訪れていた。それだけに、信英陣営の森氏に対する反発もハンパでなかった。

 17日に開いた会見で、信英氏は「父は、最期まで選挙区で頑張ると言っていた」とし、森氏も葬儀の際の弔辞で、「次は選挙区なので何としても元気で戦いたいと仰っていた」と話していたことを明かし、因縁はさらに深まった。

 村岡陣営は「そうした話は、言った言わないの水掛け論」と意に介さないが、信英陣営は「(森発言など)ああいうことをしてくれればくれるほど、地元は燃える」と話し、“弔い合戦”に手応えを感じている。

 信英陣営には、“敵失”も追い風か。

 野中広務元幹事長(77)が先月9日、政界引退の会見で、橋本派幹部の身でありながら、小泉純一郎首相支持を表明した村岡氏らを「政治家として悲しく思う。(彼は)毒まんじゅうを食らった!」と痛烈に批判。永田町の一部では、“毒まんじゅう3兄弟”とまで揶揄された。

 村岡陣営は「特に食ったわけではないから、地元から釈明も求められていない」としながらも、「今回は選挙区入りも国政報告会という形で全39市町村を回った。他候補の応援もあるが、選挙期間中は間を縫って地元入りすることにしている」と危機感を強める。

 藤井治芳総裁の辞任問題で揺れる道路公団の接待を受けていた政治家としても名の挙がった村岡氏に、信英陣営は「そういう人を秋田3区から出してはいけない。有権者にはよく判断いただきたい」と訴える。

 一部首長が村岡氏に反旗を翻した上、連合が信英氏支持を決めるなど。「信英氏がかなりやる」との観測も浮上する。ただ、「村岡氏は土木建設業界を中心とした組織力で盛り返している。やはり強い」(事情通)。

 世代交代や保守分裂も絡んだ全国屈指の注目区は、どちらに軍配が上がるのか。

(兼松康)

88とはずがたり:2003/11/13(木) 10:57
旧加藤派と山崎派は合同選対まで設置したのね。

http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003nov/11/W20031111MWA1Z100000071.html
加藤氏軸にした派結集に期待
 谷垣氏がエール

 谷垣禎一財務相は、11日の記者会見で、衆院選で議席を回復した「兄貴分」の加藤紘一元自民党幹事長をたたえ、「あれだけの経験と見識を持った人だから、日本の政治全体のかじ取りを期待しています」とエールを送った。

 谷垣氏は、自民党で同じ派閥に長く所属し、加藤氏の「側近中の側近」ともいわれた。今回の選挙中も、加藤氏の選挙区へ応援に入り、ツーショットで有権者に語り掛けるなど親密さを印象づけた。

 ただ、3年前の「加藤の乱」の際に分裂した派閥は、今回の選挙では領しゅう不在のまま加藤氏の盟友・山崎拓副総裁率いる山崎派と合同選対本部を設置し、将来の合流も視野に入れ始めた。ところが、その山崎氏は落選した。加藤氏と派閥をめぐる思惑は複雑化している。

 谷垣氏は「いろいろと意見交換したい。(派閥についても)加藤さんがどんな考えでいるのか、うかがいたい」と述べ、加藤氏を軸にした勢力結集の可能性に期待感をにじませた。

89とはずがたり:2003/11/13(木) 11:07
頑張ったのは二階だけなのか。まあ選挙の心配がないのは二階ぐらいのもんで,海部も肖像画の件がなければもう一寸頑張ったのかもしれないけどね。

http://www.asahi.com/politics/update/1113/002.html
自民、参院選も視野 保守新党との合流の舞台裏は

 総選挙翌日、保守新党が解党を決め、自民党が吸収合併を決めた。「緩衝役」のいない自公連立へのアレルギーが薄れた自民党には、来夏の参院選をにらんだ勢力拡大の狙いもちらつく。一方で、保守新党側には「海部暫定代表」で党の存続を図る動きもあった。合流劇の舞台裏は――。

 ●青木氏、比例票を期待

 「保守新党を合流させたらどうですか」。総選挙の開票が進む9日夜、森前首相は小泉首相に電話で促した。

 首相から「いいんじゃないか。青木(幹雄参院幹事長)さんとよく相談してくれ」と言われた森氏は、翌朝さっそく、自民党本部近くの個人事務所に青木氏を招いた。

 「保守新党が政党としてやっていくのは厳しい。合流でいい」。青木氏もあっさり賛同した。

 来年夏の参院選で悲願の単独過半数確保を目指す青木氏にとって、合流は「死に票」になりかねない保守新党の比例区票を取り込み、自民党の得票を増やせるメリットがある。

 公共事業削減など「既得権益」を顧みない小泉改革路線に業界団体の反発が根強く、比例区の候補者探しが難航する中、改選を迎える保守新党の比例区現職、運輸官僚出身の泉信也氏を取り込めるという計算もあった。

 青木氏は選挙前から、こうした考えを繰り返し保守新党の扇千景参院議員会長に伝えていた。10日朝も、電話で相談してきた扇氏に改めて合流を促した。

 ●二階氏は埋没に危機感

 一方、保守新党の中で最後まで党の存続を模索したのが二階俊博幹事長だった。

 二階氏は落選した熊谷代表の後任として、保守党時代に党首を務めた扇氏にまず狙いを定めた。

 しかし、すでに合流の意向を固めていた扇氏は二階氏の要請を断った。扇氏には「私を引きずりおろし、野田毅氏に党首を代えておいて、何を今さら」という思いもあった。

 その後、二階氏は海部俊樹元首相に「暫定代表」への就任を打診。海部氏は「党のために何でも協力する」と前向きともとれる返事をしたが、自民党幹部には「自民党で有終の美を飾りたい」と伝えていた。自民党本部の総裁応接室に飾られている歴代総裁の写真に、海部氏を「復活」させる話も水面下で進んでいた。

 政界再編を掲げて93年に自民党を離党、新生、新進、自由、保守、保守新と渡り歩いた二階氏。復党によって、自民党内で埋没しかねないことへの危機感は強かったが、党存続に支持は広がらず、合流の流れを止めることはできなかった。

 10日夕、二階氏は扇氏とともに、首相官邸で首相と向き合った。「タイミングというものもある。大事な国会を迎える前に話を決めたい」。切り出したのは首相の方だった。「『合流するなら早く』と、おれから言われたことにしていい」とも言った。

 首相から誘った形にする――。自民党幹部が二階氏の顔を立てるために考えたシナリオだった。

 翌11日、安倍晋三幹事長との会談で、合併協議書の調印など合流に向けた具体的な手順で合意した後、記者団に感想を問われ二階氏はこう答えた。「うちの6名はもともと自民党にいた。違和感はない」

(11/13 08:06)

90とはずがたり:2003/11/13(木) 11:09

http://www.asahi.com/politics/update/1112/010.html
衆院予算委員長に笹川尭氏内定 2代続けて橋本派

 自民党は12日、衆院予算委員長に同党橋本派の笹川尭・元科学技術担当相(群馬2区、当選6回)を起用する方針を決めた。19日召集予定の特別国会で就任する。

 笹川氏は日本船舶振興会会長だった故笹川良一氏の次男。自民党が野党時代の93年、衆院に小選挙区比例代表並立制を導入する政治改革関連法案に、党議決定に反して賛成して、自民党を離党。新進党に参加したが、97年に復党。今年9月の党総裁選に立候補を表明したが、同じ橋本派で、前予算委員長の藤井孝男氏支援に回った。

 自民党執行部が連続して予算委員長ポストを橋本派に割り振るのは、党内融和のため最大派閥に配慮する狙いがある。 (11/12 23:25)

91とはずがたり:2003/11/13(木) 11:21
地方の自民党組織も醒めているなあ。公明依存と公共事業の削減で自公政権の崩壊は意外に早いかもしれん。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031112-00000002-mai-l19
[過渡期の混迷]’03衆院選・山梨/中 神話の崩壊 /山梨

 ◇「自民王国」組織力に陰り
 選挙から一夜明けた10日朝、小雨のぱらつく竜王町内で、3区・保坂武氏(自民)の当選報告会は開会した。壇上の中島真人参院議員は祝福の言葉を述べた後、一つの要望を加える。
 「堂々たる自民党県連のため、力を合わせ、県連の復活と自民党長期政権を目指してほしい」
 1区で米田建三氏の選対本部長だった中島氏の隣には、保坂氏の選対本部長を務めた横内正明・元衆院議員の姿が。2月の知事選で山本栄彦知事の支持に走り、横内氏と対決した中島氏。9カ月後、2人の選対本部長の戦果は、1区敗北、3区勝利と明暗を分けた。
 両氏が視線を合わすことさえほとんどないまま、報告会は閉会。当選に意気軒高の保坂氏の声が雨空に響いた。
 「自民公認として戦ったことが勝因でした」
  ■  ■  ■
 9月28日、昭和町内で開かれた県連総務会。知事選では犬猿の仲だった保坂氏と堀内光雄氏(2区)、わずか10日前に神奈川から山梨への転進を表明した米田氏が固く握手を交わした。3人の笑顔、場内の拍手――。だが、公認3候補のお披露目式の一方、同日開かれた役員会は、不穏な空気に包まれた。
 「幹事長は辞めるべきだ」
 白倉政司幹事長の面前で、県議の一人が声を上げた。「11月9日投開票日」がほぼ確定していた時期に役員人事に言及し、「自民党の一致団結」に水を差した。
  ■  ■  ■
 「連立与党が動き出した!」
 今月1日夜、米田氏の陣営は沸いた。3次発表でようやく決まった公明党の推薦。自民が埼玉6区などで公明への協力を約束することで、推薦の効力に期待が膨らんだ。翌日には宮原稔育・公明県本部代表が米田氏の遊説に合流、連立与党の蜜月ぶりを披露した。
 だが、前回は自主投票だった公明の票を得た半面、自民支持層から小沢鋭仁氏(民主)へ向かう流れが止まらない。結局、全市町村で小沢氏を下回る完敗だった。
 「保守地盤がまだまだ強い」(横内氏)と誇る3区もまた、自民公認というお墨付きに加え、影響力を残す横内氏の票も取り込む“二兎(と)を追う”選挙戦を展開したが、知事選への対応で県連への不満が残る党員からは「勝つためには仕方ないんでしょう」「問題は修復されてない。公認を得る前にやるべきことがあるだろう」と、冷ややかな声は少なくなかった。勝負を分けたのは、自民票よりもむしろ保坂氏の地盤・竜王町での「予想以上の大勝」と、公明票だったに過ぎない。
 過去最低の62・10%という投票率の中、地縁にしばられない比例代表で、自民は県全体でも1、3区別でも初めて比較第二党に転落した。組織力では民主に勝る自民は、「低投票率は有利」という神話さえ頼れなくなっている。
 「固い保守地盤」「自民王国」。そんな信仰に安穏とできる余裕は、自民にはもはやない。(毎日新聞)
[11月12日19時48分更新]

92とはずがたり:2003/11/14(金) 00:33

http://www.asahi.com/politics/update/1113/015.html
自民・亀井派事務総長に島村元農水相

 自民党亀井派は13日の特別総会で、谷津義男事務総長の後任に、総選挙で返り咲いた島村宜伸元農水相を充てる人事を決めた。亀井氏に近い谷津氏に代えて旧中曽根派の島村氏を起用したのは、中曽根元首相や江藤隆美前会長の引退後の派閥内のバランスに配慮する狙いもありそうだ。

 また総会では中曽根氏の常任最高顧問辞任も報告された。同派は中曽根氏を慰留したが、「しがらみのない大所高所から発言したい」として固辞したという。 (11/13 22:52)

93とはずがたり:2003/11/14(金) 00:44
小里グループ?

http://www.asahi.com/politics/update/1114/001.html
加藤元幹事長が派閥復帰 会長には小里氏が就任へ

 総選挙で無所属で当選後、自民党に復党した加藤紘一元幹事長が、かつて会長を務めた旧加藤派に復帰することが決まった。ただし、会長職には就かず、小里貞利会長代行が会長に昇格する。いずれも18日に開く派閥の例会で正式に決める。

 小里氏ら複数の同派幹部が12日夜、都内で会談して決めた。加藤氏を再び会長に推す声もあったが、個人事務所元代表の脱税事件を受けて議員辞職した加藤氏の求心力を懸念する意見も根強く、長老格の小里氏の昇格となった。 (11/14 00:37)

94とはずがたり:2003/11/15(土) 11:16
堀内派や山崎派の草刈り場か?
>自民党内の派閥議員についても、派に属したまま参加を受け入れる予定で、
>関係者によると古賀誠元幹事長ら堀内派や山崎派などから
>4、5人の参加希望があるという

http://www.asahi.com/politics/update/1114/002.html
保守新、自民合流後に政策集団発足 派閥に属さず連携

 自民党に合流する保守新党の衆参両院議員全員が、当面は自民党内の派閥には属さず、政策グループとして連携を保つ方針でいることがわかった。保守新党が総選挙で公約に掲げた防衛庁の省昇格や消費税の福祉目的税化などの実現をめざす。自民党内の派閥議員についても、派に属したまま参加を受け入れる予定で、関係者によると古賀誠元幹事長ら堀内派や山崎派などから4、5人の参加希望があるという。 (11/14 06:21)

95おりーぶの木:2003/11/15(土) 15:03
>>94
つーか6.7人弱で何が出来る(嘲笑)

96とはずがたり:2003/11/15(土) 15:21
その内三々五々派閥入りするのでしょう。単なる激変緩和措置に過ぎないのは見え見え。
熊落としに大活躍した森派にへはまさか入らないとは思うけど…。保守党から00年に自民入りした連中は江藤亀井派が多かったかな?

97おりーぶの木:2003/11/15(土) 15:35
まあどうでも良いですけどね。

98とはずがたり:2003/11/16(日) 11:49
>>93
加藤氏…小里会長,一兵卒としての加藤に反撥
派内…あんだけ迷惑かけたのに何やってんだ
加藤の政治音痴は相変わらずなのか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-00000201-kyodo-pol
派閥復帰は当面見送り 加藤氏の対応に戸惑いも

 自民党に復党した加藤紘一元幹事長は14日、旧加藤派事務局に当面派閥には復帰せず無派閥で活動する意向を伝えた。ただ18日の派閥総会には当選のあいさつのため出席するという。同派幹部は加藤氏の派閥復帰を見込んでいただけに、加藤氏の対応に戸惑いをみせている。
 旧加藤派は先の衆院選後、昨年4月の加藤氏の議員辞職以来、派を取りまとめてきた会長代行の小里貞利元総務会長を会長に昇格させることを内定。このため加藤氏周辺は「会長だった加藤氏が戻ると小里氏がやりにくくなるだろうと考え、派閥復帰を見送った」と説明している。
 小里氏らは「加藤氏不在の約1年半を耐え忍び、復帰を待ち望んでいた。派の重しになってもらいたい」(幹部)として加藤氏に翻意を促す考えだ。
 しかし加藤氏に近い議員によると「戻るとすれば会長だ。一兵卒として復帰すれば『一丁上がり』になりかねない」というのが加藤氏の本音だという。派内からは「議員辞職でみんなに迷惑を掛けたのに、いくら何でもわがままだ」と反発する声も出ており、尾を引きそうな気配だ。(共同通信)
[11月14日20時26分更新]

102とはずがたり:2003/11/18(火) 18:19
佐藤栄作と岸信介も兄弟だよなあ。どっちかがどっちかの家へ養子に入ったんだよなあ。
栄作の息子が信二で,岸と安倍の関係はもともとどうなんだっけ?

(安倍)晋太郎┬晋三
      └信夫
       ↓(養子)
┌(岸)信介=信夫

└(佐藤)栄作─信二

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031118-00000704-jij-pol
安倍幹事長の実弟が参院出馬

 自民党の安倍晋三幹事長の実弟、岸信夫氏(44)は18日、同党山口県連を訪れ、来夏の参院選の山口選挙区に公認候補として出馬したいとの意向を伝えた。県連は近く岸氏の擁立を正式に決めた上で、党本部に公認申請する。
 岸氏は故安倍晋太郎元外相の三男で、故岸信介元首相の長男の養子になった。昨年、住友商事を退職し、出馬準備を進めていた。 (時事通信)
[11月18日15時5分更新]

103デモクラット:2003/11/18(火) 18:44
佐藤家の信介、栄作兄弟は3人兄弟でした。
長男は戦死し、次男・信介が岸家(確か母親の実家)に養子入りし、三男・栄作も佐藤本家に婿養子として入りました。
そして、岸の娘であり、栄作の姪に当たる人物が、安倍晋太郎に嫁いだのです。
佐藤信二から安倍晋三を見ると、いとこの息子というわけです。

因みに、安倍晋太郎の父、寛も山口1区選出の代議士で、若くして亡くなっています。
晋太郎は「岸信介の婿」と紹介されると、独り言のように「安倍寛の息子」とつぶやいたとか。
なお、興銀最後の頭取・西村氏は晋太郎の異父弟に当たります。
晋太郎の死後、彼の形見である鼈甲の眼鏡は西村氏に贈られたとか。

104おりーぶの木:2003/11/18(火) 18:50
>>102-103
超名門ですね。鳩山兄弟以上だ。ところで長州の政治家は名門が多いですね。
岸の対抗馬の現職の松岡の祖父も松岡洋祐(名前これで良かったっけ?)外相だったと思うが。

105とはずがたり:2003/11/18(火) 18:51
おお,感謝。名解説です。お詳しいですなあ。

罫線使って系図作って貼り付けようとしたけどちょっと難しいかなあ。

106デモクラット:2003/11/18(火) 18:56
松岡洋右は、松岡満寿男の大叔父(大伯父?)ですね。
おまけに、松岡洋右は佐藤栄作の奥さんの伯父(叔父?)です。
信介・栄作兄弟に始まり、同じ選挙区で親戚同士が争うのが好きなようです。

107おりーぶの木:2003/11/18(火) 19:01
>>106
そうでしたか。しかしゴッツイ家系やなぁ。

108とはずがたり:2003/11/18(火) 20:41
そら自衛隊員がテロで一杯殺されて来夏の参院選でぼろ負けしたら困るもんねえ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031118-00000733-jij-pol
自衛隊のイラク年内派遣「難しい」=自民・青木氏

 自民党の青木幹雄参院幹事長は18日午後の記者会見で、イラクへの自衛隊の年内派遣について「非常に難しい」と述べ、極めて困難との認識を示した。
 ただ、青木氏は同時に、「今、自衛隊の調査団が(現地へ)行っている。国内世論や国際的な約束もあるし、いろいろな問題が複雑に絡んでいるので、そういうことも総合して小泉純一郎首相が判断すべきことだ」と述べ、政府側の判断を見守る考えを強調した。 (時事通信)
[11月18日17時16分更新]

110とはずがたり:2003/11/19(水) 18:37
山梨県知事選ってどんな風に分裂したんだっけ?それぞれどの会派が誰を支援?>「自民党」「改革クラブ」「改革21」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031118-00000003-mai-l19
自民県連新会長に中島真人氏 横内正明氏らの復党求める /山梨

 自民党県連は17日、堀内光雄・県連会長の退任を受け、次期県連会長に中島真人参院議員の就任を決めた。中島氏は来夏の参院選に向けて挙党態勢を築くため、横内正明・元衆院議員ら離党者の復党や県議会の自民系3会派の一本化を促す意向。しかし、参院選候補は「なるべく早い時期に決める」と述べるにとどまり、擁立のタイムリミットや選考方法については明言を避けた。
 東京都千代田区の党本部で開いた会合には、堀内、中島両氏のほか、清水達雄、橋本聖子の両参院議員、保坂武衆院議員、白倉政司幹事長が出席。「(堀内氏の次に国会議員の)在職期間が長い」として、中島氏の新会長就任を全会一致で了承した。新執行部は29日の県連総務会で発足する。
 会見した中島氏は参院選候補について「本人の意欲があり、それを支える力があり、挙党態勢を構築できる人物」との見解を示した。比例区から山梨選挙区への転進に意欲をみせる清水氏に関しては、「本人から希望を正式に聞いていない」と述べるにとどめた。
 また、中島氏は2月の知事選や甲府市長選を機に離党した横内氏や臼井成夫県議らの「復党を望む」と明言。「自民党」「改革クラブ」「改革21」の県議会3会派も「一本化が望ましい」と語った。
 ただし、横内氏の場合、本人が国政復帰か知事選再挑戦かを明言していないうえ、衆院3区内には再建が終わっていない支部もあり、現段階での復党は流動的。3会派も「議会改革」を旗印に分裂したため、「挙党態勢」を理由に一本化することには否定的な声もある。
 一方、堀内氏は、先の衆院選について、「満足とは言えないが、党員の努力を結集した」と指摘。中島氏が選対本部長を務めた1区で米田建三氏が落選した結果は「努力の成果を評価する」と、中島氏を擁護した。
 県連総務会では、米田氏の1区支部長続投も決定される見通し。【夫彰子】(毎日新聞)

111とはずがたり:2003/11/19(水) 19:00
>>110
詳細は↓
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/n914-915

112とはずがたり:2003/11/19(水) 19:57
http://www.asahi.com/politics/update/1119/008.html
自民・橋本派、衆院51人に 森派と並ぶ

 自民党橋本派は19日の総会で、新規参加議員を発表した。佐藤信二・元通産相や船田元・元経企庁長官ら総選挙で当選した10人が加わったが、所属の衆院議員は選挙前から8人減の51人。総選挙で議員数を増やした森派と衆院の数では並んだが、橋本派所属の参院議員41人を加えた所属議員数は92人で、党内最大派閥の勢力は維持した。

 新たに入会したのは以下の通り。(敬称略)

 今津寛(北海道6区)▽船田元(栃木1区)▽古川禎久(宮崎3区)▽西銘恒三郎(沖縄4区)▽平田耕一(比例東海ブロック)▽佐藤信二(比例中国ブロック)▽河井克行(同)▽加藤勝信(同)▽岡本芳郎(比例四国ブロック)▽三原朝彦(比例九州ブロック)

(11/19 19:34)

113とはずがたり:2003/11/19(水) 19:58

http://www.asahi.com/politics/update/1119/006.html
加藤紘一氏「政策中心に活動したい」

 「初回のよう。ある意味で、緊張して登院しました」

 かつて「政界のプリンス」といわれた加藤紘一・元自民党幹事長が、総選挙での「みそぎ」を経て再び、国会に戻った。

 午前10時40分、議員バッジを1年半ぶりに胸にする加藤氏は言った。「政策を中心に活動したい」「自由に発言したい」

 元事務所長の脱税事件や自らの政治資金流用問題で、昨年4月に議員を辞職。無所属で立った選挙では地元に張り付き、700回の対話集会を重ねて13万7000票を得た。当選直後に復党したが、この日は「自由に自民党を眺めてみたい」。

 YKKと呼ばれた盟友・山崎拓氏は同じ選挙で落選し、ただ1人、脚光を浴び続けている首相向けの発信も忘れない。

 「イラクへの自衛隊派遣には反対します」

 その口調には「リベラル」の自負があふれていた。 (11/19 12:17)

114デモクラット:2003/11/19(水) 21:13
>>113
加藤紘一が宏池会会長の座にこだわっているというのも、
やはり首相になって、自らの政策を実行したいという思いがあるのでは。
今の時点ではほぼ絶望的ですが、「政界は一寸先は闇」ですからね。
離党経験のある河野洋平が総裁になったくらいですから。

彼の師匠は故・大平正芳元首相。
大平氏は、政治経済路線では、行財政改革に熱心で市場原理尊重の自由主義右派。
安全保障政策では、基本的にはハト派ながら、やるべきことはやるというスタンス。
加藤の理念は基本的にこれを受け継いでいるようです。
加藤の乱や秘書の脱税事件がなければ、自民党では彼が一番ましだったと思います。
少なくとも小泉よりは。

115とはずがたり:2003/11/19(水) 21:34
恥ずかしながら加藤の乱には非常に期待してしまいました。
民主党と宏池会の連立は望ましい組み合わせだという思いがありまして…。
予想以上のへたれぶりにがっかりさせられまして,議員辞職をざまーみろと思っていたんですけどねえ。
さてもう一度何かやらかしてくれるのでしょうか?でも彼は政治家にとても大事な実行に対する信用というものを決定的に失ってしまったからなあ。

116デモクラット:2003/11/19(水) 21:35
>>114
補足ですが、以下の文献を参考にしました。
「20世紀の日本 1 自民党‐政権党の38年」(北岡伸一、読売新聞社、1995年) 183-195頁
「いま政治は何をすべきか‐新世紀日本の設計図」(加藤紘一、講談社、1999年)

福田と大平を比較すると、安全保障政策では福田がタカ派、大平がハト派なのですが、
政治経済路線では、福田は政府の市場介入に積極的で、いわば革新的だったようです。
1979年の四十日抗争で民社党内に福田支持論が出たのも、これでうなづける気がします。

117デモクラット:2003/11/19(水) 21:41
>>115
私も加藤の乱には期待していましたよ。ただ、やり方がいかにもまずかった!
彼の選挙中の発言や当選の弁を聞く限り、初心に返ったような謙虚さを感じました。
越後5区のT中M子氏とは大違いですね。
勿論、我々国民の信頼を取り戻すのに時間は必要ですが、もう一花咲かせる余地はありますよ。

118とはずがたり:2003/11/19(水) 22:23

加藤が不起訴処分であったのにたいして真紀子の場合は嫌疑無しですからねえ。

> もう一花咲かせる余地はあります
うーん,どうなんでしょうか?
彼の復権があるとしたら,イラク派兵が問題化したときに声を上げて,財政出動にも気を配ると約束して反小泉勢力にのっかるぐらいしか無い様な気がするんですけどねえ。

119とはずがたり:2003/11/19(水) 22:41
早速公約を実現する公明党です。
配偶者特別控除を廃止する見返りに殆ど前から決まっていたことか。

http://www.asahi.com/politics/update/1119/009.html
児童手当支給、小学3年まで 来年4月実施で自公が合意

 自民、公明両党の幹事長、政調会長が19日、国会内で会談し、04年4月から児童手当の支給対象を小学校3年生まで引き上げることで合意した。政府はこれを受け、04年度予算案に児童手当拡充を含む少子化対策2500億円を計上する。児童手当の拡充は公明党が連立政権参加以来、主張しており、総選挙のマニフェスト(政権公約)にも対象年齢の引き上げを明記していた。

 合意した少子化対策の内訳は、児童手当の拡充が初年度約1700億円、地域における子育て支援事業や児童虐待防止策の充実、不妊治療への経済的支援などに計約500億円など。

 少子化対策を巡っては、昨年末の予算編成時に、当時の与党3党が、所得税の配偶者特別控除を04年1月から廃止する見返りに、04年度予算に児童手当など少子化対策2500億円を盛り込むことで合意していた。

 児童手当はサラリーマンの場合、年収780万円未満の世帯が対象。現在は小学校入学前の子供に対し2人目までは月5000円、3人目以降は1万円が支給されている。 (11/19 20:52)

120とはずがたり:2003/11/20(木) 16:12
憲法問題を俎上に載せるのは民主と社民の対立を煽るという意味でも,右派系無党派の集票と言う意味でも賢明な選択だよな。
更に盟友の山崎氏を活躍させることが出来れば尚更良いという訳か。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031120-00000095-kyodo-pol
調査会顧問に山崎氏浮上 憲法問題で存在感示す狙い

 自民党憲法調査会の顧問に先の衆院選で落選した山崎拓前副総裁を充てる案が20日、自民党内で浮上した。小泉純一郎首相はじめ党執行部が近く最終判断する見通しだ。
 自民党は2005年に憲法改正草案をまとめる予定だが、この方針は改正論者の山崎氏が首相に強く働き掛けて決まった経緯がある。
 山崎氏は首相の盟友で、党幹事長、副総裁として公明、保守新両党との調整役を果たしてきた。首相は衆院選の結果を受け山崎氏に再起を勧め、同氏も国政復帰に意欲を示している。顧問に就任した場合には国政への復帰をにらみ、非議員の立場から存在感をアピールすることになりそうだ。(共同通信)
[11月20日12時8分更新]

121とはずがたり:2003/11/21(金) 17:47
野中が橋本派から古賀にシフトしたことを如実に顕わしている?

http://www.asahi.com/politics/update/1120/004.html
自民党堀内派、選挙前より5人減 4人入会で46人に

 自民党堀内派は20日、総選挙で野中広務元幹事長の後継者として京都4区で当選した田中英夫衆院議員ら新顔・元職4人の入会を決めた。派閥の所属議員は総選挙前から5人減の46人になった。

(11/20 17:42)

122デモクラット:2003/11/21(金) 18:27
>>120
参議院は良識の府。あんなエロジジイは相応しくありません! (半分冗談)

>>121
私は別の点から面白さを感じます。
形の上では、野中広務氏は宏池会第2代会長で衆議院議長だった前尾繁三郎氏の後継者なのですよね。
京都の議席が宏池会に先祖がえりした、とも考えられるのです。
おそらく、この点からも、田中氏の堀内派入りに障害が少なかったのではないでしょうか。

(参考)
83年の衆院京都2区補選は、共に宏池会所属だった前尾氏、谷垣専一氏の死去に伴い実施された。
そのときに初当選したのが、専一氏の息子で現財務相の禎一氏と、野中氏だった。
その後、禎一氏だけが宏池会に入り、野中氏は田中派(木曜クラブ)に入った。

123とはずがたり:2003/11/21(金) 18:35
>>122
そやった,参院は良識の府やん!!(笑)

成る程,面白い観点ですな>野中は前尾後継

加藤系の園田(熊本4区)の秘書出身の金子(熊本5区)が山崎派に入ったように複数のチャンネルを生かそうとしているのかとも思いましたが(京都の橋本派は壊滅状態ですし),そういう根底が有るのかも知れませんな。

124デモクラット:2003/11/21(金) 20:56
新生・二階グループ。二階堂グループのように消え行くのだろうか。
http://www.asahi.com/politics/update/1121/006.html

旧保守新党、政策グループに 自民党との合併手続き完了
--------------------------------------------------------------------------------
 旧保守新党は21日、正式に解党し、自民党との合流に伴う合併手続きが完了した。これを受け、旧保守新党に所属していた衆参の7議員は同日、二階俊博・前同党幹事長を会長とする自民党内の政策研究グループを結成、結束して行動することになった。
 新グループの名称は「新しい波」。最高顧問に海部元首相、会長代理に井上防災担当相、事務総長に泉信也参院議員が就任した。党内の派閥事務総長の会議などにも、呼びかけがあれば参加する考えだ。二階氏は記者会見で「いずこの派閥からも温かい呼びかけを頂いているが、ただちにどこの派閥と組むとか考えているわけではない」と語った。
 新グループに参加したのは、このほか、衆院議員の江崎鉄磨氏、参院議員の扇千景氏、鶴保庸介氏。 (11/21 19:58)

125とはずがたり:2003/11/23(日) 02:33

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/shuuinsen.html?d=22yomiuri20031122i301&cat=35
小泉人気にあぐら、支持層固めきれず…自民衆院選総括 (読売新聞)

 自民党が先の衆院選についてまとめた選挙総括が21日、明らかになった。

 選挙総括は、各派閥事務総長らが出席した20日の選挙対策本部小委員会で示された。

 それによると、自民党が目標とした単独過半数を獲得できなかった原因について、「小泉人気に過度に期待するあまり、党組織、友好団体に対する働きかけや支援要請が不足していた」と指摘。その結果、「自民党支持層を固めることができず、無党派層の支持でも民主党に差を付けられた」と分析している。

 また、「有権者に、野党の政権チェック機能を期待する傾向があり、自民党の勝ちすぎを嫌う意識が働いた」とも指摘した。

 ただ、選挙戦の結果については、「民主党は目標としていた政権交代は実現できず、明らかに民主党の敗北」と強調している。

 自民党は衆院選の投票傾向をさらに分析するため、近く対策本部を設置する方針だ。

[ 2003年11月22日3時6分 ]

126MakePeace:2003/11/23(日) 15:23
>>122
83年衆院京都2区補選、懐かしいです…。当時中坊だった私が「選挙好き」になるきっかけになったオモロイ選挙(大激戦)でした。
当時共産党が複数擁立するほど強かった2区だけに改選数2の補選では共産が1議席を確保して、現職の寺前氏に次ぐ2議席目を確保することが濃厚か、と見られていただけに自民の2議席死守に驚いた記憶があります。
ちなみに(有名ですが)野中、谷垣両氏に敗れた有田光雄氏は有田芳生氏のご尊父。社会党公認の山中末治・八幡市長も含め役者が揃っておりました↓。
谷垣禎一(自新)125,209(当)
野中広務(自新)121,890(当)
有田光雄(共新)115,093
山中末治(社新) 73,226
林 長禎(無新) 32,766
高田がん(無新) 1,417
心  久(無新) 742

勝手な横レス失礼でした。

127MakePeace:2003/11/23(日) 15:49
橋本聖子氏も存在感増してきた?

<自民党道連会長に橋本聖子参院議員>
 当初、会長には比例北海道ブロックで当選し、北海道代議士会の会長でもある金田英行氏が有力視されていた。
 しかし「道連会長に北海道代議士会の会長が就任する“不文律”を疑問視する向きがあった」(道連幹部)ことに加え、金田氏は党の公認争いで敗れた8区の前田一男候補を自身の会合に出席させたことで、会長就任に異論が出ていた。
 来年7月に行われる参院選を控え、清新なイメージの橋本聖子参議の起用となった。
 http://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=2&news_cd=220011026050

128デモクラット:2003/11/23(日) 20:53
>>126
補足ありがとうございます。当時2歳だった私には、大変有益な情報です。

考えてみれば、共産党の地盤ですから、そういうことも起こりえたのですね。
そう言えば、寺前巌はその次の93年12月の総選挙で落選してましたよね。
寺前が自民党国対と接近したために干された結果と聞きましたが、複数擁立していたのでしょうか。

それにしても、自民党はものすごく綺麗な票割ですね。

129杉山真大:2003/11/23(日) 22:12
>>128
83年総選挙のことですよね?
寺前&有田の複数擁立で共倒れでした。で、86年同日選からは共産党は
候補者を寺前1人に絞り、有田は比例代表に鞍替え出馬していた筈です。

ちなみに1区も72年総選挙から共産党が2人擁立していましたけど、90年
総選挙で共倒れしたので、93年総選挙で1人に絞ってます。

http://www3.to/mtcedar/

130とはずがたり:2003/11/24(月) 00:02
>>126-129
皆様お詳しい。
当時,私は小学校から中学生になったぐらいかな?
こんなとこにも高田がんが出てますね。
前尾と谷垣の弔い争いで補選を制したという感じでしょうか?

私が政治に興味を持ちだしたのは何時かなあ。
昔から好きだったけどマニアになったのは2000年の総選挙の直後,選挙でGOを見つけて以来ですから歴史も浅く知識も無いです。
まあ何気なく96年の総選挙の新聞とかとってあるので素地はもっと昔からあったと思いますが。

131とはずがたり:2003/11/24(月) 01:37
亀裂はいるかな?

http://www.asahi.com/politics/update/1123/006.html
与党、定率減税見直しで溝 自民慎重、公明「やむなし」

 自民党の額賀福志郎政調会長は23日、NHKの報道番組で、基礎年金の国庫負担引き上げの財源として公明党が提案している定率減税の見直しについて「サラリーマンの中堅層が増税になる。経済を軌道に乗せるため、上向いた設備投資を消費にどう結びつけていくかが問われている時に、サラリーマンの負担増はどうかという議論が党内にある」と述べ、慎重な考えを示した。また、厚労省や公明党案の保険料負担の上限20%(労使折半)について、「企業の負担が多くなると雇用に関係し、設備投資が削減される。そういうマイナスは避けなければならない」と述べた。

 これに対し、公明党の北側一雄政調会長は「安定的な財源を毎年確保するには、税制改革でやるしかない。消費税が選択肢にないなら、定率減税見直し以外は思いつかない」と主張、保険料20%についても、現役世代の5割程度の給付を維持するためにはやむをえないとの認識を示した。

 保険料の上限については、津島雄二・与党年金制度改革協議会座長も同日のフジテレビの報道番組で、「20%という議論には、なかなかついていけないという向きも多い。年金の企業負担は十数兆円で法人税より大きい」と述べた。 (11/23 21:31)

132杉山真大:2003/11/24(月) 06:01
>>130
谷垣はともかくとして、前尾後継については大揉めに揉めたのですよね。
前尾が意中の後継者を指名しないまま逝っちゃった上に、後継の野中が
田中派(当時・前尾は鈴木派)だったので、林長禎・京都市会議長が反発
して出馬しています。
#その林も元々は民社党から出ていたので何を言わんやですけど

83年かぁ・・・自分が政治に関心を持ち始めた頃だけど、選挙結果の細か
いとこまでは記憶にないなぁ・・・・・・・

http://www3.to/mtcedar/

133とはずがたり:2003/11/24(月) 12:30
>>132
成る程。前尾系は分裂ですか?
尚更見事な票割りですねえ。たまたまでしょうか?

前尾系と民社系の府議が府議会で新政会という会派を作っていました(今もギリギリ残っている)がその絡みで民社系の林氏は正統性を主張したというのもあったのでしょうかね?

134杉山真大:2003/11/24(月) 13:28
>>133
民社系でも親蜷川知事派のグループが分派の「民社革新会議」を作
ったり、保守系無所属をも含めた「府政会」と言うのもありますけど、
こうした動きは府議会の方でしか見られませんでした。京都市会では
蜷川と激しく対立していた小川半次の影響力が強かったこともありま
すけど。
ちなみに件の林氏も1963年に民社公認で初当選した少し後に自民党
に鞍替えしています。ですから、むしろ自民党内の一般的な権力抗争
の一環かと。

http://www3.to/mtcedar/

135とはずがたり:2003/11/24(月) 13:31
>>134
解説感謝です。成る程。
蜷川時代,京都市政は保守が牛耳っていたんですな。知らなかったです。

136とはずがたり:2003/11/24(月) 13:48
民社系なら保守ぢゃなくて「かくしん」かあ…。

137杉山真大:2003/11/24(月) 17:04
>>135
そりゃ蜷川府知事の28年間で京都市長の方は・・・

高山義三(社共両党推薦→1期目途中から保守系に)→井上清一(自民)
→富井清(社共両党推薦)→舩橋求己(社共両党推薦→2期目から保守
・中道も相乗り)

と変転を繰り返していますから。

http://www3.to/mtcedar/

138とはずがたり:2003/11/24(月) 17:22
情報感謝。ちょっと調べてみました。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/mt10s3/mayor.htm
京都市長選挙の歩み

http://www.sankei.co.jp/databox/50ys_ago/
半世紀前のきょう
産経紙面から

http://www.sankei.co.jp/databox/50ys_ago/html/5005/02.html
◆「蜷川知事と高山市長 京都デモの先頭に異彩を放つ」

 【京都発】京都のメーデーは百数十団体約10万の労働者が午前10時過ぎ、京都御所建礼門前に終結。日映演の男女スター300名の姿が異彩をはなったが、午後1時過ぎ、蜷川知事、高山市長[編集注:高山義三氏、第19代京都市長、1950年2月から4期16年在任]らを先頭に日本にかつてなかった知事と市長を交えたデモ行進を行った。

http://www.labor.or.jp/gakuen/nenpyou/
京都戦後労働年表

1954年の市長選には西園寺公一が出馬してるんですね。

http://www.labor.or.jp/gakuen/nenpyou/1967.htm
1967.1.26
京都総評・京都市労連・社共両党・民主革新会議・府医師連盟・府市民団体協議会、全京都市民会議を結成.市長選に富井清府医師会長を推薦
1967.1.29
衆議院選挙.当選1区=自民2、共産1、公明1、民社1、2区=自民2、社会2、民社1
1967.2. 5
自民・民社選対委、八杉正文元市交通局長の選挙母体「反共市民同盟」を結成(2.6 反日共市民同盟に変更)
1967.2.26
京都市長選挙、富井清当選.

139とはずがたり:2003/11/24(月) 20:52
http://www.asahi.com/politics/update/1124/002.html
惜敗率8割未満は公認せず 自民が「勝てる候補」新基準

 次の総選挙に向けた、自民党の新しい小選挙区の候補者選定基準の原案が明らかになった。(1)小選挙区支部長を自動的に公認候補とすることはしない(2)惜敗率が8割未満の候補者は原則公認しない――などが柱。21日の選挙対策小委員会に示され、大筋了承された。二大政党による政権選択選挙の様相が今後も強まると見て、候補者の世代交代を促すとともに、「勝てる候補」選びを重視する必要があると判断した。

 同党は今年3月、(1)2回続けて落選した候補者は原則公認しない(2)73歳以上で落選したら公認しない、などの原則を決定した。ただ、小選挙区支部長がほぼ公認候補になるといった慣例が続いてきた。

 民主党が躍進した先の総選挙を受けて、公認の基準見直しを求める意見が党内から起きた。すでに決定している原則に加え、当選者の得票に対する得票率に当たる惜敗率で基準を設けることにし、その割合を8割にすることにした。今回の総選挙で、小選挙区で落選した自民党候補は109人。このうち、惜敗率が8割未満なのは46人。

 惜敗率を基準とした選別については、党内で異論が出ることも予想されるため、8割はひとつの「目安」と位置づける方針。自民党は現在、総選挙での有権者の世代別投票行動などを調査しており、8割未満でも若い層の支持が多いなど、次回は得票増が見込める場合は公認し、逆に8割以上でも、得票減が予想される場合は公認を見送ることもありうるとしている。

 ただ、得票の増減という次回の可能性を加味することは、逆に執行部の恣意(しい)的な運用につながりかねないとの批判も予想される。 (11/24 05:59)

140とはずがたり:2003/11/24(月) 20:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031125-00002031-mai-pol
<自民党政策決定>首相のトップダウン型に 族議員の反発必至

 自民党が、懸案だった政策決定システムの改革に乗り出した。近く党の政務調査会に「重点政策推進本部」を設置し、省庁に対応する形で置かれた部会や調査会を中心とするボトムアップ型から、小泉首相の意向が反映しやすい形にするトップダウン型に変えていく方針だ。しかし、族議員側からの反発は必至で、道は険しそうだ。(毎日新聞)
[11月24日19時23分更新]

141とはずがたり:2003/11/24(月) 20:57

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031124-00000072-kyodo-pol
ハト派議長さい配に耳目 イラク、保護法制など山積

 ハト派の代表格とされる河野洋平衆院議長の議会運営に注目が集まっている。イラクへの自衛隊派遣や国民保護法制、憲法改正問題など「本会議開会のベル」を押す河野氏の指の動きが鈍りそうな政治課題が今後、予想されるためだ。
 2000年に参院選挙制度の改革をめぐり、政府与党と対立した斎藤十朗参院議長(当時)が辞職に追い込まれたことは記憶に新しい。議長起用に当たって政府、与党内に「河野氏が政府、与党の意に沿わない国会運営をするのでは」と危ぐする声もあった。そこを野党時代に河野総裁の下、幹事長として苦労をともにした森喜朗前首相が今月10日、「イラクへの自衛隊派遣で『本会議を開かない』なんてことをやってもらっては困る」と河野氏に念を押し、河野議長誕生が固まった。(共同通信)
[11月24日16時30分更新]

142とはずがたり:2003/11/24(月) 20:59
橋本派もだらしんないなあ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031124-00000071-kyodo-pol
「青木支配」強まる橋本派 ポスト獲得で対立解消

 9月の自民党総裁選をめぐり分裂状態に陥った橋本派が、結束に向け動き始めた。衆院選後の党人事で同派が主要ポストを獲得、不満が抑えられたことが大きな要因。今回の人事は青木幹雄参院幹事長らが根回ししたとの観測もあり、派内の「青木支配」が強まりそうな気配だ。
 特別国会初日の19日、都内のホテルで開かれた派閥総会。あいさつに立った幹部は、派が真っ二つに割れた総裁選には一言も触れず、和やかな雰囲気に終始。小泉純一郎首相を支持した青木氏と、藤井孝男元運輸相を支持した野中広務元幹事長ら幹部同士が激しく対立した2カ月前とは様変わりした。
 自民党執行部は衆院選後、同派の笹川尭氏を衆院予算委員長、津島雄二氏を党税制調査会長の要職に起用。水面下で青木氏や久間章生幹事長代理が笹川氏らの起用を首相サイドに働き掛けていたとの見方が専らで、同派幹部は「藤井氏を支持した議員も処遇されたので、文句を言う理由がなくなった」と解説する。(共同通信)
[11月24日16時25分更新]

143とはずがたり:2003/11/24(月) 21:02
公明党の入った自公政権は中堅サラリーマンの敵キャンペーンを仕掛けるべきだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031124-00002075-mai-pol
<所得税>定率減税の廃止で対立 自民・額賀氏と公明・北側氏

 自民党の額賀福志郎政調会長は23日のNHK番組で、基礎年金の国庫負担引き上げ財源として公明党が提案している所得税の定率減税廃止について「サラリーマンの中堅層が増税になる」と、否定的な考えを示した。これに対し公明党の北側一雄政調会長は「定率減税廃止以外の選択肢は思いつかない」と反論した。(毎日新聞)
[11月23日23時43分更新]

144とはずがたり:2003/11/24(月) 21:58
飯屋で読んだ週刊ポストによると

選挙の度に支援と引き替えに学会への数百万の寄付を求められると云う。(別口で地方の選挙でカネを要求されるのだという話しを聞いたこともある。)寄付は候補者本人では出来ないが秘書や支援者なら可能なのだそうだ。(宗教法人への寄付は公開の対象にはなってないのでしょうか?)

国会や大使館周辺での街宣車の活動を禁じる法律を竹下首相が作る際に,懸案になっていた消費税の導入と引き換えに公明党が政党本部周辺を入れるように要求,公明党本部の近くにある学会本部も街宣車の活動対象から外れるように取引をしたのだそうな。そして新進党が崩壊した原因ともなった公明の合流拒否は街宣車の規制対象から外れるのを学会本部が嫌がったからだそうな。(まあ新進解党は小沢が嫌気が差して自民党との連繋に走った事が大きいと思うのだが。)

145デモクラット:2003/11/24(月) 22:39
>>132
杉山様、お詳しいですね。弟子入りさせていただきたいくらいです。

>>134,>>136
民社党はもともと社会党右派ですから、革新右派・中道左派なのですよね。
その後、非自民保守系が民社党に加わったというところでしょうか。
それでも、1994年の新進党結成までは社会主義インターにいましたからね。
私は政治経済路線で左右を判断していますから、未だに民社党系を保守とは認められません。
まあ、そういう発想は古いのかもしれませんが。

146とはずがたり:2003/11/24(月) 22:42
>政治経済路線で左右を判断
とは具体的には何を指していらっしゃるので?

147デモクラット:2003/11/24(月) 23:09
>>146
私の言う「政治経済路線」とは、小さな政府・市場原理尊重か大きな政府・市場介入積極性かです。
タカ派、ハト派は「安全保障政策」として、別の座標軸だと考えております。

民社党の綱領を深く読んだ訳ではないのですが、
同党は基本的には労働者寄りであり、弱者保護のために政府の介入により積極的であるという印象です。

148とはずがたり:2003/11/24(月) 23:20
>>147
成る程。
では利権を温存しつつ一定の改革をしようとする現在の自民党と労働者の保護をしつつの規制緩和で改革しようとする民主党はどちらがどちらなんでしょうかな?

路線というのは考えてみるとなかなか難しいようで。例えばこんな風に分けてみます。

政治経済路線…自由主義(競争)vs社民主義(弱者保護)
政治思想路線…保守(旧来の価値観の重視)vsリベラル(進取)
安保外交路線…タカ派(強圧的外交)vsハト派(協調外交)

自民党は中小企業などの弱者保護を主張するし,民主党は勤労者の弱者保護を云いますよね

149デモクラット:2003/11/25(火) 09:46
>>149
自民党と民主党は、政治経済路線については多様な人が混在しているように思われます。
しかし、自民党は利権屋が目立ちますので、とはずがたり様が以前仰った通り、利権派対改革派というイメージが強いかと。

私は「政治経済路線」について、こんな風に考えています。
自由主義右派 大企業経営者寄り
自由主義左派 中小企業(商工会議所)寄り→弱者保護に関する自民党の主張
社会主義右派 大企業労組寄り→弱者保護に関する民主党労組系の主張
社会主義左派 中小企業(民主商工会議所)寄り
私は以前、この軸に沿った政界再編を主張したことがあったかと思います。

私の定義では、「政治思想路線=政治経済路線」となっています。
とはずがたり様が政治思想路線と仰る指標については、私は社会文化路線という別の定義をしています。


さて、ここからは余談です。言葉の定義・用法の難しさを訴えるつもりで書いたものです。

世間では、「保守」と「リベラル」という用語が政治経済路線を語るときにも使われ、大変ややこしくなっているように思います。
政治経済路線の場合、保守=自由主義右派、リベラル=自由主義左派を指しています。
これは、米国での用法が広まったために起こった現象です。

米国では古典的自由主義思想が建国のイデオロギーとなっており、日本語の自由主義=英語のリベラリズムでした。
ところが、FDR政権下のニュー・ディーラー達が「リベラル」を名乗って、市場経済の下で弱者保護の政策を推進しました。
そしてこのことにより、自由主義左派が「リベラリズム」という名称を独占するようになり、
本来の自由主義である自由主義右派は英語では「コンサバティズム」という名称で呼ばれることとなりました。

そしてこれが日本にも広まり、更に社会文化路線の保守/リベラルと一緒くたになって使われてしまっています。
ホント、難しいですね。それゆえ、私はなるべく保守/リベラルと言う言葉を使わないことにしています。

雑文で失礼いたしました。

150とはずがたり:2003/11/25(火) 15:30
>>149
成る程,用語というのは非常に難しいですねえ。

個人的にはケインズ(イギリスの経済学者) が何処かで云っているように困っている人が居たときに,可哀想だねえ,けど助けて上げることは出来ないと云うのが保守党で,何かして上げようと云うのが自由党だという発言が印象深くて,自助努力の徹底が保守,弱者保護の観点が入っているものがリベラルという認識があります。

これは詰まりニューディール政策=ケインズ政策以降の用語法という事になりますかな?
用語法として定着しているのでこれでいいような気がします。

国ごとの差違というのは大きいですから日本に当てはめて考えますと

自由主義右派+自由主義左派…55年体制下の自民党
社会主義右派…同じく社会党,民社党(違いは外交・安保問題)
社会主義左派…同じく共産党

と云った感じになりましょうか?

今はどうなんでしょうか?

規制緩和・脱官僚という日本の民主党や第3の道というイギリスの労働党の位置づけが今一しっくりこないような感じがします。

デモクラッツさんが余り使わないようにと仰る保守とリベラルですが,個人的にはむしろ積極的に使って行くべきだと思ってます。
革新という言葉は余り使われなくはなりましたが,民主党には労組系と保守系が居てバラバラと云われてしまうように,保守という言葉は生きています。民主党にはもっと民主リベラルという軸を打ち出して欲しい様に思うわけです。党内の改革保守が反発して収拾がつかなくなるのかな?

151おりーぶの木:2003/11/25(火) 17:38
枝野幸男によると日本でもっとも左の政治家は亀井静香だそうです(多分に皮肉も交えてるのだろうが)
公共事業による景気浮揚、中小企業保護の為の規制強化などはまさに左翼政策そのものでしょう。
日本という国を表現する比喩として「世界で最も社会主義が成功した国」と言うフレーズが使われますが、一億総中流の階層を作り上げた自民党は経済的に言えば社民主義政策を採ってきたといっても過言ではないでしょう
>自民党そしてこれが日本にも広まり、更に社会文化路線の保守/リベラルと一緒くたになって使われてしまっています。
これに関して言えば欧米諸国を見れば明確だと思いますけどね。基本的に保守政党は政治思想的に言っても保守ですし、社民政党はリベラル路線を取っています。
我が国で混迷現象が起こっている最大の要因は社会党がつい10数年前まで実体のない社会主義路線を掲げていた為なのではないでしょうか?西か東かの体制の選択路線は60年安保の際、決着がついていたにもかかわらず惰性で86年のニュー社会党宣言まで続いてしまった。
池田勇人首相の所得倍増路線に対抗する新たな旗印になる可能性のあった江田三郎「構造改革路線」も頑迷な左派政治家につぶされてしまい実現できませんでした。ですから自由主義を建前とするリベラルな政治家は自民党を選択せざるを得なかったのです。
更にもう1つの要因は2大勢力を築きあげる目的であった小選挙区制を導入したものの、非自民政権が道半ばで崩壊してしまい理念による結集がかなわなかった。選挙で勝つ為の互助会組織になってしまった。この2つの原因によるものが大きいと思います。

152おりーぶの木:2003/11/25(火) 18:11
結局の所、今ある自民、民主の両政党がそれぞれ特色を出し切磋卓磨していく方向に落ちつくのだろうなと思ってます。
新自由主義路線で社会政策は保守主義を採る自民党。
第3の道路線で社会政策もリベラル路線を掲げる民主党。
経済路線ではそれぞれ重複する議員もかなり居る状態は続くのでしょうが、全体的にはそれぞれ特色が現れる結果となるでしょう。
結局、現在の政界地図、政局を見てもそれが現実的でしょうしね。ベストを求めるには各議員、政党の政治家のカラーが混沌としすぎていて収拾がつかない。
結論を言えばこのレスで挙げた状況に落ちつくのがベターなのではないでしょうか?

153とはずがたり:2003/11/25(火) 22:51
>>91 >>110
こんなにガタガタしてても後藤氏勝てなかったか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031125-00000005-mai-l19
横内正明氏「自民復党」を表明−−3区支部再建に合わせて /山梨

 2月の知事選への立候補をするため自民党を離党した横内正明・元衆院議員が24日、甲府市で開かれた衆院3区の自民系県議団の会合に出席し、復党する考えを表明した。時期は、知事選の際に支部の解散・集団離党が相次いだ3区の再建後となる見通し。横内氏は、自身と保坂武・衆院議員の両後援会の合同役員会(12月7日)で支持者らの了承を得る予定。
 横内氏は毎日新聞の取材に対し、「集団離党などがそのままの支部もある。再建して同志と一緒にやりたい」と述べ、3区再建と合わせて復党する意向を示した。その一方、「離党したのは知事選に出るため。自民党の政策に反対した訳ではない。復党したからといって直接、国政復帰にはつながらない」と述べた。
 横内氏に対しては、中島真人・次期県連会長が17日、「復党を望む」と話していた。
 3区内では県連の知事選対応への不満から各支部の解散などが相次いだ。横内氏の後任の保坂氏も4月の補選には無所属で出馬したが、先の衆院選では自民公認を受けた。【鷲頭彰子】(毎日新聞)
[11月25日19時57分更新]

154デモクラット:2003/11/26(水) 01:39
>>150-152
55年体制下の分類は、とはずがたり様のものでほぼよいと思います。
ただし、社会党左派=社会主義左派=マルクス・レーニン主義だったところに、社会党の悲劇があったわけでして。
それこそ江田三郎の構造改革路線が通っていれば、健全な社会民主主義政党ができていたでしょう。
また、オリーブの木様ご指摘の通り、自民党をはじめ各国の保守政党は戦後、熱心に福祉国家建設をやってきました。
亀井静香などは、その残党と考えればよいかと。

「第3の道」は、最も現実的な社会主義右派と言えるかと思います。
内容的には自由主義左派と近いものです。
歴史的に見ても、米国リベラルと欧州社民で、やってきたことは近いです。
出所が自由主義か社会主義かというだけの違いでしょう。

改めて考え直してみると、日本の民主党は自由主義左派+社会主義右派というところですね。
米国の民主党と欧州の社民党を合わせた存在と言えましょう。
ただ、自由主義右派である自由党が加入してややこしくなりました。
本来は自自合併→自民党左派脱党→同派民主党合流というのが望ましかったのですが。

なお、やっぱり○○主義○派と書くのは長ったらしいので、
自分も保守とかリベラルといった言葉を使わせてもらうことにします。
ただ、私が使うときは、保守=自由主義右派、リベラル=自由主義左派、
社民=社会主義右派、共産=社会主義左派という意味です言っておりますので、あしからず。

155とはずがたり:2003/11/27(木) 19:55
誰だ,19人。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000113-mai-pol
<年金改革>厚労省案に批判的な自民党議員が会、発足

 厚生労働省の年金改革案に批判的な自民党若手議員らが25日、「真の年金制度改革を進める議員の会」を発足させた。河野太郎衆院議員らが呼びかけ、19人が出席。同日は年金制度の抜本改革案を議論する場を設置し、同党年金制度調査会で訴えていくことを確認した。(毎日新聞)
[11月26日1時31分更新]

156おりーぶの木:2003/11/27(木) 21:48
>ただ、自由主義右派である自由党が加入してややこしくなりました。
>本来は自自合併→自民党左派脱党→同派民主党合流というのが望ましかったのですが。
そうですね。本来はそれがあるべき姿なのですが、自民党が与党である以上は望むべくもない体制なわけで・・・
ところで自民党左派って具体的には誰が該当するのでしょうかね?旧宮沢派や野中辺りを指すのですか?
塩崎やノブテル辺りだとバリバリの新自由主義者だと思うのですが。基本的には国家主義者(伝統保守)と新保守Gの2つの勢力が圧倒的多数を占めてる様な気がします。
リベラル派なんて1割いないんじゃないかな?

157名無しさん:2003/11/28(金) 00:22
>>156
 強いて言うなら昔で言うと石橋湛山、宇都宮徳馬、大石武一、鯨岡兵輔、
田川誠一の各氏、地方なら本島等元長崎市長(元自民党長崎県連幹事長)、
今は精々河野洋平氏くらいでしょうか。<自民党左派
 しかし「党派を超えて一目置かれる」政治家ってつくづく少なくなった
よなぁ・・・。

158とはずがたり:2003/11/28(金) 19:07
新井将敬の時もそうだったけど何で遺族がこんなにいばってんの?
悪い事したから自殺した癖に警察やマスコミを恨むのは筋違い。
警察も捜査は適切だった等と云わず真実を明らかにする勇気を持たない卑劣な行為だとか云えばいいのに。

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4605
中村派選挙違反 事情聴取の女性自殺

  衆院選で岩手3区から立候補、落選した中村力氏(自民)派の運動員3人が公職選挙法違反容疑で逮捕、送検された事件で27日、運動員から現金を受け取ったとして県警に事情を聴かれていた大東町内の農業女性(71)が、自宅近くの山林で首をつって死んでいたことが分かった。自宅には遺書があり、県警は自殺とみて調べている。

  県警捜査2課によると、女性は25日早朝に1人で自宅を出たらしい。家族の届けを受けて捜索していた千厩署員が、26日午前9時半ごろ、女性宅から400メートルほど離れた山林で、木の枝から縄で首をつって死んでいるのを発見した。

  女性は今月10日から22日まで、数日おきに計8回ほど事情聴取を受けた。聴取は日中に、1回平均5〜6時間に及んだ。女性は数回、体調不良を理由に事情聴取を断っており、県警は引き続き話を聴く予定だったという。

  家族によると、女性は、公選法違反容疑で送検された運動員から、電話での中村氏への投票依頼などを頼まれ、電話代2千円などを受け取ったという。女性は、最初の事情聴取でこれらを認めていたが、その後も、ほかに現金を受け取っていないか、追及されていたという。

  女性の家族が25日の夜、カレンダーの裏に鉛筆などで、「こんな思いは誰にもさせたくない」などと書かれた遺書を見つけていた。

  家族の一人は「いくら犯罪の真相を究明するためとはいえ、70年の人生をこんな形で終わらせることはなかったのではないか」と憤っている。

  県警捜査2課の高橋俊章課長は「捜査過程で亡くなられたのは残念。任意捜査の範囲内で、関係者に配慮してやってきた。全容解明に向け、尽くすべき捜査を継続していきたい」と話した。

(11/28)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板