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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

1615SAKURA:2013/09/10(火) 22:06:36 ID:pMLLKHKU
「管理人 トキ様」 へ   「観覧者の皆様」 へ
こんばんは……  ローマ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
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先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆その中からの“投稿”をと…(微笑)

■  臨死   †――−― PART ―― 2 ――― 【 回復 】

―――|―― 病院での体験  第十二章  ――――― 【 第 七○ 回 】 SAKURA転載編です…。
  THE   HOSPITAL  EXPERIENCE

 私は半分昏睡したような状態でしたが、そのうち白い存在たちは白衣を着た医者と看護婦であ
ることに気づきました。彼らは今、私のベットを取り囲んでいます。私ははっきりと言葉をつぶ
やいていました。

「みんなを愛してるんだ……。あなたは誰?……。僕は死んだのかな?死
にかけているのか……。ここは天国?」

 半分昏睡状態のこのぶつぶつというつぶやきを聞いて、医者と看護婦は、私がドラックのやり
すぎでこうなったのだと結論づけました。

 そのときの私は霊的な存在に囲まれているのだと信じていました。私を肉体から、ゴリラのよ
うなスーツから解放してくれる存在たちにです。解放してもらえばまた天界へ戻れるのです。し
かし、現実に私を取り囲んでいたのは病院のスタッフたちで、何で私がこんなに混乱しているの
かまったく理解できないでいました。私は、早く天国へ戻りたいと願いながら、半昏睡状態を出
たり入ったりしていました。すると、耳をつんざくような声が頭に響き渡りました。私の安らか
な旅を邪魔する。下劣で忌まわしい地上の女性の声です。レディ・オブ・ライト(光の女神)の声
とはまったく違いました。

「ドラックは何を使ったのですか」声はうなりながら頭に入ってきました。
「ドラックは何かって?」私は目を開けようとしながら答えました。
「どんなドラックを服用したの?あなたはドラックを飲みすぎたんですよ。治療のために何
を使ったか教えてもらわないと」
「ここはどこ?」私はどもりながら聞きました。「地獄だ」という答えが頭に浮かべながら。
「あなたは病院にいるのよ」といらいらしながら看護婦は答えました。「緊急治療室ですよ。ド
ラックの飲みすぎと診断されました。だから、治療のために何を服用したのか教えてくれないと」

 これは悪夢じゃないだろうか?天国に行った夢をみたあと、今度は地獄に移動したのではな
いだろうか?どこにいたにせよ、私は完全に意識を取り戻したいとは思いませんでした。地上
に戻り、身体に引き戻され、病院にいるという現実はあまりにも受け入れ難い恐怖でした。なん
とかもう一つの現実に戻ろうとトライしましたが、声の持ち主が私の腕をつかんで揺すりはじめ
るころにはますます声は強烈になってきました。看護師はなんとか目を覚ませようとしていました。

「何を飲んだか分らなければ、あなたを治せないんですよ!胃洗浄もしなければならない
かもしれないし!」

 いよいよ脅かしがすごくなってきました。このがみがみわめきたてる女性に対抗しようとなん
とか目を開けようとしましたが、ライトが眩しすぎて、どうしても開けられません。慣れようと
思って瞬きを繰り返しましたが、私の目は繊細すぎてどうにもなりませんでした。やっと自分を
守らなければだめだ、この脅かしに立ち向かわなければと思いはじめました。  
つづく


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