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暇潰し:ロール練習スレ vol.3
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↓前スレ継続
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>>652
【喋れない――喋ろうとすると我先にと、喉奥から血液が沸き上がってきて】
【留まることを知らない少女の血は、次々と吐き出されていき】
は、あッ…
【苦しげな呼吸を交え、なんとか強引に吐血を止める】
【そんな僅かな安堵もつかの間、再び腹部に激痛が走る】
【傷口を蹴られた――そんなことを思った時には既に少女の体は蹴り飛ばされていて】
強……い…
【思わず剣を離し、地面に倒れ込むような姿となってしまった少女は】
【荒い呼吸を繰り返し、まさに瀕死の状態で、相手の男を恐れるように呟いた】
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>>653
ふふふふふ。 あぁ…いい香りだ。 冷めていく血の匂い…命が失われる香りだ。
【すぅー…と鼻で息をした男は、ぐにゃりと顔を緩める】
もっと、カがセロ。 もっともっと…
【男は倒れ伏す少女に、細い風の槍を一本一本刺していく】
もっともっと…もっと、もっと、もっともっともっともっともっともっともっともっと
悲鳴、血、憎悪、恐怖、絶望、もっと我に奉ぜよ…
もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと
【男の声に、少し違和感のある声が混じり、すぐに消える…】
【最後に太い槍を、少女の右肩に差し込み、押し込む】
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>>654
【次々と、少女の小さな体に、風の槍が突き刺さっていく】
【もう声すら上げられない――ピクリとも動かなくなった少女は、されるがままに刺され続け】
【そして止めと言わんばかりに、大きな槍が、右肩に突き刺さり】
――――
【少女の目の光が失われた】
【瞳孔が開き、呼吸すらせず、段々と冷たくなっていく身体】
【無数の恐怖を抱いたまま、少女は指し続けられて息絶え】
【落ちていた剣が静かに、氷が溶けるように形を失った】
【その場に残ったのは、既に言葉を失った人形と、狂信者の男のみ――】
【不可視剣】 ―――死亡
/やべぇ眠い…
/付き合ってもらってさんくす、俺はもう寝るぜ
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/乙! こちらこそサンクス。 楽しい夜だった
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誰かいるかな?
【片翼天使】
この能力者は刀身が長い刀『正宗』を所持している
主な戦闘方法は刀と体術
剣閃という斬れ味を持った衝撃波を飛ばすことができる
まるで地面が縮んだかのように錯覚してしまう高速の走行法「縮地」を習得している
これにより相手との距離を一気に詰めることができるだろう
ただし「縮地」は直線移動しかできないため注意が必要である
身体能力は高い
初期装備『正宗』
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/おるでー
【壱順視眼】
この能力者は自らの寿命を削ることで、数秒先の「未来」を見ることが出来る能力者。
見れる時間は定まっておらず、大抵は3秒〜6秒程度。
しかし削る寿命の量を増やせば10秒から1分まで未来視を続けることも可能
だがそうなった場合、減る寿命の量は半端でなく、十年は余裕で持っていかれてしまう
元々この能力者は体が弱く、あまり無理をすると危険な状態になる身体なため
数秒間見るだけでも相当負担がかかり、それ以上見ようとするのなら命にも関わるだろう。
またこの能力者は、自らの身体を加速させることも可能。
勿論この行動も大きな負担がかかってしまうが、銃撃や斬撃波に対しては効果的な技。
身体能力:病弱
初期装備:手で持てる近接系の武器を一つだけ
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【秋独特の夜の涼しさを感じられる能力者の街】
【ビル街に吹き渡る風が肌寒いほど】
【しかしそんな風すらも避けて通る場所】
【そこにはただ一人の人物が辺りを一瞥しながら歩みを進めるだけ】
【なのだが、その人影に近づく人はいない】
【斬りつけられるような雰囲気を醸し、それを具現化したような長大な刀】
【黒のスーツに革靴、特殊なベルトに固定されたその刀】
【女性なのだろう、一つに結ばれた白髪が風に揺れ心無しか香水が香る】
風が少し寒いな
【ふと歩みを止める】
【何かを感じたのだろうか、口許は緩んでいる】
いや...今夜は久しく、退屈しなくて済みそうだ
さぁ...来い、私を満足させてくれ
【感じた何かに高揚を抑えきれず虚空へと呟いた】
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だから暇つぶしはsageてやれって
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【――街中、チラホラと歩いている通行人の中を掻き分けるように走る一人の少女】
【着ている服はこの近くの名門校――姿からして、恐らくその学校の生徒なのだろう】
【そんな名門校の生徒は何故か息を切らしながら、何かに追われているかのように、少女はただひたすら走っていた】
は、はッ――!
【額には汗が浮かび始め、先程まで整っていたい気も大分乱れ始め】
【黒色の長髪を揺らし、そんな疲れを振り払うように、走る――】
……ここなら、大丈夫やな…
【…数分程度しか走っていないというのに、身体は既に悲鳴を上げている】
【ぜぇぜぇと肩で息をしている少女――そんな少女は少し走るペースを落とし、あたりを見渡し安全を確認すると】
【近くのベンチに倒れるように、背もたれに寄りかかって息を整える】
マズいことになったわ…
アイツらがこんな早く現れるなんて…
早いとこ逃げんとまた……っ
【空に浮かぶ月を見上げ、少女は小さな声で呟きを残す】
【アイツら――少女が逃げていて者のことなのだろうか、忙しなさそうな表情で、少女はポツリと言い残すと】
【一分程度の休憩。まだ完全に疲れがとれたわけではないが、今は一刻も早く逃げなければと少女は立ち上がり】
【再び夜の街を、秋の風が吹き始めている街中を走りだす】
【何分か走った後、>>659の目に逃げるように走る少女の姿が映ることだろう】
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>>661
【どうやら人の多い場所に出たらしい】
【喧騒が女性を包み眉を顰める】
【人の多い場所は苦手らしく踵を返し立ち去ろうとしたその視界の端に映った人影】
あぁ...予定変更
まさかこんなとこにいるとはね、私が人混みが嫌いなのを知っているのか、いや紛れようとしたのか?
【女性の目に映った少女】
【確かとある組織に渡された封筒の中に入っていた写真と一致する】
【何故追われているのか、そんな内容の書かれた紙は捨ててしまった】
【そんな理由はどうでもいい、ただ相手が強ければ】
さて...追うとしようか
【返した踵を少女の走って行く方向へ向ける】
【そして一歩地面を踏みしめ...】
【次の瞬間にはそこに姿は無い】
【高速の走行法、縮地】
【遠くに見える少女の背を目掛け音も無く駆ける】
【その純粋な殺気を少女へと突き刺しながら】
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>>662
【走っている――と言うよりは、歩いている、と言ったほうがいいだろうか】
【元々体力がある方ではない少女は、肺を握られているような感覚に陥りながらも歩いていた】
【ふと気が付けば少女は、先程よりも人気のない場所に出ていた】
……ここまで来れば、多分…
【人気のない場所は危険だが、同時に狙われにくいという利点もある】
【追手が来る気配はない、ならここに留まって身を隠していたほうが安全か―――】
【――殺気。戦い慣れていない少女でもすぐに感じ取れるほどの、純粋な「敵意」】
な――ッ!?
【先ほどまで少女を追っていた者たちの戦闘力を全てを掛けあわせても追いつかないようなほど凶悪な気配】
【そんな気配に気がつくと同時に、少女は気配のする方向へと即座に振り向く】
……狙われとったか
【スーツ姿で革靴。一目見ただけならば普通の女性なのだが】
【その膨大な威圧感を放つ刀。そして並々ならぬ気配を察すると、失敗した、と言いたげな表情を浮かべ】
【背中に背負われていた細長いバッグの中から、一本の刀を取り出して臨戦態勢を取る】
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/ちょっと23時まで離れます...
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/了解しましたー
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>>663
【銃弾の如く早く、剣のように鋭く】
【迸る殺気を全力で相手へとぶつけ、駆ける】
【やがて少女が近くになれば右手を構え】
お前が追われている子か?
お前が追われている理由なんてどうでもいいことだ
【口許は緩み、瞳も笑っている】
【これから繰り広げるられる戦闘が楽しみで堪らない、そんな風に】
【構えた右手は貫手の構え、その威圧感を放つ日本刀も抜かず】
今晩は少し...冷えるな
少し私の運動に付き合ってくれないか?
【まるで脇差のような貫手】
【縮地のスピードそのままに少女の腹部目掛け突き出す】
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>>666
【――逃げ場はない。背中を見せれば直ぐに斬られるだろうし、助けを呼ぼうにもここは人気のない場所だ】
【道は戦う以外に無い…そう覚悟した上で、少女は刀を握る】
…やっぱアイツらの仲間なんか
【追われている、ということを知っているこの女性は恐らく奴らの仲間なのだろう】
【尤も彼女は、この少女を捕まえる以外の目的があるようだが】
【緊迫した表情を浮かべる少女とは対照的に、笑みを浮かべてこちらを眺めている女性】
(しゃーないな…使うか、アレを―――)
【自分の身体能力では絶対に避けられない、ならば―――と、少女はゆっくりと目を瞑り】
【――女性が走りだすと同時に、その目を…先程までとは違う、翡翠色の瞳を見開く】
【見える…女性がどういう軌道で駆けより、どのようにこちらへ攻撃を仕掛けてくるのかが】
【わずか数秒後の未来。そんな未来を元に少女は、身体を大きく回避させ】
【危なげなく――いや、体力的に言うのなら危なげはあるが――女性の攻撃を回避した】
(ッ……やっぱ、疲れるな…これ)
【垂れる汗を拭きとって、再び女性に向き直る】
【あの女性がどんな技を使うのかわからない分こちらから攻撃を仕掛けるのは無謀だと悟ったのか、少女は剣を構えたまま女性の様子をうかがっている】
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>>667
【少女の動向を見るに戦う事を決意したのだろうか】
【それは女性を更に喜ばせる】
仲間...か
私は彼らを仲間だと思った事は無い
例えるなら踏み台、もっと高みへと行くための踏み台...そんな所だ
【直撃していたのならば暫くは呼吸が苦しくなっていただろう】
【躱され空を切り裂く己の貫手を見つめ浮かべるのは驚愕ではなく嬉々としたもの】
【少女の横をすり抜け少し距離を置き、止まる】
ほう、今のを躱されたのは...いつぶりだろうか
まぁそんな事はいい、お前がそこそこに出来る事は分かった
【子どものように純粋にこの遊びを楽しんでいるのだろう】
【そして今のはほんの様子見、彼女の本分はそう、その腰の長大な刀】
【慣れたようにそれを抜き払い片手で構える】
お前も刀を使うのか
いや...語るのは剣だけでいいか
【そのまま少女を見据え少し腰を落とし少女の動きを待っている】
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>>668
【久々に能力を発動したが、特に衰えた部分は感じられない】
【…スペック的にも問題ない、だが…今の少女で、この女性を「撃破」することは可能なのだろうか】
…裏切り…?
もしかして、アイツらよりも厄介な奴に見つかってもうたんかな…
【――女性の言葉を信じるのなら、彼女は少女を捕まえるという目的で襲いかかったわけではないようだ】
【だがその目的は安心できる物ではなく、むしろ厄介な目的のようだ】
【おとなしく逃げておけばよかったと、後悔の念を抱きつつ女性を見据え】
まぁ、あくまで護身用やけどな
多少の使い方は学んどるつもりや
……それを使いこなせるほどの腕は無いけどな
【先に動いた方が負ける――そんな雰囲気が漂う中、剣を構えつつ少女は答える】
【このまま真正面から打ち合ったら、少女が速攻で叩き切られるのは明白】
【なら――相手の剣筋を、先に見切る】
(寿命…残っとるよな)
【再び少女が目を見開き、もっと先の「未来」を視る】
【そこに映るのは剣を振るう女性――尤もこれは「起こりえるであろう」未来だ】
【女性のさじ加減で簡単に変わるだろうし、避けられるとは限らない】
【だが今は、これを信じるしか無い――そう思い切り、少女はその場で走りだし、映った女性の刀を避けるように動き、その刀を振るう】
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>>669
【恐らく相手は能力者】
【資料に書いていたのだろうが目を通しているはずは無く、全くの未知】
裏切ってはない、ただ少し利用させてもらっているだけだ
それに...彼らじゃ私の命は奪えない
【もしかするとこの女性は彼らより厄介だろう】
【何せ目的はただの戦闘、組織の依頼は強者と巡り合うための手段】
護身用...か
その刀、自分の身を裂く結果にならないといいんだがな
...柄はしっかりと握っていろ、そうしないと簡単に手から離れる
【自分の斬撃はそれ程、とでも言いたいのだろうか】
【それだけを少女に告げると腰を落とした状態から飛び出す】
【恐らく少女の見た未来と寸分の狂いも無い動作で斬りかかるだろう】
【そのため容易に躱す事も出来るし、カウンターも可能だろう】
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>>670
【刀を使える超高速能力者――その程度しか、少女は把握できていない】
【もしかしたら他の能力を持っているのかもしれないし、刀に能力が宿っているのかもしれない】
【…考えれば考えるほど、女性の能力は見えなくなっていく】
――これは運が良かったのか悪かったのか
捕まえられんっちゅーメリットもあるけど、それよりも…
【リスクがあまりにも、大きすぎる】
【少女を追っている組織は少女の「能力」に興味が有るのに対し】
【この女性はただ純粋に、「少女との戦闘」に興味がある様子で】
(これは…運が悪かった、な)
【この身を差し出して逃げるわけにも行かない。この女性から逃れるにはやはり戦うしか無い】
【冷や汗を拭いながらそう結論づけた少女は、逃走やら降参などという思考を捨て、この女性との戦闘だけに頭を切り替える】
忠告ありがとな
【まだ寿命には余裕がある、体力もそこまで減ってはいない…ならば、少し無理をしてみよう】
【女性の言葉に礼を言うと、先ほど見た女性の動きを思い出し】
【斬撃を「回避」し、行動を「見切り」、そして女性を「斬りつける」】
【普段ならば避けるだけで終わらせていたところに、今日はカウンターという新たな要素を加えて】
【寸分違わず未来と同じ動きをする女性に対し、それを避けて斬撃を放つ】
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>>671
【「更なる高み」とは一体】
【何処かに目的があるのか、ただ我武者羅に強さを磨く事なのか】
【いずれにせよ今やることは一つ】
【ただ目の前の少女へと意識を戻し】
ッ!?
【斬りつけられたのは己】
【今度こそ驚愕の表情を浮かべた女性】
【少女の横を過ぎ立ち止まり傷口を見れば鮮血が溢れ出すところ】
【躱された、二回も】
ふふ...面白い
二度も空を切ったのは久しぶりだ...気分が乗ってくるな
【傷口を抑える事もせず、ただ目の前の少女を見据える】
【まぐれでは無いだろう、なんらかの手段を用いて避けた事ぐらいは分かる】
【だが、これならどうだろう】
【女性は構えた刀を下から上へと振り上げる】
【そしてその刀の筋は青い線、剣閃、飛ぶ斬撃となり少女へと放たれる】
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(今から参加しちゃ)いかんのか?
能力クレメンス
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>>673
いいですとも!
刀多めだから刀で
【撃天雷牙・麒麟】
この能力者は「麒麟」という一族に伝わる武器を持っている
それは七支刀という刀身から七本の刃が生えた刀である
この刀はこの能力者の家系の物しか扱えない
刀は常に黒い雷を纏っており、それを自由に扱える
黒い雷を喰らった相手に毒と同等の効果を与える、死に至ることは無いが体力を削られるため危険だ
またそれを自分に纏えば、秘められた力を開放できるが、徐々に体を蝕まれて行くので長時間の使用はできない
初期装備:七支刀「麒麟」
身体能力はそこそこ高い
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>>673
【猊因馬謖】
この能力者は、質量さえあればありとあらゆる物を食える
そして、食った物の特性を取り込んで肉体が変質する
例えばパンを食えば小麦粉ボーイに、鉄を飲めば鎧の体に、ハンバーグを食えばバッファローマンに
少し気持ち悪いがクモを食えばスパイダーマンになれる
そして相手の肉を食らえば勿論……
なお特性は上書き制、原則人型となる
身体能力:並の中の並
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>>674>>675
粋なはからいを立てて今回はこちらを頂きますね
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>>672
【――攻撃は成功した】
【少女が振るった刀は女性を屠り、女性からは赤の血液が流れ出ていて】
【ふぅ、と息を整えた後、少女はすぐにその場から離れ】
(よし、多少無理した甲斐はあったようやな)
【若干肩で息しつつ、先ほどの攻撃に手応えを感じた】
【二度も通用するほど甘くはないだろうが…もう一度だけ、あの攻撃をしてみようか】
【そんな思考を巡らせていた途端、目の前の女性が、見たことのない構えをとった】
(まさか、間髪入れずに第二撃か!?)
【少しの間は動けないだろうと、憶測していた少女時は驚愕の表情をを浮かべ】
【刀を下に構える女性を見て、直ぐ様未来視に切り替える――が】
―――っ
【遅れた。と言うよりは、未来視が始まる時間にタイムラグがあったのだろうか】
【いつもより3秒遅い、それだけでも致命的で】
【未来を視るのが遅れた少女は、飛んでくる斬撃に対し目測を見誤り…少女の右肩から、鮮血が吹き出す】
【切り裂かれた右腕を抑え、その場に膝をつくように倒れ】
【想像以上の痛みに声も上げられない少女だが――その瞳はまだ翡翠色で、諦めていない、まだ続けられるとでも言うかのように、淡くも激しい色で】
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>>677
【剣の境地に達した者はその剣の風圧で敵を葬り去る、なんていうのはただの噂】
【そんな芸当が出来るのは紛れもなく能力のお陰だ】
【空を切った刀が高い音を響かせ静止】
【放った剣閃は少女へと確かに届きその細い刀を裂いた】
お前を裂いたのはお前の剣では無く私の剣か
良かったな、位置が悪ければ今頃真っ二つだ
【頭上の剣先を地面へと降ろし少女へと視線を向けそして笑う】
【右腕を抑え蹲る少女、そして女性は駆ける】
どうした、もう終わりか?
私はまだウォーミングアップだ
終わりならそれでもいい、私は弱い者を虐める趣味は無いからな
【少女の直前で止まり問う】
【立ち上がるのを煽るような言い方】
【それ程戦闘がしたいのだろうか】
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>>678
【先程の無茶がたたったのか、それともただ運が悪かっただけなのか】
【どっちにしろこの傷は致命的だ。肝心の右腕が使えなくなってしまうのだから】
【尤も、右腕が使えたとしても、肝心要な刀が切り裂かれてしまっている為同じ事か】
数秒遅れたところで、視えんわけやない……続行や
【汗を拭い、よろよろと、覚束ない動きで少女は立ち上がる】
【そして一言、丸腰だというのに少女は逃げず、「続行する」と女性に告げ】
(…この姉ちゃんは近距離と遠距離、どっちにも対応しとる…
近づいても離れても、同じ事やな…おまけにこっちの攻撃手段は皆無や…
――いや、間違いか、まだ攻撃手段は残っとる――!)
【静かに左手を握りしめ、僅かな間に思考を極限まで巡らせて】
【未来を視る。今回は遅れずに、何が起こるか全て、クリアに見える――】
【そして少女がとった行動は、左腕による「打撃」】
【女性の行動を全て躱し、ただひたすら打撃を加えるという戦法らしい】
【とはいっても少女の拳は何も習っていない素人同然の動き、避けるのは簡単だろう】
【――未来視でどう避けるか把握している少女の裏をかいて回避できるのなら、だが】
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>>679
【刀を肩に乗せ下を見下ろす】
【この現場を見た者100人が能力者が一般人を襲っている、そう思ってしまうだろう】
【そんな均衡を破ったのは相手の少女】
【危ない足取りではあるが戦闘の意思はまだあるらしく、目の光までは消えてない】
ふふ...そうこなくては興醒めだな
【肩に乗せた刀を降ろすよりも早く少女が動く】
【ただの打撃か、裏があるのか】
【容易に躱せる物と体を少し捻り...】
ちっ...なんだ...?
【だが避けたはずの女性の動きを見切っていたかのような少女の動き】
【当たらんしとたかを括っていた女性へと打撃が突き刺さる】
【まるで動きを読んでいたかのようなその鮮やかさに堪らず距離を取るため距離を取ろうとするだろう】
【そしてそれすらも視ていたのなら、更なる追撃も可能かもしれない】
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>>680
【――元々、少女は能力を持たぬ人間だった】
【「能力者」という単語すら知らなかった、どこにでもいるような少女】
【しかし少女はある時、未来を視た】
【駅のホームで人が、自殺するその瞬間の未来を】
【その時から少女は、組織に追われるようになった。無論それは、この街に来てからも変わらず】
…この拳と眼がある限り
ウチは、負けん!
【いつもは逃げてばかりいた…だが、今は違う】
【目の前の女性、刀を持つ能力者の女性と、戦い合っている】
【この女性が生まれついての能力者なのかは知らない、だが、例え生粋の能力者だろうと、この少女は――】
これで、終いや―――ッ!?
【動きを見切り、拳を放つ。これを繰り返しているうちに、少女の身体は温まっていき】
【――ノイズが走る。未来を視たその視界に、翡翠色の世界に、ノイズが、亀裂が―――】
【女性の顔面めがけて渾身の一撃を放とうと拳を振るう―――】
【しかし、その威勢のいい拳は、空を切った】
【掠ることすら、何かに当たることすら無く、少女の拳はただ空に振られるだけ】
【もし未来が見えていたのなら、女性が距離を取ることなどわかっていたはずなのに】
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>>681
【生まれながらに能力を持つというのは想像以上に酷な物である】
【生まれつき異端児として、腫れ物に触らないように遠ざけられるその切なさ】
【それを忘れるために女性は剣を振った、振り続け気づけば剣を振るう目的は変わっていた】
【だがそんな事は女性は微塵も語りはしない】
【誰かに語ればその剣は錆び付いてしまうだろうから】
...心意気は認める
お前の強さもな
【しかし強さとは一体なんだ】
【女性の求める強さとはどんな相手にも負けない、そんな強さ】
【だが目の前の少女の強さとは...】
だが私は勝つ、私の目指す高みはこんなところでは無いからな
【少女の追撃は空を切り女性は距離を取り】
【地面に足が着けば再び高速の走行法にて少女に詰め寄る】
【そして最初と同様に腹部へと向け握った拳を振るった】
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>>682
【未来を視ることが出来る――それだけで、少女は追われていた】
【それも一つだけではない、幾つもの組織から、少女の能力を利用しようと画策した者たちが少女を追っていた】
【少女を神と崇めたり、金儲けを企んだり――その理由は数え切れない】
【だが少女はそれらを全て拒み、人であることを貫いてきた】
【神でも、金稼ぎの道具でもない、只の…人として】
(今――一秒先すら、視えんかった…)
【僅か一秒すら、もう視ることは叶わない。何故ならば、視るために必要な「寿命」は、既に使いきってしまったのだから】
【女性は距離を取り、再びこちらへ向かおうとしている】
【だがもう避けることは出来ない。今の少女は軌道を読むことすら出来ない、只の人なのだから】
ッ…!
【そんな少女の腹部に、強烈な痛みが走る。それが女性の打撃によるものだと気がついたのは、自分の体が宙を舞った時で】
【ドサリと音を立てて、少女の体は地面に打ち付けられた】
【……地面に倒れ込む少女。口からは血が流れでており、誰がどう見ても戦える状況ではないだろう】
ふ――やっぱ駄目やったか
…実を言うと、視えてたんよ…この結末、私が負けるってことは
勿論この能力によるもんや無く、女の勘みたいなもんやけど、な
【そんな中で少女は、女性に向かって語り始める】
【口元の血を拭い、満身創痍であることを忘れさせてしまいそうなほど穏やかな表情で】
…初めてやった、こんなに血に塗れて、戦うのは
結末を知っていても戦ったのは、自分がどこまでやれるんか、試したかったからや
ありがとな…ただ試してみたかっただけのウチに、付き合ってもらって…
【静かに笑う、そして静かに目を閉じ、息を整えて】
【最後に一言、「アンタの未来は視えん、それだけ長生きするってことやろな」と笑いながら告げると】
【そのまま、眠るように―――】
――――【壱順視眼】 END
/おお、こんな長い間付き合ってもらってありがとうございました!
/めっちゃ楽しかったっす!
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>>683
【人間独特の肉の感触が拳に伝わり、少女が地面へと落ちる音を聞けば決着が着いたと悟り】
【拳を戻し少女に歩み寄る】
【先まで女性の猛攻を躱していたはずの少女とは微塵も思えないその結果】
【刀を一度振りそして鞘に納める】
視えていた、か
結末なんて幾らでも変える事が出来る、私がそうしてきたようにな
【少女の側に屈み込み少女の語る言葉を聞けば虚空を見上げ】
【最後に負けたのはいつだっただろうか、そんな事を考える】
【そしてその相手は確かこの少女と同じような境遇で...】
何処までやれるかならお前は私と同等の強さを持っているだろう
私が言うのだから間違いはない
礼などいい、お前のお陰で私は更なる翼を得た
【ふと静かになった少女を見るとまるで眠っているかのように穏やかな表情】
【少女の最期の言葉を聞けば立ち上がる】
...そうに決まっている、何故なら私は【片翼天使】...
この戦いを胸に刻もう
【そして一陣の風が砂塵を巻き上げ女性の姿を隠し、晴れた時、そこに女性の姿は無かった】
【まるで霞のように...】
【片翼天使】-END-
/こちらこそお付き合いありがとう!
/楽しかったーおやすみなさい
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/ロールが下手になった気がする。 練習
【共振壊棍】
この能力者は、能力により特殊な棍(棒術の棒)を召喚、使用できる。
この棍で叩いたものは過剰な振動を起こす。
舗装道路を叩けばコンクリートが割れ、相手の武器を弾けば手を強く痺れさせることが可能。
また、相手の方向に棍を振ると風の衝撃波を起こすことができる。
この衝撃波は子供を吹き飛ばし、大人の体勢を崩す程度の威力。
初期装備は煙玉×3、身体能力は武芸者クラス
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/んじゃ俺も練習を
【狂鎖】
触れたた相手を苦痛という呪いを与える鎖
呪いは鎖から棘を出す、高温を帯び皮膚や骨を溶かすなど
鎖自体が呪いであり持ち主以外では星ですら呪い殺す
発生する呪いは持ち主でも選ぶことはできない
通常は体に巻きついて他の者には見えないようにしている
鎖の届く範囲は半径50メートル
鎖を戻すのに1レスかかる
硬さは普通の鎖より少し頑丈な程度
鎖が大破(両手に残る程度)すると
今まで発生した呪いをすべて持ち主に与える
持ち主が死ぬと自然に大破する
その時持ち主が死んでいても呪いは発生する
身体能力:普通の人
初期装備:狂鎖
-
【朝のすがすがしい空気に満ちた中、その 中華風の服に身を包んだ少女は長く、しなやかな棒を振り回す】
【ゆっくりとした動作から、鋭い動作へ、鋭い動作から、ゆっくりとした動作へ】
【柔らかく、鋭く動くその様はまるで踊りを踊っているようにも見える】
【一通りその動きを繰り返したのち、少女はどっかりと近くのベンチに座り込む】
……フー…朝の稽古はやっぱり気持ちイイネ。 体中の気がなんかいい感じになってる気がスルネ…
【ググッ、と伸びをし、傍に置いてあったタオルで汗を拭う】
【見る人が見れば、白い肌の下にはしなやかで強靭な筋肉がついていることが伺えるだろう】
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>>687
【少女の姿を遠目から見る青年が一人】
【まだ残暑も厳しいというのに全身を黒のカジュアルで統一している】
【だが、汗は全くかいておらずさらに無表情だった】
今回はあいつの排除か・・・全く、完全に近接能力者じゃねえか・・・
俺は真っ向からなんて戦えねぇってのによ・・・
【携帯を見ながらぼやきつつ、青年は少女に近づき声をかける】
やあ、お嬢さん。朝から稽古とは精が出るね
【携帯はしまい、表情を変え、笑顔で、真意を読み取らせないようにして】
【だが歩く動作が少しだけぎこちない様に見えるだろう】
-
>>688
【ベンチの下に置いたスポーツドリンクを飲もうとしたところで、妙な男に声をかけられた】
? お兄さん何かようカ? なんかぎこちないネ。
【プラスチックの容器に入ったそれをストローで吸いながら、少女は眉をひそめる】
(このお兄さんすごく暑そうネ……。 いきなり脱いで来たら一発ぶちかますネ…)
【近くに置いてあった棍に何気なく手を伸ばす】
-
>>689
ああいや、熱心な上に見事な棒術だと思ったからつい声をかけちゃったんだよ
だからさ、そのなんていうか警戒されるとものすごい怖いんだけど・・・
【少女が棍に手を伸ばそうとしたのを見て慌てて取り繕う】
できれば、記念みたいな感じで写メ取らせてもらうと嬉しいんだけど・・・ダメかな?
【そう言って青年は携帯を取り出す】
【だがその画面はメール送信準備の画面、そこからカメラを起動していた】
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>>690
アイヤー…すまんネ。 ママンから怪しい男はとりあえず叩けと育てられたから気にしないでほしいネ。
【棍を手に持ち、すっくと立ち上がる】
【目をキラキラと輝かせ、根をバトンのようにくるくると回す】
マジカ?! 謝謝! そういうことならお安い御用ネ!
こうカ? いや、こうカ? こっちのほうがカッコいいカ?
【ベンチの上で次次とポーズを取る。 身軽でどこかコミカルな動きは西遊記の孫悟空を想像させる】
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>>691
なんて物騒な母親だよ・・・まあ、あながち間違っちゃいないのがこの世の常なんだけどもさ
ポーズはなんでもいいよ、多い方が助かるしね
【そう言って何枚か写メを取る、そして】
【『この少女に間違いはないか』という文面とともに誰かにメールを送る】
【そして数秒で返信は帰ってくる『間違いない、殺れ』という文面で】
OK、ありがとうもう十分だよ
それじゃあ、次やること出来たからちょっといいかな?
【携帯をしまうとさっきまでの柔和な笑顔はなくなっていて】
恨みはないんだが・・・とりあえず、死んでくれるか?
【無表情で抑揚もなく少女に告げた】
-
>>692
……よく聞こえなかったネ。 もういっぺん言って欲しいヨ。
勘違いはよくないからネ。
【ベンチから跳び、男から距離を離す】
【クルリと回転させた棍を腰だめに構えると、静かな声でそう尋ねる】
-
>>693
ん、もう一回か?『死んでくれるか?』って言ったんだよ
【面倒くさそうに青年はもう一度繰り返す】
まあおとなしく死んでくれるわけ無いだろうし・・・お手柔らかに頼むぜ?
【青年は格闘技のような構えを取るが、明らかにそれは素人のものだった】
【だが、青年の服の下で少しだけ金属同士が触れ合う音がしたのに少女は気づくだろうか】
-
>>694
……堂々と殺しに来る殺し屋なんて、漫画とかジャパニメーションの中にしか居ないと思てたヨ。
……ムカつくネ…
【溜息と共に、激しい闘気が溢れる】
そんな下手くそ構えで、私が殺せると……思われてるのがむかつくネ!
【少女は空中に跳びあがり、グルグルと体を這うように回される棍】
ノーミソ揺らして這いつくばるネェェッ!
【遠心力を最大限に乗せた一撃を、男に叩きつけんと迫る】
-
>>695
飛んで・・・良かったのか?
【少女が飛んだ瞬間、青年は前に向かって走り出す】
【運が悪ければ直撃、よければ回避という選択だ】
【そして青年は宙へ舞った少女に右手を振ると】
呪い殺せ・・・『狂鎖』・・・
【青年の袖口から漆黒の鎖が放たれた】
-
>>696
【鎖が放たれた瞬間、少女は初めてソレに気づき】
なっ…お前能力者だったのカ!!
【鎖に肌を削られながらも、少女は棍を振り切り】
揺れろォォ!!
【男に叩きつけようとする。 当たらなければ地面に当たり、尋常でない揺れを発生させるだろう】
【当たれば…あまり想像したくない】
-
>>697
うぉあっ!?・・・だから近接は・・・!
【寸でのところ、ギリギリのタイミングで回避には成功したが振動で膝をつく】
はぁ・・・はぁ・・・あぶねぇなおい・・・
今のは『棘』の呪いか・・・次は何か楽しみだよなぁおい
【伸ばした鎖を引き戻しつつ青年は言う】
さあ、今度は何の呪いか試そうじゃねぇか・・・?
業火か、冷気か、腐食か、また棘か・・・
【青年は膝をついたまま愉しそうに哂っていた】
-
暇な人、誰か一緒に盛り合おうや
ボコってくれるやつなら最高や。はよう血まみれになろうぜ(主に俺の血で)
【鋭敏弓射】or【Sharp Shooter】
貴方が持つ能力は、「弓を射て目標物に命中させる」事ができる能力。
それ以上でもそれ以下でもなく、属性や状態異常を付加させられることは出来ない
ただ単に、「弓を射て的に当てる」ことだけに特化した能力
それだけに弓の腕は半端ではなく、その命中率は人の域を有に超えており
一度矢を放てば当たる事が決まっているかのように目標物に命中し、動いているものでも命中させられる
またこの能力者は、深呼吸をし精神を落ち着かせて鋭く研ぎ澄ますことで
相手の動きをスローで見ることが出来、動きを予想することができるが
それはあくまで予想であり、相手が少し動きを変える可能性も捨てがたいため過信は禁物。
弓を射る時の動作や格好は自由で、しゃがんで射たり、寝そべりながら射ても命中する
だが条件として、弓を射る時は「静止」していなければならず、走りながら射ることは不可能。
またこの能力を使う際の注意すべきところとして、「弓を射る際のクセ」がある
クセは人によって様々だが、そのクセを相手に見破られてしまった場合
弓を射る際に見切られて避けられてしまう可能性が出るため、なるべく気が付かれないように工夫する必要がある
使用する弓は基本的に自由で、和弓から小弓、弓弩やクロスボウ、アーチェリーで使用するリカーブボウ等自由に扱える
また通常の矢じゃなくても細長くて真っ直ぐな棒なら若干威力は落ちるが普通に使用出来る。
身体能力:動くことは苦手だがスタミナは高め
初期装備:上記の弓いずれか一つに、普通の矢を20本
-
ええな
【WILD-BAW-4】
この能力者の武器は弓だ
弓矢としての能力は並だが、矢に四つの属性を添加することができる
四つの属性とは、火、氷、風、雷である
そう複雑なことはできず、飛行中と着弾時、周囲に属性を撒き散らすくらいだが
同じ属性を持った仲間と合体技を放てばえらいことができるかもしれない
また、相手が以上四つのうちどれかの攻撃をはなった場合
その属性を四つのうちどれかに変更することができる
ただし、威力は減衰するどころか強化される傾向すらある
また、あくまで属性変更であり、攻撃対象などまで変更できるものではない
身体能力:中の上
-
ええんか?
【精霊剣奴】
この能力者は、魔力と引き換えに、自然界に存在する精霊を使役することができる。
魔力は精霊を召喚する際に消費され、一度召喚してしまえば倒されるまで維持し続ける。
精霊は肉体を持たないため、能力者の魔力が続く限り何度でも再召喚できる。
扱える精霊は以下の通り。
火の精霊:
成人男性位の大きさ。身軽で腕力が強い。
火を吐く事が出来、水に弱い。
風の精霊:
少女位の大きさ。重さがほとんどなくて素早い。
風の刃を放つことが出来、冷気に弱い。
氷の精霊:
ゴーレムのような大きさ。重くて遅い力持ち。
氷の塊を作り出すことができる。熱に弱い。
-
【古来、武芸者の人生を「弓馬の道」と言う】
【槍より長く、刀より早く、矢は音もなく、喉笛を貫く】
【モンゴル騎兵、パルティア騎乗弓兵、そして鎌倉武士】
【長く騎馬弓兵は戦場の華であったが、銃にその座を奪われた】
【そんな弓矢が、現代の技術を以って、また主力兵器に躍り出ようと企んだ】
バージョンNo.3、ファイナルコンペティション
シチュエーションバリエーションNo.0
スタートザミッション
【やたら語尾にションの多い報告を終えて、男は耳掛けのヘッドセットから手を話した】
【まるで特殊部隊員のようだ、白黒の迷彩服にフードをかぶり、バイクに跨る】
【しかし、その背中にはライフルでなく短弓が、バイク後部には爆薬でなく大量の矢が】
【そしてこれから始まるのは作戦ではない、殺人ゲームだ】
キル……ゼム……オール……
【フードの中で呟いて、走行中のバイクの上、男は第一矢を放った】
-
【赤と白の縞模様のぺろぺろキャンディが、上下に揺れる】
………あむ
【それを手に持つ少女は、気だるげに何かに寝そべり、飴を頬張っている】
【少女の下には、氷の巨人。ゴリラのようにも見えるその角張った巨人は、手に少女を抱えてのそのそと歩く】
……暇。 ひまひまひーまー
【ガジガジと飴に噛みついて、少女は腰かけている氷の手のひらで足をばたつかせる】
なんか面白いことでもないかにゃー……
宇宙人がやってきたり、バトロワが開催されたり、麻薬で作ったお菓子の家が出現したり…
【溜息をついて、少女を乗せたゴーレムは進んでいく】
-
/出掛けるんで俺はいません
-
/あ、はい。
-
身体の節々が痛む
【試練の偶像】
試練を与えるこの世界特有の現象
可能性を提示し、可能性を選び取らせる事で選び取った可能性を持つものを引き合わせる
それは知り合いの可能性もあれば、最悪の敵の可能性も、最愛の相手である可能性もある
この現象はたったそれだけの存在であり、引き合わせた途端に消え失せる
大抵の場合は戦闘に発展するか、人生を大きく変えるが故に名付けられた現象だが……
(意訳:使いたい能力が複数あって迷う時はこの能力の出番。 ロール内で相手に選んでもらおう!)
(選択肢は自分で提示しよう!)
(選ばれるとこの現象は消えるので、選んでもらった能力でロールしてね!)
-
【万象天引】
この能力は引力と斥力を扱うことができる
引力は能力者から50m以内の物体であればなんでも引き寄せることができる
斥力は逆に能力者から50m以内の物体であればなんでも遠ざけることができる
各能力は一回使う毎にインターバルを必要とし、一回能力を使うと使った大きさに比例し能力が使えなくなる
身体能力は鍛えた軍人程度
初期装備で小刀を2本装備している
(お相手願おう)
-
何やってんだお前ら〜俺も仲間に入れてくれよ〜(マジキチスマイル)
【嶺上開花】
百合の花を無数に召喚し、その花びらを自在に操れる能力
召喚できる本数は4本までで、召喚する場所は特に限られていない。
が、人間や動物に直接生やすことは不可能。
召喚した花びらの硬度は、ダイヤモンドと同等で
鋭く傷つきにくい硬さとなっているが、衝撃などには弱く砕けやすい。
また、花びらの威力は自身がいる場所によって変化していき
高い位置にいればいるほど、威力が上がっていく。
身体能力 平凡
-
/ならばこそ、俺も参加しようじゃないか
【悪魂狩人】
この能力者は一本の鎌を持っている。
その鎌はあらゆる物を貫通してしまう。
能力に守られていようと霊であろうと関係なく、全てのものを貫通する。
しかし特別破壊力があるわけでもなく、生物だろうが物体だろうが関係なく貫通し、絶対に物理的な傷はつかない。
ただし、振るった場合の話であるので、相手の攻撃を受け止める事などは可能。
そしてその鎌は、この能力者の手から絶対に離れない。
破壊・手放してもすぐに能力者の手に戻る。
しかし相手が特定の条件に一つでも当てはまる行動・存在で場合、この鎌にある力が加わる。
この鎌が振るった箇所にある「神経に該当するもの」を破壊する事が出来るようになる。
腕を通過すればその腕は神経を破壊され使えなくなり、足を通過すればその足では立つ事さえも出来なくなる。
「神経」と限定されているわけではないので、機械や触手なども使えなくなる。
また該当する者が召還する、或いは使役する者に関しても同等の効果が発揮される。
特定の条件……【能力者以外を攻撃・殺す】【無差別に攻撃】【人に在らざる者】
身体能力は高く、特別な鎌を持つ。
-
/ 昼に使ったソロールそのまま使っていいかな?
-
/いいんじゃね
-
【この世界には様々な災害。様々な現象が存在する。】
【例えば地震】【例えば雷】【例えば台風】
【火が燃えるというのも現象であるし、特に能力者の持つ“能力”が、この世界特有、且つ、最大の現象と言えるだろう】
【そして、今】
【能力のみの存在であり、意識無きシステムが起動。】
【地球上の誰か一人に、干渉を始める。】
【その“誰か”の目の前には、青白い光を帯びた複数のカードが浮かび上がっている筈だ。】
【一枚撿撿刀で何かを断つ剣士】
【二枚撿撿生首を抱く触手】
【三枚撿撿何かから武器を作り出す能力者】
【計三枚】
【それぞれ違う絵柄は人物が描いたかのようであり、それらはまるで生きているかのように生々しい気配を伴っている。】
【あなたは何れかのカードを選びとってもいいし、取らなくてもいい。】
【ただし、カードを選びとらなかった場合。それは瞼を閉じても視界の端に残り続けることとなり。】
【選び取った場合。カードは全て消え失せ、どこからか足音が聞こえるだろう】
-
【能力者の中心の位置する時計塔】
【この街のシンボルであるこの時計塔の頂上に座る何者か】
【街の様子を見ている風の少女は入院している人が切るような白い服、白い肌を剥き出しにした素足】
【髪も白くどこか雪の精でも思わせるような】
【瞳だけは対照的に黒い、その黒い瞳は街中の喧騒へと向けられ】
貴方は...何処...?
【誰もいないはずの周囲にそう問いかける】
【当然返事は無い】
【それを何度か繰り返した少女はやがて溜息をつき立ち上がる】
...そう...そこにいるのね...
今...行くよ
【そのまま体重を前に】
【結果はそこそこの高さを持つ時計塔からの落下】
【周囲に人は居ない、つまり助けようとする人はおらずそのままでは地面へと直撃しその人生に幕を降ろす事だろう】
【だがもし貴方が通りかかったのならば...或いは】
-
>>712
【続け様に矢を射る事8度、倒れた市民も8人】
【流鏑馬か犬追物か、バイクに乗った通り魔騒ぎを尻目に、男は次の犠牲を求めてアクセルを吹かす】
ちっ……
【速度を上げた途端、視界不良】
【新聞紙か何か飛んで来たかと急ハンドルを切ったが、まだ視界不良】
【速度を落としてよくよく見れば、三枚のお札が眼前に】
【「さんまいのおふだ」のように川でも現れるか】
【何にせよ、騎乗弓兵がスピードを失う訳にはいかない、停止して確認などもっての他】
邪魔!
【後部に積んだ箙から矢を一本抜き取って、よく見もせずにお札を薙ぎ払う】
【全く男は知る由も無いが、破いた順は1、2、3】
【一体全て無効なのか、全て選択なのか、先頭のみ選択なのか】
【そんな事を気にする訳もなく、邪魔っけが消えたと男はまたスピードを上げた】
-
【――深夜。草木も眠る丑三つ時…とまでは行かないが、この時間に起きているものは少ないだろう】
【聞こえるのは秋の虫の声と、時折通る車の音のみ…活気づいた昼間とは違う雰囲気に満ちたその場所で】
【赤茶色の長い髪を揺らす、制服姿の少女が歩いていた】
【――他者を近づけぬような雰囲気があたりに漂う。万物を寄せ付けぬ、魔物の雰囲気】
【もしこの少女の横を通るものが能力者ならば気がつくだろう…その、異質な雰囲気に】
…………
【華奢な体に白い制服。姿だけ見れば、おとなしめな少女という印象を受けるのだろうが】
【一歩歩くごとに強まる気配、そしてその紅い瞳――それを見ればどんなに鈍感な人間でも直ぐにこう悟る】
【「この人間に近づいてはいけない」と】
……あ
今日はなんだか、強い人の気配が沢山するような…
…うん、今日は楽しめそうかも
【そして一言、町中で立ち止まって静かに振り返れば】
【静かに笑い、街中を蔓延る「能力者」の気配に気がついて】
【「楽しめそうだ」と言い残し、また静寂が包む街の中を、ゆっくりと歩き始めた】
-
>>713
……そろそろかえろっかなー…。 ……お?
【ペロキャンを半分ほど舐めた頃、ふと少女が空を見上げると、何か白い点のようなものが見える】
【それは夜の時計塔を背景に、ひどく浮き上がって見えた】
え、やだなー…目の病気? 人の形に見えるんだけど……
【目をこしこしとこすり、少女は汗を垂らして点を見つめる】
【それは徐々にはっきり形を為し、こちらへ向かってくるのがわかる】
……わ、わ、わ! 『流れ遊ぶ風の精霊よ! 来たれ、シルフ!』
【慌てて宙に召喚陣を生成。 風の精霊を召喚する】
【少女よりも一回り小さいその精霊は、眠そうに目を擦ってあくびをする】
シィル!! 人、人が落ちてるから拾って!
【精霊の顔を両手で挟んで空中に向ける。 風の精霊は納得したように手を叩くと、ものすごい速さで飛んでいく】
【間に合ったのならば、白い少女は風の精霊によってその身をゆっくりと地面に降ろされるだろう】
-
>>716
【吹き荒ぶ風が頬を撫で実際の気温よりも低く感じる】
【目は閉じていて見えない】
【きっと街のネオンが煌いて綺麗なのだろう】
【目を少し開けていればよかったと後悔した】
【地面が近づいてきたのだろうか、落ちて行く速度が酷く遅く感じる】
【きっともう少しで彼処に辿り着くのだと】
【ふと目を開けた少女はその光景に酷く落胆した】
ここは...ヴァルハラ...じゃないのね
折角あの人の元へ逝けるはずだった...のに
【地面へと落ちたのだろう、背中が冷たい】
【周囲を見渡せば精霊のような影に人】
【きっと少女を助けた恩人と呼ぶべきなのだろう】
【しかし少女はゆっくりと起き上がるとその人影を睨みつける】
どうして...どうして邪魔をした...?
貴方は...私をあの人に合わせないつもり...そうに違いない...
【覚束ない足取り】
【黒い瞳は怒気を孕んでおり少女へと突き刺すような視線を向けている】
-
>>714
【選び取られない偶像は偶像でしかなく、そこに肉も魂も存在し得ない。】
【撿撿故に。それは選び取られた最初の可能性に従い、その可能性を招き寄せた。】
撿撿ふむ、騒がしいな
【爆走する弓兵の遥か前方に現れたのは、日本刀と脇差しを腰にさげた剣士。】
【刀を鞘に封じて構えるその姿は、居合いの前動作であり、しかし、このままでは距離が在りすぎる。】
少しは歩いてはどうかな?
【そんなものは些末な事と言わんばかりに、離れた相手撿撿正確にはバイクへと抜刀。】
無論、自分の足で
【振り抜いた銀色の刃は風を裂き、大きめの真空の刃をひとつ、弓兵へと飛ばす。】
無論、自分の足で
【その真空の刃が命中すれば、バイクは両断されてしまうだろう。】
【そのバイクが特別性でない限りは】
/
【物魂平刀】
剣の道を極め、形なき物すらも切る事ができるようになった者。
斬れるものは様々で、空気を斬れば真空刃。魂を切れば再生の阻害……と言った具合。
何を斬り、どう作用するのかはあなたの発想次第。勿論、空気を斬って発生するのが真空刃でなくてもよい。
上記は技術であり、それなりの長さがあれば木の枝でも人体を両断する程度はできる。
本人は常に自身の状況を正確に把握する能力を持つ。
身体能力は虫の息〜軍人だが、剣術に関しては神域に達している。
【初期装備:日本刀、脇差し】
-
>>717
【風をあらん限りに吹かせ、えっちらおっちらと運んできた風の精霊は、少女を地面に降ろすと一息つく】
い、いや…ふつうは助けるって! 何があったかはまだよくわかんないけど、死んじゃうのは駄目だって!
【氷の巨人の手に乗る少女は、ペロキャンを片手にあたふたと身振り手振りで説得する】
話を聞く限り、大切な人に先立たれたっぽいけどさ……死ぬのはもうちょっと先でもいいと思うんだけど!
【慎重に言葉を選ぶ少女。 その隣では風の精霊がくるくると回っている】
-
>>718
【自分の前に立ちはだかり刃を取るとは、生意気な剣士】
【矢の射程に敵うはずないではないか】
【お札を破いた矢を、今度は弦につがえる】
お前はいつまでも摺り足しておれ
【あり得ないタイミングで刃を鞘走らせる男】
【何だビビって気が急いたか、あれでは腕があっても矢は弾けまい】
【そう踏んで弦を引き絞る】
【弓は満月、矢は流星、と行けば良かった】
【如何に優秀な兵士が予想できただろう、バイクのホイールからフォークからエンジンからぶった切られるなど】
【バイクの上半分を腿に挟んだまま、当然吹っ飛ぶフードの兵士】
【転んでもタダでは起きぬ、吹っ飛びながら当てずっぽうで放った矢は風属性、砂埃と突風が、多少目潰しになるだろうか】
【さすがに吹っ飛び方は心得ている、背中から着地して大ダメージではないようだ】
【しかし、両足の脛にはばくりと開いた傷口、バイクもろとも引き裂かれた】
【そして何より、矢を積んだ上半分がさらに遠くへ飛んで行ってしまった】
【侍を狩るより何より、まず上半分を追ってヨタヨタと走り出す】
-
>>719
【恐らく気が動転しているのだろう】
【貴女の言う事を聞いてはおらず、ただ首を横に振っている】
嘘...嘘だ...
きっと貴女は私が憎い...だからそうしたのね
...貴女も周りの人間と一緒...許さない...ユルサナイ
【黒い瞳からは大粒の涙】
【涙が止まった頃にはきっとその瞳からは色という色が消え失せ...】
【服の裾から滑り落ちてきた小刀】
【二本の小刀を握り貴女へと向けている】
今まで...と一緒
私は...周りの人間を殺した...
だから...貴女も殺す...コロス
【素足の両足がトンっと音を立てれば少女が駆ける】
【速度も並、軌道も真っ直ぐ】
【避けるのなど容易だろう】
【そしてその後どうするかは貴女次第】
-
>>721
【白い少女の目から涙が溢れ、思わず口を閉じてしまう】
【くるくると回っていた風の精霊も困ったように少女を見つめる】
ち、違うよ! 私はただ…!
【そして、こちらに向けられる小刀。 錯乱しつつも洗練されたその殺気に、精霊達は素早く反応する】
穏便に……も、いかなそうな感じ……?
【少女を守るように手を翳す氷の巨人と、物理的な硬度を持つほどの風を腕に纏い白い少女の刃を迎え撃つ風の精霊】
【その精霊の反応に、少女は慌ててブレーキをかける】
た、タンマタンマ! シィル、殺さないでよ!?
【自由な風の精霊は、その程度では止まらない。白い少女の技量によっては死ぬことはないだろう】
-
>>720
撿撿ぬっ?!
【風を纏い飛来する矢は、剣士の頭ひとつ隣を突風と共に駆け抜けて行き撿撿】
【吹き付ける砂埃に振り切った状態の刀を引き戻し、両の腕にて顔を庇う。】
【しかして、手ならば兎も角。両の腕で砂埃を完全に防ぐのは無理があり、細かな砂粒が目に入ってしまった。】
真っ先に目を潰されるか……まだまだ、未熟よな
【そう自嘲して日本刀を無形にて構えると、瞼を閉じたまま、最後に見えた男が吹っ飛んでいった方向へと歩き出す】
……そんなに急いで、どこへ行こうとしていたのか
【その足取りは目が潰されている割りにはしっかりとしており、転けるなどは無さそうではあるが……】
【砂を洗い流すための涙が溢れるが、完全回復にはまだ時間が掛かるだろう】
-
>>722
【少女が駆ける目の前には先に少女を実質的に助けたと思わしき精霊】
【小刀を握り直し精霊へとその刃を突き立てようと...】
がっ...
【しかし次に宙を舞ったのは風の精霊の一撃を見舞われた少女のほう】
【後ろへと転がり俯せに】
【そのまま逝ってしまったのでは無いかというほど静かだ】
【やがてピクリと体が痙攣し顔を上げそちらへと向ける】
【怒気が増しているのが分かる、そして何かを口走っている様子も】
許さない...ユルサナイ...
吹き飛べばいいんだ...ふふっ...あはははっ!!
【寝転んだ状態のままで左手を貴女へと】
【すると空間が歪んだような錯覚と音】
【少女の近くの鉄骨達が突如何かに弾かれたように貴女に向け飛んで行くだろう】
【まるで磁石のように、少女に反発するように】
-
>>723
【とにかく痛いったらないのである】
【骨も半分切れているのか、体重を支えるのも激痛、走れば痛いなんてもんじゃない】
弓矢に足は関係ない……っ!
【ふっと足から力が抜け、転げた男】
【開き直って這い進む】
【とにもかくにも矢の一本、そこから始まる無限の戦術】
【その、一本が、遠い!】
ゲット!
【やっと届いた一本の矢、その矢羽を引っ張って箙から抜く】
【まだ奴の目には涙がたまるか、その目をめがけて矢をつがえる】
【弓は黒雲、矢は稲光、さしずめ射手は道真か】
【男の目玉を射抜き、その脳へ莫大な電気を流し込もうと雷の矢を放つ】
【しかし彼は知らなかったのだ、その鏃が事故の衝撃で折れ取れている事を】
-
>>724
【白い少女を一撃の元に吹き飛ばした風の精霊は、どうだと言わんばかりに胸を張る】
【とりあえず無事を確認し、少女が胸をなでおろした瞬間、妙な空間の歪みを感じた】
! シィル! あぶな…!
【そして、鉄骨が風の精霊の小さな体に突き刺さった。 腹部を強烈に打ち付け、少女の後方へと転がっていく】
シィル!! ……フラウくん、アイスキューブを!
【氷の巨人は少女の命を受けると、空中に普通車ほどの大きさはある氷のキューブを3,4つ作り、壁のようなものを作る】
【少女は巨人の手から降りると、地面に転がっている風の精霊を抱きかかえる】
【衝撃が現界の構成にまで影響を与えているらしく、時折体の一部がぼやけている】
シィル、今還送するね…、おやすみ。
【少女は構成をゆっくりと解し、風の精霊を魔力へと還す】
【背後では、氷の壁に手を添えている氷の巨人がいる】
-
>>726
【吹き飛んだ鉄骨はさながら矢のように風の精霊へと直撃】
【その光景を視界の端にゆっくりと起き上がる少女】
【心無しかその表情は笑っている】
あはっ...あはははは...
そうだ...みんな吹き飛んだ...吹き飛んだ!
両親もお姉様も...あの人も...みーんな吹き飛んだ...
だから...貴女も吹き飛べばいいの...
【転がった衝撃で手から落ちた小刀を拾い上げ...】
【その時少女の口許の血が滲み、そして零れる】
【何かの代償だと言わんばかりに】
もう永くは無い...もう少しだね
【蚊の鳴くような声で呟いたその言葉は誰に宛てた物なのだろうか】
【貴女のほうを見れば防壁のように聳える氷の壁】
【ゆっくり一歩、また一歩と少女が歩み寄っている】
-
>>727
【最後の魔力光が尾を引くように消え、少女は立ち上がる】
【その目には怒り。 体をぶるぶると震わせて、召喚陣を展開する】
『怒り燻る火の精霊よ。 来たれアグニ』
【現れるのは火の精霊。 成人ほどの大きさで、体中が淡く燃えている】
……あったまきた…!!
……泣かす。 シィルにごめんなさいって言わせる為だけに泣かすぅぅぅぅぅ!!
『I…GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!』
【少女の叫びに呼応するように、火の精霊も叫ぶ。 周囲に熱気が振りまかれ、氷の巨人が少し嫌そうな顔をする】
フラウくん!!
【氷の巨人は腕を大きく振りかぶり】
ぶっこわせぇぇぇッ!!
【氷の壁を殴り砕く。 白い少女の頭上に、大小さまざまな氷の欠片が降り注ぐ】
-
>>725
『ゲット!』
【男の声が、剣士の鼓膜を震わせる。】
そこか撿撿
【見えぬながらもその音の波から進行方向を男の方へと修正し、無形の構えのまま脚を踏み出そうとして】
【異常に気付く撿撿“自身の状況を常に把握する。”】
【生来より備わった単純な感知能力は自身に迫る驚異を、どの方向から来ているのかをも伝えていた。】
【しかし、把握できるの“自身限定”。つまり、最速把握で攻撃を放った瞬間なため、どうしても反応が一瞬遅れてしまう。】
【そのため、自身からの回避は間に合わない】
【撿撿故に、矢に避けてもらう事にした】
【無形から、僅かに刀を動かして、そこに真空が生まれる。】
【生まれた真空は空白を埋めるため空気を吸い、大気を掻き乱す。】
【その結果。乱れた大気の影響を受けた矢は、方向を僅かに変えて、剣士の右肩を掠める。】
【無論。それでも宿る電気は身体を巡り、大ダメージを与えるが撿撿】
撿撿斬る
【電熱で肩が焼け焦がしながら、一気に踏み出して、刀を振り上げる。】
【振り上げた刃を空を切り、風の刃を縦に飛ばす。】
【しかし、目が見えず。相手の状況はわからない(=正確な場所は不明)が故に、当たる確率は低い】
-
>>728
【相手の叫びが聞こえる】
【身近な存在を傷つけられたからだろう】
【そしてその感情を具現化したように炎の灯りが見える】
あはっ...怒った?...私が憎い?
その感情を私にぶつければいい...そして貴女が送って...ヴァルハラに
【畏怖などという感情は無い】
【そこにあるのは期待、今の彼女ならばきっと自分を葬ってくれるだろうと】
【そうすればきっと逢えるはずだから、失った全てに】
【愛すべき者達に】
【降り注ぐ氷の壁の破片】
【時に大きな物が少女の頭部にぶつかり、細かい破片が体を穿つ】
【白い服も少しずつ赤みを帯びて行く】
【だが彼女は...笑っている】
それでいい...憎しみで私をいたぶればいい
どうせ私のこの命はじきに消える...だから...もっと...近くに...
【小刀を握った右手を貴女へと向けた】
【そしてまた先の空間が歪む音、そして貴女に掛かるのは引き寄せられるような力】
【形容するならばそれは「引力」】
【しっかりと踏ん張っていれば耐える事も可能だろう】
-
>>730
【小刀をまっすぐ構える少女に、理不尽な力で引き寄せられる】
【怒りに茹った頭でもわかる。 このまま引き寄せられれば刺し貫かれる】
……く、ぅ…!
【ずりずりと、引き寄せられる少女の隣を、火の精霊が走る】
【火の精霊はまっすぐに白い少女の元まで行くと、小刀を両手でつかみに掛かる】
【振りほどかなければその熱で、徐々に小刀は溶けて行ってしまうだろう】
……『流れ遊ぶ風の精霊よ、来たれシルフ』!
【残りの魔力を振り絞り、再び風の精霊を呼び出す。 一度姿を解除したおかげか、傷もほとんど回復しているようだ】
【が、風の精霊はどこか様子が違う…】
-
>>731
【じきに引き寄せられるような力は消え去るだろう】
【それ程の威力は発揮していないようだ】
【迫る炎の精霊】
【狙っているのは少女自身では無く手に持つ小刀か】
【炎の精霊が小刀を掴むと同時に少女は小刀から手を離し後退】
あははは...どうしたの?
今更その精霊を出して...私にトドメでも刺してくれる?
【続いて現れたのは先ほど撃退した風の精霊】
【少し様子が違うのは傷が癒えてないためか】
【だがさほど気にしている様子は無い】
【何でもいい、少女を葬ってくれるのならば】
【また、少女の口許に滲む血】
【先ほどから何かの力を使う度に少女の命を削っているように流れている】
-
>>732
【半分溶けかけた小刀を捨て、火の精霊が少女を追おうとしたとき、ぴたとその動きを止める】
【少女はそれに少し疑問を抱きつつ、白い少女を睨み付ける】
……別に、あんたが死のうと生きようと、もうどうだっていいわ。 シィルに謝って!
誠心誠意、ごめんなさいの感情をもっ…て……?
【少女の言葉をさえぎって、前に進み出るのは風の精霊】
【目に涙を浮かべて、白い少女に歩み寄る】
ちょ、ちょっと? シィル、なんで泣いてんの…?
【頭の上にいくつもの?を浮かべた少女をよそに、風の精霊は口を開く】
『……もう、自分を責めなくて、いい』
【風の精霊はポロポロと涙を零す。 まっすぐ白い少女を見つめて】
『……とても、悲しい。 ……あんなに悲しい声を出す貴女。 ……私は、とても悲しい』
【風の精霊は水の精霊に次いで、人の心に敏感な精霊。 白い少女の抱えているものをそれとなく感じ取り、その思いを理解し始めている】
【火の精霊と氷の精霊は、その様子をただ黙って見つめている】
-
>>733
【小刀など少女に取ってはただのオマケ】
【その力さえあれば小刀など必要の無い物】
【溶け行く小刀を見ず、炎の精霊も見ず、目線はただ風の精霊へと】
どうでもいい...そうだね
私の命なんて...存在なんて...どうでもいい...そうでしょう?
いつでもそう...どうだっていいの...私は早く逝きたいの...ヴァルハラに
【死を急ぐように、少女は言う】
【目の前に近づく風の精霊を見れば期待の眼差しを向け】
【だが...何故目の前の精霊は涙を流す?】
【何故そんな心を見透かしたような瞳で見つめる?】
私のこの力は私の罪...
愛する者を守れる力を持ちながら守れなかった...私の贖い
この力を行使する度に私はあの人達の元へと近づく
貴女達が今此処でトドメを刺さなくてもいずれは逝く...
【風の精霊を見ながら、口許の血を拭い語る】
【己の罪を、能力者から自身の家族を守れなかった事】
【力を持っているにも関わらず、守れなかった事】
【天の摂理をも動かすその力】
【その足枷の名は「万象天引」】
-
>>734
シィルが、喋った……
【驚きに目を見開き風の精霊を見つめ、次いで少女は白い少女を静かに見据える】
……よくわからないけど、やっぱりあんたは間違ってるよ。
守れなかったから自分も死ぬ、なんて、償いでも何でもない。 ただ罪悪感から逃げてるだけだ。
【鼻をすする風の精霊を抱きしめ、少女は続ける】
あんたの大切な人は、あんたが死んで嬉しいの?
逆にあんたは、自分の大切な人があんたのために死んだら、嬉しい?
確かに苦しくて苦しくて、辛いと思うけど、本当に愛していたのなら、その人らの気持ちも考えて上げなよ!
【私みたいにね! と、少女は風の精霊を撫で繰り回す】
-
>>735
【暫くの沈黙】
【貴女の話す事を静かに聞いているのだろう】
【目を伏せ静かに...やがて目を開け】
間違っているのかもしれない...
ただの逃げでも...それでも...
私はあの人達に会いたい...
【瞳から零れた一筋の涙】
【本音を隠し続け漸くあと少しという所だったのだ】
【もう少し経てば少女はきっと愛する者の元へと旅立てた】
それは...分からない
私にはもう大切にする人も...大切にしてくれる人もいない
もう...手遅れ
次に発動するのは最大の出力...そして私の命は尽きる
逃げるのを勧める...きっと耐えれるはずは無いから...
『万象....天引』
【両手を地面に、その罪の名を呟く】
【早くも空間の歪む感覚が分かるだろう】
【発動すれば恐らく辺り一帯はクレーターと化すだろう】
【だがそれほど大きな威力だ、当然発動するまでに時間が掛かるだろう】
【少女は既に吐血、発動すれば...】
【逃げるも止めるも貴女次第】
-
>>736
【風の精霊が、悲痛な表情で近付こうとし、それを火の精霊がつまみ上げる。 涙を貯める風の精霊に、顔を横に振って】
【氷の精霊が少女と火の精霊をつかみ、遠くへ投げようとする】
ま、待ちなよ!! 1人で背負って、一人で絶望して…!
そんな、そんなのって!
【少女と風の精霊が暴れるが、氷の精霊は構わず両手を振り切る】
【勢いよく投げ飛ばされた火の精霊が空中で少女を掴み、綺麗に着地する】
【風の精霊は火の精霊から逃げようと風を集めるが、火の精霊が片っ端から炎に食わせていく】
お願いアグニ! 離してよ! こんなのってないよ!! ……シィル!!
【と、その時。 風の精霊が一瞬だけぼやけたかと思うと、幽霊のように火の精霊からすり抜ける】
【風の精霊が宙を駆ける。 白い少女の元へただ一直線に】
【白い少女に飛び込むのが早いか、能力が発動してしまうのが早いか】
-
>>737
【徐々に体が軋む音がする】
【熱を帯び燃えるように中から外へと、命の奔流が】
【地面に着いた手に吐いた血がこびりつく】
【見えてきた...ヴァルハラへの一本道が】
私はあの瞬間からずっと一人...
だから...逝く時も一人...
【炎の精霊と氷の精霊が風の精霊と少女を遠ざけているのが見える】
【少女の意を汲んだのか、主人の身の安全を優先したのか】
【いずれにせよ、これで一人】
これで...貴方の元へ行ける...
『万象...てん...ッ!?』
【否、発動しようとしたその刹那、飛び込んで来る影が見えた】
【その影...風の精霊は少女へと飛び込みその反動で地面の触れていた手が離れ...】
【地面に数本の亀裂...そしてそこで止まった】
【風の精霊により後ろへと飛ばれた少女】
【意識は微かにあるようだが、中途半端に力を発動した影響だろうか】
【口からは大量の吐血】
-
>>738
……とま、った…? シィルは…! 無事、みたいね…
【能力は、発動されなかった。代わりに吐き出されるのは、大量の血】
【風の精霊は、駄々っ子のように白い少女に抱き着いている】
……アグニ、もう危なくないよ。だから…
【火の精霊が少女を離すと、素早く風の精霊と少女に近づく】
【白い少女の気道を確保するように、体の向きを横に変える】
……シィル。
【胴体に手足を巻きつけて、決して離そうとしない風の精霊に、少女は困ったような表情をし、そして決意する】
…………決めた。 私は決めたよ。
【携帯電話を取り出し、コール。 電話先は、能力者専門の救急病院】
……私はいつだって、私の友であり家族である精霊の味方。
だから、シィルがそこまでして助けたいと思ったあんたのことを、助ける。
【耳元でコールの音がなる。 少女の表情はただひたすら真剣で】
……べ、別に、あんたに同情したとかそんな理由じゃないからね。あくまでシィルの為なんだから。
あんたが死にたいって言っても、助ける。1人になりたいって言っても、助ける。
あんたがちゃんと、大事な人の死を受け入れられるその日まで、私たちはあんたの家族になる。 拒否権はなし。
どうしても死にたいなら、またかかっておいでよ。 私たちがあんたの生きる理由になってやる。
-
>>739
【酷い頭痛、早くなる鼓動に鼻につく血液の臭い】
【自分の吐いた物なのだが、意識がある所を見るとどうやら「また」失敗らしい】
【同じ日に二度も失敗、まるで神がまだ生きろとでも言っているのかと思ってしまうほど...】
また...行けなかった...
貴女はまた...邪魔をした...の?
【ふと肌に触れる感触】
【目だけを動かし見ればそこにはあの風の精霊】
【そういえば最後に見たのはこの風の精霊だったか】
【という事は自分の能力の発動を遮ったのは...】
【少女の言葉を聞き笑う】
随分と勝手な...助けなんて...貴女が初めて
分かった...その精霊に助けられた命...だから
でも...いつかその時が来た時は...邪魔しないで....ね...
【「生きる理由」】
【きっとそれはほんの些末な事なのかもしれない】
【愛情、親愛、他にもたくさんあるだろう】
【きっと今から少女が生きる理由は「友情」だろうか】
【薄れる意識の中、最後に少女は貴女に向け手を差し出し微笑んだ】
【そしてそのまま意識の海へと飲まれた】
【次に起きた時、側にいるであろう人物を想い】
【万象天引】END
/自分はここで締めます〜
/長時間ありがとうございます!
/最後にかっこよく締めちゃってくだしぃ
-
>>740
【意識を失った白い少女が担架に乗せられ、車は走り去っていった】
【なお車を追いかけようとする風の精霊をふん捕まえ、半ば強制的に還送】
【どっとあふれ出た疲れを、氷の精霊が労わるように手を伸ばす】
はぁぁ……ようやく終わった……。 ……なんとかなって、よかった……
【ひんやりとするその手の平にぐでーっと寝そべり、白い少女の事を考える】
(その時、か……)
【なんとか説得は成功したものの、やはり、最後に彼女は死を選ぶのだろうか】
【家族になると宣言した以上は、少女は本気で家族として接するつもりだが、彼女はどうか】
【最後の時、アグニやフラウ、シィルはなんというだろうか】
(……やっぱ、その時になんなきゃ、わかんない。 けど)
【フラウの口から、食べかけの飴が出てくる。 どうやら保存してくれていたようで、それを笑いながら受け取る】
(けど、きっと今より良くなってくれたら、嬉しいなあ…)
【それをぺろぺろと舐めながら、ゆっくりと病院へと進んでいった】
【ゆっくりゆっくり、進んでいった】
/こちらこそ長時間ありがとう、久々に完結。
/カッコよく締めるのは苦手だ; だがひたすら楽しかった。 乙!
-
作った能力のテスト
【血鮮硝子】or【Broken】
貴方は自身の血液が付着した硝子を自由に操る能力者。
硝子を手で叩き割り、血を付けて破片を弾丸のように放ったり
細かく砕かれた硝子を辺りに散らせ相手の視界を遮るという芸当も難なくこなす
またこの能力の応用として、砕けた硝子を付け合わせ物を生成することも出来る
例えば鋭利な部分を刀身にし、その刀身に柄を付けることでガラスの剣を作り上げたり
二重、三重に硝子の壁を作り上げ、防壁を生み出すことも可能
その他、上記のようにして作り上げた生き物(犬や猫、鳥など)に血をかけることで
硝子に「命」を宿し、使い魔のように使役することが出来る
同時に使役することが出来る使い魔は二匹までで、何らかの事故で壊れてしまった場合は再生不可能
砕けてしまった硝子を操ることは可能だが、また使い魔として使役することはできなくなる
ちなみにこの能力者は、自らの血が付着した硝子で傷つくことはなく
多少手を切ってしまった程度では痛みを感じない
身体能力:高め
初期装備:車のフロントガラスも割ることが出来るハンマー、自分の血が入った小瓶を数個
-
【偵観銃狙】
この能力者は単独行動の狙撃手である。
勿論観測手無しで射撃が可能である。
風を読み、コリオリの力も入れて目標までの計算が出来る
欠点は近接戦である。 構えている間は狙うのに集中しているので
近づかれても気づかないかもしれない
狙撃銃とサバイバルナイフを持っているがナイフの腕はそこそこ
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自分で使ってみるか
【神様式刀】
神を宿すことの出来る刀を持つ能力者。
禊やらなんやらの手順が必要な為、予め何らかの神を降ろしておこう。
宿す神によって様々な恩恵を得ることが可能。
例えばロキを宿せば空でも海でも走れるようになったりするだろうし、邪神の類を落とせば闇の力を得ることが出来るだろう。但し、あまり強すぎる神を降ろそうとすると、拒絶されて天罰を喰らう恐れがある為注意。
また、仮にも神の力な為、強い能力は体に莫大な負荷がかかる事がある。
身体能力は高め。
非戦闘中なら神の入れ替えは可…
…なのだが、きちんとした手順を踏まなければ、割としょっちゅう指導と言う名の天罰が降る。
-
【とあるビルの屋上にスナイパーライフルを構えた青年がいた】
【市街地だからか、その青年はギリースーツではなく黒のマントを羽織り匍匐姿勢だ】
・・・チッ、こっちはハズレ・・・こっちはどうだ・・・?
【青年がスコープを覗く先に映るはホテルやマンション】
お・・・この部屋は・・・よし、アタリだ・・・!
【カーテンが開きっぱなしのホテルの一室を見つけ青年は息を呑む】
【そして始まったのは・・・女性の着替えだ・・・】
おお〜・・・なかなかいい身体してんな・・・もうちょっとくびれがあると・・・
【この青年・・・能力を使ってまで覗きがしたいのか・・・】
【ちなみに、いま後ろに誰かが寄ってきても青年は絶対に気づかないだろう】
-
>>745
【青年のいるビルの最上階、つまり青年の真下】
【そこに、一人の少年がいた】
【なにやら大仰な祭壇の前で、複雑な意匠が施された一振りの刀を置き、祭壇の上には杖と肉を置き熱心に祈りを捧げている】
来たれませ、元素の神、イツパロトル様…!!
【高らかにそう叫んだ、直後】
【眩い光が走り、刀に吸い込まれるように消える】
【その声と光は、>>745にも感じ取れるだろう】
-
ください
槍使いたいです
-
/そして名前を忘れるorz
-
>>747
【光槍双鉤】
この能力者の武器は、一本の大身槍である
この槍穂先はA字型で、刃の部分にはレーザーが走っている
切れないものは無いが、硬いものを切ろうと思えば時間がかかる
穂先は任意で二つに分解、トンファーとして使う事ができる
この場合も腕に沿った棒の部分にレーザーが適用される
はっきり言って強度的には信頼がおけない
パワータイプの一撃を食らえば槍の部分がトンファーに分けられてしまう事も
穂先を分解して柄はどこにいくんだと心配しなくてもいい
何時の間にかなくなっているし何時の間にかくっついている
身体能力はトップ卓球選手
槍の技術は中の上(バランス悪いし)
トンファーの技術は上
-
>>747
/倉庫から好きなの持ってくるといいさ、誰も文句は言わない
>>746
【女性の着替えも中盤、下着を脱ぎそうというところで突如真下が光った】
うおっまぶしっ!?・・・ってああ!?もう脱ぎ終わってんじゃねーか!
クソ・・・なんだか知らねーが邪魔しやがって・・・野郎ぶっ殺してやる!
【青年は勢いよく立ち上がると最上階へと降りていった】
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>>750
【降りてきたなら、見えるだろう】
【ワンフロアぶち抜きの構造の中にある如何にもな祭壇とその前に立つ──】
フン、定命の者の力ではこの程度か…
【──刀を持ち、超然とした雰囲気を醸し出す、一人の少年が】
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>>751
【最上階の祭壇の前、人間とは思えない雰囲気の少年がそこにいた】
おいてめえか・・・良くもこっちのショータイムを邪魔しやがったな・・・?
【だが今はそんなことどうでもいいと言わんばかりに青年は少年へと食ってかかる】
とりあえずゴメンなさいはしてもらわねェと気がすまねえ・・・
嫌だっつーんなら力づくで行くぞクソガキ・・・!
【青年はライフルを構え少年へと向けた】
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