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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】
1
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2022/12/19(月) 00:33:52 ID:h6sxUnPA
このスレはエルデンリングと、無料HPのサービス終了により2013年8月30日をもって閉鎖されたブログにて投稿されていた、KBTITこと拓也氏の怪文書をクロスさせた二次創作スレの加筆修正版です。ちなみに氏の文章は氏自らがフィクションとして扱っていましたので、ジャンルとしては二つの創作物を混ぜ合わせたクロス系になると思います。
本SSを読むにあたっての注意点
・すげー長い
・拓也さん風の文章形式のまま最後まで進むので、台本形式が多用される
・ノムリッシュ 語録も混入されている
・拓也さん風の地の文を再現するため、所々で文章の接続詞や主語の有無などがおかしくなる
・エルデンリングというゲームは登場キャラが多すぎてセリフや描写が混乱しやすいため、セリフの前にキャラクター名を表記
「ウッス!」←本SSでは採用しない
拓也「ウッス!」←本SSで採用する
拓也の設定
・虐待おばさんをはじめとした、メジャーな部類の拓也さんの怪文書に書かれている内容を真として、本SSの拓也は執筆される
・本SSの拓也は家庭が崩壊して両親が離婚後、母親から虐待を受けつつ育ち、学校ではいじめられ、腐女子のお姉さんに仕込まれたりした経験がある拓也である
・バリ島にも行ったことがあり、女にモテモテな社長とプレイしたこともある。外国人に波乗りの腕前を褒められたことも事実として扱う
448
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/06(木) 00:15:47 ID:rQiqYm4.
マレニア「はぁ、はぁ、知り得たか、ミケラの刃マレニアを…」
会場に戻ったら、辺り一面に全裸姿のゲイ連中が全身アザだらけで倒れてて、その真ん中でマレニアがハァハァ息切らしてへばってるんで、どうしたんすか?って聞くと歩けないんで助けてくれって感じの救助要請。みんなで抱き起こして話を聞くと、乱れまくり掘りまくり暴れまくりの天国状態になってる客の全員に水鳥ピンタを叩き込んで、乱交を強制停止させたらしい。(よく体力保つよな!)ラニは空中に浮いてる月に座って余裕の表情。自分はプレイに参加しないで見てるだけって、いかにもだよな。
ラニ「来たか。お前たちのおかげで、後始末にも慣れてしまったぞ」
マネージャー「それにしては、ラニさんが何かをしていたようには見えませんけれど?あとマサヒコさんはどうしたんですか?」
ラニ「何を言う。我が月が淫らな気を打ち消さなければ、マレニアとて危ういところだったぞ。義手刀を抜けば問題なく切り抜けようが、盛り合っているだけの者達を斬るわけにもいくまい。水没好きの男なら、その者は無理やりプレイを続行しようと足掻いたのでな。気色が悪かったがゆえにシンジュクに帰ってもらったよ」
話しながら月と一緒に着陸すると、ラニが乗ってる月がパックリ割れて、スリットの中からラーヤとローデリカとメリナがボロンと出てくる。マサヒコさんが帰ったってことは今日は練習しなくて済みそうだけど、メリナは戦えるんだから、マレニアを手伝ってやれよ。って言うと「グレートスターズを客の尻にねじ込んだら、マレニアに月へ投げ込まれた」って反論。グレートなんとかが何か知らねえけど、盛り合ってるゲイの尻に第三者が許可なく玩具を挿入するのはお手つき行為に相当する。乱入プレイは高等テクだから素人は真似しちゃダメだぜ!アナルセックスに興味を持つのは嬉しいけどさ、そういう時はプロのオレに任せてくれよな!
ローデリカ「お久しぶりです、拓也様。無事に復活なされたのですね。おめでとうございます」
拓也「うっす!黄泉帰り系ボディービルダーの拓也です!」
ローデリカとラーヤが丁寧にお辞儀してきたから、オレも自分の乳首をコリコリ刺激して胸筋に興奮を与えてパンプさせ、背中反らせて瑞々しいガタイアピールして挨拶。親しい奴と話す時は常に最高の自分でいたいオレだけど「お、おやめください…」ってラーヤを怯えさせたから、咄嗟に乳首を格納する。子供に大人の色気はまだ早いよな。オレも大人気ないことしたなってガタイで分析していると「たまには頭で分析しろ」とドール系魔女から指摘が入る。なんだかんだでコイツも狭間の地に来た時からの付き合いだから、すっかり手の内がバレてるぜ。
ラニ「しかし、何故お前はここにいる?お前の魂は己が肉体に適合するであろう?もはや闘技場にも、用など無いだろうに」
拓也「うっす。そうは思うんすけど、オレまだここに未練あるらしいんで、帰れなくなってるらしいっす。オレが律ガタイになった時に、なんか訳分かんねーことしちゃったみたいです」
ラニ「未練?…ふむ、それは難儀なことだな」
マレニア「待て、私には何も分からないのだが…」
ラニが勝手に納得してる横で、ラーヤ、ローデリカ、マレニアの3人がマジで置いてけぼり食らってる。マネージャーからのレクチャーが三人に提供されると、話の横でオレはお姉さんに会話をフラれる。「拓也?雄膣の様子はどうだ?もう平気か?」「ウッス!もうザーメン飲み込む準備は出来てまっす!」「そうか。大事ないのならば、それでいい」お姉さんの構いたがりは昔から変わってないなって再確認してると、レクチャーが終わって事態をガタイで完璧に把握した三人が出来上がる。
マレニア「拓也の未練か…駄目だ、私には皆目分からん」
ラーヤ「無理もありません。拓也様本人にさえも分からないのですから」
ネフェリ「どうするマネージャー?私はもはや、闘技を催す意義も無いと思っているが」
マネージャー「私もそうは思うんですけれど、まだ気掛かりな事があるんです」
マネージャー「捧闘という儀式に対して、いまだ強い権限を持っているマリカさんが、闘技の閉会について言及していないんですよ。儀式の目的のひとつが完全に行き詰まっているにも関わらずです」
マネージャーからの矛先はいつも突然だ。全員から一気に怪しまれるお姉さんだけど、陰謀を働いた前科がいくつも溜まってるから仕方ないぜ。でも「だそうだが、どうなのだ?マリカよ」ってSのスイッチが入ったラニの言葉はマジ無視だし、マネージャーからの「また何か企んでいるんですか?」って言葉にも「私は知らんぞ?」とシラ切り通しで、奴隷なんかになったりしない。その不遜な態度にドール系魔女が痺れを切らす。
ラニ「いい加減にしないか…その腹芸にはうんざりする」
マリカ「そう言うな。私も何が起こるのかは知らぬのだ」
ラニ「その言いようを、私に信じろというのか?」
ネフェリ「波風を立てることもないだろう。つまり何かが起こるとは、予感しているのだな?」
ピリピリしかけた空気に王様が間に入ってくれて何とかおさまったけど、オレを巡ってまた揉め事が起きかけちゃうんだから拓也も罪な男だぜ。胸囲110のマッチョで売ってるオレの魅力に周りのみんなも振り回されてて、そろそろオレも本気で自分の未練に気付かなきゃって思うけど、やっぱり何度思い返しても心当たりが出てこない。お姉さんからも情報提供が無いし、王様のネフェリも困ったらしくてチョッピリ溜め息。
ネフェリ「是非も無しか…ならば様子見をするとしよう。拓也?出れるか?」
拓也「え?オレ出るんすか?もうなんにも無いじゃないですか」
ネフェリ「言っただろう、是非も無いと。同じく何も起こらないのなら、せめて人事を尽くすべきだろう。行ってくれるな?」
拓也「う、ウッス!行きまっす!」
ネフェリ「お前には苦労をかけるな、拓也」
エルデ王から直々にウリの仕事を仰せつかって、姿勢正してから闘技場の真ん中に降りて行く。背中に「気をつけてくださいね?」ってマネージャーから声かけられながら、相手が誰でも依頼が来たら駆けつけるオレだけど、誰と何するかも分かんねー仕事は初めてだから緊張するぜ。会場はさっきまでの激激エロなプレイの名残がカケラも無くて、ラニの出す極小の月のお掃除バワーに驚かされる。新しくなった狭間の地で清掃業でも開いたら、大儲けできて人形ガタイのスペアも沢山作れるかもね(笑)
449
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/06(木) 00:16:50 ID:rQiqYm4.
綺麗な闘技場に降りて5分半。思った通りなんにも出ないんでマネージャーにもういいですか?ってメールしたら、もう少し待ってみてって返信。さらに待つこと20分。客席のゲイのやつらもすっかり起きて服まで着てるし、何も起こらないから円卓のメンツも流石に退屈してきて、ミリセントとラーヤはヒソヒソ話してるし、ブライヴはモロに寝てるし、ミケラはマレニアの膝でネムネムの時間。人が働いてる時にミケラは良いご身分だよなって思ったけど、マジで良い身分にいるヤツなんで何も言えない。
いつまで経っても何も起こんねーからオレもグラサン越しにお姉さんにギン眼で抗議。でも小さく頷かれただけでロクな答えもないから、オレは完全ノーヒントに嫌気がさして闘技場に大の字で寝転がる。マネージャーも腕を組んだままアクビ決めてるしで全員がダルな時間が続いていく。
あーあ、このまま何も起こらなかったらどうしようかなって考えながら、右手が無意識に股間に伸びるけど「おい」ってラニに注意されて手を止める。ウリもできなきゃオナニーも出来ねえのかよ。こんなことならネフェリからの依頼を受ける前にイエロたくさん補っとくんだったぜ。せっかくパンプした胸筋も縮んでノーマルガタイに逆戻り。頭の隅で入院中のお母さんについて考えてると、闘技場に「拓也?」って聞き慣れた声が入ってきたから、ダルな顔を声がした方に向けると
拓也「あーっ!!おぅううぅす!!」
「ははは、その様子では、全く変わってないようだな」
ディアロスに遭遇!!
ついにあいつ(戦友)登場 投稿者:拓也
「失われた律から貴公を救い出すとの報せは、私もマネージャーから受けていたんだが、参じる道中で揉め事に巻き込まれてな。ラニアとの二人で切り抜けることはできたが、馬が手傷を負ってしまったんだ」なんて言葉を聞きながら、オレにとっての本命クンをどうして忘れていたのかがやっぱり気になる。
ネフェリ「遅いぞディアロス。早く客席に上がれ。そこは闘いの場だぞ」
マネージャー「お久しぶりですね、ディアロスさん。馬は大丈夫でしたか?」
ディアロス「今は嵐丘近くの民家に預けているよ。受け入れてもらえたのは幸いだった。しかし見る限りでは、捧闘はつつがなく終わったようだな」
マネージャー「うーん、終わったと言えば、そうも言えるんですが…」
なんてみんなは口々に言って、今の今まで封印するかのように忘れていたディアロスっていうハリウッド系イケメンにたじろいでるのはオレだけだ。本命クンはそんなオレの心情なんて知るわけないから、拓也をほっといて観客席まで歩いて行く。そこに「待て」ってラニからストップが挟まれる。
ラニ「ディアロスよ。お前はなぜ、闘技の場に迷い込んだ?正門から客席へと入れば良かっただろう?」
ディアロス「え?それは…いえ、特に理由があるわけではないですが」
ラニ「そうか。理由は無いか」
ラニ「面白い。ならばお前が今この場にいることは、むしろ運命ということだ」
このシチュエーションが運命的な再会だって言われて、オレが無意識で作ってた心のダムがぶっ飛び、封印していた未練がドバドバと心の雄膣に流れ込む。センパイはオレにはそっけなくて、ペットのように可愛がってくれることはあっても、彼氏になんて絶対にしてくれない。23時58分に大きく見えた東京タワーはセンパイに無視され、戻ったときには消えていたんだ。
だからオレは、ディアロスからは「生かさず殺さずのペット」として扱われたくなくて、アイツのことを考えないようにしてたんだ。センパイは憧れの人だったけど完全にオレを玩具扱いしてくるし、ペットより上には一度も昇格してくれなかった。だからセンパイにフラれた傷もいつかは良い思い出になるけど、お互い友達同士って思い合ってる関係のノンケくんにフラれると、オレの心は決して絶対に立ち直りなんてしてくれない。だからオレはビビリまくってひとりで忘れたフリなんかしていたんだ。ディアロスにまた会いたいってだけで律ガタイになれたのも、再会した後のことなんて全然考えてなかったからなんだよな。チキショー、ディアロスがお姉さんやセンパイみたいな「ペットと飼い主の関係」が前提にあるSタチだったなら、オレもその関係に満足出来たのにさ。
快感を感じてもいないのに全身の筋肉を硬直させて、棒立ちのままディアロスと仲間の会話に取り残されるオレ。そんなひとりぼっちのビルダーを見てお姉さんは瞬時に元神ガタイで分析。全てを察したみたいで「未練が見つかったのだな、拓也」なんて言うから、会場中の視線が硬直ガタイに降り注ぎ、ディアロスの足もピタッと止まって客席がざわめき始める。
ディアロス「未練?」
マネージャー「マリカさん、それは…まさかディアロスさんが、拓也の未練だとしたら…」
マリカ「あり得ることではあるだろう。『黄金律が狂ったあと 投稿者:ビルダー拓也』から続く拓也の日記にも、ディアロスについての強い執着が伺えた」
マネージャー「あの怪文書を全部読んだんですか?頭がどうにかなっちゃいますよ」
ブライヴ「しかし、拓也がディアロスに執心しているとなれば、未練を断つというのはその、つまり…」
マネージャー「ええ。必然的にそういうことになるでしょうね」
マネージャー「拓也がディアロスさんにフラれるか、拓也がディアロスさんをガン掘りするかによって、拓也の未練は無くなるはずです」
450
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/06(木) 00:17:47 ID:rQiqYm4.
ディアロス「が、ガン掘り…?」
マネージャーの出した結論にオレは心理を突かれまくって、ガタイに注目浴びてるのにエロい熱も感じなくて判決前の被告人みたいにガチガチに緊張。ディアロスからの反応に怯えてる。ノンケの友達にそうとは知らずに告白して、こっ酷くフラれて堕ちていったヤツの話なんて何度も聞いたことあるけど、オレがその立場に立たされるなんて予想外だぜ!「それではディアロスはどうなる!?彼の意思を無視してはいないか!」「聴衆の前でそのようなことを強いるのは、残酷です…今更という気もしますけれど…」「男色家でもない者を、無理にその道に引き入れるのは、禍根を残すだけだと思うが…」ってマレニア、ローデリカ、ミリセントの3人が言い出すと同時に円卓メンバーも口々にディアロスを庇うけど、今度は客のゲイ連中が
客1「なんだよ!ウケぶってたのにさ!闘士達のケツは拓也と土方に捧げたんだから、今更英雄の処女ケツひとつくらい食わせても良いだろ!」
客2「女好きの本物のノンケをどうやってゲットするのか興味津々だ!」
客3「ノンケは調教が大変だァ」
なんて言って一斉にエキサイト。ゲイのオレがどうやってノンケのディアロスを落とすのかを早くも議論しまくり期待しまくりで、ズボンに手を突っ込んでコキまくる準備を完了させる。暗殺オンナも話の勢いに乗っかって「私を辱めておいて、身内は甘やかすのならば、それでは黄金律の治世と何が変わろうか!」って涙目抗議。仲間と領民の前から後ろから責められるネフェリは、板挟みの中間管理職ってポジションだから迂闊に口を挟めないし、ディアロスは話の流れに全くついて来れてない。
レオ「ティシーさんのは不可抗力じゃないですか!アレを仕込んだのはセンパイのヤバ客ですよ!」
ティシー「そんなものは知らぬ!大勢に押し倒され、無理矢理に犯される惨めさ哀しさが、お前に分かるか!」
レオ「俺バリタチなんで分かんないっす!」
ミケラ「不都合があるというのなら、愛するを強いれば話も早かろう。私ならば、今すぐにでもその様にしてやれるぞ」
ラニ「お前はいつもそうだな。他人の都合などお構い無しか。モーグを狂わせただけはある」
ミケラ「お前が語れたことか。我が兄を弑した陰謀も、つまるところ過ちだったのだろう?我が母の激エロなペットに狂わされる謀など、たかが知れていただろうがな」
ラニ「なんだと…!」
マレニア「兄様、どうかおやめ下さい!ここは控えてください!」
拓也の心のウィークポイントが暴かれて、一気に会場の空気が悪くなってみんながギスギスし始めてマジ狂い!言い争いの怒号の中で拓也に訪れたフラッシュバックは、家族にカミングアウトしたあの日の殺伐とした景色だ。やっぱり一番心苦しい過去は、男のくせにノンケくんに好意を抱いていることを周りにバラすシチュエーションだと分かったぜ。
「拓也…貴公は、私をそのようにしたいのか…?」
って振り向いて語りかけてくるディアロスの顔が見れなくて、オレは目線も合わせられなくて咄嗟に背中を向けて自分自身を守ってる。愛に飢えてるのに愛に臆病だから、ディアロスが次に何を言うとしても受け入れられる自信が無い。そうしてる間にも会場は更にヤバい方向に盛り上がっていって、今にも爆発寸前だ。そこでお姉さんがとうとうネフェリにコッソリ耳打ちしたんで、ネフェリが遂に立ち上がる。
ネフェリ「もうよい!!」
熱くなりまくっていた客席だけど、流石に王様が一声上げるとすぐに静かになるから、キチンと王政という名の調教が効いてるよな。「拓也とディアロス!双方が互いの関わりに如何なる決着をつけるのかは、我らが定めるものではない!!未練とは自らの行いと意思によってのみ、吹き消し得るものだからだ!!」ってネフェリは言うけど、ディアロスは全然わけ分かんねーって感じで「え?え?」って疑問連呼してうろたえる。オレにだってこの状況が分かんねーから、客席のみんなに次々目線合わせるけど返ってくるのは困惑の表情だけだ。
ネフェリ「ゆえに最後の捧闘は、両者二名の意思のみを尊し、他者からの干渉を一切排することとする!!」
客1「マジかよぉ!?」
客2「ウッソだろお前!?」
ゲイ連中から今度は困惑の声が上がり、一瞬ネフェリの声が掻き消されそうになったけど、そこにネフェリが「マリカ!」と声を挟んで無理矢理お姉さんに注目を集めて静かにさせる。名前呼ばれたお姉さんは金色に輝くと、闘技場のど真ん中にテレポートしてオレとディアロスの前に出現。ディアロスにはケツに効きそうな金色の軟膏を、オレにはミイラみてえな黄色い指をそれぞれ渡してくる。
マリカ「拓也、お前は地に指をつけ、己の名を記せ」
拓也「ウッス!でもどうしてですか?」
マリカ「すぐに分かる。ディアロスよ、お前は指薬を掬い取り、その指で拓也が記した名に触れよ」
ディアロス「わ、分かりました…」
マリカ「ウッスと言え」
ディアロス「は?う、ウッス!」
お姉さんの奴隷になるふたり。言われるがままオレが地面に名前を書くと、ディアロスの指がそれをなぞる。
でも何も起きないんで「なんなんですかコレ?」って聞いてみると
マリカ「拓也。これでお前はディアロスの呼びかけに応えたこととなる。ふたりは召喚によって結ばれ、これが解かれぬ限り、お前の魂はお前の肉体から離れることもなく、お前は存在を維持できるだろう」
っていつもの意味分かんねー答えが返ってくるんで、つまりどういうことっすかって聞いても「なに、デートの約束とでも思えばいい」とか妙に洒落た例えと微笑みではぐらかされる。「ディアロス。お前には得体の知れぬことだろうが、これより何を見聞きしたとしても、ただ本心のみを拓也に語れ」お姉さんの有無を言わさない言葉に「ウッス…」と答えたディアロスはまたも奴隷と化す。
451
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/06(木) 00:20:35 ID:rQiqYm4.
マネージャー「いったい、何をする気なんですか?ディアロスさんと拓也をどうするつもりなんですか?」
マネージャーからの問いもネフェリとお姉さんに無視されて「マリカ、準備はできたか?」「整いました、我が王よ」ってネフェリとお姉さんのやり取りだけが続いていく。レオも「これ、何やってるんすか?」って周りのヤツに聞くけど、ブライヴもローデリカもラーヤもミリセントも何が何やらって感じで無言のままキョロキョロしてる。だけどラニ、ミケラ、メリナの3人はいきなり冷静になったもんだから逆に怪しく思えてくる。絶対何かを察したに違いないぜ。でもマレニアだけはミリセントと同じく不安そうにしてるんで、難しいことをミケラに任せてるのが災いしてるよな。
マリカ「最後に、お前に伝えておこう。我が祝福、その記憶について」
拓也「うっす?」
マリカ「神として私が司った祝福は、黄金律の喪失と共に失われている。だが、その記憶はいまだ残っている。記憶を用いれば、祝された者は昔いた地に移動することもできるだろう」
マリカ「拓也。その祝福の記憶を、お前に授けよう」
マリカ「そして繰り返すのだ」
お姉さんから、強力なバワーも感じない繊細な光の粒を貰うと、空間転移が始まった。やっぱりタクっちはハメられたのかな。ディアロスも金の光に包まれ始めてビックリ。客席の円卓仲間から名前呼ばれまくるけど、ネフェリの声だけが妙にデカく聞こえて、光に消えかけの視界と聴覚に入ってくる。
ネフェリ「未練に見えよ、拓也。そして、真のお前となるがよい」
真っ白な光に包まれて、ついにオレ達2人は狭間の地からいなくなる。
そして気付いた時には、いつもの場所に立っていた。
季節は冬の真っ只中。
俺たち2人が着いたのは、オレがよく知るあの新宿だ。
競パン姿に空気の冷たさが染み付いて、まさかと思って携帯を見る。
携帯の液晶には12月22日の文字。
オレはついに、あのひと時をやり直すことになる。
452
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/06(木) 00:21:57 ID:rQiqYm4.
今回の投稿はここまで。
1日1レス分書けるくらいにはペースが回復してきてるぜ!拓也!
453
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/06(木) 09:09:16 ID:Y3nxr3jo
お疲れナス!
なかなかディアロス出てこないからいつ出てくるんだろうと思ってたら大役担って出てきましたね…
続きがめっちゃ気になるゾ〜
454
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/06(木) 09:24:25 ID:snyS2jBk
>>マリカ「ウッスと言え」
お姉さんの草の根活動により狭間の地標準の挨拶がウッスになる日も近い…?
455
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/06(木) 14:07:32 ID:Hr8JM.bc
>>454
開会式の時皆で合唱してるから半ばもうなってそう
456
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/15(土) 01:15:50 ID:lEr.yMag
拓也「マジかよぉ!スッゲー!」
日付はもうすぐクリスマス。時期が時期だけにコスプレ姿で街を練り歩いている人も多くて、幸いなことにオレとディアロスの格好も目立たない。クリスマス商戦のキャンペーンがあるのもそうだけど、新宿のノンケたちはお祭りが好きだから早くも浮かれちゃってんだよね。だけど突然新宿にぶっ飛ばされたディアロスはマジで完全なおのぼりさん。「なんだここは!?何が起きたんだ!?」って咄嗟にデカ盾とムチを構えて警戒体制。だけど新宿の人は変な格好してるヤツには慣れきっていて「見ないのがエチケット」って感じでいてくれる。スマホで女子高生の集団がパシャリと撮るぐらいならモロホストのオレも慣れてるんで、問題のうちには入らないぜ。
ディアロス「気をつけろ拓也!何が出てくるか分からないぞ!」
拓也「心配することないぜ。ここはオレのいた世界なんで、狭間の地よりはチョー安全だからさ」
ディアロス「…となると、ここは、かのシンジュクか?」
拓也「ウッス!そうダス!」
ディアロス「なんと…ここがあの…」
ディアロスはキョロキョロしながら、見たことのないデカすぎるビルや行き交う今風ファッションの連中に目を白黒させている。オレにとっても新宿は、若者の街下北沢と双璧をなす流行の最先端だから、お前の気持ちも分かるぜ!俺たち以外に新宿に連れて来られた奴はいないみたいだし、最後の闘技は一対一ってそういうことかよ!案内役も監視役も護衛もつけずに放り出すんだからお姉さんってやっぱりチョーSだよな!
拓也「こうしてても寒いしさ、どっか泊まれるところ探そうぜ!」
ディアロス「宿か…そうだな…道案内は頼めるか?」
拓也「ウッス!」
ディアロスに頼まれて、おのぼりさんを連れてホテルを探すことにしたのはいいけど、ここから近いホテルは値段たけーし、近いと言っても何キロ歩くかも分かんねえしで散々だ。タクシー拾うのも考えたけど、財布の中身が狭間の地に拉致された時と同じ状況だから、グチャグチャになったお札がガビガビに乾いたヤツしかなくて、まともに使えそうなのは小銭だけ。だからもう仕方ないんで、昔よく使ってた馴染みのラブホに行くことに決めたぜ。店員とも顔馴染みだからツケにしてもらえるかもしれないしな。
ギラつく街を鎧姿のディアロスと一緒に歩くこと10分弱。一度も職質されなかったのは幸運だったけど、ホテルの店員にツケをお願いするもすぐに断られて終了。しばらく使ってなかったから店の受付くんもケチになってるらしく、オレがギン目で挑発するも頬にピンタを浴びせてきてダウン。でもディアロスの顔を見たら態度が急変したんだから、現金なのかそうじゃないのかわかんねーぜ。
拓也「部屋はすぐに借りられるといいんだよね。だってさぁ、こんなイケメンがイヴの日とかに寒空に放置されてたら可哀想じゃん!」
なんてダメ押しをすると無事に今日の宿をゲット。合鍵もらって部屋に入ると、ムーディーな灯りと整ったソファーにベッドにと至れり尽くせり。プール付きラブホとまではいかないけど、駆け込みでこれなら十分だぜ。だけど本命クンが気に入ってくれているかどうかはやっぱり気になる。「どうっすか?」「飾り気は無いが、家具や小物類の質は、貴人の品のそれじゃないか?素寒貧同然で、よく借りられたものだ…」ソファーを両手で揉み揉みするディアロスは気に入ってくれたみたいだから、オレも照れまくって「うぃっす、うぃっす」と連呼しながら後頭部を掻いている。ほとんどタダで泊まる都合で各種オプションは利用できないから、仕方ないからコンビニでおやつカルパスを買って二人で分ける。辛味と塩見が効いてて美味いって喜んでもらえたんでいいけど、こんなメシが続いたら栄養不足で水泳部ガタイになっちまうぜ。
457
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/15(土) 01:16:54 ID:lEr.yMag
22日の夜。昔はレオに野獣のように抱かれたな、そしたらセンパイにメールで呼び出されてデートが始まったんだ。って懐かしさに胸揉まれて思い出に浸ってると、膣の奧に熱を感じてきたから咄嗟に冷蔵庫の氷をケツマンに仕込んで緊急冷却。そうしてる間にもディアロスは背中向けて鎧をガチャガチャ脱いで布服姿に変身。晩御飯も食べたし今日は出かける予定も無いから鎧を脱ぐのも当然だけど、オレがゲイだと分かってるのに目の前で着替えるなんてガードが薄いよな。掘るか振るかの二択だってこともすっかり忘れてるよな。なんて思いながらも、そういう話題をぶっ込む勇気が出なくて
ディアロス「今日はひとまず眠ろう。この地がどういうものかが分からないからな。それに闘技場に向かうまでの旅で、疲れも残っている。これから何をするにしても、体を労わるに越したことはない」
拓也「う、ウッス!」
なんて会話のイニシアチブを握られて、やり場のない気持ちが排出されずに心臓をキュウキュウ締め付ける。雄膣の氷に前立腺冷やされてなかったら、今頃トイレに篭って声を殺してオナニータイムだ。離れたままのセパレート式ベッドに2人で横たわり、隣のハリウッド系イケメンの寝息を聴きながらムラムラしつつも、激しすぎるウリの連続の疲れからかそのまま就寝。据え膳食わぬは男の恥って言うけど、食べる元気も無いから仕方がないってことにするぜ。
次の日になって、ホテルからのブレック・ファーストは出ないから昨日のカルパスの残りをふたりで摘む。クリスマス・プレゼントがこんなのじゃ格好つかない。チェックアウトまでは時間があるから「うっす!カルパスじゃ腹膨れないんで、なんか買ってきまっす!」「ああ、頼めるかな?拓也?」「ウッスウッス!」ってディアロスに提案が通ったんでコンビニのATMに急ぐオレ。緊張でつい敬語が出ちゃうけど、topとbottomの関係でもなくて歳も拓也が上だから、本番までに早く自然な言葉遣いにしたいって考えてると、コンビニに見慣れた人影が。
水没紳士「探したぜ、拓也!お前練習せずに帰っただろ!」
拓也「ああああ!う、う〜っす!」
不幸にもプレイ帰りの紳士に遭遇してしまうオレ。そういえばラニが「水没好きの男なら、その者は無理やりプレイを続行しようと足掻いたのでな。気色が悪かったがゆえにシンジュクに帰ってもらったよ」って言ってたなってガタイで緊急分析。こんなトラップ仕込むラニってチョーSだよな!もちろんディアロスを待たしてるんで練習なんて絶対するわけねーよ!拘束されても絶対無理だぜ!ここで捕まるわけにはいかないから「駄目です!今だけは無理なんです!」「ざけんなよ!お前の事情なんて聞いてねーよ!」って言い合いながらコンビニの中をグルグルしてると、トイレのドアがガチャリと開いて
「やりたい」
と呟いた変態親父が現れて、悲鳴を上げる間もなくトイレに引きずり込まれる紳士。どこに行ったのかと思ってたけどそんな所で待機してたのかよ!やはり使えるタチは最高だぜ。トイレからドタバタ音がして「アン!アン!」と紳士の嬌声が聞こえる今がチャンスだ。ATMに駆け込んで、カードと番号を機械に提供していくと、トイレのドアが開いて紳士と繋がった土方がコンビニのにいちゃんに襲いかかる。「コンビニで糞をドバーっとしないようにしようね!」「やめようね!」「コンビニを大事にしようね!」って必死の形相で説得しようとする兄ちゃんの服が一瞬で破かれ、そのケツに紳士の糞がついた土方チンポがぶっ込まれる。
店員「やめようね!もうやめようね!」
店員「お父さん…お母さん…」
涙ながらに説得していた兄ちゃんが白眼を剥いて痙攣を始めると、射精と同時に意識が戻ったみたいで
店員「ああ^〜、気持ちがいい。最高や。たまらねえぜ。」
店員「やったぜ。もう一度やりたいぜ。」
って言いながら三連ピストンに身を任せ、ノンケがスカトロゲイに化す。兄ちゃんの尊い犠牲で難を逃れた拓也は、ゾンビ映画みてーに感染を広げていくコンビニを脱出。ディアロスのために取っておいてるケツマンと精子をこんなところで使い切るわけにはいかない。おろした金を持って、デパートの朝の特売に間に合ったオレは、競パン姿でシャンパンを求めて走りまくり息切らしまくり、おばさま方を掻き分けて白目剥いて吠えまくり。そしたら警備員に押し倒されて「まともな服を着ろ」って顔にピンタをされて、服飾店でズボン買わされて下ろしたばかりの金が早くも使い込まれる。チキショー、やられたぜ!せっかくプレゼント買おうとしてたのにさ、警備員は人の恋路を邪魔するプロ級派遣だ。
仕方ねえからデパートのATMからも金を下ろして、ブーヴ・クリコのシャンパンを購入。「チェックアウトまではまだ少しあるな!」デパートからホテルまでは20分で行ける距離だけど、多分全力疾走したら、あと5分で激しすぎるプレゼント調達は終わるぜ、と思いながら、あー、朝の太陽がマジに気持ちいい。紙袋に入れたシャンパンを抱えながらディアロスのいるホテルに向かう。
拓也「はい、クリスマス・プレゼント」
ディアロス「拓也?もう部屋を出る時間らしいぞ」
マジかよぉ!せっかくの特別なひとときが店員に無視されて、気付いた時にはチェックアウトの時間が来ていた。少しくらい融通利かせてくれよな!常連のオレに嫌われても給料は増えないのに、よく追い出す気になれるよな。予定を潰されていつものように気まぐれな展開だ。
458
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/15(土) 01:17:58 ID:lEr.yMag
ディアロス「しかし、わけもわからないままこの地に導かれたが、帰るためには貴公の未練とやらを断たなければならないのだろう?だがその手段には、悪いが付き合えないぞ。何故かは分かるだろう?」
拓也「う…うっす」
シャンパンを買ったはいいけど、ディアロスは乗り気じゃなくてプレゼントとしての使い道が早くも無くなる。オレはゲイでディアロスはノンケだからお姉さんからの話がそもそも無茶だったけど、思い出深い新宿に興奮状態だった拓也は、ついいつもの調子でディアロスに絡みそうになっていた。でもさぁ、このシャンパンがいらないっていうなら、24日のイヴはどうなるんだよぉ!ダルダルジーパン姿でディアロスの話を聞いていると
ディアロス「だがそれでも、このディアロスは貴公の友だ。尻を貸そう、とは言えないが、未練を忘れる方法を共に探すことはできる。ホスローは熱き血潮で物語る。忘れたわけではないだろう?」
ディアロス「もっとも、何者とも戦うわけではないが。ははは」
なんてウレシイことを言ってくれるから、恋心がまわってきて、ディアロスの従者についてるラニアにムラムラジェラシーを感じる。ディアロスの足元にワンコのように手をつき「オレもラニアみたいに↑仕込まれて14時間とかセックスされたいっ!」と勢いのままガン見でおねだりすると「そんな間柄ではないぞ」って引き気味に返される。押したら引くし、引いたら押すしで駆け引きが上手いよな。デカ盾とムチで戦ってたから距離感のコントロールが上手いのかな?(笑)
しばらく新宿を歩きまくったあとは「どうだ?何か思い当たることはあったか?」「ウッス、特に無いですけど、今が楽しいっす!」「そうか。貴公が楽しいのなら、案外それだけで未練は無くなるのかもしれないな」って話しながら、新宿中央公園で休憩を入れる。「あのさ、春になったら、ここは桜がスゲー綺麗なんだぜ!」「その桜というのはなんなんだ?」ディアロスに聞かれたんで携帯に画像を写してやると「おお、これは見事だな…腐敗の花にも似ているが、こちらの方がより澄んでいる」って気に入ってくれたんで、喜びに乳首がビンビンになって服に擦れてくる。「アッ、アッ、ダメっす!」「また妙なことで興奮しているのか。相変わらずだな」って笑って許してくれるから、オレもまた嬉しくなってくる。
ディアロス「しかし、春に咲く花ということは、この雪景色では見られないのだろうな」
拓也「ウッス!そうっすね。今は厳しいっす」
ディアロス「そうか。本物の桜というのを、ひと目見たかったな」
しばらくそのまま公園で喋りまくったあとは、意を決して「このシャンパン、どうしよっか」って、ベンチに紙袋立て、サラサラの液体が入った瓶を取り出して挑発する。ディアロスがそのシャンパンボトルを手繰り寄せ、耳元でゆっくりと回すように振り、清涼な音を味わう。「良い酒のようだな。どこで開けようか」イヴにも開けないはずだったコレにも出番があるらしい。人の気づかいを忘れないナイスガイだぜ。
明るい公園で二人で酒盛りってのもオッサンくさくてムードが無いんで、お酒の持ち込みもOKしてくれるレストランが欲しいけど、気の利いた店は、どこもノンケカップルの予約でいっぱいに違いない。仕方ないからこんな時でも、オレは両手で乳首捏ねくり回して開発ラインを稼働させ、激エロアイディアを脳中に駆け巡らせる。「あ、出た出た」ってディアロスには笑われるけど、想い人からの嘲笑は逆に被虐のスイッチを押し込んでラインをフルに稼働させたから、オレは無事に新テクを開発!ノンケカップルからの注目が薄くて、店のサービスも充実してて、客からの要望にも答えてくれる店はひとつだ。
拓也「ウッス!ブーヴ・クリコを開けるのにピッタリな店、ありまっす!」
ディアロス「おお!また思いついたな!拓也!」
あったかくなってきたベンチを離れて、二人は新宿の人混みに混ざっていった。
459
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/15(土) 01:19:04 ID:lEr.yMag
拓也「あっ、店長!ご無沙汰じゃないですか!」
店長「けしからん、私が喝を入れてやる」
拓也「おおお!」
店に入ると顔馴染みの高身長イケメン店長がいたんで、挨拶をすると、同時に服をまくられて乳首に蝋燭を押し付けられる。「こら!何を勃起している!何ヶ月も無断欠勤して!」って言いながら容赦なく責めてくるんでオレも「あーっ!すっ!すみません!申し訳ナイス!」って喘いで感じまくる。この店はゲイ向けのSMがメインだけど普通に酒も飲めるし、客に缶ビールとか出すくらいユルユルにやってるから酒の無断持ち込みもセーフだぜ。決まったサービスが無いことがサービスだ。「相変わらず土みたいな肌して、頭もハッピーだな!」と赤くなった乳首をつねりあげてくるその手も、次の瞬間にはピタリと止まる。
店長「あら良いわね〜あなた!」
ディアロス「はっ?」
店長「どこからこんな上玉連れてきたのかしら?拓也にこんなコネクションあったなんて意外だわ。マネージャーに聞いてみようかしら?この目つき萌えだわ」
ハァハァ喘ぎ続ける拓也を放置して、店長はディアロスを視線で舐め回す。それから店の棚からビールを取り出してカシュっと開けてから中に催淫剤を溶かし、ディアロスに差し出してくる。口調も女みたいだし、これは一気に乙女モードでディアロスのことを堕とす気だ。「あーっ!ディアロスはノンケでっす!ちょっと飲めるとこ探してただけです!」先を越されないようにすかさずフォローを挟むと、店長の手がオレのズボンに伸びてきて、ケツの部分だけ下ろされるとアナルにビールが流し込まれる。
ディアロス「何を!?」
拓也「熱い!!」
ビールの泡がピンクの膣壁に流れ込み、焼けるような刺激と共に真っ赤に染めていく。
催淫剤入りのアルコールがガタイ内部の性感帯を犯す!
拓也「あーっ、熱いっ!!うぉー!!」
店長「そのまま動くな。今日は逆さ吊り、ムチ責めをしようか?」
拓也「ああっ!スミマセン!勘弁してくださいっ!」
ディアロス「わ、私からも頼む。今はやめてくれないか?」
血流がたぎり、全身が熱くなって催淫剤が脳を駆け巡るも、上のクチに補われたいつもの回復セットで瞬時に正気に戻される。万が一のことを考えて例の生肉と苔玉を持ってきていたディアロスは、救急隊員になれるかもしれないプロ級の使えるタチだ。仕事をほっぽり出すわ、ゲイでもMでもSでもないイケメンを連れてくるわのオレに店長は怒りまくって、まだ調教やり足りないって感じでいたけど、ハリウッド系イケメンのディアロスをひと眼見てから
店長「…拓也?お前は後で、正義の鉄槌で腐った心を矯正してやる」
拓也「う、ウッスウッス!」
店長「あなた、ディアロスって言ったわよね?私にやめてほしいの?」
ディアロス「あ、ああ…今は頼む…」
店長「分かったわぁ♡今はやめとく♡それで拓也?この貴族青年はどこから来たの?」
なんて言って、ディアロスの色気の前にあっさり陥落。でもオレがいない間にシフトをやりくりしていた店長には、オレは完全にbottomの立場なんで、徹底的に絞られて全ての情報を洗いざらい話すまでは許されない。しょうがないからオレが狭間の地で書きまくって、お姉さん、ラニ、マレニアが付け足したあの日記を読ませてやることに。でも店長は日記の最初あたりを20分以上?30分以下?時間かけて読んでから「まるで妄想日記のようじゃ……パキギメハッピー壮年はスケベなことしか考えないのか…」なんて言って全然信じてくれない。はずだった!
店長「でもケツに挿れたら絶対にキマるドラッグが、アルコールごとあっという間に分解されちゃったんだから、信じるしかないね。そのお兄さんの格好もコスプレにしては手が込みすぎちゃってるし」
店長「拓也?あたし裏でコレ読んでるから、その間は好きに飲んでていいわよ。お金は後で払ってもらうからね」
ダメで元々で読ませたはずが、念入りに読まれまくることに。
とりあえずシャンパンを開けられそうな場所は取れたけど、何時間後かに戻ってくる店長に「やっぱりアンタ達ワケわかんないから出て行って」って言われたら、せっかくのデート気分もすぐにダウンだ。「…あの店番も貴公の友か?友まで変わっているとは、貴公らしいな」ってディアロスは冒険気分だからいいけど、拓也はクリスマスに何をやったら良いのかがやっぱり気になる。昔の今頃は、センパイに朝まで抱かれてダウンだった。セックスも無しにその日が過ぎ去ろうとしてるんだから不思議な気分だ。
460
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/15(土) 01:20:01 ID:lEr.yMag
今回の投稿はここまで。
忙しい!
461
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/15(土) 13:11:51 ID:LgWLEZMI
(新宿のコンビニがケイリッドになっちゃった…)
(泣く)
462
:
ミラン本田★
:<削除>
<削除>
463
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ミラン本田★
:<削除>
<削除>
464
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/19(水) 00:50:56 ID:pzVT8OR6
店の中はオレ達の他に客がひとりもいなくて、貸し切り状態だから二人のムードも落ち着いてくる。クリスマスをバーで過ごすような客は、ここよりもっと良い店に行っちゃうんだよな。店員の立場を利用して、オレはカウンターに上がり込んでグラスを二つ拝借してから、シャンパンを注ぎ、目の前のただひとりの上客に提供する。「そんな勝手をしていいのか?」「心配ないですよ!オレここの店員ですから」カウンターに立ったクセでまた敬語が出ちゃうのは、なんだかワーカホリック気味。休みの日でもオンオフの切り替えが下手なのは自分でも思うぜ。
拓也「はい、プレゼント」
オレからのプレゼントはすべすべの手に取られて、スッと客の喉に入っていく。
「変わった味だな。それに飲みやすい」狭間の地に現代風のシャンパンなんて無いから、初体験の味にディアロスはすぐにグラスを空ける。「戦士の家系に生まれたならば強い酒にも慣れておけと、かつて兄には言われたものだが、結局慣れぬままだったな。この酒があれば、私も皆に侮られなかっただろうか」酒は人の弱みを曝け出すって言うけど、オレ達は互いの弱みは知り尽くしてるから「酒が飲めても、悪くて頭もキレないと出世できないじゃないですか」って冗談ぽく言っても空気はピリついたりしない。
ディアロス「そうだな。私に権謀術数などは向かない。あるいは案外、貴公のような男なら上手く溶け込めるのかもしれないぞ?新テク開発だとか、そういう閃きは得意だろう?」
拓也「ウッス!オレ、オンナにモテモテな社長も堕としたことあるんで、多分いけまっす!」
ディアロス「ははは、その調子なら無謀だったな」
冗談を言い合いながら、そこから過去話ゲームの始まり。兄ちゃんのユーノ・ホスローの活躍と、拓也の括約の話で盛り上がる。両手のムチで敵を血まみれにするキャラでチョー有名な、貴族社会公認のSタチだった兄ちゃんに憧れてたけど、マジでそういう立場に立ってみると景色が変わって、何にもできない自分さえも懐かしく思う時があるらしい。オレも男を知らなかった頃の肛門が懐かしくなる時があるから、シンパシーを感じて二人でセンチメンタルな空気になる。
それからは狭間の地のめくるめくハードS冒険譚に二人で想いを馳せていく。ふたりが初遭遇の時、オレはボロボロだったな、リエーニエはきつかったな、最初の頃はディアロスとネフェリはソリが合わなかったな、今から思えば、ミリセントと出会った後の火山館が分岐点だったなって二人で回想。ダブル分析で人生の妙味を振り返る。
ディアロス「円卓に集わず、各々が別の道を行くとしても、私はどこぞで野垂れ死んでいただろうな…ミリセントもおそらく、ケイリッドの腐敗に倒れただろう。マレニアとブライヴも円卓に加わることなく、戦士達は黒き剣や戦王を越えることも無かった」
ディアロス「いや、恐らく禁域にさえも入れなかっただろう。円卓を導いていた百智のギデオンと、勇者ネフェリといえど、二人だけで破片の君主達を討ち果たすなど、出来はしなかったのだから」
拓也「オレなんてもっと早くに死んでますよ。メリナに洞窟で拾われてなかったらマジで低体温で逝ってたぜ!」
ディアロス「最初にメリナと出会い、円卓に招かれたのも幸運だったな。貴公の友、マネージャーと出会えたことも大きかった。思えば貴公の友には、多くの無理難題が降りかかっていたな」
拓也「マネージャーとオレの活躍も、7対3の関係でマネージャーにスゲー偏ってたぜ。よく体力保ったよな!」
ディアロス「全くだ。マネージャー以外の者には、あの役は務まらなかっただろう」
思い出にまみれながら感傷に浸りまくっていると、オレも飲みたくなったからクリコを一杯口に含み、舌触り滑らかな旨みを味わう。その間も店には誰も来ないんで、さらにツマミの生ハムスライスも拝借して二人だけの静かな時間が続いていく。そしてボトルが空く頃には、窓の外には月が登っていた。
465
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/19(水) 00:51:45 ID:pzVT8OR6
「ほうら、一本空いちまったぜ!」喋り倒してアルコールと生ハムでピクピクと横隔膜が異常な動きをするように、しゃっくりを上げながら腹の痙攣に襲われる。「少し飲み過ぎじゃないか?苔玉ならまだあるが」なんて言われるけど、せっかく酒で気持ち良くなってんだから、酔いは醒まさなくていいのさ♪これにPまで打ち込まれたら最高だけど、ディアロスはドラの経験も無いから素人さんの前で無茶なことは出来ないから、無い方がいいぜ。
酔いの快感に雄膣が収縮して、下腹部が無意識の内にデカマラを求めて最高の性器になろうと準備している。でもベッドに寝転んでもディアロスはきっと今は乗ってくれないから、水を飲んでアルコールを薄めて、話を違う方向に切り替えようと話題をひとり考える。そしたらバックヤードから店長が出てきたんで、しめたとばかりに話を振ると
店長「滅茶苦茶じゃな〜これ。この小説はな↓に↑?」
ってオンナ口調もやめてジロ眼を向けてくる。「ウッス!どうでしたか?」「そこそこ普通だったけど、ここまでやったらなんか、嘘くさい(笑)」って、何時間か前は信じてくれてたはずなのに否定派に回ってくる。心霊話だったらすんなり信じてくれるのにさ。「でもまぁ、面白かったな。ビンビビンビンな話じゃったな。ディアロスさんの衣装もよく出来てるしな。はっはっはっはっ」激エロ冒険譚に上機嫌になった店長は、カウンターに立って空いたグラスを流しに回収する。
店長「でもあれじゃな。拓也がここにいるんなら、世界が平和になったあとの話も書かなきゃいかんな。ネタも作っておかんとな」
拓也「ネタは無いですよ!そういうのじゃないっす!ひと段落したら、続きは後で書きますよ」
店長「あ、書くんだ。それは楽しみじゃな。でもどこかに出すんだったら、版権とか気をつけないといけないな。マリオカートとか書いちゃってるから」
店長は最後まで本当のことだって信じてはくれなかった。でも一日中暇なせいなのか知らないけど、その日は泊まりのOKまでくれたんで、バックヤード奥にある、調教にも遊びにも休憩にも使える地下室に集まって、廃棄予定だった酒のツマミを食べながら3人でモンハン開始。ディアロスは最初スッゲー戸惑ってたけど、そのうち慣れてデケー槍を巧みに操っていた。こういうアクションゲームは目がショボショボに疲れてくるから苦手だけど、それでも楽しかったぜ。店長のハンマー使いは前に遊んだ時のままだった。
そうしてとうとう24日の朝。
ネムネムの眼をこすりながら仮眠室から出ると、団体客からの予約が入ったとかで店長が店の飾り付けをしてる。客仕事はいつも突然だ。猫の手も借りたいくらい忙しそうだったから、オレはシャワーも浴びずに寝起き姿のままクリスマスツリーを引っ張り出す。ディアロスも手伝おうかって言ったけど「拓也と私は店員だから良いけど、あなたはお客さんでしょ!」って急にオンナ言葉になった店長に止められる。イケメンにやられたい欲が抑えられてないぜ。
結局ディアロスがシャワーを浴びてる間もオレと店長で飾りまくり整えまくり、在庫から商品並べて吠えまくり。バスローブ姿のディアロスがバックヤードで優雅な午前を過ごしている時も、二人は埃にまみれてハァハァ喘ぎ続けながら12時を迎えた。
あーあ、何の成果も無いままイヴの日が来ちゃったな。着替えを済ませたディアロスは素肌つるつるの顔で「あのシャワーというのは凄いな。冷水も湯も自在に変わるぞ」って満足気味だけど、オレはお姉さんが言うような未練の答えを見つけられなかったのがやっぱり気になる。
ディアロスがゲイだったら、オレも激エロのモロホストなんで勢いに任せた一夜限りのアバンチュールも狙えたけど、ディアロスはノンケで友達だからそんな手は決して絶対に使うわけにはいかない。ウリの相手がノンケを名乗ってたこともあるけどさ、拓也を指名してる時点でノンケ宣言もプレイの一貫なんだよな。そんな特殊プレイを友達に強いるほどの悪魔じゃないぜ。
466
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/19(水) 00:52:45 ID:pzVT8OR6
でもなんだかんだあって、楽しかったし満足かな〜。なんて思いながら、オレとディアロスと店長の3人でいつの間にか始まっていたクリスマスパーティーが終わりを告げる。「店長スミマセン、泊めてもらっちゃって」「まぁわしも楽しかったからな。宿泊費も取らないでおくからな。でも飲み食い代はあとで払ってもらうから、ちゃんと用意しとくんじゃぞ?」「ウッス!」closedの看板をOpenに裏返す店長にディアロスも「貴公には世話になった。急な訪れにも応えてくれたことに礼を言う。ありがとう」って感謝を示すと
店長「あら、あなたならいつでも大歓迎よ?拓也に飽きたらいつでも来てね。サービスするから」
ディアロス「は、はは…」
ってバリネコモードで露骨に誘うから「あー!チョーネムー!!ジム行きたい!」ってガタイを張って威嚇する。店長は冗談だって笑ってたけど、緊縛師はMS両方イケるから、押して引いての駆け引きも上手くて要注意だぜ。
挨拶もそこそこに、店長に見送られながら街に戻ると、時計は12時半を指していた。今年のクリスマスはランチもお茶もディナーも二人で決められる。友達の話ってチョー楽しいし、街を歩いて安いクレープを買い喰いするだけで腹も八分目になってくれるんでキモチ良いぜ。
そして時間が過ぎていく中で、ディアロスから突然の提案。
ディアロス「そういえば、貴公が度々日記に記していた“東京タワー”というのは、どこにあるんだ?」
マジ?!
それってお誘い?
やったぜ!
「とっ…東京タワーなら、ここだと角度が悪いから見えないけど、タクシー走らせたらすぐに着くぜ!」
って言ったら「そうか。それなら一度見てみたいものだ」ってやっぱりノリ気で、夢か現かの確認に自分の乳首をつねって痛みと快感に悶え、無事に現実だったことに嬉しさを感じまくって、1時間トレーニングしたみてーに胸筋がパンプする。やっぱりディアロスとクリスマスを過ごせることが何よりウレシくて、自分のマジな気持ちを直視する。
オレがゲイだとか向こうがノンケだとか、色々理屈を捏ねくり回してもさ。
オレってやっぱりディアロスが好きで、だけどペットでもいたくないんだよね。
行き先が決まったオレは、タクシーに手を上げてすぐに一台を確保する。クリスマス帰省の掻き入れ時が幸いしたぜ。今から行けば、前見れなかったミッドタウンのイルミネーションにも余裕で間に合うからだ。オレのクリスマスは始まってんだよ!タクシーに電話して、今からすぐ行くって答えを聞いてから
拓也「あのさ、東京タワーの照明が24時に消える瞬間を見た人は、幸せになれるんだってさ!」
って口走って、拓也のガタイも心も硬直する。
カップルは幸せになれるって噂だったのに、噂の肝を省略したオレ。その時感じた違和感をディアロスに悟られないように顔を背けて、気付いた気持ちに蓋をする。付き合ってもいない二人なのに、はやくもフラれることを怖がるオレは乙女のように矛盾した気持ちに苦しめられる。
オレの未練とディアロスの処女ケツと、二つにひとつのシチュエーションだと遂に悟ってしまったぜ。
でも未練優先でディアロスに迫ったら、恋が成就してもディアロスからノンケの道を奪うことになって、オレは自分を苦しめたお姉さんの計画と同じことをディアロスにぶっ込むことになる。だけど失恋したら、今度は拓也が徹底的に拓也が傷つけられて、未練が拡張されたポッカリ雄膣のように大きく深くなるだけだ。迷いまくりビビりまくりのオレの頭に、見知ったヤツらからのアドバイスが補われる。
「未練に見えよ、拓也。そして、真のお前となるがよい」
そう言ってくるのはネフェリだな。
「今日は3試合だ。初戦に6人の乱闘、次戦に6人の遺灰共闘、最後は一対一の決闘で締めとなっている」
これはラニだな。一対一の決闘ってそういうことかよ!
いつでもどこでも最後の敵は自分自身だ。目の前に車が止まるけど、自分で呼んだタクシーなのに最後の審判に思えて、無表情のまま後部座席に乗り込むと、ディアロスも続いてオレの隣に座ってくる。「どこに行きますか?」運転手に話しかけられても、オレはすぐには目的地を言えなかった。
467
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/19(水) 00:53:34 ID:pzVT8OR6
オレたち二人を乗せたタクシーは、目的地目指して昼時の都会を疾駆する。「お客さん、派手な格好だね」「これは家に伝わる鎧なんだ。だが気にすることはない。シンジュクでは、いかに立派な家名とて無意味だからな」「家宝の衣装を着てるんですか?すごいですねー、なにかイベントとかに出てたんですか?」声からしてオンナっぽい運転手とディアロスが会話弾ませてても、ジェラシー感じる暇もなく窓の外を見ながら、近付く目的地に焦燥感まみれになる拓也。タクシーはSが入っているらしく、容赦無くオレを運んでいく。
運転手「はい、お疲れ様でした」
気付いた時には車のドアが開いていて、目の前にイルミネーションが光ってた。
タクシー代もいくら払ったか分からないまま、ディアロスを先におろして、夢遊病みてえにフラフラの足取りでオレも車を降りる。イルミネーションにディアロスが酔いしれ、見とれてる間にオレは運転手に呼び止められる。
運転手「お付き合い、上手くいくといいですね」
拓也「あっ、ウッ、ウッス!」
帽子を深く被った運転手はなんとなくお姉さんに似ていたけど、多分人違いだよな。本物かどうかは大切じゃないぜ。新宿にまでやって来たお姉さんから激励を受けた気がして、逝きかけたメンタルもかろうじて繋ぎ止められてフラついた足に力が戻る。運転手さんがドアを閉めると、タクシーは走り去って行った。「どうした?知り合いでも乗っていたのか?」「ウ、ウッスウッス!なんでも無いっす!」浮き足立つテンションをギリギリで抑えつけ、前は見られなかったイルミネーションを見るために歩くけど、まだ真夜中にはなってないから銀河の飾り付けの輝きも弱い。
集中力が乱れたまま、半ボケの頭でディアロスとふたりで歩き回る。街を飾る光の数々もろくに見られず、時間だけが過ぎていく。オレのクリスマスのメインイベントはここじゃなくて、深夜に輝く東京の象徴に控えてるからだ。街のイベントを梯子して、焼き芋や照り焼きチキンを食べながら人混みの中を進むけど、食べたものの味は分かんねぇしディアロスとの会話も中身入んねぇしでマジ死にしそうだ。「おお?あれじゃないか?」ってディアロスが指差して、いつの間にか目の前には東京タワーが立っていた。
拓也「あ、お、おお、う、ウス…」
ディアロス「大きいな…色といい形といい、まるで火山のようだ」
23時50分に遭遇した東京タワーはオレにもディアロスにも存在感主張しまくり。無視をしたって絶対に消えてくれない照明も、残り10分で消えるけど、逆に言えばあと10分しか絶対に点いててくれない。ラニの奴はディアロスに「これも運命だ」とか言ってた気がするけど、本当だぜ。そして逃げ場もないままで、最も重要な分析がガタイに強要される。
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/19(水) 00:56:55 ID:pzVT8OR6
今回の投稿はここまで。
風邪を引いた!ガタイが病弱になってくるし、コロナの後遺症で免疫系がグルグルしている。
あゝ^〜たまらねゑぜ。
469
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/19(水) 10:51:38 ID:PxL21Ia2
身体を大事にしながら毎秒執筆しろ
470
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/19(水) 10:59:25 ID:40wqNuDk
聖杯瓶ガブ飲みしつつFPの限界まで投稿しろ
471
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/19(水) 10:59:53 ID:iWJAcdWI
お宝映像、秘蔵映像、おもしろ映像公開☆彡
https://www.youtube.com/@doragonball
野口英世の愚痴ひでーよ
社内に忘れ物をした、まあ、しゃーないか
サザエさんのお父さんの波平さんの頭の上にあるのは導火線ですか?
お相撲さん、ちょんまげ取ったら、脂身です♪♪
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/26(水) 00:26:45 ID:YgIGI6Mo
「奇妙だ。だが、美しい」
ディアロスが東京タワーを見上げてる隣で、最善の答えを見つけ出すべく乳首を捏ねくり回すのも忘れて、胸筋をパンパンに張らせたまま黙りまくって全力分析する拓也。オレの日記は狭間の地の色んなヤツらに読まれまくって拓也信仰の原本になったけど、円卓メンバーのみんなはその原本を読んでるから、拓也の取り扱い説明書を把握してるはずだぜ。だからオレを復活させるプランも皆で開発することができたし、ディアロスも東京タワーの存在を知っていたんだぜ。そのディアロスから
「“東京タワー”というのは、どこにあるんだ?」
なんて言葉が出て来てるんだから、これはもうお誘いってことだよな。溜まりに溜まった欲情をディアロスに排出する許可が降りてるんだよな。なんて野獣の本能に理性が押し潰されそうになっていると、理性拓也が「でもディアロスは、オレとはセックスしないって言ってるぜ!そのことを無視してレイプしたとしてさぁ、ディアロスの気持ちはどうなるんだよぉ!」って反論してきて、野獣拓也を押し返す。もう何度この問題を考えたのか分かんねー!そこにさらに
「ディアロスはフツーに東京名所を観光したかったんじゃねーの?それがオレの未練を消すことに繋がってるって、きっと血潮で分析したんだぜ。アイツの言葉を思い出せよ!」
って理性拓也からのダメ押しが追加。ディアロスの「尻を貸そう、とは言えないが、未練を忘れる方法を共に探すことはできる」っていう言葉が頭に浮かんできて、野獣の拓也をさらに突き放す。でもあの最高だったクリスマスにポッカリ開いた唯一の穴に、最後のピースがズブリとハマり込みそうな時に、ここで引くわけにもいかない。時刻は23時52分。クソー、こんなことなら初日からもっと考えておくんだったぜ!
拓也「あーっ!」
ディアロス「どうした?」
でも悩みまくっていたところにお姉さんからの言葉が思い出されて、ガタライズ分析に補われる。
「拓也。その祝福の記憶を、お前に授けよう。そして繰り返すのだ」お姉さんがそう言う通りに、オレが祝福のバワーを貰って新宿に帰ると、あのクリスマスがやって来た。つまりこのクリスマスは何度も繰り返せるってことだよな。だったら例え今回がダメでも、トライ&エラーで少しずつ攻略していけば大丈夫だよな。狭間の地での激しすぎるハードSな冒険にもこの祝福バワーってのがあったら良かったぜ。
そうと分かれば後は簡単なんで、オレは時計を見ながら時間が過ぎ去るのを待つことにする。次のクリスマスは何しようかな〜、最後の闘技は楽勝だな♪それにしても東京タワーは綺麗だな。時計は23時55分を指している。このまま次のクリスマスに勝負を持ち越せばいくらでもイケる!
拓也「おおお!?うーっす!」
ディアロス「なんだ?どうしたんだ?」
はずだった!
全力の分析が新たな問題を発見!クリスマスをやり直すのはいいけど、それが後々の歴史を変えてしまう可能性が出てきてマジ狂い!そもそもセンパイとここに来てない時点でヤベーけど、レオとのセックスも含めた諸々も省略してるから、この可能性がマジだったとしたら既に歴史がグチャグチャに変わりまくってて更にヤバい。でもお姉さんがそんな激激ヤバなことを今更オレにやらせるはずがない。そんなことをしたらオレと円卓メンバーの苦労も、お姉さんの苦労も全部マンコの泡になるからだ。だからオレは歴史が変わる可能性を否定しまくって、残り時間なんか確認してる。55分は56分に進んでて、更に拓也を焦らせる。
拓也「あーっ!おぅううぅっす!」
ディアロス「先ほどからどうした?何か妙なものでも食べたのか?」
フル回転で行われる分析に焦りが追加されて拓也の脳はオーバーヒート。頭を激しく上下させながら全身をガクガクと振るわせて、白目を剥きながらアンアン喘ぎ声を上げてしまい、他のカップルに写真撮られまくり笑われまくり、Twitterに動画上げられてバズりまくりのインターネット淫乱玩具になっていく。その間にも熱すぎる脳は制御を失ったかのように回転を止めてくれなくて、オレの思考は未練の正体の奥底へと落ちていく。
473
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/26(水) 00:27:31 ID:YgIGI6Mo
「最高っす!最高のクリスマス・・です」
昔の自分の言葉が脳ドラと共に思考にぶっ込まれ、大いなる矛盾が生まれる。
最高のクリスマスだったなら、その思い出が自分の復活を邪魔するくらいの未練になんかなるはずねーよな。
「狭間の地に拘束されるほどの欲求は無いはずでっす!センパイのことも吹っ切れましたんで」
センパイのことが吹っ切れたなら、センパイとの思い出の数少ない不満も、種マンみたいに全部受け入れられてたはずだよな。自分の口に自分のベロチューをぶち込まれてるみたいで、今の拓也と過去の拓也の間に生まれた矛盾に苦しめられ、野獣モードになろうとする方のオレの本音もさらに溢れ出る。
「ディアロスのギリシャ彫刻ガタイを味わい、唇を重ねあって愛を語らえればそれで良いぜ。センパイとのクリスマスデートの流れで自然とそうなればスッゲーロマンあるし、ついでに東京タワーの消灯も一緒に見られたら最高だぜ!」
理性的なオレがその本音を否定したがるけど、野獣のオレが導き出した本音はチョー強くて逆らえない。本音はオレの未練と直に繋がっているからだ。「人は皆、獣なんだぜ?」野獣と化した拓也が本音を受け入れさせるべく誘惑してきて、ディアロスの激エロなガタイを見せてくる。ミリセントと一緒に体を洗い合った時に見たディアロスの腹筋、胸筋、太もも、ふくらはぎ、肩、二の腕……ありとあらゆるエロティックな部位を妄想させてくる。その圧倒的な煩悩に脳みそ揺すられて、オレはピンクがかった思考に支配されかけながら意識を取り戻す。
ディアロス「大丈夫か?拓也?」
拓也「お、おう…う、ウッス…」
肩に手を置かれて軽く揺すられると、その微振動に全身が敏感になった拓也のガタイが痙攣硬直し、マラがガチガチに勃起し始める。
拓也「な、はっ、なんでもないダス…」
ディアロス「そうか」
平静を装うけど、心配してくれるハリウッド系イケメンのデカマラを想像して、むしゃぶりつきたくなる感覚に襲われ、ディアロス本人の意志を無視しそうになる。
「…私はいいぞ」
そこにディアロスから…えっ?
「貴公は、さんざ迷い、自ら身を引くことを選んだのだろう?」
「だがそれでは、貴公はクリスマスに囚われたままだ。故郷に帰ることは叶わず、母の看病もできない」
「律からエルデを解放し、数多の争いを鎮めた英雄たちの一人の末路がそのさまでは、あんまりじゃないか」
23時58分に、ディアロスが見上げてた東京タワーはオレに無視され、気付いた時には消えていた。
オレたちはカップルじゃなくて、「つかず離れず」の関係のはずだった。
ディアロスは暗くなった東京タワーを見上げてる。隣のオレは、そのディアロスの言葉に完全に思考を消し飛ばされて、勃起マラからも熱が引いて脳も一気に正常化。野獣の拓也も、暴れてる最中で急に首輪を外されて放置された犬みてーに静かになる。
拓也「…マジ?」
ディアロス「それってお誘い……そうだったな、拓也?」
聞き返した時、ディアロスの横顔は極上の微笑みで、視線はタワーの向こうの星空に向られていた。
474
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/26(水) 00:28:25 ID:YgIGI6Mo
マジでありえないはずだった提案に今までの分析全てが中断されて、ガタイによる分析書も綺麗な白紙に撤回される。信じらんねーって言葉だけが辛うじて浮かび上がり、次第に増えていって頭の中を埋めていく。そんな拓也に、ディアロスのヤツが澄んだ瞳で語りかける。
ディアロス「貴族たちは、そして我が家も、男色家に対する偏見は無い。家督を継ぐ者、血筋を拡げる者でもないなら、誰が男娼を囲い、誰が侍女と寝ようが何者も気にしない。色恋多きことこそ盛者の誉と思う者もいる」
ディアロス「そして、ホスローの家督はすでに兄が継ぎ、血筋は他の親戚が拡げ、ゆえに我が家は名家であり続けている。例え私が英雄であろうとも、私の居場所はもはやホスローには無い。私が戻れば、家は再び乱れるだろうからな」
ディアロス「ならば、私が貴公に身を捧げることにも、何の不都合も無いというわけだ。それで貴公は、家に帰れる」
ディアロス「そうだろう?」
ウリばかりをしていたオレがディアロスによってウリつけられる立場に早変わりして、目の前の名門系イケメンがあっという間に高級男娼と化そうとしている。自分を納得させるかのように話を続けるディアロスに、オレも咄嗟にマズイと思って「ちょ、待てよ!」と口だけのストップを語る。すると固まっていた拓也の思考が再始動して、猛烈な理性と本能のぶつかり合いに苦しめられる。はずだった。
ディアロス「ははっ、意外だな。貴公は飛びつく話だと思ったんだがな」
照れ笑いを見ても、理性も本能もガチガチに固まった状態で動かない。
そして白紙のままの分析書に、一筋の閃きだけが記されていく。
センパイとの「生かさず殺さずのはずだったクリスマス」とそっくりなデートコースを、オレはディアロスと一緒に歩きたかった。ディアロスと一緒に東京タワーの消灯も見たかった。愛のあるセックスもしたかった。どいつも全部本心だった。でもセンパイのことを本当は引きずってるのも、もう隠しようがない真実だったんだぜ。疑うことができない本心と真実とが絡み合い混じり合い、オレはついに未練の正体を発見。
本当はディアロスをね、センパイの代用品にしたかったんだょ。
二人でなら、全ての痛みを忘れられる。
イケメン顔が勇気をくれるし、乗り越えた苦難に強力なバワーをもらえる。
ガタイも命も、いくらでも捧げることができた。
ディアロスとの時間が大好きだった。
でも大好きな時間だからこそ、その時間を昔の思い出の代わりにするわけにはいかないぜ。
未練が姿を表すと、さっきまで大きかったそれは小さくなって、拓也の中から消えていく。
熱く燃えていたはずの情欲も鎮まり、理性も静かに去っていく。「ウッス!オレ、そんな手に乗らないっすよ!」って心ひとつ身ひとつになった拓也は、腰に手を当ててガタイを強調する。ディアロスは長めのため息をついてから「これでも、勇気のいる決断をしたつもりだったんだがな。どうやら気張りすぎていたらしい」って安心したような呆れ笑いを浮かべていた。
475
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/26(水) 00:28:58 ID:YgIGI6Mo
暗い東京タワーの前で、街の明かりと夜空の星だけに照らされながら、ケーキもオードブルも無いクリスマス。シャワ浣もセックスも当然無しだぜ。それでディアロスは「しかし、それならどうやって未練を落とす?東京タワーの明かりも消えてしまったぞ」なんて言ってくる。オレの気持ちはもうくじけてないんだよな。
拓也「未練なら、もう無くなりましたよ」
と言ってベンチに腰掛けると、隣に座って来るからオレは星空を見上げる。「なくなった?どういうことだ?何かあったのか?」って聞いてくるんで「ウィっす!少し考えたら、どうでもいいことだったんだなって思ったんですよね」って星を見たまま返事。
ディアロス「なんだそれは…それなら、何のためにこの街に来たんだ?ただ遊び歩いただけじゃないか…貴公という男はどこまで道楽者なのだ…」
ディアロス「まったく、危ういところだぞ!もう少しで貴公の遊びに体まで捧げるところだ!くだらないことを、我ながら口走ったものだよ!」
怒ったディアロスからの苦情を聞くけど、あー、冬の寒さがマジに心地良い。東京タワー越しに夜空を眺めまくっていると「貴公、その勝手な有り様が直ることがないな!」って横からムチ責め。「あっ、あっ、だめです!やめてください!マジ反省してますんで!」「何だって?そう言ってもまたふざけたことをするのだろう!」って謝罪強要されて、ごめんなさいごめんなさい連呼しながら、もう少しでSMプレイかもってところで、手が離されて解放される。
ディアロス「…ふん、まぁいいさ。何が貴公にあったにせよ、未練が無くなったと言うのなら、ここに来た甲斐はあったと思っておこう」
ディアロス「それで、どうだったんだ?クリスマスとやらは」
旅仲間のディアロスは、疲れが入った呆れ声。
拓也「ウッス!最高っす!最高のクリスマスです!」
そう答えると、ガタイに宿った祝福の記憶がぶっ飛び発光。
東京タワーを無視して、オレたちは二人は狭間の地へと帰っていく。
25日はもうサヨナラだ。
476
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/26(水) 00:30:06 ID:YgIGI6Mo
今日の投稿はここまで。
激しすぎる闘技場編もあと少しで終わるぜ!
477
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/26(水) 13:12:12 ID:JpP7fdr6
>>でも大好きな時間だからこそ、その時間を昔の思い出の代わりにするわけにはいかないぜ。
拓也!また器デカくなったな!(落涙)
478
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/26(水) 14:28:58 ID:rixks.SU
消灯間際の葛藤辺りから恋愛ドラマ見てるみたいでドキドキした(小並感)
479
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/04/26(水) 22:57:35 ID:0woq4HKw
この拓也さんはほんとイケメンですね
480
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/09(火) 03:44:37 ID:FO8aCL/s
あ、あともう少しでかっ、書けまっす!
481
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/09(火) 06:56:29 ID:sAVJs94g
ウッス!
482
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 17:36:07 ID:VXYFHnlo
「拓也?聞こえていますか?拓也?」
いつものマネージャーの声がして、反射的に「ウッス!」と言うと光が晴れて、旅の仲間が集まってる闘技場のど真ん中に立っている。クリスマスイベントから最高のバワーをもらって帰ると、円卓会議が始まった。
マネージャー「どうやら失敗のようですね。何も起きていないようです」
拓也「え?マジっすか?」
マリカ「いや、闘技は果たされた。そうだろう、拓也?」
マネージャー「待ってください、これで終わりなんですか?どういうことですか?」
帰ってきてそうそう話が噛み合わないんで
「オレ、ディアロスと一緒に新宿に行ってきたんですよ」
ってわけを話そうとするけど
マネージャー「新宿にですか?なに馬鹿なこと言ってるんですか?」
ブライヴ「お前はディアロスと共に、ずっとそこにつっ立っていたぞ。何も起こらぬから、こうして様子を見に来たんだろうが」
ミリセント「ブライヴの語る通りだ。私も皆も、君の様子を見ていた。君はどこにも行かなかったよ。もちろん、ディアロスもな」
ってみんなして否定してくるから、ディアロスからも「聞いてくれ、私も数日の間シンジュクにいたんだ。あの街並みは、貴公らにも見せたかったくらいだぞ」って拓也に援護射撃。それでも疑いの視線向けられてわけわかんねーって雰囲気が漂ってるところに、ネフェリから「私にも見ようはなかったが、拓也とディアロスは、確かにシンジュクで数日を過ごしたのだろう」って答え。
マネージャー「…それ、どういうことなんですか?」
ネフェリ「マリカが拓也とディアロスに与えたのは祝福ではない。祝福もどきだ」
マネージャー「祝福もどき?」
オレも聞いたことがない謎のキメモノは、マネージャーもロクに調べてなかったような代物らしい。「それ何に使うんですか?資料で一度見かけたことはありますけれど」マネージャーからの当然の疑問にはお姉さんが応答する。
マリカ「祝福もどきは、祝福と同じく人を導くが、その導きは全くの無秩序だ」
マリカ「だが秩序なき導きは、迷い人が最後に縋る藁でもある。そして、得てして真の出会いというのは、藁に根こそあるものだ」
ラニ「うむ、そのとおり」
マネージャー「は、はぁ…」
お姉さんの答えには、珍しくラニの奴がウンウン頷いて賛同してるんでマネージャーも困惑気味。普段から考えが合わなくて陰謀張りあってる二人の意見が同じになるってことは、このことは黄金律がみんなを不幸にしてたってことくらいの自明の理なんだってことが分かったぜ。
マリカ「祝福とは、黄金律が求める事象を、人々に行わせるよう仕向ける罠であるとともに、神たる我が身が人を誘う便りでもあった。しかし黄金律は去り、私も神ではなくなったなら、その祝福に如何なる意味が、力があるだろうか」
マリカ「そのようなものは既にない。だが祝福もどきには、律や神には無い有りようがある」
マリカ「それは運命。律されず、測れもせぬ無秩序なるもの。出会うべき者を、はからずしも出会うべき道へと歩ませる力だ」
マリカ「私は運命を切り開く手掛かりを、拓也とディアロスに与え、二人は己が歩むべき運命を見出したのだ。私が律の幻視を見たように、二人は運命の幻視を見たのだ」
オレもお姉さんの言葉遣いにはいい加減慣れてきたから、言いたいことは大体分かるけどさ、もうちょっと分かりやすい話し方してくれよな!人を煙に撒くのが趣味の元プロ級ゴッドだったからしょうがないけどさ。マネージャーもため息ついて「ええと…つまりマリカさんは、幻覚を見せる運試し装置みたいな物を拓也とディアロスさんに渡して、どんな答えを導き出すか賭けていたってことですか?」って疑問をあげる。じゃあやっぱりオレが見てた新宿は幻だったってことなのかなぁ?
マリカ「そういうことだ」
マネージャー「どうしてそんなリスクが高いことを…」
マレニア「せめて、何を行うかを教えていただけたなら、私も…」
マリカ「それだ、我が娘マレニアよ。我が謀を話していたなら、お前たちは必ず謀について何らかの行動を起こそうとする。私や王が制止したとて、決して聞く耳は持つまいよ。そうなれば、拓也が見出すべきものを見出すことなく、闘技が失敗に終わる可能性さえも生じていたはずだ」
マリカ「ゆえに私は、お前たちに何も語らなかったのだ。事の有り様がまるで分からぬなら、お前たちも何を行うべきか閃かぬだろう?」
人に相談もせずにアレコレやるのはお姉さんの悪い癖だよな。お姉さんの家系はマジでそういうところあるよな。ジャニ系のミケラもきっと勘付いてたに違いないぜ。「それは、あんまりではないですか?」「英雄様の言う通りです。マリカ様はあまりにも、たばかりが多すぎます…」口々に苦情を言う円卓メンバーを「まぁまぁ、いいじゃないすか」と何とかなだめていくオレ。ネフェリも昔はお姉さんみてぇなやりくちは嫌いだったのに、今じゃ怒ったりもしないんだから王様らしくなったよな。拓也は揉め事より揉むことの方が好きだからクール系ネフェリも好きだけどね(笑)
483
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 17:37:03 ID:VXYFHnlo
オレ達が話し込んでる間にも、客のゲイ連中は状況が掴めないのと、客席で乱れまくりヤリまくりだったことによる疲れと眠気も合間って、放心状態だったりガタイ横たえて睡眠中だったりのダルな状態。レオも客に混じってネムネムの顔でシラケ気味だ。1日3ラウンドを戦ったのはオレ達だけじゃないんだよね。マネージャーは「んん!」って咳払いをしてから、お姉さんが掻き回した空気をまとめる。マネージャーは円卓のみんなからの信頼が厚いから、その場はすぐ静かになったぜ。
マネージャー「ええと…分かりました。とにかく拓也とディアロスさんが無事ならそれでいいです。今大事なことは他にありますしね」
マネージャー「拓也?あなたは祝福もどきの見せる幻覚に導かれて、新宿に行ったらしいですね?そこで何を見たんですか?マリカさんが言う通りに、本当に全てが終わったのだとしたら、あなたは何らかの方法で未練を捨てることができたというコトになりますが」
拓也「ウッス!」
マネージャーからの質問にオレは隠し事なく、簡潔に答えることにしたぜ。
新宿で見たもの。ディアロスからのまさかの告白。オレ自身分かんなかった拓也の本心。
都合の悪いものからカッコ悪いものまで、全てを語りまくるオレにディアロスは静かに聞き耳立てて、マネージャーの表情も神妙になっていく。でもこういうのは素直に話すと良いんだよね。だってさぁ、これが本当のオレだから、マネージャーにもそのことは知っていて欲しいじゃん。でもマネージャーや他のみんなが受け入れてくれるかどうかがやっぱり気になる。
マネージャー「…そうですか。それがあなたの未練だったのなら、確かに私たちには見抜けるはずもありませんね…」
ネフェリ「そのような下卑た情欲に、まさかお前が逆らったとはな。少しだが見直したぞ。初めから思わなければ良いだけのことだろうがな」
ミリセント「それは、ひどい言いようじゃないか…? 拓也は真剣に悩んでいたはずだ。私も、巻き込まれたディアロスを気の毒に思うが…」
ブライヴ「情夫の代わりに友を穢そうという考えなど、十分に下卑なものだと思うがな。フフフ…」
ミリセント「それは、そうなのだろうが…」
ラーヤ「英雄様、その庇い立ては、流石に無理筋と思います」
メリナ「それだけは、誰にも否定はできないはず」
オレから激エロなエピソードトークを聞いたみんなは、大体オレが想像した通りのリアクションをしてくる。「やっぱり」みたいな雰囲気でローデリカも苦笑いだし、マレニアからは「明け透けに語られるのも、困ってしまうな…貴公らしい悩みではあったんだろうが…」ってマジな感じで悩まれるしで肩身が狭いぜ。こういう時でもミリセントは無理して庇おうとするから逆にオレはダメージ食らって「うぃっす、うぃっす」って恥ずかしさを隠すヘラヘラ顔で誤魔化そうとする。
ブライヴ「しかしディアロス、意外だったぞ。お前に男色の趣味があったとはな」
ディアロス「そういうわけではないんだ。ただ、そうだな…」
ディアロス「…ある意味、自棄を起こしていたのかもしれない。場と情にほだされたのもあるが、私自身、英雄と呼ばれることにいささか疲れていたのだろう。背負ってしまったものを、投げ出したくなっていたんだ」
ディアロス「拓也のことを、私は悪くは言えないよ」
ヘラヘラ拓也にディアロスからの本音がもたらされて、ガタイが自動で分析。あの東京タワー前での出来ごとは、ディアロスにとっても自分の本心に気付けたシチュエーションだと分かったぜ。二人で同時に本心に気付けたなんてチョー運命感じるよな。やっぱりお姉さんはこうなることも分かってたのかな。それともマジでただの偶然だったのかな、なんて考えても答えなんて分かんねーし、オレはただオレ達の関係が変わらなかったことに安堵してるんで、別にいいぜ。
484
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 17:38:16 ID:VXYFHnlo
ネフェリ「しかし、これで全ての闘技が終わったというのは、本当だろうな?もはやまだ、謀があるなどとは…」
マリカ「謀など、もうありはせぬ、我が王よ。黄金律は追放され、拓也は理より取り除かれ、蘇った。歪な信仰もすでに無く、我らが目的は全て達せられたのだ」
ネフェリ「我らが、か… いや確かに、私もそう成すべしと、思っていたことだったな」
マリカ「もっとも、たばかり好きなら、まだ二人いようが」
お姉さんから話ふられて、ミケラはニコニコ笑顔だけどラニはむっすりしてて不満そうで、普段無愛想な雰囲気がさらにシラケた空気になっている。不機嫌になるとすぐ態度に出るよな。「ちょっと、冗談やめてくださいよ。私達もうクタクタですよ?」ってマネージャーに言われても、お姉さんはSが含まれた微笑み見せて意味深げ。ハッキリしない態度で他人をじらすのが相変わらず好きだぜ。
ラニ「…しかるに王よ、この後はどうするつもりだ?マリカは私に尻拭いをさせるなどと宣ったが」
ネフェリ「しばらくは拓也信仰の破れにより、世が乱れるだろう。闘技場から逃げ出した民は噂を語り、語られた噂は、この地の風に流れ巡るだろうからな。戦乱は巻き起こらんだろうが、民衆に不安が広がることは避けられん」
ネフェリ「拓也という男が武勇に優れた英雄ではなく、無力で下品な薬漬け男娼であったとしても、かの者は世を救った英雄の一人であり、今ある理も覆ることはない。その変わらぬ事実を、お前には広めてもらいたい」
ネフェリ「まぁ…拓也の真の姿を広めれば、旅での我らの醜態も、全て知られてしまうがな」
マジかよぉ!なぁなぁの方向に話がまとまってきたと思ったのに、結局オレの激エロ冒険譚は検閲無しで全世界に公開されることに。オレの狂いまくったプレイの数々を公開するのは構わないし、狭間の地の一般人には話と一緒にラニからのフォローも付いてくることになってるけど、円卓メンバーの赤裸々情報も公開されるんだってさ!それってミリセントがオレの雄汁まみれになったり、ラーヤが全裸になったり、オレがメリナとキスするハメになったり、ブライヴがオレのエロ妄想の標的になったりしたことを世界中に伝えまくるってことじゃん!オレが復活したせいでこうなってるんだから、オレってチョーSだよな!「どうにかして避けられんのか?」「いや、無理…」「無理か…」ブライヴの抵抗もマレニアに否定され、意気と共に消えていた。
ラニ「…ならば、こうして悠長に話している場合でもないというわけだ。ブライヴ」
ラニに呼ばれたブライヴはショボショボの顔でシラケまくりだけど、Topからの指示にbottomは逆らえないって感じで、仕方ねーなぁって空気出しながら腰に手を当てて背伸びをする。大切な人のペットってポジションはこういう時辛いぜ。「お前にも、苦労をかけるな」「気にするな、無茶を通すのには慣れている。それに円卓の旅ほどの荒事はやらんのだろう?」ラニとブライヴのやりとりは、流石は長年連れ添ったプロ級一心同体って感じでオレとマネージャーの関係を思わせる。でもどっちがマネージャーでどっちがオレなのか分かんねーよ。
ラニ「こういうわけだ。我らは今から、事を収めに行く。ここで別れるとしようか」
マネージャー「えっ?あの、本当に今から行くんですか?」
ラニ「当然だろう?マリカからの頼みのみであれば、私はマリカに借りを作るわけにはいかん。我らがネフェリ王からの命令とあれば、臣下の私は義務として、これに従わねばならない。そうだろう?」
マネージャー「それは…」
マネージャーが言いくるめられそうになって、拓也も「待ってくれよ!オレも新宿に帰るんだからさ〜、最後にお別れパーティーぐらいやりてーよ!」って引き留めに入る。「呆れたやつだな、拓也。此度の闘技で散々に騒いだだろう?これからもうひと騒ぎなど、私も御免だ」なんてラニは言うもんだから、コイツもコイツで勝手だよな。勝手にオレを叩き起こして、今度は勝手にサヨナラなんだから、ラニもチョーSだよな!つくづくお姉さんとはこういうところが似てるよな。
ラニ「それに、私も湿っぽい別れは、あまり好かんのでな。仮に粛々と闘技が終わったのなら、何も言わずに去ろうとも考えたのだ」
ラニ「愛しているよ、とは言わないが、お前を見ていると退屈はしなかったぞ?」
拓也「マジ?それって…」
聞き返す前にラニとブライヴのガタイから青い光が昇っていって、二人の姿が薄まっていく。「また別れだな、拓也。マネージャー」ブライヴがそう言う隣で、ラニは意味深な微笑みを浮かべてるんで、オレも咄嗟に二人に「ウッス!また会おうぜ!」って言ってみるけど「ふん、もう会わないだろうよ。特に拓也、お前とはな」なんてブライヴもニヤッと笑って連れないこと言ってくる。別れのセリフがそんなんで良いのかよ!って言い返す間もなく、気付けば二人は消えていた。
485
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 17:39:27 ID:VXYFHnlo
二人がいなくなって、しばし寂しい雰囲気が流れる。
そこで今度はジャニ系ミケラが喋りだす。
ミケラ「母様。我らも、そろそろ解散とするべきでしょう。我らが早く動くほどに、小事が小事のまま終わる可能性が高まるのですから」
ミリセント「? さきほどは、たしか…」
マレニア「ラニとブライヴに任せるのではないのですか?母様も…」
マリカ「ああ、ラニだけに後始末などやらせはせんよ。先の言葉はただ、私を一度は騙したあの娘をからかっただけのこと。ゴッドウィンについての怨みも無い。あの夜の出来事は、私が背負うべき罪なのだから」
ラニとブライヴだけで問題解決をするはずが、結局は全員でやることに。やっぱりその方がいいよな。お姉さんもひとが悪いな。「たとえマリカの嘘が真であっても、私はラニに人手を貸し与えたがな。謀りは無しだと言っただろう?」ネフェリに注意されたお姉さんはフフフって笑って反省の色が見えないけど、マレニア含めた円卓の面々はホッとした様子。でも「では、私達もすぐに、ラニ様をお手伝いしに行かなければならないのでは…」ってラーヤが言うと、みんな気後れしだして奥歯に陰毛が挟まったみてえに口が回らなくなって笑ったぜ。やっぱりみんなも別れが惜しいんだよなってガタイで分析。
でも「やっぱりお別れパーティーはやった方がいいんだよね」とは決して絶対に言えない。
ジャニ系ミケラの言う通り、遅れたら遅れた分だけ深刻なヤバい事態になるかもしれないから、仕方ないぜ。
ディアロス「別れを噛み締める暇も無しか…」
ネフェリ「致し方ない。英雄とは、王とは、律無き世においては弱き者の助けになるべきなのだからな」
メリナ「むしろ、このことは好機なのかも。王と英雄が、王土の支配者ではなく庇護者となったということを、人々に広められるかもしれない」
ローデリカ「ですが、あまりにも急にすぎると思います…」
ノブレス・オブリージュはいつも突然だ。
民衆からの要請に、簡単にはNOと言えないネフェリの治世は、災害には緊急コースで対応を迫られる民主主義体型だとは分かったけど、こうまで急ぐことを求められると、みんなも忙しすぎて民主主義体型ではなく水泳部体型になっちまうぜ。「みんな、使命が入ったんだよな。売れっ子だなぁ!そろそろ行くぜ!」ってオレは空気を察してそそくさと新宿に戻ろうと思ったけど、途端に「待て!」「もう行くのか!?」ってマレニアとミリセントを中心にストップが掛かる。二人とも人を引き止める癖があるよな。元々はひとりだったから双子みてーに似てくるのかな(笑)
拓也「今日はみんなとお別れパーティー出来ると思ったけど、みんなも急用があるんだからゴメン、また今度ね」
ミリセント「そうは言うが…もう黄金律は無いんだ。別れてしまえば、君は二度とこの地に戻れないのかもしれないんだぞ」
ミリセント「マリカ様が君を追放してしまえば、もう、会えないかもしれないんだぞ…」
ミリセントの言葉に円卓のメンバーも嫌でも別れを意識して、空気がショボショボのマジシラケ。みんなにはオレへの未練があるのに、オレだけスッキリしちゃってるんだからオレも罪だよな。これだからプライベートの奴に嫌われるんだよな〜。でもマネージャーはここでも気を利かせてくれて、マイバッグから取り出した携帯のタイマーを起動した。
ミリセント「マネージャー?」
マネージャー「急ぎの用事と言っても、5分くらい待たせてもバチは当たりませんよね」
マネージャー「そうですよね?」
マネージャーから提案されたお姉さんは「ああ、いいぞ」って快諾だし、ネフェリも「あえて明言しないのがエチケット」って感じで無視したフリをしてくれるから、お互い相手の心根熟知してるぜ。時間もらった拓也は「元気でな!」ってテンションで戦友達と次々に握手を交わす。
486
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 17:40:38 ID:VXYFHnlo
メリナ「さようなら拓也。マネージャー?拓也のこと、よろしくね」
マネージャー「任せてください。激エロのモロホストの扱いには慣れてますからね!」
拓也「ウッス!」
ローデリカ「お二人には、本当にお世話になりました。これからも、どうかお元気で。拓也様は性病にくれぐれも気をつけてくださいね」
拓也「う、うっす」
ラーヤ「奪い合いを是とする黄金律が、お二人の力添えで破かれたことを、私と火山館は決して忘れません。お二人の行く道に、どうか良き運命があらんことを」
拓也「ウッス!」
握手の順番を回しながら、タイマーの残り時間が気になりそうになったけど、ここでそんなこと気にしてちゃウブだぜ。良いぜ!どんなに長い別れの言葉も聞いてやるぜ!ってオレは一気に聞き役モード。与えられるひとつひとつの言葉を噛み締めながら、オレは変わらず握手を回す。
マレニア「もうすぐ、お別れだな… 貴公らには、本当に感謝している。嬉しかったよ」
マレニア「また会いたい…会えるといいな…」
拓也「ウッス!」
ミリセント「…旅立ちには、別れを告げる者がいて欲しいと、みな望むものなのだろう…」
ミリセント「私はその望む者達と、ケイリッドで、そして円卓で出会う事ができた」
ミリセント「全ては、君達のおかげなんだ。忘れないよ、絶対に」
拓也「ウッス!」
ミリセントはこんな時でも我慢強くて、キリッとしたヅカ系イケメンフェイスを崩さなかったけど、マレニアの方は色々と重いバックボーンがあるんで、予想通りデカすぎる感情に翻弄されて、もう涙目になっている。黄金樹の前でもこんな感じだったしさぁー、最後の最後まで本当にメソメソしてる奴だぜ。それだけ大切に思われるのも悪い気しないぜ!マレニアからミリセントときて、今度はネフェリのゴツい手が握ってくる。
ネフェリ「お前達との別れも、これで二度目か。もはや慣れたよ」
拓也「ウッス、そうっすね」
ネフェリ「あとも控えているし、私も器用な方ではない。ゆえにこれだけしか言わん」
ネフェリ「さらばだ、シンジュクからの稀人たちよ。王となったこの身だが、私は今もお前たちの一翼だ」
拓也「う…ウッス!!ウッス!!」
頼もしいゴツい手がスッと離れると、今度はすべすべの手が重ねられる。
そうだよな。お前ともお別れなんだよな。
ディアロス「私は英雄を騙り、家名を誇り、そして驕ってきた。力無き身を嫌いながらも、どこかでその身に甘えていた」
ディアロス「だが貴公らとの旅に、真の英雄へと至る道を見出した時、私はその道の険しさを知ることができたんだ」
ディアロス「武功よりも命を重んじ、名よりも縁を尊び、自分が傷つくことを恐れるよりも、友が傷つくことを恐れるようになれたんだ」
ディアロス「礼を言う、拓也。そしてマネージャー。このディアロスは語り続けよう。貴公の言うような、激エロな旅をな」
拓也「ウッス!激エロというか、激激エロでした!ウッス!」
すべすべおててが離れると、その感触が手に残ってるうちにオレは元いた世界に戻るべく、マネージャーに「オス!おまたせしました!」って合図。新宿に戻る前にタンクトップで筋肉を強調するのを忘れない。「私も準備は出来ています。それでは、行きましょう」マネージャーがそう言うと、最後にお姉さんが手を重ねてきて、お姉さんの横に立ってたミケラは何か察したみてえに頷くと、一歩下がって、オレとお姉さんだけの時間を演出してくれる。
487
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 17:41:54 ID:VXYFHnlo
マリカ「拓也、また器がデカくなったな」
拓也「ウッス!」
マリカ「お前には、本当に酷いことをした。ノンケとしての幸福を奪い、黄金律に反した身とし、一度は狂い火をも宿らせてしまった」
マリカ「宿業を背負う者は、お前でなくとも良かったのにな…」
オレの手を両手で握るお姉さんは、オレのグラサンの奧のギン目が見れないみたいで俯き気味。お姉さんは黄金没プレイ5000年間を耐えきってる最中に、モーグやモーゴットが呪われたり、黄金律の永遠バワーにミケラとマレニアが掘り倒されたりして、それで死を復活させようとしたりエルデンリングを砕いてみたりと抵抗したけど全部ダメだった。だからお姉さんは仕方なくオレに助けを求めて、腐女子のお姉さんになったんだ。
オレはラダゴンと戦ってる時に見た走馬灯で、お姉さんがずっと苦しんできたことも知ってるから、お姉さんの懺悔の言葉も否定出来なくて何だか気まずい。いつもは謝ったりしないんだから、別れの時も謝らないでいいじゃんって思ってる拓也に、お姉さんから最後の謎のピースが打ち込まれる。
マリカ「全ては、私が律に器として見出され、悪神を討ち果たす使命を帯びてしまった時から、始まったのだ」
マリカ「強力無比なる悪神と、あれが率いた巨人たちを討つために、数多の英雄が倒れ、命が失われ…」
マリカ「…そして我らも滅ぼうかという時に、私は律から、死を奪ってしまった。戦に勝ち、黄金の時代を築くために」
マリカ「死を失った律は、永遠性を帯びた黄金の獣となり、我らは不死性を得て、悪神と巨人を破った。しかしそれゆえ、永遠が澱みと停滞をもたらすことを許してしまった」
マリカ「私があのようなことをしなければ…我が子らも皆苦しまず、破砕戦争なども起こらなかった。お前も平凡な日々を送ることができたのだ…」
マリカ「私が死を奪わずに、悪神を討っていたのなら…」
遂にことの真相を全てカミングアウトされ、ガタイ考察も完全と化す。全ての歯車が噛み合った衝撃で全身に鳥肌を立ててるオレの前で、お姉さんが完全に俯いて、オレの手を握る両手がプルプル震えだす。マネージャーもみんなも神妙な顔で驚かないから、きっと真相を知らなかったのは拓也だけ。だけど律を巡った重大事件は全部解決してるし、今更責める気なんてなれねーぜ。お姉さんに誘惑されなくったって、お父さんとお母さんの溝は元々深かったから、オレの幸せは長くは続かなかったしね(笑)
拓也「揉め事よりも、揉むことの方が好きなんだよね」
マリカ「えっ…?」
拓也「全部終わったことだしさ、謝ること無いじゃないですか。オレそういうの気にしないんで」
オレの手に涙を落としてたお姉さんが、マンコ撃たれたハトみたいなビックリ顔を向けてくるんで、オレは後輩のレオからパクった極上スマイルを浴びせかける。「そんな…なに言ってるんだ拓也…!」って上品ぶった口調が崩れて、昔馴染みのいつものお姉さんの口調が出てるぜ。良いぜ!その見慣れない困惑顔!オレは両腕を上げてマッスルポーズを取りガタイを強調。ビルダーには気遣いが無用だってことをアピールする。お姉さんに鍛えられたオレは、簡単に凹むような男じゃないぜ。
拓也「お姉さんが鍛えまくってくれたから、オレ達は黄金律も倒せましたし、お姉さんが助けたがってたヤツらも助けることが出来たんですよ!」
拓也「それってさ、お姉さんが黄金律を倒して、みんなを助けたってことになるじゃん!」
マリカ「お前…お前は何を言って…」
拓也「お姉さんは世界を救いたかったから、腐女子のお姉さんになって、オレを調教してくれたじゃないですか」
拓也「そのチョーエロい調教の日々が、オレは大好きだったんですよ」
マリカ「ああ、ああ拓也…」
どうしても謝ろうとしてくるお姉さんの口に、オレが感謝の言葉をマシンガンのように連射して塞いでやると、たまらなくなったお姉さんが口震わせて涙を流すことしか出来なくなる。黄金樹の中でマラゴンを犯し倒した後に、お姉さんには謝られたから、オレはその時言えなかったアンサーを、今返してるだけなんだ。マネージャーはまたもらい泣き寸前に堕ちてるし、ミケラもマレニアもネフェリも感慨深げにウンウン頷いてるから、お姉さんが相当オレについて皆に話し込んでたのが分かるぜ。この人はずっと、狭間の地でもオレの腐女子のお姉さんだったんだ。
良いぜ!その重荷はビルダーの拓也が下ろしてやるぜ!
最近は栄養も足りなくて水泳部体型になってたから、高負荷与えてガタイ鍛えないといけないからな!
拓也「お姉さんはさ、世界を救うために腐女子のお姉さんになったんだからさ」
拓也「世界が救われたあとは、元のマリカに戻っても良いと思うんだよね」
拓也「だってさぁー、永遠の女王マリカっていうエルデ公認の有名人がさ、激エロのモロホストと同棲してた腐女子のお姉さんだったら格好つかないじゃん!」
精神がロニー・コールマン級のデッドリフト状態に固められてたお姉さんは、ビルダー拓也に補助されて、ようやくウェイトをマシンに置く。冗談めかして話したのが功を奏したらしくて、お姉さんは泣き笑いの顔になってくれて、オレのガタイを抱きしめてくれた。あまりにも長すぎたハードトレーニングを終えたお姉さんは、腐女子タンクを脱ぎ捨てて、遂にマリカに戻ることができたんだ。
マリカ「私はお前を、こんな英傑に調教した覚えは、無いんだがな…」
拓也「ええケツに決まってるじゃないですか。オレは激エロのモロホストですよ?」
また冗談めかして言うと、マリカさんさんがまたフフッて笑ってくれたんで、そこにマネージャーが「ただのカッコつけですよ。ナルでオネエでキモいってお客さんには言われてますからね」なんて余計なこと言うせいで、周りのヤツらも一斉に笑いだして一気に空気がおかしくなる。マリカさんもオレを離してクスクスモードだ。なんだよ!さっきまで真面目ぶってたのにさぁー!ここぞってところで調子崩してくるんだから、マネージャーは人をからかうのが趣味のプロ級マニアだ。
488
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 17:43:17 ID:VXYFHnlo
マリカ「お前を救うはずが、まさか私が救われることになるとはな。お前はもう私のペットでもなければ、変態筋肉マンコ奴隷でもないのか」
拓也「ウッス!オレはサーフ系ボディビルダーの拓也です!」
マレニア「冷静に思い直せば、母様が拓也を愛玩動物の如く飼っていたことなど、娘の身では聴き苦しい話だな…今更ではあるが…」
マネージャー「本当に今更w。慣れの恐ろしさはあまりにも有名です。気をつけないと日常生活でうっかり妙なことを考えたりしちゃいますよ?」
ディアロス「ははは、それは勘弁だな」
すっかりシリアスムードが抜けて、筋弛緩剤打たれたみたいに場の空気が和んでくる。さっきのマネージャーからの茶化しは、お別れが悲しくならないよう配慮されたアクションだったんだなって分かったぜ。「結局5分どころじゃ済みませんでしたね。30分延長しますか?」マネージャーはさらにマネジメントをするけど、ラニへの手伝いがあるからそんなことしてちゃいけないなりね。
マリカ「いいや、必要ない。後腐れも無く別れるなら、このくらいが丁度なのだろう」
マリカ「マネージャー、お前にも随分助けられたな。円卓の皆々も、御苦労だった」
マリカさんから労いの言葉を受けて、円卓メンバーの面々もいよいよって雰囲気に切り替わって、名残惜しさを我慢するかのように静かにマリカさんに礼を返してから、オレとマネージャーに向き直る。それからマリカさんが手から光る粒を浮かべ始めたら、客席でダウンしてるレオのガタイが淡く輝き、オレとマネージャーにも金色の光がうっすら立ち昇る。
マリカ「拓也、マネージャー、言い残しておきたいことはあるか?」
マネージャー「そうですね…取り敢えず、末長く平和を守ってくださいだとか、皆さん元気でいてくださいだとか、色々思ってますけど…」
マネージャー「伝えたいことは、とっくに伝えきった感じがあるので、今までありがとうございましたとだけ言っておきますね。拓也は何かありますか?」
拓也「いいっす!オレは無いです!」
マリカ「フッ、少しは頭で考えてからものを言え」
ガタイから昇る光が強くなって、視界の端が白み始める。
マリカさんにツッコミを入れられたまま別れるのも癪なんで、オレは狭間の地で最後のガタイ分析。
今言うべき言葉を思いついて、上の口からひり出した。
拓也「ウッス!」
マリカ「ん?」
拓也「エロいぜ!マリカ!」
光に全てが包まれる瞬間、マリカさんが困ったみたいに笑ったんで、オレも手を振り返す。
その手を振り終わった時、気付けばオレは朝の新宿に立っていた。
06:30
489
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 17:48:19 ID:VXYFHnlo
3ラウンドで自分を取り戻したあとの絶叫セックスマシーン拓也 投稿者:ビルダー拓也
今日は朝からオレの家の中で、デカマラリバのKさんとの久々の3P。
「拓也、お袋さんの見舞いには行ってきたのか?」
「ウッス!昨日行ってきました!元気そうにしてましたよ!一緒に蠍座のオンナ歌いましたっす!」
「そうかよ!それにしてもまた胸でかくなったな!」彼はいつもの筋肉フェチなんで、いきなり拓也の胸を掴み乳首を吸い始める。「あぁ、あ〜!いいっす!」後ろから抱きしめられ「ホントにデカイ!マジで鍛え直したんじゃないか!?」ってしばらく全身の筋肉を愛撫される。新宿を留守にしてる間に激しすぎるウリの嵐に揉まれまくったから、知らずのうちにバキバキに仕上がってたみたいだ。「カットだけならプロ級だぜ!でも相変わらず下半身はサボってるな!」筋肉の仕上がりに気を良くしたKさんが口を滑らせたんで、オレは常日頃から思われてたウリ相手の本心を知ってマジでショック受けて被虐の快感をガタイに走らせる。うっかり相手の機嫌を損ねたことはオレもあるから、オレも気をつけないとな。
シャワーを浴びたレオが喘ぎ声をあげる拓也の口にデカマラを突き刺し、喉に栓をする。昔のオレなら「こんな急展開で泊まり10時間がもつのかよ!」って焦ったけど、筆舌に尽くし難いハードな責めの数々を経験してる拓也は「まだまだいくらでもいけるぜぇ!」ってテンションに↑が入って次なる攻撃を待ち構える余裕がある。レオは普段から拓也に精神的に(ウリの仕事のTopとBottomの関係で)徹底的にいじめられているので、プレイの時はここぞとばかりに拓也を徹底的に拓也をいじめぬく。
拓也「今日はKさんが中心なんだから必要以上にオレのガタイで遊ぶなよな!」
とプレイ前にきつく言っておいたのに、そんなことはおかまいなしだ。
喉ファックの激しさにオレが第二形態に移行して床に倒れ込み、Kが仁王立ちしたレオのデカマラに目を丸くする。「やっぱりデカイ!」一級品の美術品を鑑賞するように、そそり立った超デカマラを長いこと触っているK。出たぜ!得意げなレオの極上スマイル。まったくさー、狭間の地でも思ったけど、拓也そっちのけで楽しんでるんじゃねーよ!拓也のビルダー系肉体とレオのイケメンと超デカマラがコラージュできれば完璧なんだよな!まあ、だからこのいいトコ取りの3Pも楽しいんだけどさ。
なんて思ったところで、自分の言葉に連想ゲームを働かして思い出を回想。
狭間の地が懐かしいな。みんな元気にしてるかな。あそこでの旅で鍛えられたから今日のウリも楽勝だなってガタイで分析。レオの超デカマラを味わいさせながら、拓也のデカマラでKを掘る。それから拓也のアナルにレオの凶器が挿入され、激しい3連結ファックが始まった。だけどケツとマラの超絶な快感に酔いしれる前に、エビからの冷凍ファックや黄金律ファック、ミリセントの激エロ超絶テクなどなどを思い出して、快感を感じたままでも心に余裕が出来ちゃって、気持ちいいんだけど変な感じだ。心はホットに、頭はクールの拓也だぜ。
それからはなんだかんだで激しく求めあい掘り合いの応酬を味わい、激しいガン掘りガン掘られを堪能。3人同時に狂って「あー、おー!」って吠えまくり、2匹の野獣が唯一使える拓也の穴に殺到し、リバとの3Pで最終的にレオとKが気絶した。
「すっげーファックだったぜ!腕を上げたな!」午後の3時に満足したKさんには、もちろん「ウッス!ありがとうございまっす!」と礼を言うのも忘れない。Kさんが帰ってからは、タネマンと化したマンコをシャワーで洗い流しながら、めくるめく冒険の日々に想いを馳せる。
あの毎日は夢だったのかな、名門貴族とか狼人間とか、女バーバリアンとか義手の女剣士とか、いかにも系のゲームに出てきそうな濃いメンツだったなって、フワフワした現実感に集中力が削がれてる。さらに霊感女に幽霊女に蛇女に、神の子や神そのものまで出てきたんだから、こんな話が例え本当でも他人には決して絶対に言えない。
シャワーから出ても、実は夢だったんじゃないかって妄想がどうしても消えなくて、家の窓際に置いてあるものに目線を送って安心。蛮地の女勇者ネフェリからもらった竜の岩は、今もギラギラな輝きを放ってて、欠けてるところもゼロだ。こいつはオレが味わったマジエロの時間が全て真実だったことをいつも教えてくれるから良いぜ。今頃は変態親父もマサヒコさんも、オレと同じようなこと考えながら毎日を送ってるに違いない。なんて考えてるとレオの携帯にいきなりの着信。
拓也「携帯鳴ってるぜ。客からじゃねーか?」
レオ「えーっと……うわヤバい!客じゃないですよ!ジムの時間忘れてた!」
客だと思ったらトレーニングの時間だったらしく、レオはそそくさと準備してからシャワーも浴びずに家を出て行った。トレーナーさんを待たせてるんだから早く行ってあげないとダメだぜ。お金も無駄になっちゃうし、挨拶も無しに出ていくのも仕方ないぜ。ひとりになった拓也は暇を持て余したんで、オナニーでもするかって思って、履いたばかりのズボンを下ろしてケツマンを弄るべく手を伸ばす。でも鳴りだした携帯がオレを呼んだから「今度はオレかよ〜」ってシラケつつも、その手はケツたぶではなく携帯をキャッチする。液晶を見るとマネージャーからの着信。
拓也「ウッス!おつかれさまです!」
マネージャー「拓也?いま店にお客さんが来て、ルビコン3に仕事が入っています。すぐ来れますか?」
拓也「ウッス!え?」
ウリの仕事はいつも突然だ。
fin
490
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 17:59:10 ID:VXYFHnlo
闘技場編も終了です。
途中コロナにガタイ犯されたり、溜まりに溜まった仕事が一気にガタイに排出されたりのマジ狂い状態になったりで、同人拓也どころじゃない病み上がりマンコ奴隷に堕とし込められてましたが、なんとか完結させることができました。読んでくれたお客さんには感謝してもしたりないぜ!同拓執筆する予定は今の所無いけど、エルデンDLCも出るし、AC新作も出るしで、もしフロム拓也をまた書くことになったら書きたいネタが溜まりすぎててオレマジに壊れるな…
491
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 18:09:07 ID:bxr/zPLc
あーっ!おぅぅうっす!おーっ!うーっす!
激エロのストーリー、設定解釈、キャラ付け、台詞回し、まとめ方
どれもこれも最高でした
完結おめでとナス!
また書きたくなったら書いてくれるよな!拓也!
492
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 18:31:14 ID:0T8PsgoA
最後にまさかの仕事が入って草
上比下貧のゴリラ中2拓也はヒトマシ食らっても死なないんだよな!
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 18:47:12 ID:L1WdB3Do
拓也?カラサワさんから依頼が入っています。すぐ行けますか?
494
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/11(木) 20:09:53 ID:spC7xjNc
成し遂げたな!!拓也!!!
495
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/12(金) 00:04:36 ID:eqObVAzY
投稿してくれてありがとナス!
最高に面白かった!
496
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/12(金) 02:35:41 ID:oOEe./RM
身体がボロボロになっても最後まで投稿を成し遂げた姿は
近未来に居たアナ◯リアの傭兵みたいでした
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/05/12(金) 19:59:23 ID:kmLP3NZA
笑いと卑猥と悲哀と慈愛を詰め込めるだけ詰め込んだ、まさに同人拓也の最高傑作だったぜ!
堪らぬ展開で魅せてくれたものだな、拓也!
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