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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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立てておく
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【方天画戟】
その昔、飛将と謳われた武人の得物。
幾万もの血を吸った刃には亡者達の怨嗟が込められており、使用者の精神を蝕む。
と同時に、それは使用者の身体能力を大幅に強化させる。
怨嗟に身を任せればその身体能力は鬼神をも凌駕するだろう。
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【瓦落多乃神様】or【Junk of God】
この能力者は「一度死んだ機械仕掛けの人間」
見た目は普通の人間だが、中身はコードと鉄筋で作られたアンドロイドである
基本的な能力は「放電」
放った電撃は自在に操ることが出来、持っている物に電流を纏わせることも可能
電気をチャージをすることで、高圧の電磁砲を相手に放つことも出来るが
使いすぎると「電池切れ」となり数レスの間動くことが出来なくなってしまう
「放電」のほかには「閃光」を使用することも出来る
相手の眼をくらませたり等用途は様々
身体能力:ロボットゆえの恐るべき機動性
初期装備:剣を持っていてもいい
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【路地裏に漂う血臭】
【幾つもの肉塊の中心に立つ、一人】
【手にするのは、それほど高くない背丈の1.5倍はあるかと言う槍斧】
…………、……
【小さく呟いた声は、恐らく女性のもの】
【肉塊達から踵を返し、赤く染まったジャケットのフードを被り】
【人通りのない大通りへと歩いて行く】
【血に濡れた、得物を持って】
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【――雨が降っていた。空から降り注ぐ雨粒は、街の全てを冷たく濡らしていく】
【雨が降っていた。あの日のように、忘れられぬあの日の記憶を、呼び起こすかのように】
また、雨…
【雨が降り注ぐ深夜の街。余程の物好きでなければ出歩かないような夜中の大通りに】
【パーカーを着込んだ一人の少女が、傘もささずにゆっくりと歩いていた】
【深く被られたフードからは、淡い浅葱色の髪がはみ出していて】
4年前もこうだった…
あの日の夜も、こうやって…
【どこか悲しげな表情で少女は空を眺めた】
【目に映るのは鉛色の空。そんな空を眺める少女の目からは、雨ではない液体が流れていて】
お姉ちゃん――…
【雨の音にかき消されてしまいそうなほどに小さな声で、少女は呟いた】
【…暫くして少女は、また大通りを歩き始めた】
【俯きながら、濡れながら歩く一人の少女。そんな少女が、女性の視線に映るだろう】
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>>105
【何時からか降り始めた雨が、体を濡らす】
【血に濡れた両手に雨粒が当たり、凍えるような冷たさで、血液を溶かしていく】
【9つ先の街灯に、一つの影が映った】
【奇しくも、彼女と同じように、パーカーを深く被った姿】
【足を、止める】
【8つ。7つ。6つ。】
【パーカーのお陰で雨に濡れなかった髪から滴る、赤いモノ】
【真紅に染まった彼女は、双眸を少女に向けて、そこに立っていた】
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>>106
【ふと先を見れば、目線の先には一人の女性が立っていた】
【遠巻きから眺めるように少女はじっと女性を見つめて――】
っ…!!
【その姿と風貌に、少女は一歩後ろへ引き下がってしまった】
【赤よりも紅いその姿。こちらへと向けられた双眼――だが、少女が真に驚いたのは】
【街灯に照らされて、少女を見るその女性が――】
…よりにもよって、今日…
アンタと出会うなんてね…
【少女の姉を、殺めた人物だったから】
【フードから女性を睨みつけて一言、憎らしげに少女は呟いた】
【無論、他人の空似ということもあるだろうが――】
【そうだとしても、この時間に、血で染まった服をまとっている人間を、見逃す訳にはいかない】
【少女は無言で立ち止まり、ポケットにいれていた手を抜く】
【宣戦布告とも取れる言葉に行動、少女に「退く」という二文字はない――】
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>>107
………………
【彼女は、何も言わない】
【――1つ。】
【街灯に照らされた顔は、何時か、何処かで見た顔】
【意せずとも、唇が歪む】
殺した筈……だったのに。
【何故、死んでいない?】
【疑問を虚空に投げかけると、口角は更に上がる】
【彼女は、只、立ったまま】
【進まず。かと言って、退かず。】
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>>108
…敵討ちの為よ
アンタを殺す為だけに、私は戻って来た
死の淵から…ね
【予想は的中した。やはりこの女性は4年前に――】
【…そうと来ればもう躊躇いは無い。少女は右手を握りしめて】
【殺した筈、という言葉に対して、ニヤリと笑みを浮かべて言い返し】
もうあの時とは違うわ
黙って殺されて、殺されるのを見てるしかなかった
あの時の私とは違う――!
【言い切る前に少女は駆け出した。右腕に、青白い電流を纏わせながら】
【動かないその隙を見て、少女は右拳を振りかぶる】
【狙いは一つ、女性の頭。躊躇う事なく拳を振り下ろす】
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>>109
…………そう
【少女の言葉に返すのは短い返事】
【笑い返す表情を見て――まだ、動かない】
【少女の右腕に、電流が纏われる――まだ、動かない】
【その右腕が振りかぶられ、そして、振り下ろされて】
【ここで、初めて動く】
【右腕は、彼女の頭を捉える寸前で、彼女の手にした得物の柄によって防がれた】
【静から動、いや、静から静】
【まるで、もともとそこに構えていたかのように。】
【凡そ、人間を超えた動き。】
お姉ちゃんの、死の際の怨嗟。
…………聞きたい?
【唐突に。少女に、そう問いかける】
【その声色には、誰かの声が重なっていて】
【もしかすると、少女の知っている人物の声かもしれない】
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>>110
――ッ!?
【当たった、いや…「当たるはず」だった】
【少女が振りかぶった拳は、女性の頭に当たるはずだった――が】
【振りかぶる前からそこにあったかのように存在していたその柄によって、拳は遮られた】
チッ…!
【人ではない無機質なその感覚、この柄は恐らく女性の武器なのだろうと察した少女は】
【その場から一瞬で距離を置き、街灯を一つ挟む程度の距離を取って】
【次なる二撃を繰り出そうと、右腕に電流を走らせる――が、しかし】
は――?
何、言って…
【女性の言葉を耳にした少女の顔が強張る】
【死に際の怨嗟を、「聞きたい?」と――聞き慣れたその声で、問いかけてきた】
【途端、少女の記憶が呼び起こされる。血に塗れた姉と、女性の姿を】
…その声で
その声で喋るなっ!!!
【動揺と憤慨。この二つの感情を押し潰すように少女は叫んで】
【自らの体から、周りに電流を撒き散らし…女性へ向けても、電流を放った】
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>>111
【強張った少女の顔を見て、また、笑みが溢れる】
【歪な、笑みが】
【放たれた電流を躱して――いや、躱しきれなかった】
【フードが、灼ける】
【そして、露わになる彼女の顔】
【目も、眉も、頬も笑わずに、只口元だけに笑みを浮かべる】
そんなに怖い顔しなくてもいいのに。
聞きたくないの?■■■■ちゃん。
【得物を構え、少女へと駆ける】
【血を吸った髪が雨に濡れ、赫を吐き出す】
【繰り出すのは薙ぐような斬撃】
【しかし、躱すのは安易だろう】
【先程少女の攻撃を受けた時、そして少女の電撃をやり過ごした時とは比べ物にならないほど、その動きは隙が多すぎる】
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>>112
【聞き慣れた声、何度も呼ばれた名前】
【もう聞くことはないはずなのに――今、少女の耳に、囁かれている】
【それが許せなくて、憎らしくて――少女は声を荒げ】
やめて…
その声で、私を呼ばないでっ!!
【幾つも放たれた電撃――その電撃の影響で、少女のパーカーも僅かに焦げ】
【電撃の弾みで外れたフードからは、4年前と変わらぬ少女の顔が現れた】
アンタは、アンタだけは絶対に殺す!
【怯える心を隠しているような、そんな表情で少女は叫ぶ】
【途端に放たれる斬撃。その斬撃を人とは思えぬ機動で回避すると】
【今度は左腕に電流を纏わせて、またもや頭を狙って振りかぶる】
これで――!!
【先程のような防御は無い。そう決断したからこそ少女は拳を振り下ろした】
【しかし、少女の一撃にはまだ「戸惑い」が残っている…防御せずとも、避けることは容易い】
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>>113
…………そんなに、お姉ちゃんが嫌いなの?
【煩い雨音、それに掻き消えるかの如き小さな声で呟く】
【その言葉は彼女の純粋な疑問なのか、それとも、只の演技か】
お姉ちゃんは、最期の、最期まで
【振り下ろされる左腕】
【大振りな一撃の反動で、後ろに退く事は叶わない】
【だから、さらに踏み込んだ】
【振り下ろされた腕は、頭蓋を割らずに背中を焼くに留まるだろう】
■■■■ちゃんの事を、≡≡≡≡。
【額と額がぶつかる程の距離で、そう囁いた】
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>>114
【最大――とまではいかないが、並の人間ならば気絶させられる程度の電流を纏わせ】
【女性の頭に向けて振り下ろす――筈、だったのに】
なんで、よ…
なんで…なん、で…
【女性の声、姉の声――目の前にいるのは、ずっと殺したかった敵の筈なのに】
【少女の拳は何処にも当たる事なく、女性の寸前で解かれた】
【相手は姉じゃない、敵なのに、何故か…少女は、殴れなかった】
敵、なんでしょ…?
敵なのよ…?なのに、なんで…!
【亡き姉が、重なって見えるのか。涙を零して少女は呟く】
【自分に言い聞かせるように、殺せと思うも――一行に腕は動かない】
っ…
お姉、ちゃん…!
【それどころか――少女は、女性の背中へ手を回した】
【攻撃をするわけじゃない、ただ少女は、姉に会いたくて――】
【姉ではないと分かっているのに、女性へと抱きついた。やっと会えたと、泣きながら呟いて】
私も、私も…
【お姉ちゃんの事を――…女性が囁いた言葉を少女も告げる。女性に…いや、姉に】
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>>115
…………全然、違う。
【少女が言葉を告げる、それを聞いて発した声は、彼女本来のもの】
死の間際の貴方は、そんな事微塵も思っていなかったのに。
【そうして、続ける言葉に、また、誰かの声が重なる】
【まるで、目の前の少女のような声】
それなのに……それなのにこんな紛い物で……ふふっ
【端々に笑いが含まれた声は、幾重もの声が重なり、まるでエコーがかかったようでもある】
【笑い声が、雨音の中に響く】
【少女と、その記憶の中の誰かと、そして彼女自身の声が重なった笑い声】
【少女から離れようとはしていない】
【抱きついたまま電撃を放って殺すことも今なら出来るだろう】
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>>116
――――っ
【紛い物。その声、表情――少女は、暫しの間固まって】
【騙されたと悟るのに、そう長い時間はかからなかった】
え…?何、よ…
嘘…?どうし、て――
【まるで自分のような声で語りかけられて、それに続くような嗤い声を聞き】
【思考回路がショートしそうなほど、少女は困惑した】
【だが最後に、少女が抱いた感情は――】
殺す――ッ
【怒り。姐をダシに使われた怒りに、騙された怒り】
【それは一言で表しきれるような怒りではなく、少女は涙を貯めながら】
【これまで以上の憎しみを込めた声で、殺すと呟き】
絶対に、許さない――!!!
【少女が声を荒げた次の瞬間…辺りが青白い光に包まれた】
【その正体は少女の最大電圧の放電、そしてそれに引き寄せられた雷】
【…光が晴れた時、少女はフラフラしながらも立ち尽くしているだろう】
【身体中から、黒煙と、火花を散らしながら――】
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>>117
…………最高。
【少女が呟く言葉、それは正に怨嗟と呼ぶに相応しかった】
【それに、そう呟いて】
【そう言えば、この少女は死に際に同じ様な事を言っていた――そんな事を思って】
【身体を、焼かれた】
【最早、蒸発と言うべきか、彼女の遺体は殆ど残らない】
【残ったのは、一本の槍斧だけ】
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>>118
【雨に打たれ、少女の身体は軋み、すでに限界を迎えていて】
【バチバチと電流の音が響く身体を奮い立たせ、ゆっくりと歩く】
【その先にあるものは、一本の槍斧だけで】
勝った…?
ふ、ふふ…やっと、殺せた…
【辺りにひと気がないことを確認すると…役目を終えられたと、静かに笑い】
【その場で膝をつくように倒れこんだ。足の機能が停止したようだ】
お、姉ちゃん…
今、行くから…
【視界が徐々に狭まっていく。だがそんな中でも少女は微笑んでいて】
【伝えられなかったことを雨音に紛れるほど小さく呟き――】
【少女の視界は途絶え、少女は完全に停止した】
【瓦落多乃神様】――機能停止
/長い間付き合ってくれてサンクス
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>>119
お疲れ様でした
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【白雪妖狐】
真っ白な毛並みを持つ狐
白い狐火を使い、当たり一面を凍らせたり、空に飛ばして雪を降らせたり出来る
また、氷柱を空中に作り出し弾丸の様に飛ばしたりも出来る
人に化けたりも出来るが、耳と尻尾は隠すことが出来ないので注意
./誰かやろうぜ!暇つぶししようぜ!
/後能力は倉庫から取ってきたぜ!
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【賢士九狐】
この能力者は九尾の狐である
普段は人だが耳とふさふさの尻尾は隠せない
自分の周りに狐火を召喚することができる
しかし、この炎はとても熱いだけで燃え移ったりはしない
式神を一体召喚することもできる
この式神は召喚者の言う事を聞く
水を被ると身体能力が普通の人にまで落ちてしまう
また、狐になることもできる
狐状態の狐火は燃え移るが式神は召喚できない
身体能力は格闘家より少し下程度
初期装備に少し強化された鉄扇を持っていてもいい
/やろうぜ。
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>>122
ソロール此方が置いた方が宜しいでしょうか?
此方から絡みにいくというのも可能ですが
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>>123
/出来ればそちらからソロールオナシャス
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【晩秋、秋が終わり冬の冷たい空気が街を支配する】
つまらぬ……弱者に興味は沸かぬ…。
【街外れの路地裏、独りの若い女の声が黒の夜空に響き渡る】
【黒の夜空に浮ぶ月の下、路地裏に広がるのは一面氷の世界】
誰か……愉快な者……強者と出会いたいものじゃ。
【白銀の長髪を持った長身の若い女の後ろには、何人者の死体】
【黒き夜空の月の下、死体を眺め強者を待つ独りの女が路地裏には居た】
//かなり遅れた すまんよ
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>>125
【僅かに欠けた月が、能力者の街を照らす】
【仄かな月光に照らされた街中を歩くのは――】
〜♪
【鼻歌交じりに大通りを歩く、着物姿の少女】
【しかし、その着物は大幅にアレンジされており、言うなれば「和洋折衷」の着物で】
【狐のようなピンとした耳に、幾つかの尻尾を揺らしながら、少女は歩いていた】
今日は随分月が綺麗ですねぇ…
うんうん、これなら英気も十分に養えそうですっ
【赤――いや、赤よりのピンク色というべきか、何とも言い難い色の髪を揺らしながら少女は月を見上げた】
【青白い月。その月は何時もより輝いて見えて――同時に、何か嫌な胸騒ぎを起こし】
【少女はようやく、その胸騒ぎの正体に気がついて】
…尤も、その英気を養うのに邪魔な輩が
この近辺にいるようですケド…
そうだ、養いついでに、懲らしめちゃいましょう!
【クンクンと、漂う匂いを感じ取り、少女はピクピク耳を揺らしながら】
【この近くにいる「邪魔者」を排除しようと思い立って】
【…少女は路地裏へ足を向けた。暗く異質な雰囲気が漂う、その路地裏へ――】
【暫くしたら、消除はひょっこりと女の元へ現れるだろう】
【辺りに転がる死体に、驚嘆の表情を浮かべながら】
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>>126
【驚嘆の表情を浮かべる幼い着物姿の幼い女が風のように現われる】
【女は、黒の冷たい瞳で幼い女の全体を舐めるように覗き込み】
我と同じ妖狐……それに九尾様とは……。
愉快な者が現われましたね……ふふふふ。
【微笑み零す女の姿を月は、不気味に妖しく照らし始め】
【暗く異質な雰囲気漂う路地裏の温度が更に低下し始めて】
九尾……このような街に居るとは…予想もしてませんでしたよ。
この状況を見て我が今から貴方に何をするかは分かっておられますよね?
【微笑み零しながら着物姿の九尾に問いかける】
【黒の冷え切った瞳で九尾の瞳を覗き込みながら】
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>>127
こ、これは少し予想外…
こんなに多くの死体を見たのはいつ振りでしょうか…
【口元を袖で覆い、幾つもの死体を眺めて呟いて】
【唐突に語りかけられた言葉を耳にし、ようやく女の存在に気がつき】
え、っと…貴女も妖狐、ですかね?
私的には、こんな死体の山を築く人と同種だなんて認めたくないんですが…
【ひきつった笑顔で誤魔化しながら、視線を死体の山から女へと移し】
【ゾクリと得体の知れない恐怖感に駆られながらも、少女はつぶやく様に言い】
【来なきゃよかったと――己の無謀さと無計画さ、そして不運を呪った】
…わ、私は白面金毛九尾の狐ですよ?
そそ、そんな私を殺められるとでも?
【何をされるのか――そんな事はわかり切っている】
【だから少女は、脅しを掛けて見逃して貰おうと…いや、プレッシャーを与えようと試みる】
【…目の前の女がもし、少女よりも格上の存在だったなら、まさに目も当てられない事態となるが…】
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>>128
殺められるとでも……ですか。
白面金毛九尾の狐の名が泣きますよ……。
【動揺を隠せていない九尾の少女を眺め微笑みを零した】
……失望しましたよ。
【氷の世界の静寂を守るように言葉を漏らすと女の姿は、無くなっていた】
【代わりに真っ白の毛並みを持つ妖狐の姿が女の居た場所に風のように降り立っていた】
天下の白面金毛九尾の狐が情けない……。
殺めますよ……情けない貴方を。
【黒の夜空に銀の妖狐は、白の狐火を放ちだす】
【数刻すると暗い路地裏一帯に振り出すのは、真っ白の綺麗な雪】
……。
【氷の世界に降る真っ白の雪の中、黒の瞳で覗き込むのは、九尾の瞳】
【格上の存在、情けない姿を見せつつあるが内の力は計り知れない】
【そんな九尾の狐の瞳を覗き込みながら銀の妖狐は考えていた】
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>>129
【九つの尾を揺らし、動物が威嚇するかのように、少女は女を睨む】
【しかし、その黒の瞳と雰囲気に、圧迫され――】
っ…言いましたね
では私も、殺す気でお相手させてもらいます…!
【威勢良く言い放つも、やはりその声はわずかに震えており】
【相手の姿が狐へと変幻したのを見計らい――少女も、元の姿を露わにする】
【純白の雪がちらつく路地裏に現れた、その狐の姿は】
何年振りでしょうか…この姿を見せるのは
でもこの姿ならば、思う存分力を発揮できます!
【黄金色の体毛に包まれた、九つの尾を持つ神々しい姿で】
【目の前の銀の狐に比べ、一回りほど小さい体だが――不足はない】
九尾の力、ご覧あれっ!
【まずは先手必勝と金の狐は飛び上がり、燃え盛る紅蓮の炎を呼び出して】
【その幾つかを牽制も兼ねて、銀の狐へと放っていく】
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>>130
【美しい毛並みの九つの尾を持った少女の本来の姿を眺め】
九尾の力見せてもらいますよ。
【言葉を漏らした】
【先程までの情けない姿を忘れさせるような九尾の姿に銀狐は、微笑み】
【殺気を身に纏う。 微笑みが恐怖を感じさせる程の殺気を身に】
……素晴らしい力
【紅蓮の炎の行く手を阻むように銀狐の盾になるように】
【冷気を纏った大きな氷柱が紅蓮の炎を阻むだろう】
ですが…貴方の力、まだまだでしょう……。
【九尾の真上に現われる無数の小さな冷気を纏った氷柱】
【その氷柱を雨のように振り下ろす。落下スピードは遅く回避は安易だ】
//毎度遅れてすいません…
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>>131
【途轍もない殺気――目の前の銀狐は、確実に九尾を「殺す」つもりでいるようだ】
【だが、臆してなどいられない。少女は地面に着地すると再び気合を入れ直し】
この程度の氷――燃やし尽くしてあげますっ!
【避けられるであろう氷柱をワザと避けずに、九尾は炎を生み出して】
【降りかかる氷柱を次々と、狐火で溶かし焼き尽くし…】
【溶け切らなかった氷柱によりダメージを受けるものの、どれも擦り傷だと言い聞かせ】
ふふん、小さくても火力は最高
この程度の雪じゃ私は凍えませんよ?
【余裕を持った声色で銀狐に言い放つと、次は狐火を召喚し――】
【その狐火を一輪の花弁の様に模らせ、お返しと言わんばかりに次々と放っていく】
【…しかしこの狐火は小さい。少し移動すればほぼ回避できるだろう】
/いえ、こっちこそ…
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チラリ…
【死線誘導】
ナイフの先からレーザーポインタのようなセンサーを出すことが出来る能力。
このセンサーはこの能力者しか視認することは出来ず、このセンサーに引っかかると、
その方向にナイフが弾丸のようなスピードで飛び出していく。スピードは強弱がつけられる。
副次的な能力として、ナイフを何か物質に接触させると、重力などを無視して
好きな角度で固定することが出来る。 固定した際の角度変更は手を触れていなくとも可能。
身体能力:身軽で俊敏
初期装備:ナイフ30本
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>>132
先程の情けない姿とは別人だな……。
流石、白面金毛九尾の狐と言った所か。
【余裕、九尾の瞳を覗き込み余裕という感情が感じ取れた】
【それが正解なのか、否かは分からない。が銀狐からはそう読み取れた】
まだまだ……これからですよ!
【冷気を纏った巨大な氷柱。九尾の狐火から身を守るように狐の前に現われる】
【が全部を防ぐことは敵わず狐火により身体に火傷を負わされる】
ぐっ……。
【想像以上に強い。九尾の力を全身に味わい狐は感じた】
【勝てないのではないか。やっぱり格上の存在なんかに勝てないのではないかと】
貴様のような弱い狐火……効くがわけないだろ!!
【全身に力を込める。中途半端な攻撃では九尾の炎を敗れない】
【残っている妖力を全て使い一撃で決めてしまおう。九尾の炎も止められないような】
我の最高の一撃で!!
【巨大な冷気と殺気を纏った氷柱が九尾に向かい放たれるだろう】
【銀狐の最後の攻撃、最後で最高の一撃】
【九尾の炎に勝るか否か、その結果は……】
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>>134
この姿なら全力を出せますから
今の私なら迦具土でも伊邪那岐でも倒せますよ?
【物事を大袈裟に言ってしまうのが九尾の癖なのだろうか、九尾は威勢良く言ってのけ】
【狐火を漂わせて銀狐を流し見る。幾つかの狐火に当てられた銀狐は、所々火傷を負っていて】
【再び九尾は狐火を生み出す。紅の光に包まれた炎を――】
ふむ?全力勝負ですか…
でしたら私も、本気で――っ!
【そう力んだ途端、狐火の色が移り変わった。その色は九尾の毛と同じ、黄金色で】
【極圏の氷塊と、獄炎の焔。この対立する二つの力が今、ぶつかり合う――】
【…そして路地裏は、昼間よりも明るく鋭い光に包まれて】
――え…?
【…九尾の狐は、腹部から血を流し地面に突っ伏していた】
【そんな九尾の腹部には一本だけ、冷気を纏った氷柱が刺さっていてた】
【…放たれた時よりも、二周りほど小さくなっている氷柱――】
【燃やし尽くせなかった。九尾がそう悟るのにそう時間はかからず】
今の、一撃は…効きました、よ…
【口から血を吐き出しつつ一言、九尾は呟いた】
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>>135
我の勝利だ……!
白面金毛九尾の狐!貴様の負……け……。
【氷の世界が崩れ始める】
【真っ白の雪は止み、路地裏の氷は解け始め、積もっていた雪も消え去っていく】
……
【元の路地裏には、大量なる死体と一匹の九尾】
【それと独りの若い銀髪の女が倒れているだろう】
【九尾の火には勝った。が勝負には負けたようだ】
【銀狐は気を失ったのだろう。自分の内にある全ての妖力を使ったのだから】
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>>136
けほっ…そろそろ、限界かもしれません、ね…
しかし九尾たるもの、死に様を見られては恥ずかしいですし…
【九尾の姿から元の少女の姿へと戻る狐。だがやはり、腹部からは血が流れたままで】
【倒れた女性に目を移す。私の炎では溶かしきれなかった氷の持ち主――】
【…最後に少女は、女性に向き直ると】
貴女の氷…素晴らしかったです
私は貴女と一戦交えられたことを誇りに思います…それでは、さようならっ♪
【真剣な顔付きで、女性を褒め称えるような言葉を告げると】
【最後は元々の少女の声で、機嫌良く別れを告げて――白面金毛九尾の狐は、その場を立ち去った】
【…翌朝、丘の上に建てられた神社の境内で、金色の耳と尻尾を持つ少女の遺体が発見された】
【しかし不思議な事に、その次の朝にはもう――遺体は跡形もなく、消えていたそうな】
【賢士九狐】 ――死亡?
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>>137
//こんな長くまでありがとうございました…!
/返信かなり遅くて申し訳ございません
/変な文章で本当に申し訳ありませんでした!
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ください!
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>>139
【超魔剣雨】or【サーベルパッシャー】
全ての大魔王、魔王の頂点に立つ魔王を超えし魔王の力の欠片。
魂をも穿つ全長10メートル以上の剣を召喚、送還できる。
全力全壊ならば雨のように降らせる事も可能であり、その勢いによっては地形が変わる。
ただし、消耗が激しい。
また、戦闘開始・乱入時に自動的に同サイズの剣が敵の頭上から発射される。自動なので、殺気や殺意は伴わない。
魔王の力だが、召喚・送還(他所から持ってきている)だけなので神聖に弱いとかはない。
身体能力:反射神経以外は人並み、反射神経は人並み以上
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現行ある時は原則現行に。規制されてるなら大人しくしてましょう
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>>141
スレ落ちてるんじゃないんですかね・・・
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>>142
何言ってんの…?
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うーんVIP全体が不調なんだしここでやってもいいと思うけどなー
スレ自体がまともに成り立たなくなっているわけだし
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書き込める!と思ったらhayabusaちゃんねちゃうし
ここか、あるいはVIPが落ちたからスレでやってもええんじゃないかと
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>>143
すまんな
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避難所を知らん人に優しくない判断ですねー
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規制されてるんならつかったっていいじゃない
薄情なやつだな
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なんの為にこのスレあると思ってんだよ
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規制されてるならって言ってる人は最近来たのかな
なんかもう態々説明するのも面倒臭い
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あーそびーましょ
【九重呪槍】ナインス・ダムド
黒い槍を操ることが出来る能力者。
この槍は持ち主の嫉妬や自己嫌悪などの負の感情を感じ取ると、
周囲に黒い水晶球のような物を浮遊させる。
この水晶球は非常に硬く、能力者の思ったように動かすことが出来る。
水晶球が九つまで増えると、能力者の体にくっついて紫色の鎧に変化する。
この鎧は生成された時に装着者の命を奪い、槍に腐食性の魔力を纏わせる。
これによって傷を付けられた部分は切断面がグズグズに腐ってしまう。
加えて能力者の意思に関係なく体を操作し、周囲の生命を無差別に襲う。
鎧が破壊されると、能力者は息絶える。
身体能力:格闘家
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了解した!
【森螺万象】
自分自身の精神エネルギーを変換させることで、ありとあらゆる螺子を具現化できる能力
自らの精神を変換という名の代償として消費するため、あまりにも規格外とされる大きさや個数は不可能
ただし、おおよそ人間と同程度のサイズや数百個程度までならば、特に支障もなく容易に具現化可能
頭部形状・先端部形状などの様相などについても同じで、現実に存在するものならばどんな形にもできる
この創造された螺子はすべて、能力者自身の魂の一部を目に見える形として現したものであるとも表せる
ゆえに、能力者自身は具現化させたすべて螺子の位置情報を、無意識的に完全に把握することができる
これを応用し、極小サイズの螺子を相手の懐に忍び込ませ、逃げられたとしてもどこまでも追尾するなどが可能
また、螺子は遠隔操作兵器のように自由自在にコントロールもでき、見えざる手によって操られているように動かせる
これによって直接手に持って刀剣や鈍器のように扱うのみならず、螺子でのオールレンジ攻撃といった離れ技も可能
そして自身の強い意思を具現化する際に螺子に込めることで、その強い意思の込められた特殊な螺子を創造できる
この螺子は前述した螺子とは違って、肉体的なダメージは一切存在せず、具現化にも多大な精神力を犠牲とする
しかしながら、この特殊な螺子は込めた意思の効果を強大に倍増させ、螺子で貫いた対象に押し付けるという性質を持つ
プラスな意思が込められていればプラスな気持ちになり、マイナスな意思が込められていればマイナスな気持ちとなる
さらにこの特殊な螺子は、無効化や精神耐性、心の有無を超越して直接的に対象の奥底にまで影響を与えることができる
無意味な戦いを終結させることもできれば、一人の人間の人生を終わらせることもできる、まさに両極端ですべてが能力者次第である
素の身体能力は鍛えた人間並みだが俊敏さは凄まじく、さらに肉体的・精神的な耐久能力は常人を軽く凌駕する
-
……はぁ……やっと終わった。
【日が沈みきり、すっかり冷えた道路を一人の青年が歩いていた】
もうこんな時間かよ……。 借りたゲーム、明日には返さなきゃならねーのに…
【青年は憎々しげに文句を垂れている。 自身の上官に妙な仕事を押し付けられたために、
自身の時間を削る破目になってしまったからだ】
……ただでさえ休みすくねーのに……はぁ……なんでいっつもこうなんだろ……俺…
【人の良い彼は常々、こういった厄介事を断れずに不必要な仕事を背負い込む事が多かった】
【そんな自分に嫌気が差し、溜め息をつきながら帰宅している時だった】
……ん?
【ふと、公園の茂みに光るものがあった。 近づいてみると、それは棒状であることが分かる】
……おぉ。 なんか、格好良いな。
【引きずり出してみると、それはすべてが黒い槍だった】
【売れば酒代にはなるだろうか、いやそもそも警察に届けるべきか。そう青年が考えていた時だった】
【槍から脈動を感じる。 すると、自身のすぐ目の前に黒い水晶玉が浮かんでいた】
-
【大賑わいを見せる大通りで大きな人的災害が引き起こされていた】
【罪なき人々を襲うは「螺旋」「捩子」「捻子」「ネジ」「ねじ」。螺子で人体を貫かれ、引き裂かれている】
【人々は本来の目的を忘却の彼方へと置き去り、ただ一心不乱に災害から逃走していた】
あっはははははははははは!
【唯一。唯一災害の主原因とされるその人間だけは、ただ逃げずに積極的に殺害を繰り返す】
【ただただ撒き散らす――螺子による殺戮と惨劇を。手に持ち直に螺子伏せ、遠隔から螺子り込み】
はははははははははは!
【全身が白い。白髪に白い衣のような独特な服装に真っ白い靴。奇妙なことに浴びた血の色すらも視界に入らないほどに】
【狂っているとしか形容できない笑い声を、ただ不愉快でならない笑いを浮かべながらも殺しを続ける】
【一見してみると無差別に死体を増やしているかのように見える殺戮劇。しかし――】
【上空を飛ぶ報道ヘリの視点から眺めると、作られた死体で巨大な螺旋模様が描かれていた】
-
>>154
【呆然としている青年の前から、悲鳴を上げて人々が逃げていく】
【一瞬ふらついた青年は槍をしっかりと握り締めると、虚ろな目で道の先を見る】
……嘆きが、聞こえる…
【最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げて、青年はその大通りへと向かっていく】
……。
【大通りに入ると、そこには螺子で固定された異常な死体が無数に打ち付けられていた】
【キョロキョロと辺りを見渡し、元凶の人物を探す】
-
>>155
はははははははは――…………
【ふいに感じる視線。それは常人とは程遠い思考形態を持つ狂人に笑いを止めさせた】
【同時に、殺す作業の最中の体の動きも停止する。その隙に彼に目をつけられていた一人は逃げる】
…………
【相変わらず逃げ戸惑う人々の叫びや嘆きは無視し、視線を受けた方向へと体を向ける】
【地獄に住み着く亡者か幽鬼の如く、不気味かつ気味の悪い体勢の変え方だ】
…………
【見つけた――ただ闇雲に逃亡する人間の中でただ一人残る青年、>>155の姿を】
【笑い声は立てていないが、>>155を見つけたその顔は吐き気をも誘う不気味な笑顔のまま】
【一人だけ目立つ>>155に、逃げる人ごみを乱暴に掻き分けながらどんどんと接近していく】
【まるでモーゼの如く――人の海を渡って歩く姿は聖人、いや凶人としか形容不可能】
-
>>156
【次第に人が少なくなる大通りで、向かい合う二人の能力者】
……言わなくても分かる。 お前がこの嘆きの根源。
【光を映さない濁った瞳が、男をじっと見る】
貴様を、断つ。 絶つ。 裁つ。
どんなことをしても。 何を犠牲にしても。
【青年の周囲に、二つの水晶玉が浮かぶ】
嘆きの根源は、絶たねばならない。
【青年は槍を構え、突き殺そうと突進する】
-
>>157
【人がかなり疎らになった血で汚れきった大通り――それがこの二人の戦闘空間】
【多数の乗用車が炎上し、建物もいくつか半壊している。人の死体はそれすらも目に入らないほどに大量】
【これが、殺しの場だ。そして今、二人の男が真正面からぶつかり合う――】
……あはっ!
【再び聞くだけで耳を削げ落としたくなる声を上げる。笑顔はより一層禍々しさを得る】
【槍の矛先を真正面へと向け、こちらへと突貫してくる青年に抱くのは何なのか】
【だが、白い男は我々にそれを知る猶予も与えてくれはせず、ただ片手を上から下へ振りかざす】
【すると人間大の巨大なプラス螺子が、青年と白い男の真ん中に突如として出現したのだ】
【考えもなしに突撃してくる青年を邪魔するかのように。そして白い男を守るかのように】
ははははははははは!
【自身がやったというのにそれを気にしない様子で、男は両手にそれとは別に大きな螺子を現出させる】
【ちょうど盾のように立ちふさがる螺子の隙間から――その巨大な螺子を二つ、青年に向かって投擲した】
-
>>158
【槍を使っての刺突は、金属音と共に阻まれる】
【男は狂笑を浮かべながら螺子を投擲。 後ろに飛びながら水晶玉をぶつけ、進路をずらす】
……ッ…ぜぇ…ぜぇ…!
【青年は時折荒い息を吐き、苦々しい表情を浮かべている】
【が、それも一瞬。 直ぐ様涼しい表情を取り戻すと、3つの水晶の内、2つを男に向かって射出する】
【遅れて男の背後へと回りこむように右側から接近を試みる】
-
>>159
【水晶によって見当違いの方向へと飛んでいってしまった二つの螺子】
【対して、こちらに向かってくる新たな二つの水晶達】
あははははっ!
【何が起ころうとも笑顔は一向に止まらない。どころか先ほどよりも増している】
【このまま自身に接近してくる水晶に身を貫かれるかと思いきや――】
【何の前触れもなく、近隣のビルや死体に突き刺さっていた螺子達が、水晶に突撃していく】
【螺子達はその身を削りつつも、主人に危害を加える水晶の襲来を未然に防いでいる】
ふふふふふ……あぎゃぎゃ!
【ここで青年がかなりこちらに近づいてきた――だが、まだ完全に後ろを取られたというわけではない】
【音が閃光のように破裂しているのか、そんなことすらも脳裏に過ぎらせる笑い声を上げつつ】
【バックに来た青年に向かって、足元に転がる大螺子のひとつを蹴り飛ばす。更に両手に新たに螺子も具現化しておく】
-
>>160
【水晶玉が相手に突撃していく。 その様を横目に見ながら男の背後を目指す】
【が、その水晶に向かって。 「周囲」から螺子が殺到する】
【水晶玉は多くの螺子を砕きながら、しかし多くの螺子によってその進路を阻まれる】
……
【男は笑う。 音量調節の壊れたスピーカーのように不快な声で】
【もう一度刺突を繰りだそうとした瞬間、踏み込みの足元に螺子が転がりこむ】
【バランスを崩した青年は、体を回転させつつ、刺突の状態から、上段からの斬り下ろしに攻撃を変える】
【軌道は男の左肩から右脇腹に掛けての背中。
体重は乗っていないが、斬りつけられれば大量出血は免れないだろう】
【倒れこむ青年が地面に到達するよりも速く、1つ青年の元に残っていた水晶が青年に向かって突進する】
-
>>161
【槍により斬り下ろし。回避は間に合うか怪しいが、ただでやられるつもりなどこの凶人にはない】
【僅かな時間で方向転換を行い、お互いに真正面から衝突するように体勢を変える】
あはっ。あははははは!
【右と左の手で掴む大螺子で迎撃しに行く。自身の身が傷つくことを心配せずに】
【むしろ、あえて急所から突っ込んでいくかのように、襲い掛かる青年を正面から迎え撃つ】
はははははは――っ!
【ジャンプして突撃しに行ったため、青年の元々の狙いであった箇所にダメージは行かなかった】
【ちょうど右肩から真っ直ぐ槍で切り裂かれ、血と肉が宙を舞っている。笑っているため痛みはあるのか怪しい】
【元来、尋常ではないタフさを保持している白い男は、この程度では怯まずにそのまま螺子で青年の腹部を狙う】
【同時にまたしても到来する水晶を、再び使い捨てた螺子を遠隔操作することで防御を図る】
-
>>162
【男は、自身の螺子と体を盾にして、その斬撃を押しやった】
【そのまま青年の腹部を刺し貫こうとして】
……ッゴフ…ッッ!
【しかし、その螺子は道路のアスファルトに打ち付けられるだろう】
【螺子が打ち込まれる一瞬前に、青年はくの字になって後ろに吹き飛んでいた】
【数m離れた所でよろよろと立ち上がる青年の腹部から転がり落ちたのは、黒い水晶玉】
【青年の顔が痛みに歪む。 3つだった水晶玉は1つ、2つと増えていき、計7つ】
……はぁ…! はぁ……なん、だこれ…! なんで、俺……闘って……!?
【青年は苦しそうに悶えるが、まるで何かに押さえつけられるように表情は平静さを取り戻していく】
【増えた水晶玉は2つを本体に残し、次々と螺子を打ち壊していくが、それでもなお】
…………足りないな。 今回の根源は手強いようだ。
【螺子の防壁は、破れない。 砕いてもへし折っても吹き飛ばしても。
螺子達はゲラゲラと金属音を上げながら水晶を妨げる】
【槍を構える。 その目には光は無く、無感情な瞳から涙が一筋流れ落ちる】
【荒れ狂う螺子と水晶の乱舞を前にして、少し思案する】
-
ごめんなさい! 落ちないといけなくなりました
ここまで付き合ってくれてありがとうございます、お疲れ様でした!
-
>>164
お疲れ様です。こちらこそありがとうございました。
楽しかったですぜー。
-
/昼くらいまで誰かやらないか♂
【刃景白雪】or【古雪凍刃】
透き通るような純白の刀身をもつ日本刀。
刀全体が仄かに冷気を帯びており、刀身を覗きこめばどことも知れない雪景色が浮かぶ。
その切れ味はもちろんのこと、氷の塊(形はある程度変えられる)を生み出して飛ばすことができるので中〜遠距離攻撃も可能。
また、周囲に異空間を展開する能力をもつ。
この空間の内部は所有者によって異なるが、季節は冬で雪が降っているという点は共通。
上記の氷は生み出せなくなるが、代わりに冬の冷気を操ることが可能になる(ただし複雑な操作はできない)。
この空間は数レスで消えてしまい、再度展開するには数レス置く必要がある。
ちなみに、この刀の所有者には寒さに対する耐性が与えられる。
-
野郎やろう
【光槍双鉤】
この能力者の武器は、一本の大身槍である
この槍穂先はA字型で、刃の部分にはレーザーが走っている
切れないものは無いが、硬いものを切ろうと思えば時間がかかる
穂先は任意で二つに分解、トンファーとして使う事ができる
この場合も腕に沿った棒の部分にレーザーが適用される
はっきり言って強度的には信頼がおけない
パワータイプの一撃を食らえば槍の部分がトンファーに分けられてしまう事も
穂先を分解して柄はどこにいくんだと心配しなくてもいい
何時の間にかなくなっているし何時の間にかくっついている
身体能力はトップ卓球選手
槍の技術は中の上(バランス悪いし)
トンファーの技術は上
-
【ここは街のはずれにある、丘の上の神社】
【夜のうちに積もり積った雪が、太陽の光を浴びて白く輝き、何処と無く幻想的な雰囲気に包まれた神の社に――】
……
【純白の白装束を着こなす、一人の女性が立ち尽くしていた】
【腰には一振りの刀、そして白く穢れのない長髪――その姿は、この神社に溶け込むような神秘さで】
【女性は灰色の瞳を鳥居に向ける。街を見下ろせる程度に高い位置にある神社からは街が一望でき】
今日も、街は平和ね…
【いつもと変わらぬ街を眺めると、わずかに微笑んでそう呟いた】
【…心の中で、僅かに感じた脅威に疑問を抱きながら】
/遅れてしまってすまんな
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>>168
【世の中平和だと思っても、何処かで誰かがわざわざ危ない事をしているものだ】
【ここの男もその一人】
【神社の斜面を駆け上り、枯れた松葉や杉葉を巻き上げる】
【枯葉を境内に撒き散らし、玉砂利鳴らして着地する】
撒いたか?
【撒ける訳がない、自分で枯葉を払ってきた跡が丸見えである】
【後ろを省みてそれを理解し、次の逃げ道を探す】
【するといるいる、血飛沫の元】
【この女を殺せば、追っ手を撹乱できるに違いない】
【何とも殺生な思考回路であるが、男には自分の命が第一である】
ちょっとだけ退いてくれよ!
【とりあえず声はかけるのである、礼儀として】
【振り下ろされのは男のでなく、その槍の、巨大で光る頭だが
-
>>169
【女性の勘というものは嫌な時に限って的中するようで】
【先ほど感じた驚異――こちらへ向かって走ってくる男に気が付く】
あら?この時間に珍しいわね
参拝客じゃなさそうだけど――
【血相を抱えて走ってくるのをみれば、只事ではないというのが容易に把握でき】
【女性は怪訝な表情で男を見つめる…その瞬間、男はあろうことか女性へ向け武器を振り下ろした】
【結果――飛び散ったのは女性が纏う装束の一部と地面の雪だけで】
あらあら…随分とせっかちな方ね
追っ手をまくのに必死なのかしら
【少し離れた場所へ回避した女性は、くすくすと笑って呟いた】
【…みたところ怒った様子は微塵もない。まあ、表情に出していないだけかもしれないが】
-
>>170
【いやはや何とも情けない、小金に困って大罪犯し、今は斯様に追われる身】
【逃げて殺して殺して逃げて、生きるだけでも罪の山】
【殺さぬ道をば探ってみても、そんな頭はありゃしない】
【ここで出会って十数秒、合縁奇縁が悪いのだ】
【残り少ないお前の命、パッと散らして血飛沫に】
【追っ手が拭って十秒稼ぐ、それがお前の死に様よ】
【と脳内で無駄に口上を並べ立てるが、口から出るのはこれだけである】
うっせ死ね
【遠慮会釈のあろうはずもない、一回転して横様に、女の腰へ振り回す】
【斬るも殴るも知らぬこと、柄でも当たれもば儲け物】
【何とも乱暴な一撃である
-
>>171
乱暴ねぇ
ここは神の社なのだから、殺生は御法度よ?
【相変わらずの笑みを浮かべたまま、女性は男に言い返し】
【相手が槍を振るった刹那、女性は素早く刀を抜き――】
【振り回された一撃を的確に受け止めた。とはいえ衝撃だけは緩和しきれず、女性は僅かに後退し】
せいぜい足掻かせてもらうわよ
貴方の顔が青ざめるまで…ね♪
【刀を構えてふふっ、と笑う…その笑みには何処か、裏があるような笑みで】
【お前が追っ手に見つかって蹂躙される様子を眺めたい…とでも言いたげな表情で】
【こちらからはあえて攻撃せず相手の出方を待つ】
-
>>172
【ヤブヘビだったかもしれない、今改めて背を向けたらこの女に叩っ斬られるに違いない】
【麓の金網を乗り越えて丘を駆け上ったのがいつバレるか、結構早くだろう】
【何よりもスピード、スピードが必要だ】
【こんな長い棒を振り回して遊んでいる暇はない、一本より二本の方が攻撃スピードは速いに決まっている】
うっせもう青ざめそうだよ
【寒いからだ、金属の柄を握っていた手は既に真っ白である】
【ぐいと大きく槍を手繰って、そのまま後ろへ投げ飛ばす】
【寄る穂先にこちらからも駆け寄り、穂先を掴んで引きちぎる】
【次に女の見る景色は、吐血に染まった粉雪であろう】
【槍なんぞよりはずっと速い、両手に握られたトンファーで、女の腹へ突き込みにかかる】
-
>>173
(3分――ね)
【時間稼ぎは3分程度で十分と、女性は心の中で呟いて】
【次の一撃を待つように、剣を持ち直す――が】
っ!?
【その一撃は、女性が思っていたよりも一回り以上疾く】
【女性の装束に紅の斑点模様が付着し…腹部に打撃を受けたと気が付くのには、数秒かかって】
【足元が僅かに血で染まると同時に、女性は急いで距離を取り】
あらあら…面白い武器を使うのね
西洋の武器…なのかしら
【口から伝う血を拭いて、男を睨みつつ女性は呟いた】
【途端――女性の刀が揺れる。そして女性はポツリと「お返しよ」と告げて】
【刀を男に向けて振るう。先程の男よりは遅いが…それでも、距離を詰めるには充分な速さだ】
-
>>174
【やはり槍よりトンファーである、軽い、速い、そして暖かい】
【会心の一撃に気分良くクルリと手の中で一周させる】
残念、こいつはアメリカ製中国武器だ!
【これが男の悪いところである】
【一撃決まれば押せ押せで突っ込んでしまう】
【格下の相手ならいいかもしれないが、もし格上に奇襲が当たっただけだとしたら】
【変に時間を取った後に踏み出したものだから、女の一撃を受け切れない】
【腕は回せて刃は受けられても、足元はそうはいかない】
【斬撃に突き飛ばされ、雪の中へ倒れ込む】
【潰され、固められた雪が、レーザートンファーの周りだけ溶けていた】
-
>>175
【刀をみれば、血が付着していた。攻撃は成功――らしい】
【女性は雪の中に倒れた男に目線を移すと】
中華武器だったのね
まあそれでも、この日本刀には敵わないでしょうけど
【ニコニコ笑いながら、刀を収めて男の元に向かう】
【…ふと目を移すと、近くに落ちていたトンファーの周りが、不自然に溶けていて】
【やはり不思議な武器だと、心の中で呟きつつ】
そろそろ追っ手がくる頃じゃないかしら?
そこの脇道から麓に降りれば振り切れると思うわ
立ち上がれるのなら、逃げた方がいいわよ
【倒れている男に向かい、神社に隠れて見つけ辛い所に道があると告げた】
【何故逃げ道を教えたのか――そう問われれば恐らく、女性はこう答えるだろう】
【逃がした方が面白そうだから…と】
【古雪凍刃】――END?
/申し訳ねえ…用事入っちまった
/唐突な終わらせ方ですまねえ…すまねえ…
-
>>176
/分かってたことだ、気にすんな、乙
-
暇を潰せる能力ください
-
>>178
【戯針暗忌】
釘を生み出すことが出来る能力。撃ち出したり直接手に作り出して戦うことが出来る。
大きさは爪の先程のものから人程度の大きさまで自由。
一度刺さった釘を叩くことで、釘の先端を折り曲げることが出来る。
生物に釘を刺す事で、対象に精神的な安定を取り戻させる事が出来る。
また、多く刺せば刺すほど相手は嘘をつく事が難しくなる。
釘を引き抜けば効力はすぐに消える。
身体能力:鍛えた一般人
初期装備:金槌
or
【風刺爽剣】
レイピアで突いた箇所に風の塊を設置させることが出来る能力。
風の塊は周囲の空気を集めて固めた物であり、何かに触れると空気が解放され、
爆発のような突風を起こすことが出来る。
この風による殺傷力は殆どなく、自身にも相手にも反応する。
身体能力:剣の達人、身軽
-
【骸死霊剣】
死んでから発動する能力。
この能力者は自身の死を、一度だけ剣として具現化することが出来る。
剣が存在する限り、この能力者はいくら肉体が傷ついても死ぬことはなく、すぐに傷は癒える。
が、傷を負うごとに剣は脆くなり、そして同時に切れ味も上昇する。
剣が破壊された時、能力者は死ぬ。
身体能力:剣の達人
-
【完全天使―高機動型】
光魔法を極めすぎて、冥界から追放された悪魔が天使として転生した者
光魔法に特化し、自分が光に近い速さで動ける他閃光爆発やビームを放つ光魔法も使う
動きに体がついていけるかどうかは別問題である
そんなことをしなくても素早い身体能力と飛行能力で戦える
天使なら勿論、空も飛べるはず
誰かいるかー?
-
/もう使い古された能力だが、お相手。
【魔帯刀】
魔力の伝導率がとてもよい鋼で作られている刀を扱う魔法剣士。魔法と剣技を駆使して戦う。
扱える魔法は、「闇」、「氷」、「雷」の三種類。 刀に魔力を帯びさせ魔法剣として使うことは勿論、
初級の魔法しか使えないが、魔法単体で放つ事も可能。
魔法使いとしては異色である、「物質に魔力を纏わせる」事に長けており、単体で放つよりも魔法剣にしたほうが威力が出る。
身体能力:ファンタジー世界における剣士
装備:魔帯刀、ショートソード
-
【聖夜が近づき嬉々とした雰囲気の能力者の街】
【所々では装飾の着けられたツリーが輝き祝祭ムードを煽っている】
【そんな街の一番高い送電塔の頂に見える白光】
【よく目を凝らせばそれが人のような形をした何かだという事は分かるのだが街行く人はそれを気に留める事はない】
綺麗...
色々な光が街をftrらして...うん?言語が安定skgない...?
【塔の主の如く鉄骨の上に座る少女】
【少し大きい白いコートが膝まで隠し、同じような白いブーツ、僅かに見える素肌は雪のように白く弱々しい光を放っている】
【そんな微かな光を放っている少女は街を見下ろす】
Ah...ああー
安定したかな?
さて...楽しい雰囲気の所申し訳けど...私の遊び相手でも探そうかな?
【白い息を吐き出しながらそんな言葉を放ち...鉄塔から飛び降りた】
【人が行き交う駅前広場目掛けて】
-
【冬の空気というものは、非常に澄んでいる】
【その日も青年は、日課となっている天体観測をして、温かいミルクティを飲んで寝るつもりだった】
…………ん?
【肉眼でも確認できる、妙な光。 青年には分かるその「普通でなさ」は、彼の好奇心をふわりと煽った】
【光はふわりと鉄塔から飛び降りると、街灯の光の中に消えていく】
………まさか、ね。
【そんなはずは。 まさかそんなはずはないだろう】
【そう自分に言い聞かせながらも、ベランダの鍵を閉め、自然と足は玄関へと向かう】
【向かう先は一つ。光の着地点、駅前広場】
【二本の愛刀を腰に据え、白い息をマフラーから漏らしつつ青年はその「普通でない魔力」を纏った存在を探す】
-
>>184
【ゆっくりと落下するそれ】
【当然真下やその近辺の人間が気づかないはずも無く妙にざわつき始める】
おや?皆様御機嫌よう
見たところ皆様平民のようですね...
【そしてようやく地に降り立ったそれは好奇の目を向ける彼らを品定めするように見回し、そんな言葉とともに微笑む】
私、天使ですの
えーっとそれで...whjd者を探して...あれ?また言語が...
この中に能力者の方は居られませんか?
居ましたら私と遊んで欲しいのですが...
【いよいよ好奇の目は不審な目に】
【それに気づかない可憐な少女は笑いながら小首を傾げる】
【やがて周りの出来ていた人だかりに飽きてしまったのか、いや近づいて来る何かを感じたのか】
おやおや?不思議な予感が近づいて来ておりますね
あ、貴方達にはもう用がありませんので
死にたくないのでしたら去ってくださいね?
【人だかりへそう告げると少女は飛び上がる】
【滞空した少女の翼には純白の翼が生え、白光が強くなる】
【こちらに向かっているであろう貴方を呼んでいるかのように...】
-
>>185
【逃げていく者、立ち止まり携帯電話を構える者】
【街の中はまるで有名人が現れた田舎町のように、騒然となっている】
……どいてください。 あ、すいません。 通ります。
【その中を縫うように進む一人の青年】
【人々の垣根を越えていけば、その中心地には一人の少女が佇んでいる】
…………やはり、天使…!
【その光は、天族だけが纏うことのできる光属性の魔力。 青年は驚きに目を見開く】
今の天界は、よほど暇なのですね……。 「また」遊びにいらしたんですか……
【呆れたように、青年は少女に話しかける】
-
>>186
【白光を放つ少女が珍しいのか、それとも何かのイベントだと思っているのだろうか】
【ある者はは見惚れ、ある者は写真に収め、ある者は危険を感じ去って行く】
【だが少女の瞳にそれらは映らない】
【ただ一人こちらに向かい駆ける者がいる】
【こんな状況でこちらに向かう者など一握りしかいない】
【命知らずの馬鹿な野次馬か腕に自信のある能力者】
待ってたよ?
ダメじゃない、あまり待たせては...
【その青年が近づけばそう告げるだろう】
【時間にすれば5分も経っていないはずだが、待ちくたびれたかのような声】
あぁ、君はやはりそうなんだ?
うん、またなんだ
暇すぎてね...だから、遊びにきちゃった
【目から星でも飛ばしそうなウィンク、旧友に話すかのような気軽さ】
【だが彼とは初対面である】
勿論此処に来たって事は私と遊んでくださるのですよね?
いや、遊ばざるを得ないですわよね?
だって...私が暇なんですもの
【青年の答えを聞く事も無く少女は細い腕を掲げ...浮かぶ魔法陣】
【少女が呟くのは人語では無い何かの言語】
【その途端その魔法陣からは光の矢が飛び出しそこら中一体へと降り注ぐ事だろう】
-
>>187
【少女のわくわくとした視線に、青年は気付かれないようにため息をつく】
【不思議な呪文が刀身に刻まれた刀と、一振りのショートソードを引き抜いて、憂鬱な視線を向ける】
……全く、貴方たちという方々は……変わりませんね。
【少女の手の動きに合わせて魔法陣が設置、魔力が充填されていくのを感じる】
【対する青年の右手に握られる刀には、黄色い魔力がじわりと染みだす】
――魔力胎動、「轟雷」。
【そして、刀には雷が纏われる。 時折威嚇するように辺りに弾けては、空気を焦がす】
【魔法陣から光の矢が放たれる。 雨のように降り注ぐそれに対し、青年が構えるのは刀と短剣】
……はぁぁぁああ…ッッ…!!
【その二本の鋼を以て、降り注ぐ矢を切り払う】
【光の矢は刀に切り裂かれ、雷に焼かれ、短刀に逸らされる】
【地面に当たった矢はその鋭利な先端を食い込ませ、消えていく】
お返し、です! 魔剣、雷泥刃!!
【光の雨の隙を縫って、地面に刀を突きたてる。 途端、発生した雷が地面を這って少女へと奔っていく】
-
>>188
【放たれた無数の矢】
【それを目の当たりにした者は我先にと駆け出す】
【当の少女は気にも留めない】
変わらない...ですか
お互い様です。こうして私達が地上界に訪れ遊べば貴方達は出てくる。
もう数えきれない程貴方達とは遊びました
【やはり目の前の青年は能力者か】
【抜いた剣に纏う魔力が爛々と輝き、その光が舞えば光の矢が落とされ地面に罅を作り消える】
【魔法陣も消え去り光の矢の雨も収まっただろう】
【青年の掛け声と共に迸り迫る雷撃】
【その状況でも少女は微笑を絶やさず...】
やはり貴方達と私達はそういう関係にあるのです。
では...私の遊戯にお付き合いくださいませ
【雷撃が迫る中会釈】
【かと思えば残光を残す程の速度で上昇】
【上空に浮かんだ光が彼女の位置を示すだろう、またその魔法陣も】
ーーー♪
【風に乗り微かな歌のような言語、天使達の言語が聞こえ次には魔法陣が煌めき...】
【上空からは大砲のような光弾】
【だが起動は単純な物ばかりだ、躱す事は容易だろう】
-
>>189
【少女は物理法則を無視したような軌道を描いて空へと飛び上がる】
【雷撃は地面を彷徨い、街灯に当たってショートさせる】
【楽しそうに魔法の展開を始める少女に、青年は困ったようにつぶやく】
(……いや、言ってしまえばただの自己防衛なんですが……お、っと!?)
【歌声と共に、光弾が降り注ぐ。 矢とは比べものにならないほどの高密度の
魔力が、接地と共に小爆発を起こす】
――魔力胎動、「凍刃」…!
【その砲弾を、刀に纏った氷の刃で切り払う】
【氷と光はぶつかるたびに相殺され砕け散るが、すぐさま新しい氷刃が現れ刀を包む】
「旧友の種族」のよしみではありますが、これは骨が折れそうですね……!
魔剣……「大氷柱」。
【刀を地面に突き立てると、地面から人の胴体程の氷柱が数十本現れ、天に向かって伸びていく】
-
/遅レス申し訳ない。 今日は大体10〜15分程度かかりそうです…
-
>>190
【純白の翼はまるで殆ど動いてはいないが少女は確かに宙を舞う】
【ただの見た目だけなのか、そういう種族だから生えているのか】
【光の魔力の塊が地面へと衝突し弾ける様を楽しむかのように翼がはためく】
今回は中々楽しめそうですわ
以前私と遊んだ方は数十秒で消えてしまいましたから
貴方は何分持ちますかしら?
【光弾を放った魔法陣が消え去り少女自身の光だけが空に浮かんでいる】
【この一撃すらも凌いだのだろう、青年がこちらを見上げるのが見える】
【まだお互い小手先調べのような物だろうか、少女は微笑を絶やさない】
旧友のhysぉく?おやおや?
また言語が...
まぁなんでもいいです。私がたのskwめるならそれで
【随所にノイズもような物が混じるのは人語に慣れていないせいだろうか】
【そして誠に自分勝手な天使だ】
【というよりも天使自体そういう種族なのかもしれない】
ふふっ、そんな遅い物では私に届きませんわよ?
ーーーー♪
【伸びる氷柱を見れば降下を始める、わざと氷柱に向けて】
【今度は魔法陣を必要とせず掌からは直接光の魔力を圧縮した光線が放たれ氷柱を砕き焼くだろう】
【そしてその速度を保ったまま貴方へ向けて低空飛行】
ーーー♪
【そして例の如く天使の言語と魔法陣】
【何かを放つ準備をしているらしい】
/構わないよ、自分も遅いから...
-
>>192
【足止めにと放った魔剣技も高機動の天使の羽には意味を成さない】
【熱線のように放たれる光から、氷柱を盾にするようにして逃げ回る】
……ッ、捕らえきれないですか…! ですが、この魔剣には「続き」がある!
【空で何か詠唱のようなものが聞こえるが、天使のやることだ。このまま逃げ回っていてもジリ貧になることは明白】
【青年は軽く呼吸を繰り返し、再び刀に氷の魔力を纏わせる】
魔剣、「大樹氷」!
【その蒼く染まった刀を、そびえたつ氷柱の内溶かされていない一本に突き立てる】
【すると、みるみるその氷柱から樹木のように氷の枝が生えてくる。 しかも、周囲の氷柱にも同様に】
【まるで本物の木のように細かく張り巡らされたそれは、空にいる天使から地面にいる青年の姿を覆い隠す】
いくら天の目を持つ天使といえど、人間界に下りた以上は人の目と同じ構造の筈…。
あとは、こいつに掛けるしかありませんね…!
【青年は自身の親指を噛み、その血を刀の柄に吸わせる】
【ドクン、と。 刀が脈動したかと思うと、その刃の周囲は仄暗く光が失われていくのが分かる】
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>>193
【まるで細い木の棒を高火力のバーナーで焼き切るかのように、簡単に氷柱を破壊していく少女】
【目標は見定めた、詠唱が終われば自然とこの遊戯も終わるのだろう】
【しかしそれでこの遊戯が終わる事はなかった】
っ!
...見失いましたわね...何処にいますの?
【僅かな氷柱から新たに生え始めた枝】
【瞬く間に生い茂り青年の姿を隠し、少女を苛立たせる】
【短い魔法陣の詠唱とともに光線が放たれ枝を焼くが幾重にも生い茂った氷の森を崩すには苦労している】
煩わしいマネを...!
いいですわ、すぐに見つけ出してあげますの...
【光線をやめ、新たな魔法陣を】
【魔法陣からは一本の線が走り、そしてその線の軌道上を小規模の光の魔力による爆発が襲うだろう】
ふふっ...かくれんぼはお終いですわ
さぁ出てらして?
【そして青年を探す】
【この猶予が命取りになるとは知らずに】
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>>194
【氷の樹木を爆発が襲う。 氷の林にぽっかりと空いた穴から、青年が物凄いスピードで跳躍する】
――魔力胎動…! 「闇霧」…!
【爆発によって粉々に砕けた氷の粉じんが、光の魔法に反射してキラキラと輝く】
【その光を。 まるでスポンジが吸い取るように青年の刀が吸い取る。 正確にはその周りの闇が】
魔剣、「眼喰ノ太刀」(まなこぐらいのたち)――!
【青年が刀を振るごとに、その斬りつけた場所からは光が消え薄暗くなっていく】
【光魔法の魔法陣を切り裂きつつ、少女に切り掛かる】
【刃に切り付けられた場所からは徐々に光が消え、闇に包まれて視認できなくなってしまうだろう】
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>>195
【光の爆発で空いたスペース】
【突如その穴から飛び出す人影】
【紛れもない、先の青年だ】
みぃつけた
【その姿を見つけた少女は笑う】
【子供がかくれんぼで隠れている者を見つけた時のそれに似たような笑み】
【もしくはこれは少女にとっては本当にかくれんぼもような物だったのかもしれない】
【だが飛び出した青年の姿が、正確にはその手にした剣の様子が違う】
【辺りのあらゆる光という光を、月光ですらも吸い込む闇を纏っている】
【その闇はすぐに辺りを飲み込み少女の視界をも奪った】
まだ猪口才なマネをしますの?
いくら足掻いても貴方は私からにgskら!?
【少女の言葉を遮ったのは青年の剣】
【少女の左肩を、左の翼をその刃が襲う】
ああああぁぁtなkdhdkm!?
【舞ったのは純白も翼と血飛沫、そして少女の左腕と左の翼】
【人語では無いその言語を理解出来なくとも絶叫しているのが分かるだろう】
【左の翼の抑制を失った少女、天使は落ちる】
【地面に激突し断たれた左腕を抑え呻く】
bdhrぅkwす...こwyぁsjへ...
【痛みに歪む可憐な表情、そして殺意の色が濃く浮かぶ瞳は貴方へと向けられている】
-
>>196
【一瞬の出来事だった。 青年は地面にしなやかに着地し、その背後で少女が地面へと激突する】
……ふーぅ……上手くいきました…!
【羽をもがれた少女が憎々しげな目をこちらへ向けているが、青年はどこ吹く風といったように肩を竦める】
……そんな目でみられましても。 わざわざ堕天してまで遊びに来たのはそちらでしょうに。
物質界で受けた怪我は痛いでしょう?
【青年は苦笑気味に問いかけ、微笑む】
【青年の周囲を纏う闇が、刀を中心に漏れ出している】
さて、そろそろお遊びの時間は終わりですか?
天界(おうち)に還るなら特急でサービスしましょう。 まぁ、少々痛いですけど些細な問題です。
【青年は刀と短剣を構えながら、ゆっくりと少女に近づいていく】
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>>197
【これまで少女は傷など受けた事など無い】
【傷を受ける前に相手が力尽きるか、それ以前に躱すかのどちらかだったから】
【初めて受ける剣の鋭さ、断たれた肉、溢れる血液】
【その全てが少女のとっては初めての経験で...】
【それ故に目の前の相手が憎い、殺したい、骨すらも残らない程に...】
sjwぇあkす...ころsっhshwjn...
【徐々に人語へと近づいた呻き声】
【自分に傷をつけた人間はもうすぐ目の前に】
【少女の赤く染まった右手が青年を向けられ...】
ぇfjkwk...!こあhdす!!
ーーー!ーーーーー!
【浮かんだ魔法陣は幾多】
【放たれる光線、光弾。その全てが確実の殺意を持って】
私に傷を...許さない許さない許さない...
初めてだったのに...許さない許さない
【少し変になっているのは痛みのせいだろうか】
【青年を近づけまいと魔法陣が生まれては消え光弾や光弾を放って行く】
-
>>198
……なッ! ま、まだこんな力が…!
【慌てて剣を振り、光線を闇で吸い取る】
(しまった…! もう、剣に魔力が…!)
【数発の光弾を切裂いて、剣に纏われた闇は消滅する】
ぐ、…ッ! うあ、あああああ!?
【光弾をただの刀で切り裂くのは非常に難しく、すぐに光弾の雨に身を吹き飛ばされる】
【地面を転がる青年、その手からは短剣と刀が離れ、火傷と打撲にまみれている】
……ぐ…ぅぅ! ……闇の精霊…我…契……の履…を…!
【地面に転がった青年は、何かの呪文の詠唱をしている…】
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>>199
ーーー!ーーーー!?
ーー!ーーーーー!!
【滅茶苦茶な制御で放たれた魔法はかなりの魔力を消費したのだろうか】
【数々の魔法を放った少女の手からはやがて魔法陣すらも出せなくなった】
どうして出ないの...!
貴方は許さない...許さない!
【それでも青年を見据える瞳は殺意を宿したまま消える事は無く】
【残った右翼で飛び上がるとそのまま青年を目掛け突っ込む事だろう】
【それはもう既に天使では無い、片翼のただの少女】
【貴方に飛びかかったのならばその非力な右腕で殴りつけるだろう】
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>>200
【片膝を着き、立ち上がろうとしているところに少女が跳びかかる】
【細く、血で汚れた白い腕を振り上げて殴りつけた。その腕を、青年が取る】
……そうか。 君は初めてなんですね。
では教えてあげましょう。 この物質界、いえ、人間界での、絶対的にして現実的なルール…!
【既に青年の魔力もほとんど底をついてはいたが、それでも、少女の拳を握る手の平からは闇の力が燻っている】
【青年の最後の魔力を喰らって、闇の力ははちきれんばかりに膨れ上がる】
この世界では、「殺した」ら、「死ぬ」んです…!
……それが例え、遊びであっても! 天使であっても!!
【青年の手のひらから、黒い爆発が起きる】
【少女が逃れられなければ、もう片腕も破壊されてしまうほどの、威力】
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