クリスマス - 1108094385 - したらば掲示板

1：名無し@練習中：2005/02/11(金) 12:59:45 ID:mHDVJKww: 　　　　 ☆
　　　　人
　　　 .ノoゝ
　　　ノ;;;;　ゝ
　　　ﾉ(,`_>´)
　　.ノ(ﾉ; ◎;つ
　　ノ..＆, ,......ゝ
　　ﾍﾆﾆﾆﾆ7
　　　 ∪~∪

　　　o　　　。　　　　　　　　　______o　　O　　。　　　。　°
　。　○　　o　　　　○　　／　　ｨ　　　　　○　　o　　　　○
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　　○　　　。　　○　／○　　○）／|,.　o　　　　　　O　 o
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　　　　　　o　　　　.|／切腹　　|_／　　○　　　。　　o　　O　。
　o　　O　　　　　／￣￣￣/￣　　　o　　　。
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　o　　　o　 ∩ ∩_ﾉ) ∩ ∩___ﾉ)　　　　。　　　o　　　　　　○
　　　o　　 (｀<_´ ) 　(｀<_´ ) 　つ　　o　　　°　　　　　 o　　　。
　。　　　o　∪-∪'"~ ∪-∪'"~　　。　　。　o　　　°o　。

　　　　　　　／⌒ヽ
　　　　　　　 /　　 |"○
　　　　　　 /',,","'ヽ
　　　　　 γ('"''ﾐヽn.|
　　　　　i(｀<_´　ﾘ|__　
　　　　　Ｏ"l：l""从.　ヽ
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　　　　　（＿(＿_）､___ノ
2：名無し@練習中：2005/02/11(金) 12:59:57 ID:mHDVJKww: 　　　　　(U　　 (し　　(U　　 (し
　　　　　(し (し／　　 (し (し／　＼　めりーくりすます　／
　　　　 c )し/っ　　 c )し/っ
　　　　／　・ヽ　　／　・ヽ　　　　ﾐ"""＼
　　　　●__ノ::::ヽ　 ●__ノ::::ヽ　　　　(｀<_´　).>o i～し､
　　　　　(・∀ ・,,)=i-|＾U＾,,|=i-----と.⌒ |)/⌒´''☆く
　　　　とヾ　υ:/　とヾ　υ:/　　　 / 　,ﾉ_i＿＿＿__i_＿
　　　　　ヽ.__::ν　　ヽ.__::ν　　　しし＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　U"U　　　　 U"U　　　　　　 ━┷┷━┷┷━

　　　 ⊂⊃　　⊂⊃　　
　　　∧_∧　 ∧_∧　　
　ヘ（θeθ）(　ﾟ∋ﾟ)　　おれたちもめりくりだ、
彡～ﾉつ†つﾐﾉつ†つ□　　　　　近藤さん！
彡　/_ﾀﾞ__|ﾐ~/ｳ__|　　　
　　(/ (/　　(/ (/　　　　

　⌒⌒⌒⌒　⌒⌒⌒⌒⌒　⌒⌒

　　.: + ...:.　　　 ..:...:.. :.　+
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　　..　　+ 　　..:.　　ｨｭ　..
　+　　　 :.　　/""""ヽﾐヽ
　　.　　　: ..　　(しヽ｀6ﾐ)..　.
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源さん　　　　 |: |
　メリー .(二二Ｘ二二Ｏ
　　クリスマス |: |　　　　..:+　..
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　　/⌒ヽ)　旦~|; |,_,,
～（,,　　）_,_,,_;;;;:;:;;;;:::ヽ,、
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丹波のクリスマス
　　　　　　　ｨュ＿
+ ゜☆ ｡＼ﾀミ　　ヽ　°゜　あ　めりー
　　入　+ ゝc ´,_ゝ｀)　゜　　くりすます、明里！
｡丿乂｡　⊂＿＿っ=＜()♪　o　+　　　　。　　｡
　乂パゝ:＿＿＿旦＿　°　　　　　　 o
.彡J八∠二二二二／＼+ °ζÅζ＿_　゜_n　。
ノ彳\ヾ（三田田三()三() ＿_.,(＾ワ＾).|ﾛﾛ|／　＼
: ﾟ_|l!|i|_:（三三三三()三().|田|()ヾ;;;;;;;ﾐＧ⌒ヽ　ﾛﾛ|
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3：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:00:08 ID:mHDVJKww: 元治１年（1864年）12月25日　京　桂小五郎
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　　　　　　　　　　　　　|　　　／￣￣￣お多福￣￣＼ |　 |三三三三三三三
　･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜ﾟ･*. 　 |　　 .|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||　 |
　Ｍｅｒｒｙ. Ｘｍａｓ! 　　 |　　￣ |￣|￣￣￣￣￣|￣|￣ |　 |　|￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　|　お　 |　 |　∋∽∈ 　 |　 | 　 |　 |　|･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜ﾟ･
　　　　　　::::: 　+　　　|　多　 |　 |　（（　））　 |　 | 　 |　 |　|　　　　　　::::::::::
　∧ ∧　:::::::::.　 +.　　 |　福　|　 | 　 ⊆⊇　　|　,,ﾉ⌒~ヽ　 |::::::::::::::::::::::::::::::::
　(　　 ) ∧∧二二二二l　　　|　 |　　　　 __＿＿ﾐ,,""'''',,ﾐ＼三三三三三三三
　ﾉ　　ヽ(　　)　　　　　　　　　ﾍ _, ._ ﾌ　　| 饂飩 |( 'A`＃)⌒○
　＿＿）(＿_)⌒⌒⌒⌒⌒⌒（＜_｀；）⌒.| Sale_ |ヾ;;;;;;;ﾐＧ⌒ヽ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
　　　　　　　　⌒⌒　　　　　ヽ∞/￣/　　￣ .||￣（_Ｕ＿）_桂__）
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　　　∧ ∧∧ ∧　　　　　　/＿o＿＿ヾ　　　　　　　　　　○　　　　　　　(　´,_ゝ`)
　　（・∀・（‘ｖ‘*）　　　　　　　 (＿ﾉ `し'　　　　　　　　／￣　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　ﾉ⌒⌒⌒⌒)　　　⌒⌒⌒　　　　　⌒⌒　⌒　.　 |　う～くそ…会津も薩摩も
　○｀⌒つ⌒~ ゝ　　　　　　　　　　　　　　　⌒　 ⌒ |　はしゃぎやがってﾅﾆｶﾞXmasだ！
　　　U＾　~U~U　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
4：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:00:24 ID:mHDVJKww: 1865年のクリスマスイブ、サンタは丹波へやって来ました。

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　　　　o　　　　　　　　　(´<_,｀　6＿__）
　　○　　　。　　○　／○　　○）／|,.　o　　　　　　O　 o
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　　　　　　o　　　　.|／　総長　|_／　　○　　　。　　o　　O　。
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　　　o　　 (´<_,｀　6 (´<_,｀　6　　つ　　o　　　°　　　　　 o　　　。
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＿|田|_|ﾛﾛ|_|　ﾛﾛ|＿|田|.|ﾛﾛ|_|　ﾛﾛ|＿|田|.|ﾛﾛ|_|田|._|　ﾛﾛ|＿

すると、一人で寂しそうな女を見つけました
　　　　　　　　　r'ヽ､
　　　　　　　　 ○)　＼
　　　　　　　　　(ニニﾆ) 　　！
　　　　　　　　　c ´,_ゝ｀)　　　　　　　(ヽ__ｙ　ｙ
+ ゜☆ ｡　　　　 |　づＯ－－－－⊂ c ´,_ゝ｀)
　　入　+　＼＿､_O-⊃＿_ノ　　　　　~"'∪-∪
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　乂パゝ:＿＿＿旦＿　°　　　　　　 o
.彡J八∠二二二二／＼+ °ζÅζ＿_　゜_n　。
ノ彳\ヾ（三田田三()三() ＿_.,(‘Д‘6　.|ﾛﾛ|／　＼
: ﾟ_|l!|i|_:（三三三三()三().|田|()ヾ;;;;;;;ﾐＧ⌒ヽ　ﾛﾛ|
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5：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:00:36 ID:mHDVJKww: その女の事が気になったサンタは下に下りて、その女に話しかけました
「もしもしお嬢さん、こんなところで何をやっているのですか？」
すると女は答えました。
「別に。ほっといてよ。ウチは孤独がお似合いなんや。」
「しかし」
「なんやのアンタ。ほっといて言うてるやろ」
　　　　　○　　　　　　　。゜　　　　　　o 　　　　゜　o
゜　o　　|　　＼　　　　　　　ｨ― ,ャｭ　　゜　　o　゜　o
　　　　［二二二］　　　　 (/'⌒"ヽ__)　o 　　
　　ﾉ⌒丶c ´,_ゝ｀) 　　　　(‘Д‘ #ノ　　。゜　o 　　。゜
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「･･････私はサンタです」
女は目の前の男の言っている意味がわかりませんでした」
「…･･･サンタなんておるわけないやん。」
「……何か欲しいものはありませんか？
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゜　o　　|　　＼　　　　　？　ｨ― ,ャｭ　　゜　　o　゜　o
　　　　［二二二］　　　　 (/'⌒"ヽ__)　o 　　
　　ﾉ⌒丶c ´,_ゝ｀) 　　　　(‘Д‘ #ノ　　。゜　o 　　。゜
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6：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:00:59 ID:mHDVJKww: 「きれいなツリーがほしい」
「ほら、隣を見てごらん。」
女が隣を見るといつのまにかきれいなツリーが立っていました。
「すごい！アンタほんまにサンタさんやってんなあ」
「信じていただけましたか」
「うん。信じる信じる！」
「……何かほしいものを言ってください。」
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「なんや突然？」
「……サンタさんが３つあげてくれる？そしたらその中で一番決めるから」
「それではだめだ」
「わからん。」
「では何がしたい？今一番したいこと」
「なんでそういう難しいことばかり聞くんやろ」　　　　　　　　　　　　　　　
「……」

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゜　o　　|　　＼　　　　　　　ｨ― ,ャｭ　　゜　　o ノ::oゝ
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7：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:01:12 ID:mHDVJKww: 「……なんも。サンタさんがいてくれはったらそれだけでいいよ、うち」
「それはできない」
「なんで？あんたサンタさんなんやろ？それやったら何でもできるやんか」
「無理を言わないでください。私はこれから行かねばならないところがあるのです」
「ほしたらうちもついていく」
「それはできない」
「邪魔にならないようにするから、後ろのほうからそっとついていくから。せやからな～うちをひとりぼっちにせんといて」

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「我がままを言うなーーーーーー！！！」
とうとうサンタは声を荒げてしまいました。
思わず女は涙を流してしまいます。
「……これ以上、私を困らせないで」
サンタはそう言うと、女を慰めました。
「……そういえばまだ名前を聞いていませんでした」
「明里。いつかウチの里に明るい陽がさすっていう意味やで」
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8：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:02:05 ID:mHDVJKww: 「では明里。御覧なさい、この袋にはたくさんの贈り物が入っています。何か欲しいものは無いですか？」
「……。」
明里は黙ってしまいました。
「困りましたね。」
少しの間、雪の降る音だけがしていました。
「……その黄色いアクセサリーは何ですか？」
先に口を開いたのはサンタのほうでした。
「これ？キレイやろ。これな、ウチの手作りなんや」
サンタはそのアクセサリーを手に取ろうとしました。
その時、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ☆
　○　　　　　　。゜　　　　　　　　　　o 　　　　　　゜人
゜|　　＼　　　　　　　　　　　ｨ― ,ャｭ　　゜　o 　　ノ::oゝ
［二二二］　　　　　　　　 (/'⌒"ヽ__)　o 　　　ノ;;;;;　ゞ
c ´,_ゝ｀) 　　　　　　　　　(‘ワ‘ 6ノ　　。゜　　ﾉ;;o;;; * ゝ゜
llつ：/llつ　　.__／''-、　/　ヽｙ/ヽ　　　　　ノ;;;J;;;; ◎ゞ
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どこからともなく鈴の音が響いてきました。
「なんやろ？飛脚が急いでいるんやろか。」
「すいません、静かにしていただけますか」
そう言うと、サンタは明里に背を向けました。
「沖田君！ここだ！」

ｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝ……　　　　　　　　　　　　　　　　 ☆
　　　　○　　　　　　。゜　　　　　　　　　　o 　　　　゜人
゜　／　｜　　　　　　　　　　ｨ― ,ャｭ　　゜　o 　　ノ::oゝ
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とll　： ll＼　　.__／''-、　/　ヽｙ/ヽ　　　　　ノ;;;J;;;; ◎ゞ
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9：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:02:18 ID:mHDVJKww: サンタの視線の先に、もう一人のサンタが現れました。
「……山南さん。」
「……。」
「私にはわかりません。たしかに色々あったのは知ってるけど……卑怯ですよ、そんなの」
「確かに卑怯かもしれない」
「一番の理由は何ですか」
「しいて言えば、疲れた」
「そんなのみんな疲れていますよ。こっちにきて働きづめだし、だめだよそんなの、言い訳になりませんよ」
「怒られてしまったな」
「山南さん、こうなったらもうしょうがないですからこのまま江戸へ行ってください。私と会わなかった事にして……」
「それはできない」
「それしかないですよ」
「こうして君と会ってしまった以上、もう私は逃げるつもりはない」
「ダメだよそんなの。だって誰もそんなこと望んじゃいないんだから！」
　○　　　　　　　　o 　　。゜o 　。゜　　○　　　　。゜　　　　
゜|　　＼　゜　　　　　　　　　　　　　／　｜　　　　　　　　　
［二二二］　　゜　　o　゜　o 　　　［二二二］　　　　　　　　　
c ・Ａ・) 　　　　　　　　　　　　　(´<_,｀　6 　　　　　　　　
llつ：/llつ　　　。゜　o 　　。゜　　llつとll　　　　.__／''-、
ll　：/ll　　　　　　　　　　　　　　ll　：/ll　／　 ⌒ー　
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「総司。……山南さん」
また、別の声がしました。
ふと気づくと、恰幅の良いサンタが現れました。
「山南さん、どうして逃げなかったのだ。我らの気持ちをどうして察してくれない」
「申し訳ありません」
「悔やんでも悔やみきれない。……こうなる前にあなたの思いに耳を傾けることが
できなかった自分を恥じるばかりです」
「その言葉を聞けただけでも本望です」
　○　　　　　 ○　o 　　。゜o 　。゜　　　○　゜o　。゜　　　　
゜|　　＼　゜　゜|　　＼　　　　　　　　／　｜　　　　　゜o　　
［二二二］　［二二二］　゜　o 　　［二二二］　　゜o　　　　
c ・Ａ・) 　　c#｀へ´］　　　　　　(´<_,｀　6 　。゜　o　　　
　ll　：/ll　　 llつ：とll　　。゜　o 　llつとll　　　　.__／''-、
　ll　：/ll　　ll　：/ll　　　　　　　ll　：ll　　／　 ⌒ー　
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10：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:02:33 ID:mHDVJKww: しばらくの間、雪の降る音だけが響いていました。
「総司。一足先に戻っていてくれないか」
「……はい。」
総司サンタが一足先にいなくなると、恰幅の良い男は山南に背を向け、目をつぶりました。
また、雪の降る音だけが響いています。
「近藤さん。私は、今こうなっている事に少しも後悔してはいませんよ。」
その言葉を聴くと近藤サンタは振り返らずに言いました。
「……夜明けまでには戻ってくるように……。」
そして、その場を立ち去りました。
　　　　 ○　o 　　。゜o 　。○　゜o　。゜　　　　゜o　。゜　　
゜　゜／　｜　　　　　　／　｜　　　　　゜o　　
　［二二二］　゜　o 　［二二二］　　゜o　。゜　。゜　o
　　[`へ´#6　　　　　(´<_,｀　6 　。゜　o　　　
　　llつ：とll　　。゜　llつとll　　　　.__／''-、゜o　。゜
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　　 [ﾆ[]ﾆ]　o 　　。゜ [ﾆ[]ﾆ]　 /..::.　　...::::::|　o 　　。゜o
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「山南さん！」
近藤サンタがいなくなったのと入れ替わりに二人のサンタが現れました。
「今しかない！早く逃げろ！」
「あとは俺たちがなんとかする！」
二人のサンタは口々に話し出しました。
「それはいけない。」
二人のサンタは驚いた顔になりました。
「身勝手と言われるかもしれないが、あなた方にはこれからのクリスマスをお願いしたいのです。
永倉さん。あなたには近藤さんのそばにいてやってほしいのです。
今までのように楽しいだけのクリスマスは無いかもしれません。
原田さん、クリスマスにはあなたの底抜けの明るさが必要になってくる。
これからのクリスマスは御両人にかかっている！」
　○　　　　　 ○　o 　　。゜o 　。゜　　○　゜o　。゜　　　　
゜|　　＼　゜　゜|　　＼　　　　　　　／　｜　　　　　゜o　　
［二二二］　［二二二］　゜　o　［二二二］　　゜o　　　　
c´・_っ・｀）　c#゜Д ゜］　　　　　(´<_,｀　6 　。゜　o　　　
　ll　：/llつとll　：　llつ　。゜　o　llつとll　　　　.__／''-、
　ll　：/ll｜ ll　：/ll　　　　　　 ll　：ll　　／　 ⌒ー　
　[ﾆ[]ﾆ] ｜　 [ﾆ[]ﾆ]　o 　　。゜o [ﾆ[]ﾆ] 　 /..::.　　...::::::|　
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11：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:02:50 ID:mHDVJKww: 二人のサンタが帰った後、また一人のサンタが現れました。
「山南さん、お弁当をお持ちしました。」
「源さんが作ってくれたんですか？」
優しそうな顔をしたサンタは、オニギリの包みを取り出しました。
「どうぞ」
「……ただ、どうなんでしょう？仕事中に食事をとると眠くなってしまったりはしないだろうか？」
「そこまでは考えておりませんでした」
「それから。これは持っていってください。」
そう言いながら袋を源さんサンタに手渡しました。
「河合くんや尾形くんに渡しておいてください。配っておくように、頼んでおいてください」
源さんサンタは黙ってうなずき、この場を立ち去りました。
　　　　 ○　o 　　。゜o 　。　o　。゜　○　゜o　。゜　　　　゜o　。゜　　
゜　゜／　｜　　　　　　　　　　　　／　｜　　　　　゜o　　
　［二二二］　゜　o゜o　。゜。゜［二二二］　　゜o　。゜　。゜　o
　　（´しヽ｀6　　　　　　　　　　　(´<_,｀　6 　。゜　o　　　
旦とll▲とll　　。゜　　.__／''-、とll　とll　　　　゜o　。゜
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　　 [ﾆ[]ﾆ]　o 　　。/..::.　　...::::::|゜ [ﾆ[]ﾆ]　　o 　　。゜o
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「サンタさん」
山南サンタは明里のほうを向きました。
「サンタさん、人気あるんやね。クリスマスの日なのに。」
「……明里……。」
その時、東の空が明るくなってきました。
「そろそろ夜明けやね、サンタさん」
「……はい。」
「これ、サンタさんにあげるわ」
そう言うと、明里はアクセサリーを手渡しました。
「これな、菜の花の髪飾りやねん。これウチやと思って大事にして」
「ありがとう、明里。大事にします」
「ほんまやな？」
「ほんまや。私はねあなたに感謝しているんです。心の底から」
「うそ」
「うそではない。」
「そやかてうち何もしてへんよ」
その時、山南サンタは背後に誰かの気配を感じました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ☆
　　　　　　　○　　　。゜　　　　゜o　。゜　o 　　　　゜人　。゜　　　　
　　　　　　　|　　＼　　　　？ｨ― ,ャｭ　　゜　　o 　ノ::oゝ　゜o　。゜
　／　　　［二二二］！　　 (/'⌒"ヽ__)　o 　　ノ;;;;;　ゞ
／　　　　　c ´,_ゝ｀) 　　　　(‘ワ‘ 6ノ　　。゜　ﾉ;;o;;; * ゝ゜　゜o
ｻﾞｯｻﾞｯ　　llつ：/llつ%% 　 /　ヽｙ/ヽ　　　　ノ;;;J;;;; ◎ゞ　。゜　
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12：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:04:20 ID:mHDVJKww: 山南サンタが振り返るとそこには怖い顔をしたサンタが立っていました。

　○　　　　　　　　o 　　。゜o 　。゜　　○　　　　。゜　　　　
゜|　　＼　゜　　　　　　　　　　　　　／　｜　　　　　　　　　
［二二二］　　゜　　o　゜　o 　　　［二二二］　。゜　o 　　。゜
c `_>´) 　　　　　　　　　　　　　 (´<_,｀　6 　　゜　　o　゜　o
ll　：　ll　　　　。゜　o 　　。゜　　 llつとll　　。゜　　　。゜
ll　：/ll 　　　　　　　　　　　　　　ll　：/ll　゜　　　゜　o 　
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「……………………」
怖い顔をしたサンタはひと言も喋らず、山南サンタに背を向けました。
「悔やむ事は無い。」
山南サンタは迷いの無い声で怖い顔をしたサンタに話しかけました。
「君は正しかった。」
「…………」
怖い顔をしたサンタは何も言いません。
「これがサンタである私の……最後の仕事です。」
「…………」
怖い顔をしたサンタは振り返らずに、その場を立ち去りました。

　　　　 ○　o 　　。゜o 　。　o　。゜　○　゜o　。゜　　　　゜o　。゜　　
゜　゜／　｜　　　　　　　　　　　　／　｜　　　　　゜o　　
　［二二二］　゜　o゜o　。゜。゜［二二二］　　゜o　。゜　。゜　o
　　(｀<_´　6　　　　　　　　　　 (´<_,｀　6 　。゜　o　　　
　 /ll　： ll＼　　。゜　　.　　　　 llつとll　　　　゜o　。゜
　Ull　： llU　　　　o　。゜。゜　　 ll　： ll　　　
　　 [ﾆ[]ﾆ]　o 　　。　　　　　　゜ [ﾆ[]ﾆ]　　o 　　。゜o
　　　∪ ∪　　　　o　。゜。゜　　　∪ ∪　　
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
13：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:04:35 ID:mHDVJKww: 「サンタさん。」
山南サンタはまた明里のほうに向き直りました。
「明里。そろそろ失礼します。」
「なあ、来年も来てくれる？」
「約束はできないけど。必ず行く。」
「ほしたら、一緒にクリスマス祝おうな」
「約束する」
「きっとやで」
「ああ」
「忘れたらアカンで」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ☆
　　　○　　　。゜　　　　゜o　。゜　o 　　　　゜人　。゜　　　　
　　　|　　＼　　　　　　ｨ― ,ャｭ　　゜　　o ノ::oゝ　゜o　。゜
　　［二二二］　　　 (/'⌒"ヽ__)　o 　　ノ;;;;;　ゞ
　　　c ´,_ゝ｀) 　　　 (‘ワ‘ 6ノ　　。゜　ﾉ;;o;;; * ゝ゜　゜o
　　　llつ：とll　　　　 /　ヽｙ/ヽ　　　　ノ;;;J;;;; ◎ゞ　。゜　
ｙ　　ll　：/ll　　　と.(＿|～　　)つ　o　ノ;;＆;;;;;;,,.....ゝ
｀)　　[ﾆ[]ﾆ]　　　====ｿ ⌒⌒）==== 　　　　|| |゜　　　゜o　
　　　 ∪ ∪　　　|;;;|.,,　'-ｏ-ｏイ'' ''|;;;|.　o　ﾍﾆﾆﾆﾆ7
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒

「山崎君」
山南サンタはそう言うと、一匹のトナカイが立ち上がり、お面を外しました。
「はい。」
「明里を家まで送り届けてあげてください」
「……喜んで。」
「明里のこと、よろしくお願いいたします。」
「必ず送り届けますので、ご安心ください」
山南は、それを聞くと安心したようにうなずきました。
「明里。このトナカイに家まで送ってもらってください。」
「……うん。」
「では、私はこれで失礼いたします」
「……待ってるからな」
「ああ。」
「きっとやで」
「きっと・・・。」
「では島田君。参りましょうか。」
もう一匹のトナカイにそう言うと山南サンタはソリに乗って飛んでいきました。

　　Ｊ)　　　U)　　o　。゜。゜　　o　。゜。゜　　　o　。゜。゜　o　。゜ ☆
　　＼Ｊ)　Ｊ)　　　　　　　　○　　　。゜　　　　゜o　。゜　o 　　　　゜人　。゜　　　　
　　　 c丶 J(っ　　　　　　|　　＼　　　　　　ｨ― ,ャｭ　　゜　　o ノ::oゝ　゜o　。゜
　　　 / ・　＼　　　。゜。［二二二］　　　 (/'⌒"ヽ__)　o 　　　ノ;;;;;　ゞ
　　 /::丶__●　　　　　　　c ´,_ゝ｀) 　　　　(‘ワ‘ 6ノ　　。゜　ﾉ;;o;;; * ゝ゜　゜o
　　 i:::::ｃ　＾＾）　.　　　　　 llつ：とll 　　　　/　ヽｙ/ヽ　　　ノ;;;J;;;; ◎ゞ　。゜　
　　丶（ﾉ　 /つ(　´,_ゝ`)　ll　：/ll　　　と.(＿|～　　)つ　o　ノ;;＆;;;;;;,,.....ゝ
⌒　ν:::__./　　　　　　　　 [ﾆ[]ﾆ]　　　====ｿ ⌒⌒）==== 　　　　|| |゜　　　゜o　
　　　 U"U 　　　　　　　　 ∪ ∪　　　|;;;|.,,　'-ｏ-ｏイ'' ''|;;;|.　o　ﾍﾆﾆﾆﾆ7
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14：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:05:06 ID:mHDVJKww: 「あのサンタさん、偉い人なん？」
「はい。山南敬助サンタさんです。」
「なにしでかしたん？だってあの人サンタ辞めるんやろ？」
「！」
「だってあの人の袋の中、まだたくさんプレゼントが入ってたやん。おかしいやん。夜の間に全部配ってまわなあかんのに。で、他の人に袋渡してしもたやろ。大事な袋を他の人に渡すなんて……。」
「山南先生は、サンタの道に背いたわけやない。」
「安心した。」
「ご存知やったんですか。」
「ウチ、それほどアホやないもん。

o　。゜。゜　o　o　。゜。゜　o　o　。゜。゜　o　
　　　　　　　　　　　　　 ∩　　　　 ∩
　　。゜　o　　。゜　o　 | つ　　　「,"| o　。゜。゜　o　
　　　_ｨ― ,ャｭ　　　　　 !,'っ＿ ⊂_,!
　　　(/'⌒"ヽ__) 　　　　／　　・ヽつ!o　。゜。゜　o　　
　　　(‘ー‘ 6ノ　　！ ▼,＿＿;;;;;|
　　　／ y/　＼　　　　　（＾＾　6　　　o　。゜。゜　o　
　　　|つ　とヽ__｣　　　　 (|　　　;;;:)　　　　　
　　　　|￣　 |　　　　　　 |　　　;;;:| 　。゜　o　
　　　　|￣￣| 。゜　o　　　ヽ.＿;;;;;ν 　　o　。゜。゜　o　
　　　　|￣　 |　　　　　　　　U"U
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒

ウチが泣いたら、あの人悲しむだけやろ？ほやから、だましてやった！
センセもすっかり信じこんで。あの人も案外信じやすいんやな。」
言いながら明里はくしゃくしゃに泣き出してしまいました。
「アホや」
明里は、西の空に向かってそうつぶやきました。

o　。゜。゜　o　o　。゜。゜　o　o　。゜。゜　o　
　　　　　　　　　　　　　 ∩　　　　 ∩
　　。゜　o　　。゜　o　 | つ　　　「,"| o　。゜。゜　o　
　　　_ｨ― ,ャｭ　　　　　 !,'っ＿ ⊂_,!
　　　(/'⌒"ヽ__) 　　　　／　　・ヽつ!o　。゜。゜　o　　
　　　(；ー； 6ノ　　　 ▼,＿＿;;;;;|
　　　／ y/　＼　　　　　（＾＾　6　　　o　。゜。゜　o　
　　　|つ　とヽ__｣　　　　 (|　　　;;;:)　　　　　
　　　　|￣　 |　　　　　　 |　　　;;;:| 　。゜　o　
　　　　|￣￣| 。゜　o　　　ヽ.＿;;;;;ν 　　o　。゜。゜　o　
　　　　|￣　 |　　　　　　　　U"U
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
15：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:05:25 ID:mHDVJKww: そして明里は泣きながら雪の上を歩き出しました。

　○　　　　　ﾟ　　。　　゜　　　　　o　　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　　o
　　　　　　　　　　 o 　　　　　　　○　　　　。　　　.　　　　゜　　　　　　ﾟ
　o　　　ﾟ　　　。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　o　　　。　　　　　　　。
　　　　　　　　　　　　　o　　　　o　　　　　.　　　゜　　　　゜　　　　　　　○
　　。　　　　　　　　　　　　　ﾟ　　　　　o　　　　　　○　　　　　o　　ﾟ　　o
　　　　゜　　　　o　　　゜　　　　　　　　　　　　｡　　　　　　　　　　　　　　　　○
゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o　　　　　　o　　　゜　　　　。
　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　　゜　　　　　　　　　　　　　o
_＼　_　　　゜　　　　　　　　　｡　　　　｡　　　゜　　　　　　o　　　 _　　○￣￣
　　○ ＼　　　o　　　　゜　　　　　　　　　　　｡　　　　　　／　／
￣￣|＿_ ＼＼、　　　　　｡　　　゜　　　　ﾟ　　　　 ○／／｡＿_|￣￣￣￣
∃　 |　　|　　|　ｌ l　゜　　　　　　　　　　　゜　　　　｡ｌｌ　|　　|　　 |○田　田
　　 |田　|　。|　| ｌ　　　　゜_ｨ＝ュ　　｡　゜　　　ｌ |　|　　|　田|　　　　o
∃○|　　|　　|　|｡　゜　. .. ...((二ｿﾞ､_) .. ... . ... ...゜ . ｌ |。|　　| 　｜　田　田
　　 |田　|　　|　ｌ‐　　　　..... / ⌒ヾｼ　　....　　　 .... -|　|　　|　田|
∃　 |　　|○―　....　　　　o(仁((ヽｿ　　　　　....　　　....― 　| 　｜　田　田
　　　o.... 一　　　　　　....　　　|　　　|　　　 ...　　o...　　　　　　ー-　|　。
―　￣　　　o　　　⌒ 　　　 └ｏｏ-'　　　　　　　　　　　　　　　　￣　―　-
　　　　　　　　　　　∩　　　　 ∩

後編ここまで。
16：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:05:43 ID:mHDVJKww: 1866年のクリスマス。
明里は家に一人でいました。
「あーあ、クリスマスやのになんで街は静かなん？」
いつもなら賑やかな筈のこの時期、街は静かでした。
「偉い人が死んだって言われても……うちには関係ないやんか。」
そう言いながら明里は窓の外を眺めていました。
°　o　　。゜　o　　。　　。　o 　　o　°
　　゜　o　　。゜　o　　。　　。　o　　　。
゜　　o　　。　　o 　　　o 　。　　　o
|￣￣￣￣￣￣o￣￣.ﾟ￣゜￣￣|o
| o.／／　o　　　　゜　o　゜　 o　｡| 。
｡|／／　o　　。　゜　　　。　　　o　|
｜o 　　　　_ｨ― ,ャｭ゜　　　　o　　|o
|　　　　　(/'⌒"ヽ__)　　　｡　o／|
｜　　　　　(‘へ‘ 6ノ　　　. ｡／／|°
|.　.　　　∩／ y/　＼　　。／／o｡|
└――――――――――――┘。
゜￣。￣￣゜￣￣￣。￣　゜￣￣￣
~ ;^^..~^ ＾;＾;^~ ^;＾~^. ^~ ^~^..~^ ＾;＾~＾;.
^~^ ＾＾~^.~^＾.~^~^^ ＾＾~^.~^＾.~^~.^ ＾~^

ドンドンドン！
突如、玄関を激しく叩く音がしました。
「だれ？こんな日に……」
　　　　　　　　　　　　　　_ｨ― ,ャｭ
　／　　　　　　　　　？ (/'⌒"ヽ__)
／　　　　　　　　　　　　 (‘ー‘ 6ノ
　ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！！！　　／ y/　＼
＼　　　　　　　　　　　　|つ　とヽ__｣
　＼　　　　　　　　　　　　|￣　 |　
　　　　　　　　　　　　　　　|￣￣|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
17：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:05:57 ID:mHDVJKww: 明里は玄関を開けました。
すると、無愛想な男が立っていました。
「……何？」
「アンタが明里さんか。」
「そやけど……」
「アンタに渡すように頼まれた。」
そう言うと男は箱を取り出し、明里に渡しました。
「では。俺はこれで」
無愛想な男は立ち去りました。

　rﾐ (゛゛゛")　　　　　　_ｨ― ,ャｭ
ヾﾐ.ー_ゝｰﾐ　　　　　　 (/'⌒"ヽ__)
　ﾘ　ヽｙ　ヽ　　┌┐　 (‘ー‘ 6ノ
<＿|=＝|＿>つ└┘ 　／ y/　＼
／//ハハ　　　　　　　|つ　とヽ__｣
　 //ハハ　　　　　　　　|￣　 |　
　└ｕ‐ｕ┘　　　　　　　|￣￣|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

「……何なん？」
明里は箱を開けてみました。
中に入っていたのは

　　　　　　　　　　　　　_ｨ― ,ャｭ
　　　　　　　　　　　？ (/'⌒"ヽ__)
　　　　　　　　　　　　　 (‘ー‘ 6ノ
　　　　　　　　　　 ┌┐ ／ y/　＼
　　　　　　　　　　└┘と|　とヽ__｣
　　　　　　　　　　　　　　|￣　 |　
　　　　　　　　　　　　　　　|￣￣|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
18：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:06:16 ID:mHDVJKww: 菜の花の花束でした。

　　　　　　　　。 ◇◎｡ｏ.:O☆οo.
　　　　　　　。:゜ ◎::O☆λλ☆｡∂:o゜
　　　　　　／。○￣￣￣￣￣ﾟ￣￣￣|:☆
　　　　　／　　◎|メリークリスマス！| :
　　　／　　 ☆｡| ☆山南サンタより |
　 ▼　　　　。○..ｉｏ.｡◇.:☆＿＿＿＿| 。.:
∠▲―――――☆ :∂ｉo☆ ゜◎∂:.

以上、エピローグ終了。

。。　o 　　。　。　 o 　。☆。o　。　　o　。
。　　o　。。　o。　。　。。w　　。　。o　　 o　。
　。　。　　o　。　。。　。　从ｖ　。　o。　　o。。
　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|从†ｖ　。　o　。　o
　|丹波のクリスマス　完　 |｡*从　。　 o　。。
　|＿＿　へ　＿＿＿＿＿|ii从ﾟ*w　　。　　。　o
o 。　 oノ)==ヽ || 。o 。w从ﾟ*･∵从。 o　。o　。
。　。　。| ＾U＾|||。　　o　。_|..:;;|_　　。　。　　o　。
　o。　。 /　づΦ　。o　。┝┰|┨ 。o。　。　　o。
19：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:28:05 ID:mHDVJKww: 　　　　　　　　　　　　　　　　☆
　　　　　　　　　　　　　　　　人　　　メリークリスマスです
　　　　　　　　.★　　　　　ノo　ゝ
　　　　　　　[~~~~~]　　　ノ； *　ゝ
　　　　　　.[~~~~~~~]　　ﾉ（・　∀　・）
　（*‘v‘）[~~~~~~~~~.]　ノ ∪:　◎　つ
　ﾉ　　つ―――――　ノ。･〝　※ゝ __ ｖ__
　(　　ﾉ　　　　　　　　　　　ﾍﾆﾆﾆﾆ7　 |-干-|　ｖ
　しＪ　　　　　　　　　　　　∪　∪　　Ｌ⊥_」[ニ]
20：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:50:00 ID:mHDVJKww: 　　　　　　　　　　　人　　　　　　　　　　　　　　　 /⌒＞o
　　　　　　　　　　ノ::oゝ　　　　　　　　　　　　　　/　ヽ
　　　　　　　　　　ノ;;;;;　ゝ　　　　　　　　　　　 (二二)
　　　　　　　　　ﾉ(　`_>´)　　　　　　　　　　　（・　∀　・）　
　　　　　　　　ノ(ﾉ; ◎;つ　　　　　　　　　　　⊂:::`o':::∂⌒)　
　　　　　　　ノ..＆, ,......ゝ""_~_~_~_~_~_~_~_""　｡;;;;;;;;;;;;。,,,ノ　
　　　　　　 /~,へﾆﾆﾆﾆ7　「从erry　Ⅹ’mas |　∪ ∪　　ヽ
　　　　　 !<介>　 ,ヘ　 .,ヘー―,ヘ―‐.,ヘ┘　,ヘ .<介> i
.　　　　　 |ヽ。.,,_ <介>　<介>　 <ｲﾄ> 　<介>　<介>.,_,,。ィ
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　　　　　　　ヽ。,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,。ィ
21：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:56:38 ID:mHDVJKww: 　　　　　　　　　　　 ☆
　　　　　　　　　　　人
　　　　　　　　　　ノ::oゝ
　　　　　　　　　　ノ;;;;;　ゝ
　　　　　　　　　ﾉ［＾～＾］　　　　　　　　　＿＿＿旦＿
　　　　　　　　ノ(ﾉ; ◎;つ　　　　　　　 ∠二二二二／＼
　　　　　　　ノ..＆, ,......ゝ""_~_~_~_~_~_（三（｀<_´　）()三()
　　　　　　 /~,へﾆﾆﾆﾆ7　「从erry　Ⅹ　mas |.三三()三()ヽ
　　　　　 !<介>　 ,ヘ　 .,ヘー―,ヘ―‐.,ヘ┘　,ヘ .<介> i
.　　　　　 |ヽ。.,,_ <介>　<介>　 <ｲﾄ> 　<介>　<介>.,_,,。ィ
　　　人. 　|　　　 ~~"""''''''''ー―-゛-"-――'''''''"""~~　 : :|　人
　　 (::0::)　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ::|　(::0::)
　　(´,_ゝ`)..|　　　　　　　　　　　人　　　　　　　　　　　 ::| （しヽ｀）
　　.,（＿_）-|　　 .人　　　　　　　　(::0::)　　　　　人　　　 ::|-（＿_）､
　　ヽ＿＿ヽ。,,(::0::)　　　　　　　∧i∧　　　　 (::0::)　 _,,。ィ＿＿_ノ
　　　　/　　　ミ．ｰ_ゝｰ彡ー―（・　∀　・）―''|＾U＾|"　　　＼
　　　（＿イ　（＿_）　へ　　　/　　　| 　.へ　（＿_）　ﾄ、＿ノ
　　　　　　　ヽ。　＿／　 .＼～（,,,,＿/ ./　　＼＿　 _ノ
　　　　　　　　　￣　　　　　　.ヽ、_　 _.／　　　　　 .￣
22：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:56:50 ID:mHDVJKww: 　　　　　　　　　　　☆
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　　　　　wwww||ww○w（｀<_´　）w
　　　　 www∧||∧wwwwww∪wwww
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　　　ww○w∪wwwww●www十ww||w
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　　　 wwwwww||f..○w∧||∧www（´・c_・｀）
　　w●w.w∧||∧ww（・　∀　・）www∪www
　　wwww［゜Д゜］www∪wwwwwww∪∪ww
　..www.www∪'wwwwww∪∪www●www◎w
　w◎w.∪∪wwwww○wwwwwwwwwwwwwww
　　wwww●wwwwwwwwwww○wwwwwwｗ
　　　　　　　　　　|::::: 　　|
　　　　　　　　　　|:::　誠 |
　　　　　　　　　　|:::　　　|
　　　　　　　 ┌─────┐
23：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:57:03 ID:mHDVJKww: 　　　　　（　(　　　(.　）
　　　　　. -‐　） ‐- .
　　　　.´,.::::;;:... .　. _ 　`.
　　　　i ヾ:;_　　　｀_,.ン ☆
　　　　l　　　￣￣...:;:彡|　＼
　　　　}　Merry　;:;;;;;彡{.∴∴
　　　　ｉ　　　. . ...:::;;;;;彡|しヽ｀）　　私も浮かれてみました。
　　　　} Christmas;;;彡と　　）
　　　　!,　　　 . .:.::;:;;;彡j 　 /
　　　　　ト ,　 . ..,:;:;:=:彳 ∪））
　　　　　ヽ､..　....::::;;;ジ
24：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:57:17 ID:mHDVJKww: １８６０年のクリスマス
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:;:;:.::.: : : と　　　つと　ｂ　: : : : : ::.::.:::;:;
:;:;:. : : : : （_ ）_（ _）⊂-O～: : : ::.::.:::;:;:;;;
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:;:;:;:.::.::.: : : 　　 .i ♀-ｉ､　　　: : ::.::.:::;:;:;
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六年後のクリスマス
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25：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:58:03 ID:mHDVJKww: 　　。゜　　　　　　　　　　　　　。゜　　　　　　　　　　　oﾟ
　　　 oﾟ　　　　　。゜　　　　　　　　oﾟ　　　　　　　　　　　　。゜
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。゜Ｏ＜´⌒⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　。゜　　　　　　　　　　　
　　　 (ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ)　　。゜　……会津のクリスマスは俺が守る！　
oﾟ　 γミ．ｰ_ゝｰ彡　　　　　　。゜　　　　　　　oﾟ　　　。゜　　　｡
　　　0 ﾐﾐﾐﾐﾐﾐヽﾉ　　oﾟ　　
　　んﾉ;;;;;：;;;;ゝ´ 　　　　　　　　　oﾟ　　　　　　　　　　　　。
　┌─┴┴┴─┐
　├┬─┬─┬┤　　* .　. .: : . ゜゜･　゜　.゜　.　. '　｡　ﾟ
　├┴┬┴┬┴┤ ＿＿_　＿＿　　 __　＿_　 __　＿_　＿＿
　├┬┴┬┴┬┤|田|.|ﾛﾛ|_|　ﾛﾛ|＿|田|.|ﾛﾛ|_|田|.|ﾛﾛ|_|　ﾛﾛ|＿
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⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒＼
26：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:58:19 ID:mHDVJKww: 　　　　　　☆ 　　　　　　_＿＿＿＿_
　　　　　／｡＼　　　　　|▼▼▼▼|
　　　　／*’o･＼　　　 |　　　　　　|　　　　　　　　　　　　 ○
　　　／°◇ﾟ｡*'＼　　 |　言成　| 　　　　　　　　　　／　｜
　　／*，Ｏ　。Ｉ=Ｉ､＼　 |　　　　　　|　　　　　　　　　［二二二］
　／〇　；　∞ﾟ｡　*;.＼ |▲▲▲▲| 　　　　　　田　γ('"""''ﾐヽ　かっちゃん、ねふだはとれっていったろ！
　⌒⌒⌒⌒||⌒⌒⌒⌒　￣￣￣￣　　　　　　∩　（｀<_´#6 ∩
　　　　|~~~~~~~| 　　　　　　　　　　　　　　　　田田田田田田田田
　　　　￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　　田田田田田田田田田田田田
　　プレゼントだぞ♪　　　　　　　　田田田田田田田田田田田田田田　　　　　　　　　☆　　　～♪
　　　　　　☆　　　　　　　　　　　田田田田田田田田田田田田田田田田田　　　　　　　|　＼　
　　　　　　|　＼　　　　　　　　田田田田田田田田田田田田田田田田田田田　　　　ﾀミ￣￣ヽ　ﾆﾔﾆﾔ
　　　　　ｼ""""'ヾ　　　　　田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田　ｃ　´,_ゝ`)　　ﾒﾘｸﾘ
　　　　　ｃ　＾～＾］　　　　田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田つ田0
　　　　　/　|ｙ|　ヽつ田　田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田田,o,,,o　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　L＿_|⊃田　　　⊂⊃　　　　　　　　　⊂⊃　　　　　　　　　　⊂⊃　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊃
　　　　.ノ＿＿_）_））　　｜｜　　　　　　　　｜｜　　　　　　　　　｜｜　　　　　　　　　　　　　　｜｜
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　　　　　　＿ﾀミ　　ヽ　＿＿　　　＿/　ミY＿＿＿　　＿ rﾐ(゛,,,ヾ,,,　　　＿　　　＿/￣　ミヽ__ ＿　
　　　　　／　（´-ω-`）(()　／　　／　|-U-|(()　／　　／　∬丶-⊿-/(()　／　／　（-　∀　-）(()／……ｱﾈｳｴ……
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27：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:58:37 ID:mHDVJKww: 迷子ブラザーズのサンタクロース
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∠:::::::::::＼ |:::::::::::::::|／:::::::::::＼ |:::::::::|＿|::::: o :::::::::::::|　 |:::::::::|
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　　Ｊ)　　　U)　　: : : : : : : : : : : : :o : : : : : : : : : : : o: : : : : : : : :
　　＼Ｊ)　Ｊ)　　　　　　　……八木さん家って何処でした？
　　 c丶 J(っ？？ ,--､　　　　　　　　　　　　　　　　　｡
　　　 / ・　＼　　 /:::::(○　　　　　　ﾄｰｧ /
　　 /::丶__●　 ⊂ ､_⊃ ⌒⌒　 /⌒/⌒''`く　　　　⌒⌒⌒ ｡
　　 i:［；・ヘ・´］ (´<_,｀；)　　　＿_{＿_{＿＿____}＿　　　｡
　　丶::つ￣￣￣￣と )　　＼＿＿＿＿＿_ノ　　⌒⌒⌒
⌒　ν::: | 京地図　|　|～　　━┷┷━┷┷━　　｡
　　　U"U￣￣￣￣Ｕヽ）　⌒⌒⌒　　　　⌒⌒⌒　　　⌒⌒
28：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:59:07 ID:mHDVJKww: 　　　　　　。　　　　○ 　　　　　 o　　　　　　　　o 　　　　　Ｏ　　　　　o
　。　　o　　　　　　o　　　　＊　　　　　　｡　　　O　　　　o
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　　　　　 o 　 ||:::::::li::::/::/　　　　　　／／　　☆／ヽ:::::li::::::::::::||　　＊
　　　＊　　｡　||::::::li:::/ノ.　　＊　／／　　 ,,,:;.;;, 　ヽ､:li:::::::::::||　　　　　　o
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.　　　　　　 ||ﾆl　　　　　　　　　　　　　;;;ヾ;:;,o:;.*, 　o 　　lﾆ||
.　　　　＊　||i :|_ゝｰﾐ　　［＾～＾］(｀<_´　)　li| (´<_,｀ )　 .|: i||　　o　　　　｡
　　　o 　　　 ||:::i|　|＾U＾|(・ ∀ ・)(´・ｃ_･｀)[ ゜Д ゜］(´しヽ｀|li:::||　　　　＊
.　　　　　　 ||:::il| (　　　(つ　と) (;;~)と ) (　　　　)　　と.|li:::::||　｡
　　｡　　　○　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|　　　　o
　　　　　　　 l''￣￣∪￣￣u￣￣￣∪￣∪￣￣￣￣u￣￣'''￣|
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　　　　　　　○　　　｡　　　　　O　　　　　　　　　　。　　　o
29：名無し@練習中：2005/02/11(金) 13:59:50 ID:mHDVJKww: 　　　　 ☆
　　　　 .人
　　　 .ノﾟ从。
　　　ﾉ从。*ゞ
　　.彡。从从ヾ
　　彡*从ﾟ从.ヾ
　ノノ；´◎∀◎)　メリークリスマス！
　［二二二二二］　　　　しかし体が動かないのは何故だ？！
　├┬┴┬┴┤　　　　頭も重い気が…一体　わ　た　し　の身に
　┴┴─┴─┴─　　　何が起きているのだーっ？！