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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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「思い」ってのは、実に厄介な代物でね。
その文字の通り「おもい」のさ。
「重い」んだよ。
どの時代、どの世界でも、人のそれは実に厄介だ。
押しつぶし、動けなくなり、最後にはぺしゃんこ。
ああ、そうだな。
俺もそうさ。
そのせいで全部無くした。
そこで俺は考えたわけだ。
なくしてしまえばらくじゃないか。
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おつおつ
それにしても比べてみると同じAAとは思えんなww
http://vippic.mine.nu/up/img/vp98242.jpg
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猫?のなおるよかわいい欲しい
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BETUJINデス
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やめろ!!比較をするな!!wwww
いい加減ショボン好きな方に怒られそうだよ!!
現行の3話は明日から、またのんびりとやろうと思っています。
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のんびりと投下いきます。
第3話。
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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
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一目ぼれ、というものが本当にあると知ったのは、高校に上がってすぐだった。
よくある話だ。
不良に絡まれる女子、そこに通りかかった自分。
剣道の腕だけは誰にも負けなかったから、それはもう見事に伸した。
覚えてろよと三文芝居さながらの台詞を吐いて逃げ出す不良たち。
そして、しゃがみ込んだ女子に、俺は手を差し伸べた。
よくある話だろう。
絡まれた女子を助けて、その子にお名前は、と聞かれるあれだ。
普通であれば。
そう、世間一般的な認識であれば、ここで頬を染めるのは女子の方だ。
だが実際は違った。
見事に。
逆だった。
助けた女性の目を正面から見た瞬間、顔を真っ赤にしたのは俺だった。
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美しい桃色の毛並み、凛とした眼差し、優しく笑う口元。
(*,゚Д゚) 「け、怪我は!していないか!!」
(*゚ー゚) 「してないわ、本当にありがとう。助けてくれて」
可愛らしくも耳に暖かさまで残るような声。
(*,゚Д゚) 「ああああ、あの、その」
(*^ー^) 「?」
繋いだ手の温もり、向けられた笑顔。
(*;;゚Д゚) 「お、お名前を聞かせてくれないだろうかゴルァァア!!!」
女などまるで興味もなく生きてきた。
硬派も硬派、興味があるのは生きる道と決めた剣道で強くなること、それのみ。
そんな俺の。
完全なる、一目惚れだった。
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おおぉ!支援!
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ギコ回か
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どちらかが取り憑かれて
(,,゚Д゚) vs(゚ー゚*)
か
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よそうはよそう(提案)
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来たー!支援!
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>>670
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まって今>>670が何か言った
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おーい>>670が何か言いたいってよ
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ブーン達が通うVIP高校は、VIP学園と言う学園内の高等学部だ。
幼稚園から大学院までと学部を持つ、言わばマンモス校である。
昔から難関校として知られているが、近年では更に運動にも力を注いでいる。
VIP高校は、2種の部に分けられる。
通常クラスとスポーツ特進クラス。
スポーツ特進も幅広く採用しており、武道に秀でた者が多くいるのが特徴的だ。
大学にスポーツ科学部も数年前に出来た為、そちらに進むものも多い。
通常クラスに在籍しているのが、ツン、ドクオ、兄者。
スポーツ特進クラスに在籍しているのが、ブーンと弟者だ。
武芸という観点から、ブーンと弟者とが最初に親しくなり。
通常クラスによく顔を見せにいく弟者に付いて、ブーンがツンとドクオに会いに来る。
そこに明るい気質の兄者を巻き込めば、顔見知りから友人になるまで時間はかからなかった。
弟者は帰れば棍の道場へ行くし、ブーンも部活が忙しい。
そんなわけで5人で遊びに回ることはなかったが、クラスは違えど会えば気さくに話せる仲ではある。
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この時間は珍しいな支援
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(;´ω`)「ぉおーん…」
ξ;゚⊿゚)ξ「ブーン、もうちょっとだからね」
脇腹を怪我して動けないブーンを、弟者が背負いながら廊下を歩く。
横から心配げにツンが見上げて声をかけた。
背負われて揺れる振動すら響くようで、ブーンはいつもの笑顔を消して眉根を寄せる。
('A`)「…なあ兄者。俺、わかんないことだらけなんだけど」
( ´_ゝ`)「安心しろ。俺もだよ」
(;'A`)「嘘付けよ、最初冷静に対処しやがったくせに」
( ´_ゝ`)「あれを冷静ってんなら、ドクオはまだまだだね」
自信満々に言う言葉ではないが、兄者は胸を張って言った。
某テニス漫画の主人公が言っていたような台詞に、ドクオは黙って兄者の脛を蹴る。
(;´_ゝ`)「いっ!」
(#'A`)「茶化すなアホ」
(´<_` )「ドクオ、お前後で日本海にコンクリート詰めして沈めるからな」
(;´_ゝ`)「ったくないです!!」
(;'∀`)「やだもう!兄者ったらおちゃめさん!!」
機嫌の悪い弟者が言うと、本気のようでまじめに恐ろしい。
ドクオが顔を引きつらせながら笑みを作ると、弟を犯罪者にさせないよう、
兄者は口を噤んだ。
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そんな漫才を行っていると、先を歩いていた弟者とツンの足が止まる。
(´<_` )「さて、着いたわけだが」
ξ;゚−゚)ξ「…入って、大丈夫かな」
目的地。
通路最奥の、保健室。
ドアは閉められており、ドアについている窓にも内側から小さなカーテンがされて
内部がまったく把握できない。
(;'A`)「…立ち止まっててもしかたねぇ」
一瞬の間をおいて、ドクオが保健室のドアの前に立った。
後ろをちらりと見ると、弟者の背中の向こうに、親友の汗だくの顔が見える。
口をへの字に曲げてそれを確認し、ドクオはドアをにらみつけた。
(#'A`)つ「男は度胸…!!!」
ドアの取っ手を掴むと、ドクオは思い切りドアを引いた。
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文章もながら?
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支援支援
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54
http://vippic.mine.nu/up/img/vp98289.jpg
文章もながらです。
2話で漫画先に書いて文章後に書いたら、お蔵入りのページ
出てきちゃってもうやらないと心に決めたw
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ギコイケメンだー!
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ドクオ度胸どこ行ったwwwwwwww
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ギコしぃキター!
ドクオがんばれドクオ
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しぃかわいいよしぃ
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保健室に男女二人
その意味は……っ!!
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>>686ギコに刺されろ
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ぎし…あん…?
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つぶあんが一番好きモナー
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp98294.jpg
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今日はここまで。
こしあんはゆずらない。
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ギコの硬派なリア充オーラが半端ない
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乙乙
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おつ!
俺もこしあん派
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馬鹿、迂闊にこしあん・つぶあんの論争をおっぱじめるんじゃない
最悪第三次世界大戦の引き金になりかねん
乙っした―
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,r'"⌒ヽ
/ ´・ω・`\ 乙だが私はつぶあん派であると言わせてもらおうか
, .-‐- くJ( ゝ-rr- 、、
/Y ,r 、 `ー r'"^〃 、 つヒヽ
,ノ '^` i! =テミ i' 天ニ ミ、 ='"^ヾ }
,/ ''=''" ノ-‐'ヾ-人,,__ノnm、''::;;,, イ
i! ,∠-―-、、 `ー'フヾ、 j
f'´ ノし `丶、 ー=ミ-JE=- /
ヾ=ニ- 彡^ 〃 ,,>、、`''ー-::,,_,,ノ
``ー--┬:, ''"~´フ ソ´`7'' ''"´
,に (`゙゙´ノ f^ヽ
,ハ ,ィ' ,;-ゝ、
/ミ`ーt!,_,ィ-‐彡''"^ヽ
/ ヾ::::::::::::::::r''" ぃ ;}
l t:::::::::::/ ノ
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乙ー
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乙乙ー
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>>695
では、そこにきのこたけのこ戦争を放りこもうか
乙乙
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ここで回復系の登場かな
とりあえAA準拠デザインのしぃ先輩にときめきが止まらない
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乙!
美男美女だな保健室組
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というか弟者のイケメン顔を久々に見た気がする・・・
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まさか…マジできのこたけのこ戦争が始まるだなんて…!!
http://vippic.mine.nu/up/img/vp98388.jpg
両方美味かった。
投下いっきまーす
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp98389.jpg
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ちょwww実写wwww
右下こっちみんな
しぃ先輩から漂う色香がやばい
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp98397.jpg
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おお、やはりしぃの能力は治癒回復系だったか
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なんという正統派ヒロイン
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ξ゚−゚)ξ「…治す、術…」
見惚れたように、ツンがその光景を見た。
皆が纏う、静かだけれども攻撃的な青い炎とは違う、優しい光が辺りを飛び交う。
しぃの持つ包帯は、ブーンの腹から脇腹にかけてぐるりと何周かした後、
体に溶けるようにふわりと光を残して消えていった。
( ´ω`)「…おーん…?」
(;'A`)「お、おいブーン!しっかりしろ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「大丈夫…!?」
体を揺すらないように肩に手をかけたドクオがブーンを呼ぶ。
その反対側から、ツンがブーンの顔を覗き込んだ。
(;^ω^)「…おっ…?あれ?」
目をしぱたかせながら、ブーンはゆっくりと上体を起こす。
それを不安げに見つめるツンに向き直って、首を傾げた。
( ^ω^)「痛くなくなったお…」
ξ;*゚⊿゚)ξ「…!!」
(ノ;'∀`)ノ「うおおお先輩すっげえぇえ!!」
(*゚ー゚) 「よかった、お役に立てて何よりよ」
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ドクオが歓喜の声を上げる横で、しぃはにこりと微笑んだ。
ドクオは振り上げた腕をそのままブーンの頭上にばしばしと叩きつけると、
ブーンはぐらぐらと頭を揺らす。
(;^ω^)「あうあう、ドクオ、普通に痛いお」
ξ;⊿;)ξ「馬鹿!!もうやめてよね、こんな怪我!!」
(*;^ω^)「おうふ」
不意にツンに抱きつかれ、ブーンはまたもぐらりと頭を擡げた。
ぐずぐずと鼻を啜る音が耳元で聞こえる。
これは本気で心配をかけてしまったようだ。
ツンの事を心配するのも辛いが、ツンに心配をかけるのも同等に辛いと知る。
泣かれてしまうとやはり自分もきついのだ。
( ´ω`)「…ごめんお」
頭を撫でると、一層鼻を啜るので、ブーンは困ってドクオを見やる。
('A`)「リア充困れ、大いに困り果てろ」
(;^ω^)「助け舟が泥舟だったお…」
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( ,;゚Д゚) 「この甘ったるい空気はどうにかならんのか」
(*゚ー゚) 「少女マンガとか苦手だものね、ギコ君」
(´<_` )「今度兄者の隠れた愛読書貸してあげますよギコ先輩」
(;´_ゝ`)「え、ちょ」
(´<_` )「ママレードボーイにご近所物語にふしぎ遊戯に、最近は君に届けが」
Σ(;´_ゝ`)「言うのやめてくださる!?」
(*゚ー゚) 「あら私も好きよ、君に届け。素敵な話よね」
ギコが兄者を細目で見ると、兄者は目を逸らして弟者をにらみつけた。
タイトルは知らないが、話の流れからそれらが女性読者ばかりの漫画なのだろうと推測したらしい。
しぃはにこやかに笑っているが、それが更に兄者を居たたまれなくさせる。
( ,,゚Д゚) 「まあいい…弟者とそっくりという事は、お前が弟者がいつも言ってる双子の兄か。
確か学年主席だった気がするが、お前が少女漫画趣味なのは心に留めておく」
(iil´_ゝ`)「…留めないで下さい…あと弟者いつも俺の何を話してるんだ…」
(´<_` )「さあね」
(;^ω^)「兄者、そんな趣味が…」
(;'A`)「初めて知った…」
ξ゚⊿゚)ξ「…今度、ストロボ・エッジとアオハライド貸してあげるわ兄者」
( ´_ゝ`)「弟者、お兄ちゃんお前の事ヘッドロックしたい」
(´<_` )「やらせんよ。つかできる訳ないだろ、そんな細腕で」
(*^ー^) 「仲良しねぇ」
( ,,゚Д゚) 「…収集がつかん」
諦めたようなギコのため息が、しめきった保健室に響いた。
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少女マンガ趣味と変態趣味どっちがマシなんだろうか
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*****
顔を真っ赤にして、繋いだ手を痛いくらいに握り締めてきた男の子。
必死な顔で名前を聞いてきたので、思わずぽろりと名乗ってしまった。
私の名前を3回ほどゆっくりと呟いてから。
私の目を見て。
真剣な表情で。
それでも真っ赤なほっぺたで。
とても、素敵な、名前だ。
彼は真面目にそう言った。
そして、自分の名を名乗って、ぎくしゃくとした足取りで行ってしまった。
次の日。
友人にその事を話すと、彼のことを知っていると言う。
剣道部にいる新進気鋭の1年生。
私は普通科、彼はスポーツ特進で別の学部だけれど、同じ学校の同じ学年だと知った時、
ああ、運命なのかもしれないと本気で思った。
また次の日。
私は彼がいる剣道部へと足を運んだ。
道場を覗き込むと、剣道着に身を包み、部活に勤しむ彼がいる。
ひたすらに竹刀を振り。
ひたすらに汗を流し。
ひたすらに前へと。
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がらりと扉を開けると、彼がこちらを見た。
驚いた表情、次に、初めて会った時のように赤くなる顔。
彼を恋しい、と思った。
(*゚ー゚) 「剣道部のマネージャーになりたいのですが」
(*;゚Д゚)「お、あ、え、ご、ゴルァァァア!!!?」
こんなに真摯な人を、他に知らない。
初めての時から変わらない、まっすぐな心。
優しさも強さも、全部この人は持っている。
少しだけ頑固だけれど、それも彼の魅力。
彼のそばで少しでも彼の道をサポート出来たらいい。
何かあれば、私が彼に肩を貸そう。
まっすぐで横道を知らない彼の役に立とう、少しだけでも。
そう、決めたのだ。
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しぃにしてもツンにしても可愛すぎる……
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しぃ視点か
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今回地の文いいなあ
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しぃさんマジ天使
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*****
( ^ω^)「というわけで」
ベッドに腰掛けながら、ブーンは膝をぱしりと叩いた。
( ^ω^)「何が一体どうなってるのか分かる人、お手上げしてほしいお」
そう切り出したものの、しんと静まり誰一人動かない。
予想していた結果ではあるが、眉根を寄せて、ため息をついた。
弟者に無理やり隣のベッドに入れられた兄者が、上半身だけ起こしてうーんと首を倒す。
( ´_ゝ`)「ギコ先輩としぃ先輩は、今までずっとここに?」
首の位置を戻して、椅子に座るしぃとその横に腕組みして立つギコに問うた。
( ,,゚Д゚) 「…不甲斐ない話だが、朝練の時に腕を捻ってな。
道場の外の階段部分でしぃにテーピングをしてもらっていたんだ」
(*゚−゚)「その時に、道場から悲鳴が聞こえて…」
( ,,゚Д゚) 「入ってみたら、頭に黒い何かを付けた同級生が暴れていた」
ギコは腕組みを逆に直し。
目を伏せがちにしてから、間をおいて、また話し出した。
( ,,-Д-)「…それを見た奴らは、次々に悶え始めたんだ」
(*゚−゚)「…必死に、呼びかけたんだけど…」
倒れて苦しむ剣道部の人々に、ギコとしぃは体を揺すって必死に名前を呼んだという。
しかしそれも虚しく。
( ,,゚Д゚) 「そこにいた全員、黒い何かを体の一部に付けて暴れだした」
(*゚−゚)「そこでね、ギコ君は竹刀が大きな剣になって、私は持ってた包帯がこうなったの」
ギコは、突然襲って来た相手からしぃを助けるために。
しぃは、腕を怪我して動きが鈍るギコを助けるために。
必死に相手を思いやった結果が、巨大な剣と癒しの能力だった。
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( ,,゚Д゚) 「それで片っ端から薙ぎ倒して、ここに来たってわけだ」
(;^ω^)「流石剣道部主将…片っ端からですかお…」
スポーツ特進クラスの、更に武芸系部活動の主将を務めている人々はなぜ
こうも鬼ばかりなのか。
ブーンは、精進せねばと口を引き結ぶ。
ξ゚⊿゚)ξ「…私も、必死だったなあ…」
('A`)「俺もだな…」
ブーンの横に座るツンは、又三郎をぎゅうと握り締めた。
大切なうさぎのぬいぐるみは、青い光を帯びながら、ツンを仰ぎ見ている。
そのベッドの下で床に胡坐をかいて座るドクオもまた、青い炎に揺れる手の中の銃を眺めた。
(´<_` )「…」
( ´_ゝ`)「俺らもまあ、死に物狂いだったよ」
兄者のいるベッドの縁に軽く腰掛ける弟者は、双頭槍を腕に引っ掛け、その腕を組みながら
黙って話を聞いている。
それを横目で見ながら、兄者が困ったように笑った。
彼の右手の全ての指には、やはり青色に揺らめくいくつものリングがはめられている。
( ´ω`)「皆、必死な時にこうなったって事かお?」
つ
青い炎を湛えた手をあごにかける。
ブーンもまた、ツンを助けようと高揚した時にこうなったのだ。
普段使っていた空手用のグローブは、形を変え、手の甲部分は金物のような光沢を放っている。
('A`)「共通しているのはその部分か」
気持ちが高ぶった時。
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( ^ω^)「…僕はただ、守りたかったんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「私も…」
('A`)「…俺も」
( ´_ゝ`)「俺もかな」
(´<_` )「…」
( ,,゚Д゚) 「皆同じか」
(*゚−゚) 「それが、理由?」
大切なものを守りたいが為に。
力が宿った。
(;'A`)「んな非科学的な…」
( ´_ゝ`)「多分、他にも共通して何かがあるんだと思うぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「いくら気持ちが高揚したからって、こんな事起こるはずないものね」
( ^ω^)「共通してる何か…」
(*゚−゚)「普段とは違うことがおきている…とすれば、普段していないことをしているのかも」
σ
しぃが細い人差し指を唇に当てながら思案する。
それぞれに考えていると、ふと、ブーンが口を開いた。
( ^ω^)「…そういえば、今朝普段してないこと、一つだけしたお」
ごそごそと、ポケットを探る。
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出てきたのは、親指と人差し指に挟まれた。
青く輝く石。
揺らぐ青の炎と同じ色をした、未知の宝石。
( ^ω^)つ。「…これ拾ったお」
ξ゚⊿゚)ξ「あ」
('A`)「あ」
ツンは黒のバッグの中に。
ドクオは制服のポケットの奥に。
( ´_ゝ`)「え」
(´<_` )「…ふむ」
兄者はチェーンの先、母者の作ったお守り袋の中に。
弟者もポケットに入ったお守り袋の中に。
( ,,゚Д゚) 「…それは、この前川原で拾った…」
(*゚−゚)「この前のデートの時の…」
ギコは袴の紐に括りつけた、しぃの選んだ香り袋の中に。
しぃはスカートのポケットに入れた香り袋の中に。
それぞれ、この石を持っていた。
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今日はここまで。
動きがあまりない部分は文章でいこうかなと思っているんですが、文章長くなりそう絵がほしい…
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乙乙
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乙!
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おつ!
物語が進み始めたwktk
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>(*゚−゚)「この前のデートの時の…」
壁ドン代行はまだか!!
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くそっ世界はりあじゅうばかりか!
しぃ先輩ふつくしすぎる
ピンクの毛並みカラーでも見たい
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しぃ先輩素晴らしい・・・
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しぃ先輩のバストに釘付け
スタイルいいなぁ
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ギコしぃ二人とも無事であって欲しい
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絵も文章も上手くて羨ましいな
贅沢だとは分かっているんだが、お蔵入りになったというページも見てみたい・・・
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次は誰が覚醒するんだろうな
楽しみだな
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ずっと描きたかった、通常のクックル主将4こま
これは覚醒というのだろうk
( ゚∋゚)クックル主将とリアル充実のようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp98479.jpg
>>732
すまん、今出張で別PCからなもんで手元にないんだ
ただ下書き状態で見れたもんじゃないぞwww
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クックルむっつりかwww
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こうしてクックルは武道に生きると決めたのだった…
>>734
ファンならラフ画でも見たがるものなのさ…
というわけで見せてくださいお願いします
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>>732だが
下書きでもいい見せてください
いつまでも待ってます!!
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なんかクックルがかわいく思えてしまった
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これ描きたいがためにここまで引っ張ったネタでした。
( ゚∋゚)クックル主将とリアル充実のようです2
http://vippic.mine.nu/up/img/vp98488.jpg
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クックル生㌔……あ、死んでたわ
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クックル…おまけでいいから救いを…
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クックルなぐさめたいわ
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( ゚∋゚)クックル主将とリアル充実のようです3
http://vippic.mine.nu/up/img/vp98496.jpg
これで最後。
1つ目か2つ目にこれなら間違えなかっただろうに。
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そりゃ白目剥いて殴りかかるわ
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嘘は言ってないが・・・
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弟者が言うと勘違いするべ・・・
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なるほど、クックルも最初に殴りかかった時軽く意識はあったけどあえてそのまま殴りかかったと
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クルックは殴りかかるよりもドクオと同盟を組むべきだった……
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クックルさんが…
クックルさんが輝いておられ…る…?
いや、輝いておられることに違いはない…
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(;´_ゝ`)少女マンガがお好きなようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp98511.jpg
何で少年漫画は普通に女子が買っていくのに、少女漫画は男子の敷居が高すぎるのだろう。
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konozama…
妹者にお駄賃あげて買ってきて貰えば良くねと思ったけど妹者にも内緒なんかな
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兄者尼使えよ・・・
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少女漫画のコーナー突っ切るのもやや抵抗あるのに友達の前では買えんわな
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溜まってたネタ出したら本編まで行かんかった…
今日はここまで。
>>751
妹者が…いた…だと…
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>>754
姉者でもいいかと思ったけど一通りからかわれそうだと思い直した
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じゃあ母者に買ってきてもらう
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あの母者が…?
頬を染め恥じらいながら買うのか、
男らしく買うのか…
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A.『月刊 筋肉の作り方』『君に届け』『SASUKE攻略法』でサンドウィッチ戦法
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