[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
| |
我、人であるが故人を嫌う。
7
:
神音 桜紗
◆ptZpvaYoVY
:2011/05/14(土) 08:15:34 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
最近は更新が難しくなっております((
受験生なので……。
少しずつ更新するようにしたいですが、すいません……
8
:
神音 桜紗
◆ptZpvaYoVY
:2011/05/18(水) 22:02:57 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
†三上真輝視点†
結城くんは月菜の事が好きなのだと、私は思う。けれども月菜は結城くんの事は“ただの友達”に過ぎないのだろう。
「やっぱ、風音がフリースロー入るようになったのは俺のお蔭だろ?」
結城くんが胸を逸らしながら笑って見せる。しかし月菜はスーッと視線を逸らして「いや……別に、そんな事無いと思うけど」と私の方へ向いてくるので深くため息をつくと「そう言えばさ、近くに新しいケーキや出来たって。寄ってくー?」と若干話を逸らしていくと結城くんは不服そうな視線で、月菜は嬉しそうにキラキラした視線で私を見てくる。私の苦労も考えて欲しいなぁ。月菜は「それじゃあ、部活終わってから、ね」と微笑むと再びフリースローを開始した。
結城くんは、ツンツンチ私の方を叩いて着て、「風音って、ツンデレか?」と異常なまでの笑顔で問いかけて来る。―――正直気持ち悪い。取り合えず「さぁ……?違うと思う、けど………?」とかなり適当に答えて、その場はやり過ごした。
あ……れ?しまった、教室に教科書忘れてきた、かも……。
それに気付いたのは部活が終わって数十分後の事だ。きっと月菜も結城くんもクラスメイトも、もう帰っていて居ないなぁ。
私は体育館から程遠い三階の自分の教室にたどり着くとアハハハハっと言う笑い声と少女三人、少年二人の声が聞こえる。聞いた事のある声、だ。
「もう、暁くんも栗花落くんも、琥珀ちゃんも面白過ぎっ。ね、つっきー!」
金髪の少女―――、如月さんは面白そうに笑う。月菜鮮やかな明るいクリーム色をした髪とピンク色のリボン揺らしながら笑う五十嵐さんも居た。女子は月菜と五十嵐さん、如月さんで男子は男バスで結城くんに並ぶ長身の暁鏡花くん、それと冷たそうな栗花落月音くんがいる。
月菜も、私や結城君と居る時と同じように笑顔を浮かべ「ホントね。案外月音くんと鏡ちゃん、良いコンビね」と笑って出た涙を手で拭うと再び笑ったりする。
――――私には入り込め無い空間があった。月菜は、楽しそうだ。
私は逃げ出した。事実から逃れるために。
9
:
神音 桜紗
◆ptZpvaYoVY
:2011/05/25(水) 18:35:08 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
うーん……、最近は中々更新できなくてすいません。
何かPC禁止とか色々言われて、更新が難しい状態になっていますので。
なるべく更新できるようにしたいなぁ、と言うかしますので、どうぞよろしくお願いします
――――――――――――――――――キリトリ線――――――――――――――――――
プロローグ :
>>2-4
第一章 :
>>5
-
――――――――――――――――――キリトリ線――――――――――――――――――
↑の様に纏める事も有りますのでご了承ください
10
:
神音 桜紗
◆ptZpvaYoVY
:2011/05/28(土) 08:18:11 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
* * * * *
私が何かを間違えてしまったのでしょうか?
私は全然人間と言う物が分かりませんでした。親友と思っていたまーちゃんさえ、つーくんや、鏡くん、さえも分からなくなってきていました。
皆が可愛らしい子猫なのならば私は穢れきった子猫なのです。皆が天使なら、私は堕天使なのです。皆に嘘を付いて生活して居るとばれたらどうなるのか、と考えた瞬間全身に鳥肌が立ちました。
私にきっと結城くんや鏡くんは恋をしてくれたのだと思います。だけれど、私はそれに―――応えられません。 だって――“コイ”と言う事さえ分からないのです。
結城くんと鏡くんの気持ちは一ヶ月程度前から知っていました。だけれど、それを何回も知らぬふりをして過ごしてきました。
私は何にも知らぬ、ただの小娘に過ぎなかっただけなのです。自分は昔からそういう“体質”だったのです。
月音くんは何時もニコニコしていて、私はとても恐怖感を覚えました。あの人は――月音くんは何故か月葉に似ている様に思いました。月葉と月音くんが似ていると認めた瞬間、私はこの世界からはじき出されてしまうのではないか、と言う恐怖感を覚え、その事実を否定失つづけました。
月葉が月音くんと似ているのならば、私は誰なのでしょうか?
月音くんを見た瞬間、これは神が与えた罰なのではないか、と私は考えました。
* * * * *
11
:
神音 桜紗
◆ptZpvaYoVY
:2011/05/28(土) 18:51:22 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
ちょっといきなりですが………。
この小説を “リニューアル” させたいと思います。勿論題名は変わりませんし、注意事項も変わりません。ただストーリー展開が変わります、あとそれぞれの所で語り手は変わらず主人公くんが語り手をやると思います。
いきなりで申し訳ありませんが、今までのコトは忘れていただき、新しい物語を見て貰うようにしていただきたいと思ます。それでは宜しくお願い致します
12
:
和美
:2011/05/28(土) 19:22:43 HOST:wb92proxy12.ezweb.ne.jp
せめてプリンスホテルって言えば
13
:
神音 桜紗
◆ptZpvaYoVY
:2011/05/29(日) 12:38:34 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
すいません><
やっぱりリニューアルやめておきます。好き勝手しほうだいで本当に申し訳ございません、。
リニューアルはしませんが設定を変えさせて頂きます。語り手を風音月菜視点一定にしたいとおもうので宜しくお願いします。
第一章†
>>5-6
>>8
>>10
第一章だけ纏めておきますね
14
:
神音 桜紗
◆ptZpvaYoVY
:2011/06/01(水) 20:43:25 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
リニューアルではない、とも言えますでしょうか......?再びプロローグからやりなおしていきたいと思います。題名は変わりません。お話とか急激に変わります('>_<')、好き勝手申し訳ないです。
では、新start!!です。
……………………………………………………………………………………………………
オウリ。あなたはどこへ行ってしまったのでしょうか?
みーちゃんにそんな事を言ったら“情けない”と怒られてしまうでしょう。
私の誕生日まであと一週間だったのに……オウリが死んでしまうなんて。
私はいつも強がってたけど、とても、とても悲しかった。だけどオウリはそんなこと少しもないと思っているのでしょう?……そしてオウリは私の事は好きじゃないと思う。たがが親が勝手に決めた婚約者。
オウリは何時も違う女性に囲まれていて、私が誰なのか、って聴いてもニッコリと笑って「友達だよ」とか言ってはぐらかす。私もオウリを見てそっぽを向いて歩き始め心の中でいくつも、顔だけ可愛いからって偉そうに、と繰り返す。
それは私の幼い心が作り出した嫉妬。
オウリが死んでしまったと聞いた時、携帯電話をするりと手からすべり抜け、感情のままに走り出したことしか記憶を辿っても覚えていない。
お葬式には初等部の女の子から高等部の女子まで様々だ。私の通っている百夜学院(ビャクヨガクイン)は様々なバリエーションのある制服が特徴的で、みんなそれぞれ制服が違う。
みんな泣いてる。オウリ君、とかオウリ様、とか様々に。
私はー……、泣けなかった。だってオウリと一緒の時は何時も膨れっ面の私しかいない。
信じられなかった。オウリが死んだと認める事が。
オウリが私の誕生日のために用意してくれていたという四つの誕生日プレゼントを私はわからなかった。
変わりに一つ目の誕生日プレゼントの手紙と小さく可憐に咲く白い花が私の家に届けられたと同時にオウリは死んだのだと聞かされた。私は手紙を破り、花の枝さえも折ってしまった。
ねぇ、オウリ、
あなたはあの時、
何を思っていたのー……?
15
:
神音 奏琉
◆ptZpvaYoVY
:2011/06/04(土) 15:23:42 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
>>11-14
は無視して下さい、すいません;;続行させて頂きます><
あと名前変更で、神音 奏琉(カミネ ソウル)です。宜しくお願い致しますね
16
:
神音 奏琉
◆ptZpvaYoVY
:2011/06/05(日) 15:14:45 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
>>10
からの続きです
* * * * * * * * * * * * * * * * *
私が何かを間違えてしまったのでしょうか?
私は全然人間と言う物が分かりませんでした。親友と思っていたまーちゃんさえ、つーくんや、鏡くん、さえも分からなくなってきていました。
皆が可愛らしい子猫なのならば私は穢れきった子猫なのです。皆が天使なら、私は堕天使なのです。皆に嘘を付いて生活して居るとばれたらどうなるのか、と考えた瞬間全身に鳥肌が立ちました。
私にきっと結城くんや鏡くんは恋をしてくれたのだと思います。だけれど、私はそれに―――応えられません。 だって――“コイ”と言う事さえ分からないのです。
結城くんと鏡くんの気持ちは一ヶ月程度前から知っていました。だけれど、それを何回も知らぬふりをして過ごしてきました。
私は何にも知らぬ、ただの小娘に過ぎなかっただけなのです。自分は昔からそういう“体質”だったのです。
月音くんは何時もニコニコしていて、私はとても恐怖感を覚えました。あの人は――月音くんは何故か月葉に似ている様に思いました。月葉と月音くんが似ていると認めた瞬間、私はこの世界からはじき出されてしまうのではないか、と言う恐怖感を覚え、その事実を否定失つづけました。
月葉が月音くんと似ているのならば、私は誰なのでしょうか?
月音くんを見た瞬間、これは神が与えた罰なのではないか、と私は考えました。
昔、お母様が言いました。
『月菜と月葉は全然似てないわね』
昔、お父様が言いました。
『月葉は月菜より優秀だ』
似ていないと言われることが怖くて、私は月葉に似せるように頑張りました。
月葉の方が優秀だと言われないように姉である私が何とか優秀であるようにしました。
――きっと私は、これからも恥の多い生涯を送って行くことでしょう。
* * * * * * * * * * * * * * * * *
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板