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我、人であるが故人を嫌う。

10神音 桜紗 ◆ptZpvaYoVY:2011/05/28(土) 08:18:11 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
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 私が何かを間違えてしまったのでしょうか?
私は全然人間と言う物が分かりませんでした。親友と思っていたまーちゃんさえ、つーくんや、鏡くん、さえも分からなくなってきていました。

皆が可愛らしい子猫なのならば私は穢れきった子猫なのです。皆が天使なら、私は堕天使なのです。皆に嘘を付いて生活して居るとばれたらどうなるのか、と考えた瞬間全身に鳥肌が立ちました。


 私にきっと結城くんや鏡くんは恋をしてくれたのだと思います。だけれど、私はそれに―――応えられません。 だって――“コイ”と言う事さえ分からないのです。
結城くんと鏡くんの気持ちは一ヶ月程度前から知っていました。だけれど、それを何回も知らぬふりをして過ごしてきました。



 私は何にも知らぬ、ただの小娘に過ぎなかっただけなのです。自分は昔からそういう“体質”だったのです。


月音くんは何時もニコニコしていて、私はとても恐怖感を覚えました。あの人は――月音くんは何故か月葉に似ている様に思いました。月葉と月音くんが似ていると認めた瞬間、私はこの世界からはじき出されてしまうのではないか、と言う恐怖感を覚え、その事実を否定失つづけました。

 月葉が月音くんと似ているのならば、私は誰なのでしょうか?
月音くんを見た瞬間、これは神が与えた罰なのではないか、と私は考えました。




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