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ゆうぐれカフェ

1ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/02(土) 16:30:28 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

どうも、ねここです^^*
しあんいろの方でお世話になった方(コメントをくれたり応援してくれたりした方)はこちらでもよろしくお願いしますryげふん←

しあんいろとの掛け持ちは疲れる!だろうけどせめて一週間に一回更新できたらいいなあと思います(・ω・;)

さてさて、がんばるためにお約束をばノ

・荒らしは受け付けませーん!チェンメも禁止させていただきます。
・一行レスは間違ってしたら仕方ないけれど謝っていただけると嬉しいです;
・アドバイス、リクエスト、感想、応援大歓迎です!とゆうかお願いします←
・アドバイスについての注意なのですが、あまりにもキツイアドバイスはお気持ちだけ受け取っておきますね。
・記号使いはまだ大丈夫なのですがギャル文字、小文字を使う方は無理です。コメントもスルーさせていただきます;
・のろのろ更新ですノ許してくれない方はUターン願います;
・グロ、BL(ないと思いますが)、GL(案外ありえるかもしれない)が出てくるかも、その際は注意書きをしておきますがどーしても無理!って方はUターン願いますノ
・目薬の用意と眼科の予約はしましたか?

それでは!お約束を読んだ方で目薬と眼科の準備ができた方はぜひぜひコメントくださいry
待ってますノ←え

2ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/02(土) 19:28:53 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜主人公side*)

「ばいばい、ゆーくん!」
「じゃあな、羽花(はねか)!」

 私の毎日は彼氏のゆーくんと登校することからはじまる。そして勿論、学校だってゆーくんと下校することでおわる。
 にこりと自然に口元が緩んでくること。これが幸せだと思っていたけれど、心のどこかでまだ本当の幸せを掴んでいないんじゃないかと疑っていた。
 ふるふると手を左右に振るとゆーくんが大きな手を挙げてくれて、だけど私の幸せはこんなものなのかと思って。

「私のこの疑い深い性格、直さなきゃなあ……」

 ゆーくんに振っていた手を下ろしながら溜め息を吐くといつもはそのまま家に帰る筈が少し気を紛らわせたくて街へ向かった。

     ∞

 ざわざわと賑わう街の中、少しでも静かな場所を見つけようと周りを見回しつつも公園に行けばよかったと後悔してる。
 そんなとき、落ち着いた雰囲気を見せるあるお店を見つけた。

「ゆうぐれ、カフェ……?」

 ゆったりと落ち着いたデザインの扉についた金のとってに右手を掛けると左手で軽くノックして開けた。
 するとカランカランという可愛らしい鈴の音が流れると共に高校生くらいの女の子が出てきた。

「いらっしゃいませ、当店のご利用は初めてと思われるので少々お時間を頂きご説明させてくださいますか?」

 腰まで伸びた長い金髪の髪の毛を黒いリボンで二つに結び、頭にはふりふりのカチューシャをつけた青い瞳を持つ女の子。服は黒いワンピースで、裾が少しふりふり。更にその上に白いふりふりエプロンをつけていて、茶色いブーツを履いている。
 まるで可愛らしいメイドさんのよう―――――

   (メイドさんの住むゆうぐれカフェへようこそ!)

3ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/02(土) 20:24:46 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「せ、説明……お願いします!」

 ほんわかとコーヒーの香りにほうっと落ち着きの溜め息を吐き、同時に目の前のメイドさんに見惚れていたのでぼーっとしてしまった。
 あわてて反応すると、ペコリと頭を下げ説明のお願いをする。

「それでは、こちらの席へどうぞ。」

 ふわりと優しげな笑みを浮かべ、メイドさんは私を席へと案内した。
 恥ずかしげにすとんと座るとメイドさんが話しを続ける。

「まず……貴女のお名前をお聞かせいただきますか?」
「私は桜乃羽花(さくらの はねか)です!よろしくお願いします。」

   (一旦切りますねノ)

4:2011/07/02(土) 20:46:06 HOST:zaq7a66fcd6.zaq.ne.jp
・・・・・・メイドの話かw

5ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/02(土) 21:28:31 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐さま

コメントはとてもありがたいのですが>>1に書いたように一行レスは控えていただければと思います。
メイドの話というか友情・恋愛の話ですとしか説明のしようがありません←

6:2011/07/02(土) 21:35:57 HOST:zaq7a66fcd6.zaq.ne.jp
ねここs>>あ・・すみません。

これからは気をつけます。

7ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/03(日) 07:39:01 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐さま

いえいえ!気をつけていただいて感謝ですノ

8ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/03(日) 08:14:41 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「……羽花さま、可愛らしいお名前ですね!」

 メイドさんが今までの態度はどうしたのか、無邪気な子供らしい笑みを浮かべ胸元で両手を合わせて言う。窓からふいた風にふんわりとなびく髪の毛とワンピースが可愛い。
 あれ?でも…メイドさんは身長も私より低いし、童顔だし……下手したら中学生なんじゃないかってくらい。無邪気なのも当たり前だよね。

「まず始めにカフェの説明を致します。ここはゆうぐれカフェで…主にお客様のご相談に乗ったり雑談したりする場所です。ちなみに私はゆうぐれといいます。よろしくお願いします!」

 無邪気な笑顔を浮かべたまま説明しだす。このとき私は思ったんだ。ゆうぐれカフェなら、本当の幸せを教えてくれるかもって……
 でも今はそんなことよりゆうぐれさんの話しに集中しなきゃ!

「それと、今羽花さまが座っているテーブルと椅子はもう羽花さまの物になりましたので、次カフェにご来店いただいた時はこちらの席に座っていてくださいますか?」
「は、はいっ……!」

 テーブルと椅子がすっごくピカピカで新品だと思ったら、これは今まで私以外誰も座ったことや使ったことがなかったからなんだ……
 私が納得したような、尊敬しているような顔でテーブルを見つめるとゆうぐれさんはくすっと笑い、話しを続けた。

「それでは羽花さま、こちらの紙の記入欄に書き込めることは書いていただけますか?お名前、お誕生日、年齢は必須ですので……」

 私のテーブルにそっと紙をのせると、軽く説明をしてくれた。
 そして紙に記入するためにテーブルに置かれたのは、

「は、羽……?!」

 きっとただの羽じゃなく羽ペンだと思う…なんて考えながらゆうぐれさんを困った瞳で見つめた。
 すると、あわてだしたゆうぐれさんは急いで説明をする。

「ご、ごめんなさい!ええと…このカフェは人間界と魔界の境目にできたカフェなんです。ほら、中から見たら人間界行きと魔界行きに分かれているでしょう?そして、この羽のペンは魔界で昔使われていた物なんです。カフェの雰囲気にあうかと思って取り寄せたのですが…本当にごめんなさい。」

 しゅーんと落ち込むゆうぐれさんがどうしても可愛く見える。
 それより話しは!人間界と魔界に分かれているという驚きの内容だった。

   (ゆうぐれカフェってゆうぐれさんの名前からとってるよね)

9:2011/07/03(日) 08:57:19 HOST:zaqdb739c42.zaq.ne.jp
ねここs>>また、時間が空いてれば来ますw((ってか、何でさんづけ?

10ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/03(日) 15:06:49 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐さま

ぜひいらしてくださいノ
ねここでいいですよー((

11ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/03(日) 15:23:51 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「……じゃあっ、その…人間も、ゆうぐれカフェに来てそっちの出口から出れば魔界に行けるってこと……っ?!」

 私は久し振りに生き生きといながら、楽しそうに魔界行きと書いてある扉を指差した。
 するとゆうぐれさんは、にこりと微笑んでそっと頷く。

「ええ、魔界行きの扉を開けたら目の前は本当の、本物の魔界です。」

 い、いいなそれ!ゆーくんとのデートも魔界にしたらどーかな…!
 でも、魔界デートをするには魔界の下見に行ったほうがいいよね。

「わ、私!魔界に行きたい…!」
「ゆうぐれがお供することはできませんが…」

 ゆうぐれさんは寂しそうな顔をしながら俯いた。
 何故?と聞くまでもなく話しを続ける。

「メイドという者は、自由に魔界と人間界を行き来してはならぬ存在なのです。それに魔界は楽しいから、お店のことを忘れてしまう―――」
「楽しいのなら尚更よ!一緒に行こうよ、ゆうぐれさん!」

   (きりますよーノ)

12ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/03(日) 18:58:08 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 私が無理にゆうぐれさんを誘うと、ゆうぐれさんはそっと目を閉じて指を鳴らした。
 その後目を開けるとふんわりと口元を緩め言う。

「これで人間界と魔界、どちらからもゆうぐれカフェは見えなくなりました。なのでお店は安心―――さあ、参りましょう。」

 まるでお供しますとでも言うように、ワンピースの裾を摘まんでダンスの前にするような優雅なお辞儀をする。
 私はゆうぐれさんに手を差し出し、笑顔で魔界への扉を開けた。

 このとき、ほんの一瞬、本当の幸せを感じられた気がしたのは気のせい?

     ∞

「わあー……魔界って広いんだねえ!ゆうぐれさんがいなかったら完全に迷子だよー……」

 想像以上に広く平和そうな魔界を見渡すと、苦笑しながらゆうぐれさんがいてよかったと呟く。
 するとゆうぐれさんは、にこりと笑って話し出した。

「ゆうぐれは今まで誰かと一緒に出掛けることがなかったので、いつも以上に楽しいです。」

 ゆうぐれさんの笑みにつられて私まで笑顔になってくる。
 てゆうかゆうぐれさんって呼び方やめようかな。

「ねえねえゆうぐれさんっ!その……ゆうちゃんって呼んじゃダメかなっ?」

 私のこの言葉に、ゆうぐれさんはきょとーんと目を見開いていた。
 だけどその後、ぽおっと頬を桜色に染めて言う。

「ゆうちゃんって呼ばれるの、はじめてかもしれません。」

 何これ可愛い!それより、ゆうちゃんに質問したいことがたくさんあるよう。
 てゆうかっ!ゆうちゃんとゆーくんで被ってしまったよ!
 まあ、ちょっとだけ違うからいいよね。

「ゆうちゃんは、今大学生くらい?」

 ふわりと微笑んで問う。
 背は低いし童顔だけど、これだけ丁寧な言葉づかいしてるんだから年上かも。

「ゆうぐれは……今、高校一年生の十五歳です。」
「え?!ど、どこの高校行ってるの?」

 私は今高校二年生の十七歳だから……学年一つしか違わない。
 なのに何でこんなに敬語使えるの?!それに何でこんなに童顔で身長低いの?!
 とにかく、同じ高校だったらいいなあなんて考えている。

「ええと、花咲西高等学校です。」

 花咲、西……残念ながら同じ高校ではない。
 それに、まさかの敵高校なんだけど!

「……あれ?そこに恭汰(きょうた)くんっていうめちゃくちゃかっこいい子いない?」

 花咲西高校は私が第一希望だった高校だから、何でもとはいかないけど結構知ってることがおおいんだ。
 恭汰くん、ほんっとーにかっこいいんだあ……!

「……恭汰先輩は毎日男女関係なく囲まれていて、とても素敵です。そんなにたくさんの方がいるのに、いつも真っ先に挨拶してくださる、優しい先輩なんですよ。」

 ゆうちゃんがふんわりと笑う姿を見て、胸がズキンと痛んだ。
 不安そうな表情をして私が問いかける。

「あの、さ…明日、花咲西高校に行っちゃダメ?」

   (恭汰くんとゆーくんどっちがいいって言われたら、ぜーったい悩むな!)

13:2011/07/03(日) 19:21:28 HOST:zaqdb739c42.zaq.ne.jp
ねここ>>分かりましたw

私のことも燐って呼んでください。

14ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/04(月) 17:05:32 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐

それでは早速燐と呼ばせていただきますノ
改めてよろしくお願いしますねー!

15ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/04(月) 17:26:45 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれ 〜羽花side*)

「……いいですよ。けれど羽花さま、学校は………」
「い、いいの!学校は明日―――うーん、サボる!」

 きょとんとするゆうちゃんに向かってあわてて返事をする。
 すると、ゆうちゃんはにこりと笑いながら言った。

「ゆうぐれに羽花さまがサボるのをとめることはできませんが、お困りになりませんか?先生方とか、お友達とか……あと、彼氏さんとか。」

 何て優しいのだろうか。まあゆうちゃんにとっては当たり前なんだよね、きっと。
 だって完全に「ご主人様とメイド」っていう設定だもん。

「あはは、誰も困んないよー!てゆうかっ、私ゆうちゃんに彼氏いるって言ったっけ?」

 問題はそこだよね。彼氏がいるのを知ってる人はいない筈だよ?
 といっても、教えてない筈なのに「ラブラブ」だとか「バカップル」だとか言われるな……

「……祐斗(ゆうと)さまはずうっと前にゆうぐれカフェにご来店してくださった、元常連さんなんですよ。そのとき、嬉しそうに話していました。今日は羽花さまと話したとか、新学期で同じクラスになったとか。」

 ゆーくん、ずっと私のことを思ってきてくれたんだ。
 もうちょっと、もうちょっとで本当の幸せを手に入れることができる気がするよ。

「……今日はそろそろ帰りましょう?また今度ゆっくり、祐斗さまとのデートができるように良いスポットをご案内しますので。」

 ゆうちゃんが人差し指を口元に持ってきて悪戯っ子のような笑顔を浮かべる。
 とゆうかまた、心を読んでるような発言をする!何で?

「……大好きな人の心はわかるんです。」

 私を惑わす一人の女の子。
 知らないうちに君に恋をしてしまうかもしれないよ。

   (心を読まれるってすごいどきどきすることだよね)

16:2011/07/04(月) 17:32:05 HOST:zaq3dc006c9.zaq.ne.jp
ねここ>>はい!

あと、私の書いてる小説も見にきてくれませんか?

「ホワイト☆レザーソールI」ってヤツです♪

17ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/05(火) 16:16:27 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐

ぜひぜひ見に行きますノ
コメントしておきますねー!

18:2011/07/05(火) 17:23:19 HOST:zaqdadc287f.zaq.ne.jp
ねここ>>ありがとうござry

19一戒:2011/07/05(火) 19:23:25 HOST:91.179.0.110.ap.yournet.ne.jp
ねここさん
メイドさんやー^^
更新頑張ってください!

20ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/05(火) 20:00:27 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side)

 次の日の朝、私は学校をサボりゆうちゃんと一緒に花咲西高等学校へと足を進めた。
 通学路にはお花がたくさん咲き誇っていて、あっというまに校内に入ると花、花、花!これがまた、すっごく綺麗なんだよ。

「あーあ、花咲西高校が受かってればなあ!」

 残念とでもいうように溜め息を吐きながらゆうちゃんの隣を歩く。
 ゆうちゃんは苦笑して、すぐに目線を逸らした。それにつられて私も目を逸らすとその先には――

「な、何この集まり!えええええ、全校生徒いるんじゃないの?通れないよ、ね……?」

 そおっとゆうちゃんに目線を戻すと、ゆうちゃんはくすりと笑った。
 何々?と私が身を乗り出すようにすると、問い掛けるまでもなくゆうちゃんが説明してくれる。

「あの集まりの中心にいるのが恭汰先輩です。すごいでしょう?毎日あんなに大勢の方々に囲まれて……」

 予想以上に人気のある恭汰くんの顔を一瞬でもいいから見てみたくて、ちょっと無理なお願いをしてみる。
 ぎゅっと目を瞑り、口元で両手を合わせゆうちゃんに言った。

「お願いっ!恭汰くんを連れてきてくれないっ?」

 するとゆうちゃんがきょとーんと目を見開きながら笑う

   (きりますノ)

21ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/05(火) 20:03:50 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐

いえいえー!
すごく面白いですねノ

>一戒さま

コメントありがとうございます!

決して「お帰りなさいませ!」みたいな設定ではありませんのでry
応援ありがとうございます、はりきりまくりますよ((

22ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/05(火) 20:33:15 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜登場人物の紹介)

 主人公の紹介文

名前:桜乃羽花(さくらの はねか)
性別:女
年齢:南桜ヶ丘高等学校の二年生 十七歳
性格:人がありえないということばかり信じ、事実を素直に認めない性格。捻くれてるわけでもなくて、少し心配性なだけなのだがそこが周りから見てちょっとなーと思えるところ。長所は適度に可愛くて適度に勉強ができるところ。
容姿:生まれつき茶色くて柔らかい髪の毛。肩より下の胸元くらいまで伸ばし、外側内側関係無しにはねている。誕生日に彼氏のゆーくんにプレゼントしてもらった赤いリボンのカチューシャをつけている。服は大体が制服。夏は白い半袖の制服の中心に赤いリボンがつき、スカートは紺色のチェックで短め、黒い靴下と茶色いローファーを履いている。
備考:一人称は私。二人称はくん、ちゃん、さん等。

23明優:2011/07/05(火) 22:26:42 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ずっとずっとコメントしたかった!!だってねここさんの新連載だし!!
ねここさんのファンとしては見たくて仕方なかったです!!
PCの調子悪くってコメントできなくて悲しかったんですよ(泣
やっとコメントできてメッチャ嬉しいです♪
PCの調子がいい時は絶対見に来ます★
頑張れ!!

24:2011/07/05(火) 22:55:22 HOST:zaqdadc287f.zaq.ne.jp
ねここ>>ありがとうござry

でも、あれでも素人並みですよ・・><

25ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/06(水) 17:10:18 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>明優さん

あああああもう明優さん大好き!←
ねここだって明優さんの大ファンですよノ
はわわ、応援されたからには頑張るしかない…!
明優さんも頑張ってくださいね!

>燐

あれで素人並みだったら私の小説は一体どこまでダメダメに…((
続き、頑張ってくださいねー!楽しみにしていますよノ

26ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/06(水) 17:24:58 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 む、無茶だったかな……
 だよね。こんな可愛い子があんな大勢の人の中に入ったら絶対男子に狙われちゃう!

「ごめんね、ゆうちゃ「ゆうぐれが大勢の方々の中に入らなくても、簡単に恭汰先輩は来てくれますよ。」

 私が「ごめんね、ゆうちゃん。無理だよね。」と言おうとした瞬間、まだ半分くらいしか言いおえてない私の声にゆうちゃんの声がかぶさった。
 その言葉を聞いてすごく驚く私にゆうちゃんはくすりと笑う。

「ほら、あれが恭汰先輩です。―――おはようございます!」

 またこちらに気づいていない、恐らくゆうちゃんを探しているのであろう恭汰くんの姿が見えた。
 私たちに近づくと、おはようと言うように手を振ってきたのでゆうちゃんがあわててあいさつする。

「はよ、ゆーは!」

 “ゆーは”ってもしかして、ゆうちゃんのこと……?

   (きりますようノ)

27:2011/07/06(水) 17:25:40 HOST:zaqdadc287f.zaq.ne.jp
ねここ>>ありがとうござry

28:2011/07/06(水) 17:26:32 HOST:zaqdadc287f.zaq.ne.jp
ねここ>>でも、あれでも本当に下手なんで・・。

ねここの方が上手いです!

29ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/08(金) 20:40:39 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐

燐の小説は下手なんかじゃなくとーっても上手ですよ!
ねここの小説こそ下手ですノ

30ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/08(金) 21:01:05 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「きょ、恭汰先輩!」

 恭汰くんのいう“ゆーは”に反応したゆうちゃんがあわて始める。
 きっとゆーはも名前だから、ゆうぐれかゆーは、どちらかが偽名なのかな。
 でもどちらかというと、偽名はゆうぐれの方だと思う。

「ゆうちゃん、ゆうぐれって偽名だよね?」

 私が真剣そうな、厳しい表情をするとゆうちゃんがカタカタ震えているのがわかった。
 本名を知られていけないことがあるのか、私はゆうちゃんのことを何も知らない。
 唯一知っていた名前まで嘘だったら、ゆうちゃんは私に何も教えてないことになるんだよ?

「………偽名なんでしょ、酷いよ!私ばっかりゆうぐれさんに色んなこと教えて、そっちは嘘のことしか教えてくれないんだね!」

 つい興奮して怒鳴ってしまった。
 違う違う違う、こんなこと思ってないの!
 それでも、何故か口走ってしまう。

 “ゆうちゃん”という呼び名から“ゆうぐれさん”に戻してしまい、後悔している。
 だけど、一度呼んだからにはこれからもゆうぐれさんって呼ぶしかないよね。

「羽花さまっ……!」

 ゆうぐれさんが私の名前を呼んで手を伸ばすが、私はそれを避けるように逃げた。
 ゆうぐれさんの寂しそうな顔が頭に浮かぶ。

「……ごめん、俺のせいで。」

 そのあと、恭汰くんが謝る声が微かに聞こえた。
 ……恭汰くんは悪くないのに。悪いとしたらゆうぐれさんだよ……!

     ∞

「……………羽花、さまっ………!」

 私は高等学校の近くにあった森のずうっと奥に入っていった。
 そして、気持ちの良さそうな大きな緑色の葉が生えた木陰に寝そべる。
 それを、ゆうぐれさんが見つけてくれた。

「…………よか、た………!」

 ゆうぐれさん、すごく息切れして、制服もボロボロ。
 足や手にはたくさんの痣がある。

「一体何処を探してたの?」

 私が警戒心漂わせまくりのオーラを出して問う。
 本当は、すごくすごく心配だから聞いているだけなのに。

「………っ海とか、近くの崖とかっ………」

 何でそんなに危ないところ……
 ……自分のため、か。
 申し訳なくてたまらない。

「………はねか、さまが……ぶじでよか、」

 よかったという言葉を言い掛けたところでまるで倒れるように眠りについた“ゆうちゃん”。
 こんなにも大切に思ってくれてるんだもん。いくら嘘を吐いてても友達だよね。

   (崖から落ちそうになったときは大変でしたよ〜……byゆうぐれ)

31ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/09(土) 19:33:50 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*) ※レズあり(ちゅーまで!←) 苦手な方はUターン願いますm(_ _)m

 静かに眠りについたゆうちゃんを見つめると、口元を緩めて呟いた。

「探してくれてありがとう。ゆうちゃん、大好きだよ……」

 本当に本当に、大好き。
 そんな気持ちを込めて、ゆうちゃんの額に軽くキスをした。
 するとゆうちゃんが、寝ているというのにふわりと微笑んでくれて、心がぽっとあったかくなったよ。

     ∞

「ご、ごめんなさい……羽花さま………っ!探して謝るつもりが寝てしまうなんて………!」

 ゆうちゃんが深い眠りから覚めたのは、あれから二時間後。
 私もいつの間にか寝てたというのに、ゆうちゃんだけがペコペコと頭を下げる。

「本当に、ごめんなさい………!」

 ゆうちゃんの青い瞳からは涙が溢れてきて、くしゃりと手で顔を隠している。
 私そんなに、怒ってないのに………

「謝んないでいーよ、ゆうちゃん!私、ゆうちゃんが大好きだから……」

 少し顔を赤らめて言うと、ゆうちゃんの頬がぽっと桜色に染まった。
 可愛いと思いながら立ち上がると、二人手を繋いで森を抜けていったのだった。

     ∞

「わ、わかんないー!」

 学校は早くも夏休みに入り、私は朝から営業しちゃってるゆうぐれカフェでゆうちゃんと勉強をしていた。
 冷たいコーヒーを飲みながら、優雅に勉強を……教えてもらってる。

「ここは……、」

 私が間違える度に優しーく教えてくれる。
 ありがとう、大好きゆうちゃん!

     (ゆうちゃんがいなきゃ生きていけないよー)

32ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/09(土) 21:25:48 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「………!きゃっ、」

 私の間違っている問題をそっと指差し説明するゆうちゃんが、急に短い悲鳴をあげた。
 ぱっと顔をあげて見るとそこにゆうちゃんの姿は無い。

「ゆ、ゆうちゃ……っ?!」

 突然の状況をうまく理解できずに、ただただゆうちゃんを探しに行くためにゆうぐれカフェから出た。
 お願い、無事でいて………!

     ∞ 〜ゆうぐれside*

「っ………ライアさま…………」

 突然人間界でも魔界でもない、草一本さえない広い広いおわりの見えない真っ白な部屋へとワープした。
 ここに呼び出されたということは、ライアさまによるお話をいただくことになっている。
 ライアさまのライアは嘘吐きという意味。だからゆうぐれは、ライアさまのことなんて信じない―――

「ゆうぐれ……お前はまた客と仲良しごっこをして………随分悪い奴だな。」

 ライアさまがくすりと笑い声を零すと、ゆうぐれを見下してくる。
 それに反抗するようにきっと睨んで言い返した。

「別にっ…仲良しごっこなんてしていません。」
「では何故役目を果たしていない!」

 ライアさまがゆうぐれの言葉に被さるように、早口で怒鳴った。
 それにビクリと震えだすゆうぐれを見ながら、話しを続ける。

「お前の役目は――人間界と魔界の者を惑わすことだよな。こんな世界、滅びてしまえと願うように……違うか?」

 そんな役目、果たすわけないじゃない。
 心では言えても口じゃ言えない。
 何で、何で世界を支配しようとするの?
 精一杯、自分の出来ることを考えてから問いに答えた。

「………違う……ゆうぐれはそんな酷いことに協力なんかしませんっ………!」

 これで殺されたとしても、いくら苦しい扱いをされたとしても悔いは無い。
 羽花さまが無事ならば……………ゆうぐれ、いつの間にか頭の中が羽花さまでいっぱい。
 こんなゆうぐれでも、消えたら羽花さまは悲しんでくれるのかしら………

「………ほう、中々面白い答えだ。だが、面白いだけで生きていけると思うな!」
「っ………や、」

 ぐいっと強引に腕を捕まれて、少し抵抗するもののすぐに太い縄で縛られる。
 そして睡眠薬っぽいものの液体を飲まされた。

     ∞ 〜羽花side*

「ゆうちゃん、ゆうちゃん!」

 一体何処へ行ったの?
 もしかして、もうカフェに……
 たくさん考え事をしながらカフェに戻ると、やっぱりゆうちゃんの姿はなかった。
 また探しに行こうとドアノブに手をかけると、誰かの声が聞こえる。

「待て、羽花。」

 え?と思い振り向くと、しゅんっとゆうちゃんが消えていったのと同じような感じで誰かが現れた。
 誰かの隣には、眠ったゆうちゃん………!

「ゆ、うちゃ………?どうして、」ゆうぐ
「ゆうぐれが仲良しごっこなんてするからねえ、」

 誰かはケラケラと笑いありえない言葉を言った。
 仲良しごっこ………?ゆうちゃんが?

   (うだうだすみません><byねここ)

33ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/10(日) 09:13:00 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>>32の訂正です;


   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「………!きゃっ、」

 私の間違っている問題をそっと指差し説明するゆうちゃんが、急に短い悲鳴をあげた。
 ぱっと顔をあげて見るとそこにゆうちゃんの姿は無い。

「ゆ、ゆうちゃ……っ?!」

 突然の状況をうまく理解できずに、ただただゆうちゃんを探しに行くためにゆうぐれカフェから出た。
 お願い、無事でいて………!

     ∞ 〜ゆうぐれside*

「っ………ライアさま…………」

 突然人間界でも魔界でもない、草一本さえない広い広いおわりの見えない真っ白な部屋へとワープした。
 ここに呼び出されたということは、ライアさまによるお話をいただくことになっている。
 ライアさまのライアは嘘吐きという意味。だからゆうぐれは、ライアさまのことなんて信じない―――

「ゆうぐれ……お前はまた客と仲良しごっこをして………随分悪い奴だな。」

 ライアさまがくすりと笑い声を零すと、ゆうぐれを見下してくる。
 それに反抗するようにきっと睨んで言い返した。

「別にっ…仲良しごっこなんてしていません。」
「では何故役目を果たしていない!」

 ライアさまがゆうぐれの言葉に被さるように、早口で怒鳴った。
 それにビクリと震えだすゆうぐれを見ながら、話しを続ける。

「お前の役目は――人間界と魔界の者を惑わすことだよな。こんな世界、滅びてしまえと願うように……違うか?」

 そんな役目、果たすわけないじゃない。
 心では言えても口じゃ言えない。
 何で、何で世界を支配しようとするの?
 精一杯、自分の出来ることを考えてから問いに答えた。

「………違う……ゆうぐれはそんな酷いことに協力なんかしませんっ………!」

 これで殺されたとしても、いくら苦しい扱いをされたとしても悔いは無い。
 羽花さまが無事ならば……………ゆうぐれ、いつの間にか頭の中が羽花さまでいっぱい。
 こんなゆうぐれでも、消えたら羽花さまは悲しんでくれるのかしら………

「………ほう、中々面白い答えだ。だが、面白いだけで生きていけると思うな!」
「っ………や、」

 ぐいっと強引に腕を捕まれて、少し抵抗するもののすぐに太い縄で縛られる。
 そして睡眠薬っぽいものの液体を飲まされた。

     ∞ 〜羽花side*

「ゆうちゃん、ゆうちゃん!」

 一体何処へ行ったの?
 もしかして、もうカフェに……
 たくさん考え事をしながらカフェに戻ると、やっぱりゆうちゃんの姿はなかった。
 また探しに行こうとドアノブに手をかけると、誰かの声が聞こえる。

「待て、羽花。」

 え?と思い振り向くと、しゅんっとゆうちゃんが消えていったのと同じような感じで誰かが現れた。
 誰かの隣には、眠ったゆうちゃん………!

「ゆ、うちゃ………?どうして、」
「ゆうぐれが仲良しごっこなんてするからねえ、」

 誰かはケラケラと笑いありえない言葉を言った。
 仲良しごっこ………?ゆうちゃんが?

   (うだうだすみません><byねここ)

34ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/10(日) 09:26:31 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「私の名はライア。ゆうぐれカフェの店長……かな。
 それよりお前は、ゆうぐれを返してほしいか………?」

 ライアと名乗る男がくすりと不適な笑みを浮かべゆうちゃんに目線を逸らした。
 突然の問いに少し疑問を抱くが、迷いなく答える。

「当たり前じゃない……っ!私はゆうちゃんが大好きなんだから!」

 うわあ、自分で言ったっていうのに顔が赤くなってくる。
 そんな私にまた一つ不適な笑みを零してライアが言った。

「私はゆうぐれを愛しているというアピールをしろと言ったわけではないが……
 そんなに好きならば二十四時間―――つまり今日から一日時間を与えよう。その間に私を倒せたらゆうぐれは返す。」

 倒す……?
 ちょっと嫌だけど、そうでもしなきゃゆうちゃんは助からないのよね。

「いいわよ、絶対に倒してみせるから!」

   (た、戦いものになってしまった!byねここ←)

35ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/10(日) 11:50:48 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「………勢いで倒すなんて言っちゃったけど、私一人の力じゃ無理だよね。」

 倒す宣言をしてまだ五分しか経っていない―――つまりライアを倒すまで二十三時間五十五分もの時間がある今。
 とにかく彼氏のゆーくんに頼ろうと、少し涼しげな午後五時頃に街中を抜けてとぼとぼと歩いている。

「っ………いったあ!………はわ、ごめんなさい!」

 俯いて歩いていると、前にいた人にぶつかってしまった。
 その相手は―――ゆーくんと恭汰くん!

「わ、ごめん羽花!っていうか、何か嫌なことでもあったの?」
「大丈夫?あれ、君って前ゆうぐれといた子だよね。」

 ゆーくん、相変わらず無邪気な笑顔で私を元気付けてくれる。
 恭汰くんは、私の前で“ゆーは”ってワードを出さない。

「……え、と………ゆうちゃんのことで相談があって…………二人共ゆうちゃん知ってるよね?ゆうぐれって子!お願い、助けてっ………!」

 上手く言葉を話せない。
 だんだんと涙が溢れ出してきた。
 急に、状況を理解したように―――

「ちょ、羽花……とりあえず、恭汰と一緒に俺ん家来いよ?」

 ゆーくんの優しい言葉にこくりと頷き、涙を拭きながら歩き出した。
 てゆうかゆーくんと恭汰くんって友達なんだなあって、心のどこかで平和なことを考えている自分が何か嫌だ。

   (きりますノ)

36ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/12(火) 16:37:43 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「………ゆうちゃんが、ライアって人に捕まっちゃって……あと二十三時間とちょっとくらいでライアを倒さなきゃいけないの………!
 でも、人間の力でライアを倒せるなんて思ってない………これで倒せなかったらゆうちゃんを助けられないってわかってるんだけど、どうしても勝てるって自信がないの。
 ―――――すごく、恐いよっ………!」

 私の茶色い瞳からは、ゆうちゃんの瞳のような青色の涙が溢れ出す。
 ゆうちゃんを助けたくてたまらないよ……でもね、人間の力じゃ無理ってわかってる。
 なんて、マイナス思考すぎる?……だけどこれは本当のことだもの。仕方ないよね―――

「……ゆうぐれがライアとかいう奴に捕まったのは理解できたし、助ける方法もわかった。
 ―――――なのに何で人間の力じゃ無理なの?」

 恭汰くんから、厳しい言葉をぶつけられる。
 何で人間の力じゃ無理なの?―――何で人間の力じゃ無理なのかなんて、すぐわかることじゃない。

「そんなのっ……ライアが人間じゃないからに決まってるじゃないっ………!」

 前、ゆうちゃんに教えてもらったんだ。
 人間界の人と魔界の人を見分ける方法を―――

「魔界の人は、指に必ず魔力を出すときに使う指輪をつけているの。どんな指輪かも教えてもらって、すぐにわかった。
 ―――――ライアは人間じゃないんだって。」

 魔界にいる人は魔力だってあるし、武器も見たことないのばっか持ってる。
 そらに比べて人間は、武器なんて危ないもの持ってたら警戒されるだけじゃなく取り上げられるかもしれないんだよ。

 こんなに危ないのに、ゆーくんや恭汰くんを戦わせて傷つけたくないよ………!

   (結局マイナス思考なのは周りの人に気を遣ってるからなのかもしれない)

37ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/14(木) 18:46:25 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「―――ゆうぐれは、羽花さまが困っているときすぐに駆けつけます。大事な大事はゆうぐれのお友達なんですから。
 これ、誰の言葉だっけ?」

 ゆーくんがふんわりと可愛い笑顔を浮かべてある人物の言葉を言った。
 ある人物とは、

「ゆう、ちゃん………」

 そうだ、ゆうちゃんは私の身に何かあったらすぐに駆けつけて助けてくれるって言った。
 現に助けてもらったことだってたくさんある。

「………私、ゆうちゃんを助けたい。てゆうか助けるっ……!大事な大事なお友達、ううん。親友だもん!」

 魔界の人に人間が何をできるかなんて知ったこっちゃないけど
 やれることは全部やってみせる。

「ゆうちゃんの為に全力を尽くす……!」

   (打倒ライアー!)

38ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/18(月) 10:56:35 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜ゆうぐれside*)

「ねえ、ライアさま………」

 やっと、ライアさまの目的がわかった。
 ライアさまの目的は「羽花さまたちを倒すこと」でも「羽花さまたちに倒されること」でもない

「嘘吐きごっこはもうやめにしましょう?
 羽花さまが可哀想だわ………!」

 嘘吐きごっこ―――つまり、ライアさまを倒せといったのは嘘
 倒さなくても二十四時間後には私を助けてくれる

 なら何で倒せとか自分が傷つくことを言ったかと言うと、

「羽花とかいう女にとってゆうぐれはすごく親しい女友達という関係。
 そんなゆうぐれが悪い奴に捕まった、絶望的な状況をどう受け取って、どんな行動をとるかっていうテストだから」

 ライアさまがくすりと笑い話す。
 でもライアさまの説明通り甘ったるいものなんかじゃなくて

「勿論、ゆうぐれを助けに私を倒しにくることくらいしなきゃ合格はしないけどな
 ―――不合格は死をあらわすけれど。」

 と、ライアさまは考えているらしいけれど
 羽花さまは来てくれるかすごく不安

「羽花さま………」

   (きりますノ)

39ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/18(月) 19:01:01 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜ゆうぐれside*)

「………私はゆうぐれの大切な人を殺すなんてしたくない
 だから最後の最後、本当にギリギリまで待ってるよ。」

 くすりと柔らかく微笑むライアさまを信じ、そっと目を閉じた
 不安なことを考えてるだけじゃ落ち着けないから、せめて残り時間が僅かになるまで眠っていようか―――……、

     ∞ ここから羽花side*

「とりあえずー……ゆうぐれカフェに戻ろうか?ライアがいるけど、気にせずに魔界に行っちゃえ!」

 ライアとかもう気にせずに行っちゃえばいいんだよね!
 ―――きっと、大丈夫だから……

     ∞

「ついさっきのことなのに久し振りに来たように感じる……
 何これ何か嫌だ!」

 さっきからこんな調子でずうっとぎゃーぎゃー呟いてる。
 恭汰くんは冷静だし、ゆーくんは苦笑してるし何なのもう。

「……ゆうちゃんがいなきゃ落ち着かない………
 ああもうマジで嫌だ!さっさとライア倒すし、」

 あれ?段々とゆうちゃんとライアへ対する気持ちが変わっているような…

 ゆうちゃんは、最初すっごく不安だったよ。
 なのに今、すっごくすっごく会いたくて、ていうか会うことばっか考えてる。

 ライアは、最初絶対に倒せないと思ってたのに……
 今は倒せないどころか倒す前提のことになってる気がする。

「人って変わるよねえ………」

 私がぽつりと呟くと、今まで苦笑してたゆーくんがえ?と反応した。

「え?!羽花はいつから変わったの?!」

   (きりますよノ)

40ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/19(火) 16:52:08 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「え、いつからってそんなこと言われても………
 うーん、恭汰くんとゆーくんに元気づけてもらったときからかな!」

 面白い反応をするゆーくんにぷくくっと笑いながら答えた。

 ああ、早くゆうちゃんに会いたいなあ……そしてライアを倒して、ダブルデートするの!
 だって恭汰くんって絶対ゆうちゃん好きでしょ?だから、ペアは私とゆーくん、ゆうちゃんと恭汰くんで決まりだよ!

「あーあー、早く会いたいなっ「危ない羽花!」

     ∞

「わあっ!ごめんなさい!」

 知らない男の人が車から出てきてペコペコ頭を下げる。
 確か私がぼーっとしててこの車にひかれた筈じゃ………?
 なんて考えながら地面を見ると、そこには恭汰くんの姿が。

「羽花……大丈夫だったか?」

 一瞬でわかった。
 事故にあったのは私じゃなく恭汰くんだと。
 そして原因は―――――――――――――


     私

   (ぐだぐだを何回やれば気が済むんだだって?
    そりゃあもう何十回何百回と………((
    嘘ですry ぐだぐだをもうちょっとで乗り越えてライちゃん((編終わりますノ)

41ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/19(火) 17:49:21 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 ゆうちゃんごめんなさい
 私、ゆうちゃんの大切な人に怪我をさせてしまったようです

     *

「………ごめっ……恭汰く………
 ゆ、ゆーくん、どうしよう………!」

 どうしようどうしようどうしようどうしよう!
 上手く言葉が出ない……

 私の頭でこの状況を理解したわけではない
 けど、今私のせいで恭汰くんが怪我したことは少しだけ理解した。
 ゆーくんに助けを求めるけど、ゆーくんは誰かに電話をしていた。

「○○市の○○町……友達が車にひかれて……………」

 警察と救急車を呼んでいるらしい。
 私も何か行動…………

「できないよおっ………!」

 私、ダメだ。
 すっごくダメな人間。
 恭汰くんは事故でしょ?ゆーくんは一人で行動できる。
 こんな状況で一人ぼっちになった途端、私は何もできなくなった。

「(結局一人じゃ何もできない。
  ゆーちゃんを助けるのも、恭汰くんのことも……………

  助けて………!)」

「羽花さまっ……!」

 聞き慣れた呼び方と声……
 これは、

「ゆう、ちゃっ……………!」

 嬉しい嬉しい嬉しい
 でも何で?ゆうちゃんは捕まった筈なのに………

「種あかしはライアさまから禁止されていますが……
 一つだけヒントです。

 羽花さまの周りがどんな状況でも、まずはゆうぐれカフェに来てっ………!」

 私の周りが、どんな状況でも………?
 それって、いくら私のせいで恭汰くんが苦しんても、ゆーくんに任せっきりでも、それを放っておいてゆうぐれカフェに行けっていうこと?
 私のせいで困ってる人がいるのに、それを放っておいてゆうちゃんを最優先にするってこと?

「……そんな、そんな無責任なことできないよっ……!
 大体私、ゆうちゃんを最優先に考えられない!」

 私は今、恭汰くんが最優先なの。
 ゆうちゃんに構ってる暇なんか………

「ダメです!
 今はゆうぐれカフェを最優先にしなきゃ恭汰先輩まで助けられなくなっちゃう………!」

 どういう意味………?

   (展開が早いとかそういうことは気にしない
    だってまだ子供だもん(´・ω・`)
    まだ十一歳だもの、)

と、ここで年齢発表ーノ
十一歳とかひいちゃいますか?←

42ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/20(水) 17:17:31 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「………っ!
 と、とにかく早く!恭汰先輩は助かりますから!」

 ゆうちゃんが咄嗟に口を塞ぐ。
 でもすごく気になるなあ………

「種明かしをするには、ゆうぐれカフェに行かなきゃいけないってことよね。
 ………なら行く!これが、私が一人でできる唯一のことだと思うから!」

   (きりますノ)

43ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/21(木) 06:06:36 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「ゆーくん……恭汰くんをおねがっ………?!
ゆーくん?ゆーくん!」

 何だかぼーっとしてる気がする。
 すると、やっと話し始めた。

「……羽花、守れなくてごめんな………」

 守れなくて?
 ゆーくんは恭汰くんが私を守ったことを気にしてるのかな……

「そんな……命に関係することだったから恭汰くんがかばってくれただけだと思うし……
 それに!恭汰くんはたまたま隣にいたから!」

 そんなにあわてることがあるのかというくらい、すっごくあわててる。
 これじゃあ私、言い訳してるみたいだよ。

   (切りますノ)

44ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/21(木) 17:54:21 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「………ごめ、俺何言ってんだろう………
 羽花の彼氏は恭汰なのに……口出しできねーよな。」

 私の彼氏はゆーくんじゃないの……?
 何で恭汰くんが私の彼氏にっ……

「ゆ、ゆーくん?変だよゆーくん……
 私はゆーくんの彼氏だよ?恭汰くんの彼氏なんかじゃ……」

 違うと否定したところを、ゆうちゃんが途中で止めた。
 でも何で?ゆうちゃんは恭汰くんのことが好きな筈なのに、

「今は止めちゃダメです……
 もし今本当のことを教えたら、祐斗さまは本物の彼女を忘れたショックで更に問題が広がります。」

 確かにそうだけど……
 でもさ、

「このまま放っておいて忘れられるなんて嫌……!
 私、やっぱりゆうちゃんの言う通りにはできないよおっ!」

 もう、何もかもが信じられなくなってきた。
 だって今、史上最悪な事態に陥ってるんだから。

「ゆうちゃんは私が原因で捕まって、恭汰くんは私のせいで怪我して、ゆーくんも私のせいで混乱してる。
 何で私ばっかり、たくさんの人に迷惑掛けちゃうの……?
 本当は、本当はゆうちゃんも恭汰くんもゆーくんも助けたいよ……でも無理!こんなの無謀すぎるよ……!」

   (きりますノ)

45ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/22(金) 16:11:50 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「めんどくさーい、」

 私が一生懸命話してる中、妙に浮いているオーラに目を向けるとそこには一人の女の子が。
 そして、ふわーと大きな欠伸をし私達に丸聞こえな声で話し始めた。

「さっきから羽花とか呼ばれてる子は周りに迷惑掛けてるって感じてるのかもしれないけどさー
 ゆうちゃんとかいう子は羽花のこと迷惑とか思ってるの?」

 この子、何言ってるの?
 私は迷惑掛けたに決まってるっ!
 わかりきった答えなんて聞きたくないよ……

「ゆうぐれは……迷惑だなんて思っていません。
 寧ろ、こうやって助けにこようとしてくれて嬉しかった。」

 ゆうちゃんの笑顔……久し振りに見た気がする。
 でも結果は、私が迷惑掛けてたっていう思い込みってこと?

「……ほら、ゆうちゃんは羽花の迷惑を受け入れてくれてる。
 てゆうか迷惑とさえ感じてないんだから、自信持ちなよ。
 それに、恭汰だってゆーくんだって、羽花の迷惑なら受け入れてくれるんじゃない?」

 不安と絶望に満ちた私の心が、段々と嬉しさに変わっていく。
 恭汰くん、ゆーくん、待っててね!絶対助けるよ。

「ようしっ、打倒ライアー!」

   (めんどくさーい by女の子)

46ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/22(金) 16:30:40 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「ゆうちゃん!羽花、本気になったねーっ!」

 あれ?またまた違う声が聞こえる。
 そんなことを考えて振り向くけれど、そこにいるのはさっきの「めんどくさーい」な女の子。

「あははー、騙してごめんねっ!」

 えええ、さっきとは違う無邪気に笑う姿がある。
 この子、もしかして私を元気づけるためだけにあの性格に変身してたの……?

「羽花さま、ご紹介が遅れましたが……
 この子はチョコという子です。
 魔界と人間界共通のお店……ゆうぐれカフェと同じようなものですね。
 そこでチョコレート店をやっています。」

 チョコレート店のチョコさん……まんまだ!
 でも、ゆうぐれカフェと似てる、姉妹っぽいものなんだよね。

「よ、よろしくね…!」

     ∞

 私とゆうちゃんとチョコ…ちゃんは今、ゆうぐれカフェの目の前にいる。
 もうここから、コーヒーの甘い香りが漂ってきてて懐かしい。

「し、失礼しますっ!」

 此処には倒すべき相手がいる。
 でも何故か少し、緊張が和らいでいる。
 この調子で、ライアを倒す!

「ライア…………、」

 じりじりと近寄ってくるライアに後退りする。
 これじゃあ魔界へ行けないよ……!

 もうこれで最期だ!と思った瞬間、ライアが微笑んだ。
 優しく柔らかい笑みで。

「羽花はゆうぐれのことを大事に思ってる。
 だから特別に、倒さなくても逃がしてあげるよ!」

 この時が今までで一番の幸せだったかもしれない。

   (きりますノ)

47:2011/07/23(土) 22:05:26 HOST:zaqd37c5ec7.zaq.ne.jp
ねここ>>久しぶりに読みましたw

おお!!三角関係らしいものが・・・w

これからも頑張ってください!!

48ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/25(月) 17:57:13 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐

わああ、神様コメントありがとうございます←

三角関係……早くどうにかしたいですね((ry
頑張りますノ*

49:2011/07/25(月) 18:02:32 HOST:zaqd37c5ec7.zaq.ne.jp
ねここ>>イエイエ/

でも、最近私の方の小説の更新・ストーリーの作成もあって

忙しいんですよね・・。

暇な時、読みに来ます!

50ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/25(月) 18:04:47 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 後は恭汰くんとゆーくん………
 また不安になってきたよ……だけど、

「ゆうちゃんがいるから大丈夫、だよね……!」

 私がにこりと微笑んで言うと、ゆうちゃんもにこりと微笑んだ。
 そして、次の目的地へ向かう。

     ∞

「………恭汰くん、大丈夫?」

 よかったあ……!
 恭汰くん、そんなに大怪我じゃないんだって!
 だからちゃんと意識があるし、怪我の外見もグロくない。

「心配掛けてごめんな。
 お、ゆうぐれも助かったのか!よかった。」

 恭汰くんが柔らかい笑顔を見せてくれる。
 それだけで、ぽろりと涙が溢れた。
 そんななか、ゆうちゃんは恭汰くんに抱きついて言う。

「よかった……恭汰先輩が怪我したと聞いて、どうなることかと思いました。」

 あれ?なんだろう……胸が痛む。
 恭汰くんに恋心なんてない筈なのにっ……

「なあ羽花、俺達別れよう。」

 突然、ゆーくんから告げられた言葉。
 この言葉に何の意味があるのか、このときはまだわからなかった―――

   (きりますノ)

51:2011/07/25(月) 18:10:26 HOST:zaqd37c5ec7.zaq.ne.jp
えええええ!!!


何その・・悲しい「言葉」・・・。;;

52ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/26(火) 17:29:34 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐

わあ、燐もたくさん頑張っててすごいです!
永遠に応援してますノ

53:2011/07/26(火) 17:32:48 HOST:zaqd37c5ec7.zaq.ne.jp
ねここ>>たくさん!?

何処がやねん・・・。

ま、また見に来てナ!!!

54ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/26(火) 18:48:23 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「………っ何で?何でゆーくんはさっきから、そんな悲しいこと言うの……?
 私、ゆーくんと別れなくない……!ねえ、別れるとか言わないでよおっ!」

 ゆーくんの戸惑った表情に目を向けず、ただただぎゅっと目を瞑り泣き叫んでいた。
 その後ゆーくんは私をぎゅっと抱きしめて微笑んでくれた。まるで私に落ち着いてって言ってるようで……

「………私ね……心が揺らいじゃうときがあるの。
 ゆーくんのこと大好きだけど、幸せだとそれが恋愛でなのか友情でなのかわかんなくなって………
 恋愛で大好きって気づくのは、いっつもゆーくんと離れたときだけ。どうしても、幸せすぎてダメなの。」

 本当に、言葉のとおり。
 ゆーくんのが大好きって気づくのは、こうやってゆーくんに別れようって言われたときとかだけ。
 でも、幸せでもゆーくんが大好きなのは変わりないの。

「別れない……俺達は別れないよ。変なこと言ってごめん―――!」

 ゆーくんが私をぎゅっと抱きしめて言った。
 その言葉が今の時点の「幸せ」、

   (本当の幸せってこういうの?
    何か…もうちょっとな気もするんだよなあ………)

55愛和:2011/07/26(火) 21:47:19 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
ねここさんの小説、凄く面白いです(゚д゚)!!!
書き方も上手で、尊敬します!
これからも頑張ってください♪

56ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/27(水) 17:31:51 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>愛和さま

面白くないし書き方も下手なのですが……
お褒めの言葉ありがとうございます!

私も頑張りますので愛和さまも頑張ってくださいね!
永遠に応援してます((ry

57愛和:2011/07/27(水) 17:48:51 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
ねここさん>>様じゃなくていいですょ!汗
呼び捨てでいいです^^♪

私も永遠に応援してます←

58ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/27(水) 17:49:18 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 ―――――ゆうちゃんに勉強を教えてもらい、ライアとかいう奴に捕まったゆうちゃんを助け、恭汰くんが事故に遭い、ゆーくんと別れの危機になり……
 様々な思い出を残し、夏休みは去っていった。正直言って、今年の夏休みは泣いたり笑ったりで疲れた。でも―――――

「楽しかったな……!」

 本当に思い出に残る夏休みを過ごした気がする。
 冬休みは思い切って私とゆーくんとゆうちゃんと恭汰くんで魔界に行きたいな……
 なんて考えてると、ゆーくんがにこにこ微笑んで私に質問する。

「羽花、何考えてるの?
 さっきから顔すっごくにこにこしてる。」

 そう―――今はゆーくんと朝早くから手を繋いでラブラブ登校中!
 朝早くじゃなきゃ皆来ちゃってラブラブ登校なんてできないからね!

「………わあああ、恥ずかしい!
 ごめんね、変な顔してたでしょ?」

 でも今ゆーくんに言われた言葉を頭の中で繰り返すうちにかああああ、と顔が赤くなってきた。
 そして真っ赤な顔のままゆーくんを見つめる。すると、ゆーくんはくすりと笑って言った。

「何で?可愛かったよ、羽花。」

 なんでこう、神様は私の恋心に悪戯するのでしょうか。
 ゆーくんにこんなこと言わせたらキュン死するに決まってるじゃいか!

     ∞

 ―――――と、あれこれしてるうちにいつのまにか学校内。
 そこで、バスケ部のマネージャーがやってきた。

「祐斗先輩っ!
 今日の放課後、少しだけ教室で待っててくれませんか?」

 ――――1−A 羽原のん(はねはら のん)ちゃん。
 男子にも女子にでも可愛い子ぶってるって、私にだけわかるんだ。

 それに放課後は一緒に映画観に行く約束があって、時間に余裕を持っていきたかったのに……!
 マネージャーさんのお願いじゃゆーくんも断れない、かな……

「――――――ごめん、放課後は羽花と映画観に行くんだ。
 それに俺、羽花以外の女子とあんまり関わりたくないんだけど。」

 えええ?神様、これも何かの悪戯?

   (ゆーくん、優しいのは私にだけ?)

59ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/29(金) 15:56:13 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>愛和

ちょ、早速ですが親しみと愛情を込めて呼び捨てしてしまいました!←
ねここのことも呼び捨てでどうぞノ

なぬっ、ねここなんか死んでも応援しつづけますから((ry

60ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/29(金) 16:10:58 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「祐斗先輩、何か勘違いしてる!
 私が先輩のことを呼んでるのは部活のことで相談があるからです!」

 のんちゃんがくすりと笑ってゆーくんに向かって話す。
 ぽかーんとする私をのんちゃんはまたくすりと笑い直し、こそりと問い掛けた。

「先輩ったら、本当に彼女命なんですね。
 羽花先輩、でしたっけ。すーっごく愛されてますねー。正直うざったかったりもしちゃいます?」

 何だろう、すごく明るいいい子なんだけど!
 ぶりっこっていうのは私の勘違い……?

「じゃ、放課後ね!先輩。デートに遅れないよう早めに話すから!」

     ∞

 ―――――早くも放課後。
 不安な気持ちなんて、朝のことがあったから一気に吹っ飛んでった。

     ∞ ここから誰sideでもなく、第三者から見た感じになります*

「祐斗先輩……私、祐斗先輩が好きですっ!
 だから、今日から私と付き合ってもらいます!」

 にこ、と可愛らしく微笑むのん。だが、素早く祐斗にキスをして携帯のカメラで写真を撮る。
 そして唇をはなすと、またにこりと微笑んで言った。

「私と付き合わなきゃ、これを羽花先輩に見せちゃいます。
 魅せられたくなければ、付き合ってもう一度キスして……?」

 のんの言葉に、祐斗はキスすることしかできなかった。
 それをまさか、羽花に見られているとは。

   (またもやぐだぐだすまそ←)

61愛和:2011/07/29(金) 20:39:11 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
ねここ>>呼び捨て、まじおkですんで^^bb

じゃぁ、どちらも永久に応援と言う事でw

62ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/30(土) 21:55:25 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>愛和

ではでは、そういうことでry
永久に愛しています((

63ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/31(日) 10:41:14 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   言い訳ry

>>60の最後の方ののんちゃんの言葉。
「私と付き合わなきゃ、羽花先輩に見せちゃいます。
 魅せられたくなければ、付き合ってもう一度キスして……?」

「魅せられたくなければ」ではなく「見せられたくなければ」ですね!ry
いや、でも…一発変換で魅せられたくなければって出てくるんで((

と、言い訳はここらへんにしておわりますノ
暇だし続きを書こうかなあ…

64ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/31(日) 10:58:19 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「………っゆーくん……?
 何でのんちゃんとキスなんかっ………」

 ごめんなさい、ゆーくん。
 私、ゆーくんを信じています。
 だからキスしたことも何か理由があったんだな、と思っています。

「………ゆーくん、私……ゆーくんがのんちゃんにキスしたのは何か理由があるんじゃないかって信じてるよ。
 だから逃げないでお話してくれないかな………?」

 ゆーくんが俯いて、私に訳を話そうとしてくれない。
 そんな時、にこりと柔らかく微笑んで何とか理由を聞こうとした。

 これまでして何で理由を聞きたいの?何でゆーくんを責められないの?
 それは、不安だからなんだよ。もし理由がわからなかったら私はすっごく不安でたまらなくなる。だからといって責めるとそれはそれで嫌われそう。
 こんな自分嫌だから、早く理由が知りたいよ………!

「羽花は信じてくれるかわからないけど………
 無理矢理キスされて写真撮られて付き合って俺からキスしなきゃ羽花に写真見せるとか脅されてさー……」

 あれ……?ゆーくんは余裕そうな雰囲気。
 でも、どんな理由があってもゆーくんからキスするのは嫌だ。
 こんな我侭直接言えるわけないから、一つだけ確かめさせて?

「………この写真を私に見せたくなかったのは、私を不安にさせないため?」

 私の質問に、ゆーくんは満面の笑みを浮かべて頷いた。

「当たり前じゃん!
 ………隠してそれがバレても羽花は傷つくだろうって思ってたけど、バレなければいいとか勘違いしてた。
 不安な思いさせてごめんな………!」

 ゆーくんとの別れの危機は勝手に現れてぼんやりと消えていく。
 勝手に現れるくせに、勝手に消えることはないんだから。

「のん、また部活でな。」

   (この時私は、ゆうちゃんの気持ちに気づいてあげれなかった)

65ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/31(日) 13:29:53 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 無事のんちゃんとの問題もおわり、何事も無くラブラブに映画を観れた。
 久し振りにゆっくりできた気がする……なんてことはなく、相変わらずゆーくんにドキドキしてる。

「この後どうする?
 俺は久し振りにゆうぐれカフェ行きたいんだけど、羽花も行くだろ?」

 はわ、そういえば魔界デートの件がまだ残っていたような。
 でもこれは結局ダブルデートってことになったんだよね?
 ならゆうちゃんと恭汰くんをお誘いしなきゃ……

「私もゆうぐれカフェ行く!
 でもその前に、花咲西高校に行かない?」

 だってゆうぐれカフェが開くのは十六時から。
 今日私とゆーくんが通う桜ヶ丘高等学校は早めにおわったんだ。
 だからついでに迎えに行くくらいいいよね………!

     ∞

「相変わらず花だらけの学校………」

 この花の美しさにはもう苦笑するしかできないよ。
 それよりゆうちゃんと恭汰くんは………

「あれ?あっちの方で恭汰くんの声が………」

 確かに聞こえた。あれは恭汰くんの声だよ!
 そーっと近づくと、そこは校舎裏。
 一人の女の子と一緒にいる。

「恭汰先輩、好きです。付き合ってくださいっ………!」
「ごめん、好きな子がいるんだ。」

 女の子がゆうちゃんでないことにほっとしてる私が何か嫌。

「じゃ、じゃあっ……好きな子って誰ですか?
 私恭汰先輩の恋、応援したいですっ!」

「俺の好きな人は―――――


 俺のことが好きじゃない人」

   (恭汰くんの好きな人ってゆうちゃんでしょ?
    前聞いたらそうだよって言ってたもん!)

66ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/07/31(日) 13:46:25 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「羽花、行こう?」

 ゆーくんが少し焦り、私の腕を引っ張る。
 だけどその手を振り払って叫んだ。

「ごめんっ、ゆーくん!先に行ってて!」

     ∞

「ゆうちゃんっ………!」
「羽花さま………?」

 何とか出会いを果たした私たち。
 だけどゆうちゃんはきょとんとしている……って、そりゃ当たり前だよね。

「突然だけどっ……ゆうちゃんの好きな人って誰?」

 こそりと質問すると、ゆうちゃんはカアアアッと顔を赤らめた。
 だけどお構いなしに答えを待つ。

「ゆうぐれの好きな人は……………
 恭汰先輩です。

 恭汰先輩、ゆうぐれのことは好きじゃないのですけれど。」

 くすりと苦笑してる。
 けど絶対両思いでしょ―――?

     ∞ ここからゆーくんside*

「なあ恭汰、お前の好きな人って誰?」

 恭汰に告白した女子が去ってから近付いて問い掛けた。
 すると、恭汰はくすりと苦笑して言う。

「俺の好きな人は………
 ゆうぐれだよ。

 ゆうぐれは俺のことは好きじゃないんだけどな。」

     *

 両思いなら気持ちを伝えられるのに、

   (愛してるのはお互い様)


あれですね、両思いなのに片思いだと勘違いしてるあれ←
羽花とゆーくんが動き出しますよー!打ち合わせもしてないのに二人が息ぴったりにいろんなことをこなしていきますノ

67ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/01(月) 17:44:42 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「ゆーくんゆーくんゆーくんっ!」
「羽花っ!」

 二人して思いっ切り走り、お互いの元へと近づいていく。
 特に私は、ゆーくんの名前を思いっ切り連呼して。

「ゆうちゃんの好きな人、恭汰くんだった!」
「恭汰くんの好きな人、ゆうぐれだったよ!」

 見事に言いたいことは同じようなものだった。
 ゆうちゃんと恭汰くんは両思いかっていう内容なんだけど……

「なら、両思いじゃんっ!
 でも……両思いなのをわかってなかった。」

 にこりと一度微笑んで見せる。
 けれど、一気にしゅーんと落ち込んだ。それはゆーくんも一緒だった。

「恭汰も……片思いだと思ってる。」

 何だあ………
 二人ともダメじゃん、もっと強気になるっていうか、自信を持たなきゃ!

「ようしっ、こうなったらデートしちゃおう!ダブルデート!
 場所はー………うんっ、私もゆーくんとラブラブしたいし遊園地なんかどう?」

 半分はゆうちゃんと恭汰くんのため。
 でももう半分は私とゆーくんのためだよ!
 この私の考えに、ゆーくんは微笑んで頷く。

「じゃあ明後日の月曜日、ゆうぐれカフェ集合にしない?」

 ゆーくんの日にちと場所決め提案に大きく頷く。
 ああ、早く明後日になんないかなー!

     ∞

 ―――――遊園地ダブルデート当日、月曜日の朝十時!

「こんにちはー!お、ゆーちゃん恭汰くん!」

 ちょっと早めにゆうぐれカフェ到着。
 と思ったら先にゆーくんが着いていたらしく、ゆうちゃんと楽しそうにお喋りしてた。
 勿論私はゆーくんとラブラブ到着だもんね!

「さっ、出発しよー!」

 あーあ、待ちきれないよ!
 観覧車の天辺ではキスを忘れずにしなきゃね。

   (遊園地遊園地〜!)

68ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/01(月) 18:20:08 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「まずはジェットコースターね!
 一回転するのに乗りたいなあっ!」

 遊園地到着後、私が遊園地の中ですごく恐いと有名なジェットコースターを指差す。
 何か私ばっかりはしゃいでるかもしれないけど、ゆーちゃんと恭汰くんもそれなりに良いムードだからいいよね!

「きゃーっ!」

 勢いをつける為すごいスピードで急降下し、そのままぐるんと一回転!
 きゃーって叫び声が絶えないくらい面白くて楽しいよ!

 でも、ゆうちゃんは恐くて半泣き。
 可愛いなあ、高校一年生だもんねー。

「ゆう、大丈夫か?」

 あれ?恭汰くんはゆうちゃんのことゆうって呼ぶことにしたんだ。
 いいねえー、少しずつラブラブになってる!

「ねえ、次はお化け屋敷行こうよ!」

 なんて言いながら、ラブラブな妄想をしてる。
 お化けが出てきてきゃーって言いながらゆーくんに抱きつくあれね。

「わ、わ、………きゃーっ!」

 はい、お化け屋敷の計画失敗!
 だってだって、ぎゅって抱きつく人を間違っちゃったんだよ?

「ゆ、ゆうちゃん……ごめんね、突然抱きついて……」

 そう、私はゆうちゃんに抱きついてしまったのです。
 ま、まあ……気を取り直してゆーくん寄りに!

   (さあさあ、これからが大切だよ!)

69明優:2011/08/01(月) 20:00:11 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
久しぶりにコメントさせていただきます!!
何か、読んでてドキドキします!!
これからもたくさん更新待ってます♪

70ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/02(火) 12:53:29 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>明優さん

コメント感謝ですノ+
ドキドキしちゃいます?←
はわわ、頑張って更新します!

71ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/02(火) 13:15:17 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「ごめんなさい、私………
 お化け屋敷、途中退室していいですか?」

 私だけが焦ってうるさい中、突然ゆうちゃんが声を出す。
 何で?楽しくなかったのかな………

「そっ、その……………!
 恭汰先輩、お化け屋敷の途中なのですが……きて、くれませんか?」

 これは………告白、だよね!
 てゆうかゆうちゃんが可愛すぎるっ!

「わかった。っていうか俺も話したいことあるんだよね!
 ………観覧車でいいか?」

 ゆうちゃんなら、こんなに告白したがるのはわかるよ。
 だって私、この前こそっとゆうちゃんに話したんだもん。
 「ゆうちゃんと恭汰くんは両思いだよ」って。

 もしかして……………
 原因はゆーくんかな?

「ねえゆーくん」
「なあ羽花」

 ここまで言ったらあと残りの言いたいことは同じだね。
 二人で同じこと考えて、くすくす笑いあう。

 そんなとき、背後からとんとん、と背中を叩かれた。
 何かと思って振り返ると………

「きゃああああああっ!」

 一枚、二枚、三枚………
 で有名なあのお皿の女の人。

 そういえば此処、お化け屋敷だったよー!

   (さてさて!早くお化け屋敷を出なければっ)

72明優:2011/08/02(火) 19:58:13 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
読みましたぁ☆
やっぱりおもろいですね☆
そうだ!!前にも書いたんですが、私の事呼び捨て・タメでいいですよww
小説仲間として仲良く・頑張りましょうね!!

73ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/02(火) 21:42:36 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>明優

ではでは親しみを込めて明優と呼ばせていただきます!

そして私のこともねここでどうぞノ
あとタメで!

私も次からタメでいきますね^^

特に仲良くを強調して頑張りましょうry

74ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/02(火) 21:52:44 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜ゆうぐれside*)

 私と恭汰先輩と、観覧車に二人っきり。
 こんな狭い空間の中に二人っていうのは少し恥ずかしくて、それでもちょっとあったかくて。
 二人して頬をほんのりと赤らめて、言いたいことを言えずにいる。

「……………好きだよ、ゆう。」

 恭汰先輩が突然、にこりと微笑んで呟いた。
 その言葉は観覧車の中よりもあったかくて、長年の恋が実る瞬間なわけだからすっごく嬉しくて。

 二人して、観覧車が頂上にいくのを待ってる。
 そしてそっとキスをして、顔を赤くしながら笑いあう。

「私も、恭汰先輩のことが大好き、です………!」

 大好き大好き大好き、言葉では伝えきれないこの気持ち。
 今やっと、伝えられました。

   (恋が実る瞬間って、心がほわんってするよね)

75ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/02(火) 22:19:23 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 遊園地デートが無事おわった次の日、バラバラに解散しちゃったから昨日あったことをゆうぐれカフェで報告会してる。
 でもでも、ゆうちゃんと恭汰くんはすっごい恥ずかしそう。付き合ったのかなあ?

「………そ、その………私と恭汰先輩はっ……」

 ゆうちゃんがごもごもと話し出すが、恭汰くんが突然ゆうちゃんの口を止める。
 というか手で塞ぎ、自分が喋り出す。

「付き合うことになったから、俺のゆう、とらないでね?
 祐斗と……特に羽花!」

「え?ちょっと何で私なの?
 そりゃあおでこにキスしたことはあるけれども!」

 あ、あれ……………?
 おでこにキスしたのって結構前だよね。
 もしかして言っちゃダメだった?

「え…………?
 ごめんなさい、私、そんな記憶が………」

 素直に謝り頭を軽く叩くゆうちゃん
 まあ仕方無いよ、ゆーちゃんは寝てたもん!

「え、羽花は俺というものがありながら?
 レズ?レズなのかな?」

 にこにことふざけるゆーくん。
 まあ、ゆーくんはその場にいなかったし。

「え?ちょ……羽花にゆうのファーストキスとられた?
 馬路で?え、本気で羽花とんなよ?」

 いやいやいや、ファーストキスは口同士!私がやったのは口とおでこだし。
 それに恭汰くんもいなかったってば!

「そっ、それより皆!
 皆って進路決まってる?まだ一年以上先のことだけどさ!ゆうちゃんはもっとか。」

 誤魔化しながら話を変えると、ゆうちゃんもどうやら決まっている様子。

「俺はねー、友達の事務所の社長からスカウトされてて、アイドル系になろうかなーと。」

 かっこいいゆーくんはやっぱり芸能人系。
 スカウトとかすごいな……

「俺はバスケ一筋で!」

 にこにこと笑うバスケ選手を目指す恭汰くん。
 まあ、すっごい上手いしね!

「私は……シェフかパティシエールになってゆうぐれカフェのメニューを増やそうかな、と。
 ゆうぐれレストランにしようと考えたこともありますし。」

 ゆうちゃんでさえ、進路が決まっている。

 それに比べて私は?
 私は何にも決まってない。

 どうすれば……!と難しく悩んでるとき、ゆーくんが笑いかけてくれた。

「まあ、まだまだ時間あるんだし!
 焦んないで今は楽しもうぜ!」

   (きりますノ)

76ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/07(日) 17:38:05 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 「焦んないで今は楽しむ」っていうゆーくんの言葉。
 今そんなこと言われたら信じないな。っていうかもうゆーくんそんな甘ったるいこと言ってくれないと思う!
 何故かって?それは―――

「ええと……三年生へ進級おめでとうございます。
 …………………あと……まあこれからも頑張ってくだせえ、」

 そう、何故なら今は春だから。過去に戻ったとかじゃないよ?
 私とゆーくんと恭汰くんは高校二年生から高校三年生に、ゆうちゃんは高校一年生から高校二年生になりましたー!おめでたいねえっ!
 じゃなく!ね?これなのに卒業してどうするか決まってないの。学級委員的なまとめ役を押しつけられた私が卒業してからのことも決まってないだなんてありえなすぎるよね!

「おい桜乃ー、ちゃんとやれよー!」
「羽花ちゃん、まじめにやんなきゃー」

「そう思うなら君たちが学級委員代わってよ?
 いいんだよね?まとめてほしいなんて私のような面倒臭がりに任せなくても眼鏡の松林(まつばやし)さんに任せればいいじゃない!」

 確りやれよとブーイングを起こす男子と女子に言い返してやったわ!
 てゆうか眼鏡の松林さん誰?

「私ですか。別に代わってもいいですよ、学級委員。
 ですが眼鏡の松林さんという呼び名はどうかと思いますね。大体眼鏡のってなんです?眼鏡のって。好きで眼鏡してるわけじゃないんですよ、目が悪いから眼鏡を使用しているだけなんですよ。ああまったくもう頼むならもう少し丁寧に………」

 あああああ、ごめんなさいごめんなさい黙ってください!
 ………ゆーくんとはクラスも違うし、何かいろいろ最悪ー……

「面倒臭い。いいよもう、松林さん勝手にまとめてて。
 私休んでくるわー………」

 保健室で寝よう!うん、それがいちば、………
 卒業したら、何しようかなあ………

「卒業、早くしたいけど何にも決まってない………
 一人暮らしでもするかな………でもそれじゃ寂しいから寂しさ紛れに保育士になったりして、ちっちゃい子好きだもんね。」

 ああ、本当に疲れた。
 いっそのことこの場で寝てしまおうか。

 これが、ゆーくんたちを心配させることにつながるなんて思いもしなかった。

   (階段のところでペターンと寝ていますノ)

77ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/08(月) 11:59:44 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜祐斗side*)

 俺と羽花は桜ヶ丘高等学校の高校三年生になり、恭汰は花咲西高等学校の三年生、ゆうぐれは二年生になった。
 いつもと違う教室の慣れない雰囲気に授業中にも関わらず抜け出してきて、今は廊下を通りかかったところ………

「羽花っ?!」

 突然階段の壁にもたれ掛かって倒れてる人を見つけ誰だろうと確認するとそれは羽花で、あわてて傍へいく。
 ………あれ?倒れたかと思いきや寝息が聞こえる。って、羽花寝てるのか。こんなところで………

「………あれっ?ゆーくん?」

 起こしてしまったか。
 少し罪悪感がうまれる中、にこりと苦笑して話す。

「何でこんなところで寝てるのかな?」

 この質問で、一気に羽花のテンションが下がった。
 けれどぼそぼそ説明しだす。

     ∞ ここから羽花side* 突然かわってごめんなさい!

「何か知らんけど学級委員押し付けられるしてきとーなこと喋るとちゃんとやれよとかブーイング起きてなら君たちが学級委員代わってよって言ったら結局眼鏡の松林さんになったらしくでも少し眼鏡からお説教受けるしもう最悪最低……
 なんでゆーくんがおなじクラスじゃないのよっ……!」

 もう、本当に嫌。
 将来のことなんてまだどうでもよくて、だけどこんなに考えまくってて。
 高校卒業までまだ十二ヶ月くらいあるんだよ?それに私、心の何処かで保育士になりたいなって思い始めたし。
 だからいっちばーん嫌なのはゆーくんとクラスが違うこと。

 私の弱音ばっかの言葉に、ゆーくんが頬を赤く染めて抱きしめてくれた。
 何で?弱いところ見せた方が可愛かったとか?

「俺も、羽花と同じクラスがよかったのに。」

 ありがとう、ゆーくん。
 私はその言葉で復活できたぜ!じゃなくできました!

   (保育士の資格とるのって大変かな…)

78ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/09(火) 14:04:05 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   更新お休みのお知らせ

 えと、長々と更新をつづける日々でしたが…
 十三日から十七日まで家の都合により更新お休みしようと思いますノ

 というかおばあちゃんの家に行くだけなのですが、まあ楽しんできます!
 でもまだ更新できるので暇になったらしますねb

79ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/11(木) 13:27:56 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「松林さんっ!……………えと、その……学級委員、代わってくれてありがとうござ、」

 ゆーくんから元気を貰い教室に戻った私は即眼鏡の松林さんに話し掛けてお礼を言おうとした。
 けれど、ありがとうございましたと言いかけたところで口を塞がれた。っていうか話しを遮られる。

「私じゃなく花乃(はなの)さんが学級委員を代わってくれました。お礼なら花乃さんに言って。」

 花乃さん……ええと、花乃幸(はなの ゆき)ちゃんだっけ………?
 可愛い子だなあって思って覚えておいたんだよね。二年生からの転校生だっけ…今年はじめて同じクラスになる。

「あの、幸ちゃん……ありがとね、学級委員代わってくれて。」

 この子だよね…とか少し不安を抱えながらもお礼を言うと、幸ちゃんはいつもの可愛い笑顔を浮かべて話す。
 ていうか遠くで見たときより全然可愛い……まさにお人形さんだよ!

「ふふ、羽花ちゃん元気になったね。よかった!
 折角高校三年生なのに元気ないなあって心配だったんだけど、教室出ていったときに良いことでもあったのかな?」

 可愛くて優しいこの天使な幸ちゃんはなんて良い子なんだ!
 じゃなく、こんな心配してくれたんだから話さなきゃね、本当のこと。

「学級委員押しつけられたことからしてまず不機嫌だったんだけどさ、いっちばーんショックだったのは高校生活が最後だっていうのに彼氏が同じクラスじゃなかったことなんだよね。
 だけど、さっき教室から出ていったときに話したからもう大丈夫っ!」

 うーん、何か幸ちゃんとは仲良くなれる気がする!面白いっていう面があればの話しなんだけどねえ…
 いくら可愛くて優しいからって面白くないと何かあれじゃん?

「彼氏かー、いいなあ……で、その羽花ちゃんのハートを掴んじゃったラブラブな彼氏さんは誰?」

 おお、ふざけが入りましたか。面白さもちゃんとあったね!
 ていうかこの様子からすると幸ちゃんに彼氏はいないんだー……

「うーんとね、B組の祐斗!いっつもゆーくんって呼んでるんだー!」

 このとき、幸ちゃんが一瞬固まった気がした。

   (きりますノ)

80明優:2011/08/11(木) 18:35:13 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
更新お休み、悲しいけど、待ちますね☆
そういえば、前にも言ったけど、私の事呼び捨て・タメでよろしくです!!
私のトコにコメント、ありがとうございました!!

81ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/11(木) 20:20:17 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>明優

あー、何か前にも言ってたよね(´∀`*)
ということで今からタメ口、呼び捨て。

明優も呼び捨てタメ口でオッケーだからね!

お休み終わったらめちゃくちゃ更新するから、楽しみにしてくれると嬉しい…な!ヽ(*´∀`)ノ

82明優:2011/08/11(木) 21:15:54 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
楽しみにしてるに決まってる♪
何日でも待つよww

83ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/12(金) 08:26:10 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 私と幸ちゃんはあの日、学級委員を代わってくれた日からたくさん話すようになり、どんどん仲良くなっていった。
 今ではもうちゃんづけをせずに羽花、幸と呼び合う仲に。っていうか放課後一緒に遊んだりもしている。

「ねえ羽花ー!今日さ、羽花の自慢の彼氏さんに会わせてくれない?
 羽花の友達としてあいさつしたいと思って!」

 幸が笑うと私も自然と口元が緩んで笑顔を浮かべちゃう。
 こんな幸だから、ゆーくんに会わせても平気だよねって思ったの。

     ∞

「はじめまして、だよね…?
 私、花乃幸です。羽花の友達で―――クラスの学級委員やってます、よろしくね!」

 幸のこの笑顔、今までに見たことないくらいすっごく可愛い……………
 何か私が醜く見えるんじゃないかな、とかネガティブなことも考えちゃうけど、その考えを振り払うように幸に負けないくらい明るく微笑んで話す。

「ええとねっ、幸は私が無理矢理押しつけられた学級委員を代わってくれた優しくて可愛い子なの!」

 えへえへ、幸を褒めると何か気持ちいいよー。
 だってね?そんなことないとか言わずにありがとーって返してくるから。
 そんなとき、ゆーくんが頬を赤らめて話した。

「俺は羽花の方が可愛いと思う………」

 こんなこと言われたら、私今すぐにでも爆発しちゃう、

     ∞ ここから幸side*

「俺は羽花の方が可愛いと思う………」

 なんで………?何で羽花なの?
 私、祐斗くんの彼女になりたくてここまで可愛くなったのに。

 大体羽花の彼氏が祐斗くんだってことで近づいたんだしね。
 なのに羽花ったら私を疑いもせずにここまで連れてきて、祐斗くんの前で可愛いとか褒めて。
 可愛いって言われたらありがとうって返せばちょっと面白味のある子に見えるかなって思ったのに。

「祐斗くんは羽花がすっごく好きなんだね。」

 もう、こう言うしかないよ。
 今はね。今は………

 いつか必ず、祐斗くんを振り向かせるんだから。
 今日はそれの準備!

「ねー、メアド交換しよーよ。そういえば羽花もまだだったよね?」

 羽花のメアド聞いてなかったのだって今日のため。
 これでさり気無く祐斗くんのメアドもゲットできるからね。

「じゃあ、二人ともメールするね!
 今日は私用事あるから、ばいばーい!」

   (きりますノ)

84ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/17(水) 14:33:58 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

 ゆうぐれカフェにも書きましたが一日早くコメできたぜ!なねここです←
 これからもよろしくお願いします^^

85ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/18(木) 11:19:02 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「えへへー、幸とメアド交換できたー!」

 私と幸はすごく仲良しだったのについさっきメアドを交換したばかりで、少しゆーくんに驚かれたけど私は嬉しかった。
 でも、ゆーくんもメアド交換したんだよねー……ちょっと不安、かも。

「お、メールきた。……花乃からだ。」

 花乃…は幸ちゃんのことか。幸のことは苗字で呼ぶのに私は名前なんだー、嬉しい!
 それより私には幸からメールきてないな……私からメールしちゃおっ!

「ねえねえ、ゆーくんは何てメールきた?」

 そこが気になる。って、こんなこと聞くと疑い深い女って思われるかな……
 少し不安を抱きながらも聞くと、ゆーくんは笑って答えた。

「今度三人で遊園地でも行かないかだって。たまにはそういうのもよくね?」

 四人じゃないの珍しいなあ………
 とにかくそのことのオッケーを伝えるために幸にメールする。

 三人でいくの?いいねえっ、次の日曜日にでもいかない?

 ピロリン 私がメールして一分も経たないうちに返信された。
 内容はオッケーだそうで、ゆーくんにも言う。

「次の日曜日、午前十時に○×カフェに待ち合わせだってー!
 ゆうぐれカフェじゃないから変な感じだよね。」

 大好きな幸とゆーくんといっぱい一緒にいられるの、嬉しいなあ。
 どんな服を着ていこう?ああ、今からいろいろ考えちゃう!そんなとき、また幸からメールがきた。

 祐斗と羽花がラブラブになるように協力するからね☆

 このメールを信じきった私が馬鹿だった?
 そんなことない、私に協力してくれる幸だもん、ゆーくんへの恋心なんてないよね。

     ∞ ここから幸side*

「あれ?羽花遅いねー……
 待ち合わせ時間、十時から九時に変更したってメールしたのに…」

 私が小さく首を傾げ、不思議そうに話す。だけどこれも作戦だから、羽花はきっと十時に来る。
 その一時間くらい、私と祐斗くんは距離を縮めていくつもりなんだ!

「少しお話して待ってようか!」

 こんなことを言って、三十分が経過した。
 四十五、五十……と、そのころに羽花が見えた。
 それを見計らって、私が苦笑して祐斗の口についたパフェをとる。

「ほら、ついてるよー」

 それを羽花はちょうどいいタイミングで見ていたらしく、呆然とする。
 さあさあ、遊園地もこのまま進めて最後はキスまでいけるといいなあ!

   (きりますノ)

86ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/18(木) 11:33:04 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「遅れてごめんねー!」

 もう二人着てるってことは遅かったってことだよね?
 でも私、早めに家出たんだけどなあ……

「遅いよ羽花ー、五十分遅刻!幸に九時待ち合わせってメールもらったろー?」

 ゆーくんが笑いながら私に言う。けど五十分遅刻って……?九時に待ち合わせなんてメールこなかった!
 幸の方を向くと幸があわてて話し出した。

「あれ?!メール届いてなかった?
 ちゃんと送ったはずなのになあ……ごめんね、祐斗、羽花…………」

 幸が落ち込んだ様子を見せると、私こそ、と謝ろうとするがそれを遮るようにゆーくんが話した。
 幸の頭を撫でながら。

「気にすんなー!待ち時間いろんな話しして楽しかったし!」

 何か、私は邪魔者だったかな。

     ∞

 遊園地に着くと、さらに私が邪魔者だと感じさせられた。

 お化け屋敷ではきゃーって可愛く叫びながら幸がゆーくんの腕にくっついて。
 ジェットコースター乗ったあとには幸が可愛く泣いて、ゆーくんに抱きしめて背中ぽんぽんされてて。
 何か、私が彼女なのになあって思うくらい………。

「最後は観覧車だよな!最初俺と幸、次俺と羽花、最後羽花と幸でいいか?」

 ゆーくんが私の大好きな笑顔を浮かべて言う。
 幸はあははって可愛く笑って頷いて、私は苦笑して頷く。
 まずは私一人で乗らなきゃなあ………

     ∞ 幸side*

「ねえ、祐斗………私、祐斗がずっと好きでした。ごめんね、羽花の彼氏だってわかってるけどっ……
 でも、もし私と付き合ってくれるのならば、観覧車がてっぺんにいったとき、キス…してくださいっ………!」

 ……………私、前々から羽花から祐斗をとろうとか考えてたけど、そんなの違う。
 ただ純粋に、祐斗を好きになった。だけど羽花も大好き。

 だけど、私は自分のことしか考えられない、ごめんなさい……!

   (祐斗はキスしてしまうのでしょうか?)

87ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/18(木) 20:57:09 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

あああああ書いても書いても内容が消える!
すべて駄作だからいいのだけれどちょっとショック。

悲しいぜ…゚(゚´Д`゚)゚

88ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/19(金) 17:02:39 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜幸side*)

 そろそろてっぺんまで着く。そこで、祐斗が動き出して私の顔に手を添えた。これはキスをする動作?付き合えるんだ……!
 そう考えてたとおり、予感は的中。見事私の唇には祐斗のそれが重なって、すごく幸せな気分。祐斗の言葉を聞くまではね。

「お前が俺を狙ってることくらいわかってた。だけど、俺には羽花がいるんだ……幸のこと、嫌いではないけど付き合えない!
 このキスは……今までありがとうのキス。それと、さようならってことで…………幸?」

 何で、可愛いくて愛くるしくて可憐で、何よりとても一途な私が羽花なんかに負けなきゃいけないの?
 
「……………祐斗、いえ、ゆーくん………早く、早く私のものになってよ………?」
「ぜってー嫌だ。俺しつこい奴きらっ………?!」

 ゆーくんにキスをすると観覧車の椅子に座ってるゆーくんの膝の上に乗り、押しかかるようにした。

「ふふ……じゃあ羽花がどうなってもいいのね……………?」
「それはっ……ダメ、だけど!」

「だけど、何?何年も愛してきた彼女より自分が大切だったりする?」

 ふふふ、私のものにならない人間なんて、その原因を作る羽花だっていらない!
 私の言うことさえ聞いてくれればもう何も、ね。

「………お前、と付き合う、だからっ、羽花は……羽花だけは助けて、」
「わかったわ、ゆーくん、愛してる……!」

     ∞ ここから祐斗side*

「羽花……………大切な話しがある。」

 今は観覧車の個室に羽花と二人っきり。俺は全部、幸とあったことは全て話すつもりだ。
 俺も羽花も助かってしまえばいいんだ。我ながら名案(きらりん)←

 全て話おわった。(面倒臭いので省いちゃいました!←)

 羽花はちょっと戸惑い気味な表情を浮かべるが、納得したて頷く。

「わかった、大変だったね!」

   (きりますノ)

89ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/20(土) 12:21:41 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜祐斗side*)

「そ、その……私、ゆーくんと別れたくない。から……別れるふりだけじゃダメなのかな?」

 羽花が頬を赤らめて、だけど少し泣きそうなのか俯いて話しはじめた。
 元々羽花と別れるつもりなんてなかったけど、羽花はそれでも不安なんだなー、と思って少し戸惑う。

「本当に別れたりはしない。別れるふりだけだよ。でも……羽花が幸に嫌がらせされないように幸にキスしたりするかも……」

 わかってる、こんなに俺を大事に思ってくれてる彼女がいるのに違う女とキスなんかしちゃダメだって。
 だけど羽花を守るためなんだから、しょうがないじゃんか………もう、心には罪悪感しか残らない。

「幸とキス、していーよ。だけど幸との問題が解決したら私にもいっぱいキスしてね?
 あと、別れるふりしたけど友達ってことで一緒に登下校したいなーとか……我侭?せめて朝は、ゆーくんと一緒にいなきゃダメかも。」

 幸が羽花との登下校を許すかはわからないけど、友達じゃなく彼氏として羽花の傍にいたいけど、それは我慢。
 とにかく少しでも二人の時間をつくりたい。

「いーよ、一緒に登下校しよう!
 いくら幸にとめられても、言い返せばいいことだから。でも……羽花に嫌がらせするってなったら登下校もできないか、?!」

 俺の言葉を遮るように羽花が大声で話した。

「私、嫌がらせなんかに負けない!
 それに、もし私がどんな酷い目に遭ってもきっとゆーくんが応援してくれてるって信じてるから……」

 羽花の声は、小さな観覧車の個室ですごい響いてて、だけど暖かくて。
 別れるふりでさえしたくないけど、羽花は強い。だから一緒に登下校して嫌がらせされても大丈夫。つーか俺が助ける。

「……じゃあ、ここは仲良く別れるふりをしようか。
 さようなら!」

「さよーならっ!そして……これからもよろしくね。」

 俺の声につづき羽花が話す。
 ちょっと不安そうな顔だったけど、ぜーったい俺が守るから。

   (……幸のメアド消そうかなー(ぼそ)by祐斗)

90:2011/08/20(土) 13:07:24 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ねここ>>お久しぶり!!!(*^_^*)

最近・・小説だの・・で忙しかったので・・来られませんでした・・;;

おお!!更新されとるwww

暇な時読むわ^^b

これも永遠に応援するわ〜(@^^)/~~~

91明優:2011/08/20(土) 15:43:49 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
私のとこにコメントありがとっ♪
もっともっと見たいから更新お願いします!!

92ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/20(土) 18:34:28 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐

コメントありがとう、久しぶりだねー!
燐ががんばってるのよーくわかるよー、更新数がいっぱいですごく憧れます(ノ∀`)
ねこここそ燐を永遠に応援するぜ、(きら)左

>明優

いえいえどういたしまして!←
そしてこちらこそコメントありがとうーヽ(*´∀`)ノ
更新がんばるんだぜ…!

93:2011/08/20(土) 18:40:05 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ねここ>>頑張ってないよ;;

あれでも・・妹の方が頑張ってる・・;;

94ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/20(土) 18:59:07 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

>燐

がんばってるよー!
妹さん、スズランちゃんだよね?
姉妹二人で頑張ってるの、いいなあー!すごく尊敬しますb

95ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/21(日) 12:14:36 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

 今まであらすじをめちゃくちゃ長々と書いてたのが消えてしまったこの悲しさ←
 あれぜったい二十行超えてたんじゃね?((

 本当は祐斗は幸のことが好きになって付き合う予定だったのですがちょっと予定変更でまだ祐斗と羽花ラブラブにしちゃいました。
 えへへ!((

96ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/21(日) 18:23:20 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 無事……ではないけどとにかく遊園地から帰り、ゆーくんとこっそりラブラブ登校してる。
 別に幸に見つかったってどうでもいいんだけど、ほんの少しだけ、ちょっぴりこわいから朝早く学校に行った。

「………どうしよう、幸にきらわれたら……………
 ねえ、不安になったらゆーくんのクラス行っていい?」

「いいよ!友達のふりしてるけど、本当は彼女なんだから何でもして?」

 ゆーくん優しい。うれしいな……彼女であって友達でもあるのって何だか不思議じゃん?
 本当に心から大好きだよ、ゆーくん。

「ゆーくん!私、ゆーくんを迎えにき、?!
 何で羽花とっ……………!」

 げ、幸……………しかもゆーくんって呼んでるし!
 ……いいもんいいもん、今は我慢!

「羽花は友達として一緒に登校してるだけだけど?」

 ゆーくん、心強い味方だなあ………
 ゆーくんさえいれば幸なんてこわくない、

「………羽花と登校なんてやめて、私と一緒に登校しましょ?」

 ゆーくん、どうするの?
 私、ゆーくんと登校できなくなるの嫌だよ……!

   (つづく)←

 ゆうぐれカフェでつづくって表示したのってはじめて……?
 ていうか羽花ってこんな乙女な性格だっけ?!←

97ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/22(月) 08:05:13 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「羽花は友達として、今でも楽しくやってくつもりだよ。
 それに俺、友達思いだし彼女のためにそこまで尽くせない……彼女が羽花ならいいんだけど、」

 幸の悔しそうな顔に、ゆーくんは誇らしげな、勝ち誇ったような自慢気な笑顔を浮かべている。
 そんなゆーくんを見て私はきゅんとする一方、何故そんな表情で話すのだろうかと苦笑するが、突然幸が話し始めた。

「……………ねえっ、何で………?!何で私じゃダメなの……?
 ゆーくんは…祐斗は羽花にしか優しくしないの?私には優しくしてくれないの……?」

 私は幸が何でこんなに追い詰められてるかがわからないんだけどなあ………
 今までこんなに仲良かったのに………でも私、幸のことちゃんとわかってあげられてなかったのかもなあ……

「………俺が優しくするのは、一生尽くしていきたいって思うのは羽花だけだよ。
 俺の中で羽花より上にこれる奴はいないから……どんなに幸がもがいたって俺に尽くしてくれてもそれだけは何も変わらない。」

 私だって、優しくしたいとか嫌われたくないとか、好かれるようにがんばっちゃうのはゆーくんだけだよ。
 幸にも、いくら可愛い女の子にもとられたくない特別な存在だから。

 しいんとその場が静まり返るなか、ゆーくんが恥ずかしげに口を開いた。

「……………俺は、幸とは良い女友達になれると思ったんだけど。
 幸は俺を仲の良い男友達としては見られない?」

 ゆーくんが問い掛けた言葉に幸が涙を溢れさせながらもうんうん頷く。

「なれるっ………友達になれるよっ……!
 私、転校してきたときによろしくって話し掛けてくれた祐斗がずっと好きだったっ……だけど恥ずかしくて関われなくて、羽花をつかっちゃったの………ごめんなさいっ!
 ……………祐斗、そして羽花も。もう一度、仲の良い友達になってくれませんか……っ?」

 私、こういう感動系無理なんだけどなあ……
 うわあ、もう涙がぼろぼろ出てくる、恥ずかしい!

「は、羽花?!何故お前まで泣く、」
「そうだよ羽花……何で泣いてるの、」

 祐斗と幸に吃驚されるけど、それがまた楽しくて。
 よかった、いつもの楽しいメンバーに戻れて………

「大好き、ゆーくんも幸も。あと……ゆうちゃんも恭汰くんも………前ゆうちゃんが捕まったときに私を励ましてくれたチョコちゃんも、悪い奴だと思ったけど結構良い奴だったライアも、ちょっと嫌なキャラだったけどのんちゃんも。ついでに眼鏡の松林さんも。
 ………私の世界はこれだけ、これっぽっちしかないけどその分たくさんの特別な大好きがあるよ。……その、ゆーくんと幸も、


 これからもよろしくねっ!」

 ねえ、私今とっても幸せだよ。
 
「そうだっ、今度ゆーくんと幸と私でゆうぐれカフェに行こうよ!
 私の友達紹介するよーっ!」

 笑い声が響く。時には泣き声も怒鳴り声も。
 それが全て幸せに繋がるんなら、私はその道を辿っていく。

   (まだ最終話じゃないんだからね!)


 ねここ的に最終話に思えちゃったので()内に注意しときましたぜ!←
 最終話はちょっとネタバレになるのですが今までのキャラ全てが出てくる戦闘系になるかと。
 戦闘っていっても武器とかあんまりよくわからないんでほとんど適当な名前をつけた魔法だったりするかも……そこらへんはがんばります。

 それでは!もうちょっとほのぼのがつづくし未だにおわりの見えない小説なのですが、どうぞお楽しみください^^

98ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/22(月) 16:23:04 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「ゆうちゃああああああああああああぁああぁああっぁ!会いたかったよ!
 ついでに恭汰くんも特別会いたいとは思わなかったけどまあ久し振り。」

 久し振りのゆうぐれカフェ、この穏やかな雰囲気、落ち着くなあ……
 今日は私とゆーくんと幸でお邪魔してて、ゆうちゃんに会いにきたのに何故か恭汰くんもいたっていうね。

 ゆうちゃんにぎゅうううっと抱きつくと、恭汰くんが飲んでいたコーヒーのカップが傾いちゃって中身がこぼれていくのが見えた。
 私と恭汰くんはゆうちゃんを奪い合うライバルとなり、仲は良いけど結構毒舌を吐き合う。

「羽花さま、お久し振りです。元気にしてましたか?」
「元気だよ、元気元気っ!それよりゆうちゃんはどうよ、馬鹿のうまくやってる?……何?!いじめられた?!あーあー、早く別れなきゃ!そんな男やめて私と……っ、いったあ!」

 突然私を叩いてきたのは恭汰くん………とゆーくん。
 何で何で?何故にゆーくんまで叩くの?!

「俺はゆうのこといじめてないし寧ろめちゃくちゃ大事にしてるんだけど?」
「羽花の男は俺なのに、ゆうぐればっか構って正直妬く、」

 恭汰くんの言葉はぼそっと「きも、」って呟いて適当に流しといてゆーくん可愛い!
 妬くとか妬くとか妬くとか妬くとか!うんうんもっと妬いて!って感じなんですが少し落ち着きましょう(私が)。

「………ごほん。ええと、ゆうちゃん他一名には私のお友達を紹介します。花乃幸ちゃんです!」

 恭汰くんがぴく、と反応する。そりゃあ、恭汰くんはかっこいいからいろんな人に相手にされるのに「他一名」扱いだからね。
 それより幸ちゃん、今日めちゃくちゃ可愛いわ。恭汰くんとゆうちゃんの写真見せたら恭汰くんにメロメロするはゆうちゃんに対抗しようとするは大変だったんだから。

「はじめまして、花乃幸です。恭汰くん、ゆうぐれさん、よろしくね!」

「よろしくな!」
「よ、よろしくお願いします!」

 恭汰くんはイケメン気取りスマイルを浮かべるがゆうちゃんはおどおどしている。
 まあ、恭汰くんがとられないか心配なんだよね、きっと。

「そ、その……恭汰先輩、とらないで、くださいねっ………?」

 うわああああ、ゆうちゃんまた更に可愛くなって、お母さん嬉しいわ!
 じゃなく本当に可愛いっすマジで本気で。

「よーしっ、じゃあみんな遊ぼーうっ!チーム対抗戦で何かやろ?チームは私、ゆうちゃん、ゆーくん、幸チームと恭汰くんチームね!」
「ちょ、お前ひどすぎ俺一人嫌だってば!ゆう返せ!」
「やーだねーっ!孤独に生きてろっ!」

 こういうやり取りのできる仲になれたのはきっと今まで起こったたくさんの出来事のお陰。
 でもわかんないよ。本当の幸せって、これ?

   (つづくよー!)

 そろそろ新キャラ増えそうな展開。
 大人しめの子がほしいな、悪の使い的な←

99ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/22(月) 16:27:25 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

 >>98の恭汰くんにメロメロするはゆうちゃんに対抗しようとするは大変だったんだから。ってところ、「対抗しようとするは」の「は」って「わ」だったのかな…
 とかぼやいてみる。

 ………次で100いくのかあ…
 お、おわりが見えないどうしよう…((

100ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/22(月) 18:30:40 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜?side*)

「あアアあa、__あウ……まtおkシいヨ…………… (あああああ、あう……またおかしいよ……………)
 キyハゆuグrrrrタt―――a、サtスるn…… (今日はゆうぐれたちにあいさつするのに……)
 めんどくさあい、……お、声デt!っテ気nセいカ…… (めんどくさあい、……お、声でた!って気のせいか……)」

 ノイズ音混じりの、ノイズ音で溢れる世界の中僕はずっと独り言を呟いていた。
 イタイ?そんなコトどうでもイいんダ。あレr、まダおkシイ (イタイ?おんなことどうでもいいんだ。あれれ、まだおかしい)

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「……眠い、眠い眠い眠い眠い眠い眠ーいっ!
 ゆうちゃん、チョコレートケーキ一つ!眠気覚まし薬入れてくれると助かる、」

 ここはお馴染みのゆうぐれカフェ。本当の本当に4:1のチーム戦をし呆気なく恭汰くんチームに勝ったのだ、えへへ!
 まあ私はずっと寝てたわけだけど。……ん?あれれ?ゆうぐれカフェのドアに光りが………

「う、うわあっ!何この子………
 すげえかわええ!」

 突然光りから女の子が現れるが、私はそれより先にその女の子の可愛さに気づいてしまった。
 背中までの金色の髪が外側にはねていて、瞳の色は水色。それに白いうさ耳カチューシャをつけてて、服は制服っぽいもの。

「はjメ__t!ッt、kエガ……… (はじめまして!って声が………)
 あアアあa……むり、馬路最悪。あ、でt……むrだッタ… (あああああ……むり、馬路最悪。あ、でた……むりだった…)」

 ななななんなのこの子。さっきからノイズ音ばっかり。
 でもかわええ!……じゃなく、なんて言ってるの?

 私たちに言葉が通じてないことがわかった女の子は、制服についた何の膨らみもないポケットからまだ厚めのブロックメモと可愛いペンを取り出し書き始めた。
 その書いたものをばっと私たちに見せつける。

「どうもはじめまして!Lan(らん)です。僕、ここ最近調子が悪くて言葉が出せないんですよ、ノイズ音ばっか。
 ……まあ、聞き取れる人は聞き取れるんだけどね。とにかく仲良くしてね!とくに羽花ちゃん…お友達になってくださいっ!

 ……友達?!いいねいいねなろうなろう!」

 やったね私に友達になってくれと!こんな可愛い子見たことない。
 だけど僕って使ってる?何で何で?女の子じゃないの?

 Lanは可愛くて、だけどちょっと天然で、そういう第一印象だった。
 まあ嵐を巻き起こす人物であろうことぐらいわかってたけど、まさか嵐がこれほどにも大きいなんて。

   (どうもどうも、仲良くしてねっ!byらん)


 ちょっと不思議な子が書きたくてこうなった。
 ネタバレだけどLanは僕っ娘、つまり女の子です…!←

 ノイズ音が下手すぎて仕方無いのですがよろしくお願いします…((
 えと、Lanは不思議っ子なのでのちほど少しだけ詳しくお話しようかと!


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