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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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一目ぼれ、というものが本当にあると知ったのは、高校に上がってすぐだった。
よくある話だ。
不良に絡まれる女子、そこに通りかかった自分。
剣道の腕だけは誰にも負けなかったから、それはもう見事に伸した。
覚えてろよと三文芝居さながらの台詞を吐いて逃げ出す不良たち。
そして、しゃがみ込んだ女子に、俺は手を差し伸べた。
よくある話だろう。
絡まれた女子を助けて、その子にお名前は、と聞かれるあれだ。
普通であれば。
そう、世間一般的な認識であれば、ここで頬を染めるのは女子の方だ。
だが実際は違った。
見事に。
逆だった。
助けた女性の目を正面から見た瞬間、顔を真っ赤にしたのは俺だった。
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