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自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

4634名無しさん:2008/12/28(日) 09:20:00
’08回顧 政治 自民の「劣化」浮き彫り '08/12/28
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200812280135.html

 本紙の二〇〇八年十大ニュースを見ていると、暗たんたる気持ちになる。国内のトップは「福田康夫首相も政権投げ出し。後継麻生太郎首相の支持率急降下」。昨年二位だった「安倍晋三首相が突然退陣。後任に福田康夫氏」の名前を入れ替えただけ。二年続けての政権投げ出しは、自民党政治の劣化を象徴しているようだ。

 昨年の一位は「参院選で自民党が歴史的惨敗。『ねじれ国会』に」だった。’07回顧では「与野党が論議を尽くし、その上で修正などの合意形成をはかる国会の新たなルールづくりに知恵を絞ってほしい」と注文を付けた。

 しかし、衆院で圧倒的多数を持つ自民、公明の与党と参院で主導権を握る民主党が全面対決の形になった。インド洋給油法案が衆院で再可決されて成立。参院で否決された法案の再可決は五十七年ぶりだった。ガソリンの暫定税率維持を盛った租税特別措置法も衆院で再可決。国会同意が必要な日銀総裁人事は参院で否決されて混乱するなど異例ずくめだった。

 福田氏は党首討論で、民主党の小沢一郎代表に「国会運営で本当にかわいそうなくらい苦労している」とぼやいたほどだ。しかし、結局は「ねじれ」の閉塞(へいそく)状況を打開できないまま九月一日、わずか一年で退陣を表明した。

 後継の麻生首相は「選挙の顔」を期待されての登場だった。だが金融危機という強烈な逆風が吹く。「政局よりは景気」との姿勢を取らざるを得なくなり、早期衆院選の回避に方向転換した。九月下旬に自民党が実施した情勢調査で、与党の過半数割れを示唆する厳しい予想も背景にあった。

 ところが、景気対策優先を強調しながら二次補正予算案の国会提出を年明けに先送りした。所得制限の判断を自治体に“丸投げ”した定額給付金、道路特定財源の一般財源化に伴う発言のぶれや、相次ぐ失言などで内閣支持率は急降下。発足して三カ月余りなのに政権末期の様相を呈している。

 自民党内でも「麻生離れ」が進む。臨時国会で元行政改革担当相の渡辺喜美氏が、民主党の衆院解散要求決議案に賛成したのは、象徴的な光景だった。来年も衆院再可決を前提にした国会運営を強いられる。党内からも異論のある「定額給付金」をめぐって、国会は波乱も予想される。

 民主党は当初、麻生首相は補正などが片づけば衆院選に打って出るとみて審議を促進する姿勢だった。ところが、首相が解散を先送りしたことで再び対決路線に転換した。しかし、結局は早期解散に追い込めなかった。参院で法案を人質にとって政府、与党を揺さぶる政局優先の対応に、政権担当能力への疑問も指摘されている。

 「機能不全」といわれる政治への不信は深刻だ。年金や医療など社会のセーフティーネットのほころびが次々と顕在化し、景気・雇用の危機と相まって将来の不安は増すばかりだ。各党は選択に耐え得るマニフェスト(政権公約)を早急に練り上げて、国や暮らしの将来像を示してもらいたい。この難局を乗り切るには、国民の信任を得た政権が必要である。

4635名無しさん:2008/12/29(月) 07:48:20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20081229/CK2008122902000072.html

世代交代 世襲の是非は総選挙で
2008年12月29日

 「私の若いころより、しっかりしている。普通の親バカです。私に賜ったご厚情をどうか進次郎にも」

 九月二十七日夜、横須賀市本町で開かれた小泉純一郎元首相(66)の引退報告会。小泉元首相が、次男進次郎氏(27)の後継指名に理解を求めると、支持者から大きな拍手が上がった。

 二人の並ぶ壇上へは「四代目っ」と歌舞伎役者に向けるような掛け声も。進次郎氏は十月、自民党県連で衆院十一区支部長就任が認められ、地盤を正式に継いだ。

 あれから三カ月たった今月下旬、米海軍施設近くに立つ会場を訪れた。あの日、引退報告会に入場できない人が路上まであふれた会場前の通りは、年末を家族で過ごす市民や米軍人らが行き交う。世襲の是非を市民に問うと、意見はさまざまだった。

 同市本町の主婦(78)は「三代続いた小泉家には親しみがある。進次郎さんも感じのいい人だし、いいと思う」と支持する。同市東逸見町の無職斎藤圭司さん(86)は「古い自民党をぶっ壊すと言って改革を進めたわりに、次男を後継者に選ぶのは矛盾する気もする。ただし、選挙は本人の資質次第。まずは見てから」と慎重な意見だった。

 小泉元首相が引退表明する十日ほど前の九月十八日には、河野洋平衆院議長(71)も引退を表明。二大政治家の引退で、県内の自民党は世代交代が進んだ。河野議長は後継に牧島功県議の長女で元大学客員講師のかれん氏(32)を指名。祖父以来三代にわたる小田原での世襲にひと区切りをつけた。

 二人の後継指名は、福田康夫元首相の辞任で高まった解散・総選挙へ合わせた動きだった。ところがその後、米国に端を発した金融危機で景気は急激に悪化。総選挙は先送りされ、社会の空気はがらりと変わった。小泉元首相の構造改革などで生まれた非正規労働者の解雇が年末にかけて大量に発生し、地元横須賀市でも失職者は増えているという。

 市内の教会で失職者らの支援も手伝う女性(71)=同市本町=は「政治家は、弱い人の立場に立てる人じゃないと。こんな社会状況だからこそ、自分でのし上がる頼りになる人になってほしい」。総選挙は来年。求められる政治家をその時、選ぶことになる。 (松平徳裕)

  =おわり

 <小泉家と河野家> 小泉純一郎元首相は祖父又次郎、父純也に続く世襲政治家3代目。又次郎は逓信相、衆議院副議長を歴任、純也は池田内閣、佐藤内閣で防衛庁長官を務めた。河野洋平衆院議長は、祖父治平、父一郎、叔父謙三、長男太郎を持つ政治一家の3代目。田川誠一元新自由クラブ代表もいとこ。治平は神奈川県議会議長、一郎は建設相、農林相、経済企画庁長官などを歴任、謙三は参議院議長を務めた。太郎は衆院議員。

  (敬称略)

4636名無しさん:2008/12/29(月) 14:36:38
悩める公明、我慢の日々=衆院選へ開けぬ展望

 支持率急落で展望が開けない麻生政権の先行きに、公明党が苦悩を深めている。早期の衆院解散・総選挙を期待して麻生太郎首相をもり立ててきたものの、解散は先送りされ、政策課題や選挙協力をめぐって政府・自民党との間であつれきまで生じた。とはいえ、じり貧状態の中で連立離脱のカードを切るわけにはいかない。もどかしさを募らせながら、公明党の「我慢の日々」が続く。
 「年末年始も含めて次の戦いが始まっている。自分の一念を変えていこう」。太田昭宏代表は26日の常任役員会で、解散先送りへの無念さを吹き払うかのように、心機一転して次期衆院選に臨む姿勢を強調した。
 「10月解散−11月総選挙」を前提としてきた同党は、景気対策を優先して「政局より政策」と繰り返す首相の意向を渋々受け入れた。支持母体の創価学会も臨戦態勢を解除し、解散時期を2009年度予算案と関連法案が成立する来春以降に設定し直した。
 しかし、解散先送りは首相や自民党への不信感を増幅させた。税財政抜本改革の道筋を示す政府の「中期プログラム」の調整では、消費税引き上げ時期の明記をめぐって首相サイドと対立。同党の古賀誠選対委員長が公明党との選挙協力を見直す趣旨の発言をしたことも、火に油を注いだ。
 自衛隊の海外派遣に慎重な同党にとっては、首相が指示したソマリア沖の海賊対策のための海上自衛隊派遣も頭痛の種だ。それでも政権を支える姿勢を変えないのは、渋る自民党を押し切って合意に持ち込んだ定額給付金の実現に加え、福田康夫前首相の下では選挙は戦えないとして「福田降ろし」の先鞭(せんべん)をつけた手前、二代続けて倒閣に加担するわけにはいかないという事情もある。
 「離婚したくてもできず、駄目な夫を支えているけなげな妻みたいなもの」。幹部の1人は、両党の関係をこう表現した。しかし、支持基盤の意識は必ずしもそうではない。学会婦人部の信頼も厚い浜四津敏子代表代行は、衆院選後を見据え「政治がどのような形になろうと、政治は国民の生活を守るためにあるとの立党精神のままに、全議員が一丸となって仕事をする」と言明した。(了)(2008/12/29-14:15)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008122900273

4637名無しさん:2008/12/30(火) 05:25:34
http://www.asahi.com/national/update/1229/TKY200812290190.html

不法就労 来日女性のビザ取得に比高官関与
2008年12月30日3時2分

 総務副大臣の倉田雅年衆院議員(69)=自民=の元公設秘書(59)が運営していたとされる団体を受け皿にして、慈善目的で来日したフィリピン人女性がパブで働いていた出入国管理法違反事件で、問題となっているビザ取得にフィリピンの政府高官が関与していたことが分かった。捜査当局によると、高官側には団体から少なくとも500万円が送られていた。

 団体は「未来チャリティー実行委員会」(静岡市)。高官はこの団体主催の行事に少なくとも2回出演。団体の活動報告書には、高官に「義援金」として500万円の目録を贈呈している写真と高官がかかわる基金への送金記録が掲載されているが、ホームページで強調していた高官との関係については、強制捜査後に削除された。

 一方、高官が絡んだビザ申請を問題視していた外務省は今年4月、表題を「チャリティコンサート案件(フィリピン)」とする内部文書を作成。その中で、慈善コンサートへの出演名目で07年春から比女性の短期ビザの申請が相次いでいる問題への高官の関与を指摘。法務省と協議してビザの発給には応じたとしつつ、「(手法が)全国に広がる」「人身取引の被害者が出る」との懸念を示していた。

 倉田議員の元秘書も取材に対し、比女性らが慈善目的で来日できるよう依頼する高官側からの書簡を、外務省あてに何度も送信したことを認めたうえで、「(趣旨は)高官が(女性の身元を)全部保証する。お願いします、だった」と証言している。

     ◇

 未来チャリティー実行委員会をめぐる事件の経緯 慈善目的の短期ビザで入国させた比女性をパブで働かせていたとして静岡県警が今年9月、パブ経営者らを入管法違反(不法就労助長)容疑などで逮捕。関連で女性をパブに派遣していた実行委員会も強制捜査を受けた。会の実質的な運営者は倉田議員の元秘書だったとされ、県警がその関与の程度を捜査中だが、すでに比女性の一人もパブ経営者も有罪判決を受けている。問題の短期ビザは280件以上あるという。

 比女性のビザについては、米国の人身取引報告書(04年)が、フィリピンパブの実態を非難して日本を「要監視国」に認定。これを受けて外務省などが審査を強化したため、興行ビザでの来日女性は激減。パブ経営者らから不満の声が強まっていた。

4638名無しさん:2008/12/30(火) 06:22:07
クローズアップ2008:麻生政権、迷走3カ月 満身創痍で年越し

 麻生太郎首相が満身創痍(そうい)の状態で年を越す。定額給付金の所得制限をめぐる迷走、追加経済対策の裏づけとなる08年度第2次補正予算案の提出先送りなどを受け、報道各社の世論調査の内閣支持率は20%前後にまで落ち込んだ。渡辺喜美元行革担当相が民主党提出の衆院解散要求決議案に賛成するなど足元も揺らいでおり、1月5日からの通常国会は綱渡りの政権運営を強いられることになりそうだ。【白戸圭一、古本陽荘】

 ◇解散先送り後、失速
 9月24日に就任した首相の3カ月余は三つの「期」に分けられる。まずは10月下旬までの「解散検討期」。

 「2代連続政権放り出し」を受けて就任した首相の最初の仕事は、政権に正統性を持たせるためにも衆院解散・総選挙になるはずだった。実際、11月2日投開票を想定し、準備を進めていた。

 自民党総裁選を圧勝した首相は「次なる総選挙で断固、民主党との戦いに勝って初めて天命を果たしたことになる」と高らかに宣言。臨時国会冒頭の所信表明演説では、民主党の小沢一郎代表に「のめない点があるなら論拠とともにお示しいただきたい」と逆質問し、挑発した。

 しかし、就任直後の毎日新聞調査の内閣支持率が45%にとどまるなど、党内人気と世論の支持とは一致していなかった。また、自民党独自の選挙情勢調査でも、同党が振るわない結果が出る。

 「もう少し時間を作れば浸透できる」と考えた首相は揺らぎ、10月16日に党の追加調査で情勢のさらなる悪化が判明すると、周囲の進言を受け入れる形で完全に解散先送りにカジを切った。

 この後に始まるのが「失速迷走期」。追加経済対策の柱として導入を決めた定額給付金の所得制限は、与謝野馨経済財政担当相との意見対立もあって二転三転。一般財源化した道路特定財源から「地方に1兆円」との首相指示も、目的が特定される「交付金」なのか、自由に使える「交付税」なのかをめぐって紛糾した。

 「医師は社会的常識がかなり欠落している人が多い」(11月19日)などの失言も連発。「踏襲」を「ふしゅう」と読むなど漢字の読み間違いも指摘され、首相の資質に疑問符がついた。

 さらに「政局より政策」と訴えていたにもかかわらず、2次補正の臨時国会提出を断念。11月17日の党首会談で小沢氏に厳しく追及される一方、「反麻生」をちらつかせる党内の中堅・若手からも2次補正提出を迫られた。

 ◇支持率反転、兆し見えず
 12月6、7日の毎日新聞調査で内閣支持率は21%まで低下。「政権末期」とささやかれるようになり、首相は「自分の責任だ」と周辺に語るなど発言を自重。予算編成で指導力を発揮して求心力取り戻しを狙う「反転模索期」に入る。

 景気対策優先を前面に出し、社会保障費や公共事業費を抑制する政府方針「骨太の方針06」を事実上棚上げ。与党の反対を押し切り、持論の「3年後の消費税引き上げ」を中期プログラムに書き込むなど、「麻生色」の演出に躍起になった。

 ただ、日本経済新聞とテレビ東京の26〜28日の調査でも支持率は21%。反転の兆しは見えないままだ。

 ◇側近も心もとなく
 揺らぐ足元を固める役割を担うのは、側近たちになるはずが−−。

 「事実上の副総理」(政府高官)の与謝野氏。中期プログラムでは首相を支えたが、定額給付金をめぐる混乱で微妙な距離がのぞいた。自民党内には「今はとりあえず内閣を支えているが、首相に複雑な感情を抱いている」との指摘も。与謝野氏は12日の会見で定額給付金について「もともと自民党は全く無理だと判断していた」となお疑問をにじませた。

 首相の信任が厚いのが自民党の大島理森国対委員長。2次補正提出先送りは「国会審議を乗り切れない」という大島氏の判断が、首相を押し切った。

 ただ、これが支持率急降下につながったこともあり、自民党中堅は「国会対策を優先しすぎで、全体が見えていない」と批判する。

 中川昭一財務・金融担当相、菅義偉選対副委員長、松本純官房副長官ら「お友達グループ」も心もとない。松本氏が28日夜、東京・神山町の私邸に首相を訪ねるなど交流は続くが、党内には「裸の王様にしている」などの批判も渦巻く。

毎日新聞 2008年12月30日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081230ddm003010077000c.html

4639小説吉田学校読者:2008/12/30(火) 12:42:38
どこもかしこも新党、新党。しかし本当に離党、解党する覚悟あるのかね。
もし、どこぞのマスコミが「自公で安定多数確保」とか予想したら、田原総一朗に「自民党が勝ったらどうすんだ」とか聞かれたら、どう反応するんだろ。

こころなき身にもあはれは知られけり 鴫立沢の自民の夕暮

加藤・山崎氏が新党視野、来月にも新たに勉強会
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081208-188927/news/20081229-OYT1T00637.htm

 自民党で年明けから、離党や新党結成などの分裂含みの動きが強まる情勢となった。加藤紘一・元幹事長と山崎拓・前副総裁らは次期衆院選前の新党結成を視野に、1月にも新たな勉強会を発足させる。
 また、道路特定財源の一般財源化を巡る政府の対応に反発する中堅・若手議員の一部が関連法案の採決で造反を模索している。民主党側も、自民党内の造反・離党を誘う動きを強める構えで、1月5日召集の通常国会は政界再編につながる緊迫した展開が予想される。
 加藤、山崎両氏らの勉強会は「日本の国のかたち、あり方を考える」を主題に、自民党議員と、学者や文化人も交えて5〜10人規模となる見通し。構造改革路線を批判する立場から、「行き過ぎた市場原理主義の是正」を旗印とした勢力の結集を目指すとしている。民主党議員の一部を連携相手に想定しているとされるほか、公明党との協力を探る可能性があると見られている。
 一方、道路特定財源の一般財源化では、新たな「地域活力基盤創造交付金」の使途の8割が道路にあてられる予定で、「道路特定財源の一般財源化を抜本的に進める会」の河野太郎、水野賢一、柴山昌彦の各衆院議員ら自民党の中堅・若手が「骨抜き」と反発。政府が1月下旬をめどに作る関連法案に関しても、「新交付金に縛りをかけるなら賛成し難い」と態度を硬化させている議員もいる。
 定額給付金事業では、先の衆院解散要求決議案の採決で造反した渡辺喜美・元行政改革相が、同事業を盛り込んだ2008年度第2次補正予算案に反対する可能性を示唆。自民党内で同調者が出る可能性がある。
 一連の動きには、麻生内閣の支持率急落などが作用している。参院で主導権を握る民主党は同党会派単独では参院の過半数がなく、自民党の一部との連携を模索する動きが出ている。

4640名無しさん:2008/12/31(水) 02:44:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081231/stt0812310126000-n1.htm

太田公明代表支援で、東京12区に異例の自民党選対
2008.12.31 01:25

 自民党本部と同党東京都連は30日、次期衆院選東京12区(足立区の一部と北区)に、公明党の太田昭宏代表を支援するための自民党独自の選挙対策本部を発足させる方針を固めた。古賀誠選対委員長と都連幹部らが合意した。もともと自民党は連立政権を組む友党の代表である太田氏を12区で推薦する予定だったとはいえ、他党候補用に独自の選対を設置するのは異例のことだ。

 その半面、東京の自民党候補は自らの選挙区で「比例は公明党へ」との呼びかけをせず、支援者名簿を公明党に提供しない「東京方式」の確立を目指す。

 選挙協力をめぐっては、自民党の古賀氏と公明党の北側一雄幹事長が9月に、「比例は公明」といった呼びかけを原則行わないことを確認。12月に入って、古賀氏は「小選挙区は自民、比例も自民」「180ある比例をみすみす公明に渡していいのか」などと、比例での協力のあり方を見直す考えを示していた。

 この背景には、自民党にとって厳しい選挙結果が予想されるため、比例代表票を公明党に回す余裕がなくなっている事情がある。また、自民党東京都連にとっては、公明党は都議選や区議選ではライバルであるにもかかわらず、「衆院選の際に公明側に渡した支援者名簿が地方選などにも活用されている」(自民党関係者)という現場レベルの不満もあった。

 しかし、自公協力を解消するわけにもいかないため、“交換条件”として、自民党候補が出馬しない12区で太田氏を全面的に支援して自公選挙協力の象徴とする狙いのようだ。また、自民党には、この「東京方式」を全国的な自公協力のモデルとしたい思惑もありそうだ。

 ある自民党都議は「これまでと違い、われわれにも(太田氏支援に)責任がでてきた」と話している。

4641名無しさん:2009/01/01(木) 09:13:15
公明苦悩、自民と距離感 結束優先の執行部に批判(01/01 08:08)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/138401_all.html

 公明党が自民党との距離感に苦悩している。総選挙時期や税制改革などをめぐる麻生太郎首相の対応に対し、連立相手への配慮を欠くとの不満がくすぶるためだ。首相誕生を後押しした経緯から、太田昭宏代表らが表向き協力姿勢を示していることに、党内から「弱腰」批判も出ている。

 「経済危機に全力を挙げて立ち向かおう、行動しよう、ということで一致した」。臨時国会会期末の昨年十二月二十五日、太田氏は首相と会談後、与党の結束をアピールした。

 ただ、党内には不穏な空気が漂う。

 自民党は税財政改革の「中期プログラム」協議で、公明党が反対した二〇一一年度の消費税増税明記を押し通した。公明党の衆院議員らは「選挙へのダメージが大きい」と失望を隠さなかったが、党幹部は「首相にここで恥をかかせるわけにいかない」と苦しい胸の内を明かした。

 衆院解散時期も、首相は公明党に相談せずにずるずると延期。自民党の古賀誠選対委員長は十二月、与党間の選挙協力見直しにも言及し、公明党のベテラン議員は「支持者の心に傷がついた。選挙協力への影響は必至だ」と懸念する。

 それでも執行部が自民党との結束を強調するのは「再び首相交代を求めても、国民から政権投げだし批判を浴びるだけ」(参院幹部)だからだ。

 麻生内閣の支持率が急降下する中、若手・中堅からは「泥舟と一緒に沈むつもりか」との厳しい声が消えない。

 衆院選を控え、公明党は、政権を支えつつ議席を維持・増加させるという難しい党運営を迫られる。

4642とはずがたり:2009/01/01(木) 12:48:54
>>4639
山崎・加藤が離党してきてもねぇ。。あんな腐れ自民どもに譲る選挙区はないと思うんだけどどういう面子に成るんでしょうかねぇ。
民主候補が居ないのは加藤・園田・石原・渡辺ぐらい?河野の所もまぁ譲れるかな。あとはねー。

自民党 批判はとどろに寄する波 割れて砕けてさけて散るかも

4643名無しさん:2009/01/04(日) 17:36:47
自民離党してでも国民運動 渡辺氏が言及

 自民党内で「反麻生」の動きを強めている渡辺喜美元行政改革担当相は4日、栃木県内での会合で、早期衆院解散を求めるとともに「この思いが認められないなら、離党してでも国民運動を起こす」と述べ、初めて離党の可能性に言及した。

2009/01/04 17:04 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009010401000256.html

4644名無しさん:2009/01/04(日) 17:38:53
自民離党も辞さず=早期解散・給付金撤回なければ−渡辺元行革相

 自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は4日、地元の栃木県那須塩原市で開かれた後援会の会合で講演し、麻生太郎首相に対し、早期の衆院解散や2008年度第2次補正予算案に盛り込まれた定額給付金の撤回などを要求した。その上で、「この思いが伝わらないなら、わたしにも覚悟がある。自民党の垣根を越え、離党してでも国民運動を起こしたい」と述べ、初めて離党の可能性に言及した。 
 渡辺氏は「わたしの怒りは国民の怒りだ」と強調し、(1)選挙結果を受けて危機管理内閣をつくる(2)撤回した定額給付金の財源を地方自治体に渡し、弱者対策に活用する(3)公務員制度改革、独立行政法人改革を徹底する−ことも首相に求めた。
 先の臨時国会で渡辺氏は、首相の政権運営批判を繰り返し、民主党提出の解散要求決議案に賛成。自民党執行部から戒告処分を受けていた。ただ、その後も、自身の離党については「まだそのタイミングではない」と慎重な姿勢を示していた。(了)
(2009/01/04-16:23)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010400090

4645名無しさん:2009/01/04(日) 21:02:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010400162

「反麻生」の動きけん制=解散主導狙うも前途多難−麻生首相年頭会見

 麻生太郎首相は4日の年頭記者会見で、衆院解散・総選挙を自らの手で断行する考えを明確にした。自民党内で顕在化し始めた「反麻生」の動きに対し、解散権はあくまで自身が握っていることを示してけん制した形だ。しかし、内閣支持率の下落に歯止めは掛からず、「選挙の顔」としての首相への評価は地に落ちている。5日召集される通常国会の運営で行き詰まれば、選挙前の首相交代も現実味を帯びかねない。
 首相は自らの発案で、年頭会見にすずりと筆を用意して臨んだ。色紙に「安心 活力」と新年に懸ける思いを書き込むと、「国民の生活を守るため、やり抜く覚悟だ」と政権維持への決意を示した。焦点の解散時期に関しては「予算と関連法案を早急に成立させることが重要。それまで考えることはない」と述べ、民主党が求める早期解散を拒否。同時に「解散は首相、すなわち麻生太郎が決断する」と言明し、自民党内に強まりつつある「首相の下では選挙を戦えない」との見方に反論した。首相が強気の姿勢を貫く背景には、景気対策の裏付けとなる2008年度第2次補正予算案と09年度予算案を早期に成立させ、実績をアピールする以外に、政権浮揚への展望を開く道はないとの思いがある。
 しかし、「反麻生」の急先鋒(せんぽう)である自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は4日、早期解散や、2次補正に盛り込まれた定額給付金の撤回を求めて、離党の可能性に言及。首相の求心力低下を改めて印象付けた。2次補正の関連法案を衆院で採決する際、与党から17人が反対に回って造反すれば、再可決はできなくなり、首相は一気に窮地に追い込まれる。与野党双方で「話し合い解散」が取りざたされているのはこのためだ。自民党の閣僚経験者は同日、「今のままで行くなら首相は4月まで持たない」と語り、2次補正や09年度予算成立前の首相退陣もあり得ると指摘した。
 一方、首相が予算関連法案成立後に解散を先送りする意向を示したことで、首相と公明党の関係が再びぎくしゃくする可能性もありそうだ。同党としては、6月か7月に行われる東京都議選と衆院選を可能な限り離したいのが本音だからだ。首相会見を聞いた同党幹部は「(衆院選の時期は)5月がぎりぎり。それを逃せば、都議選が終わってからだ」とけん制する構えを見せた。(了)(2009/01/04-20:42)

4646小説吉田学校読者:2009/01/05(月) 07:05:06
朝日毎日「離党へ」、読売時事「離党の意向」、共同「離党辞さず」と各社温度差ありますが、観測気球の側面半分といったところでしょうか。
ていうか、定額給付金じゃなくて、地方自治体交付ですか。これは「使途を大枠で定めて交付」の原則をはっきりさせないと、ハコモノ中心のバラマキになりますよ。だいたい、地方のほうが土建依存度高いんだから。

渡辺元行革相離党へ 解散巡り麻生首相を痛烈批判
http://www.asahi.com/politics/update/0104/TKY200901040116.html

 自民党の渡辺喜美元行革担当相は4日、同党を離党する意向を固めた。地元の栃木県那須塩原市で同日講演し、麻生首相に早期の衆院解散・総選挙や、定額給付金の撤回などを要求。「認められないのであれば覚悟がある。自民党を離党してでも国民運動を起こす」と述べた。同県那須烏山市での講演では「麻生総理に決断を迫りたい。もしできないなら、私は自民党を離れる」と言い切った。
 渡辺氏が離党に言及したのは初めて。渡辺氏は自らの主張が受け入れられないことを見越して発言しており、近く離党する意向だ。講演終了後には記者団に対し、自らの主張をまとめた文書を、週内にも細田博之幹事長に提出する考えも示した。
 渡辺氏は講演で「麻生総理に申し上げたい。早期に解散・総選挙をやってほしい。選挙結果を受けて、100年に1度の政治体制をつくってほしい。危機管理内閣をつくってほしい」と主張。定額給付金についても、「撤回してほしい。(使途を)市町村に任せて、かゆいところに手の届く弱者対策などに使ってほしい」と語った。

4647とはずがたり:2009/01/05(月) 11:44:03
>>4646
俺も朝日新聞の確定的な筆調見てちょっと吃驚しました。
選挙に強い彼が先行離党して輿論に対する観測気球としての人柱となるリスクを背負う代わりに,新勢力が出来たらそのリーダーとして収まる事が出来ると云う彼にとっても悪くない勝負なんかもしれません。
新進党を含め自民党の復党組への処遇は自民党がピンチになれば登用されるしそんなに酷くはないですし,加藤みたいに中途半端でへたれたほうがよっぽど扱い悪いのでそういう意味では既に橋を渡ってしまってるのかもしれません。
また地元議会会派が離党を前提としたような檄文送ったりhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7024障碍そのものは余り無さそう。
自民党も難航する2区の調整先に使えて良いかも知れませんな。森山女史が特例で比例優遇付きで3区に回ったり出来るかも知れぬ。

4648名無しさん:2009/01/05(月) 12:41:45
支持者は「離党宣言」と認識 渡辺氏の決意受け
(1月5日 05:00)

 「命を燃やして国を変えていく仕事をやらせてください」。麻生政権批判を強める渡辺喜美元行政改革担当相は四日、那須烏山市などで開いた後援会会合で切々と決意を語った。渡辺氏は麻生太郎首相に早期の衆院解散・総選挙や定額給付金の撤回などを迫り、認められなければ「自民党を離れる」と訴えた。複数の支持者は「事実上の離党宣言」とも受け止めた。

 那須烏山市の会合には約三百人が詰め掛けた。演台には「今こそ突破力」と書かれたポスター。渡辺氏は早期解散・総選挙を踏まえて危機管理内閣をつくることや、公務員制度改革の骨抜き阻止などを麻生首相に求めた上で、「できないのなら自民党を離れる。そして国民運動を起こす」と言い切った。

 「『派閥の前に党があり、党の前に国家国民がある』という父の教えに従う」と説明。全国の首長や地方議員、産業界にも同調する人たちがいることを挙げ、「自民を離れても独りぼっちにはならない」と話した。

 渡辺氏は「皆さんが『頑張れ』と言って背中を押してくれるから、覚悟を持って行動できる」とも語り、引き続き支援を呼び掛けた。

 渡辺氏が麻生首相に迫るのは、実現が困難視されるものばかり。支持者からは「認められないことが分かっていながらの発言。事実上の離党宣言だ」との指摘もあった。

 会合では後援会幹部から次々と組織強化を訴える声が上がった。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090105/95178

4649とはずがたり:2009/01/05(月) 13:04:58
>>4648
ミッチーの無念を晴らすべく支持者は燃えてるんですかねぇ。
渡辺新党なるか?
橋本や平沼辺りと合流したりして或る程度の大きさになると民主の票喰って脅威かもしれません。
民主は此を改革や変化への清新な動きではなく醜い自民党の断末魔の呻きとそれに伴うごたごただと思わせないと郵政の時の二の舞になりかねないので注意かも。
勿論自民党をぶっ壊すために一部が飛び出してくる為の策動は必要でしょうけど,YKと組むのか(菅とか),渡辺と組むのか(野田辺り?),園田と組むのか(前原とか),はたまた中川と組むのか(まぁ居ないでしょうけどw)で揉めて民主がバラバラになるのが政界再編だと云う印象を与えるのは拙いでしょうな。

4650名無しさん:2009/01/05(月) 15:21:47
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090105dde007010031000c.html

渡辺元行革相:離党の意向 政府・与党から批判続出「勝手な言い分」

 自民党の渡辺喜美元行革担当相が離党に踏み切る意向を示したことに対し、5日午前、政府・与党から批判が相次いだ。

 初閣議後の会見で、鳩山邦夫総務相は「言い分が通らなかったら離脱するというのはあまりに勝手な言い分。親が言うことを聞かなかったら子供は家出するのか」と非難。郵政民営化に絡み離党経験がある野田聖子消費者行政担当相は「不本意ながら離党したことのある人間としては、そんなに軽々なものではない。波及するかどうか分からないが私には波及しない」と述べ、金子一義国土交通相は「離党するなら早くした方がいい。かえって彼が傷つく」と早期離党を促した。

 渡辺氏が離党した場合の次期衆院選の対応について、自民党幹部は「(対立候補を)当然立てる」と語った。

毎日新聞 2009年1月5日 東京夕刊

4651名無しさん:2009/01/05(月) 16:21:45
渡辺元行革担当相、地元支持者への手紙に「1月中に与野党の垣根越えた危機管理内閣」

渡辺善美元行革担当相が2008年末、地元の支持者にあてた手紙をFNNが入手した。
手紙の中では、麻生政権が「末期症状」としたうえで、「衆議院解散を行い」、「1月中に与野党の垣根を越えた危機管理内閣を作る」べきと指摘し、自らの行動に理解を求めている。
こうした言動に、政府・与党内からは、反発の声が相次いだ。
自民党の大島国対委員長は「残念ながら、党人として、政治家として、いかがなものかと思います」と述べた。
自民党の山本一太参院議員は「明るくて突破力のある人が、今追い詰められている自民党には必要だと思っているので」、「気持ちは、わからないことはないんですけど」と語った。
与謝野経済財政相は「たいそう元気がよくて、いいと思いますけど、やっぱりたまには、物事を冷静に考えた方がいいんじゃないか」と話した。
鳩山法相は「親が言うことを聞かなかったら、子どもはみんな家出するんですか。そしたら、子どもの言うことを全部聞かなきゃならなくなるじゃないですか」と述べた。
野田聖子消費者相は「わたし自身、不本意ながら離党を経験したことがある人間としては」、「軽々しく言葉にすべき話ではないと思っています」と語った。
こうした動きに、民主党幹部は「うまくいきすぎた」とほくそえむ一方、自民党幹部は「想定内。離党するとしても、1人だけだ」とけん制している。

[5日13時37分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20090105/20090105-00000971-fnn-pol.html

4652名無しさん:2009/01/05(月) 18:38:43
http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001641833.shtml

渡辺氏、自民離党へ 執行部、提言拒否の方向

 自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は5日、国会内で石原伸晃幹事長代理に会い、麻生太郎総裁(首相)にあてた(1)早期の衆院解散と危機管理内閣の立ち上げ(2)定額給付金の撤回など2008年度第2次補正予算案の修正-など7項目の政策要求を文書で提出した。この後の記者会見で「真摯に検討されなければ離党する」と明言した。

 これに関し党幹部は記者団に「要求に対しては『できない』と言うしかない」と明言、渡辺氏の離党は避けられない情勢となった。

 提言は早期解散や給付金撤回のほか「平成復興銀行」を創設し産業再生することなどを要求。「提言が速やかかつ真摯に検討、審議されない場合、政治家としての義命により自民党を離党する」とした。

 渡辺氏は4日、早期の解散などを求めた上で「この思いが認められないなら自民党の垣根を越えて離党してでも国民運動を起こす」と、事実上の離党宣言をしていた。

4653名無しさん:2009/01/05(月) 21:54:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010500914

自民党の山本一太氏らが新グループ

 自民党の山本一太参院議員、柴山昌彦衆院議員ら同党の中堅・若手8人が6日、新たな議員グループを発足させる。メンバーは、早期の衆院解散などを要求して離党も辞さないとする渡辺喜美元行政改革担当相に近い議員で占められる。
 6日の会合では、麻生太郎首相が消費税引き上げを次期衆院選の争点とする考えを示したことを批判し、政権公約に盛り込まないよう要求。無駄な行政支出の削減や、国会議員の定数削減を求める決議案をまとめる方針。 (了)
(2009/01/05-21:20)

4654とはずがたり:2009/01/05(月) 21:59:40
>>4653
後の6人誰なんでしょうかね。

4655千葉9区:2009/01/05(月) 22:01:42
http://mainichi.jp/select/today/news/20090106k0000m040018000c.html?link_id=RAH02
派遣村:「本当に働こうとしている人か」と坂本総務政務官

 坂本哲志総務政務官は5日、総務省の仕事始め式のあいさつで、仕事と住まいを失った派遣労働者らを支援するために東京・日比谷公園に開設されていた「年越し派遣村」に触れ、「本当にまじめに働こうとしている人たちが日比谷公園に集まってきているのかという気もした」と述べた。そのうえで「(集まった人が)講堂を開けろ、もっといろんな人が出てこいと(言っていたのは)、学生紛争の時の戦術、戦略が垣間見えるような気がした」と続けた。

 同政務官は熊本日日新聞記者、熊本県議を経て、衆院熊本3区から当選2回。【石川貴教】

4656名無しさん:2009/01/05(月) 22:08:33
>>4654

山本一太は離党すれば、参院群馬選挙区での再選は全く無理だから
自民党内反主流派(反麻生)グループ(の一つが)発足と見るべきかな?

4657とはずがたり:2009/01/05(月) 22:11:57
>>4656
一太は05年の時刺客として使ってくれと直訴してた(相手にされてなかったけどw)から「本当は衆院へ移りたいのだ,ニッコリ」なんじゃないのかなと思ってます。
まぁ彼の度胸や人望,きしょいブログ書いて悦に入ってる程度の資質では声掛からないし決断も出来んでしょうけど。

4658名無しさん:2009/01/05(月) 22:21:56
自民渡辺氏の行動を民主鳩山氏が評価
[2009年1月5日21時8分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090105-447162.html

民主党の鳩山由紀夫幹事長は5日夜、自民党の渡辺喜美元行政改革担当相が早期の衆院解散や定額給付金の撤回などの政策要求を党執行部に文書で求めたことについて「自民党の中にいながら、そのような決断をしたのは、非常に勇気ある行動だ」と評価した。

 さらに「同じような考えで、日本を変えようという勇気を持って行動する方が、自民党の若手に多く現れてくれることを心から期待する」と述べ、渡辺氏の同調者が出ることに期待感を示した。

 都内で記者団の質問に答えた。(共同)

4659名無しさん:2009/01/05(月) 22:39:06
「離党」渡辺氏に与野党とも反応冷ややか
政治・行政 2009/01/05

 定額給付金を盛り込んだ二次補正予算案などを審議する通常国会が五日開会した。「反麻生」急先鋒(せんぽう)の渡辺喜美元行革担当相が定額給付金について「撤回しなければ離党も辞さない」などと発言したことに、県内の自民党議員からは「一致団結すべきときなのに」と批判の声が相次ぐ。一方、民主党議員は「協力は本当に離党してから」と冷静に受け止めている。

 閣議後会見で自民党の甘利明行革担当相(衆院13区)は「どうしてそう発言したのか、本当の意味は彼しかわからない」と論評を避け、「彼が主張している公務員制度改革はさらに加速、前進させている」と説明した。

 党内への広がりについて、田中和徳氏(10区)は「新党ができれば選挙区のない議員などの受け皿になるかもしれない。だが、すぐに選挙がない中で、どれだけついていくだろうか」と同調者は少ないとの見方を示した。

 公務員制度改革などで行動をともにしてきた若手からも疑問の声。坂井学氏(5区)は「一緒にやってきたのに残念。党内で多数を取れるように活動するのが筋ではないか」と批判した。渡辺氏とのツーショットポスターを作製していた山際大志郎氏(18区)も「今後、ポスターが使えるか微妙」と苦笑い。渡辺氏の対応に「景気対策に与野党なく一致団結すべきとき。政局に結びつく動きにはくみせない」と断じた。

 一方、民主党は今後の動向を見守る構え。笠浩史県連代表(比例南関東)は「給付金撤回や早期解散は民主党と同じ主張だ。ただ、いまは意図がよくわからない。協力などは離党してからの話だ」と述べた。

 藤井裕久党最高顧問(同)も「本当に離党すれば、それなりの連携もあるだろう。うちは二大政党制を目指してきたのだから、こちらからよそに手を突っ込んではいけない」と話していた。

http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjan090156/

4660千葉9区:2009/01/05(月) 23:01:44
>>4654
今日か明日の一太がブログに、熱い紅茶を飲みながら改革の同士を紹介してくれるんじゃないっすか?
この辺でしょうねー

一太の推薦人になろうとした面々
http://news.ameba.jp/weblog/2008/09/17508.html
>そのメンバーは河野太郎衆院議員、柴山昌彦衆院議員、亀井善太郎衆院議員、上野賢一郎衆院議員、田中良生衆院議員である。その後行った「政策骨子発表」の記者会見には、山内康一衆院議員が参加。

プロジェクトJ 日本復活の面々
山本一太、世耕弘成、河野太郎、柴山昌彦、西村康稔、佐藤ゆかり、上野賢一郎、山際大志郎、山内康

4661とはずがたり:2009/01/05(月) 23:06:20
>>4658-4659
渡辺の行動はそれにしても唐突な感じが否めませんねぇ。
民主が此処で諸手を挙げて歓迎してしまっては渡辺=民主別働隊の印象やレッテルを貼られてしまって動きづらいので,鳩山みたいに評価したりするより笠みたいに冷静に事態を見守る方がへたれた場合の事も考えて良いのではないかと思うのですけど・・

給付金はばらまきの悪政策であるの一点で国民の支持は得られそうですが,公明の支援が必要で民主候補と対峙している殆どの自民党議員には動き様がない状況でしょうなぁ。。

4662名無しさん:2009/01/05(月) 23:06:58
公明・東副代表 「政府・与党は今、3対0で9回裏ツーアウト」
2009.1.5 22:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090105/stt0901052249008-n1.htm

 公明党の東順治副代表は5日夜、CS放送に出演し、麻生政権の現状について「世論調査や国民の与党を見る目は野球でいえば9回の裏、ツーアウト、3対0(で負けている状況)だ。これを逆転させるのが一番大事だ。ベンチの指示をよく理解して呼吸を一致させることが必要とされている」と述べ、次期衆院選までに内閣や与党への支持率アップのための結束が重要だとの考えを示した。

 そのうえで衆院選のタイミングについては「公明党は東京都議選挙を重視しているが、今の状況は超えている。勝てるという『勝機』を作ることに腐心しているというのが率直な状況だ」と指摘した。

 これは、衆院選で与党が勝てるタイミングがきたと判断できる場合には、今年夏に予定されている都議選と衆院選とのダブル選挙もやむを得なくなるとの見方を示唆したものだ。

4663千葉9区:2009/01/05(月) 23:17:09
渡辺にしろ、中川秀にしろ、加藤にしろ、「ワクワク感」を感じないのはなぜなんでしょうか。
こう、93年の新党ブームや加藤の乱のような、「なにかが変わる期待感」ってのが
全く感じないんですよね・・・
それだけ民主党が成熟したってことなんですかね。

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000901040004
渡辺氏の自民離党言及 後援会から賛同の声
2009年01月05日


「この国を変えていく仕事を私にやらせて下さい」と語る渡辺氏=那須烏山市内

 麻生政権への批判で注目される自民党の渡辺喜美元行革相(栃木3区)が4日、那須塩原、那須烏山各市内で開かれた地元後援会の新年会で、離党も辞さずという考えを示したことに、参加者からは渡辺氏の決意に賛同する声が上がった。


 各会場には県議や各市町の首長、議員らも出席。後援会総連合会の臼井亮平会長は「代議士の行動、決断を支持し、一致結束していく」とあいさつ。渡辺氏は「早期の解散総選挙、定額給付金の撤回などができなければ私にも覚悟がある。自民党を離れ、国民運動をおこしたい」などと強い口調で語りかけた。


 渡辺氏は「私は麻生内閣に怒っている。私の怒りは国民の怒り」「(仮に離党したら)私に刺客を送るというが、今の自民党に『刺客』を送る『資格』があるのか」などと喜美節も全開。会場からは大きな拍手とともに、「そうだー」「がんばれー」などの声が上がった。

4664とはずがたり:2009/01/05(月) 23:23:12
>>4660
なるほどw>熱い紅茶を飲みながら改革の同士を紹介してくれる

その辺の面子から誰かがへたれてって感じでしょうかねー。
一応整形してみました。ふう。

山本一太_ 参群馬07 総裁選立候補模索・プロジェクトJ・新グループ結成
柴山昌彦_ 埼玉8区 一太推薦人了承・プロジェクトJ・新グループ結成
河野太郎_ 神奈15区 一太推薦人了承・プロジェクトJ
上野賢一郎 滋賀1区 一太推薦人了承・プロジェクトJ
山内康一_ 神奈9区 一太推薦人了承・プロジェクトJ
亀井善太郎 神奈16区 一太推薦人了承
田中良生_ 埼玉15区 一太推薦人了承
山際大志郎 神奈18区 プロジェクトJ
西村康稔_ 兵庫9区 プロジェクトJ
佐藤ゆかり 東京5区 プロジェクトJ
世耕弘成_ 参和歌07 プロジェクトJ

4666とはずがたり:2009/01/06(火) 11:55:37
>>4660-4664とか

<自民>山本一太氏ら8議員が勉強会 「消費税上げ撤回を」 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_jimin2__20090106_8/story/06mainichiF0106m115/

 自民党の山本一太参院議員ら衆参の8議員が6日、麻生太郎首相が掲げる3年後の消費税率引き上げの撤回などを求める勉強会を発足させる。勉強会には道路特定財源の一般財源化の徹底を求める水野賢一、柴山昌彦両衆院議員らが参加。麻生政権に一定の距離を置く顔ぶれで、渡辺喜美元行政改革担当相が事実上の離党表明をする中、新たな「反麻生」勉強会の発足との見方も出ている。

 首相は4日の年頭記者会見で、次期衆院選の争点として消費税率引き上げを挙げた。勉強会では、厳しい景気情勢を踏まえ、現時点で消費税率引き上げを打ち出すと、景気対策の効果をなくすとして、首相に見直しを要求。併せて、国会議員の定数削減や行政改革の数値目標を設定することも求める。【山田夢留】

 勉強会の参加予定者は次の通り(丸数字は当選回数)。

 水野賢一(4)、柴山昌彦(2)、山内康一(1)、牧原秀樹(1)、上野賢一郎(1)、松本洋平(1)=以上衆院議員▽山本一太(3)、田村耕太郎(2)=以上参院議員

[毎日新聞1月6日]

4668名無しさん:2009/01/06(火) 20:00:33
高額所得者も受給を 定額給付金で官房長官
2009年1月6日 19時43分

 河村建夫官房長官は6日の記者会見で、総額2兆円の定額給付金の所得制限問題に関し「内需拡大が景気に最大の効果があるというふうに経済情勢が大きく変わった。そういう視点を持たなくてはいけない」と述べ、従来の姿勢を転換し、内需拡大の観点から高額所得者にも受給を促す考えを表明した。

 麻生太郎首相が、高額所得者は受け取りを自発的に辞退すべきだとの考えを示していたことについては「考え方が変わったとしても、効果あらしめるために必要な判断だ」と釈明。「制度の大枠が変わったわけではない」と強調した。

 一方で、高額所得者が受給した場合の経済効果については「高額所得者は国民の数パーセントで、心理的な問題だ。枝葉末節なことだ」と述べるにとどまり、具体的な試算は示さなかった。

 高額所得者の自発的辞退に同調していた鳩山邦夫総務相も記者団に「全閣僚、国会議員がみんなニコニコ受け取ったらいい。私は喜んで受け取って、すぐ消費に回したい」と強調した。

(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009010601000851.html

4669名無しさん:2009/01/06(火) 20:04:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010600750

沈静化に躍起=坂本政務官「派遣村」発言−政府・与党

 職と住居を失い「年越し派遣村」に集まった労働者の働く意欲を疑問視する発言をした坂本哲志総務政務官について、政府は、坂本氏が6日に発言を撤回・陳謝したことから野党の罷免要求には応じない方針だ。しかし、雇用情勢が急激に悪化する中での失業者への配慮を欠いた発言は、雇用問題が大きなテーマとなる今後の国会審議の火種になることは確実だ。
 麻生太郎首相は同日の衆院本会議で、坂本氏の発言について「職を失い困っている人に対して不適切だ」と批判しながらも、「(坂本氏は)発言を撤回し陳謝した」と述べ、民主党の鳩山由紀夫幹事長が要求した坂本氏の更迭を突っぱねた。
 派遣村の労働者を「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのか」などとした5日の坂本氏の発言を受け、官邸サイドは事態沈静化に動いた。河村建夫官房長官は6日朝、鳩山邦夫総務相に電話で厳重に注意。総務相は「監督不行き届きだった。陳謝させる」と応じ、同日の坂本氏の謝罪会見につながった。
 政府・与党は、これで一応の幕引きとしたい考え。自民党の山崎正昭参院幹事長は「発言を取り消し、謝罪したから大きな問題にならない」と強調。政府筋も「本人も説明しているし、これ以上広がらない」と語った。
 しかし野党は、「謝ったからいい、という『事なかれ主義』で済まそうとしている」(鳩山幹事長)と批判のトーンを強めている。雇用対策を盛り込んだ2008年度第2次補正予算案の提出を今国会まで遅らせた政権の姿勢に批判が高まっていることもあり、与党内には緊張感を欠いた坂本氏の発言に不満もくすぶる。公明党の太田昭宏代表は記者会見で「仕事が切られる、仕事がないことがどれほどつらいことかをしっかり受け止めて対応するのが政治の役割だ」と強い不快感を表明した。(了)
(2009/01/06-18:58)

4670名無しさん:2009/01/06(火) 20:17:37
「離党宣言」渡辺氏にエールの輪
2009年01月06日
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000901050001

 麻生政権を批判し、自民党離党の意向も示した栃木3区選出の渡辺喜美元行革担当相に対し、福田富一知事や宇都宮市の佐藤栄一市長が5日、それぞれエールを送った。


 福田知事は年頭記者会見のなかで、渡辺氏の言動への評価を問われ、「熟慮の上の判断を下されることと思う」と慎重な対応を求めつつ、「政策に対する批判は的を射ているところもある。仮に離党となったら起爆剤となり、閉塞(へい・そく)状況の政治を変える転換点につなげて欲しい」と語った。


 宇都宮市の佐藤市長も記者会見のなかで、「テレビに映りたい、パフォーマンスだという人がいるが、そんなことは決してない」と渡辺氏を支持。「高い志のもとで、自分に責任を持って取られている行動だ。すばらしいことだと思う」と持ち上げた。


 一方、栃木3区で次期衆院選候補者のめどが立たない民主党県連の簗瀬進代表は同日、連合栃木の会合で「自民党をかき回してくれればそれはそれでいいのではないか」と、渡辺氏の動きに触れた。

4671名無しさん:2009/01/06(火) 20:52:45
首相、再び「ていまい」 色紙の落款でも
2009/01/06 20:16 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009010601000915.html

 麻生太郎首相は6日午後の衆院本会議で、日本経済の現状に関する答弁で「低迷」を「ていまい」と読み間違えた。「ていまい」との誤読は昨年12月の参院財政金融委員会に続き2度目。首相はすぐに気付き「ていめい」と言い直したが、議場内から失笑も漏れた。

 首相は4日の年頭記者会見で書き初めを披露した際も、色紙の落款を「平成廿十一年」と誤って書いていた。「廿」は1字で「二十」を意味するため「十」は不要。首相周辺は「首相は過去に有識者から『十』を付けると教えられ、そう思い込んでいたようだ」と述べた。

4672千葉9区:2009/01/06(火) 21:24:32
>>4669
小泉チルドレンの一人は「衆議院が解散されれば、私も並ぶ側だ。」と記者に語ったとか語ってないとか・・・

4673名無しさん:2009/01/06(火) 21:25:13
坂本総務政務官:「派遣村」発言を野党が非難、辞任要求

 坂本哲志総務政務官が東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に関し、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まってきているのか」と発言した問題で、野党各党は6日、「失業者にあまりに無礼だ」(鳩山由紀夫民主党幹事長)などと非難し、罷免や辞任を求めた。

 坂本氏は6日記者会見し、「多くの皆さんにご迷惑をおかけした」と発言を撤回、謝罪した。だが民主、社民、国民新の3党国対委員長は、坂本氏の辞任要求などで7日に対応を協議することにしており、国会論戦への影響は拡大しそうだ。

 鳩山氏は衆院本会議代表質問で「撤回して済む話ではない。満身の怒りをもって即刻、解任を求める」と述べた。5日夜の国民新党幹部との会合で問題視する発言が相次いだことを受け、急きょ代表質問に盛り込んだ。

 共産党の市田忠義書記局長は「職業と住居を失ったのは企業の都合と労働法制の規制緩和が原因だ。反省もなくよく言えたものだ。罷免が当然」と断言した。社民党の福島瑞穂党首は「津波を起こした張本人が『自己責任だ』ということ自体が許せない。辞任を強く要求する」と語った。国民新党の亀井久興幹事長は「地方自治を扱う立場の人の発言として極めて残念。自らお辞めになるべきだ」と指摘した。

 一方で河村建夫官房長官は6日午前の記者会見で「陳謝をして、自分の心情も説明した。思いを新たにして精励してもらいたい」と述べ、辞任する必要はないとの認識を示した。【佐藤丈一】

毎日新聞 2009年1月6日 20時17分
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090107k0000m010079000c.html

4674名無しさん:2009/01/06(火) 21:38:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010600884

旧麻生鉱業の捕虜認める=麻生首相

 麻生太郎首相は6日午後の衆院本会議で、親族が経営していた旧「麻生鉱業」(福岡県)で戦時中、外国人捕虜が働いていたことを認めた。民主党の鳩山由紀夫幹事長への答弁。 
 首相が外相だった2006年11月、米メディアがこの問題を報じ、外務省は在ニューヨーク総領事館のホームページで外国人捕虜の存在を否定する反論を掲載した。しかし、08年12月、厚生労働省保管の公文書で300人の外国人捕虜がいたことが判明し、外務省は記述を削除した。
 これに関し、首相は「連合軍捕虜を労役させていたという事実が昨年の厚労省の調査で新たに明らかになった。(反論)掲載当時、承知し得なかった」と説明した。(了)
(2009/01/06-21:23)

4675名無しさん:2009/01/06(火) 21:43:22
2008年12月22日 掲載
麻生海外メディアから総スカン

 麻生首相が海外メディアから総スカンになりそうだ。問題になっているのは、このほど厚生労働省が公開した公文書。そこには麻生の父、太賀吉氏が経営していた旧「麻生鉱業」に300人の外国人捕虜がいたことが書かれている。古い話なのに問題視されているのは、この事実を06年、NYタイムズが報じたとき、麻生の命令で外務省がHP上で「強制労働の情報を得ていない。甚だ遺憾」と書いて反論したからだ。それが日本の公文書でイチャモンだったことが裏付けられてしまった。当時の麻生は外相。国会でも追及されそうだ。

http://gendai.net/?m=view&c=010&no=21660

4676名無しさん:2009/01/06(火) 21:46:47
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090107k0000m010068000c.html

自民党:新たに2勉強会発足 乱立し提言重ねる異例事態に

 自民党内で6日、新たに二つの勉強会が発足した。麻生政権を支持する「力強く日本を再生する会」(会長・今津寛元防衛庁副長官)と、政権に距離を置く中堅・若手でつくる「国民視点の政策を考える会」。通常国会が開会し、与野党の対決色が強まっているが、自民党内では政策グループが乱立して提言を重ねる異例の事態となっている。

 自民党本部で開かれた、日本を再生する会の設立総会には今津氏のほか、首相に近い麻生派の山口俊一首相補佐官、岩屋毅元副外相ら54人が参加した。入会申し込みは90人に達し、自民党内の全派閥に広がっている。今津氏は「麻生太郎首相は開かれた総裁選挙を行い、7割の地方党員が選んだ。首相をトップに据えて、自信を持って政策を進めていく」と強調した。

 「国民視点の政策を考える会」には、山本一太参院議員や水野賢一、柴山昌彦両衆院議員ら6人が出席。当初8議員が参加予定だったが、所属する派閥幹部から事前の問い合わせもあり、2人が出席を見送った。柴山氏は「決して『反麻生の会』ではない」と訴えた。

 今後、両会とも独自の提言を党執行部などに申し入れる方針だが、勉強会が乱立すること自体、首相の求心力が低下していることの裏返しともいえる。

 山本氏らは次期衆院選のマニフェスト(政権公約)に、消費税率引き上げ時期の見送りや、議員定数削減などを盛り込むよう要求。首相は早ければ11年度からの消費税率引き上げに意欲を示しており、この相違が新たな火種になる可能性もある。【高山祐、山田夢留】

毎日新聞 2009年1月6日 19時56分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090107k0000m010068000c.html

4677名無しさん:2009/01/06(火) 22:16:14
定額給付金:「議員は受給を」と自民幹事長 与党また迷走
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090107k0000m010113000c.html
毎日新聞 2009年1月6日 22時11分

 自民党の細田博之幹事長が6日、「国会議員は定額給付金を受け取るべきだ」と発言したことで、給付金の所得制限を巡って政府・与党の迷走が再び始まった。麻生太郎首相はこれまで給付金の受け取りを辞退する意向を示していたが、同日夜は持論の撤回を示唆した。細田氏の狙いは、給付金批判を強める野党への国会対策だったが、逆に首相発言が揺らぎ、野党に格好の攻撃材料を与える形となった。

 首相は「1億円も収入がある人はもらわないのが矜持(きょうじ)」などと発言していた。だが所得制限を巡って政府・与党は迷走し、結局は「地方自治体の判断」に丸投げした。総務省は所得制限を設ける場合の目安として「1800万円以上」を示した。

 国会議員の歳費は1800万円を超えるが、細田氏が政府に統一見解を出すよう求めたのは、給付金の景気対策と地域振興としての効果を強調して衆院予算委員会での論戦に備える意図があった。野党側が各閣僚に受給するかどうかを問いただす可能性があり、個々の閣僚の判断を統一しておく必要性に迫られていた。給付金導入に不満が残る自民党内の空気を踏まえ、「ここで引き返すわけにはいかない。経済効果を強調するしかない」(幹部)との党内事情もあった。

 河村建夫官房長官は6日の記者会見で「内需拡大が重要だ。国会議員も同じ目線に立ち給付金を役立てる視点があってしかるべきだ」と細田氏に賛同した。鳩山邦夫総務相も「私は喜んで受け取る。すぐ消費に回したい。地元でうまいものを食うことになると思う」と同調した。だが自民党内には「なぜ細田さんは首相の足を引っ張るようなことをするのか」(中堅議員)との疑問の声も出ている。

 定額給付金の撤回を求める民主党の鳩山由紀夫幹事長は、同日の記者会見で「これで矜持なんてまるでないことが、明らかになった。高額所得者、麻生首相のような人がもらうことは、さもしいことだと。みんなが協力してもらいましょう。景気対策なんだからと。全く道義も矜持もへったくれもない」と厳しく批判した。【古本陽荘、近藤大介】

4678名無しさん:2009/01/06(火) 22:19:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010600862

渡辺元行革相、助成金書類提出せず=自民離党を前提

 自民党の渡辺喜美元行政改革担当相が、同党の政党助成金の届け出に必要な書類である「承諾書及び宣誓書」を提出していないことが6日、明らかになった。総務省への届け出の期限は16日だが、渡辺氏は記者団に「提出しない」と政党助成金を拒否する考えを表明。政党助成法の観点からは「離党」した格好となりそうだ。
 渡辺氏は書類を提出しない理由について「党の垣根を越えて国民運動をやると言っており、自民党にいない可能性もある」と重ねて離党の意向を表明。離党の時期は言及を避けた。 
 総務省によると、政党助成金は各党の所属国会議員数と直近の国政選挙での得票率に基づいて算出される。承諾書及び宣誓書は議員の党所属を示すもので、各党が作成する所属国会議員一覧と併せて届け出るが、渡辺氏が書類を提出しなければ自民党所属とはみなされないことになる。
 これに関連し、自民党の笹川堯総務会長は6日の記者会見で「政党助成金はもらわないが、自民党の党籍というのは分かりにくい」と渡辺氏の対応に不満を示した。(了)
(2009/01/06-20:55)

4680千葉9区:2009/01/06(火) 22:30:31
>>4666
>>4676
誰が逃げたか・・・

4681名無しさん:2009/01/06(火) 22:34:08
元会長脱税容疑のABCホーム.自民支部に312万円寄付

 自民党の秋元司参院議員(37)と同党に在籍した小林興起・元衆院議員(64)がそれぞれ代表を務めた政党支部が、法人税法違反(脱税)の疑いで元会長が東京地検に逮捕された不動産会社「ABCホーム.」から計312万円の寄付を受けていたことがわかった。

 政治資金収支報告書によると、秋元議員が代表の「自由民主党東京都参議院比例区第60支部」は、同社から2004年と05年に各60万円、06年も計120万円の寄付を受けた。小林元議員が代表だった「自由民主党東京都第10選挙区支部」も03年と04年に各36万円の寄付を受けた。秋元議員の事務所は「小林先生の秘書だった時に同社と付き合いが始まり、当選後も支援してもらった」と説明、返金を検討しているという。小林元議員の事務所は「適正に処理している」と回答した。

(2008年12月25日15時58分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081225-OYT1T00466.htm

4682名無しさん:2009/01/06(火) 22:40:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010600710

消費増税、公約化に反対=自民7人が新グループ

 自民党の山本一太参院議員(町村派)、柴山昌彦衆院議員(同)ら麻生太郎首相の政権運営に批判的な中堅・若手7人は6日午後、国会内で会合を開き、新たな議員グループ「国民視点の政策を実現する会」を結成した。首相が掲げる3年後の消費税率引き上げについて、次期衆院選の同党マニフェスト(政権公約)に盛り込まないよう執行部に求めていく方針を決めた。
 山本氏は会合で、「経済危機に見舞われている時期に3年後の消費増税を盛り込むと、景気対策の効果を相殺してしまう」と強調した。初会合では、国会議員の定数削減や、行政支出の無駄削減のための数値目標をマニフェストに明記するよう求めることも確認した。 
 山本、柴山両氏以外の参加者は、上野賢一郎(山崎派)、水野賢一、牧原秀樹、山内康一(以上無派閥)の各衆院議員と、田村耕太郎参院議員(津島派)。当初は松本洋平衆院議員も加わる予定だったが、党内から「反麻生」の動きと受け止められることを懸念して参加を見送った。(了)
(2009/01/06-18:13)

4683名無しさん:2009/01/06(火) 22:42:37
http://www.rkb.ne.jp/jnn_news/media/DT20090106_210017/4032501.html

給付金・消費増税に自民内から反発 01/06 18:57

 「自民党でないとこの会にはいられないというのであると、ちょっとどうなるか分かりませんけれども・・・」(渡辺喜美 元行革相)

 定額給付金の撤回などを訴えて自民党を離党する考えを示している渡辺元行政改革担当大臣は、若手グループの会合に出席、「自民党と国民の意識の間には大きなギャップがある」などと持論を展開しました。

 会合では、武部元幹事長が渡辺氏の主張について「的を射た貴重な意見だ」と述べて、渡辺氏の行動に理解を示す場面もありました。

 「消費税の例えば景気好転後の 3年後の増税の明記というものは、これを争点にするべきではないと」(自民党、山本一太 参院議員)

 また、別の若手グループは、消費税の増税を選挙のマニフェストには含めず、逆に国会議員の定数削減や行政の無駄遣いに関する数値目標などを盛り込むよう、党幹部に求めることを決めました。

 ただ、渡辺氏の離党については、今のところ党内でそれに続こうという動きはなく、選挙を控えて「自分たちは国民目線に立っている」とアピールしたいというあせりに似た思いが透けて見えます。

 こうした中、細田幹事長は定額給付金について、6日の政府与党連絡会議で「景気対策なのだから、国会議員ももらって使うべきだ」と述べ、政府に見解を統一するよう求めました。景気対策を強調し、バラマキとの批判をかわす狙いとみられます。

 「(定額給付金を)私は受け取らせていただいて、相談しながら使い方を考えてみたい」(河村建夫 官房長官)

 ただ、麻生総理はこれまで、「人間の矜持(きょうじ)の問題」などと語り、高額所得者は定額給付金を受け取るべきでないとして自らも辞退する考えを示していて、これを撤回して受け取れば、またしてもブレたことになります。(06日17:20)

4685とはずがたり:2009/01/07(水) 01:15:14

坂本政務官、辞任の必要なし=鳩山総務相 (時事通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_soumu2__20090106_8/story/090106jijiX824/

 坂本哲志総務政務官が東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に集まっていた労働者の就業意欲を疑問視する発言をした後、撤回した問題で、鳩山邦夫総務相は6日、「辞める必要はない」との認識を示した。総務省内で記者団に語った。

 総務相は、「表現は間違ったと思うが、真摯(しんし)に反省し、謝罪した」と強調。「必死にまじめに働こうとしている人たちに不快な思いをさせたことについて真剣に反省していれば、辞める必要はないと思う」と政務官をかばった。 

[時事通信社]
[ 2009年1月6日16時35分 ]

「関係者に迷惑掛けた」=「派遣村」発言を撤回−坂本総務政務官 (時事通信)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776863/324

4686とはずがたり:2009/01/07(水) 02:10:58
>>4667-4668 >>4677 >>4684
すげぇぶれよう。。( ゜д゜)、 Peッ
参院選前の安倍内閣の無能ぶりと重なって甚だ頼もしい訳ではありますけどw

4687名無しさん:2009/01/07(水) 14:24:57
自民県連に戸惑い 民主は歓迎ムード
2009年1月7日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20090107/CK2009010702000142.html

 昨年末の国会での造反劇に端を発し、自民党を離党する見通しになった渡辺喜美衆院議員。内閣支持率が低迷する中で、総選挙への準備を迫られる自民党県連は渡辺氏の行動に戸惑いを隠せず、対応に苦慮している。民主党県連は自民党内部の足並みの乱れに歓迎ムードだ。 (松尾博史)

 民主党が提案した衆院解散を求める決議案に、渡辺氏が賛成した昨年十二月二十四日。県北部選出の自民県議は「驚いている。これから戦おうとしている民主党の提案に賛成するとは…」などと不信感をにじませた。

 その二日後に、自民党の地方組織の幹事長らによる全国会議が開かれた際、梶克之・県連幹事長は党幹部に「申し訳ありません。でも県連はしっかりしているから大丈夫です」と釈明。報道陣には「(渡辺氏は)マスコミに出るのをちょっと控えた方がいい。周りを見て自重してもらいたい」と漏らした。

 年が明けて国会開会を翌日に控えた四日。大島理森・自民党国対委員長は宇都宮市内の会合で「栃木県内の経済状況を救うために何が必要か。第二次補正予算、来年度予算を仕上げることが政治の責任」と強調。同党県連の森山真弓会長は「一喜一憂、右往左往して、マスコミ受けだけを考えて、政治活動している方が結構いる」と渡辺氏批判とも受けとれる発言をした。

 だがこの日も、渡辺氏の政権批判は収まらなかった。「麻生内閣に対しては心の底から怒りを覚える」。那須塩原、那須烏山両市での会合では早期解散を求めるとともに、定額給付金制度などへの批判を展開。「(自らの求めに応じないのならば)自民党を離れた上で国民運動を起こす」とも述べて事実上、退路を断った形に。同席した阿久津憲二県議は支持者に「どんな状況が訪れても(渡辺氏の)当選のために支援をお願いする」と理解を求めた。

 自民党の内紛劇を横目に、民主党県連の簗瀬進代表は六日朝、宇都宮市内での街頭演説でこう語った。「今のところはたった一人の反乱かもしれないが、大変大きなうねりになっていくかもしれない。いろんな意味で、渡辺さんの動きにも注目しつつ、期待したい」

4688名無しさん:2009/01/07(水) 15:09:26
度重なる政策のぶれ、失言、誤読は、首相としての資質に欠けていることを証明した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010700497

山下八洲夫氏(民主)の質問要旨
 1、第2次補正予算案から定額給付金を撤回、あるいは切り離すよう求める。また、予算案の成立が大きく遅れた場合はどのように責任を取るのか。
 1、定額給付金は雇用対策福祉の拡充に活用すべきだ。
 1、定額給付金の財源に財政投融資特別会計の余剰金を充てるのは、財政規律を乱すことにならないか。小泉内閣以来の財政再建路線は放棄したのか。
 1、雇用対策について、事態がさらに深刻化した場合、新たに追加対策を打ち出すつもりか。
 1、子ども手当法案や高速道路無料化法案、道路特定財源税率廃止法案など、民主党の提案の方がはるかに効果の上がる内容だ。政府案に代わって民主党案を採用すべきだ。
 1、旧麻生鉱業による朝鮮人徴用の有無を明らかにしてはどうか。
 1、度重なる政策のぶれ、失言、誤読は、首相としての資質に欠けていることを証明した。自らの不明を恥じて潔く首相の座から身を引くか、一日も早く衆院を解散し国民に信を問うべきだ。(了)
(2009/01/07-14:36)

4689名無しさん:2009/01/07(水) 18:08:18
http://www.zakzak.co.jp/top/200901/t2009010737_all.html

渡辺、山本、棚橋…「茶番トリオ」が麻生救う!?
首相がうまく乗り切れば政権基盤強まる


山本一太議員 第2次補正予算案に盛り込んだ定額給付金の所得制限を事実上撤回するなど、厳しい政権運営が続く麻生太郎首相。ただ、離党宣言した渡辺喜美元行革相はともかく、自民党の「反麻生」グループの主要メンバーには、昨年9月の総裁選を茶番劇にした“戦犯”といわれる山本一太参院議員や棚橋泰文元科学技術相の名前があるだけに、「結局は茶番トリオで終わり、かえって麻生政権の基盤は強まることになる」という喜劇を予測する声も出始めている。

 「誰に恥じることなく、堂々と活動していきたい」

 山本氏は6日、自民党若手議員7人の「国民視点の政策を実現する会」の初会合でこう宣言した。同会は次期総選挙のマニフェストについて(1)麻生首相ご執心の消費税増税を次期総選挙の争点としない(2)国会議員定数削減を盛り込む−ことを提唱。参加者は「反麻生ではない」というが、首相と距離を置く面々ばかりだ。


棚橋元科技相 通常国会では、首相にいくつもの地雷が待ちかまえているが、最大の懸案は2次補正予算案と道路特定財源の一般財源化を含む2009年度予算案と予算関連法案の採決だ。特に関連法案では自民党衆院議員17人が造反すれば、衆院での再可決ができず、政権はにっちもさっちもいかない状態となる。

 定額給付金では山本氏と近い渡辺氏や加藤紘一、山崎拓両氏、道路では棚橋氏が中心となっている「道路特定財源の一般財源化を抜本的に進める会」が政府与党案に異論を唱えており、造反予備軍と目されている。

 ただ、ある自民党議員はこう解説する。

 「山本、棚橋両氏は総裁選に出馬表明したが、推薦人を集められずに断念し、『総裁選は茶番劇』との印象を国民に与えた。その結果、発足時の麻生内閣の支持率が上がらなかったわけで、自民党にとってはいわばA級戦犯。今回も売名競争に思えるだけに、連携する議員は少ないのでは」

 さらに、山本、棚橋両氏の激しい対立を指摘する向きもある。総裁選で両氏は一本化しようとしたが、大げんかの末に物別れに。このとき山本氏は自身のブログで、棚橋氏を念頭に「何でもかんでも『オレがオレが!』と言い、目的のためには平気で『嘘』をつく。こんな政治家が『リーダーの器』であるはずがない。というより、『卑劣な人間』は決してリーダーになれない」などと悪口を書きまくっているのだ。

 それだけに自民党ベテラン議員は「お互い相手に手柄を取らせたくないから、強固な連携はできない。そうこうしているうちに、渡辺氏もまとめて扱われ、チャンバラトリオならぬ茶番トリオにされてしまうのでは。麻生首相がうまく乗り切れば政権基盤は強まるよ」とまで話す。

 事実、6日の会も8人で発足するはずが、直前になって1人欠けた。山本氏は「売名している余裕はない。政策をどんどん訴えていく」と話すが、支持は広がるか。

ZAKZAK 2009/01/07

4690名無しさん:2009/01/07(水) 18:10:56
>>4689
コピペミス

 第2次補正予算案に盛り込んだ定額給付金の所得制限を事実上撤回するなど、厳しい政権運営が続く麻生太郎首相。ただ、離党宣言した渡辺喜美元行革相はともかく、自民党の「反麻生」グループの主要メンバーには、昨年9月の総裁選を茶番劇にした“戦犯”といわれる山本一太参院議員や棚橋泰文元科学技術相の名前があるだけに、「結局は茶番トリオで終わり、かえって麻生政権の基盤は強まることになる」という喜劇を予測する声も出始めている。
 「誰に恥じることなく、堂々と活動していきたい」
 山本氏は6日、自民党若手議員7人の「国民視点の政策を実現する会」の初会合でこう宣言した。同会は次期総選挙のマニフェストについて(1)麻生首相ご執心の消費税増税を次期総選挙の争点としない(2)国会議員定数削減を盛り込む−ことを提唱。参加者は「反麻生ではない」というが、首相と距離を置く面々ばかりだ。
通常国会では、首相にいくつもの地雷が待ちかまえているが、最大の懸案は2次補正予算案と道路特定財源の一般財源化を含む2009年度予算案と予算関連法案の採決だ。特に関連法案では自民党衆院議員17人が造反すれば、衆院での再可決ができず、政権はにっちもさっちもいかない状態となる。
 定額給付金では山本氏と近い渡辺氏や加藤紘一、山崎拓両氏、道路では棚橋氏が中心となっている「道路特定財源の一般財源化を抜本的に進める会」が政府与党案に異論を唱えており、造反予備軍と目されている。
 ただ、ある自民党議員はこう解説する。
 「山本、棚橋両氏は総裁選に出馬表明したが、推薦人を集められずに断念し、『総裁選は茶番劇』との印象を国民に与えた。その結果、発足時の麻生内閣の支持率が上がらなかったわけで、自民党にとってはいわばA級戦犯。今回も売名競争に思えるだけに、連携する議員は少ないのでは」
 さらに、山本、棚橋両氏の激しい対立を指摘する向きもある。総裁選で両氏は一本化しようとしたが、大げんかの末に物別れに。このとき山本氏は自身のブログで、棚橋氏を念頭に「何でもかんでも『オレがオレが!』と言い、目的のためには平気で『嘘』をつく。こんな政治家が『リーダーの器』であるはずがない。というより、『卑劣な人間』は決してリーダーになれない」などと悪口を書きまくっているのだ。
 それだけに自民党ベテラン議員は「お互い相手に手柄を取らせたくないから、強固な連携はできない。そうこうしているうちに、渡辺氏もまとめて扱われ、チャンバラトリオならぬ茶番トリオにされてしまうのでは。麻生首相がうまく乗り切れば政権基盤は強まるよ」とまで話す。
 事実、6日の会も8人で発足するはずが、直前になって1人欠けた。山本氏は「売名している余裕はない。政策をどんどん訴えていく」と話すが、支持は広がるか。
ZAKZAK 2009/01/07

4691名無しさん:2009/01/07(水) 19:24:25
定額給付金「国会議員ももらうべき」のさもしさ
2009年01月07日 08:58 更新
http://www.data-max.co.jp/2009/01/post_4067.html

 6日、自民党の細田幹事長が2次補正の焦点となった定額給付金について「国会議員ももらうべき」と発言した。どこまで国民をバカにするのだろう。
 昨年、麻生首相は、高額所得者が定額給付金を受け取ることを「さもしい」とまで言い切ったはずだ。さらに「人間としての矜持の問題」であるとして、高額所得者は自ら受け取りを辞退すべきとの認識を示していた。
 通常国会が始まり、2次補正をめぐる論戦の幕が切って落された途端、与党内から「国会議員も堂々と受け取るべき」との意見が出るとはまさに厚顔。
 国会議員には年間約2,300万円の「歳費」、月100万円の「文書通信交通滞在費」、月65万円の「立法事務費」、政策・第一・第二の秘書給与等、合計すると年間約7,000万円ほどの税金が投入されている。議員会館や宿舎の公費負担分を合わせるとさらに大きな金額がかかることになる。そのうえ年間約320億円近くの「政党交付金」まで受け取っている。
 「定額給付金は景気対策だから国会議員ももらうべき」などと、どの面下げて言えるのだろう。「盗人に追い銭」という言葉をかみ締めさせてくれることに感謝をすべきだろうが、細田幹事長や彼に賛同する政治家に対しては、「恥を知れ」と怒鳴りたくもなる。それにしても「さもしい政治」ではある。    

【 頭山 隆 】

4692名無しさん:2009/01/07(水) 19:28:04
麻生首相の「矜持」とは?
2009年01月07日 09:05 更新
http://www.data-max.co.jp/2009/01/post_4068.html

 2次補正予算案を焦点とする国会論戦が始まった6日、麻生太郎首相は3年後の消費増税について「責任ある政府・与党の原点、矜持だ」と述べた。麻生首相の言う「矜持」とはどういったものなのだろう。

 昨年、高額所得者に対する定額給付金の扱いについて問われた首相は、高額所得者が給付金をもらうことを「さもしい」としたうえで、「そこは人間の矜持の問題」とまで言い切った。しかし、通常国会が始まり、政府・与党内から「国会議員ももらうべき」との厚顔ともいえる意見が出始めるや、「私自身がどうするか判断している段階ではない。その時に考える」と態度を変えた。「人間としての矜持」は捨ててしまったのだろうか。

 定額給付金についての発言をたどれば、麻生首相の「矜持」はコロコロと変わることがはっきりした。これほど言葉の軽い総理大臣は、憲政史上初だろう。3年後の消費増税が政治家麻生太郎の「矜持」だというが、首相は消費増税の前提として「景気の回復」を明言したはずだ。「日本経済は全治3年」が首相の決まり文句だったが、3年後に日本経済の動向が上向きになっているかどうか、誰も分からない状態。明日の生活がどうなるか分からないという人たちが加速度的に増えている中、景気回復策でもたつく首相の言葉が信用できるはずもない。「景気回復」が担保されないまま増税の話だけに固執したら、益々消費意欲を喪失せしめる。消費税アップにこだわる前に、経済立て直しの具体策を次々に打ち出すべきであろう。それなくしての「矜持」とは笑止千万である。

 「矜持(きょうじ)」とは、誇り、プライドと言い換えることができる。政治家が「矜持」と言うからには、「曲げることのできない信念、持論」を指す。もちろん、政治生命を賭けて守るべきものである。逆に言えば、政治家が「矜持」を失ってしまえば、ただの政治屋に成り下がるということだ。政治屋だらけの永田町が国民の信頼を失って久しいが、以前は政治屋といえども、その言葉は重かった。
 
 麻生首相の言葉はあまりに軽すぎる。漢字の間違い程度でちゃかされているだけならまだよかったが、政治家が命がけで守るべき「矜持」を軽く扱うようでは宰相の資格はあるまい。定額給付金、消費増税、どちらも兆円規模の話である。税金の重みを理解しているのなら、「矜持」という言葉をかみしめて使うべきである。

【 頭山 隆 】

4693千葉9区:2009/01/07(水) 21:11:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090107-00000506-san-pol
自民ざわざわ 首相「支持派」vs「距離置く派」活動活発化
1月7日0時44分配信 産経新聞

 通常国会で与野党の論戦が始まった6日、自民党では麻生太郎首相と距離を置くグループと、麻生政権支持を訴えるグループがそれぞれ活動を活発化させた。また、自民党離党間近の渡辺喜美元行政改革担当相は記者団に「国民運動展開」の考えを示すなどその言動は過熱した。

  ■写真で見る■ 麻生太郎首相の答弁を腕組みしながら聞く渡辺喜美元行政改革担当相

■不満たまっている

 「最近の自民党は閉鎖的で硬直的だ。不満、うっぷんがたまり渡辺氏のような行動につながっている」

 自民党の武部勤元幹事長は6日、自身が会長を務め、衆院当選1回の「小泉チルドレン」が中心のグループ「新しい風」の会合で、渡辺氏を擁護した。

 会合には渡辺氏が新入会員として招かれ、入会が了承された。

 渡辺氏は「自民党でないと入れないならどうなるか分からないが、そうでなければ末永いお付き合いを」と語った。

 さらに武部氏は、定額給付金撤回や国家公務員の人件費2割削減などを首相に求めた渡辺氏の提言書を「的を射た貴重な意見が述べられている」と評価したうえで、離党は思いとどまるよう求めた。

 他の出席者からも離党には賛同しないが、提言を評価する声が出た。「渡辺氏とのパイプをつないでおきたいのでは」(党中堅)との見方もある。

 これに先立ち、渡辺氏は都内で記者団に、首相が給付金撤回を否定したことについて「提言は7項目。ほかはどうなのか。天下り規制を骨抜きにした政令の撤回や、(国家公務員人件費2割カットの)給与法改正を求めたことも聞いてみたい」と述べた。

 渡辺氏は民放テレビ番組にも出演し「(離党なら提言実行の)国民運動をやる。全国の志の高い人と一緒にやるので独りにはならない」「政党も選択肢の一つだ」と語った。

 渡辺氏が政党助成金の申請書類に署名していないことも判明。総務省への提出期限は16日で「署名しなければ、党籍があっても法律的に自民党から離れる形になる」(笹川堯総務会長)が、渡辺氏は6日夕、「自民党にいない可能性もある」として署名しない考えを示した。

 また、山本一太参院議員ら若手議員7人が6日、「国民視点の政策を実現する会」を発足させ、衆院選のマニフェスト(政権公約)で、平成23年からの消費税増税を明記せず、選挙の争点にしないよう執行部に求めることを決めた。

■政策に誇りと自信を

 一方、今津寛、小島敏男、遠藤利明、山口俊一各衆院議員ら同党の有志が6日、議員連盟「力強く日本を再生する会」の設立総会を開き、党が団結して麻生政権を支えていくことで一致した。積極財政に基づく経済対策をまとめ、衆院選マニフェストに盛り込むよう提言していく。総会には議員54人が出席、代理出席や参加表明者を含め100人以上の議員が参加した。

 会長に就任した今津氏は「麻生首相の積極的な内需拡大の経済対策が、必ずしも党で一本になっていないことに心を痛めている。首相は開かれた党の総裁選で選ばれた。われわれは政策に誇りと自信を持って堂々と進んでいこう」と述べ、党の一致結束を訴えた。

 今津氏は会合後、記者団に対し、渡辺氏を念頭に「党の結束が乱れる印象を国民に与えている」と批判した。

4694名無しさん:2009/01/08(木) 00:22:02
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20090108k0000m070145000c.html

発信箱:異端児の処遇=与良正男(論説室)

 政治とカネにまつわるスキャンダルなどが発覚し、自民党が追いつめられるたびにテレビに出演しては、野党顔負けの自民党執行部批判をぶつ。かつて政権に就く前の小泉純一郎元首相はそんな役回りだった。

 メディアは内輪もめの方を面白がるから野党の影は薄くなる。一方、国民の側も「やはり自民党は自由に物が言えて考え方も幅広い党だ」と妙な安心感を持った人が多かったはずだ。

 結果的には小泉氏は自民党の延命に多大な貢献をしているのだと当時も思ったものだ。そして自民党は「党をぶっ壊す」と叫ぶ小泉氏を首相に選び、究極の延命策を講じた。

 当初、私は渡辺喜美元行政改革担当相も同じような存在だと見ていた。早期の衆院解散・総選挙にせよ、定額給付金の撤回にせよ、渡辺氏の主張の多くはごく当たり前の話だ。共鳴した人は多かっただろう。

 しかも、渡辺氏が政権批判している間はメディアの世界では野党の出番はほとんどなし。確かに私たちメディアも安直だけれど、党執行部は渡辺氏に感謝していいとさえ思ったほどだ。

 だが、そんな雰囲気にはならなかった。それは、異端児(実は世間では常識派であったりするのだが)を許容できない今の自民党の余裕のなさを如実に映し出しているように思える。

 どうやら渡辺氏の離党は確実のよう。渡辺氏も覚悟があるのだろう。再三書いているように、新党結成にせよ何にせよ、行動を起こすなら衆院選前だ。そして選挙で有権者の判断を仰ぐことだ。私は「衆院選後に政界再編を」という勝手な離合集散話には決してくみしないが、選挙前に動くのなら納得する。

毎日新聞 2009年1月8日 0時06分
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20090108k0000m070145000c.html

4695名無しさん:2009/01/08(木) 00:31:11
柴田巧ブログ

1月7日テーマ:ブログ

 朝から、会派離脱・無所属出馬の件で電話などが相次ぐ。新聞1面のインパクトはやはり大きい。挨拶回りの後、富山へ。
 午後1時、県議会議事堂で横田自民党議員会長に「離脱届」を提出。横田会長からいろいろご助言を賜ったが、「考えに変わりがない」ことを伝える。 
 午後2時30分、後援会津沢事務所で緊急拡大役員会。会派離脱を報告し、無所属出馬の決意を述べた。終了後、記者会見。 
 午後5時より、高岡市京田、卸売市場口、木津南の各交差点で街頭演説。
午後7時、経田自治会新年会。
 午後8時、自宅でマスコミの取材。
 
 今日の決断は、出馬表明の際以上に悩み、勇気を要した。政治家として「立ち位置」を変えることは、かなりエネルギーが必要であることを実感した。100年一度といわれる未曾有の危機を乗り越えれる政治体制を確立し、具体的な政策展開を行うには、党いう垣根を超えることも、国家・国民のためにはやむをえない。いずれにしても、政治家として新たな道を歩むことになる。困難が待ち受けているだろうが、ひるまず前進するだけである。

http://ameblo.jp/shibatatakumi/

4696とはずがたり:2009/01/08(木) 00:31:25
>>4694
>自民党が追いつめられるたびにテレビに出演しては、野党顔負けの自民党執行部批判をぶつ。かつて政権に就く前の小泉純一郎元首相はそんな役回りだった。
>メディアは内輪もめの方を面白がるから野党の影は薄くなる。一方、国民の側も「やはり自民党は自由に物が言えて考え方も幅広い党だ」と妙な安心感を持った人が多かったはずだ。
>結果的には小泉氏は自民党の延命に多大な貢献をしているのだと当時も思ったものだ。
これって有りますよねぇ。今回のも同じ様な猿芝居の可能性も棄てきれない様に思うんですけど。
此処迄やって離党しなかったらしたらミッチーどころの騒ぎではない政治生命の終了だと思うのでなんらかの形で喜美は離党はするのでしょうけど,
>確かに私たちメディアも安直だけれど、党執行部は渡辺氏に感謝していいとさえ思ったほどだ。
>だが、そんな雰囲気にはならなかった。それは、異端児(実は世間では常識派であったりするのだが)を許容できない今の自民党の余裕のなさを如実に映し出しているように思える。
未だ此処↑迄云えるかというとなんとも云えないと思うんですがね。
大山鳴動してと云う感じがしなくもないし総選挙終わると何食わぬ顔して自民に戻っている可能性もある。
政党助成金の届けを出さなかったり嘗ての小泉やバカ手ならぬ若手どもと違ってそれなりの覚悟はありそうですけど。例えば新自由クラブ結成前夜ってどんな感じだったんでしょうかねぇ。

4697名無しさん:2009/01/08(木) 05:16:34
渡辺氏、総選挙前に新党模索 各地の知事らと連携も
(1月8日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090107/96125

 自民党離党が確実視される渡辺喜美元行政改革担当相は七日、大田原市で開かれた「北栃木新春名刺交換会」であいさつし、「第三極をつくり、選挙の前に旗を揚げること、国民に選択肢を指し示すのが大事」などと述べ、衆院選挙前の新党立ち上げを模索していることを明らかにした。また中央集権の政治から地方主権の政治へ変えていくため、各地の知事などと連携を図る考えを示した。

 渡辺氏はあいさつ終了後、記者らの質問に対し「政治家というのは党に属する以前に、党の前に国家国民がある。自民党の器を超えて活動することはその原点に即した行動だと思っている」と述べた。

 その上で「この閉塞状況に風穴を開けないといけない。第三極をつくり、選挙前に旗を揚げることが大事」などと、新党の立ち上げを選択肢の一つとしていることを明らかにした。

 交換会の中で渡辺氏は、百年に一度といわれる経済危機に触れ「非常時に対応できる政治体制が整っていない。国会のねじれを解消しないとこの危機を乗り越えられない」と解散総選挙の必要性をあらためて強調した。

 続けて「例えば中央集権から地方主権に変えるなど、未来を先取りした政策も必要」と主張。さらに「全国にも同じ考えの方がたくさんいるはず。近々ある知事と会うことになっているが、思いの丈を語っていきたい」と離党を見据え各地の政治家などとの連携を模索する考えを示した。

 最後に渡辺氏は「日本の政治システムは時代遅れ。国民目線とかけ離れている」とし、「まさにタイタニック化しているのではないか。国民は船体の傷を見て沈没すると叫んでも、キャビンにいる人は(危険が)全然分かっていない。私は一度タイタニックから飛び出し、政治システムを根本からつくり替える運動を展開していきたい」と決意を述べた。

4698名無しさん:2009/01/08(木) 08:44:48
小里議員147万円重複計上/自民支部と選挙報告書
(2009 01/08 07:17)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=14603

 衆院鹿児島4区選出の小里泰弘議員(自民、当選1回)が、2005年衆院選の選挙運動費用収支報告書と自身が代表を務める党支部の同年の政治資金収支報告書で、10件約147万円分の支出を重複して計上していたことが7日、分かった。9件が二重計上で三重に記載したケースも1件あった。小里議員は同日、南日本新聞の取材に対し事務処理ミスを認め、政治資金収支報告書を県選管で一部訂正する意向を示した。
 二重計上の大半は、霧島市内の3業者に発注した印刷代。うち2業者計約133万円分は、支部と選挙の両報告書に重複して記載。1業者約13万円分は、支部の報告書で、組織活動費と宣伝事業費の欄に別々に記載していた。いずれのケースも添付した領収書の写しの日付、額、筆跡が同じだった。
 選挙の報告書では、7件計約1万円が重複計上。6件が高速道路の通行料金で、うち1件1000円分は三重計上だった。霧島市内で購入した弁当代は二重に記載していた。
 収入内容の違う独立した2つの収支報告書に重複計上したことについて、小里議員は「当時の担当者の思い込みや勘違いからくる単純ミス。費用を浮かせるなどの悪意は決してない」と釈明。
 同じ報告書に最大3枚の同一領収書の写しを添付したことについては「余分にコピーしてそのまま誤って報告したのだろう」と説明。その上で、「選挙時の混乱もあり管理が不十分だった。痛恨事だ。今後このようなことがないよう徹底したい」と話した。

4699名無しさん:2009/01/08(木) 08:58:40
渡辺喜美元行革相と小沢一郎氏の因縁
[政治]
2009年01月08日 08:48 更新

 自民党・渡辺喜美元行革担当相が離党に向けて前のめりになっている。定額給付金の撤回や衆院の早期解散などを麻生首相に提言、受け入れられなければ「離党」と、退路を断っての行動である。
7日には党籍を確認する誓約書について、署名する意思が無いことを表明したとも報じられている。
後戻りのできないところまできてしまったようだ。
   
 渡辺元行革担当相は、故・渡辺美智雄元自民党副総裁の子息である。美智雄氏は、歯に衣着せぬ発言と行動力、栃木弁丸出しの語り口で人気を集め「ミッチー」の愛称で親しまれた。40日抗争で中曽根派を飛び出す頃から力をつけ、派閥横断の「温知会」を主宰した。中曽根派に復帰してから、さらに実力者としての地歩を固め、2度の総裁選に出馬する。

 総理・総裁の座に就くことなく終わると思われた94年、細川内閣の退陣という突発事件が起きる。
小沢一郎氏(現・民主党代表)から後継首相を打診されるが、その条件は自民離党。揺れ動いた末に自民党に留まったが、翌年病没する。

 渡辺喜美元行革担当相は、秘書として美智雄氏の側にあり、全てを見届けている。権力闘争の実態とその怖さを実体験していることになる。その喜美氏が、自民党離党という賭けに打って出た以上、勝算があってのことだろう。
 
 因縁を感じるのは、野党のトップが、故・美智雄氏の時も喜美氏の場合も小沢一郎氏であるということ。自民党を離れた渡辺元行革相が手を組む相手は、どういう形であれ小沢氏になる。亡父の二の舞を演じることはあるまいが、渡辺元行革相の突出ぶりは気になるところである。小沢民主党と、どこまで連携をとっているか判然としないが、起爆剤になる可能性は十分である。もちろん、美智雄氏のように志半ばで動きを封じられるということもありうる。

 渡辺元行革相が離党してまで目指すものが何か、まだ見えてこない。倒閣に持ち込みシャッポを変えるためなのか、あるいは政界再編の布石か―。いずれにしろ、中川秀直元自民党幹事長ら反麻生陣営の動きと連動するようなら一気に政局が流動化する。当分、渡辺元行革相から目が離せない。

http://www.data-max.co.jp/2009/01/post_4090.html

4700名無しさん:2009/01/08(木) 22:54:52
2009年01月08日
渡辺氏、近く離党決断  補正賛否「決めていない」
http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack_s.cgi?s_politics_l+CN2009010801000831_2

 自民党離党に言及している渡辺喜美元行政改革担当相は8日、「麻生太郎首相では天下り根絶は無理だ。お手上げだ。(離党は)今日考える」と述べ、近く離党を最終決断する考えを示した。また2008年度第2次補正予算案の採決に関し「アウトだ」と、反対する意向を表明した。

 衆院予算委員会で天下り問題に関する首相答弁を聞いた後に国会内で記者団に語った。だが渡辺氏は8日夜、第2次補正予算案の採決について「まだ決めていない」と述べた。

 これに関し政府筋は「補正予算に反対するのなら自民党除名だ。戻りたいと言っても戻れない」と明言した。

 渡辺氏は首相に対し、国家公務員の再就職あっせんを当面首相が承認するとした閣議決定や、官僚OBが再就職を繰り返す「渡り」あっせんを容認する政令を、それぞれ撤回するよう求めていた。

 予算委では民主党の仙谷由人氏が、この問題を追及。渡辺氏は直接、傍聴した後に「首相答弁の話を聞くのが一番手っ取り早いと思ったが、役人答弁と同じで話にならない。本質が分かっていない。この内閣は官僚専制政治に手を貸している」と厳しく批判した。

4701名無しさん:2009/01/08(木) 23:18:34
自民党党行革本部が「天下り政令」で政府側に抗議へ
2009.1.8 23:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090108/stt0901082307009-n1.htm

 自民党行政改革推進本部の公務員制度改革委員会(委員長・石原伸晃幹事長代理)は8日、党本部で会合を開き、政府が昨年12月、首相の権限で国家公務員の天下り斡旋(あつせん)の承認を可能とする政令を党内手続きを経ずに決めたことに対し厳重抗議することを決めた。中馬弘毅・党行革本部長らが河村建夫官房長官らに申し入れる。石原氏は会合で「さっぱり意図が分からない政令だ」と批判。他の出席者からも「行政上必要かもしれないが、衆院選で自民党議員の心臓を止めてしまう」(衛藤晟一参院議員)と不満が噴出した。

4702とはずがたり:2009/01/08(木) 23:18:34
なんか喜美の言葉も麻生じゃないけどあっち云ったりこっち行ったりぶれ気味ですね。
まぁ一番良い舞台で離党を突きつけたいんでしょうけど。。

4703千葉9区:2009/01/08(木) 23:21:06
だらだらと離党までに時間をかけると飽きられるだけだと思います。
ちゃっちゃっと離党しちゃえば良いのに。

いまさらへたれたら爆笑ですが。

4704 ◆ESPAyRnbN2:2009/01/08(木) 23:41:50
>>4701
> 「衆院選で自民党議員の心臓を止めてしまう」(衛藤晟一参院議員)

なんと正直な。
派遣失業者を本当に働こうとしてるのかとか、給付金は連立経費とか、日教組は癌とか、
消費者をやかましいとか、原爆はしょうがないとか、集団レイプは元気が良いとか、
なんとか還元水とか、テトリスとか、スカトロとか、
九州の自民党議員は正直者が多いですね。

・・・って、総理も九州か。

4705千葉9区:2009/01/09(金) 00:42:28
http://www.asahi.com/politics/update/0107/TKY200901070270.html
自民232支部、資金報告怠り解散 6千万円余使途不明(1/2ページ)
2009年1月8日3時10分

 政治資金の収支報告書の提出を2年連続で怠り、事実上の「解散」に追い込まれた自民党の政党支部の数が過去5年間で232に上っていることが朝日新聞の調べで分かった。これにより、一時的にでも収支報告が途絶えた資金の総額は約1億1600万円。このうち、現在も使途がわからないままになっている資金も約6500万円に達している。

 自民党幹事長室は朝日新聞の取材に対し、「指摘の事実があるとすれば直ちに事実関係を精査し、党本部として適切な対応をとりたい」としているが、政治資金の扱いのずさんさと同時に、同党支部の当事者能力の衰えを指摘する声が識者や同党関係者から上がっている。

 政治資金規正法には、「国民の不断の監視」の下に政治資金を置くことで透明性を確保する狙いがある。収支報告書の提出はその前提とされ、総務省や都道府県選挙管理委員会への報告を2年連続で怠ると政治団体としての届け出がないものとみなされ、政治資金の出し入れができなくなる。この時点で事実上、強制的な解散扱いとされ、場合によっては刑事罰や公民権停止の対象にもなる。

 解散扱いとなり、官報や都道府県公報で告示された団体について過去5年分を調べたところ、自民は232支部が該当し、自由連合6▽社民4▽旧保守3▽民主2▽旧自由2、と続く。報告を怠る前の支部の残金は自民が計約1億1600万円。社民約370万円、旧保守45万円、自由連合約12万円。民主と旧自由は残金ゼロだった。総務省によると、自民支部は昨秋の段階で7710あった。

 いずれも報告書を提出しなかった2年間は、外部から収支が全く確認できない状態だった。収支報告を怠っていた支部には自民の市町村支部や地方議員が代表者の支部が目立っている。

 また、自民党支部での使途不明の残金約6500万円のうち約5千万円は、石井道子・元環境庁長官(参院議員を引退)が代表をしていた「自民党埼玉県道友会支部」(埼玉県飯能市)の分だった。報告を怠って05年に支部が解散扱いとされた後の5千万円について、石井氏は「自分で保管している」と言っている。

 こうした実態について、総務省政治資金課は「未提出の状況について全国的に把握していない。総務省所管の団体については個別に注意喚起もしているが、強制的に提出させる権限はない」としている。(西川圭介、香川直樹)

4706名無しさん:2009/01/09(金) 15:58:22
山岡氏インタビュー 解散は予算成立後100%ある 渡辺氏との連携探る
(1月9日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090109/96568

 五日開幕した通常国会は冒頭から、定額給付金の在り方などをめぐって与野党が激突。二〇〇八年度第二次補正予算案などの採決では、自民党議員の造反もあり得る情勢で、波乱含みの政局が続きそうだ。民主党の国会運営の司令塔である山岡賢次国対委員長に今国会の見通しや戦略、さらに離党に言及している渡辺喜美氏との連携のあり方などを聞いた。

 −補正予算案などの採決にどう臨むのか。

 「筋の悪い定額給付金は切り離せ。そうすれば補正予算の残りは賛成すると言っている。しかし、与党は分けない。賛成できるものまで人質にして攻めてくる。いいものまで民主は反対しているという構図に従っている。ただ、いたずらに参院送付から六十日後のみなし否決まで採決を引き延ばすことは考えていない。国民にとって一番何がメリットか考えてやる」

 −自民党の造反をあぶり出すという戦略は。

 「自民党の中にも良心的な人はいる。ただ選挙区に帰るとわれわれと同じようなことを言うが、最終的に党の枠にはめられて国会では正反対のことで手を挙げる。それにだまされているから、国民のためにも顕在化させる。手始めが十三日の補正予算案の衆院採決だ。渡辺さん以外にも反対する人は出るかも知れず、三分の二による衆院再可決ができなくなる十七人の造反につながる可能性はある」

 −解散・総選挙の時期は。

 「自民の立場からすれば予算が上がったときに解散に打って出るしか方法はない。ただ、麻生首相には延命したいという気持ちが残る可能性はある。しかし、自民党執行部は絶対にそれを許さない。予算成立後の解散は100%、任期満了は120%ない」

 −離党に言及している渡辺さんをどう評価しているか。

 「渡辺氏は官僚政治をなくすということで大臣をやっていた。渡辺さんにとって一番の敵は当時、閣内にいた。公務員制度改革ではわれわれは全面的にバックアップした。考え方が同じところはたくさんある。離党に向けた行動を起こしたことは高く評価する」

 −渡辺氏との連携は。

 「今回の件は民主から仕掛けているわけじゃない。離党してもすぐ民主入りということはない。ただ選挙後は形はどうあれ一体で進むのではないか。栃木3区には民主候補は立てない」

4707名無しさん:2009/01/09(金) 16:37:44
定額給付金:対応、閣内不一致 受け取り11人、留保5人、辞退1人
毎日新聞 2009年1月9日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090109dde001010069000c.html

9日の閣議後の記者会見で、定額給付金の受け取りに関する発言が相次いだ。閣僚17人のうち「受け取る」と明言したのは11人。5人は態度を留保し、甘利明行政改革担当相が辞退する考えを表明するなど、対応は分かれた。

 河村建夫官房長官は「寄付する代わりに、地元で障害者施設が作った物を買いたい」と表明。斉藤鉄夫環境相も「地元で省エネ製品や電球型の蛍光灯を買ったりして消費したい」と述べるなど、給付金を受け取って地元で消費したいとの意見が多く出された。

 一方で甘利行政改革担当相は「私は申請しない方がいいのではないかと思う」と受け取らない考えを示し、「ポケットマネーから家族に『定額給付』して、地元の商店街で使えと要請したい」と語った。

 中川昭一財務・金融担当相は、給付金を受け取るかどうかは「個人としては答えられない」。与謝野馨経済財政担当相も「予断を持ってどちらにするか言う段階ではない」と語り、態度を留保した。

 同日午前の閣僚懇談会で、河村氏は「性格上、政府が縛るというものではないが、定額給付金の趣旨にのっとり政治家として適切な判断をお願いしたい」と呼びかけた。給付金をめぐっては6日の政府・与党連絡会議で、自民党の細田博之幹事長が消費拡大のため「国会議員も、もらって使うべきだ」と主張して政府にこの趣旨の統一見解を出すよう求めた。だが麻生太郎首相が難色を示し、閣僚の自由意思を尊重する方針にとどめた。

4708名無しさん:2009/01/09(金) 18:57:14
定額給付金、閣僚11人「受け取る」
(09日17:12)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4034837.html

 定額給付金をめぐり、閣僚の対応はさまざまです。野党などからバラ撒きとの批判が出ている定額給付金を麻生内閣の閣僚17人のうち、甘利行革担当大臣だけが受け取らないとした他は、11人が受け取る考えを示しました。

 「(定額給付金を)ぱぁーっと使っていただきたいという、政策目的でこの政策をやるなら、当然総理も受け取りますね?論理的にこういう答えになりますよ」(民主党 枝野幸男 衆院議員)

 「個人の判断であって、まだ予算も通ってない段階から、もらったらどうだとかこうだとかいう“たられば”の話というのでは、お答えのしようがない」(麻生首相)

 麻生総理は、高額所得者も受け取ったら盛大に消費して消費の刺激になるのが一番良いと述べながらも、自らの受け取りについては「その段階で判断させて頂く」として、9日も明らかにしませんでした。

 そうした中、麻生内閣の閣僚17人のうち11人は受け取る考えを明らかにしました。

 「“ニコニコ給付金”で皆が喜んで受け取ってもらいたい。私はニコニコして受け取る」(鳩山邦夫 総務相)

 「省エネ製品を買ったり、エコポイント制度を利用して電球型の蛍光灯を買ったり、私のお金をプラスして地元で消費したい」(斉藤鉄夫 環境相)

 「飛騨牛を食べるとか、じっくりそれは考えたい」(野田聖子 消費者行政相)

 この他、受け取る考えを示したのは、中曽根外務大臣、小渕少子化担当大臣、石破農水大臣、金子国土交通大臣、浜田防衛大臣、佐藤国家公安委員長の6人。

 今の時点で受け取らない考えを示したのは、甘利行革担当大臣ただ一人でした。

 「家計支援という趣旨で言えば、私は申請しない。消費刺激の責務があるから、家族には私のポケットマネーから定額給付し、地元の商店街で使うよう要請したい」(甘利 明 行革相)

 ただ、麻生総理と歩調を合わせ態度を明確にしていない閣僚もいます。

 「個人の内面性に土足で踏み込んで、もらうのかもらわないのか迫るのは、個人の内面性の自由とぶつかるのではないか」(与謝野馨 経財相)

 「決まってから考えます」(舛添要一 厚労相)

 この他、中川財務大臣ら、合わせて5人が態度を明らかにしていません。ただ、定額給付金の給付に関しては、実施する各市区町村の判断で年収1800万円を下限とする所得制限を設けることが出来るようになったままです。

 今のところ制限実施を明確にしたところはありませんが、国会議員は全員が年収1800万円を超えており、受け取るつもりでも受け取れない可能性はゼロではありません。

 こうした中、自民党は定額給付金の意義などを説明した文書を所属する議員に配布しました。

 10日からの連休中、それぞれの地元で制度の正当性をしっかり説明せよ、というわけです。

 「(給付金の受け取りを)辞退するなんて、格好つけるような事を言う人があるが、そうじゃない。ここで少しでも景気の傾向に歯止めをかけ、頑張っていこうではないか」(自民党 細田博之 幹事長)

与党は、来週火曜日の予算委員会で第2次補正予算案の採決を行うことを、野党の反対を押し切って、委員長の職権という形で決めました。関連法案と合わせて、火曜日のうちに本会議でも可決して、参議院へ送る方針です。

 「間違った補助金が中に入っているような、2次補正予算。もうすでに採決を決めようなどという話はとんでもないことだ」(民主党 鳩山由紀夫 幹事長)

 これに対し、野党・民主党は与党が強行採決する場合には採決には応じない方針を決め、参議院に送られた場合にはすぐに審議には入らず、定額給付金を分離するよう改めて政府・与党側に求めることにしています。(09日17:12)

4709名無しさん:2009/01/09(金) 19:06:29
読売ニュースランキング2008

「さもしく1万2千円欲しい人も…」定額給付金で首相発言

 麻生首相は6日夜、長崎県諫早市で自民党長崎県連が主催した首相の演説会で演説し、追加景気対策の柱である定額給付金について、「貧しい人には全世帯に渡すが、『私はそんな金をもらいたくない』という人はもらわなきゃいい。(年収が)1億円あっても、さもしく1万2000円が欲しいという人もいるかもしれない。それは哲学、矜恃(きょうじ)の問題で、それを調べて細かく(所得制限を)したら手間が大変だ」と語った。
 政府は所得制限を設けるかどうかで混乱した末、「年間所得1800万円が下限」という目安を示したが、受給辞退を呼びかけるかどうかは市区町村の判断に委ね、実質的に制限がない状態が見込まれている。それだけに、今回の首相の発言は波紋を広げそうだ。

(2008年12月7日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/2008ranking/article_monthly_top1205.htm

4710名無しさん:2009/01/09(金) 19:37:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010900819

「天下り」政令、焦点に=野党は撤廃要求、首相防戦

 国家公務員OBが公益法人などへの再就職を繰り返す「渡り」への政府の対応が、国会論戦の新たな焦点に浮上した。麻生太郎首相は「原則認めない」とするものの、政府が昨年12月に閣議決定した政令に例外規定が盛り込まれており、民主党など野党側は「官僚寄りだ」と姿勢を厳しく追及する。首相は、定額給付金に加え、天下りの問題でも、防戦を強いられる展開だ。
 「(改正国家公務員法の)立法の趣旨に反している」。9日の衆院予算委員会で、民主党の枝野幸男元政調会長は政令を厳しく批判した。
 改正国家公務員法は2011年までに、再就職あっせんを官民人材交流センターに一元化し、渡りあっせんも全面禁止することを定めているが、政令は経過措置として、「必要不可欠と認められる場合」に行えるとした。民主党は「必要不可欠」に当たるケースが今後続出すると見ており、仙谷由人元政調会長は「霞が関のクーデターだ」と断じた。
 民主党の追及を避ける狙いから、官邸サイドは当初、首相が渡りの全面禁止を明言することを検討したものの、最終的には「閣議決定した政令と矛盾する答弁はできない」(政府筋)と判断。9日の衆院予算委で枝野氏から、政令の撤廃を求められた首相は「(渡りに)厳格に対応する」と答弁するのが精いっぱいだった。
 もっとも、首相は公務員改革に後ろ向きとのイメージが有権者に広まれば、今秋までには行われる衆院選を控え、与党に一層の逆風となりかねない。このため、政府内では「政令を撤廃しないと持ちこたえられないかもしれない」(高官)との声が漏れるなど動揺が出始めている。(了)
(2009/01/09-19:29)

4711名無しさん:2009/01/09(金) 20:25:05
1月8日付 編集手帳
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20090108-OYT1T00110.htm

 十全、十分と用いるように、「十」には「すべてまとまっているさま」の意味がある。漢字でも十の字は大切で、実り多き果実の「果」も十を欠けば「呆」に変わる◆「口」から出る言葉も十人が十人、心をひとつにして「叶(かな)」う。首相の口から出た言葉が叶わなくて、何としよう。定額給付金をめぐる麻生首相以下、政府・与党のまとまりのなさを見ていると、景気浮揚の果実を想像する前に呆(あき)れる心が先に立つ◆高額所得者に自発的な受給辞退を促す意向を、首相が撤回した。「さもしい」と語って、ひと月もたたない。いまは「ぜひ皆さんに使ってほしいな…」という心境だそうである◆政府・与党の中が受給派と辞退派に割れていた。野党から足並みの乱れを突かれるとみて首相が譲ったようだが、どこが頭やら、尾っぽやら分からない政権というのも困ったものである◆首相が年頭記者会見で披露した書き初めに、「平成廿(にじゅう)十一年新春」とあったことが話題になっている。辞書によれば「廿」は1文字で二十を意味し、下の「十」は余計という。「果」から抜け落ちた十の字はこんな所で遊んでいたらしい。

(2009年1月8日01時48分 読売新聞)

4712名無しさん:2009/01/09(金) 20:31:47
首相「さもしい」発言で金縛り 閣僚対応も“不一致”

2009年1月9日 20:20 カテゴリー:政治
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/70045

 麻生太郎首相が高額所得者の定額給付金受け取りを「さもしい」とした自らの発言で、身動きの取れない“金縛り状態”に追い込まれている。「経済状況が大きく変わった」と給付金の積極活用を呼び掛けながら、自身が受領するかどうかは態度表明を拒否したまま。わずか1カ月足らずの転換に、首相の「ぶれ」は覆い隠せない。

 9日には閣僚間で受け取るかについての対応の「閣内不一致」を露呈。自民党の細田博之幹事長が辞退を表明した甘利明行政改革担当相を念頭に「格好を付ける人もいる」と批判するなど、給付金をめぐる政府与党の迷走には拍車が掛かるばかりだ。

 「(2008年度第2次補正)予算案も通っていない段階で『たられば』の話に答えようがない。予算案が決まり地方に配分される段階で判断する」。首相は9日の衆院予算委員会でも、民主党の枝野幸男氏に給付金を受け取るかの態度表明を迫られ、苦しい答弁を繰り返した。

4713とはずがたり:2009/01/09(金) 20:45:27
>>4711
ずっと自民党支持できた癖に読売も可成り辛辣ですなぁ。首相を阿呆よばわりしとるw

4714名無しさん:2009/01/09(金) 21:37:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010900921

自民、造反封じに躍起=渡辺氏への同調警戒−2次補正採決
 定額給付金が盛られた2008年度第2次補正予算案と関連法案の衆院本会議での採決で、自民党執行部が「造反」封じに躍起となっている。定額給付金の撤回を求める渡辺喜美元行政改革担当相は採決で反対する見通しだが、執行部は同調者を一人でも出さない方針で、締め付けを図っている。
 「小泉純一郎元首相は小選挙区制に反対だったけど、いろいろあって賛成した。いろいろあるんだよ」。細田博之幹事長は9日午後、党本部の幹事長室を訪れた柴山昌彦氏に対し、1994年の政治改革関連法案を引き合いに出し、こう言い聞かせた。
 柴山氏は「政策も人脈も渡辺氏に近い」(関係者)と指摘されるが、2次補正には反対しないと確約。細田氏も胸をなで下ろした。細田氏は8日には、副幹事長を通じて各派に、造反防止を徹底するよう指示した。
 また、党執行部は定額給付金の仕組みなどを分かりやすく解説した冊子を作成し、所属国会議員と各都道府県連に配布した。冊子には、生活対策や景気対策としての定額給付金の意義を明記。民主党が提唱する「給付金付き税額控除」も「定額給付金と趣旨を同じくするもの」と指摘するなど、有権者への説明や、野党に反論するマニュアルとして役立てるよう求めている。
 ただ、自民党の江崎洋一郎氏が衆院財務金融委員会の与党理事懇談会で「給付金の一部を雇用対策に使えないか」と発言するなど、党内に給付金に根強い不満を持つ議員がいるのも事実。党幹部は「造反者は渡辺氏以外にいない」と見ているが、複数出てくれば「民主党に勢いを与える」と警戒している。(了)
(2009/01/09-21:24)

4715名無しさん:2009/01/09(金) 21:45:31
雇用対策:麻生首相と与謝野経財担当相 微妙な距離感

 9日の衆院予算委員会で、雇用問題をめぐり、麻生太郎首相と与謝野馨経済財政担当相の微妙な距離感をうかがわせる場面があった。

 首相が「(雇用確保は)経営者が踏ん張る気概を持たねば難しい」と財界の自発性に期待を示したのに対し、与謝野氏は「同一労働、同一現場の正規社員と非正規に容認できない格差が生じている」とし、「正義の問題」として政府の積極的関与が必要と語った。野党議員のような語句の連発で、答弁後、野党席から拍手が起きた。

 与謝野氏は一方、定額給付金の受け取りについて「個人の自由な意志の領域の問題だ。土足で踏み込めば内面の自由とぶつかる」と明言を避け、首相と足並みをそろえたが、「今後、判断する」と繰り返すだけの首相との違いが逆に際立った。【野口武則】

毎日新聞 2009年1月9日 21時36分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090110k0000m010075000c.html

4716千葉9区:2009/01/09(金) 23:03:26
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090104/20090104_0001.shtml
「AYライン」共に打算 首相と与謝野経財相 消費税で協調
2009年01月04日 14:10
 衆院選の年を迎えて支持率回復が迫られる麻生太郎政権。鍵を握る存在が与謝野馨経済財政相だ。定額給付金制度の問題では所得制限が必要と異を唱えたが、消費税率引き上げ時期の明示をめぐっては援護射撃に回り、与党側の異論を封じ込めた。与謝野氏への依存度を高めているように映る首相には、「ポスト麻生」候補を取り込む狙いも透ける。双方に思惑あっての打算的「AYライン」といえそうだ。

 ●連携が奏功

 昨年12月12日夜、官邸で開かれた首相記者会見。「中期の財政責任を示すことが責任政党の矜持(きょうじ)だ」。社会保障と税制の中期プログラムをめぐり、3年後の消費税率引き上げ明示に強い意欲を示した首相は、演壇から降りると与謝野氏に語りかけた。「これでいいんだろ?」

 時期の明示は首相の「公約」だが、公明党が反発し、与党は税制改正大綱で明記を見送った。

 即座に反応したのが与謝野氏。記者会見で「問われているのは総理の指導力ではない。自民党が責任政党として踏ん張れなかった」と批判、1歩も引かぬ姿勢を見せた。

 最終的に難解な表現ながら時期の明記で決着。官邸会見場でのやり取りは、2人の連携が奏功したことを示唆した。

 ●どこ吹く風

 昨年の総裁選で争った末、首相に仕えることになった与謝野氏だが、無条件に恭順の意を示したわけではない。閣僚就任会見では「自分の良心に従って率直に意見を申し上げる」と明言。首相が公言する財政拡大路線への転換をけん制した。

 定額給付金制度をめぐる問題提起は、政府・与党内の混乱を招いたが、どこ吹く風だった。のどにがんが見つかり、大手術をしたのが2006年秋。翌年8月、安倍晋三改造内閣の官房長官として本格的に復帰した。周囲は「迫力が増した。吹っ切れている」とみる。

 職人気質を自認し、パフォーマンスが得意な首相とは肌合いが異なる。民主党との対立軸鮮明化や与党に踏み絵を課すことでの求心力回復といった動機はともかく、消費税にこだわる首相の姿勢は、財政再建の道筋をつけたい与謝野氏にとっても好都合だったわけだ。

 ●蜜月の行方

 「一緒に経済対策もつくったし、与謝野先生とそれほど違っているという感じはない」。総裁選当時、首相はそう評した。ただ、側近は「首相は財政再建原理主義者が嫌い。与謝野氏を頼りにはしておらず、気を使っているだけ」と強調する。

 与謝野氏は、秘書として仕えた中曽根康弘元首相を師と仰ぎ、囲碁対決が話題を呼んだ小沢一郎民主党代表ともパイプを持つ。麻生派議員に「自分は終わった人間。心配しないでいい」と伝えているが、首相にとって政界再編を想起させる要警戒人物に変わりはない。難航必至の国会対応や衆院解散を探る政局で「蜜月」は続くのか。その行方は政権の存亡にもかかわる。 (東京報道部・相本康一、植田祐一)

=2009/01/04付 西日本新聞朝刊=

4717名無しさん:2009/01/10(土) 06:19:18
渡辺議員13日にも離党「重大な局面に来た」
[ 2009年01月10日 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/01/10/06.html

 自民党離党に言及している渡辺喜美元行政改革担当相が9日午前、国家公務員の天下り規制に関し麻生太郎首相の見解をただす公開質問状を提出するため官邸を訪れた。しかし、首相側は受け取りを拒否。渡辺氏は記者団に「しゃくし定規な対応で残念だ。(離党に関し)重大な局面に来た」と述べた。

 早ければ連休明け後の13日にも離党する見通し。衆院本会議で同日行われる第2次補正予算案の採決に反対するとみられる。反対すれば、自民党執行部は離党届を受理せず、除名処分とする方針だ。

 首相は衆院予算委員会出席のため官邸には不在で、対応した村松一郎首相秘書官は渡辺氏に「質問は国会ですべきだ」と述べた。質問状は、官僚OBが2回以上再就職する「渡り」の斡旋の全面禁止と、首相が天下りの斡旋を承認する政令の撤回を要求し、同日中の回答を求める内容。渡辺氏は回答を離党に踏み切る際の判断材料にする意向を示していた。

4718名無しさん:2009/01/10(土) 07:31:16
麻生内閣 給付金で不一致!甘利行革相が「申請しない」

 麻生太郎首相(68)が方針を二転三転させた末に受け取るかどうかの明言を避けている定額給付金を巡り、9日、閣内でも足並みの乱れが露呈した。閣僚17人のうち11人が受け取る意向を表明したが、甘利明行政改革担当相(59)は辞退の意思を見せ、5人は態度を明らかにしなかった。思わぬ“閣内不一致”に自民党の細田博之幹事長(64)は甘利氏を批判。定額給付金を含む第2次補正予算案の採決(13日)を控え、「麻生丸」の迷走は続く。

 ただでさえがけっぷちの麻生政権が、空中分解の様相だ。この日の閣議後の会見で、定額給付金の対応を聞かれた17閣僚中、「受け取る」と答えたのは11人。

 一方で、受け取り辞退を明言したのが甘利氏だ。07年の自民党総裁選で福田康夫氏支持だった山崎派の方針に反してまで劣勢の麻生氏を支持した盟友だが、今回は「家計支援という趣旨で言えば、私は申請しない」とキッパリ。「消費刺激の責務があるから、家族には私のポケットマネーから“定額給付”し、地元の商店街で使うよう要請したい」と話した。

 首相同様、受け取るかどうかを明言しなかったのは、与謝野馨経済財政担当相(70)や中川昭一財務相(55)、舛添要一厚労相(60)ら。二階俊博経済産業相(69)は「家族みんなで相談して決める」とかわした。

 細田幹事長は都内で開かれた公明党会合で、甘利氏を念頭に批判。「『辞退する』と格好つけるようなことを言う人もいる。閣僚ももらって地元で景気振興に使おうという公明党側の提案に一も二もなく賛成だ」と強調した。

 定額給付金を含む第2次補正予算案成立に向け全力を挙げるべきタイミングでの、閣僚間の不一致。受け取る意向をすでに表明している河村建夫官房長官(66)は、受け取るかどうか「個人の判断」としたものの、迷走を続ける首相の求心力低下を裏付ける形になった。

 麻生首相は昨年12月6日、長崎県での演説会で高額所得者の受給を「さもしい」とし、同15日の参院決算委でも「1億円も収入がある人はもらわないのが普通。人間の矜持(きょうじ)の問題」と答弁していた。しかし年明け早々、政府・与党内から自発的辞退を否定する声が上がり、メンツは丸つぶれ。今月6日に突然「その時になって判断する」とトーンダウンしていた。

 9日の衆院予算委でも、民主党の枝野幸男氏から給付金を受け取るかを迫られ「(第2次補正)予算案も通っていない段階で『たられば』の話に答えようがない」と苦しい答弁に終始。首相周辺は「『さもしい』とまで言ったのはやはりまずかった。あれがなければ『景気対策のために受け取る』と軌道修正できたのに」と悔やんでいる。

 衆院予算委はこの日の理事会で第2次補正予算案の審議日程を協議。衛藤征士郎委員長は13日に締めくくり総括質疑を行った上で採決することを職権で決めた。与党は13日中に本会議に緊急上程して可決、参院に送付する構え。民主党は午後の幹部会で、採決には応じない方針を決定。国会は最初の山場を迎える。

(2009年1月10日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090110-OHT1T00068.htm

4719名無しさん:2009/01/10(土) 14:19:04
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090110ddlk09010064000c.html

渡辺元行革相:12日に離党表明へ 地元後援会の役員会で /栃木

 反麻生内閣の姿勢を鮮明にしている衆院3区選出の自民党の渡辺喜美元行革担当相は、12日に地元後援会の臨時役員会を開き、離党を表明する見通しであることが9日分かった。渡辺氏が撤回を求める定額給付金が盛り込まれた08年度第2次補正予算案は13日の衆院本会議で採決される見通しだが、渡辺氏は反対する考え。党に所属したまま採決に反対して「造反」となる前に、自ら離党する道を選ぶことにしたとみられる。

 渡辺氏は9日、官僚OBが天下りを繰り返す「渡り」の全面禁止などを求める麻生太郎首相あての公開質問状を持って首相官邸を訪れたが、受け取りを拒否されていた。

 自民党県連幹部は「後援会に離党を説明するのだろう。早くすっきりした方がいい」と述べた。同党県議の中では10人が渡辺氏を支援する会を組織している。離党しても、県議らは渡辺氏を支援する方向だが、自民幹部は、離党した場合の対立候補擁立を明言しており、対立候補が出馬した場合、地元議員の足並みの乱れも予想される。【葛西大博】

毎日新聞 2009年1月10日 地方版

4720名無しさん:2009/01/10(土) 15:38:19
渡辺元行革相離党に冷ややかな視線
[政治]
2009年01月10日 14:52 更新

定額給付金を含む第2次補正予算案の衆院通過が13日で固まった。公務員の天下り問題や給付金の取扱いについて、麻生首相に方針転換を求めていた渡辺喜美元行政改革担当相。公務員の天下りについて質問書を提出しようとしたが、首相官邸で門前払いとなっていた。離党は必至となったが、自民党内の渡辺元行革相に対する視線は冷たい。

 九州選出のある衆院議員は「党内からは誰もついて行かないよ。友達が少ない人だから・・・。自分の言い分が通らなければ離党すると騒いでいるが、何で早く出て行かないのか。13日といわず、(首相への)要求が拒否された時点で結論が出てる。ヒーローにでもなったつもりなんだろう」
と吐き捨てるように語った。

 別の国会議員秘書は「親子2代で小沢さんにコントロールされるんですかね」とにべもない。
渡辺元行革相の党内での人気はほとんど無いというが、選挙だけは強いといわれる現実が強気の背景にあるとされる。渡辺元行革相の行動が大きく国会の流れを変えることはなさそうな状況である。

http://www.data-max.co.jp/2009/01/post_4128.html

4721名無しさん:2009/01/10(土) 17:13:57
首相「衆院選は一番いい時期に」 都議選絡み公明へ配慮
2009年1月10日 17時02分

 麻生太郎首相は10日午後、内閣記者会のインタビューに応じ、衆院解散・総選挙の時期について、公明党の要望にも一定の配慮をする考えを示した。公明党は7月に任期満了を迎える東京都議選との同時期の実施は避けたいとの意向。首相は「7月だけ絶対外すということはないが、(自民、公明)双方にとって一番いい時期を選ぶ」と明言した。

 同時に「経済対策に目安を付けないと無責任だ」と述べ、2009年度予算成立までは解散しない意向を重ねて示した。

 08年度第2次補正予算関連法案の処理をめぐっては「(野党が)どうしても反対と言うなら『3分の2条項』を使わざるを得なくなる可能性がある」と述べ、衆院再可決で成立させることも辞さない考えを示した。

 第2次補正予算案などの採決時に自民党議員が造反する可能性に関しては「あまり想定していない」と表明した。

(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009011001000436.html

4722名無しさん:2009/01/10(土) 18:48:18
>「参院でドラマが起きると思う。本当に今の形でいいか、自民、公明両党の執行部は、もう一度考え直した方がいいのではないか」

http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001649271.shtml

参院で2次補正修正も 加藤元自民幹事長

 自民党の加藤紘一元幹事長は10日、山形県新庄市などでの会合であいさつし、定額給付金を盛り込んだ2008年度第2次補正予算案について「参院でドラマが起きると思う。本当に今の形でいいか、自民、公明両党の執行部は、もう一度考え直した方がいいのではないか」と述べ、参院段階での修正の可能性に言及した。

 加藤氏は、定額給付金について「自民党は強い賛成ではない。公明党との関係を考えて賛成するが、あまり出来が良くないというのが7、8割の自民党議員の心だ」と指摘。ただ第2次補正予算案の衆院採決に関しては「自分も含め、自民党から造反する議員はほとんどいないと思う」との見方を示した。

4723名無しさん:2009/01/10(土) 21:04:58
自民:政界再編論者に手詰まり感 遠のく衆院選、造反なく
毎日新聞 2009年1月10日 20時45分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090111k0000m010060000c.html

 麻生太郎首相に批判的な自民党の加藤紘一元幹事長、山崎拓前副総裁、中川秀直元幹事長ら「政界再編論者」に手詰まり感が漂っている。首相は年頭に、春ごろの09年度予算成立までは衆院解散・総選挙をしないことを明言。定額給付金が焦点になった08年度第2次補正予算案の衆院採決で自民党に造反の動きはなく、離党が確実視される渡辺喜美元行革担当相への同調者も出ない見通しで、「攻め手」を欠いているためだ。

 加藤氏は10日、山形県鶴岡市での後援会会合で、定額給付金について「自民党議員は強い賛成ではなく、公明党に近々選挙でお世話になるから賛成する」と指摘しながらも、「自分も含めて自民党からそんなに造反する人は出ないだろう」と語った。「選挙区が不安定な人の行動は限界が出てくる」と政界再編の難しさも暗に認めた。

 定額給付金の撤回を主張していた山崎氏は今年になって容認に転じた。6日夜には、首相が出席して開かれた九州選出国会議員の会合で、「新年になったので心機一転、首相を先頭に頑張っていきたい」とあいさつし、2次補正への協力を約束した。

 加藤、山崎両氏は党内で学者を交えて再編に向けた構想をまとめる考えだが、「反麻生」の機運が盛り上がらない中、突出しないよう水面下での活動にとどめる方向だ。

 次期衆院選直後の政界再編を視野に入れていた中川氏は4日の新年会で「一昨年の参院選敗北に伴う謹慎期間も、昨年の大みそかで終了させていただく」と語り、改めて意欲を示した。だが、麻生内閣の支持率急落で民主党の結束は強まっており、自民党の「独り負け」の可能性も浮上している。中川氏に近い議員は「決断の時期を先送りせざるを得ないのではないか」と漏らす。

 再編論者の方向性には違いもある。加藤、中川両氏は一時、協力を模索したが、山崎氏は「財政再建か経済優先かという議論で新党を作っては、あまりにもお粗末だ」と述べ、中川氏とは一線を画している。【田所柳子、近藤大介】

4724名無しさん:2009/01/10(土) 22:20:54
麻生政権が「最大のマイナス」=総選挙への期待も−野村の株投資調査

 今年の株式市場で最大のマイナス要因は麻生政権−。野村証券が6日まとめた個人投資家動向調査で、迷走を続ける麻生政権が株価に悪影響を与えるとの回答が全体の53%に達した。2位は「国内景気」の26%で、現政権が断トツの足かせと受け止められている実態が浮き彫りになった。(2009/01/06-18:19)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200901/2009010600713

4725名無しさん:2009/01/10(土) 23:04:27
「給付金」大阪府だけ年収400万円の制限?

 大阪府の橋下徹知事は7日、府条例で定額給付金の受給資格を年収400万円未満などとする所得制限を設け、余剰金を学校の耐震化事業に回すことを提案した。高額所得者を念頭に置いた所得制限について、政府が前日に事実上撤回したばかり。総務省によると、余剰金が出た場合は給付金の財源である国庫に戻ることになっており、事実上不可能な提案。橋下流パフォーマンスとの指摘も出そうだ。

 橋下知事が定額給付金について新たな提案をぶちまけたのは、府内の市町村長と経済対策についての意見交換を行う場。

 「例えば、大阪府だけ“(年収)400万円以上の人には出さん”という所得制限を設けるとか、条例でできないものか」と述べ、制限により各市町村で余った給付金を小中学校の耐震化事業の地元負担分に回すアイデアを披露。また雇用対策として、各自治体の給付金事務作業に離職者を雇う考えも提案した。「麻生総理は“地方分権の訓練だ”とも言っている」として、府独自の緊急経済対策として検討していく構えを見せた。

 ただ、橋下知事の提案は現実性が極めて低い。昨年11月に自民・公明両党が決定した定額給付金についての大枠には「各市町村が所得制限を設ける場合の下限は、所得1800万円とする」と記載。総務省自治行政局定額給付金室によると、条例をつくるにしても、所得制限は「年収1800万円未満」が限界。さらに、所得制限により府民に給付しなかった分については「使われなかった予算」とみなされて国庫に戻ることになるという。したがって、余剰金は自由に使うことはできない。

 大阪府市長会長の倉田薫池田市長は「面白い発想だが、給付金は個人を対象としているので実現は厳しい」と渋い表情。

 給付金の受給資格をめぐっては当初、政府が所得制限を設けようとしたが手間や法律の問題などで断念。その後は高所得者へ「受給辞退」を促してきた。だがここへ来て定額給付金の支給目的が「家計の緊急支援」から、「消費刺激による景気対策」へと転換。6日には自民党の細田博之幹事長が「景気対策なので国会議員ももらって使うべきだ」と述べ、年収1800万円を超える国会議員にも受け取りを促していた。

 河村建夫官房長官は記者会見で「給付金の狙いは家計を助け消費拡大につなげることだ。その趣旨に合った対応をお願いしている」と述べ、橋下知事を批判した。

[ 2009年01月08日 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/01/08/01.html

4726名無しさん:2009/01/11(日) 02:27:27
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20090110/20090110-00000041-jnn-pol.html

首相インタビュー、給付金めぐる発言は

 定額給付金を「もらう」か「もらわないか」をめぐって、発言がぶれていると指摘されている麻生総理。10日午後、記者団のインタビューに答えました。

 総理官邸では10日も、麻生総理にあの質問がぶつけられました。

 「定額給付金の話ですが、率直に言って、(首相が)受け取ると言えば、話は終わると思うが」(記者)

 去年12月の段階で、高額所得者が受け取るかどうかは、「人間の矜持の問題」などと発言。自らは受け取らないと明言していた麻生総理でしたが、景気対策としては受け取って使うのが筋という論調を受け、ここのところ言葉を濁してきました。

 「総理はどうするのか」(民主党 菅 直人 代表代行)
 「まだ予算が通っていないので、通っていない段階から、もらう前提で話すのはいかがかなと」(麻生首相)

 「当然、麻生総理も受け取りますね」(民主党 枝野幸男 議員)
 「もらったらどうだとか、こうだとかいう、たらればの話では答えのしようがない」(麻生首相)

 受け取るのかどうかは、閣僚の間でも意見が割れています。

 「私はニコニコして受け取る」(鳩山邦夫 総務相)
 「受け取るか受け取らないかは、全く自由意思に基づいて行われるもの」(与謝野 馨 経財相)

 受け取る考えを明らかにしたのは、閣僚17人のうち11人。考えを明らかにしなかったのは5人。受け取らないとしたのは、甘利行革担当大臣ただ1人でした。

 結局、受け取るのか、受け取らないのか・・・。麻生総理は10日、改めてこう話しました。

 「僕は全然変わってない。政府で決めるとか、総理の命令でやると思ったことは一度もない。標準家庭(大人2人子供2人)で6万4000円入ってきたら、あと5万と思ったものを買ってもらう。そういった形での消費刺激が望ましい。盛大に使っていただきたい」(麻生首相)

 この迷走ぶりに、街の反応は、いささか冷ややかです。

 「議論自体が無意味だと思います。制度自体も無意味だと思う」
 「好きにしたらいいんじゃないんですかね」(街の人は)
 「私は必要ではないと思う」(秋葉原のメイドさんは)

 また10日は、舛添大臣との温度差も指摘された製造業の派遣規制の問題についても、質問が及びました。

 「基本的に常用雇用が一番望ましいですが、常用雇用だと急激な景気の変動になかなか対応しにくい。(景気が)良くなったときに、企業は人が足りなくなってくる。その時は常用(雇用)やりますか」(麻生首相)

 これまで同様、麻生総理は「常用雇用が望ましい」と、舛添大臣と同じ認識を示したものの、製造業派遣の規制については慎重な姿勢を強調しました。

 記者団の質問に、時折、笑顔を交えて答える麻生総理でしたが、週が明ければ、定額給付金を盛り込んだ第二次補正予算案と関連法案をめぐっての激しい与野党攻防が待っています。(10日17:56)

[10日21時9分更新]

4727名無しさん:2009/01/11(日) 18:19:45
渡辺喜美元行革相 13日離党へ
[政治]
2009年01月11日 15:31 更新

 渡辺喜美元行政改革担当相が13日に自民党を離党、第2次補正予算案の採決で反対にまわることを明言した。衆院予算委員会での補正予算案採決が13日、同日に本会議での採決まで行なうことが固まったため、同元行革相の動向に注目が集まっていた。
 渡辺元行革相の補正予算案反対に、自民党内からの同調する動きがないまま、離党に踏み切る渡辺氏。元行革相の父である故・渡辺美智雄自民党副総裁は、首相の座と引きかえに離党することで揺れたことがある。美智雄氏の離党を促すべく先行して離党した太田誠一元農水相や新井将敬氏(98年に自殺)などは、その後大変な苦労を強いられたといわれる。
 渡辺元行革相の語り口は、栃木弁で歯に衣着せせぬ発言を繰り返した父君によく似てはいる。しかし、故・美智雄氏には「ミッチー」と呼ばれ親しまれる「愛嬌」があったと古くからの国会関係者は語る。永田町生活が長い、ある自民党衆院議員の秘書は、「孤立無援とも言われる元行革相には、子分も同志も少ない」と言い切る。
 離党できずに、志半ばでこの世を去った亡父を、秘書として支え続けたはずの喜美元行革相。親父を越えることができるかどうか、これからの動きにも注目が集まる。いずれにしろ、連携相手は亡父の時と同じく小沢一郎氏である。

http://www.data-max.co.jp/2009/01/13_13.html

4728名無しさん:2009/01/11(日) 20:15:55
トーンダウン…加藤元幹事長の「政界再編論」足踏み  (1/2ページ)
2009.1.11 19:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090111/plc0901111950008-n1.htm

 自民党の加藤紘一元幹事長の政界再編の動きがこのところトーンダウンしている。麻生内閣の支持率が急激に下がったことが逆に、自民党や民主党の「結束」を高め、加藤氏が志向してきた衆院選前に自民、民主両党の枠を崩す第3極の結集が難しくなっているのだ。加藤氏や盟友の山崎拓元副総裁は最近、政界再編の完遂には複数回の衆院選が必要−とまで唱えるようになっており、“仕掛けのタイミング”を見つけられない状態だ。(水内茂幸)

 加藤氏は10日、山形県酒田市で開いた後援会の新年会で、久々に民主党批判を解禁した。

 「民主党は昔の社会党、自民党から出て行った人や自民党に入れなかった新人候補者の合成体だ。何かやる政党というよりも、自民党の(政策に反対する)『鏡の反射体』のような党にすぎない」

 さらに、「来年は衆参同日選があるかもしれない。今後の2、3年の間に、2、3回衆院選をやって、ようやく政界が整理される」と語った。

 新年会会場に自民党や麻生太郎首相のポスターは見当たらない。安倍晋三元首相と福田康夫前首相が2代続けて政権を放り出して以来、自民党の「統治能力」喪失が明らかとなり、支持者の目が厳しくなったと加藤氏が見てきたからだ。

 そうした中での民主党批判に、新年会出席者の一人は「風向きが変わったのか」と首をひねった。

トーンダウン…加藤元幹事長の「政界再編論」足踏み  (2/2ページ)
2009.1.11 19:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090111/plc0901111950008-n2.htm


 加藤氏は昨年9月の自民党総裁選で、与謝野馨経済財政担当相の支援要請を断り、“党の延命”に固執しない姿勢をにじませていた。さらに、与野党のリベラル系議員と接触する回数を増やし、自民、民主双方が割れる形での第3極作りを模索した。

 昨年12月半ばには、折に触れて集まっていた加藤氏、山崎氏、民主党の菅直人代表代行、国民新党の亀井静香代表代行の「YKKK」が民放テレビの報道番組でそろい踏みし、政界再編に動き出すのかとみられたこともあった。

 自民党のリベラル系議員は「昨秋、加藤氏の意をくんだ亀井静香氏から新党に誘われた」と語る。

 だが、麻生内閣の支持率低迷が顕著になると、加藤氏の動きは慎重になった。

 民主党は強気一辺倒となり、小沢一郎代表は自民党の「反麻生」議員について「まず離党が先決だ」と、民主陣営への吸収しか認めない姿勢だ。

 また自民党は、渡辺喜美元行政改革担当相の離党の動きはあるものの、大勢は衆院選を前に党を飛び出すことに慎重だ。「平成12年の『加藤の乱』で離党しきれなかった加藤、山崎両氏についていく者はいない」(自民党閣僚経験者)との指摘もある。

 山崎氏も6日夜、九州選出国会議員の会の新年会で「心機一転、中央突破で麻生首相を先頭に頑張りたい」と語っている。

 加藤氏は衆院選前の行動は自重し、山崎氏と連携しながら、「衆院選後の政界再編」の政策軸の勉強を当面重ねる構えだ。

4729名無しさん:2009/01/11(日) 22:47:00
>秋までには必ず衆院選が行われるため、大統領とのゴルフの約束を果たせるかどうか。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011100194
「2人でやれば文句出ない」=大統領とゴルフ約束−麻生首相

 「総理になってから、一回もゴルフをやっていない。(李明博大統領と)2人でやれば誰も文句がないだろうという話があったが、まったく同意見だ」。麻生太郎首相は11日夜の大統領主催の晩さん会でユーモアを交えてあいさつし、会場の笑いを誘った。
 これに先立つ日韓財界人との懇談で、李大統領が年内訪日に意欲を示し、「ここにいる財界人も一緒に(ゴルフを)プレーしたら」と提案したことを受けたもので、首相は晩さん会で「改めてご案内します」と応じた。
 首相は昨年9月の就任以来、ゴルフは打ちっ放しに1回行っただけ。秋までには必ず衆院選が行われるため、大統領とのゴルフの約束を果たせるかどうか。(ソウル時事)(了)
李明博(イ・ミョンバク)
(2009/01/11-22:14)

4730小説吉田学校読者:2009/01/12(月) 08:13:24
言葉は悪いが、ヒモのヒステリーですよ。

渡辺氏に痛烈批判「考える前に出て行け」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090111-449166.html

 自民党の古賀誠選対委員長は11日、福岡県内で講演し、2008年度第2次補正予算案と関連法案に関し「どういう抵抗があっても、たとえ与党だけででもきっちりと13日に採決することが大事だ」と述べ、野党が審議拒否しても与党単独採決で13日中に衆院を通過させるべきだとの考えを強調した。
 また、同党の渡辺喜美元行政改革担当相が定額給付金撤回などを政府側に求めていることに対し「『要求項目が受け入れられなければ(離党を)考える』と言っているが、考える前に出て行け」と強く批判した。

4731名無しさん:2009/01/12(月) 14:17:09
麻生政権瀕死…支持率ついに10%台

 危機的水準―。麻生内閣の支持率が昨年9月の発足から4か月もたたないうちに20%を割り込んだ。共同通信が10、11両日に実施した電話世論調査によると、内閣支持率は12月の前回調査から6・3ポイント減の19・2%に下落。逆に不支持率は8・9ポイント増の70・2%と森内閣以来約8年ぶりに70%を超えた。麻生太郎首相(68)は「どちらが首相にふさわしいか」という質問項目でも民主党の小沢一郎代表(66)にダブルスコアの完敗。また定額給付金については「評価しない」が70・5%と反対の声が圧倒的だった。

 ついにあの歴史的不人気内閣と肩を並べてしまった。麻生内閣の支持率は10%台に突入。逆に不支持の声は森内閣以来となる7割台をたたき出した。

 定額給付金問題で迷走する首相だが、不支持の理由では「経済政策に期待が持てない」が28・8%でトップ。続いて「指導力がない」(22・6%)「信頼できない」(18・2%)と首相個人の資質を疑問視する回答が挙げられた。

 不支持が70%を超えたのは約8年ぶりのこと。2000年4月、病に倒れた故・小渕恵三氏の後継として森喜朗氏(71)が総理のいすに座った。「密室で談合」と批判された就任のいきさつに加え、内閣発足1か月後に「神の国発言」で波紋を広げ、さらに同6月の衆院選中には「無党派層は寝ていてくれればいい」と演説。森内閣は舌禍で急速に支持を落としていった。

 調査方式が異なるため単純比較はできないが、当時の世論調査(共同通信)では、同年11月に不支持率67%を記録(支持率18%)。この時は中川秀直官房長官(当時)が女性スキャンダルで辞任した直後だった。そして同12月に不支持率が7割を突破(75%)し、以後01年4月の退任まで「低支持率・高不支持率」で推移。退任前の同2月調査で、ついに「支持率7%、不支持率82%」という数字が記録された。

 失言癖の共通点を持つ2人の宰相。しかし森内閣でさえ、不支持率が7割を超えるまで8か月を要したのに、麻生内閣は発足4か月足らずで到達している。

 今回の低迷の原因とみられるのは定額給付金をめぐる迷走ぶりだ。給付金については「評価しない」が70・5%と、こちらも7割超え。「2兆円の財源を優先的に使うべき政策」への回答では「年金・医療など社会保障」が42%と最多で「定額給付金」はわずか3・3%で最少だった。

 「国民からは『給付を待っている』という声もある」と答弁している麻生首相だが、その声も少数派であることが浮き彫りになった形だ。

 失速寸前の超低空飛行を続ける首相に「V字回復」の妙手は残されているのか。「北朝鮮の拉致被害者の電撃帰国など強烈な材料があれば別なんですが…」とは政治評論家の有馬晴海氏。「むしろ『偽メール』のような民主党の自爆やスキャンダルに期待する方がまだ現実的です」。麻生内閣に奇跡は起こるのか…。

(2009年1月12日06時01分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090112-OHT1T00108.htm

4732名無しさん:2009/01/12(月) 15:24:55
石破農相「減反政策見直し」、総選挙前に自民離れ加速も
(2009年1月12日09時27分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090112-OYT1T00058.htm?from=navr

4733名無しさん:2009/01/12(月) 15:28:19
石破農相「減反政策見直し」、総選挙前に自民離れ加速も

 石破農相が昨年末に打ち出した、コメの生産調整(減反政策)の制度廃止を含めた見直し発言が波紋を呼んでいる。

 約40年間にわたって国内のコメの価格を維持するために続けられてきた減反政策は、制度内容が頻繁に変わり、農家の生産性向上といった構造的な問題の解決に役立っていないとの指摘が多い。総選挙を前に農家を支持基盤に抱える自民党が、減反の抜本見直しに踏み切れるのか注目される。

 ◆石破発言

 石破農相は昨年12月28日に今後の農政について記者団に「いろいろな角度から減反政策について見直す。タブーを設けず、あらゆることが可能性として排除されない」と述べ、廃止も検討対象になることを示唆した。農水省は今月末から農政の基本計画の改定作業に着手し、今夏にも結論をまとめる意向だ。

 減反は国民がコメを食べる量が減り、コメが余ってきたため、農家の収入が減ることに歯止めをかけるため、1971年度から始まった。作付面積を減らしてコメの価格を維持しようとした。現在、約270万ヘクタールの水田のうち、減反政策によって、コメの代わりに約4割で麦や野菜などが作られたり、休耕田となったりしている。

 しかし、減反政策の中身は様変わりしてきた。最近でも、06年度から政府は、翌年のコメの目標生産量を提示し、都道府県に配分したが、実際にコメ農家がどれだけ生産するかは、農協や農家が独自に決める仕組みに変えた。この結果、コメの過剰作付けで、コメの生産量が増え、価格が最大10%程度も下落してしまった。

 07年度は、割り当てた目標を達成するために、地方自治体や農協への締め付けを厳しくしたが、効果が上がらず、生産量が増え、価格低迷が続き、農家の不満は募るばかりだ。

 ◆廃止?

 減反政策の問題点について、石破農相は、「『正直者がばかを見る』といった形が払拭(ふっしょく)できない」と語っている。減反でコメの作付面積を減らした結果、価格が維持されたとしても、協力せずに、自由に作る農家が価格維持の恩恵を受けるからだ。石破発言の背景には、選挙をにらんで、問題を放置すれば農家票の自民離れを助長しかねないとの懸念があるが、同時に減反政策の制度疲労を浮き彫りにする狙いがある。

 専門家も、コメ価格維持の効果について、東京大学の生源寺真一教授は「コメは多様な銘柄と産地によって価格が異なる。コメの生産量の総量(を制限する)目標を達成しても価格を維持できる保証はない」と指摘する。九州大学の伊東正一教授も「減反で(コメの生産量が減るため)農家が生産性を高めることが難しい」と指摘する。

 経済産業研究所の山下一仁上席研究員は、廃止した場合、1万4000円(60キロ・グラム当たり)が9500円に低下すると試算する。価格下落で、国内の需要が増え、さらに価格低下分の8割を農家に補填(ほてん)するとしても、現在の転作補助金と同程度の1600億円で済むと主張している。

 世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)が再開し、仮に大枠合意すれば、コメの輸入枠が拡大し、安い輸入米が国内に多く入ってくる。株式会社が参入しやすくするなど農業の担い手を増やす抜本策が必要だ。

 ただ、農家には減反を支持する声も根強く、自民党農林族議員なども減反の抜本見直しに反発する可能性が高く、見直しを巡る議論は難航しそうだ。(幸内康)

(2009年1月12日09時27分 読売新聞)


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