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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第114話☆
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魔法少女、続いてます。
ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所です。
『ローカル ルール』
1.他所のサイトの話題は控えましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
・オリキャラ
・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)
『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。
【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
読み手側には読む自由・読まない自由があります。
読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。
前スレ ☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第113話☆
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都築の「元々こんな子」発言に「嘘だッ!!」ってツッコんだのは俺だけじゃないはず
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朗らかでほんわかしてる小動物みたいな可愛さのキャロに対して
ルーはちょっとミステリアスで素直クールな美女みたいな感じに成長するのかと思ったのに
ノリが軽くて色んな事出来て痴女みたいな格好してるキャラに変貌しちゃったからなぁ・・・
こう言っちゃなんだが安っぽいキャラになっちまった気がすんのよねぇ
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田舎でも笑顔で暮らしててホッとしたよ
話は変わりますがメガーヌお母さんを僕に下さい
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笑顔より微笑が似合うキャラだったのにな
戦闘では、ゼスト譲りのベルカ騎士流容赦なしファイトが見たかったぜ
地に伏せた相手を踏みつけてとどめを刺す…ありがとうございますッ!
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vivid版ルーは「昔は満足に笑うこともできなかった人間が今はこんなに明るい」っていうのを活かした熱い展開があれば、受け入れられるはず
じゃなきゃもっとキャロに絡んでキャロをいじめるべき
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Vividのルーテシアは可愛すぎるね。StSはキャラ立ってなかったからあれぐらいでいいよ
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きっと、みんな帰って一人の部屋に戻ったら、凄いぐったりするんだよ
男の子に好きになってもらう為の方法ってことで、ああいう振る舞いをする様に母親に教えられたんだよ
けど、本当は全然合わないって自分でも解ってるから、時々すごい悩んでるんだよ
てな妄想をしたことが
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メガーヌさんの教育の賜物の可能性
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あの性格は実は表面上のものだけ というのは良いな、すごく・・・
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アインスだって笑顔を取り戻したんだからルーちゃんも!
デコだしヘアでデココキさせてください!
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>>575
そうか………基本的にルーがキャロいじめるもんだと思ってたが、キャロが優しくリードするのもアリなんだな………
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>>577
そそりますな
おかあさんがいきかえったらこころがうまれるとおもった
でもおかあさんといっしょにいてもむかしとかわりません
な展開最高
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>>571
お義父さん
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よし、9/30になったので予定通りシャマル祭開催します。
先方は言いだしっぺのわたくしめが。
シャマルさんがエリキャロとあはんうふんする短編、エロ、タイトル『医務姦シャマル 無垢なるつがいとの宴』
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医務姦シャマル 無垢なるつがいとの宴
「はぁ……ぁッ」
機動六課隊舎、薄暗い医務室、デスクチェアに腰掛けた白衣の女。
場には湿った艶かしい息遣いが響いていた。
ふわりと肩まで伸ばされたブロンドを輝かせる、美貌の女。
六課の医務官で、名をシャマルという。
その姿は実にあられもないものだった。
白衣の下に纏ったブラウンの制服が肌蹴られ、白く大きな胸も、髪と同じ色の茂みさえ露になっている。
男なら誰が見てもその官能的な姿に血を熱くするだろう。
ぐちゅ、と水音が滴った。
胸を揉みしだく左手とは別に、シャマルの右手は憑かれたように秘所を掻き回していた。
細い腕が震える度、美女の唇は甘い吐息を零す。
「あぁ! ぁぁ……す、ごい……ん、ふぅ……二人とも、今日もあんなに……はぁんッ」
自分自身を激しく慰め、快楽の泥沼に身を投じながら、うっとりと細められたシャマルの潤んだ視線は、ある一点を見つめていた。
彼女の座るデスクの前に展開された、魔法による遠隔投射映像である。
そこに映されていたのは、今のシャマル以上に淫蕩と背徳に堕ちた様だった。
重なり合い、絡み合う二つの裸身。
赤毛の少年と桃色の髪をした少女、機動六課のフォワードライトニング分隊の二人、エリオとキャロだ。
二人は共に年端も行かぬ頃であるというのに、交わっていた。
性的に、つまりはセックスである。
エリオの硬くいきり立った、といっても幼い少年の小さなペニスが、濡れた桃色の肉を割ってキャロの中にもぐりこむ。
幾度も腰を浮かせる度、少女は甘ったるい声を上げて歓喜に咽び鳴いた。
さらに言えば、エリオとキャロがまぐわっているのは自室ではない。
六課隊舎内の階段の踊り場だ。
いつだれに見られるとも知れぬ、そんなスリルがセックスを余計に燃え上がらせるのだろう。
『いぃ! あぁ、いいよ、エリオくん……いいの! もっと……もっと突いて! 突き上げて!!』
キャロはエリオに突き上げられるたび、甘く蕩けた声で少年を誘う。
舌を絡めあう濃厚なキスをしながら、下半身ではもっと淫らにつながって。
見ているだけで肌と汗と諸々の体液の混ざった性臭が漂ってきそうだ。
その年齢の二人が絶対にしてはならない情交のなんと淫らな事か。
シャマルは、そんなエリオとキャロの睦み合う姿を前に、火照った自分の体を必死に慰めた。
「んぅ……ふぅ、あッ……イきそう……あぁ、もっとぉ……」
か細い吐息の合間に、茹だる頭が取り留めのない言葉を紡がせる。
加速度的に情熱的になっていくエリオとキャロのセックスに、シャマルもまたクライマックスが近づいていた。
むき出しになった柔らかい乳房を強く揉みしだき、たっぷりとした量感の胸を持ち上げて、桃色の乳首を口にする。
自分で自分の乳頭を舐めながら、指を深く膣内に挿入し、陰核も転がした。
何度も何度も、いやらしい湿った音を立てて、白い柔肌が汗を照り返す。
複数個所の性感帯をいっぺんに刺激する中、シャマルの中で快楽の甘い電気が――爆発した。
「ん、ぁぅ……んぅぅ!!」
くぐもった法悦の喘ぎを上げ、シャマルはびくびくと震えた。
床に垂れた汗と愛液が、なんともいえない女の香りを漂わせる。
絶頂の余韻に浸り蕩ける眼差しで、茫洋と医務官は見つめた。
未だに続く、少年と少女の契りを。
□
事の始まりは今から一ヶ月ほど前に遡る。
-
シャマルにとって日常にはそれなりの退屈があった。
医務官は部隊にとって欠かせぬ役とはいえ、新人たちもすっかり成長し、医務室に来る機会もめっきり減った。
必定、専属医務官のシャマルとしては暇を持て余す機会も増える。
手持ち無沙汰に漫然と過ごす事もあるが、時間があるとシャマルは持ち前の魔法能力を使ってなにげなくサーチ術式を展開したりした。
たまたま拾ったローカルテレビ局の電波であったり、訓練する隊員の映像投射であったり。
暇つぶしとしてはそれほど悪くないものだった。
治癒と各種サポート魔法を得意とする守護騎士の後方援護担当である彼女にとっては、朝飯前の事だ。
そんな無聊の慰めの中、ある日彼女は目撃してしまった。
隊員の訓練場スペースの片隅に察知した人間の生体反応、重なる二つの人体と熱、聴覚を侵すような湿った音。
詳しくサーチした瞬間、シャマルは硬直した。
濃厚に契りを交わす少年と少女の姿、エリオとキャロの行う許されざる行為は、うぶな彼女の思考が許容できる範囲を超えていた。
言葉をなくして呆然としたシャマルは、意識を覚醒させた瞬間、その映像を遮断した。
悪い夢か見間違いだと、思い込もうとしたのかもしれない。
だが現実は非情で、その二日後に彼女は再びエリオとキャロの情事を目撃してしまった。
翌日も、そのまた翌日も、また翌日も……
気付けばシャマルは惹かれるように少年と少女のセックスを覗き見ていた。
それが決してやってはいけない行為だと思うほど、隠れて視姦するのが堪らなくシャマルを興奮させた。
持ち前の美貌とは裏腹に、シャマルは色恋沙汰に疎く、男女の行為について明るくない。
普通の人間とは違う出生や立場が、異性との関係に踏み込みがたいという心情を作り上げたのだろう。
だからこそシャマルは、異性との情事や恋愛について少し夢見がちなところがあった。
そんな彼女にとって、幼い子供たちが貪るように互いの体を求め合う様は、あまりにも生々しく……同時に眩しかった。
思い描いていたセックス像を破壊し、そして凌駕する、濡れた肌と肌のぶつかり合い。
いつしかすっかり火照りきったシャマルの体は淫欲の火がついて燃え上がり、濡れた指で自身を慰めていた。
それが新しく出来てしまった、彼女の日常。
そんな日常が再び――変化する。
□
「さて、っと。今日は、二人ともどこにいるのかしら」
デスクチェアに背を預け、硬いスプリングを軋ませながらシャマルはすっと指を宙に走らせて魔法によって構築した空間ディスプレイを展開する。
今日もまたエリオとキャロの痴態をおかずにするかと想像すると、体に芯がじくじくと疼いてしまう。
制服のボタンを外し、スカートのホックを外し、シャマルははやる気持ち抑えつつサーチ魔法を隊舎内に走らせた。
訓練場から更衣室、屋上、食堂、廊下。
隅々までサーチしながら、シャマルは疑問に思った。
いない。
いつもは隊舎のどこかで愛を交わす少年と少女の姿が、どこにも。
じれったい気分を味わいながら、シャマルは不可視の探査の網をさらに広げようとし、
「あ、やっぱりシャマル先生だったんだ」
突如として医務室のドアから響いたその声に、ブロンドの美女は唖然とした。
声を出す事も、自分が服を肌蹴た格好をしている事も忘れて、ぎこちない動作でそちらを向く。
開いた自動開閉ドアのもとには、彼女が探しあぐねていた二人の少年少女が立っていた。
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目と目が合う。
その瞬間、キャロの唇が何か言葉をつむいだ。
「アルケミックチェーン」
魔法術式構築の呪文。
囁かれた声音に従い術式は正しく完成し、行使され、魔方陣を形成。
そして、魔力で強化された鉄鎖が唸った。
鈍い金属音を立てて撓る鎖は、一瞬にして唖然として硬直していたシャマルの肢体に絡みついた。
白い柔肌に冷たい金属が触れる感触、腕と足を縛られ拘束される痛み。
「ぃッ! や、ちょ……なにを……あ、やだ、見ないで!」
今更自分が破廉恥な格好をしている事に気付いて、シャマルは声を上げた。
ぎりぎりと鎖が胸を強調するように、その豊満な膨らみの間を這う。
だがそんな彼女の訴えを、二人の少年と少女はまるで無視した。
無遠慮に無垢な眼差しでシャマルの豊熟としたグラマラスな体を見つめながら、ゆっくり彼女に近づいて行く。
背後のドアが閉まり、ロックされる。
魔法でキャロが行ったのだろう。
これで場は、完全な密室になった。
もう誰も入って来る事はないし、きっと出て行く事もないだろう。
間近まで寄ると、キャロは自分とは比較にならない豊かなシャマルの胸を見ながら、薄く微笑んで言葉を連ねた。
「最近ちょっと変だなって思ってたんです、エリオくんとしてるとき、なんだか違和感っていうか、誰かに見られてるみたいな。それで調べたら、ね? サーチされてるって気付いて。ほら、私もサポート系の魔導師ですから」
「ひゃぅん!」
突然乳首を指で摘まれて、シャマルが甘く湿った声を零した。
キャロの細い指が桃色の綺麗な乳頭をきゅっと指先で掴み、くりくりと何気なく転がす。
もう片方の手はするりと下腹からショーツまで伸び、薄布越しに秘所を撫でた。
間違いなく女として色を楽しむ術を知っている、いやらしい手つきで。
白いレースのフリル付きの、上品さと清楚さと、そこはかとない色気を持った下着が、じっとりと少しずつ湿っていく。
指先についた水気を、キャロはちろりと妖艶に舐めた。
「ふふ、シャマル先生ったら、いやらしい。もう濡れてますよ? 私たちの事オカズにして、オナニーとかしてたんですよね?」
「そ、それは……その……」
「大丈夫、言わなくてもわかってますから」
狼狽するシャマルを前に、キャロはにっこりと笑った。
まるでひまわりが咲いたみたいな屈託ない笑顔だったが、状況が状況なだけに、その裏に底知れぬおぞましさを感じさせる。
キャロはちらりと横目の視線でエリオを促す。
頷いた少年も、シャマルの白い柔肌にそっと触れた。
女を悦ばせる方法を知っている男の愛撫だった。
邪魔なブラウスのボタンを外し、スカートを下ろし、うっすら汗に濡れた珠の肌をなぞる。
「ひっ……や、やだ……やめて、二人とも。こんなの、あぁ! や、あぁぁ……ふぁッ!」
いっそう甲高い声が薄紅色の唇から漏れた。
たっぷりとした量感の乳房が、二人の少年少女の小さな手でもみくちゃにされる。
柔軟に形を変え、汗で湿った肌の上で淫靡に這い回る合計二十本の指。
さらにはぷっくりと勃起した乳首に、二人が吸い付く。
乳輪のふちを焦らすように口の中で舐め、乳頭をころころと舌と歯で転がすのだ。
胸が先から溶けてしまいそうな快感に、シャマルは頭の芯まで響く甘い桃色の電撃を受けたような心地だった。
「んぅ! ぁぁぁああ! だ、だめ……むね、やぁ……ぁん! 敏感、だからぁ……はぁん!」
必死に二人を止めるよう言葉を出そうとするシャマルだが、そのほとんどは切ない喘ぎ声になってしまう。
エリオとキャロの愛撫を前に、経験の浅い彼女の精神的な抵抗など無意味に等しい。
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こりこりと乳首を甘噛みされて、もうすっかり下着はびしょ濡れになっていた。
瞳は涙のベールがかかってとろんと霞み、蕩けきった顔は凄まじい色気に満ちていた。
そんなシャマルをよそに、幼い無垢な小悪魔たちは彼女の体を堪能する。
「ちゅぷッ、ん。シャマル先生のおっぱい、凄く柔らかいですね、私もこれくらい大きくならないかなぁ」
「大丈夫だよ、キャロは今のままで可愛いから」
「ありがと、エリオくん。あ、そろそろこっちもいく?」
「ひぃ!!」
言葉と共に、キャロが無造作にシャマルの濡れた下着の上から秘裂を指で押し込んだ。
じゅぷぅッ、と水気を含んだ音を立てて、少女の細い指が膣口を抉る。
一切の躊躇のない責めに、シャマルはもう既に何度も小さな絶頂の波に襲われ、息も絶え絶えに打ち震えていた。
エリオもまた、少年の細く、だが槍使いとして鍛えたやや硬い指先でシャマルの秘所を無造作に触った。
「うわぁ、もうびちょびちょだね。準備は大丈夫かな」
「うん、良いと思うよ。ほら、シャマル先生も気持ちよさそうだし、してあげよ? ね?」
唾液の糸を引きながらシャマルの乳首から口を離し、キャロはすっかり水気を吸った下着をいそいそと脱がす。
そして女医のむっちりとした太股、黒いニーストッキングに覆われた扇情的なそれを広げさせる。
絡みついた鎖の力もあってか、官能の嵐に飲まれて力が萎えたせいか、シャマルの抵抗はほとんどなかった。
朦朧とした意識の中で、シャマルも自分の状態に気付く。
「あぁ……え? やぁ……や、やめてぇ……」
脚を大きく開かされて、ぱっくりと口を開けた彼女の女が露になる。
綺麗なサーモンピンクをしたそこは、大洪水で蜜を垂らし、なんとも形容し難い噎せ返るような匂いを漂わせていた。
シャマルにとって、異性の前でこんな格好をした経験などない。
それが快楽で打ち据えられた末、無理やりさせられては、彼女の中で羞恥心はこれ以上ないほど辱められた。
体をもどかしそうに動かし、魔法を展開して呪縛を解こうとする。
だがそれを悟ったのか、キャロの指が不意打ちでまた乳首を抓った。
「ひぅ!!」
「ほぉら、だめですよシャマル先生。わたしたちの事隠れて覗いてたお仕置きなんですから。抵抗しちゃダメ。ほらエリオ君、速くいれちゃお」
「うん」
一体いつ脱いだのか、エリオは丸裸になって、びんびんに勃起した幼いペニスをシャマルに向けていた。
既に皮の剥けた亀頭はカウパーの唾液を垂らして、自分以上に濡れそぼる膣口に触れた。
ぐちゅり、といやらしい水音が響く。
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火傷してしまいそうな肉棒の熱さにシャマルが震えた。
しかし、それ以上に自身の危機に、大きく戦慄いた。
「や、やだ……やだやだ! やめて、やぁ……わたし、そんな……ああああああぁぁッ!!!」
尾を引く残響が痛々しく迸った。
ちゅるん、と、小さなペニスは彼女の中に納まった。
破瓜の痛みと快楽がない交ぜになって、シャマルの神経を背筋から脳髄まで駆け回り、思考は真っ白に塗りたくられる。
少年は少年で、複雑な起伏と締め付けでペニスに絡みつく媚肉の感触にえもいわれぬとばかりに、恍惚とした顔をしていた。
「どう? エリオ君」
「ふぅ、はぁ〜。シャマル先生の中、すっごく気持ち良いよ。ぬるぬる、って僕のちんちんに食いついてくる」
眉根にしわを作りながら、エリオは肉ヒダの一枚一枚を確かめるようにゆっくり腰を引く。
そして、下目に結合部を見て気付いた。
うっすらと自身に付着する薄紅色、それが示す意味を。
「わ、シャマル先生はじめてだったんですか!?」
「え? あ、ほんとだ!」
キャロも思わず見て、口元に手を当てた。
果たして、二人の幼い子悪魔はシャマルの処女を奪った事に罪悪感を得たのだろうか。
――否。
無垢な彼らの顔には、純正の悦びが浮かんだ。
「シャマル先生、今までエッチした事ないんだ。ねえエリオ君、じゃあこれから優しく、いぃ〜っぱい気持ち良いこと教えてあげようよ」
「うん、そうだね。頑張っていっぱいイかせてあげようね」
互いに頷きあい、二人は始めた。
善意を以っての陵辱を。
「ぁぁ……ひ! はぅ! ひぁああああ!!」
純潔を奪われたショックと痛みと快楽で茫洋としていたシャマルの意識を、快楽のみが強められて引き裂いた。
下半身を這ったキャロの指先が、女の中で最も敏感な部分であるクリトリスを、くっと押し込んだのだ。
迸る甘い雷撃を前に、美しい女医の体が痙攣して震えて、その度に鎖が白い肌に食い込んでエロティックな風情を深めた。
しかし、それは快感という名の暴力のほんの始まりにすぎなかった。
「ん、ちゅッ」
「はむ」
「ふにゃぁ! ち、くび……だめぇ……ぁうう! こし、うごかさないで……おちんちん、いれたら……はぁああああ!!」
エリオもキャロも、たぷたぷと揺れるシャマルの乳房に誘われるように、その頂上の蕾に吸い付いた。
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乳飲み子が母親に吸い付くように、ちゅうちゅうと音を立てて吸いながら、舌と歯でころころと弄ってやる。
さらには、エリオがゆっくり浅く腰を前後させて膣内を擦り上げるのだ。
優しく、優しく、慣らすように。
セックスの悦びを熟れた体に刷り込むように。
ちゅぷちゅぷと音を立てて腰を動かし、幼いペニスで犯されるうちに、シャマルの流す蜜の量も増えていった。
単に挿入された反応ではない。
それは快楽によってのものだった。
「ん、ぷはぁ。シャマル先生のオマンコ、きゅっきゅって締まってる。気持ち良いんですね? もうイきそうですか?」
「はぅうッ!!!」
「あ、やっぱり気持ち良いみたいだ」
エリオが腰を強く深く沈めると、シャマルの声が飛び切り甘くなって、体がびくんと震えた。
とろみのある愛液がたっぷりと滴っているのを確認して、少年はうれしそうに笑った。
「よしキャロ、そろそろスパートかけよ」
「うん!」
鎖で縛り上げられた脚、ニーストッキングで扇情的な脚線美を、少年は脇に抱えて固定した。
体をがっしりと支えると、動く。
若くとも鍛えぬいた全身を駆使し、エリオは持てる力の全てでシャマルの膣内を肉棒で突き上げ、掻き回した。
パンッ、パンッ、と腰と腰がぶつかり合う音が淫猥に響く。
キャロもそれに合わせてシャマルの豊満な体に愛撫を行う。
後ろから抱きつき、片手で乳房を揉みながら乳首を弄り、もう一方の手を二人の結合部へ向けて……肉豆を摘んだ。
快楽の扱いを知るその手管で、少女は陰核を丹念に転がす。
それはもう快楽という名の暴力だった。
「ひぃうぅ、ああああ!! だめ、だめぇ……ぁぁぁ……これ、だめなのぉ! おかしく、なりゅ……わたしぃ……はぁん! きもち、よすぎてぇ、おかしくなっちゃうよぉ……」
涙でぐしゃぐしゃになった顔で、シャマルは切ない甘い声を零して喘いだ。
理性ではこんな行為はいけないと分かりながらも、豊満に女として熟れた体は快楽を前にあまりに無力だった。
エリオが力いっぱい腰を動かして、少年のペニスで膣内を蹂躙されるたび、頭の奥でちかちかと桃色の電気が瞬いて倫理観が掻き消えていく。
キャロが乳首と陰核、二つの肉豆を指先で弄れば、二人を制しようとする言葉は上ずった嬌声になる。
積み重なっていく快感の波は、いよいよ最高潮を迎えた。
「くる! なんか、きちゃぅ……すごい、の……くるぅ……だめ、やぁ……イく……わたし、こどもに、イかされちゃうぅ……あああああああ!!!」
輝くブロンドヘアを振り乱し、シャマルは痙攣した。
豊満に実った肉感的な体が、ぶるりと震えて、汗に雫にまみれたすがたが艶かしい。
だらしなく唾液を口の端から垂らし、茫洋と霞んだ瞳、蕩けきった顔。
どくどくと音を立てて注がれる白濁が、泡を作って零れ落ちる。
意識さえ溶けてしまうような絶頂と共に、シャマルの体が全身が締まって、エリオもまた彼女の中に自分の欲望を解き放っていた。
つん、と漂う、汗と女と精液の、饐えた芳香。
少年と少女に犯されて、果てる美女。
そのなんと淫靡な様か。
「ふふ、気持ちよさそう……どうだった? エリオ君」
「はぁ……ふう。凄い、良かった。シャマル先生のオマンコ、凄いよ。たくさん精液出ちゃった」
「私の分は大丈夫? 私だってエリオ君とエッチしたいよ」
「大丈夫、だと思う。あ、そうだ。ブースト魔法で体力上げない?」
息も絶え絶えに、深すぎる絶頂の余韻で震えるシャマルをよそに、無邪気な子供たちは魔法を使った。
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キャロの紡いだ魔方陣に従って、エリオの体内で血流が活発化する。
そして、さらに肥大化した少年の肉槍が、シャマルの媚肉を押し広げた。
「ひぃいい!! ああぁぁぁ……なに、これ……エリオの、ちんちん、おっきくなってるぅッ!?」
巨大になったペニスで、達したばかりの敏感な膣内を広げられ、過剰なほどの快感でシャマルは悲鳴を上げた。
だがキャロはそんな彼女を前に、屈託ない笑顔で笑いかける。
「えへへ、凄いでしょシャマル先生。ブースト魔法にもこんな使い方があるんですよ? ねえエリオ君、何回くらいイケそう?」
「これならあと十回くらいは大丈夫だよキャロ」
「そっかぁ、じゃあ私は三回でいいから残りの七回は全部シャマル先生の中に上げようよ!」
「うん」
どこまでも邪気のない子悪魔二人は、そう頷きあった。
笑顔と共に向けられる視線。
これから自分の身に起こるであろう、恥辱と悦びを思い、シャマルの中に恐怖と……期待とが生まれてしまった。
そして次の瞬間、体を芯から貫いた法悦のスパークに、美しい医務官の意識は千々と乱れる。
「はぁんッ……あぁぁ……やぁ……ぁぁ……もっと……もっと、してぇ!」
いつしか甘い懇願を叫び、喘ぎ、求め。
シャマルは忘我の果て、法悦の深遠に堕落していった。
閉ざされた医務室の中で、三人の織り成す狂宴は、まだ――続く。
終幕
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投下終了。
かわいいシャマルさんかエロいシャマルさんか迷った末、後者を選んだのであった。
ひたすら乱れる、犯される、そんなエロでもいいじゃない。
でもうぶうぶ可愛いシャマルさんもステキだと思います。
あと白衣のままやるのは正義。 異論は幾らでもかかって来いよ!
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乙
エロイよシャマルさん
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乙ー!
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>>518
遅くなりましたが、お疲れ様です。
やっぱり、喘ぎ悶えるユーノきゅんは可愛いです!
次はスクライアの村で結婚報告とかですかね?
などと、言ってみる。
まぁ、僕の発言はあまり気にしないでください。
次のユーノくんのSSは今のところなしと仰いましたが、また気が向いたら書いてほしいです。
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風のシゴキ手もとい癒し手シャマル先生がちょっとうっかりしているようです
というわけで(?)
私もシャマル祭り投下しますですよー
タイトルは
「不屈の花と白百合の騎士」
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■不屈の花と白百合の騎士
最近いい傾向だ、とシャマルは積み上げられたカルテの束を整理しながら思っていた。
時空管理局武装隊の少女隊員としてキャリアを重ねつつある魔導師、高町なのは。かつての第97管理外世界での事件の縁で、シャマルはなのはのほぼ専属の、担当医務官となっていた。
これまでのなのはは、その戦闘能力のほとんどを自身の魔力のみに頼っていた。
そのため、12歳という年齢も相まって、フィジカルな体力よりもどうしても魔力を高めることが先行し、魔法の出力に肉体が追い付かない状態が続いていた。
その結果が、昨年の撃墜事件である──というのは、なのはとしてもよく理解してはいるだろう。
魔力が大きいからといってそれだけで無敵にはならない。
魔力もまた人間の生み出す力である以上、人体の、基礎体力がしっかり身についていなければ魔力を発揮できない。
一日のトレーニングを終えた後、なのはは欠かさずシャマルの医務室に来てくれる。
いつしかそれを、待ち遠しく思うようになっていた。
「お疲れ様、なのはちゃん」
なのははいつもそうしているように、医務室の丸椅子に座り、上着を脱ぎ始める。
訓練用バリアジャケットを着用しての機動訓練は、非常な体力を使う。
子供ながらも、濃いめの汗の香ばしさがシャマルの鼻腔を刺激する。腕を持ち上げて、ポロシャツをまくるなのはの肌の動きが、育ち盛りの筋肉を見せつけている。
思わず唾をのむ。
古代ベルカ時代の騎士でも、この年齢でこれほど鍛えている者は少なかった。
記憶に残っている時代ですでに、騎士という身分も儀礼的な側面が大きくなり、多くの若年者たちは騎士として登用されるよりも先に、雑兵として前線に駆り出されていた。
高町なのはは、この現代人の子供としては珍しい、類稀な素質を持っていた。
「今日も頑張ったみたいね。大丈夫?無理はしてない?」
「はい。もうすっかり元気です」
「……うん。痛いところがあったら言ってね、自分でも気づかないうちに負荷がかかっていることはあるから」
話しかけながら、上半身裸になったなのはの腕と肩を順番に指の腹で押し、不自然なしこりやむくみなどがないか確かめていく。
なのはの肌。初めて出会ったころは、外見上はヴィータと同じくらいだった。
ただし、シャマルたち守護騎士ヴォルケンリッターは、あらかじめ設定されている外見から成長していくことがない。今のなのはは、初めて出会ったときよりもぐっと成長し、女らしくなっている。
もちろん、自分やシグナムに比べればまだ子供だし、背丈も胸の大きさもずっと小さい。
しかしこの年代の少女には危うい魅力がある。子供から大人へと成長していく過程で、抗いがたい強烈な魅力というのか、何かの脳内麻薬物質のようなものが出ているかのようだ。
第97管理外世界の人間──はやてやなのはは、ミッドチルダやベルカの人間に比べればわりあい小柄で、体格も華奢である。
それでも国によってはベルカ人並みの成長をする民族もいるらしいが、少なくとも海鳴市のひとびとには、シャマルの体格ならば成人女性としてもかなりよく発育しているとみなされていた。
逆にヴィータは、古代ベルカのひとびとから見ればほんの赤子のように見える。もちろん、その戦闘力は外見どおりではない。
「んっ……」
「あっ、ごめんなさいなのはちゃん、痛かった?」
「いえ、なんだか、こうしてシャマルさんにみてもらっていると安心できて」
どきり、と胸が弾む。あどけない幼い少女なのに、その戦闘力は、魔法の技術は、シャマルよりもはるかに上を行く。得意分野の違いはあるにせよ、管理局の訓練を受ければもっともっと伸びしろはあるだろう。
「シャマルさんに手伝ってもらえてほんとに助かってます、きっと私ひとりじゃもっと無理しすぎてたかもしれません」
「うん……自分では、意外と気づきにくい自分の身体ってあるからね。一時的に、回復したように見えても実は、ただ痛みが麻痺しただけだったりとか」
「昔は、もっと大変な戦いとかあったんですよね?」
「ええ……」
思い出すが、それをこの少女に語るのは気が引ける。
古代ベルカ時代の戦争は、現代とはいろいろとやり方も違う。武器も違った。鈍器や刀剣による直接打撃があった。銃弾も、現代のメタルジャケット弾ではなく、いびつな鉛の塊をぶつけるものだった。
戦場の、生臭い血と鉄の臭いはまだ、クラールヴィントの糸にも残っている。
-
「シャマルさん」
幼子のような顔立ち。
しかし、その芯の強さを感じさせるまっすぐな瞳は、年齢不相応に大人びていて、そのギャップがたまらない魅力を醸し出す。
そのような趣味はないと思っていたのに。
シャマルは、この齢わずかな少女が、自分を誘っていると思い始めていた。
それは自分の欲が反映された、幻影かもしれない。高町なのはに、劣情を抱く。それが自分の感情だと素直に認められなかった。でも、抗えない。
あるいは、自らの主、夜天の主、八神はやての、得られなかった愛情を求めるふれあいと、同種の感情が発露していたのかもしれない。
そっと椅子を降り、なのはの前にひざまずく。
小さな膝の上にうやうやしく上体を預け、胸に頬を寄せる。
海鳴市で闇の書をめぐって戦ったときはほんの9歳だったなのはも、今はもう身長が1フィート以上も伸び、体格の良い娘に育った。
スポーツタイプのブラジャーに支えられた乳房が、健康的な色香を放ち、汗の匂いも混じって、生命力をアピールしている。
「ふあっ……はああ、しゃまるせんせい……」
肌を舐められることに慣れていないなのはが、震える喘ぎ声を漏らす。
思わず、股の間が切なくなってしまう。
なのはもまた、両親が不在がちだったり他のきょうだいと年が離れていて、幼いころから愛情に飢えていた──というのは、シャマルは知る由もないことではある。
「んふっ、む……なのはちゃん、なのはちゃん……」
すがるように抱きつく。もうあの頃の小さな子供ではない。
しっかりとした女の身体ができあがりつつある。
背中に張られた僧帽筋を揉み、肩甲骨の輪郭をたどり、マッサージをするように的確に愛撫する。
なのはにはまだ男性経験は皆無である。
第97管理外世界では、ミッドチルダに比べて子供たちの成人年齢は高めとされている。ゆえに、今のなのはの年齢では、男女の関係に至る者は少ないはずである。
管理局でも、訓練や任務のためにほぼずっと本局施設内に滞在し、街へ出ることはない。出会いも限られる。
そして、その訓練や任務を除いた休憩時間のほとんどを、シャマルと共に過ごしていた。
フェイトやはやて、ユーノと一緒に談笑したりくつろいだりすることもあるが、そうでないときは、すぐに医務室に来て、シャマルの診察を受けていた。
それでも当初は、ガジェットの攻撃を受けた身体が不調をきたしていないか、後遺症が出ていないかを確かめるという目的があったが、やがてなのははそれを超えて、シャマルに近づくようになった。
母親、というほど年齢は高くない。
姉、としても、確かなのはの姉は自分の外見年齢と同じくらいだったはずだ、と思い返す。
心を許せる相手、と考える。いくらなのはでも、肉欲を恥ずかしいと思う感情はある。フェイトやはやてには、親しすぎて打ち明けにくい。
ザフィーラは男性だし、シグナムは厳しそうで、ヴィータは幼すぎる──となる。
そんな思いを、自分になら打ち明けて、理解してもらえる、と思ったのかもしれない。
「なのはちゃん……可愛いわ。なのはちゃん、なのはちゃん……」
繰り返す。名前を呼ぶことは愛情表現である。胸の奥から搾り出すように甘い声を、なのはの耳に届ける。
うなじを手のひらで支え、いつもお気に入りのリボンでまとめているツインテールの後れ毛が、シャマルの指をやわらかく撫でる。
唇を軽くこするように触れ、舌でつつき、押すように舐める。若い少女らしい、不純物のない汗の味がする。
「ひゃっ……い、いい、ですっ……すごく、いい……ですっ」
「おいしい、なのはちゃん……舐めまわしたくなるわ。身体じゅうのどんなところも、舐めてあげたい」
「はあぁ……シャマル、さんっ……」
少女を手籠めにしている若い女医。過去にもそんな経験がないわけではなかったが、これほどのめりこんだのは初めてかもしれない。
やがてなのはは堪えきれなくなるように椅子の上で脚を広げる。それは股間を、性器を責めてほしいという合図だ。
「ふぇぁっ!しゃ、シャマルさんっ……!」
喘ぎを漏らすなのはの唇に指を当て、閉じる。
なのはの柔らかい薄紅色が、シャマルの指を弾力たっぷりに揉む。
「だめよ。声をたてちゃ、外に聞こえるわ」
「でもぉっ、きもち、よすぎ、あんまりきもちよすぎて、ああっシャマルさんにしてもらうと、自分でするよりずっといいんです……んっ!」
-
なのはが自分を慰めている光景を想像し、シャマルもにわかに股間が疼いた。
腰がすくみそうになるのを抑えながら、なのはの股の谷間を、パンティの上から指で押すように揉む。
処女の外陰部。大陰唇は堅く閉じられ、いわゆるスジを形作っている。パンティの上から指先で撫でるだけで、股間にはひとすじの肉の割れ目があるだけだとわかる。
経験を重ねれば、ここがひだ状の構造を外部に露出させた、いわゆるビラビラになる。その手のヌードモデルの写真を見れば、彼女たちの外陰部がその存在を主張するようにはっきりとした肉腔の入口を見せつけている様子を観察できるだろう。
割れ目の中に指を沈み込ませ、前後にこすりながら、包皮に包まれた陰核を指先でつつく。
パンティの布地の上からでも、小さなクリトリスが盛り上がりつつあるのがわかる。すぐに皮がめくれ、露出した敏感な部分がパンティに触れ、なのははさらに上半身を反らせて悶えた。
「なのはちゃん、自分でしてるの。自分でオナニーしてるのね?自分で、おまんこをいじって、気持ちよくなってるのね?」
「ふにゃあっ、ふぇっ、はぁい……でも、でもなかなかじぶんじゃうまくできなくて、あぁぁぅ……」
自慰でイケるようになるには慣れがいる。まだ、指を深く入れたりなどは怖くてできない。
なのはの処女膜はまだ無垢である。
片脚をいったん下げさせ、パンティを下ろす。脱がせきらずに片脚を抜いて太ももに引っ掛けたまま、シャマルはなのはの下腹へ顔を近づけた。
潮臭い、嗅ぐだけで唾液があふれてきそうな匂い。
かすかに、はやての顔が脳裏をよぎる。夜天の主、自分たちヴォルケンリッターの、仕えるべき主。その主の親友に、シャマルは今、破廉恥な淫行をしようとしている。
それさえ快感だ。背徳感。いけないことをしている、この行為は二人だけの秘密。それがわかっているから、なのははいつも医務室に来る。
誰であっても、この部屋に入るにはシャマルに尋ねなければならない。誰も入れない、二人だけの秘密の花園。
引きつるように震えるなのはのピュアな陰部を、シャマルは思わずうっとりとするように見入っていた。
少女の外性器がこれほど美しく扇情的だなんて。自分のは、これほどのものを前にしてしまうと正直あまり自慢できそうにない、と思う。
それでも、なのはは触れ合いたいと思っている。
シャマルが、シャマルだけが、自分の心を許した大人。シャマルの性器が、いずれ自分が育っていく未来だと思って、それを見て安心する。
自分が育ったら、シャマルのように包容力のある女体に育つ。シャマルの女体を見て、肉体に触れて、安心したい、癒されたい。
それが、高町なのはという、数奇な運命に翻弄される少女のたったひとつの欲望。
「んっ……ぁっ!あぁ」
ずっと震えながら堪えていたなのはが、とうとう我慢しきれなくなり、身体を起こしてシャマルにのしかかる。
椅子から降りる勢いでシャマルを押し倒し、袖机のキャビネットにもたれかからせて、白衣の胸に顔を埋める。
大きく二度、三度を息を吸って、それから息を飲むようにして止め、シャマルの白衣の下のブラウスのボタンを外し始める。
シャマルは息を弾ませながら、血走った目で服を脱がせようとしているなのはを見下ろす。
初めてなのはに襲われたとき、思わず手を上げてしまった。
突き飛ばされて床にしりもちをついたなのはの、おびえたような目を見て、後悔した。
この少女は、甘え方がわからないだけなんだ。
今まで誰かに甘えたことがなかった。誰かにすがろうとしたことがなかった。だから、はじめて芽生えた自分の気持ちをどう処理すればいいかがわからなかった。
その引け目もあって、シャマルはずっとなのはの情動を受け入れていた。
なのはに、胸を、性器を、身体を差し出した。
-
「シャマル……せんせっ、んむっ、はぁ、はぁ」
「はぁぁ……なのはちゃんっ」
息を荒げて、なのははシャマルの胸にかぶりつく。小さな手を乱暴に振り乱し、両脇から乳房をつかみ、揉む。なのはの細い指が乳房に食い込み、乳腺が押し引かれる小さな痛みが断続的に走る。
はやてよりもずっと力強い。無造作で、粗野とも思えるほどの、少女のしぐさとは思えないほどの雄々しい衝動。
なのはの小さな秘花からあふれ出る蜜が、シャマルの白衣の裾に濃い染みを作り濡らしていく。シャマルも、ストッキングの股間がぐっしょりと濡れてしまっている。
なのはに胸を揉まれて濡れたのではない。なのはとまぐわることを想像して、なのはが部屋に来る前にすでに濡れていたのだ。
そんな自分が、抵抗できる理由などあるのか。
背徳感、罪悪感。少女に欲情する、しかも同性である自分が。
「しゃまるせんせぇ、はぁうっ、はむぅっ、おっぱい、おっぱぁい!あぁぁ!ふにゃあ、あぁ、んにぃあ!
おっぱいもっとしたいですっ、おっぱい、もみたいっ、なめたい、おっぱいちゅうちゅうしたいですっ、しゃまるせんせ、はぁぁぁ!」
「あっ、んあ、んっ、なの、なのはちゃんっ、あぁっうん!ひゃ、そこ、あぁっそこあぁぁ!つまんじゃ、ちくびつまんじゃあああっ!」
「はぁっ、はぁっ、きもち、いいんですかっ!?シャマルせんせい、わたしとっ、きもちよくなれますかあぁ!」
「う、あぁ、ええっ、そうよぉ!なのはちゃんにおっぱいもまれてきもちいいわ!」
「シャマルさんっ、シャマル、さぁん!あぁぁ!あぁぁ!」
ボタンをすべて外し、ブラウスを思い切り両側に引っ張って胸元を開く。ブラジャーのホックが引きちぎれ、シャマルの大きな乳房が引っ張り上げられてから勢いよく弾んで揺れる。
さらになのははシャマルの上に跨り、腰を前後にゆすり始める。
性を覚えはじめた少女が、最初にやること、それは股間をものにこすりつける、いわゆる角オナである。小学生なら、学校の机やいす、ロッカー、階段の手すりなど。家では、テーブルや、ソファのアームレスト、ベッドの角など。
そして、相手がいるなら。まだ性器を交わらせることに意識がたどりつかなければ、自然に思いつくのは相手の足や腕などにこすりつけることだ。
なのはの小さなつぼみが、シャマルの太ももをこする。
こうなると、医務官制服のタイトスカートも、いつも穿いているストッキングも、肌の触れ合いに邪魔になる。
「なのはちゃんっ、んっ、キス、しましょ……」
「はぁいっ、シャマルせんせい……あぁぁ、ふむぅぅっ」
なのはの身体を抱え上げ、唇を重ねる。しっかりと重みのついてきた身体を、腕に感じる。
思春期の少女なら気にしはじめる体重も、なのはの場合は管理局武装隊のハードなトレーニングによりエネルギーを消費するため問題なくなっている。
健康的な、基礎代謝をしっかりと整えている肉体はエネルギーを効率よく変換し栄養を無駄なく吸収できる。肉体はバランスよく発育し、均整のとれたシェイプアップが可能だ。
抱きしめるなのはの肌の熱さが、彼女の肉体が生命力を弾ませているあかしだ。
たまらなく惹かれる。シャマルの胸が、大きく弾む。
心臓の鼓動をじかに伝えるように、胸を合わせ、肌をぴったりと触れ合わせる。
シャマルの大きな乳首が、なのはの可愛らしい若芽を転がすように撫でまわし、揉み、つつく。
「なのはちゃん、私のおっぱいがなのはちゃんのおっぱいとこすれあってるわ。乳首がまるで別の生き物みたい、こねこねって、ほら、みて。
なのはちゃんの乳首、前よりまた大きくなってるわ。すくすくと育っているのよ、おとなのおっぱいになりつつあるのよ」
「しゃまっ……さん、シャマルさん、っ、きもち、いいですっ……おっぱい、むねいっぱいで、あったかくて熱くてシャマル先生にいっぱいくっつきたいですぅ!」
-
キスをし、唇を絡ませあいながら、シャマルはなのはの太ももを舐めるように指先でぐるりと一周して撫で、内股の敏感な部分を攻める。
なのはは既に腰が抜けてシャマルの上によりかかっており、なんとか動く腕で、前方にのめりこむ形でシャマルの尻にしがみついている。
「さあなのはちゃん、手をこっちへ……私のだいじなところ、触ってみて……」
なのはの手を取り、シャマルは自らの股間へ導いた。そこには、穏やかな顔立ちからは想像もできないほどに、生々しい雌の臭いをいっぱいに満たし放っている女体の淫花が咲いている。
「あっ……」
指が触れる。引き伸ばされたストッキングの、粗い糸の網目ごしに、なのはの指が触れる。シャマルの愛液が絞り出されるように染み出し、なのはの指に絡みつく。
熱を持った、とろけるような粘つく分泌液。陰唇を動かし、なのはの指先を捕まえる。
少女を、こちらへ引き込む。無垢な少女を自分好みに調教したい。性姉妹の契りを交わしたい。
左手でなのはのうなじを支え、顔を近づけさせる。
「シャマル先生……」
「好きよ、なのはちゃん。私のところに来てくれて本当によかった。私なら、なのはちゃんをいっぱい、いっぱい可愛がってあげるから」
「ひあ……は、はい……」
「怖がらなくていいわ。なんでも隠さないで、私に触って……」
肩に引っかかっていたなのはのブラジャーを外し、上半身を完全な裸にする。
きれいな丸い形を保って発育しつつある乳房が、小気味よく揺れる。バランスよく発育している。きちんと、基礎的なトレーニングを欠かしていない証拠だ。
シャマルも腰を上げてストッキングを脱ぐ。
直接触れ合いたいのはシャマルもなのはも同じだし、そのためには下着は邪魔になる。
ブラウスの胸をはだけ、スカートを脱ぎ、白衣は羽織ったまま下半身を裸にして、シャマルはひざの上でなのはの姿勢を直させる。
互いの太ももを交差させ、女性器がぴったりくっつくように、なのはの姿勢を助けてやる。
シャマルの、秘所が、なのはの初々しい割れ目に吸い付く。
まるで吸盤のように、海棲生物の口吻のように、なまめかしく、やわらかく、ぬめって、なのはの股間に吸い付く。
愛液まみれに濡れている襞の内側で撫でられる感覚に、なのはは全身がぞくりとする強烈な性感を味わった。
「ひゃああ!しゃ、しゃまるさんっ」
「可愛いわ、なのはちゃん……ほら、わかる?私のおまんこと、なのはちゃんのおまんこをくっつけてるの。
おまんこどうしがぴったりくっついて、っほら、なのはちゃんの小さなおくちがきゅうきゅう締まるの、私に伝わるわ。
はぁ……あっ、くぅ、なのはちゃんのお肉のひだが、私のお口をこすって、気持ちいい……」
「シャマルさんっ、そんなっ、あぁ……ふぁっ……なんだか、とろけちゃい……ます……
おまめが、こすれて、むくむくって、腫れてるみたいな感じして、ひぃ、あぁぁぁぁ!これっ、これいやっ、しゃま、しゃまるせんせぇっ!
そんなっ、おさ、おさないでぇ!あぁ!」
なのはがクリトリスを感じたのを見て取り、すかさずシャマルは自分のクリトリスを突き出す。
互いの肉芽が押し合い、もみあい、愛液でぬめり、なのはの若い無垢な包皮を押しのけてシャマルのクリトリスがくいこんでいく。
涙混じりの喘ぎ声に、シャマルの性感に熱い火が付き、なのはをさらに抱きしめ、腰の上で激しく揺さぶる。
-
「あっ、あっ、あぁっ、なのはちゃんっ、なのはちゃっ、んああぁ!いいっ、いいわぁ、あぁっなのはちゃん、もっと、こすってぇ!
いっぱい、私のおまんこぎゅっぎゅってしてぇ!」
握りしめたなのはの左手を、人差し指と中指を伸ばさせ、それを自分の肉壺に差し入れる。
なのはにとって、他人の体内に手指を入れる経験は初めてだ。これまで、何度かシャマルと医務室のベッドで抱き合ったことはあったがこれは初めてだ。
「ひゃああ!なんかっ、なんかすごいですシャマル先生!指が、しめつけられるっ、きついっ、きついです、なんかぁ!」
「あああっなのはちゃん!なのはちゃん、すごいわ、すごいすごぉい!いれて、いれられたい、いれられたいの、なんだかぁっ、なのはちゃん、あぁぁ!」
膣を締め付け、なのはの指を二本まとめて咥え込む。なのははまだ自分の膣に指を入れたことはない。タンポンの細い脱脂綿しか入れたことがない。指の太さでは、狭くて入らないと思っていた。
だが、処女膜が広がれば、もっと太いものも入る。そして最後には、男のペニスを受け入れることができるようになる。
シャマルは、すでにその段階にある。考えてみれば当たり前だ、古代ベルカからずっと長い年月を生きてきた。
保健体育の教科書に載っている図解では正直なところぴんと来ない、人間の、女性の体内。そこに指を入れ、シャマルは法悦に蕩け、なのはは目くるめく刺激に喘ぐ。
腰の筋肉が激しく脈打ち、膣が締まり、下半身が充血して、骨盤の中の筋肉が性交のために動き始めている。
なのはの小さな手指のために、シャマルの膣は前後方向に収縮し、子宮口を前方へと突き出していく。
手のひらを押しつぶさんばかりにグラインドするシャマルの尻を、左手だけで支えきれずなのははついに右手でシャマルの太ももを抱え、持ち上げる。
互いの片脚を上げた貝合わせの体勢に自分から持ち込んでいく。
医務室のリノリウム仕上げの床に、あふれ出たシャマルとなのはの愛液がこぼれ落ち、広がり、二人の尻肉に叩かれてみだらに弾け、粘つく破裂音を規則的に発している。
「あっ、あっ、ああぁっ、ふああっ!なのはちゃっ、ぁっ、なのはちゃんっ、そこ、そこいいっ、そこぉいいのぉ!そこよ、わかる!?わたしの、おまんこの、ずっとおくぅ!」
「はぁぁっ、はっ、はいシャマルさんっ、なっ、なんだかっ、かたいのが、もりあがってるのがありますっ!
あっ、すご、すごい、ひくひくしてっ、ゆび、すいこまれちゃいますっ!」
「んああっ!なのはちゃんっ、ああ、もっとゆびいれてぇ!だいじょうぶよ、私はだいじょうぶだからっ、もっと!
もっと、くぱあって広げて、おくまで突っ込んでぇ!
そこ、そこ、子宮なのっ、そこ突かれるといいのっ、うえのほうもっ、うらがわもっ、こすって、ひっかいて、あぁぁっいいの感じるの、じーすぽっとぉ、あぁぁ!!」
なのはの身体をわしづかむように抱き、揺さぶり、シャマルは腰を震わせて喘ぐ。なのはも、むっとした熱さに包み込まれた指先が虜になり、シャマルの体内へ、さらに指を入れていった。
左手はさらに薬指もシャマルの膣へ差し入れ、親指と小指を太ももの付け根に当てて支える。右手はシャマルの豊満な尻肉を手のひらに、伸ばした中指を尻の谷間へ、アナルめがけてぴんと伸ばす。
なのはが跨っている太ももを、シャマルは下から突き上げ、揺すり、なのはの股間を刺激する。
ぴったり閉じられた処女の外陰からもあふれ出すほどの愛液が、シャマルの太ももの素肌をぬめらせて、なのはの身体は前後によく滑る。
勃起したクリトリスが、シャマルのクリトリスで抉られたところだけ、包皮が剥けて鮮やかなピンク色を見せつけてひくついている。
手を放してなのはの上半身を解放し、自由によがれるようにする。空いた右手で、シャマルはなのはのクリトリスを指先でつまみ上げた。
充血してぷっくりと膨れた肉豆をつねられ、強烈な性感の刺激になのはは頭を大きく後ろに反らして悶えた。
その勢いで、なのはの指先はシャマルの膣内を大きく引っ張り上げ、開いた膣口から愛液がごぽっと音を立てて大きな粘りの塊を吐き出される。
-
「んひゃあああぁぁぁ!!しゃっ、ひっ、しゃまっるっせんっ……せぇ……!あ、だめ、だめ、いや、だめですっ、いっちゃう、おぁぁっ、おまめ、おほぉっ、つままれていっちゃいます!
やだっ、やっ、だ、だめっ、おまめつままれてっ、あぁぁ、きもちよ、よすぎてっ、おぅ、おっぱいせつなくなっちゃいますぅ!」
「なのはっ……ちゃんっ!あぁっ、そこ、強い、ひっ、あぁぁ、そこ、えぐって、ぐっと、おしてぇ、いやあああ、吸い付いちゃう、なのはちゃんの指、子宮にはいっちゃううう!
なのはちゃっ、なのっちゃ、なのはっちゃんっ、はぁぁっ、おっぱい、なのはちゃんのおっぱいきれいよっ!
すごく、ぷるぷるで、ぷりぷりで、きれいっ、おっぱいっ、きれいなおっぱいよ!
んちゅっ、ちゅ、ちゅうっ、なのはちゃんっ、あぁっおっぱいおいしいっおいしいわ、なのはちゃんの乳首、わたしがおっきくそだててあげるわ!
吸って、吸って、刺激して、えっちになれば、そだつのっ、おっぱいおおきくなるの!」
「うひぃぁっ、あぁっぁ!だめっ、だめだめだめっああああ!シャマルさんっ、シャマルさんっ、おっぱいあぁぁ!シャマルせんせぇっ!
そんなっ、あぁぁぁ、わたし、私ぃだめっ、シャマル先生とえっちしたいんですぅ!わたし、いやあああ!
だめぇ、ゆるしてぇ、あっぁあ、おまんこがとけちゃう、はじけちゃう、いっちゃうううう!!」
「なのはちゃんっ……!いいわ、イッて!なのはちゃんのイクところ見たいわ、私に見せて、イクの、イクのよ、私に、んちゅっ、んむ、ちゅぷ、おっぱい?クリちゃん?どっちでイキたい!?」
「んやぁぁ!そんなっシャマルさん、んひっ、ひぃぃ、ひっひゃあっ、だめですぅ、もうだめっ、だめ、だめ、でる、いっちゃう、おまんこからなんかでちゃいますっ!」
「ふわぁすごい、とろとろ……私の指もとけちゃうわ、なのはちゃんのえっち!なのはちゃんのえっち!わたし、わたしまでおかしくなっちゃう、ふたりでいっしょにえっちになりましょう!
なのはちゃん、私のおまんこのなか、感じて……なのはちゃん、ほら、合わせて、ぴったりくっつけて、抱きしめて……なのはちゃん、なのはちゃんっ、すき、すきよ、好きよなのはちゃん……!」
「シャマルせんせい……あぁぁっ!あっ、ひぁ、しゃま、せんせっ、わたしも、すきですぅ、シャマルせんせぇ、あぁぁ、すきですっ!あぁ、ひぁ、ひぃっ、ひぁぁぁ!」
「なのはちゃんっ……なのはちゃん……っぁああ!!」
シャマルの膣の奥で盛り上がった子宮口が、ついになのはの指先をとらえた。やわらかい爪と指先を咥え込み、膣襞とは比較にならない力で締め付け、ざらついた粘膜でなのはを刺激する。
こうなればもはや指だけでなく、全身のあらゆる皮膚からの刺激が性感となる。
愛液の、蜜の海にまみれて、なのはとシャマルはほぼ同時に達した。
ひとしきり、余韻に浸る。
蒸れた雌の匂いを、互いに嗅ぎあい、二人の汗と愛液の匂いに包まれて、医務室の机の裏の床で、シャマルはなのはを抱きしめ、抱き合う。
-
やがてどちらからともなく離れ、タオルで床を拭き、跡を残さないようにする。
絶頂が過ぎ去っていき、意識が落ち着いてくると、これほど派手に体液を撒き散らすほどの行為をしたんだということがにわかに恥ずかしく、微妙な空虚感をもたらしてくる。
シャマルはなのはに、性行為の前後や、相手がいなくても自慰をした後やする前などは、特に念入りに性器を洗うよう教えていた。
ただでさえ普段触れることのない場所である。汚れがたまっていては、行為に支障をきたすし、また不健康である。
手鏡で、シャマルは見せてくれた。なのはは自分の性器の様子を見て、そしてシャマルの性器を見て、なんとなく破廉恥だとしか思っていなかった女性器の肉襞や突起のひとつひとつが、きちんと役割を持った人体の器官であることを知った。
陰唇の内側にある分泌腺を搾り、シャマルは残っていた愛液を出し切ってから、ウェットティッシュで拭きとる。ぬめりをとってから、下着を穿きなおす。
「ねえ、もう少し……寝ていく?」
はい、となのはは小さくうなずいた。
シャマルもそれをいつもの返事として聞き、ベッドのカーテンを閉めて、なのはを抱き上げて寝かせる。
脱いだ白衣をたたみ、脱衣かごにしまう。
よく脂ののった肌。はやてには、たまにからかわれたりしたが、これはシグナムにはない、母性を感じさせる熟れた肌だと思う。
なのはは、それをわかってくれた。わかってくれて、求めてくれた。
それがたまらなくうれしい。
「なのはちゃん……大好きよ。私となのはちゃんの秘密。はやてちゃんも知らないのよ」
「今は……シャマル先生のことだけ、考えてたいです」
「うん。なのはちゃん……愛してる」
「シャマル先生……わたしも、大好きです。シャマル先生……」
静かに、二人は抱き合い、微睡に落ちる。
薄暮のわずかな時間、外は今日の仕事を終えて帰る局員たちがそれぞれの日常を送っている。
この部屋だけが、そんな喧騒から切り離された、なのはとシャマル、二人だけの甘い時間を過ごしている。
gote nacht...
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投下終了です
なのはちゃん12歳!小6!
小学校高学年といういちばんおいしい時期が本編で描かれていなかったのはなんというぐぬぬ
ふくらみかけおっぱいとかおいしそうでたまりませんです
しかも鍛え上げられた美少女戦士とかもう!きゃー!
闇本13話もせこせこ書いております
次はいよいよリンディさん・・・ゴクリ
ではー
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乙です
なんと官能的かつ新しい
大人なシャマルさんの包み込むようなエロさに乾杯
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シャマル祭り、エロ二連発か。
……ここがエロパロだと言うことを思い出させてくれるノリだぜ……
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>>604
はずかすぃー
-
まったく、非エロほのラブを書こうとしてる俺を嘲うようなエロラッシュだぜ
ふくらみかけとか大好物です
-
ネタが降りてきたので、10分で書き上げてみた。
お題は『寝不足』
微エロ&ギャグ
年末のヤツのある意味続編。
-
22:30
『……リオく……』
『キャ……れいだ……』
部屋の直上、夜の営み開始
22:48
『ちょっ、トー…』
『キャッ』
『ウォォォッ』
部屋の直下、3P開始
23:25
『『ギシギシギシギシ』』
「「「ハァァァァァァン」」」
上下、最初の盛り上がり
24:00
2回目の盛り上がり
24:40
3回目以下略
直下、営み終了
直上、営み継続
25:30
4回目以下略
26:30
5回目以下略
直上、終了
翌日
「どないしたん、すんごい隈やで」
「……八神隊長、隊舎の部屋を変えてください。上下が毎晩元気過ぎて寝れません」
「まぁ、上は諦めてや。アレでも大人しくなったんやから。下は……あー、無理やな。これは確かにしゃあないな。ちょい独身者官舎の空き室探しといたるわ」
「ありがとうございます」
引越して最初の金曜
「なのはぁぁっ!!」
「あぁぁぁぁぁぁんっ!!」
21時から27時にかけ、計10回の聴覚的スターライトブレイカー、発砲。
週明け、出勤して来ないことを不審に思った他の隊員により、部屋で鼻血を流しながら痙攣する隊員が発見される。
-
以上です。
なお、上下階の住人のうち、2名は翌朝、元気に出勤し、3名は腰が重そうにしながら出勤したとのこと。
-
これが音響性攻撃魔法というわけか・・・
-
独身者にこの仕打ちは悪鬼の所業と言わざるを得ん
-
はいどうも、シャマル祭り第三弾ですよ?
タイトルは「否」
-
「忘れてはくれませんか?」
男の耳元でシャマルは囁く。
答えを否と知りながらの問いかけは、これが初めてではない。それでもシャマルは待っている。
男が「忘れよう」と答える瞬間を。
それはあり得ない、と知りつつも。
「条件による」
恒例となった分岐。
問いかけ数回につき一回、男はこう答える。その続きの言葉もシャマルは既に記憶していた。
「八神はやてと引き替えなら」
今度はこちらが否と答える番。
互いに否としか答えられない……答えてはならない問いかけを、シャマルと男は続けていた。
「その条件には応じることは出来ません」
「知っていたよ」
含み笑いすら聞こえてきそうな男の口調に、シャマルの心が疼く。
二人がかつて睦まじく交わしていたのは、こんな殺伐とした言葉だっただろうか。
痛みすら覚えながら、それでもシャマルは自らの心の疼きを愛おしく思う。
それは闇の書が夜天の書となり、ヴォルケンリッターの四騎士がシグナムであり、ヴィータであり、ザフィーラであり、
そしてシャマルであることを始めた頃から芽生え始めた心。
だからこそ、疼き、痛んでいるのだと知っているから。それが、心なのだから。
「忘れては、くれませんか?」
何度目の問いだろうか。
視線すら向けず、男は答える。
「絶対に忘れない」
シャマルから見えるのは男の横顔。かつて、シーツにくるまれながら見た横顔。
短く刈り込んだ頭髪。細い指を絡め、かきむしらんばかり掴み果てたときの手触りを、この手はまだ覚えている。
四角張った耳。うっすらと生えた頬髭。接吻を浴びせ、頬髭の感触を味わいながら嬌声をあげた夜。
確かに愛し合った男が、そこにいる。
主、八神はやてを殺そうとした男が。
-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「また、あの男がいたようだな」
シャマルのオフィスを訪れたシグナムは面白がっている。
相手がフェイト・テスタロッサ・ハラオウンでないのなら、烈火の将のこの口ぶりは非常に珍しいのだ。
軽口を叩く相手が、悠久の昔からの気心知れた相手だとしてもだ。
「そろそろ、一声くらいかけてやってはどうだ? シャマル」
「もう、ウチの将は余計なことばっかり覚えて」
シャマルの切り返しは精彩を欠いている。それもそのはず、シグナムに指摘されるよりも先に、シャマルは彼の存在に気付いていて、それでも無視していたのだから。
「なかなか、昨今の男にしては珍しいと思うが」
シャマルの詰めている管理局医療部、その入口で訳ありげに立っている青年には、シグナムシャマルは揃って見覚えがある。
「恋文の一つも準備しているようだな、あの様子だと」
「シグナム!」
既にあからさまに笑っているシグナムに、シャマルは憤然と抗議していた。
「遊びに来たのなら医務室から出て行って。ここは治療の必要な人が来る所ですから」
医務局に入院している部下の様子を見に来たついでのシグナムは、肩を竦めて部屋を出る。
「済まなかったな、シャマル。しかし、長年の誼で一つ忠告しておくぞ」
「もう、なによ」
-
「あの男のことは、既に主はやての耳に入ってると言うことだ」
「え?」
「そしてヴィータが今、玄関ロビーまで来ている。おそらく、主はやての差し金だろうな」
「ちょ、ちょっと! はやてちゃん? ヴィータちゃんまでっ!?」
「それでは私は、馬に蹴られる前に退散しよう」
「シグナム!!」
シグナムを追いかけようと部屋を一歩出たシャマルは、思い直して玄関ロビーへと足を向ける。
考えてみれば優先順位はヴィータだ。シグナムは何をするわけでもない、今注意すべきはヴィータのほうだ。
「よぉ、シャマル」
だが一歩遅かったようで。
ロビーに向かう途中でシャマルは、大きな荷物を引きずるヴィータと行き会うこととなる。
「ヴィータちゃん?」
「ん?」
ヴィータに引きずられていた荷物……玄関でうろうろしていた青年がシャマルに気付いた。
「ど、ども、先生……」
「なぁシャマル、こいつがシャマルに話があるんだって」
ヴイータの言葉が終わるか終わらないかのうちにじたばた暴れ出す青年。しかしヴィータとの力の差は歴然だ。
逃げるどころか、手を振り払うことも出来ない。
-
「え、ちょ、ちょっと、この子何言うの? シャマル先生、逃げて、この子無茶苦茶強いよ!」
当たり前だろ、と言う顔で振り向くヴィータと、頭を抱えるシャマル。
「ごめんなさい。この子、私の知り合い……というか、家族みたいなものなの」
「……もしかして、妹さん、ですか?」
「まぁ、そんな感じかな」
「えー、シャマルの妹になんのかよ」
「ヴィータちゃん、文句言わない」
「ま、いいけど。それよりさぁ、お前、シャマルになんか用事あんだろ?」
「え、いや」
「なんか、はやてが『さっさと言わなあかん。男らしゅうない』って言ってたぞ」
青年の動きが止まる。
「それは……」
「ヴィータちゃん、いい加減にしなさい」
「だけどはやてが……」
「はやてちゃんには私から説明しておくから」
「ちぇっ、わかったよ」
渋々青年を離すヴィータ。青年はようやく自分の足で立ち上がると、シャマルの前で姿勢を正した。
「あ、いや。そのはやてって人が誰だか知らないけれど、その人の言うとおりだと思います」
はやてを知らない、という青年の言葉にヴィータが反応するが、シャマルが目で制止する。
そのまま、青年は言葉を続けていた。
「シャマルさん。僕と付き合ってください」
それが、二人の始まり。一年前の話。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-
「そっか、一年か……」
ヴィータは微動だにせずに呟く。
その視線は部屋の中へと向けられたまま動かない。
「ヴィータ、座ったらどうだ」
ザフィーラもまた、答えが否だと知りつつも問いかけを続けていた。
「いいよ。アタシは」
「お前がそこで根を詰めても、主の様態に変化はない」
「そんなことはわかってるよ……だけど……」
命を取り留めたことはわかっている。今自分がここにいても何の役にも立たないことはわかっている。
それでも、だ。
それでもヴィータはここにいる。鉄槌の騎士としてではなく、ただのヴィータとして。
はやてのことを大好きな、ただのヴィータとして。
「許さねぇ……あいつ、絶対に許さねぇ」
「落ち着け、ヴィータ」
「……アタシ達が憎いのはいいさ。覚悟してる。背中から撃たれることだって、あるかも知れないって思ってる」
ヴィータだけではない。ヴォルケンリッター全員の想い。
-
無論シャマルも、例外ではない。
「貴方、ヴォルケンリッターだったんだ……」
青年の言葉に、シャマルは頷く。
それだけが、否を返さずに済む問いかけ。
「貴方、俺を騙してたんだ」
否
「貴方、俺のこと知ってたんだ」
否
「貴方、俺のこと探ってたんだ」
否と答え続けたい。
シャマルは祈る。
青年の問いかけの続きに対して、否と答え続けたい。
否を返さずに済む答えなどもういらない。
「貴方、俺の親父を殺したんだ」
それは、否を返さずに済む問いかけ。
「だったら、俺が八神を殺しても許してよ」
否
「なんで、貴方達は許されるの?」
「なんで、俺は許されないの?」
「許さなくて、いいんです」
「私も、貴方を許しません」
青年は笑う。
笑うしかなかった。
同じだから。
同じだと気付いてしまったから。
法の裁きなど問題ではない。
自分たちは、互いに互いを許せないのだと。
主のため、家族のため。
なによりも、自分のため。
自分が自分であるために、許してはならないことがある。許してはいけない相手がいる。
「気付かなきゃ良かった……貴方を、ただの女医さんだとずっと思っていたかった……」
「貴方が忘れてくれるなら……」
やはり、否。
-
やがて耳障りな足音と共に、局員が姿を見せる。
立ち上がる青年。その手を取る局員。
青年の両手足につけられた手錠が無慈悲な金属音を響かせた。
「シャマルさん……」
最後に青年が言う。
「また、会えますかね」
それもまた、否。
-
以上お粗末様でした
-
GJです
このヘドロのように付きまとう過去の怨嗟がたまらない
しかも、愛した人の大切な身内を殺してましたってのが
やった本人じゃなく、本人たちの大切な人を狙うのが、
実に復讐として効果的な気がしました
あなた達も失うことで気づいてくださいと
-
良い行間、GJでした
シャマルさんの悲恋は正義。
ではシャマル祭り4番手いかせていただきます
・非エロ
・シャマルさんあんまり出番ないよ
・ちょっとナンバーズの成分が多いかも
・タイトル「涵養」
では次から投下させていただきます
-
▼▼▼
すれ違いざまの拳撃がガジェットを壁に叩きつけ、大破させる。
そのまま足を―――疾駆する靴裏のローラーを止めずに回避行動に移り、背後から薙ぎ払われたアームケーブルを回避。
息次ぐ間もなく襲い掛かる新手のガジェット2体の片方を蹴り飛ばして進路を確保、身を屈めてもう片側からの攻撃をかわす。
その視線の先にもさらにガジェット―――Ⅲ型の砲口から放たれようとする熱線を、彼女の機械の目は確かに捉える。
動線を崩せば、別方向から自分をターゲットする複数のⅠ型のケーブルのいずれかに捕らえられる。
灼かれるか、捕まるか―――いかな戦闘機人の身体能力をもってしても回避し得ぬ、袋小路の瞬間。
しかし少女には焦りも諦めもなく、むしろ砲口など目に入らないかのようにⅠ型ガジェットへ向き直り、足刀で蹴り潰す。
直後、発射寸前のⅢ型の熱線は発射されることはなく―――横合いからの、やはり拳による殴打で破壊された。
「ノーヴェ。いいところを見せるのはいいけど、ちょっとだけ張り切りすぎよ」
「うるさ……っ!?」
鋭いが咎めるわけではない、暖かですらある言葉が、孤軍奮闘していた少女―――ノーヴェにかけられる。
思わずムッと子供じみた表情で言い返そうとするが、すれ違いざまにぽんっ、と掌で頭を撫でられて言葉が詰まる。
さらに目を白黒させるノーヴェへ、ちらりと茶目っ気のあるウインクを投げると、それで事足りたとばかりに身を翻した。
突撃部隊の戦闘指揮を担当する、ギンガ・ナカジマ陸曹。
ガジェットの群れに飲み込まれかけたノーヴェへの絶妙のフォローをしたのが、彼女だ。
「……あーあっ、もう……気に入らねぇッ!」
気に入らない。
今の瞬間だけで、気に入らないことが多すぎる。
別に―――自分と同じ能力を持ち、自分より戦い慣れたギンガにフォローされたことが、気に入らないわけではない。
他の姉妹のために少しでも結果を出そうとした心情を、見透かされたためでもない。
管理局に恭順した必然とはいえ、その尖兵としてかつての自分達の施設を制圧する戦いを強いられているからでも、ない。
先ほどのギンガやその妹、そして保護責任者として施設で度々話をする、彼女たちの父親。
ふとした仕草で、どうしようもなく憧憬や親近感を抱いてしまう他人が、このところ多くなった。
かつては、スカリエッティと姉妹たちだけが『家族』であり、それ以外はすべて『敵』だったはずだ。
そんな彼女には、ここ半年間での自分の心境の変化が、どうしても認め難いのだ。
そして、もっと直接的に気に入らないのが、ノーヴェの後方にいる女の存在そのものだ。
ワイヤー状の武器と捕縛魔法で、ノーヴェを狙う敵とギンガの進路を塞ぐ敵を一度に拘束し、今の瞬間を演出した立役者。
そもそもこの女からの支援が無ければ、ギンガのフォローすら間に合わなかったのだ。
能力も経歴もデータとして知るが、直接顔を合わせたことなど数えるほどしかなく、言葉を交わした経験はもっと無い女。
今日の作戦そのものの絵図面を書いた策士。
このいけ好かない女の掌で踊らされている上に、命まで助けられた自分の不甲斐なさが、たまらなく腹立たしい。
夜天の書の付属物。
機動六課の、無位無官の医者。
名前は、シャマルといったはずだ。
-
▼▼▼
「フ〜ン、それは命令ッスかね?」
「いいえ。単なる提案ですから、強制も脅迫もなしですよ。
断っても一切のペナルティが無いことは、同席しているナカジマ、カルタス両指導官が保証します」
7人のうち4人だけが集められた会議室で始まったのは、管理局機動六課による任務への、協力依頼だった。
示されたとおり、この場に同席しているのは、更生プログラムを担当するギンガ・ナカジマとラッド・カルタスの両名。
海上隔離施設における半年間の接触で、収容された元ナンバーズ7人もそれなりに信頼を置く、管理局側の人間である。
気心の知れた者ばかりのこの空間が緊張と緊張に満ちているのは、ひとえに話し手と、その内容のためだ。
話し手は、機動六課所属の医務官、シャマル。
かつての敵であることを除けば、姉妹たちにとっての接点は、更生プログラムのカウンセラーとして数回会った程度。
そして内容は―――
「『JS事件の関連施設の制圧要請』に非協力的、でもッスかぁ?」
「はい、その通り。名目上は更生プログラム評価の一環ですが、取捨選択は自由です。
内容が内容なだけに、ですね」
机に片腕で頬杖を付いたウェンディの、明らかに皮肉げで挑発的な言葉を、シャマルはさらりと受け流す。
教壇に立つシャマルとその傍らに立つギンガ、ラッドの管理局員に対して、机に座る聞き手は4名。
この海上隔離施設に収容されている元ナンバーズ7名のうち、チンク、ノーヴェ、ディエチ、そしてウェンディだ。
残りの3名は昨日、初めて施設外に出ることが許可され、更生プログラムの一環として聖王教会への奉仕活動へ出向いている。
教会が保護責任者に名乗りを上げるであろう3人からは引き離され、残された4人に提示された依頼。
JS事件の残党同士を喰い合わせる、一石二鳥の事後処理に駆り出そうと言う訳だ。
「で? ペナルティはないとして、参加した場合のあたしらへの報酬はどんなもんなんスかね?」
「『局の要請による現場への出動』は、更生プログラムにおいて数年は先に行われるはずだったカリキュラムの前倒しです。
応じれば、そして結果を出すことができれば、当然、更生プログラムの期間はその分短縮されます」
「……」
チンクを初めとするほかの3人の姉妹は、無言でウェンディとシャマルのやり取りを見守っている。
口を挟めぬわけではなく、ウェンディが自分たちの交渉窓口を担うつもりであることを、雰囲気で察したのだ。
ウェンディは、短絡的な性格ではない。
いささか調子に乗るきらいはあるが、周囲への気遣いは出来る娘なのだ。
ゆえに、この場に居る姉妹のために自分が為すべき役割と言うものは、承知していた。
更生組の『長女』であり、その言動が姉妹全員の総意として受け取られかねないため、迂闊な発言が出来ないチンク。
多感で、更生による価値観の変化に戸惑いつつも、ある意味血縁であるナカジマ姉妹らと良好な関係を築きつつあるノーヴェ。
もともと社会的な倫理観を有し、自らが為した罪を自覚するに従って、悔恨の念を強くするディエチ。
姉妹を代表する存在ゆえに、チンクは、管理局に対し特に模範生であらねばならない。
葛藤を内包する今のノーヴェとディエチは、こういった場面では疑問を抱いても上手く言葉にすることができないだろう。
今、この場で忌憚のない質問ができるのは、自分だけなのだ。
「具体的にどのくらい短くなるんスか? 前倒し分の3〜4年あたりがそっくりそのまま?
まさか『考慮する』なんて程度のテキトウなもんじゃないっスよね?」
「では、ぶっちゃけましょう。ここでシャマル先生に聞いたことは絶対にナイショですよ?
管理局にも籍の在る、聖王教会の偉い人経由で確認していただきましたが、今回が成功なら1年の期間短縮です。
付け加えるなら、カリキュラムの前倒しで、以降の災害救助などの出動要請の機会も確実に増えます。
出動要請は成功すればマニュアル的な加点形式で刑期が短縮されますから、これからの機会を買うためにも有利ですよ?」
「ふーん、ずいぶんイイコトずくめなんスね。
管理局的にはよっぽど早く解決したい汚点なんスかね、JS事件は」
「もちろん……」
と、ここまでウェンディの挑発に眉ひとつ動かさなかったシャマルの雰囲気が変わる。
それまで対等に話を進めていたウェンディがぞくりと冷や汗を流すほどの、底の見えぬ艶を秘めた視線で。
「成功できれば、ですけれどね。自信が無いなら断っても構わないのですよ?
『管理局の口約束は信用できない』の一言で、あなたたちの矜持は充分に守られるでしょうから」
-
▼▼▼
新暦76年、2月。
機動六課発足より10ヶ月―――昨年9月に引き起こされた『JS事件』から、はや半年。
発端は、機動六課所属のシャマルが、彼女たち4人を名指しして持ち込んだ依頼。
ミッド襲撃に用いる大量のガジェットを製造するために建造された、地下施設の制圧。
管理局が押収したデータを半年がかりで解析した末に突き止めた、JS事件時の拠点のひとつだ。
この手の施設はナンバーズの中でもウーノやクアットロが管理していたもので、他の姉妹に開示されていた情報ではない。
ゆえに、チンクたちは内部構造どころか、施設の数や場所すら知らない。
驚くべきことに、この施設は役目を終えた後も材料がなくなるまでは稼動を続け、相当数のガジェットを内部に蓄えていた。
その数、想定で200以上。
スカリエッティの感覚からすれば、証拠隠蔽など気にせず、ノルマに達した施設を放置しただけなのだろう。
しかし思いのほか優秀な設計だった無人の製造工場は、完全に放置されていてもメンテ要らずで動いていたらしい。
そう、この地下施設は無人で打ち捨てられながらも朽ちず、未だ『生きて』いる。
ガジェットの製造は材料のストックが尽きたゆえに停止状態だが、施設の動力やシステムは健在。
おそらくは、侵入者に対する自動防衛システムの類も。
憂いを断つ為には施設を制圧し、ガジェットを一掃する必要がある。
けれど踏み込めば、数層に渡り蟻の巣のように入り組んだ地下空間で、数百体のガジェットを相手にした泥沼の殲滅戦。
そしてほとんどのJS事件の関連施設がそうであったように、内部には高濃度のAMFも展開されているはずだ。
シャマルは、飾ることなくストレートに彼女たちに聞いた。
報酬は、刑期の短縮。
施設に最初に侵入し、内部構造などの情報を集め、後続の本隊のためにルートを確保する、突入部隊に志願するか否かを。
-
▼▼▼
深層に進むにつれて、ガジェットの数と抵抗が増す。
それはとりもなおさず、自分たちが施設のメインシステムに近付いている証でもある。
突入部隊は7名。
隊長としてリインフォースⅡ曹長、前線指揮官としてギンガ・ナカジマ陸曹、そして自分たち姉妹4人。
残りの1人が後方支援と情報収集役を兼ねたシャマルだ。
前衛はギンガを中心としてノーヴェとチンク、後衛はシャマルを中心としてディエチとウェンディ。
隊長であるリインフォースⅡが現場管制を敷く。
即興の部隊だが、チームワークと戦闘能力は悪くない、とチンクは客観的に評価する。
ギンガとノーヴェのツートップは、突出しがちなノーヴェをギンガが上手く制している。
フルバックのシャマルもディエチとウェンディをサポートし、その能力を十二分に引き出させて戦果を挙げている。
「……」
通路を塞ぐガジェットとの戦闘に極限まで集中しながらも、思考の一部はは取り留めなく泳ぐ。
自分の罪過と、これからの妹たちの未来。
妹たちは、長年に渡り人を殺め続けた自分とは違う。
管理局に帰順した以上、例え隔離施設を出て自由の身になろうと、再び犯罪に手を染めることはないと言い切れる。
妹らを説得して、結果的に父や長姉らを裏切らせる形で管理局に帰順させたのは自分だ。
ゆえにチンクには、妹たちをなるべく早く自由の身にすることが、自分に課せられた義務だと考えている。
そういえばノーヴェやウェンディは任務前、この取引を持ちかけたシャマルのことを悪辣と評してひどく嫌っていた。
餌をちらつかせ挑発し、機動六課のエースクラスは温存したままで、最も危険な任務に放り込もうとしている、と。
しかしチンクは2人とは異なり、シャマルに対して警戒感は抱いても、別に悪い感情は持ち合わせていない。
ただ危険な場所に消耗品として放り込むならば、ギンガやシャマルは同行しない。
それに命を削るほどの戦闘の繰り返しでも、彼女らの戦いぶりは本気であり、姉妹へのフォローも抜かりがない。
戦闘だけでなく、先ほどギンガがノーヴェに対してしてみせたように、メンタル面に関しても。
発想の飛躍だが、状況から鑑みれば、むしろ彼女らのほうが妹たちのために戦っていることになる。
JS事件の実行犯である妹たちが外に出るには、社会に貢献できるほどに更生した、という目に見える実績が要る。
無論、更生プログラムを遵守していけば、いずれ実績を積む機会は巡ってきただろう。
ただ、これほどまでに早い時期に与えられたのは、自分たちを名指しで招集したシャマルの意向に拠るものだ。
そういう意味でなら、機動六課のエースクラスが同行しないのは頷ける。
管理世界を救った『奇跡の部隊』機動六課の名声は、世間から隔絶された塀の中にも届くほど高い。
いずれ部隊は解散され沈静化するだろうが、JS事件の残滓を処理している現状、未だその名は不動である。
そんな彼女らと行動を共にすれば、実情がどうであれ、良い結果はすべて彼女たちのものになる。
エースらが妹たちの実績を評価しても、世間は英雄の手柄であることを望み、政治的判断はそれに追従するのだ。
だから―――どういう経緯であれ、妹たちに最初に手を差し伸べ体を張ってくれた事実には、素直に感謝している。
感謝はしてもやはり警戒心は手放せないのというのが、シャマルに対する今のチンクの偽らざる心境でもあるけれど。
-
▼▼▼
未だ冷徹に引き金を引けることに軽い自己嫌悪を抱きながら、それでも自らの存在意義を失わないでいたことに安堵する。
迫りくるガジェットの群れ―――半年前までの『僚友』をこの上なく効率的に壊しながら、ディエチの心は揺れている。
この任務を説明された際、交渉の矢面に立ってくれたウェンディに感謝しつつも、ディエチは沈黙していた。
目標を前にしたときに再び引き金が引けるのかという自問が、心の中に渦巻いていたからである。
実際に戦えている今、その心配は杞憂であったわけだが、だからといってなかなか割り切れるものでもない。
もともと普通に近い倫理観を持っていたディエチは、更生プログラムを経て、自らが為した犯罪行為を悔いている。
特に―――父や姉たちの思惑とはいえ、幼いヴィヴィオやルーテシアを利用したことを。
犯した罪は、自らの行動で贖わねばならない。
方向性の違いはあれど、それは父にも、姉たちにも、そして更生プログラムにおいても一貫して教えられた集団の規則だ。
ディエチの罪は、その砲口を社会に向けたこと。
罪の贖いは、同じ砲口をかつて帰属していた世界へと向けること。
否も応もないことは、理解できている。
それ以外に、人の役に立つすべを知らないからだ。
だから自分の意思で、この任務に参加すると決めた。
けれど―――そもそもそんな自分が人の役に立とうとすること自体、身の程をわきまえぬ考えではないだろうか。
どこまでも、答えなど無いネガティブな思考はループする。
「ねえ、ディエチ。ちょっとお願いがあるの」
そんなとき、不意に声をかけられた。
ノーヴェが言うように意地悪い人には、あまり見えない。
ディエチが言うように、怖い人とも思えない。
チンクが言ったように、深い考えを抱いている人かは、正直よくわからない。
ディエチには―――儚い人、に見える。
悠々としているけれど、どこか憂いがある人。
たくさんの人を支えているけど、この人自身は他の誰かに支えられているのだろうかと、心配になる人。
それがわかっていてもなお、傍らに居ることが心地良くて、頼りたくなる人。
声の主は部隊の後衛の司令塔、シャマルだった
-
▼▼▼
「はい皆さん、隊長のリインからの通達ですよ。手は止めずに聞いてください」
空飛ぶ隊長からの通達があったのは、中枢部に続く可能性が高い通路の制圧も佳境に入った頃。
無論、誰も手を止める事など出来ない激戦の最中である。
「こちらから機動六課司令部に送った内部構造とエネルギー配置からの逆算で、ほぼ中枢部の位置が確定されました。
今から私たちの任務は、情報収集とルート確保から、中枢部に赴いての動力炉とメインシステムの停止に変更になります」
「中枢に行くって……今とルート変わんないんじゃないんスか?
こんだけの数のガジェットの中を、これ以上の速さで進軍するのは無理っスよ。
それとも場所がわかったから転送とかでパーっと送ってもらえるんスかね?」
「ん〜、転送魔法の使い手も居るのでそれも検討されたんですけど。
これだけの高濃度AMF環境下で未知の場所に、しかも短時間の準備での転送はさすがに出来ないそうですよ。
ですからシャマルの発案に従って、新しく道を作ろうということになりました」
「新しい、道……?」
目の前のガジェットと戦いながらリインとウェンディのやり取りを聞いてたノーヴェが、胡散臭げに眉をひそめる。
彼女にとっては、毛嫌いするシャマルからの発案と言うのも疑念を広げる原因だ。
「はいですぅ。
無限書庫の司書長らの協力もあって、この先の構造も、床の材質や厚みや強度も、データからすべて計算済みなのです」
と言って浮遊するリインは、足元の床を指差す。
そのジェスチャーで何を言わんとするかを察したのはチンクだった。
「まさか……ゆりかごの時のように床を『抜く』のか?」
「そうですね〜。今までは内部構造も中枢部の位置も不確定で、ショートカットは出来なかったんですけれど。
司令部からの座標データとシャマルの誘導があれば―――イノーメスカノンの出力で到達可能な計算ですっ」
「……!」
ガジェットと戦闘を維持しながらも、姉妹たちの目がディエチに集まる。
口には出さないが、ディエチの葛藤は皆の知るところだ。
姉妹だけでなく、更生プログラムでカウンセリングを担当するシャマルも、当然知っているはずである。
それを知りながらディエチに撃てと命令するシャマルに対し、ついにノーヴェが声を荒げる。
「オマエらいい加減に……っうぷ」
「あなたの妹でしょ。
自分の主観で相手に噛み付くだけじゃなくて、まずお姉さんとして、妹の意思を聞きなさい。
……そういうまっすぐなところは、あの子の小さい頃にそっくりなんだから」
目の前の戦いを忘れてリインやシャマルに飛び掛りそうになるノーヴェの頭を、むぎゅっと押さえて静止させるギンガ。
完全に行動を予測していたかのような、鮮やかな手並みだった。
ノーヴェが一瞬であれ持ち場を離れたことで乱れた陣形は、チンクとウェンディが過剰火力を注いで支える。
2人はノーヴェと違い、初めからディエチの意見を待つつもりでいた。
▼▼▼
-
隊長であるリインフォースⅡから皆に通達される前に、ディエチはシャマルからその作戦を説明されていた。
「できる、かな……今の私に……」
出力を絞ってガジェットを撃ち抜く事は出来た。
だが、狭い通路が主戦場であった今回は、イノーメスンカノンの出力を全開にして撃つ機会に遭遇していない。
それはとりもなおさず、ゆりかごでの戦闘以降、一度も全力で撃っていないことを意味している。
迷い、そして未熟を思い知った今の自分に、高町なのはと同じ事が出来るのか。
「あら、出来るわよ」
「え?」
と。
ディエチの無意識のつぶやきに、目の前の緑の医師は、あっけにとられるほど事も無げに答えた。
「なにせ高町なのは隊長とレイジングハートに、遠隔目視観測からの狙撃をレクチャーしたのは、この私なんですから。
そのシャマル先生が保証します―――大丈夫、ですよ」
▼▼▼
ディエチの口から了解の意が伝えられたことで、ノーヴェもしぶしぶ怒りの矛先を納めた。
それに、ここからが正念場でもある。
中枢部への砲撃を行うディエチと観測手を務めるシャマルは、その準備とチャージ時間の間、無防備になる。
殲滅ではなく維持が目的であるとはいえ、今まで7人で留めていたガジェットの波を、5人で支えることになるのだ。
「サーチャー、目標地点に先行完了……始めますよ、ディエチ」
「はい」
ディエチの足元にテンプレートが展開され、イノーメスカノンのチャージが始まる。
―――高町なのは。
その名前を聞くと少しだけ、狙撃手としての自分の誇りに火が灯る。
ヴィヴィオにした仕打ちと異なり、高町なのはに砲口を向けたことや、撃ち負かされたことに対しては、不思議と後悔がない。
むしろ、あれほどの相手と真っ向から砲撃の撃ち合いを演じたことは、誇らしくさえ思うのだ。
あの人にのように、なれるだろうか。
あの人のように強く―――優しく。
戦闘機人としてのデータリンク機能に、クラールヴィントからの情報が流れ込んできた。
直接の口頭指示ではなく、頭の中で狙撃に必要なデータが積み上がり、組み上げられていく。
その過程があまりにも理路整然としていて、心地良い。
中枢までの立体構造が、データとして『視える』。
方角と距離、その間の内部構造と対衝撃性能、ガジェットの配置―――そこから導かれる、詳細な砲撃シミュレート。
ああそうか、とディエチは1人で納得した。
高町なのはがゆりかごの壁越しにクアットロを砲撃したと聞いたときは、とんでもない無茶な力技だと思ったものだ。
けれど、今ならわかる。
あれは複数のカートリッジや砲撃出力に頼っただけの力技ではない。
『壁を抜く』という発想自体は別として、あの砲撃自体は極めて綿密に計算された上での、理に叶った選択肢だったのだ。
だから―――自分にも、出来る。
『出来る』と言葉で言われても、やはり迷いはあった。
けれどシャマルは、極めてわかりやすい端的なデータで『可能』であることをディエチに理解させたのだ。
だから、迷いはもう無かった。
「ISヘヴィバレル―――」
-
▼▼▼
「よう。今、大丈夫かい?」
「あらナカジマ陸佐。今日はこちらにお出ででしたか」
ノックに対してシャマルが許可を出すと、壮年の男性が気さくに扉を開けて医務室に入ってきた。
ゲンヤ・ナカジマ三等陸佐。
最近、海上隔離施設で姿を見ることが多くなった、外部の人間の1人である。
「この前は、ウチの『娘ども』が世話になったな」
「いえ、ギンガさんにはむしろ私の我侭に付き合っていただいて、感謝しております」
本来ならば上座を譲るのはシャマルであるが、ゲンヤはそれを手で制すと、患者が座る簡素な椅子に自ら腰掛ける。
立ち上がりかけたシャマルはそれならばといった感じで自らコーヒーを淹れ、話しながらゲンヤへと差し出した。
「……わかってて言ってるだろ?」
「あら、何のことでしょうかね?」
コーヒーを啜り、取り合わないシャマルに対して大げさに溜息をついてみせるゲンヤ。
シャマルは困惑ではなく微笑を浮かべて、そんなゲンヤを見つめ返す。
ゲンヤは、ここに収容されている元ナンバーズの4人の保護責任者として名乗り出ている。
現時点では本人たちには秘匿されている情報であり、第一、まだ正式に決定したわけでもない。
当のゲンヤ自体、姉妹たちとは『外部の人間』としてたまに会うだけであり、込み入った話などできる立場ではないのだ。
「―――ディエチがな、高町嬢ちゃんとの面会に応じたそうだ」
それでも保護責任者の候補として、姉妹たちの現状を担当職員から聞くことは出来る。
今までにも度々、なのはは面会に訪れているのだが、ディエチは『合わせる顔が無い』と頑なに会うことを拒んでいた。
それが先日、初めて面会に応じて、拙いながらもいろいろと話をしたらしい。
無論、機動六課から隔離施設に出向いて、姉妹たちとカウンセリングを行っているシャマルには既知の出来事だ。
けれど、実の娘に友達が出来たとでも言わんばかりに感慨深く呟くゲンヤに、それを指摘する意味も無い。
「更生プログラムも、先日の結果で前倒しが決まったらしい。
……そもそもの上からの意向じゃあ、あの任務は別の陸士部隊に割り振られたって聞いたぜ?
それを機動六課が請け負って、先方にもえらい恩を売ったらしいな?」
「そのあたりは八神部隊長の立ち回りですよ。
部隊解散後は特別捜査官として現場に出たいと言っていましたから、いろいろな所に顔は繋いでおきたいのでしょう?」
「八神ならここに来る前に会ったが、その辺の悪巧みは自分の担当じゃないって言ってたな」
「クロノくんかグリフィスくんか―――悪い事を知っている人たちが、周りにいっぱいいるんですよ。困ったものです」
腹芸などというレベルではなく、子供のような単なる言葉のやり取りをしながら。
シャマルは、儚げに笑ってみせた。
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以上でした
では失礼します
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これはシャマルSSというよりもうナンバーズSSじゃないか?www
まあ面白いのでよし!
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さて、くしきさんの投下を以って今回あらかじめ予定されていた面子による投下は一応終わります。
この後自然消滅するも、続けて書き上げたSSを投下して継続されるも自由ということで。
あ、ついでといっちゃなんですがちょっと出来上がった短編SSを投下します。
残念なことにシャマルさんメインじゃありませんがwww
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壁ドン
「そういえば無限書庫のユーノ・スクライアさんってなのはさんの魔法の先生なんですよね?」
と、食堂で昼食中にスバルは言った。
「そうだね、最初に魔法のことを教えてくれたのはユーノくんだよ」
と、なのはは答えた。
スバルは続けて質問した。
「じゃあやっぱり戦闘スタイルとかも同じなんですか? もしかして凄く強いんですか?」
なのはに憧れて魔導師になったスバルには当然の疑問であった。
もし自分が目指しているなのはのように強いのなら、なにか一つくらい戦い方を教えてもらいたい。
「ユーノくんは私とは全然違うよ。ユーノくんはあんまり戦闘、っていうか攻撃魔法の類は使わない人だから」
「へぇ、そうなんですか、ちょっと意外ですね。じゃああの人ってあんまり強くないんですか?」
「そうだね。あ、でも私ユーノくんに負けちゃったよ」
「え!? なのはさんがですか!? い、いったいいつどうやって」
これにはスバルだけでなくその場に居た全員がざわめいた。
まさかあの高町なのはが勝負で負けるとは、まるで想像がつかない事である。
なのはの実力は管理局の中でもトップクラス、その彼女を打ち破れる者などそうはおるまい。
皆の視線が集まる。
「どうって、えへへ……」
なぜかなのはは顔を紅くして照れ笑いを浮かべた。
そして言った、
「……ベッドの上で(///」
その時機動六課の皆が行った壁ドンでミッドが揺れた。
終幕
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投下終了。
はい、ご自由にどうぞ。 (゜3゜)つ|壁| サッ
しかし>>533 で言われた甘党STS版とかどうしようかなぁ、需要あるなら書きたいけどネタがいまいち、良いのがでない。
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なのはさん、キャロやエリオが聞いてるかもしれない食堂でその発言は不適切だと思いますっ!!(>_<)
しかし、ユーノ君書庫入りしなかったらガンダムWのヴァイエイト・メリクリウスみたいな、ほこたてコンビをなのはさんと組んでたんじゃないだろうか?
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ピンク髪は淫乱というが、あけすけに淫乱ってよりも、潜在的に淫乱って方がいいよな
要するに口では偉そうなことを言いつつも身体は正直なシグナムと、性知識に乏しく何が起きてるか分からないけど性欲は強いキャロが見たい
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キリエさん………
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姉妹百合美味しいです
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そうえばナンバーズのセッテも髪ピンクだよね?
無口であんな巨乳の子が淫乱とか・・・・・・・うん、やばい。
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>>637
どんなものでもブチ破っちゃう最強の砲台と
チャージ中もがっちりガードしてくれる最強のバリアか・・・
チートすぎて誰も勝てないな
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フェレットモードのユーノがなのはの胸の谷間に潜り込んで一緒に戦うSSがあったなぁ
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>>642
おまけに相手を捕縛して動きを封じる上に相手の位置を特定して砲撃の管制もしてくれるからなのはとしては最高の相棒だろうな
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>>644
だが大人なのははそれら全て一人でできるから
二人で分担となるとかえって邪魔になる可能性が
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>>645
リソースが無限なわけが無いんだから分散処理したほうが効率よくなるだろ
特に情報処理は間違いなくユーノのほうが上手っぽいしなのはが作中で扱ってない
結界関連転送関連もあるし
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大人ユーノが前線に立つ状況といったら、アリサやすずかみたいに魔法が使えない人の壁になるとかそういうものだろうね
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前線での支援能力もなかなかの物だけど後方での支援能力はもっと凄いから司書長をやらずに
誰かの副官とかになってた場合相手は凄く楽できそうだな
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そういやピンクで思い出したけど、アミタ×ユーノを書くって言った人
今どうなってんのかな?
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>>649
結構いいとこまで書けてたんだ
でも間違って消しちゃったんだ
だから一から書き直してるんだ
笑っちゃうよねw
ホント笑うしかないよね・・・
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>>646
分散処理で効率が上がるかどうかは各ユニットの連携にかかっている
つまりなのはとユーノが身も心もひとつになれば・・・ウフン
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なのは「ユーノ君…このダブルディルドウもとい連結用デバイスで、
私がユーノ君の後ろを犯しゲフンゲフン、ユーノ君と連結して並列処理能力をアップさせるの」
ユーノ「だが断る」
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四期ヴィヴィオのSS書こうと思ってvivid関連をググってたのに
コロナのデザインがツボすぎて困る
ロンスカっていいよね
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>>653
スカートの長さとそれが捲れた時のエロさは比例するっていうしね
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>>645
同意。なのはさん、弟子として完璧だからな。
分担したほうがいいって言っても役目がダブってるのは変わりないし。
むしろ、事務仕事の多そうでしかも自称ガチンコだとキャロにしか勝てないはやてさんとこの方が、
書類整理と戦闘の両面で役に立ちそう。(ユーノって蒐集されてないから、はやてさんはユーノの魔法使えなかったよね)
>>650
ご愁傷様です。めげずに頑張ってください。
>>653
確かに。ストライカーズのなのはさんもノーマルよりブラスターモード(ロンスカ)の方が可愛かった。
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>>655
ユーノ専用と思われる魔法については、ね
バインドなどの魔法類についてはStSでやたらめったらなのはに伝授していたことが分かってるから
並のバインド、シールド系ははやても使えると思われる
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どうもー
闇と時と本の旅人 13話ができましたので投下します
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■ 13
硬く、独特の強力な洗剤でクリーニングされたシーツが放つ石鹸の芳香を感じる。
身体の平衡感覚が希薄になり、クロノは夢の中にいた。
これは次元航行艦の中だろうか。だが、アースラとは別の艦のようだ。
歩くが、足音がしない。浮遊するような夢の感覚で、艦の中を進む。
艦内の通路の配置を覚えている。おそらく、L級だ。スチールロッカーに刻まれた製造年度の銘が、新暦42年となっている。
見覚えのある、横顔。
しかし、この場所で彼を見たことは無いはずだ。
クライド・ハラオウン二等海佐、管理局次元航行艦隊提督。彼の指揮するL級艦船エスティアは、同級2番艦であり、現在現役にある中では最も古い艦船のひとつだった。
若くハンサムな提督に、胸を躍らせる女子乗組員も多い。
クライドの腕をとり、抱きつく少女。青みがかった銀髪に、金の髪飾りがきらめく。
そして少女はクロノにも振り返って微笑み、身体を触れ合わせてきた。
腕を、肩を、胸板を触られ、股間をズボンの上から握られる。
とても愛おしい男性の肉体の局部。触りたいのは素直な性欲。夢の中では抵抗できず、腰が浮き上がるような感覚で身体の力が入らない。
青い瞳に青い銀髪の少女が、無邪気に微笑む。
彼女を、クロノはまだ見たことが無い。
「アインスさん──」
目覚めと同時に声が出たことに気づき、クロノはあわてて息を呑む。
もし、エイミィやリンディに聞かれたら。どんな夢を見ていたのか、寝言で名前を呼んでしまうほど、夢に見るほど彼女にどんな感情を抱いているのか、厳しく追及されるだろう。
おそるおそる、周囲の状況を確認する。
昨夜は部屋の床に布団を敷き、エイミィと一緒に寝た。
2台備え付けられていたベッドには、片方にはリンディと、もう片方にはフェイトとアルフが寝ている。外はほのかに明るくなっており、まだ夜が明けきる前の早朝だ。
エイミィはクロノの背中側から抱きついて、クロノの下腹に両手を包み込むように組んで抱えている。
クロノの逸物を触りながら眠ったのを思い出した。エイミィはまるでおもちゃを与えられた子供のように楽しげにクロノの竿や袋を触っていて、パジャマの上からだけでなくパンツの中にも手を入れたりしていた。
エイミィの手指の感触で、朝立ちしていることに気づく。
ゆっくりと、布団の中で身体を回し、エイミィのほうに向き直る。エイミィもリンディも、まだ眠っていて静かな寝息が聞こえる。この部屋で起きているのはクロノだけだ。
パジャマのボタンがほどけて胸のふくらみが見えているエイミィの寝姿に、クロノの股間はにわかに元気を盛り上がらせた。
肌を触れ合わせることが気持ちいい。アインスだけではなく、幼馴染の少女とこのように触れ合うことが気持ちいい。
そっと顔を近づけ、静かに上下しているエイミィの胸元にキスをする。
思わず、笑みがこぼれた。
同時に温かい吐息が首元にかかり、クロノは布団の中で心臓を飛び上がらせた。
「おはよ、クロノ」
ぎこちない動きで振り返る。
いつの間にか起きてきたリンディが、悪戯っぽく微笑みながらクロノの枕元に座り、見下ろしていた。
「か、母さん!?」
「もうすっかりできあがっちゃったみたいね」
「あっ……」
起きたばかりで、しっとりと濡れているリンディの髪が、クロノの感情を激しく駆り立てる。
普段見ない、母の姿。年齢を重ねた女性とは思えないほどの瑞々しい肌と貌。
太陽が東の空に姿を現し、窓から差し込んできた淡い光で、リンディのネグリジェが透け、天使の衣のような薄手の布地を透かしてリンディの身体がシルエットになって浮かび上がる。
胸が激しく脈打ち、ペニスがいよいよパンツの中でいきり立ってくる。
-
「ね。こうして一緒に寝るのも久しぶりよね」
「リンディさん」
エイミィもクロノを後ろから抱きとめ、逃がさない。
布団の中で二人に挟まれ、合計4つの乳房と乳首に包まれる。
「なんだか……、わたしまで、リンディさんにムラムラきそう。朝だからかな?」
「な、何言ってるんだエイミィ!」
フェイトがまだ寝ているので大声を出せず、身をよじりながらエイミィにささやく。
「わたしたち、家族──ですよね。互いに隠すことなんて無いんですよね」
「ええ……。クロノ、母さんもエイミィもさびしかったのよ、あなたがずっと、帰ってこなくて──」
「クロノくん──。うちは、クロノくんがいてこそだから。将来、クロノくんが、一家の大黒柱になって。わたしもリンディさんも、クロノくんに仕えて、家庭を守っていくんだから」
寝起きでまだはっきりしない思考が、釈然としない言葉の解釈をしきれず、クロノは半ば朦朧とした意識でリンディとエイミィに抱かれている。
それでもひとつ確かなことは、クロノのペニスは、睡眠の間に溜め込んだ精力をみなぎらせているということだ。
エイミィを左腕に抱き、姿勢を仰向けに直したクロノの上に、毛布をはだけながらリンディが覆いかぶさる。
ゆったりとした薄手のネグリジェが、クロノを包み込むように垂れ落ちてくる。黄色い朝日に、リンディのボディラインがくっきりと透けて浮かび上がる。
「母さん──」
「ねえ、クロノ。いつまでたってもあなたは私の可愛い息子よ……大きくなっても、いつまでも、私はあなたを愛していたいの」
触れる。
リンディやエイミィだけでなく自分も、乾いた寝汗と皮脂が混じり、独特のフェロモンを含んだ芳香が肌を包んでいるのがわかる。
この匂いは、嗅いだらくせになる。性欲を刺激し、懐かしさを覚える、人肌の匂い。
アインスの匂いとは違う、リンディの匂い、エイミィの匂い。
そして自分の匂いも、二人にとっては、とても懐かしく、そして恋焦がれるものだろう。
「クロノくん、キスして見せてよ。わたし、リンディさんとクロノくんのキス、みたいです」
エイミィの声。返事を待たず、リンディの潤んだ瞳に、クロノは意識を奪われていた。
目が釘付けになり、横から聞こえるエイミィの声に反応できない。
自分の肉体が、リンディにその狙いを定めた。思考が覚醒しきらない状態で、肉体の本能がはっきりとわかる。クロノの肉体は、人間の男を超える、ある種の強烈な精力を身につけつつある。
その力でもって、女たちをひきつけていくのが本能だ。
人間である以上、女性にも性欲はある。ただそれをあまり表に出したがらないだけで、セックスの気持ちよさを味わいたいと思う気持ちは誰もが共通だ。
母の重み。
ゆったりとした乳房が胸板の上に載り、クロノは母の身体を自分の腕の中に収めていると感じとった。
右腕をリンディの背中に回し、髪を撫で、背筋を確かめる。やわらかく脂のついた、熟した女の肉体。背骨に繋がる骨盤の形が、その中に収まる子宮とそこに肉付く尻のシルエットが手に取るように浮かぶ。
女としての母の肉体を、イメージできる。
「ん……」
起き抜けで、粘度が高くほろ苦い、母の唾液の味。幼い頃、寝る前にしてくれたおやすみのキスとは違う。
初めてアインスとキスをしたときのように、唇を深く交わらせる、性の儀式としてのキス。
母の唇。
信じられないほどに、やわらかい。年齢を感じさせないほどのみずみずしく、程よい厚さの熟れた唇。
かあっと頭の奥が熱くなる。それでいて、思考は冷静さを保っている。
自分の肉体の力がわかる。自分の肉体に触れた女が、たまらない愛おしさに包まれて虜になっていく様子がわかる。
身体を重ねること、交わること。
とても気持ちのいいこと。
アインスが教えてくれたこと。
それは、今のクロノにとって最大の武器となる。
「かあさん、んむっ」
頭を持ち上げ、吸い付く。瞬間息を止め、そして、鼻と唇の隙間から呼吸を再開する。
寝ていた間に歯と舌にたまったぬめりをかきとるように、舌を差し入れ、絡ませる。いきなり舌を入れてくるとはさすがのリンディも予想外だったのか、クロノの胸の上で艶かしく背を反らす。
その動きによって乳房がクロノの目の前にこぼれ出て、それをエイミィが横から触る。
「っはぁ、はぁ、クロノ──あぁ」
-
「リンディさん、すごい……もう、見てるだけであそこがジュンってなっちゃいます」
「エイミィ──」
「クロノくん、ほら──わたしもリンディさんも、クロノくんのことが好きでたまらないんだよ?わたしたちは家族だから、いちばんに大事にしてくれるよね?」
母と幼馴染の、女の欲望をむき出しにした瞳。
切ない恋心に潤み、感情をあふれさせている。
「ああ……母さん!」
思い切って身体を起こし、リンディを布団の上へ仰向けにしてのしかかる。
布団へ両腕をつき、リンディの胸へ身体を預けるようにして、胸いっぱいに母の乳房のやわらかさを感じる。
出産と子育てを経験している女性の、乳汁を出すことを経験している乳房。硬いしこりのようでいて、しかし胸の中に確かにわかる、赤ん坊にミルクを与えるための乳腺。
一度はここから乳汁を出し、クロノはそれを飲んだことがあるはずだ。
「すっごい、クロノくんのあそこ、バッキバキになってるよぉ」
感極まった声で、エイミィが後ろからクロノに抱きついて、ペニスをいじくっている。
エイミィはすっかり、この男性器のかたちを触ることにぞっこんになってしまったようだ。クロノなら、クロノの逸物なら、どれだけ触っても飽きない。
「はぁっはぁっ、か、かあさんっ」
「んっ……クロノ、すごいわ、熱い……あぁ……うれしいわ、あなたがこんなにたくましくなって」
ネグリジェの上から、乳首をつまむ。
経産婦ならではの、大きく発達した硬い乳首。赤ん坊がくわえやすいように膨れ、口にちょうどいい大きさになっている。
白い肌の中に、うっすらと紅色に染まる乳輪。限りなく濃厚な、ミルクの香りを放っている。
たまらず手を股間に伸ばし、リンディの茂みに指が絡む。許されることのない、交わり。
それは近親交配による遺伝子の弱体化を避けようとする本能かもしれない。しかしそこに、人間は、背徳の欲望を見出す。
「ふぁっクロノ、クロノ、あぁ、あ、だめぇ……」
「リンディさん、わたしたち、家族ですよねっ!家族が増えると、うれしいですよねっ!」
幼馴染の少女にはサディスティックな一面もあるのか、とクロノは思う。
クロノの背中から身体を滑らせて、二人の股の間にかがみこんでエイミィはクロノの玉袋を手のひらで支えながら竿を舐め、さらにリンディの膣口を指で広げようとする。
膣を閉じようと収縮するリンディの八の字筋がエイミィの指に逆らい、襞に指が食い込む。
自分のとは違う濃い愛液が、エイミィの指先や爪の間に染み込んでいく。
「すごい、リンディさん、あぁ……匂いがすごくて、もう、なんだか……くらくらしそう」
「ひ、ひゃっ、え、エイミィそんなっ、そんなところぉ……あぁあっ!!」
「くぁっ、エイミィ、ああそんないっぺんにっ……」
「いいじゃないですか、恥ずかしがることなんてないですよ!ちゃんと濡らしてあげて、ほらクロノくんも」
リンディの上に乗った体勢で見えないクロノの手を取って導き、陰唇へ持ってくる。
指の感覚だけでクロノはすぐにリンディの形をおぼえ、人差し指と薬指で襞を広げ、中指をまず差し入れた。陰唇の内側にある分泌腺を指先で刺激し、愛液を出させる。
さらに親指でクリトリスを押し込み、こちらも、とても大きく硬く、もしかしたらアインスよりも大きく勃起しているかもしれないと感じ取る。
今はアインスのことは少しだけ忘れよう、とクロノは思った。
アインスのおかげで、今まで持っていなかった力と技を覚えた。女体の扱いをアインスから教わり、それは役に立っている。
深い感謝と、それから忠誠のような広い愛情。
アインスはきっと、クロノよりもずっと人生に詳しく、底の知れない心を持っている。
彼女に愛されて、彼女を愛して、きっと自分はもっと高みを目指していけるだろうとクロノは思った。その先に何があるのかは、おぼろげに感じているが、それはまだはっきりと姿を現してはいない。
今はただ、この身についた力で、女たちを喜ばせたい。歓びを、味わってほしい。
長く伸ばされたエイミィの舌が、リンディのアナルからヴァギナ、そしてクロノの竿、玉袋までを余すことなく舐めあげ、リンディのたっぷりと肉付いたヒップが激しく跳ね上がり、息子の腰を貪欲に打ち据えた。
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朝凪が広がり、静寂に包まれた海岸で、アインスははるか遠い第97管理外世界へ思いを馳せていた。
11年前のあの時から、闇の書が次に向かう場所は分かっていた。
探索行のプランはあらかじめ計算され、それは闇の書内部に格納されていた。
それを取り出せば、あらかじめ待ち伏せ作戦をとることもできた。
管理局提督、ギル・グレアムが自分に対して抱いている感情を、アインスは思案する。
親友の仇?しかし、グレアムがそのようなそぶりを見せたことは、少なくともアインスに対しては無かった。
自分を利用すれば、闇の書に先回りをし、戦いを有利に進められることは分かるだろう。そう考えてくることを見越してアインスもグレアムに協力している。
11年前の闇の書事件が起きるまでは、グレアムもクライドも、アインスを普通の人間だと思っていたのだから。
クライドの想いにこたえたかった。愚かしくさえ思えるほどに実直で、濁りのない清らかな男だった。
本当に、愛していたと思う。
しかし、人間はどんなに頑張っても高々数十年しか生きられない。自分は今まで、幾星霜もの時を過ごしてきた。その時点ですでに隔たりがある。
時を過ぎれば人間は朽ち、どんなに愛した男がいても、次の新たな男を探さなければならない。
正体を知っても、クライドは自分を愛し続けてくれていた、とアインスは回想する。
闇の書の意志。そう呼ばれてきたことを知っている。
彼の妻のことも知っている。彼の息子のことも知っている。
自分の心と、自分の命と。それらを天秤にかけて、彼は自分の心を選択した。己を曲げないために、自らの命を犠牲にした。
次元世界の平和のためには、もはや人の道を外れてしまった自分が生き続けることはできないと判断した。そして彼は、クライド・ハラオウンは、次元航行艦エスティアとともに、遥かな星の海に散った。
今更彼の後を追ってなんになる、とアインスは想う。
実直で、それゆえに愚かな男だった。どんな理由があっても、自ら命を絶つ選択など、愚かだ。
それで本当に命あるものといえるのか。命は、生き延びようとすることがその本分である。
しかし同時に、闇の書の力に染まったクライドが生きて管理局に戻ったら、人間社会にもたらされるであろう混乱は想像に難くないことも事実だ。
悪い想像は、妥当で、理解できる。
しかし納得はできない。それは自分が人間ではないからかもしれない、とアインスは考える。
クライドは、自分が人間ではなくなってしまったことを悟り、それである種の悲観に苛まれたのかもしれない。だとするなら、彼は自分のせいで命を絶ってしまったことになる。
いかに強靭な精神を持つ管理局提督であっても、自我が破壊されるほどの衝撃に耐えることを求めるのは酷である。
息子の前に戻れるのか。妻の前に戻れるのか。
自分の肉体は、妻と再び交われるのか。妻を抱くことが許されるのか。
クロノを、騙していると言われれば確かにそうなのかもしれない。
また、もし最初からクロノにすべてを打ち明けていたとしても、たとえクロノのほうから求められても断るべきだったかもしれない。
自分は、人間ではないから。人間と交わることは許されないから。
闇の書は、それ自体が人類という種族にとって異物であった。
それはアインス自身にとっても想定外であった。自分が生きていることが、人間にどれだけの影響をもたらすのか。それによって影響を受けた人間はどうなるのか。
人間の恐怖を、喰らうことが自分の命だった。
今、こうして自分が生きていること──クロノや、リンディや、グレアム、フェイト──彼らと共に過ごしていることが、いったい何を意味するのか。それはまだわからない。
あるいはカリムのように、俗世を捨てて人里離れた土地で静かに隠遁すべきだったのかもしれない。
それができればどんなに楽か──とは、今更考えても仕方ない。
海から目を伏せてへたり込み、砂粒が膝と脛に食い込む感触を感じ取る。
「クロノ……私は、お前と一緒に……生きていきたい」
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過去に、闇の書の主となった人間たち。彼らもまた、闇の書の一部となって生き続けることはできなかった。他の人間たちから攻撃され、闇の書はそのたびに破壊された。
圧倒的な人間の魔法の攻撃を受け、そして主たちは、人間からの攻撃を受けて死ぬことを望んだ。
極限状態の意識の中で、冷静な思考を保てる人間などそう多くはない。
「私は、もう闇の書の騎士じゃあない、お前にずっとそばにいてほしいんだ──こんな私が、主に認められるわけがない──私は、騎士失格……だ──」
自分を抱きしめ、背を丸め、俯く。心の奥底、胸の奥深くから湧き上がる黒いものを抑え込もうと、胸を締め付けるように自らを抱く。
これは自分なのか。自分ではないのか。人格が分裂して、自分ではない何かが意識の中に巣食っているのか。
だとしても、記憶を失っていた期間は思い当たらない。自分の意識はすべて管理できているはずだ。
すなわち、これは自分の意志。普段抑圧していて表に出さない、自分の本当の望み。エゴ、まさしく字義通りの真の自我。
涙が、零れ落ちる。
自分が本当に望んでいることは何だ──切なく胸を切る感情を浴び、アインスはその言葉を意識の俎上に書き記す。
「どうして、クライド艦長、あなたが死ななければいけなかったんですか……私は、闇の書は、ただこの世に在るだけで人間に追われる……
あなたが死んだら、私がどうなると……私は、最後の最期で、あなたに裏切られてしまったことになるんですよ……
私は、あなたを守れなかった……どんなに後悔しても取り戻せないことは分かっている、だから……」
悔しさと悲しさが綯い交ぜになった、苦い涙。拳を握り締め、振りかぶり、砂浜にたたきつける。
指の甲に砂が噛む痛み。小さく散る砂粒が、すぐに浜辺に落ちて溶け込み、何も答えずに沈黙する。この大地をさえ叩き割りたいと思う、やり場のない歯がゆさ。
人間は自分を身勝手だと貶すだろう、しかしそれは、自分が人間ではないからだ。
「だから──、もう何があっても、私は私を生き続けさせる、それがクライド艦長、あなたへの手向けだ……
だからクロノ……お前を私のものにしたい、主と、お前と、皆で──私たちだけの、だれにも邪魔されない私たちだけの世界をつくろう……」
果てしない願いが、張り裂けそうな胸の切なさを涙に変えて溢れ出させる。
砂浜に落ちたしずくが、粒を集めて沈んでいく。
守護騎士たちの頭領、烈火の将には、お前は泣き虫だと言われたことがある。もう遥か何百年も前の、まだ闇の書自体が幼かった頃のことだが、その頃からもうすでに、システムの崩壊は進行していた。
闇の書は、建造された当初から不安定なシステムだった。管制人格であるアインスの能力をもってしても制御できないシステムクラッシュを頻繁に起こし、プログラムの暴走事故を招いた。
やがてアインス自身、すなわちシステムマネージャともいうべき管理プログラムがコアカーネルからリンクを断たれて完全に切り離されてしまい、闇の書の機能に干渉できなくなった。
別たれた運命──無限の転生能力を持つ守護騎士たちと、無限の再生能力を持つ管制人格。
そしてアインスは、自らの意志で、闇の書の完成のために動き始めた。
壊れたプログラムを修復し、モジュールを整え、リンクを正しく整理する。そうして、完全な状態を闇の書が取り戻せば、それは強力な武器としての生命体になることができるだろう。
クライドがその力になってくれると思っていた。しかし彼は最後の最期で、管理局のために闇の書を破壊する選択肢を選んだ。
そして現代、彼の息子クロノは、どのような選択肢をとるか。
アインスに従い、共に戦ってくれるのか。それはクロノにとっては、恩師、家族、友人たち、同僚たちすべてに対する裏切りとなるかもしれない。
果たして自分は、彼ら、クロノの社会生活の基盤すべてよりも重いだろうか。クロノがこれまでのそしてこれからの自分の人生と、アインスを天秤にかけて、アインスを選ぶに値すると考えるだろうか。
確かに管理局は混乱するだろう。だが、クロノさえ手に入れられるなら、どこか遠い無人世界へ引きこもって、自分たちだけの次元世界を作っていくことだってできる。
もちろんそうなれば、今まで共に暮らしてきた家族、共に過ごしてきた友人、共に働いてきた同僚たちとはお別れだ。
新天地には、自分と、闇の書の主と、守護騎士たちしかいない。
孤独ではない。なぜならば、そのような未来が現実になるであろう時には、すでにクロノは人間の心を失っているだろうから。
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仰向けに寝かされたリンディの胸に、両側からフェイトとアルフが覆いかぶさっている。
リンディの豊満な乳房は、ブラジャーなしで仰向けになった状態では果てしないほどに広がり、胸の上でたっぷりと乳量を揺らしている。
寝そべりながら乳を吸うように、フェイトとアルフが、両側からそれぞれリンディの乳首に吸い付いている。
エイミィに後ろから抱かれ、玉舐めされながらクロノはリンディの股間の前に膝をついて姿勢をなおし、挿入の準備を整えていた。
エイミィの視点からは、待ちきれないように大きく緊縮と弛緩を繰り返すリンディの膣とアナルの様子がよく見える。蒸れたフェロモンを保持するふわりとした陰毛に包まれ、大陰唇がぱっくりと口をあけている。
開いた襞の中で、幾重にも取りすがって絡まる肉壺の入り口が、クロノの先端から垂れ落ちる先走り汁を啜って吸い込んでいる。
「すごい、リンディさん……たまんないです、すごいすごい、エロくて……」
心底感心したといった声で、エイミィはリンディの花弁を摘まんでめくったり、クリトリスの先端をつついたり、指で押したりこねたりしている。
そのひとつひとつにリンディは激しく反応し、ふっくらと肉付いた腹肉や、太ももの肉が揺れ、弾む。
腹肉に囲まれた臍穴が、きゅっとすぼまった漏斗型の肉の穴をつくりだし、腹の動きに従って艶めかしく蠕動する。
田舎の実母はこれほどの若さを保てていなかったなあ、などと思いながら、エイミィはリンディの肉体をいじって遊ぶ。
「い、いやぁっ……やめて、エイミィ……あ、ああっ!んっ……ふぅ、ふっはぁぁっ……」
「そんなこと言って、本当はリンディさん、したくてたまんないんですよね?クロノくん、もうこんなに立派になってますよ?クロノくんも、大好きなお母さんに感謝したいんです。
わたしも、リンディさんがわたしのお母さんになってくれたらいいなって思ってます……フェイトちゃんも、そうだよね?」
「ちゅむっ……ちゅぱ、はい、エイミィさん……やさしいおかあさん、に……リンディさん、きれい……」
「ふぇ、フェイトさん……あぁっ、あ、んっくぅ……そんなっ、そんな吸い方って、あぁ、いやぁぁっ」
「リンディさぁん……アタシもフェイトも、すきなんですよぉ……おかあさんすきです、リンディさん、あたしたちみんなリンディさんをすてきなおかあさんだって思ってます、愛してますぅ……」
喉を鳴らして甘えるアルフ、大きな乳房に顔を埋めて乳首を吸っているフェイト。
アルフもさることながら、フェイトの乳首の吸い方も、赤ん坊のそれとは違う、愛撫のためのやり方になっていた。聖王教会で、カリムとアインスに教えられた。熟れきらない唇と小さな舌でついばむように乳首を咥え、甘噛みする。
リンディの身体は艶めかしく、滑らかに、弾力をもってベッドの上で跳ね、よがる。
身体をくねらせ、全身に降りかかる性感を味わう。エイミィに内股を撫でられ、股間を舐められ、アルフとフェイトに胸を責められる。
その間、クロノはリンディの両手に手のひらを合わせて繋ぎ、膝の上にリンディの太ももを載せ、身体を支えていた。
リンディはクロノの前で股を大きく開いて、M字開脚の姿勢で、正常位の体位をとっている。
これを眺めているだけでもとても心地いい、とクロノは思っていた。
エイミィとアルフとフェイトと、3人の少女からの愛撫を受ける母。たまらなく扇情的である。男である自分が交わるよりも、より美しくエロティックであるとさえ思う。
レズビアンの女性を鑑賞したいと思うのは単なるフェティシズムだと思っていたが、いざ自分の母親がそうなってみると、息子である自分は、狂いそうになるほど性欲が昂ぶり、そして忌避感が薄れてくる。
母リンディを、一人の女性として見ることができるようになっている。
上半身をやや前傾させ、リンディの視界にクロノの胸板までが入るようにする。
息子の肉体。大人への入り口にさしかかり、小さな子供ではない、しっかりと骨格と筋肉のついた大人の男へと変わり始めている。
もう長いこと見ていなかった、息子の裸。男としてのクロノの裸の肉体を見て、リンディもまた抗いがたい背徳の性欲を生じていた。
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「母さん」
クロノの呼びかけ。まだ声変わりのしていない、幼さの残る少年の声。しかし、クロノは執務官としての気勢を張るため、常に低く抑えた発声をするよう心掛けていた。
それは多少なりとも心の抑圧であった。
晴れやかにさえ思えるほどの、クロノの声。澄んで、細く、高く、それでいて芯のある、魅惑的なクロノの声。
その声で名前を呼ばれると、身体の芯から、感情が湧き出して、心が茹で上がってしまいそうになる。
大人である自分が、子供たちに群がられている。その意識もまた、リンディをよりいっそう興奮させる。
「母さん……僕は、忘れちゃいけないんだ。自分の意志で、歩いていく──いつまでも、母さんに助けてもらってばかりじゃいけない、男として独り立ちしなきゃいけないんだ。
でも、それは母さんを置いて行って独りにするって意味じゃない……母さん、僕は母さんのこと、とても大切に思ってる」
「ああ……クロノ……」
息子との愛。自分が腹に宿し、自分が産み落とした子供。それがやがて成長し、生殖能力を身につけた。
そうなったとき、親と子ではなく、男と女として向き合うことができる。
立派な男になってほしい。クライドを亡くしてから、再婚せず、管理局提督としての仕事に打ち込んできた。どこかで、慰めがほしかった。クロノをいつまでも子供として愛することで、その代償になっていた。
でも、クロノだって時を経れば成長していき、やがて大人になる。そうなったとき、いつまでも子供離れできないようではいけない。
愛されたい。愛するだけでは、自分がわからなくなってしまう。クロノに、愛されたい。
愛情と、性欲は、切っても切り離せない。乳首を吸い続けるフェイトとアルフの舌遣いが、クロノの微笑みとオーバーラップして、果てしない感情をリンディに想起させる。
「母さん……」
「ふあっ……、あぁ、クロノ、クロノ……おねがい、きて……」
声にならなかった。唇を動かそうとすると同時にエイミィが尻肉に舌を当て、クロノを導いた。フェイトとアルフが、手のひらで乳房を押さえ、より激しく乳首をしゃぶる。
クロノのペニスが、まっすぐに、肉の花園へと降り立つ。
これ以上ないほどに美しい人体の神秘だと、エイミィは思っていた。
なだらかにそして豊かに盛り上がったリンディの恥丘に、濃緑色の陰毛が萌え茂っている。生え際は汗と愛液でしなりと湿り、ほのかに絡み合い、そして手入れされた大陰唇の周りは、澄んだピンク色が、健康な血肉が通っていることを主張している。
密度の高い膣口の肉襞は、とろとろに愛液で包まれた粘膜から、濃厚なフェロモンを含んだ空気を、膣の収縮運動によって吹き上げている。
クロノのペニス。14歳の少年としてどれほどのサイズ、発育なのかはわからない。しかし、これはすばらしい逸物だ、とエイミィは思う。
昨日、磯辺で、自分はこのペニスを体内に受け入れた。性器を、交わらせた。
ヒトの交尾。男と女の生殖器が、互いに結合し、それぞれの持つ卵子と精子を吐き出しあう。
美しい。息をのんで、クロノとリンディの結合を見つめる。不思議と嫉妬はわかない。ただただ、幼馴染の少年と、その母親の、命と精力の力強さに魅入られていた。
「かあ……さん……っ!くあっ……!」
「ぁぁっ……!」
声にならない喘ぎを漏らし、奥歯を噛みしめ、クロノの両の手のひらを強く握りしめて身体を支え、リンディは腰を反らせた。
股の間に陣取ったエイミィの視点からでは、まさしく絶景のような、果てしないほどの広さと体積があるように見えるリンディの尻と腰と太ももが、大きく隆起してベッドに押し付けられている。
クロノはゆっくりとそして力強く腰を進め、わずかな反り返りとともに勃起したペニスを、リンディの陰唇へと挿入していく。
膨れた亀頭で押し広げられた花弁が、弾力をもってカリ首に食いつき、引っかかりをつかまえて抜けないようにする。
溢れ落ちてくる愛液を、エイミィはリンディの股間に舌を差し出して受け止め、舐めとり、さらに身体を起こしてクロノに口移しで啜らせる。
クロノを背中から抱き、首をひねらせてキスをし、口に含んだあふれんばかりの濃厚な蜜をクロノに注ぎ込む。
母親の、性の体液。母親が、女になったことを示す肉欲の液。
これを飲むことで、自分もまたリンディの子供に、リンディの娘になれるような気がした。いずれフェイトにも味あわせてやりたいと思った。今はフェイトは、リンディの母乳を飲むのに夢中になっている。
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「はあっ……リンディさん、すごいじゃないですかぁ……わたしたち、みんなリンディさんのこどもですよ、リンディさん、いっきに子供3人も増えたじゃないですか」
「母さん……?リンディ、おかあさん……」
フェイトが顔を上げ、つぶやくように名前を唱える。
小さな唇から、白いしずくがこぼれている。リンディの母乳だ。もう10年以上前、幼かった赤ん坊のころ、クロノも飲んだことがある。
「……ただいま、母さん」
いっぱいまで腰を進め、下腹部と太ももの付け根が触れ合う。リンディの膣は、クロノの大きく勃起したペニスを完全に呑み込み、根元までぴったりと咥えた。
陰茎全体が肉襞に包まれ、ゆるやかに蠕動運動を繰り返す膣に、クロノのペニスはすっぽりと囲まれている。
ペニス全体に、リンディの体温を感じる。
太ももの付け根、股関節の筋肉のへこみにおさまった睾丸が、激しく脈打つリンディの鼓動を受け取っている。
わざとらしいかもしれない、と思いながらもクロノは口に出した。母は、自分を子供としてみなしたい。それとも、男としてみなしたい。そのどちらかを、リンディ自身に確かめる。
「ああ……クロノ、クロノ……私のクロノ……」
「リンディ」
その瞬間、リンディの股間の筋肉すべてがいっせいに引きつり、愛液をめいっぱい搾って吹き散らしながらクロノを締め上げるのを、エイミィは見た。
フェイトとアルフも、乳房そのものが膨張するように突き上げられ、乳首から唇がすっぽ抜け、母乳のしずくを飛ばしながらベッドに転がった。
「くぁっ……!あぁ!」
うめき声をあげ、クロノが胸を突っ張る。リンディもまた、腰を浮かせ、しなやかに捩る身体の上で乳房と腹肉、尻肉、股肉を躍らせている。
クロノに名前を呼ばれたことで、リンディはこれまでにない強烈な幸福感と性感を受けた。
今までずっと、クロノはリンディを母さん(マム、マイマザー)と呼んでいた。
初めて、名前で呼ばれた。それは対等な人間として、女としてリンディをみなしていることをあらわす。
「クロノっ、あぁっ、いい、いいわぁ、んあぁっ、いぃ、ひっ、あ、すごっ、すごくっ、なか、はいってくる、なかまではいってくるぅ!」
「リンディさんっ、おっぱい、もっとのみたいです……」
「あっ、ふぇいっ、フェイトさんっ、あぁ、あぁぁっ、んっそんなぁ!く、あぁっ……も、もうだめぇ……おっぱい、乳首、ちくび吸われてぇ……あぁぁん、切なくなっちゃう……!
んうううっ!くぅ、くぁぁうっ……!く、クロノ、あぁっクロノお願い、きて、きて、きてぇっ!私を、あぁっクロノ、おねがい、突いてぇ、あぁぁ!」
「いいよ……いっぱい、触れ合おう」
フェイトとアルフに両胸を同時に吸われ、さらにエイミィに襞を舐められている。これほどの刺激を同時に浴びて、さすがのリンディも我を忘れそうになっている。
これほどに刺激されていて、膣に挿入されたペニスが動かないというのはまさに生殺しだ。母親としての表情は霧散し、純粋な、快楽を求める雌の貌になってリンディは嘆願する。
征服欲、というのだろう。クロノの中で確かにそれは芽生えた。
こうやって刺激し、責め、女を寵絡する。それが確かに技として存在する。
ゆっくりと、長く、深く、ストロークを開始する。
リンディの膣の内側の肉襞を一枚一枚、丹念にめくり味わうようにペニスを動かしていく。クロノのカリ首にこすられ、しごかれてリンディの肉壺はそのたびにはじけるように震える。
とめどなくあふれる蜜が、股間を限りなく濡らし、互いの太ももと腰が滑るように、艶めかしく絡み合う。
間近で見ているエイミィさえもがうっとりと見入ってしまうほどの、美しく、倒錯的な交合。
「すごい……たまらない。いいよ、かあさん……もっと、深く」
「ええっ、そう……もっと、奥まで来て……もっと、もっと奥まで……私の中、に、はいって、きて……んんっ!」
「中で、動いてるよ、中で……くっ、ぁ、これ、母さんの子宮……母さんの、中……母さん、ここに……キス……するよ……
子宮に、触れてる、僕のちんちんが、母さんの子宮にくっついてる、ちんちんが、わかるかい、僕のちんちんだよ……」
「あぁっ、クロノ!あぁ、あぁ、っくぅああぁぁ……!ひっ、はぁ、ぁっいい、いい……いいわぁクロノ、わたしうれしい……
クロノが、わたしを、あぁぁ……ごめんなさい、こんなわたしを、あぁ、息子に、息子のチンポに慰められて……あぁぁ……」
「涙は、嬉しさで流そう。もっと、気持ちよく……母さんを喜ばせてあげたい」
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母を喜ばせたい。クロノの優しい言葉に、数か月前の自分の想いを思い出し噛みしめながら、フェイトはひたすらにリンディの乳首を貪った。
大きく、硬く勃起したリンディの乳首。舌と唇だけではくわきれないほどに大きくなり、小さな前歯をそっと当てて甘噛みする。
痙攣するように細かく揺れるリンディの乳房は、ゆったりと、優しく、フェイトを包んでいた。
「僕のちんちん、ほら、母さんの中に入ってる、母さんの膣に入ってる、僕のちんちんが……僕のちんちん、母さんのおまんこの中に入ってるよ。
母さんの中、とても……気持ちいい。とろけて、やすらかで……母さん、僕、でるよ……母さんの中に射精しちゃうよ……」
「はぁっ、はぁっ、ん、んっクロノ……!ええっ、いいわ、だして、私の、かあさんの中に……出して!あなたの、精子、あぁ、あなたが大人になった証、いっぱい……あぁぁっん!」
押し付けられるクロノの腰に、リンディの腹肉がぷくりと盛り上がる。
脂肪を押し寄せられたのと、さらに、クロノの放った大量の精液によってリンディの膣が膨張し、それが下腹をも押し上げたのだ。
目くるめく、狂おしい性感の中で、クロノはこれまでにないほど落ち着いていた。
けして感情が冷えていたわけではない、冷静ではないが、意識が落ち着いていて、状況を客観的にとらえることができた。
自分の意識が確かに変容しつつあることを実感している。
実の母親と交わる、しかも恋人になろうとしている幼馴染の前で、しかもほかの子供たちと一緒に、である。
近親相姦よりもさらに変態的で倒錯的な交合の中、これが自分に身についた新たな力によってもたらされていると実感していた。
リンディを、さらにはエイミィやフェイト、アルフさえをもこの射精で虜にする。
単なる神経の興奮による錯覚ではない、実際に自分の肉体の表面から何かが放たれ、皆に浴びせられたとクロノは確信した。
この射精を浴びて、リンディだけでなく皆が狂う。
丹念なピストンによってほぐされ、ゆるやかに垂れたリンディの下腹が、精液をぱんぱんに詰め込まれて膨れている。
腹圧で押し出されてくる、クロノの精液とリンディの愛液が混じった白濁を、エイミィは夢中で啜り、舐めとり、飲み込んでいる。感極まって、涙さえあふれている。
大好きな、弟のように可愛がっていた男の子がたくましく成長し、つくりだした精液を飲みたい。そして、彼が犯した女の蜜を、飲み込んでやりたい。
クロノとリンディのそれぞれの体液を、自分の体内に取り込みたいという欲望をエイミィは抱いていた。
そしてフェイトもアルフも、絶頂によって痙攣するリンディの乳房を、赤子のように吸い、それでいていやらしく舐り責めている。
4人がかりで、リンディを犯した。4人がかりで責められ、リンディは完全に意識を蕩かされ、惚けている。
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朝食の時間が来るころには、ベッドはきちんと片づけ、皆平静に戻って、モーニングのテーブルを囲んでいた。
クロノもリンディも、アインスも、変わった様子を見せずに朝食をとった。
潮風を浴びに外へ出たクロノたちを見送り、アインスは部屋に戻ろうとした。
ダイニングを出るとき、ロッテと入れ違いになった。グレアムは、先に部屋に戻っている。さすがにこの場で事を構えるつもりがないのはお互いわかっているだろう、が、今朝の出来事を、グレアムも気づいている。
それを見込んで、リンディたちを連れてきた。
クロノとアインスが出会って何が起きるかということ、ここ数か月のアインスとクロノの付き合いさえ、グレアムは最初から織り込み済みだった。
アインスはクロノに惹かれる。そして、クロノは自分の考えを持っている。
そうすれば、クロノの言葉によってアインスを引き留められる。闇の書を、支配下に──制御下ではない──おけることになる。
モノにしたければ、好きにすればいい。それさえ、利用できるなら利用する。
八神はやてという少女と同じように、クロノ・ハラオウンという少年もまた、グレアムの計画する闇の書殲滅作戦の中では駒の一つに過ぎない。
わずかな一瞬の流し目で、互いの気配を気取り、立ち止まる。
背を向けたまま、アインスはロッテの言葉を聞いた。表情は見えないが、想像はつく。
「あんたがいくら足掻こうがお父様は全部お見通しだよ──」
手を取り、傍目には普通に会話をするように腕を組む。しかし、背中に流れる髪の陰で、ロッテは思い切りアインスの手のひらを握りつぶそうとしていた。アインスも応じ、互いに静かに指を握りあう。
「クライド君のことは忘れない。闇の書の意志──あんたなんかにクロスケは渡さない、どんなにおだてて言いくるめたってクロスケはなびかない。
もしあんたがクロスケを口説けるって思ってるんならあたしは信じる、あいつは騙されない。寝取ろうなんて考えないことだよ」
ロッテの唇の端が引きつっているのがわかる。激しいプレッシャーが、他に誰もいないログハウスのダイニングに瞬間、広がる。
「あたしには師匠としての責任がある。あいつがあんたに、闇の書の力に抱き込まれたならそんときは──クロノを殺してあたしも死ぬ」
今にもアインスの喉笛に向かって両腕を伸ばしてきそうだった。すんでのところで、部屋から出てきたアリアに制止され、ロッテは険しく口元を歪めながら、外へ出て行った。
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投下終了です
リンディさん!少しだらしなくなりかけたおなかとか想像したらたまらんですねもう
おにくぷよぷよ〜とそして肌はとても甘い
そしてロッテがやや闇もとい病み気味?ブルブル
キャットファイトならぬ女の戦いとかきっとすごそうです
ではー
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