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暇潰し:ロール練習スレ vol.3
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↓前スレ継続
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>>175
【少女の鉄剣は、男に向かって切りつけられる――が】
【男にあたるはずの攻撃は、何か…目に見えぬ力場に阻まれ】
――ッ!?
【その一瞬の隙に、少女の胸に手が添えられ】
【言葉に出来ぬほどの衝撃が、少女の体を襲い】
【機械といっても、まだ幼い体型の少女は――体ごと吹き飛ばされ】
ぐっ…
こ、の――!
【一瞬からだがショートしかけるも、何とか歯を食いしばって】
【再び電流を纏わせて、男を薙ぎ払おうと剣を振るう】
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>>176
フフフ……。
【男は再び虚空を撫でる】
【そして、やはり剣戟は謎の力場によって封じられてしまう】
【――よくよく目を凝らせば、何か、空気中の異物によって生じる歪みのようなものが見えるだろう】
能力素粒子制御実験。
よく勘違いされるのですが、実は失敗などしていないのです。
あの実験の要は、『能力の素粒子を制御できる能力者を生み出す』ことだったのですから。
その余波で、素粒子の大爆発が起きた。
実験場にいた関係者は即死、近辺にいた一般人を巻き添えにして……です。
――――お察しの通り。
実験によって生まれた能力者とは、私ですよ。後天性能力者、【粒子魔道】。それが、私の名です。
【つまり、能力によって発生した素粒子を操っている】
【この障壁も、先程の衝撃も、自分と相手から放出される素粒子だった】
【男は再び、今度は少女の腹部へ手を添えた――直後には、先程よりも強力な衝撃が放たれるだろう】
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>>177
私は、その事件に関与している、人間を…全て、殺す
【少女は男を睨んで、恨みが篭った声で呟いて】
【剣を握り締め、その首を狩ろうと走りだす――】
【が】
な――――
【言葉を発する間もなかった】
【男の手のひらが、少女の腹部へ触れた途端、少女の体は中へ浮かび】
か、は
【少女の体は鉄製の柵へ打ち付けられ…小さく嗚咽を漏らし】
【バチバチと音を鳴らしながら、少女の動きが止まる】
【そんな少女の周りには、小さな電流が数本走っていた】
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>>178
フフフフ、どうしました。
憎き仇の言葉を素直に信じてくれるとは、お人好しなのですねえ。貴女。
【虚言を保証する口調ではなく】
【壮年の年季が刻まれた表情に張り付けられた三日月の笑みが、一体何を意味するものなのか】
【それを察するのは、あまりに容易と言うべきだろう】
信じていたのですよ。
科学は必ず、人間を幸福にするものなのだと。
それを不幸の象徴にしたのは、”扱う人間の欲”、”悪意”、”或いは残念な不可抗力”だったのです。
【軍事転用し、強大な支配力を持ちたいという欲】
【敵対者を排除するという悪意】
【そして、素粒子能力者の誕生に伴った爆発という残念な不可抗力】
立ち上がりなさい。科学を、これ以上不幸の象徴にしたくなければ。
倒れても、何度でも立ち上がりなさい。
どうした――――立て、恨みを晴らしてみせろ、【Junk of God】!!
【笑みが、消失する】
【男の壮絶な、鬼気迫った、本当の表情が露わになる】
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>>179
【骨の代わりに鉄骨が、血管の代わりに電線が】
【少女の傷口からは、人のものとは思えぬものが見え隠れしており】
生憎、この体は使い捨てなのよ
どうせ、一度死んだ命――
だからこそ、無謀に使える
【鉄剣を杖にし、よろよろと少女が立ち上がると】
道連れよ、【粒子魔道】……!
【有り得ぬほどの電気が、電流が、少女の元へ集まっていく】
【耳をつんざくほどの電音に、少女の周りは帯電状態となり】
【その電気が、限界に達した瞬間――――ビルの屋上が、淡い緑の雷に包まれた】
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>>180
――――。
【これだけの出力】
【全ての素粒子を集めて障壁を作れば、防ぐことは可能だろう】
【否、可能だ。科学者として積み上げた膨大な知識が計算式を組み立て、数値で可能と実証してしまっている】
【だが、そんなことはしなかった】
【ようやく訪れたのだ】
【復讐者が。罪深いこの身を滅ぼしてくれる死の天使が】
【これだけの放電を浴びてしまえば、肉体など灼き尽くされ、炭ですら残らないかも知れない】
【その前に、するべきことがある】
【男は、少女へと近付いて】
【自滅覚悟の大電力を放出する彼女の、その半機半人の痩身を――――抱く】
――――――すまなかった。ありが、とう。
【結局】
【全ては、男の目論見通りに事が運んでいたのだ】
【すなわち、最終的に男が殺され、素粒子実験に関わる実験素体を抹消、この世から凶悪な技術を消滅させること】
【目的を達することが勝利と呼ばれるなら――この結果は、間違いなく、男の勝利と言えた】
【――――男の体が、灰となって空に儚く舞い上がる】
【ここに、呪われた生が幕を閉じた】
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長らく離れていた、ロール練習がしたいので
【陰陽賢者】
深く魔法に精通した魔法使い、尊敬の意味も込めて魔術を志す者からは賢者と呼ばれている。
得意とするのは陰陽五行に該当するもの……即ち木、火、土、金、水である。
一撃一撃の威力は普通だが他の魔法使いのように攻撃に詠唱を必要とせず、同時に三種まで魔法を連射できる。
また五種類の魔法は組み合わせによっては威力の強弱や魔法の性質そのものが変わったりする。
例として「火に水」を混ぜれば熱湯を放て、「水と木」を混ぜれば自分を守る大木を召還可能。
精神攻撃に対して非常に強い防御力を持っており、他者の能力で自分の調子が崩れる事や自失する事は決してない。
また物理攻撃を防御できるシールドを展開できるが薄く、二度も受ければ割れてしまう。
身体能力は極端に低く、激しい運動……回避行動や歩きよりも早い速度の移動をするだけで息切れをしてしまう。
これらの動きを合計で5レスもすれば体力が限界を向かえてしまい、強制的に2レスの間休憩が必要となる。
あくまでレスで数えるため「1レスの間に回避、ダッシュを複数回」行っても1度の動きとして計算される。
初期装備として杖か分厚い本を持って良い。
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【貸出個性】
この能力者は多重人格者である。
また、主人格は副人格を物体や人間以外の生物に入れる事が出来る。
人格の性格によって、物体や生物にはその性格と特殊な性質が宿る。
喜の人格:宿ったものの素早さを上げ、重量を軽くする。
怒の人格:宿ったものの殺傷能力が上がる。(尖る、刃が付くなど) 高熱になる。上げていくと炎が生まれる
哀の人格:宿ったものの耐久力を下げる。(壊れやすくなる、ヒビが入るなど) 低温になる。下げていくと氷が生まれる
楽の人格:宿ったものの傷を癒し、重量を重くなる。
身体能力:鍛えた高校生
初期装備:ロングソード
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【食堂に、一際視線を集める者がいた】
【目の前にはやや大きめのトレーがあり、そこにご飯、味噌汁、焼き魚、漬物といった一般的な定食が盛られている】
【……いや、正確には「置かれていた」と言うのが正しい】
……。
【今現在、それら定食のメニューは、女性の前に置かれた大きな丼の中に放り込まれていた】
【ご飯に味噌汁、焼き魚やそれに添えられていた大根おろし、そして漬物までも一緒に、である】
【……丼の中で混ざり合った定食メニューをかき混ぜ、女性はそれを飲むように流し込む】
【長過ぎる黒色の髪は既に地に付くほど伸びており不潔そうな印象を抱かせるが、その一本一本は絡み合うことなくしなやかに流れている】
【灰色のローブの上には濃い紫色のマントと肌をあまり見せていない】
【色白い肌と紫色の瞳を持つ彼女に似合う言葉があるとするならば「病弱」と言う二文字だが、食事風景だけは健康体に見えた】
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>>184
……なんだあれ…。
【鯖味噌定食を箸でつつきながら、ゲンナリした様子でその様子を見つめる一人の青年】
【消化に悪そうなその食事風景を見て顔色を悪くする】
(あ?! ふざけんな! 料理人、食材、自分の体! 誰一人幸せになれない食い方だアレは! 万死に値する!)
(あはは。まぁまぁ、飯の食い方なんて、人それぞれっしょ)
【心のなかで声を上げるのは、喜と怒の人格。怒は憎々しげな表情で唾棄し、それをたしなめるように喜は宥める】
……まぁ、健康に良くなさそうってところは同意かな…。ただ……
【鯖味噌を口に放り込んだところで、哀が続く】
(……見ているこちらの食欲を、減衰させるような真似はやめて欲しいですよね……ハァ…)
(あっははは! いいじゃーん! 俺付き合うならあれくらい大胆な人がいいなー!)
【溜息をつく哀の隣で、楽がケラケラ笑って転がりまわる】
【と、その時】
……ん? あ、おい! イカリ!? やめ…………ああぁぁぁぁぁ!! もう我慢ならない! おい、そこな女ァ!!
【青年は周囲の目も気にせず、大声で女性を指さした】
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>>185
【店内には当然、この女性以外にも女性がいる】
【なので当初この女性は自分が呼ばれたものとは気がついていなかったようで】
……。
【……尚もその食事を辞めようとしなかった】
【と言うよりも指をも指されているのだが、食事に集中しているためか気付いた様子もない】
「……あの、【陰陽賢者】さん?」
?
「あちらの方が、お呼びのようですが」
【ウェイターと思われる女性の一言で、ようやく食事を止めてそちらを見る】
【指を指す男性の目をじっ、と見る】
……?
【私に何か用なのか? とでも言わんばかりの疑問符を浮かべて青年を見た】
【言葉を発せられないのは、まだ口の中にあるものを動かしているかららしい】
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>>186
……〜っ!
【中々こちらと目を合わさない女性に、青年の額に青筋が浮かぶ】
【ウェイターの活躍でようやくこちらを向いた女性に、青年は矢継ぎ早に文句を並べる】
……お前な、そんな飯の食い方してると絶対体壊すぞ! それに、美味しく食べてもらおうっていう人の気持ちを踏みにじってる!
見た目も悪いし、体にも悪いし、味もごっちゃごちゃだ。
【周囲の客は、むしろ青年のことをうるさく思い始めた】
【それを知ってか知らずか、青年は後悔に表情を曇らせ、うつむき気味に女性に詰め寄る】
そりゃ、いきなり大声を上げた俺も悪い。 ただ、お前自身のためにも、もうそんな食べ方は止めるんだ。いいな?
【優しい笑顔で顔を上げて、女性の様子を見る】
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>>187
【……会話の半分が過ぎるあたりで、ようやく女性は口の中の物を噛み終えた】
【それを飲み込み、今度は静かになった青年を見て首を傾げる】
……自慢ではないけど、それなりに舌は敏感。
【と言って、舌を軽く出してみせる】
……自然に存在するモノを知る方法は何も精霊だけではない。
食物にも、僅かながらに……そう、残留思念のようにある。
この食べ方は、そういったものを鍛えるのに有効。
【……気のせいか周囲の客――特に如何にも魔法を扱う者は耳を済ませて聞いているように見えた】
【女性はそれを知ってか知らずか、暫し考えた後】
――ような気がする。
【そう言い終えると、客の何人かがテーブルに思いっきり突っ伏した】
【それらの客の殆どが、先の女性のように丼を握っていたという】
まあ考えてもいい。
だが時間が無いときには便利。
別の方法が浮かべば考える。
【……便利とかそういった問題ではないような気がするのだが、当人は気にせず丼の中のものを再び口に運ぶ】
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>>188
……はぁ…? お前何言って……!
【と、青年が突然頭を抑えたかと思うと、体を震わせてブツブツと呟く】
………ッ…おいアルジ! 俺はまだコイツに言いたい…事……が……!
【ひとしきり震え終わると、落ち着いた表情に戻る】
……ったく…ウチの馬鹿がどうもすみません。 ……俺多重人格者なもので。
……みなさんも、お騒がせしてすみませんでした。
【周囲の人たちにも一通り謝ると、皆自分の食事へと戻っていく】
【再びごちゃまぜ丼を食べ始めた女性に、少しひきつりながらも、質問を投げかける】
で、ちょっと相談なんですけど…
おま……貴女、もしかして魔法に詳しかったり、します…?
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>>189
【女性自身はあまり気にしていなかったようで、周りが静かになると当人も気にせず食事を続ける】
【確かに女性の言うとおり、その食事法は「飲食」の速さだけは段違いで速く、あっという間に丼の中身を空にしてしまう】
……っ……、……。
【口の中を動かした後に、それを再び飲み込む】
【「……今日のはちょっと塩辛い」と文句を垂れた後、青年へと振り返った】
……別に詳しくは無いわ。
ただ興味を持っているだけ……。
【コップの中の水を飲み干すと、脇に置かれていた本を手元に寄せる】
……ただ、その結果賢者だとか【陰陽賢者】だなんて名前だけが知られちゃったけど。
【手元に寄せたその本を小脇に抱えつつ、青年をチラと見た】
で、私にそれを聞いてどうしようと言うの?
魔女狩りの類ならご遠慮願うわ。
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>>190
……いや、魔女狩りじゃない。
魔女狩りじゃないが……
【青年は女性から少し離れると、腰の剣を引き抜く】
俺と、戦って欲しい。
(……)
(……)
(……)
(……)
【青年の表情からは、怒りも哀しみも喜びも楽しみもない。ただ、何かを探るような、求めるような目をしている】
理由は、言えない。 今はただどうか、俺と戦って欲しいんだ。
【剣に両手を添え、構える】
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>>191
【その言葉を聞くと、女性は軽く目を伏せた】
……。
【本を手に持ち、軽く膝を払った】
まあいいわ。
ただこの辺りには借りがあるのよ。
【そう言うと店主はもちろん、周りの客にも緊張が走る】
【息を飲む客たちを尻目に、女性は軽く膝を払って立ち上がった】
……さて、とりあえず外に行きましょうか?
とりあえず負けた方が御代でも払ってもらいましょうか
【相変わらずどこかスレたまま、女性はゆったりと店を出た】
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>>192
……
【構えを解いて、女性の後ろからついていく】
【一言も喋らず、一切女性から目を離さない。その目はただひたすらにまっすぐだった】
……
………
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>>193
【店の外へと出た後、女性はゆったりと距離を離し、青年へと振り返る】
……さて、先に手札くらいは見せましょうか。
【そう宣言すると、彼女の周りに光が飛び交った】
【緑、赤、黄、青、茶の五色の、蛍を思わせるような淡い光が彼女の周りを飛び、そして四散する】
まあ見ての通り、基礎の基礎……精霊魔法よ。
……一応、これが私の手札。生憎隠すのが苦手なものでね。「これで全部」よ。
【それを言い終えると指先に光が集まり、野球のボール程度の大きさにまで膨れ上がる】
【それを指で弾くと、光は空を飛んだ】
……ま、適当に手加減頼むわ。
【光は暫く空を飛んだあと、引力に引かれて落ちる】
【この光自体に破壊力は無い、落下すると弾け飛び、光の粒子が軽く舞うだけだ】
落ちたら開始……で問題ないわね。
【地面に触れる髪の毛を一度かきあげた】
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>>194
【剣を構える】
【光の粒子はふわふわと宙を漂い、青年の目の前を下へと通り過ぎていく】
……
【と、刀身が赤く染まりメキメキとその形を大きく、鋭いものへと変える】
【剣が発する熱気で、光の粒子が剣を避ける】
……
【近くにある小石が薄黄色く染まり、コロン、と地面を転がる】
【そして、最後にアスファルトへと到達し……弾ける】
……!!
【青年は大きく踏み込んで、女性を切りつけようとする】
【心なしか、剣からなにか怒気のようなものを感じる…】
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>>195
【……そう、嘘は言っていない】
【彼女の魔法は先ほど見せた五色、それを専門としたものである】
【ただし彼女は「全て」を話してなどいなかった】
【剣の一撃は、確かに女性の体へと襲い掛かった】
【……しかしその一撃は、その非常に柔らかそうな紫色のマントに触れた瞬間、金属の音を立てて止まる】
【至近距離まで接近していた青年ならば……「マントの一部が突然金属へと変わった」のを感じることが出来るだろう】
……一つ。
【ぽつり、と呟きつつ、後方へゆったりと歩き出しながら……】
……十の、二。
【そう呟く】
【それとほぼ同時に、突然魔法が、至近距離まで接近していた青年目掛け召喚される】
【一つは火の粉、霧のような火のつぶてが、次々と青年目掛け襲い掛かる】
【一つは茨、突如地面から伸びた棘を持つつるが、青年の四肢に絡み付こうと襲い掛かる】
……性急ですね。
そちらの剣からも、やや猛るものを感じますが……気のせいでしょうか?
【今放った魔法自体はただの応用、決して珍しくなどない】
【異常なのは……それが、全く詠唱を必要とせず、瞬時に現れた事であった】
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>>196
【マントに剣撃を受け止められ、多少動揺する。が、すぐさま女性から距離を取ろうとバックステップを踏む】
……
【そして露になる女性の攻撃。火球とつるが青年を襲う】
【青年は相変わらず黙ったまま、『足元のつるにだけ』 注意を払っている】
……
【襲い来る火球を無視して剣を振るう。強い熱と切れ味で、たちまちつるは切り捨てられる】
【が、当然のように、火球はそのまま青年の無防備な背中へ向けて――】
『やっふぅぅぅぅ! お邪魔するよっ!!』
【――着弾、しなかった。明るい言葉と共に、黄色い閃光が飛び回り、火球を次々と撃ち落としていく】
……ヨロコビ。お前なぁ…
『もう、アルジ。 そんなに警戒しなくったっていいじゃん。この人はいい人だよ』
【しゃべっていたのは、小石だった。その拳大程の大きさの石は、ふわふわと浮きながら楽しげに青年と会話を交わしている】
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>>197
――?
【確かに命中するかと思われた火が、次々と襲い掛かったはずだが、それは簡単に落とされてしまった】
【それを見て、女性は一つ手を打つ】
……成る程、剣を使う方かと思ってましたが。
能力者の人だったのですね。
【突如喋りだす小石に、静かに頷いてみせる】
【……ヨロコビ、と呼ばれたそれを観察しながら、思考を巡らせる】
(……ふむ、微かに幾つかの面影を感じたのはそれでしょうか?
ヨロコビさんの他に……何人かいらっしゃる?)
【暫し考えた後、女性は手を軽く横に振るった】
……別に嘘は申してませんよ、私に出来るのはこれだけ。
では、こうならば?
【まるで問答をするかのように問いかけると同時に、今度は全く異質なものが生まれた】
【女性の目の前に、多量の泡が突如生まれ、それが青年へと襲い掛かる】
【……見た感じでは全く危機感は感じられない、精々動きに影響が受ける程度であろう】
どうでしょう?
【そして泡によって遮られた世界の中から、土の塊が青年目掛け放たれた】
【それの一つ一つは対して破壊力はない、精々当たったら弾けて泥を被る程度だろう】
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>>198
『ほら! 見てみなよ、きっとあの人、俺たちとどろんこ遊びでもしたいんじゃないの?』
んなわけあるか!
【小石の妄言を一喝し、何かをされる前に、再び女性へと切りかかろうとする】
……! 目隠し…!
【が、気付いた時には泥の塊が青年に殺到し、体を泥で汚していく】
糞ッ、ヨロコビ!
『わかってますがなー!』
【ヨロコビが素早く動き、女性へと向かう。隙を作り出そうとしているようだ】
【軽いのでそこまでの威力はないが、当たればそれなりに痛いだろう】
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/ やば、少しロールが雑になっておる。すみませぬな…
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>>199
【泥の被弾の音は確かに聞いた】
【それと同時に、行動に移す】
……今度は……避けれますか?
【泥であろうと、その中には僅かな植物などが眠っている】
【草の葉であったり、コケであったり】
【女性は青年の体にまとわりついた泥に合図を出し、その「植物」を急速に成長させた】
【体に付着させた泥、そして周囲に漂う泡に水気を吸い、植物は一気に成長を始める】
……たっ。
【それと同時に、ヨロコビが女性にぶつかった】
【そして……ややオーバーアクション気味に、女性はよろめいてしまう】
【よろめくと同時に、不自然なくらいに一斉に泡が消え去ってしまった】
【植物が体を覆う青年の目の前には、大きくよろめいている女性の姿が確かに見えるだろう】
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>>200
/深夜だから仕方ないな!
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>>201
『ひゃふー! スットラーイクー……って、アルジ!?』
【青年の体を、植物が覆っていく。芽が出、茎が現れ、徐々に枝をつけていく】
【青年はゆっくりと指を突き出す】
……ヨロ、コビ…
『ア、アルジィィ!! 今助けに…!』
【青年へ向かおうとした石を、手で止める】
いい……『突っ込め』…!
『……!! …うあああああああああ!!』
【よろけた女性に向かって、石が凄まじいスピードで突き進む】
【そしてその後ろでは】
………ハァ…
【 憂鬱そうなため息を付く青年と、『青年から音を立てて剥がれ落ちる、泥と木の破片』 】
【女性に石が迫る…】
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>>203
【大きく仰け反りつつ、突っ込みも、自分自身を省みない策を取った青年に、再び目が細まった】
(……二者択一を迫ったのですけど……。
成る程、そうきましたか)
【構わず突っ込んできたなら、全身を覆っているコケに水と土を混ぜて発火を促進させる液体を作り出し発火させて全身を焼くことも出来た】
【自分を助けようとしたなら、その間に次の一手を打てるようにしたのだが】
まあ、本気で討つ手は別にしても……予想外ですね。
……ふむ、ふむ。
衰退させるような力もあるのですね。
【仰け反らせた体のバランスを取り直し、迫る石に対して女性は簡単な手を取った】
【……石の目の前に水たまりを生み出し、その石を包み込んで見せた】
【水に浸っただけではなく、推進力を大幅に失った石は、運動神経の切れた女性でも簡単に掴めてしまう】
……となると、逆に活性化させるようなものもある、と読むべきでしょうか?
成る程……なるほど。
【宣言しつつ、先ほど掴んだ石を青年へと放り投げる】
……聞いてはいませんでしたが、随分無茶をなさいますね。
その子が心配していたではないですか。
【ちら、とヨロコビ(石)を見ながら問いかけた】
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>>204
……ハァ…情けないですね、ヨロコビ。アルジに言われたことを遂行できないなんて……
【青年が溜息をつく。その息は白く、肌は不健康そうな白色になっている】
『うるさいよカナシ! 俺の仕事は、まだ失敗してないっての!』
【カナシと呼ばれたその青年は胡散臭そうな目で石を見つめる】
【渾身の突撃を軽くいなされてしまったヨロコビは、高く空へと飛び上がる】
……はぁ…まぁ、アルジに言ってくださいってセリフですね…。僕はいつもこうだ……いっつも理不尽な文句を言われる…。
【顔を被ったその手が、徐々に仄赤く色付いていく】
……わるかったよ、カナシ。 あとでかき氷作ってやるから…! ヨロコビ!
【アルジと入れ替わり、その呼びかけでヨロコビが再び女性へと突き進んでいく。今度は、上から斜め下に向かって】
【重力も合わさり、そのスピードはまるで銃弾の如く速まり】
ヨロコビ、『交代だ!』
【軽石のようなその石は】
『ぎゃーっははははは! おねえさんどーーーん!!!』
【ゲラゲラという笑い声と共に、漬物石のような重さを持って降り注いだ】
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>>205
【突如浮き上がった石を見……そして次の瞬間には石は落下を始めた】
【……それを見た女性は、静かに石から目を反らす】
……如何な頑丈なものであろうとも……石です。
そして石には今、水が含まれています。
【そう呟くと共に、女性は青年のみを見た】
【既に対策は終わっている、ならば次に取る手は……前への攻撃のみ】
……ならば……削り取るのも容易。
【頑強なる岩を砕くのは水の流れ、一滴の重み】
【女性は石に含まれている水に意志を与え、思い切り回転させた】
【ミキサーのように回転する水に石はあっと言う間に削り取られ砂利に……そして、砂粒のように小さくなった】
【砂粒の重量が増えようと、それはタカが知れている……女性は痒みを覚えるような痛みを感じながら、攻撃に移った】
……では、少し手を変えましょうか。
【そう宣言すると同時に、青年の頭上に水の塊が現れ、一気に落下した】
【……いや、ただの水ではない……所々に光り輝くものが混ざっている】
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>>206
……くっ…!
(うっはー! おねーさんに抱きつけなかったんだけどー!)
【心の中に人格が帰ってきた事を確認して少し安堵する】
今度は水か…! 頼むぞ、カナシ!
(ハァ…べつにいいですけど…)
【近くに落ちていた、先ほどの木の枝を拾って、宙に投げる】
【回転しながら水に沈み込んだ木の枝は、冷気を放って大きな氷の塊にする】
イカリ! 熱を0に!
(フン…了解)
【降ってくる氷の塊を剣で切り裂く。両断できれば、氷は地面へと落ちていくはずだ】
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>>207
【触れた瞬間、水だったものはあっという間に砕け散った】
【内部に仕掛けた仕掛け……「引火性を持つ金属元素」が凍り付いてしまう】
【綺麗に真っ二つになった氷は青年の周囲へと落下する、普通に斬る、或いは回避したならば瞬時に空気と反応し爆発したはずなのだが】
……。
【落下した氷を見て、静かに溜め息を吐いた】
ふむ、少々予想外が続きますね。
さて、どうしましょう。
【暫し考えた後、女性は手元に光を集めた】
……手詰まりとは言いませんが、私も少々疲れました。
ここは私の負けとしましょう。
【静かに頭を垂らした】
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>>208
/ すまない。寝落ち+墓参りでぶった切ってしまった。
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>>209
/すまぬ、こちらも疲労がマッハだった
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/ 悪役ロール練習
【終着点の喪失】 ゼノンパラドックス
この能力者は、あらゆる攻撃を自らに「可能な限り追いつけなくさせる」ことが出来る。
例えば銃弾は能力者に近づけば近づくほど、速度が落ち、遅くなる。
が、追いつかない訳ではないので、着弾してしまえばもとの速さに戻り、体を貫く。
身体能力:軍人
初期装備:拳銃、ナイフ
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/ 内容が古かった
【終着点の喪失】 ゼノンパラドックス
この能力者は、あらゆる攻撃を自らに「可能な限り追いつけなくさせる」ことが出来る。
銃弾は能力者に近づけば近づくほど、速度が落ちて遅くなり、剣を振ればその距離は異常に遠く感じるだろう。
が、永遠に追いつかない訳ではないので、着弾してしまえばもとの速さに戻り、体を貫く。
また、最大でも一つの攻撃に対してのみにしか使えない。
身体能力:軍人
初期装備:拳銃、ナイフ
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一時間ちょっとしか出来ないけどヤロウゼ・
【風契約者】
あなたは風の精霊と契約して、力を借りた人間である
武器に風の属性を纏わせることができ(振ると衝撃波)、以下の4種類の風魔術が使える
身体能力は高い。初期装備はトンファー。
〔ウィンド〕風の刃を相手に向かって突進させる初級魔術。
連発ができる
〔タービュランス〕自分の周囲半径15m以内に、突風を起こす中級魔術
超人でも立ってはいられないだろう、3レスに一度使用できる
〔サイクロン〕自分の周囲半径5mに竜巻を起こす上級魔術
タービュランス以上の突風と風の刃が発生、10レスに一度使用できる
〔ウィング〕自分の背中に白い翅を召喚する特殊魔術
耐久力は高くないが、羽根は投擲武器になりえる
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夏休みに入ったがバイトは休めない。
【廃材発明】
この能力者は天才的な発明家にして技術者である。
制作の時間をかければかけるほど、そこら中から部品を集めてきて勝手にロボットを作ってしまう。
ただし、制作している間は、敵の攻撃を避けることも、自分から動くことも出来ない。
レスごとに機械の性能をアップさせることも出来る。
例) 3レス掛けて、人語を理解できるスイカほどの空を飛べるロボットを作る 等
1レス:単純な行動しか出来ない。最大でもスイカほどの大きさ。主に自爆でしかダメージを与えられない
2レス:ちょっと行動範囲が広くなった。最大でも子供ほどの大きさ。音を出したり空を飛べる
3レス:人語を理解するようになった。最大でも大人ほどの大きさ。喋ったり、銃やミサイルを撃ったり出来る。
4レス:大きさがヤバイ。最大でも5mほどの大きさ。単純に、でかい。
5レス:っていうかガンダム。尋常じゃない量の武器を詰め込み、精密な動作で動かすことが出来る。
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バイト終わって帰ってみたらメインも終わってたでござる!
誰かいないかなー
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【氷結彩雨】
清らかな美しさを持つ水の刀
一振りすると刀から水が湧き出る
この刀を地に突き立てることで、自分の前方に巨大な水柱を噴出させることができる
水の勢いはかなり強いため攻撃の勢いを削ぐことに役立つだろう
刀を地から離すと水は勢いを失い、地に降り注ぐ
能力者は冷気を操る力を持つ
空気中の水分だけでなく、刀から湧き出た水を凍結させることも可能
能力者は剣の達人
流れる水のように優雅に舞う
誰かやろうぜ
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【妖刀紅蓮】
見た目は何の変哲もない日本刀。
しかし、この刀は使う者の意思によって熱を持ち、振ると火の粉が出る。
温度を高めれば高めるほど、物体をバターのように焼き切る事ができる。
火の粉は人の肌に触れれば5mmほどの火傷を作る位の火力があるため、火を付けるのにも使える。
連続で振るえば、まるで鳳凰が羽ばたいているように見えるだろう。
また、この刀を持つ者は腕力が強化される。
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【能力者の街、閑散とした商店街に一人、少女が歩いていた】
【華奢な矮躯にショートヘアというユニセックスな外見で、遠目では少年にも見えるかもしれない】
…そうですか、ご協力ありがどうございました
【そんな少女は、近くの店に何かを尋ねて、浮かない表情で頭を下げ】
…目撃情報は無し…ここまで姿をくらまされると、面倒ですね…
【ふぅ、とため息を吐いた後、小さなメモ帳を取り出してペンを走らせ】
【書き終えるとメモ帳を閉じ、またフラフラと歩き出した】
/いるかわからんけど始めておくぜ
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だれかくーれさい
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>>219
【猊因馬謖】
この能力者は、質量さえあればありとあらゆる物を食える
そして、食った物の特性を取り込んで肉体が変質する
例えばパンを食えば小麦粉ボーイに、鉄を飲めば鎧の体に、ハンバーグを食えばバッファローマンに
少し気持ち悪いがクモを食えばスパイダーマンになれる
そして相手の肉を食らえば勿論……
なお特性は上書き制、原則人型となる
身体能力:並の中の並
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竜+雷でなにか
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【死屍累々】
骨と血を媒介に、地中から霊を呼び集めてゾンビを作ることができる。
死体があれば強力な者が作れるが、無くても骨と血さえ用意できれば、そのへんの小石やら草やらを取り込んでゾンビを作ることが出来る。
ゾンビはだいたい成人男性くらいの力を持っている。スピードはかなり遅い。
噛み付かれた生物は徐々にゾンビ化する。能力者にはなぜか効かないが、死体になればゾンビ化出来る。
また、骨を使って地面に魔法陣を書けば、その魔法陣が消されるまで、ゾンビが呼び放題になる。ただし、1レス3匹と上限付き。
ただし、この方法を使って呼び出されたゾンビは持って2レスの間しかまともに動けない。また噛み付きによる感染が出来なくなっている。
能力者の身体能力は高校生程度。
初期装備:人骨×3、犬骨×1
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【心影黒穴】
この能力者は、影を操る
というか影が本体である
あなたを蹴飛ばしたそいつを殴ろうと斬ろうと、何のダメージにもならない
ダメージを与えたかったら影に攻撃するべきだ
この能力者は、影に潜り込み、影の元に似た形になる事ができる
電線の影に潜れば蛇に、犬の影なら犬や狐に、という具合だ
もし光源が複数あり、自分の影が複数あれば分身だってできるかもしれない
影から影に乗り移るのだって自在だ
身体能力:光原の強さ=影の濃さに比例
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/まだ誰か居るならロール初めてクレイトン
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>>221
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【古来夏の憩いといえば心太、冷やし中華、かき氷、扇風機……】
【そして最古は小さな木陰だ】
【コンビニに入ればエアコンがかかっていても、陰に涼を求める者は後をたたない】
【しかし、気づいているだろうか、涼の代償は高価な事を】
オテントサマノシタカラデタノニ
マタモドロウタアフテエヤロウダ
【そこの女子大生はそれを分かっていなかった
【いきなり足元から聞こえた声に、周りをみまわすが、勿論誰もいない】
【何者の声か気づいたのは、その足元を掬われた時だろう】
せっかく明るい所を歩けるんだから
多少辛くても我慢しなきゃね?
【一瞬にして路地に引きずり込まれた首に、細い腕が巻きついた】
【細さからは考えられない力で、気管を頸動脈を締め上げる】
安心して、あなたの苦労は私が背負ってあげるから
【グッタリとした女子大生の、チアノーゼを起こした顔を確認して、そいつは路地から歩き出す】
【さっきと同じ女子大生が、ルンルンと何事もなかったかのように】
【ゴメンねとでも言わんばかりに路地へペロリと舌を出した】
-
/人が居る…だと…
【街から少し離れた所に、その男は居た】
【黒いローブに身を包み、地面に置いた何かの骨に、仄暗い古い書物を向けて何かを呟いている】
……さぁ、起きなさい…。 我が従僕よ…
【指に刃物を這わせ、その滴る血を骨に染み込ませる。すると】
【土が徐々に盛り上がって、骨にまとわりついていく】
……クククッ…おはよう。我が従僕。 …今日は新しい仲間を増やしたいんだ。……分かるね?
【虚ろな表情のその土人形は、男の言葉を受けて、街に向かって歩き出す】
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>>225
【竜義装具・雷竜】
あまりにも力が強すぎたために、人間に力を封じられた古代竜。
が、その強すぎる力を完全に抑えられなかった人間は、4つの武具にその力を封じ、竜に装備させることで完全なる封印とした。
篭手:殴りつけた所に、魔力で造った竜の爪で追加攻撃することが出来る。
鎧:竜の角を魔力で作り出し、相手を突き刺す事ができる。また、針から雷を起こすことも出来る。
兜:鼓膜を破る程の大きな叫び声や電気のブレスを吐けるようになる。
剣:竜の尾で出来ている。切りつけたものに微量の電気を流すことが出来る。
この武具が封印の道具として使われた理由にもなるのだが、この武具をつけている限り攻撃をすればするほど能力者は力を多く消耗する。
それが例え叫び声だったとしても、武具は攻撃と認定し、魔力、体力を奪う。
しばらく休めばまた力は復活するが、この装備を外すことは出来ない。
-
……つかめませんね
【街中に配置された無数のベンチに、少女は腰を掛けた】
【気だるそうな表情で、メモ帳を流し見るようにペラペラと捲り】
「連続猟奇殺人事件」…犯人はこの街の能力者のはず、なのですが
一向に目撃情報がないとは…
【頭を抱え、どうしたらいいんだとボヤきながら立ち上がる】
【どうやらこの少女、職業は刑事関係の仕事に就いているらしい…尤も、その腕前は芳しくなさそうだが】
【この少女が担当している事件は、この街で起こった事件についての調査だという】
…ぼやいていても仕方ありません
もう一回りしてきましょう…
【そう自分に言い聞かせるように少女はつぶやくと、またフラフラと街中を歩き始めた】
-
>>229
「あ、【氷結彩雨】さんじゃないですか。ご苦労さまです」
【そんな少女の目の前に現れたのは、元同僚の男性だった】
【が、どこか様子がおかしい…】
「また、何か…ややこしい事件でも、追って、るんですか? 精が、でますね」
【男性はフラフラとした動きで少女に近づいていく…】
-
>>227
私も色々見てきたけど、見た事無い物ってのはまだあるんだねえ
【その土人形を、コーヒー啜りつつ遠巻きに眺める例の女子大生】
ドラクエのどろにんぎょうはどこが泥なんだろうね
私には木製にしか見えないけど
【ふしぎなおどりでもしないか知らん、と飲み終わりのパックを人形に投げつける】
【見世物を見る気分では危ないと思うのだが】
-
>>231
【二人目となる老女を噛み、同族にした土人形は体に何かが当たるのを感知した】
【体を向ければ、そこには健康そうな女性の肉体】
【土人形は男の言葉を守る為、女性に向けて歩き出した】
-
>>230
おや、貴方は…
久しぶりですね、どうされました?
【少女の目の前に現れた、元同僚の男性】
【そんな男性に対し、少女は軽く一礼してから、何かあったのかと問いかける】
【が、その男性の異変に気がついたのか、少女は一歩後ろへ下がり】
……まさか、向こうの方から出向いてくれるとは…ありがたいですね
【ニヤリと笑って呟くと、辺りの物陰を探りながら】
隠れていないで出てきたらどうです?
いるんでしょう…?「能力者」さん
【男性をじっと見つめながら、隠れているであろう「能力者」にそう言い放つ】
-
>>233
……さすがに、感がいいですね。
【建物の隙間から、少しだけ顔を出して、男は笑う】
……クククッ、こんばんは…。 刑事さん…
私をお探しのようで……なにか御用でしょうか。
【ニタニタと笑う男は、本を胸に抱えてとぼけるように顎を撫でている】
-
>>232
あはは、動いた動いた
【手を叩いて喜んでいる、何の危機感も無い】
【ASIMOではないというのに、土人形に近づいて】
なーるほど、アメリカ人が好きそうだね
【同じ人形と化した老女を見て何ぞ思いついたらしい】
【人形に触れるか触れないかまで近づいた瞬間、彼女が溶けた】
【一瞬人形の影が不自然に歪み】
【気づけば人形が三体になっているだろう】
-
>>235
/ 三体の人形は、老女、土人形、土人形(影が擬態)でOK?
-
>>236
/それでよろしく
-
>>234
…いえ、用というほどのものではないですが
少し訪ねたいことがありまして
【少女は男がいる方へと向き直り、視線を移して】
この街で起こっている「連続猟奇殺人事件」…ご存知ですよね
【真剣な顔つきで、事件の名前を上げた】
【この者が犯人とは限らないが、同じ能力者ならば…と思い立ち】
この事件に関して、何か知っていることはありませんか?
【この男から情報を聞き出そうと、事件について尋ねる】
-
>>238
そうですねぇ……知っているような……知らないような……ククク…
【男は顎を擦りながら、宙に視線を彷徨わせ、楽しそうにとぼけている】
そうだ。 そちらの男性が詳しいはずですよ。是非聞いてみては?
【ポン、と手を打つと袖からポロポロと何かが溢れる】
【そして、女性の背後からは先ほどの男性が今にも噛みつかんと、腕を広げて迫っている】
-
>>235
【土人形は、いきなり目の前の対象が居なくなったことで、動きを止めた】
【しばらく周囲を見回したが、近くにいるのは同類のみ】
【老女は何やらしばらくブツブツとひとりごとを続けた後、奇声を発しながら>>239の方角へと走り去った】
【新たな対象を求めて、土人形は住宅街へと歩き始める】
-
>>239
…能力者ならば、1つか2つ…知っているでしょう?
知らない…なんてことは無いですよね
【男を見つめながら、絶対に知っているはずだと問いただし】
……この方は民事事件の担当ですから―――この件に関しては、何も知らない筈です
【後ろから襲い掛かってくる男性に、チラリと目をやると】
【何も持っていなかったはずの右手に、淡い青色の刀が握られており――】
【それを地面へ軽く突き立てると、男性の足元から勢い良く水柱が湧き上がり】
…では、答えてもらいましょう
【男性がどうなったかなど確認せず、再び男に向き直って問いかける】
-
>>240
(そうそう、これでいいのだよ)
【目論見通り、やはりどろにんぎょうはかしこさが低い】
【きっと行く先はこいつらの巣窟か、それとも餌場か】
【ウシシと笑う様も人形らしく、さて次に決めるは老女か元か、どちらについていくか】
【そんなもの決まっている、腹の減っているだろう老女だ】
【>>239へ、慣れない身体で走る走る】
-
>>241
おやおや……能力と同じく冷たい御方だ。
【男が肩をすくめると、ワンテンポ遅れて男性が地面に叩きつけられる】
わかりました。私の知っていることをお教えしましょう。
【男は、メモ帳を開くように本を開き、数枚ページを捲る】
……ふむ、この事件の重要なポイントは、その目撃者の少なさにあります。
現場に流血はあれど、死体は無く、唯一の目撃者の女性も、その数日後に失踪しています。
【もぞもぞと、気配がする…】
その答えは簡単。 なぜなら、死体は私の従僕になったからです。おお、事件解決ですな。ははははは
【うっすらと、男の持っている本が光り、地面に転がっていた骨が急速に形を成していく】
勇敢な刑事さんにプレゼントです。 我が従僕は体の中心に核となる骨が入っている。それを砕くことが出来れば、従僕は動きを止めるでしょう。
まぁ、噛まれて同類になった者にかんしてはその限りではありませんがね! ははは、それではごきげんよう…!
【そう言って、男はその場から立ち去ろうとする】
【現れたのは土人形と、犬の土人形。女性の背後では、叩きつけられた男性がヨロヨロと立ち上がろうとしている】
-
>>243
…成る程、ご協力ありがとうございます
【少女は慣れた手つきでメモ帳にペンを走らせると、男に礼を言い】
…私の勘は、悪い方向にしか当たりませんね
まぁ、それでもいいのですが
…今の言葉、録音させて頂きました、これで貴方は大量殺人犯の犯人です
【男の言葉を聞くと、勘が当たったのにがっかりした様子で呟き】
【刀を握り、少女は戦闘態勢に入る】
この人数なら…
【まずは敵の人数を確認し、周りに一般人がいないことを確認してから】
【先ほどと同じように、刀を地面へ突き立てる】
【…しかし、出てきた水流は誰にも命中せず、ただ空に向かって勢い良く湧き出いている】
逃がしませんよ
【突き立てていた刀を離すと、水はまるで雨のように地上へ降り注ぐ】
【――そしてあろうことか、少女は、その水の全てを「凍らせた」】
【先ほどとは打って変わり、地上へ降り注ぐのは大量の「氷の礫」】
-
>>242
【老女は道中、見つけた者を片っ端から噛んでいった】
【それこそ、老若男女、人獣問わず】
【もちろん、相手もただで噛まれるわけではないので、噛むことが出来た数は人が3人、犬猫が2匹ずつだ】
【老女が男の元までたどり着くのも近い】
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>>244
ヒヒヒ! 素晴らしい! お見事です!
【降ってくる氷を、犬の土人形を盾にしてなんとか凌ぐ。土人形と男性の同類は地面に縫い付けられている】
貴女を、私のコレクションに加えたくなった! どんな手を使っても、貴女を我が手に収めてみせましょう…! はははははは!!
【犬を手放すと、胴体を貫かれた土人形はそれでもなお、勢い良く少女に噛み付こうと襲いかかる】
【男は笑いながら走り、路地裏の方角へ逃げようとしているようだ】
-
>>245
【ちょっと自分でも噛んでみる】
【怯える子供の腕に歯型を付けて見たが旨くない】
【ゴメンね小学生、何時の間にか大所帯になったゾンビ軍団に、そろそろ身バレするんじゃなかろうかと思い始めた】
【その矢先に>>244】
【とばっちりを食って霰に体を削られる】
【何だか知らないが、>>246のおっさんが泥人形側のようだ】
【やっと本丸、どちらにつくかは置いておいて一緒に路地に向かった】
-
>>246
…吹き飛ばすよりも、一体一体斬っていったほうが確実――か
【いくら飛ばしてもゾンビのように噛み付こうとしてくる土人形を見てそう思いついて】
【襲い掛かってくる土人形を、華麗な動きで両断していく】
ふー……
あとはアイツを捕らえるだけ…!
【…とりあえず、動いていた土人形の動きを止めることは出来た】
【そして少女は、逃げ去っていく男を追うため、路地裏へと駆けていく】
【…そんな少女の表情には、僅かだが「疲労」が見える】
-
>>248
ゲホッ……! ッハァー…! ッハァー…! ゴフッゲホッ!!
【その頃、男は路地裏に入って少しした所で息を切らして蹲っていた】
【元々そんなに体力がある方ではないのに、喋りながら走った結果である】
ゼィ……ゼィ……ヒ、ヒヒ……! これでいい…! これで、あとは…!
【チラリと道の向こう側を見やれば、そこには4,5人の同類が目をギラつかせて集結している】
い、いいぞいいぞ…! よし……お前、その老婆の足の骨を、抜き取れ……!
【息も絶え絶えになりながら、>>247の土人形に命令する】
-
>>249
……これ欲しいの?趣味悪くね?
【崩れた土人形の足を折りとるくらい造作もない事だが】
【土人形は喋らないのを忘れている】
【ゲェと舌を出してから、スネの部分を投げて寄越した】
多分骨より私に助太刀頼んだ方がいいと思うけどなあ
【地面を踏みつけるのは戦闘に入る覚悟の証拠】
【泥人形も刑事もまとめて相手にするのもアリだとか考えている】
-
>>249
大人しく投降してくれれば、危害は加えません
【路地裏にたどり着いた少女は、男を見据えながらそう告げる】
【…尤も、投降などするわけ無いと思っての発言だが】
…路地裏、この狭い場所でなら
私の能力も使いやすいですね
【辺りを見回し、この狭く細い路地を見つめ、不敵に笑って】
私の能力は基本的に直線の攻撃
それ故に、横や斜めに避けられてしまうとそれまで…ですが
この細い路地裏で、横に避けることはできますかね?
【刀を構えて、少女が告げた「一直線の攻撃」を放とうと準備している】
【もしこの攻撃が放たれたなら、死ぬ――とまでは行かなくても、数分の間は行動できないだろう】
>>250
…土人形、土の塊なら、効果抜群…なのかな
【そして放つ直前、>>250の土人形を見つめ、そんなことを思いながら】
【刀を振るって、かなりの勢いの水流を放った】
-
>>250
……ふぅ、何かおかしいとは思っていましたが、あなたは何者でしょうか?
【喋ることが出来ないはずの土人形が、目の前で流暢にしゃべるのをみてため息をつく】
【そして、刀を構えた少女が追いつく】
まぁ、それはいいでしょう。 あなたの不思議な力を見込んで頼みがあります。
彼女の攻撃をできる限り防いでください。私は準備がありますので。
>>251
【若い男と、老女が地面を這って少女に襲いかかる。が、圧倒的な水流に飲み込まれ、すぐさま流されてしまう】
壁に手を突っ込んでください。
【が、そんな男の命令一つで、2体は骨を折りながら壁に手を埋め込み、水流に耐えようとする】
【男は路地の壁に、老婆の骨で陣を書き始める】
-
>>252
私は誰でしょう
1.ホーキング
2.シャドーゲート
3.怪人二十面相
【いらん事を言って修羅場を茶化す】
【しかし場を引っ掻き回さねばつまらない、なら押している刑事さんを突き飛ばそうか】
>>251
物量作戦とは刑事さんも人が悪い
【さて、男を救うにはまず鉄砲水を逸らさねばならない】
【逸らすには横からまっすぐ突っ込めばいい】
もう少し遊んで欲しいなって善良な市民は思うんですよ
【その腰を突き飛ばそうとタックルでぶちかましに出る】
【きっと泥人形の体は丈夫に違いない】
-
>>252
…一筋縄ではいかないとは思っていましたが
今の一撃を耐えるとは…
【水流を放って、刀を下ろした少女は】
【飛ばされず流されず、その場にとどまっている男たちに驚いている】
【…その少女の顔には、少し汗が浮かび始めて
なら次は、量を倍に―――
【刀を構え、先ほどよりも多い水を放とうとする――が】
>>253
っ!?
【想像していなかった、死角からのタックルをくらってしまい】
【少女の矮躯は突き飛ばされ、勢い良く壁にぶつかって、壁に寄りかかるように倒れる】
-
>>253
さぁ……私は生きている者に、あまり興味はないので…。
【魔法陣を書きながら、土人形の形をした何かに苦笑する】
美しい人や、動物を……死体に出来ればそれでいい。
私は、朽ちていくさまをいつまでも見つめていたいだけの、冴えない普通の男ですから…
【最後の一角を書き終わり、コンクリートの壁に一つの魔法陣が出来上がった】
>>254
【水流に飲まれ、結局男と老婆の体は使い物にならなくなってしまった】
【まだビクビクと痙攣している2体の死体を蹴り飛ばし、男は笑う】
ははははは、おまたせしました。
いやはや、私も耐えられるとは思っていませんでした。肝が冷えましたよ全く……フフフ…。
【男が自身の左手を骨で刺し貫く】
あぁ……貴女のその、涼やかで気高いその瞳…しなやかな肢体…そして、鮮やかな蒼い刀……
その総てが、私の手によってグズグズに解けていく様を見れるのかと思うと、もう居てもたっても要られなくなってしまいますよ…!!
【興奮したように叫び、左手を魔法陣へ押し付ける】
【うっすらと赤紫色に染まったその魔法陣から、3体の腐った死体があふれだす】
紹介しましょう。私の昔の部下たちです。ククク……さぁ、たんとおあがり…!
【ゾンビ達は男の指指した少女へ、ゆっくり、ゆっくりと向かっていく。その背後では、魔法陣が妖しい光を放っている】
-
>>254
ごめんね、私ちょっと頼まれちゃったもんだからさ
公務執行妨害は覚悟してるよ☆
【てへぺろ☆】
中でおじさんがなにか準備してるみたいだから
邪魔しないで欲しいな☆
【壁際に追い詰めた少女を逃がすまいと泥の体を一杯に広げて間を詰める】
【どうせ仮初めの肉体、盾になるくらいがちょうどいい】
>>255
……うん、変態か!
それとも非生物性愛かな?!
大丈夫、私はそういうのにも理解があるつもりだよ!
【後ろを振り向けば、もう準備は終了したようだった】
【もう役目は終わったのだが、このまま目隠ししたほうがおもしろそうだ】
【でーんと少女の前をふさぎ続ける】
-
>>255
……また、増えた――?
【この状況、今少女が倒れている状態で、敵の数は更に増えた】
【おまけに少女の体は、過度な能力の使用により悲鳴を上げている】
【一瞬、少女の体にゾクリと、恐怖感が湧き上がる。】
……っ…!
【その恐怖心に飲み込まれぬよう、歯を食いしばって立ち上がり】
【よろよろと、いつ倒れてもおかしくないような姿で立ち上がる】
私は、絶対に…負けません
【そして一言、自分に言い聞かせるように呟くと、刀を構え直して】
>>256
【眼の前に立ちふさがる、この泥の壁に向かって】
人語を話せる…貴方は、ただの泥人形では無いようですね
ですが…私を邪魔をするのなら、誰であろうと関係ありません
【壁を両断するように、力を振り絞った斬撃を放つ】
-
>>256
むしろ、私にとっては生きている物を愛でられる感覚が、よくわからないんだ。
生まれてから、死体以外を美しいと思えたことがない。
【変態、と言われたことに対し、男は少なからず気にしていたようで、少しだけ悲しそうな目をした】
>>257
【ずぶずぶと、泥の壁を通って出てきたゾンビに、少女は驚いているようだった】
ふふふふふ……あぁ…早く貴女を死体に変えたい……! その諦めを知らない、綺麗な瞳を濁してしまいたい…!
【再び、魔法陣からゾンビが溢れる。先の3体は少女の斬撃で2体が崩れ去り、1体は腕を上げてのしかかろうとしている】
【更に泥の壁を突き破って出てきたのは、太った男性。同類として操られている彼はゾンビごと少女に襲いかかろうと走り寄る】
-
>>257
ふむ
【避けもせず、防ぎもせず、壁は勝手に崩れ去った】
【しかし本体はまた影に潜り込む、こんどは少女の影に潜む】
ナカナカリッパナ覚悟ダケレド
フタリ相手ニドコマデデキルカ
ジツニタノシミ、タノシミ
【影の中からケラケラ笑う】
フタリドコロジャナイケドネ
>>258
ネクロフィリア
屍体性愛カ!
イイ趣味ダ、イイ趣味ダ!
【なぜか機嫌がいい、少女の影がそんなに嬉しいか】
シカシ見ルニスコシ相性ガ悪クナイカ?
足止メデモクラワセテミヨウカ?
【なぜ男とタッグを組んだのか不明なままに、さらに援護提案】
ゼヒ私モミタイナ、絶望ヲ前ニシタ少女ノ瞳ヲ
【変態タッグだった】
-
>>258 >>259
【いくら切っても、魔法陣から湧いてくるゾンビ】
【今のところは何とか対処できているものの、その動きは段々と鈍ってきて】
【一体を切り刻んで、次のゾンビへ斬りかかろうとしたその隙に】
しまっ――
【後ろからやってきていたゾンビに気が付かず、一体のゾンビにのしかかられてしまう】
【…剣の使い道に長けてはいるが、その身体能力は至って普通の女子高生程度のものだ】
【これだけ大きなゾンビにのしかかられて、この矮小な体で振りほどくことなど出来ず…】
この、体が、ある限り…私は、戦え、る…っ!
【重圧に耐えながら、二人に向かって言い放つ】
-
乱入すべきか見守るか暫し悩む
-
既にオチが近かったか
じゃあ見物に回るか
-
>>259>>260
成る程……あなたは影だったのですか……。まぁ、どうでもいいですがね。
【影の提案に男は少し考える】
そうですね……では、彼女を抑えていてください。同類やゾンビでは、そこまで複雑なことはできないのでね。
……従僕、あの蒼い刀を奪いなさい。
【そして、後ろから歩いてきたゾンビに少女の刀を奪うように命ずる】
あは…うふ、はぁ…!はぁ…! いひひひ、きひ…くふくくく……!
あぁ、失礼…! 感情が昂ぶる…! 慌てるんじゃない…あぁなんて素晴らしい日なんだ…!
今日の日付を覚えておかなくては…!
えへ! ふふふひひひ!!
【男は少女を見つめながら、涎を垂らして嗤っている】
-
>>260>>263
身体が無くても戦えるけどにゃ〜☆
人間は悲しいね☆
【倒れた少女の背中側で、また仮の身体が現れる】
【それは少女のそっくりそのまま生き写しで】
中々無い体験だよ?
自分に羽交い締めされるなんて
【腕を脇から回し、足は胴に巻きつく】
【身動きは何一つ許すつもりはない】
でもねぇ……
アレにあんたを殺させるのは勿体無いような気もしてきた
【少女の肩越しに見れば、随分乱れた表情の男】
【どうせ変態ならどこまでも紳士でいて欲しかったのに、ガッカリだ】
【軽蔑の視線を隠さない】
-
>>264
え―――私…?
【新たに現れたその体は、少女と瓜二つだ】
【その姿を見ると、少女は驚きを隠せず素の声で呟き】
…離せ…と言っても、聞かないんでしょうね
【諦めたような声で、そう呟く】
【無駄とわかっている為か、少女は全く抵抗しない】
>>263
!!
【しかし――少女が握っている刀を「奪え」を命じたのを聞き】
や、やめろ!
その刀は…刀だけは…!
【初めて、少女が大きな感情をあらわにした】
【声を荒げ、必死に叫ぶも、押さえつけられている少女に抵抗できるはずもなく】
っ……
【丸腰になってしまったことに対し、大きな絶望感を抱く】
【その上、刀の加護が得られない為に、「能力」すら使えない】
【刀を持っていない今の少女は、文字通りの「一般人」だ】
-
>>264
【影少女の侮蔑の篭ったその言葉に、男は悲鳴を上げる】
あぁ、あぁ! すまない! その少女の姿のままで、そんなことを言わないでくれ!
この悦楽は…、抑えるのにはあまりにも…、大きすぎるんだ…! クヒッ!
生者を愛する者には決してわかるまい…! あ、あああはは…!
【両手で顔を抑え、ブルブルと全身を震わせて身悶える。
悲しい表情は一転して、手の平でも覆いきれない、狂ったような笑みに変化していく】
>>265
【ゾンビたちが刀を抱きかかえるように奪い去る。切れ味の良い刃が肉を裂いていた】
さぁ…待たせたね…その少女を殺してあげなさい。我がゾンビたちよ…!
【魔法陣が光り、3体のゾンビが現れる。少女の目の前まで到達すると、首筋、脇腹、太ももといった、太い血管が集まった部位を噛み千切ろうとする】
-
>>265
ここであなたに選択肢をあげるよ
1.数分生きながらえて私に締め殺される
2.今ゾンビに食われる
3.二人とも殺す
どれがいい?
【ニコッ】
【血を見ねば収まらぬ様相になったが】
【自分の流儀で集結させたいのは当然】
【生憎影は流血が苦手だった】
>>266
そうやって肉体を傷つけるのはよくないでしょ
私に殺らせてよ、お願い☆
【ゾンビの一体だけ、何とか足で押しのけながら可愛くお願いしてみる】
【こういう時美少女は便利だ】
違う!それ私の首!
血出ないから!出ないから!
【どうもゾンビの一体が間違えたらしい】
【もう半分首が千切れかけている】
-
>>267
【どれを選んでも、嫌な未来しか思い浮かばない】
【しかし、ゾンビ如きに食われるよりは――】
―――い、ち
【震える声で、「1」と呟いた】
【数分でも生きたい、そう思って1の選択肢を選んだのだろう】
>>266
【ゾンビの一体がこちらへやってきて、少女の脇腹を噛みちぎる】
っ、あっ…!
【想像以上の苦痛に、声にならない叫びを上げながら】
【歯を食いしばって、涙を堪えながら痛みにたえている】
-
>>267
……ふむ。今回あなたが協力してくれなければ、彼女をここまで追い詰める事はできなかっただろう。
…しかし、私は、骨をつきだし、臓物を溢れさせ、新鮮な血を全身から溢れさせている少女の姿が見たくて、ここまで追い詰めたのだ…。
…それをみすみす諦めるのは惜しい…。どうしたものか…
【性癖は歪んでいても、義理を無視するほど壊れては居ないらしい。しばし折衷案を探していた。が】
>>268
【ブチュリ、とも、ムシャリ、とも言えない繊維の切れる音が響き、男はその傷口に見とれる】
…………だ。
【少女らが何かを話し合っていたようだったが、そんなことはどうでも良かった】
【服から覗く白い肌が、歪な歯型によって切り取られている。その様は、溢れ出る「生」と迫り来る「死」を想像させる】
………無理、だ…。こんな……コンナ美しいものを、「無傷で殺せ」? 無理だよ、ははは。
【男の背後でゾンビがうまれる】
無理さ! こんな、ドクドクと、温かい……あぁ、もっと、見たい。 もっと、噛み千切れ。
【男は生まれたゾンビを向かわせて、自らも老婆の骨を拾って二人に近づく】
【ゾンビは影少女も少女も関係なく、最早目の前の肉にかぶりつくことしか考えては居ない】
【男も、二人の少女の血が、筋肉が、肌が、内臓が。溢れていくのを見たくて堪らない、と。 骨の尖った部分を振りかぶって歩み寄る】
-
>>268
はーい☆了解☆
私頑張っちゃうから、あなたも死なないように頑張ってね☆
【自分で殺せぬとなれば話は早い】
【男を殺して、それから少女を殺す】
【すぐに拘束を外して少女の下から転がり出た】
いい顔だね☆その目から光がなくなる所を
あなたの顔で見たいな☆
【痛みに耐える少女、いいじゃない】
【しかし、やはり素手で首を締める臨場感には敵わないという影の持論】
>>269
殺せ、なんて言ってやしない
お前は用済みだから引っ込め、って話だ
【首の肉を食い千切らせ、脱出した少女(影)】
【ダルーンと半分残った首に顔をぶら下げて喧嘩を売る】
多分ゾンビもお前を殺せば死ぬんだろうな
お前が死ぬか、彼女が死ぬか、どっちが早いか賭けないか?
【その腕が伸びるのは、まっすぐ男の喉へ】
【窒息死なんてちゃちなもんじゃない、首に指を刺し込んで殺そうという残虐技】
-
>>269
【少女の着ていた服が真っ赤に染め上がり、痛みは続く】
…………
【痛みに耐えているものの、後少し痛みが来れば失神してしまう】
【それほどまでに、少女の体力は消耗していた】
――――ッ!!!
【その瞬間、少女の腹部に更なる痛みが走る】
【だが、ここで失神しては男の思うツボだ…少女は泣きそうになりながら痛みを堪え】
【影の拘束が外れた途端、直ぐに壁へ寄りかかって、少しでも体の負担を減らそうと試みる】
>>270
【死なないように頑張れ、というのも中々無茶な話だが】
【今の少女からしてみれば、それだけでも支えとなる】
早く、殺し…て…
【…少女は小さな声で、殺せ――「楽にして」と、呟く】
-
>>270
【影の腕が、男の喉に迫る】
【男は苦しそうな少女の顔を見て、なにかを呟く】
……が、ふっ……
【『そのまま一歩、前に進んだ』】
【男の喉仏を押しつぶして、影の腕は気道を破壊する】
……! ……!
>>271
【が】
【それでもなお、男はもう一歩進んだ。影少女に抱きつくような形になって、男の口が何を言っているかが、口の形から分かる】
『い・ま・こ・ろ・し・て・あ・げ・よ・う』
【男は影少女を抱きしめ、拘束する。口の中からは血の泡が溢れ、傷口からヒューヒューと風の音が聞こえる】
【新たにゾンビ3体が召喚される。ゾンビは影少女の脇を通って、少女に向かう】
【狙うは首筋、頸動脈。ゆっくりと、ゆっくりと近づいていく】
【少しずつ、男の体から力が抜けていく…】
-
>>271>>272
死になよ
痛いでしょ、苦しいでしょ
早く死になよ
【男の首の中で、ぐちゅぐちゅと指を動かす少女(影)】
【これで少女を殺せるのは確定かと思いきや、男はまだ息があった】
殺すのは……私だっ!
【両腕に渾身の力を込め、男の首を真っ二つに裂こうと引っ張る】
【さて、それまで少女の肉が残っているかどうか】
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>>272 >>273
【首筋だけは、噛み千切られる訳にはいかない】
【残っている体力を振り絞って、少女は迫ってくるソンビから逃げるが】
ぐっ…あ…
【足首や、太もも――逃げる際に向けていた箇所が食いちぎられ】
【既に少女の下半身は使い物にならない状態だ】
【…それでもなお、少女はゾンビに抗っている】
【しかしそれも後少しで看破されてしまうだろう、そうなればゾンビは恐らく、首筋や頸動脈を狙って食いちぎる】
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>>273>>274
【男の首に、影少女の手が掛けられる】
【少女はゾンビの猛攻になんとか耐えている】
【男の首が、めりめりと音を立てて引っ張られる】
【少女の腕が、ゾンビによって食い千切られる】
【男の血管が、影少女の腕によって引きちぎられ、首の骨が露出し】
【少女の首に、ゾンビの歯が掛かり】
【男の首が引き千切られる】
【少女の頸動脈が食い破られる】
【地面に転がる男の首は、歪んだ笑みで塗りつぶされていた】
【死屍累々】―――死亡
/ お疲れ様でした。 キャラ崩壊パない。 色々反省点の多いロールだった
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