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暇潰し:ロール練習スレ vol.3

1名無しの厨二能力者:2012/06/30(土) 18:09:16 ID:Ps4jPZ7A0
↓前スレ継続

951【血獄人道】>>937:2012/10/23(火) 00:00:02 ID:UE..Kfis0
>>950
ケホッ……昔々、あるところに一人の貧しい女の子がいました。

【少女は咳き込む口を押え、ほほ笑みながら口を開く】
【口の端からは薄く、血の跡が見える】

その女の子はとても飢えていて……いつも食べ物を探していました。

【少女が、矢の模型を握りつぶすと、飛び散った血液は少女の周りをふわふわと漂う】

そんなある日、一人の大柄な男性が女の子の前に現れた。
男は言いました。 生きたいか、と。

【血はパキパキと音を立てて固まり、矢の形に変化する】

女の子が強くうなずくと、彼は言った。 「ならば、全てを喰らう地獄と化せ」 と。
同時に、彼の厚い唇と、口内に広がる猛烈な血の味が、何かを書き換えていくのを感じたの。

【少女は眼の端に移ったネズミを剣で刺し貫くと、それを掲げる】

……きっと、その時にね。 恋をしてしまったんだと思うわ。 素敵な物をくれた、その方に。

【だから、と少女は、カサカサになったネズミを捨てる】

私はすべてを吸うの。 それが私の選んだ道。

【決意と共に、放たれるのは無数の矢】

952【因果魔導】>>939:2012/10/23(火) 00:11:51 ID:yFgu37lY0
>>951
【少女の話、終わるまで。少年は足を広げた何か無様な姿勢から身動きひとつできなかった】
【聞いていられなかった。こんな、自分と同い年にしか見えない女の子が】
【自分の数倍も生きて来たような辛い体験をしていると思うと、浮かんでくるのは哀れみだった】

【そして話によれば「大柄な男が力を与えた」と言う。しかし、少女がどう思っていようと】

――、……そいつは、悪魔だ!
君を、君の心を、取って食うつもり、……うわ――ッ!?

【ボウガンか何かで放たれたとしか思えない速度、矢尻は血の赤だった】
【たまらず地面に蹲るが硬化魔法は間に合わず、街路樹を隔てた向こう側に転ぶ】
【矢の残りは樹がガードしてくれた、しかし二本の矢が肩口と二の腕を貫いていた】

駄目だ!君は……、き、きみは、

【君は?何を言おうとしたんだろう?どうして喉が機能しないんだろう?】
【隠れた場所で自分の言動を不可解に思う少年は戸惑う】

953【血獄人道】>>937:2012/10/23(火) 00:24:59 ID:UE..Kfis0
>>952
悪魔……ね、ふふっ。 そうなら、もっと素敵。

【少年の言葉に、少女はうっとりと宙を眺める】

こんな素敵な物をくれて、命の温かみを教えてくれた上に、心を召し上がって貰えるだなんて……
あぁ……考えただけでも幸せ…

【ふるるっ、と震えて赤く染まった頬は笑みを作る。 少年を見つめる目はただひたすらに紅くて】

ケフッ、ケホッ……さぁ、クライマックスまで、秒読み開始よ。

【少女の腕から血液が流れ、2本の剣は軋みを上げて少女の手に収められる】

ふふふ……どうせ、あなたもみんなと同じ……。 私が命を吸えば、涙を流してなじり、許しを請うに違いないんだから。

【少女の顔の付近に赤い煙が密集し、勢いよくそれは体に浸透する】
【両腕が不自然に波打ち、すっと少女が剣を路地裏の壁に突き刺すと、あっけなくそれは突き刺さる】

954【因果魔導】>>939:2012/10/23(火) 00:35:57 ID:yFgu37lY0
>>953
駄目だ、君はもっと……別の、べっ、別の生き方……
(違う、そんなんじゃねェ、そんなんじゃねェよォ!)

【言葉に出来ないのなら無理にする必要はない――苦悩する少年に一筋の光明が】
【射した、瞬間。ゴゴゴズーンと危険な轟音が真横で立ち昇り、少女の剣が露呈した】
【頭が真っ白になる。自分が何をしようとしているのか分からなかった、が!】

……君は。

【今までの慌てふためいた声とは違う、凛とした透き通った言葉が少女に届くだろうか】
【少年は街路樹の陰から飛び出し、抜き身の剣を振り回す少女に向かって走る】
【剣は接近する少年の腹部に横長い裂傷を作る、が】
【走る。疾る。着ているダッフルコートが血を吸い取って重いが、走る。――走】

――"Share"。 (僕と同じ人間だ。)

【血濡れの両腕で、少女の小さく震える身体を自分のものとして扱うように優しく、そして強く】
【抱き締めようとする。恋?愛?違う。もっと別の何か。この手の中から離したくない、この哀れな少女を】
【僕が――「まもりたい」。】

955【血獄人道】>>937:2012/10/23(火) 00:42:34 ID:UE..Kfis0
>>954
【少年が、こちらへ走ってくる】

……うふ、ふふ。 ……あっ、ら…?
 
【迷いなく、剣を突き出す。が、筋力アップが急すぎたために、狙いがズレ、わき腹を浅く切り裂く】

……ふふふ。 ふふふふ…

【少女には、それで十分だった】
【少年の抱擁が少女を包む。 が、それを意にも介さず、少女は手をわき腹へ這わせる】

……あはぁ……あったかぁい……!

【その手が傷からあふれ出る血に触れた瞬間、血はスポンジに触れたように手に吸い込まれていく】

…………ん、ふ…ぅ…

【少女は剣を取り落とし、若々しいその生命力にうっとりとしたように体を預けている】

956【因果魔導】>>939:2012/10/23(火) 00:54:37 ID:yFgu37lY0
>>955
(け、けっこ、キ、キツいな……)

【脇腹から血が漏れていくのが分かる、それは少女の体内に吸い込まれていくのだろう】
【そして「共有魔法」を使った少年が少女に施そうとしたのは生命エネルギーを「渡そうとする」行為】
【「奪おうと」したのではなく。自らの血と共に生命エネルギーを分け与えたのだ】

あ、うっ……ッ!

【思い出したように激痛。自分でも何がしたかったのかさっぱり分からない】
【頭がぼんやりして全身が冷たい、なのに心臓だけは熱くてなんだかちぐはぐだ】
【それでもやがて冷たくなるのだろう。この心臓は少女の手の中に収まるだろう、でも】

(……い、……いや……僕の心臓なんか、きみにあげる、……だから)
……――"Relation"。

【この呪文は成功するのか、それは少年自身には分からない――だが、「関連魔法」が上手い方向に動いてくれたのなら】
【少年が溢れる血と自身を掴み望んだのは「少女との共生」。即ち、血を能力として扱う少女と同じ「種族」になろうとしたのだ】
【もちろんこれは神が許さぬ禁じられた行為、生命体の有り方を根本から変えてしまうなど】
【――できる、訳が】

ないか、な?……へっ、へへへ。

957【血獄人道】>>937:2012/10/23(火) 01:07:09 ID:UE..Kfis0
>>956
【その時、少女は懐かしい音を聞いた】

(ぐ、くぅー……)

…………へ?

【恍惚のモヤの中を漂っていた少女をハッ、と目覚めさせるその感覚は、ひどくお腹が焼けつくような…】

ん、え? ちょ、っと……?

【すぐそばにいる少年がやけに冷たい。 どうしてだろうか、先ほどまではどうとも思っていなかった少年のことを、
「助けたくてしょうがない」】

だ、ダメッ! 離して! このままじゃ、キミが死んじゃう! こ、の…! 離れて! …離れてぇ!

【自身とぴったりくっついている接合部をぐいぐいと引きはがそうとするも、魔法で連結されていて離れない】
【が、少女の拒否の念が、少年の共有魔法の効果を途切れさせる】

ど、どうしよう…! ねぇ、生きてる? ねぇってば!

【少し、いや、かなり少年の影響が出ている少女は、涙を浮かべながら少年の身を案じ、あたふたしている】

958【因果魔導】>>939:2012/10/23(火) 01:18:49 ID:yFgu37lY0
>>957
【バリバリバチィン! 関連魔法は少女の精神力により強制解除される】
【どさっと崩れ落ちて目を閉じた表情は安らか。まるで人生最高の瞬間でもあるようだ】
【それがどうしてなのか少女に言うのはちょっとばかり恥ずかしいのだが。――これでも、男の子だもの】

「だめはなして」
「このままじゃきみがしんじゃう」

(ああ……僕は、死……?)

【ぼんやりする意識の向こう側で少女の叫ぶ声が、なんだか土砂降りの雨を挟んでいる感じで】
【うまく聞こえない。口元の動きで判断するしかないのだがなんだか目の前も暗いのだ】
【こんなに今日の夜は暗かったっけ?街灯は確か近くに――あれ、また暗】

「いきてる?ねぇってば」

【この娘の泣き顔なんか見たくない。この娘の泣き声なんか聞きたくない】
【この娘と同じ場所に行きたい。この娘のことがもっと知りたい、もっと――】

……き こえ。る よ。

【泣き叫んでいる少女を慰め黙らす様に肩に手を置いて、――とても褒められた様な手際の良さではないが】
【――……"Share"(キス)】

/これは死んだほうがなんかいいかもしれないが、煮るなり焼くなり!楽しかったです!!!
ちゃんとしたガチバトルにできなくてごめんお

959名無しの厨二能力者:2012/10/29(月) 16:36:35 ID:d2m5hmLg0
【軍狼跋扈】

狼の形をした式神を操る能力者
式神自体の戦闘能力は大したことは無いが、能力者はこの式神をほぼ無限に生み出す事が出来る
式神を操る為には犬笛が必要で、コレを無くすと式神は霧散する
犬笛自体は特別な神器とかでは無いので、新たに手に入れれば再度式神を召喚可能

960名無しの厨二能力者:2012/10/29(月) 16:56:53 ID:tk1IipR20
【痛ミノ呪物】
ナイフと鉈、2つの呪われた武器、『呪物』に取り憑かれる能力。再生はしないが不死身の体であり、非常に頑丈。
この2つの武器は決して能力者から離れず、どんなに手放しても必ず自分の元に帰ってくる。

鉈には、相手を傷つけた分だけ自分にも傷をつける呪いが掛かっている。
傷のつく場所は相手と同じ。

ナイフには、傷つけた相手に自分の傷を移す呪いが掛かっている。傷を移した時、相手に傷がつく箇所は任意で変えられる。
突き刺さっている時間が長いほど、全身の傷を徐々に移す。物体には移すことは出来ない。

身体能力は高校生程度

961名無しの厨二能力者:2012/10/29(月) 17:07:30 ID:fw4Iwk820
『ピーーー…』

【音無き笛音に呼応するように、術者の影から無数の狗が這いずり出す】
【真っ黒な毛並みは夜に溶け込むが、幾百の真っ赤な瞳が夜闇に浮かび
白銀の牙が鳴る音と低い唸り声が辺りに響き渡る】

【術者は笛から唇を離して、胸から笛を提げ
現れた式神を一瞥し、今宵も街へと降りていく】

962【痛ミノ呪物】>>960:2012/10/29(月) 17:15:35 ID:tk1IipR20
>>961
【両腕に包帯を巻いた小汚い男は笑っていた】
【最早どれほどの生傷を作っても自分は死ぬことなど出来ないのだと悟っていた】
【男は右手にナタを、左手にナイフを持ち、今日も街行く人に語りかける】

……なぁ、あんた…。 俺を殺せるかい…?

【丁度目の前に居た>>961に近寄り、力のない声でそう問う】

963【殺人刃物】:2012/11/01(木) 23:52:21 ID:/2/5fLGE0
/スレが落ちた・・・暇な俺はどうすればいい

【殺人刃物】
この能力者はあらゆる刃物の扱いに長けており、
ナイフや剣などの刃物を自分の手に持った形で召喚できる。
10本までしか出せないが好きな時に引っ込めて違う物を出すということも可能。
折られたり砕かれたりしたらさっさと取り替えたら良い。

身体能力:そこそこ高い

964名無しの厨二能力者:2012/11/02(金) 00:06:36 ID:zMTODRX.0
問うくらいなら・・・俺に力を寄越せ・・・

965【殺人刃物】>>963:2012/11/02(金) 00:14:59 ID:PbeGZ55.0
>>964
/倉庫からそおい
【心象結界】
この能力は、使用者の心象風景でこの世、つまり「現実世界」を塗り潰すことで
辺り一面の景色、風景を作り替えて自らの世界で上書きする事の出来る禁忌の魔術

その心象風景や景色は、能力者自身が歩んできた人生によって風景が左右され
自分で望んで変えれるものではなく、一度決まるとそれに固定されてしまう
勿論性格などでも左右するため、一から作り直すということはほぼ不可能

この結界内では、自身が思うままに事象を起こすことが出来
自らに関することや武器の召喚、相手に干渉することなど思うがまま
しかしそれらは性格などで変化するため、根本は同じでも見た目は大きく異る
例えば「相手に攻撃」というだけでも、ある人は剣を生み出して攻撃するが、また別な人軍勢を呼び出して攻撃するなど

また、この結界は詠唱を綴ることで発動する
その詠唱は短くても長くても、自身が納得できるものであれば構わず
要は「自己暗示」のようなもので、詠唱を終えた後に結界は貼られる

しかしこの結界は、貼ってから3レス程度しか保つことができず
自身が大きな傷を負ってしまったり、精神や思想が大きく揺さぶられてしまうと、強制的に解除されてしまう

身体能力 普段は貧弱、結界発動時は自分の思うままに変更できる

966名無しの厨二能力者:2012/11/02(金) 00:26:02 ID:aCqWjCcI0
やっぱり自作能力はいまいちなのしか無かった…
というわけで武器か召喚系でお願いしたい!

967【殺人刃物】>>963:2012/11/02(金) 00:29:33 ID:PbeGZ55.0
>>966
/倉庫
【写像症候群(ドッペルシンドローム)】or【影飼い】or【神造群影劇団】

能力を司る神を真似て造り出された厄災の能力
この能力者は能力者スレにて贈与された能力(受け取った、拒否されたは問わない)全てを扱うことが出来る

但し、能力者本人が使えるわけでは無く、能力者が産み出す「影」が能力を使う
一つの影が一つづつ能力を持ち、能力者の意のままに動かす事が出来る
一度に幾らでも影を産み出す事が出来るが、同じ能力をもった影は産み出せない

欠点として、能力者本人はとても非力である
五体以上の影を操る場合、能力者は動く事が出来ない
十体以上の影を同時に操る事は出来ない、産み出す事は出来るが、動かす事が出来ない
影は同じ能力をもった人間と戦闘になると、無条件で消滅する

又、影は人の形を長く維持できず、暫くすると能力が暴走する
能力が暴走すると影は化物の形になり、無差別に人を襲う様になる
能力は強化されるが、存在するだけで能力者の体力と精神力を蝕んで行く

968【写像症候群】>>967:2012/11/02(金) 00:38:17 ID:aCqWjCcI0
/thx なんかスレ残り少ないから始めちまうぜ


ククク……
愚かな奴らが今日も愚かな日々を送るか……

【魔王のようなコスプレをした男性が魔王のように肩を小刻みに震わせて嗤う】
【ここが公園のベンチ、それも公衆トイレの真横でなければなかなかサマになっていたのかもしれないが】
【しかし彼の周囲には彼を守護するかボスと崇めるかのように幾つかの人影が取り巻いている】
【男性の声に合わせて「うおおおおおお!」と影たちが同意して大騒ぎしている】

「魔王様!」「まおうさまー!」「ま・お・う!ま・お・う!」

……静かにしろ。我らは夜の闇を住処とする美しき種族。
この世界など取るに足らんくだらなく儚いものだが、まだ生かしておく価値はある。
世界よりくだらんが、なにやら妙な力を持つ「能力者」とかいう奴らが居るらしいからな……

【黒い本革ブーツで足を組み、顎に手を当てて高笑いしている】

969【殺人刃物】>>963:2012/11/02(金) 00:45:37 ID:PbeGZ55.0
>>968
騒がしいぞ、夜中だ少しは静かにすることができんのか

【公園の入り口には一人の女性が立っていた】
【スタイルのいい四肢と黒の長髪、ロングTシャツにジーンズ】
【パッと見では一般人と大差ないが】

こんなわけのわからない群集を集めなにをする気だ
面倒事を起こそうというのなら容赦はしないぞ

【男達に全く恐れもせず堂々と言い放った】

970【写像症候群】>>967:2012/11/02(金) 00:58:12 ID:aCqWjCcI0
>>969

見ろ。あれこそが「能力者」――……
この狂った世界で苦しみもがき、無様に生き続ける愚か者の成れの果てだ。

【女性にちらっと流し目を送ってから、横から取り出したワインをくゆらせてくすくす嗤う】
【人影たちが同意するように諸手を挙げて歓声を送り、周囲は女性が来る前より騒がしくなった】
【魔王は立ち上がり両手で影たちを静まらせて、クククと含み笑いをしながら女性に向き直り】

貴様の意見も存在も概念も精神世界の粒子一粒たりとも私に意見させるか!
かしずけ!ひざまづけ!近こうよれ!こうべを垂れ!死を看取れ!

【びしいと指を向けると周囲の影も同意するようにうおおおおおと大騒ぎしている】
【魔王はちょいちょい、と一匹の影を呼ぶとこそこそと耳打ちをしている、公然とした内緒話だった】

……>>619で……、ャッチマイナー!

【影が突然>>619の能力を使っていたある一人の少女剣豪にそっくりな姿に変身する!】
【一陣の風が舞う。小さな背丈に美しい妖刀を持つ少女剣豪・レプリカが女性を前に斬りかかろうとする!】

971【殺人刃物】>>963:2012/11/02(金) 01:07:49 ID:PbeGZ55.0
>>970
ハア・・・面倒事に首を突っ込んでしまったか・・・

【溜息をつきやれやれといった様子で彼らを見る】

生憎だが私は誰かに従うというのが大嫌いでね
それも高慢なやつならば特にな

【だが、目の前で影がこの街にいた能力者の姿へ変わると】

チッ、厄介な能力者だな・・・偽物を召喚するといったところか・・・
まあいい、まずはそいつからだ!

【女性は牽制に投げナイフを二本投降】
【そしてそれを追いつつ日本の短槍を両手に少女のレプリカへと迫る】

972【写像症候群】>>967:2012/11/02(金) 01:21:20 ID:aCqWjCcI0
>>971
【この影らはオリジナルとほぼ同等の能力を持つようだが、実際の所は操作する人間次第な部分が大きい】
【今現在、男性は約10体ほどの影を出している状態なので細かい操作が難しかった】

【というわけで本来の力を発揮できず、女性の投擲するナイフがいとも簡単に突き刺さった】
【闇に吸い込まれるようにして妖刀少女の影は消えて行く】

……ふん……
少しは腕に覚えがあるみたいだな、そこの女?

【悪ふざけ半分みたいだったそれまでの雰囲気がそろりと一変し、冷酷な視線が睨みつける】
【周囲の影はいきなり静かになった。これは男性が意識を解いたため、つまり本気で戦う前触れである】
【立ち上がると二体の影を手近に呼び、その他の影を一旦消滅させる】
【少数精鋭。複雑な操作もできるようになり、影はオリジナルとほぼ同等の力を発揮できるようになっただろう】

>>847……、お前は>>508……

【静かに頷く二体の影。一人は藍の髪を持つすらりとした長身の女性、背よりも高い長弓には既に矢が番われ】
【もう一人は黒い雷を纏った刀を持つ正体不明の剣豪、麒麟と呼ばれる神獣を模した美しい容姿をしていて】
【突貫を狙う雷刀の麒麟剣豪は真正面から女性に駆け寄り袈裟に斬ろうとしているが】
【その背後から援護するように発射される矢はまるでナイフ女性が「止まって見えるぜ」と言わんばかりの的確な狙いだ!】

973【殺人刃物】>>963:2012/11/02(金) 01:31:37 ID:PbeGZ55.0
>>972
貴様こそその程度ではあるまいな?

【拍子抜けするほどあっさりと一つの影を消し去り『余裕だ』と思う女性】
【だがその考えは甘かったのだということを即座に理化させられる】

次は・・・二体か

【ナイフを消し去り短槍へと武器を切り替えれば二体の影へと向く】
【だがその戦闘力は先程とは比べ物にならないもので】

くっ・・!

【七支刀の剣豪の袈裟斬りを両手の槍で防ぐ】
【だが、弓をつがえた女性から放たれる矢を回避する手段はなく】

っあああああああああああ!!!!!!!!

【矢は深々と左肩へと突き刺さり左腕の力が抜ける】
【さらに鍔迫り合っていた剣豪は更に力を加え女性は方膝をついた】

974【写像症候群】>>967:2012/11/02(金) 01:41:48 ID:aCqWjCcI0
>>973
【長弓女性も麒麟剣豪も何のためらいもなく力を抜いた女性に圧し掛かかろうとしていたが】
【パンと乾いた手拍子が響くと突然、それまでの攻撃動作を静止させた。どうやら「まて!」が入ったらしい】

去りがたいだろう?
それが貴様の愚かな人生の幕引きだと思うと、さらに反吐が出るだろう?クククク……

【七支刀の麒麟剣豪と、長弓を持つ藍髪女性とを脇にはべらせるような姿で悠然と男性が近寄る】
【自作したのか不明だが黒いマントが背後に靡き、腰に手をあてて文字通りの意味で睥睨する】
【片膝を付いた女性に最後の選択を迫ろうとするのか、それとも窮地の女性をこの目で眺めたかったのか】

貴様に逃げ道はない。
今すぐ「私が悪かったです、騒いでも良いです」と泣いて謝れば命くらいは助けてやらんでもない。
私に平伏しろ。毎日ご飯を炊け。肩を揉め。マッサージを申請する。
影にはどうもこういう事はできないらしいのでな。フハハハハ!

【馬鹿笑いすると麒麟剣豪と長弓女性もまた呼応して含み笑いで混ぜっ返し、周囲はまたうるさくなった】

975【殺人刃物】>>963:2012/11/02(金) 01:49:57 ID:PbeGZ55.0
>>974
貴様・・・情けのつもりか・・・?

【女性は男の言葉を聞き流しつつよろよろと立ち上がれば】
【左肩に突き刺さった矢を一息に抜く】

―――っ・・・!・・・っはあ・・・・はあ・・・
生憎だが断る・・・!初めに言っただろう・・・?誰かに従うのは大嫌いだと・・・!

【そして女性は短槍を男に向かって投げる】

貴様に従うくらいなら・・・血反吐を吐いて死んだほうがマシだ

【それと同時に女性が召喚するは大剣、いわゆるバスターソードを二本】
【左手に持った方はただ振り回そうという魂胆か】

976【写像症候群】>>967:2012/11/02(金) 02:02:09 ID:aCqWjCcI0
>>975
……情けだと思うか?
この状況で本気でそう言えるのならお前は相当な平和ボケ女だな。
「いっそ殺してくれ」と訴えるまで可愛がってやろうと思ったのに……残念だ。

【口調は余裕しゃくしゃくだが、いきなり女性が立ち上がるとは思っていなかったようで脂汗を垂らし数歩後退する】
【女性はその行動で「男性の状態次第で影の性質も変化する」と感付いたか、あるいは既に感付いているのか】
【投擲されたスピアを前に立ち塞がるようにしてその身で受け止めたのは麒麟剣豪、同時に闇に消滅していく】
【長弓女性が呼応するように反撃しようとしたが、矢番が間に合わずに左手のバッソで斬りおとされ消滅する】

支配だ!支配こそが望みなのだ!
激痛を覚悟して支配者に立ち向かうより、軽い痛みを我慢してでも隷属者であろうとする!
それがお前たちヒトだ!女、お前もその一員であるとちょっとは自覚しろ――ッ!

【口調は偉そうだが振り回されたバッソから逃げ出す姿はとても支配者には見えない】
【前のめりでベンチにスライディングし、息も絶え絶えになりながら闇夜に手を差し伸べるような真似をすると】
【ゴゴゴゴ――今までとは別格の気迫を漂わせた影が、たった一人だが現れる】

征け……>>657よ。

977【殺人刃物】>>963:2012/11/02(金) 02:09:48 ID:PbeGZ55.0
>>976
貴様の能力、状態次第で強弱も変化するということか・・・

【僅かな可能性、間違っていれば反撃に遭うが正解ならばこのまま追い立てればいい】
【どの道分の悪い戦い、命など初めから捨てている】

支配が望み・・・?だったらどこか遠く、私の知らないところでやってくれ
そういうのが私は最高に腹が立つ

【体験を振り回しながら男に迫るが再び現れる影】

また新手か・・・クソ・・・!

【悪態をついて女性はその影と相対する】
【だが、どう考えても女性に有利な点は一つもなかった】

978【写像症候群】>>967:2012/11/02(金) 02:19:02 ID:USSfZKik0
>>977

変化などしない!私の能力は常に最強軍団でありつづけるのだ!

【必死になって否定する姿、どうやら図星だったらしいが】
【情けない男性の後ろからずいっと現れた影が場の存在感を覆す】

「……」

【――その影は長い銀髪と自分の身長よりも長い刀を持ち、男性より威圧感を放って出現した】
【眼がある部分は赤い光でしかなく、影ゆえに言葉も一切発しないのがかえって不気味でもあり】
【ゆっくりと女性の前に立ち、男性を守護するかのように佇む片翼の天使】
【男性よりも遥かに恐怖感を与えるし、遥かにラスボスっぽい感じもする】

「(躱せるか)……?」

【風無くば、刃の音こそ風に為らん――かどうかは不明だが、下段に構えた刀に信じられない圧が込められ】
【たんっと地を蹴る、ごうっと風が巻き起こる。下から上に斬り上げつつに、軸足を逸らし女性の肩口を二度斬りしようとする】

「(約束の地へ)……」

979【殺人刃物】>>963:2012/11/02(金) 02:31:01 ID:PbeGZ55.0
>>978
ああ・・・あながち違うとも言い切れないのが最高に腹が立つ・・・

【そして男の背後現れるは片翼の天使】
【交わす言葉もなく切り上げの初撃、それを大剣で防ぐがたやすく弾かれ】
【二?目の切り下ろしは武器の召喚が一歩遅かった】

最高に・・・くたばれって気分だね・・・

【攻撃を防がんと上に上げた刀をすり抜けその刃は右腕を肩口ごと切り落とす】

でも・・・ただで死ぬってわけにも・・・・いかないのでな・・・

【左手に召喚した刀を手に片翼の天使へと迫る】
【だが隻腕で手負いでは結果は火を見るより明らかだろう】

980【写像症候群】>>967:2012/11/02(金) 02:40:54 ID:aCqWjCcI0
>>979

【あまりにも、慈悲なき一閃!】
【男性本人がビビったほどに血飛沫を上げて女性の片腕がごろんと落ちた】
【しかし当の片翼天使はそもそも感情というものが無いのかどうか、当然の結果だと言わんばかりに】
【赤い光の双眸が闇夜でブレながら、古い機械の軋音に似た音を上げてくるりと振り向く】

「(どんな気分なんだ)……?」

【尋ね問い掛けるかのように首をかしげ、血沼に堕ちた女性を見落とし】
【言葉は無いがあるような気分に錯覚させる、視線の力で言葉を成す】
【隻腕から放たれた刃は打ち払う――敢えて武器を使わずとも軽く往なせるほど女性の力は弱まっていた】

「(私の一部として生きるがいい)……」

そ、……そろそろ降参したほうが身のためだぞ!

【背後からゴキブリのように顔を出す男性】
【その小物感はどこかの狐顔少年を連想させるほど胸糞が悪い光景だった】

【所で女性にとって助けになるかは不明だが、片翼天使はそれまでの影と違って何か自我めいたものがある】
【つまりマスターである男性を守護するような動きをするかは不明である】

981【殺人刃物】>>963:2012/11/02(金) 02:52:29 ID:PbeGZ55.0
>>980
【剣戟は軽くいなされ地面へと倒れこむ】

う・・・さい・・・・・・・たしは・・・!

【刀を杖がわりに再び立ち上がり二人へ迫る】

ったいに・・・・き・・・まに・・・・・こう・・・・・ん・・・ど・・・・

【男か片翼の天使か、どちらかに刀は当たったのだろうか】
【だがそれも意味はない、触れた瞬間にその刃は掻き消えたのだから】
【そして女性は何も言わず、言えずに地に倒れ伏す】

982【写像症候群】>>967:2012/11/02(金) 02:58:36 ID:aCqWjCcI0
>>981
……あれっ?

【結果を先に言うと、女性の刀は男性の胸に届いていた】
【何故なら立ち塞がっていた片翼天使が消え去っていたから。まだ見ぬ約束の地へ旅立っていたから】

【男性は自分の胸元に突き刺さった刀で開いた風穴にしばらく愕然として】
【やがて女性の意識が消えると共に刀も消えたのだろうが】
【このひ弱な男性の命を屠るには十分な時間が其処にあり、曰く】

馬鹿は死ななきゃ治らない、か……

【倒れた女性からやや離れた位置で仰臥し――死の足音を聞いた】

/あざーした!こんな時間までthxです

983【殺人刃物】>>963:2012/11/02(金) 03:00:51 ID:PbeGZ55.0
>>982
/乙でした、楽しかったです

984【騎士徒手】:2012/11/03(土) 00:21:54 ID:2dEvyFLQ0
/チラッ
【騎士徒手】
この能力者が手にしたものは、なんであれ「武器」と化す。
簡単に言ってしまえば鉄パイプでも小石でも、能力者が掴めば
鉄パイプは「鈍器」として硬く重くなり、小石なら「投擲武器」として軽く硬くなったり
その形状を生かした、相応の力を持つ「武器」となる。
しかし、武器へ変化させられるのは無機質のみで
人間や動物、植物などは掴んでも武器にはならない。

また、元々武器である銃やナイフ、剣などを掴んだ場合
特に変化は起きず、そのまま武器として使用することが可能。

身体能力はいろんな武器を使いこなせる程度

985名無しの厨二能力者:2012/11/03(土) 00:36:35 ID:9fjEK0dw0
武器召喚系をください

986【騎士徒手】:2012/11/03(土) 00:42:21 ID:2dEvyFLQ0
>>985
【夢幻軌道】
この能力者は大きさ1m程の刃を半径50mの空間に無数に召喚することができる
ただし、自由に操れるわけではなく召喚後直線上に5mほど進むと刃は消えてしまう
また、一度に1つだけではあるが超巨大な刃を召喚することも可能
これは自動的に相手の頭上に召喚され、そのまま突き刺さる
それとこの能力とは別に浮遊する刃を8本、両腕に1本づつ刃を装備している
浮遊している刃は半径5mの空間ならば自在に操ることができる
身体能力は軍人
初期装備:浮遊刃8本、腕部刃2本

987名無しの厨二能力者:2012/11/04(日) 18:33:01 ID:5HyHDNLY0
/新作ー 調整もかねて

【挙動推進】トリックブースト
体の一部、またはすべてを瞬間的に加速することが出来る能力者。
そこに物理的制限はほとんどなく、たとえば空中にいながら真横に移動出来たりする。

身体能力:格闘技経験者

988名無しの厨二能力者:2012/11/04(日) 20:55:31 ID:EefBuQT20
なんかおくれ

989名無しの厨二能力者:2012/11/11(日) 07:44:59 ID:X/X4JZAE0
/今日は一日まったりするつもりだから、誰かやりたくなったら絡むべし。返答遅れるかも

【王蜂賢将】
女王蜂の特性を持った蜂の怪人。
大小4枚の羽を背中に生やし、全身を黄色と黒の縞模様の皮膚でおおわれている。
空中を素早く移動することが出来るうえに、嗅覚も鋭い。

右足のつま先に強力な毒針が生えており、突き刺すことで強力な猛毒を注入することができる。
一つだけ蜂の巣を作り出すことが出来、その巣穴からは、怪人の意思によって5cm程の強化された蜂が出てくる。
蜂はこの能力者の命令に忠実に従う。

990【雷狼迅牙】:2012/11/12(月) 01:15:20 ID:3YfPCFEA0
/試運転

【雷狼迅牙】
この能力者は、空気中に含まれる電力を自在に操ることができる能力を持つ

基本無制限に使用可能で、静電気程度の電流から高電圧な電流まで幅広く電流を生み出せる
しかし生み出す電流が大きければ大きい程、電流のチャージに時間がかかってしまうため
高電圧の電流を連続で打ち出す…ということはできない

またこの能力者は、体内に電流を溜め込むことで自身に電流を纏わせることができる
一定量溜め込めば青白い電流が走り始め、やがては高速で動くことも出来るようになるだろう
しかしこの状態は大きく体力を消費するため持続できるのは大体3レスほど

上記の状態の間だけだが、電流を利用して剣などの武器を形作ることも出来る
とはいっても大きなものは作れず、作れるのは大体脇差ほどの大きさのもの

身体能力:高め

991名無しの厨二能力者:2012/11/12(月) 16:03:54 ID:h37hxTjQ0
新作ー

【魔染堕剣】
体に大きな刺青のような呪いを掛けられた剣士。
そのままでも十二分に戦うことが出来るが、呪いの力を使うことで、
剣の再生と切れ味の強化、更に呪いの魔力が剣に纏って大きな魔法剣になる。
この力を使用する度に全身の筋肉繊維が少しずつ断裂していき、使うたびに壮絶な痛みを与える。

身体能力:剣士
初期装備:ロングソード×2

992名無しの厨二能力者:2012/11/13(火) 08:14:33 ID:0om8QA0s0
てす

993名無しの厨二能力者:2012/11/15(木) 14:41:37 ID:716n80Ls0
【寸断罪斧】ギロチンアクス
巨大な戦斧で着けた切れ込みから、ギロチンの刃を射出させることが出来る能力。
ギロチンの刃には鎖がついており、射出したのち、再びその切れ込みに戻っていく。
ギロチンは非常に切れ味が良く、自動車程度の鉄の板ならやすやすと食い込む。

身体能力:怪力

994【封龍双剣】:2012/11/15(木) 15:35:47 ID:k5TAROrw0
/埋めてしまおう
【封龍双剣】
この世に存在する「龍」を震え上がらせる力を持つという、撃龍の双剣。

この二つの剣は互いを引き寄せる力が働いており
一方を飛ばされたとしてももう一本が手元にある限りすぐに戻ってくる
また意図的に剣を投げ、ブーメランのようにして扱うこともできる

そしてこの剣を持つものは、「鬼人化」と呼ばれる身体強化を行うことが出来る
鬼人化を使用した場合、自らの体力を徐々に消費させる代わりに
驚異的な手数、火力で攻撃することが可能となる
しかしこの状態で切り続けて居ると、切れ味がすぐに落ちてしまう為
鬼人化はここぞという時以外に使用するのには向いていない

また落ちた切れ味は砥石を使い研ぐことで回復できるが
砥石の使用には1レス程度時間を要する

身体能力:一通りの剣技を使いこなせる程度
初期装備:双剣、砥石

995【寸断罪斧】>>993:2012/11/15(木) 15:42:30 ID:716n80Ls0
【閑静な住宅街に、地響きのような音が響く】
【アスファルトの道路は粉々に砕け、いたるところに人の腕程もある切れ込みが入っている】

……断罪…対象なし…エラー……断罪…対象なし…エラー…

【その大斧を振っているのは、一人の少女。 人工的な色をした緑色の瞳をきょろきょろと動かし、
獲物を狙って斧を振り下ろす】

……断罪…対象なし…エラー……断罪…対象なし…エラー…

【彼女の存在に住民は怯え、家中の鍵をしめてカーテンを閉じ、震えている】

生命反応……なし……

【故に彼女の斧が生物を切り裂くことはない。 その目はどこか寂しげに揺れている】

996【封龍双剣】>>994:2012/11/15(木) 16:04:17 ID:k5TAROrw0
【彼女が歩く度に、空気が張り詰めて行く】
【まるでこの街が金縛りにあったかのような、そんな雰囲気に包まれた街中を】

狩場はここか
成る程、聞いた通り暗い街だ

【背中に二本の剣を背負った、一人の女性が歩いていく】
【あたりに人影は無く、暗い雰囲気の街中に愚痴を漏らすように女性は呟いて】

……?

【不意に気がついた気配に対し視線を向ける】
【研ぎ澄まされた刀のように鋭い瞳。その瞳が捉えたものは】

【人ではないような、異質な雰囲気の少女で】

厄介な事になるかもしれないな…

【何かを察した風の女性は静かに剣を抜き、少女へと近づいて行く】

997【寸断罪斧】>>993:2012/11/15(木) 16:24:11 ID:716n80Ls0
>>996
音声入力、確認。 対象を人間(ヒューマン)と認識します。

【自分に近づいてくる女性の声を聞き、少女は振り返る】
【クリアカラーの緑色の瞳は、カメラのようにピントを合わせる】

我が一撃は正義の為に。
偉大なる我が創造主(マスター)の為に。

【目を閉じ、斧を天にかざす。 まるで何かに誓うように】

活動終了条件。 『邪悪の根源を根絶やしにする』
除染開始(オープンコンバット)。

【目が開く。 それを合図にしたかのように、少女が走る】
【腰だめに構えた巨大な戦斧を頭上に振りかぶり、走った勢いと共に女性に振り下ろす】

998【封龍双剣】>>994:2012/11/15(木) 16:38:00 ID:k5TAROrw0
>>997
マスター…?
一体何を――

【聞きなれぬ単語を耳にし、女性は怪訝な表情で問いかけようと口を開く】
【途端、女性の目の前に一迅の斬撃が振り下れて】

【間一髪と言ったところか、女性は紙一重で斬撃を回避し】

聞く耳持たず、か
傷をつけると色々厄介かもしれないが…
降りかかる火の粉は払わなければな

【相手の容姿を流し見て、僅かに剣を振るうのを躊躇うが】
【やらなければやられると、そう判断して女性は少女へと切りかかっていく】

999【寸断罪斧】>>993:2012/11/15(木) 16:47:42 ID:716n80Ls0
>>998
【超重の片刃斧が地面を割り砕く。 その斧を引き抜くよりも早く、女性が切り掛かってくる】

……

【しかし、少女はゆっくりと斧を引き抜いていく】
【双剣が煌めき、刃が届くかと思ったその時】

……断ち斬れ。

【少女の呟きと共に、少女と女性の間に割って入るように一枚のギロチンの刃が飛来する】

1000【封龍双剣】>>994:2012/11/15(木) 16:59:31 ID:k5TAROrw0
>>999
なっ…!

【後数秒――、そんな僅差の中にそのギロチンは現れた】
【走り出してしまえば止まるのは難しい。そして双剣が武器だというのなら尚更で】

【少量ではあるが、辺りに血が飛び散った】

奇怪な能力だな
近づくのは危険か…それなら――

【回避する際に付けられた腕の傷。その傷を拭いながら女性は少女を睨み】

――翔べ

【二本あるうちの一本の剣を、「放り投げた」】
【普通なら放物線を描き落下するであろう短剣。しかし剣は一向に落下する様子を見せず】

【剣は弧を描いてブーメランの如く少女へ向かって飛んでいく】




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