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国際関係・安全保障論

1■とはずがたり:2003/01/22(水) 12:15
経済畑出身の私の鬼門,外交・安全保障を考える。
適宜,憲法談義・世界経済等もこちらで。

1804千葉9区:2009/03/23(月) 23:36:58
http://www.asahi.com/international/update/0323/TKY200903230320.html
ネタニヤフ党首、宗教政党シャスと連立合意 イスラエル
2009年3月23日21時16分
  
 【エルサレム=井上道夫】イスラエルで組閣中の右派リクードのネタニヤフ党首は、23日未明までにユダヤ教政党シャスと連立を組むことで合意した。対パレスチナ政策で強硬姿勢をとるシャスと連立を組むことで、中東和平交渉に影響が出るのは必至だ。

 2月の総選挙(定数120)で右派が65議席を獲得したことを受け、ペレス大統領から次期首相候補として組閣要請を受けたネタニヤフ氏は、これまでに極右政党「イスラエル我が家」と連立を組むことで合意している。シャスとの合意を受け、リクードを含めた3党の議席数は53議席になったが、過半数の61には達していない。

 イスラエル放送などによると、ネタニヤフ氏は内相や副首相などのポストを提示し、シャスが受け入れた。シャスは、パレスチナとの2国家共存に不可欠なエルサレムの分割を拒否している。このため、米国など国際社会の求めに応じて中東和平に取り組むことになるネタニヤフ氏にとっては、難しい政権運営を求められる。

 一方、ネタニヤフ氏は政権基盤の安定をはかるため、右派だけの連立ではなく、中道、左派を含めた大連立を目指している。第1党の中道カディマとの連立交渉が難航していることから、バラク党首率いる労働党に連立参加を促している。

 バラク氏は当初、右派中心の連立には参加しない方針を示していたが、ここにきて前向きな姿勢を示し始めている。だが労働党内部で意見が割れている。組閣期限の4月3日に向け、労働党の対応が連立政権発足のカギになる。

1805とはずがたり:2009/03/25(水) 14:01:05
>>1792 >>1801 >>1804
極右と労働党でどうやって政権維持して行くんだ?

イスラエル、労働党が連立参加へ ネタニヤフ政権に中道色
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032501000152.html

 【エルサレム25日共同】イスラエルの中道左派政党、労働党は24日夜の中央委員会で、右派リクードのネタニヤフ党首が率いる政権に参加する方針を賛成多数で承認した。これまで右派勢力だけだった連立に中道色が加わり、対パレスチナ強硬姿勢を若干和らげることになりそうだ。

 国会定数120議席のうち、ネタニヤフ氏はリクード(27議席)のほか極右の「わが家イスラエル」(15)、ユダヤ教超正統派のシャス(11)と既に連立で基本合意しており、労働党(13)を合わせて与党議席は過半数の66議席となった。

 ただ労働党のうち7議員は右派主導政権への参加に反対し「与党の投票行動に従わない」と表明。ネタニヤフ氏はさらに他の極右、宗教政党と連立交渉を進め、政権発足は来週にずれ込む見通しだ。

 ネタニヤフ氏は和平推進派の労働党に配慮し「中東和平を目指して交渉する」ことで、同党と合意した。しかし仲介役の米国が支持する「パレスチナ国家樹立による2国家共存」までは踏み込まず、和平に消極的な基本姿勢は変わっていない。
2009/03/25 09:39 【共同通信】

1806千葉9区:2009/03/28(土) 18:00:53
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200903280006o.nwc
イスラエル 連立政権発足へ 外交・経済政策に対立の芽
2009/3/28

印刷する ブックマーク:  イスラエル右派政党リクード党首のネタニヤフ次期首相は25日、「自らの政権がパレスチナ人と和平のパートナーになるだろう」と述べた。また、持論であるパレスチナ経済の強化を繰り返し強調した。

 24日には左派政党労働党との連立が決まった。その前日にはユダヤ教超正統派政党シャスを連立に取り込むことに成功。労働党が分裂しないなら、クネセト(国会)120議席中66議席の支持を得たことになる。ネタニヤフ次期首相は、数日中に組閣を完了するとみられる。

 労働党のバラク党首は国防相にとどまり、そのほか3つの閣僚ポストを獲得したが、右派政権参加の是非をめぐる同党中央委員会の投票は小差だった。仮に労働党が分裂すれば、第一党だが野党にとどまる中道右派政党カディマを利するだろう。

 短期的にはネタニヤフ政権は政権獲得による求心力のおかげで安定しそうだ。労働党が加わったことでオバマ米政権と直ちに衝突することもないだろう。

 しかし、世俗派とユダヤ教超正統派の対立、パレスチナ政策に対する政権内部の緊張関係がいずれ現れざるを得ない。次期首相はイスラエルのすべての国際合意を尊重するとしているが、労働党との連立協定書は和平プロセスに関してあいまいだ。イデオロギー的内部対立により、外交政策も、国内経済課題も進展は困難だろう。

1807千葉9区:2009/04/01(水) 22:20:52
http://mainichi.jp/select/world/news/20090401k0000m030169000c.html
イスラエル:左右両派「呉越同舟」 パレスチナ側懸念強く
 【エルサレム前田英司】右派リクードのネタニヤフ党首率いるイスラエル新政権は、最大政党の中道カディマを抜きにした左右両派の「いびつ」な構成になる。中東和平を推進する中道左派・労働党の参加で「右派政権」のイメージこそ和らいだが、「呉越同舟」の与党内で、和平を巡る認識の違いは歴然としている。

 「与党に固執する労働党のDNAが(和平推進の党方針に)勝ってしまった」。労働党の国会議員、カベル氏は自党の政権入りについて、地元メディアに怒りをぶちまけた。24日の党中央委員会では出席者の58%が政権参加を支持したが、国会議員13人のうち同氏を含む7人は反対に回った。

 カベル氏は、初めてリクードに政権を奪われた77年以来、労働党は閣内にとどまってこそ影響力を発揮できるとの「言い訳」を繰り返し、実際には埋没して党勢を衰えさせたと分析。「下野すれば再建を模索できた。与党になればますます衰退するだけだ」と嘆く。

 ネタニヤフ氏は労働党との連立交渉で、新政権が中東和平について「(過去の)あらゆる外交上や国際的な合意に責任を持つ」と約束した。同党はこれをパレスチナ国家との「2国共存」の追求と前向きに解釈したが、リクード幹部は否定する。ネタニヤフ氏がカディマとの折衝で「2国共存」を明言せず、「大連立」が不調に終わった経緯もある。

 また、イスラエル放送によると、ネタニヤフ氏は極右政党わが家イスラエルとの連立交渉で、エルサレムと占領地ヨルダン川西岸のはざまに、ユダヤ人入植地3000戸を建設する「密約」を交わしていた。一帯は南北に長い西岸のほぼ中央に位置し東西幅が狭いため、入植地化されれば西岸は事実上南北に分断されることになる。建設計画はこれまで米国の反対もあって「凍結」されていた。

 ネタニヤフ氏が労働党の政権入りに固執した訳は、中東和平の推進を掲げるオバマ米政権からの圧力をかわすことにあったと言われている。ただ、オバマ政権の取り組みには、「『言葉』だけで『実態』が見えない。焦眉(しょうび)の課題は自国の経済対策なのだろう」(外交筋)との見方もある。

 ネタニヤフ政権発足へのパレスチナ自治政府の懸念は深い。自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの「和解」が難航する中、イスラエル政府の右傾化によって、穏健派アッバス自治政府議長は手詰まり感を深めるばかりだ。

 パレスチナ解放機構(PLO)のエラカト交渉局長は米紙への寄稿で「イスラエル新政権の閣僚の多くは、パレスチナ人の犠牲の上にイスラエルの拡大を狙うあしき伝統の体現者だ」と述べ、和平プロセスの逆行に危機感を示した。


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