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ゆうぐれカフェ

137ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/09/12(月) 17:05:59 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「……羽花こそこの世界からおさらばしなきゃいけないんだよ。
 まあその割には余裕で自信あるね。」

 自信がある?そんなことない。とってもこわいよ。
 だけどわたし、大切なものを失いたくないから、里桜ちゃんにだって良くんにだって負けない。

「まあいいの、そんなこと。
 この子たちを使えばすぐおわること……」

 そう言って里桜ちゃんは後ろを見つめた。
 わたしも後ろを見ると、そこには、

「ゆうちゃ、ん?恭汰くんも……な、んで。」
「里桜たちが操ってるんだー!ほらほら、大切な仲間を殺しちゃう?」

 いや、いやいやいやいやいや!
 殺したくない、殺されたくない。

 デモナンニモデキナイ……

「羽花っ!」
「ゆー、くん?」

 もう狂いかけてたわたしの目を覚まさせてくれたのはゆーくんだった。
 そして少し冷や汗を流しながらも言う。

「ゆうぐれと恭汰の攻撃は無視しろ、だけど当たるなよ。
 俺達が狙うのは里桜と良だけ、わかった?」

「は、はいっ……!」

 わたしが倒す、里桜と良を。
 ちゃんだってくんだってもうつけなくていいよね、だって相手は敵。

「絶対倒す!」

 悔しそうな顔をする里桜と良にも油断をしないで、武器はないけど素手で戦うことにした。
 そのとき、強力な助っ人が登場する。

「お待たせ、今度は誰も傷つかない内にきたよ。
 ……さあ、この魔剣で里桜と良を刺すんだ。大丈夫、死なないよ。ただ封印するだけ―――」

 ライアだ……いつ見ても綺麗な銀色の髪に見とれるけど、そんな場合ではない。
 二本ある内の片方の魔剣を手に取り、里桜と良に向かって構える。その前に一つ問い掛けた。

「何でわたしたちを狙ったの?」

   (つづくー)

戦闘ものがダメでダメでたまらない!
こういううだうだしたのは苦手なんですorz


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