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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】

487名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/05/11(木) 17:41:54 ID:VXYFHnlo

マリカ「拓也、また器がデカくなったな」

拓也「ウッス!」

マリカ「お前には、本当に酷いことをした。ノンケとしての幸福を奪い、黄金律に反した身とし、一度は狂い火をも宿らせてしまった」

マリカ「宿業を背負う者は、お前でなくとも良かったのにな…」


オレの手を両手で握るお姉さんは、オレのグラサンの奧のギン目が見れないみたいで俯き気味。お姉さんは黄金没プレイ5000年間を耐えきってる最中に、モーグやモーゴットが呪われたり、黄金律の永遠バワーにミケラとマレニアが掘り倒されたりして、それで死を復活させようとしたりエルデンリングを砕いてみたりと抵抗したけど全部ダメだった。だからお姉さんは仕方なくオレに助けを求めて、腐女子のお姉さんになったんだ。

オレはラダゴンと戦ってる時に見た走馬灯で、お姉さんがずっと苦しんできたことも知ってるから、お姉さんの懺悔の言葉も否定出来なくて何だか気まずい。いつもは謝ったりしないんだから、別れの時も謝らないでいいじゃんって思ってる拓也に、お姉さんから最後の謎のピースが打ち込まれる。


マリカ「全ては、私が律に器として見出され、悪神を討ち果たす使命を帯びてしまった時から、始まったのだ」

マリカ「強力無比なる悪神と、あれが率いた巨人たちを討つために、数多の英雄が倒れ、命が失われ…」

マリカ「…そして我らも滅ぼうかという時に、私は律から、死を奪ってしまった。戦に勝ち、黄金の時代を築くために」

マリカ「死を失った律は、永遠性を帯びた黄金の獣となり、我らは不死性を得て、悪神と巨人を破った。しかしそれゆえ、永遠が澱みと停滞をもたらすことを許してしまった」

マリカ「私があのようなことをしなければ…我が子らも皆苦しまず、破砕戦争なども起こらなかった。お前も平凡な日々を送ることができたのだ…」

マリカ「私が死を奪わずに、悪神を討っていたのなら…」


遂にことの真相を全てカミングアウトされ、ガタイ考察も完全と化す。全ての歯車が噛み合った衝撃で全身に鳥肌を立ててるオレの前で、お姉さんが完全に俯いて、オレの手を握る両手がプルプル震えだす。マネージャーもみんなも神妙な顔で驚かないから、きっと真相を知らなかったのは拓也だけ。だけど律を巡った重大事件は全部解決してるし、今更責める気なんてなれねーぜ。お姉さんに誘惑されなくったって、お父さんとお母さんの溝は元々深かったから、オレの幸せは長くは続かなかったしね(笑)


拓也「揉め事よりも、揉むことの方が好きなんだよね」

マリカ「えっ…?」

拓也「全部終わったことだしさ、謝ること無いじゃないですか。オレそういうの気にしないんで」


オレの手に涙を落としてたお姉さんが、マンコ撃たれたハトみたいなビックリ顔を向けてくるんで、オレは後輩のレオからパクった極上スマイルを浴びせかける。「そんな…なに言ってるんだ拓也…!」って上品ぶった口調が崩れて、昔馴染みのいつものお姉さんの口調が出てるぜ。良いぜ!その見慣れない困惑顔!オレは両腕を上げてマッスルポーズを取りガタイを強調。ビルダーには気遣いが無用だってことをアピールする。お姉さんに鍛えられたオレは、簡単に凹むような男じゃないぜ。


拓也「お姉さんが鍛えまくってくれたから、オレ達は黄金律も倒せましたし、お姉さんが助けたがってたヤツらも助けることが出来たんですよ!」

拓也「それってさ、お姉さんが黄金律を倒して、みんなを助けたってことになるじゃん!」

マリカ「お前…お前は何を言って…」

拓也「お姉さんは世界を救いたかったから、腐女子のお姉さんになって、オレを調教してくれたじゃないですか」

拓也「そのチョーエロい調教の日々が、オレは大好きだったんですよ」

マリカ「ああ、ああ拓也…」


どうしても謝ろうとしてくるお姉さんの口に、オレが感謝の言葉をマシンガンのように連射して塞いでやると、たまらなくなったお姉さんが口震わせて涙を流すことしか出来なくなる。黄金樹の中でマラゴンを犯し倒した後に、お姉さんには謝られたから、オレはその時言えなかったアンサーを、今返してるだけなんだ。マネージャーはまたもらい泣き寸前に堕ちてるし、ミケラもマレニアもネフェリも感慨深げにウンウン頷いてるから、お姉さんが相当オレについて皆に話し込んでたのが分かるぜ。この人はずっと、狭間の地でもオレの腐女子のお姉さんだったんだ。

良いぜ!その重荷はビルダーの拓也が下ろしてやるぜ!
最近は栄養も足りなくて水泳部体型になってたから、高負荷与えてガタイ鍛えないといけないからな!



拓也「お姉さんはさ、世界を救うために腐女子のお姉さんになったんだからさ」

拓也「世界が救われたあとは、元のマリカに戻っても良いと思うんだよね」

拓也「だってさぁー、永遠の女王マリカっていうエルデ公認の有名人がさ、激エロのモロホストと同棲してた腐女子のお姉さんだったら格好つかないじゃん!」


精神がロニー・コールマン級のデッドリフト状態に固められてたお姉さんは、ビルダー拓也に補助されて、ようやくウェイトをマシンに置く。冗談めかして話したのが功を奏したらしくて、お姉さんは泣き笑いの顔になってくれて、オレのガタイを抱きしめてくれた。あまりにも長すぎたハードトレーニングを終えたお姉さんは、腐女子タンクを脱ぎ捨てて、遂にマリカに戻ることができたんだ。


マリカ「私はお前を、こんな英傑に調教した覚えは、無いんだがな…」

拓也「ええケツに決まってるじゃないですか。オレは激エロのモロホストですよ?」


また冗談めかして言うと、マリカさんさんがまたフフッて笑ってくれたんで、そこにマネージャーが「ただのカッコつけですよ。ナルでオネエでキモいってお客さんには言われてますからね」なんて余計なこと言うせいで、周りのヤツらも一斉に笑いだして一気に空気がおかしくなる。マリカさんもオレを離してクスクスモードだ。なんだよ!さっきまで真面目ぶってたのにさぁー!ここぞってところで調子崩してくるんだから、マネージャーは人をからかうのが趣味のプロ級マニアだ。


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