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『邪気眼少女』 *Another Story*
172
:
心愛
:2013/08/20(火) 14:44:42 HOST:proxyag096.docomo.ne.jp
「―――あたし、昴のこと好きかも」
「唐突ですね」
きょとんとして、昴が言った。
「……驚かないんだ?」
「ええ。正直に言いますと、前から期待はありました」
「あそう」
何でもないような言い方にしようと決めたのはあたしだけど、こう簡単に受け入れられると逆にイラッとくるね。
もうちょっと、こう、リアクションとかないわけ?
しかめっ面のあたしに、昴が優しい声で尋ねてくる。
「急に、どうしたのです?」
「……別に、大したことじゃないけど」
……なんてね。
解ってるよ、あたしに合わせようとしてくれてるんでしょう?
心の中はどうだか知らないけど、変に驚いたりして、平然としたふりをしてるあたしが居たたまれなくならないように、同じように反応してる。
まったく、これだから昴は。
あたしは苦笑を漏らしたくなるも耐えて、今日の天気を話すときくらい自然な話し方に見えるよう、ひっそり努力を続ける。
「最近、気づいたんだよね。こんなのあたしらしくないって」
らしくない、とは。
昴のまっすぐな眼差しがなんだか妙にくすぐったい。
「それにそれは、美羽ちゃんの将来を社会的に守りたいっていうのと同じ方法で解決できる。だから決めたんだ」
つまり。
「使用人と好きあってても、恋人同士になっても、誰にも文句言えないくらいに、のし上がってみせる―――ってこと」
嘘をつくのは得意だけど、、いつまでも逃げてこそこそするような真似は好きじゃない。
利用できるものはすべて利用し、欲しいものは力ずくで手に入れ、大切にしたいものは全力で守る。
頂点に君臨していれば、それだけ圧力を強くなるだろうけど、うるさいお偉い方を丸め込むことだってきっとできるはずだ。
……ううん、やってみせる。
たとえ何年かかっても、あたしは決して諦めない。
それまで、昴とのことは公にはできない。
だから、あたしたちの距離はこのまま。
こっそりと秘めていた気持ちをきちんと伝えあった、まだ、それだけ。
お見合いの話は、周りに気づかれない程度に少しずつ減らしていこうと思うけど。
「ま、何年かかるか分かんないけどね」
「いくらでも待ちます」
即答する昴に、あたしは意地悪く笑って言う。
「もし、あたしが凄く頑張って、それでも許してもらえなかったら?」
「土下座でも何でも致しましょう。それでも無理なら……どうしましょうか」
これまたあっさりと答える昴。
あたしはちょっと拍子抜けする。
「本気なの?」
「はい。お嬢様と添い遂げるための苦労なら、喜んで」
「……そんな情けない真似しないでよ。あたしが恥かくから」
それを聞いて、昴は柔らかに微笑を零した。
「駆け落ちというのもなかなか魅力的ですが」
「バカじゃないの? 美羽ちゃんを置いていけるわけないでしょ? 今までの努力が全部水の泡じゃない」
「そうですね。冗談です」
昴はにこにこと楽しそうだ。
最愛のお嬢様と心が通じ合っていることが分かったのだから浮かれるのも当然か、と半ば上から目線にその訳を捉えていると、その昴の方から話題を転換した。
「ところで、お嬢様」
「ん?」
「私が、お嬢様も私と同じ気持ちなのではと淡く期待を抱いていた理由ですが」
「それ言っちゃうんだ……」
できれば聞きたくない。
でも、昴があたしのポーカーフェイスを見破ったとなれば興味があるのも事実だ。
あたしが本気で止めないのを確認してから、昴は再び口を開く。
173
:
心愛
:2013/08/20(火) 14:45:34 HOST:proxyag048.docomo.ne.jp
「圭様たちとの旅行に同行させて戴いたとき、酔ったお嬢様がそのような内容を匂わせるようなことを仰っていたから、なのです」
「……そうだっけ」
全然覚えてない。
曖昧に靄がかかった記憶を掘り起こそうとしていると、
「まだありますよ」
昴が楽しげに続ける。
「お嬢様は、他人に弱点を見せたがらない方です。不慮の出来事―――主に照れくさいことや恥ずかしいことが起こると、とっさに平静を装いますね。その取り繕った表情は恐ろしい程の精度で、私などは到底気づきようもありません」
キラキラと光を取り込む湖みたいに綺麗な色に澄んだ双眸が、近づく。
「でも、本当の意味で完全には隠しきれずに」
何言ってんのこいつ、という呆れた表情を保ち続けるあたしの顔の横に、冷たい指が這わせられた。
「―――こうして、耳だけを赤くなさいます」
数十秒間、あたしは固まっていた。
かなりの沈黙のあと、ひくりと引き攣る頬を抑えられずに声を絞り出す。
「え、なに。そんなにあたしの耳、やばい?」
「はい」
真面目に頷く昴。
あたしは「うーわー……」と漏らすと、近くにあったふかふかのクッションを手繰り寄せてぼふっと顔をうずめた。
「今こっち見たら殺す」
「殴られるくらいなら構いませんが。……耳、見えてますし」
「殺す!」
あたしの罵声にも上品にくすくすと笑う昴。
「ちなみに、私が部屋に入ったときからそうでしたよ。なので話の内容は大体」
「もういい喋るな黙って」
まさか、あたしが昴に一本取られるなんて……最悪だ。
むぐぐ、と生まれて初めての屈辱に唸るあたし。
そして少しおいてから、昴がそっと呟いた。
「……お嬢様は、美羽様とそっくりですよ」
ちらりと彼の様子を窺えば、口元が優しく綻んでいる。
「色々な気持ちを隠して、美羽様の幸せのためにずっと闘ってきた。縛りの多い生活にもめげず、強く純粋に、美羽様のことを考えてきた」
視線が合わさる。
日本人らしからぬ蒼色は、どこまでも透き通っていて。
「その想いを持つ方が、どうして汚れているのです?」
美羽ちゃんは綺麗ないい子だけど、あたしは汚く打算的な人間だと、心の中でも、昴に対しても何度も繰り返してきた。
それを、昴は微笑みながら否定する。
「綺麗で優しくて、強くて脆い。だからこそ、悲しい方―――」
「……」
「頭が良いのに不器用で、いつでも偽悪的に振る舞っていて。そんなお嬢様のことを知れば知るほど、私はあなたを好きに」
「っあ――――――――!!」
耐えきれなくなったあたしは両耳を押さえて、声の限り叫び昴の発言を掻き消した。
「なんなの!? そんなにあたしを追い詰めたいの!? 今日の昴、なんかムカつくんだけど!」
「申し訳ありません」
全然申し訳なく思ってなさそうな顔で言うな。
あーもう、意味分かんない。
耳が熱い。自慢の頭脳もお手上げだ。
「ほんと、なに考えてんの……っ」
「怖いくらい、お嬢様のことばかりですよ」
「開き直んな!」
とんだ性悪執事だよ! なんで今まで見抜けなかったかな、あたしは!
「紅茶! 紅茶淹れてきて!」
追い出しにかかったあたしに、昴が困ったように言う。
「そういえば、お嬢様。そのカップですが、落としても割れないようプラスチック製のものにしようか検討中なのですが……いかがしましょう」
「あたしは子供か!」
「子供よりたちが悪……何でもございません」
やっぱり悔しいから、このままやられっぱなしにはならないけど。
―――こんな関係も、まぁ、ありなんじゃないかな……なんて、思った。
174
:
心愛
:2013/08/20(火) 14:53:37 HOST:proxyag047.docomo.ne.jp
>>ピーチ
おひさー!
美空は拉致られてもなんか安心してられるよw
「通報して悪者にするよりも、弱みを握って裏から操った方がこっちにとってはお得じゃない?」by美空さん。
これにて昴&美空編完結!
ポーカーフェイスの達人がやりこめられるのって楽しいw
一応ハッピーエンドってことで!
次、番外編的な短い話ひとつでヒナたちが再登場(・∀・)
それで本当に、ここあの小説ライフ終わりにします。
悲しいけど仕方ない! もう本気で勉強やばい!
175
:
たっくん
:2013/08/21(水) 15:37:50 HOST:zaq31fa4a65.zaq.ne.jp
>>
以前、ダイアナというのは
>>173
大穴すなわちケツ穴と申しましたが、
ピーチさん&心愛さんはそれが非常に大規模です。
これはあくまで噂ですが、
太いダイコン一本投入してもビクともしないらしいです。
凄いですね〜尊敬します
【ダイアナ・ストーリー】
突然ですがこれから貴方達の事をダイアナと呼ばせてもらって宜しいでしょうか。
理由は・・貴方達の身体の一部にウンコが出る穴があるからです。
ありますよね?ないとは言わせません。別サイトで女性に質問しました。
ウンコ→大(だい)→ウンコを出す穴→大の穴→だいのあな→だいあな
それを片仮名で表記しますと、ダイアナ〜♪
とまあこのようになります。
品のない言い方をするとケツ穴なんです。
さて・・ここで問題になってくるのは
何故私がこの発言を避けたか・・?御存じですか?
別サイトでこの話したら
ある人が『それだったら最初からケツ穴って言えばいいじゃないか。何故遠まわしに言うんだ?』なんでおっしゃってました。
わたくし下品な発言はあまり好まない性格でして・・
こう見えても結構、上品なんですよ(笑)
だからあえてケツ穴とは言わなかったのです。
大穴(だいあな)のほうが上品かな〜なんて思いまして。
[今作のストーリー]
様々な犯罪が影に渦巻く無法都市サウスタウン
今ここに足を踏み入れた2人の女性がいる
ただ一つの肛門(お尻の穴)を救わんと闘う神
すなわちダイアナと化した女、ピーチ
ピーチの友人でありまた良きライバルでもある心愛
サウスタウンに数多く潜むと言われる
最強のウンコ
176
:
ピーチ
:2013/08/21(水) 17:07:06 HOST:em1-114-169-47.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>
美空先輩がぁー! 美空先輩がブラックになってるー!?←
ポーカーフェイス……あたしもできるようになりたいな((
ヒナさんたち待ってます! あたしも勉強やばいけど!
177
:
心愛
:2013/08/21(水) 20:21:00 HOST:proxyag017.docomo.ne.jp
『Happy Valentine!』
「おは……?」
キッチンの方からほんのり漂う甘い香りが、寝起きの頭を刺激した。
……ああ、そういえば、今日はお菓子会社大勝利の日か。
こんなに俺に関係ない行事もなかろうな。
ぼんやり突っ立って考えていると、ぱたぱたと足音。
キッチンの奥から彩が満面の笑顔で駆け寄ってきた。
我が妹ながらちょっと可愛い。
「お兄ちゃんっ、今日は何の日でしょーか!」
「殉教死したローマの司祭の記念日」
「ひねくれた答え方やめようよ!」
ぷんすかしながら、後ろ手に隠していた小包を手渡してくる。
ラッピングに手抜き感はあるものの、毎年思春期の妹からチョコをもらえる俺は恵まれている部類に入るのかもしれない。
いつまでたっても俺にべったりだけど、こいつの辞書に反抗期という文字はないのだろうか。
「今年も可愛い妹の愛情たっぷりだよ! 力作!」
「ありがとう。大切にゴミ箱にしまっておくからな?」
「にゃにおうーっ! ちゃんとしたのだもん!」
冗談だっつの。
俺はそそくさとそれを回収しながら、もはやお約束となっている軽口を叩く。
「で、本命は? 今年もいないわけ?」
「いるよ」
「だよなー。彩にはまだ早…………え?」
え? うん? 今なんて?
「……でも、いくら頑張っても渡せない人なんだ」
大人びた、切ない微笑。
俺は妹の変貌ぶりとその台詞に、驚きを隠せない。
「彩……」
「パソコンの画面から出てきてくれない限り!」
「ゲームキャラかよッ!」
前にも同じツッコミしたような気がするね!
うちの妹マジ揺るぎねぇ!
がっくりする俺に彩はにへへっと笑い、
「本命かどうかは置いといて、お兄ちゃん以外にもちゃんとあげる人はいるよ?」
「? 友達?」
「んー、お兄ちゃんの知ってる人ー」
俺の知り合い。
で、彩とも面識がある、となると。
「柚木園、姫宮、美空先輩……それとも美羽?」
「さあさあどーでしょー」
にまにまとした笑みを浮かべる彩。違うってこと?
もうちょっとで答えが出てきそうな気がするのに……結局最後まで、その人物が思い浮かぶことはなかった。
゚・:*:・。☆゚・:*:・゚☆。・:*:・゚・:*:・。☆゚・:*:・゚☆。・:*:・゚
靴箱の前で、チャラい金髪を発見した。
良く見れば、その手にはコンビニなんかで良く見かけるチョコの箱。
そいつがぱかっとひとつの靴箱を開けて、それを中にがさごそ突っ込んでいるところで―――俺と、鉢合わせした。
「……………おま……」
「ちょっ、ヒナ!? なんかすげえ誤解されてる気が!」
俺、ドン引きである。
日本のバレンタインは、基本、女から男にチョコをあげる風習なはず……なんだけど。
「あ、あーうん……。なにしろ妹がアレだし、ソッチの趣味にはある程度耐性あるから。……喜んでくれるといいな!」
「ちっがぁう! バイトだっつの!」
「……は? バイト?」
爽やかに去ろうとしたところを止められる。
……春山の奇怪な行動とバイトって、全然結びつかないんだけど。
怪訝な顔の俺に、春山が短く解説。
「『登校時や下校時、靴箱の中にチョコを発見して、周りに自慢する』っていうイベント演出のための下準備係ってとこ。金なら払う、って頼まれたのよ俺」
「なんでだろう。俺、涙が止まらないよ」
モテない男子の考えることは恐ろしい。そしてとてつもなく悲しい。
「利用者は結構いるんだよね。ヒナも、今ならチョコ代の二倍で引き受けるけど? 数には余裕あるし」
「結構です」
紙袋に同じメーカーのチョコが詰まった紙袋を見せられ、俺は速攻で拒否した。
……みんな、そこまでしてほしいんだね、チョコ……。女子からでもないのに。
178
:
心愛
:2013/08/21(水) 20:25:04 HOST:proxyag018.docomo.ne.jp
>>ピーチ
美空は基本ブラック、ほぼ常にドジ、ごくたまに純情(・∀・)
最後はわいわいやりたいなーと思って季節外れのバレンタインだよ!
春山のバイトはここあの学校にやってる奴がいたんで脚色してみたw
179
:
たっくん
:2013/08/22(木) 14:53:52 HOST:zaq31fa5b2f.zaq.ne.jp
↑お前の話なんかどうでもいいんじゃアホ
つまらん書き込みすんな
180
:
ピーチ
:2013/08/22(木) 17:43:11 HOST:em1-114-235-241.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>
美空先輩ある意味凄いです←
はーるーやーまーくーんっ!? あなた一体何やってんの!?
どんなバイトだよ! つか女子からじゃないんなら嬉しくなくないですかね!?
181
:
心愛
:2013/08/23(金) 21:31:36 HOST:proxyag102.docomo.ne.jp
>>ピーチ
ここあのクラスに同じことやってる男子がいたんでw
お金はもらってないけど、他の男子に頼まれて靴箱にコンビニで買ったチョコ入れてあげてた(・∀・)
女の子じゃなくても嬉しいのかな…(=_=;)
お互い虚しくないのかな…?
182
:
心愛
:2013/08/23(金) 21:31:59 HOST:proxyag102.docomo.ne.jp
>>ピーチ
ここあのクラスに同じことやってる男子がいたんでw
お金はもらってないけど、他の男子に頼まれて靴箱にコンビニで買ったチョコ入れてあげてた(・∀・)
女の子じゃなくても嬉しいのかな…(=_=;)
お互い虚しくないのかな…?
183
:
心愛
:2013/08/23(金) 21:33:07 HOST:proxyag101.docomo.ne.jp
「濃厚な死の薫りがする……」
「不吉なこと言うなこら」
昼休み、教室中に立ち込める甘い匂い。
男子たちの背中から異様なオーラが放出されているが、女子はあえて気づかぬふりである。
「姫、ちょっとこれ持って」
「……うん?」
不意に、一人の女子が姫宮に近づいた。
姫宮に一回渡してからその手に戻し、お徳用チョコの袋を高く掲げて叫ぶ。
「姫からのチョコ、千円から!」
ガタタッ!
「千五百!」
「二千!」
「オークションだとっ!?」
バレンタインは高校生が金稼ぐイベントじゃないからね! あと飢えてるからって金使いすぎだ男子!
突如として始まった争奪戦を呆れた目で眺めていると、「ヒナぁー」と数人の女子が寄ってくる。
頭にクエスチョンマークを浮かべていると、
「はい、義理ね」
「義理だけど」
「義理で良ければ」
「分かってるよちくしょうめ!」
いいじゃん! そんな強調しなくてもいいじゃん!
「一個取ってー」と差し出されたのは、大きな箱に詰まった、うずらの卵みたいな形のお菓子。
ころんとした可愛らしい見た目で、水色やピンクの砂糖衣がかけてある。こんな凝ったもの、全員分作るのか……。
他にも、丁寧にラッピングされたチョコレートブラウニーやクッキーなどなど。
女子すげえ……。これ、ほんとに手作り?
「あ、ありがと」
「ホワイトデーは三倍返しでよろしく!」
「はいはい」
軽く言いながらも、義理チョコとはいえちゃんと女子からもらうのは初めてなのでちょっと感動する。
彼女らが今度は美羽を相手にし始めたところで、スマホがメールを受信した。愛川からだ。
『甘いもん苦手なのにチョコ断れない。今度減らすの手伝え』
「うわムカつく!」
断れないって、どうせ嫌な顔ひとつせずに愛想良く受け取ってんだろあいつ……!
本命だろうが手作りだろうが高かろうが安かろうが、今度会ったら遠慮せずに食いまくってやろうと心に決める。
「柚木園くーん!」
「ごめん、次は午後からねー」
背後できゃあきゃあ歓声を上げる女子たちに笑顔を振りまいて、柚木園が廊下から教室に入ってきた。
え、ちらっと見えた順番待ちの列みたいなのなに?
まさか皆さん、柚木園に渡すために並んでるの?
「柚木園……? 今の、」
「あ、うん。午前の部は今締め切ったとこ」
……午後の部もあるの?
唖然として今日も無駄に麗しい王子様を見ているうちに、俺は奇妙なことに気がついた。
「あれ? チョコは?」
あんなにも女子たちが殺到していたというのに、戻ってきた柚木園の手にはおろか、周りにも一切チョコの類がない。
疑問を覚えていると、柚木園がにこりとした。
「紙袋とかロッカーに入るような量じゃなかったから、今先生に言って、空き教室を借りてきた。少しずつ持ち帰るよ」
「……そこまでいくとあんまり羨ましくないな……」
信じられない話だけど、普段のこいつを見ていれば信じるほかない。
前に愛川と話したときも思ったけど、モテるって大変だね。
柚木園のモテぶりは常軌を逸するけど。男性アイドルみたくトラックでも手配した方がいいんじゃね?
「なんて言うか……お疲れ? やっと休み時間ってとこか」
「いや、休んではいられないよ。今日初めて会った女の子のフルネームとクラスを、忘れないうちに単語帳に書いて暗記しないと」
「単語帳!? 暗記!?」
「大丈夫、女の子についてのことなら記憶力が五割増しになるから全然負担じゃないよ」
「そういう問題じゃねぇ!」
本当に鞄から取り出した単語帳をぺらぺら捲り始める柚木園に、俺は戦慄を隠せない。
……とりあえず、愛川にメール返しとこ。
『もっと凄い奴いるから諦めろ。女子だけど』……って感じで。
184
:
ピーチ
:2013/08/24(土) 06:32:00 HOST:em114-51-22-156.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>
怖いよ!? 怖いですよみなさん!?
しかもオークションって! 男子のみなさんどこまで飢えてんの!?←
…苺花ちゃんに愛川くん、大変ですね。とくに苺花ちゃん((
185
:
心愛
:2013/08/26(月) 15:50:58 HOST:proxyag059.docomo.ne.jp
>>ピーチ
そして夕紀は一応♂というw
モテすぎてつらいってすごい贅沢だけど切実な悩みかもしれない(・∀・)
さて、次の連続二回でいよいよ完結です。 全然最終回らしくないけどそれはそれでらしいのかも。
またあとがきだけ書きにくるけど、この掲示板に来るのはもうそれきりかな(TOT)
寂しいけど…ご愛読、ありがとうございました!
186
:
心愛
:2013/08/26(月) 15:51:22 HOST:proxyag060.docomo.ne.jp
「圭くーん!」
良く通るアニメ声を弾ませ、美空先輩がひょっこり教室の窓から顔を出して手を振ってくる。
艶めくツインテールをさらさら揺らし、まだ外をひしめく柚木園ファンの皆様をたやすく押しのけ、ちゃっかりと教室内に入り込んだ。
こういうとき、有名人の彼女は特別扱いである。
「あ、王子いたー! 姫も」
小さな箱を姫宮と柚木園に手渡して、「わぁい」と姫宮が無邪気に喜んでいる隙に、柚木園に俺までかろうじて聞こえるくらいの声量で囁く。
「で、王子。姫にちゃんとあげた?」
「……え、と……ですね」
「もちろん手作りだよね? 料理上手って噂聞いてるし」
「どこからです!?」
柚木園が青ざめていた。
何故か隠したかったらしい。家庭的な女子ってポイント高いと思うんだけどな。
「悩むくらいならさっさと渡しちゃいなよー。ね、美羽ちゃん?」
「……そうだな」
むっつり口を引き結んでいた美羽が、それだけぼそりと言う。
美空先輩はそんな美羽に向かってにこっと笑うと、俺の腕を取った。
「圭くん、ちょっと外行こっか! 話あるし」
「はぁ」
ビシバシ背中に突き刺さる複数の殺意を感じながら、廊下へ。
そのまま突き当たりまで歩き、美空先輩がようやく足を止めた。
「はいこれ。買ったやつだけど」
「良かった。物凄く安心しました」
「どういう意味ー!?」
もろ市販のパッケージをありがたく受け取る。
塩味しかしないチョコとかはご遠慮願いたかったんだけど、杞憂に終わって本当に良かった。
「昴さんにはあげないんですか?」
「あー、昴? どうしよっかなぁ」
んー、と考える素振りを見せる彼女。
「この前、チョコ作りの練習に一日中付き合わせちゃったんだよね。全然上達しなくて、結局止められたけど」
「……?」
「あいつ、いつも無理して全部食べてくれるから、そのお礼っていうか? もし余ったらあげてもいいかなって」
「……へー」
……半分くらいノロケに聞こえたのは俺だけか?
料理下手な彼女の作ったものに文句言わず食べてくれる彼氏、みたいな。
まあ美空先輩は不器用で料理が下手っていうよりはただドジなだけだし、彼女でもないけどさ。
なんか最近、美空先輩がちょっとだけ分かりやすくなってきたような気がする。
「圭くん、今考えてることを口に出して言ってみてもらってもいいかな?」
「すみませんでした!」
目が怖い! 目が怖いです先輩!
笑顔の圧力にブルブル震えていると、美空先輩はころっと表情を変える。
187
:
心愛
:2013/08/26(月) 15:52:24 HOST:proxy10003.docomo.ne.jp
「で、そんなことはどうでもいいの。圭くん、美羽ちゃんからチョコもらった?」
「いやまさか」
即答する俺。
「え、だってあの美羽ですよ? あいつがバレンタインに参加しようとするわけないじゃないですか」
「そう思うでしょ?」と美空先輩は楽しそうに笑う。
「それがね、実はそうでもないの。美羽ちゃんのパソコンの履歴漁ったら、面白いくらい大量にチョコの作り方調べた形跡が」
「それやっちゃダメですよ!」
ツッコミを入れながらも、俺はあの美羽が? と内心戸惑っていた。
……う、うーむ。
「あの様子だと悩んでるうちに渡せずに終わるだろうから、圭くんから動いてあげて」
「先輩ってほんと過保護ですよね……」
゚・:*:・。☆゚・:*:・゚☆。・:*:・゚・:*:・。☆゚・:*:・゚☆。・:*:・゚
「やー、今日はいい日だー」
「ふん……君は案外、女子に好かれるようだな」
二人での帰り道。
今日一日中機嫌が悪い美羽が、面白くなさそうに言う。
なんとなくその理由を察した俺は、にこりとして用意していた一言を放った。
「一番ほしいやつはもらえてないんだけどね」
美羽が立ち止まる。
きょとんとし、ゆっくり意味を噛み砕いて、それからだんだんと頬に朱が差し始めた。
俺が笑って歩き出すと、
「……ふんっ」
「ぎゃあっ!?」
パーカーのフードに後ろからずぼっと手を突っ込まれ、バランスが崩れて軽くよろめく。
そのまま方向転換して脱兎の如く逃げ出そうとする美羽の首根っこをとっさに掴んだ。
「ぅ、い、息が……っ、離せ!」
「うわごめん!」
猫みたいに髪を逆立てながら、涙目でぜえぜえ荒い呼吸をする美羽。
俺はそんな彼女に謝って、ひょい、と背中に腕を回してフードの中に入ったものを掴み取る。
黒地に白レースのリボンという、なんとも美羽らしい箱。
「ち、違う。これはだな……っ」
息が整うやいなや、赤い顔で言い訳を早口でまくし立てる。
「たまたまチョコを作りたくなったのが2月で、たまたま上手くいって、たまたまそれを間違えて学校に持ってきてしまって、たまたまヒナがそんなことを言うから捨てるのも勿体ないかと思って」
「あーうん分かった分かった」
「嘘じゃないぞ! 吸血姫(ヴァンパイア)の血統、リルフィーユの名に賭けて誓う!」
「分かったって」
いつまでたっても頑なに認めなさそうな美羽の扱いは、もう心得ている。
「ありがと。感想、あとでメールするよ」
「……ひ、必要ない」
そわそわっと視線をさ迷わせる美羽。
「ただ、君は、」
「ちなみに俺は、甘いのも苦いのも、どっちでもいけるから」
「……そうか」
その、少しほっとしたような横顔を盗み見て。
俺は早くも、なんだか甘ったるい気分になったのだった。
188
:
ピーチ
:2013/08/26(月) 17:20:51 HOST:em1-114-124-43.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>
一応なの!? そこ一応なのねぇ!?←
というより怖いです先輩! 絵がないのに怖いのすぐ分かります!
美羽ちゃん可愛い! どーしようもなく可愛い!
……のに終わっちゃうんだ。もう来れないんだよね…
あとがき待ってます!
189
:
心愛
:2013/08/27(火) 09:55:51 HOST:proxyag013.docomo.ne.jp
>>ピーチ
だって夕紀ですから(・∀・)
笑顔が怖い美空さんはやっぱりちょっとやそっとじゃ変わらないね!
ありがとう!
美羽は「銀髪に紫の瞳の大人しめな子」「毒舌吐く機械人形」みたく、ここあの理想っていうか好きな美少女像を詰め込んだヒロインなので、可愛いって言ってもらえると嬉しいですw
ツンツンしててたまにデレる邪気眼っていいよね…! 黒髪いいよね…!
とか語ってたらきりがないんで、次のあとがきというか全然あとがきじゃないあとがきでさよならにします。
ダラダラしちゃうと良くないから、スパッとやめるつもりなんだけど、いやいや返事よこせよ! ってときは言ってね(*^-^)ノ
それでは!
190
:
心愛
:2013/08/27(火) 09:56:50 HOST:proxyag014.docomo.ne.jp
*あとがきというかなんというか
『邪気眼少女の攻略法。』本編に続き、これにて番外編も完結です。
さて。まずはピーチ、本当にありがとう!
毎回コメくれるピーチの言葉が、どれだけ嬉しかったかわかりません。
たまに、その画面見ながらリアルに声出して「ありがとう…!」って言ってましたw
ほっといたら消えるしかない妄想を形にし続けることができたのは、ひとえにピーチのおかげです。
お世話になりっぱなしだったのに、ピーチの作品には最低限しか顔出せなくてごめんなさい。
恩を徒で返すってこういうことですよねごめんね!
ここあのキャラを使ってピーチが書いてくれて、天音ちゃんや彩織ちゃん、羽音ちゃんたちと出会うことができたコラボは、ここあの一生の宝物です。
ピーチは作家目指してるんだよね。
ピーチのキャラはひとりひとりが生き生きしてて、続きが気になる展開ばかりで、ここあサイドのキャラまで自在に操る手腕には毎回唸らされました。
ピーチなら絶対なれるよ!
あ、あと、ここあの書いてきたカスい文章からでもなんか使えそうな要素がほんのちょっとでもあったら、言い回しでも展開でも、いくらでもパクってくれていいからね☆ ピーチになら喜んでお渡しするよ!
今まで、本当にありがとう!
いつかまた、会えたらいいな。
実はまだ書きたかったネタもいっぱいあったりして……。半年後の自分がどういう精神状態にあるか分かんないけど、今はそう思ってます。
部活代わりに小説に貴重な高校生活の半分くらいを費やしていたわけだけど、後悔はしていません。
本当に楽しかった。話に詰まったときもあったけど、下手でもなんでも、待っててくれる人がいたからここまでたどり着けました。
ソフィアたちも空牙たちも美羽たちも、みんな大好きだー!
ピーチも大好きだー! 我が相棒よ永遠なれーっ!((意味わからん
うう、覚悟はしてたけど、やっぱり寂しいな!
最後までダメダメな作者でごめんなさい(´・ω・`)
今までお世話になりました!
お互いに、これからも頑張ろうね!
ばいばい!
191
:
ピーチ
:2013/08/27(火) 16:55:32 HOST:em49-252-53-13.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>
やっぱ夕紀ちゃんは変わりませんね! 美空先輩も!
終わって欲しくないよー……あたし今本気で泣きたいの我慢してるよー…
最低限どころかコラボの時は毎回コメくれたじゃないかー! あたしはそれだけでも十分嬉しいんだよー!
またちょっとでも暇なときあったらいつでも遊びにきてね! 待ってるからね!
192
:
たっくん
:2013/08/27(火) 22:47:35 HOST:zaq31fa5258.zaq.ne.jp
>>191
馬鹿ピーチさん、こんばんは。相変わらず馬鹿ですね。
【馬鹿ピーチ姉妹】
今回たっくんは女性役です。ピーチさんは、たっくんの姉という設定でいきますね。
ではスタート
ピーチさん
『たっくん、ピーチですよ。』
たっくん
『本当にピーチさんですか?じゃあ次の質問に答えて下さい。』
ピーチ
『はい。』
たっくん
『坂田利夫はアホ。じゃあピーチさんはな〜んだ?』
ピーチ
『バカ』
そして扉を開ける・・
たっくん
『やっぱりピーチさんですね。』
ピーチ
『今日は何してるのたっくん・・?』
たっくん
『今日は新聞読んでるんですよ。』
193
:
たっくん
:2013/08/27(火) 22:48:52 HOST:zaq31fa5258.zaq.ne.jp
ピーチ
『馬鹿じゃないですか。よくそんなもの読んでるね。』
たっくん
『馬鹿・・?何でですか?新聞読むのがそんなにおかしいですか〜?』
ピーチ
『おかしいよ。だって・・あたしなんか新聞とっくに読んじゃったもん。
10年くらい前に全部読んじゃったからもう読む必要ないもん!』
たっくん
『全部読んじゃったんですかピーチさん さすが小説家ですね』
ピーチ
『だいたいね、あたし新聞って昔から嫌いだったの。』
たっくん
『何故ですか?』
ピーチ
『気に入らない理由は色々あるけど・・まず文字が気に入らないかな
新聞という名前そのものがね!』
たっくん
『どうしてですか?』
ピーチ
『だって・・新聞って新しく聞くって書くでしょう。
でも実際は見るんでしょう?耳で聞くわけじゃないんだから
新聞ってのは変だよ〜(・.・;)。
新見るとか新眺めるとかのほうがいいじゃないかな
あたしはそのように解釈しちゃうな〜(*^_^*)』
たっくん
『確かにそうですね。』
ピーチ
『きっとね・・最初に新聞作った人が文字間違えたんだよ〜。
でも間違えましたっていうの恥ずかしいからそのままシカトしてるのよきっと。
シカトって知ってる?花札に、しかごとうけん、ってのがあるんだけど
そのシカが横向いちゃうの。』
たっくん
『へぇ〜ピーチさんって何でも知ってるんですね。エライな〜』
ピーチ
『あたしエライよ〜☆(*^_^*)新聞や小説の事なら何でも聞いてよ♪』
ところでさっきから思ってたんだけど・・今たっくんが読んでる新聞って
古いやつなんじゃないの?』
たっくん
『一年くらい前のやつですね〜。』
ピーチ
『それにしても不思議だね〜。』
たっくん
『何がですか?』
ピーチ
『古くても新聞(新しく)っていうんだからね〜(*^_^*)
古いなら、古聞(こぶん)とか旧聞(きゅうぶん)とか言えばいいのにね〜
馬鹿ピーチに残された道はただ一つ・・死ぬだけです。
しかし馬鹿は死ななきゃ治らないというコトワザをどうかお忘れなく
194
:
たっくん
:2013/08/27(火) 22:54:39 HOST:zaq31fa5258.zaq.ne.jp
原作・たくや たっくん=なかもとこうじ役
ピーチ=いかりや長介役
【馬鹿ピーチ姉妹 】
たっくん
『ピーチさんに質問があります。人間って何で死ぬんですか?』
ピーチ
『あたしは死なないもんぜったい(*^_^*)』
たっくん
『どうしてですか?人間は死ぬんですよ!』
ピーチ
『あたしはぜったい死なないの!』
たっくん
『どうしてピーチさんだけ・・?』
ピーチ
『ピーチは馬鹿だから死なないのよ!☆☆♪』
たっくん
『え?馬鹿だと死なないの?』
ピーチ
『以前貴方に御話したでしょう?
昔こんなコトワザがあったの。馬鹿は死ななきゃ治らない・・と
つまり馬鹿死ななきゃ治らないんだから治す為には死ななきゃいけないのよ
ピーチは馬鹿治す気ないもん、ずっと馬鹿だもん!
だから死なないの。あなたはどうなの?』
たっくん
『私は有能です。』
ピーチ
『じゃあ死んじゃうよ。可哀想だね〜』
たっくん
『ピーチさんは死なないんでしょう。』
ピーチ
『馬鹿だからね。』
』
195
:
たっくん
:2013/08/30(金) 12:00:21 HOST:zaq31fa5b2a.zaq.ne.jp
【バカのピーチ姉妹】
ピーチ
『あたしあんたの姉のピーチだよ』
たっくん
『本当にピーチお姉ちゃん?』
ピーチ
『ええそうよ。』
たっくん
『じゃあ次の質問に答えて下さい。
2チャンネル掲示板の利用者はバカ・・・。
じゃあピーチさんの掲示板は?』
ピーチ
『あたしの掲示板は・・アホ・・。』
扉を開ける
たっくん
『やっぱりピーチお姉ちゃんか〜よく来ましたね〜。』
ピーチ
『今日何やってるの?』
たっくん
『私、学校行こうと思ってるのよ。』
ピーチ
『やめときなさい。学校はね・・バカな人が行く所なのよ。』
たっくん
『え?何でですか?』
ピーチ
『学校ってとこには先生がいるのよ。知ったかぶりしてるのが
ものを知らない人がその先生から色々教わるわけよ。
ものを知らないって事は頭が悪いから知らないのよ。
だから知ってる人は学校行く必要ないの。』
たっくん
『じゃあ私行く必要ないや・・。だって私アタマいいから。
かしこいもんね。』
ピーチ
『そうそう。だから、たっくんは行く必要ないのよ』
たっくん
『ピーチお姉さんは行ってるの?』
ピーチ
『行くよ。だってあたし頭悪いもん。
でもあれ面倒くさいよ〜。最初、小学校からはじまって
中学、高校、大学、落第入れたら何十年も行かなきゃならないのよ〜
たまんないよ〜。』
たっくん
『そんなに長いこと行くの?』
ピーチ
『でもね、バカにもね弾階があるのよ。ピンからキリまであるの。
少しバカな人と、うーんとバカな人といるの。
ちょっとバカな人は早く覚えちゃうの小学生くらいで覚えちゃうの。
でもね時々、小学校、中学校、高校まで勉強してもまだ覚えられないバカがいるのよ』
たっくん
『そういうのいるんですか!』
ピーチ
『ソイツが大学行くのよ。』
たっくん
『それで行くんですか。じゃあ高校までで覚えられたら大学行く必要ないんですね』
ピーチ
『そういう事よ。あたしなんて小学校のうちに全部覚えちゃったから
中学校行く必要なくなったもんね(*^_^*)』
196
:
たっくん
:2013/08/30(金) 12:03:32 HOST:zaq31fa5b2a.zaq.ne.jp
バカなピーチを宜しくお願いします。
彼女のバカっぷりをご覧下さいませ。
原作・たっくん
197
:
たっくん
:2013/09/05(木) 13:44:02 HOST:zaq31fa4b5b.zaq.ne.jp
【さよならするのはツライけど&いい湯だな 替え歌メドレー】
ババンババンバンバンと♪ピーチが大爆発♪
いい気味だ〜♪いい気味だ〜♪
さよならす〜るの〜は〜ツラ〜いい〜けど〜♪
寿命だよ♪仕方がない♪
ピーチが逝くまでごきげんよう♪
あの世へ逝った〜♪ピーチが逝った♪
いいとこだ〜♪いいとこだ〜♪
突如ばあさんがピーチの背中に♪
つめてぇな〜♪つめてぇな〜♪
ここは天国 さんずの川♪
ババンババンバンバン♪ババンババンバンバン♪
いい湯だな♪いい湯だな♪
ピーチのな〜みだがポタリと背中に
時間だよ♪仕方がない♪
ここは天国、さんずの川♪
千春さんピーチさん
また会う日までごきげんよう!
馬鹿姉妹を宜しくお願いします。
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