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昔桃子やベリの学園小説書いてた者だけど〜新狼
1
:
1
:2015/07/24(金) 02:21:01
狼の本スレが落ちたときのために立てておきます
本スレでの誤字脱字等のミスも補完してここに置いておきます
本スレ
昔桃子やベリのエロ小説、じゃなくて学園小説書いてた者だけど久しぶりにばくわら世代あたりを中心に書きたくなった
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1437026233/
2
:
1
:2015/07/24(金) 02:22:26
根っからの文化系だった俺が、ダンス部などという面倒なものに関わる羽目になったのは、元はと言えば、ひとえに佐紀ちゃ…、いや清水センセイのせいだった。
高校2年になって3か月が過ぎた、もうすぐ夏休みのある日。
写真部員の俺は、そろそろ高文連の写真展に出品する作品を作り上げねばならない時期になっていた。
とはいえ、何か「これを撮りたい」なんていう題材が明確にあるわけでもなく、気ばかりがどんどん焦っていた。
その日の放課後も俺は、何か被写体となりそうな題材を探して、カメラを持って校庭をぶらぶらと歩いていた。
旧校舎と体育館の間まで来たとき、渡り廊下の下の池の周りに、紫陽花の花がいくつも咲いているのに気が付いた。
「おっ、いいじゃん」
俺は愛用の、中古で買ったフィルムカメラ・ニコンF5にマイクロニッコールの60ミリを装着すると、さっそくパチパチと写真を撮り始めた。
「もっと下から見上げる構図の方がいいかな」
池の縁にしゃがんで、下から紫陽花を見上げるようなポジションで、シャッターを切ったその時。
「キャー、変態!」という叫び声が、突然頭の上から降ってきた。
3
:
1
:2015/07/24(金) 02:23:45
「?」
俺が驚いて見上げると、頭上の渡り廊下で清水センセイが灰色のスーツのタイトスカートを両手で押さえながら、怖い顔で俺を見下ろしていた。
「あっ、佐紀ちゃ…、いや清水センセイ…」
「ちょっとキミ! 今私のスカートの中、盗撮したでしょ!?」
「えっ…、してない…」
「ウソおっしゃい! 今確かに、こっちにカメラ向けて写真撮ってたじゃない!」
そう叫ぶと清水センセイは、上履きのままなのにも構わず、渡り廊下の横の階段を足早に駆けて、俺のいる地面に降りてきた。
清水センセイは俺の顔をじろじろと見まわしてから、「ふーん…」と顎をしゃくった。
<清水センセイ・イメージ画像>
http://i.imgur.com/xlWlak6.jpg
4
:
1
:2015/07/24(金) 02:25:10
「ふ、ふーん…って、何ですか?」
「キミ、確か私が数学受け持ってる2年3組の子よね? えーと…、○○クンだったかしら?」
「そうですけど…」
「あのねーキミ、女性のスカートの中を盗撮するなんてサイテーよ」
「盗撮!? してませんよそんなこと! 俺はただ花を撮ってただけで…」
釈明する俺の言葉に覆いかぶせるように、清水センセイは言い放った。
「先生、嘘つく子は嫌いよ。だいたいキミ、授業中もいつも勉強そっちのけで私のことじろじろと見てるじゃない」
「い、いや、それは… センセイ若くて美人だし… てゆーか、俺だけじゃなくて、男子は全員じろじろ見てますよ!」
しどろもどりになりながら俺が答えると、清水センセイは一瞬満更でもなさそうな表情を浮かべた後、すぐにまた元の怖い顔に戻って言った。
「お世辞なんか言ってもダメだからね。正直に認めて謝るなら今回だけは許してあげるけど、あくまで嘘つくんなら、キミの担任の先生に言いつけて停学処分にしてもらうわよ!」
5
:
1
:2015/07/24(金) 02:26:13
俺は少し呆れながら言った
「停学とか…、そんなに脅かさなくても、ホントに俺が盗撮なんてしてたかどうか、自分の目で画像を確かめてみりゃいいじゃないですか」
すると清水センセイもハッと気づいたように、
「そうよ。早く写真をみせなさいよ! そうすれば全部ハッキリするんだから」と言いながら、俺のカメラを覗き込み、そしてまた大声を上げた。
「何よ! このカメラ、画面がついてないじゃない!」
「フィルムカメラですから、画面なんかありませんよ」
「じゃあ…、どうしたら画像なんて分かるのよ?」
「俺がフィルムを現像した後で見せますから…」
「ダメよ! そんなこと言って、こっそりフィルムを掏り替える気でしょ! 白々しい!」
「参ったな… そこまで信用しないんなら、現像するところも一緒に見ますか?」
俺が聞くと、売り言葉に買い言葉、といった感じで、
「いいわよ! 一緒に見ててあげるから、早く現像しなさいよ!」と清水センセイが叫んだ。
6
:
1
:2015/07/24(金) 02:27:22
写真部の暗室は、旧校舎の一番端の、階段下のもともと倉庫だった場所を改造して造ってある。
ギーっ、と軋む重い鉄のドアを開けて、「どうぞ」と清水センセイを誘うと、センセイは一瞬入るのに躊躇してから言った。
「こんな暗い場所にあたしを連れ込もうとして、もしもヘンなことしようとしたら、大声出すからね!」
「あのさ…、現像するところ見るって言ったの、佐紀ちゃ…、清水センセイの方じゃん。それに、フィルムの現像ってのは電気消す必要なんかないの」
俺はそう言いながら暗室の壁のスイッチを点けた。途端に暗室は蛍光灯の光で明るくなった
「えっ?そうなの? 写真の現像って暗い所でやるんじゃないの?」
俺の後ろに続いて、ようやくおずおずと暗室に入ってきた清水センセイを振り向きながら俺は答えた。
「印画紙への焼き付けは暗くしてやりますけど、フィルムの現像は、現像用のタンクに入れてしまえば、明るいところでできるんですよ」
7
:
1
:2015/07/24(金) 02:28:25
暗室のドアを閉めると、俺は清水センセイと狭い密室に二人っきりになったことにあらためて気付いて、ふいに狼狽した。
今まで嗅いだことのない、大人の女の人がつける香水のいい匂いが漂ってきて、俺は一瞬めまいがしそうだった。
「何もたもたしてるの? 早く始めなさいよ」
「わ、分かってますよ」
清水センセイの棘のある言葉に弾かれたように、俺は現像の作業を始めた。
フィルムを収めたステンレスの現像タンクに、まず現像液、次いで停止液、定着液を順に注ぎ込んで、攪拌、排出するという作業を繰り返すと、ものの20分もかからずに現像は済んだ。
水洗いももどかしく、タンクの中から濡れたフィルムを引っ張り出すと、俺は清水センセイの顔の前に突き付けた。
「ほら、よく見てくださいよ。花しか写ってないでしょう!?」
清水センセイは無言でじーっと目を凝らした後、スーツのポケットから眼鏡を取り出した。
「センセイ、目悪かったんですか?」
「うん。普段はコンタクトだけど」
8
:
1
:2015/07/24(金) 02:29:31
眼鏡をかけた清水センセイは、「ちょっとよく見えないー」といいつつ、フィルムに顔を近づけながら、体を俺に寄せてきた。
その時、清水センセイの柔らかくてちっちゃなオッパイが俺の肘のあたりに一瞬触れた。
(アッー)
たったそれだけで、実戦未経験の俺の愚息は痛いくらいに敏感に反応して、瞬時に第一チンポ汁の発射シークエンスまでが整ってしまった。
「何?」
「い、いえ…。フィルム見えますか?」
俺は思わず前かがみになりながら聞いた。
「見えるけど…、何写ってるのか全然わかんない…」
「ネガだから、白と黒が反転してますから、この黒く見えるのが紫陽花の花」
「あー」
「ホラ、センセイのパンツなんかどこにも写ってないでしょ」
「…」
9
:
1
:2015/07/24(金) 02:30:23
清水センセイはしばらくネガを眺め回してからようやく言った。
「確かに映ってないわね…。私の勘違いだったみたい。でも、これからは誤解されるようなことしちゃダメよ。じゃあね」
そう言って暗室を出ようとした清水センセイの前を、俺は思わず壁ドンをするような形で塞いでしまった。
「キャッ!何!? 何するの!?」
びっくりして怯える清水センセイに向かって、俺は静かに言った。いや、静かに言ったつもりだったけど、たぶん怒りで声が震えていたのだと思う。
「センセイ…、人をさんざん盗撮魔扱いしといて、いくらなんでも、その言いぐさは無いんじゃないかな…。ゴメンの一言も言えないのかよ?」
沈黙が続いた後、小さな声で清水センセイが言った。
「…ゴメン」
10
:
1
:2015/07/24(金) 02:31:16
「ゴメンね○○クン、センセイが悪かった。許してくれる?」
身長178センチの俺を覗き込むようにして、ちっちゃな清水センセイが上目遣いをしながら、甘い声で聞いてきた。
この上目遣いは強力だった。
(許すどころか…、惚れてまうやろ…)
俺は一瞬思考回路がマヒしたみたいにボーっとなって、思わず目の前の清水センセイを抱きしめてしまいそうになった。
(い、いかん、いかん!)
俺は思わず雑念を振り払おうとして頭を強く降った。だけど、それを清水センセイは、「許さない」という意味にとったようだった。
「えーっ…、許してくれないの? どうすれば満足するの…?」
清水センセイが困ったように俺を見上げて聞いてきた。
11
:
1
:2015/07/24(金) 02:32:07
俺は目をつぶって天を仰いだ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「そうだな… センセイがオ…、オッパイを見せてくれたら、許します」
「は!? ちょっ!? な、何、何言ってんの!? そんなことする訳ないじゃん!!」
途端に顔を真っ赤にしてうろたえる清水センセイ。
「イヤならいいです。新聞社とか教育委員会とかに訴えて出ますから。清水センセイに冤罪で濡れ衣着せられた、って…」
しばらく沈黙が続いた。
「…わ、わかったわよ。でも、見るだけだからね」
真っ赤な顔をしながらおずおずとジャケットを脱ぐ清水センセイ。
薄手のピンクのブラウスに既に浮かび上がっているブラジャーの刺繍の模様に、五クりと生唾をのむ俺。
清水先生の震える白い指が、ゆっくりとブラウスのボタンを外し、やがて白いハーフカップのブラジャーが俺の目の前に露わになる。
(もう、許して)と、懇願するような目で俺を見上げる清水センセイ。
「早く…、全部脱いでください」と、無慈悲に言い放つ俺。
「でも…」
「教育委員会に言いつけますよ…」
12
:
1
:2015/07/24(金) 02:32:52
しばらく俺を見上げた後、あきらめたように、意を決した清水センセイの手が背中に回り、泣きそうな目で俺を見上げながら、ゆっくりとブラジャーのホックを外した。
そして、真っ白い小さなオッパイと、焼きプリン色の乳首が、俺の前におぱよ…。
「す、すげえ…」
「イヤ、恥ずかしい…」
「きれいだよ、佐紀ちゃん…」
「そんなに見ないで…」
顔を近づけて凝視する俺を、放心したように見上げる清水センセイ。
そして、「もう、いいでしょ…」とブラをつけようとするセンセイの手をはねのけて、俺は焼きプリン色の乳首にむしゃぶりついた。
「あっ、イヤ! ダメっ! 話が違う! 見るだけ、見るだけって言ったのに! ああっ!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
童貞の妄想がそこまで続いたとき、清水センセイの冷たい声が俺を現実に引き戻した。
「あのさ…、一体どうすれば気が済むわけ?」
13
:
1
:2015/07/24(金) 02:34:28
「あっ、いえ、その…、別に、どうするとか… もういいです…。あっ、いや、俺ほら、数学の成績悪いから…」
「悪いから…?」
「あの…、もし試験で赤点取ったら、見逃してほしいかなー、なんて…」
「何バカなこと言ってんの!? そんなことできるわけないでしょ、もう…。あっ、そうだ! 赤点取ったら特別に補習してあげるわよ」
そう言うと、ようやく清水センセイが笑顔で俺を見上げてくれた。
(怒ったところもたまらんけど、笑うとかわいい人だな…)と、またも俺がボーっとしかけると、清水センセイは「それじゃね」と言って暗室を出ようとした。
俺がドアを開けてやると、清水センセイは立ち止まって、また俺のことをじろじろと見始めた。
「な、何ですか? まだ何かありますか?」警戒しながら俺が聞くと、
「あのね、○○クン、キミ、写真部以外にも部活入ってる?」と、清水センセイはまた例の破壊力のある上目遣いで俺に近寄ってきた。
14
:
1
:2015/07/24(金) 02:35:55
「い、いえ…、写真部だけですけど…」
「写真部って忙しいの? 週何回くらい?」
「い、いえ、何回とか別に決まってなくて…。展示に合わせて作品さえ作れば…」
「じゃあ、普段はそんなに忙しくないの?」
「え、ええ。まあ、それほどでは…」
「じゃあさ、写真と掛け持ちでいいから、ダンス部入らない?」矢継ぎ早に質問を浴びせてきた後、清水センセイが、満面の笑顔で言った。
「ダンス部? 俺が? てゆーか、うちの学校にダンス部なんてありましたっけ?」
「最近できたの。うちのクラス…1組の鞘師さんたちが中心になって作ったの。で、私が顧問をやってるの」
15
:
1
:2015/07/24(金) 02:36:44
「1組の鞘師…」
(ああ、あいつか…)と俺は思った。
そういや、去年の宿泊研修のとき、夜の男部屋の人気投票では結構学年上位に入っていたっけな…、と俺は思い出した。
何かツンツンして男を寄せ付けないイメージがあって、俺自身はロクに口をきいたこともなかったのだが、そうか、あいつダンスなんてやってるのか…
<俺の中の1組の鞘師・イメージ画像>
http://i.imgur.com/DbvsClB.png
16
:
1
:2015/07/24(金) 02:37:55
ところで、去年の宿泊研修なんか思い出したせいで、俺の脳裏にすごくイヤな記憶までもが一緒に蘇ってきた。
俺はその男部屋の人気投票が盛り上がった次の日、まさに人気投票で学年一位となった、当時同じクラスの宮本佳林に告白して、見事に玉砕したのだった。
しかも後で聞けば、同じその日に俺以外の3人も宮本に告白して、やはり玉砕していたのだという。
(ダッセーな、俺…)
つらい気持ちを噛み締めていると、また清水センセイの言葉で現実に引き戻された。
「ねえ、聞いてる、人の話?」
「あっ、はい…。聞いてます…」
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