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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

2511SAKURA:2015/01/02(金) 20:34:26 ID:???
「トキ様」へ「観覧者の皆様」 へ
こんばんは……  ローマ字(大文字)のSAKURAで〜〜す。
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投稿の続きです…。

― 『 日・本・版 …』―  
■―― 霊界通信 ――■    −7 −
「親樹の通信」 浅野和三郎 著
■――――― (二) 果して本人か? ――――(その2 )――――――■

■ 月が八月に入りて漸くその狙いつつあった機会が到着しました。
同月十日午前のこと、新樹は母の躯にかかり、約一時間に亘り、
死後の体験談の試みましたが、それが終りに近づいた時の父は不図
思いついて彼に向って一の宿題を提出しました。――

■『幽界にも大廟は必らず存在する筈だ。次回には一つ大廟参拝を
試み、そしてその所感を報告して貰いたいのだが……。』

「承知しました。できたら行りましょう……。」

 するとその翌日中西女史が上京しました。彼の父はこの絶好の
機会を捕え、直ちに新樹の霊魂を同女史の躯に呼んで、昨日彼の
母の躯を通じて提出して置いた宿題の解決を求めました。

『昨日鶴見で一つの宿題を出して置いた筈だが……。』

 そう言うより早く新樹は中西霊媒の口を使って答えました。――
異う

『ああ、例の大廟参拝ですか……。僕早速参拝して来ましたよ。
僕、生前に一度も大廟参拝をしませんでしたから、地上の大廟と
幽界の大廟とを比較してお話しすることはできませんが、ドーも
こちらの様子は大分勝手が異うように思いますね。
絵で見ると地上の大廟にはいろいろの建物があるらしいが、こち
らの大廟は、森々とした大木の茂みの裡に、ごく質素な白木のお宮
がただ一つ建っているきりでした……。』

 彼はこれに附けくわえてその際の詳しい物語りをするのでした。
委細は他の機会に紹介することにして、ここで看過してならぬこ
とは、彼の母を通じて発せられた宿題に対し、彼がその翌日中西
霊媒を通じて解答を与えたことでした。

『先ずこれで一つの有力な手懸りが附いた。』と彼の父は歓びま
した。『思想伝達説を持ち出して強いて難癖をつければつけられ
ぬこともないが、それは死後個性の在続説を否定すべくつとむる
学徒達の頭脳(あたま)からひねり出された一の仮定説に過ぎない。
自分は難癖の為めの難癖屋にならぬことにしよう。
多くの識者の中に恐らく私の態度に左袒される方もあろう……。』

 翌くる十二日の午前、彼の父は鶴見の自宅に於いて、
今度は彼の母を通じて亡児を呼び出しました。

『昨日中西さんに懸って来たのは確かに汝(おまえ)に相違ないか?』

『僕です……。あの人は大変かかり易い霊媒ですね、こちらの考え
が非常に迅く感じますね。』

『モ一度汝の母の躯を使って大廟参拝の話をしてくれまいか、少
しは模様が異うかも知れない。』

              (その3 )つづく
❤〜SAKURA


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