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ゆうぐれカフェ
127
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/06(火) 18:21:01 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜祐斗side*)
ごめん、ごめんな羽花
俺、いっぱい羽花を傷つけた
幸せにするとか言って幸せにできなかった
一生愛してるなんて言ったこともあったな
でもその約束は守れない
俺の愛すべき人は羽花なんだと思う
だけど羽花の愛すべき人はもっともっと一途で俺と正反対の人なんじゃないかと思う
だから此処でお別れ
二人とも愛せる人を見つけて幸せになろうよ
いや、俺はもう幸せにはなれない
愛すべき幸せな人を手放したから
だけど、それでもいいんだ
別れたお詫びなんて言ったらちょっとあれだけど
羽花には幸せになってほしいから、俺はどうでもいいから
好きも嫌いも愛してるも会いたいも、ぜったい守るなんてベタな言葉だって
羽花のためなら言えたよ
俺には似合わないベタすぎる言葉だって
羽花が喜ぶならいくらでも言えた
だけどさようなら
愛してるから
だからこそ幸せになってほしいんだ
さよなら――――――
(愛してるからこそ別れなきゃいけない)
▼あとがき
なんだろうこれすごく泣けたry
自分で書いといてなんだっていう話しですねごめんなさいorz←
えと、これは「ゆーくんの気持ち」で次にきっとたぶんいつか「羽花の気持ち」が書かれるとおもた!((
だからと言って付き合うわけではありませんが(ぼそ)。
128
:
燐
:2011/09/06(火) 18:22:01 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
えええ!!?
別れるんか・・・。
129
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/07(水) 16:52:53 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
>燐
別れちゃった(´・ω・`)
いや、作者の力ってすごい。いくらラブラブでも別れさせられる(((
130
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/07(水) 17:45:09 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)
「愛してるよ、羽花!」
この言葉が何よりうれしかったのに
ゆーくんはもう、わたしなんかきらいになっちゃったのかな
一生愛してるって言ってくれたとき、すっごく泣いちゃうほどうれしかったんだよ
もう、ゆーくんはわたしを振り回してばっかり
傷つけないとか言いながら傷つけたり
ぜったい泣かせないとか言いながら泣かせたり
何なのもう
そっちが別れようって言ってくるなら
わたしどういう反応すればいいの?
「さようなら」?「元気でね」?
もう、わけわかんないよ
でも、ゆーくんが里桜ちゃんといた方が幸せというのなら
わたしはそれを応援するしかない
ゆーくん、わたしに楽しい思い出をありがとう
ゆーくんのお陰でわたしは毎日幸せだったよ
こんな友達の少ないわたしにやっと、大切な人ができました
ゆうちゃん、恭汰くん、幸、らんちゃん………
勿論その中にゆーくんも入ってるよ
でも、他の皆と同じ特別ではない
好きっていう、恋愛感情の特別
それは今も昔も、これからもずーっと変わらない
最初で最後の恋をありがとう
ゆーくん
(わたしは幸せじゃなくても、ゆーくんが幸せならそれでいい)
131
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/08(木) 19:07:54 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)
「………ねえ、羽花……何か最近元気ないね」
あれ、もう授業おわったんだー………
幸が心配そうな顔で話し掛けてくる。
でもわたし、今誰かと話す気力ないわ、
「ごめ、今度話すね」
そう言ってふらりと席から立つと教室を出た。
また階段らへんで眠ろうかなあ……なんて思ったときに、
「あ、羽花ちゃん………!」
突然廊下でキスしてるラブラブな人たちが。
それも里桜ちゃんとゆーくん。
………ずるいよ里桜ちゃん。そこはわたしの居場所なのに……
「ラブラブなとこ邪魔してごめん、でも廊下でキスするなんて大胆だね、ゆーくん。
わたしのときはそんなことしなかったよねー………まあ、わたしのこと好きじゃなかったんだし当たり前か」
にこ、と小さく微笑んで言った言葉はゆーくんを傷つける最低な、最悪な言葉だった。
これを言いたいわけじゃないのに。「もう一度会って話し合おう」って言いたいのに。
今はメールさえもできない。
「………ごめん羽花。愛せなくてごめん、な。」
「ごめんとか謝るなら別れようなんて言わないでよっ!
………ゆーくんなんか、彼女の気持ちも考えられない最低な男だっ……」
別れてからそればっかり。
ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、ごめん!
そんな言葉誰が聞きたいって言った?
思わず叫ぶけど、途中でぽろぽろ涙が溢れてきた。
そんなとき、ゆーくんがそっと里桜ちゃんの背中を押す。
「里桜、教室行ってな……授業遅れるよ」
最近気づいたんだけど、ゆーくんって里桜ちゃんのこと前までりいって呼んでたのに変わったよね。
………なんで?ていうか、里桜ちゃんはゆーくんに何をしたの……?
「……ええー、祐斗は羽花ちゃんと話してくの?なあんか心配だなあ……」
「いいから!………早く行けよ、」
里桜ちゃんもゆーくんのこと祐斗って呼んでる。
それよりあのゆーくんが怒鳴った…?おかしいよ、すごく。
「か、彼女にそんな口聞かなくたっていいじゃない……
もーいい、またお昼にねっ!」
手を振って去っていく里桜ちゃんに少しほっとしてる。
そんなとき、ゆーくんが話しはじめた。
「俺、さ……今でも羽花のこと、愛してる。大好きだよ」
………え?
うそ、つき。
「好きなら…そんなに好きならなんで別れようなんて言ったの………
もうさ、逃げないで全部話そうよ。お互いの気持ち!本音だからね、嘘ついちゃダメ」
ゆーくんが心から里桜ちゃんのこと好きっていうならわたし、もう諦めるからさ。
「だからっ……本当に俺、まだ羽花のことが好きだよ!
でも……羽花に俺は相応しくない。もっといい奴がいると思っ、……?」
「ばかっ………!!!
わたしはゆーくんだけなの!今までどんだけ好きでいたと思ってんのよ!
………わたしだっていまでもすきだもん………」
……これで、二人はやり直せる?
「あーらら、うまくいっちゃってー。つまんなあい!
でも、羽花の幸せなんかすぐ奪っちゃうんだからー!
この子たちを遣って、ね。」
だ、れ?
(つづく)
132
:
ましゅまろ
◆yC4b452a8U
:2011/09/08(木) 19:14:45 HOST:p227.net112139158.tokai.or.jp
こんにちは。初めましてましゅまろと申します。
ねここ様の小説を気になった為拝見をしました。
何故か羽花ちゃんの気持ちになってつい‥泣いてしまいました‥。
また更新楽しみにしてます。
長々と失礼しました
133
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/08(木) 21:55:03 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
>ましゅまろ様
はじめまして、ねここです!
コメントありがとうございますm(_ _)m
感動系はあまり得意ではなかったので嬉しいです^^!
本当にありがとうございますノ
更新がんばりますね!
134
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/09(金) 18:57:46 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)
「羽花、今から俺が喋るから、ずっと知ってるって言って」
「?……うん、」
「俺、パンのジャムは苺が好きだな」
「……?知ってる、よ」
「ケーキはチョコが好き!」
「……知ってる」
「……俺さ、羽花が好き」
「……し、知ってる」
「…大好きで大好きでたまらないよ」
「し、ってる…しってるよっ……」
「一生愛してる、羽花」
「し、って、る……しってるよおっ……ゆーくんっ……!」
わたしだって同じだもん。ゆーくんがだいすきっ……
でもそれはやっぱり、叶わぬ恋だったのかもしれない
(つづく)
135
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/10(土) 15:56:52 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)
もう里桜ちゃんとゆーくんが付き合ってるなんて関係無い。
わたしの幸せはゆーくんが傍にいて、ゆうちゃんも恭汰くんも仲良くて、幸も見守ってくれてなきゃ成り立たないことなんだから。
「ゆーくん、わたし、わたしね……
ゆーくんだけは譲れないってわかったの。何があっても、ゆーくんがいなきゃわたしの知ってる幸せな世界じゃない。
……ねえ、わたしと生きてくれる?」
「それはダーメ、僕が許さないよ。」
誰かの声。誰かはわからない、けど……聞いたことのある声。
ちら、と声の方へ顔を向けるとそこには、
「良、くん……と、里桜ちゃんも……」
そのとき、良くんがわたしの傍にきてそっと顔を近づけた。
「僕のものになってもらうよ、羽花。」
「ゆーくんも、浮気なんかダメだよー。」
そして次の瞬間、良くんはわたしに、里桜ちゃんはゆーくんにキスをした。
………きもち、わるいよ。ゆーくん以外の人とキスなんかいや……!
「放してよっ!良くんなんか嫌いっ……」
やだやだ、折角ゆーくんと元の中に戻れたのに!
そのとき、里桜ちゃんの意地悪な声が聞こえた。
「だって羽花ちゃん、Lanに気をつけてって言われたこと全然気にしてないんだもーん……」
そういえば、らんちゃんが前気をつけてって言ってた。
それは里桜ちゃんと良くんに気をつけてって意味だったの?
嗚呼、わたし馬鹿だ。だけど!
「わたしはゆーくんの彼女でいるって決めたから、あんた達なんかに負けない。」
(つづく)
里桜ちゃんと良くん編がおわったら完結するかも、
ネタバレっていうかそんな感じだとバッドエンドにしようかと考えてる。
いや、でもハッピーエンドもいいな……((
迷ったときはどちらも書きますノ
136
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/10(土) 20:49:24 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)
「まあ、そんなこと言ってられるのも今の内だよねー!」
里桜ちゃんと良くんがくすりと笑う、それはまるで悪魔の笑い声のようでじいんと耳に響いては消えていった。
そのとき、誰かの足音がこつんと廊下に響く。悪魔の笑顔とは別の、落ち着いた響き。誰―――?
「……はね、k………っご、mン……(羽花、ごめん……)」
落ち着いた響きの足音とは正反対の不安定なノイズ混じりの声で謝ってくるらんちゃんの姿にわたしはぽつり、小さな声で呟いた。
「……らんちゃんは里桜ちゃんと良くんに操られてるんでしょ?」
「そ、僕等が操ってる。ほら、もう話しはいいのかい?」
良くんがくすりとまた悪魔の笑顔を浮かべてわたしを焦らすように質問する。
それにわたしは小さく笑い返し、らんちゃんに向かって言った。
「大丈夫、わたし…らんちゃんを傷つけるかもしれないけど助けるよ、ぜったい……」
「よろ、しく……ネ」
力の無い声でらんちゃんが頷くと、そのままピー、という音と共に微笑む。
……これでもう、らんちゃんはわたしの知ってるらんちゃんじゃなくなった。
「………里桜ちゃん、良くん」
「ん?」
にこ、小さな笑みを浮かべて里桜ちゃんと良くんに話しかける。二人は首を傾げて余裕そうだけど、油断しちゃ危ないよ。
「……消えて、」
(つづく)
137
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/12(月) 17:05:59 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)
「……羽花こそこの世界からおさらばしなきゃいけないんだよ。
まあその割には余裕で自信あるね。」
自信がある?そんなことない。とってもこわいよ。
だけどわたし、大切なものを失いたくないから、里桜ちゃんにだって良くんにだって負けない。
「まあいいの、そんなこと。
この子たちを使えばすぐおわること……」
そう言って里桜ちゃんは後ろを見つめた。
わたしも後ろを見ると、そこには、
「ゆうちゃ、ん?恭汰くんも……な、んで。」
「里桜たちが操ってるんだー!ほらほら、大切な仲間を殺しちゃう?」
いや、いやいやいやいやいや!
殺したくない、殺されたくない。
デモナンニモデキナイ……
「羽花っ!」
「ゆー、くん?」
もう狂いかけてたわたしの目を覚まさせてくれたのはゆーくんだった。
そして少し冷や汗を流しながらも言う。
「ゆうぐれと恭汰の攻撃は無視しろ、だけど当たるなよ。
俺達が狙うのは里桜と良だけ、わかった?」
「は、はいっ……!」
わたしが倒す、里桜と良を。
ちゃんだってくんだってもうつけなくていいよね、だって相手は敵。
「絶対倒す!」
悔しそうな顔をする里桜と良にも油断をしないで、武器はないけど素手で戦うことにした。
そのとき、強力な助っ人が登場する。
「お待たせ、今度は誰も傷つかない内にきたよ。
……さあ、この魔剣で里桜と良を刺すんだ。大丈夫、死なないよ。ただ封印するだけ―――」
ライアだ……いつ見ても綺麗な銀色の髪に見とれるけど、そんな場合ではない。
二本ある内の片方の魔剣を手に取り、里桜と良に向かって構える。その前に一つ問い掛けた。
「何でわたしたちを狙ったの?」
(つづくー)
戦闘ものがダメでダメでたまらない!
こういううだうだしたのは苦手なんですorz
138
:
燐
:2011/09/12(月) 18:05:58 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
おお!!
更新されとるw
ねここは戦闘系は苦手なんかw←
ま、私は応援するわw←何を!?ww
139
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/13(火) 17:30:12 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
>燐
戦闘系は大の苦手(´・ω・`)
だから今書くのが大変だよー゚(゚´Д`゚)゚
うん、応援ありがとー!
ねここも応援してるよノ
140
:
燐
:2011/09/13(火) 17:32:00 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ねここ>>エエよwそんなん気にしなくてもさ(-。-)y-゜゜゜
私は恋愛のシーンを考え中ww
戦闘系か・・。私はフツーやなw
うんw←
たまには、コメちょーだいよw
141
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/14(水) 18:12:48 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
>燐
恋愛なら書ける…と思うけど相変わらずシリアスになったりとにかくダメダメorz
何かもうねここの小説は何なんだよって感じになってるw
憧れるよー、戦闘系書けるの(´・ω・`)
燐の更新率がやばく高くて読むのが大変だけどがんばるぜ!←
たまにちょこちょこ覗いてるんだけど相変わらず上手い、本当に憧れるよ(´・ω・`)
142
:
燐
:2011/09/14(水) 19:05:01 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ねここ>>戦闘系なぁ・・
ホワイトryは戦闘系やなw
今、少し進化しとるw
シリアスですか!!!?
こっちは笑いも入るしなw←
上手くないよん←
会話文とかとにかくグタグタww
143
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/15(木) 17:58:21 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
>燐
だよねですよね自分から戦闘系いれるなんて天才ですね←
ねここは嫌々入れてるw
うまいよー!
てかそろそろ書かなきゃなー
144
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/15(木) 18:34:19 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜羽花side*) ※剣で刺すところはありますが血は出ません!
「そんなの関係無いじゃない!あたしアンタなんかに負けなっ―――良?!」
里桜が強気に発言した瞬間、ゆーくんが良を剣で刺した。
血が出るのかと思いきや魔剣だからかそれらしいものさえ見えない。
だけど、呻き声をあげで光りに包まれて消えていった。
「………さ、大事な双子くんも消えちゃったけど?どうする、里桜。」
ゆーくんから目で合図されて強気に里桜に問い掛ける。
そしたら里桜ったら、あわててびしいっとわたしを指差した。
「りょ、良は弱いのよ!あたしは強いんだから!」
……ちょっと引く、まだ強がってるなんて。
だけど!わたしは負けない!
「良は確かに弱かった。だけどそれは里桜も同じなんじゃない?スキだらけだよ!」
ぐさ、また魔剣が刺さる。次は里桜に―――わたしが刺した。
ちょっと恐かったけど、ゆーくんが微笑んでくれてああ、大丈夫だって思ったよ。
そして微かに里桜が動いて、その後すぐ消えた。
「覚えといて!一度消えた記憶はもう、元には戻らないんだからっ……!」
「一度消えた記憶はもう元には戻らない」
どういうこと……?
でもちょっと理解した。
わたしの知り合いの誰かの記憶が消えてるってことを。
「………早く、早くゆうちゃんと幸と恭汰の様子を見にいかなきゃ!」
(つづく)
145
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/17(土) 16:53:53 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)
「……ゆう、ちゃん?」
ゆうぐれカフェまで走って行って、いつもどおり作業をしてるゆうちゃんに話し掛ける。
するときょとんと首を傾げ最初の頃、出会ってばっかりの頃の笑みを浮かべた。
「いらっしゃいませ、当店のご利用は初めてと思われるので少々お時間を頂き説明させて頂けませんか?」
ああ、ほらね。ゆうちゃんの記憶が消えてる。
苦しいよ……ねえゆうちゃん、正気?
「………その、お客さ「ゆうちゃんっっ!!!!!」
ねえ、思い出してよ。早く早く、ねえねえねえったら!
「……え、ゆうちゃん……ってゆうぐれのことですか?……何でだろう、すごく懐かしい感じがします。」
………もう少し、もう少しで記憶が戻るよ!
後一息、がんばるんだ……!
「ゆうちゃん、ゆうぐれカフェは魔界と人間界と繋がってるんでしょ?!
わたしたち、いっしょに遊園地行ったじゃない!夏休みの宿題も教えあったよね?!いやゆうちゃんが一方的に教えてくれたんだけど。」
……思い出してよおっ………ゆうちゃん、お願いだから……!
でもそれは叶わぬ願いだったのかな。
「……ごめんなさい、覚えてない………」
ぼろりと涙を零したとき、ゆーくんが話し始めた。
「……ゆーは。」
ゆーは……それってもしかして、ゆうちゃんの本名じゃ……?
この瞬間、ゆうちゃんが頭を抱え始めた。
「……っ、ゆう、と………め!」
ああ、これはゆうちゃんじゃない、里桜だ!
でも、記憶の何かの魔法を解く呪文をゆーくんは唱えたから解除されたんだね。
ならそろそろ普通のゆうちゃんに戻るはず!
「……あれ、羽花さまと祐斗さま?
………恭汰先輩はっ?!」
え、何?!恭汰くんの身に何かあったの?
「……恭汰先輩が……合い言葉はゆうぐれカフェって言ってた……
それ、どういう意味かわかりますか?その後消えていってしまったんです……」
そういうことね。
ならすぐに呪文を解けるはず!
「行こう、ゆーくん!ゆうちゃんは……一人でいると危険だからいっしょに!」
打倒里桜と良!ラストスパート行くよー!
(そろそろ完結するかもしれない!
いやでも戦闘系おわってもそのあとの将来を書きたいからなあ……
バッドエンドも考えてたけど、このままいけばハッピーエンドになります!)
146
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/17(土) 22:34:50 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
▼何だかちょっと書きたかった。
次スレの内容を考え中…!
戦闘とファンタジーは無しでいきたいな、とか思ってるんです。
何故かって?苦手だかr((
苦手なことに挑戦するのはいいことですね、はい。
けれどこれ以上ねここに戦闘とファンタジーを書かせたらスレどころか掲示板が大変なことになります嘘です←
恋愛友情メインの……ううん、そうだなー……
ほのぼの系小説?w←
えと、よく考えてないのです(´・ω・)ノゴメンネ
だけど主人公は羽花よりちょっと天然で明るくてだけどどこか毒を吐く子になるかも。
羽花は結構適当な性格ですからねー。
……やばいゆうぐれカフェよりスランプになるかも!
そろそろちゃんと考えなきゃなあ、おわっちゃうよ!連載…orz
えと、それでは小説の方、もう少し頑張らせていただきます!
今日ラストスパートまでいって……明日明後日におわるといいな。とか遠い夢←
147
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/17(土) 22:48:43 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)
「恭汰くん…見つけた!」
ここは花咲西高等学校。恭汰くんを見つけたわたしはすぐに叫んだ。
「ゆうぐれカフェ!」
するとさっきのゆうちゃん同様、少し苦しそうに頭を抱えてからふっと元の恭汰くんに戻る。
あとは幸だけ……っどうか無事でいて!
「ねえ恭汰くん、幸知らない?!」
「……幸はー………ん、羽花を探してたな!そんとき合言葉は羽花って言ってたかも。」
……合言葉がわたし?なんか言いにくいねえ……
じゃーなーく、早く解決しなきゃ!
「幸、みーつけた!」
ああ、これでわたしから不幸は消え去る。
そう思うと楽しくて、かくれんぼみたいなノリで幸を指差して微笑んだ。
「羽花。」
笑顔のままわたしの名前を呼ぶと、幸がふっと元に戻る――前に、里桜と良からのメッセージが聞こえた。
「……っあたしを倒すなんて、やるじゃない!……ありがとね、楽しかったよ。」
「羽花は変な奴だったけど、嫌いじゃなかった。祐斗はそこまで好きじゃなかったけどさ。」
良の言葉に傷ついてるゆーくんがいるのは見えないふりをしといて、これで問題は解決っ!
これでゆっくりできるねえー!
×
「……で、そろそろわたしたちも高校卒業!皆この後どーする?」
前質問したことを振り返り、もう一度質問した。
もちろんわたしも夢は決まってるよ、保育士さん!
「俺は芸能人だな、前言ったとおり。そして二十歳になったら羽花を迎えに行って結婚する!」
なんて嬉しい言葉をさらりと言うのはゆーくん。
かっこよすぎる!
「ゆうぐれはゆうぐれカフェを大きく有名にするために修行を。」
相変わらずまじめなゆうちゃんはにこりと微笑んだまま話す。
「俺はバスケの選手ー。」
別に君には聞いてないよ?
なんてふざけは抜きで、相変わらずバスケ馬鹿。
「わたしは……今回色々あって皆を助けたいなって思ったから看護師さん。」
幸がえへへ、と小さく笑って言う。
最後にわたしが自信満々に述べた。
「わたしはね、小さい子たちをお世話して皆が幸せな大人になれるように見送る―――――保育士さん!」
一人一人自分の夢を持って、それぞれの空へと飛び立つ。
ねえ皆、二十菜になったらまた会おうね。ゆうちゃんは十九歳で!
大好きだよ、ぜったいにわすれない―――――
(つづくー!
最後の二十歳になって出会ったところは明日にでも更新しようかな!
明日書いて本当におわりです。)
148
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/18(日) 12:12:04 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ最終話 〜羽花side*)
皆は今、元気にしていますか?
わたしは元気です。保育園の先生とも子供とも楽しくやってます。
だけど何だか物足りない気がする……皆と離ればなれだからかな。
ゆーくんはテレビで毎日見かけちゃうような有名人になってるし、かっこいいから女の子にモテモテでちょっと嫌だ(´・ω・`)
ゆうちゃんはテレビで取り上げられるような有名なパティシエさんになったんだね!
恭汰くんは相変わらずバスケ馬鹿だけど、わたし優しいからそんなバスケ馬鹿を応援してあげてるよ(笑)
ねえ皆、そろそろ再び出会う日が近づいてるけどちゃんと覚えてる?
わたしたちは二十歳で、ゆうちゃんは十九歳でゆうぐれカフェに集まること―――
×
「う、わあ……懐かしい!ゆうぐれカフェだー!」
二十歳になったわたしは懐かしのゆうぐれカフェのドアの前で立ち止まる。
ここでわたしとゆうちゃんが初めて出会ったんだと思うとすっごい昔のことに思えるなあ……
そのとき、背後から突然ぽん、と肩を叩かれて思いっ切り肩を揺らす。
「だ、だれ?!」
「ははは、馬鹿羽花!久し振り、恭汰だよ。」
な、馬鹿恭め。
だけど…すごく嬉しいな。
「久し振り、恭汰くん!」
微笑みながらゆうぐれカフェのドアを開けると、そこには大好きなゆーくんとゆうちゃんと幸の笑顔があった。
「「「「「久し振り、皆!」」」」」
わたしを含め五人、声を揃えて言う。
そこに、ある懐かしの人物がもう一人きた。
「どうもー、Lanです!
里桜と良の件はお疲れさん、羽花と祐汰のお陰で僕助かったよー」
らんちゃん!
皆嬉しそうに微笑んで見せるこの光景がわたしはたまらなかった。
「ねえゆーくん、あの頃の約束覚えてる?」
わたしの本当の幸せを叶える日がきた。
それはね、
「ああ!……結婚しよう。羽花!」
大好きなゆうちゃんと幸と恭汰くんに囲まれて、愛しのゆーくんと結婚式をあげること。
ダイヤモンドが輝く銀色の指輪をはめて、満面の笑みを浮かべた。
「ありがとう、大好きだよ。皆!」
わたしに本当の幸せを与えてくれてありがとう。
これからもよろしくね。
×
「あんぱーんちっ!」
「きゃー!!」
「ちょっと、海斗(かいと)、花奈(かな)!
走り回らないの!」
今日もわたしとゆーくんの家んは子供たちの笑い声が響く―――
(end...)
149
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/18(日) 12:21:09 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
▼あとがき
本当におわってしまった(´;ω;`)
これでゆうぐれカフェは完結です!
今まで応援してくださった皆様、ありがとうございました!
ここからはコメントをくださった皆様に一言ずつ書きたいと思います。
>燐
書き始めて早速コメントをくれてありがとう!その後もたくさんコメントしてくれたね、感謝しています。
>一戒さま
メイドさんの話し、最後まで書ききれましたw
>明優
明優のコメントはいつも嬉しくてたまりませんでした!本当にありがとう!
>愛和さま
応援してくれてありがとうございます!コメントとっても嬉しかったです。
>ましゅまろさま
感動系とか苦手なのに感動してくださった方もいるんだなって嬉しく思いました。ありがとうございます!
次の作品でもよろしくお願いしますね!
皆さん、本当にありがとうございました!
150
:
燐
:2011/09/18(日) 12:38:47 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
まさかの完結!!?
151
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/18(日) 12:58:41 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
>燐
まさかの完結ですありがとう!←
152
:
いちごみるく(元ましゅまろ
◆yC4b452a8U
:2011/09/18(日) 16:46:58 HOST:p227.net112139158.tokai.or.jp
まさかの完結‥!?
お疲れ様でしたノ新しい小説方も頑張ってくださいノ
ゆうぐれカフェ‥終わるなんて‥いやいや!!永久保存版ですよb
おまけ‥などあったらいいなぁーなんて←
本当にお疲れ様でした。
153
:
明優
:2011/09/18(日) 18:48:59 HOST:i114-185-33-87.s41.a005.ap.plala.or.jp
完結って寂しくなりますねぇ・・・。
今度、書けたら番外編やってよ!!(
ねここのペースでいいけどね☆
新しい小説も、もう応援してるんで
ねここのペースで更新しちゃってね☆
完結おめでとう!そして、お疲れ様です!!
154
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/09/18(日) 18:53:44 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
>いちごみるくさま
そのまさかの完結です!
ありがとうございます^^
永久保存されるほどの作品じゃないですよー(´・ω・`)
おまけ…考えてみますw
>明優
だよね、寂しくて最初は完結させたくないって思ったけどつい←
おお、リクエストさんきゅうです!考えてみるねノ
ありがとう!何かお疲れって言葉を聞くと本当におわりなんだなって寂しくなっちゃう(´;ω;`)
155
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/11/06(日) 10:50:12 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
(ゆうぐれカフェ 〜花奈side* / 結婚後)
「花奈、いっしょに帰ろ?」
大好きだった、いつまでも
ずっと傍で微笑んでくれていた海斗が
それでも海斗はお兄ちゃんなわけだし
恋愛感情で好きだなんて言えるはずもなく初恋は終わってしまうっていうのが台本どおりなのかもね
けれどわたしが恋をしつづけるのは今も昔も、これから先もずうっと海斗であると思う
愛してるとか好きだとか、そんな甘い言葉まだまだわたしには言えないかもしれない
だからそれまで、傍にいて笑っていてください
「海斗、大好きだよ」
「うん、俺も大好きだよ、花奈」
(番外編fin.)
お久しぶりに掘り出してしまった!
ごめんなさい><
えと、羽花と祐斗の子供の海斗と花奈編です!
暇なときまた書くかもしれないってのはキニシナイデ!((
兄弟愛ーryry
最近ねこのあしあとで自分のこと俺っていう奴書いてないからもんもんしてたよ!
もんもんて何なんだって感じですがw
未だにゆうぐれカフェを忘れられないわたしってorz
……ねこのあしあととしあんいろがんばります(´;ω;`)
156
:
燐
:2011/11/06(日) 11:52:38 HOST:zaqdb739e91.zaq.ne.jp
番外編か!!?
まさかの!!!!?
157
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/11/06(日) 14:21:58 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
>燐
まさかの番外編を書いてみましたw
誰もが期待しなかったまさかの番外編…(`・ω・´)!←
書いてて楽しかったですw
もしかしたらつづけるかもしれないっていう。
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